2020全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第9、10戦の公式予選が11月14日、大分県のオートポリスで行われ、第9戦は#36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)、第10戦は#2名取鉄平(TODA FIGHTEX )がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時20分開始。この日のオートポリスは快晴だが、11月中旬の低い気温、路面温度の中でドライバーたちはベストタイム、セカンドベストタイムを争った。
序盤トップに立ったのは#36宮田。まだ縁石が濡れている状況でのアタックとなったが、計測2周目に1'36.546、3周目には1'36.707を記録して一旦ピットインした。チームメイトの#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320が1'36.701で2番手に続く。3番手は1'37.004の#2名取だ。
セッション中盤には、やや遅れてコースインした#50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が1'36.248を記録してトップに立つが、残り時間13分を切ったところで2セット目のタイヤを投入した#2名取が1'36.049を叩き出してトップに立つ。
残り時間が8分を切る頃には各ドライバーが2セット目を投入して最後のアタックに出て行ったが、ウォームアップを終えてアタックに入ろうかというタイミングでアクシデントが発生。#3ルッカ・アレン(Albirex-RT)が16コーナーでコースを飛び出し、グラベルに捕まってストップしていたために赤旗が出され、予選は中断となってしまった。
車両回収ののち、予選は午前8時55分より残り時間3分5秒として再開された。ここで#36宮田は3セット目のタイヤを投入、アウトラップに続いてすぐさまアタックに入り、1'35.493を叩き出して再びトップに立った。#50阪口も1'35.063までタイムを上げて2番手に。宮田と同じく3セット目を投入した#2名取は1'36.071とタイムが上がらず3番手。しかしこのタイムがセカンドベストタイムのトップとなり、第10戦のポールポジションを獲得することになった。
- 第9戦ポールポジション #36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)のコメント
- 朝イチに僕がタイムアタックした時は縁石が濡れていて、頑張ったけどタイムが出せませんでした。そのあと僕らが待機しているときに、みんながどんどんタイムアップして行ったので、路面が原因なのか、僕が乗れていないのか、と不安になりましたが、実際にアタックしてみたら路面が良くなっていて、計測1周目からタイムを出すことができました。結果としては本当に良かったです。最後のアタックではニュータイヤを1周で温めないといけなかったので、そこが難しかったです。不安でしたがなんとか合わせ込めました。1レース目はトップからのスタートなので、1周目でしっかり前に出て優勝できるように。そこでの結果が3レース目のグリッドになるので、しっかり勝ってポイントをとりたいです。タイヤは赤旗中断の間に3セット目を履きました。3分間という短い時間でうまく熱を入れることができて良かったです。
- 第10戦ポールポジション #2名取鉄平(TODA RACING)のコメント
- 昨日からマシン的にも僕のドライビングスタイルにもこのサーキットがすごく合っていました。岡山大会あたりから上達し続けていて、それがようやく噛み合った感じです。この予選でもいいパフォーマンスを見せることができました。ダブルポールをとりたかったんですが、赤旗のタイミングもありうまくタイムを出すことがきず、そこは納得できていません。第10戦でポールをとれたことで、やっとレースができるな、という感じがします。タイヤは3セット使いました。路面の状況を見ながら自分で判断しました。決勝にどう影響するかはわかりませんが、ここは抜きづらいサーキットだし悔いはありません。2セット目も3セット目も1周しかアタックしていないので、それほどネガティブには考えていません。チームも30分という短い時間で迅速にタイヤ交換をしてくれたので、感謝したいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2020/11/14) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 2 | | | 名取 鉄平 | TODA FIGHTEX TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'36.071 | - | - | 175.145 |
| 2 | 50 | | | 阪口 晴南 | Buzz Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'36.240 | 0.169 | 0.169 | 174.838 |
| 3 | 36 | | | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.548 | 0.477 | 0.308 | 174.280 |
| 4 | 37 | | | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.701 | 0.630 | 0.153 | 174.004 |
| 5 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N 320 RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'37.331 | 1.260 | 0.630 | 172.878 |
| 6 | 13 | | | 石坂 瑞基 | B-MAX ENGINEERING B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'37.919 | 1.848 | 0.588 | 171.840 |
| 7 | 3 | | | ルッカ・アレン | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 1'38.172 | 2.101 | 0.253 | 171.397 |
| 8 | 5 | | | 入山 翔 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 1'38.455 | 2.384 | 0.283 | 170.904 |
| 9 | 10 | M | 1 | 植田 正幸 | Rnsports320 Rn-sports | SPIESS A41 | 1'40.163 | 4.092 | 1.708 | 167.990 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'45.914)予選通過 ---- |
| - | 30 | M | - | DRAGON | TEAM DRAGON SFL B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'49.357 | 13.286 | 9.194 | 153.867 |
| - | 51 | M | - | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | absence | - | - | - |
- 優勝 #3阪口晴南(Sutekina #3)
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路面が濡れていたので難しいスタートになるだろうとは思っていました。三浦(愛)選手がスタートが良いのは今までのレースを見ていて分かっていました。逆に古谷選手は濡れたイン側スタートだったので厳しいだろうと思っていました。案の定スタートで三浦選手に抜かれましたが、明らかにオーバースピードだったので、無理せずうまく混乱を抜けることができました。
途中雨が降ってきてペースが落ちましたが、後ろが離れていましたし、自分がトップで最初に濡れた部分を走ることになるので、このときも無理せず走りました。それでも昨日のレースよりもペースは良かったですし、さらにペースを上げることも出来たと思います。
ライバルとの差は目に見えているより少ないと感じていますし、実際28号車は自分を上回るペースで走っているラップもありましたので、気を緩めずに次の岡山も良い週末にしたいと思います。結果という点では満足していますが、走りではまだまだ詰める部分があると感じています。
- マスターズクラス優勝 #11植田正幸(Rn-sports F111/3)
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最初の周のアクシデントの接触でアライメントが狂ってしまいましたので、ずっとハンドルのセンターが少しずれた状態で走っていました。それで特に右コーナーがうまく走れずペースが上がりませんでした。ただ完全なドライではなかったので、今田選手を抑えることはできるだろうと思っていました。
コース前半のセクター1は僕のほうが速くて、セクター4は今田選手が速いというように、それぞれ速い部分が違っていました。1コーナーはイン側が濡れていたので乾いているラインを抑えておけば入っては来れないだろうと思っていました。あの周は僕が最終を少しミスったので、今田選手もここしかないと思ったんでしょう。
接触の後はエンジンがなかなかかからずコース復帰が遅れましたが、当たったのがサイドポンツーンで、足回りへのダメージがなかったのは良かったです。
次に向けては、エンジニアがつくったクルマを乗りこなせてないところが課題です。そこを改善できれば、また良い戦いができると思います。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
9月20日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第10戦の決勝が栃木県・ツインリンクもてぎで行われ、ポールポジション(PP)スタートの#3阪口晴南(Sutekina #3)が昨日に続く独走で連勝記録を7に延ばした。2位には#3阪口を脅かす存在になりつつある#28古谷悠河(TOM'S YOUTH)が入った。
マスターズクラスは、クラス3番手からスタートした#11植田正幸(Rn-sports F111/3)が荒れたれースを制して2勝目のチェッカーを受けた。
午前中に降り続いていた雨も上がり、曇天ながらサーキットはすっかり秋の気配に包まれている。第10戦決勝の見所は、#28古谷が常勝#3阪口にどこまで迫ることができるのか、またマスターズは予選で4位に沈んだ昨日第9戦の覇者#4今田信宏(JMS RACING)の追い上げも注目された。
路面は完全なドライではなく表面がうっすら濡れている。路面温度は26度。全車ドライタイヤを装着しているので走行ラインが乾くまでは注意が必要だ。
その懸念がスタート直後の1コーナーでいきなり現実のものとなってしまった。好スタートで#3阪口のインを刺し前に出た#6三浦愛(Super License)がオーバースピードでスピン。これにより後続は大混乱。クラス2番手スタートの#30DRAGON(B-MAXエンジニアリング)はマシンにダメージを負ってここでリタイア。#6三浦もリアウィングが曲がり、S字で再度スピン、ピットに戻り悔いの残る形で自身の2戦目を終えることになった。
この難を逃れたのが、スタートでエンジンストールしてしまい大きく出遅れた#28古谷。災いが転じて混乱する1~2コーナーをくぐり抜け、トップ#3阪口の7秒後方2位の位置で1周目を終えた。
6台となってしまったレースだが、#3阪口と#28古谷はお互いにファステストラップを更新しながら周回を重ねる。そのタイムは路面状況の回復とともに、1分49秒台から48秒台へと入り、7周目には#3阪口が1分47秒881という第9戦のベストを上回るコースレコードを記録。#28古谷も必死に追いすがるが、僅かずつ差が開いていく。
この2人の20秒後方ではマスターズのトップ争いが白熱。スタートから6周を費やして#11植田の背後まで迫った#4今田が前に出るチャンスを窺う。#11植田は1周目のアクシデントで接触しアライメントが狂っている手負いの状態ながら、1分50~51秒台のペースを維持。コース前半は#11植田、後半は#4今田が速く、#4今田もなかなかチャンスを見いだせない。
そして、レースも残り5周を切った13周目の1コーナーで、やや無理をしてインに飛び込んだ#4今田と#11植田が接触。スピンした#11植田はエンジンの再始動に手間取りコース復帰が遅れるが、#4今田も左フロントタイヤを痛めてピットイン。このアクシデントで#11植田が大きくリードを築くことになった。
#28古谷を8秒後方に従えてトップをひた走る#3阪口は途中雨粒が落ちてきてペースダウンするものの、不安定なコンディション、荒れたレースをものともせず、今回も独走で7勝目。シリーズでもトップの座を確固たるものにした。
2位#28古谷は今回もスタートが鬼門となってしまい悔しがることしきりだが、速さは確実に身に着けつつあり「ペースはレース毎に速くなっている」と本人も手応えを感じている。#3阪口の前を走る可能性があるのは現状では#28古谷しかいない。
マスターズクラスは#11植田が度重なるアクシデントを乗り越えて2勝目のチェッカー。マシンはフロントウィングとサイドポンツーンが傷つき痛々しい姿になったが、第5戦菅生戦以来の勝利に笑顔を見せた。レース終了後は反省しきりの#4今田と談笑し、この和気あいあいとした雰囲気はマスターズクラスならではだろう。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Shigeru KITAMICHI
もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2020/09/20) Final Race Weather: Cloudy Course: Dry/Wet
2020 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 3 | | | 阪口 晴南 | Sutekina #3 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 17 | 31'06.455 |
| 2 | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | DL | 17 | 7.906 |
| 3 | 11 | M | 1 | 植田 正幸 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | DL | 17 | 1'10.345 |
| 4 | 27 | M | 2 | SYUJI | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 16 | 1Lap |
| 5 | 4 | M | 3 | 今田 信宏 | JMS RACING JMS RACING | DL | 16 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ---- |
| - | 34 | M | - | 三浦 勝 | CMS F111/3 CMS motor sports project | DL | 5 | 12Laps |
| - | 6 | | | 三浦 愛 | Super License Super License | DL | 0 | 17Laps |
| - | 30 | M | - | DRAGON | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 0 | 17Laps |
- Fastest Lap: CarNo.3 阪口晴南(Sutekina #3) 1'47.881 (7/17) 160.22km/h
今シーズンから始まったフォーミュラ・リージョナル選手権(全6大会14レース)も第4大会となるツインリンクもてぎ戦から後半に入った。すでにレース数としては14レースのうち8レースが終了している。
今大会で注目されたのは、ここまでシリーズリーダーだった高橋知己に代わってSuper Licenseチーム6号車のシートを得た三浦愛(みうらあい/30歳)だ。
小学生のときにカートでレースキャリアをスタートさせた三浦は、2011年の4輪レース転向後は、スーパーFJ、フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)で経験を積んだ後、2014年に全日本F3にステップアップ。旧年式のNクラスで2年走り優勝も経験した後、メインシリーズで4シーズン戦った。しかし才能あふれるドライバーのなかで上位に食い込むことは難しく、悔しく苦しいシーズンを過ごした。
そして全日本F3選手権が終了し、フォーミュラピラミッドの再編が行われた今年、新たなチャレンジの場としてKYOJO CUPに参戦している。
そんなレーシングドライバーとしてのキャリアを積み上げてきた三浦もすでに30歳。レーシングドライバーとしても岐路に立っている三浦に話を聞いた。
- 今回の参戦経緯
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開幕戦からフォーミュラ・リージョナルのシートを得たいと思って現場に足を運び、メカさんやエンジニアさんとも話をするなかで可能性を探っていました。私は岡山を得意としているので、何とか岡山で1戦だけでも出たいと思っていました。
そんなときに国井さん(Super Licenseチーム国井正巳代表)から今回のお話をいただき、びっくりしました。国井さんとは殆ど面識がありませんでしたし、スーパーライセンスチームは高橋選手がフル参戦するものと思っていましたので、正直可能性はないと思っていました。
ここまでの実績が証明しているように強力なサポートをいただけるチームですので、すごく良いお話をいただき感謝しています。
(補足)国井代表によると、今回のドライバー変更は高橋選手の事情によるものだという。チームとしては次の岡山大会までは三浦選手で参戦するが、最終戦のオートポリスは欠場の可能性もあるという。また今シーズンの残るレースは三浦選手以外での参戦は考えていないとのこと。
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- Fリージョナル(マシン)の感触
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一昨日から走り始めました。最初は良い感じだったのですが、異なるクラスのクルマが走って路面状況が変化するなかで、その変化に対応できていないと感じました。クルマは仕上がっているので、自分がもっとクルマに慣れる必要があると思っています。
リージョナルはダラーラ(F3)と比べると機敏さはありませんが、パワーもあって正にF4とF3の中間という感じがします。
ポイントは車重とターボを如何に上手に扱うかということだと思います。車重があるのでブレーキング時の止め方、姿勢のつくり方、また加速時にターボラグがあるので、滑らせずに前に進めるためのコントロールは、これまでのF3とは随分違うと感じています。
またセッティングに関しては、触れられるところが少ないなかで上手くバランスを取るのが難しく、触る場所によって変化が出るところと出ないところもあるので、まだ掴みかねているというのが正直なところです。
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- 今後(レースキャリア)のこと
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正直、今シーズンF3に乗れなくなった時点で引退は近いなと思っていました。プロになれないなかでいつまでもレースを続けるのは金銭的にも厳しいですし、また続ける意味も自分のなかで見いだせなくなりかけています。
ただ、これまでフォーミュラしか知りませんでしたが、KYOJO CUPやツーリングカーにもチャレンジするなかで、やはりまだ上のカテゴリーで走りたい、上を目指したいという気持ちが自分のなかにあることに改めて気付きました。
でも、ドライバーとしての需要がないのに、自分の欲を満たすためだけに走るのでは意味がないとも思っています。走ることで誰かのためになるとかそういうことがあるのであれば、まだ上を目指してもいいのかなという気持ちもあって、正直かなり揺らいでいます。
今年与えてもらったシートで結果を残せないのであれば走る意味はないのかなと。ダラダラ続けるつもりはないので、そこは自分の実力を受け入れて判断しなければいけないと思っています。
その意味で、リージョナルで参戦する今回のもてぎと岡山は今後を決めるための非常に重要なレースだと思っています。
素直な人柄と笑顔が魅力的な三浦だが、言葉の端々からその表情の奥に隠された芯の強さを感じさせる。それは、今回のリージョナルにかなりの覚悟を持って参戦しているからでもあるのだろう。
「人生は選択の連続である」とは、かのシェイクスピアの名言であるが、三浦はリージョナルへの参戦を経てどのような選択をするのだろう。レース参戦に新たな意味を見出すのか、レース経験を生かした居場所を見つけるのか、レースから離れた人生を歩むのか、三浦の選択に興味津々である。
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
9月19日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第9,10戦の予選が栃木県・ツインリンクもてぎで行われ、#3阪口晴南(Sutekina #3)がウェットコンディションのなか2レースともポールポジションを決めた。予選2位は#28古谷悠河(TOM'S YOUTH)、3位には初エントリーの#6三浦愛(Super License)が入った。マスターズクラスは、第9戦は#4今田信宏(JMS RACING)、第10戦は#34三浦勝(CMS F111/3)がともに初ポールポジションを獲得した。
初開催となるツインリンクもてぎのレースはエントリーが8台とやや寂しいものとなってしまった。現在シリーズリーダーの高橋知己はエントリーせず、#6号車はF3経験も豊富な三浦愛がドライブすることになった。チームとしては次の岡山戦まではこの体制でいくとのこと。
予選1回目
開始直前に雨が降り出し各チームはタイヤ選択に悩むことになった。結果的に雨は降り続いたためレインタイヤの選択が正解だったのだが、#6三浦愛はドライを選択したため途中タイヤ交換をしなければならず5分をロス、やや慌ただしい予選となってしまった。
そんなコンディションでも#3阪口の速さは安定しており、他のドライバーが慎重に周回を重ねるなか、コンディションの悪化を見越して早々に2分00秒463をマーク。翌周には1分59秒692とタイムを削り取り、この時点でポールポジションを確実なものにした。
開始9分を経過したところで、マスターズのトップだった#4今田信宏(JMS RACING)が130R立ち上がりでコースオフ。グラベルにはまってしまい、この処理のため予選は中断となった。
中断の間も雨は降り続きコンディションは悪くなる一方。タイヤ交換のためこの時点で最下位だった#6三浦にとっては苦しい状況になるが、残る5分を冷静に走り、ラストアタックでタイムアップ。マスターズのドライバーを一気に抜いて#3阪口、#28古谷に続く予選3位を獲得した。
マスターズクラスは、赤旗の原因をつくってしまったものの#4今田が初クラスポール。第1大会富士以来の参戦となった#34三浦勝が続いた。
予選2回目
予選1回目から僅か10分のインターバルで始まるため、路面状況は相変わらずウェットのまま。各ドライバーは路面状況を探りながらアタックを続ける。
ここでも#3阪口の速さは抜き出ており、悪化したコンディションのなか、2分01秒287、2分00秒052、1分59秒952、1分59秒623と確実にタイムアップを果たしていく。
これに対し、#28古谷も2分03秒434、2分02秒360、2分01秒142、2分01秒066とタイムアップはするものの、各ラップ1~2秒の遅れをとってしまう。その焦りからか予選終盤には3コーナーでコースアウトしてしまった。
3位#6三浦は#28古谷に迫ったものの逆転には至らず、上位は予選1回目と同じ順位となった。
マスターズは、先行した#30DRAGON(B-MAXエンジニアリング)、#11植田正幸(Rn-sports F111/3)を終盤に#34三浦が逆転。通算5戦目にして初ポールポジションを獲得した。
決勝は、第9戦が本日午後3時30分から14周で、第10戦は明日の午後1時20分から17周で争われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2020/09/19) Qualifying Weather: Rain Course: Wet
2020 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 3 | | | 阪口 晴南 | Sutekina #3 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 1'59.623 | - | - | 144.495 |
| 2 | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | DL | 2'01.066 | 1.443 | 1.443 | 142.773 |
| 3 | 6 | | | 三浦 愛 | Super License Super License | DL | 2'01.314 | 1.691 | 0.248 | 142.481 |
| 4 | 34 | M | 1 | 三浦 勝 | CMS F111/3 CMS motor sports project | DL | 2'03.378 | 3.755 | 2.064 | 140.098 |
| 5 | 30 | M | 2 | DRAGON | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 2'03.996 | 4.373 | 0.618 | 139.399 |
| 6 | 11 | M | 3 | 植田 正幸 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | DL | 2'05.073 | 5.450 | 1.077 | 138.199 |
| 7 | 4 | M | 4 | 今田 信宏 | JMS RACING JMS RACING | DL | 2'05.195 | 5.572 | 0.122 | 138.064 |
| 8 | 27 | M | 5 | SYUJI | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 2'08.371 | 8.748 | 3.176 | 134.649 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'11.585)予選通過 ---- |
もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2020/09/19) Qualifying Weather: Rain Course: Wet
2020 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 3 | | | 阪口 晴南 | Sutekina #3 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 1'59.692 | - | - | 144.412 |
| 2 | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | DL | 2'01.186 | 1.494 | 1.494 | 142.632 |
| 3 | 6 | | | 三浦 愛 | Super License Super License | DL | 2'04.134 | 4.442 | 2.948 | 139.244 |
| 4 | 4 | M | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING JMS RACING | DL | 2'04.891 | 5.199 | 0.757 | 138.400 |
| 5 | 34 | M | 2 | 三浦 勝 | CMS F111/3 CMS motor sports project | DL | 2'05.324 | 5.632 | 0.433 | 137.922 |
| 6 | 30 | M | 3 | DRAGON | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 2'06.593 | 6.901 | 1.269 | 136.540 |
| 7 | 11 | M | 4 | 植田 正幸 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | DL | 2'07.841 | 8.149 | 1.248 | 135.207 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'11.661)予選通過 ---- |
| - | 27 | M | - | SYUJI | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 2'13.929 | 14.237 | 6.088 | 129.061 |
- S字コーナーの停止車両(CarNo.4)回収のため、午前11時44分16秒から8分44秒間、赤旗中断とした。
ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、FIA-F4シリーズの第9・10戦が9月7日(土)~8(日)にオートポリス(大分県)で開催された。今回の舞台オートポリスは標高900mと高地にあり、高低差の激しいコースの中に大小様々なコーナーを持つチャレンジングなコース。昨年は川合が4位と、表彰台まであと一歩に迫る結果で速さを見せ、神も好きなコースにオートポリスを挙げるなど、自信を覗かせている。それだけにふたり揃っての表彰台が期待された。

