ニュース内検索

2023年9月

SUPER GT

第6戦SUGO ANEST IWATA Racing RC F GT3、怒濤の追い上げで今シーズン最高順位の7位(ANEST)

開幕以来の300kmレース期待高まるSUGO

 ANEST IWATA Racing with Arnageは、9月16日(土)~17日(日)、宮城県スポーツランドSUGOで開催された2023 SUPER GT第6戦GT300クラスにANEST IWATA Racing RC F GT3で参戦した。シリーズ第2戦~第5戦までは決勝レース走行距離が450kmだったが、今回は開幕戦以来、SUPER GTシリーズの決勝標準距離である300kmのレースとして開催された。

 これに伴い、今回はAドライバーのイゴール・フラガ、Bドライバーの古谷悠河と2人体制にて参戦した。450kmレースではCドライバーとして起用されていた小山美姫は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦して不在だったイゴールと古谷の代役として、9月6日(水)と7日(木)、シリーズ最終戦の舞台となるモビリティリゾートもてぎで開催された GT300クラスの専有テスト走行に参加、ANEST IWATA Racing RC F GT3で走り込んでセッティングの改善を担当した。

 第5戦で10位入賞を果たし選手権ポイントを1点獲得したため、今回はサクセスウェイトとして3kgの重量増が義務づけられたが、アップダウンが激しいスポーツランドSUGOではサクセスウェイトが重なっている強豪車両がより大きな影響を受けると予想されるうえ、ANEST IWATA Racing RC F GT3の車両特性はスポーツランドSUGOに適しているため、チームは期待を持ってレースウィークを迎えた。チームを応援するために、アネスト岩田秋田工場・福島工場からは約100名に及ぶ大応援団が現地にかけつけた。

不運にも曇天予選は厳しい展開に

 ところがレースウィークを迎えたスポーツランドSUGOは、いつ雨が降るかわからない不安定な天候となり、ウェットコンディションでのパフォーマンスに課題を持つチームにとっては悪い流れとなってしまう。

 16日(土)午後の公式予選Q1では13台が出走するQ1A組と12台が出走するQ1B組がそれぞれ10分間のタイムアタックを行い、上位8台ずつが公式予選Q2に進んでスターティンググリッド上位16枠を決める規則になっているが、古谷が出走するQ1A組のセッションが始まる直前に通り雨のためコースは一旦ウェットコンディションとなり、雨が止んだ後、路面が徐々に乾いていくという難しい状況となった。

 チームはレインタイヤを装着して古谷をコースに送り出し、古谷は早々にタイムアタックにかかったが、思うようにタイヤが発熱せずグリップが足りない状態での走行を強いられることになった。その結果タイムは10番手に終わり、Q2セッションに進出することができず、ANEST IWATA Racing RC F GT3のスターティンググリッドは期待外れの20番手となった。

追い上げる古谷、入賞への可能性を広げる

 翌17日(日)、いつ雨が降り出すかわからない曇り空の下、午後1時30分、ドライコンディションで決勝レースがスタートした。チームは、スタートを古谷に任せ、300kmレースの1/3をめどに早めのピットストップに踏み切ってドライバー交代とタイヤ交換及び給油を行う基本戦略を選択。ピットストップでのロスタイムを最小限に抑えるため、タイヤについては負荷のかかる左側前後2輪のみの交換を行う予定だった。

 20番手からレースを始めた古谷は、ポジションを守ってオープニングラップを終えた。ペースは上位陣に匹敵するほど良く、少しずつ順位を上がりはじめた。しかしスポーツランドSUGOではオーバーテイクのポイントが限られており、先行車両に詰まって古谷の速さを活かせないと判断したチームは、予定通り早めのドライバー交代を行い先行車両がいない状態でイゴールをロングランさせる戦略を進めることになった。

 古谷が見かけ上の順位を15番手まで上げた26周目、チームは古谷をピットに呼び寄せ、左側2輪のタイヤ交換と給油を行い、イゴールをコースへ送り返した。ところがその直後、コース上で大きなアクシデントが発生し、レースは赤旗で一旦中断され競技車両はホームストレート上に整列停止することになる。この段階でイゴールが乗るANEST IWATA Racing RC F GT3の実質上の順位は16番手だった。

作戦がハマった後半、イゴール怒涛のオーバーテイク

 アクシデントの処理が終わり、レースはセーフティーカー(SC)先導で再スタートすることになるが、冷えたタイヤや ブレーキをウォームアップするため、3周にわたってSC先導走行が行われた。この段階でのピット作業が許可されたため、チームはSC先導が行われている間にもう1回追加のピットインを行い、右側2輪のタイヤもフレッシュタイヤへ交換する決 断をした。タイヤ交換のため計算外のロスタイムが生じたが、この間SC先導で全車スロー走行をしていたため、イゴールはすぐに隊列へ追いつき、事実上の順位を落とすことなく再スタートすることとなった。レースは42周目から再開し、結果 的に4輪共フレッシュタイヤに交換したイゴールのペースは上がり、ここから怒涛の追い上げが始まった。

 前方集団にはまだピット作業を終えていなかった車両も含まれており、その車両がピット作業で後退する一方、イゴールはオーバーテイクを始め42周目には14番手、47周目には13番手、53周目には12番手、54周目には11番手と順位は急激に上げていった。

 イゴールの前方では5台の集団が6番手争いをしていたためペースが上がっていなかった。イゴールは見る見る追いつき、8番手へポジションを上げ、さらに順位を上げようと先行車に迫った。しかしイゴールのタイヤも消耗が進んでそれ以上のペースアップはできず、0秒723差の8番手のまま78周を走りきりチェッカーフラッグを受けた。

 その後、レース後の車検で上位車両の1台が失格となったため、ANEST IWATA Racing RC F GT3の正式順位は7位に繰り上がり、前戦第5戦に続きシリーズポイントを獲得することになった。イゴールと古谷はドライバー部門のシリーズポイントを4点加え通算ポイントを5点に伸ばした。またチーム部門では6戦連続の完走を果たし完走ポイントを2点加えることになった。次回第7戦は、10月14日(土)~15日(日)、大分県オートポリスで開催される。

■正式結果

  • 公式予選クラス20位(出走23台)
  • Q1:1分45秒868(古谷:A組10位)Q2:未出走
  • 決勝:クラス7位(出走25台)78周(1周おくれ)

コメント

武田克己総監督
 「土曜日の予選は、Q1のA組というどちらかと言えば不利な組で、しかも雨が降って、タイヤ選択が非常に難しい状況に追い込まれ、結果的に厳しい順位になってしまいました。予選結果から考えると、シリーズポイントが獲れる10位以内に入るだけでも大変だとは思っていたんですが、2戦連続でポイントを獲得し、しかも今回はチームとして最高位の7位入賞ですから大戦果だと思います。チームの実力が発揮できたと大満足ですし嬉しいです。もちろん冷静に振り返ると、右側タイヤの交換をもう1周早く決断していたらひょっとしたら表彰台も見えたのではないかと欲を言えばきりがなくなりますが、次のオートポリスもうちとしては可能性があるコース特性なので、楽しみは先にとっておくことにします」
イゴール・オオムラ・フラガ
 「土曜日の走り出しは、予選で10番手くらいにはいけるかなという感触でしたが、雨が降ってタイヤが発熱しなかったようで、20番手スタートになってしまいました。決勝レースで古谷選手が頑張ってくれて、クルマを引き継いで走り出したら、アンダーステアが強いなあと感じましたが、赤旗中断を挟んで右側タイヤもフレッシュにしたらフィーリングが少し良くなってタイムも上がり、どんどん前に追いついていきました。右側タイヤを変えるとき、チームみんながめちゃくちゃ悩んでいるのが無線でわかりましたが、何かやらないと前へはいけないのかなという感じでもあったので、じゃあ『思い切って入ろう!』ということになりました。右側にもフレッシュタイヤを入れて出て行ったら、どんどん前に追いついていきました。最後はもう1つポジションを上げたかったんですが、アンダーステアが強くなって勝負することはできませんでした。ミスなく、良い結果が得られたとは思いますが、もっと上位が欲しいという気持ちも残りました」
古谷悠河
 「公式予選では、グリップが上がってこないなあ、という感触でしたが、最初の1周2周が勝負だろうと思い、アタックしました。自分としてはベストを尽くせたと感じますが、タイムが上がって来ませんでした。ただ、決勝レースのようなロングランではそれなりのペースで走れる手応えもありました。決勝はとにかく生き残ることを考えていましたが、予選順位が順位だったのでガンガン追い上げていこうとも思っていました。決勝スタートに向けて予選と異なる方向のセッティングをしてみたところ、スタートからペース良く走れました。最初、集団から抜け出すのに手間取ってしまいましたが、その後はすぐ前に追いついて、自分としては納得いくスティントでした」

ANEST IWATA Racing with Arnage

KYOJO CUP

第3戦富士 緊迫したトップ争いを三浦が制すもペナルティにより翁長が今シーズン初優勝(IPMS)

>

 2023年KYOJOCUP第3戦が9月24日(日)に富士スピードウェイにて行われ、#17 三浦愛(Team M VITA)がトップでチェッカーを受けたが、レース後の審議でペナルティが下り、#114 翁長実希(RSS VITA)が優勝となった。

 今大会も参加台数が21台という盛況ぶりをみせるKYOJO CUP。今回初参戦となる、#35 後藤玲香(恒志堂レーシングCLASS VITA)がスポット参戦。三浦、翁長、#337 斎藤愛未(D.D.R VITA-01)などランキング上位勢もひしめく中、熾烈な争いになることが予想された。

 日曜日の午前8時25分からスタートした公式予選の序盤は、#87 山本龍(お先にどうぞ☆VITA)、#86 永井歩夢(Dr.DRY VITA)、#44 平川真子(RSS vita)らが上位に食い込んできたものの、開始から8分が経過したところで三浦がタイムを更新しトップに浮上。永井も自己ベストを更新し、三浦、永井、山本、という順に。残り4分を切ったところで永井が自己ベストを更新し、三浦に対して0.110秒差と肉薄したが、三浦は2周連続で自己ベストを更新し1分59秒254を記録。永井を突き放してポールポジションを獲得した。永井は、ポールポジションは逃したものの自己ベストグリッドを獲得。3位は山本となった。

 決勝は午後1時50分にフォーメーションラップがスタート。ポールポジションの三浦がトップを守ったまま1コーナーへ向かう。4位スタートの翁長と5位スタートの平川が抜群のスタートダッシュを決めて三浦に続き、永井は4位に後退した。

 オープニングラップで三浦と翁長が後方を2秒以上引き離し、トップ争いは2台に絞られ、ペースが上がらない平川を先頭に永井、山本、斎藤の3位争いが激化。3周目には永井が1コーナーで平川をオーバーテイクし3位に復帰すると、2台の順位が毎周入れ替わるという激しいバトルへと発展した。永井が5周目に平川の前に出ると、この争いにピリオドを打つように平川との差を広げていった。

 トップ争いの2台は1秒以内のギャップで周回を重ね、翁長は三浦にプレッシャーをかけ続ける。このままレース終盤までトップ争いに動きはないように見えたが、9周目の最終コーナーで周回遅れの車両が現れ、それをパスする際に三浦がやや失速。立ち上がりで速度を落とした三浦に対して翁長に絶好のチャンスが訪れた。翁長は続く1コーナーのブレーキングで並びかけたものの、ここは三浦がディフェンス。テールトゥノーズのままヘアピンコーナーにさしかかると、立ち上がりで翁長が三浦のアウトサイドへ並びかけた。ほぼ横並びの状態でダンロップコーナーに侵入し、ブレーキング勝負となる。2台は軽く接触しながらも、三浦はポジションを落とすことなくトップをキープ。レース終盤も1秒以内の攻防は続いたものの、三浦がそのまま逃げ切りトップでチェッカーを受けた。しかしレース後、三浦に対し翁長との接触に関する5秒加算のペナルティが下りる。その結果、優勝は翁長。2位に三浦、3位には永井が入った。

 シーズン最終戦となるKYOJO CUP第4戦は11月26日(日)に富士スピードウェイで行われる。

第3戦 優勝:#114 翁長実希(RSS VITA)
 「自分自身にできることをしっかりやりながら戦いましたが、コーナリングでは分があるもののストレートは三浦選手の方が速く、追いつくのが精いっぱいという状態でした。わずかにあったチャンスをしっかりつかむために並びかけたタイミングで接触があり、結果的に順位が入れ替わって優勝という形になりましたが、この1戦を幸運ととらえるのではなく、次戦に向けて自分もレベルアップしなければいけないと感じています。今回ポイント差が縮まったことはチャンピオンへのチャンスだと思うので、それをしっかりとものにするために、次戦はクルマも自分のドライビングももっとまとめて、戦えるようにしていきたいです」
株式会社インタープロトモータースポーツ

Inter Proto Series

第5戦、第6戦富士 安定した走りの阪口と接戦を制した山下が優勝を分け合う(IPMS)

 2023インタープロトシリーズPOWERD BY KeePer第3大会が9月23日(土)・24日(日)に富士スピードウェイで開催され、1レース目はポールポジションからスタートした#3 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)が、2レース目は激戦を経て#44 山下健太(NAVUL)がそれぞれ優勝した。

 23日(土)に行われた公式予選では、阪口が1分46秒802を記録しポールポジションを獲得。2位につけた山下とは0.092秒差という接戦の公式予選となった。

 24日(日)の決勝レースは昼間でも25℃付近という初秋らしい天候のもとで行われた。1レース目となる第5戦の決勝はポールポジションスタートの阪口がスタートダッシュを決めたが、2位の山下も0.5秒圏内で阪口の背後を追いかける。更にスタートで若干出遅れてしまった3位の#37 福住仁嶺(キーパー号)のレースペースが速く、上位2人の背後にじわりじわりと追いついていくと、3台が0.5秒圏内で等間隔に並び、一瞬のミスも許されない緊迫した状態で周回を重ねていった。

 後方では、#55 宮田莉朋(人馬一体ドライビングアカデミー)、#7 野尻智紀(JPOINT)、#16 ロニー・クインタレッリ(ララパルーザ)の5位争いが激化。4周目の最終コーナーで野尻が宮田をかわすと、今度は立ち上がりで車速を乗せた宮田が野尻のスリップを使い並びかける。更にその背後で様子を見ていたクインタレッリも並びかけ、3ワイドのまま1コーナーへ侵入すると、野尻が抜け出し5位に浮上した。

 上位3台のギャップはレース終盤に入っても変わらず、トップの阪口は2人に仕掛ける隙を一切見せずにそのまま逃げ切り優勝を飾った。2位は山下、3位は福住となった。

 2レース目の第6戦は1レース目の結果をもとにスターティンググリッドが決定され、このレースでも、阪口、山下、福住のトップ争いが期待された。2レース目でもスタートダッシュを決めた阪口は、山下、福住を従えてレースをリードする。2周目にさしかかると、1レース目でも白熱していた野尻とクインタレッリの争いがヒートアップ。4位を走行していた#32 小高一斗(NETZ NOVEL MIE)に近づき3台の接近戦となる中、ダンロップコーナーのブレーキングでリアタイヤをロックアップしてしまった野尻がクインタレッリと接触。2台はコースサイドでストップしてしまった。

 これによりセーフティカー(SC)が導入され、各車のギャップは一旦リセットされることに。残り時間5分でレースが再開されるとすぐ、これまで緊迫状態だったトップ争いが動き出す。山下が最終コーナーでイン側から阪口の隙をついて逆転に成功。かわされた阪口は1コーナーで再逆転を試みたが、山下は阪口をしっかりとおさえてトップを死守し、ファイナルラップへと入っていった。最後まであきらめない阪口はこのファイナルラップでファステストラップを塗り替え追いかけるが、わずか0.5秒届かず、山下が今シーズン3勝目となるトップチェッカーを受けた。連勝を逃した阪口だったが、ポールポジションポイント、ファステストラップポイントを追加しこの週末で最多ポイントを獲得。山下を逆転しポイントリーダーに躍り出た。3位には2戦連続で福住が入った。

 今大会5台で争われたSUPRAクラスでは、#38 坪井翔(TR GR Supra GT4 EVO)が2レースを連勝。CCS-Rクラスは#46 山内英輝(NTP CCS-R)の1台のみのエントリーで、予選・決勝を戦った。

 シーズン最終戦となる第4大会は、11月25日(土)・26日(日)に、富士スピードウェイで開催される。

IPS第5戦 優勝:#3 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)
 「山下選手と福住選手が迫ってきていたんですが、ペース的には山下選手と2台で争っているのかなという感じでした。1レース目は最終コーナーで抜かれることが多いので、そこだけ気をつけたら大丈夫かなと思っていてしっかりおさえきれましたが、2レース目はSC開けの山下選手のペースが良かったです。最終コーナーは結構タイトに走ったつもりですが、更に内側から山下選手がきて驚きました。ペースも競り合いも負けてしまって悔しいレースになりました。シリーズ的にはいい位置につけていると思うので最後は連勝で終えられるようにしたいです」
IPS第6 戦 優勝:#44 山下健太(NAVUL)
 「本当はレース1も勝ちたかったのですが、あまり余裕がなく、ついていくのに精いっぱいというところでした。レース2はSCが開けた時点で勝負をかけないといけないと思って最終コーナーで仕掛けたのですが、ギリギリの間隔で入ったので抜けるかどうかというところでしたが、なんとか前に出られて良かったです。今日はスリップが効きにくく、最終コーナーで入ってしまえば1コーナーも守れるかなと思って入りました。トップに立ってからは思った通りの展開にできました」
株式会社インタープロトモータースポーツ

筑波・富士S-FJ選手権

第6戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・角間光起「こりゃ行くしかないと思って踏みちぎった」

優勝 91号車・角間光起(ELEVレーシング10VED)

優勝した角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 「(スタート直後のバトルは?)最初スタートダッシュでちょっと出遅れて、3番手の中澤さんに差されかけたのですけど、ブレーキングで(抑えた)。1コーナー立ち上がりの時にはもう小村さんと並んでいる状態になったので、そのまま第1ヘアピンではイン側につけるので、こりゃ行くしかないと思って、踏みちぎりました(笑)。(そこからプレッシャーあった?)小村さんもレースのベテランというのもあって、後半追い詰めて来るかな、と思って、タイヤを温存する意味でも最初は結構ペースをコントロールしていたのですけど、意外と差が周回重ねるごとにできていったので、それがちょっと自信にもつながって後半ペース上げながら、という感じでした。(ほぼ完勝?)そうですね(笑)」

優勝チーム監督 ELEV Racing Dream代表・前田大道

優勝チームELEV Racing Dream代表・前田大道氏(右)

 「チーム初の優勝です。2018年の2月からまるまる5年と半年かけて、ちょっと長い道のりでしたけど、なんとか、夢だったスーパーFJ筑波での優勝、達成できてほんとに、まだちょっと現実感がないというか、それぐらい嬉しいです。(今日の角間選手のレースぶりは?)スタート、一瞬失速があったのですけど、うまく小村君がイン側をブロックしてくれて、そのまま隙間をすっと行ってくれて、第1ヘアピン抜けた所を見ていたのですよ。これは行けたな、と。後はなんとか頑張れ、抑えこめ、と思っていたら、抑えこむどころかベストタイム連発でどんどん差をつけていたので、彼はほんとに凄いドライバーです。びっくりしました。レース前、グリッドで一言だけ「思い切りはしゃいで来い、イケイケで行け」とその言葉しか出てこなかったんです。彼はグランツーリスモから来ている人間なので、リアルをバーチャルな走りでどれくらい行けるか、という部分で見ていたのですけれど、彼のグランツーリスモでの走りが実車でレースできたら最強だと僕は思っていたので、その言葉を選びました」

2位 52号車・小村明生(Fガレージ Gyrotech TKR)

決勝2位の小村明生(FガレージGyrotech KTR)

 「状況が状況だったので、しっかり2位キープできたのは100点かな、と思うのですけど、追いつけなかったのは正直残念です。(中澤選手との順位の交代は?)イエローフラッグが出ていた中でパスしていったので、彼もしっかり見ていたので譲ってくれたので、ほんとにクリーンなバトルをしてくれたなと思います。昨日からちょっと水温が上昇傾向にあって、1秒以内で(前に)ついているときは水温が80何度とかバカーンと上がっちゃって、パワーが1馬力2馬力ぐらい落ちたイメージで、無理に追い続け水温上がってエンジン壊したり、他のトラブル出てもしょうがないと思って、2位キープで無理せずに、完走だけを考えて走った感じです。止まるよりはしっかりポイントを取った上で、全戦見た時にちゃんと結果がついてくるな、と。目標(筑波シリーズチャンピオン)は残念ながらここで終わってしまったのですけれど、すべて(のレース)が終わった訳じゃないので、しっかり前を向いて、次戦、富士に出られることになったので、全力でトラブルシューティングしてしっかり1位に戻りたいと思います」

3位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)

決勝3位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「(小村選手とのやりとり?)ペースがよくて、並んだでいたらイエローフラッグ見えたので引いたのですよ。そしたら小村さん外へ出て避けちゃったので、待っていたのですけど来ないので、いったん前に出るしか無くて。(順位戻そうと)バックストレートでもアクセル抜いたんですけど、抜きにきてくれなかったので、しょうがないから最終ラップで思い切りペース落として(順位戻した)。チームメイトのイエローフラッグ出て無ければ抜けていたのですけどね(笑)、タラレバで、しょうがないですけど。調子はよかったです、予選で出し切っていなかったのがそのまま後半まで続いて、小村さんよりペースよかったのですけど、まあしょうがないですね」

4位 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)

