開幕以来の300kmレース期待高まるSUGO
ANEST IWATA Racing with Arnageは、9月16日(土)~17日(日)、宮城県スポーツランドSUGOで開催された2023 SUPER GT第6戦GT300クラスにANEST IWATA Racing RC F GT3で参戦した。シリーズ第2戦~第5戦までは決勝レース走行距離が450kmだったが、今回は開幕戦以来、SUPER GTシリーズの決勝標準距離である300kmのレースとして開催された。
これに伴い、今回はAドライバーのイゴール・フラガ、Bドライバーの古谷悠河と2人体制にて参戦した。450kmレースではCドライバーとして起用されていた小山美姫は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦して不在だったイゴールと古谷の代役として、9月6日(水)と7日(木)、シリーズ最終戦の舞台となるモビリティリゾートもてぎで開催された
GT300クラスの専有テスト走行に参加、ANEST IWATA Racing RC F GT3で走り込んでセッティングの改善を担当した。
第5戦で10位入賞を果たし選手権ポイントを1点獲得したため、今回はサクセスウェイトとして3kgの重量増が義務づけられたが、アップダウンが激しいスポーツランドSUGOではサクセスウェイトが重なっている強豪車両がより大きな影響を受けると予想されるうえ、ANEST IWATA Racing RC F GT3の車両特性はスポーツランドSUGOに適しているため、チームは期待を持ってレースウィークを迎えた。チームを応援するために、アネスト岩田秋田工場・福島工場からは約100名に及ぶ大応援団が現地にかけつけた。
不運にも曇天予選は厳しい展開に
ところがレースウィークを迎えたスポーツランドSUGOは、いつ雨が降るかわからない不安定な天候となり、ウェットコンディションでのパフォーマンスに課題を持つチームにとっては悪い流れとなってしまう。
16日(土)午後の公式予選Q1では13台が出走するQ1A組と12台が出走するQ1B組がそれぞれ10分間のタイムアタックを行い、上位8台ずつが公式予選Q2に進んでスターティンググリッド上位16枠を決める規則になっているが、古谷が出走するQ1A組のセッションが始まる直前に通り雨のためコースは一旦ウェットコンディションとなり、雨が止んだ後、路面が徐々に乾いていくという難しい状況となった。
チームはレインタイヤを装着して古谷をコースに送り出し、古谷は早々にタイムアタックにかかったが、思うようにタイヤが発熱せずグリップが足りない状態での走行を強いられることになった。その結果タイムは10番手に終わり、Q2セッションに進出することができず、ANEST IWATA Racing RC F GT3のスターティンググリッドは期待外れの20番手となった。
追い上げる古谷、入賞への可能性を広げる
翌17日(日)、いつ雨が降り出すかわからない曇り空の下、午後1時30分、ドライコンディションで決勝レースがスタートした。チームは、スタートを古谷に任せ、300kmレースの1/3をめどに早めのピットストップに踏み切ってドライバー交代とタイヤ交換及び給油を行う基本戦略を選択。ピットストップでのロスタイムを最小限に抑えるため、タイヤについては負荷のかかる左側前後2輪のみの交換を行う予定だった。
20番手からレースを始めた古谷は、ポジションを守ってオープニングラップを終えた。ペースは上位陣に匹敵するほど良く、少しずつ順位を上がりはじめた。しかしスポーツランドSUGOではオーバーテイクのポイントが限られており、先行車両に詰まって古谷の速さを活かせないと判断したチームは、予定通り早めのドライバー交代を行い先行車両がいない状態でイゴールをロングランさせる戦略を進めることになった。
古谷が見かけ上の順位を15番手まで上げた26周目、チームは古谷をピットに呼び寄せ、左側2輪のタイヤ交換と給油を行い、イゴールをコースへ送り返した。ところがその直後、コース上で大きなアクシデントが発生し、レースは赤旗で一旦中断され競技車両はホームストレート上に整列停止することになる。この段階でイゴールが乗るANEST IWATA Racing RC F GT3の実質上の順位は16番手だった。
作戦がハマった後半、イゴール怒涛のオーバーテイク
アクシデントの処理が終わり、レースはセーフティーカー(SC)先導で再スタートすることになるが、冷えたタイヤや
ブレーキをウォームアップするため、3周にわたってSC先導走行が行われた。この段階でのピット作業が許可されたため、チームはSC先導が行われている間にもう1回追加のピットインを行い、右側2輪のタイヤもフレッシュタイヤへ交換する決
断をした。タイヤ交換のため計算外のロスタイムが生じたが、この間SC先導で全車スロー走行をしていたため、イゴールはすぐに隊列へ追いつき、事実上の順位を落とすことなく再スタートすることとなった。レースは42周目から再開し、結果
的に4輪共フレッシュタイヤに交換したイゴールのペースは上がり、ここから怒涛の追い上げが始まった。
前方集団にはまだピット作業を終えていなかった車両も含まれており、その車両がピット作業で後退する一方、イゴールはオーバーテイクを始め42周目には14番手、47周目には13番手、53周目には12番手、54周目には11番手と順位は急激に上げていった。
イゴールの前方では5台の集団が6番手争いをしていたためペースが上がっていなかった。イゴールは見る見る追いつき、8番手へポジションを上げ、さらに順位を上げようと先行車に迫った。しかしイゴールのタイヤも消耗が進んでそれ以上のペースアップはできず、0秒723差の8番手のまま78周を走りきりチェッカーフラッグを受けた。
その後、レース後の車検で上位車両の1台が失格となったため、ANEST IWATA Racing RC F GT3の正式順位は7位に繰り上がり、前戦第5戦に続きシリーズポイントを獲得することになった。イゴールと古谷はドライバー部門のシリーズポイントを4点加え通算ポイントを5点に伸ばした。またチーム部門では6戦連続の完走を果たし完走ポイントを2点加えることになった。次回第7戦は、10月14日(土)~15日(日)、大分県オートポリスで開催される。
■正式結果
公式予選クラス20位(出走23台)
Q1:1分45秒868(古谷:A組10位)Q2:未出走
決勝:クラス7位(出走25台)78周(1周おくれ)
コメント
武田克己総監督
「土曜日の予選は、Q1のA組というどちらかと言えば不利な組で、しかも雨が降って、タイヤ選択が非常に難しい状況に追い込まれ、結果的に厳しい順位になってしまいました。予選結果から考えると、シリーズポイントが獲れる10位以内に入るだけでも大変だとは思っていたんですが、2戦連続でポイントを獲得し、しかも今回はチームとして最高位の7位入賞ですから大戦果だと思います。チームの実力が発揮できたと大満足ですし嬉しいです。もちろん冷静に振り返ると、右側タイヤの交換をもう1周早く決断していたらひょっとしたら表彰台も見えたのではないかと欲を言えばきりがなくなりますが、次のオートポリスもうちとしては可能性があるコース特性なので、楽しみは先にとっておくことにします」
イゴール・オオムラ・フラガ
「土曜日の走り出しは、予選で10番手くらいにはいけるかなという感触でしたが、雨が降ってタイヤが発熱しなかったようで、20番手スタートになってしまいました。決勝レースで古谷選手が頑張ってくれて、クルマを引き継いで走り出したら、アンダーステアが強いなあと感じましたが、赤旗中断を挟んで右側タイヤもフレッシュにしたらフィーリングが少し良くなってタイムも上がり、どんどん前に追いついていきました。右側タイヤを変えるとき、チームみんながめちゃくちゃ悩んでいるのが無線でわかりましたが、何かやらないと前へはいけないのかなという感じでもあったので、じゃあ『思い切って入ろう!』ということになりました。右側にもフレッシュタイヤを入れて出て行ったら、どんどん前に追いついていきました。最後はもう1つポジションを上げたかったんですが、アンダーステアが強くなって勝負することはできませんでした。ミスなく、良い結果が得られたとは思いますが、もっと上位が欲しいという気持ちも残りました」
古谷悠河
「公式予選では、グリップが上がってこないなあ、という感触でしたが、最初の1周2周が勝負だろうと思い、アタックしました。自分としてはベストを尽くせたと感じますが、タイムが上がって来ませんでした。ただ、決勝レースのようなロングランではそれなりのペースで走れる手応えもありました。決勝はとにかく生き残ることを考えていましたが、予選順位が順位だったのでガンガン追い上げていこうとも思っていました。決勝スタートに向けて予選と異なる方向のセッティングをしてみたところ、スタートからペース良く走れました。最初、集団から抜け出すのに手間取ってしまいましたが、その後はすぐ前に追いついて、自分としては納得いくスティントでした」
ANEST IWATA Racing with Arnage
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2023年KYOJOCUP第3戦が9月24日(日)に富士スピードウェイにて行われ、#17 三浦愛(Team M VITA)がトップでチェッカーを受けたが、レース後の審議でペナルティが下り、#114 翁長実希(RSS VITA)が優勝となった。
今大会も参加台数が21台という盛況ぶりをみせるKYOJO CUP。今回初参戦となる、#35 後藤玲香(恒志堂レーシングCLASS VITA)がスポット参戦。三浦、翁長、#337 斎藤愛未(D.D.R VITA-01)などランキング上位勢もひしめく中、熾烈な争いになることが予想された。
日曜日の午前8時25分からスタートした公式予選の序盤は、#87 山本龍(お先にどうぞ☆VITA)、#86 永井歩夢(Dr.DRY VITA)、#44 平川真子(RSS vita)らが上位に食い込んできたものの、開始から8分が経過したところで三浦がタイムを更新しトップに浮上。永井も自己ベストを更新し、三浦、永井、山本、という順に。残り4分を切ったところで永井が自己ベストを更新し、三浦に対して0.110秒差と肉薄したが、三浦は2周連続で自己ベストを更新し1分59秒254を記録。永井を突き放してポールポジションを獲得した。永井は、ポールポジションは逃したものの自己ベストグリッドを獲得。3位は山本となった。
決勝は午後1時50分にフォーメーションラップがスタート。ポールポジションの三浦がトップを守ったまま1コーナーへ向かう。4位スタートの翁長と5位スタートの平川が抜群のスタートダッシュを決めて三浦に続き、永井は4位に後退した。
オープニングラップで三浦と翁長が後方を2秒以上引き離し、トップ争いは2台に絞られ、ペースが上がらない平川を先頭に永井、山本、斎藤の3位争いが激化。3周目には永井が1コーナーで平川をオーバーテイクし3位に復帰すると、2台の順位が毎周入れ替わるという激しいバトルへと発展した。永井が5周目に平川の前に出ると、この争いにピリオドを打つように平川との差を広げていった。
トップ争いの2台は1秒以内のギャップで周回を重ね、翁長は三浦にプレッシャーをかけ続ける。このままレース終盤までトップ争いに動きはないように見えたが、9周目の最終コーナーで周回遅れの車両が現れ、それをパスする際に三浦がやや失速。立ち上がりで速度を落とした三浦に対して翁長に絶好のチャンスが訪れた。翁長は続く1コーナーのブレーキングで並びかけたものの、ここは三浦がディフェンス。テールトゥノーズのままヘアピンコーナーにさしかかると、立ち上がりで翁長が三浦のアウトサイドへ並びかけた。ほぼ横並びの状態でダンロップコーナーに侵入し、ブレーキング勝負となる。2台は軽く接触しながらも、三浦はポジションを落とすことなくトップをキープ。レース終盤も1秒以内の攻防は続いたものの、三浦がそのまま逃げ切りトップでチェッカーを受けた。しかしレース後、三浦に対し翁長との接触に関する5秒加算のペナルティが下りる。その結果、優勝は翁長。2位に三浦、3位には永井が入った。
シーズン最終戦となるKYOJO CUP第4戦は11月26日(日)に富士スピードウェイで行われる。
第3戦 優勝:#114 翁長実希(RSS VITA)
「自分自身にできることをしっかりやりながら戦いましたが、コーナリングでは分があるもののストレートは三浦選手の方が速く、追いつくのが精いっぱいという状態でした。わずかにあったチャンスをしっかりつかむために並びかけたタイミングで接触があり、結果的に順位が入れ替わって優勝という形になりましたが、この1戦を幸運ととらえるのではなく、次戦に向けて自分もレベルアップしなければいけないと感じています。今回ポイント差が縮まったことはチャンピオンへのチャンスだと思うので、それをしっかりとものにするために、次戦はクルマも自分のドライビングももっとまとめて、戦えるようにしていきたいです」
株式会社インタープロトモータースポーツ
2023インタープロトシリーズPOWERD BY KeePer第3大会が9月23日(土)・24日(日)に富士スピードウェイで開催され、1レース目はポールポジションからスタートした#3 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)が、2レース目は激戦を経て#44 山下健太(NAVUL)がそれぞれ優勝した。
23日(土)に行われた公式予選では、阪口が1分46秒802を記録しポールポジションを獲得。2位につけた山下とは0.092秒差という接戦の公式予選となった。
24日(日)の決勝レースは昼間でも25℃付近という初秋らしい天候のもとで行われた。1レース目となる第5戦の決勝はポールポジションスタートの阪口がスタートダッシュを決めたが、2位の山下も0.5秒圏内で阪口の背後を追いかける。更にスタートで若干出遅れてしまった3位の#37 福住仁嶺(キーパー号)のレースペースが速く、上位2人の背後にじわりじわりと追いついていくと、3台が0.5秒圏内で等間隔に並び、一瞬のミスも許されない緊迫した状態で周回を重ねていった。
後方では、#55 宮田莉朋(人馬一体ドライビングアカデミー)、#7 野尻智紀(JPOINT)、#16 ロニー・クインタレッリ(ララパルーザ)の5位争いが激化。4周目の最終コーナーで野尻が宮田をかわすと、今度は立ち上がりで車速を乗せた宮田が野尻のスリップを使い並びかける。更にその背後で様子を見ていたクインタレッリも並びかけ、3ワイドのまま1コーナーへ侵入すると、野尻が抜け出し5位に浮上した。
上位3台のギャップはレース終盤に入っても変わらず、トップの阪口は2人に仕掛ける隙を一切見せずにそのまま逃げ切り優勝を飾った。2位は山下、3位は福住となった。
2レース目の第6戦は1レース目の結果をもとにスターティンググリッドが決定され、このレースでも、阪口、山下、福住のトップ争いが期待された。2レース目でもスタートダッシュを決めた阪口は、山下、福住を従えてレースをリードする。2周目にさしかかると、1レース目でも白熱していた野尻とクインタレッリの争いがヒートアップ。4位を走行していた#32 小高一斗(NETZ NOVEL MIE)に近づき3台の接近戦となる中、ダンロップコーナーのブレーキングでリアタイヤをロックアップしてしまった野尻がクインタレッリと接触。2台はコースサイドでストップしてしまった。
これによりセーフティカー(SC)が導入され、各車のギャップは一旦リセットされることに。残り時間5分でレースが再開されるとすぐ、これまで緊迫状態だったトップ争いが動き出す。山下が最終コーナーでイン側から阪口の隙をついて逆転に成功。かわされた阪口は1コーナーで再逆転を試みたが、山下は阪口をしっかりとおさえてトップを死守し、ファイナルラップへと入っていった。最後まであきらめない阪口はこのファイナルラップでファステストラップを塗り替え追いかけるが、わずか0.5秒届かず、山下が今シーズン3勝目となるトップチェッカーを受けた。連勝を逃した阪口だったが、ポールポジションポイント、ファステストラップポイントを追加しこの週末で最多ポイントを獲得。山下を逆転しポイントリーダーに躍り出た。3位には2戦連続で福住が入った。
今大会5台で争われたSUPRAクラスでは、#38 坪井翔(TR GR Supra GT4 EVO)が2レースを連勝。CCS-Rクラスは#46 山内英輝(NTP CCS-R)の1台のみのエントリーで、予選・決勝を戦った。
シーズン最終戦となる第4大会は、11月25日(土)・26日(日)に、富士スピードウェイで開催される。
IPS第5戦 優勝:#3 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)
「山下選手と福住選手が迫ってきていたんですが、ペース的には山下選手と2台で争っているのかなという感じでした。1レース目は最終コーナーで抜かれることが多いので、そこだけ気をつけたら大丈夫かなと思っていてしっかりおさえきれましたが、2レース目はSC開けの山下選手のペースが良かったです。最終コーナーは結構タイトに走ったつもりですが、更に内側から山下選手がきて驚きました。ペースも競り合いも負けてしまって悔しいレースになりました。シリーズ的にはいい位置につけていると思うので最後は連勝で終えられるようにしたいです」
IPS第6 戦 優勝:#44 山下健太(NAVUL)
「本当はレース1も勝ちたかったのですが、あまり余裕がなく、ついていくのに精いっぱいというところでした。レース2はSCが開けた時点で勝負をかけないといけないと思って最終コーナーで仕掛けたのですが、ギリギリの間隔で入ったので抜けるかどうかというところでしたが、なんとか前に出られて良かったです。今日はスリップが効きにくく、最終コーナーで入ってしまえば1コーナーも守れるかなと思って入りました。トップに立ってからは思った通りの展開にできました」
株式会社インタープロトモータースポーツ
優勝 91号車・角間光起(ELEVレーシング10VED)
「(スタート直後のバトルは?)最初スタートダッシュでちょっと出遅れて、3番手の中澤さんに差されかけたのですけど、ブレーキングで(抑えた)。1コーナー立ち上がりの時にはもう小村さんと並んでいる状態になったので、そのまま第1ヘアピンではイン側につけるので、こりゃ行くしかないと思って、踏みちぎりました(笑)。(そこからプレッシャーあった?)小村さんもレースのベテランというのもあって、後半追い詰めて来るかな、と思って、タイヤを温存する意味でも最初は結構ペースをコントロールしていたのですけど、意外と差が周回重ねるごとにできていったので、それがちょっと自信にもつながって後半ペース上げながら、という感じでした。(ほぼ完勝?)そうですね(笑)」
優勝チーム監督 ELEV Racing Dream代表・前田大道
「チーム初の優勝です。2018年の2月からまるまる5年と半年かけて、ちょっと長い道のりでしたけど、なんとか、夢だったスーパーFJ筑波での優勝、達成できてほんとに、まだちょっと現実感がないというか、それぐらい嬉しいです。(今日の角間選手のレースぶりは?)スタート、一瞬失速があったのですけど、うまく小村君がイン側をブロックしてくれて、そのまま隙間をすっと行ってくれて、第1ヘアピン抜けた所を見ていたのですよ。これは行けたな、と。後はなんとか頑張れ、抑えこめ、と思っていたら、抑えこむどころかベストタイム連発でどんどん差をつけていたので、彼はほんとに凄いドライバーです。びっくりしました。レース前、グリッドで一言だけ「思い切りはしゃいで来い、イケイケで行け」とその言葉しか出てこなかったんです。彼はグランツーリスモから来ている人間なので、リアルをバーチャルな走りでどれくらい行けるか、という部分で見ていたのですけれど、彼のグランツーリスモでの走りが実車でレースできたら最強だと僕は思っていたので、その言葉を選びました」
2位 52号車・小村明生(Fガレージ Gyrotech TKR)
「状況が状況だったので、しっかり2位キープできたのは100点かな、と思うのですけど、追いつけなかったのは正直残念です。(中澤選手との順位の交代は?)イエローフラッグが出ていた中でパスしていったので、彼もしっかり見ていたので譲ってくれたので、ほんとにクリーンなバトルをしてくれたなと思います。昨日からちょっと水温が上昇傾向にあって、1秒以内で(前に)ついているときは水温が80何度とかバカーンと上がっちゃって、パワーが1馬力2馬力ぐらい落ちたイメージで、無理に追い続け水温上がってエンジン壊したり、他のトラブル出てもしょうがないと思って、2位キープで無理せずに、完走だけを考えて走った感じです。止まるよりはしっかりポイントを取った上で、全戦見た時にちゃんと結果がついてくるな、と。目標(筑波シリーズチャンピオン)は残念ながらここで終わってしまったのですけれど、すべて(のレース)が終わった訳じゃないので、しっかり前を向いて、次戦、富士に出られることになったので、全力でトラブルシューティングしてしっかり1位に戻りたいと思います」
3位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)
「(小村選手とのやりとり?)ペースがよくて、並んだでいたらイエローフラッグ見えたので引いたのですよ。そしたら小村さん外へ出て避けちゃったので、待っていたのですけど来ないので、いったん前に出るしか無くて。(順位戻そうと)バックストレートでもアクセル抜いたんですけど、抜きにきてくれなかったので、しょうがないから最終ラップで思い切りペース落として(順位戻した)。チームメイトのイエローフラッグ出て無ければ抜けていたのですけどね(笑)、タラレバで、しょうがないですけど。調子はよかったです、予選で出し切っていなかったのがそのまま後半まで続いて、小村さんよりペースよかったのですけど、まあしょうがないですね」
4位 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)
「4位はタナボタですけれど(笑)、ペースが無かったので、正直前がバトルしていたのに全然追いつかなかったので、そこは反省かな、って。自分のラインもいろいろ試したとこもあったのですけど、それでなんかリズム変になっちゃって、前の走りの方がなんとなくよかったのかな、って今日に限っては。いろいろ試してみて(の結果)ですけれど。でもやっぱり悔しいですね。次の富士はジャパンリーグの最終戦でライバルもいっぱい出てきそうなので、今日のレース内容ももう1回反省して、見つめなおしたいと思います。今日はほんとにペースが無かったです」
5位 86号車・村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)
「苦しかったです、調子出なかったですね。うまく合わせ込められなくて、レースも自力でポジション上げたのは1つ2つくらいしかなくて、後は棚ぼたで上げたような感じなので。予選で(順位が)上がらなくて、決勝で頑張って上げて行くってレースが多いので、そろそろちゃんと予選から前の方で。後ろの方になると危ないこともあるので、そこらへんも前でクリーンにちゃんとレースできたらいいな、と。次の富士はいろんな選手来るでしょうから、また気合入れなおして、一目おかれるような活躍ができれば、と思います」
6位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)
「(苦しいレースだった?)うまく決まらなかったですね、スピードが足りなくて。順位も前がいなくなって上がった感じなので。クルマは問題なかったのですけれど、自分の勢いが足りなかったなって感じです」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦決勝が9月17日(日)に筑波サーキット18周で開催され、今シーズン途中からスーパーFJへの参戦を開始した角間光起(ELEVレーシング10VED)がオープニングラップでポールシッターの小村明生(Fガレージ Gyrotech TKR)を仕留めると、小村のプレッシャーを跳ねのけて18周を走り切り、参戦初年度での初優勝を飾った。前田代表率いるELEVレーシングとしてもチーム結成以来初の優勝となる。
筑波サーキットはたまに晴れ間が覗く曇りで、午前の予選の段階でも30度以上あった気温は午後2時のコースイン時点では34度、路面温度48度まで上昇し、湿度もやや高めの厳しいコンデション。予選トップタイムの武者利仁(ZAP RACorse ED)がピットレールでのスピンによりグリッド最後尾に降格となり、ポールポジションの座にはここまで筑波4戦4勝の小村が収まり、隣にはデビューイヤー3レース目でフロントロウ獲得の角間がマシンを並べた。
フォーメーションラップを終えた9台のマシンがグリッドに着くとレッドライトが消えてレーススタート。蹴り出しがよかったのが3番グリッドから発進の中澤凌(ZAP FOCS 10VED)で、やや出足の鈍かった角間の横をすり抜けて小村の背後へと迫り第1コーナーを目指す。しかしここから角間の加速の伸びがよく、中澤のアウト側から並んでターンイン、ここは中澤がいったん引いて3位に落ち着く。
角間の勢いは止まらず第2コーナー出口でアウトから小村に並びかけるとS字の進入で前に出てトップを奪う。今シーズンここまで負け知らずの小村が初めてオーバーテイクを許す瞬間を観客は目撃した。その後方でも順位変動があり、5番手スタートの内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が第1コーナーで前を行く小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)のインを突いてポジションを上げる、小田部5位に後退。7番手スタートの村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)、最後尾スタートの武者もそれぞれ前からスタートの秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)と初レースの松原将也(ZAPアルミック10VED)を仕留めて順位を上げる。
オープニングラップを終えてトップ角間と2位小村の差は0.565秒、3車身程度の差がついている、3位中澤は小村から0.396秒差と小村はむしろ中澤のプレッシャーにさらされている状況だ。2周目も角間の勢いは衰えず小村との間合いを保ち0.537秒差。武者はこの周も前を走る秋山を第1コーナーでインから差して7位に浮上する。
3周目以降変化がなかった角間と小村のギャップだが6周目、7周目と角間がプッシュし小村を1.181秒後方へと追いやる。3位中澤は依然として小村の0.512秒後方に位置してチャンスをうかがっていて、いつもと違い小村のペースが上がらない。
上位が膠着状態になる中で気を吐いているのが武者で、4周目に村田を仕留めて6位へ上がると8周目には小田部も攻略、5位までポジションを挽回する。9周目にはここまでのファステストラップを出して4位内藤まで0.644秒差まで迫る。
11周目、角間は小村とのギャップを2.122秒まで拡大。対する小村は3位中澤に攻め立てられている状況で0.334秒差、中澤の方が僅かに速いラップタイムを刻んでおり、小村はディフェンシブにならざるを得ない。15周目に角間は59秒176のファステストラップを叩き出しリードは4秒まで拡がる。もはや独走と言ってよい状態だ。小村と中澤の間合いは僅か0.232秒、さらに4位内藤と5位武者も0.271秒差と一触即発の状況が随所で展開し、まず火花が散ったのは4位を争う内藤と武者。 迎えた16周目の第1ヘアピン、テール・ツー・ノーズ状態から車速を乗せた武者が内藤のインを突くが接触。武者が追突する形になり内藤のリヤに乗り上げてしまう。内藤はリヤウイングを失い一度は再スタートを切るがダンロップコーナーでコースサイドに出て停止。武者もダメージがあったかダンロップ手前で停止。両車リタイヤとなってしまった。これで4位小田部、5位村田、6位秋山、7位松原とそれぞれポジションを上げる。
小村対中澤の2位争いは17周目の第1ヘアピンで中澤が小村をオーバーテイク、ついに決着がついたかに見えたが、これはイエローフラッグ下での追い越しということで、続く18周目に中澤がポジションを譲り、ファイナルラップの後半に再度勝負を挑んだがここは小村が守り切りってフィニッシュした。
優勝の角間はトップに立って以来一度もミスする事なく最終的に2位に6.824秒という大差をつけてチェッカードフラッグの下をガッツポーズで通過。今年5月5日の第2戦にデビューして6位、続く5月28日の第3戦で5位、第4戦、第5戦は欠場して挑んだ3レース目で優勝を勝ち取った。ちょうど映画「グランツーリスモ」が公開中だが、実際にSIMレースの世界でe国体に出場した実力の持ち主が、リアルのレースでも通用する事を証明した1戦となった。
2位は小村、終盤は防戦一方となる苦しい展開だったがポジションを守り切り、これで筑波S-FJシリーズについては1戦を残してチャンピオオンを確定させた。以下3位中澤、4位小田部、5位村田とZAP SPEED勢が続き、ただ1台マスターズクラスで出場の秋山が6位に入った。
2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第7戦は10月7日(土)に富士スピードウェイで開催される。全国を転戦するスーパーFJジャパンリーグの最終戦でもある本大会はおそらく各地の有力選手も出場すると予想され注目だ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/09/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 91 角間 光起 ELEVレーシング10V ED TOKYO R&D RD10V 18 17'55.798 - -
2 52 小村 明生 FガレージGyrotech KTR MYST KK-S2 18 18'02.622 6.824 6.824
3 79 中澤 凌 ZAP FOCS 10V ED TOKYO R&D RD10V 18 18'02.961 7.163 0.339
4 78 小田部 憲幸 いえらいふZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V 18 18'04.150 8.352 1.189
5 86 村田 将輝 湘工冷熱ZAP SPEED ED MYST KK-S2 18 18'07.226 11.428 3.076
6 3 M 1 秋山 健也 スーパーウィンズKKS・ED MYST KK-S 18 18'10.686 14.888 3.460
7 14 松原 将也 ZAPアルミック10V ED MYST RD10V 18 18'11.999 16.201 1.313
8 22 内藤 大輝 RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 15 15'02.823 3Laps 3Laps
9 *15 武者 利仁 ZAP SPEED RACorsa ED TOKYO R&D RD10V 15 16'03.094 3Laps 1'00.271
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 91 角間光起(ELEVレーシング10V ED) 59.176 (15/18) 124.409 km/h
CarNo. 15は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.(危険なドライブ行為)により、競技結果に足して1分加算のペナルティーを科した。
■予選後のコメント(※予選終了直後のもの)
ポールポジション 52号車・小村明生(Fガレージ Gyrotech TKR)59秒016
「(コース汚れてタイムアップできなかった?)それまでにタイムアップできなかったと言えばおしまいなんですけど、これからって時にコース汚れちゃったので。残念ではありますけれど、タイム的に58秒台を狙えた部分はありますし、結果的に(武者に対して)100分の1秒の差しかないので、全然問題ないかな、と思います」
2位 91号車・角間光起(ELEVレーシング10VED)59秒090 トップと0.087秒差
「中盤から最終コーナーで誰かがコースアウトしたか何かで芝が散っていたので、そこから路面がダスティでタイムが上がらなかったというのがあると思いますね。(早い段階でピットインしたのは?)いろいろセットアップを試していて、(タイヤの)内圧の調整もあったのですけど、ちょっとクルマをアンダー(ステア)気味にしてみて、そこからどういう変化があるか、みたいな事をやってみたのですが、セットアップの変化を試す前に最終コーナーがあんな感じになってしまったので、試す前に終わってしまったというところですね。(決勝に向けては?)予選3番手で自己ベストのポジションにいるので、このまま初の表彰台に向けて頑張っていきます」
3位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)59秒131 トップと0.115秒差
「これからタイムが出そうな時に最終コーナーの路面が一気に汚れちゃって。清掃入るかなと思ったのですけどそのまま続行だったので、手も足も出なかったですね。(レコードラインなので)赤旗かなと思って翌周ピット入ったのですけど、出なかったので、もったいなかったけど、しょうがないですね。(決勝に向けては?)トップもそんなタイム差がある訳じゃないので、とはいえ、抜きずらいコースなので微妙ですけれど。できるだけやるしかないですね」
4位 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)59秒242 トップと0.226秒差
「(コースが汚れてたことについて)あれは赤旗出すべきだったと思いますよ。コントロールタワーでも話しましたけど、セクタータイムの下落幅が小さかったから、って、それはちょっとですね。あれから誰もタイム更新できていないですよね? たらればにはなりますけど、残り時間も10分以上あったので、一回赤旗で掃除してからもう一回アタックしたかったです。(前日苦労していたマシンの感触は?)バッチリです、最高です(笑)。なので結構(タイヤの)食いつきもよくて、もっとタイム伸ばせるかと思っていたのですけど。でも敗因はやっぱり最初からスパっとタイム出していれば、ですよね? そこは勉強になりました。最初に流し過ぎるのも考えものですね」
5位 22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)59秒297 トップと0.281秒差
「タイム伸びそうなタイミングで武者選手が飛び出していて、そこでタイムが出なかった。そこがもう少しうまく抜けられていたら、もうちょっと順位は上がったかな、という感じなのですけど。決勝に向けて出来る事をやって、追い上げられるように頑張ろかなと思います。クルマの調子はセットアップもいじっていい方向には行っているので、そこが決勝でどう転ぶか、って感じですね」
9位 15号車・武者利仁(ZAP RACorse ED)59秒003
「ピットレーンでスピンしちゃいました。(原因は?)シフトミスというか、自分のミスですね。ピットインしたのはタイヤのエアー(圧)が上がっていたので、それを下げる為にです。ピットレーンでのスピンでペナルティになるとは言われているので、どんな裁定になるかわかりませんけれど、気持を切り替えて。ミッションやって、レース出られるかまだわからないですけれど。(それまでのマシンの感触は)いい感じでした。前後バランスもよくてセットもよかったです」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦公式予選が9月17日(日)に筑波サーキットで開催され、武者利仁(ZAP RACorse ED)がトップタイムを出すも、ピットレーン走行中のスピンによりペナルティを課せられ降格。小村明生(Fガレージ Gyrotech TKR)が2番手タイムながらもポールポジションを獲得した。
例年ならシリーズ後半戦で秋の気配も来ようかという9月中旬の筑波サーキットだが、今年は猛暑がまだ居座っており、うす曇りで蒸し暑いコンデションの中、午前9時45分、ここまでシリーズを戦っている8名に加えて今回レースデビューを迎えた松原将也(ZAPアルミック10VED)を加えた全9台がコースイン、20分間の予選が開始された。気温30度、路面温度36度というコンデションだ。
各車ウオームアップを終えて残り17分、まずは武者が59秒510でトップタイム、すかさず角間光起(ELEVレーシング10VED)が59秒090、内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が59秒505と続いて武者は59秒447とタイムを詰めるが3番手にダウン。さらに小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)が59秒395、中澤凌(ZAP FOCS 10VED)が59秒443として3番手、4番手へ。これで武者5番手へダウン。
残り15分、今年筑波で負けなしの小村が本格的にアタックに入り59秒087のトップタイム、続いて中澤が59秒281で3番手へ浮上。小村は続けてタイムを削り59秒040とし、ポジションを落としていた武者も59秒055と0.015秒差の2番手へ上がるとさらに59秒003をマークしてトップの座を小村から奪い返す。
武者に続いて角間もタイムアップ、59秒028で2番手へ、小村は3番手にドロップするが、残り12分で59秒016までタイムを削り角間を追い落とし2番手へ。4番手中澤59秒131、5番手小田部59秒242、6番手内藤59秒297と続く。
このタイミングで武者はいつも通りタイヤの内圧調整のためにいったんピットへとピットロードに入ったが、なんとここでハーフスピン。マシンはいったんイン側へと巻き込んでから今度は90度左へ回ると平行している本コース側に飛び出し、最終コーナーを横断する形でアウト側のグリーンに出る。本コース上では村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)が最終コーナーへターンしていたが、危ういところで武者を避けてチームメイト同士の接触を回避した。武者は本コースに復帰するがマシンはガラガラ音を立てておりトラブルが起きている事は一目瞭然な状態。
予選後に武者に状況を聞いたところ、ピットエントリーを走行中にシフトダウンでミスをして一瞬リバースギアに入ってしまい、それで姿勢を乱してしまったそうで、その後ミッションが壊れたようだとのこと。
このアクシデントで最終コーナーはレコードライン上に土がまき散らされた状態となる。筑波で最もスピードが乗るコーナーだけにタイムアップは無理と見たか、各車は次々とピットイン。タイヤを調整する者や、この状況では赤旗が出るのではないかと待機する者など一時7台がピットに並び、コース上を走るのは角間と小田部だけとなった。
