全日本F3選手権第10戦は18日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が2位以下を寄せ付けず今季7勝目を飾った。
決勝は午後4時10分より14周で行われた。正午前から気温も徐々に上昇したが湿度は低く、絶好のレース日和となった。
スタートはポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が抜群のダッシュで1コーナーへ向かう。2位には予選順位のまま宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が続き、3位には予選3位の金丸悠(B-MAX RACING F3)をかわした予選4位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が上がってきた。
序盤、坪井と宮田は1秒5前後の差で推移するが、抜きどころのないもてぎではファステストラップポイント1をかけた2人の争いに注目が集まった。宮田が6周目に坪井のファステストを上回ると坪井は10周目に1分44秒615をだし、このタイムでファステストラップポイント1を獲得した。
優勝は坪井、2位には宮田が入った。3位の大湯は序盤から金丸、阪口晴南(TODA FIGHTEX)を背後に従え3位争いを演じていたが、中盤からはこの集団に1周目に笹原右京(THREEBOND)、河野駿佑(HubAuto F318)を立て続けにパスしてきた片山義章(YTB F318)が加わる。しかし、この4人も決め手がなく、3位大湯、4位金丸、5位阪口、6位片山の順でゴールを迎えることとなった。
初参戦の藤波清斗(B-MAX Racing F3)は予選順位と同じ9位でゴールした。
Nクラスは一人参加のジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)が14位で完走。開幕からの連勝を9と伸ばし、明日勝てば今シーズンのNクラスチャンピオンが決定する。
第11戦は明日19日午前8時25分から14周で、第12戦は午後4時30分より20周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 24'34.860 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 3.314 |
| 3 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 14 | 16.600 |
| 4 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 17.238 |
| 5 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 14 | 19.006 |
| 6 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 20.600 |
| 7 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 24.442 |
| 8 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 30.495 |
| 9 | 21 | | 藤波 清斗 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 36.312 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 36.728 |
| 11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 45.669 |
| 12 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 46.320 |
| 13 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 50.678 |
| 14 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 14 | 71.488 |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 13 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| 16 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1 | 13Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井 翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'44.615 (10/14)
全日本F3選手権第5大会(第10,11,12戦)は18日、栃木県のツインリンクもてぎで公式予選を行い第10戦、第11戦とも坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
例年この時期のツインリンクもてぎはすり鉢状のサーキットのため、蒸し暑い中でセッションが行われるが、早朝から寒いくらいの気温で、初秋の装いの中、午前8時20分より30分間の公式予選が行われた。ベストタイムで第10戦のセカンドベストタイムで第11戦のグリッドが決定する。
1セット目のタイヤでは先ずは練習から好調の坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が1分44秒424でトップに立ち、これにチームメートの宮田莉朋(同)が続く。3位はここに来て真価を発揮しつつある金丸悠( B-MAX RACING F3)が付けた。
全車一度ピットインを行った後の2セット目のアタックでも坪井が好調。2周ゆっくりとウォームアップを行った後、3ラップ連続でアタックを行うと涼しい気温のため「43秒台には入るとは思ってたがここまで伸びるとは思わなかった」と1分43秒424とコースレコードを大幅に上回り文句なしのポールポジションを決めた。2位には宮田が43秒681で続き、3位には金丸が滑り込んできた。
4位には大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が、5位には好調の河野駿佑(HubAuto F318)が戸田勢に割って入り、6位には阪口晴南(TODA FIGHTEX)が続いた。
セカンドベストタイムで決まる第11戦の順位もトップ3は第10戦と同じ。4位には阪口、5位は大湯、6位は河野となっている。
先週の金曜日に急遽参戦が決まり、フォーミュラはFCJ以来5年ぶりという初参戦の藤波清斗(B-MAX Racing F3)は「思ったより良かったですが、ずっとハコ車に乗ってたのでダウンフォースが大きく乗りこなせていない」というものの第10戦9位、第11戦7位とまずまずのポジション。
Nクラスからただ一人参戦するジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)は第10,11戦ともポールポジションを獲得した。
第10戦は午後4時10分より14周で行われる。第12戦のグリッドはこのレースの順位で決まるため「ポールポジションが取れたのが大きかった。スタートを決めれば勝てるので3連勝はいける」という坪井のスタートに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'43.484 | - | - | 167.030 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'43.681 | 0.197 | 0.197 | 166.713 |
| 3 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'44.093 | 0.609 | 0.412 | 166.053 |
| 4 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'44.345 | 0.861 | 0.252 | 165.652 |
| 5 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.347 | 0.863 | 0.002 | 165.649 |
| 6 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'44.428 | 0.944 | 0.081 | 165.520 |
| 7 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'44.485 | 1.001 | 0.057 | 165.430 |
| 8 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.622 | 1.138 | 0.137 | 165.213 |
| 9 | 21 | | 藤波 清斗 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'44.732 | 1.248 | 0.110 | 165.040 |
| 10 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.802 | 1.318 | 0.070 | 164.930 |
| 11 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'45.243 | 1.759 | 0.441 | 164.239 |
| 12 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'45.661 | 2.177 | 0.418 | 163.589 |
| 13 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'46.375 | 2.891 | 0.714 | 162.491 |
| 14 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.692 | 3.208 | 0.317 | 162.008 |
| 15 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'47.446 | 3.962 | 0.754 | 160.871 |
| 16 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'48.511 | 5.027 | 1.065 | 159.292 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'54.127)予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'44.078)を更新しました。

ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権シリーズ第5大会が、8月5日(土)、6日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催され、川合孝汰・平木玲次・平木湧也の3人が参戦した。
今季2回目の開催となる、このハイスピードコースは湧也に優勝経験があり、また第3戦では3人揃って入賞を果たすなど、チームにとって相性もいい。シリーズ後半戦の大量得点に向け、弾みをつけるにはまたとないステージでの活躍に期待がかかる。
予選 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
前大会のSUGOの練習走行から3人とも確実な進化が見られ、今回の富士大会でも更なる進化を目指してサーキット入り。走り初めとなる木曜日の専有走行では、いずれもセッションごとにタイムを縮め、特に川合は3セッションのすべてでトップ10につけ、セッション2では2番手につけた。金曜日の練習走行においても、早朝のセッション1では揃って自己ベストを更新するなどいい感触を得ていた。
今回の予選は、後半にタイヤが温まり、燃料も軽くなったところでのアタックを狙ったことから、燃料をセーブするためにコースオープンと同時にコースインをせずに、4分ほど待機した後、3人はコースへと送り出された。
しかし、いざアタック開始というタイミングで、目の前にはジェントルマンドライバーの集団が。湧也はその集団をうまくかわしたものの、かわしきれずクリアが取れない状態での走行となった川合と玲次はクールダウンを行いつつ、間隔を広げていく。そうして間合いを保つことでアタックとなったものの、タイヤのピークを使うことが難しい予選となった。
それでも、湧也は第9戦を5番手、第10戦も5番手から臨むこととなり川合は6番手、7番手とトップグループの後に付くポジションとなった。しかし、上位につけたドライバーがペナルティで3グリッド降格となったため、第9戦はひとつずつポジションを上げる。予選中、ほとんどクリアがとれなかった玲次は、第9戦を17番手、第10戦を18番手から挑むこととなった。

決勝第9戦 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
上空には灰色の雲が浮かぶものの、雲の切れ間からは強い日差しが注がれ、汗ばむようなコンディションとなった第9戦決勝レース。湧也と川合は予選の直後にポジションアップとなったのは前述のとおりながら、さらにポールシッターがマシントラブルでリタイアというアナウンスがあり、ふたりの前にいるマシンは2台だけとあって、またとないチャンスが舞い込んだ。
ともに好スタートを切り、1コーナーには3番手、4番手で飛び込んでいく。そして、いきなり5台でのトップグループが形成され、激しい攻防の中、4周目の1コーナーで川合が5番手に。上位の2台が逃げていく中、湧也は3番手を保ち続けていたが、6周目に4番手に。その後、湧也は7番手、川合が6番手をキープし周回を重ねたが11周目の13コーナーで川合は縁石に乗り、姿勢を乱してしまったため、7番手でチェッカー。湧也は5番手でレースを終えた。
一方、玲次は前を行く車両をとらえ続け、8周目には12番手まで浮上。最終ラップにはもう1台を抜いて11番手に。さらに先行していた車両のペナルティによる降格があったため、ひとつ順位を上げて10位入賞を果たすこととなった。その結果、5位の湧也、7位の川合とともに、トリプル入賞を果たした。

決勝第10戦 8月6日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
この日もドライコンディションが保たれ、そつなくスタートを切った湧也だったが、1コーナーまでに6番手に。そして川合はホイールスピンが大きく、2台に先行されて10番手となる。しかし、2周目に1台が順位を落としたことから9番手に上がり、前の車両から遅れることなく、川合は逆転のチャンスを待った。
一方、湧也も4番手を争う4台の集団の中で激しいバトルを繰り広げながら、やはり逆転のチャンスを待ち続け、コーナーでは差を詰めるも、ストレートで引き離されてしまう。必死に堪え続けたのだが、14周目の1コーナーでついに限界が訪れ、7番手に。そして、その1周前、湧也を含む4番手争いの集団に追いついたことから、いよいよ勝負と前の車両を1コーナーでアウトから抜こうとした川合だったが、並んで前に出たところで追突されてコースアウト。マシンにダメージを負うも、なんとか完走をという執念が実って、21位でチェッカーを受けた。そして湧也は7位でフィニッシュ。
18番手スタートだった玲次は、またしてもオーバーテイクショーを披露していた。11周目には13番手に上がり、さらに13周目には川合
を巻き込んだアクシデントもあったことから、11番手まで浮上し、入賞まであと一歩のところでチェッカーとなった。
結果以上に、大きな収穫がそれぞれにあった第5大会富士。次の戦いは3週間後に控えた鈴鹿となる。残る戦いは少なくなってきただけに、なんとか記録だけでなく、記憶にも残る大会としてくれることが大いに期待される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
常時クルマのバランスも良く、ドライバーが常に攻められる状態ではあったが、思いの外ストレートスピードが伸びず、レースを通して幾つかの対応策を試してみたが決勝では決め手を欠いてしまった。鈴鹿では十分戦えると思うので、ドライバー自身も今持つパフォーマンスを最大限に出し切って貰いたい。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
-
第9戦ではチームメイトとのバトルを含め、レースの組み立ては今までよりもうまくできたと思います。ただ、その直後に自分のミスで13コーナーの縁石に乗り過ぎて、ダートに出てしまい、6位が確実だったところでひとつ順位を下げてしまったことが、残念でした。第10戦はスタートでホイールスピンが大きくて、クルマが前に進んでいかない状況で抜かれてしまったのですが、その後は前のクルマに引っ張って行ってもらう状態で、4番手集団を追いかけていって、最後の4周ぐらいで勝負をかける予定でした。実際、詰まったので1コーナーの立ち上がりでうまく合わせられて、外から抜き去ったんですが横から当てられてしまって。リタイアせずに済んだのは良かったのですが、それが本当に悔やまれます。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
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予選は、ずっと前と後ろと争ってしまい、クリアも取れない状況で、グリッドも下位に沈んでしまいました。ここは今回いちばんの反省点です。レースウィークを通じ、ずっと調子が良くない中、そう行った流れを引きずってしまったのは僕の責任で、そこは今後変えていかなくてはならないところだと思います。第9戦はなんとか10位まで上がることができたので、内容的には良かったです。1台ずつ上がれたというのは、ポジティブな面だったと思います。第10戦も順調に上げられたのですが、中盤にバトルになった時、一発で仕留められず前との距離も空いてしまったので、それがなければ、もうふたつぐらい上げられたかもしれません。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
-
このレースウィークを通じて調子はけっこう良くて、コーナー自体はまわりとほとんど変わらなかったと思います。ただ、ストレートで離されてしまって厳しい戦いでした。なかなか難しい中で、自分のできることは精いっぱいやったつもりですし、その中でベストな結果も出せたと思っています。ただ、もうひとつ、もうふたつ前に行きたいという気持ちはありました。第9戦はグリッドも前の方でしたが、トップグループについていくのがやっとで、かなり厳しかったです。第10戦もセット変更も行なって賭けてみたのですけど、なかなか難しかったです。とはいえ今シーズンの中では、前が見えてきたという印象も強く、次の鈴鹿もこの流れのまま、うまく詰めていきたいと思っています。
Le Beausset Motorsports
FIA-F4選手権第10戦の決勝が8月6日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、第9戦を欠場した#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げた。
第10戦決勝は午前8時40分より15周で行われた。この日の富士は快晴。朝から強い日差しが降り注ぐ中での戦いとなった。
ポールシッターの大湯は前日の第9戦決勝をリタイヤしたため他のドライバーよりもタイヤの消耗が少なく、この決勝では大きなアドバンテージを得ているとみられていた。実際大湯はスタートでトップに立つと、2位につける#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)との差を一気に広げにかかる。
4周終了時点で1.070秒、6周終わりでは1.389とそのリードは広がっていったが、大湯が期待したほどのアドバンテージはなかったといい、それを裏付けるかのようにレースが8周を過ぎたあたりからは逆に笹原がその差を縮めていく。10周目には1.042秒、12周目には0.697秒、そしてファイナルラップを迎えた時点でその差は0.505秒となった。
しかし笹原も懸命に大湯に食らいついて周回を重ねていたこともあり、すでにタイヤは限界に達しており、セクター2、セクター3ではクルマを滑らせないように心を砕くだけで手いっぱいの状況。結局大湯がそのまま逃げ切り、今季2勝目、自身通算4勝目を手にすることになった。
3位には3番手スタートの#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が入った。序盤こそ#35河野駿佑(HubAuto F110)の猛追を受けたが、中盤以降は完全に単独走行で3位をキープしていたが、実は序盤からスロットル系の動作不良に悩まされており、終始苦しい走りを強いられていたとのことだ。
また、今回の富士大会がデビュー戦となった#18名取鉄平(ATEAM Buzz Racing F110)は予選15番手からのスタートながら着実に順位を稼ぎ、最後は8位でフィニッシュと、まずまずの結果を残している。
次戦の舞台は鈴鹿。スーパーGTのシリーズ戦としては今回が最後となる鈴鹿1000kmのサポートレースとして8月26-27日に行われる。
- 優勝 #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- 今までは勝ちたいという気持ちが強過ぎました。SUGOの1レース目も両側から挟まれてリタイヤでしたが、一旦2位に下がってもいいという気持ちだったらぶつかってなかったかもしれません。2レース目に関してはもう謝るしかありませんけど。右京選手もすごく勝ってるからポイントリーダーってわけじゃなくて、無理をせず着実に2位3位をとって、確実に行けるところは勝つ。そこの差というか気持ちの部分が直せる部分だなと思いました。そこに気がつくことができたという意味ではSUGOは成長できたレースでした。他の人には本当に申し訳ないと思いますけど。
- 2位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- できればスタートで前に出たい気持ちでしたが、そううまくはいかなくて。大湯選手が1レースぶん走行していないこともあって、タイヤの状態が僕らよりはるかに良かったので、最初はとにかくついていければ御の字だと思っていました。僕は前半からタイヤを酷使していたので、レース中盤から後半は本当に厳しかったのですが、諦めずにミスなく走っていたら、最後に本当に差が縮まってきました。もちろん優勝できなかったことは悔しいですが、今回の2位は誇りに思えるというか、すごく頑張って100%出し切れたと思います。 鈴鹿は僕らHFDP勢によってはホームコースなので、2連勝目指して頑張りたいです。ポイント差を広げてはいますが、そこで気を抜かずに鈴鹿でさらに有利に進められたらと思います。
- 第10戦3位 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
- 常にセクター2、3が遅かったので、そこが課題点だと思っています。それからレース序盤からでトラブルが起きていて、1速に入れたらエンジンが止まったり、シフトダウンの時にブリップしてくれなくて回転落ちちゃったりして。最初の数周はアクセル踏んでも失速したり、後半もシフトダウンの最中にコントロールしてくれなくてショック受けたり、そのために自分の満足する走りができなかったのは残念ですが、その中でスタートから順位を落とさず、3番手で終えられたのは良かったです。ただ前の2台は速かったので、今後はしっかりついていけるようにしたいと思います。昨日と違って追いつけなかった分悔しいですし、序盤苦しかったです。自分もまだF3が残っており、FIA-F4で走る機会はあまりないと思いますが、いきなりレースウィークに入っても優勝できるように、そしてポイントランキングも上がっていけるようにしたいと思います。頑張ります。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 26'54.556 |
| 2 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 0.439 |
| 3 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 15 | 4.490 |
| 4 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 11.233 |
| 5 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 15 | 13.092 |
| 6 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 13.731 |
| 7 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 14.373 |
| 8 | 18 | 名取 鉄平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 15 | 14.813 |
| 9 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 15.283 |
| 10 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | DL | 15 | 17.637 |
| 11 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 24.285 |
| 12 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | DL | 15 | 25.057 |
| 13 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 15 | 26.512 |
| 14 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 15 | 32.971 |
| 15 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 33.466 |
| 16 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | DL | 15 | 34.459 |
| 17 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 15 | 34.558 |
| 18 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | DL | 15 | 38.347 |
| 19 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 15 | 45.357 |
| 20 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 15 | 45.394 |
| 21 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 51.331 |
| 22 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 1'00.879 |
| 23 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | DL | 15 | 1'01.628 |
| 24 | 73 | 牛井渕 琴夏 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | DL | 15 | 1'01.708 |
| 25 | 4 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing F110 佐々木祐一 | DL | 15 | 1'03.372 |
| 26 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | DL | 15 | 1'05.462 |
| 27 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 1'08.007 |
| 28 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 15 | 1'08.476 |
| 29 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 15 | 1'09.757 |
| 30 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 15 | 1'17.224 |
| 31 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | DL | 15 | 1'41.746 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
| - | *50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 12 | 3Laps |
- Fastest Lap: CarNo.6 笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'47.221(7/15) 153.205
- CarNo.50は、FIA-F4 Spr第15条1.1)2)(他車への衝突行為)違反により、競技結果に対し40秒加算のペナルティーを科した。
FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がベストタイム、セカンドタイム両方でトップとなり、2戦連続でポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。この日の天候は曇り。朝から汗ばむ陽気の中での走行となった。
最初にトップに立ったのは#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)。1'46.516をアタック開始直後に記録してきた。2番手には#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)、3番手に大湯が続く。しかし開始から14分が経過したところで大湯が1'46.111を記録してトップに浮上、結局このタイムを誰一人上回ることができず、大湯は第6戦オートポリス以来、今季3度目のポールポジションを獲得、さらに後半のアタックでも1'46.238を出し、2戦連続でのポールポジションを獲得した。
ポイントリーダーの笹原は第9戦3位、第10戦2位と優勝の狙えるポジションを確保、角田も第9戦2位、第10戦4位となり、このHFDP勢に割って入る形で#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が第10戦で3位のポジションを得た。
第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日朝8時40分より、いずれも15周で行われる。
- 第9戦予選PP、第10戦予選PP #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- みんなペース的な部分は速いと思いますし、その中で僕自身の作戦がうまく決まったかな、というところがあると思います。
僕自身も調子が良いいですし、僕の中では順当です。無理しなくてもポール取れたし、しっかり自分の力を出し切れたという気持ちです。練習走行の段階から路面温度や天気も予想がついていたので、その中でしっかり引き離せたのは良かったです。ホンダとしてもチーム力の底上げをするためにしっかりテストをしてきましたし、レースに向けての気持ちはもチーム全体が強いと思います。トムスの宮田選手も結構速いと思いますし、僕自身のマージンがそれほどあるとは思っていません。接戦になると思います。でも前回の富士ではくらいつくので精一杯って感じでしたが、今回はやれるんじゃないかなと思います。決勝は、焦らず、集中しながらも周りをみることも忘れずに頑張ります。まだ菅生のこと引きずってるんで(笑)
- 第9戦予選2位 、第10戦予選4位 #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
- 練習から調子が良かっただけに悔しいのもありますが、ポールをとった大湯選手は練習から予選のことを考えてコツコツと準備をしてきていたので、そこでもう負けていたのかなという感じでした。2位は悔しいけど、納得です。セカンドタイムはもうちょっと行きたかったです。練習から単独走行を意識しすぎて、スリップの練習をしてこなかったので、スリップのつき方がうまくなかったと思います。そこは今後の課題です。富士はスリップが特に重要で、それができないと4位以内に入るのも難しいと思います。第1レースはしっかりスタートを決めて優勝したいと思います。
- 第9戦予選3位、第10戦予選2位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- 比較的クリアラップが取りづらい状況でしたが、そうした中でもうまく場所どりができ、結果的に3周連続でほぼ同じくらいのタイムが出ました。ベストを取れるはずのラップは第3セクターで前に引っかかってしまいました。それまではポールを取れるくらいのペースだったので勿体無かったです。今週末は練習走行の順位はあまり良くなかったのですが、いろいろトライした中での順位でした。ですから予選はうまくまとめることができれば3位以内に入ると思っていましたので、最低限の結果は出せたと思います。富士はスリップも効き、オーバーテイクも可能なので。決勝はいつものように、しっかり楽しんで前を目指していければと思います。
- 第9戦予選4位、第10戦予選3位 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
- 譲っている時に走行ラインが他の車両と重なったことと、四輪脱輪があったことで1レース目はペナルティで3グリッド降格になりましたが、2レース目は3番ならまあいいかなと。抜けるコースだし、チャンスはあるんで。1レース目はどうなるかわかりませんけど、ベストを尽くしてやるだけなんで。練習走行の木曜日は調子が良かったんですが、金曜にいろいろセッティングを試して、そこから正しい判断ができなくて予選を失敗してしまいました。でも予選の中で原因は見つかったので、そこは良かったです。自分としては去年の8月のように優勝したいし、今年の5月の富士も優勝しているし、とにかく結果を残すしかないと思います。今年2回目のホームコースですからね。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'46.238 | - | - | 154.623 |
| 2 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'46.319 | 0.081 | 0.081 | 154.505 |
| 3 | *1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | 1'46.452 | 0.214 | 0.133 | 154.312 |
| 4 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'46.490 | 0.252 | 0.038 | 154.257 |
| 5 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | 1'46.511 | 0.273 | 0.021 | 154.226 |
| 6 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | 1'46.572 | 0.334 | 0.061 | 154.138 |
| 7 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'46.656 | 0.418 | 0.084 | 154.017 |
| 8 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'46.709 | 0.471 | 0.053 | 153.940 |
| 9 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'46.724 | 0.486 | 0.015 | 153.919 |
| 10 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'46.929 | 0.691 | 0.205 | 153.623 |
| 11 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | 1'46.959 | 0.721 | 0.030 | 153.580 |
| 12 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | 1'47.084 | 0.846 | 0.125 | 153.401 |
| 13 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | 1'47.131 | 0.893 | 0.047 | 153.334 |
| 14 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | 1'47.147 | 0.909 | 0.016 | 153.311 |
| 15 | 18 | 名取 鉄平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | 1'47.214 | 0.976 | 0.067 | 153.215 |
| 16 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | 1'47.248 | 1.010 | 0.034 | 153.166 |
| 17 | *25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | 1'47.252 | 1.014 | 0.004 | 153.161 |
| 18 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'47.336 | 1.098 | 0.084 | 153.041 |
| 19 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | 1'47.534 | 1.296 | 0.198 | 152.759 |
| 20 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 1'47.675 | 1.437 | 0.141 | 152.559 |
| 21 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | 1'47.798 | 1.560 | 0.123 | 152.385 |
| 22 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | 1'47.830 | 1.592 | 0.032 | 152.340 |
| 23 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 1'47.904 | 1.666 | 0.074 | 152.235 |
| 24 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'47.981 | 1.743 | 0.077 | 152.127 |
| 25 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'48.005 | 1.767 | 0.024 | 152.093 |
| 26 | 73 | 牛井渕 琴夏 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | 1'48.378 | 2.140 | 0.373 | 151.570 |
| 27 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | 1'48.679 | 2.441 | 0.301 | 151.150 |
| 28 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | 1'48.828 | 2.590 | 0.149 | 150.943 |
| 29 | 4 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing F110 佐々木祐一 | 1'49.207 | 2.969 | 0.379 | 150.419 |
| 30 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'49.678 | 3.440 | 0.471 | 149.773 |
| 31 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | 1'50.165 | 3.927 | 0.487 | 149.111 |
| 32 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | 1'50.716 | 4.478 | 0.551 | 148.369 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'56.969)予選通過 ---- |
| - | 9 | 畑 亨志 | アーネクトwith Field FIELD MOTORSPORT | absende | - | - | - |
| - | 83 | 植木 匠 | NRS・INTERCEPT NRS | absence | - | - | - |
全日本F3の第5大会(第10戦、第11戦)が鈴鹿サーキットで行われ、第10戦でTDPドライバーの坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)がポール・トゥ・ウィンで自身F3での初勝利。同じくTDPドライバーの宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)が2位で続き、TDPドライバーによる1-2フィニッシュを果たした。第11戦でもポールポジションの坪井が一度も首位を譲ることなく2連勝を飾った。

