
波乱のレースを制したモチュールピットワークGT-R(Photo:K.Takeshita)
GT-R、1年9か月ぶりの美酒に酔う!
5月4日、富士スピードウェイで行われた全日本GT選手権第2戦富士500は、#22モ
チュールピットワークGT-Rが混戦を制し、スカイラインGT-Rに1年9ヶ月ぶりの優勝
をもたらした。
レースはまずPPの#38auセルモスープラが1コーナーを制し、そのまま後続をぐんぐ
ん引き離していった。2位には#1エッソウルトラフロー スープラがつけていたが、
2周目に入って突然左前輪のハブを破損、ピットで長時間の修理に入る。13周目には
#36WOODONE トムススープラも同様のトラブルに見舞われた。
この2台がトップグループから脱落する一方では、#22モチュールピットワークGT-R、
#23ザナヴィ ニスモ GT-R、#12カルソニックスカイライン、#25ADVAN スープラ、
#39デンソーサードスープラGTらがめまぐるしく順位を入れ替えるバトルを展開して
いた。特に#12を駆るブノワ・トルルイエの勢いはすさまじく、瞬く間に2位に進出し
てきた。
レース中盤までは#38と#12の近づいたり離れたりの攻防が続いたが、その後方から
着実に順位を稼いできた#22が63周目に#12を抜き去ると、そのままの勢いで#38の追
撃にかかる。
そして71周目。周回遅れの処理に手間取った#38竹内を#22ライアンが一気に追い詰
め、72周目の100Rで積極的にインに割って入って遂に首位を奪い取った。
一方#38竹内は次の周の100Rでコースアウトし、右フロントフェンダーを損傷するも
そのまま走り続け、オレンジボウルが提示された後も更に5周してピットイン。結局
これがH項違反とされて失格の裁定が下った。
その後は#22が順調に周回を重ね、2位との差を10秒以上に引き離してゴール。2位に
は#12カルソニック、3位に#39サードスープラをはさんで4位に#23ザナヴィが入り、
ニッサンが1-2-4フィニッシュを達成した。ニッサンの優勝は2001年8月の富士以来1
年9ヶ月ぶりだった。
(観客:6万6千人)
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
1 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 114 2:49'05.641
2 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 114 - 11.033
3 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 114 - 38.614
4 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 114 - 38.862
5 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 113 - 1 Lap
6 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 113 - 1 Lap
7 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 113 - 1 Lap
8* 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 111 - 3 Laps
9* 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 110 - 4 Laps
10 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 107 - 7 Laps
11 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 106 - 8 Laps
12 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 105 - 9 Laps
13 3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ 木下/柳田 105 - 9 Laps
14 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 105 - 9 Laps
15 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 105 - 9 Laps
16 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 105 - 9 Laps
17 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 104 - 10 Laps
18* 71 300 シグマMR-S 城内/澤 103 - 11 Laps
19 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 103 - 11 Laps
20 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R 玉中/三船 103 - 11 Laps
21 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 103 - 11 Laps
22 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R ウィルコック/浅井 102 - 12 Laps
23 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 102 - 12 Laps
24 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 101 - 13 Laps
25 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 101 - 13 Laps
26 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 100 - 14 Laps
27 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 98 - 16 Laps
28 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 96 - 18 Laps
29 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 95 - 19 Laps
30 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 93 - 21 Laps
31 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 81 - 33 Laps
32*111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 77 - 37 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
25 500 ADVAN スープラ デュフォア/野田 66 - 48 Laps
9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT 菅/筒井 61 - 53 Laps
18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 60 - 54 Laps
16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 60 - 54 Laps
8 500 ARTA NSX 土屋/金石 56 - 58 Laps
88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 47 - 67 Laps
* 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/滑川 39 - 75 Laps
2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 26 - 88 Laps
77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 22 - 92 Laps
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 11 - 103 Laps
10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 3 - 111 Laps
■ 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 (レース除外)
-----------------------------------------------------------------------------
* #21は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティ。
* #37は、H項違反によりペナルティエリアストップ10秒。
* #76は、H項違反(黄旗追越し)によりペナルティエリアストップ10秒。
* #71は、給油中の作業違反により、ドライビングスルーペナルティ。
* #111は、H項違反(黄旗中のスピン)によりペナルティエリアストップ10秒。
■#38は、H項違反(オレンジディスク旗4回無視)によりレース除外。

ADVANユーザーであるデンソースープラがトップタイム(Photo:K.Takeshita)
3連休中日の5月4日。少し汗ばむほど、快晴の富士スピードウェイでJGTC第2戦の決勝
日を迎えた。
午前8時30分、フリー走行が開始された。
コースオープンと同時に各車一斉にコースに出て行き、決勝への準備に余念がない
模様。
GT500は#39デンソーサードスープラが1分25秒801でトップタイム。以下#1エッソウル
トラフロー スープラ、#25ADVAN スープラと続き、上位5位までをスープラが占める。
中でもアドバン勢が好調のようで、決勝での活躍が期待される。
スカイライン勢は#22モチュールピットワークGT-Rの6位を筆頭に#12カルソニックス
カイラインが7位、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rは9位だった。
開幕のTIに続いて苦戦が続くNSX勢はここでも下位に沈み、#16G'ZOX無限NSXが10位に
はいるのが精一杯のようだ。決勝に向けて逆転の秘策は果たしてあるのだろうか。
一方GT300は#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zが1分33秒245でトップ。以下#24Endless
タイサンアドバンGT3R、#31RECKLESS MR-Sと続く。今回初のPPを獲得した#9正義の味
方覆面レーサーX MTも着実に6番手につけ、決勝に向けて準備は万全のようだ。
セッション残り3分となったところで#76と#111が1コーナーでスピンアウト。さらにダ
ンロップコーナーでレイジュンがスピンしてコース上に停止したため、赤旗が提示。
そのまま終了となった。
なお、昨日クラッシュしてしまい予選基準タイムをクリアできなかった#19ウェッズ
スポーツMR-Sは出走していない。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'25.801
2 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'25.921
3 25 500 ADVAN スープラ デュフォア/野田 1'26.071
4 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'26.225
5 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'26.322
6 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'26.462
7 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'26.593
8 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'26.903
9 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'26.910
10 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'26.944
11 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'27.371
12 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'27.386
13 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'27.413
14 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'27.509
15 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'28.294
16 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'30.500
17 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'31.365
18 3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ 木下/柳田 1'33.245
19 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R ウィルコック/浅井 1'33.760
20 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'33.760
21 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'33.839
22 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'34.257
23 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'34.353
24 9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT 菅/筒井 1'34.540
25 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'34.606
26 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'34.608
27 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'34.919
28 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R 玉中/三船 1'34.930
29 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'34.955
30 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'35.045
31 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'35.102
32 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'35.716
33 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'35.741
34 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'35.773
35 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'35.783
36 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'35.817
37 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'36.290
38 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'36.406
39 61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 1'36.556
40 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'37.295
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'37.911
42 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/滑川 1'38.037
43 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'40.242
44 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'41.633
----------------------------------------------------------------------
2003年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選総合結果 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 R1'23.886
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス R1'24.255
3 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 R1'24.282
4 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'24.363
5 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'24.409
6 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.431
7 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'24.444
8 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'24.621
9 25 500 ADVAN スープラ デュフォア/野田 1'24.625
10 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'24.692
11 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'24.896
12 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'25.163
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'25.229
14 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'25.734
15 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'26.036
16 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'26.070
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'28.436
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'28.950
19 9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT 菅/筒井 1'31.356
20 3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ 木下/柳田 1'31.662
21 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'31.685
22 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'32.181
23 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'32.507
24 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'32.685
25 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'32.709
26 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R ウィルコック/浅井 1'32.861
27 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'32.972
28 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R 玉中/三船 1'33.069
29 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'33.179
30 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'33.286
31 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.330
32 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'33.746
33 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'33.943
34 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'34.122
35 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'34.542
36 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'34.764
37 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'35.024
38 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'35.119
39 61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 1'35.350
40 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'35.706
41 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/滑川 1'36.423
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'36.596
43 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'36.600
44 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'37.969
----------------------------------------------------------------------
19 300 ウェッズスポーツMR-S 青木/田中 1'40.638
----------------------------------------------------------------------
R:コースレコード(従来のレコードタイムは1'24.303)
* #88,#111,#10の3台は、一方のドライバーが予選通過基準タイムをクリアできな
かったが、大会審査委員会により出走が認められた。
* #19は、予選中のクラッシュにより決勝出走を見合わせた模様。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

喜びの両クラスポールシッター(Photo:Motorsports@nifty)
■GT500クラス #38 auセルモスープラ
立川
テストから順調ではあった。ところが昨日走り始めたら思いのほかバランスが良くな
くて、タイム的には上のほうだったが、チームとしては青くなっていた。このままで
はまずいと、緊急ミーティングを行い、対策を話し合った。今日はテストの状態まで
戻っていたのですべて順調でした。
周囲の状況を見て慎重にいった。予選の時間が押して涼しくなったので路面温度も下
がってタイムあがるかな?と思ったが、少しアンダーが出て、もう少しイクかと思っ
たがそれほどでもなかった。
決勝はうちのチームプレッシャーに弱いんで(笑) NSXやスカイラインも速いんで、
今日走ってみたらストレートで抜くのも難しい状況なので、PP取れてスタートから一
気にいけるという意味では良かった。
竹内
去年2勝したけど、セーフティカーが入って大変だった。何があるか分からないレー
スなので、何があっても勝てる体制で行きたい。立川のセットにあわせてあるので、
立川君頼むよと、まぁそれは冗談ですが、結晶は確実にモノに出来るよう気を引き締
めていきます。
■GT300クラス #9 正義の味方 覆面レーサーX MT
菅
時間が押してて、路面の温度が下がっていくのがチームのほうでも分かっていたので、
最後のほうに出ようという作戦だったがこれがうまくいきました。僕は富士でモスラ
ーを走らせて33秒を切ったことがなかったので、32秒、31秒というのは自分ではイメ
ージできていなかった。
クルマの状況で言うと、TIの状態が思わしくなかったので、菅生でのタイムはドン
ケツだったがアレはドライバーの問題で、車は確実に良くなっている手ごたえを感じ
ていた。今まではフォーミュラばかりで耐久の経験はないが、マイペースで行きたい。
筒井
決勝はマイペースで確実に行きたい。(今回チーム名が変わったが?という質問に対
して)チームオーナーがしゃれっ気のある人なのでああいうチーム名になった。そう
いうオーナーがいるのでチームの雰囲気も良くて助かってます。

両クラスポールシッターマシン(Photo:K.Takeshita)
予選1回目の赤旗中断の影響もあり、当初予定より25分遅れて16時10分から予選2回目
が始まった。今度はGT500/300混走から。各車いっせいにコースに飛び出してくるが、
ラップタイムは1分26秒台で推移している。
8分経過したところで#25ADVANスープラが1分25秒702でトップに。以下#25-#37-#36-
#1-#35-#23の順。相変わらずスープラ勢が速い。結局、特に目立ったタイム更新もな
いまま、GT300の時間帯となった。
16時38分、#3ハセミスポーツ エンドレスZが1分31秒662を記録!午前中のトップタ
イムを2秒近く上回る。これは昨年7月にヴィーマックが記録した1分31秒765をも上回
るコースレコードだ。
16時47分、#26PLUS e タイサン アドバン GT3Rも31秒台に。1分31秒685だ。さらに#9
正義の味方覆面レーサーX MTが1分31秒356の驚異的なタイムでGT300のポールを決めた。
16時50分、GT500のタイムアタックが始まった。
予選終了まで残り5分となった17時5分、#39デンソーサードスープラが1分24秒798で
トップに。さらに#12カルソニックスカイラインが1分24秒692と自身の午前中のタイ
ムを更新してトップに立つが、すかさず#39が1分24秒556を叩き出して応酬。ここか
ら各車最後のアタックに入り、#22モチュールピットワークGT-Rが1分24秒346を出せ
ば、すぐに#36が24秒345と千分の一秒差で上回る。そして遂に#38auセルモスープラ
がコースレコードを更新する1分23秒886を叩き出し、このレースのPPを確定させた。
#22も#36も更にタイムを更新したものの#38の勢いには及ばなかった。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 R1'23.886
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス R1'24.255
3 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 R1'24.282
4 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'24.363
5 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'24.409
6 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.431
7 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'24.556
8 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'24.621
9 25 500 ADVAN スープラ デュフォア/野田 1'24.625
10 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'24.692
11 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'24.896
12 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'25.163
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'25.229
14 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'25.734
15 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'26.070
16 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'26.686
17 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'28.950
18 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'29.325
19 9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT 菅/筒井 1'31.356
20 3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ 木下/柳田 1'31.662
21 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'31.685
22 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'32.181
23 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'32.507
24 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'32.685
25 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'32.709
26 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R ウィルコック/浅井 1'32.861
27 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'32.972
28 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R 玉中/三船 1'33.069
29 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'33.179
30 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'33.286
31 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.330
32 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'33.943
33 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'34.099
34 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'34.122
35 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'34.542
36 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'35.119
37 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'35.341
38 61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 1'35.350
39 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'35.706
40 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'36.596
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'36.600
42 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/滑川 1'36.868
43 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'37.664
44 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'39.059
19 300 ウェッズスポーツMR-S 青木/田中 出走せず
----------------------------------------------------------------------
R:コースレコード(従来のレコードタイムは1'24.303)

GT300クラス暫定ポールのPLUS e タイサンアドバンGT3R(Photo:K.Takeshita)
5月3日、恒例のGW決戦となるJGTC第2戦の公式予選1回目が快晴の富士スピードウェ
イで行われた。
午前11時30分、予選開始。コースオープン直後は、#39デンソーサードスープラと#62
VemacR&Dダンロップ350R以外は各車様子見の構え。サードは早々に24秒台に入る。公
式練習に引き続いてスープラは好調なようだ。
開始10分程度経過した頃から徐々にコースインする車が増え始め、タイムアタック合
戦が本格的に始まった。開始から18分、#38auセルモスープラが1分23秒986のコースレ
コードをたたき出す!#38は更にタイムを1分23秒969までタイムを削りとった。
11時50分からはじまったGT300クラスの走行時間帯では、まず#11ダンテールフェラー
リF360がトップタイムを出し、#43ガライヤがそれに続く。7分後、Aコーナーで#17、
#19の2台のMR-Sがコースアウト。これを回収するため最初の赤旗が出る。
約10分のインターバルの後、予選は再開されたが、5分経過したところで#19ウェッズ
スポーツMR-Sが100Rでクラッシュ、コース上に停止したため再度赤旗が出された。一
時は救急車が出るなどドライバーの安否が心配されたが、青木孝行選手は軽い脳震盪
で済んだ模様。しかしクルマの方はかなり破損しており、午後の予選に参加できるか
微妙な状況だ。
12時30分、予選再開。10分後にGT500との混走となるも、タイムアップするクルマは
なく、13時で予選1回目は終了した。
GT500は、コースレコードを出した#38auセルモスープラがトップ。さらに上位6台ま
でをスープラが占めた。
GT300は、#26PLUS e タイサンアドバンGT3Rが1分32秒334でトップ。TIに引き続いて
ここでも好調を印象付けた。2位は#9正義の味方 覆面レーサーX MTが入った。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 R1'23.969
2 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'24.444
3 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'24.490
4 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.578
5 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'24.620
6 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'24.672
7 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'24.776
8 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'24.807
9 25 500 ADVAN スープラ デュフォア/野田 1'24.999
10 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'25.098
11 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'25.132
12 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'25.306
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'25.678
14 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'25.761
15 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'26.036
16 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'26.299
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'28.436
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'30.525
19 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'32.334
20 9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT 菅/筒井 1'32.535
21 3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ 木下/柳田 1'32.714
22 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'32.869
23 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'32.905
24 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'33.262
25 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'33.265
26 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'33.359
27* 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R ウィルコック/浅井 1'33.431
28 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'33.506
29 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'33.517
30 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'33.746
31 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R 玉中/三船 1'34.112
32 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'34.134
33 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'34.185
34 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'34.584
35 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'34.764
36 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'34.890
37 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'35.024
38 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'35.513
39 61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 1'35.664
40 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/滑川 1'36.423
41 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'37.068
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'37.374
43 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'37.959
44 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'37.969
45* 19 300 ウェッズスポーツMR-S 青木/田中 1'40.638
----------------------------------------------------------------------
R:コースレコード(従来のレコードタイムは1'24.303)
* #19(1st Dr.)は、H項違反(黄旗区間でのスピン)により訓戒及びベストラップタイ
ム削除のペナルティ
* #24は、ピットレーン通過速度違反により罰金50,000円のペナルティ