その後武者を除く全車がコースへと復帰したが、最終コーナーのコンデションが改善しないため、タイムアップは厳しい状態。いつもなら終盤に見られるタイムアタック合戦は不発となってしまった。そんな中で自己ベストを更新したのが村田で残り5分で59秒711と7番手秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)に0.1秒差まで迫るがポジションは8番手で変わらず。
結局後半は順位の変動がないままに20分間が過ぎ予選終了となった。
トップは武者の59秒003、2番手小村59秒016(+0.013秒)、3番手角間59秒028(+0.025秒)、4番手中澤59秒131(+0.128秒)、5番手小田部59秒242(+0.239秒)、6番手内藤59秒297(+0.294秒)という結果に。
しかしこの後の審議で、武者はピットレーン上でのスピンとコースの横断という危険行為で最後尾スタートという裁定。これにより決勝のポールポジションは小村となり、以下各車繰り上げとなる。また角間は走路外走行により当該周(ベストラップ周)のタイムが抹消され、セカンドベストの59秒090が採用されるが順位は変わらずでフロントロウにつけ、セカンドロウに中澤、小田部のZAP SPEED勢が並ぶこととなった。以下3列目に5番手内藤と6番手で唯一のマスターズクラス秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)が付け、4列目は7番手村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)と今回初レースの松原が8番手で続き、ペナルティの武者は5列目9番グリッドにつくことになる。
決勝は午後2時4分コースイン予定。ここまで負け知らずの小村が今回も横綱相撲を見せるのか、めきめきと頭角を現してきたと評判の角間がミラクルを見せるか。最後尾スタートながらスピードでは誰にも負けない武者が這い上がってくるのか見どころは尽きない。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhisa NOINE
筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/09/17) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 *15 武者 利仁 ZAP SPEED RACorsa ED TOKYO R&D RD10V 59.003 - - 124.773
2 52 小村 明生 FガレージGyrotech KTR MYST KK-S2 59.016 0.013 0.013 124.746
3 *91 角間 光起 ELEVレーシング10V ED TOKYO R&D RD10V 59.090 0.087 0.074 124.590
4 79 中澤 凌 ZAP FOCS 10V ED TOKYO R&D RD10V 59.131 0.128 0.041 124.503
5 78 小田部 憲幸 いえらいふZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V 59.242 0.239 0.111 124.270
6 22 内藤 大輝 RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 59.297 0.294 0.055 124.155
7 3 M 1 秋山 健也 スーパーウィンズKKS・ED MYST KK-S 59.611 0.608 0.314 123.501
8 86 村田 将輝 湘工冷熱ZAP SPEED ED MYST KK-S2 59.712 0.709 0.101 123.292
9 *14 松原 将也 ZAPアルミック10V ED MYST RD10V 59.810 0.807 0.098 123.090
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.747)予選通過 ----
CarNo. 15は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.(ピットレーン上のスピン、コースを横切る行為)により、最後尾スタートとする。
CarNo. 91, 14は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。
2023年JAF地方選手権、スーパーFJ筑波/富士シリーズ第6戦を前にS-FJで初のレースを迎えたのがゼッケン14番「ZAPアルミック10VED」をドライブする松原将也。レース前日のスポーツ走行の合間にインタビューを行った。
・松原選手一問一答
――いままでモータースポーツの経験は?
「4歳から小学5年生までやって、そこからいったんレースはやめちゃったのですけれど、レースを見に行ったりとかレンタルカート乗ったりとかはあったのですけれど。20歳でフォーミュラ体験会というのがあって、そっちに参加して、意外と乗れるなと思って、ZAPさんのオーディションうけて受かってきました。
――練習はかなり積んだ?
「ZAPさんに入ってから1年間くらい練習の機会があって、このデビュー戦でどれだけうまくできるか、というところですね」
――今日の練習走行での感触は?
「昨日は意外といいセン行っているなと思っていたのですが、ちょっと今日は台数が多いこともありますし、コースに砂が乗っているというのもあって、今日になってあまり流れがよくないなって感じなので、次の走行でどれだけ調整できるかな、というところですね」
――今シーズンこの後の活動は?
「今回のレースの後10月29日の筑波の最終戦に出る予定で、まだそこしか決まっていないですけれど、日本一決定戦はクルマの空き次第という感じです」
――来年以降も活動続ける?
「今大学3年生で、4年になるといろいろ大変になりますけれど、そこがなんとかやりくりして。ゆくゆくはこっち(レース)の世界で職業にしていきたいので、大学(生活)うまくやって、という感じですね」
練習走行での走りは他クラスとの混走で位置取りに苦労していたようだが、クリアラップではトップ選手とそん色ないタイムも出ており、本番に向けて楽しみな松原の今後の活躍に期待したい。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
2023オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の決勝が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われGT500クラスは17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)、GT300クラスは18号車UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)がトップでチェッカーを受けたが、レース後の再車検でこの2台ともに車両規定違反の裁定が下るという異例の事態が発生。これによりGT500クラスは8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)、GT300クラスは52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)が優勝というなんとも後味の悪い結果となった。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選日9,400人/決勝日18,500人/大会総入場者数27,900 人)
決勝に先立って行われたウォームアップ走行での気温は26℃ 、路面温度は30℃。スタート前のSUGOは上空を雲が覆い尽くしており、時折小雨が落ちてくるが、路面はドライ。各車スリックタイヤを履いてグリッドに着いた。
第6戦決勝は午後1時30分より宮城県警の3台の白バイと2台のパトロールカーの先導に続いて84周で行われた。
GT500クラスは予選グリッド通りの順位で1周目を終了。トップの野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)は序盤からハイペースで後続との差を広げ、2位のロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)に対して10周目までに6秒104、25周終了時点で9秒732のリードを築き上げる。3位は松下信治(Astemo NSX-GT)だ。
その後方では立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)を捉えて4位に浮上するが、38号車はその後35周目にトラブルによりガレージに戻り、ここでレースを終えている。
規定周回の1/3となる28周目に差し掛かると、ドライバー交代を行うチームが相次いだ。2位の23号車は30周目、トップの8号車は32周目、3位の17号車は33周目に給油とタイヤ交換、そしてドライバー交代を行った。
するとここで迅速なピット作業により大幅なタイム短縮を実現した17号車が8号車の前でピットアウトすることに成功する。
追い上げを図らんとする大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)だったが、周回遅れに行手を阻まれ、思うように差を縮められないばかりか、36周目の1コーナーでは周回遅れの高木真一(K-tunes RC F GT3)接触してしまう。これで塚越広大(Astemo NSX-GT)のリードは3秒165に広がった。この時点での暫定トップは39号車、ベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z)が2位で17号車は3位だが、上位2台はまだピット作業を終えていなかった。
そして38周目に入ったところで大きなアクシデントが発生する。
最終コーナーを立ち上がってきた山本尚貴(STANLEY NSX-GT)がピットインしようとする名取鉄平(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)と接触、これにより100号車はコントロールを失ってコースを横断、ダンロップブリッジアウト側のガードレールに激突してしまったのだ。
これにより39周目にセーフティーカーが導入され、レースは40周目に赤旗中断となった。
ドライバーの救出作業と事故車両の回収ののち、レースは午後3時20分にセーフティーカーの先導で再開された。救出された山本には意識があるものの、首の痛みを訴えているとのことで、検査のためドクターヘリで病院へ搬送されることとなった。
セーフティーカーは44周目にピットイン。45周目から追い越しが可能となった。ここで1号車とNo. 16 ARTA MUGEN NSX-GTがピットイン。ドライバー交代と給油作業を行った。
コース上では塚越広大(Astemo NSX-GT)、大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)、松田次生(MOTUL AUTECH Z)の3台が接近戦を展開する。周回遅れを巧みに利用して逃げにかかる塚越を大湯は追い上げ、52周目の1コーナーでついに17号車のインに飛び込み、これを抜き去ることに成功する。さらにこの周で39号車がピットに入ったことで8号車はトップに返り咲いた。
大湯はそこから着実にリードを広げ、60周目までに塚越に対して3秒402差をつけるが、塚越も61周目から追い上げに転じ、64周目には0秒299差まで迫ってきた。そこからは10周以上に渡って一進一退の攻防が続くが、大湯の8号車はタイヤに問題を抱えているのか思うように17号車を引き離すことができない。
そして76周目。
ホームストレートで周回遅れをアウトからかわそうとした大湯の隙をついて塚越はインから8号車を抜き去り、ついにトップに躍り出た。77周終了時点で17号車のリードは1.664秒。そこからは周回を重ねるごとにリードを広げていった。
2位に後退した大湯の背後には松田が迫り、大湯は防戦一方の状況となる。
結局レースは17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)が2位に7.039秒の大差をつけて84周を走り切り、トップでチェッカーを受けた。
ところがレース後の再車検で17号車にスキッドブロックの規定違反が発覚、残念ながら17号車は失格となってしまった。
これにより、8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)が優勝、23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が2位となり、そして最初のスティントを引っ張る作戦を採った39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)がトヨタ勢最上位の3位を獲得することとなった。
GT300クラスはポールポジションの新田守男(K-tunes RC F GT3)がスタートを決め、トップで1コーナーに飛び込む一方で、100kgのウェイトを抱える小出峻(UPGARAGE NSX GT3)はオープニングラップで2つポジションを落とし、8位でコントロールラインに戻ってきた。
しかし96号車は後続を引き離すことができず、14周を終えても2位の清水英志郎(シェイドレーシングGR86 GT)とテール。トゥノーズの状態。その後方では井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)と川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)も僅差で周回を重ねていく。さらにこの2台の背後に片山義章(DOBOT Audi R8 LMS)も近づいてきた。
清水は18周目の1コーナー新田のインに飛び込むが、新田は巧みに清水を押さえ込み、トップを守る。
その後方では片山が19周目の1コーナーで川合を捉えて4位に浮上。さらに馬の背でアウトから井口をも抜き去ろうとするが、ここで勢い余ってオーバーラン、順位を上げるどころか名取鉄平(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)の後ろまで後退してしまう。
その名取は井口と川合を20周目の1コーナーで抜き去ろうとするが、川合は井口を抜きながらも名取の先行を許さない。このバトルの間に清水は新田を捉えてトップに浮上した。
その後、52号車は23周目、96号車は25周目、61号車は28周目、20号車は31周目にピットイン。ドライバー交代を行うが、35周目に56号車と18号車が同時ピットインする際、56号車と後ろから来た100号車が接触、100号車が大破するアクシデントが発生し、レースは赤旗中断となった。
これにより56号車に対し、レースコントロールは危険なドライブ行為があったとしてドライビングスルーペナルティを課す。さらに赤旗中断中にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが車体に触れたことを赤旗中の作業違反と判定、これに対してもドライビングスルーペナルティを出したため、56号車は完全に勝負権を失った。
この時点で実質トップは52号車。まだピット作業を終えていない9号車と87号車がピットに入ったことで、54周目にトップに浮上する。さらに44周目に96号車に抜かれた18号車が96号車を抜き返したことで2位に浮上。96号車は20号車の先行も許してしまい、4位に後退してしまった。96号車はその後も6号車、61号車に次々に抜かれ、どんどん順位を落としていく。
トップに立った52号車は2位の18号車に対し大差をつけて周回を重ねるが、ファイナルラップとなった79周目の最終コーナーを立ち上がり、ホームストレートに入ったところで突如失速、これにより18号車がコントロールライン直前で52号車を抜き去り、トップでチェッカーを受けた。
ところがレース後の再車検で18号車に最低地上高違反が発覚。これにより18号車UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)は失格となり、優勝は52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)のものとなった。
2位は20号車シェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)、6号車DOBOT Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)が3位という結果となった。
次戦の舞台は九州のオートポリス。10月15日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire WH Lap Time Behind Gap
1 8 野尻 智紀 大湯 都史樹 ARTA MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 22 84 2:45'00.838 - -
2 23 松田 次生 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO MI 50 84 2:45'01.367 0.529 0.529
3 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 46 84 2:45'52.496 51.658 51.129
4 1 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット MARELLI IMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 48 84 2:45'56.531 55.693 4.035
5 24 佐々木 大樹 平手 晃平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 10 84 2:46'03.317 1'02.479 6.786
6 14 大嶋 和也 山下 健太 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 64 83 2:44'56.945 1Lap 1Lap
7 36 坪井 翔 宮田 莉朋 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 90 83 2:45'02.492 1Lap 5.547
8 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 48 83 2:45'02.758 1Lap 0.266
9 3 千代 勝正 高星 明誠 Niterra MOTUL Z NISSAN Z GT500 NDDP RACING MI 98 83 2:45'04.043 1Lap 1.285
10 37 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 16 83 2:45'05.160 1Lap 1.117
11 64 伊沢 拓也 太田 格之進 Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing DL 38 83 2:45'05.615 1Lap 0.455
12 16 福住 仁嶺 大津 弘樹 ARTA MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 74 82 2:44'57.874 2Laps 1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 58 Laps)完走 ----
- 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU BS 62 36 47'19.409 48Laps 46Laps
- 38 立川 祐路 石浦 宏明 ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO BS 36 35 46'02.030 49Laps 1Lap
- *17 塚越 広大 松下 信治 Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING BS 58 - 失格 - -
Fastest Lap: CarNo.8 野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT) 1'12.580 (3/84) 177.829 km/h
CarNo. 17は、TeR.3.22.4A(スキッドブロック厚み)違反により、失格とした。
■GT300クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire WH Lap Time Behind Gap
1 52 吉田 広樹 川合 孝汰 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave BS 90 79 2:46'17.002 - -
2 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING DL 3 78 2:45'01.525 1Lap 1Lap
3 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン DOBOT Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans YH 45 78 2:45'08.312 1Lap 6.787
4 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 69 78 2:45'17.975 1Lap 9.663
5 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 27 78 2:45'26.445 1Lap 8.470
6 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 72 78 2:45'28.927 1Lap 2.482
7 50 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 3 78 2:45'29.650 1Lap 0.723
8 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 15 78 2:45'44.112 1Lap 14.462
9 10 安田 裕信 大草 りき PONOS GAINER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 39 78 2:45'46.351 1Lap 2.239
10 *56 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 名取 鉄平 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 100 78 2:45'49.205 1Lap 2.854
11 31 嵯峨 宏紀 小高 一斗 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 42 78 2:46'13.945 1Lap 24.740
12 11 富田 竜一郎 石川 京侍 GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 78 77 2:45'02.453 2Laps 1Lap
13 7 荒 聖治 ブルーノ・スペングラー Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 100 77 2:45'33.594 2Laps 31.141
14 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 48 77 2:45'34.609 2Laps 1.015
15 360 青木 孝行 大滝 拓也 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 77 2:45'40.538 2Laps 5.929
16 22 和田 久 城内 政樹 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 77 2:45'46.465 2Laps 5.927
17 9 阪口 良平 リアン・ジャトン PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 77 2:45'55.083 2Laps 8.618
18 27 岩澤 優吾 伊東 黎明 Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Racing YH 30 77 2:45'55.440 2Laps 0.357
19 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 57 77 2:46'00.392 2Laps 4.952
20 48 井田 太陽 田中 優暉 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 76 2:45'18.412 3Laps 1Lap
21 60 吉本 大樹 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 24 76 2:45'34.220 3Laps 15.808
22 5 冨林 勇佑 松井 孝允 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 71 2:37'42.116 8Laps 5Laps
---- 以上規定周回数(70% - 55 Laps)完走 ----
- *30 永井 宏明 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 6 54 2:45'53.109 25Laps 17Laps
- 2 堤 優威 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 100 10 14'56.215 69Laps 44Laps
- *18 小林 崇志 小出 峻 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 100 - 失格 - -
Fastest Lap: CarNo. 96 新田守男(K-tunes RC F GT3) 1'19.838 (3/78) 161.720 km/h
CarNo. 30(永井宏明)は、SpR.13.1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 56(名取鉄平)は、SpR.13.1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 56は、SpR.附則5.3(赤旗中の作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 18は、GTAブルテンNo.50-T(最低地上高)違反により、失格とした。
第10戦優勝 卜部和久(Bionic Jack Racing)
「24戦目での優勝ですね。僕はスタートが得意なので、最初から自信を持ってスタートできました。最後にSCが入って『リスタートがあるかな?』ってひやっとしたんですけど、最初から最後まで自信を持って走れたので、すごくいいレースができました」
「最終コーナーや長いストレートの手前だけは集中してきちんと押さえておけば抜かれることはないと、ミスしないようにだけを心がけて走りました。」
「(連勝に向けての抱負を)そうできるようにチームと頑張ります」
第10戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「悔しかったです。SUGOで優勝したかったし、最速の称号を手に入れたかったというのはあります。朝から雨が降って、フォーメーションラップを走った時にコース前半部分のレコードラインに滑る部分があったので、序盤は仕掛けるチャンスだとは思いましたが、止まりきれなかったりクラッシュするわけにはいかないので、様子を見ていこうと思いました。そのあとプッシュしていきましたが、仕掛けられる距離まではいけず、色々アプローチの仕方を変えてる中で1コーナーで飛び出してしまいました」
「終盤周回遅れの選手たちがいて、いい感じにトラップになっていたので、チャンスだと思っていましたが、SCが入ってしまいました。これもレースだと思うしかないです。今回わかったのは、速くても抜けるマシンでないと勝負できないということだったので、オートポリスに向けてさらにクルマの戦闘力を上げて頑張っていきたいです」
第10戦決勝3位 森山冬星(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「完全に優勝できるゾーンに入っていました。ペースも悪くなかったですし。昨日からペースは悪くなかったんですが、スタートを失敗したり色々ありました。今日は本当にスタートに集中して、それが実って1台をパスし、その後もうまくオーバーテイクして3位に上がって、強い気持ちでトップを追いかけていたんですけど、周回遅れに引っかかってしまったのが悔やまれます」
「(3位に上がった時は)ここで抜かないと絶対優勝はないなと思って、強い気持ちで抜きました。スリップ圏内だったので、いけるなと思いました」
「オートポリスはしっかりポールを取って逃げ切って勝ちたいです。今年は予選があまり良くないので、ポールを取れるように頑張ります。今回の結果は自信になりました」
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
2023年FIA-F4選手権シリーズ第10戦の決勝が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした卜部和久(BJ Racing F110)が接戦を制し、自身初の表彰台を優勝で飾った。
第10戦決勝は午前8時45分スタート。グリッド整列を前に小雨が降ってきたため、レースコントロールからはウェット宣言が出ていたが、フォーメーションラップが始まる頃にはそれも止み、全車スリックタイヤを装着しての戦いとなった。
スタートではポールポジションの卜部が予選2番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)を従えてトップで1コーナーに飛び込んだ。その後方では三井とチャンピオンを争っている野村勇斗(HFDP RACING TEAM)と小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2コーナー立ち上がりでまさかの接触、野村はコースアウトして大きく順位を落とし、小林もポイント圏外の13位まで順位を落としてコントロールラインに戻ってきた。
卜部、三井に次ぐ3位を走っていたのは予選3番手の奥住慈英(BJ Racing F110)だったが、その奥住に2周終わりのホームストレートで4番手スタートの佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が並びかける。さらにその後ろから6番手スタートの森山冬星(HFDP RACING TEAM)が2台に割って入り、1コーナー手前で3ワイド状態に持ち込んだ。
この戦いを制したのは森山。2コーナー立ち上がりで粘る佐野を3コーナーでねじ伏せて3位に浮上してきた。この隙に乗じて奥住も佐野のインをつき、4位まで挽回してきた。
5周目の1コーナーでは予選14番手から着実に順位を上げてきた中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が46徳升を捉えて7位に浮上。さらにその周の最終コーナーで荒川麟(Dr. Dry F110)がアウトから佐野に襲いかかると、中村もホームストレートで2台のインに並びかけ、続く1コーナーで2台を一気に抜き去って5位に浮上した。
一方、トップ争いは三井が僅差で卜部を追っていた。さまざまなアプローチの仕方で卜部を攻略しようと試みていた三井だったが、8周目の1コーナーで痛恨のオーバーシュートを喫してしまう。その結果卜部のリードは一時1秒697まで広がってしまう。さらに三井の後方には0秒574差で森山が迫ってきた。
そしてレースが10周を消化すると、このトップ3台の前に周回遅れが現れる。この処理に苦しむ卜部との差を三井は着実に縮めていき、14周終了時点でその差は0秒498になった。
ところが14周目の1コーナーで飛び出した山崎令二郎(Media Do影山F110)の車両を処理するため、16周目にセーフティーカーが導入されることに。
結局レースはセーフティーカー先導のまま規定周回の17周を消化。卜部和久は参戦24戦目にして待望の初表彰台を優勝というこれ以上ない結果で獲得することになった。
三井優介も2位に入ったことにより、このレースをノーポイントで終えた野村優斗と小林利徠斗に対し、ドライバーズポイントで大差をつけることに成功した。
また3位の森山冬星は第4戦鈴鹿で2位に入って以来、6戦ぶりの表彰台獲得となった。
次戦の舞台は九州のオートポリス。10月14-15日に第11戦、第12戦が行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 17 26'11.166 - -
2 5 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 26'11.295 0.129 0.129
3 7 森山 冬星 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 26'11.473 0.307 0.178
4 35 中村 仁 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 17 26'12.889 1.723 1.416
5 37 佐野 雄城 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 17 26'13.182 2.016 0.293
6 22 藤原 優汰 藤原オートAKILAND F110 AKILAND RACING 17 26'13.782 2.616 0.600
7 88 荒川 麟 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 17 26'15.509 4.343 1.727
8 31 平安山 良馬 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 17 26'16.241 5.075 0.732
9 45 大宮 賢人 PONOS F110 PONOS RACING 17 26'17.344 6.178 1.103
10 12 洞地 遼⼤ HIROTEX AKILAND F110 AKILAND RACING 17 26'18.034 6.868 0.690
11 38 奥本 隼士 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 17 26'19.498 8.332 1.464
12 62 佐藤 樹 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 17 26'20.662 9.496 1.164
13 97 奥住 慈英 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 17 26'23.767 12.601 3.105
14 46 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工M.T フジタ薬局レーシング 17 26'24.591 13.425 0.824
15 80 野澤 勇翔 OTG DL F4 CHALLENG OTG MOTORSPORTS 17 26'25.298 14.132 0.707
16 34 清水 啓伸 Drago CORSE F110 Drago CORSE 17 26'25.931 14.765 0.633
17 87 下野 璃央 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 17 26'26.892 15.726 0.961
18 28 中村 賢明 トムスフォーミュラカレッジ F110 TOM'S YOUTH 17 26'28.321 17.155 1.429
19 98 三島 優輝 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 17 26'29.336 18.170 1.015
20 77 小松 響 WARMTECH Skill Speed スキルスピード 17 26'29.698 18.532 0.362
21 48 堀尾 風允 MOST-HM Racing F4 フジタ薬局レーシング 17 26'31.465 20.299 1.767
22 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 17 26'32.658 21.492 1.193
23 16 西村 和真 Media Do YBS影山F110 Media Do Kageyama Racing 17 26'33.471 22.305 0.813
24 6 野村 勇斗 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 26'36.255 25.089 2.784
25 13 IC 1 藤原 誠 B-MAX ENGINEERING B-MAX RACING TEAM 17 26'38.556 27.390 2.301
26 30 IC 2 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 17 26'41.002 29.836 2.446
27 10 IC 3 植田 正幸 アキランドwith Rn-sports AKILAND RACING 17 26'43.974 32.808 2.972
