JAF-F4地方選手権シリーズ第10戦/11戦公式予選は10月22日(土)に富士スピードウェイで開催され、佐藤樹(スーパーウインズ&ISP)が(MARUSAN★ミスト)がベストタイム、セカンドベスト共にトップで2レースのポールポジションを獲得した。
全12戦で全国を転戦するJAF-F4地方選手権は残り3戦。今年2回目の富士スピードウェイで第10戦、第11戦が行われた。
9戦を終えて、佐藤が4勝、2位2回、3位一回122ポイントでシリーズランキング首位、今年24年ぶりでJAF-F4に参戦して周囲を驚かせた佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)がこれまた4勝、2位2回、3位1回で122ポイントと同点同率。直近のSUGO戦で佐藤が上位だったため、佐々木はランキング2位となっている。JAF-F4地方選手権は12戦中10戦のポイントが有効だが、佐藤、佐々木共に2戦欠場があり、残る3レースの成績はすべて加算される。いずれにしろ今回の富士2連戦がシリーズの行方のキモとなる。
予選は午前8時5分から20分間、各選手の自己ベストタイムが第10戦の予選順位となり、セカンドベストタイムが第11戦の予選順位となる。富士スピードウェイは曇りで気温15度、路面はドライコンディションで全車スリックタイヤでコースインする。
しかしここで入榮秀雄(アポロ電工フジタ薬局MT)がヘアピンででストップ、燃料ポンプのトラブルで1周もできずに予選を終えてしまう。また。ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)もピットレーンに戻ってくる。伊澤はしばらくしてからコースに復帰したが、またすぐにガレージインしてしまう。エンジントラブルで決勝出走も危ぶまれる状況だという。
気温が低いためか各車ウオームアップに時間をかけ、残り12分あたりから本格的なタイムアタックが始まり、まずは佐藤が1分45秒386をマークしてトップに立ち、現在ランキング3位の黒沼聖邦(ファーストガレージ&Sウインズ)が45秒506で2番手につける。
佐藤は続く周回で44秒875と1分44秒台に入れ、今回JAF-F4スポット参戦の小松響(KKヨネタニ・OKABE・Rn)が45秒053で続き、黒沼も45秒474の自己ベストを出すが3番手に後退、4番手は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)。徳升は同時開催のFCR-VITAレースにも出場しておりポールタイムを出してピットに戻り、すぐさまマシンを乗り換えての忙しい予選だ。5番手新倉涼介(ファーストガレージ&Sウインズ)、6番手はスポット参戦の富田自然(あるが)(TONE・MAZDA SPEED)がつけている、ジェントルマンクラストップは全体8番手の安井和明(NAVY★RK-01)、クラス2位は全体11位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)が続く。
残り10分を切って各車鞭が入り、佐々木が1分44秒934を出して2番手へ、さらに小松が44秒665でトップへ。佐藤2番手、佐々木3番手へ後退。
4番手黒沼、5番手徳升に続いて安井、植田が6位、7位に浮上する。
残り9分、富田が44秒台に入れて4番手へアップ、5番手には戦う先生、金井亮忠(チームNATS・正義・001)が進出。金井は前戦SUGOではKAMIKAZEのマシンで出場していたが、今回は再び生徒の手になるマシンをドライブしている。
ここで佐々木が44秒318でトップに立つが、残り7分、今度は佐藤が44秒192でトップに返り咲く、続く周回では佐々木は43秒960でトップ、しかし続いてコントロールラインを通過した佐藤が43秒957で逆転、さらに小松が43秒873を出すと今度は佐々木が43秒824と、トップは目まぐるしく入れ替わる。小松2番手、佐藤3番手。徳升、富田、黒沼と続く。
残り2分、佐藤が43秒753をマークしてトップを奪還、さらにチェッカードフラッグ後の周回で43秒741をたたき出してダメ押し。第10戦、第11戦ともにポールポジションを確定させる。佐々木もタイムアタックを続けるが更新ならず2番手。小松は43秒866と自己ベストを更新するが3番手変わらず。しかしセカンドベストタイムでは小松2番手、佐々木3番手となり第11戦のグリッドは逆になる。4番手は徳升44秒218でセカンドロウに並んだ。5番手富田、しかしここもセカンドベストタイムでは入れ替わり第11戦は富田4番手、5番手徳升、6番手は第10戦、11戦ともに金井になった。
ジェントルマンクラス第10戦は植田が全体7番手でクラストップ、安井が全体10番手クラス2位、ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)が全体12位クラス3位となった。第11戦は安井(全体8位)、植田(同9位)、ISHIKEN(同12位)の順となった。
第10戦決勝は午後1時20分開始予定だ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2022/10/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 5 佐藤 樹 MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS 1'43.741 - - 158.344
2 6 佐々木 孝太 ファーストガレージ&ISP ZAP F108 1'43.824 0.083 0.083 158.218
3 8 小松 響 KK・ヨネタニ Dallara F307 1'43.866 0.125 0.042 158.154
4 47 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 1'44.218 0.477 0.352 157.620
5 66 冨田 自然 TONE・MAZDA SPEED F301 1'44.449 0.708 0.231 157.271
6 72 金井 亮忠 チームNATS・正義・001 NATS 001 1'44.625 0.884 0.176 157.006
7 11 G 1 植田 正幸 Rnsports制動屋KKZS KK-ZS 1'44.720 0.979 0.095 156.864
8 92 黒沼 聖那 ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 1'44.777 1.036 0.057 156.779
9 3 新倉 涼介 ファーストガレージ&Sウインズ ZAP F108 1'44.992 1.251 0.215 156.458
10 38 G 2 安井 和明 NAVY★RK-01 B-MAX RK-01 1'45.160 1.419 0.168 156.208
11 70 山口 登唯 BLUE MAX・AAA・RK B-MAX RK-01 1'45.310 1.569 0.150 155.985
12 *16 G 3 イシケン HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) 1'45.774 2.033 0.464 155.301
13 9 G 4 KAMIKAZE スーパーウインズ&ISP FR 2.0 1'46.176 2.435 0.402 154.713
14 34 西村 和則 CMS NUTECルノー ルノーFC106 1'46.689 2.948 0.513 153.969
15 86 川原 悠生 ファーストガレージ&Sウインズ TATUUS 1'47.156 3.415 0.467 153.298
16 0 G 5 渡辺 義人 チームNATS・エクシズWXR WXR MK-2 1'47.477 3.736 0.321 152.840
17 99 G 6 武居 義隆 CMSルノー フォーミュラルノー 1'48.162 4.421 0.685 151.872
18 36 G 7 富澤 もぐら 松伏光運転代行ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) 1'50.412 6.671 2.250 148.777
---- 以上基準タイム(130% - 2'14.953)予選通過 ----
- *19 ハンマー 伊澤 弁アルカディア☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) 2'35.419 51.678 45.007 105.694
- *46 入榮 秀謙 アポロ電工フジタ薬局MT WEST 096 D.N.S - - -
CarNo. 16は、一般競技規則第5章第17条3.(走路の安全規定、走路外走行複数回)違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。
大会審査委員会は、CarNo. 19, 46の決勝レース出場を、最後尾グリッドを条件に認める。
第10戦優勝 中村仁(TGR-DC Racing School)
「8月初めの富士からタイム的には上位で走れていました。富士は予選がなかったので、スターティンググリッドは沈んでしまいましたが、予選があれば行けたかなという印象がありました。前回の鈴鹿は予選では足りなかった部分がありましたが、第2レースでは結構ペースも良くて追い上げることもできたので、もうそろそろ表彰台に乗らないとな、という思いがありました」
「反省点は昨日より今日のレースの方が多いですね。スタートでちょっとミスしちゃって、1コーナーでも飛び出しそうになったので、一旦引いてチャンスを待とうと思いました。リスタートして小出くんに抜かれたのはまずいかな、と思いました。そのあとチームメイトの小林くんがミスをして飛び出しちゃいました。まさか小出くんがペナルティだとは思っていなかったので、無線で『ペナルティ』と聞こえてきた時は聞き間違いかと思いました。今回のレースは自分の実力というより運が強かったなと思います。内容的には反省点が多かったです」
「次のオートポリスは木曜日からしっかり合わせたいです。今回のレースで自信もついたので、しっかりトップ争いに加わっていけるように調整してレースに挑みたいと思います」
第10戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「自分としてはペースが全く良くなくて、小出選手にも中村選手にも追いつくことができなかったし、抜かされたりもしたので、反省点が多くあります。しっかり反省して次のオートポリスに繋げたいです」
「レースの走り初めの部分で問題がありました。ドライビングの面でももうちょっと策があったんじゃないかと思っています」
「僕としても、チームとしても、木曜から苦戦していました。最終的に4位、2位と上がって来れたのはよかったと思います。でもトップに行くためにもっと他のアプローチがあったんじゃないかとも思うので、自分を始め、メカさん、エンジアさんも含めてチーム全体で反省して次のオートポリスを迎えたいです」
「昨日は表彰台を逃してショックでしたが、今日は切り替えて走ることができました。次からは表彰台ではなく優勝を目指して走りたいと思います」
「オートポリスはS耐では走ったことがありますが、フォーミュラでとなると全然違ってきます。でも走っていて楽しいコースなので楽しさを活かしながら速さを極めて、トップに立ちたいです」
第10戦決勝3位 荒川麟(TGR-DC Racing School)
「スタートはしっかり決めることができました。そのあとも上位についていけていたんですけど、後半からペースが落ちてきてしまいました」
「堀尾選手に追いつかれましたが、守れるな、と思って落ち着いて走っていました」
「ずっと2位か3位ばかりなので、次のオートポリスではそろそろ勝ちたいです。練習ではずっと好調なので、それをレースにつなげられるようにします」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 37 中村 仁 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 17 30'21.511 - -
2 7 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 30'23.884 2.373 2.373
3 35 荒川 麟 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 17 30'25.539 4.028 1.655
4 62 堀尾 風允 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 17 30'25.815 4.304 0.276
5 97 岩澤 優吾 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 17 30'27.302 5.791 1.487
6 13 藤原 大輝 Hitotsuyama MDF Hitotsuyama Racing 17 30'27.982 6.471 0.680
7 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 17 30'28.361 6.850 0.379
8 6 西村 和真 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 30'31.499 9.988 3.138
9 33 鶴田 哲平 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 17 30'32.057 10.546 0.558
10 80 伊東 黎明 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 17 30'32.481 10.970 0.424
11 41 奥本 隼士 Racing TEAM HERO'S TEAM HERO'S 17 30'33.682 12.171 1.201
12 77 宮下 源都 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 17 30'33.878 12.367 0.196
13 16 大滝 拓也 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 17 30'35.777 14.266 1.899
14 38 平安山 良馬 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 17 30'36.607 15.096 0.830
15 61 佐藤 樹 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 17 30'36.917 15.406 0.310
16 31 奥住 慈英 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 17 30'37.712 16.201 0.795
17 14 新原 光太郎 ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 17 30'38.271 16.760 0.559
18 39 地頭所 光 SACCESS RACING SACCESS RACING 17 30'41.399 19.888 3.128
19 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 17 30'42.153 20.642 0.754
20 18 藤原 優汰 アキランドレーシングF110 AKILAND RACING 17 30'42.424 20.913 0.271
21 15 吉村 渉 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 17 30'43.447 21.936 1.023
22 19 伊藤 慎之典 KRac Motorsports F110 KRac Motorsports 17 30'43.910 22.399 0.463
23 32 辻本 始温 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 17 30'44.442 22.931 0.532
24 87 下野 璃央 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 17 30'45.454 23.943 1.012
25 63 IC 1 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 17 30'49.743 28.232 4.289
26 *5 小出 峻 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 30'50.617 29.106 0.874
27 29 IC 2 小嶋 禎一 SACCESS RACING FR22 SACCESS RACING 17 30'57.462 35.951 6.845
28 99 IC 3 近藤 善嗣 AdvaNceD IoTくじらRn Rn-sports 17 30'58.007 36.496 0.545
29 71 IC 4 大山 正芳 ダイワN通商アキランドF110 AKILAND RACING 17 31'04.039 42.528 6.032
30 30 IC 5 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 17 31'38.085 1'16.574 34.046
31 *55 IC 6 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 17 31'41.732 1'20.221 3.647
---- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ----
- 23 IC - YUGO S2R Racing N-SPEED 0 - 17Laps 17Laps
- 27 IC - SYUJI RSS F110 RSS 0 - 17Laps -
- 86 IC - 大阪 八郎 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 0 - 17Laps -
- 96 IC - 齋藤 真紀雄 CSマーケティングアキランドF110 AKILAND RACING 0 - 17Laps -
Fastest Lap: CarNo. 37 中村仁(TGR-DC RSフィールドF4) 1'25.066 (11/17) 151.781 km/h
CarNo. 5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2. 10. 10(SCリスタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 55は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2. 10. 10(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
2022年FIA-F4選手権シリーズ第10戦の決勝が9月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)が待望のフォーミュラ初優勝をものにした。
第10戦決勝は午前9時より17周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
スタートでトップに立ったのは1コーナーでインを取った予選2番手の小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)。ポールの中村は1コーナーでアンダーを出してしまって2位に後退、3位に予選4番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)が続き、前戦優勝の小出は4位で1-2コーナーを立ち上がったが、馬の背の飛び込みで三井を抜いて3位でコントロールラインに戻ってきた。
しかしその後方、ハイポイントコーナーの先でインディペンデントカップの4台が絡む多重クラッシュが発生した。SYUJI(RSS F110)のスピンに齋藤真紀雄(CSマーケティングアキランドF110)、YUGO(S2R Racing)、大阪八郎(Dr.Dry F110)が巻き込まれた格好だ。
これにより2周目から早くもセーフティーカー(SC)が導入された。
事故車両撤去ののち、SCは6周終わりでピットイン7周目からレースは再開となった。
すかさず3位の小出がリスタートで中村に襲い掛かり、3コーナーまでにこれを下して2位に。続いてトップの小林が馬の背で痛恨のオーバーランを喫したことで小出は悠々とトップに浮上した。このコースオフにより小林は7位まで後退してしまう。
トップに立った小出は10周目までに1秒666のリードを築くが、ここで小出に対しSCリスタート違反との判定が下り、まさかのドライブスルーペナルティが課せられることになった。
これを受けて小出は13周目にピットイン、これにより中村がトップに浮上した。
中村は2位の三井を上回るペースで周回を重ね、最後は2秒373の大差をつけてフィニッシュ。参戦10戦目にしてFIA-F4初優勝をものにした。カートから今年ステップアップした中村にとって、この勝利は四輪レースでの初優勝でもある。
2位は三井優介。これによりドライバーズポイントを192とし、小出峻が26位ノーポイントに終わったことで、再びランキングトップに浮上した。
3位には荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が入った。荒川はレース後半に堀尾風允(HELM MOTORSPORTS F110)の激しいアタックを受け続けたが、これを最後まで押さえ込んで表彰台を獲得した。
いよいよ終盤戦に入ってきた今年のFIA-F4選手権シリーズ。次回オートポリス大会は10月1-2日に第11戦、第12戦が行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
第9戦ポールポジション、第10戦予選3位 小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「SUGOにきて、いつもよりもちょっとだけ苦戦したというか。他のチームのドライバーと比べても今ひとつ速さが足りない、という状況が練習走行から続いていました。予選では練習とは路面の状況が変わったことで、マシンの動きは良くなりました。セカンドタイムについては、タイヤの美味しいところを2周分使いきれなかったという感じです」
「SUGOでは去年勝っているので、レース展開がどうなるかもわかっていますし、去年同様にしっかり走れば同じように勝てると思うので、自信があります」
「もちろん三井選手のことは意識していますが、それよりも自分のやるべき最大限を発揮してレースに臨むことをモットーにしてやっているので、彼がどういう位置にいるかに関わらず、自分がどうやって勝つかだけを考えて戦っています」
「赤旗で時間の延長がなかったので、あそこで走るよりもタイヤを温存した方が賢明な判断だろうなと思ったので、再開後は走りませんでした」
第9戦予選2位 三井優介(HFDP RACING TEAM)
「木、金と僕もチームもあまり調子が良くなかったので、そうした中で色々セットアップをしてきて今朝を迎えました。自分としてもドライビングを見つめ直しましたし、メカさんやエンジニアさんと何がダメなのかを徹底的に分析して行って、一緒に作り上げたマシンは非常に走りやすくなりました。ただアタックの中でミスがあって、セカンドタイムが伸びなかったので、そこは反省したいです」
「その後は、昨日までの練習で、後半にタイムが上がってくる傾向があったので、そこを再度見極めたり、ロングランになった時のマシンの挙動変化を見ながら走っていました。最後まで走ろうと思っていましたが、SPで飛び出してしまい、その時点で時間があまりなかったので、そのままタイヤの埃だけ取ってピットに帰ってきました」
「SUGOは数回しか走ったことがなく、レースで走るのは初めてなので、もちヨン優勝は目指しますが、まずは完走して表彰台を確実に獲得したいです」
第9戦予選3位、第10戦ポールポジション 中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)
「初めはスリップを狙っていて前に詰まっちゃったんですが、ちゃんといい間合いが取れてアタックができ、自己ベストのタイムも出せたので、内容としては良かったんじゃないかと思います」
「2コーナーから3コーナーにかけての切り返しのタイミングでアクセルを離しすぎたか何かでオーバーステアを出してしまい、そのまま回っちゃいました。クルマには特にダメージはないはずです。決勝への影響はないはずです」
「今日の決勝ではポジションを落とさないように気をつけて走ればいい結果が出ると思うので、スタートをちゃんと決めて自分の走りに集中して走ります。明日は優勝も狙えるポジションからのスタートなので、今日の走りも踏まえて、しっかりと走っていきたいです。まだ表彰台も乗ったことがないので、狙っていきます」
第10戦予選2位 小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)
「今日の予選は自分のやれるだけのことをやろうと思って臨んでいました。前にホンダ勢、トヨタ勢の人がいて、後ろにもいろんなドライバーがいましたが、あまり他人に惑わされないように心がけて、自分がやれるだけのことをやって、その中で結果がついて来ればいいなと、あまり気負わないようにしていました」
「クルマもどんどん良くなっていますし、前回から実力も向上している実感があるので、自信を持って無理をすることなく走りました」
「頑張った結果予選上位に来れたので、決勝のペースにも自信を持って頑張りたいです」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2022年FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第9戦は小出峻(HFDP RACING TEAM)、第10戦は中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時10分よりA組、B組各20分間で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。
A組の走行では最初の3周までは大滝拓也(Media Do影山Racing F110)が1分26秒624、1分25秒432、1分25秒003と着実にタイムを上げてトップに立つが、4周目の計測では三井優介(HFDP RACING TEAM)が1分24秒485でトップに。2番手は小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)で1分24秒510、荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が1分24秒688で3番手につける。
三井は6周目に1分24秒652を記録するが、小林は1分24秒598を同じ周に記録。セカンドベストでは小林がトップに立った。
7周目は各ドライバーとも1分25秒台のタイムに止まるが、8周目に伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が1分24秒864の自己ベストを記録して5位に。平安山良馬(TGR-DC RSフィールドF4)も1分24秒961の自己ベストを9周目に出して6番手に上がってきた。
トップの三井は11周目に残り2分以上を残してピットイン。2番手の小林、5番手の伊東もそれに続く。
一方、3番手の荒川は12周目に自己ベストを更新し、1分24秒677をマークするが、順位はそのまま。結局A組は三井、小林、荒川の順で走行を終了した。
続いて行われたB組の走行は新原光太郎(ZAP SPEED F110)が1分27秒402で1周目トップ。2周目に入ると小出峻(HFDP RACING TEAM)が1分25秒770でトップに立ち、3周目には1分24秒571までタイムを縮める。2番手には37中村が1分24秒822で続く。
小出は4周目に1分24秒609をマークすると、5周目には1分24秒378までタイムを縮め、6周目のセクター1でも全体ベストを記録。しかしここでは1分25秒855にとどまる。
同じく4周目には堀尾風允(HELM MOTORSPORTS F110)が1分24秒633をマークして2番手に浮上、5周目には1分24秒612までタイムを縮めるが、6周目に中村が1分24秒481を記録して2番手を奪い返すと7周目には1分24秒522を出し、セカンドベストでは小出の1分24秒571を上回ってトップに立った。
しかし中村は8周目の3コーナーでスピンアウト。ここで走行を終えてしまう。この中村のスピンにより、セッションは赤旗中断となった。
車両回収ののち、走行は再開となるが、トップの小出はタイム更新は期待できないと判断してコースには戻らず、そのまま予選を終えることを決断。走行を続けたドライバーたちも小出や中村のタイムを上回ることはなかったため、B組は小出、中村、堀尾の順で走行を終了した。
これにより第9戦はA組の三井のタイムを上回った小出がポールポジションを獲得。三井が2番手とHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトがフロントローを独占する結果となったが、第10戦は中村が自身初のポールポジションを獲得し、小林が2番手とTGR-DC Racing Schoolがフロントローを独占して決勝に臨むこととなった。
第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日の朝9時より、いずれも17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 37 中村 仁 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1'24.522 - - 152.758
2 5 小出 峻 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 1'24.571 0.049 0.049 152.669
3 62 堀尾 風允 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 1'24.633 0.111 0.062 152.558
4 13 藤原 大輝 Hitotsuyama MDF Hitotsuyama Racing 1'25.029 0.507 0.396 151.847
5 97 岩澤 優吾 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 1'25.116 0.594 0.087 151.692
6 33 鶴田 哲平 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 1'25.117 0.595 0.001 151.690
7 77 宮下 源都 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 1'25.203 0.681 0.086 151.537
8 41 奥本 隼士 Racing TEAM HERO'S TEAM HERO'S 1'25.272 0.750 0.069 151.414
9 14 新原 光太郎 ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 1'25.297 0.775 0.025 151.370
10 31 奥住 慈英 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 1'25.509 0.987 0.212 150.995
11 39 地頭所 光 SACCESS RACING SACCESS RACING 1'25.615 1.093 0.106 150.808
12 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 1'25.878 1.356 0.263 150.346
13 32 辻本 始温 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 1'25.948 1.426 0.070 150.223
14 *96 IC 1 齋藤 真紀雄 CSマーケティングアキランドF110 AKILAND RACING 1'26.807 2.285 0.859 148.737
15 99 IC 2 近藤 善嗣 AdvaNceD IoTくじらRn Rn-sports 1'27.268 2.746 0.461 147.951
16 29 IC 3 小嶋 禎一 SACCESS RACING FR22 SACCESS RACING 1'27.723 3.201 0.455 147.184
17 71 IC 4 大山 正芳 ダイワN通商アキランドF110 AKILAND RACING 1'28.036 3.514 0.313 146.660
---- 以上基準タイム(110% -1'33.013)予選通過 ----
CarNo. 96は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 1'24.598 - - 152.621
2 7 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 1'24.652 0.054 0.054 152.523
3 35 荒川 麟 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 1'24.688 0.090 0.036 152.458
4 6 西村 和真 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 1'24.905 0.307 0.217 152.069
5 80 伊東 黎明 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 1'24.978 0.380 0.073 151.938
6 16 大滝 拓也 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 1'25.132 0.534 0.154 151.663
7 61 佐藤 樹 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 1'25.165 0.567 0.033 151.605
8 38 平安山 良馬 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1'25.188 0.590 0.023 151.564
9 18 藤原 優汰 アキランドレーシングF110 AKILAND RACING 1'25.225 0.627 0.037 151.498
10 19 伊藤 慎之典 KRac Motorsports F110 KRac Motorsports 1'25.343 0.745 0.118 151.288
11 15 吉村 渉 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 1'25.394 0.796 0.051 151.198
12 87 下野 璃央 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 1'25.622 1.024 0.228 150.795
13 30 IC 1 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 1'26.256 1.658 0.634 149.687
14 63 IC 2 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 1'26.459 1.861 0.203 149.336
15 55 IC 3 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 1'26.961 2.363 0.502 148.473
16 *86 IC 4 大阪 八郎 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 1'27.411 2.813 0.450 147.709
17 27 IC 5 SYUJI RSS F110 RSS 1'28.053 3.455 0.642 146.632
18 23 IC 6 YUGO S2R Racing N-SPEED 1'30.439 5.841 2.386 142.764
---- 以上基準タイム(110% -1'33.111)予選通過 ----
CarNo. 86は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
Race10優勝 小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)
「コースは気にするほど濡れていませんでした。序盤、大木選手が離れてからはミラーを見ずに走りました。終盤、小山選手がコンマ2~3秒ずつ追い上げているのは分かっていました。でも、前半少しタイヤを温存していたので、タイヤがタレ始めてからの2、3周はプッシュしました。最後の方はオーバー傾向だったので抑えて走りました。自分の走りに集中できたと思いますが、後ろが気になったり、ミスをしてしまったり、というのもありましたので、明日のレースはそこを改善したいと思います」
Race10マスタークラス優勝 HIROBON(Rn-sportsF111/3)
「リージョナルは乗れば何とかなるんですが、でもTCRと(ダブルエントリーで)ごっちゃになってましたね。(スタートは)イン側は濡れていたのでアウト側は有利でした。レース中、ずっと後ろにいるのは畑選手だと思っていました。とにかくミスしないように必死で、22周は長かったです。最終コーナーは(自分の方が)速かったので、そこは少し余裕があって、そこを抑えれば何とかなると思っていました。総合3位になったのに、TCRのレースがあって表彰台に登れなかったのが一番残念です」
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOIME
7月23日、フォーミューラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第4戦レース10の決勝が、スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートの小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)が、終盤の小山美姫(TGR-DC F111/3)の追撃を振り切って優勝。自身2勝目、新体制のチームで初の優勝を飾った。
マスタークラスは、スタートでトップに出たHIROBON(Rn-sportsF111/3)が総合でも3位に入る健闘を見せてクラスウィン。
予選後、かなり強い雨が降るなど不順な天候だったが、決勝スタート前には青空が広がった。
ただし、コースは所々濡れており、特に日陰になるストレートイン側は乾かず、イン側スタートは明らかに不利になると思われた。
スタートでは案の定、アウト側スタートの選手が前に出て、1周目のオーダーは、小川、大木一輝(PONOS Racing)、小山、そして、マスタークラスのHIROBON、これに予選のクラッシュから修復なった片山義章(Team LeMans F111/3)が続く。
トップ小川は、徐々に2位大木を引き離しにかかり、その差は5周を終えて3秒と、すでに安全圏に逃げたように思われた。大木の1秒後方では小山が終盤の追い上げてに備えてタイヤを温存しているようだ。
このオーダーが変わることは難しいと思われたが、5周目、2位の大木に反則スタートのペナルティが課される。大木は7周目にドライビングスルーを消化し、これで勝負権を失ってしまった。
前の開いた小山は、ここからトップ小川の追撃を開始。その差は、8周目3.8秒、10周目3.2秒、12周目2.9秒と確実に詰まっていき、18周目には1.4秒まで縮まった。
しかし、トップ小川もこうなることを予想してか「前半にタイヤを温存するように走った」と、終盤ペースアップ。追撃をかわして小山の連勝記録を5でストップさせるとともに、自身2勝目のチェッカーを受けた。
小川は、今シーズンから高木真一監督のもと新たな体制で参戦しているが、チームにとっても嬉しい勝利となった。
マスタークラスのHIROBONは、大木の脱落で労せずして総合3位に上がり、後方から迫る片山を従えて22周を走り切り、殊勲の3位表彰台。
ところが、この日HIROBONは、次に決勝が行われるTCRジャパンカップとダブルエントリーだったため、決勝を終えると走ってTCR-Jマシンに乗り込んだ。表彰台には代理のスタッフが登ったが「こんなチャンスは滅多にないのに」と悔しがることしきりだった。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2022/07/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 97 小川 颯太 Bionic Jack Racing Scholarship FRJ Bionic Jack Racing 22 29'49.509 - -
2 8 小山 美姫 TGR-DC F111/3 Super License 22 29'50.690 1.181 1.181
3 11 M 1 HIROBON Rn-sports F111/3 Rn-sports 22 30'06.961 17.452 16.271
4 6 片山 義章 Team LeMans F111/3 Team LeMans with OIRC 22 30'08.845 19.336 1.884
5 7 M 2 畑 亨志 A-NeKT F111/3 Super License 22 30'22.031 32.522 13.186
6 3 大草 りき Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 22 30'24.053 34.544 2.022
7 34 M 3 三浦 勝 F111/3 CMS MOTOR SPORTS PROJECT 22 30'36.287 46.778 12.234
8 *45 大木 一輝 PONOS Racing TOM'S FORMULA 22 30'37.096 47.587 0.809
9 14 M 4 田中 輝揮 アスクレイ☆イーグルスポーツ イーグルスポーツ 22 31'00.108 1'10.599 23.012
---- 以上規定周回数(75% - 16Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 8 小山美姫(TGR-DC F111/3) 1'20.418 (10/22) 160.554 km/h
CarNo. 45は、2022 Formula Regional選手権統一規則第31条7.違反(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
7月23日、フォーミューラリージョナルジャパニーズ選手権第4戦Race10-12の公式予選が、スポーツランドSUGOで行われ、Race10は小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)、Race11は大木一輝(PONOS Racing)、Race12は小山美姫(TGR-DC F111/3)と、三者がポールポジションを獲得するという、大混戦の予選となった。
マスタークラスは田中優暉(アスクレイ☆イーグルスポーツ)が3レースともにクラスPPを奪った。
予選1(Race10,12予選)
予選1は、ベストタイムがRace10、セカンドベストタイムがRace12の予選結果となるいつものシステム。
路面はまだ濡れたところも残るなか、1回目のアタックでは大草が1分21秒309をマークしてトップに立つが、開始5分過ぎに片山義章(Team LeMans F111/3)が馬の背コーナーでクラッシュ。赤旗が提示され予選は中断。
片山はマシンにダメージを負い、これ以降の走行はできず。チームはマシン修復の作業に入ることになった。
