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2024年9月

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO 今田選手2連勝、DRAGON選手連続表彰台で、ランキング1、2位に(B-Max)

 B-Max Racing Team(チーム総代表 組田龍司)は、9月21〜22日にスポーツランドSUGOで行われたFIA-F4選手権(インディペンデントクラス)第9、10戦に参戦し、今田信宏選手が2連勝、DRAGON選手は3位、2位に入り、ランキングでDRAGON選手がトップに立ち、今田選手が僅差で2位につけました。

 前週は、岡山国際サーキットでスーパーフォーミュラ・ライツに参戦した二人は、疲れた様子も見せず、木、金曜日の練習走行に臨みました。秋雨前線の影響で不安定なコンディションでしたが、今田選手とDRAGON選手は、ドライでもウェットでも好タイムをマークし、好感触を得て予選に臨みました。

■予選(9月21日(土)午前8時35分〜8時55分)

 開始早々にコースオフした車両があり、走行中断となってしまいますが、今田選手は残り時間で冷静に攻め、1分49秒834、48秒553、47秒797と、確実にタイムを削り取って文句なしのダブルポールポジションを決めました。

 DRAGON選手は、最後のアタックで他車に引っかかってしまい、やや悔いの残る結果となりましたが、1分50秒372、49秒432、49秒052とタイムを縮めて、両レースともに上位グリッドを得ました。

ドライバー 第9戦予選Bestタイム(順位) 第10戦予選2ndタイム(順位)
30号車 DRAGON 1分49秒052( 3/15) 1分49秒432( 2/15)
44号車 今田 信宏 1分47秒797( 1/15) 1分48秒553( 1/15)
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:20℃

■第9戦決勝(9月21日(土)午後0時10分〜12周)

 セーフティカーの先導から4周終了時に実質のスタートを迎え、ポールポジションの今田選手がトップを守り、グリッド順にALEX選手、DRAGON選手が続きました。

 雨は降り続き、コースに留まるのが難しいコンディションでしたが、トップ3は2秒間隔で縦に連なり周回を重ねました。7周目にランキングトップのKENTARO選手が、コースオフしてセーフティカーが入りました。今田、DRAGON両選手は、ランキングも考慮してポジションキープに徹し、リスタート後も無理はせずにフィニッシュを迎えました。

 なお、レースは上限時間の30分を超えたため、12周でチェッカーとなりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
30号車 DRAGON 3位 1分51秒763( 3/15) 15(97)
44号車 今田 信宏 1位 1分51秒129( 1/15) 25(93)
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:20℃

■第10戦決勝(9月22日(日)午前8時15分〜3周)

 初めて試みとなるインディペンデントクラス単独のレースでしたが、前日から雨は降り続き、安全確保のためにセーフティカー(SC)先導でのスタートとなりました。しかし、SCランの4周目に、コンディション悪化で続行は危険と判断され、赤旗の提示によりレースは中断となりました。

 車両はピットロードに並べられ待機となりましたが、再開されることはなく、3周終了時点でレースは成立となり、規定によりハーフポイントが与えられることとなりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計) Rank
30号車 DRAGON 2位 2分48秒230( 8/15) 9(106) 1
44号車 今田 信宏 1位 2分48秒377( 9/15) 12.5(105.5) 2
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:18℃

 今大会を終えてのランキングは、逆転でDRAGON選手(106p)がトップに立ち、0.5ポイント差で今田選手(105.5p)が続き、B-Maxのワンツーとなりました。チームランキングも137.5pで2位を35.5p引き離してトップです。

30号車ドライバー DRAGON選手コメント

 ランキングで出走順を決めるという、予選の方式は良かったと思います。参加しているジェントルマンたちも協力的でしたし、今後もこのような形でできたらと思います。

 予選がすべてのレースでしたから、悔やまれるのは、最後のアタックで他車に引っかかってしまったことですね。位置取りをもっと上手くできなかったのかは反省点です。

 ランキングトップのKENTARO選手が1点しか取れませんでしたが、今田選手も僕も欠場が1〜2戦ありますので、これで皆同じような条件になったと思います。ここで一旦リセットして、残る3大会はガチで三つ巴の戦いをしたいですね。

44号車ドライバー 今田信宏選手コメント

 今大会は、紳士協定で予選のコースインを、ランキング順にするという配慮をしてくれたので、それが結果に大きく影響しました。ウェットコンディションでは、後方でコースインした選手は、アクシデントに巻き込まれる確率も高くなって、満足なアタックはできませんからね。決勝はヘビーウェットで、オーバーテイクするようなシチュエーションにはなりませんでしたので、なおさら予選順位がすべてといっても良い週末でした。

 先週はSFライツで散々な結果でしたから、今週は運が戻ってきたように思います。ランキングもDRAGON選手とほぼ並びましたので、これからが本当の勝負だと思っています。

B-Max Racing Team Release

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO 苦戦するも手堅くポイント獲得、ランキングでワンツーを堅持(B-Max)

 HFDP with B-Max Racing Team(チーム代表 宮田雅史)は、9月21〜22日にスポーツランドSUGOで行われたFIA-F4選手権(チャンピオンクラス)第9、10戦に参戦し、野村勇斗、洞地遼大選手は、雨のレースで苦戦しながらも着実にポイントを積み重ね、ランキングトップと2位の座を死守しました。

 鈴鹿大会の第7、8戦が台風の影響で延期になりましたが、SUGO大会の週末も秋雨前線の影響で不安定な天候となりました。木曜の練習走行はドライだったものの、金曜日からはウェットとなりました。練習走行では、野村選手は安定した速さを見せ好調。洞地選手はセッティングに悩みましたが、アジャストして予選を迎えました。

■予選(9月21日(土)午前8時〜8時20分)

 野村、洞地選手は、雨のなか真っ先にコースインすると、コースの状況を慎重に探りながら、1分46秒、44秒、43秒台と徐々にタイムを上げていきました。タイヤが発熱しづらい状況で果敢に攻め続けましたが、10分を経過した頃、4コーナーでコースオフした車両があり予選は中断。結局、そのまま再開されずに終了となりました。

 二人にとっては消化不良な予選となり、野村選手は第9戦6位、第10戦4位、洞地選手は7位、5位と、表彰台を狙うには厳しい位置からスタートすることになりました。

ドライバー 第9戦予選Bestタイム(順位) 第10戦予選2ndタイム(順位)
50号車 野村 勇斗 1分43秒324( 6/19) 1分43秒463( 4/19)
51号車 洞地 遼大 1分43秒346( 7/19) 1分43秒674( 5/19)
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:20℃

■第9戦決勝(9月21日(土)午後0時10分〜12周)

 雨は降り続き、コースはヘビーウェット。レースは安全確保のためセーフティカー(SC)先導でのスタートとなりました。4周終了時にSCがコースを外れ、実質のスタートを迎えると、野村選手は1つポジションを上げ5位、洞地選手は8位で周回を重ねました。

 7周目に、インディペンデントクラスの車両が、スピンをしてコースサイドにストップし、再びSCランとなりました。11周終了時にリスタートとなりますが、すでにレースの上限時間(30分)が迫っており、1周でチェッカー。トータル12周でレースは終了となりました。

 SCランでタイヤの冷えてしまった野村選手は、リスタートでペースを上げられず7位、洞地選手はポジションキープの8位でフィニッシュしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 野村 勇斗 7位 1分45秒189( 6/19) 6(93)
51号車 洞地 遼大 8位 1分45秒750( 9/19) 4(95)
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:20℃

■第10戦決勝(9月22日(日)午前9時15分〜1周)

 前日から降り続いた雨は、日曜日になっても止む気配はなく、コース状況は前日より悪化してしまいました。このレースは、インディペンデントクラスとの混走ではなく、独立したレースとして行われ、雨のなかではより安全確保の面で望ましい形となりました。

 しかし、コンディションは悪化の一途をたどり、SC先導でスタートしましたが、2周目に入ったところで赤旗が提示され、レースは1周で終了。周回数が2周に満たないため、規定により、レースは成立せず、ポイントも与えられないこととなりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計) Rank
50号車 野村 勇斗 4位 3分6秒412(4/19) -(93) 2
51号車 洞地 遼大 5位 3分7秒437(5/19) -(95) 1
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:18℃
  • ※レースが不成立のため、順位、ベストタイムは参考値

 今大会を終えてのランキングは、1位洞地(95p)、2位野村(93p)と、苦しいレースウィークでしたが、依然トップと2位を守っています。チームランキングでも117pを獲得し、2位を30ポイント引き離してトップです。

チーム監督 武藤英紀コメント

 木曜日の練習走行では、2台で異なるセットをトライして、ドライコンディションの準備はしっかりとできていました。雨となった金曜日も、野村選手は好調でしたし、洞地選手は少し苦しんでいましたが、予選に向けてセットを変えて臨みました。

 ただ、路面温度が想定とは異なり、練習走行とはまったく違う状況になってしまったことで、望んだ結果は得られませんでした。第9戦の決勝はセットを大きく変えましたが、ペースを取り戻すまでには至りませんでした。第10戦はSC先導でほとんど走らずに終わってしまいましたが、さらに変更したセットは、ドライバーの感触では悪くはなかったようで、今後に生かせるデータは取れました。

 チャンピオンシップもワンツーのままシリーズ後半に入れるのは、非常に良かったですし、何よりも二人がアクシデントもなく、無事週末を終えることができてほっとしています。

50号車ドライバー 野村勇斗選手コメント

 木、金曜日の練習走行は、ドライ、ウェットともに好調で、自信を持って予選に臨みましたが、気温の変化に合わせきれず、第9戦の決勝も厳しい展開になってしまいました。終盤のSC明けはタイヤが冷え切ってしまって、後続を抑えられませんでした。

 練習走行の感触から、今大会は2連勝を狙っていましたので、この結果は悔しいですが、ランキングでは洞地選手とワンツーのまま留まっていますので、チームとしては良かったと思います。気持ちを切り替えて、次のオートポリス大会に臨みます。

■51号車ドライバー 洞池遼大選手コメント

 練習走行では良いセットが見つからず、自分も乗れていない感じで、すべて噛み合っていない状態でした。それでも予選は調子の悪いなか、自分の力を最大限出し切れたと思います。

 練習走行の不調を考えると、予選結果はまずまずでしたし、第9戦ではポイントを取ってランキング首位を守れました。2レース目はほとんど走れずに終わってしまいましたが、変更したセットも感触は悪くありませんでした。

 何とか悪い流れの週末を乗り切りましたので、今回の経験を次戦以降に生かしたいと思います。

B-Max Racing Team Release

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝上位3人のコメント 佐野雄城「悪い流れを断ち切れたと思う」

第10戦優勝 佐野雄城(TGR-DC Racing School)

 「SCでスタートしましたが、視界がすごく悪かったので、(赤旗終了は)正しい判断だったと思いますし、仕方ないかなあと思います」

 「フルポイントを取れなかったのは悔しいですね。トップに追いつくチャンスだったし、シリーズランキングを考えると痛いところです。でもここまで苦労してきて、ポイントもトップと離れていたものが、今回追いつくことができたので、ポジティブなレースウィークだったと思います。まだ残り3大会あるので、自分がミスなくやるべきことをやってれば、チャンピオンも見えてくると思います。今回悪い流れを断ち切れたと思うので、いいレースウィークだったと思います」

 「オートポリスは好きなサーキットで、自分では得意だと思っているので、もう2連勝できるように頑張ります」

第9戦決勝2位 大宮賢人(PONOS RACING)

 「ちょっと残念なレースになりましたが、天気のことは仕方ないですね。優勝を狙える位置だったので、残念です」

 「スタートしてから雨量が多くて、セーフティーカーが入ってから更に多くなり、車体が浮いちゃうくらいだったので、正しい判断だったとは思います」

 「オートポリスに向けてしっかり準備をして、次こそは優勝できるように頑張ります」

第9戦決勝3位 卜部和久(TGR-DC Racing School)

 「やりきってない、不完全燃焼な感じです。最初から川が多かったんですが、台数が少なければレースできそうかなと思っていました。でも赤旗が出た周から雨がすごく強くなって、スーツもびちゃびちゃになる状態になったので、適切な判断だったと思います」

 「オートポリスは僕の好きなコースですし、鈴鹿と同じくらい走っていて楽しいと思えるので、練習段階からこの調子を維持して、いいレースウィークにしたいなと思います」

 「」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝 悪天候でSC先導のまま終了し、Iクラスは今田信宏が連勝、Cクラスはレースが成立せず

インディペンデントクラス:表彰式

 9月22日、2024年FIA-F4選手権シリーズの第10戦が、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、別々に行われた両クラスのレースとも、悪天候によりセーフティカー先導のまま終了。インディペンデントクラスは今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)が連勝を飾ったが、チャンピオンクラスは、1周回で終了となったため、レースは成立しなかった。

 今回はチャンピオンクラスとインディペンデントクラスの決勝が、いつもの混走ではなく、それぞれ独立したレースとして行われることになった。

 これは、望ましい形として従来から検討されていたものの、タイムスケジュールの関係でなかなか実現できなかったが、今回は時間的な余裕があり実施に至ったとのこと。また、SUGO特有のグリッド後方は下り勾配がきつくなり、後方グリッドはスタートシグナルが見えづらいという事情も考慮してのようだ。

■インディペンデントクラス

 8時15分から行われたレースは、安全確保のため、セーフティカー(SC)先導でのスタートとなったが、4周目に入ったところで、コンディションが悪くレースは危険と判断され、赤旗が提示された。これでレースは中断。車両はピットロードに並べられ待機となった。

 結局、レースはそのまま終了。安全を考えると致し方ない結果となった。

 今大会を終えてのランキングは、ハーフポイントを加点し、逆転でDRAGON(106p)がトップに、0.5ポイント差で今田(105.5p)、KENTARO(102p)となった。

インディペンデントクラス:レースはSC先導で始まり3周で赤旗終了となった

インディペンデントクラス:優勝は

インディペンデントクラス:決勝2位は

インディペンデントクラス:決勝3位は

■チャンピオンクラス

 9時15分にSC先導でスタートしたレースだが、コンディションは悪化の一途で、2周目に入ったところで赤旗が提示され、レースは予選順で終えることとなった。

 レースは赤旗提示の前の周、1周目で終了となったため、規定により成立せず、選手権ポイントも与えられないこととなった。

 今大会を終えてのランキングは、洞地(95p)、野村(93p)、清水(87p)、森山(74p)、佐野(65p)となり、依然、HFDP with B-Maxの二人がリードしている。

参考)日本レース選手権規定では「先頭車両が2周回を完了する前にレースが中止された場合、レースは成立せず、選手権得点は与えられない」となっています。

(9/22 13:05にレース成立、ポイント付与について確認が取れたため、更新しました)

Text: Shigeru KITAMICHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGOインディペンデントクラス決勝結果

■Independentクラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/22) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
144今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
39'09.698--
230DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
39'11.029 1.331 1.331
39ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
39'13.906 4.208 2.877
410中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
39'15.316 5.618 1.410
511植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
39'17.317 7.619 2.001
696齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
39'19.98310.285 2.666
740⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
39'21.10011.402 1.117
871大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
39'23.02413.326 1.924
955KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
39'25.60115.903 2.577
1086大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
39'26.93917.241 1.338
1163鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
39'27.85118.153 0.912
1223YUGOS2R Racing
N-SPEED
39'30.47520.777 2.624
1398IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
39'32.23622.538 1.761
144佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
39'32.92923.231 0.693
155小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
39'34.11324.415 1.184
---- 以上規定周回数(90% - 2 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.63 鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F4) 2'46.347 (3/3) 77.617 km/h

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO公式予選結果

■Championクラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/21) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 Champion class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
135佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'42.433--126.047
245大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'42.655 0.222 0.222125.775
336卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'43.266 0.833 0.611125.031
450野村 勇斗HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1'43.463 1.030 0.197124.792
551洞地 遼⼤HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1'43.674 1.241 0.211124.538
654佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'43.735 1.302 0.061124.465
737鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'43.898 1.465 0.163124.270
816新原 光太郎YBS Verve影⼭MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1'44.685 2.252 0.787123.336
962森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'44.870 2.437 0.185123.118
1038梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'44.975 2.542 0.105122.995
1187下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'45.562 3.129 0.587122.311
1233佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'45.615 3.182 0.053122.250
1334清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'45.814 3.381 0.199122.020
1414村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1'45.962 3.529 0.148121.849
---- 以上基準タイム(105% - 1'47.924)予選通過 ----
-46有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局
フジタ薬局レーシング
1'49.471 7.038 3.509117.944
-77松田 大輝WARMTECH SKILLSPEED
SKILL SPEED
1'51.617 9.184 2.146115.676
-90Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
2'07.13024.69715.513101.561
-97白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'18.51436.08111.38493.214
-*60熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
deleted---

■Independentクラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/21) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
144今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'48.553--118.941
230DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'49.432 0.879 0.879117.986
39ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'49.927 1.374 0.495117.454
410中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1'50.408 1.855 0.481116.943
511植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1'51.321 2.768 0.913115.984
696齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1'52.028 3.475 0.707115.252
740⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1'53.658 5.105 1.630113.599
871大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1'54.509 5.956 0.851112.754
---- 以上基準タイム(105% - 1'54.770)予選通過 ----
-55KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1'59.64911.096 5.140107.911
-86大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'03.18614.633 3.537104.812
-63鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'07.57219.019 4.386101.209
-23YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'14.84226.289 7.27095.752
-98IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'19.25030.697 4.40892.721
-4佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
no time---
-5小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
no time---
  • CarNo. 60は、H項2.5.4.1.b(赤旗中のスピン)により、予選タイムをすべて抹消した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO公式予選 Cクラスは佐野雄城が、Iクラスは今⽥信宏がダブルポールを獲得

