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Japanese F3

JF3:第1回合同テスト富士午前結果

Joint Testing -RIJ- (2016/03/07) Joint Testing 1 Weather:Rainy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TireTimeBehindGapkm/h
1121牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F301YH1'51.024--147.957
2232千代 勝正B-MAX NDDP F315
Dallara F315
Volkswagen A41YH1'51.867 0.843 0.843146.842
3373坪井 翔TEAM TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31YH1'51.989 0.965 0.122146.682
424石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F301YH1'52.340 1.316 0.351146.224
5365山下 健太TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH1'52.380 1.356 0.040146.172
6286山口 大陸タイロク・エクシード28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ31YH1'52.840 1.816 0.460145.576
787大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204DYH1'53.220 2.196 0.380145.087
878阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204DYH1'53.602 2.578 0.382144.600
9229ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F314
Dallara F314
Volkswagen A41YH1'54.987 3.963 1.385142.858
10310三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH1'55.455 4.431 0.468142.279
119N1廣田 築アルビレックス・レーシングチーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH1'56.258 5.234 0.803141.296
1230N2ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH1'56.545 5.521 0.287140.948
135N3アレックス・ヤンHanashima Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH1'57.558 6.534 1.013139.734
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | スーパー耐久

ル・ボーセが今季の体制を発表。スーパー耐久は継続参戦、FIA-F4は3台体制で挑む

 株式会社ル・ボーセモータースポーツ(代表取締役・坪松唯夫)は7日、今シーズンのスーパー耐久シリーズとFIA-F4シリーズの参戦体制を発表した。

 スーパー耐久は、昨年と同じマシンLEXUS RC 350で参戦。ドライバー3人、嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太は継続だが4人目のドライバーとして若手の平木湧也が加入する。

 昨年、ワンカー体制で里見乃亜がドライブしたFIA-F4は、今季里見が離脱し、3台体制に増車し継続参戦。ドライバーに昨年のSF-Jもてぎシリーズのチャンピオン川合孝汰、SF-J鈴鹿シリーズのチャンピオン平木玲次、玲次の兄で昨年FIA-F4ランキング5位の平木湧也が新たに加入する。

 以下、プレスリリース。



2016-lbm-1

平成27年3月7日

2 0 1 6 年参戦体制のご案内

 2016年、Le Beausset Motorsportsは、スーパー耐久シリーズ、FIA-F4選手権に昨年に引き続き参戦し、ツーリングカーカテゴリーとフォーミュラカテゴリーを連携した育成環境を整え、更に進化したチーム体制でそれぞれのカテゴリーでのチャンピオン獲得へと挑戦して参ります。

 参戦2年目となる、スーパー耐久へは、引き続きLEXUS RC350を使用し、ST-3クラスを戦います。ドライバーも引き続き、嵯峨宏紀を筆頭に、当社でフォーミュラレースの第1歩を踏み出し成長を続ける、中山雄一、山下健太を起用。あらたな試みとして、FIA-F4のドライバーに参戦機会を与え、フォーミュラとツーリングカーを平行するかたちで育成を行って参ります。

 FIA-F4選手権は、3台体制で臨み、レーシングカートからエントリーフォーミュラへとステップアップし、経験と実績を積み上げたドライバー達を起用。昨年FIA-F4選手権でシリーズ5位を獲得した平木湧也。スーパーFJでチャンピオンを獲得した川合孝汰と平木玲次を起用し、シリーズでの存在感を如何なく発揮するパフォーマンスを展開していきたいと思います。

 チーム発足からの主旨である、若手ドライバーの育成活動をLe Beausset Formula Academyを通じ継続的に展開し、レーシングカートからエントリーフォーミュラやミドルフォーミュラ、そしてツーリングカーでの育成も連携した画期的な育成体制の確立を目指し、2016年を戦って参りますので皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社ル・ボーセモータースポーツ 代表取締役 坪松唯夫
2016-lbm-tsubomatsu  今年はスーパー耐久とFIA-F4の二本立てで、勝利に向け貪欲に戦って行きます。スーパー耐久への参戦は2年目になりますが、3時間以上の長丁場のレースを戦い抜くにはドライバーバランスが非常に大切だと考えます。これから車輌の開発と若手ドライバー育成を両立させ盤石な体制を築く為に、車輌の開発は嵯峨と中山が担当し、アベレージタイムをまとめ上げるのは山下の担当としました。ST3クラスは昨年以上の激戦になることが予想されますが、我々が競争力のあるクルマをドライバーに提供することが成功への近道と考えています。FIA-F4は昨年一年を通じて登竜門的レースに成長した訳ですから、我々もこの可能性のあるフィールドで力を見せなければなりません。今年共に戦う川合孝汰、平木湧也、平木玲次の3名は、新生代の若手ドライバーの中でも最も高い技術と精神的な強さを持合わせていると考えているし、この挑戦を糧にして更に成長する姿を見せられると確信しています。また、平木湧也にはスーパー耐久への参戦チャンスを与えることで、様々なカテゴリーで戦い抜くスキルを身に着け、実力を証明することを期待しています。

スーパー耐久シリーズ

  • チーム監督: 坪松唯夫
  • CarNo: 62
  • マシン: LEXUS RC 350
  • 車名: DENSO Le Beausset RC350
嵯峨宏紀 Age 32
2016-lbm-saga  2015年はデビューレースで優勝することができ、最高の結果でシーズンスタートを迎えることができました。しかしながら優勝できたのはそのレースだけとなってしまい良かったような悪かったような複雑な気持ちの1年でした。そういった意味ではもちろん今年の目標として開幕戦から優勝を狙っていきたいですし、その後連勝してチャンピオンを獲得するのが最大の目標です。実際にオフのテストでは手応えもバッチリ感じていますし、ドライバーもチームもミスなくいけば十分に可能であると思っています。ドライバーの中心としてチーム引っ張っていき、最終戦オートポリスでシリーズチャンピオンの美酒に酔いしれたいと思います!
中山雄一 Age 24
2016-lbm-yamanaka  今シーズンもル・ボーセモータスポーツの一員として、スーパー耐久シリーズに参戦します。ST3クラスには多くの車種、経験豊富なチームが存在し、優勝することはとても容易いことではないと感じた昨シーズンとなりました。新しいマシンの開発やセットアップにとても苦労しましたが、昨年、スーパーフォーミュラでの初ポイント獲得、SuperGT300クラスランキング2位という結果を出して、世界の名だたるレースのレベルと比べても劣らないレースで得た経験を、スーパー耐久での更なるマシンの開発やセットアップの進化に活かしていきます。クレバーな走りで、全てのレースで優勝を目指し、そしてチャンピオンの獲得に向けて全てを出し切りたいと思います。
山下健太 Age 20
2016-lbm-yamaken  今年もル・ボーセモータースポーツの一員として、スーパー耐久シリーズに参戦することを嬉しく思います。ST3クラスには昨年初めて参戦し、今まで乗ったことのない重たい車の動かし方、開発・セッティングなど、フォーミュラーとは違うツーリングカーならではの部分の多くを学ぶことができました。今年は昨年から開発・セッティングが進んだ一段階速い車で参戦できるので、優勝・シリーズチャンピオンを獲得することが可能だと感じています。チームの一員として、先輩2人のドライバーと優勝・チャンピオンを獲得できるよう貢献して、ドライバーとして速さを見せ、またスーパー耐久ならではの開発・セッティングで車を速くしていくという能力を上げられるように、シリーズを通して成長しますので応援をよろしくお願いします。
平木湧也 Age 19
2016-lbm-yuya  今回この様な大きなチャンスを頂けたことを嬉しく思います。今までツーリングカーでのレースを行ったことがないため、このチャンスを活かし自分のドライビングの幅を大きく広げるように一生懸命に臨んでいきたいと思います。また、トップカテゴリーでの実績があり、経験豊富な先輩ドライバーの3人と、同じ環境で走ることが出来るので、ドライビングテクニックに限らず、マシンの開発やセッティング、身体のコンディショニングやレースへの取り組みや姿勢にいたるまで、様々な事を貪欲に吸収したいと思います。一所懸命に頑張りますので、応援をよろしくお願いします。

FIA-F4選手権

川合孝汰 Age 21(CarNo.60 DENSO Le Beausset F110)
2016-lbm-kawaai  今シーズンもル・ボーセモータースポーツの一員としてFIA-F4にステップアップできることをとても嬉しく思っています。昨年はル・ボーセフォーミュラアカデミーからS-FJもてぎシリーズに参戦し、チャンピオンを取ることができました。今年参戦するFIA-F4はルーキーですが、練習から勢いある走り、どんな時でも誰にも負けないという精神で1戦1戦輝けるドライバーを目指します。昨年の勢いに乗ったまま、学んだこと、吸収したことを存分に発揮し、毎戦成長しながらチャンピオンを取りにいきます! このような環境を与えてくださったすべての方々への感謝、日々の努力を忘れず、昨年同様、一発の集中力を武器に、さらなるステップアップを目標に“有言実行”を胸に全力で飛ばしていきます! 応援をよろしくお願いします。
平木玲次 Age 18(CarNo.61 DENSO Le Beausset F110)
2016-lbm-reiji  昨年はS-FJ鈴鹿シリーズに参戦し、シリーズチャンピオンを獲得することができました。今年はル・ボーセモータースポーツからFIA-F4に参戦することができ、非常にうれしく思います。自分のレーシングスタイルは、思い切りの良さと、レース後半の粘り強さが持ち味です。これを活かしアグレッシブかつ冷静なレースを心がけ、優勝そしてシリーズチャンピオンを獲得出来るよう頑張ります。またFIA-F4のレースを通じてドライビングスキルやセットアップ能力、レースの組み立て方などを向上していきたいと思います。どんな状況でも最後まで諦めず、熱いレースをお見せします。応援をよろしくお願いします。
平木湧也 Age 19(CarNo.62 DENSO Le Beausset F110)
2016-lbm-yuya  昨年はFIA-F4に参戦し、ドライバーズランキング5位でシリーズを終え、非常に悔しい思いをしました。今シーズンは沢山の方々に支えて頂き、ル・ボーセモータースポーツより、2年目のFIAF4に参戦でき本当に嬉しいです。地元のチームということで、チームと親密な関係を築くことで、より大きな成長ができると思っています。去年見せることができたスピードに更に磨きをかけ、圧倒的な強さで優勝ができるように一戦一戦に臨み、シリーズチャンピオンを獲得したいと思います。また、どんな状況でも決して最後まであきらめないレースを見せて、観客を魅了できるレーシングドライバーを目指し、地元茨城のモータースポーツを盛り上げたいと思います。一生懸命、我武者羅に自分の持っている力を全て出し切るよう頑張っていきますので、応援をよろしくお願いします。

2016-lbm-2

Le Beausset Motorsports
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SUPER GT

SGT:今シーズンGT500クラスにステップアップする千代勝正が抱負を語る

 昨年、ブランパン耐久シリーズでチャンピオンを獲得し、スーパーGTではゲイナーのGT300クラスチャンピオンに貢献した千代勝正が活躍が認められ、今シーズンからGT500クラスにステップアップにすることとなった。ベテラン本山哲と組んでS Road CRAFTSPORTS GT-Rをドライブする千代に今シーズンに向かっての抱負を聞いた。

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千代選手コメント
 今年に入ってテストで初めて現行のGT500に乗りましたが、昨年まで乗っていたGT3車両に比べるとGT500はタイヤやエンジンの開発などやらなければならない事や、覚えなくてはならない事が多くて大変ですね。でも大駅監督や本山選手の親切な指導のおかげで、たくさんの課題を早く順調に学べています。追い越される立場から、追い越す立場に変わるんですが、トラフィックの処理に関してもブランパン耐久やバサーストでもクラス違いや周回遅れを追い越す場面は何度もありましたし、そこは不安はありません。いろんな事が初めてでかなり挑戦の年になると思いますが、残りのテストでも本山先輩から多くのことを学んで、開幕戦に向けて早く戦力になれるように頑張りたいです。皆さん応援よろしくお願いします。

千代勝正選手 SUPER GTほかレースキャリア

2012年SUPER GT GT300クラスにNISSAN GT-R NISMO GT3 #3 にて参戦。
ドライバーランキング4位 チームランキング5位
2013年SUPER GT GT300クラスにNISSAN GT-R NISMO GT3 #48 にて参戦。
2014年ブランパン耐久シリーズPro-AmクラスにNISSAN GT-R NISMO GT3 で参戦。
ニュルブルクリンク24時間レースにNISSAN GT-R NISMO GT3 で参戦。
バサースト12時間レースにNISSAN GT-R NISMO GT3 で参戦。
2015年ブランパン耐久シリーズProクラスにNISSAN GT-R NISMO GT3 で参戦。
シリーズチャンピオン獲得。
バサースト12時間レースにNISSAN GT-R NISMO GT3 で参戦し総合優勝。
SUPER GT GT300クラスにNISSAN GT-R NISMO GT3 #10 にて参戦。
ブランパン耐久シリーズに参戦のため2戦欠場したものの、 ドライバーランキング2位
チームタイトル獲得に大きく貢献。
2016年バサースト12時間レースにNISSAN GT-R NISMO GT3 で参戦し総合2位。
Interview & Photo: Hiroyuki MINAMI
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Japanese F3 | SUPER GT | スーパー耐久

NISMOが2016年のモータースポーツ参戦体制を発表

 ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO)は28日、今シーズンのモータースポーツ参戦体制を発表した。国内関係は以下の体制となる。

GT500クラスに参戦するNissan GT-R NISMO GT500

GT500クラスに参戦するNissan GT-R NISMO GT500

GT500クラスに参戦するNissan GT-R NISMO GT500

GT500クラスに参戦するNissan GT-R NISMO GT500

GT300クラスに参戦するNissan GT-R NISMO GT3

GT300クラスに参戦するNissan GT-R NISMO GT3

GT300クラスに参戦するNissan GT-R NISMO GT3

GT300クラスに参戦するNissan GT-R NISMO GT3

Nissan GT-R NISMO GT500とNissan GT-R NISMO GT3

Nissan GT-R NISMO GT500とNissan GT-R NISMO GT3

勢ぞろいしたニスモアスリートたち

勢ぞろいしたニスモアスリートたち

新総監督の田中利和氏(左)と勇退する柿本邦彦氏(右)

新総監督の田中利和氏(左)と勇退する柿本邦彦氏(右)

ディフェンディングチャンピオンの松田次生(左)と鈴木豊監督(右)(MOTUL AUTECH GT-R)

ディフェンディングチャンピオンの松田次生(左)と鈴木豊監督(右)(MOTUL AUTECH GT-R)

左から安田裕信、星野一義監督、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(カルソニックIMPUL GT-R)

左から安田裕信、星野一義監督、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(カルソニックIMPUL GT-R)

左から佐々木大樹、近藤真彦監督、柳田真孝(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)

左から佐々木大樹、近藤真彦監督、柳田真孝(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)

左から本山哲、大駅俊臣監督、千代勝正(S Road CRAFTSPORTS GT-R)

左から本山哲、大駅俊臣監督、千代勝正(S Road CRAFTSPORTS GT-R)

左から長谷見昌弘監督、星野一樹、ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP GT-R)

左から長谷見昌弘監督、星野一樹、ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP GT-R)

スーパー耐久ST-Xクラスに参戦する近藤真彦監督(左)と藤井誠暢(右)(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)

スーパー耐久ST-Xクラスに参戦する近藤真彦監督(左)と藤井誠暢(右)(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)

ブランパン耐久・スプリントに参戦する高星明誠

ブランパン耐久・スプリントに参戦する高星明誠

 
  • Nissan GT-R NISMO GT500、SUPER GT3連覇に挑む
  • ドライバーの千代勝正は、ブランパン耐久チャンピオン、バサースト12時間優勝を経て、SUPER GTのGT500クラスに出場
  • Nissan GT-R NISMO GT3が、欧州、アメリカ、日本など世界各地のレースに参戦
  • GT3仕様のGT-Rが、ディフェンディングチャンピオンとしてブランパンGTシリーズエンデュアランスカップに参戦し、同スプリントカップにも出場。
  • GTアカデミー出身のドライバー、ヤン・マーデンボローが、日本のレースに出場

 日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス・ゴーン 以下、日産)、及び、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:神奈川県横浜市鶴見区 社長:宮谷正一 以下、ニスモ)は26日、2016 年のモータースポーツ活動概要を発表しました。

 2015年にグローバルで9つのチャンピオンを獲得した日産は、2016年、引き続きさまざまなカテゴリー/選手権に参戦するとともに、カスタマーサポートプログラムを進めます。ニスモアスリート(日産系ドライバー)たちは、日本、北米、欧州、オーストラリアでレース活動を行ってまいります。

 日産/ニスモが今シーズン活動するカテゴリーとドライバーは、以下のとおりです。

■ SUPER GT GT500クラス

 SUPER GT GT500クラスのシリーズチャンピオンを2年連続で獲得した日産/ニスモは、3年連続チャンピオンを目指します。

 4台のNissan GT-R NISMO GT500でGT500クラスに参戦し、2年間ブランパン耐久シリーズやバサースト12時間レースなど海外で経験を積んだ千代勝正が、GT500クラスにデビューします。また、日産系チームの総監督には、田中利和(ニスモ常務執行役員)が就任します。

 今回退任する柿元は2004年に総監督に就任し、以来12年間にわたって日産系チームによるGT500クラスの12のシリーズタイトル獲得に貢献しました。

No. チーム ドライバー 車両名
監督 タイヤメーカー
1 NISMO 松田 次生 MOTUL AUTECH GT-R
鈴木 豊 ロニー・クインタレッリ(イタリア) ミシュラン
12 TEAM IMPUL 安田 裕信 カルソニックIMPUL GT-R
星野 一義 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ブラジル) ブリヂストン
24 KONDO RACING 佐々木 大樹 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
近藤 真彦 柳田 真孝 ヨコハマ
46 MOLA 本山 哲 S Road CRAFTSPORTS GT-R
大駅 俊臣 千代 勝正 ミシュラン

 2016年は、規則により空力部品とサスペンション部品の開発が凍結となるため、2015年仕様車を基本的に継続することになります。従って、2016年仕様車については、エンジン性能の向上を図ると共に、各チームとタイヤメーカーが、共にタイヤ性能向上を重点に開発を進めて参ります。エンジンの基本仕様は継続しながら、規則変更で5%低減した燃料リストリクタに適合するようにエンジンの燃焼・吸排気に細かな変更を加えて、より高い燃焼効率と信頼性を持つ様に改良を加えました。

・SUPER GT GT300クラス

 ニスモは、「Nissan GT-R NISMO GT3」でSUPER GT GT300クラスに出場するカスタマーチームに今シーズンも車両供給と技術支援を実施します。また、若手育成を担う「NDDP RACING」がエントリーし、ニスモアスリートのヤン・マーデンボローがチームに参加、星野一樹と共にシリーズを戦います。

No. チーム 監督 ドライバー 車両名
タイヤメーカー
3 NDDP RACING 長谷見 昌弘 星野 一樹 B-MAX NDDP GT-R
ヤン・マーデンボロー ヨコハマ

 昨年チャンピオンを獲得したGAINER TANAX GT-Rは、チャンピオンナンバー#0をつけて参加します。

・スーパー耐久シリーズ(ST-Xクラス)

 ニスモは、スーパー耐久シリーズのST-Xクラスに「Nissan GT-R NISMO GT3」で出場するカスタマーチームに技術支援を行います。引き続き、日産自動車大学校とKONDO Racingの共同チームが、「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」で出場します。これは授業の一環として学生たちがレース活動に取り組むという「教育とモータースポーツを結びつけた」ユニークなプロジェクトで、今年で5年目となります。

クラス No. チーム 監督 ドライバー 車両名
ST-X 24 KONDO Racing 近藤 真彦 藤井 誠暢 スリーボンド
日産自動車大学校GT-R
TBA

・日本:スーパー耐久シリーズ(ST3クラス)

 ニスモは、「フェアレディZ NISMO RC」でスーパー耐久シリーズのST3クラスに参戦するカスタマーチームに技術支援を行います。

・全日本F3選手権

 千代勝正とヤン・マーデンボローが全日本F3選手権に出場します。千代は2011年に全日本F3選手権Nクラスでチャンピオンを獲得、マーデンボローは欧州F3選手権、GP3での参戦経験を持ち、シングルシーターの経験をさらに重ねて行きます。

チーム 監督 No. ドライバー 車両名
B-MAX Racing Team with NDDP 長谷見 昌弘 22 ヤン・マーデンボロー B-MAX NDDP F312
23 千代 勝正
宮谷正一 ニスモCEOコメント
 昨年、我々のNissan GT-Rは、欧州、アメリカ、オーストラリア、日本と世界各地で次元の高いバトルを繰り広げ、素晴らしい成果を上げることが出来ました。今年は千代がGT500に、マーデンボローがGT300に、そして高星がブランパンに挑みます。新しい世界に挑戦する彼らに一層の飛躍を期待するとともに、さらに強いGT-Rをレースでお見せしてGT-Rのブランド向上に寄与すべく、今、我々は全力で開発やテストを進めています。また、日産車や日産エンジンで参戦するカスタマーチームへの支援にも一層注力していきたいと考えています。2016年も全力でモータースポーツ活動に取り組み、さらなる勝利とタイトルを目指します。新しいシーズンを前に我々は、ワクワクしています。モータースポーツを通じてファンの皆様と興奮と感動を共有したいと思います。
Text:NISMO
Photo: Hiroyuki MINAMI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝 山椒は小粒でも……。大井偉史がうれしい初優勝!