順当にいけばスープラ勢の戦いになりそうな気配だ(Photo:K.Takeshita)
5月2日、恒例のGW決戦となるJGTC第2戦の練習走行が富士スピードウェイで行われ
た。
午前中は、#22モチュールピットワークGT-R(ライアン/影山組)がトップを奪ったもの
の、各車がタイムアップした午後の走行では#38auセルモスープラ(竹内/立川組)を筆
頭にスープラ勢が上位を独占。下馬評どおりスープラ速しを印象付けた。
GT300では、#3ハセミスポーツエンドレスZ(木下/柳田組)が、午前中の11位から躍進し
てトップタイム。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年5月2日 富士スピードウェイ(静岡県) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
1 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'25.121 *1'24.034
2 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'25.574 *1'24.361
3 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'26.714 *1'24.422
4 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'25.313 *1'24.489
5 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'25.034 *1'24.645
6 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 *1'24.663 1'24.741
7 25 500 ADVAN スープラ デュフォア/野田 *1'24.839 1'25.176
8 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'25.402 *1'24.858
9 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス *1'24.907 1'26.339
10 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'25.229 *1'24.947
11 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'25.784 *1'24.973
12 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル *1'25.232 1'25.389
13 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'27.024 *1'25.712
14 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 *1'25.983 1'26.966
15 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'26.711 *1'26.395
16 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'26.669 *1'26.609
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'29.089 *1'27.593
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'34.170 *1'30.808
19 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'33.965 *1'32.273
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'34.725 *1'32.836
21 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'33.388 *1'32.904
22 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'33.524 *1'33.010
23 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 *1'33.052 1'33.383
24 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 *1'33.172 1'33.977
25 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 *1'33.233 1'33.657
26 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'33.815 *1'33.241
27 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R ウィルコック/浅井1'33.383 *1'33.242
28 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'33.420 *1'33.280
29 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 *1'33.466 1'34.139
30 19 300 ウェッズスポーツMR-S 青木/田中 1'34.225 *1'33.480
31 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'35.153 *1'33.745
32 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン *1'33.959 1'36.612
33 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 *1'33.974 1'34.349
34 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'34.221 1'33.983
35 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'34.498 *1'34.201
36 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 *1'34.720 1'35.272
37 61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 1'36.413 *1'34.920
38 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'36.992 *1'34.931
39 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'35.928 *1'35.179
40 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 *1'35.998 1'36.660
41 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/滑川 *1'36.523 1'37.173
42 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 *1'36.636 1'36.695
43 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'38.370 *1'36.718
44 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'37.014 *1'36.766
45 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'40.725 *1'38.734
-----------------------------------------------------------------------------

起立し、黙祷をする観客 (Photo: Motorsoprts@nifty)
4月27日、フォーミュラ・ニッポン第3戦の行われているCP MINEサーキットで、フ
リー走行終了後、先日2輪のMotoGP開幕戦鈴鹿で事故のため亡くなった加藤大治郎選
手に哀悼の意を表し、関係者、観客一同黙祷式が行われた。
加藤選手は本山哲選手の大親友であり、また他のフォーミュラ・ニッポンドライバー
とも親交が深かった。決勝に出走する選手の中には、本山選手だけでなく何人かの選
手がヘルメットやマシンに加藤大治郎選手のステッカーを張って決勝に臨む。故加藤
大治郎選手のご冥福をお祈りします。

心優しい本山は親友・大治郎を心配して涙ぐむ(Photo:Motorsports@nifty)
フォーミュラ・ニッポンで見事な連勝を遂げた本山哲だが、優勝会見場に現れた本
山に喜びの表情はなかった。逆に悲しみを堪えるように、じっと下を向いたまま。
実は、この日、鈴鹿サーキットで行われていたモトGP世界選手権開幕戦日本GP
の最高峰モトGPクラスで、幼なじみであり大親友のライダー、加藤大治郎選手が
大クラッシュ。意識不明の重体であることが伝えられていたからだ。
毅然として言葉少なにレースの感想を述べた本山だが、心ここにあらずといった感
じ。気を遣った星野監督が「本山はちょっときているので、なるべく早く終わらせ
てやってほしい」と記者たちに語り、記者会見は早々に終了となった。
●ドライバー部門
サーキット 鈴 富 M も 鈴 S 富 M も 鈴 T
鹿 士 I て 鹿 U 士 I て 鹿 O
N ぎ G N ぎ T
E O E A
日 程 3/23 4/6 4/27 6/8 7/6 7/27 8/31 9/21 10/1 11/2 L
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
-----------------------------------------------------------------------
1 本山 哲 10 10 20
2 アンドレ・ロッテラー 6 3 9
3 ブノア・トレルイエ 0 6 6
4 道上 龍 0 4 4
4 金石 年弘 4 0 4
6 井出 有冶 3 0 3
7 脇阪 寿一 0 2 2
7 松田 次生 2 0 2
9 野田 英樹 1 0 1
9 小暮 卓史 0 1 1
- リチャード・ライア 0 0 0
- 黒澤 治樹 0 0 0
- 服部 尚貴 0 0 0
- ドミニク・シュワガ 0 0 0
- 土屋 武士 0 0 0
- 藤沢 哲也 0 0 0
- 立川 祐路 0 0 0
- 福田 良 0 0 0
-----------------------------------------------------------------------
●チーム
-----------------------------------------------------------------------
1 IMPUL 10 16 26
2 PIAA NAKAJIMA 6 4 10
3 COSMO OIL CERUMO 5 0 5
4 5ZIGEN 0 4 4
4 LeMans 4 0 4
6 TEAM 22 0 2 2
7 CARROZZERIA MOHN 1 0 1
- TEAM NOVA 0 0 0
- Olympic KONDO 0 0 0
- DoCoMo DANDELION 0 0 0
-----------------------------------------------------------------------
●チューナー
-----------------------------------------------------------------------
1 東名エンジン 10 10 20
2 尾川自動車 6 3 9
3 シエラスポーツ 1 1
-----------------------------------------------------------------------
http://motorsports.nifty.com/
部
門 |
順
位 |
サーキット |
鈴 鹿 |
富 士 |
M I N E |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
S U G O |
富 士 |
M I N E |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
T O T A L |
| 日 程 |
3/23 |
4/6 |
4/27 |
6/8 |
7/6 |
7/27 |
8/31 |
9/21 |
10/19 |
11/2 |
| ラウンド |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
ド ラ イ バ | |
1 | 本山 哲 | 10 | 10 | | | | | | | | | 20 |
| 2 | アンドレ・ロッテラー | 6 | 3 | | | | | | | | | 9 |
| 3 | ブノワ・トレルイエ | 0 | 6 | | | | | | | | | 6 |
| 4 | 道上 龍 | 0 | 4 | | | | | | | | | 4 |
| 4 | 金石 年弘 | 4 | 0 | | | | | | | | | 4 |
| 6 | 井出 有冶 | 3 | 0 | | | | | | | | | 3 |
| 7 | 脇阪 寿一 | 0 | 2 | | | | | | | | | 2 |
| 7 | 松田 次生 | 2 | 0 | | | | | | | | | 2 |
| 9 | 野田 英樹 | 1 | 0 | | | | | | | | | 1 |
| 9 | 小暮 卓史 | 0 | 1 | | | | | | | | | 1 |
| - | リチャード・ライアン | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
| - | 黒澤 治樹 | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
| - | 服部 尚貴 | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
| - | ドミニク・シュワガー | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
| - | 土屋 武士 | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
| - | 藤沢 哲也 | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
| - | 立川 祐路 | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
| - | 福田 良 | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
チ | ム |
1 | IMPUL | 10 | 16 | | | | | | | | | 26 |
| 2 | PIAA NAKAJIMA | 6 | 4 | | | | | | | | | 10 |
| 3 | COSMO OIL CERUMO | 5 | 0 | | | | | | | | | 5 |
| 4 | 5ZIGEN | 0 | 4 | | | | | | | | | 4 |
| 4 | LeMans | 4 | 0 | | | | | | | | | 4 |
| 6 | TEAM 22 | 0 | 2 | | | | | | | | | 2 |
| 7 | CARROZZERIA MOHN | 1 | 0 | | | | | | | | | 1 |
| - | TEAM NOVA | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
| - | Olympic KONDO | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
| - | DoCoMo DANDELION | 0 | 0 | | | | | | | | | 0 |
チ ュ | ナ | |
1 | 東名エンジン | 10 | 10 | | | | | | | | | 20 |
| 2 | 尾川自動車 | 6 | 3 | | | | | | | | | 9 |
| 3 | シエラスポーツ | 1 | | | | | | | | | | 1 |
- ポイントは決勝レースの結果に基づき各部門とも、各レース、1位:10点、2位:6点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。
- チームポイント部門は、2台参加のチームでは、2台の得た合計ポイントが加算の対象となります。
- エンジンチューナーズポイント部門は、同一チューナーが扱うエンジンを搭載した車両が得たポイントのうち、もっとも高いポイントが加算の対象となります。

本山はスタートからレースをコントロールし続けた(Photo:K.Takeshita)
4月6日、フォーミュラ・ニッポン第2戦が快晴の富士スピードウェイで行われ、ポ
ールポジションスタートの#19本山哲(IMPUL)が、安定した速さを見せ開幕戦に続く連
勝を飾った。
完全にレースをコントロールした#19本山の完勝だった。スタートを決めると2位の
チームメイト#20トレルイエとの差を僅かずつ開いていく。そして、レース3分の1
を過ぎた26周目にピットイン。給油、タイヤ交換も無難にこなすと、残る周回も他を
上回るハイペースを維持し続けた。
唯一#19本山の計算を狂わせたのは、ダンロップコーナーでストップした#6福田のマ
シンを排除するために、52周目に入ったペースカー。これでここまでに築いた10秒の
リードを失うことになったが、これとて#19本山にとっては些細な出来事だった。55
周目に再スタートを切ると、#20トレルイエを従えてフィニッシュのチェッカーを受
けた。
3位は予選7位スタートの#5道上龍(5ZIGEN)。30周目のピットインで4位に上がると
、36周目に前を行く#2ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)を捕らえた。セーフティカーラン
解除後も前を行くインパルコンビを追ったが届かなかった。
5位は、唯一人52周目までピットインを引っ張った#22脇阪(TEAM22)。運悪くセーフ
ティカーが入ってしまい、作戦どおりとはいかなかったが、ペースが上がらなかった
ことを考えると順当な位置だろう。
本山
「連勝できてよかった。セーフティカー解除のときは後ろが気になったけど、なん
とか抑えきれた」
(観客:24,000人)
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年4月6日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
FORMULA NIPPON FUJISPEEDWAY -RIJ- (2003/04/06) Race Results Weather:Fine Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 2 富士スピードウェイ 4.4 km
|
| P | No | Driver | Team | Lap | Time |
| 1 | 19 | 本山 哲 | IMPUL | 61 | 1:26'54.530 |
| 2 | 20 | ブノワ・トレルイエ | IMPUL | 61 | -1.520 |
| 3 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | 61 | -5.184 |
| 4 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA | 61 | -7.427 |
| 5 | 22 | 脇阪 寿一 | TEAM 22 | 61 | -13.870 |
| 6 | 1 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA | 61 | -14.973 |
| 7 | 12 | 井出 有冶 | COSMO OIL CERUMO | 61 | -16.950 |
| 8 | 7 | 金石 年弘 | LeMans | 61 | -19.730 |
| 9 | 11 | 松田 次生 | COSMO OIL CERUMO | 61 | -20.524 |
| 10 | 28 | 野田 英樹 | CARROZZERIA MOHN | 60 | -1 Lap |
| 11 | 10 | 藤沢 哲也 | TEAM NOVA | 59 | -2 Laps |
| 12 | 3 | 立川 祐路 | Olympic KONDO | 57 | -4 Laps |
| -------- 《以上完走》 -------- |
| - | 6 | 福田 良 | 5ZIGEN | 45 | -16 Laps |
| - | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo DANDELION | 38 | -23 Laps |
| - | 8 | 土屋 武士 | LeMans | 33 | -28 Laps |
| - | 9 | 黒澤 治樹 | TEAM NOVA | 30 | -31 Laps |
| - | 41 | 服部 尚貴 | DoCoMo DANDELION | 26 | -35 Laps |
| - | 4 | ドミニク・シュワガー | Olympic KONDO | 15 | -46 Laps |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: CarNo.8 土屋 武士 1'18.483 on Lap 33/33

専用のエリアで観戦を楽しむ子どもたち(Photo:Motorsports@nifty)
4月6日、富士スピードウェイで行われたフォーミュラ・ニッポン第2戦に、スポ
ーツクラブに所属する小学校3年生を中心とする子どもたちとその保護者約90名が
バスツアーで訪れた。
この企画は、将来のモータースポーツファン予備軍である子どもたちに、生観戦の
迫力を味わってもらおうと富士スピードウェイとスポーツクラブが実施し、レース
を統括する日本レースプロモーション(JRP)、日本モータースポーツ記者会(JMS)が
協力。ブリヂストンが協賛したもの。
参加者は、まずバスでコースを体験走行、ピットウォークではJMSジャーナリストの
案内を聞きながら、チームのピットにも訪問をしたり、他の観客では味わえない体
験を楽しんだ。