28 2 IC 4 仲尾 恵史 TCS AKILAND F110 AKILAND RACING 17 26'45.293 34.127 1.319
29 63 IC 5 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 17 26'49.310 38.144 4.017
30 8 半田 昌宗 SD-STYLE GMB F110 TEAM GMB 17 26'52.512 41.346 3.202
31 99 IC 6 近藤 善嗣 アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ Rn-sports 17 26'53.531 42.365 1.019
32 71 IC 7 大山 正芳 ダイワN通商AKILAND F110 AKILAND RACING 17 26'56.564 45.398 3.033
33 4 IC 8 佐々木 祐一 仙台DayDream with Rikou DAYDREAM RACING 17 26'56.999 45.833 0.435
34 55 IC 9 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 17 26'58.990 47.824 1.991
35 11 IC 10 中島 功 Rn. SHINSEI. F110 Rn-sports 17 27'00.467 49.301 1.477
36 18 IC 11 塚本 法生 フィールドAKILAND F110 AKILAND RACING 17 27'02.236 51.070 1.769
37 86 IC 12 大阪 八郎 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 17 27'04.170 53.004 1.934
38 21 IC 13 小嶋 禎一 Classic Car.jp Eagle イーグルスポーツ 17 27'06.433 55.267 2.263
39 49 IC 14 ⾚松 昌⼀朗 SHOEI EAGLE F4 イーグルスポーツ 16 26'12.121 1Lap 1Lap
40 *96 IC 15 齋藤 真紀雄 CSマーケティングAKILAND F110 AKILAND RACING 16 26'45.640 1Lap 33.519
41 23 IC 16 YUGO S2R Racing N-SPEED 16 26'54.998 1Lap 9.358
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
- 26 IC - 山崎 令二郎 Media Do影山F110 Media Do Kageyama Racing 13 19'53.261 4Laps 3Laps
- 44 IC - 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM 8 12'30.440 9Laps 5Laps
- *78 小野 陽平 Reversal Spirit スキルスピード 4 6'43.278 13Laps 4Laps
Fastest Lap: CarNo. 6 野村勇斗(HFDP RACING TEAM) 1'24.827 (6/17) 152.209 km/h
CarNo. 78, 96は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
GT500クラス 8号車ARTA MUGEN NSX-GT(ARTA)
野尻智紀(ARTA)
「朝も天候が不安定だったり、クルマの調子はどうなんだろうなあと気にかけていましたが、チームが予選に向けていい働きをしてくれていいパフォーマンスを出せました。Q1に関しては他車に引っかかる形になって、ギリギリになってしまいましたが、うまく大湯選手につなぐことができてホッとしています。大湯選手も前回の雪辱を果たすべく、いい走りを見せてくれたので、逆に気を引き締められたというか、彼に元気をもらいましたので、明日ももう一度頑張りたいなと思います」
大湯都史樹(ARTA)
「高木さんと一緒に走っていた300の時も、惜しくも2位ということがあったんですが、今回は先輩を見習ってポールを取ることができました。ホッとしているというのが一番最初に思ったことでした。今回もみんなの期待があったでしょうし、前回の鈴鹿も取れたはずのポールが取れないレースになってしまったので、ここでなんとしても取りたいと思っていましたし、チームも野尻さんも僕にポールを取らせるように準備してくれていたので、それ故にプレッシャーもありましたが、ここに来れて良かったです。明日も大事なんでね、頑張ります」
GT300クラス 96号車K-tunes RC F GT3(K-tunes Racing)
新田守男(K-tunes Racing)
「昨年この場に来て、その後不具合が出たので今もドキドキしています。久々にポールポジションが取れて本当に嬉しく思います。(高木)真一が山内英輝にポールポジションの回数で一個上に行かれていたので、今回真一にQ2行ってもらってポールが取れたらいいなあと思っていましたが、まさかの雨が降って『これQ1通るのかなあ?』という状況になりました。なんとかQ1通ってバトンを渡すことができましたので、タイヤメーカーも含めて、チームも真一もいい仕事をしてくれたなあと思います。」
高木真一(K-tunes Racing)
「すごく嬉しく思います。今回は朝から調子が良くて、昨年のリベンジができたらなあとチームとも話していました。Q1で雨が降ったのでちょっと流れが違うなあと思いましたが。去年とはタイヤの仕様を変えてきたので、そのマッチングがQ1一発のパフォーマンスに影響すると思っていましたが、すごくいいタイムが出ていました。自分が走っている時も結構いけるなあという感触でした。今まで頑張ってきたダンロップさんとクルマの開発に携わった新田さんのおかげだと思います。こういう結果が出せて安堵しています」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
2023オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式予選が9月16日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)が今季初のポールポジションを獲得、GT300クラスも96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)のベテランコンビがポールポジションを獲得した。(天候:曇りのち晴れ コース:ウェット>ドライ)
公式予選は午後2時40分よりノックアウト方式で行われた。予選に先立って行われたFIA-F4選手権第9戦の暫定表彰式の最中から小雨が降ってきたため、レースコントロールは当初ウェットレースを宣言、その後は天候が回復し、徐々に路面が乾き始めるという、判断の難しいコンディションでの走行となった。
予選Q1 公式練習トップの23号車MOTUL AUTECH Zがここでもトップ通過
GT500クラスの予選Q1は午後3時13分にコースオープン。この頃には路面はほぼ乾いてきこともあり、全車スリックタイヤでアタックに入った。各チームとも開始早々から走り始め、路面状況を確認しながら念入りにタイヤに熱を入れていく。
まずは野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)が計測3周目に1分10秒498でトップに。塚越広大(Astemo NSX-GT)が1分10秒574で2番手、高星明誠(Niterra MOTUL Z)が1分10秒913で3番手につける。
そして残り2分を切ったところで石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が1分10秒448を計測4周目に叩き出すが、同じ周にアタックしていた関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)がこれを上回る1分10秒334を記録、さらに松田次生(MOTUL AUTECH Z)も1分10秒164を計測3周目に叩き出して一気にトップに立った。
続いて塚越も計測4周目に1分10秒381までタイムを縮めて3番手に。これで38号車は4番手まで後退してしまう。
そして終了間際に平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN Z)が1分10秒390で4番手に飛び込んだところでQ1は終了。この結果23号車MOTUL AUTECH Zがトップ、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraが2番手、17号車Astemo NSX-GTが3番手でQ2へ。以下24号車リアライズコーポレーションADVAN Z、38号車ZENT CERUMO GR Supra、8号車ARTA MUGEN NSX-GT、37号車Deloitte TOM'S GR Supraそして3号車Niterra MOTUL ZまでがQ2に進出した。
GT300クラスは今回もA、Bの2グループに分かれてQ1を行い、各グループの上位8台がQ2に進む形となった。
Aグループの走行は午後2時40分に走行開始。まずは蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)がアウトラップに続いて1分25秒565を記録してトップに。吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)は1分27秒610、坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)は1'27.692で続く。新田守男(K-tunes RC F GT3)は計測2周目に1分27秒712で4番手につける。
吉田は計測3周目に1分25秒963までタイムを上げるが、蒲生を上回ることはできない。これを見て蒲生は早々とピットへ。新田もピットアウトして5周目に走行を切り上げた。
結局、Aグループは65号車LEON PYRAMID AMGがそのままトップでQ2へ。52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GTが2番手、87号車Bamboo AirwaysランボルギーニGT3が3番手という結果となった。
Bグループの走行は午後2時58分にコースオープン。雨は小康状態となり、空は明るくなってきた。多くのチームがウェットタイヤでコースインする中、小林崇志(UPGARAGE NSX GT3)はスリックで賭けに出た。
すると片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)も1周でピットに飛び込み、スリックに交換、平中克幸(シェイドレーシングGR86 GT)、元嶋佑弥(JLOCランボルギーニGT3)もこれに続いた。
コースに留まりアタックを続ける平良響(muta Racing GR86 GT)は1分24秒978、大草りき(PONOS GAINER GT-R)は1分22秒340、平中克幸(シェイドレーシングGR86 GT)は1分21秒764を1周目に叩き出し、一気にトップへ。最初からスリックで走り出した小林崇志(UPGARAGE NSX GT3)は1分24秒222で3番手につける。
さらに富田竜一郎(GAINER TANAX GT-R)が1分20秒905でトップに躍り出ると、大滝拓也(RUNUP RIVAUX GT-R)も1分21秒459で2番手に。
しかし平中は計測2周目に1分19秒888を出して再びトップに立つ。
続いて小林が計測3周目に1分19秒235を記録するが、平中は1分18秒959とさらにペースを上げてきた。3番手は井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)で1分19秒364、27伊東が1'19.385で4番手につける。
小林は計測4周目に1分18秒449で再びトップに。井口も1分18秒849までタイムを縮めてきた。
そして最後の最後に大滝が1分19秒552で7番手に滑り込んだところでチェッカー。この結果トップは18号車UPGARAGE NSX GT3、2番手61号車SUBARU BRZ R&D SPORT、そして20号車シェイドレーシングGR86 GTは3番手という結果となった。
予選Q2 上位3台がコースレコード更新! 8号車ARTA MUGEN NSX-GTが今季初ポールを獲得
GT500クラスの予選Q2は午後3時51分にコースオープン。上空には晴れ間が見え始め、秋の日差しが降り注ぐ中での走行となった。
各車入念なウォーミングアップを行い、残り時間が4分を切ったあたりからポールポジションをめぐる熾烈なタイムアタック合戦が展開された。
まずは千代勝正(Niterra MOTUL Z)がアタックに突入、ウォームアップ2周から1分10秒823を叩き出す。
続いて佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)がウォームアップ2周から1分10秒727、これをジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)が1'10.623で上回る。
しかし終盤に入り松下信治(Astemo NSX-GT)が1分09秒607をウォームアップ2周から叩き出してトップに。これは昨年阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)が記録した1分9秒627のコースレコードを上回るものだ。
しかしその直後、松田次生(MOTUL AUTECH Z)が松下のタイムを上回る1分09秒486で上回る。さらに大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)も1分09秒413を終了間際に叩き出し、一気にトップに躍り出た。
その結果、8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)がポールポジションを獲得、2番手の23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、3番手の17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)の3台が従来のコースレコードを更新するタイムを記録する結果となった。
GT300の予選Q2は午後3時33分に走行開始。まずは山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が計測3周目に1分17秒855を記録してトップに立つが、残り3分を切ったところでベテラン高木真一(K-tunes RC F GT3)が同じく計測3周目に1分17秒098を叩き出してこれを上回った。続いて清水英志郎(シェイドレーシングGR86 GT)も1分17秒768をその直後に記録して2番手につける。
高木はそのままピットへ。清水はその後も区間タイムで自己ベストを更新しながらアタックを続けるが、タイムは1分17秒792と僅かに及ばず。その結果96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)のベテランコンビがポールポジションを獲得、高木のポール獲得数は14となり、チームメイトの新田と並ぶ歴代最多タイとなった。そして20号車シェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)が2番手につけ、61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)は3番手から明日の決勝をスタートすることとなった。
第6戦決勝は17日午後1時30分より84周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
第9戦優勝 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「嬉しいです。久しぶりの1位だったんで。丁度1年ちょっとぶりぐらいですね、フランスで勝って以来の」
「精神的にもペースもきついんだろうなと思って。どうやって押さえようかと考えていたんですけど、タイヤが暖まってからはいいペースで走れたんで、ミスしないように心がけて走りました。SUGOはオーバーテイクポイントがなかなかないので、スタートに集中していきましたね」
「明日は追い上げます。接触せずにクリーンに行って、上位を目指します」
第9戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「最初の3周に関しては確かにペースはあったと思います。ただ新品タイヤの皮剥きはオープニングラップだけじゃできない面もあるので、最初の1周でしっかり皮を剥いて、そこからペースを上げていこうと思っていました。確かにペースは良かったです。(1周あたり)コンマ1秒のリードはあったと思いますが、そのコンマ1のリードだけじゃ追い抜きまでにはいきません。あの距離で走り続けるのが現実だと思うので、そこでプッシュして相手のミスを誘えればと考えていたんですけど....悔しいけど、これでランキングトップになれましたので、悪くないレースだったなと思います」
第9戦決勝3位 佐野雄城(TGR-DC Racing School)
「フォーミュラで表彰台に登ったのは初めてです。1回だけ少しミスがありましたが、それ以外はほとんどノーミスで走れました。一度でも飛び出したり、脱輪しちゃうとすぐ抜かれてしまう状況だったし、中村選手の方がペースがあったので、本当にミスしないで、どうやって走ったら抜かれないかとか、ずっと考えて走りました。そんな中でペースも落とさないように心がけて走りました」
「明日は今日ペースが上がらなかったところを話し合って、ドライビングも改善すれば、もっと上の順位も見えてくると思うので、しっかりやって上のポジションでゴールしたいです」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
2023年FIA-F4選手権シリーズ第9戦の決勝が9月16日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした野村勇斗(HFDP RACING TEAM)が待望の国内初優勝を挙げた。
第9戦決勝は午後1時30分より17周で行われた。天候は曇り、路面はドライだ。
スタートでトップに立ったのはポールの野村。予選2番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)を牽制しながら1コーナーに飛び込んでいく。予選3番手の奥住慈英(BJ Racing F110)が三井に続き、ここまでは予選順位通りでコントロールラインに戻ってきた。
しかし1周目の3コーナーで大宮賢人(PONOS F110)と中村賢明(トムスフォーミュラカレッジ F110)が接触、中村がコースオフしたため、今回も2周目からセーフティーカーが導入された。
セーフティーカーは5周終わりでピットイン。レースは6周目から再開となる。トップの野村は三井を押さえて1コーナーを立ち上がる。その後方では予選4番手の佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が奥住に1コーナーでアウトから並びかけ、そのまま並走状態で2コーナーを立ち上がり、3コーナーでついに3位に浮上した。
その後方では中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)と森山冬星(HFDP RACING TEAM)が予選5番手の卜部和久(BJ Racing F110)を捉えて5位、6位に浮上。卜部の後ろには小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)も迫ってきた。
中村仁は8周目の1コーナーでアウトから奥住を捉えて4位に浮上。小林も卜部を捉えて7位に浮上した。
ここまでの予選A組の躍進には理由があった。彼らは公式予選をウェットタイヤで戦っており、この決勝には新品のスリックで臨んでいるのだ。その後も9周目に森山と小林が相次いで奥住を抜き去って5位、6位に浮上している。
一方、トップの野村はテールに食らいつく三井にただの一度も隙を見せずに17周を走り切り、シリーズ第9戦にしてついに待望の優勝をものにした。
野村勇斗にとっては昨年5月にマニクールで行われたフランスF4選手権第3戦のレース2以来、もちろん国内では初めてののFIA-F4優勝だ。2位は三井優介、3位には佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が入り、こちらもフォーミュラでは初の表彰台を獲得することとなった。
第10戦決勝は明日の午前8時45分より、同じく17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
2023オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式練習が9月16日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムを記録した。
フリー走行は午前9時15分にコースオープンとなったが、前夜の雨により路面に濡れたところが残っている影響か、多くのチームがタイム計測に入らず、ピットアウトしてすぐにガレージに戻ってしまった。
開始から15分が経過した時点でトップに立ったのは自身の3周目に1分17秒781を記録した阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)。これをロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)が自身の6周目に1分17秒524で上回り、7周目には1分15秒373、10周目には1分14秒900と着実にタイムを縮めてきた。
しかし開始から25分が経過してもGT500クラスでタイムを計測したのは23号車と19号車の他、24号車、8号車、16号車、64号車の6台のみ。
トップのその後もクインタレッリは精力的に周回を重ね、13周目には1'12.793を記録。少し遅れて走行を開始した野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)も1分
14秒543で2番手に上がってきた。
公式練習は開始から30分が経過した辺りから漸く走行を始める車両が増えはじめ、45分経過時点で漸く39号車がコースインしたことで漸くGT500は全車が出揃った。
この間に大津弘樹(ARTA MUGEN NSX-GT)が自身の8周目に1分12秒201をに記録、これを42分経過時点で立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が上回り、その3分後に松下信治(Astemo NSX-GT)が1分11秒639を自身の15周目に記録してトップに浮上している。
そして最後にコースインした関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)も早々に1分11秒813をマークして2番手につけてきた。この時点の3番手は佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)でタイムは1分11秒851だ。
その後も大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分11秒901、大津も1分11秒901と同タイムを記録するなど、各車徐々にペースが上がってきていたが、開始から1時間8分が経過したところでGT300クラスの田中優暉(植毛ケーズフロンティアGT-R)が4コーナー先のS字でクラッシュしたため、ポストから赤旗が提示され、セッションは中断となってしまう。
この車両回収とコースの修復に時間を要したこともあり、2クラスの混走はこの赤旗をもって終了となり、公式練習は午前10時40分よりGT300の専有走行で再開された。しかしここでも終盤に嵯峨宏紀(apr LC500h GT)がSPアウトで大きなクラッシュに見舞われたため再び赤旗が出され、GT300の走行はここで終了となる。
さらにこの車両回収作業とドライバーの救出のため、GT500の専有走行は当初予定より15分遅れの午前11時05分に開始時刻が変更となった。この頃には空も徐々に明るくなってきており、路面はほぼドライに。
まずは残り3分目前で石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が1分11秒624を記録すると、平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN Z)も1分11秒399で38号車を上回る。高星明誠(Niterra MOTUL Z)は1分11秒659でこの時点で3番手だ。
そして残り2分を目前に関口が1分10秒869とこの日最初の1分10秒台をマーク、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)も1分10秒892で関口に続いて1分10秒台に入ってきた。
さらに残り1分30秒を切ったところで松田次生(MOTUL AUTECH Z)が1分10秒605を叩き出し、トップに躍り出た。
福住仁嶺(ARTA MUGEN NSX-GT)も1分10秒989で4番手に浮上。
その結果、GT500クラスは23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がトップタイム、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)が2番手、100号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が3番手という結果になった。
GT300クラスは開始から1時間が経過した時点で2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)が1分19秒075でトップに立っていたが、これを山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が自身の12周目に1分18秒423を記録して上回り、トップに浮上する。続いて高木真一(K-tunes RC F GT3)も15周目に1分18秒570を記録、平中克幸(シェイドレーシングGR86 GT)も15周目に1分18秒927で3番手に上がってきた。
その後48号車のクラッシュにより混走は中断、GT300クラスの専有走行でセッションは再開となるが、ここで吉本大樹(Syntium LMcorsa GR Supra GT)が1分18秒781を記録して2番手に浮上。吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)も1分18秒781で96号車に次ぐ4番手につけた。
その後、31号車のクラッシュにより専有走行は赤旗をもって終了となり、混走トップの61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がそのままトップタイムで走行を終えることになった。2番手は60号車Syntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)、3番手は96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)だった。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
第9戦ポールポジション 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「前にいたインディペンデントカップのクルマがレインタイヤで走っていたので、なかなかアタックに入れませんでした。ベストタイムを出したあとも前との間隔を広げてアタックに行ったんですが、目の前でチェッカーが出てしまったため、セカンドベストを上げることができませんでした。」
「初めてのSUGOですが、練習走行からいい感じで、自分が得意としているコースなのかもしれないと感じました。それだけにセカンドタイムでもポールが撮りたかったんですけど」
「午後の決勝では絶対に勝てるように頑張ります。明日は後ろからのスタートになるので厳しいかと思いますが、今日は優勝して、明日は追い上げる展開にしたいですね」
第10戦ポールポジション 卜部和久(BJ Racing F110)
「もともとこういう濡れてる路面が得意なので、自信を持って予選に行けましたが、最後の一番コンディションの良い時に位置取りがうまくできていなかったことは反省すべき点かなあと思いました。でも初めてFIA-F4でポールを取れましたし、素直に嬉しいです」
「終盤はどんどんコンディションが良くなっていたので、1分25秒台に入る自信がありました。25秒9とかは出せたと思います」
「僕は嫌いなサーキットとかはないので、どこでも好きだし、SUGOも走っていてすごく楽しいです」
「決勝ではベストを尽くすだけです」
第9戦、第10戦予選2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「去年はテストが雨で、レースウィークで初めてドライを走ったんですが、今回はテストからドライで走れたので、クルマを良くして行って木曜に持ち込めました。その成果もあったと思います」
「最近はチーム一丸となって戦うことを心がけているので、チームとコミニュケーションを取りながらやってきました。決勝は自分にとって有利な条件だと思います。A組はドライタイヤが残してありますから、自信を持って攻め続けていきたいです」
「B組とのコンディションの違いについては覚悟していたことですし、A組のトップを取って2番手スタートを確実にしようと頭を切り替えて走りました。それが実行できたのはよかったです。コース後半の馬の背から先はドライでしたが、前半セクションが濡れていたので、ちょっとドライタイヤだと厳しい感じでした。あれた予選でしたけど、自分には良い風が吹いていましたね」
「決勝は新品スリックで行けるので、圧倒的に有利だと思いますし、普通に行けば問題なく良いレースができると思うので、自信を持っていきたいなと思います」
第9戦、第10戦予選3位 奥住慈英(BJ Racing F110)
「予選スタートする前に路面を確認したらウェットパッチが残っていたので、前半はそこまで攻めすぎずに、残りの3周にかけてタイヤをベストなコンディションに持っていけるように心がけて走りました。位置も開けて走りましたし、それが全てうまくいきました。それでもトップにコンマ1足りなかったのは悔しいですね」
「TGRの時にもてぎで一度3位スタートがあったんですが、それ以来のプライベートとしてはベストのグリッドです。ただA組が新品のドライタイヤなのが懸念材料ですね。そこをどう攻略するかが難しいです。抜けないSUGOのレイアウトを生かして、最低でもポディウムに登りたいです」
「もちろん優勝を目指しますが、今週は時間が足りず、テストもできないぶっつけ本番になりました。今週末もトラブルで1日潰してしまって、二日目からがスタートみたいになりました。ちょっと出遅れちゃったんですけど、雨を見てラッキーだなと。これはもう行くしかないなと思いました」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 8 大湯 都史樹 ARTA MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 22 R1'09.413 - - 186.008
2 23 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO MI 50 R1'09.486 0.073 0.073 185.813
3 17 松下 信治 Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING BS 58 R1'09.607 0.194 0.121 185.490
4 39 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 46 1'10.274 0.861 0.667 183.729
5 38 立川 祐路 ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO BS 36 1'10.510 1.097 0.236 183.114
6 37 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 16 1'10.623 1.210 0.113 182.821
7 24 佐々木 大樹 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 10 1'10.727 1.314 0.104 182.553
8 3 千代 勝正 Niterra MOTUL Z NISSAN Z GT500 NDDP RACING MI 98 1'10.735 1.322 0.008 182.532
'R'マークは従来のコースレコード(1'09.627)を更新しました。
■GT300クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 96 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 15 1'17.098 - - 167.467
2 20 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING DL 3 1'17.768 0.670 0.670 166.025
3 61 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 69 1'17.855 0.757 0.087 165.839
4 52 川合 孝汰 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave BS 90 1'17.867 0.769 0.012 165.814
5 56 名取 鉄平 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 100 1'18.426 1.328 0.559 164.632
6 18 小出 峻 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 100 1'18.472 1.374 0.046 164.535
7 6 ロベルト・メルヒ・ムンタン DOBOT Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans YH 45 1'18.482 1.384 0.010 164.514
8 10 安田 裕信 PONOS GAINER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 39 1'18.561 1.463 0.079 164.349
9 27 岩澤 優吾 Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Racing YH 30 1'18.602 1.504 0.041 164.263
10 4 谷口 信輝 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 27 1'18.739 1.641 0.137 163.977
11 87 松浦 孝亮 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 57 1'18.767 1.669 0.028 163.919
12 11 石川 京侍 GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 78 1'18.782 1.684 0.015 163.888
13 360 青木 孝行 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 1'19.123 2.025 0.341 163.181
14 65 篠原 拓朗 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 72 1'19.126 2.028 0.003 163.175
15 5 冨林 勇佑 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 1'19.454 2.356 0.328 162.502
16 7 ブルーノ・スペングラー Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 100 1'19.909 2.811 0.455 161.576
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 23 松田 次生 MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO MI 50 1'10.164 - - 184.017
2 39 関口 雄飛 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 46 1'10.334 0.170 0.170 183.573
3 17 塚越 広大 Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING BS 58 1'10.381 0.217 0.047 183.450
4 24 平手 晃平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 10 1'10.390 0.226 0.009 183.427
5 38 石浦 宏明 ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO BS 36 1'10.448 0.284 0.058 183.276
6 8 野尻 智紀 ARTA MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 22 1'10.498 0.334 0.050 183.146