決勝4位の小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

 「4位はタナボタですけれど(笑)、ペースが無かったので、正直前がバトルしていたのに全然追いつかなかったので、そこは反省かな、って。自分のラインもいろいろ試したとこもあったのですけど、それでなんかリズム変になっちゃって、前の走りの方がなんとなくよかったのかな、って今日に限っては。いろいろ試してみて(の結果)ですけれど。でもやっぱり悔しいですね。次の富士はジャパンリーグの最終戦でライバルもいっぱい出てきそうなので、今日のレース内容ももう1回反省して、見つめなおしたいと思います。今日はほんとにペースが無かったです」

5位 86号車・村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)

決勝5位の村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED ED)

 「苦しかったです、調子出なかったですね。うまく合わせ込められなくて、レースも自力でポジション上げたのは1つ2つくらいしかなくて、後は棚ぼたで上げたような感じなので。予選で(順位が)上がらなくて、決勝で頑張って上げて行くってレースが多いので、そろそろちゃんと予選から前の方で。後ろの方になると危ないこともあるので、そこらへんも前でクリーンにちゃんとレースできたらいいな、と。次の富士はいろんな選手来るでしょうから、また気合入れなおして、一目おかれるような活躍ができれば、と思います」

6位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

決勝6位の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

 「(苦しいレースだった?)うまく決まらなかったですね、スピードが足りなくて。順位も前がいなくなって上がった感じなので。クルマは問題なかったのですけれど、自分の勢いが足りなかったなって感じです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

筑波・富士S-FJ選手権

第6戦筑波決勝 これぞリアル「グランツーリスモ」SIMレース出身の角間光起がラスボス小村明生に競り勝ちキャリア初優勝

優勝した角間光起(ELEVレーシング10V ED)と前田大道監督

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦決勝が9月17日(日)に筑波サーキット18周で開催され、今シーズン途中からスーパーFJへの参戦を開始した角間光起(ELEVレーシング10VED)がオープニングラップでポールシッターの小村明生(Fガレージ Gyrotech TKR)を仕留めると、小村のプレッシャーを跳ねのけて18周を走り切り、参戦初年度での初優勝を飾った。前田代表率いるELEVレーシングとしてもチーム結成以来初の優勝となる。

 筑波サーキットはたまに晴れ間が覗く曇りで、午前の予選の段階でも30度以上あった気温は午後2時のコースイン時点では34度、路面温度48度まで上昇し、湿度もやや高めの厳しいコンデション。予選トップタイムの武者利仁(ZAP RACorse ED)がピットレールでのスピンによりグリッド最後尾に降格となり、ポールポジションの座にはここまで筑波4戦4勝の小村が収まり、隣にはデビューイヤー3レース目でフロントロウ獲得の角間がマシンを並べた。

決勝がスタートした

 フォーメーションラップを終えた9台のマシンがグリッドに着くとレッドライトが消えてレーススタート。蹴り出しがよかったのが3番グリッドから発進の中澤凌(ZAP FOCS 10VED)で、やや出足の鈍かった角間の横をすり抜けて小村の背後へと迫り第1コーナーを目指す。しかしここから角間の加速の伸びがよく、中澤のアウト側から並んでターンイン、ここは中澤がいったん引いて3位に落ち着く。

 角間の勢いは止まらず第2コーナー出口でアウトから小村に並びかけるとS字の進入で前に出てトップを奪う。今シーズンここまで負け知らずの小村が初めてオーバーテイクを許す瞬間を観客は目撃した。その後方でも順位変動があり、5番手スタートの内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が第1コーナーで前を行く小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)のインを突いてポジションを上げる、小田部5位に後退。7番手スタートの村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)、最後尾スタートの武者もそれぞれ前からスタートの秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)と初レースの松原将也(ZAPアルミック10VED)を仕留めて順位を上げる。

 オープニングラップを終えてトップ角間と2位小村の差は0.565秒、3車身程度の差がついている、3位中澤は小村から0.396秒差と小村はむしろ中澤のプレッシャーにさらされている状況だ。2周目も角間の勢いは衰えず小村との間合いを保ち0.537秒差。武者はこの周も前を走る秋山を第1コーナーでインから差して7位に浮上する。

 3周目以降変化がなかった角間と小村のギャップだが6周目、7周目と角間がプッシュし小村を1.181秒後方へと追いやる。3位中澤は依然として小村の0.512秒後方に位置してチャンスをうかがっていて、いつもと違い小村のペースが上がらない。

 上位が膠着状態になる中で気を吐いているのが武者で、4周目に村田を仕留めて6位へ上がると8周目には小田部も攻略、5位までポジションを挽回する。9周目にはここまでのファステストラップを出して4位内藤まで0.644秒差まで迫る。

 11周目、角間は小村とのギャップを2.122秒まで拡大。対する小村は3位中澤に攻め立てられている状況で0.334秒差、中澤の方が僅かに速いラップタイムを刻んでおり、小村はディフェンシブにならざるを得ない。15周目に角間は59秒176のファステストラップを叩き出しリードは4秒まで拡がる。もはや独走と言ってよい状態だ。小村と中澤の間合いは僅か0.232秒、さらに4位内藤と5位武者も0.271秒差と一触即発の状況が随所で展開し、まず火花が散ったのは4位を争う内藤と武者。 迎えた16周目の第1ヘアピン、テール・ツー・ノーズ状態から車速を乗せた武者が内藤のインを突くが接触。武者が追突する形になり内藤のリヤに乗り上げてしまう。内藤はリヤウイングを失い一度は再スタートを切るがダンロップコーナーでコースサイドに出て停止。武者もダメージがあったかダンロップ手前で停止。両車リタイヤとなってしまった。これで4位小田部、5位村田、6位秋山、7位松原とそれぞれポジションを上げる。

 小村対中澤の2位争いは17周目の第1ヘアピンで中澤が小村をオーバーテイク、ついに決着がついたかに見えたが、これはイエローフラッグ下での追い越しということで、続く18周目に中澤がポジションを譲り、ファイナルラップの後半に再度勝負を挑んだがここは小村が守り切りってフィニッシュした。

 優勝の角間はトップに立って以来一度もミスする事なく最終的に2位に6.824秒という大差をつけてチェッカードフラッグの下をガッツポーズで通過。今年5月5日の第2戦にデビューして6位、続く5月28日の第3戦で5位、第4戦、第5戦は欠場して挑んだ3レース目で優勝を勝ち取った。ちょうど映画「グランツーリスモ」が公開中だが、実際にSIMレースの世界でe国体に出場した実力の持ち主が、リアルのレースでも通用する事を証明した1戦となった。

 2位は小村、終盤は防戦一方となる苦しい展開だったがポジションを守り切り、これで筑波S-FJシリーズについては1戦を残してチャンピオオンを確定させた。以下3位中澤、4位小田部、5位村田とZAP SPEED勢が続き、ただ1台マスターズクラスで出場の秋山が6位に入った。

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第7戦は10月7日(土)に富士スピードウェイで開催される。全国を転戦するスーパーFJジャパンリーグの最終戦でもある本大会はおそらく各地の有力選手も出場すると予想され注目だ。

優勝した角間光起(ELEVレーシング10V ED)

決勝2位の小村明生(FガレージGyrotech KTR)

決勝3位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

決勝4位の小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

決勝5位の村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED ED)

決勝6位でマスタークラス優勝の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

優勝した角間光起(ELEVレーシング10V ED)と前田大道監督

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

筑波・富士S-FJ選手権

第6戦筑波決勝結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/09/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
191角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1817'55.798--
252小村 明生FガレージGyrotech KTR
MYST KK-S2
1818'02.622 6.824 6.824
379中澤 凌ZAP FOCS 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'02.961 7.163 0.339
478小田部 憲幸いえらいふZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'04.150 8.352 1.189
586村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
1818'07.22611.428 3.076
63M1秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
1818'10.68614.888 3.460
714松原 将也ZAPアルミック10V ED
MYST RD10V
1818'11.99916.201 1.313
822内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
1515'02.8233Laps3Laps
9*15武者 利仁ZAP SPEED RACorsa ED
TOKYO R&D RD10V
1516'03.0943Laps1'00.271
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 91 角間光起(ELEVレーシング10V ED) 59.176 (15/18) 124.409 km/h
  • CarNo. 15は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.(危険なドライブ行為)により、競技結果に足して1分加算のペナルティーを科した。

筑波・富士S-FJ選手権

第6戦筑波公式予選ドライバーコメント 2位・角間光起「自己ベスト、このまま初の表彰台に」

■予選後のコメント(※予選終了直後のもの)

ポールポジション 52号車・小村明生(Fガレージ Gyrotech TKR)59秒016

ポールポジションは小村明生(FガレージGyrotech KTR)

 「(コース汚れてタイムアップできなかった?)それまでにタイムアップできなかったと言えばおしまいなんですけど、これからって時にコース汚れちゃったので。残念ではありますけれど、タイム的に58秒台を狙えた部分はありますし、結果的に(武者に対して)100分の1秒の差しかないので、全然問題ないかな、と思います」

2位 91号車・角間光起(ELEVレーシング10VED)59秒090 トップと0.087秒差

予選2位は角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 「中盤から最終コーナーで誰かがコースアウトしたか何かで芝が散っていたので、そこから路面がダスティでタイムが上がらなかったというのがあると思いますね。(早い段階でピットインしたのは?)いろいろセットアップを試していて、(タイヤの)内圧の調整もあったのですけど、ちょっとクルマをアンダー(ステア)気味にしてみて、そこからどういう変化があるか、みたいな事をやってみたのですが、セットアップの変化を試す前に最終コーナーがあんな感じになってしまったので、試す前に終わってしまったというところですね。(決勝に向けては?)予選3番手で自己ベストのポジションにいるので、このまま初の表彰台に向けて頑張っていきます」

3位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)59秒131 トップと0.115秒差

予選3位は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「これからタイムが出そうな時に最終コーナーの路面が一気に汚れちゃって。清掃入るかなと思ったのですけどそのまま続行だったので、手も足も出なかったですね。(レコードラインなので)赤旗かなと思って翌周ピット入ったのですけど、出なかったので、もったいなかったけど、しょうがないですね。(決勝に向けては?)トップもそんなタイム差がある訳じゃないので、とはいえ、抜きずらいコースなので微妙ですけれど。できるだけやるしかないですね」

4位 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)59秒242 トップと0.226秒差

予選4位は小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

 「(コースが汚れてたことについて)あれは赤旗出すべきだったと思いますよ。コントロールタワーでも話しましたけど、セクタータイムの下落幅が小さかったから、って、それはちょっとですね。あれから誰もタイム更新できていないですよね? たらればにはなりますけど、残り時間も10分以上あったので、一回赤旗で掃除してからもう一回アタックしたかったです。(前日苦労していたマシンの感触は?)バッチリです、最高です(笑)。なので結構(タイヤの)食いつきもよくて、もっとタイム伸ばせるかと思っていたのですけど。でも敗因はやっぱり最初からスパっとタイム出していれば、ですよね? そこは勉強になりました。最初に流し過ぎるのも考えものですね」

5位 22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)59秒297 トップと0.281秒差

予選5位は内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

 「タイム伸びそうなタイミングで武者選手が飛び出していて、そこでタイムが出なかった。そこがもう少しうまく抜けられていたら、もうちょっと順位は上がったかな、という感じなのですけど。決勝に向けて出来る事をやって、追い上げられるように頑張ろかなと思います。クルマの調子はセットアップもいじっていい方向には行っているので、そこが決勝でどう転ぶか、って感じですね」

9位 15号車・武者利仁(ZAP RACorse ED)59秒003

予選9位は武者利仁(ZAP SPEED RACorsa ED)

 「ピットレーンでスピンしちゃいました。(原因は?)シフトミスというか、自分のミスですね。ピットインしたのはタイヤのエアー(圧)が上がっていたので、それを下げる為にです。ピットレーンでのスピンでペナルティになるとは言われているので、どんな裁定になるかわかりませんけれど、気持を切り替えて。ミッションやって、レース出られるかまだわからないですけれど。(それまでのマシンの感触は)いい感じでした。前後バランスもよくてセットもよかったです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

筑波・富士S-FJ選手権

第6戦筑波公式予選 武者利仁がトップタイムもペナルティで降格、ランク首位の小村明生がポールポジション

ポールポジションは小村明生(FガレージGyrotech KTR)

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦公式予選が9月17日(日)に筑波サーキットで開催され、武者利仁(ZAP RACorse ED)がトップタイムを出すも、ピットレーン走行中のスピンによりペナルティを課せられ降格。小村明生(Fガレージ Gyrotech TKR)が2番手タイムながらもポールポジションを獲得した。

 例年ならシリーズ後半戦で秋の気配も来ようかという9月中旬の筑波サーキットだが、今年は猛暑がまだ居座っており、うす曇りで蒸し暑いコンデションの中、午前9時45分、ここまでシリーズを戦っている8名に加えて今回レースデビューを迎えた松原将也(ZAPアルミック10VED)を加えた全9台がコースイン、20分間の予選が開始された。気温30度、路面温度36度というコンデションだ。

 各車ウオームアップを終えて残り17分、まずは武者が59秒510でトップタイム、すかさず角間光起(ELEVレーシング10VED)が59秒090、内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が59秒505と続いて武者は59秒447とタイムを詰めるが3番手にダウン。さらに小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)が59秒395、中澤凌(ZAP FOCS 10VED)が59秒443として3番手、4番手へ。これで武者5番手へダウン。

 残り15分、今年筑波で負けなしの小村が本格的にアタックに入り59秒087のトップタイム、続いて中澤が59秒281で3番手へ浮上。小村は続けてタイムを削り59秒040とし、ポジションを落としていた武者も59秒055と0.015秒差の2番手へ上がるとさらに59秒003をマークしてトップの座を小村から奪い返す。

 武者に続いて角間もタイムアップ、59秒028で2番手へ、小村は3番手にドロップするが、残り12分で59秒016までタイムを削り角間を追い落とし2番手へ。4番手中澤59秒131、5番手小田部59秒242、6番手内藤59秒297と続く。

 このタイミングで武者はいつも通りタイヤの内圧調整のためにいったんピットへとピットロードに入ったが、なんとここでハーフスピン。マシンはいったんイン側へと巻き込んでから今度は90度左へ回ると平行している本コース側に飛び出し、最終コーナーを横断する形でアウト側のグリーンに出る。本コース上では村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)が最終コーナーへターンしていたが、危ういところで武者を避けてチームメイト同士の接触を回避した。武者は本コースに復帰するがマシンはガラガラ音を立てておりトラブルが起きている事は一目瞭然な状態。

 予選後に武者に状況を聞いたところ、ピットエントリーを走行中にシフトダウンでミスをして一瞬リバースギアに入ってしまい、それで姿勢を乱してしまったそうで、その後ミッションが壊れたようだとのこと。

 このアクシデントで最終コーナーはレコードライン上に土がまき散らされた状態となる。筑波で最もスピードが乗るコーナーだけにタイムアップは無理と見たか、各車は次々とピットイン。タイヤを調整する者や、この状況では赤旗が出るのではないかと待機する者など一時7台がピットに並び、コース上を走るのは角間と小田部だけとなった。

 その後武者を除く全車がコースへと復帰したが、最終コーナーのコンデションが改善しないため、タイムアップは厳しい状態。いつもなら終盤に見られるタイムアタック合戦は不発となってしまった。そんな中で自己ベストを更新したのが村田で残り5分で59秒711と7番手秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)に0.1秒差まで迫るがポジションは8番手で変わらず。

 結局後半は順位の変動がないままに20分間が過ぎ予選終了となった。

 トップは武者の59秒003、2番手小村59秒016(+0.013秒)、3番手角間59秒028(+0.025秒)、4番手中澤59秒131(+0.128秒)、5番手小田部59秒242(+0.239秒)、6番手内藤59秒297(+0.294秒)という結果に。

 しかしこの後の審議で、武者はピットレーン上でのスピンとコースの横断という危険行為で最後尾スタートという裁定。これにより決勝のポールポジションは小村となり、以下各車繰り上げとなる。また角間は走路外走行により当該周(ベストラップ周)のタイムが抹消され、セカンドベストの59秒090が採用されるが順位は変わらずでフロントロウにつけ、セカンドロウに中澤、小田部のZAP SPEED勢が並ぶこととなった。以下3列目に5番手内藤と6番手で唯一のマスターズクラス秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)が付け、4列目は7番手村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)と今回初レースの松原が8番手で続き、ペナルティの武者は5列目9番グリッドにつくことになる。

 決勝は午後2時4分コースイン予定。ここまで負け知らずの小村が今回も横綱相撲を見せるのか、めきめきと頭角を現してきたと評判の角間がミラクルを見せるか。最後尾スタートながらスピードでは誰にも負けない武者が這い上がってくるのか見どころは尽きない。

予選2位は角間光起(ELEVレーシング10V ED)

予選3位は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

予選4位は小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

予選5位は内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

予選6位、マスタークラスポールポジションは秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

ペナルティーで降格となった武者利仁(ZAP SPEED RACorsa ED)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhisa NOINE

筑波・富士S-FJ選手権

第6戦筑波公式予選結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/09/17) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
1*15武者 利仁ZAP SPEED RACorsa ED
TOKYO R&D RD10V
59.003--124.773
252小村 明生FガレージGyrotech KTR
MYST KK-S2
59.016 0.013 0.013124.746
3*91角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.090 0.087 0.074124.590
479中澤 凌ZAP FOCS 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.131 0.128 0.041124.503
578小田部 憲幸いえらいふZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.242 0.239 0.111124.270
622内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
59.297 0.294 0.055124.155
73M1秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
59.611 0.608 0.314123.501
886村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
59.712 0.709 0.101123.292
9*14松原 将也ZAPアルミック10V ED
MYST RD10V
59.810 0.807 0.098123.090
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.747)予選通過 ----
  • CarNo. 15は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.(ピットレーン上のスピン、コースを横切る行為)により、最後尾スタートとする。
  • CarNo. 91, 14は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。

筑波・富士S-FJ選手権

第6戦筑波 新人インタビュー 松原将也「レースを職業にしたい」

ルーキーの松原将也(ZAPアルミック10V ED)

 2023年JAF地方選手権、スーパーFJ筑波/富士シリーズ第6戦を前にS-FJで初のレースを迎えたのがゼッケン14番「ZAPアルミック10VED」をドライブする松原将也。レース前日のスポーツ走行の合間にインタビューを行った。

・松原選手一問一答

 ――いままでモータースポーツの経験は?

 「4歳から小学5年生までやって、そこからいったんレースはやめちゃったのですけれど、レースを見に行ったりとかレンタルカート乗ったりとかはあったのですけれど。20歳でフォーミュラ体験会というのがあって、そっちに参加して、意外と乗れるなと思って、ZAPさんのオーディションうけて受かってきました。

 ――練習はかなり積んだ?

 「ZAPさんに入ってから1年間くらい練習の機会があって、このデビュー戦でどれだけうまくできるか、というところですね」

 ――今日の練習走行での感触は?

 「昨日は意外といいセン行っているなと思っていたのですが、ちょっと今日は台数が多いこともありますし、コースに砂が乗っているというのもあって、今日になってあまり流れがよくないなって感じなので、次の走行でどれだけ調整できるかな、というところですね」

 ――今シーズンこの後の活動は?

 「今回のレースの後10月29日の筑波の最終戦に出る予定で、まだそこしか決まっていないですけれど、日本一決定戦はクルマの空き次第という感じです」

 ――来年以降も活動続ける?