予選 9月7日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
山間にあるオートポリスは天候の変わりやすさも特徴のひとつ。木曜日からのトレーニングではドライ、ウエット両方での走行となりセッティングの微調整を行った。予選が行われる土曜日は少し雲のある涼しいコンディションの中、8時5分から計測が開始された。
チャレンジングなコースゆえに赤旗が出やすいオートポリス。そのため30分間フルで走り切れる燃料は積まず軽めで臨んだ。神、川合ともに計測2周目からアタック開始、神は1分53秒552、川合は53秒350につけ早々にトップ10圏内に入れ、そのままアタックを続けて行こうというところで赤旗が掲示される。
予選時間が残り10分ほどで再開となり、ラストアタックをしていくが神は53秒628で先のタイムにあと一歩届かず。川合はラストアタックで53秒192を記録しベストを更新する。その結果、第9戦を神は12番手、川合は5番手。第10戦を神は11番手、川合は5番手からスタートすることとなった。

決勝第9戦 9月7日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
抜きどころのないオートポリスでは差が詰まっている序盤でいかにポジションを上げられるかがポイントとなる。肝心のスタートでは5番手の川合が出遅れるものの、1コーナーのブレーキングで持ちこたえてポジションキープ。神は1つポジションを上げ11番手となる。
序盤に勝負を掛ける川合は前車にピタリと付いていき、路面状況がダスティなヘアピンのアウト側から並ぶが、タイヤがグリップせず抜くには至らない。神も同じようにヘアピンで攻めていくが攻略できず。川合を含むトップ集団はラップタイムも変わらず、等間隔で相手のミスを誘うように周回を重ね、神は後ろを抑えながら前を追いかけていく展開に終始していく。
最終的にトップ集団の状況は変わらず川合は5位、神は11位でゴールを迎える。
川合は後半ペースを上げ後続を1.5秒離し、神も課題だった走り方の糸口を見つけ、タイヤが厳しくなっているはずの後半にベストタイムを記録した。

決勝第10戦 9月8日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
第10戦決勝は川合が5番手、神が11番手から臨んだ。抜群のスタートを見せた川合は1コーナーで一気に3番手のクルマに並び、ブレーキング勝負で前に出るが相手もしぶとく食いついてくる。神はポジションキープで1コーナーを立ち上がっていくが、順位を入れ替えあいながらの序盤となる。
川合は、すぐ後ろに迫る後続の猛攻を上手くブロックし周回を重ね、徐々に差を築いていく。神は6番手争いの集団の中で、6周目に10番手に上がると翌周にはさらに前車にも追いつき勝負をかけようというところで、2コーナーでクラッシュがありセーフティーカー(SC)が導入されてしまう。
3周に渡りSCランが続き、11周目からレースが再開。川合はコース内に撒かれたオイルの上に乗りオーバランしかけたことから後続に並ばれるもブレーキングで耐えてポジションを守っていく。神もミスなくリスタートをし、12周目に第2ヘアピンのアウトから仕掛け、続くジェットコースターの進入で9番手に上がる。
13周のレースのためリスタート後は3周で争われることとなったが、川合は3位を守りきり、神も9位でチェッカーを受け、表彰台とポイントを獲得した。次戦は2週間後に迫る菅生大会。チームとしても得意とするコースだけに表彰台の頂点が期待される。
- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
数週前に行った菅生テストでクルマのベースセットは決まっていたので、路面の変化と天候に惑わされず良いコンディションで走り込めた事が川合の結果に繋がった。神も良いところまで来ているが、特定のコーナーでのロスが響き苦しい戦いになった。後半戦の菅生、茂木はチームの相性が一番良いサーキットだけに何としてもこれまで以上の戦いをしたい。
- Driver 神晴也(Seiya Jin)COMMENT
-
予選は、アタックラップにミスがあってタイムロスしてしまい、上手くまとめることができませんでした。レースウィークは走り方に課題があって、第9戦の後半でようやく気付くことができました。それを踏まえて第10戦に臨んで前にも迫っていけたのですが、SCなどのタイミングもありポジションを上げきれませんでした。次戦は自分の走り方を予選までに確立できるようにすることが課題です。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
-
予選、決勝ともに細々としたミスがあったことは反省点ですが、第10戦でスタートを決められてそこからの位置取りやブレーキング勝負などでポジションを上げることができたので良かったですし、その後も自分の走りに集中して後ろを離すことができました。菅生も抜けるコースではないので何より予選一発のタイムとミスのない走りができるように集中していきたいと思います。
Le Beausset Motorsports
AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2019/09/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 13 | 28'54.342 |
| 2 | 5 | | | 三宅 淳詞 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 13 | 1.601 |
| 3 | 63 | | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セIPG F4 Le Beausset Motorsports | 13 | 2.542 |
| 4 | 24 | | | 平木 玲次 | Media DoADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 13 | 4.352 |
| 5 | 20 | | | 木村 偉織 | Silver Star Racing Silver Star Racing | 13 | 5.819 |
| 6 | 6 | | | 太田 格之進 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 13 | 5.880 |
| 7 | 60 | | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG MOTOR SPORTS | 13 | 6.015 |
| 8 | 97 | | | 石坂 瑞基 | BJRacing F110 Bionic Jack Racing | 13 | 6.366 |
| 9 | 62 | | | 神 晴也 | DENSOルボ一セJPM F4 Le Beausset Motorsports | 13 | 8.329 |
| 10 | 36 | | | 野中 誠太 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPILIT | 13 | 8.525 |
| 11 | 14 | | | 桜井 孝太郎 | ZAP SPEEDスカラシップ ザップスピード | 13 | 10.319 |
| 12 | 80 | | | 大竹 将光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 13 | 10.700 |
| 13 | 39 | | | 岡本 大地 | SACCESS RACING F4 サクセスレーシング | 13 | 10.946 |
| 14 | 8 | | | 小山 美姫 | #USLETE Honda Racing Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 13 | 11.277 |
| 15 | 16 | | | 渡辺 大祐 | Media DoADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 13 | 11.650 |
| 16 | 25 | | | 堀尾 風允 | SAMURAIサポーターズF4 TEAM SAMURAI | 13 | 12.531 |
| 17 | 9 | | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing ATEAM Buzz Motorsports | 13 | 13.339 |
| 18 | 3 | IC | 1 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校フィールドモータースポーツ FIELD MOTORSPORTS | 13 | 17.686 |
| 19 | 11 | | | 植田 正幸 | Rn-sports SEIDO-YA Rn-sports | 13 | 26.436 |
| 20 | 98 | IC | 2 | IKARI | BJRacing F110 Bionic Jack Racing | 13 | 26.559 |
| 21 | 31 | | | 甲野 将哉 | NRS F110 NRS | 13 | 29.035 |
| 22 | 28 | IC | 3 | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing ES アキランドレーシング | 13 | 32.688 |
| 23 | 30 | IC | 4 | DRAGON | TEAM DRAGON F4 B-MAX ENGINEERING | 13 | 34.021 |
| 24 | 71 | IC | 5 | 大山 正芳 | ダイワN通商/NAGISA AUTO NAGISA AUTO MOTOR SPORTS | 13 | 37.583 |
| 25 | 22 | IC | 6 | DON LUCIANO | L.B.ジャパンレーシング ティ・エム・アール | 13 | 39.346 |
| 26 | 27 | IC | 7 | SYUJI | B-MAX ENGINEERING F4 B-MAX ENGINEERING | 13 | 40.785 |
| 27 | 23 | IC | 8 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 13 | 41.403 |
| 28 | *2 | IC | 9 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | 13 | 56.524 |
| 29 | 10 | IC | 10 | 堀田 誠 | アドヴィックスムータレーシング Rn-sports | 13 | 1'03.185 |
| 30 | *86 | IC | 11 | 大阪 八郎 | Dr. Dry F110 ザップスピード | 13 | 1'16.476 |
| 31 | 77 | | | 小川 颯太 | WARMTECH Skill Speed Skill Speed | 12 | 1Lap |
| 32 | *37 | | | 平良 響 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPILIT | 12 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ---- |
| - | 18 | IC | - | 廣田 秀機 | ATEAM Buzz Racing ATEAM Buzz Motorsport | 10 | 3Laps |
| - | 33 | IC | - | 稲垣 光司 | ASHIDA MFG Co.,Ltd コウゲレーシング | 6 | 7Laps |
| - | 43 | IC | - | 吉田 基良 | ZAP SPEED F110 ザップスピード | 6 | 7Laps |
- Fastest Lap: CarNo.24 平木玲二(Media DoADVICS影山F110) 1'53.779 (3/13) 147.887km/h
- CarNo.2は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.13違反により、競技結果に対し40秒加算のペナルティーを科す。
- CarNo.86,37は、2019 FIA-F4SpR.第15条1.1)違反により、競技結果に対し40秒加算のペナルティーを科す。
FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が9月7日、大分県のオートポリスで行われ、第9戦は#5三宅淳詞(HFDP/SRS/コチラレーシング)、第10戦は#7佐藤蓮(SRS/コチラレーシング)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時5分にコースイン開始。当初は台風13号の影響が心配され、上空を厚い雲が覆い尽くしていたものの、終始ドライコンディションでの走行となったが、途中2度の赤旗中断という荒れた展開となった。
最初の赤旗は開始約10分が経過したところ。セクター3のブリッジ下で#28齋藤真紀雄(CS Marketing ES)がフロントガラスポンジバリアに突っ込んでしまったことによるものだ。ポイントリーダーの#7佐藤はこの時セクター2まで区間ベストを更新しながらアタックを続けていたが、ピットに戻らざるを得なくなった。この時点でのトップタイムは#5三宅の1'52.722、#7佐藤が1'53.001で続き、#77小川颯太(WARMTECH Skill Speed)が1'53.160で3番手につける。
予選は8時22分に再開されたが、タイヤの消耗が激しいというオートポリスのコース特性を考慮して早めに走行を切り上げるドライバーが相次いだ。ここまでベストタイム2番手、セカンドベストでトップの#7佐藤はタイヤを温存するために再開後の走行を見合わせている。そうした中、中断前は4番手にいた#6太田格之進(SRS/コチラレーシング)は再開直後に1'53.149を記録して3位に浮上。セカンドタイムでの3番手に浮上した。前日の練習走行ではトップタイムを記録した太田だったが、今回はセクター1の走りでチームメイトに後れを取った格好だ。
その後、#31甲野将也(NRS F110)のコースオフにより残り3分を切ったところで2度目の赤旗が提示され、予選はそのまま終了に。両レースともに三宅、佐藤、太田のHFDP勢が上位を独占する結果となった。
インディペンデントカップは#2仲尾恵史(TCS Racing Team)がトップタイムを記録している。
第9戦決勝はこのあと午後1時15分より13周で行われる。
- 第9戦ポールポジション、第10戦予選2位 #5三宅淳詞(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
- コース入りした時からいつになく調子が良かったので、落ち着いて行ったらいけるかな?と思っていました。今日は予選序盤にたまたま前に人がいなかったのでアタックしに行ったらトップタイムが出た、という印象です。再開後もいけるかなと思ったんですけど、トラフィックの状態が良くなかったのでやめました。監督やアドバイザー、エンジニアのアドバイスもあり、タイヤを温存することにしました。第9戦はそのまま逃げ切りたいですし、第10戦はスタートをうまく決めて前に出て、そのまま抑え切りたいです。
- 第9戦予選2位、第10戦ポールポジション #7佐藤蓮(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
- 昨日から赤旗が多くて、アタックできるチャンスは少ないのかなと思っていました。セカンドラップまではうまくタイムを出せて良かったんですが、その次の周で区間ベストが出せていたのに赤旗になってしまったのが残念です。でも2レースともフロントロースタートになったので、ポジティブな結果かなと思います。ここはタイヤが減りやすくて、昨日の様子を見ても再走ではタイムが上がっていかないかなと思っていたので、タイヤ温存のために再開後は出走しないことに決めました。この2、3周が決勝で効いてくると思うので、そのアドバンテージを活かして上がっていきたいと思います。シーズンも佳境となってきて、ポイントでもいい位置にいるので、確実に勝てたらなと思います。今年は調子がいいので、できるだけ早くチャンピオンを決めたいです。
- 第9戦、第10戦予選3位 #6太田格之進(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
- 全くまとめあげられなかったなという感じがします。セクター2、セクター3ではチームメイトとタイムが全く一緒なんですけど、セクター1だけコンマ3くらい負けています。セッティングとかタイヤの内圧がちょっと違うのもありますけど、そんなことより自分のドライビングの正確さが足りないと思います。メカニックに申し訳ないです。僕らのチーム内ではタイム差がほとんどなく、抜きにくいコースでもあるので、スタートを決めてチャンスメイクしていきたいです。決勝は長いし、タイヤに厳しいコースですので、後半に向けてちゃんと組み立てていけるように。何よりぶつかってノーポイントだけは避けたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2019/09/07) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 7 | | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'53.015 | - | - | 148.886 |
| 2 | 5 | | | 三宅 淳詞 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'53.052 | 0.037 | 0.037 | 148.838 |
| 3 | 24 | | | 平木 玲次 | Media DoADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'53.244 | 0.229 | 0.192 | 148.585 |
| 4 | 6 | | | 太田 格之進 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'53.288 | 0.273 | 0.044 | 148.528 |
| 5 | 63 | | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セIPG F4 Le Beausset Motorsports | 1'53.350 | 0.335 | 0.062 | 148.446 |
| 6 | 77 | | | 小川 颯太 | WARMTECH Skill Speed Skill Speed | 1'53.413 | 0.398 | 0.063 | 148.364 |
| 7 | 60 | | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG MOTOR SPORTS | 1'53.418 | 0.403 | 0.005 | 148.357 |
| 8 | 20 | | | 木村 偉織 | Silver Star Racing Silver Star Racing | 1'53.445 | 0.430 | 0.027 | 148.322 |
| 9 | 97 | | | 石坂 瑞基 | BJRacing F110 Bionic Jack Racing | 1'53.479 | 0.464 | 0.034 | 148.278 |
| 10 | 8 | | | 小山 美姫 | #USLETE Honda Racing Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'53.583 | 0.568 | 0.104 | 148.142 |
| 11 | 62 | | | 神 晴也 | DENSOルボ一セJPM F4 Le Beausset Motorsports | 1'53.628 | 0.613 | 0.045 | 148.083 |
| 12 | 36 | | | 野中 誠太 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPILIT | 1'53.634 | 0.619 | 0.006 | 148.075 |
| 13 | 37 | | | 平良 響 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPILIT | 1'53.663 | 0.648 | 0.029 | 148.038 |
| 14 | 80 | | | 大竹 将光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 1'53.753 | 0.738 | 0.090 | 147.920 |
| 15 | 39 | | | 岡本 大地 | SACCESS RACING F4 サクセスレーシング | 1'54.193 | 1.178 | 0.440 | 147.351 |
| 16 | 9 | | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing ATEAM Buzz Motorsports | 1'54.385 | 1.370 | 0.192 | 147.103 |
| 17 | 31 | | | 甲野 将哉 | NRS F110 NRS | 1'54.532 | 1.517 | 0.147 | 146.914 |
| 18 | 16 | | | 渡辺 大祐 | Media DoADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'54.716 | 1.701 | 0.184 | 146.679 |
| 19 | 14 | | | 桜井 孝太郎 | ZAP SPEEDスカラシップ ザップスピード | 1'55.088 | 2.073 | 0.372 | 146.205 |
| 20 | 2 | IC | 1 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | 1'55.213 | 2.198 | 0.125 | 146.046 |
| 21 | 25 | | | 堀尾 風允 | SAMURAIサポーターズF4 TEAM SAMURAI | 1'55.244 | 2.229 | 0.031 | 146.007 |
| 22 | 30 | IC | 2 | DRAGON | TEAM DRAGON F4 B-MAX ENGINEERING | 1'55.462 | 2.447 | 0.218 | 145.731 |
| 23 | 11 | | | 植田 正幸 | Rn-sports SEIDO-YA Rn-sports | 1'55.502 | 2.487 | 0.040 | 145.681 |
| 24 | 3 | IC | 3 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校フィールドモータースポーツ FIELD MOTORSPORTS | 1'55.618 | 2.603 | 0.116 | 145.534 |
| 25 | 10 | IC | 4 | 堀田 誠 | アドヴィックスムータレーシング Rn-sports | 1'56.027 | 3.012 | 0.409 | 145.021 |
| 26 | 98 | IC | 5 | IKARI | BJRacing F110 Bionic Jack Racing | 1'56.219 | 3.204 | 0.192 | 144.782 |
| 27 | 18 | IC | 6 | 廣田 秀機 | ATEAM Buzz Racing ATEAM Buzz Motorsport | 1'56.604 | 3.589 | 0.385 | 144.304 |
| 28 | 28 | IC | 7 | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing ES アキランドレーシング | 1'56.845 | 3.830 | 0.241 | 144.006 |
| 29 | 86 | IC | 8 | 大阪 八郎 | Dr. Dry F110 ザップスピード | 1'57.522 | 4.507 | 0.677 | 143.177 |
| 30 | 22 | IC | 9 | DON LUCIANO | L.B.ジャパンレーシング ティ・エム・アール | 1'59.298 | 6.283 | 1.776 | 141.045 |
| 31 | 71 | IC | 10 | 大山 正芳 | ダイワN通商/NAGISA AUTO NAGISA AUTO MOTOR SPORTS | 1'59.626 | 6.611 | 0.328 | 140.658 |
| 32 | 33 | IC | 11 | 稲垣 光司 | ASHIDA MFG Co.,Ltd コウゲレーシング | 2'00.275 | 7.260 | 0.649 | 139.899 |
| 33 | 23 | IC | 12 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 2'00.700 | 7.685 | 0.425 | 139.407 |
| 34 | 27 | IC | 13 | SYUJI | B-MAX ENGINEERING F4 B-MAX ENGINEERING | 2'01.467 | 8.452 | 0.767 | 138.527 |
| 35 | 43 | IC | 14 | 吉田 基良 | ZAP SPEED F110 ザップスピード | 2'02.121 | 9.106 | 0.654 | 137.785 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'04.414)予選通過 ---- |
全日本F3選手権第10戦は23日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、予選2位からスタートを制した大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が初優勝を飾った。
決勝は午前10時10分にフォーメーションラップが始まる。シャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)が不参加となったため、13人のドライバーがグリッドを離れた。昨夜からの雨も上がり、路面はほぼドライコンディションとなった。
スタートでは、予選2位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が蹴り出しよくインから、ポールポジションの宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)を抜き去り1コーナーでトップに躍り出た。宮田は2位に付け、予選3位の小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がスタートをミスしたためサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)が3位に、エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)が4位に上がり、小高は5位に落ちた。
2周目の1コーナーでは山口大陸(タイロクレーシング28号)がコースアウトしたため早くもセーフティーカー(SC)が導入される。
SCが退き、レースは6周目から再開。大湯は絶妙のリスタートを決めて宮田を1秒近く離し1コーナーへ。
しかし、スピードに勝る2位の宮田はトップ、大湯との差を徐々に詰め始める。7周目には0秒3まで縮め、ここから大湯と宮田の息詰まるトップ争いが勃発する。宮田は16周目にはストレートで0秒1差まで大湯に迫り、1コーナーでアウトから並びかけるが大湯もトップを死守、順位は変わらない。
18周目にはマスタークラスのトップを走っていたDRAGONが3コーナーでスピン、コースアウト。再びSCが導入されることとなった。
レースは23周目から残り3周で再開。このリスタートでも大湯は宮田を引き離して1コーナーに侵入。この後も宮田の追撃を振り切り、うれしいF3初優勝を飾った。ファステストラップをたたき出して一矢報いた宮田が2位、3位にはフェネストラズが入った。
4位には小高との攻防を制したアーメドが、5位が小高、6位には片山義章(YTB by Carlin)が続いた。
マスタークラスは山口とDRAGONがリタイアしたため久保田克昭(Planex・スマカメF3)が昨日に続いて今季2勝目を飾った。
第11戦・第12戦は、富士スピードウェイに舞台を移し、7月11日、12日に開催される。