第10戦で自身初勝利を挙げた坪井翔(中央)と2位に入った宮田莉朋(左)
全日本F3選手権の第5大会(第11戦、第12戦)が6月24日(土)と25日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。
今季の全日本F3には、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーとしてトヨタの支援の下、22歳の坪井と、17歳の宮田がシリーズフル参戦している。一昨年のFIA-F4チャンピオンでF3参戦2年目の坪井は今季これまで2位2回、3位3回。そして昨年のFIA-F4チャンピオンで今季よりステップアップした宮田も2位2回、3位4回と好成績を残しているが未勝利。初勝利を目指し鈴鹿ラウンドに臨んだ。
24日(土)併催レースの遅れにより予定よりも35分遅れの午前11時35分、晴天の下で30分間1セッションの予選が開始。この予選でのベストタイムが第10戦、セカンドベストタイムで第11戦のグリッドが決定された。
セッション開始と共に各車アタックに入り、まずタイムをマークしたところで、坪井がトップ、宮田が2番手に。その直後にコースアウト車両が発生したためセッションは赤旗中断に。
6分ほどの中断の後に予選が再開され、各車タイヤを新品に替えて再アタック。しかし、ここでまたスピン車両により赤旗。最後は残り3分30秒での一発アタックとなり、ここでも坪井がトップタイムを更新。坪井は自身F3で初となるポールポジションを獲得した。最初のアタックで記録したセカンドベストも坪井がトップとなり、第10戦、第11戦共に坪井がポールポジション。
宮田はベスト、セカンドベスト共に2番手で続き、第10戦、第11戦共にTDPドライバーが最前列に並んでスタートを切ることとなった。
予選の後、予定よりも5分遅れの午後5時5分に、曇り空の下で第10戦の決勝(12周)がスタート。ポールポジションの坪井は若干出遅れたものの首位をキープ。宮田もこれを追う形に。後方でライバルが3位を争う間に坪井、宮田の2台はこれを引き離して1-2体勢に。
一時は1秒以上に広がった首位坪井と2位宮田の差は、終盤にかけて宮田が差を詰めていき、ファイナルラップには0.4秒差に。しかし、宮田はデグナーコーナーで僅かに体勢を乱し、坪井を攻めるまでには至らず。そのまま坪井がトップでチェッカーを受け、F3参戦2年目にして自身初の優勝を飾った。宮田が2位で続き、TDPドライバーによる1-2フィニッシュを果たした。
25日(日)は雨の予報もあったが、朝方には雨は止み、路面は部分的に濡れているところが残っているもののほぼドライで全車スリックタイヤを装着してコースイン。午前10時5分に17周で競われる決勝レースがスタートした。
ポールポジションの坪井は順調なスタートを切ったが、やや濡れていたイン側スタートとなった宮田は出遅れ、後続2台にかわされて4位へ後退。
首位の坪井はすぐに1秒以上の差を後続につけ首位を快走。宮田までのトップ4台はほぼ等間隔のまま周回を重ねていった。
4位の宮田は5周目にS字でミスし1秒ほどタイムをロスしたが、終盤には再び上位との差を詰めることに成功。それでも各車オーバーテイクまでには至らず、そのままの順位でチェッカー。坪井は2戦連続のポール・トゥ・ウィン。宮田は4位フィニッシュとなった。

第10戦、第11戦と2戦連続ポール・トゥ・ウィンを飾った坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #1)

第10戦で2位、第11戦4位となった宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #36)
トヨタ自動車(株)
GAZOO Racing Company
全日本F3選手権第10戦は24日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、総合では坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が初優勝、NクラスではDRAGON(B-Max Racing F306)が今季5勝目を飾った。
第10戦は定刻より5分遅れて午後5時5分よりフォーメーションラップが始まった。上空を覆った雲は徐々に厚くなり太陽は完全に隠れた。
ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は完璧なスタートではなかったもののかろうじて予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)を押さえてトップで1コーナーに侵入。予選4位の高星明誠(B-MAX NDDP F3)は同3位のアレックス・パロウ(THREEBOND)をかわし3位に上がる。
オープニングラップでは3位に上がった高星に4位のパロウがピタリと付ける。シケインでは両者軽く接触するも、2周目の1コーナーではアウトからパロウが高星をかわし予選順位の3位に復帰。高星は4位に落ちた。
トップの坪井は徐々に2位・宮田との差を広げ6周目には1秒1まで離し、トムス勢1-2でレースは進行。4位に落ちた高星だったが、4周目にこのレースのファステストラップをたたき出すと、7周目には前を走るパロウとテールトゥノーズまで持ち込む。シケインでピタリとパロウに付けた高星は8周目の1コーナーでアウトからパロウをかわし3位に復帰した。
トップに立った坪井だったが8周目あたりから再び宮田がその差を詰め始める。10周目には0秒6、11周目には0秒4とファイナルラップにはテールトゥノーズでの争いとなるが、宮田はデグナーでオーバーステアを出し追撃もここまで。12周を走って坪井がトップでゴールし、初優勝を飾ることとなった。2位には宮田が、3位には高星、4位にはパロウが入った。
ポイントリーダーの高星は選手権ポイントを84と伸ばし、直接のライバル、パロウとの差を18ポイントと広げた。5位には大津弘樹(TODA FIGHTEX)、6位にはイェ・ホンリー(KRC with B-Max F315)が続いた
NクラスはポールポジションのDRAGON(B-Max Racing F306)がスタートでトップに立つと後続との差を徐々に広げ、そのまま今季5勝目を飾った。2位にはアレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)が付けていたが、3位の植田正幸(Rn山下製作所F308)が11周目の1コーナーでヤンをパス、2位でゴールした。ヤンは3位。4位には長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)が続いた。
このレースで20戦中10戦とちょうど半分を消化。第11戦は明日25日、午前10時10分より17周で争われる。予報は雨、後半戦スタートを勝利で飾るのは誰になるのであろうか。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
SUZUKA CLUBMAN Rd.4 -RIJ- (2017/06/24) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 1 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 12 | 22’50.657 |
| 2 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 12 | 0.901 |
| 3 | 23 | | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 12 | 3.057 |
| 4 | 12 | | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 12 | 6.500 |
| 5 | 2 | | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 12 | 14.412 |
| 6 | 33 | | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 12 | 16.127 |
| 7 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 12 | 16.796 |
| 8 | 78 | | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 12 | 19.096 |
| 9 | 21 | | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 12 | 22.845 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 12 | 25.693 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 12 | 35.320 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’10.963 |
| 13 | 11 | N | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’18.419 |
| 14 | 5 | N | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’20.576 |
| 15 | 22 | N | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’22.063 |
| 16 | 13 | N | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’37.183 |
| 17 | 55 | N | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’38.762 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.23 高星明誠(B-Max NDDP F3) 1'53.858 (4/12) 183.61km/h
全日本F3選手権第10,11戦は24日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、両戦とも総合では坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が、NクラスでDRAGON(B-Max Racing F306)がそれぞれポールポジションを獲得した。
前プログラムの予選で何度も赤旗が提示されたため、F3の公式予選は35分遅れの11時35分より行われた。天候は下り坂。上空には薄雲が広がり、太陽が柔らかい日差しを場内に落とす。ベストタイムで第10戦の、セカンドベストタイムで第11戦のグリッドが決まる。
30分間で行われる予定の予選は開始早々から波乱含み。坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が3周目、まずは1分53秒116でリーダーに立ったところで、山口大陸(タイロクレーシング28号)がデグナーでクラッシュ。1回目の赤旗が提示される。
赤旗解除後、残り10分を切ったあたりで各車ニュータイヤを履いてピットアウト。2周のウォームアップの後、アタックを始めたところで、今度はブルーノ・カルネイロ(AlbirexRT-WILSON)がスプーンでスピンし、コース上にマシンを止めたたため2度目の赤旗が提示された。
予選は3分30秒延長され、この時間内で各車1周のアタックが始まる。ここでもトップタイムをマークしたのは1分52秒746で坪井。2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)を僅差で上回り、第10戦で自身初のポールポジションを獲得した。3位にはアレックス・パロウ(THREEBOND)が付けた。現在ポイントリーダーの高星明誠(B-MAX NDDP F3)は5位と出遅れた。
セカンドベストで決まる第11戦は、開始早々に出したタイムでここでも坪井が2戦連続のポールポジション。2位には宮田が、3位には高星が入った。
NクラスはDRAGON(B-Max Racing F306)が第10,11戦ともポールポジション。第10戦の2位には長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)が、3位は植田正幸(Rn山下製作所F308)が入った。第11戦の2位は上田、3位は長谷川と入れ替わった。
第10戦の決勝レースは本日24日、午後5時より12周で行われる予定だが、タイムスケジュールが遅れているためスタート時間が変更されるかも知れない。
- 第10,11戦ポールポジション 坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
-
「2回も赤旗が出る波乱の予選でしたが、こうなるのは前回の鈴鹿もそうだったので、1回目もちゃんとタイムを出してトップを取れました。2回目はアタックする周で赤旗が出たのでタイヤ的にどうかなと思ったんですが、再開後にちゃんと決められて、僅差でしたけど初めてのポールを取れました。ダブルポールで一安心です。昨日の練習でやられてたので取り返せて良かったです。決勝は後の2台のペースが速いのでなんとか序盤で逃げ切れたらと思います。まずは苦手なスタートですね。前に出られれば戦えます」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUZUKA CLUBMAN Rd.4 -RIJ- (2017/06/24) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.746 | - | - | 185.419 |
| 2 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.764 | 0.018 | 0.018 | 185.389 |
| 3 | 12 | | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'52.839 | 0.093 | 0.075 | 185.266 |
| 4 | 2 | | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'53.298 | 0.552 | 0.459 | 184.515 |
| 5 | 23 | | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'53.496 | 0.750 | 0.198 | 184.193 |
| 6 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'53.763 | 1.017 | 0.267 | 183.761 |
| 7 | 33 | | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'53.769 | 1.023 | 0.006 | 183.751 |
| 8 | 78 | | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'54.774 | 2.028 | 1.005 | 182.142 |
| 9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'55.019 | 2.273 | 0.245 | 181.754 |
| 10 | 21 | | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'55.251 | 2.505 | 0.232 | 181.388 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'56.689 | 3.943 | 1.438 | 179.153 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.969 | 6.223 | 2.280 | 175.720 |
| 13 | 22 | N | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.109 | 6.363 | 0.140 | 175.513 |
| 14 | 11 | N | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.118 | 6.372 | 0.009 | 175.500 |
| 15 | 5 | N | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.821 | 7.075 | 0.703 | 174.470 |
| 16 | 13 | N | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'00.408 | 7.662 | 0.587 | 173.620 |
| 17 | 55 | N | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'01.029 | 8.283 | 0.621 | 172.729 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'04.061)予選通過 ---- |