 「今大学3年生で、4年になるといろいろ大変になりますけれど、そこがなんとかやりくりして。ゆくゆくはこっち(レース)の世界で職業にしていきたいので、大学(生活)うまくやって、という感じですね」

ルーキーの松原将也(ZAPアルミック10V ED)

 練習走行での走りは他クラスとの混走で位置取りに苦労していたようだが、クリアラップではトップ選手とそん色ないタイムも出ており、本番に向けて楽しみな松原の今後の活躍に期待したい。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

SUPER GT

第6戦SUGO決勝 GT500、GT300両クラスでトップチェッカーの車両が車検落ち!! GT500優勝は8号車ARTA MUGEN NSX-GTのものに

GT500クラス優勝はARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)

GT300クラス優勝は埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)

 2023オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の決勝が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われGT500クラスは17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)、GT300クラスは18号車UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)がトップでチェッカーを受けたが、レース後の再車検でこの2台ともに車両規定違反の裁定が下るという異例の事態が発生。これによりGT500クラスは8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)、GT300クラスは52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)が優勝というなんとも後味の悪い結果となった。

(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選日9,400人/決勝日18,500人/大会総入場者数27,900 人)

 決勝に先立って行われたウォームアップ走行での気温は26℃ 、路面温度は30℃。スタート前のSUGOは上空を雲が覆い尽くしており、時折小雨が落ちてくるが、路面はドライ。各車スリックタイヤを履いてグリッドに着いた。

 第6戦決勝は午後1時30分より宮城県警の3台の白バイと2台のパトロールカーの先導に続いて84周で行われた。

GT500クラスのスタートシーン

GT300クラスのスタートシーン

 GT500クラスは予選グリッド通りの順位で1周目を終了。トップの野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)は序盤からハイペースで後続との差を広げ、2位のロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)に対して10周目までに6秒104、25周終了時点で9秒732のリードを築き上げる。3位は松下信治(Astemo NSX-GT)だ。 

 その後方では立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)を捉えて4位に浮上するが、38号車はその後35周目にトラブルによりガレージに戻り、ここでレースを終えている。

 規定周回の1/3となる28周目に差し掛かると、ドライバー交代を行うチームが相次いだ。2位の23号車は30周目、トップの8号車は32周目、3位の17号車は33周目に給油とタイヤ交換、そしてドライバー交代を行った。

 するとここで迅速なピット作業により大幅なタイム短縮を実現した17号車が8号車の前でピットアウトすることに成功する。

 追い上げを図らんとする大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)だったが、周回遅れに行手を阻まれ、思うように差を縮められないばかりか、36周目の1コーナーでは周回遅れの高木真一(K-tunes RC F GT3)接触してしまう。これで塚越広大(Astemo NSX-GT)のリードは3秒165に広がった。この時点での暫定トップは39号車、ベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z)が2位で17号車は3位だが、上位2台はまだピット作業を終えていなかった。

 そして38周目に入ったところで大きなアクシデントが発生する。

 最終コーナーを立ち上がってきた山本尚貴(STANLEY NSX-GT)がピットインしようとする名取鉄平(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)と接触、これにより100号車はコントロールを失ってコースを横断、ダンロップブリッジアウト側のガードレールに激突してしまったのだ。

 これにより39周目にセーフティーカーが導入され、レースは40周目に赤旗中断となった。

レースはセーフティーカーが導入された

 ドライバーの救出作業と事故車両の回収ののち、レースは午後3時20分にセーフティーカーの先導で再開された。救出された山本には意識があるものの、首の痛みを訴えているとのことで、検査のためドクターヘリで病院へ搬送されることとなった。

 セーフティーカーは44周目にピットイン。45周目から追い越しが可能となった。ここで1号車とNo. 16 ARTA MUGEN NSX-GTがピットイン。ドライバー交代と給油作業を行った。

 コース上では塚越広大(Astemo NSX-GT)、大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)、松田次生(MOTUL AUTECH Z)の3台が接近戦を展開する。周回遅れを巧みに利用して逃げにかかる塚越を大湯は追い上げ、52周目の1コーナーでついに17号車のインに飛び込み、これを抜き去ることに成功する。さらにこの周で39号車がピットに入ったことで8号車はトップに返り咲いた。

 大湯はそこから着実にリードを広げ、60周目までに塚越に対して3秒402差をつけるが、塚越も61周目から追い上げに転じ、64周目には0秒299差まで迫ってきた。そこからは10周以上に渡って一進一退の攻防が続くが、大湯の8号車はタイヤに問題を抱えているのか思うように17号車を引き離すことができない。

 そして76周目。

 ホームストレートで周回遅れをアウトからかわそうとした大湯の隙をついて塚越はインから8号車を抜き去り、ついにトップに躍り出た。77周終了時点で17号車のリードは1.664秒。そこからは周回を重ねるごとにリードを広げていった。

 2位に後退した大湯の背後には松田が迫り、大湯は防戦一方の状況となる。

 結局レースは17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)が2位に7.039秒の大差をつけて84周を走り切り、トップでチェッカーを受けた。

 ところがレース後の再車検で17号車にスキッドブロックの規定違反が発覚、残念ながら17号車は失格となってしまった。

 これにより、8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)が優勝、23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が2位となり、そして最初のスティントを引っ張る作戦を採った39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)がトヨタ勢最上位の3位を獲得することとなった。

GT500クラス優勝はARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)

GT500クラス決勝2位はMOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

GT500クラス決勝3位はDENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)

 GT300クラスはポールポジションの新田守男(K-tunes RC F GT3)がスタートを決め、トップで1コーナーに飛び込む一方で、100kgのウェイトを抱える小出峻(UPGARAGE NSX GT3)はオープニングラップで2つポジションを落とし、8位でコントロールラインに戻ってきた。

 しかし96号車は後続を引き離すことができず、14周を終えても2位の清水英志郎(シェイドレーシングGR86 GT)とテール。トゥノーズの状態。その後方では井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)と川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)も僅差で周回を重ねていく。さらにこの2台の背後に片山義章(DOBOT Audi R8 LMS)も近づいてきた。

 清水は18周目の1コーナー新田のインに飛び込むが、新田は巧みに清水を押さえ込み、トップを守る。

 その後方では片山が19周目の1コーナーで川合を捉えて4位に浮上。さらに馬の背でアウトから井口をも抜き去ろうとするが、ここで勢い余ってオーバーラン、順位を上げるどころか名取鉄平(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)の後ろまで後退してしまう。

 その名取は井口と川合を20周目の1コーナーで抜き去ろうとするが、川合は井口を抜きながらも名取の先行を許さない。このバトルの間に清水は新田を捉えてトップに浮上した。

 その後、52号車は23周目、96号車は25周目、61号車は28周目、20号車は31周目にピットイン。ドライバー交代を行うが、35周目に56号車と18号車が同時ピットインする際、56号車と後ろから来た100号車が接触、100号車が大破するアクシデントが発生し、レースは赤旗中断となった。

 これにより56号車に対し、レースコントロールは危険なドライブ行為があったとしてドライビングスルーペナルティを課す。さらに赤旗中断中にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが車体に触れたことを赤旗中の作業違反と判定、これに対してもドライビングスルーペナルティを出したため、56号車は完全に勝負権を失った。

 この時点で実質トップは52号車。まだピット作業を終えていない9号車と87号車がピットに入ったことで、54周目にトップに浮上する。さらに44周目に96号車に抜かれた18号車が96号車を抜き返したことで2位に浮上。96号車は20号車の先行も許してしまい、4位に後退してしまった。96号車はその後も6号車、61号車に次々に抜かれ、どんどん順位を落としていく。

 トップに立った52号車は2位の18号車に対し大差をつけて周回を重ねるが、ファイナルラップとなった79周目の最終コーナーを立ち上がり、ホームストレートに入ったところで突如失速、これにより18号車がコントロールライン直前で52号車を抜き去り、トップでチェッカーを受けた。

 ところがレース後の再車検で18号車に最低地上高違反が発覚。これにより18号車UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)は失格となり、優勝は52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)のものとなった。

 2位は20号車シェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)、6号車DOBOT Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)が3位という結果となった。

 次戦の舞台は九州のオートポリス。10月15日決勝だ。

GT300クラス優勝は埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)

GT300クラス決勝2位はシェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)

GT300クラス決勝3位はDOBOT Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)

GT500クラスの表彰式

GT300クラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第6戦SUGO決勝結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
18野尻 智紀
大湯 都史樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS22842:45'00.838--
223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI50842:45'01.367 0.529 0.529
339関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS46842:45'52.49651.65851.129
41平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS48842:45'56.53155.693 4.035
524佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH10842:46'03.3171'02.479 6.786
614大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS64832:44'56.9451Lap 1Lap
736坪井 翔
宮田 莉朋
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS90832:45'02.4921Lap 5.547
819国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH48832:45'02.7581Lap 0.266
93千代 勝正
高星 明誠
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI98832:45'04.0431Lap 1.285
1037笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS16832:45'05.1601Lap 1.117
1164伊沢 拓也
太田 格之進
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL38832:45'05.6151Lap 0.455
1216福住 仁嶺
大津 弘樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS74822:44'57.8742Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 58 Laps)完走 ----
-100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS623647'19.40948Laps46Laps
-38立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS363546'02.03049Laps1Lap
-*17塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS58-失格--
  • Fastest Lap: CarNo.8 野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT) 1'12.580 (3/84) 177.829 km/h
  • CarNo. 17は、TeR.3.22.4A(スキッドブロック厚み)違反により、失格とした。

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
152吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS90792:46'17.002--
220平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL3782:45'01.5251Lap 1Lap
36片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH45782:45'08.3121Lap 6.787
461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL69782:45'17.9751Lap 9.663
54谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH27782:45'26.4451Lap 8.470
665蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS72782:45'28.9271Lap 2.482
750イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH3782:45'29.6501Lap 0.723
896新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL15782:45'44.1121Lap 14.462
910安田 裕信
大草 りき
PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL39782:45'46.3511Lap 2.239
10*56ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
名取 鉄平
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH100782:45'49.2051Lap 2.854
1131嵯峨 宏紀
小高 一斗
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS42782:46'13.9451Lap 24.740
1211富田 竜一郎
石川 京侍
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL78772:45'02.4532Laps1Lap
137荒 聖治
ブルーノ・スペングラー
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI100772:45'33.5942Laps31.141
1488小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH48772:45'34.6092Laps 1.015
15360青木 孝行
大滝 拓也
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH772:45'40.5382Laps 5.929
1622和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH772:45'46.4652Laps 5.927
179阪口 良平
リアン・ジャトン
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH772:45'55.0832Laps 8.618
1827岩澤 優吾
伊東 黎明
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH30772:45'55.4402Laps 0.357
1987松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH57772:46'00.3922Laps 4.952
2048井田 太陽
田中 優暉
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH762:45'18.4123Laps1Lap
2160吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL24762:45'34.2203Laps15.808
225冨林 勇佑
松井 孝允
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH712:37'42.1168Laps5Laps
---- 以上規定周回数(70% - 55 Laps)完走 ----
-*30永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH6542:45'53.10925Laps17Laps
-2堤 優威
平良 響
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS1001014'56.21569Laps44Laps
-*18小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH100-失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 96 新田守男(K-tunes RC F GT3) 1'19.838 (3/78) 161.720 km/h
  • CarNo. 30(永井宏明)は、SpR.13.1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 56(名取鉄平)は、SpR.13.1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 56は、SpR.附則5.3(赤旗中の作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 18は、GTAブルテンNo.50-T(最低地上高)違反により、失格とした。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝上位3人のコメント 卜部和久「最初から最後まで自信を持って走ることができた」

第10戦優勝 卜部和久(Bionic Jack Racing)

優勝した卜部和久(Bionic Jack Racing)

 「24戦目での優勝ですね。僕はスタートが得意なので、最初から自信を持ってスタートできました。最後にSCが入って『リスタートがあるかな?』ってひやっとしたんですけど、最初から最後まで自信を持って走れたので、すごくいいレースができました」

 「最終コーナーや長いストレートの手前だけは集中してきちんと押さえておけば抜かれることはないと、ミスしないようにだけを心がけて走りました。」

 「(連勝に向けての抱負を)そうできるようにチームと頑張ります」

第10戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

決勝2位の三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「悔しかったです。SUGOで優勝したかったし、最速の称号を手に入れたかったというのはあります。朝から雨が降って、フォーメーションラップを走った時にコース前半部分のレコードラインに滑る部分があったので、序盤は仕掛けるチャンスだとは思いましたが、止まりきれなかったりクラッシュするわけにはいかないので、様子を見ていこうと思いました。そのあとプッシュしていきましたが、仕掛けられる距離まではいけず、色々アプローチの仕方を変えてる中で1コーナーで飛び出してしまいました」

 「終盤周回遅れの選手たちがいて、いい感じにトラップになっていたので、チャンスだと思っていましたが、SCが入ってしまいました。これもレースだと思うしかないです。今回わかったのは、速くても抜けるマシンでないと勝負できないということだったので、オートポリスに向けてさらにクルマの戦闘力を上げて頑張っていきたいです」

第10戦決勝3位 森山冬星(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

決勝3位の森山冬星(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「完全に優勝できるゾーンに入っていました。ペースも悪くなかったですし。昨日からペースは悪くなかったんですが、スタートを失敗したり色々ありました。今日は本当にスタートに集中して、それが実って1台をパスし、その後もうまくオーバーテイクして3位に上がって、強い気持ちでトップを追いかけていたんですけど、周回遅れに引っかかってしまったのが悔やまれます」

 「(3位に上がった時は)ここで抜かないと絶対優勝はないなと思って、強い気持ちで抜きました。スリップ圏内だったので、いけるなと思いました」

 「オートポリスはしっかりポールを取って逃げ切って勝ちたいです。今年は予選があまり良くないので、ポールを取れるように頑張ります。今回の結果は自信になりました」

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝 接戦を制し、卜部和久が待望の初優勝を達成!!

優勝は卜部和久(BJ Racing F110)

 2023年FIA-F4選手権シリーズ第10戦の決勝が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした卜部和久(BJ Racing F110)が接戦を制し、自身初の表彰台を優勝で飾った。

 第10戦決勝は午前8時45分スタート。グリッド整列を前に小雨が降ってきたため、レースコントロールからはウェット宣言が出ていたが、フォーメーションラップが始まる頃にはそれも止み、全車スリックタイヤを装着しての戦いとなった。

決勝がスタートした

 スタートではポールポジションの卜部が予選2番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)を従えてトップで1コーナーに飛び込んだ。その後方では三井とチャンピオンを争っている野村勇斗(HFDP RACING TEAM)と小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2コーナー立ち上がりでまさかの接触、野村はコースアウトして大きく順位を落とし、小林もポイント圏外の13位まで順位を落としてコントロールラインに戻ってきた。

佐野雄城(#37)、森山冬星(#7)、奥住慈英(#97)の3位争い

 卜部、三井に次ぐ3位を走っていたのは予選3番手の奥住慈英(BJ Racing F110)だったが、その奥住に2周終わりのホームストレートで4番手スタートの佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が並びかける。さらにその後ろから6番手スタートの森山冬星(HFDP RACING TEAM)が2台に割って入り、1コーナー手前で3ワイド状態に持ち込んだ。

 この戦いを制したのは森山。2コーナー立ち上がりで粘る佐野を3コーナーでねじ伏せて3位に浮上してきた。この隙に乗じて奥住も佐野のインをつき、4位まで挽回してきた。

 5周目の1コーナーでは予選14番手から着実に順位を上げてきた中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が46徳升を捉えて7位に浮上。さらにその周の最終コーナーで荒川鱗(Dr. Dry F110)がアウトから佐野に襲いかかると、中村もホームストレートで2台のインに並びかけ、続く1コーナーで2台を一気に抜き去って5位に浮上した。

 一方、トップ争いは三井が僅差で卜部を追っていた。さまざまなアプローチの仕方で卜部を攻略しようと試みていた三井だったが、8周目の1コーナーで痛恨のオーバーシュートを喫してしまう。その結果卜部のリードは一時1秒697まで広がってしまう。さらに三井の後方には0秒574差で森山が迫ってきた。

 そしてレースが10周を消化すると、このトップ3台の前に周回遅れが現れる。この処理に苦しむ卜部との差を三井は着実に縮めていき、14周終了時点でその差は0秒498になった。

 ところが14周目の1コーナーで飛び出した山崎令二郎(Media Do影山F110)の車両を処理するため、16周目にセーフティーカーが導入されることに。

 結局レースはセーフティーカー先導のまま規定周回の17周を消化。卜部和久は参戦24戦目にして待望の初表彰台を優勝というこれ以上ない結果で獲得することになった。

 三井優介も2位に入ったことにより、このレースをノーポイントで終えた野村優斗と小林利徠斗に対し、ドライバーズポイントで大差をつけることに成功した。

 また3位の森山冬星は第4戦鈴鹿で2位に入って以来、6戦ぶりの表彰台獲得となった。

 次戦の舞台は九州のオートポリス。10月14-15日に第11戦、第12戦が行われる。

優勝は卜部和久(BJ Racing F110)

決勝2位は三井優介(HFDP RACING TEAM)

決勝3位は森山冬星(HFDP RACING TEAM)

表彰式

インディペンデントカップの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
181卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1726'11.166--
25三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1726'11.295 0.129 0.129
37森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1726'11.473 0.307 0.178
435中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1726'12.889 1.723 1.416
537佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1726'13.182 2.016 0.293
622藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1726'13.782 2.616 0.600
788荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1726'15.509 4.343 1.727
831平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1726'16.241 5.075 0.732
945大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1726'17.344 6.178 1.103
1012洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1726'18.034 6.868 0.690
1138奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1726'19.498 8.332 1.464
1262佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1726'20.662 9.496 1.164
1397奥住 慈英BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1726'23.76712.601 3.105
1446徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1726'24.59113.425 0.824
1580野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1726'25.29814.132 0.707
1634清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1726'25.93114.765 0.633
1787下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1726'26.89215.726 0.961
1828中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1726'28.32117.155 1.429
1998三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1726'29.33618.170 1.015
2077小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1726'29.69818.532 0.362
2148堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1726'31.46520.299 1.767
2236小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1726'32.65821.492 1.193
2316西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1726'33.47122.305 0.813
246野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1726'36.25525.089 2.784
2513IC1藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1726'38.55627.390 2.301
2630IC2DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1726'41.00229.836 2.446
2710IC3植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1726'43.97432.808 2.972
282IC4仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1726'45.29334.127 1.319
2963IC5鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1726'49.31038.144 4.017
308半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
1726'52.51241.346 3.202
3199IC6近藤 善嗣アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ
Rn-sports
1726'53.53142.365 1.019
3271IC7大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1726'56.56445.398 3.033
334IC8佐々木 祐一仙台DayDream with Rikou
DAYDREAM RACING
1726'56.99945.833 0.435
3455IC9KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1726'58.99047.824 1.991
3511IC10中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1727'00.46749.301 1.477
3618IC11塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1727'02.23651.070 1.769
3786IC12大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1727'04.17053.004 1.934
3821IC13小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1727'06.43355.267 2.263
3949IC14⾚松 昌⼀朗SHOEI EAGLE F4
イーグルスポーツ
1626'12.1211Lap 1Lap
40*96IC15齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1626'45.6401Lap 33.519
4123IC16YUGOS2R Racing
N-SPEED
1626'54.9981Lap 9.358
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
-26IC-山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1319'53.2614Laps3Laps
-44IC-今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
812'30.4409Laps5Laps
-*78小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
46'43.27813Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 6 野村勇斗(HFDP RACING TEAM) 1'24.827 (6/17) 152.209 km/h
  • CarNo. 78, 96は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。

SUPER GT

第6戦SUGOポールポジション会見 大湯都史樹「ここでなんとしてもポールを取りたいと思っていたし、プレッシャーもあった」

GT500クラス 8号車ARTA MUGEN NSX-GT(ARTA)

野尻智紀(ARTA)

 「朝も天候が不安定だったり、クルマの調子はどうなんだろうなあと気にかけていましたが、チームが予選に向けていい働きをしてくれていいパフォーマンスを出せました。Q1に関しては他車に引っかかる形になって、ギリギリになってしまいましたが、うまく大湯選手につなぐことができてホッとしています。大湯選手も前回の雪辱を果たすべく、いい走りを見せてくれたので、逆に気を引き締められたというか、彼に元気をもらいましたので、明日ももう一度頑張りたいなと思います」

大湯都史樹(ARTA)

 「高木さんと一緒に走っていた300の時も、惜しくも2位ということがあったんですが、今回は先輩を見習ってポールを取ることができました。ホッとしているというのが一番最初に思ったことでした。今回もみんなの期待があったでしょうし、前回の鈴鹿も取れたはずのポールが取れないレースになってしまったので、ここでなんとしても取りたいと思っていましたし、チームも野尻さんも僕にポールを取らせるように準備してくれていたので、それ故にプレッシャーもありましたが、ここに来れて良かったです。明日も大事なんでね、頑張ります」

GT300クラス 96号車K-tunes RC F GT3(K-tunes Racing)

新田守男(K-tunes Racing)

 「昨年この場に来て、その後不具合が出たので今もドキドキしています。久々にポールポジションが取れて本当に嬉しく思います。(高木)真一が山内英輝にポールポジションの回数で一個上に行かれていたので、今回真一にQ2行ってもらってポールが取れたらいいなあと思っていましたが、まさかの雨が降って『これQ1通るのかなあ?』という状況になりました。なんとかQ1通ってバトンを渡すことができましたので、タイヤメーカーも含めて、チームも真一もいい仕事をしてくれたなあと思います。」

高木真一(K-tunes Racing)

 「すごく嬉しく思います。今回は朝から調子が良くて、昨年のリベンジができたらなあとチームとも話していました。Q1で雨が降ったのでちょっと流れが違うなあと思いましたが。去年とはタイヤの仕様を変えてきたので、そのマッチングがQ1一発のパフォーマンスに影響すると思っていましたが、すごくいいタイムが出ていました。自分が走っている時も結構いけるなあという感触でした。今まで頑張ってきたダンロップさんとクルマの開発に携わった新田さんのおかげだと思います。こういう結果が出せて安堵しています」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第6戦SUGO公式予選 コースレコード連発の激戦を制したのは8号車ARTA MUGEN NSX-GT!