※注)宮田のマシンに対して抗議が出されており結果は暫定扱いとなっている。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 2 | | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 25 | 42'01.176 |
| 2 | 11 | | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 25 | 1.102 |
| 3 | 65 | | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 25 | 2.147 |
| 4 | 37 | | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 2.768 |
| 5 | 8 | | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 25 | 3.605 |
| 6 | 12 | | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 25 | 4.912 |
| 7 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 25 | 6.219 |
| 8 | 51 | | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 25 | 6.898 |
| 9 | 13 | | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 25 | 8.090 |
| 10 | 5 | M | 1 | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 22.407 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ---- |
| - | 30 | M | - | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 17 | 8Laps |
| - | 28 | M | - | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1 | 24Laps |
| - | 7 | | | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | DNS | |
| *36 | | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | | 失格 |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'14.055 (7/25) 180.073km/h
- CarNo.36は、2019年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第6条1.(車両規定違反)により第22条2.12)に基づき、失格のペナルティーを科した。
全日本F3選手権は22日、スポーツランドSUGOで第9,10戦の公式予選を行い、両戦とも宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前10時15分より。コースはほドライコンディションとなった。ベストタイムで第9戦の、セカンドベストタイムで第10戦のグリッドが決定する。
開始10分前、宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が1分13秒147でトップに立ったところで、山口大陸(タイロクレーシング28号)がSPコーナーでクラッシュしたため赤旗が提示される。
セッションは午前10時34分に、残り16分で再開された。ここでエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)が1分13秒142で宮田を逆転してトップに立つ。
この後、入念にタイヤを暖めてアタックを開始した宮田が1分12秒604と2位以下を大きく上回るタイムでトップ立った。
他のドライバーもアタックを始めるが終盤には再びコースに雨が落ち始めたためタイムが振るわず、。宮田のポールポジションが確定した。2位には小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が付け、チームトムスが1-2。3位にはシャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)が入った。
第10戦は、赤旗前に出したタイムで宮田がダブルポール。2位には大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が入り、3位には小高が付けている。
ここまでこのシリーズを圧倒しているサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)は第9戦5位、第10戦6位と終盤の雨に泣かされた。
マスタークラスはDRAGON(TEAM DRAGON F3)が両戦ともポールポジションを獲得した。
第9戦は本日22日、午後3時10分より18周で、第10戦は明日23日、午前10時20分より25周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.147 | - | - | 182.309 |
| 2 | 2 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 1'13.256 | 0.109 | 0.109 | 182.037 |
| 3 | 37 | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.379 | 0.232 | 0.123 | 181.732 |
| 4 | 11 | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.428 | 0.281 | 0.049 | 181.611 |
| 5 | 65 | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.478 | 0.331 | 0.050 | 181.487 |
| 6 | 8 | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.503 | 0.356 | 0.025 | 181.426 |
| 7 | 7 | | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.845 | 0.698 | 0.342 | 180.585 |
| 8 | 12 | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'13.883 | 0.736 | 0.038 | 180.492 |
| 9 | 35 | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 1'14.063 | 0.916 | 0.180 | 180.054 |
| 10 | 51 | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'14.077 | 0.930 | 0.014 | 180.020 |
| 11 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'14.995 | 1.848 | 0.918 | 177.816 |
| 12 | 13 | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'15.307 | 2.160 | 0.312 | 177.079 |
| 13 | 28 | M | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'15.695 | 2.548 | 0.388 | 176.172 |
| 14 | 5 | M | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'16.824 | 3.677 | 1.129 | 173.583 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'20.587)予選通過 ---- |

ル・ボーセモータースポーツがスーパーFJ、スーパー耐久と併せ挑む、FIA-F4選手権シリーズの第5大会が、9月15日(土)、16日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催された。シリーズ後半戦となる今大会の舞台は、アップダウンに富み、高速コーナーが連続する難関コース。昨年は川合が入賞を果たしており、小倉は東北が地元でもあることから、目指すは表彰台。この難関コースをどう戦うかが期待された。
予選 9月15日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
木曜日から始まった4セッションの専有走行では、コンディションを問わず小倉、川合ともに絶えず上位につけて、ライバルたちに一目置かれる存在となっていた。締めとなる金曜日のセッション2では、小倉がトップからコンマ2秒差で3番手、川合もコンマ3秒差で4番手だったことから、その印象をより強くした。
土曜日の早朝に行われた予選は、ドライコンディションで迎えた。コースオープンと同時にコースインすると、専有走行での印象も踏まえ、入念にウォームアップを行っていく。まずは、6周目にふたりともターゲットである1分24秒台に入れて、これからアタックをかけていくところで、赤旗中断となる。
再開後の残り時間からすると、計測できるのは約7周。まだアタックをしていないこともあり、タイヤのグリップも問題なく、さらなるタイムアップが狙えた。再度コースインをし、周りとの間合いを確認しながら、ふたりともチェッカー直前にベストタイムをマークする。その結果、川合は2戦ともに今季最上位となる3番手につけ、小倉も4番手と、同じく自己最上位。セカンドベストタイムは5番手で、いずれも好位置から決勝レースに臨む。

決勝第9戦 9月15日(土)天候/曇り コース状況/ウエット
予選の後に降り出した雨は、すでに止んでいたとはいえ第9戦決勝を前にして、路面をまだ濡らしたままだった。ふたりもウエットタイヤを選択して、グリッドに並ぶ。それぞれ好スタートを切り、フロントローに並んだドライバーたちに続いて、1コーナーに飛び込み、レースの幕が開けた。
ふたりとも虎視眈々と前についていき、動いたのは6周目。差を詰めた川合は、4コーナーで前車のインに入り、その後のS字の進入で抜ききり2番手に。小倉も川合のバトルに乗じて前との差を詰め、ポジションアップを狙っていく。
しかし、そんな中、スタートからただ1台、ギャンブルでドライタイヤを装着していた車両が、後方グリッドから路面状態の回復と合わせ、太刀打ちできないペースで激しく追い上げて来る。8周目には4番手を走行していた小倉を、12周目には、川合ばかりか、トップをも何の抵抗もさせず抜き去る。それでも川合は2番手浮上を諦めず、最終コーナーでのスピードでは相手に優っていたため、残り2周となったホームストレートで並びかかるも、バックマーカーに行く手を阻まれ、タイミング悪く黄旗が出ていたこともあり、逆転は叶わず。
その結果、川合は3位、小倉は5位でゴールしたが、唯一ドライタイヤを履いたトップチェッカーの車両は追い上げの最中に黄旗区間の追い越しがあったため、ペナルティが課せられ10位に降格し、川合は2位に、小倉は4位へと繰り上がった。川合にとっては2年ぶりの表彰台となり、小倉はベストリザルトを更新した。