2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の第9・10戦が10月23日、鈴鹿サーキット国際南コース(三重県)で行われ、第9戦を角田裕毅(Drago Corse)が、第10戦を朝日ターボが(MASUDA RACING RROJECT)優勝した。
3月に開幕した2016年オートバックス全日本カート選手権戦は、ツインリンクもてぎ(栃木県)、フェスティカサーキット瑞浪(岐阜県)、茂原ツインサーキット(千葉県)、スポーツランドSUGO(宮城県)と、日本各地を転戦しながら最終ラウンドを迎えた。半年に及ぶ日本最速カートドライバーの称号を懸けた争いは、いよいよ最終決戦の地、鈴鹿で決することとなる。タイトルの可能性を残しているのは、名取鉄平(Team Birel ART)、宮田莉朋(EXPRIT TAKAGI RACING)、朝日ターボ(MASUDA RACING PROJECT)、角田裕毅(Drago Corse)、高橋悠之(TONYKART R.T.J.)、菅波冬悟(SUCCED SPORTS Jr)の6名だ。
【第9戦】 角田裕毅、念願の今季初優勝
土曜日に行われたタイムトライアルでは、ランキング2位の宮田がトップタイムをマークした。タイムトライアルが自身の課題だと常々口にする宮田が、佳境を迎えたタイトル争いに向けて勢いづく形となった。2番手にはランキング3位の朝日が続いた。
予選ヒートでは、タイトル争いをする角田がエンジントラブルでスタートできずにレースを終えてしまう。フロントローの2台、宮田と朝日の順位が入れ替わる形でチェッカーを受け、決勝ヒートのポールポジションを朝日が獲得した。2番手には宮田、3番手には佐々木大樹(TONYKART R.T.J.)、4番手には澤田真治(EXPRIT TAKAGI RACING)と続いた。
迎えた決勝ヒート、ポールスタートの朝日が好スタートを決め、2番手には佐々木が上がる。宮田は5番手まで順位を落としてしまう。朝日、佐々木が後続を引き離すかと思われたが、最後尾から猛烈な勢いで角田が順位を上げてくる。レース中盤、角田は佐々木の後ろについたかと思うと一瞬にして抜き去り、次の周には朝日を抜き去った。そのまま角田は残りの周回数をトップで走り切り、念願の初優勝を飾った。2位には朝日が、3位には宮田が続いた。
- 角田裕毅のコメント
-
「予選を走れなかったのでタイヤは残っていました。茂原と似たような状況ではありましたが、茂原ほどアドバンテージはないのかなと思っていました。公式練習の時から自分に速さがあることは分かっていたので、一つずつ順位を上げていき先頭集団に追いつき勝つことができました。恵まれたチームに恵まれたタイヤ、恵まれたエンジンという環境でレースができていたので、今回ようやく勝つことができてほっとしました」
【第10戦】朝日ターボ逆転優勝、宮田莉朋2度目のチャンピオン獲得
午後に入って少し気温は下がった中、第10戦の予選ヒートは行われた。1番手宮田が好スタートを決める一方、2番手スタートの朝日がスタート直後の1コーナーでスピンをしてしまう。最後尾まで順位を落とした朝日は、15位で予選ヒートを終えることとなる。一方の宮田は、1位でチェッカーを受け決勝ヒートのポールポジションを獲得した。
第10戦の予選ヒートまで消化したところで、チャンピオン獲得の権利は宮田と朝日の2名に絞られた。朝日は後方からのスタートに加え予選ヒートでの獲得ポイントがなく、ポールポジションスタートの宮田が圧倒的に有利な状況で、2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の最終レースはスタートの時を迎えた。
ホールショットを決めたのは2番手スタートの澤田だったが、すぐに宮田がトップを奪い返す。宮田、澤田の2台に佐々木を加えた3台で周回数は消化されていく。3台が三つ巴のバトルを繰り広げる中、後方から朝日が怒涛の追い上げを見せ、4番手まで順位を上げてきた。周回数残り2周のヘアピンにて、澤田が宮田のインを突く。さらにそのインを佐々木が突きトップに浮上する。しかしその直後のクランクコーナーにて佐々木と澤田が接触してしまう。その一瞬の間隙を縫って前に出たのは朝日だった。トップでファイナルラップに突入した朝日は、そのまま宮田を従えトップでチェッカー。名誉挽回の逆転優勝を飾って見せた。2位には宮田が、3位には小高一斗(ADVAN HIROTEX)が入った。
チャンピオン争いを制したのは2位でチェッカーを受けた宮田で、2014年に続く2度目のタイトル獲得となった。
- 朝日ターボのコメント
-
「予選を自分の失敗でダメにしてしまったので、絶対にチームの努力を無駄にしないようにと、15番手スタートではありましたが諦めずに優勝を狙ってプッシュしました。菅生では散々な結果ではありましたが、その反省を踏まえ今大会には本当にいいタイヤを持ち込むことができました」
- 宮田莉朋のコメント
-
「昨年は1勝もできずに終わってしまい、今年は最低でも1勝は上げるという意気込みで臨みましたが、茂原で2連勝をしてからチャンピオンを意識していました。2014年にチャンピオンを獲得した時よりは有利な状況での最終戦でしたので、結果を残せばチャンピオンを獲れると思っていました。ここでは勝つことができなかったので残念ではありますが、チャンピオンを獲得することができて本当に良かったです」
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA

ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、FIA-F4選手権シリーズの第5大会が8月6日(土)、7日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。ドライバー育成を最大の主旨とし、さらなる盛り上がりが期待されるシリーズに、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人を走らせる。
オートポリスで行われるはずだった第3大会が中止になったことにより、代替レースとして第5戦が今大会に組み込まれることとなった。スケジュールとしては、土曜日に予選を1回、決勝を1回、そして日曜日に決勝を2回実施する、3レース開催はFIA-F4としてはもちろん初めて。ドライバーにとっては、なかなか得がたい経験となるのは間違いなく、大量得点が可能な一方で、逆に大量の差をつけられる可能性もあることから、シリーズの天王山となる可能性は十分にある。
国内最長のストレートを持つ富士は、激しいスリップストリーム合戦が繰り広げられることで知られ、オーバーテイクの機会は他のサーキット以上に多いが、抜きやすい事ばかりをイメージするのは禁物だ。むしろ、抜かれやすいサーキットでもある。どのタイミングで前に出れば、先にチェッカーを受けられるか、逆にここで抜かれても、再逆転は可能である、といった、駆け引きの重要性も大いに問われる。
予選 8月6日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
同じ富士が舞台であっても、第2大会が行われた5月であれば爽やかに映る青空であるが、8月ともなると日差しが強烈すぎて、むしろ猛暑が最大のライバルともなっていた。
専有走行が行われる木曜日から、3人のドライバーは走行開始。セッションごと、それぞれ着実にタイムを縮め、興味深かったのは3人のタイムが程よく揃っていたことだ。
そして迎えた土曜日の予選。3レース行われるが、予選は通常どおり1回だけの計測で、第5戦(第1レース)はベストタイムの、第9戦(第2レース)はセカンドベストタイムの順でグリッドが決まる。そして、第10戦(第3レース)は、第5戦決勝のベストタイム順で決められることになっており、なおかつタイヤも通常より1セット多く使用することが可能とされている。
もちろん、川合も玲次も湧也も予選で使用するのは1セットのみ。計測開始後ピットで3分間待機し、ピットを離れていく。ターゲットとする1分46秒台への突入が最も早かったのは川合ながら、その後の伸びを欠いてしまう。やはり経験の違いか、コンスタントにタイムを刻んでくるのは湧也だったが、予選の前に唯一スプリングを変更していたことが、どうやら裏目に出てしまい、3人の中でベストタイムでは湧也が速かったものの、セカンドベストタイムでは玲次の方が上回った。だが、玲次は黄旗提示区間の減速義務違反があり、ベストタイムを削除されてしまう。
その結果、湧也は第5戦で11番手、第9戦で13番手からのスタートとなり、川合は16番手と17番手、玲次は17番手と16番手と、レースごとポジションをシェアすることとなった。
決勝第5戦 8月6日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
照りつける太陽は、最初の決勝を迎える頃になっても容赦なく降り注ぐ。3人のドライバーが装着していたのは、2セット目のニュータイヤ。もちろん、第10戦で少しでも上位のグリッドを得ようという狙いによるものだ。
それぞれスタートはまずまず。湧也が13番手、玲次が15番手、川合が18番手でオープニングラップをクリアする。バトルを重ねつつ、着実に順位を上げていった湧也が10位でフィニッシュした一方で、川合は5周目のコカコーラコーナーで、接触を回避しようとしてスピン。その後の挽回もなかなかままならず、14位でゴールするのが精いっぱいだった。そして玲次は12位でゴールしたが、ストレートでのオーバーテイク時に走路外走行があったと判定され、ペナルティによるタイム加算で32位にまで降格を余儀なくされることになった。
しかし、そんな状況の中において、湧也はベストラップ2番手を獲得し、第10戦にはフロントローから挑むことが決定した。
決勝第9戦 8月7日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
ゴールデンウィークの第2大会に比べれば少ないとはいえ、今回も日曜日のサーキットには33,500人もの大観衆が詰め寄せていた。 連日の猛暑ではあったが、そんな過酷な条件であっても、ドライバーに集中力を欠くことは許されない。スタートを決めて、2ポジションアップとしていたのが川合だった。後方からのチャージもしのぎ続けて、その後も周回を重ねるうちに、やがて玲次も近づいてくることに。編隊を築いて順位を上げてくることが期待されるも、8周目のダンロップコーナーで玲次は押し出される格好となってスピン。それから間もなく、川合もプリウスコーナーでのオーバーランがあり、順位を落とす。一方、湧也はスタートに出遅れたこともあり、フロントローから挑む第10戦に照準を当て、ドライビングやクルマの操り方を大きくアジャスト。これが新たな方向性の発見となるとともに、終盤のペースも上がっていく。その結果、いったんは大きく順位を落としていたが、着実に順位を上げる要素となり、最終ラップには川合の背後でフィニッシュすることに。
上位陣にペナルティに課せられ、降格もあったことから川合は13位、湧也は14位、そして玲次は23位となった。
決勝第10戦 8月7日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
最後の決勝は、スーパーGTの決勝終了直後に行われた。すでに日は傾いており、やや気温は下がっているとはいえ、ようやく普通の暑さになったという印象だ。それより強烈な西日と、GTカーのラバーがしっかり乗った路面は少なからぬ気がかりになったが、コンディションの大幅な変化に、どうドライバーが対応してくるか注目された。湧也は2番手、玲次は16番手、川合は19番手からのスタートとなる。
そしてレッドシグナルが消えて、レースが開始。好スタートを切った湧也は1コーナーにインから飛び込み、トップ浮上を狙うが、しっかりガードを固められて、ここでの逆転はならない。だが、その後方では逆転もあれば、接触も!2台がコース上に止まったこともあり、即座にセーフティカー導入を示すSCボードが300Rから提示される。だが、血気盛んなドライバーたちの多くに、それは目に留まらなかったようでセクター3で相次ぐ追い越し、そして接触。その餌食に玲次がなってしまい、13コーナーで後続車両に追突されてダメージを負い、力なくピットに戻ってきてリタイアを余儀なくされる。一方、中団に沈んでいたことが、ある意味幸いし、川合は混乱を回避できて14番手に順位を上げる。
5周目でSCランは終了、リスタートも完璧に決めた湧也はトップに続いて、逆転のチャンスを待つ。しかし、そこにポイントリーダーが急接近。湧也は8周目の1コーナーで順位を変えるも、ベストラップをマークし続け、激しく前車を追い上げた13周目のコカコーラコーナーで2番手に再浮上し、今季最上位でのフィニッシュを果たすこととなった。
一方、川合も激しいバトルを繰り広げつつ順位を上げて、10周目には9番手に立つが、最終ラップのヘアピンで接触があってコース脇にストップ。完走扱いとはなったものの、入賞の機会を逸することとなった。
久々の表彰台に立ち、満面の笑みを浮かべていた湧也。しかしながら、結果表が正式はおろか、暫定すら一向に出ない。SCラン中の追い越し、接触の審議に時間がかかっていたためだ。そして、午後10時近くになって、ようやく出された正式結果には追い越し違反でトップの降格が! その結果、湧也が繰り上がって優勝。自身だけでなく、チームにとってもFIA-F4での初優勝を獲得した。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
3人とも出入りの激しいレースだったが、大きくセッティングを変えた最終レースでは、クルマ本来のポテンシャルが引き出せ、チームと湧也にとって初優勝を勝ち取ることが出来た。ただ、ライバルと同じ土俵に上るには、更にドライバーを含めたチーム力を上げる必要があると考えている。もっと強いクルマを作り、もっと貪欲に戦わなければならない。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
-
走り始めの練習走行から歯車がうまく噛み合わず、どうしたらいいんだろうな、と思っているうちに本番を迎えることになってしまって……。それでも第1レース、第2レースともにスタートは悪くなくて順位は上げられたのですが、予選順位が悪かったせいで普段は戦わない相手とバトルしていたせいか、第1レースでは幅寄せされてスピン。第2レースでは飛び出したりしていました。それでも第3レースではまたスタートも決まり、SCラン後にも順位を上げることができ、シン
グルあたりまで行っていたんです。ところが、最後の最後に接触があって、巻き込んだところを後ろのクルマに突っ込まれて終わってしまいました。第3レースに関しては、感触も良くて追い上げていけたので、非常に悔しいです。この悪い流れを断ち切れるように、次の鈴鹿に向けてしっかり準備していきます。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
-
第1レースはストレートで抜く時に走路外走行だったということで、ペナルティを受けてしまい、12位ゴールだったんですが、大きく順位を落としてしまいました。内容的には良かったレースだと思います。第2レースはペースもよかったんですが、中盤に相手を抜く時、押し出されてスピンして。それで後方からの追い上げで、25位という結果になってしまいました。第3レースは、SCランの最中に追突されてしまいマシンのダメージが大きくリタイアと、今週はまともにレースができず、本当に悔しいです。このあとは再来週の鈴鹿に向けて、自分がどれだけいい準備ができるかどうかだと思うので、絶対に完璧な状態にして行きます。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
-
チーム、監督のおかげです。第3レースの前に大幅なセット変更をして、クルマの状態も良かったですし、レースもちゃんと組み立てられましたし、クリーンなバトルもできました。もちろん僕にとって2位も最上位ですから嬉しかったんですが、優勝となると、もっともっと純粋に嬉しいです。正直、今週の始まりは10番手に入るのはやっとという状況で、決して調子は良くなかったんですが、今回は3レース制ということで、唯一チャンスがあるのは第3レースだろうと。そこで勝てるよう、レースウィークを予選から組み立てていき、第1レースでニュータイヤを入れて、良いポジションが得られたことがすべてだったと思います。第2レースを、第3レースに対するセットの調整というか、データ取りで行って、中団に埋もれはしましたが、その状況でクルマの動きを確認できて、大胆なセット変更をしたのが本当に効きました。ラッキーでしたが、こういう位置にいないとチャンスは巡ってこないことを改めて感じたので、もうこの位置から離れないようにします!
Le Beausset Motorsports
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセFTRS | DL | 14 | 31'17.534 |
| 2 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do Kageyama F110 | DL | 14 | 0.759 |
| 3 | 9 | 阪口 晴南 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 14 | 3.095 |
| 4 | 36 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 | DL | 14 | 4.157 |
| 5 | 7 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 14 | 4.180 |
| 6 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 14 | 6.046 |
| 7 | 58 | 阿部 拓馬 | AEONガレージC F110 | DL | 14 | 16.460 |
| 8 | 15 | 勝亦 勇雅 | ノムメカルーカストF110 | DL | 14 | 17.123 |
| 9 | 29 | 朝日 ターボ | ヴァンガードGULFまるはF110 | DL | 14 | 19.410 |
| 10 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | DL | 14 | 26.517 |
| 11 | 3 | 池島 実紅 | AUTOBACS SUTEKINA F4 | DL | 14 | 27.627 |
| 12 | 52 | 石澤 浩紀 | 埼玉トヨペットGreen Brave | DL | 14 | 28.773 |
| 13 | 2 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing | DL | 14 | 32.714 |
| 14 | 30 | 中根 邦憲 | カーペットなかね家具/GULF | DL | 14 | 43.006 |
| 15 | 13 | 吉田 基良 | BMG F110 | DL | 14 | 43.881 |
| 16 | *37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 | DL | 14 | 48.032 |
| 17 | 38 | 安部 哲 | ガレージ茶畑F110 | DL | 14 | 50.901 |
| 18 | *25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field | DL | 14 | 1'02.472 |
| 19 | *14 | 根本 悠生 | 東京トヨペットGUNZE KCMG | DL | 14 | 1'03.093 |
| 20 | 86 | 鉢呂 敏彦 | COLLET F110 | DL | 14 | 1'04.442 |
| 21 | *63 | ファン ドユン | VSR Lamborghini SC | DL | 14 | 1'16.149 |
| 22 | *18 | 霜野 誠友 | SAccess Racing F110 | DL | 14 | 1'16.702 |
| 23 | *55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 14 | 1'19.367 |
| 24 | *11 | 大湯 都史樹 | エヴァRT弐号機tanzen Rn-s | DL | 14 | 1'41.573 |
| 25 | *23 | YUGO | S2R Racing | DL | 14 | 1'47.864 |
| 26 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | DL | 13 | 1Lap |
| 27 | *60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 | DL | 13 | 1Lap |
| 28 | *8 | 上村 優太 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 13 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | *50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 | DL | 10 | 4Laps |
| - | *70 | 平 優弥 | Leprix Sport F110 | DL | 4 | 10Laps |
| - | *61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 | DL | 2 | 12Laps |
| - | 83 | 武平 良介 | オートモデラーズカフェ+10・NRS | DL | 1 | 13Laps |
| - | 10 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング | DL | 0 | 14Laps |
| - | 21 | DRAGON | RSS F110 | DL | 0 | 14Laps |
| - | 17 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 | DL | 0 | 14Laps |
| - | *75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwith Field | DL | 0 | 14Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋’FTRSスカラシップF4) 1'47.399 (14.14) 154.389km/h
- CarNo.37,25,63,18,55,60,8,50,61,11は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中の追い越し)違反により、競技結果に対して50秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.11は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第15条1.1(他車への衝突好意)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.23は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.70は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中の他車への衝突行為)違反により、競技結果に対して60秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.75は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中の他車への衝突行為)違反により、競技結果に対して50秒加算のペナルティーを科した。
FIA-F4選手権第10戦の決勝は1周めからセーフティーカーが導入される荒れた展開となり、7番手スタートから前車を次々にパスしてきた#37小高一斗(FTRSスカラシップF4)がトップでチェッカーを受けた。
3レース開催の最後の戦い、第10戦決勝は午後5時25分にスタート。
ポールポジションの#16篠原拓朗(Media Do Kageyama F110)と2番手の#62平木湧也(DENSO ル・ボーセFTRS)が1コーナーからコカコーラコーナーまで併走状態という激しいバトルを展開したその後方で3番手スタートの#10大滝拓也(SRS-F/コチラレーシング)が1コーナー立ち上がりでスピン、これに#17加藤潤平(ATEAM Buzz Racing F110)が巻き込まれる格好でコース上にストップしたため、早くもセーフティーカーが導入されることに。
この時点で3位には#11大湯都史樹(エヴァ弐号機RT)、4番手には#37小高、5番手に#9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)が浮上していた。
レースは5周目からリスタート。
するとこの周のダンロップコーナーで小高が大湯のインをついて3位に浮上、そのまま一気にトップ2台とのギャップを縮めにかかり、8周めの1コーナーで平木を、11周めの1コーナーでは篠原を次々に抜き去ってトップに立った。
その後方ではオープニングラップの混乱の中でフロントウィングにダメージを受けた大湯に阪口、#7石坂瑞基(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)らが次々に襲いかかるが、大湯も簡単にはポジションを明け渡さず、テール・トゥ・ノーズの大集団が形成され、コースのいたるところで抜きつ抜かれつを繰り返した。
結局レースは14周めに入ったところで規定の30分が経過してチェッカー。
小高がトップでフィニッシュし、2位平木、3位篠原の順。
ただし1周めにセーフティーカーが導入された際、コースのいたるところで何人かのドライバーが追い越しを行ったことが確認されており、午後7時50分現在未だに暫定結果すら出ていない状況。
優勝者を含め順位が今後変更される可能性がまだある。
次戦の舞台は鈴鹿サーキット。
8月27-28日開催だ。
※午後9時57分に正式結果が発表されました。トップでチェッカーを受けた小高一斗他多くのドライバーがSC中に追い越しを行ったとして競技結果に対して50秒加算のペナルティーが科されています。優勝は平木祐也、2位・篠原拓朗、3位・阪口晴南となっています。
- *優勝 #37小高一斗(FTRSスカラシップF4)(この後ペナルティーが科されて16位)
-
スタートがすごく決まって、1コーナーの混乱がなかったらもうちょっと上に行けたと思ったんですけど、一旦飛び出して、戻ってきて、という感じでした。僕と(大湯)都史樹と(阪口)晴南が並んでBコーナーに入っていったところでSCが出て、多分13コーナーでボードが出ていたと思うんですが、そこは冷静に対応しました。ここ2レースで焦ってたと思われてたんで、僕的にはそんなことなかったんですけど、焦ってないってことをこのレースで証明できたかなと思います。ここまでの2回すごく流れが悪かったんで、壁に当たったとか言われてたんですけど、3回目でその壁をぶち壊すことができたので良かったと思います。もう初優勝より全然嬉しいです。鈴鹿は得意なので、2連勝したいと思います。
- *2位 #62平木湧也(DENSO ル・ボーセFTRS)(この後、優勝)
-
今シーズン全然いい成績が残せなくて、チームを移籍したってのはあるんですが、チーム自体も優勝したくて呼んでくれたってのもあるので、なんとか結果を残さなきゃいけないという状況で中盤戦までいいとこ無しでした。チームも一生懸命やってくれてるんですけどなかなか結果が出ない状況で、今回は3レース制ということでチャンスはここしかないと思って、優勝することだけを考えてやってきたんですけど、2位という結果です。シリーズポイントとかじゃなくて優勝するためにやっているので、悔しいですけど、調子悪かった中での2位という成績を出せたことは良かったです。次の鈴鹿は得意ですし、テストも重ねていってこのまま勢いに乗っていけたらなあと思います。去年ファイナルラップまでトップを走っていて、飛び出して優勝を逃しているので、今年こそ優勝したいと思います。
- *3位 #16篠原拓朗(Media Do Kageyama F110)(この後、2位)
-
今回はちゃんと表彰台に上がれましたが、ポールからスタートして本当に勝ちたかったので、すごく悔しかったです。セーフティーカー明けてから何周かはリードを保てたんですけど、途中からペースが上げられなくなって小高君に抜かれてしまいました。でも抜かれる中で自分に足りないものがわかったので、次の鈴鹿に生かしたいと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
全日本F3の第5大会(第9戦、第10戦)が行われ、TDPドライバーの坪井翔(TEAM TOM'S)が第9戦で2位、第10戦も3位と連続表彰台を獲得。同じくTDPドライバーの山下健太(TEAM TOM'S)は第9戦で6位、第10戦は坪井と表彰台を争い、4位でフィニッシュした。