最後にコースアウトするもPP奪取の本山(Photo:K.Takeshita)
4月6日、悪天候で決勝日に順延されたフォーミュラ・ニッポン第2戦の予選が富士
スピードウェイで行われ、開幕戦の勝者#19本山が僅差の戦いを制してポールポジショ
ンを奪った。
昨日の雨が信じられないような好天に恵まれた富士スピードウェイ。本来ならば決勝
のセッティングを確認するフリー走行の時間帯に予選が組み込まれた。時間は30分の
一発勝負。
ところが、ただでも短い予選時間を縮める赤旗中断が相次いだ。
開始早々#40ライアンがダンロップコーナーのレコードライン上でストップ。再開から
4分経過したところで#10藤澤がヘアピンでスピン、ストップ。赤旗の原因をつくった
両者は、規則により予選には出走できず。その時点でマシンを降りることになった。
そして、残り12分となったところで、今度は#6福田がダンロップコーナーで止まりき
れずに真っ直ぐ行ってしまい、またしてもライン上にストップ。さらに、残り7分とな
って各ドライバーがアタックに入ったところで、#9黒澤が1コーナー立ち上がりでス
ピン。4度目の赤旗になってしまう。
再三の赤旗にリズムを崩されたドライバーたちは苛立ちを隠せないが、ここまでの順
位は#19本山(1'17.530)-#20トレルイエ(1'17.539)-#8土屋(1'17.821)-#22脇阪-#2ロッ
テラー-#6福田。
残り7分。最後のワンチャンスに賭けコースインしたドライバーたちだったが、タイ
ヤを温める時間にないままにアタックに入ったために、名手#19本山でさえもコース
アウトを喫する状況でタイムアップはならず。#19本山が連勝に向けて最高のグリッド
を得ることに成功した。2位は#20トレルイエでチームインパルはワンツー。
決勝は午後2時50分スタート。61周268.4kmで争われる。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年4月6日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
FORMULA NIPPON FUJISPEEDWAY -RIJ- (2003/04/06) Qualfying Weather:Fine Course:Dry 2003 Fomula Nippon Round 2 富士スピードウェイ 4.4km |
| P | No | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 19 | 本山 哲 | IMPUL | 1'17.530 | - | - | 204.31 |
| 2 | 20 | ブノワ・トレルイエ | IMPUL | 1'17.539 | 0.009 | 0.009 | 204.28 |
| 3 | 8 | 土屋 武士 | LeMans | 1'17.821 | 0.291 | 0.282 | 203.54 |
| 4 | 22 | 脇阪 寿一 | TEAM 22 | 1'17.850 | 0.320 | 0.029 | 203.47 |
| 5 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA | 1'17.862 | 0.332 | 0.012 | 203.44 |
| 6 | 6 | 福田 良 | 5ZIGEN | 1'17.953 | 0.423 | 0.091 | 203.20 |
| 7 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | 1'17.969 | 0.439 | 0.016 | 203.16 |
| 8 | 1 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA | 1'18.022 | 0.492 | 0.053 | 203.02 |
| 9 | 28 | 野田 英樹 | CARROZZERIA MOHN | 1'18.107 | 0.577 | 0.085 | 202.80 |
| 10 | 3 | 立川 祐路 | Olympic KONDO | 1'18.163 | 0.633 | 0.056 | 202.65 |
| 11 | 7 | 金石 年弘 | LeMans | 1'18.192 | 0.662 | 0.029 | 202.58 |
| 12 | 11 | 松田 次生 | COSMO OIL CERUMO | 1'18.307 | 0.777 | 0.115 | 202.28 |
| 13 | 41 | 服部 尚貴 | DoCoMo DANDELION | 1'18.348 | 0.818 | 0.041 | 202.17 |
| 14 | 4 | ドミニク・シュワガー | Olympic KONDO | 1'18.475 | 0.945 | 0.127 | 201.85 |
| 15 | 12 | 井出 有冶 | COSMO OIL CERUMO | 1'18.499 | 0.969 | 0.024 | 201.79 |
| 16 | 9 | 黒澤 治樹 | TEAM NOVA | 1'18.520 | 0.990 | 0.021 | 201.73 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'22.957 | 5.427 | 4.437 | 190.94 |
| 17 | 10 | 藤沢 哲也 | TEAM NOVA | 1'27.675 | 10.145 | 4.718 | 180.67 |
| - | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo DANDELION | 計測できず |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- コースレコード: 1'15.304
- 大会審査委員会は、CarNo.10-17番グリッド、CarNo.40-18番グリッドを条件に決勝レース出場を認めた
●2003年4月6日 富士スピードウェイ(静岡県)
4月6日、フォーミュラ・ニッポン第2戦が快晴の富士スピードウェイで行われ、ポ
ールポジションスタートの#19本山哲(IMPUL)が、安定した速さを見せ開幕戦に続く連
勝を飾った。
完全にレースをコントロールした#19本山の完勝だった。スタートを決めると2位の
チームメイト#20トレルイエとの差を僅かずつ開いていく。そして、レース3分の1
を過ぎた26周目にピットイン。給油、タイヤ交換も無難にこなすと、残る周回も他を
上回るハイペースを維持し続けた。
唯一#19本山の計算を狂わせたのは、ダンロップコーナーでストップした#6福田のマ
シンを排除するために、52周目に入ったペースカー。これでここまでに築いた10秒の
リードを失うことになったが、これとて#19本山にとっては些細な出来事だった。55
周目に再スタートを切ると、#20トレルイエを従えてフィニッシュのチェッカーを受
けた。
3位は予選7位スタートの#5道上龍(5ZIGEN)。30周目のピットインで4位に上がると
、36周目に前を行く#2ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)を捕らえた。セーフティカーラン
解除後も前を行くインパルコンビを追ったが届かなかった。
5位は、唯一人52周目までピットインを引っ張った#22脇阪(TEAM22)。運悪くセーフ
ティカーが入ってしまい。作戦どおりとはいかなかったが、ペースが上がらなかった
ことを考えると順当な位置だろう。
本山
「連勝できてよかった。セーフティカー解除のときは後ろが気になったけど、なん
とか抑えきれた」
(観客:24,000人)
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
■決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
FORMULA NIPPON FUJISPEEDWAY -RIJ- (2003/04/06) Race Results Weather:Fine
Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 2 富士スピードウェイ 4.4 km
P No Driver Team Lap Time
------------------------------------------------------------------------------
1 19 本山 哲 IMPUL 61 -
2 20 ブノア・トレルイエ IMPUL 61 -1.520
3 5 道上 龍 5ZIGEN 61 -5.184
4 2 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 61 -7.427
5 22 脇阪 寿一 TEAM 22 61 -13.870
6 1 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 61 -14.973
7 12 井出 有冶 COSMO OIL CERUMO 61 -16.950
8 7 金石 年弘 LeMans 61 -19.730
9 11 松田 次生 COSMO OIL CERUMO 61 -20.524
10 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN 60 -1 Lap?
11 10 藤沢 哲也 TEAM NOVA 59 -2 Laps
12 3 立川 祐路 Olympic KONDO 57 -4 Laps
---------- 《以上完走》 ---------
- 6 福田 良 5ZIGEN 45 -16 Lap
- 40 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 38 -23 Lap
- 8 土屋 武士 LeMans 33 -28 Lap
- 9 黒澤 治樹 TEAM NOVA 30 -31 Lap
- 41 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 26 -35 Lap
- 4 ドミニク・シュワガー Olympic KONDO 15 -46 Lap
------------------------------------------------------------------------------
* シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
http://motorsports.nifty.com/
●2003年4月6日 富士スピードウェイ(静岡県)
4月6日、悪天候で決勝日に順延されたフォーミュラ・ニッポン第2戦の予選が富士
スピードウェイで行われ、開幕戦の勝者#19本山が僅差の戦いを制してポールポジショ
ンを奪った。
昨日の雨が信じられないような好天に恵まれた富士スピードウェイ。本来ならば決勝
のセッティングを確認するフリー走行の時間帯に予選が組み込まれた。時間は30分の
一発勝負。
ところが、ただでも短い予選時間を縮める赤旗中断が相次いだ。
開始早々#40ライアンがダンロップコーナーのレコードライン上でストップ。再開から
4分経過したところで#10藤澤がヘアピンでスピン、ストップ。赤旗の原因をつくった
両者は、規則により予選には出走できず。その時点でマシンを降りることになった。
そして、残り12分となったところで、今度は#6福田がダンロップコーナーで止まりき
れずに真っ直ぐ行ってしまい、またしてもライン上にストップ。さらに、残り7分とな
って各ドライバーがアタックに入ったところで、#9黒澤が1コーナー立ち上がりでス
ピン。4度目の赤旗になってしまう。
再三の赤旗にリズムを崩されたドライバーたちは苛立ちを隠せないが、ここまでの順
位は#19本山(1'17.530)-#20トレルイエ(1'17.539)-#8土屋(1'17.821)-#22脇阪-#2ロッ
テラー-#6福田。
残り7分。最後のワンチャンスに賭けコースインしたドライバーたちだったが、タイ
ヤを温める時間にないままにアタックに入ったために、名手#19本山でさえもコース
アウトを喫する状況でタイムアップはならず。#19本山が連勝に向けて最高のグリッド
を得ることに成功した。2位は#20トレルイエでチームインパルはワンツー。
決勝は午後2時50分スタート。61周268.4kmで争われる。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
■予選 天候:晴れ/コース:ドライ
FORMULA NIPPON FUJISPEEDWAY -RIJ- (2003/04/06) Qualfying Weather:Fine
Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 2 富士スピードウェイ 4.4km
P No Driver Team Time Delay Gap km/h
---------------------------------------------------------------------------
1 19 本山 哲 IMPUL 1'17.530 - - 204.31
2 20 ブノア・トレルイエ IMPUL 1'17.539 0.009 0.009 204.28
3 8 土屋 武士 LeMans 1'17.821 0.291 0.282 203.54
4 22 脇阪 寿一 TEAM 22 1'17.850 0.320 0.029 203.47
5 2 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 1'17.862 0.332 0.012 203.44
6 6 福田 良 5ZIGEN 1'17.953 0.423 0.091 203.20
7 5 道上 龍 5ZIGEN 1'17.969 0.439 0.016 203.16
8 1 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 1'18.022 0.492 0.053 203.02
9 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN 1'18.107 0.577 0.085 202.80
10 3 立川 祐路 Olympic KONDO 1'18.163 0.633 0.056 202.65
11 7 金石 年弘 LeMans 1'18.192 0.662 0.029 202.58
12 11 松田 次生 COSMO OIL CERMO 1'18.307 0.777 0.115 202.28
13 41 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 1'18.348 0.818 0.041 202.17
14 4 ドミニク・シュワガー Olympic KONDO 1'18.475 0.945 0.127 201.85
15 12 井出 有冶 COSMO OIL CERMO 1'18.499 0.969 0.024 201.79
16 9 黒澤 治樹 TEAM NOVA 1'18.520 0.990 0.021 201.73
---------------------------------------------------------------------------
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'22.957 5.427 4.437 190.94
17 10 藤沢 哲也 TEAM NOVA 1'27.675 10.145 4.718 180.67
- 40 リチャード・ライDoCoMo DANDEL計測できず
---------------------------------------------------------------------------
* シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
* コースレコード: 1'15.304
* 大会審査委員会は、CarNo.10-17番グリッド、CarNo.40-18番グリッドを条件に決勝
レース出場を認めた
http://motorsports.nifty.com/

ピットウォークならぬドライバーによるスタンドウォーク?!(Photo:Motorsports@nifty)
4月5日、悪天候のため予選が中止になったFニッポンだが、雨の中辛抱強く待ち続
けてくれたファンのために、本山、服部、道上、脇阪、金石、福田らFニッポンドラ
イバーがスタンドに赴いてサイン、写真撮影などのファンサービスを行った。
霧の発生しやすい富士スピードウェイは、過去にも悪天候でレースが中止や延期にな
ることが多かったが、その度に判断の遅れが指摘されていた。しかし、今回は早々に
Fニッポンの予選を明日に順延することを決定。また、思いがけないファンサービス
もあって、訪れたファンは寒さで凍えながらも笑顔だった。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

冷たい雨の降る中、辛抱強く待ち続けるファン(Photo:Motorsports@nifty)
4月5日、フォーミュラ・ニッポン第2戦予選日。富士スピードウェイに降り続く雨
はやや勢いを弱めた。午後2~3時頃にはあがるとの予報だ。
レースを統括するJRPは、午後1時、予定されていたFニッポンの予選を明日に順延
することを決めチームに通告した。予選は明日午前9時半から行われるフリー走行
の時間帯を充てることになった。
F3については、午後2時半から2戦分の予選を行い、サポートイベントの予選を挟ん
で、午後4時半から第3戦の決勝を行うことが決まった。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

横殴りの雨でコースもヘビーウェット(Photo:Motorsports@nifty)
4月5日、富士スピードウェイで第2戦を迎えたフォーミュラ・ニッポンだが、昨夜か
ら降り続いている雨はその勢いを衰えさせることはなく、朝10時現在も風を伴って降
り続いている。
このため、午前10時から予定されていた予選1回目、午前11時からのF3の予選は順延。
天候の回復を待って行われることになった。
天気予報では、富士スピードウェイ周辺の天候は午後には回復することが伝えられて
いる。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
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月 |
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3 |
|
3 |
|
5 |
|
5 |
|
7 |
|
7 |
|
8 |
|
8 |
|
9 |
|
9 |
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/ |
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日 |
22 |
23 |
5 |
6 |
17 |
18 |
7 |
8 |
5 |
6 |
26 |
27 |
9 |
10 |
6 |
7 |
20 |
21 |
18 |
19 |
|
|
|
|
| |
|
開 |
鈴 |
|
富 |
|
T |
|
も |
|
鈴 |
|
菅 |
|
筑 |
|
菅 |
|
美 |
|
も |
|
|
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| |
|
催 |
|
|
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|
て |
|
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て |
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地 |
鹿 |
|
士 |
|
I |
|
ぎ |
|
鹿 |
|
生 |
|
波 |
|
生 |
|
祢 |
|
ぎ |
|
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| P. |
No. |
Driver Rd. |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
合計 |
有効 |
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| 1 |
11 |
柴田 裕紀 |
6 |
20 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
26 |
26 |
| 2 |
4 |
ロニー・クインタレッリ |
12 |
12 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
24 |
24 |
| 3 |
7 |
ジェームス・コートニー |
20 |
3 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
23 |
23 |
| 4 |
12 |
パオロ・モンティン |
8 |
15 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
23 |
23 |
| 5 |
3 |
横溝 直輝 |
15 |
4 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
19 |
19 |
| 6 |
8 |
小早川済瑠 |
4 |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
14 |
14 |
| 7 |
2 |
佐藤 晋也 |
10 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
10 |
10 |
| 8 |
32 |
番場 琢 |
2 |
8 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
10 |
10 |
| 9 |
19 |
柴田 裕吉 |
1 |
6 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
7 |
7 |
| 10 |
1 |
細川 慎弥 |
3 |
2 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
5 |
5 |
| 11 |
18 |
小川 貴広 |
0 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
| 12 |
33 |
吉本 大樹 |
0 |
DNS |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
| 13 |
36 |
片岡 龍也 |
0 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
****************************************************************************
* 1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイント
* 全20戦中ベスト16戦(80%)有効ポイント
(全20戦中2戦終了)
月 3 3 4 4 5 5 6 6 7 7 7 7 8 8 9 9 9 91010
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
日 22235 6 17187 8 5 6 26279 106 7 20211819
開 鈴 富 T も 鈴 菅 筑 菅 美 も
催 て て
地 鹿 士 I ぎ 鹿 生 波 生 祢 ぎ
Po.No.ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 91011121314151617181920 総P有P マシン
------------------------------------------------------------------------------
1 11 柴田 裕紀 620 26 26 LOLA-DOME
2 4 ロニー・クインタレッリ 1212 24 24 DALLARA
3 7 ジェームス・コートニー 20 3 23 23 DALLARA
4 12 パオロ・モンティン 815 23 23 DALLARA
5 3 横溝 直輝 15 4 19 19 DALLARA
6 8 小早川済瑠 410 14 14 DALLARA
7 2 佐藤 晋也 10 0 10 10 DALLARA
8 32 番場 琢 2 8 10 10 LOLA-DOME
9 19 柴田 裕吉 1 6 7 7 DALLARA
10 1 細川 慎弥 3 2 5 5 LOLA-DOME
18 小川 貴広 0 0 0 0 DALLARA
33 吉本 大樹 0DNS 0 0 LOLA-DOME
******************************************************************************
* 1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイント
* 全20戦中ベスト14戦(70%)有効ポイント
* 予選通過基準タイム 110%
http://motorsports.nifty.com/