7 37 笹原 右京 Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 16 1'10.502 0.338 0.004 183.135
8 3 高星 明誠 Niterra MOTUL Z NISSAN Z GT500 NDDP RACING MI 98 1'10.582 0.418 0.080 182.928
---- 以上Q2進出 ----
9 14 山下 健太 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 64 1'10.613 0.449 0.031 182.847
10 100 山本 尚貴 STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU BS 62 1'10.675 0.511 0.062 182.687
11 19 国本 雄資 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 48 1'10.789 0.625 0.114 182.393
12 36 宮田 莉朋 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 90 1'10.800 0.636 0.011 182.364
13 16 福住 仁嶺 ARTA MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 74 1'10.804 0.640 0.004 182.354
14 1 平峰 一貴 MARELLI IMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 48 1'10.949 0.785 0.145 181.981
15 *64 太田 格之進 Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing DL 38 1'11.241 1.077 0.292 181.236
CarNo. 64は、SpR.29.7(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。
■GT300クラス(Aグループ)
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Rain Course:Wet/Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 65 蒲生 尚弥 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 72 1'25.565 - - 150.896
2 52 吉田 広樹 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave BS 90 1'25.963 0.398 0.398 150.197
3 *87 坂口 夏月 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 57 1'27.692 2.127 1.729 147.236
4 96 新田 守男 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 15 1'27.712 2.147 0.020 147.202
5 7 荒 聖治 Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 100 1'27.762 2.197 0.050 147.118
6 5 松井 孝允 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 1'27.795 2.230 0.033 147.063
7 56 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 100 1'27.908 2.343 0.113 146.874
8 6 片山 義章 DOBOT Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans YH 45 1'28.119 2.554 0.211 146.522
---- 以上Q2進出 ----
9 *60 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 24 1'28.164 2.599 0.045 146.448
10 *50 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 3 1'28.514 2.949 0.350 145.868
11 22 和田 久 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 1'31.660 6.095 3.146 140.862
- 31 嵯峨 宏紀 小高 一斗 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 42 d.n.s - - -
- 48 井田 太陽 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH d.n.s - - -
CarNo. 50, 60, 87は、SpR.29.7(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。
■GT300クラス(Bグループ)
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 18 小林 崇志 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 100 1'18.449 - - 164.583
2 61 井口 卓人 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 69 1'18.849 0.400 0.400 163.748
3 20 平中 克幸 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING DL 3 1'18.959 0.510 0.110 163.520
4 27 伊東 黎明 Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Racing YH 30 1'18.988 0.539 0.029 163.460
5 4 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 27 1'19.340 0.891 0.352 162.735
6 10 大草 りき PONOS GAINER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 39 1'19.406 0.957 0.066 162.600
7 360 大滝 拓也 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 1'19.552 1.103 0.146 162.301
8 11 富田 竜一郎 GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 78 1'19.593 1.144 0.041 162.218
---- 以上Q2進出 ----
9 2 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 100 1'19.848 1.399 0.255 161.700
10 *88 元嶋 佑弥 JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 48 1'20.755 2.306 0.907 159.884
11 9 阪口 良平 PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 1'26.400 7.951 5.645 149.437
12 *30 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 6 1'30.048 11.599 3.648 143.384
CarNo. 88は、L項4.4.d(ピットロード入口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
CarNo. 30は、SpR.29.7(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 6 野村 勇斗 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 27'06.594 - -
2 5 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 27'07.213 0.619 0.619
3 37 佐野 雄城 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 17 27'11.296 4.702 4.083
4 35 中村 仁 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 17 27'11.871 5.277 0.575
5 7 森山 冬星 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 27'14.910 8.316 3.039
6 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 17 27'15.906 9.312 0.996
7 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 17 27'18.855 12.261 2.949
8 88 荒川 麟 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 17 27'23.356 16.762 4.501
9 62 佐藤 樹 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 17 27'23.878 17.284 0.522
10 97 奥住 慈英 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 17 27'24.879 18.285 1.001
11 12 洞地 遼⼤ HIROTEX AKILAND F110 AKILAND RACING 17 27'26.171 19.577 1.292
12 38 奥本 隼士 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 17 27'26.658 20.064 0.487
13 46 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工M.T フジタ薬局レーシング 17 27'29.739 23.145 3.081
14 34 清水 啓伸 Drago CORSE F110 Drago CORSE 17 27'30.046 23.452 0.307
15 80 野澤 勇翔 OTG DL F4 CHALLENG OTG MOTORSPORTS 17 27'31.893 25.299 1.847
16 87 下野 璃央 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 17 27'32.328 25.734 0.435
17 98 三島 優輝 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 17 27'36.644 30.050 4.316
18 16 西村 和真 Media Do YBS影山F110 Media Do Kageyama Racing 17 27'37.085 30.491 0.441
19 *45 大宮 賢人 PONOS F110 PONOS RACING 17 27'37.799 31.205 0.714
20 48 堀尾 風允 MOST-HM Racing F4 フジタ薬局レーシング 17 27'43.448 36.854 5.649
21 77 小松 響 WARMTECH Skill Speed スキルスピード 17 27'45.484 38.890 2.036
22 13 IC 1 藤原 誠 B-MAX ENGINEERING B-MAX RACING TEAM 17 27'54.885 48.291 9.401
23 44 IC 2 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM 17 27'55.357 48.763 0.472
24 55 IC 3 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 17 28'01.110 54.516 5.753
25 8 半田 昌宗 SD-STYLE GMB F110 TEAM GMB 17 28'01.407 54.813 0.297
26 30 IC 4 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 17 28'03.130 56.536 1.723
27 96 IC 5 齋藤 真紀雄 CSマーケティングAKILAND F110 AKILAND RACING 17 28'05.717 59.123 2.587
28 99 IC 6 近藤 善嗣 アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ Rn-sports 17 28'05.926 59.332 0.209
29 2 IC 7 仲尾 恵史 TCS AKILAND F110 AKILAND RACING 17 28'06.100 59.506 0.174
30 71 IC 8 大山 正芳 ダイワN通商AKILAND F110 AKILAND RACING 17 28'07.168 1'00.574 1.068
31 10 IC 9 植田 正幸 アキランドwith Rn-sports AKILAND RACING 17 28'08.203 1'01.609 1.035
32 21 IC 10 小嶋 禎一 Classic Car.jp Eagle イーグルスポーツ 17 28'08.269 1'01.675 0.066
33 63 IC 11 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 17 28'11.854 1'05.260 3.585
34 49 IC 12 ⾚松 昌⼀朗 SHOEI EAGLE F4 イーグルスポーツ 17 28'16.499 1'09.905 4.645
35 11 IC 13 中島 功 Rn. SHINSEI. F110 Rn-sports 17 28'17.316 1'10.722 0.817
36 4 IC 14 佐々木 祐一 仙台DayDream with Rikou DAYDREAM RACING 17 28'17.531 1'10.937 0.215
37 86 IC 15 大阪 八郎 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 17 28'29.296 1'22.702 11.765
38 18 IC 16 塚本 法生 フィールドAKILAND F110 AKILAND RACING 17 28'30.248 1'23.654 0.952
39 23 IC 17 YUGO S2R Racing N-SPEED 16 28'06.095 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
- 26 IC - 山崎 令二郎 Media Do影山F110 Media Do Kageyama Racing 11 19'26.315 6Laps 5Laps
- 78 小野 陽平 Reversal Spirit スキルスピード 10 17'58.766 7Laps 1Lap
- 22 藤原 優汰 藤原オートAKILAND F110 AKILAND RACING 8 14'44.252 9Laps 2Laps
- 31 平安山 良馬 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 7 13'05.323 10Laps 1Lap
- 28 中村 賢明 トムスフォーミュラカレッジ F110 TOM'S YOUTH 1 1'39.037 16Laps 6Laps
Fastest Lap: CarNo. 35 中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4) 1'24.438 (11/17) 152.910 km/h
CarNo. 45は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
2023FIA-F4選手権シリーズ第9戦、第10戦の公式予選が9月16日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第9戦は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)、第10戦は卜部和久(BJ Racing F110)が、いずれも自身初のポールポジションを獲得した。
公式予選は今回もA組、B組各20分間で行われた。前夜の雨の影響から路面はハーフウェット、上空を厚い雲が覆い尽くす中での走行となった。
A組の走行は午前8時にコースオープン。ドライバーによりスリック、レインとタイヤ選択が分かれる展開となったが、スリックタイヤでコースインした鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)のコースオフにより、残り16分を目前に早くも赤旗中断となってしまった。この時点でタイムを出せているのは小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)のみで1分37秒816だ。
車両回収ののち、A組の走行は午前8時08分に走行再開。まずは平安山良馬(ATEAM Buzz Racing)が1分35秒893を記録するが、これを三井優介(HFDP RACING TEAM)が上回って1分34秒374でトップに。佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が1分35秒124で2番手。小林は1'35.912でこの時点で4番手だ。
三井はアタック2周目に1分33秒931にタイムアップ。佐野も1分34秒771を出してきた。小林は1分35秒143で3番手。しかしその次の周のセクター1で全体ベスト、これはすぐに三井が上回ったが、その後も小林はセクター2で全体ベスト、セクター3で自己ベストと快調にアタックを進めていく。
ところが3コーナーで小松響(WARMTECH Skill Speed)がクラッシュしてしまい、この日2度目の赤旗が出されてしまう。残り時間はこの時点でまだ7分余りあったが、レースコントロールはこの赤旗をもってA組の予選を終了すると宣言した。
その結果トップは5三井。2番手は佐野。3番手は赤旗直前に1分34秒836を出した森山冬星(HFDP RACING TEAM)が続いた。赤旗によってアタックを中断せざるを得なかった36小林は残念ながら5番手で予選を終えることになった。
小松の77号車を回収したのち、B組の予選は当初予定通り午前8時35分から始まったが、コースオープン直後に半田昌宗(SD-STYLE GMB F110)がピットアウト直後にストップしたためすぐさま赤旗に。午前8時42に再びコースオープンとなった。この頃には路面コンディションもかなり改善してきたため、B組の多くのドライバーがスリックタイヤを装着してアタックに臨んだ。
まずは徳升広平(フジタ薬局アポロ電工M.T)が1分29秒251でトップに。これを野村が上回り、1分27秒889でトップに。2番手には1分28秒701で卜部、大宮賢人(PONOS F110)が1分28秒840で3番手と続く。
さらに荒川麟(Dr. Dry F110)が1分27秒773で野村を上回ると、徳升はそれをも上回る1分27秒365で再びトップ。奥住慈英(BJ Racing F110)が1分27秒535で2番手につけ、あっという間に荒川は3番手となってしまった。
続いて卜部が1分26秒391でトップに浮上、徳升も1分26秒432で2番手。3番手には洞地遼⼤(HIROTEX AKILAND F110)が1分26秒727で続く。
その後も卜部は1分26秒380までタイムアップするが、残り2分を切ったところで野村が1分26秒113でトップを奪い返すと、奥住も1分26秒233で2番手に浮上してきた。
結局B組は野村がトップ、奥住が2番手、卜部が3番手となったが、セカンドタイムでは1分26秒391の卜部がトップで、1分26秒585の奥住が2番手となり、野村はアタック中に遅い車両に引っかかった影響もあって1分26秒762に止まり、1分26秒680の徳升に次ぐ4番手という結果となった。
この結果、第9戦、第10戦共にB組が奇数列を獲得、ポールポジションは第9戦が野村、第10戦が卜部となり、A組トップの三井が両レースともに2番手で、奥住が3番手という結果となった。
第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日朝8時45分より、いずれも17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 23 松田 次生 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO MI 50 1'10.605 - - 182.868
2 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 46 1'10.869 0.264 0.264 182.187
3 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU BS 62 1'10.892 0.287 0.023 182.128
4 16 福住 仁嶺 大津 弘樹 ARTA MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 74 1'10.989 0.384 0.097 181.879
5 8 野尻 智紀 大湯 都史樹 ARTA MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 22 1'11.053 0.448 0.064 181.715
6 38 立川 祐路 石浦 宏明 ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO BS 36 1'11.138 0.533 0.085 181.498
7 24 佐々木 大樹 平手 晃平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 10 1'11.138 0.533 0.000 181.498
8 17 塚越 広大 松下 信治 Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING BS 58 1'11.140 0.535 0.002 181.493
9 37 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 16 1'11.227 0.622 0.087 181.271
10 1 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット MARELLI IMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 48 1'11.293 0.688 0.066 181.103
11 14 大嶋 和也 山下 健太 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 64 1'11.450 0.845 0.157 180.705
12 36 坪井 翔 宮田 莉朋 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 90 1'11.520 0.915 0.070 180.529
13 3 千代 勝正 高星 明誠 Niterra MOTUL Z NISSAN Z GT500 NDDP RACING MI 98 1'11.532 0.927 0.012 180.498
14 64 伊沢 拓也 太田 格之進 Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing DL 38 1'11.679 1.074 0.147 180.128
15 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 48 1'12.086 1.481 0.407 179.111
■GT300クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 69 1'18.423 - - 164.638
2 60 吉本 大樹 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 24 1'18.480 0.057 0.057 164.518
3 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 15 1'18.570 0.147 0.090 164.330
4 52 吉田 広樹 川合 孝汰 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave BS 90 1'18.781 0.358 0.211 163.890
5 18 小林 崇志 小出 峻 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 100 1'18.874 0.451 0.093 163.697
6 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING DL 3 1'18.927 0.504 0.053 163.587
7 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 48 1'18.986 0.563 0.059 163.464
8 2 堤 優威 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 100 1'19.075 0.652 0.089 163.280
9 31 嵯峨 宏紀 小高 一斗 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 42 1'19.084 0.661 0.009 163.262
10 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン DOBOT Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans YH 45 1'19.085 0.662 0.001 163.260
11 10 安田 裕信 大草 りき PONOS GAINER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 39 1'19.135 0.712 0.050 163.157
12 11 富田 竜一郎 石川 京侍 GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 78 1'19.208 0.785 0.073 163.006
13 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 57 1'19.252 0.829 0.044 162.916
14 50 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 3 1'19.347 0.924 0.095 162.721
15 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 72 1'19.430 1.007 0.083 162.551
16 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 27 1'19.458 1.035 0.028 162.493
17 30 永井 宏明 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 6 1'19.486 1.063 0.028 162.436
18 27 岩澤 優吾 伊東 黎明 Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Racing YH 30 1'19.523 1.100 0.037 162.361
19 9 阪口 良平 リアン・ジャトン PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 1'19.536 1.113 0.013 162.334
20 56 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 名取 鉄平 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 100 1'19.545 1.122 0.009 162.316
21 7 荒 聖治 ブルーノ・スペングラー Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 100 1'19.851 1.428 0.306 161.694
22 360 青木 孝行 大滝 拓也 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 1'19.991 1.568 0.140 161.411
23 22 和田 久 城内 政樹 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 1'20.557 2.134 0.566 160.277
24 48 井田 太陽 田中 優暉 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 1'22.082 3.659 1.525 157.299
25 5 冨林 勇佑 松井 孝允 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 1'37.743 19.320 15.661 132.095
第10戦SUGO B組公式予選結果
2023-fia-f4-rd10-sugo-b-group-qualifying-result
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group B Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 1'26.391 - - 149.453
2 97 奥住 慈英 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 1'26.585 0.194 0.194 149.118
3 46 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工M.T フジタ薬局レーシング 1'26.680 0.289 0.095 148.955
4 6 野村 勇斗 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 1'26.762 0.371 0.082 148.814
5 88 荒川 麟 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 1'27.099 0.708 0.337 148.238
6 22 藤原 優汰 藤原オートAKILAND F110 AKILAND RACING 1'27.175 0.784 0.076 148.109
7 38 奥本 隼士 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1'27.383 0.992 0.208 147.756
8 34 清水 啓伸 Drago CORSE F110 Drago CORSE 1'27.388 0.997 0.005 147.748
9 45 大宮 賢人 PONOS F110 PONOS RACING 1'27.392 1.001 0.004 147.741
10 12 洞地 遼⼤ HIROTEX AKILAND F110 AKILAND RACING 1'27.425 1.034 0.033 147.685
11 28 中村 賢明 トムスフォーミュラカレッジ F110 TOM'S YOUTH 1'27.537 1.146 0.112 147.496
12 16 西村 和真 Media Do YBS影山F110 Media Do Kageyama Racing 1'32.979 6.588 5.442 138.864
13 13 IC 1 藤原 誠 B-MAX ENGINEERING B-MAX RACING TEAM 1'33.341 6.950 0.362 138.325
14 26 IC 2 山崎 令二郎 Media Do影山F110 Media Do Kageyama Racing 1'34.313 7.922 0.972 136.899
15 55 IC 3 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 1'34.425 8.034 0.112 136.737
16 2 IC 4 仲尾 恵史 TCS AKILAND F110 AKILAND RACING 1'34.693 8.302 0.268 136.350
17 99 IC 5 近藤 善嗣 アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ Rn-sports 1'34.713 8.322 0.020 136.321
18 21 IC 6 小嶋 禎一 Classic Car.jp Eagle イーグルスポーツ 1'35.055 8.664 0.342 135.831
---- 以上基準タイム(110% - 1'35.207)予選通過 ----
- 11 IC - 中島 功 Rn. SHINSEI. F110 Rn-sports 1'36.499 10.108 1.444 133.798
- 18 IC - 塚本 法生 フィールドAKILAND F110 AKILAND RACING 1'38.234 11.843 1.735 131.435
- 23 IC - YUGO S2R Racing N-SPEED 1'45.891 19.500 7.657 121.931
- 8 半田 昌宗 SD-STYLE GMB F110 TEAM GMB no time - - -
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group A Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 5 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 1'33.939 - - 137.445
2 37 佐野 雄城 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1'34.771 0.832 0.832 136.238
3 7 森山 冬星 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 1'35.717 1.778 0.946 134.891
4 31 平安山 良馬 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 1'35.893 1.954 0.176 134.644
5 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 1'35.912 1.973 0.019 134.617
6 77 小松 響 WARMTECH Skill Speed スキルスピード 1'36.437 2.498 0.525 133.884
7 35 中村 仁 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 1'36.852 2.913 0.415 133.311
8 87 下野 璃央 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 1'37.258 3.319 0.406 132.754
9 80 野澤 勇翔 OTG DL F4 CHALLENG OTG MOTORSPORTS 1'37.902 3.963 0.644 131.881
10 98 三島 優輝 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 1'38.356 4.417 0.454 131.272
11 62 佐藤 樹 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 1'39.378 5.439 1.022 129.922
12 48 堀尾 風允 MOST-HM Racing F4 フジタ薬局レーシング 1'39.665 5.726 0.287 129.548