第10戦では坪井翔(TEAM TOM'S #37)と山下健太(TEAM TOM'S #37)による激しい3位争いが展開された
全日本F3選手権の第5大会(第9戦、第10戦)が7月16日(土)と17日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
全8大会、17戦で競われる2016年の全日本F3は、早くもシーズンを折り返し、後半戦に突入した。今季の全日本F3には、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)支援ドライバーとして山下健太と坪井 翔の2名がTEAM TOM'Sから参戦している。
20歳の山下は全日本F3で2年連続ランキング2位。3年目の今季はチャンピオン獲得が絶対目標となる。第1戦、第2戦、第5戦と今季ここまでに3勝を挙げ、ポイントランキングでは首位につけているが、ライバルの追い上げも激しく、予断を許さない状況となっている。
21歳の坪井は、昨年FIA-F4に参戦し初代チャンピオンを獲得。今季より全日本F3にステップアップした。勝利こそまだないものの、開幕から3度の2位を含む7戦連続表彰台獲得。ランキングでは僅差の3位につけており、初勝利、及びランキング上位を目指す。
16日(土)は未明からの雨で路面はウェットながら、午前10時半からのF3予選開始時には雨も止み、徐々に路面コンディションが向上していく中で決勝グリッドを決めるアタックが繰り広げられた。
第9戦予選(10分間)では山下、坪井共に3周目からの本格アタックでトップタイムを争ったが、今季より新しいエンジンを投入したライバルに、ストレートの長い富士では苦戦。山下が2列目3番手、坪井はその後方5番手につけた。
10分間のインターバルの後に行われた第10戦予選は、更に路面状態が改善。チェッカーが振られるファイナルラップに、めまぐるしくタイムが塗り替えられる展開に。3番手から6番手はコンマ2秒台に4台が入る僅差の争いとなったが、山下と坪井は最後の最後に逆転され、それぞれ5,6番手で3列目に並んでのスタートとなった。
路面がどんどん乾いていったスーパーフォーミュラの予選の後、午後4時15分から第9戦決勝(15周)のフォーメーションラップが開始された。再び雨が降る可能性も残してはいたが、山下、坪井を含むほとんどの車両がスリックタイヤでレースに臨んだ。
スタートでは3番手グリッドの山下がひとつポジションを上げる一方で、5番手グリッドの坪井はTGRコーナー(1コーナー)進入時に行き場を失い、7位へとポジションダウン。
山下は序盤首位に仕掛けるも逆転は叶わず、その後はじりじりと引き離されることとなった。7位に落ちた坪井は前車を攻め、複数台での4位争いを展開。7周目には5位に浮上した。
8周目、Nクラスの車両によるクラッシュが発生し、セーフティカーが導入。12周目に再スタートとなったが、この時、首位の車両と2位山下の間に周回遅れ車両が入っており、山下は再スタートへ向けた加速でこの周回遅れ車両に阻まれる形となり、首位から大きく引き離されてしまった。
加えて、この周回遅れに詰まった後続も一気にTGRコーナーへなだれ込むこととなり、激しい2位争いの中で山下はライバルと接触。車両にダメージを負い、ペースダウンを余儀なくされてしまった。
一方、この再スタートで4位へとひとつポジションを上げた坪井は、ペースの上がらない山下をパスすると、その時点でのファステストラップを更新する速さを見せて猛追。ファイナルラップには2位へ浮上し、チェッカーを受けた。山下は6位フィニッシュとなった。
17日(日)は曇り空。直前に行われたスーパーフォーミュラのフリー走行で路面は乾いていき、ライン上はほぼドライ、部分的にまだ濡れた箇所が残るというコンディションで、第10戦の決勝(21周)を迎えた。スーパーフォーミュラのフリー走行終盤に起きたクラッシュの影響で、予定より15分遅れた午前10時15分にフォーメーションラップが開始され、レースがスタートした。
3列目に並んでスタートした山下と坪井は、やや乾いているアウト側の山下が4位へとひとつポジションアップ。一方、グリッド通りの6位で1周目を終えた坪井は、3周目に5位、7周目には前を行く山下をパスして4位、10周目のTGRコーナーで3位と着実にポジションアップ。坪井にかわされたものの、山下も離されることなく続き、TDPドライバー2台による表彰台を賭けた3位争いが繰り広げられた。
17周目にNクラス車両が接触してコース上に停まってしまったため、セーフティカーが導入。最後の2周でレースは再開された。
再スタートでも山下と坪井は3位を争ったが、坪井がTGRコーナー進入でミス。山下が3位へ。ファイナルラップに入ると、今度は首位の車両がダンロップコーナー進入でミス。これに2位の車両も詰まる形となり、この機を逃さず山下がアタック。立ち上がりでは一旦前に出かけたが、続くコーナーで抜き返され、逆転ならず。2台が交錯する後方で様子をうかがっていた坪井は、このバトルの隙を突き、最終コーナーの手前で山下をパス。3台は接近したまま最終コーナーを立ち上がったが、坪井が3位、山下が4位でフィニッシュとなった。
山下は2戦続けて表彰台を逃すこととなり、ドライバーズランキングでは首位に5ポイント差の2位に後退。トラブルでスタート出来なかった第8戦を除き、出走した9戦全てで表彰台獲得を続けるランキング3位の坪井が、2位山下との差を4ポイントまで詰めることとなった。

第9戦2位、第10戦3位と連続表彰台を獲得した坪井翔(TEAM TOM'S)

第9戦は接触で6位、第10戦は表彰台を争い4位でフィニッシュした山下健太(TEAM TOM'S #36)
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
終盤の波乱を制したのは千代勝正!!
全日本F3選手権第10戦の決勝が7月17日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#23千代勝正(B-MAX NDDP F3)が今季初勝利を挙げた。
Nクラスは#25松井孝允(サムライサポーターズF306)が後続を大きく突き放して2連勝を飾っている。
前に行われたスーパーフォーミュラのフリー走行で大きなクラッシュがあった影響で、第10戦決勝は予定時刻より15分遅れ、午前10時15分にフォーメーションラップを開始した。
路面はまだ濡れた箇所があるものの、レコードライン上はドライ。全車スリックタイヤでグリッドについたが、B-MAX勢の搭載するフォルクスワーゲンエンジンのパワーに対抗するため、トムスの2台とHFDPの2台は揃ってリヤウィングのメインエレメントを取り外すという思い切った作戦に出た。
この作戦が功を奏したか、ホールショットを奪ったのは3番手スタートの#8大津弘樹(HFDP)だった。
ポールシッターの#22ヤン・マーデンボローは1コーナーのブレーキングでわずかに膨らみ、2番手スタートの千代はイン側の濡れた路面に足を取られてホイールスピンさせてしまって大津の先行を許した格好だ。
しかしマーデンボローは1周終わりのホームストレートで早くもを大津を捉えてトップに浮上、一気に後続を突き放しにかかる。
一方、千代は序盤タイヤのウォームアップに手間取り、7周めにようやく大津をパス、この間にマーデンボローとの差は2.8秒に広がっていた。
1周あたりコンマ2~3秒のペースでマーデンボローとの差を縮めにかかり、12周めには1.5秒差にまで迫った千代だったが、13周めにミスをしてその差は2.3秒に広がってしまった。
これで万事休すかと思われたが、17周めの1コーナーでNクラスの#5アレックス・ヤン(ハナシマ)と#78片山義章(プチルマン)が接触、この車両を回収するためにセーフティーカーが導入されることになった。
レースは19周めにリスタート。
ここでスリップストリームをうまく使った千代がマーデンボローに並びかけ、トップで1コーナーを立ち上がっていった。
その後方では#37坪井翔(トムス)をチームメイトの#36山下健太(トムス)がかわして3位に。
山下はファイナルラップのプリウスコーナーでマーデンボローの攻略にかかるが、この隙に坪井が山下を再びかわして3位につき、一気にマーデンボローのスリップに潜り込む。
この間にセーフティーマージンを築いた千代がトップでチェッカーを受け、今季待望の初勝利をものにした。
2位には坪井の追撃をわずかコンマ16秒差で退けたマーデンボローが入り、坪井も今季9回目の表彰台を得た。
Nクラスはスポット参戦の松井がスタートで出遅れたもののすぐに挽回、2位の#DRAGON(B-MAX)に対して38秒もの大差をつけて2連勝を飾った。
3位には#9廣田築(アルビレックスRT)が入った。
全日本F3選手権はこのあと舞台をツインリンクもてぎに移して第11-12戦を行う。
8月20-21日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 23 | | 1 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 21 | 37'05.246 |
| 2 | 22 | | 2 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 21 | 1.492 |
| 3 | 37 | | 3 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 1.653 |
| 4 | 36 | | 4 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 1.905 |
| 5 | 12 | | 5 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 21 | 2.734 |
| 6 | 8 | | 6 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 21 | 4.504 |
| 7 | 21 | | 7 | イェ・ホンリー | KRC with B-MAX F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 21 | 6.281 |
| 8 | 7 | | 8 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 21 | 6.844 |
| 9 | 2 | | 9 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 21 | 7.764 |
| 10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 21 | 8.267 |
| 11 | 25 | N | 1 | 松井 孝允 | サムライサポーターズF306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 11.332 |
| 12 | 30 | N | 2 | DRAGON | B-Max Racing team F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 49.357 |
| 13 | 9 | N | 3 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 53.063 |
| 14 | 10 | N | 5 | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 56.658 |
| 15 | *78 | N | 4 | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'33.151 |
| 16 | *3 | | 11 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ---- |
| - | 5 | N | - | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 6Laps |
- Fastest Lap: CarNo.23 千代勝正(B-MAX NDDP F3) 1'35.320 (8/21) 172.333km/h
- CarNo.78は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)(他車への衝突行為)により、競技結果に対し40秒加算、およびペナルティーポイント1を科した。
- CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則H項(SC中のスピン)違反により、競技結果より1周減産、およびペナルティーポイント1を科した。
富士スピードウェイで行なわれている全日本F3選手権第10戦の公式予選は、第9戦に続いて#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が圧倒的な速さをみせてポールポジションを獲得。
#23千代勝正も2番手につけ、B-MAXが2戦連続でフロントローを独占した。
Nクラスも#25松井孝允(サムライサポーターズF306)が連続ポールを達成。総合でも11位につけた。
B-MAX勢の快進撃が止まらない。
第10戦の公式予選もまたハーフウェットでの走行となったが、第9戦ポールのマーデンボローが走り出しからトップを独走し、最終的に1’49.962を記録してそのままポールポジションを獲得してみせると、千代も1’52.604、1’50.477とタイムを縮めて2番手につける。
その後方では、今季苦戦の続いていたHFDPの二人が奮闘。
#8大津弘樹がチェッカー直後に1’51.644で3番手に食い込み、#7阪口晴南も1’51.733で4番手とセカンドローに並んだ。
一方、開幕から常に優勝争いに加わっていたトムス勢は#36山下健太が5位、#37坪井翔が6位という結果に。決勝での巻き返しに期待したいところだ。
Nクラスは#25松井がクラス2位の#30DRAGONを3秒近く引き離す1’52.894を叩き出して連続ポールを獲得。このタイムはCクラスの#2石川京侍のわずか0.295秒落ち。
決勝ではさらに上を食う展開もあるかもしれない。
第10戦決勝は明日朝10時より21周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/16) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 22 | | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'49.962 | - | - | 149.386 |
| 2 | 23 | | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'50.477 | 0.515 | 0.515 | 148.690 |
| 3 | 8 | | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'51.644 | 1.682 | 1.167 | 147.136 |
| 4 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'51.733 | 1.771 | 0.089 | 147.018 |
| 5 | 36 | | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'51.799 | 1.837 | 0.066 | 146.932 |
| 6 | 37 | | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'51.800 | 1.838 | 0.001 | 146.930 |
| 7 | 21 | | イェ・ホンリー | KRC with B-MAX F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'52.008 | 2.046 | 0.208 | 146.657 |
| 8 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.239 | 2.277 | 0.231 | 146.356 |
| 9 | 12 | | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'52.387 | 2.425 | 0.148 | 146.163 |
| 10 | 2 | | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'52.599 | 2.637 | 0.212 | 145.888 |
| 11 | 25 | N | 松井 孝允 | サムライサポーターズF306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'52.894 | 2.932 | 0.295 | 145.506 |
| 12 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'53.370 | 3.408 | 0.476 | 144.895 |
| 13 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing team F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'55.830 | 5.868 | 2.460 | 141.818 |
| 14 | 78 | N | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'56.141 | 6.179 | 0.311 | 141.438 |
| 15 | 9 | N | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'56.169 | 6.207 | 0.028 | 141.404 |
| 16 | 10 | N | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'56.341 | 6.379 | 0.172 | 141.195 |
| 17 | 5 | N | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'56.402 | 6.440 | 0.061 | 141.121 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'01.763)予選通過 ---- |
2015スーパーカーレースシリーズ第9戦・第10戦
2015年11月3日(火・祝)レポート
会場:富士スピードウェイ(1周4.563km)