 鈴鹿クラブマンレース第1戦が28日、鈴鹿サーキットで行われスーパーFJ第1戦決勝では、予選2位からスタートした大井偉史(スキルスピード10V)が序盤でトップに立つとそのまま逃げ切り初優勝を飾った。

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 午後になると気温も15度を超えるまで上昇。この時期にしては暖かい中で午後2時10分、フォーメーションラップが始まった。ここでエンジンストールしたのが「足がつってしまって……」という予選4位の浦田裕喜(アキランドイーグルKKSⅡ戸田)。各車、1周を回ってグリッドに付くものの浦田は最後尾に回されてスタートを迎えることとなった。

 ポールポジションの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト)がスタートを決めトップに1コーナーへ。2位には予選2位の 大井偉史(スキルスピード10V)、3位には同3位の大石裕基(大石工務店イーグル)、4位・板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆10VF)、5位・HIROSHI(ミスト・セキグチ・制動屋)、6位・加納亨介(テイクファースト・オミッターズ10VED)と続く。

 2周目の最終コーナー。立ち上がりでスピードに乗せた大井が吉田に3周目の1コーナーで並びかけ、トップに出ることに成功。大井は吉田を徐々に引き離し13周目には4秒ちょうどまでその差を広げ独走態勢に入る。

 その間、後方から前車を次々とパスして猛然と順位を回復してきたのがストールから最後尾スタートとなった浦田。浦田は4周目には7台をパスして6位まで順位アップすると、6周目にはHIROSHIをパスして5位、12周目には板倉をパスして4位とついに3位を走る大石を射程に捕らえ始めた。

 ところが13周目の1コーナーで7位を走る吉田雄作(VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号)がスピン。マシンがコース上にかかったため、15周目からセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。

 SCは16周目を終わってピットイン。17周目からレースは再開される。トップ・大井、2位・吉田、3位・大石、4位・浦田、5位・板倉、6位・HIROSHIの上位陣はそのままの順位で1コーナーを通過。

 SC後も浦田の勢いは止まらない。19周目の1コーナーで大石を捕らえて表彰台圏内の3位に上がると、最終ラップには吉田をも捕らえてついに2位まで上がり、ゴールを迎えることとなった。

 優勝は、S-FJ2年目の大井が初。2位には初4輪レースの浦田と初々しい面々。3位にはベテランの吉田が入った。4位に大石、5位・板倉、6位・HIROSHIと続いた。

 第2戦は鈴鹿サーキット・西コースで3月27日に決勝が行われる。

優勝 大井偉史(スキルスピード10V)
sfjs-rd1-r-podium  「予選でポール取れなかったのはめちゃくちゃ悔しかったです。スタートは無難に決まって、トップの吉田さんのミスを伺って抜けるチャンスを待っていました。2周目にスリップについて速度差を見てアウトから行きました。SCが出たときはSCスタートが下手なのでどきっとしました。そこが課題なんですが、また吉田さんに2周くらい追いつかれてしまいました。その後はS字からちょっとづつ離れていきました。シリーズチャンピオンは絶対に取ります」
決勝2位 浦田裕喜(アキランドイーグルKKSⅡ戸田)
 「カートレースに出ていたときより100倍くらい緊張して、フォーメーションラップのスタートで足がつってしまい、エンストしてしまいました。SCが入ると思ってたので、追い上げれば行けると思っていましたし、同じチームの大石君だけは捕まえたかったです。スタートさえ決まれば勝てるのでスタートを研究します」
決勝3位 吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト)
 「朝が寒くて決勝がこんなに暖かくなるとは思わなかったので水温が上がってエンジンがたれてしまいました。それ以前にレースの組み立ても悪かったですね。2位にはなりたかったんですが、最終コーナーでミスって失速しそこから伸びずに浦田選手に抜かれてしまいました。この後も鈴鹿シリーズにはいくつか出ようと思っています」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2016/02/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
17大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2222'44.634
234浦田 裕喜アキランドイーグルKKSⅡ戸田
MYST KK-S2
YH221.460
357吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト
MYST KK-S2
YH222.002
422大石 裕基大石工務店イーグル
MYST KK-S
YH223.783
555板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
YH224.795
621太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
YH225.183
777勝木 崇文Daka M Project FORMスキル
TOKYO R&D RD10V
YH227.926
848加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
YH2210.081
929宮島 雄太磨田自転車アキランドイーグルスポーツ
MYST KK-S2
YH2213.793
105村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH2215.926
118前川 涼輔TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2215.239
12*19永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡ MYST
MYST KK-S2
YH2257.378
---- 以上規定周回数(19Laps)完走 ----
-1吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH139Laps
  • Fastest Lap: CarNo.7 大井偉史(スキルスピード10V) 0'53.602 (6/22) 150.64km/h
  • CarNo.19は、2016鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第57条~1)①(危険なドライブ行為)により、競技結果に30秒を加算した。
Tags:

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選 ベテラン吉田宜弘がポールポジション

 2016鈴鹿クラブマンレースの初戦が28日、早春の鈴鹿サーキットで開幕した。例年西コースで開幕するが、今シーズンは東コースから第1戦がスタートする。

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 ワンデーレースのイベントとなった鈴鹿は、かなたに鈴鹿山系がかすむが、雲一つ無い快晴。ほぼ無風で暖かい中、午前9時30分より15分間の公式予選が行われた。

 序盤、予選をリードしたのは3周目に54秒074でトップに立ったベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト)。「クルマを取りに来たついでに出てみた」という吉田は、4周目にタイムを53秒913と伸ばすと、開始6分過ぎの5周目には53秒218までタイムアップ。

 しかしこの頃、コースアウト車両があったためS字入り口でダブルイエローが振られることとなる。このフラッグは終盤直前まで振られたため多くのドライバーはタイムアタックならず。

 この時点でトップは吉田、2位に大井偉史(スキルスピード10V)、3位にルーキーの浦田裕喜(アキランドイーグルKKSⅡ戸田)、4位に板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆10VF)、5位に大石裕基(大石工務店イーグル)、6位にルーキーの勝木崇文(Daka M Project FORMスキル)と続く。

 予選終盤、フラッグが解除されるとここで上位陣で唯一タイムアタックを行い、上位に進出してきたのが大石。大石は、最終アタック2周前に4位に上がると、最後のアタックで3位に食い込むことに成功した。

 決勝は、午後2時10分より22周で行われる。抜きどころが少ない東コースではスタートが重要。「勝ったらシリーズを狙って残りも出ようかな」という吉田の鈴鹿シリーズ初優勝か? 若手の逆襲か? 決勝が注目されれる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2016/02/28) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
157吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト
MYST KK-S2
YH0'53.218--151.7315/13
27大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.240 0.022 0.022151.6686/16
322大石 裕基大石工務店イーグル
MYST KK-S
YH0'53.330 0.112 0.090151.41214/15
434浦田 裕喜アキランドイーグルKKSⅡ戸田
MYST KK-S2
YH0'53.336 0.118 0.006151.3957/15
555板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.486 0.268 0.150150.9705/13
677勝木 崇文Daka M Project FORMスキル
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.594 0.376 0.108150.6666/26
721太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
YH0'53.904 0.686 0.310149.8007/17
81吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.995 0.777 0.091149.5476/14
948加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.171 0.953 0.176149.06114/17
10*19永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡ MYST
MYST KK-S2
YH0'54.371 1.153 0.200148.51315/16
118前川 涼輔TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.378 1.160 0.007148.4947/16
1229宮島 雄太磨田自転車アキランドイーグルスポーツ
MYST KK-S2
YH0'54.674 1.456 0.296147.6908/9
135村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH0'54.909 1.691 0.235147.05810/16
---- 以上基準タイム(130% - 1'10.000)予選通過 ----
  • CarNo.19は、2016鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第60条~1)②(ピットレーン通過速度違反)により2グリッド降格とする。
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SUPER GT

SGT:メーカーテスト岡山: GT500クラス7台、GT300クラス4台でテストが始まる。初日はWAKO'S 4CR RCFがトップタイムの模様

 スーパーGTは18日、岡山県の岡山国際サーキットで1日目のメーカーテストを行った。

 岡山国際サーキットは早朝から快晴だったのものの、セッション開始前には氷点下5℃にもなる冷え込みの中、テストは終始ドライコンディションで行われた。

 参加車両はGT500クラスはレクサス陣営が、6号車、37号車、39号車、ホンダ陣営が8号車、15号車、17号車、64号車の計7台が走行した。日産陣営は発表前なのか岡山には姿を現さなかった。

 ドライバーは各メーカー発表メンバーだが、レクサス39号車は平手晃平のみ、37号車はレギュラーメンバーの二人、ジェームス・ロシター、平川亮に加え今季36号車に搭乗予定のニック・キャシディーもドライブした。

 タイムは公開されなかったが、初日はレクサス勢が上位に付け、6号車がトップタイムをマークした模様だ。

 GT300クラスは11号車・ゲイナーAMG、18号車・バンドーMC、21号車・一ツ山アウディ、31号車・APRプリウスの計4台が参加。

 ドライバーは各チーム発表メンバーだが、11号車は平中のみ、18号車はレギュラー中山友貴と同じマザーシャーシを使用する予定の25号車の土屋武士がドライブした。

 GT300はクラスは21号車のアウディが初日トップタイム。ドライバーの藤井選手も新型R8にはかなりの好感触を得ていた様子だ。

 テストは午前のセッションは何事も無く終えたが、午後のセッション中盤に11号車・ゲイナーがダブルヘアピンでクラッシュ。交換部品が無くそのままテストを終えることとなった。

 テストは19日も行われる。

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Report &: Photo: Hiroyuki MINAMI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | Japanese F3 | SUPER FORMULA | SUPER GT | その他

ホンダ、2016年の活動計画を発表。GP2王者のバンドーンのSF参戦が決定!

本田技研工業(ホンダ)は2月12日、2016年度のモータースポーツ活動計画を発表した。
それによると昨年末からのうわさ通りスーパーフォーミュラには昨年のGP2チャンピオンであるストフェル・バンドーンが参戦。一方昨年全日本F3選手権でルーキーながらトップレベルの速さを見せつけた福住仁嶺がヨーロッパのGP3シリーズに挑戦することになった。
その他、主要な国内レースの体制は以下の通り。

◆SUPER GTシリーズ<GT500クラス>

チーム名 No. ドライバー 年齢 出身地 2015年の戦績
オートバックス・レーシング・チーム・アグリ
(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)
8 松浦 孝亮
(Kosuke Matsuura)
36 愛知県 GT500
14位
野尻 智紀
(Tomoki Nojiri)
26 茨城県
ドラゴ・モデューロ・ホンダ レーシング
(Drago Modulo Honda Racing)
15 武藤 英紀
(Hideki Mutoh)
33 東京都 GT500
8位
オリバー・ターベイ
(Oliver Turvey)
28 英国 GT500
12位
ケーヒン・リアル・レーシング
(KEIHIN REAL RACING)
17 塚越 広大
(Koudai Tsukakoshi)
29 栃木県 GT500
8位
小暮 卓史
(Takashi Kogure)
35 群馬県 GT500
12位
エプソン・ナカジマ・レーシング
(Epson Nakajima Racing)
64 中嶋 大祐
(Daisuke Nakajima)
27 愛知県 GT500
15位
ベルトラン・バゲット
(Bertrand Baguette)
29 ベルギー
チーム・クニミツ
(TEAM KUNIMITSU)
100 山本 尚貴
(Naoki Yamamoto)
27 栃木県 GT500
3位
伊沢 拓也
(Takuya Izawa)
31 東京都

◆全日本スーパーフォーミュラ選手権

チーム名 No. ドライバー 年齢 出身地 2015年の戦績
リアル・レーシング
(REAL RACING)
10 塚越 広大
(Koudai Tsukakoshi)
29 栃木県 SF
17位
11 伊沢 拓也
(Takuya Izawa)
31 東京都 SF
13位
チーム・無限
(TEAM MUGEN)
16 山本 尚貴
(Naoki Yamamoto)
27 栃木県 SF
5位
ドラゴ・コルセ
(DRAGO CORSE)
34 小暮 卓史
(Takashi Kogure)
35 群馬県 SF
15位
ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング
(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
40 野尻 智紀
(Tomoki Nojiri)
26 茨城県 SF
7位
41 ストフェル・バンドーン
(Stoffel Vandoorne)
23 ベルギー GP2シリーズ
チャンピオン
ナカジマ・レーシング
(NAKAJIMA RACING)
64 中嶋 大祐
(Daisuke Nakajima)
27 愛知県 SF
10位
65 ベルトラン・バゲット
(Bertrand Baguette)
29 ベルギー SF
17位

◆全日本F3選手権(HFDP RACING / TODA RACING)

ドライバー 年齢 出身地 2015年の戦績
石川 京侍
(Keishi Ishikawa)
21 大阪府 全日本F3
7位
大津 弘樹
(Hiroki Ohtsu)
21 埼玉県 FIA-F4
3位
牧野 任祐
(Tadasuke Makino)
18 大阪府 FIA-F4
2位

◆FIA-F4選手権

ドライバー 年齢 出身地 2015年の戦績
上村 優太
(Yuta Kamimura)
20 兵庫県 FIA-F4
11位
石坂 瑞基
(Mizuki Ishizaka)
20 埼玉県 FIA-F4
8位
阪口 晴南
(Sena Sakaguchi)
16 大阪府 全日本カート KFクラス
チャンピオン
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その他

motor sports bar MULSANNE(大阪)が小倉茂徳さんのトークショーを開催

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モータースポーツバーミュルサンヌ(大阪市北区)では2月27日(日)に同店内にてモ ータースポーツジャーナリストの小倉茂徳さんを招いてトークショーを開催する。

F1、インディカー、スーパーフォーミュラと幅広く活躍されている小倉さんが、毎回モータースポーツに関する様々な話題をわかりやすくかつユーモラスに紹介するこのトークショーは毎回関西のレースファンに好評だ。
第3回目を迎える今回は事前にファンからの質問を受け付けるとのこと。
果たしてどんな話題が飛び出すかは、当日のお楽しみ。
テレビでは見られない小倉さんの新たな魅力を発見できるかも?

今回もトークショーは昼、夜の二部構成。 定員は各回18名の先着順で会費は4000円。
詳細は下記のリンクを参照のこと。

小倉茂徳さんトークショーin大阪2016のお知らせ

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | Japanese F3 | SUPER FORMULA | SUPER GT | スーパー耐久

トヨタ、2016年度のモータースポーツ活動計画を発表

 トヨタ自動車(株)は4日、2016年のTOYOTA GAZOO Racing活動計画を発表した。主要な国内レースの参戦体制は以下のとおり。

SUPER GT

GT500クラス

クラスチーム名車両名No.ドライバータイヤ
GT
500
レクサス チーム
ルマン ワコーズ
(LEXUS TEAM
LEMANS WAKO’S)
WAKO’S 4CR RC F6大嶋 和也
(Kazuya Oshima 日本)
BS
アンドレア・カルダレッリ
(Andrea Caldarelli イタリア)
レクサス チーム
ウェッズスポーツ バンドウ
(LEXUS TEAM
WedsSport BANDOH)
WedsSport ADVAN
RC F
19関口 雄飛
(Yuhi Sekiguchi 日本)
YH
国本 雄資
(Yuji Kunimoto 日本)
レクサス チーム トムス
(LEXUS TEAM TOM'S)
TBD36伊藤 大輔
(Daisuke Ito 日本)
BS
ニック・キャシディ
(Nick Cassidy ニュージーランド)
KeePer TOM'S
RC F
37ジェームス・ロシター
(James Rossiter イギリス)
BS
平川 亮
(Ryo Hirakawa 日本)
レクサス チーム
ゼント セルモ
(LEXUS TEAM
ZENT CERUMO)
ZENT CERUMO RC F38立川 祐路
(Yuji Tachikawa 日本)
BS
石浦 宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
レクサス チーム サード
(LEXUS TEAM SARD)
DENSO KOBELCO
SARD RC F
39平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
BS
ヘイッキ・コバライネン
(Heikki Kovalainen フィンランド)

GT300クラス

クラスチーム名車両名No.ドライバータイヤ
GT
300
エー・ピー・アール
(apr)
TOYOTA PRIUS
apr GT
30永井 宏明
(Hiroaki Nagai 日本)
YH
佐々木 孝太
(Kota Sasaki 日本)
TOYOTA PRIUS
apr GT
31嵯峨 宏紀
(Koki Saga 日本)
BS
中山 雄一
(Yuichi Nakayama 日本)
エルエム コルサ
(LM corsa)
SYNTIUM LM corsa
RC F
60飯田 章
(Akira Iida 日本)
YH
吉本 大樹
(Hiroki Yoshimoto 日本)

全日本スーパーフォーミュラ選手権

チーム名No.ドライバー
プロミュー/セルモ インギング
(P.MU/CERUMO・INGING)
1石浦 宏明(Hiroaki Ishiura 日本)
2国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本)
コンドー レーシング
(KONDO RACING)
3TBD
4TBD
スノコ チーム ルマン
(SUNOCO TEAM LEMANS)
7ナレイン・カーティケアン(Narain Karthikeyan インド)
8小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本)
ケーシーエムジー
(KCMG)
18中山 雄一(Yuichi Nakayama 日本)
チーム インパル
(TEAM IMPUL)
19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
(Joao Paulo de Oliveira ブラジル)
20TBD
チーム トムス
(TEAM TOM’S)
36アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer ドイツ)
37中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本)

スーパー耐久

チーム名参戦車両ドライバー
TOYOTA Team TOM’S SPIRITTOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86井口卓人/松井孝允/蒲生尚弥

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)

[2016年TDP育成ドライバー]

ドライバーカテゴリーチーム名備考・昨年の戦績
平川 亮
(Ryo Hirakawa)
SUPER GTレクサスチーム トムス
(LEXUS TEAM TOM’S)
・スーパーフォーミュラ
《シリーズ8位》
・SUPER GT GT500
《シリーズ5位》
European Le MansシリーズTBD
中山 雄一
(Yuichi Nakayama)
全日本スーパー
フォーミュラ選手権
ケーシーエムジー
(KCMG)
・スーパーフォーミュラ参戦
・SUPER GT GT300
《シリーズ3位》
SUPER GT (GT300)エー・ピー・アール (apr)
山下 健太
(Kenta Yamashita)
全日本F3選手権チーム トムス
(TEAM TOM'S)
・全日本F3
《5勝 シリーズ2位》
坪井 翔
(Sho Tsuboi)
全日本F3選手権チーム トムス
(TEAM TOM'S)
・FIA-F4選手権
《チャンピオン》

