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2005年4月

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿 予選1回目レポート

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 全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦の公式予選1回目が、4月16日鈴鹿サーキットで行われ、#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)が1分45.468のタイムで暫定ポールとなった。
2位には#1リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)がつけ、3位は#23本山哲(Arting IMPUL)だった。

 先に行われたスーパーバイクの予選の影響で当初予定より10分遅れて予選一回目は開始された。
 しかし、コースコンディションが思わしくないためか、各ドライバーとも様子見の構えで、中々走り出そうとはしない。
 結局、誰一人走るものの居ないまま18分が経過した。
 最初に沈黙を破ったのは、#3山本左近(KONDO Racing)。残り27分でコースに出て行ったが、1周目を軽く流して2回目のアタックに入ったところ、ヘアピン立ち上がりで大きく姿勢を乱してクラッシュしてしまった。右リヤの足回りが突然破損したのが原因のようだ。これで山本はこのセッションを棒に振る結果となった。
 山本以外のドライバーがコースインを開始したのは、残り時間が8分を切った頃だった。
 最初に#7片岡龍也(LeMans)が、続いて#32小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)、トレルイエらがコースインしていくと、他のドライバーも相次いでピットを離れ、2分後には山本を除く全車がタイムアタックに取り掛かった。
 まずは片岡が48秒032、46秒219と順調にタイムを削っていく。続いてトレルイエもアタック2周目で45秒468を叩き出す。小暮は46秒608と上位2台に僅かに及ばない。
 残り時間1分を切ったところで本山が45秒885で2番手につけるが、すぐにライアンが45秒876と上回ってくる。
 結局、トレルイエのタイムを更新するものは現れないまま、チェッカーが出されて予選一回目は終了した。前回ポールの#20井出有治(mobilecast IMPUL)はチェッカー間際まで懸命のアタックを続けたものの、4番手につけるのが精一杯だった。

 フォーミュラニッポン第2戦の予選2回目は午後2時30分より45分間で行われる。

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿予選1回目 トレルイエが暫定ポール

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2005/04/16) Qualfying Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2005 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
119ブノワ・トレルイエmobilecast IMPUL1'45.468--198.21
21リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'45.8760.4080.408197.45
323本山 哲Arting IMPUL1'45.8850.4170.009197.43
420井出 有冶mobilecast IMPUL1'46.1330.6650.248196.97
55松田 次生5ZIGEN1'46.2140.7460.081196.82
631アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'46.2190.7510.005196.81
72服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'46.2420.7740.023196.77
88土屋 武士Forum Engineering LeMans1'46.4240.9560.182196.43
97片岡 龍也Forum Engineering LeMans1'46.4400.9720.016196.40
1032小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'46.6081.1400.168196.09
1112高木 虎之介TAKAGI CERUMO1'46.7581.2900.150195.82
1211平中 克幸CERUMO1'46.7771.3090.019195.78
1328野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'47.0191.5510.242195.34
144ヤレック・ヤニスKONDO1'47.3771.9090.358194.69
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'52.8517.3835.474185.25
153山本 左近KONDO1'57.55112.0834.700177.84
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'44.082

Japanese F3

全日本F3第2戦 決勝上位3人のコメント

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武藤英紀(優勝)
スタートで前に出た時点で7割方は「いける」と思いました。
今日の結果は率直に嬉しいです。それしか言いようがありません。チームが素晴らしいクルマを用意してくれたことに感謝しています。
スタートも今回はうまくいきましたし、オリベイラが追ってきても速いペースを保てたのは今後の自信になります。
なにより、田中弘監督が笑ってる顔を初めて見れたので、それが一番嬉しかったです。

ジャオ・パオロ・デ・オリベイラ(2位)
スタートで武藤に先行されてからはもう最後まで必死で追いかけたよ。ベストを尽くしてプッシュしたし、武藤の隙をうかがって、ミスがあれば抜いてやろうと思っていたんだ。確かに小さなミスをいくつかしていたけど、抜くまでには至らなかったんだ。
このコースではブレーキング時のダウンフォースが重要なので、そういう方向にセットアップしてきたんだけど、それをうまく生かせなかったね。スタートもうまくいかなかったし。
今回は気温が高かったのも大きいね。フォーメーションラップの時点でタイヤのグリップ感が変わってるのに気がついてたんだけど、それをスタートで生かせなかった。思った以上にグリップが大きくて、エンジンの回転がドロップしてしまったんだ。

パオロ・モンティン(3位)
スタートしてすぐ二人に突き放されてしまったから、その時点でもうこっちは特等席の観客みたいなもんだったよ。
僕たちにはスピードが足りないのは事実で、それをどうやって速くしていくかが鈴鹿に向けての僕らの課題だね。クルマは昨日よりは良くなったけど、まだまだ速さが足りないので、鈴鹿でもっといい結果を出せるようにこれからハードワークをこなさなきゃいけないね。
いつまでも2位なんかで満足していられないよ。皆そうだと思うけど、僕らだって勝つためにレースをしているんだからね。

Japanese F3

F3第1,2戦もてぎ トヨタモータースポーツニュース

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平成17年4月3日
トヨタ自動車(株)広報部
全日本F3選手権
第1/2戦 もてぎ

 全日本F3開幕 トムスのJ.P.デ・オリベイラが開幕戦勝利!
 惜しくも第2戦は2位に甘んじるもののポイントランキング首位獲得でシーズンイン

f3_05_r1 2005年の全日本F3選手権が開幕。第1、2戦の行われる第1大会が4月2日、3日の両日、栃木県のツインリンクもてぎロードコースで開催された。
 今季もシリーズは全10大会20戦を予定。3年に一度のシャシーモデルチェンジ時期でダラーラはF305型、童夢はF107型の新型シャシーをそれぞれ投入したが、競技規則により昨年までのシャシーも継続して使用出来ることになった。
 今大会には14台が出場。トヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車は、10台を占めた。

◆予選◆
 2日(土)の天候は曇りときどき晴れ。定刻の午前10時5分から15分づつ行われた公式予選では、今季トムスチームに移籍し、前日の練習走行でトップタイムを記録するなど好調の波に乗るJ.P.デ・オリベイラ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)、世界トップレベルのレーシングドライバー育成を目的としたトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)のF3スカラシップにより2年目のシーズンを戦う中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)と池田大祐(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)らが序盤から激しいタイムアタック合戦を展開。
 第1戦の予選セッションでは上位6台がコースレコードを更新する中、J.P.デ・オリベイラがポールポジションを獲得。中嶋一貴は3番手、池田大祐が5番手グリッドを得た。
 10分のインターバルを経て行われた第2戦セッションでは、全車がタイムアップしたが、最終ラップでJ.P.デ・オリベイラは前予選セッションで自らが記録したコースレコードをさらに更新、見事2戦連続ポールポジションを獲得。中嶋一貴が再び3番手、池田大祐が5番手と、上位6番手までは第1戦と同じ顔ぶれが並んだ。

◆第1戦決勝◆
 第1戦(14周)は雲の間に陽射しがのぞく中で、午後2時40分にスタート。ポールポジションから好スタートを切ったJ.P.デ・オリベイラは序盤から後続を引き離しながら周回。2周目には早くも2位以下に2秒差をつけ、完全な独走体制を築いた。
 一方、中嶋一貴は3番手スタートのポジションを守って1コーナーへ。しかし、間もなくスタートで4位に後退した武藤英紀(M-TEC MF204C)に迫られ、激しい3位争いを展開。さらに、5周目の3コーナーで2台は接触を喫し、両者ともその場で無念のリタイアとなった。
 一方、J.P.デ・オリベイラはファステストラップを記録して快調に周回を重ね、2位に6.171秒の大差をつけて見事開幕戦勝利を飾った。昨年のチャンピオンチームである、INGINGからのエントリーで全日本F3選手権初レースを戦ったR.ストレイト(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が4位。スタートで痛恨のエンジンストールを喫した池田大祐が5位、J.リード(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が6位で続いた。

◆第2戦決勝◆
 3日(日)は午後から降雨の予報もあったが、午前中は晴天でドライコンディション。路面温度も上昇した。65台のエントリーを集めたネッツカップ・ヴィッツ関東シリーズ第1戦決勝に続いて午前10時55分にF3第2戦の決勝(20周)がスタート。
 ポールポジションスタートのJ.P.デ・オリベイラは、温度上昇でグリップの上がった路面にクラッチミートをミス。僅かに予選2番手武藤英紀の先行を許し、1周目序盤から武藤英紀の直後につけて猛プッシュ。しかし、J.P.デ・オリベイラは、ブレーキング時のダウンフォース確保のためのテール・ツー・ノーズ状態を続けることも適わず、惜しくも2位でチェッカーフラッグを受けた。J.P.デ・オリベイラは開幕第1戦1位、第2戦2位と連続表彰台獲得で第1大会を終えてポイントランキング首位につけ、幸先の良いシーズンスタートとなった。
 また、5番手スタートの池田大祐は序盤から4位で逃げる横溝直輝(ニッサンSR20VE)に迫ったが、逆転はならず。
 3番手スタートの中嶋一貴はスタートでやはりTDPスカラシップを受けるF3ルーキー安岡秀徒(INGING)と軽い接触を喫してバランスを崩し、R.ストレイトと激しい6位争いを見せたものの13周目にコースアウト。無念の連続リタイアとなった。

トヨタ・チームトムス J.P.デ・オリベイラのコメント:
 トムスチームに移籍した開幕第1戦でポール・トゥ・ウィンを飾ることが出来て嬉しい。第2戦では悔しいスタートミスを喫したが、これを糧にシリーズチャンピオンを目指して努力を続けたい。

トヨタ・チームトムス 池田大祐のコメント:
 チームメイトのJ.P.オリベイラと比べても上手くマシンを使いこなせていないように感じるし、まだまだ勉強することは多い。次戦鈴鹿はテストの感触も良かったので、是非とも表彰台を狙いたい。

TDPスーパーバイザー 関谷正徳のコメント:
 今年から欧州との連携を強めたTDPとして引き続き若手ドライバー育成に力を入れていく。2年目の中嶋君、池田君、ルーキーの安岡君はそれぞれに細かいミスの積み重ねで残念ながら結果に繋がらなかった印象だ。次の鈴鹿を仕切り直しのスタートと気持ちを切り替え、今後のレースを全力で戦って欲しい。

Japanese F3

全日本F3第2戦もてぎ 決勝結果

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Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 20 36'05.717 -
2 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 20 0.609 0.609
3 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 20 9.236 8.627
4 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 20 15.134 5.898
5 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 20 16.794 1.660
6 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 20 21.443 4.649
7 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 20 24.381 2.938
8 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 20 31.313 6.932
9 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 20 31.809 0.496
10 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 20 45.998 14.189
11 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 20 58.509 12.511
12 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 19 1Lap -58.509
以上 規定周回数完走
37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 12
19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 10

レース中のベストタイムは
No.10 武藤英紀 1'47.616 6/20 160.62km/h
規定周回数:18

Japanese F3

全日本F3第2戦決勝 武藤悲願の初優勝達成!!

050403_10 全日本F3選手権第2戦の決勝が4月3日ツインリンクもてぎで行われ、#2武藤英紀(M-TEC) が、前戦優勝の#36ジャオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)の猛追を振り切って念願のF3初優勝を達成した。 追撃叶わなかった2位のオリベイラだが、昨日の優勝とあわせてポイントランキングトップは守りきった格好だ。 3位は#14パオロ・モンティン(スリーボンドレーシング)。昨日の2位に続いて2戦連続の表彰台となった。

スタートで勢い良く飛び出したのは、セカンドグリッドの#10武藤。
昨日はスタートミスから順位を落とした武藤だが、今回は見事なスタートでポールのオリベイラを退けて1コーナーに入っていく。昨日は武藤と接触してリタイヤすることになった#37中嶋一貴(トムス)は失速して後続と接触。7番手に後退することになった。その後方では、昨年のFT王者#3安岡秀徒(INGINGモータースポーツ)がダートにはみ出してスピンアウト。 レースは#10武藤、#36オリベイラ、#14モンティン、#12横溝直輝(スリーボンドレーシング)の順で1周目を終えた。

武藤は序盤からハイペースで飛ばしていくが、オリベイラも追撃の手を緩めない。 両者は交互にファステストラップを塗り替えながら、ぐんぐんと3位以下を置き去りにしていく。
レースは完全に一騎打ちの様相を呈してきた。

その後方では、#1ロベルト・ストレイト(INGINGモータースポーツ)と#37中嶋による6番手争いが熾烈だ。中嶋はストレイトとコンマ5秒前後の間隔を保ち、各コーナーで盛んに仕掛けていく。
8周目のヘアピンでストレイトが軽くホイールをロックさせると、すかさず中嶋が立ち上がりでスリップを使い、アウトから並びかけるが、ストレイトも必死で抵抗する。結局このドッグファイトは、13周目の90度コーナーで中嶋がリヤを暴れさせてスピンオフしてしまったことで決着した。
昨年は開幕2連勝を飾って観客の度肝を抜いた中嶋だったが、今年は開幕戦に続いての連続リタイヤを喫することになった。アグレッシブな姿勢が完全に空回りした格好だ。

ここまで常時1秒弱の間隔を保って推移していたトップ争いであったが、17周目から武藤がラストスパート。テールに食らいつくオリベイラを1.3秒後方に追いやり、スタートから一度もトップを明け渡さないままでチェッカーを受け、F3参戦2年目にして待望の初優勝を遂げた。

Formula Nippon

FN第2戦もてぎ 予選2回目結果

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Pos. No. Driver TEAM Tuner Time Delay Gap
1 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 35.345 - -
2 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 1' 35.393 35.393 0.048
3 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 35.489 35.489 0.096
4 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 35.515 35.515 0.026
5 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 35.570 35.570 0.055
6 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 35.780 35.780 0.210
7 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 35.840 35.840 0.060
8 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 1' 35.858 35.858 0.018
9 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 35.897 35.897 0.039
10 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 35.904 35.904 0.007
11 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 1' 35.982 35.982 0.078
12 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO 東名 1' 36.002 36.002 0.020
13 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 36.207 36.207 0.205
14 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 1' 36.756 36.756 0.549
15 4 ヤレック・ヤニス KONDO Racing 尾川 1' 37.028 37.028 0.272
16 27 加藤 正将 Team MOHN 東名 1' 39.678 39.678 2.650

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Japanese F3

全日本F3第2戦予選 オリベイラ連続PP!

050402_4

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE R1' 45.269 - -
2 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 1' 45.599 45.599 45.599
3 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 45.830 45.830 0.231
4 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 46.095 46.095 0.265
5 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 46.386 46.386 0.291
6 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 46.548 46.548 0.162
7 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 46.704 46.704 0.156
8 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 46.918 46.918 0.214
9 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 47.231 47.231 0.313
10 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 47.257 47.257 0.026
11 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 1' 47.334 47.334 0.077
12 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 1' 47.498 47.498 0.164
13 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 48.026 48.026 0.528
14 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 48.311 48.311 0.285

“R”マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは1'45.571
予選通過基準タイム(110%) 1'56.125

全日本GT選手権

JGTC 第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 決勝/SUBARU WRC エクスプレス


2004全日本GT選手権 第2戦
「SUGO GT選手権レース 」
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■開催月日:2004年5月22-23日
■開催場所:スポーツランドSUGO
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ クスコスバルADVANインプレッサ
    12位ながらも2戦連続完走を果たす

2004年JGTC第2戦は5月22~23日に宮城のスポーツランドSUGOで開催され、曇り~雨
という難しいコンディションの中、小林且雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVAN
インプレッサは、12位で2戦連続の完走を果たした。

22日の公式予選、午前中の予選1回目は弱い霧雨となり、気温も9℃と肌寒いコンデ
ィションの中で行われた。#77インプレッサは谷川のアタックで1分26秒321で13位。
午後の予選2回目も同じようなコンディションで、今にも本降りとなりそうな天候。
谷川は1分25秒902へタイムアップを果たしたが、他の車両もタイムアップしており
逆にポジションは14位に下がってしまった。

23日朝、前夜の雨は上がったもののSUGOは曇天で気温も低いまま。
しかし5万1500人のファンでサーキットは埋まった。14時25分、81周の決勝レース
がスタート。谷川は、1周目の混乱を避けながら2台をかわし12位へ。さらに7周目
には10位へ上がりポイント圏内に。谷川は10位のポジションをキープしながら、コ
ンスタントラップを刻みポジションアップのチャンスを狙う。しかし上位陣に大き
なミスはなく、折り返し点近い39周でピットイン。

天気予報では午後から雨。既に細かい雨は落ちていたがいつ雨が本降りになるのか
は微妙なところ。ピットインでのタイヤ交換は雨が強くなると読んだチームは、レ
インタイヤへ交換して雨が強くなることを期待した。しかし雨は50周目前後にやや
強くなるものの、レインタイヤよりもスリックタイヤの方がラップタイムは速く、
交代した小林はなかなかペースを上げられない。終盤ようやく雨が強くなり、小林
は本来の走りを取り戻したが、とき既に遅く12位でチェッカー。ポイントは獲得な
らなかったものの、開幕から2戦連続の完走で上昇気流をつかんだ印象を与えた。

■決勝結果:GT300クラス
Pos.  No.  Driver   Car Name   Time/Diff
 1 #19 青木孝行/谷口信輝      ウェッズスポーツセリカ             --
 2 #17 長島正興/松永まさひろ  エスペリア Kosei セリカ           1Lap
 3 #11 松田秀士/菅 一乗      JIM RodeoDriveアドバンF360        1Lap
 4 #7  山路慎一/井入宏之      雨宮  アスパラドリンクRX7         1Lap
 5 #43 新田守男/高木真一      ARTA Garaiya                      1Lap
 6 #63 OSAMU/吉本大樹         LEYJUNダンロップ320R              1Lap
 7 #16 山野哲也/八木宏之      M-TEC NSX                         2Laps
 8 #10 田中哲也/余郷 敦      JIM Gainer アドバンF360           2Laps
 9 #26 井尻 薫/山岸 大      エンドレスタイサンADVAN GT3R      2Laps
10 #31 田中 実/松田晃司      A'PEX i-mobisessMR-S              2Laps
12 #77 小林且雄/谷川達也      クスコスバルADVANインプレッサ     3Laps

◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 決勝/ホンダモータースポーツニュース


(C)Honda

               天候に惑わされた波乱のレース展開
               EPSON NSX(松田/ロッテラー組)が4位入賞

決勝日:5月23日(日)
サーキット:スポーツランドSUGO
決勝周回数:81周(302.697km)
天候:予選/曇りのち雨 決勝/曇りのち雨
気温:14℃
コースコンディション:ミディアムウェット
観客:5万1500人

 5月23日(日)、スポーツランドSUGO(宮城県)において2004年全日本GT選手権(JGTC)
第2戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の決勝レース(81周=302.697km)が開催された。

 22日(土)は悪天候での公式予選となった。路面コンディションは1回目がミディ
アムウェット、2回目にはウェットとなり、コーナーの所々に霧がかかる中でタイ
ムアタックが行われた。この結果、Honda NSX-GT勢は、#32松田次生/A.ロッテラー
組(EPSON NSX)が予選9番手、#8金石勝智/伊藤大輔 組(ARTA NSX)が13番手、#18道
上 龍/S.フィリップ 組(TAKATA童夢NSX)が14番手、#100中野信治/加藤寛規 組(RA‐
YBRIG NSX)が15番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 決勝日の朝は霧のかかる曇り空ながらも前日からの雨が止み、路面は完全なドラ
イコンディションとなる。決勝レースは午後2時40分にローリングスタートが切ら
れた。

 レース序盤は、好スタートを切ったA.ロッテラー選手(EPSON NSX)が8位、伊藤大
輔選手(ARTA NSX)が11位、S.フィリップ選手 (TAKATA童夢NSX)が13位、中野信治選
手(RAYBRIG NSX)14位と、各車スターティンググリッドからポジションアップを果
たす。

 36周目終了時、NSX-GT勢トップの5位を走行していたA.ロッテラー選手が早めの
ピットインを敢行。松田次生選手へドライバー交代を行う。ほぼ全車がドライバー
交代を終えた48周目時点では道上 龍選手(TAKATA童夢NSX)が6位にポジションを上
げ、松田選手が7位、加藤寛規選手(RAYBRIG NSX)が10位、金石勝智選手(ARTA NSX)
が12位を走行する。

 50周を過ぎたあたりから、ついに小雨が降り始める。しかし、この先、小雨がど
う変化するのか各チームは判断に悩まされ、スリックタイヤのままで走るのかレイ
ンタイヤに交換するのか、各チームの戦略は二分される。そして、レインタイヤに
履き替えたチームの戦略とは裏腹に雨脚はなかなか強まらず、路面はドライ状態が
キープされたために再びスリックタイヤへ交換するチームも現れる。この間に、ス
リックタイヤのまま走り続けたARTA NSXの金石選手は、激しい追い上げを見せて6
位まで浮上する。

 しかし71周目、雨は急に強くなり、路面状況は完全なウェット路面へ。このため、
スリックタイヤを選択していたチームは急激にペースを落とし、再びタイヤ交換の
判断に悩まされることとなる。そんな状況の中、早めにレインタイヤへ交換してい
たEPSON NSXの松田選手はコースアウトや再度のタイヤ交換で遅れるライバルを尻
目に、着実にポジションアップを果たし、4位で81周のチェッカーフラッグを受け
た。

 天候に惑わされた波乱のレース展開は、EPSON NSXが4位入賞を果たし、粘り強い
走りを見せたRAYBRIG NSXとARTA NSXは8、9位でチェッカーフラッグを受けポイン
トを獲得した。TAKATA童夢NSXは、レース終盤でコースアウトによるマシンのダメー
ジを受けた影響により70周でリタイヤしたものの完走扱い(GT500クラス12位)となっ
た。優勝したのは、立川祐路/荒 聖治 組(auセルモスープラ)だった。


●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「開幕戦と
  比べ、3台が選手権ポイントを獲得したことにより、確実に進歩しているという
  手応えをつかみました。この1ヶ月半の間、’04NSX-GTのポテンシャルを向上す
  べく開発に取り組んできた成果だと信じております。ただ、速さの面などではま
  だ不満は残っております。この週末にはセパンに向けてレースカーを送り出さな
  ければなりませんが、レースまでにはまだもう少し時間がありますので、残る課
  題の解消に向け全力を挙げていきます」

4位 #32 EPSON NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「レインタイヤのまま走り続けたことがいい結果につながりました。スリックタイ
  ヤに戻した車のほうが有利な時もありましたが、レース終盤に雨が強くなってき
  たのでレースの流れがこちらに向いたと感じました。開幕戦から今回にかけてNSX-GT
  の進化を感じていますし、次回のセパンは僕にとって相性のいいコースですので、
  上位を狙って行きたいと思います」

●アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)選手「スタートをうまく決めることがで
  きました。その後もライバルたちと激しく争いましたが、松田選手に良いポジショ
  ンでバトンタッチをすることが出来ました。次戦のセパンサーキットはまだ走っ
  たことが無いのですが、Hondaとチームのためにベストを尽くします。楽しみに
  していて下さい」

◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 決勝/トヨタモータースポーツニュース


(C)Toyota

全日本GT選手権(JGTC)
第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP

JGTC第2戦 トヨタ・スープラが表彰台を独占!
悪天候のSUGOを完全制覇。GT300クラスでもトヨタ・セリカが1-2フィニッシュ

 全日本GT選手権の第2戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」が5
月22日、23日の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。今大会
にはGT500クラス17台/GT300クラス25台のエントリーがあり、トヨ
タ車はこのうちGT500にクラス最多となる7台のスープラ、GT300には3
台のセリカと2台のMR‐Sが参戦した。
 一周3.704kmのSUGOのコースは最大標高差が70mに及び、アップダ
ウンと大小のコーナーが連続する国内屈指のテクニカルコース。トヨタ・スープラ
は、このSUGOで2001年以来3連勝を飾っており、レースに先立ち21日に
行われた練習走行でも、ECLIPSEアドバンスープラ25号車がトップタイム
を記録するなど、04年モデルの順調な開発進捗をアピールしていた。

◆予選◆
 22日(土)は朝から霧がたちこめ、ネッツカップヴィッツ東北シリーズ第2戦
などサポートレースの予選に続いて午前11時より行われたJGTCの公式予選1
回目開始時にも霧は晴れず、気温11度という低温に加えて、路面はハーフウェッ
ト。滑りやすい路面によるコースアウト車両の排除で2度にわたって赤旗中断され
る厳しいコンディションの中、トヨタ・スープラ勢が健闘を見せた。
 脇阪寿一がアタックを担当したエッソウルトラフロースープラ6号車がトップタ
イムを記録し、0.064秒の僅差で立川祐路のauセルモスープラ38号車、さ
らにD.シュワガーのスープラ25号車が続いてトヨタ・スープラが1~3番手を
独占。
 午後3時から行われた公式予選2回目には、霧は一層深くなり、再び2回の赤旗
中断を経たセッション終盤になると路面は完全なウェットコンディション。この結
果、タイムアップは難しい状況となり、トヨタ・スープラ6号車のポールポジショ
ンが確定。スープラは上位3番手までを独占し、デンソーサードスープラ39号車
が6番手、WOODONEトムススープラが7番手、DYNACITYトムススー
プラ37号車が8番手と上位10位内6台を占めた。
 また、GT300クラスでは、コースレコードタイムを叩きだしウエッズスポー
ツセリカ19号車が予選2番手を確保した。

◆決勝◆
 23日(日)も午前中は霧に悩まされ、午前8時からのフリー走行時点で路面は
ハーフウェット。しかし、走行によってレコードラインから乾きはじめ、後半には
多くのチームがスリックタイヤを装着。その中で、トヨタ・スープラ25号車がトッ
プタイムを記録した。
 その後、ヴィッツ、ネッツカップ・アルテッツァシリーズ第2戦の決勝など、ス
ケジュールは予定通り消化されたが天候は好転せず、曇天下、霧が流れる中で午後
2時25分にJGTCのスタートが切られた。
 ポールポジションからスタートしたトヨタ・スープラ6号車は、、オープニング
ラップでトヨタ・スープラ25号車に先行を許したものの、15周目に首位逆転。
 また、27周目には、第3コーナーで、トヨタ・スープラ38号車、トヨタ・スー
プラ39号車、トヨタ・スープラ36号車が、一挙に3位を走行中の日産フェアレ
ディZをパス。さらにトヨタ・スープラ38号車は、トヨタ・スープラ25号車を
抜き、トヨタ・スープラが6号車、38号車、25号車の順でワン・ツー・スリー
体制となった。
 その後トヨタ・スープラ6号車が43周目にピットインしてドライバー交代を行
うと、トヨタ・スープラ38号車もピットへ向かいアウトラップで首位逆転。猛追
するトヨタ・スープラ6号車は、53周目に再び首位奪還を果たすが、3周後には、
GT300車両をパスする際に接触、タイヤを痛めてピットインし後退。トヨタ
・スープラ38号車がレースをリードする。
 その後、小雨がぱらつき始め、序々にウエットとなる路面に、残り8周でピット
インしレインタイヤに交換。トヨタ・スープラ25号車に首位を譲るが、スリック
タイヤのままで逃げるトヨタ・スープラ25号車を残り5周で追い詰めて首位奪還。
 トヨタ・スープラは、38号車、25号車、そして、中盤までに順位を上げた37
号車が続き、記録的なワン・ツー・スリー・フィニッシュ。
 また、GT300クラスでは2番手スタートのセリカ19号車が残り10周でトッ
プに立ち優勝。2位には、セリカ17号車が続きGT300クラスでもトヨタ・セ
リカがワン・ツー・フィニッシュ。JGTC両クラスでトヨタ車が表彰台を席巻し
た。
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auセルモスープラ38号車 ドライバー立川祐路のコメント:
久々に優勝出来てほっとしている。朝のフリー走行時にセミウエット状態でスリック
タイヤでどこまで行けるか試しておいたので、決勝でもうまいタイミングでタイヤを
交換出来た。 今日のレースで良い流れを掴んだので、シリーズチャンピオン目指し
て、これからのレースを気を引き締めて戦いたい。

auセルモスープラ38号車 ドライバー荒聖治のコメント:
JGTCで初優勝を果たすことが出来て嬉しい。スタートでフェアレディZに先行さ
れたのは悔しかったが、その後はピットインまで上手く運んだ。ライバルも手ごわい
が、今後もベストを尽くす。

ウエッズスポーツセリカ19号車 ドライバー青木孝行のコメント:
今日はライバルのスピンなども手伝って優勝できた。セリカは確実に進歩しているが、
まだ速さで負けている部分があるので、チーム一丸で頑張りたい。

ウエッズスポーツセリカ19号車 ドライバー谷口信輝のコメント:
後半はポツポツ雨が降ってきてとても滑りやすく相当用心して周回したのが良かった。
今後もポイントのとりこぼしがないよう肝に銘じてシリーズタイトルを狙いたい。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
GT500クラスのワン・ツー・スリー・フィニッシュにGT300クラスのワン・
ツー・フィニッシュというのは望外の結果。各チーム関係者のこれまでの努力の賜物
と感謝している。決勝では変化する難しいコンディションの中でそれぞれ好判断で上
手くまとめてくれた。スープラ同士の競り合いなど、悪天候の中でファンの方々にも
良いレースをお見せ出来たと思う。シーズンは始まったばかり。04年型トヨタ・ス
ープラはウエットコンディションでのポテンシャル向上など着実に進歩を続けている
が、気を抜くことなく全力でチャンピオンを目指す。

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第2戦 リザルト 順位 車両 No. ドライバー 所要時間/差 周回 予選結果
 1 38 トヨタスープラGT 立川祐路/荒 聖治     1:56'36.465 81 2
 2 25 トヨタスープラGT 織戸 学/D.シュワガー    0'35.738 81 3
 3 37 トヨタスープラGT J.コートニー/片岡龍也    0'55.607 81 8
 4 32 ホンダNSX          松田次生/A.ロッテラー       1Lap  80 9
 5 35 トヨタスープラGT 服部尚貴/脇阪薫一           1Lap  80 12
 6  3 日産フェアレディZ 金石年弘/E.コマス           1Lap  80 11
 7 36 トヨタスープラGT 土屋武士/M.アピチェラ       1Lap  80 7
 8 100 ホンダNSX         中野信治/加藤寛規           2Laps 79 15
 9  8 ホンダNSX          金石勝智/伊藤大輔           2Laps 79 13
10 12 日産フェアレディZ B.トレルイエ/井出有治       3Laps 78 5

チーム 車両 No. ドライバー 第2戦結果
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタスープラGT 38 立川祐路/荒聖治 1位
TEAM ADVAN・ツチヤ トヨタスープラGT 25 織戸学/D.シュワガー 2位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 37 J.コートニー/片岡龍也 3位
KRAFT トヨタスープラGT 35 服部尚貴/脇阪薫一 5位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 36 土屋武士/M.アピチェラ 7位
ESSO TOYOTA TEAM LeMans トヨタスープラGT 6 脇阪寿一/飯田章 11位
TOYOTA TEAM SARD トヨタスープラGT 39 J.デュフォア/A.クート リタイア
RACING PROJECT BANDOH トヨタセリカ 19 青木孝行/谷口信輝 12位/1位
SPIRIT Motorsport トヨタセリカ 17 長島正興/松永まさひろ 13位/2位
A'PEX with apr トヨタMR-S 31 田中実/松田晃司 21位/10位
TEAM RECKLESS トヨタMR-S 30 佐々木孝太/後藤聡 24位/13位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタセリカ 52 竹内浩典/西澤誠剛 31位/20位

ドライバーズポイント 順位 ドライバー ポイント
1位 立川祐路/荒 聖治 29
2位 本山 哲/R.ライアン 21
3位 織戸 学/D.シュワガー 17
3位 脇阪寿一/飯田 章 17
5位 服部尚貴/脇阪薫一 14
6位 J.デュフォア/A.クート 13
7位 J.コートニー/片岡龍也 12

 チームポイント 順位 チーム ポイント
1位 TOYOTA TEAM CERUMO 29
2位 NISMO 27
3位 ESSO TOYOTA Team LeMans 17
4位 TEAM ADVAN・ツチヤ 17
4位 TOYOTA TEAM TOM'S 16
6位 KRAFT 14
7位 TOYOTA TEAM SARD 13

エンジンチューナーポイント 順位 エンジンチューナー ポイント
1位 トヨタテクノクラフト 35
2位 AUTECH 20
3位 東名エンジン 10
4位 M-TEC 9

※全て2戦終了時点。暫定

全日本GT選手権

JGTC 第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 決勝/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第2戦 
「SUGO GT CHAMPIONSHIP」  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年5月23日
■開催場所:スポーツランドSUGO(宮城県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■ニスモの2台はともにリタイヤ。#3 G’ZOX SSRハセミZが6位。
   #12「カルソニックIMPUL Z」は10位完走

JGTC第2戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」は、ニスモの2台にとっては厳しいものとなっ
た。

決勝レースのためのフォーメーションラップは予定通り14時20分にスタート。40台
のマシンが一斉に走り出した。
セットアップがなかなか決まらず、またタイムアップのタイミングを逃したために
予選10位だった#1ザナヴィ ニスモZはバックストレッチの下り坂を前車に続いてい
る際に突然減速。隊列を離れて、SPアウトコーナーでついにストップしてしまう。
ドライバーの本山は、無線で「突然駆動力がなくなった」と伝えた。開幕戦ウィナー
は、なんと第2戦をスタートする前にリタイヤを強いられることとなった。

予選4位で好位置を得た#22モチュールピットワークZは、影山正美がスターティン
グドライバーをつとめた。グリーンライトが点灯して各車が1コーナーにもつれ込
んだ際に#38スープラを抜いて3位のポジションをゲット。その後3位をキープしな
がら先行する2台を追った。トップ2台が激しいバトルを繰り広げている間に、最大
5秒開いていた2位との差を25周目までに約0.3秒にまで詰め、2位進出のチャンスを
狙った。
しかし、27周目の第3コーナーで後続のスープラ勢3台に取り囲まれて行き場を失い、
一挙に6位に後退してしまう。とはいえ、ラップタイムは安定しており無駄な消耗
を避ければ十分逆転できると考えられたが、29周目先行する#39スープラと#36スー
プラが絡んで目の前でスピン。
影山はこのアクシデントを避けきれず、#39のボディサイドにノーズをヒット。予
定より早くピットへ向かった。ノーズ先端を応急処置し、ミハエル・クルムがピッ
トアウトしていったが、翌周に再びピットイン。マシンは、ガレージに引き入れら
れ、そのままリタイヤとなった。ノーズヒットの衝撃でエンジンルーム先端にマウ
ントされているインタークーラーが破損し、修復不能と判断されたためであった。

ニスモの2台が去った後日産ファンの視線は#12カルソニックIMPUL Zと#3 G’ZOX
SSRハセミZの2台に集まった。しかし、#12が一時3位まで順位をあげるもののホワ
イトラインカットでドライブスルーペナルティを課せられて後退。その後降りだし
た雨に対応するためにタイヤ交換を行うタイミングが悪く、最終的には10位でゴー
ルを迎えた。#3も途中3位まで順位を上げたものの、タイヤ交換のタイミングでタ
イムロス。
6位でフィニッシュした。

■決勝結果
Pos.  Car Name   No.  Driver    Laps
 1 auセルモスープラ  #38  立川祐路/荒聖治  1:56'36"465
 2 ECLIPSE ADVAN スープラ  #25  織戸学/ドミニク・シュワガー   -35"738
 3 DYNACITY トムス スープラ  #37   ジェームス・コートニー/片岡龍也  -55"607
 4 EPSON NSX  #32  松田次生/アンドレ・ロッテラー  -1Lap
 5 イエローハット スープラ  #35  服部尚貴/脇阪薫一  -1Lap
 6 G’ZOX・SSR・ハセミZ  #3  金石年弘/エリック・コマス  -1Lap
 7 WOODONE トムス スープラ  #36  土屋武士/マルコ・アピチュラ   -1Lap
 8 RAYBRIG NSX  #100  中野信治/加藤寛規  -2Laps
 9 ARTA NSX  #8  金石勝智/伊藤大輔  -2Laps
10 カルソニック IMPUL Z  #12 ブノワ・トレルイエ/井出有治 -3Laps
 R モチュールピットワークZ #22 影山正美/ミハエル・クルム -51Laps
 R ザナヴィニスモZ  #1  本山哲/リチャード・ライアン  -81Laps


◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 予選/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第2戦 
「SUGO GT CHAMPIONSHIP」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年5月22日
■開催場所:スポーツランドSUGO(宮城県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#22「モチュールピックワークZ」4位、#12「カルソニックIMPUL Z」5位
   #1「ザナヴィ ニスモZ」10位、#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」11位
   降雨により午前のセッションで順位が確定

JGTC第2戦は、宮城県仙台近郊・スポーツランドSUGOで開催された。
公式予選が行われた22日朝、コース上空は霧に覆われ、時折霧雨が降るという状態。

公式予選1回目、開幕戦TIサーキット英田で劇的な逆転優勝でデビューを飾った#1
ザナヴィ ニスモZ(本山哲、リチャード・ライアン組)はハンディウェイト60kgを積
み、初戦でポールポジションを取った#22モチュールピットワークZ(影山正美、ミ
ハエル・クルム組)は20kgを積んで予選に臨んだ。
#1Zは、ライアンがコースコンディションを確認するためにインターミディエイト
タイヤで走行を開始。1周目した後スリックタイヤに交換して再びコースに出て行っ
た。しかし、セットアップが完全ではなくトップから1秒6差の12位タイムがベスト
タイムであった。その後ライアンは、1分20秒289で10番手にポジションを上げた。
一方、#22 Zは、ミハエル・クルムがタイムアタックを担当。GT500占有時間の8周
目に1分19秒598を記録して、4番手のポジションを得た。
ハンディウェイトのない#3 G’ZOX・SSR・ハセミZは予選序盤から金石年弘が快調
にラップを刻んでリーダーボードの上位に位置したが、その後他車がタイムアップ
したため、1回目の予選は11位で終えることとなった。
ウェイトハンディ10kgの#12 カルソニック IMPUL Zは、井出有治がタイムアタック
し、0.02秒差で#22 Zに続く5番手ポジションであった。

午後3時からの公式予選2回目は、GT500とGT300の混走からスタート。
この時間帯は路面コンディションは悪くなかったが、時間が経過するにつれて霧は
さらに濃くなっていく。合同走行時間帯に#3 G’ZOX・SSR・ハセミZがコースサイ
ドにストップしたことで赤旗・走行中止、GT300の占有走行でも赤旗・中断となっ
たため、GT500の占有走行は35分ほど遅れてスタート。そして、走行が始まる頃に
はついに降雨となり、コースはウェットパッチからあっという間に全面ウェットと
なった。
#22モチュールピットワークZは、影山正美がドライブ。途中赤旗中断を挟んでロン
グランを実行した。最後のGT500占有走行時間にミハエル・クルムが2回目のタイム
アタックをする予定でフレッシュタイヤを温存していたが、降雨によってスリック
タイヤでの走行を断念。レインタイヤで数周走行して予選を終了した。
なお、予選順位は降雨により午前のセッションの順位で確定した。

■公式予選結果
Pos.  Car Name   No.  Driver    Laps
 1 エッソウルトラフロー スープラ  #6  脇阪寿一 / 飯田章  1'19"259
 2 auセルモスープラ  #38  立川祐路 / 荒聖治  1'19"323
 3 ECLIPSE ADVAN スープラ  #25 織戸 学 / ドミニク・シュワガー   1'19"446
 4 モチュールピットワークZ  #22  影山正美 / ミハエル・クルム   1'19"598
 5 カルソニック IMPUL Z  #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治   1'19"618
 6 デンソーサードスープラGT  #39   ジェレミー・デュフォア / アンドレ・クート 1'19"892
 7 WOODONE トムス スープラ  #36  土屋武士 / マルコ・アピチュラ   1'19"906
 8 DYNACITY トムス スープラ  #37 ジェームス・コートニー/片岡龍也   1'19"936
 9 EPSON NSX  #37  松田 次生 / アンドレ・ロッテラー  1'19"967
10 ザナヴィ ニスモ Z  #1 本山哲 / リチャード・ライアン  1'20"280
11 G'ZOX・SSR・ハセミZ  #3 金石年弘 / エリック・コマス  1'20"415

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 優勝記者会見


(Photo:Motorsports@nifty)

GT500クラス優勝 auセルモスープラ

荒 聖治
「スタートでポジションを落としたのが勿体無かったです。自分たちのクルマには充分な速さがあったのでトップを獲って立川に渡したかったので。結果的には、最初に引き離された分を取り返し、トップとの差を詰めてからピットに入れてよかったです。今後はウェイトハンデなどもあり、難しい条件でレースをすることになりますが、確実にポイントを取っていきたいですね」

立川 祐路
「久々の優勝で嬉しいです。去年何度も勝てるチャンスを逃してますし、今回も難しいコンディションのレースでしたので、今までで一番くらいに嬉しいです。(レインタイヤへの交換タイミングについて)朝のフリー走行が最初ウェットで徐々に乾く状態だったので、そこでウェットとスリックの交換タイミングを見極めていましたから、迷いませんでした。ピットには自分の判断で『もう無理!』と直前に言って入りました。終盤にGT300のNSXが目の前でスピンしたときは『またか!』と思いましたが(笑)今回は上手く切り抜けることが出来ましたね」

GT300クラス優勝 ウェッズスポーツセリカ

青木 孝行
「今回自分たちのクルマには、速さの面と、速さの持続性の面で課題のあったレースでしたが、他の面ではウチにはノウハウがあるので、うまくレースを進められました。正直M-TECに対しては打つ手がない状態でした。できるだけ引っ張ってピットインし、作業時間を短縮する作戦で、燃費の悪いRX-7やフェラーリには勝てましたが、M-TECとヴィーマックには先に行かれてしまいましたね。せりかも確実に進化してるんですけど、それ以上に飛び級で速くなるクルマが周りにぼんぼん出てきているんで、これから追いついていけるように頑張ります。今回のレースでは、今後タイトル争いに絡んできそうなクルマが軒並みコケたので、今後のレースでは絶対に0点を取らないよう心がけ、ここで得たアドバンテージを終盤まで引き継いでシリーズを獲るつもりです」

谷口 信輝
「僕の知らないところで周りがドタバタしていた感じで、自分だけは飛び出したり、スピンしたりといった凡ミスをしないように心がけていました。コンディションが変わるたびに何か嫌な予感が何度もして、気をつけようと自分に言い聞かせながら走りました。D1での経験から、オーバーステアに恐怖心はありませんし、カウンターステアには自信がありますから、とにかくブレーキをロックさせないよう、飛び出さないように注意しました。 今日のレースは、そうやって安全パイで走ってたら、周りがいつの間にかいなくなってた、という感じですね。」

全日本GT選手権

JGTC第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 決勝


立川にとっては久々の、荒にとっては初めての勝利だ。(Photo:K.Takeshita)

5月23日、スポーツランドSUGOで行われた全日本GT選手権第戦「SUGO GTチャンピオン
シップ」は、終盤の雨に翻弄されるレースとなったが、冷静な判断を見せた#38auセ
ルモスープラ(立川/荒組)が優勝。スープラが表彰台を独占することとなった。

予選日と同じく霧のかかる曇り空となった決勝日。予選3位スタートの#25スープラが
飛び出す形で81周、300kmのレースが始まった。PPを奪った脇阪がマークすると言
っていた#1Zはフォーメイションでストップ。早々に戦列を去った。
序盤、逃げる#25スープラを追い上げたのは#6スープラ。勢いに勝る#6スープラは、
16周目にトップを奪う。この後も後続が競り合う間にその差を広げた#6は、大きなリ
ードを築く。

しかし、ルーティンのピットを迎える40周目には、ジワジワ追い上げてきた#38スー
プラが迫り、ピットインを機に逆転。54周目、#6は再逆転に成功するが、その後GT300
クラスのマシンを抜く際にコースオフ。タイヤをパンクさせ、トップ争いから脱落し
てしまった。

この後、雨粒が落ちてきてその勢いは徐々に増してくる。
この変化にも、#38スープラは冷静に対処。74周目まで我慢をして、残り7周でオール
ウェザータイヤに交換。#25に一旦はトップを譲るが、78周目にトップに立つとその
まま逃げきった。auスープラの勝利は、2002年第5戦の富士以来、1年10ヶ月ぶりとな
った。ドライバーの荒はGT初優勝。

GT300クラスは、8周目にポールシッターの#7 RX-7を攻略した#16NSX、#63 ヴィーマック
がそのまま後続を引き離して激しいトップ争いを繰り広げ、それを#7 RX-7と#19セリカ
が追う展開となっていたが、めまぐるしく変わる天候に翻弄されてまず#63ヴィーマック
が後退、さらに残り7周でトップの#16も濡れた路面に足を救われコースアウトという波乱
の中、慎重に周回を重ねた#19セリカが優勝を飾った。
ニューマシンでクラスPPを奪った#7 RX7は8周目にトップを明け渡したあとも#19セリカ
と接戦を繰り広げていたが、結局トラブルで後退してしまった。

Zは全滅
開幕戦を制したZだが、ニスモは相性の悪い菅生でまたも勝つことは出来なかった。#1
がスタート前に姿を消すと、#22も29周目、前車のアクシデントに巻き込まれリタイア。
#12もピットアウト時にホワイトラインカットを犯してペナルティ。散々なレースとな
ってしまった。
2004年5月23日 スポーツランドSUGO(宮城県) 決勝 天候:曇り/雨/コース:ドライ/ウェット
決勝正式結果

-P.-No.Cls-Car------------------------------Drivers----------Lap-Time/Diff---(WH)
 1  38 500 auセルモスープラ                 立川/荒         81  1"56'36.465 (10)
 2  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ           織戸/シュワガー 81      -35.738 (+1)
 3  37 500 DYNACITY トムス スープラ         コートニー/片岡 81      -55.607
 4  32 500 EPSON NSX                        松田/ロッテラー 80        -1Lap (+1)
 5  35 500 イエローハットYMSスープラ        服部/脇阪       80        -1Lap (10)
 6   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z             金石/コマス     80        -1Lap
 7  36 500 WOODONE トムススープラ           土屋/アピチェラ 80        -1Lap
 8 100 500 RAYBRIG NSX                      中野/加藤       79        -2Lap (+1)
 9   8 500 ARTA NSX                         金石/伊藤       79        -2Lap (+1)
10 *12 500 カルソニック IMPUL Z             トレルイエ/井出 78        -3Lap (10)
11   6 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田       78        -3Lap (30)
12  19 300 ウェッズスポーツセリカ           青木/谷口       77        -4Lap (15)
13  17 300 エスペリア Kosei セリカ          長島/松永       76        -5Lap (+1)
14 *11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/菅         76        -5Lap
15   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7          山路/井入       76        -5Lap
16  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木       76        -5Lap (20)
17  63 300 LEYJUNダンロップ320R             OSAMU/吉本      76        -5Lap (20)
18  16 300 M-TEC NSX                        山野/八木       75        -6Lap (30)
19  10 300 JIM Gainer アドバンF360          田中/余郷       75        -6Lap (30)
20  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R     井尻/山岸       75        -6Lap
21  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S            田中/松田       75        -6Lap
22  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ      木下/星野       75        -6Lap
23  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ   小林/谷川       74        -7Lap (+1)
24  30 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤     74        -7Lap (10)
25  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ    柳田/尾本       74        -7Lap (+1)
26 112 300 ARKTECH ADVAN GT3                澤/堤           74        -7Lap
27   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R   玉中/三船       73        -8Lap
28  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ        井上/宮川       73        -8Lap
29   9 300 ADVAN K-STADIUM MT               清水/細川       73        -8Lap
30  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア     加藤/筒井       73        -8Lap
31  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ      竹内/西澤       73        -8Lap (+1)
32  72 300 アドバンBOROポルシェ             平川/城内       72        -9Lap
33 *18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ 70       -11Lap (+1)
34 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4        飯島/大井       69       -12Lap
35 *70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ    石橋/ヒロミ     66       -15Lap
36 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ     高見沢/砂子     60       -21Lap
--------------------------以上完走----------------------------------------------
    39 500 デンソー サードスープラ GT       デュフォア/クート50      -29Lap
     2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX  高橋/渡辺       42       -31Lap (+1)
    22 500 モチュールピットワーク Z         影山/クルム     30       -51Lap (20)

     1 500 ザナヴィニスモ Z                 本山/ライアン   DNS             (60)
---------------------------------------------------------------------------------
参加台数:40台 出走台数:39台 完走台数:36台
Fastest Lap:No25 織戸学 1'20.251(2/37Lap)

*No12の車両は、ホワイトラインカットによりドライブスルーペナルティが課された。
*No11の車両は、2004年全日本GT選手権統一規則第3章第34条11.違反によりドライブスルー
ペナルティが課された。
*No18の車両は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反のため、30秒加算のペナルティ
が課された。
*No70の車両は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反のため、30秒加算のペナルティ
が課された。

全日本GT選手権

JGTC第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP スタートドライバー


(Photo:K.Takeshita)

2004年5月23日 スポーツランドSUGO(宮城県) スタートドライバー 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers----------------
 1   6 500 エッソウルトラフロースープラ     飯田 章
 2  38 500 auセルモスープラ                 荒 聖治
 3  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ           織戸 学
 4  22 500 モチュールピットワーク Z         影山 正美
 5  12 500 カルソニック IMPUL Z             井出 有治
 6  39 500 デンソー サードスープラ GT       ジェレミー・デュフォア
 7  36 500 WOODONE トムススープラ           土屋 武士
 8  37 500 DYNACITY トムス スープラ         片岡 龍也
 9  32 500 EPSON NSX                        アンドレ・ロッテラー
10   1 500 ザナヴィニスモ Z                 本山 哲
11   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z             金石 年弘
12  35 500 イエローハットYMSスープラ        脇阪 薫一
13   8 500 ARTA NSX                         伊藤 大輔
14  18 500 TAKATA童夢NSX                    セバスチャン・フィリップ
15 100 500 RAYBRIG NSX                      中野 信治

16   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7          山路 慎一
17  19 300 ウェッズスポーツセリカ           青木 孝行
18  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      菅 一乗
19  16 300 M-TEC NSX                        山野 哲也
20  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S            田中 実
21  10 300 JIM Gainer アドバンF360          田中 哲也
22  63 300 LEYJUNダンロップ320R             吉本 大樹
23  43 300 ARTA Garaiya                     新田 守男
24   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R   玉中 哲ニ
25  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ      西澤 誠剛
26  30 300 RECKLESS MR-S                    佐々木 孝太
27  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ      木下 みつひろ
28  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ   谷川 達也
29  17 300 エスペリア Kosei セリカ          松永 まさひろ
30   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX  高橋 一穂
31  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ        宮川 やすお
32 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4        大井 貴之
33  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R     山岸 大
34  72 300 アドバンBOROポルシェ             平川 晃
35 * 9 300 ADVAN K-STADIUM MT               清水 剛
36  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア     筒井 克彦
37  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ    石橋 義三
39 *81 300 シーウエストダイシンアドバンZ    尾本 直史
40*112 300 ARKTECH ADVAN GT3                澤 圭太
41*910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ     砂子塾長
------------------------------------------------------------------

全日本GT選手権

JGTC第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP フリー走行


(Photo:K.Takeshita)

2004年5月23日 スポーツランドSUGO(宮城県) フリー走行 天候:曇り/コース:ウェット
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
 1  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ           織戸/シュワガー    1'23.393(+1)
 2   1 500 ザナヴィニスモ Z                 本山/ライアン      1'24.822(60)
 3  36 500 WOODONE トムススープラ           土屋/アピチェラ    1'26.303
 4  39 500 デンソー サードスープラ GT       デュフォア/クート  1'27.159
 5  38 500 auセルモスープラ                 立川/荒            1'27.507(10)
 6  12 500 カルソニック IMPUL Z             トレルイエ/井出    1'27.513(10)
 7  22 500 モチュールピットワーク Z         影山/クルム        1'27.978(20)
 8  37 500 DYNACITY トムス スープラ         コートニー/片岡    1'28.218
 9   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z             金石/コマス        1'28.301
10  35 500 イエローハットYMSスープラ        服部/脇阪          1'28.817(10)
11   6 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田          1'28.983(30)
12   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R   玉中/三船          1'29.237
13  32 500 EPSON NSX                        松田/ロッテラー    1'29.268(+1)
14  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/菅            1'29.488
15  63 300 LEYJUNダンロップ320R             OSAMU/吉本         1'29.591(20)
16   8 500 ARTA NSX                         金石/伊藤          1'29.671(+1)
17  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ    1'29.731(+1)
18  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木          1'30.005(20)
19  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ    柳田/尾本          1'30.036(+1)
20  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ      竹内/西澤          1'30.576(+1)
21 100 500 RAYBRIG NSX                      中野/加藤          1'30.999(+1)
22  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S            田中/松田          1'31.003
23   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7          山路/井入          1'31.189
24  17 300 エスペリア Kosei セリカ          長島/松永          1'31.319(+1)
25  19 300 ウェッズスポーツセリカ           青木/谷口          1'31.664(15)
26   9 300 ADVAN K-STADIUM MT               清水/細川          1'31.785
27  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ      木下/星野          1'31.853
28  10 300 JIM Gainer アドバンF360          田中/余郷          1'32.122(30)
29  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ        井上/宮川          1'33.671
30  16 300 M-TEC NSX                        山野/八木          1'33.802(30)
31  30 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤        1'34.499(10)
32  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ   小林/谷川          1'34.927(+1)
33  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア     加藤/筒井          1'36.093
34   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX  高橋/渡辺          1'36.334(+1)
35 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4        飯島/大井          1'36.443
36 112 300 ARKTECH ADVAN GT3                澤/堤              1'37.462
37  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R     井尻/山岸          1'38.297
38  72 300 アドバンBOROポルシェ             平川/城内          1'38.530
39 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ     高見沢/砂子        1'39.114
40  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ    石橋/ヒロミ        1'39.523
-------------------------------------------------------------------------------

全日本GT選手権

JGTC第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 予選総合結果


(Photo:Motorsports@nifty)

各クラスポールシッターのコメント

GT500クラスポールポジション エッソウルトラフロースープラ

脇阪 寿一
「前回のTIでは全ての面においてトヨタ勢はZに劣っている、という認識でテストしてきた。 クルマ作り、タイヤの方向、全てを一新して菅生に臨みました。その結果としてポール が取れたと思うと嬉しいです。走ったタイミングやクルマの状態など、ラッキーだった面 はありますけど。 明日は決勝で何とか結果を出して、僕たちがやってきたことが間違いじゃなかったと いうことを、形にして、チームのみんな、TRDの人たちに示したい。 決勝はまず章にペースを作ってもらって、そのあと僕が走ります。」

飯田 章
「すごく緊張するし、気持ちいいんですけど、レースのペースメーカーになるので、 どういうレースの作り方をしていこうかを考えると、緊張します。 明日の決勝はコンディション的に難しそうだけど、前回のTIに比べればマシだろうと 思います。 寿一は頭がいいというか、レース運びが上手なので、決勝に関しても信頼しています。 ウチのクルマは基本的に予選で速く走るクルマじゃなくて、レースで強いクルマを作って きてると思うので、コンディションが悪い中でも今まで以上につかみやすいというか、反応しやすいクルマになっていると思います。 決勝は、トップでスタートしてトップで戻ってきて、相手のペースを見ながら、特に ニッサン勢の動きを見ながら、データ取りをしてもらって、それを生かして寿一が ゴールする、という感じでいきたいですね。」

GT300クラスポールポジション 雨宮アスパラドリンクRX7

山路 慎一
山路 「正直すごくドタバタしてて、ギリギリでクルマが間に合う状況だったので、まだまだ 車の性能を出し切ったとか、ドライバーがすごくいい仕事をしたという実感はありません。 ここ2週間はメカニックが24時間をフルに使って作ってるのを見ていたし、限られた時間で 貪欲にクルマを仕上げてくれていたので、自分も気持ちだけは気合が入りました。 新車はとにかく今までのドライビングとかセッティングで共有できる部分が全くなく、 非常にクイックで、フォーミュラに近い挙動をしてくれるクルマです。 今までNSXやセリカと一緒に走ってみて、自分たちとは全く違う次元のクルマだと 思っていましたが、いよいよ対等に勝負できるという実感はあります。 (決勝について)ガソリンを満タンにしたことがないので、何が起きるか予想が付かない。 ガソリンがもれるかもしれないし、燃料タンクが外れるかもしれない。とにかくまず満タンにしてみたいですね(笑)」

井入 宏之
「モニターを見ていて最後に逆転してポール取れたときは鳥肌が立ちました。 クルマには漸くさっきの予選ぐらいで慣れてきた状況です。今度のクルマはフォーミュラ っぽい挙動だといわれても、フォーミュラの経験がないので、よくわかりません。 自分としては少しづつ慣れていって、足を引っ張らないように努力していきたいです。 現時点ではいってもいっても限界が見えない状況だが、いきすぎないように、慌てずに 慣れていきたいと思います。 決勝では燃料タンク外れたら嫌なので、先に山路さんに乗ってもらいたいです。 多分それなりに走れると思うので、変に気を使ってミスをしないよう、普通に乗るように 心がけたい。 菅生は好きなコースで、今までに乗ってきたカテゴリーでも良い結果を出せてますから」

2004年5月22日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選総合結果 天候:/コース:
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers------------am-------pm------(WH)
 1   6 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'19.259 1'20.860(30)
 2  38 500 auセルモスープラ                 立川/荒           1'19.323 1'21.005(10)
 3  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ           織戸/シュワガー   1'19.446 1'33.948(+1)
 4  22 500 モチュールピットワーク Z         影山/クルム       1'19.598 1'20.908(20)
 5  12 500 カルソニック IMPUL Z             トレルイエ/井出   1'19.618 1'21.474(10)
 6 *39 500 デンソー サードスープラ GT       デュフォア/クート 1'19.892 1'21.957
 7  36 500 WOODONE トムススープラ           土屋/アピチェラ   1'19.906 1'21.267
 8  37 500 DYNACITY トムス スープラ         コートニー/片岡   1'19.936 1'20.869
 9  32 500 EPSON NSX                        松田/ロッテラー   1'19.967 2'29.903(+1)
10   1 500 ザナヴィニスモ Z                 本山/ライアン     1'20.289 1'21.066(60)
11   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z             金石/コマス       1'20.306 1'25.012
12  35 500 イエローハットYMSスープラ        服部/脇阪         1'20.358 1'23.189(10)
13   8 500 ARTA NSX                         金石/伊藤         1'20.423 1'21.657(+1)
14  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'20.484 1'21.288(+1)
15 100 500 RAYBRIG NSX                      中野/加藤         1'20.835 1'21.803(+1)
16   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7          山路/井入         1'25.311 1'24.183
17  19 300 ウェッズスポーツセリカ           青木/谷口         1'25.081 1'24.236(15)
18  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/菅           1'24.872 1'24.275
19  16 300 M-TEC NSX                        山野/八木         1'24.336 1'24.397(30)
20  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S            田中/松田         1'25.121 1'24.376
21  10 300 JIM Gainer アドバンF360          田中/余郷         1'25.300 1'25.095(30)
22  63 300 LEYJUNダンロップ320R             OSAMU/吉本        1'25.143 1'25.921(20)
23  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.232 1'25.227(20)
24   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R   玉中/三船         1'26.297 1'25.254
25  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ      竹内/西澤         1'25.373 1'25.458(+1)
26  30 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       1'25.588 1'27.000(10)
27  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ      木下/星野         1'25.899 1'25.657
28  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ   小林/谷川         1'26.321 1'25.902(+1)
29  17 300 エスペリア Kosei セリカ          長島/松永         1'26.469 1'26.055(+1)
30   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX  高橋/渡辺         1'27.170	1'26.293(+1)
31  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ        井上/宮川         1'26.641 1'26.587
32 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4        飯島/大井         1'27.021 1'29.906
33  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R     井尻/山岸         1'27.663 1'27.122
34  72 300 アドバンBOROポルシェ             平川/城内         1'27.507 1'27.309
35 * 9 300 ADVAN K-STADIUM MT               清水/細川         1'27.374 1'28.807
36  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア     加藤/筒井         1'27.855 1'28.084
37  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ    石橋/ヒロミ       1'29.433 1'29.531
39 *81 300 シーウエストダイシンアドバンZ    柳田/(尾本)       1'25.638 1'25.528(+1)
40*112 300 ARKTECH ADVAN GT3                澤/(堤)           1'27.604 1'27.103
41*910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ     (高見沢)/砂子     1'27.805 1'29.656
 ---------------------------以上予選通過----------------------------------------------
   21 500 フェラーリ550GTSマラネロ         光貞/(植松)       1'24.763 出走せず
   88 500 JLOC ムルシエRG-1                山西/WADA-Q       出走せず 出走せず
-------------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム(GT500 107%) 1'24.897  (GT300 107%) 1'30.128
参加台数:42台 出走台数:41台

*()付きのドライバーは予選通過基準タイムオーバー
赤旗中断(1回目:11:39~11:50、11:59~12:05、2回目:15:11~15:35、16:04~16:15)
*No.9のドライバー清水剛は、1回目の予選においてダブルチェッカーにより、罰金30,000円
のペナルティが課された。
*No.39の車両は、2回目の予選において全日本GT選手権統一規則第25条1,2)違反により、
罰金20,000円のペナルティが課された。

*印のNo.81、No.112、No.910の車両は、2004年全日本GT選手権統一規則第25条11により、
出走を許可する。

全日本GT選手権

JGTC第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 予選2回目


今週シェイクダウンしたばかりというのにこの速さ!(Photo:K.Takeshita)

全日本GT選手権第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIPの公式予選2回目が5月22日(土)午後3時より
行われ、GT500では予選1回目に続いて2回目も#6エッソウルトラフロースープラがトップ
タイムを記録してポールポジションを確定した。GT300ではあいにくの天候にもかかわらず
コースレコードが続出する熱い戦いが繰り広げられ、ポールポジションはなんと今週シェイ
クダウンしたばかりの#7雨宮アスパラドリンクRX7が獲得することとなった。

予選2回目は午後3時に定刻どおり開始された。このセッションは混走-GT300専有-GT500専有
の順で行われる。
混走セッションが始まって11分後、エスペリア Kosei セリカが縁石に乗り上げて動けなく
なり、同時に#3G'ZOX・SSR・ハセミ Zの右フロントタイヤがバーストしてコースアウト、これで
赤旗中断となった。
ハセミZの回収に時間が掛かったため3時35分に漸くセッションが再開。残り9分の限られた時間
の中で#37DYNACITY トムス スープラが1分20秒869でトップに立つがすぐに#6エッソが逆転、
1分20秒860でこのセッションでもトップに立った。

3時45分、GT300の専有セッションが始まった。
ここで見せ場を作ったのが#7雨宮RX-7だ。今週シェイクダウンを済ませたばかりという全くの
ニューマシンで、金曜のテストセッションでも満足に周回できなかったにもかかわらず、素性の
良さを生かしてこのセッション開始数分で24秒台に突入。タイムは1分24秒276だ。これを#19
ウェッズスポーツセリカが1分24秒236で上回れば、すかさず#7が1分24秒183とタイム更新し、
これが予選2回を通じてのベストタイムとなり、RE雨宮のニューRX-7はデビュー戦を見事ポール
ポジションからスタートすることとなった。

GT300専有セッション終了間際に再び赤旗提示。
コース清掃などを行った後、4時15分からGT500の専有セッションが開始された。

しかしGT300専有セッションの途中から霧雨が降り始めたため、ウェット宣言が出され、ここで
のタイム更新は非常に困難であり、結局混走時に#6エッソの出したタイムがこのセッションでの
ベストとなり、予選1回目でもトップだった#6エッソのポールポジションが確定した。

JGTC第2戦の決勝は、5月23日(日)午後2時25分より、81周で行われる。
2004年5月22日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選2回目 天候:雨/コース:ウェット
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
 1   6 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田          1'20.860(30)
 2  37 500 DYNACITY トムス スープラ         コートニー/片岡    1'20.869
 3  22 500 モチュールピットワーク Z         影山/クルム        1'20.908(20)
 4  38 500 auセルモスープラ                 立川/荒            1'21.005(10)
 5   1 500 ザナヴィニスモ Z                 本山/ライアン      1'21.066(60)
 6  36 500 WOODONE トムススープラ           土屋/アピチェラ    1'21.267
 7  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ    1'21.288(+1)
 8  12 500 カルソニック IMPUL Z             トレルイエ/井出    1'21.474(10)
 9   8 500 ARTA NSX                         金石/伊藤          1'21.657(+1)
10 100 500 RAYBRIG NSX                      中野/加藤          1'21.803(+1)
11  39 500 デンソー サードスープラ GT       デュフォア/クート  1'21.957
12  35 500 イエローハットYMSスープラ        服部/脇阪          1'23.189(10)
13   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7          山路/井入          1'24.183
14  19 300 ウェッズスポーツセリカ           青木/谷口          1'24.236(15)
15  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/菅            1'24.275
16  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S            田中/松田          1'24.376
17  16 300 M-TEC NSX                        山野/八木          1'24.397(30)
18   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z             金石/コマス        1'25.012
19  10 300 JIM Gainer アドバンF360          田中/余郷          1'25.095(30)
20  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木          1'25.227(20)
21   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R   玉中/三船          1'25.254
22  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ      竹内/西澤          1'25.458(+1)
23  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ    柳田/尾本          1'25.528(+1)
24  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ      木下/星野          1'25.657
25  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ   小林/谷川          1'25.902(+1)
26  63 300 LEYJUNダンロップ320R             OSAMU/吉本         1'25.921(20)
27  17 300 エスペリア Kosei セリカ          長島/松永          1'26.055(+1)
28   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX  高橋/渡辺          1'26.293(+1)
29  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ        井上/宮川          1'26.587
30  30 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤        1'27.000(10)
31 112 300 ARKTECH ADVAN GT3                澤/堤              1'27.103
32  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R     井尻/山岸          1'27.122
33  72 300 アドバンBOROポルシェ             平川/城内          1'27.309
34  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア     加藤/筒井          1'28.084
35   9 300 ADVAN K-STADIUM MT               清水/細川          1'28.807
36  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ    石橋/ヒロミ        1'29.531
37 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ     高見沢/砂子        1'29.656
38 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4        飯島/大井          1'29.906
39  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ           織戸/シュワガー    1'33.948(+1)
40  32 500 EPSON NSX                        松田/ロッテラー    1'29.903(+1)
41  21 500 フェラーリ550GTSマラネロ         光貞/植松          出走せず
42  88 500 JLOC ムルシエRG-1                山西/WADA-Q        出走せず

全日本GT選手権

JGTC第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 予選1回目


視界をさえぎる霧をものともしない快走だ(Photo:K.Takeshita)

全日本GT選手権第2戦SUGO GT CHAMPIONSHIPの予選一回目が5月22日午前11時より行われ、
GT500クラスは#6エッソウルトラフロースープラが1分19秒259で、GT300は#16M-TEC NSX
がコースレコードとなる1分24秒336を叩き出して暫定ポールを獲得した。

台風2号の影響からか、公式予選日のスポーツランド菅生は朝から時折霧雨が降り、
コース全体が霧に包まれていた。
特に霧による視界不良でスケジュールの遅滞が懸念されたが、GTの予選一回目は無事
定刻に開始された。
セッション開始前にウェット宣言が出されたもののコースはほぼドライといっていい
状態で、各車走り出しは慎重ながら次第にペースを上げていく。
GT500クラス専有時間の序盤は#32EPSON NSXと#3G'ZOX・SSR・ハセミ Zがトップタイム
を更新しあっていたが、開始10分を過ぎた辺りから徐々にスープラ勢が上位に上がっ
てきて、#37DYNACITY トムス スープラ、#38auセルモスープラ、#25ECLIPSE ADVAN
スープラらが次々にトップタイムを更新していくと、最後にそれまで後方に沈んで
いた#6エッソが一気にトップに躍り出た。
対するニッサン勢は#22モチュールピットワーク Zと#12カルソニック IMPUL Zが4、5位
を占めたが、前回優勝でウェイトハンデ60kgを背負う#1ザナヴィニスモ Zは10位に留まり、
#3ハセミZは結局11位。NSX勢はここでも苦戦が続き、最高位は#32EPSON NSXの9位が
精一杯だった。

GT300クラスではTIに引き続いて#16M-TEC NSXがここでも速く、GT500のフェラーリ550
をも上回る1分24秒336のコースレコードを樹立してトップに。以下、#19ウェッズスポ
ーツセリカ、#31A'PEX i-mobisess MR-S、#63LEYJUNダンロップ320Rらがあとに続く。
専有セッション終了間際にその#31号車がSPアウトでスピンアウト。ここで赤旗が提示
されてセッションは終了となり、約10分のインターバルの後に混走セッションから再開
することとなったが、ここでは目立ったタイムアップもなく、結局#6、#16の暫定ポール
が確定した。

予選第二回目は今日午後3時から行われる予定だ。
2004年5月22日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選1回目 天候:曇り/コース:セミウェット
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
 1   6 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田          1'19.259(30)
 2  38 500 auセルモスープラ                 立川/荒            1'19.323(10)
 3  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ           織戸/シュワガー    1'19.446(+1)
 4  22 500 モチュールピットワーク Z         影山/クルム        1'19.598(20)
 5  12 500 カルソニック IMPUL Z             トレルイエ/井出    1'19.618(10)
 6  39 500 デンソー サードスープラ GT       デュフォア/クート  1'19.892
 7  36 500 WOODONE トムススープラ           土屋/アピチェラ    1'19.906
 8  37 500 DYNACITY トムス スープラ         コートニー/片岡    1'19.936
 9  32 500 EPSON NSX                        松田/ロッテラー    1'19.967(+1)
10   1 500 ザナヴィニスモ Z                 本山/ライアン      1'20.289(60)
11   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z             金石/コマス        1'20.306
12  35 500 イエローハットYMSスープラ        服部/脇阪          1'20.358(10)
13   8 500 ARTA NSX                         金石/伊藤          1'20.423(+1)
14  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ    1'20.484(+1)
15 100 500 RAYBRIG NSX                      中野/加藤          1'20.835(+1)
16  16 300 M-TEC NSX                        山野/八木          1'24.336(30)
17  21 500 フェラーリ550GTSマラネロ         光貞/植松          1'24.763
18  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/菅            1'24.872
19  19 300 ウェッズスポーツセリカ           青木/谷口          1'25.081(15)
20  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S            田中/松田          1'25.121
21  63 300 LEYJUNダンロップ320R             OSAMU/吉本         1'25.143(20)
22  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木          1'25.232(20)
23  10 300 JIM Gainer アドバンF360          田中/余郷          1'25.300(30)
24   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7          山路/井入          1'25.311
25  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ      竹内/西澤          1'25.373(+1)
26  30 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤        1'25.588(10)
27  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ    柳田/尾本          1'25.638(+1)
28  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ      木下/星野          1'25.899
29   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R   玉中/三船          1'26.297
30  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ   小林/谷川          1'26.321(+1)
31  17 300 エスペリア Kosei セリカ          長島/松永          1'26.469(+1)
32  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ        井上/宮川          1'26.641
33 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4        飯島/大井          1'27.021
34   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX  高橋/渡辺          1'27.170(+1)
35 * 9 300 ADVAN K-STADIUM MT               清水/細川          1'27.374
36  72 300 アドバンBOROポルシェ             平川/城内          1'27.507
37 112 300 ARKTECH ADVAN GT3                澤/堤              1'27.604
38  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R     井尻/山岸          1'27.663
39 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ     高見沢/砂子        1'27.805
40  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア     加藤/筒井          1'27.855
41  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ    石橋/ヒロミ        1'29.433
    88 500 JLOC ムルシエRG-1                山西/WADA-Q        出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
参加台数:42台  出走台数:41台

*No.9のドライバー清水剛は、ダブルチェッカーにより罰金30,000円を課す。

Formula Nippon

Fニッポン第2戦決勝 上位3人のコメント


(Photo:Motorsports@nifty)

リチャード・ライアン(優勝)
「応援してくれたファンと、多くのハードワークをこなしてくれたチームに感謝している。
今日は本当に難しい一日だった。2回レースをやるというのはドライバーにとって非常に
大きなプレッシャーを感じるものだが、パーフェクトウィンを達成できて嬉しい。菅生は
道幅が狭いので、一回目のスタートで3台が並んだときはどっちに行っていいか分からず
怖い思いをした。松田のクルマがフロントに当たり、少しダメージを受けたが、大事に
ならないでよかった。良いスタートじゃなかったので、周囲を見渡す余裕がなく、気が
ついたら周りをクルマに取り囲まれていて驚いた。
2回目の優勝を達成するまでの期間は長すぎたと思う。毎回勝ちたいと思っているのに
中々そうはならなかった。でも次はすぐ勝てるよう頑張る」

井出有治(2位)
今週末は常にトップ4のタイムが出せているのに、なかなか1位を取れなかった。1ヒート
目ではスタートでエンスト気味になったせいで順位を落としたが、2ヒート目までに少し
セッティングを変更したのが上手くいって2ヒート目は良くなった。
ライアンとは、勝負できるところまで詰めることが出来なかった。レース後半でギヤの
入りが悪くなったために丁寧にシフトアップしなければならなくなったので、コーナー
飛び込みのブレーキングでタイムを詰める走りに切り替えた。
今はとにかく早く勝ちたい」

脇阪寿一(3位)
「2ヒート目はラッキーな部分もあって3位に上がれたので、前の2人になんとかついて
いこうとしたが、走り始めの段階ではタイヤのバランスが良くなくて、フロントもリヤ
もズルズルになったころにバランスが取れるような状態だったので、ついていけなかった。
あんまりスタートは好きじゃないので、一日に3回もスタートをやるのは嫌だったが、
何とか1台かわすことが出来た」

村岡 潔(DoCoMo TEAM DANDELION代表)
「前回優勝してからここにくるまでに非常に長かったが、今までにチーム全員で問題を
一つ一つ解消していったので、今回は安心してみていられた。今日はリチャードが全て
をコントロールできていたな、と思う。初めての優勝のときはただがむしゃらに突っ走
っていただけだったが、今回の優勝は勝つために色々準備してきた結果なので重みが違う。
これでまたトップチームのマークがきつくなるね」

Formula Nippon

Fニッポン第2戦 スポーツランドSUGO ファイナルスプリント


再スタートはバッチリ決まったライアン。昨年の鈴鹿に続いて2勝目もやはり2ヒート制?!(Photo:K.Takeshita)

全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦スポーツランドSUGOのファイナルスプリントは
スタートで上位3台が絡むアクシデントによって赤旗再スタートとなり、最初のスタート
でアクシデントに見舞われた#40リチャード・ライアンが再スタートをきちんと決め、
#20井出有治の追撃を振り切って通算2勝目を上げた。

午後3時5分から始まったファイナルスプリントは、抜群のスタートでフロントロウ2台
の間をすり抜けようとした#11松田次生と上位2台の3車が絡むアクシデントのため赤旗
中断となった。
この接触で#4立川の右フロントサスが激しく破損。松田も左フロントとリヤの足回りを
傷めてしまい、2台ともガレージへ。
#40ライアンはグリッド上で左フロントホイールを交換して再スタートに臨む。

レースは3時25分にフォーメーションスタートとなった。
ライアンがトップで1コーナーを制すると、その後方では#20井出有治がタイミングよく
飛び出してロッテラーを抜き去って2位に。立川と松田がグリッドに並べなかったために
前ががら空きになった#7脇阪寿一がそれに続く。

井出は1秒以下の差を保って執拗にライアンにプレッシャーをかけ続けるが、レース
後半シフトアップ時にギヤの入りが悪くなる症状に悩まされ始める。なんとかコーナー
の飛び込みでタイムを詰める走りに切り替えてペースを取り戻すが、この状態では
ライアンを攻略するところまで持っていくことは出来なかった。
リチャードライアンは昨年の第5戦鈴鹿以来の通算2勝目。
前回も2ヒート制のレースだったのは単なる偶然だろうか。

なお、最初のアクシデントでガレージにクルマを入れていた立川と松田は、7周目に
松田が、35周目に立川がコースに復帰し、二人とも完走扱いとはならなかったものの
無事チェッカーを受けた。
2004年5月2日 スポーツランドSUGO(宮城県) ファイナルスプリント 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver---------------Team-------------------------Time(Delay)-Gap---
 1 40 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION             44'36.401
 2 20 井出 有治           mobilecast IMPUL                 2.113   2.113
 3  7 脇阪 寿一           LeMans                           3.796   1.683
 4 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA                    5.272   1.476
 5  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO                11.606   6.334
 6 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast IMPUL                12.727   1.121
 7 41 服部 尚貴           DoCoMo DANDELION                23.349  10.622
 8 28 野田 英樹           CARROZZERIA MOHN                23.562   0.213
 9 32 小暮 卓史           PIAA NAKAJIMA                   23.868   0.306
10  8 土屋 武士           LeMans                          27.226   3.358
11 25 片岡 龍也           LeMans Spirit                   38.482  11.256
12  1 本山 哲             ADiRECT 5ZIGEN                   1Lap    1Lap
13  2 金石 年弘           ADiRECT 5ZIGEN                   4Laps   3Laps
------------------以上完走------------------------------------------------
14 11 松田 次生           COSMO OIL CERUMO                11Laps   7Laps
15  4 立川 祐路           Yellow Hat KONDO                34Laps  23Laps
---------------------------------------------------------------------------
規定周回数36周
参加台数:15台 出走台数:15台 完走台数:13台

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

ファステストラップ:#32小暮卓史 1'13.263(7/36Lap)

Formula Nippon

Fニッポン第2戦 スポーツランドSUGO ファーストスプリント


立川、ロッテラーの追撃も及ばず、まずはライアンがヒート1を制す(Photo:K.Takeshita)

2ヒート制で行われる全日本選手権第2戦スポーツランドSUGOの1ヒート目、
ファーストスプリントが午前11時20分より行われ、ポールスタートの#40リチャード
・ライアンが#4立川祐路と#31アンドレ・ロッテラーの追撃を退けてトップでフィニッ
シュし、午後のファイナルスプリントでもポールポジションを獲得した。
2位には好スタートでロッテラーをかわした#4立川が入った。

午後のファイナルスプリントのスターティンググリッドを決める、ファーストスプリ
ントは予定通り11時20分にスタートした。第2戦の選手権ポイントは2ヒート目のファ
イナルスプリントの結果に対して与えられるため、この1ヒート目はいわば予選レース
のような位置づけとなる。

ポールポジションのライアンは上手くスタートを決めてトップで1コーナーへ。その
後方では3番グリッドの立川が見事なスタートダッシュで前方のロッテラーを抜き去り
ライアンを追う。出遅れたロッテラーもすぐに前方2台に追いつき、レースは上位3台が
1秒以内という接戦のまま進んでいく。
その後方では5番手スタートの#1本山哲がクラッチトラブルによりスタートできず、
クルマを降りたほか、10番手スタートの#32小暮卓史がホームストレート上で#2金石年弘
と接触、フロントウィングを破損して最後尾に後退する波乱があった。
小暮はウィング交換のためピットインし、完全に出遅れた格好になったが、そこから
トップグループをも上回るハイペースで前車との差を縮めていき、8周目にこのヒート
のファステストラップとなる1分12秒846をマークした。

僅差のドッグファイトを繰り広げながらも今ひとつ決め手を欠くトップ3台に大きく遅れ
る格好になった4番手争いでは、#11松田次生に#20井出有治が何度も仕掛けるが、これも
また抜くには至らない。その間に6位走行の#7脇阪寿一や、#8土屋武士を14周目の1コーナ
ーで抜いて7位に上がった#3道上龍が追いついてきて、4台による団子状態に突入する。
しかしこの集団も、最後まで誰一人松田を攻略することができず、レースはライアン、
立川、ロッテラー、松田、井出、脇阪、道上の順で28周を終えた。
2004年5月2日 スポーツランドSUGO(宮城県) ファーストスプリント 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver---------------Team-------------------------Time(Delay)-Gap---
 1 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION        34'28.411
 2  4 立川祐路             Yellow Hat KONDO Racing Team     0.994   0.994
 3 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING             2.563   1.569
 4 11 松田次生             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO    16.900  14.337
 5 20 井出有治             mobilecast TEAM IMPUL           17.008   0.108
 6  7 脇阪寿一             Team LeMans                     17.806   0.798
 7  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO Racing Team    18.096   0.290
 8 41 服部尚貴             DoCoMo TEAM DANDELION           24.790   6.694
 9  8 土屋武士             Team LeMans                     27.409   2.619
10  2 金石年弘             TEAM ADiRECT 5ZIGEN             27.704   0.295
11 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast TEAM IMPUL           28.809   1.105
12 25 片岡龍也             Team LeMans Spirit             36.359   7.550
13 28 野田英樹             CARROZZERIA Team MOHN           36.574   0.215
14 32 小暮卓史             PIAA NAKAJIMA RACING          1'06.497  29.923
-------------------------以上完走-------------------------------------
15  1 本山 哲             TEAM ADiRECT 5ZIGEN               DNS
----------------------------------------------------------------------
規定周回数28周
参加台数:15台 出走台数:15台  完走台数:14台

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

ファステストラップ:#32小暮卓史 1'12.846(8/28Lap)

Formula Nippon

Fニッポン第2戦 スポーツランドSUGO フリー走行


今日も好調な小暮。それだけに昨日のスピンが惜しまれる(Photo:K.Takeshita)

全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦のフリー走行が午前8時から30分間で行われ、
昨日SSでは惜しくも10位に終わったものの計時予選ではトップだった#32小暮卓史が
1分11秒510のトップタイムを記録した。ディフェンディングチャンピオンの#1本山哲
がそれに続き、3番手は#3道上龍だった。
ポールシッターの#40リチャードライアンと#31アンドレ・ロッテラーは決勝ペースの
確認に入っているためか、慎重な走行に終始し、それぞれ6番手、5番手に終わった。

決勝レースは第1ヒート(ファーストスプリント)が午前11時20分、第2ヒート(ファイ
ナルスプリント)が午後3時5分にスタートする。
2004年5月2日 スポーツランドSUGO(宮城県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.-Driver--------------Team-------------------------Time-----Gap---
 1 32 小暮卓史             PIAA NAKAJIMA RACING         1'11.510  -
 2  1 本山 哲             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            11.541 0.031
 3  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO Racing Team   11.728 0.218
 4 20 井出有治             mobilecast TEAM IMPUL          11.864 0.354
 5 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING           11.931 0.421
 6 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION          11.975 0.465
 7  4 立川祐路             Yellow Hat KONDO Racing Team   12.077 0.567
 8  2 金石年弘             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            12.195 0.685
 9  7 脇阪寿一             Team LeMans                    12.241 0.731
10 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast TEAM IMPUL          12.245 0.735
11  8 土屋武士             Team LeMans                    12.563 1.053
12 11 松田次生             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   12.691 1.181
13 25 片岡龍也             Team LeMans Spirit            12.790 1.280
14 41 服部尚貴             DoCoMo TEAM DANDELION          12.815 1.305
15 28 野田英樹             CARROZZERIA Team MOHN          12.841 1.331
-----------------------------------------------------------------------
参加台数:15台 出走台数:15台

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

Fニッポン第2戦予選上位3人のコメント


(Photo:Motorsports@nifty)

リチャード・ライアン(ポールポジション)
「今日はいろんなことがあって難しい一日だった。午前中の予選では車高に問題があった
ので、スプリングから何から全部替える羽目になったが、前回のテストで試したことが
うまく生かせたので、完璧な走りではなかったもののいいタイムが出せ、SSに残ることが
できた。
SSには自信があったが、温度が低かったせいでタイヤやブレーキの温度が上げら
れずに苦労したが、他のみんなも少なからずプレッシャーを感じていたようで、みんな
少しずつミスをしていたお陰でポールをとることが出来た。
明日は前に誰もいないポジションからスタートできるが、スタートが2回あるわけだし、
抜きにくいコースなのでどういう展開になるかは分からない。でも自分がミスさえしな
ければいい結果が出せると思う」

アンドレ・ロッテラー(SS2位)
「予選一回目は早い段階でタイムが出せてよかった。5番手だったがSSに残れさえいれば
いいと思っていたので満足している。ただ、最終コーナーが小暮に比べて速くないのが
気がかりだった。
SSは概ね良かったが、バックストレートで6速に入れたとたんにリミッターが作動して
しまうのには困った。このトラブルには今週末ずっと悩まされている。しかし全員
パーフェクトな走りじゃなかったので、2位になれた。今日の予選は誰がポールをとって
もおかしくない状況だったので、この結果には満足している。
明日は難しいレースになると思うが、レースセッティングを出すのが重要だと思うので
それに集中したい」

立川祐路(SS3位)
「今週ここにきてからフロント周りに問題を抱えていたので、昨日終わってからチェック
してもらったところ、今日はだいぶ良くなり予選の途中からいいバランスになった。
フレッシュタイヤを投入しなくてもSSに残れるタイムが出せたので、チームの判断で
タイヤを温存することにした。
SSでは1周目はタイヤを暖めることに集中した。アタックラップでは前半はきつかったが
後半よくなった。
開幕戦ではトラブル続きでマトモにレースできなかったので、明日は頑張ります。
気分的には今回みたいな2ヒートレースのほうがいいです」

Formula Nippon

Fニッポン第2戦 スポーツランドSUGO スペシャルステージ


ライアン、会心の走りでPP獲得!(Photo:K.Takeshita)

全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦スポーツランドSUGOのグリッドを決める
スペシャルステージが午後2時30分より行われ、ドコモダンディライアンの#40リチャード
・ライアンが低温の難しいコンディションを上手くまとめてPPを獲得した。
予選1回目でトップタイムをマークした#32小暮卓史は計測2周目のハイポイントコーナー
で痛恨のスピンを喫し、SS最後尾の10番手に終わった。