第9戦
カテゴリーⅠはNAORYU/佐々木孝太組が必勝パターンで通算6勝目!
カテゴリーⅡは上野嘉三が4勝目を飾りシリーズチャンピオン獲得!!
4月、暑さを増す春の富士スピードウェイで開幕した2015スーパーカーレースシリーズはツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGOと転戦し、再び富士スピードウェイに舞台を移し、秋深まる11月3日、最終ラウンド第9戦、第10戦が行われた。
今回は1日で2戦開催のスケジュール。Aドライバー(ジェントルマン)予選の順にグリッドに並んでスタートした50分レースの第9戦、カテゴリーⅠはポール・ポジションの奥村浩一(メルセデスベンツSLS AMG GT3)がスタート直後のコカコーラコーナーでオーバーラン。この隙に2番手スタートのNAORYU(フェラーリ458Italia GT3)がトップに浮上。3秒近い差をつけて佐々木孝太にバトンを渡す、これまで何度も見せつけられた必勝パターンで難なく走り切って今シーズン6勝目を飾った。
カテゴリーⅡは上野嘉三(ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4)がチャンピオンに王手をかけて、3位グリッドからスタート。途中5位にまで後退してしまったが、今回は強力助っ人影山正美がいた。バトンを受けた影山は猛追開始。じわじわと前車を抜きラスト3周となったところでついにポルシェ911 GT3 cupの武井真司を抜いて総合3位、カテゴリーⅡトップに浮上し、そのままゴール。上野は今シーズン4勝目を飾ると同時に、1戦を残してシリーズチャンピオンを決めた。

トップチェッカーを受ける NAORYU/佐々木孝太組 フェラーリ458Italia GT3

佐々木孝太(左)とNAORYU(右)

上野嘉三/影山正美組ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4

表彰台の上野嘉三(左)と
影山正美(右)
■第9戦ドライバーコメント
カテゴリーⅠ
優勝:OLIVE SPA 458GT3(Ferrari 458 Italia GT3)
- NAORYU
-
「1周目が勝負、1周目で奥村さんを抜こうと思っていた。3~4秒の差を守ってタイヤを温存して孝太選手に渡そうと思っていたので、予定通りの展開になりましたね」
- 佐々木孝太
-
「NAORYUさんと奥村さんの緊迫したトップ争いが面白かったですね。あのままチェッカーまで行かせたかったくらいです(笑)。NAORYUさんがトップで戻ってきてくれたので、僕は楽しく走れました」
2位:BRP★SHIFT SLS AMG GT3(Mercedes Benz SLS AMG GT3)
- 奥村浩一
-
「フロントタイヤが温まっていないのに普通にコーナーに入ってしまいました。PPスタートでテンションが上がっていて、それで行ってしまいました(笑)。NAORYUさんミスしないかなと思っていたけど、しなかったですね(笑)」
- 山脇大輔
-
「今日はじめてマシンの乗ったんですが、すごく乗りやすかった。次のレースで頑張ります。安全運転で行きますけどね(笑)」
カテゴリーⅡ
優勝:Eventdec Gallardo(Lamborghini Gallardo LP 570-4)
- 上野嘉三
-
「予選でポール・ポジションを獲れたのはうれしかったけど、決勝は抜かれてしまって。でも影山さんがトップになってくれて、優勝してチャンピオンが獲れて、これ以上の喜びはありません」
- 影山正美
-
「3位以上で上野君がチャンピオン決定だったけど、3位に上がったら前が見えてきて2位。その時はトップが見えなかったけど最後に見えてきて、チャンスと思ってプッシュした。上野君のチャンピオンに華を添えることができて良かった」
第10戦
カテゴリーⅠはNAORYU/佐々木孝太組が王者の貫録を見せて圧勝の通算7勝目!
カテゴリーⅡはポルシェ911GT3田島剛/武井真司組が混戦を潜り抜けて初優勝!!

メモリアルランを行った
東名早乙女サニー
最終第10戦はSCRで活躍した石松ポルシェの代表で、ポルシェで練習走行中に事故死した早乙女実さんが、1970年代にシビック、スターレットと死闘を繰り広げた「東名早乙女サニー」に砂子塾長が乗り込んでスーパーカー隊列を先導してコースを一周するメモリアルランを行い、当時のままの甲高いエンジン音を再び富士スピートウェイに轟かせた。
レースはプラチナドライバー中心のBドライバーが乗り込んでスタート。ポール・ポジションの佐々木孝太が好ダッシュでトップを死守どころか、後続がもたつく間に1周目で5秒以上の大量リード。その差を17秒以上に広げてNAORYUに交替。日没のため予定より10分早い40分でチェッカーフラッグが振られNAORYUが堂々の通算7勝目を飾った。NAORYUを追い切れなかった奥村浩一(メルセデスベンツSLS AMG GT3)が2戦連続の2位。3位も2戦連続で清水正智(ポルシェ911 GT3R)が入った。
混戦となったカテゴリーⅡはポルシェ911 GT3 cupの田島剛/武井真司組が優勝。同じくポルシェ911 GT3 cup のTAD JUN JUN/吉田広樹が2位、上野嘉三/影山正美組3位の結果。また今回はカテゴリーⅢに3台、カテゴリーⅣに1台が参戦。カテゴリーⅢはBMW Z4 Coupeの石原将光/池田大祐組の連勝となった。

優勝した
NAORYU/佐々木孝太組
フェラーリ458Italia GT3

2位の
奥村浩一/山脇大輔組
メルセデスベンツSLS
AMG GT3

カテゴリーⅠ表彰式

カテゴリーⅡ表彰式

カテゴリーⅢ表彰式
■第10戦ドライバーコメント
カテゴリーⅠ
優勝:OLIVE SPA 458GT3(Ferrari 458 Italia GT3)
- NAORYU
-
「第9戦後にセッティングを少し変えたらすごく良くなった。後ろがどんどん離れて行ってマイペースで走れました。チームの力を見せて終わることができました」
- 佐々木孝太
-
「最初にプッシュしました。差を広げてからは後ろとの差を見ながら早目にNAORYUさんに交替しました。暗くなってくるとNAORYUさん速いんです(笑)。チャンピオンにふさわしい完璧なレースができました」
2位:BRP★SHIFT SLS AMG GT3(Mercedes Benz SLS AMG GT3)
- 奥村浩一
-
「第9戦が終わってセッティングを変えたらはずしちゃいました(笑)。周回遅れにつかえてNAORYUさんとの差が開いて心が萎えちゃいました(笑)。」
- 山脇大輔
-
「スタート後に集団に飲み込まれてしまって思うように走れませんでした。その後ペースが上がったんですが、もう遅かったですね。でもいいレースができました」
カテゴリーⅡ
優勝:TAJIMA & BINGO RACING(ポルシェ911 GT3 cup)
- 武井真司
-
「最後はニュータイヤでスタートしたので思いのほか楽でした。前のカテゴリーⅠの車も抜きたかったけど、さすがにダメでしたね(笑)。目標だった優勝ができてうれしいです」
- 田島剛
「ドライバー交替の練習もしていなかったので結構大変でした(笑)。最初はどうなるかと思ったけど、なんとかうまくまとまって優勝できてよかった」
SUPER CAR RACE Race Report
プレスインフォメーション 2015年9月27日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第10戦決勝を、鈴鹿サーキット(三重県)にて9月27日(日)に開催いたしました。
天候:くもり 路面:ドライ 気温:29度 路面:30度(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015 最終戦(第10戦)決勝が9月27日、鈴鹿サーキット(三重県)で開催され、今季のオーバーオールとジェントルマンクラスのシリーズチャンピオンが決定した。
路面はほぼドライというコンディションで迎えた決勝日。各チームのタイヤ戦略は大きく分かれていた。元嶋は昨日の予選で他のドライバーよりも多く周回したタイヤ(ユーズド)、久保はそれよりも周回数が少なめのユーズドタイヤ、逆転タイトルを狙う近藤は予選周回数を抑え、決勝用としてストックしていた完全なニュータイヤを装着。永井もニュータイヤを履いてグリッドへ向かう。上位陣のスターティンググリッドは、最前列からポールポジション(アウト側)は#15元嶋佑弥、2番グリッド(イン側)は#12久保凛太郎、以下、#78近藤翼、#19永井宏明、#25内山清士、#9武井真司というオーダー。1周のフォーメーションラップを終えて各マシンがグリッドに着き、準備完了。11時15分、5つの赤いシグナルが消え、10周のレースが正式にスタートした。
まずは元嶋がイン側に向けてラインを取り、久保を牽制しながら先頭で1コーナーへ。その後ろから、久保、近藤、永井が集団で追っていく。1周目は各マシンとも様子見の雰囲気だったが、2周目のスプーンコーナーあたりから近藤が久保に接近。「元嶋選手が逃げ始めたので、早く久保選手の前に出たい」と考えていた近藤は130R手前で久保のスリップストリームに入ると、シケインで仕掛けたが、オーバーランで芝生にタイヤを落としてしまう。2台がこのバトルで最終コーナーからの立ち上がり加速で鈍った瞬間を逃さなかったのが永井。「チャンスだと思った」という永井は、最終コーナーを最も内側のラインで立ち上がると、メインストレート上で2台の右側に並び、“スリーワイド”状態に。1コーナーでのブレーキング勝負も制し、一気に2番手に浮上した。これで3番手と苦しくなった近藤は永井の背後でプレッシャーを掛け続けるが、「タイヤが心もとなくなってきても、それなりにコントロールできていた」という永井のペースが良く、仕掛けの間合いに入ることができない。
その間、元嶋は逃げ切りの態勢に持ち込むのかと思われたが、予選でアタックを重ねたことで、「タイヤが厳しく」(元嶋)なってきており、ペースが上がらない。2番手永井との差も徐々に縮まってきていた。それでも「ミスを最小限に抑えて、状況なりにパーフェクトな走りができた」という対応力でカバーし、トップチェッカー。念願のシリーズチャンピオン獲得を今季9勝目で飾った。「圧倒的な速さを見せてタイトルを獲るという目標を達成できて、うれしいです。完走したレースはすべて優勝しましたが、すべて違う展開で、いろいろな経験を積むことができましたし、最終戦も大きな自信になりました。でも、今季は本当に長く感じましたね」と達成感や安堵感が入り混じった表情でポディウムの中央に立った。
2位は近藤を最後まで抑え切った永井。「(若手たちの争いに食い込むという)目標を最終戦のF1日本GPのサポートレースで達成できました」と会心の笑顔。3位は近藤。「最初の1、2周でトップに立つつもりでいました。元嶋選手を含めた3台でのバトルに持ち込めれば……」と振り返っていた。
ジェントルマンクラスは、内山が逃げを図るが、武井も間隔を空けずについていく展開。だが、序盤に「1コーナーのブレーキングで突っ込みすぎて、フラットスポットを作ってしまい」(内山)、中盤以降は武井に激しくチャージされる。途中までは「武井選手に抜かれても仕方ないかな」と考えていたというが、残り3周あたりからは勝ちを獲りにいく気持ちに切り替え、そのままトップでフィニッシュ。今季初優勝をあげた。「(フタをする形になって)武井さんには申し訳なかったのですが、最後は守り切ろうと思いました」と内山。一方の武井は「内山選手のタイヤが相当厳しくなってきていたのは分かりましたが、少し間を空けて、内山選手がミスしたら抜こうと思っていました」と2位でチェッカー。昨年から渇望してきたクラスチャンピオンを手中に収めた。「今回の目標は優勝ではなく、タイトル。しっかり獲りましたし、最後までドッグファイトを見せることができたので、“守りに入っていないぞ”と姿勢もアピールできました」と柔らかい表情を見せた。
15周年というメモリアルイヤーを迎えたPCCJ 2015シーズンは、オーバーオールのチャンピオンが#15元嶋佑弥、ジェントルマンクラスのチャンピオンが#9武井真司とそれぞれ決定し、幕を閉じた。991型カップカーでの戦いが2年目を迎えたことで、各ドライバーのマシンへの理解度が深まり、昨年以上にハイレベルなレースが続いた今季。そこで生まれた、新たな「戦いの構図」と「思惑」は2016シーズンにどのような展開を見せるのだろうか。
■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 第10戦 決勝レース結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Lap _ Time _ Time/Gap
1 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE 10 21'31.281 -
2 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 10 _ 21'33.514 _ 2.233
3 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 10 _ 21'34.222 _ 2.941
4 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 10 _ 21'35.292 _ 4.011
5 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 10 _ 21'57.286 _ 26.005
6 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 10 _ 21'57.667 _ 26.386
7 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 10 _ 21'58.615 _ 27.334
8 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 10 _ 22'01.788 _ 30.507
※ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX-PORSCHE _ 10 _ 22'02.560 _ 31.279
9 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 10 _ 22'03.090 _ 31.809
10 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 10 _ 22'03.375 _ 32.094
11 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 10 _ 22'08.981 _ 37.700
12 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 10 _ 22'15.744 _ 44.463
13 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 10 _ 22'45.144 _ 1'13.863
14 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 10 _ 22'57.203 _ 1'25.922
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 9 _ 20'01.864 _ 1Lap
以上完走(規定周回数)
77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 5 _ 11'04.865 _ 5Lap
G=Gentleman
ベストラップ :
2'07.959 2/10 163.37km/h #15 元嶋 佑弥/Y.MOTOJIMA / GARMIN PORSCHE
※ No.30 は賞典外の参加
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
プレスインフォメーション 2015年9月26日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第10戦公式予選を、鈴鹿サーキット(三重県)にて9月26日(土)に開催いたしました。
天候:くもり 路面:ドライ 気温:25度 路面:29度(セッション開始時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2015シーズンは、鈴鹿サーキット(三重県)で今シーズンの最終戦(第10戦)を迎えた。オーバーオール、ジェントルマンクラスとも今大会でシリーズチャンピオンが決まる。しかも、F1日本グランプリのサポートレースという決着の場にふさわしい舞台。9月26日、まずは公式予選が行なわれた。
両クラスのタイトル獲得条件を整理しておく。オーバーオールでは、ランキングトップの#15元嶋佑弥(160点)が決勝を2位以上で、または#78近藤翼と#12久保凛太郎より上の順位でゴールすれば、無条件でタイトル獲得となる。同2位の#78近藤翼(158点)が逆転でタイトルを獲得するためには元嶋と3点以上の差がつく並び順でのゴール、同3位の#12久保凛太郎(152点)は元嶋と9ポイント以上、近藤と7ポイント以上の差をつけてゴールすることが必要(同点の場合は、勝利数の差で元嶋が王者)。ジェントルマンクラスは、クラスランキングトップの#9武井真司(132点)が最終戦を8位以上でゴールすればタイトル獲得と条件は比較的優位。権利を残しているのは、同2位#2田島剛(120点)、同3位#25内山清士(119点)、同4位#37久保田克明(115点)まで。F1日本GPのサポートレース、鈴鹿、最終戦というファクターも絡み合い、行方は予断を許さない。そして、16時30分からの公式予選(30分間)はいつも以上に張り詰めたテンションで始まった。
先手を取っていったのは元嶋。タイヤを充分に温めて臨んだアタックは「2分5秒9には入っていたはずでしたが、シケインで飛び出してしまい」(元嶋)、6秒台中盤に留まる。続いて、近藤、久保もアタックへ向かい、久保が計測1周目に2分6秒323を記録。トップに立った。この後、久保は2セット目のタイヤを履いてコースに出ていくが、他車のコースオフで赤旗中断。再開後、もう一度アタックの態勢をとるが、残り8分で2回目の赤旗が掲示され、実質的にこれでアタックを終えた。この時点で2番手の元嶋は「本当は行きたくなかった」という2セット目のタイヤを投入。同じくコースに出ると赤旗という巡り合わせとなるが、残り2分となったところで唯一の5秒台に突入する2分5秒932を叩き出し、ポールポジションを獲得した。「思ったよりタイヤを使ってしまったので、明日は少し苦しくなるかもしれませんが、スタートを決めて、逃げ切りの展開に持ち込みたい」(元嶋)。これで2番手となった久保は「(チャンピオン獲得の条件は)他力本願ですが、明日のレースだけに集中。スタートで前に出て、すっきり勝ちたい」と今季2勝目を狙う。周回数を抑えた近藤は3番手。「いつも2セット目でのアタックのほうがタイムは上がるのですが、黄旗や赤旗も出たので、タイヤを温存しました」と決勝を重視。ほぼ完全なニュータイヤで決勝に臨む。
ジェントルマンクラスは、中断でタイミングが合わなかったり、リズムを崩したりなどでタイムを想定していたとおりに伸ばせないドライバーが続出するなか、内山と武井がポールポジションを争う展開となった。「決勝は2位でも甘んじて受けますが、予選ではレコードを狙っていく」とセッション前に話していた武井。満足のいく走りではなかったというが、1セット目でのアタックで2分8秒770を記録。クラストップに浮上する。しかし、2回目の赤旗が解除された後、内山が最後の最後に2分8秒628を計時し、武井を凌駕。初のクラスポールポジション獲得となった。「8秒台が目標だったので良かったです。明日はしっかり走り切ることを目指します」(内山)。2番手となった武井はタイヤを温存。「決勝に向けてセッティングを試すことができ、攻め切った感じはありました。決勝はスタートに集中して、グリッドと同じ順位でゴールしたい。チャンピオンを獲ることしか考えていない」と予選結果にはある程度納得の様子だった。
PCCJ第10戦決勝は、27日午前11時15分スタート予定。決勝周回数は10周。鈴鹿はコース幅が比較的狭く、オーバーテイクしにくいとも言われるため、特にタイトルを争っているドライバーは「スタートからの逃げ切りを狙う」と異口同音に話していた。また、今回の予選は夕方に行なわれたため、気温も路面温度もそれほど高くなかったが、各車のタイムは全体的に前戦の鈴鹿(8月下旬)より伸びなかったという印象もある。このあたりについてもセッティング面でうまく対応できたドライバーが優位に立ちそうだ。2015シーズンのPCCJもこれでクライマックス。チャンピオンという栄冠をつかむのは誰になるのか。
■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第10戦 公式予選結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Best Time _ 2nd Time
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 2'05.932 _
2 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'06.323 _
3 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 2'06.661 _
4 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 2'07.273 _
5 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 2'08.628 _
6 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 2'08.770 _
7 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 2'08.833 _
8 _ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX PORSCHE _ 2'09.241 _
9 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 2'09.403 _
10 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 2'09.421 _
11 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 2'10.314 _
12 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 2'10.325 _
13 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 2'10.746 _
14 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 2'11.252 _
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 2'12.195 _
16 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 2'12.912 _
17 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'13.658 _
赤旗提示時刻 : 16:46'51 再開時刻 : 16:52'00(中断時間 : 5'09)
赤旗提示時刻 : 16:56'50 再開時刻 : 17:02'00(中断時間 : 5'10)
※ #11 ピットスタートとする。(国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(赤旗提示中の追い越し)
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