国内FIA-F4選手権

 エントリークラス フォーミュラ・カテゴリーとして開催される国内FIA-F4選手権シリーズに参戦する若手ドライバーを支援します。7大会14戦開催予定。

トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:ゲイナー、今シーズンの参戦体制を発表。AMG GT3、GT-Rの2台体制で連覇を狙う

 昨年スーパーGT・GT300クラスでドライバー/チームチャンピオンを獲得した株式会社ゲイナーが2日、今シーズンの参戦体制を発表した。

 チャンピオンを獲得した10号車は今シーズンチャンピオンナンバーの「0」を付け、引き続きNISSAN GT-R NISMO GT3で参戦。ドライバーは未定で、NISMOの体制発表時に判明する模様だ。

 11号車も引き続きMercedesで参戦するが、こちらはMercedes-AMG GT3の新型車両を投入。ドライバーは4年目となった平中克幸選手、Bjorn Wirdheim(ビヨン・ビルドハイム)コンビがドライブする。

 今シーズンのゲイナーはこの2台でGT300クラス連覇を目指す。

マシンMercedes-AMG GT3NISSAN GT-R NISMO GT3
エントラント GAINER(ゲイナー)
ゼッケン 11
メインスポンサー TANAX
ドライバー 平中 克幸/BJORN WIRDHEIM TBN/TBN
タイヤ DUNLOP
エンジンチューナー HWA NISMO
監督 田中 哲也
チーフエンジニア 福田 洋介 高畑 直仁
チーフメカニック 松田 整 石倉 尚寿
メンテナンス 株式会社ゲイナー

Japanese F3 | SUPER FORMULA | SUPER GT | その他

今年も東京オートサロンは大盛況! 大会初日にはスバルとaprの体制発表も

新春恒例のカスタムカーの祭典、東京オートサロン2016が1月15〜17日の三日間、千葉県の幕張メッセで開催された。

「カスタムカー文化を世に広める」との目的のもと、1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートしたこの展示会は、近年ではモータースポーツ関連企業の展示も増え、ここで新シーズンの体制発表を行うメーカー、チームも次第に増えつつある。
事実、今年の展示会初日にもトヨタGAZOOレーシング、富士重工業、そしてaprらがここを体制発表の場に選び、2016シーズンのモータースポーツ活動計画を1月15日に明らかにした。

スバルは今季もスーパーGTのGT300クラスにおいて井口卓人、山内英輝のコンビを継続。引き続きJAF-GT仕様のBRZを投入する。チーム運営も引き続き東京R&Dが行う。
同時にニュルブルクリンク24時間レースにも参戦を継続。WRX STiで2年連続4度目のクラス優勝を目指す。ステアリングを握るのは山内英輝、カルロ・ヴァン・ダム、ティム・シュリック、マルセル・ラッセーの4人だ。
このほか、アメリカで人気のグローバルラリークロス選手権に参戦するスバルラリーチームUSAに技術支援を行うとのこと。
スバルブースにはGT300仕様のBRZやニュル24時間仕様のWRXが展示され、多くのファンが興味深く覗き込んでいた。

トヨタGAZOOレーシングもまた、今季のニュルブルクリンク24時間レースへの参戦体制をオートサロンの場で明らかにした。
GAZOOレーシングとして10年目の挑戦となる今回は、フランクフルトモーターショー15で世界初公開した小型クロスオーバー『トヨタ C-HR』をベースとした車両を始め、レクサスRC、レクサスRC Fの3台体制で参戦する。
C-HRには影山正彦と佐藤久美、レクサスRCには木下隆之と蒲生尚弥、レクサスRC Fには土屋武士、大嶋和也、井口卓人、松井孝允と今もスーパーGTで活躍するトップドライバー4人を揃えた。

またトヨタテクノクラフト(TRD)のブースではプリウスハイブリッドでGT300クラスを戦うaprの体制発表が行われ、今季は昨年発売されたばかりの新型、50系プリウスをベースにしたJAF-GT仕様の車両を2台投入することが明らかとなった。
カーナンバー31には昨年に引き続いて嵯峨宏紀と中山雄一が乗り、新たに投入される30号車には昨年31号車の第3ドライバーを務めた佐々木孝太と、PCCJやスーパー耐久で活躍してきた永井宏明が組むことになった。

この他にも会場内の至る所で国内トップドライバーやトップラリーストのトークショーが行われた他、屋外展示ではD1グランプリのキックオフイベントが行われるなど、幕張メッセを訪れた多くのカーマニアやレースファンを大いに湧かせていた。

東京オートサロンは大会二日目終了時点で20万人以上を動員して対前年比10.8%増を達成、最終日の17日も多くのファンが訪れており、三日間通算でも昨年以上の動員実績を達成することは間違い無いと思われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿 来季全日本F3に復帰するVWエンジン搭載車の千代勝正がトップタイム

15-12-21_jf3_test_0002  全日本F3選手権は21日、三重県の鈴鹿サーキットでドライバーオーディションを兼ねた午前・午後2回の合同テストを行い、冷たい雨が降る中、来期からF3に復帰するフォルクスワーゲン(VW)エンジン搭載車をドライブした千代勝正(B-MAX NDDP F3)が両セッションともトップタイムを記録した。NクラスではかつてNDDPからFCJに出場していた甲野将哉(アルボルアルデアCMS)が両セッションともトップタイムでテストを切り上げた。

 テストは午前9時から正午、午後2時から4時までの2セッション行われた。1回目のセッション開始当初降っていた冷たい冬の雨も、午後のセッションからはほぼ上がったが、気温も低く湿度も高かったため終始ウェットコンディションでの走行となった。

 2回のセッションともスピン、コースアウトなど車両回収のため何度も赤旗で中断したが、大きなクラッシュもなく行われた。

 そんな中、両セッションともトップタイムを記録したのは来季から24年ぶりに全日本F3に復帰する予定のフォルクスワーゲンエンジン搭載車をドライブした雨男の千代勝正(B-MAX NDDP F3)。1回目2分10秒641、2回目2分08秒121を記録し、Nクラス王者の貫禄を見せつけた。

 総合の2位に付けたのは今季GP3に参戦していたミッチェル・ギルバート(B-Max Racing team F312)。GP3では目立った成績を残していないが、来季の参戦に向けて大きなアピールとなったようだ。

 総合3位には、2014年に戸田からスポット参戦したサム・マックラウド(KCMG F312)が付けた。

 総合4位には来季も継続参戦濃厚の高星明誠(B-MAX NDDP F3)が、同5位には今季FIA-F4王者の坪井翔(TOM'S F312)が、同6位には来季もドライブすると思われる山下健太(TOM'S F312)が、同7位にはNクラスからステップアップする三浦愛(EXEDY B-Max Racing F312)が、同8位には来季も参戦予定の山口大陸(タイロク28号)が付けている。

 Nクラスで総合のトップタイムを記録したのは甲野将哉(アルボルアルデアCMS)。かつてNDDPから参戦していたFCJでは3位に入賞したこともある実力派だ。2位にはアカシ・ネイル・ナンディ(B-Max Racing team F308)が、3位には片山義章(カタヤマ305)が付けた。

 今回はホンダ勢は不参加。しかし独自に鈴鹿サーキットでオーディションを行い、SFS-Fスカラシップを獲得したドライバーらがこれに参加するようだ。また、トヨタも富士スピードウェイで引き続きオーディションを行い、今季FIA-F4に参戦したTDPドライバーらの参加がささやかれている。

 Nクラスは2014年F4西日本シリーズ2位の浅原悠貴も参戦に向けて準備をしており、参戦台数も倍増する模様で一気に激戦区となりそうだ。

 来季の全日本F3は3月にテストを行い、4月24日の鈴鹿サーキットで第1戦が行われる。有力ドライバーの参戦、台数増で盛り上がること必至の2016シーズンのF3に注目だ。

千代勝正(B-MAX)
 「ドライコンディションでVWエンジン車をドライブしたかったです。トルクもあり低速から高速まで乗りやすいですね。将来的にチャンスのあるエンジンだと思います。来季乗るかはぼくが決めることじゃないのでわかりませんが、テストに抜擢していただいて感謝しています。体力的にもメンタル的にもいいトレーニングになりましたし、トップタイムなので自信を持てました」
ドラゴン(B-MAX代表)
 「夏くらいから、COXなど関係者とVWエンジンの導入について調整をしてきて、マカオGPが終わった後に契約を結びました。B-MAXとしてVWを採用するのではなく、ドライバーの希望でトムスやVW、どちらのエンジン搭載車でもメンテナンスします。NDDPの2台はVWエンジンです。来季は4年間取れなかった全日本のタイトルを取りに行きます。マカオGPにも参戦する予定です。今日は、ドライのテストではなかったのでトムスエンジンと比較するのはデータ不足でした。来年3月のテストまでには万全の体制で臨みたいと思います」

15-12-21_jf3_test_0001 15-12-21_jf3_test_0003 15-12-21_jf3_test_0004 15-12-21_jf3_test_0005 15-12-21_jf3_test_0008 15-12-21_jf3_test_0009 15-12-21_jf3_test_0010 15-12-21_jf3_test_0011 15-12-21_jf3_test_0012 15-12-21_jf3_test_0013 15-12-21_jf3_test_0014 15-12-21_jf3_test_0015 15-12-21_jf3_test_0016 15-12-21_jf3_test_0017 15-12-21_jf3_test_0018 15-12-21_jf3_test_0019 15-12-21_jf3_test_0020 15-12-21_jf3_test_0021 15-12-21_jf3_test_0022 15-12-21_jf3_test_0023 15-12-21_jf3_test_0024 15-12-21_jf3_test_0025

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo/Interview: Hiroyuki MINAMI
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Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿総合結果

Joint Testing -RIJ- (2015/12/21) Total Testing Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Session1
Session2
TimeBehindkm/h
122 1千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
2'10.641
*2'08.121
2'08.121-163.168
250 2ミッチェル・ギルバートB-Max Racing team F312
Dallara F312
2'14.318
*2'08.689
2'08.6890.568162.447
319 3サム・マックラウドKCMG F312
Dallara F312
2'10.988
*2'08.724
2'08.7240.603162.403
423 4高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
2'12.094
*2'08.798
2'08.7980.677162.310
56 5坪井 翔TOM'S F312
Dallara F312
2'11.774
*2'09.319
2'09.3191.198161.656
66 6山下 健太TOM'S F312
Dallara F312
2'17.057
*2'10.326
2'10.3262.205160.407
73 7三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
2'19.938
*2'10.754
2'10.7542.633159.882
828 8山口 大陸タイロク28号
Dallara F316
2'16.219
*2'12.771
2'12.7714.650157.453
977N1甲野 将哉アルボルアルデアCMS
Dallara F306
2'20.823
*2'13.761
2'13.7615.640156.288
1030N2アカシ・ネイル・ナンディB-Max Racing team F308
Dallara F308
2'19.699
*2'14.109
2'14.1095.988155.882
1127N3片山 義章カタヤマ305
Dallara F305
2'19.268
*2'14.435
2'14.4356.314155.504
129N4岡崎 善衛アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
2'22.676
*2'14.553
2'14.5536.432155.368
1330N5山田 真之亮B-Max Racing team F308
Dallara F308
2'18.329
*2'14.691
2'14.6916.570155.209
1418N6銘苅 翼FSC MOTORSPORT
Dallara F307
2'21.874
*2'14.877
2'14.8776.756154.995
159N7廣田 築アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
2'20.974
*2'14.978
2'14.9786.857154.879
165N8佐藤 秀真
Dallara F306
2'21.275
*2'15.478
2'15.4787.357154.307
1718N9ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
2'23.923
*2'17.368
2'17.3689.247152.184
1877N10金井 亮忠アルボルアルデアCMS
Dallara F306
*2'19.089
absence
2'19.08910.968150.301
195N11アレックス・ヤン
Dallara F306
2'23.027
*2'20.837
2'20.83712.716148.435
2030N12ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F308
*2'31.657
absence
2'31.65723.536137.845
-22 -山田 真之亮B-MAX NDDP F3
Dallara F312
absence
absence
absence--

 

Tags:

Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿2回目結果

Joint Testing -RIJ- (2015/12/21) Testing 2 Weather:Cloudy Course:Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineTimeBehindGapkm/h
122 1千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'08.121--163.168
250 2ミッチェル・ギルバートB-Max Racing team F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'08.6890.5680.568162.447
319 3サム・マックラウドKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'08.7240.6030.035162.405
423 4高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'08.7980.6770.074162.310
56 5坪井 翔TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'09.3191.1980.521161.657
66 6山下 健太TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'10.3262.2051.007160.407
73 7三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'10.7542.6330.428159.883
828 8山口 大陸タイロク28号
Dallara F316
TODA TOM'S TAZ312'12.7714.6502.017157.453
977N1甲野 将哉アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'13.7615.6400.990156.288
1030N2アカシ・ネイル・ナンディB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.1095.9880.348155.882
1127N3片山 義章カタヤマ305
Dallara F305
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.4356.3140.326155.504
129N4岡崎 善衛アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.5536.4320.118155.368
1330N5山田 真之亮B-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.6916.5700.138155.209
1418N6銘苅 翼FSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.8776.7560.186154.995
159N7廣田 築アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'14.9786.8570.101154.879
165N8佐藤 秀真
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'15.4787.3570.500154.307
1718N9ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'17.3689.2471.890152.184
185N10アレックス・ヤン
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'20.83712.7163.469148.435
-77N-金井 亮忠アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEabsence---
-30N-ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GEabsence---
-22 -山田 真之亮B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41absence---

 

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Japanese F3

JF3:合同テスト鈴鹿1回目結果

Joint Testing -RIJ- (2015/12/21) Testing 1 Weather:Rainy Course:Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineTimeBehindGapkm/h
122 1千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'10.641--160.021
219 2サム・マックラウドKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'10.9880.3470.347159.596
36 3坪井 翔TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'11.7741.1330.786158.644
423 4高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412'12.0941.4530.320158.260
550 5ミッチェル・ギルバートB-Max Racing team F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'14.3183.6772.224155.640
628 6山口 大陸タイロク28号
Dallara F316
TODA TOM'S TAZ312'16.2195.5781.901153.468
76 7山下 健太TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'17.0576.4160.838152.529
830N1山田 真之亮B-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'18.3297.6881.272151.127
977N2金井 亮忠アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'19.0898.4480.760150.301
1027N3片山 義章カタヤマ305
Dallara F305
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'19.2688.6270.179150.108
1130N4アカシ・ネイル・ナンディB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'19.6999.0580.431149.645
123 8三浦 愛EXEDY B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312'19.9389.2970.239149.389
1377N5甲野 将哉アルボルアルデアCMS
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'20.82310.1820.885148.450
149N6廣田 築アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'20.97410.3330.151148.291
155N7佐藤 秀真
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'21.27510.6340.301147.975
1618N8銘苅 翼FSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'21.87411.2330.599147.350
179N9岡崎 善衛アルビレックス・ レーシング・チーム
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'22.67612.0350.802146.522
185N10アレックス・ヤン
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'23.02712.3860.351146.163
1918N11ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'23.92313.2820.896145.253
2030N12ドラゴンB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'31.65721.0167.734137.845
-22 -山田 真之亮B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41absence---

 

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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿 山田遼、ファイナルレースで序盤3位と大健闘 (DRP)

S-FJ日本一決定戦DRPレースレポート

  • 鈴鹿サーキット(三重県)
  • 12月5日(土)予選・第一レグ くもり
  • 12月6日(日)決勝レース 晴れ

☆参戦ドライバー

  • 山田 遼:#45 IDMS&RSプリモ ガレージ茶畑 RD10V

☆レイティングスポンサー

  • 横浜貨物運送株式会社 様
  • 株式会社インターフェイス 様

sfj-no1-drp-1

 先月のS−FJ富士シリーズ最終戦に初参戦し初優勝を果たした山田遼選手。各シリーズを戦ってきた選手や鈴鹿サーキット走行経験者にハンデがありながらも、前戦の勢いに乗り日本一決定戦に挑む。初走行のドライバーズサーキットということもあり、レースウィークの火曜日に練習走行に取り組んだ。最初はコースに慣れず試行錯誤していたが、最終的には中古タイヤながらトップグループに近いタイムを記録できた。しかし、前日練習日にニュータイヤを投入すると、マシンバランスと走りのバランスがかみ合わず、タイムを更新することができず予選に不安を残す結果となってしまった。

sfj-no1-drp-2

☆10月31日(土)9:35~公式予選 13:45~第一レグ(6周)

 予選開始直後は速い選手のスリップを使える位置取りを探るがすぐに引き離され、後続のマシンを待っているとタイヤが冷えてしまい、なかなかタイムが更新できない。ましてやセットも走り方も煮詰められていない状況なので、ライバルから大きく離されてしまいBグループの7位に甘んじてしまった。

 スタートの得意な山田選手は、第一レグでいいスタートを切れたが、持ちタイムの速い選手に仕掛けるまでに至らず、ペナルティーやアクシデントで後退した選手がいたため、単独走行の5位フィニッシュとなった。ここでも走りの改善が見出せず、タイム自体も決勝に繋がる結果とならなかった。この結果、決勝レースは10番手スタートとなる。

☆11月1日(日)12:45~決勝レース(10周)

 10番グリッドから好スタートを切った山田選手は2コーナー立ち上がりまでに7位に浮上する。その後もスプーンカーブでのアクシデントも回避し4番手に。バックストレートでは3位のスリップに入りシケインでオーバーテイク。なんと1周目を7台抜きの3位でクリアする。トップ2台とは3秒近い差になってしまったが、後方マシンのアクシデントによりセーフティーカーが導入され願ってもない展開となった。トラブルは1周で処理され3周目からリスタート。ローリングスタートを上手く決めた山田選手はトップ2台の背後に付け、4位のマシンとはマージンを広げる。しかし、トップ2台のペースについていけないどころか、リスタートで広げたマージンも1周で無くなってしまった。後方のペースの速いマシンが団子状態となりながらも6周目まではなんとか抑え続ける。しかしこのレースウィークでペースの上らない山田選手は無理を強いられブレーキロックによりタイヤを痛めてしまい万事休す。最終ラップまでに5個ポジションを落とし、スプーンカーブで7位の選手がスピンしたところに避けきれず接触。なんとか体制を立て直しコースに復帰した時点では12位までポジションを落としてしまいフィニッシュとなった。

sfj-no1-drp-3

☆山田遼選手コメント

 憧れである鈴鹿サーキット初走行では、ユーズドタイヤでまあまあのタイムが出ていたのですが、ニュータイヤを入れたらタイムが落ちてしまいました。セットは変えてみたものの、自分自身の走りがアジャストできていなく、速いタイムが出すことができませんでした。予選と第一レグも同様でベストの走りができずライバルに後れを取ってしまいました。決勝レースもスタートを決めオープニングラップで3位まで上がることができたのですが、練習走行からのニュータイヤでの持ちタイムが遅すぎたので、後ろを抑えることに気を取られタイヤを序盤に痛めてしまいました。全てが反省材料なので、この経験を無駄にしないように絶対に今後に活かしていきたいと思います。今大会出場にご支援ご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。必ずご期待に応えられるように努力していきますので、今後もよろしくお願い致します。

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☆リザルト

【Super-FJ日本一決定戦】

ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://xyz-one.jp/drp/
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿 もてぎチャンピオンとして、挑んだ日本一決定戦、初レースの鈴鹿で、川合孝汰が5位でフィニッシュ! (Le Beausset)

スーパーFJ日本一決定戦12月5日(土)~12月6日(日)鈴鹿サーキット 5.807km

sfj-no1-lbm-1

 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、スーパーFJの日本一決定戦が12月5日(土)〜6日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催され、もてぎシリーズでチャンピオンを獲得した川合孝汰が出場した。

 ルーキーイヤーではあったものの、チームメイトと切磋琢磨し合いながら成長してきた川合は、6戦中5戦でポールポジションを獲得し、第3戦からは4連勝。まさにチャンピオンとして恥ずかしくない結果を残してきた。今年で18回目となる伝統の一戦、日本一決定戦には各シリーズのチャンピオンが集結するだけでなく、スポットのドライバーにも今年は実力派が参戦。集大成とするには、格好の舞台となった。

予選 12月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 もてぎでは強さ、速さを誇った川合ながら、鈴鹿でのレース経験はない。事前に一度テストを行ったとはいえ、レースウィークの金曜日に設けられた、30分ずつ3セッションだけの練習では、明らかにホームコースとするドライバーに対するハンデは否めず。とはいえ、今後ステップアップを果たすことになれば、挑むのは転戦シリーズ。こういう状況の方が、むしろ普通になってくる。いかに短時間でコースを習熟するか、そしてセットを詰められるか、適応力の高さも試されることとなった。

 日本一決定戦は例年どおりトーナメント形式で開催され、A・Bのグループ分けのもと予選・第1レグを行い、第1レグを勝ち上がったものがファイナルレースを争うかたちになり、川合はAグループからの出場となった。金曜日の練習走行では納得のいく走りができていなかったことから、綿密なミーティングを行った上で、セッティングを大幅に改めることに。これが正解で、予選では周回を重ねるごと確実にタイムアップを果たし、最後のアタックでは2分13秒791をマークする。自己ベストを約1秒短縮した結果、第1レグには2列目、4番グリッドから挑むこととなった。

第1レグ 12月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 予選終了から、わずか2時間強のインターバルで第1レグが行われた。わずか6周の戦いは、ワンミスが命取りとなる。万が一、10位以内でゴールできなければ、さらに5周の敗者復活を戦わねばならないから、それだけは避けねばならない。スタートでひとつ順位を落とした川合ながら、先行する車両から少しも遅れを取ることなく続き、隙をうかがいつつ、プレッシャーをかけていく。そして、4周目には満を持して逆転に成功。そこからは2分14秒台での走行となり、徐々に後続を引き離していくこととなった。

 前半のバトルの間に3番手との差は広がっていたため、ポジションキープでチェッカー。トップのフィニッシュタイムがBグループよりも優っていたため、ファイナルには4列目、7番グリッドから挑むことが決定した。

sfj-no1-lbm-2 sfj-no1-lbm-3

ファイナル 12月6日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 土曜日までの青空は、ファイナルが行われる日曜日には失われていたが、程よく冷えた気温はエンジンをいかにも軽快に回してくれそうだった。そのファイナルのグリッドには、色とりどりな30台のマシンが並ぶことに。10周に及ぶ戦いの中で、今年のスーパーFJ日本一が決定する。全員の緊張感が絶頂に高まりつつある中、フォーメイションラップがスタート。その最中に一台がマシンをコース脇に止める。一瞬、スタートディレイの不安もよぎるが、そこは1周の長い鈴鹿、オフィシャルの迅速な回収作業もあって、事なきを得ることに。

 そして、いよいよ注目のスタート! 川合は出遅れてしまったばかりか、挽回しようとして2コーナーでオーバーラン。いったんは11番手にまで落ちたものの、すぐにリカバーして随所でオーバーテイクを繰り返した後、先行する2台の後退などもあり、1周目の終了時点でポジションキープとなる7番手で戻ってきたばかりか、ストレートで一台をパスして6番手に浮上する。

 それから間もなく、コース上に止まった車両を回収するため、セーフティカーがコースイン。これが長引いてしまうと、さらに順位を上げるチャンスが減ってしまうが、幸い1周のみで終了する。リスタートはしっかり決まった川合は、そこから4番手争いを繰り広げ、130Rでまず一台を仕留めることに成功する。4周目には2分14秒台に入れ、勢いづく川合は5周目のヘアピンで4番手に浮上。6周目には後方から追い上げてきた車両に抜かれるが、川合もまた一台をかわして引き続き4番手を走行する。

 その後は後方に一台を従え、激しいバトルを繰り返すが、相手は鈴鹿での優勝経験も持つホームのドライバー。8周目の1コーナーで逆転を許すが、最終ラップにはレース中の自己ベストとなる2分14秒333をマークし、鈴鹿でのレース未経験者の中では最上位となる5位でフィニッシュすることになった。

sfj-no1-lbm-4 sfj-no1-lbm-5

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 川合にとって初の鈴鹿、表彰台には届かなかったが短時間で地元勢と戦えるまで良く頑張ったと思う。スタートで遅れはしたが駆け引きとポジショニングが上手く競り勝ち出来た。もてぎシリーズでの序盤戦はタイムと結果が伴わず速さがあったものの焦ってスピンなど経験不足が響いてしまっていたが、一度勝った後は自分のレベルを上げるべく、スタートから逃げるレースが出来るようになったことが成長の証しと言える。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 ファイナルの前にスタートの練習をしましたが、ホイールスピンさせ過ぎてしまったので、本番では少し加減したつもりが、ストールしそうになるほど落とし過ぎて。それで少し焦ってしまい、2コーナーで飛び出して4台ぐらいに抜かれました。でも、そこからは冷静にまわりの状況を見られるようにもなって、順位も上げることができ、SCランの後は自分でもうまくまとめられたように思います。ただ、課題もいくつかあって、まず予選では序盤の位置取りが悪くて、タイムが上がりきらないところで終わってしまいましたし、ファイナルでもバトルの最中にコースの後半区間では同じぐらいで走れるのに、前半区間でロスがあったりとか……。今後、レースを続けていく上で、鈴鹿はまた走ることになるので、今回の課題を修正できれば、と思っています。1年間、ありがとうございました。
Le Beausset Motorsports
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ SKT EXE SLS、目まぐるしい路面変化に、またも目前のポイントを逃し、ノーポイントのまま暗中模索のシーズンを終える (Arnage)

gt-rd8-arnage-17

 最終戦は、第8戦もてぎラウンド。栃木県にあるツインリンクもてぎでおこなわれる250kmのレースが、2015年SUPER GTシリーズの総決算となる。

 前戦オートポリスでは、惜しくもポイント獲得こそ逃したものの久しぶりのアルナージュらしいレース運びで無事にレースを終えることできた。ただし、もてぎラウンドまでのインターバルは2週間足らずとメンテナンス期間としては短い。そんな中チームは最後まで万全の状態で戦うべく入念なチェックとメンテナンスを行い、エンジニアがいくつかのセッティングのアイデアを盛り込んだクルマを準備した。第8戦もてぎラウンドを戦うのは、第4戦富士ラウンド以来の加納、Nanin Indra-Payoong選手のコンビ。そして、これまで通り、安岡選手がアドバイザーとして2人を手厚くサポートする体制で挑んだ。

November 14th Qualifying

  • 天候:雨 路面:ウェット 気温:13℃→13℃ / 路面温度:16℃→14℃ 入場者;17,000人

gt-rd8-arnage-01  雨の多かった2015年のSUPER GTを象徴するように、最終戦のレースウィークもウェットコンディションでのスタートとなった。9時からの公式練習は、第5戦鈴鹿ラウンド以来3戦ぶりに、Nanin選手がSKT EXE SLSのステアリングを握って走行を開始した。マシン自体に特にトラブルはなかったが、雨脚が弱まるとコースに濃い霧が立ち込める難しいコンディションに加え、昨年とはまったく性格の違うレインタイヤに雨用のセットを見直さなければならず、チームはセッティングに苦心した。タイヤの状態からはセットを決めることが難しく、ドライバーのコメントのみに頼らざるを得ない。セッティングがなかなか決まらない中、ピットインのたびに、エンジニア、加納、Nanin両選手、アドバイザーの安岡選手が話し合う場面が見られた。それでもSKT EXE SLSは時間いっぱいまでに36周を走行することができ、Nanin選手と加納選手が交互にマシンの感触を確かめて、午後の予選へ向けてのセットアップの方向性も決まった。(ベストラップはNanin選手が27Lap目に出した1'59.685)

gt-rd8-arnage-02  午後になってもウエットコンディションは変わらず、冷たい雨のそぼ降る中で14時から予選が行われ、Nanin選手がQ2進出を目指してアタックを開始した。午前中の公式練習で得たセットの延長でQ1に臨んだArnage Racingだったが、今シーズンのこれまでの流れは変えることはできず、思うようにタイムを出すことができない。Nanin選手は2'01.135をレコードしたものの22番手に沈み、SKT EXE SLSは今シーズン一度もQ1突破を果たせぬままで、最終戦の予選を終了した。この雨用のセッティングはこのまま決勝に使うことができないと判断したチームは、翌日の決勝に向けてセッティングを見直すことになった。とはいえ、日曜日は天気が好転するとの予報も出ており、セットの方向性を決断できないまま、Arnage Racingは最終戦の決勝日を迎えることになった。

November 15th Race Day

  • 天候:曇 路面:セミウエット 気温:20℃→20℃ / 路面温度:19℃→21℃ 入場者:33,000人

gt-rd8-arnage-13  天気予報では曇りマークが出ていたものの、決勝日となる日曜の朝になっても雨はやむ気配を見せず、9時からのフリー走行は時折強く降る雨の中でスタートした。前日夜遅くまでセットを見直して煮詰めた結果、決勝日の朝のフリー走行ではタイヤとマシンのフィーリングが良くなったというNanin選手と加納選手のコメントに、チームはこのままのセットで決勝に臨む算段をつけた。ただ、午後の天候次第ではセットの方向性がまったく変わる可能性もあり、状況は予断を許さない。予報通り雨は上がり、空は明るくなっていたが、路面はまだまだウェット状態から回復しないまま、決勝の時が迫っていた。

gt-rd8-arnage-16  決勝前の8分間のフリー走行が10分早いスタートとなり18分間となったため、SKT EXE SLSはハードタイプのレインタイヤを装着し、スタートドライバーのNanin選手がコースに出た。路面はまだまだ完全にウエットの状態で、各マシンが水しぶきを上げて走行する状況だったが、空は更に明るさを増して天候好転の兆し。このままでいけばドライでの走行が可能かつ有利であるとのNanin選手のコメントに、チームはマシンをピットに入れてドライタイヤに交換、グリッドにマシンを並べた。ところがグリッドウォークが始まって間もなく、空が再び暗くなり雨粒が落ちてきた。通り雨とはいえ、路面的にはすっかりウェットコンディションに戻ってしまった。ウェット路面がどこまで続くのか。53Lapを走るもてぎラウンドで、最も早いドライバーチェンジのタイミングである18周(*1人のドライバーがレースの3分の2以上を周回してはならない)までレインタイヤを保持することが可能なのか。グリッド上で緊急の話し合いが行われ、Arnage Racingは再びハードタイプのレインタイヤを再装着することをチョイス。13時40分、パレードラップとフォーメーションラップのあと、250kmの最終戦もてぎラウンドがスタートした。スタート直後から再び空は明るくなり始め、数ラップのうちに太陽が顔を覗かせたが、路面はウェットコンディションのまま、SKT EXE SLSは終始順調で、固いレインタイヤをチョイスしたことが功を奏し、22番手からスタートしたNanin選手は、10Lap目で17位、13Lap目で15位と、徐々にポジションを上げていく。どんどん乾いていく路面にマシンをピットインさせるチームが続出するなか、SKT EXE SLSは見かけ上の順位を6位まで上げていた。24Lap目に入ったときに500クラスの車両と300クラスの車両が接触するアクシデントが起きてセーフティーカーがコースイン、これを好機とチームはNanin選手をピットに呼び戻して給油ののちドライタイヤに交換、加納選手が14位でコースに復帰した。コースを整備し隊列を整えるためにセーフティーカーが4周ほどマシンを先導し、28Lap目、レースが再開された。ポイント圏内がまた、近づいている。追い上げをかけるべく加納選手の激走が始まった。しかし、次の周回、3コーナーでコース上の水に乗ってしまったか、加納選手は痛恨のスピンアウト。後続のクルマを避けるために進入したグラベルでスタックしてしまった。幸いマシンにダメージはなく、無事にコースに戻ることができたが順位は23位まで後退した。その後、加納選手は1分53秒台の好タイムで最後まで走りきり、22位でチェッカーを受けることができた。

 Arnage Racingはまたしても目前のポイントを逃し、一度もドライバーズポイントを手にすることなく、波乱の2015年SUPER GTシーズンを終了した。

ドライバー 加納政樹
gt-rd8-arnage-03  お疲れ様でした。今日はコンディションの変化が目まぐるしかったんです。ほぼドライの状態で、ナニンくんもミディアムのレインで行って順位を上げてくれて、SCが入って、ぎりぎりピットにも滑り込むことができて…っていう流れの中で、15位くらいで(コースに)戻ったんですけど、リスタートの2周目くらいに、ちょっとアウト側のまだ濡れてるところに乗ってしまってスピンしてしまったのが、ちょっと悔しかったです。最近ああいうのはなかったし、そのあとの晴れの状況でクルマの様子を探り探り、ペースをもうちょっと上げれそうな感じもしてた時だっただけに、レース自体の流れを止めしまったのが悔やまれる。もう一つは、そんな中でまわりとのタイムの比較であったりとか、ブレーキやったりとか、トラクションコントロールやったりとか、路面の変化に対してアジャストしていけるように安岡くんとやり取りしながらやってたんですけど、ABSとかの状況が路面と合わせれてなかったためか息継ぎ症状が出て、最初はそんなことはなかってんけど、どんどんどんどん乾いていく傾向になればなるほど、その症状が出てきたんで、もう少しそういうところが対応できるようにするべきやったかなと。これは、もう経験でしかないと思うし、そういう路面変化に対しては即座に車の動きをアジャストしていかなあかんので、まだ経験せなあかんことがいっぱいある、まだまだ足りてない(笑)この一年間振り返ってみて、いろんなことがあったシーズンやったけど、クルマも新しく変わって、ちらほらまたアルナージュらしいレースができるようになって得た部分もあると思うんで、それをまた次にピシッと生かせるようにせなあかんし、自分自身もそういった部分を見つめ直さなあかんと思います。でも最後は、なんとか完走はできたかな。悔しさ残りますけど、良かったと思ってます、ありがとうございました。
ドライバー Nanin Indra-Payoong
gt-rd8-arnage-09  今日のレースは、いつものように頑張ったんですけど、僕がスターティングドライバーでほんとはスリックで行きたかったんです。スリックでノータイヤチェンジがプランだったんですけど、スタートの5分前くらいから、雨が降ってきて、ウェットにしましょうって、伊藤さんとみんなと相談しました。で、ウエットのミディアムでいって、やっぱり最初の2~3周はほんとにタイヤが温まらなくて、ほんとに難しかったです。タイヤが温まってからはペースが良くなって、できれば18周までそのまま走れたらタイヤ交換でドライバーチェンジもできると思ってたところ、ちょうど24周でセーフティーカー。ほんとに、パーフェクトなタイミングだったです。ほんとに、ハーフウェットとハーフドライっていうか、難しいコンディションで、とてもいい経験でした。今年もいろんなことが勉強できるいい年でした。できれば、来年またチャンスがあったら、アルナージュの皆さんとレースをやりたいなと思います。ありがとうございました。
アドバイザー 安岡秀徒
gt-rd8-arnage-10  えーお疲れ様でした…っていつも言ってるんですけど、今回はほんとに疲れました。苦しかった週末なんですけど、レース自体はその中では一番良かったかなって気がしてるんですけど、もちろん、完走できてよかったっていうのと、ポイントに届かなくて悔しかったっていう気持ちはあり、特に今シーズンドライバーズポイントはゼロ点ですので、ほんとに悔しい。そういう絶対にポイントが欲しいという状況の中で、すごい苦しい流れの週末となり、もやもやしてました。去年までだったら「この延長で行けばより良いシーズンが送れる」という感触があったんですけど、今年は終始苦戦しまして、最後コンディションがウエットになって、(それが主たる要因だと思うんですけど、)苦しんだ。でもほんとに難しい一年でした。ペース的に箸にも棒にもかからないっていうのって、僕は今までないんです。僕は雨が得意なので、どっかで雨が降ってくれると必ずそこで輝けて、それでよかったと思えるというか、希望が持てる。でも今年は、速く走れないフラストレーションがドライバー側にあって、走らせてる側のストレスもチーム側にあって、そういう、暗中模索を続けたシーズンだったなとほんとに思います。今日のレースの話を戻すと、ナニンくんはナニンくんでベストを尽くしてポジションを上げて加納さんにつなげて、加納さんもSC状態からのスタートということで、タイヤをあっためるのが難しい、逆にタイヤがあったまってない状態で前後に車がいる状態だったので、普通のインタミディエイトのスタートよりも難しかったと思います。そこはもう経験の部分で、この先につなげていきたいと二人で話してます。で、ナニンくんは逆に言うともうちょっと勉強しないとダメだ(笑)そういう感じです。一年間お疲れ様でした。

<一年を振り返って>

 チーム結成から3年目となった2015年のシーズンは、マシンスイッチから始まり、車両の性格もなかなかわからぬまま、シーズン半ばにはクラッシュという大きな試練にも見舞われ、終始苦しみ続けた一年でした。振り返れば全戦完走はおろか8戦中2戦でリタイヤという苦杯を嘗め、一度もドライバーズポイントを取ることができませんでした。とはいえ、これまで以上に温かいご支援をお寄せくださるスポンサーやファンの皆さまに、何度も苦しい場面で助けていただき、今シーズンも一年間、最終戦まで戦うことができました。応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝いたします。

 Arnage Racingは来る2016年シーズンに向けて準備を進める所存ですので、引き続き応援宜しくお願いいたします。

 一年間ありがとうございました。

Arnage Racing
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Super FJ Championship

SFJ:ティディ・イップJr.「来季は少なくとも2台体制で鈴鹿シリーズに参戦したい」

 今シーズンから途中から鈴鹿FJシリーズに参戦を開始したセオドールレーシング代表のティディ・イップJr氏が6日、スーパーFJ日本一決定戦で鈴鹿に来場していたので、日本への参戦の経緯、これからの展望について話を聞いた。

ティディ・イップJr氏
sfj-no1-teddy-yip-jr  「昨年、ヨーロッパでリッチー・スタナウェイというドライバーをGP3で走らせて、パフォーマンスが良かったので、ステップアップをサポートしたいと思い、今季はステータスGPを立ち上げ彼を走らせました。ヨーロッパでは若いドライバーが多く、ステップアップにそれほど心配はありません。しかし、アジアではステップアップの道がないのでサポートしたいと思い、日本でジュニアチームを始めました。ジュニアチームを持つということは育成を考えているからで、長期的に関わりたいと思っています。来季もスーパーFJを続け、少なくとも2台体制で鈴鹿シリーズに参加したいと思います。彼らが成績を残した場合、パフォーマンスと努力する姿勢を見て次はどうするかを決めます。FIA-F4、全日本F3、スーパーフォーミュラ、スーパーGT、全部に興味がありますが、どのようにかかわるかは時間をかけて研究したいと思います。もちろん、2013年からセオドールレーシングとして参戦を再開したマカオGPのF3への出場や、ステータスGPへのステップアップも考えています」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿決勝 牧野任祐がS-FJに続きF4でも日本一に輝く

 F4日本一決定戦は6日、鈴鹿サーキットで10周の決勝を行い、牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)が20分30秒534で優勝した。

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 曇り空のため気温が下がりつつある午後2時50分、この日の最終レースとしてF4日本一決定戦のフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのはポールポジションの牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)。2位には先ほどのS-FJ日本一決定戦を優勝で飾った予選2位の阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)が続く。一方、予選3位の根本悠生(GUNZE ZAP F108)はエンジンストール。一気に後続に飲み込まれてしまった。

 根本がスタートミスしたため後ろのグリッドの選手は彼を避けるため混乱。これに乗じて3位に上がってきたのは加藤智(FEEL・RK01・TODA)だった。

 気温が低くてタイヤがグリップしないのか、予選5位の片山義章(TAIROKU EXCEED)は2周目のS字でクラッシュ。スタートで後方に下がった根本も9位から追い上げ4周目に6位まで上がったところで、5周目のデグナーでコースアウトとさんざんな週末となった。

 トップに立った牧野は異次元のスピードで2位の阪口を突き放しにかかる。1秒以上速いラップタイムで独走状態に持ち込むと、10周を回り2位の阪口を11秒離して余裕の優勝。昨年のスーパーFJ日本一に続き、F4でも日本一の称号を手にした。

 3位でレースをスタートした加藤は序盤、太田達也(佐藤製作所MYST制動屋東名)に背後を脅かされるが、中盤からは差を広げ3位でゴールに滑り込んだ。

 4位には太田が、5位には栗原正之(テクノ ハヤブサ リターンズ)が、6位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が入った。

 来年のF4地方選手権は3月15日にツインリンクもてぎで東日本シリーズが開幕。12月にはF4日本一決定戦が同サーキットで開催される予定だ。

優勝 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)
f4-no1-r-makino  「スタートがうまくいったので何の問題もなかったです。コースレコードを出したかったのですが、前のレースなのかこのレースなのか砂利が出ていてスリッピーでした。特にデグナーは昨日派手にスピンしたのもあって気持ち的に行けなかったです。終わりよければすべてよしです。来年はホンダのドライバーとして参戦しますが、何に乗るかは決まっていません」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿ファイナル 最年少16歳で阪口晴南が日本一の称号を手中に

 スーパーFJ日本一決定戦は6日、鈴鹿サーキットで10周の決勝を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が23分53秒679で優勝した。

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 午前中ときおり顔を出していた太陽も雲間に姿を消し、初冬のどんよりとした曇り空の下12時45分、A,Bグループ第1レグそれぞれ上位10人、敗者復活戦上位10人、合計30人のドライバーが参加してフォーメーションラップが始まった。

 フォーメーションラップ中、11番グリッドの鈴鹿シリーズのチャンピオン・平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が駆動系のトラブルのためコースサイドにストップ。29人のドライバーがグリッドに整列しスタートが切られた。

 トップで1コーナーに飛び込んだのは無難なスタートを決めたポールポジションの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)。これに2番グリッドの大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)、4番グリッドの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が続く。

 4位に上がってきたのは6番グリッドからロケットスタートを決めた平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)。平はオープニングラップのヘアピンで3位の吉田宣弘のインに飛び込むが接触して前に出られず。さらにスプーンでアウトから吉田に並びかけるが、再び接触して両者コースアウト。吉田は順位を落としてレースに復帰するも、平はアームを曲げピットインしてリタイアとなった。

 この混乱の中、10番グリッドの山田遼(IDMS&RSプリモガレージ茶畑)はオープニングラップで4位まで順位を上げるとシケインで前を走る兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)を捕らえて一気に3位まで浮上してきた。

 ところが下位を走っていた選手が1周目のヘアピンでスピンしてコース上にストップしため2周目からセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。しかし、停止車両の回収が素早く行われレースは3周目から再開。

 再開後も阪口はリスタートを決めトップを堅守。2位には大湯が続く。トップの阪口は大湯より1秒弱速いタイムを刻み、みるみる独走態勢を築く。最終ラップにはこのレースのファステストラップをたたき出し、2位以下を圧倒して10周のレースを独走優勝で制した。

 大湯は阪口には及ばなかったものの3位以下の混戦を尻目にマージンを築き単独走行。一人旅で2位に入った。

 リスタート後3位を走行していた山田は防戦一方。背後には、スタートに失敗したものの3周目の1コーナーで兒島を捕らえ4位に上がってきた八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が迫る。山田は4周目まで八巻を押さえてきたが、その八巻をパスして4位に上がってきたのはなんと敗者復活戦を優勝し、21番グリッドからスタートした小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)だった。

 小高は1周目を10台抜きの11位で戻ってくると、3周目には8位、4周目に7位。5周目には混戦をかき分け山田の背後4位に付けると、6周目にはついに山田をパスして3位まで上り詰めてきた。

 小高は大湯を追うが、3位に上がった6周目時点でその差は7秒3。大湯より速いタイムを刻むが残り4周ではいかんともしがたく、そのまま3位でゴールすることとなった。

 4位には八巻が、5位には鈴鹿初レースながら健闘したもてぎシリーズチャンピオンの川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が、6位には大井偉史(スキルスピード10V)が入った。

 7位には1周目にコースアウトして順位を落とすものの追い上げた吉田宣弘がジェントルマンドライバートップで続き、8位は早坂祐希(ナインレーシングミストKK-S2制動屋)、9位は山浦聖人(ZAPオートスペースED)、10位は岡村健(セオドールレーシングジュニアチーム)の順でゴールした。

 この後審査を経てジャパンスカラシップシステム(JSS)の対象者1名が発表され、来年のJAF-F4参加権を得ることとなる。

 来年のスーパーFJは先陣を切って岡山シリーズが2月21日に開幕。各7サーキットでシリーズ戦が行われ、12月にはツインリンクもてぎで日本一決定戦が開催される予定だ。

優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-r-sena  「スタートはそこそこでしたが、トップで1コーナーを回れたので良かったです。昨日と天候も気温も変わったんですが、クルマはいままでで一番乗りやすかったです。ミラーを見ずに自分のペースでたんたんと走りました。序盤で優勝は確信していました。タイヤの熱の入りも良く後半もぜんぜんたれませんでした。スーパーFJは岡山、F1のドリームカップ、この日本一と全部ポールトゥウインだったので自分に向いているレースですが、通過点だと思っています。来年はFIA-F4に出て、JAF-F4にも出るかも知れません」
2位 大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)
 「第1レグの結果に助けられたのが大きかったのかなと思います。スタートはホイールスピンが多くて前に出ることができませんでした。最初のペースは晴南選手と変わらなかったので後ろを離せましたが、タイヤが暖まったときに離されてしまいました。タイヤが暖まったときのセッティングなのか自分の走りなのか原因はわかりませんが1秒近く晴南選手より遅かったです。勝ってスカラシップを取りたかったですが、今できるベストだったのかなとも思います」
3位 小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)
 「スタートが決まって前に行けました。3番手以降がごちゃごちゃしてたので、SCが入らなければ大湯選手まで行けたのかなと思います。FIA-F4でも混戦は慣れていますし、抜くのは得意なので問題はなかったです。第1レグをフライングして、敗者復活戦でタイヤを使って悪い流れだったんですが、最低限表彰台に乗ろうと思っていたので目標は達成できて良かったです」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS
MYST KK-ZS
DL1020'30.534
22C1阪口 晴南ハートフルスクェアー戸田DL
ZAP F108
DL1011.075
310C2加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1017.694
412A2太田 達也佐藤製作所MYST制動屋東名
MYST KK-ZS
DL1020.918
582C4栗原 正之テクノハヤブサリターンズ
TOKYO R&D RD10W
DL1025.407
672C5金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL1034.195
734C6早坂 公希CMS☆MC090
MOONCRAFT MC090
DL1034.647
814C7根本 悠生GUNZE ZAP F108
ZAP F108
DL1042.039
977A3久保 宣夫セレクトジャパン☆MYST-KKA制動屋
MYST KK-A
DL1057.927
105A4大岩 政裕ポイントワンTM WORKS M2ミスト
MYST KK-ZS
DL101'05.432
11*3C8今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL101'09.096
1217C9小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL101'38.254
1322A5池島 実紅東京工科自動車大学校
WEST 976
DL101'51.992
1473A6近藤 紘史K&G RACING C72近藤電気
WEST 056
DL102'03.945
1521A7相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL102'06.622
167A8山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL102'20.481
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-27C-シュウジB-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL64Laps
-28C-片山 義章TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL19Laps
-51A-藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST 956改
DL0DNS
-*70C-岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL8失格
  • Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS) 2'02.560 (6/10) 170.57km/h
  • CarNo.3,70は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ規則第61条~1)②(ピットレーン通過速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.70は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ規則第72条~3)(罰則の不履行)により、失格とした。
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿ファイナル決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH1023'53.679
2582大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH107.838
3613小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH1012.776
4224八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH1016.597
5625川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1018.937
676大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1023.711
757G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH1027.324
8197早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH1027.695
9108山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH1028.720
10439岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH1029.330
11210兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1032.930
124511山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH1033.356
133612深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1033.801
14913山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH1036.724
1521G2ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH1038.446
161814飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1038.805
1720G3加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1039.186
1825G4濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1058.608
191G5吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH1059.279
203515長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH1059.547
2123G6宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH1059.919
2255G7田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH101'02.989
235G8村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH101'19.093
244416小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH101'19.466
2527G9中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH101'22.888
2656G10川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH91Lap
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-70-平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH19Laps
-24-平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
-66-飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
-37-加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.34 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ) 2'12.923 (10/10) 157.27km/h
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:セオドールレーシングジュニアチーム ニュースポンサーと契約、岡村タケルを強力にサポート (THEODORE)

2015年12月5日

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 鈴鹿クラブマンレース最終戦スーパーFJ日本一決定戦を前にセオドールレーシングジュニアチームは新たなスポンサーとして、タレント 小倉優子さんのCMでお馴染みの株式会社カーセブンディベロプメント(以下、カーセブン)とスポンサーシップ契約を取り交わしました。

 セオドールレーシングジュニアチームは今年途中、シリーズ第5戦から鈴鹿クラブマンレースに参加。

 KARTで活躍し限定Aライセンスを取得した岡村タケルを起用し、テイクファーストの技術支援を受け四輪レースデビュー。そのデビューレースでいきなり優勝という快挙を成し遂げました。その後、この日本一戦の前哨戦とも言えるF1日本GPサポートレースであるノンタイトル戦のスーパーFJドリームカップにて全国から集まるスーパーFJドライバーの中にあって6位入賞。続くクラブマンレース第6戦では4位と順調なデビューイヤーを飾る事が出来ました。

 全日本選手権規定で年間4レース以上の公式戦に参加する事でランキングの有資格者となりますが、残念ながら公式戦はこの週末を入れても3戦目。ランキング対象外ではありますが、それでも2レース終えた段階でシリーズ4位とタイのポイントを獲得。もともと今年のターゲットはこの最終戦の日本一戦で表彰台に乗ることであり、ゆっくりと確実にマシンに慣れると言う観点からプログラムを遂行しておりますが、望外の結果をはじき出しております。全国の強豪が集まるこのレースで確実に表彰台を獲得する事をターゲットにこのウィークエンドに臨みます。

カーセブン(株式会社 カーセブンディベロプメント)のご紹介:

 カーセブンは、中古車の販売・買取りのフランチャイズチェーンとして日本全国に約120店鋪を展開しております。買い取った車を直接販売して流通マージンをカットした「ダイレクト販売」による売り買いおトクな仕組みや、買取り業界唯一のキャンセル7日間OKなどの「安心宣言」を実践し全てのユーザーが、安心・おトクにクルマを売り買いできる環境を推進している企業です。

 今後、拡大する海外での日本車のニーズに応えるため、日本国内での強固な基盤をもとに海外への展開の準備も着々と進めています。

岡村タケル:
 今年はデビューイヤーでしたが、思った以上に良い結果を出せて良かったと思います。もともと資金的には苦しかったのですが、香港のCCMさんをはじめ、その都度、スポンサーさんが付き沢山の練習走行ができて継続できました。今回もCCMさんの繋がりでスーパーフォーミュラに付いていてもおかしくない位のビッグなスポンサーであるカーセブンさんが支援して戴ける事になり正直ビックリしています。このレースで結果を出して来年度のステップに繋げていきたいと思っています。
THEODORE RACING
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選 牧野任祐が2位以下を1秒5離すタイムでポールポジション

 F4日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)が2位以下を1秒5離す2分2秒193とぶっちぎりのタイムでポールポジションを獲得した。

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 公式予選は午後2時35分より20分間で行われた。

 開始8分過ぎには阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)が2分2秒265でトップに立つ。これを加藤智(FEEL・RK01・TODA)が11分過ぎに2分4秒246で逆転すると、直後に阪口が2分3秒929でトップを奪い返す。

 ところが16分過ぎに一気にタイムを縮めてきたのが牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)。なんと2分2秒193とこれまでのトップ争いから1秒7も速いタイムでトップに躍り出た。さらに牧野はコースレコードの2分1秒888を更新すべく、次周のセクター1を最速タイムで通過。しかし勢い余ってデグナーでコースアウトを喫し、タイム更新はならなかった。

 阪口も終盤2分3秒702と若干タイムを詰めたものの、牧野は2位以下を1秒5ちぎってポールポジション決めた。2位には阪口が、3位には終盤タイムアップした根本悠生(GUNZE ZAP F108)が入った。

 4位は加藤、5位には栗原正之(テクノ ハヤブサ リターンズ)が、6位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が続いた。

 決勝は明日6日、午後2時50分より10周で争われる。

ポールポジション 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)
f4-no1-q-makino  「コースレコードを狙っていたのですが、スピンしてしまいました。あしたもレコードを更新したいです。フロントタイヤの暖まりが遅いんですが、スタートに集中して、あとは自分との戦いですね。全勝優勝できるようにがんばります」
予選2位 阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)
f4-no1-q-sena  「このクルマに乗ってから時間がなかったのでセットアップとか、トラブルもあるしまだまだ上げていくところはあります。タイムは離されるのはわかっていたので、どこまで近づけるかというのを目標にしていましたが、まだまだ全然足りないです。残り1ヒート精いっぱいがんばります」
予選3位 根本悠生(GUNZE ZAP F108)
f4-no1-q-nemoto  「昨日トラブルが多くて、今日はぶっつけでした。セットも煮詰まってないし、ドライバーとしての技量も合わせ切れてないです。タイヤも暖め切れませんでした。牧野選手と1秒8離されたのは向こうは何かつかんで、こちらはつかみ切れてないんだと思います。決勝に向けてそこを見つけられるように今からエンジニアと話し合います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ 大湯都史樹が優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで第1レグBグループの決勝を行い、大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)が6周・13分28秒508で優勝した。

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 第1レグBグループはAグループ決勝終了後の午後12時45分にフォーメーションラップが始まった。

 スタートでは、予選2位の小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)がレッドシグナルが消える前にあきらかなジャンプスタートで飛び出す。これに躊躇したのかアクセルを戻した小高を尻目にトップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)。これに予選3位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)をかわした同4位の大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)が2位で続き、小高は3位に付けた。

 トップに立った平だが、なんとヘアピンの進入でシフトをロックさせスピン。コースに復帰したものの一気に後続に飲み込まれ10位以下まで順位を落とすこととなった。

 ドライビングスルーペナルティーを受けた小高が3周目にペナルティーを消化するとトップに立ったのは大湯。このまま後続を突き放し6周を走って優勝を飾ることとなった。

 2位にはジェントルマンドライバーの吉田が入った。1周目を11位で戻ってきた平はファステストラップをたたき出しながら、前車を次々とパス。2周目に8位、3周目に6位、4周目に5位、5周目に4位に上がると、ファイナルラップのシケインで前を走る大井偉史(スキルスピード10V)をアウトからパスして3位に滑り込んだ。

 4位には大井が、5位には山田遼(IDMS&RSプリモガレージ茶畑)が、6位には岡村健(セオドールレーシングジュニアチーム)が入った。

 このレースで10位までに入ったドライバーが明日のファイナルに進出、11位以下はこの後行われる敗者復活戦でファイナル進出をかけて戦うこととなる。

 トータルタイムはAグループで優勝した阪口晴南がこのレース優勝の大湯都史樹より短かったため、阪口がポールポジションを獲得することとなった。

 ファイナルレースは明日6日午後12時45分から10周で争われる。

優勝 大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)
sfj-no1-a-1st-reg-oyu  「スタートは普通に決まって、小高選手がフライングしてたのが見え、平選手がスピンしていなくなったのでラッキーでした。でもアベレージのタイムが遅すぎて、小高選手のペナルティーがなければどこかで抜かれていたと思います。明日は晴南選手もいて、平選手も後ろにいて速い人が集まっているので、あしたに向けてマシンを調整していきたいと思います。同じくらいのタイムで走れないと勝てないですが、優勝を目指してがんばります」
2位 吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)
 「いやぁ、運がありますね。恵まれています。2台消えましたが、調子は悪くないんですよ。スタートのミスが悔やまれます。大湯選手の前に出れば押さえられたと思いますが、第1レグなのでこのへんでいいかな。表彰台には立ちたいのでがんばりますし、3年連続のジェントルマン最優秀賞も取ります」
3位 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)
 「きれいに回っちゃいました。シフトロックしましたが、冷えてるタイヤを管理できなかったぼくのミスです。挽回はしましたが、決勝に向けて厳しいポジションになってしまいました。ベストタイムは晴南選手よりコンマ2秒遅いのでたれてきたタイヤに合わせたセッティングをして決勝に臨みたいと思います。スタートを決めて前に出られれば勝機はあります」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ 阪口晴南がぶっちぎりで優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで第1レグAグループの決勝を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が6周・13分20秒459で優勝した。

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 第1レグAグループの決勝は、午前11時55分より決勝レースがスタート。ポールポジションの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)は無難にスタートを決めトップで1コーナーへ。予選2位の兒島弘訓組(クラス・OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)がポジションをキープして阪口に続く。3位にはロケットスタートを決めた山浦聖人(ZAPオートスペースED)が上がってきた。4位に予選3位の八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が続くが、八巻は早くも1周目のスプーンで山浦を攻略、3位に上がる。

 さらに八巻は2周目のヘアピン立ち上がりで2位の兒島に並びかけスプーン手前で2位に。

 この間、トップに立った阪口は2周を終わって2位以下を2秒2離すと、4周目にはこのレースのファステストラップをたたき出す異次元のスピードで1周あたり1秒近いラップタイムを刻み独走に持ち込むと、6周をまわってぶっちきりでこのレースを制した。

 2位には八巻が入り、3位には兒島が続いた。4位には3周目に山浦をかわした川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が、5位には山浦、スタートで順位を落とし一時は10位まで後退した平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が追い上げ6位に入った。

 このレースで10位までに入ったドライバーが明日のファイナルに進出、11位以下はこの後行われる敗者復活戦でファイナル進出をかけて戦うこととなる。

 ファイナルレースは明日6日午後12時45分から10周で争われる。

優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-a-1st-reg-sena  「スタートを決めたら離していけると思っていたので、序盤からプッシュしました。Bグループに負けたくなかったのでタイヤのことは考えずにプッシュしていました。あしたもスタートが決まればちぎっていけると思いますが、平選手が追い上げてくる前に逃げて、ぶっちぎりで優勝したいと思います」
2位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
 「スタートは失敗もなく普通にできたんですが、ZAPの選手にロケットスタートを決められましたが、ペースはぼくの方が速かったので落ち着いて抜けるところで抜きました。そこから前の兒島選手を追いかけましたが、ぼくの方が速かったのでスリップを使って横に出てスプーンで抜くことができました。明日はタイヤの温存ができているので他の選手よりアドバンテージはあると思いますし、落ち着いていけばいい順で追われると思います」
3位 兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)
 「序盤、思ったよりペースが上がらなくて晴南選手に付いていけるかなと思ったんですが、デグナーからヘアピンにかけて離されていきました。厳しい戦いになるかなと思ったら後ろから八巻選手が来ていて、エア圧の問題もあり、ヘアピンでミスをしてスプーンで並ばれてしまいました。満足できるレースではありませんでした」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿敗者復活戦結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) Repechage Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1611小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH511'24.427
221G1ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH52.001
392山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH53.977
4663飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH511.117
5354長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH514.339
655G2田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH515.174
7446小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH520.379
856G3川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH520.992
927G4中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH531.751
10377加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH531.894
---- 以上ファイナル進出 ----
11*305豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH549.158
1282G6稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH557.211
13*11G5キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH51'05.404
---- 以上規定周回数(4Laps)完走 ----
-80G-片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH05Laps
  • CarNo.11,30は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ第61条~1)②(ピートレーン速度)違反により、競技結果に30秒を加算した。
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS
MYST KK-ZS
DL2'02.193--171.083
22C1阪口 晴南ハートフルスクェアー戸田DL
ZAP F108
DL2'03.702 1.509 1.509168.996
314C2根本 悠生GUNZE ZAP F108
ZAP F108
DL2'04.091 1.898 0.389168.467
4*10C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'04.142 1.949 0.051168.397
582C4栗原 正之テクノ ハヤブサ リターンズ
TOKYO R&D RD10W
DL2'04.339 2.146 0.197168.131
6*72C5金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL2'04.457 2.264 0.118167.971
728C6片山 義章TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL2'04.490 2.297 0.033167.927
812A2太田 達也佐藤製作所MYST制動屋東名
MYST KK-ZS
DL2'04.598 2.405 0.108167.781
93C7今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL2'05.197 3.004 0.599166.978
1034C8早坂 公希CMS☆MC090
MOONCRAFT MC090
DL2'05.308 3.115 0.111166.831
115A3大岩 政裕ポイントワンTM WORKS M2ミスト
MYST KK-ZS
DL2'06.490 4.297 1.182165.272
1277A4久保 宣夫セレクトジャパン☆MYST-KKA制動屋
MYST KK-A
DL2'06.936 4.743 0.446164.691
1317C9小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL2'10.400 8.207 3.464160.316
1422A5池島 実紅東京工科自動車大学校
WEST 976
DL2'10.491 8.298 0.091160.204
1527C10シュウジB-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'10.781 8.588 0.290159.849
1651A6藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST 956改
DL2'11.063 8.870 0.282159.506
177A7山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL2'11.097 8.904 0.034159.464
1821A8相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL2'12.58510.392 1.488157.674
1970C11岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL2'12.76110.568 0.176157.465
2073A9近藤 紘史K&G RACING C72近藤電気
WEST 056
DL2'13.02210.829 0.261157.156
---- 以上基準タイム(130% - 2'41.000)予選通過 ----
  • CarNo.10は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第55条~1)(チェッカー無視)違反により、2グリッド降格とする。
  • CarNo.72は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第61条~1)(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) 1st Reg B Group Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1581大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH613'28.508
257G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH63.710
3702平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH65.735
473大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH65.902
5454山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH67.774
6435岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH611.001
7186飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH620.589
8367深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH620.968
925G2濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH626.549
101G3吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH627.785
---- 以上ファイナル進出、以下敗者復活戦 ----
11*618小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH629.637
12379加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH640.478
13*21G4ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH640.638
143010豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH641.555
1582G5稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH61'23.949
1611G6キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH51Lap
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-66-飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH24Laps
  • Fastest Lap: CarNo.70 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)2'13.274 (4/6) 156.86km/h
  • CarNo.61,21は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第54条~1(反則スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) 1st Reg A Group Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH613'20.459
2222八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH65.194
323兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH66.311
4624川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH610.030
5105山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH611.838
6246平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH613.043
7197早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH616.398
820G1加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH623.698
923G2宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH634.974
105G3村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH636.503
---- 以上ファイナル進出、以下敗者復活戦 ----
11358長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH636.772
1255G4田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH637.321
1380G5片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH638.530
14449小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH640.430
1556G6川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH644.867
1627G7中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH649.052
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-9-山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH15Laps
  • Fastest Lap: CarNo.34 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ) 2'13.061 (4/6) 157.11km/h
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿公式予選 Aグループは阪口晴南が、Bグループは平優弥がトップタイム

 S-FJ日本一決定戦が鈴鹿サーキットで開幕。Aグループ予選では阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が、Bグループでは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)がトップタイムを記録した。

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 鈴鹿サーキットは早朝より快晴に恵まれ午前9時からAグループ予選が20分間で行われた。

 開始10分あたりまで八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が2分14秒470までタイムを縮めトップに立つ。これを上回ってきたのが、先日SRS-Fを主席で卒業した16歳の阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)。2分14秒087でトップに立つと、このタイムを一気に12秒728まで縮め、ただ一人12秒台で2位以下を0秒7ちぎって圧倒。トップタイムで予選を切り上げた。

 2位にはS-FJ岡山シリーズランキング2位の兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)が入り、八巻が3位で続いた。

 Bグループ予選は午前9時35分から20分間。こちらは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)が開始10分前あたりからトップに君臨。早々にタイムを2分12秒936と13秒を切るタイムをたたき出すと、終了直前には2分12秒586とAグループの坂口を上回わりトップで予選を制した。

 2位には今シーズンFIA-F4に参戦していた小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)が、3位にはジェントルマンクラスの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が食い込んできた。

 このあとAグループ第1レグが11時55分から、Bグループ第1レグが12時45分からそれぞれ6周で争われ、トータルタイムの速いほうの勝者が明日の決勝レースでのポールポジションを獲得することとなる。

Aグループ予選トップタイム 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-q-sena  「昨日の練習の2本目でセットが決まって13秒台が出たのでニュータイヤを履いたら12秒台に入ると思っていました。うまくまとめられたと思ったんですがセクター1が足りなかったのが悔しいです。最後はシケインがダブルイエローでタイムを出せなかったです。2レースあるいので無理もしませんでした。平選手のタイムは超えられたと思いますが、後の方が路面が良かったのかも知れません。第1レグはスタートが決まれば大丈夫だと思います。めいっぱい行ってポールを取ります」
Bグループ予選トップタイム 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)
sfj-no1-q-taira  「A組の様子を見ながらのアタックだったのでラッキーだったと思います。晴南選手のタイムも把握していました。最後、12秒5が出たときも最終コーナーでシフトミスしたので、あとコンマ1は詰められたと思います。全体ベストだったのでシーズンのまとめでいいスタートが切れました。第1レグはスタートで逃げられればと思いますが、決勝でタイヤのライフを残すようにコントロールでればいいですね。晴南選手との一騎打ちになるのかなと思っています」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1701平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'12.586--157.673
2612小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH2'12.954 0.368 0.368157.236
357G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH2'13.114 0.528 0.160157.047
4583大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH2'13.484 0.898 0.370156.612
574大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'13.527 0.941 0.043156.562
6665飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.128 1.542 0.601155.860
7456山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.632 2.046 0.504155.277
821G2ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH2'15.046 2.460 0.414154.801
9367深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.085 2.499 0.039154.756
10438岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.171 2.585 0.086154.657
11189飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.653 3.067 0.482154.108
123010豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.978 4.392 1.325152.617
133711加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.040 4.454 0.062152.548
141G3吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.245 4.659 0.205152.320
1525G4濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.334 4.748 0.089152.222
1611G5キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH2'23.53510.949 6.201145.645
1782G6稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH2'30.39317.807 6.858139.004
Tags:

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH2'12.728--157.504
222兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'13.440 0.712 0.712156.664
3223八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH2'13.463 0.735 0.023156.637
4624川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'13.791 1.063 0.328156.253
5245平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.214 1.486 0.423155.760
6106山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.240 1.512 0.026155.730
797山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.418 1.690 0.178155.524
8198早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH2'14.468 1.740 0.050155.466
920G1加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.376 2.648 0.908154.423
1023G2宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH2'17.524 4.796 2.148152.011
11359長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.600 4.872 0.076151.927
125G3村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH2'18.041 5.313 0.441151.442
1380G4片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH2'18.218 5.490 0.177151.248
144410小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'18.307 5.579 0.089151.151
1556G5川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'18.943 6.215 0.636150.459
1655G6田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH2'19.162 6.434 0.219150.222
1727G7中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH2'19.787 7.059 0.625149.550

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿 BRP★J‘S RACINGフィット、昨年の雪辱を晴らし有終の美を飾る (J'S RACING)

st-rd6-js-01

st-rd6-js-02  今年の最終戦はJ’S RACINGの地元、ホームコースでもある鈴鹿サーキットです。昨年の鈴鹿は優勝を逃してしまい、ホームコースでのレースで悔しい結果となりました。今年は有終の美を飾り、昨年の雪辱を晴らすべく、必勝を誓って最終戦に望みます。

●大野選手のレースリポート

■金曜・練習走行

st-rd6-js-03  昨年まで鈴鹿でのスーパー耐久はWTCCとの併催で変則的なレースでしたが、今年はS耐のみとなり、なんと4年ぶりに全クラス混走の3時間耐久レースとなりました。シリーズチャンピオンは決まっていますが、全力で最終戦を闘います。

 ドライバーは私と梅本選手に加え、前戦でも活躍してくれた赤星選手との3人で挑みます。

 最終戦鈴鹿は木曜日の走行枠が無く、金曜日フリー走行からのスタートとなりました。

 残念ながら同じチームの19号車が前回岡山でのクラッシュにより全損になった為、急遽昨年使用していた旧モデルGE8・FIT2での参戦となりました。

 今回の最終戦では19号車のシリーズ2位が掛かっており、必要があれば19号車のサポートも行います。

 3時間の占有走行では梅本選手、赤星選手と決勝を想定したロングスティントでの走行でセッティングを煮詰めていきます。全てのドライバーが2分32秒~33秒位でLAP出来る事を確認し、決勝に備えました。

 チーフエンジニアの飛澤さん、チーフメカニックの福條さんとの打ち合わせも順調で、車のセットアップも短時間で確実に進化していきます。素晴らしい体制です。

■土曜・予選

st-rd6-js-04  予選日の土曜日を迎えました。私の出番、Aドライバー予選です。ターゲットタイムは昨日のフリー走行でマークした2分31秒7を上回る2分31秒前半を狙います。

 1周約5.8kmと長く、高速コーナー主体の鈴鹿サーキット。タイヤの発熱が思ったより早く、計測が始まって2周目にアタックを敢行しました。1コーナーからS字にかけてはグリップがまだ完全では無い状態でしたが、逆バンクあたりから最大グリップを得られたのでミスの無いよう、さらに攻め込んだアタックを続けます。130Rは安全マージンを取り、ボトム速度を2km/h落して確実に決めました。その結果、2分30秒723と、31秒を切ってコースレコードを樹立する事が出来ました!

 他チームが34秒台と苦戦していたのでBドライバー予選に向けて大きなアドバンテージが築けました。

 続いては前回岡山ではコースレコードを獲って波に乗っている梅本選手の出番です。Aドライバー予選でライバルチームと3秒以上マージンがあったので無理なアタックはせず、確実にタイムを刻んで2分33秒386と見事ポールポジションを奪取いたしました!

 Cドライバーは赤星選手です。グリッドに関係ないC予選と言っても手は緩めません。トップタイムを狙って新品タイヤでのアタックです。鈴鹿の走行は久しぶりとなる赤星選手でしたが、周回を重ねる度にタイムを上げていき、2分33秒771でクラストップタイムをマークしました。

日曜日・決勝 3時間耐久レース

 いよいよ2015年の最終戦、3時間レースのスタートです。スタートドライバーは私が担当致しました。ポールポジションからのスタート、これまで何度も戦った#2号車の山田英二選手との一騎打ちです。

 1周目に上位クラスの車がハーフスピンし、回避した瞬間に#2山田選手に先行を許しましたがそのままぴったりと着いて行く作戦に。そのまま2台とも2分32秒台周回を重ね、後方を大きく離していきます。私は2番手から様子を伺い、無駄にタイヤを消耗させないようにコントロールしながら付いて行きました。

 13周目、シケインの落下物回収の為にセーフティカーが入り、さらにセーフティカーランが明けた直後に130Rで大きなクラッシュが発生。その時点でクラストップ走行中でしたが、後の事を考え20LAPした所で赤星選手にバトンを渡しました。

st-rd6-js-05  ここで私の2015年度スーパー耐久レースでの出番は終わり、後は赤星選手、梅本選手に託します。

 しかし、セーフティカーラン終了後、ピット信号違反で10秒のペナルティを受けてしまい、一時最下位まで落ちてしまいました。

 梅本選手から「諦めずにもう一度勝利目指してがんばろう!」と作戦を立て直し、赤星選手も安定した周回を刻んで3位まで浮上。18周後に梅本選手に交代しました。

 その時点でトップとの差は110秒。半場諦めていた私でしたが、ここからの梅本選手の追い上げは凄かった! まさに鬼神のような走りで自身の予選タイムを上回るラップでトップを捕らえます。35周目にはトップに返り咲き、最終的にはその差を7秒まで広げチェッカーを受けることが出来ました!

■最後に

 チームメイトを信じ、メカニックを信じ、最後まで諦めずに攻め続ける梅本選手に感動しました。そして勝利をもぎ取ったのです! 男泣きしました。感動しました。

 2015年も大変多くの方々に支えられ、最後まで戦い抜くことが出来ました。チーム代表奥村選手、J'S RACING会長梅本選手、そして奥様、スポンサー様をはじめ、応援に駆けつけて頂いたファンの皆様、チーフエンジニア飛澤さん、メカニック、サポートメンバーの皆様、支えてくれた大切な家族。2年連続チャンピオン感謝感激です! 本当にありがとう御座いました。

 今年を振り返ってみると全6戦中、ポール5回、優勝5回、2位1回と信じられない結果でした。これも常に車を速くする事を考えてくれたエンジニア、メカニック、セットアップに大きく貢献してくれた井入選手、海外から参戦してくれたチャールズ選手、沢山の方々の支えで掴んだ勝利でした。ありがとうございました!

 来シーズンの事は現時点ではまだ何も決まっていませんが、また同じメンバーで戦える事を望んでいます。来年度も精進してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 皆様のご声援のおかげで最終戦もポール・トゥ・ウィンと最高の結果となりました。2015年はライバルが速さを増す中、最終戦を待たずしてチャンピオン獲得。全6戦中5勝と昨年を超える成績を残すことができました。

 本年もご声援ありがとうございました。2016年の体制は現時点で未定ですが、決まり次第ホームページやプレスリリースにて発表させていただきます。

 今後共J‘S RACINGへのご声援をよろしくお願いいたします。

st-rd6-js-06 st-rd6-js-07 st-rd6-js-08 st-rd6-js-09 st-rd6-js-10 st-rd6-js-11

J'S RACING 大野尊久
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その他

御堂筋をフェラーリF1が疾走!! 橋下市長は公道レース開催の爆弾発言も?!

オープニングセレモニーで挨拶する松井府知事

デモ走行は3往復

F1だけでなくこの日は100台のフェラーリが御堂筋に集合。 最新のラ・フェラーリも5台やってきた

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大阪府、大阪市らが作る「御堂筋パーティー2015実行委員会」は11月29日、大阪一の目抜き通りである御堂筋を歩行者に開放するイベント「御堂筋オータムパーティー2015(御堂筋ワンダーストリート)」を開催した。
このイベントは今年を道頓堀開削400周年、大坂の陣から400年など様々な節目の年となるシンボルイヤーと位置づけたもので、その最大の呼び物となったのがF1のデモ走行だ。
使用されたのは2003年にミハエル・シューマッハがワールドチャンピオンを獲得したフェラーリF2003GA。
ドライバーには大阪府出身の元F1ドライバーとして中野信治が選ばれた。

オープニングセレモニーには松井一郎大阪府知事、橋下徹大阪市長らが出席。
「御堂筋の魅力を高めることで大阪全体の消費を拡大したい」と松井知事が挨拶すれば、それを受けて橋下市長も「国の方では公道レース実現に向けての動きがある。それが通ればぜひ大阪の公道でF1レースを開催するべきだ」と意欲を語った。
また、ドライブした中野信治も「御堂筋は子供の頃から何度も遊びに来たし、免許を取ってからは何度も通った。そこでF1を運転するとは思ってもみなかった」と緊張の面持ちで感想を述べた。

走行は松井知事によるスタートの合図で始まり、中野がドライブするF2003GAは全幅43.6m、久太郎町3丁目から南船場3丁目まで、長さ500mの特設コースを3往復、沿道に詰めかけた45万人の大観衆にそのスピードとV10サウンドを披露した。

IMG_3236

松井一郎大阪府知事のコメント
「この御堂筋の魅力を高めることで、大阪に大勢の人が来てくれる。御堂筋に来てくれた方々が大阪各地に行かれることで大阪全体の消費の拡大を実現したい。橋下市長が当面お休みされて、このF1で自分探しの旅に出るかもしれませんが、すぐに探し出して帰って来ると思います。大阪府と大阪市が一つになればこういう大きなことができる」

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橋下徹大阪市長のコメント
「松井府政と橋下市政のキーワードは『挑戦』。誰もが考えつかなかったこと、できないと思っていたことをやるのが方針。その総仕上げのイベントが今回のF1走行。やろうと思えばこういうことができる。関係者の皆様が力を合わせればこういうことができると示された。国の方では公道レース開催に向けた法改正の動きがある。法改正がされれば、僕はまずこの大阪の地で公道レース、F1をやるべきだと思っている。ぜひ実現のために頑張っていきましょう」

中野信治のコメント
「御堂筋は子供の頃から何度も遊びに来たし、免許を取ってからは何度も車で通って慣れ親しんでいるので、今日は興奮しています。F1を目指してレースを始めたが、まさか御堂筋でF1を運転することになるとは思ってもみませんでした。多くの方が関わって頂いたおかげで実現したと思うので、感謝しています。サーキットと違ってμが低いので、緊張するし、集中力が必要です。レースよりも緊張するかもしれません」

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

SF:エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト鈴鹿総合結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2015/11/25-26) Total Testing
SUPER FORMULA エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTireSession1
Session2
Session3
TimeBehindkm/h
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14 YH1'38.969
1'47.353
*1'37.695
1'37.695-213.984
216山本 尚貴TEAM 無限SF14 YH1'38.331
1'53.126
*1'37.798
1'37.798 0.103213.759
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14 YH*1'37.831
1'49.990
1'38.332
1'37.831 0.136213.687
48小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14 YH1'39.005
1'56.228
*1'37.900
1'37.900 0.205213.536
510塚越 広大REAL SF14 YH1'38.749
1'52.155
*1'38.288
1'38.288 0.593212.693
638石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14 YH1'38.574
1'57.501
*1'38.336
1'38.336 0.641212.589
71中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14 YH1'39.417
1'56.860
*1'38.380
1'38.380 0.685212.494
820関口 雄飛LENOVO TEAM IMPUL SF14 YH1'38.948
1'46.873
*1'38.525
1'38.525 0.830212.182
939国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14 YH1'38.862
1'58.953
*1'38.589
1'38.589 0.894212.044
1064中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14 YH1'38.951
1'58.031
*1'38.650
1'38.650 0.955211.913
1111伊沢 拓也REAL SF14 YH-
1'51.843
*1'38.711
1'38.711 1.016211.782
124ニック・キャシディFUJI×D'station KONDO SF14 YH1'39.721
1'58.547
*1'38.757
1'38.757 1.062211.683
1365ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14 YH1'40.503
1'50.916
*1'38.768
1'38.768 1.073211.660
1434小暮 卓史DRAGO CORSE SF14 YH*1'38.794
1'53.154
1'38.852
1'38.794 1.099211.604
1515リッチー・スタナウェイTEAM 無限SF14 YH1'40.252
1'51.757
*1'38.861
1'38.861 1.166211.461
1618中山 雄一KCMG Elyse SF14 YH1'38.963
2'00.253
*1'38.923
1'38.923 1.228211.328
177ロイック・デュバルACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 YH-
-
*1'39.242
1'39.242 1.547210.649
183ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14 YH*1'39.258
1'58.581
1'39.321
1'39.258 1.563210.615
1941

40
ジャズマン・ジャファーDOCOMO DANDELION M41Y/S SF14 YH1'39.422
-
*1'39.261
1'39.261 1.566210.608
207平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 YH*1'39.282
1'57.385
-
1'39.282 1.587210.564
2140ストフェル・バンドールンDOCOMO DANDELION M40S SF14 YH*1'39.904
1'52.615
-
1'39.904 2.209209.253
2241ステファノ・コレッティDOCOMO DANDELION M41Y SF14 YH-
1'54.260
*1'40.075
1'40.075 2.380208.895
2311金石 年弘REAL SF14 YH*1'41.615
-
-
1'41.615 3.920205.729
Tags:

SUPER FORMULA

SF:エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト鈴鹿3回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2015/11/26) Official Testing 3 Weather:Cloudy Course:Dry
SUPER FORMULA エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TireTimeBehindGapkm/h
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'37.695--213.984
216山本 尚貴TEAM無限HONDA HR-414EYH1'37.798 0.103 0.103213.759
38小林 可夢偉KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'37.900 0.205 0.102213.536
410塚越 広大REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'38.288 0.593 0.388212.693
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPULTOYOTA RI4AYH1'38.332 0.637 0.044212.598
638石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'38.336 0.641 0.004212.589
71中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'38.380 0.685 0.044212.494
820関口 雄飛LENOVO TEAM IMPUL TOYOTA RI4AYH1'38.525 0.830 0.145212.182
939国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'38.589 0.894 0.064212.044
1064中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'38.650 0.955 0.061211.913
1111伊沢 拓也REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'38.711 1.016 0.061211.782
124ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'38.757 1.062 0.046211.683
1365ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'38.768 1.073 0.011211.660
1434小暮 卓史DRAGO CORSEHONDA HR-414EYH1'38.852 1.157 0.084211.480
1515リッチー・スタナウェイTEAM 無限HONDA HR-414EYH1'38.861 1.166 0.009211.461
1618中山 雄一KCMGTOYOTA RI4AYH1'38.923 1.228 0.062211.328
177ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA HR-414EYH1'39.242 1.547 0.319210.649
1840ジャズマン・ジャファーDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'39.261 1.566 0.019210.608
193ジェームス・ロシターKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'39.321 1.626 0.060210.481
2041ステファノ・コレッティDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'40.075 2.380 0.754208.895
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SUPER FORMULA

SF:メーカー・ルーキーテスト鈴鹿1日目 インパル勢がそろい踏み。午前はJ.P.オリベイラが、午後はルーキー関口雄飛がトップタイム

 日本レースプロモーション(JRP)は25日、三重県の鈴鹿サーキットで来季採用されるヨコハマタイヤのテストを兼ねた「エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト」を行い、午前の走行ではジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が、ウェット路面となった午後の走行では遅れてきた大型ルーキー関口雄飛(同)がトップタイムを記録した。

 テストに参加したルーキーは、今季全日本F3王者のニック・キャシディ(KONDO RACING)、来季スーパーフォーミュラ(SF)への参戦を模索しているセオドールレーシングからリッチー・スタナウェイ(TEAM無限)、2011年全日本F3王者で先週のマカオGPにも参戦した関口雄飛(LENOVO TEAM IMPUL)、圧倒的な速さで今季GP2の王者に輝いたストフェル・バンドールン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、トムスからマカオGPに出場経験のあるジャズマン・ジャファー(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、今季インディーカーに参戦していたステファノ・コレッティ(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の6名。さらに2009年のSFチャンピオン、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が1年間のブランクを経て古巣からテストに参加する予定だ。

 午前中のテストは午前9時から行われたが、マシンのコースアウトが相次ぎ何度も赤旗で中断されれ、予定より10分間延長して11時40分まで行われた。

 こんな中、トップタイムを記録したのは1分37秒831でジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL SF14)。このタイムは今年の最終戦で山本尚貴(TEAM無限)が記録したポールタイム1分37秒963を上回るもので、ヨコハマタイヤはすでにこの時点で今季までのブリヂストンタイヤに匹敵する性能に達しているようだ。ただし、コースアウトも多くピーキー性格を持っているのかも知れない。

 午前中のテスト終盤に降り出した冷たい雨により、午後1時30分から行われた2回目の走行はウェットコンディションとなった。このセッションもコースアウトが相次ぎ、終了予定の午後4時直前に関口雄飛(LENOVO TEAM IMPUL SF14)がコースアウトしたため赤旗終了となった。

 トップタイムを記録したのはその関口で1分46秒873。2位に付けたレギュラーのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)を0秒5近く上回わった。

 テストは明日も午後から1回のセッションが行われる。

sf-t-er-01 sf-t-er-02 sf-t-er-03 sf-t-er-04 sf-t-er-05 sf-t-er-06 sf-t-er-07 sf-t-er-08 sf-t-er-09 sf-t-er-10 sf-t-er-11 sf-t-er-13 sf-t-er-14 sf-t-er-15 sf-t-er-16 sf-t-er-17 sf-t-er-18 sf-t-er-19 sf-t-er-20 sf-t-er-21 sf-t-er-22 sf-t-er-23

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
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SUPER FORMULA

SF:エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト鈴鹿2回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2015/11/25) Official Testing 2 Weather:Rainy Course:Wet
SUPER FORMULA エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TireTimeBehindGapkm/h
120関口 雄飛LENOVO TEAM IMPUL TOYOTA RI4AYH1'46.873--195.608
22アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'47.353 0.480 0.480194.733
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPULTOYOTA RI4AYH1'49.990 3.117 2.637190.065
465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'50.916 4.043 0.926188.478
515リッチー・スタナウェイTEAM 無限HONDA HR-414EYH1'51.757 4.884 0.841187.059
611伊沢 拓也REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'51.843 4.970 0.086186.916
710塚越 広大REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'52.155 5.282 0.312186.396
840ストフェル・バンドールンDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'52.615 5.742 0.460185.634
916山本 尚貴TEAM無限HONDA HR-414EYH1'53.126 6.253 0.511184.796
1034小暮 卓史DRAGO CORSEHONDA HR-414EYH1'53.154 6.281 0.028184.750
1141ステファノ・コレッティDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'54.260 7.387 1.106182.962
128小林 可夢偉KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'56.228 9.355 1.968179.864
131中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'56.860 9.987 0.632178.891
147平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'57.38510.512 0.525178.091
1538石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'57.50110.628 0.116177.915
1664中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'58.03111.158 0.530177.116
174ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'58.54711.674 0.516176.345
183ジェームス・ロシターKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'58.58111.708 0.034176.295
1939国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'58.95312.080 0.372175.743
2018中山 雄一KCMGTOYOTA RI4AYH2'00.25313.380 1.300173.843
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SUPER FORMULA

SF:エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト鈴鹿1回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2015/11/25) Official Testing 1 Weather:Cloudy Course:Dry
SUPER FORMULA エンジンメーカー・ルーキードライバーテスト 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TireTimeBehindGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPULTOYOTA RI4AYH1'37.831--213.687
216山本 尚貴TEAM無限HONDA HR-414EYH1'38.331 0.500 0.500212.600
338石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'38.574 0.743 0.243212.076
410塚越 広大REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'38.749 0.918 0.175211.700
534小暮 卓史DRAGO CORSEHONDA HR-414EYH1'38.794 0.963 0.045211.604
639国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4AYH1'38.862 1.031 0.068211.458
720関口 雄飛LENOVO TEAM IMPUL TOYOTA RI4AYH1'38.948 1.117 0.086211.275
864中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'38.951 1.120 0.003211.268
918中山 雄一KCMGTOYOTA RI4AYH1'38.963 1.132 0.012211.243
102アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'38.969 1.138 0.006211.230
118小林 可夢偉KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'39.005 1.174 0.036211.153
123ジェームス・ロシターKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'39.258 1.427 0.253210.615
137平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RI4AYH1'39.282 1.451 0.024210.564
141中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RI4AYH1'39.417 1.586 0.135210.278
1541ジャズマン・ジャファーDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'39.422 1.591 0.005210.267
164ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4AYH1'39.721 1.890 0.299209.637
1740ストフェル・バンドールンDOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR-414EYH1'39.904 2.073 0.183209.253
1815リッチー・スタナウェイTEAM 無限HONDA HR-414EYH1'40.252 2.421 0.348208.527
1965ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACINGHONDA HR-414EYH1'40.503 2.672 0.251208.006
2011金石 年弘REAL RACINGHONDA HR-414EYH1'41.615 3.784 1.112205.729
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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Super Car Race Series

SCR:第9,10戦富士フォトギャラリー

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Photo: Hiroshi ICHIMURA
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13,14戦もてぎ 里見乃亜、結果には結びつけなかったが、2レースで果たせた激しい追い上げ、最終大会には多くの収穫と課題が。これらを糧に今後の飛躍を期待 (Le Beausset)

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 ル・ボーセモータースポーツが今年から新たに挑む、FIA-F4選手権の第7大会がツインリンクもてぎ(栃木県)で、11月14日(土)〜15日(日)に開催された。過去2大会は里見にとって初めて挑むサーキットが舞台だったが、今回の舞台は、昨年までスーパーFJを戦っていた、いわばホームコース。最終決戦として集大成にするには、うってつけの舞台となった。

予選 11月14日(土) 天候/雨 コース状況/ウエット

 今回も練習走行が木曜日から開始され、金曜日ともどもコンディションに恵まれていた。こと木曜日に関してはセッションごとにタイムを縮めていき、最終的にはトップから1秒と遅れぬタイムで、手応えもしっかり掴んでいた。しかし、金曜日の走行では2セッションとも赤旗の連発で思うようなアタックが出来ず、リズムに乗りきれないまま全てのセッションを終える形となった。

 一転、土曜日からはあいにくの雨模様。FIA-F4でウェットコンディションのもてぎを走るのは初めてだったこともあり、予選開始直後は手探りの状態で始まったが、それでも着実にタイムを縮めていく。タイヤに熱も入りこれからアタックに入ろうしたところで赤旗が出され、計測は中断。さらに、その間にますます雨は勢いを増していき路面状況が変化していった。

 感覚をつかみつつあった段階での中断は、少々痛かったのは事実。ほとんどのドライバーが再開後は短縮できなかった中、3周目でタイムを更新し、さらにラストラップには13秒258をたたき出しベストタイムを記した。それぞれのタイムがグリッド決定要素となり、第13戦には25番手、そして第14戦には24番手から決勝レースに挑むこととなった。

決勝 第13戦 11月14日(土) 天候/雨 コース状況/ウエット

 第13戦決勝レースも、引き続きウェットコンディションで競われた。好スタートを決めると、イン側グリッド前方でエンジンストールさせた車両も、アウト側のグリッドから進路を変えることなく、しっかり加速していったことで難なくかわし、さらにコースの随所でのコースアウトもかわし続け、オープニングラップ終了時点で8ポジションアップとなる、17番手につける。ストレート上ではストール車両と激突して止まっていた車両もあったため、間もなくセーフティカーランが行われた。リスタートも決めて、まずは1台をパス。その後も14番手を争う集団の中で、さらなる浮上を狙う。

 そして、5周目、6周目に相次いで1台ずつ抜き去り、さらに先行車両の後退もあって13番手にまで躍り出る。その時点で前を走るマシンとの差は5秒以上もあったが、自己ベストを更新し続けて、徐々に近づいていき、ラスト3周は完全に背後にピタリとつけた状態に。そのまま最終ラップへ突入し、ヘアピンコーナーでオーバーテイクを果たし、12位でフィニッシュすることとなった。

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決勝 第14戦 11月15日(日) 天候/曇り コース状況/ウエット

 第13戦では13台抜きを果たしてはいたが、これに満足することなく次の第14戦につなげるため、レース後にはしっかりミーティングを行い、走行データからドライビングにいくつかの改善点が見つかった。そして修正したイメージを頭に叩き込んだ上で、第14戦決勝レースに挑むこととなった。

 早朝まで降り続いていた雨は、スターティンググリッドに並ぶ頃には止んでいたが、路面は依然として濡れたまま。もちろん、全車がウェットタイヤを装着していた。第13戦につづいて第14戦も抜群のスタートを決め、4コーナーまではオーバーテイクの連続で7台を抜き一気に順位を上げる。しかし、続く5コーナーの立ち上がりで後続車両から押され、スピンを喫してしまう。幸いダメージはなく、すぐに復帰はできたものの、29番手にまで後退。それでも2周目には3台を、3周目にも2台を、さらに4周目にもまた2台を抜いて22番手にまで返り咲く。前との車両の差もごくわずか。このまま順位を上げ続けていくことも期待されたが、5周目の90度コーナーで、先行車両のインを刺そうとした直後のブレーキング時に姿勢を乱して接触。コースアウトして、レースを終えることとなった。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 里見も走りなれたコースだけに自信を持って臨んだ大会だったが、良い感触を掴めたドライでの練習走行から、予選はウェットコンディションになったことでリズムを崩してしまった。第1レースでは十分な追い上げが出来たので、第2レースも期待していたが、7台抜きしたところで後方から押されてスピンしてしまったようだ。
Driver 里見乃亜(Noa Satomi)COMMENT
 第13戦はスタートが決まって、最初からプッシュすることもでき、混乱もすり抜けて着実に順位を上げていったことで12位になれました。土曜日決勝後の監督からのアドバイスも頭に入れつつ、いいイメージで第14戦に挑みました。スタートは今年一番と言えるぐらい決まって、4コーナーまでに10台ぐらい抜けていたはずなんです。なのに、5コーナーでアウトから来たクルマと軽い接触があって、一回転して失速してしまいました。そこから毎周抜き続けることができたんですが、90度コーナーのブレーキング時に姿勢を乱し、相手を巻き込んでしまったことを申し訳なく思います。やっぱり予選が良くなかったのが、こうなってしまった最大の理由です。
Le Beausset Motorsports
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13,14戦もてぎ 坪井翔がFIA-F4初のシリーズチャンピオンを獲得 (DRP)

DREAM RACING PROJECT
FIA-F4第13・14戦DRPレースレポート

  • FIA-F4第13・14戦DRPレースレポート
  • ツインリンクもてぎ(栃木県)
  • 11月14日(土)予選・第13戦決勝レース 雨
  • 11月15日(日)第14戦決勝レース 雨のちくもり
  • 観客動員数:50,000人(2日間)
  • ☆参戦ドライバー
    • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 TOM’S SPIRIT
    • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 B-max
  • ☆参加美人時計モデル
    • まーちゃんさん、ももこさん、みんちゃんさん

☆11月14日(土)8:00~ 公式予選

 ドライコンディションだった練習走行では連日坪井選手がトップタイム。三笠選手も4番手タイムをマークしていた。抜きづらいと言われるツインリンクもてぎでは予選が重要となるが、練習走行とは一転、前日夜から雨が降り始めウェットコンディションとなった。予選開始序盤は先頭から走り始めた坪井選手がタイミングモニターの最上位で周回していく。一方三笠選手は走り始めからタイムが上がらない。中盤はライバル選手が軒並みタイムアップし、坪井選手の順位がみるみる落ちていくとコースアウト車両が2台発生し赤旗中断。再開後も坪井選手はタイムがのびず9番手、三笠選手は中断中にセットを変更し一気にタイ ムアップするが14番手止まりとなってしまう。

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☆11月14日(土)13:10~ 第13戦決勝レース

 9番手スタートの坪井選手はスタートを決め6位に上がるが、スタート直後にクラッシュが発生しセーフティーカーランとなってしまう。シリーズタイトルを争う牧野選手は、順位を上げてトップに躍り出ていた。セーフティーカーランからの再スタートはチャンスが少なく、5位に上がったものの4位選手を抜きあぐねている間に、トップ3台との差が大きく開いてしまう。そしてチャンスがないまま5位フィニッシュとなり、優勝した牧野選手とのポイント差が8と狭まってしまった。三笠選手もスタートの混乱をうまくかわし10位までポジションを上げていた。しかし、再スタート後の6周目2コーナーでスピンコースアウトし大きく順位を落とした後、90度コーナーでもコースアウトしてしまいリタイアとなった。

☆11月15日(日)10:05~ 第14戦決勝レース

 坪井選手がチャンピオンを取るには、ポールスタートの牧野選手が優勝したとして3位以内に入らなければならない。前日はスタート後すぐにセーフティーカーランとなってしまいチャンスが無くなってしまったが、9番手スタートからは、1・2周で大きく順位を上げなければならない。大きなプレッシャーの中スタートが切られると、ここ4戦連続のロケットスタートで一気に2台交わす。しかし、大外刈りで攻めた1コーナーは若干行き過ぎてしまうものの、うまくリカバリーし5位の選手の背後につける。5コーナー立ち上がりでクロスラインをとり5位浮上。ヘアピンカーブでもアウトサイドから仕掛けて4位に。1周目に5台抜きで場内を沸かせる。そして2周目のV字コーナー立ち上がりで、早くも3位にポジションアップし自力でチャンピオンの権利を得る順位まで挽回した。この間にトップ牧野選手は5秒差、2位根本選手には2.5秒差あった。その後も異次元の走りで追撃の手を休めず、なんと5周目には2位根本選手の背後まで迫る。防戦一方の根本選手だが、接触だけは絶対に避けなければならない坪井選手は、8周目のV字コーナーでやっと攻略し2位浮上。トップ牧野選手とは4秒弱の差、残り4周。誰もがこのままの順位でチャンピオン獲得と思われたが、そこからさらにギヤが入りファステスト連発で追いかける。毎周1秒以上速いペースでトップを追いかけ、最終ラップにはテールトゥーノーズにまで持ち込んで見せた。観客騒然の手に汗握るトップ争いチャンピョン争いは、ヘアピンコーナーで坪井選手がインから仕掛けて一瞬トップに出るも、牧野選手もアウトサイドで粘る。立ち上がりは牧野選手のスペースを空けた坪井選手の加速が若干にぶりダウンヒルストレートで再び牧野選手が前に。坪井選手もブレーキングでアウトサイドから仕掛けるも、スピン車両があり黄旗が振られチャンスを逃す。FIA-F4選手権1年間の闘いは、最後の最後まで激しい争いでチェッカーフラッグとなった。

 最終戦優勝の牧野選手の悔し涙と2位坪井選手の嬉し涙は、見ている者のに感動を与えてくれました。この2選手だけではなく、それぞれの選手にそれぞれのドラマがあり感動を与えられたと思います。三笠選手も前年度F4グランドチャンピオンのタイトルから優勝候補だったにもかかわらず、最後まで悔しい思いをしながらも真摯に取り組んだ姿は、応援してくれている方々に感動を与えられたと思います。来年以降もこのシリーズがレースの甲子園として定着してモータースポーツ文化を築いていくことを切に願います。

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☆坪井選手コメント

 ドライコンディションでの練習日までは自信がありました。気の緩みということはないのですが、ウェットコンディションの予選では全くダメで、牧野選手はフロントロースタートなので一気に追い込まれました。前日も9番手スタートで5位フィニッシュは、ちょっと慎重な部分があったのかなと一晩考えた結果、とにかく攻めていこうと、最終戦はとにかく勝ちを狙いに行きました。3位以内でチャンピオンと言われていましたが9番手スタートでしたし、守りのレースだけはしたくなかったのでセットも大幅に変えてもらい挑みました。やはり去年もそうでしたがレベルの拮抗したワンメイクレースだとなかなか抜けなくて、ス タートがすごく重要だと痛い目にあってきたので、オートポリスでのスタートの改善と結果はすごく自信になっていました。追い込まれた中でもスタートをきっちりと決めて、最高のパフォーマンスを出すことができたのは成長を実感しています。ラストラップは無我夢中でしたが、今シーズン何回か当てられて悔しい思いをしていたので、牧野選手とはクリーンなバトルで締めくくれて良かったです。カートからステップアップしたFCJでは速く走ることしか考えてなくて、1年目は結果が伴わず、2年目は2勝して最大のチャンスだった最終戦を決めることができませんでした。そこから背水の陣で挑んだ去年のFCクラスと今年の FIA-F4では、ドライビングスキルだけではなくいろいろな面で大きく成長できたと思います。来シーズンはこの自信と共に更に準備を怠らず、ステップアップできればと思います。ここまで支えてくれた皆さんに恩返しできるように来年も頑張ります。

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☆三笠選手コメント

 オートポリスの直後にチームにテストの機会をいただきマシンの確認をしたのですが、すごく調子が良く、練習日もトップ5に入るタイムが出ていたので予選を楽しみにしていました。ドライコンディションから一転してウェットでの予選となりましたが、みんな同じ条件なので特に気にしていませんでしたが、走り始めからグリップ感がなく焦っていました。終盤赤旗中断となったので、できる範囲でセットを変えてもらい再開後はかなり良いフィーリングで一気に2秒もタイムアップしましたが、時間切れとなってしまいました。13戦はスタートからポジションアップして前のマシンを追いかけていたのですが、2コーナーで前の選手がミスしたのでチャンスと思い攻め過ぎてしまいスピンしてしまいました。最終戦も1周目で11位までポジションアップしたのですが、2周目の最終コーナーで当てられてスピンしてしまいました。今シーズンは開幕戦から第三大会の富士までトップ争いにいながら波に乗れず、鈴鹿以降は全くダメでした。この悔しい経験を無駄にしないように、自分に足りないものを考えて改善していきたいと思います。来シーズンはどうなるかわかりませんが、応援してきていただいた方々の期待に応えられるように努力したいと思います。

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☆リザルト

【第13戦】

  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選9位 決勝 5位
  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選14位 決勝リタイア

【第14戦】

  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選9位 決勝2位
  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選14位 決勝17位
FIA-F4選手権公式リザルト:http://fiaf4.jp/results
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://drp.xyz-one.jp/
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SUPER GT

SGT:2015年シリーズチャンピオンのコメント

ドライバーズチャンピオン

GT500クラス

松田次生(#1MOTUL AUTECH GT-R)
gt-2015-pc-matsuda 本当にまだ信じられない感じです。今年を振り返ると開幕戦をトラブルでリタイヤして「流れが悪いな」と思ったんですけど、第2戦で勝って。でもそこから第6戦まで波に乗れず、ポイントを取るのが精一杯の状況でした。いろいろ課題もあったし、何がダメなのかを見直して臨んだオートポリスでミラクルに勝つことができて、そこで流れが変わりました。一番大きなポイントはオートポリスだったと思います。
昨日も公式練習で雨が少ない時に2位に上がれました。ちょうどマッチングするいいタイヤがあったので。予選は予想外に雨が降ってしまいましたけども、決勝の前に雨が降りましたが、僕たちにとっては恵みの雨でしたね。その分、ロニー選手がそれを生かして本当に凄い走りをしてポジションを上げてくれましたし、ピットも今年最速の作業をしてくれたので、あとは僕がポジションを上げた時に押さえ切りたいと思いました。平川選手との接触もありましたが、12号車が4番手という表示を見た時に、今日は無理に1位を取りに行くよりきっちり2位でチャンピオンを取りに行こうと。
最多勝記録はお預けになっちゃいましたけど、それはまた来年の目標としてやっていきたいと思います。
一番はチーム、鈴木監督とロニー選手とあとミシュランタイヤ、一番苦しい時に支えてくれた家族に感謝して。一人でとれるものじゃないんで、みんなに感謝したいです。
ロニー・クインタレッリ(#1MOTUL AUTECH GT-R)
gt-2015-pc-quintarelli 正直1日前はチャンピオン無理かなと思った。オートポリスのスタート前も同じ気持ちだったけど、諦めない気持ちで決勝を走ろうと。今日はスタート前はスリックタイヤでいけそうな路面だったので選択にすごい悩んでたら、雨が降ってくれて、迷いがなくなってレインタイヤと決まったら自信がつきました。少ない雨の量にタイヤのマッチングが良くて、路面が乾いてくればさらにペースアップができる。僕の第一スティントの課題は硬めのタイヤなので問題はスタートだけでしたが、そこもうまくいった。あとは目の前で12号車がピットに入っていくのが見えたので、そこからはチャンスと思ってフルプッシュで走って、まだガヤガヤしてるところに12号車がつかえている前に出ることができた。その1周の差、ピット作業の速さの差が出たと思います。
ツギオもオートポリスと同じように強い気持ちで後ろを押さえてくれると信じて見ていました。このレースで5年ぐらい僕の人生が短くなったんじゃないかな(笑)
ツギオも今年の夏くらいから努力してすごいシェイプアップしてくれた。今年はすごい感謝してる。アスリートになったね。

GT300クラス

アンドレ・クート(GAINER TANAX GT-R)
gt-2015-pc-couto 最高の気分です。GTに参戦して今年で7年になります。僕はマカオの生まれですが、スーパーGTのことは参戦するずっと前から知っていて、ずっと走りたいと思っていたし、プレイステーション1のソフトが出た時にはすぐに買いに行って遊んでました。
チャンピオンを獲得できたことで、夢が叶いました。一番の目標を果せて本当に嬉しいです。これからもGTを続けていきたいと思います。来年が楽しみです。
(今年の勝因はタイヤのパフォーマンスも影響しているのではないか)もちろんそれもあるが、他のチームがミスをしてレースを落としていたのも大きいと思います。僕一人でチャンピオンを取れたとは思っていません。チヨ、トミタ、3人の結果だと思っています。チーム全員でとったチャンピオンです。

チームチャンピオン

GT500クラス

鈴木豊(NISMO監督)
gt-2015-pc-suzuki シーズンを迎えるにあたり、松田選手の最多勝とロニー選手の4度目のチャンピオンを目標にしていました。ロニーの4度目のチャンピオンは実現しましたが、松田選手の記録はまた来年に持ち越しです。この二つの目標の他に考えていた課題は「強いチームを作る」ことでした。我々はメーカーのワークスチームということもあって新規則が導入された去年はアドバンテージがありましたが、今年は他も追いついてきてアドバンテージがなくなると思っていました。クルマの速さだけではなくて強いチーム作りを目指してきました。今シーズンは歯車の噛み合わないレースが続いていましたがオートポリスで修正できて。昨日の予選でも苦しい状況があったんですけど「このチームならできる」という自信が3割か4割ぐらいはありました。今日はそれを実現できて、最終戦にしてやっと課題が達成できたかなと思います。
ロニーは向上心が強く、その分我々にも「もっともっと」と要求もしてくる。それに応えようと頑張った結果、今年はピットミスが全くありませんでした。ドライバーに負けないぐらいチームクルーもアスリートでした。

GT300クラス

田中哲也(GAINER監督)
gt-2015-pc-tanaka ありがとうございます。去年はドライバーズタイトルが取れませんでしたが、今年は両方取ることができました。チームオーナーをはじめ、タイヤメーカーさん、メカニック、みんなの頑張りで取れたチャンピオンです。速いとき速くないときありましたけど、開幕戦以来10号車、11号車のどちらかが毎戦表彰台を取れました。それができたのはチーム力がかなりあるということを証明できたかなと思います。理想を言えばランキング1位2位取りたかったんですけど、それはできなかったんで、来年はそれを目指して頑張っていきたいと思います。
今年タイトルが取れたのは、GT-Rが安定して早かったこと、ミスがなかったことが大きいです。ついてないな、ってのはありましたが。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ カルダレッリ/平川組 LEXUS RC Fがポール・トゥ・ウィンで今季2勝目! GT300クラスの嵯峨/中山組トヨタ プリウスも圧倒的な速さで2勝目を挙げる (TOYOTA)

 SUPER GTの今季最終戦(第8戦)がツインリンクもてぎで行われ、ウェットスタートから乾いていく難しいコンディション、途中セーフティカー導入という波乱のレースを、アンドレア・カルダレッリ/平川亮組 KeePer TOM'S RC F 37号車がポール・トゥ・ウィンで制し今季2勝目を挙げた。GT300クラスでも、ポールポジションから圧倒的な速さを見せた嵯峨宏紀/中山雄一組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が、セーフティカーランでマージンを失い、順位も落とすも、後半猛烈な追い上げを見せ、ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げた。

ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM'S RC F 37号車のアンドレア・カルダレッリ(左)と平川亮(右)

ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM'S RC F 37号車のアンドレア・カルダレッリ(左)と平川亮(右)

 11月14日(土)~15日(日)の両日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎでSUPER GTの第8戦(最終戦)「MOTEGI GT 250km RACE」が開催された。

 前戦オートポリスからわずか2週間。全8戦で戦われてきた2015年のSUPER GTも最終戦を迎えた。今季のSUPER GTは6チームがタイトル獲得の可能性を残しての最終戦となった。

 LEXUS GAZOO Racingでは、今季未勝利ながら2位2回、3位1回と着実にポイントを重ねて来た立川祐路/石浦宏明組のZENT CERUMO RC F 38号車が首位と13ポイント差の3位、夏の鈴鹿1000kmを制した伊藤大輔/ジェームス・ロシター組PETRONAS TOM'S RC F 36号車が17ポイント差の6位につけ、優勝で20ポイント獲得出来る最終戦での逆転の可能性を残して今大会に臨んだ。

 今大会は全車ウェイトハンデ無しの真っ向勝負。SUPER GTの中では短い250kmで争われた。

◆予選◆

 14日(土)、予選日のもてぎは朝から雨に見舞われ、路面は完全なウェット。気温13度、路面温度15度のコンディションで、午後2時よりノックアウト方式の予選が行われた。

 ウェットという事もあり、予選Q1(15分)のセッション開始から全車コースイン。予選前までは弱くなっていた雨が、セッション開始と共に強さを増していったが、各車タイヤを温めタイムアップ。セッション中盤にはLEXUS RC Fがトップ5を占めた。

 その後、ライバルにタイムを塗り替えられるも、逆転タイトルを狙う石浦の38号車が2番手、伊藤の36号車が3番手、ヘイッキ・コバライネンのDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が4番手、アンドレア・カルダレッリのKeePer TOM'S RC F 37号車は若干のミスがありながらも5番手タイム。関口雄飛のWedsSport ADVAN RC F 19号車が8番手につけ、LEXUS RC Fは5台がQ2へ進出。

 国本雄資がアタックしたENEOS SUSTINA RC F 6号車はタイムが伸びず10番手でQ1敗退となった。  予選Q2(12分)はさらに雨が強さを増す厳しいコンディションに。38号車の立川は2度にわたってコースオフを喫するなど、各車ぎりぎりでのタイムアタックを展開。

 セッション中盤以降、次々にタイムが塗り替えられていく中、37号車の平川が他車を大きく引き離すトップタイムをマーク。終盤にかけ、ライバル勢もタイムアップを図るも、平川のタイムは上回れず、37号車が開幕戦以来今季2度目となるポールポジションを獲得。

 36号車が4番手、38号車は6番手、39号車が7番手、19号車が8番手から明日の決勝に挑むこととなった。

 GT300クラスでは、朝の公式練習走行終盤にコースオフを喫し、車両にダメージを負ったTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が何とか修復を終え、Q1(15分)の残り11分を切ったあたりでコースイン。限られた周回ながら中山雄一が健闘を見せトップタイム争いを展開。2番手をコンマ6秒以上引き離す速さを見せ、暫定トップでQ2進出を果たした。

 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は20番手でQ2進出ならず。

 Q2(12分)はQ1よりも雨脚が強まり、31号車の嵯峨は一旦コースインしたものの、すぐにピットへ戻り、タイヤを交換。このタイヤ交換作戦は効を奏し、強まる雨にスピンやコースオフが多発する中、嵯峨宏紀が快走。他車を2秒近く引き離す圧倒的なタイムをマークし、今季2度目となるポールポジションを獲得した。

◆決勝◆

 15日(日)も雨が残り、朝のフリー走行もウェットコンディション。しかし、決勝レースの行われる午後には雨は止むという予報のため、路面が乾き始めていた決勝前のウォームアップランは、通常8分間のところ、18分間に延長して実施された。

 しかし、決勝レースが始まる直前、午後1時過ぎには再び雨が降り始め、全車ウェットタイヤを装着して走行開始。路面は濡れているものの雨はほぼ止み、雲の切れ間から青空が覗く、難しいコンディション下で、午後1時40分、パレードラップとフォーメーションラップに続き、決勝レース(53周)のスタートが切られた。

 まだ水煙が上がるコンディションの中、ポールポジションの37号車カルダレッリは首位をキープ。後方では、4位の36号車から6位の38号車まで3台によるバトルとなり、これを制した立川の38号車が4位で1周目を終えて戻って来た。4位に浮上した38号車は、さらにその勢いで3位の車両にも迫ると、やがて2位の車両のペースが落ちてきたこともあり、3台での2位を争いを展開した。

 10周目、6位を走行していたロシターの36号車がメインストレート上で突然スローダウン。駆動系のトラブルに見舞われ、そのままピットロード出口に車両を停めることに。逆転タイトルの可能性を残していた36号車だったが、ここでレースを終えることとなってしまった。

 ひとりのドライバーが走らなくてはならない最低周回数18周を過ぎると、ドライバー交代、タイヤ交換のために各車ピットへ。苦戦しポジションを落としていた6号車が19周目、22周目終了時には38号車、その翌周首位の37号車がピットイン。38号車はリアタイヤの交換時に若干のタイムロス。

 ライバル勢も次々にピットイン。一足先にピットインしていた38号車の石浦は、ライバルよりも温まっているタイヤの優位性を活かし、ポジションアップを狙ったが、GT300クラスの車両をかわそうとして、まだ濡れている路面に足をすくわれコースオフ。ポジションを落としてしまった。

 27周目、接触で大破した車両の部品がコース上に散らばったため、セーフティカーが導入。首位の37号車は10秒以上あった後続との差を失うことになってしまった。

 32周目、残り22周でレースは再開。この再スタート直後、前を行く周回遅れをかわそうとして、37号車の平川はライバルの先行を許すことに。2位に後退した平川は、再逆転を狙い、コーナー毎に並びかける猛追。39周目の最終コーナーでインをついて前に出たかに思われたが、アウトにはらみ、その隙を突かれて一気に4位に後退。

 しかし、平川は諦めることなく追い上げを継続。周回遅れで混み合う中、まだ濡れているラインもものともせず、縦横無尽のライン取りですぐに2位へ復帰。その勢いのまま再び首位に追いつくと、再三のプッシュを続け、43周目にはついに首位を奪還。難コンディションでの37号車平川のオーバーテイクショーが、観客を魅了した。

 セーフティカー導入でマージンがリセットされてからの後半戦は、首位と同一周回の上位7台が5秒以内の接近戦のまま推移。最後まで、気の抜けない戦いが続いたが、首位に立った37号車の平川が逃げ切り、開幕戦に続き、今季2勝目をポール・トゥ・ウィンで飾った。LEXUS GAZOO RacingのLEXUS RC Fは、参戦2年目のシーズンを、3勝という結果で終えた。

 逆転タイトルの可能性を残し、最後まで健闘を見せた38号車は追い上げ叶わず5位でフィニッシュ。惜しくも逆転タイトル獲得はならず、立川/石浦組はランキング4位となった。今季2勝目を挙げたカルダレッリ/平川組は5位へとランキングを挙げてシーズンを終えることとなった。

 後半、コバライネンが速さを見せた39号車が6位、6号車は9位。19号車は10位でフィニッシュし、今季全レースでのポイント獲得を果たした。

 GT300クラスでは、ポールポジションの31号車が、ウェットの難しいコンディションながら嵯峨のドライブで快走。ライバルを1周あたり2秒上回る圧倒的な速さを見せ、15周目を終えた時点で2位に30秒以上の大差で独走した。

 しかし、25周目にセーフティカーが導入されると、このマージンが帳消しとなっただけでなく、上位グループで唯一ピットインしていなかった31号車は、ピットインでライバルの逆転を許すことに。前半の独走で、5位以下を周回遅れにしていたことと、セーフティカーランの最後の周にピットがオープンとなり、このタイミングでピットインしたことでタイムロスを最小限に抑えることが出来、首位から大きく離されることなく4位で再スタート。

 交代した中山雄一もハイブリッドパワーを活かし、追い上げを開始。5秒以上あった前走車との差をみるみるうちに詰めていき、再スタートから僅か4周で3位、その翌周には2位に浮上。39周目には首位に再浮上して見せた。

 その後は2位を引き離し、再びの独走。終盤やや詰められたものの逃げ切り、開幕戦に続く今季2勝目をポール・トゥ・ウィンで飾った。この結果、嵯峨/中山雄一組はドライバーズランキング3位でシーズンを終えることとなった。  60号車は17位で完走を果たした。

 LEXUS GAZOO Racing、TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。来季も応援の程よろしくお願いいたします。

ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM'S RC F 37号車

ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM'S RC F 37号車

圧倒的な速さでポール・トゥ・ウィンの今季2勝目を飾ったTOYOTA PRIUS apr GT 31号車の嵯峨宏紀(右)と中山雄一(左)

圧倒的な速さでポール・トゥ・ウィンの今季2勝目を飾ったTOYOTA PRIUS apr GT 31号車の嵯峨宏紀(右)と中山雄一(左)


KeePer TOM'S RC F 37号車 ドライバー  アンドレア・カルダレッリ:
 「週末を振り返って、良いレースウィークだった。全力を尽くして戦い、ポール・トゥ・ウィンは最高の気分だ。レース自体は非常に困難だった。スタートはウェットで、タイヤの選択には悩んだ。最終的に選んだハードタイヤが良い選択だった。もちろん、それでも最初は難しかったが、出来る限りプッシュした。なんとかギャップを作れば、晴れてきたので上手く行くと思っていたし、ピットインのタイミングも良かった。そのおかげで後半も上手く行ったと思う。今回勝つことが出来て嬉しい」
KeePer TOM'S RC F 37号車 ドライバー  平川亮:
 「僕のスティントでセーフティカーが入ってしまい、彼(カルダレッリ)の作ってくれたギャップを全て失うことになってしまった。ウェットのアウトラップなども速いペースで走ることが出来ていたので、もし、セーフティカーがなければもっと楽な展開になっていたかもしれない。その後は、バトルを楽しみながらレースが出来た。シーズン中盤から終盤、結果が出ず苦しんだが、最後に優勝することがで出来て良かった。来年はミスなく行きたい」
TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー  嵯峨宏紀:
 「ポール・トゥ・ウィンという結果は申し分ないが、内容的には紆余曲折あった。スタート前からドラマがあり、僕たちはやや濡れた状況でスリックで走るのを苦手としており、スタート前に雨が降らず、スリックタイヤで走ることになっていたら、ライバルに先行されてしまったと思う。あの雨が恵みの雨になった。レインタイヤのペースは我々が勝っていたのでプッシュした。 セーフティカーのタイミングが我々にとって悪く、我々以外全車ピットインを終え、かつ我々が入ろうと思っていた矢先にセーフティカーとなってしまった。その時点では混乱でどの位置に戻れるのか分かっておらず、最下位になったものと思っていた。最初のスティントの段階で4位以下を周回遅れにしていたようだ。4位でコース復帰してからは、雄一がまた頑張ってくれてスタートと同じ位置に戻って来てくれた。最後にチームとしてもドライバーとしても最良の結果で終わることが出来、嬉しい」
TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー  中山雄一:
 「開幕戦に続き最終戦でもポール・トゥ・ウィンが果たせて嬉しい。僕のスティントは、セーフティカーによりピットインのタイミングを逸してしまったので、開き直って行くつもりだった。しかし、コースに戻ってみると、4位にいるぞと言われ、またトップは8秒前にいると無線が入り、そこからは落ち着いて行った。スリックタイヤのパフォーマンスは少し心配していたが、かなり路面も乾いていたので、ファステストのペースで追い上げ、トップに立つことが出来た。最後は危なげなくゴールまでクルマを運ぶことが出来、良いレースだったと思う」
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