第9戦、第10戦ともポールポジションの佐野雄城(TGR-DC RS F4)

インディペンデントクラス第9戦、第10戦ともポールポジションの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

 9月21日、FIA-F4選手権第9、10戦の予選が、スポーツランドSUGOで行われ、チャンピオンクラスは佐野雄城(TGR-DC RS F4)が、インディペンデントクラスも、今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)がダブルポールを獲得した。

 8月31日〜9月1日に開催される予定だった鈴鹿大会が台風10号の影響で12月に延期となったため、8月3〜4日の富士大会以来のレース開催となったFIA-F4選手権。例年なら秋の気配が漂う爽やかな天候となるスポーツランドSUGOだが、今年は秋雨前線の影響で、レースウィークの金曜日から降雨に見舞われた。

 予選の行われた土曜日も夜半から雨が降り続き、予選開始の午前8時にはコースは完全ウェット。滑りやすいコンディションのなかクラス別に予選が行われた。

■チャンピオンクラス

 各車が慎重に走り出し徐々にタイヤを温めてタイムアップするなか、佐野雄城(TGR-DC RS F4)、⼤宮賢⼈(PONOS RACING MCS4)は、最初から積極的に攻め、いきなり1分43秒台をマーク。

 両者は、競り合うようにタイムを削り取り、佐野が1分42秒433を叩き出すと、大宮も42秒655で食い下がるという展開を見せた。

 10分を経過した頃、4コーナーでコースアウトした車両があり、赤旗が提示され予選は中断。

 結局、予選はそのまま終了。佐野が1分42秒135までタイムアップしてポールポジションを獲得。大宮、佐藤凛太郎(PONOS RACING MCS4)、⽩崎稜(Bionic Jack Racing)が続いた。

 ランキング上位の洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)は7位、野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)は6位、清⽔啓伸(Drago CORSE MCS4-24)は14位だった。

 セカンドタイムで決まる第10戦のグリッドは、佐野がダブルポール、2位大宮、3位⼘部和久(TGR-DC RS F4)となった。

第9戦、第10戦とも予選2位の大宮賢人(PONOS RACING MCS4)

第9戦予選3位、第10戦予選6位の佐藤凛太郎(PONOS RACING MCS4)

第9戦予選5位、第10戦予選3位の卜部和久(TGR-DC RS F4)

■インディペンデントクラス

 開始早々、馬の背コーナー先でコースオフした車両があり中断となったが、再開後は、今田、DRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)のB-Maxコンビが、1分50秒台をマークしてリードする形で始まった。

 今田とDRAGONは、その後も揃ってタイムを上げ、DRAGONは49秒052にタイムアップ。これに対し、今田は48秒553でDRAGONを逆転すると、終了間際には47秒797までタイムを縮めてポールポジションを確実なものにした。

 予選を終始リードしたB-Maxコンビのワンツーで決まりかと思われたが、終盤一気にタイムを上げてきたKEN ALEX(BUZZ RACING)が、最後に1分48秒858をマークして二人の間に割って入った。

セカンドタイムで決まる第10戦のトップ3も顔ぶれは同じ。今田がダブルポールを奪い、2位、3位は順位を入れ替え、2位DRAGON、3位ALEXとなった。

 第9戦の決勝は、本日午後0時10分から、第10戦は明日の午前8時15分から17周で行われる。

 なお、日曜日の決勝のみ、混走ではなく、チャンピオンクラス、インディペンデントクラスが、それぞれ独立したレースとして行われる。

インディペンデントクラス第9戦予選2位、第10戦予選3位のケン・アレックス(BUZZ RACING)

インディペンデントクラス第9戦予選3位、第9戦予選2位のDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOIME

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO公式予選上位3人のコメント 佐野雄城「2連勝を狙っていく」

第9戦、第10戦ポールポジション 佐野雄城(TGR-DC Racing School)

 「今年はもともと雨では調子がよかったんですが、昨日のテストで思ったほどタイムが伸びなくて、フィーリングも良くなかったんです。それが予選では改善されていて、セッティング、ドライビングと総合的にいい方向に進んでいるなという感じです。」

 「F4で雨のスタートはしたことがないので、不安はありますが、自信を持っていけばと思っています。最後まで諦めずに2連勝を狙っていきます」

第9戦、第10戦予選2位 大宮賢人(PONOS RACING)

 「雨が強くなる予報だったことと、昨日も赤旗が出ていることから、予選が途中で赤旗終了になる可能性を考えて、最初にタイムを出すことを意識して走っていました。2番手ですけど、まあまあのタイムは出せてよかったです」

 「まだまだタイヤは温まっていなかったので、走れば走るだけタイムはでただろうと思いますが、赤旗になっちゃったので」

 「初めての雨のレースが楽しみですし、前回表彰台に上がっているので、あとは2位1位と上がっていくだけだと思っています。今後のためにもここで勝ちたいなと思います」

第9戦予選3位 佐藤凛太郎(PONOS RACING)

 「昨日より雨量が多いことがわかっていたので、飛び出さないようにと意識して走っていましたが、トップとの差を考えると、ブレーキングなどで少し行き切れていなかったかなと思います。決勝ではそこを意識して頑張ります」

 「SUGOはレースウィークの前に2回フリー走行で走っていますが、そのうち一回は新型のF4ではなかったので、このクルマで走るのは今回が2回目です」

 「SUGOでレースをするのは今回が初めてで、緊張する面もありますが、思いっきり行きたいと思います」

第10戦予選3位 卜部和久(TGR-DC Racing School)

 「正直雨に助けられた予選でした。ドライでのタイムが出せていなかったので、レインで助かったなという印象です」

 「どこまでがセットで、どこまでがドライビングかわかりませんが、雨は自分に合ってるなと思います」

 「スタートで差が出ると思うので、しっかりスタートを決めます。前に出ちゃえば抜かれないと思うので、ロケットスタートをかまします」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎレース10決勝 ミハエル・サウターが貫禄の独走優勝 2位にセバスチャン・マンソンが、3位に堀尾風允が入る

優勝したミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 フォーミュラリージョナル全日本選手権第4戦は24日、モビリティーリゾートもてぎでレース10の決勝を行い、ポールポジションからスタートしたミハエル・サウター(G FORCE F111/3)が、スタートでトップに立つと、後続を大きくリードして優勝を飾った。

 16周で行われるレース10決勝は午前10時10分にフォーメーションラップが始まった。天候は曇りだが、かなり蒸し暑い。昨日クラッシュしたセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)と堀尾風允(Sutekina Racing)のマシンはメカニックが徹夜でマシンを修復。練習からシフトトラブルに悩まされていた猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)のマシンもトラブルが解消し、全8台(うち2台がマスタークラス)が無事グリッドを離れた。

 スタートではポールポジションのサウターが蹴り出しよくトップで1コーナーへ向かう。これに予選2位のマンソンが続くが、予選3位の堀尾は動き出しが鈍く予選4位の中村賢明(TOM'S FORMULA F111)の先行を許す。しかし、堀尾は3コーナーで中村のインを突き、ポジションを3位に戻した。予選5位のジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)はストールして、後続に乗り込まれてしまい、5位には猪爪が上がった。

 トップに立ったサウターは盤石。1周目に2位のマンソンを1秒6離すと、2周目、3周目とファステストラップを更新。5周目にはこのレースのファステストラップとなる1分51秒962をたたき出し、2位のマンソンより1秒前後早いラップタイムを刻みみるみると独走態勢に持ち込む。

 2位にマンソンはトップのサウターにはかなわないが、3位の堀尾との差を徐々に広げ始める。堀尾は中村を0秒5前後の差で従え、その後方の猪爪も中村から1秒後ろにつける。6位に落ちたレイシーはトラブルかこの3台の2位争いについていくことができず、大きく差を広げられてしまった。

 トップのサウターは10周目には2位マンソンを10秒1離し、悠々とトップを快走。マンソン、堀尾、中村、猪爪の2位争いは、1秒前後の差で集団を作るが、互いに決め手がなく、レースは後半戦へ。

 レースは16周を回って、トップのサウターは2位のマンソンから14秒3と大量リードを築き優勝。3位に堀尾、4位に中村、5位に猪爪が入り、2位争いもこのままの順位でチェッカーを受けた。6位にはレイシーが入った。

 2台参加のマスタークラスはAKITA(AKITA Cars & Racing)が独走優勝。2位にYUGO(S2R Racing)が入った。

 優勝したサウターは選手権ポイントを201まで伸ばし、2位で124ポイントのマンソンとの差を77と広げた。次戦は富士スピードウェイに舞台を移し、第5戦(レース11、12)が9月13、14日にWECのサポートレースとして開催される。このままサウターの勢いが止まらなければ、最終第6戦を待たずにサウターのチャンピオンが決まりそうだ。

16周の決勝がスタートした

優勝はミハエル・サウター(G FORCE F111/3)

決勝2位はセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)

決勝3位は堀尾風允(Sutekina Racing)

マスタークラス優勝はYUKI(NILZZ Racing)

トップでゴールするミハエル・サウター(G FORCE F111/3)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
 

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎレース10決勝結果

もてぎ2&4レース -RIJ- (2024/08/25) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
15ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1630'03.883--
255セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1630'18.24114.35814.358
33堀尾 風允Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1630'18.89215.009 0.651
428中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1630'19.27515.392 0.383
562猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1630'20.21616.333 0.941
653ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1630'35.56731.68415.351
718M1YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1631'23.4471'19.56447.880
823M2YUGOS2R Racing
N-SPEED
1530'09.2401Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 12 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 5 ミハエル・サウター(G FORCE F111/3) 1'51.926 (5/16) 154.370 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎレース9、レース10公式予選 レース9はセバスチャン・マンソンが、レース10はミハエル・サウターがポールポジション

第4戦レース9ポールポジション、レース10予選2位はセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)

第4戦レース9予選2位、レース10ポールポジションはミハエル・サウター(G FORCE F111/3)

 フォーミュラリージョナル全日本選手権第4戦選手権は24日、モビリティーリゾートもてぎでレース9、10の公式予選を行い、レース9はセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)が、レース10はミハエル・サウター(G FORCE F111/3)がポールポジション(PP)を獲得した。

■レース9公式予選(午前10時50分~11時5分)

 もてぎは朝から上空に雲が広がっていたが、レース9の予選が始まる頃、雲間から強烈な太陽が顔を出し、酷暑の予選となった。

 計測1周目にはサウターが1分54秒142でまずはトップにつける。2位にはマンソンがつけていたが、そのマンソンが同2周目に51秒452までタイムを伸ばしトップに立つ。サウターもタイムを1分51秒470まで縮めるも届かず。

 路面温度が高いため、タイヤのライフが短いようで、サウターはセクター1で全体ベストを更新しながらアタックを継続するも全体をまとめきれず、マンソンのタイムに届かない。

 結局、サウターが計測2周目に出したタイムでPPを獲得。サウターは2位で予選を終えた。

 3位にはジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)、中村賢明(TOM'S FORMULA F111)が顔を出していたが、計測3周目に1分51秒661をたたき出した堀尾風允(Sutekina Racing)が逆転で予選3位を獲得した。

 4位にはレイシーが、5位には中村が入った。

 マスタークラスのPPはYUKI(NILZZ Racing)が獲得した。

 猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)は練習中から悩まされていたミッショントラブルが解消せず、この予選とレース10の予選を含めてタイム計測ならなかった。

■レース10公式予選(午前11時15分~11時30分)

 相変わらず、厳しい日差しが降り注ぎ、酷暑のなかで予選は進行した。

 ここでは、サウターが予選を圧倒。レース9予選では、タイヤの内圧が作動域に入っていなかったそうで、調整して見違えるように息を吹き返した。

 計測1周目にはいきなり1分51秒992でトップに立つと、同2周目には50秒407と2位以下を1秒近くリード。最終の同4周目にはさらにタイムを50秒404まで伸ばし、PPを獲得した。

 2位には0秒521差でマンソンが、3位にはレース9と同じ堀尾が入った。以下、中村、レイシーと続いている。

 マスタークラスはここでもYUKIがPPを獲得した。

 レース9決勝は本日午後3時55分から16周で、レース10決勝は明日午前10時10分から16周で行われる。両戦とも予報は雨、波乱含みの展開になるかも知れない。

第4戦レース9、レース10とも予選3位は堀尾風允(Sutekina Racing)

レース10でポールポジションを獲得したミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎレース10公式予選結果

もてぎ2&4レース -RIJ- (2024/08/24) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

Pos№ClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'50.404--156.549
255セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'50.925 0.521 0.521155.813
33堀尾 風允Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'51.021 0.617 0.096155.679
428中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1'51.237 0.833 0.216155.376
553ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'51.359 0.955 0.122155.206
618M1YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1'57.773 7.369 6.414146.754
723M2YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'59.691 9.287 1.918144.402
---- 以上基準タイム(110% - 2'01.444)予選通過 ----
-62猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
no time---

SUPER FORMULA LIGHTS

第10戦~第12戦富士 小出選手が2勝を挙げ、ランキングトップに浮上(B-Max)

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、7月19〜21日、富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10~12戦に参戦し、小出選手が第10、12戦で優勝を飾り、シリーズ前半を終えてドライバーズランキングでトップに立ちました。荒川選手も2位表彰台に二度上り、今大会においてチームで二度のワンツーフィニッシュを果たしました。

 マスタークラスは、参戦2大会目の藤原選手が、FIA-F4インディペンデントカップチャンピオンの実力を発揮して2連勝。今田選手とDRAGON選手による2強対決の構図に変化をもたらしました。

■第10、11戦予選(7月19日(金)午後3時50分~4時20分)

 金曜日開催という変則スケジュールで行われた予選は、他のサポートレースが走ったあとの路面コンディションを、いかに読むかがポイントとなりました。

 小出、荒川、フレデリックの各選手は、調子の上がらなかった練習走行からの悪い流れを断ち切るべく果敢に攻めましたが、小出選手はトップにコンマ2〜3秒届かず、第10戦の3位が最上位、荒川選手も4位がベストと、望んだ結果を得ることはできませんでした。

 セッティングを大幅に変えて臨んだフレデリック選手は、第10戦で1分33秒台を記録した2周回が、ともに走路外走行と判定されてタイム抹消になるなど、歯車が噛み合わないまま予選を終えることになってしまいました。

ドライバー Rd10予選タイム(順位) Rd11予選タイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 1分42秒317(12) 1分33秒693( 8) 0(16)
50号車 小出 峻 1分33秒244( 3) 1分33秒349( 5) 0(31)
51号車 荒川 麟 1分33秒364( 4) 1分33秒392( 6) 0(19)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:29度、路面温度:41度

■第10戦決勝(7月20日(土)午前8時25分~15周)

 抜群のスタートを見せた小出選手がフロントローの2台をかわしてトップに立ち、荒川選手も続きました。終盤まで1分34秒台のタイムを刻みながら逃げる小出選手は、タイヤをマネージメントしながら、徐々に荒川選手との差を開き、最後は4.8秒の差をつけて今季3勝目のチェッカーを受けました。荒川選手もベストリザルトとなる2位でフィニッシュし、B-Maxがワンツーフィニッシュを飾りました。

 フレデリック選手は、最後尾から1周目に7位に浮上しますが、ペースが上がらず8位でチェッカーを受けました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 8位 1分35秒263( 8/12) 0(16)
50号車 小出 峻 1位 1分34秒114( 1/12) 10(41)
51号車 荒川 麟 2位 1分34秒162( 2/12) 7(26)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:28度、路面温度:30度

■第11戦決勝(7月20日(土)午後3時10分~21周)

 3列目スタートとなる小出選手と荒川選手は、このレースは手堅くポイントを獲得して、フロントロースタートの第12戦に繋げることを目標にレースに臨みました。

 1周目にポジションを上げた荒川選手が4位、接触でやや遅れた小出選手が5位、フレデリック選手は6位をキープしてレースは進み、前半は縦に長い展開となりました。9周目に入ると、フレデリック選手は、後方から追い上げてきた野中選手にかわされ7位にポジションを落としてしまいます。

 4位荒川選手の背後に小出選手がつける展開は、レース後半になっても変わりませんでしたが、後方に迫った野中選手のペースが良かったため、無理に抑えることはせずに、14周目には小出選手が、17周目には荒川選手がともにダンロップコーナーで野中選手を前に出し、5位、6位でフィニッシュ。着実にポイントを重ねました。

 7位でフィニッシュしたフレデリック選手は、スタート時にグリッドのラインを超えていたとの判定で、プラス5秒のペナルティが課され結果は8位でした。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 8位 1分35秒309( 6/12) 0(16)
50号車 小出 峻 6位 1分35秒293( 5/12) 1(42)
51号車 荒川 麟 5位 1分35秒432( 7/12) 2(28)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:36度、路面温度:48度

