
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第4戦は7月22日(土)にモビリティリゾートもてぎで公式予選が行われた。
3レースが行わる本大会は、各選手1回目の予選のベストタイムでRACE9、セカンドベストタイムによってRACE11の、それぞれグリッドが決まり、2回目の予選ではRACE10のグリッドが決まることとなる。
エントリーは7台、ここまでの3大会でそれぞれ1勝、計3勝でランキングトップを行く小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)を筆頭に前回の岡山大会で初優勝を遂げたランキング2位のリアム・シーツ(Sutekina Racing)が出場するほか、同じ岡山大会でFRJ発参戦ながらRACE7で表彰台に上がった奥住慈英(Bionic Jack Racing F111/3)も参戦。そして注目されたのがスポット参戦のエンツォ・トゥルーリ(TOM'S FORMULA)。F1ドライバーを父に持つ18歳は先週のスーパーフォーミュラ・ライツで初優勝を飾った勢いをそのままにもてぎにやってきた。そしてもう一人、スイス人の父親と日本人の母親の間に生まれたこちらも18歳のミハエル・サウター(Sutekina Racing)。欧州のFIA-F4レースに参戦経験を持つ彼が19日に来日していきなりもてぎのレースということで適応力が試される。
■予選1
まずは予選1回目が午前8時から開始。連日の猛暑が伝えられるもてぎだが、さすがにこの時間は気温25度。ただし日差しは強い。小川を先頭に7台がコースインし、15分間の予選にいどむ。
各車ウオームアップを終えて残り9分を切り、まずトゥルーリが1分50秒731でトップに立ち、2番手はサウターが51秒591とスポット参戦組が続く。3番手には51秒841でシーツがつける。
残り6分40秒、小川が1分50秒022でトップに立ち、トゥルーリは50秒543と自己ベストを更新するが2番手に後退。小川は次の周回で50秒006と1分49秒台に迫るタイムを出す。
残り3分、小川は1分50秒を切って49秒927、50秒221で2番手のトゥルーリを挟んで50秒689の奥住とBionic Jack Racing勢が1、3位態勢となるが、残り1分を切ってトゥルーリが49秒873をマークして逆転、トップに立つ。小川2番手にドロップ、奥住3番手に続く4番手はシーツの50秒812。
これでトゥルーリのポールポジションで決まりかと思われたがチェッカードフラッグ後の最後のタイムアタックで小川が1分49秒776をたたき出して0.097秒差でトップを奪回、第9戦のポールポジションを獲得した。、小川はセカンドベストタイムでもトップで、第11戦でもポールポジションをゲット、トゥルーリは第9戦、第11戦の両方でフロントロウに並んだ。以下第9戦の3番手は奥住、4番手シーツがセカンロドウに並び、第11戦では逆にシーツ3番手、奥住4番手となった。
マスタークラスはrace9、11共に近藤善嗣(KUJIRA Rn-sports-)が全体6番手のクラストップにつけ、YUKI(NILZZ Racing)が続いた。
■予選2
予選1回目に続いてRACE10の為の予選2は僅か10分間のインターバルで午前8時25分に開始。2回目の予選も15分間、気温は1回目からほぼ変化なく25.6度、しかし日差しが強くなり路面温度も上昇してきているようだ。
まずは残り9分で小川が1分49秒344をマークしトップに立つ。2番手は奥住の50秒181で0.837秒の差。3番手はシーツ、4番手にサウターがつける。奥住は続く周回で49秒817と1分49秒台に入れるが小川には及ばない。
残り6分30秒、トゥルーリが1分49秒791を出して福住を追い落とし2番手へ。トゥルーリはさらにタイムを削り取り49秒456とするが小川も49秒238を出して0.218秒の差。福住も49秒748と自己ベストを更新するが3番手で変わらず、4番手はシーツ。
残り1分30秒、奥住はさらにタイムを詰めて1分49秒566の自己ベストを出すが3番手は変わらず。トゥルーリも49秒293と小川に迫るが0.055秒追いつかない。
チェッカードフラッグが降られる中小川が最後のタイムアタックで1分49秒132とさらにダメ押しでrace10のポールポジションを決めた。2番手トゥルーリは0.161秒差でフロントロウに並び、セカンドロウは奥住~シーツの順に。
マスタークラスは予選1回目と同様に近藤善嗣(KUJIRA Rn-sports-)が全体6番手のクラストップにつけ、YUKI(NILZZ Racing)が続いた。
FRJ第4戦Race9は7月22日(土)午後0時55分スタート予定、RACE10およびRACE11の決勝は翌7月23日(日)に行われる。




Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、7月15~16日、富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10~12戦に参戦し、チームとしては苦戦する場面が多かったものの、木村偉織選手が闘志溢れる走りで、逆転でのチャンピオン獲得に向け確実にポイントを重ねました。
マスタークラスは、前大会欠場の今田信宏選手が3連勝。DRAGON選手とのポイント差を13にまで開きました。
■第10,11戦予選(7月15日(土)午前8時20分~8時50分)
雲が多いもののコースは完全ドライ。気温も26度とさほど高くないコンディションのなか予選がスタートしました。木、金曜日に行われた専有走行では、B-Max勢は好調とは言えない状況でしたので、やや不安を抱えての予選となりました。
第10戦の予選は、トムス勢が34秒台前半をマークして先行し、B-Maxの各車が渾身のアタックでこれに食い下がりました。しかし、チームの最上位は、前回に続く代役参戦で53号車を駆る菅波選手の6位。木村選手7位、フラガ選手9位、ヴィダーレス選手は走路外走行でベストタイムが抹消となり12位という結果でした。
第11戦の予選は、早めにアタックを行った木村選手が、連続アタックにより着実にタイムを縮め2位と挽回しました。しかし、他の選手は大幅なタイムアップは果たせず、菅波選手6位、ヴィダーレス選手8位、フラガ選手9位でした。

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ドライバー |
Rd10予選タイム(順位) |
Rd11予選タイム(順位) |
Point(累計) |
| 50号車 |
木村偉織 |
1分34秒534( 7) |
1分34秒159( 2) |
0(62) |
| 51号車 |
D.ヴィダーレス |
1分39秒211(12) |
1分34秒612( 8) |
0(11) |
| 52号車 |
I.O.フラガ |
1分34秒804( 9) |
1分34秒624( 9) |
0(22) |
| 53号車 |
菅波冬悟 |
1分34秒513( 6) |
1分34秒409( 6) |
0(17) |
- 天候:曇り、コース:ドライ、気温:26度、路面温度:27度
■第10戦決勝(7月15日(土)午後1時5分~21周)
朝からのどんよりした天候は、スタート時刻が近づいても変わることなく、予想よりも過ごしやすい天候のもと決勝がスタートしました。4番グリッドの古谷選手がスタートで大きく遅れたことで、B-Maxの各選手は1つずつポジションを上げますが、その後は縦に長い展開となりました。5位菅波選手、6位木村選手、8位フラガ選手、9位ヴィダーレス選手の順で、周回を重ねますが、7周目、ペースの上がらないヴィダーレス選手は、追い上げてきた古谷選手に抜かれると、ピットに入ってレースを終えました。
13周目、菅波選手を追う木村選手が、1分35秒478と自身のベストラップを更新して少しその差を詰めましたが、2人のペースはほぼ変わらず、その後は一定の間隔を保ったまま5位、6位でチェッカーを受け、揃ってポイントを獲得しました。フラガ選手は終盤まで古谷選手を巧みに抑え込んでいましたが、20周目に前に出られてしまい9位でフィニッシュしました。

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ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 50号車 |
木村偉織 |
6位 |
1分35秒478( 5/12) |
1(63) |
| 51号車 |
D.ヴィダーレス |
DNF |
1分35秒953(10/12) |
0(11) |
| 52号車 |
I.O.フラガ |
9位 |
1分35秒713( 9/12) |
0(22) |
| 53号車 |
菅波冬悟 |
5位 |
1分35秒493( 6/12) |
2(19) |
- 天候:曇り、コース:ドライ、気温:26度、路面温度:31度
■第11戦決勝(7月16日(日)午前8時20分~15周)
スタートでは前に出られなかったものの、木村選手はトップの平良選手の背後につけチャンスを窺います。二人が交互にファステストタイムをマークしながら、後続を引き離し迎えた10周目、ここが勝負と見た木村選手は、1コーナーのアウト側から平良選手に並ぶと、そのままコカ・コーラコーナー、100Rまで並走し、ヘアピンで平良選手を攻略。手に汗握る攻防の末、ついにトップに躍り出ると、残り周回を逃げ切って歓喜の逆転優勝……のはずでしたが、木村選手にはレース後に蛇行運転をしたとして+5秒のペナルティが課されることになり、優勝は幻となってしまいました。平良選手も走路外走行で+5秒、3位フィニッシュのトゥルーリ選手も車重が足りずに失格となりました。
また、1周目に順位を上げ、5位でフィニッシュしたヴィダーレス選手も、7周目の古谷選手との接触が危険行為と判定され+30秒のペナルティと、レース後に大きく順位が入れ替わる結果となりました。

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ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 50号車 |
木村偉織 |
2位 |
1分34秒939( 2/11) |
7(70) |
| 51号車 |
D.ヴィダーレス |
10位 |
1分35秒193( 4/11) |
0(11) |
| 52号車 |
I.O.フラガ |
4位 |
1分35秒393( 6/11) |
3(25) |
| 53号車 |
菅波冬悟 |
7位 |
1分35秒673( 9/11) |
0(19) |
- 天候:曇り、コース:ドライ、気温:26度、路面温度:29度
■第12戦決勝(7月16日(日)午後4時35分~15周)
チャンピオン争いで遅れを取らないために、上位フィニッシュが必須の木村選手は、6番グリッドから1周目4位、6周目3位と着実にポジションアップ。さらに、チャンピオンを争う2位の平良選手を追い上げ、8周目に1.8秒あった差を、残り1周の時点で0.6秒にまで縮め3位フィニッシュ。ファステストラップも記録して、シリーズリーダー平良選手とのポイント差を射程圏内の7ポイントにとどめました。
スポット参戦ながら堅実な走りを見せた菅波選手は5位。この週末苦戦を強いられたフラガ選手は8位、歯車の噛み合わないレースが続いているヴィダーレス選手は10位でした。

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ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 50号車 |
木村偉織 |
3位 |
1分35秒346( 1/12) |
5+1(76) |
| 51号車 |
D.ヴィダーレス |
10位 |
1分35秒996(10/12) |
0(11) |
| 52号車 |
I.O.フラガ |
8位 |
1分35秒978( 9/12) |
0(25) |
| 53号車 |
菅波冬悟 |
5位 |
1分35秒833( 6/12) |
2(21) |
- 天候:曇り、コース:ドライ、気温:25度、路面温度:30度
■50,51号車チーム監督 高木真一コメント
偉織選手は、予選1回目は前大会同様、上手くいきませんでした。クルマが路面状況に合っていなかった部分はありましたが、1回目の予選は非常に重要ですので、これは次に向けての課題です。2回目はきちんとアジャストできて良かったと思います。
第10戦の決勝は7番手から堅実に走ってポイント獲得できました。第11戦は落とせないレースでしたが、前車に近づくことができるセットアップを施して、平良選手と非常に良いバトルを繰り広げることができました。ペナルティで2位になりましたが、これはチームもドライバーも、ルールを厳格に運用できなかったことを大いに反省しなければなりません。第12戦は冷静にポジションを上げて3位を得ましたが、優勝に匹敵する価値のある内容だったと思います。
デビッド選手は、第10戦の接触によるペナルティで流れをつくり損ねてしまった感じです。予選結果を踏まえ、3レースを如何に組み立てるかをイメージして、レースに臨むことが必要です。今回、大津選手が急きょSFに参戦することになって、アドバイザー不在となってしまったのも影響したかもしれません。シリーズも終盤に入りますが、次の岡山では立て直してくれると思います。
■52号車チーム監督 松浦孝亮コメント
予選、決勝ともに、セクター2はトップと同等の速さを見せることができましたが、セクター3で好タイムを刻むことができずに遅れをとってしまいました。この週末はそこがすべてだったように思います。セットアップをいろいろ変えましたが、ドライバーのフィーリングが良くなってもタイムには結びつかず、迷路から抜け出せなかったという感じでした。やはり、特性の異なるセクションを持つ富士では、ドライバーが1周に渡って攻めきることのできるセットアップ、そしてドライビングについても工夫が必要だと思います。
次戦はタイプの違う岡山ですので、予選で上位に入って、表彰台圏内でレースを進められるよう準備したいと思います。
■50号車ドライバー 木村偉織選手コメント
この週末は、専有走行からあまりペースが良くありませんでした。新しいヨコハマタイヤも去年のものとはフィーリングが違う部分があって、それに対するセットアップやドライビング面での対応が、ライバルチームに対して遅れてしまっていたように思います。
ただ、レース2、レース3では、かなり良いセットアップも見つかり、レース内容も納得できるものでしたので、次の岡山に向けて非常に手応えを感じる終わり方ができました。
シリーズを勝ち抜くためには、個人としてはもちろんですが、チームとしてももっとレベルアップをしなければならないと感じました。ポイント差は最小限に抑えることができましたので、残る6レースでベストを尽くします。
■51号車ドライバー デビッド・ヴィダーレス選手コメント
結果だけ見ると難しい週末でした。以前からクルマのバランスが悪かったので、佐々木選手にもチェックしてもらい、金曜日にシャシーを交換しました。ただ、交換後もすぐにすべてを上手く機能させることは簡単ではありませんので、予選では十分なパフォーマンスを発揮することができませんでした。後方グリッドからのスタートでは結果は望めませんでしたが、決勝のペースが良かったことは明るい材料です。ようやく勝負できるクルマになりましたので、次の岡山に向け最大限の努力をします。
■52号車ドライバー イゴール・オオムラ・フラガ選手コメント
今大会は、専有走行からリアのグリップ不足に悩んでいて、特に中低速コーナーの続くセクター3でタイム差が生じていました。この改善ができないままに予選を迎えることになり、上位グリッドを得ることはできませんでした。最後のレースは、リアのセットをガラッと変えて臨みましたが、やはりその差は変わりませんでした。今大会は、唯一レース2で4位を得たことがポジティブな出来事でした。次の岡山大会も中低速のコーナーが多いので、今回の課題を解決して臨みたいと思います。
■53号車ドライバー 菅波冬悟選手コメント
鈴鹿大会に続いてのスポット参戦になりましたが、まずは参戦できたことを感謝しています。今回は前回と同等の成績を通常のコンディションのなかで獲得すること、そしてトムス勢の前でフィニッシュしてチームに貢献することを心掛けて臨みました。
予選、決勝と思い描いたような結果ではありませんでしたので、不完全燃焼というのが正直なところです。とはいえ、レース1と3は現状のなかでやり切った感があるので、ベースとなる部分……クルマを仕上げる能力やコンディションに適応したドライビングなどについて、もっと力をつけないといけないと感じました。ただ、自分自身、成長は実感していますので、また参戦のチャンスをいただけるよう頑張ります。
マスタークラス
■第10,11戦予選
前大会欠場の今田選手が戻り、今回は畑選手が欠場したことで、予選からチャンピオンを争う今田選手とDRAGON選手の一騎討ちとなりました。
第10戦は、DRAGON選手が連続アタックで1分36秒285 、今田選手は3ラップ連続でアタックして1分36秒229を叩き出し、僅差ながら今田選手に軍配が上がりました。
第11戦は、両者ともに同様の連続アタックでタイムアップ。今田選手が1分35秒台に入れて、DRAGON選手を突き放す結果になりました。
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ドライバー |
Rd10予選タイム(順位) |
Rd11予選タイム(順位) |
Point(累計) |
| 4号車 |
今田信宏 |
1分36秒229(M1) |
1分35秒727(M1) |
1+1(57) |
| 30号車 |
DRAGON |
1分36秒285(M2) |
1分36秒186(M2) |
0(54) |
■第10戦決勝
スタートでDRAGON選手が前に出ますが、2周目に今田選手がクラストップの座を奪い返し、5周目まで両者はテール・トゥ・ノーズの攻防を見せました。その後は今田選手が少しずつ差を開き、10周目には2.8秒のリードを築きました。とはいえ、今田選手も必死に逃げており、11周目には走路外走行が複数回あったとして、警告の黒白旗が提示されました。それでも最後まで今田選手はペースを落とすことなく、最終的にDRAGON 選手に4秒の差をつけてフィニッシュしました。