13 44 IC 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM 1'39.807 5.868 0.142 129.364
14 78 小野 陽平 Reversal Spirit スキルスピード 1'40.201 6.262 0.394 128.855
15 30 IC 2 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 1'40.719 6.780 0.518 128.192
16 10 IC 3 植田 正幸 アキランドwith Rn-sports AKILAND RACING 1'41.359 7.420 0.640 127.383
17 49 IC 4 ⾚松 昌⼀朗 SHOEI EAGLE F4 イーグルスポーツ 1'42.682 8.743 1.323 125.742
18 71 IC 5 大山 正芳 ダイワN通商AKILAND F110 AKILAND RACING 1'43.150 9.211 0.468 125.171
19 96 IC 6 齋藤 真紀雄 CSマーケティングAKILAND F110 AKILAND RACING 1'43.610 9.671 0.460 124.615
---- 以上基準タイム(110% - 1'43.832)予選通過 ----
- 4 IC - 佐々木 祐一 仙台DayDream with Rikou DAYDREAM RACING 1'46.291 12.352 2.681 121.472
- 86 IC - 大阪 八郎 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 1'48.030 14.091 1.739 119.517
- 63 IC - 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS no time - - -
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group B Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 6 野村 勇斗 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 1'26.113 - - 149.936
2 97 奥住 慈英 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 1'26.233 0.120 0.120 149.727
3 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 1'26.380 0.267 0.147 149.472
4 46 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工M.T フジタ薬局レーシング 1'26.432 0.319 0.052 149.382
5 22 藤原 優汰 藤原オートAKILAND F110 AKILAND RACING 1'26.695 0.582 0.263 148.929
6 12 洞地 遼⼤ HIROTEX AKILAND F110 AKILAND RACING 1'26.727 0.614 0.032 148.874
7 88 荒川 麟 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 1'27.055 0.942 0.328 148.313
8 34 清水 啓伸 Drago CORSE F110 Drago CORSE 1'27.092 0.979 0.037 148.250
9 28 中村 賢明 トムスフォーミュラカレッジ F110 TOM'S YOUTH 1'27.285 1.172 0.193 147.922
10 45 大宮 賢人 PONOS F110 PONOS RACING 1'27.328 1.215 0.043 147.849
11 38 奥本 隼士 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1'27.338 1.225 0.010 147.833
12 13 IC 1 藤原 誠 B-MAX ENGINEERING B-MAX RACING TEAM 1'32.134 6.021 4.796 140.137
13 16 西村 和真 Media Do YBS影山F110 Media Do Kageyama Racing 1'32.823 6.710 0.689 139.097
14 26 IC 2 山崎 令二郎 Media Do影山F110 Media Do Kageyama Racing 1'32.983 6.870 0.160 138.858
15 55 IC 3 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 1'33.120 7.007 0.137 138.653
16 99 IC 4 近藤 善嗣 アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ Rn-sports 1'33.585 7.472 0.465 137.964
17 21 IC 5 小嶋 禎一 Classic Car.jp Eagle イーグルスポーツ 1'34.506 8.393 0.921 136.620
18 2 IC 6 仲尾 恵史 TCS AKILAND F110 AKILAND RACING 1'34.523 8.410 0.017 136.595
---- 以上基準タイム(110% - 1'34.866)予選通過 ----
- 11 IC - 中島 功 Rn. SHINSEI. F110 Rn-sports 1'35.864 9.751 1.341 134.685
- 18 IC - 塚本 法生 フィールドAKILAND F110 AKILAND RACING 1'37.778 11.665 1.914 132.048
- 23 IC - YUGO S2R Racing N-SPEED 1'45.165 19.052 7.387 122.773
- 8 半田 昌宗 SD-STYLE GMB F110 TEAM GMB no time - - -
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group A Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 5 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 1'33.931 - - 137.456
2 37 佐野 雄城 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1'34.410 0.479 0.479 136.759
3 7 森山 冬星 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 1'34.836 0.905 0.426 136.145
4 35 中村 仁 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 1'34.994 1.063 0.158 135.918
5 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 1'35.143 1.212 0.149 135.705
6 31 平安山 良馬 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 1'35.676 1.745 0.533 134.949
7 77 小松 響 WARMTECH Skill Speed スキルスピード 1'36.288 2.357 0.612 134.091
8 62 佐藤 樹 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 1'36.572 2.641 0.284 133.697
9 98 三島 優輝 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 1'36.621 2.690 0.049 133.629
10 80 野澤 勇翔 OTG DL F4 CHALLENG OTG MOTORSPORTS 1'37.041 3.110 0.420 133.051
11 87 下野 璃央 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 1'37.074 3.143 0.033 133.006
12 44 IC 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM 1'38.368 4.437 1.294 131.256
13 78 小野 陽平 Reversal Spirit スキルスピード 1'39.147 5.216 0.779 130.225
14 48 堀尾 風允 MOST-HM Racing F4 フジタ薬局レーシング 1'39.324 5.393 0.177 129.993
15 30 IC 2 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 1'39.599 5.668 0.275 129.634
16 96 IC 3 齋藤 真紀雄 CSマーケティングAKILAND F110 AKILAND RACING 1'40.600 6.669 1.001 128.344
17 71 IC 4 大山 正芳 ダイワN通商AKILAND F110 AKILAND RACING 1'40.859 6.928 0.259 128.014
18 49 IC 5 ⾚松 昌⼀朗 SHOEI EAGLE F4 イーグルスポーツ 1'41.215 7.284 0.356 127.564
19 10 IC 6 植田 正幸 アキランドwith Rn-sports AKILAND RACING 1'41.299 7.368 0.084 127.458
---- 以上基準タイム(110% - 1'43.832)予選通過 ----
- 4 IC - 佐々木 祐一 仙台DayDream with Rikou DAYDREAM RACING 1'45.451 11.520 4.152 122.440
- 86 IC - 大阪 八郎 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 1'46.265 12.334 0.814 121.502
- 63 IC - 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS no time - - -
B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、9月9~10日、岡山国際サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13~15戦に参戦し、イゴール・オオムラ・フラガ選手が3戦とも2位と安定した速さを見せました。ヴィダーレス選手は第15戦で初の表彰台に上り、チャンピオン争いを繰り広げている木村偉織選手は、僅かに差を開かれてしまったものの最終大会に望みを繋ぎました。
マスタークラスは、今田信宏選手が2勝し、3年連続チャンピオンに王手をかけました。
■第13,14戦予選(9月9日(土)午前10時30分~11時00分)
週末、日本列島に台風が接近していたものの中国地方に影響はなく、予選日は好天に恵まれました。事前に行われた専有走行では、フラガ選手が好調を維持しており、期待を持って予選に臨みました。
第13戦の予選は、まず木村選手が2周のウォームアップ後にアタックしますが、タイミング悪く他車に詰まってしまい4位。フラガ選手、ヴィダーレス選手は1周長いウォームアップからのアタックで2位と5位。満足できる結果ではありませんでしたが、揃って上位グリッドを獲得しました。
第14戦の予選は、フラガ選手が一発アタックを決めて見事ポールポジションを獲得。連続アタックを行った木村選手は立て続けに1分23秒台をマークしますが3位、ヴィダーレス選手はタイムを伸ばせず8位でした。
ドライバー
Rd13予選タイム(順位)
Rd14予選タイム(順位)
Point(累計)
50号車
木村偉織
1分24秒215( 4)
1分23秒746( 3)
0(76)
51号車
D.ヴィダーレス
1分24秒575( 5)
1分24秒845( 8)
0(11)
52号車
I.O.フラガ
1分24秒119( 2)
1分23秒649( 1)
1(26)
天候:晴れ、コース:ドライ、気温:29度、路面温度:40度
■第13戦決勝(9月9日(土)午後2時50分~25周)
ポールポジションの小出選手が逃げ、2位フラガ選手、3位野中選手、4位木村選手、5位ヴィダーレス選手らが追う展開となりました。上位に順位変動はないまま迎えた11周目、木村選手にシフト系のトラブルが発生しスローダウン。木村選手はシステムをリセットしてペースを取り戻しますが、8位まで順位を落としてしまいました。
ポイントをもぎ取ろうと諦めずに追い上げた木村選手でしたが、23周目のヘアピンで6位のトゥルーリ選手に仕掛けた際に押し出される形になり、そこでレースを終えました。
終盤になっても上位陣に変動はなく、小出選手が優勝、フラガ選手は2位、ヴィダーレス選手は4位でフィニッシュしました。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
50号車
木村偉織
11位
1分25秒913( 4/11)
0(76)
51号車
D.ヴィダーレス
4位
1分26秒195( 6/11)
3(14)
52号車
I.O.フラガ
2位
1分25秒569( 2/11)
7(33)
天候:晴れ、コース:ドライ、気温:32度、路面温度:43度
■第14戦決勝(9月10日(日)午前8時50分~18周)
暑さは変わらないもののやや過ごしやすい天候となった日曜日。初のポールポジションからスタートしたフラガ選手でしたが、好ダッシュを決めた小出選手に1コーナーで前に出られてしまいました。後方では、7位のトゥルーリ選手に仕掛けたヴィダーレス選手が接触されてしまい、トゥルーリ選手の車両はストップ。このアクシデントで1周目からセーフティカーランとなりました。
4周を終えてリスタートなりますが、小出、フラガ、木村選手のトップ3に変化はなく、間隔が詰まることはあったものの、入れ替わるまでには至らず、結局この順位のままチェッカーを迎えました。
レース後半、注目されたのがチャンピオン争いを繰り広げる二人、木村選手と平良選手によるファステストラップの1ポイントを巡る攻防でした。この勝負は、最終ラップにファステストをマークした平良選手に軍配が上がりましたが、順位変動の少ないレースのなかで大きな見せ場でした。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
50号車
木村偉織
3位
1分24秒764( 3/11)
5(81)
51号車
D.ヴィダーレス
7位
1分25秒606( 7/11)
0(14)
52号車
I.O.フラガ
2位
1分24秒828( 4/11)
7(40)
天候:晴れ、コース:ドライ、気温:29度、路面温度:34度
■第15戦決勝(9月10日(日)午後2時45分~18周)
曇り空になったものの蒸し暑さの残るなかスタートを迎えました。フロントロースタートのフラガ選手は好スタートを切りますが、ポールポジションの小出選手を抜くまでには至らず、両者に野中選手、平良選手が続き、4番手スタートのヴィダーレス選手はポジションを落としてしまいます。
しかし、ヴィダーレス選手は1周目に平良選手を、2周目には野中選手をアウトウッドコーナーで立て続けにパス。3位に浮上し、以降トップ3はそのまま周回を重ねました。
最後尾スタートとなった木村選手は7位まで順位を上げますが、そこからのポジションアップは容易ではなく7位をキープしてレースは進みます。
15周目に野中選手がコースオフ。セーフティカーが導入され、結局そのままレースは終了。フラガ選手は悔しさの残る3連続の2位、ヴィダーレス選手は初の表彰台を射止め、木村選手は6位で1ポイントを得ました。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
50号車
木村偉織
6位
1分25秒781( 2/11)
1(82)
51号車
D.ヴィダーレス
3位
1分25秒865( 4/11)
5(19)
52号車
I.O.フラガ
2位
1分25秒781( 2/11)
7(47)
天候:曇り、コース:ドライ、気温:31度、路面温度:39度
今大会を終え、シリーズポイントは、平良選手92、木村選手82 、今大会3連勝を飾った小出選手が76となり、チャンピオン争いは三つ巴の様相を呈してきました。
50,51号車チーム監督 高木真一コメント
偉織選手に関しては、Q1(第13戦予選)の重要性を意識しながら予選に臨みましたが、運悪く前車に引っかかってしまいました。アタックする際の間合いが良くなかったとしか言いようがありませんが、あれがなければフロントローはいけたはずです。レース1のシフトの問題も滅多に出るものではありませんが、今回に限って出てしまいましたので、これも運に見放されたのかもしれません。
結果的に、今大会で平良選手とのポイント差を詰めるはずが、逆に開かれてしまいました。ただ、3レースともに速さはありましたので、レースをしっかり組み立てて流れを掴めれば、いけると思います。最後のもてぎは開幕大会のような結果を出すべく臨みたいと思います。
デビッド選手は、この週末、流れは決して良くありませんでしたが、上手くアジャストして、最後は実力で3位をもぎ取りました。シリーズも終盤になってしまいましたが、ライツのレースを理解したことが結果に繋がったように感じています。この勢いで最終大会はトップ争いをしてほしいと思います。
52号車チーム監督 松浦孝亮コメント
今シーズンのなかで、最も速さと強さを示すことのできた週末でした。今回から新たに杉崎エンジニアにサポートとして加わってもらい、イゴールの望むクルマに仕上げることができたのが大きかったと思います。予選もあと少しで2戦ともポールを取れるところでした。
ただ、スタートで遅れてしまうと、ライツでは抜き返すことは非常に厳しく、特にポールスタートを結果に結び付けられなかった第14戦の2位は悔しい結果でした。でも、一つずつ問題点を改善していくしかないと思っています。ライツでは、予選、スタート、決勝ペースと、すべてが上手くいかないと優勝できませんので、最後のもてぎラウンドではそれができるよう頑張ります。
50号車ドライバー 木村偉織選手コメント
専有走行からQ1でポールを取るために組み立てていきましたが、Q1が上手くいかなかったことで流れが崩れてしまったように思います。それでも、トラブルや接触もあったレース1と、3位になったレース2はやり切った感があります。レース3は初めての最後尾スタートということもあって、少し冷静さを欠いてしまった部分がありました。
全体的にはレースペースも悪くありませんでしたし、速さはあったもののパズルのピースがうまくハマらなかったという感じです。その原因がどこにあったのかをしっかり分析して最終大会に生かしたいと思います。
まだチャンピオンが決まったわけではありませんので、最終大会ではポイントを意識せず、一つずつ勝ち星を重ねたいと思います。
51号車ドライバー デビッド・ヴィダーレス選手コメント
表彰台までかなり時間がかかってしまいました。表彰台に上るのはいつも素晴らしいことですが、まだ満足はしていません。今週末は決して良い状態ではありませんでしたが、それでも、第3レースが最もチャンスがありましたので、望んだ結果を出すことができて嬉しいです。B-Maxをはじめサポートしてくれたすべての人、またチャンスをくれたモナコ・インクリース・マネージメントに感謝します。
最終大会までには十分な時間がありますので、今回の問題点を分析、改善して、さらに強くなってレースに臨みたいと思います。
52号車ドライバー イゴール・オオムラ・フラガ選手コメント
今シーズンで一番良い週末でしたが、同時に一番悔しい週末でした。特にレース2は、あと少し足りずに2位となってしまい非常に悔しい結果でした。
今シーズンはレース参戦までに多くの人に協力してもらい、シーズンが始まってからもチームにかなり無理を言ってきました。今回も強力な体制を用意してもらったにもかかわらず、その恩返しをすることができませんでした。これは最終大会で実現したいと思います。
いろいろな改善の積み重ねが結果として出てきているので、この流れを絶やさずにさらに努力すれば結果は得られると思っています。
マスタークラス
■第13,14戦予選
富士大会は欠場だった畑選手がエントリーし、三つ巴の戦いになると思われた今大会は、専有走行から好調のDRAGON選手が、二人に対し優位性を保ったまま予選を迎えました。
第13戦予選では、DRAGON選手は連続で1分26秒台をマークしアタック終了。今田選手と畑選手は一度アタックした後にタイヤ温度を一旦下げて再アタックしましたが、DRAGON選手には届きませんでした。続けて行われた第14戦予選は、三者ともに連続でアタックをし、今田選手、畑選手は13戦から大きくタイムアップしますが、DRAGON選手は1分26秒フラットを連発して、2連続クラスポールポジションを獲得しました。
ドライバー
Rd13予選タイム(順位)
Rd14予選タイム(順位)
Point(累計)
4号車
今田信宏
1分26秒894(M2)
1分26秒167(M2)
0(89)
30号車
DRAGON
1分26秒452(M1)
1分26秒031(M1)
1+1(78)
53号車
畑 享志
1分27秒458(M3)
1分26秒935(M3)
0(53)
■第13戦決勝
クラス2番グリッドからスタートを決めた今田選手がトップに立ち、DRAGON選手との差を徐々に広げ、レース折返しの13周目には5秒以上のマージンを築きました。このまま今田選手が独走するかと思われましたが、ピックアップに悩まされていたDRAGON選手のペースが戻ると、今田選手に急接近。最後のゴールラインではその差僅かに0.6秒と、今田選手が薄氷の勝利を収めました。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
4号車
今田信宏
M1位(総合8位)
1分27秒570(M2)
10(99)
30号車
DRAGON
M2位(総合9位)
1分27秒564(M1)
7+1(86)
53号車
畑 享志
M3位(総合10位)
1分27秒984(M3)
5(58)
■第14戦決勝
第13戦と同じ轍は踏むまいとスタートでトップを守ったDRAGON選手は、序盤から1分26秒台を連発。27秒台の今田選手、28秒台の畑選手との差を開いていきました。
DRAGON選手は、10周目には今田選手との差を3秒にまで広げると、その後もペースを緩めることなく周回を重ねました。終盤、今田選手も自身のベストラップを更新し続けて意地を見せますが、DRAGON選手に迫ることはできませんでした。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
4号車
今田信宏
M2位(総合9位)
1分26秒435(M2)
7(106)
30号車
DRAGON
M1位(総合8位)
1分26秒420(M1)
10+1( 97)
53号車
畑 享志
M3位(総合10位)
1分27秒410(M3)
5( 63)
■第15戦決勝
抜群のスタートを見せた今田選手が、またしてもDRAGON選手の前へ。追撃体勢に入ったDRAGON選手ですが、アウトウッドコーナーで畑選手がDRAGON選手に接触。両者はスピンし、畑選手はノーズ交換のためピットイン。DRAGON選手はコース復帰に時間を要し、1周目で今田選手に16秒というビハインドを背負ってしまいました。
ここから鬼神の追い上げを見せたDRAGON選手は、今田選手のラップタイムを1秒近く上回るペースで、その差を5周目に12秒、10周目に7秒、14周目には5秒と、着実に今田選手を追い詰めていきました。
ところが、15周目に野中選手がコースアウトしセーフティカーが導入されたことで、この追撃も幕切れとなり、今田選手が今季8勝目のチェッカーを受けました。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
4号車
今田信宏
M1位(総合 8位)
1分27秒520(M2)
10(116)
30号車
DRAGON
M2位(総合9位)
1分26秒928(M1)
7+1(105)
53号車
畑 享志
M3位(総合10位)
1分27秒514(M3)
5( 68)
今大会の結果、シリーズポイントは、今田選手がDRAGON選手に11点差をつけることになりました。最終大会は畑選手が欠場予定のため、両者の一騎討ちになりそうですが、台数の少ないマスタークラスではポイント差がつきにくいため、DRAGON選手にとっては非常に厳しい状況になりました。
4号車ドライバー 今田信宏選手コメント
週末を通して、DRAGON選手に速さで遅れをとってしまい、課題が残った大会でした。自分としてもそれなりにプッシュはしていましたが、レースラップでコンマ5秒から1秒の差をつけられてしまいました。
スタートは3レースとも良かったので、2勝することができましたが、やはりレースラップの差が大きかったですね。コースに対して苦手意識もないですし、どちらかというと好きなコースですが、考えられる要因としては、攻めたい気持ちを抑えて乗るFIA-F4のドライビングの癖が残ってしまっていたような気もします。
最終大会のもてぎは切り替えて、フルマークで3連勝できるよう頑張ります。
30号車ドライバー DRAGON選手コメント
この週末、速さはありましたが、決めきれなかったという感じです。特にスタートが、この大会までは100パーセントの確率で決まっていましたが、今大会はリアクションタイムも悪く、噛み合いませんでした。レースは今田選手に対して1勝2敗でしたが、速さでは、専有走行から予選、決勝まで上回っていましたので、その点は嬉しいですね。
シリーズポイントでは、逆転が難しくなってしまいましたが、最後のもてぎでは、できる限り抵抗したいと思います。
53号車ドライバー 畑 享志選手コメント
この週末は、クルマのセットが決まらないまま終わってしまった感じです。セッティングを進めるなかで、好調だったイゴール選手のセットに寄せてみたりもしてみましたが、アンダーが強くなったりして、方向性を見失い迷ってしまいました。ドライビングでもブレーキングポイントを変えるなど、いろいろ試しましたが、結果的にあまり改善されませんでした。
最終大会は出場しませんので、今シーズンの参戦は今大会で終了です。来年の参戦は未定ですが、またチャンスがあれば出たいと思います。
B-Max Racing Team Press Release
優勝 小出峻(TODA RACING)
「やることは午前のレースと変わりませんでした。スタートに集中しましたが、昨日や今朝よりはうまく決まらず、イゴール選手に近づかれ、けん制しなければなりませんでした。バックストレートではかなり近い距離にいたので、ブロックせざるを得ませんでした。ヘアピンのブレーキングの段階ではイゴール選手が前にいましたが、そこからはうまく位置取って前に出ることができました。リスクを軽減する意味でも、そういう状況の無いレースを作りたかったので、そこは反省点です」
「このレースは第2レースのタイヤを使うので、第2レースはマージンをもって走行していました。このレースは全部の周をプッシュすると決めていました」
「チャンピオンシップは意識していますが、ランキング3番手なので、もてぎは何が何でもチャンピオンを取りに行くというよりは、1戦1戦自分のできる最大限を尽くして、かつ新たな挑戦と経験をして、ここから上に向けてのレースにしたいと思います」
2位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)
「今シーズンのなかでは一番いい週末でした。こんなに悔しさを感じたのも一番の週末でした。今度こそスタートを決めようと、いろいろデータを見ていました。クラッチにも正常じゃ無い動きが出てたので、クラッチの変更とかも行いました。いろんなことが重なってスタートがうまくいき、チャレンジすることができましたが、あとちょっと足りませんでした。」
「今回チームの体制が強力になりましたが、周りにいる人の期待に応えられなかったのが悔しいです。この気持ちを感じて、次にバネにできるようチーム一丸となって、頑張っていきたいと思います」
「」
3位 デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING TEAM)
「表彰台まで時間がかかってしまいました。今週末のレースもまだ満足していません。まだまだやっていかなければいけないことがたくさんあります。前のレースの順位が悪かったので、このレースでマイレージの少ないタイヤを選びました。」
「オーバーテークが難しいなかで、2周目に野中選手を抜くことができて3位になりましたが、小出選手やイゴール選手が速かったのでまだまだ足りないところもあったと思います」
「もてぎまで時間があるので、今までのこと、今週末のことでなにか振り返ることがないかを探しながらやっていきたいと思います。力強い週末を探せるように持って行けたら最高です」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦は10日、岡山国際サーキットで決勝を行い、小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が優勝、この大会を3連勝で締めくくった。
決勝レースは前プログラムの86/BRZレースで赤旗が提示されたため、25分遅れの午後2時45分にフォーメーションラップが始まった。上空の雲は増え、曇天の過ごしやすいなかでスタートを迎えた。
このレースのグリッドは第13戦の決勝結果で決められ、ポールポジション位置が小出峻(HFDP WITH TODA RACING)、2番グリッドがイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、3番グリッドが野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、4番グリッドがデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)、5番グリッドが平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)、6番グリッドが古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)となる。ランキング2位の木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)はリタイアだったため最後尾からスタートする。
ポールの小出はスタートがよくなく、2番グリッドのフラガに並びかけられる。アトウッドからバックストレートと接近戦を演じ、ヘアピン手前ではフラガが小出に先行するが、小出はポジションを死守してヘアピンを立ち上がる。3位には野中がつける。4位には平良が上がり、ビダーレスは5位に落ちるが、アトウッドでアウトから平良をパスし、ポジションを回復する。
2周目のアトウッドでは4位のビダーレスが3位の野中をインからパスして3位に上がった。
2周目、トップに立った小出は2位フラガを1秒8離して戻ってきた。3位にはビダーレスが、4位には野中が、5位には平良が、6位には古谷をパスしてきたエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320)がつける。
トップに立った小出は盤石。ここから異次元のスピードで2位以下を引き離し、4周目にここまでのファステストを更新し、その差を3秒3とすると、6周目、7周目、10周目、14周目と立て続けてファステストをさらに更新して差を8秒3まで広げた。
2位のフラガは、3位に上がったビダーレスよりもペースはよく、単独走行となる。ビダーレスは背後に4位野中が迫るが、なんとかこれを押さえ込む。
その野中は、15周目のヘアピン立ち上がりでスピン。このためセーフティーカー(SC)が導入された。
レースはこのままセーフティーカー先導で終了。優勝は小出で、この大会3連勝。2位にはフラガが入り、3位のビダーレスは初表彰台に立った。
4位には平良が、5位にはトゥルーリが、6位には木村が入った。
マスタークラスは、クラスポールの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がレースをリードして始まる。オープニングラップでは2位のDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)と畑亨志(A-NeKT with B-MAX 320)が接触して両者スピン。DRAGONは再スタートを切り、畑はピットに入ってマシンを修復したため周回遅れとなった。
このためトップ今田と2位DRAGONの差は16秒と広がるが、ここからDRAGONが今田との差を詰め始める。15周目には5秒4まで迫るがSCが入ったため追走劇もここまで。今田が優勝し、2位DRAGON、3位畑という結果となった。
この大会を終了して、平良は92ポイントと依然として選手権をリード。2位の木村が82ポイントでつけ、3連勝の小出は76とポイントを伸ばした。この3人がチャンピンの可能性を残して最終大会に臨むこととなる。
最終大会の第16戦~18戦は、11月18日、19日に舞台をモビリティーリゾートもてぎに移して開催される。誰が2023年シーズンのチャンピオンを決めるのか大いに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/10) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 15 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 2 小出 峻 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 18 27'59.077 - -
2 52 イゴール・オオムラ・フラガ FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 18 27'59.290 0.213 0.213
3 51 デビッド・ビダーレス B-MAX RACING 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 18 27'59.914 0.837 0.624
4 1 平良 響 モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 18 28'00.567 1.490 0.653
5 37 エンツォ・トゥルーリ モビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 18 28'01.045 1.968 0.478
6 50 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 18 28'03.980 4.903 2.935
7 36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 18 28'04.625 5.548 0.645
8 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 18 28'06.636 7.559 2.011
9 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM ThreeBond TOMEI TB14F3 18 28'08.619 9.542 1.983
10 53 M 3 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 17 28'09.586 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
- 35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 14 20'15.998 4Laps 3Laps
Fastest Lap: CarNo. 2 小出峻(HFDP WITH TODA RACING) 1'35.348 (14/18) 156.193 km/h
優勝 小出峻(TODA RACING)
「昨日のペースを見れば今日も悪くないという自信はありました。2番手からスタートに全集中し、昨日よりもいいスタートができました。1コーナーをホールショットで入ることができ、そこからは後ろとの距離を測りつつペースをコントロールし、チェッカーまで安全にリスクを取らずに走行しました」
「次のレースで3つ取りたいですが、結果は後からついてくるので、そのレース一つ一つやれることを、徹底するだけです。リスクがあるのに勝利をつかみに行くことはしません。無理だと思ったら引きます」
2位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)
「悔しいです。スタートは昨日よりうまく決まった感じがありましたが、1コーナーにたどり着く前に小出選手に半分くらい前に出られ、かぶせることもできず、後ろに入る形になりました。オーバーテークは難しいので隊列になったまま、ゴールしました」
「レースペースは悪くなかったと思います。1秒前後で追っていましたが、フロントが入りにくかった分、タイムを出すのは難しかったです。スタートが残念でした」
「次のレースも2番手ですが、今度こそうまく決めていきたいと思います」
3位 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)
「スタートはうまくいきましたが、前に出るチャンスはありませんでした。その後は2回前を空けて、ファステストを狙いにいったんですが、届きませんでした。歯がゆいレースでした」
「最後は、平良選手のペースが上がっていたので、ペースを落として、ダーティーエアに入れようと思いました。やれることは全部やりきろうと思いましたが、それもかないませんでした」