■第12戦決勝(7月21日(日)午前8時20分~15周)

 早朝のスタートながら、気温30度超えと蒸し暑い天候のなか、スタートを迎えました。

 小出選手はポールポジションからスタートを決めて、1周目には早くも2位を1.8秒離してコントロールラインに戻ってきました。荒川選手はスタート後に順位を1つ落としますが、2周目には挽回し、以降はB-Maxのワンツー態勢でレースは進みました。

 快走する小出選手は、折り返しの7周目には5秒のリードを築いて独走状態。後半はタイヤを労りながらペースコントロールして、今シーズン4勝目を飾りました。

 荒川選手は、終盤追い上げてきた野中選手に攻め立てられますが、冷静に抑えきって2位。第10戦に続き、今大会二度目のB-Maxワンツーフィニッシュを飾りました。

 フレデリック選手は、スタートで5位にポジションアップしましたが、スピードに伸びを欠き徐々に後退。最終周にエンジントラブルでコース脇に車を停めました。

 今大会でシリーズの前半9戦が終了。小出選手は野中選手を逆転してランキングトップとなり、6点差でシリーズを折り返しました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 12位 1分35秒365( 8/12) 0(16)
50号車 小出 峻 1位 1分34秒174( 1/12) 10(52)
51号車 荒川 麟 2位 1分34秒848( 7/12) 7(35)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:33度、路面温度:38度
1号車ドライバー ケイレン・フレデリック選手コメント

 とてもタフな週末でした。木曜日のフリープラクティスから、ペースはあまり良くありませんでした。状況を改善するために、クルマに多くの変更を加えましたが、週末を通してペースは良くないままでした。その理由は概ね分かっていますので、改善されることを願っています。

 次の岡山大会に関しては、僕が日本で初めて走ったサーキットですし、大好きなトラックです。これまでもテクニカルトラックでは速さを見せることができていますので、自信を持って臨みたいと思います。

50号車ドライバー 小出 峻選手コメント

 練習走行から予選までは、ライバル勢と比べてペースが足りていなかったので、厳しい週末になるだろうと予想していました。ただ、そういう状況のときこそ、ドライバーが頑張ってチームの士気を上げようと、レース1はスタートに集中して、2列目からトップに立ち優勝することができました。荒川選手も2位に入ってワンツーでしたので、これがチームの雰囲気、そして今週末の悪かった流れを一気に変えたと思っています。

 レース3も勝ってランキングもトップに立つことができました。ポイント差は少しですが、この差がシリーズ後半に効いてきますので、非常にポジティブにとらえています。このまま後半も気を抜かずに戦っていけば、自ずと結果はついてくると思っています。

51号車ドライバー 荒川 麟選手コメント

 今週末を通してペースが少し足りなかったと思いますが、1レース目に苦手だったスタートも決めて、調子が悪いなりに結果を残すことができました。自分のやるべきことはやったという達成感はあります。

 次戦以降の出場は未定ですが、今回ペースが良くなかった原因を、最後まで突き止められずに終わってしまいましたので、その原因を分析して、ぜひ再チャレンジしたいと思っています。

マスタークラス

■第10、11戦予選

 練習走行では、デビュー2大会目となる藤原選手が、FIA-F4インディペンデントカップチャンピオンの実力を如何なく発揮し、4セッション中、3セッションでトップタイムをマークしました。

 藤原選手が自信を持って臨んだ予選でしたが、第10戦は清水選手が最後のアタックで藤原選手を逆転。0.4秒差をつけて初のクラスポールポジションを獲得しました。第11戦は、今田選手が貫禄のトップタイムを叩き出し、藤原選手はまたしても2番手タイムに終わり「甘くはないですね」と苦笑いでした。

 両予選とも4位に沈んでしまったDRAGON選手は、練習走行で不具合のあったダンパーを交換して予選に臨んだものの、セッティングが決まらず。決勝での巻き返しを期すことになりました。

ドライバー Rd10予選タイム(順位) Rd11予選タイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 1分35秒912(M3) 1分35秒538(M1) 1(59)
8号車 清水康弘 1分35秒151(M1) 1分35秒726(M3) 1(22)
13号車 藤原 誠 1分35秒536(M2) 1分35秒628(M2) 0(13)
30号車 DRAGON 1分36秒101(M4) 1分35秒736(M4) 0(48)

■第10戦決勝(15周)

 スタートで好ダッシュを見せたDRAGON選手が、1周目に藤原選手を、2周目に清水選手を抜いてトップに立ちますが、6周目にペースが上回る藤原選手が再逆転。その後は、藤原選手が、後方で繰り広げられるDRAGON選手と今田選手の2位争いを尻目に、徐々に差を開いて、独走で初のクラス優勝を飾りました。

 白熱した2位争いは、追い上げてきた清水選手も加わり三つ巴の戦いになりましたが、10周目に集団のトップに立った今田選手が13コーナーで単独スピンを喫して決着。DRAGON選手が清水選手を振り切って2位に入りました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M4位(総合12位) 1分35秒920(M1) 3(62)
8号車 清水康弘 M3位(総合11位) 1分37秒175(M4) 5(27)
13号車 藤原 誠 M1位(総合 9位) 1分36秒425(M2) 10(23)
30号車 DRAGON M2位(総合10位) 1分36秒582(M3) 7(55)

■第11戦決勝(21周)

 今田選手、清水選手がスタートで揃ってエンジンストール。大きく出遅れてしまい、トップ争いは、逃げる藤原選手をDRAGON選手が追うという展開になりました。

 両者ともに1分37秒台を安定してマークしながら周回を重ねますが、藤原選手のペースが僅かに上回り、4周目0.6秒、8周目1.6秒と、その差は徐々に開いていき、藤原選手が第10戦に続く独走で連勝のチェッカーを受けました。

 このレースでDRAGON選手は、全日本F3選手権時代から通算出場200戦目となり、レース後、シリーズを運営するSFLアソシエーションから特別表彰を受けました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M3位(総合11位) 1分37秒113(M3) 5(67)
8号車 清水康弘 M4位(総合12位) 1分37秒678(M4) 3(30)
13号車 藤原 誠 M1位(総合 9位) 1分36秒838(M1) 10(33)
30号車 DRAGON M2位(総合10位) 1分36秒955(M2) 7(62)

■第12戦決勝(15周)

 ポールポジションスタートの藤原選手が逃げ、その後方で今田選手、DRAGON選手が2位争いを繰り広げるという展開が続きました。途中、スタート直後の接触で遅れた中村選手を間に挟んだこともあって、藤原選手のリードは徐々に広がり、10周終了時には3秒と十分なマージンを築いて、3連勝は間違いないと思われました。

 しかし、最終ラップの1コーナーで「気の緩みとしか思えません」と藤原選手が単独スピン。突如トップを争うことになったDRAGON選手と今田選手は、最後は並走して同時にゴールラインを横切りますが、1000分の1秒という目視では判断のつかない超僅差で、DRAGON選手が勝利を手にしました。

 今大会を終えて、大会前は10ポイントあった、今田選手とDRAGON選手のシリーズポイント差は2ポイントとなり、シリーズ後半を迎えることになりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M2位(総合 9位) 1分36秒176(M2) 7(74)
8号車 清水康弘 M3位(総合10位) 1分37秒019(M4) 5(35)
13号車 藤原 誠 M4位(総合11位) 1分35秒889(M1) 3(36)
30号車 DRAGON M1位(総合 8位) 1分36秒184(M3) 10(72)
4号車ドライバー 今田信宏選手コメント

 マシンの仕上がりは凄く良かったのですが、予選に関してはいつもとスケジュールが違っていたことで、集中力をうまく高められなかったのかもしれません。ポールを取った2回目も自分が速かったというよりは、他のドライバーが伸びなかっただけのような気がします。

 レースペースは良かったのですが、過去記憶にもないような単独スピンや、スタートでのエンジンストールなど、ミスが多かったですね。最後のDRAGON選手との攻防は、最後に差し切ったと思いましたが、僅かに届かなかったですね。

 藤原選手、清水選手の台頭でシリーズ後半が楽しみになりましたので、また頑張ります。

8号車ドライバー 清水康弘選手コメント

 今回で3大会目、専有走行から様々なセットアップに取り組みましたが、まだSFL車両の走らせ方の最適解を探し続けています。そんな中、予選で初めてマスタークラスのポールポジションを獲得できたことは大きな前進でした。ただ、決勝は攻めきれずに後退してしまいましたし、スプリントレースへの心構えを含め、引き続き経験値の積み上げが必要な状況です。

 早いものでシリーズも折り返しを過ぎましたので、後半戦に向けてさらに調子を上げていきたいです。

13号車ドライバー 藤原 誠選手コメント

 最後のレースは、決勝ペースも非常に良く、後ろが離れてからはペースをコントロールしながら走っていましたし、最後の1コーナーでなぜスピンをしてしまったのか自分でもよく分かりません。気の緩みとしか言いようがないですね。

 今週末は練習走行から好調で、予選も2つポールを取れると思っていましたが、1つも取れず、レースも3連勝を目前にしてミスを犯してしまい、やはり甘くはないですね。

 でも、連勝できたことは大きな自信になりました。次の岡山はそう簡単ではないと思いますが、今回の反省を生かして頑張りたいと思います。

30号車ドライバー DRAGON選手コメント

 3レース目の優勝は、藤原選手のミスで得たものなので、素直には喜べませんが、タイトルを考えると、今田選手の前でフィニッシュし、かつ優勝できたことは大きかったですね。

 藤原選手と清水選手の台頭については、二人とも実績のあるドライバーですので、今回の富士からは激戦になるだろうと想定はしていました。

 決勝での駆け引きなどの経験値では、今田選手や僕にまだ分はあると思っていますが、これからはさらに予選が重要になってきます。そこに向けてのクルマづくりが勝負のポイントになると思います。マスタークラスの4台は、データなどを共有せずにやっていますので、後半戦もガチの勝負を楽しみたいと思います。

B-Max Racing Team Release

SUPER FORMULA LIGHTS

第10戦富士決勝 小出峻が今季3勝目 ポイントリーダーに立つ

優勝した小出峻(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦は20日、静岡県の富士スピードウェイで15周の決勝を行い、予選3位からスタートでトップに立った小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が逃げ切り優勝。今季3勝目を飾り、ポイントリーダーに立った。

 決勝は午前8時20分にフォーメーションラップが始まった。静岡県には熱中症警戒アラートが発令されているが、早朝の曇り空でかつ高地のため過ごしやすい気候となった。

決勝のスタートシーン

 スタートではフロントローの2人、ポールポジション中村仁(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)と予選2位小林利徠斗(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)のトムス勢がそろってスタートをミス。これに乗じて、2人の間に割って入った予選3位小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)、予選4位荒川麟(B-MAX RACING 324)のB-Max勢が1コーナーで1-2を奪う。3位には予選6位から古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が上がってきた。

 オープニングラップの順位はトップ小出、1秒差で2位荒川、3位古谷、4位荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)、5位中村、6位小林、7位ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、8位野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)だ。

 トップ小出は2位以下を突き放しにかかる。3周目、2位荒川の差は1秒3と開いた。さらに1秒6差で3位に古谷がつける。この周、野中がフレデリックを攻略して7位に浮上。

 トップ小出は盤石だ。6周目には2位以下との差を2秒1、9周目には3秒2、12周目には4秒と独走態勢に持ち込む。このまま15周を走りきり今季3勝目を飾った。

 2位以下も互いに決め手がなく順位は変わらず。2位荒川、3位古谷、4位荒尾、5位中村、6位小林、7位野中、8位フレデリックの順でゴールを迎えた。

 ここまでポイントリーダーの野中が無得点に終わったため、優勝した小出が41までポイントを伸ばしリーダーに立った。2位は38ポイントのままの野中、3位に中村が33ポイントで続いている。

 マスタークラスは初ポールポジションの清水康弘(GNSY 324)がリードして始まるが、2周目にDRAGON(TEAM DRAGON 324)がトップに浮上。6周目にはDRAGONをパスした藤原誠(TEAM DRAGON 324)がトップとめまぐるしくトップが代わるが、ここから2位以下を突き放した藤原が初優勝を飾った。

 2位争いはDRAGON、今田信宏(JMS RACING TEAM)、清水の3人で繰り広げられていたが、10周目にDRAGONをパスした今田が直後にスピン。2位にはDRAGON、3位には清水が入り、今田は4位でレースを終えた。

 第11戦決勝は本日20日、午後3時10分より21周で行われる。

優勝は小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝2位は荒川麟(B-MAX RACING 324)

決勝3位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S 320)

マスタークラス優勝は藤原誠(TEAM DRAGON 324)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第10戦富士決勝結果

夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2024/07/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
150小出 峻HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1523'42.638--
251荒川 麟B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1523'47.509 4.871 4.871
337古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
1523'48.211 5.573 0.702
42荒尾 創大HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
1523'49.239 6.601 1.028
535中村 仁モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1523'50.534 7.896 1.295
638小林 利徠斗モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1523'50.788 8.150 0.254
736野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1523'51.712 9.074 0.924
81ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1524'00.65418.016 8.942
913M1藤原 誠TEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1524'20.58837.95019.934
1030M2DRAGONTEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1524'27.26944.631 6.681
118M3清水 康弘GNSY 324
GNSY RACING
1524'27.86145.223 0.592
124M4今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1524'34.78852.150 6.927
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 50 小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'34.114 (2/15) 174.542 km/h

SUPER FORMULA LIGHTS

第10戦富士公式予選結果

夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2024/07/19) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

Pos№ClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
135中村 仁モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1'33.030--176.575
238小林 利徠斗モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1'33.203 0.173 0.173176.248
350小出 峻HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'33.244 0.214 0.041176.170
451荒川 鱗B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'33.364 0.334 0.120175.944
537古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
1'33.406 0.376 0.042175.865
636野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1'33.416 0.386 0.010175.846
72荒尾 創大HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
1'33.488 0.458 0.072175.710
88M1清水 康弘GNSY 324
GNSY RACING
1'35.151 2.121 1.663172.639
913M2藤原 誠TEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1'35.536 2.506 0.385171.944
104M3今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'35.912 2.882 0.376171.269
1130M4DRAGONTEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1'36.101 3.071 0.189170.933
12*1ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'42.317 9.287 6.216160.548
---- 以上基準タイム(110% - 1'42.474)予選通過 ----
  • CarNo. 1は、SFL選手権統一規則第19条2(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝上位3人のコメント 卜部和久「最初から最後まで自信を持って走ることができた」

第10戦優勝 卜部和久(Bionic Jack Racing)

優勝した卜部和久(Bionic Jack Racing)

 「24戦目での優勝ですね。僕はスタートが得意なので、最初から自信を持ってスタートできました。最後にSCが入って『リスタートがあるかな?』ってひやっとしたんですけど、最初から最後まで自信を持って走れたので、すごくいいレースができました」

 「最終コーナーや長いストレートの手前だけは集中してきちんと押さえておけば抜かれることはないと、ミスしないようにだけを心がけて走りました。」

 「(連勝に向けての抱負を)そうできるようにチームと頑張ります」

第10戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

決勝2位の三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「悔しかったです。SUGOで優勝したかったし、最速の称号を手に入れたかったというのはあります。朝から雨が降って、フォーメーションラップを走った時にコース前半部分のレコードラインに滑る部分があったので、序盤は仕掛けるチャンスだとは思いましたが、止まりきれなかったりクラッシュするわけにはいかないので、様子を見ていこうと思いました。そのあとプッシュしていきましたが、仕掛けられる距離まではいけず、色々アプローチの仕方を変えてる中で1コーナーで飛び出してしまいました」

 「終盤周回遅れの選手たちがいて、いい感じにトラップになっていたので、チャンスだと思っていましたが、SCが入ってしまいました。これもレースだと思うしかないです。今回わかったのは、速くても抜けるマシンでないと勝負できないということだったので、オートポリスに向けてさらにクルマの戦闘力を上げて頑張っていきたいです」

第10戦決勝3位 森山冬星(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

決勝3位の森山冬星(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「完全に優勝できるゾーンに入っていました。ペースも悪くなかったですし。昨日からペースは悪くなかったんですが、スタートを失敗したり色々ありました。今日は本当にスタートに集中して、それが実って1台をパスし、その後もうまくオーバーテイクして3位に上がって、強い気持ちでトップを追いかけていたんですけど、周回遅れに引っかかってしまったのが悔やまれます」

 「(3位に上がった時は)ここで抜かないと絶対優勝はないなと思って、強い気持ちで抜きました。スリップ圏内だったので、いけるなと思いました」

 「オートポリスはしっかりポールを取って逃げ切って勝ちたいです。今年は予選があまり良くないので、ポールを取れるように頑張ります。今回の結果は自信になりました」

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝 接戦を制し、卜部和久が待望の初優勝を達成!!