GT500クラスポールポジションはARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)

GT500クラスポールポジションはK-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)

 2023オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式予選が9月16日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)が今季初のポールポジションを獲得、GT300クラスも96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)のベテランコンビがポールポジションを獲得した。(天候:曇りのち晴れ コース:ウェット>ドライ)

 公式予選は午後2時40分よりノックアウト方式で行われた。予選に先立って行われたFIA-F4選手権第9戦の暫定表彰式の最中から小雨が降ってきたため、レースコントロールは当初ウェットレースを宣言、その後は天候が回復し、徐々に路面が乾き始めるという、判断の難しいコンディションでの走行となった。

予選Q1 公式練習トップの23号車MOTUL AUTECH Zがここでもトップ通過

 GT500クラスの予選Q1は午後3時13分にコースオープン。この頃には路面はほぼ乾いてきこともあり、全車スリックタイヤでアタックに入った。各チームとも開始早々から走り始め、路面状況を確認しながら念入りにタイヤに熱を入れていく。

 まずは野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)が計測3周目に1分10秒498でトップに。塚越広大(Astemo NSX-GT)が1分10秒574で2番手、高星明誠(Niterra MOTUL Z)が1分10秒913で3番手につける。

 そして残り2分を切ったところで石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が1分10秒448を計測4周目に叩き出すが、同じ周にアタックしていた関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)がこれを上回る1分10秒334を記録、さらに松田次生(MOTUL AUTECH Z)も1分10秒164を計測3周目に叩き出して一気にトップに立った。

 続いて塚越も計測4周目に1分10秒381までタイムを縮めて3番手に。これで38号車は4番手まで後退してしまう。

 そして終了間際に平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN Z)が1分10秒390で4番手に飛び込んだところでQ1は終了。この結果23号車MOTUL AUTECH Zがトップ、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraが2番手、17号車Astemo NSX-GTが3番手でQ2へ。以下24号車リアライズコーポレーションADVAN Z、38号車ZENT CERUMO GR Supra、8号車ARTA MUGEN NSX-GT、37号車Deloitte TOM'S GR Supraそして3号車Niterra MOTUL ZまでがQ2に進出した。

 GT300クラスは今回もA、Bの2グループに分かれてQ1を行い、各グループの上位8台がQ2に進む形となった。

 Aグループの走行は午後2時40分に走行開始。まずは蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)がアウトラップに続いて1分25秒565を記録してトップに。吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)は1分27秒610、坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)は1'27.692で続く。新田守男(K-tunes RC F GT3)は計測2周目に1分27秒712で4番手につける。

 吉田は計測3周目に1分25秒963までタイムを上げるが、蒲生を上回ることはできない。これを見て蒲生は早々とピットへ。新田もピットアウトして5周目に走行を切り上げた。

 結局、Aグループは65号車LEON PYRAMID AMGがそのままトップでQ2へ。52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GTが2番手、87号車Bamboo AirwaysランボルギーニGT3が3番手という結果となった。

 Bグループの走行は午後2時58分にコースオープン。雨は小康状態となり、空は明るくなってきた。多くのチームがウェットタイヤでコースインする中、小林崇志(UPGARAGE NSX GT3)はスリックで賭けに出た。

 すると片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)も1周でピットに飛び込み、スリックに交換、平中克幸(シェイドレーシングGR86 GT)、元嶋佑弥(JLOCランボルギーニGT3)もこれに続いた。

 コースに留まりアタックを続ける平良響(muta Racing GR86 GT)は1分24秒978、大草りき(PONOS GAINER GT-R)は1分22秒340、平中克幸(シェイドレーシングGR86 GT)は1分21秒764を1周目に叩き出し、一気にトップへ。最初からスリックで走り出した小林崇志(UPGARAGE NSX GT3)は1分24秒222で3番手につける。

 さらに富田竜一郎(GAINER TANAX GT-R)が1分20秒905でトップに躍り出ると、大滝拓也(RUNUP RIVAUX GT-R)も1分21秒459で2番手に。

 しかし平中は計測2周目に1分19秒888を出して再びトップに立つ。

 続いて小林が計測3周目に1分19秒235を記録するが、平中は1分18秒959とさらにペースを上げてきた。3番手は井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)で1分19秒364、27伊東が1'19.385で4番手につける。

 小林は計測4周目に1分18秒449で再びトップに。井口も1分18秒849までタイムを縮めてきた。

 そして最後の最後に大滝が1分19秒552で7番手に滑り込んだところでチェッカー。この結果トップは18号車UPGARAGE NSX GT3、2番手61号車SUBARU BRZ R&D SPORT、そして20号車シェイドレーシングGR86 GTは3番手という結果となった。

予選Q2 上位3台がコースレコード更新! 8号車ARTA MUGEN NSX-GTが今季初ポールを獲得

GT500クラス予選2位はMOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

GT500クラス予選3位はAstemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)

 GT500クラスの予選Q2は午後3時51分にコースオープン。上空には晴れ間が見え始め、秋の日差しが降り注ぐ中での走行となった。

 各車入念なウォーミングアップを行い、残り時間が4分を切ったあたりからポールポジションをめぐる熾烈なタイムアタック合戦が展開された。

 まずは千代勝正(Niterra MOTUL Z)がアタックに突入、ウォームアップ2周から1分10秒823を叩き出す。

 続いて佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)がウォームアップ2周から1分10秒727、これをジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)が1'10.623で上回る。

 しかし終盤に入り松下信治(Astemo NSX-GT)が1分09秒607をウォームアップ2周から叩き出してトップに。これは昨年阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)が記録した1分9秒627のコースレコードを上回るものだ。

 しかしその直後、松田次生(MOTUL AUTECH Z)が松下のタイムを上回る1分09秒486で上回る。さらに大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)も1分09秒413を終了間際に叩き出し、一気にトップに躍り出た。

 その結果、8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)がポールポジションを獲得、2番手の23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、3番手の17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)の3台が従来のコースレコードを更新するタイムを記録する結果となった。

GT300クラス予選2位はシェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)

GT300クラス予選3位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 GT300の予選Q2は午後3時33分に走行開始。まずは山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が計測3周目に1分17秒855を記録してトップに立つが、残り3分を切ったところでベテラン高木真一(K-tunes RC F GT3)が同じく計測3周目に1分17秒098を叩き出してこれを上回った。続いて清水英志郎(シェイドレーシングGR86 GT)も1分17秒768をその直後に記録して2番手につける。

 高木はそのままピットへ。清水はその後も区間タイムで自己ベストを更新しながらアタックを続けるが、タイムは1分17秒792と僅かに及ばず。その結果96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)のベテランコンビがポールポジションを獲得、高木のポール獲得数は14となり、チームメイトの新田と並ぶ歴代最多タイとなった。そして20号車シェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)が2番手につけ、61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)は3番手から明日の決勝をスタートすることとなった。

 第6戦決勝は17日午後1時30分より84周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO決勝上位3人のコメント 野村勇斗「フランスで勝って以来の1位だったので、嬉しい」

第9戦優勝 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「嬉しいです。久しぶりの1位だったんで。丁度1年ちょっとぶりぐらいですね、フランスで勝って以来の」

 「精神的にもペースもきついんだろうなと思って。どうやって押さえようかと考えていたんですけど、タイヤが暖まってからはいいペースで走れたんで、ミスしないように心がけて走りました。SUGOはオーバーテイクポイントがなかなかないので、スタートに集中していきましたね」

 「明日は追い上げます。接触せずにクリーンに行って、上位を目指します」

第9戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「最初の3周に関しては確かにペースはあったと思います。ただ新品タイヤの皮剥きはオープニングラップだけじゃできない面もあるので、最初の1周でしっかり皮を剥いて、そこからペースを上げていこうと思っていました。確かにペースは良かったです。(1周あたり)コンマ1秒のリードはあったと思いますが、そのコンマ1のリードだけじゃ追い抜きまでにはいきません。あの距離で走り続けるのが現実だと思うので、そこでプッシュして相手のミスを誘えればと考えていたんですけど....悔しいけど、これでランキングトップになれましたので、悪くないレースだったなと思います」

第9戦決勝3位 佐野雄城(TGR-DC Racing School)

「フォーミュラで表彰台に登ったのは初めてです。1回だけ少しミスがありましたが、それ以外はほとんどノーミスで走れました。一度でも飛び出したり、脱輪しちゃうとすぐ抜かれてしまう状況だったし、中村選手の方がペースがあったので、本当にミスしないで、どうやって走ったら抜かれないかとか、ずっと考えて走りました。そんな中でペースも落とさないように心がけて走りました」

 「明日は今日ペースが上がらなかったところを話し合って、ドライビングも改善すれば、もっと上の順位も見えてくると思うので、しっかりやって上のポジションでゴールしたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO決勝 野村優斗が待望の国内初勝利を挙げる

優勝して手を振る野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

 2023年FIA-F4選手権シリーズ第9戦の決勝が9月16日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした野村勇斗(HFDP RACING TEAM)が待望の国内初優勝を挙げた。

 第9戦決勝は午後1時30分より17周で行われた。天候は曇り、路面はドライだ。

決勝がスタートした

開始早々にセーフティーカーが導入された

 スタートでトップに立ったのはポールの野村。予選2番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)を牽制しながら1コーナーに飛び込んでいく。予選3番手の奥住慈英(BJ Racing F110)が三井に続き、ここまでは予選順位通りでコントロールラインに戻ってきた。

 しかし1周目の3コーナーで大宮賢人(PONOS F110)と中村賢明(トムスフォーミュラカレッジ F110)が接触、中村がコースオフしたため、今回も2周目からセーフティーカーが導入された。

 セーフティーカーは5周終わりでピットイン。レースは6周目から再開となる。トップの野村は三井を押さえて1コーナーを立ち上がる。その後方では予選4番手の佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が奥住に1コーナーでアウトから並びかけ、そのまま並走状態で2コーナーを立ち上がり、3コーナーでついに3位に浮上した。

 その後方では中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)と森山冬星(HFDP RACING TEAM)が予選5番手の卜部和久(BJ Racing F110)を捉えて5位、6位に浮上。卜部の後ろには小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)も迫ってきた。

 中村仁は8周目の1コーナーでアウトから奥住を捉えて4位に浮上。小林も卜部を捉えて7位に浮上した。

 ここまでの予選A組の躍進には理由があった。彼らは公式予選をウェットタイヤで戦っており、この決勝には新品のスリックで臨んでいるのだ。その後も9周目に森山と小林が相次いで奥住を抜き去って5位、6位に浮上している。

 一方、トップの野村はテールに食らいつく三井にただの一度も隙を見せずに17周を走り切り、シリーズ第9戦にしてついに待望の優勝をものにした。

 野村勇斗にとっては昨年5月にマニクールで行われたフランスF4選手権第3戦のレース2以来、もちろん国内では初めてののFIA-F4優勝だ。2位は三井優介、3位には佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が入り、こちらもフォーミュラでは初の表彰台を獲得することとなった。

 第10戦決勝は明日の午前8時45分より、同じく17周で行われる。

優勝は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

決勝2位は三井優介(HFDP RACING TEAM)

決勝3位は佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)

表彰式

インディペンデントカップの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習 GT500トップは23号車MOTUL AUTECH Z 前戦鈴鹿の雪辱なるか

公式練習:GT500クラストップタイムはMOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

公式練習:GT300クラストップタイムはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 2023オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式練習が9月16日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムを記録した。

 フリー走行は午前9時15分にコースオープンとなったが、前夜の雨により路面に濡れたところが残っている影響か、多くのチームがタイム計測に入らず、ピットアウトしてすぐにガレージに戻ってしまった。

 開始から15分が経過した時点でトップに立ったのは自身の3周目に1分17秒781を記録した阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)。これをロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)が自身の6周目に1分17秒524で上回り、7周目には1分15秒373、10周目には1分14秒900と着実にタイムを縮めてきた。

 しかし開始から25分が経過してもGT500クラスでタイムを計測したのは23号車と19号車の他、24号車、8号車、16号車、64号車の6台のみ。

 トップのその後もクインタレッリは精力的に周回を重ね、13周目には1'12.793を記録。少し遅れて走行を開始した野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)も1分
14秒543で2番手に上がってきた。

 公式練習は開始から30分が経過した辺りから漸く走行を始める車両が増えはじめ、45分経過時点で漸く39号車がコースインしたことで漸くGT500は全車が出揃った。

 この間に大津弘樹(ARTA MUGEN NSX-GT)が自身の8周目に1分12秒201をに記録、これを42分経過時点で立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が上回り、その3分後に松下信治(Astemo NSX-GT)が1分11秒639を自身の15周目に記録してトップに浮上している。

 そして最後にコースインした関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)も早々に1分11秒813をマークして2番手につけてきた。この時点の3番手は佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)でタイムは1分11秒851だ。

 その後も大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分11秒901、大津も1分11秒901と同タイムを記録するなど、各車徐々にペースが上がってきていたが、開始から1時間8分が経過したところでGT300クラスの田中優暉(植毛ケーズフロンティアGT-R)が4コーナー先のS字でクラッシュしたため、ポストから赤旗が提示され、セッションは中断となってしまう。

 この車両回収とコースの修復に時間を要したこともあり、2クラスの混走はこの赤旗をもって終了となり、公式練習は午前10時40分よりGT300の専有走行で再開された。しかしここでも終盤に嵯峨宏紀(apr LC500h GT)がSPアウトで大きなクラッシュに見舞われたため再び赤旗が出され、GT300の走行はここで終了となる。

 さらにこの車両回収作業とドライバーの救出のため、GT500の専有走行は当初予定より15分遅れの午前11時05分に開始時刻が変更となった。この頃には空も徐々に明るくなってきており、路面はほぼドライに。

 まずは残り3分目前で石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が1分11秒624を記録すると、平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN Z)も1分11秒399で38号車を上回る。高星明誠(Niterra MOTUL Z)は1分11秒659でこの時点で3番手だ。

 そして残り2分を目前に関口が1分10秒869とこの日最初の1分10秒台をマーク、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)も1分10秒892で関口に続いて1分10秒台に入ってきた。

 さらに残り1分30秒を切ったところで松田次生(MOTUL AUTECH Z)が1分10秒605を叩き出し、トップに躍り出た。

 福住仁嶺(ARTA MUGEN NSX-GT)も1分10秒989で4番手に浮上。

 その結果、GT500クラスは23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がトップタイム、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)が2番手、100号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が3番手という結果になった。

公式練習:GT500クラス2位はDENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)

公式練習:GT500クラス3位はSTANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)

 GT300クラスは開始から1時間が経過した時点で2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)が1分19秒075でトップに立っていたが、これを山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が自身の12周目に1分18秒423を記録して上回り、トップに浮上する。続いて高木真一(K-tunes RC F GT3)も15周目に1分18秒570を記録、平中克幸(シェイドレーシングGR86 GT)も15周目に1分18秒927で3番手に上がってきた。

 その後48号車のクラッシュにより混走は中断、GT300クラスの専有走行でセッションは再開となるが、ここで吉本大樹(Syntium LMcorsa GR Supra GT)が1分18秒781を記録して2番手に浮上。吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)も1分18秒781で96号車に次ぐ4番手につけた。

 その後、31号車のクラッシュにより専有走行は赤旗をもって終了となり、混走トップの61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がそのままトップタイムで走行を終えることになった。2番手は60号車Syntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)、3番手は96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)だった。

公式練習:GT300クラス2位はSyntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)

公式練習:GT300クラス3位はK-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO予選上位3人のコメント 野村勇斗「初めてのSUGOだが、練習走行からいい感じだった」

第9戦ポールポジション 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「前にいたインディペンデントカップのクルマがレインタイヤで走っていたので、なかなかアタックに入れませんでした。ベストタイムを出したあとも前との間隔を広げてアタックに行ったんですが、目の前でチェッカーが出てしまったため、セカンドベストを上げることができませんでした。」

 「初めてのSUGOですが、練習走行からいい感じで、自分が得意としているコースなのかもしれないと感じました。それだけにセカンドタイムでもポールが撮りたかったんですけど」

「午後の決勝では絶対に勝てるように頑張ります。明日は後ろからのスタートになるので厳しいかと思いますが、今日は優勝して、明日は追い上げる展開にしたいですね」

第10戦ポールポジション 卜部和久(BJ Racing F110)

 「もともとこういう濡れてる路面が得意なので、自信を持って予選に行けましたが、最後の一番コンディションの良い時に位置取りがうまくできていなかったことは反省すべき点かなあと思いました。でも初めてFIA-F4でポールを取れましたし、素直に嬉しいです」

 「終盤はどんどんコンディションが良くなっていたので、1分25秒台に入る自信がありました。25秒9とかは出せたと思います」

「僕は嫌いなサーキットとかはないので、どこでも好きだし、SUGOも走っていてすごく楽しいです」

 「決勝ではベストを尽くすだけです」

第9戦、第10戦予選2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「去年はテストが雨で、レースウィークで初めてドライを走ったんですが、今回はテストからドライで走れたので、クルマを良くして行って木曜に持ち込めました。その成果もあったと思います」

 「最近はチーム一丸となって戦うことを心がけているので、チームとコミニュケーションを取りながらやってきました。決勝は自分にとって有利な条件だと思います。A組はドライタイヤが残してありますから、自信を持って攻め続けていきたいです」

 「B組とのコンディションの違いについては覚悟していたことですし、A組のトップを取って2番手スタートを確実にしようと頭を切り替えて走りました。それが実行できたのはよかったです。コース後半の馬の背から先はドライでしたが、前半セクションが濡れていたので、ちょっとドライタイヤだと厳しい感じでした。あれた予選でしたけど、自分には良い風が吹いていましたね」

 「決勝は新品スリックで行けるので、圧倒的に有利だと思いますし、普通に行けば問題なく良いレースができると思うので、自信を持っていきたいなと思います」

第9戦、第10戦予選3位 奥住慈英(BJ Racing F110)

 「予選スタートする前に路面を確認したらウェットパッチが残っていたので、前半はそこまで攻めすぎずに、残りの3周にかけてタイヤをベストなコンディションに持っていけるように心がけて走りました。位置も開けて走りましたし、それが全てうまくいきました。それでもトップにコンマ1足りなかったのは悔しいですね」

 「TGRの時にもてぎで一度3位スタートがあったんですが、それ以来のプライベートとしてはベストのグリッドです。ただA組が新品のドライタイヤなのが懸念材料ですね。そこをどう攻略するかが難しいです。抜けないSUGOのレイアウトを生かして、最低でもポディウムに登りたいです」

 「もちろん優勝を目指しますが、今週は時間が足りず、テストもできないぶっつけ本番になりました。今週末もトラブルで1日潰してしまって、二日目からがスタートみたいになりました。ちょっと出遅れちゃったんですけど、雨を見てラッキーだなと。これはもう行くしかないなと思いました」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第6戦SUGOノックアウトQ2結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
18大湯 都史樹ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS22R1'09.413--186.008
223ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI50R1'09.486 0.073 0.073185.813
317松下 信治Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS58R1'09.607 0.194 0.121185.490
439中山 雄一DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS461'10.274 0.861 0.667183.729
538立川 祐路ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS361'10.510 1.097 0.236183.114
637ジュリアーノ・アレジDeloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS161'10.623 1.210 0.113182.821
724佐々木 大樹リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH101'10.727 1.314 0.104182.553
83千代 勝正Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI981'10.735 1.322 0.008182.532
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'09.627)を更新しました。

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
196高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL151'17.098--167.467
220清水 英志郎シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL31'17.768 0.670 0.670166.025
361山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL691'17.855 0.757 0.087165.839
452川合 孝汰埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS901'17.867 0.769 0.012165.814
556名取 鉄平リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1001'18.426 1.328 0.559164.632
618小出 峻UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1001'18.472 1.374 0.046164.535
76ロベルト・メルヒ・ムンタンDOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH451'18.482 1.384 0.010164.514
810安田 裕信PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL391'18.561 1.463 0.079164.349
927岩澤 優吾Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH301'18.602 1.504 0.041164.263
104谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH271'18.739 1.641 0.137163.977
1187松浦 孝亮Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH571'18.767 1.669 0.028163.919
1211石川 京侍GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL781'18.782 1.684 0.015163.888
13360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'19.123 2.025 0.341163.181
1465篠原 拓朗LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'19.126 2.028 0.003163.175
155冨林 勇佑マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'19.454 2.356 0.328162.502
167ブルーノ・スペングラーStudie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI1001'19.909 2.811 0.455161.576

SUPER GT

第6戦SUGOノックアウトQ1結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
123松田 次生MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI501'10.164--184.017
239関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS461'10.334 0.170 0.170183.573
317塚越 広大Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS581'10.381 0.217 0.047183.450
424平手 晃平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH101'10.390 0.226 0.009183.427
538石浦 宏明ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS361'10.448 0.284 0.058183.276
68野尻 智紀ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'10.498 0.334 0.050183.146
737笹原 右京Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS161'10.502 0.338 0.004183.135
83高星 明誠Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI981'10.582 0.418 0.080182.928
---- 以上Q2進出 ----
914山下 健太ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS641'10.613 0.449 0.031182.847
10100山本 尚貴STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS621'10.675 0.511 0.062182.687
1119国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH481'10.789 0.625 0.114182.393
1236宮田 莉朋au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS901'10.800 0.636 0.011182.364
1316福住 仁嶺ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS741'10.804 0.640 0.004182.354
141平峰 一貴MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS481'10.949 0.785 0.145181.981
15*64太田 格之進Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL381'11.241 1.077 0.292181.236
  • CarNo. 64は、SpR.29.7(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。

■GT300クラス(Aグループ)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Rain Course:Wet/Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
165蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'25.565--150.896
252吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS901'25.963 0.398 0.398150.197
3*87坂口 夏月Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH571'27.692 2.127 1.729147.236
496新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL151'27.712 2.147 0.020147.202
57荒 聖治Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI1001'27.762 2.197 0.050147.118
65松井 孝允マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'27.795 2.230 0.033147.063
756ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラリアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1001'27.908 2.343 0.113146.874
86片山 義章DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH451'28.119 2.554 0.211146.522
---- 以上Q2進出 ----
9*60河野 駿佑Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL241'28.164 2.599 0.045146.448
10*50古谷 悠河ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH31'28.514 2.949 0.350145.868
1122和田 久アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'31.660 6.095 3.146140.862
-31嵯峨 宏紀
小高 一斗
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS42d.n.s---
-48井田 太陽植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YHd.n.s---
  • CarNo. 50, 60, 87は、SpR.29.7(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。

■GT300クラス(Bグループ)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
118小林 崇志UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1001'18.449--164.583
261井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL691'18.849 0.400 0.400163.748
320平中 克幸シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL31'18.959 0.510 0.110163.520
427伊東 黎明Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH301'18.988 0.539 0.029163.460
54片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH271'19.340 0.891 0.352162.735
610大草 りきPONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL391'19.406 0.957 0.066162.600
7360大滝 拓也RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'19.552 1.103 0.146162.301
811富田 竜一郎GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL781'19.593 1.144 0.041162.218
---- 以上Q2進出 ----
92平良 響muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS1001'19.848 1.399 0.255161.700
10*88元嶋 佑弥JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH481'20.755 2.306 0.907159.884
119阪口 良平PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'26.400 7.951 5.645149.437
12*30織戸 学apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH61'30.04811.599 3.648143.384
  • CarNo. 88は、L項4.4.d(ピットロード入口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
  • CarNo. 30は、SpR.29.7(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
16野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1727'06.594--
25三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1727'07.213 0.619 0.619
337佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1727'11.296 4.702 4.083
435中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1727'11.871 5.277 0.575
57森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1727'14.910 8.316 3.039
636小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1727'15.906 9.312 0.996
781卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1727'18.85512.261 2.949
888荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1727'23.35616.762 4.501
962佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1727'23.87817.284 0.522
1097奥住 慈英BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1727'24.87918.285 1.001
1112洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1727'26.17119.577 1.292
1238奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1727'26.65820.064 0.487
1346徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1727'29.73923.145 3.081
1434清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1727'30.04623.452 0.307
1580野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1727'31.89325.299 1.847
1687下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1727'32.32825.734 0.435
1798三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1727'36.64430.050 4.316
1816西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1727'37.08530.491 0.441
19*45大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1727'37.79931.205 0.714
2048堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1727'43.44836.854 5.649
2177小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1727'45.48438.890 2.036
2213IC1藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1727'54.88548.291 9.401
2344IC2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1727'55.35748.763 0.472
2455IC3KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1728'01.11054.516 5.753
258半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
1728'01.40754.813 0.297
2630IC4DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1728'03.13056.536 1.723
2796IC5齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1728'05.71759.123 2.587
2899IC6近藤 善嗣アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ
Rn-sports
1728'05.92659.332 0.209
292IC7仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1728'06.10059.506 0.174
3071IC8大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1728'07.1681'00.574 1.068
3110IC9植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1728'08.2031'01.609 1.035
3221IC10小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1728'08.2691'01.675 0.066
3363IC11鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1728'11.8541'05.260 3.585
3449IC12⾚松 昌⼀朗SHOEI EAGLE F4
イーグルスポーツ
1728'16.4991'09.905 4.645
3511IC13中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1728'17.3161'10.722 0.817
364IC14佐々木 祐一仙台DayDream with Rikou
DAYDREAM RACING
1728'17.5311'10.937 0.215
3786IC15大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1728'29.2961'22.70211.765
3818IC16塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1728'30.2481'23.654 0.952
3923IC17YUGOS2R Racing
N-SPEED
1628'06.0951Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
-26IC-山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1119'26.3156Laps5Laps
-78小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1017'58.7667Laps1Lap
-22藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
814'44.2529Laps2Laps
-31平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
713'05.32310Laps1Lap
-28中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
11'39.03716Laps6Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 35 中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4) 1'24.438 (11/17) 152.910 km/h
  • CarNo. 45は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO公式予選 第9戦は野村勇斗、第10戦は卜部和久がいずれも初のポールポジションを獲得!!

