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SGT:第1戦鈴鹿 クスコDUNLOPスバルインプレッサ、新体制の初レースは21位完走 (SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、 新体制の初レースは21位完走

 3月17~18日、鈴鹿サーキットにおいて07年SUPER GTシリーズが開幕。ドライビングクルー、スタッフ、そしてタイヤブランドを変更したクスコレーシングは、新体制の初陣を迎え、予選17位からスタートし車両は42周目にストップしてしまったものの、規定の周回数をクリアしていたことから完走扱いとなり21位という結果を残した。

 17日の予選1回目は、山野がステアリングを握って真っ先にコースイン。現状の実力ではトップ10に残ってスーパーラップに進出することが難しく、20分間の専有セッションでは、ひとつでも決勝のスターティンググリッドを上げるべく、タイヤを2セットとも使用することになった。

 山野は最初のタイヤで2分6秒136をマークして暫定5位につけた。直後にピットインして2セット目のタイヤに交換して再びコースへ。セッション終了間際に2分5秒469へタイムアップを果たすが、他の車両もタイムを更新しており17位にとどまった。しかし前日より2秒近くもタイムを短縮。チームが確実に成長していることを証明する結果となった。

 3万人のファンが見守る中、18日の決勝レースは14時5分スタート。1周目は山野が序盤の混乱を回避しながら16位で通過。ピタリと#47フェアレディZの背後につけて周回を重ねていった。他車両のトラブルなどもあったが、無理に#47を抜くことをしないで山野は安定したラップタイムを刻みながらじわじわとポジションを上げ、18周目には14位に。そして23周でピットインして青木に交代し、18位でコースに復帰した。

 青木も終盤のタイヤのタレを防ぐために無理をしない安定したタイムで16位を走行していたが、40周目に緊急ピットイン。給油装置のトラブルで予定していた量のガソリンが給油されていなかったため給油を行った。しかし、その翌々周のヘアピン先、250Rでコース脇にマシントラブルでスローダウンしていく青木の姿がモニターに映し出された。

 車両はストップしたままだったが25台中21位で完走扱いに。新体制による開幕戦は、収穫もあるいっぽうでトラブルも発生した。これをひとつひとつつぶして行くことでさらなる進歩が見えてくる。次のレースではまたもう一歩前進したインプレッサの姿が見られるに違いない。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

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SGT:第1戦鈴鹿決勝 新型フェアレディZはデビューレースで2位、5位入賞(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■新型フェアレディZはデビューレースで2位、5位入賞

 2007年SUPER GTの第1戦決勝レースが、3月18日(日)、鈴鹿サーキット(1周:5.807km)で行われ、予選7位の「XANAVI NISMO Z」(#23本山哲/リチャード・ライアン組)が2位表彰台でレースをフィニッシュ。さらに、「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生組)は予選9位からレースをスタートして5位に入賞した。このレースがデビュー戦となったV型8気筒自然吸気(NA)エンジン搭載の新型フェアレディZ GT500仕様車にとって、幸先の良い一日となった。

 52周300kmの決勝レースには41台のGTレースカーが出場し、午後2時に一斉スタートした。晴天にもかかわらず気温9度と冬並みの寒さの中、鈴鹿サーキットには約30,000人の観客が集まり、決勝レースの行方を見守った。

 #23 Zはニスモのエース本山がスタートドライバーを務め、オープニングラップでひとつ順位を上げると、後続のレクサスSC430との激しい攻防を展開しながらレース前半を周回。21周目にピットインし、ライアンに交代した。30周目に5位となったライアンは、上位車のスピンアウトによって31周目には4位へと浮上した。さらに終盤になると別のNSXが火災を起こしてストップし、また最終周にはそれまで首位を快走していたNSXが突然スローダウンしたため、#23 Zは総合2位でチェッカーフラッグを受けた。

 また、#22 Zはクルムがレースをスタート。スタート直後の第1コーナーで後続車から押し出されてコースを外れてしまったが、14位から挽回を開始。12位に順位を上げた後、24周目にピットインして松田にドライバーチェンジした。松田は31周目に8位となると上位車を捉えるべく強力にプッシュを行い、他車の脱落などによって6位に浮上。後続のライバル車の追い上げをかわし続け、最終周には5位となってチェッカーフラッグを受けた。

 2006年仕様の「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝組)は10位完走し、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹組)は同11位。オープニングラップの混乱に巻き込まれた「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は、第1コーナーのグラベルベッドから 抜け出してレースに戻ったが、7周目にスロー走行となりコース上に停止した。

■飯嶋嘉隆 ニスモ監督

 「結果には満足しています。大成功でしょう。エキサイティングなレースをお見せすると皆さんに約束したので、公約が果たせてホッとしています。苦しいレースになると思うがチャレンジングにやろうとドライバー達に伝え、チームにも確実な作業を心がけてほしいと話していたので、その両方とも果たしてくれて感謝しています。ニューカーの方向性が 間違っていないことが証明されましたが、今後はさらに速さと信頼性を磨いて行きます」

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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SGT:第1戦鈴鹿 EPSON NSX(L.デュバル/F.カルボーン組)が3位(HONDAリリース)

決勝日:2007年3月18日(日) 会場:鈴鹿サーキット 天候:予選/晴れ 決勝/晴れ 気温:11℃(14:00現在) 路面温度:23℃(14:00現在) 決勝レース:52周(301.964km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客数:3万人(主催者発表)

 3月18日(日)、三重県にある鈴鹿サーキットにおいて2007 オートバックス SUPER GT 第1戦鈴鹿 GT 300kmの決勝レースが開催された。

 3年目を迎えたSUPER GTシリーズは、ステップドボトム(車体底面に設置するブロック)を導入するなど、さらなる安全性向上と性能均一化を目指したレギュレーション変更が行われた。競技規定も、ドライバー・タイトルのポイントが第6戦以降の最低ポイントの2レースを除いた7戦を有効とし(チーム・タイトルは全9戦を対象とする)、予選ファステストラップのウエイトハンデとポイントが廃止されている。

 今シーズンのHonda NSX-GTは、新たにREAL NSXが加わった5チーム5台体制となった。マシンはステップボトムによるダウンフォースの低減を極力抑え、リストリクター径の拡大による最高速の向上を果たし、課題となっていた燃費も改善している。その結果、開幕戦の予選からマシンの高いポテンシャルを証明することとなった。

 3月17日(土)に開催された公式予選において、NSX-GTは予選1回目の上位10台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに全車5台が出場。#8 ARTA NSXの伊藤大輔選手がGT500クラスとして初めて1分50秒を切る1分49秒842を記録し、2年連続の開幕戦ポールポジション獲得を成し遂げた。

 この結果、ポールポジションに#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)、2番手に#32ロイック・デュバル/ファビオ・カルボーン組(EPSON NSX)、3番手に#18道上 龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)、4番手に#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)が続き、NSX-GTがトップ4を独占した。#100ドミニク・シュワガー/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)も6番手となり、万全の体制で決勝レースに挑むこととなった。

 18 日(日)の決勝日は、天候に恵まれて気温11℃、路面温度も23℃と絶好のコースコンディションとなったものの、強風が吹くコンディションとなった。41 台(GT500クラス計16台)のマシンは、14時00分にフォーメーションラップを開始し、一斉にホームストレートを駆け抜けて決勝52周= 301.964kmのローリング・スタートが切られた。 ホールショットはポールポジション・スタートの#8 ARTA NSXのファーマン選手が奪い、2位に#32 EPSON NSXのデュバル選手、3位に#18 TAKATA童夢NSXの道上選手、4位に#100 RAYBRIG NSXのシュワガー選手が続く。#17 REAL NSXの金石勝智選手はスタートで出遅れたために8位を走行する。

 トップ4を独占してレースの主導権を握ったNSX-GT勢は、ファーマン選手が快調なペースでトップを走行。4位のシュワガー選手も後続に7秒以上の大差をつけて快走する。ところが、10周目に2位を走っていたデュバル選手がS字コーナーでスピンを喫してしまう。すぐに復帰を果たすものの、#32 EPSON NSXは5位に後退した。デュバル選手は15周目のシケインで#38 ZENT CERUMO SC430を抜いて4位に浮上したため、NSX-GTは再びトップ4を独占することとなった。

 22周終了時に、2位を走行する#18 TAKATA童夢NSXの道上選手がドライバー交代のためにピットイン。リアタイヤのみを交換し、29秒という素早いピットタイミングで小暮選手がコースに復帰した。同じタイミングでピットインを行った9位の#17 REAL NSXも金石年弘選手へドライバー交代を行った。トップを走行する#8 ARTA NSXのファーマン選手と3位を走行する#100 RAYBRIG NSXのシュワガー選手は24周終了時にピットイン。リアタイヤのみの交換で伊藤選手と細川選手に、それぞれドライバー交代を行った。最後にピットインを行った#32 EPSON NSXは、ピット作業に48秒を費やしたためにコースに復帰した時点で7位に後退した。

 ドライバー交代後、1分55秒台の好タイムを記録していた3位の細川選手だったが、31周目の逆バンクコーナーでバランスを崩してコースアウト。マシンはクラッシュパッドに突っ込み、リタイアとなった。さらに2位の#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手は、好タイムを連発してトップに4秒18まで迫っていたが、45周目のダンロップコーナーでエンジントラブルが発生して出火したため、走行を断念した。

 レース終盤、#8 ARTA NSXはスタートから終始トップ独走し、ピット作業違反によるピットスルーペナルティの裁定を受けながらも粘る走りをみせる#32 EPSON NSXが4位、一時は10位まで後退しながら積極果敢な走りをみせた#17 REAL NSXが7位を走行する。そして52周目のラストラップを迎え、2位に34秒以上の差をつけてトップを独走していた#8 ARTA NSXの伊藤選手だったが、ホームストレートでエンジントラブルのために突然のスローダウン。何とかマシンを走らせたものの、スプーンカーブでマシンをストップし、走行を断念した。

 波乱の展開となった開幕戦は、#32 EPSON NSXが3位、#17 REAL NSXが6位でチェッカーを受けた。#8 ARTA NSXは12位、#18 TAKATA童夢NSX は13位で完走扱いとなった。優勝は#38 ZENT CERUMO SC430だった。

コメント
白井 裕(Honda NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー)

 「ここ鈴鹿での開幕戦はHondaのホームコースであり、またウエイトハンデなしでの戦いですので絶対に勝ちたいレースでした。開幕前に5台のニューマシンを投入し、事前のテストや予選結果もよかったので、トラブルによって皆様によい報告ができなくて申し訳なく思っています。今回NSX-GT速さは予選での上位独占によって証明することができましたが、より一層の信頼性向上が課題として残りました。次戦の岡山ラウンドでは皆様の期待に応えられるようにしたいと思いますので、今シーズンもNSX-GTへのご声援をお願いいたします」

ロイック・デュバル選手(#32 EPSON NSX(3位))

 「10周目くらいまでは順調でしたが、他の車とのアクシデントを避けるためコースアウトしたことや、ピットストップ時にジャッキアップをする前にエンジンが止まらないという現象が起きてドライブスルーペナルティを科されたということがなければ、もっといい順位だったと思うと残念ではあります。でも、予選はうまくいきましたし、3位といういい結果を残せました。表彰台をHondaで独占できると思っていたので残念ですね。オフシーズンのテストからマシンの開発も順調で、すばらしいクルマに仕上げることができました。ダンロップタイヤのスタッフも本当に努力してくれましたので、これからもいい成績を残し続けたいと思います。開幕戦で多くのポイントを獲得できたのでうれしいです」

ファビオ・カルボーン選手(#32 EPSON NSX(3位))

 「SUPER GTのデビュー戦で表彰台を獲得できて最高の気分です。ペナルティもありましたがベストを尽くして走りました。このクルマはポテンシャルが非常に高いですし、我々のチームワークも抜群でした。モチベーションは高まっていますし、今度は表彰台の頂点に立てるよう全力を尽くします。皆さん、期待していてください」

Text: HONDA

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SGT:第1戦鈴鹿 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス優勝 #38ZENTセルモSC
立川祐路
まぁ予定通りかと(笑)というのは冗談で、まさか優勝できるとは思っていませんでした。なんどか表彰台には上がりたいとは思っていましたが。
残り半周で抜かれたことはありましたけど、ね。
デグナーでなぜか渋滞してて、「あれ?抜いちゃっていいの?」って感じでした。
今回は高木選手のドライブも、ピットワークもノーミスで、自分たちとしては完璧な仕事でした。
大輔は前世でよっぽど悪いことをしてるのかな?(笑) それでも、NSXが速いことは明らかになったので、これからも気を引き締めてクルマを速くしていかないとシーズンは厳しいと思います。
その意味では、序盤で勝てたのは良かったです。これからウェイトを降ろしていって、またチャンスが来たときに勝てるよう、がんばります。

高木虎之介
今日は寒かったですね。この前は出番がなかったけど、今回はスタートドライバーとして役割を果たせたかなと思います。NSXは速かったので、その1台を喰えたのは良かったです。
今回のレースでも速いだけじゃ勝てないことが明らかになりましたが、今回の僕らは完璧にいってましたね。


GT300クラス優勝 #13エンドレスアドバン洗剤革命Z
影山正美
今回はガライヤと101号車との勝負だと思っていたら、あんなことになって....
101号車との勝負を想定してセッティングを少し変えて、レース前に大嶋と「お互いに変なブロックとかはしないようにしような」って話し合って決勝に臨んでたんです。
こっちはシケインの立ち上がりが遅くて、その度に並ばれて、何度も押さえたんですが、正直しんどかったです。
今まで「なんでいつも抜かれるタイミングが悪いんだ」と思うことは何度もありましたが、今回は「こんなに楽なタイミングで500に出会うなんて」という状態で、それを活かして101との差を離すことができました。
500、300を通じて通算で立川の勝利数に並ぶことができましたし、初めてポールも取れましたから、ニッサン、スポンサーの皆さん、そして藤井にも感謝しています。

藤井誠暢
今回はガライヤと101との勝負と思っていたので、フォーメーションラップでガライヤがいなくなったことで気が楽になりました(笑) でも燃費のいい101号車がいっちゃうのかな、と思っていたんですが、影山さんは辛い状況の中でトップを守ってくれましたから、僕もとにかくアウトラップだと、そう思って前半を頑張りました。
101がピットストップを終えて出てきたときも、この周でどれだけ離せるかが勝負になると思ってプッシュしました。
その後はタイヤを労わってセーブして走りました。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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SGT:第1戦鈴鹿決勝 NSX勢を相次いで襲う不運!大どんでん返しの展開を制したのはZENT SC

2007オートバックスSUPER GT第1戦、鈴鹿GT300kmは、3月18日午後2時より52周で戦われた。
GT500クラス優勝は、#38ZENTセルモSC(立川祐路/高木虎之介組)。
終盤までトップを快走していたポールシッターの#8ARTA NSXが、ファイナルラップでまさかのメカニカルトラブルによりストップするという、波乱の展開をしぶとい走りで制した。
GT300クラスは#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢組)がポールからしぶとくトップを守りきった。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:30,000人)

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スーパーGTの2007年開幕戦を迎えた鈴鹿の週末は、終始NSX勢が圧倒的な速さですべてのセッションを席巻していた。
予選1回目、スーパーラップ、決勝前フリー走行と上位4位までをNSXが独占し、その優位は決勝でも揺るぎないものと思われた。
前日のスーパーラップで伊藤大輔が前人未到の1分49秒台を叩き出し、見事昨年の開幕戦に続いてポールポジションからスタートすることになったARTAは、決勝においてもラルフ・ファーマンが磐石のスタートをみせ、直後の1コーナーで3台がコースアウトを喫するという後方の波乱を尻目に悠々とリードを築き上げながら周回を重ねていく。
予選2番手の#32EPSONのデュバル、3番手の#18TAKATA童夢道上もポジションをキープ。予選4番手の#17リアルNSXはスタートで8番手まで順位を落としたものの、その穴は6番手スタートの#100レイブリックが補って、早々とNSXの1-2-3-4体制ができあがった。

しかし好調に見えたNSX勢上位4台に相次いでアクシデントが襲い掛かる。

まず10周目のS字でEPSONがスピン。すぐにコースへは復帰したものの、この間にTAKATA、レイブリック、ZENT SCらに抜かれて5位に後退。
デュバルは15周目のシケインでZENTの高木を捉えて4位に復帰するものの、25周終わりでピット作業を終えた際にはZENTだけでなく#23ザナヴィZにまで先行されて6位に後退してしまう。
GT初戦ながら果敢な走りでEPSON NSXを駆る後半担当のファビオ・カルボーンは#23ザナヴィのライアンを激しく攻め立てるが、ピット作業違反のためにドライブスルーを課せられて万事休す。ザナヴィとの間には取り返しのつかない差ができてしまった。

続いて脱落したのは#100レイブリック。
後半を担当した細川慎弥は上位2台を2秒上回るハイペースで猛追したが、31周目の逆バンクで姿勢を乱し、タイヤバリアを直撃して惜しくもレースを終えることになった。

更に2位を走行していた#18TAKATA童夢も、45周目にエンジンがブロー、小暮卓史はダンロップでクルマを降りた。

そして不運はトップを独走する#8ARTAをも見逃さなかった。
相次ぐNSX勢の脱落で2番手に繰り上がった#38ZENT SCとの間に34秒もの大差をつけてファイナルラップに差し掛かった伊藤大輔に、まさかのメカニカルトラブルが襲い掛かる。
ミスファイヤを起こしながらスピードを失っていくARTA NSX。
2位ZENTとの差はみるみる縮まり、ついにデグナー手前で首位を明け渡すと、そのままスプーンで力尽きた。

070318_cermo 予想外の展開で勝利を手にした立川はこれで通算9勝と、GT500の最多勝記録を更新。
2位には#23ザナヴィZ、3位EPSONがNSX最上位となった。

なお、序盤出遅れた#17リアルはその後も#6フォーラムエンジニアリングSCに抜かれ、22周終わりでピットストップを終えた直後にコースアウトを喫するなど、苦しい戦いとなったが、後半を担当した金石年弘のアグレッシブな走りで6位まで挽回して新チームのデビュー戦を終えた。


GT300クラスは、フォーメーションラップで3番手スタートの#43ARTAガライヤがまさかのスピン、最後尾に後退するという波乱の幕開けとなったが、ポールからトップを守った#13エンドレスZ影山正美と、2番手につけた#101トイストーリーMR-S大嶋和也が序盤から好バトルを展開した。
シケイン立ち上がりの速さを生かして何度も並びかけようとする大嶋を巧みなライン取りで押さえ込む影山。一進一退の攻防は影山がピットインする26周目まで続けられた。

070318_advan_z2 影山からZを託された藤井誠暢は、アウトラップから積極的に攻め、32周でドライバー交代を終えて出てきた#101トイストーリーMR-Sをピット出口でかわしてトップを奪い返すと、そのまま2位以下を一気に突き放して開幕戦を勝利で飾った。

トイストーリーMR-Sの石浦宏明は、そのアウトラップで#2プリベKENZOアセット紫電を駆る高橋一穂にヘアピンでインに飛び込まれて3位に後退、ほろ苦いGTデビュー戦を終えた。

なお、エンドレスZを勝利に導いた影山正美はこれでGT500、300合わせて通算9勝と、くしくもGT500優勝の立川の勝利数と並ぶこととなった。


スーパーGT第2戦は岡山国際サーキット。4月8日決勝だ。

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Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKEASHITA

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SGT:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS521:43'25.744
2500223XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS523.427
35003*32EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL5228.302
450046Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS5234.527
5500522MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS5235.031
6500617REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石年弘
BS5235.402
75007*1宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS5238.233
8500835BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部尚貴
ピーター・ダンブレック
DL5256.264
9500925ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋武士
織戸 学
YH521'06.699
10500103YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS521'07.112
1150011*12カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS521'28.535
12500128ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS511Lap
13300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH484Laps
1430022プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH484Laps
153003101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI484Laps
16300488アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH484Laps
17300562WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH484Laps
183006110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤琢弥
光貞 秀俊
YH484Laps
1930075クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中哲二
竹内 浩典
KH484Laps
20300831apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI484Laps
213009*7RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH484Laps
22300104EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH484Laps
233001126ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH484Laps
243001287マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH475Laps
2530013*46宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL475Laps
2630014*19ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH475Laps
273001583YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH475Laps
2830016666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH466Laps
293001747宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL466Laps
303001843ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI466Laps
3130019333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH466Laps
323002070外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH457Laps
335001318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS448Laps
343002177クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL4111Laps
353002211TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH4012Laps
---- 以上規定周回数完走(GT500: 36Laps / GT300: 33Laps)----
-300-55DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH3121Laps
-500-100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS3022Laps
-300-9LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL2329Laps
-300-118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2230Laps
-500-24WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH745Laps
-500-39デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS151Laps
  • Fastest Lap(GT500): No.8 ARTA NSX 1'53.118 (3/51) 184.81km/h
  • Fastest Lap(GT300): No.101 TOYSTORY apr MR-S 2'05.124
  • No.1 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.32 ドライビングスルーペナルティ: 2007 SGT-SpR第34条2(ピット作業)違反により。
  • No.12 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.7 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.19 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.46 ドライビングスルーペナルティ: 2007 SGT-SpR第34条2(ピット作業)違反により。
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SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スターティググリッド

■GT500 Class

 1
8 ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔 / *ラルフ・ファーマン
BS
*1'49.842

 2
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / ファビオ・カルボーン
DL
*1'50.583

 3
18 TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS
*1'50.593

 4
17 REAL NSX
HONDA NSX
*金石 勝智 / 金石 年弘
BS
*1'50.806

 5
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *高木 虎之介
BS
*1'51.433

 6
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*ドミニク・シュワガー / 細川 慎弥
BS
*1'51.513

 7
23 XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
*本山 哲 / リチャード・ライアン
BS
*1'51.967

 8
6 Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也 / *ビヨン・ビルドハイム
BS
*1'52.094

 9
22 MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ミハエル・クルム / 松田 次生
BS
*1'52.155

10
39 デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート / *平中 克幸
BS
*1'52.430

11
1 宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS
1'52.940

12
35 BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴 / *ピーター・ダンブレック
DL
1'53.085

13
24 WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH
1'53.643

14
12 カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ブノワ・トレルイエ / 星野 一樹
BS
1'54.048

15
3 YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*セバスチャン・フィリップ / 柳田 真孝
BS
1'54.174

16
25 ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士 / *織戸 学
YH
1'55.542



■GT300 Class

 1
13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
*影山 正美 / 藤井 誠暢
YH
*2'02.254

 2
101 TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
*大嶋 和也 / 石浦 宏明
MI
*2'02.411

 3
43 ARTA Garaiya
Garaiya
*新田 守男 / 高木 真一
MI
*2'03.503

 4
46 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
*佐々木 孝太 / 横溝 直輝
DL
*2'03.808

 5
2 プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂 / *加藤 寛規
YH
*2'03.876

 6
62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *黒澤 治樹
YH
*2'04.232

 7
88 アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ / *山西 康司
YH
*2'04.257

 8
31 apr MR-S
TOYOTA MR-S
*峰尾 恭輔 / 坂本 祐也
MI
*2'04.638

 9
7 RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
*井入 宏之 / 折目 遼
YH
*2'04.842

10
87 マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
*檜井 保孝 / 余郷 敦
YH
*2'06.221

11
4 EBBRO 350R
VEMAC RD350R
*田中 哲也 / 山崎 信介
YH
2'04.714

12
26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*山路 慎一 / 谷口 信輝
YH
2'04.721

13
47 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一 / *密山 祥吾
DL
2'04.960

14
110 GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
*黒澤 琢弥 / 光貞 秀俊
YH
2'05.180

15
5 クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
*玉中 哲二 / 竹内 浩典
KH
2'05.346

16
19 ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
*飯田 章 / 関口 雄飛
YH
2'05.358

17
77 クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
*山野 哲也 / 青木 孝行
DL
2'05.469

18
11 TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
*植田 正幸 / 松田 秀士
YH
2'05.635

19
83 YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
*植松 忠雄 / 阪口 良平
YH
2'05.767

20
55 DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
*池田 大祐 / 番場 琢
YH
2'06.956

21
666 楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
YH
2'07.239

22
333 Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄 / *井上 貴志
YH
2'07.833

23
9 LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
*OSAMU / Guts 城内
DL
2'09.469

24
118 FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
*宮本 隆士 / 田ヶ原 章蔵
YH
2'09.879

25
70 外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
*小泉 洋史 / 高見沢 一吉
YH
2'17.206



  • タイムの前の'*'印はスーパーラップにて記録されたタイムを示す。
  • ドライバーの前の'*'印はスタートドライバーを示す。
  • No.70 2007 S-GTSpR第25条11により、決勝レースへの出場を認めた。
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SUPER GT

今シーズンのSUPER GTシリーズについて(GTA委員会)

 GTアソシエイション(委員長:坂東正明)は今シーズンのSUPER GTシリーズに関して、3月18日に鈴鹿サーキットメディアセンターにおいて記者会見を開き、次のとおり発表しました。

1.GTAの体制

 GTAは、3月17日のGTA臨時総会において、以下の組織体制を正式に決定しました。今後はこの体制でSUPER GTシリーズの発展のために活動してまいります。新組織はGTA委員会と4つの部会と委員会事務局から構成されます。またGTAの運営を監視、指導していただくために自動車メーカー系の代表の方に経営監査をお願いしています。

GTAの新組織
GTA総会
GTA委員会委員長坂東正明(レーシングプロジェクトバンドウ)
委員舘 信秀(トヨタチームトムス)
金子 豊(チームインパル)
平岡寿道(トヨタチームクラフト)
佐藤英夫(本田技研工業株式会社)
中村信夫(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社)
松井龍一(トヨタテクノクラフト株式会社)
土屋一正(株式会社モビリティランド)
楠本 孝(フジスピードウェイ株式会社)
スポーツ部会座長加治次郎
テクニカル部会座長佐藤静夫
オーガナイザー部会座長土屋一正
プロモーション部会座長秋田 史
委員会事務局リーダー中村信夫
経営監査座長公平靖治(トヨタテクノクラフト株式会社)
委員眞田裕一(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社)
他1名は現在人選中
プロモーション活動

 今シーズンは地上は、CS放送に加え、BS放送でもSUPER GTシリーズをお楽しみいただけるようになりました。」その他のプロモーション活動も従来どおり展開してまいります。

1)テレビ放送、インターネット配信など
  1. 地上波 テレビ東京系列「劇走!GT」毎週日曜日 17:30~18:00
  2. CS放送 J SPORTS(決勝生中継/予選録画中継)予選・決勝日および再放送
  3. BS放送 BS日テレ(レース録画放送) レース周水曜または木曜19:00~21:00および再放送
  4. モバHO! 001ch「チャンネルONE」(決勝生中継)
  5. GyaO(USEN) レース録画配信
  6. Doing TV(オープンインターフェース) レース録画配信
2)紙媒体
  1. SUPER GT STYLE 年4回15万部/回 オートバックス各店舗他ディーラーなどで無料配布
  2. 予選速報 決勝日朝に毎回15,000部無料配布
3)SUPERGT.net

 SUPER GTシリーズ公式サイトとして、より充実した内容にするべく現在企画中です。

4)GT MEMBERS'

 SUPER GTシリーズ公式ファンクラブとして今まで同様活動してまいります。

GT MEMBERS' ステージ

 大会毎にスタンド裏にて、レースが無いときにもファンの方々に楽しんでいただけるよう今年も充実したラインナップで実施してまいります。

GTA坂東正明委員長のコメント

070318_bandoh.jpg  「ファンの皆様にはいろいろとご心配をおかけしましたが、おかげさまでSUPER GTシリーズは無事に開幕戦を迎えることができました。これもファンの皆様の熱い応援があったからです。この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。SUPER GTシリーズは、今まで以上にファンの方々にわかりやすく、しかもエキサイティングなレースを目指していきます。初めてサーキットに来られた方が、また来たくなるようなレースをSUPER GTシリーズは目指していきます。このレースにはそれだけの魅力があると思います。SUPER GTシリーズの魅力を存分にたんのういただき、皆様のご期待に応えていくことが、当委員会の使命と認識しています。これからもSUPER GTシリーズをよろしくお願い申し上げます」

Text: GTA委員会 / Photo: Yoshinori OHNISHI

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SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿フリー走行 またもNSX勢が他を圧倒

スーパーGT第1戦、鈴鹿GT300kmの決勝前フリー走行が3月18日午前9時25分より30分間で行われた。
GT500クラスでは1分54秒283のトップタイムを記録した#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)を筆頭に上位4台をNSXが占め、ここでも圧倒的な速さを見せつけることとなった。
GT300クラスは、昨日ポールポジションを獲得した#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢組)が2分04秒849でトップだった。

070318_takata_nsx 070318_advan_z

昨夜の厳しい寒さが残る中、午後の決勝に向けての最終確認作業が快晴の鈴鹿サーキットで開始された。
昨日圧倒的な速さで予選1回目とスーパーラップを席巻したNSXの勢いはとどまるところを知らず、決勝セッティングを施されたフリー走行においても、10位の#17リアルNSXを除く4台が相次いで1分54秒台をマークして上位に名前を連ねた。
5番手には#6フォーラムエンジニアリングSC430、6番手に#39デンソーサードSC430とレクサス勢がつけたが、6号車は1分55秒119と、トップにはコンマ8秒の大差をつけられている。
Z勢では、NAエンジン搭載の#22モチュールオーテックZが1分55秒711で7番手、#23ザナヴィニスモZは9番手に留まり、ターボエンジンでは#12カルソニックインパルZが13番手と、決勝でも苦しい戦いを強いられそうだ。

GT300クラスは、ポールシッターの13号車がここでもトップタイムを記録したほか、#43ARTAガライヤ、#101トイストーリーMR-S、#62ウィルコムヴィーマックらの予選上位車が僅差で並んでおり、決勝でも激しい戦いが繰り広げられそうだ。
なお、昨日の予選でタイム計測ならなかったJLOCガヤルドの2台は、66号車がかろうじて3分29秒923というタイムで走行したのみで、67号車はついにピットを出ることができなかった。

注目の第1戦決勝は午後2時より52周で戦われる。

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SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿フリー走行

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/18) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1500118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS1'54.283--182.925
250028ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'54.410 0.127 0.127182.722
35003100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'54.526 0.243 0.116182.537
4500432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'54.890 0.607 0.364181.958
550056Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'55.119 0.836 0.229181.596
6500639デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'55.668 1.385 0.549180.735
7500722MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS1'55.711 1.428 0.043180.667
8500838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS1'55.806 1.523 0.095180.519
9500923XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'55.890 1.607 0.084180.388
105001017REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'55.895 1.612 0.005180.381
115001125ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'56.291 2.008 0.396179.766
125001235BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'56.692 2.409 0.401179.149
135001312カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'56.853 2.570 0.161178.902
14500141宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'56.896 2.613 0.043178.836
155001524WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'56.937 2.654 0.041178.773
16500163YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'57.046 2.763 0.109178.607
17300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH2'04.84910.566 7.803167.444
18300243ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI2'05.63111.348 0.782166.402
193003101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI2'05.96711.684 0.336165.958
20300462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH2'06.14211.859 0.175165.728
21300588アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH2'06.41412.131 0.272165.371
22300646宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'06.47912.196 0.065165.286
23300787マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井保孝
余郷 敦
YH2'06.58012.297 0.101165.154
2430084EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'06.64312.360 0.063165.072
2530092プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'06.68012.397 0.037165.024
263001031apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本 祐也
MI2'06.77512.492 0.095164.900
273001126ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH2'06.82212.539 0.047164.839
28300127RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH2'07.17912.896 0.357164.376
29300135クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH2'07.28813.005 0.109164.235
3030014110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'07.38513.102 0.097164.110
313001577クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'07.65513.372 0.270163.763
323001619ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH2'07.98013.697 0.325163.347
333001711TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'08.45714.174 0.477162.741
343001855DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'08.51014.227 0.053162.675
353001983YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'08.60714.324 0.097162.551
363002047宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'09.14014.857 0.533161.881
3730021666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'10.05715.774 0.917160.740
38300229LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
中嶋 修
Guts 城内
DL2'10.43516.152 0.378160.273
3930023333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'10.76816.485 0.333159.865
4030024118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2'12.43818.155 1.670157.849
413002570外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'12.65418.371 0.216157.592
423002666トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原 宗之
YH3'29.9231'35.6401'17.26999.585
  • CarNo.67 は出走せず
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SUPER GT

SGT:リアルレーシング、2007年シーズン活動計画を発表

今シーズンからスーパーGTのGT500クラスと、全日本F3選手権に参戦するリアル レーシングが3月17日、スーパーGT開幕戦の行われている鈴鹿サーキットで体制発表記者会見を行った。
会見にはチーム代表の中村亮一、監督の伊与木仁、GT500のドライバーを務める金石勝智、金石年弘らが出席した。

070318_real_nsx リアルは金石勝智氏がモータースポーツの普及と若手育成を目的に設立した会社で、これを母体とする新しいチームは国内のGTとF3に今年から参戦する。

スーパーGTでは、5台目のNSXとなる「ローリングストーン・リアル・NSX」を金石年弘と金石勝智といういとこ同士のコンビでドライブすることとなる。
金石勝智はこれまで全日本F3000やフォーミュラニッポン、全日本GTなどで活躍、01年には全日本GT選手権2位となったほか、03年には日本人としてはじめてドイツツーリングカー選手権(DTM)にシリーズ参戦した。最近ではホンダのGT車両開発に携わる一方でARTAのフォーミュラニッポンチーム監督を務めるなど、後進の育成にも尽力している。
金石年弘は01年のドイツF3チャンピオンを経てフォーミュラニッポン、スーパーGTで活躍しているトップドライバーの一人だ。

スーパーGTではまた、3月10日に創刊した雑誌「ローリングストーン日本版」をコミュニケーションパートナーとして迎えることも併せて発表された。
この新雑誌(海外では1967年創刊)と連携することにより、音楽やファッション等他ジャンルとのコラボレーションをはかり、従来のファンだけでなくより多くの人々へモータースポーツの楽しみ方を提案していくとのことだ。

全日本F3選手権については、「ホンダ・チーム・リアル」として2台体制で参戦。シャシーは今年からダラーラF307となり、ドライバーは塚越広大と伊沢拓也という期待の若手コンビを起用する。


株式会社リアル代表取締役 金石勝智のコメント
2003年にARTAからDTMに出させてもらって、向こうのレースとか、ドライバーの育成なんかを色々見て勉強になったことがあって、それを次の世代のドライバー育成につなげられないかと思って2003年に会社を設立しました。
今までドライバーをやってきて「ああやったほうがいいんじゃないか」「こうやったほうがいいんじゃないか」と思うこともあって、それを活かすには自分でチームを興すしかないなと。これまで鈴木亜久里さんとか、中嶋悟さん、星野一義さんがやってきたことですが、そろそろ次の世代の僕らがやらなきゃいけないんじゃないかというのが、今回リアルレーシングを立ち上げた理由です。

今季のGTの体制ですが、クルマはNSX、タイヤはブリヂストン、メンテナンスはスーパーアグリの御殿場ファクトリーにお願いしています。

F3はホンダ・チーム・リアルとして自社メンテで鈴鹿にファクトリーを構え、塚越広大と伊沢拓也という、有望な若手二人を走らせます。

フォーミュラはドライバーとして乗りたいカテゴリーだと認識していますから、いずれはフォーミュラニッポンもやりたいと思っています。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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SUPER GT

SGT:「SUZUKA GT 300km」公式予選(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■2007年型フェアレディZは予選7位、9位スタート

 2007年のSUPER GTは3月17日、鈴鹿サーキットで開幕戦を迎えた。晴天ながら気温11度と肌寒い中、10時15分より公式予選が開始。43台のGTマシンが一斉にエンジンを始動した。

 V型8気筒自然吸気(NA)エンジン搭載の新型フェアレディZ GT500仕様車を2台持ち込んだニスモは「XANAVI NISMO Z」(#23)が本山哲/リチャード・ライアン組、「MOTUL AUTECH Z」(#22)がミハエル・クルム/松田次生という布陣だ。2006年仕様のZを走らせる3台の日産系チームはそれぞれ「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3)が新規加入のセバスチャン・フィリップと柳田真孝、「カルソニック インパルZ」(#12)は2006年と同様にブノワ・トレルイエ/星野一樹のコンビ、「WOODONEADVAN Clarion Z」(#24)はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治という組み合わせだ。

 公式予選1回目、大トルクでマシンをひっぱるNAエンジンを搭載した新型Zは#23は本山が1分51秒898を出して5番手、#22はクルムが記録した1分52秒293がベストタイムで、7番手であった。ニスモの2台はともにニューカーのデビュー戦でスーパーラップ進出を果たした。また、ターボエンジンを搭載する2006年仕様のZは、#24のオリベイラ が出したタイムで13番手であった。

 午後3時50分過ぎ開始したスーパーラップ。ミハエル・クルムが駆る「MOTUL AUTECH Z」(#22)は、4番目のスタートであった。クルムは、予選1回目の自己タイムを0.1秒更新したが、先にスタートした他車のうち2台がさらにそれを上回るタイムを出したため、予選9位のポジションが確定した。一方、本山哲がスーパーラップのアタッカーを担当 した「XANAVI NISMO Z」(#23)は、1回目の予選タイムを更新することができずにポジションダウン。決勝レースは7番グリッドからスタートすることとなった。

 本山は、「クルマの状況は決して悪くなく、昨日も含めてセッションでは常にベストパフォーマンスを出し切れていたと思う。しかし、スーパーラップでは少しスピードが足らなかった。このクルマの長所であるストレートでの伸びが不足していたようだ。原因はデータを調べてもらっているところ。しかし、ドライブフィールは良いし、ロングランを走っても安定したラップタイムで走れている。スーパーラップはうまくいかなかったが、レースは別だ。(明日の決勝レースは)この位置からでも表彰台を狙って走る」と語った。

 スーパーラップに進出しなかったZ勢は「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)が予選13位、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が14位、「YellowHatYMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)は15位が確定した。

 決勝レース(52周)は、3月18日(日)午後2時にスタートの予定。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 ポールシッターのコメント

070317_arta_crew.jpg 070317_z_crew.jpg

GT500クラスポールポジション #8ARTA NSX
伊藤大輔

金曜に走り始めて、トップタイムは出てたんですが、セクターによっては18号車も速かったので、そう簡単にポールは獲れないかなと思ったんですけども、今朝走り始めたらクルマのフィーリングがすごく良くて、昨日少し感じてたアンダーステアも消えていました。
1回目終わって50秒4ていうことで、自分では満足してたんですけど、風が強くて、去年の開幕戦を思い出させる状態だったため、正直タイムを更新できるとは思ってなかったんですけど、スーパーラップが始まってみるとみんなタイムを上げてきたので、自分の気持ちを切り替えて、自分を信じるような感じでアタックしたら結構グリップ感があって、1周気持ちよく走れました。
帰ってインジケーター見たら見たことの無いような数字が並んでて、チームから「1番だ」と知らされたので「ああ良かったな」と。
シーズンオフからいろいろやってきた中で、セパン、岡山と他とあまり差が無かったんですけど、ここにきてこれだけの結果が出たことで、短い時間でいい仕事をしてくれたということで、チームとホンダには感謝しています。

ラルフ・ファーマン
冬の間に童夢やホンダはファンタスティックな仕事をしたと思います。
テストではトヨタやニッサンとそれほど差があるように思えなかったんですが、今週末になってクルマがびっくりするぐらいに良くなっていました。
ここまで仕上げてくれたみんなに感謝しています。
明日に関しても自信はあります。
ロングランをやってても走るたびに速くなっていくような状態で、ブリヂストンはいいタイヤを作ってきてくれましたし、問題は何も無いと思います。

GT300クラスポールポジション #13エンドレスアドバン洗剤革命Z
影山正美

去年も午前中暫定ポールは3回ほどあったのに、スーパーラップでことごとく逆転されていましたが、 今回は念願かなってトップでスタートすることができました。
スーパーラップに向けてセッティングを少し変えて、乗り込んだときに残り4台くらいで、タイヤを暖めてるときに無線でほかの車のタイムを聞いたんですが、よく聞き取れなくて、ストレートに戻ってきたときにタワーの掲示をちらっと見たら2秒4って出ていて「あれ?」っと。ほかのドライバーはタイムアップしていなかったし、僕の前のクルマはくるだろうとは思っていたけど2秒4までは予想してませんでした。
ちっちゃいミスはいくつかありましたが、「この周しかない」ってことで目一杯いくしかないなと、でコントロールラインを過ぎて「何番?」って聞いたら「トップだ」ってことでした。

藤井誠暢
MR-Sが予想より速くて、ほかのみんなはタイムが伸びていなかったのに、MR-Sも伸びないんじゃないかと思ってたら2秒4までいったので、これは楽じゃないなと思いました。
金曜日にロングをさせてもらって、フィーリングがすごくよかったので、明日はいい結果が出せると思います。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選総合

■GT500 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
18ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'50.426R1'49.842190.321
232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'51.5231'50.583189.045
318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'51.0481'50.593189.028
417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'51.2011'50.806188.665
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS1'51.9691'51.433187.603
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'52.3711'51.513187.469
723XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'51.8981'51.967186.709
86Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'52.4601'52.094186.497
922MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS1'52.2931'52.155186.396
1039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'52.8771'52.430185.940
111宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'52.940185.100
1235BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'53.085184.863
1324WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'53.643183.955
1412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'54.048183.302
153YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'54.174183.099
16*25ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'55.542180.932

■GT300 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH2'02.536R2'02.254170.998
2101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋 和也
石浦宏明
MI2'02.923R2'02.411170.779
343ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI2'03.4072'03.503169.269
446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL2'03.7262'03.808168.852
52プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'03.0362'03.876168.759
662WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH2'03.1802'04.232168.275
788アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西康司
YH2'04.1732'04.257168.242
831apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本 祐也
MI2'04.3812'04.638167.727
97RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH2'04.0342'04.842167.453
1087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'04.5092'06.221165.624
114EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'04.714167.625
1226ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH2'04.721167.616
1347宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'04.960167.295
14110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'05.180167.001
155クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH2'05.346166.780
1619ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH2'05.358166.764
1777クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'05.469166.616
18*11TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'05.635166.396
1983YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'05.767166.222
2055DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'06.956164.665
21666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'07.239164.299
22333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'07.833163.535
239LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
中嶋 修
Guts 城内
DL2'09.469161.469
24118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2'09.879160.959
---- 以上予選通過 ----
-70外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'17.206152.364
  • ペナルティ No.25 ベスト及び2ndラップタイム削除(国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間の追い越し)違反(11:40裁定)
  • ペナルティ No.11,13 罰金2万円(トランスポンダー交換違反)
  • No.66,67は出走せず
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SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ NSX勢が上位独占!


070317_arta_nsx2 予選2回目に続いて行われたスーパーラップでは、5台のNSXが圧倒的な速さをみせつけ、1分49秒842という驚異的なタイムを叩き出した#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)がポールポジションを獲得することとなった。
GT300クラスは、午前中コースレコードを更新した#13エンドレスアドバン洗剤革命Zが、さらにタイムを更新してポールポジションを獲得した。

スーパーラップは午後3時よりGT300クラスから開始された
最初に出走したのは#87ムルシエラゴ。アタックを担当した桧井保孝のタイムは2分06秒221。
風の影響からか、午前中のタイムを上回れなかった。
#31MR-Sの峰尾恭輔、#88ムルシエラゴの山西康司も午前中の自己ベストを上回れず、#7RX-7の井入宏之に至っては2分04秒842に留まり、クラス9番手までポジションダウンすることとなった。
#46Zの佐々木孝太は東コースだけで山西を1秒近く上回ったが、シケイン立ち上がりでダートにはみ出し、最終的には2分03秒808とコンマ4秒上回るにとどまった。
続いて出走したのは2年ぶりにGTに戻ってきた#43ガライヤ。ドライバーは新田守男だ。
新田はセクター1,2,3で佐々木の後塵を拝するも、最終セクターで逆転、2分03秒503でトップに立った。
続く#62ヴィーマック、#2紫電はタイムが伸びず、ガライヤの後塵を拝することとなった。
#62ヴィーマックは#46Zにも抜かれて2ポジションダウンだ。

昨年新田がドライブした#101トイストーリーMR-Sを駆る大嶋和也は2分02秒411と、午前中の影山正美(#13Z)のレコードタイムを打ち破ったが、その影山正美は2分02秒254と更にタイムを縮め、堂々ポールポジションを獲得した。

続いて始まったGT500のスーパーラップは、300同様強い追い風の影響を受けつつも、ほぼ全車が午前中の自己ベストを更新したが、#23ザナヴィZの本山哲は1分51秒967と午前中のタイムを下回って2ポジションダウン。#22モチュールZのミハエル・クルムもベストは更新したものの9番手に後退と、Z勢には厳しい結果となった。

レクサスSC勢は着実にタイムを削り取ってきたものの、#39サードはポジション変わらず。#6ルマンはポジションを一つ上げるに留まり、唯一#38セルモSCの立川祐路が5番手タイムを叩き出し、好調なNSX勢に割って入るに留まった。

今回のスーパーラップでは5台のNSX勢が圧倒的な速さを見せ付け、上位6台中5台をNSXが占めることとなった。
まずは午前中8番手の#100レイブリックのドミニク・シュワガーが1分51秒213と、午前中のタイムを1秒以上更新すると、#32エプソン、#17リアル、#18TAKATA童夢らは相次いで1分50秒台を記録してみせる。
そして最後に出走した#8ARTA NSXを駆る伊藤大輔は、1分49秒842と唯一の49秒台を叩き出し、2位以下をコンマ7秒以上突き放す大差でポールポジションを決めてみせた。

スーパーGT第1戦決勝は明日午後2時より、52周で戦われる。

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SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ(GT500)

■GT500 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'49.842--190.321
232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'50.583 0.741 0.741189.045
318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS1'50.593 0.751 0.010189.028
417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石年弘
BS1'50.806 0.964 0.213188.665
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS1'51.433 1.591 0.627187.603
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'51.513 1.671 0.080187.469
723XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'51.967 2.125 0.454186.709
86Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'52.094 2.252 0.127186.497
922MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS1'52.155 2.313 0.061186.396
1039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'52.430 2.588 0.275185.940
Tags:

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ(GT300)

■GT300 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH2'02.254--170.998
2101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI2'02.411 0.157 0.157170.779
343ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI2'03.503 1.249 1.092169.269
446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'03.808 1.554 0.305168.852
52プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'03.876 1.622 0.068168.759
662WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH2'04.232 1.978 0.356168.275
788アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH2'04.257 2.003 0.025168.242
831apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI2'04.638 2.384 0.381167.727
97RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH2'04.842 2.588 0.204167.453
1087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'06.221 3.967 1.379165.624
Tags:

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選2回目 トップタイムはザナヴィZ

スーパーGT第1戦、鈴鹿GT300kmの公式予選2回目が、午後2時25分より各クラス15分づつで行われ、GT500クラスでは#23ザナヴィニスモZ、GT300クラスは#13エンドレスアドバン洗剤革命Zがトップタイムを記録した。

ここでのタイムは直接にはグリッド順に影響しない。
しかし午前中に予選通過基準タイムをクリアできていないチーム、ドライバーにとっては予選通過のかかった大切なセッションだ。
GT500クラスは全車が基準タイムをクリアしているため、スーパーラップあるいは決勝を想定したチェック作業に終始したが、GT300ではタイム計測のできなかったJLOCのガヤルド2台と、#118、#70のポルシェが基準タイムクリアに賭けることとなった。
しかし結局ガヤルドはここでも出走できず、2台のポルシェも基準タイムには届かず、決勝進出はならなかった。

ただしこの鈴鹿戦に関しては、決勝出走台数の上限が45台となっているため、出走嘆願により決勝に臨むことになるものと思われる

各クラス上位10台の決勝グリッドを決めるスーパーラップは、午後3時より行われる

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SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選2回目結果

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Qualifying 2 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1500123XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'54.309--182.883
2500238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS1'54.311 0.002 0.002182.880
3500317REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'54.510 0.201 0.199182.562
4500422MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS1'55.103 0.794 0.593181.622
5500518TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'55.257 0.948 0.154181.379
650061宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'55.335 1.026 0.078181.256
7500739デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'55.804 1.495 0.469180.522
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'56.161 1.852 0.357179.967
950098ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'56.370 2.061 0.209179.644
10500106Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'56.503 2.194 0.133179.439
11500113YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'56.676 2.367 0.173179.173
125001225ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'56.861 2.552 0.185178.889
135001335BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'56.934 2.625 0.073178.778
145001412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'57.344 3.035 0.410178.153
155001524WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'57.451 3.142 0.107177.991
165001632EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'57.738 3.429 0.287177.557
17300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH2'05.28210.973 7.544166.865
1830022プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'05.78111.472 0.499166.203
193003101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI2'05.84111.532 0.060166.124
20300446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'05.95411.645 0.113165.975
21300543ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI2'06.35612.047 0.402165.447
22300626ユンケルパワー タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路慎一
谷口 信輝
YH2'07.22612.917 0.870164.315
23300731apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI2'07.26012.951 0.034164.272
2430085クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中哲二
竹内 浩典
KH2'07.46613.157 0.206164.006
25300955DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'07.49313.184 0.027163.971
263001019ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH2'07.58713.278 0.094163.851
27300114EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'07.83513.526 0.248163.533
2830012110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'08.18413.875 0.349163.087
293001377クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'08.35514.046 0.171162.871
303001483YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'09.24814.939 0.893161.746
313001547宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'09.83915.530 0.591161.009
323001611TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'09.90015.591 0.061160.933
3330017333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'10.11515.806 0.215160.667
34300189LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL2'10.64816.339 0.533160.012
3530019666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'11.55817.249 0.910158.905
36300207RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH2'12.18017.871 0.622158.157
373002170外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'12.78118.472 0.601157.441
3830022118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2'13.26818.959 0.487156.866
393002387マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'17.85623.547 4.588151.645
403002462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH2'19.57525.266 1.719149.778
413002588アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西康司
YH2'22.23427.925 2.659146.978
Tags:

SUPER GT

SGT:第1戦予選1回目結果

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
150018ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BSR1'50.426--189.314
2500218TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BSR1'51.048 0.622 0.622188.254
3500317REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BSR1'51.201 0.775 0.153187.995
4500432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DLR1'51.523 1.097 0.322187.452
5500523XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BSR1'51.898 1.472 0.375186.824
6500638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BSR1'51.969 1.543 0.071186.705
7500722MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BSR1'52.293 1.867 0.324186.167
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BSR1'52.371 1.945 0.078186.037
950096Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BSR1'52.460 2.034 0.089185.890
105001039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'52.877 2.451 0.417185.203
11500111宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'52.940 2.514 0.063185.100
125001235BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'53.085 2.659 0.145184.863
135001324WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'53.643 3.217 0.558183.955
145001412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'54.048 3.622 0.405183.302
15500153YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'54.174 3.748 0.126183.099
1650016*25ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'55.542 5.116 1.368180.932
17300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YHR2'02.53612.110 6.994170.605
183002101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MIR2'02.92312.497 0.387170.067
1930032プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YHR2'03.03612.610 0.113169.911
20300462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YHR2'03.18012.754 0.144169.713
21300543ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MIR2'03.40712.981 0.227169.400
22300646宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'03.72613.300 0.319168.964
2330077RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH2'04.03413.608 0.308168.544
24300888アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH2'04.17313.747 0.139168.355
253009*31apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI2'04.38113.955 0.208168.074
263001087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'04.50914.083 0.128167.901
27300114EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'04.71414.288 0.205167.625
283001226ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH2'04.72114.295 0.007167.616
293001347宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'04.96014.534 0.239167.295
3030014110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'05.18014.754 0.220167.001
31300155クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH2'05.34614.920 0.166166.780
323001619ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口雄飛
YH2'05.35814.932 0.012166.764
333001777クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'05.46915.043 0.111166.616
3430018*11TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'05.63515.209 0.166166.396
353001983YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'05.76715.341 0.132166.222
363002055DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'06.95616.530 1.189164.665
3730021666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'07.23916.813 0.283164.299
3830022333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'07.83317.407 0.594163.535
39300239LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL2'09.46919.043 1.636161.469
---- 以上予選通過(基準タイム[107%] GT500: 1'58.653 / GT300: 2'11.430)
-30024118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮元 隆志
田ヶ原章蔵
YH2'09.87919.453 0.410160.960
-3002570外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'17.20626.780 7.327152.364
  • 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のコースレコード(GT500: 1'52.663 / GT300: 2'03.708)
  • ペナルティ No.25 ベスト及び2ndラップタイム削除(国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間の追い越し)違反(11:40裁定)
  • ペナルティ No.11,13 罰金2万円(トランスポンダー交換違反)
  • No.66,67は出走せず
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SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選1回目 レコード続出のなか、ARTA NSXが暫定PP!

国内レースの2007シーズン開幕となる、スーパーGT第1戦、鈴鹿300kmの公式予選1回目が3月17日午前、快晴の鈴鹿サーキットで行われた。
暫定ポールを獲得したのは、#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)で、タイムは昨年の自身のレコードを大きく上回る1分50秒426だった。
GT300クラストップは#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢組)。タイムは2分02秒536と、こちらもGT300クラスのコースレコードを大きく上回ることとなった。

070317_arta_nsx 070317_advan_z

公式予選1回目は、当初予定より5分遅れの午前10時15分より60分間で行われた。
予選開始時の気温は11℃、路面温度は14℃と、肌寒いコンディションだ。

まずはGT300クラスの専有走行から開始された。
序盤から精力的に周回を重ねていた#101トイストーリーMR-Sが、大嶋和也のドライブにより開始10分で2分02秒923と、昨年のレコードを早くも更新してみせると、2番手には2年ぶりに復活した#43ARTAガライヤがつける。
しかし残り時間が7分を切った辺りから各車ペースアップしていき、#62ウィルコムヴィーマックが2分03秒180、続いて#2プリベKENZO紫電が2分03秒038と、ガライヤのタイムを上回る。
更には影山正美のドライブする#13エンドレスZが、専有残り5分で2分02秒536と、大嶋のタイムを上回ってトップに躍り出た。

続いてはGT500の専有走行。
#39デンソーサード、#6フォーラムエンジニアリングルマン、#35バンダイのSC430勢が序盤からタイムを出しに行く一方で、NSX勢、Z勢は残り時間10分を切ってから漸くコースへ出て行った。

まずは片岡龍也の駆る6号車が開始8分で1分52秒460を出し、昨年伊藤大輔の記録した1分52秒663を早々と上回ってトップへ。
続いて、インスタレーションラップでリヤに履いていたタイヤをフロントに装着するという、一風変わった熱の入れ方を試みたニスモ勢の1台、#22モチュールオーテックZがミハエル・クルムのドライブにより、1分52秒293と片岡を上回ると、その直後に#38ZENT SCの立川祐路が1分51秒969とタイムを更に縮める。
そして、昨年のレコードホルダー、伊藤大輔の駆る#8ARTA NSXが1分50秒426という、圧倒的なタイムを叩き出して一気にトップに躍り出た。
更に、今季から新たに参戦を開始した#17リアルNSXが1分51秒201、#18TAKATA童夢NSXが1分51秒048、#32EPSON NSXが1分51秒523と、NSX勢が上位4つまでを占め、#100レイブリックも8番手と、全車がスーパーラップ進出を果たすこととなった。
一方、Z勢はニスモの2台、レクサス勢は#6、#38、#39がスーパーラップ進出を果たした。

コーナリングスピードの低減を狙ってステップドボトムを導入した2007レギュレーションであったが、各チーム、メーカーの開発努力により、今回の予選では逆にコースレコードを2秒以上短縮するという、皮肉な結果となった。

公式予選2回目とスーパーラップは午後2時25分より行われる。

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Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT | その他

トヨタ自動車、2007年のモータースポーツ活動および支援計画を発表

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、「フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」、米国の「NASCAR」、日本の「SUPER GT」・「フォーミュラ・ニッポン」等のトップカテゴリーへの参戦と、今後が期待される有望なドライバーの育成を活動の柱とし、2007年のモータースポーツ活動を推進する。

日本では、SUPER GTでGT500クラスの車両を全てレクサスSC430とし、昨年に続きタイトル獲得に挑む。またフォーミュラカーのトップカテゴリー「フォーミュラ・ニッポン」へのエンジン供給も継続する。

一方、世界トップクラスで活躍するドライバーの育成を目指し、推進中のトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(以下TDP)において、本年は国内外の11名のドライバーを選出。GP2やF3など実戦での取り組みとともに、F1テストへの参画等、幅広い機会を捉え資質向上を図る。

また、昨年、一般車のハイブリッドシステムの性能向上をも視野に入れた技術開発の一環として本格レースに挑戦、完走を果たした、ハイブリッド・モータースポーツへの取り組みも引き続き推進する。

このほか、モータースポーツ振興の観点から、トップクラスからグラスルーツレベルまで、多様なカテゴリー・イベントへの支援を継続的に行う。

なお、トヨタのモータースポーツ活動は、東富士研究所のモータースポーツ部を中心に、日本では、トヨタテクノクラフト(株)TRD(以下TRD)、欧州ではToyota Motorsport GmbH(トヨタ モータースポーツ有限会社、以下TMG)米国ではTRD, U.S.A. Inc.(以下、TRD-USA)を各地域での開発拠点として位置づけている。


SUPER GT
日本におけるトップカテゴリーとして、引き続きTRDを通じ参戦チームを支援。
参戦車両は、V8 4.5L エンジン(3UZ-FE)を搭載するレクサス SC430《GT500クラス》、V6 3.5L(2GR)を搭載するトヨタ MR-S《GT300クラス》。

チーム名 車両 ドライバー タイヤ
GT500
クラス
トヨタ・チーム・セルモ
(TOYOTA TEAM CERUMO)
レクサス
SC430
立川祐路
(Yuji Tachikawa 日本)
ブリヂストン
髙木虎之介
(Toranosuke Takagi 日本)
トヨタ・チーム・トムス
(TOYOTA TEAM TOM'S)
レクサス
SC430
脇阪寿一
(Juichi Wakisaka)
ブリヂストン
アンドレ・ロッテラー
(Andre Lotterer ドイツ)
トヨタ・チーム ルマン
(TOYOTA Team LeMans)
レクサス
SC430
ビヨン・ビルドハイム
(Bjorn Wirdheim スウェーデン)
ブリヂストン
片岡龍也
(Tatsuya Kataoka 日本)
トヨタ・チーム・クラフト
(TOYOTA TEAM KRAFT)
レクサス
SC430
服部尚貴
(Naoki Hattori 日本)
ダンロップ
ピーター・ダンブレック
(Peter Dumbreck スコットランド)
トヨタ・チーム・ツチヤ
(TOYOTA TEAM TSUCHIYA)
レクサス
SC430
織戸 学
(Manabu Orido 日本)
ヨコハマ
土屋武士
(Takeshi Tsuchiya 日本)
トヨタ・チーム・サード
(TOYOTA TEAM SARD)
レクサス
SC430
アンドレ・クート
(Andre Couto ポルトガル)
ブリヂストン
平中克幸
(Katsuyuki Hiranaka 日本)
GT300
クラス
エーピーアール
(APR)
トヨタ
MR-S
T.B.N. ミシュラン
T.B.N.
エーピーアール
(APR)
トヨタ
MR-S
石浦宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
ミシュラン
大嶋和也
(Kazuya Ohshima 日本)
レーシング・プロジェクト・バンドウ
(RACING PROJECT BANDOH)
T.B.N. T.B.N. T.B.N.

(※T.B.N. 後日決定)


全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン
日本におけるフォーミュラカーレースのトップカテゴリー。
今年はV8 3Lエンジン(TOYOTA RV-8-J)を7チーム14台に供給。

チーム名 台数
ドライバー
モバイルキャスト チーム インパル
(mobilecast TEAM IMPUL)
2 ブノワ・トレルイエ (Benoit Treluyer フランス)
松田 次生(Tsugio Matsuda 日本)
アラビアン オアシス チーム インパル
(Arabian Oasis TEAM IMPUL)
2 本山 哲(Satoshi Motoyama 日本)
ミハエル・クルム(Micheal Krumm ドイツ)
コンドー レーシング
(KONDO RACING)
2 柳田真孝(Masataka Yanagida 日本)
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Joao Paulo de Oliveira ブラジル)
フォーラム エンジニアリング チーム ルマン
(Forum Engineering Team LeMans)
2 片岡龍也(Tatsuya Kataoka 日本)
髙木虎之介(Toranosuke Takagi 日本)
チーム レックレス セルモ
(TEAM RECKLESS CERUMO)
1 立川祐路(Yuji Tachikawa 日本)
佐々木孝太(Kota Sasaki 日本)
インギング モータースポーツ
(INGING MOTORSPORT)
2 ロニー・クインタレッリ(Ronnie Quintarelli イタリア)
横溝直輝(Naoki Yokomizo 日本)
ディーエイチジー トムス レーシング
(DHG TOM'S RACING)
2 アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer ドイツ)
T.B.N.

(※T.B.N. 後日決定)


その他の活動支援

(1) 全日本F3選手権
F1への登竜門となる、フォーミュラ・カテゴリー。トヨタは従来の2L・3S-GEエンジンに加え新開発の1AZ-FEエンジンを供給。
使用チームおよびドライバーラインナップは以下のとおり。

チーム名 台数 ドライバー(予定)
ドライバー
トムス
(TOM’S)
3 大嶋和也(Kazuya Ohshima 日本)
石浦宏明(Hiroaki Ishiura 日本)
オリバー・ジャービス(Oliver Jarvis イギリス)
TDPドライバー
TDPドライバー
インギング モータースポーツ
(INGING MOTORSPORT)
1 ロベルト・ストレイト (Robert Streit ブラジル)

 

ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
1 関口雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本) TDPドライバー
ル・ボーセ
(Le Beausset)
1 嵯峨 宏紀(Kohki Saga 日本)  
ZAP SPEED
(ザップスピード)
1 T.B.N.  

(※T.B.N. 後日決定)

(2) ESSO・フォーミュラトヨタシリーズ
若手ドライバー育成カテゴリーとして定評のある初級フォーミュラカーレース。車両はTRDが開発したFT30型ワンメイク。1.6Lエンジン(4A-GE)を搭載。

(3) FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)
2年目となるエントリークラスのフォーミュラ・カテゴリー。
車両は、FCJ専用独自開発車両(FC106)のワンメイク。

(4) Netz Cup ヴィッツレース
一般公道も走行可能なナンバー付車両で争われるレース。
(トヨタ ヴィッツRS 1.5L車をベースとする専用車両 トヨタ ヴィッツRS TRD Racing)

5つの地方シリーズ(北海道・東北・関東・関西・西日本)で全22戦を開催。 今年は富士スピードウェイで開催されるF1日本グランプリのサポートレースとして特別戦が 用意される。また、トヨタ・モータースポーツフェスティバルでも特別戦を予定。

(5) その他、各種活動への支援
従来の旧型ヴィッツ1.0L(SCP10)に加え、現行ヴィッツRS 1.5L(NCP91)での参加も 可能になった、ワンメイクラリー「TRD Vitz Challenge」(全7戦)の開催。
トヨタモータースポーツクラブ(TMSC)の活動支援 等


TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)
世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの育成を 目的としたプログラム。才能ある人材を発掘し、それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムとし、欧州・日本で以下のように展開。

  ドライバー カテゴリー チーム (ご参考)06年参加カテゴリー
欧州 平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
GP2 rident Racing
(イタリア)
欧州F3 ランキング3位(1勝)
中嶋 一貴
(Kazuki Nakajima 日本)
DAMS
(フランス)
欧州F3 ランキング7位(1勝)
小林 可夢偉
(Kamui Kobayashi 日本)
ユーロF3シリーズ ASMフォーミュラ3
(ASM Formule3 フランス)
欧州F3 ランキング8位(最高位2位)ルーキーランキング1位
アンドレア.カルダレッリ
(Andrea Caldarelli イタリア)
欧州フォーミュラ・ルノーおよびイタリアフォーミュラ・ルノー プレマ・パワーチーム
(Prema Powerteam イタリア)
イタリア フォーミュラ・ルノー参戦
ヘンキ・ワルドシュミット
(Henkie Waldschmidt オランダ)
欧州フォーミュラ・ルノーおよび
イタリアフォーミュラ・ルノー参戦
マーティン・プロウマン
(Martin Plowman イギリス)
国内 大嶋 和也
(Kazuya Ohshima 日本)
全日本 F3選手権 トムス
(TOM'S)
全日本F3 ランキング2位(3勝)
石浦宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
全日本F3 ランキング9位(1勝)
関口雄飛
(Yuhi Sekiguchi 日本)
ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
エッソ・フォーミュラトヨタチャンピオン(6勝)FCJチャンピオン(3勝)
井口 卓人
(Takuto Iguchi 日本)
フォーミュラ・トヨタおよびFCJ トムス・スピリット
(TOM‘S SPIRIT)
エッソ・フォーミュラトヨタ
ランキング5位(最高位3位)
松井孝允
(Takamitsu Matsui 日本)
(06年フォーミュラトヨタ
・レーシングスクールにて選抜)

(ご参考)フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)について
「フォーミュラトヨタ」を使用し、富士スピードウェイで実施するレーシングスクール(時期は後日お知らせ)。
TDPの一環として、基礎指導から模擬レース参加まで、2泊3日で行うレーシングスクール。本コース受講者の中から、優秀で将来性の見込めるドライバーに対しオーディションが行われ、最終選抜されたドライバーに次年度のスカラシップを実施。


ハイブリッドカーによるモータースポーツ参戦
2006年、今後の市販車両への技術的なフィードバックを前提にハイブリッドシステムの更なる小型軽量化や高効率化等を目指す開発の一環として、十勝24時間レースに「レクサスGS450h」で参戦、参戦33台中総合17位で完走。
(全開加速・急減速を繰り返す、レース走行においても約5%の燃費改善効果を確認。)

本年も、ハイブリッドシステムの技術革新に向けた開発と、モータースポーツにおける可能性調査のため、レース参戦を検討中。

以上

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SUPER GT

クスコレーシング、山野哲也のパートナーは青木孝行に決定

クスコレーシング、山野哲也のパートナーは青木孝行に決定

 SUBARUインプレッサで日本国内の人気シリーズSUPER GTに参戦するクスコレーシングは、ドライバーの青木孝行(34)が既に契約を交わしている山野哲也とコンビを組む、と発表した。

 青木孝行は1995年鈴鹿FJ1600でレースデビューを果たし、1997年には鈴鹿F4選手権でチャンピオンを争ったこともあるフォーミュラ出身ドライバー。その後GT選手権に活躍の場を移し、2001年にはGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得している。また、スーパー耐久でもチャンピオンを経験するなど、今や「ハコ」のスペシャリストとして知られている。近年は、D1グランプリにも出場し、自動車関連のテレビ番組に出演するなど活動の幅を広げている。GTでは、これまでに8勝(歴代3位)し、ポールポジション獲得回数も6回となっている。

 このたびクスコレーシングと契約するにあたり、青木は山野哲也と同等の速さを出せるスキルとGTでの長いキャリアを活かした巧みなレース運びが評価され、「クスコDUNLOP SUBARUインプレッサ」のステアリングを託されることとなった。

 参戦車両である2007年型「クスコDUNLOP SUBARUインプレッサ」は、トランスアクスル形式のシンメトリカルAWD機構をもった「AWDレーシングカー」である。本年より新たにダンロップタイヤを装着することになっており、ふたりのチャンピオンドライバーによって開発スピードは一段と加速すると予想されている。また、セットアップを担当するエンジニアリングスタッフも増強し、クスコレーシングはSUPER GTシリーズGT300クラス年間ランキングの上位入賞を目指している。青木と組む山野哲也は、昨年までGT300クラスで3年連続チャンピオンを獲得しているトップドライバー。

 新体制となったクスコレーシングは、3月2日に鈴鹿サーキットで行われるSUPER GT合同テストに参加したのち、3月17日~18日に開催されるSUPER GT開幕戦(鈴鹿サーキット)で初の実戦レースに臨む。

■大溝敏夫監督

「GT300クラスでチャンピオンの獲得経験のある青木選手は、経験が豊富でさらに高い開発能力を持ち、また速く安定した走りをする技術を持ち合わせています。山野選手とのコンビネーションで、速く、強さを発揮してくれると思います。今から開幕戦が楽しみです」

■青木孝行

「クスコレーシングで仕事ができることを光栄に思います。必要とされ、チームの一員となれたことにはとても大きな喜びを感じますが、それ以上に今は結果を残すという緊張感でいっぱいです。チームは昨年よりAWDを採用したインプレッサで新たなチャレンジをしいます。この新システムには大きな可能性を持っていると思いますが、強力な武器にするためには、さらなる開発が必要です。その開発に携れることは、ドライバーとしてとてもやりがいのある仕事だと感じています。ハード、ソフトの両面でさらなる改善を行いタイトル獲得を目指します」

◆ドライバープロフィールは下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

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SUPER GT

EPSON NAKAJIMA RACING 2007年スーパーGTの活動を発表

2月27日、EPSON NAKAJIMA RACINGは都内において2007年度スーパーGTの活動発表会を行った。

ドライバーは2年目となるフランス人ドライバー、ロイック・デュバル(24歳)とスーパーGT初参戦のブラジル人ドライバー、ファビオ・カルボーン(26歳)。ふたりのドライバーは、すでにシーズン前テストで好感触を得ている。

2007年EPSON NAKAJIMA RACING Release

EPSONは.1983年に国内F2の中嶋悟選手へのスポンサーとしてスタートして以来、国際F3000、F1などのモータースポーツへのスポンサー活動を継続実施する中、2004年からは〔EPSON NAKAJIMA RACING〕は、チーム一丸となった積極果敢なレース展開により、コンスタントにポイントを獲得し、最終レースではポールtoウインの優勝を遂げました。

さらなる飛躍が大いに期待される今シーズンも、引き続き Honda NSX をベースにした〔EPSON NAKAJIMA RACING〕の参戦により、シリーズチャンピオン獲得を目標にチャレンジしてまいります。

参戦概要  
チーム名 EPSON NAKAJIMA RACING
車両名 EPSON NSX
総監督 中嶋 悟
ドライバー Loic DUVAL / Fabio CARBONE
マシン概要  
<エンジン>  
形式 C32B(DOHC VTEC) ベース
総排気量 3.494.c.c.
最大出力 500PS以上
<シャーシ>  
形式 NA2
全長×全幅 4.610×2.000mm
タイヤ ダンロップDIREZZA
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Formula Nippon

2007年フォーミュラニッポン エントリーリスト

No ドライバー 年齢 国籍 チーム エンジン
1 ブノワ・トレルイエ 29 フランス mobilecast TEAM IMPUL TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
2 松田 次生 27 日本 mobilecast TEAM IMPUL TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
3 柳田 真孝 27 日本 KONDO RACING TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
4 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 25 ブラジル KONDO RACING TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
5 平中 克幸 25 日本 SG team 5ZIGEN HONDA HF386E HONDA HF386E
6 吉本 大樹 26 日本 SG team 5ZIGEN HONDA HF386E HONDA HF386E
7 片岡 龍也 28 日本 Forum Engineering Team LeMans TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
8 高木 虎之介 33 日本 Forum Engineering Team LeMans TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
11 立川 祐路 32 日本 TEAM RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
12 佐々木 孝太 33 日本 TEAM RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
19 本山 哲 36 日本 Arabian Oasis TEAM IMPUL TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
20 ミハエル・クルム 36 ドイツ Arabian Oasis TEAM IMPUL TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
31 ロイック・デュバル 24 フランス PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E HONDA HF386E
32 小暮 卓史 26 日本 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E HONDA HF386E
33 ロニー・クインタレッリ 28 イタリア INGING MOTORSPORT TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
34 横溝 直輝 27 日本 INGING MOTORSPORT TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
36 アンドレ・ロッテラー 24 ドイツ DHG TOM'S RACING TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
37 TBN     DHG TOM'S RACING TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
40 ビヨン・ビルドハイム 26 スウェーデン DoCoMo DANDELION HONDA HF386E HONDA HF386E
41 ファビオ・カルボーン 26 ブラジル DoCoMo DANDELION HONDA HF386E HONDA HF386E
55 井出 有治 32 日本 AUTOBACS RACING TEAM AGURI HONDA HF386E HONDA HF386E
56 金石 年弘 28 日本 AUTOBACS RACING TEAM AGURI HONDA HF386E HONDA HF386E
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Formula Nippon

フォーミュラニッポン2007年の変革を発表

dream_cont.JPG

2007年、フォーミュラ・ニッポンはさらに進化する               [2007/02/26]

昨シーズンの全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは、運営開始以来11年目という節目を迎え、新エンジン、新シャシーの導入により生まれ変わった。マシンが変わり、参加チームが増え、ドライバーたちはシーズンを通して激戦を展開した。ライバルとの格闘をくぐり抜けてシリーズ・チャンピオンとなったブノワ・トレルイエ、喜びに号泣しながらの記者会見は記憶に新しいところだ。

そして2007年、フォーミュラ・ニッポンはいくつかの改革をもってさらに進化する。

テーマは「Dream Continues. 走り続ける人へ」。

コースを疾走するレーシングドライバーたちが。マシンを走らせるチームが。そしてなによりレースを観戦するファンが。これまでにも増して夢が持てるフォーミュラカーレース。そして未来へ向けて走り続けるフォーミュラカーレース。それが2007年のフォーミュラ・ニッポンである。

フォーミュラ・ニッポンは、夢を抱えて国内各地のレーシングコースを転戦する。贅肉を極限まで削ぎ落とした車体に最新技術の粋を集めて組み立てられたパワフルなエンジン。それを操るのは選び抜かれたトップドライバー、彼らを支えるのはノウハウ豊富なトップレーシングチームたちだ。

特別な人たちが特別なマシンを使って特別な場所を巡って格闘するフォーミュラ・ニッポンは、アジア・パシフィック地域で開催されるモータースポーツの核として、その魅力、その価値を、世界中のレースに関わる人々、レースを観戦するファンに向けて発信し、その思いを引きつけることになる。

2007年シーズンは、4月1日に開幕する。日本のトップフォーミュラカーレースが、新しいカタチとなって走り出す。

Dream1

開催サーキットが変わる

 今期、全9戦が開催されるレースングコースは富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGO、そして岡山国際サーキットの5箇所。うち岡山国際サーキットは1994年と1995年にF1パシフィックグランプリが開催されたコースだが、日本のトップフォーミュラカーレースの開催は初めて。岡山では、ドライビングやセッティングを含め、他のコースとは異なるコース攻略戦が繰り広げられるため、各地を転戦するシリーズの流れに影響を及ぼす重要な1戦となることだろう。

Dream2

レース距離が変わる

 シリーズには富士スピードウェイ2戦、ツインリンクもてぎ2戦、鈴鹿サーキット3戦が含まれているが、同じサーキットでもレース距離に変化をもたせる。レース距離は最短230km、最長300kmとすることで、給油戦略が勝敗を分けるレースと、途中ピットインをせずスタートからフィニッシュまで突進する速さを競うレースの2つのレースが楽しめる。

Dream3

ポイントシステムが変わる

 2006年、新エンジンおよび新シャシー導入に伴い参加チームとドライバーが増え、予選タイムでポールポジションから1秒以内に15台近くのマシンがひしめくという世界でも類をみない接戦となった。今期は各レース毎にこの接戦を維持しつつ、シリーズを通したチャンピオン争いも混戦をうながし最終戦までファンの皆様に楽しんでいただけるよう、ポイントシステムを変更する。

新ポイント 1位:10点/2位:8点/3位:6点/4位:5点/5位:4点/6位:3点/7位:2点/8位:1点

旧ポイント 1位:10点/2位:6点/3位:4点/4位:3点/5位:2点/6位:1点

Dream4

レース規則が変わる

 2006年、新エンジン導入に際して2レース以上1エンジン制度が定められたが、今期は3レース1エンジン制度となる。また、途中エンジン交換によるペナルティ中、本戦時にエンジントラブルにてリタイア(未完走)した場合の10位降格は、免除される。

Dream5

イベントが変わる

 往年の名ドライバーであり現在はチーム運営に関わるあの人、この人が当時の白熱したレースを見せる。また各コースへご来場いただいたファンの皆様には、「クルマが当たるクイズ」や、「時速300kmを体験・2シーターフォーミュラカー同乗」など、様々なイベントを用意、メインイベントばかりではなく「サーキットにいること」でも夢中になれる。

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2007年 ARTA Projectチーム体制を発表

ARTA.jpg

ARTA Project プロデューサー

鈴木亜久里

10周年を迎えて

1997年に発足し、1998年より活動を開始したARTA Projectも今年で10周年を迎えることになりました。これもひとえに大勢のファンの皆様、報道関係者の皆様、そして株式会社オートバックスセブンをはじめとするたくさんのパートナー企 業様のおかげだと考えています。この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。

「世界に通用する日本人ドライバーの育成」をスローガンに、カート活動からフォーミュラ・ニッポンまでを網羅して始めたこのプロジェクトも、昨年F1チームを結成することで、システム的には一つの目標を達成しました。ARTA Projectの活動を続けることで、さまざまなドライバー育成プログラムが日本のモータースポーツ界に生まれてきたこともうれしいことです。しかし、ワールドワイドな視点から見ると、まだまだ本来の目標にはほど遠い感があります。これだけの体制を保持するプロジェクトは世界でも唯一の存在と言って過言ではないと自負しておりますが、10周年を迎えた今年、ARTA Projectはさらに英知を結集してこの体制を盤石なものにすべく努力を続けて参ります。そして、11年目へと続く基盤づくりをしていきたいと考えております。

フォーミュラ・ニッポンには井出有治を起用することにしました。井出にはもちろん結果を求めていますが、併せてフォーミュラ・ニッポンの活性化にも金石年弘と一緒に一役買ってもらおうと考えています。また、ARTA Project活動10周年を記念して、GT300クラスにGaraiyaを再び投入することで、SUPER GTを盛り上げていきたいと思っています。ARTA NSXは今年新型マシンを投入し、伊藤大輔、ラルフ・ファーマンで悲願のチャンピオンを狙って行きます。カートプログラムをはじめとする育成部門も、今までにない陣容で展開していきます。新しい試みとして、ヨーロッパでの4輪へのステップアップを意識し、野尻智紀をヨーロッパのカートシリーズに参戦させることにしました。

10周年を迎えた今年、ARTA Projectはさらに上を目指し、同時に日本のモータースポーツ界の発展のために進化し続けて参ります。そのためには、本日お越しいただいた方々のご協力が絶対に必要です。皆様方の一層の応援をぜひともお願い申し上げます。今後ともARTA Projectの活動にぜひご注目ください。

2007年2月22日

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●全日本選手権フォーミュラ・ニッポン

復帰後初優勝を狙うにふさわしい、強力なラインアップでチャンピオンを目指す。2006年にスーパーアグリF1チームからモータースポーツの頂点F1に挑戦し、捲土重来を期す井出有治が加入。チームメイトは、2001年ドイツF3チャンピオンで国際経験も豊富な金石年弘。

TEAM & MACHINE

■エントラント:AUTOBACS RACING TEAM AGURI ■チーム代表:秋田史

■メンテナンス:童夢 ■マシン名:ARTA Lola FN06

■エンジン:HONDA HF386E ■タイヤ:BRIDGESTONE

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●SUPER GT GT500クラス

2006年のARTA NSXはランキング7位で終わるも、チャンピオンを獲るだけの資格と実力を十分に示した。2007年は念願のチャンピオンを全力で獲りにいく。ドライバーは、エースの風格が出てきた伊藤大輔、元F1ドライバーのラルフ・ファーマンを引き続き起用する。

TEAM & MACHINE

■エントラント:AUTOBACS RACING TEAM AGURI ■チーム代表:鈴木亜久里

■メンテナンス:童夢 ■マシン名:ARTA NSX

■エンジン:HONDA C32B ■タイヤ:BRIDGESTONE

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●SUPER GT GT300クラス

GT300クラスの主役としてシリーズを牽引したARTA Garaiyaが2シーズンぶりに復帰する。ドライバーは、GT300クラスで2度のチャンピオンを獲得した新田守男と、2002年に新田とともにチャンピオンを獲得した高木真一。不動のコンビでARTA Garaiya初の王座を目指す。

TEAM & MACHINE

■エントラント:AUTOBACS RACING TEAM AGURI ■チーム代表:金曽裕人

■メンテナンス:apr ■マシン:ARTA Garaiya

■エンジン:NISSAN VQ35D ■タイヤ:MICHELIN

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●IRL インディカー・シリーズ

アメリカ最大のレースイベント「インディ500」を中核とするIRLインディーカー・シリーズでは、「スーパーアグリ・パンサーレーシング」へチーム体制を大きく変更。同チームから松浦孝亮が引き続き参戦する。アメリカ最高峰のオープンホイールレースで初優勝を期す。

TEAM&MACHINE

■エントラント:SUPER AGURI PANTHER RACING

■チーム代表:ジョン・バーンズ  ■チーム監督:ビル・パッパス

■メンテナンス:PANTHER RACING  ■マシン名:Panasonic ARTA Dallara Honda

■エンジン:HONDA Indy V-8  ■タイヤ:Firestone

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●フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン

鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を主席で卒業した山本尚貴がFCJにステップアップ。

山本 尚貴

Naoki Yamamoto

生年月日:1988年7月11日

身長:162cm / 体重:59Kg / 血液型:RH+B / 出身地

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SUPER GT

2007年度暫定エントリーリスが発表される

 SUPER GTを統轄する団体GTAは19日、本年度のSUPER GTに参加する車両/ドライバーの暫定エントリーリストを同団体のホームページ上で発表した。

 これによるとGT500クラスにおいては、車両名称は未定のものはあるがドライバーはほぼ固まった模様。これに対しGT300クラスはTBNが目立つ。

 昨年度のチャンピオンチーム、TOM'Sは脇阪寿一/アンドレ・ロッテラーが引き続きドライブ、2年連続のチャンピオンに挑む。大きな移籍は、ホンダからニッサンに移籍したセバスチャン・フィリップのみ。他のチームも昨年同様のラインナップや、同メーカー間での入替が目立ち、新人もビヨン・ビルドハイムとファビオ・カルボーンの2名で各陣営手堅い布陣を敷いたようだ。また、車両は、ホンダのNSXが1台増えて5台となり、トヨタ6台、ニッサン5台を加えて総勢16台での争いとなる。

 GT300クラスでは、既報のとおり山野哲也が雨宮からクスコに移籍し、300クラス4年連続チャンピオンを狙う。昨年最終戦であと一歩でチャンピオンを逃した紫電は、再び高橋一穂/加藤寛規がコンビを組む。他は未定のチームが多いが、3月2日~3日に鈴鹿サーキットで行われる公式テストを経て次第にラインアップが明らかになるだろう。

Text: Yoshinori OHNISHI

2007 SUPER GT 暫定エントリーリスト
■GT500クラス
NoEntrantMachineDriverTire
1TOYOTA TEAM TOM'STBN脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS
3HASEMI MOTOR SPORTYellowHat YMS モバHO ! TOMICA Zセバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS
6Team LeMansTBN片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS
8AUTOBACS RACING TEAM AGURIARTA NSX伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS
12TEAM IMPULカルソニック・インパル・Zブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS
17ROLLINGSTONE REAL RACINGREAL NSX金石 勝智
金石 年弘
BS
18童夢レーシングチームTAKATA 童夢 NSX道上 龍
小暮 卓史
BS
22NISMOMOTUL AUTECH Zミハエル・クルム
松田 次生
BS
23NISMOXANAVI NISMO Z本山 哲
リチャード・ライアン
BS
24KONDO RACINGTBNジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH
25TOYOTA TEAM TSUCHIYAECLIPSE ADVAN SC430土屋 武士
織戸 学
YH
32NAKAJIMA RACINGEPSON NSXロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL
35TOYOTA TEAM KRAFTBANDAI DUNLOP SC430服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL
38TOYOTA TEAM CERUMOZENT CERUMO SC430立川 祐路
高木 虎之介
BS
39TOYOTA TEAM SARDデンソー サード SC430アンドレ・クート
平中 克幸
BS
100TEAM KUNIMITSURAYBRIG NSXドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS
■GT300クラス
NoEntrantMachineDriverTire
2Cars Tokai Dream28プリヴェKENZOアセット・紫電高橋 一穂
加藤 寛規
YH
4EBBRO TEAM NOVAEBBRO 350R田中 哲也
山崎 信介
YH
5TEAM マッハプロμマッハGOGOGO車検320R九州玉中 哲二
TBN
YH
7RE 雨宮レーシングTBN井入 宏之
TBN
YH
9A&S RACINGTBNOSAMU
TBN
DL
10TOTAL BENEFIT JIMGAINER RACINGTBNTBN
TBN
YH
11TOTAL BENEFIT JIMGAINER RACINGTBN松田 秀士
菅 一乗
YH
13ENDLESS SPORTSENDLESS ADVAN 洗剤革命 Z影山 正美
藤井 誠暢
YH
19RACING PROJECT BANDOHウェッズスポーツTBN
TBN
 
26TEAM TAISANユンケルパワー タイサン ポルシェ山路 慎一
谷口 信輝
YH
31aprTBNTBN
TBN
MI
33HANKOOK KTRTBN木下 みつひろ
TBN
HK
43aprTBNTBN
TBN
 
45DIRECTION RACINGPORSCHE山岸 大
TBN
 
46MOLA吉兆宝山 DUNLOP Z佐々木 孝太
横溝 直輝
DL
47MOLA吉兆宝山 DUNLOP ZTBN
TBN
DL
55DHG RacingTBNTBN
TBN
YH
62WILLCOM R&D SPORTWILLCOM ADVAN VEMAC408R柴原 眞介
黒澤 治樹
YH
66JLOCトリプルA ガイヤルド RG1TBN
TBN
YH
67JLOCトリプルA ガイヤルド RG1TBN
TBN
YH
70TEAM GAIKOKUYA外車の外国屋アドバンポルシェ石橋 義三
TBN
YH
77CUSCO RACINGクスコ DUNLOP スバルインプレッサ山野 哲也
TBN
DL
81TEAM DAISHINTBNTBN
TBN
 
83YOKOYAMA RACINGYOKOYAMA ADVAN UEMATSU RD320R植松 忠雄
TBN
YH
87JLOCTBN ムルシエRG-1TBN
TBN
YH
88JLOCTBN ムルシェRG-1TBN
TBN
YH
110ARKTECH MOTORSPORTSTBN黒澤 琢弥
TBN
YH
111ARKTECH MOTORSPORTSTBNTBN
TBN
 
118TOMEI SPORTFINA GLAD SpecialOlympics GT3R宮本 隆士
田ヶ原 章蔵
YH
333MARIO RACING WITH ISHIMATSUMorio ADVAN 石松PORSCHETBN
TBN
 
666AVANZZA楽天 BOMEX 320R周防 彰悟
山下 潤一郎
DL
777aprTBNTBN
TBN
MI
910910RACING WITH TEAM ISHIMATSU996GTRSRTBN
TBN
YH
-TEAM LEYJUNTBNTBN
TBN
 
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Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT

2007年Hondaモータースポーツ活動

「2007年Hondaモータースポーツ活動」

 Hondaは、2007年の「モータースポーツ参戦体制」と、「世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成」、 「モータースポーツの普及」のための活動について、以下の通り発表しました。

 モータースポーツ活動は、Hondaの「チャレンジング・スピリット」の原点であり、常に自らの夢や志を高く掲げ、 「先進創造へのチャレンジ」を続けることで、夢と感動をお客様と共有していきたいと考えています。

2007年Hondaのモータースポーツ活動の概要(国内4輪のみ抜粋)
1.モータースポーツ参戦体制

 SUPER GTでは、「Honda NSX-GTプロジェクト」のもと、新たに1チーム1台が加わり、5チーム5台体制で、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指します。

2.世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成

 世界の頂点レースで表彰台を競うライダー、ドライバーの育成を目的に、長期的な視野で継続した活動を推進していきます。

 4輪では、「鈴鹿レーシングスクール(SRS-K、SRS-F)」、「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」「全日本F3選手権」、「フォーミュラ・ニッポン」を通して展開されるドライバー育成プログラム「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」により、佐藤琢磨、松浦孝亮に続く、世界で活躍できる若手選手の輩出に積極的に取り組みます。

 今年は、「フォーミュラ・ドリーム」の2003年チャンピオンであり、2006年は「フォーミュラ・ニッポン」と「SUPER GT」に参戦、2007年よりSUPER AGURI Panther RacingからIndy Pro Seriesに参戦する武藤英紀をサポートします。

 また、2005年のSRS-F卒業生で、2006年FCJランキング4位の中山友貴がスカラーシップを獲得し、全日本F3選手権にステップアップします。

3.モータースポーツの普及

 鈴鹿サーキットのレーシングコースについては、ピットやパドックの全面改修に着手するなど、今後もレースの開催や「見て、遊んで、体感する」場と機会の創出に積極的に取り組み、日本のモータースポーツ文化のさらなる発展に寄与していきます。

 Hondaファンへの感謝イベントとして、4月14日(土)・15日(日)に鈴鹿サーキットで「Enjoy Honda」を、11月23日(祝・金)にツインリンクもてぎで「Honda Racing THANKS DAY」を開催します。

 また、「ホンダ・エキサイティングカップ・ワンメイクレース~インテグラ・シリーズ~」を始め、参加して楽しんでいただく各種イベント、Honda車オーナーに向けた「コンセプト・ミーティング」などを各地域で開催します。

《4輪参戦計画概要》
■SUPER GT

 (株)M-TECと(株)童夢の協力による「Honda NSX-GT プロジェクト」のもと、5チーム5台体制にて参戦します。更に熟成させたV6 3.5リッターNA(自然吸気)エンジンと、剛性と空力性能を高めた新開発の車体を投入し、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指します。

チームドライバー
#8 オートバックス・レーシング・チーム・アグリ
(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)
伊藤 大輔(Daisuke Ito, 31歳, 東京都)
ラルフ・ファーマン(Ralph Firman, 31歳, イギリス)
#18 童夢レーシングチーム
(DOME RACING TEAM)
道上 龍(Ryo Michigami, 33歳, 奈良県)
小暮 卓史(Takashi Kogure, 26歳, 神奈川県)
#32 エプソン・ナカジマ・レーシング
(EPSON NAKAJIMA RACING)
ロイック・デュバル(Loic Duval, 24歳, フランス)
ファビオ・カルボーン(Fabio Carbone, 26歳, ブラジル)
#100 チーム国光
(Team Kunimitsu)
ドミニク・シュワガー(Dominik Schwager, 30歳, ドイツ)
細川 慎弥(Shinya Hosokawa, 25歳, 福岡県)
#17 ローリングストーン リアル レーシング
(RollingStone Real Racing)
金石 勝智(Katsutomo Kaneishi, 38歳, 大阪府)
金石 年弘(Toshihiro Kaneishi, 28歳, 大阪府)
■フォーミュラ・ニッポン

 昨年に引き続き、日本レースプロモーションを通じ、4チームに3リッターV8エンジン「HF386E」を供給します。

チーム
オートバックス・レーシング・チーム・アグリ(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)
PIAAナカジマ・レーシング(PIAA Nakajima Racing)
ドコモ・ダンディライアン(DoCoMo DANDELION)
チーム・5ジゲン(TEAM 5ZIGEN)
■全日本F3選手権
チームドライバー
ホンダ・チーム・リアル
(Honda Team Real)
#10 塚越 広大(Kodai Tsukakoshi, 20歳, 栃木県)
#11 伊沢 拓也(Takuya Izawa, 22歳, 東京都)
ホンダ戸田レーシング
(Honda TODA RACING)
#2 中山 友貴(Yuki Nakayama, 19歳, 石川県)
■フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)

 世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成と、日本のモータースポーツの裾野を広げ将来を支える人材の育成を目的に、2006年に立ち上がったジュニア・フォーミュラレース「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」に協力していきます。

Text: HONDA

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Formula Nippon

レクリスが参戦体制を発表。佐々木孝太を加え2カーエントリーに

 株式会社レクリス(本社福岡県/代表藤堂信太郎)は19日、同社のホームページ上で2007年度のフォーミュラ・ニッポンの参戦体制を発表した。

 昨年のドライバー立川祐路は残留、新たに新人の佐々木孝太を起用し2カーエントリーでの参戦となる。立川は2005年度のSUPER GT500クラスのチャンピオンで同クラス最多勝利記録を更新中。佐々木も2005年度、レクリスのスポンサーを受けSUPER GT300クラスでチャンピオンを獲得している。奇しくも2005年度のSUPER GTチャンピオンコンビでのエントリーとなった。

 ニューカマーの佐々木は三重県鈴鹿市生まれ。2輪でレースキャリアをスタートし4輪はFJ1600、F4、FD、F3と主にフォーミューラを中心に参戦、ついに待望のフォーミュラニッポンまで辿り着いた。父は、FJ1300、F3、F2、シビックレースなどで活躍し、鈴鹿の主と言われた佐々木秀六氏。親子2代でのトップフォーミュラ参戦を果たすことになった。

Text: Yoshinori OHNISHI

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SUPER GT

2007年 グローバルモータースポーツ体制を発表 NISMO モータースポーツ ニュース フラッシュ

新型V8エンジン搭載のフェアレディZでSUPER GTチャンピオン奪還をめざす - 2007年 グローバルモータースポーツ体制を発表 - 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス・ゴーン 以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:眞田裕一 以下、ニスモ)は、本日、2007年度のグローバルモータースポーツの活動概要について発表した。 日産ワークスの2007年型フェアレディZには車体に改良が加えられると共に、新開発の4.5リットルV8エンジンを搭載、SUPER GT GT500クラスのチャンピオン奪還をめざす。 日産自動車はお客さまに走る悦びを提供する為の活動の一環としてモータースポーツに取り組んでおり、本年も引き続き、ワークス活動としては国内最高峰のチャンピオンシップであるSUPER GTシリーズGT500クラスをメインに取り組む。また、グラスルーツ活動支援のため、国内外のプライベートチームの活動をサポートしていく。 1. SUPER GT Z33型フェアレディZにて、SUPER GTに出場する。昨年に引き続き、日産系チームの総監督を柿元邦彦が務め、ニスモのチーム監督を飯嶋嘉隆が担当する。 また、ニスモはSUPER GTにフェアレディZで参戦するチームへの技術支援及び車両開発を行なう。HASEMI MOTOR SPORTとTEAM IMPUL、KONDO RACINGと共に、日産系チームとしては全5台で同シリーズGT500クラスに出場する。 チーム体制
No. エントラント 監督 ドライバー 車両名
22 NISMO 飯嶋 嘉隆 ミハエル・クルム MOTUL AUTECH Z
松田 次生
23 本山 哲 XANAVI NISMO Z
リチャード・ライアン
3 HASEMI MOTOR SPORT 長谷見 昌弘 セバスチャン・フィリップ YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z
柳田 真孝
12 TEAM IMPUL 星野 一義 ブノワ・トレルイエ カルソニック インパル Z
星野 一樹
24 KONDO RACING 近藤 真彦 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ TBA
荒 聖治
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SUPER GT

クスコレーシング、07年SUPER GT参戦体制を発表(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

山野哲也を迎え、新たなチャレンジに

 SUBARUインプレッサでSUPER GTに参戦中のクスコレーシングは、2日、富士スピードウェイにおいて、07年SUPER GTへの参戦体制を発表した。参戦車両である「クスコDUNLOPスバルインプレッサ」は06年モデルをベースに改良を加え、タイヤブランドはダンロップに変更、ドライバーには昨年までGT300クラスで3年連続チャンピオンを獲得した山野哲也を迎え、さらにスタッフも強化。新体制でSUPER GTシリーズ年間ランキングの上位入賞を目指す。

 07年モデルの改良点は、まず空力では低ドラッグと効果的なダウンフォースを得るために、リヤフェンダー形状の変更、フロント下面形状の最適化などを盛り込んだ。タイヤはAWD用タイヤ開発に興味を示したダンロップタイヤに変更し、前後のサイズを同じにした。エンジンではSTIが技術支援するWRCエンジンをベースに、中低速トルクを向上させ、ドライバビリティの見直しを行う。足回りでは前後サスペンションジオメトリーの最適化を行い、駆動系ではフロント、センター、リヤの各機械式デフの組み合わせの最適化を行っている。

 山野と組むドライバーに関しては現在最終調整を行っており、山野と並ぶような強力なコンビにするのか、若手ドライバーを起用して同時に成長していくのか、2月中旬までには決定したいとしている。またスタッフは荻久保寛チーフエンジニアがテクニカルディレクターに就任し、新たにエンジニアを迎え、若いメカニックを加入させるなど、全面的にチーム体制を強化している。

■大溝敏夫監督

 「GTには、97年SUGOでデビューして今年が11年目。昨年は10年目ということでインプレッサのAWD化という新しいことにチャレンジしましたが、今年は次のステージに上ろうと、トップレベルで技術を磨き戦いながらチャレンジしていきたいと思いました。経験豊かな山野 選手を迎え、進歩していく喜びを感じたいです。新たな長期展望の第1歩だと思っています」

■山野哲也

 「大溝監督にはどうしても山野が必要だと言ってもらえました。一番心に響いたのは、『フェラーリのシューマッハーのように、クスコも山野を迎えて強くなりたい』と言われたこと。そこまでチームを変えようとしているので、その場所にいたいと思いました。GT唯一の AWD車両なのですが、GT300をリードできるパフォーマンスがあるという可能性に賭けたいし、やりがいを感じています。開幕が楽しみで仕方ないです」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

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Formula Nippon

ファビオ・カルボーン、ダンディライアンからフォーミュラニッポン参戦

0916_carbone ファビオ・カルボーン (C)Fmotorsports

昨年の全日本F3ドライバーズランキング4位のファビオ・カルボーンが、2007年フォーミュラニッポンへダンディライアンから参戦することになった。2月5日 crash.netが伝えたもの。

カルボーンは昨年スリーボンドから全日本F3に参戦。2勝と3つのポールポジション、表彰台8回の成績を残した。26才のブラジル人のカルボーンは、昨年から同チームに所属しているビヨン・ビルドハイムのチームメイトとなる。
ダンデイライアンは、2004年にリチャード・ライアンを擁してフォーミュラニッポンのチャンピオンを獲得。昨年は平中克幸とシリーズ後半からは井出有治を起用していた。

カルボーンは「日本での生活を楽しんでいるので、また日本でレースができて嬉しい。フォーミュラニッポンは大きな挑戦だが、すでにテストもしてわたしには適していると信じている。ダンディライアンのチームとしての実績は知っているし、こんな最高のチームでレースができることは素晴らしい。ルーキータイトルを勝ち取ってシリーズでもベストをつくすことを目指している。経験豊かなドライバーのいるこのシリーズは簡単なことではないと思うが、ハードプッシュすることを止めることはできないよ」と語っている。

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Japanese F3

2007年全日本F3選手権カレンダー

Rd. Date Circuit
01/02 03月31日~04月01日 富士スピードウェイ(FN併催)
03/04 04月14日~04月15日 鈴鹿サーキット(FN併催)
05/06 05月19日~05月20日 ツインリンクもてぎ(FN併催)
07/08 06月09日~06月10日 岡山国際サーキット(FN併催)
09/10 07月07日~07月08日 鈴鹿サーキット(FN併催)
11/12 08月04日~08月05日 オートポリス
13/14 08月25日~08月26日 富士スピードウェイ(FN併催)
15/16 10月06日~10月07日 仙台ハイランド
17/18 10月20日~10月21日 ツインリンクもてぎ(FN併催)
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JAPAN LE MANS CHALLENGE

2007年全日本スポーツカー耐久選手権カレンダー

Rd. Date Circuit
1 05月13日 スポーツランド菅生
2 06月03日 富士スピードウェイ
3 07月22日 ツインリンクもてぎ
4 10月28日 岡山インターナショナルサーキット
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Formula Nippon

2007年フォーミュラニッポン カレンダー

■2007年フォーミュラニッポン・カレンダー

開催日程開催サーキット
第1戦 3月31日・4月1日 富士スピードウェイ
第2戦 4月14日・15日 鈴鹿サーキット
第3戦 5月19日・20日 ツインリンクもてぎ
第4戦 6月9日・10日 岡山国際サーキット
第5戦 7月7日・8日 鈴鹿サーキット
第6戦 8月25日・26日 富士スピードウェイ
第7戦 9月15日・16日 スポーツランドSUGO
第8戦 10月20日・21日 ツインリンクもてぎ
第9戦 11月17日・18日 鈴鹿サーキット

■2007年フォーミュラニッポン・公式テスト日程

開催日程開催サーキット
第1回 3月5日(月)・6日(火) 鈴鹿サーキット
第2回 3月11日(日)・12日(月) 富士スピードウェイ
第3回 3月30日(金) 富士スピードウェイ
第4回 4月13日(金) 鈴鹿サーキット
第5回 5月18日(金) ツインリンクもてぎ
第6回 5月21日(月)・22日(火) ツインリンクもてぎ
第7回 6月8日(金) 岡山国際サーキット
第8回 7月6日(金) 鈴鹿サーキット
第9回 8月24日(金) 富士スピードウェイ
第10回 9月14日(金) スポーツランドSUGO
第11回 10月19日(金) ツインリンクもてぎ
第12回 11月16日(金) 鈴鹿サーキット
■ 大会時の金曜日に公式合同テストを行います。
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Formula Challenge Japan | Japanese F3 | その他

2007年トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラムを発表

Tdp_3  
2006年1月29日(月)

2007年シーズンのTDP支援ドライバーを発表

 

トヨタ自動車(株)は、2007年シーズンのTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)契約ドライバーを発表した。

国内での支援体制としては、昨年全日本F3選手権参戦初年度にして3勝を挙げ、ランキングでもA.スーティルに次ぐ2位に入った大嶋和也(19)が、チャンピオンを目指し、昨年と同じトムスから全日本F3に参戦。 チームメイトとして、デビューイヤーながら尻上がりに調子を上げ、最終大会の第17戦では初優勝を飾った石浦宏明(25)が新たに加わり、この2名が全日本F3選手権でのチャンピオン獲得に挑戦する。 また、昨年圧倒的な強さでESSO フォーミュラトヨタシリーズを制した関口雄飛(19)が、TDPの支援を受け、ナウモータースポーツから全日本F3選手権に参戦する。 ESSO フォーミュラトヨタシリーズ(FT)には、昨年TDPの支援で参戦し、最高位3位、ランキング5位に入った井口卓人(18)が残留。新たに2006年FTRSの最優秀生となった松井孝充(19)とともに、トムス・スピリットからESSO フォーミュラトヨタシリーズに参戦すると共に、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)にも参戦の予定。 一方海外では、既に発表されている通り、昨年F3ユーロシリーズを戦い、1勝、ランキング3位に入った平手晃平(20)がTridentチームからGP2シリーズに参戦。 参戦初年度ながら、同じく1勝、ランキング7位となった中嶋一貴(22)はウィリアムズF1チームのテストドライバーの任に就きながら、DAMSチームからGP2シリーズに参戦する。 また、昨年のF3ユーロシリーズで最高位2位、ランキング8位、そしてルーキータイトルを獲得した小林可夢偉(20)は引き続きF3ユーロシリーズに参戦。タイトル獲得を目指す。 なお、平手晃平と小林可夢偉は、F1パナソニック・トヨタ・レーシングのテストに参加する機会も得る予定。 昨年TDPの支援を受けフォーミュラ・ルノーシリーズ(FR)のイタリア選手権、欧州選手権に参戦してきたH.ワルドシュミット(18)とM.プロウマン(19)は、引き続きプレマ・パワーチームからフォーミュラ・ルノー選手権のイタリアシリーズと欧州シリーズに参戦し、タイトル獲得を目指す。また、同シリーズには、新たにA.カルダレッリ(16)が加わり、3人の若手ドライバーがフォーミュラ・ルノーの激戦で腕を磨く。
2007年TDP契約ドライバー
ドライバー チーム カテゴリー 06年戦績
欧 州 平手晃平(Kohei Hirate) Ttrident Racing (イタリア) GP2 欧州F3 ランキング3位(1勝 )
中嶋一貴(Kazuki Nakajima) DAMS(フランス) 欧州F3 ランキング7位(1勝)
小林可夢偉(Kamui Kobayashi) ASM Formule 3 (フランス) 欧州F3 欧州F3 ランキング8位(最高位2位) ルーキーランキング1位
H.ワルドシュミット (Henkie Waldschmidt:オランダ) Prema Powerteam (イタリア) フォーミュラ・ルノー イタリア選手権 欧州選手権 FR欧州&イタリアシリーズ参戦
M.プロウマン (Martin Plowman:イギリス) FR欧州&イタリアシリーズ参戦
A.カルダレッリ (Andrea Caldarelli:イタリア) FRイタリアシリーズ参戦
国 内 大嶋和也(Kazuya Oshima) トムス 全日本F3 全日本F3 ランキング2位(3勝)
石浦宏明(Hiroaki Ishiura) 全日本F3 ランキング9位(1勝)
関口雄飛(Yuhi Sekiguchi) ナウモータースポーツ FTチャンピオン(6勝) FCJチャンピオン(3勝)
井口卓人(Takuto Iguchi) トムススピリット FT&FCJ FTランキング5位(最高位3位)
松井孝允(Takamitsu Matsui) 06年FTRS最優秀生
 
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スーパー耐久

2007年 スーパー耐久カレンダー

【GTNETスーパー耐久シリーズ2007 開催スケジュール】
Series 日程 開催場所
テストデイ 3月 最終週にて開催予定 TRもてぎ、または鈴鹿サーキットで予定
第1戦 4月 21日(土)~22日(日) 仙台ハイランドレースウェイ
第2戦 5月 12日(土)~13日(日) 鈴鹿サーキット
第3戦 7月 14日(土)~16日(月) 十勝スピードウェイ
第4戦 8月 04日(土)~05日(日) 富士スピードウェイ
第5戦 9月 01日(土)~02日(日) 岡山国際サーキット
第6戦 10月 27日(土)~28日(日) スポーツランドSUGO
第7戦 11月 10日(土)~11日(日) ツインリンクもてぎ
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Japanese F3

童夢2007年は全日本F3へ参戦せず

Iza_1                                   Tuka_2

伊沢 拓也 / DOME F107 MF204C             塚越 広大 / DOME F107 MF204C

               (C) FMOTORSPORTS                             (C) FMOTORSPORTS

(株)童夢はホームページにおいて、来期は全日本F3への参戦計画のないことを明らかにした。今期一杯でホンダからの委託契約が切れることによるためとしている。

M-TECからのF3エンジンの供給計画や、今期童夢 F107シャーシを使用した戸田レーシングの来年の予定はまた別に発表となる。

童夢のF3は2003年シーズンからオリジナルシャーシが登場、一時ローラと提携してイギリスF3やドイツF3などにも登場したが、4シーズンで開発終了ということになる。

今期の全日本F3では伊沢 拓也のドライブする戸田レーシングの童夢 F107は2勝をあげ、もう1台の無限からの塚越 広大が1勝している。11月のマカオGPでは塚越 広大もダララ・シャーシに変更となっていた。

童夢のSGTやFNでの活動は今期と同様のものとなる模様。

さらに、Racing for Holland から S101で出場するルマン24時間レースも今期と同様、ただしマシンはモデファイされ S101.5 という感じになる模様。ルマン以降、ALMSへの出場も模索している状況のようだ。

S101 は T2M (金子家敏代表)から、ルマン LMP2クラスへの出場の打診があり、「童夢の所有する全ての部品を無償貸与する」という方法で参加することになる。これもかなりマシンのモディファイが必要であるとのこと。

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SUPER GT

2007年 SUPER GT スケジュール (暫定) & シード権マシン

■2007年 SUPER GT スケジュール(暫定)

イベント 日 程 サーキット 決勝レース距離
1 3月17日(土) - 18日(日) 鈴鹿サーキット (三重県) 300km
2 4月7日(土) - 8日(日) 岡山国際サーキット (岡山県) 300km
3 5月3日(木) - 4日(金) 富士スピードウェイ (静岡県) 500km
4 6月23日(土) - 24日(日) セパンサーキット (マレーシア) 300km
5 7月28日(土) - 29日(日) スポーツランドSUGO (宮城県) 300km
6 8月18日(土) - 19日(日) 鈴鹿サーキット (三重県) 1000km
7 9月8日(土) - 9日(日) ツインリンクもてぎ (栃木県) 300km
8 10月13日(土) - 14日(日) オートポリス (大分県) 300km
9 11月3日(土) - 4日(日) 富士スピードウェイ (静岡県) 300km

* 上記スケジュールは予定につき、日程、大会数は変更される場合がある。

●2006年の各クラスポイント上位12位までのチーム(ゼッケン単位)にはシード権が与えられ、すべての参加資格が満たされている限り、予選不通過となった場合でも決勝レースへの出場が保証される。

■2007年シード権認定者

06ランキング No チーム
GT500クラス
1 36 TOYOTA TEAM TOM'S
2 22 NISMO
3 100 TEAM KUNIMITSU
4 23 NISMO
5 35 TOYOTA TEAM KRAFT
6 12 TEAM IMPUL
7 38 TOYOTA TEAM CERUMO
8 18 Team Honda Racing
9 8 Team Honda Racing
10 32 NAKAJIMA RACING
11 6 Mobil 1 TOYOTA Team LeMans
12 24 KONDO RACING
GT300クラス
1 7 RE 雨宮レーシング
2 27 direxiv motorsports
3 2 Cars Tokai Dream28
4 101 apr
5 62 WILLCOM R&D SPORT
6 13 ENDLESS SPORTS
7 110 ARKTECH MOTORSPORTS
8 46 MOLA
9 11 JIM GAINER
10 19 RACING PROJECT BANDOH
11 88 JLOC
12 777 梁山泊 with apr
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Japanese F3

オリバー・ジャービス、2007年全日本F3へ参戦

 今年のイギリスF3選手権で、マイク・コンウェイに次ぐシリーズ2位となったオリバー・ジャービスが来年全日本F3選手権にTDPトムス・チームより参戦することになった。

 この22歳のイギリス人は今期名門カーリンより出場、ルーキーながら3勝を挙げている。来期はさらなる飛躍を求めて日本へ移住、新天地での戦いに挑むことになる。

 TDPトムス・チームは、今年エイドリアン・スーティルを擁して全日本F3チャンピオンシップを獲得。ジャービスとともに連続タイトルを目指すことになる。

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Formula Challenge Japan

トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・マンスリーレポート 第8号 (12月4日)

トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・マンスリーレポート 第8号  12月4日

■エッソ・フォーミュラトヨタ

 第10戦: エッソ・フォーミュラトヨタシリーズの最終戦となる第10戦は、11月26日(日)TMSFと併催イベントとして富士スピードウェイで開催。 25日(土)の予選は、気温こそ低いものの快晴の下で行われ、TDPの支援を受け参戦している井口卓人、国本京佑、窪田善文がそれぞれ2,3,4番手を獲得した。

 翌日はあいにくの天候。エッソ・フォーミュラトヨタの決勝開始前には雨足も強まり、難しいコンディションでのレースとなった。 終盤には日没直前の暗さと、霧が発生するという悪条件に見舞われながらも、井口卓人が3位、国本京佑が5位、窪田善文も6位で最後まで走り抜き、シーズンを締め括った。

ドライバー 車番 第10戦グリッド 第10戦決勝 ポイントランキング
井口卓人(トムス・スピリット) 8 2番手 3位 6位(57ポイント)
国本京佑(トムス・スピリット) 7 3番手 5位 7位(56ポイント)
窪田善文(トムス・スピリット) 6 4番手 6位 11位(17ポイント)
■フォーミュラチャレンジ・ジャパン

 第9,10戦: メーカーの垣根を超えて若手ドライバーが競い合う、フォーミュラ・チャレンジ・ジャパンの最終大会(第9戦、第10戦)が11月18日(金)、19日(土)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

 TDPのサポートを受け参戦している4人のドライバーの中では、国本京佑が好調。両予選ともにトップ10入りを果たし、決勝でも第9戦で4位、第10戦で2位表彰台を獲得し、ポイントランキングも7位に浮上した。また、増田定臣も第10戦で8位に入り、ポイント獲得を果たした。

ドライバー 車番 第9戦グリッド 第9戦決勝 第10戦グリッド 第10戦決勝 ポイントランキング
国本京佑 22 6番手 4位 7番手 2位 7位(47ポイント)
井口卓人 16 18番手 13位 11番手 リタイア 10位(34ポイント)
窪田善文 13 23番手 23位 17番手 13位 13位(18ポイント)
増田定臣 14 11番手 リタイア 10番手 8位 15位(14ポイント)
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Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

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アンドレ・ロッテラー(優勝)

1119_lotterer_winner.jpg タフなレースでした。みんなにとってもそうだったんじゃないでしょうか。
前のクルマの後ろにつくと視界が全然ないし、雨はあとからどんどん降ってきましたし。
レインセッティングでは、車高を合わせるのにみんな苦労していたんじゃないでしょうか。
僕らもスタートのときのような(雨の少ない)状況に合わせていたので、低すぎました。
ノーピットでいこう、と最初から決めていてフルタンクでスタートし、マップもローパワーに設定していましたからストレートでは厳しかったですが、コーナーでは車は安定していました。
いいクルマを仕上げてくれたことと、作戦がうまくいったことに関してはチームのみんなに本当に感謝しています。
このフォーミュラニッポンは一年目のチームでしたが、その割には頑張っていたし、結果も残せたので良かったと思います。
最高の誕生日プレゼントになりましたね。

松田次生(2位)

1119_matda_2nd.jpg 今回もスタートを意識しすぎて決まらなくて、順位を落としてしまいました。これは来年に向けての課題で、克服しないといけませんね。
スタートシグナルが思ったより早く消えたので、クラッチをパン!と繋いでしまってホイールスピンをさせてしまったんです。FCJのスタートを参考にしてタイミングを計ってたつもりだったんですが、予想以上に消えるのが早かったです。
燃料はアンドレより軽めでギリギリだったので、1ストップでいくことにしました。アンドレも入るだろうと思っていましたし、チームも無線でそう予想していましたが、読みが外れてしまいました。クルマはずっといい状態だったので、チームには感謝しています。

片岡龍也(3位)

1119_kataoka_3rd.jpg 予選順位が10番手だったことを考えると、予想通りの位置でフィニッシュできましたから、作戦はうまくいきましたね。トムスはノーピットだと思っていましたがインパルとARTAと中企は入るだろうと予想していて、それでもインパルには追いつけないだろうなとは思っていましたから。
ウチもアンドレと同じくローパワーのマップでしたが、最後までギリギリの状態で、途中アクセルを抜いたりもしたんですが、チェッカーを受けた直後にエンジンが止まってしまいました。

舘信秀(優勝チーム監督)

1119_tachi.jpg 予選は5番手で、本山君のことがあってセカンドローからスタートすることになりましたが、これは今シーズンの最高位です。
今まで予選一発のセッティングに悩んでいたんですが、今回はうまくいきました。
ウチはFポンとF3を同じエンジニアがやっているので、今までアンドレは会話が充分に出来なくてストレスが溜まっていたんですが、今週きてみたら非常にいい顔をしていたので、そのへんもうまくいってたんでしょうね。
でも実力だけで見れば今回はブノワのぶっちぎりだったろうと思います。ですから運も良かったんでしょうね。ロッテラーも粘っこいレースをしてくれました。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿決勝 波乱のウェットレースを制したのはロッテラー!

2006全日本選手権フォーミュラニッポンの最終ラウンド、第9戦鈴鹿の決勝は雨の降り続く中で51周が戦われることとなった。
コースの各所でスピン、クラッシュが相次ぐ中、#36アンドレ・ロッテラー(DHGトムス)がノーピット作戦を敢行して見事今季2勝目を挙げ、自らの誕生日を勝利で祝った。

決勝を目前にして雨が再び降ってきた。
コース上は完全なウェット。
サポートレースのFCJがスタートディレイになった影響もあり、フォーミュラニッポン最終戦の決勝は予定より10分遅れの午後2時15分にフォーメーションラップが開始された。
雨は小降りになってきたが、コースのあちこちに水たまりができ、難しいコンディションだ。フォーメーションラップで新チャンピオンのブノワ・トレルイエがスピンする波乱があったが、運良くスタート順を落とすことなく、トレルイエは隊列に加わった。

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1119_kataoka.jpg

ポールの松田次生がスタートを失敗して順位を落とすのを尻目に、その脇をすり抜けたトレルイエがトップで1コーナーへ進入、2番手に小暮卓史、3番手には2コーナー立ち上がりで金石年弘をかわして順位を挽回した松田がつけた。
反対に金石は行き場をなくして6番手に後退することとなった。

トップに立ったトレルイエは快調に後続を突き放しに掛かる。
2番手小暮との差は1周目1秒3、2周目には2秒0まで開いた。
3周目のデグナー2つ目でオーバーランして、一時は小暮との差が1秒2に近づく場面もあったが、ファステストラップを連発しながら再び小暮を突き放しに掛かり、10周を終えて1-2位の差は再び2秒を越えた。

なんとかトレルイエに追いつきたい小暮だったが、セクター1、2ではしばしば速さをみせつつも最終区間だけはどうしてもタイムを詰められず、その上11周目のスプーンをオーバーラン、逆に順位を落としてしまう。
なんとかコースには復帰したものの、この間に松田が2位に上がり、アンドレ・ロッテラーも背後に迫ってきた。

この結果、トップのトレルイエは2位に対して7秒以上のマージンを得ることとなった。
順調に2分2秒台のペースで周回を重ねるトレルイエ。
松田もほぼ同ペースで追い上げるが、両者の差は中々縮まっていかない。

15周を消化して雨脚が再び強くなってきた。
これに伴い上位陣のペースが徐々に落ちていく中、2位の松田は懸命にトレルイエに追いすがり、一時は僅かづつではあるが差を縮める場面もあったが、トレルイエも23周を終えた辺りから再びペースを上げ、25周目には2分2秒台までペースを戻して、松田との差を10秒1と突き放す。
小暮もしばしば上位2台のペースを上回るが、既に松田との間には10秒の差が出来てしまっている。
一時はこのまま3者こう着状態でレースは進行するかと思われた。

ところが27周目に波乱が待っていた。

トップのトレルイエがスプーンで突然コントロールを失ってコースを飛び出し、バリヤに後ろから激しく突っ込んでしまったのだ。
トレルイエにとっては今季初めての、しかし最大のミステイク。
これで松田がトップに立った。
2番手の小暮は11秒後方、3番手にはロッテラーがつけている。
松田はその後もペースの上がらない小暮を徐々に突き放し、24秒以上のマージンを築きあげる。

しかし松田が40周終わり、小暮は42周終わりで給油を行ったのに対して、ロッテラーは一向にピットに入るそぶりを見せない。
トムスはノーピット作戦を選択していたのだ。

上位2人のピットストップを尻目にトップに繰り上がったロッテラーは、8秒後方から懸命に追い上げる松田を寄せ付けないハイペースでレース終盤を支配し、見事無給油で51周を走りきり、今季2度目、通算3度目の勝利を最終ラウンドで挙げることとなった。
2位には松田、3位にはこちらもノーピットで順位を上げた片岡龍也が入り、一時はトップに立った小暮は4位でレースを終えた。

またしても雨のレースとなった第9戦決勝はコースのあちこちでスピン、クラッシュが相次いだ。
午前中のフリー走行でクラッシュした高木虎之介が1周目のS字でまたもやクラッシュしたほか、2周目の1コーナーでは荒聖治が飛び出して早々とレースを終え、21周目の最終コーナーでは武藤英紀、25周目のデグナーでは立川、36周目の逆バンクでは横溝直輝がバリヤの餌食となった。
エンジン換装で12番手に下げられた本山哲も21周目のスプーンでスピンを喫した上、25周目のヘアピンで再びスピンアウト。
前年王者はついに未勝利のまま2006シーズンを終えることとなった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:FMOTOR

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Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿決勝結果

Fニッポン第9戦 -RIJ- (2006/11/19) Race Result Weather:Rain Course:Wet
2006 Formula Nippon Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime/Behind
136アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J511:46'11.459
220松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J515.056
37片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J5140.084
456小暮 卓史ARTAHONDA HF386E5147.523
537土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J5152.182
631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E5152.763
755金石 年弘ARTAHONDA HF386E511'04.912
86ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ5ZIGENHONDA HF386E511'31.083
940ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E511'31.424
1041井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E511'33.792
115道上 龍5ZIGENHONDA HF386E511'55.289
1233ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J501Lap
134柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J501Lap
142星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J501Lap
-------- 以上規定周回(45 Laps)完走 --------
-17平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E3714Laps
-34横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J3516Laps
-19ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J2625Laps
-1本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J2427Laps
-11立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J2427Laps
-32武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2031Laps
-3荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J150Laps
-8高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J051Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.19 ブノワ・トレルイエ(IMPUL) 2'02.422 9/26 170.76km/h
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FN:第9戦鈴鹿フリー走行 デュバルがトップタイム

鈴鹿サーキットで行われているフォーミュラニッポン第9戦の決勝前フリー走行は、ハーフウェットから徐々に乾き始める路面コンディションの中で行われ、#31ロイック・デュバル(PIAA nakajima)の出した1分48秒249がベストタイムとなった。

1119_duval.jpg

1119_treluyer.jpg

1119_matuda.jpg

フリー走行は午前8時30分より開始された。
昨夜から降ったりやんだりを繰り返している小雨の影響で、開始時点の路面はハーフウェットの状態。
このためフリー走行開始に先立ってウェット宣言が出された。

走り始めは大半のドライバーがウェットタイヤを選択していたが、走行が進むにつれて路面は次第に乾き始め、それに合わせて徐々にスリックタイヤに履き替えるドライバーが増えていった。

ラップタイムも、最初は2分を越えていたが、いち早くスリックに履き替えたブノワ・トレルイエが開始から10分が経過したところで1分57秒669を記録。
この時点でウェットタイヤのベストは武藤英紀の1分59秒380。
このあたりから徐々にスリックタイヤ勢がウェットタイヤのタイムを上回り始めた。
雨は殆ど止んでいる。

予定時間の半分を消化したところで、トレルイエは53秒087までタイムアップ。
58秒637の高木虎之介が2番手につけていたが、すぐにポールシッターの松田次生が56秒179を出して上回ってきた。

そして、残り時間が10分を切ったところでデュバルが51秒189を出してトップに。2番手には今回初参戦のJ.P.オリベイラが52秒766で続く。
デュバルはその後も区間ベストを次々に更新し、50秒117を記録する。
井出有治も50秒612を出して2番手に上がってきた。

これに対してトレルイエは残り時間7分のところで49秒927と、いち早く50秒台の壁を破ってみせるが、すかさずデュバルも49秒436を出してくる。
ここからチェッカーまではこの二人が交互にベストタイムを出し合う展開となり、最終的に48秒249までタイムを縮めたデュバルがこのセッションのトップタイムとなり、新チャンピオンのトレルイエは48秒474がベストとなった。
以下、3番手にポールシッターの松田、4番手に井出、5番手にロッテラー、6番手には終了間際にタイムを上げた本山が入った。

第9戦決勝は午後2時5分より、51周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:FMOTOR

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FN:第9戦鈴鹿フリー走行結果

Fニッポン第9戦 -RIJ- (2006/11/19) Free Session Weather:Rain Course:Semi-Wet
2006 Formula Nippon Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'48.249--193.12
219ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'48.4740.2250.225192.72
320松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'48.6400.3910.166192.43
441井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'48.8520.6030.212192.05
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'48.8910.6420.039191.98
61本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'49.0890.8400.198191.63
732武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'49.1910.9420.102191.46
87片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'49.1990.9500.008191.44
934横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'49.6951.4460.496190.58
1033ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'49.7141.4650.019190.54
1156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'50.0581.8090.344189.95
125道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'50.1351.8860.077189.81
1340ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'50.1391.8900.004189.81
146ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ5ZIGENHONDA HF386E1'50.1501.9010.011189.79
158高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'50.3212.0720.171189.49
1611立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'50.5512.3020.230189.10
1755金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'50.6912.4420.140188.86
1817平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'51.2222.9730.531187.96
192星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'51.2573.0080.035187.90
203荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'51.8743.6250.617186.86
214柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'51.8803.6310.006186.85
2237土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'52.0553.8060.175186.56
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
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FN:第9戦鈴鹿 予選上位3人のコメント

松田次生(ポールポジション)

1118_matsuda.jpg とりあえず小暮選手からポールを奪えたのは嬉しいです。
星野監督からも『ポールを取らなきゃ駄目だぞ』と言われていましたし、地元レースということもあり、今回こそはポールを獲りたい、という強い気持ちがありました。
クルマは走り出しから良かったのですが、小暮選手は更に速かったので、『何が足りないのだろう』ということをチームと詰めていって、セクター3が遅い、ということでセッティングと乗り方を改善して午後の予選に臨み、その結果としてあのタイムが出せたのは良かったです。午後は気温が下がったことで、実はもっとタイムが出ることを想定していたんですが、思ったよりタイムが上がりませんでした。
悪くても42秒台前半、良ければ41秒後半はいく、と思っていたんですが。
明日は晴れならこのままいけちゃいそうなんですが、雨ということなので、フリー走行でクルマを仕上げて、スタートでミスをしないように気をつければ、勝てると思います。

本山哲(予選2位、ただし明日は12番手スタート)

1118_motoyama.jpg シーズン後半になってからはずっと小暮のポールが続いていて、インパルはレースでは好調ですけど、予選はドライバーとして面白い部分でもありますし、なんとしても予選で小暮に勝とうと、そしたら前にもう一人いて(苦笑)。
まぁタイムは悪くないですし、いい予選ではありました。
(10グリッド降格するが)レースについてはこれから考えますが、初めから決まってたことですし、それはそれとして一つでも上のグリッドを狙っていくことに変わりはありませんから。
明日は僕が追いつくまで松田に押さえててもらって(笑)、表彰台に上がりたいです。勝ちたい気持ちは変わりませんから、頑張ります。

小暮卓史(予選3位、明日は2番手スタート)

1118_kogure.jpg クルマは持ち込んだ時点からフィーリングがよく、昨日と午前中は速く走れました。でも午後の予選はインパル勢との接戦になると思っていたので、3セット目のアタックの前にセッティングを少し変えたんですが、タイムが出なかったので元に戻しました。それでアタックのタイミングが取れませんでした。
でも、もしタイミングが合ったとしてもポールが取れてたかどうかは判りませんね。
アタックが出来なかったのは悔しいです。
明日はポールじゃないお陰で、いい意味でプレッシャーもないので、落ち着いて松田選手を追い回して生きたいですね。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第9戦鈴鹿予選2回目 松田が今季初PP!!

2006全日本選手権フォーミュラニッポン第9戦鈴鹿の公式予選2回目は、#20松田次生(mobilecast TEAM IMPUL)が会心のアタックで1分42秒133のレコードタイムを叩き出し、午前中トップの小暮卓史を大幅に上回って今季初のポールポジションを獲得することとなった。

061118_02a 公式予選2回目は午後3時15分から開始された。
気温は午前中より更に下がり、空もどんよりと曇ってきたが、最後まで雨は降らず、終始ドライコンディションでの走行となった。

午前中トラブルのためにタイム計測が出来なかった井出有治を先頭に各車一斉にコースイン。まずはユーズドタイヤでの走行となったが、午前中トップタイムの小暮だけはピットで待機する作戦に出た。

結局、セッション前半でタイムアップを果たしたのは、午前中コースアウトのために2セット目のアタックが出来なかったロイック・デュバルと、今ひとつタイムの伸びていなかった道上龍のみ。道上は総合15番手までポジションアップできたが、デュバルの順位は11番手で変わらず。
ノータイムだった井出は最初のアタックで44秒479を出し、チームメイトのビルドハイムを上回る総合14番手につけた。

開始から23分が経過したところで漸く小暮がコースイン。
まずはブレーキに熱を入れるためにユーズドタイヤで走行し、続いて3セット目のニュータイヤを投入するが、タイムは42秒745と、午前中よりもコンマ3秒遅いタイム。
セッション開始前に施したセッティング変更が裏目に出てしまった。

この間に3セット目のニュータイヤを投入したインパル勢の本山哲が42秒548、松田次生は42秒422を記録、松田は午前中の小暮のタイムを上回って総合トップに立った。

このため、小暮は4セット目のアタックを前にセッティングを元に戻すこととなったが、このためにコースに出て行った時点で残り時間はすでに7分を切っており、小暮はトラフィックにも捕まって完全にアタックのタイミングをはずしてしまった。

一方のインパル勢は、松田が残り3分を切ったところで渾身のアタックを敢行、41秒台すら視野に入ろうかというペースで東コースを走り抜けていく。
結局セクター4が思ったほど延びず、41秒台には届かなかったが、タイムは42秒133と後続を引き離すには充分なレコードタイムで、今季初のポールポジションを最終戦でもぎとった。
2番手には42秒361を出した本山。小暮は3番手に終わったが、本山は前戦もてぎでエンジンブローに見舞われ、最終戦を前にエンジン換装を行っているため、10グリッド降格が決まっており、明日の決勝は小暮2番手、ブノワ・トレルイエが3番手スタートとなり、本山は12番手グリッドから上位を狙うこととなる。

第9戦決勝は明日午後2時5分より、51周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:FMOTOR

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FN:第9戦鈴鹿予選総合結果

Fニッポン第9戦 -RIJ- (2006/11/18) Qualfying Session Weather:Cloudy Course:Dry
2006 Formula Nippon Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
120松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'42.939
*R1'42.133
R1'42.133-204.69
2*1本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8JR1'42.850
*R1'42.361
R1'42.3610.228204.23
356小暮 卓史ARTAHONDA HF386E*R1'42.466
R1'42.745
R1'42.4660.333204.02
419ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'42.913
*R1'42.590
R1'42.5900.457203.77
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8JR1'43.522
*R1'42.710
R1'42.7100.577203.54
655金石 年弘ARTAHONDA HF386ER1'43.256
*R1'42.919
R1'42.9190.786203.12
731ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'43.828
*R1'43.005
R1'43.0050.872202.95
88高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8JR1'43.390
*R1'43.029
R1'43.0290.896202.91
937土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8JR1'43.159
*R1'43.071
R1'43.0710.938202.82
1017平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'45.035
*R1'43.218
R1'43.2181.085202.53
117片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8JR1'43.681
*R1'43.259
R1'43.2591.126202.45
1232武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'43.798
*R1'43.413
R1'43.4131.280202.15
1333ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8JR1'43.960
*R1'43.463
R1'43.4631.330202.05
1411立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8JR1'43.873
*R1'43.554
R1'43.5541.421201.88
1534横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'45.740
*R1'43.992
R1'43.9921.859201.03
1641井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386ENo Time
*R1'44.056
R1'44.0561.923200.90
176ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ5ZIGENHONDA HF386E1'45.382
*1'44.246
1'44.2462.113200.54
183荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'45.514
*1'44.398
1'44.3982.265200.25
1940ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'44.598
*1'44.422
1'44.4222.289200.20
204柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'45.086
*1'44.522
1'44.5222.389200.01
21*5道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'45.270
*1'44.585
1'44.5852.452199.89
222星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'45.960
*1'44.806
1'44.8062.673199.47
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'49.2827.149191.30
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。(従来のコースレコード: 1'44.082)
  • CarNo.1(本山哲)、CarNo.5(道上龍)は公式通知No.6(エンジン交換)により決勝レースのグリッド位置を公式予選結果から10グリッド降格とする。
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