「次はスタート順位も一番後ろからで、抜きにくいコースですが、ノーポイントに終わるよりは、アグレッシブにいって、1点でも持って帰れる収穫のあるレースにしたいです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第14戦の決勝が、岡山国際サーキットで行われ、2番グリッドから好スタートを見せた小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が、昨日の第13戦に続いて連勝を飾った。
晴天ながら暑さが和らぎ若干過ごしやすい天候となった日曜日。朝8時50分という早い時間のスタートを迎えた。初のPPを得たイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、昨日優勝を飾った小出、そして逆転チャンピオンを狙う木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)とホンダ系チームが上位グリッドを占めた。
スタートは、「全集中していた」という小出が好ダッシュを決め、1コーナーまでに完全にフラガの前に出ることに成功。小出、フラガ、木村の順でレースが始まるが、後方で7位争いをしていたエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)とデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)が接触。トゥルーリはマシンを止め、オープニングラップからセーフティカーランとなった。
4周終了時にリスタートなるが、このチャンスを逃さなかった平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)を仕留め4位に浮上。さらに前を行く木村を追う。
ここからは、一旦ピットに入り最後尾に下がったビダーレスがマスタークラスを抜いて徐々にポジションを上げた以外に順位変動はなかったが、注目されたのが木村と平良によって繰り広げられたファステストラップ争いだ。
ファステストをマークしたドライバーに与えられる1ポイントは、後々チャンピオンシップを左右するかもしれないため、二人にとっては喉から手が出るほど欲しいポイントだ。
レース折り返し時点では、6周目に小出がマークした1分24秒608がファステストだったが、これを更新すべく、木村はやや前車との差を開いて攻め、9周目1分24秒912、10周目24秒764と自身のベストラップを更新するが僅かに届かず。
これを見た平良は、レース終盤になってアタックをかけ、17周目1分24秒715、そして最終ラップ、ついに24秒531を叩き出して、貴重な1ポイントを手にした。
この結果、木村は3位5ポイントを加えて81ポイント、平良は4位3ポイントとファステスト1ポイントを加えて89ポイントとなった。一方、小出は優勝10ポイントを加え65ポイントと、まだ二人との差はあるものの、連勝したことで二人に絡む可能性は大きくなってきた。
マスタークラスは、昨日のお返しとばかりにDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が快走。今田信宏(JMS RACING with B-MAX)に対し、序盤から常に2秒のマージンを持ちながらチェッカーを受けた。
こちらも今田が106ポイント、DRAGONが97ポイントと二人による熾烈なチャンピオン争いが繰り広げられている。
今大会の最終レース第15戦の決勝は、本日午後2時20分から18周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 2 小出 峻 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 18 28'48.511 - -
2 52 イゴール・オオムラ・フラガ FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 18 28'49.760 1.249 1.249
3 50 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 18 28'57.480 8.969 7.720
4 1 平良 響 モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 18 28'57.750 9.239 0.270
5 35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 18 29'02.229 13.718 4.479
6 36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 18 29'03.672 15.161 1.443
7 51 デビッド・ビダーレス B-MAX RACING 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 18 29'11.405 22.894 7.733
8 30 M 1 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM ThreeBond TOMEI TB14F3 18 29'18.745 30.234 7.340
9 4 M 2 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 18 29'20.917 32.406 2.172
10 53 M 3 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 18 29'36.627 48.116 15.710
---- 以上規定周回数(98% - 16 Laps)完走 ----
- *37 エンツォ・トゥルーリ モビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 0 - 18Laps 18Laps
Fastest Lap: CarNo. 1 平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC) 1'24.531 (18/18) 157.703 km/h
CarNo. 37は、2023年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、決勝結果に30秒加算およびペナルティーポイント1点を科す。
優勝 小出峻(TODA RACING)
「いままで一番満足のいくレースでした。スタートも決めることができ、その後のペースもすべての周で悪くなく、タイヤも管理でき、後ろとの距離も測りつつ、できる限りのプッシュをしていました」
「前回、優勝してリザルトが残ることは悪いことではないんですが、自分自身の中で納得のいくレースではありませんでした。今回は、自分自身の実力を100%発揮できた状態で、優勝という結果を得られたので、とてもうれしいです」
「岡山は特にオーバーテークが難しいサーキットなので、予選は8割方重要だと思います。25周という長丁場で、最初からプッシュして行けるかも知れませんが、しっかり結果を持って帰りたかったので、リスクを避けました。最初はファステストもあるのでプッシュしましたが、そこからは後ろを見つつ少しペースを下げて、タイヤを守りつついいペースで走るように切り替えました」
「あしたも最高の結果を得られたらうれしいですが、しっかりと自分のやれることをやって、まだチャンピオンの可能性もあるので、勝利を重ねてチャンピンを取れればいいと思います」
2位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)
「水曜日から走行があったので、おおきなクルマのステップアップを得ることができました。予選も好調でタイムも僅差だったのですが、レースに挑んだら小出選手がやけに速かったです。SUGOでは前の選手が離れると後ろの選手が詰めてくるんですが、後ろも小出選手との間も空いていきました。なんでなんだろうという疑問が残っています」
「あしたに向けて改善したいと思います。明日の2レース目はポールからのスタートなので、決めれば抜くことが難しいサーキットなので、しっかりチャンスを生かしていきたいと思います」
「チームが強力なエンジニアを助っ人として呼んでくれて、そこが大きな変化につながりました。それに加えて3日間晴れで走れたのも大きいです。オートポリス、富士、鈴鹿でもどこかで雨が降っていたので、変わっていくコンディションのなか、クルマを作るのが難しかったです。今回はいろんなことがそろってクルマをちゃんとテストすることができました」
3位 野中誠太(TOM'S)
「今週の流れは悪くなかったんですが、決勝のペースは前の選手は離れていき、木村選手も後ろに迫っていたので、そこは改善していかないといけません。いまからチームと話し合っていきたいと思います」
「今シーズンは、不安定ななかで表彰台に戻ってくることができました。優勝をめざしているので、3位というのはまだまだ満足のいく結果ではありません。残りのレースも少なくなっているので、最低ラインの3位から優勝をめざして頑張っていきたいと思います」
「あした2レースありますが、4位と3位と悪くないところからのスタートなので、離される展開ではなくて、前の選手に詰めていけるような、いいドライビングとクルマ作りをしていきたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦の決勝が、岡山国際サーキットで行われ、初のポールポジションからスタートした小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が、好スタートから独走で今季2勝目。ファステストもマークする完璧な勝利だった。
上空に雲が多くなり、若干過ごしやすい天候のもとスタートを迎えた。このレース結果が明日の第15戦のグリッドになるため、抜きづらい岡山ではスタートは尚更重要になる。
ポールポジションの小出が抜群のスタートを決め、2位以下は予選順にイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)と続く。
予選のトラブルで最後尾スタートとなった平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)は、1周目に4台を抜いて7位まで順位を上げ、さらに前を追う。
レースは縦に長い展開となるが、11周目、3位野中を追っていた4位の木村にシフト系のトラブルが発生。スローダウンして8位まで順位を落としてしまう。しかし、木村は冷静にシステムをリセットすることで修復し、ペースを戻すと前を行く7位古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)を抜き、平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)とエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)の5位集団に加わる。
この間もトップの小出は2位フラガとの差を着実に開き、12周目には4秒と完全な独走状態を築く。3位野中も木村の脱落で単独走行となり、トップ3はレース折返しでほぼ確定してしまった。
23周目、ジワジワと差を詰めていた木村が、バックストレートで6位を走るトゥルーリの背後につけ、ヘアピンでアウトから並ぶ。ポイント獲得のために是が非でも前に出たい木村だったが、押し出されるような形になり、木村はそこで車両を止めることになってしまった。
トップ3にはレース後半も動きはなく、小出が完璧なポール・トゥ・ウィンで今季2勝目。2位フラガもこの週末は速さを見せているが、小出のペースは終始それを上回っていた。
小出は、第11戦でも優勝を飾っているが、このときは上位陣のペナルティで得た勝利であり、今回はポールからの逃げ切り、しかもファステストラップも記録する文句なしの優勝だった。
気になるポイント争いは、5位に入った平良が2ポイントを加え85、ノーポイントの木村が76、優勝+PP+ファステストの小出が55と、今大会の結果次第では小出にもチャンスが出てきそうだ。(※ポイント集計に誤りがあったため修正しました)
マスタークラスは、クラス2番手スタートの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が、スタートでDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)の前に出て、少しずつ差を広げ、レース折返しの13周目には5秒以上のマージンを築いた。
このまま今田の独走かと思われたが、ピックアップでペースの上がらなかったDRAGONが終盤急激にペースアップ。「あと2、3周あったら危なかった」と今田が言うように、最後のゴールラインではその差0.6秒という薄氷の勝利だった。
第14,15戦の決勝は、明日10日の午前8時50分、午後2時20分から、ともに18周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 2 小出 峻 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 25 35'49.596 - -
2 52 イゴール・オオムラ・フラガ FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 25 35'54.966 5.370 5.370
3 35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 25 36'04.239 14.643 9.273
4 51 デビッド・ビダーレス B-MAX RACING 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 25 36'13.853 24.257 9.614
5 1 平良 響 モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 25 36'14.510 24.914 0.657
6 36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 25 36'24.603 35.007 10.093
7 *37 エンツォ・トゥルーリ モビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 25 36'47.175 57.579 22.572
8 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 25 36'53.295 1'03.699 6.120
9 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM ThreeBond TOMEI TB14F3 25 36'53.890 1'04.294 0.595
10 53 M 3 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 25 37'04.749 1'15.153 10.859
11 50 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 22 31'57.179 3Laps 3Laps
---- 以上規定周回数(90% - 22 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 2 小出峻(HFDP WITH TODA RACING) 1'25.380 (3/25) 156.135 km/h
CarNo. 37は、2023年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、決勝結果に30秒を加算し、ペナルティーポイント1点を科した。
第13戦予選2位、第14戦ポールポジション
イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)
「今回水曜日からの走行で、ようやく自分の想像どおりにクルマをセットすることができて、木曜日の後半から金曜日は調子がよくて、いい感じに予選に合わせ込むことができました。やっとポールを取れた感じです」
「シーズンはじめから、いいときもあったんですが、予選の前からタイムがでるのかなあと不安がありました。クルマにも自信がなかったんですが、ようやく自分の想像している走りにクルマが動いてくれました。走っていてもすごく気持ちがいいです」
「もうちょっとコンマ1、2秒の差は欲しかったんですが、1周まとめればポールに行けるのは分かっていたので、自分が思い通りに動かせるクルマなので、不安がなく集中して1周行くことができました」
「ライツはスタートがすごく重要で、岡山も抜くのが難しいコースです。スタートを決めてレースをコントロールできるようにできればいいと思います。今回1、2レースともいい順位でスタートできるし、1レース目もちゃんと終われば、3レース目もいい順位でスタートできるので、しっかり取っていきたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
第13戦ポールポジション、第14戦予選2位
小出峻(TODA RACING)
「経験を重ねてきてずっとポールを取りたいなと思ってましたが、なかなか取れないレースが続いていました。今回、戸田レーシングのホームコースでチームも力を入れていて、自分としてもその期待に応えたいと思っていました。ポールは、価値のあるものだと思います」
「いままではルーキーで気負っていた部分もありました。練習から落ち着いて、チームとコミュニケーションを取って、やるべきことをやっていこうと切り替えました。今回、そこがうまくはまったんだと思います。練習ではトップタイムは取れていないんですが、感触はすごくよかったです。すべてのピースをうまくはめれば予選もいい順位につけるという自信はありました」
「2回目は2位ですが、あのタイム差なので、自分としてはフルプッシュをしたんですが、ほのちょっとのところで負けてしまいました。少しのところで変わるので、ドライバーがなんとかできたのかと思います。自分としてもそこの部分で高みを目指していきたいと思います」
「決勝は、気負わず行こうと思っています。前を向いて走れば必然的に結果がついてくると思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13、14戦の予選が、9月9日岡山国際サーキットで行われ、第13戦は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が、第14戦はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)が、ともに初めてのポールポジションを獲得した。
台風の接近が心配された週末だったが、中国地方はその影響もなく予選日は好天に恵まれた。タイトル争いは、ポイントリーダーの平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)と7ポイント差で追う木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)の二人に実質絞られており、今大会の結果次第では、チャンピオンの行方が見えることになる。
予選は、第13戦が午前10時30分から10分間、10分のインターバルをおいて、第14戦が10時50分から10分間行われた。
第13戦予選
ほとんどのドライバーは、2周のウォームアップ後にアタック。
小出1分24秒499、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)24秒165、木村24秒215と次々にタイミングモニターの上位が決まっていくなか、連続アタックを敢行した小出が23秒952をマークして逆転。イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)も24秒119でこれに続いた。
この結果、唯一23秒台に入れた小出が、スーパーフォーミュラ・ライツでの自身初のポールポジションを決めた。
なお、シリーズをリードしている平良は、マシントラブルからかペースを上げられず満足にアタックせずに終わってしまった。
マスタークラスは、木、金曜日の専有走行から好調を維持しているDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)がクラスPPを獲得した。
第14戦予選
第13戦の予選の状況から、ウォームアップに費やす周回を増やすチームが多くなり、4周目から本格的なアタックが始まった。
まずは木村が1分23秒746の好タイムをマークするが、これをフラガが23秒649と僅かに上回る。この後、復調した平良が24秒046、野中23秒746、小出23秒667と迫るがフラガのタイムには及ばなかった。
「今回は自信があった」と言うフラガにとってはこれが初のポールポジション。両レースともにフロントローからのスタートとなるだけに、3連勝という最高の結果を残す可能性も高くなった。
マスタークラスは、DRAGONが連続ポールを奪取。今回DRAGONにはコーチ役として関口雄飛選手が帯同しており、この存在が大きいという。
予選の結果、両レースともに木村が平良に対して優位なグリッドからのスタートになり、チャンピオン争いは混沌としてきた。決勝に注目したい。
第13戦決勝は、本日午後2時30分から25周で、第14,15戦の決勝は明日9月10日の午前8時30分、午後2時から、18周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 岡山国際サーキット 3.703km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 52 イゴール・オオムラ・フラガ FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'23.649 - - 159.366
2 2 小出 峻 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 1'23.667 0.018 0.018 159.332
3 50 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'23.746 0.097 0.079 159.181
4 35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 1'23.746 0.097 0.000 159.181
5 1 平良 響 モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 1'24.046 0.397 0.300 158.613
6 36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 1'24.318 0.669 0.272 158.101
7 37 エンツォ・トゥルーリ モビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 1'24.820 1.171 0.502 157.166
8 51 デビッド・ビダーレス B-MAX RACING 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'24.845 1.196 0.025 157.119
9 30 M 1 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM ThreeBond TOMEI TB14F3 1'26.031 2.382 1.186 154.953
10 4 M 2 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'26.167 2.518 0.136 154.709
11 53 M 3 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'26.935 3.286 0.768 153.342
---- 以上基準タイム(110% - 1'32.057)予選通過 ----
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2023/09/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 岡山国際サーキット 3.703km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 2 小出 峻 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 1'23.952 - - 158.791
2 52 イゴール・オオムラ・フラガ FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'24.119 0.167 0.167 158.475
3 35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 1'24.165 0.213 0.046 158.389
4 50 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'24.215 0.263 0.050 158.295
5 51 デビッド・ビダーレス B-MAX RACING 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'24.575 0.623 0.360 157.621
6 37 エンツォ・トゥルーリ モビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 1'24.685 0.733 0.110 157.416
7 36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOM'S TAZ31 1'25.520 1.568 0.835 155.879
8 30 M 1 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM ThreeBond TOMEI TB14F3 1'26.452 2.500 0.932 154.199
9 4 M 2 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'26.894 2.942 0.442 153.415
10 53 M 3 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'27.458 3.506 0.564 152.425
---- 以上基準タイム(110% - 1'32.487)予選通過 ----
- *1 平良 響 モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOM'S TAZ31 1'36.980 13.028 9.522 137.459
CarNo. 1は、2023全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第19条2.(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。
ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第5戦「もてぎスーパー耐久5Hours Race」は3日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行い、ST-Xクラスでは、ポールポジションからスタートしたDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)が初優勝を飾った。(観客:3,700人)
レースは午前11時10分にローリングスタートが切られた。天候は晴れで気温33度と残暑が厳しい。
6台が参加したST-Xクラスは、予選4位23号車TKRI松永建設AMG GT3(DAISUKE/元嶋佑弥/中山友貴)のスタートドライバー元嶋が自身のスティントでトップに立つと、引き継いだ中山もトップを堅持。しかし、第3ドライバーのDAISIKEが、ポールポジションスタートの31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)にパスされトップを譲る。
DENSO LEXUS RC F GT3はそのまま逃げ切り優勝した。RC Fの優勝は初。スタートドライバー永井が粘り、マシンの成熟が進んだことが勝因となった。
2位には23号車が、3位には予選6位から順位を上げてきた81号車DAISHIN GT-R GT3(大八木信行/坂口夏月/青木孝行/藤波清斗)が入った。
10台が参加したST-Zクラスは、ポールシッター22号車Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS (北園将太/千代勝正/山野直也)のリードで始まる。しかし終盤の1時間余り前、ピットアウトしたばかりの22号車が炎上。予選7位から追い上げて来た885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎)が優勝した。
2台が参加したST-TCRクラスは、5号車AI' CIVIC(坂井 一裕/藤井 正明/辻本始温/佐藤蓮)がレース序盤の9周目に5コーナーでクラッシュしてリタイア。97号車Racer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)が、一時ピットロード入り口でストップするトラブルを抱えながらも優勝した。
開発車両で争われ7台が参加したST-Qクラスは230号車Nissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)がボンネットが開くトラブルに見舞われながらもトップでゴールした。最後尾からスタートした32号車ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept(MORIZO/佐々木雅弘/石浦宏明/小倉康宏)が2位に入った。32号車はST-2クラスのYarisと遜色ないタイムで周回。デビュー戦で早くもDATがMTに比肩する性能を示した。
2台が参加したST-1クラスは、序盤からポールシッターの2号車シンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)と予選2位の47号車D'station Vantage GT8R(星野辰也/織戸学/浜健二/ジェイク・パーソンズ)がデッドヒート。最終的には2号車が抜け出し優勝した。
5台が参加したST-2クラスは、ポールスタートの225号車 KTMS GR YARIS(一條拳吾/荒川麟/奥住慈英/奥本隼士)が序盤にハンディキャップのペナルティーを消化。その後徐々に追い上げ、終盤にトップに立つと逃げ切って優勝した。ここまでトラブルに泣かされていたが、ようやくスピードが結果につながった。
5台が参加したST-3クラスは、序盤、16号車岡部自動車フェアレディZ34(鈴木宏和/田中徹/田中哲也/小松一臣)がレースをリード。終盤には25号車raffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)がトップに立ち、15号車岡部自動車フェアレディZ34(甲野将哉/長島正明/冨田自然/元嶋成弥)が追う展開となる。チェッカー直前には、25号車とこれをパスしようとした15号車が接触。25号車はスピンを喫し、15号車がトップでゴールした。しかし、15号車に30秒のタイムペナルティーが科され25号車が優勝した。
8台が参加したST-4クラスは、序盤から86号車 TOM'S SPIRIT GR86(矢吹久/松井孝允/河野駿佑/坪井翔)と41号車エアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)の争いとなる。86号車がコースアウトすると、最終的には41号車が抜け出して優勝を飾った。
第6戦は岡山国際サーキットに舞台を移し、10月22日に決勝が行われる。2グループに分けられそれぞれ3時間レースとなる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Mizue NOINE
Photo: Kazuhiro NOINE
【総合】
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 31 ST-X 1 永井 宏明 小高 一斗 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 15 147 5:01'52.737 - -
2 23 ST-X 2 DAISUKE 元嶋 佑弥 中山 友貴 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 60 147 5:02'41.078 48.341 48.341
3 81 ST-X 3 大八木 信行 坂口 夏月 青木 孝行 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 GTNET MotorSports 147 5:02'58.829 1'06.092 17.751
4 *1 ST-X 4 鳥羽 豊 平木 湧也 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 40 146 5:01'53.483 1Lap 1Lap
5 *202 ST-X 5 ポール・イップ ホーピン・タン マーチー・リー KCMG NSX GT3 Honda NSX GT3 KCMG 25 146 5:03'34.138 1Lap 1'40.655
6 2 ST-1 1 井田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 吉本 大樹 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 40 140 5:02'23.369 7Laps 6Laps
7 47 ST-1 2 星野 辰也 織戸 学 浜 健二 ジェイク・パーソンズ D'station Vantage GT8R Aston Martin Vantage GT8R D'station Racing 139 5:03'51.224 8Laps 1Lap
8 230 ST-Q 1 平手 晃平 佐々木 大樹 高星 明誠 Nissan Z Racing Concept NISSAN RZ34 NISMO 138 5:02'16.750 9Laps 1Lap
9 885 ST-Z 1 HIRO HAYASHI 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR Supra GT4 SHADE RACING 40 138 5:02'43.587 9Laps 26.837
10 *52 ST-Z 2 山崎 学 吉田 広樹 服部 尚貴 川合 孝汰 埼玉トヨペットGB GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 埼玉トヨペットGreen Brave 80 138 5:02'44.297 9Laps 0.710
11 26 ST-Z 3 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 名取 鉄平 篠原 拓朗 raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4 NISSAN Z GT4 TEAM ZEROONE 15 138 5:03'18.545 9Laps 34.248
12 14 ST-X 6 鵜飼 龍太 蒲生 尚弥 平良 響 片岡 龍也 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 85 138 5:03'32.646 9Laps 14.101
13 34 ST-Z 4 加納 政樹 大草 りき 安田 裕信 SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 15 137 5:02'18.102 10Laps 1Lap
14 20 ST-Z 5 田中 優暉 大木 一輝 石川 京侍 星野 一樹 ナニワ電装TEAM IMPUL Z NISSAN Z GT4 TEAM IMPUL 137 5:03'38.604 10Laps 1'20.502
15 *21 ST-Z 6 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー 宮田 莉朋 阿野 雄紀 ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 5 136 5:01'56.291 11Laps 1Lap
16 555 ST-Z 7 池本 繁弘 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTO FACTORY 135 5:03'30.966 12Laps 1Lap
17 25 ST-3 1 山口 智英 松田 次生 佐藤 公哉 藤原 大輝 raffinee 日産メカニックチャレンジ Z NISSAN Fairlady Z TEAM ZEROONE 133 5:03'10.670 14Laps 2Laps
18 *15 ST-3 2 甲野 将哉 長島 正明 冨田 自然 元嶋 成弥 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 45 133 5:03'23.384 14Laps 12.714
19 19 ST-Z 8 鈴木 建自 末廣 武士 福田 幸平 谷川 達也 BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Birth Racing Project【BRP】 133 5:03'52.219 14Laps 28.835
20 16 ST-3 3 鈴木 宏和 田中 徹 田中 哲也 小松 一臣 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 25 133 5:03'53.084 14Laps 0.865
