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2022年4月

SUPER GT

第1戦岡山優勝記者会見 山下健太「大嶋選手に『10秒ちぎってくれたら嬉しいです』と言ったら、17秒以上ちぎってくれたので、これはもう勝つしかないと」

両クラスのウィナー

GT500クラス優勝 No.14 ENEOS X PRIME GR Supra

大嶋和也(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

GT500クラスで優勝した大嶋和也(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「去年も開幕戦を優勝しましたし、チームも一年間戦ってきてかなり成長できていたので、去年よりいい結果が残せるだろうと思ってここにきてはいましたが、まさかここまでうまくいくとは思っていませんでした。本当にびっくりしています。クルマは本当に調子良かったし、タイヤも最後までグリップが落ちることなく走ってくれました。本当にみなさんのおかげです」

 「自分のスティントは想定より路面温度が高くて、周りよりも高温になると辛いタイヤを選んでいたので、不安を持ちながらの決勝スタートでした。20分間のウォーミングアップ走行のあと、エンジニアと相談してセッティング変更をしたところ、それがいい方向に働いてくれて、なんとかいいバランスにクルマが仕上がったので、一つのコーナーも気を抜くことなくコンマ1秒でも多くのマージンを作って健太に渡そうと思って、ピットインするまでプッシュし続けました。僕としては非常にいいレースができました」

山下健太(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

GT500クラスで優勝した山下健太(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「本当に良いクルマを作ってもらって、チームに感謝しています。前半のスティントは大嶋選手がすごく速くて、『10秒ちぎってくれたら嬉しいです』みたいなことを言ったんですが、17秒以上も広げていただいたので、これはもう勝つしかないなという感じでした。僕としてはその17秒差をもっと広げて勝ちたかったんですが、思ったよりもペースが上がらず、GT300との巡り合わせも悪かったし、BMWが飛んでったのも目の前だったし、2回目のFCYで前のクルマがハーフスピンして、それにぶつかったりと、色々危うい場面があり、最後は100号車にあそこまで迫られてしまったので、優勝したけどあんまり嬉しくないというか。それでもなんとか開幕戦勝ててシーズンに向けてはいい結果だったと思うので、次もまた頑張れると思います」

GT300クラス優勝 No.56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R

藤波清斗(KONDO RACING)

GT300クラスで優勝した藤波清斗(KONDO RACING)

 「今回は日曜日が暑いということで、レースウィーク中のタイヤ選択で非常に迷いました。でもレースが始まってみると、タイヤには問題がなく、クルマも思ってた以上によかった。テストの時からロングランはすごくよかったので、予選はちょっとあれでしたけど、5位スタートからトップまで上がってバトンタッチができました。JP選手には本当にいつも助けてもらっていたので、今回はちょっとでも役に立てて良かったなと思います」

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)

GT300クラスで優勝したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)

 「本当に完璧なレースだったと思います。フジナミはスタートからレースをコントロールできていたし、スマートで賢いやり方をしていた。まさにチャンピオンらしい戦い方でした。全く慌てず、タイミングを見計らってオーバーテイクを仕掛けていた。素晴らしい第1スティントでした。そこで得られた情報から第2スティントのタイヤ選択に自信を持つことができましたし、スムーズに走ることができました。昨日セッティングを色々変えてみたことで、非常にいいクルマに仕上がりました。今回の結果を非常に嬉しく思います」

GT500クラスのウィナー

GT300クラスのウィナー

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYSHI

SUPER GT

第1戦岡山決勝 GT500はNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra、GT300はNo.56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-Rが、揃って岡山2連勝を達成!!

 2022オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月17日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスはNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)がポール・トゥ・ウィンを達成。GT300クラスは予選5番手からスタートしたNo.56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が最初のスティントでトップに立ってそのまま逃げ切った。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日6,600人/決勝日12,500人/大会総入場者数19,100人)

 第1戦決勝は午後2時より82周で行われた。スタート時の気温は19℃、路面温度は41.9℃と、昨日の予選とはうって変わって汗ばむ陽気の中での戦いとなった。

GT500クラスのスタートシーン

GT500クラス優勝はENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)

GT500クラス決勝2位はSTANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)

GT500クラス決勝3位はMOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

 GT500はスタートで大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)がホールショット。関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が2位につけて追い立てるが、周回を重ねるにつれて関口はじわじわと離され始め、3番手の牧野任祐(STANLEY NSX-GT)に追いつかれてしまう。6周目から現れ始めたGT300クラスの周回遅れを巧みに使って牧野を押さえにかかる関口だったが、接戦を展開するうちに立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)も二人に追いついてきた。

 立川は11周目のヘアピンで牧野のインをつくが、牧野も一歩も引かずに並走。ダブルヘアピンの一つ目で立川を押さえ込んで3位を奪い返した。しかし立川は17周目のアトウッドカーブで今度はアウトから牧野に並びかけ、バックストレートで3位に浮上する。

 この間に5位のベルトラン・バゲット(カルソニックIMPUL Z)も集団に追いつき、18周を消化する頃には2位争いが4台によって展開されるようになる。

 立川はその後、22周目のヘアピンで関口が周回遅れに詰まったところを見逃さず、インに飛び込んで2位に浮上した。

 これを尻目にトップの大嶋は着実にリードを広げ、25周終了時点で2位関口との差を15秒803の大差をつけ、30周目には19秒780までリードを広げて31周目にピットイン、山下健太に後半を託した。3位に後退した関口も31周目にピットに飛び込んだ。

 一方、2位の立川、4位の牧野は29周目にピット作業を済ませ、5位のバゲットは32周目にピットインした。

 この結果、34周終了時点で山下が2位、中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が3位、平峰一貴(カルソニックIMPUL Z)が4位。石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が5位、山本尚貴(STANLEY NSX-GT)は6位となる。この時点でのトップはまだピット作業を済ませていない大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)だった。大湯は自分のスティントを52周目まで引っ張って漸くピットイン。これで再びNo.14 ENEOS X PRIME GR Supraがトップに立った。

 こうしたなか、平峰は36周目のヘアピンで中山のインをついて一時3位に浮上、石浦も37周目にヘアピンで中山を捉えて4位隣16号車のピットインでそれぞれ2位と3位に繰り上がる。中山は66周目にもヘアピンで山本の先行を許し、徐々に順位を落としていった。

 するとその直後、ヘアピンで平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)にGT300の高木真一(K-tunes RC F GT3)が追突するアクシデントが発生、平手はその場でスピンを喫するも、すぐにレースに復帰したが、高木はフロントを破損した状態で1コーナーまで走ってコース上でストップしたため、トップが67周目に入ったところでこの日最初のフルコースイエロー(FCY)が宣言される。

 なお、宣言が出される直前に高星明誠(CRAFTSPORTS MOTUL Z)と松田次生(MOTUL AUTECH Z)がヘアピンで相次いで中山を捉え、それぞれ5位、6位に浮上する。

 FCYは69周目に入ったところで解除となったが、その直後に松田が高星を捉えて5位に浮上、そのまま前方の2位集団との間隔を縮めにかかった。

 2位を争う接戦はその後も続き、72周目のアトウッドカーブで石浦がアウトから平峰に並びかけ、並走状態のままヘアピンに飛び込むと、その隙をついて山本が最内に飛び込んで一気に2台を抜き去り、2位に浮上した。

 するとこの間に2位集団との間合いを着実に縮めてきていた松田が平峰を捉えて4位に浮上、続く73周目のヘアピンでは石浦をもインからかわして3位に上がってきた。

 平峰はその後、高星、さらには坪井翔(au TOM'S GR Supra)にも抜かれて7位まで後退してしまう。

 こうした後続の接戦を尻目に、山下は10〜8秒の大差をつけて悠々とトップを快走していたが、76周目に入ったところでGT300のアウグスト・ファルフス(Studie BMW M4)と木村偉織(ARTA NSX GT3)が接触するアクシデントが発生。ファルフスがコース脇で止まってしまったために、この日二度目のFCYが宣言される。

 FCYは山下が79周目に入ったところで解除となったが、車速を上げていった14号車の直前で周回遅れがスピン状態となり、これを山下はかわしきれずに追突してしまった。幸いその後の走行に支障はなかったものの、このアクシデントによりコントロールライン上で8秒956あったリードは80周終了時点で1秒948まで縮まってしまった。

 しかし山下は残り2周を落ち着いて走り切り、No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)は今季初優勝を達成。岡山では昨年に続いて2年連続で勝利を挙げることに成功した。

 2位にはNo.100 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が入り、No.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が3位。今季初登場のNissan Z GT500は早くも初戦で表彰台を獲得した。

GT300クラスのスタートシーン

GT300クラス優勝はリアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)

GT300クラス決勝2位はUPGARAGE NSX GT3(小林崇志/太田格之進)

GT300クラス決勝3位はLEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)

 GT300クラスはスタートでポールポジションの井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)がトップに立ち、予選3番手スタートの大草りき(TANAX GAINER GT-R)が1コーナーで新田守男(K-tunes RC F GT3)のインに飛び込んで2位に浮上する。

 さらに予選5番手の藤波清斗(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)もスタートを決めて3位に浮上すると、18周目にはダブルヘアピンで大草を捉えて2位に浮上、23周目のヘアピンではトップの井口にアウトから並びかけ、リボルバー、パイパーを並走した末にトップに躍り出た。

 2位に後退した61号車は35周目にピット作業を行ったが、あろうことかエンジンの再始動に手間取って大きく順位を落としてしまう。

 一方、トップの藤波は37周目にピットイン、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと交代。オリベイラは全車がピット作業を終えたところで再びトップに繰り上がると、その後も安定したペースで後続との差を広げていき、最後は2位に14秒734の大差をつけてフィニッシュ。GT500の14号車と同様に、No.56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が昨年に続いて岡山2連勝を飾った。

 2位には予選4番手スタートのNo.18 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/太田格之進)が入り、太田はデビュー戦で見事表彰台を獲得、3位にはNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)が入った。

 次戦の舞台は静岡県の富士スピードウェイ。今季3戦が予定されている450kmレースの最初の1戦が行われる。5月4日決勝だ。

GT500クラスの表彰式

GT300クラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第1戦岡山決勝結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2022/04/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireLapTimeBehindGap
114大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS821:58'54.464--
2100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS821:58'56.262 1.798 1.798
323松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI821:58'57.942 3.478 1.680
438立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS821:59'04.225 9.761 6.283
53千代 勝正
高星 明誠
CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI821:59'06.16511.701 1.940
636坪井 翔
ジュリアーノ・アレジ
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS821:59'07.99813.534 1.833
712平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS821:59'15.25320.789 7.255
839関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS821:59'15.40720.943 0.154
917塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS821:59'19.16124.697 3.754
108野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS821:59'19.80325.339 0.642
1137サッシャ・フェネストラズ
宮田 莉朋
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS821:59'20.99226.528 1.189
1216笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL822:00'04.7831'10.31943.791
1319国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH811:59'30.7491Lap 1Lap
1424佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH811:59'31.1761Lap 0.427
1564伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL811:59'34.9401Lap 3.764
---- 以上規定周回数(70% - 57Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 14 大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra) 1'20.632 (3/30) 165.329km/h

■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2022/04/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireLapTimeBehindGap
156藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH771:59'46.884--
218小林 崇志
太田 格之進
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH772:00'01.61814.73414.734
365蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS772:00'04.99618.112 3.378
49ケイ・コッツォリーノ
横溝 直輝
PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH772:00'28.10741.22323.111
56本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
MOTOYAMA Racing w/ Team LeMans
YH761:59'14.1101Lap 1Lap
610富田 竜一郎
大草 りき
TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL761:59'15.2201Lap 1.110
74谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH761:59'15.7441Lap 0.524
887松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH761:59'17.2361Lap 1.492
961井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL761:59'18.2111Lap 0.975
1011安田 裕信
石川 京侍
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL761:59'19.1191Lap 0.908
1134柳田 真孝
井出 有冶
BUSOU raffinee GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
BUSOU Drago CORSE
DL761:59'39.0081Lap 19.889
1260吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL761:59'48.3471Lap 9.339
1330永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH761:59'49.6451Lap 1.298
1420平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL761:59'50.0451Lap 0.400
15*55武藤 英紀
木村 偉織
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS761:59'57.7881Lap 7.743
1650加納 政樹
阪口 良平
Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH751:59'03.1082Laps1Lap
1788小暮 卓史
元嶋 佑弥
Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH751:59'19.4312Laps16.323
185冨林 勇佑
平木 玲次
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH751:59'25.5522Laps 6.121
1931嵯峨 宏紀
中山 友貴
apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS751:59'25.9032Laps 0.351
202加藤 寛規
堤 優威
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS751:59'29.0382Laps 3.135
21360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH752:00'02.3712Laps33.333
2225松井 孝允
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH741:59'49.0783Laps1Lap
2348井田 太陽
田中 輝揮
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH741:59'51.6633Laps 2.585
247荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI701:48'28.9917Laps4Laps
2522和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH692:00'03.7158Laps1Lap
2652吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS651:59'54.11912Laps4Laps
27*96新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL611:33'49.06816Laps4Laps
---- 以上規定周回数(70% - 53Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 9 ケイ・コッツォリーノ(PACIFIC hololive NAC Ferrari) 1'27.395 (3/47) 152.535km/h
  • CarNo. 96(高木真一)は、SpR.13-1.(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して40秒を加算した。
  • CarNo. 55(木村偉織)は、SpR.13-1.(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して40秒を加算した。

SUPER GT

第1戦岡山監督インタビュー 土屋武士「昔ながらのレーシングチームのスタイル、日本のモータースポーツ文化を残したい」

 昨年まではFIA-GT3仕様のポルシェ911GT3を走らせていたHOPPY team TSUCHIYAだが、今季からはJAF-GT仕様のTOYOTA GR Supraを自社設計で製作して参戦する。残念ながら開幕戦では駆動系のトラブルにより予選出走を断念せざるを得なかったが、決勝にはクラス26番手からスタートし、22位で完走した。

 そのHOPPY team TSUCHIYAを率いる土屋武監督に決勝スタート前、現在の状況と今季への意気込みを聞いた。

インタビューに答える土屋武士(HOPPY team TSUCHIYA)

(今回のトラブルについて教えてください)

 「駆動系トラブルでした。メインフレーム以外は自社設計で、自社で製造できないパーツは、レース仲間に紹介いただいた町工場の皆さんに協力していただいています。本当に人と人のご縁で繋がって、我々のレース活動を支えていただいています。今回破損したのはドライブシャフトでしたが、製造いただいた関西の会社までパーツを取りに行って修理しました」

 「これは、昔ながらのレーシングチームのスタイルです。職人さん達がレーシングカーを作って競走する、という。日本のモータースポーツの文化ですよね。それがだんだんなくなってきていて、コストもかかってしまう傾向にあるので、我々はこういった文化を残したいという趣意があります。こういうやり方をしていくと職人も育ちます。ウチのメカニックは生え抜きで、ウチの親父(土屋春雄氏)の教え子でもあるので。そういうみんなに、昔ながらの経験をさせてあげたいという気持ちです。きっと親父もそう思っているだろうし、僕にできることはそうした環境づくりをすることです。たくさんの皆さんにご協力をお願いして、こういう形になった、というところです」

 「ただ、作って走らせるだけじゃ意味がないので、ちゃんと優勝して、みんなの経験がしっかりと未来につながるように、という思いが強くあります」

(今回の目標は)

 「まずは完走。できるだけ長く走ることが目標です。テストも含めてとにかく走れていないので、とにかくマイレッジを稼いで、それを糧にみんなが成長してくれればいいなと思います。本当にありがたいことにたくさんの方に応援していただいているし、注目していただいているので、それに応えるには優勝しかないと思いますし、できるだけ長く活動を続けることだと思います。やはりレーシングチームで一番大変なのは続けることなので、つちやエンジニアリングは51年目になりましたが、その火を消さないように頑張ります」

HOPPY Schatz GR Supra(HOPPY team TSUCHIYA)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第1戦岡山 ハルターマン・カーレス・ジャパン/GTA共同会見 第5戦鈴鹿直後に全43台でCNFの実走テストを実施へ

 スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は4月17日、シリーズ第1戦の開催されている岡山国際サーキットで今後の環境対策について、ハルターマン・カーレス・ジャパンとの共同会見を開いた。

 GTAは「10年後も音があるレース」を目標に、今後のスーパーGTにおいて、レギュレーションの見直し、カーボンニュートラル燃料の導入、そしてゴミの削減とリサイクル率の向上に取り組んでいく。

 まずレギュレーションにおいては、燃費の向上とタイヤのロングライフ化を目指し、既報の通り今シーズンより3大会で450kmレースを実施する。ここではタイヤ交換を行わずに2スティントを走行することが求められる。さらに来季からはタイヤの持ち込み本数も削減していく。

 カーボンニュートラルフューエルはドイツやイギリスに生産拠点を置く、ハルターマン・カーレス社が供給することが今回明らかになった。この燃料は第2世代バイオマス(一般的に植物ゴミを指す)由来のセルロースから生成された炭化水素と酸素含有物から作られており、バイオ成分100%を達成している。すでにトヨタ、ホンダ、ニッサンの3社においてベンチテストに着手しており、トヨタの評価では現状の無鉛ハイオクと同等の性能を発揮できるとのこと。

 GT300に参戦しているアウディも燃料タンクや配管への影響を確認しており、それが済めば国産メーカー同様にベンチテストを実施するという。

 会見にはハルターマン・カーレス社傘下の日本法人であるハルターマン・カーレス・ジャパンの川本裕喜社長が同席。同社が160年の歴史を持つ特殊燃料メーカーであること、ETSのブランド名でこれまでにMotoGPなどへレース専用燃料を供給してきたことなどを紹介した。スーパーGT以外にも、BTCCにこのCNFを供給する予定もあるという。

 スーパーGTではこの燃料を2023年から公式テスト、公式戦において全ての車両が使用することを義務付ける。今後は8月の第5戦鈴鹿の翌々日から参加全43台で実走テストを実施する予定だ。

 ゴミの削減、リサイクル率の向上については、昨年の鈴鹿大会で行ったゴミの分別での実績を踏まえ、全てのサーキットで実施していく。そこでの実績を数値化し、次年度の各サーキット目標を設定し、リサイクル可能なもののリサイクル率を100%にもっていく。これをレース関係者、ファン、そして自動車業界で取り組むことを目指す。

 こうした目標を達成することで初めて、10年後においても音の出るレースを誰に気兼ねすることなく開催できる、と坂東代表は語った。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

オートバックスセブンとGTAが共同会見を開催 GT500、GT300両クラスのシリーズチャンピオンへ一千万円を贈呈 

 シリーズタイトルスポンサーとして長年スーパーGTを支え、今年で25年目を迎えるオートバックスセブンとGTアソシエイション(GTA)は4月17日、第1戦の開催されている岡山国際サーキットで共同会見を開き、今年度はレース開催に先立ち、開催地近郊のオートバックスの店舗においてイベントを実施すること、併せてGT500、GT300のシリーズチャンピオンに対し、新たに賞金を贈呈することを発表した。

 会見にはオートバックスセブンの代表取締役社長執行役員の小林 喜夫巳氏とGTAの坂東正明代表が出席、今回の主旨と今後の取り組みについて語った。

小林 喜夫巳代表取締役のコメント
 「みなさまおはようございます。小林と申します。今年で25年目ということで、私たちはGTAさんと一緒に、開催地近郊の各店舗において、『スーパーGTエクスペリエンス サーキットへ行こう』というイベントを行います。一人でも多くのお客さんにモータースポーツを好きになって、是非とも足を運んでいただこう、という思いからです。同時に来季に向けて、チームとして皆さんと一緒に盛り上げようと取り組んできた恩返しじゃないですけど、シリーズチャンピオンにGT500は一千万円、GT300も同じく一千万円をプレゼントしようという企画を、つい先ほどGTAからご依頼いただきましたので、是非実施していこうと思います。どうぞ今年一年よろしくお願いいたします」
坂東正明代表のコメント
 「オートバックスセブン様とは25年間、長きにわたりご支援をいただいてまいりました。心より感謝御礼を申し上げます。そのおかげをもちまして、その中でいろんなことを考え、グローバル化、認知度、価値観の向上を目指して様々なことに取り組んできた結果、今ここにスーパーGTがあります。単に継続的にご支援いただいたオートバックスセブン様のおかげだと思います。今後は長く付き合って良かったなと思っていただけるような恩返しをしていきたいと思います。先程もお話がありましたように、開催地近郊のオートバックス各店舗において事前プロモーションを共同でより大きなものに作り上げたいと思っております。また先程、シリーズスポンサー分以外に、GT500、GT300のシリーズチャンピオンに対する賞金が5分で決まりました(笑)(「5分じゃないでしょ」と小林社長からの合いの手)。これをきちんとした形でチームに報告できることを嬉しく思いますし、我々もきちんとした形で恩返しできるよう努めてまいります」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第1戦岡山予選会見 大嶋和也「かなりチームがレベルアップしたので、ミスさえなければ当然この位置に来られる自信があった」

GT500クラスポールポジション No.14 ENEOS X PRIME GR Supra

山下健太(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

GT500クラスポールポジションの山下健太(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「今年は開幕前のテストから非常に好調できていて、今朝の公式練習でも上位にいられたので、予選がどうなるかなと思っていたんですけど。自分のQ1は3番手とあんまり速くなかったんですけど、クルマの調子は良くて、もしかしたらQ2で大嶋先輩がポールを取ってくれるかな? と思っていました」

 「(大嶋選手のアタックを)見ていたら、セクター1、セクター2とすごく速かったので、『これはいけるな』と思いました。本当に大嶋先輩に感謝しています」

 「去年のレースは(接戦で)非常に苦しかったので、今年はスタートから逃げ切って勝てるように準備したいと思います」

大嶋和也(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

GT500クラスポールポジションの大嶋和也(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「ここ数年ずっと僅差の2位ばかりで、しばらくポールから遠ざかっていたので、久しぶりにポールが取れてすごく嬉しく思っています。去年ルーキーレーシングができて、新しいガレージも建ててもらいましたし、人材的にもかなり補強してもらって、去年に比べてかなりチームがレベルアップしており、非常に有意義なテストもできていましたので、ミスがなければ当然この位置に来れるだろうという自信がありました。実際走り出してからもクルマのフィーリングがすごく良くて、多少はアジャストしましたが、それが全ていい方向に行きました。予選でも思い通りのクルマになってくれていたので、ほぼ完璧な流れで予選まで来れたという印象です」

 「(チームの体制強化について具体的に教えてください)うちのチームはレースメカニックだけでなく、トヨタの社員さんも参加されています。そうした方々が働きやすく、早く技術を向上させて実戦で戦えるレベルになるようにと、そういったことを考えてもらいながら、トレーニングを重ねてきました。また今季から東條(力)さんが統括エンジニアで加わってくれました。速いクルマを作る能力はピカイチだし、レースの経験や勘の鋭さも加わったことで、より強いチームになったと思います」

GT300クラスポールポジション No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT

井口卓人(R&D SPORT)

GT300クラスポールポジションの井口卓人(R&D SPORT)

 「『まさか』と思っています。びっくりしているのが本音です。昨シーズンが終わって、12月から今シーズンに向けてのテストが始まりましたが、今日に至るまで本当に思い通り走れない状況が多く、まさかここまでうまくまとめられるとは思っていませんでした。チームのここまでの努力と、ダンロップタイヤさんがチョイスしてくれたタイヤが今日のコンディションにものすごくハマったと思いますし、最後は山内選手のQ2のアタックが素晴らしかったので、こういう結果になったと思います。去年の開幕戦ではQ1で落ちて、山内選手に繋ぐことができなかったので、今回山内選手につなげたことを嬉しく思いますし、明日に向けてまた気持ちを引き締め直して頑張りたいと思います」

 「(テストで苦戦した要因は)昨シーズンが終わってから、更なる進化を目指してECUを変更しましたが、それを完璧に合わせ込むことができなくて、最終的にこの開幕戦に向けては、凡そ去年の良かった状態に戻した中で、タイヤ選択などがいい方向に行ったのがこういった結果になったと思います」

山内英輝(R&D SPORT)

GT300クラスポールポジションの山内英輝(R&D SPORT)

 「練習では色々あって、なかなかタイムを出せませんでした。今年エンジニアが変わりまして、その井上さんとしっかりコミニュケーションをとって進めてきた結果がこのポールだと思うので、すごく嬉しいです。苦戦していた中で、自分の感覚が正しいかどうか、不安でいっぱいだったんですけど、今日それが正しかったことが証明できたので、それが嬉しいなと思います」

 「今回はダンロップさんが、こういうコンパウンドの組み合わせだとすごくいい、というものを持ち込んでくれました。それがすごく発揮されました。多分96号車も同じ状況だと思います。ダンロップさんの力もものすごく大きかったです」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第1戦岡山公式予選 GRスープラがフロントロー独占!! ポールポジションはNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra

 2022オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式予選が4月16日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスはNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)、GT300クラスはNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。コースはドライ。予選Q1開始時の気温は13℃と公式練習同様にやや肌寒さの残る気候だが、春の陽射しのおかげで路面温度は35.7℃まで上昇してきた。

予選Q1:公式練習トップのNo.23 MOTUL AUTECH Zまさかの敗退! トップはNo.36 au TOM'S GR Supra

 GT300のグループBの走行で赤旗中断があった影響で、GT500クラスの走行は当初予定より13分遅れの午後2時46分より10分間で行われた。

 ここでは出走15台中上位8台がQ2に進出するのだが、コースオープンとなってすぐに大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)が「エンジンが吹き上がらない」とのことでピットイン。そのままガレージに戻されて早くも脱落となってしまう。

 コース上では、まず昨年ポールポジションを獲得した阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)が計測4周目に1分17秒201の好タイムをマーク。そのあとにアタックした山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)は1分17秒426、公式練習トップの松田次生(MOTUL AUTECH Z)は1分17秒697と阪口にあと一歩及ばない。

 しかしチェッカー直前に坪井翔(au TOM'S GR Supra)が1分17秒177を叩き出し、一気にトップに躍り出た。坪井は3月に岡山で行われた公式テストでも二日間を通じてのトップタイムを記録しており、36号車の仕上がりは上々の様子だ。

 このほか関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)は1分17秒460、佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)は1分17秒486、山本尚貴(STANLEY NSX-GT)も1分17秒509までタイムアップ。平峰一貴(カルソニックIMPUL Z)も終盤1分17秒521までタイムを縮めて7位に滑り込んだ。

 その結果、23号車の松田は9位に後退。まさかのQ1落ちに終わってしまう。このほか高星明誠(CRAFTSPORTS MOTUL Z)も14位に終わり、Nissan Z GT500は4台中2台が脱落。Honda NSX-GTに至っては出走5台中4台がQ1落ちという結果に終わった。

 GT300クラスは、まずグループAでケイ・コッツォリーノ(PACIFIC Hololive NAC Ferrari)が1分24秒717といきなり従来のコースレコードを打ち破る速さを見せつける。これまでのレコードは2019年の第1戦で福住仁嶺(ARTA NSX GT3)の記録した1分24秒889だった。

 これに続いて小林崇志(UPGARAGE NSX GT3)が1分24秒967と、こちらもコースレコードに迫るタイムを記録して2番手につける。3番手は今季新たにJAF-GT仕様のTOYOTA GR86を投入したmuta Racing INGING。堤優威が1分25秒098をマークした。昨年王者の井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)は5番手でQ2進出。復帰2年目の本山哲(Team LeMans Audi R8 LMS)も7番手でQ2に駒を進めた。

 グループBは開始直後に冨林勇佑(マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号)がアトウッドカーブの立ち上がりでコースオフ、バリアに突っ込んでストップしてしまったため、各車が計測を始める前に赤旗中断となってしまう。

 車両回収ののち、午後2時33分に走行が再開されると、先週富士スピードウェイで行われたスーパーフォーミュラ・ライツ第1戦でポールポジションを獲得した川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が最初にタイムアタックを行なって1分25秒153をマーク。あとに続くドライバーが誰一人川合のタイムを上回れなかったため、埼玉トヨペット Green BraveはグループトップでQ2進出を果たした。

 続いて新規参戦のSHADE RACINGに加入したベテラン平中克幸(シェイドレーシングGR86 GT)が1分25秒346、1分25秒161と着実にタイムを縮めて2番手に。富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)が1分25秒232で3番手という結果となった。

 なお、今季からJAF-GT仕様のTOYOTA GR Supraで参戦することになったHOPPY team TSUCHIYAは予選開始前に駆動系のトラブルに見舞われたため、予選出走を断念。チームはマシン修復の上、出走嘆願による決勝出走を目指すこととなった。

予選Q2:大嶋和也が6年ぶりにポール獲得! GT300はコースレコード連発の激戦に

 ポールポジションを争うGT500クラスの予選Q2は、四輪脱輪でベストタイム抹消となった国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)を除く7台全てが1分17秒台、トップから7位までの差が0秒608という大接戦となった。

 まずは平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)が1分17秒826をマークすると、NSX勢で唯一Q2進出を果たした牧野任祐(STANLEY NSX-GT)がこれを上回る1分17秒573を記録する。

 さらに中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)は2周のタイムアタックを敢行、1周目1分17秒602、2周目に1分17秒387を記録する。

 しかし中山が2周目にアタックを行なっている最中に昨年優勝の大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分17秒251を叩き出してトップに浮上。その結果No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)がポールポジションを獲得。No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)が2番手につけ、TOYOTA GR Supra GT500がフロントローを独占する結果となった。

 大嶋にとっては2016年7月の第4戦SUGO以来、実に6年ぶりのポールだ。

 3番手にはNo.100 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が続き、Nissan Z GT500最上位はNo.24 リアライズコーポレーションADVAN GT-R(佐々木大樹/平手晃平)の5番手だった。

 GT300クラスは出走16台中9台が従来のコースレコードを上回るという激しい戦いが繰り広げられた。

 まずは今季再び新田守男と組むことを選択した高木真一(K-tunes RC F GT3)がいきなり1分24秒798を叩き出すと、小暮卓史(Weibo Primez ランボルギーニ GT3)も1分24秒857を記録する。続いて山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分24秒286を叩き出してトップに躍り出た。

 今季GT300クラスにデビューしたばかりの太田格之進(UPGARAGE NSX GT3)もセクター1で全体ベストを叩き出すなど、元気な走りを見せて1分24秒532を記録、続いて高木が1分24秒368までタイムを縮めたところでチェッカー。これによりNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションから明日の決勝に臨むことになった。

 2番手はNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)のベテランコンビ。大草りきが1分24秒418をマークしたNo.10 TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)が3番手となり、No.18 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/太田格之進)が4番手という結果となった。

 第1戦決勝は明日の午後2時より82周で行われる。

GT500クラスポールポジションはENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)

GT500クラス予選2位はZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)

GT500クラス予選3位はSTANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)

GT300クラスポールポジションはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

GT300クラス予選2位はK-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)

GT300クラス予選3位はTANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第1戦岡山ノックアウトQ2結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2022/04/16) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
114大嶋 和也ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'17.251--172.565
239中山 雄一DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'17.387 0.136 0.136172.261
3100牧野 任祐STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'17.544 0.293 0.157171.913
438立川 祐路ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'17.729 0.478 0.185171.504
524平手 晃平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH1'17.812 0.561 0.083171.321
636ジュリアーノ・アレジau TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'17.834 0.583 0.022171.272
712ベルトラン・バゲットカルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS1'17.859 0.608 0.025171.217
819国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'18.126 0.875 0.267170.632

■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2022/04/16) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
161山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'24.286--158.161
296高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'24.368 0.082 0.082158.008
310大草 りきTANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'24.418 0.132 0.050157.914
418太田 格之進UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'24.532 0.246 0.114157.701
556ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラリアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'24.566 0.280 0.034157.638
69横溝 直輝PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'24.761 0.475 0.195157.275
77アウグスト・ファルフスStudie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI1'24.762 0.476 0.001157.273
888小暮 卓史Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'24.857 0.571 0.095157.097
920清水 英志郎シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL1'24.871 0.585 0.014157.071
1052吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'25.023 0.737 0.152156.791
1165蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'25.069 0.783 0.046156.706
126片山 義章Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
MOTOYAMA Racing w/ Team LeMans
YH1'25.108 0.822 0.039156.634
1387松浦 孝亮Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'25.259 0.973 0.151156.357
144谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'25.607 1.321 0.348155.721
152加藤 寛規muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS1'25.877 1.591 0.270155.231
1650加納 政樹Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH1'26.992 2.706 1.115153.242

SUPER GT

第1戦岡山ノックアウトQ1結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2022/04/16) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
136坪井 翔au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'17.177--172.730
219阪口 晴南WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'17.201 0.024 0.024172.677
314山下 健太ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'17.426 0.249 0.225172.175
439関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'17.460 0.283 0.034172.099
524佐々木 大樹リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH1'17.486 0.309 0.026172.041
6100山本 尚貴STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'17.509 0.332 0.023171.990
712平峰 一貴カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS1'17.521 0.344 0.012171.964
838石浦 宏明ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'17.636 0.459 0.115171.709
---- 以上Q2進出 ----
923松田 次生MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI1'17.697 0.520 0.061171.574
108野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'17.717 0.540 0.020171.530
1164大津 弘樹Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'17.724 0.547 0.007171.515
1217塚越 広大Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS1'17.822 0.645 0.098171.299
1337サッシャ・フェネストラズKeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'17.950 0.773 0.128171.017
143高星 明誠CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI1'17.993 0.816 0.043170.923
1516大湯 都史樹Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL2'10.72253.54552.729101.978

■GT300クラス Aグループ

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2022/04/16) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
19ケイ・コッツォリーノPACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'24.717--157.357
218小林 崇志UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'24.967 0.250 0.250156.894
32堤 優威muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS1'25.098 0.381 0.131156.652
496新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'25.261 0.544 0.163156.353
561井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'25.321 0.604 0.060156.243
687坂口 夏月Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'25.400 0.683 0.079156.098
76本山 哲Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
MOTOYAMA Racing w/ Team LeMans
YH1'25.415 0.698 0.015156.071
888元嶋 佑弥Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'25.434 0.717 0.019156.036
---- 以上Q2進出 ----
911石川 京侍GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'25.693 0.976 0.259155.565
1060河野 駿佑Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'25.757 1.040 0.064155.449
1130織戸 学apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1'25.766 1.049 0.009155.432
1255武藤 英紀ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'25.798 1.081 0.032155.374
1322和田 久アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'27.091 2.374 1.293153.067
1448田中 輝揮植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'27.635 2.918 0.544152.117

■GT300クラス Bグループ

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2022/04/16) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
152川合 孝汰埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'25.153--156.551
220平中 克幸シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL1'25.161 0.008 0.008156.536
310富田 竜一郎TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'25.232 0.079 0.071156.406
456藤波 清斗リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'25.252 0.099 0.020156.369
57荒 聖治Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI1'25.338 0.185 0.086156.212
64片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'25.760 0.607 0.422155.443
765篠原 拓朗LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'25.765 0.612 0.005155.434
850阪口 良平Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH1'25.815 0.662 0.050155.343
---- 以上Q2進出 ----
934柳田 真孝BUSOU raffinee GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
BUSOU Drago CORSE
DL1'25.820 0.667 0.005155.334
10360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'25.960 0.807 0.140155.081
1131嵯峨 宏紀apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'26.920 1.767 0.960153.369
-5冨林 勇佑マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YHno time---

SUPER GT

第1戦岡山公式練習 新生Zが1-3位を獲得 トップタイムはMOTUL AUTECH Z

 2022オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式練習が4月16日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスはNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、GT300クラスはNo.9 PACIFIC Hololive NAC Ferrari(ケイ・コッツォリーノ/横溝直輝)がトップタイムを記録した。

 公式練習は午前9時20分より混走85分間、専有走行各クラス10分間で行われた。天候は晴れ。開始時の気温は11℃。路面温度は23.6℃だ。

公式練習: GT500クラストップタイムはMOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

公式練習: GT500クラス2位はau TOM\'S GR Supra(坪井翔/ジュリアーノ・アレジ)

公式練習: GT500クラス3位はCRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)

 GT500クラスは、混走が始まってすぐに1分19秒277を記録した坪井翔(au TOM'S GR Supra)がまずはトップに立つ。坪井はその後1分18秒212までタイムを短縮して、ジュリアーノ・アレジに交代。アレジは1分21〜22秒台でコンスタントに周回を重ねた。

 2番手は1分18秒375で千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)、大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分18秒721で3番手につける。その後は各車ロングランに入ったこともあり、大きな順位変動もないまま混走は終了。午前10時55分から10分間で行われた専有走行で予選を想定したタイムアタックに入った。

 専有走行では、まず山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分18秒261を記録して2番手に浮上、山本尚貴(STANLEY NSX-GT)もセクター1でベストタイムを更新、1分18秒308で3番手に上がってきた。

 続いて高星明誠(CRAFTSPORTS MOTUL Z)が1分18秒255で山下を上回り、2番手に上がってくるが、混走では4番手につけていた松田次生(MOTUL AUTECH Z)が終了間際に1分18秒185を叩き出し、23号車が一気にトップに躍り出た。2番手は混走トップのNo.36 au TOM'S GR Supra(坪井翔/ジュリアーノ・アレジ)、No.3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は3番手となった。

GT300クラストップタイムはPACIFIC hololive NAC Ferrari(ケイ・コッツォリーノ/横溝直輝)

GT300クラス2位はリアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)

GT300クラス3位はUPGARAGE NSX GT3(小林崇志/太田格之進)

 GT300クラスは開始早々に織戸学(apr GR86 GT)が1分26秒031でトップに。しかし混走中盤にケイ・コッツォリーノ(PACIFIC Hololive NAC Ferrari)が1分25秒248を記録してトップに立つ。先月の公式テストにへ木村武史/ケイ・コッツォリーノのコンビで臨んだ9号車だが、今回は木村に代わって横溝直輝が第2ドライバーとして参戦する。横溝は混走後半から専有走行を担当、タイム更新はならなかったが、精力的に周回を重ね、二人合わせて50周を走行した。

 2番手は藤波清斗が混走中に1分25秒448を記録したNo.56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が続き、No.18 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/太田格之進)が3番手。No.88 Weibo Primez ランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が4番手につける。

 専有走行に入ると本山哲が1分26秒846を記録し、No.6 Team LeMans Audi R8 LMS(本山哲/片山義章)が5番手に上がってくるが、それ以外に目立った順位変動はなく、上位4台は混走でのタイム順のままで公式練習は終了、トップから6位のNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)までをFIA-GT3車両が占める結果となった。

 第1戦の公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第1戦岡山公式練習結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2022/04/16) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km

Pos No Driver Car
Maker Model
Team
Tire Time Behind Gap km/h
1 23 松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI 1'18.185 - - 170.503
2 36 坪井 翔
ジュリアーノ・アレジ
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS 1'18.212 0.027 0.027 170.444
3 3 千代 勝正
高星 明誠
CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI 1'18.255 0.070 0.043 170.351
4 14 大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS 1'18.261 0.076 0.006 170.338
5 24 佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH 1'18.266 0.081 0.005 170.327
6 100 山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS 1'18.308 0.123 0.042 170.235
7 8 野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS 1'18.561 0.376 0.253 169.687
8 38 立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS 1'18.598 0.413 0.037 169.607
9 12 平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS 1'18.602 0.417 0.004 169.599
10 39 関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS 1'18.628 0.443 0.026 169.543
11 37 サッシャ・フェネストラズ
宮田 莉朋
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS 1'18.727 0.542 0.099 169.329
12 17 塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS 1'18.763 0.578 0.036 169.252
13 16 笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL 1'19.062 0.877 0.299 168.612
14 19 国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH 1'19.199 1.014 0.137 168.320
15 64 伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL 1'19.375 1.190 0.176 167.947

 

■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2022/04/16) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km

Pos No Driver Car
Maker Model
Team
Tire Time Behind Gap km/h
1 9 ケイ・コッツォリーノ
横溝 直輝
PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH 1'25.248 - - 156.377
2 56 藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH 1'25.448 0.200 0.200 156.011
3 18 小林 崇志
太田 格之進
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH 1'25.761 0.513 0.313 155.441
4 88 小暮 卓史
元嶋 佑弥
Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH 1'25.785 0.537 0.024 155.398
5 6 本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
MOTOYAMA Racing w/ Team LeMans
YH 1'25.846 0.598 0.061 155.287
6 96 新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL 1'25.888 0.640 0.042 155.211
7 61 井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL 1'25.941 0.693 0.053 155.116
8 20 平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL 1'26.001 0.753 0.060 155.007
9 30 永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH 1'26.031 0.783 0.030 154.953
10 7 荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI 1'26.039 0.791 0.008 154.939
11 10 富田 竜一郎
大草 りき
TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL 1'26.060 0.812 0.021 154.901
12 87 松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH 1'26.069 0.821 0.009 154.885
13 11 安田 裕信
石川 京侍
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL 1'26.147 0.899 0.078 154.745
14 2 加藤 寛規
堤 優威
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS 1'26.151 0.903 0.004 154.738
15 65 蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS 1'26.218 0.970 0.067 154.617
16 55 武藤 英紀
木村 偉織
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS 1'26.245 0.997 0.027 154.569
17 4 谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH 1'26.248 1.000 0.003 154.564
18 34 柳田 真孝
井出 有冶
BUSOU raffinee GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
BUSOU Drago CORSE
DL 1'26.399 1.151 0.151 154.293
19 52 吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS 1'26.422 1.174 0.023 154.252
20 5 冨林 勇佑
平木 玲次
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH 1'26.664 1.416 0.242 153.822
21 60 吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL 1'26.682 1.434 0.018 153.790
22 31 嵯峨 宏紀
中山 友貴
apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS 1'26.971 1.723 0.289 153.279
23 25 松井 孝允
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH 1'27.136 1.888 0.165 152.988
24 50 加納 政樹
阪口 良平
Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH 1'27.295 2.047 0.159 152.710
25 360 青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH 1'27.321 2.073 0.026 152.664
26 22 和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH 1'28.206 2.958 0.885 151.133
27 48 井田 太陽
田中 輝揮
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH 1'28.673 3.425 0.467 150.337

SUPER FORMULA

第1戦決勝後のコメント 大湯都史樹「トップグループのペースには到底及ばなかったが、なんとか絞り出して抜いてった」

(最後尾から14台抜きで7位入賞という結果でしたが、予選から決勝までを振り返ってください)

「テストを重ねてきて、去年とは全く別物のクルマを作り上げてきたはずだったんですが、公式テストから今週の専有走行までで感じていた扱いにくさというか、コンディションに左右されやすいところが、予選でも決勝でも出てしまいました。今日は風向きも変わりましたし、路面温度も上がったり下がったりが激しい1日だったので、そこに左右されてしまったかな?と思います」

(スイートスポットの狭いクルマになっている?)

「そうですね。スイートスポットの狭い中で、いい部分を見つけるのが難しかったので、決勝に向けては去年ベースにリセットして臨みました。しかし決勝のペースもあまり良くなかったので、そこでの課題も多かったです。トップグループのペースには到底及ばないな、というのは感じていたので、なんとか知恵を絞り出して抜いてった感じです。タイヤが生きてる序盤の10周くらいでなんとか、OTの使い方や、相手へのプレッシャーの掛け方、タイヤのマネジメントも駆使して抜いていきました。それで順位を上げることができたのかなと思います。最後は坪井選手に追い上げられてしまう状態になっていたので、もうちょっと改良が必要だなと感じています」

(タイヤの使い方がキーポイントになっていた?)

「今日は特にそうでした。いつもの富士はここまで大きくコンディションが変化することがなかったと思うので、タイヤへの負荷のかけ方、使い方が重要でした」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

第1戦決勝後のコメント 三宅淳詞「予選でクルマのポテンシャルを引き出せなかったのが反省点。明日はもっといい順位からスタートしたい」

三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)

 (デビュー戦を終えての感想を)

 「今回僕は10位でポイントを取ることができました。予選から振り返るとQ1をグループ4位で通過することができましたが、Q2でセットアップを変更していただいて、セクター1、セクター2はトップグループと遜色ないペースで走れていたのに、セクター3をまとめることができず、12位タイム。前のドライバーが四輪脱輪のペナルティを受けたので11位でした。クルマのポテンシャルを引き出せなかったのが反省点でした。決勝はコールドタイヤでSFを走らせるのが初めてでしたが、ベテランドライバーは冷えた状態でもタイヤの情報を受け取ることに慣れているので、そこで順位を落としてしまったのが反省点でした。でも逆に順位を落としてもポイントが取れるぐらいレースペースが良かったので、マシンバランスは本当に良かったです。明日に向けては今日の悪い部分を見直して、まずは予選でいい順位からスタートできるように頑張りたいです」

 (41周という長丁場だったが、体力面や戦術面で不安はなかったか)

 「鈴鹿のテストから乗らせていただいてますが、やはりスーパーフォーミュラは体力的にライツより厳しく、冬の間はトレーナーさんについてもらって開幕戦に向けて準備してきたので、想像以上に体力面は楽でした。それでパフォーマンスをキープできたのかなと思います」

 (パフォーマンス面では手応えを感じた?)

 「そうですね。チームメイトの佐藤選手は予選で速かったですし、僕も1周をまとめれば上位に行けるだけのパフォーマンスが感じられたので、Q1を4位で通過できたことが自信にはなりました」

 (第2戦への抱負を)

 「今回は予選で沈んだのが響いたので、まずは予選をしっかり前の方でまとめられるように頑張りたいです」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO

TCR JAPAN SUNDAY

第1戦富士決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
119HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1425'29.033--
262塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1425'30.418 1.385 1.385
365加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1425'32.867 3.834 2.449
473大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1425'33.451 4.418 0.584
598猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1425'35.024 5.991 1.573
617鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1425'58.51629.48323.492
755MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1426'02.74133.708 4.225
888梅田 真祐Alfa Romeo GIULIETTA TCR
J'S TECHCEN GIULIETTA TCR
1426'20.92751.89418.186
924滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
1126'13.6103Laps3Laps
---- 以上規定周回数(75% - 10Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 98 猪爪杏奈(DOME RACING) 1'47.814 (2/14) 152.362km/h

SUPER FORMULA

第1戦決勝後のコメント 佐藤蓮「優勝できるだけのペースがあったので悔しいが、切り替えていく」

佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)

 (第1戦を振り返ってください)

 「スタートを失敗して(後続に)飲まれてしまったのが全てだと思います。Bコーナーでスピンしてしまい、そこから追い上げる展開になってしまいました。レースペース自体はかなり良くて、ポイント圏内まで追い上げることができました。この経験は明日に活きると思うので、予選からしっかり前のポジションを取って、決勝ではしっかり表彰台に上がれるように頑張りたいです。体のダメージ自体はありませんでした。優勝できるだけのペースはあったので、悔しいですが切り替えていこうと思います」

 (かなり手応えを感じていた?)

 「そうですね。ペースもかなり良くて、あと数周もあればもう2台くらい抜けたはずなので、明日に向けてプラスに考えています」

 (改めて第2戦の目標を)

 「まずはスタートをしっかり決めて、表彰台に上がれるように頑張っていきたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第1戦富士決勝後のコメント 笹原右京「原因は精査中だが、いずれにせよ勿体なかった」

笹原右京(TEAM MUGEN)

 (スタートでは何が起きた?)

 「原因がなんだったのか、まだ問題が精査できていません。僕自身の手順は問題なかったと思います。本当に(クラッチを)繋いだ瞬間にいきなりストールしてしまった感じで、自分でもあのコンマ数秒の間に何かできたかというと、何もできなかっただろうなというレベルで。あの瞬間は頭が...『あれ?加速しないぞ?』って。反応自体はむちゃくちゃ良かったので、繋がりすぎていたのか、クラッチの温度が上がりすぎていたのか。いずれにせよ勿体なかったです」

 (左リヤタイヤのパンクチャーについては)

 「あれも原因がわかっていません。デブリを踏んだ感触もなかったし、タイヤに過剰な負荷をかけた覚えもなかったので。ぶつけられたわけでもありませんから。その後は周回遅れになってしまったので邪魔にならないように走っていました。ロングランもできていませんでしたから。その中で明日につながるようなデータも収集できましたし、ペース的にも手応えがありました」

 (スポット参戦を続けていた時と、レギュラーシートを得た今の状況はやっぱり違う?)

 「全然違いますね。精神的にも、チームとの取り組み方も違います。代役となると、レースウィークの72時間のうちにきっちり爪痕を残さないといけないので。それに比べたらテストからコツコツと積み上げて、開幕戦の予選までの流れを作り上げていけたので、全然違うなと感じました。スポット参戦を続けて結果的に最後まで乗っていたシーズンと違って、一年を見据えての取り組み方などは全然違います」

 「何よりチーム無限はGTでもお世話になっているチームですし、第二の家族みたいに感じていて、めちゃくちゃ心強いですし、チームスタッフの頑張りに刺激を受けて自分もより努力していこうと思えます。そういうチームと一緒に戦えることは、嬉しいですね」

 (第2戦の抱負を)

 「今日ポールポジションを獲得できて、速さを示すことはできたと思うので、明日も引き続き一番前からスタートしたいです。その上で明日こそはちゃんとスタートを切って、そのまま前でレースを終えられたらなと思います。優勝したいとか、表彰台に上がりたいとかって目標は特にセットしていませんが、前の方で戦った時に自分たちがどの位置で追えられるのか。とにかくベストを尽くそうという思いでやっています。今日起きた問題も、チームと一緒にやっていければ必ず解決できると思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第1戦富士決勝会見 平川亮「初戦から優勝できて良かった。オフに決まらなかったクルマが、今日の朝ようやくまとまった」

第1戦優勝 平川亮(carenex TEAM IMPUL)

 「2020年以来という感じはしないんですが、そうですね、昨年は最高位が2位だったので悔しいシーズンでした。今シーズンは初戦から優勝できてよかったですし、シーズンオフにクルマがなかなか決まらなかったのが、今日の朝ようやくまとまってきました。そこに持って来れたのがよかったです。また明日もあるので、この勢いでいけば、また優勝のチャンスはあると思うので、しっかりと休んで、力を発揮したいと思います」

 「今日よかったら明日も悪いわけがないので。でもライバルたちも追いついてくると思うので、さらに良くできるように、今日以上に引き離せるように準備したいと思います」

第1戦決勝2位 野尻智紀(TEAM MUGEN)

 「2位ということですが、一時はトップに立っていたので、もちろん悔しさはあります。レースとしては6番手のスタートだったので、非常に思い切ったチャレンジができましたし、内容としては満足しています。昨年も平川選手はロングランのペースが良かったので、非常に怖い存在だという印象がありました。昨年のチャンピオンだなんてことは一瞬で忘れ去られると思うので、しっかり自分で意識を強く持って、誰にも負けないという気持ちを持てました。チームメイトの笹原選手も予選では速かったですし。決勝では彼の望んだ結果ではなかったと思いますが、チームとともに前進して、チーム全員が揃って前にいて、優勝するという夢が実現できるように、明日以降もファンの皆さんの力を借りて、精一杯頑張ります」

 「(平川選手とのバトルについて)背後に迫ってきたのは前の周のストレートからわかっていました。もちろんタイヤの要因などからトラクション性能も違っていたとは思いますが、『ああそこできたか』という感じはありました。もう少し僕の位置が前なら、平川選手のラインを潰していけたと思いますが、あのぐらい並ばれてしまうともう僕にできることは何もなかったので、潔くサイドバイサイドでいくしかないなと」

第1戦決勝3位 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)

 「3位を獲得できて嬉しく思います。スタートがうまくいって3位に上がれましたし、リーダーに立つこともできました。リードを保つことができなかったのは残念です。できるだけ自分のペースを保ってタイヤ交換に入ったんですが、そこで野尻選手に抜かれてしまいました。ピットストップもスムーズでした。昨年はチームが苦戦していましたし、僕自身もほとんど走ることができなかったので、今年最初のレースで3位を獲得できたことを非常に嬉しく思います。明日もベストを尽くして頑張ります。できるだけ多くのポイントを獲得したいです」

 「序盤にちょっとプッシュしすぎたかなあとは思います。今年はタイヤのスペックが変わっていて、消耗が早いように感じていました。それをマネジメントするのが難しかったけど、勉強になったし、いい経験になりました。タイヤ交換を済ませてからはいいペースで走れていたと思います」

優勝チーム監督 星野一義(carenex TEAM IMPUL)

 「今回はすごくいいレースで、しかも野尻選手が、あそこでアウトに並ばれたら次はインを取られてしまうという展開の中、被せないでフェアでプロフェッショナルな走りをしてくれた。これは優勝以上に評価できると思います。優勝した平川選手も野尻選手も素晴らしいと思います」

 「(平川選手と野尻選手のバトルを見ていた時の心境は?)僕は心臓に毛が生えていないので。スタッフ全員でタイムを見ながら、30周ぐらいを目処にタイヤ交換をしようと。でもひょっとしたら10周くらいで入るかもしれない。そこは成り行き次第でした。結果的によかったのは、平川選手がきちんと自分のパフォーマンスを発揮できるようにセットアップをでき、王者の走りを見せてくれた。それが一番嬉しい」

 「今年はいろんなことがあると思うけど、昨日もどうしてタイムが出ないのかがわからなくて、夜遅くまでかかってやっと原因を突き止めた。そこで朝の予選までに対策をしたのが間に合って、平川選手が思いっきり走れるクルマを用意出来た。関口選手はまだちょっとアンダーステアが解消できず、思い通りに走れるところまでいかなかったが、残り9戦は二人で思い切り戦って欲しいし、チームの中でも競走してるから、作戦なんかなくて、二人に思い切り戦わせていく」

 「さっきは(平川選手が)イングリッシュでインタビューに答えててびっくりしたね。これから世界に羽ばたくドライバーになってほしいね」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

第1戦富士決勝 PP笹原右京まさかのストール! 波乱の開幕戦を制したのは平川亮!!

決勝がスタートした

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦の決勝が4月9日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選3番手からスタートした平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が前年王者野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)とのバトルを制し、自身通算3勝目を挙げた。

(天候:晴れ コース:ドライ)

 午後2時30分より41周で行われた第1戦決勝はスタートから大荒れの展開となった。

 まずスタートでポールポジションの笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)がエンジンストール。笹原によれば、クラッチをミートした瞬間にエンジンがいきなり停止したという。現時点では原因を精査中とのことで、ドライバーにはなす術がなかったという。笹原はなんとか再始動してレースに加わったが、8周目に左リヤタイヤのパンクチャーに見舞われて予定外のピットインを強いられ、その後は周回遅れで走行を続けざるを得なかった。

 これでトップに躍り出たのが予選3番手の平川。2番手にサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)が続き、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が3位につける。

 同じくフロントローからスタートした佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)もスタートで後続に飲み込まれてしまい、ダンロップコーナーで大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)に追突されてスピン、18位と大きく順位を落としてコントロールラインに戻ってきた。

 さらにコカコーラコーナーでは福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)も後続に追突されてスピン。福住はその際に左のリヤタイヤをカットされたほか、フロアにもダメージを負ってしまったため、そのままレースを終えている。

 トップ争いは、5周終わりのホームストレートでフェネストラズがオーバーテイクシステム(OTS)を作動させて平川を攻略、トップに浮上するが、平川は離されずに追い上げていき、14周目の1コーナーでOTSを使ってトップを奪い返した。

 その後方では、予選6番手の野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が10周目にいち早くタイヤ交換を敢行。1分24秒台前半で周回を重ねるトップ2台に対し、野尻は1分24秒フラットから時折1分23秒台に入るハイペースで飛ばしに飛ばして順位挽回を図っていた。

 15周を終えた時点でトップの平川との差は42秒391。これが19周目には41秒145となり、21周目にはタイヤ交換を行ったフェネストラズをピット出口で抜き去って実質2位に浮上、さらに23周目には平川との差を39秒771まで詰めてきた。

 これを見て平川は25周目にピットイン、タイヤ交換を行って野尻の前でピットアウト。しかし1コーナーの飛び込みで早くも野尻の先行を許してしまう。

 しかし勝負はそこで終わらなかった。

 タイヤに熱の入った平川は反撃に転じ、27周目に自己ベストを更新して野尻との差を1秒468とすると、28周目には0秒623と一気に間合いを詰める。

野尻智紀と平川亮のトップ争い

 そして30周目。

 ホームストレートでOTSを作動させた平川は1コーナーでアウトから野尻に並びかけるが、野尻はこれを押さえこむ。しかし平川も諦めずにコカコーラコーナー、ダンロップコーナーと仕掛けていき、第13コーナーで野尻のアウトに並びかけると、そのままGR Supraコーナーでインに入ってトップを奪い返した。

 その後も平川は1分23秒台のハイペースで一気に後続を突き放しにかかり、最後は野尻に5.623秒差をつけてチェッカーを受け、初戦を勝利で飾るとともに、自身通算3勝目をものにした。

 2位は野尻。3位にはフェネストラズが入った。

 また、予選最後尾からスタートした大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)は何と14台抜きの離れ業をやってのけて7位入賞を果たし、1周目のアクシデントで一時は大きく順位を落とした佐藤も、トップグループと遜色ないペースで粘り強く走行を続け、最後は9位でフィニッシュ。10位に入った三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)とともに、ルーキードライバー二人は揃ってポイントを獲得した。

 なお、今大会は2レース制で行われるため、明日午前10時25分より第2戦の公式予選が、午後2時30分より同じく41周の決勝レースが行われる予定だ。

優勝は平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)

決勝2位は野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

決勝3位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

決勝4位は関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第1戦富士決勝会見 野中誠太「まさか勝てるとは思っていなかったので、驚いている」

第1戦優勝 野中誠太(TOM'S)
「スタートで川合選手はかなり出遅れていたので、ここは前に行けると思ったんですけど、太田選手はかなり良い加速をしていたので、2番止まりかなあと思っていたら、1コーナーでインシデントがあって、そこでスルッといけたのは予想外でした」

「(レース後半の走りについて)バランスも徐々に変わってきていたので、慎重に合わせ込んでいたというか。常に100%でプッシュするのではなく、バランスとドライビングの帳尻をうまく合わせて行って、最後にまたプッシュするというレースの作り方をしていました」

「(フリー走行でトラブルが出るなど、波乱の週末だったと思うが、今はホッとしている?)ホッとしているというか、まさか勝てるとは思っていなかったので、驚いています。嬉しいです」

「(第2戦、第3戦への抱負を)今日のスタートが自分としてはいいとは思えなかったので、データを比べながらしっかりスタートできれば、いい展開でレースできると思うので、集中しながら準備していきたいです」

第1戦決勝2位 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)
「このような形でB-MAXとホンダHFDPがタッグを組んで初めてのレース。HRCという体制になってから一番最初のフォーミュラのレースで表彰台という結果をお届けできたのは、チームやホンダの皆さんにとってもいいレースだったかなと思います。そんな中でも、もうちょっとああしとけばよかった、こうしとけばよかった、という反省点もあったレースでした」

「専有走行からいいところを掴めていた部分があり、それらをまとめきればタイムが出るな、という手応えがありましたが、予選でマシンのバランスに自分のドライビングを合わせ込むのがうまくいかなくて、納得のいく順位で終われませんでした」

「去年やっていたFIA-F4と比べると、距離も長いですし、タイヤやクルマの落ち方など、いろんな面で違います。その辺りを経験で積み上げていければいいなと思います」

「明日の第2戦は6番手からのスタートになりますが、1台1台抜いて行って、着実にポイントを稼ぎたいです」

第1戦決勝3位 平良響(TOM'S)
「予選でドライビングミスをしてしまって、6番手スタートになってしまったので、勝つのは難しいと思っていましたが、案の定トップの野中選手や木村選手はペースが速くて、途中ついていける部分もありましたが、セクター3の合わせ込みが足りなくて離されて行ってしまいました。得意のスタートではすごくいい反応と蹴り出しができていましたので、1コーナーまでに2、3台抜けるかなと思っていましたが、目の前で川合選手と太田選手の接触があり、避けるに避けれなくて詰まってしまいました」

「(後ろから小高選手が迫ってきていたが)小高選手は先輩ということもあって、後ろから迫って来られた時はメンタル的にびびってしまう部分もありましたが、そこはしっかり落ち着いて、後ろを見ずに前を追っかけるよう、気持ちを持っていきました」

「(明日について)去年も最高順位は3位で、2位とか1位は取れていないので、明日だったり、夏以降だったりも優勝を目指して、チャンピオン争いに絡んでいきたいです」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

TCR JAPAN SATURDAY

第1戦富士決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
165加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1425'26.182--
219HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1425'26.401 0.219 0.219
362塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1425'28.384 2.202 1.983
498猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1425'30.871 4.689 2.487
5*73大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1425'34.686 8.504 3.815
655MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1426'23.04456.86248.358
724滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
1426'45.8391'19.65722.795
888梅田 真祐Alfa Romeo GIULIETTA TCR
J'S TECHCEN GIULIETTA TCR
1427'49.4262'23.2441'03.587
9*17鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1327'50.8081Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 10Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 65 加藤正将(Audi Team Mars) 1'47.940 (3/14) 152.185km/h
  • CarNo. 73は、反則スタートにより、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 17は、シリーズ規則第22条22-10.(ピットレーン速度)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

SUPER FORMULA

第1戦富士決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
120平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
4158'25.743--
21野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
4158'31.366 5.623 5.623
34サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
4158'32.460 6.717 1.094
419関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
4158'45.13919.39612.679
537宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
4158'48.03122.288 2.892
65牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
4158'58.09432.35110.063
765大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
4158'59.73433.991 1.640
838坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
4159'01.03635.293 1.302
953佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
4159'01.31835.575 0.282
1055三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
4159'09.41943.676 8.101
113山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
4159'12.58746.844 3.168
1239阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
4159'15.71249.969 3.125
1318国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
4159'16.93351.190 1.221
1464山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'20.08254.339 3.149
1514大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
4159'25.30559.562 5.223
16*6大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'32.2071'06.464 6.902
17*36ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
4159'32.7491'07.006 0.542
18*7小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
4058'28.7921Lap 1Lap
1915笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
3958'50.3702Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 36Laps)完走 ----
-50松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
2958'40.32012Laps10Laps
-12福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
0-41Laps29Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 20 平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19) 1'22.941 (32/41) 198.054km/h
  • CarNo. 6, 36は、シリーズ規則第15条1.1)(他車への衝突行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 7は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER FORMULA LIGHTS

第1戦富士決勝 スタートでまさかの大波乱!! 初戦を制したのは参戦2年目の野中誠太

決勝がスタートした

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1戦の決勝が4月9日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選4番手からスタートした野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が参戦2年目の初戦で遂に自身初のSFL優勝を達成した。

 第1戦決勝は12時30分より21周で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。

 出足良くスタートでトップに立ったのは予選3番手の太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)。ところが太田は1-2コーナーでポールポジションの川合孝汰(Rn-sports 320)とまさかの接触。2コーナー立ち上がりで力なくストップし、そのままレースを終えてしまう。川合もこのアクシデントでフロントウィングにダメージを負い、5位にポジションを落としてコントロールラインに戻ってくると、7周目にはそのウィングの一部がコースに脱落、そのままピットに戻ってレースを終えた。

 代わってトップに立ったのは予選4番手の野中。これを予選5番手のルーキー、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が追う展開となった。3位には予選6番手の平良響(Kuo モビリティ中京 TOM'S 320)が続く。

 序盤から少しずつリードを広げ、12周目には木村との差を1秒471に広げた野中だったが、木村もレース後半に入ると徐々にペースを上げ、14周目にはその差を0秒989まで縮めてきた。

 その後も木村は17周目に1分35秒043、19周目には1分34秒753と次々にファステストラップを更新して野中を追い上げ、20周終了時には0秒851後方にまで迫ってきたが、野中は最後まで木村にオーバーテイクのチャンスを与えず、そのまま21周を走り切って開幕戦を勝利で飾るとともに、明日の第3戦のポールポジションを獲得した。

 フィニッシュライン上での2位の木村との差はわずか0.624秒。3位にはSFL参戦2年目の平良が続いた。

 第2戦決勝は明日の朝9時25分より15周で行われる。

中段の争い

優勝は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320)

決勝2位は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝3位は平良響(Kuo モビリティ中京 TOM\'S 320)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第1戦富士予選会見 笹原右京「真っ先にピットに戻ってきたので、状況がわかっていませんでした」

第1戦ポールポジション 笹原右京(TEAM MUGEN)
「参戦が決まってから時間がない中で、チームの皆さんは徹夜の連続でした。鈴鹿テストでも問題点を出しながら、この予選までにうまく仕上げてくれました。僕自身はチームとコミニュケーションを取りながら準備を進めてきたので、本当にコツコツ積み上げた結果だなと思います。嬉しいです」

「今年の予選フォーマットに関しては、スーパーGTで経験した方式に近いですし、Q2へのアジャストは、Q1がB組だったことで比較的予想がしやすかったです。」

「真っ先に僕がピットに戻ってきたので、ギリギリまで状況がわかっていなかったんです。無線で『ポール取れたかも』と言われた時は喜びというより『ホントに?』ていう感じで、ちょっと拍子抜けしたような感じでした。その後でチームスタッフが喜んでいる姿を見て、喜びが込み上げてきました」

第1戦予選2位 佐藤蓮(TEAM GOH)
「前日の(フリー走行の)段階ではトップからは離れていましたが、チームの皆さんに原因を探っていただきました。アドバイザー陣の伊沢拓也さん、岡田秀樹さん、山本雅史監督にもアドバイスをもらってこの順位を獲得できたので、本当に感謝しています。」

「テストも含めてホームストレートが追い風というのは、今回が初めての経験でしたが、伊沢アドバイザーからの注意点で1コーナーのブレーキングについてアドバイスをいただいて、それがQ1でうまくいきました。Q2ではコンディション変化の差が大きく、タイムを伸ばしきれませんでした」

第1戦予選3位 平川亮(carenex TEAM IMPUL)
「テストではあまり順調に行っていなくて、試行錯誤を重ねながらシーズンオフのテストを進めてきました。なんとか昨日のフリー走行や今日の予選までにクルマを仕上げることができました。昨日も遅くまでミーティングをやって、しっかり準備を進めてきましたし、昨日起きたトラブルもしっかり解決して、今日は思いっきりいけたので、チームにも感謝しています。この会見にはレッドブルアスリートの3人が呼ばれましたが、僕が一番先輩なのに3番手だったのはちょっと悔しいので、レースでは一番前に行けるように頑張ります」
Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

第1戦富士公式予選 フル参戦初年度の笹原右京が待望のポールポジション ルーキー佐藤もいきなりのフロントロー獲得

ポールポジションは笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権がついに開幕!

 第1戦の公式予選は4月9日に静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、フル参戦1年目の笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が見事自身初のポールポジションを獲得した。

 スーパーフォーミュラの公式予選はこれまでQ1、Q2、Q3の3セッションからなるノックアウト方式で行われてきたが、今季からはQ1、Q2の2セッションのみとなり、A、Bの2グループの各上位6名でQ2を行うことになった。また今大会においては、クオリファイングライト(Qライト)と呼ばれる新たな仕組みが試験導入された。これは各車両のロールバーに取り付けられたLEDライトをタイムアタックの際に黄色く点滅させ、前を走るドライバーに注意を促すものだ。

予選2位は佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)

予選Q1

 第1戦の公式予選は午前9時30分にグループAのQ1がスタートした。走行時間は各グループ10分間だ。開始時の気温は16℃、路面温度は26℃。ホームストレートは追い風というコンディションでの走行となった。

 ここでめざましい速さを見せつけたのがルーキーの佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)だった。

 佐藤はコースオープンとともに真っ先にピットを離れると、計測4周目に1分21秒675を叩き出し、いきなりトップに躍り出る。一時はトラックリミット違反の審議が行われたが、対象となった周回はベストタイムを出した後の周だったため、佐藤のタイムはそのまま有効とされ、見事トップでQ2に駒を進めることになった。

 前年王者の野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)は1分21秒881で2番手、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1分21秒940で3番手。以下、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)がQ2に進出した。

 グループBもサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)が1分21秒744、平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が1分21秒896と実力者たちが好タイムを記録する中、フル参戦1年目の笹原が1分21秒835で2番手、佐藤と同じくこれがデビュー戦の三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)も1分22秒023で4番手に食い込んできた。

 このほか宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)がQ2に進んだ。

予選3位は平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)

予選Q2

 Q2は午前11時05分より7分間で行われた。気温は18℃、路面温度は28℃とQ1よりやや高めだ。

 各車2〜3周のウォームアップ走行ののち、黄色いランプを点滅させてタイムアタックに入っていく。まずは大津が1分22秒158を記録、続いて笹原が1分21秒404とQ1のタイムをコンマ4秒縮めてきた。

 宮田や平川も自身のQ1のタイムを上回ったが、それでも宮田1分21秒727、平川は1分21秒708と、笹原には今一歩及ばず、笹原が自身初のポールポジションを獲得した。

 さらに終了間際、Q1のグループAをトップで通過した佐藤が1分21秒668を叩き出して2番手に。午後に行われるデビューレースをフロントローからスタートすることとなった。

 第1戦決勝はこのあと午後2時30分より41周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYSHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第1戦富士決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
135野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2133'24.794--
21木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2133'25.419 0.625 0.625
338平良 響Kuo モビリティ中京 TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2133'27.418 2.624 1.999
437小高 一斗Kuo モビリティ中京 TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2133'28.421 3.627 1.003
550菅波 冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2133'33.234 8.440 4.813
663平木 玲次HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
2133'40.15315.359 6.919
736古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2133'40.46015.666 0.307
862平木 湧也HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
2133'48.41823.624 7.958
911M1植田 正幸Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
2134'49.9361'25.1421'01.518
---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ----
-30M-DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1017'09.36411Laps11Laps
-4M-今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
917'07.71212Laps1Lap
-10川合 孝汰Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
711'32.36114Laps2Laps
-2太田 格之進HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
0 -21Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 37 小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM'S 320) 1'34.717 (21/21) 173.430km/h

SUPER FORMULA

第1戦富士ノックアウトQ2結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/09) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
115笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.404--201.794
253佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'21.668 0.264 0.264201.141
320平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'21.708 0.304 0.040201.043
437宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'21.727 0.323 0.019200.996
54サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'21.774 0.370 0.047200.880
61野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.929 0.525 0.155200.500
75牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.974 0.570 0.045200.390
819関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'22.107 0.703 0.133200.066
936ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.120 0.716 0.013200.034
106大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.158 0.754 0.038199.942
1155三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'22.210 0.806 0.052199.815
12*38坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'26.220 4.816 4.010190.522
  • CarNo. 38は、シリーズ規則第19条2.(走路外走行)により、当該タイム(1'22.140)を削除した。

SUPER FORMULA

第1戦富士ノックアウトQ1結果

■Aグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/09) Knock Out Q1 A Group Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
153佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'21.675--201.124
21野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.881 0.206 0.206200.618
338坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'21.940 0.265 0.059200.474
436ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.059 0.384 0.119200.183
56大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.148 0.473 0.089199.966
619関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'22.250 0.575 0.102199.718
---- 以上Q2進出 ----
712福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'22.412 0.737 0.162199.325
83山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'22.429 0.754 0.017199.284
964山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.476 0.801 0.047199.171
1018国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.675 1.000 0.199198.691
---- 以上基準タイム(107% - 1'27.392)予選通過 ----

■Bグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/09) Knock Out Q1 B Group Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
14サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'21.744--200.954
215笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.835 0.091 0.091200.731
320平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'21.896 0.152 0.061200.581
455三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'22.023 0.279 0.127200.271
537宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.035 0.291 0.012200.241
65牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.130 0.386 0.095200.010
---- 以上Q2進出 ----
750松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'22.171 0.427 0.041199.910
839阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.387 0.643 0.216199.386
914大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'22.671 0.927 0.284198.701
107小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.776 1.032 0.105198.449
---- 以上基準タイム(107% - 1'27.466)予選通過 ----
-*65大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'29.793 8.049 7.017182.941
  • CarNo. 65は、シリーズ規則第19条2.(走路外走行)により、当該タイム(1'22.941)を削除する。

SUPER FORMULA LIGHTS

第1戦富士公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
110川合 孝汰Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
1'33.248--176.162
237小高 一斗Kuo モビリティ中京 TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'33.259 0.011 0.011176.142
32太田 格之進HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'33.378 0.130 0.119175.917
435野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'33.382 0.134 0.004175.910
51木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'33.401 0.153 0.019175.874
638平良 響Kuo モビリティ中京 TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'33.492 0.244 0.091175.703
736古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'33.742 0.494 0.250175.234
850菅波 冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'33.834 0.586 0.092175.062
963平木 玲次HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1'34.053 0.805 0.219174.655
1062平木 湧也HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1'34.370 1.122 0.317174.068
114M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'35.576 2.328 1.206171.872
1230M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'35.705 2.457 0.129171.640
1311M3植田 正幸Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
1'36.192 2.944 0.487170.771
---- 以上基準タイム(110% -1'42.624)予選通過 ----

TCR JAPAN SUNDAY

第1戦富士公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
119HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'47.115--153.357
265加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1'47.552 0.437 0.437152.734
362塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1'47.571 0.456 0.019152.707
417鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'47.635 0.520 0.064152.616
598猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1'47.842 0.727 0.207152.323
673大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'48.121 1.006 0.279151.930
755MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1'49.286 2.171 1.165150.310
888梅田 真祐Alfa Romeo GIULIETTA TCR
J'S TECHCEN GIULIETTA TCR
1'50.752 3.637 1.466148.321
9*24滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
1'53.190 6.075 2.438145.126
---- 以上基準タイム(110% -1'57.826)予選通過 ----
  • CarNo. 24は、一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回タイム(1'53.161)は採択しない。

TCR JAPAN SATURDAY

第1戦富士公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
119HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'47.551--152.735
273大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'47.899 0.348 0.348152.242
362塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1'48.033 0.482 0.134152.054
465加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1'48.070 0.519 0.037152.001
598猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1'48.354 0.803 0.284151.603
617鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'48.916 1.365 0.562150.821
755MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1'49.997 2.446 1.081149.339
888梅田 真祐Alfa Romeo GIULIETTA TCR
J'S TECHCEN GIULIETTA TCR
1'52.048 4.497 2.051146.605
924滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
1'55.927 8.376 3.879141.700
---- 以上基準タイム(110% - 1'58.306)予選通過 ----

SUPER FORMULA

第1戦/第2戦富士フリー走行結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦/第2戦 -RIJ- (2022/04/08) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
137宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'21.822--200.763
25牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.979 0.157 0.157200.378
34サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'21.996 0.174 0.017200.337
46大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.077 0.255 0.081200.139
51野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.136 0.314 0.059199.995
619関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'22.139 0.317 0.003199.988
715笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.151 0.329 0.012199.959
83山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'22.164 0.342 0.013199.927
920平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'22.194 0.372 0.030199.854
1065大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.201 0.379 0.007199.837
1138坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.281 0.459 0.080199.643
1253佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'22.440 0.618 0.159199.258
1355三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'22.450 0.628 0.010199.233
1464山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.543 0.721 0.093199.009
1512福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'22.589 0.767 0.046198.898
1636ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.594 0.772 0.005198.886
1718国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.600 0.778 0.006198.872
1850松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'22.790 0.968 0.190198.415
197小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.896 1.074 0.106198.162
2014大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'22.904 1.082 0.008198.142
2139阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.997 1.175 0.093197.920

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース1決勝優勝者コメント 澤龍之介「幸先の良いスタートが切れました」HIROBON「気分は最高です」

優勝 澤龍之介(Sutekina Racing)

優勝した澤龍之介(SUTEKINA RACING TEAM)

 「新品タイヤでやや不安はありましたが、逃げ切れて良かったです。最後はタイヤがたれたのか少しペースは落ちましたが、ラップタイムも安定して走ることができたと思います」

 「ただ、思ったようにペースは上げられなかったです。決勝に向けて少しセッティング変更をした影響もあったのかもしれません。その点では納得のいくレースとは言えません」

 「でも、幸先の良いスタートが切れましたので、明日も続けて勝ちたいと思います」

マスタークラス優勝 HIROBON(Rn-sportsF111/3)

マスタークラスで優勝したHIROBON(Rn-sports)

 「決勝のペースはあまり良くなかったのですが(初優勝の)気分は最高です。スタートは得意なので前に出ることができましたが、後ろからのプレッシャーが半端なくて(笑)、気にしてミラーを見ていたら抜かれました」

 「序盤(田中選手に)前に出られて、これはマズいと思ったのですが(スピンしてくれて)助かりました。その後はミスしないように走りました」

まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース1決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2022/04/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
13澤 龍之介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1524'40.422--
28小山 美姫F111/3
Super License
1524'47.783 7.361 7.361
36片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
1524'52.04811.626 4.265
497小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1524'53.77213.350 1.724
511M1HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
1525'17.06936.64723.297
614M2田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1525'21.84341.421 4.774
734M3三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1525'28.64348.221 6.800
84M4今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1525'37.30656.884 8.663
945M5辻子 依旦PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1424'50.0691Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 3 澤龍之介(Sutekina Racing) 1'38.093 (9/15) 167.461km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦レース1富士公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2022/04/02) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
13澤 龍之介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.001--167.619
297小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'38.489 0.488 0.488166.788
38小山 美姫F111/3
Super License
1'39.045 1.044 0.556165.852
411M1HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
1'39.432 1.431 0.387165.206
514M2田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1'39.486 1.485 0.054165.117
66片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
1'39.842 1.841 0.356164.528
74M3今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'40.107 2.106 0.265164.092
834M4三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1'41.222 3.221 1.115162.285
945M5辻子 依旦PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1'45.334 7.333 4.112155.950
---- 以上基準タイム予選通過 ----

S-FJ筑波・富士

第1戦筑波決勝 稲葉摩人、危なげない走りでポール・ツー・ウイン、ZAP SPEED勢が表彰台を独占

決勝レースがスタートした

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第1戦決勝が3月27日(日)に筑波サーキットで開催され、ポールポジションからスタートした稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)がホールショットを奪うとそのまま2位以下を寄せ付けない走りでチェッカードフラッグまで駆け抜けて昨年最終戦に続く2連勝を飾った。

 朝の予選ではトップ5台が0.05秒未満の僅差となった筑波サーキットは雲はあるものの晴天で絶好のレースコンディションになり、18台がスリックタイヤでスターティンググリッドに並んだ。 その中で予選6番手だった武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)は予選中にミッショントラブルが発生。一部のギアが欠けたとの事でインターバルの間に分解、パーツの交換を行ったが時間内に作業は終了。無事グリッドについた。

 11時35分にフォーメーションラップ開始、全車グリッドに戻るとレッドライトが消えてレース開始。

 ポールポジションから発進の稲葉の加速がやや鈍く、フロントロウに並んだ岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)が並びかけそうになったが、稲葉はインを守り先頭で第1コーナーに進入。岩本は逆に3番手スタートの白崎稜(ZAPスタッフリソースED)に第1コーナー進入でインを差されて3位に後退、4番手は田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)がポジションキープでレースが開始された。

 オープニングラップ、稲葉は2位に0.596秒の差をつけてコントロールラインを通過。2位は白崎、3位岩本は0.457秒の差で白崎を追うが、そのテールに田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)が張り付いていて、第1コーナで再びオーバーテイクを許す。田上は岩本を仕留めて3位に上がり、これでZAP SPEED勢が1-2-3の態勢となる。一方6位を走っていた武者がスローダウン、ピットへ戻って来る。右リヤタイヤの空気が抜けており、フロアを擦っている。後で確認したところ第1コーナーで接触があり、これでタイヤが切れてしまった、後方からだったので誰と当たったかは不明だとのこと。武者はこれで無念のリタイヤ。替わって7番手スタートだった内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)が6位へ。またスタート直後の中団の混戦を潜り抜けて、12番手スタートだった山下友基(ELEVRacing10VED)が大きく順位を上げて7位で3周目を終える。マスターズクラストップの秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)も8位に浮上。

 また8番手スタートだった宇髙希(TAKEFIRST 10VED)がノーズを破損しており、順位も10番手まで落としている。後で確認したところ、内藤ともう一台と並んで3ワイドで2周目の第1コーナーに入って、お互いに逃げ場がない状態で接触があったとのこと。タイミングからして、このアクシデントで武者がタイヤにダメージを負ったのではないかと想像される。宇高はそのまま走行を続けるがフロントウイングのマウントにもダメージがあり、次第にウイングの位置が曲がり出し、困難な闘いを強いられることになる。

 稲葉はじわじわと白崎を引き離し、5周目には0.933秒まで差を広げる。その白崎はいったんは田上との差を0.579秒まで広げたが、そこから田上が挽回、5周目になると0.26秒差と追い上げ6周目には逆転、田上が2位に浮上する。その間に稲葉はファステストラップで差を広げ、7周目に田上と1.303秒差になる。

 田上はその後白崎を突き放し稲葉を追うがギャップは1.3秒前後で縮まらない。稲葉もミスがなく、つけ入る隙を田上に与えない状態で、田上が僅かにギャップを削れば稲葉が次の周で盛り返す、という神経戦をくり広げる。

 その後方では3位に落ちた白崎に岩本、安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)の2台が接近する。このファーストガレージ勢2台は0.5秒前後の差でランデブー走行しながら白崎を追い上げて捕捉、8周目には1.1秒以内の差で3位グループを形成する。6位内藤はやや離されているが、こちらも7位山下が接近、7周目1.257秒あったギャップを山下が13周目には0.525秒差まで追い上げると14周目のメインストレートをテール・ツー・ノーズ状態で通過、続く15周目の第2ヘアピンで山下がオーバーテイクに成功し6位に上がる。

 稲葉はその後もまったく危なげない走りでトップをひた走り、結局スタートから一度も首位の座を脅かされる事なく18周を走り切り優勝。昨年11月の富士でのレース以来のデビュー2連勝を飾った。2位は田上、こちらは先日のもてぎでのレースに続いての2位。3位の座は白崎が守り切りZAP SPEED表彰台独占の一翼をになった。以下4位岩本、5位安田とファーストガレージ勢が続き、チーム移籍後初レースだった山下が6位に入った。

 マスターズクラスは秋山が7位内藤を0.243秒差まで追い詰め8位でトップ、以下総合13位の本間隆史(MATレーシングPJ10VED)、同16位の竹沢茂(スーパーウィンズ☆KKS☆ED)という結果になった。

優勝は稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

決勝2位は田上蒼竜(AsカンパニーZAP 10V ED)

決勝3位は白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

決勝4位は岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

決勝5位は安田航(Fガレージ&SウィンズSll)

決勝6位は山下友基(ELEVレーシング10V ED)

■決勝後のコメント

優勝 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)

優勝した稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 「スタートでちょっとシフトミスがあったが、何とかトップを守って第1コーナーに入ることができた。その後は後続に差をつけることができて、ほぼ狙い通りのレースに持ち込めた。田上選手が2位に来てからは、差を見ながらレースペースをコントロールして落ち着いて走ることができた」

2位 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)

決勝2位の田上蒼竜(AsカンパニーZAP 10V ED)

 「ずっと(トップとは)つかず離れずで、という感じで終わってしまった。追いかけてはいたがじれったい状態だった。予選の順位とギャップがそのまま決勝に響いた感じだ。スタートはミスしたがなんとか(後ろを)抑えることができた。次はそろそろ(表彰台の)真ん中が欲しいところだ」

3位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

決勝3位の白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

 「(後ろの岩本選手は気になっていた?)ちょっと意識はしていが(タイヤが)たれてくるのはわかっていて、みんな遅くなると思っていたので、あまり気にせずに走っていた。ただ、2位から3位に落ちた原因が自分のシフトミスたったので、それで優勝圏外に落ちてしまった。終盤のタイム的には(田上選手より)自分の方が上だったので、それももったいなくて自分にがっかりした。次は優勝目指す」

4位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

決勝4位の岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 「いやーダメでした。(中盤から)だんだん(前に)寄って行ったのだが、ZAPさんは速かった。白崎選手には近づいていったので、あと10周くらい欲しかった(笑)。あっという間に終わってしまって、レースの経験値の差が出た感じだ。2台に抜かれたのはぜんぶ1コーナーだった。また5月に頑張る」

5位 53号車・安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)

決勝5位の安田航(Fガレージ&SウィンズSll)

 「(終盤岩本選手を追い上げていたが?)自分も全力でずっと走っていて、限界だったのだが、それでも全然追いつけなかった。まだクルマに完全に慣れていないのと、タイヤも今年から変わったのが、まだ慣れていないのかな、と思う。ついて行くのがやっとだった」

6位 91号車・山下友基(ELEVRacing10VED)

決勝6位の山下友基(ELEV Racing 10V ED)

 「スタートがまぁ良くて、集団の中でいいポジションにつけることができて、後はペースをしっかり守って、前を行く相手のミラーに自分を映してプレッシャーをかけ続けた。それで最後うまく第2ヘアピンでインに飛び込むことができて、抜く事ができた。コーナーの進入で相手がアウト側から入るのを見ていたので、レイトブレーキングでインに頭を並べてコーナーに入った。作戦通りにうまく行って自分でも驚いている。今後もしっかり自分の課題に向き合って5月の第2戦に向けて準備して、次は表彰台を狙ってしっかり予選からアタックしていきたい。ニュータイヤが今日初めてだったので、これでフィーリングが分かったので、次はもうちょっと効率よく戦える。ダンロップは新品とユーズドの差が大きいのがよくわかった。第2戦はこの経験を元に頑張る」

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦は5月5日(木)こどもの日に筑波サーキットで開催される。

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
  

S-FJ筑波・富士

第1戦筑波決勝結果

筑波チャレンジクラブマンレース第1戦 -RIJ- (2022/03/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 1 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
114稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1817'46.152--
213田上 蒼竜AsカンパニーZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1817'47.271 1.119 1.119
326白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
1817'49.749 3.597 2.478
452岩本 瞬ファーストガレージ小倉学園S2
MYST KK-S2
1817'50.424 4.272 0.675
553安田 航Fガレージ&SウィンズSll
MYST KK-S2
1817'52.040 5.888 1.616
691山下 友基ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'00.38914.237 8.349
722内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
1818'01.45215.300 1.063
83M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
1818'01.69515.543 0.243
939草野 裕也TRF. SII ED
MYST KK-S2
1818'04.53718.385 2.842
1073下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
1818'08.51722.365 3.980
117本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
1818'08.88822.736 0.371
1279中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'16.60030.448 7.712
1346M2本間 隆史MATレーシングPJ 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'17.13530.983 0.535
1431宇高 希TAKE FIRST 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'17.58531.433 0.450
151澤井 良太朗オートルック立松ダクト10V
TOKYO R&D RD10V
1818'17.78331.631 0.198
1666戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
1818'18.30932.157 0.526
1716M3竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
1818'36.26650.11417.957
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ----
-71武者 利仁真不同ゼンカイレーシングED
MYST KK-S2
22'39.04916Laps16Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 14 稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED) 58.633 (7/18) 125.561km/h

S-FJ筑波・富士

第1戦筑波公式予選 刻々と変化する路面に入れ替わるトップ争いを制してキャリア2レースめの稲葉磨人がポールポジション

ポールポジションは稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第1戦予選が3月27日(日)に筑波サーキットで開催され、昨年11月の富士で驚速デビューウインを飾った稲葉磨人(ZAP SPEED 10VED)が僅差の争いを勝ち抜き自身初のポールポジションを獲得した。

 昨年同様筑波/富士の両コースで全8戦が予定されている同シリーズ。日程は以下の通り。

  • 第1戦  3月27日  筑波
  • 第2戦  5月5日   筑波
  • 第3戦  5月22日  筑波
  • 第4/5戦 6月25/26日 富士
  • 第6戦  7月31日  筑波
  • 第7戦  9月18日  筑波
  • 第8戦  10月30日  筑波

 そして今年は年末の日本一決定戦が12月11日に富士で開催される。

 主なエントリーを見ると、昨年ランキング2位の安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)、4位の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)、5位の本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)など体制変わらず参戦継続する選手の他、2020年に速さを見せつつも惜しいところで優勝を逃した草野裕也(TRF.SⅡED)の2年ぶり参戦やチームを移籍して再出発する選手も目についた。さらには今回デビュー戦を迎える3選手も迎えて全18台が出場した。

■今回スーパFJレースデビュー戦を迎えた選手インタビュー(前日の1回目の練習走行後の談話)

52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

スーパーFJ初出場の岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 「(ここまで調子はどうか?)タイム的には稲葉選手の次くらいだと思う。58秒1とかなので。いつも通りに走れれば上位を狙えると思う。(実績あるマシンをドライブするが?)速いマシンというイメージが出来上がっていると思う。練習は12月くらいから始めたので3か月というところ、月3回くらいのペースで練習してきたので、マシンには慣れた。ニュータイヤも2回使ってみた。今日はユーズドタイヤでタイムは出ないので、スタート練習とかを意識している。今シーズンは筑波富士シリーズ通して参戦の予定」

66号車・戸谷友規(DEEP-R・10V・ED)

スーパーFJ初出場の戸谷友規(Deep-R・10V・ED)

 「カートレースの経験はあるが4輪のレースは初めてなので楽しみだ。昨年のチャンピオンマシンなので、それに恥じないように頑張りたい。今年は筑波富士シリーズに参戦して、日本一決定戦も出られるなら出たい。タイム的には58秒台に入っているので、ここから明日のレースに合わせていければ、という感じ。まずここで土台を作って上のカテゴリーに行けるように、スーパーFJで頑張りたい」

79号車・中澤凌(ZAP NAKs 10VED)

スーパーFJ初出場の中澤凌(ZAP NAKs 10V ED)

 「12年前からカートレースをやっていて、2年ほど前から4輪に転向する準備を始めた。1年前にZAPさんのオーデションを受けて加入してトレーニングを行っていた。昨日の練習走行からタイムを詰めているが、まだ足りない部分がある。それでも改善すべき点は分かっているので。後はそこを詰めていければな、と思っている。今シーズン通して筑波富士シリーズに参戦の予定だ。(こここまでの自分の走りの感触は?)まだあまりよくないが、今日中に詰められるだけ詰めてレースに挑みたい」

 先にシリーズ開幕した他のサーキットでも話題になっているのが今シーズンから使用されるダンロップタイヤの特性で、共通する指摘は昨年までのヨコハマに比べてウオームアップ性能に優れラップタイムもここ筑波で1秒程度速いが、グリップダウンが急であるという声で、実際前日の練習走行でも各車コンスタントに1分を切るタイムで周回し、トップグループは昨年出なかった0分58秒台前半までタイムを詰めていた。この調子だと予選のコンデションがよければ57秒台、もしかしたら2013年にマークされたコースレコード(57秒571)に迫るのではないか?という声まであった。

 依然としてデグラデーションが急でライフが短いという意見も目立ったが、一方で熱入れをじっくりやれば性能は安定していると言った選手もおり、ドライビングとマシンセッティングの合わせ込みがまだ必要という雰囲気だった。

予選2位は岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

予選3位は白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

予選4位は田上蒼竜(AsカンパニーZAP 10V ED)

予選5位は安田航(Fガレージ&SウィンズSll)

予選6位は武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)

マスタークラスポールポジションは秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)

 8時45分、20分間の予選開始。前夜に雨が降った影響で路面は部分的に濡れた状態だがレコードラインは乾きつつありコンディションが改善して行くことが見込まれ、全車スリックタイヤを装着。昨年のランキングがベースというルールに従って安田を先頭に各車コースインする。この安田はコースイン直後の第1ヘアピンでいきなりスピン。グラベルに出るが最後尾でコースに復帰、事なきを得た。

 5分を経過した頃から各車本格的にタイムを出し始めて、まずは稲葉が1分0秒614のトップタイムを出し、戸谷が0秒994で2番手、草野が1秒203で3番手につける。

 8分経過時点で、昨年スポット参戦ながらたびたび好走を見せていた武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)が1秒056で3番手へ浮上する。この頃から上位争いが激しくなり、順位はめまぐるしく変わり始める。

 10分時点戸谷が1分0秒081でトップに立つが直後に武者が最初に1分を切って59秒845を出す。稲葉が0秒041、内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)が0秒079と続き一瞬で戸谷は4番手へ後退。

 この頃には路面コンディションもかなり改善した様で、12分経過時点でそれまで中団に埋もれていた本田が59秒833のトップタイムを出すが、直後にコントロールラインを通過した白崎稜(ZAPスタッフリソースED)が59秒736で本田の前へ。白崎は昨年鈴鹿での日本一決定戦がデビュー戦だったという選手で稲葉同様筑波では初のレースだ。

 続けて草野が59秒734で白崎を0.002秒上回りトップに立ち、本田3番手。さらにはこの間に7番手まで落ちていた稲葉が59秒335を出して2番手以下を0.4秒近く突き放す。昨年富士でのデビュー戦でも2番手以下に0.5秒以上という大差のトップタイムをマークして驚速ルーキーと話題になった稲葉が本領を発揮し始める。しかしながら今回は他の選手が稲葉のぶっちぎりを許さない。

 13分時点で宇髙希(TAKEFIRST 10VED)が59秒687、続いて岩本が59秒468と次々と稲葉に迫るタイムを出し始める。稲葉は続けて59秒172を出すが、その30秒後に岩本が59秒138で稲葉からトップの座から引きずり下ろす。しかし稲葉は次のラップで58秒981と58秒台に入れ、白崎が59秒083で2番手タイムを出し岩本3番手、4番手には武者が浮上してくる。

 16分経過、残りは4分。ここで白崎が58秒868でトップ、稲葉は自己ベスト58秒919を出すも0.051秒及ばず2番手へ。3番手には59秒056で武者。

 17分経過、順位は目まぐるしく入れ替わり、今年はこの筑波富士ともてぎ菅生の両シリーズを追うという田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)が58秒862でトップへ浮上するが、すかさず安田が58秒831を出し田上を追い落とす。すると田上は次のラップで58秒751を出して首位を奪回。稲葉が58秒815で2番手になるが、安田も58秒757で稲葉を逆転。稲葉3番手、武者4番手。

 20分が経過しコントロールラインではチェッカードフラッグが振られる中、各車は最後のタイムアタックを敢行。まず岩本が58秒732のトップタイムを出してデビュー戦でポールポジションを獲得かと思われたが稲葉が最後に58秒708を叩き出し再度トップへ。白崎が58秒748で3番手へ上がり、タイム更新ならなかった田上、安田、武者がそれぞれ4番、5番、6番手という結果となった。

 ポールポジションの稲葉と2番手岩本の差は0.024秒、そこから白崎0.016秒、田上0.003秒、安田0.006秒でトップから5位まで0.049秒差。さらに16位の中澤凌(ZAP NAKs 10VED)でも稲葉から0.665秒差という極めて接近した予選となった。

 3台が出走したマスターズクラスでは秋山が59秒147の全体10番手でトップ、以下全体17番手本間隆史(MATレーシングPJ10VED)、同18番手竹沢茂(スーパーウィンズ☆KKS☆ED)という順になった。

■予選後のコメント

ポールポジション 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)58秒708

ポールポジションの稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 「(厳しい予選だった?)自分でも(リーダーボード)のラップタイム見ていて、これはちょっとまずいなと焦りもあったが、最後クリアラップが取れたので、まとめ切れるだけまとめようと、ダメもとでアタックしたらうまく決まって、百分の2秒差で前に出ることができた。タイムが出始めた頃に、他の選手もこの程度のタイムで来るのだろうな、と予想できたので、どこで差をつけるかいろいろ考えた結果、最後の最後で(走りが)決まった。(タイヤの状態はどうだった?)路面コンディションがところどころ濡れていたので、タイヤを評価できるコンディションではなかったが、路面が乾いて来て、自分がトレースできるラインが分かってきたので、そこを全力で走った結果(最後に)このタイムが出た。レコードラインは乾いて、第1ヘアピンの縁石も最後は乗れる状態だった。スタートがちょっと心配だが頑張る。(今日は何もペナルティ出なくてよかった)ピットロードもゆっくり走って、四脱(走路外走行)もしないように慎重に行ったので大丈夫です(笑)」

2位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)58秒732 トップと0.024秒差

予選2位の岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 「最終ラップでリーダーボードに1位と出ていたので、ガッツポーズまでして戻って来たのに(逆転されれていて)恰好悪かった(笑)。感触は全然いい感じではなくて、路面がセミウエットだったので、どれだけ踏んだらタイヤがロックするか確かめながら走った。10周目くらいから全開で頑張ろう、みたいな感じで走っていて、徐々に順位が上がっていった。決勝に向けては、稲葉選手にいつもコンマ1秒の差で負けているので、今日はコンマ1秒差で勝てるように、頑張る」

3位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)58秒748 トップと0.040秒差

予選3位の白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

 「難しい路面で自分の本領を発揮できるかどうか不安だったが、それは皆も(条件は)そうなので、タイヤをあまり滑らせないように、ちゃんとグリップして行けるとこを探していたら(予選が)終わってしまった感じだ。なので3番手でラッキーだったが、やはりポールを取りたかった。(決勝に向けては)優勝を取りに行きます」

4位 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)58秒751 トップと0.043秒差

予選4位の田上蒼竜(AsカンパニーZAP 10V ED)

 「(予選後にコントロールタワーに呼ばれていたが?)ダブルチェッカーで厳重注意で済んだ。(上位のタイム差を見て)すごい僅差でヤバいですね。路面はレーシングラインは走るごとによくなっていったので、自分もタイム的には徐々にドライに近づいた。決勝は3時間後なので、(どんなコンデションで)スタートがどうなるか。絶対アウト側の方が有利だと思うので、そこを活かして一気に上がっていきたいなと思う。マシン的には非常に調子いいので、今度こそスタートダッシュを決めていきたい」

5位 53号車・安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)58秒757 トップと0.049秒差

予選5位の安田航(Fガレージ&SウィンズSll)

 「序盤は(コンデションが)思った以上に危なかった。(コースインでスピンしたのもそのせい?)予想以上にグリップしなくてミスしてしまった。それでも周回重ねるうちに(コンデションが)よくなってきて、最後の周にタイムが出るな、と思ったので走り続けて、最後のアタックでタイムもマイナス表示だったのだが、ダンロップコーナーで前に引っかかってしまった。もう1周できますように祈りながら(コントロールラインに)戻ってきたらもうチェッカーで、終わっていた。決勝はこれだけタイム差がないとバトルになるので、冷静に、ぶつからないように頑張る。(新車の感じはどう?)昨日も絶好調という程ではなくてタイヤなりのタイムという印象、今日もタイヤが新品になった分、タイムが上がったという感じ。でもこの週末、悪い感じはないので、去年と変わらず(いいレースができる)」

6位 71号車・武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)58秒843 トップと0.135秒差

予選6位の武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)

 「(予選後ミッション修理中)ちょっとギアを壊してしまった。5,6周目あたりからギアが入りずらくなった、何とか(ギアを)入れることはできたので予選を走る事はできたが、ガリガリ異音がしていた。変速できない訳ではないが、入る範囲が狭かった。(予選の感想は?)まだKKS(今回ドライブしている車体)のいい所を掴めていない、自分の圧倒的な練習不足なのだと今回わかった、それでも短時間でトップとコンマ1秒しか差が無かったということはよかったと思う。もっとうまくまとめられたらもう少し前のポジションに行けたと思うので決勝では頑張る」

 決勝は12時50分スタート予定。天気予報は晴れで絶好のドライコンデションが予想される。まれに見る僅差の上位グリッドは スタート直後に波乱を期待させ、一瞬たりとも目を離せないレースになりそうだ。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第1戦筑波公式予選結果

筑波チャレンジクラブマンレース第1戦 -RIJ- (2022/03/27) Qualifying Weather:Fine Course:Semi Wet
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 1 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
114稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.708--125.400
252岩本 瞬ファーストガレージ小倉学園S2
MYST KK-S2
0'58.732 0.024 0.024125.349
326白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
0'58.748 0.040 0.016125.315
413田上 蒼竜AsカンパニーZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.751 0.043 0.003125.309
553安田 航Fガレージ&SウィンズSll
MYST KK-S2
0'58.757 0.049 0.006125.296
671武者 利仁真不同ゼンカイレーシングED
MYST KK-S2
0'58.843 0.135 0.086125.113
722内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
0'58.897 0.189 0.054124.998
831宇高 希TAKE FIRST 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.956 0.248 0.059124.873
939草野 裕也TRF. SII ED
MYST KK-S2
0'59.024 0.316 0.068124.729
103M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
0'59.147 0.439 0.123124.470
111澤井 良太朗オートルック立松ダクト10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.192 0.484 0.045124.375
1291山下 友基ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.226 0.518 0.034124.304
137本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.251 0.543 0.025124.251
1466戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.277 0.569 0.026124.197
1573下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
0'59.315 0.607 0.038124.117
1679中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.373 0.665 0.058123.996
1746M2本間 隆史MATレーシングPJ 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'00.107 1.399 0.734122.482
1816M3竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
1'01.347 2.639 1.240120.006
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.348)予選通過 ----

Formula 4

第1戦もてぎ決勝 佐々木孝太が万全のレース運びでポール・ツー・ウイン、激戦の2位争いは最終ラップに決着

12周の決勝がスタートした

 JAF-F4地方選手権シリーズ開幕戦決勝は3月6日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催され、ポールポジションからスタートした佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)がルーキー佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)とのスタート直後の大バトルを制すると、以降は危なげない走りで24年ぶりの優勝を飾った。

 午前中の予選から気温、路面温度ともに低いままで、午後1時にフォーメーションラップを開始。共にトラブルで予選を走れなかった石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ)、黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)の両名も決勝出場が認められ、マシンの修復もなってグリッド最後列に並んだ一方で、予選11番手だった川原悠生(ファーストガレージ&Sウインズ)はドライブシャフトが折れているのが見つかりグリッドにつけず、ファーストガレージ勢の中で明暗が分かれた。

 全車きれいにスタートし先陣を争う中でダッシュに成功したのが5番グリッドから発進の金井亮忠(チームNATS・正義・001)で、前方3番グリッドから出た宮下源都(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)をかわすと車速を伸ばし、2番手スタートの佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)に並びかけるように1コーナーに進入、佐藤はしっかりインを守り、金井は3位に収まった。一方で6番グリッドからスタートの三浦勝(CMS NUTECルノー)は1コーナーでハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)と接触しスピン、そのままリタイヤとなった。

 ホールショットを奪ったのはポールポジションから飛び出した佐々木で、先頭で1コーナー~2コーナーとクリアして行ったが、佐藤がテールに食らいつきプレッシャーをかけると、5コーナー入口で佐々木のインを突いて並走のままファーストアンダーブリッジを通過、S字コーナーの二つ目で遂に佐藤が前に出る。

 しかし佐々木もすかさず逆襲、V字コーナーの立ち上がりで佐藤の右側にラインを取ると、続くヘアピンの進入でインを奪い佐藤の前に出てトップを奪回。ダウンヒルストレートを駆け降りる。

 90度コーナーに向けたブレーキングで佐藤は再度佐々木の前を狙いインを突き、佐藤のノーズが僅かに佐々木の前に出るが、佐々木も負けじと並走のままセカンドアンダーブリッジを通過。トンネルを抜けた緩やかな左コーナーで佐藤を突き放して最終ビクトリーコーナーへと飛び込んだ。

 佐々木と佐藤は0.421秒のギャップで1周目のコントロールラインを通過、二人の攻防を見守っていた3位金井も佐藤に0.321秒差で続き、虎視眈々とチャンスを狙う。その後ろには宮下~伊澤~新倉涼介(ファーストガレージ&Sウインズ)の順で続く。

 2周めに入りトップ佐々木から5位伊澤までがほぼ等間隔になり、佐藤も1周目のような猛チャージは見せられず、むしろジワジワと佐々木に引き離されているように見える。ダウンヒルストレートでは金井が佐藤の背後につけて、隙あらば抜くという姿勢を見せる。佐藤は防戦に追われて佐々木との間隔がさらに拡がっていき、コントロールライン上で佐々木は2.6秒まで佐藤とのギャップを築き、佐藤の背後には0.49秒差で金井~宮下~伊澤と続いている。

 佐々木はさらに佐藤を突き放し、3周め2.965秒、4周め3.301秒とその差は拡がり、佐藤と金井のギャップは0.6秒前後で膠着状態になる。そんな中で金井に焦りが出たのか翌5周めの3コーナーへのブレーキングでタイヤをロックアップさせてオーバーラン。これを見逃す宮下ではなく、すかざず3位のポジションを取り返す。

 5周め、6周めと佐々木はファステストラップを連発、佐藤との差を4.464秒まで拡げ独走態勢を築く。その佐藤の背後には金井に代わって宮下が接近。5周めに1.569秒あったギャプが7周めには0.554秒まで縮まる。

 また、最後尾からスタートした黒沼はラップごとに順位を上げて、7周めまでに7位まで進出し、6位新倉を0.403秒差で攻め立てている。

 8周め、佐藤対宮下の2位争いは0.563秒差、そこから4秒ほど間があるが金井と伊澤の4位争いも0.336秒差。若手同士、ベテラン同士の熾烈な順位争いが展開する。その後方では黒沼が新倉の攻略に成功し6位にポジションをあげた。

 9周め、5コーナ-で伊澤が金井をパス、4位に浮上。金井はトラブルなのかペースが上がらず伊澤から引き離されていく。

 10周め、佐々木はダメ押しのようにファステストラップを連発。自身の予選タイムより速い1分55秒615をマーク。7秒後方では佐藤対宮下のマッチアップが激しさを増し、ダウンヒルストレートを並走。続く90度コーナーは佐藤が抑えるが、そのままテール・ツー・ノーズ状態になり0.263秒差でコントロールラインを通過。11周め、再びダウンヒルストレートで並走して宮下がインを取るが、今度も佐藤がアウトから抑えきる。昨年のスーパーFJもてぎ菅生シリーズチャンピオンの佐藤は、90度コーナーへの飛び込みに絶対の自信があるのか、ここでは宮下を寄せ付けない。その後方では4位を単独で走っていた伊澤がヘアピンでコースアウト。1周目の接触でトラブルが出ていたステアリングの破損との事。

 ファイナルラップ、トップ佐々木は7秒の差をつけて余裕の走り。後方2位争いは依然テール・ツー・ノーズ状態。宮下がどこでチャンスを見出すかに注目が集まる。

 そのチャンスが訪れたのはS字コーナーの入り口。ここでついに宮下が佐藤を攻略、前に出る。佐藤は必死に食い下がるがダウンヒルストレートの伸びは宮下に分がありジワリと差が拡がる。優勝の佐々木に続いて2台はビクトリーコーナーを立ち上がってフィニッシュラインを通過。2位宮下、3位佐藤という結果になった。4位金井、5位には最後尾スタートから13台抜きを演じた黒沼が入ったが、トラブルを抱えていたのかチェッカー後にピットロード出口の先でストップ。佐藤と同じく初のJAF-F4レースだった新倉が6位となった。

 ジェントルマンクラスは優勝が佐々木、2位が総合7位の安井和明(NAVY★RK-01)、3位が総合8位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)という結果になった。

スタート直後のアクシデント

佐藤樹と宮下源都の2位争い

優勝は佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

決勝2位は宮下源都(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)

決勝3位は佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

決勝4位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

決勝5位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝6位は新倉涼介(ファーストガレージ&Sウインズ)

■決勝後のコメント

優勝 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

優勝した佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 「(序盤の佐藤選手との攻防は?)自分のクルマのセットアップなのか僕自身のせいなのか分からないが、1周目は遅くてタイヤが発動しない中で、若い子は勢いが凄いからちょっとやられそうになった。あっさり行かせるのも嫌なので、出来るだけ粘れるトコは粘ろうと思った。行かれたら仕方ないが、ついて行って別の箇所で勝負しようというつもりだったが、何とか抑えられた。その後はタイヤのグリップも来たので、離していけた。自分がこのレース自体(長い事)乗っていなかった中で、若い子が僕ぐらいをやっつけていかないと、上に行っても通用しないぞ、という評価基準としてや、僕のチームの若い子たちが出る時に(僕の)ロガーデータとか車載動画とか見て、成長材料に使って貰えたらな、と思う」

2位 13号車・宮下源都(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)

決勝2位の宮下源都(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)

 「佐々木選手すごい速いなぁ、というレースだった。(佐藤選手との攻防は?)向うがトラブルかシフトミスか分からないが、そうした部分が(接戦の要因に)あると思う。それがあっても正直ついて行くだけでいっぱいいっぱいだった。これもレースだと思う。予選をしくじってしまっていたので、結果2位になれたのはよかった」

3位 12号車・佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

決勝3位の佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

 「全然ペースが上がらなくてダメだった。(宮下選手との攻防は?)ちょっとシフトが入らないことがあって、それで追いつかれて抜かれてしまった。それにしてもペースが遅かった」

4位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)

決勝4位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「スタートはすごくよくて2位に並ぶくらいまで行けた。序盤タイヤのグリップ感がないのを改善する為にセッティングを変えていったら、前半タイヤが暖まるまではいい感じで付いていけたのだが、そこからは今週ずっと問題だった箇所が出てきてしまってペースが落ちてしまった。(9周めにラップタイムが5秒近く落ちたが?)ハンマーさんにインを差されて並んで行ったら行き場がなくてコースアウトした。向うはたぶんトラブルが出ていたんだと思う。(次戦からは新しい生徒とのレースになるが?)またイチから教育しながらクルマの課題も原因を見つけて、次のレースに臨みたい」

5位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝5位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「(チェッカー後止まったのは?)KAMIKAZEさん(7周めにトラブルでストップ)を迎えに行った訳ではなくて(笑)、終盤水温が上がってしまって(壊れるのが)怖かったので止めた。スタートは決まって、ゴチャゴチャしていたのをうまく抜けられて順位を上げられた。ペースもよかった。それだけに予選がちょっと悔やまれるが、この調子を次回も維持して表彰台とかトップ争いとかに絡んでいきたい」

6位 3号車・新倉涼介(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝6位の新倉涼介(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「荒れた展開の中で何とか回避はできたが、ぶっつけ本番でのレース参戦は大変だった。ちゃんと練習しないと通用しないことを金曜日からひしひしと感じた。スーパーFJと違ってもっとクルマの事をよく知らないと速く走れないカテゴリーだということはすごくよくわかった。どこかで次のチャンスがあったら、表彰台を目指したい」

12位 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

決勝12位のハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

 「ヘアピンで止まった原因はステアリングの破損。1周目の三浦選手との接触で壊れていた。ヘアピンで曲がらなくて真っすぐ行ってしまった」

 JAF-F4次戦は5月14-15日。スポーツランド菅生で第2戦、第3戦が行われる。

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

Formula 4

第1戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2022/03/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
16G1佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1223'28.490--
213宮下 源都佐藤製作所★TOMEI★ミスト
TT104ZZ
1223'36.017 7.527 7.527
312佐藤 樹佐藤製作所KKZS★TOMEI
MYST KK-ZS
1223'36.793 8.303 0.776
472金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1223'47.28718.79710.494
592黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1223'51.14822.658 3.861
63新倉 涼介ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1223'58.04929.559 6.901
738G2安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1224'04.26535.775 6.216
855G3河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1224'04.80636.316 0.541
90G4渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1224'59.1371'30.64754.331
1016G5石川 賢志HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
1224'59.6011'31.111 0.464
11*18G6YUKIワコーズエンドレスNILZZ
Formula RENAULT
1125'20.7351Lap 1Lap
1219G7ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1019'49.3722Laps1Lap
1333G8中島 功SHINSEI・KK
TOKYO R&D RD10W
1023'57.6342Laps4'08.262
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
-35G-松本 隆行KROGANE
MYST KK-ZS
919'00.9333Laps1Lap
-9G-KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
612'27.3516Laps3Laps
-34G-三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
0-12Laps6Laps
-70山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
0-12Laps-
-86川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
-D.N.S12Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 6 佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP) 1'55.619 (10/12) 149.448km/h
  • CarNo. 18は、H項2.5.5.b違反(黄旗中のスピン)により、競技結果に30秒加算のペナルティーを科した。

JAF F4選手権

第1戦もてぎ公式予選 佐々木孝太が新人との接戦を制してポールポジション獲得

 JAF-F4地方選手権シリーズ開幕戦公式予選は3月6日(日)にモビリティリゾートもてぎ(旧ツインリンクもてぎ)で開催され、佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)がルーキー佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)を0.049秒差でしりぞけポールポジションを獲得した。

 今シーズンかぎりで「JAF-F4」という名称が変更される予定(新たな名称は今後決定)の本カテゴリーだが、開幕戦は盛況で以前からの参加者の顔ぶれに加えて、2名の新人と、返り咲きの大物を迎えた19台のエントリーを集めた。

   新人2名は昨年のスーパーFJもてぎ菅生シリーズチャンピオンの佐藤樹と、一昨年のもてぎシリーズチャンピオンの新倉涼介(ファーストガレージ&Sウインズ)。佐藤はMYSTからのオファーで参戦が実現、新倉はファーストガレージからの参戦チャンスを得た。

 そして大物の名は佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)。スーパーGTやフォーミュラ・ニッポンで活躍した選手がなんと24年ぶりにJAF-F4にエントリーして来た。

 今回の参戦の経緯について、前日の練習走行時にインタビューした。

インタビューを受ける佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

■佐々木孝太選手インタビュー

 --今回参戦の経緯は?

 「去年からファーストガレージさんのアドバイザーとしてお手伝いさせて頂いている中で、データ取りとかクルマの確認とかでちょっと(JAF-F4に)乗らせて貰ったりしていたのだが、自分もしばらくフォーミュラ乗っていなかったので感性とか身体のセンサーの感度が上がっていく感じがあった。そんな状況で自分のお客さんからもJAF-F4に乗りたいという事で、出て頂く予定だったが開幕戦のスケジュールが合わなくて、どうせクルマ空いているんだったら、自分のトレーニングがてら、ちょっと出てみようかな、と。そうすることで、ちょっと乗っていた、だけでなくてちゃんとレースウィーク通じての身体のトレーニングにもなればな、という思いで(出場を決めた)」

 --JAF-F4は何年ぶり? ジェントルマン枠に入っていたので、ちょっと驚きが

 「24年ぶり(98年に鈴鹿と美祢の両シリーズを制して以来の参戦)。自分ももう49歳なので(笑)。(鍛えていると)言ってもこんな歳なんだし、GTも一昨年スポットで乗った程度で、そんなに(マシンに)乗っていない中で、何かしらトレーニングになる事で感性を上げておきたいな、と思った。本当はスーパー・フォーミュラ・ライツとかの方がいいのかもしれないが、コストとかを考えると、JAF-F4というのはピッタリ合っている。FIA-F4と違ってセッティングもできるし、いろいろテストできるもの(パーツ)も多いので、そういう部分の自分の感度も上げられるな、という事で、全てのバランスが(JAF-F4は)いいなと思う」

 --参戦は今回限り?

 「その予定だが、またチャンスがあれば出たいと思っている。もう一度くらいは出場しようかなぁ。それで自分のトレーニングと(チームの)みんなにもこのレースの魅力とか伝えられたらな、と思っている」

 --今日走ってみての感触は?

 「いい感じだったが、今だんだん若者に追いつかれてきているので(笑)。出だしはポン、と1分55秒台でいけたのだが、その後もずっと55秒のままなので、もうひと声、タイムを上げないといけないと思っている。出るからには勝ちたいが、それよりは自分の中でレースの組み立てとか、マネジメントとか、そういう部分をしっかりとやっていきたい」

 --観ているファンとしても楽しみが増えた

 「こんなの(佐々木の参戦)インチキだ(笑)みたいに言う人もいるが、自分だってずいぶんフォーミュラ乗ってないし、チームに若い子もいる訳で、その子らの見本になれたらいいな、とか、(若手が)データを重ねて自分に足りない所を吸収したりさせて貰ったりすることができたらいいと思う」

 

 20分間の予選は午前8時50分にコースオープン。比較的暖かった前日に比べて夜明け前には氷点下に下がったらしいもてぎはこの時間でも気温は5度。路面温度も上がらない状態だ。今回JAF-F4デビュー戦の佐藤樹を先頭に、次々とコースイン。しかし前日の練習走行中にクラッシュした米谷浩(KK・ヨネタニ)はマシン修復が間に合わず出走を取り消した。

 各車左右にマシンを振ってタイヤを暖めようとするが、そんな中、石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ)が4コーナーと5コーナーの間のコースサイドにマシンを止めた。そのまま動かない為赤旗が掲示されて予選は中断に。同じタイミングで、昨年シリーズ4位、もてぎ戦では優勝を飾っている黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)もS字でストップ。

 石川はシフトレバーのトラブル、黒沼は燃料系の問題という事でいずれも自走できずコース外に出されパドックへ戻って行った。

 午前9時、残り時間18分17秒時点から予選は再開され、16台がコースイン。再度ウオームアップから仕切りなおす。

 残り14分の段階で、まず佐藤が2分を切って1分59秒851をマーク。続いて昨年ランク3位、グランドチャンピオンシップではチャンピオンに輝いたハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)が59秒990で続く。

 残り12分で伊澤が57秒623でトップに立つもすかさず佐藤が57秒153で首位を奪回。そして注目の佐々木が58秒124で3番手へ。

 残り10分を切りタイムアタックが本格化。まず佐藤が56秒840をマークすると佐々木も56秒942と1分56秒台に入れて2番手へ浮上、伊澤は3番手へドロップ、4番手には58秒405で金井亮忠(チームNATS・正義・001)がつける。金井は日本自動車大学校の教員で、メカニックは学生という体制。今回のメンバーは来週に卒業を控えた生徒で彼らにとって最後のレースとなる。

 ジェントルマンクラスでは佐々木、伊澤に続いて三浦勝(CMS NUTECルノー)が59秒506で全体5番手につけている。

 残り8分、伊澤は57秒111と自己ベストを更新するが3番手は変わらず。河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)が59秒242で全体7位、ジェントルマンクラス3番手に浮上。

 残り6分、佐々木が55秒844と1分55秒台に入れてついにトップに立つ。2番手に落ちた佐藤も55秒台に入れるが55秒893で佐々木には及ばない。またここまで11番手にとどまっていた宮下源都(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)が57秒334で4番手へ一気に進出。

 残り4分、宮下はさらにタイムを刻み56秒675で3番手、伊澤は4番手へ。一度は宮下を上回って4番手に戻した金井は5番手へドロップする。宮下はさらに勢いに乗って自己ベストの区間タイムを出すが、攻めすぎたかS字出口でスピン、コース上で止まり、本日予選2度目の赤旗の原因となる。

 残り時間2分47秒を残して予選は打ち切り、佐々木のポールポジションが確定した。昨日の練習走行では55秒0のトップタイムを出し、逆転ポールを狙ってタイムアタックに入っていた佐藤の努力は報われなかった。3番手は宮下、4番手伊澤とセカンドロウに並び、5番手金井。再びジェントルマンクラス3番手のタイムを出した三浦が3列目に並んだ。

ポールポジションは佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

予選2位は佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

予選3位は宮下源都(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)

予選4位はハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

予選5位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

予選6位は三浦勝(CMS NUTECルノー)

■予選後のコメント

ポールポジション 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)1分55秒844

ポールポジションの佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 「練習からそこそこのタイムが出ていたが、若い子たちがどんどん追いついて来てたので、中々簡単には(ポールポジションは)取れないだろうなと思っていた。タイム的にはみんなもうちょっと出たと思うが、赤旗で終わった分最後のチャンスがなかった。昨日から赤旗よく出ていたので、早めにタイムを出そうと思っていたので、その辺は予定通りだ。決勝に向けては、若い子ほどバトルに勢いがないのかもしれないので、できれば・・今までしたことがないが・・スタート決めて楽なレースをさせてもらいたい(笑)」

2位 12号車・佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)1分55秒893 トップとの差0.049秒

予選2位の佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

 「残り3分で前との間隔を開けて、よし行こうというタイミングで赤旗が出てしまって、アタックできなかった。(調子はいい?)ベストタイムが出た時も前に詰まっていたので、(走りを)まとめられればトップは狙えていたと思う」

3位 13号車・宮下源都(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)1分56秒625 トップとの差0.781秒

予選3位の宮下源都(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)

 「(最後のスピンは?)ちょっと焦ってしまった。反省している。マシンにダメージはない。ベストタイムが出て、その次の周回でいい感じで走れていたのだがS字の立ち上がりが速くてやってしまった」

4位 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)1分56秒628 トップとの差0.814秒

予選4位のハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

 「全然グリップが来なくて、ウチのチームのクルマみんな同じ症状だったのでフロントの足回りのセッティングを変更する。決勝ではそれがいい方に向かえばいいのだが」

5位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)1分57秒144 トップとの差1.300秒

予選5位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「(昨日からタイムが伸び悩んでいた?)やっとタイヤが暖まって来てアタックしようと思ったら前にひっかかった。自分としてはタイムアタックしていないのでもうちょっと伸びしろはあると思う。トップ二人は速いが決勝はもう少し頑張れるかな、という感覚はある」

 決勝は午後1時開始予定。格の違いを見せる佐々木に佐藤がどう挑むか、宮下を挟んで巻き返しを狙う伊澤、金井の両ベテランの動きも注目される。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Junichi SEKINE

JAF F4選手権

第1戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2022/03/06) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
16G1佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1'55.844--149.209
212佐藤 樹佐藤製作所KKZS★TOMEI
MYST KK-ZS
1'55.893 0.049 0.049149.146
313宮下 源都佐藤製作所★TOMEI★ミスト
TT104ZZ
1'56.625 0.781 0.732148.210
419G2ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1'56.658 0.814 0.033148.168
572金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1'57.144 1.300 0.486147.553
634G3三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1'57.947 2.103 0.803146.549
770山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1'57.971 2.127 0.024146.519
83新倉 涼介ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1'58.254 2.410 0.283146.168
938G4安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1'58.278 2.434 0.024146.138
1055G5河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1'58.840 2.996 0.562145.447
1186川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1'59.055 3.211 0.215145.185
129G6KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
2'00.777 4.933 1.722143.115
130G7渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
2'02.772 6.928 1.995140.789
1435G8松本 隆行KROGANE
MYST KK-ZS
2'02.889 7.045 0.117140.655
1533G9中島 功SHINSEI・KK
TOKYO R&D RD10W
2'03.667 7.823 0.778139.770
1618G10YUKIワコーズエンドレスNILZZ
Formula RENAULT
2'06.02610.182 2.359137.154
---- 以上基準タイム(130% - 2'30.956)予選通過 ----
-16G-石川 賢志HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
no time---
-92黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
no time---

S-FJもてぎ・菅生

第1戦もてぎ決勝 鈴鹿から遠征の森山冬星がホールショットを奪い有言実行の完勝

10周の決勝がスタートした

 2022年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ開幕戦決勝が3月6日にモビリティリゾートもてぎフルコース10周で開催され、鈴鹿からスポット参戦の森山冬星(もりやまとうせい)(MYST)が第1コーナーでトップに立つと一度も首位を譲らず優勝を飾った。

 午前中の予選に続いて、本日最初の決勝となるスーパーFJのレースは正午ちょうどに各車がコースイン、グリッドに並んだ。

 モビリティリゾートもてぎは薄曇り、気温は低く風が強く吹いており、メインストレートでは逆風となるコンディション。

 予選後の各ドライバーからは今年からコントロールタイヤとなったダンロップの特性の理解の最中で、決勝でどの程度グリップが持つのか、どこまで攻めた走りをしてもいいのかわからない、という声が聞こえた。

 そんな中、すでに先週の鈴鹿からレース活動が始まっている森山は、予選こそ最後に田上蒼竜(ZAPSPEED 10VED)の逆転を許したものの、練習走行から続く好調さに自信を深めており、逆転された原因であるギアレシオの設定見直しも行い、万全の態勢でグリッドにつけた。

 レッドシグナルが消えて全車クリーンスタート。森山の出足が良くトップに立って第1コーナーに飛び込んだのに対して、ポールシッターの田上は加速がにぶく1コーナーへの進入で後方集団に呑みこまれて順位を落とし5位にドロップ、3番手スタートの村田悠磨(ZAPSPEED 10VED)が2位、5番手スタートの卜部和久(MYST KK-SII)が田上と4番手スタートの前田大道(ELEVレーシングドリームHRF)もかわして3位と、16才の高校生ルーキーがポジションを上げて見せた。勢いに乗る卜部はダウンヒルストレートで村田に並びかけると90度コーナー進入でインから前に出て、2位へと浮上する。

 1周目を終えてトップ森山は卜部に0.655秒差をつけてコントロールラインを通過、以下村田~前田~田上~内田涼風(うちだすずかぜ)(群馬トヨペット Team RiNoA ED)という順で続く。

 2周目に入りスタートを失敗した田上が反撃を開始、序盤のハイライトはこの田上の大立ち回りで、まず90度コーナーのブレーキングで前田のインを突いて4位へ。続く3周め、V字の進入で田上は村田をオーバーテイク、村田も立ち上がりで差し返すが田上が抑えてヘアピンをクリアして3位を確保、そのまま最終コーナで卜部に接近すると4周めの第1コーナーでインから仕留めてポジションをスタート時の2位まで戻した。

 田上の奮闘をよそに森山は着々をギャップを築き、2周目終わりで2位卜部に1.057秒差、3周め2.281秒差、田上が2位に上がった4周め終了時点で2.957秒差と独走態勢になった。

 5周め、田上に仕留められて気落ちしたか卜部の背後に村田が迫り、90度コーナーでインを突くと3位にあがる。しかしこれで目が覚めたのか卜部は続く6周めの第1コーナーのブレーキングで村田を差し返して3位を奪い返す。この攻防の間に前田が2台の背後に迫っており、6周めの90度コーナー出口で村田が姿勢を乱してラインがワイドになると、すかさず前田が抜き去り4位へ。

 森山から離される一方だった田上が攻勢に転じたのが7周め、2分4秒725とファステストラップを出して一時は3秒以上に開いたギャップを2.872秒に縮め、続く8周めにも4秒378と、自身のポールタイムよりも速いタイムをマークして2.238秒差とタイムを削っていく。3位卜部はここから引き離されて6秒以上の差があり、前田はややスローダウンしたようで卜部から5秒近く遅れて村田の攻勢をしのいでいたが9周めに次々と順位を落とした。レース後に確認したところ水温が異常に上昇し、エンジンのパワーも失われたとの事。これで村田4位、内田5位、池田拓馬(テイクファースト&たこコロ10V)が6位に。

 田上は最後まで追い上げる姿勢を崩さず、9周めも4秒318とファステストラップ更新。森山も予選を上回る自己ベストの4秒764を出すがギャップは縮まり1.792秒差。さらに田上はファイナルラップも攻めて第2セクターで全体ベストを出し、森山の背中が見える距離まで迫るが、ここでチェッカードフラッグ。4秒415と最後もファステストラップを更新して0.922秒差で2位フィニッシュとなった。

 森山は先週の鈴鹿での悔しい2位から笑顔の優勝、田上を挟んで3位にはこれも先週鈴鹿で走っていた卜部がはいり、4位村田、5位内田、6位池田という結果になった。

優勝は森山冬星(MYST)

決勝2位は田上蒼竜(ZAP SPEED 10V ED)

決勝3位は卜部和久(MYST KK-SII)

決勝4位は村田悠磨(ZAP SPEED 10V ED)

決勝5位は内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

決勝6位は池田拓馬(テイクファースト&たこコロ10V)

■決勝後のコメント

優勝 56号車・森山冬星(MYST)

優勝した森山冬星(MYST)

 「予定通りのレースができた。タイヤだけが不安要素だったが、ちゃんと持たせることができてよかった」

2位 13号車・田上蒼竜(ZAPSPEED 10VED)

決勝2位の田上蒼竜(ZAP SPEED 10V ED)

 「(スタートでは何があった?)ちょっと出遅れたのと、シフトアップで2速から3速に入らなかったので、一気に失速してしまった。その後第4コーナーでもシフトミスして前と離れてしまった。そのミスが無ければ1周目に1台くらいは(順位を)戻せていたはずで、そこが悔しい。タイヤはよく持って、全然イケるという感じで少しずつ前との差を詰めていく事ができた。それを予選からやれよ、って事だが(笑)。それでも次戦につながるレースができた」

4位 26号車・村田悠磨(ZAPSPEED 10VED)

決勝4位の村田悠磨(ZAP SPEED 10V ED)

 「スタートは普通にいけたが、その後のタイヤの暖めがうまくいかずタイムが上がらなくて、後ろから迫ってきて、バトルになってしまった。4番手に落ちたのは仕方ないのだが、自分のミスでコースアウトして5番手に下がったのが勿体なかった。落ち着いて走ってはいたのだが、ギアを早く変えすぎてシフトロックしてしまった。カートは自分の焦りがすぐに走りに影響するがフォーミュラは焦りが走りに出ない感じで、そこはうまく走れたなと思う」

5位 81号車・内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)

決勝5位の内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「(練習から悩んでいたタイヤの問題はどんな感じ?)タイヤの扱い方がまだうまく出来ていない感じで、もう少しタイヤの特性の理解と走らせ方の工夫して、次戦のSUGOを迎えたい。(レース中の混戦は大丈夫だった?)前田選手のオイルに乗ってしまって5周め以降はトップグループからは離れてしまって、前を追えなかった。それでもいろいろ勉強になったレースだった」

2022年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ次戦は4月16日~17日。スポーツランドSUGOで第2戦、第3戦が連戦で行われる。

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJもてぎ・菅生

第1戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2022/03/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
156森山 冬星MYST
MYST KK-S2
1020'58.540--
213田上 蒼竜ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1020'59.462 0.922 0.922
387卜部 和久MYST KK-SII
MYST KK-S2
1021'10.77912.23911.317
426村田 悠磨ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'14.42115.881 3.642
581内田 涼風群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1021'16.15817.618 1.737
697池田 拓馬テイクファースト&たこコロ10V
TOKYO R&D RD10V
1021'16.96318.423 0.805
736池内 比悠アルビLINK LINE GIA ED
1021'24.48325.943 7.520
872前田 大道ELEVレーシングドリームHRS
MYST KK-S2
1021'31.55133.011 7.068
915齊藤 慈岳FER WILD LIFE KKSII
MYST KK-S2
1021'31.66333.123 0.112
1079安藤 弘人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'34.77936.239 3.116
1134吉田 隆ノ介アルビCandy+KK-S
MYST KK-S
1021'41.26642.726 6.487
1235磐上 隼斗アルビビヨンドKKS GIA ED
MYST KK-S
1021'52.39053.85011.124
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-37大川 烈弥アルビ10VダイテルGIA ED
TOKYO R&D RD10V
510'55.9075Laps5Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 13 田上蒼竜(ZAP SPEED 10V ED) 2'04.145 (10/10) 139.221km/h

S-FJもてぎ・菅生

第1戦公式予選もてぎ もてぎデビュー戦の田上蒼竜が自身初のポールポジション獲得

 2022年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ開幕戦公式予選が3月6日にモビリティリゾートもてぎ(ツインリンクもてぎから改称)フルコースで開催され、今回もてぎ初レースの田上蒼竜(ZAP SPEED 10V ED)がポールポジションを獲得した。

 もてぎ、SUGOの両コースで開催される同シリーズ戦は、今年もてぎで4レース、菅生で3レースの計7レースでチャンピオンシップが競われる。

シリーズ日程は以下の通り

  • 第1戦    3月6日   モビティリゾートもてぎ
  • 第2戦/第3戦 4月16-17日 スポーツランドSUGO
  • 第4戦    7月2-3日  モビティリゾートもてぎ
  • 第5戦    10月16日  モビティリゾートもてぎ
  • 第6戦    11月12-13日 スポーツランドSUGO
  • 第7戦    12月4日   モビティリゾートもてぎ

 エントリーの中で注目されるのは、昨年シリーズ6戦中5戦に出場し全戦でポールポジションを獲得、初戦2位以降4連勝でシリーズを制圧した「RiNoA Racing project」が起用した内田涼風(うちだすずかぜ)(群馬トヨペット Team RiNoA ED)、加えて昨年新人ながら鈴鹿シリーズ戦1勝ででランキング5位、前週に行われた同シリーズ開幕戦でポールポジションから2位を獲得した森山冬星(もりやまとうせい)(MYST)、さらに昨年の全日本カート選手権FP3クラスチャンピオンでこの1月に16才になり限定Aライを取得したばかりの村田悠磨(ZAPSPEED 10VED)、同じく16才で全日本カート選手権FS-125クラス4位、一足先に鈴鹿シリーズ開幕戦でレースデビューし予選4位、決勝6位と速さを見せた卜部和久(MYST KK-SII)という高校生コンビがいる。

■ルーキードライバーへのインタビュー(前日の練習走行の際のもの)

26号車・村田悠磨(ZAPSPEED 10VED)

ルーキーインタビュー: 村田悠磨(ZAP SPEED 10V ED)

 「(1月にライセンス取って練習は十分にできた?)まだ、4、5回程度しか乗れていない。全てもてぎでだが2月に初めて走ったばかりだ。カートとの違いについてはだいぶ慣れた。最初はカートとフォーミュラのクルマの扱い方が違っていて、その違いに慣れるのに時間がかかった。アドバイスをたくさんもらって改善して、今はいい感じになっている。最初はドライブするのも自信ない感じだったが、ここ2、3日の練習では自信もついてきて、新品タイヤ履いてもいい感じで走れている」

87号車・卜部和久(MYST KK-SII)

ルーキーインタビュー: 卜部和久(MYST KK-SII)

 「先週鈴鹿を初めて走って、練習2回でレースに出た。もてぎは昨日(4日)に初めて走った。クルマを煮詰めるのが難しくて、タイム的には悩んでいる。(鈴鹿と比べて)ブレーキングがハードで、そこで差が詰められるコースだと思う。(カートとスーパーFJの違いは大きい?)カートはセットが決まっていなくても、ある程度のスイートスポットに収まっていれば自分でなんとかできるのだが、4輪はスイートスポットの幅が狭くて、そこにクルマを入れるのが難しい。その辺りがまだ十分できていないと思う。今シーズンは鈴鹿をメインに戦い、年末の日本一決定戦に出て勝ちたい。将来は海外で活躍できるドライバーを目指したい。(タイヤの印象は?)一発のグリップがあるけどタレるのが早くて難しい印象だ。先週の鈴鹿でもユーズドのグリップ感に悩んでいる」

34号車・吉田隆ノ介(アルビCandy+KK-S)

ルーキーインタビュー: 吉田隆ノ介(アルビCandy+KK-S)

 「昨年はS耐の富士24時間と、後はロードスター・パーティレースに出ていた。初めてのフォーミュラには、まだ全然慣れていなくて、苦戦している。先週1回もてぎに来て練習して、今週が2回目。タイムも狙い通りというより分からないことだらけで、本番もどうなるか見当つかないが、すこしでもいい順位を目指して頑張る。今年はシリーズ通して参戦して、富士も出られたらいいなと思っている」

 もう一つ注目されるのが、今シーズンからコントロールタイヤの供給元がヨコハマからダンロップに変更された点である。前日までの練習走行や鈴鹿シリーズで一足早く実戦を経験した選手たちによると、ウオームアップが早くすぐに発動する一方でデグラデーション(グリップ性能低下)が早いそうだ。気になる速さは、ヨコハマよりタイムが出るようで、数日前の練習走行時では昨年のシリーズチャンピオン佐藤樹がテストして、2分3秒7をマークしているとの事で昨年より1秒程度速い。

 またピックアップ(タイヤかすを拾ってグリップ低下を起こす現象)が多かったという声と、新品から一度走行してタイヤに熱をいれて、それがさめた後で再度走行すると、発動した後も最初ほどのタイムは出ない、と言う選手もいた。このヒートサイクル1回がベストらしいという特性は、予選で一度タイムを出してからピットインやスローダウンしてタイヤをさまして、それから再度アタックするという戦略には適さないことになる。

 12年間使い込まれてそれに合わせたセッティングのノウハウも各チームが持っていたヨコハマに対して、採用が決まってから開発され、最近供給が始まったばかりのダンロップのタイヤへの理解が深まる事でこうした特性へも対応されていくと思われる。

 実際、レース当日は前日とは打って変わって気温が下がり風も強く吹き、路面温度も低いままでの走行となったが、予選/決勝を通じてタイヤの性能は思いの他安定していたという声があった。

 20分間の予選は午前8時20分開始。陽射しはあるが気温4.8度、路面温度もかなり低い状態で、森山を先頭に13台全車コースイン。

 路面温度の低さもあって、各車タイヤの発動を待って本格的にタイムを出し始めたのは残り時間が13分を切ったあたりからで、まずは前日の練習で好調だと自ら語っていた森山が2分6秒088をマーク、ペースセッターとなる。

 森山は次の周回で5秒447とタイムを刻み、それに続いたのは卜部で6秒305、さらに今年でスーパーFJが4年目になる前田大道(ELEVレーシングドリームHRF)が7秒144で続く。

 残り10分を切り、森山は4秒851と2分4秒台に入れ、卜部は5秒480をマーク。さらに田上も5秒台に入れて5秒907で3番手に浮上、ルーキー村田が6秒246で4番手へ上がってくると、次の周回で5秒726を出して田上を上回り、二人の16才が2番手3番手に躍進。また前日からタイヤに苦しんでいた内田も6秒162で6番手に上がって来た。

 残り5分、森山、卜部が相次いでピットイン。共に先週鈴鹿のレースでダンロップで走っている両名はデグラデーションが出るのが早いタイヤでこれ以上のタイムアップは望めないという判断か? 一方その隙に田上は4秒982と卜部を上回り2番手へ。

   残り1分を切り、田上は第2、第3セクターを全体ベストで通過すると、勢いに乗って4秒412とトップタイムを叩き出して予選開始以来トップの座にいた森山を引きずり下ろした。続いてコントロールラインを通過した村田も5秒083のタイムで3番手へ。卜部4番手、内田5番手と続く。

 チェッカードフラッグが振られる中、最後のタイムアタックで前田が5秒234をマーク、卜部、内田を追いやり4番手、セカンドロウを獲得した。

ポールポジションは田上蒼竜(ZAP SPEED 10V ED)

予選2位は森山冬星(MYST)

予選3位は村田悠磨(ZAP SPEED 10V ED)

予選4位は前田大道(ELEVレーシングドリームHRS)

予選5位は卜部和久(MYST KK-SII)

予選6位は内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

■予選後のコメント

ポールポジション 13号車・田上蒼竜(ZAPSPEED 10VED)2分4秒412

ポールポジションの田上蒼竜(ZAP SPEED 10V ED)

 「(昨日はだいぶ悩んでいたようだが、今日はいい感じ?)ゆっくりタイヤを暖めていって、スリップストリームが使えるように(前との)間隔をとって、1周ごとに間を空けてアタックして最後に決めた周回ができたのでよかった。(昨日話していたタイヤのタレ、という問題もなかった?)インターバルを入れて走っていたので、タレの心配はないと思った。いい感触で予選を終えられたが、森山選手と何もなく終わるとは思っていないので、決勝はバチバチの勝負になっても負けないように頑張る」

2位 56号車・森山冬星(MYST)2分4秒851 トップと0.439秒差

予選2位の森山冬星(MYST)

 「昨日は2分3秒台に入っていたのだが、試してみたいセットアップ(ギヤレシオ)があって、それを予選で試したら、リミッターに当たってしまって厳しかった。それで予選はこの結果に終わったが、先週の鈴鹿がポールから2位だったので、今日はその逆に2位から優勝するつもりだ。やり返して勝つために来ている。(5周めでピットに入ってしまったのは?)これ以上はタイム上がりそうもなかったのでタイヤ温存の意味もあって早めに帰って来た。昨日の練習でもタイヤのタレは無かったので、鈴鹿で出た問題をチームが改善できている。後は決勝は自分次第なので、ガンガン行こうと思う」

3位 26号車・村田悠磨(ZAP SPEED 10V ED) 2分5秒083 トップと0.671秒差

予選3位の村田悠磨(ZAP SPEED 10V ED)

 「自分としては田上選手について行けてこのタイムが出せたので、最初のレースにしてはいいかな、と思っている。後ろともコンマ2秒くらい差がついているので、ちょっと楽になったかな、という感じ。決勝も最低表彰台には上がりたい」

4位 72号車・前田大道(ELEVレーシングドリームHRF) 2分5秒234 トップと0.812秒差

予選4位の前田大道(ELEVレーシングドリームHRS)

 「昨日1セッションしか走れていない(ブレーキトラブル)状態で、新しいタイヤに合わせたセットの変更が進まなかったので、今日ぶっつけで予選前に大きく足回りのセッティングを変えた。それで予選走り出しで感触確認して、3、4周めからアタックしようと思っていたのだが、予想以上に路面がダスティで、あと内圧も想像したようには上がらなかった。なので調子よくなったのが6周め頃からで、調子いい状態で走れる時間が少なかったので、クルマへのに慣れが進まなかった。なので、まだイケる余地があるという感触だ。昨日話題に出たデグラデーションの早さや、リヤタイヤのピックアップも今日はなかった。決勝では前から出る選手がどういう風に上位争いを展開するか。後ろにつけて様子を見ながら行くつもりだ。西と東の選手がまみえる機会は少ないので、バトルの最中に互いのタイミングがちょっと合わない、といった感触があり、そこを気を付けたい」

6位 81号車・内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED) 2分5秒535 トップと1.123秒差

予選6位の内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「最後のラップでまとめに行ったところでミスしてしまった。昨日までの課題を修正しようとして、探りながらの部分があり。そこを切り替えて決勝にはいどみたい。(昨日よりはいい感じ?)まだ足りない感じだ」

まだタイヤを使いきれていないというポールシッターの田上と好調さに自信をみなぎらせる森山の戦いがどうなるか。また16才の2名がどんなレースぶりを見せるか、興味が尽きない決勝は12時10分スタート予定だ。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ鈴鹿・岡山

第1戦鈴鹿決勝 上位入賞ドライバーのコメント 優勝・岡本大地「タイヤを理解するのに時間がかかる」

表彰式

優勝 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
 「冬星選手と2人になってから勝負をかけようと様子を見ていました。彼のリアがすごくきつそうで、後ろが追いついてきたので、まずいと思い先に行って逃げるために、早めにしかけました。逃げ切れて良かったです。タイヤには課題があります。みんなもそうだと思いますが、10周のレースでもまだこのタイヤを使い切れないところがあるので理解するまでは時間がかかると思います」
2位 冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)
 「スタートは悪くなかったんですが、岡本選手が決まって抜かれてしまいました。ペースは良かったのですぐに抜き返せました。岡本選手もタイヤを温存してたので自分も3位以下との差を見ながら温存しました。岡本選手は速かったですが、いいデータは取れたのでチャンピオンを目指し、次からは全戦全勝で行きたいと思います」
3位 居附明利(SACCESS Racing ES)
 「予選まではセッティングがぜんぜん決まってなかったんですが、決勝に向けて改善できました。最終ラップはエンジンをオーバーホールしたばかりなので、バックストレートでは抜けないと思ってスプーンで仕掛けました。でもバックストレートで負けました。セッティングも決まってきたので次は予選からポールを狙います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

S-FJ鈴鹿・岡山

第1戦鈴鹿決勝 岡本大地が開幕戦を制す 2位には冬星が、3位には居附明利が入る

10周の決勝がスタートした

  スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第1戦は27日、鈴鹿クラブマンレース第1戦で決勝を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が優勝、開幕戦を制した。

 決勝は午後2時40分、24台が参加しフォーメーションラップが始まった。FJ予選終了時から天候は急変、風も強くなり一時は雨も落ちたが、午後から上空には再び青空が広がってきた。強いフォーローの風が1コーナーに向かって吹く。

 スタート直後の1コーナーを制したのは予選2位の岡本。ポールポジション冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)のインからトップに立った。2位には冬星が付ける。

 1周目、トップでコントロールラインに戻ってきた岡本だが、2周目に入った1コーナーでは冬星にトップを譲り2位に後退。3位には予選4位の卜部和久(MYST KK-SII)が、4位には予選5位の山本聖渚(MYST KK-S Ⅱ. Team Sena)が、5位には予選6位の居附明利(SACCESS Racing ES)が、6位には予選3位の大木一輝(M2 KK-SⅡ)が続く。

 ここから3位以下を引き離しながら冬星と岡本のテールトゥノーズの争いが始まる。しかし、トップ冬星も岡本もタイヤを温存するため無理をせず、2台は接近戦のままレースは推移する。

 このため、上位2人のペースが上がらず、4周目には3秒弱あった3位以下との差が徐々に縮まることとなった。

 これを見て6周目に岡本が動く。シケインで冬星に並びかけた岡本がインから攻略し再びトップに立った。

 トップに立った岡本はこのままタイヤマネジメントを行い、10周を走り初戦を制した。

 予選6位からスタートした居附は決勝でのセッティングが決まり、3周目に5位、4周目に4位に上がる。7周目にはこのレースのファステストラップをたたき出し、8周目には前を走る大木が2コーナーで失速したため3位に上がり、冬星の背後0秒3まで迫ってきた。

 ファイナルラップ、居附はスプーンで冬星をパスして2位に上がるが、立ち上がりで冬星に並びかけられ130Rでは再び3位に後退。結局、冬星が2位に、3位には居附が入った。

 4位には大きく遅れて予選9位から岸本尚将(Tamayura Athle ABBEY KKSII)が、5位には痛恨の失速で後退した大木が、6位にはルーキー最上位の卜部が入った。

 第2戦は4月10日、ここ鈴鹿サーキットの西コースで開催される。

岡本大地と冬星のトップ争い

優勝は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

決勝2位は冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)

決勝3位は居附明利(SACCESS Racing ES)

決勝4位は岸本尚将(Tamayura Athle ABBEY KKSII)

決勝5位は大木一輝(M2 KK-SⅡ)

決勝6位は卜部和久(MYST KK-SII)

優勝した岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ鈴鹿・岡山

第1戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2022/02/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
18岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1022'29.717--
256冬星DIXCEL/ROYAL/MYST
MYST KK-S2
1022'31.134 1.417 1.417
339居附 明利SACCESS Racing ES
MYST KK-S2
1022'31.231 1.514 0.097
451岸本 尚将Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
1022'38.962 9.245 7.731
520大木 一輝M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2
1022'40.04010.323 1.078
687卜部 和久MYST KK-SII
MYST KK-S2
1022'41.46211.745 1.422
755板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1022'41.83412.117 0.372
834清水 啓伸Drago CORSE
MYST KK-S2
1022'42.54912.832 0.715
912小川 涼介M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2
1022'48.80119.084 6.252
101元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
1022'49.08619.369 0.285
1119松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
1022'56.04026.323 6.954
127中平 凌央FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1022'57.45627.739 1.416
1368山本 聖渚MYST KK-S Ⅱ. Team Sena
MYST KK-S2
1022'58.03828.321 0.582
1469鶴岡 秀麿MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2
MYST KK-S2
1022'58.52828.811 0.490
1521太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1022'59.08929.372 0.561
1624碓井 ツヨシC.O.B-KART
MYST KK-S2
1023'14.16144.44415.072
1760前田 樹NAVY AUTO
MYST KK-S2
1023'14.55044.833 0.389
1810小合 将司LOVCA teamNoel F.Tworks
MYST KK-S2
1023'15.06945.352 0.519
199上吹越 哲也FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
1023'22.01652.299 6.947
20*61高木 悠帆MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
1023'27.84058.123 5.824
215高橋 浩史BBK☆レヴレーシング
MYST KK-S2
1023'28.09258.375 0.252
2270南部 和哉タイヤカスレプリKK-SII
MYST KK-S2
1023'28.42858.711 0.336
2371ハヤシ ヒロキZENKAI RACING真不同MURB遊技闘速
MYST KK-S2
1023'53.0061'23.28924.578
2498天谷 伶奈スキルスピード゙KKSⅡ
MYST KK-S2
1023'54.5241'24.807 1.518
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 39 居附明利(SACCESS Racing ES) 2'14.192 (7/10) 155.786km/h
  • CarNo. 61は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第61条1①(危険なドライブ行為)により、決勝結果に40秒を加算した。

S-FJ鈴鹿・岡山

冬星が初ポールポジション ルーキー勢も上位に付ける

ポールポジションを獲得した冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第1戦は27日、鈴鹿クラブマンレース第1戦で公式予選を行い、冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)がポールポジションを獲得した。

 いよいよ今シーズンのスーパーFJ選手権が、他のシリーズ(もてぎ・SUGO、筑波・富士、オートポリス)に先駆けて鈴鹿シリーズが開幕した。

 今シーズンから3年毎に行われる入札により、タイヤがヨコハマからダンロップに変更された。

 出走は24名と開幕から多くのエントリーを集めた。うち7名がルーキーと参加者の新陳代謝も進んでいる。

 予選は午前9時10分から。鈴鹿は快晴、風も無くようやく春めいた気候のなかで20分間のタイムアタックが行われた。

 まずは3周目に1分13秒828で冬星がトップに立ち、2位には14秒062で大木一輝(M2 KK-SⅡ)が付ける。冬星は4周目に13秒774までタイムを縮め、中盤にはピットインして他のドライバーのタイムアタックを見守る。

 ダンロップタイヤはヨコハマに比べ、ピークが短かく2~3周をウオームアップ、グリップのピークが訪れる3~5周目あたりでアタックをかけるのがよさそうだ。

 早々にアタックを切り上げた冬星に対してゆっくりとコースインしたのは2年連続鈴鹿シリーズチャンピオンの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)。「まだアタックラップではなかった」というもののいきなり13秒953を出し、冬星と大木の間に割って入った。

 しかし、ここで1コーナーでコースアウトした車両があり、黄旗が提示される。この黄旗は予選終了まで解除されることは無く、岡本はアタックをできず。結局、冬星がうれしい初ポールポジションを決めることとなった。

 2位には岡本が、3位には序盤のタイムで大木が入った。

 4位にはルーキーで最上位に入った卜部和久(MYST KK-SII)が、5位にはこちらもルーキーの山本聖渚(MYST KK-S Ⅱ. Team Sena)が付け、6位には居附明利(SACCESS Racing ES)が続いた。

 黄旗にアタックを阻まれたり、タイヤのマネジメントに苦労した選手もあり、上位陣のタイム差も大きく、全般的に消化不良で予選を終えたドライバーも多かったようだ。

 決勝は本日午後2時40分より10周で行われる。新タイヤの特性をつかみ、セッティングが決まれば下位から上位に進出することも可能で、予断を許さない決勝になりそうだ。

ポールポジションは冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)

予選2位は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

予選3位は大木一輝(M2 KK-SⅡ)

予選4位は卜部和久(MYST KK-SII)

予選5位は山本聖渚(MYST KK-S Ⅱ. Team Sena)

予選6位は居附明利(SACCESS Racing ES)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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