午後2時半、第2戦の上位10台のグリッドを決定するスペシャルステージが予定通り
開始された。今回のスペシャルステージでは、午前中の予選10番手のドライバーから
順にコースインし、2周を計測してグリッドを決定する。
最初にコースインした#11松田次生は計測1周目1分14秒781、2周目は午前中のタイムを
上回る1分11秒532をマーク。
次に出走した#8土屋武士は計測1周目こそ松田のタイムを上回るが、2周目のSPインの
立ち上がりでテールが振られてタイムロス、1分12秒348に終わった。
3番目の#7脇阪寿一は計測2周目に11秒502をマーク。更に#1本山哲が11秒383を出し、
自身の午前中のタイムを更新したが、5番目の#3道上龍はベストタイム1分12秒221と
振るわなかった。
6番目にコースインしたのは午前中の予選を早めに切り上げ、フレッシュタイヤを温存
する作戦に出た#31アンドレ・ロッテラー。豪快に縁石に乗り上げる走りで1分11秒088
を出して一気にトップへ。
7番目の#20井出有治は計測1周目からハイペースで飛ばすが、1分11秒354に終わり、
ロッテラーの後塵を拝する結果となったが、8番目出走のライアンが安定感のある
走りで1分11秒015を叩き出してトップに躍り出た。
予選1回目ではフレッシュタイヤを温存しつつも2番手タイムをたたき出した#4立川祐路
は1分11秒117で3位に終わり、最後に午前中トップタイムの#32小暮卓史がコースイン。
計測1周目から13秒台を記録して気を吐いたが、2周目のハイポイントコーナーで痛恨の
スピンを喫して万事休す。10番手スタートとなってしまった。

第2戦決勝は明日5月2日、第1ヒート(ファーストスプリント)は午前11時20分より28周で、
第2ヒート(ファイナルスプリント)は午後3時5分より36周の予定で行われる。
2004年5月1日 スポーツランドSUGO(宮城県) スペシャルステージ 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.-Driver--------------Team-------------------------Time-----Gap---
 1 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION        1'11.015    -
 2 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING           11.088 0.073
 3  4 立川祐路             Yellow Hat KONDO Racing Team   11.117 0.102
 4 20 井出有治             mobilecast TEAM IMPUL          11.354 0.339
 5  1 本山 哲             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            11.383 0.368
 6  7 脇阪寿一             Team LeMans                    11.502 0.487
 7 11 松田次生             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   11.532 0.517
 8  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO Racing Team   12.221 1.206
 9  8 土屋武士             Team LeMans                    12.348 1.333
10 32 小暮卓史             PIAA NAKAJIMA RACING           13.327 2.312
--------------以上SSタイム順-------------------------------------------
11 25 片岡龍也             Team LeMans Spirit            11.918 1.056
12 41 服部尚貴             DoCoMo TEAM DANDELION          11.920 1.058
13 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast TEAM IMPUL          12.030 1.168
14  2 金石年弘             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            12.131 1.269
15 28 野田英樹             CARROZZERIA Team MOHN          12.170 1.308
-----------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム(107%)1'15.822
参加台数:15台 出走台数:15台

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

Fニッポン第2戦 スポーツランドSUGO 予選


上位10人が1秒以内にひしめく接戦!(Photo:K.Takeshita)

今季最初の2ヒートレースとなる全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦の公式予選が
5月1日午前10時5分よりスポーツランド菅生で行われ、PIAA NAKAJIMAの#32小暮卓史が
セッション終了1分前に1分10秒862を叩き出してトップでSS進出を決めた。
今回はこのセッションの上位10台が午後2時30分から行われるスペシャルステージに参加
することとなる。

富士スピードウェイの改修工事の影響で、例年夏に一回開催であった菅生ラウンドが
今季は2回開催となった。その最初のレースがこのGWに行われる第2戦であり、今回は
昨年鈴鹿で実施されて好評だった2ヒート制を採用。更に予選も午前中の上位10台が
参加するスペシャルステージ方式となる。
その上位10台の枠を決める予選セッションが午前10時5分から始まった。
天候は曇りで、気温も少し肌寒さを感じるコンディションであり、昨日の合同テスト
以上の好タイムが期待される中、開始5分足らずで#40リチャード・ライアンが昨日の
トップタイムに迫る1分11秒657を出してトップに立つが、それを#20井出有治、#1本山哲
#32小暮卓史らが次々にタイム更新していく。
セッションも半ばを過ぎた頃、それまで中団以下に甘んじていた#4立川祐路が10秒891
を叩き出してトップに立つと、ライアンも10秒949でそれに続く。11秒台は3番手の
井出から10番手のルーキー#25片岡龍也までの7人。
11番手以降の5人はいずれも12秒台と、非常に接近した戦いとなる。

残り時間5分を切って各車最後のタイムアタックに出て行くものの、どのドライバーも
中々タイムを更新することができずにいたが、残り1分というところで前回優勝の小暮
が10秒862を叩き出して再びトップとなり、このタイムがこのセッションのベストタイム
となった。

上位10台のグリッドを決めるスペシャルステージは午後2時半より行われる。
2004年5月1日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.-Driver--------------Team-------------------------Time-----Gap---
 1 32 小暮卓史             PIAA NAKAJIMA RACING         1'10.862   -
 2  4 立川祐路             Yellow Hat KONDO Racing Team   10.891 0.029
 3 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION          10.949 0.087
 4 20 井出有治             mobilecast TEAM IMPUL          11.087 0.225
 5 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING           11.265 0.403
 6  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO Racing Team   11.348 0.486
 7  1 本山 哲             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            11.389 0.527
 8  7 脇阪寿一             Team LeMans                    11.441 0.579
 9  8 土屋武士             Team LeMans                    11.782 0.920
10 11 松田次生             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   11.832 0.970
----------------以上SS進出---------------------------------------------
11 25 片岡龍也             Team LeMans Spirit            11.918 1.056
12 41 服部尚貴             DoCoMo TEAM DANDELION          11.920 1.058
13 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast TEAM IMPUL          12.030 1.168
14  2 金石年弘             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            12.131 1.269
15 28 野田英樹             CARROZZERIA Team MOHN          12.170 1.308
-----------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム(107%)1'15.822
参加台数:15台 出走台数:15台

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 仙台/ラリーアートニュース

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          中谷明彦選手組三菱ランサー(クラス2)が開幕2連勝!
    上位クラスに食い込む総合3番手で連続ポール・トゥ・ウィンを達成!
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<結果>〈クラス2〉
順位  ドライバー車  両  タイム(周回数)  予選順位
1  中谷明彦/木下隆之組        三菱ランサーエボリューション
2時間40分04秒733(80周)予選順位1

2  吉田寿博/清水和夫組        スバル・インプレッサ
2時間40分09秒825(79周)予選順位5

3  小泉和寛/菊地  靖組        スバル・インプレッサ
2時間40分19秒448(78周)予選順位7

4  朝倉貴志/細野智行/朝倉宏志組(CMSC栃木)三菱ランサーエボリューション
2時間40分27秒778(78周)予選順位6

5  富枡朋広/関  豊組          三菱ランサーエボリューション
2時間39分30秒555(76周)予選順位4

6  小川日出生(CMSC山形)/福山英朗(CMSC山形)/砂子塾長組
三菱ランサーエボリューション
2時間39分48秒745(69周)予選順位3

*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全  巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。
***************************************************************************

<開催概要>
1.開催日      4月24日(土)公式予選  25日(日)決勝
2.開催地      宮城県仙台市「仙台ハイランドレースウェイ」
3.周回数      80周(1周4.0296km)
4.参加台数    45台(決勝レース出走36台、完走34台)
5.観客数        24,775人(予選/決勝を通じた総入場者数)

クラス1(3501cc~)6台
クラス2(2001~3500cc、4WD)9台(三菱ランサー7台)
クラス3(2001~3500cc、2WD)11台
クラス4(~2000cc)14台
グループNプラス・クラス    5台
※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両

  スーパー耐久シリーズ2004の第2戦「Hi-landスーパー耐久レース」が、
4月24日(土)~25日(日)に宮城県仙台市の「仙台ハイランドレースウェイ」
(1周4.0296km)で開催された。今大会には45台のエントリーがあり、ク
ラス2にも9台が参加。このうち三菱ランサーエボリューションは7台を占めた。予
選24日の天候は曇りときどき晴れ。しかし時折吹雪が舞う荒れ模様となった。午前
11時より行われたA・B両ドライバーの予選通過可否を判定する公式ドライバー予
選はドライコンディションのもとで出走した44台全車が基準タイムをクリア。クラ
ス2では三菱ランサーエボリューションVIII  MRを駆る中谷明彦/木下隆之組
は総合7位でクラス2トップタイムを記録した。続いて午後2時20分から行われた
決勝グリッド順を決定する公式グリッド予選は開始直後こそ好天だったが、クラス1、
2およびグループNプラスクラスの専有時間となる最初の20分間のうち10分ほど
で強い風と共に雪が降り始め、路面はウェットに。この状況変化を読んで序盤にタイ
ムアタックを決めた中谷選手組がクラス1車両に分け入る総合5番手タイムを叩き出
し、開幕戦に続くクラスポールポジションを獲得した。また、村田信博(CMSC栃
木)/小暮吉則選手組が2番手、小川日出生(CMSC山形)/福山英朗(CMSC
山形)/砂子塾長選手組が3番手、さらに富枡朋広/関豊選手組が4番手で続き、三
菱ランサーエボリューションがグリッド上位4位までを独占する速さを見せた。
  決勝日、山間部に位置する会場周辺は朝方激しい吹雪に見舞われた。このためサポ
ー
トレースの進行が遅れ、スーパー耐久の決勝レースは当初より20周減算の80周と
された。昼前には雪も上がり、午前11時15分に順延されて行われたフリー走行で
は日差しも出て路面が乾きかける中、中谷選手組ランサーはクラス1車両を差し置い
て総合トップタイムを記録して気を吐いた。午後2時ちょうどにローリングスタート
を切った決勝では中谷選手組がスタートで4番手に上がり、さらに前を行くクラス1
車両を追走すると22周目にはこれをパスして3番手に浮上。クラス1車両に遜色な
いタイムで中盤のピット作業の間隙を縫って一時は総合首位に躍り出るなど、圧倒的
なパフォーマンスを披露した。後半戦もノートラブルで走りきった中谷組は総合3位
でチェッカーを受け、クラス2開幕2連勝を連続ポール・トゥ・ウィンで達成した。
一方、6番手グリッドから出走した朝倉貴志選手組(CMSC栃木)三菱ランサーは
好スタートを切り、村田選手組ランサーがパワーステアリング系トラブルで後退する
と3番手に浮上。2番手を行く吉田寿博選手組スバル・インプレッサを懸命に追うが、
終盤小泉和寛選手組スバル・インプレッサにかわされ、惜しくも4位入賞となった。
なお、総合優勝は木下みつひろ選手組のポルシェ911  GT3クラブスポーツであ
った。

★第2戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効)〈クラス2〉
1位  中谷明彦組(三菱ランサー)40
2位  吉田寿博組(スバル・インプレッサ)27
3位  小川日出生組(CMSC山形・三菱ランサー)21
4位  小泉和寛組(スバル・インプレッサ)20
4位  朝倉貴志組(CMSC栃木・三菱ランサー)20
6位  冨桝朋広組(三菱ランサー)10
7位  大澤  学組(スバル・インプレッサ)6
8位  関根基司組(三菱ランサー)4
9位  村田信博組(CMSC栃木・三菱ランサー)4

◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
ラリーアート Web Site

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 仙台/SUBARU WRC エクスプレス


スーパー耐久シリーズ2004 第2戦
「ハイランド・スーパー耐久レース 」 
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■開催月日:2004年4月24-25日
■開催場所:仙台ハイランドレースウェイ
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◇ FUJITSUBO IMPREZA、2位
  hpi・racing IMPREZAも3位で表彰台へ!!

スーパー耐久シリーズ第2戦は、4月24~25日に宮城県の仙台ハイランドレースウェ
イで開催され、クラス2に出場した吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO IMPREZAは
2位で2戦連続の表彰台に。
また、小泉和寛/菊地靖組の#86 hpi・racing IMPREZAは3位で初の表彰台を獲得し
た。

【公式予選】
今年は参加台数が多く、インプレッサの区分されるクラス2(排気量2001~3500cc、
4WD)でも参加9台のうち2台の予選落ちがある。
ただし規定によりシリーズ3位以上の車両は決勝グリッドの優先権を持つ。#2イン
プレッサは開幕戦3位だったため、決勝グリッドは確保されているが、#86インプレッ
サは優先権を持つ3台を除いた6台の車両のうちトップ4に入らなければならない。

24日は午前中に基準タイムをクリアするための“ドライバー予選”と午後に決勝グ
リッドを決定するための“グリッド予選”が行われた。
ドライバー予選ではインプレッサの4名のドライバーは問題なく基準タイムをクリ
アした。
グリッド予選は、まず14時20~40分がクラス1/2/GN+の走行枠。
開始6分で#2インプレッサの吉田が、シフトミスをしたこともあり1分55秒969のタ
イムでクラス5位につけた。また、#86インプレッサの菊地は思うようにタイムアッ
プできず、1分57秒070で7位となった。
このため、全車が走行できる15時~15時20分の走行枠でタイムアップを狙い待機し
たが、アクシデントでストップした車両があり、セッションは赤旗中断。インプレッ
サの順位は変わらず、5位、7位というグリッドになった。

【決勝】
前日からの雪がコース上にシャーベット状に降り積もった決勝日の朝、雪は降り続
いており朝のフリー走行は順延となった。
さらに、決勝レースは当初予定された100周(約400km)から80周(約320km)に短
縮となった。しかし、雪は午前中に上がり、決勝レース前にはコースもドライコン
ディションに回復した。

14時にスタートが切られ、まず#2インプレッサの清水がクラス2位に躍り出た。#86
インプレッサの菊地も6位でオープニングラップを通過。#2インプレッサの清水は
#3ランサーに一瞬ポジションを譲るがすぐに抜き返し2位を守る。#86インプレッサ
の菊地はスタートで出遅れた#20ランサーに抜かれるも26周目に#6ランサーをかわ
して6位をキープ。しかしペースは思うように上がらず、折り返し点より手前の32
周でピットインして小泉に交代した。いっぽう#2インプレッサの清水は46周でピッ
トインし吉田にバトンを託した。

中盤47周目にクラス4位の#20ランサーがダンパーの破損で緊急ピットイン。さらに
51周目にクラス3位の#3ランサーがパワステのトラブルで脱落。#86インプレッサの
小泉は、難なく4位にポジションを上げた。さらに3位の#26ランサーとの距離を詰
め、55周目には0秒4まで迫った。そして小泉は終盤72周目のシケイン進入でかわし
て3位に浮上。その後は徐々に引き離してチェッカー、初の表彰台を獲得した。
#2インプレッサの吉田は、クラス2ベストラップとなる1分56秒090のタイムをマー
クするなど、安定した走りで2位をキープ、2戦連続で表彰台となった。


■決勝最終結果:クラス2
Pos.   No.   Driver                   Car Name                Laps Time/Diff
1 #11 中谷明彦/木下隆之              アドバンテージFromA MR   80  2:40'04.733
2 #2  吉田寿博/清水和夫              FUJITSUBO IMPREZA        79  1Lap
3 #86 小泉和寛/菊地 靖              hpi・racing IMPREZA      78  2Laps
4 #26 朝倉貴志/細野智行/朝倉宏志    エンドレスアドバンTMCランサー      78  2Laps
5 #6  冨桝朋広/関 豊                ファルケン☆ランサーエボVIII       76  4Laps
6 #20 小川日出生/福山英朗/砂子塾長  RSオガワADVANランサー    66  14Laps
7 #3  村田信博/小暮吉則/中村真一郎  FINA ENDLESS ADVAN 座間  66  14Laps

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
http://www.subaru-msm.com/

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 仙台/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


(C)NISMO

スーパー耐久シリーズ2004  第2戦
「ハイランドスーパー耐久レース」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■月日:2004年4月24-25日
■場所:仙台ハイランドレースウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■モバイルキャスト アドバンZ初優勝
   フェアレディZは1-2フィニッシュ!

スーパー耐久シリーズ第2戦は4月24~25日に、仙台ハイランドレースウェイで開催
され、クラス3(排気量2001cc~、2WD)で星野一樹/井出有治組のモバイルキャスト
アドバンZが初優勝。前回優勝した尾本直史/柳田真孝組の#23C-WEST ORCアドバン
Zが2位。フェアレディZ初の1-2フィニッシュを遂げた。

【公式予選】
今回は36台の決勝グリッドに対して44台のエントリーがあり、フェアレディZがエ
ントリーするクラス3でも11台のエントリーがあったため、2台が予選落ちとなる。
予選日の24日、出場するA、Bドライバーの基準タイムクリアをチェックする「ドラ
イバー予選」は11時にスタートし、Zのドライバー全員が無事この予選を通過した。
14時20分からは決勝のグリッドを決める「グリッド予選」が行われ、クラス3/4の
走行枠は開始6分ほどで雪が激しく降り路面が濡れてきた。
濡れ始めにアタックをした#245 Zの星野が2位、#88 Zの小林が3位、前回のレース
で表彰台を得て(シリーズポイント3位以上)決勝グリッドの優先権を持つ#23 Zの尾
本は5位、同じく#19 Zの輿水は9位と4台のZすべてが決勝グリッドを確保した。

【決勝】
25日の朝は、前日からの雪が降り続き、コース上にはシャーベット状の雪が積もっ
た状態。当初100周(約400km)で予定されていた決勝レースは、14時から80周(約320km)
へ短縮。雪は午前中にやみ、決勝スタート時には晴れ/ドライというコンディショ
ンになった。
スタートは大きな混乱もなく、まず4周目に#23 Zの柳田が4位にポジションアップ
し、6周目には#245 Zの井出がクラストップに立つ。#88 Zの小林はポジションをキー
プし、最後尾スタートだった#19 Zの牧田はクラス4の車両をかわしながら総合の順
位を上げて行った。
39周目に#23 Z、41周目に#19 Z、43周目に#245 Zがピットインして、それぞれ尾本、
輿水、星野に交代した。この時点でのポジションは、#245 Zがトップ、#19 Zが4位、
#23 Zが5位、#88 Zが8位。
やがてピットインを遅らせていた#83 NSX、今回から新型車両を投入した#27M3がピッ
トインを済ませると、#23 Zが2位、#19 Zが3位となり開幕戦同様Zがトップ3を独占
し、またもや表彰台独占を期待させた。
しかし#19 Zと#88 Zはブレーキング時にタイヤをロックさせるトラブルが発生して
ペースを上げられない状況になった。

そして3位の#83 NSXのペースが上がり、2位の#23 Zに見る見るうちに接近してきた。
67周目でついに#83 NSXが前に出るが、最終コーナーでオーバーランしてグラベル
を走行、ドライブシャフトを痛めてしまいストップしてしまった。これで#23 Zの
尾本は2位をキープした。
80周のレースは#245 Zが一度もトップを譲ることなく初優勝。2位に#23 Zがゴール
して1-2フィニッシュを遂げた。
なお、#88 Zは5位、#19 Zは7位と完走してポイントを得た。

■井出有治選手(#245モバイルキャスト  アドバンZ、クラス優勝)
「後半、タイヤがつらかったのですが、何とか多めに走ることができて、一樹には
  軽い状態でクルマを渡すことができました。またレースを走ってみて、次のレー
  スでの改善箇所も分かりましたし、クラス2のクルマとも戦えるようになると思
  います。星野(一義)さんに『(一樹を)頼むぞ』と言われていたので、ホッとして
  います(笑)」

■RACE RESULTS-Class 3
Pos(Overall)--Machine--Lap--Driver
1(12) #245 モバイルキャスト アドバン Z       78 星野一樹/井出有冶
2(13) #23  C-WEST ORCアドバンZ               77 尾本直史/柳田真孝
3(14) #15  レーシングスパルコディクセルRX-7  77 長島正明/長島正興/植松忠雄
4(18) #27  FINA ADVAN M3                     76 古谷直広/筒井克彦
5(21) #88  ZOILアドバンコムセント            76 小林且雄/藤井誠暢
6(22) #14  エンドレスアドバン RX-7           75 杉林健一/入口秀輝/山口英光
7(23) #19  TC-KOBE・MAX・Z33                 75 輿水敏明/牧田克哉

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング(第2戦終了時)

スーパー耐久ポイントランキング
全8戦中2戦終了
Class1
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 1 1 木下 みつひろ 青木 孝行   ADVAN・KONDO ポルシェ 15 20             35
2 33 1 竹内 浩典 田中 哲也   FALKEN☆PORSCHE 20 10             30
3 25 1 谷口 信輝 山路 慎一   ADVAN DG ゼナドリンGT3 12 15             27
4 24 1 堤 明彦 影山 正美 井上 貴志 PCJ ADVAN PORSCHE 10 8             18
5 45 1 羽根 幸浩 佐藤 晋也   グースネック・アドバンポルシェ DNQ 12             12
6 32 1 藤田 明 松田 秀士 原 幸雄 PCJ ファルケン ポルシェ DNC DNQ             0
Class2
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 11 2 中谷 明彦 木下 隆之   三菱アドバンテージランサーMR 20 20             40
2 2 2 吉田 寿博 清水 和夫   FUJITSUBO IMPREZA 12 15             27
3 20 2 小川 日出生 福山 英朗 砂子 塾長 RSオガワADVANランサー 15 6             21
4 86 2 小泉 和寛 菊池 靖   hpi・racing IMPREZA 8 12             20
5 26 2 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志 エンドレスアドバンTMCランサー 10 10             20
6 6 2 冨桝 朋広 関 豊   ファルケン☆ランサーエボVIII 2 8             10
7 59 2 大澤 学 福田 淳   TOWA INTECインプレッサ 6 -             6
8 30 2 関根 基司 大野 尊久 杉本 龍生 RSオガワADVANランサー 4 DNQ             4
8 3 2 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎 フィナエンドレスアドバンコルト DNC 4             4
10 16 2 川口 正敬 小松 一臣 岡 滋人 ディクセルADVANランサー 3 DNQ             3
  56 2 松本 達哉 松浦 俊之   NUTECダンロップランサー DNS -             0
Class3
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 23 3 尾本 直史 柳田 真孝   C-WEST ORC アドバン Z 20 15             35
2 245 3 星野 一樹 井出 有治   モバイルキャスト アドバン Z 8 20             28
3 27 3 古谷 直広 筒井 克彦   FINA ADVAN M3 15 10             25
4 19 3 輿水 敏明 牧田 克哉   TC-KOBE・MAX・Z33 12 4             16
5 14 3 山口 英光 入口 秀輝   エンドレス アドバン RX-7 10 6             16
6 15 3 長島 正明 長島 正興 植松 忠雄 レーシングスパルコ ディクセル RX-7 DNC 12             12
7 88 3 小林 且雄 藤井 誠暢   ZOILアドバンコムセントZ - 8             8
8 83 3 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾 BP ADVAN NSX 6 DNC             6
9 79 3 酒井 美晃 細川 慎弥   TAITEC ADVAN NSX DNC 3             3
  7 3 白井 剛 山崎 学 加藤 正将 MAKERS hart RX-7 DNQ DNQ             0
  61 3 小幡  弘 小原 健一 柳田 雄幸 グラムライツ DLRCBRX7 - DNQ             0
Class4
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 81 4 佐々木 孝太 井入 宏之 石井 浩一郎 HOT ROD CRUE YH 20 12             32
2 10 4 中川 隆正 渡辺 明 根本 満 ADVANベルノ東海ムーヴDC 3 20             23
3 18 4 浅野 武夫 坂井 孝郎   ホンダ インテグラ 15 6             21
4 96 4 岡田 秀樹 伊藤 大輔   FORWARD 4 15             19
5 21 4 WADA-Q 高橋 毅   クムホ エクスタS2000 12 2             14
6 82 4 植田 正幸 阪口 良平 古谷 尚樹 DELPHI ADVAN DC5 10 3             13
7 69 4 梅本 淳一 長野 賢也   J'S RACING ADVAN S2000 1 10             11
8 67 4 長井 麻殊 内山 慎也 松原 浩二 YAMATO YH DC5 8 -             8
8 73 4 山本 すばる 前嶋 秀司 大河原 一裕 ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 DNC 8             8
10 100 4 嶋村 馨 八木 宏之 津久井 正純 カストロールアドバンS2000 6 -             6
11 58 4 佐藤 衛 宮澤 勝 斎藤 多聞 モンドスピードDL S2000 2 4             6
12 77 4 磯田 尚孝 保坂 尚希   フィールズ C-WEST アドバン DC5 DNC 1             1
  95 4 ピストン西沢 クラゴン   BP J-WAVE AP1ED 0 -             0
  4 4 見並 秀文 山本 将之 高橋 市郎 BRIDEアドバン インテグラ DNC DNQ             0
  39 4 赤星 陽太郎 安田 裕信 戸田 哲史 UNITED ADVAN S2000 DNC DNC             0
  98 4 田嶋 栄一 加藤 寛規   Mooncraft S2000 DNC -             0
  913 4 日下部 利晃 谷川 達也 瀧川 大輔 K-Stadium ADVAN DNC DNQ             0
  29 4 谷口 美穂 谷口 いづみ   オベロン読売江東理工専μDC5 DNQ -             0
  87 4 金森 敏一 星野 薫   RISO・BP インテグラ DNQ DNQ             0
ClassN+
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 37 N+ 影山 正彦 番場 琢   Kosei SPIRIT ALTEZZA 20 15             35
2 36 N+ 黒澤 琢弥 樋口 統也   MAZIORA SPIRIT ALTEZZA 10 20             30
3 55 N+ 峰尾 恭輔 横溝 直輝   ARTA FOS アルテッツア 15 12             27
4 54 N+ 山内 伸弥 浅見 武   ADVANアンクルインテグラ 12 10             22
  17 N+ 田中 篤 石川 朗   キーパーwith☆RUNup DNC -             0
  5 N+ 光貞 秀俊 吉本 大樹   5ZIGEN ACCORD DNQ -             0
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
 どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 Hi-landスーパー耐久 決勝


木下組は見事開幕戦の雪辱を果たした(Photo:K.Takeshita)

 4月25日、仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久第2戦の決勝レースが行わ
れた。
予選から荒天となってしまった日曜日の朝、仙台市内からサーキットへ向かうと山々
の頂は見事に季節はずれの雪化粧。約10年前にも4月中旬のこのレースが雪のために
タイムスケジュールが変更されたのと同様、今回も朝のフリー走行が大幅に時間をず
らし、決勝レースも100周から80周へと短縮されることとなった。
 ようやく晴れた空の下、14時にスタートが切られた。気温11度路面温度19度と昨日
の午後よりは暖かいものの吹く風は身を切る冷たさだ。
 ポールからスタートを決めた#1 MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/
青木孝行組)の木下が20周で2番手の#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3(谷口信輝/山路
慎一組) の山路に13秒差をつける展開となり、42周で木下から青木にバトンを渡す。
当初は2ストップでタイヤ交換も変則的に最初に2本、2回目に4本などと各陣営は
頭を悩ませていたが、80周では1ストップでの4本交換となったようだ。終始安定し
た速さでレースを終えた#1が開幕戦に続いてトップのチェッカーを受ける。ただ、緒
戦は暫定表彰後に1周減算のペナルティのためこれが本当の意味での初優勝となっ
た。

2位には#25、総合3位にはクラス2の#11アドバンテージFrom A MR(中谷明彦/木下
隆之組)が入り、総合4位のクラス3位には#45グースネックアドバンポルシェ(羽根
幸浩/佐藤晋也組)が入った。10位にはN+クラスのウイナー#36 MAZIORA SPIRIT
ALTEZZA(黒澤琢弥/樋口統也組)が、12位には#245モバイルキャスト アドバンZ(星
野一樹/井出有治組)がクラス3のトップに。16位には#10 ADVANベルノ東海ムーブ
DC5(中川隆正/渡辺明/根本満組)が入った。

#1MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)
木下みつひろ「(雪の影響で)ほこりっぽいのはありましたけれど、ラインを選べば問
題ありませんでした。コンディションは思ったほど悪くなかったですね。タイヤをい
ためないように心がけました。僕らはハードのコンパウンドを選んだんですが、どこ
までもつのか不安でした。うまくいったので、青木にも後半は同じタイヤを履かせて
いきました。今までレースやってきた中で、KONDOレーシングの体制はドライバーは
走ることに集中できるので、ものすごくいい状態なんです。『今回は勝負だから絶対
勝ってこい』と近藤監督に言われました。現場には、鈴鹿では来たいと言っていま
す」