21 *97 ST-TCR 1 遠藤 光博 中野 信治 森山 冬星 Racer HFDP CIVIC Honda CIVIC TYPE R FL5 M&K Racing 20 132 5:02'04.845 15Laps 1Lap
22 39 ST-3 4 眞田 拓海 伊藤 鷹志 岡田 衛 藤田 真哉 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 60 132 5:02'40.199 15Laps 35.354
23 38 ST-3 5 尾崎 俊介 鶴賀 義幸 石森 聖生 石塚 崇宣 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 70 132 5:02'43.479 15Laps 3.280
24 225 ST-2 1 一條 拳吾 荒川 麟 奥住 慈英 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 131 5:03'56.005 16Laps 1Lap
25 7 ST-2 2 藤井 芳樹 安斎 景介 下垣 和也 吉岡 一成 新菱オートDIXCELエボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 130 5:02'14.983 17Laps 1Lap
26 32 ST-Q 2 MORIZO 佐々木 雅弘 石浦 宏明 小倉 康宏 ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept TOYOTA ORC ROOKIE Racing 130 5:02'40.978 17Laps 25.995
27 13 ST-2 3 花里 祐弥 石坂 瑞基 伊東 黎明 岡田 整 ENDLESS GR YARIS TOYOTA GR YARIS ENDLESS SPORTS 80 130 5:03'33.191 17Laps 52.213
28 28 ST-Q 3 加藤 恵三 山下 健太 大嶋 和也 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 129 5:02'21.115 18Laps 1Lap
29 55 ST-Q 4 寺川 和紘 関 豊 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 129 5:03'16.948 18Laps 55.833
30 *61 ST-Q 5 廣田 光一 山内 英輝 井口 卓人 伊藤 和広 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept SUBARU BRZ Team SDA Engineering 129 5:03'18.002 18Laps 1.054
31 41 ST-4 1 水野 大 冨林 勇佑 石井 宏尚 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 127 5:02'21.771 20Laps 2Laps
32 86 ST-4 2 矢吹 久 松井 孝允 河野 駿佑 坪井 翔 TOM'S SPIRIT GR86 TOYOTA GR86 TOM'S SPIRIT 20 127 5:03'03.492 20Laps 41.721
33 884 ST-4 3 影山 正彦 国本 雄資 山田 真之亮 鶴田 哲平 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 127 5:03'17.988 20Laps 14.496
34 66 ST-4 4 貫戸 幸星 猪股 京介 大野 尊久 霜野 誠友 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 126 5:04'04.880 21Laps 1Lap
35 *60 ST-4 5 塩谷 烈州 瀬戸 貴巨 山本 謙悟 ピストン・西沢 全薬工業G/MOTION' GR86 TOYOTA GR86 チーム ジーモーション 45 125 5:01'57.080 22Laps 1Lap
36 18 ST-4 6 浅野 武夫 伊藤 慎之典 普勝 崚 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 10 124 5:02'42.303 23Laps 1Lap
37 743 ST-2 4 石垣 博基 木立 純一 柿沼 秀樹 小林 天翔 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 55 119 5:02'09.592 28Laps 5Laps
38 12 ST-Q 6 阪口 良平 堤 優威 前⽥ 育男 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 114 5:03'08.548 33Laps 5Laps
39 *271 ST-Q 7 武藤 英紀 伊沢 拓也 大津 弘樹 CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R FL5 Team HRC 112 5:02'11.570 35Laps 2Laps
40 6 ST-2 5 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 50 109 5:02'03.115 38Laps 3Laps
41 3 ST-4 7 坂 裕之 小河 諒 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 15 93 5:03'51.403 54Laps 16Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 22 ST-Z - 北園 将太 千代 勝正 山野 直也 Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 109 3:58'10.462 38Laps -16Laps
- 216 ST-4 - ISHIKEN 川原 悠生 妹尾 智充 奈良 敬志 HMRスポーツカー専門店86 TOYOTA 86 HMR Racing 80 3:11'45.036 67Laps 29Laps
- 75 ST-Z - 芳賀 邦⾏ 蘇武 喜和 岡原 達也 清瀧 雄二 Team Noah GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 Team Noah 30 4:49'29.278 117Laps 50Laps
- 5 ST-TCR - 坂井 一裕 藤井 正明 辻本 始温 佐藤 蓮 AI' CIVIC Honda CIVIC TYPE R FK8 AI' RACING 8 18'01.583 139Laps 22Laps
【クラス別】
■ST-Xクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-X class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 31 永井 宏明 小高 一斗 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 15 147 5:01'52.737 - -
2 23 DAISUKE 元嶋 佑弥 中山 友貴 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 60 147 5:02'41.078 48.341 48.341
3 81 大八木 信行 坂口 夏月 青木 孝行 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 GTNET MotorSports 147 5:02'58.829 1'06.092 17.751
4 *1 鳥羽 豊 平木 湧也 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 40 146 5:01'53.483 1Lap 1Lap
5 *202 ポール・イップ ホーピン・タン マーチー・リー KCMG NSX GT3 Honda NSX GT3 KCMG 25 146 5:03'34.138 1Lap 1'40.655
6 14 鵜飼 龍太 蒲生 尚弥 平良 響 片岡 龍也 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 85 138 5:03'32.646 9Laps 8Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
■ST-Zクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Z class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 885 HIRO HAYASHI 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR Supra GT4 SHADE RACING 40 138 5:02'43.587 - -
2 *52 山崎 学 吉田 広樹 服部 尚貴 川合 孝汰 埼玉トヨペットGB GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 埼玉トヨペットGreen Brave 80 138 5:02'44.297 0.710 0.710
3 26 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 名取 鉄平 篠原 拓朗 raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4 NISSAN Z GT4 TEAM ZEROONE 15 138 5:03'18.545 34.958 34.248
4 34 加納 政樹 大草 りき 安田 裕信 SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 15 137 5:02'18.102 1Lap 1Lap
5 20 田中 優暉 大木 一輝 石川 京侍 星野 一樹 ナニワ電装TEAM IMPUL Z NISSAN Z GT4 TEAM IMPUL 137 5:03'38.604 1Lap 1'20.502
6 *21 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー 宮田 莉朋 阿野 雄紀 ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 5 136 5:01'56.291 2Laps 1Lap
7 555 池本 繁弘 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTO FACTORY 135 5:03'30.966 3Laps 1Lap
8 19 鈴木 建自 末廣 武士 福田 幸平 谷川 達也 BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Birth Racing Project【BRP】 133 5:03'52.219 5Laps 2Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 22 北園 将太 千代 勝正 山野 直也 Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 109 3:58'10.462 29Laps 24Laps
- 75 芳賀 邦⾏ 蘇武 喜和 岡原 達也 清瀧 雄二 Team Noah GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 Team Noah 30 4:49'29.278 108Laps 79Laps
■ST-TCRクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-TCR class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 *97 遠藤 光博 中野 信治 森山 冬星 Racer HFDP CIVIC Honda CIVIC TYPE R FL5 M&K Racing 20 132 5:02'04.845 - -
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 5 坂井 一裕 藤井 正明 辻本 始温 佐藤 蓮 AI' CIVIC Honda CIVIC TYPE R FK8 AI' RACING 8 18'01.583 124Laps 124Laps
■ST-Qクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Q class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 230 平手 晃平 佐々木 大樹 高星 明誠 Nissan Z Racing Concept NISSAN RZ34 NISMO 138 5:02'16.750 - -
2 32 MORIZO 佐々木 雅弘 石浦 宏明 小倉 康宏 ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept TOYOTA ORC ROOKIE Racing 130 5:02'40.978 8Laps 8Laps
3 28 加藤 恵三 山下 健太 大嶋 和也 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 129 5:02'21.115 9Laps 1Lap
4 55 寺川 和紘 関 豊 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 129 5:03'16.948 9Laps 55.833
5 *61 廣田 光一 山内 英輝 井口 卓人 伊藤 和広 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept SUBARU BRZ Team SDA Engineering 129 5:03'18.002 9Laps 1.054
6 12 阪口 良平 堤 優威 前⽥ 育男 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 114 5:03'08.548 24Laps 15Laps
7 *271 武藤 英紀 伊沢 拓也 大津 弘樹 CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R FL5 Team HRC 112 5:02'11.570 26Laps 2Laps
---- 以上完走 ----
■ST-1クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-1 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 2 井田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 吉本 大樹 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 40 140 5:02'23.369 - -
2 47 星野 辰也 織戸 学 浜 健二 ジェイク・パーソンズ D'station Vantage GT8R Aston Martin Vantage GT8R D'station Racing 139 5:03'51.224 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
■ST-2クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 225 一條 拳吾 荒川 麟 奥住 慈英 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 131 5:03'56.005 - -
2 7 藤井 芳樹 安斎 景介 下垣 和也 吉岡 一成 新菱オートDIXCELエボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 130 5:02'14.983 1Lap 1Lap
3 13 花里 祐弥 石坂 瑞基 伊東 黎明 岡田 整 ENDLESS GR YARIS TOYOTA GR YARIS ENDLESS SPORTS 80 130 5:03'33.191 1Lap 1'18.208
4 743 石垣 博基 木立 純一 柿沼 秀樹 小林 天翔 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 55 119 5:02'09.592 12Laps 11Laps
5 6 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 50 109 5:02'03.115 22Laps 10Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
■ST-3クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-3 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 25 山口 智英 松田 次生 佐藤 公哉 藤原 大輝 raffinee 日産メカニックチャレンジ Z NISSAN Fairlady Z TEAM ZEROONE 133 5:03'10.670 - -
2 *15 甲野 将哉 長島 正明 冨田 自然 元嶋 成弥 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 45 133 5:03'23.384 12.714 12.714
3 16 鈴木 宏和 田中 徹 田中 哲也 小松 一臣 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 25 133 5:03'53.084 42.414 29.700
4 39 眞田 拓海 伊藤 鷹志 岡田 衛 藤田 真哉 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 60 132 5:02'40.199 1Lap 1Lap
5 38 尾崎 俊介 鶴賀 義幸 石森 聖生 石塚 崇宣 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 70 132 5:02'43.479 1Lap 3.280
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
■ST-4クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-4 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 41 水野 大 冨林 勇佑 石井 宏尚 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 127 5:02'21.771 - -
2 86 矢吹 久 松井 孝允 河野 駿佑 坪井 翔 TOM'S SPIRIT GR86 TOYOTA GR86 TOM'S SPIRIT 20 127 5:03'03.492 41.721 41.721
3 884 影山 正彦 国本 雄資 山田 真之亮 鶴田 哲平 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 127 5:03'17.988 56.217 14.496
4 66 貫戸 幸星 猪股 京介 大野 尊久 霜野 誠友 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 126 5:04'04.880 1Lap 1Lap
5 *60 塩谷 烈州 瀬戸 貴巨 山本 謙悟 ピストン・西沢 全薬工業G/MOTION' GR86 TOYOTA GR86 チーム ジーモーション 45 125 5:01'57.080 2Laps 1Lap
6 18 浅野 武夫 伊藤 慎之典 普勝 崚 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 10 124 5:02'42.303 3Laps 1Lap
7 3 坂 裕之 小河 諒 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 15 93 5:03'51.403 34Laps 31Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 216 ISHIKEN 川原 悠生 妹尾 智充 奈良 敬志 HMRスポーツカー専門店86 TOYOTA 86 HMR Racing 80 3:11'45.036 47Laps 13Laps
Fastest Lap: CarNo. 81 DAISHIN GT-R GT3 1'56.023 (120/147) 148.967 km/h
CarNo. 1は、スーパー耐久SpR第10条(4)附則3-1(ドライビングマナー)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 202は、スーパー耐久SpR第18条(8)3)(タイヤ交換作業)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 97は、スーパー耐久SpR第18条(8)13)(作業中のタイヤ転がし)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 61は、スーパー耐久SpR第16条(11)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 271は、スーパー耐久SpR第18条(8)13)(作業中のタイヤ転がし)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 15は、スーパー耐久SpR第10条(4)附則3-1(ドライビングマナー)違反により、競技結果に30秒を加算した。
CarNo. 60は、スーパー耐久SpR第10条(4)附則3-1(ドライビングマナー)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第5戦「もてぎスーパー耐久5Hours Race」は2日、モビリティーリゾートもてぎで公式予選を行い、総合でST-XクラスのDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後0時45分より行われた。天候は曇りだが、ときおり太陽が顔を出すジリジリと暑い中でセッションは進行した。
予選はA、Bドライバー別にアタックを行い決勝のグリッドはA、Bドライバーの合算タイムで決定する。A、B別のセッションはそれぞれグループ2(ST-Q[12、28、32、55、61号車]、ST-2、3、4)、グループ1(S
T-Z、TCR、Q[230、271号車])、グループX(ST-X、1)の順で行われた。
この大会で注目を集めたのは初登場、DAT(ダイレクト・オートマチック・トランスミッション)搭載のORC ROOKIE GR Yaris DAT concept(MORIZO/佐々木雅弘/石浦宏明/小倉康宏)。MT(マニュアル・トランスミッション)と同等の性能を持つと言われる意欲作のオートマ車両だ。
ところが開始早々、Aドライバー、グループ2予選でMORIZO(豊田章男・トヨタ自動車代表取締役会長)のドライブするこのGR Yaris DAT conceptがV字コーナーでストップ。赤旗が提示された。
これ以降の予選は5分遅れで行われたが大きなトラブルはなく淡々と進行した。
ST-XクラスはAドライバー予選で鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS GTR GT3)が、Bドライバー予選で坂口夏月(DAISHIN GT-R GT3)がトップタイムを記録したが、速いタイムをそろえたDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)がポールポジションを獲得した。2位にはHELM MOTORSPORTS(鳥羽豊/平木湧也/平木玲次)が、3位には中升ROOKIE AMG GT3(鵜飼龍太/蒲生尚弥/平良響/片岡龍也)が入った。ポールから3位までは0秒113と超接近戦の予選となった。
ST-ZクラスはPorsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS (北園将太/千代勝正/山野直也)が、ST-TCRクラスはRacer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)が、ST-QクラスはNissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)が、ST-1クラスはシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)が、ST-2クラスは新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄)が、ST-3クラスはraffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)が、ST-4クラスはエアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)がポールポジションを獲得している。
決勝は明日3日、午前11時10分より全クラスが参加し、5時間レースとして開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Mizue NOINE
Photo: Kazuhiro NOINE
【総合】
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Model Team Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 31 ST-X 1 永井 宏明 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 1'55.689 1'53.435 3'49.124 - -
2 1 ST-X 2 鳥羽 豊 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'55.439 1'53.743 3'49.182 0.058 0.058
3 14 ST-X 3 鵜飼 龍太 蒲生 尚弥 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 1'55.635 1'53.602 3'49.237 0.113 0.055
4 23 ST-X 4 DAISUKE 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 1'56.742 1'53.251 3'49.993 0.869 0.756
5 202 ST-X 5 ポール・イップ ホーピン・タン KCMG NSX GT3 Honda NSX GT3 KCMG 1'57.297 1'53.553 3'50.850 1.726 0.857
6 81 ST-X 6 大八木 信行 坂口 夏月 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 GTNET MotorSports 1'58.327 1'52.909 3'51.236 2.112 0.386
7 2 ST-1 1 井田 太陽 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'59.990 1'58.573 3'58.563 9.439 7.327
8 47 ST-1 2 星野 辰也 織戸 学 D'station Vantage GT8R Aston Martin Vantage GT8R D'station Racing 2'00.997 1'59.016 4'00.013 10.889 1.450
9 230 ST-Q 1 平手 晃平 佐々木 大樹 Nissan Z Racing Concept NISSAN RZ34 NISMO 2'00.495 2'00.483 4'00.978 11.854 0.965
10 22 ST-Z 1 北園 将太 千代 勝正 Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 2'03.405 2'00.798 4'04.203 15.079 3.225
11 52 ST-Z 2 山崎 学 吉田 広樹 埼玉トヨペットGB GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 埼玉トヨペットGreen Brave 2'02.717 2'01.785 4'04.502 15.378 0.299
12 34 ST-Z 3 加納 政樹 大草 りき SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 2'02.991 2'01.669 4'04.660 15.536 0.158
13 20 ST-Z 4 田中 優暉 大木 一輝 ナニワ電装TEAM IMPUL Z NISSAN Z GT4 TEAM IMPUL 2'03.372 2'01.479 4'04.851 15.727 0.191
14 26 ST-Z 5 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4 NISSAN Z GT4 TEAM ZEROONE 2'03.217 2'01.886 4'05.103 15.979 0.252
15 19 ST-Z 6 鈴木 建自 末廣 武士 BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Birth Racing Project【BRP】 2'04.006 2'01.255 4'05.261 16.137 0.158
16 97 ST-TCR 1 遠藤 光博 中野 信治 Racer HFDP CIVIC Honda CIVIC TYPE R FL5 M&K Racing 2'03.181 2'02.127 4'05.308 16.184 0.047
17 885 ST-Z 7 HIRO HAYASHI 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR Supra GT4 SHADE RACING 2'04.189 2'01.398 4'05.587 16.463 0.279
18 75 ST-Z 8 芳賀 邦⾏ 蘇武 喜和 Team Noah GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 Team Noah 2'03.905 2'02.520 4'06.425 17.301 0.838
19 21 ST-Z 9 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 2'05.148 2'02.167 4'07.315 18.191 0.890
20 555 ST-Z 10 池本 繁弘 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTO FACTORY 2'05.618 2'02.880 4'08.498 19.374 1.183
21 5 ST-TCR 2 坂井 一裕 藤井 正明 AI' CIVIC Honda CIVIC TYPE R FK8 AI' RACING 2'06.085 2'06.893 4'12.978 23.854 4.480
22 25 ST-3 1 山口 智英 松田 次生 raffinee 日産メカニックチャレンジ Z NISSAN Fairlady Z TEAM ZEROONE 2'08.225 2'06.294 4'14.519 25.395 1.541
23 6 ST-2 1 冨桝 朋広 菊地 靖 新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'08.214 2'06.624 4'14.838 25.714 0.319
24 38 ST-3 2 尾崎 俊介 鶴賀 義幸 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 2'08.238 2'07.063 4'15.301 26.177 0.463
25 16 ST-3 3 鈴木 宏和 田中 徹 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 2'06.765 2'08.684 4'15.449 26.325 0.148
26 39 ST-3 4 眞田 拓海 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 2'08.564 2'07.740 4'16.304 27.180 0.855
27 271 ST-Q 2 武藤 英紀 伊沢 拓也 CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R FL5 Team HRC 2'08.346 2'08.571 4'16.917 27.793 0.613
28 15 ST-3 5 甲野 将哉 長島 正明 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 2'08.361 2'09.287 4'17.648 28.524 0.731
29 225 ST-2 2 一條 拳吾 荒川 麟 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 2'09.638 2'08.486 4'18.124 29.000 0.476
30 7 ST-2 3 藤井 芳樹 安斎 景介 新菱オートDIXCELエボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'09.465 2'08.755 4'18.220 29.096 0.096
31 28 ST-Q 3 加藤 恵三 山下 健太 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'10.331 2'08.098 4'18.429 29.305 0.209
32 13 ST-2 4 花里 祐弥 石坂 瑞基 ENDLESS GR YARIS TOYOTA GR YARIS ENDLESS SPORTS 2'10.171 2'08.666 4'18.837 29.713 0.408
33 61 ST-Q 4 廣田 光一 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept SUBARU BRZ Team SDA Engineering 2'11.712 2'09.497 4'21.209 32.085 2.372
34 55 ST-Q 5 寺川 和紘 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'11.302 2'11.385 4'22.687 33.563 1.478
35 41 ST-4 1 水野 大 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 2'14.688 2'12.613 4'27.301 38.177 4.614
36 12 ST-Q 6 阪口 良平 堤 優威 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 2'14.741 2'13.802 4'28.543 39.419 1.242
37 3 ST-4 2 坂 裕之 小河 諒 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 2'15.033 2'13.943 4'28.976 39.852 0.433
38 884 ST-4 3 影山 正彦 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 2'15.624 2'13.433 4'29.057 39.933 0.081
39 86 ST-4 4 矢吹 久 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOYOTA GR86 TOM'S SPIRIT 2'16.992 2'12.459 4'29.451 40.327 0.394
40 60 ST-4 5 塩谷 烈州 瀬戸 貴巨 全薬工業G/MOTION' GR86 TOYOTA GR86 チーム ジーモーション 2'15.345 2'14.642 4'29.987 40.863 0.536
41 66 ST-4 6 貫戸 幸星 猪股 京介 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 2'15.682 2'14.308 4'29.990 40.866 0.003
42 18 ST-4 7 浅野 武夫 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'16.436 2'14.617 4'31.053 41.929 1.063
43 216 ST-4 8 ISHIKEN 川原 悠生 HMRスポーツカー専門店86 TOYOTA 86 HMR Racing 2'15.747 2'15.646 4'31.393 42.269 0.340
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
- 743 ST-2 - 石垣 博基 木立 純一 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 2'16.758 2'21.573 4'38.331 49.207 6.938
- 32 ST-Q - MORIZO 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept TOYOTA ORC ROOKIE Racing no time 2'08.872 2'08.872 - -
【クラス別】
■ST-Xクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Model Team Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 31 永井 宏明 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 1'55.689 1'53.435 3'49.124 - -
2 1 鳥羽 豊 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'55.439 1'53.743 3'49.182 0.058 0.058
3 14 鵜飼 龍太 蒲生 尚弥 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 1'55.635 1'53.602 3'49.237 0.113 0.055
4 23 DAISUKE 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 1'56.742 1'53.251 3'49.993 0.869 0.756
5 202 ポール・イップ ホーピン・タン KCMG NSX GT3 Honda NSX GT3 KCMG 1'57.297 1'53.553 3'50.850 1.726 0.857
6 81 大八木 信行 坂口 夏月 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 GTNET MotorSports 1'58.327 1'52.909 3'51.236 2.112 0.386
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Zクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Model Team Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 22 北園 将太 千代 勝正 Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 2'03.405 2'00.798 4'04.203 - -
2 52 山崎 学 吉田 広樹 埼玉トヨペットGB GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 埼玉トヨペットGreen Brave 2'02.717 2'01.785 4'04.502 0.299 0.299
3 34 加納 政樹 大草 りき SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 2'02.991 2'01.669 4'04.660 0.457 0.158
4 20 田中 優暉 大木 一輝 ナニワ電装TEAM IMPUL Z NISSAN Z GT4 TEAM IMPUL 2'03.372 2'01.479 4'04.851 0.648 0.191
5 26 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4 NISSAN Z GT4 TEAM ZEROONE 2'03.217 2'01.886 4'05.103 0.900 0.252
6 19 鈴木 建自 末廣 武士 BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Birth Racing Project【BRP】 2'04.006 2'01.255 4'05.261 1.058 0.158
7 885 HIRO HAYASHI 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR Supra GT4 SHADE RACING 2'04.189 2'01.398 4'05.587 1.384 0.326
8 75 芳賀 邦⾏ 蘇武 喜和 Team Noah GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 Team Noah 2'03.905 2'02.520 4'06.425 2.222 0.838
9 21 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 2'05.148 2'02.167 4'07.315 3.112 0.890
10 555 池本 繁弘 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTO FACTORY 2'05.618 2'02.880 4'08.498 4.295 1.183
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-TCRクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Model Team Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 97 遠藤 光博 中野 信治 Racer HFDP CIVIC Honda CIVIC TYPE R FL5 M&K Racing 2'03.181 2'02.127 4'05.308 - -
2 5 坂井 一裕 藤井 正明 AI' CIVIC Honda CIVIC TYPE R FK8 AI' RACING 2'06.085 2'06.893 4'12.978 7.670 7.670
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Qクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Model Team Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 230 平手 晃平 佐々木 大樹 Nissan Z Racing Concept NISSAN RZ34 NISMO 2'00.495 2'00.483 4'00.978 - -
2 271 武藤 英紀 伊沢 拓也 CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R FL5 Team HRC 2'08.346 2'08.571 4'16.917 15.939 15.939
3 28 加藤 恵三 山下 健太 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'10.331 2'08.098 4'18.429 17.451 1.512
4 61 廣田 光一 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept SUBARU BRZ Team SDA Engineering 2'11.712 2'09.497 4'21.209 20.231 2.780
5 55 寺川 和紘 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'11.302 2'11.385 4'22.687 21.709 1.478
6 12 阪口 良平 堤 優威 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 2'14.741 2'13.802 4'28.543 27.565 5.856
- 32 MORIZO 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept TOYOTA ORC ROOKIE Racing no time 2'08.872 2'08.872 - -
■ST-1クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Model Team Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 2 井田 太陽 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'59.990 1'58.573 3'58.563 - -
2 47 星野 辰也 織戸 学 D'station Vantage GT8R Aston Martin Vantage GT8R D'station Racing 2'00.997 1'59.016 4'00.013 1.450 1.450
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-2クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Model Team Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 6 冨桝 朋広 菊地 靖 新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'08.214 2'06.624 4'14.838 - -
2 225 一條 拳吾 荒川 麟 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 2'09.638 2'08.486 4'18.124 3.286 3.286
3 7 藤井 芳樹 安斎 景介 新菱オートDIXCELエボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'09.465 2'08.755 4'18.220 3.382 0.096
4 13 花里 祐弥 石坂 瑞基 ENDLESS GR YARIS TOYOTA GR YARIS ENDLESS SPORTS 2'10.171 2'08.666 4'18.837 3.999 0.617
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
5 743 石垣 博基 木立 純一 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 2'16.758 2'21.573 4'38.331 23.493 19.494
■ST-3クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Model Team Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 25 山口 智英 松田 次生 raffinee 日産メカニックチャレンジ Z NISSAN Fairlady Z TEAM ZEROONE 2'08.225 2'06.294 4'14.519 - -
2 38 尾崎 俊介 鶴賀 義幸 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 2'08.238 2'07.063 4'15.301 0.782 0.782
3 16 鈴木 宏和 田中 徹 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 2'06.765 2'08.684 4'15.449 0.930 0.148
4 39 眞田 拓海 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 2'08.564 2'07.740 4'16.304 1.785 0.855
5 15 甲野 将哉 長島 正明 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 2'08.361 2'09.287 4'17.648 3.129 1.344
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-4クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Model Team Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 41 水野 大 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 2'14.688 2'12.613 4'27.301 - -
2 3 坂 裕之 小河 諒 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 2'15.033 2'13.943 4'28.976 1.675 1.675
3 884 影山 正彦 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 2'15.624 2'13.433 4'29.057 1.756 0.081
4 86 矢吹 久 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOYOTA GR86 TOM'S SPIRIT 2'16.992 2'12.459 4'29.451 2.150 0.394
5 60 塩谷 烈州 瀬戸 貴巨 全薬工業G/MOTION' GR86 TOYOTA GR86 チーム ジーモーション 2'15.345 2'14.642 4'29.987 2.686 0.536
6 66 貫戸 幸星 猪股 京介 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 2'15.682 2'14.308 4'29.990 2.689 0.003
7 18 浅野 武夫 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'16.436 2'14.617 4'31.053 3.752 1.063
8 216 ISHIKEN 川原 悠生 HMRスポーツカー専門店86 TOYOTA 86 HMR Racing 2'15.747 2'15.646 4'31.393 4.092 0.340
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
【総合】
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 81 ST-X 1 坂口 夏月 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 GTNET MotorSports 1'52.909 - - 153.075
2 23 ST-X 2 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 1'53.251 0.342 0.342 152.613
3 31 ST-X 3 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 1'53.435 0.526 0.184 152.366
4 202 ST-X 4 ホーピン・タン KCMG NSX GT3 Honda NSX GT3 KCMG 1'53.553 0.644 0.118 152.207
5 14 ST-X 5 蒲生 尚弥 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 1'53.602 0.693 0.049 152.142
6 1 ST-X 6 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'53.743 0.834 0.141 151.953
7 2 ST-1 1 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'58.573 5.664 4.830 145.763
8 47 ST-1 2 織戸 学 D'station Vantage GT8R Aston Martin Vantage GT8R D'station Racing 1'59.016 6.107 0.443 145.221
9 230 ST-Q 1 佐々木 大樹 Nissan Z Racing Concept NISSAN RZ34 NISMO 2'00.483 7.574 1.467 143.453
10 22 ST-Z 1 千代 勝正 Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 2'00.798 7.889 0.315 143.079
11 19 ST-Z 2 末廣 武士 BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Birth Racing Project【BRP】 2'01.255 8.346 0.457 142.539
12 885 ST-Z 3 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR Supra GT4 SHADE RACING 2'01.398 8.489 0.143 142.371
13 20 ST-Z 4 大木 一輝 ナニワ電装TEAM IMPUL Z NISSAN Z GT4 TEAM IMPUL 2'01.479 8.570 0.081 142.276
14 34 ST-Z 5 大草 りき SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 2'01.669 8.760 0.190 142.054
15 52 ST-Z 6 吉田 広樹 埼玉トヨペットGB GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 埼玉トヨペットGreen Brave 2'01.785 8.876 0.116 141.919
16 26 ST-Z 7 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4 NISSAN Z GT4 TEAM ZEROONE 2'01.886 8.977 0.101 141.801
17 97 ST-TCR 1 中野 信治 Racer HFDP CIVIC Honda CIVIC TYPE R FL5 M&K Racing 2'02.127 9.218 0.241 141.522
18 21 ST-Z 8 ショーン・ウォーキンショー ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 2'02.167 9.258 0.040 141.475
19 75 ST-Z 9 蘇武 喜和 Team Noah GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 Team Noah 2'02.520 9.611 0.353 141.068
20 555 ST-Z 10 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTO FACTORY 2'02.880 9.971 0.360 140.654
21 25 ST-3 1 松田 次生 raffinee 日産メカニックチャレンジ Z NISSAN Fairlady Z TEAM ZEROONE 2'06.294 13.385 3.414 136.852
22 6 ST-2 1 菊地 靖 新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'06.624 13.715 0.330 136.495
23 5 ST-TCR 2 藤井 正明 AI' CIVIC Honda CIVIC TYPE R FK8 AI' RACING 2'06.893 13.984 0.269 136.206
24 38 ST-3 2 鶴賀 義幸 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 2'07.063 14.154 0.170 136.024
25 39 ST-3 3 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 2'07.740 14.831 0.677 135.303
26 28 ST-Q 2 山下 健太 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'08.098 15.189 0.358 134.925
27 225 ST-2 2 荒川 麟 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 2'08.486 15.577 0.388 134.518
28 271 ST-Q 3 伊沢 拓也 CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R FL5 Team HRC 2'08.571 15.662 0.085 134.428
29 13 ST-2 3 石坂 瑞基 ENDLESS GR YARIS TOYOTA GR YARIS ENDLESS SPORTS 2'08.666 15.757 0.095 134.329
30 16 ST-3 4 田中 徹 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 2'08.684 15.775 0.018 134.310
31 7 ST-2 4 安斎 景介 新菱オートDIXCELエボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'08.755 15.846 0.071 134.236
32 32 ST-Q 4 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept TOYOTA ORC ROOKIE Racing 2'08.872 15.963 0.117 134.114
33 15 ST-3 5 長島 正明 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 2'09.287 16.378 0.415 133.684
34 61 ST-Q 5 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept SUBARU BRZ Team SDA Engineering 2'09.497 16.588 0.210 133.467
35 55 ST-Q 6 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'11.385 18.476 1.888 131.549
36 86 ST-4 1 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOYOTA GR86 TOM'S SPIRIT 2'12.459 19.550 1.074 130.483
37 41 ST-4 2 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 2'12.613 19.704 0.154 130.331
38 884 ST-4 3 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 2'13.433 20.524 0.820 129.530
39 12 ST-Q 7 堤 優威 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 2'13.802 20.893 0.369 129.173
40 3 ST-4 4 小河 諒 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 2'13.943 21.034 0.141 129.037
41 66 ST-4 5 猪股 京介 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 2'14.308 21.399 0.365 128.686
42 18 ST-4 6 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'14.617 21.708 0.309 128.391
43 60 ST-4 7 瀬戸 貴巨 全薬工業G/MOTION' GR86 TOYOTA GR86 チーム ジーモーション 2'14.642 21.733 0.025 128.367
44 216 ST-4 8 川原 悠生 HMRスポーツカー専門店86 TOYOTA 86 HMR Racing 2'15.646 22.737 1.004 127.417
---- 以上基準タイム予選通過 ----
- 743 ST-2 - 木立 純一 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 2'21.573 28.664 5.927 122.083
【クラス別】
■ST-Xクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-X class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 81 坂口 夏月 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 GTNET MotorSports 1'52.909 - - 153.075
2 23 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 1'53.251 0.342 0.342 152.613
3 31 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 1'53.435 0.526 0.184 152.366
4 202 ホーピン・タン KCMG NSX GT3 Honda NSX GT3 KCMG 1'53.553 0.644 0.118 152.207
5 14 蒲生 尚弥 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 1'53.602 0.693 0.049 152.142
6 1 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 NISSAN NISMO GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'53.743 0.834 0.141 151.953
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Zクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Z class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 22 千代 勝正 Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 2'00.798 - - 143.079
2 19 末廣 武士 BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Birth Racing Project【BRP】 2'01.255 0.457 0.457 142.539
3 885 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR Supra GT4 SHADE RACING 2'01.398 0.600 0.143 142.371
4 20 大木 一輝 ナニワ電装TEAM IMPUL Z NISSAN Z GT4 TEAM IMPUL 2'01.479 0.681 0.081 142.276
5 34 大草 りき SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 2'01.669 0.871 0.190 142.054
6 52 吉田 広樹 埼玉トヨペットGB GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 埼玉トヨペットGreen Brave 2'01.785 0.987 0.116 141.919
7 26 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4 NISSAN Z GT4 TEAM ZEROONE 2'01.886 1.088 0.101 141.801
8 21 ショーン・ウォーキンショー ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 2'02.167 1.369 0.281 141.475
9 75 蘇武 喜和 Team Noah GR Supra GT4 TOYOTA GR Supra GT4 Team Noah 2'02.520 1.722 0.353 141.068
10 555 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTO FACTORY 2'02.880 2.082 0.360 140.654
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-TCRクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-TCR class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 97 中野 信治 Racer HFDP CIVIC Honda CIVIC TYPE R FL5 M&K Racing 2'02.127 - - 141.522
2 5 藤井 正明 AI' CIVIC Honda CIVIC TYPE R FK8 AI' RACING 2'06.893 4.766 4.766 136.206
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Qクラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Q class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 230 佐々木 大樹 Nissan Z Racing Concept NISSAN RZ34 NISMO 2'00.483 - - 143.453
2 28 山下 健太 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'08.098 7.615 7.615 134.925
3 271 伊沢 拓也 CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R FL5 Team HRC 2'08.571 8.088 0.473 134.428
4 32 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept TOYOTA ORC ROOKIE Racing 2'08.872 8.389 0.301 134.114
5 61 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept SUBARU BRZ Team SDA Engineering 2'09.497 9.014 0.625 133.467
6 55 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'11.385 10.902 1.888 131.549
7 12 堤 優威 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 2'13.802 13.319 2.417 129.173
■ST-1クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-1 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 2 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'58.573 - - 145.763
2 47 織戸 学 D'station Vantage GT8R Aston Martin Vantage GT8R D'station Racing 1'59.016 0.443 0.443 145.221
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-2クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 6 菊地 靖 新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'06.624 - - 136.495
2 225 荒川 麟 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 2'08.486 1.862 1.862 134.518
3 13 石坂 瑞基 ENDLESS GR YARIS TOYOTA GR YARIS ENDLESS SPORTS 2'08.666 2.042 0.180 134.329
4 7 安斎 景介 新菱オートDIXCELエボ10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'08.755 2.131 0.089 134.236
---- 以上基準タイム予選通過 ----
- 743 木立 純一 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 2'21.573 14.949 12.818 122.083
■ST-3クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-3 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 25 松田 次生 raffinee 日産メカニックチャレンジ Z NISSAN Fairlady Z TEAM ZEROONE 2'06.294 - - 136.852
2 38 鶴賀 義幸 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 2'07.063 0.769 0.769 136.024
3 39 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 2'07.740 1.446 0.677 135.303
4 16 田中 徹 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 2'08.684 2.390 0.944 134.310
5 15 長島 正明 岡部自動車フェアレディZ34 NISSAN Fairlady Z OKABEJIDOSHA motorsport 2'09.287 2.993 0.603 133.684
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-4クラス
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-4 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Car Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 86 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOYOTA GR86 TOM'S SPIRIT 2'12.459 - - 130.483
2 41 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 2'12.613 0.154 0.154 130.331
3 884 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 2'13.433 0.974 0.820 129.530
4 3 小河 諒 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 2'13.943 1.484 0.510 129.037
5 66 猪股 京介 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 2'14.308 1.849 0.365 128.686
6 18 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'14.617 2.158 0.309 128.391
7 60 瀬戸 貴巨 全薬工業G/MOTION' GR86 TOYOTA GR86 チーム ジーモーション 2'14.642 2.183 0.025 128.367
8 216 川原 悠生 HMRスポーツカー専門店86 TOYOTA 86 HMR Racing 2'15.646 3.187 1.004 127.417
---- 以上基準タイム予選通過 ----