決勝第10戦 9月16日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
日曜のSUGOは爽やかな秋晴れに恵まれ、早朝からスタンドは大観衆で埋め尽くされていた。第9戦の好結果もあって、ふたりともテンションは高めだったが、集中力を欠いていなかったことは、ともに第10戦決勝のスタートをそつなく決めていたことからも明らかだ。それぞれ3番手、5番手のポジションをキープしてレースを開始する。
ふたりともオープニングラップのうちに前を行く車両に迫るも、ぴしゃりと扉を閉じられ、逆転するまでには至らない。中盤からの川合は、単独走行となっていたが、コンスタントに周回を重ねていた安定感は、今後への期待材料になるはずだ。その一方で、小倉は前大会で連勝を果たしたドライバーを背後に置いて、最後まで5番手を競い合い、ポジションを守り抜いた。
川合は3位でフィニッシュして2戦連続で表彰台に立ち、小倉も5位に入って連続入賞を果たした。SUGOでつかんだ波を、残る2大会でさらに増幅させてくれることを期待したい。続く第6大会は、10月20〜21日に九州のオートポリスで開催される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
チームの皆が求めている優勝には届かなかったが川合が僅差の2位と3位を獲得出来たことは、チームに携わる全ての方々に感動と喜びを与えてくれた。川合は勝てそうで勝てなかった開幕戦からの流れを己の力で断ち切り、力強いレースをみせてくれた。小倉も練習時から川合やライバルに負けじと踏ん張っていたが初日のレースで抜ききれず、悔し涙を流したが、翌日のレースでは競い合いに一歩も引かず、激戦を戦い抜いてくれた。
- Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
-
土曜のレースで、今まで走る機会がなかったウエットコンディションを、ぶっつけ本番みたいな感じで迎えたのですが、意外に自信を持って攻められました。前にも着いていって、逆に背後もちょっと離すぐらいだったので、臨機応変に対応できたことは、自分にとっても自信につながりました。日曜のレースは後半に後ろから迫られるような感じになったのですが、いつもより集中して、上手くポジションキープできたと思います。今まで表彰台は全然見えなかったのですが、今回は地元東北のSUGOでベストリザルトを更新できたからには、次はもう1ランク上、表彰台に行きたいと思います。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
-
スタートは2戦とも悪くなくて、特に第9戦は金曜の練習が生きて、1周目からペースが良く、抜きどころである4コーナーや最終コーナーで行けるように、タイミングを計っていました。それでトップが周回遅れに引っかかったタイミングで、チャンスを逃さず4コーナーで仕掛けて抜くことが出来ました。第10戦はドライになって自信もあったのですが、少し、走りをアジャストしきれなかったことが、前を逃した理由だと思います。ですが、レース自体はいつも以上に落ち着いてできたので、後続をほとんど気にせず走り続けることができました。予選も決勝も、走り方がすごく良くなってきたので、この流れをキープしたいです。
Le Beausset Motorsports
FIA-F4選手権第10戦の決勝が9月16日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションの#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がスタートから後続をぶっちぎり、今季6勝目を挙げた。
第10戦決勝は午前9時より15周で行われた。ウェットからドライへとコンディションが移り変わった第9戦とは異なり、この日のSUGOは朝から好天に恵まれ、終始ドライコンディションでの走行となった。
ホールショットを決めたのはポールの角田。スタートで角田の先行を許した予選2番手の#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)はこの周の馬の背で再び勝負をかけようと目論んだが、バックストレート手前のレインボーコーナーでリヤを滑らせてしまい、逆に角田に差を広げられてしまった。1周を終えた時点で角田のリードは2.014秒。その後も角田は他を圧倒するハイペースで周回を重ね、最後は7.614秒もの大差をつけてフィニッシュ。第6戦鈴鹿以来の今季6勝目をものにした。角田は次のオートポリス大会で連勝すれば、2015年に坪井翔が達成した年間最多勝記録(7勝)を上回ることになる。
2位は名取。予選3位の#63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)が3位につけた。
インディペンデントカップは#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が今季3勝目。燃料ポンプのトラブルにより第9戦決勝では出走を断念せざるを得なかった仲尾だが、今日も終盤にはシフトトラブルから失速、それでも最後まで#11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)の追撃を抑えきった。
次戦の舞台は九州のオートポリス。10月20-21日開催だ。
- 第9戦優勝 #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
-
昨日は不甲斐ないレースをしたし、富士から勝ててなかったので、メカニックの方々やチームの方々、応援してくださっている方々に今日の走りでお返しできたかなと思います。クルマはなにも変えていません。なにも問題ありませんでした。今までの流れを今日変えらたと思うので、オートポリスは二連勝を久しぶりにしたいです。
- 第9戦決勝2位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
-
スタートは悪くなかったんですが、みんな変わらずで。次勝負するとしたらバックストレートから馬の背しかないと思ったんですが、レインボーコーナーでミスしてしまって、それでチャンスを失ったのが今日の敗因ですね。菅生のレースは初めてで、わかんないことが沢山あったんですが、それを今日までに改善できなかったのは自分のミスで、反省点です。次のオートポリスも初めてですが、今週末の反省を生かしたいです。
- 第9戦決勝3位 #63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)
-
1周目しかチャンスなかったです。入りきれなくて。ペースは悪くなかったんですけど、前の二人が速すぎちゃって単独走行でした。思ったよりセットがあってなかったというか、路面コンディションの違いに自分が15周の間にアジャストできませんでした。GTの走行でラバーが載り、タイヤが食いつくとこと滑るとこがコーナーによってまちまちでした。それへの自分なりの調整ができてなかったなと。オートポリスはここよりも好きなコースなんで。タイヤがなくなるコースなんでしっかりタイヤメイクの仕方を把握して、タイムアタックのタイミングをうまく合わせられれば、今日よりも良い成績を残せると思います。
- 第9戦インディペンデントカップ優勝 #2仲尾恵史(TCS Racing Team)
-
昨日はスタート直前にエンジンがかからなくなったんです。それが悔やまれて今日はもうやめようかなと思ったくらいです。でも今日は気を取り直して勝ててよかったです。そのトラブル(燃料ポンプ)は解決しましたが、今日もトラブルが出て失速しました。もう3周あったら抜かれてましたね。残り3周くらいでシフトが上がらなくなってリズムが狂いました。2位の方がどんどん追い上げてきたので焦りました。次のオートポリスも頑張ります。残りのレースで頑張って連勝すればチャンスはあるので。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/16) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 5 | | | 角田 裕毅 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 21'12.757 |
| 2 | 6 | | | 名取 鉄平 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 7.614 |
| 3 | 63 | | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セF4 Le Beausset Motorsports | 15 | 10.084 |
| 4 | 16 | | | 澤田 真治 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 15 | 14.426 |
| 5 | 62 | | | 小倉 祥太 | DENSOルボ一セJSS F4 Le Beausset Motorsports | 15 | 16.016 |
| 6 | 1 | | | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 15 | 16.317 |
| 7 | 98 | | | 石坂 瑞基 | TOEI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 15 | 17.812 |
| 8 | 8 | | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 17.818 |
| 9 | 81 | | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG MOTOR SPORTS | 15 | 19.851 |
| 10 | 36 | | | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 15 | 22.089 |
| 11 | 38 | | | 平木 玲次 | 茨城トョペットINGING F4 インギングモ一タ一スポーツ | 15 | 24.300 |
| 12 | 25 | | | 細田 輝龍 | DRP F4 フィ一ルドモ一タ一スポーツ | 15 | 25.748 |
| 13 | 80 | | | 環 優光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 15 | 26.595 |
| 14 | 7 | | | 大滝 拓也 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 27.046 |
| 15 | 88 | | | 黒沼 聖那 | SUCCEED SPORTS F110 SACCEED SPORTS | 15 | 34.215 |
| 16 | 77 | | | 大井 偉史 | WARMTECH Skill Speed Skill Speed | 15 | 37.806 |
| 17 | 95 | | | 小山 美姫 | DRP F4 フィールドモータースポーツ | 15 | 38.020 |
| 18 | 2 | I | 1 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | 15 | 48.916 |
| 19 | 11 | I | 2 | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋F110 Rn-sports | 15 | 52.297 |
| 20 | 4 | I | 3 | 佐々木 祐一 | DayDream Sendai F110 佐々木 祐一 | 15 | 1'01.125 |
| 21 | 17 | | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 15 | 1'01.332 |
| 22 | 73 | | | 塙 駿佑 | カロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング C.S.I-REON KIDS RACING | 15 | 1'02.089 |
| 23 | 15 | | | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 15 | 1'06.087 |
| 24 | 86 | I | 4 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ザップスピ一ド | 14 | 1Lap |
| 25 | 23 | I | 5 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 14 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ---- |
| - | 82 | | | 庄司 雄磨 | OTG HubAuto F110 OTG MOTOR SPORTS | 8 | 7Laps |
| - | 55 | | | 金澤 力也 | SPASHAN Works Racing フイ一ルドモ一タ一スポーツ | 8 | 7Laps |
- Fastest Lap: CarNo.5 角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング) 1'23.913 (5/15) 158.918km/h
FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が9月15日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がいずれもポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。途中他車と接触した#7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)がコース脇にストップしたことによる赤旗中断などもあったが、セッションは時間延長などもなく定刻で走行を終了した。天候は曇り。ハイポイントコーナーの向こうに霧が出るなどしていたが、路面は終始ドライコンディションだった。
練習走行でも常にトップタイムを記録し、好調ぶりを見せていた#5角田がここでも飛び抜けた速さを発揮し、赤旗中断後に1’23.463、1’23.491を立て続けに記録してきた。この予選で1分23秒台を記録したのは角田ただ一人。2番手にはチームメイトの#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がつけたが、タイムは1’24.040に留まり、コンマ6秒近い差を角田につけられてしまった。
こちらレーシングの2台に続いたのはル・ボーセの2台。#63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)が3番手、ルーキーの#62小倉祥太(DENSOルボ一セJSS F4)は4番手と今季ベストグリッドを獲得。当初は岡山と同じセッティングを持ち込んだが、練習走行のタイムが思わしくなかったために大幅なセッティング変更を実施したことが功を奏したようだ。
なおインディペンデントカップは#4佐々木祐一(DayDream Sendai F110)がトップ。#11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)が2番手につけている。
第9戦決勝はこのあと12時55分より15周で行われる。
- 第9戦、第10戦ポールポジション #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
-
富士のことはあまり思い出したくないというか…あまり頭の良くないレースをしていたので、そういう悔しさとかをずっと抱えて菅生に気持ちをむけてきたので、自信を持ってアタックしました。今回落ち着いてアタックしたのが良かったかなと思います。クルマは悪くないし、いいスペースを見つけられたので、その分いいアタックができました。練習からの反省点も生かせたので、その点でも良かったです。赤旗の時にセクター1でベストが出ていたので、このあとどうなるか気になりましたが、タイヤを労わるために早めに引き上げたのは良かったかなと思います。今回は勝ちたいという強い気持ちを持っているので、チームのためにも、メカニックさんのためにも、自分のためにもいいレースをしたいです
- 第9戦、第10戦予選2位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
- 順位的には2番で優勝を狙える位置ですけども、タイム差がコンマ6秒開いてしまってるので良くない予選でした。練習では1日目で大きくあったタイム差が昨日は詰められたので、最初に戻っちゃったというか、決勝ではまた詰めていかないとなと思います。自分のアタックの仕方だったり、タイヤの熱の入れ方が良くなかったと思うので、チームとよく話し合って改善していきたいです。菅生はテストで走っていますが、レースは初めてなので、正直レースウィークは不安がありました。昨日改善できたことが今日は元に戻っているので焦りもありますが、レースが始まればそんなことは言っていられないので、悔いのないレースができるようにしたいです。
- 第9戦、第10戦予選3位 #63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)
- 自分の思ったタイミングでタイムを出せてなかったんですよ。赤旗の前の周に出てる予定だったんですけど。トップだけ飛び抜けたタイムだったので「どうしようかな」と思ったんですが、とりあえず前は速いメンバーが揃っていたので、その隊列のまま走っていようと思いました。ガソリンが少なくなってきたところでタイムが出ましたが、本当だったらもう1周行ったところでタイムが出るはずだったんですよ。最後の最後にミスしちゃったんで、その一つ前の周がベストになりました。気温が低いんで、タイヤ的にはずっと走ってても問題ありませんでした。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | | | 角田 裕毅 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | R1'23.491 | - | - | 159.722 |
| 2 | 6 | | | 名取 鉄平 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 1'24.118 | 0.627 | 0.627 | 158.531 |
| 3 | 63 | | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セF4 Le Beausset Motorsports | 1'24.167 | 0.676 | 0.049 | 158.439 |
| 4 | 16 | | | 澤田 真治 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'24.230 | 0.739 | 0.063 | 158.320 |
| 5 | 62 | | | 小倉 祥太 | DENSOルボ一セJSS F4 Le Beausset Motorsports | 1'24.276 | 0.785 | 0.046 | 158.234 |
| 6 | 1 | | | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 1'24.302 | 0.811 | 0.026 | 158.185 |
| 7 | *98 | | | 石坂 瑞基 | TOEI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 1'24.400 | 0.909 | 0.098 | 158.001 |
| 8 | 36 | | | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 1'24.537 | 1.046 | 0.137 | 157.745 |
| 9 | 95 | | | 小山 美姫 | DRP F4 フィールドモータースポーツ | 1'24.669 | 1.178 | 0.132 | 157.499 |
| 10 | 81 | | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG MOTOR SPORTS | 1'24.709 | 1.218 | 0.040 | 157.425 |
| 11 | 8 | | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 1'24.730 | 1.239 | 0.021 | 157.386 |
| 12 | 80 | | | 環 優光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 1'24.732 | 1.241 | 0.002 | 157.382 |
| 13 | 25 | | | 細田 輝龍 | DRP F4 フィ一ルドモ一タ一スポーツ | 1'24.735 | 1.244 | 0.003 | 157.377 |
| 14 | 38 | | | 平木 玲次 | 茨城トョペットINGING F4 インギングモ一タ一スポーツ | 1'24.767 | 1.276 | 0.032 | 157.317 |
| 15 | 55 | | | 金澤 力也 | SPASHAN Works Racing フイ一ルドモ一タ一スポーツ | 1'24.822 | 1.331 | 0.055 | 157.215 |
| 16 | 17 | | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'25.106 | 1.615 | 0.284 | 156.691 |
| 17 | *77 | | | 大井 偉史 | WARMTECH Skill Speed Skill Speed | 1'25.241 | 1.750 | 0.135 | 156.443 |
| 18 | 88 | | | 黒沼 聖那 | SUCCEED SPORTS F110 SACCEED SPORTS | 1'25.407 | 1.916 | 0.166 | 156.139 |
| 19 | *82 | | | 庄司 雄磨 | OTG HubAuto F110 OTG MOTOR SPORTS | 1'25.647 | 2.156 | 0.240 | 155.701 |
| 20 | 15 | | | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'25.800 | 2.309 | 0.153 | 155.423 |
| 21 | 11 | I | 1 | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋F110 Rn-sports | 1'25.906 | 2.415 | 0.106 | 155.232 |
| 22 | 4 | I | 2 | 佐々木 祐一 | DayDream Sendai F110 佐々木 祐一 | 1'25.945 | 2.454 | 0.039 | 155.161 |
| 23 | 2 | I | 3 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | 1'26.058 | 2.567 | 0.113 | 154.957 |
| 24 | *73 | | | 塙 駿佑 | カロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング C.S.I-REON KIDS RACING | 1'26.257 | 2.766 | 0.199 | 154.600 |
| 25 | 23 | I | 4 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'27.966 | 4.475 | 1.709 | 151.596 |
| 26 | 86 | I | 5 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ザップスピ一ド | 1'28.520 | 5.029 | 0.554 | 150.648 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'32.318)予選通過 ---- |
| 27 | *7 | | | 大滝 拓也 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | deleted | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'23.758)を更新しました。
- CarNo.7は、2018 FIA-F4選手権統一規則第23条1.違反(予選中のタイヤ交換)により、タイムを抹消した。
- CarNo.77,82は、黄旗区間でのベストタイムを記録したため、当該タイムを削除し、3rdタイムを採用した。
- CarNo.98,73は、黄旗区間で2ndタイムを記録したため、当該タイムを削除し、3rdタイムを採用した。
全日本F3選手権第10戦は18日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が2位以下を寄せ付けず今季7勝目を飾った。
決勝は午後4時10分より14周で行われた。正午前から気温も徐々に上昇したが湿度は低く、絶好のレース日和となった。
スタートはポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が抜群のダッシュで1コーナーへ向かう。2位には予選順位のまま宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が続き、3位には予選3位の金丸悠(B-MAX RACING F3)をかわした予選4位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が上がってきた。
序盤、坪井と宮田は1秒5前後の差で推移するが、抜きどころのないもてぎではファステストラップポイント1をかけた2人の争いに注目が集まった。宮田が6周目に坪井のファステストを上回ると坪井は10周目に1分44秒615をだし、このタイムでファステストラップポイント1を獲得した。
優勝は坪井、2位には宮田が入った。3位の大湯は序盤から金丸、阪口晴南(TODA FIGHTEX)を背後に従え3位争いを演じていたが、中盤からはこの集団に1周目に笹原右京(THREEBOND)、河野駿佑(HubAuto F318)を立て続けにパスしてきた片山義章(YTB F318)が加わる。しかし、この4人も決め手がなく、3位大湯、4位金丸、5位阪口、6位片山の順でゴールを迎えることとなった。
初参戦の藤波清斗(B-MAX Racing F3)は予選順位と同じ9位でゴールした。
Nクラスは一人参加のジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)が14位で完走。開幕からの連勝を9と伸ばし、明日勝てば今シーズンのNクラスチャンピオンが決定する。
第11戦は明日19日午前8時25分から14周で、第12戦は午後4時30分より20周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 24'34.860 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 3.314 |
| 3 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 14 | 16.600 |
| 4 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 17.238 |
| 5 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 14 | 19.006 |
| 6 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 20.600 |
| 7 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 24.442 |
| 8 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 30.495 |
| 9 | 21 | | 藤波 清斗 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 36.312 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 36.728 |
| 11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 45.669 |
| 12 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 46.320 |
| 13 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 50.678 |
| 14 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 14 | 71.488 |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 13 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| 16 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1 | 13Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井 翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'44.615 (10/14)
全日本F3選手権第5大会(第10,11,12戦)は18日、栃木県のツインリンクもてぎで公式予選を行い第10戦、第11戦とも坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
例年この時期のツインリンクもてぎはすり鉢状のサーキットのため、蒸し暑い中でセッションが行われるが、早朝から寒いくらいの気温で、初秋の装いの中、午前8時20分より30分間の公式予選が行われた。ベストタイムで第10戦のセカンドベストタイムで第11戦のグリッドが決定する。
1セット目のタイヤでは先ずは練習から好調の坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が1分44秒424でトップに立ち、これにチームメートの宮田莉朋(同)が続く。3位はここに来て真価を発揮しつつある金丸悠( B-MAX RACING F3)が付けた。
全車一度ピットインを行った後の2セット目のアタックでも坪井が好調。2周ゆっくりとウォームアップを行った後、3ラップ連続でアタックを行うと涼しい気温のため「43秒台には入るとは思ってたがここまで伸びるとは思わなかった」と1分43秒424とコースレコードを大幅に上回り文句なしのポールポジションを決めた。2位には宮田が43秒681で続き、3位には金丸が滑り込んできた。
4位には大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が、5位には好調の河野駿佑(HubAuto F318)が戸田勢に割って入り、6位には阪口晴南(TODA FIGHTEX)が続いた。
セカンドベストタイムで決まる第11戦の順位もトップ3は第10戦と同じ。4位には阪口、5位は大湯、6位は河野となっている。
先週の金曜日に急遽参戦が決まり、フォーミュラはFCJ以来5年ぶりという初参戦の藤波清斗(B-MAX Racing F3)は「思ったより良かったですが、ずっとハコ車に乗ってたのでダウンフォースが大きく乗りこなせていない」というものの第10戦9位、第11戦7位とまずまずのポジション。
Nクラスからただ一人参戦するジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)は第10,11戦ともポールポジションを獲得した。
第10戦は午後4時10分より14周で行われる。第12戦のグリッドはこのレースの順位で決まるため「ポールポジションが取れたのが大きかった。スタートを決めれば勝てるので3連勝はいける」という坪井のスタートに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'43.484 | - | - | 167.030 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'43.681 | 0.197 | 0.197 | 166.713 |
| 3 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'44.093 | 0.609 | 0.412 | 166.053 |
| 4 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'44.345 | 0.861 | 0.252 | 165.652 |
| 5 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.347 | 0.863 | 0.002 | 165.649 |
| 6 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'44.428 | 0.944 | 0.081 | 165.520 |
| 7 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'44.485 | 1.001 | 0.057 | 165.430 |
| 8 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.622 | 1.138 | 0.137 | 165.213 |
| 9 | 21 | | 藤波 清斗 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'44.732 | 1.248 | 0.110 | 165.040 |
| 10 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.802 | 1.318 | 0.070 | 164.930 |
| 11 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'45.243 | 1.759 | 0.441 | 164.239 |
| 12 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'45.661 | 2.177 | 0.418 | 163.589 |
| 13 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'46.375 | 2.891 | 0.714 | 162.491 |
| 14 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.692 | 3.208 | 0.317 | 162.008 |
| 15 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'47.446 | 3.962 | 0.754 | 160.871 |
| 16 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'48.511 | 5.027 | 1.065 | 159.292 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'54.127)予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'44.078)を更新しました。

ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権シリーズ第5大会が、8月5日(土)、6日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催され、川合孝汰・平木玲次・平木湧也の3人が参戦した。
今季2回目の開催となる、このハイスピードコースは湧也に優勝経験があり、また第3戦では3人揃って入賞を果たすなど、チームにとって相性もいい。シリーズ後半戦の大量得点に向け、弾みをつけるにはまたとないステージでの活躍に期待がかかる。
予選 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
前大会のSUGOの練習走行から3人とも確実な進化が見られ、今回の富士大会でも更なる進化を目指してサーキット入り。走り初めとなる木曜日の専有走行では、いずれもセッションごとにタイムを縮め、特に川合は3セッションのすべてでトップ10につけ、セッション2では2番手につけた。金曜日の練習走行においても、早朝のセッション1では揃って自己ベストを更新するなどいい感触を得ていた。
今回の予選は、後半にタイヤが温まり、燃料も軽くなったところでのアタックを狙ったことから、燃料をセーブするためにコースオープンと同時にコースインをせずに、4分ほど待機した後、3人はコースへと送り出された。
しかし、いざアタック開始というタイミングで、目の前にはジェントルマンドライバーの集団が。湧也はその集団をうまくかわしたものの、かわしきれずクリアが取れない状態での走行となった川合と玲次はクールダウンを行いつつ、間隔を広げていく。そうして間合いを保つことでアタックとなったものの、タイヤのピークを使うことが難しい予選となった。
それでも、湧也は第9戦を5番手、第10戦も5番手から臨むこととなり川合は6番手、7番手とトップグループの後に付くポジションとなった。しかし、上位につけたドライバーがペナルティで3グリッド降格となったため、第9戦はひとつずつポジションを上げる。予選中、ほとんどクリアがとれなかった玲次は、第9戦を17番手、第10戦を18番手から挑むこととなった。

決勝第9戦 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
上空には灰色の雲が浮かぶものの、雲の切れ間からは強い日差しが注がれ、汗ばむようなコンディションとなった第9戦決勝レース。湧也と川合は予選の直後にポジションアップとなったのは前述のとおりながら、さらにポールシッターがマシントラブルでリタイアというアナウンスがあり、ふたりの前にいるマシンは2台だけとあって、またとないチャンスが舞い込んだ。
ともに好スタートを切り、1コーナーには3番手、4番手で飛び込んでいく。そして、いきなり5台でのトップグループが形成され、激しい攻防の中、4周目の1コーナーで川合が5番手に。上位の2台が逃げていく中、湧也は3番手を保ち続けていたが、6周目に4番手に。その後、湧也は7番手、川合が6番手をキープし周回を重ねたが11周目の13コーナーで川合は縁石に乗り、姿勢を乱してしまったため、7番手でチェッカー。湧也は5番手でレースを終えた。
一方、玲次は前を行く車両をとらえ続け、8周目には12番手まで浮上。最終ラップにはもう1台を抜いて11番手に。さらに先行していた車両のペナルティによる降格があったため、ひとつ順位を上げて10位入賞を果たすこととなった。その結果、5位の湧也、7位の川合とともに、トリプル入賞を果たした。

決勝第10戦 8月6日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
この日もドライコンディションが保たれ、そつなくスタートを切った湧也だったが、1コーナーまでに6番手に。そして川合はホイールスピンが大きく、2台に先行されて10番手となる。しかし、2周目に1台が順位を落としたことから9番手に上がり、前の車両から遅れることなく、川合は逆転のチャンスを待った。
一方、湧也も4番手を争う4台の集団の中で激しいバトルを繰り広げながら、やはり逆転のチャンスを待ち続け、コーナーでは差を詰めるも、ストレートで引き離されてしまう。必死に堪え続けたのだが、14周目の1コーナーでついに限界が訪れ、7番手に。そして、その1周前、湧也を含む4番手争いの集団に追いついたことから、いよいよ勝負と前の車両を1コーナーでアウトから抜こうとした川合だったが、並んで前に出たところで追突されてコースアウト。マシンにダメージを負うも、なんとか完走をという執念が実って、21位でチェッカーを受けた。そして湧也は7位でフィニッシュ。
18番手スタートだった玲次は、またしてもオーバーテイクショーを披露していた。11周目には13番手に上がり、さらに13周目には川合
を巻き込んだアクシデントもあったことから、11番手まで浮上し、入賞まであと一歩のところでチェッカーとなった。
結果以上に、大きな収穫がそれぞれにあった第5大会富士。次の戦いは3週間後に控えた鈴鹿となる。残る戦いは少なくなってきただけに、なんとか記録だけでなく、記憶にも残る大会としてくれることが大いに期待される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
常時クルマのバランスも良く、ドライバーが常に攻められる状態ではあったが、思いの外ストレートスピードが伸びず、レースを通して幾つかの対応策を試してみたが決勝では決め手を欠いてしまった。鈴鹿では十分戦えると思うので、ドライバー自身も今持つパフォーマンスを最大限に出し切って貰いたい。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
-
第9戦ではチームメイトとのバトルを含め、レースの組み立ては今までよりもうまくできたと思います。ただ、その直後に自分のミスで13コーナーの縁石に乗り過ぎて、ダートに出てしまい、6位が確実だったところでひとつ順位を下げてしまったことが、残念でした。第10戦はスタートでホイールスピンが大きくて、クルマが前に進んでいかない状況で抜かれてしまったのですが、その後は前のクルマに引っ張って行ってもらう状態で、4番手集団を追いかけていって、最後の4周ぐらいで勝負をかける予定でした。実際、詰まったので1コーナーの立ち上がりでうまく合わせられて、外から抜き去ったんですが横から当てられてしまって。リタイアせずに済んだのは良かったのですが、それが本当に悔やまれます。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
-
予選は、ずっと前と後ろと争ってしまい、クリアも取れない状況で、グリッドも下位に沈んでしまいました。ここは今回いちばんの反省点です。レースウィークを通じ、ずっと調子が良くない中、そう行った流れを引きずってしまったのは僕の責任で、そこは今後変えていかなくてはならないところだと思います。第9戦はなんとか10位まで上がることができたので、内容的には良かったです。1台ずつ上がれたというのは、ポジティブな面だったと思います。第10戦も順調に上げられたのですが、中盤にバトルになった時、一発で仕留められず前との距離も空いてしまったので、それがなければ、もうふたつぐらい上げられたかもしれません。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
-
このレースウィークを通じて調子はけっこう良くて、コーナー自体はまわりとほとんど変わらなかったと思います。ただ、ストレートで離されてしまって厳しい戦いでした。なかなか難しい中で、自分のできることは精いっぱいやったつもりですし、その中でベストな結果も出せたと思っています。ただ、もうひとつ、もうふたつ前に行きたいという気持ちはありました。第9戦はグリッドも前の方でしたが、トップグループについていくのがやっとで、かなり厳しかったです。第10戦もセット変更も行なって賭けてみたのですけど、なかなか難しかったです。とはいえ今シーズンの中では、前が見えてきたという印象も強く、次の鈴鹿もこの流れのまま、うまく詰めていきたいと思っています。
Le Beausset Motorsports
FIA-F4選手権第10戦の決勝が8月6日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、第9戦を欠場した#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げた。
第10戦決勝は午前8時40分より15周で行われた。この日の富士は快晴。朝から強い日差しが降り注ぐ中での戦いとなった。
ポールシッターの大湯は前日の第9戦決勝をリタイヤしたため他のドライバーよりもタイヤの消耗が少なく、この決勝では大きなアドバンテージを得ているとみられていた。実際大湯はスタートでトップに立つと、2位につける#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)との差を一気に広げにかかる。
4周終了時点で1.070秒、6周終わりでは1.389とそのリードは広がっていったが、大湯が期待したほどのアドバンテージはなかったといい、それを裏付けるかのようにレースが8周を過ぎたあたりからは逆に笹原がその差を縮めていく。10周目には1.042秒、12周目には0.697秒、そしてファイナルラップを迎えた時点でその差は0.505秒となった。
しかし笹原も懸命に大湯に食らいついて周回を重ねていたこともあり、すでにタイヤは限界に達しており、セクター2、セクター3ではクルマを滑らせないように心を砕くだけで手いっぱいの状況。結局大湯がそのまま逃げ切り、今季2勝目、自身通算4勝目を手にすることになった。
3位には3番手スタートの#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が入った。序盤こそ#35河野駿佑(HubAuto F110)の猛追を受けたが、中盤以降は完全に単独走行で3位をキープしていたが、実は序盤からスロットル系の動作不良に悩まされており、終始苦しい走りを強いられていたとのことだ。
また、今回の富士大会がデビュー戦となった#18名取鉄平(ATEAM Buzz Racing F110)は予選15番手からのスタートながら着実に順位を稼ぎ、最後は8位でフィニッシュと、まずまずの結果を残している。
次戦の舞台は鈴鹿。スーパーGTのシリーズ戦としては今回が最後となる鈴鹿1000kmのサポートレースとして8月26-27日に行われる。
- 優勝 #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- 今までは勝ちたいという気持ちが強過ぎました。SUGOの1レース目も両側から挟まれてリタイヤでしたが、一旦2位に下がってもいいという気持ちだったらぶつかってなかったかもしれません。2レース目に関してはもう謝るしかありませんけど。右京選手もすごく勝ってるからポイントリーダーってわけじゃなくて、無理をせず着実に2位3位をとって、確実に行けるところは勝つ。そこの差というか気持ちの部分が直せる部分だなと思いました。そこに気がつくことができたという意味ではSUGOは成長できたレースでした。他の人には本当に申し訳ないと思いますけど。
- 2位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- できればスタートで前に出たい気持ちでしたが、そううまくはいかなくて。大湯選手が1レースぶん走行していないこともあって、タイヤの状態が僕らよりはるかに良かったので、最初はとにかくついていければ御の字だと思っていました。僕は前半からタイヤを酷使していたので、レース中盤から後半は本当に厳しかったのですが、諦めずにミスなく走っていたら、最後に本当に差が縮まってきました。もちろん優勝できなかったことは悔しいですが、今回の2位は誇りに思えるというか、すごく頑張って100%出し切れたと思います。 鈴鹿は僕らHFDP勢によってはホームコースなので、2連勝目指して頑張りたいです。ポイント差を広げてはいますが、そこで気を抜かずに鈴鹿でさらに有利に進められたらと思います。
- 第10戦3位 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
- 常にセクター2、3が遅かったので、そこが課題点だと思っています。それからレース序盤からでトラブルが起きていて、1速に入れたらエンジンが止まったり、シフトダウンの時にブリップしてくれなくて回転落ちちゃったりして。最初の数周はアクセル踏んでも失速したり、後半もシフトダウンの最中にコントロールしてくれなくてショック受けたり、そのために自分の満足する走りができなかったのは残念ですが、その中でスタートから順位を落とさず、3番手で終えられたのは良かったです。ただ前の2台は速かったので、今後はしっかりついていけるようにしたいと思います。昨日と違って追いつけなかった分悔しいですし、序盤苦しかったです。自分もまだF3が残っており、FIA-F4で走る機会はあまりないと思いますが、いきなりレースウィークに入っても優勝できるように、そしてポイントランキングも上がっていけるようにしたいと思います。頑張ります。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 26'54.556 |
| 2 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 0.439 |
| 3 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 15 | 4.490 |
| 4 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 11.233 |
| 5 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 15 | 13.092 |
| 6 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 13.731 |
| 7 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 14.373 |
| 8 | 18 | 名取 鉄平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 15 | 14.813 |
| 9 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 15.283 |
| 10 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | DL | 15 | 17.637 |
| 11 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 24.285 |
| 12 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | DL | 15 | 25.057 |
| 13 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 15 | 26.512 |
| 14 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 15 | 32.971 |
| 15 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 33.466 |
| 16 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | DL | 15 | 34.459 |
| 17 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 15 | 34.558 |
| 18 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | DL | 15 | 38.347 |
| 19 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 15 | 45.357 |
| 20 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 15 | 45.394 |
| 21 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 51.331 |
| 22 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 1'00.879 |
| 23 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | DL | 15 | 1'01.628 |
| 24 | 73 | 牛井渕 琴夏 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | DL | 15 | 1'01.708 |
| 25 | 4 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing F110 佐々木祐一 | DL | 15 | 1'03.372 |
| 26 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | DL | 15 | 1'05.462 |
| 27 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 1'08.007 |
| 28 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 15 | 1'08.476 |
| 29 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 15 | 1'09.757 |
| 30 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 15 | 1'17.224 |
| 31 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | DL | 15 | 1'41.746 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
| - | *50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 12 | 3Laps |
- Fastest Lap: CarNo.6 笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'47.221(7/15) 153.205
- CarNo.50は、FIA-F4 Spr第15条1.1)2)(他車への衝突行為)違反により、競技結果に対し40秒加算のペナルティーを科した。
FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がベストタイム、セカンドタイム両方でトップとなり、2戦連続でポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。この日の天候は曇り。朝から汗ばむ陽気の中での走行となった。
最初にトップに立ったのは#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)。1'46.516をアタック開始直後に記録してきた。2番手には#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)、3番手に大湯が続く。しかし開始から14分が経過したところで大湯が1'46.111を記録してトップに浮上、結局このタイムを誰一人上回ることができず、大湯は第6戦オートポリス以来、今季3度目のポールポジションを獲得、さらに後半のアタックでも1'46.238を出し、2戦連続でのポールポジションを獲得した。
ポイントリーダーの笹原は第9戦3位、第10戦2位と優勝の狙えるポジションを確保、角田も第9戦2位、第10戦4位となり、このHFDP勢に割って入る形で#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が第10戦で3位のポジションを得た。
第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日朝8時40分より、いずれも15周で行われる。
- 第9戦予選PP、第10戦予選PP #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- みんなペース的な部分は速いと思いますし、その中で僕自身の作戦がうまく決まったかな、というところがあると思います。
僕自身も調子が良いいですし、僕の中では順当です。無理しなくてもポール取れたし、しっかり自分の力を出し切れたという気持ちです。練習走行の段階から路面温度や天気も予想がついていたので、その中でしっかり引き離せたのは良かったです。ホンダとしてもチーム力の底上げをするためにしっかりテストをしてきましたし、レースに向けての気持ちはもチーム全体が強いと思います。トムスの宮田選手も結構速いと思いますし、僕自身のマージンがそれほどあるとは思っていません。接戦になると思います。でも前回の富士ではくらいつくので精一杯って感じでしたが、今回はやれるんじゃないかなと思います。決勝は、焦らず、集中しながらも周りをみることも忘れずに頑張ります。まだ菅生のこと引きずってるんで(笑)
- 第9戦予選2位 、第10戦予選4位 #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
- 練習から調子が良かっただけに悔しいのもありますが、ポールをとった大湯選手は練習から予選のことを考えてコツコツと準備をしてきていたので、そこでもう負けていたのかなという感じでした。2位は悔しいけど、納得です。セカンドタイムはもうちょっと行きたかったです。練習から単独走行を意識しすぎて、スリップの練習をしてこなかったので、スリップのつき方がうまくなかったと思います。そこは今後の課題です。富士はスリップが特に重要で、それができないと4位以内に入るのも難しいと思います。第1レースはしっかりスタートを決めて優勝したいと思います。
- 第9戦予選3位、第10戦予選2位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- 比較的クリアラップが取りづらい状況でしたが、そうした中でもうまく場所どりができ、結果的に3周連続でほぼ同じくらいのタイムが出ました。ベストを取れるはずのラップは第3セクターで前に引っかかってしまいました。それまではポールを取れるくらいのペースだったので勿体無かったです。今週末は練習走行の順位はあまり良くなかったのですが、いろいろトライした中での順位でした。ですから予選はうまくまとめることができれば3位以内に入ると思っていましたので、最低限の結果は出せたと思います。富士はスリップも効き、オーバーテイクも可能なので。決勝はいつものように、しっかり楽しんで前を目指していければと思います。
- 第9戦予選4位、第10戦予選3位 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
- 譲っている時に走行ラインが他の車両と重なったことと、四輪脱輪があったことで1レース目はペナルティで3グリッド降格になりましたが、2レース目は3番ならまあいいかなと。抜けるコースだし、チャンスはあるんで。1レース目はどうなるかわかりませんけど、ベストを尽くしてやるだけなんで。練習走行の木曜日は調子が良かったんですが、金曜にいろいろセッティングを試して、そこから正しい判断ができなくて予選を失敗してしまいました。でも予選の中で原因は見つかったので、そこは良かったです。自分としては去年の8月のように優勝したいし、今年の5月の富士も優勝しているし、とにかく結果を残すしかないと思います。今年2回目のホームコースですからね。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'46.238 | - | - | 154.623 |
| 2 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'46.319 | 0.081 | 0.081 | 154.505 |
| 3 | *1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | 1'46.452 | 0.214 | 0.133 | 154.312 |
| 4 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'46.490 | 0.252 | 0.038 | 154.257 |
| 5 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | 1'46.511 | 0.273 | 0.021 | 154.226 |
| 6 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | 1'46.572 | 0.334 | 0.061 | 154.138 |
| 7 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'46.656 | 0.418 | 0.084 | 154.017 |
| 8 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'46.709 | 0.471 | 0.053 | 153.940 |
| 9 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'46.724 | 0.486 | 0.015 | 153.919 |
| 10 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'46.929 | 0.691 | 0.205 | 153.623 |
| 11 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | 1'46.959 | 0.721 | 0.030 | 153.580 |
| 12 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | 1'47.084 | 0.846 | 0.125 | 153.401 |
| 13 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | 1'47.131 | 0.893 | 0.047 | 153.334 |
| 14 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | 1'47.147 | 0.909 | 0.016 | 153.311 |
| 15 | 18 | 名取 鉄平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | 1'47.214 | 0.976 | 0.067 | 153.215 |
| 16 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | 1'47.248 | 1.010 | 0.034 | 153.166 |
| 17 | *25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | 1'47.252 | 1.014 | 0.004 | 153.161 |
| 18 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'47.336 | 1.098 | 0.084 | 153.041 |
| 19 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | 1'47.534 | 1.296 | 0.198 | 152.759 |
| 20 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 1'47.675 | 1.437 | 0.141 | 152.559 |
| 21 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | 1'47.798 | 1.560 | 0.123 | 152.385 |
| 22 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | 1'47.830 | 1.592 | 0.032 | 152.340 |
| 23 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 1'47.904 | 1.666 | 0.074 | 152.235 |
| 24 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'47.981 | 1.743 | 0.077 | 152.127 |
| 25 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'48.005 | 1.767 | 0.024 | 152.093 |
| 26 | 73 | 牛井渕 琴夏 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | 1'48.378 | 2.140 | 0.373 | 151.570 |
| 27 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | 1'48.679 | 2.441 | 0.301 | 151.150 |
| 28 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | 1'48.828 | 2.590 | 0.149 | 150.943 |
| 29 | 4 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing F110 佐々木祐一 | 1'49.207 | 2.969 | 0.379 | 150.419 |
| 30 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'49.678 | 3.440 | 0.471 | 149.773 |
| 31 | 86 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | 1'50.165 | 3.927 | 0.487 | 149.111 |
| 32 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | 1'50.716 | 4.478 | 0.551 | 148.369 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'56.969)予選通過 ---- |
| - | 9 | 畑 亨志 | アーネクトwith Field FIELD MOTORSPORT | absende | - | - | - |
| - | 83 | 植木 匠 | NRS・INTERCEPT NRS | absence | - | - | - |
全日本F3の第5大会(第10戦、第11戦)が鈴鹿サーキットで行われ、第10戦でTDPドライバーの坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)がポール・トゥ・ウィンで自身F3での初勝利。同じくTDPドライバーの宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)が2位で続き、TDPドライバーによる1-2フィニッシュを果たした。第11戦でもポールポジションの坪井が一度も首位を譲ることなく2連勝を飾った。