第9戦ポールポジション、第10戦予選7位の野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

第9戦予選5位、第10戦ポールポジションの卜部和久(BJ Racing F110)

 2023FIA-F4選手権シリーズ第9戦、第10戦の公式予選が9月16日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第9戦は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)、第10戦は卜部和久(BJ Racing F110)が、いずれも自身初のポールポジションを獲得した。

 公式予選は今回もA組、B組各20分間で行われた。前夜の雨の影響から路面はハーフウェット、上空を厚い雲が覆い尽くす中での走行となった。

 A組の走行は午前8時にコースオープン。ドライバーによりスリック、レインとタイヤ選択が分かれる展開となったが、スリックタイヤでコースインした鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)のコースオフにより、残り16分を目前に早くも赤旗中断となってしまった。この時点でタイムを出せているのは小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)のみで1分37秒816だ。

 車両回収ののち、A組の走行は午前8時08分に走行再開。まずは平安山良馬(ATEAM Buzz Racing)が1分35秒893を記録するが、これを三井優介(HFDP RACING TEAM)が上回って1分34秒374でトップに。佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が1分35秒124で2番手。小林は1'35.912でこの時点で4番手だ。

 三井はアタック2周目に1分33秒931にタイムアップ。佐野も1分34秒771を出してきた。小林は1分35秒143で3番手。しかしその次の周のセクター1で全体ベスト、これはすぐに三井が上回ったが、その後も小林はセクター2で全体ベスト、セクター3で自己ベストと快調にアタックを進めていく。

 ところが3コーナーで小松響(WARMTECH Skill Speed)がクラッシュしてしまい、この日2度目の赤旗が出されてしまう。残り時間はこの時点でまだ7分余りあったが、レースコントロールはこの赤旗をもってA組の予選を終了すると宣言した。

 その結果トップは5三井。2番手は佐野。3番手は赤旗直前に1分34秒836を出した森山冬星(HFDP RACING TEAM)が続いた。赤旗によってアタックを中断せざるを得なかった36小林は残念ながら5番手で予選を終えることになった。

 小松の77号車を回収したのち、B組の予選は当初予定通り午前8時35分から始まったが、コースオープン直後に半田昌宗(SD-STYLE GMB F110)がピットアウト直後にストップしたためすぐさま赤旗に。午前8時42に再びコースオープンとなった。この頃には路面コンディションもかなり改善してきたため、B組の多くのドライバーがスリックタイヤを装着してアタックに臨んだ。

 まずは徳升広平(フジタ薬局アポロ電工M.T)が1分29秒251でトップに。これを野村が上回り、1分27秒889でトップに。2番手には1分28秒701で卜部、大宮賢人(PONOS F110)が1分28秒840で3番手と続く。

 さらに荒川鱗(Dr. Dry F110)が1分27秒773で野村を上回ると、徳升はそれをも上回る1分27秒365で再びトップ。奥住慈英(BJ Racing F110)が1分27秒535で2番手につけ、あっという間に荒川は3番手となってしまった。

 続いて卜部が1分26秒391でトップに浮上、徳升も1分26秒432で2番手。3番手には洞地遼⼤(HIROTEX AKILAND F110)が1分26秒727で続く。

 その後も卜部は1分26秒380までタイムアップするが、残り2分を切ったところで野村が1分26秒113でトップを奪い返すと、奥住も1分26秒233で2番手に浮上してきた。

 結局B組は野村がトップ、奥住が2番手、卜部が3番手となったが、セカンドタイムでは1分26秒391の卜部がトップで、1分26秒585の奥住が2番手となり、野村はアタック中に遅い車両に引っかかった影響もあって1分26秒762に止まり、1分26秒680の徳升に次ぐ4番手という結果となった。

 この結果、第9戦、第10戦共にB組が奇数列を獲得、ポールポジションは第9戦が野村、第10戦が卜部となり、A組トップの三井が両レースともに2番手で、奥住が3番手という結果となった。

 第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日朝8時45分より、いずれも17周で行われる。

第9戦予選2位、第10戦予選2位の三井優介(HFDP RACING TEAM)

第9戦、第10戦とも予選3位の奥住慈英(BJ Racing F110)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI501'10.605--182.868
239関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS461'10.869 0.264 0.264182.187
3100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS621'10.892 0.287 0.023182.128
416福住 仁嶺
大津 弘樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS741'10.989 0.384 0.097181.879
58野尻 智紀
大湯 都史樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'11.053 0.448 0.064181.715
638立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS361'11.138 0.533 0.085181.498
724佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH101'11.138 0.533 0.000181.498
817塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS581'11.140 0.535 0.002181.493
937笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS161'11.227 0.622 0.087181.271
101平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS481'11.293 0.688 0.066181.103
1114大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS641'11.450 0.845 0.157180.705
1236坪井 翔
宮田 莉朋
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS901'11.520 0.915 0.070180.529
133千代 勝正
高星 明誠
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI981'11.532 0.927 0.012180.498
1464伊沢 拓也
太田 格之進
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL381'11.679 1.074 0.147180.128
1519国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH481'12.086 1.481 0.407179.111

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL691'18.423--164.638
260吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL241'18.480 0.057 0.057164.518
396新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL151'18.570 0.147 0.090164.330
452吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS901'18.781 0.358 0.211163.890
518小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1001'18.874 0.451 0.093163.697
620平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL31'18.927 0.504 0.053163.587
788小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH481'18.986 0.563 0.059163.464
82堤 優威
平良 響
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS1001'19.075 0.652 0.089163.280
931嵯峨 宏紀
小高 一斗
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS421'19.084 0.661 0.009163.262
106片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH451'19.085 0.662 0.001163.260
1110安田 裕信
大草 りき
PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL391'19.135 0.712 0.050163.157
1211富田 竜一郎
石川 京侍
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL781'19.208 0.785 0.073163.006
1387松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH571'19.252 0.829 0.044162.916
1450イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH31'19.347 0.924 0.095162.721
1565蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'19.430 1.007 0.083162.551
164谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH271'19.458 1.035 0.028162.493
1730永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH61'19.486 1.063 0.028162.436
1827岩澤 優吾
伊東 黎明
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH301'19.523 1.100 0.037162.361
199阪口 良平
リアン・ジャトン
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'19.536 1.113 0.013162.334
2056ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
名取 鉄平
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1001'19.545 1.122 0.009162.316
217荒 聖治
ブルーノ・スペングラー
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI1001'19.851 1.428 0.306161.694
22360青木 孝行
大滝 拓也
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'19.991 1.568 0.140161.411
2322和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'20.557 2.134 0.566160.277
2448井田 太陽
田中 優暉
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'22.082 3.659 1.525157.299
255冨林 勇佑
松井 孝允
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'37.74319.32015.661132.095

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO B組公式予選結果

第10戦SUGO B組公式予選結果 2023-fia-f4-rd10-sugo-b-group-qualifying-result

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group B Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
181卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'26.391--149.453
297奥住 慈英BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'26.585 0.194 0.194149.118
346徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1'26.680 0.289 0.095148.955
46野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'26.762 0.371 0.082148.814
588荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'27.099 0.708 0.337148.238
622藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1'27.175 0.784 0.076148.109
738奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'27.383 0.992 0.208147.756
834清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1'27.388 0.997 0.005147.748
945大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1'27.392 1.001 0.004147.741
1012洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1'27.425 1.034 0.033147.685
1128中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1'27.537 1.146 0.112147.496
1216西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'32.979 6.588 5.442138.864
1313IC1藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1'33.341 6.950 0.362138.325
1426IC2山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'34.313 7.922 0.972136.899
1555IC3KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1'34.425 8.034 0.112136.737
162IC4仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1'34.693 8.302 0.268136.350
1799IC5近藤 善嗣アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ
Rn-sports
1'34.713 8.322 0.020136.321
1821IC6小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1'35.055 8.664 0.342135.831
---- 以上基準タイム(110% - 1'35.207)予選通過 ----
-11IC-中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1'36.49910.108 1.444133.798
-18IC-塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1'38.23411.843 1.735131.435
-23IC-YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'45.89119.500 7.657121.931
-8半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
no time---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO A組公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group A Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'33.939--137.445
237佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'34.771 0.832 0.832136.238
37森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'35.717 1.778 0.946134.891
431平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'35.893 1.954 0.176134.644
536小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'35.912 1.973 0.019134.617
677小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1'36.437 2.498 0.525133.884
735中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'36.852 2.913 0.415133.311
887下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'37.258 3.319 0.406132.754
980野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1'37.902 3.963 0.644131.881
1098三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'38.356 4.417 0.454131.272
1162佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'39.378 5.439 1.022129.922
1248堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1'39.665 5.726 0.287129.548
1344IC1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'39.807 5.868 0.142129.364
1478小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1'40.201 6.262 0.394128.855
1530IC2DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'40.719 6.780 0.518128.192
1610IC3植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1'41.359 7.420 0.640127.383
1749IC4⾚松 昌⼀朗SHOEI EAGLE F4
イーグルスポーツ
1'42.682 8.743 1.323125.742
1871IC5大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1'43.150 9.211 0.468125.171
1996IC6齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1'43.610 9.671 0.460124.615
---- 以上基準タイム(110% - 1'43.832)予選通過 ----
-4IC-佐々木 祐一仙台DayDream with Rikou
DAYDREAM RACING
1'46.29112.352 2.681121.472
-86IC-大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'48.03014.091 1.739119.517
-63IC-鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
no time---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO B組公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group B Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
16野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'26.113--149.936
297奥住 慈英BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'26.233 0.120 0.120149.727
381卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'26.380 0.267 0.147149.472
446徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1'26.432 0.319 0.052149.382
522藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1'26.695 0.582 0.263148.929
612洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1'26.727 0.614 0.032148.874
788荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'27.055 0.942 0.328148.313
834清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1'27.092 0.979 0.037148.250
928中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1'27.285 1.172 0.193147.922
1045大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1'27.328 1.215 0.043147.849
1138奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'27.338 1.225 0.010147.833
1213IC1藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1'32.134 6.021 4.796140.137
1316西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'32.823 6.710 0.689139.097
1426IC2山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'32.983 6.870 0.160138.858
1555IC3KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1'33.120 7.007 0.137138.653
1699IC4近藤 善嗣アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ
Rn-sports
1'33.585 7.472 0.465137.964
1721IC5小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1'34.506 8.393 0.921136.620
182IC6仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1'34.523 8.410 0.017136.595
---- 以上基準タイム(110% - 1'34.866)予選通過 ----
-11IC-中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1'35.864 9.751 1.341134.685
-18IC-塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1'37.77811.665 1.914132.048
-23IC-YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'45.16519.052 7.387122.773
-8半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
no time---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO A組公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group A Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'33.931--137.456
237佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'34.410 0.479 0.479136.759
37森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'34.836 0.905 0.426136.145
435中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'34.994 1.063 0.158135.918
536小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'35.143 1.212 0.149135.705
631平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'35.676 1.745 0.533134.949
777小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1'36.288 2.357 0.612134.091
862佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'36.572 2.641 0.284133.697
998三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'36.621 2.690 0.049133.629
1080野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1'37.041 3.110 0.420133.051
1187下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'37.074 3.143 0.033133.006
1244IC1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'38.368 4.437 1.294131.256
1378小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1'39.147 5.216 0.779130.225
1448堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1'39.324 5.393 0.177129.993
1530IC2DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'39.599 5.668 0.275129.634
1696IC3齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1'40.600 6.669 1.001128.344
1771IC4大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1'40.859 6.928 0.259128.014
1849IC5⾚松 昌⼀朗SHOEI EAGLE F4
イーグルスポーツ
1'41.215 7.284 0.356127.564
1910IC6植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1'41.299 7.368 0.084127.458
---- 以上基準タイム(110% - 1'43.832)予選通過 ----
-4IC-佐々木 祐一仙台DayDream with Rikou
DAYDREAM RACING
1'45.45111.520 4.152122.440
-86IC-大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'46.26512.334 0.814121.502
-63IC-鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
no time---

SUPER FORMULA LIGHTS

第13、14、15戦岡山 フラガ選手3連続2位、ヴィダーレス選手初表彰台 木村選手は王座争いに踏みとどまる(B-Max)

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、9月9~10日、岡山国際サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13~15戦に参戦し、イゴール・オオムラ・フラガ選手が3戦とも2位と安定した速さを見せました。ヴィダーレス選手は第15戦で初の表彰台に上り、チャンピオン争いを繰り広げている木村偉織選手は、僅かに差を開かれてしまったものの最終大会に望みを繋ぎました。

 マスタークラスは、今田信宏選手が2勝し、3年連続チャンピオンに王手をかけました。

■第13,14戦予選(9月9日(土)午前10時30分~11時00分)

 週末、日本列島に台風が接近していたものの中国地方に影響はなく、予選日は好天に恵まれました。事前に行われた専有走行では、フラガ選手が好調を維持しており、期待を持って予選に臨みました。

 第13戦の予選は、まず木村選手が2周のウォームアップ後にアタックしますが、タイミング悪く他車に詰まってしまい4位。フラガ選手、ヴィダーレス選手は1周長いウォームアップからのアタックで2位と5位。満足できる結果ではありませんでしたが、揃って上位グリッドを獲得しました。

 第14戦の予選は、フラガ選手が一発アタックを決めて見事ポールポジションを獲得。連続アタックを行った木村選手は立て続けに1分23秒台をマークしますが3位、ヴィダーレス選手はタイムを伸ばせず8位でした。

ドライバー Rd13予選タイム(順位) Rd14予選タイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 1分24秒215( 4) 1分23秒746( 3) 0(76)
51号車 D.ヴィダーレス 1分24秒575( 5) 1分24秒845( 8) 0(11)
52号車 I.O.フラガ 1分24秒119( 2) 1分23秒649( 1) 1(26)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:29度、路面温度:40度

■第13戦決勝(9月9日(土)午後2時50分~25周)

 ポールポジションの小出選手が逃げ、2位フラガ選手、3位野中選手、4位木村選手、5位ヴィダーレス選手らが追う展開となりました。上位に順位変動はないまま迎えた11周目、木村選手にシフト系のトラブルが発生しスローダウン。木村選手はシステムをリセットしてペースを取り戻しますが、8位まで順位を落としてしまいました。

 ポイントをもぎ取ろうと諦めずに追い上げた木村選手でしたが、23周目のヘアピンで6位のトゥルーリ選手に仕掛けた際に押し出される形になり、そこでレースを終えました。

 終盤になっても上位陣に変動はなく、小出選手が優勝、フラガ選手は2位、ヴィダーレス選手は4位でフィニッシュしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 11位 1分25秒913( 4/11) 0(76)
51号車 D.ヴィダーレス 4位 1分26秒195( 6/11) 3(14)
52号車 I.O.フラガ 2位 1分25秒569( 2/11) 7(33)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:32度、路面温度:43度

■第14戦決勝(9月10日(日)午前8時50分~18周)

 暑さは変わらないもののやや過ごしやすい天候となった日曜日。初のポールポジションからスタートしたフラガ選手でしたが、好ダッシュを決めた小出選手に1コーナーで前に出られてしまいました。後方では、7位のトゥルーリ選手に仕掛けたヴィダーレス選手が接触されてしまい、トゥルーリ選手の車両はストップ。このアクシデントで1周目からセーフティカーランとなりました。

 4周を終えてリスタートなりますが、小出、フラガ、木村選手のトップ3に変化はなく、間隔が詰まることはあったものの、入れ替わるまでには至らず、結局この順位のままチェッカーを迎えました。

 レース後半、注目されたのがチャンピオン争いを繰り広げる二人、木村選手と平良選手によるファステストラップの1ポイントを巡る攻防でした。この勝負は、最終ラップにファステストをマークした平良選手に軍配が上がりましたが、順位変動の少ないレースのなかで大きな見せ場でした。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 3位 1分24秒764( 3/11) 5(81)
51号車 D.ヴィダーレス 7位 1分25秒606( 7/11) 0(14)
52号車 I.O.フラガ 2位 1分24秒828( 4/11) 7(40)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:29度、路面温度:34度

■第15戦決勝(9月10日(日)午後2時45分~18周)

 曇り空になったものの蒸し暑さの残るなかスタートを迎えました。フロントロースタートのフラガ選手は好スタートを切りますが、ポールポジションの小出選手を抜くまでには至らず、両者に野中選手、平良選手が続き、4番手スタートのヴィダーレス選手はポジションを落としてしまいます。

 しかし、ヴィダーレス選手は1周目に平良選手を、2周目には野中選手をアウトウッドコーナーで立て続けにパス。3位に浮上し、以降トップ3はそのまま周回を重ねました。

 最後尾スタートとなった木村選手は7位まで順位を上げますが、そこからのポジションアップは容易ではなく7位をキープしてレースは進みます。

 15周目に野中選手がコースオフ。セーフティカーが導入され、結局そのままレースは終了。フラガ選手は悔しさの残る3連続の2位、ヴィダーレス選手は初の表彰台を射止め、木村選手は6位で1ポイントを得ました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 6位 1分25秒781( 2/11) 1(82)
51号車 D.ヴィダーレス 3位 1分25秒865( 4/11) 5(19)
52号車 I.O.フラガ 2位 1分25秒781( 2/11) 7(47)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:31度、路面温度:39度

 今大会を終え、シリーズポイントは、平良選手92、木村選手82 、今大会3連勝を飾った小出選手が76となり、チャンピオン争いは三つ巴の様相を呈してきました。

50,51号車チーム監督 高木真一コメント

 偉織選手に関しては、Q1(第13戦予選)の重要性を意識しながら予選に臨みましたが、運悪く前車に引っかかってしまいました。アタックする際の間合いが良くなかったとしか言いようがありませんが、あれがなければフロントローはいけたはずです。レース1のシフトの問題も滅多に出るものではありませんが、今回に限って出てしまいましたので、これも運に見放されたのかもしれません。

 結果的に、今大会で平良選手とのポイント差を詰めるはずが、逆に開かれてしまいました。ただ、3レースともに速さはありましたので、レースをしっかり組み立てて流れを掴めれば、いけると思います。最後のもてぎは開幕大会のような結果を出すべく臨みたいと思います。

 デビッド選手は、この週末、流れは決して良くありませんでしたが、上手くアジャストして、最後は実力で3位をもぎ取りました。シリーズも終盤になってしまいましたが、ライツのレースを理解したことが結果に繋がったように感じています。この勢いで最終大会はトップ争いをしてほしいと思います。

52号車チーム監督 松浦孝亮コメント

 今シーズンのなかで、最も速さと強さを示すことのできた週末でした。今回から新たに杉崎エンジニアにサポートとして加わってもらい、イゴールの望むクルマに仕上げることができたのが大きかったと思います。予選もあと少しで2戦ともポールを取れるところでした。

 ただ、スタートで遅れてしまうと、ライツでは抜き返すことは非常に厳しく、特にポールスタートを結果に結び付けられなかった第14戦の2位は悔しい結果でした。でも、一つずつ問題点を改善していくしかないと思っています。ライツでは、予選、スタート、決勝ペースと、すべてが上手くいかないと優勝できませんので、最後のもてぎラウンドではそれができるよう頑張ります。

50号車ドライバー 木村偉織選手コメント

 専有走行からQ1でポールを取るために組み立てていきましたが、Q1が上手くいかなかったことで流れが崩れてしまったように思います。それでも、トラブルや接触もあったレース1と、3位になったレース2はやり切った感があります。レース3は初めての最後尾スタートということもあって、少し冷静さを欠いてしまった部分がありました。

 全体的にはレースペースも悪くありませんでしたし、速さはあったもののパズルのピースがうまくハマらなかったという感じです。その原因がどこにあったのかをしっかり分析して最終大会に生かしたいと思います。