自身とともにローラ童夢にも初優勝をもたらした柴田(Photo:K.Takeshita)
3月23日、全日本F3選手権第2戦の決勝が行われ、フォーミュラ・ドリーム出身のル
ーキー#11柴田が優勝を飾った。この優勝は柴田にとって全日本F3初優勝であると同
時に、今季からデリバリーされたローラ童夢シャーシにとっても記念すべき初優勝
となった。
昨日の第1戦でドラマチックなレースを見せたポールポジションの#7コートニーは、
好スタートを切ったものの、コースインの際にまたしてもホワイトラインカットを
犯してピットロードドライブスルーのペナルティ。
#7コートニーの脱落で労せずしてトップの座を手に入れたのは予選3位の#1細川。2
位にはスタートを失敗した#11柴田とローラ童夢シャーシがワンツー態勢。チャンピ
オンになるためにイギリスF3から戦いの場を日本に移した#1細川だが、2位に上がっ
たチームメイトのルーキー#11柴田を振り切ることができず、逆に差をジワジワと詰
められてしまう。4周目に3.8秒あった両者の差は、8周目に2.3秒、12周目には2.0秒、
14周目には1.2秒とみるみる縮まっていく。
しかし、このとき#1細川のマシンはリアサスペンションにトラブルを抱えており、
16周目の1コーナー進入でこのリアサスがついに悲鳴をあげる。なんとかコースア
ウトは免れた#1細川だが、コース脇にマシンを止めがっくりと首をうなだれる。
この結果、#7コートニー、#1細川の脱落というラッキーな面はあったものの、ルー
キー#11柴田がベストラップもマークする堂々たるレース運びで初優勝を飾った。
また、この優勝はローラ童夢にとってももちろん初優勝。#1細川車がマシントラブ
ルでストップしただけに手放しでは喜べないが、日本で世界制覇に向けての記念す
べき第一歩を記した。
2位は、日産エンジンユーザーの#12モンティン、3位は連続表彰台となった#4クイ
ンタレッリ。
なお、#7コートニーはペナルティのピットインをした後、5位まで挽回したが、ピッ
トロードでスピード違反を犯し再度ピットイン。今日はドタバタの末、いいところ
なく8位に終わった。
柴田
「勝因は落ち着いて走れたことだと思います。細川さんがストップしたときは、ひ
ょっとして自分にも、という不安が頭をよぎりました。あのままだったら抜くまで
には至らなかったと思います」
◆全日本F3公式サイト http://www.j-formula3.com/
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2003年3月23日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2003/03/23) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.824 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time |
| 1 | 11 | 柴田 裕紀 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204B | 17 | 33'42.380 |
| 2 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | 17 | -10.831 |
| 3 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 17 | -11.550 |
| 4 | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 17 | -41.419 |
| 5 | 32 | 番場 琢 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 17 | -42.253 |
| 6 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 17 | -44.050 |
| 7 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 17 | -44.321 |
| 8 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 17 | -48.220 |
| 9 | 1 | 細川 慎弥 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 15 | -2 Laps |
| --------《 以上完走 》-------- |
| - | 18 | 小川 貴広 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 11 | -6 Laps |
| - | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 10 | -7 Laps |
| - | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 6 | -11 Laps |
| - | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | DNS | -17 Laps |
- Fastest Lap: No.11 柴田裕紀 1'57.911 on Lap 7
- ペナルティ No.7 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)の違反(ピット出口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティ及び、罰金5万円、厳重訓告(始末書提出)を課した。
- ペナルティ No.7 2003年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第28条11.(ピットレーン通過速度)の違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- ペナルティ No.18 国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での減速違反)により、罰金5万円を課した。
3月23日、全日本F3選手権第2戦の決勝が行われ、フォーミュラ・ドリーム出身のル
ーキー#11柴田が優勝を飾った。この優勝は柴田にとって全日本F3初優勝であると同
時に、今季からデリバリーされたローラ童夢シャーシにとっても記念すべき初優勝
となった。
昨日の第1戦でドラマチックなレースを見せたポールポジションの#7コートニーは、
好スタートを切ったものの、コースインの際にまたしてもホワイトラインカットを
犯してピットロードドライブスルーのペナルティ。
#7コートニーの脱落で労せずしてトップの座を手に入れたのは予選3位の#1細川。2
位にはスタートを失敗した#11柴田とローラ童夢シャーシがワンツー態勢。チャンピ
オンになるためにイギリスF3から戦いの場を日本に移した#1細川だが、2位に上がっ
たチームメイトのルーキー#11柴田を振り切ることができず、逆に差をジワジワと詰
められてしまう。4周目に3.8秒あった両者の差は、8周目に2.3秒、12周目には2.0秒、
14周目には1.2秒とみるみる縮まっていく。
しかし、このとき#1細川のマシンはリアサスペンションにトラブルを抱えており、
16周目の1コーナー進入でこのリアサスがついに悲鳴をあげる。なんとかコースア
ウトは免れた#1細川だが、コース脇にマシンを止めがっくりと首をうなだれる。
この結果、#7コートニー、#1細川の脱落というラッキーな面はあったものの、ルー
キー#11柴田がベストラップもマークする堂々たるレース運びで初優勝を飾った。
また、この優勝はローラ童夢にとってももちろん初優勝。#1細川車がマシントラブ
ルでストップしただけに手放しでは喜べないが、日本で世界制覇に向けての記念す
べき第一歩を記した。
2位は、日産エンジンユーザーの#12モンティン、3位は連続表彰台となった#4クイ
ンタレッリ。
なお、#7コートニーはペナルティのピットインをした後、5位まで挽回したが、ピッ
トロードでスピード違反を犯し再度ピットイン。今日はドタバタの末、いいところ
なく8位に終わった。
柴田
「勝因は落ち着いて走れたことだと思います。細川さんがストップしたときは、ひ
ょっとして自分にも、という不安が頭をよぎりました。あのままだったら抜くまで
には至らなかったと思います」
◆全日本F3公式サイト http://www.j-formula3.com/
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
■決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver------------------Car-------------Engine---------Lap----Time------
1 11 柴田 裕紀 LOLA-DOME F106 無限MF204B 17 33'42.380
2 12 パオロ・モンティン DALLARA F303 NISSAN SR20VE 17 -10.831
3 4 ロニー・クインタレッリ DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 17 -11.550
4 8 小早川 済瑠 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 17 -41.419
5 32 番場 琢 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 17 -42.253
6 19 柴田 裕吉 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 17 -44.050
7 3 横溝 直輝 DALLARA F303 TOYOTA 3S-GE 17 -44.321
8 7 ジェームス・コートニ DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 17 -48.220
9 1 細川 慎弥 LOLA-DOME F106 無限MF204C 15 -2 Laps
--------《 以上完走 》-----------------------------------------------------
- 18 小川 貴広 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 11 -6 Laps
- 2 佐藤 晋也 DALLARA F302 無限MF204B 10 -7 Laps
- 36 片岡 龍也 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 6 -11 Laps
- 33 吉本 大樹 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE DNS -17 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
* Fastest Lap: No.11 柴田裕紀 1'57.911 on Lap 7
* ペナルティ No.7 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)の違反(ピット
出口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティ及び、罰金5
万円、厳重訓告(始末書提出)を課した。
* ペナルティ No.7 2003年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第28条11.(ピットレ
ーン通過速度)の違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
* ペナルティ No.18 国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での減速
違反)により、罰金5万円 を課した。
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濡れた路面で段違いの速さを見せたコートニー(Photo:K.Takeshita)
第1戦の予選に引き続き行われた第2戦の予選は、#7コートニーの独壇場。路面コンディションを的確に掴んだ#7コートニーは、1分16秒113、15秒743と他を圧倒。2番手の#1細川が16秒台に留まる中、#7コートニーはさらにアタックを続け、1分14秒565までタイムを縮めてポールポジションを獲得。もちろん日本での初ポールだ。
2番手は最後のアタックで1分16秒045をマークして#1細川を逆転したフォーミュラ・ドリーム出身の#11柴田が食い込んだ。
■予選 天候:雨/コース:ウェット
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2003/03/22) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2003 All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.824 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'14.565 | - | - | 155.81 |
| 2 | 11 | 柴田 裕紀 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204B | 2'16.045 | 1.480 | 1.480 | 154.11 |
| 3 | 1 | 細川 慎弥 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 2'16.177 | 1.612 | 0.132 | 153.96 |
| 4 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | 2'16.499 | 1.934 | 0.322 | 153.60 |
| 5 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'16.548 | 1.983 | 0.049 | 153.55 |
| 6 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 2'16.679 | 2.114 | 0.131 | 153.40 |
| 7 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 2'16.947 | 2.382 | 0.268 | 153.10 |
| 8 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.044 | 3.479 | 1.097 | 151.88 |
| 9 | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.088 | 3.523 | 0.044 | 151.83 |
| 10 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.787 | 4.222 | 0.699 | 151.07 |
| 11 | 32 | 番場 琢 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.943 | 4.378 | 0.156 | 150.90 |
| 12 | 18 | 小川 貴広 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'20.807 | 6.242 | 1.864 | 148.90 |
| 13 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'23.503 | 8.938 | 2.696 | 146.10 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'29.155 | 14.590 | 5.652 | 140.57 |
第1戦の予選に引き続き行われた第2戦の予選は、#7コートニーの独壇場。路面コンディシ
ョンを的確に掴んだ#7コートニーは、1分16秒113、15秒743と他を圧倒。2番手の#1細川が
16秒台に留まる中、#7コートニーはさらにアタックを続け、1分14秒565までタイムを縮め
てポールポジションを獲得。もちろん日本での初ポールだ。
2番手は最後のアタックで1分16秒045をマークして#1細川を逆転したフォーミュラ・ドリ
ーム出身の#11柴田が食い込んだ。
◆全日本F3公式サイト http://www.j-formula3.com/
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
■予選 天候:雨/コース:ウェット
P.-No.Driver---------Car--------------Engine----------Time------Gap----km/h--
1 7 ジェームス・コートニー DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'14.565 - 155.81
2 11 柴田 裕紀 LOLA-DOME F106 無限MF204B 2'16.045 1.480 154.11
3 1 細川 慎弥 LOLA-DOME F106 無限MF204C 2'16.177 1.612 153.96
4 12 パオロ・モンティン DALLARA F303 NISSAN SR20VE 2'16.499 1.934 153.60
5 4 ロニー・クインタレッリ DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'16.548 1.983 153.55
6 3 横溝 直輝 DALLARA F303 TOYOTA 3S-GE 2'16.679 2.114 153.40
7 2 佐藤 晋也 DALLARA F302 無限MF204B 2'16.947 2.382 153.10
8 33 吉本 大樹 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 2'18.044 3.479 151.88
9 8 小早川 済瑠 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'18.088 3.523 151.83
10 36 片岡 龍也 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'18.787 4.222 151.07
11 32 番場 琢 LOLA-DOME F106 TOYOTA 3S-GE 2'18.943 4.378 150.90
12 18 小川 貴広 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'20.807 6.242 148.90
13 19 柴田 裕吉 DALLARA F302 TOYOTA 3S-GE 2'23.503 8.938 146.10
----------------------------------------------------------------------------
* 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'29.155 14.59 140.57
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2002 AUTOBACS 全日本GT選手権シリーズ第2戦 "ALL JAPAN FUJI GT RACE"
<決勝>
無限NSX(伊藤大輔/D.シュワガー 組)3位表彰台
ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智 組)4位
RAYBRIG NSX(光貞秀俊/金石年弘 組)5位
■開催日 :2002年5月3日(金)~4日(土)
■開催地 :富士スピードウェイ(静岡県)<全長4,400m>
■決勝レース :114周(約501.6km)
■天 候 :曇り
■気 温/湿 度 :18.8℃/64%(12:00現在)
■コースコンディション :ドライ
■観客数 :53,000人(主催者発表)
5月4日(土)、静岡県・富士スピードウェイにおいて2002年全日本GT選
手権シリーズ(JGTC)第2戦「ALL JAPAN FUJI GT RACE」の決勝レースが行われ
た。
レースは、セーフティーカーが6回も入る波乱の展開となったが、Honda NSX勢は
何度もトップを快走する活躍を見せ、伊藤大輔/ドミニク・シュワガー 組(無限
NSX)が3位表彰台。続く4位に土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)が入り、光
貞秀俊/金石年弘組(RAYBRIG NSX)が5位入賞を果たし、Honda NSX勢がトップ6
に3台が入った。開幕戦でポール・トゥ・ウィンを果たした松田次生/ラルフ・
ファーマン 組(Mobil 1 NSX)は、2回のコースアウトを喫しながらも11位完
走。セバスチャン・フィリップ/リチャード・ライアン 組(TAKATA 童夢 NSX)は
他車との接触によるラジエター破損で32位に終わった。
●Honda NSX出場チームと戦績
No. マシン名 エントラント名 監 督
ドライバー H・W 予選 決勝
16 無限 NSX 無限×童夢プロジェクト 熊倉 淳一
伊藤 大輔/D.シュワガー 10 9位 3位
18 TAKATA 童夢 NSX
S.フィリップ/R.ライアン 50 12位 32位
8 ARTA NSX AUTOBACS RACINGTEAM AGURI 鈴木亜久里
土屋 圭市/金石 勝智 - 6位 4位
64 Mobil 1 NSX Mobil 1 Nakajima Racing 中嶋 悟
松田 次生/R.ファーマン 70 8位 11位
100 RAYBRIG NSX チーム国光with MOONCRAFT 高橋 国光
光貞 秀俊/金石 年弘 - 11位 5位
※タイヤ=全車ブリヂストン H・W=ハンディウェイト(kg)
3位 #16 無限NSX
○熊倉 淳一(Jyunichi Kumakura)無限×童夢プロジェクト 監督
レース序盤のシュワガー選手とファーマン選手の接触コースアウトは、Honda NSX
勢にとって残念な結果となってしまいました。今回は、6回ものセーフティーカー
導入があり、それに助けられましたね。後半はトップを走ることができたのですが、
最後まで守りきることができず複雑な心境ですが、シーズン全体で見るといい結
果を得ることができたと思います。
次戦のSUGOはHonda NSXが得意とするサーキットですので優勝を目指したいですね。
○伊藤 大輔(Daisuke Ito)選手
レース序盤のアクシデントがあったので、追い上げの展開に気持ちを切り換える
必要がありました。セーフティーカーが何度も入ったので、あらかじめ用意してい
たピットインのタイミングや給油などの予定が狂ってしまいましたが、チームが
本当に良い判断をしてくれたと思います。
今回は優勝できず悔しいですがチャンピオンシップのことを考えると、順調にポイン
トを取ることができていると思います。次戦のSUGO、その次のセパンでもこの調子
で戦っていきたいと思います。
○ドミニク・シュワガー(Dominik Schwager)選手
アクシデントの起こった1コーナーは他車との接触もあってファーマン選手に突っ
込む形となってしまった。でも、その後のセーフティーカー導入でトップ争いに復
帰することができた。レース終盤はミッションの調子が悪くなって最後まで持つか
心配だったけど、無事に走りきることができました。
○永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GT開発プロジェクトリーダー
3位から5位に3台揃って入賞したことは、今シーズンのチャンピオンシップを戦
う上で大きな意味を持つものと思います。開幕戦に続いての全車入賞を願っていた
のですが…。標高の高い富士のコース特性を考えると、今日の結果はとりあえず合
格点を頂けるのではないかと思います。
次戦はSUGOですが、先々週のテストでも好調だったので、是非良い結果を残したい
と思います。
(決勝結果は省略させていただきました)
■GT500クラス・ドライバーズランキング(Honda調べ)
順位 No. ドライバー ポイント
1 1 竹内浩典/立川祐路 32
2 64 松田次生/ラルフ・ファーマン 22
3 16 伊藤大輔/ドミニク・シュワガー 22
4 18 セバスチャン・フィリップ/リチャード・ライアン 17
4 6 脇阪寿一/飯田 章 17
6 8 土屋圭市/金石勝智 14
7 39 ジェレミー・デュフォア/織戸 学 13
8 100 光貞秀俊 10
9 25 山路慎一 6
10 23 影山正美/エリック・コマス 6
11 76 服部尚貴/田嶋栄一 5
12 22 本山 哲/ミハエル・クルム 4
13 36 土屋武士/ワイン・ガードナー 3
14 30 岡田秀樹/黒澤治樹 2
15 35 影山正彦/脇阪薫一 1
■GT500クラス チームランキング(Honda調べ)
順位 No. チーム ポイント
1 1,33 TOYOTA TEAM CERUMO 32
2 16,18 無限×童夢プロジェクト 30
3 64 Mobil 1 NAKAJIMA RACING 22
4 6 ESSO TOYOTA Team Le Mans 17
5 8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI 14
6 39 TOYOTA TEAM SARD 13 13
7 100 チーム国光 with MOON CRAFT 10
Honda Racing

ゴーン社長と案内する柿元前ニスモチーム監督(Photo:Ms@nifty)
5月4日、日産自動車のゴーン社長が、全日本GT選手権第2戦の行われている
富士スピードウェイを訪れた。当日は子息を伴ってプライベート色の強い訪問の
ようだったが、ニスモ首脳陣の案内で各チームのマシンを興味深く見て回った。
ゴーン氏は、2005年には資本提携しているフランス・ルノー社の社長に就任する
ことが決まっており、氏の意向はF1,IRLをはじめとするルノー、日産両社のモー
タースポーツ活動にも大きな影響を与えると見られている。

(C)NISMO
全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第2戦
ALL JAPAN FUJI GT RACE 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2002年5月4日(土)
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■6度のセーフティカー。
荒れたレースでNISMOのGT-Rが6、7位入賞
<決勝 13:43~114Laps Cloudy / Dry>
決勝レースは、シリーズ最長の500kmレース。#23カストロール ピットワークGT-R
は、影山正美がスタートを担当。53,000名の大観衆が見守る中、16番手から飛び
出した影山は、1周目の第1コーナーで上位2台が絡むスピンアウトの混乱に巻き込
まれることなく、ポジションを9位にあげて最初のセーフティカーラップを周回し
た。
5周目にレースが再開されると、先行車の#12と#39を抜いて7位へ。11周目には6位
へと浮上した。さらに、5位の#36を追って序盤から勝負する姿勢を見せた。そし
て他チームより早めの27周目に予定通りのピットイン。エリック・コマスにドラ
イバー交代した。ところが直後に2回目のセーフティーカーラップとなって各車が
ピットインしたため、アドバンテージを築く計画は崩れてしまった。
しかし、コマスは40周目には7位にまで挽回。ピットインを挟み、再びポジション
を落とすが、76周目に影山にステアリングを戻した時には8位であった。このピッ
トストップ時に、エンジン停止する前の給油作業開始がペナルティと判断され、7
位でトラックに戻った後、10秒のピットストップを命じられた。しかし、直後に
セーフティカーが出動したため、ペナルティは大きな損失とはならずに救われた。
終盤影山は7位で周回を重ね、最終周に6位で先行する僚友の#22がスピンし、コー
スアウトしたため、6位にポジションをあげてチェッカーフラッグを受けた。
#22ザナヴィ ニスモGT-Rは、ミハエル・クルムがレースをスタート。
序盤の2スティントをクルムが担当する作戦を取った。14番手からスタートし、序
盤の上位車脱落で12位となった。16周目に10位に上がると、17周目には9位へ。さ
らに28周目には7位となった。その後、セーフティーカーラップ中にピットイン。
給油してコースに戻ると9位に、40周目に#35に競り勝って8位となるなど、アグレッ
シブに上位を目指す前向きなレース展開を見せた。中盤以降は5位にポジションアッ
プし、さらに4位に押し上げたところで76周目にピットインし本山に交代した。本
山は5位をキープするものの、終盤#100に先行を許し6位へ。再度5位を奪還すべく
猛プッシュを掛けるが、最終周にチャレンジした第1コーナーで痛恨のスピンアウ
ト。#23に6位のポジションを譲って7位でゴールを迎えた。
一方GT300クラスは、8番手を走行していた#81シルビアの青木が11周でピットイン。
これはターボのアクチュエーターのロッドが折れたためだった。
また#3シルビアの山野はBコーナーでスピンを喫しポジションダウンしたが、中盤
には7番手までリカバリーして上位進出を狙っていた。ところがオイルを吹いてい
るということでオレンジボール旗が掲出され、やむなくピットイン。原因はデフの
トラブルのためだった。いったんコース復帰するが再びピットインして65周でレー
スをあきらめた。
その直前の62周の時点でマシンの挙動がおかしいとピットインした#81シルビアだ
が、左リヤサスペンション部のフレームが割れていることが判明し、こちらもレー
スをあきらめることになった。レースは終了直前までトップを走っていた#19MR-S
のタービンが壊れスローダウン。#62ヴィーマックが逆転してデビュー戦でポール
toフィニッシュを遂げた。
■ニスモチーム小河原監督
「まず2台ともポイント圏内でゴールさせることができ、ホッとしました。予選ポ
ジションから考えると、よくやれたと思います。#23は3ストップ作戦に賭けたの
ですが、まさかこれほどセーフティカーが出るとは予想もしていませんでした。
しかし、ペナルティストップがセーフティカーに助けられたので、運がなかった
わけでもないです。結果的にはポジティブなレースができたと思うので、この流
れを次のレースにつないで行きたいですね」
■本山哲
「最後に飛び出してしまったのが残念。逆転を狙うには、1コーナーしか詰めると
ころがなかったので、ぎりぎりプッシュして少しずつ詰めていき、ファイナルラッ
プにチャレンジしましたが、行き過ぎてしまいました。しかし、コースに戻れて
フィニッシュできたのはラッキーでした。苦しいレースでしたが、いろいろと見
直しをかけ、(今後は)これ以上の成績をキープしたいですね」
■影山正美
「最初のスティントは気持ちよく走れました。ポジションを上げていくのは、気
持ち良いです。しかし終盤のBコーナーでは目の前でクラッシュがあったので、な
んとかグリーンに逃げることができたけど、本当に怖かった。終わってみれば6位
は悪くないと思います。次は菅生ですが、なんとか頑張ります」
■山野哲也
「原因ははっきりしていませんが、デフのポンプのスイッチが入ってなかったみ
たいです。今回のトラブルは大きな問題ではないので次のSUGOでは起死回生、い
いレースができるよう頑張ります」
■青木孝行
「行けると思ったんですが、最初はアクチュエーターのロッドが折れて最後はフ
レームが折れていたのでその時点でリタイアになりました。次は勝負ができるよ
うなレースをしたいです。多分大丈夫でしょう」
(決勝結果は省略させていただきました)
上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/contents.html