第10戦で自身初勝利を挙げた坪井翔(中央)と2位に入った宮田莉朋(左)
全日本F3選手権の第5大会(第11戦、第12戦)が6月24日(土)と25日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。
今季の全日本F3には、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーとしてトヨタの支援の下、22歳の坪井と、17歳の宮田がシリーズフル参戦している。一昨年のFIA-F4チャンピオンでF3参戦2年目の坪井は今季これまで2位2回、3位3回。そして昨年のFIA-F4チャンピオンで今季よりステップアップした宮田も2位2回、3位4回と好成績を残しているが未勝利。初勝利を目指し鈴鹿ラウンドに臨んだ。
24日(土)併催レースの遅れにより予定よりも35分遅れの午前11時35分、晴天の下で30分間1セッションの予選が開始。この予選でのベストタイムが第10戦、セカンドベストタイムで第11戦のグリッドが決定された。
セッション開始と共に各車アタックに入り、まずタイムをマークしたところで、坪井がトップ、宮田が2番手に。その直後にコースアウト車両が発生したためセッションは赤旗中断に。
6分ほどの中断の後に予選が再開され、各車タイヤを新品に替えて再アタック。しかし、ここでまたスピン車両により赤旗。最後は残り3分30秒での一発アタックとなり、ここでも坪井がトップタイムを更新。坪井は自身F3で初となるポールポジションを獲得した。最初のアタックで記録したセカンドベストも坪井がトップとなり、第10戦、第11戦共に坪井がポールポジション。
宮田はベスト、セカンドベスト共に2番手で続き、第10戦、第11戦共にTDPドライバーが最前列に並んでスタートを切ることとなった。
予選の後、予定よりも5分遅れの午後5時5分に、曇り空の下で第10戦の決勝(12周)がスタート。ポールポジションの坪井は若干出遅れたものの首位をキープ。宮田もこれを追う形に。後方でライバルが3位を争う間に坪井、宮田の2台はこれを引き離して1-2体勢に。
一時は1秒以上に広がった首位坪井と2位宮田の差は、終盤にかけて宮田が差を詰めていき、ファイナルラップには0.4秒差に。しかし、宮田はデグナーコーナーで僅かに体勢を乱し、坪井を攻めるまでには至らず。そのまま坪井がトップでチェッカーを受け、F3参戦2年目にして自身初の優勝を飾った。宮田が2位で続き、TDPドライバーによる1-2フィニッシュを果たした。
25日(日)は雨の予報もあったが、朝方には雨は止み、路面は部分的に濡れているところが残っているもののほぼドライで全車スリックタイヤを装着してコースイン。午前10時5分に17周で競われる決勝レースがスタートした。
ポールポジションの坪井は順調なスタートを切ったが、やや濡れていたイン側スタートとなった宮田は出遅れ、後続2台にかわされて4位へ後退。
首位の坪井はすぐに1秒以上の差を後続につけ首位を快走。宮田までのトップ4台はほぼ等間隔のまま周回を重ねていった。
4位の宮田は5周目にS字でミスし1秒ほどタイムをロスしたが、終盤には再び上位との差を詰めることに成功。それでも各車オーバーテイクまでには至らず、そのままの順位でチェッカー。坪井は2戦連続のポール・トゥ・ウィン。宮田は4位フィニッシュとなった。

第10戦、第11戦と2戦連続ポール・トゥ・ウィンを飾った坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #1)

第10戦で2位、第11戦4位となった宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #36)
トヨタ自動車(株)
GAZOO Racing Company
全日本F3選手権第10戦は24日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、総合では坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が初優勝、NクラスではDRAGON(B-Max Racing F306)が今季5勝目を飾った。
第10戦は定刻より5分遅れて午後5時5分よりフォーメーションラップが始まった。上空を覆った雲は徐々に厚くなり太陽は完全に隠れた。
ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は完璧なスタートではなかったもののかろうじて予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)を押さえてトップで1コーナーに侵入。予選4位の高星明誠(B-MAX NDDP F3)は同3位のアレックス・パロウ(THREEBOND)をかわし3位に上がる。
オープニングラップでは3位に上がった高星に4位のパロウがピタリと付ける。シケインでは両者軽く接触するも、2周目の1コーナーではアウトからパロウが高星をかわし予選順位の3位に復帰。高星は4位に落ちた。
トップの坪井は徐々に2位・宮田との差を広げ6周目には1秒1まで離し、トムス勢1-2でレースは進行。4位に落ちた高星だったが、4周目にこのレースのファステストラップをたたき出すと、7周目には前を走るパロウとテールトゥノーズまで持ち込む。シケインでピタリとパロウに付けた高星は8周目の1コーナーでアウトからパロウをかわし3位に復帰した。
トップに立った坪井だったが8周目あたりから再び宮田がその差を詰め始める。10周目には0秒6、11周目には0秒4とファイナルラップにはテールトゥノーズでの争いとなるが、宮田はデグナーでオーバーステアを出し追撃もここまで。12周を走って坪井がトップでゴールし、初優勝を飾ることとなった。2位には宮田が、3位には高星、4位にはパロウが入った。
ポイントリーダーの高星は選手権ポイントを84と伸ばし、直接のライバル、パロウとの差を18ポイントと広げた。5位には大津弘樹(TODA FIGHTEX)、6位にはイェ・ホンリー(KRC with B-Max F315)が続いた
NクラスはポールポジションのDRAGON(B-Max Racing F306)がスタートでトップに立つと後続との差を徐々に広げ、そのまま今季5勝目を飾った。2位にはアレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)が付けていたが、3位の植田正幸(Rn山下製作所F308)が11周目の1コーナーでヤンをパス、2位でゴールした。ヤンは3位。4位には長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)が続いた。
このレースで20戦中10戦とちょうど半分を消化。第11戦は明日25日、午前10時10分より17周で争われる。予報は雨、後半戦スタートを勝利で飾るのは誰になるのであろうか。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
SUZUKA CLUBMAN Rd.4 -RIJ- (2017/06/24) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 1 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 12 | 22’50.657 |
| 2 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 12 | 0.901 |
| 3 | 23 | | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 12 | 3.057 |
| 4 | 12 | | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 12 | 6.500 |
| 5 | 2 | | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 12 | 14.412 |
| 6 | 33 | | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 12 | 16.127 |
| 7 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 12 | 16.796 |
| 8 | 78 | | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 12 | 19.096 |
| 9 | 21 | | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 12 | 22.845 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 12 | 25.693 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 12 | 35.320 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’10.963 |
| 13 | 11 | N | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’18.419 |
| 14 | 5 | N | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’20.576 |
| 15 | 22 | N | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’22.063 |
| 16 | 13 | N | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’37.183 |
| 17 | 55 | N | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1’38.762 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.23 高星明誠(B-Max NDDP F3) 1'53.858 (4/12) 183.61km/h
全日本F3選手権第10,11戦は24日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、両戦とも総合では坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が、NクラスでDRAGON(B-Max Racing F306)がそれぞれポールポジションを獲得した。
前プログラムの予選で何度も赤旗が提示されたため、F3の公式予選は35分遅れの11時35分より行われた。天候は下り坂。上空には薄雲が広がり、太陽が柔らかい日差しを場内に落とす。ベストタイムで第10戦の、セカンドベストタイムで第11戦のグリッドが決まる。
30分間で行われる予定の予選は開始早々から波乱含み。坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が3周目、まずは1分53秒116でリーダーに立ったところで、山口大陸(タイロクレーシング28号)がデグナーでクラッシュ。1回目の赤旗が提示される。
赤旗解除後、残り10分を切ったあたりで各車ニュータイヤを履いてピットアウト。2周のウォームアップの後、アタックを始めたところで、今度はブルーノ・カルネイロ(AlbirexRT-WILSON)がスプーンでスピンし、コース上にマシンを止めたたため2度目の赤旗が提示された。
予選は3分30秒延長され、この時間内で各車1周のアタックが始まる。ここでもトップタイムをマークしたのは1分52秒746で坪井。2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)を僅差で上回り、第10戦で自身初のポールポジションを獲得した。3位にはアレックス・パロウ(THREEBOND)が付けた。現在ポイントリーダーの高星明誠(B-MAX NDDP F3)は5位と出遅れた。
セカンドベストで決まる第11戦は、開始早々に出したタイムでここでも坪井が2戦連続のポールポジション。2位には宮田が、3位には高星が入った。
NクラスはDRAGON(B-Max Racing F306)が第10,11戦ともポールポジション。第10戦の2位には長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)が、3位は植田正幸(Rn山下製作所F308)が入った。第11戦の2位は上田、3位は長谷川と入れ替わった。
第10戦の決勝レースは本日24日、午後5時より12周で行われる予定だが、タイムスケジュールが遅れているためスタート時間が変更されるかも知れない。
- 第10,11戦ポールポジション 坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
-
「2回も赤旗が出る波乱の予選でしたが、こうなるのは前回の鈴鹿もそうだったので、1回目もちゃんとタイムを出してトップを取れました。2回目はアタックする周で赤旗が出たのでタイヤ的にどうかなと思ったんですが、再開後にちゃんと決められて、僅差でしたけど初めてのポールを取れました。ダブルポールで一安心です。昨日の練習でやられてたので取り返せて良かったです。決勝は後の2台のペースが速いのでなんとか序盤で逃げ切れたらと思います。まずは苦手なスタートですね。前に出られれば戦えます」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUZUKA CLUBMAN Rd.4 -RIJ- (2017/06/24) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 10 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.746 | - | - | 185.419 |
| 2 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.764 | 0.018 | 0.018 | 185.389 |
| 3 | 12 | | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'52.839 | 0.093 | 0.075 | 185.266 |
| 4 | 2 | | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'53.298 | 0.552 | 0.459 | 184.515 |
| 5 | 23 | | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'53.496 | 0.750 | 0.198 | 184.193 |
| 6 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'53.763 | 1.017 | 0.267 | 183.761 |
| 7 | 33 | | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'53.769 | 1.023 | 0.006 | 183.751 |
| 8 | 78 | | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'54.774 | 2.028 | 1.005 | 182.142 |
| 9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'55.019 | 2.273 | 0.245 | 181.754 |
| 10 | 21 | | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'55.251 | 2.505 | 0.232 | 181.388 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'56.689 | 3.943 | 1.438 | 179.153 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.969 | 6.223 | 2.280 | 175.720 |
| 13 | 22 | N | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.109 | 6.363 | 0.140 | 175.513 |
| 14 | 11 | N | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.118 | 6.372 | 0.009 | 175.500 |
| 15 | 5 | N | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.821 | 7.075 | 0.703 | 174.470 |
| 16 | 13 | N | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'00.408 | 7.662 | 0.587 | 173.620 |
| 17 | 55 | N | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'01.029 | 8.283 | 0.621 | 172.729 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'04.061)予選通過 ---- |