Report:K.Takeshita
2004年4月25日 仙台ハイランド(宮城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
 P  No Cls Car/Model                                Driver       Lap/Gap
----------------------------------------------------------------------------
 1   1  1  MKアドバンエンドレスポルシェ     /911JGN 木下/青木    80 2:39'22.609
 2  25  1  ADVAN DGゼナドリンGT3            /911JGN 谷口/山路    80 -    13.207
 3  11  2  アドバンテージFromA MR           /CT9A   中谷/木下    80 -    42.124
 4  45  1  グースネックアドバンポルシェ     /911JGN 羽根/佐藤    80 -  1.30.985
 5  33  1  FALKEN☆PORCSHE                  /911JGN 竹内/田中    79 -  1 Lap
 6  24  1  PCJ ADVAN PORSCHE                /911JGN 堤/影山/井上 79 -  1 Lap
 7   2  2  FUJITSUBO IMPREZA                /GDB    吉田/清水    79 -  1 Lap
 8  86  2  hpi・racing IMPREZZA             /GDB    小泉/菊池    78 -  2 Laps
 9  26  2  エンドレスアドバンTMCランサー    /CP9A 朝倉/細野/朝倉 78 -  2 Laps
10  36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA           /SXE10  黒澤/樋口    78 -  2 Laps
11  37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA              /SXE10  影山/番場    78 -  2 Laps
12 245  3  モバイルキャスト アドバン Z      /Z33    星野/井出    78 -  2 Laps
13  23  3  C-WEST ORCアドバンZ              /Z33    尾本/柳田    77 -  3 Laps
14  15  3  レーシングスパルコディクセルRX-7 /FD3S 長島/長島/植松 77 -  3 Laps
15  55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ            /SXE10  峰尾/横溝    77 -  3 Laps
16  10  4  ADVANベルノ東海ムーヴDC          /DC5  中川/渡辺/根本 77 -  3 Laps
17  96  4  FORWARDスプーンED                /AP1    岡田/伊藤    77 -  3 Laps
18  27  3  FINA ADVAN M3                    /E36    古谷/筒井    76 -  4 Laps
19   6  2  ファルケン☆ランサーエボVIII     /CT9A   冨桝/関      76 -  4 Laps
20  81  4  HOT ROD CRUE YH                  /DC5 佐々木/井入/石井76 -  4 Laps
21  88  3  ZOILアドバンコムセントZ          /Z33  小林/藤井/幸内 76 -  4 Laps
22  14  3  エンドレスアドバンRX-7           /FD3S   山口/入口    75 -  5 Laps
23  19  3  TC-KOBE・MAX・Z33                /Z33    輿水/牧田    75 -  5 Laps
24  69  4  J'S Racing ADVAN S2000           /AP1    梅本/長野    75 -  5 Laps
25  73  4  ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5  /DC5 山本/前嶋/大河原75 -  5 Laps
26  18  4  コスモソニックZ1FK DC5           /DC5    浅野/坂井    75 -  5 Laps
27  58  4  モンドスピードDL 2000            /AP1  佐藤/富澤/斉藤 75 -  5 Laps
28  54 GN+ ADVANアンクルインテグラ          /DC5    山内/浅見    75 -  5 Laps
29  82  4  デルファイADVAN DC5              /DC5  植田/阪口/古谷 74 -  6 Laps
30  21  4  クムホ・エクスタS2000            /AP1    WADA-Q/高橋  73 -  7 Laps
31  77  4  フィールズC-WESTアドバンDC5      /DC5    磯田/保坂    73 -  7 Laps
32  20  2  RSオガワADVANランサー            /CT9A 小川/福山/砂子 69 - 11 Laps
33   3  2  フィナエンドレスアドバンコルト   /CT9A 村田/小暮/中村 66 - 14 Laps
34  79  3  TAITEC ADVAN NSX                 /NA2    酒井/細川    63 - 17 Laps
------------------以上完走---------------------------------------------------
    83  3  BP ADVAN NSX                     /NA2  古橋/玉本/小林 67 - 13 Laps
    39  4  UNITED ADVAN S2000               /AP1  赤星/安田/戸田 41 - 39 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Best Lap #1 MKアドバンエンドレスポルシェ(木下) 1'54.641  2/41 127.588km/h

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 Hi-landスーパー耐久 予選


天候が崩れる前にアタックに成功した#1ポルシェ(Photo:K.Takeshita)

4月24日、仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久第2戦「Hi-landスーパー耐
久レース」の予選が行われた。
曇り空から雹が降るというコンディションで、午前11時から30分間で行われたドライ
バーズ予選では、#33FALKEN☆PORCSHE(竹内浩典/田中哲也組)が1分52秒381を竹内
がマークしセッションのトップタイムとした。

14時20分から20分ずつの3つのセクションで分けられたグリッド予選では、開始間も
なく雪が降りはじめ、いったん止んだもののこれが本降りの横殴りの吹雪となってし
まい、コースはウエットになるという状況。気温9度、路面温度14度という真冬のよ
うなコンディションでの予選となり、序盤にアタックをかけた#1 MKアドバンエンド
レスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)の木下が出した1分53秒252がポールポ
ジションとなった。
2番手には#24 PCJ ADVAN PORSCHE(堤明彦/影山正美組)が、影山のアタックで53秒
306、3番手には織戸学がルマン24時間の予備予選へ出場のためピンチヒッターをつ
とめた山路がアタッカーをつとめた#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3(谷口信輝/山路慎
一組)が53秒623で入り、#33は53秒777と4番手にとどまった。

#1MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)
木下みつひろ「黒い雲が出てきたので、早めにアタックした方が良いという青木君の
アドバイスを無線で聞いて、すでにもう手遅れに近かったんですが、心臓バクバクの
モードでアタックに入りました。暑いよりも涼しい方が僕らには嬉しいんです。決勝
はドライの方がいいですね。最初のタイヤがどこまでもつか、コンディション次第だ
と思いますし、木金とまともに走れていないので、初めてのポルシェですしよけいに
わからないんですよ・・・」

Report:K.Takeshita
2004年4月24日 仙台ハイランド(宮城県) 予選 天候:曇りのち雨/コース:ドライ/ウェット
 P  No Cls Car/Model                                Driver          Time
----------------------------------------------------------------------------
 1   1  1  MKアドバンエンドレスポルシェ     /911JGN 木下/青木       1'53.252
 2  24  1  PCJ ADVAN PORSCHE                /911JGN 堤/影山/井上    1'53.306
 3  25  1  ADVAN DGゼナドリンGT3            /911JGN 谷口/山路       1'53.623
 4  33  1  FALKEN☆PORCSHE                  /911JGN 竹内/田中       1'53.777
 5  11  2  アドバンテージFromA MR           /CT9A   中谷/木下       1'53.802
 6  45  1  グースネックアドバンポルシェ     /911JGN 羽根/佐藤       1'53.950
 7   3  2  フィナエンドレスアドバンコルト   /CT9A   村田/小暮/中村  1'54.692
 8  20  2  RSオガワADVANランサー            /CT9A   小川/福山/砂子  1'54.823
 9   6  2  ファルケン☆ランサーエボVIII     /CT9A   冨桝/関         1'55.630
10   2  2  FUJITSUBO IMPREZA                /GDB    吉田/清水       1'55.969
11  26  2  エンドレスアドバンTMCランサー    /CP9A   朝倉/細野/朝倉  1'56.424
12  14  3  エンドレスアドバンRX-7           /FD3S   山口/入口       1'56.628
13 245  3  モバイルキャスト アドバン Z      /Z33    星野/井出       1'56.862
14  88  3  ZOILアドバンコムセントZ          /Z33    小林/藤井/幸内  1'56.891
15  15  3  レーシングスパルコディクセルRX-7 /FD3S   長島/長島/植松  1'56.939
16  86  2  hpi・racing IMPREZZA             /GDB    小泉/菊池       1'57.070
17  23  3  C-WEST ORCアドバンZ              /Z33    尾本/柳田       1'57.608
18  36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA           /SXE10  黒澤/樋口       1'57.726
19  37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA              /SXE10  影山/番場       1'57.940
20  55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ            /SXE10  峰尾/横溝       1'58.005
21  96  4  FORWARDスプーンED                /AP1    岡田/伊藤       1'59.070
22  83  3  BP ADVAN NSX                     /NA2    古橋/玉本/小林  1'59.165
23  79  3  TAITEC ADVAN NSX                 /NA2    酒井/竹中       1'59.300
24  10  4  ADVANベルノ東海ムーヴDC          /DC5    中川/渡辺/根本  1'59.489
25  58  4  モンドスピードDL 2000            /AP1    佐藤/富澤/斉藤  1'59.943
26  69  4  J'S Racing ADVAN S2000           /AP1    梅本/長野       2'00.014
27  54 GN+ ADVANアンクルインテグラ          /DC5    山内/浅見       2'00.033
28  81  4  HOT ROD CRUE YH                  /DC5  佐々木/井入/石井  2'00.135
29  39  4  UNITED ADVAN S2000               /AP1    赤星/安田/戸田  2'00.287
30  73  4  ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5  /DC5  山本/前嶋/大河原  2'00.674
31  77  4  フィールズC-WESTアドバンDC5      /DC5    磯田/保坂       2'01.496
32  82  4  デルファイADVAN DC5              /DC5    植田/阪口/古谷  2'01.681
33  18  4  コスモソニックZ1FK DC5           /DC5    浅野/坂井       2'01.844
34  27  3  FINA ADVAN M3                    /E36    古谷/筒井       2'03.090
35  19  3  TC-KOBE・MAX・Z33                /Z33    輿水/牧田       2'04.636
36  21  4  クムホ・エクスタS2000            /AP1    WADA-Q/高橋     2'09.010
------------------以上予選通過車両------------------------------------------
    61  3  グラムライツDLRCBRX7             /FD3S   小幡/小原       2'03.361
    16  2  ディクセルADVANランサー          /CT9A   川口/小松/岡    1'58.482
    30  2  RSオガワADVANランサー            /CT9A   関根/大野/杉本  1'57.673
     7  3  MAKERS hart RX-7                 /FD3S   白井/山崎/加藤  2'01.166
     4  4  BRIDEアドバンインテグラ          /DC5    見並/山本/高橋  2'01.749
    32  1  PCJファルケン ポルシェ           /911JGN 藤田/松田/原    1'53.972
    87  4  RISO・BP インテグラ              /DC5    金森/星野       2'04.539
   913  4  K-Stadium ADVAN                  /DC5    日部/谷川/瀧川  2'02.664
----------------------------------------------------------------------------

Japanese F3

F3 第1,2戦 鈴鹿 トップ3記者会見


連勝の中嶋と表彰台を独占したトムス勢(Photo:Motorsports@nifty)

中嶋一貴(第1戦優勝、第2戦優勝)
練習ではスタートが決まっていなかったんですが、昨日の第1戦で決めることができ
て、今日は落ち着いていくことができました。連勝は出来すぎだと思います。今後は
競ったときのレースが課題ですね。
次戦、筑波は苦手なサーキットですけが、課題は見えているので大丈夫だと思います。

番場 琢(第1戦2位、第2戦3位)
参戦2年目でチームも変わり、気持ちの上でも、プレッシャーの度合いも違います。
昨日、今日と表彰台には立てましたが、やはり勝たないと……まだまだですね。
僕はF3に初めて乗ったとき、かなり戸惑いましたが、中嶋選手がすんなり乗りこなし
たのは意外でした。

アンティヌッチ(第2戦2位)
日本のレースは初参戦ですが、やはりイギリスとはレースのシステムも違うし、戸惑う
点は多いですね。一番大きいのはタイヤの違いです。日本のタイヤは温まるのも早い
しグリップもいいです。スケジュールはイギリスより日本の方が余裕がありますね。

山本左近(第1戦3位)
開幕から100%で走ることが目標でしたが、この週末は予選からミスをしてしまい、そ
れを達成することはできませんでした。今後はミスをしないことが目標です。
一貴クンはカート時代から一緒ですが、ナチュラルに速いドライバーです。でも、こ
のまま終わるわけにはいかないので、必ず結果で返します。

◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/

Japanese F3

F3第2戦 SUZUKA 2&4RACE 決勝


軽々と連勝を果たしてしまった中嶋一貴(Photo:Motorsports@nifty)

昨日の第1戦に引き続きポールポジションの位置についた#8中嶋は、最高のスタート
で1周目から後続を引き離しにかかる。
対照的だったのは、昨日スタートで最後尾まで落ちた#10オリベイラ。やや慎重にな
りすぎてスタートでは出遅れ、さらに3位に上がった直後の2周目に逆バンクでコース
アウト。大きく遅れ、昨日に引き続き自滅してしまった。

トップ#8中嶋は、その後も#3横溝、#1アンティノッチ、#36番場による2位争いを尻
目に、ファステストラップをマークする快走を見せる。その勢いは衰えることなく
レース折り返しとなる9周目には、2位との差を5秒に広げる。

終盤になっても安定した走りを続ける#8中嶋は、17周のレースを完全にコントロー
ルし続け、最後はペースを落としてガッツポーズで2連勝のチェッカーを受けた。

童夢のエース#10オリベイラは、終盤1コーナーでアウトから仕掛けた際にコースア
ウト。散々なレースとなってしまった。

◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2004年3月28日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/28) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km
PNoDriverCarEngineLapTime
18中嶋 一貴DALLARA F3043S-GE1733'23.882
21リチャード・アンティヌッチDALLARA F3043S-GE175.270
336番場 琢DALLARA F3043S-GE1710.746
412ファビオ・カルボーンDALLARA F303SR20VE1712.235
53横溝 直輝DALLARA F3033S-GE1717.102
64ロニー・クインタレッリDALLARA F3023S-GE1717.873
72武藤 英紀DALLARA F304MF204C1719.688
814柳田 真孝DALLARA F302SR20VE1720.373
919柴田 裕吉DALLARA F3023S-GE1735.079
107山本 左近DALLARA F3043S-GE1736.633
1132小早川 済瑠LOLA-DOME F106/033S-GE1743.297
1233池田 大祐LOLA-DOME F106/033S-GE1756.775
13*50磯崎 元彦DALLARA F3043S-GE161 Lap 
1410ファオ・パオロ・デ・オリベイラLOLA-DOME F106/03MF204C152 Laps
-------- < 以上規定周回完走> --------
  • Fastest Lap: #8 中嶋 一貴、#10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'57.240
  • ペナルティ: No.50 2004年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第28条11(ピットレーンの速度)違反により、競技結果に30秒加算した。

Japanese F3

F3第2戦 SUZUKA 2&4 RACE 予選

2004年3月27日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/27) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2004 All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km
PNoDriverCarEngineTimeDelayGapkm/h
18中嶋 一貴DALLARA F3043S-GE1'54.790--182.12
210ファオ・パオロ・デ・オリベイラLOLA-DOME F106/03MF204C1'55.1090.3190.319181.61
33横溝 直輝DALLARA F3033S-GE1'55.3230.5330.214181.28
41リチャード・アンティヌッチDALLARA F3043S-GE1'55.4510.6610.128181.07
536番場 琢DALLARA F3043S-GE1'55.5370.7470.086180.94
67山本 左近DALLARA F3043S-GE1'55.5900.8000.053180.86
74ロニー・クインタレッリDALLARA F3023S-GE1'55.8221.0320.232180.49
812ファビオ・カルボーンDALLARA F303SR20VE1'55.8381.0480.016180.47
92武藤 英紀DALLARA F304MF204C1'55.9751.1850.137180.26
1033池田 大祐LOLA-DOME F106/033S-GE1'56.2331.4430.258179.86
1114柳田 真孝DALLARA F302SR20VE1'56.7121.9220.479179.12
1232小早川 済瑠LOLA-DOME F106/033S-GE1'56.7601.9700.048179.04
1319柴田 裕吉DALLARA F3023S-GE1'57.0312.2410.271178.63
1450磯崎 元彦DALLARA F3043S-GE1'59.3594.5692.328175.15
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'06.58111.7917.222165.15

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング (第2戦終了時)

■スーパー耐久シリーズポイント
全8戦中2戦終了
●Class1
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 1 1 木下/青木 エンドレス アドバン GT-R 20 20 40
2 33 1 竹内/田中 FALKEN☆PORCSHE 15 12 27
3 25 1 織戸/羽根 ADVAN PORSCHE 8 15 23
4 99 1 砂子/壷林 CRT-PIRELLIポルシェ 12 10 22
5 24 1 井上/堤 PCJ ADVAN PORSCHE 6 8 14
6 109 1 飯田/西澤/落合 ランドリー OGBアドバンGT3 10 DNC 10
7 19 1 輿水/坂口 JMCダンロップGT-R・ED DNQ 6 6
●Class2
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 2 2 吉田/清水 FUJITSUBO INPREZA 15 20 35
2 22 2 村山/松田 avex・Impreza 12 15 27
3 11 2 中谷/木下 三菱PUMAランサーEVO VIII 20 DNC 20
4 57 2 大橋/松浦/松井 グラムライツ ランサーエボ VIII 8 10 18
5 56 2 松本/日部 NUTEC ランサーエボ VIII 6 12 18
6 20 2 橋澤/小林/伊藤 RSオガワADVANランサー 10 4 14
7 3 2 村田/サトウ エンドレスアドバン座間三菱エボ DNC 8 8
8 13 2 原田/脇田/山本 KSAUTO-LANCER - 6 6
9 26 2 朝倉/細野 エンドレスアドバン科芸専ランサー 4 - 4
10 70 2 三上/藤沢/福田川 リニューカーTCPROアドバン - 3 3
11 6 2 冨桝/関 ファルケン☆ランサーEVO VIII DNQ 2 2
12 12 2 田中/筒井/寺下 クイーンスクエア.ネットエボⅧ - 1 1
●Class3
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 27 3 古谷/長島 FINA BMW M3 20 15 35
2 83 3 古橋/玉木/小林 BP ADVAN NSX 8 20 28
3 14 3 今村/小松/山崎 REDLINEダイトウRX-7 12 10 22
4 23 3 尾本/星野 C-WEST アドバン Z33 10 6 16
5 15 3 長島/山田/入口 ORCアドバンRX-7 15 DNC 15
6 39 3 八木/植田 DELPHI ADVAN NSX DNQ 12 12
7 77 3 吉岡/池田 TRUST ADVAN RX7 - 8 8
8 280 3 大城/前嶋/川越 PIRELLI花博I&Plus - 4 4
●Class4
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 8 4 筒井/谷川 ACID英進館YHS2000 20 20 40
2 69 4 梅本/長野 J'SRacingYHS2000 15 15 30
3 18 4 浅野/笠原 FK/マッシモADVANインテグラ 12 6 18
4 58 4 佐藤/富澤/斉藤 DUNLOP S2000 10 4 14
5 60 4 小幡/成澤/柳田 RCB・DL・インテグラ 10 3 13
6 82 4 西村/高橋/津川 KTパサージュベルノ宮城FK DNC 12 12
7 73 4 山本/高良 ロイヤルハウスA-ONE無限μ - 10 10
8 98 4 田嶋/海老澤/千田 Mooncraft S2000 8 2 10
9 21 4 三船/和田/袖山 クムホ・エクスタ・S-2000 DNC 8 8
10 34 4 川口/浅野/岡 タイヤガーデン-BP-DC5 6 0 6
11 66 4 福田/たになか EXEDY シグナルオート DC5 - 1 1
10 4 菊地/渡辺 RED LINEベルノ東海DLDC5 DNC 0 0
29 4 谷口/谷口 オベロンμ読売江東理工DC5 DNQ 0 0
●ClassN+
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 37 N+ 影山/井入 SPIRIT KOSEI ALTEZZA 20 12 32
2 36 N+ 黒澤/佐々木 MAZIORA ALTEZZA 15 15 30
3 5 N+ 道上/服部 5ZIGEN INTEGRA - 20 20
4 55 N+ 田ヶ原/片岡 ARTA FOS アルテッツア 12 8 20
5 54 N+ 山内/浅見 ADVANアンクルインテグラ - 10 10
6 17 N+ 田中/清水/山本 キーパー★ingsカワサキDL - 6 6
96 N+ 藤田/山口/大村 ネッツ大分アドバンアルテッツア - DNC 0
*****************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング (2/8)

                                                       (全8戦中2戦終了)

■クラス1                 4/27 5/11 6/15 6/29 7/20  9/7  9/28 11/9
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
 1   1  1 木下/青木          20   20                                   40
 2  33  1 竹内/田中          15   12                                   27
 3  25  1 織戸/羽根           8   15                                   23
 4  99  1 砂子/壷林          12   10                                   22
 5  24  1 井上/堤             6    8                                   14
 6 109  1 飯田/西澤/落合     10  DNC                                   10
 7  19  1 輿水/坂口         DNQ    6                                    6
*************************************************************************


■クラス2
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
 1   2  2 吉田/清水          15   20                                   35
 2  22  2 村山/松田          12   15                                   27
 3  11  2 中谷/木下          20  DNC                                   20
 4  57  2 大橋/松浦/松井      8   10                                   18
 5  56  2 松本/日部           6   12                                   18
 6  20  2 橋澤/小林/伊藤     10    4                                   14
 7   3  2 村田/サトウ       DNC    8                                    8
 8  13  2 原田/脇田/山本     -     6                                    6
 9  26  2 朝倉/細野           4   -                                     4
10  70  2 三上/藤沢/福田川   -     3                                    3
11   6  2 冨桝/関           DNQ    2                                    2
12  12  2 田中/筒井/寺下     -     1                                    1
*************************************************************************
                                        

■クラス3
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
 1  27  3 古谷/長島          20   15                                   35
 2  83  3 古橋/玉木/小林      8   20                                   28
 3  14  3 今村/小松/山崎     12   10                                   22
 4  23  3 尾本/星野          10    6                                   16
 5  15  3 長島/山田/入口     15  DNC                                   15
 6  39  3 八木/植田         DNQ   12                                   12
 7  77  3 吉岡/池田          -     8                                    8
 8 280  3 大城/前嶋/川越     -     4                                    4
*************************************************************************


■クラス4
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
 1   8  4 筒井/谷川          20   20                                   40
 2  69  4 梅本/長野          15   15                                   30
 3  18  4 浅野/笠原          12    6                                   18
 4  58  4 佐藤/富澤/斉藤     10    4                                   14
 5  60  4 小幡/成澤/柳田     10    3                                   13
 6  82  4 西村/高橋/津川    DNC   12                                   12
 7  73  4 山本/高良          -    10                                   10
 8  98  4 田嶋/海老澤/千田    8    2                                   10
 9  21  4 三船/和田/袖山    DNC    8                                    8
10  34  4 川口/浅野/岡        6    0                                    6
11  66  4 福田/たになか      -     1                                    1
    10  4 菊地/渡辺         DNC    0                                    0
    29  4 谷口/谷口         DNQ    0                                    0
*************************************************************************


■クラスN+
Ps -No-C -Drivers ------------1 ---2 ---3 ---4 ---5 ---6 ---7 ---8--総合P
 1  37 N+ 影山/井入           20  12                                   32
 2  36 N+ 黒澤/佐々木         15  15                                   30
 3   5 N+ 道上/服部           -   20                                   20
 4  55 N+ 田ヶ原/片岡         12   8                                   20
 5  54 N+ 山内/浅見           -   10                                   10
 6  17 N+ 田中/清水/山本      -    6                                    6
    96 N+ 藤田/山口/大村      - DNC                                     0
*************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合
  を除き得点は与えられない


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スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿 決勝


●2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県)

 11日、鈴鹿サーキットで行われたスーパー耐久第2戦は、予選2位からスタートした
#1 エンドレスアドバンGT-Rが、ポルシェ勢より1回多いピットストップのため一時は
2位に後退するものの終盤74周目に#25 アドバンポルシェを逆転。トップに立つと執拗
な#25 アドバンポルシェの追撃を振り切ってそのまま83周を走り切り優勝、開幕から
2連勝を飾った。
 一時、小康状態だった雨足は、FD決勝レースの終盤から本降りになり、スタート進
行を終え、スーパー耐久決勝の始まる午後2時には、コースは完全にウエット状態と
なった。
 レースはローリングスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタート、
#25 アドバンポルシェの織戸学、2位に予選2位の#1 エンドレスアドバンGT-R。3位は
#109 ランドリーアドバンGT3。#25 アドバンポルシェは、1周目を終わって2位に6秒の
大差をつけ逃げにかかる。やはり雨でのポルシェは速い。一方、浅溝レインタイヤを
選択した#1エンドレスアドバンGT-Rは苦しい。2周目には3位に上がった#33ファルケ
ンポルシェにかわされ3位まで後退。5周を終わっての順位は、トップ#25 アドバンポ
ルシェ、2位#33 ファルケンポルシェ、3位#1 エンドレスアドバンGT-R、4位#109 ラン
ドリーアドバンGT3、5位#19 JMCダンロップGT-R、6位#99 CRTピレリポルシェ。
 10周を終わって、2位に上がった#33 ファルケンポルシェをドライブする田中哲也が
トップとの差を徐々に詰め始める。その差は5秒8。その後ろ3位の#1 エンドレスアド
バンGT-Rとは20秒以上の差が開いている。4位を走っていた#109 ランドリーアドバン
GT-Rはミッションにトラブルをかかえピットイン、上位戦線から脱落した。
 17周を終える頃から、雨足が弱まり、#1 エンドレスアドバンGT-Rの反撃が始まった。
トップ2台と2秒弱速いラップタイムでその差を縮め始めた。20周を終わって、トップ
#25アドバンポルシェと#33 ファルケンポルシェの差は1秒を切った。その後ろ20秒弱
まで差をつめた#1 レンドレスアドバンGT-Rが3位。4位は#19 JMCダンロップGT-R、5位
はクラス2のトップ#22 avexインプレッサ、6位は#99 CRTピレリポルシェ。
 24周目、#33 ファルケンポルシェがついに1コーナー進入でアウトから#25 アドバン
ポルシェを捕らえてトップに出た。#25は2位に。  2位に落ちた#25はタイヤがきつい
のか徐々に遅れ始める。そして、27周目に入るストレートで猛追の#1 エンドレスアド
バンGT-Rがついに前に出た。そして、28周を終わって#1がピットイン。タイヤを変え
ずに給油のみでドライバーを木下みつひろから青木孝之にチェンジ。
 40周を前後して、クラス1のポルシェ勢が続々とピットイン。どうやらポルシェ勢は
1ストップ作戦のようだ。37周を終わって#24 PCJ アドバンポルシェが、39周を終わ
って2位の#25 アドバンポルシェが、41周を終わってトップの#33 ファルケンポルシェ
がピットイン、給油、タイヤ交換、ドライバーチェンジをしてピットアウトした。
 ここでトップに踊り出たのが#1 エンドレスアドバンGT-R。レース周回半分の43周を
終わっての順位は、トップ#1 エンドレスアドバンGT-R、1分以上の差で2位#33 ファル
ケンポルシェ、さらに30秒以上遅れて3位#25 アドバンポルシェ。4位はクラス2トップ
の#2 FUJITSUBOインプレッサ、5位は#19 JMCダンロップGT-R、6位はクラス2 2位の#22
 avexインプレッサ。
 雨足が再び強くなってきた。そして、ピットアウト後、2位の#33 ファルケンポルシ
ェのペースが上がらない。47周目の1コーナーで3位の#25 アドバンポルシェが#33 フ
ァルケンポルシェを捕らえて2位に、#33 ファルケンポルシェは3位に後退。
 54周を終わって2位#25 アドバンポルシェとの差が1分13秒のトップ走行の#1 エンド
レスアドバンGT-Rがピットイン。給油、タイヤを深溝レインに交換、ドライバーチェ
ンジをしてピットアウト。しかし、その間2位の#25 アドバンポルシェががストレート
を通過してトップに立つ。#1 エンドレスアドバンGT-Rは2位に落ちた。
 56周を終わってトップは、#25 アドバンポルシェ、2位は26秒遅れて#1 エンドレス
アドバンGT-R、3位はさらに8秒差で#33 ファルケンポルシェ、4位にはなんとクラス
N+トップの#5 5ZIGENインテグラが上がってきた。5位に#24 PCJアドバンポルシェ、6
位にクラス2トップの#22 avexインプレッサ。
 ラップタイムは、トップの#25より2位の#1のほうが3秒弱速い。57周を終わってト
ップ#25 アドバンポルシェと2位#1 エンドレスアドバンGT-Rの差は23秒、60周で16秒、
64周を終わってついにその差は10秒を切った。
 69周を終わっても雨足は強いまま。ひたひたとトップ#25 アドバンポルシェに迫る
#1 エンドレスアドバンGT-Rとの差はついに5秒を切り、74周目の1コーナーでついに#1
 エンドレスアドバンGT-Rは#25 アドバンポルシェの背後に迫った。そしんてなんとこ
 の周のシケイン進入でで#25が痛恨のブレーキングミス、ショートカットを通る間に
 ついに#1 エンドレスアドバンGT-Rがトップを奪い返した。
 78周目、残り5周、トップに立ち一時は2位との差を3秒以上と開いた#1 エンドレス
アドバンGT-Rのペースが上がらない。2位、#25 アドバンポルシェが1秒を切る差で背
後に迫ってきた。しかし79周目の1コーナーで、#25 アドバンポルシェは周回遅れの処
理をミス、グラベルに飛び出し追撃もここまでとなった。
 レースはこのまま終了。優勝は、#1 エンドレスアドバンGT-R、2位はチェッカー1
周前にガス欠給油のためピットインしたものの順位をゆずることなかった#25 アドバ
ンポルシェが、3位は#33 ファルケンポルシェ、4位は#99 CRTピレリポルシェ、5位は
#24 PCJアドバンポルシェ、6位はクラスN+トップの#5 5ZIGENインテグラが入った。
 なお、クラス2優勝は#2 FUJITSUBOインプレッサ、クラス3優勝は#83 BPアドバンNSX、
クラス4優勝は#8 ACID英進館S2000、クラスN+優勝は#5 5ZIGENインテグラとなった。