 まだチャンピオンが決まったわけではありませんので、最終大会ではポイントを意識せず、一つずつ勝ち星を重ねたいと思います。

51号車ドライバー デビッド・ヴィダーレス選手コメント

 表彰台までかなり時間がかかってしまいました。表彰台に上るのはいつも素晴らしいことですが、まだ満足はしていません。今週末は決して良い状態ではありませんでしたが、それでも、第3レースが最もチャンスがありましたので、望んだ結果を出すことができて嬉しいです。B-Maxをはじめサポートしてくれたすべての人、またチャンスをくれたモナコ・インクリース・マネージメントに感謝します。

 最終大会までには十分な時間がありますので、今回の問題点を分析、改善して、さらに強くなってレースに臨みたいと思います。

52号車ドライバー イゴール・オオムラ・フラガ選手コメント

 今シーズンで一番良い週末でしたが、同時に一番悔しい週末でした。特にレース2は、あと少し足りずに2位となってしまい非常に悔しい結果でした。

 今シーズンはレース参戦までに多くの人に協力してもらい、シーズンが始まってからもチームにかなり無理を言ってきました。今回も強力な体制を用意してもらったにもかかわらず、その恩返しをすることができませんでした。これは最終大会で実現したいと思います。

 いろいろな改善の積み重ねが結果として出てきているので、この流れを絶やさずにさらに努力すれば結果は得られると思っています。

マスタークラス

■第13,14戦予選

 富士大会は欠場だった畑選手がエントリーし、三つ巴の戦いになると思われた今大会は、専有走行から好調のDRAGON選手が、二人に対し優位性を保ったまま予選を迎えました。

 第13戦予選では、DRAGON選手は連続で1分26秒台をマークしアタック終了。今田選手と畑選手は一度アタックした後にタイヤ温度を一旦下げて再アタックしましたが、DRAGON選手には届きませんでした。続けて行われた第14戦予選は、三者ともに連続でアタックをし、今田選手、畑選手は13戦から大きくタイムアップしますが、DRAGON選手は1分26秒フラットを連発して、2連続クラスポールポジションを獲得しました。

ドライバー Rd13予選タイム(順位) Rd14予選タイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 1分26秒894(M2) 1分26秒167(M2) 0(89)
30号車 DRAGON 1分26秒452(M1) 1分26秒031(M1) 1+1(78)
53号車 畑 享志 1分27秒458(M3) 1分26秒935(M3) 0(53)

■第13戦決勝

 クラス2番グリッドからスタートを決めた今田選手がトップに立ち、DRAGON選手との差を徐々に広げ、レース折返しの13周目には5秒以上のマージンを築きました。このまま今田選手が独走するかと思われましたが、ピックアップに悩まされていたDRAGON選手のペースが戻ると、今田選手に急接近。最後のゴールラインではその差僅かに0.6秒と、今田選手が薄氷の勝利を収めました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合8位) 1分27秒570(M2) 10(99)
30号車 DRAGON M2位(総合9位) 1分27秒564(M1) 7+1(86)
53号車 畑 享志 M3位(総合10位) 1分27秒984(M3) 5(58)

■第14戦決勝

 第13戦と同じ轍は踏むまいとスタートでトップを守ったDRAGON選手は、序盤から1分26秒台を連発。27秒台の今田選手、28秒台の畑選手との差を開いていきました。

 DRAGON選手は、10周目には今田選手との差を3秒にまで広げると、その後もペースを緩めることなく周回を重ねました。終盤、今田選手も自身のベストラップを更新し続けて意地を見せますが、DRAGON選手に迫ることはできませんでした。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M2位(総合9位) 1分26秒435(M2) 7(106)
30号車 DRAGON M1位(総合8位) 1分26秒420(M1) 10+1( 97)
53号車 畑 享志 M3位(総合10位) 1分27秒410(M3) 5( 63)

■第15戦決勝

 抜群のスタートを見せた今田選手が、またしてもDRAGON選手の前へ。追撃体勢に入ったDRAGON選手ですが、アウトウッドコーナーで畑選手がDRAGON選手に接触。両者はスピンし、畑選手はノーズ交換のためピットイン。DRAGON選手はコース復帰に時間を要し、1周目で今田選手に16秒というビハインドを背負ってしまいました。

 ここから鬼神の追い上げを見せたDRAGON選手は、今田選手のラップタイムを1秒近く上回るペースで、その差を5周目に12秒、10周目に7秒、14周目には5秒と、着実に今田選手を追い詰めていきました。

 ところが、15周目に野中選手がコースアウトしセーフティカーが導入されたことで、この追撃も幕切れとなり、今田選手が今季8勝目のチェッカーを受けました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合 8位) 1分27秒520(M2) 10(116)
30号車 DRAGON M2位(総合9位) 1分26秒928(M1) 7+1(105)
53号車 畑 享志 M3位(総合10位) 1分27秒514(M3) 5( 68)

 今大会の結果、シリーズポイントは、今田選手がDRAGON選手に11点差をつけることになりました。最終大会は畑選手が欠場予定のため、両者の一騎討ちになりそうですが、台数の少ないマスタークラスではポイント差がつきにくいため、DRAGON選手にとっては非常に厳しい状況になりました。

4号車ドライバー 今田信宏選手コメント

 週末を通して、DRAGON選手に速さで遅れをとってしまい、課題が残った大会でした。自分としてもそれなりにプッシュはしていましたが、レースラップでコンマ5秒から1秒の差をつけられてしまいました。

 スタートは3レースとも良かったので、2勝することができましたが、やはりレースラップの差が大きかったですね。コースに対して苦手意識もないですし、どちらかというと好きなコースですが、考えられる要因としては、攻めたい気持ちを抑えて乗るFIA-F4のドライビングの癖が残ってしまっていたような気もします。

 最終大会のもてぎは切り替えて、フルマークで3連勝できるよう頑張ります。

30号車ドライバー DRAGON選手コメント

 この週末、速さはありましたが、決めきれなかったという感じです。特にスタートが、この大会までは100パーセントの確率で決まっていましたが、今大会はリアクションタイムも悪く、噛み合いませんでした。レースは今田選手に対して1勝2敗でしたが、速さでは、専有走行から予選、決勝まで上回っていましたので、その点は嬉しいですね。

 シリーズポイントでは、逆転が難しくなってしまいましたが、最後のもてぎでは、できる限り抵抗したいと思います。

53号車ドライバー 畑 享志選手コメント

 この週末は、クルマのセットが決まらないまま終わってしまった感じです。セッティングを進めるなかで、好調だったイゴール選手のセットに寄せてみたりもしてみましたが、アンダーが強くなったりして、方向性を見失い迷ってしまいました。ドライビングでもブレーキングポイントを変えるなど、いろいろ試しましたが、結果的にあまり改善されませんでした。

 最終大会は出場しませんので、今シーズンの参戦は今大会で終了です。来年の参戦は未定ですが、またチャンスがあれば出たいと思います。

B-Max Racing Team Press Release

SUPER FORMULA LIGHTS

第15戦岡山決勝記者会見 優勝・小出峻「全周プッシュした」

優勝 小出峻(TODA RACING)

決勝記者会見:優勝した小出峻(TODA RACING)

 「やることは午前のレースと変わりませんでした。スタートに集中しましたが、昨日や今朝よりはうまく決まらず、イゴール選手に近づかれ、けん制しなければなりませんでした。バックストレートではかなり近い距離にいたので、ブロックせざるを得ませんでした。ヘアピンのブレーキングの段階ではイゴール選手が前にいましたが、そこからはうまく位置取って前に出ることができました。リスクを軽減する意味でも、そういう状況の無いレースを作りたかったので、そこは反省点です」

 「このレースは第2レースのタイヤを使うので、第2レースはマージンをもって走行していました。このレースは全部の周をプッシュすると決めていました」

 「チャンピオンシップは意識していますが、ランキング3番手なので、もてぎは何が何でもチャンピオンを取りに行くというよりは、1戦1戦自分のできる最大限を尽くして、かつ新たな挑戦と経験をして、ここから上に向けてのレースにしたいと思います」

2位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位のイゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

 「今シーズンのなかでは一番いい週末でした。こんなに悔しさを感じたのも一番の週末でした。今度こそスタートを決めようと、いろいろデータを見ていました。クラッチにも正常じゃ無い動きが出てたので、クラッチの変更とかも行いました。いろんなことが重なってスタートがうまくいき、チャレンジすることができましたが、あとちょっと足りませんでした。」

 「今回チームの体制が強力になりましたが、周りにいる人の期待に応えられなかったのが悔しいです。この気持ちを感じて、次にバネにできるようチーム一丸となって、頑張っていきたいと思います」

 「」

3位 デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:3位のデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING TEAM)

 「表彰台まで時間がかかってしまいました。今週末のレースもまだ満足していません。まだまだやっていかなければいけないことがたくさんあります。前のレースの順位が悪かったので、このレースでマイレージの少ないタイヤを選びました。」

 「オーバーテークが難しいなかで、2周目に野中選手を抜くことができて3位になりましたが、小出選手やイゴール選手が速かったのでまだまだ足りないところもあったと思います」

 「もてぎまで時間があるので、今までのこと、今週末のことでなにか振り返ることがないかを探しながらやっていきたいと思います。力強い週末を探せるように持って行けたら最高です」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第15戦岡山決勝 小出峻が3連勝 チャンピオン争いに名乗りを上げる

優勝した小出峻(TODA RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦は10日、岡山国際サーキットで決勝を行い、小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が優勝、この大会を3連勝で締めくくった。

 決勝レースは前プログラムの86/BRZレースで赤旗が提示されたため、25分遅れの午後2時45分にフォーメーションラップが始まった。上空の雲は増え、曇天の過ごしやすいなかでスタートを迎えた。

 このレースのグリッドは第13戦の決勝結果で決められ、ポールポジション位置が小出峻(HFDP WITH TODA RACING)、2番グリッドがイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、3番グリッドが野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、4番グリッドがデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)、5番グリッドが平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)、6番グリッドが古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)となる。ランキング2位の木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)はリタイアだったため最後尾からスタートする。

18周の決勝がスタートした

 ポールの小出はスタートがよくなく、2番グリッドのフラガに並びかけられる。アトウッドからバックストレートと接近戦を演じ、ヘアピン手前ではフラガが小出に先行するが、小出はポジションを死守してヘアピンを立ち上がる。3位には野中がつける。4位には平良が上がり、ビダーレスは5位に落ちるが、アトウッドでアウトから平良をパスし、ポジションを回復する。

 2周目のアトウッドでは4位のビダーレスが3位の野中をインからパスして3位に上がった。

 2周目、トップに立った小出は2位フラガを1秒8離して戻ってきた。3位にはビダーレスが、4位には野中が、5位には平良が、6位には古谷をパスしてきたエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320)がつける。

 トップに立った小出は盤石。ここから異次元のスピードで2位以下を引き離し、4周目にここまでのファステストを更新し、その差を3秒3とすると、6周目、7周目、10周目、14周目と立て続けてファステストをさらに更新して差を8秒3まで広げた。

 2位のフラガは、3位に上がったビダーレスよりもペースはよく、単独走行となる。ビダーレスは背後に4位野中が迫るが、なんとかこれを押さえ込む。

 その野中は、15周目のヘアピン立ち上がりでスピン。このためセーフティーカー(SC)が導入された。

 レースはこのままセーフティーカー先導で終了。優勝は小出で、この大会3連勝。2位にはフラガが入り、3位のビダーレスは初表彰台に立った。

 4位には平良が、5位にはトゥルーリが、6位には木村が入った。

 マスタークラスは、クラスポールの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がレースをリードして始まる。オープニングラップでは2位のDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)と畑亨志(A-NeKT with B-MAX 320)が接触して両者スピン。DRAGONは再スタートを切り、畑はピットに入ってマシンを修復したため周回遅れとなった。

 このためトップ今田と2位DRAGONの差は16秒と広がるが、ここからDRAGONが今田との差を詰め始める。15周目には5秒4まで迫るがSCが入ったため追走劇もここまで。今田が優勝し、2位DRAGON、3位畑という結果となった。

 この大会を終了して、平良は92ポイントと依然として選手権をリード。2位の木村が82ポイントでつけ、3連勝の小出は76とポイントを伸ばした。この3人がチャンピンの可能性を残して最終大会に臨むこととなる。

 最終大会の第16戦~18戦は、11月18日、19日に舞台をモビリティーリゾートもてぎに移して開催される。誰が2023年シーズンのチャンピオンを決めるのか大いに注目だ。

優勝は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

決勝2はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

決勝3位はデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)

マスタークラス優勝は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

表彰式

マスタークラスで優勝した今田信宏(B-MAX RACING TEAM)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA LIGHTS

第15戦岡山決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/10) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 15 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
12小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1827'59.077--
252イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1827'59.290 0.213 0.213
351デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1827'59.914 0.837 0.624
41平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1828'00.567 1.490 0.653
537エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1828'01.045 1.968 0.478
650木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1828'03.980 4.903 2.935
736古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1828'04.625 5.548 0.645
84M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1828'06.636 7.559 2.011
930M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1828'08.619 9.542 1.983
1053M3畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1728'09.5861Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
-35野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1420'15.9984Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 2 小出峻(HFDP WITH TODA RACING) 1'35.348 (14/18) 156.193 km/h

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦岡山決勝記者会見 優勝・小出峻「リスクは取らない」

優勝 小出峻(TODA RACING)

決勝記者会見:優勝した小出峻(TODA RACING)

 「昨日のペースを見れば今日も悪くないという自信はありました。2番手からスタートに全集中し、昨日よりもいいスタートができました。1コーナーをホールショットで入ることができ、そこからは後ろとの距離を測りつつペースをコントロールし、チェッカーまで安全にリスクを取らずに走行しました」

 「次のレースで3つ取りたいですが、結果は後からついてくるので、そのレース一つ一つやれることを、徹底するだけです。リスクがあるのに勝利をつかみに行くことはしません。無理だと思ったら引きます」

2位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位のイゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

 「悔しいです。スタートは昨日よりうまく決まった感じがありましたが、1コーナーにたどり着く前に小出選手に半分くらい前に出られ、かぶせることもできず、後ろに入る形になりました。オーバーテークは難しいので隊列になったまま、ゴールしました」

 「レースペースは悪くなかったと思います。1秒前後で追っていましたが、フロントが入りにくかった分、タイムを出すのは難しかったです。スタートが残念でした」

 「次のレースも2番手ですが、今度こそうまく決めていきたいと思います」

3位 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:3位の木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 「スタートはうまくいきましたが、前に出るチャンスはありませんでした。その後は2回前を空けて、ファステストを狙いにいったんですが、届きませんでした。歯がゆいレースでした」

 「最後は、平良選手のペースが上がっていたので、ペースを落として、ダーティーエアに入れようと思いました。やれることは全部やりきろうと思いましたが、それもかないませんでした」

 「次はスタート順位も一番後ろからで、抜きにくいコースですが、ノーポイントに終わるよりは、アグレッシブにいって、1点でも持って帰れる収穫のあるレースにしたいです」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦決勝岡山 スタートを決めた小出峻が連勝を飾る

優勝した小出峻と戸田幸男会長(TODA RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第14戦の決勝が、岡山国際サーキットで行われ、2番グリッドから好スタートを見せた小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が、昨日の第13戦に続いて連勝を飾った。

 晴天ながら暑さが和らぎ若干過ごしやすい天候となった日曜日。朝8時50分という早い時間のスタートを迎えた。初のPPを得たイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、昨日優勝を飾った小出、そして逆転チャンピオンを狙う木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)とホンダ系チームが上位グリッドを占めた。

スタート直後、レッドマンに向かうトップグループ

 スタートは、「全集中していた」という小出が好ダッシュを決め、1コーナーまでに完全にフラガの前に出ることに成功。小出、フラガ、木村の順でレースが始まるが、後方で7位争いをしていたエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)とデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)が接触。トゥルーリはマシンを止め、オープニングラップからセーフティカーランとなった。

レースは序盤からセーフティーカーが導入された

 4周終了時にリスタートなるが、このチャンスを逃さなかった平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)を仕留め4位に浮上。さらに前を行く木村を追う。

 ここからは、一旦ピットに入り最後尾に下がったビダーレスがマスタークラスを抜いて徐々にポジションを上げた以外に順位変動はなかったが、注目されたのが木村と平良によって繰り広げられたファステストラップ争いだ。

 ファステストをマークしたドライバーに与えられる1ポイントは、後々チャンピオンシップを左右するかもしれないため、二人にとっては喉から手が出るほど欲しいポイントだ。

 レース折り返し時点では、6周目に小出がマークした1分24秒608がファステストだったが、これを更新すべく、木村はやや前車との差を開いて攻め、9周目1分24秒912、10周目24秒764と自身のベストラップを更新するが僅かに届かず。

 これを見た平良は、レース終盤になってアタックをかけ、17周目1分24秒715、そして最終ラップ、ついに24秒531を叩き出して、貴重な1ポイントを手にした。

 この結果、木村は3位5ポイントを加えて81ポイント、平良は4位3ポイントとファステスト1ポイントを加えて89ポイントとなった。一方、小出は優勝10ポイントを加え65ポイントと、まだ二人との差はあるものの、連勝したことで二人に絡む可能性は大きくなってきた。

 マスタークラスは、昨日のお返しとばかりにDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が快走。今田信宏(JMS RACING with B-MAX)に対し、序盤から常に2秒のマージンを持ちながらチェッカーを受けた。

 こちらも今田が106ポイント、DRAGONが97ポイントと二人による熾烈なチャンピオン争いが繰り広げられている。

 今大会の最終レース第15戦の決勝は、本日午後2時20分から18周で行われる。

優勝は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

決勝2位はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

決勝3位は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

マスタークラス優勝はDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦岡山決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
12小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1828'48.511--
252イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1828'49.760 1.249 1.249
350木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1828'57.480 8.969 7.720
41平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1828'57.750 9.239 0.270
535野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1829'02.22913.718 4.479
636古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1829'03.67215.161 1.443
751デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1829'11.40522.894 7.733
830M1DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1829'18.74530.234 7.340
94M2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1829'20.91732.406 2.172
1053M3畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1829'36.62748.11615.710
---- 以上規定周回数(98% - 16 Laps)完走 ----
-*37エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
0-18Laps18Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 1 平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC) 1'24.531 (18/18) 157.703 km/h
  • CarNo. 37は、2023年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、決勝結果に30秒加算およびペナルティーポイント1点を科す。

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦岡山決勝記者会見 優勝・小出峻「実力を100%発揮できた」

優勝 小出峻(TODA RACING)

決勝記者会見:優勝した小出峻(TODA RACING)

 「いままで一番満足のいくレースでした。スタートも決めることができ、その後のペースもすべての周で悪くなく、タイヤも管理でき、後ろとの距離も測りつつ、できる限りのプッシュをしていました」

 「前回、優勝してリザルトが残ることは悪いことではないんですが、自分自身の中で納得のいくレースではありませんでした。今回は、自分自身の実力を100%発揮できた状態で、優勝という結果を得られたので、とてもうれしいです」

 「岡山は特にオーバーテークが難しいサーキットなので、予選は8割方重要だと思います。25周という長丁場で、最初からプッシュして行けるかも知れませんが、しっかり結果を持って帰りたかったので、リスクを避けました。最初はファステストもあるのでプッシュしましたが、そこからは後ろを見つつ少しペースを下げて、タイヤを守りつついいペースで走るように切り替えました」

 「あしたも最高の結果を得られたらうれしいですが、しっかりと自分のやれることをやって、まだチャンピオンの可能性もあるので、勝利を重ねてチャンピンを取れればいいと思います」

2位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位のイゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

 「水曜日から走行があったので、おおきなクルマのステップアップを得ることができました。予選も好調でタイムも僅差だったのですが、レースに挑んだら小出選手がやけに速かったです。SUGOでは前の選手が離れると後ろの選手が詰めてくるんですが、後ろも小出選手との間も空いていきました。なんでなんだろうという疑問が残っています」

 「あしたに向けて改善したいと思います。明日の2レース目はポールからのスタートなので、決めれば抜くことが難しいサーキットなので、しっかりチャンスを生かしていきたいと思います」

 「チームが強力なエンジニアを助っ人として呼んでくれて、そこが大きな変化につながりました。それに加えて3日間晴れで走れたのも大きいです。オートポリス、富士、鈴鹿でもどこかで雨が降っていたので、変わっていくコンディションのなか、クルマを作るのが難しかったです。今回はいろんなことがそろってクルマをちゃんとテストすることができました」

3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見:3位の野中誠太(TOM\'S)

 「今週の流れは悪くなかったんですが、決勝のペースは前の選手は離れていき、木村選手も後ろに迫っていたので、そこは改善していかないといけません。いまからチームと話し合っていきたいと思います」

 「今シーズンは、不安定ななかで表彰台に戻ってくることができました。優勝をめざしているので、3位というのはまだまだ満足のいく結果ではありません。残りのレースも少なくなっているので、最低ラインの3位から優勝をめざして頑張っていきたいと思います」

 「あした2レースありますが、4位と3位と悪くないところからのスタートなので、離される展開ではなくて、前の選手に詰めていけるような、いいドライビングとクルマ作りをしていきたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦決勝岡山 小出峻がポール・トゥ・ウィンで2勝目を飾る

優勝した小出峻(TODA RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦の決勝が、岡山国際サーキットで行われ、初のポールポジションからスタートした小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が、好スタートから独走で今季2勝目。ファステストもマークする完璧な勝利だった。

 上空に雲が多くなり、若干過ごしやすい天候のもとスタートを迎えた。このレース結果が明日の第15戦のグリッドになるため、抜きづらい岡山ではスタートは尚更重要になる。

25周の決勝がスタートした

 ポールポジションの小出が抜群のスタートを決め、2位以下は予選順にイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)と続く。