優勝は卜部和久(BJ Racing F110)

 2023年FIA-F4選手権シリーズ第10戦の決勝が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした卜部和久(BJ Racing F110)が接戦を制し、自身初の表彰台を優勝で飾った。

 第10戦決勝は午前8時45分スタート。グリッド整列を前に小雨が降ってきたため、レースコントロールからはウェット宣言が出ていたが、フォーメーションラップが始まる頃にはそれも止み、全車スリックタイヤを装着しての戦いとなった。

決勝がスタートした

 スタートではポールポジションの卜部が予選2番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)を従えてトップで1コーナーに飛び込んだ。その後方では三井とチャンピオンを争っている野村勇斗(HFDP RACING TEAM)と小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2コーナー立ち上がりでまさかの接触、野村はコースアウトして大きく順位を落とし、小林もポイント圏外の13位まで順位を落としてコントロールラインに戻ってきた。

佐野雄城(#37)、森山冬星(#7)、奥住慈英(#97)の3位争い

 卜部、三井に次ぐ3位を走っていたのは予選3番手の奥住慈英(BJ Racing F110)だったが、その奥住に2周終わりのホームストレートで4番手スタートの佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が並びかける。さらにその後ろから6番手スタートの森山冬星(HFDP RACING TEAM)が2台に割って入り、1コーナー手前で3ワイド状態に持ち込んだ。

 この戦いを制したのは森山。2コーナー立ち上がりで粘る佐野を3コーナーでねじ伏せて3位に浮上してきた。この隙に乗じて奥住も佐野のインをつき、4位まで挽回してきた。

 5周目の1コーナーでは予選14番手から着実に順位を上げてきた中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が46徳升を捉えて7位に浮上。さらにその周の最終コーナーで荒川麟(Dr. Dry F110)がアウトから佐野に襲いかかると、中村もホームストレートで2台のインに並びかけ、続く1コーナーで2台を一気に抜き去って5位に浮上した。

 一方、トップ争いは三井が僅差で卜部を追っていた。さまざまなアプローチの仕方で卜部を攻略しようと試みていた三井だったが、8周目の1コーナーで痛恨のオーバーシュートを喫してしまう。その結果卜部のリードは一時1秒697まで広がってしまう。さらに三井の後方には0秒574差で森山が迫ってきた。

 そしてレースが10周を消化すると、このトップ3台の前に周回遅れが現れる。この処理に苦しむ卜部との差を三井は着実に縮めていき、14周終了時点でその差は0秒498になった。

 ところが14周目の1コーナーで飛び出した山崎令二郎(Media Do影山F110)の車両を処理するため、16周目にセーフティーカーが導入されることに。

 結局レースはセーフティーカー先導のまま規定周回の17周を消化。卜部和久は参戦24戦目にして待望の初表彰台を優勝というこれ以上ない結果で獲得することになった。

 三井優介も2位に入ったことにより、このレースをノーポイントで終えた野村優斗と小林利徠斗に対し、ドライバーズポイントで大差をつけることに成功した。

 また3位の森山冬星は第4戦鈴鹿で2位に入って以来、6戦ぶりの表彰台獲得となった。

 次戦の舞台は九州のオートポリス。10月14-15日に第11戦、第12戦が行われる。

優勝は卜部和久(BJ Racing F110)

決勝2位は三井優介(HFDP RACING TEAM)

決勝3位は森山冬星(HFDP RACING TEAM)

表彰式

インディペンデントカップの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
181卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1726'11.166--
25三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1726'11.295 0.129 0.129
37森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1726'11.473 0.307 0.178
435中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1726'12.889 1.723 1.416
537佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1726'13.182 2.016 0.293
622藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1726'13.782 2.616 0.600
788荒川 麟Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1726'15.509 4.343 1.727
831平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1726'16.241 5.075 0.732
945大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1726'17.344 6.178 1.103
1012洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1726'18.034 6.868 0.690
1138奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1726'19.498 8.332 1.464
1262佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1726'20.662 9.496 1.164
1397奥住 慈英BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1726'23.76712.601 3.105
1446徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1726'24.59113.425 0.824
1580野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1726'25.29814.132 0.707
1634清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1726'25.93114.765 0.633
1787下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1726'26.89215.726 0.961
1828中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1726'28.32117.155 1.429
1998三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1726'29.33618.170 1.015
2077小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1726'29.69818.532 0.362
2148堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1726'31.46520.299 1.767
2236小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1726'32.65821.492 1.193
2316西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1726'33.47122.305 0.813
246野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1726'36.25525.089 2.784
2513IC1藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1726'38.55627.390 2.301
2630IC2DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1726'41.00229.836 2.446
2710IC3植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1726'43.97432.808 2.972
282IC4仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1726'45.29334.127 1.319
2963IC5鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1726'49.31038.144 4.017
308半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
1726'52.51241.346 3.202
3199IC6近藤 善嗣アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ
Rn-sports
1726'53.53142.365 1.019
3271IC7大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1726'56.56445.398 3.033
334IC8佐々木 祐一仙台DayDream with Rikou
DAYDREAM RACING
1726'56.99945.833 0.435
3455IC9KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1726'58.99047.824 1.991
3511IC10中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1727'00.46749.301 1.477
3618IC11塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1727'02.23651.070 1.769
3786IC12大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1727'04.17053.004 1.934
3821IC13小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1727'06.43355.267 2.263
3949IC14⾚松 昌⼀朗SHOEI EAGLE F4
イーグルスポーツ
1626'12.1211Lap 1Lap
40*96IC15齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1626'45.6401Lap 33.519
4123IC16YUGOS2R Racing
N-SPEED
1626'54.9981Lap 9.358
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
-26IC-山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1319'53.2614Laps3Laps
-44IC-今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
812'30.4409Laps5Laps
-*78小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
46'43.27813Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 6 野村勇斗(HFDP RACING TEAM) 1'24.827 (6/17) 152.209 km/h
  • CarNo. 78, 96は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO予選上位3人のコメント 野村勇斗「初めてのSUGOだが、練習走行からいい感じだった」

第9戦ポールポジション 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「前にいたインディペンデントカップのクルマがレインタイヤで走っていたので、なかなかアタックに入れませんでした。ベストタイムを出したあとも前との間隔を広げてアタックに行ったんですが、目の前でチェッカーが出てしまったため、セカンドベストを上げることができませんでした。」

 「初めてのSUGOですが、練習走行からいい感じで、自分が得意としているコースなのかもしれないと感じました。それだけにセカンドタイムでもポールが撮りたかったんですけど」

「午後の決勝では絶対に勝てるように頑張ります。明日は後ろからのスタートになるので厳しいかと思いますが、今日は優勝して、明日は追い上げる展開にしたいですね」

第10戦ポールポジション 卜部和久(BJ Racing F110)

 「もともとこういう濡れてる路面が得意なので、自信を持って予選に行けましたが、最後の一番コンディションの良い時に位置取りがうまくできていなかったことは反省すべき点かなあと思いました。でも初めてFIA-F4でポールを取れましたし、素直に嬉しいです」

 「終盤はどんどんコンディションが良くなっていたので、1分25秒台に入る自信がありました。25秒9とかは出せたと思います」

「僕は嫌いなサーキットとかはないので、どこでも好きだし、SUGOも走っていてすごく楽しいです」

 「決勝ではベストを尽くすだけです」

第9戦、第10戦予選2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「去年はテストが雨で、レースウィークで初めてドライを走ったんですが、今回はテストからドライで走れたので、クルマを良くして行って木曜に持ち込めました。その成果もあったと思います」

 「最近はチーム一丸となって戦うことを心がけているので、チームとコミニュケーションを取りながらやってきました。決勝は自分にとって有利な条件だと思います。A組はドライタイヤが残してありますから、自信を持って攻め続けていきたいです」

 「B組とのコンディションの違いについては覚悟していたことですし、A組のトップを取って2番手スタートを確実にしようと頭を切り替えて走りました。それが実行できたのはよかったです。コース後半の馬の背から先はドライでしたが、前半セクションが濡れていたので、ちょっとドライタイヤだと厳しい感じでした。あれた予選でしたけど、自分には良い風が吹いていましたね」

 「決勝は新品スリックで行けるので、圧倒的に有利だと思いますし、普通に行けば問題なく良いレースができると思うので、自信を持っていきたいなと思います」

第9戦、第10戦予選3位 奥住慈英(BJ Racing F110)

 「予選スタートする前に路面を確認したらウェットパッチが残っていたので、前半はそこまで攻めすぎずに、残りの3周にかけてタイヤをベストなコンディションに持っていけるように心がけて走りました。位置も開けて走りましたし、それが全てうまくいきました。それでもトップにコンマ1足りなかったのは悔しいですね」

 「TGRの時にもてぎで一度3位スタートがあったんですが、それ以来のプライベートとしてはベストのグリッドです。ただA組が新品のドライタイヤなのが懸念材料ですね。そこをどう攻略するかが難しいです。抜けないSUGOのレイアウトを生かして、最低でもポディウムに登りたいです」

 「もちろん優勝を目指しますが、今週は時間が足りず、テストもできないぶっつけ本番になりました。今週末もトラブルで1日潰してしまって、二日目からがスタートみたいになりました。ちょっと出遅れちゃったんですけど、雨を見てラッキーだなと。これはもう行くしかないなと思いました」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO公式予選 第9戦は野村勇斗、第10戦は卜部和久がいずれも初のポールポジションを獲得!!

第9戦ポールポジション、第10戦予選7位の野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

第9戦予選5位、第10戦ポールポジションの卜部和久(BJ Racing F110)

 2023FIA-F4選手権シリーズ第9戦、第10戦の公式予選が9月16日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第9戦は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)、第10戦は卜部和久(BJ Racing F110)が、いずれも自身初のポールポジションを獲得した。

 公式予選は今回もA組、B組各20分間で行われた。前夜の雨の影響から路面はハーフウェット、上空を厚い雲が覆い尽くす中での走行となった。

 A組の走行は午前8時にコースオープン。ドライバーによりスリック、レインとタイヤ選択が分かれる展開となったが、スリックタイヤでコースインした鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)のコースオフにより、残り16分を目前に早くも赤旗中断となってしまった。この時点でタイムを出せているのは小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)のみで1分37秒816だ。

 車両回収ののち、A組の走行は午前8時08分に走行再開。まずは平安山良馬(ATEAM Buzz Racing)が1分35秒893を記録するが、これを三井優介(HFDP RACING TEAM)が上回って1分34秒374でトップに。佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が1分35秒124で2番手。小林は1'35.912でこの時点で4番手だ。

 三井はアタック2周目に1分33秒931にタイムアップ。佐野も1分34秒771を出してきた。小林は1分35秒143で3番手。しかしその次の周のセクター1で全体ベスト、これはすぐに三井が上回ったが、その後も小林はセクター2で全体ベスト、セクター3で自己ベストと快調にアタックを進めていく。

 ところが3コーナーで小松響(WARMTECH Skill Speed)がクラッシュしてしまい、この日2度目の赤旗が出されてしまう。残り時間はこの時点でまだ7分余りあったが、レースコントロールはこの赤旗をもってA組の予選を終了すると宣言した。

 その結果トップは5三井。2番手は佐野。3番手は赤旗直前に1分34秒836を出した森山冬星(HFDP RACING TEAM)が続いた。赤旗によってアタックを中断せざるを得なかった36小林は残念ながら5番手で予選を終えることになった。

 小松の77号車を回収したのち、B組の予選は当初予定通り午前8時35分から始まったが、コースオープン直後に半田昌宗(SD-STYLE GMB F110)がピットアウト直後にストップしたためすぐさま赤旗に。午前8時42に再びコースオープンとなった。この頃には路面コンディションもかなり改善してきたため、B組の多くのドライバーがスリックタイヤを装着してアタックに臨んだ。

 まずは徳升広平(フジタ薬局アポロ電工M.T)が1分29秒251でトップに。これを野村が上回り、1分27秒889でトップに。2番手には1分28秒701で卜部、大宮賢人(PONOS F110)が1分28秒840で3番手と続く。

 さらに荒川麟(Dr. Dry F110)が1分27秒773で野村を上回ると、徳升はそれをも上回る1分27秒365で再びトップ。奥住慈英(BJ Racing F110)が1分27秒535で2番手につけ、あっという間に荒川は3番手となってしまった。

 続いて卜部が1分26秒391でトップに浮上、徳升も1分26秒432で2番手。3番手には洞地遼⼤(HIROTEX AKILAND F110)が1分26秒727で続く。

 その後も卜部は1分26秒380までタイムアップするが、残り2分を切ったところで野村が1分26秒113でトップを奪い返すと、奥住も1分26秒233で2番手に浮上してきた。

 結局B組は野村がトップ、奥住が2番手、卜部が3番手となったが、セカンドタイムでは1分26秒391の卜部がトップで、1分26秒585の奥住が2番手となり、野村はアタック中に遅い車両に引っかかった影響もあって1分26秒762に止まり、1分26秒680の徳升に次ぐ4番手という結果となった。

 この結果、第9戦、第10戦共にB組が奇数列を獲得、ポールポジションは第9戦が野村、第10戦が卜部となり、A組トップの三井が両レースともに2番手で、奥住が3番手という結果となった。

 第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日朝8時45分より、いずれも17周で行われる。

第9戦予選2位、第10戦予選2位の三井優介(HFDP RACING TEAM)

第9戦、第10戦とも予選3位の奥住慈英(BJ Racing F110)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO B組公式予選結果

第10戦SUGO B組公式予選結果 2023-fia-f4-rd10-sugo-b-group-qualifying-result

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group B Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

Pos№ClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
181卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'26.391--149.453
297奥住 慈英BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'26.585 0.194 0.194149.118
346徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1'26.680 0.289 0.095148.955
46野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'26.762 0.371 0.082148.814
588荒川 麟Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'27.099 0.708 0.337148.238
622藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1'27.175 0.784 0.076148.109
738奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'27.383 0.992 0.208147.756
834清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1'27.388 0.997 0.005147.748
945大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1'27.392 1.001 0.004147.741
1012洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1'27.425 1.034 0.033147.685
1128中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1'27.537 1.146 0.112147.496
1216西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'32.979 6.588 5.442138.864
1313IC1藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1'33.341 6.950 0.362138.325
1426IC2山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'34.313 7.922 0.972136.899
1555IC3KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1'34.425 8.034 0.112136.737
162IC4仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1'34.693 8.302 0.268136.350
1799IC5近藤 善嗣アドバンスドIoTくじらルーニースポーツ
Rn-sports
1'34.713 8.322 0.020136.321
1821IC6小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1'35.055 8.664 0.342135.831
---- 以上基準タイム(110% - 1'35.207)予選通過 ----
-11IC-中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1'36.49910.108 1.444133.798
-18IC-塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1'38.23411.843 1.735131.435
-23IC-YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'45.89119.500 7.657121.931
-8半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
no time---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO A組公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2023/09/16) Group A Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

Pos№ClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'33.939--137.445
237佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'34.771 0.832 0.832136.238
37森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'35.717 1.778 0.946134.891
431平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'35.893 1.954 0.176134.644
536小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'35.912 1.973 0.019134.617
677小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1'36.437 2.498 0.525133.884
735中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'36.852 2.913 0.415133.311
887下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'37.258 3.319 0.406132.754
980野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1'37.902 3.963 0.644131.881
1098三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'38.356 4.417 0.454131.272
1162佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'39.378 5.439 1.022129.922
1248堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1'39.665 5.726 0.287129.548
1344IC1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'39.807 5.868 0.142129.364
1478小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1'40.201 6.262 0.394128.855
1530IC2DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'40.719 6.780 0.518128.192
1610IC3植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1'41.359 7.420 0.640127.383
1749IC4⾚松 昌⼀朗SHOEI EAGLE F4
イーグルスポーツ
1'42.682 8.743 1.323125.742
1871IC5大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1'43.150 9.211 0.468125.171
1996IC6齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1'43.610 9.671 0.460124.615
---- 以上基準タイム(110% - 1'43.832)予選通過 ----
-4IC-佐々木 祐一仙台DayDream with Rikou
DAYDREAM RACING
1'46.29112.352 2.681121.472
-86IC-大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'48.03014.091 1.739119.517
-63IC-鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
no time---

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎレース10決勝ドライバーコメント 2位・エンツォ・トゥルーリ「プッシュしたりミスを誘ったりしたが抜けなかった」

優勝 98号車・小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)

優勝した小川颯太(Bionic Jack Racing)

 「(ファイナルラップの攻防は?)このままゴールしても面白くないと思って、ではなくちょとミスしてしまいました(笑)。見ている側からしたら面白いレースだったのでは? 僕も100%のレースではなかったのですけれど、最後とか楽しめたかな、と思いました。でも昨日みたいな完全なペースは無かったので。昨日のトラブルも完全に直ったのか、確認するためのレースでもあったので、そういう意味ではいいレース。組み立て方的にはすごいよかったので、序盤からしっかり(ペースを)キープしつつ。残り1、2周はほんと厳しかったですけれど、前半でちょっと落ち着いてタイヤをいたわって走れたおかげで、最後面白く勝てたのかな、と思うので、とりあえずはよかったかな、と思います。(ファイナルラップの最終コーナーの立ち上がりは自信があった?)90度で当たって押し出されちゃったのですよ。それで僕もちょっと「え?」ってなって、だったら最終ビクトリーコーナーも、当たる覚悟で攻めたら、クロスラインで行くしかないと思って、何とかゴールラインの前に行けたので、ま、よかったかな。午後のレースはもっとしっかりセット合わせて行こうかな、と思います。路面も変わって行くので。午後は逃げ切りで、でもちょっとタイヤが、昨日フラットスポットできちゃったタイヤか今日の2レース分のタイヤなのか悩んでいるので」

2位 14号車・エンツォ・トゥルーリ(TOM'S FORMULA)

決勝2位のエンツォ・トゥルーリ(TOM\'S FORMULA)

 「(僅差での2位フィニッシュとなりましたが?)ミスしたところもあったけれど、いいレースができたと思います。ただ、このコースは抜くのが難しくて、プッシュしたりミスを誘ったりしたけれど結局抜けませんでした。チームやトヨタ・ガズー・レーシングに申し訳なかったです。このレースはちょっと運がなかったかもしれませんが手応えは感じているので、午後のレースでは自分のペースは大切にしながら前のマシンを抜いて優勝したいです」

3位 97号車・奥住慈英(Bionic Jack Racing F111/3)

決勝3位の奥住慈英(Bionic Jack Racing)

 「昨日にくらべてラップタイムとかは上がったのかな、って。タイムレベルは下がっているのですけれど、全体的なギャップ、トップからのタイム差とか見たらコンマ1~2の中で走れているので、そういう意味ではラップタイム上がって、いいペースで走れているのかな、と思うので。後はスタートがキモで、スタートで前に出られるか出られないか、後はその後の展開でどう前に出るのか、とかうまく組んでいかないといけないのかな、と、まだ課題があるのかなという感じはあります。まだまだ、あと1戦あるので、次は勝てるように頑張ります」

Text: Junichi SEKINE
Asako SHIMA
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎレース10決勝 トゥルーリとの攻防を制して小川颯太がポール・ツー・ウインの完勝

髙木真一監督を囲む優勝した小川颯太と3位に入った奥住慈英

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第4戦RACE10決勝は7月23日(日)にモビリティリゾートもてぎで行われ、小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)が前日にリタイヤから復活、スタートでトップに立つと2位のエンツォ・トゥルーリ(TOM'S FORMULA)の猛攻を0.01秒差で振り切り優勝を飾った。

 前日のRAC9に続いて本日はRACE10、RACE11の2レースが行われる。関東地方にも梅雨明けが宣言されたモビリティリゾートもてぎは多少雲があるものの、朝から晴れて気温26.4度。湿度が高く、蒸し暑さを感じる。

 RACE10決勝は午前9時20分にコースイン。前日トラブルからリタイヤした小川も修復なって7台がダミーグリッドに並んだ。このRACE10のスターティンググリッドは前日の予選1回目のセカンドベストタイムによって決定されており、ポールシッター小川、2番手エンツォ・トゥルーリ(TOM'S FORMULA)、3番手奥住慈英(Bionic Jack Racing F111/3)、4番手リアム・シーツ(Sutekina Racing)と、RACE9と同じグリッド配置となった。

 9時35分フォーメーションラップ開始、全車タイヤをウオームアップしながらコースコンデションを確認、全車グリッドに戻ってくると、レッドライトが消灯してレースが開始された。

決勝がスタートした

 ポールポジションの小川は今回も好スタート、前日のRACE9のスタートで失敗したトゥルーリも今回はしっかりスタートを決め、3番手から蹴り出しのよかった奥住を牽制してインサイドから第1コーナーへターンインした。福住はアウト側で踏ん張るがトゥルーリからの圧に負けたか後退。逆にシーツが第3コーナーで奥住のインを差そうとするが、ここは奥住がポジションを守りきる。後方では7番グリッドのYUKIが今回も前からスタートの近藤をスタートでかわしてマスタークラスのトップを奪う。

 オープニングラップを終えてトップ小川は2位トゥルーリに1.157秒の差をつけてコントロールラインを通過、3位奥住はそこから0.751秒、さらにシーツが1.068秒、ミハエル・サウター(Sutekina Racing)0.966秒、YUKI0.785秒、近藤1.092秒とほぼ等間隔での走行だ。

 2周目、小川はトゥルーリとの差を1.347秒とひろげる。ビクトリーコーナーで6位を走っていたYUKIがスローダウン。コースサイドにマシンを止める。これで近藤が6位、マスタークラストップ。

 3周目、今度はトゥルーリがファステストラップを出して小川との差を1.090秒に削る。トゥルーリはさらに5周目にも小川を上回るペースで走り0.858秒と接近する。奥住もこの2台に食らいついて小川から2.5秒程度の差を保っているシーツはこのペースについて行けず4周目5.3秒、5周目6.5秒と離されていく。

 トゥルーリは小川と同等のペースで走り、そのギャップは6周目0.935秒。7周目0.864秒、8周目0.735秒とじりじり接近して行く。獲物を前にしてチャンスを待つ態勢か。しかし小川のペースにも乱れはなく、スキを見せない。9周目、トゥルーリは1分51秒648のファステストラップを出し0.619秒差とする。ここから小川が踏ん張りトゥルーリの接近を許さず、逆に12周目には0.911秒まで差を拡げる。

 13周目、今度はトゥルーリが攻勢を強め、小川より0.4秒以上速いタイムを出して一気に0.506秒差まで追い詰める。そしてヘアピンへのアプローチでは右にマシンを振って小川にプレッシャーを与えるような動きを見せる。さらに14周目、トゥルーリはヘアピンで小川のテールに喰らいついてロックオンの態勢。ダウンヒルストレートでは小川の左右から様子を窺うがまだ仕掛けない。コントロールライン上でその差0.450秒。

 15周目、トゥルーリはコーナー毎に小川を攻め立てるが小川はラインを守って乱れを見せない。0.383秒差でファイナルラップに突入する。V字コーナーをトゥルーリはタイトに旋回して小川の左サイドに並びかけるように立ち上がるとヘアピンではアウトからサイド・バイ・サイドでターンイン、しかしここでも小川はしっかりポジションを守ってダウンヒルストレートへ。90度コーナーへはイン側トゥルーリ、アウト側小川で両車ハードブレーキング。インのトゥルーリが小川をアウト側に押し出しそうになるが、小川はダートに左タイヤがはみ出しながらも踏みとどまり2台は並んでビクトリーコーナーに進入。トゥルーリが僅かに前に出て最終コーナーを立ち上がる。ここからは加速に勝る小川がじりじりと並びかけて両車もつれあうようにフィニッシュラインを通過。小川のノーズが僅かに前、0.010秒の差でレースを制した。トゥルーリが2位、奥住が3位表彰台を獲得。4位シーツ、5位サウターと続き、マスタークラストップの近藤が6位。途中で一時ストップしたYUKIもその後再スタートを切り12周を走って完走扱いの7位、クラス2位となった。

 FRJ第4戦RACE11決勝はこの後午後4時15分スタート予定だ。

優勝は小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)

決勝2位はエンツォ・トゥルーリ(TOM\'S FORMULA)

決勝3位は奥住慈英(Bionic Jack Racing F111/3)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎ公式予選 小川颯太がレース9、10、11すべてでポールポジションを獲得

第4戦:レース9、10、11ともポールポジションの小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第4戦は7月22日(土)にモビリティリゾートもてぎで公式予選が行われた。

 3レースが行わる本大会は、各選手1回目の予選のベストタイムでRACE9、セカンドベストタイムによってRACE11の、それぞれグリッドが決まり、2回目の予選ではRACE10のグリッドが決まることとなる。

 エントリーは7台、ここまでの3大会でそれぞれ1勝、計3勝でランキングトップを行く小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)を筆頭に前回の岡山大会で初優勝を遂げたランキング2位のリアム・シーツ(Sutekina Racing)が出場するほか、同じ岡山大会でFRJ発参戦ながらRACE7で表彰台に上がった奥住慈英(Bionic Jack Racing F111/3)も参戦。そして注目されたのがスポット参戦のエンツォ・トゥルーリ(TOM'S FORMULA)。F1ドライバーを父に持つ18歳は先週のスーパーフォーミュラ・ライツで初優勝を飾った勢いをそのままにもてぎにやってきた。そしてもう一人、スイス人の父親と日本人の母親の間に生まれたこちらも18歳のミハエル・サウター(Sutekina Racing)。欧州のFIA-F4レースに参戦経験を持つ彼が19日に来日していきなりもてぎのレースということで適応力が試される。

■予選1

 まずは予選1回目が午前8時から開始。連日の猛暑が伝えられるもてぎだが、さすがにこの時間は気温25度。ただし日差しは強い。小川を先頭に7台がコースインし、15分間の予選にいどむ。

 各車ウオームアップを終えて残り9分を切り、まずトゥルーリが1分50秒731でトップに立ち、2番手はサウターが51秒591とスポット参戦組が続く。3番手には51秒841でシーツがつける。

 残り6分40秒、小川が1分50秒022でトップに立ち、トゥルーリは50秒543と自己ベストを更新するが2番手に後退。小川は次の周回で50秒006と1分49秒台に迫るタイムを出す。

 残り3分、小川は1分50秒を切って49秒927、50秒221で2番手のトゥルーリを挟んで50秒689の奥住とBionic Jack Racing勢が1、3位態勢となるが、残り1分を切ってトゥルーリが49秒873をマークして逆転、トップに立つ。小川2番手にドロップ、奥住3番手に続く4番手はシーツの50秒812。

 これでトゥルーリのポールポジションで決まりかと思われたがチェッカードフラッグ後の最後のタイムアタックで小川が1分49秒776をたたき出して0.097秒差でトップを奪回、第9戦のポールポジションを獲得した。、小川はセカンドベストタイムでもトップで、第11戦でもポールポジションをゲット、トゥルーリは第9戦、第11戦の両方でフロントロウに並んだ。以下第9戦の3番手は奥住、4番手シーツがセカンロドウに並び、第11戦では逆にシーツ3番手、奥住4番手となった。

 マスタークラスはrace9、11共に近藤善嗣(KUJIRA Rn-sports-)が全体6番手のクラストップにつけ、YUKI(NILZZ Racing)が続いた。

■予選2

 予選1回目に続いてRACE10の為の予選2は僅か10分間のインターバルで午前8時25分に開始。2回目の予選も15分間、気温は1回目からほぼ変化なく25.6度、しかし日差しが強くなり路面温度も上昇してきているようだ。

 まずは残り9分で小川が1分49秒344をマークしトップに立つ。2番手は奥住の50秒181で0.837秒の差。3番手はシーツ、4番手にサウターがつける。奥住は続く周回で49秒817と1分49秒台に入れるが小川には及ばない。

 残り6分30秒、トゥルーリが1分49秒791を出して福住を追い落とし2番手へ。トゥルーリはさらにタイムを削り取り49秒456とするが小川も49秒238を出して0.218秒の差。福住も49秒748と自己ベストを更新するが3番手で変わらず、4番手はシーツ。

 残り1分30秒、奥住はさらにタイムを詰めて1分49秒566の自己ベストを出すが3番手は変わらず。トゥルーリも49秒293と小川に迫るが0.055秒追いつかない。

 チェッカードフラッグが降られる中小川が最後のタイムアタックで1分49秒132とさらにダメ押しでrace10のポールポジションを決めた。2番手トゥルーリは0.161秒差でフロントロウに並び、セカンドロウは奥住~シーツの順に。

 マスタークラスは予選1回目と同様に近藤善嗣(KUJIRA Rn-sports-)が全体6番手のクラストップにつけ、YUKI(NILZZ Racing)が続いた。

 FRJ第4戦Race9は7月22日(土)午後0時55分スタート予定、RACE10およびRACE11の決勝は翌7月23日(日)に行われる。

第4戦:レース9、10、11とも予選2位のエンツォ・トゥルーリ(TOM\'S FORMULA)

第4戦:レース9、10予選3位、レース11予選4位の奥住慈英(Bionic Jack Racing F111/3)

第4戦:レース9、10予選4位、レース11予選3位のリアム・シーツ(Sutekina Racing)

第4戦:レース9、10、11ともマスタークラスポールポジションの近藤善嗣(KUJIRA Rn-sports)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第10~12戦富士 苦戦した富士大会、木村選手は王座獲得に向けポイントを重ねる(B-Max)

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、7月15~16日、富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10~12戦に参戦し、チームとしては苦戦する場面が多かったものの、木村偉織選手が闘志溢れる走りで、逆転でのチャンピオン獲得に向け確実にポイントを重ねました。

 マスタークラスは、前大会欠場の今田信宏選手が3連勝。DRAGON選手とのポイント差を13にまで開きました。

■第10,11戦予選(7月15日(土)午前8時20分~8時50分)

 雲が多いもののコースは完全ドライ。気温も26度とさほど高くないコンディションのなか予選がスタートしました。木、金曜日に行われた専有走行では、B-Max勢は好調とは言えない状況でしたので、やや不安を抱えての予選となりました。

 第10戦の予選は、トムス勢が34秒台前半をマークして先行し、B-Maxの各車が渾身のアタックでこれに食い下がりました。しかし、チームの最上位は、前回に続く代役参戦で53号車を駆る菅波選手の6位。木村選手7位、フラガ選手9位、ヴィダーレス選手は走路外走行でベストタイムが抹消となり12位という結果でした。

 第11戦の予選は、早めにアタックを行った木村選手が、連続アタックにより着実にタイムを縮め2位と挽回しました。しかし、他の選手は大幅なタイムアップは果たせず、菅波選手6位、ヴィダーレス選手8位、フラガ選手9位でした。

ドライバー Rd10予選タイム(順位) Rd11予選タイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 1分34秒534( 7) 1分34秒159( 2) 0(62)
51号車 D.ヴィダーレス 1分39秒211(12) 1分34秒612( 8) 0(11)
52号車 I.O.フラガ 1分34秒804( 9) 1分34秒624( 9) 0(22)
53号車 菅波冬悟 1分34秒513( 6) 1分34秒409( 6) 0(17)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:26度、路面温度:27度

■第10戦決勝(7月15日(土)午後1時5分~21周)

 朝からのどんよりした天候は、スタート時刻が近づいても変わることなく、予想よりも過ごしやすい天候のもと決勝がスタートしました。4番グリッドの古谷選手がスタートで大きく遅れたことで、B-Maxの各選手は1つずつポジションを上げますが、その後は縦に長い展開となりました。5位菅波選手、6位木村選手、8位フラガ選手、9位ヴィダーレス選手の順で、周回を重ねますが、7周目、ペースの上がらないヴィダーレス選手は、追い上げてきた古谷選手に抜かれると、ピットに入ってレースを終えました。

 13周目、菅波選手を追う木村選手が、1分35秒478と自身のベストラップを更新して少しその差を詰めましたが、2人のペースはほぼ変わらず、その後は一定の間隔を保ったまま5位、6位でチェッカーを受け、揃ってポイントを獲得しました。フラガ選手は終盤まで古谷選手を巧みに抑え込んでいましたが、20周目に前に出られてしまい9位でフィニッシュしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 6位 1分35秒478( 5/12) 1(63)
51号車 D.ヴィダーレス DNF 1分35秒953(10/12) 0(11)
52号車 I.O.フラガ 9位 1分35秒713( 9/12) 0(22)
53号車 菅波冬悟 5位 1分35秒493( 6/12) 2(19)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:26度、路面温度:31度

■第11戦決勝(7月16日(日)午前8時20分~15周)

 スタートでは前に出られなかったものの、木村選手はトップの平良選手の背後につけチャンスを窺います。二人が交互にファステストタイムをマークしながら、後続を引き離し迎えた10周目、ここが勝負と見た木村選手は、1コーナーのアウト側から平良選手に並ぶと、そのままコカ・コーラコーナー、100Rまで並走し、ヘアピンで平良選手を攻略。手に汗握る攻防の末、ついにトップに躍り出ると、残り周回を逃げ切って歓喜の逆転優勝……のはずでしたが、木村選手にはレース後に蛇行運転をしたとして+5秒のペナルティが課されることになり、優勝は幻となってしまいました。平良選手も走路外走行で+5秒、3位フィニッシュのトゥルーリ選手も車重が足りずに失格となりました。

 また、1周目に順位を上げ、5位でフィニッシュしたヴィダーレス選手も、7周目の古谷選手との接触が危険行為と判定され+30秒のペナルティと、レース後に大きく順位が入れ替わる結果となりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 2位 1分34秒939( 2/11) 7(70)
51号車 D.ヴィダーレス 10位 1分35秒193( 4/11) 0(11)
52号車 I.O.フラガ 4位 1分35秒393( 6/11) 3(25)
53号車 菅波冬悟 7位 1分35秒673( 9/11) 0(19)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:26度、路面温度:29度

■第12戦決勝(7月16日(日)午後4時35分~15周)

 チャンピオン争いで遅れを取らないために、上位フィニッシュが必須の木村選手は、6番グリッドから1周目4位、6周目3位と着実にポジションアップ。さらに、チャンピオンを争う2位の平良選手を追い上げ、8周目に1.8秒あった差を、残り1周の時点で0.6秒にまで縮め3位フィニッシュ。ファステストラップも記録して、シリーズリーダー平良選手とのポイント差を射程圏内の7ポイントにとどめました。

 スポット参戦ながら堅実な走りを見せた菅波選手は5位。この週末苦戦を強いられたフラガ選手は8位、歯車の噛み合わないレースが続いているヴィダーレス選手は10位でした。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 3位 1分35秒346( 1/12) 5+1(76)
51号車 D.ヴィダーレス 10位 1分35秒996(10/12) 0(11)
52号車 I.O.フラガ 8位 1分35秒978( 9/12) 0(25)
53号車 菅波冬悟 5位 1分35秒833( 6/12) 2(21)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:25度、路面温度:30度