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ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 4号車 |
今田信宏 |
M1位(総合10位) |
1分36秒688(M1) |
10+1(68) |
| 30号車 |
DRAGON |
M2位(総合11位) |
1分36秒970(M2) |
7(61) |
■第11戦決勝
今田選手は不調だったエンジンを交換したことで、最後尾からのスタートとなりましたが、1周目にクラストップに立ち、逃げの態勢を築こうとDRAGON選手を引き離しにかかります。しかし、第10戦とは異なり、DRAGON選手は今田選手の背後にぴたりとつけ、6周目の1コーナーではインから前に出ようと試みるなど、緊迫した状態のままレースは進みました。結局、最後まで両者ともにミスを犯すことなく、僅差のままチェッカーを迎えますが、ファステストはDRAGON選手が奪いました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 4号車 |
今田信宏 |
M1位(総合8位) |
1分36秒526(M2) |
10(78) |
| 30号車 |
DRAGON |
M2位(総合9位) |
1分36秒496(M1) |
7+1(69) |
■第12戦決勝
レース序盤、両者は前2戦よりさらに白熱した戦いを見せ、3周目の1コーナーでDRAGON選手が先行する今田選手を抜くと、7周目には今田選手が再逆転するなど、スタートから激しく競り合いました。8周目以降は、速さに勝る今田選手が差を広げ、この週末3勝目、今季通算6勝目のチェッカーを受けました。
この結果、今田選手89ポイント、DRAGON選手76ポイントとなり、マスタークラスのタイトル争いは、次の岡山大会が天王山になりそうな気配です。
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ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 4号車 |
今田信宏 |
M1位(総合11位) |
1分37秒416(M1) |
10+1(89) |
| 30号車 |
DRAGON |
M2位(総合12位) |
1分37秒824(M2) |
7(76) |
■4号車ドライバー 今田信宏選手コメント
狙いどおり3勝できて良かったです。できることならレース2のファステストも欲しかったですね。でも、DRAGON選手が、同じ条件で勝負をするために、前回の鈴鹿大会を総合クラスで参戦してくれましたので、それに対する自分なりの恩返しとして、今大会は最後まで精一杯出し切りました。とはいえ、少しでも気を抜くとDRAGON選手にやられてしまいますので、最後まで一切手抜きはできないというのが実情です(笑)。
■30号車ドライバー DRAGON選手コメント
自分としてもやり切ったレースでした。今田選手に少しずつ負けている部分があって、それが結果に表れたということです。抜きつ抜かれつの場面もありましたし、お互いに楽しんでレースができていますので、これがジェントルマンレースのあるべき姿だと思います。もちろん、楽しさのなかには、悔しさもあるわけですので、次の岡山ではやり返そうと思っています。

B-Max Racing Team Press Release
もてぎチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2023/07/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 98 | | | 小川 颯太 | Bionic Jack Racing F111/3 Bionic Jack Racing | 16 | 29'57.814 | - | - |
| 2 | 14 | | | エンツォ・トゥルーリ | TOM'S FORMULA TOM'S FORMULA | 16 | 29'57.824 | 0.010 | 0.010 |
| 3 | 97 | | | 奥住 慈英 | Bionic Jack Racing F111/3 Bionic Jack Racing | 16 | 29'59.597 | 1.783 | 1.773 |
| 4 | 27 | | | リアム・シーツ | Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM | 16 | 30'21.191 | 23.377 | 21.594 |
| 5 | 3 | | | ミハエル・サウター | Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM | 16 | 30'32.390 | 34.576 | 11.199 |
| 6 | 99 | M | 1 | 近藤 善嗣 | KUJIRA Rn-sports Rn-sports | 16 | 30'40.556 | 42.742 | 8.166 |
| ---- 以上規定周回数(75% - 12 Laps)完走 ---- |
| - | 18 | M | - | YUKI | NILZZ Racing NILZZ Racing | 12 | 25'30.994 | 4Laps | 4Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 14 エンツォ・トゥルーリ(TOM'S FORMULA) 1'51.649 (9/16) 154.803 km/h
もてぎチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2023/07/22) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 98 | | | 小川 颯太 | Bionic Jack Racing F111/3 Bionic Jack Racing | 1'49.132 | - | - | 158.373 |
| 2 | 14 | | | エンツォ・トゥルーリ | TOM'S FORMULA TOM'S FORMULA | 1'49.293 | 0.161 | 0.161 | 158.140 |
| 3 | 97 | | | 奥住 慈英 | Bionic Jack Racing F111/3 Bionic Jack Racing | 1'49.541 | 0.409 | 0.248 | 157.782 |
| 4 | 27 | | | リアム・シーツ | Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM | 1'49.770 | 0.638 | 0.229 | 157.453 |
| 5 | 3 | | | ミハエル・サウター | Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM | 1'50.117 | 0.985 | 0.347 | 156.957 |
| 6 | 99 | M | 1 | 近藤 善嗣 | KUJIRA Rn-sports Rn-sports | 1'51.635 | 2.503 | 1.518 | 154.822 |
| 7 | 18 | M | 2 | YUKI | NILZZ Racing NILZZ Racing | 1'54.804 | 5.672 | 3.169 | 150.549 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'00.045)予選通過 ---- |

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が、富士スピードウェイで行われ、初のポールポジションからスタートしたエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)が、逃げ切って初優勝。最終ラップにファステストもマークする完全勝利を飾った。
どんよりと曇った天候は、午後になっても変わらず。やや蒸し暑くなったなかスタートを迎えた。このレース結果が明日の第12戦のグリッドになるため、直線の長い富士とはいえスタートは重要だ。

スタートは、ポールシッターのトゥルーリが制し、堤優威(Rn-sports F320)、小出峻(HFDP WITH TODA RACING)と予選順で続くが、2列目4番手スタートの古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)は、エンジンストールで最後尾まで順位を落としてしまう。
3周目の1コーナーで平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が、3位小出の攻略に成功。さらに前を行く堤を追う。この間もトップのトゥルーリは安定したラップを刻み、2位堤との差を少しずつ開いていく。
5周目以降は、縦に長い展開となり順位変動もほとんどなくなる。唯一順位が入れ替わったのは、スタートで遅れた古谷が、7周目にデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)を抜いて9位に上がったことのみ。
レース後半は、各車がほぼ等間隔になり、安定した走行を見せたトップのトゥルールが堤との差を3秒まで開いて、初優勝のチェッカーを受けた。トゥルーリは、最終ラップにファステストラップを更新する余裕も見せフルポイントを獲得した。
今季ここまで納得のいかないレースが続いていた2位の堤もクルマを降りて笑顔を見せた。


気になるポイント争いは、3位に入った平良が5ポイントを加え、6位フィニッシュの木村との差を
6ポイントに広げた。
マスタークラスは、クラスポールの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が、1周目にDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)の先行を許すものの、すぐにトップの座を奪い返し、徐々に差を開いてチェッカーを受けた。
第11,12戦の決勝は、日曜日の午前8時20分、午後4時35分から、ともに15周で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2023/07/15) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 37 | | | エンツォ・トゥルーリ | モビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 33'26.078 | - | - |
| 2 | 10 | | | 堤 優威 | Rn-sports F320 Rn-sports SPIESS A41 | 21 | 33'29.047 | 2.969 | 2.969 |
| 3 | 1 | | | 平良 響 | モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 33'29.784 | 3.706 | 0.737 |
| 4 | 2 | | | 小出 峻 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 | 21 | 33'32.144 | 6.066 | 2.360 |
| 5 | 53 | | | 菅波 冬悟 | A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 21 | 33'34.491 | 8.413 | 2.347 |
| 6 | 50 | | | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 21 | 33'35.204 | 9.126 | 0.713 |
| 7 | 35 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 33'38.142 | 12.064 | 2.938 |
| 8 | 36 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 33'40.836 | 14.758 | 2.694 |
| 9 | 52 | | | イゴール・オオムラ・フラガ | FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 21 | 33'42.044 | 15.966 | 1.208 |
| 10 | 4 | M | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 21 | 34'09.525 | 43.447 | 27.481 |
| 11 | 30 | M | 2 | DRAGON | TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM ThreeBond TOMEI TB14F3 | 21 | 34'13.733 | 47.655 | 4.208 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 18 Laps)完走 ---- |
| - | 51 | | | デビッド・ビダーレス | B-MAX RACING 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 10 | 16'18.730 | 11Laps | 11Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 35 エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320) 1'35.248 (21/21) 172.463 km/h


全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10,11戦の予選が、7月15日富士スピードウェイで行われ、第10戦はエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)が、第11戦は平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)がポールポジションを獲得した。
夏の富士に舞台を移したSFライツ選手権は、前大会でシリーズをリードしてきた木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)を、平良がついに逆転しポイントリーダーとなった。とはいえ、その差は僅か2ポイント。シリーズ後半戦のスタートとなる今大会は、チャンピオンの行方を左右する重要な分岐点となりそうだ。
また、今回からドライタイヤが、ハンコックからヨコハマタイヤに変更された。これはハンコックの工場火災により供給が難しくなったための措置で、開幕当初から予定されていたことだが、ドライバーによってはこの変更がリザルトに影響を与える可能性もある。
予選の行われた土曜日朝は、曇天で7月としては意外に涼しい天候となった。
第10戦予選
朝8時20分から行われた予選で、開始から好調だったのはトムス勢。エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)と平良が早々に1分34秒台に乗せワンツー態勢を築く。
残り5分になると動きが激しくなり、まず、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が1分34秒368でトップに立つが、以後、小出峻(HFDP WITH TODA RACING)34秒281、木、金曜日の専有走行から好調の堤優威(Rn-sports F320)34秒166と目まぐるしくトップが入れ替わる。
そして、最後の最後にトゥルーリが1分34秒153を叩き出して、初のポールポジションを獲得した。
マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がクラスPPを獲得した。


第11戦予選
第10戦予選ではトムス勢にしてやられた感のあるB-Max勢だったが、僅かなインターバルの間にマシンをアジャストして、終盤、木村が1分34秒378でトップに立つ。しかし、即座に平良が34秒103で逆転。木村も再アタックで34秒159まで詰めるが平良のタイムには僅かに届かず。
最後に、小出も34秒188までタイムアップするが3位。以下、古谷、堤、トゥルーリと続いた。
マスタークラスは、今田がDRAGONを抑えて連続ポール奪取に成功した。


Text: Shigeru KITAMICHI
夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2023/07/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | | | エンツォ・トゥルーリ | モビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.153 | - | - | 174.469 |
| 2 | 10 | | | 堤 優威 | Rn-sports F320 Rn-sports SPIESS A41 | 1'34.166 | 0.013 | 0.013 | 174.445 |
| 3 | 2 | | | 小出 峻 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 | 1'34.281 | 0.128 | 0.115 | 174.232 |
| 4 | 36 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.368 | 0.215 | 0.087 | 174.072 |
| 5 | 1 | | | 平良 響 | モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.425 | 0.272 | 0.057 | 173.967 |
| 6 | 53 | | | 菅波 冬悟 | A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'34.513 | 0.360 | 0.088 | 173.805 |
| 7 | 50 | | | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'34.534 | 0.381 | 0.021 | 173.766 |
| 8 | 35 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.735 | 0.582 | 0.201 | 173.397 |
| 9 | 52 | | | イゴール・オオムラ・フラガ | FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'34.804 | 0.651 | 0.069 | 173.271 |
| 10 | 4 | M | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'36.229 | 2.076 | 1.425 | 170.705 |
| 11 | 30 | M | 2 | DRAGON | TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'36.285 | 2.132 | 0.056 | 170.606 |
| 12 | *51 | | | デビッド・ビダーレス | B-MAX RACING 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'39.211 | 5.058 | 2.926 | 165.574 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'43.620)予選通過 ---- |
- CarNo. 51は、シリーズ規則第19条2.(走路外走行)により、当該ラップタイムを削除した。
- ドライバーズチャンピオン 野尻智紀(TEAM MUGEN)
-

「今年から少しタイヤが変わって、開幕戦の予選は、あれ?ちょっと今年は厳しくなるのかなと思ったりもしました。でも、そこはチーム力で翌日の第2戦ではポールを取って、ポール・トゥ・ウィン。ここでシーズンの流れを作れたと思っています。そこからもチームはミスなく僕を毎回送り出してくれました。皆の頑張りが常に形になり続けるという、奇跡のようなシーズンでした」
「ここにあるチャンピオントロフィーもずっと僕のものであってほしいと思います。それほど、このチャンピオンというものは素晴らしいものだと思っています。去年もこの(会見の)ときに思いましたが、何回でも経験したいです」
- チームチャンピオン TEAM MUGEN監督 田中洋克
-

「これまでチームタイトルを取ったことがなく、初のタイトルです。昨日のワンツーフィニッシュも初めてでした。そういう最高の形でドライバーとチームタイトルが決まって、これ以上ないという形で決められたので、どう表現して良いのか……強い無限を見せることができて本当に良かったと思います」
「シーズンを振り返ると、チームタイトルを取りたいという気持ちは当然ありましたが、野尻選手の2年連続タイトルというのをメインにチームとしては考えていました。そのためにも2台体制でお互いにフィードバックしながら、チーム力を高めながらチャンピオンを取りに行くということが非常に上手くいったと思います」
「笹原選手には前半トラブルが出ましたが、それも後半には修正でき優勝もできましたので良かったと思います。野尻選手については、序盤ポールを連続で取ったり優勝したり凄い勢いでしたが、中盤からチャンピオンを意識して少し守りに入ったかなと感じ、何とか修正できないかと思っていました。でも昨日、今日のレースを見てほっとしています」

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
- 優勝 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)
-

「ずっとポールから勝てないというレースが続いていて、勝ちたいという気持ちがどんどん強くなっていた時期もありました。ただ、今はチャンピオンを見据えて走るときだと自分に言い聞かせているという状態が、シーズン中ずっと続いていました」
「今回は(そういうことが)何もないのでリスクを負って最初から最後までプッシュし続けました。昨日のレースが終わって、自分に挑戦するレースにしたいと思っていました。自分自身と戦い続け、個人的には今まででベストと言えるレースができたと思います」
- 2位 大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)
-

「チャンスがあるのはスタートだと思い、そこに集中していました。スタートはかなり良く、野尻選手を抜くまでには至りませんでしたが、2番手で前半走れたのはレース展開を見据えると良かったと思います」
「ピットに入るタイミングはちょっと早かったのですが、早かったことでSCが入って、トップに立てるチャンスがあるかもとも思いました。結局それは叶わなかったのですが、2番手の位置でしっかり走りきれました。今年の初表彰台になりますが、ダンディライアンに移籍して、なかなか上手くいかないことが多かったので、最後の最後でまとめることができて、チーム、応援してくれた皆さんに感謝したいです」
- 3位 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)
-

「今日のレースは、スタートは改善されたのですが、後ろのホンダ勢が速くて抜かれてしまいました。その後3番手に上がって、セーフティカー出るまではクリーンエアーになってペースを上げることができました」
「昨日のストラテジー(戦略)どおり進めようとしたところでセーフティカーが入ってしまって、ちょっと不運だったという印象です。タイヤ交換後は、皆マイレージはほぼ一緒ですし、追い抜くこともできませんでした。でも、自分の中ではクルマの課題点や改善点を確認できたレースでした」

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

- 優勝チーム監督 田中洋克(TEAM MUGEN)
-
「素直に嬉しいです。最終戦で優勝できればベストと思っていましたが、本当に優勝できて嬉しく思っています」
「(野尻選手と笹原選手のピットインのタイミングが重なったことについて)笹原選手のフロントウィングが壊れたのはイレギュラーでしたし、野尻選手はセーフティカーも入りましたので、あれは仕方ないと思います。チームの皆も冷静に対応してくれましたので、大勢に影響はありませんでした」
「最終戦が本来の野尻選手の持っている力だと思います。昨日まではチャンピオン獲得のプレッシャーが凄くかかっていて、守りに入るという力も働いたように思います。今日は全てのことから解き放たれて良いパフォーマンスを出してくれました。昨日とは全く顔つきが違っていました」
「今年は2台体制での参戦でしたが、野尻選手の連続タイトルを取るためには必要なことでした。やはり1台では限界もあります。山本選手のときも1台でやってきましたが、非常に辛かったです。良いときはいいのですが、ハマってしまうと出られなくなってしまうというのが1台体制の弱点です。今年は何としても2台でやりたいという気持ちが強くありました」
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

全日本スーパーフォーミュラ選手権最終第10戦は30日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートした野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が優勝。今季2勝目で有終の美を飾った。
決勝は午後2時30分にフォーメーションラップが始まった。気温21度、路面温度32度と汗ばむほどの陽気となった。

スタートではポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)がトップで1コーナーへ向かう一方、予選2位の宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)は蹴り出しが悪く、2位には予選3位から大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が、3位には予選4位から笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が上がる。宮田は4位まで順位を下げた。5位には坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が、6位には平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が続く。

その背後では、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)が1コーナーでコースアウト。早くもセーフティーカー(SC)が導入された。SCは2周終わりで退き、レースは3周目から再開された。
ここでは笹原がアンチストールが働いたのが失速。宮田と坪井にパスされ5位に落ちた。
5周目には7位のサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)が、前を走る平川をかわして6位に上がる。
この間、トップの野尻は一時は2位の大津より1秒5前後速いタイムを刻んで後続を引き離しにかかる。9周目にはその差は5秒7となった。
ピットウインドーがオープンとなる10周目には、多くのドライバーがピットインを行う。上位では笹原がピットに入った。11周目には大津、坪井もピットイン。

13周目には、後方を走っていた松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)が、パスしようとしたジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)と接触しコースアウト。これを見てSCが出ると踏んだトップグループもピットイン。野尻、宮田、フェネストラズ、平川などがピットに滑り込んできた。
予想どおりSCは導入された。野尻はトップのままコースに復帰、2位には大津が、3位には宮田が、4位にはフェネストラズが、5位には坪井が、6位には平川が続く。
SCは17周終わりでピットイン。レースは18周目から再開された。
19周目にはペースの上がらない5位の坪井をスプーンで平川がパス。坪井はさらに山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)に、翌周には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)にもパスされると、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)にも攻略され10位まで落ちてしまった。
この間、トップ野尻は逃げる。25周目には大津との差は4秒7と広がる。3位の宮田はさらにその後方1秒5差で続く。



レースはこのまま31周を走り終了。昨日、チャンピオンを決めた野尻が有終の美を飾った。2位には大津が、3位には宮田が入った。
同ポイントでドライバーズタイトル2位で並んでいた、フェネストラズと平川の争いは、平川に先行して4位に入ったフェネストラズが2位、5位に終わった平川はランキング3位でシーズンを終えた。
6位には山本が、7位には大湯が、8位には三宅が、9位には牧野が、10位には小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)が入った。

また、ルーキーオフザイヤーは昨日第9戦で3位に入った佐藤蓮(TEAM GOH)が三宅を退け獲得した。
これで今シーズンのスーパーフォーミュラは全日程が終了。12月には公式テスト/ルーキーテストが行われ、来シーズンは2023年4月8日に富士スピードウェイで開幕する。




Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Motorsports Forum
第21回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2022/10/30) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 1 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:01'20.630 | - | - |
| 2 | 6 | 大津 弘樹 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:01'27.487 | 6.857 | 6.857 |
| 3 | 37 | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:01'28.630 | 8.000 | 1.143 |
| 4 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:01'31.179 | 10.549 | 2.549 |
| 5 | 20 | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 31 | 1:01'34.492 | 13.862 | 3.313 |
| 6 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:01'35.433 | 14.803 | 0.941 |
| 7 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:01'39.337 | 18.707 | 3.904 |
| 8 | 55 | 三宅 淳詞 | TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:01'52.583 | 31.953 | 13.246 |
| 9 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:01'53.429 | 32.799 | 0.846 |
| 10 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:01'53.647 | 33.017 | 0.218 |
| 11 | 19 | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:01'55.122 | 34.492 | 1.475 |
| 12 | 38 | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:02'00.363 | 39.733 | 5.241 |
| 13 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:02'01.294 | 40.664 | 0.931 |
| 14 | 39 | 阪口 晴南 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:02'01.484 | 40.854 | 0.190 |
| 15 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF19 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:02'02.484 | 41.854 | 1.000 |
| 16 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:02'03.105 | 42.475 | 0.621 |
| 17 | 36 | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:02'04.170 | 43.540 | 1.065 |
| 18 | 18 | 国本 雄資 | Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 31 | 1:02'08.550 | 47.920 | 4.380 |
| 19 | *53 | 佐藤 蓮 | Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:02'26.980 | 1'06.350 | 18.430 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 27Laps)完走 ---- |
| - | 50 | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 11 | 21'42.564 | 20Laps | 20Laps |
| - | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 0 | - | 31Laps | 11Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 53 佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19) 1'39.362 (24/31) 210.394 km/h
- CarNo. 53は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章10.11(SC中の危険行為)により、競技結果に5秒を加算した。
- PP 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

-
「今シーズン始まる前にはここまでポールポジション(PP)をたくさん取れるとは思っていませんでした。選手全員がほしいPPを6回も取れたことは嬉しく思います。チームの支えとファンの皆さんの支えがあってこそです。優勝を待ち望んでいる方も多いと思いますので達成できるよう、がんばります」
- 2位 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)
-

「今日も2番グリッドですが、タイム差は縮まったと思います。昨日からポテンシャルを上げることができたので安心しました。過去は(同じ状況で)悪い流れになることがありましたが、良いポテンシャルで走ることができました。昨日はチーム側のミスもあって順位を大きく落としてしまったので、最後のレースは皆で達成感を味わえる素晴らしいレースにしたいと思います」
- 3位 大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)
-

「昨日の予選、決勝ともにペースが良くなくて、特に予選を大きく改善しなくてはいけないという状況だったのですが、チームと昨日夜遅くまでミーティングを重ねて、これまで良かったテストの雰囲気などを思い返して、データと照らし合わせて今日に臨みました。Q1の走り出しからタイヤのグリップが全く違って、Q1を2番手で通過でき、さらにそこからトップを取るしかないという気持ちで、攻めたセッティングを試みましたが、トップとは差がついてしまいました。でも、3番手で予選を終えられたことは嬉しく思っています」

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

全日本スーパーフォーミュラ選手権第10戦は30日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)がポールポジションを獲得した。
鈴鹿は昨日より雲は多いものの早朝より穏やかな好天に恵まれ、公式予選が午前9時5分より行われた。気温は17度、路面温度は20度だ。ノックアウトQ1はA、Bグループに分けられそれぞれ上位6台がQ2に進出。Q2のタイムアタックで上位12台のグリッドが決定する。
■ノックアウトQ1(Aグループ)
このセッションは10分で行われた。各車1周を回りピットインして、ニュータイヤに履き替えピットアウトする。各車ウォームアップに2周を費やし、3周目からアタックに入る。
最初にアタックしたのは大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)で1分37秒410でまずはトップに立つ。次にアタックした牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)は大湯のタイムを大きく上回る36秒860をたたきだしトップに浮上。
3番手でアタックした笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)は、1分37秒144で牧野に続く2位に滑り込んできた。
その後、トップ牧野と2位笹原のタイムを上回るドライバーは現れず、3位には昨日ノックアウトされたサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)が1分37秒203で付ける。
4位にはジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、5位には国本雄資(Kids com KCMG Elyse SF19)が入り、大湯はなんとか6位に踏みとどまった。
ここでは、昨日決勝で3位に入った佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)がノックアウトされた。
■ノックアウトQ1(Bグループ)
このセッションも10分間で争われた。ニュータイヤに履き替え2周のウオームアップの後、各車アタックに入る。
最初にアタックを始めたのは野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)。Aグループトップ牧野のタイムを大きく上回る1分36秒440をたたきだしトップに立った。
続いて、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)は1分37秒071で2位に立つが、直後大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が36秒650で2位に浮上した。
その後、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1分36秒695で3位に食い込む。4位には宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が、5位には地元伊勢出身でルーキーの三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)が、6位には平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が続いた。
山本は7位まで順位を落とし、ここノックアウトされた。他には、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)、松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)がここで予選を終えた。
■ノックアウトQ2
このセッションは7分間で行われた。ここでは各車ニュータイヤを履いてコースインを待つ。残り5分前後で各車一斉にコースイン。2周ウォームアップの後アタックを開始する。



ここでも野尻が真っ先にアタックを開始。なんと35秒台に迫る1分36秒003をたたきだし、トップに立つ。次にアタックを行った牧野は36秒789で2位、さらに笹原が36秒612で2位、大津が36秒482で2位と2位がめまぐるしく代わるが野尻のタイムには遠く及ばない。
しかしその後アタックを行った、宮田が渾身の走りで1分36秒043をたたきだし、野尻のタイムに迫るもののわずかに及ばす2位に浮上した。
大津は3位に、笹原は4位に後退。5位には坪井が食い込み、平川が6位に続いた。
決勝レースは午後2時30分より31周で行われる。すでにチャンピオンは決定しているが、有終の美を飾るドライバーは誰になるのであろうか。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Motorsprts Forum
第21回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2022/10/30) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Gr | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | B | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'36.003 | - | - | 217.756 |
| 2 | 37 | B | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'36.043 | 0.040 | 0.040 | 217.665 |
| 3 | 6 | B | 大津 弘樹 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'36.468 | 0.465 | 0.425 | 216.706 |
| 4 | 15 | A | 笹原 右京 | TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'36.612 | 0.609 | 0.144 | 216.383 |
| 5 | 38 | B | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'36.669 | 0.666 | 0.057 | 216.255 |
| 6 | 20 | B | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'36.688 | 0.685 | 0.019 | 216.213 |
| 7 | 4 | A | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'36.735 | 0.732 | 0.047 | 216.108 |
| 8 | 55 | B | 三宅 淳詞 | TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'36.738 | 0.735 | 0.003 | 216.101 |
| 9 | 65 | A | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'36.746 | 0.743 | 0.008 | 216.083 |
| 10 | 5 | A | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'36.789 | 0.786 | 0.043 | 215.987 |
| 11 | 36 | A | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'36.953 | 0.950 | 0.164 | 215.622 |
| 12 | 18 | A | 国本 雄資 | Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'37.255 | 1.252 | 0.302 | 214.952 |
■Aグループ
第21回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2022/10/30) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 10 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'36.860 | - | - | 215.829 |
| 2 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | 1'37.144 | 0.284 | 0.284 | 215.198 |
| 3 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'37.203 | 0.343 | 0.059 | 215.067 |
| 4 | 36 | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F | 1'37.316 | 0.456 | 0.113 | 214.818 |
| 5 | 18 | 国本 雄資 | Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTATRD 01F | 1'37.333 | 0.473 | 0.017 | 214.780 |
| 6 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'37.410 | 0.550 | 0.077 | 214.610 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 53 | 佐藤 蓮 | Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH HondaM-TEC HR-417E | 1'37.458 | 0.598 | 0.048 | 214.505 |
| 8 | 39 | 阪口 晴南 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'37.480 | 0.620 | 0.022 | 214.456 |
| 9 | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE HondaM-TEC HR-417E | 1'37.626 | 0.766 | 0.146 | 214.136 |
| 10 | 19 | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTATRD 01F | 1'37.743 | 0.883 | 0.117 | 213.879 |
| 11 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF19 docomo business ROOKIE TOYOTATRD 01F | 1'38.525 | 1.665 | 0.782 | 212.182 |
| ---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ---- |
■Bグループ
第21回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2022/10/30) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 10 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | 1'36.440 | - | - | 216.769 |
| 2 | 6 | 大津 弘樹 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'36.650 | 0.210 | 0.210 | 216.298 |
| 3 | 38 | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'36.695 | 0.255 | 0.045 | 216.197 |
| 4 | 37 | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F | 1'36.731 | 0.291 | 0.036 | 216.117 |
| 5 | 55 | 三宅 淳詞 | TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH HondaM-TEC HR-417E | 1'36.815 | 0.375 | 0.084 | 215.929 |
| 6 | 20 | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTATRD01F | 1'36.878 | 0.438 | 0.063 | 215.789 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'37.071 | 0.631 | 0.193 | 215.360 |
| 8 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTATRD 01F | 1'37.216 | 0.776 | 0.145 | 215.039 |
| 9 | 50 | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team HondaM-TEC HR-417E | 1'37.248 | 0.808 | 0.032 | 214.968 |
| 10 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'37.448 | 1.008 | 0.200 | 214.527 |
| ---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ---- |

鈴鹿サーキットで29日~30日にかけて開催されているスーパーフォーミュラ選手権、JAFグランプリ鈴鹿ではコロナ禍以降、初めてとなるピットウォークでのドライバーサイン会が開催された。
午前11時15分から正午まで行われたピットウォークでは多くの観客が訪れた。各チームのピットでは、ドライバーのサイン会が開催され、観客はドライバーとのふれあいを楽しんだ。
このピットウォークは明日も行われる。


Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権もいよいよ最終大会。前戦から約2ヶ月のインターバルを経て「JAF鈴鹿グランプリ」を迎えた。
今回はダブルヘッダーの土日1戦ずつで行われるため、金曜日に1時間半の占有(フリー)走行枠が設けられた。
チャンピオンに向け絶対的優位に立つ、2021チャンプ・野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)[113p]、逆転を狙うサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)[81p]と平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)[79p]の争いも見逃せないが、他のドライバーもJAFグランプリの冠のつくレースで存在感を示し、来季に繋げようとフリー走行から張り詰めた空気が漂う。
ここで存在感を示したのが、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)。走行が折り返しを迎えたあたりから徐々にタイムを詰め、残り15分となったところで1分37秒487という抜き出たタイムをマークする。
そして、残り5分から始まった予選さながらのアタック合戦でも、大湯自身を含めこのタイムを上回るものは出なかった。2番手は坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)1分37秒829、3位はフェネストラズ1分37秒966、以下、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、平川、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)と続いた。
ただ、大湯の抜き出たタイムは、コースの随所でOTS(オーバーテイクシステム)を使っていたとの情報もあり、実際は上位陣はかなり僅差の模様だ。
予想外だったのが野尻の16位。また第3戦に雨の鈴鹿で大逆転優勝を果たした松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)に至っては最下位と、明日の予選に向け不安を残して走行を終了した。
明日は朝9時15分からA,Bグループに分けられた予選Q1、続いて上位12台によるQ2が行われる。


Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
第21回JAF鈴鹿グランプリ -RIJ- (2022/10/28) Ocupancy Session Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Gr | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 65 | A | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.487 | - | - | 214.441 |
| 2 | 38 | B | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'37.829 | 0.342 | 0.342 | 213.691 |
| 3 | 4 | A | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'37.966 | 0.479 | 0.137 | 213.392 |
| 4 | 37 | B | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'38.015 | 0.528 | 0.049 | 213.286 |
| 5 | 20 | B | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'38.029 | 0.542 | 0.014 | 213.255 |
| 6 | 19 | A | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 1'38.045 | 0.558 | 0.016 | 213.220 |
| 7 | 5 | A | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.118 | 0.631 | 0.073 | 213.062 |
| 8 | 12 | B | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'38.197 | 0.710 | 0.079 | 212.890 |
| 9 | 7 | B | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'38.217 | 0.730 | 0.020 | 212.847 |
| 10 | 6 | B | 大津 弘樹 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.300 | 0.813 | 0.083 | 212.667 |
| 11 | 15 | A | 笹原 右京 | TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'38.303 | 0.816 | 0.003 | 212.661 |
| 12 | 18 | A | 国本 雄資 | Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'38.303 | 0.816 | 0.000 | 212.661 |
| 13 | 64 | B | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.392 | 0.905 | 0.089 | 212.468 |
| 14 | 3 | B | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'38.460 | 0.973 | 0.068 | 212.322 |
| 15 | 39 | A | 阪口 晴南 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'38.485 | 0.998 | 0.025 | 212.268 |
| 16 | 1 | B | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'38.496 | 1.009 | 0.011 | 212.244 |
| 17 | 53 | A | 佐藤 蓮 | Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'38.520 | 1.033 | 0.024 | 212.192 |
| 18 | 55 | B | 三宅 淳詞 | TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'38.644 | 1.157 | 0.124 | 211.926 |
| 19 | 36 | A | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'38.674 | 1.187 | 0.030 | 211.861 |
| 20 | 14 | B | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF19 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 1'38.697 | 1.210 | 0.023 | 211.812 |
| 21 | 50 | A | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 1'38.816 | 1.329 | 0.119 | 211.557 |
- JAF-F4アドバイザー:土屋武士
-
「スタート直後にちょっと接触はありましたが、路面温度が季節がちょっと寒くて冷えてきて、ブレーキロックしての接触はあったのですけど、その後は各所バトルもあり、トップの方は佐藤樹選手が最近すごく伸びてきていて、佐々木孝太選手を封じ込めるという、いいドライバーに成長しつつある、そんな感じの展開でした。後ろの方もジェントルマンクラスのいいバトルがあったり、というところで、いいレースだったと思います。(今回富田選手と小松選手、二人の若手がスポット参戦したが?)まだまだこれから伸びてくる、という印象を受けたので、今回初戦なのかな? それでわりと上位の方につけているので、同じ年代の黒沼選手とか、あのへんも刺激されて、もっともっと面白くなっていくんじゃないですか」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
- 優勝:5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)
-

「(注文通りの独走?)わりと理想的な展開だったかなと思います。特に問題もなく、自分のペースで走れたので、よかったです。(順調すぎて話す材料もない?)そうですね(苦笑)。スタートではミスはしてたけど、無難なスタートって感じでした。(明日もポールからスタート)一気に行きます、明日も勝てれば、という感じで頑張ります」
- 2位:6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)
-

「スタートがあまりよくなかったし、なんとか序盤(佐藤選手に)ついて行こうと思って(タイヤの)内圧も高めでいったのですけど。意外に速くて、というかこの練習から自信をつけている感じもするし、ライバルとしてはすばらしく強敵になってきているので、このレースに関してはつけいるスキがなかったですね。僕のクルマがいまいち決まっていないので、もうちょっと何とかして、明日はいいレースできるように頑張ります」
- 3位:8号車・小松響(KKヨネタニ・OKABE・Rn)
-

「予選ほどのペースがなくて苦しい感じになっちゃって、中盤後半はまともには走れなかった。後ろの黒沼選手も結構来ていて、ちょっと焦りながら(の走行)だったのですけど、どうにか耐えきったというレースでキツかったですね。(クルマの調子が悪かった?)午前中とはフィーリング変わっちゃって、そこに自分がうまく合わせられなくて、手こずっちゃった感じです」
- 4位:黒沼聖邦(ファーストガレージ&Sウインズ)
-

「予選がめちゃミスっちゃって(8位)、とにかく必死で取り返そうと思って、ペースがいいのは分かっていたのですが、3位の小松選手まではもうちょっとでした。明日も7番手スタートなので、また追い上げられるように、頑張ります。スタートでちょっとホイールスピンさせちゃってミスしたけど、僕のクルマ今日はストレートスピードがよくて、どんどんみんなに追いつけたので、いいレースはできたかなと思います」
- 5位:72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)
-

「植田さんスタート早かったですね、(自分も)そんなに悪くないと思ったら(笑)。それでもちゃんと1台分ずつ空けてクリーンなレースできてた。(植田選手のスピンは目の前?)僕のすぐ後ろです、僕が抜いて、ミラーで見たら植田さんクルンと回っちゃってたので。シフトロックなのか突然回ったので。4番上がったのですけど、自分のペースもあまり上がらなくて、また抜かれちゃう形になりました。でも今週の中ではだいぶクルマは良くなっているので、また明日頑張ります」
- 6位:66号車・富田自然(TONE・MAZDA SPEED)
-

「(終盤の6位争いは?)挽回というほどのことは何もしてなくて、ずっと抜いたり抜かれたりして、最終的に徳升さんのペース下がったみたいで、たまたま僕が前でゴールできた、というだけです。スタートから失敗で、最初からペース自体がダメダメだったので、しっかり見直して明日につなげます。(植田選手がスピンしたのは後ろにいた?)怖かったですよ。植田さんがすごい勢いで抜いて行くのも、僕スタート失敗してたので怖かったし、目の前でスピンしているのも怖かったです(笑)。大丈夫かなぁと心配してたのに、(ジェントルマンクラスの)表彰台上がっていたのでびっくりしました(笑)」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

JAF-F4地方選手権シリーズ第10戦決勝は10月22日(土)に富士スピードウェイで開催され、ポールポジションからスタートした佐藤樹(MARUSAN★ミスト)が一度もトップを譲る事なくポール・ツー・ウイン。シリーズ5勝目を飾った。
秋の富士スピードウェイは朝から晴れ渡り、やや冷え込んだ朝の予選に比べれば午後1時5分のコースイン時点では気温約20度といいコンディションだ。
予選ではコースイン直後にストップしてしまった入榮秀雄(アポロ電工フジタ薬局MT)のトラブルは燃料ポンプの問題との事で。インターバル中に修復して最後尾からの出走が認められた一方、数周だけしてピットガレージに戻って来たハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)の方はエンジンに深刻なダメージがあるそうで、このレースの出走を取りやめた。ということで第10戦は19台が出走することになった。
しかしコースイン直後、入榮は再び最終コーナー手前でストップ、修復なったかと思っていた燃料ポンプのトラブル再発との事で、結局決勝をスタートできずに終わった。

エントリーから2台を欠いた18台が午後1時20分フォーメーションラップ開始、グリッドに着くとレッドライトが消えてスタート。
ポールシッターの佐藤はスタートダッシュよくホールショットを決めたが、4番グリッドから発進の徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)は蹴り出しが弱く後方集団にのみこまれてしまう。逆に好スタートを決めたのが徳升の後方6番手スタートの金井亮忠(チームNATS・正義・001)で、徳升を右に避けてピットウォールぎりぎりから抜き去ると、第1コーナーまでに5位に上がる。そして金井を上回る勢いで飛び出したのが、7番手スタートのジェントルマンクラス、植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)で、コースの中央からスルスルと加速して順位を上げて、4位で第1コーナーに飛び込む。

後方では第1コーナー進入で混乱が発生、9番手スタートの新倉涼介(ファーストガレージ&Sウインズ)に対して、17番手から好スタートを決めていた武居義隆(CNSルノー)が接触、新倉はリヤサスペンションにダメージを受けて第2コーナーイン側にマシンを停止、リタイヤとなる。
トップ佐藤がスタートから2位以下を引き離し、2位佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)、3位小松響(KKヨネタニ・OKABE・Rn)、4位植田、5位金井と続いてコントロールラインを通過。スタートで6位に順位を落とした富田自然(あるが)(TONE・MAZDA SPEED)に対し最終コーナー立ち上がりの加速で黒沼聖邦(ファーストガレージ&Sウインズ)が並びかけてコントロールラインまでにオーバーテイク、6位を奪い取る。
1周目を終えて佐藤は佐々木に1.1秒のリード、3位小松は佐々木に1.3秒差、4位植田も1.5秒差とほぼ等間隔でコントロールラインを通過。植田から金井~黒沼~富田~徳升はテール・ツー・ノーズ状態だ。
3周目のTGR(第1)コーナー、好スタートから4位を走っていた植田がスピン、レースには復帰したが大きく順位を落としてしまう。これで金井以下が順位を上げる。
佐藤はじわじわと佐々木を引き離し3周目1.5秒差。3位小松は上位2台と比べ0.5秒くらいラップタイムが遅く、佐藤からは4.23秒の差をつけられている。
ここで武居に対してオープニングラップでの新倉とのアクシデントについてドライビングスルーペナルティが課せられた。
植田の後退でジェントルマンクラスのトップはこのクラスのポイントリーダーである安井和明(NAVY★RK-01)に替わったが、すぐ背後にクラス2位のKAMIKAZE(スーパーウインズ&ISP)が迫っている。
4周目トップ佐藤は佐々木を突き放しにかかり、1分44秒829とファステストラップを更新、佐々木との差を一気に2秒まで拡大する。後方では4位金井に対して黒沼が間合いを詰めて、5周目のTGRコーナーで金井をロックオンすると続く第2セクターでオーバーテイク、4位黒沼、5位金井とする。佐藤はさらにファステストラップを連発、5周目終了で佐々木との差を2.6秒まで拡大し、佐々木も自己ベストで追っているが佐藤は独走態勢を築いていく。
3周目のスピンで16位まで順位を落とした植田だが、ダメージはないようで後方集団の中では2秒近く速いペースで順位を挽回、6周目には12位までポジションを挽回している。
6周目、7周目と佐藤はペースを緩めることなく走り8周目に1分44秒116とこの日のファステストラップ叩き出し、佐々木とのギャップを3.1秒まで拡大する。
9周目、佐藤のリードは3.7秒となり2位佐々木と3位小松にも5秒以上の差がある。4位黒沼~5位金井~6位富田の間もそれぞれ2.3秒、1.4秒、4.6秒と離れて膠着状態。富田を0.6秒差で追う徳升だったが、マシンからうっすら白煙が出ているとの情報があがってくる。
それでも徳升は10周目のストレートで富田のスリップストリームから抜け出すとTGRコーナーでインを突いてポジションアップ、6位へと浮上。さらに後方では植田が前を行くISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)の背後につけると11周目のダンロップコーナー手前でオーバーテイク、ジェントルマンクラス3番手の11位まで上がってくる。
12周目、一度は6位に上がった徳升がややスローダウン。富田の逆転を許すとさらにファイナルラップには山口登唯(BLUE MAX・AAA・RK)にも抜かれて8位までポジションダウン、実は練習走行時点からエンジンにトラブルがあり、それが終盤にも発生してしまったとのことだ。





ファイナルラップ、佐藤は佐々木に5秒以上の大差をつけて安定した走行。そのまま危なげない走りで13周を走り切りチェッカードフラッグを受け今期5勝目をポール・ツー・ウインで飾った。2位佐々木、3位小松は久しぶりのJAF-F4戦で表彰台獲得した。以下黒沼~金井~富田の順でフィニッシュ。



ジェントルマンクラスは優勝安井、2位KAMIKAZE、序盤に快走を見せた植田がスピンから順位を挽回して3位となった。
JAF-F4第11戦は明日10月23日(日)に同じ富士スピードウェイで開催される。波にのる佐藤が連勝でチャンピオンシップを有利に進めるか、追う佐々木が逆襲するか、注目だ。



Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2022/10/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 5 | | | 佐藤 樹 | MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS | 13 | 22'44.653 | - | - |
| 2 | 6 | | | 佐々木 孝太 | ファーストガレージ&ISP ZAP F108 | 13 | 22'49.272 | 4.619 | 4.619 |
| 3 | 8 | | | 小松 響 | KK・ヨネタニ Dallara F307 | 13 | 22'55.090 | 10.437 | 5.818 |
| 4 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 | 13 | 22'56.644 | 11.991 | 1.554 |
| 5 | 72 | | | 金井 亮忠 | チームNATS・正義・001 NATS 001 | 13 | 22'59.984 | 15.331 | 3.340 |
| 6 | 66 | | | 冨田 自然 | TONE・MAZDA SPEED F301 | 13 | 23'08.066 | 23.413 | 8.082 |
| 7 | 70 | | | 山口 登唯 | BLUE MAX・AAA・RK B-MAX RK-01 | 13 | 23'14.576 | 29.923 | 6.510 |
| 8 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 | 13 | 23'15.926 | 31.273 | 1.350 |
| 9 | 38 | G | 1 | 安井 和明 | NAVY★RK-01 B-MAX RK-01 | 13 | 23'17.179 | 32.526 | 1.253 |
| 10 | 9 | G | 2 | KAMIKAZE | スーパーウインズ&ISP FR 2.0 | 13 | 23'23.605 | 38.952 | 6.426 |
| 11 | 11 | G | 3 | 植田 正幸 | Rnsports制動屋KKZS KK-ZS | 13 | 23'24.221 | 39.568 | 0.616 |
| 12 | 16 | G | 4 | イシケン | HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 13 | 23'27.169 | 42.516 | 2.948 |
| 13 | 86 | | | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ TATUUS | 13 | 23'36.644 | 51.991 | 9.475 |
| 14 | 34 | | | 西村 和則 | CMS NUTECルノー ルノーFC106 | 13 | 23'38.632 | 53.979 | 1.988 |
| 15 | 0 | G | 5 | 渡辺 義人 | チームNATS・エクシズWXR WXR MK-2 | 13 | 23'44.436 | 59.783 | 5.804 |
| 16 | *99 | G | 6 | 武居 義隆 | CMSルノー フォーミュラルノー | 13 | 24'24.430 | 1'39.777 | 39.994 |
| 17 | 36 | G | 7 | 富澤 もぐら | 松伏光運転代行ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 12 | 23'46.896 | 1Lap | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ---- |
| - | 3 | | | 新倉 涼介 | ファーストガレージ&Sウインズ ZAP F108 | 0 | | 13Laps | 12Laps |
| - | 19 | | | ハンマー 伊澤 | 弁アルカディア☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | | D.N.S | - | - |
| - | 46 | | | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局MT WEST 096 | | D.N.S | - | - |
- Fastest Lap: CarNo. 5 佐藤樹(MARUSAN★ミスト) 1'44.116 (8/13) 157.774 km/h
- CarNo. 99は、一般競技規則第5章16条5.(1)①(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- 第10戦/第11戦ポールポジション 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)
-

「(狙った通りのタイムが出た?)昨日からけっこう接戦で、ぎりぎりだったのですけれど、何とか(ポールを)取れてよかったです。昨日序盤から結構速かったので、スタートで逃げきれれば、一番いいかな、と思います」
- 第10戦2位/第11戦3位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)
-

「今週走り始めから、ちょっとエンジンの調子悪くて、それを修正してだいぶ良くはなってきた。もちろんポールポジションを狙いたかったですけど、最後僕が上手にクリアラップを取れなかったので、そこはもったいなかったかな、という感じがします。(シリーズランキング的に大切な週末になる?)こんなしんどいレースする予定じゃなかったんですけど(笑)、佐藤選手もすごく成長してきているし、今回スポットで出ている小松選手も速いので、彼らといい刺激をもらいながら、フェアなレースができればいいなと思っています。鈴鹿は佐藤選手が速いと思うので、ここで頑張っておかないと後が大変になると思うので頑張ります」
- 第10戦3位/第11戦2位 8号車・小松響(KKヨネタニ・OKABE・Rn)
-

「JAF-F4のレースは1回出たことがありますけど2年前とかなので、ほぼ初というか久しぶりで、思ったよりタイム出た、というのが本音です。ちょっと自分のミスもあって、うまくまとめきれなかったですけれど、普段(JAF-F4で)トップを争っているドライバーの方たちといい勝負ができてタイム差もなかったので、これをうまく決勝に活かして、優勝めざして頑張りたいです。自分は普段はスーパーFJ(鈴鹿シリーズ)に出ているので、今年の富士の日本一決定戦に向けてというとこも踏まえて出させていただいています」
- 第10戦4位/第11戦5位 47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)
-

「4番手は何ともいえない位置ですね。コンマ5くらい差があるけど、まぁそんなもんでしょうね。(クルマの状態は?)昨日から(セッティングは)決まっていたので大丈夫やったんですけど、ちょっと水温が途中から100度くらいまで上がってしもうて、何となくパワーが出なくなって、エンジン潰すかと思って(ピットに)帰ってきたんです。コンマ5ぐらいの差は見えていると思うので、レース自体はたぶんなんとかなるかな、と思いますが、どうだろう?(笑)。頑張ります」
- 第10戦5位/第11戦4位 66号車・富田自然(TONE・MAZDA SPEED)
-

「JAF-F4でのレースは初めてです。鈴鹿の練習で戯れに乗せてもらったことがあるぐらいで、いきなりの参戦だったのですけど、意外と、思ったより走れたので嬉しいですね。今年はスーパー耐久(ST-3クラス岡部自動車フェアレディZ34)のみですが、フォーミュラがやっぱり楽しいな、と思って(笑)。今日はどこまで行けるかは未知数なのですけど、決勝走りながら、発見とかいっぱいあると思うので、自分の成長のために、頑張ります」
- 第10戦6位/第11戦6位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)
-

「(トップとは約0.9秒の差?)昨日から1.5秒とか結構差があったので、なかなかクルマが煮詰まらなくてつらい状況なのですけれど、それでも今週の自己ベストは出たので(笑)、もうちょっと煮詰めていきます。(前回SUGOではKAMIKAZE選手の9号車で出場したが?)ちょうど学校の期末試験の時期で、元々欠場の予定だったのですが、それをKAMIKAZEさんにお話したら「じゃオレのクルマ乗れば?」みたいな感じて言ってくださって。同じカテゴリーですけどクルマのパッケージは違いますし、向うはシングルスロットルで、とかそういった部分で僕も経験できるかなと思って、個人的に乗せてもらった感じです。(だいぶ違う?、今後72号車の参考になることもあった?)全然違いますね、クルマのセッティングの方向でも参考になることもありましたし、そもそも個体の性能差というか、特性の違いとか知ることができました」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

JAF-F4地方選手権シリーズ第10戦/11戦公式予選は10月22日(土)に富士スピードウェイで開催され、佐藤樹(スーパーウインズ&ISP)が(MARUSAN★ミスト)がベストタイム、セカンドベスト共にトップで2レースのポールポジションを獲得した。
全12戦で全国を転戦するJAF-F4地方選手権は残り3戦。今年2回目の富士スピードウェイで第10戦、第11戦が行われた。
9戦を終えて、佐藤が4勝、2位2回、3位一回122ポイントでシリーズランキング首位、今年24年ぶりでJAF-F4に参戦して周囲を驚かせた佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)がこれまた4勝、2位2回、3位1回で122ポイントと同点同率。直近のSUGO戦で佐藤が上位だったため、佐々木はランキング2位となっている。JAF-F4地方選手権は12戦中10戦のポイントが有効だが、佐藤、佐々木共に2戦欠場があり、残る3レースの成績はすべて加算される。いずれにしろ今回の富士2連戦がシリーズの行方のキモとなる。





予選は午前8時5分から20分間、各選手の自己ベストタイムが第10戦の予選順位となり、セカンドベストタイムが第11戦の予選順位となる。富士スピードウェイは曇りで気温15度、路面はドライコンディションで全車スリックタイヤでコースインする。
しかしここで入榮秀雄(アポロ電工フジタ薬局MT)がヘアピンででストップ、燃料ポンプのトラブルで1周もできずに予選を終えてしまう。また。ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)もピットレーンに戻ってくる。伊澤はしばらくしてからコースに復帰したが、またすぐにガレージインしてしまう。エンジントラブルで決勝出走も危ぶまれる状況だという。
気温が低いためか各車ウオームアップに時間をかけ、残り12分あたりから本格的なタイムアタックが始まり、まずは佐藤が1分45秒386をマークしてトップに立ち、現在ランキング3位の黒沼聖邦(ファーストガレージ&Sウインズ)が45秒506で2番手につける。
佐藤は続く周回で44秒875と1分44秒台に入れ、今回JAF-F4スポット参戦の小松響(KKヨネタニ・OKABE・Rn)が45秒053で続き、黒沼も45秒474の自己ベストを出すが3番手に後退、4番手は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)。徳升は同時開催のFCR-VITAレースにも出場しておりポールタイムを出してピットに戻り、すぐさまマシンを乗り換えての忙しい予選だ。5番手新倉涼介(ファーストガレージ&Sウインズ)、6番手はスポット参戦の富田自然(あるが)(TONE・MAZDA SPEED)がつけている、ジェントルマンクラストップは全体8番手の安井和明(NAVY★RK-01)、クラス2位は全体11位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)が続く。
残り10分を切って各車鞭が入り、佐々木が1分44秒934を出して2番手へ、さらに小松が44秒665でトップへ。佐藤2番手、佐々木3番手へ後退。
4番手黒沼、5番手徳升に続いて安井、植田が6位、7位に浮上する。
残り9分、富田が44秒台に入れて4番手へアップ、5番手には戦う先生、金井亮忠(チームNATS・正義・001)が進出。金井は前戦SUGOではKAMIKAZEのマシンで出場していたが、今回は再び生徒の手になるマシンをドライブしている。
ここで佐々木が44秒318でトップに立つが、残り7分、今度は佐藤が44秒192でトップに返り咲く、続く周回では佐々木は43秒960でトップ、しかし続いてコントロールラインを通過した佐藤が43秒957で逆転、さらに小松が43秒873を出すと今度は佐々木が43秒824と、トップは目まぐるしく入れ替わる。小松2番手、佐藤3番手。徳升、富田、黒沼と続く。
残り2分、佐藤が43秒753をマークしてトップを奪還、さらにチェッカードフラッグ後の周回で43秒741をたたき出してダメ押し。第10戦、第11戦ともにポールポジションを確定させる。佐々木もタイムアタックを続けるが更新ならず2番手。小松は43秒866と自己ベストを更新するが3番手変わらず。しかしセカンドベストタイムでは小松2番手、佐々木3番手となり第11戦のグリッドは逆になる。4番手は徳升44秒218でセカンドロウに並んだ。5番手富田、しかしここもセカンドベストタイムでは入れ替わり第11戦は富田4番手、5番手徳升、6番手は第10戦、11戦ともに金井になった。



ジェントルマンクラス第10戦は植田が全体7番手でクラストップ、安井が全体10番手クラス2位、ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)が全体12位クラス3位となった。第11戦は安井(全体8位)、植田(同9位)、ISHIKEN(同12位)の順となった。
第10戦決勝は午後1時20分開始予定だ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2022/10/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | | | 佐藤 樹 | MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS | 1'43.741 | - | - | 158.344 |
| 2 | 6 | | | 佐々木 孝太 | ファーストガレージ&ISP ZAP F108 | 1'43.824 | 0.083 | 0.083 | 158.218 |
| 3 | 8 | | | 小松 響 | KK・ヨネタニ Dallara F307 | 1'43.866 | 0.125 | 0.042 | 158.154 |
| 4 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 | 1'44.218 | 0.477 | 0.352 | 157.620 |
| 5 | 66 | | | 冨田 自然 | TONE・MAZDA SPEED F301 | 1'44.449 | 0.708 | 0.231 | 157.271 |
| 6 | 72 | | | 金井 亮忠 | チームNATS・正義・001 NATS 001 | 1'44.625 | 0.884 | 0.176 | 157.006 |
| 7 | 11 | G | 1 | 植田 正幸 | Rnsports制動屋KKZS KK-ZS | 1'44.720 | 0.979 | 0.095 | 156.864 |
| 8 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 | 1'44.777 | 1.036 | 0.057 | 156.779 |
| 9 | 3 | | | 新倉 涼介 | ファーストガレージ&Sウインズ ZAP F108 | 1'44.992 | 1.251 | 0.215 | 156.458 |
| 10 | 38 | G | 2 | 安井 和明 | NAVY★RK-01 B-MAX RK-01 | 1'45.160 | 1.419 | 0.168 | 156.208 |
| 11 | 70 | | | 山口 登唯 | BLUE MAX・AAA・RK B-MAX RK-01 | 1'45.310 | 1.569 | 0.150 | 155.985 |
| 12 | *16 | G | 3 | イシケン | HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 1'45.774 | 2.033 | 0.464 | 155.301 |
| 13 | 9 | G | 4 | KAMIKAZE | スーパーウインズ&ISP FR 2.0 | 1'46.176 | 2.435 | 0.402 | 154.713 |
| 14 | 34 | | | 西村 和則 | CMS NUTECルノー ルノーFC106 | 1'46.689 | 2.948 | 0.513 | 153.969 |
| 15 | 86 | | | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ TATUUS | 1'47.156 | 3.415 | 0.467 | 153.298 |
| 16 | 0 | G | 5 | 渡辺 義人 | チームNATS・エクシズWXR WXR MK-2 | 1'47.477 | 3.736 | 0.321 | 152.840 |
| 17 | 99 | G | 6 | 武居 義隆 | CMSルノー フォーミュラルノー | 1'48.162 | 4.421 | 0.685 | 151.872 |
| 18 | 36 | G | 7 | 富澤 もぐら | 松伏光運転代行ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 1'50.412 | 6.671 | 2.250 | 148.777 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'14.953)予選通過 ---- |
| - | *19 | | | ハンマー 伊澤 | 弁アルカディア☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 2'35.419 | 51.678 | 45.007 | 105.694 |
| - | *46 | | | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局MT WEST 096 | D.N.S | - | - | - |
- CarNo. 16は、一般競技規則第5章第17条3.(走路の安全規定、走路外走行複数回)違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。
- 大会審査委員会は、CarNo. 19, 46の決勝レース出場を、最後尾グリッドを条件に認める。

- 第10戦優勝 中村仁(TGR-DC Racing School)
-
「8月初めの富士からタイム的には上位で走れていました。富士は予選がなかったので、スターティンググリッドは沈んでしまいましたが、予選があれば行けたかなという印象がありました。前回の鈴鹿は予選では足りなかった部分がありましたが、第2レースでは結構ペースも良くて追い上げることもできたので、もうそろそろ表彰台に乗らないとな、という思いがありました」
「反省点は昨日より今日のレースの方が多いですね。スタートでちょっとミスしちゃって、1コーナーでも飛び出しそうになったので、一旦引いてチャンスを待とうと思いました。リスタートして小出くんに抜かれたのはまずいかな、と思いました。そのあとチームメイトの小林くんがミスをして飛び出しちゃいました。まさか小出くんがペナルティだとは思っていなかったので、無線で『ペナルティ』と聞こえてきた時は聞き間違いかと思いました。今回のレースは自分の実力というより運が強かったなと思います。内容的には反省点が多かったです」
「次のオートポリスは木曜日からしっかり合わせたいです。今回のレースで自信もついたので、しっかりトップ争いに加わっていけるように調整してレースに挑みたいと思います」
- 第10戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
-
「自分としてはペースが全く良くなくて、小出選手にも中村選手にも追いつくことができなかったし、抜かされたりもしたので、反省点が多くあります。しっかり反省して次のオートポリスに繋げたいです」
「レースの走り初めの部分で問題がありました。ドライビングの面でももうちょっと策があったんじゃないかと思っています」
「僕としても、チームとしても、木曜から苦戦していました。最終的に4位、2位と上がって来れたのはよかったと思います。でもトップに行くためにもっと他のアプローチがあったんじゃないかとも思うので、自分を始め、メカさん、エンジアさんも含めてチーム全体で反省して次のオートポリスを迎えたいです」
「昨日は表彰台を逃してショックでしたが、今日は切り替えて走ることができました。次からは表彰台ではなく優勝を目指して走りたいと思います」
「オートポリスはS耐では走ったことがありますが、フォーミュラでとなると全然違ってきます。でも走っていて楽しいコースなので楽しさを活かしながら速さを極めて、トップに立ちたいです」
- 第10戦決勝3位 荒川麟(TGR-DC Racing School)
-
「スタートはしっかり決めることができました。そのあとも上位についていけていたんですけど、後半からペースが落ちてきてしまいました」
「堀尾選手に追いつかれましたが、守れるな、と思って落ち着いて走っていました」
「ずっと2位か3位ばかりなので、次のオートポリスではそろそろ勝ちたいです。練習ではずっと好調なので、それをレースにつなげられるようにします」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 37 | | | 中村 仁 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 17 | 30'21.511 | - | - |
| 2 | 7 | | | 三井 優介 | HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 17 | 30'23.884 | 2.373 | 2.373 |
| 3 | 35 | | | 荒川 麟 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 17 | 30'25.539 | 4.028 | 1.655 |
| 4 | 62 | | | 堀尾 風允 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 17 | 30'25.815 | 4.304 | 0.276 |
| 5 | 97 | | | 岩澤 優吾 | BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 17 | 30'27.302 | 5.791 | 1.487 |
| 6 | 13 | | | 藤原 大輝 | Hitotsuyama MDF Hitotsuyama Racing | 17 | 30'27.982 | 6.471 | 0.680 |
| 7 | 36 | | | 小林 利徠斗 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 17 | 30'28.361 | 6.850 | 0.379 |
| 8 | 6 | | | 西村 和真 | HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 17 | 30'31.499 | 9.988 | 3.138 |
| 9 | 33 | | | 鶴田 哲平 | ATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 17 | 30'32.057 | 10.546 | 0.558 |
| 10 | 80 | | | 伊東 黎明 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 17 | 30'32.481 | 10.970 | 0.424 |
| 11 | 41 | | | 奥本 隼士 | Racing TEAM HERO'S TEAM HERO'S | 17 | 30'33.682 | 12.171 | 1.201 |
| 12 | 77 | | | 宮下 源都 | WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED | 17 | 30'33.878 | 12.367 | 0.196 |
| 13 | 16 | | | 大滝 拓也 | Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing | 17 | 30'35.777 | 14.266 | 1.899 |
| 14 | 38 | | | 平安山 良馬 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 17 | 30'36.607 | 15.096 | 0.830 |
| 15 | 61 | | | 佐藤 樹 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 17 | 30'36.917 | 15.406 | 0.310 |
| 16 | 31 | | | 奥住 慈英 | ATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 17 | 30'37.712 | 16.201 | 0.795 |
| 17 | 14 | | | 新原 光太郎 | ZAP SPEED F110 ZAP SPEED | 17 | 30'38.271 | 16.760 | 0.559 |
| 18 | 39 | | | 地頭所 光 | SACCESS RACING SACCESS RACING | 17 | 30'41.399 | 19.888 | 3.128 |
| 19 | 81 | | | 卜部 和久 | BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 17 | 30'42.153 | 20.642 | 0.754 |
| 20 | 18 | | | 藤原 優汰 | アキランドレーシングF110 AKILAND RACING | 17 | 30'42.424 | 20.913 | 0.271 |
| 21 | 15 | | | 吉村 渉 | Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing | 17 | 30'43.447 | 21.936 | 1.023 |
| 22 | 19 | | | 伊藤 慎之典 | KRac Motorsports F110 KRac Motorsports | 17 | 30'43.910 | 22.399 | 0.463 |
| 23 | 32 | | | 辻本 始温 | ATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 17 | 30'44.442 | 22.931 | 0.532 |
| 24 | 87 | | | 下野 璃央 | Dr.Dry F110 ZAP SPEED | 17 | 30'45.454 | 23.943 | 1.012 |
| 25 | 63 | IC | 1 | 鳥羽 豊 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 17 | 30'49.743 | 28.232 | 4.289 |
| 26 | *5 | | | 小出 峻 | HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 17 | 30'50.617 | 29.106 | 0.874 |
| 27 | 29 | IC | 2 | 小嶋 禎一 | SACCESS RACING FR22 SACCESS RACING | 17 | 30'57.462 | 35.951 | 6.845 |
| 28 | 99 | IC | 3 | 近藤 善嗣 | AdvaNceD IoTくじらRn Rn-sports | 17 | 30'58.007 | 36.496 | 0.545 |
| 29 | 71 | IC | 4 | 大山 正芳 | ダイワN通商アキランドF110 AKILAND RACING | 17 | 31'04.039 | 42.528 | 6.032 |
| 30 | 30 | IC | 5 | DRAGON | B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM | 17 | 31'38.085 | 1'16.574 | 34.046 |
| 31 | *55 | IC | 6 | KENTARO | Baum Field F4 フィールドモータースポーツ | 17 | 31'41.732 | 1'20.221 | 3.647 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ---- |
| - | 23 | IC | - | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 0 | - | 17Laps | 17Laps |
| - | 27 | IC | - | SYUJI | RSS F110 RSS | 0 | - | 17Laps | - |
| - | 86 | IC | - | 大阪 八郎 | Dr.Dry F110 ZAP SPEED | 0 | - | 17Laps | - |
| - | 96 | IC | - | 齋藤 真紀雄 | CSマーケティングアキランドF110 AKILAND RACING | 0 | - | 17Laps | - |
- Fastest Lap: CarNo. 37 中村仁(TGR-DC RSフィールドF4) 1'25.066 (11/17) 151.781 km/h
- CarNo. 5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2. 10. 10(SCリスタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo. 55は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2. 10. 10(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

2022年FIA-F4選手権シリーズ第10戦の決勝が9月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)が待望のフォーミュラ初優勝をものにした。
第10戦決勝は午前9時より17周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

スタートでトップに立ったのは1コーナーでインを取った予選2番手の小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)。ポールの中村は1コーナーでアンダーを出してしまって2位に後退、3位に予選4番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)が続き、前戦優勝の小出は4位で1-2コーナーを立ち上がったが、馬の背の飛び込みで三井を抜いて3位でコントロールラインに戻ってきた。
しかしその後方、ハイポイントコーナーの先でインディペンデントカップの4台が絡む多重クラッシュが発生した。SYUJI(RSS F110)のスピンに齋藤真紀雄(CSマーケティングアキランドF110)、YUGO(S2R Racing)、大阪八郎(Dr.Dry F110)が巻き込まれた格好だ。

これにより2周目から早くもセーフティーカー(SC)が導入された。
事故車両撤去ののち、SCは6周終わりでピットイン7周目からレースは再開となった。
すかさず3位の小出がリスタートで中村に襲い掛かり、3コーナーまでにこれを下して2位に。続いてトップの小林が馬の背で痛恨のオーバーランを喫したことで小出は悠々とトップに浮上した。このコースオフにより小林は7位まで後退してしまう。
トップに立った小出は10周目までに1秒666のリードを築くが、ここで小出に対しSCリスタート違反との判定が下り、まさかのドライブスルーペナルティが課せられることになった。
これを受けて小出は13周目にピットイン、これにより中村がトップに浮上した。
中村は2位の三井を上回るペースで周回を重ね、最後は2秒373の大差をつけてフィニッシュ。参戦10戦目にしてFIA-F4初優勝をものにした。カートから今年ステップアップした中村にとって、この勝利は四輪レースでの初優勝でもある。

2位は三井優介。これによりドライバーズポイントを192とし、小出峻が26位ノーポイントに終わったことで、再びランキングトップに浮上した。

3位には荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が入った。荒川はレース後半に堀尾風允(HELM MOTORSPORTS F110)の激しいアタックを受け続けたが、これを最後まで押さえ込んで表彰台を獲得した。
いよいよ終盤戦に入ってきた今年のFIA-F4選手権シリーズ。次回オートポリス大会は10月1-2日に第11戦、第12戦が行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
- 第9戦ポールポジション、第10戦予選3位 小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「SUGOにきて、いつもよりもちょっとだけ苦戦したというか。他のチームのドライバーと比べても今ひとつ速さが足りない、という状況が練習走行から続いていました。予選では練習とは路面の状況が変わったことで、マシンの動きは良くなりました。セカンドタイムについては、タイヤの美味しいところを2周分使いきれなかったという感じです」
「SUGOでは去年勝っているので、レース展開がどうなるかもわかっていますし、去年同様にしっかり走れば同じように勝てると思うので、自信があります」
「もちろん三井選手のことは意識していますが、それよりも自分のやるべき最大限を発揮してレースに臨むことをモットーにしてやっているので、彼がどういう位置にいるかに関わらず、自分がどうやって勝つかだけを考えて戦っています」
「赤旗で時間の延長がなかったので、あそこで走るよりもタイヤを温存した方が賢明な判断だろうなと思ったので、再開後は走りませんでした」
- 第9戦予選2位 三井優介(HFDP RACING TEAM)
「木、金と僕もチームもあまり調子が良くなかったので、そうした中で色々セットアップをしてきて今朝を迎えました。自分としてもドライビングを見つめ直しましたし、メカさんやエンジニアさんと何がダメなのかを徹底的に分析して行って、一緒に作り上げたマシンは非常に走りやすくなりました。ただアタックの中でミスがあって、セカンドタイムが伸びなかったので、そこは反省したいです」
「その後は、昨日までの練習で、後半にタイムが上がってくる傾向があったので、そこを再度見極めたり、ロングランになった時のマシンの挙動変化を見ながら走っていました。最後まで走ろうと思っていましたが、SPで飛び出してしまい、その時点で時間があまりなかったので、そのままタイヤの埃だけ取ってピットに帰ってきました」
「SUGOは数回しか走ったことがなく、レースで走るのは初めてなので、もちヨン優勝は目指しますが、まずは完走して表彰台を確実に獲得したいです」
- 第9戦予選3位、第10戦ポールポジション 中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)
「初めはスリップを狙っていて前に詰まっちゃったんですが、ちゃんといい間合いが取れてアタックができ、自己ベストのタイムも出せたので、内容としては良かったんじゃないかと思います」
「2コーナーから3コーナーにかけての切り返しのタイミングでアクセルを離しすぎたか何かでオーバーステアを出してしまい、そのまま回っちゃいました。クルマには特にダメージはないはずです。決勝への影響はないはずです」
「今日の決勝ではポジションを落とさないように気をつけて走ればいい結果が出ると思うので、スタートをちゃんと決めて自分の走りに集中して走ります。明日は優勝も狙えるポジションからのスタートなので、今日の走りも踏まえて、しっかりと走っていきたいです。まだ表彰台も乗ったことがないので、狙っていきます」
- 第10戦予選2位 小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)
- 「今日の予選は自分のやれるだけのことをやろうと思って臨んでいました。前にホンダ勢、トヨタ勢の人がいて、後ろにもいろんなドライバーがいましたが、あまり他人に惑わされないように心がけて、自分がやれるだけのことをやって、その中で結果がついて来ればいいなと、あまり気負わないようにしていました」
「クルマもどんどん良くなっていますし、前回から実力も向上している実感があるので、自信を持って無理をすることなく走りました」
「頑張った結果予選上位に来れたので、決勝のペースにも自信を持って頑張りたいです」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO


2022年FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第9戦は小出峻(HFDP RACING TEAM)、第10戦は中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時10分よりA組、B組各20分間で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。
A組の走行では最初の3周までは大滝拓也(Media Do影山Racing F110)が1分26秒624、1分25秒432、1分25秒003と着実にタイムを上げてトップに立つが、4周目の計測では三井優介(HFDP RACING TEAM)が1分24秒485でトップに。2番手は小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)で1分24秒510、荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が1分24秒688で3番手につける。
三井は6周目に1分24秒652を記録するが、小林は1分24秒598を同じ周に記録。セカンドベストでは小林がトップに立った。
7周目は各ドライバーとも1分25秒台のタイムに止まるが、8周目に伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が1分24秒864の自己ベストを記録して5位に。平安山良馬(TGR-DC RSフィールドF4)も1分24秒961の自己ベストを9周目に出して6番手に上がってきた。
トップの三井は11周目に残り2分以上を残してピットイン。2番手の小林、5番手の伊東もそれに続く。
一方、3番手の荒川は12周目に自己ベストを更新し、1分24秒677をマークするが、順位はそのまま。結局A組は三井、小林、荒川の順で走行を終了した。
続いて行われたB組の走行は新原光太郎(ZAP SPEED F110)が1分27秒402で1周目トップ。2周目に入ると小出峻(HFDP RACING TEAM)が1分25秒770でトップに立ち、3周目には1分24秒571までタイムを縮める。2番手には37中村が1分24秒822で続く。
小出は4周目に1分24秒609をマークすると、5周目には1分24秒378までタイムを縮め、6周目のセクター1でも全体ベストを記録。しかしここでは1分25秒855にとどまる。
同じく4周目には堀尾風允(HELM MOTORSPORTS F110)が1分24秒633をマークして2番手に浮上、5周目には1分24秒612までタイムを縮めるが、6周目に中村が1分24秒481を記録して2番手を奪い返すと7周目には1分24秒522を出し、セカンドベストでは小出の1分24秒571を上回ってトップに立った。
しかし中村は8周目の3コーナーでスピンアウト。ここで走行を終えてしまう。この中村のスピンにより、セッションは赤旗中断となった。
車両回収ののち、走行は再開となるが、トップの小出はタイム更新は期待できないと判断してコースには戻らず、そのまま予選を終えることを決断。走行を続けたドライバーたちも小出や中村のタイムを上回ることはなかったため、B組は小出、中村、堀尾の順で走行を終了した。
これにより第9戦はA組の三井のタイムを上回った小出がポールポジションを獲得。三井が2番手とHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトがフロントローを独占する結果となったが、第10戦は中村が自身初のポールポジションを獲得し、小林が2番手とTGR-DC Racing Schoolがフロントローを独占して決勝に臨むこととなった。
第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日の朝9時より、いずれも17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | | | 中村 仁 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 1'24.522 | - | - | 152.758 |
| 2 | 5 | | | 小出 峻 | HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'24.571 | 0.049 | 0.049 | 152.669 |
| 3 | 62 | | | 堀尾 風允 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 1'24.633 | 0.111 | 0.062 | 152.558 |
| 4 | 13 | | | 藤原 大輝 | Hitotsuyama MDF Hitotsuyama Racing | 1'25.029 | 0.507 | 0.396 | 151.847 |
| 5 | 97 | | | 岩澤 優吾 | BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 1'25.116 | 0.594 | 0.087 | 151.692 |
| 6 | 33 | | | 鶴田 哲平 | ATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 1'25.117 | 0.595 | 0.001 | 151.690 |
| 7 | 77 | | | 宮下 源都 | WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED | 1'25.203 | 0.681 | 0.086 | 151.537 |
| 8 | 41 | | | 奥本 隼士 | Racing TEAM HERO'S TEAM HERO'S | 1'25.272 | 0.750 | 0.069 | 151.414 |
| 9 | 14 | | | 新原 光太郎 | ZAP SPEED F110 ZAP SPEED | 1'25.297 | 0.775 | 0.025 | 151.370 |
| 10 | 31 | | | 奥住 慈英 | ATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 1'25.509 | 0.987 | 0.212 | 150.995 |
| 11 | 39 | | | 地頭所 光 | SACCESS RACING SACCESS RACING | 1'25.615 | 1.093 | 0.106 | 150.808 |
| 12 | 81 | | | 卜部 和久 | BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 1'25.878 | 1.356 | 0.263 | 150.346 |
| 13 | 32 | | | 辻本 始温 | ATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 1'25.948 | 1.426 | 0.070 | 150.223 |
| 14 | *96 | IC | 1 | 齋藤 真紀雄 | CSマーケティングアキランドF110 AKILAND RACING | 1'26.807 | 2.285 | 0.859 | 148.737 |
| 15 | 99 | IC | 2 | 近藤 善嗣 | AdvaNceD IoTくじらRn Rn-sports | 1'27.268 | 2.746 | 0.461 | 147.951 |
| 16 | 29 | IC | 3 | 小嶋 禎一 | SACCESS RACING FR22 SACCESS RACING | 1'27.723 | 3.201 | 0.455 | 147.184 |
| 17 | 71 | IC | 4 | 大山 正芳 | ダイワN通商アキランドF110 AKILAND RACING | 1'28.036 | 3.514 | 0.313 | 146.660 |
| ---- 以上基準タイム(110% -1'33.013)予選通過 ---- |
- CarNo. 96は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | | 小林 利徠斗 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 1'24.598 | - | - | 152.621 |
| 2 | 7 | | | 三井 優介 | HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'24.652 | 0.054 | 0.054 | 152.523 |
| 3 | 35 | | | 荒川 麟 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 1'24.688 | 0.090 | 0.036 | 152.458 |
| 4 | 6 | | | 西村 和真 | HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'24.905 | 0.307 | 0.217 | 152.069 |
| 5 | 80 | | | 伊東 黎明 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 1'24.978 | 0.380 | 0.073 | 151.938 |
| 6 | 16 | | | 大滝 拓也 | Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing | 1'25.132 | 0.534 | 0.154 | 151.663 |
| 7 | 61 | | | 佐藤 樹 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 1'25.165 | 0.567 | 0.033 | 151.605 |
| 8 | 38 | | | 平安山 良馬 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 1'25.188 | 0.590 | 0.023 | 151.564 |
| 9 | 18 | | | 藤原 優汰 | アキランドレーシングF110 AKILAND RACING | 1'25.225 | 0.627 | 0.037 | 151.498 |
| 10 | 19 | | | 伊藤 慎之典 | KRac Motorsports F110 KRac Motorsports | 1'25.343 | 0.745 | 0.118 | 151.288 |
| 11 | 15 | | | 吉村 渉 | Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing | 1'25.394 | 0.796 | 0.051 | 151.198 |
| 12 | 87 | | | 下野 璃央 | Dr.Dry F110 ZAP SPEED | 1'25.622 | 1.024 | 0.228 | 150.795 |
| 13 | 30 | IC | 1 | DRAGON | B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM | 1'26.256 | 1.658 | 0.634 | 149.687 |
| 14 | 63 | IC | 2 | 鳥羽 豊 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 1'26.459 | 1.861 | 0.203 | 149.336 |
| 15 | 55 | IC | 3 | KENTARO | Baum Field F4 フィールドモータースポーツ | 1'26.961 | 2.363 | 0.502 | 148.473 |
| 16 | *86 | IC | 4 | 大阪 八郎 | Dr.Dry F110 ZAP SPEED | 1'27.411 | 2.813 | 0.450 | 147.709 |
| 17 | 27 | IC | 5 | SYUJI | RSS F110 RSS | 1'28.053 | 3.455 | 0.642 | 146.632 |
| 18 | 23 | IC | 6 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'30.439 | 5.841 | 2.386 | 142.764 |
| ---- 以上基準タイム(110% -1'33.111)予選通過 ---- |
- CarNo. 86は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
- Race10優勝 小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)
-

「コースは気にするほど濡れていませんでした。序盤、大木選手が離れてからはミラーを見ずに走りました。終盤、小山選手がコンマ2~3秒ずつ追い上げているのは分かっていました。でも、前半少しタイヤを温存していたので、タイヤがタレ始めてからの2、3周はプッシュしました。最後の方はオーバー傾向だったので抑えて走りました。自分の走りに集中できたと思いますが、後ろが気になったり、ミスをしてしまったり、というのもありましたので、明日のレースはそこを改善したいと思います」
- Race10マスタークラス優勝 HIROBON(Rn-sportsF111/3)
-

「リージョナルは乗れば何とかなるんですが、でもTCRと(ダブルエントリーで)ごっちゃになってましたね。(スタートは)イン側は濡れていたのでアウト側は有利でした。レース中、ずっと後ろにいるのは畑選手だと思っていました。とにかくミスしないように必死で、22周は長かったです。最終コーナーは(自分の方が)速かったので、そこは少し余裕があって、そこを抑えれば何とかなると思っていました。総合3位になったのに、TCRのレースがあって表彰台に登れなかったのが一番残念です」
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOIME

7月23日、フォーミューラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第4戦レース10の決勝が、スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートの小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)が、終盤の小山美姫(TGR-DC F111/3)の追撃を振り切って優勝。自身2勝目、新体制のチームで初の優勝を飾った。
マスタークラスは、スタートでトップに出たHIROBON(Rn-sportsF111/3)が総合でも3位に入る健闘を見せてクラスウィン。
予選後、かなり強い雨が降るなど不順な天候だったが、決勝スタート前には青空が広がった。
ただし、コースは所々濡れており、特に日陰になるストレートイン側は乾かず、イン側スタートは明らかに不利になると思われた。
スタートでは案の定、アウト側スタートの選手が前に出て、1周目のオーダーは、小川、大木一輝(PONOS Racing)、小山、そして、マスタークラスのHIROBON、これに予選のクラッシュから修復なった片山義章(Team LeMans F111/3)が続く。
トップ小川は、徐々に2位大木を引き離しにかかり、その差は5周を終えて3秒と、すでに安全圏に逃げたように思われた。大木の1秒後方では小山が終盤の追い上げてに備えてタイヤを温存しているようだ。
このオーダーが変わることは難しいと思われたが、5周目、2位の大木に反則スタートのペナルティが課される。大木は7周目にドライビングスルーを消化し、これで勝負権を失ってしまった。
前の開いた小山は、ここからトップ小川の追撃を開始。その差は、8周目3.8秒、10周目3.2秒、12周目2.9秒と確実に詰まっていき、18周目には1.4秒まで縮まった。
しかし、トップ小川もこうなることを予想してか「前半にタイヤを温存するように走った」と、終盤ペースアップ。追撃をかわして小山の連勝記録を5でストップさせるとともに、自身2勝目のチェッカーを受けた。
小川は、今シーズンから高木真一監督のもと新たな体制で参戦しているが、チームにとっても嬉しい勝利となった。
マスタークラスのHIROBONは、大木の脱落で労せずして総合3位に上がり、後方から迫る片山を従えて22周を走り切り、殊勲の3位表彰台。
ところが、この日HIROBONは、次に決勝が行われるTCRジャパンカップとダブルエントリーだったため、決勝を終えると走ってTCR-Jマシンに乗り込んだ。表彰台には代理のスタッフが登ったが「こんなチャンスは滅多にないのに」と悔しがることしきりだった。





Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2022/07/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 97 | | | 小川 颯太 | Bionic Jack Racing Scholarship FRJ Bionic Jack Racing | 22 | 29'49.509 | - | - |
| 2 | 8 | | | 小山 美姫 | TGR-DC F111/3 Super License | 22 | 29'50.690 | 1.181 | 1.181 |
| 3 | 11 | M | 1 | HIROBON | Rn-sports F111/3 Rn-sports | 22 | 30'06.961 | 17.452 | 16.271 |
| 4 | 6 | | | 片山 義章 | Team LeMans F111/3 Team LeMans with OIRC | 22 | 30'08.845 | 19.336 | 1.884 |
| 5 | 7 | M | 2 | 畑 亨志 | A-NeKT F111/3 Super License | 22 | 30'22.031 | 32.522 | 13.186 |
| 6 | 3 | | | 大草 りき | Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM | 22 | 30'24.053 | 34.544 | 2.022 |
| 7 | 34 | M | 3 | 三浦 勝 | F111/3 CMS MOTOR SPORTS PROJECT | 22 | 30'36.287 | 46.778 | 12.234 |
| 8 | *45 | | | 大木 一輝 | PONOS Racing TOM'S FORMULA | 22 | 30'37.096 | 47.587 | 0.809 |
| 9 | 14 | M | 4 | 田中 輝揮 | アスクレイ☆イーグルスポーツ イーグルスポーツ | 22 | 31'00.108 | 1'10.599 | 23.012 |
| ---- 以上規定周回数(75% - 16Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 8 小山美姫(TGR-DC F111/3) 1'20.418 (10/22) 160.554 km/h
- CarNo. 45は、2022 Formula Regional選手権統一規則第31条7.違反(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
7月23日、フォーミューラリージョナルジャパニーズ選手権第4戦Race10-12の公式予選が、スポーツランドSUGOで行われ、Race10は小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)、Race11は大木一輝(PONOS Racing)、Race12は小山美姫(TGR-DC F111/3)と、三者がポールポジションを獲得するという、大混戦の予選となった。
マスタークラスは田中優暉(アスクレイ☆イーグルスポーツ)が3レースともにクラスPPを奪った。
予選1(Race10,12予選)
予選1は、ベストタイムがRace10、セカンドベストタイムがRace12の予選結果となるいつものシステム。
路面はまだ濡れたところも残るなか、1回目のアタックでは大草が1分21秒309をマークしてトップに立つが、開始5分過ぎに片山義章(Team LeMans F111/3)が馬の背コーナーでクラッシュ。赤旗が提示され予選は中断。
片山はマシンにダメージを負い、これ以降の走行はできず。チームはマシン修復の作業に入ることになった。
再開後は、小川、大草、小山と目まぐるしくトップが変わる大接戦となったが、最後に一発の速さを見せた小川が、小山を僅か1000分の3秒差で逆転。自身FRJ初となるポールポジションを獲得した。
セカンドベストタイムで決まるRace12は、小山がポール、大木一輝(PONOS Racing)、小川と続いた。
なお、今回スポット参戦の大草りき(Sutekina Racing)は、予選後の再車検で最低重量違反となり、タイム抹消となった。
マスタークラスは、田中優暉(アスクレイ☆イーグルスポーツ)が、ベスト、セカンドベストともにトップタイムをマーク。Race10、Race12のクラスPPを獲得した。
予選2(Race11予選)
予選1から10分のインターバルで行われた予選2は、徐々に回復しつつある路面コンディションのなか行われた。
最初のアタックで気を吐いたのは、予選1では良いところのなかった大木。ライバルたちが1分19秒を切れないなか、1分18秒964をマークしてトップに立った。
これを大草が僅かに逆転するが、前述のとおり大草はタイム抹消のため大木のトップタイムは変わらず。
その後、小山と小川も逆転を試みるが、イエローフラッグが出てしまうなどタイミングが悪く、大木を上回ることはできずに予選は終了。
大木が初ポールを奪うとともに、この週末3人目のポールシッターとなった。
マスタークラスは、1分19秒788のトップタイムをマークした田中を、畑亨志(A-NeKT F111/3)が何とか逆転しようとアタックするが届かず、田中がRace11のクラスポールも奪い、完璧な予選を演じた。




Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kauhiro NOINE
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2022/07/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 97 | | | 小川 颯太 | Bionic Jack Racing Scholarship FRJ Bionic Jack Racing | 1'19.811 | - | - | 161.775 |
| 2 | 8 | | | 小山 美姫 | TGR-DC F111/3 Super License | 1'19.814 | 0.003 | 0.003 | 161.769 |
| 3 | 45 | | | 大木 一輝 | PONOS Racing TOM'S FORMULA | 1'19.918 | 0.107 | 0.104 | 161.558 |
| 4 | 14 | M | 1 | 田中 輝揮 | アスクレイ☆イーグルスポーツ イーグルスポーツ | 1'20.625 | 0.814 | 0.707 | 160.141 |
| 5 | 11 | M | 2 | HIROBON | Rn-sports F111/3 Rn-sports | 1'20.856 | 1.045 | 0.231 | 159.684 |
| 6 | 7 | M | 3 | 畑 亨志 | A-NeKT F111/3 Super License | 1'20.885 | 1.074 | 0.029 | 159.627 |
| 7 | 34 | M | 4 | 三浦 勝 | F111/3 CMS MOTOR SPORTS PROJECT | 1'21.836 | 2.025 | 0.951 | 157.772 |
| 8 | 6 | | | 片山 義章 | Team LeMans F111/3 Team LeMans with OIRC | 1'23.027 | 3.216 | 1.191 | 155.508 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'27.792)予選通過 ---- |
| - | *3 | | | 大草 りき | Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM | deleted | - | - | - |
- CarNo. 3は、2022 Formula Regional選手権統一規則書付則3.5.(最低重量違反)により、予選タイム抹消のペナルティーを科した。

――第10戦は表彰台も見えていたと思うが、残念な結果になった
「全然いけてたと思いますよ。結果からいうと電気系のトラブルでした。(平木玲次に)仕掛けようと思って準備していたんですが、馬の背で急にパワステが効かなくなって、ステアリングが重くなったんですよ。まあパワステが壊れてもハンドルが切れないわけではないので、SUGOだと結構きついけどなんとか耐えよう、と思ったんですが、ステアリングのシャフトあたりから煙が出て、焦げ臭くなったんです。そのままSPに入っていったら電圧が落ちて、エンジンが止まったわけではないんですが、アクセルを踏んでも加速しなくなりました。焦げ臭いことからオイル関係のトラブルも疑われたので、火が出ても嫌だし、そのまま走って最終コーナーのコース上にでも止まったら他のドライバーに迷惑をかけてしまうので、コース脇に止めることにしました」
「あのまま走っていればストレートで平木選手を抜けたと思うし、小高選手を抜くことはペース的に難しくても表彰台の2番手には上がれたと思います。第3レースも有利に戦えるな、と思っていたのに、ライツでは運がないなあというか。第1レースじゃなくて、せめて第2レースで起きたんだったら、次のレースへの影響もなかったんですけどね」
「僕は周りの方に協力してもらいながら、一戦一戦ギリギリでやっているので、こういうのでチャンスを逃していくのが本当に残念です。チームオーナーの植田さんには本当によくしていただいてて、相談にも乗っていただいてるし、ライツに乗るチャンスもいただいています。鈴鹿では別のドライバーが乗りましたが、もともとスポット参戦の予定だったところを、いろいろ話をして続けさせていただいています。そう言った意味でもチームに早く恩返ししたいですし、毎戦毎戦スポンサー活動をしながらなんとか乗せていただいています。前回のオートポリスでエンジンとモノコックが壊れて、その費用面のダメージも大きくて、SUGOも正直厳しいだろうなと思っていましたが、植田さんやチームの方々に支えていただいて今回も出られることになりました」
「練習走行ではずっと調子が良かったんですが、予選ではいろんなバランスがずれてうまく決まりませんでした。決勝ではスタートを落ちついていって、前方のクラッシュをうまく避けることができ、表彰台圏内まで上がれました。前の平木選手のペースもわかっていたので、2番手は堅いと思っていたのですが」
「僕はライツでしっかり結果を残して、次のステップに繋げたいと思って参戦しています。最終目標はアメリカやヨーロッパのフォーミュラをやることなので、そのためにもメーカーのサポートを受けられるドライバーになって、海外に行きたいと考えています。普通のサラリーマン家庭なので、持ち出しで海外というのは難しいですから、サポートを受けていくしかチャンスはないと思っています。そういう意味でも、このライツに賭けていますし、GTで乗ってる埼玉トヨペットさんにもその辺は相談しながらやらせてもらっているので、こういう形で終わってしまうのは非常にショックです」
「いまチームの皆さんが一生懸命クルマを直してくださっているので、僕は最大限の力を出して、次のレースでは表彰台をプレゼントしたいですし、もちろん勝ちたくてやってるので、しっかり気持ちをリセットして、調子の良かった練習の状態に戻して、1台1台抜いていけるよう頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
- 第10戦優勝 小高一斗(TOM'S)
-

「予選は2番手でしたが、スタートでしかトップに立てないと思っていたので、しっかり決めようと。そこをうまく決められたので、あとは何も起きなくても勝てると思っていました。そこからセーフティーカーが2回入って、赤旗になって、という流れでした。自分とチャンピオン争いをしている選手が次々と脱落していく中、リスタートでも危なげなく走ることができました。ファステストラップも絶対取りたいと思っていましたが、平良選手が刺激をくれたので最後まで頑張れました」
「(第10戦で勝って第12戦のポールを獲得し、三連勝したいと言っていたが、ここまでは予定通りか)そうですね。昨日の練習では調子が良くなくて、オートポリスみたいなレースになっちゃうのかなと思っていましたが、しっかり改善をして、予選に合わせ込むことができました。1セット目は良かったんですが、2セット目でコンディションの変化に合わせきれず、1戦目のポールは取れませんでした。でも1戦目を勝てて、2戦目、3戦目をポールからスタートできることになったので、明日のレースもしっかり勝って終わりたいと思います」
- 第10戦決勝2位 平良響(TOM'S)
-

「得意としていたスタートでストールしてしまいました。原因はこれから研究していかないといけませんが、一番は隣の野中選手がフライング気味に動いてしまったのに動揺して、足が動いてしまったというのがあります。それで最下位近くまで落ちてしまいましたが、SCが入って、赤旗という流れの中で、上位の選手が次々に消えていく状況だったので、もしかしたら追い上げられるかもしれないと思い、諦める気持ちはなかったです。その結果順調に前のクルマを抜いていくことができて、最後は小高選手にも近づく場面もあったので、ペース的にも展開的にもいいレースができたかな、と思います」
「(平良選手にとってはいい展開だったかと思うが)そうですね。ラスト10周くらいでまたSCが入ると聞きました。その時は平木(玲次)選手とすごく差があったので、本当にチャンスが来たなと思いました。チャンスを逃さずSC明けの1コーナーで抜くことができて良かったです。」
「(明日に向けての抱負を)明日の第2レースは4番手からなので、スタートをしっかり決めて、表彰台を目指して頑張ります。第3レースは初のフロントローなので、得意のスタートで小高先輩を抜いて優勝したいです」
- 第10戦決勝3位 平木玲次(HELM MOTORSPORTS)
-

「スポーツランドSUGOは非常に抜きにくいコースなので、序盤で上位勢が無理なところで仕掛けに行くと予想できたので、スタートは落ち着いて行きました。そうしたら菅波選手と古谷選手が接触しました。そこをうまく切り抜けられたのが、今日のレースで一番良かったところです。そのあとのペースは上がらなかったので、防戦一方の苦しい展開になりましたが、この3位というのはチームにとっても大切ですし、雰囲気がいい方向に向かうきっかけになると思います」
「(古谷選手や平良選手が追い上げてきて、ラスト10周は非常に苦しかったと思うが)そうですね。最終コーナーから1コーナーまでにスリップストリームにつかれてしまうと完全に抜き切られてしまうと平良選手の時に分かったので、そこをなんとか死守すれば順位は守れるだろうなと。古谷選手とはすごく激しい争いになりましたが、最後まで守り切れました」
「(明日のレースに向けていいヒントが見つかったか)明日は3番手グリッドから上位勢と一緒に走れるので、明確なペースの違いとかをレースの中で吸収して、次の大会に生かしていきたいです」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、予選2番手からスタートした小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が今季4勝目を挙げた。

第10戦決勝は午後3時40分にスタート。天候は晴れ。路面はドライだ。
スタートでトップに立ったのは小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)。ポールポジションの太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)は2位に後退して小高を追う。
しかしその後方では2列目スタートの野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)と平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が揃ってエンジンストール。再始動してレースには復帰したものの、大きく順位を落としてしまう。

さらにその先の2コーナーでも菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)と古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が接触するアクシデントが発生したため、早くも1周目からセーフティーカーが導入された。
この時点の順位は小高、太田、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、平木玲次(HELM MOTORSPORTS 320)、川合孝汰(Rn-sports 320)、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)、平木湧也(HELM MOTORSPORTS 320)、DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)、平良、野中、古谷だ。
なお接触で古谷に乗り上げる形となった菅波は、アクシデントのあとピットに戻って車を降りている。
セーフティーカーは3周目にピットイン。4周目からレースはリスタートとなったが、その直後にホームストレート上で太田と順位を争っていた木村が太田のリヤに追突。この影響で木村はピットウォールに接触してしまい、足回りを大きく壊してレースを終えてしまう。これで再びSCが導入された。
さらにこのアクシデントの影響で、太田のミッションケースあたりから漏れた液体がコース全周に渡って撒かれてしまったため、隊列が5周を終えたところでポストから赤旗が提示され、レースは中断となった。
レースは午後4時25分にセーフティーカーの先導で再開。9周目からリスタートとなる。
トップの小高は後続を突き放して悠々とトップを快走。後方では平木玲次と川合が熾烈な2位争いを展開する。
さらに8位にいた野中も平良、DRAGON、そして平木湧也を次々に捉えて5位に浮上してきたが、ここで野中に対してドライビングスルーペナルティが課せられる。スタート違反との裁定だ。
13周目に入ると、平木玲次と2位を争っていた川合が馬の背に入ったところでパワーステアリングのトラブルに見舞われてしまう。そのまま走行を続けようとした川合だったが、SPイン、SPアウトと走っているうちに焦げ臭い匂いがしてきたため、出火のリスクを考えて自らコース脇に出てクルマを止めた。しかしこの影響でこの日3度目のセーフティーカーが入ることになった。
トップ2台の順位に変わりはないが、3位には平木湧也と今田を抜いて平良が浮上している。
セーフティーカーは18周目にピットイン。19周目からレースが再開されると、すかさず平良が1コーナーで平木玲次を捉えて2番手に浮上、さらに古谷も平木玲次の背後に迫ってきた。
ペナルティにより後退した野中も、DRAGON、平木湧也を再び捉えて6位に。2位の平良はファステストラップを記録してトップの小高との差を0.494とする。
古谷は22周目の1コーナーで平木玲次を捉えようとするが、車間を詰めすぎたためにフロントのダウンフォースを失ってコースを飛び出し、今田を抜いて5位に浮上してきた野中に抜かれ、5位に後退してしまった。
小高との差を1秒以内に保って追い上げる平良だったが、25周目に入ったところで40分の制限時間を迎えてしまったため、規定周回数の26に達しないままレースはここで終了となった。
これで小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)は第6戦鈴鹿以来の今季4勝目を挙げ、第12戦のポールポジションをも獲得。さらに平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が2位に入ってトムスが1-2フィニッシュを達成した。3位は野中の猛追を最後まで凌ぎ切った平木玲次(HELM MOTORSPORTS 320)が獲得。HELM MOTORSPORTSに初の表彰台をもたらした。
第11戦の決勝は明日19日の朝9時5分より19周で。第12戦決勝は同じく19日の午後0時35分より19周で行われる。



Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2022/06/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | *37 | | | 小高 一斗 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 1:18'16.722 | - | - |
| 2 | 38 | | | 平良 響 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 1:18'17.734 | 1.012 | 1.012 |
| 3 | *63 | | | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 | 25 | 1:18'26.544 | 9.822 | 8.810 |
| 4 | *35 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 1:18'26.680 | 9.958 | 0.136 |
| 5 | *36 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 1:18'32.374 | 15.652 | 5.694 |
| 6 | *4 | M | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 25 | 1:18'41.405 | 24.683 | 9.031 |
| 7 | 30 | M | 2 | DRAGON | TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 25 | 1:18'41.695 | 24.973 | 0.290 |
| 8 | 62 | | | 平木 湧也 | HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 | 25 | 1:18'42.316 | 25.594 | 0.621 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ---- |
| - | *10 | | | 川合 孝汰 | Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 | 12 | 58'09.433 | 13Laps | 13Laps |
| - | 2 | | | 太田 格之進 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 | 5 | 10'09.408 | 20Laps | 7Laps |
| - | *1 | | | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 3 | 6'12.626 | 22Laps | 2Laps |
| - | *50 | | | 菅波 冬悟 | Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1 | 2'29.260 | 24Laps | 2Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 37 小高 一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320) 1'14.832 (25/25) 172.538 km/h
- '*'の車両はペナルティーを科された。


2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦、第11戦の公式予選が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第10戦は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)、第11戦は小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前11時から30分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
始まってすぐにトップに立ったのは木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)。木村は3周目に1分14秒403、4周目に1分14秒136と好タイムを連発する。
続いて残り時間20分を切ったところで小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が自身の3周目に1分13秒728を記録して木村を上回り、トップに浮上する。小高は5周目にも1分13秒990を出してセカンドベストでもトップに立った。
小高のチームメイトの平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)も1分13秒961、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)も1分14秒052を記録、それぞれ2番手、3番手につける。ここで各ドライバーは一旦ピットへ。走行が再開されたのは残り7分を切ったあたりからだ。
ここで古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が1分13秒801で2番手に浮上するが、すぐに野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が1分13秒700、平良も1分13秒789を記録して古谷を上回る。
ここまでトップの小高も1分13秒590までタイムを縮めるが、チェッカー直前に太田が1分13秒399を叩き出して小高を上回り、トップに躍り出た。
太田は最後の周回でも1分13秒643を記録するが、小高がここで1分13秒501までタイムを縮めたため、セカンドベストタイムでは小高がトップとなり、第10戦は太田格之進、第11戦は小高一斗がポールポジションを獲得する結果となった。
第10戦決勝はこのあと午後3時35分より26周で、第11戦決勝は明日の朝9時5分より19周で行われる。


Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2022/06/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 2 | | | 太田 格之進 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 | 1'13.399 | - | - | 175.907 |
| 2 | 37 | | | 小高 一斗 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.501 | 0.102 | 0.102 | 175.663 |
| 3 | 35 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.700 | 0.301 | 0.199 | 175.189 |
| 4 | 38 | | | 平良 響 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.789 | 0.390 | 0.089 | 174.977 |
| 5 | 36 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.801 | 0.402 | 0.012 | 174.949 |
| 6 | 50 | | | 菅波 冬悟 | Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'13.846 | 0.447 | 0.045 | 174.842 |
| 7 | 1 | | | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'14.136 | 0.737 | 0.290 | 174.158 |
| 8 | 10 | | | 川合 孝汰 | Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 | 1'14.478 | 1.079 | 0.342 | 173.359 |
| 9 | 63 | | | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 | 1'14.798 | 1.399 | 0.320 | 172.617 |
| 10 | 4 | M | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'15.459 | 2.060 | 0.661 | 171.105 |
| 11 | 30 | M | 2 | DRAGON | TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'15.678 | 2.279 | 0.219 | 170.610 |
| 12 | 62 | | | 平木 湧也 | HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 | 1'15.683 | 2.284 | 0.005 | 170.598 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'20.887)予選通過 ---- |
JAF-F4地方選手権シリーズ最終第10戦は11月21日(日)に富士スピードウェイで13周の決勝が行われ、ポールポジションからスタートの元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)がスタートで飛び出すと1度もトップを脅かされない独走で優勝。シリーズチャンピオンを獲得した。
午前中の予選からドライコンディションが続く富士スピードウェイは時折陽が差すものの曇りの天気で、気温も13度程度。路面温度も低いままだ。
午後13時05分フォーメーションラップ開始。20台全車がスリックタイヤを装着しいてる。
スタートはフロントロウの元嶋と徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)の2台はきれいに出たが、3番グリッドのハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)は蹴り出しが弱く、後方5番手から飛び出した森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)が4番手スタートの黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)と伊澤をまとめて料理してTGR(第1)コーナー進入までに3位に浮上する。
そのTGRコーナーではクラッシュが発生。黒沼と並んでターンインした7番手スタートの川原悠生(ファーストガレージ&Sウインズ)がスピン、後ろを向いたところで9番手スタートの安井和明(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)と接触する。共に再スタートするが安井はそのままピットイン、リタイヤとなる。川原はフロントウイングを引きずってピットに戻りノーズを交換してコースへ復帰。
勢いに乗る森山はTGRコーナー進入でアウトから徳升をかわすと元嶋に並びかけるが、ここは元嶋スキを見せずトップを守り森山2位。元嶋はここから各コーナーで森山とのギャップを拡げていき、1周目を終えて1.862秒の差をつける。森山の後方徳升は第3セクターでテール・ツー・ノーズ状態に持ち込むとストレートではスリップストリームを活かして横に並びかけて、0.092秒の差でコントロールラインを通過、そこから徳升が前に出てサイド・バイ・サイドの状態でTGRコーナーにアプローチ、森山はインサイドからアウトへとマシンを振って外から攻めるが徳升が2位を奪回する。
またしてもスタートに失敗した伊澤はアドバンコーナーで黒沼にインを差されて5位まで後退。
徳升と森山の2位争いをよそに元嶋は2.270秒→2.593秒とギャップを拡げ独走態勢に持ち込む。徳升対森山も、森山のペースが上がらないのか1.598秒→2.431秒と徳升から離されていき、逆に4位黒沼に0.714秒差まで詰め寄られている。
5周め、元嶋は1分43秒908と、他の選手が予選でも出していない43秒台で徳升とのギャップを3.458秒まで拡大。徳升も自己ベストで追うが元嶋のテールは離れる一方だ。
一方伊澤はいったんは黒沼に1秒近く離されたが次第に追い上げ、じわじわと接近していく。
8周め、何と3位走行の森山がスローダウン、エンジントラブルか白煙を吐きながらスロー走行でピットに戻りマシンを降りた。
これで俄然注目度が上がったのが表彰台争い。3位黒沼と4位伊澤のギャップは9周め0.656秒、10周め0.384秒と黒沼の背後に張り付いた伊澤がプレッシャーをかける。11周めにはテール・ツー・ノーズ状態になるとストレートでスリップを効かせた伊澤が並びかけ、TGRコーナーでレイトブレーキング、黒沼も抵抗するがここでついに伊澤が3位に浮上する。
3位の座を死守したい伊澤だが黒沼はすかざずテールについて、今度はプレッシャーをかける側に回る。12周めも0.368秒の差でコントロールラインを通過。スリップから抜け出て伊澤の前に出ようとするが、この週末ストレートスピードが足りないと語っていた黒沼はオーバーテイクには至らずファイナルラップへ突入。
トップ元嶋はまったく危なげのない走りで徳升との差を開き続け、5秒521の大差でチェッカードフラッグの下を通過。出場した全レースで優勝という強さを見せて、シリーズチャンピオンも獲得した。
2位は徳升。3位伊澤はジェントルマンクラスの優勝も飾った。その伊澤を最後まで追ったが0.68秒及ばず黒沼は4位。5位大竹将光(スーパーウインズ&ISP)、6位女性ドライバーの翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)という結果に。
伊澤に続くジェントルマンクラスの2位は総合8位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、3位は総合9位の石川賢志(HMR ハンマーR☆ハヤテ)となった。
■決勝後のコメント
- 優勝 元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)
-
「(圧勝だった?)スタートさえ決まれば、自信があったので、後は逃げ切るだけだった。(後ろは見なかった?)見なかった、前だけ見て走った。不安材料もなく行けた。(出たレース全て優勝でチャンピオン)出し切った気分だ」
- 2位 徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)
-
「(元嶋選手は速かった?)ついて行けなかった。自分としてはペース落とさずに行けたという部分はあるが、もう一押し、がなかった。(スタートで失った2位を奪い返した状況は?)コーナーはこちらの方が速かったので、しっかりセクター1で追いついて、それでストレートで抜けるのは確実だったので、スリップをしっかり使って一発で仕留めないとトップが逃げてしまうので、それだけ気にしながら(狙い通り)一発で仕留める事はできたが、ちょっと手遅れだった。今シーズンの元嶋選手は手が付けられない強さだった、来年は自分が手を付けられない状況にします(笑)」
- 3位 ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)
-
「シーズン最後に元嶋選手に圧倒的なスピード差を見せつけられて負けたので、その辺りこれからどうするか……。(スタート直後は何があった?)1コーナーで誰かに当てられたと思う。それでハーフスピンしそうになって、順位を落とした。そこから挽回はできたが、2号車のリタイヤが無ければ(表彰台は)厳しかった。それでも最後92号車とバトルができて楽しめた」
- 4位 黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)
-
「1コーナーで社長(川原選手)と当たってしまった。ダメージはほとんどなかったが、伊澤選手を抑えきることができなかった」
- 5位 大竹将光(スーパーウインズ&ISP)
-
「スタート直後の1コーナーで混乱があったが、外側に逃げたことで回避できたのでそこはよかった。予選を走ったタイヤで予選よりいいタイムで走ることができたので、その点はよかったと言うか、逆に予選がまだまだいけるという事がわかったので、そこはもっと詰める部分があるという事で今後の課題だ」
- 6位 翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)
-
「スタートはすごくうまくいったが、その後1コーナーでのクラッシュを避けたために、前との差が開いてしまった。それを追い上げるレースになった。(前のマシンに対して)自分の方が少しずつペースは速かったので、そのまま周回を重ねていけばよかったのだが、攻めすぎてしまってAコーナーでオーバーランして、差がまたひらいてしまって抜くまでには至らなかった。(マシンの調子は?)2周めくらいに1コーナーの進入で前を差した時に左フロントタイヤを相手の右リヤに当ててしまって、それでアライメントが狂って不安定な状態になって思い切り行けなくなった。それでも様子を見ながらベストを出せたかな、と思う」
- DNF 森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)
-
「エンジンが寿命で終わってしまった。(途中前に離されたのもエンジンの調子のせい?)それはあったが;最後の方でまた2位のクルマに近づいていけたので、最終ラップくらいで抜けるかなと思っていた。前はタイヤがタレてきていたようで、行けるかな? と思ったのだが最後(エンジンが)壊れてしまった。スタートが決まっていい順位で走れていたが、元嶋選手が速くて(このまま)終わったとしても2位か3位というところで勝てなかったので(リタイヤしても)一緒だ」
JAF-F4地方選手権シリーズは元嶋の戴冠で終了。しかしJAF-F4グランドチャンピオンシップはこの後鈴鹿で特別戦(日本一決定戦)を残している。全戦ポイント有効の同チャンピオンシップではハンマー伊澤が221ポイントで首位。徳升広平が201ポイントで2位、黒沼聖那が199ポイントで3位につけており、優勝30ポイントなのでこの3人にチャンピオンのチャンスがある。JAF-F4のシーズンはまだまだ終わらない。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
JAF-F4地方選手権シリーズ最終第10戦公式予選は11月21日(日)に富士スピードウェイで行われ、元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)が2位を1秒近く離すタイムを叩き出してポールポジションを獲得した。
全国のサーキットを転戦するJAF-F4地方選手権だがシリーズ戦は今回が最終戦。
エントリーは20台。全国シリーズの為全戦に出場する選手は限られているが、最終戦という事で今年最大の出場車数となった。ここまで9戦が行われて、上位4人にチャンピオンの権利があり、その4名全員がエントリーしている。
まずはランキング首位の元嶋。もてぎとSUGOの4レースをスキップしているが、出場した5レースは全て優勝しており100ポイントを積み上げている。
それに続く2位がハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)。ここまで全戦に出場、第7戦もてぎでは初優勝を飾り総得点は109ポイントと元嶋を上回るがJAF-F4地方選手権は上位8戦の有効ポイント制なので、足切りされて99ポイントが有効となる。なおハンマー伊澤はジェントルマンクラスでは他のベテランを圧倒、本大会と12月の日本一決定戦を待たずにチャンピオンが確定している。
ランキング3位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)。2019年のシリーズチャンピオンでもある徳升は開幕戦鈴鹿をスキップしたが第2戦以降全戦に出場、96ポイントを獲得している。
最後の一人は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)。全戦出場組で第2戦もてぎで優勝した他上位入賞を繰り返して88ポイントを獲得している。
優勝20ポイント、2位15ポイント、3位12ポイント、以下10-8-6-4-3-2-1ポイントが与えられるが、前述の通り有効8戦の為、井澤と黒沼は足切りがある。

20分間の予選は午前9時10分にコースオープン。朝は0度近くまで冷え込んだ富士スピードウェイは天候曇り。気温10.2度まで上がったものの、日差しが弱く路面温度は全く上がっていない模様で、コースインした各車はタイヤが発動するまでウィービングと加減速を繰り返してタイムアタック開始のタイミングを待っている状態。
残り14分となって、まずは元嶋が1分45秒984を出してペースセッターになるが、2番手のハンマー伊澤以下はまだ47秒台でウオームアップ中か。
残り11分、元嶋が1分43秒934を出し、2番手は黒沼の46秒591、徳升が46秒691で3番手。一人元嶋だけがクラスが違うのかと思わせるタイム差だ。
残り10分、ハンマー伊澤が1分45秒816で2番手へ浮上。黒沼に続く4番手に45秒928で今回スーパーFJとダブルエントリーの森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)が上がってくる。森山は今回初のJAF-F4でのレースで、練習走行も不十分だと言っていたが、次第に慣れてきたようだ。
ハンマー伊澤は次の周回で1分45秒351までタイムを詰めて、森山が45秒387で3番手に浮上、さらに徳升が45秒571で続き、大竹将光(スーパーウインズ&ISP)が45秒836で5番手へ。黒沼は6番手までダウン。伊澤に続くジェントルマンクラスの2番手は全体8位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、3番手は同11位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)だ。河野は「ハンマー伊澤の速さの理由を知るべく」今大会からハンマーレーシングの一員となった。
残り7分で黒沼が1分45秒113と自己ベストを更新し4番手へ盛り返す。
残り5分。元嶋は引き続き周回しているが本格的なアタックはせずタイムの更新はない状態。その間に2番手以下の順位が入れ替わり、徳升が45秒022までタイムを刻み浮上。しかし元嶋とは1.088秒の差がある。続いてハンマー伊澤、黒沼と続く。
残り3分。ここから元嶋が再度タイムアタックを開始、1分43秒393を出す。森山が44秒846で一瞬2番手に上がるが、すかさず徳升が44秒705で逆転、さらに44秒436と自己ベストを連発する。森山は3番手へ。そして残り20秒で元嶋はダメ押しとなる1分43秒309を叩き出す。
残り30秒、徳升は1分44秒241で2番手を確保、どうにか元嶋とのタイム差を1秒未満まで詰めた。3番手には44秒520でハンマー伊澤が上がり、黒沼が44秒870で4番手へ、森山はタイム更新ならず5番手という結果になった。
ハンマー伊澤に続くジェントルマンクラス2番手は全体11位の植田、3番手は全体13位の石川賢志(HMR ハンマーR☆ハヤテ)が獲得した。
■予選後のコメント
- ポールポジション 元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST) 1分43秒309
-

「(他車を大きく引き離し、すぐに43秒台に入ったが?)金曜日から手応えはあったので。普通に走れば行けると思った。アタックもミスなくできて、このタイムは出し切った感がある。(マシンは絶好調?)はい(笑)。決勝は1コーナーがちょっと怖い、スタートで皆突っ込んできそうで」
- 2位 徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大) 1分44秒241 トップと0.932秒差
-

「(トップとは)だいぶ離された。コースインが遅かったのは様子見てたからだがちょっと様子みすぎた(笑)。それでも最後にぎりぎりもう1周できて、それが無ければ2位もきつかった。調子は悪くないがトップとは離されすぎているので、今の走りでもあと1秒詰められるかな、という箇所がいくつかあるので、そこをなんとかすればレースはいい所に行けると思う」
- 3位 ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ) 1分44秒520 トップと1.211秒差
-

「(トップとは差がついたが?)そこはどうしようもない。1.2秒の差は(どこにあるのか)見えない感じ。(昨日から)タイヤのグリップが全然ない、決勝は気温が上がることを期待している」
- 4位 黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ) 1分44秒830 トップと1.521秒差
-

「(チャンピオンシップを争う他の選手とは近い順位だが?)元嶋選手とはタイム差大きいが、徳升選手やハンマー伊澤選手とは近いとこにいるので、そこについて行く。元嶋選手はちょっと見えない感じ。昨日からストレートスピード(が足りない)ので悩んでいて、そこをエンジニアと解決して決勝に備えてストレートスピード上げる方向で挑みたい」
- 5位 森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト) 1分44秒846 トップと1.537秒差
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「(初めての予選の感想は?)新品タイヤ履くのも初めてで、どれくらいで温まるかも分からなかった。元嶋選手がとても速いタイム出している、もっと身体でマシンとタイヤを感じ取れるようにならないとだめだ。決勝に向けてセッティングは今のままで、初めてのレースなのでタイヤを守ったりはせずに攻めていきたい」
- 6位(その後10位) 大竹将光(スーパーウインズ&ISP) 1分45秒075 トップと1.766秒差
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(走路外走行で4グリッド降格)決勝後のコメント
「タイム的にはベストが出せていたのに、最終コーナーで失敗してしまって、そのため6番手。自分で走っていてもAコーナーが危ないなとは分かっていたが、昨日の練習でもいい感じで走れていたので、そのまま行ってしまったら、今日のコンデションでは止まり切れなかった」
決勝は午後1時05分開始予定。元嶋が予選に続いて他を圧倒するスピードを見せるか。他の選手がスタートまでに1秒を詰める魔法を見つけてチャンピオンシップを逆転するか。注目される。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
富士チャンピオンレース第4戦 -RIJ- (2021/11/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 40 | | | 元嶋 成弥 | Kデンタルオフィス★MYST ルノーFC106 | 13 | 22'38.334 | - | - |
| 2 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 | 13 | 22'43.855 | 5.521 | 5.521 |
| 3 | 19 | G | 1 | ハンマー 伊澤 | 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 13 | 22'52.846 | 14.512 | 8.991 |
| 4 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 | 13 | 22'53.526 | 15.192 | 0.680 |
| 5 | 9 | | | 大竹 将光 | スーパーウインズ&ISP RENAULT(FR2000) | 13 | 22'57.826 | 19.492 | 4.300 |
| 6 | 37 | | | 翁長 実希 | フジタ薬局アポロ電工MP/MT MOONCRAFT MC090 | 13 | 22'59.114 | 20.780 | 1.288 |
| 7 | 70 | | | 山口 登唯 | アスム・浜松佐藤石油RK-01 B-MAX RK-01 | 13 | 23'14.818 | 36.484 | 15.704 |
| 8 | 11 | G | 2 | 植田 正幸 | Rnsports制動屋KKZS KK-ZS | 13 | 23'18.366 | 40.032 | 3.548 |
| 9 | 16 | G | 3 | 石川 賢志 | HMRハンマー☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 13 | 23'22.151 | 43.817 | 3.785 |
| 10 | 55 | G | 4 | 河野 靖喜 | ハンマーレーシング☆RISING 疾風(ハヤテ) | 13 | 23'22.863 | 44.529 | 0.712 |
| 11 | 34 | | | 西村 和則 | CMS NUTECルノー ルノーFC106 | 13 | 23'23.312 | 44.978 | 0.449 |
| 12 | 12 | G | 5 | 佐藤 敦 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI KK-ZS | 13 | 23'36.694 | 58.360 | 13.382 |
| 13 | 46 | | | 入榮 秀謙 | フジタ薬局アポロ電工MT/MP WEST 056 | 13 | 23'53.092 | 1'14.758 | 16.398 |
| 14 | *99 | G | 6 | 武居 義隆 | CMSルノー TATUUS Formula RENAULT | 13 | 23'57.216 | 1'18.882 | 4.124 |
| 15 | *10 | G | 7 | 大石 重之 | ACREハナシマFルノー FR 2.0 | 12 | 22'39.006 | 1Lap | 1Lap |
| 16 | *18 | G | 8 | YUKI | ワコーズEDニルズ Formula RENAULT | 12 | 22'39.373 | 1Lap | 0.367 |
| 17 | *86 | | | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ ZAP F108 | 12 | 23'25.432 | 1Lap | 46.059 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ---- |
| 18 | 2 | | | 森山 冬星 | 佐藤製作所★KK-ZS★ミスト MYST KK-ZS | 8 | 14'29.215 | 5Laps | 4Laps |
| - | 8 | G | - | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ Dallara F301 | 8 | 18'20.488 | 5Laps | 3'51.273 |
| - | 13 | | | 安井 和明 | 佐藤製作所★TOMEI★ミスト TT104ZZ | 1 | 3'36.968 | 12Laps | 7Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 40 元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST) 1'43.604 (7/13) 158.554km/h
- CarNo. 99は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo. 10, 18は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(ダブルチェッカー)違反により、訓戒とする。
- CarNo. 86は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条(1)①(他者への衝突行為)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
富士チャンピオンレース第4戦 -RIJ- (2021/11/21) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 40 | | | 元嶋 成弥 | Kデンタルオフィス★MYST ルノーFC106 | 1'43.309 | - | - | 159.006 |
| 2 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 | 1'44.241 | 0.932 | 0.932 | 157.585 |
| 3 | 19 | G | 1 | ハンマー 伊澤 | 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 1'44.520 | 1.211 | 0.279 | 157.164 |
| 4 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 | 1'44.830 | 1.521 | 0.310 | 156.699 |
| 5 | 2 | | | 森山 冬星 | 佐藤製作所★KK-ZS★ミスト MYST KK-ZS | 1'44.846 | 1.537 | 0.016 | 156.676 |
| 6 | 9 | | | 大竹 将光 | スーパーウインズ&ISP RENAULT(FR2000) | 1'45.075 | 1.766 | 0.229 | 156.334 |
| 7 | 86 | | | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ ZAP F108 | 1'45.302 | 1.993 | 0.227 | 155.997 |
| 8 | 37 | | | 翁長 実希 | フジタ薬局アポロ電工MP/MT MOONCRAFT MC090 | 1'45.664 | 2.355 | 0.362 | 155.463 |
| 9 | 13 | | | 安井 和明 | 佐藤製作所★TOMEI★ミスト TT104ZZ | 1'45.880 | 2.571 | 0.216 | 155.145 |
| 10 | 11 | G | 2 | 植田 正幸 | Rnsports制動屋KKZS KK-ZS | 1'45.941 | 2.632 | 0.061 | 155.056 |
| 11 | 34 | | | 西村 和則 | CMS NUTECルノー ルノーFC106 | 1'46.269 | 2.960 | 0.328 | 154.578 |
| 12 | 70 | | | 山口 登唯 | アスム・浜松佐藤石油RK-01 B-MAX RK-01 | 1'46.301 | 2.992 | 0.032 | 154.531 |
| 13 | 16 | G | 3 | 石川 賢志 | HMRハンマー☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 1'46.626 | 3.317 | 0.325 | 154.060 |
| 14 | 99 | G | 4 | 武居 義隆 | CMSルノー TATUUS Formula RENAULT | 1'47.389 | 4.080 | 0.763 | 152.965 |
| 15 | 55 | G | 5 | 河野 靖喜 | ハンマーレーシング☆RISING 疾風(ハヤテ) | 1'47.415 | 4.106 | 0.026 | 152.928 |
| 16 | 12 | G | 6 | 佐藤 敦 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI KK-ZS | 1'47.880 | 4.571 | 0.465 | 152.269 |
| 17 | 8 | G | 7 | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ Dallara F301 | 1'48.322 | 5.013 | 0.442 | 151.648 |
| 18 | 46 | | | 入榮 秀謙 | フジタ薬局アポロ電工MT/MP WEST 056 | 1'48.730 | 5.421 | 0.408 | 151.079 |
| 19 | 18 | G | 8 | YUKI | ワコーズEDニルズ Formula RENAULT | 1'52.472 | 9.163 | 3.742 | 146.052 |
| 20 | 10 | G | 9 | 大石 重之 | ACREハナシマFルノー FR 2.0 | 1'52.700 | 9.391 | 0.228 | 145.757 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'15.364)予選通過 ---- |
今大会の三浦愛は、FIA-F4などで活躍する若手が多く参戦するなかで、第10戦は予選3位、決勝はスピンもあり5位フィニッシュ。第11戦の予選は3回の赤旗中断のなか5位、決勝は追い上げてきたシリーズリーダー古谷悠河を抑え切ったものの順位は4位と、表彰台に届かずに終わった。
それでも初めてファステストラップを記録するなど収穫はあったようだ。本人にレースを振り返ってもらった。

-
「第10戦は、スタートで順位は守ったものの、レインボーで接触しそうになって失速、追いつかなくちゃと思った次の周にS字でスピン。すぐコースには戻りましたが、その後、今田選手を抜くのに手こずってしまいました。でもファステストを狙って走りました。終盤は思うような走りができたように思います」
「第11戦は、レースの内容としては悪くはなかったと思いますが、序盤のペースが課題です。(古谷選手との攻防では)自分の良いところと古谷選手の良いところを見極めて、落ち着いて走れたように思います。後半雨量が増えてきましたが、ペースは回りよりも良かったので、やっぱり序盤が課題です」
(三浦選手が抑え切ったことで古谷選手のチャンピオン決定が最終大会に持ち越しになりましたが)
「それは良かったです(笑)。それだけは阻止しようと思って臨みましたので」

「今回は表彰台には立てませんでしたが、第10戦で初めてファステストラップを記録しました。今までぎりぎりで逃していましたが、やっと取れました。第11戦は、最後まで古谷選手を抑えることができましたし、今シーズン課題としていたことのうち2つがクリアできました。最終戦に向けて手応えを得ることができました」
「まだ、タイヤが温まっていないときのタイムの出し方や、レースのポジション取りなど課題はありますが、最終戦も気持ちで負けないようにしたいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE