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2022年2月

S-FJ鈴鹿・岡山

第1戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2022/02/27) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

Pos Driver Car
Maker Model
Time Behind Gap km/h
1 56 冬星 DIXCEL/ROYAL/MYST
MYST KK-S2
2'13.774 - - 156.273
2 8 岡本 大地 FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'13.953 0.179 0.179 156.064
3 20 大木 一輝 M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'14.062 0.288 0.109 155.937
4 87 卜部 和久 MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'14.703 0.929 0.641 155.195
5 68 山本 聖渚 MYST KK-S Ⅱ. Team Sena
MYST KK-S2
2'14.706 0.932 0.003 155.191
6 39 居附 明利 SACCESS Racing ES
MYST KK-S2
2'14.715 0.941 0.009 155.181
7 61 高木 悠帆 MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'14.734 0.960 0.019 155.159
8 *34 清水 啓伸 Drago CORSE
MYST KK-S2
2'14.795 1.021 0.061 155.089
9 51 岸本 尚将 Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
2'15.007 1.233 0.212 154.845
10 12 小川 涼介 M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'15.098 1.324 0.091 154.741
11 55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
2'15.115 1.341 0.017 154.722
12 7 中平 凌央 FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'15.541 1.767 0.426 154.235
13 19 松田 大輝 K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'15.605 1.831 0.064 154.162
14 69 鶴岡 秀麿 MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2
MYST KK-S2
2'16.224 2.450 0.619 153.462
15 1 元山 泰成 Ecotech Racing
MYST KK-S2
2'16.537 2.763 0.313 153.110
16 24 碓井 ツヨシ C.O.B-KART
MYST KK-S2
2'17.450 3.676 0.913 152.093
17 21 太田 浩 ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
2'17.696 3.922 0.246 151.821
18 10 小合 将司 LOVCA teamNoel F.Tworks
MYST KK-S2
2'17.747 3.973 0.051 151.765
19 70 南部 和哉 タイヤカスレプリKK-SII
MYST KK-S2
2'17.888 4.114 0.141 151.610
20 60 前田 樹 NAVY AUTO
MYST KK-S2
2'18.017 4.243 0.129 151.468
21 9 上吹越 哲也 FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
2'18.021 4.247 0.004 151.464
22 5 高橋 浩史 BBK☆レヴレーシング
MYST KK-S2
2'18.794 5.020 0.773 150.620
23 98 天谷 伶奈 スキルスピード゙KKSⅡ
MYST KK-S2
2'20.602 6.828 1.808 148.684
24 71 ハヤシ ヒロキ ZENKAI RACING真不同MURB遊技闘速
MYST KK-S2
2'21.188 7.414 0.586 148.066
---- 以上基準タイム(130% - 2'54.108)予選通過 ----
  • CarNo.34は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第58条1(黄旗中のスピン)により、予選結果より2グリッド降格とする。

HIX FORMULA

HIX:第1戦筑波決勝 記念すべき初レースはベテラン対若手の接戦に

記念すべき開幕戦のスタートが切られた

 新シリーズ「HIX-Formula」の初の決勝レースが8月1日の「筑波チャンレンジクラブマンレース第3ラウンド」で開催され、1クラスは16号車・石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ)、2クラスは22号車・高橋響太(ハンマーレーシング)がそれぞれ優勝を飾った。

 JAF-F4車両やフォーミュラ・ルノーなど様々な車両と、現役JAF-F4ドライバーから初レース組まで10名のエントラントが集まり、「スタンディングスタートから8周+SCラン後にローリングで再スタート後8周でフィニッシュして順位確定」というレースに挑んだ。

(規則概要やハンマー伊澤氏インタビューは https://www.fmotor.jp/2021-new-formula-series-hix-formula-is-launched

 11時50分の決勝スタート時点で気温は32度、路面温度も50度近い厳しいコンデションとなった中、10台がグリッドに着いた。

 後方でやや出遅れたマシンがあったものの全車クリーンスタート。ポールポジションから出た55号車・河野靖喜(CMS★RN2000)がトップで第1コーナーに進入する。その後方では9号車・KAMIKAZE(IPS/S-WINDS&花鳥)の蹴り出しが良く高橋を出し抜き2番手に浮上する。しかし後半セクションで高橋が2位の座を奪い返し、トップ河野靖喜、1.019秒差て高橋、以下KAMIKAZE、石川の順でオープニングラップを終えた。

 スタートから2位以下を突き放しにかかると見えた河野靖喜だが高橋が食い下がり、2周目0.817秒差、3周目0.597秒差、4周目0.406秒差とギャップを削り取り、5周目のコントロールライン上では0.282秒差とテール・ツー・ノーズ状態に持ち込みプレッシャーをかける。3位KAMIKAZEはこの2台から離され4秒以上後方で単独走行している。

 ここから河野靖喜と高橋の2台が57秒台のタイムで付かず離れずの神経戦となるが、現役JAF-F4ドライバーの河野靖喜がスキを見せずにトップを守り続けた状態で8周目を終えたところでセーフティカー投入が通知される。

 最後尾のマシンがピットロード出口前を通過した所でセーフティカー(SC)がコースイン、トップの頭を押さえた状態で2周に渡りSCランを行い隊列を整えさせると、10周目にSCアウトが宣言され、11周目のコントロールラインからレースが再開、このSCランによってバラけていた隊列が再度接近する事になり、トップ河野靖喜と高橋が0.416秒差、8周目に5秒近く離されていたKAMIKAZEが高橋に0.677秒差、その後方石川が0.691秒差とそれぞれ接近した状態でリスタート。

 レース再開後も高橋の猛攻は続き、左右にマシンを振って河野靖喜にプレッシャーをかけ続ける。14周目には第1コーナーの出口で並びかけるが、抜き去るには至らず、最終コーナーからの立ち上がりでもテールに張り付いた状態でそのまま0.197秒差でコントロールラインを通過、しかし今度の第1コーナーでは河野靖喜が絶妙なライン取りで高橋の攻撃を封じる。3位KAMIKAZEは2.3秒差で続き4位石川はそこから1.5秒差を保持している。

 結局高橋の猛攻を河野靖喜がベテランらしく応戦して0.388秒差にしのぎきり、トップでチェッカーフラッグを受けた。しかしながらJAF-F4表彰台経験者の河野靖喜はこのレース賞典外の為、2番手フィニッシュの高橋がHパターンの2クラスの優勝。3番手フィニッシュのKAMIKAZEも賞典外の為、4番手フィニッシュの石川が1クラスの優勝、というリザルトになった。

 5番手以下のグループではSCラン明け時点でグループの先頭に居た80号車・鳥羽昇一(アトリエSW006)がミッショントラブルで後退、15周目にピットイン。替わって6号車・酒井貞幸(ISP/S-WINDS.108)が5番手に立ちこれが1クラスの2位。以下賞典外の86号車・川原悠生(ファーストガレージ&Sウインズ)、1クラス3位の0号車・河野裕一(エクシズ冗談知らんぷりWXR2)、2クラス2位の富澤もぐら(松伏光運転代行ハンマーR★FW)、2クラス3位の5号車・稲野辺浩(ハンマーレーシング)という順でフィニッシュした。

レースは途中セーフティーかが導入されリセットされる 河野靖喜(手前)と高橋響太(奥)のトップ争い トップでゴールした河野靖喜(CMS★RN2000) 総合優勝の高橋響太(ハンマーレーシング) 総合2位、シーケンシャルクラス優勝の石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ) 総合3位の酒井貞幸(ISP/S-WINDS.108)

■レース後のコメント

1クラス優勝 16号車・石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ)
シーケンシャルクラス優勝の石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ)  「懸念していたスタートもうまく出来て、何も問題なく走れたという感じで内容はよかった。来月のJAF-F4参戦に向けてはいいスタートが切れた」
2クラス優勝 22号車・高橋響太(ハンマーレーシング)
総合優勝の高橋響太(ハンマーレーシング)  「(前をずっと追い回していたが?)何回かチャンスができそうだったが追い越すには至らなかった。バックストレートで並びかけて前に出られそうだったが、ちょうど黄旗が出ていてダメだった。そこか一番のチャンスだったが、それ以降は同じ場所で接近しては離されるの繰り返しになってしまった。そこを冷静に対処できれば前に行けたかもしれないが、自分としては頑張れた。(途中でSC入って再スタートというのはどうだった?)後ろが離れていれば嫌な状況だけど、いい意味で緊張感があって面白かった。後ろがKAMIKAZEさんだったし(笑)」
総合トップフィニッシュ(賞典外) 55号車・河野靖喜(CMS★RN2000)
トップでゴールした河野靖喜(CMS★RN2000)  「(後ろと)タイム差があまりないのは分かっていたので、押さえるべき所を押さえていれば抜かれないと思い、このまま抑えきれればいいなと思っていた。(追い詰められなかったと高橋選手は言ってたが?)自分も引き離すことはできなかったが、抑える事はできた。筑波は抜きずらい事も頭にはあった。(途中でSC入って再スタートというのはどうだった?)ちょっと混乱したのか、8周目終了時に出ると聞いていたチェッカーフラッグが出なかったようだが、SCボードは見えた。かなりゆっくり走っいたが後ろの隊列が中々揃わなかったので、これはもう一周SCランだな、と思っていた。経験者の4台とその後ろという感じで差がついてしまったが、後方の選手たちがレースに慣れて、JAF-F4に上がって来てくれればいいと思う」

■レース後のハンマー伊澤氏コメント

 「レースが無事に終わってよかった。途中でSCランを入れて再スタートするのはレースを2度楽しめて狙い通りだった。あの手法は他のレースにはない面白さだったのではないかと思う。来年はできれば年間3戦程度を筑波で開催したい」

総合の表彰式 Hパターンクラスの表彰式

 無事レースイベントを終えたHIX-Formula。初のレースは現役JAF-F4選手たちが新人を引っ張るという期待された構図が随所で見られた。フォーミュラカーレースへの門戸を拡げるという目的に向けて、来年以降の展開が期待される。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

HIX FORMULA

HIX:第1戦筑波決勝結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/08/01) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 HIX FORMULA Round 1 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
-*55S-河野 靖喜CMS★RN2000
Formula RENAULT
1819'37.685--
122H1高橋 響太ハンマーレーシング
WEST 006
1819'38.073 0.388 0.388
-*9S-KAMIKAZEISP/S-WINDS&花島
RENAULT(FR2000)
1819'39.659 1.974 1.586
216S1石川 賢志HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
1819'41.805 4.120 2.146
36S2酒井 貞幸ISP/S-WINDS.108
ZAP F108
1820'13.37935.69431.574
-*86S-川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1820'13.84436.159 0.465
40S3河野 裕一エクシズ冗談知らんぷりWZR2
WXR MK-2
1820'14.54136.856 0.697
5*36H2富澤 もぐら松伏光運転代行ハンマーR★FW
FW97
1820'33.16755.48218.626
65H3稲野辺 浩ハンマーレーシング
WEST 006
1720'42.2681Lap 1Lap
780H4鳥羽 昇一アトリエSW006
WEST 006
1415'59.0394Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo.55 河野靖喜(CMS★RN2000) 57.077 (5/18) 128.984 km/h
  • CarNo.55, 9, 86は、賞典外とした。
  • CarNo.36は、反則スタートにより、競技結果に対して15秒加算とした。

HIX FORMULA

HIX:第1戦筑波公式予選 現役JAF-F4ドライバー河野靖喜がトップタイム

 ハンマー伊澤会長が創設した新シリーズ「HIX-Formula」の初レースが8月1日の「筑波チャンレンジクラブマンレース第3ラウンド」で開催され、予選は55号車・河野靖喜(CMS★RN2000)がトップタイムでポールポジションを獲得した。

 JAF-F4やフォーミュラ・ルノーなど様々な車両と、現役JAF-F4ドライバーから初レース組まで10名のエントラントが集まり、15分間で行われる予選は午前8時30分開始。絶好のドライコンディションだが気温は既に30度近くなっている。

 全車一斉にコースイン。ウオームアップを終えた計測2周目からタイムアタックが始まる。

 まずは2クラスの22号車・高橋響太(ハンマーレーシング)が57秒560でトップに立つと、昨年のJAF-F4シリーズ2位の9号車・KAMIKAZE(IPS/S-WINDS&花鳥)が59秒135で2番手、同じく現役JAF-F4ドライバーで今シーズン第2戦もてぎで3位入賞の河野靖喜が59秒227で続く。

 4分経過時点で河野靖喜が58秒126で2番手に上がり、今回F4マシンでの初レース、9月よりJAF-F4戦デビュー予定の1クラス16号車・石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ)が58秒498で3番手へ。河野靖喜と同じく現役JAF-F4(Hクラス)で昨年クラス2位の86号車・川原悠生(ファーストガレージ&Sウインズ)が続きKAMIKAZEは5番手へドロップ。

 トップの座が変わったのは7分経過時点で、河野靖喜が57秒461で高橋を押しやり、石川も初のJAF-F4とは思えない走りで57秒949と57秒台に入れて3番手をキープする。しかし8分時点でKAMIKAZEが57秒845を出して石川と入れ替わり3番手へ。

 ここから河野靖喜は57秒242→56秒795とベストタイムを更新し続けてトップの座を守り続ける。昨年の筑波でのJAF-F4戦の予選トップ(56秒710)に迫るタイムでポールポジションを決めた。高橋も57秒253までタイムを刻んだが河野靖喜には追いつけず2番手、2クラスとしてはトップ。

 KAMIKAZEと石川の間で争われた3番手の座は、残り1分で石川が57秒357を出して上位に立った直後にKAMIKAZEが57秒300でコントロールラインを通過、0.037秒の差で再逆転、セカンドロウをベテランと新人が分け合った。

ポールポジションは河野靖喜(CMS★RN2000) 予選2位は高橋響太(ハンマーレーシング) 予選3位はKAMIKAZE(ISP/S-WINDS&花島) 予選4位は石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ) 予選5位は川原悠生(ファーストガレージ&Sウインズ) 予選6位は鳥羽昇一(アトリエSW006) 予選7位は河野裕一(エクシズ冗談知らんぷりWZR2) 予選8位は酒井貞幸(ISP/S-WINDS.108) 予選9位は富澤もぐら(松伏光運転代行ハンマーR★FW) 予選10位は稲野辺浩(ハンマーレーシング)

■予選後のコメント

ポールポジション 55号車・河野靖喜(CMS★RN2000) 56秒795
ポールポジションの河野靖喜  「(目標通りのタイムが出たか?)55秒台を狙っていたが、走ってみたらコンディション的に厳しくタイムが出なかった。10周目でようやく56秒台に入ったので、これ以上は無理だな、と判断してアタックをやめた。決勝に向けてはぶつからないように気を付けて行く」
2位 22号車・高橋響太(ハンマーレーシング) 57秒253 トップとの差0.458秒
予選2位の高橋響太  「2014年に筑波スーパーFJでチャンピオン取らせて貰い、その後はツーリングカーレースに出ていたりした。今回は2週間ほど前に急遽代役で出場が決まり久々のフォーミュラだ。初めてJAF-F4をドライブして、いろいろ探りながらなのだが、ハンマー伊澤さんがサポートしてくれたので感謝している。新品タイヤも初めてだったので様子見ながらの走りだった。序盤はトップタイムだったが河野靖喜選手に抜かれて落ちてしまった。2クラスとしては1位だが、やはり総合でトップに立ちたいという気持ちが強いので、決勝では挽回する」
3位 9号車・KAMIKAZE(IPS/S-WINDS&花鳥) 57秒300 トップとの差0.505秒
予選3位のKAMIKAZE  「(厳しいコンディションだった?)路面温度が上がったのがタイムに影響した。昨日の練習で中古タイヤで出せていたタイムと、今日の新品タイヤのタイムがほぼ変わらなかったくらいだ。今日は56秒は狙えなかった感じで、自分の中では精一杯やってこのタイムなので、満足はしている。(レースに向けては?)筑波サーキットは抜きどころが少ないので、スタートで前に出ていければいいかなと思う。でも皆同じ事を考えていると思うので(笑)、スタートは無難に行って、この暑さなので、ちゃんとチェッカー受けられるように、、自分の身体とマシンをマネジメントしながら完走したい。

 決勝は11時50分スタート。真夏の筑波の厳しいコンディションの中で初のレースを迎えることになる。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

HIX FORMULA

HIX:第1戦筑波公式予選結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/08/01) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 HIX FORMULA Round 1 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
1*55S1河野 靖喜CMS★RN2000
Formula RENAULT
0'56.795--129.624
222H1高橋 響太ハンマーレーシング
WEST 006
0'57.253 0.458 0.458128.587
3*9S2KAMIKAZEISP/S-WINDS&花島
RENAULT(FR2000)
0'57.300 0.505 0.047128.482
416S3石川 賢志HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
0'57.357 0.562 0.057128.354
5*86S4川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
0'57.733 0.938 0.376127.518
680H2鳥羽 昇一アトリエSW006
WEST 006
0'59.486 2.691 1.753123.760
70S5河野 裕一エクシズ冗談知らんぷりWZR2
WXR MK-2
1'00.534 3.739 1.048121.618
86S6酒井 貞幸ISP/S-WINDS.108
ZAP F108
1'00.542 3.747 0.008121.602
936H3富澤 もぐら松伏光運転代行ハンマーR★FW
FW97
1'01.970 5.175 1.428118.799
105H4稲野辺 浩ハンマーレーシング
WEST 006
1'07.28710.492 5.317109.412
  • CarNo.55, 9, 86は、決勝は賞典外とする。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第1戦岡山決勝 トップ3のコメント 片山義章「序盤はプッシュした」

優勝 片山義章(KATAYAMA YOSHIAKI)
優勝した片山義章(KATAYAMA YOSHIAKI)  「スタートはやっぱり難しいですね。スリップがよく効くクルマで、アトウッドで塩津選手のスリップに付けて、ヘアピンで並んで半車身くらい前に出ていたのでリボルバーで抜くことができました。途中、セーフティーカーが入るのかなとか、一人でいろいろ考えていました。序盤はプッシュして逃げて、後ろが見えなくなってからはむちゃしないようにタイヤを守りつつミスをしないように心がけていました。あしたの天気がわからないので、ニュータイヤを選びましたが、あしたは他の人がニュータイヤなので、守らないといけないかなと思います。シフトダウンのトラブルが各コーナー出ていましたが、チームが改善してくれると思います」
2位 古谷悠河(TOM'S YOUTH)
決勝2位の古谷悠河(TOM\'S YOUTH)  「スタートは良くなくて、1コーナーで抜かれましたが、アウトで粘って3位に上がれたのは良かったと思います。塩津選手はタイヤの暖まりが良くないのか少しミスしたようでアトウッドの立ち上がりでスリップに付けてバックストレレートで前に出ました。片山選手とはラップタイムが全然違うのでまだ足りていないのかと思います。木曜日の段階からあまり調子が良くなくて、いろいろためしていたんですが、うまいところを見つけられていないのと、自分の走りも合わせ切れていないところがあります。データを確認しながらあしたに向けて改善していきたいです。今日のタイヤはユーズドでしたので、あしたは1回は晴れて欲しいです」
3位 塩津佑介(YOUSUKE SHIOTSU)
決勝3位の塩津佑介(Power s MP F111)  「スタートは得意なので狙い通り決まりました。そこから自分のペースをつかもうと思ったんですが、序盤から思ったようにペースが上げられなくて、厳しかったです。後半にはペースを上げられると思ったんですが、そこも上げられなかったです。スクラブしたニュータイヤを使って勝負を賭けたんですが、はまらなかったのでそこはぼくの足りなかったところです。まだ2レース残っているのでいまからエンジニアと話をして、改善をし、優勝を狙っていきたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第1戦岡山決勝 片山義章が独走優勝 開幕戦を制す

 フォーミュラリージョナル・ジャパニーズ選手権は26日、岡山国際サーキットで第1戦の決勝を行い、18周を回り予選2位からスタートした片山義章(OIRC)が序盤でトップに立つと、そのまま2位以下をぶっちぎって優勝した。

18周の決勝がスタートした 18周の決勝がスタートした(マスタークラス) 優勝は片山義章(OIRC) 決勝2位は古谷悠河(TOM\'S YOUTH) 決勝3位は塩津佑介(Power s MP F111) マスタークラス優勝は田中優暉(ASCLAYIndサクセスES) 優勝した片山義章(KATAYAMA YOSHIAKI) 表彰式

 第1戦決勝は午後2時30分にフォーメーションラップが始まった。正午過ぎからぱらついた雨も上がり、14台がグリッドに付きスタートが切られた。

 トップで1コーナーに飛び込んだのはポールシッターの塩津佑介(Power s MP F111)で、2位に予選2位ので片山義章(OIRC)が続く。3位には予選4位から三浦愛(ARTA F111/3)が上がるが、続く2コーナーで予選3位の古谷悠河(TOM'S YOUTH)にかわされ、3位古谷、4位三浦と予選順位のままアトウッドへ向かった。

 2位の片山はオープニングラップのヘアピンでトップ塩津のインを差し、この2台は併走してヘアピンを立ち上がるが、リボルバーで片山がトップに浮上した。5位には予選8位から素晴らしいスタートを決めた伊藤鷹志(RiseUP F111/3MT)が、6位にはマスタークラスポールの田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)をかわした同クラス予選2位の今田信宏(B-MAX ENGINEERING FRJ)が続く。さらに勢いに乗る伊藤はヘアピンで三浦をかわし4位に浮上。三浦は5位に落ちた。

 2周目には3位の古谷がアトウッド立ち上がりで2位塩津の背後に付けスリップから抜け出しバックストレートで2位に浮上。塩津は3位に落ちた。

 この間、トップに立った片山は2位に上がった古谷より1秒前後速いラップを刻み、古谷を突き放しにかかる。3周目にその差を4秒とすると5周目には6秒差、12周目にこのレースのファステストラップをたたき出すとその差を10秒近くと広げ独走態勢。最終的には18周を回って、2位以下を14秒離し、ぶっちぎりで開幕戦を制した。2位には古谷が入った。

 3位の塩津はペースが上がらず、後ろからは伊藤を6周目に抜き返した三浦が迫る。4秒近くあった差はみるみる縮まり、16周目にその差は1秒を切った。しかし、残り周回数も少なく塩津はその差を守り切り3位でフィニッシュ。4位には三浦が、5位には伊藤が、6位にはルッカ・アレン(Sutekina Racing)が入った。

 マスタークラスは、今田と田中での僅差のトップ争いとなったが、今田が終始ポジションを守り切りクラストップでゴール。しかし、今田はジャンプスタートで10秒加算のペナルティーを受けクラス2位に後退。田中が開幕戦のクラス優勝を飾った。クラス3位にはTAKUMI(B-­MAX ENGINEERING FRJ)が入った。

 第2戦は明日27日、午前10時40分より18周で、第3戦は午後2時40分より18周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第1戦岡山決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2021/06/26) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
16片山 義章OIRC
KATAYAMA YOSHIAKI
1826'13.277--
228古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
1826'27.88614.60914.609
387塩津 佑介Power s MP F111
YOUSUKE SHIOTSU
1826'33.90120.624 6.015
48三浦 愛ARTA F111/3
Super License
1826'34.62121.344 0.720
522伊藤 鷹志RiseUP F111/3MT
RaiseUP MotroSports
1826'43.85930.582 9.238
61ルッカ・アレンSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1826'44.47131.194 0.612
739M1田中 優暉ASCLAYIndサクセスES
ASCLAY SACCESS ES
1826'49.97536.698 5.504
8*27M2今田 信宏B-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
1826'58.99145.714 9.016
996M3TAKUMIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
1827'01.42048.143 2.429
1011M4植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1827'24.1611'10.88422.741
1134M5三浦 勝CMS F111
CMS motor sports project
1827'26.3751'13.098 2.214
127M6畑 亨志Super License
Super License
1627'46.9932Laps2Laps
13*45辻子 依旦PONOS Racing
PONOS Racing
1527'09.7383Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ----
-30M-DRAGONB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
57'41.56413Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo.6 CarNo.6 片山義章(OIRC) 1'26.614 (18/12) 153.910km/h
  • CarNo.27は、2021フォーミュラリージョナル選手権第1戦/第2戦/第3戦ブリーフィング資料スタート進行表(スタート手順違反)により、決勝結果に10秒を加算する。
  • CarNo.45は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.5.1 b)(黄旗区間中のスピン)により、決勝結果に対して1周減算とする。ただし実周回数が16周のため完走とする。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第1,2,3戦岡山公式予選 ポールシッターのコメント 塩津佑介「ポールは取れると思っていた」

第1戦ポールポジション 塩津佑介(YOUSUKE SHIOTSU)
 「今週初めてこのクルマに乗ってつかむまでは時間がかかったんですが、メカさんの支えもあって昨日の最後の練習セッションはトップタイムでした。クルマにもドライビングにも自信を持っていたので、ポールは取れると思っていました。1回目は想定したアタックラップでトラフィックでタイムを伸ばせなくて、1回クールダウンをを入れて再アタックしたらタイムが上がったので良かったです。2回目はガソリンを攻めたら想定より減ってしまって、アタックラップ中にガス欠でタイムを出せませんでした。2年前はFIA-F4で、去年からスーパー耐久のST-Zクラスに乗っています。参戦もいきなり決まり、2年ぶりのフォーミュラカーで感覚を取り戻しながらすすめていました。スーパー耐久でスキルも上がり、それを証明でき、自信になりました。決勝は強敵揃いですが、自分を信じて戦いたいと思います。出場は開幕戦だけです。本当は出たいんですが今後の状況によります」
第2,3戦ポールポジション 片山義章(KATAYAMA YOSHIAKI)
 「1回目はヘアピンとダブルヘアピンでシフトダウンができないのが何周か続いて、タイムが出ませんでした。それがなければ(PPが)取れたんじゃないかと思います。2回目は手前からブレーキングをしてやさしく走りました。もうちょっと攻められたと思いますがなんとかポールを取れました。不完全でしたがコースレコードを取れたので良かったです。決勝は初めてのリージョナルのスタートなので、どうすればいいのかまだつかめてなくて、レースを重ねてつかんでいこうと思っています。安全にスタートしてセクター1,2が速いし、抜けるクルマだと聞いているので、冷静に抜いていこうと思っています。今年はスポット参戦です。本当は全部出たいんですが、GTも走っているし、スポンサーの件もあって難しいです。スポンサー募集中です」
第1~3戦マスタークラスポールポジション 田中優暉(ASCLAY SACCESS ES)
 「チームにいいクルマに仕上げてもらい乗りやすかったです。理想通りの走りができ喜んでいます。GT300に乗っていますが、その前はJAF F4に乗っていて、もともとフォーミュラカーの方が好きで運転が楽しいです。鈴鹿やここ岡山も何度か練習していましたし、ニスモの平峰一貴選手のアドバイスも受けていました。決勝は初めてなのでどうなるか分かりませんが、スピンしないように丁寧に走ります。全部出たいんですが、次戦はGTとかぶってますし、仕事の都合もあるのでわかりません。でもチャンピオンを目指したいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第1,3戦岡山公式予選 第1戦は塩津佑介が、第3戦は片山義章がポールポジション

 フォーミュラリージョナル・ジャパニーズ選手権は26日、岡山国際サーキットで第1戦、第3戦の公式予選を行い、第1戦は塩津佑介が、第3戦は片山義章がポールポジションを獲得した。

 いよいよ今シーズンのフォーミュラリージョナルが岡山国際サーキットで開幕した。運営がスーパー耐久機構(STO)からニューパシフィックスポーツマーケティング(NPSM)に変更され、WECのサポートレースとなった富士ラウンド以外は各サーキットの地方選として14戦が開催される。この開幕戦は昨シーズン最大だった開幕戦の13台を上回る14台が参戦し、うち、ジェントルマンドライバーで争われるマスタークラスは7台がエントリーした。

 予選は2回に分けて行われ、第1戦のグリッドは1回目のベストタイムで、第3戦のグリッドは1回目のセカンドベストタイムで、第2戦のグリッドは2回目のベストタイムで決定される。

 1回目の公式予選は午前9時20分より15分間。天候は曇りで風もほとんどなく過ごしやすい中、14台がコースインして始まった。

 各ドライバー、ウオームアップを3周ほど行い、4周目あたりからアタックが始まる。まずは5周目に三浦愛(ARTA F111/3)が1分27秒346でトップに立つ。これを上回ってきたのは、塩津佑介(Power s MP F111)で26秒513でトップに立つ。「前を空けたかった」と遅めにコースインした片山義章(OIRC)も27秒187で2位に浮上した。

 さらに、シフトにトラブルを抱えながらも片山がタイムを縮め1分26秒424でトップに立つ。しかし最終的には塩津がこれを上回る26秒089をたたきだし、ポールポジションを決めた。2位には片山が入った。

 3位には古谷悠河(TOM'S YOUTH)が、4位には三浦愛(ARTA F111/3)が、5位にはルッカ・アレン(Sutekina Racing)が、6位にはマスタークラストップの田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)が続いた。

 セカンドベストタイムで決まる第3戦のグリッドは、ポールポジションは片山、2位に塩津、3位に古谷、4位にに三浦、5位にアレン、6位にマスタークラストップの田中となっている。

 第1戦決勝は本日26日午後2時30分より18周で、第3戦決勝は明日27日午後2時40分より18周で行われる。

第1戦ポールポジション、第3戦予選2位の塩津佑介(Power s MP F111)

第1戦予選2位、第3戦ポールポジションの片山義章(OIRC)

第1戦、第3戦とも予選3位の古谷悠河(TOM\'S YOUTH)

マスタークラスポールポジションの田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第1戦岡山公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2021/06/26) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
187塩津 佑介Power s MP F111
YOUSUKE SHIOTSU
1'26.069--154.885
26片山 義章OIRC
KATAYAMA YOSHIAKI
1'26.131 0.062 0.062154.774
328古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
1'26.565 0.496 0.434153.998
48三浦 愛ARTA F111/3
Super License
1'26.865 0.796 0.300153.466
5*1ルッカ・アレンSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'27.347 1.278 0.482152.619
6*39M1田中 優暉ASCLAYIndサクセスES
ASCLAY SACCESS ES
R1'27.663 1.594 0.316152.069
7*27M2今田 信宏B-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
R1'27.706 1.637 0.043151.994
8*22伊藤 鷹志RiseUP F111/3MT
RaiseUP MotroSports
1'27.771 1.702 0.065151.882
930M3DRAGONB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
1'28.241 2.172 0.470151.073
10*96M4TAKUMIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
1'28.359 2.290 0.118150.871
11*7M5畑 亨志Super License
Super License
1'28.643 2.574 0.284150.388
1211M6植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'28.746 2.677 0.103150.213
13*34M7三浦 勝CMS F111
CMS motor sports project
1'29.008 2.939 0.262149.771
1445辻子 依旦PONOS Racing
PONOS Racing
1'31.686 5.617 2.678145.396
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(マスタークラス: 1'28.032)を更新しました。
  • CarNo.22,39.7.34.96.27.1は、2021フォーミュラリージョナル選手権統一規則書第28条8.(黄旗区間の通過)により、当該ラップタイムを採用しない。

Inter Proto e Series

IPeS:第1戦 S耐王者の冨林勇佑がポールトゥウィン

上手いが速い!eモータースポーツ頂上決戦

 インタープロトeシリーズ(IPeS)は、レースゲームやシミュレーターでの楽しみの一つであるマシンセッティングをあえて消し、純粋にドライビングテクニックを競い合います。

 本物だろうがグランツーリスモであろうがiRacingであろうが、優れたハンドル・アクセル・ブレーキの操作で速さを証明します。

 各カテゴリーのチャンピオンが集結し、言い訳の聞かないプライドをかけた戦いでもあります。

 そんな意気込みのある勇敢な選手に敬意を表し、毎戦1位から3位と、全6戦のシリーズポイント1位から6位までに賞金を用意しています。

*エントリーリスト*

  • 岩田晶(大学生シミュレーターレーサー)2019 IPeSシリーズ3位
  • 岡田衛(グランツーリスモスポーツプレイヤー)2020 IPeSチャンピオン
  • 木村偉織(FIA F4リアルレーサー)2020 IPeSシリーズ2位
  • KENT(バーチャルレーサー)VTuber・ミュゼナビゲーター
  • 兒島弘訓(レースエンジニア) 2021 IPeSチャレンジクラス最上位
  • 坪井翔(SF・GT500プロレーサー)2019インタープロトシリーズチャンピオン
  • 冨林勇佑(GTS・リアルレーサー)2016 FIA GTC Manufacturer Cup Winner・2020スーパー耐久ST3チャンピオン
  • 福住仁嶺(SF・GT500プロレーサー)2020インタープロトシリーズチャンピオン
  • 宮園拓真(グランツーリスモスポーツプレイヤー)2020 FIA GTC Nations Cup & Manufacturer Series Champion
  • 宮田莉朋(SF・GT500プロレーサー)2020 SFLチャンピオン・IPeSスペシャルマッチWinner
  • 武藤壮汰(iRacingレーサー)iRacingレーティング日本人最上位・2020 Access Racing Simulator Cup チャンピオン
  • 山下健太(SF・GT500プロレーサー)2019スーパーGT500チャンピオン

*予選*

 開幕戦はオンラインにありがちな機材トラブル等で3名の選手が欠場となり9名でのアタックとなりました。

 初顔合わせとなる面子でどのようなタイムを記録してくるか。また、スプリントレースではスタートポジションが重要となります。

 15分間の予選では開始早々から、リアルインタープロトのコースレコードとなる43秒台が続出。

 トップからコンマ8秒以内に全車入る大接戦を制したのは、元グランツーリスモ世界チャンピオンで去年よりリアルレースにもチャレンジし、いきなりスーパー耐久ST3クラスチャンピオンになった冨林選手。

 2番手には0.02秒差でiRacing日本人トッププレイヤーの武藤選手。そして3番手には謎のVチューバーKENT選手が0.04差。

*決勝*

 ポールポジションの冨林選手が、スタートから一度もその座を譲らずポールトゥウィン!

 スタートから白熱バトルの模様は是非YouTube をご覧ください。冨林選手が勝利の秘密を明かしてしまっています!

*開催概要*

  • 【レース数・期間】 全6戦(6月~11月)
  • 【シミュレータソフト】 アセットコルサ日本語PC版
  • 【マシンMOD】 IPS kuruma 202X
  • 【コースMOD】 富士スピードウェイ2020
  • 【予選】 15分間
  • 【決勝レース】 ローリングスタート+9周
  • 【賞金】 1位¥100,000-、2位¥50,000-、3位¥30,000-
  • 【シリーズ賞金】
    • 1位 ¥1,000,000-
    • 2位 ¥500,000-
    • 3位 ¥300,000-
    • 4位 ¥200,000-
    • 5位 ¥100,000-
    • 6位 ¥50,000-
  • 【主催】ドリームレーシングプロジェクト
  • 【協賛】ミュゼプラチナム
  • 【協力】インタープロトモータースポーツ

全6戦YouTubeプレミア配信予定です。

DREAM RACING PROJECT by XYZ

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦富士決勝 2年ぶり参戦の#6木村がFIA-F4初優勝を達成

さFIA-F4選手権第1戦の決勝が5月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、#6木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)が1年間のブランクをものともせず、ポール・トゥ・ウィンでFIA-F4初優勝を達成した。

(天候:晴れ コース:ドライ)

第1戦決勝は午後1時20分より14周で行われた。スタート時の気温は16℃だ。

なお予選でトップタイムを記録した#36荒川麟(TGR-DC RS トムススピリットF4)はトラックリミット違反により7グリッド降格の8番手スタートとなり、繰り上げで#6木村がポールポジションからスタートすることになった。

スタートでトップに立ったのは#6木村。#5小出峻(HFDP/SRS/コチラレーシング)も1コーナーでインから並びかけるが、コカコーラコーナーでは#6木村が先行した、3番手には#35野中誠太(TGR-DC RS トムススピリットF4)がつけ、5番手スタートの#7太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング)が4番手に浮上した。

僅差で追い上げる#5小出だったが、ストレートの伸びでは#6木村にやや分があり、両者膠着状態のまま周回を重ねることになった。

その後方では6周目のヘアピンで#38清水英志郎(TGR-DC RS トムススピリットF4)が#80伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)のインに飛び込んで5位に浮上。続いて#36荒川が7周目に#37奥住慈英(TGR-DC RS トムススピリットF4)をかわして7位に浮上すると、11周めのダンロップ二つ目で#80伊東のインをついて6位まで上がってきた。

一方トップ争いは、レースの折り返し点となる7周目を終えた時点での#6木村が0.593秒のリード。8周目には0.969とやや差が開いてきた。その後も懸命に食らいつく#5小出だったが、#6木村は最後まで付け入る隙を与えずに14周を走り切り、自身初のFIA-F4優勝を達成した。2位は#5小出、#35野中が3位に入った。

インディペンデントカップはスタートでトップに立った#11HIROBON(Rn-sports Amdare)を#43DRAGON(ZAP SPEED F110)が13周目のコカコーラコーナーで交わしてトップに立ち、そのまま逃げ切って優勝している。

第2戦決勝は明日の朝8時15分より14周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦、第2戦富士公式予選 第1戦は#36荒川、第2戦は#5小出がPP獲得

2021年FIA-F4選手権第1戦、第2戦の公式予選が5月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、第1戦は#36荒川凛(TGR-DC RS トムススピリットF4)、第2戦は#5小出俊(HFDP/SRS/コチラレーシング)がポールポジションを獲得した。
(天候:晴れ コース:ドライ)

公式予選は午前8時15分より30分間で行われた。
コースはドライだが、気温、路面温度ともに5月にしては低めのコンディションということもあり、各車周回を重ねながら徐々にペースを上げていく。

開始から10分が経過した時点でのトップは#36荒川で1'45.958。6木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)が1'46.052で続く。3番手は#37野中誠太(TGR-DC RS トムススピリットF4)、4番手に5小出と上位陣はトヨタとホンダの育成ドライバーががっぷり四つといった格好だ。

その後は開始12分で#6木村が1'45.658を記録して一旦はトップに立つが、これを#36荒川が開始14分で1'45.594、さらに残り時間10分を切ったところで1'45.407と着実にタイムを縮めて上回り、トップに浮上する。

#6木村もセッション終盤に1'45.470までタイムを上げて2番手に浮上。#5小出は1'45.500で3番手につけるが、セカンドベストでは1'45.526の小出がトップだ。

これにより#36荒川凛が開幕戦のポールポジションを獲得。第2戦は#5小出俊がポールポジションとなった。

なおインディペンデントカップは1'47.474を記録した#43DRAGON(ZAP SPEED F110)がセカンドベストでも1'47.526で第1戦、第2戦ともにポールポジションを獲得している。

第1戦決勝はこのあと午後1時20分より、第2戦決勝は明日の朝8時15分より、いずれも14周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第1戦岡山優勝ドライバーのコメント 山下健太「坪井選手には申し訳なかったけど、勝てて良かったっす」

GT500クラス優勝 #14ENEOS X PRIME GR Supra

大嶋和也(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)
「前半はすごくクルマのフィーリングもよく、タイヤもたれなくて、ペース的にはこっちの方が速かったんですが、なかなか抜くチャンスがなくて。もうとにかくくっついてって、あとはチームとヤマケンに任せようと思って必死に走っていました。このチームは今年から始まったばかりで、みんなゼロから練習してくれたんで、まさか初戦からこんなにすごい仕事をするとは思ってませんでした。本当に誇りに思います」
山下健太(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)
「ずっと最初レースを見てて大嶋先輩が速そうだなって思ってて。みんなが一斉にピット作業をする展開となったんですが、チームが完璧なピットストップで前に出させてくれたので。クルマもいいし、タイヤもいいので、このまま逃げれるんだろうと思っていましたが、思いのほかペースが上がらず、ずうっと坪井選手と戦うことになりました。自分にもいけずな部分があったので、坪井選手には申し訳なかったんですけど、勝てて良かったっす。タイヤは本当にズルズルで、振動も起きてて不安でしたが、なんとかゴールできて良かったっす」
高木虎之介監督(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)
「全てが新しいチームだったんで不安もありましたが、ドライバー二人がとにかく速くて。全部新しいメンバーだったのでピットストップが課題でしたが、本当にこんなに完璧に決まると思っていませんでした。ほんと感謝しています。ワンチームで。(坪井選手は)去年一年大嶋と組んでて、パフォーマンスはあるのがわかっていたので大丈夫かな?と思っていましたが、健太が頑張ってくれて良かったです。次は(ウェイトを積むので)苦しいかと思うんですけど、なんとか上位でフィニッシュしたいです。シーズンを通じて予選も決勝もピットストップも全て完璧にいきたいと思います」

GT300クラス優勝 #56リアライズ 日産自動車大学校GT-R

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
「何から言えばいいかわかりませんが、最初のスティントは荒れた展開になりました。僕が乗り込んでからは65号車がずっと後ろについてきていたので、ハードにプッシュしなければなりませんでした。とにかくミスをしないように心がけ、ミリ単位、インチ単位まで気を配等なければならず、タフなレースになりました。ですが、こういう形でシーズンをスタートできて嬉しいです」
藤波清斗(KONDO RACING)

「予想以上に予選も良くて、狙える位置だってのは思っていましたが、ライバル勢も本当に強いので、まさか勝つとは思いませんでした。ここに来る前は5位か6位ぐらいで、とチームとは話していました。セーフティーカーのタイミングとか、クルマの状態も本当に良くて、何よりチームのピットワークで前に出られたと思いますし、その後JP選手もすごく強い走りで最後まで戦ってくれたので、見てる方は何の不安もありませんでした」

「(お客さんが)こんなにいっぱいきてくれて本当に嬉しいですし、モチベーションも上がります。少しでも僕らの走りで勇気を与えられたかなと思いますので、辛い時期ですが頑張りましょう」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 熾烈なドッグファイトを制し、#14ENEOS X PRIME GR Supraが優勝

GT500クラスのスタートシーン GT300クラスのスタートシーン

2021オートバックス スーパーGT第1戦「たかのこのホテル岡山GT300kmレース」の決勝が4月11日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われた。レースは二度のセーフティーカーランが行われる荒れた展開となったが、予選2番手からスタートした#14大嶋和也/山下健太組(ENEOS X PRIME GR Supra)が接戦を制し、チーム結成2年目で初の優勝をものにした。GT300クラスは終盤までトップ4台による接近戦が展開されたが、予選4番手の#56藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)が逃げ切って優勝した。

(天候:晴れ コース:ドライ)

GT500クラス優勝は大嶋和也/山下健太組(ENEOS X PRIME GR Supra) GT500クラス決勝2位は関口雄飛/坪井翔組(au TOM\'S GR Supra) GT500クラス決勝3位は平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM\'S GR Supra)

第1戦決勝は午後1時30分より82周で行われた。2年ぶりの開催となった岡山国際サーキットは予選、決勝を通じて好天に恵まれ、スタート時の気温も17℃いう絶好のコンディションのもとでの戦いとなった。

2周のフォーメーションラップに続き、スタートでトップに立ったのは、ポールポジションの#37阪口晴南(KeePer TOM'S GR Supra)。予選2番手の#14大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)が2位、予選3番手の#36関口雄飛(au TOM'S GR Supra)が3位でコントロールラインに戻ってきた。

2位の#14大嶋は#37阪口との差を1秒以内に保って追い上げるが、周回遅れに行手を阻まれるなどしてなかなか攻略の糸口が見つからない。そうこうしているうちに#30永井宏明(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)に#34道上龍(Yogibo NSX GT3)がヘアピンで追突するアクシデントが発生。30号車が真横を向いて停止してしまったため、8周目からこの日最初のセーフティーカーが導入された。

#30永井はマーシャルの手を借りてコースへ復帰し、レースは13周めから再開された。

再びテール・トゥ・ノーズの攻防を再開した#37阪口と#14大嶋。しかしここでも大嶋は阪口に並びかけることができないまま、周回を重ねることになる。

しかし33周めについにレースが動いた。

早めのピット作業を行った#360青木孝行/内田優大組(RUNUP RIVAUX GT-R)の内田が2コーナーでスピン、ウレタンバリアに突っ込んで停止すると、それを見てとったGT500クラスの上位陣は相次いでピットに飛び込み、ドライバー交代を行った。

ここで素早く作業を終えてピットアウトした14号車に対し、37号車はピットアウトに手間取り、14号車だけでなく36号車、そして#39ヘイッキ・コバライネン/中山雄一組(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)の先行をも許して実質4位に後退してしまった。

そしてこの360号車を排除するため、35周めからこの日二度目のセーフティーカーが導入され、レースは40周めから再開された。

すると2位に浮上した#36坪井翔(au TOM'S GR Supra)は猛然と#14山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)を追い上げにかかり、60周目のヘアピンで遂にアウトから#14山下に並びかける。しかし周回遅れに行手を阻まれ、トップ浮上はならず。61周目にも同様に仕掛けるが、山下は一歩も引かない。その後も62周目の1コーナー、2コーナー、そして66周目のバックストレートと激しいバトルは続くが、#14山下は巧みに#36坪井を押さえ込む。

その後も何度も#14山下に仕掛ける#36坪井だったが、75周目のヘアピンへの飛び込みで14号車にアウトから並びかけようとして痛恨のオーバーラン。懸命にコースに復帰した坪井だったが、トップとの差は8.968に広がってしまった。ここで勝負は決し、#14大嶋/山下組が開幕戦を制した。

2位に終わった#36関口雄飛/坪井翔組(au TOM'S GR Supra)だったが、坪井はその後も山下を上回るハイペースで周回を重ね、最後は1.187秒差まで詰め寄って意地をみせた。

3位は平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)。4位でピットアウトした#37平川は56周目のヘアピンで#39中山のインに飛び込んで順位を一つ挽回、すでにトップ2台とは15秒近い大差をつけられていたが、なんとか表彰台の一角を占めることができた。

そして#39ヘイッキ・コバライネン/中山雄一組(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が4位でフィニッシュし、上位4台をGRスープラが占める結果となった。

ホンダNSX-GT勢の最上位は#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組(Astemo NSX-GT)の5位。ニッサンGT-R勢は#3平手晃平/千代勝正組(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)の9位が最高という苦しい開幕戦となった。

GT300クラス優勝は藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(リアライズ 日産自動車大学校GT-R) GT300クラス決勝2位は蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG) GT300クラス決勝3位は吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)

GT300クラスはポールポジションの#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)がスタートでトップに立つと、#52川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)の猛追を巧みに押さえて周回を重ねていたが、360号車のアクシデントの直後にピットに飛び込んだ52号車に対し、11号車はその1周後にピット作業を行ったことが裏目に出て52号車の逆転を許してしまう。さらには同じ周に作業を行った#65蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG)、#56藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)らの先行をも許してしまった。

この結果、#56ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)がトップに浮上。2番手には#65蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が続き、#52吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)は3位に。#11平中克幸(GAINER TANAX GT-R)は25周めにピット作業を行った#2加藤寛規/阪口良平組(muta Racing Lotus MC)にも抜かれて一時5位まで後退するが、2号車は48周めにピットに戻り、そのままレースを終えてしまったため、4位でフィニッシュすることとなった。

トップ4台は終盤まで接戦を繰り広げたが、#56オリベイラは最後までトップを守り切り、昨年の第7戦以来の勝利をものにした。

2位は蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG)。3位には吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が入った。

スーパーGT第2戦は、富士スピードウェイにて2年ぶりの500kmレースとして行われる。5月4日決勝だ。

GT500クラスの表彰式 GT300クラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ウォームアップ走行 トップタイムは#38ZENTスープラ

オートバックス スーパーGT第1戦「たかのこのホテル岡山GT300kmレース」の決勝前ウォームアップ走行は#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO GR Supra)が1'21.215でGT500クラスのトップタイム。GT300クラスは#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1'27.700でトップだった。

ウォームアップ走行は午前11時55分より20分間で行われた。天候は晴れ。気温は16℃だ。

序盤のトップは#16笹原右京/大湯都史樹組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)で、笹原が4周めに1'21.256を記録した。以下、#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)の阪口、#36関口雄飛/坪井翔組(au TOM'S GR Supra)の坪井と続く。

開始10分過ぎには#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)のクインタレッリが1'21.252でトップに浮上。

さらに残り時間5分30秒というところで#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO GR Supra)の#38石浦が1'21.215を記録。(8周め)これがこのセッションのトップタイムとなった。

2番手は#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)、3番手は#16笹原右京/大湯都史樹組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)、そしてポールシッターの#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)とまずまずの位置で走行を終えている。

一方、予選3番手の#36関口雄飛/坪井翔組(au TOM'S GR Supra)はチェッカー直前に関口がアトウッドカーブでGT300車両をかわそうとしてコースオフしているが、クルマへのダメージは大きくなさそうだ。

GT300クラスは#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)の井口が4周めに1'27.700を記録してトップ。ポールポジションの#11平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)が2番手につけた。

スーパーGT第1戦決勝はこのあと午後1時30分より82周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ドライバートークショー 平川亮「岡山は相性がいいので、決勝も楽しみにしています」

4月11日、スーパーGT第1戦が行われている岡山国際サーキットで恒例のドライバートークショーが開催された。

今回出席したのはGT500クラスポールポジションの#37平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)、予選2位の#14山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)、そして予選3位の#36関口雄飛(au TOM'S GR Supra)。

GT300クラスはポールポジションの#11平中克幸(GAINER TANAX GT-R)、予選2位の#52川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)、そして予選3位の#65蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)だ。

各ドライバーのコメントは以下の通り。

平川亮(TGR TEAM KeePer TOM'S)

「(昨日の予選を振り返って)テストから昨日に向けて、色々見据えてやってきたので、結果がポールポジションという形で出て嬉しかったです。」

「(岡山マイスターと言われている平川選手だが、それについては)そう言っていただいて嬉しいですし、今日のレースはまた違った展開になると思いますが、落ち着いてレースできるといいなと思います。岡山が好きというより、相性がいいと思っているので、午後のレースを楽しみにしています。」

「(スープラのトップ5独占についての感想は)決勝もいい結果で終わればいいと思います。スープラは決勝も強いので、いいレースを見せたいですね。」

山下健太(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

「(予選を振り返って)予選が始まる前まではホンダ勢が速かったので、予選Q1を通れるかどうかが心配でしたが、走ってみるとトヨタ勢が速かったし、優勝を狙える位置で Q2を終えられたので良かったです。選んでるタイヤも決勝向きなので、自信もあります。」

「(2年ぶりのフル参戦だが)大嶋選手も阿部エンジニアも2019年にタイトルを取らせていただいた時のメンバーなので、やりやすいですね。特に問題もなく、いつも通り普通にできますし。個人的にはもう一つのレース(スーパーフォーミュラ)の結果が悪すぎてイライラしてるんで(笑)その気持ちをドッカンとぶつけたいと思います。」

「(チームの強みはぼくだ、と言っていたが)あれは言わされただけですよ(笑)」

関口雄飛(TGR TEAM au TOM'S)

「(昨日の予選を振り返って)練習走行から万全とはいかず、予選に向けて修正を行いましたが、公式練習からQ1、Q1からQ2と修正しきれずに終わっちゃった印象です。3位なので、優勝を狙えるポジションだとは思いますが、タイム差が大きかったので、見た目以上の差を感じていました。それで予選後にチームと話し合って、決勝に向けてクルマを作ってきました。このあとのウォームアップ走行で確認して、うまく決まってればいいなと思います。」

「(新パートナーの坪井選手について)何も問題ありません。すごく速いドライバーですし、いいコンビネーションでいけてると思います。」

「(今シーズンは新しいスタイルを見せると言っていたが)ここ数年チャンピオン争いはできていますが、取りこぼしが多かったりして、シーズンを振り返るときに後悔することがあったので、今年はクラッシュやペナルティもなく行きたいなと思いますが、その場になると、ついつい押さえきれないかもしれませんね。でもそれが目標です。」

平中克幸(GAINER)

「(予選を振り返って)フリー走行の時はポールを取れるなんて思っていませんでした。気温と路温がどんどん上がっていく中で、僕らにとってはいい方向に行きました。それでちょっとは望めるかなとは思っていましたが、ポール獲得はぼくよりもチームが驚いていたんじゃないでしょうか。」

「決勝はこのままトップをキープできればいいなと思いますが、そうはいかないとも思います。接戦が展開されると思うので、その中でしっかりと生き残って、このポジションをキープできればと思います。いつもチャンピオン争いに敗れてきているので、今年こそはチャンピオンを獲得したいです。」

川合孝汰(埼玉トヨペット Green Brave)

「(昨日の予選を振り返って)思ったより気温が上がったので、心配はしていましたが、うまくまとめられQ1を突破できたので良かったです。」

「(Q2を走った吉田選手とはどんな話をした?)ぼくが走ったあとで『もうちょっとタイム出そうです』ってプレッシャーかけちゃったみたいで(笑)珍しく吉田さんがあたふたされていました。無事に2番手を取ってもらえたので、嬉しかったです。」

「(昨年は開幕戦で優勝したが)ぼくはF4をやっていたので、岡山でレースをするのはそれ以来ですが、こんなにお客さんが集まってくださってることに圧倒されています。無事にいいレースができればともいます。」

「(スープラのライバルが2台増えたことについては)昨日Q1でいきなりそれぞれがトップを取って、ぼくらは2位だったので、ちょっと焦っていました。決勝では緑色のスープラが一番前にいられればいいなと思います。」

「(タイヤ交換義務について)事前にわかっていたことだったので、半分もてばいいと考えてタイヤを選びましたし、決勝で吉田さんにタイヤを残さなくていのはやりやすいなと思います(笑)」

蒲生尚弥(K2 R&D LEON RACING)

「(地元岡山のレースだが)久しぶりのレースということで、たくさんのお客さんに来てもらえて、非常に嬉しいです。地元の友人もどっかでみていると思います。予選は想像以上の結果で、天候も含めて全ての条件がうまくいきました。今日も天気がいいので、昨日からの流れを引き継いで、優勝できるように頑張ります。」

「(タイヤ無交換の印象が強いチームだが、今シーズンはタイヤ交換が義務付けられた。それについての感想は?)いつもはタイヤ無交換を視野に入れてタイヤ選択をしていましたが、今回は半分もてばいい、という考え方で選びました。」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:第1戦岡山決勝 プロクラスは近藤翼が、プロアマクラスは内山清士が、アマクラスはMasaTAGAが優勝

 午後4時に第1戦が12台のフォーメーションラップからスタート。

 ポールポジションの#24近藤をかわして、#31上村優太が先行する展開となった。3番手には#60小河諒がつけるトップ3になる。

 15周のレースは#31上村が0.27秒の僅差を守って逃げ切る結果となった。2位には#24近藤、3位には#60小河がはいった。

 プロアマクラスはPPの#25内山が逃げ切り、2位には#98IKARIが、#77浜崎大が3位の表彰台に。

 アマクラスは1周目にPPの#62KUMAと#36SkyChenの2台が戦線離脱。#84MasaTAGAが優勝、2位には#15神取彦一郎が、3位には#23滝澤智幸がそれぞれ表彰台に上がった。

 第2戦の決勝レースは明日の午前9時45分から15周あるいは30分間で行われる予定だ。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:第1戦岡山公式予選 プロクラスは近藤翼が、プロアマクラスは内山清士が、アマクラスはKUMAがポールポジション

 PCCJの第1戦が、今季は予定通りのSGTサポートレースとして岡山国際サーキットで開催された。

 昨年からオーバーオール(総合優勝)の中でプロアマクラスとアマクラスが設けられていたが、今季はさらにプロクラスが増設されて3クラスでの戦いとなった。

 土曜日の正午から好天の中、30分間の公式予選が行われ、#24近藤翼が1分30秒107のコースレコードをたたき出してPPを獲得。

 プロアマクラスのトップは#25内山清士、アマクラスは#62KUMAがそれぞれPPを獲得した。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ポールシッターのコメント 阪口晴南「平川選手のアドバイスがものすごく役に立ちました」

GT500クラスポールポジション #37KeePer TOM'S GR Supra

平川亮(TGR TEAM KeePer TOM'S)

「昨年の最終戦もですが、助っ人に美味しいところを持っていかれて、そこは寂しい感じはあります。それでもサッシャが来れない中、(阪口選手は)一緒にテストを頑張ってくれましたし、クルマも最後は仕上がって、気持ちよく走れたと思いますので、そこは本当に良かったと思います」

「明日は明日なんで、今日はとりあえずポールを喜んで、明日は思い切って戦えればと思います」

阪口晴南(TGR TEAM KeePer TOM'S)

「何から話していいかわかりませんが、まず最初に代役として呼んでくださったチームに感謝したいですし、その代役の話を承諾してくださったK-tunesの皆さんにも感謝しています。2回の公式テストをしっかり走ることができ、クルマがどんどん自分のものになっていきました。クルマもタイヤも、そして平川選手も本当に頼もしくて、ぼくはただプッシュするだけだったので、本当にありがたい環境でレースをさせていただいてるなと思っています。出走のギリギリまで平川選手がアドバイスを沢山してくださり、ぼくはそれを守って走っただけなんです。本当に感謝しています」

「今日の結果は本当に満足していますし、明日はGT500のレース経験が少ないので、ボロが出ないようにギリギリまで準備します。今日は平川選手のアドバイスがものすごく役に立ったので、明日もめちゃめちゃアドバイスを聞こうと思います」

GT300クラスポールポジション #11GAINER TANAX GT-R

平中克幸(GAINER)

「(2014年以来のPPだが)本当にポールが取れるとは思っていなくて。公式練習でもQ1でもスープラが速かったですから。トップ10に入れればいいなぐらいの気持ちでアタックしたら、意外とタイムが良くてびっくりしています」

「決勝では一番前からスタートできるので、このポジションを生かして明日もいいレースをしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

安田裕信(GAINER)

「ぼくもまさかポールまで行くとは思っていませんでした。平中さんがQ2で素晴らしい走りをしてくれて感謝しています。明日一番前からスタートできて嬉しいです」

「なかなかファンの方と触れ合うことがまだ難しいんですけど、テレビの前の皆さんや、ここにいらしている皆さんに、感動を与えられるレースをするので、最後まで応援をお願いします」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選 GRスープラの大逆襲! 助っ人阪口の活躍で#37KeePerがPP獲得

オートバックス スーパーGT第1戦「たかのこのホテル岡山GT300kmレース」の公式予選が4月10日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスでは#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)が、GT300クラスでは#11平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)がポールポジションを獲得した。

公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。気温は15℃まで上昇してきた。

予選Q1:両クラスでGRスープラが上位独占!!公式練習トップの#8ARTA NSXと#61BRZはまさかの敗退

GT500クラスは上位8台がQ2進出の権利を得る。まず#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が1'19.046を記録、これを#36関口雄飛(au TOM'S GR Supra)が上回り、1'18.244。続いて#38石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)も1'18.177を叩き出す。

そして残り時間1分を目前に#37平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)
が1'17.966でトップに躍り出る。#14山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)も1'18.091で2番手に上がってきた。

一方、午前中トップタイムの#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)は14番手まで後退したところでまさかのピットイン。そのままガレージにクルマを入れてしまうことに。

その結果4番手の#36関口まで上位4台をGRスープラが占めることとなり、ホンダNSXは5番手の#16大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)、6番手の#64大津弘樹(Modulo NSX-GT)の2台のみがQ2へ進出。ニッサンGT-R勢は#3千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)の10番手が最高で、全4台がQ1敗退という結果となった。

GT300クラスはA、Bの2グループに分かれて走行を行い、上位各8台がQ2への進出を果たす。

Aグループは開始早々に#87坂口夏月(グランシード ランボルギーニGT3)がコースオフし、あわやクラッシュかという危ない場面もあったが、87号車はコンクリートウォールのギリギリ手前で踏みとどまることができ、坂口はそのままアタックに取り掛かった。

ここではまず#65菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)が1'26.021でトップに。これを#2加藤寛規(muta Racing Lotus MC)が1'25.887で上回る。前年王者の#56藤波清斗(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)は1'26.260で3番手につける。

さらに残り時間が1分を切ったところで#244堤優威(たかのこの湯RC F GT3)が1'25.866を叩き出してトップに躍り出た。2番手は#2加藤、#65菅波が3番手、#56藤波は4番手と続き、8番手の#96新田守男(K-tunes RC F GT3)までがQ2に進出。

一方、午前中トップタイムの#61井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)は1'26.696に留まり、なんと10番手でノックアウトを喫することに。このほか#25佐藤公哉(HOPPY Porsche)、#4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)らもここで予選を終えてしまった。

Bグループは、まず#55高木真一(ARTA NSX GT3)が1'26.046でトップに。これを#52川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1'25.987で上回る。さらに午前中の走行でスロットルのトラブルに悩まされていた#60吉本大樹(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)が1'25.955を叩き出し、残り2分を切ったところでトップに躍り出た。

4番手には#5平木湧也(マッハ車検GTNET MC86マッハ号)が1'26.239で続き、他のチームよりやや遅れて残り6分30秒でコースインした#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)が1'26.245で5番手につける。

そしてチェッカー直前に#21川端伸太朗(Hitotsuyama Audi R8 LMS)が1'26.557で8番手に滑り込み、見事Q2進出を果たした。

一方、新スポンサーYogiboを得て注目を集める#34道上龍(Yogibo NSX GT3)は10番手、本山哲とともにスーパーGTに挑戦する#6片山義章(Team LeMans Audi R8 LMS)は12番手と振るわず、ともにQ1で敗退となった。

予選Q2:#37阪口晴南が殊勲のPP獲得!!GT300は#11平中克幸が7年ぶりのPP

GT500クラスはコースオープンと同時に#16笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)がピットアウト。続いて#37阪口晴南(KeePer TOM'S GR Supra)、#64伊沢拓也(Modulo NSX-GT)がコースに飛び出していく。やや遅れて#39中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、#38立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が続く。しかし#19宮田莉朋(WedsSport ADVAN GR Supra)は一旦ピットを離れたものの、コントロールラインを通らずににピットイン。そのまま宮田はクルマを降りてしまった。

コース上では#64伊沢がまず1'19.474を記録。これを#38立川が上回って1'18.814。最終コーナーでわずかに膨らんだが、うまくまとめてきた。

しかし今回サッシャ・フェネストラズの代役に起用された#37阪口晴南(KeePer TOM'S GR Supra)が残り1分で1'17.701を叩き出し、一気にトップに躍り出る。

#36坪井翔(au TOM'S GR Supra)、#14大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)らも終盤区間ベストを更新しながらアタックを敢行したが、阪口のタイムにはわずかに及ばず、#14大嶋は1'17.808、#36坪井は1'18.060に終わった。

この結果、#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)が見事開幕戦のポールポジションを獲得。平川にとっては昨年の最終戦に続いての2戦連続、阪口にとっては昨年の第2戦富士以来2度目のGT500参戦での殊勲のポール獲得だ。

2番手は#14大嶋和也/山下健太組(ENEOS X PRIME GR Supra)、3番手は#36関口雄飛/坪井翔組(au TOM'S GR Supra)となり、終わってみれば上位5台がGRスープラという結果となった。

GT300クラスはまず#55佐藤蓮(ARTA NSX GT3)が1'26.292を残り4分を切ったところで記録。これを#65蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が1'25.376、#52吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1'25.362で上回る。

そして残り時間が2分を切ったところで#11平中克幸(GAINER TANAX GT-R)が1'25.275を叩き出してトップに浮上、そのままチェッカーを待たずに走行を切り上げるが、その後も平中のタイムを上回るものは現れず、#11平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)が開幕戦をポールポジションからスタートすることになった。

2番手には#52吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)、3番手には#65蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG)が続き、前年王者の#56藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)が4番手だった。

スーパーGT第1戦決勝は明日の午後1時30分より82周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習 ホンダ勢が1-2-3! トップタイムは#8ARTA NSX-GT 

2021オートバックス スーパーGT第1戦「たかのこのホテル岡山GT300kmレース」の公式練習が4月10日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスは#8野尻智紀/福住仁嶺組(ARTA NSX-GT)が1'18.144のトップタイムを記録したほか、2番手に#16笹原右京/大湯都史樹組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)、3番手は#1山本尚貴/武藤英紀組(STANLEY NSX-GT)と、ホンダNSX-GT勢が上位3台を占めた。

GT300クラスは市販車がフルモデルチェンジしたばかりの#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が混走で1'25.669でトップ。2番手には#52吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)とJAF-GT勢が速さをみせた。

公式練習は午前9時45分より105分間の予定で行われた。天候は雲ひとつない快晴だが、気温は10℃とやや肌寒さを感じさせるコンディションだ。

ディフェンディングチャンピオンのチーム国光は、レイブリックのブランド展開終了に伴い、車名を#1STANLEY NSX-GTに変更して参戦することになったが、昨年の終盤戦から体調を崩していた牧野任祐が今回も欠場。公式テストの時点では回復は順調とされていたものの、残念ながら開幕には間に合わなかったようだ。これに伴い武藤英紀が公式テストに続いて1号車をドライブする。

また#37KeePer TOM'S GR Supraも、サッシャ・フェネストラズの入国が叶わず欠場を余儀なくされたため、こちらも公式テストに続いて阪口晴南が起用されている。それに伴い、#96K-tunesは昨年のFIA-F4チャンピオンの平良響を阪口の代役に抜擢した。

開始から15分が経過した時点では#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)が1'19.495を記録してトップ。#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が1'19.580で2番手に続く。

GT300クラスは#52吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1'26.344でトップだ。

開始20分過ぎには#1山本尚貴が1'19.121でトップに浮上。GT300も今シーズンからモデルチェンジをした#61SUBARU BRZ R&D SPORTが山内英輝のドライブで1'26.185を記録した。

開始から40分が経過したところで#37平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)が1'18.902でトップに浮上。GT300クラスは#61山内が1'25.669までタイムを縮めて依然トップだ。

その5分後、#1山本尚貴(STANLEY NSX-GT)が1'18.525で再びトップに。2番手の37号車に続いて#36関口雄飛(au TOM'S GR Supra)が1'19.006で3番手に浮上してきた。

残り時間が1時間を切ったあたりで1号車は武藤英紀に、37号車は阪口晴南に交代。

しかしその直後、#60河野駿佑(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)がダブルヘアピン手前でスローダウン、そのままコース脇でストップしてしまったために赤旗中断となってしまう。

60号車は自力で再始動を試み、なんとかピットへ。セッションは午前10時45分に再開となった。

60号車は再開後にも再びダブルヘアピンでストップ。トラブルは解消されていないようだ。またこの時点でクラストップの#61BRZも走行再開時にピット出口でエンジンが始動せずにガレージに戻されたが、こちらは修復が間に合い、井口卓人が午前11時5分にコースへ。残り時間は25分だ。

結局、GT500、GT300両クラスともトップタイムが更新されないまま85分間の混走は終了、その後は予選を想定した専有走行が各クラス10分間で行われた。

GT300クラスの専有走行は午前11時10分にスタートしたが、残り時間が1分を切ったところで#22和田久(アールキューズAMG GT3)がウィリアムズコーナーの先でスピンアウト。そのままグラベルに捕まってしまったため、この日二度目の赤旗が提示されることに。その結果、専有走行でのタイム更新はなく、GT300クラスのトップタイムは混走で1'25.669を記録した#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)となった。

コースを飛び出した22号車は、大量の砂に塗れて入るもののバリアまでは達しておらず、車体そのもののダメージはさほど大きくなさそうだ。

車両回収ののち、公式練習は午前11時30分に再開。GT500クラスの専有走行が10分間で行われた。

#37阪口晴南(KeePer TOM'S GR Supra)を先頭に続々とコースインしていくGT500車両。まずは#14山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)が2周のウォームアップに続いてアタックを開始。1'18.533でこの時点の2番手に浮上する。

するとその直後、#8福住仁嶺(ARTA NSX-GT)が1'18.144を叩き出してトップに浮上。#16大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)もセクター1で福住のタイムを上回ったが、コントロールラインに戻った時点では1'18.306と福住には及ばず、2番手に終わった。

これにより上位3台をホンダNSX-GTが占めるという結果に。スープラ勢最上位は#14大嶋和也/山下健太組(ENEOS X PRIME GR Supra)の4番手、ニッサンGT-R勢は#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)

スーパーGT第1戦はこのあと午後2時より、公式予選をノックアウト方式で行う。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士決勝会見 野尻智紀「難しい局面もありましたが落ち着いて走れました」

決勝フォトセッション: 上位3人のドライバーたち

優勝 野尻智紀(MUGEN)

決勝記者会見: 優勝した野尻智紀(TEAM MUGEN) 「今週は走り出しから非常に調子が良くて、予選もポテンシャルを出し切れました。スタートは僕のミスもありましたが、少しクラッチに関して不安感を持っていたので、それが出てしまったように思います。ただその後5~6周してからは、こちらに分があると分かったので、(ピットインを)ミニマムで入るか引っ張るかと悩む中で、大湯選手をかわすチャンスが巡ってきたので、最後まで引っ張ることにしました」

「いつ雨が降り出すのか分からず難しい局面もありましたが、落ち着いて走っていられましたし、何よりもチームとホンダに素晴らしいパッケージを用意して頂いたので、僕は最後まで集中を切らさずやることをやったという感じです。少し置きにいった部分もあったので今後そこは改善したいと思います」

2位 #64大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

決勝記者会見: 2位の大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING) 「前回の富士も2位、今回も2位で表彰台を取ることができました。確実に表彰台を取ることが目標でしたから、すごく良かったと思っています。ただ、昨日から野尻選手は速くて常に強かったです。野尻選手とチームの頑張りにおめでとうと言いたいと思います」

「僕もシリーズを戦う上ではこのままではいけないと思っていますので、もっと頑張ってチーム一丸となって次のレースに向かいたいと思います。タイヤのマネージメントを含めて僕自身はベストを尽くしましたが、まだ足りない部分があるのだと思います」

3位 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

決勝記者会見: 3位の福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 「僕にとってダンディライアンで走るのは3年目ですが、エンジニアやクルマも5号車に変わり、昨シーズン(山本)尚貴選手がチャンピオンを取った体制になりました。それが自分の中では今週かなりプレッシャーになっていました」

「昨日の予選も不甲斐ない結果でしたが、あれも自分の実力でなかなか良いクルマに仕上げられなかった結果だと思います。予選の後は落ち込みましたが、チャンピオンシップのことを考えて、今日のレースに関してロングランは自信あったので切り替えて決勝に臨みました」

「昨シーズンは取りこぼしがありましたが、次の鈴鹿は良いレースをするということだけではなく成長を見せたいと思います」

まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士決勝 野尻智紀がコンディションの変化する開幕戦を制す!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦の決勝が、4月4日、静岡県・富士スピードウェイで行われた。途中雨が落ちてくる難しいコンディションのなか、ポールポジションスタートの野尻智紀(MUGEN)が優勝。2位はスタートで前に出たものの逆転を許した大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、3位には福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入った。

41周の決勝がスタートした 山本尚貴を先頭とする争い 優勝は野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 決勝2位は大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19) 決勝3位は福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5S SF19) 表彰式

決勝スタート前、雲の切れ間から覗いていた青空が見えなくなり、雨が近づいていることを予感させた。各チームはレインタイヤをグリッド上に持ち込み、スタッフは空を見上げなが準備を進める。

午後2時10分、1周のフォーメイションラップからスタートが切られた。

2番グリッドの#64大湯が好ダッシュを決め#16野尻を抑えて前に出る。しかし「大湯選手が狙っているのは分かっていた」と#16野尻は焦ることなく背後からチャンスを窺う。その後方ではオープニングラップの混乱で予選8位の#15大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)と予選9位の#19関口雄飛(TEAM IMPUL)が接触。両者はピットインを余儀なくされ早くも上位進出の権利を失ってしまった。

「マシンは最高だった」という#16野尻は、周回を重ねるたびに#64大湯との差を詰めていくと、10周目のダンロップコーナーでオーバーテイクシステム(OTS)を使い、狙いすましたようにアウトから前に出る。その勢いは衰えることなく#64大湯を毎周0.2~0.3秒ずつ引き離していく。

雨の可能性があるため早めにタイヤ交換をするチームは少なかったが、そのなかで後方スタートながら8位まで順位を上げていた#1山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)が9周終了時にピットに滑り込む。しかしあろうことか左リアタイヤの交換に手間取り大きくタイムロス。ここまでの追い上げが無駄になってしまうが、王者は腐ることなく前を追う。

10周を過ぎてペースが良かったのが1周目に順位を落としていた#37宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM'S)。14周目に#39阪口晴南(INGING MOTORSPORT)、18周目に#18国本雄資(KCMG)を抜き7位まで順位を回復してきた。

折返しを過ぎた21周目、上位の順位は、#16野尻、#64大湯、#5福住、#6笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)#20平川亮(TEAM IMPUL)#38坪井翔(INGING MOTORSPORT)、#37宮田と続く。

このなかで#64大湯は他のマシンよりタイヤがきつくなり24周目3位、25周目4位と順位を落とすと、たまらず25周を終えた時点でピットイン。ここから上位陣のピットインが始まり、28周を終え#5福住、29周#6笹原がピットに滑り込む。

この少し前から雨がポツリポツリと落ち出す。特に最終コーナー方向が濡れ、タワーに「WET」の表示が出される。しかし、この後も雨が強くなることはなく、全車ドライタイヤのまま走行を続ける。

その後も、31周目に#37宮田、32周目#38坪井がピットインしタイヤ交換を行うが、アウトラップに冷えたタイヤでマシンコントロールをするのは難しく、#38坪井は堪らず33周目にセクター3でコースアウト。ここでレースを終えてしまう。

終盤、残り5周となったところでピットインをしていないのは、トップ#16野尻、9秒遅れの2位#20平川、2人から大きく遅れてはいるが3位を走る#4中山雄一(KONDO RACING)の3人のみ。アウトラップのタイムロスを考えるとトップ2車も決して安泰ではなく、すでにタイヤ交換をしたマシンに一気に差を詰められる可能性もある。

38周を終え、#20平川、#4中山、39周を終え#16野尻がピットイン。#16野尻はトップをキープしたままコースに戻り、ウェービングしてタイヤを暖めるが、ここで早めにタイヤ交換をしていた#64大湯が急接近。何とファイナルラップに入る手前の直線でその差は3.8秒とトップ#16野尻を射程距離圏内に捕える。

最後はこの週末をリードしてきた2人による一騎打ちとなったが、#16野尻が1.5秒差でかろうじて逃げ切り開幕戦を制した。3位はやはり早めにタイヤ交換を行っていた#5福住が入った。

第2戦は3週間後の4月24~25日に鈴鹿サーキットで行われる。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/04) Final Race Weather:Cloudy-Rain Course:Dry-Wet
2021 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine LapTimeBehindGap
116野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda
M-TEC HR-417E
4158'30.222--
264大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
4158'31.798 1.576 1.576
35福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
4158'33.959 3.737 2.161
420平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD01F
4158'49.45819.23615.499
56笹原 右京DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda
M-TEC HR-417E
4158'56.70326.481 7.245
61山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda
M-TEC HR-417E
4159'00.11229.890 3.409
737宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD01F
4159'00.69230.470 0.580
818国本 雄資KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA
TRD01F
4159'10.10239.880 9.410
939阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD01F
4159'13.99343.771 3.891
1014大嶋 和也NTT Communications ROOKIE SF19
NTT Communications ROOKIE
TOYOTA
TRD01F
4159'17.38147.159 3.388
1136中嶋 一貴Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA
TRD01F
4159'22.82952.607 5.448
123山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD01F
4159'24.18953.967 1.360
1312タチアナ・カルデロンThreeBond SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda
M-TEC HR-417E
4159'25.44555.223 1.256
144中山 雄一ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA
TRD01F
4159'26.70256.480 1.257
157小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA
TRD01F
4159'28.42258.200 1.720
1615大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda
M-TEC HR-417E
4159'51.7521'21.53023.330
1719関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA
TRD01F
3959'33.7542Laps2Laps
1838坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA
TRD01F
3651'58.9825Laps3Laps
---- 以上規定周回数(90% - 36Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.64 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19) 1'22.639 (41/41) 198.778km/h

TCR JAPAN SUNDAY

TCRJ-SUN:第1戦富士決勝 ヒロボンが独走優勝 PP・藤井優紀はスタートミス

 TCRジャパンサンデーシリーズ第1戦は4日、富士スピードウェイで決勝を行い、予選2位からスタートしたヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り独走優勝を飾った。

優勝はヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】) 決勝2位は加藤正将(Audi Team Mars) 決勝3位は大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE) 決勝4位は藤井優紀(Audi Team Hitotsuyama) 決勝5位は佐藤潤(Adenau IDI GOLF TCR) 決勝6位は中谷明彦(DOME RACING)

 サンデーシリーズ決勝は12時40分にフォーメーションラップが始まった。雨模様だがまだ雨は落ちてこない。鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が昨日のレースの負傷で出走を取りやめたため9台がグリッドに付きスタートが切られた。

 ポールポジションの藤井優紀(Audi Team Hitotsuyama)はエンジンストールで出遅れ一気に後続に飲み込まれてしまう。トップに立ったのは予選2位のヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)。1周目はトップ・ヒロボン、2位・加藤正将(Audi Team Mars)、3位・佐藤潤(Adenau IDI GOLF TCR)、4位・大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)、5位・中谷明彦(DOME RACING)、6位・井上恵一(NILZZ Racing)の順でコントロールラインを通過。

 ヒロボンは1周目に0秒7あった加藤との差を2周目には0秒4まで詰められるが、ここからは毎周後続を引き離すラップを刻み、徐々にリードを広げる。

 ヒロボンは6周目には2位以下を2秒3離すと、8周目には4秒4、11周目には6秒8と独走態勢を築く。終盤には2位以下との差をコントロールし、13周を走ってぶっちぎりでの初戦を制した。

 加藤は、ヒロボンにはおいて行かれたものの2周目にはこのレースのファステストラップをたたき出し、3位以下を寄せ付けず、単独走行で2位に入った。

 3位の表彰台をかけた争いは佐藤と大蔵で繰り広げられた。各コーナーやストレートで併走する争いは、8周目に3位を走る佐藤を大蔵が攻略。この争いに決着をつけた。

 4位に落ちた大蔵は、後方から追い上げてきたポールシッターの藤井に10周目にかわされ5位まで後退。藤井はさらに3位の佐藤に迫るも背後まで付けたところでチェッカーを迎えた。

 4位には藤井が入り、5位が大蔵、6位には中谷が入った。

 両シリーズの第2戦は鈴鹿サーキットに舞台を移し24日、25日に行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

TCR JAPAN SUNDAY

TCRJ-SUN:第1戦富士決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/04) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
119ヒロボンCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1323'41.646--
265加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1323'46.252 4.606 4.606
373大蔵 峰樹Alfa Romeo Giulietta Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1323'55.44613.800 9.194
421藤井 優紀Audi RS3 LMS
Audi Team Hitotsuyama
1323'56.31714.671 0.871
510佐藤 潤Volkswagen Golf GTI TCR
Adenau IDI GOLF TCR
1324'02.67521.029 6.358
697中谷 明彦Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1324'03.07721.431 0.402
77井上 恵一Audi RS3 LMS
NILZZ Racing
1324'05.85424.208 2.777
845竹田 直人Honda CIVIC TCR
若甦ドリームドライブwith KCMG
1324'06.52224.876 0.668
971大山 正芳Honda CIVIC TCR
ダイワN通商アキランドCIVIC
917'34.5784Laps4Laps
---- 以上規定周回数(75% - 9Laps)完走 ----
-17鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
D.N.S--
  • Fastest Lap: CarNo.65 加藤正将(Audi Team Mars) 1'48.201 (2/13) 151.817km/h

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士フリー走行2回目 予選上位陣は順調な仕上がりを見せる

フリー走行2回目: トップタイムは山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19) フリー走行2回目: 2位は大嶋和也(NTT Communications ROOKIE SF19) フリー走行2回目: 3位は阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)

予選日から一夜明けた決勝日の富士スピードウェイは曇り空。予報では午後4時頃から雨が降り出すこととなっており、決勝がレインコンディションになるかは微妙なところだ。

各チームは午前9時25分からの30分間の走行で決勝を想定したセッティングを試みることになる。

10分経過。予選Q1で屈辱の敗退となったディフェンディングチャンピオン#1山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、ベテラン#14大嶋和也(ROOKIE Racing)が積極的に走行を重ねる。タイムは1分22秒半ばと2人とも予選を上回るタイムを刻んでおり、燃料を少なくした状態でのセッティングを試した模様。いずれにしても決勝に向けては良い仕上がりを見せているようだ。

20分経過。ポールシッター#16野尻智紀(MUGEN)と2番グリッドスタートの#64大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)はともに1分23秒台。ピットインしながらじっくりとセッティングを確認している。雨のレースになるにしてもこの2人が中心となってレースは展開するはずだ。

この週末まったく歯車の噛み合っていない#3山下健太(KONDO RACING)がヘアピンでスピン。ここでのスピンはあまり見ないだけにブレーキやミッションのトラブルかもしれない。

30分経過。走行開始からコンスタントな走行を見せたのが予選5位の#39阪口晴南(INGING MOTORSPORT)。1分24秒台をコンスタントに刻み時折23秒台に入れ、実質のトップタイムをマークした。これに続いたのが予選3位#6笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、予選4位#5福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のチームメイトの2人。

この若手3人が#16野尻と#64大湯を脅かす存在となれれば、開幕戦は面白いレースになることは請け合いだ。

決勝は午後2時10分スタート。41周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士フリー走行2回目結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/04) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.540--199.016
214大嶋 和也NTT Communications ROOKIE SF19
NTT Communications ROOKIE
TOYOTA TRD01F
1'22.755 0.215 0.215198.499
339阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'23.424 0.884 0.669196.907
418国本 雄資KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'23.491 0.951 0.067196.749
56笹原 右京DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.660 1.120 0.169196.352
65福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.741 1.201 0.081196.162
716野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'23.757 1.217 0.016196.125
864大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.908 1.368 0.151195.772
920平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'23.958 1.418 0.050195.655
1038坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'23.965 1.425 0.007195.639
1137宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'24.076 1.536 0.111195.380
1219関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'24.109 1.569 0.033195.304
137小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'24.119 1.579 0.010195.280
144中山 雄一ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'24.320 1.780 0.201194.815
1515大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'24.326 1.786 0.006194.801
1636中嶋 一貴Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'24.328 1.788 0.002194.797
173山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'24.337 1.797 0.009194.776
1812タチアナ・カルデロンThreeBond SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'24.848 2.308 0.511193.603

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第1戦富士決勝会見 名取鉄平「今年の目標は全勝です」

決勝記者会見: トップ3のドライバーたち

優勝 名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見: 優勝した名取鉄平(B-MAX RACING TEAM) 「欲を言えばもう少し良いスタートが切れればと思いました。佐藤選手のスタートのほうが良かったですし、明日に向けては改善する余地があります。レースペースは序盤は同じようなペースで走れましたが、終盤きつくなりスライド量も増えて詰められてしまいました。でも自分の速いところ、佐藤選手の速いところも分かったので次に向けては良いレースだったと思います」

「テストの段階から2位以下にマージンがありましたし、レースペースも全く問題ないと思っていましたが、スーパーフォーミュラが走った関係で路面が昨日までとはまったく違ってしまいました。明日改善したいと思います」

「(第2戦はユーズドタイヤを使うことについて)そこは去年も自信がありましたし、自分がやるべきことをしっかりやれば勝てると思います。ただ第3戦は雨の予報ですので、勉強するべきことがありますし、唯一心配な点です。でも今年の目標は全勝ですので頑張ります」

2位 佐藤蓮(TODA RACING)

決勝記者会見: 2位の佐藤蓮(TODA RACING) 「スタートは悪くなかったので、できれば1コーナーでパスしたかったのですが、それは叶いませんでした。21周の長いレースでしたので、最初はペースを抑え後半に向けて名取選手を追い詰めるよう組み立てていました。でも、経験が足りないところもあり、最後に追いついたところでブロックされて抜くことができませんでした。明日はそういうところを見直していきたいと思います」

「体力は全く問題ありませんでしたし、カート時代からタイヤのマネージメントには自信がありましたので、それらについては問題はありません。明日はスタートで前に出て優勝を目指します」

3位 ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)

決勝記者会見: 3位のジュリアーノ・アレジ(TOM\'S) (日本語でのインタビューを希望し、日本語で受け答えをした)

「皆さん僕の日本語を笑わないでください(笑)。悪くないレースでした。バランスに関して少しフィーリングが良くありませんでしたが、ボクはこのクルマもタイヤもサーキットも初めてでしたので、ステップ・バイ・ステップで勉強していきます。チームはボクに強いサポートをしてくれますし、がんばります」

「今日はオーバープッシュしないよう走ることに気をつけました。できないときは無理せずポイントを上げて少しずつ前に進むことを心がけています。明日は良いスタートを切って、その後は自分のペースで走るようにします」

まとめ: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士予選会見 野尻智紀「頭一つ抜け出た状態で予選に臨めました」

予選フォトセッション: トップ3のドライバーたち

PP 野尻智紀(MUGEN)

予選記者会見: ポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN) 「シーズンの間になぜ去年の自分は上手く行かなかったのかを深く考え準備をしてきました。担当エンジニアともたくさん会話をしながら一段高い状態のクルマを作れたと思います。チームは本当に完璧な仕事をしてくれましたし、自分の力を出し切るだけと思いました。今週は走り始めから調子が良かったのですが、頭一つ抜けてる状態で予選に臨むことができたのは初めてでしたので、その中でどうやって自分をコントロールしてまとめ上げるかということに難しさを感じました。その中でこの場(注:記者会見)に来られたことを自分の成長として自信を深めたいと思いますし、もっと強くなれるような気がします。決勝も強く賢く戦いたいと思います」

「(雨予報の決勝に向けては)雨は好きではありませんが、鈴鹿の雨のテストを走っておいて良かったと思っています(笑)。準備はできています」

2位 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

予選記者会見: 2位の大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING) 「Q1からプッシュしていましたが、野尻選手が頭一つ抜けていて、Q2もいっぱいいっぱいでしたがそれでも届かなくて、最後のQ3はクルマは何も触らなくていい状態で、何とか自分の力で先輩の野尻選手を抜きたいという思いで色々やりましたが、やはり壁は厚かったと感じています」

「フリー走行ではカートが走った(コース)コンディションに合わせきれませんでしたが、予選に向け色々修正していったのが良かったと思います」

「2年前ナカジマレーシングは雨で優勝しています。月日は経っていますが、(チームとして)不得意なコンディションではないと思いますし、僕自身も雨の富士は好きなので(決勝は)自信を持っていきたいと思います」

3位 笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

予選記者会見: 3位の笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 「まずはポールポジションを獲得した野尻選手おめでとうございます。(野尻選手が)頭一つ抜けているという印象です。一方僕はフリー走行から正直調子が良くなかったのですが、Q1は無事に突破できました。正直Q2は突破できるか際どいところでしたが、何とか自身とチームともに上手くまとめ上げらることができました。Q3は大幅に変更した箇所もポジティブに見つけられて、上げ幅も大きかったので、レースに向けてはトップと戦えるという手応えを感じることができました。チームの手厚いサポートのおかげでここ(記者会見場)に立つことができたので、明日は牧野選手の分も含めて精一杯戦っていきたいと思います」

「雨のスーパーフォーミュラの経験がほとんどなく(決勝の)予想がつかないので、とりあえずスタートで前に出ていきたいという思いしかないです」

まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第1戦富士決勝 名取鉄平、嬉しい初優勝! 3連続ポールも決める

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1戦の決勝が、4月3日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、ポールポジションスタートの名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)が佐藤蓮(TODA RACING)の追撃をかわして嬉しい初優勝を飾り、同時に明日午後決勝の第3戦のポールポジションも獲得した。

優勝は名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 決勝2位は佐藤蓮(TODA FIGHTEX ) 決勝3位はジュリアーノ・アレジ(TOM\'S 320) 決勝4位は平良響(Kuoカローラ中京TOM\'S 320) 決勝5位は河野駿佑(RS FINE K&N 320) 決勝6位は三宅淳詞(MAX RACING 320)

荒れることなくスムーズなスタートで始まった開幕戦は、逃げる#50名取、追う#2佐藤という戦いに終始した。

無難なスタートを決めた参戦2年目の#50名取に対し、スタートで前に出てデビューウィンを目論む#2佐藤は、スタート後の1コーナーでアウトから並びかける。しかし、ここで前に出ることは叶わず#50名取、#2佐藤のオーダーで1周目を終える。

両者は3位以下を引き離しながら周回を重ねるが、その差は1周目0.9秒、5周目1.0秒、10周目0.7秒、15周目0.6秒と正に一進一退の攻防を見せる。一瞬のミスが命取りになることは明らかで、どちらにとってもミスは許されない心理戦のまま終盤に突入。

トップ2からやや遅れた#36ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)、#37平良響(TOM'S)、#35河野駿佑(RS FINE)がほぼ1秒間隔で安定して3~5位を走行する。しかし、終盤になると#35河野の後方からスタートで出遅れた#1野中誠太(TOM'S)と#5神晴也(ALBIREX RACING TEAM)が迫り三つ巴の5位争いを繰り広げる。

残り5周となったあたりから2位#2佐藤がジワジワとトップ#50名取との差を詰めだし、最終ラップに入る直線でスリップトリームを利用して1コーナーで背後に迫る。しかし、「今年の目標は全勝です」という#50名取はこの場面でも冷静さを失うことはなく、きっちり#2佐藤を抑えると、自身にとっての初優勝をポール・トゥ・ウィンで締めくくった。

3位は初参戦、初の富士という初めてづくしの#36アレジが初表彰台を射止めた。4位は#37平良響(TOM'S)、白熱した5位争いは18周目のダンロップコーナーで#1野中と#5神が接触して決着。参戦4年目の#35河野が制した。

40歳以上のマスターズクラスは総合8位の#4今田信宏(B-MAX ENGINEERING)がクラス優勝。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第1戦富士決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦 -RIJ- (2021/04/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine LapTimeBehindGap
150名取 鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS
A41
2132'59.578--
22佐藤 蓮TODA FIGHTEX
TODA RACING
SPIESS
A41
2133'00.200 0.622 0.622
336ジュリアーノ・アレジTOM'S 320
TOM'S
TOYOTA
TOM'S TAZ31
2133'06.931 7.353 6.731
437平良 響Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA
TOM'S TAZ31
2133'17.32217.74410.391
535河野 駿佑RS FINE K&N 320
RS FINE
TOYOTA
TOM'S TAZ31
2133'20.53920.961 3.217
610三宅 淳詞MAX RACING 320
Rn-sports
SPIESS
A41
2133'21.70722.129 1.168
751小山 美姫B-MAX ENGINEERING 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS
A41
2133'24.51324.935 2.806
84M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
SPIESS
A41
2133'36.84337.26512.330
930DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS
A41
2133'50.45850.88013.615
10*1野中 誠太Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA
TOM'S TAZ31
2134'14.0751'14.49723.617
1111M2植田 正幸MAX RACING RN 320
Rn-sports
SPIESS
A41
2134'22.4921'22.914 8.417
125神 晴也Albirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI
TB14F3 2020
2032'04.1531Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.50 名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 1'33.893 (3/21) 174.952km/h
  • CarNo.1は、シリーズ規則第15条1.2)(他車への衝突)違反により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科し、ペナルティーポイント1とする。

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士公式予選 野尻智紀が開幕ポールを奪取!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦の公式予選が、4月3日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、野尻智紀(MUGEN)がQ1、Q2、Q3とノックダウン方式の予選ですべてトップタイムを叩き出す完璧な形でポールポジションを獲得した。2位はテストから好調を維持している大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、3位には笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入った。

ポールポジションは野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 予選2位は大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19) 予選3位は笹原右京(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)

今シーズンも熾烈なチャンピオン争いが繰り広げられるであろうスーパーフォーミュラだが、それ以外にも見所は多い。移籍したディフェンディングチャンピオン#1山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)がチームに12年ぶりのタイトルをもたらすのか、また、昨年スポット参戦はしているものの、#37宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM'S)、#39阪口晴南(INGING MOTORSPORT)、#15大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)のルーキー3人がどこまで上位に食い込むことができるか、そして昨年フル参戦はならなかった2年目の#12タチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)の順位にも注目だ。

Q1

(A組、B組に分けられそれぞれ上位7台がQ2に進出)

【A組】

(#1山本-#3山下-#5福住-#7小高-#12カルデロン-#15大津-#20平川-#37宮田-#39阪口)

奇しくも#1山本、ルーキー3人、#12カルデロンがこの組に入った。

勝負は最後の1周。ルーキーの#15大津が初めに1分22秒263を叩き出し、その後#37宮田、#20平川亮(TEAM IMPUL)、#39阪口がアタックするが路面温度の上昇からタイムは伸びず、#15大津のタイムを上回ることはできなかった。

そんな中、注目の#12カルデロンは大健闘。トップから0.557遅れの1分22秒820と9台中6位で初めてQ1を通過することに成功した。

逆に苦しいQ1となったのが王者#1山本。最後の最後に#7小高一斗(KCMG)が7位に滑り込んだことで8位にドロップ。Q1敗退を喫してしまった。#3山下は歯車が噛み合わないまま最下位。

【B組】

(#4中山-#6笹原-#18国本-#14大嶋-#16野尻-#19関口-#36中嶋-#38坪井-#64大湯)

最初に1分22秒台に入れたのが#19関口(1分22秒785)。これを即座に#16野尻が1分22秒337で逆転。タイム的にこれで決まりかと思った途端、#36中嶋一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM'S)が1分22秒333と#16野尻を1000分の4秒上回る。

ベテラン勢が気を吐くなか、好調を維持している若手の筆頭#64大湯が1分22秒140でトップに浮上。誰もがこれで決まりかと思ったが、何と最後に2度目のアタックでタイムを縮めてきた#16野尻が22秒の壁を破る1分21秒994を叩き出し、ベテランvs若手の争いを締めくくった。

#4中山雄一(KONDO RACING)は最後に#38坪井翔(INGING MOTORSPORT)に逆転され8位でQ1敗退。KONDO RACINGはA組の#3山下に続き2台ともQ1で姿を消すことになった。

Q2

(上位8台がQ3に進出)

気温が下がり路面コンディションが改善されるなか、ルーキーらしからぬ走りを見せる#39阪口が1分21秒956をマーク。これを#64大湯が1分21秒779で上回ると、#16野尻が貫禄の1分21秒595でトップに立つ。その後、#20平川、#37宮田も21秒台を叩き出して上位に入ってくる。

走行終了後、8位のタイムをマークしていた#36中嶋がコース外走行があったとしてベストタイム抹消。#15大津が繰り上がってQ3進出を果たした。

ここまでの結果を見ると、ポールポジション争いは#16野尻vs#64大湯の様相を呈してきた。

Q3

Q1、Q2と早い段階でタイムを出している#16野尻はここでも最初にアタック。1分21秒173をマークしてトップに立つ。この先制パンチは強烈で、その後#6笹原(21秒463)、#5福住(21秒604)、#39阪口(21秒714)、#37宮田(21秒793)、#20平川(21秒804)がアタックするも#16野尻のタイムには及ばない。

打倒野尻の最右翼である#64大湯が満を持して予選終了間際にアタックするがやはり野尻のタイムには届かず、1分21秒396。#16野尻の先行逃げ切りの作戦に他の選手がまんまとしてやられた形で予選は終了。

明日の決勝は雨の予報だが、もしドライコンディションなら野尻vs大湯の構図は崩れそうにない。

その決勝は、明日午後2時10分から41周で行われる

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士ノックアウトQ3結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/03) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
116野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.173--202.368
264大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.396 0.223 0.223201.813
36笹原 右京DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.463 0.290 0.067201.647
45福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.604 0.431 0.141201.299
539阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'21.714 0.541 0.110201.028
637宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'21.793 0.620 0.079200.834
720平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'21.804 0.631 0.011200.807
815大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'21.869 0.696 0.065200.647

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士ノックアウトQ2結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/03) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
116野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.595--201.321
264大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.779 0.184 0.184200.868
320平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'21.850 0.255 0.071200.694
439阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'21.956 0.361 0.106200.434
537宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'21.975 0.380 0.019200.388
66笹原 右京DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.000 0.405 0.025200.327
75福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.079 0.484 0.079200.134
815大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'22.361 0.766 0.282199.449
---- 以上Q3進出 ----
919関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'22.441 0.846 0.080199.255
1038坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'22.552 0.957 0.111198.987
1112タチアナ・カルデロンThreeBond SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'22.584 0.989 0.032198.910
1218国本 雄資KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'22.973 1.378 0.389197.978
1336中嶋 一貴Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'27.230 5.635 4.257188.316
147小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'29.288 7.693 2.058183.975

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士ノックアウトQ1結果

■Aグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/03) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
115大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'22.263--199.686
25福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.297 0.034 0.034199.604
337宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'22.298 0.035 0.001199.601
420平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'22.326 0.063 0.028199.534
539阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'22.487 0.224 0.161199.144
612タチアナ・カルデロンThreeBond SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'22.820 0.557 0.333198.343
77小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'23.123 0.860 0.303197.620
---- 以上Q2進出 ----
81山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.144 0.881 0.021197.570
93山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'23.189 0.926 0.045197.464
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■Bグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/03) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
116野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.994--200.341
264大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.140 0.146 0.146199.985
336中嶋 一貴Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'22.333 0.339 0.193199.517
46笹原 右京DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.517 0.523 0.184199.072
518国本 雄資KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'22.644 0.650 0.127198.766
619関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'22.785 0.791 0.141198.427
738坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'23.050 1.056 0.265197.794
---- 以上Q2進出 ----
84中山 雄一ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'23.256 1.262 0.206197.305
914大嶋 和也NTT Communications ROOKIE SF19
NTT Communications ROOKIE
TOYOTA TRD01F
1'23.360 1.366 0.104197.059
---- 以上基準タイム予選通過 ----

TCR JAPAN SATURDAY

TCRJ-SAT:第1戦富士決勝 上位2台にペナルティー、井上恵一が初戦を制す

 TCRジャパンサタデーシリーズ第1戦は3日、富士スピードウェイで決勝を行い、予選3位からスタートした井上恵一(NILZZ Racing)が、上位陣のペナルティーもあり繰り上がって優勝を飾った。

決勝がスタートした 3ワイドの攻防 竹田直人と中谷明彦の争い トラブルに見舞われた加藤正将(Audi Team Mars) トップでゴールしたヒロボンだったがペナルティーでに8位に後退 2位でゴールした藤井優紀だったがペナルティーで9位に後退 優勝は井上恵一(NILZZ Racing) 決勝2位は佐藤潤(Adenau IDI GOLF TCR) 決勝3位は中谷明彦(DOME RACING)

 決勝は午後1時10分にフォーメーションラップが始まった。

 好スタートを決めたのはポールポジションのヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)でトップで1コーナーへ向かう。予選2位の藤井優紀(Audi Team Hitotsuyama)は動き出しが鈍く、予選3位の井上恵一(NILZZ Racing)が1コーナーでアウトから2位に上がった。

 3位に落ちた藤井だったが井上に食らいつく。各コーナーでのテールトゥノーズの争いは、2周目の最終コーナーで井上に並びかけた藤井が3周目の1コーナーでインから2位に浮上。争いに決着をつけた。

 3位の井上は4周目の1コーナーでは加藤正将(Audi Team Mars)にもかわされ4位に落ちる。

 2位以下の争いを尻目にトップのヒロボンは独走態勢を築き、レースは終盤に差し掛かるが、3位の加藤がマシントラブルで1コーナーでストップ。セーフティーカー(SC)が導入されることとなった。

 SCがピットロードに向かい、残り1周でレースは再開されたが、ここでトップのヒロボンと2位の藤井がSCが第1セーフティーカラーラインを過ぎる前にSCを追い抜いてしまう。このため2人にはリスタート違反で30秒加算のペナルティーが下されることとなった。

 優勝は3位でゴールした井上、2位には佐藤潤(Adenau IDI GOLF TCR)が、3位には後方から追い上げ佐藤とバトルを演じていた中谷明彦(DOME RACING)が入った。

 サンデーシリーズの決勝は明日4日午後12時40分より、20分+1周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

TCR JAPAN SATURDAY

TCRJ-SAT:第1戦富士決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
LapTimeBehindGap
17井上 恵一
Audi RS3 LMS
NILZZ Racing
1224'14.028--
210佐藤 潤
Volkswagen Golf GTI TCR
Adenau IDI GOLF TCR
1224'15.356 1.328 1.328
397中谷 明彦
Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1224'16.682 2.654 1.326
445竹田 直人
Honda CIVIC TCR
若甦ドリームドライブwith KCMG
1224'16.993 2.965 0.311
573大蔵 峰樹
Alfa Romeo Giulietta Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1224'17.590 3.562 0.597
617鈴木 建自
Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1224'23.150 9.122 5.560
771大山 正芳
Honda CIVIC TCR
ダイワN通商アキランドCIVIC
1224'25.10511.077 1.955
8*19ヒロボン
CUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1224'41.23927.21116.134
9*21藤井 優紀
Audi RS3 LMS
Audi Team Hitotsuyama
1224'42.10628.078 0.867
---- 以上規定周回数(75% - 9Laps)完走 ----
-65加藤 正将
Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
814'43.4744Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo.21 藤井優紀(Audi Team Hitotsuyama) 1'48.463 (4/12) 151.451km/h
  • CarNo.19,21は、富士スピードウェイ一般競技規則第33条2.(7)a.(SC導入手順)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第1,2戦富士公式予選 名取鉄平が連続ポールポジションを決める

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1、2戦の公式予選が、4月3日、富士スピードウェイで行われ、チームを移籍して今シーズンに賭ける名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)が第1戦、第2戦のポールポジションを獲得した。

ポールポジションは名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 予選2位は佐藤蓮(TODA FIGHTEX ) 予選3位は野中誠太(Kuoカローラ中京TOM\'S 320 )

ポールポジションは名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 予選2位は佐藤蓮(TODA FIGHTEX ) 予選3位はジュリアーノ・アレジ(TOM\'S 320)

昨シーズンのチャンピオン宮田莉朋、シリーズ2位阪口晴南はスーパーフォーミュラ(SF)にステップアップ、3位小高一斗も代役ながら今回SFにエントリーすることになった。

これに代わって今シーズンのスーパーフォーミュラ・ライツにはFIA-F4の2019チャンピオンの#2佐藤蓮(TODA RACING)、2020チャンピオンの#37平良響(TOM'S)がエントリー。これを昨年SFLランキング4位の#50名取、5位の#35河野駿佑(RS FINE)らが迎え撃つという構図だ。

この4人以外にもFIA-F4からのステップアップ組の#1野中誠太(TOM'S)と#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)、FIA-F2経験者#36ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)、女性ドライバー#51小山美姫(B-MAX ENGINEERING)など注目のドライバーが顔を揃えた。

予選は、雲は多いものの日の差すコンディションのなか、12時15分から30分間で行われた。この予選でのベストタイムが第1戦、セカンドタイムが第2戦のスターティンググリッドとなる。第3戦のグリッドは夕方行われる第1戦の決勝結果で決定する。

3月末に行われた合同テストの結果からポールタイムは1分32秒台と予想されたが、15分の折返し経過時点ではトップの#50名取も1分34秒台とまだ軽くアタックした程度。各車一旦ピットに入りタイヤを交換してアタックに備える。

本格的なアタックが始まったのは残り6分を経過してから。まず最初に#50名取が1分33秒517でトップに立ち、#36アレジが33秒737で続く。合同テストで唯一32秒台をマークした#2佐藤、#1野中も33秒台に入れるが思ったよりタイムは伸びず、#50名取のタイムを上回ることができない。

苦しむライバルたちを尻目に#50名取は予選終了間際に最後のアタックでセカンドタイムでトップとなる1分33秒654をマーク。ピットに入りチェッカーを待った。結局#50名取のタイムを上回る者が出ることはなく、背水の陣で今シーズンに臨む#50名取が第1戦、第2戦のポールポジションを獲得した。

第1戦の2番グリッド以下は#2佐藤、#1野中、#36アレジ、#37平良、#35河野。第2戦は#2佐藤、#36アレジ、#1野中、#37平良、#35河野と、両レースとも若干順位の違いはあるがグリッド3列目までの顔ぶれは同じになった。

第1戦の決勝は本日午後4時25分から21周で、第2戦は明日午前8時25分から、第3戦は16時20分からそれぞれ15周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第1戦富士公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦 -RIJ- (2021/04/03) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
150名取 鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'33.517--175.656
22佐藤 蓮TODA FIGHTEX
TODA RACING
SPIESS A41
1'33.597 0.080 0.080175.506
31野中 誠太Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'33.688 0.171 0.091175.335
436ジュリアーノ・アレジTOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'33.737 0.220 0.049175.244
537平良 響Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'33.886 0.369 0.149174.965
635河野 駿佑RS FINE K&N 320
RS FINE
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'34.061 0.544 0.175174.640
710三宅 淳詞MAX RACING 320
Rn-sports
SPIESS A41
1'34.185 0.668 0.124174.410
85神 晴也Albirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI TB14F3 2020
1'34.251 0.734 0.066174.288
951小山 美姫B-MAX ENGINEERING 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1'34.580 1.063 0.329173.682
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1'34.780 1.263 0.200173.315
1130DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1'35.065 1.548 0.285172.795
12*11M2植田 正幸MAX RACING RN 320
Rn-sports
SPIESS A41
1'36.920 3.403 1.855169.488
---- 以上基準タイム(110% - 1’42.960)予選通過 ----
  • CarNo.11は、シリーズ規則第19条2.(走路外走行)違反により、当該タイム(1'36.832)を削除した。

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士フリー走行1回目 野尻智紀(MUGEN)が貫禄のトップタイム

フリー走行1回目: トップタイムは野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) フリー走行1回目: 2位は福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5S SF19) フリー走行1回目: 3位は宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM\'S SF19)

2021全日本スーパーフォーミュラ選手権が富士スピードウェイで開幕した。富士での開幕は2009年以来だ。天候は曇天、気温は13度とやや肌寒い。路面温度は16度。昨年同様コロナ禍での開幕となったが、スケジュールは昨年のワンデーレースから通常の土曜日予選、日曜日決勝に戻された。

午前9時から90分間の予定で始まったフリー走行1回目。開始から積極的にタイムアタックを行ったのは#36中嶋一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM'S)、#1山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)のベテラン勢。先日行われた合同テストでは若手の後塵を拝したがその存在を見せつけたいところだ。

15分経過。#36中嶋が1分21秒936でトップ。これに#1山本が1分22秒249で続き、早々に先日の合同テストの自身のタイムを上回ってきた。3番手は#15大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)。

30分経過。日が差してきた。もう一人のベテラン#16野尻智紀(MUGEN)が1分21秒902でトップに躍り出て#36中嶋のタイムを上回るが、若手の#6笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、#20平川亮(TEAM IMPUL)、#5福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が徐々にタイムを詰め始めている。

45分経過。一度は#64大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が#16野尻を上回るタイム(1分21秒880)をマークするが、即座に#16野尻が1分21秒537で逆転。予選さながらの激しい攻防を見せる。

60分経過。#5福住が1分21秒857で2番手に浮上するが、#16野尻のタイムには届かず、現時点では#16野尻のタイムが抜き出ている感じだ。ルーキーでは体調不良の牧野任祐に代わってドライブする#6笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が好調。1分22秒098で6番手につけている。

75分経過。#64大湯がニュータイヤを履いて一番時計を狙うがコース終盤でミスを犯しタイム更新ならず。ここまでトップから1秒の間に13台がひしめく接戦になっている。参戦2年目の女性ドライバー#12タチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)は1分22秒549で14番目。

フリー走行終了。終盤は路面温度が20度に上がったが、そのなか各車アタックを行い続々タイムアップ。#37宮田が1分21秒467でトップへ出るが、#16野尻が21秒091でその座を奪い返す。#5福住も最後に1分21秒208で2番手に上がるが#16野尻には届かず。このトップ3に#20平川、#6笹原、#64大湯が続いた。フリー走行を見る限り予選でポールシッターの可能性があるのはこの6人になりそうだ。

予選はノックダウン方式で午後2時40分から行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦富士フリー走行1回目結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/03) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
116野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.091--202.572
25福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.208 0.117 0.117202.281
337宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'21.467 0.376 0.259201.637
420平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'21.839 0.748 0.372200.721
56笹原 右京DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.866 0.775 0.027200.655
664大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.880 0.789 0.014200.620
739阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'21.903 0.812 0.023200.564
836中嶋 一貴Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'21.936 0.845 0.033200.483
919関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'22.156 1.065 0.220199.946
1038坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'22.207 1.116 0.051199.822
111山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.244 1.153 0.037199.733
1215大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'22.262 1.171 0.018199.689
1312タチアナ・カルデロンThreeBond SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'22.427 1.336 0.165199.289
1414大嶋 和也NTT Communications ROOKIE SF19
NTT Communications ROOKIE
TOYOTA TRD01F
1'22.456 1.365 0.029199.219
157小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'22.510 1.419 0.054199.089
1618国本 雄資KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'22.565 1.474 0.055198.956
174中山 雄一ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'22.592 1.501 0.027198.891
183山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'22.787 1.696 0.195198.422

TCR JAPAN SATURDAY | TCR JAPAN SUNDAY

TCRJ:第1戦富士 サタデーはヒロボンが、サンデーは藤井優紀がポールポジションを獲得

 TCRジャパンサタデーシリーズ/サンデーシリーズ第1戦は3日、富士スピードウェイで公式予選を行い、サタデーシリーズはヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が、サンデーシリーズは藤井優紀(Audi Team Hitotsuyama)がポールポジションを獲得した。

レジェンドドライバー中谷明彦がTCR-Jでレースに復帰

 今シーズンからプラチナ~ブロンズなどのFIAのクラス分けは行われず、単一のチャンピオンシップとして争われる。開幕戦のエントリーは10人で、F3000などで活躍したレジェンドドライバーの中谷明彦も名を連ねた。

 サタデーシリーズは午前7時45分から、サンデーシリーズは8時10分からそれぞれ15分間で公式予選が行われた。富士スピードウェイは早朝より雲は多いもののおだやかな春らしい陽気となった。

ポールポジションはヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】) 予選2位は藤井優紀(Audi Team Hitotsuyama) 予選3位は井上恵一(NILZZ Racing)

 サタデーシリーズの公式予選はヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)と藤井優紀(Audi Team Hitotsuyama)の争いとなった。藤井が1分48秒101でトップに立つと、ヒロボンが47秒855で逆転。藤井が47秒650でトップを奪い返すとヒロボンが47秒588で再逆転した。

 ポールポジションはヒロボン、2位は僅差で藤井、3位に井上恵一(NILZZ Racing)が入った。

ポールポジションは藤井優紀(Audi Team Hitotsuyama) 予選2位はヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】) 予選3位は加藤正将(Audi Team Mars)

 サンデーシリーズの公式予選は早々に1分46秒681を出した藤井がポールポジション。2位には1秒近く離されてヒロボンが入り、3位に加藤正将(Audi Team Mars)が続いた。

 注目の中谷明彦(DOME RACING)はサタデーシリーズ8位、サンデーシリーズ6位で予選を終えた。

 サタデーシリーズの決勝は本日3日午後1時10分より、サンデーシリーズの決勝は明日4日午後12時40分より、それぞれ20分+1周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

TCR JAPAN SATURDAY

TCRJ-SAT:第1戦富士公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦 -RIJ- (2021/04/03) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
119ヒロボンCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'47.588--152.682
221藤井 優紀Audi RS3 LMS
Audi Team Hitotsuyama
1'47.650 0.062 0.062152.595
37井上 恵一Audi RS3 LMS
NILZZ Racing
1'48.151 0.563 0.501151.888
410佐藤 潤Volkswagen Golf GTI TCR
Adenau IDI GOLF TCR
1'48.610 1.022 0.459151.246
565加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1'48.638 1.050 0.028151.207
673大蔵 峰樹Alfa Romeo Giulietta Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'48.739 1.151 0.101151.066
745竹田 直人Honda CIVIC TCR
若甦ドリームドライブwith KCMG
1'48.790 1.202 0.051150.995
897中谷 明彦Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1'49.113 1.525 0.323150.549
917鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'49.279 1.691 0.166150.320
1071大山 正芳Honda CIVIC TCR
ダイワN通商アキランドCIVIC
1'50.656 3.068 1.377148.449
---- 以上基準タイム(110% - 1'58.346)予選通過 ----

S-FJ筑波・富士

S-FJ:筑波第1戦決勝 4番グリッドスタートの内藤がスタートを決め逆転初優勝

雨のためセーフティーカースタートとなった セーフティーカーが退きスタートが切られた 安田航と内藤大輝のトップ争い 野島遼葵と関根陽幹の争い 優勝は内藤大輝(RCIT RaiseUP ED) 決勝2位は安田航(Fガレージ&SウインズSII) 決勝3位は野島遼葵(Deep-R・10V ED) 決勝4位は武者利仁(ZAP SPEED 10V ED) 決勝5位は関根陽幹(オートルック☆10V) 決勝6位は板野貴毅(ZAPムトウ・サービス10V) 決勝7位は本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)、後ろの秋山健也とは同着で写真判定となった マスタークラス優勝は秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第1戦決勝は3月28日(日)に筑波サーキットで開催された。

 朝の予選は曇天の下で行われたが、11時頃から雨が降り出し、全車レインタイヤに履き替えチームによってはセッティングの変更を施す。そのレインタイヤもニュータイヤを投入する者、スクラブだけ済ませてある者、溝が少なめのユーズドを選ぶ者など選択が分かれた。

 そんな中、今回が初レースの91号車・澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)のピットではマシンのリヤセクションを修理する光景が見られた。ドライブシャフトを支えるパーツの破損という事で急遽交換作業が行われたが時間内に終了。ただし澤井自身は練習走行で雨の経験が全く無いそうで、酷なデビュー戦となってしまい、チームの前田代表も「今回はとにかく安全運転で完走すること」を厳命する。

 予定よりやや遅れて12時50分に全車コースイン。雨がやまない為にセーフティカー(SC)先導でフォーメーションラップを始めてそのままスタート。SCは3周目の終わりにコースを外れ、4周目からが本格的にレース開始となった。

 この開始のタイミングをチャンスに変えたのが4番手スタートだった22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)。コントロールラインを通過するとすぐに3番手スタートの13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)を追い詰めて第1コーナーで前に出て、第2ヘアピンで7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)を攻略して2位に進出。一方で雨の初レースを迎えた澤井がS字の入り口でスピンするとアウト側のスポンジバリアに接触。後続はかろうじてこれを回避したがこれにより9位以下のグループは大きく遅れてしまう。澤井は最後尾から再スタート。

 内藤の勢いは止まらず続く5周目の第2ヘアピンでポールポジションからスタートの52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)も仕留めてついにトップに躍り出るとギャップを拡げだす。一方3位に落ちた本田はレインセッティングが合わなかった模様で次第に後退。武者、66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)7周目に1号車・関根陽幹(オートルック☆10V)と次々にオーバテイクを許す。

 7周目を終えて内藤は安田に2.2秒の差。3位武者は更に1.3秒と各車ギャップが拡がり以下野島~関根~本田もそれぞれ1秒前後の差があり順位はいったん安定する。

 この頃から雨はやや小降りになり路面の水もはけだして、ラップタイムが1分5秒台に入り始めるが、ここでも内藤のペースは良く、2位安田との差を3秒程度に保持し続ける。

 マスターズクラスは総合8位の3号車・秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)がクラス2位を20秒以上引き離す独走状態。

 レースの膠着状態を終盤に打破したのは4位を走行していた野島で、11周目にそこまでの最速ラップを出すと3位武者に迫り、15周目についに追い落として3位に進出。3秒近くあった2位安田との差を削りにかかるが時すでに遅く、ファイナルラップに1分4秒819とファステストラップをマークしたがそのまま3位フィニッシュ。内藤は4周目から独走で2年めの嬉しい初優勝を飾った。2位は安田。デビューレースで好走を見せた武者だが惜しくも表彰台に届かず4位となった。

 マスターズクラスはぶっちぎりの差をつけた秋山がファイナルラップに7位本田を追い詰めて並走状態でフォニッシュラインを通過、千分の一秒まで同タイムだったが判定で本田が7位を守った。

表彰式 マスタークラスの表彰式

■決勝後のコメント

優勝 22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)
優勝した内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)  「スタートがうまくいって前のクルマを追い越すことができ、その後2ヘアでトップに立ち、その後は順調にラップを重ねられた。優勝はおろか表彰台も初めてで嬉しい」
2位 52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)
決勝2位の安田航(Fガレージ&SウインズSII)  「序盤のペースが悪くて、後半はついて行けたが序盤の自分のタイヤの温め方が悪くて追い上げられなかったのが敗因だ。次戦以降勝てるように頑張る」
3位 66号車・野島遼葵(Deep-R・10V・ED)
決勝3位の野島遼葵(Deep-R・10V ED)  「(第1ヘアピンでの本田選手との攻防について)イン側を突いてすこし擦ったかもしれないが、自分のラインは守った。その後はマシンも問題なかった。(難しいコンディションだった?)序盤に大事に行き過ぎた」
マスターズクラス優勝(総合7位) 3号車秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)
マスタークラス優勝の秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)  「(クラスでは圧勝だが?)総合での上位争いを目指しているので悔しい結果だ」
7位 7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)
 「(3周目以降に順位を落とした要因は?)筑波の雨での走行が1年ぶりぐらいで感覚が戻らなかった。ブレーキバランスとかも走りながら調整していた状態でよいポイントが見つからなかった。雨の日を狙ってでも練習しないとダメだ。先週走行日に雨があったが、そこで練習していた人が今回速かった」

■初レースを終えた二人に聞く

4位 13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)
レースを終えた武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)  「(レースペースが上がらなかった様に見えたが?)自分のメンタルが弱くて守りに入っていた。監督からもブレーキが全く踏めていなかったと指摘され、自分でもそうだと思った。走りながら自分で優位なところ不利なところも見えなくなってしまった。予選でトップタイムを出せていたのに、何故レースでは力が出なかったのか、悔しい。今後のレースは未定だがこの結果のままで終わりたくない気持ちが強く、チャンスを掴みたい」
14位 91号車・澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)
レースを終えた澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)  「レースの洗礼を受けたという感じだ。レインの経験も無ければローリングスタートも初めてで戸惑ったが、いい勉強にはなった。今回経験したことを次戦以降に活かせればいいなと思う」

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦は5月5日(水)に開催される。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

S-FJ筑波・富士

S-FJ:筑波第1戦予選 ルーキー武者トップタイムもペナルティで安田がポールポジション

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第1戦予選が3月28日(日)に筑波サーキットで開催された。

 昨年同様筑波/富士の両コース全7戦が予定されている。昨年開催された4戦中3戦に出場、優勝しチャンピオンとなった伊藤駿が出場しないが、ランキング2位の7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)同4位でマスターズクラスチャンピオンの3号車・秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)をはじめとして昨年出場したメンバーが多く出場することに加えて、今回初めてスーパーFJに参戦する2名の選手を迎えた14台で開幕戦を迎えた。

■今回スーパFJレースデビュー戦を迎えた選手インタビュー(前日の練習走行1回目時点のもの)

13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)
ルーキーの武者利仁  「昨年まではカートレースに参戦していた。今回がフォーミュラのデビュー戦になる。(59秒台が出ていたが?)練習でも59秒台が出せていて、今日初めてニュータイヤも履いて、これならもっと行けたかなという感触はある。今回スポット参戦だが、実績を作りたい」
91号車・澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)
ルーキーの澤井良太朗  「(練習ではいいタイムが出ているそうだが?)着々と練習が進んでいる感じ。これまでレースはカートも含めてほぼ経験が無く、昨年1年間練習を積み、今年初めてスーパーFJをドライブした。月2回程度なのでここまで練習も10回に満たない。まだ59秒にも入っていないが、出そうな感じはしている。今シーズンは筑波シリーズに年間を通じて参戦し経験を積み、来年(勝負出来るような)準備をしたい」

ポールポジションの安田航(Fガレージ&SウインズSII) 予選2位の本田千啓(オートルック☆モダン☆10V) 予選3位の武者利仁(ZAP SPEED 10V ED) 予選4位の内藤大輝(RCIT RaiseUP ED) 予選5位の野島遼葵(Deep-R・10V ED) 予選6位、マスタークラスPPの秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)

 午前8時40分から20分間の予選が開始。午後から雨が予想されているがこの時点では曇りで絶好のドライコンディション。本田を先頭にコースインするとまずは昨年2回表彰台に上がりランキング6位の66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)が最初に1分を切りトップに立つ。

 続いて5分時点でルーキー武者が59秒918を出してトップに立ち、昨年11位の10号車・板野貴毅(ZAPムトウ・サービス10V)が2番手に上がり野島は3位へドロップ。武者は59秒517→59秒362とタイムを刻みトップを維持するが2位以下は目まぐるしく順位が入れ替わり、本田、52号車・昨年の日本一決定戦がスーパーFJデビューだった安田航(Fガレージ&SウインズSII)、板野の間で2位争いが展開する。

 10分目に安田が59秒357で武者を上回りトップに立ち3位には本田がつける。同じころ1分がなかなか切れなかったもう一人のルーキー澤井も59秒台に入れ9番手に浮上する。13分時点で野島、22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)、秋山が揃ってタイムを上げて3位~5位に浮上。本田は6位に追い落とされるがすかさず59秒365で3位を取り戻す。

 トップを明け渡した武者もすぐに59秒311でトップを奪回、更に16分時点で59秒256とこの日のベストタイムをマークする。しかしながらこのラップ、武者は最終コーナー立ち上がりで大きくアウトにはらんで縁石を踏み越えてしまったように見え審議の対象となる。

 残り3分から各車自己ベストを更新するが順位変動には至らず、結局武者~安田~本田の順位は変わらず予選が終了した。

 しかしその後の審議で武者の「走路外走行(四脱)3回」が確認され規則により2グリッド降格となり安田が繰り上がりでポールポジションを獲得、本田が2位でフロントロウに並んだ。武者は3位に落ち4位内藤とともにセカンドロウとなった。

 マスターズクラスの予選は秋山が総合でも6位に入る59秒552でクラストップとなった。

予選後のコメント(予選終了直後のもの)

ポールポジション 52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)59秒304
ポールポジションの安田航(Fガレージ&SウインズSII)  「(安定していいタイムが出ていたが?)昨日の練習走行で苦戦していて、セッティングを大幅に変えてみたら、今日は上向いて来た。トップと0.04秒差なので、悔しくはあるが昨日の状態を考えればかなりよくなっているので決勝は順位を上げられると思う」
2位 7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)59秒365
予選2位の本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)  「59秒1ぐらいは出せると思っていたが、最後の方で(S字で)回ってしまった。それがなければもう2周くらいできて狙ったタイムが出ていた。2列目スタートなので、落ち着いて行けば戦えると思う」
3位 13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)th Raise UP)59秒256

予選3位の武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)  「(四脱で審議対象だが?)最終コーナーでなるべく白線の内側を走ろうと注意したのだが、どう判断されるか、緊張している。走り自体はまだ行けそうな感じだったが、タイヤの限界がつかみ切れずうまくまとめられなかったので、58秒は行けそうだった」

 (降格決定後)「裁定は残念だが仕方ない。3番グリッドからのスタートだが予選では自分が最速だったので、自信を持ってレースに挑みたい」

 決勝は12時50分スタート予定。天気予報では午後から雨という事で、予断を許さないコンディションになりそうだ。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

S-FJ筑波・富士

S-FJ:第1戦筑波決勝結果

筑波チャレンジクラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/03/28) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2021 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 1 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
122内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
1821'42.337--
252安田 航Fガレージ&SウインズSII
MYST KK-S2
1821'45.268 2.931 2.931
366野島 遼葵Deep-R・10V ED
TOKYO R&D RD10V
1821'46.993 4.656 1.725
413武者 利仁ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1821'48.166 5.829 1.173
51関根 陽幹オートルック☆10V
TOKYO R&D RD10V
1821'49.815 7.478 1.649
610板野 貴毅ZAPムトウ・サービス10V
TOKYO R&D RD10V
1821'51.376 9.039 1.561
77本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
1822'00.81918.482 9.443
83M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
1822'00.81918.482 0.000
946M2本間 隆史MAT Racing PRJ 10V
TOKYO R&D RD10V
1822'31.27148.93430.452
1012M3塚本 成人NRSエンドレスKK-S2
MYST KK-S2
1822'33.01650.679 1.745
1173下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
1822'48.2601'05.92315.244
1271M4林 寛樹MURVゼンカイレーシングED
MYST KK-S2
1721'52.3001Lap 1Lap
1382M5稲生 幸敏NRS TWS-ED KKSII
MYST KK-S2
1722'04.3411Lap 12.041
1491澤井 良太朗ELEVレーシングドリームED
TOKYO R&D RD10V
1722'38.9481Lap 34.607
---- 以上規定周回数(16Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.66 野島遼葵(Deep-R・10V ED) 1'04.819 (18/18) 113.578km/h

S-FJ筑波・富士

S-FJ:第1戦筑波公式予選結果

筑波チャレンジクラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/03/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 1 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
1*13武者 利仁ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.256--124.241
252安田 航Fガレージ&SウインズSII
MYST KK-S2
0'59.304 0.048 0.048124.140
37本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.365 0.109 0.061124.012
422内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
0'59.419 0.163 0.054123.900
566野島 遼葵Deep-R・10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.469 0.213 0.050123.796
63M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
0'59.552 0.296 0.083123.623
71関根 陽幹オートルック☆10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.577 0.321 0.025123.571
810板野 貴毅ZAPムトウ・サービス10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.579 0.323 0.002123.567
9*91澤井 良太朗ELEVレーシングドリームED
TOKYO R&D RD10V
0'59.947 0.691 0.368122.808
10*73下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
1'00.001 0.745 0.054122.698
1112M2塚本 成人NRSエンドレスKK-S2
MYST KK-S2
1'00.037 0.781 0.036122.624
1246M3本間 隆史MAT Racing PRJ 10V
TOKYO R&D RD10V
1'00.458 1.202 0.421121.770
1371M4林 寛樹MURVゼンカイレーシングED
MYST KK-S2
1'00.664 1.408 0.206121.357
1482M5稲生 幸敏NRS TWS-ED KKSII
MYST KK-S2
1'01.473 2.217 0.809119.760
  • CarNo.13は、筑波サーキット一般競技規則第91条1.違反(走路外走行3回)により、2グリッド降格とする。
  • CarNo.91は、筑波サーキット一般競技規則第91条1.違反(走路外走行)により、1グリッド降格とする。
  • CarNo.73は、筑波サーキット一般競技規則第91条1.違反(走路外走行4回)により、2グリッド降格とする。

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