両クラスの優勝クルー(Photo:Ms@nifty)
セーフティカー導入6回と荒れたレースで
auセルモスープラ、R&Dマーヴィックが優勝
JGTC第2戦は毎年ゴールデンウィークの恒例行事で、今年も富士スピードウェイで
開催された。昨年同様500kmのロングディスタンスで、通常の車両はピットイン2回
でドライバーのどちらかが長めのドライブを担当する。ピットの回数も多く、セー
フティカー(SC)ランをたくみに利用してピットインのタイミングを取るタクティ
クスやピットワークの迅速さなど、さまざまな要素が組み合わされる予測の難しい
レースとなる。
今回注目されたのはHKSの製作したメルセデス・ベンツCLKと、東京R&Dが投入す
るヴィーマック320Rの2台。しかしメルセデスが富士に到着したのは予選前日の夕
方で予選は走らずじまいとなった。一方ヴィーマックは流麗なスタイリングでセッ
ションごとにタイムアップを果たしていた。
5月2日に行われた公式予選で、コースレコードでポールポジションを獲得したの
は脇阪寿一/飯田章の#6エッソウルトラフロースープラ。ディフェンディングチャ
ンピオンである竹内浩典/立川祐路の#1auセルモスープラがフロントロウに。そし
て服部尚貴/田嶋栄一の#76イエローコーンマクラーレンGTR、土屋武士/ワイン
・ガードナーの#36トクホントムススープラ、岡田秀樹/黒澤治樹の#30綜警McLaren
の順と最高速の伸びるスープラとマクラーレンがトップ5を独占した。
またGT300では、柴原眞介/蜜山祥吾の#62Vemac R&Dダンロップ320Rが何とデビュー
レースでポールポジションを獲得。今回は性能引き上げ措置を受けた車両が多く、
#2BOSSベルノ東海NSXが2位、#19ウェッズスポーツMR-Sが3位、#15AMPREX BMW M3GT
が4位と、いつもとは上位の顔ぶれが変わった新鮮なグリッドとなった。
決勝は朝から雲が多くいつ雨が落ちてきてもおかしくない空模様。それでも5万
3000人ものファンが詰め掛けた。13時40分過ぎ、114周の決勝レースがきれいにス
タートした。しかし2周目の1コーナーで#37ZENTスープラ、#16無限NSX、#64Mobil
1 NSXが接触。#64NSXはグラベルで身動きが取れなくなりSCランとなった。
再スタート後、7周目の1コーナーで#1スープラがトップに立ち、トップ3台が逃げ
るようなレースを展開する。20周終了時で4番手は#39デンソーサードスープラ、5
番手は#36スープラとスープラ勢が好調。しかし31周目に#39スープラがタイヤにト
ラブルを抱えいったん停止。再び走り出したがBコーナーでタイヤのトレッド面が
剥離脱落して、ここで2度目SC導入。この時点で各車両が一気にピット作業に入り、
ピットは大混乱。リスタート時の順位は#1スープラ、#76マクラーレン、#6スープ
ラ、#36スープラ、#8 ARTA NSX、#16NSXで、直後から#76マクラーレンが激しく#1
スープラをチャージ! 49周目にはBコーナーで#39スープラがストップして3度目
のSCラン。
そしてその再スタート直後のAコーナーで服部の#76マクラーレンがとうとうトッ
プに。しかし飛ばしすぎたのか60周目の1コーナーでグリップを失ってオーバーラン
し3番手にドロップしてさらにタイヤ交換のためにピットへ。ここで2番手の#6スー
プラは、ピットアウト時に他車両と接触したため危険走行とみなされ30秒のペナル
ティを受け脱落。70周終了時の順位は#1スープラ、#36スープラ、#8NSX、#16NSX、
#22ザナヴィピットワークGT-R、#64NSXに。そして2回目のピットワークのタイミン
グに。
75周目、ピットアウトしたばかりの#64NSXが1コーナー先にコースアウトして4回
目のSCランに。再スタート時は#8NSX、#16NSX、#1スープラ、#36スープラ、#22GT-R
の順だったが、81周目に#16NSXがトップを奪い、トップ3台の差は5秒以内に縮まっ
た。ここから#1スープラが追い上げを始めた86周目には最終コーナーで#88ディア
ブロがクラッシュして5度目のSCランに。ここから最後のスプリントレースが展開
されるかと思われた。
ところがヘアピンで4番手の#36スープラと#30マクラーレンが接触して#36スープ
ラはポジションダウン。1.4秒内にひしめいていたトップの3台は、92周目のAコー
ナーで#1スープラがトップを奪って、#1す-ぷら、#16NSX、#6スープラの順序でこ
れで勝負ありかと思われた。ところが100周目のBコーナーで#55バイパーがスピン、
逆走して#36スープラと衝突。これで6回目のSCランとなった。最後の10周はスーパー
スプリントレースになるかと思われたが、#1スープラは余力を残しており悠々トッ
プを守りチェッカー。最終周で#6スープラが#16NSXを逆転して2位、スープラの1-2
フィニッシュとなった。
GT300は、序盤#62ヴィーマック、#31ARTAアペックスSMR-、#2NSX、#24エンドレ
スポルシェ、#86プロジェクトμMR-S、#71シグマMR-S、#910ナインテンロデオドラ
イブポルシェの順で走行していたが、#24ポルシェはミッションオイルクーラーの
破損でリタイア。#86MR-SはBコーナーでGT500の車両に追突されスピン、#2NSXはス
ターターのトラブルで順位を落とす。順位が決定したと思われたのは2度目のピッ
トイン時。トップを走行していた#19MR-Sのピット作業とSC導入のタイミングが良
く、他のGT300車両に対し約1周得したことになったのだった。
ところが終盤、優勝間違いなしと思われた#19MR-Sがタービントラブルのために
スローダウン。脇を#62ヴィーマック、#71MR-S、#910ポルシェ、#26PLUSeタイサン
ポルシェが追い抜いていった。そして#62ヴィーマックがデビューレースでポール
toフィニッシュを飾るという快挙を成し遂げた。ファイナルラップ、その前にGT500
マシンと接触してペースの上がらない#910ポルシェを#26ポルシェがかわして表彰
台へ。波乱のレースはようやく終了した。
(観客:53,000人)
Report:K.Minakoshi
2002年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-----------Lap-GoalTime---(WH)
1 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 114 3:14'42.322
2* 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 114 - 5.311
3 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 114 - 6.174(10)
4 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 114 - 14.557
5 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 114 - 16.093
6* 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 114 - 25.572
7 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 114 - 28.587
8* 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 114 - 1'17.315
9 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 113 - 1 Lap
10 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 113 - 1 Lap
11 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 112 - 2 Laps(70)
12* 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 111 - 3 Laps
13 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 111 - 3 Laps
14 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 108 - 6 Laps
15 71 300 シグマMR-S 城内/澤 108 - 6 Laps
18 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 108 - 6 Laps
16 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 107 - 7 Laps
17 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 107 - 7 Laps
19 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 106 - 8 Laps
20 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 106 - 8 Laps
21 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 104 - 10 Laps
22 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 104 - 10 Laps
23 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 103 - 11 Laps
24 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 102 - 12 Laps
25 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 100 - 14 Laps
26 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 99 - 15 Laps
27*360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 95 - 19 Laps
28 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 95 - 19 Laps
29 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 94 - 20 Laps
30* 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 93 - 21 Laps
31 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 90 - 24 Laps
32 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン89 - 25 Laps(50)
33 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 88 - 26 Laps
34 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 87 - 27 Laps
-----------以上完走------------------------------------------------------------
* 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 65 - 49 Laps(10)
81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 62 - 52 Laps(20)
88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 58 - 56 Laps
39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 45 - 69 Laps(30)
31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 35 - 79 Laps(50)
63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 27 - 87 Laps
12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 18 - 96 Laps
24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 14 - 100 Laps(40)
■ 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 失格
-------------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap GT500 #1 auセルモスープラ(立川) 1'25.942 9/114 184.310km/h
GT300 #62 Vemac R&Dダンロップ320R(柴原)1'32.872 8/108 170.557km/h
*WH:ウェイトハンデ(kg)
* #3(Aドライバー)はH項違反(黄旗区間での危険走行)によりペナルティストップ10秒
のペナルティを課された。
* #37(Aドライバー)はピットレーン出口の信号無視によりペナルティストップ10秒
のペナルティを課された。
* #6(Bドライバー)は走行中の危険行為によりペナルティストップ30秒のペナルティ
を課された。
* #23は給油中のエンジン不停止によりペナルティストップ10秒のペナルティを課され
た。
* #360はタイヤ交換時のタイヤ平置き違反によりペナルティストップ10秒のペナル
ティを課された。
* #76(Bドライバー)は、再スタート時の追越し違反により、ペナルティストップ10秒
のペナルティを課された。
* #55は給油中のジャッキ使用違反によりペナルティストップ10秒のペナルティを課さ
れたが、リタイアにより実施できなかったので罰金3万円を課した。
■#911は黒旗無視違反により失格とした。

#6とともに順調な仕上がりを見せる#1auスープラ(Photo:Ms@nifty)
朝のフリー走行もau&エッソ2台のスープラが好調!
5月4日決勝日朝、富士スピードウェイ上空は曇天。フリー走行の始まる午前8
時50分にはすでに多くの観客がサーキットに詰め掛けている。
30分間のフリー走行は、予選と順位は逆になったが、#1auセルモスープラと#6エッ
ソウルトラフロースープラが1、2位を占め、ともに決勝に向け順調な仕上がりを
見せている。
3番手に食い込んだのは、昨日の予選で16位と低迷したニッサンのエースカー#23
カストロールピットワークGT-R。#22GT-Rも7位といい位置につけた。決勝では必
ず這い上がってくるニスモチームだけに、決勝での追い上げが期待される。
決勝は、午後1時45分スタート。500km(114周)で行われる。
2002年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
1 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'25.980
2 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'26.126
3 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'26.146
4 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'26.231(10)
5 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'26.257(50)
6 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'26.307(30)
7 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'26.393
8 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'26.452
9 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'26.522
10 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'26.689
11 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'27.073(70)
12 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'27.156
13 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'27.204
14 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'27.442
15 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'27.608
16 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'27.763
17 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'27.913
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'29.136
19 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.974
20 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.521(40)
21 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.600
22 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'33.611
23 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.671(50)
24 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.822(20)
25 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'33.981
26 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'34.101(10)
27 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'34.303
28 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'34.454
29 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.477
30 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'34.512
31 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'34.729
32 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'34.959
33 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'34.961
34 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'35.154
35 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'35.496
36 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'35.580
37*360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'36.106
38 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'36.251
39 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'36.962
40 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'36.973
41 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'37.243
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'38.608
43 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'47.076
21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 計測できず
--------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
* #360は、エンジン押し掛けにより罰金50,000円のペナルティを課す。
2002 AUTOBACS 全日本GT選手権シリーズ第2戦 "ALL JAPAN FUJI GT RACE"
<予選>
ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智 組)が予選6番手
■開催日 :2002年5月3日(金)~4日(土)
■開催地 :富士スピードウェイ(静岡県)<全長4,400m>
■決勝レース :114周(約501.6km)
■天 候 :晴れ
■気 温/湿度 :17.8℃/65%(15:00現在)
■コースコンディション :ドライ
■観客数 :28,900人(主催者発表)
5月3日(金)、静岡県・富士スピードウェイにおいて2002年全日本GT選
手権シリーズ(JGTC)第2戦「ALL JAPAN FUJI GT RACE」の予選が行われ、4日
(土)決勝のスターティンググリッドが確定した。
(予選参加台数44台)
Honda NSX勢はGT500クラスにおいて土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)が
1分24秒887を記録して予選6番手。開幕戦でポール・トゥ・フィニッシュ
を飾った松田次生/ラルフ・ファーマン 組(Mobil 1 NSX)は70kgのウェイ
トハンディを積みながらも予選8番手と健闘。続く予選9番手に伊藤大輔/ドミニ
ク・シュワガー 組(無限 NSX)が入った。
ル・マン24時間レースのテストデーに参加している加藤寛規選手に替わり、光
貞秀俊/金石年弘選手 組となったRAYBRIG NSXは、予選11番手を獲得。セバス
チャン・フィリップ/リチャード・ライアン 組(TAKATA 童夢 NSX)は予選12
番手となった。
決勝レース<114周(約501.6km)>は5月4日(土)午後1時45分にス
タートする。
(予選結果は省略させていただきました)
Honda Racing

(C)NISMO
全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第2戦
ALL JAPAN FUJI GT RACE 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2002年5月3日(金)
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■#22ザナヴィ ニスモGT-R、14番手
#23カストロール ピットワークGT-R、16番手
<公式予選1回目 10:50~11:58 Fine / Dry>
3日(金)午前10:50からの公式予選1回目は、鮮やかに晴れ上がった快晴のもと、
18台のGT500、26台のGT300、あわせて44台が出走。話題のニューカマー、メルセ
デス・ベンツCLKはサーキットに姿を現したものの、1回目のセッションは不出走
であった。
ニスモからは本山哲、ミハエル・クルム組の#22「ザナヴィニスモGT-R」、影山正
美、エリック・コマス組の#23「カストロール ピットワークGT-R」の2台が予選を
走行した。
ストレートの長い富士スピードウェイは高速コースとして知られている。2台のニ
スモGT-Rは、このコースにあわせレスドラッグ、ローダウンフォース仕様で臨む。
リアホイールにフラットディスクのホイールカバーを装着し、空力性能の向上を
図っている。また、エアリストリクターは小径で、車重の軽い組み合わせをセレ
クト。タイヤは、#23がソフトコンパウンド、#22はややハードなタイプとなって
いる。
予選では、#22はミハエル・クルムがタイムアタックを担当。計測2周目に1’25”
343のベストタイムを記録した。GT300の占有時間を挟んで混走時間帯には、まず
本山がクォリファイを受け、その後クルムに交代してセットアップに時間を使っ
た。#23は、GT500占有時間に影山正美がコースイン。計測2周目に1’25”526のベ
ストタイムを出した。影山はそのまま計8周走行し、ピットイン。混走時間はコマ
スがドライブし、サスペンションやリアのダウンフォースを調整しながら、再タ
イムアタックのためのセットアップを実施した。しかし予選終盤、コマスがピッ
トアウトしてコースに戻る際、第1コーナーでGT300車両に接触。左フロントサス
ペンションを壊してそのままピットインし、予選を終えることとなった。
<公式予選2回目 15:00~16:00 Fine / Dry>
約3時間のインターバルを経て15:00から予選2回目が行なわれた。
1回目のセッションでフロントサスペンションを損傷した#23カストロールピット
ワークGT-Rは、このインターバルの間に修復され、ピットガレージで出走の出番
を待った。
GT300との混走から始まった予選セッション、#23は様子を見るために出走せず。
アライメント調整を行なって万全を期すこととなった。GT500の占有時間に、今回
のタイムアタッカーとなった影山正美がステアリングを握りコースイン。確認走
行の後タイムアタック用のニュータイヤに換装した。影山は計測3周目に1’26”
046までタイムを詰めたものの、午前のベストタイム更新はならず16位となった。
#22ザナヴィ ニスモGT-Rは、インターバルに午前の仕様から大きくセッティング
を変更、タイムアップを狙った。混走タイムにミハエル・クルムがセッティング
を確認し、クリアラップの取れる占有時間での再タイムアタックに備えた。占有
時間は気温上昇が一段落し、タイムアップに適した条件と思われたが、終盤ニュ
ータイヤを装着してアタック走行に臨むもタイムアップは果たせず、14番手で公
式予選を終えた。
■ミハエル・クルム
「0.2秒のタイムアップと10位以内へのポジションアップを目指し、リスクをおか
してセッティングを大きく変えたが、結果的に狙いをはずしてしまいました。で
も、決勝レース用のセッティングは良いところを見つけられたので、レースを楽
しみにしています。距離が長いので面白いレースが見せられると思います」
■影山正美
「久々にタイムアタックのチャンスをもらったので、なんとか良いタイムを出し
たかったのですが、午後のセッションは路面が悪く、僕らのセッティングが確認
できなかったので、タイムアップにつながりませんでした。
やっぱりタイムアタックは刺激があって良いですね。今回のための富士のテスト
では十分に乗れていなかったので、今度は入念にテストしてタイムアタックに臨
みたいです。TIでは良いところを見せられなかったので、明日の決勝ではいつも
の強いニスモの本領を発揮し、上位入賞したいです」
■ニスモチーム 小河原監督
「チャレンジングでしたが、実は2台とも朝のセッティングから大きく変えてタイ
ムアタックしてみました。しかし、路面とあわなかったですね。明日は、長いレ
ースなので、淡々と、しかもミスなく走り、終わってみればきっちりと上位にい
るというニスモらしいレース展開をお見せします」
(予選結果は省略させていただきました)
上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/contents.html