ル・ボーセモータースポーツが今年から新たに挑む、FIA-F4選手権の第5大会がスポーツランドSUGO(宮城県)で、9月19日(土)〜20日(日)に開催された。このアップダウンに富んだテクニカルコースに、里見乃亜が挑むのは今回が初めて。チームの豊富な経験でフォローする一方で、前回の鈴鹿同様に適応力が試されることとなる。コース幅が狭いため、オーバーテイクポイントが少なく、アクシデントも起こりやすいのが特徴でもあるため、予選でいかに上位につけるか、いかにトラブルに巻き込まれないかも重視された。
予選 9月19日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
このレースウィークの走り出しは木曜日で、初めてレースするサーキットとあって、ドライコンディションでマイレージを稼ぎたかったところだが、午後の専有走行はあいにくの雨模様。その前に設けられたスポーツ走行だけがドライだったが、むしろ金曜日の専有走行1回目まで濡れたままであったのが恵みの雨となって、ドライビングやセッティングに対し気づいたことがあったようだ。2回目になって路面の一部はまだ川のようになって濡れていたものの、それ以外は完全に乾いており、いよいよドライタイヤを装着しての走行に。本戦に向けて最終チェックが行われた。
そして迎えた土曜日の予選は、完全なドライコンディションに。すぐアタックを開始して、着実にタイムを詰めていたのだが、3周目に差し掛かったところで赤旗が。それでも集中力を切らさず、再開後も周を重ねるごとにタイムを縮め、ついに1分24秒933へと到達。その後、2周のクールダウンを挟み、再度アタックをかけたのだが……。タイヤのピークを迎える間に内圧が上がり過ぎてしまい、セカンドベストタイムとして1分25秒011を出すのがやっと。最後の1周にすべてをかけようとピットに入って内圧調整を行おうとした直後に、再び赤旗が。計測は2分を残していたものの、あえなく終了とされてしまう。
その結果、第9戦には18番手グリッドから、そして第10戦には17番手グリッドから決勝レースに挑むこととなった。
第9戦決勝 9月19日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
好スタートを切った第9戦決勝レースではあったが、1コーナーへのイン側からのアプローチが裏目に。行き場をなくして、アウトから2台にかわされてしまったからだ。それでも前を行く車両にはぴたりと食らいついて周回を重ね、逆転の機会を待つこととなった。その一方で、後方からのプレッシャーも厳しかったものの、これは耐え続ける中、ついにチャンスは訪れた。4周目のヘアピンで1台をパスした直後に、複数の車両がからむアクシデントが発生。これを巧みにかわしたことで17番手に浮上する。
しかも混戦状態から抜け出し視界も広がったこともあって、ペースもそれまでより大幅にアップし、次第に前の車両との差も縮まっていく。そして、13周目には予選タイムをも上回る自己ベスト、1分24秒742まで叩き出すように。前車を射程圏内にしたところでチェッカーが振られてしまったが、ポジションを上げて来られたこと、そしてアクシデントを回避できたことで、17位という結果以上にドライバーが手応えを掴んでいたことが最大の成果となっていた。

第10戦決勝 9月20日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
メインのスーパーGTの決勝日、そしてシルバーウィークの真っ最中ということもあり、日曜日には3万人近い観客が訪れ、スタンドの印象はガラリと変わっていた。
第10戦決勝レースでもスタートを決めて、今度は1コーナー、そして3コーナーでもオーバーテイクに成功。バックストレートで並びかけられるシーンはあったものの、これは凌いでいただけに、何番手でピット前に戻ってくるか、大いに期待された。ところが、なかなか戻って来ない。それどころか、ノーズとフロントウィングを傷めてピットに戻ってくるではないか!
最終コーナーでの接触が原因だった。すぐにメカニックはノーズを交換してコースに送り戻すも、その間すでに周回遅れに。そればかりか接触が危険行為と判定され、ドライビングスルーペナルティの指示が……。やむなく6周目にピットに戻ることとなる。チェッカーを受けたものの、規定周回数に満たぬ10周しか走行できず、完走扱いとはならなかったものの、手負いの状態でありながらも、終盤には1分25秒台前半で走り続けることができた。
次回のレースはオートポリスが舞台。もちろん、九州のサーキットでのレース経験は皆無ながら、それはほとんどのドライバーにも当てはまること。言うなれば、ノーハンデにも等しい戦いでもある。SUGOでは手応えも得られた、しかし悔しさも覚えた。思いのすべてを、走りに表すことが大いに期待される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
里見にとって初めてのSUGOとなったが、練習日にウェットコンデションで走り込めたことでクルマへの理解が深まった。予選のタイムはベストで繋げたものではなく、ほんの少しのロスでグリットが決まってしまった。レースでは一周目に順位を上げて最終コーナーを迎えたが、前車の幾度の進路変更で接触してしまったようだ。結果を受け止めて次のレースに繋げて欲しい。
- Driver 里見乃亜(Noa Satomi)COMMENT
-
予選はタイヤの温度を上げるのが早過ぎて、一番美味しいところでタイムが出せなかったのが痛かったです。決勝も第9戦はスタートも悪くなかったのですが、イン側に行ったら渋滞していて、アウトから2台に抜かれて。それでも4周目に1台を抜いたら、前に多重クラッシュがあって上手くすり抜けられた後は、いいタイムで走り続けられたので、第10戦はもっと行けると思ったんですが……。実際、スタートは決まって、1コーナー、3コーナーで抜けたんですが、最終コーナーで前のクルマに追いついたらブロックされて、アウトに行ったら、またかぶせられて。あそこでブレーキ踏んだら危なかったので、ハンドルで逃げたら接触してしまいました。ただ、次に繋げられることも多く得られた週末だったので、その成果をオートポリスでは絶対に見せます。
Le Beausset Motorsports
- FIA-F4第9・10戦DRPレースレポート
- スポーツランドSUGO(宮城県)
- 9月19日(土)予選・第9戦決勝レース 晴れ
- 9月20日(日)第10戦決勝レース 晴れ
- 観客動員数:予選日8,000人、決勝日28,500人、大会延べ36,500人
- ☆参戦ドライバー
- 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 TOM’S SPIRIT
- 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 B-max
- ☆参加美人時計モデル
- かおりさん
シリーズも残すは3大会6戦。ここまでの8戦を終えてポイントリーダー牧野選手4勝、3ポイント差2位の坪井選手が4勝と、この2名以外に勝者なくチャンピオン争いも絞られてきた。坪井選手はここSUGOで一気にポイントを逆転したいところ。前回の鈴鹿大会で原因不明の不調に落ちいった三笠選手も、事前テストで復調の兆しが見え3人目の勝者を狙っている。

☆9月19日(土)11:22~ 公式予選
レースウィーク木曜金曜の練習走行はウェットコンディションで、ドライコンディションとなった最後の一本を除くすべてのセッションでトップタイムをマークした坪井選手は、ここまで3連勝の勢いそのままに絶好調をキープ。予選開始となり2番目にコースインするもすぐに先頭に立ちタイムアタックを開始する。三笠選手は5番目にコースインし先の4台と間をおいてアタックする。しかし開始6分でコースアウト車両の回収のためセッション中断。まだまだタイムは伸びるがこの時点で坪井選手がトップ、三笠選手が10番手タイムをマークしていた。再開後タイムは徐々に伸びていくが、坪井選手のポジションは不動。残り3分を切ったところで再度赤旗中断となりそのまま予選は終了となった。坪井選手は、ベストタイムセカンドタイム共に2位をコンマ2秒離しポールポジションを獲得した。三笠選手は予選再開後、思うようにタイムが伸びず、第9戦、第10戦共に14番手スタートとなった。
☆9月19日(土)15:38~ 第7戦決勝レース
ポールポジションの坪井選手はフロントロー河野選手をけん制しながらホールショットを奪う。ここで2番手にポイントリーダーの牧野選手が上がってくるが1周でコンマ7秒の差をつけた。その後毎周差を広げ安定したラップを刻む。15周を危なげなく最終的に4秒弱の差を付け5勝目のチェッカーを受けた。三笠選手は好スタートを決めるが、コース幅の狭いSUGOでは抜けない。1周目を予選ポジションの14位でクリアすると前の選手の背後にピタリとつける。何回かのチャレンジで馬の背で13位にポジションをあげるがさらに前の選手とは離れてしまった。結局この順位のままフィニッシュとなり、ポイント獲得とはならなかった。優勝の坪井選手はこの結果、ポイントリーダーに躍り出た。

☆9月20日(日)10:20~ 第8戦決勝レース
今大会はサポートレースがF4だけの為、スタート前進行に余裕があり、グリッド整列後にマシンから降りてグリッドウォークのファンからの声援を受けることができプロ気分を味わうことができた。ポールポジションの坪井選手は、今回は真後ろの牧野選手のスタートが良く、カバーしながらホールショットを奪う。前日同様1周目から差を拡げ、2周目の1コーナーで2番手3番手が順位を入れ替えるとここでもマージンを築く。2番手に上がった河野選手のペースも良いが、徐々に差を広げていく。今回も全く危なげなく15周を走りきり、2秒強の差をつけてトップチェッカーを受けた。三笠選手は14番手から好スタートを決めて1コーナーで12位に浮上するが、1周目を13位でクリアする。その後、前のマシンにアタックを試みるが抜くまでには至らず。1台がコースアウトした為、最終的に12位フィニッシュとなった。
表彰台のメンバーは前日と変わらずだが牧野選手が3位となった為、ポイント差は11ポイントに広がることとなった。残り2大会4戦あるが、チャンピオン争いはこの2名に絞られた感がある。坪井選手はチャンピオンを、三笠選手は3人目の勝者となるべく次戦オートポリスに備える。


- 坪井選手コメント
-
今回は練習セッションがずっと雨だったのですが、絶好調でマシンのフィーリングも良く何も心配ありませんでした。最後の練習セッションはドライでしたがウェットパッチが残っていたので無理して攻めませんでした。事前テストではドライも走ってマシンも出来上がっていましたので。第9戦はスタート前に時間があったので、マシンを降りたのですがソワソワしちゃって。それでも再度マシンに乗り込んでからは集中してスタートに備えました。とにかくスタートでトップをキープできれば勝てる自信があったので、あまり良いスタートではありませんでしたが慌てることなく対処しました。最初の数周は差を広げる為にプッシュしましたが、マージンができてからは翌日のことも考えてペースを組み立てました。第10戦の決勝もあまり良いスタートではなかったのですが、隣の河野選手も良くなかったので、牧野選手をカバーしました。第9戦同様に序盤にプッシュしましたが2番手に上がってきた河野選手もペースが良かったので、大きな差は築けませんでしたが、特に不安もありませんでした。次戦のオートポリスは全く走ったことがありませんが、そこは大体の選手も同じだと思うので、しっかり準備したいと思います。とにかく今はいい流れなのでこのまま連勝を築いて、10代の選手に向けられている注目をこちらに向けさせたいと思います。

- 三笠選手コメント
-
前回の鈴鹿では、あまりに不甲斐ない結果だったので不調の原因究明をしました。チームにはSUGOの事前テストを組んでいただき、そこでは良いタイムを刻め感触も良かったのですが。レースウィークの練習セッションはずっと雨で初のウェットセッティングで走りましたが、徐々にペースを掴み最後のドライセッションもそれなりに手応えがありました。しかし予選では走り出しから違和感があり、タイヤの内圧が上がってくるとアンダーが出て思うようなペースで走れませんでした。第9戦決勝レースもその辺をアジャストして挑んだのですが、抜くに至る速さはありませんでした。翌日のレースに備えて色々と見直した結果、セッティングを大幅に変更し、ドライビング面でもGTのラバーがのった路面に対応できるように取り組みました。第10戦はスタートからマシンのフィーリングが良く前車に集中していたので、1つポジションを上げていたのですが、背後の車両に隙を与えてしまい抜かれてしまいました。そのおかげでフィーリングは良いもののペースを抑えられてしまいタイムとポジションをあげることができませんでした。しかし、今回のセッティング変更で良かった時のフィーリングが戻ってきたので、次戦以降の為にできることを全てやって悔いのないように勝ちを狙いたいと思います。