2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の第9・10戦が10月23日、鈴鹿サーキット国際南コース(三重県)で行われ、第9戦を角田裕毅(Drago Corse)が、第10戦を朝日ターボが(MASUDA RACING RROJECT)優勝した。
3月に開幕した2016年オートバックス全日本カート選手権戦は、ツインリンクもてぎ(栃木県)、フェスティカサーキット瑞浪(岐阜県)、茂原ツインサーキット(千葉県)、スポーツランドSUGO(宮城県)と、日本各地を転戦しながら最終ラウンドを迎えた。半年に及ぶ日本最速カートドライバーの称号を懸けた争いは、いよいよ最終決戦の地、鈴鹿で決することとなる。タイトルの可能性を残しているのは、名取鉄平(Team Birel ART)、宮田莉朋(EXPRIT TAKAGI RACING)、朝日ターボ(MASUDA RACING PROJECT)、角田裕毅(Drago Corse)、高橋悠之(TONYKART R.T.J.)、菅波冬悟(SUCCED SPORTS Jr)の6名だ。
【第9戦】 角田裕毅、念願の今季初優勝
土曜日に行われたタイムトライアルでは、ランキング2位の宮田がトップタイムをマークした。タイムトライアルが自身の課題だと常々口にする宮田が、佳境を迎えたタイトル争いに向けて勢いづく形となった。2番手にはランキング3位の朝日が続いた。
予選ヒートでは、タイトル争いをする角田がエンジントラブルでスタートできずにレースを終えてしまう。フロントローの2台、宮田と朝日の順位が入れ替わる形でチェッカーを受け、決勝ヒートのポールポジションを朝日が獲得した。2番手には宮田、3番手には佐々木大樹(TONYKART R.T.J.)、4番手には澤田真治(EXPRIT TAKAGI RACING)と続いた。
迎えた決勝ヒート、ポールスタートの朝日が好スタートを決め、2番手には佐々木が上がる。宮田は5番手まで順位を落としてしまう。朝日、佐々木が後続を引き離すかと思われたが、最後尾から猛烈な勢いで角田が順位を上げてくる。レース中盤、角田は佐々木の後ろについたかと思うと一瞬にして抜き去り、次の周には朝日を抜き去った。そのまま角田は残りの周回数をトップで走り切り、念願の初優勝を飾った。2位には朝日が、3位には宮田が続いた。
- 角田裕毅のコメント
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「予選を走れなかったのでタイヤは残っていました。茂原と似たような状況ではありましたが、茂原ほどアドバンテージはないのかなと思っていました。公式練習の時から自分に速さがあることは分かっていたので、一つずつ順位を上げていき先頭集団に追いつき勝つことができました。恵まれたチームに恵まれたタイヤ、恵まれたエンジンという環境でレースができていたので、今回ようやく勝つことができてほっとしました」
【第10戦】朝日ターボ逆転優勝、宮田莉朋2度目のチャンピオン獲得
午後に入って少し気温は下がった中、第10戦の予選ヒートは行われた。1番手宮田が好スタートを決める一方、2番手スタートの朝日がスタート直後の1コーナーでスピンをしてしまう。最後尾まで順位を落とした朝日は、15位で予選ヒートを終えることとなる。一方の宮田は、1位でチェッカーを受け決勝ヒートのポールポジションを獲得した。
第10戦の予選ヒートまで消化したところで、チャンピオン獲得の権利は宮田と朝日の2名に絞られた。朝日は後方からのスタートに加え予選ヒートでの獲得ポイントがなく、ポールポジションスタートの宮田が圧倒的に有利な状況で、2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の最終レースはスタートの時を迎えた。
ホールショットを決めたのは2番手スタートの澤田だったが、すぐに宮田がトップを奪い返す。宮田、澤田の2台に佐々木を加えた3台で周回数は消化されていく。3台が三つ巴のバトルを繰り広げる中、後方から朝日が怒涛の追い上げを見せ、4番手まで順位を上げてきた。周回数残り2周のヘアピンにて、澤田が宮田のインを突く。さらにそのインを佐々木が突きトップに浮上する。しかしその直後のクランクコーナーにて佐々木と澤田が接触してしまう。その一瞬の間隙を縫って前に出たのは朝日だった。トップでファイナルラップに突入した朝日は、そのまま宮田を従えトップでチェッカー。名誉挽回の逆転優勝を飾って見せた。2位には宮田が、3位には小高一斗(ADVAN HIROTEX)が入った。
チャンピオン争いを制したのは2位でチェッカーを受けた宮田で、2014年に続く2度目のタイトル獲得となった。
- 朝日ターボのコメント
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「予選を自分の失敗でダメにしてしまったので、絶対にチームの努力を無駄にしないようにと、15番手スタートではありましたが諦めずに優勝を狙ってプッシュしました。菅生では散々な結果ではありましたが、その反省を踏まえ今大会には本当にいいタイヤを持ち込むことができました」
- 宮田莉朋のコメント
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「昨年は1勝もできずに終わってしまい、今年は最低でも1勝は上げるという意気込みで臨みましたが、茂原で2連勝をしてからチャンピオンを意識していました。2014年にチャンピオンを獲得した時よりは有利な状況での最終戦でしたので、結果を残せばチャンピオンを獲れると思っていました。ここでは勝つことができなかったので残念ではありますが、チャンピオンを獲得することができて本当に良かったです」
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA

ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、FIA-F4選手権シリーズの第5大会が8月6日(土)、7日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。ドライバー育成を最大の主旨とし、さらなる盛り上がりが期待されるシリーズに、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人を走らせる。
オートポリスで行われるはずだった第3大会が中止になったことにより、代替レースとして第5戦が今大会に組み込まれることとなった。スケジュールとしては、土曜日に予選を1回、決勝を1回、そして日曜日に決勝を2回実施する、3レース開催はFIA-F4としてはもちろん初めて。ドライバーにとっては、なかなか得がたい経験となるのは間違いなく、大量得点が可能な一方で、逆に大量の差をつけられる可能性もあることから、シリーズの天王山となる可能性は十分にある。
国内最長のストレートを持つ富士は、激しいスリップストリーム合戦が繰り広げられることで知られ、オーバーテイクの機会は他のサーキット以上に多いが、抜きやすい事ばかりをイメージするのは禁物だ。むしろ、抜かれやすいサーキットでもある。どのタイミングで前に出れば、先にチェッカーを受けられるか、逆にここで抜かれても、再逆転は可能である、といった、駆け引きの重要性も大いに問われる。
予選 8月6日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
同じ富士が舞台であっても、第2大会が行われた5月であれば爽やかに映る青空であるが、8月ともなると日差しが強烈すぎて、むしろ猛暑が最大のライバルともなっていた。
専有走行が行われる木曜日から、3人のドライバーは走行開始。セッションごと、それぞれ着実にタイムを縮め、興味深かったのは3人のタイムが程よく揃っていたことだ。
そして迎えた土曜日の予選。3レース行われるが、予選は通常どおり1回だけの計測で、第5戦(第1レース)はベストタイムの、第9戦(第2レース)はセカンドベストタイムの順でグリッドが決まる。そして、第10戦(第3レース)は、第5戦決勝のベストタイム順で決められることになっており、なおかつタイヤも通常より1セット多く使用することが可能とされている。
もちろん、川合も玲次も湧也も予選で使用するのは1セットのみ。計測開始後ピットで3分間待機し、ピットを離れていく。ターゲットとする1分46秒台への突入が最も早かったのは川合ながら、その後の伸びを欠いてしまう。やはり経験の違いか、コンスタントにタイムを刻んでくるのは湧也だったが、予選の前に唯一スプリングを変更していたことが、どうやら裏目に出てしまい、3人の中でベストタイムでは湧也が速かったものの、セカンドベストタイムでは玲次の方が上回った。だが、玲次は黄旗提示区間の減速義務違反があり、ベストタイムを削除されてしまう。
その結果、湧也は第5戦で11番手、第9戦で13番手からのスタートとなり、川合は16番手と17番手、玲次は17番手と16番手と、レースごとポジションをシェアすることとなった。
決勝第5戦 8月6日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
照りつける太陽は、最初の決勝を迎える頃になっても容赦なく降り注ぐ。3人のドライバーが装着していたのは、2セット目のニュータイヤ。もちろん、第10戦で少しでも上位のグリッドを得ようという狙いによるものだ。
それぞれスタートはまずまず。湧也が13番手、玲次が15番手、川合が18番手でオープニングラップをクリアする。バトルを重ねつつ、着実に順位を上げていった湧也が10位でフィニッシュした一方で、川合は5周目のコカコーラコーナーで、接触を回避しようとしてスピン。その後の挽回もなかなかままならず、14位でゴールするのが精いっぱいだった。そして玲次は12位でゴールしたが、ストレートでのオーバーテイク時に走路外走行があったと判定され、ペナルティによるタイム加算で32位にまで降格を余儀なくされることになった。
しかし、そんな状況の中において、湧也はベストラップ2番手を獲得し、第10戦にはフロントローから挑むことが決定した。
決勝第9戦 8月7日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
ゴールデンウィークの第2大会に比べれば少ないとはいえ、今回も日曜日のサーキットには33,500人もの大観衆が詰め寄せていた。 連日の猛暑ではあったが、そんな過酷な条件であっても、ドライバーに集中力を欠くことは許されない。スタートを決めて、2ポジションアップとしていたのが川合だった。後方からのチャージもしのぎ続けて、その後も周回を重ねるうちに、やがて玲次も近づいてくることに。編隊を築いて順位を上げてくることが期待されるも、8周目のダンロップコーナーで玲次は押し出される格好となってスピン。それから間もなく、川合もプリウスコーナーでのオーバーランがあり、順位を落とす。一方、湧也はスタートに出遅れたこともあり、フロントローから挑む第10戦に照準を当て、ドライビングやクルマの操り方を大きくアジャスト。これが新たな方向性の発見となるとともに、終盤のペースも上がっていく。その結果、いったんは大きく順位を落としていたが、着実に順位を上げる要素となり、最終ラップには川合の背後でフィニッシュすることに。
上位陣にペナルティに課せられ、降格もあったことから川合は13位、湧也は14位、そして玲次は23位となった。
決勝第10戦 8月7日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
最後の決勝は、スーパーGTの決勝終了直後に行われた。すでに日は傾いており、やや気温は下がっているとはいえ、ようやく普通の暑さになったという印象だ。それより強烈な西日と、GTカーのラバーがしっかり乗った路面は少なからぬ気がかりになったが、コンディションの大幅な変化に、どうドライバーが対応してくるか注目された。湧也は2番手、玲次は16番手、川合は19番手からのスタートとなる。
そしてレッドシグナルが消えて、レースが開始。好スタートを切った湧也は1コーナーにインから飛び込み、トップ浮上を狙うが、しっかりガードを固められて、ここでの逆転はならない。だが、その後方では逆転もあれば、接触も!2台がコース上に止まったこともあり、即座にセーフティカー導入を示すSCボードが300Rから提示される。だが、血気盛んなドライバーたちの多くに、それは目に留まらなかったようでセクター3で相次ぐ追い越し、そして接触。その餌食に玲次がなってしまい、13コーナーで後続車両に追突されてダメージを負い、力なくピットに戻ってきてリタイアを余儀なくされる。一方、中団に沈んでいたことが、ある意味幸いし、川合は混乱を回避できて14番手に順位を上げる。
5周目でSCランは終了、リスタートも完璧に決めた湧也はトップに続いて、逆転のチャンスを待つ。しかし、そこにポイントリーダーが急接近。湧也は8周目の1コーナーで順位を変えるも、ベストラップをマークし続け、激しく前車を追い上げた13周目のコカコーラコーナーで2番手に再浮上し、今季最上位でのフィニッシュを果たすこととなった。
一方、川合も激しいバトルを繰り広げつつ順位を上げて、10周目には9番手に立つが、最終ラップのヘアピンで接触があってコース脇にストップ。完走扱いとはなったものの、入賞の機会を逸することとなった。
久々の表彰台に立ち、満面の笑みを浮かべていた湧也。しかしながら、結果表が正式はおろか、暫定すら一向に出ない。SCラン中の追い越し、接触の審議に時間がかかっていたためだ。そして、午後10時近くになって、ようやく出された正式結果には追い越し違反でトップの降格が! その結果、湧也が繰り上がって優勝。自身だけでなく、チームにとってもFIA-F4での初優勝を獲得した。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
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3人とも出入りの激しいレースだったが、大きくセッティングを変えた最終レースでは、クルマ本来のポテンシャルが引き出せ、チームと湧也にとって初優勝を勝ち取ることが出来た。ただ、ライバルと同じ土俵に上るには、更にドライバーを含めたチーム力を上げる必要があると考えている。もっと強いクルマを作り、もっと貪欲に戦わなければならない。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
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走り始めの練習走行から歯車がうまく噛み合わず、どうしたらいいんだろうな、と思っているうちに本番を迎えることになってしまって……。それでも第1レース、第2レースともにスタートは悪くなくて順位は上げられたのですが、予選順位が悪かったせいで普段は戦わない相手とバトルしていたせいか、第1レースでは幅寄せされてスピン。第2レースでは飛び出したりしていました。それでも第3レースではまたスタートも決まり、SCラン後にも順位を上げることができ、シン
グルあたりまで行っていたんです。ところが、最後の最後に接触があって、巻き込んだところを後ろのクルマに突っ込まれて終わってしまいました。第3レースに関しては、感触も良くて追い上げていけたので、非常に悔しいです。この悪い流れを断ち切れるように、次の鈴鹿に向けてしっかり準備していきます。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
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第1レースはストレートで抜く時に走路外走行だったということで、ペナルティを受けてしまい、12位ゴールだったんですが、大きく順位を落としてしまいました。内容的には良かったレースだと思います。第2レースはペースもよかったんですが、中盤に相手を抜く時、押し出されてスピンして。それで後方からの追い上げで、25位という結果になってしまいました。第3レースは、SCランの最中に追突されてしまいマシンのダメージが大きくリタイアと、今週はまともにレースができず、本当に悔しいです。このあとは再来週の鈴鹿に向けて、自分がどれだけいい準備ができるかどうかだと思うので、絶対に完璧な状態にして行きます。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
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チーム、監督のおかげです。第3レースの前に大幅なセット変更をして、クルマの状態も良かったですし、レースもちゃんと組み立てられましたし、クリーンなバトルもできました。もちろん僕にとって2位も最上位ですから嬉しかったんですが、優勝となると、もっともっと純粋に嬉しいです。正直、今週の始まりは10番手に入るのはやっとという状況で、決して調子は良くなかったんですが、今回は3レース制ということで、唯一チャンスがあるのは第3レースだろうと。そこで勝てるよう、レースウィークを予選から組み立てていき、第1レースでニュータイヤを入れて、良いポジションが得られたことがすべてだったと思います。第2レースを、第3レースに対するセットの調整というか、データ取りで行って、中団に埋もれはしましたが、その状況でクルマの動きを確認できて、大胆なセット変更をしたのが本当に効きました。ラッキーでしたが、こういう位置にいないとチャンスは巡ってこないことを改めて感じたので、もうこの位置から離れないようにします!
Le Beausset Motorsports
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセFTRS | DL | 14 | 31'17.534 |
| 2 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do Kageyama F110 | DL | 14 | 0.759 |
| 3 | 9 | 阪口 晴南 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 14 | 3.095 |
| 4 | 36 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 | DL | 14 | 4.157 |
| 5 | 7 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 14 | 4.180 |
| 6 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 14 | 6.046 |
| 7 | 58 | 阿部 拓馬 | AEONガレージC F110 | DL | 14 | 16.460 |
| 8 | 15 | 勝亦 勇雅 | ノムメカルーカストF110 | DL | 14 | 17.123 |
| 9 | 29 | 朝日 ターボ | ヴァンガードGULFまるはF110 | DL | 14 | 19.410 |
| 10 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | DL | 14 | 26.517 |
| 11 | 3 | 池島 実紅 | AUTOBACS SUTEKINA F4 | DL | 14 | 27.627 |
| 12 | 52 | 石澤 浩紀 | 埼玉トヨペットGreen Brave | DL | 14 | 28.773 |
| 13 | 2 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing | DL | 14 | 32.714 |
| 14 | 30 | 中根 邦憲 | カーペットなかね家具/GULF | DL | 14 | 43.006 |
| 15 | 13 | 吉田 基良 | BMG F110 | DL | 14 | 43.881 |
| 16 | *37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 | DL | 14 | 48.032 |
| 17 | 38 | 安部 哲 | ガレージ茶畑F110 | DL | 14 | 50.901 |
| 18 | *25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field | DL | 14 | 1'02.472 |
| 19 | *14 | 根本 悠生 | 東京トヨペットGUNZE KCMG | DL | 14 | 1'03.093 |
| 20 | 86 | 鉢呂 敏彦 | COLLET F110 | DL | 14 | 1'04.442 |
| 21 | *63 | ファン ドユン | VSR Lamborghini SC | DL | 14 | 1'16.149 |
| 22 | *18 | 霜野 誠友 | SAccess Racing F110 | DL | 14 | 1'16.702 |
| 23 | *55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 14 | 1'19.367 |
| 24 | *11 | 大湯 都史樹 | エヴァRT弐号機tanzen Rn-s | DL | 14 | 1'41.573 |
| 25 | *23 | YUGO | S2R Racing | DL | 14 | 1'47.864 |
| 26 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | DL | 13 | 1Lap |
| 27 | *60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 | DL | 13 | 1Lap |
| 28 | *8 | 上村 優太 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 13 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | *50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 | DL | 10 | 4Laps |
| - | *70 | 平 優弥 | Leprix Sport F110 | DL | 4 | 10Laps |
| - | *61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 | DL | 2 | 12Laps |
| - | 83 | 武平 良介 | オートモデラーズカフェ+10・NRS | DL | 1 | 13Laps |
| - | 10 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング | DL | 0 | 14Laps |
| - | 21 | DRAGON | RSS F110 | DL | 0 | 14Laps |
| - | 17 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 | DL | 0 | 14Laps |
| - | *75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwith Field | DL | 0 | 14Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋’FTRSスカラシップF4) 1'47.399 (14.14) 154.389km/h
- CarNo.37,25,63,18,55,60,8,50,61,11は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中の追い越し)違反により、競技結果に対して50秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.11は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第15条1.1(他車への衝突好意)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.23は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.70は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中の他車への衝突行為)違反により、競技結果に対して60秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.75は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中の他車への衝突行為)違反により、競技結果に対して50秒加算のペナルティーを科した。
FIA-F4選手権第10戦の決勝は1周めからセーフティーカーが導入される荒れた展開となり、7番手スタートから前車を次々にパスしてきた#37小高一斗(FTRSスカラシップF4)がトップでチェッカーを受けた。
3レース開催の最後の戦い、第10戦決勝は午後5時25分にスタート。
ポールポジションの#16篠原拓朗(Media Do Kageyama F110)と2番手の#62平木湧也(DENSO ル・ボーセFTRS)が1コーナーからコカコーラコーナーまで併走状態という激しいバトルを展開したその後方で3番手スタートの#10大滝拓也(SRS-F/コチラレーシング)が1コーナー立ち上がりでスピン、これに#17加藤潤平(ATEAM Buzz Racing F110)が巻き込まれる格好でコース上にストップしたため、早くもセーフティーカーが導入されることに。
この時点で3位には#11大湯都史樹(エヴァ弐号機RT)、4番手には#37小高、5番手に#9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)が浮上していた。
レースは5周目からリスタート。
するとこの周のダンロップコーナーで小高が大湯のインをついて3位に浮上、そのまま一気にトップ2台とのギャップを縮めにかかり、8周めの1コーナーで平木を、11周めの1コーナーでは篠原を次々に抜き去ってトップに立った。
その後方ではオープニングラップの混乱の中でフロントウィングにダメージを受けた大湯に阪口、#7石坂瑞基(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)らが次々に襲いかかるが、大湯も簡単にはポジションを明け渡さず、テール・トゥ・ノーズの大集団が形成され、コースのいたるところで抜きつ抜かれつを繰り返した。
結局レースは14周めに入ったところで規定の30分が経過してチェッカー。
小高がトップでフィニッシュし、2位平木、3位篠原の順。
ただし1周めにセーフティーカーが導入された際、コースのいたるところで何人かのドライバーが追い越しを行ったことが確認されており、午後7時50分現在未だに暫定結果すら出ていない状況。
優勝者を含め順位が今後変更される可能性がまだある。
次戦の舞台は鈴鹿サーキット。
8月27-28日開催だ。
※午後9時57分に正式結果が発表されました。トップでチェッカーを受けた小高一斗他多くのドライバーがSC中に追い越しを行ったとして競技結果に対して50秒加算のペナルティーが科されています。優勝は平木祐也、2位・篠原拓朗、3位・阪口晴南となっています。
- *優勝 #37小高一斗(FTRSスカラシップF4)(この後ペナルティーが科されて16位)
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スタートがすごく決まって、1コーナーの混乱がなかったらもうちょっと上に行けたと思ったんですけど、一旦飛び出して、戻ってきて、という感じでした。僕と(大湯)都史樹と(阪口)晴南が並んでBコーナーに入っていったところでSCが出て、多分13コーナーでボードが出ていたと思うんですが、そこは冷静に対応しました。ここ2レースで焦ってたと思われてたんで、僕的にはそんなことなかったんですけど、焦ってないってことをこのレースで証明できたかなと思います。ここまでの2回すごく流れが悪かったんで、壁に当たったとか言われてたんですけど、3回目でその壁をぶち壊すことができたので良かったと思います。もう初優勝より全然嬉しいです。鈴鹿は得意なので、2連勝したいと思います。
- *2位 #62平木湧也(DENSO ル・ボーセFTRS)(この後、優勝)
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今シーズン全然いい成績が残せなくて、チームを移籍したってのはあるんですが、チーム自体も優勝したくて呼んでくれたってのもあるので、なんとか結果を残さなきゃいけないという状況で中盤戦までいいとこ無しでした。チームも一生懸命やってくれてるんですけどなかなか結果が出ない状況で、今回は3レース制ということでチャンスはここしかないと思って、優勝することだけを考えてやってきたんですけど、2位という結果です。シリーズポイントとかじゃなくて優勝するためにやっているので、悔しいですけど、調子悪かった中での2位という成績を出せたことは良かったです。次の鈴鹿は得意ですし、テストも重ねていってこのまま勢いに乗っていけたらなあと思います。去年ファイナルラップまでトップを走っていて、飛び出して優勝を逃しているので、今年こそ優勝したいと思います。
- *3位 #16篠原拓朗(Media Do Kageyama F110)(この後、2位)
-
今回はちゃんと表彰台に上がれましたが、ポールからスタートして本当に勝ちたかったので、すごく悔しかったです。セーフティーカー明けてから何周かはリードを保てたんですけど、途中からペースが上げられなくなって小高君に抜かれてしまいました。でも抜かれる中で自分に足りないものがわかったので、次の鈴鹿に生かしたいと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
全日本F3の第5大会(第9戦、第10戦)が行われ、TDPドライバーの坪井翔(TEAM TOM'S)が第9戦で2位、第10戦も3位と連続表彰台を獲得。同じくTDPドライバーの山下健太(TEAM TOM'S)は第9戦で6位、第10戦は坪井と表彰台を争い、4位でフィニッシュした。

第10戦では坪井翔(TEAM TOM'S #37)と山下健太(TEAM TOM'S #37)による激しい3位争いが展開された
全日本F3選手権の第5大会(第9戦、第10戦)が7月16日(土)と17日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
全8大会、17戦で競われる2016年の全日本F3は、早くもシーズンを折り返し、後半戦に突入した。今季の全日本F3には、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)支援ドライバーとして山下健太と坪井 翔の2名がTEAM TOM'Sから参戦している。
20歳の山下は全日本F3で2年連続ランキング2位。3年目の今季はチャンピオン獲得が絶対目標となる。第1戦、第2戦、第5戦と今季ここまでに3勝を挙げ、ポイントランキングでは首位につけているが、ライバルの追い上げも激しく、予断を許さない状況となっている。
21歳の坪井は、昨年FIA-F4に参戦し初代チャンピオンを獲得。今季より全日本F3にステップアップした。勝利こそまだないものの、開幕から3度の2位を含む7戦連続表彰台獲得。ランキングでは僅差の3位につけており、初勝利、及びランキング上位を目指す。
16日(土)は未明からの雨で路面はウェットながら、午前10時半からのF3予選開始時には雨も止み、徐々に路面コンディションが向上していく中で決勝グリッドを決めるアタックが繰り広げられた。
第9戦予選(10分間)では山下、坪井共に3周目からの本格アタックでトップタイムを争ったが、今季より新しいエンジンを投入したライバルに、ストレートの長い富士では苦戦。山下が2列目3番手、坪井はその後方5番手につけた。
10分間のインターバルの後に行われた第10戦予選は、更に路面状態が改善。チェッカーが振られるファイナルラップに、めまぐるしくタイムが塗り替えられる展開に。3番手から6番手はコンマ2秒台に4台が入る僅差の争いとなったが、山下と坪井は最後の最後に逆転され、それぞれ5,6番手で3列目に並んでのスタートとなった。
路面がどんどん乾いていったスーパーフォーミュラの予選の後、午後4時15分から第9戦決勝(15周)のフォーメーションラップが開始された。再び雨が降る可能性も残してはいたが、山下、坪井を含むほとんどの車両がスリックタイヤでレースに臨んだ。
スタートでは3番手グリッドの山下がひとつポジションを上げる一方で、5番手グリッドの坪井はTGRコーナー(1コーナー)進入時に行き場を失い、7位へとポジションダウン。
山下は序盤首位に仕掛けるも逆転は叶わず、その後はじりじりと引き離されることとなった。7位に落ちた坪井は前車を攻め、複数台での4位争いを展開。7周目には5位に浮上した。
8周目、Nクラスの車両によるクラッシュが発生し、セーフティカーが導入。12周目に再スタートとなったが、この時、首位の車両と2位山下の間に周回遅れ車両が入っており、山下は再スタートへ向けた加速でこの周回遅れ車両に阻まれる形となり、首位から大きく引き離されてしまった。
加えて、この周回遅れに詰まった後続も一気にTGRコーナーへなだれ込むこととなり、激しい2位争いの中で山下はライバルと接触。車両にダメージを負い、ペースダウンを余儀なくされてしまった。
一方、この再スタートで4位へとひとつポジションを上げた坪井は、ペースの上がらない山下をパスすると、その時点でのファステストラップを更新する速さを見せて猛追。ファイナルラップには2位へ浮上し、チェッカーを受けた。山下は6位フィニッシュとなった。
17日(日)は曇り空。直前に行われたスーパーフォーミュラのフリー走行で路面は乾いていき、ライン上はほぼドライ、部分的にまだ濡れた箇所が残るというコンディションで、第10戦の決勝(21周)を迎えた。スーパーフォーミュラのフリー走行終盤に起きたクラッシュの影響で、予定より15分遅れた午前10時15分にフォーメーションラップが開始され、レースがスタートした。
3列目に並んでスタートした山下と坪井は、やや乾いているアウト側の山下が4位へとひとつポジションアップ。一方、グリッド通りの6位で1周目を終えた坪井は、3周目に5位、7周目には前を行く山下をパスして4位、10周目のTGRコーナーで3位と着実にポジションアップ。坪井にかわされたものの、山下も離されることなく続き、TDPドライバー2台による表彰台を賭けた3位争いが繰り広げられた。
17周目にNクラス車両が接触してコース上に停まってしまったため、セーフティカーが導入。最後の2周でレースは再開された。
再スタートでも山下と坪井は3位を争ったが、坪井がTGRコーナー進入でミス。山下が3位へ。ファイナルラップに入ると、今度は首位の車両がダンロップコーナー進入でミス。これに2位の車両も詰まる形となり、この機を逃さず山下がアタック。立ち上がりでは一旦前に出かけたが、続くコーナーで抜き返され、逆転ならず。2台が交錯する後方で様子をうかがっていた坪井は、このバトルの隙を突き、最終コーナーの手前で山下をパス。3台は接近したまま最終コーナーを立ち上がったが、坪井が3位、山下が4位でフィニッシュとなった。
山下は2戦続けて表彰台を逃すこととなり、ドライバーズランキングでは首位に5ポイント差の2位に後退。トラブルでスタート出来なかった第8戦を除き、出走した9戦全てで表彰台獲得を続けるランキング3位の坪井が、2位山下との差を4ポイントまで詰めることとなった。

第9戦2位、第10戦3位と連続表彰台を獲得した坪井翔(TEAM TOM'S)

第9戦は接触で6位、第10戦は表彰台を争い4位でフィニッシュした山下健太(TEAM TOM'S #36)
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
終盤の波乱を制したのは千代勝正!!
全日本F3選手権第10戦の決勝が7月17日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#23千代勝正(B-MAX NDDP F3)が今季初勝利を挙げた。
Nクラスは#25松井孝允(サムライサポーターズF306)が後続を大きく突き放して2連勝を飾っている。
前に行われたスーパーフォーミュラのフリー走行で大きなクラッシュがあった影響で、第10戦決勝は予定時刻より15分遅れ、午前10時15分にフォーメーションラップを開始した。
路面はまだ濡れた箇所があるものの、レコードライン上はドライ。全車スリックタイヤでグリッドについたが、B-MAX勢の搭載するフォルクスワーゲンエンジンのパワーに対抗するため、トムスの2台とHFDPの2台は揃ってリヤウィングのメインエレメントを取り外すという思い切った作戦に出た。
この作戦が功を奏したか、ホールショットを奪ったのは3番手スタートの#8大津弘樹(HFDP)だった。
ポールシッターの#22ヤン・マーデンボローは1コーナーのブレーキングでわずかに膨らみ、2番手スタートの千代はイン側の濡れた路面に足を取られてホイールスピンさせてしまって大津の先行を許した格好だ。
しかしマーデンボローは1周終わりのホームストレートで早くもを大津を捉えてトップに浮上、一気に後続を突き放しにかかる。
一方、千代は序盤タイヤのウォームアップに手間取り、7周めにようやく大津をパス、この間にマーデンボローとの差は2.8秒に広がっていた。
1周あたりコンマ2~3秒のペースでマーデンボローとの差を縮めにかかり、12周めには1.5秒差にまで迫った千代だったが、13周めにミスをしてその差は2.3秒に広がってしまった。
これで万事休すかと思われたが、17周めの1コーナーでNクラスの#5アレックス・ヤン(ハナシマ)と#78片山義章(プチルマン)が接触、この車両を回収するためにセーフティーカーが導入されることになった。
レースは19周めにリスタート。
ここでスリップストリームをうまく使った千代がマーデンボローに並びかけ、トップで1コーナーを立ち上がっていった。
その後方では#37坪井翔(トムス)をチームメイトの#36山下健太(トムス)がかわして3位に。
山下はファイナルラップのプリウスコーナーでマーデンボローの攻略にかかるが、この隙に坪井が山下を再びかわして3位につき、一気にマーデンボローのスリップに潜り込む。
この間にセーフティーマージンを築いた千代がトップでチェッカーを受け、今季待望の初勝利をものにした。
2位には坪井の追撃をわずかコンマ16秒差で退けたマーデンボローが入り、坪井も今季9回目の表彰台を得た。
Nクラスはスポット参戦の松井がスタートで出遅れたもののすぐに挽回、2位の#DRAGON(B-MAX)に対して38秒もの大差をつけて2連勝を飾った。
3位には#9廣田築(アルビレックスRT)が入った。
全日本F3選手権はこのあと舞台をツインリンクもてぎに移して第11-12戦を行う。
8月20-21日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 23 | | 1 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 21 | 37'05.246 |
| 2 | 22 | | 2 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 21 | 1.492 |
| 3 | 37 | | 3 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 1.653 |
| 4 | 36 | | 4 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 1.905 |
| 5 | 12 | | 5 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 21 | 2.734 |
| 6 | 8 | | 6 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 21 | 4.504 |
| 7 | 21 | | 7 | イェ・ホンリー | KRC with B-MAX F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 21 | 6.281 |
| 8 | 7 | | 8 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 21 | 6.844 |
| 9 | 2 | | 9 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 21 | 7.764 |
| 10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 21 | 8.267 |
| 11 | 25 | N | 1 | 松井 孝允 | サムライサポーターズF306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 11.332 |
| 12 | 30 | N | 2 | DRAGON | B-Max Racing team F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 49.357 |
| 13 | 9 | N | 3 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 53.063 |
| 14 | 10 | N | 5 | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 56.658 |
| 15 | *78 | N | 4 | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'33.151 |
| 16 | *3 | | 11 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ---- |
| - | 5 | N | - | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 6Laps |
- Fastest Lap: CarNo.23 千代勝正(B-MAX NDDP F3) 1'35.320 (8/21) 172.333km/h
- CarNo.78は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)(他車への衝突行為)により、競技結果に対し40秒加算、およびペナルティーポイント1を科した。
- CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則H項(SC中のスピン)違反により、競技結果より1周減産、およびペナルティーポイント1を科した。
富士スピードウェイで行なわれている全日本F3選手権第10戦の公式予選は、第9戦に続いて#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が圧倒的な速さをみせてポールポジションを獲得。
#23千代勝正も2番手につけ、B-MAXが2戦連続でフロントローを独占した。
Nクラスも#25松井孝允(サムライサポーターズF306)が連続ポールを達成。総合でも11位につけた。
B-MAX勢の快進撃が止まらない。
第10戦の公式予選もまたハーフウェットでの走行となったが、第9戦ポールのマーデンボローが走り出しからトップを独走し、最終的に1’49.962を記録してそのままポールポジションを獲得してみせると、千代も1’52.604、1’50.477とタイムを縮めて2番手につける。
その後方では、今季苦戦の続いていたHFDPの二人が奮闘。
#8大津弘樹がチェッカー直後に1’51.644で3番手に食い込み、#7阪口晴南も1’51.733で4番手とセカンドローに並んだ。
一方、開幕から常に優勝争いに加わっていたトムス勢は#36山下健太が5位、#37坪井翔が6位という結果に。決勝での巻き返しに期待したいところだ。
Nクラスは#25松井がクラス2位の#30DRAGONを3秒近く引き離す1’52.894を叩き出して連続ポールを獲得。このタイムはCクラスの#2石川京侍のわずか0.295秒落ち。
決勝ではさらに上を食う展開もあるかもしれない。
第10戦決勝は明日朝10時より21周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum