
写真左からオリベイラ、クインタレッリ、アンティヌッチ、番場(Photo:Motorsports@nifty)
リチャード・アンティヌッチ(第3戦優勝、第4戦2位)
このサーキットは狭くてパスしにくかったけど、レイアウト自体は自分に向いている
と思う。
鈴鹿で2位に入り、ここでは優勝できたので、ボクがどんなコースでも速いということ
が証明できたと思う。
今日のレースではどうしてもクインタレッリを抜くことが出来なかったのが残念だ。
ロニ・クインタレッリ(第4戦優勝)
日本でやっと勝つことが出来て嬉しい。
クルマも良く仕上がっていたし、上手く走ることが出来た。
今日勝てたことで自分に力が付いてきたことが実感できたし、チームもいい仕事を
してくれたので感謝している。
ファオ・パオロ・デ・オリベイラ(第3戦2位)
クルマは金曜から完璧に仕上がってて、出だしは良かったのに、スタートでもレース
でのパフォーマンスでもそれを生かすことが出来なかった。
今までスタートを失敗したことなんかなかったのに、今年は4戦続けてミスしている
ので、何がいけなかったのかをこれから良く考えて次のレースに備えたい。
チームはいいクルマを仕上げてくれているので、自分もそれに見合うだけの速さを
見せたい。
番場琢(第3戦3位、第4戦3位)
金曜のフリー走行の最後にクラッシュさせてしまい、ニュータイヤでのシミュレー
ションができなかったが、そういう状況を考えれば良い結果だと思う。
昨日はスタートでトラブってしまったので、3位には上がったけど悔しかった。
今日は途中までは予想通りの展開になったが、終盤フロントタイヤが辛くなり、
順位を上げることが出来なかった。
ここまで4戦全部で表彰台に上がっているが、2位と3位しかとっていないので、
次こそはチーム一丸となって必ず勝つつもりでいる。

アンティヌッチの猛追も叶わず(Photo:K.Takeshita)
全日本F3選手権第4戦は、昨日に引き続いて快晴の筑波サーキットで決勝が行われ、
PPの#4ロニ・クインタレッリが#1リチャード・アンティヌッチの猛追を凌ぎきり、
来日2年目にして念願の初優勝を達成した。
直前に行われたFJ1600でアクシデントが相次ぎ、赤旗再スタートやSCランなどが
行われた影響で、全日本F3第4戦決勝は予定より12分遅れてスタートした。
PPスタートのクインタレッリが危なげなくホールショットを決め、好スタートで
#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラの脇をすり抜けたアンティヌッチがそれに続く。
さらにその後方からは#3横溝直輝、#36番場琢が猛然とオリベイラに襲い掛かり、
1コーナーを立ち上がった時点でオリベイラは5位に落ちてしまった。
クインタレッリは序盤から快調に飛ばしていき、一時はアンティヌッチとの差を2秒
以上に開いたが、5周を過ぎた辺りからアンティヌッチがじわじわとペースアップ
してトップとの差を削り取り、レース半ばでその差は1秒を切り、更にコンマ3秒台
まで接近する。
アンティヌッチは何度も1コーナーでインを伺うが、筑波でのオーバーテイクは容易
ではなく、上位2台の間隔は0.3~0.7秒の間を行き来するものの、決定的なチャンス
は遂に訪れなかった。
3位には一時トップとの差を1.1秒まで縮めた#36番場琢が入った。番場はこれにより
開幕以来4戦連続で表彰台に上がることとなった。
ファステストラップは#12ファビオ・カルボーン。
カルボーンはマシントラブルのために予選を走ることが出来ず、最後尾からスタート
することとなったが、トップグループを凌ぐハイペースで次々と先行車を捉え、最終
的に8位まで上がってきた。
2004年4月11日 筑波サーキット(茨城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第4戦 決勝結果
-P.-No.-Driver--------------------------Car---------Engine----Lap----Gap---
1 4 ロニ・クインタレッリ D F302/3 T 3S-GE 45Lap -
2 1 リチャード・アンティヌッチ D F304 T 3S-GE 45Lap 0.352
3 36 番場琢 D F304 T 3S-GE 45Lap 1.806
4 3 横溝直輝 D F303 T 3S-GE 45Lap 5.381
5 10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ L-D F106/04 H MF204C 45Lap 5.923
6 7 山本左近 D F304 T 3S-GE 45Lap 6.852
7 33 池田大祐 L-D F106/04 T 3S-GE 45Lap 8.435
8 12 ファビオ・カルボーン D F303 N SR20VE 45Lap 9.006
9 8 中嶋一貴 D F304 T 3S-GE 45Lap 10.100
10 2 武藤英紀 D F304 H MF204C 45Lap 19.898
11 32 小早川済瑠 L-D F106/04 T 3S-GE 45Lap 26.770
12 14 柳田真孝 D F302 N SR20VE 45Lap 27.162
13 19 柴田裕吉 D F302 T 3S-GE 45Lap 35.278
14 50 磯崎元彦 D F304 T 3S-GE 44Lap 1Lap
-----------------以上完走------------------------------------------------------
Fastest Lap #12ファビオ・カルボーン 52.149(15/45Lap)

見事にスタートを決めたアンティヌッチ。一方オリベイラはまたしても...(Photo:K.Takeshita)
全日本F3選手権第3戦の決勝は、4月10日15時30分より筑波サーキットにて行われ、
#1リチャード・アンティヌッチが見事なスタートでホールショットを奪い、そのまま
逃げ切って初優勝を遂げた。
気温26度にも達する今年一番の暑さの中、32周の決勝レースがスタートした。
開幕2戦でスタートを失敗したPPの#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラがまたしても
出遅れ、2番グリッドのアンティヌッチがトップで1コーナーに飛び込むと、#4ロニ・
クインタレッリがそれに続く。オリベイラは#33池田大祐にも迫られるがなんとか
3位を守って追い上げにかかる。
3周目の最終コーナーでクインタレッリがダートにはみ出してスピン。かろうじて
クラッシュは免れたが、最後尾に落ちてしまう。
これでトップ争いはアンティヌッチとオリベイラの一騎打ちとなり、オリベイラは
ファステストラップを連発しながらアンティヌッチを攻め立てるが、アンティヌッチ
も付け入る隙を与えず、終始1秒差以内の緊迫したデッドヒートがファイナルラップ
まで続いた。結局オリベイラはアンティヌッチを攻略することが出来ず、優勝は
アンティヌッチのものとなった。
3位には、序盤でジャンプアップに成功した#36番場琢が後続を寄せ付けず、開幕以来
3戦連続での表彰台を獲得した。
2004年4月10日 筑波サーキット(茨城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第3戦 決勝結果
-P.-No.-Driver--------------------------Car---------Engine----Lap----Gap---
1 1 リチャード・アンティヌッチ D F304 T 3S-GE 32Lap -
2 10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ L-D F106/04 H MF204C 32Lap 0.622
3 36 番場琢 D F304 T 3S-GE 32Lap 7.553
4 33 池田大祐 L-D F106/04 T 3S-GE 32Lap 9.741
5 7 山本左近 D F304 T 3S-GE 32Lap 13.114
6 3 横溝直輝 D F303 T 3S-GE 32Lap 13.621
7 8 中嶋一貴 D F304 T 3S-GE 32Lap 14.275
8 2 武藤英紀 D F304 H MF204C 32Lap 17.233
9 12 ファビオ・カルボーン D F303 N SR20VE 32Lap 17.886
10 19 柴田裕吉 D F302 T 3S-GE 32Lap 32.372
11 32 小早川済瑠 L-D F106/04 T 3S-GE 32Lap 32.901
12 14 柳田真孝 D F302 N SR20VE 32Lap 33.337
13 4 ロニ・クインタレッリ D F302/3 T 3S-GE 32Lap 34.825
14 50 磯崎元彦 D F304 T 3S-GE 32Lap 47.115
-----------------以上完走------------------------------------------------------
Fastest Lap #10ファオ・パオロ・デ・オリベイラ 52.200(5/32Lap)
Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢
Tはトムストヨタ、HはM-TECホンダ、Nはスリーボンドニッサン

(Photo:K.Takeshita)
全日本F3選手権第3戦の予選が、快晴の筑波サーキットで行われ、#10ローラ童夢F106
/MF204Cを駆るファオ・パオロ・デ・オリベイラが51秒764でポールポジションを獲得
した。
12時から15分間で行われた予選は、予定時刻を3分過ぎた頃から各車がコースイン。
最初にトップタイムを出したのは#33池田大祐であったが、間もなく#10オリベイラ
と#4ロニ・クインタレッリが池田のタイムを上回り1-2位を占めた。
更にそこへ#1リチャード・アンティヌッチが加わって、外国勢3台が激しく順位を
入れ替えながらタイムを更新していく展開となり、チェッカー間際にオリベイラが
51秒764を出してPPを確定した。
日本勢では池田、#36番場琢、#8中嶋一貴、#3横溝直輝が順位を入れ替えながらタイム
を削っていくが、池田がかろうじて51秒台に入ったものの外国勢のタイムには届かず、
4位に終わった。
開幕2連勝の中嶋もここでは振るわず、7番手だった。
決勝レースはこの後15時30分から32周で戦われる。
2004年4月10日 筑波サーキット(茨城県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第3戦予選結果
-P.-No.-Driver-------------------------Car----------Engine----Time----Gap---
1 10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ L-D F106/04 H MF204C 51.764 -
2 1 リチャード・アンティヌッチ D F304 T 3S-GE 51.813 0.049
3 4 ロニ・クインタレッリ D F302/3 T 3S-GE 51.856 0.092
4 33 池田大祐 L-D F106/04 T 3S-GE 51.992 0.228
5 36 番場琢 D F304 T 3S-GE 52.012 0.248
6 3 横溝直輝 D F303 T 3S-GE 52.103 0.339
7 8 中嶋一貴 D F304 T 3S-GE 52.127 0.363
8 7 山本左近 D F304 T 3S-GE 52.194 0.430
9 2 武藤英紀 D F304 H MF204C 52.228 0.464
10 14 柳田真孝 D F302 N SR20VE 52.241 0.477
11 19 柴田裕吉 D F302 T 3S-GE 52.566 0.802
12 32 小早川済瑠 L-D F106/03 T 3S-GE 52.578 0.814
13 50 磯崎元彦 D F304 T 3S-GE 53.412 1.648
----------------------------------------------------------------------------
12 ファビオ・カルボーン D F303 N SR20VE 出走せず
Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢
Tはトムストヨタ、HはM-TECホンダ、Nはスリーボンドニッサン
GT500クラス優勝 ザナヴィニスモZ
本山 哲
「めちゃくちゃ嬉しいです。2位かなと思ってたので、あの状況から激変するなんて信じられない気分です。レース序盤は混乱した状況でペナルティをもらいましたけど、クルマの調子がすごくよかったし、走る限りはあきらめない気持ちを持ってたのがこの結果になったと思います。ペナルティのときはショックを受けましたけど、序盤ですしレースは長いのであきらめなければ2、3ポイントでも多く獲得できると思っていました。今年、シーズンオフからNISMOに速い新しいZを作ってもらえてテストも順調にきてますし、去年できなかった開幕戦優勝をまず第一の目標としてきたんでそれが達成できたことは本当に嬉しいです。相棒がリチャードに代わって2人のコンビネーションが強力だというのが証明でき、リチャードに感謝しています。去年もこういう形でスタートしたかったんですけどね。今シーズンは、去年の経験を生かしながら組み立てていくと同時にとにくかく二人で常に速く走って細かい作戦を立てずに思いっきり行きたいと思います」
リチャード・ライアン
「39号車のペナルティを無線で聞いたときは、果たして本当なのか確信できなくて、とくかく気を抜かないように、油断しないように、実際どうなるかは最後にならないとわからないので、とりあえずプッシュしようと思って走っていました。今週はクルマに乗ったらすごく速かったし、最初から自信が持てました。本山選手も速い選手で2人とも速いペースで走ることができます。自分のスティントになってからは最初は無理してタイヤに負担をかけないように心がけたんですけど、終盤に向けてプッシュしていってこのペースで行けば残り数周では39号車に追いつけると思いました。今年本山選手と一緒に走ることがわかった時点から今年のチームはすごく強いと思っていましたし、新しいZも最初に乗ったときから速かったので、この2人とこのクルマがあれば常にトップ4に絡めると思っていました。今日の勝利でチャンピオンへの目標を掲げることができると思います。次戦の菅生ですが、去年本山選手はウエイトを積んでとても速かったし、今年のクルマは去年よりいいということがわかっているので、日本一のドライバーと一緒に乗ってるわけですから、どういう状況であっても表彰台を狙えると思っています」
GT300クラス優勝 JIM Gainer アドバンF360
田中 哲也
「今年は2台体制になったんですけどこの状態までもってきてくれたチームオーナーの田中さんに感謝しています。スタッフも新しくなって水曜日からみんな集まって顔合わせしたんですけど、この勝利でみんなの努力が報われました。スタート時、300の前のほうはみんなスリックでしたね。あの状況でスリックというのは楽ではなかったですが、回りも同じ状況ですからその中で頑張って前にいければ固めのタイヤを選んでる我々は、その後ライフ的には有利になると思ってました。あそこが頑張りどころでしたね。ガライヤ、Zと三つ巴の争いでしたが、争うよりも間隔を空けてハイペースを保ち、後半勝負をしようと思っていました。後ろのガライヤもそう思ってたみたいです。レース終盤、余郷選手を待ってたときは去年いろんなことがあったので最後の一周まで安心できませんでした。余郷さんは去年の開幕戦も勝っていますし、いつも安定して走っているので感謝したいです。実はぼくたちのクルマは去年から重いんです。次のレースまでに軽量化できるので、次のレースで積むウエイトに対して今回とほぼ同じ車重になるんです。なので次回も今回と同じパフォーマンスが見せられると思います。この点有利ですので、今年は何も考えずにがんがん行こうと思います。今年から2台体制になって、11号車はトラブルが多かったんですが、その中でも10号車のセッティングとか参考にできるので2台になって3倍くらい有利になった感じですね。燃費が悪いですし、300にはM-TECさんもいますのでそんなに簡単にはいかないと思いますが」
余郷 敦
「チームが変わって、オーナー、監督、関係者のみなさんにこういう勝てるチーム体制、マシンを与えてくださって感謝します。オーナーのほうから開幕は絶対に勝てという話も出ていました。イッパツの速さだと予選ではそれなりになっていますが、コンスタントラップとか満タンのフィーリングがすごくいいんです。このチームは初めてですが、去年の話とか聞いてるとあちこち改善して今年のマシンも去年のフィードバックをかけてすごくよくなっているので、速くなる要素はいっぱいもってると思います。燃費の問題があってピットで稼がないといけないので、リアだけ交換してフロントをかばいながら走っていたんですが、最後のほうはアンダーがきつくなってタイヤをいたわりながら走るという部分に気をつかました。次回も田中選手に10秒くらい差をつけて帰ってきてもらって、ぼくが後ろを見て走れるようになればいいなと思います。今年は勝てるだけ勝ちたいですね」

2004全日本GT選手権 第1戦
「GT選手権レース in TI 」
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■開催月日:2004年4月3-4日
■開催場所:TIサーキット英田
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◇ クスコスバルADVANインプレッサ、14位完走で開幕戦を終える
2004年JGTCの開幕戦は、4月3~4日に岡山のTIサーキット英田で開催され、小林且
雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、14位完走を果たした。
3日の公式予選、午前中の予選1回目は15℃と暖かい天候に恵まれた。#77インプレッ
サは谷川のアタックで1分31秒976で13位。
谷川がコースレコードを更新しても、クラストップは1分29秒台に突入と、GT300ク
ラスは大幅にレベルアップしている。
午後の予選2回目は1回目よりも若干気温が落ちたコンディションになった。谷川は
ポジションアップを狙ったが、アタック中に電気系のトラブルに見舞われタイムアッ
プならず。2回の合計でも14位と逆に順位を落とす結果になった。
4日の決勝日は朝のうち前夜からの冷たい雨が残ったが、それにもかかわらず5万8500
人ものファンでスタンドが埋まった。決勝はサポートレースでアクシデントが発生
した影響で、予定より15分遅れの14時15分にスタートすることになった。
天候は曇り、コースコンディションはウェット。安全確認のためセーフティカーの
先導で4周を終えた時点でスタート。GT300クラスは全車がドライ用タイヤを選択し
ており、序盤から混乱が予想された。
スタートを担当したのは谷川。14位のポジションを守っていたがコースが乾いてく
るにつれ他の車両のペースについていけず、ジリジリとポジションを落としていく。
それでも谷川は我慢の走りで12位までポジションを上げて39周でピットイン。
バトンを受けた小林は17位でコース復帰して、こちらも我慢の走りで15位までポジ
ションを上げた。ところが右リヤのホイールが緩み、予定外のピットイン。その後、
小林は淡々と走行。残念ながら10位以内でゴールすることができずポイント獲得は
ならなかったが14位で完走しチェッカーを受けた。
■決勝結果:GT300クラス
Pos.No.Driver Car Name Time/Diff
1 #10 田中哲也/余郷敦 JIM Gainer アドバンF360 2:10'44.083
2 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 1Lap
3 #16 山野哲也/八木宏之 M-TEC NSX 1Lap
4 #19 青木孝行/谷口信輝 ウェッズスポーツセリカ 1Lap
5 #5 玉中哲二/三船剛 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 1Lap
6 #63 OSAMU/吉本大樹 LEYJUNダンロップ320R 1Lap
7 #31 田中 実/松田晃司 A'PEX i-mobisessMR-S 2Laps
8 #80 木下みつひろ/星野一樹 エンドレスダイシンアドバンZ 2Laps
9 #30 佐々木孝太/後藤聡 RECKLESS MR-S 2Laps
10 #11 松田秀士/菅一乗 JIM RodeoDriveアドバンF360 2Laps
14 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 3Laps
◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

(C)Honda
EPSON NSX(松田/ロッテラー組)10位
決勝日:4月4日(日)
サーキット:TIサーキット英田
決勝周回数:82周(303.646km)
天候:予選/曇り 決勝/曇り
気温:13℃
コースコンディション:ハーフウェット
観客:5万8500人
4月4日(日)、TIサーキット英田(岡山県)において、2004年全日本GT選手権(JGTC)
第1戦「GT CHAMPIONSHIP in TI」の決勝レース(82周=303.646km)が開催された。
3日(土)に行われた公式予選は、1回目は路面がウェットからドライ、2回目はド
ライのコンディションとなった。TIサーキットは1月にコース路面の全面舗装を行っ
たため、各車とも大幅なタイムアップが期待された。今シーズンから、エンジンを
自然吸気からターボに換えて挑むHonda NSX-GT勢は、コースレコードの1分24秒482
を記録した#18道上 龍/S.フィリップ組(TAKATA童夢NSX)が予選12番手、#32松田次
生/A.ロッテラー組(EPSON NSX)が13番手、#100中野信治/加藤寛規組(RAYBRIG NSX)
が14番手、#8金石勝智/伊藤大輔組(ARTA NSX)が15番手からの決勝スタートとなっ
た。
決勝日は前夜からの雨が午前中で止み、曇り空となったもののスタート時では未
だ完全に乾ききっていない路面状況であり、各チームがタイヤ選択に悩んだ。そん
ななか、NSX-GT勢は全車ウェットタイヤを選択し、スタートを迎えた。
レースは、路面コンディションと安全確認のため、セーフティーカーが3周先導
したのち、4周目にローリングスタートが切られた。序盤は、A.ロッテラー選手(EPSON
NSX)が8位に、S.フィリップ選手 (TAKATA童夢NSX)が9位、金石勝智選手(ARTA NSX)
が10位を走行。中野信治選手(RAYBRIG NSX)は、スターティンググリッドに並ぶ前
のアウトラップでマシンをスピンさせて壁に接触し、そのためのマシン修復で大幅
に遅れてピットスタートをすることとなった。
スタートから天候は急激に回復し、路面はドライへと変化していった。レース序
盤に金石選手がドライタイヤへタイヤ交換のため早めのピットインを敢行。8位ま
でポジションを挙げていたS.フィリップ選手も15周目終了時にドライタイヤへタイ
ヤ交換を行った。7位を走行していたA.ロッテラー選手は、この時点でトップグルー
プと同等となる1分32秒台のペース走行。各車がドライタイヤへ交換を始めるなか、
無交換のまま走り続け、22周目から26周目までトップを走行。その後もA.ロッテラー
選手は、ドライバー交代のタイミングまでウェットタイヤで粘り強く走り続け、30
周終了時に4位のポジションでピットイン、松田次生選手(EPSON NSX)へドライバー
交代を行った。
ほぼ、全車がドライバー交代を終えた54周目時点で松田選手が7位、道上 龍選
手(TAKATA童夢NSX)が12位、伊藤大輔選手(ARTA NSX)が15位を走行。加藤寛規選手
(RAYBRIG NSX)は、序盤の大幅な遅れにもかかわらず、完走を目指して走り続けた。
この結果、天候の変化が大きく影響した開幕戦はEPSON NSXが10位で82周目のチ
ェッカーフラッグを受け、続いてTAKATA童夢NSXが12位、ARTA NSXが13位、RAYBRIG
NSXは48周で残念ながら完走扱いにならなかった。優勝したのは、本山 哲/R.ライ
アン組(ザナヴィ ニスモ Z)だった。
●永長 真 NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「開幕戦は路面コンディ
ションを把握するのが難しいレースとなりました。今回は新型エンジンに多くの
課題が残り、速さの面では不満の残る結果となりました。これから、’04NSX-GT
のポテンシャルをライバルと同等以上へ上げるために開発を進めていきたいと思
います。これからやることがたくさんありますが、ファンの皆様の期待を裏切ら
ないよう、努力していきたいと思います」 10位 #32 EPSON NSX
●松田 次生選手
「昨日の予選が終了した時点で難しいレースになると思いました。NSX-GTも新しい
エンジンになってセッティングやタイヤなどいろいろと試行錯誤しながらやって
いますが、次回はもっと良い成績を残せるように頑張ります」
●アンドレ・ロッテラー選手
「厳しい展開になるだろうと思っていましたが、とにかくベストを尽くそうと考え
てレースに臨みました。ドライに変化した路面で、ドライバー交代までタイヤを
キープするのは大変でしたね。’04モデルのNSX-GTは新しいエンジンがまだ成長
過程です。これからもっと良いレースができると思うので、楽しみにして下さい」
◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第1戦
「GT CHAMPIONSHIP in TI」 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年4月4日
■開催場所:TIサーキット英田(岡山県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■#1「ザナヴィニスモZ」がデビュー戦を逆転優勝で飾る!!
#3「G’ZOX ・SSR・ハセミZ」6位、#12「カルソニックIMPUL Z」8位
#22「モチュールピックワークZ」9位
2004年のJGTC開幕戦、82周の決勝レースはハプニング続出の展開となった。まず、
スタート前には晴天となり、決勝レースはドライでスタートするのでは、という大
方の予想がはずれたことだ。雨は上がったものの路面はウェットのままで、各チー
ムともスタートタイヤの選択に悩んでいた。
14時00分スタート予定の決勝レースは15分遅れで開始された。
フロントロウを占めたNISMOの2台のZは、ポールポジションの#22「モチュールピッ
トワークZ」がスリックタイヤを選び、#1「ザナヴィニスモZ」
はスタート直前にインターミディエイトタイヤに交換していた。
ポールポジションからスタートした影山正美の#22 Zはスリックタイヤのためグリッ
プを得られず、大きくペースダウン。一方、本山哲がドライブする#1 Zは好スター
トを切りオープニングラップのバックストレートエンドまでトップを走ったが、そ
の後2台に先行を許してしまった。さらに、スタート前5分のボードが表示されてか
らグリッド上でタイヤを交換したことに対してペナルティが課せられ、10周目にピッ
トレーンをドライブスルーすることとなった。これで順位を9位に落としてしまう。
しかし、22周目に8位、31周目に6位と順位を上げて行き48周目に5位でリチャード
・ライアンに交代した。この際の迅速なピットワークも有利に作用しライアンは終
盤を2位で走行。さらに激しくプッシュし20秒以上差のあった#39スープラに追った。
そして、タイム差を約8秒に縮めたところでトップの#39がペナルティを受けてピッ
トイン。この間にトップを奪い、82周目のチェッカーフラッグをトップで駆け抜け
た。
一時18位まで後退した影山の#22 Zは、ドライとなった後にハイペースで順位を挽
回。52周目に8位、69周目に6位へと上がっていった。そして、終盤の78周目に#38
スープラを捕らえて5位となりゴールを迎えた。
しかし、レース中のアクシデントに対してペナルティタイム40秒が加算され、9位
となった。
#12カルソニックIMPUL Zは、やはりグリッド上での作業がドライブスルーペナルテ
ィの対象となって後退。一時31位にまで落ちてしまったが、最終的には8位でフィ
ニッシュ。#3 Zは一時はリーダーボードのトップに表示されるなど活躍したが、後
半はペースが上がらず、6位でデビュー戦を終えることとなった。
逆転優勝に沸き返るNISMOピットでは、短い期間にクルマを開発し、高い戦闘力と
安定性の双方を実現したエンジニアやメカニックたちが互いの仕事を称えあった。
そして、この4月にNISMO社長に就任したばかりの眞田裕一は「とにかく心から嬉し
いです。スタンドの大声援とライアンの激しいプッシュが、序盤の本山の頑張りを
サポートしてくれたものと考えています。スポンサーやサポーターの皆様に胸を張っ
て勝利を報告できます。ありがとうございました」と語った。
フェアレディZの生みの親として知られる、ミスターKこと片山豊氏がこの日TIサー
キットを訪れ、「Zが今年のレースでは強そうと聞いて大変喜んでいます。最近NISMO
のみんながZに情熱を注いでくれているので強いのは当然だと思いますが、NISMOに
とってZでのモータースポーツ活動はグローバルな広がりを意味していると思いま
す。
Zがレースで活躍し、もっとスポーツカーを楽しんでくれる人が増えてくれること
を期待しています。」とコメントを残した。
■決勝結果
Pos.Car Name No. Driver Laps
1 ザナヴィニスモZ #1 本山哲/リチャード・ライアン -
2 エッソウルトラフロー スープラ #6 脇阪寿一/飯田章 + 12"167
3 デンソーサードスープラGT #39 ジェレミー・デュフォア/アンドレ・クート + 26"081
4 イエローハット スープラ #35 服部尚貴/脇阪薫一 + 29"438
5 auセルモスープラ #38 立川祐路/荒聖治 + 48"406
6 G’ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘/エリック・コマス + 54"022
7 WOODONE トムス スープラ #36 土屋武士/マルコ・アピチュラ +1'19"556
8 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ/井出有治 +1'25"336
9 モチュールピットワークZ #22 影山正美/ミハエル・クルム +1'23"650
10 EPSON NSX #32 松田次生/アンドレ・ロッテラー+1'32"031
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

大逆転でデビュー戦を飾ったザナヴィ ニスモ Z(Photo:K.Takeshita)
4月4日、TIサーキット英田で行われた全日本GT選手権開幕戦「GTチャンピオンシップ
inTI」は、残り5周までトップを快走していた#39デンソーサードスープラGTに非情の
ペナルティが下り、#1ザナヴィ ニスモ Zが逆転優勝。ディフェンディングチャンピ
オン本山哲にとってはシリーズ連覇に向けて幸先の良いスタートを切った。
雨はあがったものの路面はウェット。スタート前のウォームアップランで、#100 NSX
が濡れた路面に足をすくわれクラッシュ。左フロント足回りを傷めてピットで修復作
業をすることになり、グリッドにつくことはできなかった。
序盤はスープラ勢が好ダッシュ。#39、#38がランデブー走行をしながら後続との差を
広げていく。Zは#22のペースが上がらず。#1,#12にはグリッド上でスタート5分前を
過ぎて作業をしたとのことでドライブスルーペナルティが課せられる。予選までの好
調さとは裏腹にZはリズムに乗りきれない。
路面が乾き始めた20周前後でトップグループは続々ピットイン。タイヤをオールウェ
ザーからスリックに交換する。予定外のピットインが続いたため、各車の差は大きく
開きレースは縦に長い展開となる。
折り返しの40周時点では、#39,#6,#36,#35とスープラ勢が上位を独占。しかし、この
後上位陣にピットインが相次ぎ、その間に#1Zがスープラ勢に食い込むことに成功。
レース3分の2を過ぎた頃には2位まで浮上する。
逃げる#39スープラは、追う#1Zとの差を15秒ほどに保ったまま終盤に入る。この差は
残り20周となった62周目で15秒となかなか縮まることはない。このままの状態でフィ
ニッシュかと誰もが思った77周目、トップを走る#39スープラにペナルティ10秒スト
ップのボードが提示される。黄旗区間の追い越し違反によるものだった。
これで、#1Zが労せずして逆転に成功。Zのデビュー戦を飾ったニスモ、そして本山哲
にとっては最高のシーズンスタートを切ることになった。
決勝でも苦しんだNSXは、ラップで1~2秒ほど差をつけられており、#32EPSON NSXの
10位が最上位。今後の熟成が待たれるところだ。
GT300は、序盤にトップに立った#10JIM Gainer アドバンF360(田中/余郷組)が、
#43ARTA Garaiyaの追撃を悠々かわして初優勝を飾った。
(観客:5万8500人)
◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月4日 TIサーキット英田(岡山県) 決勝 天候:曇り/コース:セミウェット
GT選手権レース in TI -RIJ- (2004/04/04) Race Result Weather:Cloudy Course:Semi-Wet ~ Dry
2004 Japan GT Championship Round 1 TIサーキット英田 3.703km
|
| Pos | | No | Cls | Pos | Driver | Car Model | Lap | Time/Bihind |
| 1 | * | 1 | 500 | 1 | 本山 哲 リチャード・ライアン | ザナウィ ニスモ Z NISSAN FAIRLADY Z | 82 | 2:09'16.360 |
| 2 | | 6 | 500 | 2 | 脇阪 寿一 飯田 章 | エッソウルトラフロー スープラ TOYOTA SUPRA | 82 | 12.167 |
| 3 | * | 39 | 500 | 3 | ジェレミー・デュフォア アンドレ・クート | デンソー サード スープラGT TOYOTA SUPRA | 82 | 26.081 |
| 4 | | 35 | 500 | 4 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 | イエローハット スープラ TOYOTA SUPRA | 82 | 29.438 |
| 5 | | 38 | 500 | 5 | 立川 祐路 荒 聖治 | auセルモスープラ TOYOTA SUPRA | 82 | 48.406 |
| 6 | | 3 | 500 | 6 | 金石 年弘 エリック・コマス | G'ZOX ・SSR・ハセミ Z NISSAN FAIRLADY Z | 82 | 54.022 |
| 7 | | 36 | 500 | 7 | 土屋 武士 マルコ・アピチェラ | WOODONE トムススープラ TOYOTA SUPRA | 82 | 1'19.556 |
| 8 | * | 12 | 500 | 8 | ブノワ・トレルイエ 井出 有冶 | カルソニック IMPUL Z NISSAN FAIRLADY Z | 82 | 1'22.727 |
| 9 | * | 22 | 500 | 9 | 影山 正美 ミハエル・クルム | モチュール ピットワーク Z NISSAN FAIRLADY Z | 82 | 1'23.413 |
| 10 | | 32 | 500 | 10 | 松田 次生 アンドレ・ロッテラー | EPSON NSX HONDA NSX | 81 | 1 Lap |
| 11 | | 37 | 500 | 11 | ジェームス・コートニー 片岡 龍也 | DYNACITY トムス スープラ TOYOTA SUPRA | 81 | 1 Lap |
| 12 | | 18 | 500 | 12 | 道上 龍 セバスチャン・フィリップ | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 81 | 1 Lap |
| 13 | | 8 | 500 | 13 | 金石 勝智 伊藤 大輔 | ARTA NSX HONDA NSX | 80 | 2 Laps |
| 14 | * | 25 | 500 | 14 | 織戸 学 ドミニク・シュワガー | ECLIPSE ADVAN スープラ TOYOTA SUPRA | 80 | 2 Laps |
| 15 | * | 21 | 500 | 15 | 光貞 秀俊 植松 忠雄 | フェラーリ 550GTS マラネロ FERRARI 550GT Maranello | 79 | 3 Laps |
| 16 | | 10 | 300 | 1 | 田中 哲也 余郷 敦 | JIM Gainer アドバンF360 FERRARI 360 Modena | 78 | 4 Laps |
| 17 | | 43 | 300 | 2 | 新田 守男 高木 真一 | ARTA Garaiya ASL GARAIYA | 77 | 5 Laps |
| 18 | | 16 | 300 | 3 | 山野 哲也 八木 宏之 | M-TEC NSX HONDA NSX | 77 | 5 Laps |
| 19 | | 19 | 300 | 4 | 青木 孝行 谷口 信輝 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 77 | 5 Laps |
| 20 | | 5 | 300 | 5 | 玉中 哲二 三船 剛 | プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R VEMAC RD320R | 77 | 5 Laps |
| 21 | | 63 | 300 | 6 | OSAMU 吉本 大樹 | LEYJUNダンロップ320R VEMAC RD320R | 77 | 5 Laps |
| 22 | | 31 | 300 | 7 | 田中 実 松田 晃司 | A'PEX i-mobisess MR-S TOYOTA MR-S | 76 | 6 Laps |
| 23 | | 80 | 300 | 8 | 木下 みつひろ 星野 一樹 | エンドレスダイシンアドバンZ NISSAN FAIRLADY Z | 76 | 6 Laps |
| 24 | | 30 | 300 | 9 | 佐々木 孝太 後藤 聡 | RECKLESS MR-S TOYOTA MR-S | 76 | 6 Laps |
| 25 | | 11 | 300 | 10 | 松田 秀士 菅 一乗 | JJIM RodeoDrive アドバンF360 FERRARI 360 Modena | 76 | 6 Laps |
| 26 | | 7 | 300 | 11 | 山路 慎一 井入 宏之 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 76 | 6 Laps |
| 27 | | 9 | 300 | 12 | 清水 剛 細川 慎弥 | ADVAN K-STADIUM MT MOSLER MT900R | 76 | 6 Laps |
| 28 | | 72 | 300 | 13 | 平川 晃 Guts 城内 | アドバンBOROポルシェ PORSCHE 911GT3R | 75 | 7 Laps |
| 29 | | 77 | 300 | 14 | 小林 且雄 谷川 達也 | クスコスバルADVAN インプレッサ SUBARU IMPREZA | 75 | 7 Laps |
| 30 | | 20 | 300 | 15 | 和田 博 宮川 やすお | FK/Massimo ADVAN ポルシェ PORSCHE 911GT3R | 74 | 8 Laps |
| 31 | | 910 | 300 | 16 | 高見沢 一吉 砂子 塾長 | 高見沢整骨院アドバンポルシェ PORSCHE 911GT3R | 74 | 8 Laps |
| 32 | | 52 | 300 | 17 | 竹内 浩典 西澤 誠剛 | プロジェクトμ太陽石油セリカ TOYOTA CELICA | 59 | 23 Laps |
| 33 | | 2 | 300 | 18 | 高橋 一穂 渡辺 明 | プリウェチューリッヒ・クムホ NSX HONDA NSX | 58 | 24 Laps |
| 34 | | 81 | 300 | 19 | 柳田 真孝 尾本 直史 | シーウェストダイシンアドバンZ NISSAN FAIRLADY Z | 55 | 27 Laps |
| -------- <以上規定周回数完走> -------- |
| - | | 70 | 300 | - | 石橋 義三 小園 ひろみ | フィールズ外国屋ADVANポルシェ PORSCHE 911GT3R | 53 | 29 Laps |
| - | | 100 | 500 | - | 中野 信治 加藤 寛規 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | 48 | 34 Laps |
| - | | 17 | 300 | - | 長島 正興 松永 まさひろ | エスペリア Kosei セリカ TOYOTA CELICA | 47 | 35 Laps |
- Fastest Lap: GT500 No.22 ミハエル・クルム 1'24.747 / GT300 No.63 吉本大樹 1'30.773
- 本レースは、2004年全日本GT選手権統一規則 第28条 17により、セーフティカースタートとした。
- ゼッケンNo.1、No.12は、2004年全日本GT選手権統一規則第28条9.1)違反(コース上での作業)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(14:31)
- ゼッケンNo.22の影山選手は、FIA国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章2.違反(プッシング)により、決勝結果に40秒の加算およびペナルティポイント1点を課す。(15:39)
- ゼッケンNo.21は、2004年全日本GT選手権統一規則第34条11.違反(ピット作業)により、決勝結果に40秒を加算する。(16:23)
- ゼッケンNo.39は、FIAモータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗区間での追い越し)によりペナルティストップ10秒を課した。(16:10)
- ゼッケンNo.25は、FIAモータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗区間での追い越し)により決勝結果に40秒を加算する。(16:30)

雨でも絶好調のM-TEC NSXが前車をパス(Photo:Motorsports@nifty)
4月4日、JGTC開幕戦決勝日朝。TIサーキットには冷たい雨が降っている。夜半から降
りだした雨は、九州地方から回復すると伝えられているものの、午前8時30分のフリ
ー走行開始時間になっても止む気配はない。
完全なウェットコンディションのなか始まったフリー走行は、開始5分、#37DYNACITY
トムス スープラを駆るコートニーが、トップタイムをマークした直後にクラッシュ。
ウレタンパッドをコースに撒き散らしたため一時中断となる。
15分の中断後再開した走行で俊足ぶりを見せたのは、やはりZ勢。途中#22モチュー
ル ピットワーク Zが勢い余ってコースアウトする場面もあったが、#12カルソニック
IMPUL Zが順当にトップタイム、#22が2位と順調な仕上がりを見せている。
ドライで苦戦したNSXは、ターボカーになって初のウェットだったが、#18TAKATA童夢
NSXが10番手タイムをマーク。しかし、トップ差は3秒以上と厳しい状況はウェットで
も変わらないようだ。
GT500で苦しむNSXだが、GT300では絶好調。#16M-TEC NSXの速さはウェットでも衰え
ず、2位#63LEYJUNダンロップ320Rを1.7秒と大きく引き離した。
◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月4日 TIサーキット英田(岡山県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
GT選手権レース in TI -RIJ- (2004/04/04) Free-Practice Weather:Rain Course:Wet
2004 Japan GT Championship Round 1 TIサーキット英田 3.703km
|
| P | No | Cls | P | Driver | Car/Model | Tyre | Wh | Time | Delay | km/h |
| 1 | 12 | 500 | 1 | ブノワ・トレルイエ 井出 有冶 | カルソニック IMPUL Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | 1'38.300 | - | 135.61 |
| 2 | 22 | 500 | 2 | 影山 正美 ミハエル・クルム | モチュール ピットワーク Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | 1'38.469 | 0.169 | 135.38 |
| 3 | 39 | 500 | 3 | ジェレミー・デュフォア アンドレ・クート | デンソー サード スープラGT TOYOTA SUPRA | BS | | 1'38.866 | 0.566 | 134.84 |
| 4 | 38 | 500 | 4 | 立川 祐路 荒 聖治 | auセルモスープラ TOYOTA SUPRA | BS | | 1'39.305 | 1.005 | 134.24 |
| 5 | 32 | 500 | 5 | 松田 次生 アンドレ・ロッテラー | EPSON NSX HONDA NSX | BS | | 1'39.689 | 1.389 | 133.72 |
| 6 | 25 | 500 | 6 | 織戸 学 ドミニク・シュワガー | ECLIPSE ADVAN スープラ TOYOTA SUPRA | YH | | 1'39.881 | 1.581 | 133.47 |
| 7 | 3 | 500 | 7 | 金石 年弘 エリック・コマス | G'ZOX ・SSR・ハセミ Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | 1'40.694 | 2.394 | 132.39 |
| 8 | 6 | 500 | 8 | 脇阪 寿一 飯田 章 | エッソウルトラフロー スープラ TOYOTA SUPRA | BS | | 1'40.748 | 2.448 | 132.32 |
| 9 | 35 | 500 | 9 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 | イエローハット スープラ TOYOTA SUPRA | DL | | 1'40.975 | 2.675 | 132.02 |
| 10 | 18 | 500 | 10 | 道上 龍 セバスチャン・フィリップ | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | BS | | 1'41.941 | 3.641 | 130.77 |
| 11 | 36 | 500 | 11 | 土屋 武士 マルコ・アピチェラ | WOODONE トムススープラ TOYOTA SUPRA | BS | | 1'42.716 | 4.416 | 129.78 |
| 12 | 8 | 500 | 12 | 金石 勝智 伊藤 大輔 | ARTA NSX HONDA NSX | BS | | 1'42.930 | 4.630 | 129.51 |
| 13 | 100 | 500 | 13 | 中野 信治 加藤 寛規 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | BS | | 1'43.145 | 4.845 | 129.24 |
| 14 | 16 | 300 | 1 | 山野 哲也 八木 宏之 | M-TEC NSX HONDA NSX | DL | | 1'43.644 | 5.344 | 128.62 |
| 15 | 63 | 300 | 2 | OSAMU 吉本 大樹 | LEYJUNダンロップ320R VEMAC RD320R | DL | | 1'45.347 | 7.047 | 126.54 |
| 16 | 19 | 300 | 3 | 青木 孝行 谷口 信輝 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | YH | | 1'46.243 | 7.943 | 125.47 |
| 17 | 5 | 300 | 4 | 玉中 哲二 三船 剛 | プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R VEMAC RD320R | YH | | 1'46.265 | 7.965 | 125.45 |
| 18 | 910 | 300 | 5 | 高見沢 一吉 砂子 塾長 | 高見沢整骨院アドバンポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'47.142 | 8.842 | 124.42 |
| 19 | 52 | 300 | 6 | 竹内 浩典 西澤 誠剛 | プロジェクトμ太陽石油セリカ TOYOTA CELICA | DL | | 1'47.494 | 9.194 | 124.01 |
| 20 | 10 | 300 | 7 | 田中 哲也 余郷 敦 | JIM Gainer アドバンF360 FERRARI 360 Modena | YH | | 1'47.839 | 9.539 | 123.62 |
| 21 | 43 | 300 | 8 | 新田 守男 高木 真一 | ARTA Garaiya ASL GARAIYA | BFG | | 1'47.983 | 9.683 | 123.45 |
| 22 | 7 | 300 | 9 | 山路 慎一 井入 宏之 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | YH | | 1'48.050 | 9.750 | 123.38 |
| 23 | 37 | 500 | 14 | ジェームス・コートニー 片岡 龍也 | DYNACITY トムス スープラ TOYOTA SUPRA | BS | | 1'48.154 | 9.854 | 123.26 |
| 24 | 31 | 300 | 10 | 田中 実 松田 晃司 | A'PEX i-mobisess MR-S TOYOTA MR-S | BFG | | 1'48.707 | 10.407 | 122.63 |
| 25 | 30 | 300 | 11 | 佐々木 孝太 後藤 聡 | RECKLESS MR-S TOYOTA MR-S | BFG | | 1'48.880 | 10.580 | 122.44 |
| 26 | 80 | 300 | 12 | 木下 みつひろ 星野 一樹 | エンドレスダイシンアドバンZ NISSAN FAIRLADY Z | YH | | 1'49.193 | 10.893 | 122.08 |
| 27 | 20 | 300 | 13 | 和田 博 宮川 やすお | FK/Massimo ADVAN ポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'49.442 | 11.142 | 121.81 |
| 28 | 17 | 300 | 14 | 長島 正興 松永 まさひろ | エスペリア Kosei セリカ TOYOTA CELICA | YH | | 1'49.625 | 11.325 | 121.60 |
| 29 | 2 | 300 | 15 | 高橋 一穂 渡辺 明 | プリウェチューリッヒ・クムホ NSX HONDA NSX | KH | | 1'50.992 | 12.692 | 120.11 |
| 30 | 81 | 300 | 16 | 柳田 真孝 尾本 直史 | シーウェストダイシンアドバンZ NISSAN FAIRLADY Z | YH | | 1'51.352 | 13.052 | 119.72 |
| 31 | 70 | 300 | 17 | 石橋 義三 小園 ひろみ | フィールズ外国屋ADVANポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'51.562 | 13.262 | 119.49 |
| 32 | 72 | 300 | 18 | 平川 晃 Guts 城内 | アドバンBOROポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'51.705 | 13.405 | 119.34 |
| 33 | 11 | 300 | 19 | 松田 秀士 菅 一乗 | JJIM RodeoDrive アドバンF360 FERRARI 360 Modena | YH | | 1'51.808 | 13.508 | 119.23 |
| 34 | 1 | 500 | 15 | 本山 哲 リチャード・ライアン | ザナウィ ニスモ Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | 1'52.762 | 14.462 | 118.22 |
| 35 | 21 | 500 | 16 | 光貞 秀俊 植松 忠雄 | フェラーリ 550GTS マラネロ FERRARI 550GT Maranello | DL | | 1'53.004 | 14.704 | 117.97 |
| 36 | 9 | 300 | 20 | 清水 剛 細川 慎弥 | ADVAN K-STADIUM MT MOSLER MT900R | YH | | 1'57.401 | 19.101 | 113.55 |
| 37 | 77 | 300 | 21 | 小林 且雄 谷川 達也 | クスコスバルADVAN インプレッサ SUBARU IMPREZA | YH | | 2'07.297 | 28.997 | 104.72 |
- 本フリー走行は、車両回収のため8:35、赤旗提示により中断し、8:52より再開した。(17分間中断)

500、300両クラスPP、4名のクルー (Photo: Motorsports@nifty)
GT500クラスポールポジション モチュールピットワークZ
影山 正美
「シェイクダウンのときからZは速いといわれていたので、ポールポジションを取れてよかったです。テストからトラブルもなく順調で、過去のデーターから午前中のほうがタイムが出るとわかっていたので、午前の予選でニュータイヤを2セット使いました。柔らかめのタイヤ? 企業秘密なので言えません。決勝は苦しいレースになると思いますが、いいポジションでマイケル(ミハエル・クルム)に渡したいと思います」
ミハエル・クルム
「午前中の予選のアタックは、1セット目のタイヤで黄旗が2回出たりグラベルから出てきたクルマがあったりでタイムが出なかったので2セット目を使いました。2セット目でクリアラップが取れてタイムが出たので午後は雨が降らないかと祈っていました。でも天気がよくなって、午後は本山が来るんじゃないかと思ってましたが、彼はトラフィックでタイムが出なかったようなので、それがなければ逆転されていたでしょう。決勝ですが、去年はポールを取ったけど勝てなかったので2位でもいいと思います。レースも長いし、タイヤも柔らかいものを選んだので……(横から影山が「えぇ!?」とクルムをつつく)。レースは何が起こるかわかりませんが、明日はニッサンが勝つと思います」
GT300クラスポールポジション M-TEC NSX
山野 哲也
「ハコ出身の我々としてはNSXは最高峰のクルマですし、これに乗れて高いパフォーマンスで結果が出たのは非常に嬉しいです。クルマもチームも500で戦ってきたものなので、300のチームよりも高いノウハウを持っていますし、ぼくたちも安心して走ることが出来ます。決勝は安定したラップで後ろをコンマ数秒づつ離していって、ピットストップもかなり練習して他チームより止まるのが短いので、プレッシャーがかかならい位置で八木選手にバトンタッチしたいと思います」
八木 宏之
「GT選手権に始めて参戦して勉強すべきことも非常に多いし、いままでやってきたレースと違ってレベルの高い戦いなのでアドバイスを聞いて技術を向上していきたいと思います。500と300はスピード差が大きいので抜かれ方が難しいと思います。クルマは非常によくて初めて乗ったぼくでも安定して高いレベルでタイムを刻むことができました。決勝は、焦らず淡々と仕事をこなしていけば自ずと結果はついてくると思います」

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第1戦
「GT CHAMPIONSHIP in TI」 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年4月3日
■開催場所:TIサーキット英田(岡山県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■#22「モチュールピックワークZ」がポールポジション獲得 !!
#1「ザナヴィニスモZ」が2番手で、NISMOの2台がフロントロウを独占
いよいよ待ちに待った2004年JGTCシーズンが開幕した。舞台は昨年の開幕戦と同様、
岡山県のTIサーキット英田だ。付近の山々に桜が咲き乱れる中、4月3日午前10時か
ら公式予選がスタートした。天候は晴れで気温は13℃と、さわやかなレース日和に
恵まれた。
事前の合同テストなどで既に「Z速し」の評判が立っていたが、予選が始まってす
ぐにそれが単なる評判だけでなかったことが証明された。
チャンピオンナンバー「1」をつけた「ザナヴィニスモZ」は本山哲とリチャード
・ライアンが新しいコンビとなり、カーナンバー22の「モチュールピットワークZ」
は、ミハエル・クルムと影山正美が組む。
まずは昨日の練習走行でコンスタントに好タイムを出していたミハエル・クルムが
早速コースイン。コースレコードを更新する1分22秒920のタイムを記録した。
その後、GT500の占有時間終了間際になって、1分22秒404のベストタイムを出した。
そして、このタイムがこのセッションのベストタイムとなり、リザルトモニターの
トップに「Z」の名を表示することとなった。
一方、本山哲が乗り込んだ#1は午前はタイヤ1セットのみを使う計画のため、最初
の10分間はピットガレージの中で他車のタイムを見守っていた。路面の温度が上がっ
てきたところで本山哲がコースイン。4周目に1分22秒676を出し、2番手のポジショ
ンを獲得した。
午後3時から行われた予選2回目は、気温こそ大きく変わらないものの雲がサーキッ
ト上空を厚く覆う花曇りの中で行われた。
#22はフレッシュタイヤを使い切っており、ロングランも済ませていることもあっ
てGT300との混走時間は走行しなかった。#1も最後のGT500占有時間に集中するため、
同様に走行を控えた。GT500の占有時間は、残したフレッシュタイヤで多くの車両
が次々にタイムアタック。しかし、1回目の予選で出したNISMOの2台のタイムを塗
り替えることはできず2台のフロントロウ独占が確定した。
本年よりNISMOのチーム監督となった出川洋は「ニューカーで、しかもデビュー戦
でポールポジションを取れて、とりあえずホッとしています。
明日は朝のうち雨という予報です。ひょっとするとウェットレースになるかもしれ
ませんが、その場合もレース展開は面白くなりそうですね。」
82周の決勝レースは、4月4日の午後2時にスタートの予定。
■公式予選結果
Pos. Car Name No. Driver Laps
1 モチュールピットワークZ #22 影山正美 / ミハエル・クルム 1'22"404
2 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山哲 / リチャード・ライアン 1'22"609
3 auセルモスープラ #38 立川祐路 / 荒聖治 1'22"705
4 WOODONE トムス スープラ #36 土屋武士 / マルコ・アピチュラ 1'22"815
5 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'22"968
6 エッソウルトラフロー スープラ #6 脇阪寿一 / 飯田章 1'23"060
7 デンソーサードスープラGT #39 ジェレミー・デュフォア / アンドレ・クート 1'23"205
8 G’ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘 / エリック・コマス 1'23"262
9 DYNACITY トムス スープラ #37 ジェームス・コートニー / 片岡龍也 1'23"650
10 イエローハット スープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一 1'23"675
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

ポールを確定したモチュール ピットワークZ(Photo:K.Takeshita)
昼に雨粒が落ちてきたものの、コースを濡らすまでには至らず、午後3時からの予選
2回目はドライコンディションで行なわれた。午前中の予選1回目より、かなり涼し
くなっており、条件としては良さそうだ。
まずは、両クラスとも最初の混走の時間帯に足慣らしを行ない、続いて行なわれた
GT300クラスの予選では、残り2分を切ったところで#16 M-TEC NSXが1回目を上回る
1分29秒019をマーク。ライバルたちの戦意を喪失させてクラスポールポジションを
確定した。
このGT300クラスの予選終了間際に#51シルビアがクラッシュし、マシン排除のため
に予選は中断。一旦コースインしたGT500マシンはピットに戻ることになる。
10分の中断の後、再開されたGT500の予選で主導権を握ったのは、やはりZだった。
残り2分となったところで、#1ザナヴィ ニスモ Zがエース本山のドライブで1分22
秒721、1分22秒609とタイムを短縮。自身の1回目は上回ったものの、暫定ポールタ
イムの1分22秒404には僅かに届かなかった。
この結果、Zのフロントローが確定。その背後のグリッドに#38auセルモスープラ、
2回目にタイムアップを果たした#36WOODONEトムススープラが並ぶことになった。
苦戦するNSX勢は、#18TAKATA童夢NSXが12番グリッドを確保するのがやっと。4台が
12~15位に並び、ターボ化されたNSXにとっては厳しい船出となった。
明日の決勝は、午後2時スタート。82周300kmで争われる。
◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月3日 TIサーキット英田(岡山県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
GT選手権レース in TI -RIJ- (2004/04/03) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Japan GT Championship Round 1 TIサーキット英田 3.703km
|
| P | No | Cls | P | Driver | Car Model | Tyre | Wh | Time | Time1 Time2 | Delay |
| 1 | 22 | 500 | 1 | 影山 正美 ミハエル・クルム | モチュール ピットワーク Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | R1'22.404 | *R1'22.404 R1'24.314 | - |
| 2 | 1 | 500 | 2 | 本山 哲 リチャード・ライアン | ザナウィ ニスモ Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | R1'22.609 | R1'22.676 *R1'22.609 | 0.205 |
| 3 | 38 | 500 | 3 | 立川 祐路 荒 聖治 | auセルモスープラ TOYOTA SUPRA | BS | | R1'22.705 | *R1'22.705 R1'23.083 | 0.301 |
| 4 | 36 | 500 | 4 | 土屋 武士 マルコ・アピチェラ | WOODONE トムススープラ TOYOTA SUPRA | BS | | R1'22.815 | R1'22.993 *R1'22.815 | 0.411 |
| 5 | 12 | 500 | 5 | ブノワ・トレルイエ 井出 有冶 | カルソニック IMPUL Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | R1'22.968 | *R1'22.968 R1'22.990 | 0.564 |
| 6 | 6 | 500 | 6 | 脇阪 寿一 飯田 章 | エッソウルトラフロー スープラ TOYOTA SUPRA | BS | | R1'23.060 | *R1'23.060 1'24.904 | 0.656 |
| 7 | 39 | 500 | 7 | ジェレミー・デュフォア アンドレ・クート | デンソー サード スープラGT TOYOTA SUPRA | BS | | R1'23.205 | R1'23.313 *R1'23.205 | 0.801 |
| 8 | 3 | 500 | 8 | 金石 年弘 エリック・コマス | G'ZOX ・SSR・ハセミ Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | R1'23.262 | R1'23.864 *R1'23.262 | 0.858 |
| 9 | 37 | 500 | 9 | ジェームス・コートニー 片岡 龍也 | DYNACITY トムス スープラ TOYOTA SUPRA | BS | | R1'23.650 | R1'23.815 *R1'23.650 | 1.246 |
| 10 | 35 | 500 | 10 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 | イエローハット スープラ TOYOTA SUPRA | DL | | R1'23.675 | R1'23.851 *R1'23.675 | 1.271 |
| 11 | 25 | 500 | 11 | 織戸 学 ドミニク・シュワガー | ECLIPSE ADVAN スープラ TOYOTA SUPRA | YH | | R1'24.104 | R1'24.568 *R1'24.104 | 1.700 |
| 12 | 18 | 500 | 12 | 道上 龍 セバスチャン・フィリップ | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | BS | | R1'24.482 | R1'24.497 *R1'24.482 | 2.078 |
| 13 | 32 | 500 | 13 | 松田 次生 アンドレ・ロッテラー | EPSON NSX HONDA NSX | BS | | R1'24.539 | R1'24.555 *R1'24.539 | 2.135 |
| 14 | *100 | 500 | 14 | 中野 信治 加藤 寛規 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | BS | | 1'25.105 | *1'25.105 1'25.122 | 2.701 |
| 15 | 8 | 500 | 15 | 金石 勝智 伊藤 大輔 | ARTA NSX HONDA NSX | BS | | 1'25.131 | 1'25.621 *1'25.131 | 2.727 |
| 16 | 16 | 300 | 1 | 山野 哲也 八木 宏之 | M-TEC NSX HONDA NSX | DL | | R1'29.019 | R1'29.506 *R1'29.019 | 6.615 |
| 17 | 63 | 300 | 2 | OSAMU 吉本 大樹 | LEYJUNダンロップ320R VEMAC RD320R | DL | | R1'29.521 | R1'29.921 *R1'29.521 | 7.117 |
| 18 | 30 | 300 | 3 | 佐々木 孝太 後藤 聡 | RECKLESS MR-S TOYOTA MR-S | BFG | | R1'29.640 | R1'30.626 *R1'29.640 | 7.236 |
| 19 | *19 | 300 | 4 | 青木 孝行 谷口 信輝 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | YH | | R1'30.015 | *R1'30.015 R1'30.187 | 7.611 |
| 20 | 80 | 300 | 5 | 木下 みつひろ 星野 一樹 | エンドレスダイシンアドバンZ NISSAN FAIRLADY Z | YH | | R1'30.153 | R1'30.610 *R1'30.153 | 7.749 |
| 21 | 10 | 300 | 6 | 田中 哲也 余郷 敦 | JIM Gainer アドバンF360 FERRARI 360 Modena | YH | | R1'30.197 | R1'30.731 *R1'30.197 | 7.793 |
| 22 | *43 | 300 | 7 | 新田 守男 高木 真一 | ARTA Garaiya ASL GARAIYA | BFG | | R1'30.407 | R1'31.487 *R1'30.407 | 8.003 |
| 23 | 11 | 300 | 8 | 松田 秀士 菅 一乗 | JJIM RodeoDrive アドバンF360 FERRARI 360 Modena | YH | | R1'30.450 | R1'30.952 *R1'30.450 | 8.046 |
| 24 | 31 | 300 | 9 | 田中 実 松田 晃司 | A'PEX i-mobisess MR-S TOYOTA MR-S | BFG | | R1'30.623 | R1'31.096 *R1'30.623 | 8.219 |
| 25 | 7 | 300 | 10 | 山路 慎一 井入 宏之 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | YH | | R1'30.814 | R1'31.346 *R1'30.814 | 8.410 |
| 26 | 81 | 300 | 11 | 柳田 真孝 尾本 直史 | シーウェストダイシンアドバンZ NISSAN FAIRLADY Z | YH | | R1'30.920 | R1'31.955 *R1'30.920 | 8.516 |
| 27 | 5 | 300 | 12 | 玉中 哲二 三船 剛 | プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R VEMAC RD320R | YH | | R1'31.205 | R1'32.160 *R1'31.205 | 8.801 |
| 28 | 52 | 300 | 13 | 竹内 浩典 西澤 誠剛 | プロジェクトμ太陽石油セリカ TOYOTA CELICA | DL | | R1'31.442 | R1'31.695 *R1'31.442 | 9.038 |
| 29 | 77 | 300 | 14 | 小林 且雄 谷川 達也 | クスコスバルADVAN インプレッサ SUBARU IMPREZA | YH | | R1'31.976 | *R1'31.976 R1'32.178 | 9.572 |
| 30 | 9 | 300 | 15 | 清水 剛 細川 慎弥 | ADVAN K-STADIUM MT MOSLER MT900R | YH | | R1'32.159 | 1'33.618 *R1'32.159 | 9.755 |
| 31 | 2 | 300 | 16 | 高橋 一穂 渡辺 明 | プリウェチューリッヒ・クムホ NSX HONDA NSX | KH | | R1'32.398 | 1'32.844 *R1'32.398 | 9.994 |
| 32 | 17 | 300 | 17 | 長島 正興 松永 まさひろ | エスペリア Kosei セリカ TOYOTA CELICA | YH | | 1'32.497 | *1'32.497 1'32.770 | 10.093 |
| 33 | 20 | 300 | 18 | 和田 博 宮川 やすお | FK/Massimo ADVAN ポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'32.576 | 1'32.863 *1'32.576 | 10.172 |
| 34 | 72 | 300 | 19 | 平川 晃 Guts 城内 | アドバンBOROポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'32.929 | 1'33.240 *1'32.929 | 10.525 |
| -------- 以上予選通過(107%=GT500:1'28.353/GT300:1'36.006)-------- |
| - | *21 | 500 | - | 光貞 秀俊 植松 忠雄 | フェラーリ 550GTS マラネロ FERRARI 550GT Maranello | DL | | 1'26.834 | 1'27.752 *1'26.834 | 4.430 |
| - | *70 | 300 | - | 石橋 義三 小園 ひろみ | フィールズ外国屋ADVANポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'36.636 | 1'38.555 *1'36.636 | 14.232 |
| - | 111 | 300 | - | 飯島 寛也 大井 貴之 | ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4 PORSCHE 968 | YH | | 8'48.467 | *8'48.467 - | 446.063 |
| - | *51 | 300 | - | 加藤 正将 筒井 克彦 | NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア NISSAN SILVIA | YH | | 1'33.413 | 1'33.695 *1'33.413 | 11.009 |
| - | 910 | 300 | - | 高見沢 一吉 砂子 塾長 | 高見沢整骨院アドバンポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'34.517 | 1'34.797 *1'34.517 | 12.113 |
- 従来のコースレコード: GT500:1'24.670 / GT300:1'32.430
- 予選2回目は、車両回収の為15:41赤旗中断により中断し、15:50より再開した。(9分間中断)
- ゼッケンNo.100は、2004年全日本GT選手権統一規則第39条 4.違反(Wチェッカー)により、罰金3万円を課した。(11:10)
- ゼッケンNo.19は、2004 TI 4輪レース一般競技規則 第8章 第41条 1.違反(ピットロードレーン通過速度)により、罰金5万円及び、競技長による訓戒とした。(16:05)
- ゼッケンNo.43は、2004 TI 4輪レース一般競技規則 第8章 第41条 1.違反(ピットロードレーン通過速度)により、罰金5万円を課した。(16:05)
- No.21、70は、2004年全日本GT選手権統一規則 第3章 第25条 11.により、決勝レースへの出場については、4/4 GTフリー走行の状況で判断する。判断基準は、競技長が総合的に判断し、審査委員会が決定する。(ゼッケンNo.21 18:05 / ゼッケンNo.70 18:07)
- No.51は、2004年全日本GT選手権統一規則 第3章 第22条 4.1)(FIA国際モータースポーツ競技規則 付則 L項 第3章 ドライバーの装備品 第1条 クラッシュヘルメット)違反により、失格とした。(18:05)

暫定ポールを奪ったモチュール ピットワークZ(Photo:K.Takeshita)
4月3日、今シーズンの全日本GT選手権が開幕を迎えた。開幕戦の舞台は今年も岡山県
のTIサーキット英田。薄曇りではあるものの陽気は暖かく、サーキット周辺の山々に
咲く桜も満開だ。
午前10時から行なわれた予選1回目は、昨年と同じくGT500→GT300→混走の順で20分ず
つに区切られて行なわれた。
暫定ポールの座を射止めたのは#22モチュール ピットワークZ。2位も#1ザナヴィ ニ
スモ Zと、デビュー戦となるZがワンツーを占めた。3位には#38auセルモスープラが
入り、トップ3は昨日の練習走行と同様だ。
今シーズンからターボを積むNSXは大苦戦。明らかにストレートスピードで劣ってお
り最上位が#18TAKATA童夢NSXの11位。トップから2秒遅れと熟成にはまだ時間がかか
りそうだ。
GT300は、練習走行に続いて#16 M-TEC NSXが暫定クラスポール。GT500で苦戦するNSX
とは対照的な結果となった。
予選終了後から、雲が厚くなり空が暗くなってきた。天気予報では夜半に雨となるこ
とになっているが、予選2回目のはじまる午後3時前に降りだす可能性もありそうだ。
◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月3日 TIサーキット英田(岡山県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
GT選手権レース in TI -RIJ- (2004/04/03) Qualifying #1 Weather:Fine Course:Dry
2004 Japan GT Championship Round 1 TIサーキット英田 3.703km
|
| P | No | Cls | P | Driver | Car/Model | Tyre | Wh | Time | Delay | km/h |
| 1 | 22 | 500 | 1 | 影山 正美 ミハエル・クルム | モチュール ピットワーク Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | R1'22.404 | - | 161.77 |
| 2 | 1 | 500 | 2 | 本山 哲 リチャード・ライアン | ザナウィ ニスモ Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | R1'22.676 | 0.272 | 161.24 |
| 3 | 38 | 500 | 3 | 立川 祐路 荒 聖治 | auセルモスープラ TOYOTA SUPRA | BS | | R1'22.705 | 0.301 | 161.18 |
| 4 | 12 | 500 | 4 | ブノワ・トレルイエ 井出 有冶 | カルソニック IMPUL Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | R1'22.968 | 0.564 | 160.67 |
| 5 | 36 | 500 | 5 | 土屋 武士 マルコ・アピチェラ | WOODONE トムススープラ TOYOTA SUPRA | BS | | R1'22.993 | 0.589 | 160.63 |
| 6 | 6 | 500 | 6 | 脇阪 寿一 飯田 章 | エッソウルトラフロー スープラ TOYOTA SUPRA | BS | | R1'23.060 | 0.656 | 160.50 |
| 7 | 39 | 500 | 7 | ジェレミー・デュフォア アンドレ・クート | デンソー サード スープラGT TOYOTA SUPRA | BS | | R1'23.313 | 0.909 | 160.01 |
| 8 | 37 | 500 | 8 | ジェームス・コートニー 片岡 龍也 | DYNACITY トムス スープラ TOYOTA SUPRA | BS | | R1'23.815 | 1.411 | 159.05 |
| 9 | 35 | 500 | 9 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 | イエローハット スープラ TOYOTA SUPRA | DL | | R1'23.851 | 1.447 | 158.98 |
| 10 | 3 | 500 | 10 | 金石 年弘 エリック・コマス | G'ZOX ・SSR・ハセミ Z NISSAN FAIRLADY Z | BS | | R1'23.864 | 1.460 | 158.96 |
| 11 | 18 | 500 | 11 | 道上 龍 セバスチャン・フィリップ | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | BS | | R1'24.497 | 2.093 | 157.77 |
| 12 | 32 | 500 | 12 | 松田 次生 アンドレ・ロッテラー | EPSON NSX HONDA NSX | BS | | R1'24.555 | 2.151 | 157.66 |
| 13 | 25 | 500 | 13 | 織戸 学 ドミニク・シュワガー | ECLIPSE ADVAN スープラ TOYOTA SUPRA | YH | | R1'24.568 | 2.164 | 157.63 |
| 14 | *100 | 500 | 14 | 中野 信治 加藤 寛規 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | BS | | 1'25.105 | 2.701 | 156.64 |
| 15 | 8 | 500 | 15 | 金石 勝智 伊藤 大輔 | ARTA NSX HONDA NSX | BS | | 1'25.621 | 3.217 | 155.70 |
| 16 | 21 | 500 | 16 | 光貞 秀俊 植松 忠雄 | フェラーリ 550GTS マラネロ FERRARI 550GT Maranello | DL | | 1'27.752 | 5.348 | 151.91 |
| 17 | 16 | 300 | 1 | 山野 哲也 八木 宏之 | M-TEC NSX HONDA NSX | DL | | R1'29.506 | 7.102 | 148.94 |
| 18 | 63 | 300 | 2 | OSAMU 吉本 大樹 | LEYJUNダンロップ320R VEMAC RD320R | DL | | R1'29.921 | 7.517 | 148.25 |
| 19 | 19 | 300 | 3 | 青木 孝行 谷口 信輝 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | YH | | R1'30.015 | 7.611 | 148.10 |
| 20 | 80 | 300 | 4 | 木下 みつひろ 星野 一樹 | エンドレスダイシンアドバンZ NISSAN FAIRLADY Z | YH | | R1'30.610 | 8.206 | 147.12 |
| 21 | 30 | 300 | 5 | 佐々木 孝太 後藤 聡 | RECKLESS MR-S TOYOTA MR-S | BFG | | R1'30.626 | 8.222 | 147.10 |
| 22 | 10 | 300 | 6 | 田中 哲也 余郷 敦 | JIM Gainer アドバンF360 FERRARI 360 Modena | YH | | R1'30.731 | 8.327 | 146.93 |
| 23 | 11 | 300 | 7 | 松田 秀士 菅 一乗 | JJIM RodeoDrive アドバンF360 FERRARI 360 Modena | YH | | R1'30.952 | 8.548 | 146.57 |
| 24 | 31 | 300 | 8 | 田中 実 松田 晃司 | A'PEX i-mobisess MR-S TOYOTA MR-S | BFG | | R1'31.096 | 8.692 | 146.34 |
| 25 | 7 | 300 | 9 | 山路 慎一 井入 宏之 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | YH | | R1'31.346 | 8.942 | 145.94 |
| 26 | 43 | 300 | 10 | 新田 守男 高木 真一 | ARTA Garaiya ASL GARAIYA | BFG | | R1'31.487 | 9.083 | 145.71 |
| 27 | 52 | 300 | 11 | 竹内 浩典 西澤 誠剛 | プロジェクトμ太陽石油セリカ TOYOTA CELICA | DL | | R1'31.695 | 9.291 | 145.38 |
| 28 | 81 | 300 | 12 | 柳田 真孝 尾本 直史 | シーウェストダイシンアドバンZ NISSAN FAIRLADY Z | YH | | R1'31.955 | 9.551 | 144.97 |
| 29 | 77 | 300 | 13 | 小林 且雄 谷川 達也 | クスコスバルADVAN インプレッサ SUBARU IMPREZA | YH | | R1'31.976 | 9.572 | 144.94 |
| 30 | 5 | 300 | 14 | 玉中 哲二 三船 剛 | プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R VEMAC RD320R | YH | | R1'32.160 | 9.756 | 144.65 |
| 31 | 17 | 300 | 15 | 長島 正興 松永 まさひろ | エスペリア Kosei セリカ TOYOTA CELICA | YH | | 1'32.497 | 10.093 | 144.12 |
| 32 | 2 | 300 | 16 | 高橋 一穂 渡辺 明 | プリウェチューリッヒ・クムホ NSX HONDA NSX | KH | | 1'32.844 | 10.440 | 143.58 |
| 33 | 20 | 300 | 17 | 和田 博 宮川 やすお | FK/Massimo ADVAN ポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'32.863 | 10.459 | 143.55 |
| 34 | 72 | 300 | 18 | 平川 晃 Guts 城内 | アドバンBOROポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'33.240 | 10.836 | 142.97 |
| 35 | 9 | 300 | 19 | 清水 剛 細川 慎弥 | ADVAN K-STADIUM MT MOSLER MT900R | YH | | 1'33.618 | 11.214 | 142.40 |
| 36 | 51 | 300 | 20 | 加藤 正将 筒井 克彦 | NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア NISSAN SILVIA | YH | | 1'33.695 | 11.291 | 142.28 |
| 37 | 910 | 300 | 21 | 高見沢 一吉 砂子 塾長 | 高見沢整骨院アドバンポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'34.797 | 12.393 | 140.62 |
| 38 | 70 | 300 | 22 | 石橋 義三 小園 ひろみ | フィールズ外国屋ADVANポルシェ PORSCHE 911GT3R | YH | | 1'38.555 | 16.151 | 135.26 |
| 39 | 111 | 300 | 23 | 飯島 寛也 大井 貴之 | ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4 PORSCHE 968 | YH | | 8'48.467 | 446.063 | 25.23 |
- 従来のコースレコード: GT500:1'24.670 / GT300:1'32.430
- R印はコースレコードを更新した。
- ゼッケンNo.100は、2004年全日本GT選手権統一規則第39条 4.違反(Wチェッカー)により、罰金3万円を課す。(11:10)

一発の速さに磨きがかかったauセルモスープラ(Photo:K.Takeshita)
4月2日、全日本GT選手権開幕戦の練習走行が行われ、今シーズンから新コンビとなっ
た#38auセルモスープラがトップタイムをマークした。
GT300クラスは、今季から参戦するニューカマー#16 M-TEC NSXが、#19ウェッズスポ
ーツセリカを抑えてトップ
明日の予選は、1回目が午前10時、2回目が午後3時から行われる。
◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月2日 TIサーキット英田(岡山県) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
1 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'26.127 *1'22.831
2 22 500 モチュール ピットワーク Z 影山/クルム 1'25.319 *1'23.070
3 1 500 ザナヴィ ニスモ Z 本山/ライアン 1'25.236 *1'23.162
4 6 500 エッソウルトラフロー スープラ 脇阪/飯田 1'25.345 *1'23.381
5 39 500 デンソー サード スープラGT デュフォア/クート 1'24.875 *1'23.444
6 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'25.300 *1'23.855
7 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'25.419 *1'23.950
8 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 1'24.808 *1'24.357
9 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'26.299 *1'24.952
10 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'26.434 *1'25.022
11 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'26.471 *1'25.024
12 35 500 イエローハット スープラ 服部/脇阪 -------- *1'25.576
13 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'47.337 *1'25.747
14 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡*1'25.755 1'25.934
15 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'27.336 *1'26.225
16 21 500 フェラーリ 550GTS マラネロ 光貞/植松 1'32.312 *1'28.161
17 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 1'31.618 *1'29.800
18 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 1'33.394 *1'30.578
19 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 1'33.957 *1'30.649
20 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'32.268 *1'30.731
21 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 1'46.003 *1'30.990
22 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 1'32.574 *1'31.051
23 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 1'32.578 *1'31.194
24 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 1'33.615 *1'31.266
25 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 1'32.452 *1'31.397
26 81 300 シーウェストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 1'32.230 *1'31.512
27 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'32.424 *1'31.551
28 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 1'33.612 *1'31.800
29 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 1'34.460 *1'32.350
30 77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川 1'33.838 *1'32.741
31 5 300 プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R 玉中/三船 1'34.568 *1'32.799
32 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/城内 1'34.593 *1'33.102
33 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 1'35.113 *1'33.301
34 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 和田/宮川 1'34.619 *1'33.433
35 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 1'35.352 *1'34.326
36 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 1'37.183 *1'34.705
37 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 1'35.890 *1'35.599
38 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/ヒロミ 1'38.149 *1'37.241
39 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4 飯島/大井 *1'57.152 37'07.067
----------------------------------------------------------------------------

既に某メーカーではLM-GT車両の開発に着手した、との未確認情報も。
ALMSを主催するドン・バノス氏は昨日都内某所で記者会見を開き、LM-GT規定に則った
耐久シリーズを2005年から日本で開催すると発表した。
シリーズ名称は新時代のGT選手権、ということで「新日本GT選手権」となる。
レースは1000kmまたは4時間の耐久レースを主体としているが、年に一回の24時間レース
開催も視野に入れており、鈴鹿1000kmや十勝24時間をシリーズに組み込む腹積もりのようだ。
更に、大晦日にはフランスのブガッティサーキットで他のGTレースとの交流戦を予定
しており、これにはJGTC車両も参加可能、としている。日本やアメリカからの参戦に
対しては、各シリーズ上位5チームまでは輸送コストを負担する、としている。大会名は
「バノスボンバイエ2005」となる模様だ。
また、アメリカン・ルマンシリーズやルマン耐久選手権と車両規則を統一することで、
海外からの参戦を見込んでおり、既にフロドライブやテン・プラ・エイビスなどから
参戦の打診があった、とバノス氏は語っている。
気になるのは既にJGTCに参戦している国内チーム、メーカーがこの新たなカテゴリー
に関心を示すかどうか、だが、それに関してもバノス氏は「ルマン参戦を視野に入れ
ているチームにとって、これは見過ごせないシリーズになるはずだ」とあくまで強気だ。
「全日」と「新日」、二つのGTレースが激突する2005年の国内レースシーン。チームや
ドライバーの混乱は必至だが、ファンにとっては選択肢が増えることを歓迎すべきかも。
さて、あなたならどっちを見る?

優勝小暮(中央)、2位ロッテラー(左)、3位道上(右) (Photo: Motorspots@nifty)
優勝 小暮卓史
「予選が3位で優勝も狙えるポジションでしたが、スタートでホイールスピンをして5位まで落ちてしまいました。1コーナーで松田君のリアとぼくのフロントがあたってハンドリングがアンダーステアになってレースは大変になるかなと思ったんですが、あせらずにチャンスが来るだろうと思って淡々と走っていました。井出選手とヘアピンで接触があってからはリアタイヤがグリップしなくなって土屋選手にどんどん追いつかれてやばいかなと思ったんですが、ちょうどレースが終わってくれたんでなんとかトップをキープでき優勝できました。ピットインは、チームの作戦でテストからタイヤがあまり減ってなかったので46周走りきれると思って片側だけ替えました。井出選手の方が速いのはわかってたので、抑えられるところまで抑えて、抜かれてしまったらしょうがないと思っていました。ミスをして並ばれて抜かれそうになったこともありましたが冷静にドライブできました。
2位 アンドレ・ロッテラー
「レースは非常にエキサイティングでラッキーでした。ピットスタートだったけどピットインの作戦に自信を持っていたので、楽な気分で走れました。ピットインでフロントタイヤだけ替えたのでリヤタイヤを慎重に使うことを考えて走りました。週末を通じてラッキーじゃなかったですが、やっと運が回ってきたかな。諦めてはいけなんだということがよくわかりましたし、チームにも感謝したいと思います」
3位 道上 龍
「昨日の予選2回目でタイムが上がらず、8番手に沈んでしまいました。決勝セットはテストでもバランスがよかったのですが、朝のフリー走行でエンジンが壊れてしまって確認が出来ずに不安の残るスタートでした。前の脇阪選手がエンジンストールで、よけようとしている間に3台くらい前に行かれてしまいました。タイヤ交換するまでのペースも良くて速めにピットインしようと思ったけど、引っ張って、前がタイヤ交換でピットインしていなくなったときに自分のペースでプッシュすることにしました。タイヤ交換してからもクルマのバランスはよくて、本山選手を抜いて松田選手もパスして、あれよあれよという間にいつのまにか表彰台にたつことが出来ました。どこでどうなったのか全然わからなかったです」
優勝監督 中嶋 悟
「アンドレのほうはエンジンとか電気とか週末はトラブルがありましたが、小暮のほうは順調な仕上がりで、ピットでの作戦もいろいろと計算をして、いま思えばいい判断だったと思います。アンドレはフロントだけ、小暮は片側だけタイヤを交換したのは単純にテストでよく減ってたからです。我々がタイヤを4本替えていれば井出君の前には出られませんから、井出君の前に出たのは計算どおりの作戦です。小暮は昨年本山選手を二十数ラップにわたって抑えて自信をつけていますし、左サイドのタイヤをいかに傷めずに走るかが彼の課題でした。それをやってのけたのは非常に素晴らしいです。アンドレの2位はアンビリーバボーですね。井出選手や土屋選手が最後にリタイヤするとは思わなかったので4位でも最高だったと思います。このチームでのワンツーは2度目だと思います。新聞記事は子供(中嶋一貴)のことばかりなので、うちのチームも健在であると皆さんにお伝えしたいと思います」

超接近戦を制した小暮は嬉しい初優勝(Photo:Motorsports@nifty)
3月28日、鈴鹿サーキットで行われたフォーミュラ・ニッポン開幕戦は、予選3位ス
タートの小暮卓史(PIAAナカジマ)がタイヤ2本交換という作戦で、先行するポール
シッター井出有治(モバイルキャスト・インパル)を逆転。参戦2年目で見事初優勝
を飾った。2位にはロッテラ-が入り、PIAAナカジマがワンツーフィニッシュ!
朝から抜けるような青空となった決勝日。スタート時刻の2時半には春らしいポカポ
カ陽気となった。
レースは、ポールポジションの#20井出が会心のスタート。トップを守って1コーナ
ーに飛び込む。#7脇阪、#25片岡はエンジンストールで出遅れ、#31ロッテラーはトラ
ブルでピットスタート。
快調にトップを走る#20井出だったが、この井出に奇襲作戦で臨んだのが#32小暮。14
周目にピットインした#20井出の動きをみて、次の周にピットインした#32小暮は、右
側前後2本のタイヤのみを交換する作戦に出た。これで#32小暮はまんまとトップに
躍り出る。
ここからは、先行する#32小暮を#20井出が追うという展開に。途中ピットインを引き
伸ばした#40ライアンにも優勝の権利がありそうな気配だったが、ピットインでタイ
ヤの準備ができていないという失態を演じて後退。
30周過ぎからは、#32小暮、#20井出、#7土屋、そしてピットインしていない#8脇阪と
続き、この状態のまま終盤へ。
42周目、立ち上がりに勝る#32小暮に阻まれ、なかなか前に出られない#20井出は、堪
えきれずヘアピンで#32小暮のインに飛び込むが、これは少々暴走行為。両者は接触
し、フロントウィングを傷めた#20井出はコースアウトしてレースを終えた。
続いて、#32小暮には#7土屋が襲い掛かりテール・トゥ・ノーズ状態になるが、43周
目のシケインで#7土屋は単独スピン。自ら初優勝のチャンスを逃してしまった。
これで楽になった#32小暮は、同じくタイヤ2本交換で走りきったチームメイト#31ロッ
テラーを従えて初優勝のチェッカー。併催の全日本F3では中嶋一貴が連勝を飾るなど、
中嶋監督にとっては笑いの止まらない週末となった。3位には8番手スタートの#3道
上(イエローハット・コンドウ)が入り、久々の表彰台に登った。
(観客:3万4500人)
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2004年3月28日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/28) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
|
| P | No | | Driver | Team | Lap | Time |
| 1 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 46 | 1:26'01.861 |
| 2 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 46 | 1.237 |
| 3 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 46 | 1.821 |
| 4 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 46 | 2.600 |
| 5 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 46 | 26.401 |
| 6 | *2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 46 | 36.533 |
| 7 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 46 | 49.135 |
| 8 | *40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 46 | 58.817 |
| 9 | *28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 46 | 1'31.734 |
| 10 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans | 45 | 1 Lap |
| 11 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 42 | 4 Laps |
| 12 | *20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 41 | 5 Laps |
| 13 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 41 | 5 Laps |
| -------- 以上規定周回(41 Laps)完走 -------- |
| 14 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 7 | 39 Laps |
| 15 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 4 | 42 Laps |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: #40 リチャード・ライアン 1'48.826
- ペナルティ(*):
- No.28 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)(下見走行中のピット出口のホワイトラインカット)の違反により、罰金5万円を課した。
- No.2、No.40 2004年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則第33条2.(燃料給油を伴う作業)の違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- No.20 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章の違反により、競技結果から1周減算及びペナルティポイント1点を課した。

連勝の中嶋と表彰台を独占したトムス勢(Photo:Motorsports@nifty)
中嶋一貴(第1戦優勝、第2戦優勝)
練習ではスタートが決まっていなかったんですが、昨日の第1戦で決めることができ
て、今日は落ち着いていくことができました。連勝は出来すぎだと思います。今後は
競ったときのレースが課題ですね。
次戦、筑波は苦手なサーキットですけが、課題は見えているので大丈夫だと思います。
番場 琢(第1戦2位、第2戦3位)
参戦2年目でチームも変わり、気持ちの上でも、プレッシャーの度合いも違います。
昨日、今日と表彰台には立てましたが、やはり勝たないと……まだまだですね。
僕はF3に初めて乗ったとき、かなり戸惑いましたが、中嶋選手がすんなり乗りこなし
たのは意外でした。
アンティヌッチ(第2戦2位)
日本のレースは初参戦ですが、やはりイギリスとはレースのシステムも違うし、戸惑う
点は多いですね。一番大きいのはタイヤの違いです。日本のタイヤは温まるのも早い
しグリップもいいです。スケジュールはイギリスより日本の方が余裕がありますね。
山本左近(第1戦3位)
開幕から100%で走ることが目標でしたが、この週末は予選からミスをしてしまい、そ
れを達成することはできませんでした。今後はミスをしないことが目標です。
一貴クンはカート時代から一緒ですが、ナチュラルに速いドライバーです。でも、こ
のまま終わるわけにはいかないので、必ず結果で返します。
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軽々と連勝を果たしてしまった中嶋一貴(Photo:Motorsports@nifty)
昨日の第1戦に引き続きポールポジションの位置についた#8中嶋は、最高のスタート
で1周目から後続を引き離しにかかる。
対照的だったのは、昨日スタートで最後尾まで落ちた#10オリベイラ。やや慎重にな
りすぎてスタートでは出遅れ、さらに3位に上がった直後の2周目に逆バンクでコース
アウト。大きく遅れ、昨日に引き続き自滅してしまった。
トップ#8中嶋は、その後も#3横溝、#1アンティノッチ、#36番場による2位争いを尻
目に、ファステストラップをマークする快走を見せる。その勢いは衰えることなく
レース折り返しとなる9周目には、2位との差を5秒に広げる。
終盤になっても安定した走りを続ける#8中嶋は、17周のレースを完全にコントロー
ルし続け、最後はペースを落としてガッツポーズで2連勝のチェッカーを受けた。
童夢のエース#10オリベイラは、終盤1コーナーでアウトから仕掛けた際にコースア
ウト。散々なレースとなってしまった。
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2004年3月28日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/28) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time |
| 1 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 33'23.882 |
| 2 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 5.270 |
| 3 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 10.746 |
| 4 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 17 | 12.235 |
| 5 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 17 | 17.102 |
| 6 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 17 | 17.873 |
| 7 | 2 | 武藤 英紀 | DALLARA F304 | MF204C | 17 | 19.688 |
| 8 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 17 | 20.373 |
| 9 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 17 | 35.079 |
| 10 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 36.633 |
| 11 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 17 | 43.297 |
| 12 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 17 | 56.775 |
| 13 | *50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 16 | 1 Lap |
| 14 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | MF204C | 15 | 2 Laps |
| -------- < 以上規定周回完走> -------- |
- Fastest Lap: #8 中嶋 一貴、#10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'57.240
- ペナルティ: No.50 2004年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第28条11(ピットレーンの速度)違反により、競技結果に30秒加算した。

鈴鹿は朝から雲ひとつない快晴(Photo:Motorsports@nifty)
朝8時50分から行なわれたフリー走行では、各チーム決勝に向けてのセッティングの
確認を行なった。
ここでトップタイムをマークしたのは、昨日の予選はトラブルで11位と振るわなかっ
た#4立川。決勝で前に行くためには少々作戦も立てないと難しいが、速さを取り戻し
たことで面白い存在になりそうだ。
#20井出、#19トレルイエ、#32小暮の予選上位陣は、きっちりと仕上がっているよう
だ。決勝では、トップ3の後方に位置する#8土屋、#7脇阪、#41服部らがどこまで食い
込んでくるかが見ものだ。
また、後方に埋もれてしまったチャンピオン#1本山の奇襲作戦にも期待しよう。
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2004年3月28日 鈴鹿サーキット(三重県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/28) Free Session Weather:Fine Course:Dry 2004 Fomula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km |
| P | No | | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'47.882 | - | - | 193.78 |
| 2 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'47.962 | 0.080 | 0.080 | 193.63 |
| 3 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'48.063 | 0.181 | 0.101 | 193.45 |
| 4 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'48.088 | 0.206 | 0.025 | 193.41 |
| 5 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 1'48.194 | 0.312 | 0.106 | 193.22 |
| 6 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'48.461 | 0.579 | 0.267 | 192.74 |
| 7 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 1'48.465 | 0.583 | 0.004 | 192.74 |
| 8 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'48.754 | 0.872 | 0.289 | 192.22 |
| 9 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans | 1'48.782 | 0.900 | 0.028 | 192.18 |
| 10 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'48.785 | 0.903 | 0.003 | 192.17 |
| 11 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'48.793 | 0.911 | 0.008 | 192.16 |
| 12 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'48.923 | 1.041 | 0.130 | 191.93 |
| 13 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'49.048 | 1.166 | 0.125 | 191.71 |
| 14 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'49.362 | 1.480 | 0.314 | 191.16 |
| 15 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'49.579 | 1.697 | 0.217 | 190.78 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

若い3人が予選トップ3を占めた(Photo:Motorsports@nifty)
予選ポールポジション 井出有治
「鈴鹿と菅生のテストでチームが本山さんの基本セットからぼくの乗り方にセットを合わせてくれました。テストではニュータイヤでタイムが上げられなかったのでその点を鈴鹿に入る前に徹底的に調べて、それがうまくいきました。エンジニアがぼくの乗り方と本山さんの乗り方を理解したうえでセットアップしてくれたんです。今年に入ってからテストで各チームタイム差が縮まってきて去年よりも高いレベルになっています。レースはゴールしたときに一番前にいるってことが重要なので、ポールを取れたということはそれに向けての最高の条件が揃ったということですね。考えすぎずに集中して最後まで走りたいと思います」
予選2位 ブノワ・トレルイエ
「今朝クルマがすごくよかったので午後も同じようなセットアップで走りました。アタックラップの前半はよかったんですがスプーンでミスして少しロスをしました。チームにとっては井出さんと2人でこういう結果になってよかった。明日もワンツーでいきたいと思います」
予選3位 小暮卓史
「金曜日からチームがいいクルマに仕上げてくれて、ぼく自身も高いレベルでタイヤが使えるようになりました。今朝は中古タイヤでバランスが良くて、ニュータイヤがいまいちだったんでチームとのミーティングで対策をし、最後にその成果が出ました。去年はお世辞にもいいシーズンとはいえなかったのでそれを反省しつつ落ち着いて冷静にレースをしたいと思います。ローラシャーシーは2年目で各チームとも煮詰まってるしドライバーのレベルも高くて誰が勝つかわからない状況なので最後は精神力の勝負になるでしょう。明日は落ち着いてベストを尽くします」

今シーズンの抱負を語る星野監督(Photo:Motorsports@nifty)
27日、予選後の鈴鹿サーキットで、今シーズン、星野監督率いるチームインパルは、
スポンサーである情報技術ベンチャー企業「モバイルキャスト」をチーム名に配し
た"mobilecast TEAM IMPUL"としてフォーミュラ・ニッポンシリーズを戦うことを
発表した。
星野監督は「今年の体制を固められずに悩んでいたところに、モバイルキャストが
手を差し伸べてくれ感謝している。今までのスポンサーとは異なり、一緒に戦って
いこうという姿勢でやっていただいている。この姿勢が今日の予選結果に表れたも
のと思っている」と語り、かなりぎりぎりまで参戦が正式に決まらなかったことを
吐露した。

快挙を成し遂げた中嶋一貴(Photo:Motorsports@nifty)
午前中に行なわれたこのレースの予選でポールを奪ったものの、続く第2戦の予選で
クラッシュしてしまった#8中嶋一貴。しかし、マシンのダメージは思ったより少な
く、無事グリッドにつくことが出来た。
スタートでは、ライバルと目されていたローラ童夢のエース#10オリベイラがエンジ
ンストールで大きく遅れる。これで楽になった#8中嶋は、1コーナーにトップで飛
び込むと、後方の#36番場との差をジワジワ広げながら、デビューレースとは思えな
い堂々としたレース運びを見せる。
その後も、#36番場と#7山本の2位争いを尻目に、完璧なレースを見せた#8中嶋が、
デビューレースで初ポールからスタートし、一度もトップを譲ることなく初優勝と
いう快挙を成し遂げた。
中嶋一貴は、PIAA NAKAJIMA RACING監督で元F1ドライバー中嶋悟氏の子息。
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2004年3月27日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/27) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time |
| 1 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 12 | 23'20.562 |
| 2 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 12 | 4.585 |
| 3 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 12 | 5.914 |
| 4 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 12 | 12.043 |
| 5 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 12 | 12.547 |
| 6 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | MF204C | 12 | 13.282 |
| 7 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 12 | 14.770 |
| 8 | 2 | 武藤 英紀 | DALLARA F304 | MF204C | 12 | 20.832 |
| 9 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 12 | 23.399 |
| 10 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 12 | 24.089 |
| 11 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 12 | 27.210 |
| 12 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 12 | 27.606 |
| 13 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 12 | 59.272 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 12 | 1'00.168 |
| -------- < 以上規定周回完走 > -------- |
- Fastest Lap: #7 山本 左近 1'56.004

初のポールポジションを獲得した井出(Photo:Motorsports@nifty)
午前中と同じようなコンディションのなか始まった予選2回目。ストレートの追い風
に乗って、各ドライバー1回目のタイムを更新していく。
安定した力をみせたのは#19トレルイエ。各ドライバーがこの#19トレルイエの1分44
秒179をターゲットにして、最後のアタックに入る。
#8土屋が区間タイムで途中まで上回るが、1分44秒357と僅かに届かず。#32小暮も1分
44秒195までタイムを削るが、なかなか#19トレルイエを上回ることができない。
他が伸び悩む中、#19トレルイエは駄目押しともいえる1分44秒149をマークする。
これで決まりかと誰もが思った最後の最後。今シーズンGTと同じインパルチームに
移籍した#20井出が、1分44秒082というスーパーラップを見せて逆転。自身初となる
ポールポジションの座についた。
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2004年3月27日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/27) Qualfying Session Weather: Cloudy Course: dry 2004 Fomula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km |
| P | No | Driver | Team | Time1 Time2 | Time | Delay | km/h |
| 1 | 20 | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 1'44.661 *1'44.082 | 1'44.082 | - | 200.85 |
| 2 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 1'45.059 *1'44.149 | 1'44.149 | 0.067 | 200.72 |
| 3 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'44.878 *1'44.195 | 1'44.195 | 0.113 | 200.64 |
| 4 | 8 | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'45.276 *1'44.357 | 1'44.357 | 0.275 | 200.32 |
| 5 | 11 | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'44.858 *1'44.405 | 1'44.405 | 0.323 | 200.23 |
| 6 | 7 | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'45.392 *1'44.409 | 1'44.409 | 0.327 | 200.22 |
| 7 | 41 | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'44.653 *1'44.558 | 1'44.558 | 0.476 | 199.94 |
| 8 | 3 | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'44.824 *1'44.658 | 1'44.658 | 0.576 | 199.75 |
| 9 | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | *1'44.723 1'44.751 | 1'44.723 | 0.641 | 199.62 |
| 10 | 1 | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | *1'45.010 1'45.094 | 1'45.010 | 0.928 | 199.08 |
| 11 | 4 | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'46.026 *1'45.041 | 1'45.041 | 0.959 | 199.02 |
| 12 | 25 | 片岡 龍也 | Team LeMans | 1'45.710 *1'45.077 | 1'45.077 | 0.995 | 198.95 |
| 13 | 31 | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | *1'45.348 1'59.855 | 1'45.348 | 1.266 | 198.44 |
| 14 | 2 | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'46.059 *1'45.465 | 1'45.465 | 1.383 | 198.22 |
| 15 | 28 | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'46.200 *1'45.542 | 1'45.542 | 1.460 | 198.07 |
2004年3月27日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/27) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2004 All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'54.790 | - | - | 182.12 |
| 2 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | MF204C | 1'55.109 | 0.319 | 0.319 | 181.61 |
| 3 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 1'55.323 | 0.533 | 0.214 | 181.28 |
| 4 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'55.451 | 0.661 | 0.128 | 181.07 |
| 5 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'55.537 | 0.747 | 0.086 | 180.94 |
| 6 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'55.590 | 0.800 | 0.053 | 180.86 |
| 7 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'55.822 | 1.032 | 0.232 | 180.49 |
| 8 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 1'55.838 | 1.048 | 0.016 | 180.47 |
| 9 | 2 | 武藤 英紀 | DALLARA F304 | MF204C | 1'55.975 | 1.185 | 0.137 | 180.26 |
| 10 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'56.233 | 1.443 | 0.258 | 179.86 |
| 11 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 1'56.712 | 1.922 | 0.479 | 179.12 |
| 12 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'56.760 | 1.970 | 0.048 | 179.04 |
| 13 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'57.031 | 2.241 | 0.271 | 178.63 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'59.359 | 4.569 | 2.328 | 175.15 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'06.581 | 11.791 | 7.222 | 165.15 |
2004年3月27日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/27) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2004 All Japan F3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'55.389 | - | - | 181.17 |
| 2 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | MF204C | 1'55.389 | 0.000 | 0.000 | 181.17 |
| 3 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 1'55.839 | 0.450 | 0.450 | 180.47 |
| 4 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'55.920 | 0.531 | 0.081 | 180.34 |
| 5 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'55.934 | 0.545 | 0.014 | 180.32 |
| 6 | 2 | 武藤 英紀 | DALLARA F304 | MF204C | 1'56.077 | 0.688 | 0.143 | 180.10 |
| 7 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 1'56.369 | 0.980 | 0.292 | 179.65 |
| 8 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'56.374 | 0.985 | 0.005 | 179.64 |
| 9 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'56.559 | 1.170 | 0.185 | 179.35 |
| 10 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'56.795 | 1.406 | 0.236 | 178.99 |
| 11 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'57.226 | 1.837 | 0.431 | 178.33 |
| 12 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 1'57.496 | 2.107 | 0.270 | 177.92 |
| 13 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'57.952 | 2.563 | 0.456 | 177.23 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'59.289 | 3.900 | 1.337 | 175.25 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'07.092 | 11.703 | 7.803 | 164.49 |

開幕戦の予選は好天に恵まれた(Photo:Motorsports@nifty)
3月26日、鈴鹿サーキットで2004年フォーミュラ・ニッポンシリーが開幕を迎えた。
やや風はあるものの、鈴鹿は春らしいポカポカ陽気。開幕戦にふさわしい天候となっ
た。
午前10時35分から始まった予選1回目は、残り4分となったところから各選手、ニュー
タイヤで本格的なアタックに入った。ここまでのトップは#19トレルイエの1分45秒059。
まずは#19井出が1分44秒661を叩き出しチームメイトを逆転。トップに立つ。しかし、
残り15秒でその座を奪ったのはベテラン#41服部。僅か1000分の8秒、#20井出を上回っ
た。3位には#40ライアンが食い込み、ドコモ・ダンディライアンチームはテストから
の好調を維持している。
トップ争いに絡むと思われた#19トレルイエ、#4立川は、トラブルで満足にアタック
できずに終わった。
予選2回目は午後3時5分から行なわれる。
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2004年3月27日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2004/03/27) Qualfying Session #1 Weather:Fine Course:Dry 2004 Fomula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km |
| P | No | | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | R1'44.653 | - | - | 199.76 |
| 2 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | R1'44.661 | 0.008 | 0.008 | 199.74 |
| 3 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | R1'44.723 | 0.070 | 0.062 | 199.62 |
| 4 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | R1'44.824 | 0.171 | 0.101 | 199.43 |
| 5 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | R1'44.858 | 0.205 | 0.034 | 199.37 |
| 6 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | R1'44.878 | 0.225 | 0.020 | 199.33 |
| 7 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | R1'45.010 | 0.357 | 0.132 | 199.08 |
| 8 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | R1'45.059 | 0.406 | 0.049 | 198.99 |
| 9 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'45.276 | 0.623 | 0.217 | 198.58 |
| 10 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'45.348 | 0.695 | 0.072 | 198.44 |
| 11 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'45.392 | 0.739 | 0.044 | 198.36 |
| 12 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans | 1'45.710 | 1.057 | 0.318 | 197.76 |
| 13 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'46.026 | 1.373 | 0.316 | 197.17 |
| 14 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'46.059 | 1.406 | 0.033 | 197.11 |
| 15 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'46.200 | 1.547 | 0.141 | 196.85 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'51.979 | 7.326 | 5.779 | 186.69 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- コースレコード: 1'45.161
スーパー耐久シリーズ2004 第1戦
「もてぎスーパー耐久500」 決勝
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2004年3月20-21日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ FUJITSUBO IMPREZA、3位表彰台を獲得!
hpi・racing IMPREZAも5位完走
スーパー耐久シリーズ2004は、3月20~21日にツインリンクもてぎで開幕戦が行
われ、クラス2に出場した吉田寿博/清水和夫組の#2 FUJITSUBO IMPREZAは3位表
彰台に。また、小泉和寛/菊地靖組の#86 hpi・racing IMPREZAは5位で完走しポ
イントを獲得した。
【公式予選】
20日は午前中に基準タイムをクリアするために二人のドライバーが出走する“ド
ライバー予選”、午後に決勝グリッドを決定するために一人のドライバーがアタッ
クをする“グリッド予選”が行われる。
10時からドライバー予選が始まったが、すぐに雨が降り出し#2インプレッサの
吉田が第1コーナーでコースアウト。最終コーナーでコースアウトした車両もあ
り、予選は赤旗が掲出され中断された。再開後は完全にウェットコンディション
となったが、2台のインプレッサのドライバー4名は無事、基準タイムをクリア。
しかし、その後雪に変わりグリッド予選は決勝レースの行われる21日の朝に順延
されることになった。
明けて21日朝は快晴。しかし、予選開始のころはまだウェットコンディションだっ
た。コースは時間経過とともに乾き始め、あとに走るほうがよい条件となったた
め、最後の第3セクションはほぼ全車が混雑した状態でアタックを続けた。結果、
清水の#2インプレッサは3位、菊地の#86インプレッサは4位というスタートポ
ジションを得ることになった。
【決勝】
気温が20℃前後まで上がった13時32分、45台の車両によりパレードラップがスター
トした。決勝レースは105周、500kmで行われる。ローリングスタートが切られる
と、予選5位の#20ランサーがいきなりクラス2位に浮上。2周目に3位#3ランサー
がエンジントラブルのためにストップ。これで#11ランサー、#20ランサー、吉
田の#2インプレッサ、菊地の#86インプレッサ、#26ランサーの順に。
大きな混乱もなく始まったかに見えたレースだったが、スタート時にパニックブ
レーキとなった車両があり、それへの追突を避けようと進路を変えた#86インプ
レッサが、スタートラインより手前で前の車両を追い越してしまっていた。これ
により菊地に対してドライブスルーのペナルティが課せられ、#86インプレッサ
は6位にドロップ。
32周で#86インプレッサ、35周で#2インプレッサがルーティンピットを済ませ
た。2台ともドライバーはそのままで、給油、タイヤ交換を済ませコースへ。レー
スの中間近い50周終了時点の順位は、#11ランサー、#20ランサー、#2インプ
レッサ、#26ランサー、#86インプレッサ。
65周で#86インプレッサ、69周で#2インプレッサが2回目のルーティンピットイ
ン。2台のインプレッサは他の車両がマシントラブルに見舞われる中も、ステデ
ィな運転を続け、#2インプレッサは3位ゴールで表彰台を獲得。#86インプレッ
サも5位フィニッシュでポイントをゲットした。
■吉田寿博選手(#2FUJITSUBO IMPREZA、3位)
「去年と同じ体制での参戦です。ランサーはブレーキ、エンジン、車重も改善さ
れ、厳しいレースになることは予想していました。3位表彰台には上がれまし
たが、でも正直悔しい。インプレッサは最低限の結果は残したと思いますが、
次のレースまでに課題をひとつひとつ良くして臨むことが大事でしょう」
■菊地靖選手(#86hpi・racing IMPREZA、5位)
「インプレッサは初めてですが、運転に問題はありません。小泉選手もF3の経験
もありますしコースとクルマに慣れてしまえば問題ないでしょう。今日のペナ
ルティは危険回避のためやむ得ないものでした。
僕たちのラップタイムも安定していましたし、次は表彰台を目指して確実にポイ
ントを重ねていきます」
■決勝最終結果:クラス2
Pos. No. Driver Car Name Laps Time/Diff
1 #11 中谷明彦/木下隆之 アドバンテージFromA MR 102 3:38'24.407
2 #20 小川日出生/福山英朗/小林且雄 RSオガワADVANランサー101 1Lap
3 #2 吉田寿博/清水和夫 FUJITSUBO IMPREZA 100 2Laps
4 #26 朝倉貴志/細野智行/朝倉宏志 エンドレスアドバンTMCランサー 100 2Laps
5 #86 小泉和寛/菊地 靖 hpi・racing IMPREZA 100 2Laps
6 #59 大澤 学/福田 淳 TOWAINTECインプレッサ 94 8Laps
7 #30 関根基司/大野尊久/杉本龍生 RSオガワADVANランサー 92 10Laps
8 #16 川口正敬/小松一臣/岡 滋人 ディクセルADVANランサー 91 11Laps
9 #6 冨桝朋広/関 豊 ファルケン☆ランサーエボVIII 87 15Laps
◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
スーパー耐久シリーズ2004 第1戦
中谷明彦選手組三菱ランサー(クラス2)がポール・トゥ・ウィン!
小川日出生選手組(CMSC山形)が2位入賞で三菱ランサーがワン・ツー!
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
【結果】
<クラス2>*クラス2は完走9台
順位
ドライバー
車両
タイム(周回数)予選順位
1 中谷明彦/木下隆之組
三菱ランサーエボリューション
3時間38分24秒407(102周) 1
2 小川日出生/福山英朗/小林且雄組(CMSC山形)
三菱ランサーエボリューション
3時間37分19秒008(101周) 5
3 吉田寿博/清水和夫組
スバル・インプレッサ
3時間36分46秒100(100周) 3
4 朝倉貴志/細野智行/朝倉宏志組(CMSC栃木)
三菱ランサーエボリューション
3時間37分28秒268(100周) 6
5 小泉和寛/菊地 靖組
スバル・インプレッサ
3時間37分45秒636(100周) 4
6 大澤 学/福田 淳組
スバル・インプレッサ
3時間36分59秒075 (94周) ーー
*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。
<開催概要>
開催日:3月20日(土)ドライバー予選1回目
21日(日)グリッド予選・決勝
開催地:栃木県芳賀郡茂木町
「ツインリンクもてぎ」ロードコース
周回数: 105周(1周4.801379km)
参加台数 :52台(決勝レース出走45台、完走34台)
クラス1 (3501cc~)6台
クラス2 (2001~3500cc)4WD 12台(三菱ランサー9台)
クラス3 (2001~3500cc)2WD 9台
クラス4 (~2000cc 6台
※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両
観客数 2,800人(20日)/8,200人(21日)
スーパー耐久シリーズ2004の第1戦「もてぎスーパー耐久500」が、3月
20日(土)-21日(日)に栃木県芳賀郡茂木町の「ツインリンクもてぎ」ロード
コース(1周4.801379km)で開催された。市販車に近い改造範囲のツーリ
ングカーによる耐久レースとして人気の同シリーズは今季も十勝24時間レースを含
む全8戦を予定している。なおシリーズポイントは、昨年の8戦中有効7戦から全戦
有効に戻された。
昨年の最終戦と同じ舞台となるツインリンクもてぎでの開幕戦には52台ものエン
トリーがあり、クラス2にも12台が参加。このうち三菱ランサーエボリューション
は9台を占めた。20日朝の天候は曇り。午前10時10分より行われたA・B両ド
ライバーの予選通過可否を判定するドライバー予選の最中に小雨が降り出し、昼過ぎ
にはみぞれから雪へと変わった。このため午後2時50分から予定されていた公式グ
リッド予選に先立ち、コンディション確認のためのフリー走行が行われたが、視界不
良により赤旗中断。同セッションは21日に順延されることとなった。
21日は朝から快晴のもと、午前8時よりドライバー予選を通過した51台が参加
してグリッド予選を実施。セッション序盤はハーフウェットだったが、周回を重ねる
に従ってコースはドライに。この状況から三菱ランサーエボリューションVIIIM
Rを駆るディフェンディングチャンピオンの中谷明彦/木下隆之選手組は最初のクラ
ス1、2、グループNプラスクラス専有走行時間は無理をせず、路面がどんどん乾い
てきた終盤の全クラス走行時間にスリックタイヤに履き替えてアタックを敢行。多く
の車両が終盤のタイミングを狙ったため完全なクリアラップは取れなかったが、見事
コースレコードタイムでクラス2のポールポジションを獲得した。また、これに村田
信博選手 (CMSC栃木)組が続いて三菱ランサーは予選1、2位を独占する結果
となった。
午後1時20分すぎにローリングスタートを切った105周、約500kmの決勝
レースでは、中谷選手組が新たに装着した「強化型大型ブレーキ」の効果もあってク
ラス1車両に迫るハイペースでクラストップを走行。29周目にはクラス1車両に分
け入る総合5番手に上がった。2番手には序盤にトラブルで後退した村田選手組に代
わって、小川日出生選手組(CMSC山形・三菱ランサーエボリューション)が浮上。
その後も2台の三菱ランサーは思うようにペースの上がらない3番手の吉田寿博組
(スバル・インプレッサ)に対し快走を続け、中谷選手組は総合4位でチェッカー。
小川選手組も総合5位で続いて三菱ランサーは開幕戦を見事クラス2のワン・ツー・
フィニッシュで飾る結果となった。なお、総合優勝は竹内浩典選手組のポルシェ91
1 GT3(クラス1)であった。
★第1戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効)<クラス2>
1位 中谷明彦組(三菱ランサー)20
2位 小川日出生組(CMSC山形・三菱ランサー)15
3位 吉田寿博組(スバル・インプレッサ)12
4位 朝倉貴志組(CMSC栃木・三菱ランサー)10
5位 小泉和寛組(スバル・インプレッサ)8
6位 大澤 学組(スバル・インプレッサ)6
7位 関根基司組(三菱ランサー)4
8位 川口正敬組(三菱ランサー)3
9位 冨桝朋広組(三菱ランサー)2
◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
ラリーアート Web Site

(C)NISMO
スーパー耐久シリーズ2004 第1戦
「もてぎスーパー耐久500」決勝 リポート
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■月日:2004年3月20-21日
■場所:ツインリンクもてぎ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■尾本組C-WEST ORCアドバンZ
Z33フェアレディZのレース初優勝を飾る!!
スーパー耐久シリーズ2004は3月20~21日に、ツインリンクもてぎで開幕。クラ
ス3(排気量2001cc~、2WD)で、尾本直史/山田英二組の#23C-WEST ORCアドバンZ
が優勝。3位、5位にもZがゴールして今シーズンの大活躍を予感させる結果となっ
た。
【公式予選】
開幕戦は45台の決勝グリッドに対して52台のエントリーがあったために、7台の
予選落ちが出る。9台のエントリーがあったクラス3でも1台が予選落ちとなり、
気の抜けない予選となった。
クラス3には、#19TC-KOBE・MAX・Z33(輿水敏明/牧田克哉組)、#23C-WEST ORC
アドバンZ、#245モバイルキャスト アドバンZ(星野一樹/柳田真孝組)と3台のフ
ェアレディZが出場。
予選日の20日は、雲がかかり寒い朝となった。ウェットコンディションの中、3
台のZのドライバーは6人全員が基準タイムをクリア。しかし積雪と霧による視界
不良のため、決勝グリッドを決定する「グリッド予選」は翌日に順延されること
になった。
21日は朝から素晴らしい青空となった。昨年から継続参戦の#23 Zは2分5秒466
で終盤までクラストップにいたが、最後に#83NSXに逆転されたためにクラス2位
のグリッドにとどまった。2年連続でGT-Rをクラス1チャンピオンに導いたRS中春
がメンテナンスを担当する#245 Zはクラス3位、マシンを昨年までのGT-RからZ
にスイッチしZ432R(S30)のカラーリングを施した#19 Zはクラス5位で、3台がす
べて予選を通過した。
【決勝】
105周、500kmの決勝レースは、13時32分にパレードラップがスタート。
前日の悪天候にもかかわらずもてぎを訪れた8200人の熱心なファンが見守る中、
ローリングスタートが切られた。1周目#19 Zの輿水が一つポジションを上げ4位
に。2位の#23 Zの山田は徐々に#83 NSXとの差を詰め25周前後にはテールtoノー
ズ状態に。34周目にはついに逆転してクラストップに浮上した。コースアウトを
喫して45周目に#83 NSXがピットインすると#23、#245、#19とZがクラストッ
プ3を独占しニッサン/Zファンを狂喜させた。
折り返し点も近い46周目に#19 Zがピットインし牧田に交代。#245 Zは48周目
に柳田へ、#23 Zは52周目に尾本にバトンを渡した。しかし70周近くなったころ
に#245 Zのラップタイムがばらつき始めた。電気系トラブルが最後まで完全に
は直らなかったが、何とか5位で完走を果たした。
#19 Zは後半にミッションが入りづらくなり、ペースが上げられず#27 M3に逆
転を許し3位へ。そのままポジションを守り初表彰台を獲得した。
いっぽうトップの#23 Zは、2位に約1周のマージンを持っており、終盤はペース
を落として余裕のゴール。Z33のレースカーに初めての優勝をもたらした。
なお、総合優勝は竹内浩典/田中哲也組の#33FALKEN☆PORSCHEだった。
■尾本直史選手(#23 C-WEST ORCアドバンZ、クラス優勝)
「やっと勝てました! 雨はまだつらいので昨日雪で予選が順延になったのはラッ
キーでしたし、今日は晴れたので勝つ自信はありました。去年1年頑張ったから
マージンがあったのだと思います。ラーマン(山田)とのチャンピオンコンビ(02年
クラス3/RX-7)は、ライバルにとって手強いと思いますよ!」
■RACE RESULTS-Class 3
Pos(Overall)--Machine--Lap--Driver
1(9) C-WEST ORCアドバンZ 100 山田英二/尾本直史
2(11) FINA ADVAN M3 99 古谷直広/筒井克彦
3(12) TC-KOBE・MAX・Z33 99 輿水敏明/牧田克哉
4(17) エンドレスアドバンRX-7 97 杉林健一/山口英光/入口秀輝
5(24) モバイルキャスト アドバン Z 94 星野一樹/柳田真孝
6(27) BP ADVAN NSX 92 古橋 譲/玉本秀幸/小林正吾
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
|
|
| ■スーパー耐久ポイントランキング |
| 全8戦中1戦終了
|
Class1 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
33 |
1 |
竹内 浩典 |
田中 哲也 |
|
FALKEN☆PORSCHE |
20 |
|
|
|
|
|
|
|
20 |
| 2 |
1 |
1 |
木下 みつひろ |
青木 孝行 |
|
ADVAN・KONDO ポルシェ |
15 |
|
|
|
|
|
|
|
15 |
| 3 |
25 |
1 |
谷口 信輝 |
織戸 学 |
|
ADVAN DG ゼナドリンGT3 |
12 |
|
|
|
|
|
|
|
12 |
| 4 |
24 |
1 |
堤 明彦 |
影山 正美 |
井上 貴志 |
PCJ ADVAN PORSCHE |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
10 |
| |
32 |
1 |
松田 秀士 |
藤田 明 |
原 幸雄 |
PCJ ファルケン ポルシェ |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
45 |
1 |
羽根 幸浩 |
伊藤 真一 |
|
グースネック・アドバンポルシェ |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
Class2 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
11 |
2 |
中谷 明彦 |
木下 隆之 |
|
三菱アドバンテージランサーMR |
20 |
|
|
|
|
|
|
|
20 |
| 2 |
20 |
2 |
小川 日出生 |
福山 英朗 |
小林 且雄 |
RSオガワADVANランサー |
15 |
|
|
|
|
|
|
|
15 |
| 3 |
2 |
2 |
吉田 寿博 |
清水 和夫 |
|
FUJITSUBO IMPREZA |
12 |
|
|
|
|
|
|
|
12 |
| 4 |
26 |
2 |
朝倉 貴志 |
細野 智行 |
朝倉 宏志 |
エンドレスアドバンTMCランサー |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
10 |
| 5 |
86 |
2 |
小泉 和寛 |
菊池 靖 |
|
hpi・racing IMPREZA |
8 |
|
|
|
|
|
|
|
8 |
| 6 |
59 |
2 |
大澤 学 |
福田 淳 |
|
TOWA INTECインプレッサ |
6 |
|
|
|
|
|
|
|
6 |
| 7 |
30 |
2 |
関根 基司 |
大野 尊久 |
杉本 龍生 |
RSオガワADVANランサー |
4 |
|
|
|
|
|
|
|
4 |
| 8 |
16 |
2 |
川口 正敬 |
小松 一臣 |
岡 滋人 |
ディクセルADVANランサー |
3 |
|
|
|
|
|
|
|
3 |
| 9 |
6 |
2 |
冨桝 朋広 |
関 豊 |
|
ファルケン☆ランサーエボVIII |
2 |
|
|
|
|
|
|
|
2 |
| |
3 |
2 |
村田 信博 |
小暮 吉則 |
中村 真一郎 |
フィナエンドレスアドバンコルト |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
56 |
2 |
松本 達哉 |
松浦 俊之 |
|
NUTECダンロップランサー |
DNS |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
Class3 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
23 |
3 |
山田 英二 |
尾本 直史 |
|
C-WEST ORC アドバン Z |
20 |
|
|
|
|
|
|
|
20 |
| 2 |
27 |
3 |
古谷 直広 |
筒井 克彦 |
|
FINA ADVAN M3 |
15 |
|
|
|
|
|
|
|
15 |
| 3 |
19 |
3 |
輿水 敏明 |
牧田 克哉 |
|
TC-KOBE・MAX・Z33 |
12 |
|
|
|
|
|
|
|
12 |
| 4 |
14 |
3 |
杉林 健一 |
山口 英光 |
入口 秀輝 |
エンドレス アドバン RX-7 |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
10 |
| 5 |
245 |
3 |
星野 一樹 |
柳田 真孝 |
井出 有治 |
モバイルキャスト アドバン Z |
8 |
|
|
|
|
|
|
|
8 |
| 6 |
83 |
3 |
古橋 譲 |
玉本 秀幸 |
小林 正吾 |
BP ADVAN NSX |
6 |
|
|
|
|
|
|
|
6 |
| |
15 |
3 |
長島 正明 |
今村 大輔 |
|
レーシングスパルコ ディクセル RX-7 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
79 |
3 |
酒井 美晃 |
竹中 正信 |
|
TAITEC ADVAN NSX |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
7 |
3 |
白井 剛 |
山崎 学 |
|
MAKERS hart RX-7 |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
Class4 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
81 |
4 |
佐々木 孝太 |
井入 宏之 |
石井 浩一郎 |
HOT ROD CRUE YH |
20 |
|
|
|
|
|
|
|
20 |
| 2 |
18 |
4 |
浅野 武夫 |
坂井 孝郎 |
|
ホンダ インテグラ |
15 |
|
|
|
|
|
|
|
15 |
| 3 |
21 |
4 |
WADA-Q |
高橋 毅 |
|
クムホ エクスタS2000 |
12 |
|
|
|
|
|
|
|
12 |
| 4 |
82 |
4 |
植田 正幸 |
阪口 良平 |
古谷 尚樹 |
DELPHI ADVAN DC5 |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
10 |
| 5 |
67 |
4 |
長井 麻殊 |
内山 慎也 |
松原 浩二 |
YAMATO YH DC5 |
8 |
|
|
|
|
|
|
|
8 |
| 6 |
100 |
4 |
嶋村 馨 |
八木 宏之 |
津久井 正純 |
カストロールアドバンS2000 |
6 |
|
|
|
|
|
|
|
6 |
| 7 |
96 |
4 |
岡田 秀樹 |
伊藤 大輔 |
|
FORWARD |
4 |
|
|
|
|
|
|
|
4 |
| 8 |
10 |
4 |
中川 隆正 |
渡辺 明 |
根本 満 |
ADVANベルノ東海ムーヴDC |
3 |
|
|
|
|
|
|
|
3 |
| 9 |
58 |
4 |
佐藤 衛 |
宮澤 勝 |
斎藤 多聞 |
モンドスピードDL S2000 |
2 |
|
|
|
|
|
|
|
2 |
| 10 |
69 |
4 |
梅本 淳一 |
長野 賢也 |
|
J'S RACING ADVAN S2000 |
1 |
|
|
|
|
|
|
|
1 |
| |
95 |
4 |
ピストン西沢 |
クラゴン |
|
BP J-WAVE AP1ED |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
4 |
4 |
見並 秀文 |
太田 重蔵 |
深沢 雅文 |
BRIDEアドバン インテグラ |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
39 |
4 |
赤星 陽太郎 |
梅川 真明 |
戸田 哲史 |
UNITED ADVAN S2000 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
73 |
4 |
山本 すばる |
前嶋 秀司 |
|
ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
77 |
4 |
磯田 尚孝 |
保坂 尚希 |
|
フィールズ C-WEST アドバン DC5 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
98 |
4 |
田嶋 栄一 |
加藤 寛規 |
|
Mooncraft S2000 |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
913 |
4 |
日下部 利晃 |
谷川 達也 |
瀧川 大輔 |
K-Stadium ADVAN |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
29 |
4 |
谷口 美穂 |
谷口 いづみ |
|
オベロン読売江東理工専μDC5 |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
87 |
4 |
金森 敏一 |
星野 薫 |
|
RISO・BP インテグラ |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
ClassN+ |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
37 |
N+ |
影山 正彦 |
番場 琢 |
|
Kosei SPIRIT ALTEZZA |
20 |
|
|
|
|
|
|
|
20 |
| 2 |
55 |
N+ |
峰尾 恭輔 |
横溝 直輝 |
|
ARTA FOS アルテッツア |
15 |
|
|
|
|
|
|
|
15 |
| 3 |
54 |
N+ |
山内 伸弥 |
浅見 武 |
|
ADVANアンクルインテグラ |
12 |
|
|
|
|
|
|
|
12 |
| 4 |
36 |
N+ |
黒澤 琢弥 |
樋口 統也 |
|
MAZIORA SPIRIT ALTEZZA |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
10 |
| |
17 |
N+ |
田中 篤 |
石川 朗 |
|
キーパーwith☆RUNup |
DNC |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
| |
5 |
N+ |
光貞 秀俊 |
吉本 大樹 |
|
5ZIGEN ACCORD |
DNQ |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

ゴール後にまさかの大どんでん返し!
2004年スーパー耐久シリーズ第1戦MOTEGI SUPER TAIKYU 500の決勝が快晴のツインリンク
もてぎで行われ、クラス1はポールポジションの#1MKアドバンエンドレスポルシェが磐石
の走りで#33FALKEN☆PORCSHEの追走を退け、トップでフィニッシュしたが、青木孝行の
合計運転距離がレース距離の3分の2を越えていたことが判明したため、1周減算とされ、
#33が繰り上げ優勝となった。
クラス2は#11アドバンテージFromA MRがダントツの速さで制し、クラス3は#23C-WEST ORC
アドバンZが次々とライバルたちがトラブルに陥る中を凌ぎきり、序盤激しいトップ争い
となったクラス4は#81HOT ROD CRUE YHが勝ち残った。グループNプラスは#37Kosei SPRIT
ALTEZZAが勝利し、ハコは初めてという番場琢にとっては見事なデビュー戦となった。
(観客動員数8,200人)
2004年3月21日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P No Cls P Car/Model Driver Lap/Gap
----------------------------------------------------------------------
1 33 1 1 FALKEN☆PORCSHE /911JGN 竹内/田中 105/3"36'28.924
2***1 1 2 MKアドバンエンドレスポルシェ /911JGN 木下/青木 104/1Lap
3 25 1 3 ADVAN DGゼナドリンGT3 /911JGN 谷口/織戸 104/1Lap
4 11 2 1 アドバンテージFromA MR /CT9A 中谷/木下 102/3Lap
5 20 2 2 RSオガワADVANランサー /CT9A 小川/福山/小林 101/4Lap
6 2 2 3 FUJITSUBOインプレッサ /GDB 吉田/清水 100/5Lap
7 26 2 4 エンドレスアドバンTMCランサー/CP9 朝倉/細野/朝倉 100/5Lap
8**86 2 5 hpi・racing IMPREZZA /GDB 小泉/菊池 100/5Lap
9 23 3 1 C-WEST ORCアドバンZ /Z33 山田/尾本 100/5Lap
10 37 GN+ 1 Kosei SPRIT ALTEZZA /SXE10 影山/番場 99/6Lap
11 27 3 2 FINA ADVAN M3 /E36 古谷/筒井 99/6Lap
12 19 3 3 TC-KOBE・MAX・Z33 /Z33 輿水/牧田 99/6Lap
13 55 GN+ 2 ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 峰尾/横溝 98/7Lap
14 81 4 1 HOT ROD CRUE YH /DC5 佐々木/井入/石井 97/8Lap
15 54 GN+ 3 ADVANアンクルインテグラ /DC5 山内/浅見 97/8Lap
16 18 4 2 ホンダインテグラ /DC5 浅野/坂井 97/8Lap
17 14 3 4 エンドレスアドバンRX-7 /FD3S 杉林/山口/入口 97/8Lap
18 21 4 3 クムホ・エクスタS2000 /AP1 WADA-Q/高橋 96/9Lap
19 82 4 4 デルファイADVAN DC5 /DC5 植田/阪口/古谷 96/9Lap
20 67 4 5 YAMATO YH DC5 /DC5 長井/内山/松原 96/9Lap
21 100 4 6 カストロールアドバンS2000 /AP1 嶋村/八木/津久井 96/9Lap
22 *59 2 6 TOWAINTECインプレッサ /GDB 大澤/福田 94/11Lap
23 96 4 7 FORWARD /AP1 岡田/伊藤 94/11Lap
24 245 3 5 モバイルキャスト アドバン Z /Z33 星野/柳田/井出 94/11Lap
25 10 4 8 ADVANベルノ東海ムーヴDC /DC5 中川/渡辺/根本 93/12Lap
26 58 4 9 モンドスピードDL 2000 /AP1 佐藤/富澤/斎藤 93/12Lap
27 83 3 6 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 92/13Lap
28 30 2 7 RSオガワADVANランサー /CT9A 関根/大野/杉本 92/13Lap
29 16 2 8 ディクセルADVANランサー /CT9A 川口/小松/岡 91/14Lap
30 24 1 4 PCJ ADVAN PORSCHE /911JGN 堤/影山/井上 90/15Lap
31 6 2 9 ファルケン☆ランサーエボVIII /CT9A 冨桝/関 87/18Lap
32 36 GN+ 4 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA /SXE10 黒澤/樋口 86/19Lap
33 69 4 10 J'S RACING ADVAN S2000 /AP1 梅本/長野 84/21Lap
34 95 4 11 BP J-WAVE AP1ED /AP1 ピストン/クラゴン80/25Lap
----------------------- 以上順位認定 -------------------------------------
17 GN+ キーパーwith☆RUNup /DC5 田中/石川 79/26Lap
32 1 PCJファルケン ポルシェ /911JGN 松田/藤田/原 54/51Lap
15 3 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S長島/今村 53/52Lap
77 4 フィールズC-WESTアドバンDC5 /DC5 磯田/保坂/TBN 49/56Lap
4 4 BRIDEアドバンベルノ東海インテグラ/DC5見並/太田/深沢 31/74Lap
913 4 K-Stadium ADVAN /DC5 日部/谷川/瀧川 28/77Lap
39 4 UNITED ADVAN S2000 /AP1 赤星/梅川/戸田 26/79Lap
98 4 Mooncraft S2000 /AP1 田嶋/加藤 24/81Lap
79 3 TAITEC ADVAN NSX /NA2 酒井/竹中 11/94Lap
73 4 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5/DC5 山本/前嶋 3/102Lap
3 2 フィナエンドレスアドバンコルト/CT9A 村田/小暮/中村 2/103Lap
レース中のベストタイムはNo.33 2'00.181 80/105 143.82km/h
規定周回数73
PENALTY
* No.59 スーパー耐久シリーズ2004シリーズ規則 第12条(2)(ジャッキアップ中の
エンジン停止)違反により、ペナルティストップ3分間を課した。
** No.86 もてぎスーパー耐久500特別規則書 第31条(反則スタート)により、
ドライビングスルーペナルティを課した。
*** No.1 もてぎスーパー耐久500特別規則書 第27条~4)(合計運転距離)違反により
1周減算とした。

これを利用すれば観戦はもっと楽しくなるはず。
ツインリンクもてぎでは、4月開催のインディジャパン300マイルにおいて、
無線LANによるライブ映像配信サービス「Pit Live TV powerd by Intel」を
実施する。
これは名前のとおりインテル株式会社の協力によるもので、無線LANに対応した
ノートPCやPDAを持ち込めば、レース映像やタイミングモニター映像をスタンド
にいながらにして無料で視聴できる。レース会場内のライブ配信サービスとして
は世界初とのこと。
今回の実施期日は4月16日の公式予選日と17日の決勝日で、配信エリアは
バックストレートの一部を除くオーバルコース観客席と、メインスタンド裏の
グランドスタンドプラザ。
ツインリンクもてぎでは今後motoGPやフォーミュラニッポン、JGTCでも同様の
サービスの実施を予定しているとのこと。
今後もてぎでのレース観戦にはノートパソコンは必需品になるかも?

3台いるアドバンカラー。識別点はヘッドライトとリヤウィングだ。
雪によって順延となっていた、MOTEGI SUPER TAIKYU 500の公式予選(グリッド予選)が
決勝日の今日、朝8時より行われ、昨年のチャンピオンで今年はポルシェにスイッチした
木下・青木組の#1MKアドバンエンドレスポルシェがポールを獲得した。
クラス2では#11アドバンテージFromA MRの中谷/木下組、クラス3は#83BP ADVAN NSXの
古橋/玉本/小林組、クラス4は#10ADVANベルノ東海ムーヴDCの中川/渡辺/根本組、
グループN+は#37Kosei SPRITALTEZZAの影山/番場組がそれぞれトップタイムを記録した。
前日からの雪は止み、空は晴れ渡っているものの、予選開始時点ではコース上は未だ
ハーフウェット状態。そのため開始20分前にウェット宣言がされ、各クラスの専有時間
は殆どのクルマがセミウェットタイヤを使用していたが、最後の混走セクションでは
スリックに履き替えるクルマが相次ぎ、各クラス入り乱れての激しいタイムアタック合戦
となった。
スーパー耐久第1戦はこの後Cドライバーのフリー走行を経て13時10分より決勝が行われる。
2004年3月21日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選 天候:晴れ/コース:セミウェット -> ドライ
公式予選(グリッド予選)
P No Cls P Car/Model Driver time
------------------------------------------------------------------------------
1 1 1 1 MKアドバンエンドレスポルシェ /911JGN 木下/青木 R1'58.712
2 33 1 2 FALKEN☆PORCSHE /911JGN 竹内/田中 R1'58.807
3 25 1 3 ADVAN DGゼナドリンGT3 /911JGN 谷口/織戸 R1'59.024
4 24 1 4 PCJ ADVAN PORSCHE /911JGN 堤/影山/井上 1'59.758
5 32 1 5 PCJファルケン ポルシェ /911JGN 松田/藤田/原 2'01.110
6 11 2 1 アドバンテージFromA MR /CT9A 中谷/木下 R2'01.598
7 3 2 2 フィナエンドレスアドバンコルト /CT9A 村田/小暮/中村 2'02.413
8 2 2 3 FUJITSUBOインプレッサ /GDB 吉田/清水 2'03.184
9 86 2 4 hpi・racing IMPREZZA /GDB 小泉/菊池 2'03.853
10 20 2 5 RSオガワADVANランサー /CT9A 小川/福山/小林 2'03.936
11 83 3 1 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 2'04.341
12 26 2 6 エンドレスアドバンTMCランサー /CP9A 朝倉/細野/朝倉 2'04.496
13 23 3 2 C-WEST ORCアドバンZ /Z33 山田/尾本 2'05.466
14 30 2 7 RSオガワADVANランサー /CT9A 関根/大野/杉本 2'05.708
15 245 3 3 モバイルキャスト アドバン Z /Z33 星野/柳田/井出 2'05.885
16 27 3 4 FINA ADVAN M3 /E36 古谷/筒井 2'05.918
17 19 3 5 TC-KOBE・MAX・Z33 /Z33 輿水/牧田 2'06.094
18 56 2 8 NUTECダンロップランサー /CT9A 松本/松浦 2'06.187
19 6 2 9 ファルケン☆ランサーエボVIII /CT9A 冨桝/関 2'06.211
20 79 3 6 TAITEC ADVAN NSX /NA2 酒井/竹中 2'06.240
21 16 2 10 ディクセルADVANランサー /CT9A 川口/小松/岡 2'06.727
22 37 GN+ 1 Kosei SPRIT ALTEZZA /SXE10 影山/番場 2'06.748
23 36 GN+ 2 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA /SXE10 黒澤/樋口 2'06.827
24 14 3 7 エンドレスアドバンRX-7 /FD3S 杉林/山口/入口 2'07.062
25 15 3 8 レーシングスパルコディクセルRX-7 /FD3S 長島/今村 2'07.101
26 55 GN+ 3 ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 峰尾/横溝 2'07.724
27 17 GN+ 4 キーパーwith☆RUNup /DC5 田中/石川 2'07.923
28 54 GN+ 5 ADVANアンクルインテグラ /DC5 山内/浅見 2'08.632
29 10 4 1 ADVANベルノ東海ムーヴDC /DC5 中川/渡辺/根本 2'08.724
30 96 4 2 FORWARD /AP1 岡田/伊藤 2'08.888
31 100 4 3 カストロールアドバンS2000 /AP1 嶋村/八木/津久井 2'09.029
32 69 4 4 J'S RACING ADVAN S2000 /AP1 梅本/長野 2'09.166
33 81 4 5 HOT ROD CRUE YH /DC5 佐々木/井入/石井 2'09.291
34 95 4 6 BP J-WAVE AP1ED /AP1 ピストン/クラゴン 2'09.574
35 98 4 7 Mooncraft S2000 /AP1 田嶋/加藤 2'09.646
36 82 4 8 デルファイADVAN DC5 /DC5 植田/阪口/古谷 2'09.811
37 73 4 9 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 /DC5 山本/前嶋 2'09.825
38 21 4 10 クムホ・エクスタS2000 /AP1 WADA-Q/高橋 2'10.114
39 913 4 11 K-Stadium ADVAN /DC5 日部/谷川/瀧川 2'10.130
40 4 4 12 BRIDEアドバンベルノ東海インテグラ/DC5 見並/太田/深沢 2'10.162
41 18 4 13 ホンダインテグラ /DC5 浅野/坂井 2'10.248
42 39 4 14 UNITED ADVAN S2000 /AP1 赤星/梅川/戸田 2'10.305
43 58 4 15 モンドスピードDL 2000 /AP1 佐藤/富澤/斎藤 2'10.341
44 67 4 16 YAMATO YH DC5 /DC5 長井/内山/松原 2'11.223
45 77 4 17 フィールズC-WESTアドバンDC5 /DC5 磯田/保坂/TBN 2'11.274
--------------------以上予選通過車両------------------------------------------
45 1 6 グースネック・アドバンポルシェ /911JGN 羽根/伊藤 2'01.993
7 3 9 MAKERS hart RX-7 /FD3S 白井/山崎 2'07.641
59 2 11 TOWAINTECインプレッサ /GDB 大澤/福田 2'08.358
5 GN+ 6 5ZIGEN ACCORD /CL7 光貞/吉本 2'08.840
87 4 18 RISO・BP インテグラ /DC5 金森/星野 2'11.291
29 4 19 オベロン読売江東理工専μDC5 /DC5 谷口/谷口 2'12.560
"R"マークの車はコースレコードを更新しました。
従来のレコードタイムは(C-1) 1'59.227 (C-2) 2'02.179

開始早々にトップタイムをたたき出した25号車。
2004年スーパー耐久シリーズ開幕戦、MOTEGI SUPER TAIKYU 500の公式予選
(ドライバーズ予選)が肌寒い天候の下、ツインリンクもてぎで行われたが、
セッション開始直後から降り出した雨により、スタックする車両続出したため、
開始からたった7分で赤旗中断となってしまった。
セッション再開後は完全なウェットコンディションでタイムアップは望めない
状況となったため、審査委員会の判断で今回の予選通過基準タイムは第2パート
のタイムを採用することとなった。
雨はピットウォークの頃から雪に変わったため、午後のグリッド予選に先立って
10分間のフリー走行が実施されたが、積雪と視界不良のために赤旗が出され、
以降のセッションはキャンセルと決定した。
なお、グリッド予選は決勝日の朝8時より1時間で実施される。
2004年3月20日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選 天候:雨のち雪/コース:ウェット
公式予選(ドライバーズ予選)
P No Cls P Car/Model Driver time
--------------------------------------------------------------------------------
1 25 1 1 ADVAN DGゼナドリンGT3 /911JGN 谷口/織戸 2'03.067
2 33 1 2 FALKEN☆PORCSHE /911JGN 竹内/田中 2'03.914
3 1 1 3 MKアドバンエンドレスポルシェ /911JGN 木下/青木 2'04.001
4 32 1 4 PCJファルケン ポルシェ /911JGN 松田/藤田/原 2'04.160
5 24 1 5 PCJ ADVAN PORSCHE /911JGN 堤/影山/井上 2'04.841
6 45 1 6 グースネック・アドバンポルシェ /911JGN 羽根/伊藤 2'07.331
7 2 2 1 FUJITSUBOインプレッサ /GDB 吉田/清水 2'07.805
8 20 2 2 RSオガワADVANランサー /CT9A 小川/福山/小林 2'08.286
9 11 2 3 アドバンテージFromA MR /CT9A 中谷/木下 2'08.305
10 26 2 4 エンドレスアドバンTMCランサー /CP9A 朝倉/細野/朝倉 2'08.708
11 3 2 5 フィナエンドレスアドバンコルト /CT9A 村田/小暮/中村 2'09.303
12 86 2 6 hpi・racing IMPREZZA /GDB 小泉/菊池 2'10.396
13 83 3 1 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 2'11.634
14 37 GN+ 1 Kosei SPRIT ALTEZZA /SXE10 影山/番場 2'12.069
15 16 2 7 ディクセルADVANランサー /CT9A 川口/小松/岡 2'12.222
16 36 GN+ 2 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA /SXE10 黒澤/樋口 2'13.123
17 245 3 2 モバイルキャスト アドバン Z /Z33 星野/柳田/井出 2'13.166
18 30 2 8 RSオガワADVANランサー /CT9A 関根/大野/杉本 2'13.233
19 14 3 3 エンドレスアドバンRX-7 /FD3S 杉林/山口/入口 2'13.683
20 56 2 10 NUTECダンロップランサー /CT9A 松本/松浦 2'14.588
21 55 GN+ 3 ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 峰尾/横溝 2'14.645
22 6 2 9 ファルケン☆ランサーエボVIII /CT9A 冨桝/関 2'14.761
23 15 3 4 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S 長島/今村 2'14.776
24 23 3 5 C-WEST ORCアドバンZ /Z33 山田/尾本 2'14.863
25 10 4 1 ADVANベルノ東海ムーヴDC /DC5 中川/渡辺/根本 2'15.271
26 21 4 2 クムホ・エクスタS2000 /AP1 WADA-Q/高橋 2'15.759
27 18 4 3 ホンダインテグラ /DC5 浅野/坂井 2'16.176
28 5 GN+ 4 5ZIGEN ACCORD /CL7 光貞/吉本 2'16.298
29 79 3 6 TAITEC ADVAN NSX /NA2 酒井/竹中 2'16.403
30 81 4 4 HOT ROD CRUE YH /DC5 佐々木/井入/石井2'16.509
31 913 4 5 K-Stadium ADVAN /DC5 日部/谷川/瀧川 2'16.741
32 69 4 6 J'S RACING ADVAN S2000 /AP1 梅本/長野 2'16.797
33 7 3 7 MAKERS hart RX-7 /FD3S 白井/山崎 2'16.907
34 73 4 7 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5/DC5 山本/前嶋 2'17.228
35 27 3 9 FINA ADVAN M3 /E36 古谷/筒井 2'18.372
36 19 3 8 TC-KOBE・MAX・Z33 /Z33 輿水/牧田 2'19.353
37 77 4 8 フィールズC-WESTアドバンDC5 /DC5 磯田/保坂/TBN 2'19.738
38 98 4 12 Mooncraft S2000 /AP1 田嶋/加藤 2'19.834
39 87 4 9 RISO・BP インテグラ /DC5 金森/星野 2'20.173
40 96 4 19 FORWARD /AP1 岡田/伊藤 2'20.524
41 54 GN+ 6 ADVANアンクルインテグラ /DC5 山内/浅見 2'20.785
42 95 4 15 BP J-WAVE AP1ED /AP1 ピストン/クラゴン2'21.278
43 4 4 17 BRIDEアドバンベルノ東海インテグラ/DC5 見並/太田/深沢 2'21.459
44 67 4 10 YAMATO YH DC5 /DC5 長井/内山/松原 2'21.529
45 29 4 14 オベロン読売江東理工専μDC5 /DC5 谷口/谷口 2'21.658
46 59 2 12 TOWAINTECインプレッサ /GDB 大澤/福田 2'21.802
47 100 4 11 カストロールアドバンS2000 /AP1 嶋村/八木/津久井 2'21.841
48 82 4 13 デルファイADVAN DC5 /DC5 植田/阪口/古谷 2'22.093
49 17 GN+ 5 キーパーwith☆RUNup /DC5 田中/石川 2'23.021
50 58 4 16 モンドスピードDL 2000 /AP1 佐藤/富澤/斎藤 2'24.705
51 39 4 18 UNITED ADVAN S2000 /AP1 赤星/梅川/戸田 2'25.693
--------------------以上予選通過車両-----------------------------------------------
12 2 11 Qs' インテークMプロエボVIII /CT9A 竹島/島田/橋本 2'26.903
※複数の車両を回収するため、10時17分33秒より赤旗中断とした。(第1パート)
コース状況 第1パート:Dry/Wet 第2パート:Wet
予選通過基準タイム(130%)2'48.367
クラス別予選通過基準タイム
(C-1)2'22.464 (C-2)2'26.600 (C-3)2'31.822 (C-4)2'34.200 (GN+)2'31.537
PENALTY *No.12、No.67
2004ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書 第7章第36条~2)(ピットエリア制限速度)
違反により、始末書提出及び罰金1万円を課した。
※審査委員会の決定により、第2パートの予選通過基準タイムを採用した。

2日目のトップはモチュールピットワークZ(Photo:K.Takeshita)
3月13日、鈴鹿サーキットでJGTCの合同テスト2日目が行われた。
昨日から、好調のZは午前のセッションから上位を独占。午後は決勝セッティング
を進めたのか、タイムアタックは控えめにした。
それでも、この日の総合結果ではトップから4番手までを独占。改めてZの速さをラ
イバルたちに見せつけることになった。
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2004年3月13日 鈴鹿サーキット(三重県) 合同テスト2日目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 22 500 モチュールピットワークZ 影山/クルム 1'54.029
2 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'54.216
3 023 500 NISMO Z(テスト車両) 1'54.243
4 1 500 ザナヴィニスモZ 本山/ライアン 1'54.341
5 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'54.570
6 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'54.800
7 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'55.124
8 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/クート1'55.415
9 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミZ 金石/コマス 1'55.663
10 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'56.127
11 37 500 DYNACITYトムススープラ コートニー/片岡 1'56.358
12 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'56.477
13 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'56.609
14 0 500 HONDA NSX(テスト車両) 1'57.301
15 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'58.607
16 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'59.211
17 21 500 フェラーリ550GTマラネロ 光貞 2'04.930
18 11 300 JIM RodeoDriveアドバンF360 松田/菅 2'05.489
19 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 2'05.611
20 80 300 エンドレスダイシンアドバン Z 木下/星野 2'06.009
21 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 2'06.423
22 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU 2'06.740
23 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 2'06.750
24 2 300 プリウェチューリッヒ クムホ ベルイタル東海NSX 高橋/渡辺 2'08.051
25 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 2'08.286
26 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 2'08.426
27 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 2'08.457
28 9 300 ADVAN K-STUDIUM MT 清水/細川 2'08.989
29 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 2'08.990
30 20 300 FK/Massimo ADVANポルシェ 和田/宮川 2'09.129
31 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/城内 2'09.190
32 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 2'10.767
33 81 300 シーウェストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 2'11.022
33 70 300 フィールズ外国屋アドバンポルシェ 石橋/ヒロミ 2'14.153
10 300 JIM Gainer アドバンF360 余郷 --------
----------------------------------------------------------------------

トップを奪ったザナヴィニスモZ(Photo:K.Takeshita)
3月12日、鈴鹿サーキットでJGTCの合同テストが行われた。
初日、スープラ勢を抑えてトップタイムをマークしたのは、チャンピオンナンバー
をつける#1ザナヴィニスモZ(本山/ライアン)。今シーズンからGTRに代わって投入
されるZだが、#12カルソニック IMPUL Zも4位に入りポテンシャルはかなり高そう
だ。
一方、ターボを搭載することになったNSXは、#32EPSON NSXが、トップから2秒遅れ
の8位。熟成のスピードが気になるところだ。
また、#21フェラーリ550GTマラネロは、光貞がドライブ。タイム的にはまだまだだ
が、今シーズン注目の1台だ。
GT300クラスは、本命#19ウェッズスポーツセリカ(青木/谷口)が貫禄のトップタイ
ム。2位にはM-TEC(無限)が走らせる#16M-TEC NSXがつけた。
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2004年3月12日 鈴鹿サーキット(三重県) 合同テスト1日目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 ザナヴィニスモZ 本山/ライアン 1'54.322
2 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'55.026
3 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'55.132
4 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'55.478
5 023 500 NISMO Z(テスト車両) 1'55.699
6 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/クート1'55.717
7 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'56.097
8 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'56.423
9 22 500 モチュールピットワークZ 影山/クルム 1'56.576
10 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'56.833
11 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'57.162
12 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミZ 金石/コマス 1'57.182
13 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'57.883
14 37 500 DYNACITYトムススープラ コートニー/片岡 1'58.289
15 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'58.976
16 0 500 HONDA NSX(テスト車両) 2'00.032
17 21 500 フェラーリ550GTマラネロ 光貞 2'03.430
18 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 2'05.301
19 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 2'05.821
20 11 300 JIM RodeoDriveアドバンF360 松田/菅 2'06.162
21 81 300 シーウェストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 2'07.394
22 2 300 プリウェチューリッヒ クムホ ベルイタル東海NSX 高橋/渡辺 2'08.020
23 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU 2'08.029
24 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 2'08.226
25 20 300 FK/Massimo ADVANポルシェ 和田/宮川 2'08.263
26 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 2'09.653
27 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 2'09.866
28 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 2'09.974
29 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 2'10.590
30 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/城内 2'10.646
31 9 300 ADVAN K-STUDIUM MT 清水/細川 2'10.889
32 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 2'11.482
33 70 300 フィールズ外国屋アドバンポルシェ 石橋/ヒロミ 2'15.586
----------------------------------------------------------------------
3月2日、前日に引き続き、鈴鹿サーキットでフォーミュラ・ニッポンの第1回公式
合同テストが行われた。
寒さは前日同様だったが、最後のセッションで4人が1分44秒台にのせてきた。
トップタイムは好調の#4立川祐路。#19トレルイエ、#11松田、#31ロッテラーまで
が44秒台。#1本山哲も前日の10位から6位へとポジションを上げたが、トップ10は
僅差で、開幕戦(3/28鈴鹿)が楽しみだ。
なお、5ZIGENの#2号車は、午前中は金石年弘、午後は山西康司がステアリングを
握った。
各チームは、この後、3月20、21日にスポーツランドSUGOで行われる合同テストへ
参加してから、開幕戦を迎えることになる。
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2004年3月2日 鈴鹿サーキット(三重県) 合同テスト2日目 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 4 立川祐路 Yellow Hat KONDO Lola B351/無限 1'44.480
2 19 B.トレルイエ mobilecast IMPUL Lola B351/無限 1'44.611
3 11 松田次生 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'44.612
4 31 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'44.751
5 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'45.003
6 1 本山 哲 5ZIGEN Lola B351/無限 1'45.062
7 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'45.099
8 3 道上 龍 Yellow Hat KONDO Lola B351/無限 1'45.104
9 20 井出有治 mobilecast IMPUL Lola B351/無限 1'45.135
10 7 脇阪寿一 LeMans Lola B351/無限 1'45.184
11 32 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'45.403
12 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'45.889
13 2 金石年弘 5ZIGEN Lola B351/無限 1'46.099
14 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'46.932
15 2 山西康司 5ZIGEN Lola B351/無限 1'46.971
16 25 片岡龍也 LeMans Lola B351/無限 1'47.330
----------------------------------------------------------------------
3月1日、鈴鹿サーキットでフォーミュラ・ニッポンの第1回公式合同テストが行われ
た。
寒空のもと行われた今シーズンの初走行は、移籍組の多いなかで残留組の活躍が目
立った。トップタイムは今年メインスポンサーにイエローハットを迎えたKONDOレ
ーシングの#4立川祐路。今年から移籍の#3道上龍も好調でワンツー。
3~4位には体制を継続したDoCoMo DANDELIONの#40R.ライアンと#41服部尚貴が続い
た。
この日、5ZIGENへの電撃移籍を発表したディフェンディングチャンピオン#1本山哲
は、10位と出遅れたが、本領発揮はこれからといったところ。唯一のルーキー、#25
片岡龍也も慎重な滑り出しだ。
◆鈴鹿サーキット http://www.suzukacircuit.co.jp/
2004年3月1日 鈴鹿サーキット(三重県) 合同テスト1日目 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 4 立川祐路 Yellow Hat KONDO Lola B351/無限 1'45.427
2 3 道上 龍 Yellow Hat KONDO Lola B351/無限 1'45.528
3 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'45.607
4 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'45.631
5 20 井出有治 mobilecast IMPUL Lola B351/無限 1'45.662
6 7 脇阪寿一 LeMans Lola B351/無限 1'45.897
7 19 B.トレルイエ mobilecast IMPUL Lola B351/無限 1'45.900
8 32 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'45.945
9 31 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'45.966
10 1 本山 哲 5ZIGEN Lola B351/無限 1'45.997
11 11 松田次生 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'46.088
12 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'46.453
13 2 金石年弘 5ZIGEN Lola B351/無限 1'46.871
14 25 片岡龍也 LeMans Lola B351/無限 1'48.202
15 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'48.582
----------------------------------------------------------------------

Photo: Motorsports@nifty
19日、トヨタ自動車株式会社は2004年度のモータースポーツ参戦計画を発表し、その
中で全日本GT選手権にスープラで参戦すると発表した。ただし、本年度のスープラの
エンジンには4.5リットルV8という排気量のものが採用される。
GT500クラスには、5チーム6台のワークスマシンを投入。チャンピオンシップ奪還を
狙う。GT300クラスにはMR-Sとセリカが投入される。
チーム体制については以下の通り。
■チーム体制■
| GT500 |
| エントラント | ドライバー |
| ESSOトヨタチームルマン | 脇坂寿一 飯田章 |
| トヨタチームトムス | 土屋武士 マルコ・アピチェラ ジェームズ・コートニー 片岡龍也 |
| トヨタチームセルモ | 立川祐路 荒聖治 |
| トヨタチームサード | ジェレミー・デュフォア アンドレ・クート |
| チームアドバンツチヤ | 織戸学 ドミニク・シュワガー |
| GT300 |
| エントラント | ドライバー | マシン |
| アペックスウィズエーピーアール | 田中実 松田晃司 | MR-S |
| チームレクリス | 佐々木孝太 後藤聡 | MR-S |
| レーシングプロジェクトバンドウ | 青木孝行 谷口信輝 | セリカ |
| トムススピリット | 松永まさひろ T.B.N. | セリカ |
| シグマテックレーシングチーム | 竹内浩典 西澤誠剛 | セリカ |

Photo: Motorspots@nifty
10日、日産自動車株式会社とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニスモ)は、2004年度のモータースポーツ参戦計画を発表し、その中で全日本GT選手権にこれまでのスカイラインGT-Rでの参戦を終了し、新たにZ33フェアレディZで参戦すると正式に発表した。
GT500クラスには、これまでの3台体制から昨年GT300クラスに参戦し見事チャンピオンを獲得したハセミモータースポーツの1台を加え、4台体制で選手権に参戦する。また、日産系全チームの総監督として柿元邦彦氏が就任し、ニスモのワークスチームの監督には出川洋氏が就任する。
チーム体制については以下の通り。
■チーム体制
| No. | エントラント | 監督 | ドライバー | 車両名 |
| 1 | ニスモ | 出川洋 | 本山哲 リチャード・ライアン | ザナヴィニスモZ |
| 22 | ニスモ | 影山正美 ミハエル・クルム | モチュールピットワークZ |
| 3 | ハセミモータースポーツ | 長谷見昌弘 | 金石年弘 エリック・コマス | G'ZOX・SSR・ハセミ |
| 12 | チームインパル | 星野一義 | 井出有治 ブノワ・トルルイエ | カルソニックインパルZ |

ターボ化されたNSXを4チームが走らせる(Photo:Motorsports@nifty)
2月3日、都内のホテルでホンダの2004年モータースポーツ体制発表が行われ、全日
本GT選手権に参戦する4チームのラインナップが明らかになった。
1台減ったことで、無限のエース格だった伊藤大輔がARTAに移籍。DTM帰りの金石と
組む。また、長くアメリカを主戦場としていた中野信治がチーム国光に加わった。
注目のNSXはツインターボ化され、ライバル車とのパワー競争で遅れをとっていた昨
シーズンの悔しさをバネに、巻き返しを狙う。
参戦チーム/ドライバー
AUTOBACS RACING TEAM AGURI 金石勝智(日本)/伊藤大輔(日本)
童夢レーシングチーム 道上龍(日本)/セバスチャン・フィリップ(フランス)
EPSON Nakajima Racing 松田次生(日本)/アンドレ・ロッテラー(ドイツ)
チーム国光 with MOONCRAFT 中野信治(日本)/加藤寛規(日本)

2ヶ月ぶりに優勝が確定したカルソニックスカイライン(Photo: K.Takeshita)
1月28日、日本自動車連盟は、2003年全日本GT選手権第8戦で、童夢レー
シングチームが提出した控訴は棄却されることが確定した旨を発表した。
これにより、同レースは暫定結果のとおり#12カルソニックスカイラインの優勝が
確定した。
童夢レーシングチームは、最終戦のレース終盤に起きた#18NSXと#12GT-Rの接触に
対する処分を不服として、JAFに控訴していた。
2004年1月20日
スーパー耐久シリーズ2004 第1戦 もてぎスーパー耐久500
チケット発売開始のご案内
ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)は、2004年3月20日(土・祝)~21日(日)に開催する本格的耐久レースシリーズ「スーパー耐久シリーズ2004 第1戦 もてぎスーパー耐久500」のチケットを2月7日(土)より発売開始致します。
スーパー耐久シリーズは、市販車をベースにごく限られた改造のみが施された競技車両による本格的耐久レースシリーズです。参加車両は、排気量や駆動方式、改造範囲の違いによって5クラスに分けられ、GT-Rやポルシェ等、多種多様な車両が参戦しており、コース上でのバトルは勿論、タイヤ交換やドライバー交代等、ピット作業も大きな見所です。
2004年のスーパー耐久シリーズは、国内の各サーキットを舞台に全8戦の開催が予定されており、ツインリンクもてぎでは、シリーズの開幕戦と最終戦を開催します。開幕戦の舞台となるロードコースは、1周 約4.8km、S字カーブや、ストレート下り坂での急減速からのコーナー等が特徴のテクニカルなコースと言われております。
また、ツインリンクもてぎ園内には、3歳から小学生までのお子様が自分でのりものを楽しく操ったり、交通マナーを学んだりできるアミューズメント「モビリティアイランド プッチタウン」や、お子様が自ら『ものづくり』と『モビリティ』を楽しみながら体感し、“夢のちから”を育む施設として生まれ変わった「ファンファンラボ」の他、里山の自然を お楽しみいただける「ハローウッズ」や、特別企画展『PASSION of INDY (インディ500・挑戦者達の夢と情熱のストーリー)』を開催中の「Honda Collection Hall」などもあり、是非、ご家族、お仲間をお誘い合わせの上、お楽しみいただきたくご案内申し上げます。 ※「モビリティアイランド プッチタウン」、「ファンファンラボ」は3月20日(土・祝)、装いも新たにオープン致します。
■開催概要■
| ●大会名称 | スーパー耐久シリーズ2004 第1戦 もてぎスーパー耐久500 |
| ●開催日程 | 2003年3月20日(土・祝) 公式予選 21日(日)決勝 |
| ●会 場 | ツインリンクもてぎ ロードコース(4.801Km) |
| ●主 催 | 株式会社ツインリンクもてぎ/エムオースポーツクラブ(M.O.S.C.) |
| ●同日開催レース | 2004ネッツカップ ヴィッツ関東シリーズ 第1戦 2004 ポルシェ カレラカップ ジャパン 第1戦 2004年 ベルノエキサイティングカップ インテグラワンメイクレース 関東シリーズ第1戦 |
| ●後援 | 茂木町 |
■料金等■
| |
観戦券(全席自由) |
パドックパス (2日間有効) |
ピット ウォーク券 |
VIPテラス パス※1 |
VIPスイート パス※2 |
| 大人 |
高校生 |
4歳~中学生 |
|
前売 (2日間有効)※3 |
3,200 |
なし |
なし |
3,000 |
なし |
15,000 |
23,000 |
当日 【3/20(土)】 |
2,000 |
1,000 (2日間有効) |
700 (2日間有効) |
1,000 |
当日 3/21(日)】 |
4,000 |
1,000 |
| |
駐車券 |
| 二輪 |
四輪 |
バス |
コースサイド(四輪のみ)※4 |
|
| 前売(2日間有効)※5 |
500 |
1,000 |
1,000 |
3,000 |
| 当日【3/20(土)】 |
500 |
2,000 |
2,000 |
なし |
| 当日【3/21(日)】 |
500 |
2,000 |
2,000 |
なし |
- VIPテラスパスには、記念品・駐車券が付きます。また、日曜日は、スタンドにて、フリードリンクサービス(ソフトドリンク)をご利用いただけます。前売1,000席限定にて、ツインリンクもてぎチケットセンターでのみ販売。
- VIPスイートパスには、記念品・駐車券が含まれており、グランドスタンド上のスイートルーム及びグランドスタンドでの観戦、パドックへの入場、グリッドウォーク及びピットウォークへの参加が可能。また、日曜は、スイートルームでのお食事、フリードリンク(ビール、ソフトドリンク)もご利用いただけます。前売40席限定、4名様以上から販売。
- 前売券は、3/20(土)まで販売。
- コースサイド駐車券では、ロードコース外周路(S字~V字~ヘアピン手前)にお停めいただけます。前売300枚限定にて販売いたします。
- 前売駐車券(四輪)をお持ちで、車1台4名以上乗車の方には、ツインリンクもてぎお買い物券1,000円分を進呈します。

受賞を喜ぶ土屋氏と片岡選手(Photo:Motorsports@nifty)
1月8日、都内のホテルで日本モータースポーツ記者会(JMS)主催の「JMSモータ
ースポーツナイト」が開催され、JMSアワードには全日本F3、GTで活躍した片岡龍也
選手が、JMSアワード特別賞には昨年引退を表明した土屋圭市氏が選出された。
ジャーナリスト団体であるJMSは、毎年この表彰を行っており、JMSアワードは前年
活躍した将来を期待されるドライバーに、特別賞はモータースポーツ界に功績を残
した人などに送られる。
なお、パーティでは、昨年亡くなったキャロッセの加勢代表への感謝のセレモニー
も行われた。
12月4日、JAF(日本自動車連盟)から2004年の国内レースの日程が発表された。
来シーズンは、富士スピードウェイが改修工事で使えないため、各シリーズとも変更を儀なくされているが、海外戦など新たな展開を見せている。
開催数減が心配されたフォーミュラ・ニッポンは、初の海外戦となるセパン、そして一旦は消えたMINE戦を加えて全9戦。
JGTCは、シリーズ戦としては1戦減ったものの十勝を加え全7戦。シリーズ外として、今年開催が見送られた上海、カルフォルニアを加え、目指す海外展開を着実に推し進めている。
■Fニッポン
第1戦 3月28日 鈴鹿サーキット
第2戦 5月 2日 スポーツランドSUGO
第3戦 6月 6日 ツインリンクもてぎ
第4戦 7月 4日 鈴鹿サーキット
第5戦 8月 1日 スポーツランドSUGO
第6戦 8月29日 MINEサーキット
第7戦 9月19日 セパン・サーキット(マレーシア)
第8戦 10月24日 ツインリンクもてぎ
第9戦 11月 7日 鈴鹿サーキット
■JGTC
第1戦 4月 4日 TIサーキット英田
第2戦 5月23日 スポーツランドSUGO
第3戦 6月19日 セパン・サーキット(マレーシア)
第4戦 7月18日 十勝インターナショナルスピードウェイ
第5戦 9月 5日 ツインリンクもてぎ
----- 10月 6日 上海(中国)選手権外
第6戦 10月31日 オートポリス
第7戦 11月21日 鈴鹿サーキット
----- 12月12日 カリフォルニア(アメリカ)選手権外
■F3
第 1, 2戦 3月27-28日 鈴鹿サーキット
第 3, 4戦 4月10-11日 筑波サーキット
第 5, 6戦 5月 8- 9日 TIサーキット英田
第 7, 8戦 6月 5- 6日 ツインリンクもてぎ
第 9,10戦 7月 3- 4日 鈴鹿サーキット
第11,12戦 7月31- 1日 スポーツランドSUGO
第13,14戦 8月28-29日 MINEサーキット
第15,16戦 9月11-12日 仙台ハイランドレースウェイ
第17,18戦 10月 2- 3日 MINEサーキット
第19,20戦 10月23-24日 ツインリンクもてぎ
■スーパー耐久
第1戦 3月21日 ツインリンクもてぎ
第2戦 4月25日 仙台ハイランドレースウェイ
第3戦 5月16日 鈴鹿サーキット
第4戦 6月27日 MINEサーキット
第5戦 8月 8日 十勝インターナショナルスピードウェイ(24時間)
第6戦 9月12日 TIサーキット英田
第7戦 10月 3日 スポーツランドSUGO
第8戦 11月14日 ツインリンクもてぎ
■上記以外の国内開催レース
----- 4月17日 インディジャパン ツインリンクもてぎ
----- 8月22日 鈴鹿1000km 鈴鹿サーキット
----- 10月10日 F1日本GP 鈴鹿サーキット
------12月 5日 インターF3 鈴鹿サーキット
上記日程は、12月4日現在のもの。
2003全日本GT選手権 第8戦(最終戦)
「SUZUKA GT 300km 」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年11月15-16日
■開催場所:鈴鹿サーキット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ クスコスバルADVANインプレッサ
5位走行中の中盤にリタイアを喫す
JGTC第8戦(最終戦)は11月15~16日に三重の鈴鹿サーキットで開催さ
れ、小林且雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、5位
走行中の25周目にミッショントラブルのためにリタイアとなった。
15日の公式予選は11時から1回目が行われ、#77インプレッサの谷川は従来
のコースレコードを上回る2分7秒335のタイムをマークするものの12位。15時
から行われる予選2回目でもタイムアップはならず、参加25台中12位という結
果に終わった。
前夜の雨も上がった16日朝はフリー走行こそウェットコンディションだったが、
すぐにコースも乾いた。52周の決勝レースは14時5分にスタート。スタートを
担当した谷川は、ロケットスタートを決めて1周目に3台をかわし9位にポジショ
ンアップ。さらに9周目に8位、18周目に7位、20周目に6位、そして22周
目には5位と着々と順位を上げ、スタンドに陣取るスバルファンを喜ばせた。
8月の鈴鹿1000kmレースでは2位表彰台を獲得するなど、鈴鹿とのマッチン
グも悪くないはずでここからさらに上位入賞が期待された。
しかし中盤、ルーティンピットインまであと2周と迫った25周目にミッショント
ラブルのためにコース脇にマシンはストップ。残念ながらそのままリタイアという
結果になってしまった。
■大溝敏夫監督
「(8月の)鈴鹿1000kmで試したつもりだったものが壊れてしまいました。
これをバネに来年、またやり直しです。現在の車両をベースに空力面、足回りな
ど大幅なモディファイになるでしょう。結果的にスバルファンの応援に応えるこ
とができませんでしたが、1年間ありがとうございました。来年は必ず巻き返す
という決意で臨みます」
■Race Results
Pos. No. Driver Car Name Time/Diff
1 #19 青木孝行/田中 実 ウェッズスポーツCELICA 1:48'23.165
2 #3 木下 みつひろ/柳田真孝 ハセミスポーツ・エンドレス・Z +22.172
3 #71 片岡龍也/澤 圭太 シグマDUNLOPセリカ 1Lap
4 #81 星野一樹/植松忠 ダイシンADVANシルビア 1Lap
5 #24 余郷 敦/浅井亮博 EndlessタイサンADVAN GT3R 1Lap
6 #7 大井貴之/松本晴彦 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 1Lap
7 #5 玉中哲二/三船 剛 BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R 1Lap
8 #2 高橋一穂/渡辺 明 リニューカー・インターリンク・ベルノ東海NSX 1Lap
9 #26 山路慎一/西澤和之 PLUS e タイサン アドバン GT3R 1Lap
10 #910 平川 晃/宮川やすお 910 BORO アドバンポルシェ 1Lap
R #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 25Laps
◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

両クラスチャンピオンとチーム監督 (Photo: Motorsports@nifty)
■GT500クラスチャンピオン ザナヴィニスモGT-R
本山哲
「涙ぐんでいましたねという質問に答えて)ゴールしたときは涙ぐんでた以上でした。いままでもいろんなレースで優勝したりチャンピオンを取ったりしてきましたが、GTでチャンピオンになれたのは夢みたいで、こんな感じになったのは初めてかも知れません。フォーミュラニッポンで3回チャンピオンになったけど、スカイライン最後のレースということで意気込みも大きかったし、ここ数年戦闘力的にもつらい状況だったし、そんななか、みんなの努力の結果でクルマが速くなってきましたし、クルムと2人で絶対にほしいタイトルだったんです。今週はレースウイークに入ってよい流れだったし、レース序盤も思った以上に順調でクルムに代わってからも信頼はしてたし、それでも、安心はしてるんですけどゴールするまでは喜べない、最終ラップに入ってからは、すごく嬉しくなって……。結果的に1勝もできずにチャンピオンになったけど、今シーズンで一番嬉しかったのは今日のレースと今日の結果、辛かったのはGTの戦い方がいろんな考え方があってウェイトの問題があっりして難しかったことです。オートポリスが終わって6点差だったのでそこからタイトルを意識するようになったし、チームの総合力を出しければいい結果がでるという予感もありました。99年もチャンスがあったんですが、ルマンの予備予選に行かされて、いや、行かしていただいたので取れなかったんです。今シーズン、FNとGTの両タイトルを取れたのは夢みたいで、こんなにうまくいくとは思っていなくてすごく嬉しいです。来年は日本を卒業したい気持ちも強いし、より大きなステージで活躍するために今、がんばっています。目標はF1です。」
ミハエル・クルム
「本山選手、F1に行ってほしいね。日本で何回も勝ってもう勝つことないじゃない。ダブルチャンピオンでF1に行ってほしいね。ぼくのスティントは長くて硬いタイヤを使っていました。クルマはバランスがよかったし、タイヤのタレも少なかったです。今日のスカイラインはすばらしかったので、集中してミスしないように最後まで走るようにしました。エッソ・スープラとのタイム差は、+20とか+19とかのピットサインからわかっていました。今日はコースのいろんなところで赤旗……(笑)、赤い旗が振られててすごい応援でファンのみなさんに感謝しています。今シーズンは、今日のレースが最高でした。一回は勝ちたかったんですが、チャンピオンが一番大事ですから。本山選手とのコンビネーションは、二人とも同じペースで走れたし、どちらがスタートドライバでもよかったし、最高でした。そして#22ともいつもお互いに協力しあったし、お互い邪魔しないようにしていました」
■GT300クラスチャンピオン ハセミスポーツ・エンドレス・Z
木下みつひろ
「今年初めてZというクルマでレースを走ったんですが、クルマがどういうポテンシャルなのかドライバーとしては不安なシーズンスタートだったんですけど、思ったよりエンジンの開発のスピードが速かったし、タイヤ、ブレーキ、そういうったものも一戦毎によくなってきました。予選は、これ以上の走りがないくらい攻められたし、長谷見監督からのアドバイスもあってとれたポールポジションでした。決勝のペースも悪くなかったし柳田選手のペースもよかったし、いいレースだったと思います。でも、勝ってチャンピオンを決めたかったですね。今年はS耐も最後のスカイラインで走ってチャンピオンを取れたし、GTでもZで走ってチャンピオンを取れて、なんか来年どうなのかなと……。期待しているんですけど。そのくらい頑張りました(と、柿本監督に来年はGT500のドライバーとして採用してもらえるようにアピールする。しかし返事は「ボーナスをもらいなさい」だった)」
柳田真孝
「今日のレースは、ピットアウトしたとき坂東さんのところ(ウェッズスポーツCELICA)が前を走っていたので、あー、やられたなあと思いました。でも、追いかけようとしたら、向こうのペースも速くてここで無理をして、また接触してシーズンを終わらせたくなかったし、レースはゴールしてなんぼなんで、自分のペースで走れば問題なかったので1位狙うのはあきらめて、チャンピオン優先でレースをしました。レースは、最終ラップの最終コーナーまでわからないので、チャンピオンを確信したのは、ゴールしてチームのみんなやNISMOの人が出てきてくれて、グランドスタンドのニッサンのファンの人たちが喜んでくれているのを見たときでした。帰ってくるときも、どのコーナーにもニッサンの旗を振ってくれている人たちがいたのでそれを見てすごく感動しました。今シーズンは最初は直線番長とかいわれて、苦しいときもあったんですが、クルマの方も進歩して、チームも一生懸命がんばってくれて尻上がりに良くなり、最後になって鈴鹿のようなテクニカルコースでも速く走れたことがチャンピオンにつながったんだと思います。全日本のタイトルを取ったのは初めてなのでまだ実感はないです。父(柳田春人氏:Z使いで有名なドライバーだった)にも今日電話でチャンピオンの報告をします」
■GT500クラスチームタイトル NISMO
柿本邦彦(監督)
「2001年チームタイトルを取ったときは、ポディウムで千葉さん(チームタイサン監督)にシャンパンをかけられまして、今日かけかえしてやろうと思ったらいなかったんですよ。タイトルのカップをもらったとき、こんな大きなのをもらえるのかと思って……、これが今日一番よかったことです(笑)。今年はスカイラインが最後なので、何らかの証が欲しかっんです。正直、ドライバーズ選手権は厳しいかなと思ってたんでが、前戦のオートポリスでエッソ・スープラが順位調整をしなければ、11点差だったのに、エッソが6点差で待っててくれたので、我々にとってもチャレンジする気持ちが生まれました。このチーム力が選手権を取るのに貢献したと思います。そういう意味でもうちのスタッフの力は誇りに思っていいでしょう。今シーズンは、スープラがうまくレギュレーションをついてきて、圧倒的にエンジンが勝っていました。あっぱれですね。スカイラインはコーナリング性能で勝負するんですがタイヤの負担が大きいのに対して、スープラは立ち上がりの加速とストレートのスピードで勝負するというのが今シーズンの構図でした。スカイラインは、タイヤとのマッチングが悪いと減りが早くてドライバーに無理を強いた戦い方になってしまいました。そういう状況を凌いだという点でドライバーズ選手権には価値があると思います。それと、3回開催された富士で強かったですね。コーナーがあまり多くないし、それもハイスピードコーナーだったので、これがうちに合ってタイヤに負担がかからなかったです。来年は富士がないので我々の思想に基づくレーシングカー作りでは厳しいかなと思います。スープラやNSXを研究してああいうクルマ作りを今後していく必要があると思っています。来年はZを4台走らせます。4台目はハセミスポーツを予定しています。300クラスにもZを走らせますが、千葉さんがいらっしゃるので300の台数は内緒です。来年は、厳しいでしょうね。クルマが代わるし我々にとってはチャレンジャブルなシーズンになると思います」
■GT300クラスチームタイトル TEAM TAISAN ADVAN
千葉泰常(監督)
「ドライバーズタイトルは取れなかったけど、昨年までうちでがんばってくれていた木下選手がZでタイトルを取れたので喜んでいます。#26が1コーナーで#5にプッシュされてバンパーが飛んでタイヤを痛めてしまって10位になってしまいました。モータースポーツをアドバンさんと国さんと始めて今年で20年、GTは10年ですから節目ということで本当は両タイトルを欲しかったんです。そのために去年から今年にかけて7回海外へ飛んで、ポルシェとバイバーを勝たせる手段を勉強してきました。おかげで去年のワークスが使っていたエンジンを手に入れることができました。これで、10年で7回GTのタイトルを取ることができましたが、本当に疲れました」

執念の2位を獲得したTAKATA童夢NSX (C)Honda
TAKATA童夢NSX(道上 龍/S.フィリップ組)2位
■決勝日時 :11月16日(日)
■決勝レース :52周(約302km)
■天候 :予選/曇り 決勝/晴れ
■気温 :20.6℃(15:00現在)
■コース :ドライ
■観客数 :3万4000人(主催者発表)
11月16日(日)、鈴鹿サーキット国際コース(三重県)においてシーズン最終戦
となる2003年全日本GT選手権(JGTC)第8戦「SUZUKA GT 300km」の決勝レース
(52周=約302km)が開催された。
15日(土)に行われたGT500クラス公式予選でNSX-GT勢は、道上 龍/セバスチャ
ン・フィリップ組(TAKATA童夢NSX)が1分55秒889を記録し予選4番手を獲得。松
田次生/アンドレ・ロッテラー組(Mobil 1 NSX)は予選8番手、加藤寛規/光貞秀
俊組(RAYBRIG NSX)は予選9番手、伊藤大輔/トム・コロネル組(G'ZOX-NSX)は
予選10番手、土屋圭市/金石年弘組(ARTA NSX)は予選11番手から決勝スタートを
迎えることとなった。
決勝レースは晴れ、気温20.6℃と11月中旬としては暖かいコンディションのなか、
14時05分に本年最後のローリングスタートが切られた。NSX-GT勢のオープニングラッ
プはS.フィリップ選手(TAKATA童夢NSX)が4位。このレースを最後に現役引退を
表明している土屋圭市選手(ARTA NSX)が11番手スタートから8位に浮上。加藤寛
規選手(RAYBRIG NSX)が9位、A.ロッテラー選手(Mobil 1 NSX)が11位、伊藤大
輔選手(G'ZOX-NSX)が12位で通過した。
5周目の最終コーナーで、激しい3番手争いを演じていたS.フィリップ選手がau
セルモスープラを抜き、3番手に浮上。さらに10周目、トップを走るADVANスープ
ラがコースアウトにより、2番手に浮上する。
21周通過時点で、S.フィリップ選手が2位、土屋選手は6位、加藤選手が7位、
A.ロッテラー選手が11位、伊藤大輔選手は12位を走行する。トップグループを走る
ライバル達が18周終了あたりでドライバー交代を行うのに対し、NSX-GT勢は、ピッ
トインのタイミングを遅らせることができたため、タイヤを終盤戦まで温存するこ
とができる有利な展開となった。ライバルたちのピットインの間に 暫定トップに
立ったS.フィリップ選手は25周終了時に道上選手へドライバー交代を行った。
30周目、ほぼ全車がドライバー交代を終えた時点でのNSX-GT勢の順位は道上選手
が2位、光貞選手は6位、金石選手は8位、T.コロネル選手は11位、松田選手は12
位を走行。NSX-GT勢はレース終盤での勝負に向けて徐々に追い上げを図る。
最終戦を勝利で飾るべくチャージし続ける道上選手は2分00秒台の好タイムを連
発。一時は約18秒にまで離されていたトップとの差を、47周目には2秒台へ短縮す
る。そして、トップの背後につきプレッシャーを与え続けていく。その結果、48周
目のシケインの入り口でトップのカルソニックスカイラインがオーバーランし、道
上選手が最終コーナーで念願のトップに浮上した。ところが、直後49周目の2コー
ナー進入時で、道上選手と2位のカルソニックスカイラインが接触したか道上選手
がスピンアウトを喫してしまう。だが、道上選手は諦めることなく2位のままコー
スへ復帰。車体のダメージをかばいながら残りの周回を走りきり執念の2位を獲得
した。
続くNSX-GT勢は光貞選手が5位、金石選手が6位、T.コロネル選手が11位、松田
次生選手が12位でチェッカーを受け、全車完走を果した。
決勝暫定結果に関し、童夢レーシングチームは抗議書を提出したが、大会審査委
員会調査・検討のうえ却下とした。そのため、童夢レーシングチームは控訴を提出
する意思を表明。
このため、大会事務局は決勝暫定結果をもって最終とし、正式結果を保留した。
正式結果については、後日、JAFの裁定後に発表される。
レース終了後、土屋圭市選手(ARTA NSX)の現役引退セレモニーが行われた。高
橋国光監督と鈴木亜久里監督からはなむけの花束を受け、多くのファンや関係者が
見守るなかパレードラップを行い、26年間の現役生活に別れを告げた。
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●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「NSX-GTへのご支援、ご声援ありがとうございました。シーズン序盤はマシン開
発が思うように進まず、苦しいスタートを強いられましたが、第5戦富士で優
勝を遂げるなど、徐々にライバル達との差を縮めてまいりました。この最終戦
でも、最後まで激しい優勝争いをするなど、NSX-GTのポテンシャルはライバル
達と十分に渡り合える力をつけることができたと確信しております。ただ、来
年の開幕までにより一層の努力をしなければ、シリーズチャンピオン争いはよ
り厳しくなるものと思っております。これからも、NSX-GTの活躍をファンの皆
様に観ていただくため、マシン開発に励んでまいりますので、よろしくお願い
致します」
■暫定2位 #18 TAKATA童夢NSX
●道上 龍(Ryo Michigami)選手
「最終戦で優勝できなかったことは、本当に悔しいですね。自分自身としては、最
後にトップを追い上げることができて満足しています。今日は、多くのファンか
らTAKATA童夢とHondaの応援を受けて気持ちよく走ることができました。今シー
ズン序盤は、NSX-GTが厳しいレースを強いられましたが、後半に巻き返すができ
ましたし、我々も1勝を挙げることができました。来シーズンは最初から飛ばし
ていけるようにマシンの開発を頑張っていきたいと思います」
●セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手
「最後の展開は少し残念でしたが、最終戦で表彰台に上がることができて満足して
います。レース中は、TAKATAの関係者やファンの皆さんからの応援が身近に感じ
てとても嬉しかったです。来年もまたお会いしましょう」
<土屋圭市選手の現役引退にあたり>●山本 幹(Miki Yamamoto)本田技研工業
株式会社 モータースポーツ部 部長
「私どもは1994年のル・マン24参戦から土屋選手と共に頂点を目指して参りました。
そして1995年のル・マン24では見事クラス優勝の栄冠を獲得、JGTCでは、NSX-GT
で2001年にランキング2位を獲得してくれました。モータースポーツファンから
圧倒的な人気を得ていた土屋選手は国内外問わずモータースポーツ界の隆盛に大
きな貢献をしてくれました。長い間、我々とともに頂点を目指し、絶え間ない努
力を続けてくれた土屋選手に、心より『お疲れ様』と申し上げます。また、土屋
選手を応援していただいた多くのファンの皆様や、陰ながら支えてくれた皆様に
厚くお礼申し上げます。我々も引き続き、NSX-GTの全日本GT選手権参戦を支援
していく所存でございますので、皆様のさらなる応援をいただきます様、お願い
申し上げます」