☆リザルト
【第9戦】
- 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選1位 決勝 優勝
- 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選14位 決勝13位
【第10戦】
- 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選1位 決勝 優勝
- 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選14位 決勝12位
FIA-F4公式リザルト:http://fiaf4.jp/results
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://xyz-one.jp/drp/
FIA-F4シリーズ第10戦の決勝が9月20日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。
15周のレースを制したのはポールシッターの#36坪井翔(FTRSスカラシップF4)。
第6戦富士からの5連勝を達成し、シリーズポイントを166に伸ばした。
第10戦決勝は午前10時20分スタート。
昨日に続いて爽やかな秋晴れのもとでの戦いとなった。
ポールポジションからスタートした坪井は予選3番手からスタートした#11牧野任祐(Rnスポーツ)を押さえて1コーナーに飛び込むと、そのまま一気に後続を突き放しにかかった。
一方牧野はスタートで2位に浮上したものの、その周終わりのホームストレートで予選2番手の#4河野駿佑(RSファイン)にインを突かれ、3位に後退してしまう。
その後は後方に迫ってきた#19篠原拓郎(VSR)を抑え込むので手一杯の状況になり、そのまま3位でフィニッシュすることになった。
2位に浮上した河野は時折坪井を上回るラップタイムを記録しながらトップを追ったが、坪井は安定したペースで最後まで走りきり、第6戦富士からの5連勝、今季通算6勝目を挙げた。
これによりシリーズポイントは坪井166pt、牧野158となり、坪井はリードを8ptに広げた。
また中団グループでは#37小高一斗、#3阪口晴南、#22宮田莉朋の3台が熾烈なドッグファイトを展開。予選4番手ながらスタートで出遅れた小高は4周目の馬の背で前を行く阪口を抜いて7位に浮上すると、阪口も9周目の馬の背でアウトから小高に並びかけたが、立ち上がりで姿勢を乱して再び小高の先行を許した。宮田もこの期に阪口をパス、小高の追撃にかかるが、次第に厳しくなるオーバーステアにより14周目のレインボーコーナー立ち上がりでラインが乱れたところを阪口に突かれてしまった。
結局3人は7位小高、8位阪口、9位宮田の順でフィニッシュした。
彼らはいずれも今年16歳になったばかり。
今後が楽しみなドライバーたちだ。
次戦の舞台は大分県のオートポリス。
ほとんどのドライバーが未経験のこのコースでは果たしてどんな戦いが待っているのか。
10月31日、11月1日開催だ。
- 優勝 #36坪井翔のコメント
-
スタートは牧野くんの方が速かったんですが、1コーナ-を抑えきれば大丈夫だと思っていました。
気負わずにスタートできて、1コーナーを守れてからは牧野くんが離れて行ったので、ひたすら自分の走りに集中しつづけました。1周目に河野くんが2位に上がってきて、なかなか離れなかったので、途中でペースを上げました。中盤は追いつかれたり離れたりしていましたが、そのうち河野くんが離れて行きました。
今回のSUGOはポールから2連勝とすごくいい流れが途切れずにきているので、オートポリスは本当に初めてなんですけど、このいい流れに乗って、後半4戦を死ぬ気で頑張りたいと思います。
- 2位 #4河野駿佑のコメント
-
スタートで行きたい、っていうのがあったので、狙いすぎてたってわけでもなかったんですけど、自分の思ってたところと(クラッチの)繋がるところが違ってて、それでスピードが伸びませんでした。多分ホイールスピンさせてたんだと思います。
それで任祐に抜かれちゃったんですけど、最終コーナーを立ち上がったところでうまくスリップに入れたので、「ここで(インに)入らないともう二度と抜けない」と思って、どっちも強引でしたけど行って、抜けたのは良かったです。
そのあともペース的にはトップと変わらないか、うまくすれば追いつけてたと思うんですが、前に行こう行こうという欲なのか、ミスをいっぱいしてしまったので、そこが今後の課題です。
オートポリスはうちの2台だけは5月にテストに行っていて、その面で少しは有利だと思うので、SUGOはせっかくいい流れできていますし、次は優勝したいと思います。
- 3位 #11牧野任祐のコメント
-
スタートは良かったんですけど、トップを食うまでには至らなくて。そのあとは防戦一方でどうしようもありませんでした。
オートポリスはまだ走ったことがないのでわからないんですけど、シリーズ的にも勝たないとダメだと思うので、頑張ります。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2015/09/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 15 | 21'15.847 |
| 2 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 RS FINE | DL | 15 | 2.383 |
| 3 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S Rn-SPORTS | DL | 15 | 5.151 |
| 4 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 15 | 5.387 |
| 5 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 5.663 |
| 6 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 6.041 |
| 7 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 15 | 8.910 |
| 8 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 15 | 9.499 |
| 9 | 22 | 宮田 莉朋 | RSS TAKAGI RACING RSS | DL | 15 | 10.175 |
| 10 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110 HANASHIMA RACING | DL | 15 | 10.425 |
| 11 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 15 | 12.383 |
| 12 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 15 | 12.684 |
| 13 | 5 | 平木 湧也 | GSR初音ミクホリデー車検F110 RS FINE | DL | 15 | 13.182 |
| 14 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG KCMG | DL | 15 | 13.993 |
| 15 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 14.428 |
| 16 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 15.146 |
| 17 | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave 埼玉トヨペットGreenBrave | DL | 15 | 19.289 |
| 18 | 63 | グスタボ・ミャサバ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 15 | 20.531 |
| 19 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 15 | 22.630 |
| 20 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 22.750 |
| 21 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed Skill Speed | DL | 15 | 25.881 |
| 22 | 10 | 金石 勝英 | SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 27.438 |
| 23 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 15 | 28.814 |
| 24 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 15 | 28.816 |
| 25 | 17 | 永井 宏明 | ナインレーシング ARN RACING | DL | 15 | 38.270 |
| 26 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 15 | 45.691 |
| 27 | 20 | 今橋 彩佳 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 15 | 53.630 |
| 28 | 38 | 田島 剛 | 美人&DRP GARAGE CHABATAKE | DL | 15 | 55.066 |
| 29 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 14 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
| - | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 10 | 5Laps |
| - | *62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー Le Beausset Motorsports | DL | 10 | 5Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 阪口晴南(DUNLOP SUTEKINA F110) 1'24.144 (6/15) 158.482km/h
- CarNo.62は、FIA-F4統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
#36坪井ここでも絶好調!
FIA-F4第9戦、第10戦の公式予選が9月19日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、目下ポイントリーダーの#36坪井翔(トムス)がベストタイム1’24.085、セカンドタイム1’24.090で連続ポールを獲得した。
先に行われたスーパーGTの公式練習で2どの赤旗中断があった影響で公式予選は当初予定より12分遅れの午前11時22分より30分間で行われた。
天候は晴れ、コースはドライ。
事前のテスト、前日の専有走行と雨に祟られたこともあり、各ドライバーほぼぶっつけ本番の状況だ。
そうしたこともあってか、開始6分でいきなり#38田島剛(ガレージ茶畑)がコースアウト。
これを回収するために赤旗中断となった。
また残り時間が3分を切ったところでも1台が飛び出し、2度目の赤旗が提示され、この時点で予選は終了になっている。
それでもスーパーFJや東日本F4などで経験を積んでいる選手は走り出しから好タイムを連発して上位に名を連ねてきた。
中でも好調だったのは第6戦富士から3連勝中の坪井だ。
最初の赤旗中断から走行が再開された直後に1’24.374でトップに立つと、その後も快調に周回を重ねて1’24.090、1’24.085を立て続けにマーク。2位以下をコンマ2以上引き離して堂々の連続ポールをものにした。
それに続いたのが#4河野駿佑(RSファイン)。7月にここでテストを行ったことでドライコンディションでの走行にも自信を持っていたという河野はベストタイム1’24.281、セカンドタイム1’24.354で自身初のフロントローを連続で獲得した。
3番手につけたのはポイントリーダーの#11牧野任祐(Rnスポーツ)。
東日本F4などでもSUGOは経験しており、決して苦手なコースではないとはいうものの、ドライコンディションでの走行気概がこれまであまりなかったために、まだまだセッティングを煮詰めきれていないようだ。
それでも坪井の背後につけてスタートでの挽回に賭ける。
また今回FIA-F4にデビューしたのが#22宮田莉朋(RSS)。
先月10日に16歳になったばかりの宮田はこれがフォーミュラ初レース。先週同じSUGOの西コースで開催された全日本カート選手権でも4位入賞をしたばかりだが、それを感じさせない元気な走りで第9戦、第10戦とも9番手と一桁グリッドを獲得した。
FIA-F4第9戦決勝はこの後午後3時35分から、第10戦決勝は明日午前10時20分よりそれぞれ15周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2015/09/19) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 1'24.090 | - | - | 158.584 |
| 2 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 RS FINE | DL | 1'24.354 | 0.264 | 0.264 | 158.088 |
| 3 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S Rn-SPORTS | DL | 1'24.378 | 0.288 | 0.024 | 158.043 |
| 4 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 1'24.499 | 0.409 | 0.121 | 157.816 |
| 5 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 1'24.529 | 0.439 | 0.030 | 157.760 |
| 6 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'24.536 | 0.446 | 0.007 | 157.747 |
| 7 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 1'24.550 | 0.460 | 0.014 | 157.721 |
| 8 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'24.572 | 0.482 | 0.022 | 157.680 |
| 9 | 22 | 宮田 莉朋 | RSS TAKAGI RACING RSS with B-Max Racing team | DL | 1'24.622 | 0.532 | 0.050 | 157.587 |
| 10 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 RS FINE | DL | 1'24.683 | 0.593 | 0.061 | 157.473 |
| 11 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110 HANASHIMA RACING | DL | 1'24.704 | 0.614 | 0.021 | 157.434 |
| 12 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 1'24.800 | 0.710 | 0.096 | 157.256 |
| 13 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 1'24.827 | 0.737 | 0.027 | 157.206 |
| 14 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 1'24.875 | 0.785 | 0.048 | 157.117 |
| 15 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'24.892 | 0.802 | 0.017 | 157.086 |
| 16 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 1'24.970 | 0.880 | 0.078 | 156.942 |
| 17 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー Le Beausset Motorsports | DL | 1'25.011 | 0.921 | 0.041 | 156.866 |
| 18 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'25.081 | 0.991 | 0.070 | 156.737 |
| 19 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 1'25.087 | 0.997 | 0.006 | 156.726 |
| 20 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG KCMG | DL | 1'25.142 | 1.052 | 0.055 | 156.624 |
| 21 | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave 埼玉トヨペットGreenBrave | DL | 1'25.301 | 1.211 | 0.159 | 156.333 |
| 22 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 1'25.453 | 1.363 | 0.152 | 156.054 |
| 23 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed Skill Speed | DL | 1'25.491 | 1.401 | 0.038 | 155.985 |
| 24 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 1'25.501 | 1.411 | 0.010 | 155.967 |
| 25 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 1'25.732 | 1.642 | 0.231 | 155.547 |
| 26 | 63 | グスタボ・ミャサバ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 1'25.780 | 1.690 | 0.048 | 155.460 |
| 27 | 17 | 永井 宏明 | ナインレーシング ARN RACING | DL | 1'26.016 | 1.926 | 0.236 | 155.033 |
| 28 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 1'26.349 | 2.259 | 0.333 | 154.435 |
| 29 | 20 | 今橋 彩佳 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 1'27.497 | 3.407 | 1.148 | 152.409 |
| 30 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 1'33.811 | 9.721 | 6.314 | 142.151 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'49.556)予選通過 ---- |
| 31 | 38 | 田島 剛 | 美人&DRP GARAGE CHABATAKE | DL | 0'00.000 | -24.090 | -33.811 | 0.000 |
- コース:岡山国際サーキット(3.703km)
- 予選:6月27日(土)曇:ドライ
- 第10戦決勝:6月27日(土)曇:ドライ
- 第11戦決勝:6月28日(日)晴:ドライ
岡山国際サーキットで全日本F3の第5大会(第10戦、第11戦)が行われ、山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が両レース共に2位フィニッシュとなったが、共にポールポジションとファステストラップを獲得。チームメイトのニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が5位、4位に終わったため、ドライバーズランキングでは山下が逆転し首位に浮上した。

第10戦、第11戦共に2位表彰台でランキング首位に立った山下健太
全日本F3選手権の第5大会(第10戦、第11戦)が6月27日(土)と28日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。
通常スーパーフォーミュラと併催される全日本F3だが、今大会は第2大会もてぎ、第4大会大会富士に続き、岡山での単独開催。全8大会、17戦で争われる今季の全日本F3は折り返し、後半戦に入る。
今季の全日本F3の前半戦は、ニュージーランド出身で昨年F3マカオGPで3位に入っている20歳、ニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が日本でF3デビューし、これまでに4勝を挙げてランキング首位。昨年全日本F3にデビューし2勝を挙げてランキング2位となった山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が同じ4勝でキャシディを追う展開となっている。
岡山では今季5月の第3大会としても開催されており、キャシディと山下が勝利を分け合っている。
大会を前に、26日(金)に行われた専有走行はウェットコンディションだったが、27日(土)は雨は止み、曇天で肌寒いコンディションながらほぼドライとなり、全車スリックでアタックとなった。
午前10時5分より10分のインターバルを置いて10分ずつ、第10戦、第11戦の予選が実施。第10戦はまずキャシディがトップタムをマークするが、セッション終盤に入るとライバルもタイムアップ。しかし、ファイナルラップに山下がトップタイムを叩き出し、今季4度目となるポールポジションを獲得。キャシディは僅差の3番手となった。
第11戦の予選は、途中でコースアウト車両による赤旗中断があったもののすぐに再開され、再び、山下とキャシディ、高星 明誠(B-Max Racing team with NDDP)の3台によるポール争いに。ここでも最後にトップタイムをマークした山下が2戦連続でのポールポジション、キャシディは3番手スタートとなった。
予選に続き、曇天の下、午後1時50分に第10戦決勝レース(18周)のフォーメーションラップ開始。ポールポジションの山下はまずまずのスタートを切ったが、最前列2番手の高星が抜群のダッシュを見せ先行。山下は2番手で追う形となった。
1周目で1.2秒離されたものの、山下はじりじりとその差を詰めていき、6周目には0.6秒差に。しかし、逆転までには至らず、後半に入ると山下はファステストラップを獲得する作戦に。11周目に山下がファステストタイムをマークすると、13周目に高星がこれを上回り、ファステストタイムの1ポイントをかけてのバトルも熾烈なものとなったが、14周目に再び山下がタイムを更新。
最後まで順位の逆転は叶わず山下は2位フィニッシュとなったが、ポールポジションとファステストタイムの貴重なポイントを獲得することとなった。キャシディは5位に終わったため、2人のポイント差は2へと縮まった。
F3-Nクラスでは、ポールポジションの小河 諒(TOM'S)がジャンプスタートのペナルティを受け最後尾へ後退。しかし、そこから追い上げ、ファイナルラップに2位に浮上。そのまま2位でチェッカーを受けた。
一夜明けた28日(日)は晴天となり、強い日差しの下でのレースとなった。併催のレースの影響でスケジュールは予定よりも30分ほど遅れ、午後3時15分に25周の決勝レースのフォーメーションラップが開始された。
スタートでは、再び最前列2番手の高星が先行。ポールポジションの山下もなんとか並びかけようとしたが届かず、2位で追う形となった。
3周目にクラッシュ車両によりセーフティカーが導入され、8周目に再開。再開後も山下は1秒以内の差で高星を追撃。上位を争う各車によりファステストラップが塗り替えられていく中、13周目に山下がファステストを更新。山下は最後まで追い上げを続けたが、0.477秒及ばず2戦連続での2位フィニッシュとなった。
キャシディは再スタートでポジションを落とし4位フィニッシュとなったため、ポールポジションとファステストラップのポイントを加えた山下は、キャシディをポイントで4ポイント上回り、ランキングで首位に立つこととなった。
F3-Nクラスでは、小河がポールポジションから独走。今季8勝目を挙げた。
TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

第10戦、第11戦共に2位フィニッシュを果たした山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

ポールポジションの山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)はまずまずのスタートを切ったがライバルの先行を許し2位となった
トヨタモータースポーツニュース
全日本F3選手権第10戦の決勝レースが6月27日、岡山国際サーキットで行われ、予選2番手からスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F312)がホールショットを決めてそのまま逃げ切り、開幕戦鈴鹿に続いて今季2勝目を挙げた。
Nクラスはポールシッターの#38小河諒(KeePer TOM’S F306)がペナルティで後退を余儀なくされる中、こちらも予選2番手の#3三浦愛(EXEDY RACING F307)が今季3勝目を手にした。
第10戦決勝は午後1時50分より18周で行われた。
見事なスタートダッシュで最初に1コーナーに飛び込んだのは予選2番手の高星。
そのまま一気に後続を突き放しにかかったが、ポールの#36山下健太(トムス)も懸命に食らいつき、両者の差は5周を過ぎる頃には0.8秒前後に落ち着いた。
3番手には予選4番手のルーカス・オルドネス(B-MAX)で、シリーズポイントトップの#37ニック・キャシディ(トムス)は#7福住仁嶺(FTRS)の先行をも許して5位に後退してしまった。
順位だけを見ればレースは中盤以降はこう着状態となったが、ラップタイムに注目すればオルドネス、福住、山下、高星が互いにファステストラップを更新しあう白熱した内容となった。
こうした中で、2位を走行する山下はトップの高星を追いながらも、敢えてトップとの間隔をおき、タイムアタックに挑む作戦をとった。
その結果14周目に山下は1’24.646を叩き出し、見事ファステストラップに与えられる1ポイントを獲得、レースこそ2位に終わったもののポールポジションの1ポイントと合わせて9ポイントを加算、シリーズポイントを72としてこのレース5位に終わったキャシディにわずか2ポイント差に迫った。
このレース最後までトップを守り抜いた高星も10ポイントを加えて66Ptとし、トップ2人との差を縮めてきている。
一方のNクラスは、ポールポジションの小河にジャンプスタートとの裁定が下り、ドライブスルーペナルティが課せられることに。
これにより小河は3周目に一旦最後尾まで後退し、予選2番手の三浦愛がトップに立った。
しかし小河はそこから猛然と追い上げ、7周目に#5アレックス・ヤン(ハナシマ)を捉えてクラス4位に浮上すると、11周目には#77三浦勝を、ファイナルラップのダブルヘアピンでは#30DRAGONをも捉えてクラス2位まで挽回、ファステストラップをも記録して、こちらも山下と同じ9ポイントを獲得、今季3勝目を挙げた三浦愛に対し、シリーズポイントのロスを最小限にとどめてみせた。
次戦第11戦決勝は明日午後2時45分より25周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
GT ASIA & SUPER F3 RACE -RIJ- (2015/06/27) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 10 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 23 | | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 18 | 25'35.310 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 18 | 0.870 |
| 3 | 22 | | 3 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 18 | 3.307 |
| 4 | 7 | | 4 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | YH | 18 | 4.152 |
| 5 | 37 | | 5 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 18 | 9.355 |
| 6 | 2 | | 6 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | YH | 18 | 15.159 |
| 7 | 19 | | 7 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 18 | 16.306 |
| 8 | 28 | | 8 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 18 | 24.757 |
| 9 | 8 | | 9 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | YH | 18 | 25.439 |
| 10 | 3 | N | 1 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 18 | 56.498 |
| 11 | *38 | N | 2 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 18 | 1'00.865 |
| 12 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 18 | 1'01.679 |
| 13 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 18 | 1'17.836 |
| 14 | 13 | | 10 | 吉田 基良 | RSS with B-Max 312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | YH | 18 | 1'29.919 |
| 15 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | YH | 17 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM'S F312) 1'24.646 (14/18) 157.489km/h
- CarNo.38は、2015年フォーミュラ3選手権統一規則第31条7.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
全日本F3選手権第10戦の公式予選が6月27日、岡山国際サーキットで行われ、#36山下健太(PETRONAS TOM’S F312)が今季4度めのポールポジションを獲得した。
Nクラスは#38小河諒(KeePer TOM’S F306)がトップだった。
いよいよ後半戦に突入した全日本F3の2015シーズン。
第10-11戦の舞台は前回に続いて岡山国際サーキットだ。
しかし好天に恵まれた第8-9戦と異なり、今回は金曜日の専有走行が雨に祟られ、2回ともウェットでの走行となった。
公式予選日を迎えても上空には分厚い雲が覆いかぶさり、いつ雨が降ってきてもおかしくない雰囲気だ。
こうした状況のもと、第10戦の公式予選は午前10時5分より10分間で行われた。
全車スリックタイヤにてコースインしたものの路面はまだ乾ききっておらず、各ドライバーとも慎重に3周をタイヤのウォームアップに充て、4周目から本格的なアタックを開始した。
最初のアタックでは#37ニック・キャシディ(トムス)が1’24.439でトップ。キャシディはその後も1’23.825、1’23.796とタイムを縮めるが、セッション終盤に#23高星明誠(B-MAX NDDP)が1’23.719を叩き出してトップに。
しかし#36山下がチェッカー直前にアタックで1’23.677を叩き出し、今季4度めのポールポジションをものにした。
前回の予選ではキャシディが1’22.048のコースレコードを記録していることを考えると、いまひとつ物足りないタイムではあったが、これは前回がスーパーフォーミュラとの併催であったため、その分のラバーグリップが有効に機能した結果といえ、今回も決してグリップレベルは悪くないというのが走行したドライバーの印象だ。
なお、Nクラスは今回も小河が他を圧倒する速さを見せ、2位の#3三浦愛(EXEDY)をコンマ9近く上回る1’26.099を記録した。
第10戦決勝はこのあと午後1時50分より18周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
GT ASIA & SUPER F3 RACE -RIJ- (2015/06/27) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 10 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 1 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'23.677 | - | - | 159.313 |
| 2 | 23 | | 2 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'23.710 | 0.033 | 0.033 | 159.250 |
| 3 | 37 | | 3 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'23.796 | 0.119 | 0.086 | 159.086 |
| 4 | 22 | | 4 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'23.984 | 0.307 | 0.188 | 158.730 |
| 5 | 2 | | 5 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'24.164 | 0.487 | 0.180 | 158.391 |
| 6 | 8 | | 6 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'24.363 | 0.686 | 0.199 | 158.017 |
| 7 | 7 | | 7 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'24.391 | 0.714 | 0.028 | 157.965 |
| 8 | 19 | | 8 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'24.428 | 0.751 | 0.037 | 157.895 |
| 9 | 28 | | 9 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'25.422 | 1.745 | 0.994 | 156.058 |
| 10 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'26.099 | 2.422 | 0.677 | 154.831 |
| 11 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'26.973 | 3.296 | 0.874 | 153.275 |
| 12 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.280 | 3.603 | 0.307 | 152.736 |
| 13 | 13 | | 10 | 吉田 基良 | RSS with B-Max 312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'27.471 | 3.794 | 0.191 | 152.403 |
| 14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.786 | 4.109 | 0.315 | 151.856 |
| 15 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'29.157 | 5.480 | 1.371 | 149.521 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'32.100)予選通過 ---- |
- 2014年全日本F3選手権 第5大会(第10,11戦)
- コース:ツインリンクもてぎ (4.801km)
- 予選:8月23日(土)曇:ドライ
- 第10戦決勝:8月23日(土)曇:ドライ
- 第11戦決勝:8月24日(日)晴:ドライ
8月23日(土)、24日(日)にかけてツインリンクもてぎで全日本F3第5大会(第10戦、第11戦)が行われ、第10戦で勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)が今季初優勝。勝田は第11戦でも3位表彰台を獲得した。