再開後は、小川、大草、小山と目まぐるしくトップが変わる大接戦となったが、最後に一発の速さを見せた小川が、小山を僅か1000分の3秒差で逆転。自身FRJ初となるポールポジションを獲得した。
セカンドベストタイムで決まるRace12は、小山がポール、大木一輝(PONOS Racing)、小川と続いた。
なお、今回スポット参戦の大草りき(Sutekina Racing)は、予選後の再車検で最低重量違反となり、タイム抹消となった。
マスタークラスは、田中優暉(アスクレイ☆イーグルスポーツ)が、ベスト、セカンドベストともにトップタイムをマーク。Race10、Race12のクラスPPを獲得した。
予選2(Race11予選)
予選1から10分のインターバルで行われた予選2は、徐々に回復しつつある路面コンディションのなか行われた。
最初のアタックで気を吐いたのは、予選1では良いところのなかった大木。ライバルたちが1分19秒を切れないなか、1分18秒964をマークしてトップに立った。
これを大草が僅かに逆転するが、前述のとおり大草はタイム抹消のため大木のトップタイムは変わらず。
その後、小山と小川も逆転を試みるが、イエローフラッグが出てしまうなどタイミングが悪く、大木を上回ることはできずに予選は終了。
大木が初ポールを奪うとともに、この週末3人目のポールシッターとなった。
マスタークラスは、1分19秒788のトップタイムをマークした田中を、畑亨志(A-NeKT F111/3)が何とか逆転しようとアタックするが届かず、田中がRace11のクラスポールも奪い、完璧な予選を演じた。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kauhiro NOINE
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2022/07/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 97 小川 颯太 Bionic Jack Racing Scholarship FRJ Bionic Jack Racing 1'19.811 - - 161.775
2 8 小山 美姫 TGR-DC F111/3 Super License 1'19.814 0.003 0.003 161.769
3 45 大木 一輝 PONOS Racing TOM'S FORMULA 1'19.918 0.107 0.104 161.558
4 14 M 1 田中 輝揮 アスクレイ☆イーグルスポーツ イーグルスポーツ 1'20.625 0.814 0.707 160.141
5 11 M 2 HIROBON Rn-sports F111/3 Rn-sports 1'20.856 1.045 0.231 159.684
6 7 M 3 畑 亨志 A-NeKT F111/3 Super License 1'20.885 1.074 0.029 159.627
7 34 M 4 三浦 勝 F111/3 CMS MOTOR SPORTS PROJECT 1'21.836 2.025 0.951 157.772
8 6 片山 義章 Team LeMans F111/3 Team LeMans with OIRC 1'23.027 3.216 1.191 155.508
---- 以上基準タイム(110% - 1'27.792)予選通過 ----
- *3 大草 りき Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM deleted - - -
CarNo. 3は、2022 Formula Regional選手権統一規則書付則3.5.(最低重量違反)により、予選タイム抹消のペナルティーを科した。
――第10戦は表彰台も見えていたと思うが、残念な結果になった
「全然いけてたと思いますよ。結果からいうと電気系のトラブルでした。(平木玲次に)仕掛けようと思って準備していたんですが、馬の背で急にパワステが効かなくなって、ステアリングが重くなったんですよ。まあパワステが壊れてもハンドルが切れないわけではないので、SUGOだと結構きついけどなんとか耐えよう、と思ったんですが、ステアリングのシャフトあたりから煙が出て、焦げ臭くなったんです。そのままSPに入っていったら電圧が落ちて、エンジンが止まったわけではないんですが、アクセルを踏んでも加速しなくなりました。焦げ臭いことからオイル関係のトラブルも疑われたので、火が出ても嫌だし、そのまま走って最終コーナーのコース上にでも止まったら他のドライバーに迷惑をかけてしまうので、コース脇に止めることにしました」
「あのまま走っていればストレートで平木選手を抜けたと思うし、小高選手を抜くことはペース的に難しくても表彰台の2番手には上がれたと思います。第3レースも有利に戦えるな、と思っていたのに、ライツでは運がないなあというか。第1レースじゃなくて、せめて第2レースで起きたんだったら、次のレースへの影響もなかったんですけどね」
「僕は周りの方に協力してもらいながら、一戦一戦ギリギリでやっているので、こういうのでチャンスを逃していくのが本当に残念です。チームオーナーの植田さんには本当によくしていただいてて、相談にも乗っていただいてるし、ライツに乗るチャンスもいただいています。鈴鹿では別のドライバーが乗りましたが、もともとスポット参戦の予定だったところを、いろいろ話をして続けさせていただいています。そう言った意味でもチームに早く恩返ししたいですし、毎戦毎戦スポンサー活動をしながらなんとか乗せていただいています。前回のオートポリスでエンジンとモノコックが壊れて、その費用面のダメージも大きくて、SUGOも正直厳しいだろうなと思っていましたが、植田さんやチームの方々に支えていただいて今回も出られることになりました」
「練習走行ではずっと調子が良かったんですが、予選ではいろんなバランスがずれてうまく決まりませんでした。決勝ではスタートを落ちついていって、前方のクラッシュをうまく避けることができ、表彰台圏内まで上がれました。前の平木選手のペースもわかっていたので、2番手は堅いと思っていたのですが」
「僕はライツでしっかり結果を残して、次のステップに繋げたいと思って参戦しています。最終目標はアメリカやヨーロッパのフォーミュラをやることなので、そのためにもメーカーのサポートを受けられるドライバーになって、海外に行きたいと考えています。普通のサラリーマン家庭なので、持ち出しで海外というのは難しいですから、サポートを受けていくしかチャンスはないと思っています。そういう意味でも、このライツに賭けていますし、GTで乗ってる埼玉トヨペットさんにもその辺は相談しながらやらせてもらっているので、こういう形で終わってしまうのは非常にショックです」
「いまチームの皆さんが一生懸命クルマを直してくださっているので、僕は最大限の力を出して、次のレースでは表彰台をプレゼントしたいですし、もちろん勝ちたくてやってるので、しっかり気持ちをリセットして、調子の良かった練習の状態に戻して、1台1台抜いていけるよう頑張ります」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
第10戦優勝 小高一斗(TOM'S)
「予選は2番手でしたが、スタートでしかトップに立てないと思っていたので、しっかり決めようと。そこをうまく決められたので、あとは何も起きなくても勝てると思っていました。そこからセーフティーカーが2回入って、赤旗になって、という流れでした。自分とチャンピオン争いをしている選手が次々と脱落していく中、リスタートでも危なげなく走ることができました。ファステストラップも絶対取りたいと思っていましたが、平良選手が刺激をくれたので最後まで頑張れました」
「(第10戦で勝って第12戦のポールを獲得し、三連勝したいと言っていたが、ここまでは予定通りか)そうですね。昨日の練習では調子が良くなくて、オートポリスみたいなレースになっちゃうのかなと思っていましたが、しっかり改善をして、予選に合わせ込むことができました。1セット目は良かったんですが、2セット目でコンディションの変化に合わせきれず、1戦目のポールは取れませんでした。でも1戦目を勝てて、2戦目、3戦目をポールからスタートできることになったので、明日のレースもしっかり勝って終わりたいと思います」
第10戦決勝2位 平良響(TOM'S)
「得意としていたスタートでストールしてしまいました。原因はこれから研究していかないといけませんが、一番は隣の野中選手がフライング気味に動いてしまったのに動揺して、足が動いてしまったというのがあります。それで最下位近くまで落ちてしまいましたが、SCが入って、赤旗という流れの中で、上位の選手が次々に消えていく状況だったので、もしかしたら追い上げられるかもしれないと思い、諦める気持ちはなかったです。その結果順調に前のクルマを抜いていくことができて、最後は小高選手にも近づく場面もあったので、ペース的にも展開的にもいいレースができたかな、と思います」
「(平良選手にとってはいい展開だったかと思うが)そうですね。ラスト10周くらいでまたSCが入ると聞きました。その時は平木(玲次)選手とすごく差があったので、本当にチャンスが来たなと思いました。チャンスを逃さずSC明けの1コーナーで抜くことができて良かったです。」
「(明日に向けての抱負を)明日の第2レースは4番手からなので、スタートをしっかり決めて、表彰台を目指して頑張ります。第3レースは初のフロントローなので、得意のスタートで小高先輩を抜いて優勝したいです」
第10戦決勝3位 平木玲次(HELM MOTORSPORTS)
「スポーツランドSUGOは非常に抜きにくいコースなので、序盤で上位勢が無理なところで仕掛けに行くと予想できたので、スタートは落ち着いて行きました。そうしたら菅波選手と古谷選手が接触しました。そこをうまく切り抜けられたのが、今日のレースで一番良かったところです。そのあとのペースは上がらなかったので、防戦一方の苦しい展開になりましたが、この3位というのはチームにとっても大切ですし、雰囲気がいい方向に向かうきっかけになると思います」
「(古谷選手や平良選手が追い上げてきて、ラスト10周は非常に苦しかったと思うが)そうですね。最終コーナーから1コーナーまでにスリップストリームにつかれてしまうと完全に抜き切られてしまうと平良選手の時に分かったので、そこをなんとか死守すれば順位は守れるだろうなと。古谷選手とはすごく激しい争いになりましたが、最後まで守り切れました」
「(明日のレースに向けていいヒントが見つかったか)明日は3番手グリッドから上位勢と一緒に走れるので、明確なペースの違いとかをレースの中で吸収して、次の大会に生かしていきたいです」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、予選2番手からスタートした小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が今季4勝目を挙げた。
第10戦決勝は午後3時40分にスタート。天候は晴れ。路面はドライだ。
スタートでトップに立ったのは小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)。ポールポジションの太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)は2位に後退して小高を追う。
しかしその後方では2列目スタートの野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)と平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が揃ってエンジンストール。再始動してレースには復帰したものの、大きく順位を落としてしまう。
さらにその先の2コーナーでも菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)と古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が接触するアクシデントが発生したため、早くも1周目からセーフティーカーが導入された。
この時点の順位は小高、太田、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、平木玲次(HELM MOTORSPORTS 320)、川合孝汰(Rn-sports 320)、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)、平木湧也(HELM MOTORSPORTS 320)、DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)、平良、野中、古谷だ。
なお接触で古谷に乗り上げる形となった菅波は、アクシデントのあとピットに戻って車を降りている。
セーフティーカーは3周目にピットイン。4周目からレースはリスタートとなったが、その直後にホームストレート上で太田と順位を争っていた木村が太田のリヤに追突。この影響で木村はピットウォールに接触してしまい、足回りを大きく壊してレースを終えてしまう。これで再びSCが導入された。
さらにこのアクシデントの影響で、太田のミッションケースあたりから漏れた液体がコース全周に渡って撒かれてしまったため、隊列が5周を終えたところでポストから赤旗が提示され、レースは中断となった。
レースは午後4時25分にセーフティーカーの先導で再開。9周目からリスタートとなる。
トップの小高は後続を突き放して悠々とトップを快走。後方では平木玲次と川合が熾烈な2位争いを展開する。
さらに8位にいた野中も平良、DRAGON、そして平木湧也を次々に捉えて5位に浮上してきたが、ここで野中に対してドライビングスルーペナルティが課せられる。スタート違反との裁定だ。
13周目に入ると、平木玲次と2位を争っていた川合が馬の背に入ったところでパワーステアリングのトラブルに見舞われてしまう。そのまま走行を続けようとした川合だったが、SPイン、SPアウトと走っているうちに焦げ臭い匂いがしてきたため、出火のリスクを考えて自らコース脇に出てクルマを止めた。しかしこの影響でこの日3度目のセーフティーカーが入ることになった。
トップ2台の順位に変わりはないが、3位には平木湧也と今田を抜いて平良が浮上している。
セーフティーカーは18周目にピットイン。19周目からレースが再開されると、すかさず平良が1コーナーで平木玲次を捉えて2番手に浮上、さらに古谷も平木玲次の背後に迫ってきた。
ペナルティにより後退した野中も、DRAGON、平木湧也を再び捉えて6位に。2位の平良はファステストラップを記録してトップの小高との差を0.494とする。
古谷は22周目の1コーナーで平木玲次を捉えようとするが、車間を詰めすぎたためにフロントのダウンフォースを失ってコースを飛び出し、今田を抜いて5位に浮上してきた野中に抜かれ、5位に後退してしまった。
小高との差を1秒以内に保って追い上げる平良だったが、25周目に入ったところで40分の制限時間を迎えてしまったため、規定周回数の26に達しないままレースはここで終了となった。
これで小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)は第6戦鈴鹿以来の今季4勝目を挙げ、第12戦のポールポジションをも獲得。さらに平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が2位に入ってトムスが1-2フィニッシュを達成した。3位は野中の猛追を最後まで凌ぎ切った平木玲次(HELM MOTORSPORTS 320)が獲得。HELM MOTORSPORTSに初の表彰台をもたらした。
第11戦の決勝は明日19日の朝9時5分より19周で。第12戦決勝は同じく19日の午後0時35分より19周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2022/06/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 *37 小高 一斗 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 25 1:18'16.722 - -
2 38 平良 響 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 25 1:18'17.734 1.012 1.012
3 *63 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 25 1:18'26.544 9.822 8.810
4 *35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 25 1:18'26.680 9.958 0.136
5 *36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 25 1:18'32.374 15.652 5.694
6 *4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 25 1:18'41.405 24.683 9.031
7 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 25 1:18'41.695 24.973 0.290
8 62 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 25 1:18'42.316 25.594 0.621
---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ----
- *10 川合 孝汰 Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 12 58'09.433 13Laps 13Laps
- 2 太田 格之進 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 5 10'09.408 20Laps 7Laps
- *1 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 3 6'12.626 22Laps 2Laps
- *50 菅波 冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1 2'29.260 24Laps 2Laps
Fastest Lap: CarNo. 37 小高 一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320) 1'14.832 (25/25) 172.538 km/h
'*'の車両はペナルティーを科された。
2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦、第11戦の公式予選が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第10戦は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)、第11戦は小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前11時から30分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
始まってすぐにトップに立ったのは木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)。木村は3周目に1分14秒403、4周目に1分14秒136と好タイムを連発する。
続いて残り時間20分を切ったところで小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が自身の3周目に1分13秒728を記録して木村を上回り、トップに浮上する。小高は5周目にも1分13秒990を出してセカンドベストでもトップに立った。
小高のチームメイトの平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)も1分13秒961、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)も1分14秒052を記録、それぞれ2番手、3番手につける。ここで各ドライバーは一旦ピットへ。走行が再開されたのは残り7分を切ったあたりからだ。
ここで古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が1分13秒801で2番手に浮上するが、すぐに野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が1分13秒700、平良も1分13秒789を記録して古谷を上回る。
ここまでトップの小高も1分13秒590までタイムを縮めるが、チェッカー直前に太田が1分13秒399を叩き出して小高を上回り、トップに躍り出た。
太田は最後の周回でも1分13秒643を記録するが、小高がここで1分13秒501までタイムを縮めたため、セカンドベストタイムでは小高がトップとなり、第10戦は太田格之進、第11戦は小高一斗がポールポジションを獲得する結果となった。
第10戦決勝はこのあと午後3時35分より26周で、第11戦決勝は明日の朝9時5分より19周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2022/06/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 2 太田 格之進 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 1'13.399 - - 175.907
2 37 小高 一斗 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.501 0.102 0.102 175.663
3 35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.700 0.301 0.199 175.189
4 38 平良 響 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.789 0.390 0.089 174.977
5 36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.801 0.402 0.012 174.949
6 50 菅波 冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'13.846 0.447 0.045 174.842
7 1 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'14.136 0.737 0.290 174.158
8 10 川合 孝汰 Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 1'14.478 1.079 0.342 173.359
9 63 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 1'14.798 1.399 0.320 172.617
10 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'15.459 2.060 0.661 171.105
11 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'15.678 2.279 0.219 170.610
12 62 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 1'15.683 2.284 0.005 170.598
---- 以上基準タイム(110% - 1'20.887)予選通過 ----
JAF-F4地方選手権シリーズ最終第10戦は11月21日(日)に富士スピードウェイで13周の決勝が行われ、ポールポジションからスタートの元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)がスタートで飛び出すと1度もトップを脅かされない独走で優勝。シリーズチャンピオンを獲得した。
午前中の予選からドライコンディションが続く富士スピードウェイは時折陽が差すものの曇りの天気で、気温も13度程度。路面温度も低いままだ。
午後13時05分フォーメーションラップ開始。20台全車がスリックタイヤを装着しいてる。
スタートはフロントロウの元嶋と徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)の2台はきれいに出たが、3番グリッドのハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)は蹴り出しが弱く、後方5番手から飛び出した森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)が4番手スタートの黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)と伊澤をまとめて料理してTGR(第1)コーナー進入までに3位に浮上する。
そのTGRコーナーではクラッシュが発生。黒沼と並んでターンインした7番手スタートの川原悠生(ファーストガレージ&Sウインズ)がスピン、後ろを向いたところで9番手スタートの安井和明(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)と接触する。共に再スタートするが安井はそのままピットイン、リタイヤとなる。川原はフロントウイングを引きずってピットに戻りノーズを交換してコースへ復帰。
勢いに乗る森山はTGRコーナー進入でアウトから徳升をかわすと元嶋に並びかけるが、ここは元嶋スキを見せずトップを守り森山2位。元嶋はここから各コーナーで森山とのギャップを拡げていき、1周目を終えて1.862秒の差をつける。森山の後方徳升は第3セクターでテール・ツー・ノーズ状態に持ち込むとストレートではスリップストリームを活かして横に並びかけて、0.092秒の差でコントロールラインを通過、そこから徳升が前に出てサイド・バイ・サイドの状態でTGRコーナーにアプローチ、森山はインサイドからアウトへとマシンを振って外から攻めるが徳升が2位を奪回する。
またしてもスタートに失敗した伊澤はアドバンコーナーで黒沼にインを差されて5位まで後退。
徳升と森山の2位争いをよそに元嶋は2.270秒→2.593秒とギャップを拡げ独走態勢に持ち込む。徳升対森山も、森山のペースが上がらないのか1.598秒→2.431秒と徳升から離されていき、逆に4位黒沼に0.714秒差まで詰め寄られている。
5周め、元嶋は1分43秒908と、他の選手が予選でも出していない43秒台で徳升とのギャップを3.458秒まで拡大。徳升も自己ベストで追うが元嶋のテールは離れる一方だ。
一方伊澤はいったんは黒沼に1秒近く離されたが次第に追い上げ、じわじわと接近していく。
8周め、何と3位走行の森山がスローダウン、エンジントラブルか白煙を吐きながらスロー走行でピットに戻りマシンを降りた。
これで俄然注目度が上がったのが表彰台争い。3位黒沼と4位伊澤のギャップは9周め0.656秒、10周め0.384秒と黒沼の背後に張り付いた伊澤がプレッシャーをかける。11周めにはテール・ツー・ノーズ状態になるとストレートでスリップを効かせた伊澤が並びかけ、TGRコーナーでレイトブレーキング、黒沼も抵抗するがここでついに伊澤が3位に浮上する。
3位の座を死守したい伊澤だが黒沼はすかざずテールについて、今度はプレッシャーをかける側に回る。12周めも0.368秒の差でコントロールラインを通過。スリップから抜け出て伊澤の前に出ようとするが、この週末ストレートスピードが足りないと語っていた黒沼はオーバーテイクには至らずファイナルラップへ突入。
トップ元嶋はまったく危なげのない走りで徳升との差を開き続け、5秒521の大差でチェッカードフラッグの下を通過。出場した全レースで優勝という強さを見せて、シリーズチャンピオンも獲得した。
2位は徳升。3位伊澤はジェントルマンクラスの優勝も飾った。その伊澤を最後まで追ったが0.68秒及ばず黒沼は4位。5位大竹将光(スーパーウインズ&ISP)、6位女性ドライバーの翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)という結果に。
伊澤に続くジェントルマンクラスの2位は総合8位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、3位は総合9位の石川賢志(HMR ハンマーR☆ハヤテ)となった。
■決勝後のコメント
優勝 元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)
「(圧勝だった?)スタートさえ決まれば、自信があったので、後は逃げ切るだけだった。(後ろは見なかった?)見なかった、前だけ見て走った。不安材料もなく行けた。(出たレース全て優勝でチャンピオン)出し切った気分だ」
2位 徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)
「(元嶋選手は速かった?)ついて行けなかった。自分としてはペース落とさずに行けたという部分はあるが、もう一押し、がなかった。(スタートで失った2位を奪い返した状況は?)コーナーはこちらの方が速かったので、しっかりセクター1で追いついて、それでストレートで抜けるのは確実だったので、スリップをしっかり使って一発で仕留めないとトップが逃げてしまうので、それだけ気にしながら(狙い通り)一発で仕留める事はできたが、ちょっと手遅れだった。今シーズンの元嶋選手は手が付けられない強さだった、来年は自分が手を付けられない状況にします(笑)」
3位 ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)
「シーズン最後に元嶋選手に圧倒的なスピード差を見せつけられて負けたので、その辺りこれからどうするか……。(スタート直後は何があった?)1コーナーで誰かに当てられたと思う。それでハーフスピンしそうになって、順位を落とした。そこから挽回はできたが、2号車のリタイヤが無ければ(表彰台は)厳しかった。それでも最後92号車とバトルができて楽しめた」
4位 黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)
「1コーナーで社長(川原選手)と当たってしまった。ダメージはほとんどなかったが、伊澤選手を抑えきることができなかった」
5位 大竹将光(スーパーウインズ&ISP)
「スタート直後の1コーナーで混乱があったが、外側に逃げたことで回避できたのでそこはよかった。予選を走ったタイヤで予選よりいいタイムで走ることができたので、その点はよかったと言うか、逆に予選がまだまだいけるという事がわかったので、そこはもっと詰める部分があるという事で今後の課題だ」
6位 翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)
「スタートはすごくうまくいったが、その後1コーナーでのクラッシュを避けたために、前との差が開いてしまった。それを追い上げるレースになった。(前のマシンに対して)自分の方が少しずつペースは速かったので、そのまま周回を重ねていけばよかったのだが、攻めすぎてしまってAコーナーでオーバーランして、差がまたひらいてしまって抜くまでには至らなかった。(マシンの調子は?)2周めくらいに1コーナーの進入で前を差した時に左フロントタイヤを相手の右リヤに当ててしまって、それでアライメントが狂って不安定な状態になって思い切り行けなくなった。それでも様子を見ながらベストを出せたかな、と思う」
DNF 森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)
「エンジンが寿命で終わってしまった。(途中前に離されたのもエンジンの調子のせい?)それはあったが;最後の方でまた2位のクルマに近づいていけたので、最終ラップくらいで抜けるかなと思っていた。前はタイヤがタレてきていたようで、行けるかな? と思ったのだが最後(エンジンが)壊れてしまった。スタートが決まっていい順位で走れていたが、元嶋選手が速くて(このまま)終わったとしても2位か3位というところで勝てなかったので(リタイヤしても)一緒だ」
JAF-F4地方選手権シリーズは元嶋の戴冠で終了。しかしJAF-F4グランドチャンピオンシップはこの後鈴鹿で特別戦(日本一決定戦)を残している。全戦ポイント有効の同チャンピオンシップではハンマー伊澤が221ポイントで首位。徳升広平が201ポイントで2位、黒沼聖那が199ポイントで3位につけており、優勝30ポイントなのでこの3人にチャンピオンのチャンスがある。JAF-F4のシーズンはまだまだ終わらない。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
JAF-F4地方選手権シリーズ最終第10戦公式予選は11月21日(日)に富士スピードウェイで行われ、元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)が2位を1秒近く離すタイムを叩き出してポールポジションを獲得した。
全国のサーキットを転戦するJAF-F4地方選手権だがシリーズ戦は今回が最終戦。
エントリーは20台。全国シリーズの為全戦に出場する選手は限られているが、最終戦という事で今年最大の出場車数となった。ここまで9戦が行われて、上位4人にチャンピオンの権利があり、その4名全員がエントリーしている。
まずはランキング首位の元嶋。もてぎとSUGOの4レースをスキップしているが、出場した5レースは全て優勝しており100ポイントを積み上げている。
それに続く2位がハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)。ここまで全戦に出場、第7戦もてぎでは初優勝を飾り総得点は109ポイントと元嶋を上回るがJAF-F4地方選手権は上位8戦の有効ポイント制なので、足切りされて99ポイントが有効となる。なおハンマー伊澤はジェントルマンクラスでは他のベテランを圧倒、本大会と12月の日本一決定戦を待たずにチャンピオンが確定している。
ランキング3位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)。2019年のシリーズチャンピオンでもある徳升は開幕戦鈴鹿をスキップしたが第2戦以降全戦に出場、96ポイントを獲得している。
最後の一人は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)。全戦出場組で第2戦もてぎで優勝した他上位入賞を繰り返して88ポイントを獲得している。
優勝20ポイント、2位15ポイント、3位12ポイント、以下10-8-6-4-3-2-1ポイントが与えられるが、前述の通り有効8戦の為、井澤と黒沼は足切りがある。
20分間の予選は午前9時10分にコースオープン。朝は0度近くまで冷え込んだ富士スピードウェイは天候曇り。気温10.2度まで上がったものの、日差しが弱く路面温度は全く上がっていない模様で、コースインした各車はタイヤが発動するまでウィービングと加減速を繰り返してタイムアタック開始のタイミングを待っている状態。
残り14分となって、まずは元嶋が1分45秒984を出してペースセッターになるが、2番手のハンマー伊澤以下はまだ47秒台でウオームアップ中か。
残り11分、元嶋が1分43秒934を出し、2番手は黒沼の46秒591、徳升が46秒691で3番手。一人元嶋だけがクラスが違うのかと思わせるタイム差だ。
残り10分、ハンマー伊澤が1分45秒816で2番手へ浮上。黒沼に続く4番手に45秒928で今回スーパーFJとダブルエントリーの森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)が上がってくる。森山は今回初のJAF-F4でのレースで、練習走行も不十分だと言っていたが、次第に慣れてきたようだ。
ハンマー伊澤は次の周回で1分45秒351までタイムを詰めて、森山が45秒387で3番手に浮上、さらに徳升が45秒571で続き、大竹将光(スーパーウインズ&ISP)が45秒836で5番手へ。黒沼は6番手までダウン。伊澤に続くジェントルマンクラスの2番手は全体8位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、3番手は同11位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)だ。河野は「ハンマー伊澤の速さの理由を知るべく」今大会からハンマーレーシングの一員となった。
残り7分で黒沼が1分45秒113と自己ベストを更新し4番手へ盛り返す。
残り5分。元嶋は引き続き周回しているが本格的なアタックはせずタイムの更新はない状態。その間に2番手以下の順位が入れ替わり、徳升が45秒022までタイムを刻み浮上。しかし元嶋とは1.088秒の差がある。続いてハンマー伊澤、黒沼と続く。
残り3分。ここから元嶋が再度タイムアタックを開始、1分43秒393を出す。森山が44秒846で一瞬2番手に上がるが、すかさず徳升が44秒705で逆転、さらに44秒436と自己ベストを連発する。森山は3番手へ。そして残り20秒で元嶋はダメ押しとなる1分43秒309を叩き出す。
残り30秒、徳升は1分44秒241で2番手を確保、どうにか元嶋とのタイム差を1秒未満まで詰めた。3番手には44秒520でハンマー伊澤が上がり、黒沼が44秒870で4番手へ、森山はタイム更新ならず5番手という結果になった。
ハンマー伊澤に続くジェントルマンクラス2番手は全体11位の植田、3番手は全体13位の石川賢志(HMR ハンマーR☆ハヤテ)が獲得した。
■予選後のコメント
ポールポジション 元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST) 1分43秒309
「(他車を大きく引き離し、すぐに43秒台に入ったが?)金曜日から手応えはあったので。普通に走れば行けると思った。アタックもミスなくできて、このタイムは出し切った感がある。(マシンは絶好調?)はい(笑)。決勝は1コーナーがちょっと怖い、スタートで皆突っ込んできそうで」
2位 徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大) 1分44秒241 トップと0.932秒差
「(トップとは)だいぶ離された。コースインが遅かったのは様子見てたからだがちょっと様子みすぎた(笑)。それでも最後にぎりぎりもう1周できて、それが無ければ2位もきつかった。調子は悪くないがトップとは離されすぎているので、今の走りでもあと1秒詰められるかな、という箇所がいくつかあるので、そこをなんとかすればレースはいい所に行けると思う」
3位 ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ) 1分44秒520 トップと1.211秒差
「(トップとは差がついたが?)そこはどうしようもない。1.2秒の差は(どこにあるのか)見えない感じ。(昨日から)タイヤのグリップが全然ない、決勝は気温が上がることを期待している」
4位 黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ) 1分44秒830 トップと1.521秒差
「(チャンピオンシップを争う他の選手とは近い順位だが?)元嶋選手とはタイム差大きいが、徳升選手やハンマー伊澤選手とは近いとこにいるので、そこについて行く。元嶋選手はちょっと見えない感じ。昨日からストレートスピード(が足りない)ので悩んでいて、そこをエンジニアと解決して決勝に備えてストレートスピード上げる方向で挑みたい」
5位 森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト) 1分44秒846 トップと1.537秒差
「(初めての予選の感想は?)新品タイヤ履くのも初めてで、どれくらいで温まるかも分からなかった。元嶋選手がとても速いタイム出している、もっと身体でマシンとタイヤを感じ取れるようにならないとだめだ。決勝に向けてセッティングは今のままで、初めてのレースなのでタイヤを守ったりはせずに攻めていきたい」
6位(その後10位) 大竹将光(スーパーウインズ&ISP) 1分45秒075 トップと1.766秒差
(走路外走行で4グリッド降格)決勝後のコメント
「タイム的にはベストが出せていたのに、最終コーナーで失敗してしまって、そのため6番手。自分で走っていてもAコーナーが危ないなとは分かっていたが、昨日の練習でもいい感じで走れていたので、そのまま行ってしまったら、今日のコンデションでは止まり切れなかった」
決勝は午後1時05分開始予定。元嶋が予選に続いて他を圧倒するスピードを見せるか。他の選手がスタートまでに1秒を詰める魔法を見つけてチャンピオンシップを逆転するか。注目される。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
富士チャンピオンレース第4戦 -RIJ- (2021/11/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 40 元嶋 成弥 Kデンタルオフィス★MYST ルノーFC106 13 22'38.334 - -
2 47 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 13 22'43.855 5.521 5.521
3 19 G 1 ハンマー 伊澤 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) 13 22'52.846 14.512 8.991
4 92 黒沼 聖那 ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 13 22'53.526 15.192 0.680
5 9 大竹 将光 スーパーウインズ&ISP RENAULT(FR2000) 13 22'57.826 19.492 4.300
6 37 翁長 実希 フジタ薬局アポロ電工MP/MT MOONCRAFT MC090 13 22'59.114 20.780 1.288
7 70 山口 登唯 アスム・浜松佐藤石油RK-01 B-MAX RK-01 13 23'14.818 36.484 15.704
8 11 G 2 植田 正幸 Rnsports制動屋KKZS KK-ZS 13 23'18.366 40.032 3.548
9 16 G 3 石川 賢志 HMRハンマー☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) 13 23'22.151 43.817 3.785
10 55 G 4 河野 靖喜 ハンマーレーシング☆RISING 疾風(ハヤテ) 13 23'22.863 44.529 0.712
11 34 西村 和則 CMS NUTECルノー ルノーFC106 13 23'23.312 44.978 0.449
12 12 G 5 佐藤 敦 佐藤製作所KKZS★TOMEI KK-ZS 13 23'36.694 58.360 13.382
13 46 入榮 秀謙 フジタ薬局アポロ電工MT/MP WEST 056 13 23'53.092 1'14.758 16.398
14 *99 G 6 武居 義隆 CMSルノー TATUUS Formula RENAULT 13 23'57.216 1'18.882 4.124
15 *10 G 7 大石 重之 ACREハナシマFルノー FR 2.0 12 22'39.006 1Lap 1Lap
16 *18 G 8 YUKI ワコーズEDニルズ Formula RENAULT 12 22'39.373 1Lap 0.367
17 *86 川原 悠生 ファーストガレージ&Sウインズ ZAP F108 12 23'25.432 1Lap 46.059
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
18 2 森山 冬星 佐藤製作所★KK-ZS★ミスト MYST KK-ZS 8 14'29.215 5Laps 4Laps
- 8 G - 米谷 浩 KK・ヨネタニ Dallara F301 8 18'20.488 5Laps 3'51.273
- 13 安井 和明 佐藤製作所★TOMEI★ミスト TT104ZZ 1 3'36.968 12Laps 7Laps
Fastest Lap: CarNo. 40 元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST) 1'43.604 (7/13) 158.554km/h
CarNo. 99は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 10, 18は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(ダブルチェッカー)違反により、訓戒とする。
CarNo. 86は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条(1)①(他者への衝突行為)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
富士チャンピオンレース第4戦 -RIJ- (2021/11/21) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 40 元嶋 成弥 Kデンタルオフィス★MYST ルノーFC106 1'43.309 - - 159.006
2 47 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 1'44.241 0.932 0.932 157.585
3 19 G 1 ハンマー 伊澤 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) 1'44.520 1.211 0.279 157.164
4 92 黒沼 聖那 ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 1'44.830 1.521 0.310 156.699
5 2 森山 冬星 佐藤製作所★KK-ZS★ミスト MYST KK-ZS 1'44.846 1.537 0.016 156.676
6 9 大竹 将光 スーパーウインズ&ISP RENAULT(FR2000) 1'45.075 1.766 0.229 156.334
7 86 川原 悠生 ファーストガレージ&Sウインズ ZAP F108 1'45.302 1.993 0.227 155.997
8 37 翁長 実希 フジタ薬局アポロ電工MP/MT MOONCRAFT MC090 1'45.664 2.355 0.362 155.463
9 13 安井 和明 佐藤製作所★TOMEI★ミスト TT104ZZ 1'45.880 2.571 0.216 155.145
10 11 G 2 植田 正幸 Rnsports制動屋KKZS KK-ZS 1'45.941 2.632 0.061 155.056
11 34 西村 和則 CMS NUTECルノー ルノーFC106 1'46.269 2.960 0.328 154.578
12 70 山口 登唯 アスム・浜松佐藤石油RK-01 B-MAX RK-01 1'46.301 2.992 0.032 154.531
13 16 G 3 石川 賢志 HMRハンマー☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) 1'46.626 3.317 0.325 154.060
14 99 G 4 武居 義隆 CMSルノー TATUUS Formula RENAULT 1'47.389 4.080 0.763 152.965
15 55 G 5 河野 靖喜 ハンマーレーシング☆RISING 疾風(ハヤテ) 1'47.415 4.106 0.026 152.928
16 12 G 6 佐藤 敦 佐藤製作所KKZS★TOMEI KK-ZS 1'47.880 4.571 0.465 152.269
17 8 G 7 米谷 浩 KK・ヨネタニ Dallara F301 1'48.322 5.013 0.442 151.648
18 46 入榮 秀謙 フジタ薬局アポロ電工MT/MP WEST 056 1'48.730 5.421 0.408 151.079
19 18 G 8 YUKI ワコーズEDニルズ Formula RENAULT 1'52.472 9.163 3.742 146.052
20 10 G 9 大石 重之 ACREハナシマFルノー FR 2.0 1'52.700 9.391 0.228 145.757
---- 以上基準タイム(130% - 2'15.364)予選通過 ----
今大会の三浦愛は、FIA-F4などで活躍する若手が多く参戦するなかで、第10戦は予選3位、決勝はスピンもあり5位フィニッシュ。第11戦の予選は3回の赤旗中断のなか5位、決勝は追い上げてきたシリーズリーダー古谷悠河を抑え切ったものの順位は4位と、表彰台に届かずに終わった。
それでも初めてファステストラップを記録するなど収穫はあったようだ。本人にレースを振り返ってもらった。
「第10戦は、スタートで順位は守ったものの、レインボーで接触しそうになって失速、追いつかなくちゃと思った次の周にS字でスピン。すぐコースには戻りましたが、その後、今田選手を抜くのに手こずってしまいました。でもファステストを狙って走りました。終盤は思うような走りができたように思います」
「第11戦は、レースの内容としては悪くはなかったと思いますが、序盤のペースが課題です。(古谷選手との攻防では)自分の良いところと古谷選手の良いところを見極めて、落ち着いて走れたように思います。後半雨量が増えてきましたが、ペースは回りよりも良かったので、やっぱり序盤が課題です」
(三浦選手が抑え切ったことで古谷選手のチャンピオン決定が最終大会に持ち越しになりましたが)
「それは良かったです(笑)。それだけは阻止しようと思って臨みましたので」
「今回は表彰台には立てませんでしたが、第10戦で初めてファステストラップを記録しました。今までぎりぎりで逃していましたが、やっと取れました。第11戦は、最後まで古谷選手を抑えることができましたし、今シーズン課題としていたことのうち2つがクリアできました。最終戦に向けて手応えを得ることができました」
「まだ、タイヤが温まっていないときのタイムの出し方や、レースのポジション取りなど課題はありますが、最終戦も気持ちで負けないようにしたいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
総合優勝 古谷悠河(TOM'S YOUTH)
「珍しくスタートが決まりました。スタートで抜くのは2回目くらいです(笑)。1周目はペースが上がらずに苦しかったですが、何とか守りきって、2周目以降は良いペースで走れました」
「Q2で自分のミスでマシンを壊してしまいましたが、こんなに完璧なマシンを用意してくれたチームに感謝です。次のレースは最後尾スタートですが、このペースで走れれば何とかなると思います」
マスタークラス優勝 #7畑 享志(F111/3)
「自分らしいレースでした(笑)。雨なのでスタートで早めに2速に入れたら、全然前に進まなくて抜かれました。そこからは気持ちを切り替えて1台ずつ抜くことを心掛けました」
「途中までなかなかペースが上がらなかったのですが、乾いたラインを走るようにしたら、どんどんペースが上がって前に追いつきました。最後は前が接触し、今田選手のペースが落ちていたので前に出ることができました」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Asako SHIMA
10月9日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第10戦の決勝が宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、2番グリッドから好スタートを決めた古谷悠河(TOM'S YOUTH)が独走で今季3勝目を飾った。
マスタークラスは、スタートで出遅れたもののトップ2車の接触で、#7畑享志(F111/3)がクラス優勝を飾った。
上空には暗い雲が垂れ込めているものの、雨は上がり、ややコンディションが回復しつつあるなか、スタート時刻を迎えた。
ほとんどのマシンがレインタイヤを履いてレースに臨むが、#3小川颯太(Sutekina Racing)と#5塩津佑介(Sutekina Racing)のチームメイト2人は、優勝を狙ってスリックタイヤでスタートするというギャンブルに出た。
好スタートを見せたのは、フロントローイン側、2番グリッドの#28古谷。スタートで出遅れることの多い#28古谷だが、ポールスタートの#77澤龍之介(D'stationF111/3)を1~2コーナーでかわしてトップに躍り出る。
この後、ややペースの上がらない#28古谷を、2周目に2位に上がった#45大草りき(PONOS Racing)、#77澤、#11太田格之進(Rn-sportsF111/3)が攻め立てるが、それを何とか凌いだ#28古谷は3周目から徐々に独走態勢を築いていく。
チャンピオン争いで#28古谷に先行したい#8三浦愛(ARTA F111/3)は、スタート後の混乱のなかで遅れ、おまけにスピンも喫してしまい、マスターズのなかに埋もれてしまう。
スリックタイヤでスタートした#3小川、#5塩津の2人は、完全に賭けが外れてしまい、後方に沈んでしまった。
周回を重ねる度に上位陣の差は開いていき、6周目からは縦に長い展開になる。快走を続ける#28古谷は、濡れた路面をものともせず、6周目3.4秒、8周目4.8秒、10周目6.5秒と着実に2位#45大草との差を開いていく。
結局、17周を危なげなく走りきった#28古谷が、2位を11秒以上離す独走で今季3勝目を飾るチェッカーを受け、シリーズチャンピオンを大きく引き寄せた。
マスタークラスは、終盤15周目の1コーナーでドラマが起きた。
トップを走る#4今田信宏(JMS RACING with B-MAX)のインに#96TAKUMI(B-MAX ENGINEERING FRJ)が飛び込むが、両者は接触。#4今田は遅れ、#96TAKUMIがトップでチェッカーを受けたが、1コーナーの行為が危険行為と判定されプラス10秒のペナルティ。
漁夫の利を得た#7畑が、今季2勝目を飾った。
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第6戦 -RIJ- (2021/10/09) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 28 古谷 悠河 TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH 17 25'37.692 - -
2 45 大草 りき PONOS Racing PONOS Racing 17 25'49.185 11.493 11.493
3 77 澤 龍之介 D'station F111/3 D'station Racing 17 26'03.685 25.993 14.500
4 11 太田 格之進 Rn-sports F111/3 Rn-sports 17 26'07.967 30.275 4.282
5 8 三浦 愛 ARTA F111/3 Team Super License 17 26'11.578 33.886 3.611
6 7 M 1 畑 亨志 F111/3 Team Super License 17 26'30.125 52.433 18.547
7 4 M 2 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING 17 26'31.616 53.924 1.491
8 30 M 3 DRAGON B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 17 26'38.062 1'00.370 6.446
9 *96 M 4 TAKUMI B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 17 26'39.254 1'01.562 1.192
10 39 M 5 田中 優暉 ASCLAYIndサクセスES イーグルスポーツ 17 26'54.469 1'16.777 15.215
11 34 M 6 三浦 勝 CMS F111 C.M.S motor sport's project 17 27'05.155 1'27.463 10.686
12 3 小川 颯太 Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 16 26'10.019 1Lap 1Lap
13 5 塩津 佑介 Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 15 25'47.397 2Laps 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 15Lapsx)完走 ----
Fastest Lap: CarNo.8 三浦愛(ARTA F111/3) 1'29.051 (17/17) 144.989km/h
CarNo.3は、2021 FRJ選手権統一規則書第31条4.2)(スタート手順/3分前提示後の作業)により、協議結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
CarNo.96は、2021 FRJ選手権統一規則書第16条1.2)(危険なドライブ行為/他社のコースアウトを強いる)による、協議結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
10月9日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第10戦の予選が宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、前回初参戦の富士で優勝を飾った#77澤龍之介(D'stationF111/3)がポールポジションを獲得した。
マスタークラスは、#7畑享志(F111/3)がクラスポールを獲得した。
シリーズも残すところ今回を含め2大会4レースだが、終盤になって若手ドライバーのエントリーが増えてきた。今回は新たにFIA-F4を戦う#11太田格之進(Rn-sportsF111/3)が加わり、もてぎ大会で2勝をあげた#45大草りき(PONOS Racing)も再エントリー。優勝候補となる若手は7人に増えた。
誰が勝ってもおかしくない状態だけに、予選から白熱した戦いが期待された。
未明から降った雨でコースコンディションはウエット。各ドライバーは15分という短い時間のなかで、慎重さを保ちながらも果敢にアタックを続ける。
開始からトップタイムをマークし続けたのは#28古谷悠河(TOM'S YOUTH)。これに#77澤、#8三浦愛(ARTA F111/3)が続く形で進んだ。
#28古谷は少しずつタイムを上げ、1分33秒485まで詰めるが、コースコンディションも回復しつつあった終盤、#77澤が1分32秒519で逆転。#28古谷も1分32秒746で迫るが僅かに届かず。
#77澤が更にタイムアップし1分32秒489をマークしたところで、マスタークラスの#39田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)がS字コーナー手前でコースアウト。ストップしてしまったため、赤旗が提示され予選は終了となった。
再逆転を狙っていた#28古谷にとっては、悔しい終わり方となってしまった。
マスタークラスは「ウエットコンディションなので無理をしないよう走った」と言いながらも#7畑がクラスポールを獲得。最後に逆転ポールを狙っていた#4今田信宏(JMS RACING with B-MAX)は赤旗終了に悔しがることしきりだった。
第10戦の決勝は、本日午前11時40分から25分レースとして行われる。
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第6戦 -RIJ- (2021/10/09) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 77 澤 龍之介 D'station F111/3 D'station Racing 1'32.489 - - 139.599
2 28 古谷 悠河 TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH 1'32.746 0.257 0.257 139.212
3 8 三浦 愛 ARTA F111/3 Team Super License 1'32.931 0.442 0.185 138.935
4 45 大草 りき PONOS Racing PONOS Racing 1'32.943 0.454 0.012 138.917
5 3 小川 颯太 Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 1'34.269 1.780 1.326 136.963
6 11 太田 格之進 Rn-sports F111/3 Rn-sports 1'34.753 2.264 0.484 136.264
7 5 塩津 佑介 Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 1'35.161 2.672 0.408 135.680
8 7 M 1 畑 亨志 F111/3 Team Super License 1'36.453 3.964 1.292 133.862
9 4 M 2 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING 1'37.723 5.234 1.270 132.122
10 39 M 3 田中 優暉 ASCLAYIndサクセスES イーグルスポーツ 1'37.896 5.407 0.173 131.889
11 30 M 4 DRAGON B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 1'39.102 6.613 1.206 130.284
12 96 M 5 TAKUMI B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 1'40.249 7.760 1.147 128.793
13 34 M 6 三浦 勝 CMS F111 C.M.S motor sport's project 1'41.505 9.016 1.256 127.200
---- 以上基準タイム(110% - 1'41.838)予選通過 ----
今週末行われるフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権(FRJ)、スポーツランドSUGO大会のエントリーが発表された。
前回の富士大会に比べると台数は若干減ったものの、オーバーオールを争う若手が7台と過去最多になった。
メンバーは、スポット参戦ながら第4,6戦もてぎで優勝の大草りき(PONOS Racing)、オーディションを勝ち上がり第9戦富士で優勝を遂げた澤龍之介(D'station Racing)、第8戦富士で2~3位に入った#3小川颯太(Sutekina Racing)と#5塩津佑介(Sutekina Racing)、そして初登場の太田格之進(Rn-sportsF111/3)はマスタークラスの常連、植田のマシンでの参戦だ。
これを迎え撃つシリーズフル参戦組は、第5,7戦を制した古谷悠河(TOM'S YOUTH)と第8戦で初優勝を遂げた三浦愛(ARTA F111/3)だ。シリーズチャンピオンを争う2人、特に逆転チャンピオンを狙う三浦愛にとっては、FIA-F4経験のある若手を抑えての優勝が必要なだけに正念場となる。
マスタークラスも、田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)、TAKUMI(B-MAX ENGINEERING FRJ)、三浦勝(CMS F111)によるシリーズ争いがし烈になっており、こちらも目が離せない。
抜きにくい中速コースのスポーツランドSUGOが舞台なだけに、予選から激しい戦いが見られそうだ。
なお、今回は日程が変更になった関係で、10月9日(土)のワンデーレースとなる。
タイムスケジュール
08:00~第10戦予選
08:25~第11戦予選
11:40~第10戦決勝 【Youtubeライブ】
15:40~第11戦決勝 【Youtubeライブ】
エントリー
Driver(Car)/Entrant
#3 小川颯太(Sutekina Racing)/SUTEKINA RACING TEAM
#4M 今田信宏(JMS RACING with B-MAX)/B-MAX ENGINEERING
#5 塩津佑介(Sutekina Racing)/SUTEKINA RACING TEAM
#7M 畑 享志(F111/3)/Super License
#8 三浦 愛(ARTA F111/3)/Super License
#11 太田格之進(Rn-sportsF111/3)/Rn-sports
#28 古谷悠河(TOM'S YOUTH)/TOM'S YOUTH
#30M DRAGON(B-MAX ENGINEERING FRJ)/B-MAX ENGINEERING
#34M 三浦 勝(CMS F111)/CMS motor sports project
#39M 田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)/イーグルスポーツ
#45 大草りき(PONOS Racing)/PONOS Racing
#77 澤龍之介(D'station Racing)/D'station Racing
#96M TAKUMI(B-MAX ENGINEERING FRJ)/B-MAX ENGINEERING
※ゼッケン後のMマークはマスタークラス
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
第10戦優勝 #80伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)
「ここまで2位と3位で表彰台に上がっていて、周りからも『3、2、1 だから次は1だろ?』なんて言われていたので、それを遂行できて本当に嬉しいです」
(木村選手のジャンプスタートは把握していた?)
「気付いていませんでした。ひたすら前を追うことだけを考えていたので、気付けていませんでした。でも自分がすぐ後ろのポジションにいたからこそ、この結果が得られたと思うので、それは良かったなと。今年は一発の速さがあってもロングランで順位を落とす場面が多かったんですが、今回はタイヤのロットが変わったこともあり、そこにうまく自分の走りとマシンのセッティングを合わせ込むことができたのかなと思います。次のもてぎ大会に向けても、きちんとテストをしたいです。前回のもてぎ大会は予選でポールを取ったあとは右肩下がりのレースになったので、そこを修正したい。シリーズポイントでもまだ狙える位置にいると思うので引き続き頑張りたいです」
(後半は野中選手が迫ってきたが)
「野中選手が速いのは把握していましたが、自分もまだプッシュしていました。あと何周かあれば危なかったかもしれませんが、昨日の経験で近づいても抜ける間合いまではいけないと分かったので、落ち着いてペース配分できたと思います。」
(チームとしては3年ぶりの優勝だが?)
「菅波選手に続いて優勝できたのはすごく嬉しいです。菅波選手も2年めで優勝されているので、僕も2年めで絶対優勝しないといけないと思っていました。残り2大会で2勝3勝と重ねられるように頑張ります」
(次のもてぎ大会に向けての抱負を)
「今大会で非常にいい感触を得られたので、その流れを崩さないように頑張っていきたいです」
第10戦決勝2位 #35野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)
「今週末はペースが良くなくて、予選から昨日の決勝でも全然いい方向にいきませんでした。ただその中でも得られるものはたくさんあり、色々試した中で今日のレースで形になりました。ペースも良かったですし、ラッキーな部分もありましたが、内容の部分ですごく価値のあるレースでした。この調子の上がった部分を残り2大会でしっかりと形にして、前半戦のペースを取り戻せればと思います」
(タイヤのロットが変わったこと、2年ぶりのSUGOということで、持ち込みのセットで苦労した部分があったのか?)
「その影響は大きかったかもしれません。スーパーフォーミュラ・ライツからの乗り換えで感覚の違いで苦戦した部分も多少あったと思います。次の大会まで2ヶ月ありますし、テストも行うと思うので、そこで今一度修正したいし、もてぎは3連勝もしているので、しっかりこの勢いを繋げていきたいです」
(レース3に向けてうまく修正できた?)
「そうですね。昨日のレースは6番手スタートで可能性は低かったので、そこで色々試していきながら、今日のレースを組み立てていました」
(今週末のタイヤの使い方は?)
「今日のレースで昨日予選で使ったタイヤを履きました。第1レースを終わった時点で4番手スタートということがわかっていたので、一番いい状態のものを使うようにしました。それが思い通りにいきました。苦しい時こそ学べることは多いので、いい週末だったなと思います」
(もてぎ大会に向けての抱負を)
「前回のもてぎ大会では3連勝していて、スーパーフォーミュラ・ライツでもいい結果を残すことができているので、今年の中で一番自信のあるサーキットです。テストもしっかりできますので、確実に優勝を狙っていって、チャンピオンにつなげたいと思います。今年がFIA-F4は最後の年ですので、プレッシャーもありますし、今までとは違ったシーズンになっていますが、この状況を楽しむぐらいの気持ちで準備したいです」
第10戦決勝3位 #5小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「今回は3番手スタートということで、チャンスのある位置でしたので、スタートにすごく集中したんですが、前の二人もすごくいいスタートを切ったので差せませんでした。またレース再開の時に、フロントが殆ど機能してくれませんでした。それで最終コーナーでずっとアクセルを抜かないといけない状態で、それで野中選手に抜かれてしまったんです。何とか押さえようと思いましたが、押さえきれませんでした。タイヤの温め方に問題があったのか、まだ原因はわかっていないんですけども。タイヤの消耗ではないと思います。もしかしたら縁石に乗り上げた影響でマシンバランスが変わったのかもしれません」
「GTが走って路面にラバーが載ったり、今日みたいに気温が上がったりすると、グリップの限界値の範囲がすごく狭いタイヤなので、そこに合わせていくのが難しいです。もちろんドライバーの問題もクルマの問題もあります。そうした中で安定した成績を残しておくのが大事なのですが、今週末は3レースとも表彰台に上がれているので、自分としては悪くなかったかなと思います」
(もてぎ大会への抱負を)
「もてぎと富士は今シーズン1回ずつレースしてるコースですが、季節も違いますし、バランスも変わってくると思います。そこにどう合わせていけるかがポイントですね。後半戦の初戦となるSUGO大会がいい流れで来れているので、この流れを引き継いで後半戦も頑張りたいです。どちらのコースにも苦手意識はありませんし」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2021年FIA-F4選手権第10戦の決勝が9月11日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、予選2番手からスタートした#80伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)が参戦2年めで待望の初優勝を達成。これはチームにとっても3年ぶりの勝利となった。
(天候:晴れ コース:ドライ)
第10戦決勝は午前9時より17周で行われた。第9戦の結果、ポールポジションの#6木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)は#35野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)とポイントで並び、このレースの結果次第で単独のポイントリーダーとなる可能性が高い。
スタートでトップに立ったのはポールの木村。2位に伊東、3位に#5小出峻(HFDP/SRS/コチラレーシング)が続き、野中は4位とここまではグリッド順。後方では#36荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が#62松澤亮佑(HELM MOTORSPORTS F110)に1-2コーナーで並びかけられたが、なんとか押さえ込んで5位をキープした。
2周目に入ると予選7番手の#40元嶋成弥(SACCESS RACING)が松澤をかわして6位に上がってきた。
3周目の1コーナーで予選11番手の#7太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング)が#37奥住慈英(TGR-DC RSフィールドF4)を抜いて8位に浮上する。
しかし2周めのS字の立ち上がりでインディペンデントカップの#33慶原克律(ATEAM Buzz Racing F110)がスピンして止まったため、4周目から7セーフティーカー(SC)が導入された。
車両回収ののち、7周めにSCはピットイン。レースは8周めから再開された。
上位陣がそのままの順位で1コーナーに飛び込みペースを上げていく一方で、太田は馬の背コーナーで松澤をアウトから抜いて7位に浮上した。
4位を走行していた野中も9周めの3コーナーで小出を攻略し、3位に浮上してきた。
ところがここでトップの木村にドライブスルーペナルティの裁定が下る。ジャンプスタートとの判定だ。
メインポストからの指示に従い、11周終わりで木村はピットイン。これで2位の伊東がトップに繰り上がり、野中も2位となった。
野中はファステストラップを更新しながら激しく伊東を追い上げるが、リスタート時点で1.9秒あった差を詰めることは容易ではなく、伊東が参戦2年めで待ちに待った初優勝を達成。OTG MOTOR SPORTSにとっては2018年オートポリスでの菅波冬悟以来、実に3年ぶりの勝利となった。
伊東まであと1.025秒及ばなかった野中だが、木村が26位ノーポイントに終わったことでシリーズポイントでは再び単独首位に躍り出た。
3位は小出。今週末の3レースを優勝、3位、3位で終え、伊藤とともに全戦で表彰台を獲得する好結果を残して初めてのSUGOを終えた。
インディペンデントカップは予選2番手スタートの#43DRAGON(ZAP SPEED F110)が#63鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)を攻略し、今季2勝めを挙げている。
次戦の舞台は今季2度めのツインリンクもてぎ。11月5-6日開催だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI/address>
ポルシェカレラカップジャパン第10戦は12日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、予選2位からスタートした近藤翼(NIHON KIZAI PORSCHE)が優勝した。プロアマクラスは内山清志(NIHON KIZAI PORSCHE)が、アマクラスはMasa TAGA(GIRODISC・CREF Motorsport CUP)が優勝した。
決勝は午前10時15分にフォーメーションラップが始まった。早朝から降り続いた雨は小降りになり、空も明るくなってきたが、路面はウエット。全車ウエットタイヤを履いてグリッドを離れた。
好スタートを切ったのは予選2位の近藤翼(NIHON KIZAI PORSCHE)で、ポールポジションの上村優太(Porsche Center Okazaki)の横をすり抜けトップで1コーナーへ向かう。その後方ではスタートで出遅れた予選3位の小河諒(SHOWA AUTO with BINGO RACING)に予選4位の大草りき(Porsche Japan Junior Programme)がインから並びかけるがこの2台は接触。大草はスピンをし、小河はアウトに逃げともに順位を大きく落とした。
トップに立った近藤は1周目には2位上村を2秒1離し逃げにかかる。3位にはプロアマクラスの内山清志(NIHON KIZAI PORSCHE)が上がり、4位には早くも後方から小河が上がってきた。
4位小河は2周目には3位内山をバックストレッチでかわし、予選順位の3位まで順位を戻してきた。
小河は2周目に2位上村と3秒6あった差をときには1秒以上速いラップで詰め始める。3周目にはその差を2秒9、4周目には1秒7、そして5周目には0秒7まで詰め、6周目からはテールトゥノーズとなった。
この間、トップを走る近藤は2位以下を5秒以上離し独走態勢を築きゆうゆうと一人旅。このままトップでゴールした。
上村と小河の2位争いは終盤までもつれた。決め手がなく上村を抜きあぐねていた小河だったが、9周目のシケインでは小河のプレッシャーに耐えかねたか、上村がオーバーラン。ショートカットしてコースに戻ったため、最終ラップでは小河を前に出して、2位小河、3位上村でフィニッシュ。後方から追い上げた大草が4位に続いた。
プロアマクラスは内山が独走優勝。2位には最終ラップに浜崎大(GR-Racing VENTILER)をかわしたIKARI(BJR PORSCHE)が入り、浜崎は3位に続いた。
アマクラスはMasa TAGA(GIRODISC・CREF Motorsport CUP)が優勝、2位に滝澤智幸(Fach Auto Tech GT3 Cup)が、3位にKuma(SHIROKUMA RACING with CREF)が入った。
優勝した近藤チャンピオンシップポイントを188と伸ばし、2位の小河に4ポイント差をつけ、3回目のチャンピオンに向け大きく前進した。
最終第11戦は10月10日行われるF1鈴鹿ラウンドのサポートレースに組み込まれていたが、これが中止になったため、同月31日に行われるJAFグランプリのサポートレースに変更された。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2021/09/12) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 80 伊東 黎明 OTG DL F4CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 17 29'25.017 - -
2 35 野中 誠太 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 17 29'26.042 1.025 1.025
3 5 小出 峻 HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 29'29.787 4.770 3.745
4 36 荒川 麟 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 17 29'30.694 5.677 0.907
5 40 元嶋 成弥 SACCESS RACING SACCESS RACING 17 29'31.251 6.234 0.557
6 7 太田 格之進 HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 29'31.539 6.522 0.288
7 97 岩澤 優吾 BJ Racingスカラシップ Bionic Jack Racing 17 29'32.717 7.700 1.178
8 62 松澤 亮佑 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 17 29'32.948 7.931 0.231
9 16 大滝 拓也 Media Do影山Giddy UP Media Do Kageyama Racing 17 29'34.916 9.899 1.968
10 38 清水 英志郎 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 17 29'35.230 10.213 0.314
11 77 小川 颯太 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 17 29'36.086 11.069 0.856
12 37 奥住 慈英 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 17 29'36.500 11.483 0.414
13 13 藤原 大輝 ACE LINES MDFactory KRac Motorsorts 17 29'36.923 11.906 0.423
14 31 鶴田 哲平 ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Racing 17 29'38.098 13.081 1.175
15 39 宮下 源都 SACCESS RACING SACCESS RACING 17 29'39.206 14.189 1.108
16 98 岡本 大輝 BJ Racing Bionic Jack Racing 17 29'39.407 14.390 0.201
17 73 塙 瞬佑 カローラ新茨城C.S.I Racing CSIレーシング 17 29'40.070 15.053 0.663
18 43 IC 1 DRAGON ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 17 29'44.164 19.147 4.094
19 63 IC 2 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 17 29'44.951 19.934 0.787
20 11 IC 3 ヒロボン Rn-sports Andare Rn-sports 17 29'47.988 22.971 3.037
21 32 マックス・サロ ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Racing 17 29'49.462 24.445 1.474
22 96 IC 4 齋藤 真紀雄 CSマーケティングアキランド AKILAND RACING 17 29'52.946 27.929 3.484
23 2 IC 5 仲尾 恵史 TCS Racing Team TCS RACING TEAM 17 29'53.452 28.435 0.506
24 20 新原 光太郎 TOM'S FORMULA COLLEGE RSS 17 29'53.784 28.767 0.332
25 3 IC 6 佐藤 セルゲイビッチ 結婚の学校フィールドモータースポーツ フィールドモータースポーツ 17 29'54.549 29.532 0.765
26 *6 木村 偉織 HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 17 29'56.638 31.621 2.089
27 86 IC 7 大阪 八郎 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 17 30'03.454 38.437 6.816
28 99 IC 8 近藤 善嗣 アンドIoTくじらRn-sports Rn-sports 17 30'04.965 39.948 1.511
29 71 IC 9 大山 正芳 ダイワN通商アキランド AKILAND RACING 17 30'08.551 43.534 3.586
30 44 IC 10 SYUJI JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING 17 30'13.835 48.818 5.284
31 23 IC 11 YUGO S2R Racing N-SPEED 17 30'23.075 58.058 9.240
---- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ----
- 33 IC - 慶原 克律 ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Racing 1 1'50.172 16Laps 16Laps
- 15 吉村 渉 Media Do影山BEAR Media Do Kageyama Racing 1 2'01.906 16Laps 11.734
Fastest Lap: CarNo.35 野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4) 1'24.931 (15/17) 152.022km/h
CarNo.6は、2021 FIA-F4 SpR.第30条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2021/09/12) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2021 Porsche Carrera Cup Japan Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 24 Pro 1 近藤 翼 NIHON KIZAI PORSCHE NK Racing 10 24'11.273 - -
2 60 Pro 2 小河 諒 SHOWA AUTO with BINGO RACING BINGO RACING 10 24'17.540 6.267 6.267
3 *31 Pro 3 上村 優太 Porsche Center Okazaki PORSCHE CENTER OKAZAKI 10 24'17.782 6.509 0.242
4 91 Pro 4 大草 りき Porsche Japan Junior Programme PORSCHE JAPAN 10 24'40.323 29.050 22.541
5 25 Pro-Am 1 内山 清志 NIHON KIZAI PORSCHE NK Racing 10 24'47.034 35.761 6.711
6 98 Pro-Am 2 IKARI BJR PORSCHE Max Racing 10 24'48.073 36.800 1.039
7 77 Pro-Am 3 浜崎 大 GR-Racing VENTILER GR-Racing 10 24'48.641 37.368 0.568
8 84 Am 1 Masa TAGA GIRODISC・CREF Motorsport CUP Cref Motor Sport 10 24'58.565 47.292 9.924
9 23 Am 2 滝澤 智幸 Fach Auto Tech GT3 Cup 911 Service 10 25'21.843 1'10.570 23.278
10 62 Am 3 Kuma SHIROKUMA RACING with CREF Cref Motor Sport 10 25'22.431 1'11.158 0.588
---- 以上規定周回数(75% - 8Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo.24 近藤翼(NIHON KIZAI PORSCHE) 2'23.312 (2/10) 145.872km/h
CarNo.31は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第58条4)(ドライバーの遵守事項)違反により、訓戒とした。
ポルシェカレラカップジャパン第9戦、第10戦は11日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、両戦とも上村優太(Porsche Center Okazaki)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後1時より30分間で行われた。朝方降った雨も上がり、曇り空から徐々に青空が広がる気温が上昇する中で予選は進行した。ベストタイムで第9戦の、セカンドベストタイムで第10戦のグリッドが決定する。
まずは3周目に近藤翼(NIHON KIZAI PORSCHE)が2分4秒797でトップに立つ。2位には小河諒(SHOWA AUTO with BINGO RACING)が5秒408で付け、3位に上村優太(Porsche Center Okazaki)が5秒787で続く。
4周目には上村が2分4秒794で近藤のタイムを千分の3秒上回り一気にトップに浮上する。近藤はタイム更新がならず2位にドロップ。小河はタイムを5秒408まで縮めるも3位のまま。
各車、ここでいったんピットインし、ピットアウト後再度のアタックを試みる。
しかし、気温が上昇したためか、上位2台はタイム更新ができない。トップ上村、2位近藤は変わらず、小河はタイムを2分5秒234まで縮めるもポジションアップはならなかった。
結局第9戦のポールポジションは上村が獲得、2位には近藤が、3位には小河が続いた。
プロアマクラスは内山清志(NIHON KIZAI PORSCHE)が、アマクラスはKuma(SHIROKUMA RACING with CREF)がポールポジションを獲得した。
第10戦の順位も第9戦と変わらず、上村がポールポジション、2位に近藤が、3位に小河が入った。
プロアマクラスはIKARI(BJR PORSCHE)が、アマクラスは第9戦に続いてKumaがポールポジションを獲得した。
第9戦決勝は本日11日午後4時20分より10周で、第10戦決勝は明日12日午前10時15分より10周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
【総合】
鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2021/09/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 Porsche Carrera Cup Japan Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 31 Pro 1 上村 優太 Porsche Center Okazaki PORSCHE CENTER OKAZAKI 2'04.983 - - 167.264
2 24 Pro 2 近藤 翼 NIHON KIZAI PORSCHE NK Racing 2'05.100 0.117 0.117 167.108
3 60 Pro 3 小河 諒 SHOWA AUTO with BINGO RACING BINGO RACING 2'05.272 0.289 0.172 166.878
4 91 Pro 4 大草 りき Porsche Japan Junior Programme PORSCHE JAPAN 2'06.334 1.351 1.062 165.476
5 98 Pro-Am 1 IKARI BJR PORSCHE Max Racing 2'06.964 1.981 0.630 164.655
6 25 Pro-Am 2 内山 清志 NIHON KIZAI PORSCHE NK Racing 2'07.060 2.077 0.096 164.530
7 77 Pro-Am 3 浜崎 大 GR-Racing VENTILER GR-Racing 2'08.025 3.042 0.965 163.290
8 *62 Am 1 Kuma SHIROKUMA RACING with CREF Cref Motor Sport 2'09.854 4.871 1.829 160.990
9 84 Am 2 Masa TAGA GIRODISC・CREF Motorsport CUP Cref Motor Sport 2'09.957 4.974 0.103 160.862
10 *23 Am 3 滝澤 智幸 Fach Auto Tech GT3 Cup 911 Service 2'10.883 5.900 0.926 159.724
---- 以上基準タイム(120% - 2'29.979)予選通過 ----
【クラス別】
■Proクラス
鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2021/09/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 Porsche Carrera Cup Japan Round 10 Pro class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 31 上村 優太 Porsche Center Okazaki PORSCHE CENTER OKAZAKI 2'04.983 - - 167.264
2 24 近藤 翼 NIHON KIZAI PORSCHE NK Racing 2'05.100 0.117 0.117 167.108
3 60 小河 諒 SHOWA AUTO with BINGO RACING BINGO RACING 2'05.272 0.289 0.172 166.878
4 91 大草 りき Porsche Japan Junior Programme PORSCHE JAPAN 2'06.334 1.351 1.062 165.476
---- 以上基準タイム(120% - 2'29.979)予選通過 ----
■Pro-Amクラス
鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2021/09/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 Porsche Carrera Cup Japan Round 10 Pro-Am class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 98 IKARI BJR PORSCHE Max Racing 2'06.964 - - 164.655
2 25 内山 清志 NIHON KIZAI PORSCHE NK Racing 2'07.060 0.096 0.096 164.530
3 77 浜崎 大 GR-Racing VENTILER GR-Racing 2'08.025 1.061 0.965 163.290
---- 以上基準タイム(120% - 2'29.979)予選通過 ----
■Amクラス
鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2021/09/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 Porsche Carrera Cup Japan Round 10 Am class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 *62 Kuma SHIROKUMA RACING with CREF Cref Motor Sport 2'09.854 - - 160.990
2 84 Masa TAGA GIRODISC・CREF Motorsport CUP Cref Motor Sport 2'09.957 0.103 0.103 160.862
3 *23 滝澤 智幸 Fach Auto Tech GT3 Cup 911 Service 2'10.883 1.029 0.926 159.724
---- 以上基準タイム(120% - 2'29.979)予選通過 ----
CarNo.23,62は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.2.c(走路外走行)により、当該ラップタイムを削除した。
優勝 ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)
「良いスタートが切れ、その後は後方とのギャップをマネージメントして走りました。セーフティカーの前に雨量が多くなってそれがちょっと怖かったり、解除後は名取選手のペースが良かったりしましたが、僕にとってもトムスにとっても良かったと思います。僕はルーキーイヤーですので、常に勉強は欠かせませんが、この良いリズムを続けていければと思います」
「SUGOのコースはエスケープゾーンが殆どないのでミスをしないように少し余裕を持って走ることを心がけました。でも楽しいコースです。明日のポイントはスタートです。このコースはオーバーテイクがあまりできませんから、とにかくスタートが大切です」
2位 名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)
「予選はフィーリングが良くてポールポジションを狙っていましたが、赤旗の出るタイミングが悪くて2番手になってしまいました。決勝はアレジ選手の方がペースが良くて、濡れた路面でオーバーテイクのチャンスはありませんでした。ヨコハマのレインタイヤはライフが短いので、マネージメントしながら安定して走れたとは思いますが、まだ改善する余地があります」
「今回はこれまでと違って一発の速さがなくてレースペースは良いというパターンでした。明日はポールから逃げ切って早くチャンピオンを決めたいと思います」
3位 平良響(TOM'S)
「久々の雨のスタートでしたが、4番手から落ち着いてできたと思います。佐藤選手がエンジンストールしましたが、それにも動じることなく、また河野選手に並ばれかけましたが、それも落ち着いて対処する事ができたと思います」
「レースはトップ2台が逃げてしまいましたが、焦ることなく冷静に走りました。途中雨が強くなったので、とにかくコースに留まることを心がけました」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が、6月19日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートのジュリアーノ・アレジ(TOM'S)が雨のレースで躍動。追いすがるポイントリーダーの名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)を抑え切って初優勝を飾った。この優勝で明日決勝の第12戦のポールポジションも獲得した。
フロントローの#36アレジ、#50名取が無難なスタートを決めたのに対して、グリッド2列目予選3位#2佐藤蓮(TODA RACING)はエンジンストール。最後尾にまでポジションを下げてしまった。#2佐藤はどうもスタートが鬼門だ。
トップ#36アレジ、2位#50名取の両者は、3位#37平良響(TOM'S)以下とは別格の速さを見せ、1周を終えてストレートに戻ってきたときは早くも一騎討ちの様相を見せていた。この展開は周回を重ねるたびに顕著になっていく。
一方トップを争う2人の差は1秒から2秒で推移していたが、8周を過ぎたあたりから#50名取のペースが上がらず1分32秒台をコンスタントに刻む#36アレジとの差が開き始める。
この頃から雨足が強くなり、10周目に#30DRAGON(B-MAX ENGINEERING)がコースアウト。コンディションの悪化を懸念した運営側はセーフティカー(SC)を導入。それにもかかわらず、12周目には#3ルッカ・アレン(ALBIREX RACING TEAM)がコースアウト。SCラン中のコースアウトにタイム加算のペナルティとなった。
SCランは15周終了まで続いたため、これで26周の周回をこなすことは難しくなり、規定の40分を過ぎた時点でチェッカーが出されるタイムレースとなることが確定した。
レースが再開されても#36アレジのペースが衰えることはなく、コンディションが回復したこともあって、ファステストラップをマークして2位#50名取を振り切りにかかる。#50名取も「抜くチャンスはなかった」とは言いながらも、最後には意地を見せ#36アレジとの差を詰めたところで40分が経過、24周終了時でチェッカーとなった。
アレジにとってはスーパーフォーミュラ・ライツ初優勝。しかもポール・トゥ・フィニッシュという完勝だった。すでにスーパーフォーミュラで勝利しているため、歓喜の初優勝という雰囲気ではなかったが、「雨のアレジ」を印象づけるには十分な内容だった。
3位はトップ2とは速さに差はあったが、「落ち着いてレースができた」という#37平良が入り、40歳以上のマスターズクラスは総合8位の#51畑亨志(B-MAX ENGINEERING)が安定した走りでクラス優勝を飾った。
なお、今回のレース結果が、明日の最終レースのグリッドとなるため、アレジは第12戦もポールポジションからのスタートとなる。ドライとなるレースでどんな勝ち方を見せるのか、ダブルエントリーのスーパーフォーミュラも含め、レース毎に速さに磨きがかかるアレジから目が離せなくなりそうだ。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 36 ジュリアーノ・アレジ Deloitte. TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 24 41'22.237 - -
2 50 名取 鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 24 41'23.398 1.161 1.161
3 37 平良 響 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 24 41'38.768 16.531 15.370
4 35 河野 駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE TOYOTA TOM'S TAZ31 24 41'44.528 22.291 5.760
5 10 三宅 淳詞 MAX RACING 320 Rn-sports SPIESS A41 24 41'55.608 33.371 11.080
6 1 野中 誠太 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 24 41'56.070 33.833 0.462
7 2 佐藤 蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING SPIESS A41 24 41'56.695 34.458 0.625
8 51 M 1 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 24 42'14.927 52.690 18.232
9 4 M 2 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 24 42'27.988 1'05.751 13.061
10 11 M 3 植田 正幸 MAX RACING RN 320 Rn-sports SPIESS A41 23 42'58.872 1Lap 1Lap
11 *3 ルッカ・アレン Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 21 42'42.086 3Laps 2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 21Laps)完走 ----
- 30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 11 19'41.768 13Laps 10Laps
Fastest Lap: CarNo.36 ジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)1'31.333 (18/24) 141.366km/h
CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2.10.11(SC中のコースアウト)により、競技結果に対し、5秒加算のペナルティーを科す。
全日本スーパーフォーミュラライツ選手権第10、11戦の公式予選が、6月19日、スポーツランドSUGOで行われた。この週末練習走行から好調のジュリアーノ・アレジ(TOM'S)がトップタイムを叩き出し第10戦で初ポールを決め、セカンドタイムで決まる第11戦は名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)がポールポジションを獲得した。
この週末、木曜、金曜に行われた練習走行で好調を維持しているのが、フォーミュラ・ライツではまだ優勝はないものの、代走で参戦した雨のスーパーフォーミュラで初優勝を飾った#36アレジだ。3回の練習走行で1位、1位、2位と安定した速さを見せた。
#36アレジのライバルとなるのポイントリーダーの#50名取、そして今シーズン1勝を挙げている#2佐藤蓮(TODA RACING)。また雨のレースで2勝を飾りシリーズ2位につける#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)からも目が離せない。
予選開始前に雨も小降りになり、コース上でのスピン、コースアウトはほとんど見られないまま予選は進み、折返しの15分経過時点での順位は、#50名取1分30秒107、#2佐藤1分30秒483、#36アレジ1分30秒741、#37平良響(TOM'S)1分31秒152。
残り10分を切ってから各ドライバーは最後のアタックに入る。まず#2佐藤が1分30秒438をマーク。しかし順位は変わらず。#37平良も1分30秒491と大きくタイムアップするが4位のまま。
ここで順位を一気に上げてきたのが#36アレジ。まず1分30秒288で2位に浮上すると、その次の周には更に詰めて1分30秒045で名取を逆転しトップに浮上。見事なアタックを見せた。
残り5分、#2佐藤が30秒177を出すが順位は3位で変わらず。
残り4分、#30DRAGON(B-MAX ENGINEERING)が馬の背でコースアウト。グラベルにはまってしまいセッションは赤旗中断。
再開後、各ドライバーは残された4分でグリッドを上げようと渾身のアタックを行うが、走行が途切れて再び濡れてしまったラインではタイムアップをするのは難しく、上位では#2佐藤のみが1分30秒104と僅かにタイムアップしたのみ。佐藤はこれでセカンドタイムで#36アレジを上回るることになった。
見事なアタックを見せ自身初の、またトムスにとっても今季初のポールポジションを奪った#36アレジだが、第11戦のグリッドを決めるセカンドタイムでは#50名取、#2佐藤に先行されてしまい、完璧な予選とはいかなかった。
この結果、第10戦のグリッド2列目までは#36アレジ-#50名取-#2佐藤-#37平良、第11戦は#50名取-#2佐藤-#36アレジ-#37平良となった。
第10戦の決勝は本日午後4時15分から26周で、第11戦は明日午前10時20分から、第12戦は15時45分からそれぞれ19周で争われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 36 ジュリアーノ・アレジ Deloitte. TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'30.045 - - 143.388
2 50 名取 鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'30.054 0.009 0.009 143.374
3 2 佐藤 蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING SPIESS A41 1'30.104 0.059 0.050 143.294
4 37 平良 響 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'30.491 0.446 0.387 142.682
5 35 河野 駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE TOYOTA TOM'S TAZ31 1'31.377 1.332 0.886 141.298
6 1 野中 誠太 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'31.523 1.478 0.146 141.073
7 *3 ルッカ・アレン Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 1'33.492 3.447 1.969 138.102
8 10 三宅 淳詞 MAX RACING 320 Rn-sports SPIESS A41 1'33.651 3.606 0.159 137.867
9 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 1'34.055 4.010 0.404 137.275
10 51 M 2 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 1'34.230 4.185 0.175 137.020
---- 以上基準タイム(110% - 1'39.074)予選通過 ----
- 11 M - 植田 正幸 MAX RACING RN 320 Rn-sports SPIESS A41 1'39.995 9.950 5.765 129.120
- *30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 deleted - - -
CarNo.30は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条4.(赤旗原因)により、予選タイム抹消のペナルティーを科した。
CarNo.3は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条6.により、黄旗区間通過周回のベストタイム抹消のペナルティーを科した。
FIA-F4第10戦の決勝が11月28日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選3番手からスタートした#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)が9連勝を達成し、2020年のシリーズチャンピオンを獲得した。
第10戦決勝は午前11時50分より14周で行われた。上空には雲が多くなってきたが、概ね天候は晴れ。路面はドライだ。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#77小川颯太(WARMTECH Skill Speed)。予選3番手の#35平良はスタート直後の1コーナーで#36野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)をアウトからかわして2番手に浮上する。野中はこの周のヘアピンで#14荒川麟(ZAP SPEEDスカラシップ)にもインを刺されるが、ホームストレートに戻ってきたところで抜き返して再び3位に。その後この2台は熾烈なドッグファイトを展開することになった。
一方、平良とシリーズチャンピオンを争っている#62平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110)は痛恨のエンジンストール。再始動には成功したものの一気に最後尾近くまで後退してしまった。
その後、2周めのダンロップコーナーで#37清水英志郎(TGR-DC RSフィールドF4)と#38奥住慈英(TGR-DC RSフィールドF4)が接触。これに#11岩澤優吾(Rn-sports SEIDO-YA)と#31神晴也(ATEAM Buzz Racing F110)が巻き込まれる多重クラッシュとなったため、3周めからセーフティーカーが導入されることになった。
事故車両の回収ののち、レースは6周めに再開された。すると#35平良がリスタート直後の1コーナーでアウトから#77小川に並びかけ、続くコカコーラコーナーで一気にトップに躍り出た。小川もすかさず平良のテールに食らいつき、二人は0.4〜0.5秒の間隔を保ったまま周回を重ねることになる。
その後方では#36野中、#14荒川、#7太田格之進(VEGAPLUS DOME F110)、#97澤龍之介(BJ RacingスカラシップJSS)らが熾烈な3位争いを展開したが、6周めのGRスープラコーナーで#7太田と#36野中が接触。ここで野中が大きく後退することになる。さらに7周めの1コーナーでは#7太田と#14荒川のバトルに#80伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が後方から突っ込んでしまい、3台は揃ってスピン。さらにこれを避けようとした#36野中に#16塚田海斗(Media Do ADVICS影山G-UP)が追突してしまったため、#14荒川、#16塚田、#36野中はここでレースを終えることになった。
そして迎えたファイナルラップ。
#77小川はダンロップコーナーでブレーキを遅らせて#35平良の韻に飛び込むが、曲がりきれずにアウトに膨らんでしまったために平良が再び
トップを奪い返してチェッカーを受け、第2戦からの連勝記録を9に伸ばすとともに、2020年のシリーズチャンピオンを獲得した。
2位は#77小川。3位には#97澤が入った。
インディペンデントカップは、#96齋藤真紀雄(CS Marketing AKILAND)がスタートからトップを快走していたものの、9周めに#32菊池宥孝(ATEAM Buzz Racing F110)に追突されて無念のリタイヤ。代わってトップに立った#3佐藤セルゲイビッチ(結婚の学校フィールドモータースポーツ)が今季4勝めを獲得することとなった。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
FIA-F4選手権第10戦、第11戦の公式予選が11月28日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、第10戦は#77小川颯太(WARMTECH Skill Speed)、第11戦は#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時15分より30分間で行われた。天候は晴れ、路面はドライだ。
11月最後の週末での開催ということもあり、参加した35名のドライバーは、序盤はタイヤに熱を入れながら1分48秒前後のペースで走り始め、開始から5分が経過したあたりでようやくアタックに取り掛かった。最初に1分46秒台のタイムを出してトップに立ったのは#97澤龍之介(BJ RacingスカラシップJSS)で1'46.135。10分が経過したところで#35平良が1'45.996を計測5周めに記録。これを#80伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が1'45.946で上回り、開始12分過ぎには#36野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)1'45.740を記録してトップに立った。ポイントリーダーの#35平良も1'45.766までタイムを縮めて2番手につける。ランキング2位の#62平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110)も1'45.818で3番手に上がってきた。
しかしその後、#32菊池宥孝(ATEAM Buzz Racing F110)が300R付近でコースアウトしたために赤旗が提示され、予選は一旦中断となってしまう。
走行が再開されたのは午前8時40分。残り時間はわずか5分だったが、この状況の中で#77小川が1'45.735を叩き出し、最後の最後にトップに躍り出て、自身初のポールポジションを獲得した。
2番手は#36野中、#35平良は1'45.755までタイムを削ったものの3番手に終わった。
しかしセカンドベストタイムでは#35平良の1'45.766がトップ。2番手には#77小川がつけ、#62平木が3番手となった。
またインディペンデントカップは#96齋藤真紀雄(CS Marketing AKILAND)が第10戦のPPを獲得。第11戦は#56YUTAKA TORIBA(BIRD)がPPを獲得している。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/11/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2020 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 35 平良 響 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 14 28'56.977 - -
2 77 小川 颯太 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 14 28'57.614 0.637 0.637
3 97 澤 龍之介 BJ RacingスカラシップJSS Bionic Jack Racing 14 29'02.461 5.484 4.847
4 5 小出 峻 VEGAPLUS DOME F110 VEGAPLUS 14 29'02.860 5.883 0.399
5 25 堀尾 風允 SAMURAIサポーターズF4 SKILL SPEED 14 29'04.574 7.597 1.714
6 62 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 14 29'04.790 7.813 0.216
7 92 浦田 裕喜 AKILAND RACING AKILAND RACING 14 29'09.843 12.866 5.053
8 39 中村 賢明 SACCESS RACING ES SACCESS RACING 14 29'10.990 14.013 1.147
9 7 太田 格之進 VEGAPLUS DOME F110 VEGAPLUS 14 29'11.786 14.809 0.796
10 13 藤原 大輝 ACE LINES MD Factory KRac Motor sports 14 29'11.993 15.016 0.207
11 40 元嶋 成弥 SACCESS RACING ES SACCESS RACING 14 29'13.882 16.905 1.889
12 33 マックス・サロ ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport 14 29'19.182 22.205 5.300
13 3 IC 1 佐藤 セルゲイビッチ 結婚の学校フィールドモータースポーツ フィールドモータースポーツ 14 29'21.756 24.779 2.574
14 70 木下 藍斗 レプリスポーツF4 Leprix Sport 14 29'23.073 26.096 1.317
15 2 IC 2 仲尾 恵史 TCS Racing Team イノウエエンジニアリング 14 29'28.864 31.887 5.791
16 98 IC 3 IKARI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 14 29'29.266 32.289 0.402
17 86 IC 4 大阪 八郎 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 14 29'41.369 44.392 12.103
18 18 IC 5 堀田 誠 アドヴィクスムータレーシング Rn-sports 14 29'44.287 47.310 2.918
19 43 IC 6 吉田 基良 ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 14 29'45.650 48.673 1.363
20 71 IC 7 大山 正芳 ダイワN通商アキランドCS F110 AKILAND RACING 14 29'48.072 51.095 2.422
21 *28 古谷 悠河 TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH 14 29'50.282 53.305 2.210
22 23 IC 8 YUGO S2R Racing N-SPEED 14 29'59.011 1'02.034 8.729
23 24 IC 9 碓井 剛 C.O.B-KART TSUYOSHI USUI 14 30'00.488 1'03.511 1.477
24 34 IC 10 慶原 克律 ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport 14 30'08.329 1'11.352 7.841
25 *80 伊東 黎明 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 14 30'10.517 1'13.540 2.188
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
- 96 IC - 齋藤 真紀雄 CS Marketing AKILAND AKILAND RACING 8 18'30.933 6Laps 6Laps
- *32 菊池 宥孝 ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport 8 19'22.147 6Laps 51.214
- 14 荒川 麟 ZAP SPEEDスカラシップ ZAP SPEED 6 14'49.054 8Laps 2Laps
- 16 塚田 海斗 Media Do ADVICS影山G-UP Media Do Kageyama Racing 6 14'50.593 8Laps 1.539
- 36 野中 誠太 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 6 14'50.928 8Laps 0.335
- 38 奥住 慈英 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1 1'51.119 13Laps 5Laps
- 11 岩澤 優吾 Rn-sports SEIDO-YA Rn-sports 1 1'52.948 13Laps 1.829
- 31 神 晴也 ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport 1 1'53.072 13Laps 0.124
- *37 清水 英志郎 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1 2'41.613 13Laps 48.541
- *56 IC - YUTAKA TORIBA BIRD BIRD 失格
Fastest Lap: CarNo.62 平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110) 1'45.753 (13/14) 155.332km/h
CarNo.28は、反則スタート(リスタート時)により、競技結果に対し40秒加算のペナルティーを科す。
CarNo.80は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)②(他車のコースアウトを強いるもの)により、競技結果に対して50秒加算のペナルティーを科す。
CarNo.32は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①(他車への衝突行為)により、競技結果に対して50秒加算のペナルティーを科す。
CarNo.56は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中の追突)により、失格とする。
CarNo.56は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黒旗無視)により、失格とする。
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/11/28) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2020 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 77 小川 颯太 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 1'45.735 - - 155.358
2 36 野中 誠太 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 1'45.740 0.005 0.005 155.351
3 35 平良 響 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 1'45.755 0.020 0.015 155.329
4 14 荒川 麟 ZAP SPEEDスカラシップ ZAP SPEED 1'45.784 0.049 0.029 155.286
5 62 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 1'45.818 0.083 0.034 155.236
6 37 清水 英志郎 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1'45.841 0.106 0.023 155.203
7 38 奥住 慈英 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 1'45.897 0.162 0.056 155.121
8 80 伊東 黎明 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 1'45.941 0.206 0.044 155.056
9 97 澤 龍之介 BJ RacingスカラシップJSS Bionic Jack Racing 1'45.972 0.237 0.031 155.011
10 5 小出 峻 VEGAPLUS DOME F110 VEGAPLUS 1'46.045 0.310 0.073 154.904
11 11 岩澤 優吾 Rn-sports SEIDO-YA Rn-sports 1'46.093 0.358 0.048 154.834
12 7 太田 格之進 VEGAPLUS DOME F110 VEGAPLUS 1'46.186 0.451 0.093 154.698
13 31 神 晴也 ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport 1'46.229 0.494 0.043 154.636
14 28 古谷 悠河 TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH 1'46.402 0.667 0.173 154.384
15 13 藤原 大輝 ACE LINES MD Factory KRac Motor sports 1'46.552 0.817 0.150 154.167
16 25 堀尾 風允 SAMURAIサポーターズF4 SKILL SPEED 1'46.646 0.911 0.094 154.031
17 16 塚田 海斗 Media Do ADVICS影山G-UP Media Do Kageyama Racing 1'46.698 0.963 0.052 153.956
18 70 木下 藍斗 レプリスポーツF4 Leprix Sport 1'46.782 1.047 0.084 153.835
19 39 中村 賢明 SACCESS RACING ES SACCESS RACING 1'46.852 1.117 0.070 153.734
20 92 浦田 裕喜 AKILAND RACING AKILAND RACING 1'46.961 1.226 0.109 153.577
21 33 マックス・サロ ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport 1'47.114 1.379 0.153 153.358
22 96 IC 1 齋藤 真紀雄 CS Marketing AKILAND AKILAND RACING 1'47.135 1.400 0.021 153.328
23 56 IC 2 YUTAKA TORIBA BIRD BIRD 1'47.468 1.733 0.333 152.853
24 3 IC 3 佐藤 セルゲイビッチ 結婚の学校フィールドモータースポーツ フィールドモータースポーツ 1'47.516 1.781 0.048 152.785
25 86 IC 4 大阪 八郎 Dr. Dry F110 ZAP SPEED 1'47.805 2.070 0.289 152.375
26 2 IC 5 仲尾 恵史 TCS Racing Team イノウエエンジニアリング 1'47.879 2.144 0.074 152.271
27 40 元嶋 成弥 SACCESS RACING ES SACCESS RACING 1'48.053 2.318 0.174 152.025
28 98 IC 6 IKARI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 1'48.109 2.374 0.056 151.947
29 32 菊池 宥孝 ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport 1'48.110 2.375 0.001 151.945
30 43 IC 7 吉田 基良 ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 1'49.026 3.291 0.916 150.669
31 *18 IC 8 堀田 誠 アドヴィクスムータレーシング Rn-sports 1'49.075 3.340 0.049 150.601
32 *71 IC 9 大山 正芳 ダイワN通商アキランドCS F110 AKILAND RACING 1'49.101 3.366 0.026 150.565
33 24 IC 10 碓井 剛 C.O.B-KART TSUYOSHI USUI 1'49.785 4.050 0.684 149.627
34 23 IC 11 YUGO S2R Racing N-SPEED 1'49.876 4.141 0.091 149.503
35 34 IC 12 慶原 克律 ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport 1'52.884 7.149 3.008 145.519
---- 以上基準タイム(110% - 1'56.317)予選通過 ----
CarNo.18は、大会特別規則第5条4(ピットレーン速度制限)違反により、2グリッド降格のペナルティーを科す。
CarNo.71は、大会特別規則第5条4(ピットレーン速度制限)違反により、1グリッド降格のペナルティーを科す。
第10戦優勝 #50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)
すごく嬉しいです。今回はすごくスピードがあり、自信はあったんですが、専有走行、予選、第9戦決勝と勝てないセッションが続いたので、絶対勝つぞという気持ちをもって今日はやってきました。いいスタートを切れて本当に満足しています。今回来るにあたってスタートの手順を変えて臨んでいます。それがうまくいってよかったです。今のスタートの方式の方が伸び代があると思っていたので。レースペースも良く、ファステストラップも取れたので満足しています。朝一の路面は自分たちに向いているし、セッティングの変更もいい方向に向かいました。次のレース3(第11戦決勝)は暖かくなるので対策が必要だと思います。SFの予選で路面が変わると思いますが、うまく対応したいです。次もスタートが重要になると思うので、集中していきたいです。
第10戦決勝2位 #2名取鉄平(TODA FIGHTEX )
初のポールスタートということで普通にスタートはできましたが、決め切ることができなかったのが敗因でした。去年ヨーロッパで角田選手とやってきて、今年角田選手はF1に乗り、僕は帰ってくることになりましたが、それも決め切ることができない自分が原因だと思います。悔しいです。ペースは悪くなかったですが、宮田選手や阪口選手には劣っているので、何が足りていないのかチームと話し合って次のレースに臨みたいです。
第10戦決勝3位 #36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)
スタートに賭けていましたが、行き場がなくて一歩引きました。もう一歩加速がよければ前に行けたかもしれません。予選の順位があの位置だったので、仕方ないと言えば仕方ない結果ですが、悔しいレースでした。スタートして2周めがタイヤのピークだったと思います。そこからグリップが落ちる状況だったはずで、そこでタイムを出せませんでしたが、ファステストのコンマ1秒落ちぐらいでは走れました。ベストタイムを出した時も前に引っかかっていたので、そこは難しいところでした。次の第11戦はポールポジションからのスタートなので、順位を落とさないようにスタートに集中して、トップで1コーナーに入れるようにしたいですし、ファステストも取りたいと思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2020全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が11月15日、大分県のオートポリスで行われ、予選2番手からスタートした#50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が今季3勝目を挙げた。
第10戦決勝が午前8時25分より14周で行われた。この日も天候は快晴。肌寒さを感じさせる中での戦いとなった。
ここでのスターティンググリッドは昨日の公式予選でのセカンドベストタイム順だが、第9戦決勝でトラブルに見舞われたためにエンジン交換を行った#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)はグリッド降格となり9番手から、セカンドタイムで予選通過基準に達しなかった#30DRAGON(TEAM DRAGON SFL )は出走嘆願により最後尾からのスタートとなった。また5番手からスタートするはずだった#13石坂瑞基(B-MAX ENGINEERING)はクラッチトラブルにより、残念ながら第10戦決勝への出走を断念せざるを得なかった。
スタートでは#50阪口が抜群のスタートを見せ、ポールポジションの#2名取鉄平(TODA FIGHTEX )をかわして1コーナーでトップに立つ。予選3番手からのスタートとなった#36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)もフロントローの2台に並びかけようとしたが、1コーナーで行き場がなくなり一歩引くことになり、1周めは#50阪口、#2名取、#36宮田の順で終了した。
その後方では9番手スタートとなった#37小高が1周めで6位、2周目には4位に浮上してきた。
懸命に追い上げを図る#2名取だったが、トップの#50阪口は4周めから徐々に後続との差を広げ始め、5周終了時点で#2名取との差を2.274秒とすると、10周目には1'37.114のファステストラップを叩き出してその差を6.054秒とし、最後は8.207秒もの大差をつけてフィニッシュ。第7戦SUGO以来の今季3勝目をものにした。
#2名取はレース中盤から#36宮田の猛追を受けたが、最後までポジションを守り切って2位。#36宮田は3位でレースを終えた。
マスタークラスは最後尾スタートの#30DRAGONが1周めに#10植田正幸(Rnsports320)をかわし、トップでフィニッシュしている。
第11戦決勝は午後1時5分より同じく14周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2020/11/15) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 オートポリス 4.674km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 50 阪口 晴南 Buzz Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 14 22'46.574 - -
2 2 名取 鉄平 TODA FIGHTEX TODA RACING TODA TR-F301 14 22'54.781 8.207 8.207
3 36 宮田 莉朋 COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 14 22'55.360 8.786 0.579
4 37 小高 一斗 COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 14 22'59.562 12.988 4.202
5 35 河野 駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE TOYOTA TOM'S TAZ31 14 23'08.447 21.873 8.885
6 3 ルッカ・アレン Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 14 23'21.527 34.953 13.080
7 5 入山 翔 Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 14 23'31.757 45.183 10.230
8 30 M 1 DRAGON TEAM DRAGON SFL B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 14 23'34.776 48.202 3.019
9 10 M 2 植田 正幸 Rnsports320 Rn-sports SPIESS A41 14 23'54.589 1'08.015 19.813
---- 以上規定周回数完走 ----
- 13 石坂 瑞基 B-MAX ENGINEERING B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 D.N.S
Fastest Lap: CarNo.50 阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX) 1'37.114 (10/14) 173.264km/h