 予選のトラブルで最後尾スタートとなった平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)は、1周目に4台を抜いて7位まで順位を上げ、さらに前を追う。

 レースは縦に長い展開となるが、11周目、3位野中を追っていた4位の木村にシフト系のトラブルが発生。スローダウンして8位まで順位を落としてしまう。しかし、木村は冷静にシステムをリセットすることで修復し、ペースを戻すと前を行く7位古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)を抜き、平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)とエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)の5位集団に加わる。

 この間もトップの小出は2位フラガとの差を着実に開き、12周目には4秒と完全な独走状態を築く。3位野中も木村の脱落で単独走行となり、トップ3はレース折返しでほぼ確定してしまった。

 23周目、ジワジワと差を詰めていた木村が、バックストレートで6位を走るトゥルーリの背後につけ、ヘアピンでアウトから並ぶ。ポイント獲得のために是が非でも前に出たい木村だったが、押し出されるような形になり、木村はそこで車両を止めることになってしまった。

 トップ3にはレース後半も動きはなく、小出が完璧なポール・トゥ・ウィンで今季2勝目。2位フラガもこの週末は速さを見せているが、小出のペースは終始それを上回っていた。

 小出は、第11戦でも優勝を飾っているが、このときは上位陣のペナルティで得た勝利であり、今回はポールからの逃げ切り、しかもファステストラップも記録する文句なしの優勝だった。

 気になるポイント争いは、5位に入った平良が2ポイントを加え85、ノーポイントの木村が76、優勝+PP+ファステストの小出が55と、今大会の結果次第では小出にもチャンスが出てきそうだ。(※ポイント集計に誤りがあったため修正しました)

 マスタークラスは、クラス2番手スタートの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が、スタートでDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)の前に出て、少しずつ差を広げ、レース折返しの13周目には5秒以上のマージンを築いた。

 このまま今田の独走かと思われたが、ピックアップでペースの上がらなかったDRAGONが終盤急激にペースアップ。「あと2、3周あったら危なかった」と今田が言うように、最後のゴールラインではその差0.6秒という薄氷の勝利だった。

 第14,15戦の決勝は、明日10日の午前8時50分、午後2時20分から、ともに18周で行われる。

優勝は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

決勝2位はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

決勝3位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

マスタークラス優勝は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦岡山決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
12小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
2535'49.596--
252イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2535'54.966 5.370 5.370
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
2536'04.23914.643 9.273
451デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2536'13.85324.257 9.614
51平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
2536'14.51024.914 0.657
636古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
2536'24.60335.00710.093
7*37エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
2536'47.17557.57922.572
84M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2536'53.2951'03.699 6.120
930M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
2536'53.8901'04.294 0.595
1053M3畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2537'04.7491'15.15310.859
1150木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2231'57.1793Laps3Laps
---- 以上規定周回数(90% - 22 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 2 小出峻(HFDP WITH TODA RACING) 1'25.380 (3/25) 156.135 km/h
  • CarNo. 37は、2023年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、決勝結果に30秒を加算し、ペナルティーポイント1点を科した。

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦岡山公式予選 ポールシッター・イゴール・オオムラ・フラガ「想像している走りにクルマが動いた」

ポールポジションを獲得したイゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

第13戦予選2位、第14戦ポールポジション
イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

 「今回水曜日からの走行で、ようやく自分の想像どおりにクルマをセットすることができて、木曜日の後半から金曜日は調子がよくて、いい感じに予選に合わせ込むことができました。やっとポールを取れた感じです」

 「シーズンはじめから、いいときもあったんですが、予選の前からタイムがでるのかなあと不安がありました。クルマにも自信がなかったんですが、ようやく自分の想像している走りにクルマが動いてくれました。走っていてもすごく気持ちがいいです」

 「もうちょっとコンマ1、2秒の差は欲しかったんですが、1周まとめればポールに行けるのは分かっていたので、自分が思い通りに動かせるクルマなので、不安がなく集中して1周行くことができました」

 「ライツはスタートがすごく重要で、岡山も抜くのが難しいコースです。スタートを決めてレースをコントロールできるようにできればいいと思います。今回1、2レースともいい順位でスタートできるし、1レース目もちゃんと終われば、3レース目もいい順位でスタートできるので、しっかり取っていきたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦岡山公式予選 ポールシッター・小出峻「価値のあるポール」

ポールポジションを獲得した小出峻(TODA RACING)

第13戦ポールポジション、第14戦予選2位
小出峻(TODA RACING)

 「経験を重ねてきてずっとポールを取りたいなと思ってましたが、なかなか取れないレースが続いていました。今回、戸田レーシングのホームコースでチームも力を入れていて、自分としてもその期待に応えたいと思っていました。ポールは、価値のあるものだと思います」

 「いままではルーキーで気負っていた部分もありました。練習から落ち着いて、チームとコミュニケーションを取って、やるべきことをやっていこうと切り替えました。今回、そこがうまくはまったんだと思います。練習ではトップタイムは取れていないんですが、感触はすごくよかったです。すべてのピースをうまくはめれば予選もいい順位につけるという自信はありました」

 「2回目は2位ですが、あのタイム差なので、自分としてはフルプッシュをしたんですが、ほのちょっとのところで負けてしまいました。少しのところで変わるので、ドライバーがなんとかできたのかと思います。自分としてもそこの部分で高みを目指していきたいと思います」

 「決勝は、気負わず行こうと思っています。前を向いて走れば必然的に結果がついてくると思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第13,14戦岡山公式予選 小出峻、イゴール・オオムラ・フラガがともに初PPを獲得

第13戦ポールポジション、第14戦予選2位の小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

第13戦予選2位、第14戦ポールポジションのイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13、14戦の予選が、9月9日岡山国際サーキットで行われ、第13戦は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が、第14戦はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)が、ともに初めてのポールポジションを獲得した。

 台風の接近が心配された週末だったが、中国地方はその影響もなく予選日は好天に恵まれた。タイトル争いは、ポイントリーダーの平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)と7ポイント差で追う木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)の二人に実質絞られており、今大会の結果次第では、チャンピオンの行方が見えることになる。

 予選は、第13戦が午前10時30分から10分間、10分のインターバルをおいて、第14戦が10時50分から10分間行われた。

第13戦予選

 ほとんどのドライバーは、2周のウォームアップ後にアタック。

 小出1分24秒499、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)24秒165、木村24秒215と次々にタイミングモニターの上位が決まっていくなか、連続アタックを敢行した小出が23秒952をマークして逆転。イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)も24秒119でこれに続いた。

 この結果、唯一23秒台に入れた小出が、スーパーフォーミュラ・ライツでの自身初のポールポジションを決めた。

 なお、シリーズをリードしている平良は、マシントラブルからかペースを上げられず満足にアタックせずに終わってしまった。

 マスタークラスは、木、金曜日の専有走行から好調を維持しているDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)がクラスPPを獲得した。

第14戦予選

 

 第13戦の予選の状況から、ウォームアップに費やす周回を増やすチームが多くなり、4周目から本格的なアタックが始まった。

 まずは木村が1分23秒746の好タイムをマークするが、これをフラガが23秒649と僅かに上回る。この後、復調した平良が24秒046、野中23秒746、小出23秒667と迫るがフラガのタイムには及ばなかった。

 「今回は自信があった」と言うフラガにとってはこれが初のポールポジション。両レースともにフロントローからのスタートとなるだけに、3連勝という最高の結果を残す可能性も高くなった。

 マスタークラスは、DRAGONが連続ポールを奪取。今回DRAGONにはコーチ役として関口雄飛選手が帯同しており、この存在が大きいという。

 予選の結果、両レースともに木村が平良に対して優位なグリッドからのスタートになり、チャンピオン争いは混沌としてきた。決勝に注目したい。

 第13戦決勝は、本日午後2時30分から25周で、第14,15戦の決勝は明日9月10日の午前8時30分、午後2時から、18周で行われる。

第13戦予選3位、第14戦予選4位の野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

第13戦予選4位、第14戦予選3位の木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

第13戦、第14戦ともマスタークラスポールポジションのDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦岡山公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
152イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'23.649--159.366
22小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'23.667 0.018 0.018159.332
350木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'23.746 0.097 0.079159.181
435野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1'23.746 0.097 0.000159.181
51平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1'24.046 0.397 0.300158.613
636古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1'24.318 0.669 0.272158.101
737エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1'24.820 1.171 0.502157.166
851デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'24.845 1.196 0.025157.119
930M1DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1'26.031 2.382 1.186154.953
104M2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'26.167 2.518 0.136154.709
1153M3畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'26.935 3.286 0.768153.342
---- 以上基準タイム(110% - 1'32.057)予選通過 ----

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦岡山公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
12小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'23.952--158.791
252イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'24.119 0.167 0.167158.475
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1'24.165 0.213 0.046158.389
450木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'24.215 0.263 0.050158.295
551デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'24.575 0.623 0.360157.621
637エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1'24.685 0.733 0.110157.416
736古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOM'S TAZ31
1'25.520 1.568 0.835155.879
830M1DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1'26.452 2.500 0.932154.199
94M2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'26.894 2.942 0.442153.415
1053M3畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'27.458 3.506 0.564152.425
---- 以上基準タイム(110% - 1'32.487)予選通過 ----
-*1平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOM'S TAZ31
1'36.98013.028 9.522137.459
  • CarNo. 1は、2023全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第19条2.(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。

スーパー耐久

第5戦もてぎ決勝 ST-XクラスはDENSO LEXUS RC F GT3が初優勝

総合優勝のDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第5戦「もてぎスーパー耐久5Hours Race」は3日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行い、ST-Xクラスでは、ポールポジションからスタートしたDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)が初優勝を飾った。(観客:3,700人)

グループ1のスタートシーン

グループ2のスタートシーン

 レースは午前11時10分にローリングスタートが切られた。天候は晴れで気温33度と残暑が厳しい。

 6台が参加したST-Xクラスは、予選4位23号車TKRI松永建設AMG GT3(DAISUKE/元嶋佑弥/中山友貴)のスタートドライバー元嶋が自身のスティントでトップに立つと、引き継いだ中山もトップを堅持。しかし、第3ドライバーのDAISIKEが、ポールポジションスタートの31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)にパスされトップを譲る。

ST-Xクラス優勝はDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)

 DENSO LEXUS RC F GT3はそのまま逃げ切り優勝した。RC Fの優勝は初。スタートドライバー永井が粘り、マシンの成熟が進んだことが勝因となった。

 2位には23号車が、3位には予選6位から順位を上げてきた81号車DAISHIN GT-R GT3(大八木信行/坂口夏月/青木孝行/藤波清斗)が入った。

ST-Zクラス優勝はシェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎)

 10台が参加したST-Zクラスは、ポールシッター22号車Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS (北園将太/千代勝正/山野直也)のリードで始まる。しかし終盤の1時間余り前、ピットアウトしたばかりの22号車が炎上。予選7位から追い上げて来た885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎)が優勝した。

ST-TCRクラス優勝はRacer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)

 2台が参加したST-TCRクラスは、5号車AI' CIVIC(坂井 一裕/藤井 正明/辻本始温/佐藤蓮)がレース序盤の9周目に5コーナーでクラッシュしてリタイア。97号車Racer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)が、一時ピットロード入り口でストップするトラブルを抱えながらも優勝した。

ST-QクラストップはNissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)

 開発車両で争われ7台が参加したST-Qクラスは230号車Nissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)がボンネットが開くトラブルに見舞われながらもトップでゴールした。最後尾からスタートした32号車ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept(MORIZO/佐々木雅弘/石浦宏明/小倉康宏)が2位に入った。32号車はST-2クラスのYarisと遜色ないタイムで周回。デビュー戦で早くもDATがMTに比肩する性能を示した。

ST-1クラス優勝はシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)

 2台が参加したST-1クラスは、序盤からポールシッターの2号車シンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)と予選2位の47号車D'station Vantage GT8R(星野辰也/織戸学/浜健二/ジェイク・パーソンズ)がデッドヒート。最終的には2号車が抜け出し優勝した。

ST-2クラス優勝は KTMS GR YARIS(一條拳吾/荒川鱗/奥住慈英/奥本隼士)

 5台が参加したST-2クラスは、ポールスタートの225号車 KTMS GR YARIS(一條拳吾/荒川鱗/奥住慈英/奥本隼士)が序盤にハンディキャップのペナルティーを消化。その後徐々に追い上げ、終盤にトップに立つと逃げ切って優勝した。ここまでトラブルに泣かされていたが、ようやくスピードが結果につながった。

ST-3クラス優勝はraffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)

 5台が参加したST-3クラスは、序盤、16号車岡部自動車フェアレディZ34(鈴木宏和/田中徹/田中哲也/小松一臣)がレースをリード。終盤には25号車raffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)がトップに立ち、15号車岡部自動車フェアレディZ34(甲野将哉/長島正明/冨田自然/元嶋成弥)が追う展開となる。チェッカー直前には、25号車とこれをパスしようとした15号車が接触。25号車はスピンを喫し、15号車がトップでゴールした。しかし、15号車に30秒のタイムペナルティーが科され25号車が優勝した。

ST-4クラス優勝はエアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)

 8台が参加したST-4クラスは、序盤から86号車 TOM'S SPIRIT GR86(矢吹久/松井孝允/河野駿佑/坪井翔)と41号車エアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)の争いとなる。86号車がコースアウトすると、最終的には41号車が抜け出して優勝を飾った。

 第6戦は岡山国際サーキットに舞台を移し、10月22日に決勝が行われる。2グループに分けられそれぞれ3時間レースとなる。

トップでゴールするDENSO LEXUS RC F GT3(apr)

優勝した小高一斗(DENSO LEXUS RC F GT3)

ST-Xクラスの表彰式

ST-Zクラスの表彰式

ST-TCRクラスの表彰式

ST-Qクラスの表彰式

ST-1クラスの表彰式

ST-2クラスの表彰式

ST-3クラスの表彰式

ST-4クラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Mizue NOINE
Photo: Kazuhiro NOINE

スーパー耐久

第5戦もてぎ決勝結果

【総合】

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
131ST-X1永井 宏明
小高 一斗
嵯峨 宏紀
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
151475:01'52.737--
223ST-X2DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
601475:02'41.07848.34148.341
381ST-X3大八木 信行
坂口 夏月
青木 孝行
藤波 清斗
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1475:02'58.8291'06.09217.751
4*1ST-X4鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
401465:01'53.4831Lap 1Lap
5*202ST-X5ポール・イップ
ホーピン・タン
マーチー・リー
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
251465:03'34.1381Lap 1'40.655
62ST-11井田 太陽
加藤 寛規
高橋 一穂
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
401405:02'23.3697Laps6Laps
747ST-12星野 辰也
織戸 学
浜 健二
ジェイク・パーソンズ
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
1395:03'51.2248Laps1Lap
8230ST-Q1平手 晃平
佐々木 大樹
高星 明誠
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
1385:02'16.7509Laps1Lap
9885ST-Z1HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
401385:02'43.5879Laps26.837
10*52ST-Z2山崎 学
吉田 広樹
服部 尚貴
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
801385:02'44.2979Laps 0.710
1126ST-Z3大塚 隆一郎
富田 竜一郎
名取 鉄平
篠原 拓朗
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
151385:03'18.5459Laps34.248
1214ST-X6鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
平良 響
片岡 龍也
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
851385:03'32.6469Laps14.101
1334ST-Z4加納 政樹
大草 りき
安田 裕信
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
151375:02'18.10210Laps1Lap
1420ST-Z5田中 優暉
大木 一輝
石川 京侍
星野 一樹
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
1375:03'38.60410Laps1'20.502
15*21ST-Z6山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
宮田 莉朋
阿野 雄紀
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
51365:01'56.29111Laps1Lap
16555ST-Z7池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
1355:03'30.96612Laps1Lap
1725ST-31山口 智英
松田 次生
佐藤 公哉
藤原 大輝
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
1335:03'10.67014Laps2Laps
18*15ST-32甲野 将哉
長島 正明
冨田 自然
元嶋 成弥
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
451335:03'23.38414Laps12.714
1919ST-Z8鈴木 建自
末廣 武士
福田 幸平
谷川 達也
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
1335:03'52.21914Laps28.835
2016ST-33鈴木 宏和
田中 徹
田中 哲也
小松 一臣
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
251335:03'53.08414Laps 0.865
21*97ST-TCR1遠藤 光博
中野 信治
森山 冬星
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
201325:02'04.84515Laps1Lap
2239ST-34眞田 拓海
伊藤 鷹志
岡田 衛
藤田 真哉
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
601325:02'40.19915Laps35.354
2338ST-35尾崎 俊介
鶴賀 義幸
石森 聖生
石塚 崇宣
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
701325:02'43.47915Laps 3.280
24225ST-21一條 拳吾
荒川 鱗
奥住 慈英
奥本 隼士
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1315:03'56.00516Laps1Lap
257ST-22藤井 芳樹
安斎 景介
下垣 和也
吉岡 一成
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
1305:02'14.98317Laps1Lap
2632ST-Q2MORIZO
佐々木 雅弘
石浦 宏明
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
1305:02'40.97817Laps25.995
2713ST-23花里 祐弥
石坂 瑞基
伊東 黎明
岡田 整
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
801305:03'33.19117Laps52.213
2828ST-Q3加藤 恵三
山下 健太
大嶋 和也
豊田 大輔
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
1295:02'21.11518Laps1Lap
2955ST-Q4寺川 和紘
関 豊
井尻 薫
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
1295:03'16.94818Laps55.833
30*61ST-Q5廣田 光一
山内 英輝
井口 卓人
伊藤 和広
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
1295:03'18.00218Laps 1.054
3141ST-41水野 大
冨林 勇佑
石井 宏尚
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
201275:02'21.77120Laps2Laps
3286ST-42矢吹 久
松井 孝允
河野 駿佑
坪井 翔
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
201275:03'03.49220Laps41.721
33884ST-43影山 正彦
国本 雄資
山田 真之亮
鶴田 哲平
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
1275:03'17.98820Laps14.496
3466ST-44貫戸 幸星
猪股 京介
大野 尊久
霜野 誠友
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
201265:04'04.88021Laps1Lap
35*60ST-45塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
山本 謙悟
ピストン・西沢
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
451255:01'57.08022Laps1Lap
3618ST-46浅野 武夫
伊藤 慎之典
普勝 崚
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
101245:02'42.30323Laps1Lap
37743ST-24石垣 博基
木立 純一
柿沼 秀樹
小林 天翔
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
551195:02'09.59228Laps5Laps
3812ST-Q6阪口 良平
堤 優威
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
1145:03'08.54833Laps5Laps
39*271ST-Q7武藤 英紀
伊沢 拓也
大津 弘樹
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
1125:02'11.57035Laps2Laps
406ST-25冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
501095:02'03.11538Laps3Laps
413ST-47坂 裕之
小河 諒
菅波 冬悟
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
15935:03'51.40354Laps16Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
-22ST-Z-北園 将太
千代 勝正
山野 直也
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1093:58'10.46238Laps-16Laps
-216ST-4-ISHIKEN
川原 悠生
妹尾 智充
奈良 敬志
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
803:11'45.03667Laps29Laps
-75ST-Z-芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
岡原 達也
清瀧 雄二
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
304:49'29.278117Laps50Laps
-5ST-TCR-坂井 一裕
藤井 正明
辻本 始温
佐藤 蓮
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
818'01.583139Laps22Laps

【クラス別】

■ST-Xクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-X class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
131永井 宏明
小高 一斗
嵯峨 宏紀
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
151475:01'52.737--
223DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
601475:02'41.07848.34148.341
381大八木 信行
坂口 夏月
青木 孝行
藤波 清斗
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1475:02'58.8291'06.09217.751
4*1鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
401465:01'53.4831Lap 1Lap
5*202ポール・イップ
ホーピン・タン
マーチー・リー
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
251465:03'34.1381Lap 1'40.655
614鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
平良 響
片岡 龍也
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
851385:03'32.6469Laps8Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----

■ST-Zクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Z class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
1885HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
401385:02'43.587--
2*52山崎 学
吉田 広樹
服部 尚貴
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
801385:02'44.297 0.710 0.710
326大塚 隆一郎
富田 竜一郎
名取 鉄平
篠原 拓朗
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
151385:03'18.54534.95834.248
434加納 政樹
大草 りき
安田 裕信
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
151375:02'18.1021Lap 1Lap
520田中 優暉
大木 一輝
石川 京侍
星野 一樹
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
1375:03'38.6041Lap 1'20.502
6*21山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
宮田 莉朋
阿野 雄紀
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
51365:01'56.2912Laps1Lap
7555池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
1355:03'30.9663Laps1Lap
819鈴木 建自
末廣 武士
福田 幸平
谷川 達也
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
1335:03'52.2195Laps2Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
-22北園 将太
千代 勝正
山野 直也
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1093:58'10.46229Laps24Laps
-75芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
岡原 達也
清瀧 雄二
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
304:49'29.278108Laps79Laps

■ST-TCRクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-TCR class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
1*97遠藤 光博
中野 信治
森山 冬星
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
201325:02'04.845--
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
-5坂井 一裕
藤井 正明
辻本 始温
佐藤 蓮
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
818'01.583124Laps124Laps

■ST-Qクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Q class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
1230平手 晃平
佐々木 大樹
高星 明誠
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
1385:02'16.750--
232MORIZO
佐々木 雅弘
石浦 宏明
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
1305:02'40.9788Laps8Laps
328加藤 恵三
山下 健太
大嶋 和也
豊田 大輔
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
1295:02'21.1159Laps1Lap
455寺川 和紘
関 豊
井尻 薫
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
1295:03'16.9489Laps55.833
5*61廣田 光一
山内 英輝
井口 卓人
伊藤 和広
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
1295:03'18.0029Laps 1.054
612阪口 良平
堤 優威
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
1145:03'08.54824Laps15Laps
7*271武藤 英紀
伊沢 拓也
大津 弘樹
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
1125:02'11.57026Laps2Laps
---- 以上完走 ----

■ST-1クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-1 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
12井田 太陽
加藤 寛規
高橋 一穂
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
401405:02'23.369--
247星野 辰也
織戸 学
浜 健二
ジェイク・パーソンズ
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
1395:03'51.2241Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----

■ST-2クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
1225一條 拳吾
荒川 鱗
奥住 慈英
奥本 隼士
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1315:03'56.005--
27藤井 芳樹
安斎 景介
下垣 和也
吉岡 一成
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
1305:02'14.9831Lap 1Lap
313花里 祐弥
石坂 瑞基
伊東 黎明
岡田 整
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
801305:03'33.1911Lap 1'18.208
4743石垣 博基
木立 純一
柿沼 秀樹
小林 天翔
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
551195:02'09.59212Laps11Laps
56冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
501095:02'03.11522Laps10Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----

■ST-3クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-3 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
125山口 智英
松田 次生
佐藤 公哉
藤原 大輝
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
1335:03'10.670--
2*15甲野 将哉
長島 正明
冨田 自然
元嶋 成弥
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
451335:03'23.38412.71412.714
316鈴木 宏和
田中 徹
田中 哲也
小松 一臣
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
251335:03'53.08442.41429.700
439眞田 拓海
伊藤 鷹志
岡田 衛
藤田 真哉
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
601325:02'40.1991Lap 1Lap
538尾崎 俊介
鶴賀 義幸
石森 聖生
石塚 崇宣
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
701325:02'43.4791Lap 3.280
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----

■ST-4クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-4 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
141水野 大
冨林 勇佑
石井 宏尚
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
201275:02'21.771--
286矢吹 久
松井 孝允
河野 駿佑
坪井 翔
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
201275:03'03.49241.72141.721
3884影山 正彦
国本 雄資
山田 真之亮
鶴田 哲平
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
1275:03'17.98856.21714.496
466貫戸 幸星
猪股 京介
大野 尊久
霜野 誠友
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
201265:04'04.8801Lap 1Lap
5*60塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
山本 謙悟
ピストン・西沢
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
451255:01'57.0802Laps1Lap
618浅野 武夫
伊藤 慎之典
普勝 崚
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
101245:02'42.3033Laps1Lap
73坂 裕之
小河 諒
菅波 冬悟
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
15935:03'51.40334Laps31Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
-216ISHIKEN
川原 悠生
妹尾 智充
奈良 敬志
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
803:11'45.03647Laps13Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 81 DAISHIN GT-R GT3 1'56.023 (120/147) 148.967 km/h
  • CarNo. 1は、スーパー耐久SpR第10条(4)附則3-1(ドライビングマナー)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 202は、スーパー耐久SpR第18条(8)3)(タイヤ交換作業)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 97は、スーパー耐久SpR第18条(8)13)(作業中のタイヤ転がし)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 61は、スーパー耐久SpR第16条(11)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 271は、スーパー耐久SpR第18条(8)13)(作業中のタイヤ転がし)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 15は、スーパー耐久SpR第10条(4)附則3-1(ドライビングマナー)違反により、競技結果に30秒を加算した。
  • CarNo. 60は、スーパー耐久SpR第10条(4)附則3-1(ドライビングマナー)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

スーパー耐久

第5戦もてぎ公式予選 ST-Xクラストップ3は超接近戦 DENSO LEXUS RC F GT3がポールポジションを獲得

ST-XクラスポールポジションはDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第5戦「もてぎスーパー耐久5Hours Race」は2日、モビリティーリゾートもてぎで公式予選を行い、総合でST-XクラスのDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午後0時45分より行われた。天候は曇りだが、ときおり太陽が顔を出すジリジリと暑い中でセッションは進行した。

 予選はA、Bドライバー別にアタックを行い決勝のグリッドはA、Bドライバーの合算タイムで決定する。A、B別のセッションはそれぞれグループ2(ST-Q[12、28、32、55、61号車]、ST-2、3、4)、グループ1(S T-Z、TCR、Q[230、271号車])、グループX(ST-X、1)の順で行われた。

 この大会で注目を集めたのは初登場、DAT(ダイレクト・オートマチック・トランスミッション)搭載のORC ROOKIE GR Yaris DAT concept(MORIZO/佐々木雅弘/石浦宏明/小倉康宏)。MT(マニュアル・トランスミッション)と同等の性能を持つと言われる意欲作のオートマ車両だ。

 ところが開始早々、Aドライバー、グループ2予選でMORIZO(豊田章男・トヨタ自動車代表取締役会長)のドライブするこのGR Yaris DAT conceptがV字コーナーでストップ。赤旗が提示された。

 これ以降の予選は5分遅れで行われたが大きなトラブルはなく淡々と進行した。

 ST-XクラスはAドライバー予選で鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS GTR GT3)が、Bドライバー予選で坂口夏月(DAISHIN GT-R GT3)がトップタイムを記録したが、速いタイムをそろえたDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)がポールポジションを獲得した。2位にはHELM MOTORSPORTS(鳥羽豊/平木湧也/平木玲次)が、3位には中升ROOKIE AMG GT3(鵜飼龍太/蒲生尚弥/平良響/片岡龍也)が入った。ポールから3位までは0秒113と超接近戦の予選となった。

ST-ZクラスポールポジションはPorsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS (北園将太/千代勝正/山野直也)

ST-TCRクラスポールポジションはRacer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)

ST-QクラスポールポジションはNissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)

ST-1クラスポールポジションはシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)

ST-2クラスポールポジションは新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄)

ST-3クラスポールポジションはraffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)

ST-4クラスポールポジションはエアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)

 ST-ZクラスはPorsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS (北園将太/千代勝正/山野直也)が、ST-TCRクラスはRacer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)が、ST-QクラスはNissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)が、ST-1クラスはシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)が、ST-2クラスは新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄)が、ST-3クラスはraffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)が、ST-4クラスはエアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)がポールポジションを獲得している。

 決勝は明日3日、午前11時10分より全クラスが参加し、5時間レースとして開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Mizue NOINE
Photo: Kazuhiro NOINE

スーパー耐久

第5戦もてぎ公式予選結果

【総合】

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
131ST-X1永井 宏明
小高 一斗
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'55.689
1'53.435
3'49.124--
21ST-X2鳥羽 豊
平木 湧也
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'55.439
1'53.743
3'49.182 0.058 0.058
314ST-X3鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'55.635
1'53.602
3'49.237 0.113 0.055
423ST-X4DAISUKE
元嶋 佑弥
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'56.742
1'53.251
3'49.993 0.869 0.756
5202ST-X5ポール・イップ
ホーピン・タン
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'57.297
1'53.553
3'50.850 1.726 0.857
681ST-X6大八木 信行
坂口 夏月
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'58.327
1'52.909
3'51.236 2.112 0.386
72ST-11井田 太陽
加藤 寛規
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'59.990
1'58.573
3'58.563 9.439 7.327
847ST-12星野 辰也
織戸 学
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
2'00.997
1'59.016
4'00.01310.889 1.450
9230ST-Q1平手 晃平
佐々木 大樹
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.495
2'00.483
4'00.97811.854 0.965
1022ST-Z1北園 将太
千代 勝正
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'03.405
2'00.798
4'04.20315.079 3.225
1152ST-Z2山崎 学
吉田 広樹
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'02.717
2'01.785
4'04.50215.378 0.299
1234ST-Z3加納 政樹
大草 りき
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'02.991
2'01.669
4'04.66015.536 0.158
1320ST-Z4田中 優暉
大木 一輝
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'03.372
2'01.479
4'04.85115.727 0.191
1426ST-Z5大塚 隆一郎
富田 竜一郎
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'03.217
2'01.886
4'05.10315.979 0.252
1519ST-Z6鈴木 建自
末廣 武士
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'04.006
2'01.255
4'05.26116.137 0.158
1697ST-TCR1遠藤 光博
中野 信治
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'03.181
2'02.127
4'05.30816.184 0.047
17885ST-Z7HIRO HAYASHI
平中 克幸
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'04.189
2'01.398
4'05.58716.463 0.279
1875ST-Z8芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'03.905
2'02.520
4'06.42517.301 0.838
1921ST-Z9山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'05.148
2'02.167
4'07.31518.191 0.890
20555ST-Z10池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'05.618
2'02.880
4'08.49819.374 1.183
215ST-TCR2坂井 一裕
藤井 正明
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.085
2'06.893
4'12.97823.854 4.480
2225ST-31山口 智英
松田 次生
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'08.225
2'06.294
4'14.51925.395 1.541
236ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.214
2'06.624
4'14.83825.714 0.319
2438ST-32尾崎 俊介
鶴賀 義幸
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.238
2'07.063
4'15.30126.177 0.463
2516ST-33鈴木 宏和
田中 徹
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'06.765
2'08.684
4'15.44926.325 0.148
2639ST-34眞田 拓海
伊藤 鷹志
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.564
2'07.740
4'16.30427.180 0.855
27271ST-Q2武藤 英紀
伊沢 拓也
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.346
2'08.571
4'16.91727.793 0.613
2815ST-35甲野 将哉
長島 正明
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.361
2'09.287
4'17.64828.524 0.731
29225ST-22一條 拳吾
荒川 鱗
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'09.638
2'08.486
4'18.12429.000 0.476
307ST-23藤井 芳樹
安斎 景介
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'09.465
2'08.755
4'18.22029.096 0.096
3128ST-Q3加藤 恵三
山下 健太
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'10.331
2'08.098
4'18.42929.305 0.209
3213ST-24花里 祐弥
石坂 瑞基
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'10.171
2'08.666
4'18.83729.713 0.408
3361ST-Q4廣田 光一
山内 英輝
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'11.712
2'09.497
4'21.20932.085 2.372
3455ST-Q5寺川 和紘
関 豊
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.302
2'11.385
4'22.68733.563 1.478
3541ST-41水野 大
冨林 勇佑
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'14.688
2'12.613
4'27.30138.177 4.614
3612ST-Q6阪口 良平
堤 優威
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'14.741
2'13.802
4'28.54339.419 1.242
373ST-42坂 裕之
小河 諒
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'15.033
2'13.943
4'28.97639.852 0.433
38884ST-43影山 正彦
国本 雄資
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'15.624
2'13.433
4'29.05739.933 0.081
3986ST-44矢吹 久
松井 孝允
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'16.992
2'12.459
4'29.45140.327 0.394
4060ST-45塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'15.345
2'14.642
4'29.98740.863 0.536
4166ST-46貫戸 幸星
猪股 京介
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'15.682
2'14.308
4'29.99040.866 0.003
4218ST-47浅野 武夫
伊藤 慎之典
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'16.436
2'14.617
4'31.05341.929 1.063
43216ST-48ISHIKEN
川原 悠生
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.747
2'15.646
4'31.39342.269 0.340
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
-743ST-2-石垣 博基
木立 純一
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'16.758
2'21.573
4'38.33149.207 6.938
-32ST-Q-MORIZO
佐々木 雅弘
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
no time
2'08.872
2'08.872--

【クラス別】

■ST-Xクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
131永井 宏明
小高 一斗
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'55.689
1'53.435
3'49.124--
21鳥羽 豊
平木 湧也
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'55.439
1'53.743
3'49.182 0.058 0.058
314鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'55.635
1'53.602
3'49.237 0.113 0.055
423DAISUKE
元嶋 佑弥
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'56.742
1'53.251
3'49.993 0.869 0.756
5202ポール・イップ
ホーピン・タン
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'57.297
1'53.553
3'50.850 1.726 0.857
681大八木 信行
坂口 夏月
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'58.327
1'52.909
3'51.236 2.112 0.386
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-Zクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
122北園 将太
千代 勝正
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'03.405
2'00.798
4'04.203--
252山崎 学
吉田 広樹
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'02.717
2'01.785
4'04.502 0.299 0.299
334加納 政樹
大草 りき
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'02.991
2'01.669
4'04.660 0.457 0.158
420田中 優暉
大木 一輝
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'03.372
2'01.479
4'04.851 0.648 0.191
526大塚 隆一郎
富田 竜一郎
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'03.217
2'01.886
4'05.103 0.900 0.252
619鈴木 建自
末廣 武士
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'04.006
2'01.255
4'05.261 1.058 0.158
7885HIRO HAYASHI
平中 克幸
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'04.189
2'01.398
4'05.587 1.384 0.326
875芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'03.905
2'02.520
4'06.425 2.222 0.838
921山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'05.148
2'02.167
4'07.315 3.112 0.890
10555池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'05.618
2'02.880
4'08.498 4.295 1.183
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-TCRクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
197遠藤 光博
中野 信治
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'03.181
2'02.127
4'05.308--
25坂井 一裕
藤井 正明
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.085
2'06.893
4'12.978 7.670 7.670
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-Qクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
1230平手 晃平
佐々木 大樹
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.495
2'00.483
4'00.978--
2271武藤 英紀
伊沢 拓也
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.346
2'08.571
4'16.91715.93915.939
328加藤 恵三
山下 健太
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'10.331
2'08.098
4'18.42917.451 1.512
461廣田 光一
山内 英輝
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'11.712
2'09.497
4'21.20920.231 2.780
555寺川 和紘
関 豊
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.302
2'11.385
4'22.68721.709 1.478
612阪口 良平
堤 優威
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'14.741
2'13.802
4'28.54327.565 5.856
-32MORIZO
佐々木 雅弘
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
no time
2'08.872
2'08.872--

■ST-1クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
12井田 太陽
加藤 寛規
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'59.990
1'58.573
3'58.563--
247星野 辰也
織戸 学
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
2'00.997
1'59.016
4'00.013 1.450 1.450
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-2クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
16冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.214
2'06.624
4'14.838--
2225一條 拳吾
荒川 鱗
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'09.638
2'08.486
4'18.124 3.286 3.286
37藤井 芳樹
安斎 景介
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'09.465
2'08.755
4'18.220 3.382 0.096
413花里 祐弥
石坂 瑞基
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'10.171
2'08.666
4'18.837 3.999 0.617
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
5743石垣 博基
木立 純一
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'16.758
2'21.573
4'38.33123.49319.494

■ST-3クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
125山口 智英
松田 次生
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'08.225
2'06.294
4'14.519--
238尾崎 俊介
鶴賀 義幸
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.238
2'07.063
4'15.301 0.782 0.782
316鈴木 宏和
田中 徹
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'06.765
2'08.684
4'15.449 0.930 0.148
439眞田 拓海
伊藤 鷹志
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.564
2'07.740
4'16.304 1.785 0.855
515甲野 将哉
長島 正明
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.361
2'09.287
4'17.648 3.129 1.344
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-4クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
141水野 大
冨林 勇佑
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'14.688
2'12.613
4'27.301--
23坂 裕之
小河 諒
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'15.033
2'13.943
4'28.976 1.675 1.675
3884影山 正彦
国本 雄資
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'15.624
2'13.433
4'29.057 1.756 0.081
486矢吹 久
松井 孝允
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'16.992
2'12.459
4'29.451 2.150 0.394
560塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'15.345
2'14.642
4'29.987 2.686 0.536
666貫戸 幸星
猪股 京介
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'15.682
2'14.308
4'29.990 2.689 0.003
718浅野 武夫
伊藤 慎之典
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'16.436
2'14.617
4'31.053 3.752 1.063
8216ISHIKEN
川原 悠生
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.747
2'15.646
4'31.393 4.092 0.340
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

スーパー耐久

第5戦もてぎBドライバー公式予選結果

【総合】

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
181ST-X1坂口 夏月DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'52.909--153.075
223ST-X2元嶋 佑弥TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'53.251 0.342 0.342152.613
331ST-X3小高 一斗DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'53.435 0.526 0.184152.366
4202ST-X4ホーピン・タンKCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'53.553 0.644 0.118152.207
514ST-X5蒲生 尚弥中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'53.602 0.693 0.049152.142
61ST-X6平木 湧也HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'53.743 0.834 0.141151.953
72ST-11加藤 寛規シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'58.573 5.664 4.830145.763
847ST-12織戸 学D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
1'59.016 6.107 0.443145.221
9230ST-Q1佐々木 大樹Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.483 7.574 1.467143.453
1022ST-Z1千代 勝正Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'00.798 7.889 0.315143.079
1119ST-Z2末廣 武士BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'01.255 8.346 0.457142.539
12885ST-Z3平中 克幸シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'01.398 8.489 0.143142.371
1320ST-Z4大木 一輝ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'01.479 8.570 0.081142.276
1434ST-Z5大草 りきSUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'01.669 8.760 0.190142.054
1552ST-Z6吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'01.785 8.876 0.116141.919
1626ST-Z7富田 竜一郎raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'01.886 8.977 0.101141.801
1797ST-TCR1中野 信治Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'02.127 9.218 0.241141.522
1821ST-Z8ショーン・ウォーキンショーベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'02.167 9.258 0.040141.475
1975ST-Z9蘇武 喜和Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'02.520 9.611 0.353141.068
20555ST-Z10たしろ じゅんREVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'02.880 9.971 0.360140.654
2125ST-31松田 次生raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'06.29413.385 3.414136.852
226ST-21菊地 靖新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'06.62413.715 0.330136.495
235ST-TCR2藤井 正明AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.89313.984 0.269136.206
2438ST-32鶴賀 義幸 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'07.06314.154 0.170136.024
2539ST-33伊藤 鷹志エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'07.74014.831 0.677135.303
2628ST-Q2山下 健太ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'08.09815.189 0.358134.925
27225ST-22荒川 鱗 KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'08.48615.577 0.388134.518
28271ST-Q3伊沢 拓也CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.57115.662 0.085134.428
2913ST-23石坂 瑞基ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'08.66615.757 0.095134.329
3016ST-34田中 徹岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.68415.775 0.018134.310
317ST-24安斎 景介新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.75515.846 0.071134.236
3232ST-Q4佐々木 雅弘ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
2'08.87215.963 0.117134.114
3315ST-35長島 正明岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'09.28716.378 0.415133.684
3461ST-Q5山内 英輝Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'09.49716.588 0.210133.467
3555ST-Q6関 豊MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.38518.476 1.888131.549
3686ST-41松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'12.45919.550 1.074130.483
3741ST-42冨林 勇佑エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'12.61319.704 0.154130.331
38884ST-43国本 雄資 シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'13.43320.524 0.820129.530
3912ST-Q7堤 優威MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'13.80220.893 0.369129.173
403ST-44小河 諒ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'13.94321.034 0.141129.037
4166ST-45猪股 京介odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'14.30821.399 0.365128.686
4218ST-46伊藤 慎之典WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'14.61721.708 0.309128.391
4360ST-47瀬戸 貴巨全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'14.64221.733 0.025128.367
44216ST-48川原 悠生HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.64622.737 1.004127.417
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-743ST-2-木立 純一Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'21.57328.664 5.927122.083

【クラス別】

■ST-Xクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-X class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
181坂口 夏月DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'52.909--153.075
223元嶋 佑弥TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'53.251 0.342 0.342152.613
331小高 一斗DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'53.435 0.526 0.184152.366
4202ホーピン・タンKCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'53.553 0.644 0.118152.207
514蒲生 尚弥中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'53.602 0.693 0.049152.142
61平木 湧也HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'53.743 0.834 0.141151.953
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Zクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Z class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
122千代 勝正Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'00.798--143.079
219末廣 武士BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'01.255 0.457 0.457142.539
3885平中 克幸シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'01.398 0.600 0.143142.371
420大木 一輝ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'01.479 0.681 0.081142.276
534大草 りきSUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'01.669 0.871 0.190142.054
652吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'01.785 0.987 0.116141.919
726富田 竜一郎raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'01.886 1.088 0.101141.801
821ショーン・ウォーキンショーベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'02.167 1.369 0.281141.475
975蘇武 喜和Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'02.520 1.722 0.353141.068
10555たしろ じゅんREVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'02.880 2.082 0.360140.654
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-TCRクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-TCR class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
197中野 信治Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'02.127--141.522
25藤井 正明AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.893 4.766 4.766136.206
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Qクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Q class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
1230佐々木 大樹Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.483--143.453
228山下 健太ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'08.098 7.615 7.615134.925
3271伊沢 拓也CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.571 8.088 0.473134.428
432佐々木 雅弘ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
2'08.872 8.389 0.301134.114
561山内 英輝Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'09.497 9.014 0.625133.467
655関 豊MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.38510.902 1.888131.549
712堤 優威MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'13.80213.319 2.417129.173

■ST-1クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-1 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
12加藤 寛規シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'58.573--145.763
247織戸 学D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
1'59.016 0.443 0.443145.221
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-2クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
16菊地 靖新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'06.624--136.495
2225荒川 鱗 KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'08.486 1.862 1.862134.518
313石坂 瑞基ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'08.666 2.042 0.180134.329
47安斎 景介新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.755 2.131 0.089134.236
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-743木立 純一Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'21.57314.94912.818122.083

■ST-3クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-3 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
125松田 次生raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'06.294--136.852
238鶴賀 義幸 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'07.063 0.769 0.769136.024
339伊藤 鷹志エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'07.740 1.446 0.677135.303
416田中 徹岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.684 2.390 0.944134.310
515長島 正明岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'09.287 2.993 0.603133.684
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-4クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-4 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
186松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'12.459--130.483
241冨林 勇佑エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'12.613 0.154 0.154130.331
3884国本 雄資 シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'13.433 0.974 0.820129.530
43小河 諒ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'13.943 1.484 0.510129.037
566猪股 京介odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'14.308 1.849 0.365128.686
618伊藤 慎之典WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'14.617 2.158 0.309128.391
760瀬戸 貴巨全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'14.642 2.183 0.025128.367
8216川原 悠生HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.646 3.187 1.004127.417
---- 以上基準タイム予選通過 ----

検索

最新ニュース