第10戦で勝田貴元(中央)が今季初勝利。山下健太(右)が3位に入った
全日本F3選手権の第5大会(第10戦、第11戦)が8月23日(土)と24日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
今季、もてぎで全日本F3が行われるのは5月の第2大会以来2回目。第2大会は3レース制で実施されたが今大会は2レース制。第2大会では、山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が3レース共に2位に入っている。
23日(土)は曇り空の下、午前10時10分より10分ずつ、第10戦と第11戦の予選が行われ、勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)が第10戦2番手、第11戦3番手。山下はややタイムが伸びず、第10戦5番手、第11戦は6番手スタートとなった。
予選後、併催のスーパーフォーミュラの予選を経て、午後3時35分に14周で争われる第10戦のスタートが切られた。
最前列2番手グリッドの勝田はまずまずのスタートを切り、1コーナー進入までにポールポジションの車両に並びかけると、立ち上がりで前に出て、首位に浮上した。一方、5番手スタートの山下は、2コーナーで先行車をパスしようとして接触するも、そのまま走行を続け、続く4コーナーまでに4位に浮上した。
首位に立った勝田は、オープニングラップから2位以下をどんどん引き離していった。3周目に、2位を走行していた車両がトラブルに見舞われリタイア。これで3位に浮上した山下は、更に上位を目指し、先行車を果敢に攻め続けた。
勝田は最終的に2位に7.5秒もの大差をつけトップでチェッカー。今季初勝利を飾った。山下はファイナルラップまでテール・トゥ・ノーズで追い続けたが、惜しくも0.321秒届かず3位。それでも今季9度目の表彰台を獲得し、ランキング首位の座を守った。
24日(日)は天候が回復し、日差しも顔を覗く夏らしい気候の下、午前11時より第11戦(20周)がスタート。上位勢は大きな順位の変動なく、勝田は3位をキープ。6番手スタートの山下はまずまずのスタートを切るも、抜群のダッシュを見せた後続にかわされ7位に後退。
1周目、3位の勝田は再三にわたって前走車に並びかけるが、追い抜きの難しいもてぎで、パスするまでには至らず。2周目以降は、上位4台が1秒弱の等間隔のまま序盤戦を推移することとなった。
一方、7位の山下は、前を行く、イギリスF3参戦中ながら今大会特別にスポット参戦となったサム・マックラウド(TODA RACING)を猛追。8周目にこれをかわし、6位に浮上した。
その後順位の変動は無く、勝田は3位でフィニッシュ。今季7度目の表彰台を獲得した。山下は最後までテール・トゥ・ノーズ状態で前走車を追い、5位を争ったが逆転はならず、6位でチェッカーを受けた。この結果、ランキングで山下は3位に後退。しかし、首位との差はわずか3ポイントで、シーズンはまだ2大会、4戦を残しており、タイトル争いは混迷の度合いを深めている。
トヨタモータースポーツニュース
全日本F3選手権は23日、ツインリンクもてぎ(1周・4.801379km)で決勝レースを行い、勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が14周・25分7秒705で優勝した。Nクラスは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が優勝した。
一度は晴れ間が広がったツインリンクもてぎ上空だったが、再び厚い雲が垂れ込め、午後3時35分、Cクラス10台、Nクラス7台が参加してフォーメーションラップが始まった。
スタートは予選2位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)の動きだしが良く、ポールポジションの清原章太(TODA FIGHTEX)と並走して1コーナーへ。勝田はインから並びかけ、清原の鼻先を押さえてホールショットを決めた。
予選4位の高星明誠(B-MAX NDDP F312)と同5位の山下健太(PETRONAS TEAM TOM'S F312)は同3位の松下信治(HFDP RACING F312)をパスして、それぞれ3位、4位に上がってきた。
スタートで2位に落ちた清原だったが、4周目に2度のオーバーラン。130Rの出口でフロント左セクションを壊し、その場でリタイアとなった。
2位の清原が抜けたため、4周目にはトップ勝田と2位に上がった高星との差は3秒3。いままでの不振がうそのように勝田は7周目にこのレースのファステストラップをたたき出すなど盤石の走りで、2位以下をぐんぐんと離してゆく。終わってみれば14周を走って7秒5差で、今シーズンの初優勝を独走で飾った。
2位に繰り上がった高星は、3位の山下に終始終われることとなったが、抜き所のないこのコースでは決め手がなく、ゴールまでこのポジションを守り切った。
4位には松下が入ったが、5位を走行していた佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)は最終ラップで高橋翼(HFDP RACING F312)にかわされ、それぞれ6位、5位でレースを終えた。
Nクラスはポールポジションの小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が好スタート。2位にはスタートが得意な三浦愛(EXEDY RACING F307)が上がり、3位に湯澤翔平(KCMG F308)と続く。
その後方ではペナルティーでクラス6位スタートとなった久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が、スタートから1コーナーにかけて2台をパス。2周目には湯澤をもS字でパスして3位まで上がってきた。
この小泉、三浦、久保の3人は終始、互いに1秒以内の差でレースを展開。久保が何度も三浦をパスしようとトライするが抜けず、小泉も2人のバトルを尻目にリードを広げることができない。結局この3人に順位の変動は起きず、小泉、三浦、久保の順でゴールした。
第11戦決勝は明日24日、午前11時より20周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2014/08/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model Team | Engine | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 1 | | 1 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | BS | 14 | 25'07.705 |
| 2 | 22 | | 2 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 B-MAX Racing Team with NDDP | TOYOTA TOM'S TAZ31 | BS | 14 | 7.526 |
| 3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | BS | 14 | 7.847 |
| 4 | 7 | | 4 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 HFDP RACING | HONDA MF204D | BS | 14 | 9.787 |
| 5 | 8 | | 5 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 HFDP RACING | HONDA MF204D | BS | 14 | 19.154 |
| 6 | 23 | | 6 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 B-MAX Racing Team with NDDP | TOYOTA TOM'S TAZ31 | BS | 14 | 19.385 |
| 7 | 38 | | 7 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 CERUMO・INGING Jr. | TOYOTA TOM'S TAZ31 | BS | 14 | 22.432 |
| 8 | 6 | N | 1 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 HANASHIMA RACING | TOYOTA TOM'S 3S-GE | BS | 14 | 56.434 |
| 9 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 EXEDY RACING TEAM | TOYOTA TOM'S 3S-GE | BS | 14 | 57.663 |
| 10 | 62 | N | 3 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA TOM'S 3S-GE | BS | 14 | 58.402 |
| 11 | 28 | N | 4 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 TAIROKU EXCEED | TOYOTA TOM'S 3S-GE | BS | 14 | 1'04.691 |
| 12 | 77 | N | 5 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS306 Dallara F306 CMS | TOYOTA TOM'S 3S-GE | BS | 14 | 1'06.953 |
| 13 | 30 | N | 6 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 B-MAX Racing Team | TOYOTA TOM'S 3S-GE | BS | 14 | 1'10.210 |
| 14 | 13 | | 8 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 B-MAX RACING TEAM | TOYOTA TOM'S TAZ31 | BS | 12 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(12Laps)完走 ---- |
| - | 19 | N | - | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 KCMG | TOYOTA TOM'S 3S-GE | BS | 6 | 8Laps |
| - | 2 | | - | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 TODA RACING | TODA TR-F301 | BS | 3 | 11Laps |
| - | 21 | | - | サム・マックラウド | TDC with SJM F314 Dallara F314 TODA RACING | TODA TR-F301 | BS | 1 | 13Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312) 1'47.020 (7/14) 161.51km/h
全日本F3選手権は23日、ツインリンクもてぎで第10戦の公式予選を行い、清原章太(TODA FIGHTEX)が1分45秒537で総合の、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が1分49秒179でNクラスのポールポジションを獲得した。
ツインリンクもてぎは朝から厚い雲に覆われていたが、徐々に晴れ間が広がり午前10時10分にはほぼ快晴の下、10分間の公式予選が行われた。
各ドライバー、ウォームアップ2周を入念に行い、3周目からタイムアタックに入る。まずは高星明誠(B-MAX NDDP F312)が1分45秒785でトップに立ち、勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)、松下信治(HFDP RACING F312)と続く。
計測4周目に高星は1分45秒785までタイムを伸ばすが、このタイムを上回ってきたのは、3周目に4位につけていた清原章太(TODA FIGHTEX)。1分45秒537をたたき出し、堂々のポールポジションを決めた。2位、3位には勝田、松下が上がり、高星は4位に落ちた。
清原はF3で初のポールポジション。戸田エンジンにも今シーズン初のポールポジションをプレゼントした。
Nクラスは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が1分49秒179で今季4度目のポールポジションの座に着いた。クラス2位には湯澤翔平(KCMG F308)が、同3位には久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が入ったが、前戦のペナルティーにより3グリッド降格の裁定がとなっている。
第10戦決勝は本日23日、午後3時15分より14周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum>
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2014/08/23) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 2 | | 1 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'45.537 | - | - | 163.781 |
| 2 | 1 | | 2 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.615 | 0.078 | 0.078 | 163.660 |
| 3 | 7 | | 3 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'45.712 | 0.175 | 0.097 | 163.510 |
| 4 | 22 | | 4 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.785 | 0.248 | 0.073 | 163.397 |
| 5 | 36 | | 5 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.800 | 0.263 | 0.015 | 163.374 |
| 6 | 23 | | 6 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.141 | 0.604 | 0.341 | 162.849 |
| 7 | *21 | | 7 | サム・マックラウド | TDC with SJM F314 Dallara F314 | TODA TR-F301 | 1'46.163 | 0.626 | 0.022 | 162.815 |
| 8 | 38 | | 8 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.248 | 0.711 | 0.085 | 162.685 |
| 9 | 8 | | 9 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'46.442 | 0.905 | 0.194 | 162.389 |
| 10 | 13 | | 10 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'49.070 | 3.533 | 2.628 | 158.476 |
| 11 | 6 | N | 1 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.179 | 3.642 | 0.109 | 158.318 |
| 12 | 19 | N | 2 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.306 | 3.769 | 0.127 | 158.134 |
| 13 | *62 | N | 3 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.419 | 3.882 | 0.113 | 157.970 |
| 14 | 3 | N | 4 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'50.041 | 4.504 | 0.622 | 157.077 |
| 15 | 28 | N | 5 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'50.162 | 4.625 | 0.121 | 156.905 |
| 16 | 77 | N | 6 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'50.447 | 4.910 | 0.285 | 156.500 |
| 17 | 30 | N | 7 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'50.520 | 4.983 | 0.073 | 156.397 |
- CarNo.62は、第9戦のペナルティー裁定(全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条13.1)衝突行為 2)コースアウトにより、次の参加レースの決勝グリッドを3グリッド降格とする)により、グリッド表にて3グリッド降格とする。
- CarNo.21は、公式通知No.8に基づき、選手権得点の対象外とする。
スーパーカーレースシリーズ最終第10戦は3日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で50分間の決勝を行い、カテゴリーⅡの佐々木孝太/ナオリュウ組(AGE-AGE-458)が25周・51分14秒066で総合優勝した。カテゴリーⅠは奥村浩一/竹内浩典組(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)が、カテゴリーⅢは森田將/赤根宏幸組(LCT VANTAGE GT4)がそれぞれ優勝した。
今年からシリーズがスタートしたスーパーカーレースもはや最終戦。3日も岡山国際サーキットは朝から小雨が降り続き、決勝前にはやや雨脚が強くなってきた。午後1時15分、カテゴリーⅠ・3台、カテゴリーⅡ・6台、カテゴリーⅢ・1台の計10台が参加して、ローリングラップが始まった。
スタートを制したのはポールシッター、カテゴリーⅠ、飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier Direction 458GT3)の水谷。1周を回って2位には予選4位のカテゴリーⅡ、山脇大輔/中島保典組(炙りや秀苑・シフト997 GT3)の山脇が上がってきた。3位には密山祥吾/フィリップ・デベサ組(GAIA POWER Adenau SLS)のデベサが続くが、水谷は2周目に、デベサは4周目にコースアウトなどで後退。
その間、最後尾スタートのカテゴリーⅡ、佐々木孝太/ナオリュウ組(AGE-AGE-458)の佐々木が追い上げ、1周目に7位、2周目に4位、3周目には前を走る3台をすべてパスしてトップに躍り出た。
トップに立った佐々木は2位に上がってきたカテゴリーⅡ、白坂卓也/林学組(Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3)の白坂を徐々に引き離しながら独走。14周を回ってナオリュウに交代した。
カテゴリーⅠのドライバーがコースアウトやペナルティーで後退する中、終盤トップ4はカテゴリーⅡのドライバーが占める。トップはナオリュウが独走。山脇から交代した中島と田畑勇/長島正明組(石松 PORSCHE R.S.R.)の後半を担当した長島が激しい2位争いを演じるが、その後方では阪口良平/齋藤真紀雄組(BINGO SPORTS 997)の後半を担当した阪口が猛然と追い上げを始めた。
阪口は交代時に1分以上あった差を、ファステストラップをたたき出しながら徐々に2位争いとの差を詰め始める。18周目に30秒を切ると、23周目には6秒差。ファイナルラップとなった25周目にはついに追いつき、ウイリアムズコーナーで中島を、バックストレッチ終わりで長島をパスし、一気に2位に躍り出た。
優勝は佐々木/ナオリュウ組で今季9勝目。2位には阪口/齋藤組、3位には山脇/中島組が入った。
カテゴリーⅡ勢に主役を奪われた感となったカテゴリーⅠ勢だが、奥村浩一/竹内浩典組(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)の奥村が中盤2位まで浮上。15周目にドライバーを竹内に交代するが、交代可能時間を過ぎておりペナルティーストップ30秒を科されることとなる。しかし、奥村がレッドマンでスピンするも最小限のタイムロスでコースに復帰。大きな破綻も無く走りきり、他のカテゴリーⅠのマシンがラップダウンを喫する中、ペナルティーを受けてもなおトップと同一周回でチェッカーを受けた奥村/竹内組がクラス初優勝を果たした。クラス2位には飯田/水谷組が、同3位には密山/デベサ組が入った。
カテゴリーⅢはただ1台参加で完走した森田將/赤根宏幸組(LCT VANTAGE GT4)が優勝した。
スーパーカーレースはこれで全日程を終了した。来シーズンはさらに多くのマシンが参加し、シリーズが盛り上がることを期待したい。
- カテゴリーⅠ優勝 奥村浩一(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)
-
「GT3に初めて乗りました。今回竹内さんの紹介で出られることになって、昨日は自分のミスで3位になったので、今日は昨日のリベンジができて最高の気分です。みんな飛び出すんじゃないかと、スタートから様子を見ていました。その通りになったんですが、自分も他車のスピンを避けるときにスピンしましたが、体勢を整えて再スタートできトップで竹内さんにバトンを渡すことができました」
- カテゴリーⅠ優勝 竹内浩典(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)
-
「奥村さんがマージンを築いてくれたのでよかったです。自分の作ったレースで初めて勝ててうれしいです。パートナーに恵まれましたね。(主催者として一年を振り返って)自分が目指していたレースができています。いろんな方が参加して、楽しんでいただけるのがレースだと思っているので、これからもレースの一番いいところを引き出して行きたいと思います」
- カテゴリーⅡ優勝 佐々木孝太(AGE-AGE-458)
-
「ナオリュウさんがギャップを引き継いでくれてそのまま変わらずに優勝できました。昨日チームに迷惑をかけたのに誰もそのことを責めなくて、今日のレースを勝とうという雰囲気にさせてくれました。いいチームで1年間走ることができました。来年も一緒に走りたいですね」
- カテゴリーⅡ優勝 ナオリュウ(AGE-AGE-458)
-
「昨日初めてのリタイアで残念な結果でしたが、有終の美を飾ろうと孝太くんにスタートしてもらい、ぶっちぎってもらって、そのおかげで総合優勝できました」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
CHALLENGE CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2014/08/03) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 10 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 70 | CⅡ | 1 | 佐々木 孝太 ナオリュウ | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 25 | 51'14.066 |
| 2 | 99 | CⅡ | 2 | 阪口 良平 齋藤 真紀雄 | BINGO SPORTS 997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 25 | 49.093 |
| 3 | 77 | CⅡ | 3 | 山脇 大輔 中島 保典 | 炙りや秀苑・シフト997 GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 25 | 51.608 |
| 4 | 14 | CⅡ | 4 | 田畑 勇 長島 正明 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996 RSR | 25 | 51.973 |
| 5 | *19 | CⅠ | 1 | 奥村 浩一 竹内 浩典 | BRP★SHIFT SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 25 | 1'27.055 |
| 6 | 27 | CⅠ | 2 | 飯田 太陽 水谷 晃 | K's Frontier Direction 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 24 | 1Lap |
| 7 | 9 | CⅡ | 5 | 武井 真司 堀田 誠 | BINGO SPORTS 997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2010 | 24 | 1Lap |
| 8 | 5 | CⅡ | 6 | 白坂 卓也 林 学 | Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2012 | 24 | 1Lap |
| 9 | 18 | CⅠ | 3 | 密山 祥吾 フィリップ・デベサ | GAIA POWER Adenau SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 23 | 2Laps |
| 10 | 007 | CⅢ | 1 | 森田 將 赤根 宏幸 | LCT VANTAGE GT4 ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24 | 23 | 2Laps |
- Fastest Lap(C1): 奥村浩一(BRP★SHIFT SLS AMG GT3) 1'55.454 (24/25) 115.464km/h
- Fastest Lap(C2): 阪口良平(BINGO SPORTS 997)1'53.720 (22/25) 117.255km/h
- Fastest Lap(C3): 森田將(LCT VANTAGE GT4)2'08.645 (8/23) 103.625km/h
- CarNo.19は、SCRJブルテンNo.2014-008-S(規定時間内ドライバー交代)違反により、ペナルティーストップ30秒を科した。