両クラスのPPクルー 飯田、脇阪(GT500)、柴原、密山(GT300) (Photo:Ms@nifty)
スープラ優位揺るがず!マクラーレンが続く!
雪をいただく富士山を望む爽やかな朝を迎えた富士スピードウェイ。全日本GT選
手権の第2戦は、5月2日に予選が行われた。
出走したのはGT500が18台、GT300が26台の計44台。今回デビューを果たすはずだっ
たHKSのメルセデス・ベンツCLKは前日夕方に姿を見せたがスターターのトラブル
で残念ながら出走できなかった。もう1台のニューカマーである東京R&Dのヴィー
マック320Rは、テストから好調なタイムをたたき出しており、活躍が期待できそ
うだ。また今回はル・マン24時間の予備予選と日程が重なっており、チームUKYOは
欠場。さらに荒聖治の代わりにはジェフ・リース、加藤寛規の代役に金石年弘が
起用されている。
朝10時50分から行われた予選1回目。最初のGT500の20分の枠では、マクラーレン
が好調で#30綜警McLaren、#76イエローコーンマクラーレンがトップ2に。しかし
残り5分を切った時点で#1auスープラの立川祐路が逆転トップに、さらに残り3分
で1分24秒503にタイムを更新。ところが直後に#6エッソウルトラフロースープラ
の脇阪寿一が、コースレコードとなる1分24秒303で逆転し、暫定ポールポジショ
ンを獲得した。3番手以下は#30マクラーレン、#76マクラーレン、#8 ARTA NSX、
#39デンソーサードスープラ、#37ZENTトムススープラ、#36トクホントムススープ
ラとスープラ勢が好調。
また次のGT300の枠では性能引き上げの措置を受けた車両が活躍を見せた。トップ
を奪ったのは#2BOSSベルノ東海NSXで、#19ウェッズMR-S、#62ヴィーマック、#15
AMPREX BMW、#71シグマMR-S、#31ARTAアペックスMR-Sの順となった。
午後3時から始まった予選2回目は、路面の状況があまり良くなく、また路面温度
も上がったためか、タイムアップする車両は少なかった。そのような状況で#62
ヴィーマックの柴原眞介が1分32秒379とトップタイムを更新。デビューレースで
GT300のポールポジションを獲得してみせた。以下は#2NSX、#19MR-S、#15BMW、
#71MR-Sの順となった。
最後の枠、GT500でもなかなかタイムアップしない中、残り4分の時点で#76マク
ラーレン、そして#36スープラがタイムアップしたがトップには及ばず。#6スー
プラがPPを獲得し、#1スープラ、#76マクラーレン、#36スープラ、#30マクラー
レンが続いた。ニッサン勢は13番手の#12カルソニックスカイラインが最高位と
今回も振るわない。
Report:K.Minakoshi
2002年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選総合 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
1 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'24.303
2 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.386
3 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'24.423
4 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'24.704
5 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'24.775
6 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'24.887
7 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'24.980(30)
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'25.011(70)
9 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'25.013(10)
10 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'25.071
11 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.118
12 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.211(50)
13 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.257
14 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'25.343
15 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'25.393
16 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'25.526
17 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'25.655
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'28.732
19 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.379
20* 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'32.521
21 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'32.662
22 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'33.044
23 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.053
24 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.095(50)
25* 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.117(40)
26 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.133
27 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.139
28 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.205
29 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.338(20)
30 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'33.381(10)
31 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'33.580
32 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.691
33 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'34.157
34 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'34.348
35 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.411
36 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'34.617
37 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'34.795
38 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'35.192
39 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'35.295
40 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'35.342
41 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'35.402
42 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'35.509
43 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'37.030
-----------以上予選通過---------------------------------------------------
* 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'48.146
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
--------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
Rマークはコースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは 1'24.354
予選通過基準タイム GT500(107%) 1'30.277
GT300(107%) 1'38.997
予選1回目
* #88(Bドライバー)、#24(Aドライバー)、#4(Bドライバー)は、ピット出口のラ
インカット違反によりベストラップ削除のペナルティを課した。
予選2回目
* #2(Aドライバー)は、ピットロード速度違反により罰金5万円を課す。

新コンビで初ポールを獲得したエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)
2回目もエッソウルトラフロースープラ!ポール確定!
予選2回目の始まる午後3時になって陽は西に傾いたものの、陽射しは予想以上
に強く、路面温度もかなり高そうだ。
午前とは逆に混走→GT300→GT500と20分ずつに区切られて行われる予選は、最初
の20分は足慣らし。勝負は各クラスの走行時間帯となる。
最初に行われたGT300の2回目の予選は、1回目#2 NSXがマークした1分32秒521がタ
ーゲットタイムとなったが、今回初登場となる#62Vemac R&Dダンロップ320Rがこ
れを僅かに上回る1分32秒379を叩き出し、デビュー戦でポールゲットとポテンシャ
ルの高さを見せつけた。
続くGT500は、いつもどおり残り5分を切ってからタイムアタックが始まった。
まず火をつけたのが#76マクラーレン。1分24秒423でトータル2位に浮上。その後
#1スープラ 1分24秒386、#6スープラ 1分24秒358、#36スープラ 1分24秒704、#30
マクラーレン 1分24秒726と次々に24秒台がマークされるが、最後まで1回目の暫
定ポールタイムを上回るマシンはなく、予選2回目もトップタイムをマークした#6
エッソウルトラフロースープラのポールポジションが決定した。
2002年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
1 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.358
2 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.386
3 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'24.423
4 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'24.704
5 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'24.726
6 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'24.955
7 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'25.011(70)
8 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'25.013(10)
9 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.284
10 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.449(50)
11 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'25.472(30)
12 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'25.515
13 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.604
14 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'25.745
15 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'25.892
16 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'26.046
17 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'27.197
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'29.272
19 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.379
20 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'32.662
21 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.117(40)
22 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.321
23 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.328(50)
24 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.338(20)
25 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.453
26 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.460
27 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'33.551(10)
28 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.965
29 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.974
30* 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'34.002
31 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'34.033
32 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'34.157
33 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'34.263
34 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.467
35 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'34.617
36 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'34.795
37 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'35.166
38 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'35.192
39 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'35.295
40 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'35.342
41 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'35.809
42 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'36.097
43 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'37.567
44 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'48.146
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
* #2(Aドライバー)は、ピットロード速度違反により罰金5万円を課す。

出走を断念したHKS CLK (Photo:Ms@nifty)
予選1回目は、スープラのワンツー!マクラーレンが続く!
富士スピードウェイは快晴。気温もかなり上昇し暑い1日となりそうだ。
午前10時50分から行われた予選1回目は、開始から20分、GT500クラスの走行時間帯
に、#6エッソウルトラフロースープラが早々にコースレコードを上回る1分24秒303
をマーク。昨日の公式練習で#6auセルモスープラが出したタイムには僅かに届かな
かったものの、この調子だと涼しくなる午後の予選には23秒台に突入しそうな気配
だ。
スープラの後ろにはマクラーレンが続き、NSX勢は#8ARTA NSXの5位が最上位。や
はり高速コースではターボパワーのスープラを出し抜くことは容易ではなさそう
だ。
GT300クラスは、昨日の公式練習から好調を維持している#2 BOSSベルノ東海AR・
NSXが暫定ポールを獲得。
JGTC初登場となった話題の#87HKS CLK(メルセデス)は、昨日の夕方サーキット
に運び込まれ、車検はパスしたものの、スタータートラブル(チーム発表)により
出走を断念。次戦SUGOでデビューを迎えることとなった。
2002年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
1 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'24.303
2 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.475
3 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'24.775
4 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'24.800
5 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'24.887
6 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'24.980(30)
7 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'25.071
8 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'25.104
9 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.118
10 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.211(50)
11 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.257
12 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'25.331(70)
13 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'25.343
14 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'25.393
15 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'25.494(10)
16 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'25.526
17 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'25.655
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'28.732
19 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'32.521
20 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'32.755
21 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.827
22 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'33.044
23 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.053
24 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.095(50)
25 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.133
26 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.139
27 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.205
28* 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.343(40)
29 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'33.381(10)
30 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'33.580
31 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.661(20)
32 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.691
33 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'34.182
34 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'34.348
35 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.411
36 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'34.924
37 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'35.274
38 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'35.402
39 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'35.470
40 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'35.509
41 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'35.538
42 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'35.688
43 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'37.030
44* 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'48.228
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
Rマークはコースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは 1'24.354
* #88(Bドライバー)、#24(Aドライバー)、#4(Bドライバー)は、ピット出口のラ
インカット違反によりベストラップ削除のペナルティを課した。

2番手になりスープラのワンツーとしたエッソスープラ(Photo:K.A)
2002年5月2日 富士スピードウェイ(静岡県) 公式練習2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime-
1 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.197
2 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.845
3 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'24.864
4 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'25.122
5 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'25.378
6 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'25.486
7 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'25.546
8 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.708
9 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'25.717
10 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.855
11 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'25.859
12 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'25.904
13 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.969
14 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'26.306
15 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'26.346
16 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'26.515
17 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'26.696
18 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'32.629
19 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'32.928
20 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'32.931
21 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.050
22 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'33.153
23 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.202
24 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.411
25 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.446
26 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'33.517
27 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.672
28 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'33.722
29 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.804
30 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'33.832
31 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'34.331
32 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'34.342
33 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'34.391
34 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'34.627
35 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'34.900
36 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'35.884
37 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'36.212
38 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'36.248
39 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'36.657
40 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'37.081
41 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'47.799
42 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'52.785
43 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 2'01.707
17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 未出走
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
----------------------------------------------------------------------

絶好調のauセルモスープラ(Photo:K.A)
2002年5月2日 富士スピードウェイ(静岡県) 公式練習1回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime-
1 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.528
2 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'24.809
3 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'24.832
4 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'25.049
5 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.550
6 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.562
7 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'25.589
8 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'25.659
9 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'25.667
10 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'25.688
11 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'25.837
12 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.906
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'26.031
14 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'26.300
15 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'26.524
16 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'26.566
17 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'26.659
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'29.887
19 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'32.489
20 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.859
21 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'32.902
22 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'33.089
23 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.369
24 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.484
25 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.529
26 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.831
27 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.837
28 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'33.849
29 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.951
30 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'34.185
31 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'34.272
32 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.459
33 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'34.819
34 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'35.052
35 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'35.931
36 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'36.172
37 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'36.204
38 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'36.368
39 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'36.736
40 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'36.985
41 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'37.091
42 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'37.383
43 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'37.425
44 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'56.925
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
----------------------------------------------------------------------

スーパー耐久シリーズ2002 第2戦 Hi-land スーパー耐久レース
予選2位 決勝 優勝(総合 予選2位 決勝 優勝)
日時:4月28日
場所:仙台ハイランド
車両:エンドレスアドバンGT-R (1クラス)
ドライバー:木下みつひろ・青木 孝行
第2戦の舞台となったのは仙台ハイランド、高低差がありテクニカルなコースレイ
アウトでタイヤに厳しいとされているサーキット。私には2年ぶりのコースインと
なった。
開幕戦をトラブルで3位と出遅れたため、ここで優勝してポイント争いを軌道にの
せたかった。
予選アタックはいつも通り木下選手が担当、コース状態がクリアーな序盤に1'52.2
を出して暫定ポールを獲得。しかし、中盤#1「ファルケン★GT-R」の田中選手が
1'51.80のタイムを出して逆転されてしまった為、私が急遽2回目のアタックを試
みることになった。
タイヤはすでにアタックを終えている為にベストな状態ではないアタックで逆転
は難しいと考えたが再度タイムアタックを行ない1'51.82と0.02秒及ばす悔しい2
番手となってしまった。
決勝は燃料給油の関係で2回のピット作業が必要となり、我々は木下→青木→木下
の順で交代し、同時に燃料給油とタイヤ交換を行なう作戦だが#1「ファルケン★
GT-R」は田中→竹内→竹内で2回目にタイヤを交換しない作戦をとることが考えら
れたので、2回目のピットまでにタイヤ交換の時間(約25秒前後)を稼がなけれ
ばならないと考えていた。
レース展開は予想通りとなり、序盤に木下選手が#1「ファルケン★GT-R」を抜い
て約6秒のビハインドを作って私にステアリングを預けてくれたので私のパート
終了時、2回目のピットまでに約28秒の差を2位の「ファルケン★GT-R」につける
ことが出来た。その後2回目のピットで「ファルケン★GT-R」はタイヤ交換を行
なわず、また短い給油時間でピットを出た為、トップを奪われたが木下選手は約
11秒のタイム差を追い上げ、逆転することに成功、開幕戦の借りを返すことが出
来た。
これでシリーズトップの「ファルケン★GT-R」と3ポイント差となり次戦鈴鹿
(5月11-12日)で逆転を狙います。
青木孝行選手のHP「ぶるーのページ」