木下みつひろ(クラス1優勝ドライバー)のコメント
「序盤は浅溝のタイヤで行ったんですけれど、路面が良くならずに雨量の少ない路面
コンディションの時間が短かったんです。2ストップでしたから青木君につないで終
盤また乗ったんですが、最後はヘビーウエットで鈴鹿で初めて履くタイヤでとまどい
がありました。思ったよりは持ちこたえてくれて前(のポルシェ)に追いつけること
ができました。後半はタイヤの摩耗に対して雨量が多くコントロールが難しかったで
す。追いつくのも、タイムを出して相手にプレッシャーかけるのも有効でしたね。ヒ
ヤヒヤの2連勝でしたが、レースやってる実感はありましたね。次戦に向けてタイヤ
もセッティングもよりシビアなところを探って速くしたいですね」

■決勝 天候:雨/コース:ウェット

鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNo  Cls P  Driver                Car/Type          Lap   Time/Bihind
--------------------------------------------------------------------
 1  1   1  1 木下 みつひろ     エンドレス アドバ   82   3:32'15.542
             青木 孝行         BNR34
 2 25   1  2 織戸 学           ADVAN PORSCHE       82       -43.753
             羽根 幸浩         996
 3 33   1  3 竹内 浩典         FALKEN☆PORCSHE     81       -1 Lap
             田中 哲也         996
 4 99   1  4 砂子 塾長         CRT-PIRELLIポルシ   81       -1 Lap
             壷林 貴也         996
 5 24   1  5 井上 貴志         PCJ ADVAN PORSCHE   81       -1 Lap
             堤 明彦           996
 6  5  N+  1 道上 龍           5ZIGEN INTEGRA      81       -1 Lap
             服部 尚貴         DC5
 7  2   2  1 吉田 寿博         FUJITSUBOインプレ   80       -2 Laps
             清水 和夫         GH-GDB
 8 22   2  2 村山 智之         avex・Impreza       80       -2 Laps
             松田 晃司         GH-GDB
 9 19   1  6 輿水 敏明         JMCダンロップGT-R   80       -2 Laps
             阪口 良平         BNR34
10 36  N+  2 黒澤 琢弥         MAZIORA Kosei SXE   79       -3 Laps
             佐々木 孝太       SXE10
11 56   2  3 松本 達哉         NUTEC ランサー エ   79       -3 Laps
             日部 利晃         CT9A
12 83   3  1 古橋 譲           BP ADVAN NSX        79       -3 Laps
             玉木 秀幸         NA2
             小林 正吾
13 57   2  4 大橋 正澄         グラムライツ ラン   79       -3 Laps
             松浦 俊之         CT9A
             松井 猛敏
14  3   2  5 村田 信博         エンドレスアドバン  79       -3 Laps
             サトウ カイチ     CT9A
15 27   3  2 古谷 直広         FINA BMW M3         79       -3 Laps
             長島 正興         E36
16 37  N+  3 影山 正彦         SPIRIT Kosei SXE     78       -4 Laps
             井入 宏之         SXE10
17 13   2  6 原田 一政         KSAUTO-LANCER       78       -4 Laps
             脇田 一輝         CP9A
             山本 和正
18 54  N+  4 山内 伸弥         ADVANアンクルイン   78       -4 Laps
             浅見 武           DC5
19 39   3  3 八木 宏之         DELPHI ADVAN NSX    78       -4 Laps
             植田 正幸         NA2
20 55  N+  5 田ヶ原 章蔵       ARTA FOS アルテッ   78       -4 Laps
             片岡 龍也         SXE10
21 20   2  7 橋澤 宏           RSオガワADVANラン   77       -5 Laps
             小林 且雄         CT9A
             伊藤 勝一
22  8   4  1 筒井 克彦         ACID英進館YH S2000  77       -5 Laps
             谷川 達也         AP1
23*69   4  2 梅本 淳一         J'S RACING S2000 Y  77       -5 Laps
             長野 賢也         AP1
24 14   3  4 今村 大輔         REDLINEダイトウRX-  77       -5 Laps
             山崎 学           FD3S
             小松 一臣
25*82   4  3 西村 元希         KTパサージュベルノ  77       -5 Laps
             高橋 しげる       DC5
             津川 偉章
26 73   4  4 山本 すばる       ロイヤルハウスA-ON  76       -6 Laps
             高良 匡紀         DC5
27 70   2  8 三上 和美         リニューカーTCPRO   76       -6 Laps
             藤沢 哲也         CP9A
             福田川 優
28 77   3  5 吉岡 一博         TRUST ADVAN RX7     76       -6 Laps
             池田 克久         FD3S
29 21   4  5 三船 剛           クムホ・エクスタ・  75       -7 Laps
             和田 久           AP1
             袖山 誠一
30  6   2  9 冨桝 朋広         ファルケン☆ランサ  75       -7 Laps
             関 豊             CT9A
31 18   4  6 浅野 武夫         FK/マッシモADVAN D  74       -8 Laps
             笠原 智行         DC5
32 58   4  7 佐藤 衛           モンド スピードDL   74       -8 Laps
             富沢 勝           AP1
             斎藤 多聞
33 23   3  6 尾本 直史         C-WEST アドバン Z3  73       -9 Laps
             星野 一樹         UA-Z33
34*60   4  8 小幡 弘           RCB・DL・インテグ   73       -9 Laps
             成澤 隆二         DC5
             枡田 雄幸
35 98   4  9 田嶋 栄一         Mooncraft S2000     73       -9 Laps
             海老澤 紳一       AP1
             千田 隆平
36 66   4 10 福田 よしのぶ     EXEDY シグナルオー  72      -10 Laps
             たになか むねあき DC5
37 10   4 11 菊地 靖           RED LINEベルノ東海  69      -13 Laps
             渡辺 明           DC5
38*12   2 10 田中 壮一郎       クイーンスクエア.   69      -13 Laps
             筒井 紀美子       CT9A
             寺下 昌宏
39*28   3  7 大城 一           PIRELLI花博I&Plus   68      -14 Laps
             前嶋 秀司         NA2
             川越 賢二
40 29   4 12 谷口 美穂         オベロン読売江東理  67      -15 Laps
             谷口 いずみ       DC5
41 17  N+  6 田中 篤           キーパー★ingsカワ  63      -19 Laps
             テツ・清水         DC5
             山本 信
42 34   4 13 川口 正敬         タイヤガーデンBP-D  59      -23 Laps
             岡 滋人           DC5
             浅野 哲夫
------ < 以上 認定順位 > -----
-  96  N+  7 藤田 孝博         ネッツ大分アドバン  71      -11 Laps
             山口 明           SXE10
             大村 亜津子
- *11   2 11 中谷 明彦         ジアラランサー      44      -38 Laps
             木下 隆之         CT9A
-  15   3  8 長島 正明         ORCアドバンRX-7     15      -67 Laps
             山田 英二         FD3S
             入口 秀輝
- *10   1  7 飯田 章           ランドリーOGBアド    9      -73 Laps
             西澤 和之         996
             落合 俊之
--------------------------------------------------------------------
* Fastest Lap: No.1 エンドレスアドバンGT-R 2'27.470 18/82 141.76km/h
* 規定周回数 C1: 57Laps / C2: 56Laps / C3: 55Laps / C4: 53Laps / N+: 56Laps
* ペナルティ No.11 スーパー耐久シリーズ規則第10条(10)違反(反則スタート)に
  より、ペナルティストップ10秒を課した。
* ペナルティ No.109 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)
  により、ペナルティストップ10秒を課した。(リタイアのため未消化)
* ペナルティ No.12 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン
  未停止)により、ペナルティストップ10秒を課した。
* ペナルティ No.82 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン
  始動)により、ペナルティストップ10秒を課した。
* ペナルティ No.280 スーパー耐久シリーズ規則第11条(11)違反(給油中のジャッ
  キ作動)によりペナルティストップ10秒を課した。
* ペナルティ No.60 スーパー耐久鈴鹿300マイル特別規則書第46条~2)違反(ピッ
  トレーン通過速度)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
* ペナルティ No.69 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)
  により、ペナルティストップ10秒を課した。


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スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル 決勝


優勝したエンドレスアドバンGT-Rとそのクルー、木下みつひろと青木孝之 (Photo: K.Takeshita)

 11日、鈴鹿サーキットで行われたスーパー耐久第2戦は、予選2位からスタートした#1 エンドレスアドバンGT-Rが、ポルシェ勢より1回多いピットストップのため一時は2位に後退するものの終盤74周目に#25 アドバンポルシェを逆転。トップに立つと執拗な#25 アドバンポルシェの追撃を振り切ってそのまま82周を走り切り優勝、開幕から2連勝を飾った。

(観衆12,500人、気温17度、路面温度18度)

 一時、小康状態だった雨足は、FD決勝レースの終盤から本降りとなり、スタート進行を終え、スーパー耐久決勝の始まる午後2時には、コースは完全にウエット状態となった。

 レースはローリングスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタート、#25 アドバンポルシェの織戸学、2位に予選2位の#1 エンドレスアドバンGT-R。3位は#109 ランドリーアドバンGT3。#25 アドバンポルシェは、1周目を終わって2位に6秒の大差をつけ逃げにかかる。やはり雨でのポルシェは速い。一方、浅溝レインタイヤを選択した#1エンドレスアドバンGT-Rは苦しい。2周目には3位に上がった#33ファルケンポルシェにかわされ3位まで後退。5周を終わっての順位は、トップ#25 アドバンポルシェ、2位#33 ファルケンポルシェ、3位#1 エンドレスアドバンGT-R、4位#109 ランドリーアドバンGT3、5位#19 JMCダンロップGT-R、6位#99 CRTピレリポルシェ。

 10周を終わって、2位に上がった#33 ファルケンポルシェをドライブする田中哲也がトップとの差を徐々に詰め始める。その差は5秒8。その後ろ3位の#1 エンドレスアドバンGT-Rとは20秒以上の差が開いている。4位を走っていた#109 ランドリーアドバンGT-Rはミッションにトラブルをかかえピットイン、上位戦線から脱落した。

 17周を終える頃から、雨足が弱まり、#1 エンドレスアドバンGT-Rの反撃が始まった。トップ2台と2秒弱速いラップタイムでその差を縮め始めた。20周を終わって、トップ#25 アドバンポルシェと#33 ファルケンポルシェの差は1秒を切った。その後ろ20秒弱まで差をつめた#1 エンドレスアドバンGT-Rが3位。4位は#19 JMCダンロップGT-R、5位はクラス2のトップ#22 avexインプレッサ、6位は#99 CRTピレリポルシェ。

 24周目、#33 ファルケンポルシェがついに1コーナー進入でアウトから#25 アドバンポルシェを捕らえてトップに出た。#25 アドバンポルシェは2位に。2位に落ちた#25はタイヤがきついのか徐々に遅れ始める。そして、27周目に入るストレートで猛追の#1 エンドレスアドバンGT-Rがついに前に出た。そして、28周を終わって#1 エンドレスアドバンGT-Rがピットイン。タイヤを替えずに給油のみでドライバーを木下みつひろから青木孝之にチェンジ。

 40周を前後して、クラス1のポルシェ勢が続々とピットイン。どうやらポルシェ勢は1ストップ作戦のようだ。37周を終わって#24 PCJ アドバンポルシェが、39周を終わって2位の#25 アドバンポルシェが、41周を終わってトップの#33 ファルケンポルシェがピットイン、給油、タイヤ交換、ドライバーチェンジをしてピットアウトした。

 ここでトップに踊り出たのが#1 エンドレスアドバンGT-R。43周を終わっての順位は、トップ#1 エンドレスアドバンGT-R、1分以上の差で2位#33 ファルケンポルシェ、さらに30秒以上遅れて3位#25 アドバンポルシェ。4位はクラス2トップの#2 FUJITSUBOインプレッサ、5位は#19 JMCダンロップGT-R、6位はクラス2 2位の#22 avexインプレッサ。

 雨足が再び強くなってきた。そして、ピットアウト後、2位の#33 ファルケンポルシェのペースが上がらない。47周目の1コーナーで3位の#25 アドバンポルシェが#33 ファルケンポルシェを捕らえて2位に、#33 ファルケンポルシェは3位に後退。

 54周を終わって2位#25 アドバンポルシェとの差が1分13秒のトップ走行の#1 エンドレスアドバンGT-Rがピットイン。給油、タイヤを深溝レインに交換、ドライバーチェンジをしてピットアウト。しかし、その間2位の#25 アドバンポルシェががストレートを通過してトップに立つ。#1 エンドレスアドバンGT-Rは2位に落ちた。

 56周を終わってトップは、#25 アドバンポルシェ、2位は26秒遅れて#1 エンドレスアドバンGT-R、3位はさらに8秒差で#33 ファルケンポルシェ、4位にはなんとクラスN+トップの#5 5ZIGENインテグラが上がってきた。5位に#24 PCJアドバンポルシェ、6位にクラス2トップの#22 avexインプレッサ。

 ラップタイムは、トップの#25 アドバンポルシェより2位の#1 エンドレスアドバンGT-Rのほうが3秒弱速い。57周を終わってトップ#25 アドバンポルシェと2位#1 エンドレスアドバンGT-Rの差は23秒、60周で16秒、64周を終わってついにその差は10秒を切った。

 69周を終わっても雨足は強いまま。ひたひたとトップ#25 アドバンポルシェに迫る#1 エンドレスアドバンGT-Rとの差はついに5秒を切り、74周目の1コーナーでついに#1 エンドレスアドバンGT-Rは#25 アドバンポルシェの背後に迫った。そしんてなんとこの周のシケイン進入でで#25が痛恨のブレーキングミス、ショートカットを通る間についに#1 エンドレスアドバンGT-Rがトップを奪い返した。

 78周目、残り5周、トップに立ち一時は2位との差を3秒以上と開いた#1 エンドレスアドバンGT-Rのペースが上がらない。2位、#25 アドバンポルシェが1秒を切る差で背後に迫ってきた。しかし79周目の1コーナーで、#25 アドバンポルシェは周回遅れの処理をミス、グラベルに飛び出し追撃もここまでとなった。

 レースはこのまま終了。優勝は、#1 エンドレスアドバンGT-R、2位はチェッカー1周前にガス欠給油のためピットインしたものの順位をゆずることなかった#25 アドバンポルシェが、3位は#33 ファルケンポルシェ、4位は#99 CRTピレリポルシェ、5位は#24 PCJアドバンポルシェ、6位はクラスN+トップの#5 5ZIGENインテグラが入った。

 なお、クラス2優勝は#2 FUJITSUBOインプレッサ、クラス3優勝は#83 BPアドバンNSX、クラス4優勝は#8 ACID英進館S2000、クラスN+優勝は#5 5ZIGENインテグラとなった。

木下みつひろ(クラス1優勝エンドレスアドバンGT-R ドライバー)のコメント
「序盤は浅溝のタイヤで行ったんですけれど、路面が良くならずに雨量の少ない路面コンディションの時間が短かったんです。2ストップでしたから青木君につないで終盤また乗ったんですが、最後はヘビーウエットで鈴鹿で初めて履くタイヤでとまどいがありました。思ったよりは持ちこたえてくれて前(のポルシェ)に追いつけることができました。後半はタイヤの摩耗に対して雨量が多くコントロールが難しかったです。追いつくのも、タイムを出して相手にプレッシャーかけるのも有効でしたね。ヒヤヒヤの2連勝でしたが、レースやってる実感はありましたね。次戦に向けてタイヤもセッティングもよりシビアなところを探って速くしたいですね」

2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:雨/コース:ウェット
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PosNoClsP DriverCar/TypeLapTime/Bihind
1111 木下 みつひろ
 青木 孝行
エンドレス アドバン GT-R
BNR34
823:32'15.542
22512 織戸 学
 羽根 幸浩
ADVAN PORSCHE
996
82-43.753
33313 竹内 浩典
 田中 哲也
FALKEN☆PORCSHE
996
81-1 Lap 
49914 砂子 塾長
 壷林 貴也
CRT-PIRELLIポルシェ
996
81-1 Lap 
52415 井上 貴志
 堤 明彦
PCJ ADVAN PORSCHE
996
81-1 Lap 
65N+1 道上 龍
 服部 尚貴
5ZIGEN INTEGRA
DC5
81-1 Lap 
7221 吉田 寿博
 清水 和夫
FUJITSUBOインプレッサ
GH-GDB
80-2 Laps
82222 村山 智之
 松田 晃司
avex・Impreza
GH-GDB
80-2 Laps
91916 輿水 敏明
 阪口 良平
JMCダンロップGT-R・ED
BNR34
80-2 Laps
1036N+2 黒澤 琢弥
 佐々木 孝太
MAZIORA Kosei SXE
SXE10
79-3 Laps
115623 松本 達哉
 日部 利晃
NUTEC ランサー エボⅧ
CT9A
79-3 Laps
128331 古橋 譲
 玉木 秀幸
 小林 正吾
BP ADVAN NSX
NA2
79-3 Laps
135724 大橋 正澄
 松浦 俊之
 松井 猛敏
グラムライツ ランサーエボⅧ
CT9A
79-3 Laps
14325 村田 信博
 サトウ カイチ
エンドレスアドバン座間エボ
CT9A
79-3 Laps
152732 古谷 直広
 長島 正興
FINA BMW M3
E36
79-3 Laps
1637N+3 影山 正彦
 井入 宏之
SPIRIT Kosei SXE
SXE10
78-4 Laps
171326 原田 一政
 脇田 一輝
 山本 和正
KSAUTO-LANCER
CP9A
78-4 Laps
1854N+4 山内 伸弥
 浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
78-4 Laps
193933 八木 宏之
 植田 正幸
DELPHI ADVAN NSX
NA2
78-4 Laps
2055N+5 田ヶ原 章蔵
 片岡 龍也
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
78-4 Laps
212027 橋澤 宏
 小林 且雄
 伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
CT9A
77-5 Laps
22841 筒井 克彦
 谷川 達也
ACID英進館YH S2000
AP1
77-5 Laps
23*6942 梅本 淳一
 長野 賢也
J'S RACING S2000 YH
AP1
77-5 Laps
241434 今村 大輔
 山崎 学
 小松 一臣
REDLINEダイトウRX-7
FD3S
77-5 Laps
25*8243 西村 元希
 高橋 しげる
 津川 偉章
KTパサージュベルノ宮城FK
DC5
77-5 Laps
267344 山本 すばる
 高良 匡紀
ロイヤルハウスA-ONE無限μ
DC5
76-6 Laps
277028 三上 和美
 藤沢 哲也
 福田川 優
リニューカーTCPROアドバン
CP9A
76-6 Laps
287735 吉岡 一博
 池田 克久
TRUST ADVAN RX7
FD3S
76-6 Laps
292145 三船 剛
 和田 久
 袖山 誠一
クムホ・エクスタ・S2000
AP1
75-7 Laps
30629 冨桝 朋広
 関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
75-7 Laps
311846 浅野 武夫
 笠原 智行
FK/マッシモADVAN DC5
DC5
74-8 Laps
325847 佐藤 衛
 富沢 勝
 斎藤 多聞
モンド スピードDL 2000
AP1
74-8 Laps
332336 尾本 直史
 星野 一樹
C-WEST アドバン Z33
UA-Z33
73-9 Laps
34*6048 小幡 弘
 成澤 隆二
 枡田 雄幸
RCB・DL・インテグラ
DC5
73-9 Laps
359849 田嶋 栄一
 海老澤 紳一
 千田 隆平
Mooncraft S2000
AP1
73-9 Laps
3666410 福田 よしのぶ
 たになか むねあき
EXEDY シグナルオート DC5
DC5
72-10 Laps
3710411 菊地 靖
 渡辺 明
RED LINEベルノ東海DL
DC5
69-13 Laps
38*12210 田中 壮一郎
 筒井 紀美子
 寺下 昌宏
クイーンスクエア.ネットエボⅧ
CT9A
69-13 Laps
39*28037 大城 一
 前嶋 秀司
 川越 賢二
PIRELLI花博I&Plus
NA2
68-14 Laps
4029412 谷口 美穂
 谷口 いずみ
オベロン読売江東理工専DC5
DC5
67-15 Laps
4117N+6 田中 篤
 テツ・清水
 山本 信
キーパー★ingsカワサキDL
DC5
63-19 Laps
4234413 川口 正敬
 岡 滋人
 浅野 哲夫
タイヤガーデンBP-DC5
DC5
59-23 Laps
------- < 以上 認定順位 > --------
-96N+7 藤田 孝博
 山口 明
 大村 亜津子
ネッツ大分アドバンアルテッツア
SXE10
71-11 Laps
-*11211 中谷 明彦
 木下 隆之
ジアラランサー
CT9A
44-38 Laps
-1538 長島 正明
 山田 英二
 入口 秀輝
ORCアドバンRX-7
FD3S
15-67 Laps
-*10917 飯田 章
 西澤 和之
 落合 俊之
ランドリーOGBアドバンGT3
996
9-73 Laps
  • Fastest Lap: No.1 エンドレスアドバンGT-R 2'27.470 18/82 141.76km/h
  • 規定周回数 C1: 57Laps / C2: 56Laps / C3: 55Laps / C4: 53Laps / N+: 56Laps
  • ペナルティ No.11 スーパー耐久シリーズ規則第10条(10)違反(反則スタート)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • ペナルティ No.109 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)により、ペナルティストップ10秒を課した。(リタイアのため未消化)
  • ペナルティ No.12 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン未停止)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • ペナルティ No.82 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン始動)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • ペナルティ No.280 スーパー耐久シリーズ規則第11条(11)違反(給油中のジャッキ作動)によりペナルティストップ10秒を課した。
  • ペナルティ No.60 スーパー耐久鈴鹿300マイル特別規則書第46条~2)違反(ピットレーン通過速度)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • ペナルティ No.69 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)により、ペナルティストップ10秒を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル フリー走行


ウエットのフリー走行を制した、FALKEN☆PORCSHE (Photo: K.Takeshita)

雨のフリー走行を制したのは、ファルケンポルシェ。2位にエンドレスアドバンGT-Rがつける。

 11日、鈴鹿は朝から小雨模様。路面はまだ湿っている程度だったが、フリー走行が始まる直前に降り出した大粒の雨によりコースは一気にウエットに。スリックタイヤでピットロード出口に並んでいたマシンはピットに押し戻されてレインタイヤに履き替えるという混乱のなか、午前9時20分フリー走行が始まった。

 フリー走行序盤は、2分37秒台でアドバンポルシェがトップタイム。フリー走行中盤から小雨になると各車徐々にタイムアップ。結局、終盤に2分28秒959を叩き出したファルケンポルシェがトップに踊り出た。エンドレスアドバンGT-Rは2位に入った。

 決勝は、午後2時より82周にわたって行われる。

2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Free-Practice Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsP DriverCar/TypeTimeDelayGapkm/h
13311 竹内 浩典
 田中 哲也
FALKEN☆PORCSHE
996
2'28.950--140.35
2112 木下 みつひろ
 青木 孝行
エンドレス アドバン GT-R
BNR34
2'29.3730.4230.423139.95
32513 織戸 学
 羽根 幸浩
ADVAN PORSCHE
996
2'30.7741.8241.401138.65
4321 村田 信博
 サトウ カイチ
エンドレスアドバン座間エボ
CT9A
2'30.8991.9490.125138.54
51914 輿水 敏明
 阪口 良平
JMCダンロップGT-R・ED
BNR34
2'30.9481.9980.049138.49
610915 飯田 章
 西澤 和之
 落合 俊之
ランドリーOGBアドバンGT3
996
2'30.9502.0000.002138.49
79916 砂子 塾長
 壷林 貴也
CRT-PIRELLIポルシェ
996
2'32.1173.1671.167137.43
85N+1 道上 龍
 服部 尚貴
5ZIGEN INTEGRA
DC5
2'33.1114.1610.994136.54
9222 吉田 寿博
 清水 和夫
FUJITSUBOインプレッサ
GH-GDB
2'33.1194.1690.008136.53
1036N+2 黒澤 琢弥
 佐々木 孝太
MAZIORA Kosei SXE
SXE10
2'33.6414.6910.522136.07
112223 村山 智之
 松田 晃司
avex・Impreza
GH-GDB
2'33.8034.8530.162135.92
121124 中谷 明彦
 木下 隆之
ジアラランサー
CT9A
2'34.0075.0570.204135.74
132025 橋澤 宏
 小林 且雄
 伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
CT9A
2'34.1495.1990.142135.62
1437N+3 影山 正彦
 井入 宏之
SPIRIT Kosei SXE
SXE10
2'35.5636.6131.414134.38
157731 吉岡 一博
 池田 克久
TRUST ADVAN RX7
FD3S
2'35.9176.9670.354134.08
1655N+4 田ヶ原 章蔵
 片岡 龍也
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
2'36.6757.7250.758133.43
175626 松本 達哉
 日部 利晃
NUTEC ランサー エボⅧ
CT9A
2'36.7097.7590.034133.40
188332 古橋 譲
 玉木 秀幸
 小林 正吾
BP ADVAN NSX
NA2
2'37.0598.1090.350133.10
192417 井上 貴志
 堤 明彦
PCJ ADVAN PORSCHE
996
2'37.3918.4410.332132.82
20627 冨桝 朋広
 関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
2'37.8078.8570.416132.47
217028 三上 和美
 藤沢 哲也
 福田川 優
リニューカーTCPROアドバン
CP9A
2'38.0339.0830.226132.28
2254N+5 山内 伸弥
 浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
2'38.6569.7060.623131.76
23841 筒井 克彦
 谷川 達也
ACID英進館YH S2000
AP1
2'38.7869.8360.130131.66
241433 今村 大輔
 山崎 学
 小松 一臣
REDLINEダイトウRX-7
FD3S
2'38.8499.8990.063131.60
253934 八木 宏之
 植田 正幸
DELPHI ADVAN NSX
NA2
2'39.44710.4970.598131.11
261535 長島 正明
 山田 英二
 入口 秀輝
ORCアドバンRX-7
FD3S
2'40.83211.8821.385129.98
271329 原田 一政
 脇田 一輝
 山本 和正
KSAUTO-LANCER
CP9A
2'40.91611.9660.084129.91
286942 梅本 淳一
 長野 賢也
J'S RACING S2000 YH
AP1
2'42.45913.5091.543128.68
2957210 大橋 正澄
 松浦 俊之
 松井 猛敏
グラムライツ ランサーエボⅧ
CT9A
2'42.57513.6250.116128.59
3096N+6 藤田 孝博
 山口 明
 大村 亜津子
ネッツ大分アドバンアルテッツア
SXE10
2'43.10614.1560.531128.17
317343 山本 すばる
 高良 匡紀
ロイヤルハウスA-ONE無限μ
DC5
2'43.37914.4290.273127.96
322736 古谷 直広
 長島 正興
FINA BMW M3
E36
2'43.45214.5020.073127.90
338244 西村 元希
 高橋 しげる
 津川 偉章
KTパサージュベルノ宮城FK
DC5
2'43.67214.7220.220127.73
342337 尾本 直史
 星野 一樹
C-WEST アドバン Z33
UA-Z33
2'44.97016.0201.298126.72
359845 田嶋 栄一
 海老澤 紳一
 千田 隆平
Mooncraft S2000
AP1
2'45.19216.2420.222126.55
365846 佐藤 衛
 富沢 勝
 斎藤 多聞
モンド スピードDL 2000
AP1
2'45.47416.5240.282126.34
372147 三船 剛
 和田 久
 袖山 誠一
クムホ・エクスタ・S2000
AP1
2'46.30717.3570.833125.70
381848 浅野 武夫
 笠原 智行
FK/マッシモADVAN DC5
DC5
2'47.04918.0990.742125.14
3928038 大城 一
 前嶋 秀司
 川越 賢二
PIRELLI花博I&Plus
NA2
2'47.21718.2670.168125.02
402949 谷口 美穂
 谷口 いずみ
オベロン読売江東理工専DC5
DC5
2'51.23322.2834.016122.09
4160410 小幡 弘
 成澤 隆二
 枡田 雄幸
RCB・DL・インテグラ
DC5
2'51.38222.4320.149121.98
4234411 川口 正敬
 岡 滋人
 浅野 哲夫
タイヤガーデンBP-DC5
DC5
2'53.65724.7072.275120.38
4310412 菊地 靖
 渡辺 明
RED LINEベルノ東海DL
DC5
3'06.95738.00713.300111.82
4466413 福田 よしのぶ
 たになか むねあき
EXEDY シグナルオート DC5
DC5
7'53.2865'24.3364'46.32944.17
4517N+7 田中 篤
 テツ・清水
 山本 信
キーパー★ingsカワサキDL
DC5
no time---
4612211 田中 壮一郎
 筒井 紀美子
 寺下 昌宏
クイーンスクエア.ネットエボⅧ
CT9A
no time---

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 フリー走行

●スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル
 2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県)

雨のフリー走行を制したのは、ファルケンポルシェ。2位にエンドレスアドバンGT-R
がつける。
 11日、鈴鹿は朝から小雨模様。路面はまだ湿っている程度だったが、フリー走行が
始まる直前に降り出した大粒の雨によりコースは一気にウエットに。スリックタイヤ
でピットロード出口に並んでいたマシンはピットに押し戻されてレインタイヤに履き
替えるという混乱のなか、午前9時20分フリー走行が始まった。
 フリー走行序盤は、2分37秒台でアドバンポルシェがトップタイム。フリー走行中盤
から小雨になると各車徐々にタイムアップ。結局、終盤に2分28秒959を叩き出したフ
ァルケンポルシェがトップに踊り出た。エンドレスアドバンGT-Rは2位に入った。
 決勝は、午後2時より82周にわたって行われる。

■フリー走行 天候:雨/コース:ウェット

鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Free-Practice Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

 P  No Cls P Driver             Car/Type                   Time     km/h/Delay
------------------------------------------------------------------------------
 1  33  1  1 竹内 浩典         FALKEN☆PORCSHE            2'28.950 140.35km/h
             田中 哲也         996
 2   1  1  2 木下 みつひろ     エンドレス アドバン GT-R   2'29.373    0.423
             青木 孝行         BNR34
 3  25  1  3 織戸 学           ADVAN PORSCHE              2'30.774    1.824
             羽根 幸浩         996
 4   3  2  1 村田 信博         エンドレスアドバン座間エボ 2'30.899    1.949
             サトウ カイチ     CT9A
 5  19  1  4 輿水 敏明         JMCダンロップGT-R・ED      2'30.948    1.998
             阪口 良平         BNR34
 6 109  1  5 飯田 章           ランドリーOGBアドバンGT3   2'30.950    2.000
             西澤 和之         996
             落合 俊之
 7  99  1  6 砂子 塾長         CRT-PIRELLIポルシェ        2'32.117    3.167
             壷林 貴也         996
 8   5 N+  1 道上 龍           5ZIGEN INTEGRA             2'33.111    4.161
             服部 尚貴         DC5
 9   2  2  2 吉田 寿博         FUJITSUBOインプレッサ      2'33.119    4.169
             清水 和夫         GH-GDB
10  36 N+  2 黒澤 琢弥         MAZIORA Kosei SXE          2'33.641    4.691
             佐々木 孝太       SXE10
11  22  2  3 村山 智之         avex・Impreza              2'33.803    4.853
             松田 晃司         GH-GDB
12  11  2  4 中谷 明彦         ジアラランサー             2'34.007    5.057
             木下 隆之         CT9A
13  20  2  5 橋澤 宏           RSオガワADVANランサー      2'34.149    5.199
             小林 且雄         CT9A
             伊藤 勝一
14  37 N+  3 影山 正彦         SPIRIT Kosei SXE            2'35.563    6.613
             井入 宏之         SXE10
15  77  3  1 吉岡 一博         TRUST ADVAN RX7            2'35.917    6.967
             池田 克久         FD3S
16  55 N+  4 田ヶ原 章蔵       ARTA FOS アルテッツア      2'36.675    7.725
             片岡 龍也         SXE10
17  56  2  6 松本 達哉         NUTEC ランサー エボⅧ      2'36.709    7.759
             日部 利晃         CT9A
18  83  3  2 古橋 譲           BP ADVAN NSX               2'37.059    8.109
             玉木 秀幸         NA2
             小林 正吾
19  24  1  7 井上 貴志         PCJ ADVAN PORSCHE          2'37.391    8.441
             堤 明彦           996
20   6  2  7 冨桝 朋広         ファルケン☆ランサーEVOⅧ  2'37.807    8.857
             関 豊             CT9A
21  70  2  8 三上 和美         リニューカーTCPROアドバン  2'38.033    9.083
             藤沢 哲也         CP9A
             福田川 優
22  54 N+  5 山内 伸弥         ADVANアンクルインテグラ    2'38.656    9.706
             浅見 武           DC5
23   8  4  1 筒井 克彦         ACID英進館YH S2000         2'38.786    9.836
             谷川 達也         AP1
24  14  3  3 今村 大輔         REDLINEダイトウRX-7        2'38.849    9.899
             山崎 学           FD3S
             小松 一臣
25  39  3  4 八木 宏之         DELPHI ADVAN NSX           2'39.447   10.497
             植田 正幸         NA2
26  15  3  5 長島 正明         ORCアドバンRX-7            2'40.832   11.882
             山田 英二         FD3S
             入口 秀輝
27  13  2  9 原田 一政         KSAUTO-LANCER              2'40.916   11.966
             脇田 一輝         CP9A
             山本 和正
28  69  4  2 梅本 淳一         J'S RACING S2000 YH        2'42.459   13.509
             長野 賢也         AP1
29  57  2 10 大橋 正澄         グラムライツ ランサーエボⅧ2'42.575   13.625
             松浦 俊之         CT9A
             松井 猛敏
30  96 N+  6 藤田 孝博         ネッツ大分アドバンアルテッ 2'43.106   14.156
             山口 明           SXE10
             大村 亜津子
31  73  4  3 山本 すばる       ロイヤルハウスA-ONE無限μ  2'43.379   14.429
             高良 匡紀         DC5
32  27  3  6 古谷 直広         FINA BMW M3                2'43.452   14.502
             長島 正興         E36
33  82  4  4 西村 元希         KTパサージュベルノ宮城FK   2'43.672   14.722
             高橋 しげる       DC5
             津川 偉章
34  23  3  7 尾本 直史         C-WEST アドバン Z33        2'44.970   16.02
             星野 一樹         UA-Z33
35  98  4  5 田嶋 栄一         Mooncraft S2000            2'45.192   16.242
             海老澤 紳一       AP1
             千田 隆平
36  58  4  6 佐藤 衛           モンド スピードDL 2000     2'45.474   16.524
             富沢 勝           AP1
             斎藤 多聞
37  21  4  7 三船 剛           クムホ・エクスタ・S2000    2'46.307   17.357
             和田 久           AP1
             袖山 誠一
38  18  4  8 浅野 武夫         FK/マッシモADVAN DC5       2'47.049   18.099
             笠原 智行         DC5
39 280  3  8 大城 一           PIRELLI花博I&Plus          2'47.217   18.267
             前嶋 秀司         NA2
             川越 賢二
40  29  4  9 谷口 美穂         オベロン読売江東理工専DC5  2'51.233   22.283
             谷口 いずみ       DC5
41  60  4 10 小幡 弘           RCB・DL・インテグラ        2'51.382   22.432
             成澤 隆二         DC5
             枡田 雄幸
42  34  4 11 川口 正敬         タイヤガーデンBP-DC5       2'53.657   24.707
             岡 滋人           DC5
             浅野 哲夫
43  10  4 12 菊地 靖           RED LINEベルノ東海DL       3'06.957   38.007
             渡辺 明           DC5
44  66  4 13 福田 よしのぶ     EXEDY シグナルオート DC5   7'53.286 5'24.336
             たになか むねあき DC5
45  17 N+  7 田中 篤           キーパー★ingsカワサキDL   no time        -
             テツ・清水         DC5
             山本 信
46  12  2 11 田中 壮一郎       クイーンスクエア.ネットエボno time        -
             筒井 紀美子       CT9A
             寺下 昌宏


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スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル 予選2

●2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県)

アドバンポルシェの織戸学、GT-Rを指定席から引きずり降ろし、ついにポールを奪取!
 午後になるとさらに雲は厚さを増し今にも雨が降り出しそうな天候となってきた。
気温は20度、路温温度は23度という条件で午後12時20分公式予選2回目が開始された。
 まずは午前中トップタイムを叩き出した、エンドレスアドバンGT-Rが木下みつひろ
のドライブで2'13.126を出し順当にトップにつけた。このまま予想通りポールをゲッ
トするかと思われた終盤、予選終了5分前にアドバンポルシェをドライブする織戸学が
渾身のアタック。なんと、コースレコードを叩き出し0.067秒差でGT-Rを逆転、ついに
GT-Rを指定席から引きずり降ろし、クラス1のポールをゲットした。
 クラス2はFUJITUBOインプレッサが、クラス3はORCアドバンRX-7が、クラス4はRED
 LINEベルノ東海DLが、N+はMAZIORA Kosei SXEがそれぞれトップタイムをマークした。
 決勝は、明日午後2時よりスタートが切られるが、天気予報は雨、波乱含みのレース
展開が予想される。

織戸学(クラス1 PP)
「開幕戦のハイランドはクルマもまだまだできてなかった。今回走ってまた次走ってっ
ていうようにその次へ向けて良くなっていってる。2セット使えるようにはなったけれ
ど、朝はニュータイヤはいてこれで決勝スタートもしないといけないからね...。せっ
かくポールとれたからいけるだけ行って抑えてやろうと思ってる。GTRは直線が速いか
らすぐに抜かれちゃうかもしれないけどね(笑)雨は意外とポルシェも速いんですよ」

木下みつひろ(クラス1 予選2位)
「PPとれればめっけものと言う感じでしたから、思ったよりポルシェが速かったという
か、ウチはどんな状況でもレースを戦えるものを選んでるので、(PPを)とれればめっけ
もんというところなんです。ポルシェはどんどん速くなる要素があるし、油断はできな
いです。雨降るとスカイラインが有利に見えるけど、ポルシェは1ストップの可能性が
出てくる。ウチは雨でも2ストップですから、雨よりドライでレースしたいですね」

■予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ

鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying-Session Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km 

 P   No  Cls P Driver             Car/Model            Time      Delay km/h
-----------------------------------------------------------------------------
  1  25   1  1 織戸 学           ADVAN PORSCHE       R2'13.050      - 157.11
               羽根 幸浩         996
  2   1   1  2 木下 みつひろ     エンドレス アドバン  2'13.126  0.067 157.03
               青木 孝行         BNR34
  3  19   1  3 輿水 敏明         JMCダンロップGT-R・  2'13.394  0.335 156.72
               阪口 良平         BNR34
  4 109   1  4 飯田 章           ランドリーOGBアドバ  2'13.497  0.438 156.60
               西澤 和之         996
               落合 俊之
  5  99   1  5 砂子 塾長         CRT-PIRELLIポルシェ  2'14.789  1.730 155.10
               壷林 貴也         996
  6  33   1  6 竹内 浩典         FALKEN☆PORCSHE      2'14.952  1.893 154.91
               田中 哲也         996
  7  15   3  1 長島 正明         ORCアドバンRX-7     R2'16.810  3.759 152.80
               山田 英二         FD3S
               入口 秀輝
  8   2   2  1 吉田 寿博         FUJITSUBOインプレッ R2'16.890  3.838 152.71
               清水 和夫         GH-GDB
  9  24   1  7 井上 貴志         PCJ ADVAN PORSCHE    2'16.968  3.909 152.63
               堤 明彦           996
 10  77   3  2 吉岡 一博         TRUST ADVAN RX7      2'17.055  3.996 152.53
               池田 克久         FD3S
 11  22   2  2 村山 智之         avex・Impreza        2'17.271  4.212 152.29
               松田 晃司         GH-GDB
 12  11   2  3 中谷 明彦         ジアラランサー       2'17.283  4.224 152.28
               木下 隆之         CT9A
 13   3   2  4 村田 信博         エンドレスアドバン   2'17.743  4.684 151.77
               サトウ カイチ     CT9A
 14  39   3  3 八木 宏之         DELPHI ADVAN NSX     2'17.935  4.876 151.56
               植田 正幸         NA2
 15  36  N+  1 黒澤 琢弥         MAZIORA Kosei SXE   R2'18.480  5.427 150.96
               佐々木 孝太       SXE10
 16  70   2  5 三上 和美         リニューカーTCPROア  2'18.731  5.672 150.69
               藤沢 哲也         CP9A
               福田川 優
 17  23   3  4 尾本 直史         C-WEST アドバン Z33  2'19.153  6.094 150.23
               星野 一樹         UA-Z33
 18  83   3  5 古橋 譲           BP ADVAN NSX         2'19.161  6.102 150.22
               玉木 秀幸         NA2
               小林 正吾
 19  57   2  6 大橋 正澄         グラムライツ ランサⅧ2'19.287  6.228 150.09
               松浦 俊之         CT9A
               松井 猛敏
 20  14   3  6 今村 大輔         REDLINEダイトウRX-7  2'19.361  6.302 150.01
               山崎 学           FD3S
               小松 一臣
 21  20   2  7 橋澤 宏           RSオガワADVANランサ  2'19.400  6.341 149.97
               小林 且雄         CT9A
               伊藤 勝一
 22   6   2  8 冨桝 朋広         ファルケン☆ランサ   2'19.633  6.574 149.72
               関 豊             CT9A
 23  56   2  9 松本 達哉         NUTEC ランサー エボ  2'19.753  6.694 149.59
               日部 利晃         CT9A
 24  27   3  7 古谷 直広         FINA BMW M3          2'19.947  6.888 149.38
               長島 正興         E36
 25  37  N+  2 影山 正彦         SPIRIT Kosei SXE      2'20.025  6.966 149.30
               井入 宏之         SXE10
 26   5  N+  3 道上 龍           5ZIGEN INTEGRA       2'20.146  7.087 149.17
               服部 尚貴         DC5
 27  55  N+  4 田ヶ原 章蔵       ARTA FOS アルテッツ  2'20.879  7.820 148.39
               片岡 龍也         SXE10
 28  54  N+  5 山内 伸弥         ADVANアンクルインテ  2'21.955  8.896 147.27
               浅見 武           DC5
 29  10   4  1 菊地 靖           RED LINEベルノ東海D R2'22.100  9.048 147.11
               渡辺 明           DC5
 30  58   4  2 佐藤 衛           モンド スピードDL 2  2'22.182  9.123 147.03
               富沢 勝           AP1
               斎藤 多聞
 31   8   4  3 筒井 克彦         ACID英進館YH S2000   2'22.200  9.141 147.01
               谷川 達也         AP1
 32  69   4  4 梅本 淳一         J'S RACING S2000 YH  2'22.482  9.423 146.72
               長野 賢也         AP1
 33  96  N+  6 藤田 孝博         ネッツ大分アドバンツ 2'22.660  9.601 146.54
               山口 明           SXE10
               大村 亜津子
 34  13   2 10 原田 一政         KSAUTO-LANCER        2'23.277 10.218 145.91
               脇田 一輝         CP9A
               山本 和正
 35  21   4  5 三船 剛           クムホ・エクスタ・S  2'23.343 10.284 145.84
               和田 久           AP1
               袖山 誠一
 36  98   4  6 田嶋 栄一         Mooncraft S2000      2'23.711 10.652 145.47
               海老澤 紳一       AP1
               千田 隆平
 37  73   4  7 山本 すばる       ロイヤルハウスA-ONE  2'24.253 11.194 144.92
               高良 匡紀         DC5
 38  82   4  8 西村 元希         KTパサージュベルノ   2'24.334 11.275 144.84
               高橋 しげる       DC5
               津川 偉章
 39  17  N+  7 田中 篤           キーパー★ingsカワ   2'24.605 11.546 144.57
               テツ・清水         DC5
               山本 信
 40 280   3  8 大城 一           PIRELLI花博I&Plus    2'25.206 12.147 143.97
               前嶋 秀司         NA2
               川越 賢二
 41  18   4  9 浅野 武夫         FK/マッシモADVAN DC  2'25.480 12.421 143.70
               笠原 智行         DC5
 42  60   4 10 小幡 弘           RCB・DL・インテグラ  2'26.882 13.823 142.33
               成澤 隆二         DC5
               枡田 雄幸
 43*29    4 11 谷口 美穂         オベロン読売江東理   2'27.770 14.711 141.47
               谷口 いずみ       DC5
 44  34   4 12 川口 正敬         タイヤガーデンBP-DC  2'28.090 15.031 141.17
               岡 滋人           DC5
               浅野 哲夫
 45  66   4 13 福田 よしのぶ     EXEDY シグナルオー   2'28.246 15.187 141.02
               たになか むねあき DC5
 46  12   2 11 田中 壮一郎       クイーンスクエア.ネボ2'30.314 17.255 139.08
               筒井 紀美子       CT9A
               寺下 昌宏
-----------------------------------------------------------------------------
* "R" マークの車は、コースレコードを更新しました。 
* 従来のコースレコード C1: 2'13.645 / C2: 2'17.919 / C3: 2'20.286 /
  C4: 2'22.660 / N+: 2'18.845 
* ペナルティ No.29 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)の違反(ピット
出口のホワイトラインカット)により、訓戒を課した。 


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スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル 予選1

●2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県)

エンドレスアドバンGT-R 2連勝に向けてまずはトップ発進!
 10日、スーパー耐久第2戦鈴鹿300マイルが行われる鈴鹿サーキットは曇は厚いもの
の風はほとんどなく穏やかな朝を迎えた。午前9時15分定刻に開始され30分の争いで、
クラス1のトップに立ったのは、第1戦の勝者、エンドレスアドバンGT-R。タイムは
2'13.645、まずは2連勝に向けて視界良好だ。クラス2のトップはFUJITSUBOインプレ
ッサ、クラス3のトップはBP ADVAN NSX、クラス4のトップはACID英進館YH2000、N+の
トップはMAZIORA Kosei SXEがつけている。
 決勝へのグリッドを決める予選2回目は午後12時20分より行われる。

■予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ

鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
  P  No Cls P  Driver             Car/Model           Time       Delay   km/h
------------------------------------------------------------------------------
  1   1   1  1 木下 みつひろ     エンドレス アドバン 2'13.645      -   156.42
               青木 孝行         BNR34
  2  25   1  2 織戸 学           ADVAN PORSCHE       2'13.881   0.236  156.15
               羽根 幸浩         996
  3  19   1  3 輿水 敏明         JMCダンロップGT-R・ 2'15.139   1.494  154.69
               阪口 良平         BNR34
  4 109   1  4 飯田 章           ランドリーOGBアドバ 2'15.192   1.547  154.63
               西澤 和之         996
               落合 俊之
  5  99   1  5 砂子 塾長         CRT-PIRELLIポルシェ 2'15.579   1.934  154.19
               壷林 貴也         996
  6  33   1  6 竹内 浩典         FALKEN☆PORCSHE     2'16.319   2.674  153.35
               田中 哲也         996
  7  24   1  7 井上 貴志         PCJ ADVAN PORSCHE   2'17.403   3.758  152.15
               堤 明彦           996
  8 *2    2  1 吉田 寿博         FUJITSUBOインプレッ 2'17.919   4.274  151.58
               清水 和夫         GH-GDB
  9  22   2  2 村山 智之         avex・Impreza       2'18.397   4.752  151.05
               松田 晃司         GH-GDB
 10  36  N+  1 黒澤 琢弥         MAZIORA Kosei SXE   2'18.845   5.200  150.57
               佐々木 孝太       SXE10
 11  11   2  3 中谷 明彦         ジアラランサー      2'18.995   5.350   150.4
               木下 隆之         CT9A
 12   3   2  4 村田 信博         エンドレスアドバン2 '19.139    5.494  150.25
               サトウ カイチ     CT9A
 13  83   3  1 古橋 譲           BP ADVAN NSX        2'20.286   6.641  149.02
               玉木 秀幸         NA2
               小林 正吾
 14  70   2  5 三上 和美         リニューカーTCPROア 2'20.315    6.67  148.99
               藤沢 哲也         CP9A
               福田川 優
 15  23   3  2 尾本 直史         C-WEST アドバン Z33 2'20.432   6.787  148.86
               星野 一樹         UA-Z33
 16  37  N+  2 影山 正彦         SPIRIT Kosei SXE     2'20.548   6.903  148.74
               井入 宏之         SXE10
 17  27   3  3 古谷 直広         FINA BMW M3         2'20.981   7.336  148.28
               長島 正興         E36
 18  20   2  6 橋澤 宏           RSオガワADVANランサ 2'21.002   7.357  148.26
               小林 且雄         CT9A
               伊藤 勝一
 19  77   3  4 吉岡 一博         TRUST ADVAN RX7     2'21.008   7.363  148.26
               池田 克久         FD3S
 20  56   2  7 松本 達哉         NUTEC ランサー エボ 2'21.131   7.486  148.13
               日部 利晃         CT9A
 21   5  N+  3 道上 龍           5ZIGEN INTEGRA      2'21.241   7.596  148.01
               服部 尚貴         DC5
 22  15   3  5 長島 正明         ORCアドバンRX-7     2'21.465   7.820  147.78
               山田 英二         FD3S
               入口 秀輝
 23   6   2  8 冨桝 朋広         ファルケン☆ランサ  2'21.517   7.872  147.72
               関 豊             CT9A
 24  57   2  9 大橋 正澄         グラムライツ ランサ 2'22.126   8.481  147.09
               松浦 俊之         CT9A
               松井 猛敏
 25  39   3  6 八木 宏之         DELPHI ADVAN NSX    2'22.475   8.830  146.73
               植田 正幸         NA2
 26   8   4  1 筒井 克彦         ACID英進館YH S2000  2'22.660   9.015  146.54
               谷川 達也         AP1
 27  58   4  2 佐藤 衛           モンド スピードDL 2 2'22.702   9.057  146.50
               富沢 勝           AP1
               斎藤 多聞
 28  54  N+  4 山内 伸弥         ADVANアンクルインテ 2'22.715   9.070  146.48
               浅見 武           DC5
 29  10   4  3 菊地 靖           RED LINEベルノ東海D 2'22.805   9.160  146.39
               渡辺 明           DC5
 30  55  N+  5 田ヶ原 章蔵       ARTA FOS アルテッツ 2'23.355   9.710  145.83
               片岡 龍也         SXE10
 31  96  N+  6 藤田 孝博         ネッツ大分アドバン 2'24.002   10.357  145.17
               山口 明           SXE10
               大村 亜津子
 32  14   3  7 今村 大輔         REDLINEダイトウRX-7 2'24.224  10.579  144.95
               山崎 学           FD3S
               小松 一臣
 33  69   4  4 梅本 淳一         J'S RACING S2000 YH 2'24.521  10.876  144.65
               長野 賢也         AP1
 34  98   4  5 田嶋 栄一         Mooncraft S2000     2'24.538  10.893  144.63
               海老澤 紳一       AP1
               千田 隆平
 35  18   4  6 浅野 武夫         FK/マッシモADVAN DC 2'25.431  11.786  143.75
               笠原 智行         DC5
 36  21   4  7 三船 剛           クムホ・エクスタ・S 2'25.708  12.063  143.47
               和田 久           AP1
               袖山 誠一
 37  73   4  8 山本 すばる       ロイヤルハウスA-ONE 2'25.718  12.073  143.46
               高良 匡紀         DC5
 38*82    4  9 西村 元希         KTパサージュベルノ  2'25.954  12.309  143.23
               高橋 しげる       DC5
               津川 偉章
 39  13   2 10 原田 一政         KSAUTO-LANCER       2'26.138  12.493  143.05
               脇田 一輝         CP9A
               山本 和正
 40 280   3  8 大城 一           PIRELLI花博I&Plus   2'26.894  13.249  142.31
               前嶋 秀司         NA2
               川越 賢二
 41  17  N+  7 田中 篤           キーパー★ingsカワ  2'26.920  13.275  142.29
               テツ・清水         DC5
               山本 信
 42  34   4 10 川口 正敬         タイヤガーデンBP-DC 2'27.583  13.938  141.65
               岡 滋人           DC5
               浅野 哲夫
 43  66   4 11 福田 よしのぶ     EXEDY シグナルオー  2'29.357  15.712  139.97
               たになか むねあき DC5
 44  60   4 12 小幡 弘           RCB・DL・インテグラ 2'29.413  15.768  139.92
               成澤 隆二         DC5
               枡田 雄幸
 45  29   4 13 谷口 美穂         オベロン読売江東理  2'30.472  16.827  138.93
               谷口 いずみ       DC5
 46  12   2 11 田中 壮一郎       クイーンスクエア.ネ 2'30.739  17.094  138.68
               筒井 紀美子       CT9A
               寺下 昌宏
------------------------------------------------------------------------------
* 予選通過基準タイム C1: 2'27.643 / C2: 2'32.280 / C3: 2'34.622 /
  C4: 2'36.994 / N+: 2'34.232
* ペナルティ No2, 82 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e(ピット出口の
ホワイトラインカット)により、訓戒を課した。


                                         http://motorsports.nifty.com/

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル 予選2回目


渾身のアタックでPPを奪った織戸学とアドバンポルシェ (Photo: K.Takeshita)

アドバンポルシェの織戸学、GT-Rを指定席から引きずり降ろし、ついにポールを奪取!

 午後になるとさらに雲は厚さを増し今にも雨が降り出しそうな天候となってきた。気温は20度、路温温度は23度という条件で午後12時20分公式予選2回目が開始された。

 まずは午前中トップタイムを叩き出した、エンドレスアドバンGT-Rが木下みつひろのドライブで2'13.126を出し順当にトップにつけた。このまま予想通りポールをゲットするかと思われた終盤、予選終了5分前にアドバンポルシェをドライブする織戸学が渾身のアタック。なんと、コースレコードを叩き出し0.067秒差でGT-Rを逆転、ついにGT-Rを指定席から引きずり降ろし、クラス1のポールをゲットした。

 クラス2はFUJITUBOインプレッサが、クラス3はORCアドバンRX-7が、クラス4はRED LINEベルノ東海DLが、N+はMAZIORA Kosei SXEがそれぞれトップタイムをマークした。

 決勝は、明日午後2時よりスタートが切られるが、天気予報は雨、波乱含みのレース展開が予想される。

織戸学(クラス1 PP)
「開幕戦のハイランドはクルマもまだまだできてなかった。今回走ってまた次走ってっていうようにその次へ向けて良くなっていってる。2セット使えるようにはなったけれど、朝はニュータイヤはいてこれで決勝スタートもしないといけないからね…。せっかくポールとれたからいけるだけ行って抑えてやろうと思ってる。GTRは直線が速いからすぐに抜かれちゃうかもしれないけどね(笑)雨は意外とポルシェも速いんですよ」

木下みつひろ(クラス1 予選2位)
「PPとれればめっけものと言う感じでしたから、思ったよりポルシェが速かったというか、ウチはどんな状況でもレースを戦えるものを選んでるので、(PPを)とれればめっけもんというところなんです。ポルシェはどんどん速くなる要素があるし、油断はできないです。雨降るとスカイラインが有利に見えるけど、ポルシェは1ストップの可能性が出てくる。ウチは雨でも2ストップですから、雨よりドライでレースしたいですね」

2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying-Session Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsP DriverCar/ModelTimeDelayGapkm/h
12511 織戸 学
羽根 幸浩
ADVAN PORSCHE
996
R2'13.059--157.11
2112 木下 みつひろ
青木 孝行
エンドレス アドバン GT-R
BNR34
2'13.1260.0670.067157.03
31913 輿水 敏明
阪口 良平
JMCダンロップGT-R・ED
BNR34
2'13.3940.3350.268156.72
410914 飯田 章
西澤 和之
落合 俊之
ランドリーOGBアドバンGT3
996
2'13.4970.4380.103156.60
59915 砂子 塾長
壷林 貴也
CRT-PIRELLIポルシェ
996
2'14.7891.7301.292155.10
63316 竹内 浩典
田中 哲也
FALKEN☆PORCSHE
996
2'14.9521.8930.163154.91
71531 長島 正明
山田 英二
入口 秀輝
ORCアドバンRX-7
FD3S
R2'16.8183.7591.866152.80
8221 吉田 寿博
清水 和夫
FUJITSUBOインプレッサ
GH-GDB
R2'16.8973.8380.079152.71
92417 井上 貴志
堤 明彦
PCJ ADVAN PORSCHE
996
2'16.9683.9090.071152.63
107732 吉岡 一博
池田 克久
TRUST ADVAN RX7
FD3S
2'17.0553.9960.087152.53
112222 村山 智之
松田 晃司
avex・Impreza
GH-GDB
2'17.2714.2120.216152.29
121123 中谷 明彦
木下 隆之
ジアラランサー
CT9A
2'17.2834.2240.012152.28
13324 村田 信博
サトウ カイチ
エンドレスアドバン座間エボ
CT9A
2'17.7434.6840.460151.77
143933 八木 宏之
植田 正幸
DELPHI ADVAN NSX
NA2
2'17.9354.8760.192151.56
1536N+1 黒澤 琢弥
佐々木 孝太
MAZIORA Kosei SXE
SXE10
R2'18.4865.4270.551150.96
167025 三上 和美
藤沢 哲也
福田川 優
リニューカーTCPROアドバン
CP9A
2'18.7315.6720.245150.69
172334 尾本 直史
星野 一樹
C-WEST アドバン Z33
UA-Z33
2'19.1536.0940.422150.23
188335 古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
BP ADVAN NSX
NA2
2'19.1616.1020.008150.22
195726 大橋 正澄
松浦 俊之
松井 猛敏
グラムライツ ランサーエボⅧ
CT9A
2'19.2876.2280.126150.09
201436 今村 大輔
山崎 学
小松 一臣
REDLINEダイトウRX-7
FD3S
2'19.3616.3020.074150.01
212027 橋澤 宏
小林 且雄
伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
CT9A
2'19.4006.3410.039149.97
22628 冨桝 朋広
関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
2'19.6336.5740.233149.72
235629 松本 達哉
日部 利晃
NUTEC ランサー エボⅧ
CT9A
2'19.7536.6940.120149.59
242737 古谷 直広
長島 正興
FINA BMW M3
E36
2'19.9476.8880.194149.38
2537N+2 影山 正彦
井入 宏之
SPIRIT Kosei SXE
SXE10
2'20.0256.9660.078149.30
265N+3 道上 龍
服部 尚貴
5ZIGEN INTEGRA
DC5
2'20.1467.0870.121149.17
2755N+4 田ヶ原 章蔵
片岡 龍也
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
2'20.8797.8200.733148.39
2854N+5 山内 伸弥
浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
2'21.9558.8961.076147.27
291041 菊地 靖
渡辺 明
RED LINEベルノ東海DL
DC5
R2'22.1079.0480.152147.11
305842 佐藤 衛
富沢 勝
斎藤 多聞
モンド スピードDL 2000
AP1
2'22.1829.1230.075147.03
31843 筒井 克彦
谷川 達也
ACID英進館YH S2000
AP1
2'22.2009.1410.018147.01
326944 梅本 淳一
長野 賢也
J'S RACING S2000 YH
AP1
2'22.4829.4230.282146.72
3396N+6 藤田 孝博
山口 明
大村 亜津子
ネッツ大分アドバンアルテッツア
SXE10
2'22.6609.6010.178146.54
3413210 原田 一政
脇田 一輝
山本 和正
KSAUTO-LANCER
CP9A
2'23.27710.2180.617145.91
352145 三船 剛
和田 久
袖山 誠一
クムホ・エクスタ・S2000
AP1
2'23.34310.2840.066145.84
369846 田嶋 栄一
海老澤 紳一
千田 隆平
Mooncraft S2000
AP1
2'23.71110.6520.368145.47
377347 山本 すばる
高良 匡紀
ロイヤルハウスA-ONE無限μ
DC5
2'24.25311.1940.542144.92
388248 西村 元希
高橋 しげる
津川 偉章
KTパサージュベルノ宮城FK
DC5
2'24.33411.2750.081144.84
3917N+7 田中 篤
テツ・清水
山本 信
キーパー★ingsカワサキDL
DC5
2'24.60511.5460.271144.57
4028038 大城 一
前嶋 秀司
川越 賢二
PIRELLI花博I&Plus
NA2
2'25.20612.1470.601143.97
411849 浅野 武夫
笠原 智行
FK/マッシモADVAN DC5
DC5
2'25.48012.4210.274143.70
4260410 小幡 弘
成澤 隆二
枡田 雄幸
RCB・DL・インテグラ
DC5
2'26.88213.8231.402142.33
43*29411 谷口 美穂
谷口 いずみ
オベロン読売江東理工専DC5
DC5
2'27.77014.7110.888141.47
4434412 川口 正敬
岡 滋人
浅野 哲夫
タイヤガーデンBP-DC5
DC5
2'28.09015.0310.320141.17
4566413 福田 よしのぶ
たになか むねあき
EXEDY シグナルオート DC5
DC5
2'28.24615.1870.156141.02
4612211 田中 壮一郎
筒井 紀美子
寺下 昌宏
クイーンスクエア.ネットエボⅧ
CT9A
2'30.31417.2552.068139.08
  • "R" マークの車は、コースレコードを更新しました。
  • 従来のコースレコード C1: 2'13.645 / C2: 2'17.919 / C3: 2'20.286 / C4: 2'22.660 / N+: 2'18.845
  • ペナルティ No.29 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)の違反(ピット出口のホワイトラインカット)により、訓戒を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル 予選1回目


2連勝に向けて好発進のエンドレスアドバンGT-R (Photo: K.Takeshita)

エンドレスアドバンGT-R 2連勝に向けてまずはトップ発進!

 10日、スーパー耐久第2戦鈴鹿300マイルが行われる鈴鹿サーキットは曇は厚いものの風はほとんどなく穏やかな朝を迎えた。午前9時15分定刻に開始され30分の争いで、クラス1のトップに立ったのは、第1戦の勝者、エンドレスアドバンGT-R。タイムは2'13.645、まずは2連勝に向けて視界良好だ。クラス2のトップはFUJITSUBOインプレッサ、クラス3のトップはBP ADVAN NSX、クラス4のトップはACID英進館YH2000、N+のトップはMAZIORA Kosei SXEがつけている。

 決勝へのグリッドを決める予選2回目は午後12時20分より行われる。

2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsP DriverCar/ModelTimeDelayGapkm/h
1111 木下 みつひろ
青木 孝行
エンドレス アドバン GT-R
BNR34
2'13.645--156.42
22512 織戸 学
羽根 幸浩
ADVAN PORSCHE
996
2'13.8810.2360.236156.15
31913 輿水 敏明
阪口 良平
JMCダンロップGT-R・ED
BNR34
2'15.1391.4941.258154.69
410914 飯田 章
西澤 和之
落合 俊之
ランドリーOGBアドバンGT3
996
2'15.1921.5470.053154.63
59915 砂子 塾長
壷林 貴也
CRT-PIRELLIポルシェ
996
2'15.5791.9340.387154.19
63316 竹内 浩典
田中 哲也
FALKEN☆PORCSHE
996
2'16.3192.6740.740153.35
72417 井上 貴志
堤 明彦
PCJ ADVAN PORSCHE
996
2'17.4033.7581.084152.15
8*221 吉田 寿博
清水 和夫
FUJITSUBOインプレッサ
GH-GDB
2'17.9194.2740.516151.58
92222 村山 智之
松田 晃司
avex・Impreza
GH-GDB
2'18.3974.7520.478151.05
1036N+1 黒澤 琢弥
佐々木 孝太
MAZIORA Kosei SXE
SXE10
2'18.8455.2000.448150.57
111123 中谷 明彦
木下 隆之
ジアラランサー
CT9A
2'18.9955.3500.150150.40
12324 村田 信博
サトウ カイチ
エンドレスアドバン座間エボ
CT9A
2'19.1395.4940.144150.25
138331 古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
BP ADVAN NSX
NA2
2'20.2866.6411.147149.02
147025 三上 和美
藤沢 哲也
福田川 優
リニューカーTCPROアドバン
CP9A
2'20.3156.6700.029148.99
152332 尾本 直史
星野 一樹
C-WEST アドバン Z33
UA-Z33
2'20.4326.7870.117148.86
1637N+2 影山 正彦
井入 宏之
SPIRIT Kosei SXE
SXE10
2'20.5486.9030.116148.74
172733 古谷 直広
長島 正興
FINA BMW M3
E36
2'20.9817.3360.433148.28
182026 橋澤 宏
小林 且雄
伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
CT9A
2'21.0027.3570.021148.26
197734 吉岡 一博
池田 克久
TRUST ADVAN RX7
FD3S
2'21.0087.3630.006148.26
205627 松本 達哉
日部 利晃
NUTEC ランサー エボⅧ
CT9A
2'21.1317.4860.123148.13
215N+3 道上 龍
服部 尚貴
5ZIGEN INTEGRA
DC5
2'21.2417.5960.110148.01
221535 長島 正明
山田 英二
入口 秀輝
ORCアドバンRX-7
FD3S
2'21.4657.8200.224147.78
23628 冨桝 朋広
関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
2'21.5177.8720.052147.72
245729 大橋 正澄
松浦 俊之
松井 猛敏
グラムライツ ランサーエボⅧ
CT9A
2'22.1268.4810.609147.09
253936 八木 宏之
植田 正幸
DELPHI ADVAN NSX
NA2
2'22.4758.8300.349146.73
26841 筒井 克彦
谷川 達也
ACID英進館YH S2000
AP1
2'22.6609.0150.185146.54
275842 佐藤 衛
富沢 勝
斎藤 多聞
モンド スピードDL 2000
AP1
2'22.7029.0570.042146.50
2854N+4 山内 伸弥
浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
2'22.7159.0700.013146.48
291043 菊地 靖
渡辺 明
RED LINEベルノ東海DL
DC5
2'22.8059.1600.090146.39
3055N+5 田ヶ原 章蔵
片岡 龍也
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
2'23.3559.7100.550145.83
3196N+6 藤田 孝博
山口 明
大村 亜津子
ネッツ大分アドバンアルテッツア
SXE10
2'24.00210.3570.647145.17
321437 今村 大輔
山崎 学
小松 一臣
REDLINEダイトウRX-7
FD3S
2'24.22410.5790.222144.95
336944 梅本 淳一
長野 賢也
J'S RACING S2000 YH
AP1
2'24.52110.8760.297144.65
349845 田嶋 栄一
海老澤 紳一
千田 隆平
Mooncraft S2000
AP1
2'24.53810.8930.017144.63
351846 浅野 武夫
笠原 智行
FK/マッシモADVAN DC5
DC5
2'25.43111.7860.893143.75
362147 三船 剛
和田 久
袖山 誠一
クムホ・エクスタ・S2000
AP1
2'25.70812.0630.277143.47
377348 山本 すばる
高良 匡紀
ロイヤルハウスA-ONE無限μ
DC5
2'25.71812.0730.010143.46
38*8249 西村 元希
高橋 しげる
津川 偉章
KTパサージュベルノ宮城FK
DC5
2'25.95412.3090.236143.23
3913210 原田 一政
脇田 一輝
山本 和正
KSAUTO-LANCER
CP9A
2'26.13812.4930.184143.05
4028038 大城 一
前嶋 秀司
川越 賢二
PIRELLI花博I&Plus
NA2
2'26.89413.2490.756142.31
4117N+7 田中 篤
テツ・清水
山本 信
キーパー★ingsカワサキDL
DC5
2'26.92013.2750.026142.29
4234410 川口 正敬
岡 滋人
浅野 哲夫
タイヤガーデンBP-DC5
DC5
2'27.58313.9380.663141.65
4366411 福田 よしのぶ
たになか むねあき
EXEDY シグナルオート DC5
DC5
2'29.35715.7121.774139.97
4460412 小幡 弘
成澤 隆二
枡田 雄幸
RCB・DL・インテグラ
DC5
2'29.41315.7680.056139.92
4529413 谷口 美穂
谷口 いずみ
オベロン読売江東理工専DC5
DC5
2'30.47216.8271.059138.93
4612211 田中 壮一郎
筒井 紀美子
寺下 昌宏
クイーンスクエア.ネットエボⅧ
CT9A
2'30.73917.0940.267138.68
  • 予選通過基準タイム C1: 2'27.643 / C2: 2'32.280 / C3: 2'34.622 / C4: 2'36.994 / N+: 2'34.232
  • ペナルティ No2, 82 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e(ピット出口のホワイトラインカット)により、訓戒を課した。

全日本GT選手権

JGTC第2戦/SUBARU WRC エクスプレス

2003全日本GT選手権 第2戦
ALL JAPAN FUJI GT500
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年5月3-4日
■開催場所:富士スピードウェイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ クスコスバルADVANインプレッサ 無念のリタイアを喫す

ゴールデンウィークの富士スピードウェイで開催されたJGTC第2戦。
クスコスバルADVANインプレッサは、クラス9位を走行中の22周目に他車両に
追突してインタークーラーを破損。残念ながら、そのままピットインしてリタイアと
なってしまった。

決勝日は過去最高、6万6000人ものファンでグランドスタンドが埋まった。今回
は114周の長距離レースとなるので、コンスタントラップを重ねて走行すれば上位
入賞も期待できそうだ。
12時55分、決勝のスタートが切られるとストレートスピードが苦しいクスコスバ
ルADVANインプレッサは、1コーナーまでに2台の車両にかわされ11位へドロッ
プ。しかしそれでも10周目に#2NSXを抜きポイント圏内となる10位へポジショ
ンを上げる。さらに21周目には、#43ガライヤをかわして9位へ。ところが翌22
周目のヘアピンコーナー立ち上がりで#5ヴィーマックに追突。牽引フックがインター
クーラーに刺さり、そのままペースダウン。谷川は緊急ピットインするが、残念なが
らマシンはそのままピットガレージへ入れられレースを終え、熱心なファンの期待に
応えることはできなかった。

■谷川達也選手
「ヘアピンの立ち上がりで前のクルマが失速したのか、追突してしまいました。これ
からガンガン行くところだったので、チームにもファンにも申し訳ないです。インプ
レッサはエンジンの重心が低いのでコーナリングが得意ですが、セダンタイプのボディ
は空気抵抗が大きくストレートが伸びないんですが、徐々に改善されることと思いま
す。次のSUGOは昨年優勝争いのできたコース。欲をかかずに完走を目指せばおの
ずと結果が出るでしょう。」

■Race Results
Pos.  No.  Driver   Car Name   Laps/Diff
1  #26  山路慎一/西澤和之  PLUS e タイサン アドバン GT3R     105 2:49'28.304
2  #3   木下みつひろ/柳田真孝  ハセミスポーツ・エンドレス・Z 105      +8.588
3  #43  新田守男/高木真一  ARTA Garaiya                      105     +38.001
4  #11  松田秀士/田中哲也  JIM RodeoDrive アドバンF360       105     +39.329
5  #31  佐々木孝太/後藤 聡  RECKLESS MR-S                    105     +52.164
6  #81  星野一樹/植松忠雄  ダイシンADVANシルビア                      1Lap
7  #71  Guts城内/澤 圭太  シグマMR-S                                  2Laps
8  #910 平川 晃/宮川やすお  910 BORO アドバンポルシェ                 2Laps
9  #5   玉中哲二/三船 剛  BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R               2Laps
10 #7   谷口信輝/大井貴之 雨宮マツモトキヨシアスパラRX-7              2Laps
R  #77  小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVAN インプレッサ      22

◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC第2戦富士/HONDAレースレポート


(C)Honda

 Mobil 1 NSX(松田/小暮組)6位、RAYBRIG NSX(加藤/光貞組)7位

■決勝日時 :5月4日(日)
■天候 :晴れ
■気温 :22℃
■コース :ドライ
■観客数 :6万6000人

 5月4日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)において2003年全日本GT選手権
(JGTC)第2戦「ALL JAPAN GT FUJI-500」の決勝レース(114周=501.6km)が開
催された。

 3日(土)に行われたGT500クラス公式予選は快晴、気温25~26℃、路面温度37~
41℃というコンディションとなり、Honda NSX-GT勢は伊藤大輔/T.コロネル 組(G'ZOX
無限NSX)が1分24秒896を記録し予選11番手ポジションを獲得。道上 龍/S.フィリッ
プ 組(TAKATA童夢NSX)が予選12番手、松田次生/小暮卓史 組(Mobil 1 NSX)は13
番手、加藤寛規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)は14番手、土屋圭市/金石年弘 組(ARTA
NSX)は16番手からの決勝スタートとなった。

 GT500クラスの決勝レースは薄曇り、気温26℃、路面温度36℃のコンディションの
もと13時54分にローリングスタートが切られた。オープニングラップは松田次生選手
(Mobil 1 NSX)が11位、道上 龍選手(TAKATA童夢NSX)が12位、伊藤大輔選手(G'ZOX
無限NSX)が13位、加藤寛規選手(RAYBRIG NSX)が14位、土屋圭市選手(ARTA NSX)
が16位で通過。今シーズン、新レギュレーションの中、苦しい戦いを強いられている
Honda NSX-GT勢は、粘り強い走りでポジションアップをねらう。

 26周目、9位までポジションアップしていた道上選手が1コーナーのブレーキング
でZENTトムススープラとプロジェックトμアスペリア スープラの2台を一挙に抜き
去り7位に浮上。伊藤選手は、早めにピットインを行ないT.コロネル選手へドライバー
交代をする。

 ほぼ、全車が1回目のピットインを終えた時点で、道上選手(TAKATA童夢NSX)が
7位、小暮卓史選手(Mobil 1 NSX)が8位、T.コロネル選手(G'ZOX無限NSX)が11
位、光貞秀俊選手(RAYBRIG NSX)が12位、引き続き2回目の走行を行なっている土
屋圭市選手(ARTA NSX)が13位を走行する。

 57周目、12位にポジションアップをしていた土屋選手が100Rコーナーで電気系のト
ラブルのためスローダウン。そのままマシンをストップし、無念のリタイアとなる。
さらに、60周目の最終コーナー立ち上がりでタイヤの消耗に苦しんでいた7位走行の
道上選手がスピン、そこへ直後を走行していたT.コロネル選手が接触し2台ともコー
スアウトを喫する。2台とも復帰を試みるもののリタイアとなる。

 残る2台のNSX-GTは堅実な走行を続け、2回目のピットインを終えてレース終盤へ
突入する。91周目に4位を走行していたauセルモスープラの黒旗失格により、光貞選
手が6位、松田選手が7位に浮上。94周目には松田選手が光貞選手をパスして6位に
浮上する。

 そして、114周、約2時間52分の長丁場を走りきった松田選手と光貞選手は、総合
6位、7位でチェッカーフラッグを受けた。この結果、ドライバーズランキングにお
いて松田次生/小暮卓史 組(Mobil 1 NSX)が5位、道上 龍/S.フィリップ 組(TAK
ATA童夢NSX)が7位、伊藤大輔/T.コロネル 組(G'ZOX無限NSX)が8位、加藤寛規/
光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)が11位となった。

--------------------------------------------------------------------------------
●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「このサー
  キットの特性に合わせてストレート重視のセッティングを行なった結果、スピード
  はライバル達と遜色ないところまで伸びました。しかし、クルマのバランスを取る
  のに苦労してタイヤに大きな負担を掛けてしまったようです。次戦のSUGOはテクニ
  カルサーキットでもあり、コーナリングに強いマシンの特性を活かしながら、ドラ
  イバー、チームの総合力で頑張りたいと思います。」

■6位 #64 Mobil 1 NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「今日のようなレース展開でポイントを獲得できたことに満足しています。クルマは
  進化していますが更に改善しなければならないと思います。次戦のSUGOはNSX-GTの
  得意なテクニカルコースなので今までの戦いをしっかりと分析して表彰台をねらっ
  ていきます。」

●小暮 卓史(Takashi Kogure)選手
「今日はなかなかクルマのペースが上がらず苦労しましたが、チームからはタイヤを
  温存する走りをするよう指示がでていましたのでその通り走りました。次のSUGOで
  もベストを尽くし最良の結果を求めていきたいと思います。」

■7位 #100 RAYBRIG NSX
●加藤 寛規(Hiroki Kato)選手
「レース序盤は上位のクルマについていくのに必死でした。ただ、チームの作戦通り
  に離されずに走ることができたと思います。クルマ自体は進化しているのですが、
  もう少しセッティングを煮詰めたい部分もあります。SUGOは合同テストのタイムも
  良かったのでしっかりと戦略を練ってベストを尽くします。」

●光貞 秀俊(Hidetosi Mitsusada)選手
「今回のレースではいかに同じラップを平均して走ることができるかを念頭にクルマ
  をコントロールしました。その結果いいペースをキープすることができたので満足
  しています。クルマも気になっていたオーバーステア気味になるところも、チーム
  が解決してくれて、良い状態で決勝に臨むことができました。SUGOは表彰台をねら
  います。」

全日本GT選手権

JGTC第2戦富士/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第2戦 
ALL JAPAN FUJI GT RACE  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年5月4日
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■モチュールピットワークGT-R、優勝!!
   ザナヴィ ニスモ GT-Rも4位で、ニスモ最高の一日に!

66,000人の大観客を集めた「ALL JAPAN GT FUJI-500」は、午後1:55に
決勝レースがスタート。予選3位からスタートした影山正美、リチャード・ライアン
組の#22「モチュールピットワークGT-R」が72周目にトップに立ち114周
目のチェッカーフラッグをレースリーダーのまま駆け抜けた。4月にシェイクダウン
したばかりの03仕様の同車はデビューレースで優勝の栄光をつかんだ。
本山哲、ミハエル・クルム組の#23「ザナヴィ ニスモ GT-R」は8位からレー
スをスタートしたが周回を重ねる毎にその間隙を詰め、114周目のコントロールラ
インを通過した時点で僅か0.148秒差の4位でレースを終えた。また2位には同
じくこのレースより03仕様を投入した#12カルソニックスカイラインが入り、日
産勢は1、2、4位を占める大活躍。
ニスモの柿元監督がシーズン初頭に公約した「速いGT-R」を早くも存分に見せる
ことができた。

#22は影山正美がレースをスタート。13周目に2位に浮上。その後は長丁場のた
め序盤は抑え気味に周回する作戦を取ったが、#12スカイラインと#25スープラ
に先行を許してしまう。しかし、序盤の抑制が功を奏し、1回目のピットインで短い
時間で給油を終えることができたためレース復帰後再び3位のポジションに。ライア
ンは着実に先行車との差を埋め64周目には2位に、そして72周目にはレースリー
ダーの#38スープラを捉えトップに躍り出た。その後もペースを落とすことなく、
114周目のトップフィニッシュをつかんだ。

ニスモの優勝は、2001年のJGTC第4戦富士ラウンド以来1年9ヶ月ぶり。優勝し
た影山正美は、2000年の開幕戦以来の勝利だが、優勝回数が累計6回となり、J‐
GTCシリーズ最多優勝ドライバー(エリック・コマス選手とタイ)となった。
#23は、本山哲がスターティングドライバー。50kgのハンディウエイトを積んで
8番手からのスタートであったが、12周目に#35スープラを抜いて7位に。その
後6位となると30周目には5位へと確実にポジションを上げていった。41周目に
ミハエル・クルムに交代。終盤上位車の脱落によって4位となると、約10秒あった
#39との差を徐々につめ、最終ラップまであきらめずに3位を追い続けた。結果は
僅差の4位であったが開幕戦の2位に続きポイントを加算。チャンピオン獲得に向け
て、確実に一歩ステップを進めることとなった。

■リチャード・ライアン選手
「グランドスタンドで日産の旗を振り続けてくれたファンの皆さんに感謝したいです。
  とても心強かった。メカニック達もドライバーも、チームの皆が100%力を発揮
  できたことが勝因です。テストからこのクルマはとても速いことがわかっていたの
  で、完走さえすれば、良い結果がついて来ると信じていた。レースでは、タイヤや
  ギアボックスを酷使しないように気をつけて走りました。今年の素晴らしいチャン
  スをくれた日産の期待に応えられて良かったです」

■影山正美選手
「日産ファン、スカイラインファンの皆さん、大変長らくお待たせしました。
やっと勝てました。メカニック達も今週は寝ずの作業をしてくれました。
去年表彰台に一度も上れなかったので、今日の優勝は本当にうれしいです。今年のク
ルマは速いので、レース中にコンスタントに走れるクルマを作ることがポイントでし
た。今後も確実にポイントを重ねてチャンピオン争いをしたいです」

■ニスモチーム 柿元監督
「まずは応援ありがとうございました。大変長らくお待たせしましたが、次からもド
  ンドン勝ちを狙っていきますので引き続きご声援をお願いします。今週は実は大変
  苦しんだんです。スタッフもメカニックも大変努力し、力を注ぎました。その結果、
  クルマも良く仕上がりましたし、ドライバーもベストを尽くしました。そして、フ
  ァンの皆様の熱いご声援、それらすべてが天に伝わったのだと思います」

■決勝結果
POS Car                         No  Driver  Time
 1 モチュールピットワーク GT-R  #22 リチャード・ライアン / 影山正美 2:49'05"641
 2 カルソニックスカイライン     #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治       -11"003
 3 デンソーサードスープラGT     #39 ドミニク・シュワガー / 織戸 学     -38"614
 4 ザナヴィ ニスモ GT-R         #23 本山 哲 / ミハエル・クルム         -38"862
 5 プロジェクトμエスペリアスープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一             -1Lap
 6 Mobil 1 NSX                  #64 松田次生 / 小暮卓史                 -1Lap
 7 RAYBRIG NSX                 #100 加藤寛規 / 光貞秀俊                 -1Lap
 8 ZENT トムススープラ          #37 黒澤琢弥 / マルコ・アピチェラ       -3Laps
 9 イエローコーンマクラーレンGTR #76 五十嵐勇大 / 田嶋栄一              -4Laps
10 WOODONE トムススープラ       #36 土屋武士 / エリック・コマス         -7Laps

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第2戦 全日本GT富士500 優勝クルーコメント


喜びの両クラス優勝者(Photo:Motorsports@nifty)

■GT500クラス #22モチュールピットワークGT-R

影山正美
お待たせしました。まず日産ファン、スカイラインファンのみなさんに「お待たせし
ました」というのを心から言いたい。今日も観客席から熱心に旗を振って応援してく
れたことが大きな力になった。序盤で順位を落としたが、短い時間でピットアウトで
きて、ライアンも頑張ってくれたので落とした順位を挽回できた。
本当に僕のバースディプレゼントになって非常に嬉しい。(GT通算7勝目で星野選手を
抜いたことについて)勝つということはレーシングドライバーにとっては最高のもの
で、それが6回でも7回でも嬉しさに変わりはない。去年みたいに一年間一回も表彰台
にあがれなかったのはレース人生の中で初めてだったのでそういう意味でも嬉しい。

TIで23がシェイクダウンした時点で速いのは分かっていた。今日のレースで速いスカ
イラインを皆さんにお見せすることができた。
ここ何年かGTでは一回も勝たないでチャンピオンということがあったが勝つことが一
番嬉しい。これからも勝ちを狙って、ポイントを積み重ねて、タイトルを狙っていき
たい。

リチャード・ライアン
コースサイドで熱心に旗を振ってくれたファンの応援が大きな力になった。今シーズ
ンもこのままの調子で行きたいと思う。クルマが速いのはテストの結果で分かってい
たので今回のレースはいい結果が出ると信じていた。日産に来て大きなチャンスを貰
ったと思う。GT参戦2年目ということで去年の経験が生かせるはずだし、なによりも
このレースは完走することが重要だと思うので、コンスタントに結果を残せるよう頑
張りたい。

■GT300クラス #26 PLUS e タイサンアドバンGT3R

山路慎一
金曜にアクシデントに巻き込まれて充分な走行が出来なかったが、メカニックが徹夜
で頑張ってくれた。500kmということでタイヤがどこまでもつか不安だったが、ヨコ
ハマタイヤが素晴らしいタイヤを作ってくれたので、いい結果が残せた。Zが凄い勢い
で追い上げてきたので必死で逃げ切ろうと頑張った。次はかなり重いので結果は出せ
ないと思うんで、他の車を応援してあげてください。

西澤和之
やっとGTで初優勝できました。走っているうちにクラッチがだいぶ奥に入って切れが
悪くなったり、ブレーキも奥に入ってって運転しにくい状態があったが、500から優
秀なドライバーを引き抜いてきたので結果は心配していなかったし、テストでも富士
には手ごたえを感じていた。今後も信頼性を大事にして戦っていきたい。

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