■50,51号車チーム監督 高木真一コメント

 偉織選手は、予選1回目は前大会同様、上手くいきませんでした。クルマが路面状況に合っていなかった部分はありましたが、1回目の予選は非常に重要ですので、これは次に向けての課題です。2回目はきちんとアジャストできて良かったと思います。

 第10戦の決勝は7番手から堅実に走ってポイント獲得できました。第11戦は落とせないレースでしたが、前車に近づくことができるセットアップを施して、平良選手と非常に良いバトルを繰り広げることができました。ペナルティで2位になりましたが、これはチームもドライバーも、ルールを厳格に運用できなかったことを大いに反省しなければなりません。第12戦は冷静にポジションを上げて3位を得ましたが、優勝に匹敵する価値のある内容だったと思います。

 デビッド選手は、第10戦の接触によるペナルティで流れをつくり損ねてしまった感じです。予選結果を踏まえ、3レースを如何に組み立てるかをイメージして、レースに臨むことが必要です。今回、大津選手が急きょSFに参戦することになって、アドバイザー不在となってしまったのも影響したかもしれません。シリーズも終盤に入りますが、次の岡山では立て直してくれると思います。

■52号車チーム監督 松浦孝亮コメント

 予選、決勝ともに、セクター2はトップと同等の速さを見せることができましたが、セクター3で好タイムを刻むことができずに遅れをとってしまいました。この週末はそこがすべてだったように思います。セットアップをいろいろ変えましたが、ドライバーのフィーリングが良くなってもタイムには結びつかず、迷路から抜け出せなかったという感じでした。やはり、特性の異なるセクションを持つ富士では、ドライバーが1周に渡って攻めきることのできるセットアップ、そしてドライビングについても工夫が必要だと思います。

 次戦はタイプの違う岡山ですので、予選で上位に入って、表彰台圏内でレースを進められるよう準備したいと思います。

■50号車ドライバー 木村偉織選手コメント

 この週末は、専有走行からあまりペースが良くありませんでした。新しいヨコハマタイヤも去年のものとはフィーリングが違う部分があって、それに対するセットアップやドライビング面での対応が、ライバルチームに対して遅れてしまっていたように思います。

 ただ、レース2、レース3では、かなり良いセットアップも見つかり、レース内容も納得できるものでしたので、次の岡山に向けて非常に手応えを感じる終わり方ができました。

 シリーズを勝ち抜くためには、個人としてはもちろんですが、チームとしてももっとレベルアップをしなければならないと感じました。ポイント差は最小限に抑えることができましたので、残る6レースでベストを尽くします。

■51号車ドライバー デビッド・ヴィダーレス選手コメント

 結果だけ見ると難しい週末でした。以前からクルマのバランスが悪かったので、佐々木選手にもチェックしてもらい、金曜日にシャシーを交換しました。ただ、交換後もすぐにすべてを上手く機能させることは簡単ではありませんので、予選では十分なパフォーマンスを発揮することができませんでした。後方グリッドからのスタートでは結果は望めませんでしたが、決勝のペースが良かったことは明るい材料です。ようやく勝負できるクルマになりましたので、次の岡山に向け最大限の努力をします。

■52号車ドライバー イゴール・オオムラ・フラガ選手コメント

 今大会は、専有走行からリアのグリップ不足に悩んでいて、特に中低速コーナーの続くセクター3でタイム差が生じていました。この改善ができないままに予選を迎えることになり、上位グリッドを得ることはできませんでした。最後のレースは、リアのセットをガラッと変えて臨みましたが、やはりその差は変わりませんでした。今大会は、唯一レース2で4位を得たことがポジティブな出来事でした。次の岡山大会も中低速のコーナーが多いので、今回の課題を解決して臨みたいと思います。

■53号車ドライバー 菅波冬悟選手コメント

 鈴鹿大会に続いてのスポット参戦になりましたが、まずは参戦できたことを感謝しています。今回は前回と同等の成績を通常のコンディションのなかで獲得すること、そしてトムス勢の前でフィニッシュしてチームに貢献することを心掛けて臨みました。

 予選、決勝と思い描いたような結果ではありませんでしたので、不完全燃焼というのが正直なところです。とはいえ、レース1と3は現状のなかでやり切った感があるので、ベースとなる部分……クルマを仕上げる能力やコンディションに適応したドライビングなどについて、もっと力をつけないといけないと感じました。ただ、自分自身、成長は実感していますので、また参戦のチャンスをいただけるよう頑張ります。

マスタークラス

■第10,11戦予選

 前大会欠場の今田選手が戻り、今回は畑選手が欠場したことで、予選からチャンピオンを争う今田選手とDRAGON選手の一騎討ちとなりました。

 第10戦は、DRAGON選手が連続アタックで1分36秒285 、今田選手は3ラップ連続でアタックして1分36秒229を叩き出し、僅差ながら今田選手に軍配が上がりました。

 第11戦は、両者ともに同様の連続アタックでタイムアップ。今田選手が1分35秒台に入れて、DRAGON選手を突き放す結果になりました。

ドライバー Rd10予選タイム(順位) Rd11予選タイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 1分36秒229(M1) 1分35秒727(M1) 1+1(57)
30号車 DRAGON 1分36秒285(M2) 1分36秒186(M2) 0(54)

■第10戦決勝

 スタートでDRAGON選手が前に出ますが、2周目に今田選手がクラストップの座を奪い返し、5周目まで両者はテール・トゥ・ノーズの攻防を見せました。その後は今田選手が少しずつ差を開き、10周目には2.8秒のリードを築きました。とはいえ、今田選手も必死に逃げており、11周目には走路外走行が複数回あったとして、警告の黒白旗が提示されました。それでも最後まで今田選手はペースを落とすことなく、最終的にDRAGON 選手に4秒の差をつけてフィニッシュしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合10位) 1分36秒688(M1) 10+1(68)
30号車 DRAGON M2位(総合11位) 1分36秒970(M2) 7(61)

■第11戦決勝

 今田選手は不調だったエンジンを交換したことで、最後尾からのスタートとなりましたが、1周目にクラストップに立ち、逃げの態勢を築こうとDRAGON選手を引き離しにかかります。しかし、第10戦とは異なり、DRAGON選手は今田選手の背後にぴたりとつけ、6周目の1コーナーではインから前に出ようと試みるなど、緊迫した状態のままレースは進みました。結局、最後まで両者ともにミスを犯すことなく、僅差のままチェッカーを迎えますが、ファステストはDRAGON選手が奪いました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合8位) 1分36秒526(M2) 10(78)
30号車 DRAGON M2位(総合9位) 1分36秒496(M1) 7+1(69)

■第12戦決勝

 レース序盤、両者は前2戦よりさらに白熱した戦いを見せ、3周目の1コーナーでDRAGON選手が先行する今田選手を抜くと、7周目には今田選手が再逆転するなど、スタートから激しく競り合いました。8周目以降は、速さに勝る今田選手が差を広げ、この週末3勝目、今季通算6勝目のチェッカーを受けました。

 この結果、今田選手89ポイント、DRAGON選手76ポイントとなり、マスタークラスのタイトル争いは、次の岡山大会が天王山になりそうな気配です。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合11位) 1分37秒416(M1) 10+1(89)
30号車 DRAGON M2位(総合12位) 1分37秒824(M2) 7(76)

■4号車ドライバー 今田信宏選手コメント

 狙いどおり3勝できて良かったです。できることならレース2のファステストも欲しかったですね。でも、DRAGON選手が、同じ条件で勝負をするために、前回の鈴鹿大会を総合クラスで参戦してくれましたので、それに対する自分なりの恩返しとして、今大会は最後まで精一杯出し切りました。とはいえ、少しでも気を抜くとDRAGON選手にやられてしまいますので、最後まで一切手抜きはできないというのが実情です(笑)。

■30号車ドライバー DRAGON選手コメント

 自分としてもやり切ったレースでした。今田選手に少しずつ負けている部分があって、それが結果に表れたということです。抜きつ抜かれつの場面もありましたし、お互いに楽しんでレースができていますので、これがジェントルマンレースのあるべき姿だと思います。もちろん、楽しさのなかには、悔しさもあるわけですので、次の岡山ではやり返そうと思っています。

B-Max Racing Team Press Release

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎレース10決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2023/07/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
198小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1629'57.814--
214エンツォ・トゥルーリTOM'S FORMULA
TOM'S FORMULA
1629'57.824 0.010 0.010
397奥住 慈英Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1629'59.597 1.783 1.773
427リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1630'21.19123.37721.594
53ミハエル・サウターSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1630'32.39034.57611.199
699M1近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1630'40.55642.742 8.166
---- 以上規定周回数(75% - 12 Laps)完走 ----
-18M-YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1225'30.9944Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 14 エンツォ・トゥルーリ(TOM'S FORMULA) 1'51.649 (9/16) 154.803 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第4戦もてぎレース10公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2023/07/22) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

Pos№ClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
198小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'49.132--158.373
214エンツォ・トゥルーリTOM'S FORMULA
TOM'S FORMULA
1'49.293 0.161 0.161158.140
397奥住 慈英Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'49.541 0.409 0.248157.782
427リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'49.770 0.638 0.229157.453
53ミハエル・サウターSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'50.117 0.985 0.347156.957
699M1近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1'51.635 2.503 1.518154.822
718M2YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1'54.804 5.672 3.169150.549
---- 以上基準タイム(110% - 2'00.045)予選通過 ----

SUPER FORMULA LIGHTS

第10戦 PPスタートのエンツォ・トゥルーリが初優勝

優勝はエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM\'S 320)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が、富士スピードウェイで行われ、初のポールポジションからスタートしたエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)が、逃げ切って初優勝。最終ラップにファステストもマークする完全勝利を飾った。

 どんよりと曇った天候は、午後になっても変わらず。やや蒸し暑くなったなかスタートを迎えた。このレース結果が明日の第12戦のグリッドになるため、直線の長い富士とはいえスタートは重要だ。

決勝がスタートした

 スタートは、ポールシッターのトゥルーリが制し、堤優威(Rn-sports F320)、小出峻(HFDP WITH TODA RACING)と予選順で続くが、2列目4番手スタートの古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)は、エンジンストールで最後尾まで順位を落としてしまう。

 3周目の1コーナーで平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が、3位小出の攻略に成功。さらに前を行く堤を追う。この間もトップのトゥルーリは安定したラップを刻み、2位堤との差を少しずつ開いていく。

 5周目以降は、縦に長い展開となり順位変動もほとんどなくなる。唯一順位が入れ替わったのは、スタートで遅れた古谷が、7周目にデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)を抜いて9位に上がったことのみ。

 レース後半は、各車がほぼ等間隔になり、安定した走行を見せたトップのトゥルールが堤との差を3秒まで開いて、初優勝のチェッカーを受けた。トゥルーリは、最終ラップにファステストラップを更新する余裕も見せフルポイントを獲得した。

 今季ここまで納得のいかないレースが続いていた2位の堤もクルマを降りて笑顔を見せた。

決勝2位は堤優威(Rn-sports F320)

決勝3位は平良響(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

 気になるポイント争いは、3位に入った平良が5ポイントを加え、6位フィニッシュの木村との差を 6ポイントに広げた。

 マスタークラスは、クラスポールの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が、1周目にDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)の先行を許すものの、すぐにトップの座を奪い返し、徐々に差を開いてチェッカーを受けた。

 第11,12戦の決勝は、日曜日の午前8時20分、午後4時35分から、ともに15周で行われる。

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第10戦富士決勝結果

夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2023/07/15) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
137エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2133'26.078--
210堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
2133'29.047 2.969 2.969
31平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2133'29.784 3.706 0.737
42小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
2133'32.144 6.066 2.360
553菅波 冬悟A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2133'34.491 8.413 2.347
650木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2133'35.204 9.126 0.713
735野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2133'38.14212.064 2.938
836古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2133'40.83614.758 2.694
952イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2133'42.04415.966 1.208
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2134'09.52543.44727.481
1130M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
2134'13.73347.655 4.208
---- 以上規定周回数(90% - 18 Laps)完走 ----
-51デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1016'18.73011Laps11Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 35 エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320) 1'35.248 (21/21) 172.463 km/h

SUPER FORMULA LIGHTS

第10,11戦富士公式予選 エンツォ・トゥルーリが初PPを獲得

ポールポジションはエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM\'S 320)

ポールポジションは平良響(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10,11戦の予選が、7月15日富士スピードウェイで行われ、第10戦はエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)が、第11戦は平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)がポールポジションを獲得した。

 夏の富士に舞台を移したSFライツ選手権は、前大会でシリーズをリードしてきた木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)を、平良がついに逆転しポイントリーダーとなった。とはいえ、その差は僅か2ポイント。シリーズ後半戦のスタートとなる今大会は、チャンピオンの行方を左右する重要な分岐点となりそうだ。

 また、今回からドライタイヤが、ハンコックからヨコハマタイヤに変更された。これはハンコックの工場火災により供給が難しくなったための措置で、開幕当初から予定されていたことだが、ドライバーによってはこの変更がリザルトに影響を与える可能性もある。

 予選の行われた土曜日朝は、曇天で7月としては意外に涼しい天候となった。

第10戦予選

 朝8時20分から行われた予選で、開始から好調だったのはトムス勢。エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)と平良が早々に1分34秒台に乗せワンツー態勢を築く。

 残り5分になると動きが激しくなり、まず、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が1分34秒368でトップに立つが、以後、小出峻(HFDP WITH TODA RACING)34秒281、木、金曜日の専有走行から好調の堤優威(Rn-sports F320)34秒166と目まぐるしくトップが入れ替わる。

 そして、最後の最後にトゥルーリが1分34秒153を叩き出して、初のポールポジションを獲得した。

 マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がクラスPPを獲得した。

予選2位は堤優威(Rn-sports F320)

予選3位は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

第11戦予選

 第10戦予選ではトムス勢にしてやられた感のあるB-Max勢だったが、僅かなインターバルの間にマシンをアジャストして、終盤、木村が1分34秒378でトップに立つ。しかし、即座に平良が34秒103で逆転。木村も再アタックで34秒159まで詰めるが平良のタイムには僅かに届かず。

 最後に、小出も34秒188までタイムアップするが3位。以下、古谷、堤、トゥルーリと続いた。

 マスタークラスは、今田がDRAGONを抑えて連続ポール奪取に成功した。

予選2位は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

予選3位は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第10戦富士公式予選結果

夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2023/07/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

Pos№ClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
137エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'34.153--174.469
210堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1'34.166 0.013 0.013174.445
32小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'34.281 0.128 0.115174.232
436古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'34.368 0.215 0.087174.072
51平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'34.425 0.272 0.057173.967
653菅波 冬悟A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'34.513 0.360 0.088173.805
750木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'34.534 0.381 0.021173.766
835野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'34.735 0.582 0.201173.397
952イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'34.804 0.651 0.069173.271
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'36.229 2.076 1.425170.705
1130M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1'36.285 2.132 0.056170.606
12*51デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'39.211 5.058 2.926165.574
---- 以上基準タイム(110% - 1'43.620)予選通過 ----
  • CarNo. 51は、シリーズ規則第19条2.(走路外走行)により、当該ラップタイムを削除した。

SUPER FORMULA

2022シリーズチャンピオン会見 「チャンピオンは何回でも経験したい」

ドライバーズチャンピオン 野尻智紀(TEAM MUGEN)

チャンピオン記者会見:2022年ドライバーズチャンピオンの野尻智紀

 「今年から少しタイヤが変わって、開幕戦の予選は、あれ?ちょっと今年は厳しくなるのかなと思ったりもしました。でも、そこはチーム力で翌日の第2戦ではポールを取って、ポール・トゥ・ウィン。ここでシーズンの流れを作れたと思っています。そこからもチームはミスなく僕を毎回送り出してくれました。皆の頑張りが常に形になり続けるという、奇跡のようなシーズンでした」

 「ここにあるチャンピオントロフィーもずっと僕のものであってほしいと思います。それほど、このチャンピオンというものは素晴らしいものだと思っています。去年もこの(会見の)ときに思いましたが、何回でも経験したいです」

チームチャンピオン TEAM MUGEN監督 田中洋克

チャンピオン記者会見:2022年チームチャンピオン無限の田中洋克氏

 「これまでチームタイトルを取ったことがなく、初のタイトルです。昨日のワンツーフィニッシュも初めてでした。そういう最高の形でドライバーとチームタイトルが決まって、これ以上ないという形で決められたので、どう表現して良いのか……強い無限を見せることができて本当に良かったと思います」

 「シーズンを振り返ると、チームタイトルを取りたいという気持ちは当然ありましたが、野尻選手の2年連続タイトルというのをメインにチームとしては考えていました。そのためにも2台体制でお互いにフィードバックしながら、チーム力を高めながらチャンピオンを取りに行くということが非常に上手くいったと思います」

 「笹原選手には前半トラブルが出ましたが、それも後半には修正でき優勝もできましたので良かったと思います。野尻選手については、序盤ポールを連続で取ったり優勝したり凄い勢いでしたが、中盤からチャンピオンを意識して少し守りに入ったかなと感じ、何とか修正できないかと思っていました。でも昨日、今日のレースを見てほっとしています」

チャンピオン記者会見:2022年チームとドライバーチャンピオン

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

第10戦鈴鹿決勝会見 野尻智紀「今まででベストと言えるレースでした」

優勝 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

決勝記者会見:優勝した

 「ずっとポールから勝てないというレースが続いていて、勝ちたいという気持ちがどんどん強くなっていた時期もありました。ただ、今はチャンピオンを見据えて走るときだと自分に言い聞かせているという状態が、シーズン中ずっと続いていました」

 「今回は(そういうことが)何もないのでリスクを負って最初から最後までプッシュし続けました。昨日のレースが終わって、自分に挑戦するレースにしたいと思っていました。自分自身と戦い続け、個人的には今まででベストと言えるレースができたと思います」

2位 大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)

決勝記者会見:2位の

 「チャンスがあるのはスタートだと思い、そこに集中していました。スタートはかなり良く、野尻選手を抜くまでには至りませんでしたが、2番手で前半走れたのはレース展開を見据えると良かったと思います」

 「ピットに入るタイミングはちょっと早かったのですが、早かったことでSCが入って、トップに立てるチャンスがあるかもとも思いました。結局それは叶わなかったのですが、2番手の位置でしっかり走りきれました。今年の初表彰台になりますが、ダンディライアンに移籍して、なかなか上手くいかないことが多かったので、最後の最後でまとめることができて、チーム、応援してくれた皆さんに感謝したいです」

3位 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)

決勝記者会見:3位の

 「今日のレースは、スタートは改善されたのですが、後ろのホンダ勢が速くて抜かれてしまいました。その後3番手に上がって、セーフティカー出るまではクリーンエアーになってペースを上げることができました」

 「昨日のストラテジー(戦略)どおり進めようとしたところでセーフティカーが入ってしまって、ちょっと不運だったという印象です。タイヤ交換後は、皆マイレージはほぼ一緒ですし、追い抜くこともできませんでした。でも、自分の中ではクルマの課題点や改善点を確認できたレースでした」

決勝フォトセッション:トップ3のドライバーたち

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

第10戦鈴鹿決勝会見 優勝監督・田中洋克「2台体制はタイトルのために必要でした」

決勝記者会見:優勝チーム監督の田中洋克(TEAM MUGEN)

優勝チーム監督 田中洋克(TEAM MUGEN)

 「素直に嬉しいです。最終戦で優勝できればベストと思っていましたが、本当に優勝できて嬉しく思っています」

 「(野尻選手と笹原選手のピットインのタイミングが重なったことについて)笹原選手のフロントウィングが壊れたのはイレギュラーでしたし、野尻選手はセーフティカーも入りましたので、あれは仕方ないと思います。チームの皆も冷静に対応してくれましたので、大勢に影響はありませんでした」

 「最終戦が本来の野尻選手の持っている力だと思います。昨日まではチャンピオン獲得のプレッシャーが凄くかかっていて、守りに入るという力も働いたように思います。今日は全てのことから解き放たれて良いパフォーマンスを出してくれました。昨日とは全く顔つきが違っていました」

 「今年は2台体制での参戦でしたが、野尻選手の連続タイトルを取るためには必要なことでした。やはり1台では限界もあります。山本選手のときも1台でやってきましたが、非常に辛かったです。良いときはいいのですが、ハマってしまうと出られなくなってしまうというのが1台体制の弱点です。今年は何としても2台でやりたいという気持ちが強くありました」

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

第10戦鈴鹿決勝 チャンピオン野尻智紀がポールトゥウィンで有終の美

チャンピオンを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権最終第10戦は30日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートした野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が優勝。今季2勝目で有終の美を飾った。

 決勝は午後2時30分にフォーメーションラップが始まった。気温21度、路面温度32度と汗ばむほどの陽気となった。

31周の決勝がスタートした

 スタートではポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)がトップで1コーナーへ向かう一方、予選2位の宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)は蹴り出しが悪く、2位には予選3位から大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が、3位には予選4位から笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が上がる。宮田は4位まで順位を下げた。5位には坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が、6位には平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が続く。

レースは序盤からセーフティーカーが導入される

 その背後では、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)が1コーナーでコースアウト。早くもセーフティーカー(SC)が導入された。SCは2周終わりで退き、レースは3周目から再開された。

 ここでは笹原がアンチストールが働いたのが失速。宮田と坪井にパスされ5位に落ちた。

 5周目には7位のサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)が、前を走る平川をかわして6位に上がる。

 この間、トップの野尻は一時は2位の大津より1秒5前後速いタイムを刻んで後続を引き離しにかかる。9周目にはその差は5秒7となった。

 ピットウインドーがオープンとなる10周目には、多くのドライバーがピットインを行う。上位では笹原がピットに入った。11周目には大津、坪井もピットイン。

クラッシュした松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)

 13周目には、後方を走っていた松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)が、パスしようとしたジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)と接触しコースアウト。これを見てSCが出ると踏んだトップグループもピットイン。野尻、宮田、フェネストラズ、平川などがピットに滑り込んできた。

 予想どおりSCは導入された。野尻はトップのままコースに復帰、2位には大津が、3位には宮田が、4位にはフェネストラズが、5位には坪井が、6位には平川が続く。

 SCは17周終わりでピットイン。レースは18周目から再開された。

 19周目にはペースの上がらない5位の坪井をスプーンで平川がパス。坪井はさらに山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)に、翌周には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)にもパスされると、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)にも攻略され10位まで落ちてしまった。

 この間、トップ野尻は逃げる。25周目には大津との差は4秒7と広がる。3位の宮田はさらにその後方1秒5差で続く。

優勝は野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

決勝2位は大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)

決勝3位は宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM\'S SF19)

 レースはこのまま31周を走り終了。昨日、チャンピオンを決めた野尻が有終の美を飾った。2位には大津が、3位には宮田が入った。

 同ポイントでドライバーズタイトル2位で並んでいた、フェネストラズと平川の争いは、平川に先行して4位に入ったフェネストラズが2位、5位に終わった平川はランキング3位でシーズンを終えた。

 6位には山本が、7位には大湯が、8位には三宅が、9位には牧野が、10位には小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)が入った。

ルーキーオフザイヤーを獲得した佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)

 また、ルーキーオフザイヤーは昨日第9戦で3位に入った佐藤蓮(TEAM GOH)が三宅を退け獲得した。

 これで今シーズンのスーパーフォーミュラは全日程が終了。12月には公式テスト/ルーキーテストが行われ、来シーズンは2023年4月8日に富士スピードウェイで開幕する。

表彰式

ドライバーズタイトルの表彰式

チームタイトルの表彰式

胴上げされる野尻智紀(TEAM MUGEN)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第10戦鈴鹿決勝結果

第21回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2022/10/30) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
11野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
311:01'20.630--
26大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
311:01'27.487 6.857 6.857
337宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
311:01'28.630 8.000 1.143
44サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
311:01'31.17910.549 2.549
520平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
311:01'34.49213.862 3.313
664山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
311:01'35.43314.803 0.941
765大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
311:01'39.33718.707 3.904
855三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
311:01'52.58331.95313.246
95牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
311:01'53.42932.799 0.846
107小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
311:01'53.64733.017 0.218
1119関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
311:01'55.12234.492 1.475
1238坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
311:02'00.36339.733 5.241
133山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
311:02'01.29440.664 0.931
1439阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
311:02'01.48440.854 0.190
1514大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
311:02'02.48441.854 1.000
1615笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
311:02'03.10542.475 0.621
1736ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
311:02'04.17043.540 1.065
1818国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
311:02'08.55047.920 4.380
19*53佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
311:02'26.9801'06.35018.430
---- 以上規定周回数(90% - 27Laps)完走 ----
-50松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1121'42.56420Laps20Laps
-12福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
0-31Laps11Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 53 佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19) 1'39.362 (24/31) 210.394 km/h
  • CarNo. 53は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章10.11(SC中の危険行為)により、競技結果に5秒を加算した。

SUPER FORMULA

第10戦鈴鹿予選会見 野尻智紀「優勝を待ち望んでいる方に応えたい」

PP 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

予選記者会見:ポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN)

 「今シーズン始まる前にはここまでポールポジション(PP)をたくさん取れるとは思っていませんでした。選手全員がほしいPPを6回も取れたことは嬉しく思います。チームの支えとファンの皆さんの支えがあってこそです。優勝を待ち望んでいる方も多いと思いますので達成できるよう、がんばります」

2位 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)

予選記者会見:2位の宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)

 「今日も2番グリッドですが、タイム差は縮まったと思います。昨日からポテンシャルを上げることができたので安心しました。過去は(同じ状況で)悪い流れになることがありましたが、良いポテンシャルで走ることができました。昨日はチーム側のミスもあって順位を大きく落としてしまったので、最後のレースは皆で達成感を味わえる素晴らしいレースにしたいと思います」

3位 大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)

予選記者会見:3位の大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

  「昨日の予選、決勝ともにペースが良くなくて、特に予選を大きく改善しなくてはいけないという状況だったのですが、チームと昨日夜遅くまでミーティングを重ねて、これまで良かったテストの雰囲気などを思い返して、データと照らし合わせて今日に臨みました。Q1の走り出しからタイヤのグリップが全く違って、Q1を2番手で通過でき、さらにそこからトップを取るしかないという気持ちで、攻めたセッティングを試みましたが、トップとは差がついてしまいました。でも、3番手で予選を終えられたことは嬉しく思っています」

予選フォトセッション:トップ3のドライバーたち

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

第10戦鈴鹿公式予選 チャンピオン野尻智紀がポールポジション

ポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第10戦は30日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)がポールポジションを獲得した。

 鈴鹿は昨日より雲は多いものの早朝より穏やかな好天に恵まれ、公式予選が午前9時5分より行われた。気温は17度、路面温度は20度だ。ノックアウトQ1はA、Bグループに分けられそれぞれ上位6台がQ2に進出。Q2のタイムアタックで上位12台のグリッドが決定する。

■ノックアウトQ1(Aグループ)

 このセッションは10分で行われた。各車1周を回りピットインして、ニュータイヤに履き替えピットアウトする。各車ウォームアップに2周を費やし、3周目からアタックに入る。

 最初にアタックしたのは大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)で1分37秒410でまずはトップに立つ。次にアタックした牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)は大湯のタイムを大きく上回る36秒860をたたきだしトップに浮上。

 3番手でアタックした笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)は、1分37秒144で牧野に続く2位に滑り込んできた。

 その後、トップ牧野と2位笹原のタイムを上回るドライバーは現れず、3位には昨日ノックアウトされたサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)が1分37秒203で付ける。

 4位にはジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、5位には国本雄資(Kids com KCMG Elyse SF19)が入り、大湯はなんとか6位に踏みとどまった。

 ここでは、昨日決勝で3位に入った佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)がノックアウトされた。

■ノックアウトQ1(Bグループ)

 このセッションも10分間で争われた。ニュータイヤに履き替え2周のウオームアップの後、各車アタックに入る。

 最初にアタックを始めたのは野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)。Aグループトップ牧野のタイムを大きく上回る1分36秒440をたたきだしトップに立った。

 続いて、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)は1分37秒071で2位に立つが、直後大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が36秒650で2位に浮上した。

 その後、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1分36秒695で3位に食い込む。4位には宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が、5位には地元伊勢出身でルーキーの三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)が、6位には平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が続いた。

 山本は7位まで順位を落とし、ここノックアウトされた。他には、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)、松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)がここで予選を終えた。

■ノックアウトQ2

 このセッションは7分間で行われた。ここでは各車ニュータイヤを履いてコースインを待つ。残り5分前後で各車一斉にコースイン。2周ウォームアップの後アタックを開始する。

ポールポジションは野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

予選2位は宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM\'S SF19)

予選3位は大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)

 ここでも野尻が真っ先にアタックを開始。なんと35秒台に迫る1分36秒003をたたきだし、トップに立つ。次にアタックを行った牧野は36秒789で2位、さらに笹原が36秒612で2位、大津が36秒482で2位と2位がめまぐるしく代わるが野尻のタイムには遠く及ばない。

 しかしその後アタックを行った、宮田が渾身の走りで1分36秒043をたたきだし、野尻のタイムに迫るもののわずかに及ばす2位に浮上した。

 大津は3位に、笹原は4位に後退。5位には坪井が食い込み、平川が6位に続いた。

 決勝レースは午後2時30分より31周で行われる。すでにチャンピオンは決定しているが、有終の美を飾るドライバーは誰になるのであろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Motorsprts Forum

SUPER FORMULA

第10戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

第21回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2022/10/30) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km

Pos№GrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11B野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'36.003--217.756
237B宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.043 0.040 0.040217.665
36B大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.468 0.465 0.425216.706
415A笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'36.612 0.609 0.144216.383
538B坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'36.669 0.666 0.057216.255
620B平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'36.688 0.685 0.019216.213
74Aサッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'36.735 0.732 0.047216.108
855B三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'36.738 0.735 0.003216.101
965A大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.746 0.743 0.008216.083
105A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.789 0.786 0.043215.987
1136Aジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.953 0.950 0.164215.622
1218A国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.255 1.252 0.302214.952

SUPER FORMULA

第10戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

■Aグループ

第21回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2022/10/30) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 10 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
15牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'36.860--215.829
215笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'37.144 0.284 0.284215.198
34サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'37.203 0.343 0.059215.067
436ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'37.316 0.456 0.113214.818
518国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTATRD 01F
1'37.333 0.473 0.017214.780
665大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'37.410 0.550 0.077214.610
---- 以上Q2進出 ----
753佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
HondaM-TEC HR-417E
1'37.458 0.598 0.048214.505
839阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'37.480 0.620 0.022214.456
912福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
HondaM-TEC HR-417E
1'37.626 0.766 0.146214.136
1019関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTATRD 01F
1'37.743 0.883 0.117213.879
1114大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTATRD 01F
1'38.525 1.665 0.782212.182
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----

■Bグループ

第21回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2022/10/30) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 10 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'36.440--216.769
26大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'36.650 0.210 0.210216.298
338坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'36.695 0.255 0.045216.197
437宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'36.731 0.291 0.036216.117
555三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
HondaM-TEC HR-417E
1'36.815 0.375 0.084215.929
620平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTATRD01F
1'36.878 0.438 0.063215.789
---- 以上Q2進出 ----
764山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'37.071 0.631 0.193215.360
87小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTATRD 01F
1'37.216 0.776 0.145215.039
950松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
HondaM-TEC HR-417E
1'37.248 0.808 0.032214.968
103山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'37.448 1.008 0.200214.527
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----

SUPER FORMULA

第9戦、第10戦鈴鹿 ピットウォークではコロナ禍以降初めてのサイン会が開催される

多くの観客がピットウォークに訪れた

 鈴鹿サーキットで29日~30日にかけて開催されているスーパーフォーミュラ選手権、JAFグランプリ鈴鹿ではコロナ禍以降、初めてとなるピットウォークでのドライバーサイン会が開催された。

 午前11時15分から正午まで行われたピットウォークでは多くの観客が訪れた。各チームのピットでは、ドライバーのサイン会が開催され、観客はドライバーとのふれあいを楽しんだ。

 このピットウォークは明日も行われる。

ピットウォークでのサイン会

ピットウォークでのサイン会

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

第9, 10戦占有走行 驚速! 大湯がトップタイム

占有走行:トップタイムは大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権もいよいよ最終大会。前戦から約2ヶ月のインターバルを経て「JAF鈴鹿グランプリ」を迎えた。

 今回はダブルヘッダーの土日1戦ずつで行われるため、金曜日に1時間半の占有(フリー)走行枠が設けられた。

 チャンピオンに向け絶対的優位に立つ、2021チャンプ・野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)[113p]、逆転を狙うサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)[81p]と平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)[79p]の争いも見逃せないが、他のドライバーもJAFグランプリの冠のつくレースで存在感を示し、来季に繋げようとフリー走行から張り詰めた空気が漂う。

 ここで存在感を示したのが、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)。走行が折り返しを迎えたあたりから徐々にタイムを詰め、残り15分となったところで1分37秒487という抜き出たタイムをマークする。

 そして、残り5分から始まった予選さながらのアタック合戦でも、大湯自身を含めこのタイムを上回るものは出なかった。2番手は坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)1分37秒829、3位はフェネストラズ1分37秒966、以下、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、平川、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)と続いた。

 ただ、大湯の抜き出たタイムは、コースの随所でOTS(オーバーテイクシステム)を使っていたとの情報もあり、実際は上位陣はかなり僅差の模様だ。

 予想外だったのが野尻の16位。また第3戦に雨の鈴鹿で大逆転優勝を果たした松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)に至っては最下位と、明日の予選に向け不安を残して走行を終了した。

 明日は朝9時15分からA,Bグループに分けられた予選Q1、続いて上位12台によるQ2が行われる。

占有走行:2位は坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)

占有走行:3位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第9, 10戦鈴鹿占有走行結果

第21回JAF鈴鹿グランプリ -RIJ- (2022/10/28) Ocupancy Session Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

Pos№GrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
165A大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.487--214.441
238B坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.829 0.342 0.342213.691
34Aサッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.966 0.479 0.137213.392
437B宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'38.015 0.528 0.049213.286
520B平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'38.029 0.542 0.014213.255
619A関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'38.045 0.558 0.016213.220
75A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.118 0.631 0.073213.062
812B福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'38.197 0.710 0.079212.890
97B小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'38.217 0.730 0.020212.847
106B大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.300 0.813 0.083212.667
1115A笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'38.303 0.816 0.003212.661
1218A国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'38.303 0.816 0.000212.661
1364B山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.392 0.905 0.089212.468
143B山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.460 0.973 0.068212.322
1539A阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'38.485 0.998 0.025212.268
161B野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'38.496 1.009 0.011212.244
1753A佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'38.520 1.033 0.024212.192
1855B三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'38.644 1.157 0.124211.926
1936Aジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'38.674 1.187 0.030211.861
2014B大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'38.697 1.210 0.023211.812
2150A松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'38.816 1.329 0.119211.557

JAF F4選手権

JAF-F4アドバイザーコメント 土屋武士「もっともっと面白くなる」

JAF-F4アドバイザー:土屋武士

 「スタート直後にちょっと接触はありましたが、路面温度が季節がちょっと寒くて冷えてきて、ブレーキロックしての接触はあったのですけど、その後は各所バトルもあり、トップの方は佐藤樹選手が最近すごく伸びてきていて、佐々木孝太選手を封じ込めるという、いいドライバーに成長しつつある、そんな感じの展開でした。後ろの方もジェントルマンクラスのいいバトルがあったり、というところで、いいレースだったと思います。(今回富田選手と小松選手、二人の若手がスポット参戦したが?)まだまだこれから伸びてくる、という印象を受けたので、今回初戦なのかな? それでわりと上位の方につけているので、同じ年代の黒沼選手とか、あのへんも刺激されて、もっともっと面白くなっていくんじゃないですか」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

JAF F4選手権

第10戦富士決勝ドライバーコメント 優勝・佐藤樹「理想的な展開、自分のペースで走れた」

優勝:5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

優勝した佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

 「(注文通りの独走?)わりと理想的な展開だったかなと思います。特に問題もなく、自分のペースで走れたので、よかったです。(順調すぎて話す材料もない?)そうですね(苦笑)。スタートではミスはしてたけど、無難なスタートって感じでした。(明日もポールからスタート)一気に行きます、明日も勝てれば、という感じで頑張ります」

2位:6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

決勝2位の佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

 「スタートがあまりよくなかったし、なんとか序盤(佐藤選手に)ついて行こうと思って(タイヤの)内圧も高めでいったのですけど。意外に速くて、というかこの練習から自信をつけている感じもするし、ライバルとしてはすばらしく強敵になってきているので、このレースに関してはつけいるスキがなかったですね。僕のクルマがいまいち決まっていないので、もうちょっと何とかして、明日はいいレースできるように頑張ります」

3位:8号車・小松響(KKヨネタニ・OKABE・Rn)

決勝3位の小松響(KK・ヨネタニ)

 「予選ほどのペースがなくて苦しい感じになっちゃって、中盤後半はまともには走れなかった。後ろの黒沼選手も結構来ていて、ちょっと焦りながら(の走行)だったのですけど、どうにか耐えきったというレースでキツかったですね。(クルマの調子が悪かった?)午前中とはフィーリング変わっちゃって、そこに自分がうまく合わせられなくて、手こずっちゃった感じです」

4位:黒沼聖邦(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝4位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「予選がめちゃミスっちゃって(8位)、とにかく必死で取り返そうと思って、ペースがいいのは分かっていたのですが、3位の小松選手まではもうちょっとでした。明日も7番手スタートなので、また追い上げられるように、頑張ります。スタートでちょっとホイールスピンさせちゃってミスしたけど、僕のクルマ今日はストレートスピードがよくて、どんどんみんなに追いつけたので、いいレースはできたかなと思います」

5位:72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)

決勝5位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「植田さんスタート早かったですね、(自分も)そんなに悪くないと思ったら(笑)。それでもちゃんと1台分ずつ空けてクリーンなレースできてた。(植田選手のスピンは目の前?)僕のすぐ後ろです、僕が抜いて、ミラーで見たら植田さんクルンと回っちゃってたので。シフトロックなのか突然回ったので。4番上がったのですけど、自分のペースもあまり上がらなくて、また抜かれちゃう形になりました。でも今週の中ではだいぶクルマは良くなっているので、また明日頑張ります」

6位:66号車・富田自然(TONE・MAZDA SPEED)

決勝6位の冨田自然(TONE・MAZDA SPEED)

 「(終盤の6位争いは?)挽回というほどのことは何もしてなくて、ずっと抜いたり抜かれたりして、最終的に徳升さんのペース下がったみたいで、たまたま僕が前でゴールできた、というだけです。スタートから失敗で、最初からペース自体がダメダメだったので、しっかり見直して明日につなげます。(植田選手がスピンしたのは後ろにいた?)怖かったですよ。植田さんがすごい勢いで抜いて行くのも、僕スタート失敗してたので怖かったし、目の前でスピンしているのも怖かったです(笑)。大丈夫かなぁと心配してたのに、(ジェントルマンクラスの)表彰台上がっていたのでびっくりしました(笑)」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

JAF F4選手権

第10戦富士決勝 佐藤樹がポール・ツー・ウインで完勝

優勝は佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

 JAF-F4地方選手権シリーズ第10戦決勝は10月22日(土)に富士スピードウェイで開催され、ポールポジションからスタートした佐藤樹(MARUSAN★ミスト)が一度もトップを譲る事なくポール・ツー・ウイン。シリーズ5勝目を飾った。

 秋の富士スピードウェイは朝から晴れ渡り、やや冷え込んだ朝の予選に比べれば午後1時5分のコースイン時点では気温約20度といいコンディションだ。

 予選ではコースイン直後にストップしてしまった入榮秀雄(アポロ電工フジタ薬局MT)のトラブルは燃料ポンプの問題との事で。インターバル中に修復して最後尾からの出走が認められた一方、数周だけしてピットガレージに戻って来たハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)の方はエンジンに深刻なダメージがあるそうで、このレースの出走を取りやめた。ということで第10戦は19台が出走することになった。

 しかしコースイン直後、入榮は再び最終コーナー手前でストップ、修復なったかと思っていた燃料ポンプのトラブル再発との事で、結局決勝をスタートできずに終わった。

13周の決勝がスタートした

 エントリーから2台を欠いた18台が午後1時20分フォーメーションラップ開始、グリッドに着くとレッドライトが消えてスタート。

 ポールシッターの佐藤はスタートダッシュよくホールショットを決めたが、4番グリッドから発進の徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)は蹴り出しが弱く後方集団にのみこまれてしまう。逆に好スタートを決めたのが徳升の後方6番手スタートの金井亮忠(チームNATS・正義・001)で、徳升を右に避けてピットウォールぎりぎりから抜き去ると、第1コーナーまでに5位に上がる。そして金井を上回る勢いで飛び出したのが、7番手スタートのジェントルマンクラス、植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)で、コースの中央からスルスルと加速して順位を上げて、4位で第1コーナーに飛び込む。

スタート直後のアクシデント

 後方では第1コーナー進入で混乱が発生、9番手スタートの新倉涼介(ファーストガレージ&Sウインズ)に対して、17番手から好スタートを決めていた武居義隆(CNSルノー)が接触、新倉はリヤサスペンションにダメージを受けて第2コーナーイン側にマシンを停止、リタイヤとなる。

 トップ佐藤がスタートから2位以下を引き離し、2位佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)、3位小松響(KKヨネタニ・OKABE・Rn)、4位植田、5位金井と続いてコントロールラインを通過。スタートで6位に順位を落とした富田自然(あるが)(TONE・MAZDA SPEED)に対し最終コーナー立ち上がりの加速で黒沼聖邦(ファーストガレージ&Sウインズ)が並びかけてコントロールラインまでにオーバーテイク、6位を奪い取る。

 1周目を終えて佐藤は佐々木に1.1秒のリード、3位小松は佐々木に1.3秒差、4位植田も1.5秒差とほぼ等間隔でコントロールラインを通過。植田から金井~黒沼~富田~徳升はテール・ツー・ノーズ状態だ。

 3周目のTGR(第1)コーナー、好スタートから4位を走っていた植田がスピン、レースには復帰したが大きく順位を落としてしまう。これで金井以下が順位を上げる。

 佐藤はじわじわと佐々木を引き離し3周目1.5秒差。3位小松は上位2台と比べ0.5秒くらいラップタイムが遅く、佐藤からは4.23秒の差をつけられている。

 ここで武居に対してオープニングラップでの新倉とのアクシデントについてドライビングスルーペナルティが課せられた。  植田の後退でジェントルマンクラスのトップはこのクラスのポイントリーダーである安井和明(NAVY★RK-01)に替わったが、すぐ背後にクラス2位のKAMIKAZE(スーパーウインズ&ISP)が迫っている。

 4周目トップ佐藤は佐々木を突き放しにかかり、1分44秒829とファステストラップを更新、佐々木との差を一気に2秒まで拡大する。後方では4位金井に対して黒沼が間合いを詰めて、5周目のTGRコーナーで金井をロックオンすると続く第2セクターでオーバーテイク、4位黒沼、5位金井とする。佐藤はさらにファステストラップを連発、5周目終了で佐々木との差を2.6秒まで拡大し、佐々木も自己ベストで追っているが佐藤は独走態勢を築いていく。

 3周目のスピンで16位まで順位を落とした植田だが、ダメージはないようで後方集団の中では2秒近く速いペースで順位を挽回、6周目には12位までポジションを挽回している。

 6周目、7周目と佐藤はペースを緩めることなく走り8周目に1分44秒116とこの日のファステストラップ叩き出し、佐々木とのギャップを3.1秒まで拡大する。

 9周目、佐藤のリードは3.7秒となり2位佐々木と3位小松にも5秒以上の差がある。4位黒沼~5位金井~6位富田の間もそれぞれ2.3秒、1.4秒、4.6秒と離れて膠着状態。富田を0.6秒差で追う徳升だったが、マシンからうっすら白煙が出ているとの情報があがってくる。

 それでも徳升は10周目のストレートで富田のスリップストリームから抜け出すとTGRコーナーでインを突いてポジションアップ、6位へと浮上。さらに後方では植田が前を行くISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)の背後につけると11周目のダンロップコーナー手前でオーバーテイク、ジェントルマンクラス3番手の11位まで上がってくる。

 12周目、一度は6位に上がった徳升がややスローダウン。富田の逆転を許すとさらにファイナルラップには山口登唯(BLUE MAX・AAA・RK)にも抜かれて8位までポジションダウン、実は練習走行時点からエンジンにトラブルがあり、それが終盤にも発生してしまったとのことだ。

決勝2位は佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

決勝3位は小松響(KK・ヨネタニ)

決勝4位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝5位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

決勝6位は冨田自然(TONE・MAZDA SPEED)

 ファイナルラップ、佐藤は佐々木に5秒以上の大差をつけて安定した走行。そのまま危なげない走りで13周を走り切りチェッカードフラッグを受け今期5勝目をポール・ツー・ウインで飾った。2位佐々木、3位小松は久しぶりのJAF-F4戦で表彰台獲得した。以下黒沼~金井~富田の順でフィニッシュ。

ジェントルマンクラス優勝は安井和明(NAVY★RK-01)

ジェントルマンクラス決勝2位はKAMIKAZE(スーパーウインズ&ISP)

ジェントルマンクラス決勝3位は植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)

 ジェントルマンクラスは優勝安井、2位KAMIKAZE、序盤に快走を見せた植田がスピンから順位を挽回して3位となった。

 JAF-F4第11戦は明日10月23日(日)に同じ富士スピードウェイで開催される。波にのる佐藤が連勝でチャンピオンシップを有利に進めるか、追う佐々木が逆襲するか、注目だ。

優勝した佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

JAF F4選手権

第10戦富士決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2022/10/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
15佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1322'44.653--
26佐々木 孝太ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1322'49.272 4.619 4.619
38小松 響KK・ヨネタニ
Dallara F307
1322'55.09010.437 5.818
492黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1322'56.64411.991 1.554
572金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1322'59.98415.331 3.340
666冨田 自然TONE・MAZDA SPEED
F301
1323'08.06623.413 8.082
770山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1323'14.57629.923 6.510
847徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1323'15.92631.273 1.350
938G1安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1323'17.17932.526 1.253
109G2KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
1323'23.60538.952 6.426
1111G3植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
KK-ZS
1323'24.22139.568 0.616
1216G4イシケンHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
1323'27.16942.516 2.948
1386川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
TATUUS
1323'36.64451.991 9.475
1434西村 和則CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1323'38.63253.979 1.988
150G5渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1323'44.43659.783 5.804
16*99G6武居 義隆CMSルノー
フォーミュラルノー
1324'24.4301'39.77739.994
1736G7富澤 もぐら松伏光運転代行ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1223'46.8961Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
-3新倉 涼介ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
013Laps12Laps
-19ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
D.N.S--
-46入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
D.N.S--
  • Fastest Lap: CarNo. 5 佐藤樹(MARUSAN★ミスト) 1'44.116 (8/13) 157.774 km/h
  • CarNo. 99は、一般競技規則第5章16条5.(1)①(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

JAF F4選手権

第10戦、第11戦富士公式予選ドラバーコメント 予選2位・佐々木孝太「佐藤選手や小松選手らにいい刺激をもらいながらフェアなレースを」

第10戦/第11戦ポールポジション 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

第10戦、第11戦ともポールポジションの佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

 「(狙った通りのタイムが出た?)昨日からけっこう接戦で、ぎりぎりだったのですけれど、何とか(ポールを)取れてよかったです。昨日序盤から結構速かったので、スタートで逃げきれれば、一番いいかな、と思います」

第10戦2位/第11戦3位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

第10戦予選2位、第11戦予選3位の佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

 「今週走り始めから、ちょっとエンジンの調子悪くて、それを修正してだいぶ良くはなってきた。もちろんポールポジションを狙いたかったですけど、最後僕が上手にクリアラップを取れなかったので、そこはもったいなかったかな、という感じがします。(シリーズランキング的に大切な週末になる?)こんなしんどいレースする予定じゃなかったんですけど(笑)、佐藤選手もすごく成長してきているし、今回スポットで出ている小松選手も速いので、彼らといい刺激をもらいながら、フェアなレースができればいいなと思っています。鈴鹿は佐藤選手が速いと思うので、ここで頑張っておかないと後が大変になると思うので頑張ります」

第10戦3位/第11戦2位 8号車・小松響(KKヨネタニ・OKABE・Rn)

第10戦予選3位、第11戦予選2位の小松響(KK・ヨネタニ)

 「JAF-F4のレースは1回出たことがありますけど2年前とかなので、ほぼ初というか久しぶりで、思ったよりタイム出た、というのが本音です。ちょっと自分のミスもあって、うまくまとめきれなかったですけれど、普段(JAF-F4で)トップを争っているドライバーの方たちといい勝負ができてタイム差もなかったので、これをうまく決勝に活かして、優勝めざして頑張りたいです。自分は普段はスーパーFJ(鈴鹿シリーズ)に出ているので、今年の富士の日本一決定戦に向けてというとこも踏まえて出させていただいています」

第10戦4位/第11戦5位 47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

第10戦予選4位、第11戦予選5位の徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

 「4番手は何ともいえない位置ですね。コンマ5くらい差があるけど、まぁそんなもんでしょうね。(クルマの状態は?)昨日から(セッティングは)決まっていたので大丈夫やったんですけど、ちょっと水温が途中から100度くらいまで上がってしもうて、何となくパワーが出なくなって、エンジン潰すかと思って(ピットに)帰ってきたんです。コンマ5ぐらいの差は見えていると思うので、レース自体はたぶんなんとかなるかな、と思いますが、どうだろう?(笑)。頑張ります」

第10戦5位/第11戦4位 66号車・富田自然(TONE・MAZDA SPEED)

第10戦予選5位、第11戦予選4位の冨田自然(TONE・MAZDA SPEED)

 「JAF-F4でのレースは初めてです。鈴鹿の練習で戯れに乗せてもらったことがあるぐらいで、いきなりの参戦だったのですけど、意外と、思ったより走れたので嬉しいですね。今年はスーパー耐久(ST-3クラス岡部自動車フェアレディZ34)のみですが、フォーミュラがやっぱり楽しいな、と思って(笑)。今日はどこまで行けるかは未知数なのですけど、決勝走りながら、発見とかいっぱいあると思うので、自分の成長のために、頑張ります」

第10戦6位/第11戦6位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)

第10戦、第11戦とも予選6位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「(トップとは約0.9秒の差?)昨日から1.5秒とか結構差があったので、なかなかクルマが煮詰まらなくてつらい状況なのですけれど、それでも今週の自己ベストは出たので(笑)、もうちょっと煮詰めていきます。(前回SUGOではKAMIKAZE選手の9号車で出場したが?)ちょうど学校の期末試験の時期で、元々欠場の予定だったのですが、それをKAMIKAZEさんにお話したら「じゃオレのクルマ乗れば?」みたいな感じて言ってくださって。同じカテゴリーですけどクルマのパッケージは違いますし、向うはシングルスロットルで、とかそういった部分で僕も経験できるかなと思って、個人的に乗せてもらった感じです。(だいぶ違う?、今後72号車の参考になることもあった?)全然違いますね、クルマのセッティングの方向でも参考になることもありましたし、そもそも個体の性能差というか、特性の違いとか知ることができました」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

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