(C)NISMO
スーパー耐久シリーズ第2戦
ハイランド・スーパー耐久レース
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2002年4月27日-28日
■開催場所:仙台ハイランド
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■エンドレスアドバンGT-Rが逆転優勝。
クラス3のアイエーテックシルビアはクラス5位完走で
シリーズランキング首位をキープ。
【予選】
S耐のシリーズ第2戦は仙台ハイランド。今大会には開幕戦と同じくクラス1に3台
のスカイラインGT-Rとクラス3に1台のシルビアが参加。全クラス合計では38台の
エントリーを集め、フルグリッドの32台に対し按分比例によりクラス3からも1台
の予選落ちが発生する状況となった。
26日午前11時からのフリー走行では#3エンドレスアドバンGTRが1分52秒083を記
録し、1分53秒063どまりの#1ファルケン☆GT-Rに対してタイヤのアドバンテージ
を感じさせた。午後2時からの公式予選でも早々とピットエンドにマシンをつけ、
早期にクリアラップを獲る作戦に出た#3GT-Rだったが、木下みつひろはタイヤが
温まりきらず、アタック1ラップ目のベストは1分52秒262。これがターゲットタイ
ムとなった。
その様子を確認してコースインした#1GT‐Rの田中哲也は、アタック1周目で1分51
秒802という昨年PPを獲得した際の1分53秒868を実に2秒縮める驚異的なタイムを記
録、#1GT-Rの2戦連続PPが決定した。もう一台のGT-R、#19JMCダンロップGT-R・
EDは練習走行時からセッティングが煮詰まらず苦戦してクラス3番手、クラス3の#
48アイエーテックシルビアは練習走行時からトランスミッション、ディファレン
シャルに続きエンジンが吹けないトラブルに見舞われたが、無事クラス6位で予選
通過を果たした。
■正式予選結果
Pos.--Cls Machine Driver
1.--1 FALKEN☆GT-R(日産スカイラインGT-R/BNR34)
竹内 浩典・田中 哲也
2.--1 エンドレスアドバンGT-R(日産スカイラインGT-R/BNR34)
木下みつひろ・青木 孝行
3.--2 三菱PUMAランサ-EVO VII(三菱ランサーエボ VII/GH-CT9A)
中谷 明彦・木下 隆之
4.--1 JMCダンロップGTR・ED(日産スカイラインGT-R/BNR34)
輿水 敏明・吉富 章
5.--3 FORTUNE科芸専RX-7(マツダRX7/E-FD3S)
大井 貴之・山下 潤一郎
6.--2 RSオガワADVANランサー(三菱ランサーエボ VI/CT9A)
小川日出生・福山 英朗・伊藤 勝一
7.--2 アイフェルダンロップインプレッサ(スバルインプレッサ/GH-GDB)
吉田 寿博・清水 和夫
【決勝】100LAP
PPの#1GT‐Rの田中哲也、#3GT-Rの木下みつひろの順にスタートを切るが、#3
GT-Rのペースは速く、8周目に#1GT-Rを捕らえトップに。2台のGT-Rは他車を引き
離しながらハイペースでトップ争いを展開した。
26ラップ目に首位の#3GT-Rが4秒あまりのマージンを持って予定どおりの早めの
ピット作業を行い青木孝行に交代。これで再びトップの座に戻った#1GT-Rは42周
まで引っ張って竹内浩典に代わり、この時点で再び#3GT-Rが約40秒差で首位に
立った。
1分57秒~58秒台の安定したペースで逃げる青木を1分55秒~56秒台で竹内が追う。
青木は63周目に26秒の差をつけて再び木下に交代し、その際タイヤも再び4輪とも
交換するが、83周目に2回目のピットに向かった#1GT-Rはドライバーを交代せず
竹内のまま、タイヤも無交換で送り出す。トップでコースに戻った#1GT-Rの竹内
だったが、見る見る間に#3GT-Rの木下が追いつき、84周目に両者は逆転。今度は
#1GT-Rの竹内が#3GT-Rの木下に追いすがるが、木下は後ろとの距離を見ながらの
息が詰まるような走行を続ける。
そんな中、終盤94周目にシケイン先でストップした車両を排除するためセーフティ
カー導入に。ここで#1GT-Rはタイヤを交換して#3GT-Rをプッシュする賭けに出
た。竹内はセーフティカー解除の混雑の中でまるで予選アタックのような鬼気迫
る走りを見せスタンドを沸かせるが、隊列の最後尾から2番手にポジションを上げ
るのがやっと。結局9.186秒差で#3GT-Rが優勝を果たした。#1GT-Rは2位入賞でシ
リーズランキングは首位をキープ。#19GT-Rは総合5番手を走行中、55周目のシケ
インでブレーキトラブルによりコースアウトして戦列を去った。
また、クラス3の#48シルビアはエンジン不調の症状が完治しないまま苦しい走行
となったが、マイペースを保ってクラス5番手で完走。シリーズランキング首位の
座を守ることに成功した。
■木下みつひろ選手
「終盤にセーフティカーが入っても抑えきれる自信はありました。開幕戦を落とし
ていたので勝てて良かったですね」
■青木孝行選手
「最後はピットでモニターを見ながらもうドキドキで、運転している方がいいです
よ(笑)。この勢いで鈴鹿も取りたいです」
■正式決勝結果
Pos.--Cls--Cls Pos. Machine Driver Race Time(Lap)
1.--1--1 エンドレスアドバンGT-R(日産スカイラインGT-R/BNR34)
木下 みつひろ・青木 孝行 3:21'22.503(100)
2.--1--2 FALKEN☆GT-R(日産スカイラインGT-R/BNR34)
竹内 浩典・田中 哲也 3:21'31.689(100)
3.--2--1 三菱PUMAランサ-EVO VII(三菱ランサーエボ VII/GH-CT9A)
中谷 明彦・木下 隆之 3:21'39.559(99)
4.--2--2 RSオガワADVANランサー(三菱ランサーエボ VI/CT9A)
小川日出生・福山 英朗・伊藤 勝一 3:21'44.996(99)
5.--N+--1 ADVAN ALTEZZA(トヨタアルテッツァ/SXE10)
谷口 信輝・織戸 学 3:21'55.615(97)
6.--N+--2 MAZIORA ALTEZZA(トヨタアルテッツァ/SXE10)
黒澤 琢弥・本吉 正樹 3:22'18.232(97)
7.--N+--3 5ZIGEN INTEGRA(ホンダインテグラ/DC5)
服部 尚貴・西垣内 正義 3:21'45.822(96)
8.--2--3 RENEWCARアドバンランサー(三菱ランサーエボ VI/CP9A)
三上 和美・村田 信博 3:22'00.877(96)
9.--3--1 C-WESTアドバンRX7(マツダRX7/FD3S)
尾本 直史・長島 正明・山田 英二 3:22'04.543(96)
10.--3--2 FORTUNE科芸専RX-7(マツダRX-7/E-FD3S)
大井 貴之・山下 潤一郎 3:22'04.765(96)
21.--3--5 アイエーテックシルビア(日産シルビア/S15)
中村 啓・小原 健一・大塚 英一 3:22'16.259(93)
上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/contents.html
スーパー耐久シリーズ 2002第2戦
中谷明彦選手組三菱ランサーが2戦連続ポール・トゥ・ウィン!
三菱ランサーエボリューションがクラス2の1~4位を独占!
〈結果〉
■クラス2 *クラス2は完走5台
順位ドライバー 車 両 タイム予選順位
1 中谷明彦 三菱ランサーエボリューション 3時間21分39秒559(99周)
木下隆之
2 小川日出生 三菱ランサーエボリューション 3時間21分44秒996(99周)
(CMSC山形)
福山英朗
伊藤勝一(CMSC山形)
3 三上和美 三菱ランサーエボリューション 3時間22分00秒877(96周)
村田信博
4 J.Y.パク三菱ランサーエボリューション 3時間21分41秒883(95周)
小宮延雄(CMSC山形)
5 大橋正澄 スバル・インプレッサ 3時間21分52秒828(94周)
貞方邦介
--------------------------------------
〈開催概要〉
開催日 4月27日(土)予選・28日(日)決勝
開催場所 宮城県仙台市「仙台ハイランドレースウェイ」
周回数 100周(406kmレース)
参加台数 38台(決勝レース出走 32台、完走25台)
クラス1(3501cc~)4台
クラス2(2001~3500cc)4WD8台(三菱ランサー6台)
クラス3(2001~3500cc)2WD7台
クラス4(~2000cc)13台
グループNプラス・クラス 7台
※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両
観客数 34,340人(決勝当日)
--------------------------------------
スーパー耐久シリーズ 2002の第2戦「ハイランドスーパー耐久レース」が、
4月27日(土)・28日(日)、宮城県仙台市の「仙台ハイランドレースウェイ」
(1周4. 063km)で開催された。同大会のクラス2には8台がエントリー。
このうちランサー勢は6台を占めた。
27日に行われた公式予選は好天のもと気温19℃のドライコンディションで実施。
滑りやすくテクニカルなコースで、駆動系電子制御デバイス(AYC、ACD)によ
る良好な回頭性を生かした三菱ランサーエボリューションVIIの中谷明彦/木下隆
之選手組が大排気量のクラス1勢に食い込む総合3番手タイムでポールポジションを
獲得し、地元CMSC山形の小川日出生選手組が総合6位で続いてランサー・エボV
II勢がクラス2の予選1、2番手を占めた。
28日も好天に恵まれ、気温21℃まで上がる中でスタートした決勝レースでは中
谷選手組ランサーが序盤からクラストップを快走。30周目にはクラス1車両の1台
をパスして総合3位に上がるなど健闘した。一方、これを追う小川日出生選手組ラン
サーは、33周目に他車との接触により予定より早めのピットインを強いられるが、
中盤のピット作業が一巡したところで中谷選手組に続く総合4番手までポジションを
上げてクラス2位の座を堅持する。結局そのまま走りきった中谷明彦選手組が開幕戦
に続くポール・トゥ・ウィンで2連勝を挙げてシリーズポイントのリードを拡大、小
川日出生選手組も2位に入賞して、三菱ランサー・エボリューションVIIがワン・
ツー・フィニッシュを獲得した。また、3位には今回初出場となる三上和美選手組(
三菱ランサー)、4位にはJ.Y.パク組(三菱ランサー)が続き、クラス2の完走
5台中実に4台を三菱ランサー勢が占める結果となった。
なお、総合優勝はクラス1の木下みつひろ/青木孝行選手組(日産スカイラインG
T-R)が獲得した。
--------------------------------------
〈シリーズポイント〉
■クラス2
1位 中谷明彦組 (三菱ランサー) 40
2位 小川日出生組 (三菱ランサー) 30
3位 J.Y.パク選手組(三菱ランサー) 18
4位 大野尊久組 (三菱ランサー) 12
5位 三上和美組 (三菱ランサー) 12
6位 吉田寿博組 (スバル・インプレッサ)10
7位 大橋正澄組 (スバル・インプレッサ) 8
--------------------------------------
ラリーアートWeb Site
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|
|
|
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3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
9 |
10 |
11 |
|
| |
|
|
|
|
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
|
| |
|
|
|
|
17 |
28 |
12 |
9 |
20-21 |
8 |
6 |
10 |
|
| |
|
|
|
|
美 |
仙 |
鈴 |
茂 |
十 |
T |
菅 |
富 |
|
| |
|
|
|
|
祢 |
台 |
鹿 |
木 |
勝 |
I |
生 |
士 |
|
| Po |
No |
Cl |
Driver |
Machine |
1
| 2
| 3
| 4
| 5
| 6
| 7
| 8
| 総P
|
■クラス4
| 1 |
8 |
4 |
筒井/黒木/黒木 |
ACID英進館YHS2000 |
20 |
20 |
|
|
|
|
|
|
40 |
| 2 |
94 |
4 |
小幡/竹内 |
SPOON S2000 ED |
15 |
12 |
|
|
|
|
|
|
27 |
| 3 |
10 |
4 |
渡辺/菊池 |
RED LINEベルノ東海DLDC5 |
10 |
15 |
|
|
|
|
|
|
25 |
| 4 |
95 |
4 |
友森/岡田 |
SPOON CIVIC ED |
12 |
10 |
|
|
|
|
|
|
22 |
| 5 |
60 |
4 |
小幡/柳田 |
RCBインテグラ |
8 |
4 |
|
|
|
|
|
|
12 |
| 6 |
91 |
4 |
藤田/チェン |
BuddyCLUB-CIVIC |
- |
8 |
|
|
|
|
|
|
8 |
| 7 |
67 |
4 |
嶋村/松浦 |
YAMATOアドバンS2000 |
- |
6 |
|
|
|
|
|
|
6 |
| 8 |
58 |
4 |
佐藤/高橋 |
DUNLOP S2000 |
- |
3 |
|
|
|
|
|
|
3 |
| 9 |
18 |
4 |
浅野/坂井 |
インテグラ |
- |
2 |
|
|
|
|
|
|
2 |
| |
55 |
4 |
福田/なかたに |
EXEDYシグナルDC5YH |
DNC |
- |
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
7 |
4 |
元谷/荒川 |
アルゴラボ.YH.S2000 |
- |
DNC |
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
54 |
4 |
山内/浅見 |
ADVANアンクルDC5 |
- |
DNC |
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
29 |
4 |
谷口/谷口 |
オペロンμ読売江東理工専DC5 |
- |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
34 |
4 |
川口/岡 |
TMAブリックBP-DC5 |
- |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
0 |
■クラス
| 1 |
25 |
N+ |
谷口/谷川 |
ADVAN ALTEZZA |
20 |
20 |
|
|
|
|
|
|
40 |
| 2 |
96 |
N+ |
松永/藤田/岩口 |
ネッツ大分アドバンアルテッツァ |
15 |
- |
|
|
|
|
|
|
15 |
| 4 |
36 |
N+ |
黒澤/本吉 |
MAZIORA ALTEZZA |
DNC |
15 |
|
|
|
|
|
|
15 |
| 3 |
5 |
N+ |
服部/西垣内 |
5ZIGEN INTEGRA |
DNC |
12 |
|
|
|
|
|
|
12 |
| 4 |
163 |
N+ |
脇阪/脇阪 |
H-factory ALTEZZA |
- |
10 |
|
|
|
|
|
|
10 |
| |
38 |
N+ |
村山/松田 |
エイベックス・アルテッツァ |
DNC |
DNC |
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
28 |
4 |
佐藤/佐藤 |
WAKO'S ADVANブリック |
- |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
37 |
4 |
藤沢/滑川 |
トムススピリットALTEZZA |
- |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
0 |
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない
| |
|
|
|
|
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
9 |
10 |
11 |
|
| |
|
|
|
|
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
|
| |
|
|
|
|
17 |
28 |
12 |
9 |
20-21 |
8 |
6 |
10 |
|
| |
|
|
|
|
美 |
仙 |
鈴 |
茂 |
十 |
T |
菅 |
富 |
|
| |
|
|
|
|
祢 |
台 |
鹿 |
木 |
勝 |
I |
生 |
士 |
|
| Po |
No |
Cl |
Driver |
Machine |
1
| 2
| 3
| 4
| 5
| 6
| 7
| 8
| 総P
|
■クラス1
| 1 |
1 |
1 |
竹内/田中 |
ファルケン★GT-R |
20 |
15 |
|
|
|
|
|
|
35 |
| 2 |
3 |
1 |
木下/青木 |
エンドレスアドバンGT-R |
12 |
20 |
|
|
|
|
|
|
32 |
| 3 |
19 |
1 |
輿水/吉富 |
JMCダンロップGTR・ED |
15 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
15 |
■クラス2
| 1 |
11 |
2 |
中谷/木下 |
三菱PUMAランサーEVO VII |
20 |
20 |
|
|
|
|
|
|
40 |
| 2 |
20 |
2 |
小川/福山/伊藤 |
RSオガワADVANランサー |
15 |
15 |
|
|
|
|
|
|
30 |
| 3 |
21 |
2 |
PARK/小宮 |
KUMHO ECSTAランサー |
8 |
10 |
|
|
|
|
|
|
18 |
| 4 |
22 |
2 |
大野/水谷 |
KUMHO ECSTAランサー |
12 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
12 |
| 4 |
70 |
2 |
三上/村田 |
RENEWCARアドバンランサー |
- |
12 |
|
|
|
|
|
|
12 |
| 6 |
2 |
2 |
吉田/清水 |
アイフェルダンロップインプレッサ |
10 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
10 |
| 7 |
57 |
2 |
大橋/松浦 |
グラムライツSWEET☆GDB |
0 |
8 |
|
|
|
|
|
|
8 |
| |
6 |
2 |
冨桝/関 |
ファルケン★ランサーEVO VII |
DNC |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
0 |
■クラス3
| 1 |
48 |
3 |
中村/小原/大塚 |
アイエーテックシルビア |
20 |
8 |
|
|
|
|
|
|
28 |
| 2 |
71 |
3 |
関根/田畑/三好 |
PowerMagiC RX-7 |
12 |
10 |
|
|
|
|
|
|
22 |
| 3 |
15 |
3 |
尾本/長島/山田 |
C-WESTアドバン |
DNC |
20 |
|
|
|
|
|
|
20 |
| 4 |
14 |
3 |
小松/千原/入口 |
イエローハットRX-7 |
8 |
12 |
|
|
|
|
|
|
20 |
| 5 |
18 |
3 |
梶岡/伊藤/新田 |
WINS COM RX-7 |
15 |
- |
|
|
|
|
|
|
15 |
| 6 |
9 |
3 |
大井/山下 |
FORTUNE科芸専RX-7 |
DNC |
15 |
|
|
|
|
|
|
15 |
| 7 |
78 |
3 |
新宅/伊藤 |
WW2 RX-7 |
10 |
- |
|
|
|
|
|
|
10 |
| |
27 |
3 |
長島/山岸/牧口 |
WAKO'S MAZIORA M3 |
DNC |
DNS |
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
83 |
3 |
玉本/小林 |
BP・ADVAN・NSX |
- |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
0 |
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない

第2戦を欠場するUnited UKYO SUPRA (Photo:K.A)
Team UKYOは、#33 United UKYO SUPRAが、5月4日に決勝が行われるJGTC第2戦
富士ラウンドを欠場することを発表した。同日フランス・サルテサーキットで行わ
れるルマン24時間レースのテストディに片山、近藤の両ドライバーが参加するため、
ドライバーの調整がつかなかった模様だ。
なお、ルマン24Hのテストディに参加するドライバーは他にも数名いるが、他チー
ムは下記のとおり全て代わりのドライバーが参戦して対応する。
GT500 # 25 FK/マッシモADVANスープラ 荒聖治 → ジェフ・リース
#100 RAYBRIG NSX 加藤寛規 → 金石年弘
GT300 # 26 PLUS eタイサンアドバンGT3R 余郷敦 → 木下隆之
# 28 MY&CタイサンADVAN GT3R 羽根幸浩 → 砂子智彦
JGTC.net

今季初優勝のエンドレスアドバンGT-Rと青木孝行(Photo:K.Takeshita)
昨年の十勝24時間以来の青木、1年半振りの木下のV!
4月28日、宮城県仙台ハイランドレースウエイでS耐は第2戦の決勝日をむかえ
た。12時30分の決勝直前で、気温21度/路温30度と予選時よりも気温は上昇した。
100周先のチェッカーを32台がめざす。
ポールポジションからスタートの#1 FALKEN☆GT-R(竹内浩典/田中哲
也組)は、田中がアタッカーとスタートドライバーをつとめる。予選が僅差で2
番手の#3エンドレスアドバンGT-R(木下みつひろ/青木孝行組)は木下が、3
番手のクラス2のトップ#11三菱PUMAランサーEVOVII(中谷明彦/木下隆之
組)は中谷が、それぞれのスタートドライバーとなっていた。
2回のピットストップが予想されたクラス1は、序盤から#1と#3の接近戦が繰り広
げられた。9周目のシケインで#3木下が#1田中をとらえ、26周目#3は予想より早め
のピットストップ。これはルーティーンのストップで青木にドライバー交替。
100周のレースの残りをおおよそ2分割してそこでもう1回のピットストップを行
う作戦だった。この結果40周目では#1が1分先行し、43周目に#1がピットイン。
このため60周目では#3が27秒差でトップに、64周目には#3がピットストップ。80
周目には#1が6秒差でトップという接戦が続いた。84周目に#3がトップに立つ。
そして、残り6周でコース上にマシンが止まったためにセフティカー・ランとな
り、この時2回目のストップではタイヤ交換を行っていなかった#1が「タイヤが
つらかったから、最後はギャンブルのピットストップでした」と竹内がレース後
に語ったような展開で、残り3周のスプリントレースで猛追を行ったが及ばず、
#3エンドレスが1年半振りに表彰台中央に上がった。
2位は#1、3位には#11クラス2のランサー、5位にはNクラストップの#25AD
VAN ALTEZZA(谷口信輝/織戸学組)が、9位にはクラス3トップ#15
C-WESTアドバンRX-7(尾本直史/長島正明/山田英二組)、12位にクラ
ス4トップの#8ACID英進館YHS2000(筒井克彦/黒木健次/黒木英春組)と
いう各クラスのトップがチェッカーを受けた。
#163H-factoryALTEZZA(脇阪寿一/脇阪薫一/小園ヒロミ組)はヒロミが
スタートドライバーをつとめたが25位、クラス4位で完走を果たした。
ウイナー青木孝行のコメント
「予定どおりのレース展開で、約6秒のマージンもつくってもらいました。64周
目に26秒の差ができていたので勝ったと確信しました」
(入場者数:34,340人)
Report:K.Takeshita
2002年4月28日 仙台ハイランド(宮城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.Car------------------------------Drivers---------Lap--GoalTime---
1 3 1 エンドレスアドバンGT-R 木下/青木 100 3:21'22.503
2 1 1 FALKEN☆GT-R 竹内/田中 100 3:21'31.689
3 11 2 三菱PUMAランサーEVO VII 中谷/木下 99 - 1 Lap
4 20 2 RSオガワADVANランサー 小川/福山/伊藤 99 - 1 Lap
5 25 N+ ADVAN ALTEZZA 谷口/織戸 97 - 3 Lap
6 36 N+ MAZIORA ALTEZZA 黒澤/本吉 97 - 3 Laps
7 5 N+ 5ZIGEN INTEGRA 服部/西垣内 96 - 4 Laps
8 70 2 RENEWCARアドバンランサー 三上/村田 96 - 4 Laps
9 15 3 C-WESTアドバンRX-7 尾本/長島/山田 96 - 4 Laps
10 9 3 FORTUNE科芸専RX-7 大井/山下 96 - 4 Laps
11 21 2 KUMHO ECSTAランサー PARK/小宮 95 - 5 Laps
12 8 4 ACID英進館YHS2000 筒井/黒木/黒木 95 - 5 Laps
13 10 4 RED LINEベルノ東海DLDC5 渡辺/菊池 95 - 5 Laps
14 14 3 イエローハットRX-7 小松/千原/入口 95 - 5 Laps
15 57 2 グラムライツSWEET☆GDB 大橋/貞方 94 - 6 Laps
16 94 4 SPOON S2000 ED 小幡/竹内 94 - 6 Laps
17 95 4 SPOON CIVIC ED 友森/岡田 94 - 6 Laps
18 71 3 PowerMagiC RX-7 関根/田畑/三好 94 - 6 Laps
19 91 4 BuddyCLUB-CIVIC 藤田/チェン 93 - 7 Laps
20 67 4 YAMATOアドバンS2000 嶋村/松浦/長井 93 - 7 Laps
21 48 3 アイエーテックシルビア 中村/小原/大塚 93 - 7 Laps
22 60 4 RCB・DLインテグラ 小幡/柳田 89 - 11 Laps
23 58 4 DUNLOP S2000 佐藤/高橋/井上 84 - 16 Laps
24* 18 4 インテグラ 浅野/坂井/笠原 80 - 20 Laps
25 163 N+ H-factory ALTEZZA 脇阪/脇阪/ヒロミ 75 - 25 Laps
----------以上完走--------------------------------------------------------
22 2 KUMHO ECSTAランサー 大野/杉本/中島 94 - 6 Laps
7 4 アルゴラボ.YH.S2000 元谷/荒川 86 - 14 Laps
19 1 JMCダンロップGTR・ED 輿水/吉富 55 - 45 Laps
54 4 ADVANアンクルDC5 山内/浅見 23 - 77 Laps
2 2 アイフェルダンロップインプレッサ 吉田/清水 9 - 91 Laps
38 N+ エイベックス・アルテッツァ 松田/新田/村山 1 - 99 Laps
27 3 WAKO'S MAZIORA M3 長島/山岸/牧口 スタート出来ず
--------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #1 FALKEN☆GT-R 1'54.137 3/100 128.151km/h
* #18は、フォーメイションラップ中の黄旗区間の追越しにより、10秒のペナルティ
ストップを課した。
* #18は、スーパー耐久シリーズ規則第11条(7)d)違反により、ペナルティストップ
10秒を課した。
セーフィティカー導入は、TOP車両94周イン走行時にコースインし、97周インに離
脱した。

PPのFALKEN☆GT-Rと脇阪兄弟+ヒロミの駆るアルテッツア(Photo:K.Takeshita)
4月27日、宮城県仙台ハイランドレースウエイでS耐は第2戦の予選日を迎えた。
セッション開始の午後2時で気温18度/路温30度と、最高気温14度の仙台地方の天気
予報よりも気温は上昇、想定よりもやや高めの路面コンディションでのセッション
となった。
開幕戦MINEで既に1勝のディフェンディングチャンピオン#1 FALKEN☆GT
-R(竹内浩典/田中哲也組)は、今シーズンは田中がアタッカーをつとめる。1分
51秒802で見事にポールポジションを獲得した。
竹内浩典のコメント
「今回は#3(エンドレスアドバンGTR)の方が前だと思っていたんですが、タイヤは
ウチの方が固めでセットを変えていったら、気温も高めで『てっちゃん、さすがの
スカイラインつかい』という感じできめてくれました(笑)予選アタックとスタート
は彼がやります。明日は、予選落ちもあるほど台数がいるので、きっとSCもある
と思います。2回のピットストップを予定していますが、まあウチはいろいろ考え
てますし、対処方法もありますよ」
僅差で2番手は#3エンドレスアドバンGT-R(木下みつひろ/青木孝行組)3番手
にはクラス2の#11三菱PUMAランサーEVOVII(中谷明彦/木下隆之組)、5番
手はクラス3の#9FORTUNE科芸専RX-7(大井貴之/山下潤一郎組)、8番
手にはNプラスクラスの#36MAZIORA ALTEZZA(黒澤琢弥/本吉正樹組)
15位にクラス4の#8ACID英進館YHS2000(筒井克彦/黒木健次組)という各ク
ラスのトップが続いた。
#163H-factoryALTEZZA(脇阪寿一/脇阪薫一組)にはCドライバーでタレン
トのヒロミがエントリー。クラス4位となった。
Report:K.Takeshita
2002年4月27日 仙台ハイランド(宮城県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.Car------------------------------Drivers---------BestTime-
1 1 1 FALKEN☆GT-R 竹内/田中 1'51.802
2 3 1 エンドレスアドバンGT-R 木下/青木 1'51.829
3 11 2 三菱PUMAランサーEVO VII 中谷/木下 1'54.519
4 19 1 JMCダンロップGTR・ED 輿水/吉富 1'54.525
5 9 3 FORTUNE科芸専RX-7 大井/山下 1'55.521
6 20 2 RSオガワADVANランサー 小川/福山 1'56.389
7 2 2 アイフェルダンロップインプレッサ 吉田/清水 1'56.887
8 36 N+ MAZIORA ALTEZZA 黒澤/本吉 1'56.950
9 25 N+ ADVAN ALTEZZA 谷口/織戸 1'56.977
10 15 3 C-WESTアドバンRX-7 尾本/長島 1'57.271
11 14 3 イエローハットRX-7 小松/千原 1'57.308
12 21 2 KUMHO ECSTAランサー PARK/小宮 1'57.431
13 27 3 WAKO'S MAZIORA M3 長島/山岸 1'58.148
14 57 2 グラムライツSWEET☆GDB 大橋/貞方 1'58.149
15 8 4 ACID英進館YHS2000 筒井/黒木 1'58.164
16 5 N+ 5ZIGEN INTEGRA 服部/西垣内 1'58.378
17 70 2 RENEWCARアドバンランサー 三上/村田 1'58.504
18 163 N+ H-factory ALTEZZA 脇阪/脇阪 1'58.768
19 38 N+ エイベックス・アルテッツァ 松田/新田 1'58.836
20 71 3 PowerMagiC RX-7 関根/田畑 1'58.870
21 22 2 KUMHO ECSTAランサー 大野/杉本 1'58.982
22 7 4 アルゴラボ.YH.S2000 元谷/荒川 1'59.029
23 94 4 SPOON S2000 ED 小幡/竹内 1'59.984
24 10 4 RED LINEベルノ東海DLDC5 渡辺/菊池 2'00.478
25 54 4 ADVANアンクルDC5 山内/浅見 2'00.561
26 95 4 SPOON CIVIC ED 友森/岡田 2'00.719
27 67 4 YAMATOアドバンS2000 嶋村/松浦 2'01.268
28 58 4 DUNLOP S2000 佐藤/高橋 2'01.318
29 18 4 インテグラ 浅野/坂井 2'02.591
30 91 4 BuddyCLUB-CIVIC 藤田/チェン 2'02.618
31 60 4 RCB・DLインテグラ 小幡/柳田 2'03.866
32 48 3 アイエーテックシルビア 中村/小原 2'05.191
----------以上予選通過---------------------------------------------
33 83 3 BP・ADVAN・NSX 玉本/小林 1'58.260
34 6 2 ファルケン★ランサーEVO VII 冨桝/関 2'01.154
35 28 N+ WAKO'S ADVANブリック 佐藤/佐藤 2'03.035
36 29 4 オペロンμ読売江東理工専DC5 谷口/谷口 2'04.310
37 34 4 TMAブリックBP-DC5 川口/岡 2'05.059
37 N+ トムススピリットALTEZZA 藤沢/滑川 出走せず
-------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム 総 合 (130%) 2'25.554
Class1 (110%) 2'03.988
Class2 (110%) 2'05.999
Class3 (110%) 2'07.766
Class4 (110%) 2'10.353
GroupN+(110%) 2'08.856

初めての鈴鹿で優勝した武藤英紀 (Photo:FDO)
武藤英紀、雨の鈴鹿を制す。ポールポジションの柴田はリタイア。
シリーズ第2戦、昭和シェル石油 アワードレースは、前夜から降り始めた雨の下で
行われた。鈴鹿では、2000年シリーズ第5戦のウォームアップ以来約2年ぶり、参加選
手にとっては初めてのウェットコンディション走行である。
ポールポジションから柴田裕紀が好ダッシュ。これに武藤英紀、高崎保浩、山崎信
介、大瀧賢治らが続く。後方集団では阿部翼がスタート直後に雨に足をすくわれコー
スアウトするハプニングもあったが、残る12台は、ほぼ順調に1コーナーを立ち上
がっていった。
デグナーカーブのアプローチで3番手につけた高崎が姿勢を崩しコースオフ、その後2
周目の2コーナーでは首位を走る柴田がオーバーランでそれぞれ順位を落とし、レー
スは首位の武藤と2位の大瀧が引っ張る形で進んだ。
武藤と大瀧は、ベストラップを書き換えながら一進一退の接近戦を続けた。しかし
武藤の背後に迫った大瀧は10周目のデグナーでオーバーランして遅れたため、武藤は
残りのレースを危なげなくまとめ、チェッカー旗を受けた。レース後半の軸となった
のは、山崎と岡本章平の間で繰り広げられた3位争いだった。2台は最終ラップまで激
しく争ったが、何とか逃げ切った山崎が、初めての表彰台に上がることとなった。
Report : FDO
詳しくは公式サイトで http://www.f-dream.gr.jp/
(全10戦中2戦終了)
3 4 5 7 7 8 9 9 10 11
/ / / / / / / / / /
24 7 19 7 21 4 1 22 20 3
鈴 富 美 鈴 茂 菅 富 美 茂 鈴
鹿
鹿 士 祢 東 木 生 士 祢 木 鹿
Ps-No-Driver --Rd.-1 -2 -3 -4 -5 -6 -7 -8 -9 10-総合P --Team
1 31 R.ファーマン10 6 16 PIAA NAKAJIMA
2 1 本山 哲 0 10 10 XBOX IMPUL
3 8 土屋武士 6 1 7 LeMans
4 55 脇阪寿一 2 4 6 ARTA
5 32 松田次生 4 0 4 PIAA NAKAJIMA
6 6 道上 龍 3DNS 3 5ZIGEN
6 3 荒 聖治 0 3 3 Olympic KONDO
8 10 黒澤治樹 0 2 2 FORWARD NOVA
9 5 服部尚貴 1 0 1 5ZIGEN
7 影山正美 0 0 0 LeMans
22 伊藤大輔 0 0 0 Team 22
2 M.クルム 0 0 0 XBOX IMPUL
14 五十嵐勇大 0 0 0 MOONCRAFT
4 金石勝智 0 0 0 Olympic KONDO
68 J.コシェ 0 0 0 DoCoMo DANDELION
56 金石年弘 0 0 0 ARTA
11 B.トレルイエ 0 0 0 COSMO OIL CERUMO
9 山本清大 0 0 0 ソフトオンデマンド
*************************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(107%)
* マシンはすべてレイナード無限
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
《フォーミュラ・ニッポン・ニュース》 4月 8日
☆ 本山哲、ポールtoウィンで完勝果たす
レースは、ポール#1本山の横綱レース。ここまで全セッショントップの#1本山は
スタートも完璧に決めると、序盤でマージンを築いていく。
8周目に#32松田がスピン、コース上にストップしたためセーフィティカーが導入
される。このチャンスに各車は相次いでピットイン。#1本山もこれを無難にこな
し、トップでコースに復帰。
開幕戦の勝者#31ファーマンは、50周の間#1本山を追い続けたが、#1本山は全く動
じることなく逃げ切った。ルーキーでは#10黒澤が大健闘。終盤までトップグルー
プと遜色ない走りを見せ殊勲の5位入賞。
■決勝 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.Driver--------Team-------------------Car-------------Lap-GoalTime---
1 1 本山 哲 XBOX IMPUL レイナード/無限 50 1:08'12.992
2 31 R.ファーマン PIAA NAKAJIMA レイナード/無限 50 - 3.368
3 55 脇阪寿一 ARTA レイナード/無限 50 - 6.415
4 3 荒 聖治 Olympic KONDO レイナード/無限 50 - 9.134
5 10 黒澤治樹 FORWARD NOVA レイナード/無限 50 - 23.941
6 8 土屋武士 LeMans レイナード/無限 50 - 28.513
7 2 M.クルム XBOX IMPUL レイナード/無限 50 - 45.878
8 68 J.コシェ DoCoMo DANDELION レイナード/無限 50 - 1'06.524
9 22 伊藤大輔 Team 22 レイナード/無限 49 - 1 Lap
10*32 松田次生 PIAA NAKAJIMA レイナード/無限 49 - 2 Laps
11 9 山本清大 ソフトオンデマンドNOVA レイナード/無限 48 - 2 Laps
--------------------以上完走------------------------------ ---------------
5 服部尚貴 5ZIGEN レイナード/無限 42 - 8 Laps
7 影山正美 LeMans レイナード/無限 41 - 9 Laps
56 金石年弘 ARTA レイナード/無限 34 - 16 Laps
14 五十嵐勇大 MOONCRAFT レイナード/無限 17 - 33 Laps
4 金石勝智 Olympic KONDO レイナード/無限 1 - 49 Laps
11 B.トレルイエ COSMO OIL CERUMO レイナード/無限 0 - 50 Laps
---------------------------------------------------------- ---------------
Fastest Lap #5 服部尚貴 1'17.728 36/42 203.788km/h
* #32は、2002年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第3章第29条6(自車
のスターター以外によるエンジン始動)違反によりペナルティストップ20秒。
・クラッシュした道上選手の容態
4月6日Fニッポン第2戦の予選でクラッシュ、ヘリコプターで病院へ搬送された
道上龍選手は、検査の結果、全身打撲による頭部、顔面、腰椎骨折、および顔面
に挫創が確認された。ただし、本人の意識ははっきりしており症状は安定してい
る。
今後は、硬膜外出血の経過を見るために、数日間の精密検査を行う。回復までに
は1ヶ月程度を要する模様。
道上選手のコメント
「めちゃめちゃ悔しい。今回は勝てる状態だったし勝てる自信があった。早く回
復して復活するから皆さん待っていてください」
(以上、5ZIGENの緊急リリースより)
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
| |
|
|
3 |
4 |
5 |
7 |
7 |
8 |
9 |
9 |
10 |
11 |
|
| |
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/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
/ |
|
| |
|
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24 |
7 |
19 |
7 |
21 |
4 |
1 |
22 |
20 |
3 |
|
| |
|
|
鈴 |
富 |
美 |
鈴 |
茂 |
菅 |
富 |
美 |
茂 |
鈴 |
|
| |
|
|
|
|
|
鹿 |
|
|
|
|
|
|
|
| |
|
|
鹿 |
士 |
祢 |
東 |
木 |
生 |
士 |
祢 |
木 |
鹿 |
|
| Po |
No |
Driver |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
総合P |
| 1 |
31 |
R.ファーマン |
10 |
6 |
|
|
|
|
|
|
|
|
16 |
| 2 |
1 |
本山 哲 |
0 |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
|
10 |
| 3 |
8 |
土屋武士 |
6 |
1 |
|
|
|
|
|
|
|
|
7 |
| 4 |
55 |
脇阪寿一 |
2 |
4 |
|
|
|
|
|
|
|
|
6 |
| 5 |
32 |
松田次生 |
4 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
|
4 |
| 6 |
6 |
道上 龍 |
3 |
DNS |
|
|
|
|
|
|
|
|
3 |
| 6 |
3 |
荒 聖治 |
0 |
3 |
|
|
|
|
|
|
|
|
3 |
| 8 |
10 |
黒澤治樹 |
0 |
2 |
|
|
|
|
|
|
|
|
2 |
| 9 |
5 |
服部尚貴 |
1 |
0 |
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1 |
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68 |
J.コシェ |
0 |
0 |
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0 |
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56 |
金石年弘 |
0 |
0 |
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0 |
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22 |
伊藤大輔 |
0 |
0 |
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0 |
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14 |
五十嵐勇大 |
0 |
0 |
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0 |
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11 |
B.トレルイエ |
0 |
0 |
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0 |
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9 |
山本清大 |
0 |
0 |
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0 |
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7 |
影山正美 |
0 |
0 |
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0 |
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4 |
金石勝智 |
0 |
0 |
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0 |
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2 |
M.クルム |
0 |
0 |
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0 |
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制

Photo:K.Takeshita
レースは、ポール#1本山の横綱レース。ここまで全セッショントップの#1本山は
スタートも完璧に決めると、序盤でマージンを築いていく。
8周目に#32松田がスピン、コース上にストップしたためセーフィティカーが導入
される。このチャンスに各車は相次いでピットイン。#1本山もこれを無難にこな
し、トップでコースに復帰。
開幕戦の勝者#31ファーマンは、50周の間#1本山を追い続けたが、#1本山は全く動
じることなく逃げ切った。ルーキーでは#10黒澤が大健闘。終盤までトップグルー
プと遜色ない走りを見せ殊勲の5位入賞。
2002年4月7日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.Driver--------Team-------------------Car-------------Lap-GoalTime---
1 1 本山 哲 XBOX IMPUL レイナード/無限 50 1:08'12.992
2 31 R.ファーマン PIAA NAKAJIMA レイナード/無限 50 - 3.368
3 55 脇阪寿一 ARTA レイナード/無限 50 - 6.415
4 3 荒 聖治 Olympic KONDO レイナード/無限 50 - 9.134
5 10 黒澤治樹 FORWARD NOVA レイナード/無限 50 - 23.941
6 8 土屋武士 LeMans レイナード/無限 50 - 28.513
7 2 M.クルム XBOX IMPUL レイナード/無限 50 - 45.878
8 68 J.コシェ DoCoMo DANDELION レイナード/無限 50 - 1'06.524
9 22 伊藤大輔 Team 22 レイナード/無限 49 - 1 Lap
10*32 松田次生 PIAA NAKAJIMA レイナード/無限 49 - 2 Laps
11 9 山本清大 ソフトオンデマンドNOVA レイナード/無限 48 - 2 Laps
--------------------以上完走------------------------------ ---------------
5 服部尚貴 5ZIGEN レイナード/無限 42 - 8 Laps
7 影山正美 LeMans レイナード/無限 41 - 9 Laps
56 金石年弘 ARTA レイナード/無限 34 - 16 Laps
14 五十嵐勇大 MOONCRAFT レイナード/無限 17 - 33 Laps
4 金石勝智 Olympic KONDO レイナード/無限 1 - 49 Laps
11 B.トレルイエ COSMO OIL CERUMO レイナード/無限 0 - 50 Laps
---------------------------------------------------------- ---------------
Fastest Lap #5 服部尚貴 1'17.728 36/42 203.788km/h
* #32は、2002年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第3章第29条6(自車
のスターター以外によるエンジン始動)違反によりペナルティストップ20秒。