Super F3 Race in OKAYAMA -RIJ- (2018/07/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 25'08.850 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 1.574 |
| 3 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 13.010 |
| 4 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 13.579 |
| 5 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 14.717 |
| 6 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 20.111 |
| 7 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 20.803 |
| 8 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 27.707 |
| 9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 45.122 |
| 10 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 46.310 |
| 11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 47.027 |
| 12 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 1'05.952 |
| 13 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 18 | 1'06.213 |
| 14 | 21 | | 植田 正幸 | B-MAX Rn-sports F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 1'07.285 |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 17 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'23.294 (3/18) 160.045km/h
台風12号の接近に伴い、スケジュールの変更を迫られていた全日本F3選手権岡山大会だが、午後3時25分発行の公式通知により、29日の競技は全スケジュールが中止と正式に決定した。
これにより岡山大会は28日午後の第8戦決勝をもって日程終了となる。
次戦はツインリンクもてぎ。8月18-19日に第10、11、12戦を行う。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
岡山国際サーキットで開催されている全日本F3選手権第7、8、9戦だが、台風の接近に伴いタイムテーブルを大幅に変更することが7月28日12時20分付で大会組織委員回より発表された。
これによると当初午後3時50分スタートとされていた第7戦決勝が午後1時55分スタートに。これに伴い周回数も当初予定の25周から18周に短縮されることとなった。
また当初は29日午前9時45分スタートとされていた第8戦決勝は28日午後5時25分スタートに繰り上げられた。こちらの周回数は予定通り18周とのこと。
なお、29日のタイムテーブルならびに第9戦の周回数については現時点では未定だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本F3選手権第7戦、8戦の公式予選が7月28日、岡山国際サーキットで行われ、第7戦は#37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)、第8戦は#36坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前10時20分より30分間で行われた。路面は終始ドライコンディションだったが、台風の接近により上空には雲がかかってきており、前日の専有走行よりも気温、路面温度が下がったことでタイヤのウォームアップに苦労するドライバーもいたようだった。
1本目のアタックでトップに立ったのは#36坪井。1’22.646を4周目に記録したが、3周目のアタックでミスを犯したためにもう1周予定外のアタックを行なった結果だという。#37宮田も同様の理由で4周、5周、6周と22秒台のタイムを連発。1’22.656がこの時点でのベストタイムだった。3番手には#93大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が1’22.793と僅差で続く。
上位陣は残り10分を切ったところで2本目のアタックを開始。ここで#37宮田が1’22.395を叩き出してトップに浮上する。#36坪井は1’22.507で2番手。その後も続けてもう1周行こうとした坪井はセクター1、2と自己ベストを更新したものの、ダブルヘアピンで1台がスピンしたことで提示された赤旗に行く手を阻まれ、タイムアップはならなかった。この赤旗は#93大湯のアタックにも影響を及ぼし、こちらは3番手で予選を終えることに。しかし大湯は前戦富士でエンジンブローに見舞われたためにエンジン交換を行なっており、第7戦決勝での3グリッド降格がすでに決まっている。
また今大会は3レース開催ということでドライタイヤは3セットが使用可能となっており、これに応じて#8片山義章( YTB F318)、#12笹原右京(THREEBOND)らが3セット全てを投入してタイムアタックを行なったが、笹原は5位、片山は6位と、この試みは必ずしも成功したとは言い難い結果となった。
第7戦決勝は今日午後3時50分より25周で行われる予定だが、台風の影響からタイムスケジュールの見直しが検討されており、この結果いかんで3レースのスタート時刻、周回数などが変更となる可能性が大きい。
- 第7戦ポールポジション、第8戦予選2位 #37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
-
30分間の予選なので、1アタックしてピットインし、また2回目のアタックに行くという作戦でした。1回目は失敗した部分があってタイヤのいいところを使い切れませんでした。2回目のアタックは1回目に比べればまとまっていましたが、それでもまだロスしてる部分があったので、もう1周タイムを出しに行く予定でしたが、赤旗が出てしまいました。あれがなければ2戦ともポール取れたかなとも思いますが、逆に赤旗に助けられた面があったのかもしれません。とりあえずポール取れてよかったです。1本めで3周続けてアタックできたことで、ロングランに対しても自信がつきました。
3セット目を予選で使うことは全然考えていませんでした。限られた時間の中でタイムが出せるかどうかもわからないし、3レース目のグリッドが1レース目の結果で決まることを考えれば、1レースめを新品タイヤで走った方がいいと考えました。
決勝ではスタートを普通に決めて、鈴鹿でのリベンジをしたいです。
- 第7戦予選2位、第8戦ポールポジション #36坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
-
練習走行までずっとトップだったし、路面温度が高い時はずっと調子が良かったんですけど、今日の予選では路面温度が下がったことにアジャストしきれず1セット目のアタックではミスをしてしまいました。2セット目のアタックは赤旗でアタックしきれなかったので、第8戦のポールが取れたこと自体が奇跡に近い感じです。いろんなトライはしていたんですけど、なぜか3周めでアタックに行けない状態で、4周め5周目にタイムを出しました。赤旗がなければもうコンマ1いけたかなとは思いますが、まあ2番手スタートなら決勝は悪くないと思うので、決勝では集中して行きます。明日の午前のレースだと難しいので、できれば今日2レースになればと思います。第1レースでは25周きちんと組み立てて勝ちたいです。
3セット目については時間的に間に合わないと思い、最初から考えませんでした。僕らはウォームアップをゆっくり目に行うので、時間が足りないし、決勝にニュータイヤを残した方がいいという判断でした。
- 第7戦予選3位、第8戦予選3位 #93大湯都史樹(TODA RACING)
-
このコンディションだったらタイムが上がるのはわかっていたので、ウォームアップの周のタイヤの熱の入れ方が肝心だと思いました。あとはもう普段通りに走ればいいなと。このレースウィークを通してクルマは悪くありません。気温が低い時は調子いいんですよ、このクルマは。あとはユーズドのレースペースが不安ですね。予選だけで終わっちゃわないように、なんとかしないとと思います。予選中にセット変更の時間を取ることを考えると3セット目を使うことは全く考えませんでした。
次は6番手からスタートしますが、スタートをうまく決めて1周目で4番手くらいで戻ってこれればと思います。そこからチャンスを見て、という感じ上がっていければ、と。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI
Super F3 Race in OKAYAMA -RIJ- (2018/07/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.646 | - | - | 161.300 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.656 | 0.010 | 0.010 | 161.280 |
| 3 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'22.800 | 0.154 | 0.144 | 161.000 |
| 4 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'23.015 | 0.369 | 0.215 | 160.583 |
| 5 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'23.080 | 0.434 | 0.065 | 160.457 |
| 6 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'23.164 | 0.518 | 0.084 | 160.295 |
| 7 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'23.424 | 0.778 | 0.260 | 159.796 |
| 8 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'23.890 | 1.244 | 0.466 | 158.908 |
| 9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'24.774 | 2.128 | 0.884 | 157.251 |
| 10 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'24.942 | 2.296 | 0.168 | 156.940 |
| 11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'25.121 | 2.475 | 0.179 | 156.610 |
| 12 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'25.845 | 3.199 | 0.724 | 155.289 |
| 13 | 21 | | 植田 正幸 | B-MAX Rn-sports F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'25.953 | 3.307 | 0.108 | 155.094 |
| 14 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'25.977 | 3.331 | 0.024 | 155.051 |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'26.729 | 4.083 | 0.752 | 153.706 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'30.822)予選通過 ---- |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUPER GTの2017年最終戦となる第8戦がツインリンクもてぎで開催され、平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM'S LC500 37号車が2位フィニッシュ。ポイントランキングで逃げ切り、23歳同士の若いコンビが、2017年シーズンのシリーズチャンピオンを勝ち取った。LEXUS LC500はデビューイヤーでのタイトル獲得となった。

11月11日(土)~12日(日)の両日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎでSUPER GTの2017年最終戦となる第8戦「MOTEGI GT GRAND FINAL」が開催された。
ここまで7戦にわたって激戦が繰り広げられてきた2017年シーズンのSUPER GTもいよいよ最終戦を迎えた。今季のSUPER GTは、新たな規定にあわせてモデルチェンジし、新規投入されたLEXUS LC500が開幕から4連勝、前戦タイで5勝目を挙げ、ランキングでもLEXUS勢が1,2位を占めて最終戦に臨んだ。
ランキング首位につけるのは前戦タイで今季唯一の2勝目を挙げた平川 亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM'S LC500 37号車。この37号車コンビを6ポイント差で追うランキング2位につけるのは、今季2位3回、3位1回と安定した速さを見せるも未勝利の大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO'S 4CR LC500 6号車。LEXUS LC500のデビューイヤータイトル獲得なるかに注目が集まった。
◆予選◆
11日(土)午前中の練習走行時は雲がかかり寒い状況だったが、その後天候は回復。昼には明るい日差しの下、やや風が強いものの気温17度、路面温度22度というコンディションでノックアウト方式の予選が開始された。
Q1(15分)は午後2時20分に開始。前半は全車ピットで待機し、残りが8分ほどになったあたりでコースイン。まずカルダレッリのドライブする6号車がタイムをマークすると、各車がこれを次々に塗り替えていった。僅差で順位が変わっていく中、中嶋一貴のドライブするau TOM'S LC500 36号車がLEXUS勢では最上位となる3番手。キャシディがアタックした37号車が5番手。6号車も7番手でQ2進出。
しかし、石浦宏明がアタックしたZENT CERUMO LC500 38号車は僅か0.017秒及ばず9番手となりQ2進出ならず。ヘイキ・コバライネンにQ1アタックを託したDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車は11番手、関口雄飛のWedsSport ADVAN LC500 19号車は15番手でQ1敗退となった。
やや日も傾いてきた午後3時5分から開始されたQ2(12分)も残り8分あたりから各車コースへ。6号車の大嶋が素晴らしいタイムでまずトップに立ったが、ライバルがこれを大きく上回るタイムをマークし、ポールポジション獲得はならず。それでもランキング2位から逆転タイトルを目指す6号車が最前列2番手グリッドを獲得。ランキング首位につける37号車は平川がこちらも好走を見せ3番手。ジェームス・ロシターがアタックした36号車は7番手。タイトルを争う2台のLEXUS LC500は、2,3番手と好位置から決勝レースに臨むこととなった。
GT300クラスは、坪井翔がドライブしたJMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車が10番手でQ2進出。アタックラップで他車に阻まれる形となった吉本大樹の SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車はQ2進出ラインとなる14番手に0.06秒及ばず15番手でQ1敗退。TOYOTA PRIUS apr GT 31号車は19番手、TOYOTA PRIUS apr GT 30号車は23番手でグリッド決定。
Q2では唯一の進出となった51号車を駆る中山雄一が8番手タイムをマーク。4列目から決勝レースでの逆転タイトルを目指すこととなった。
◆決勝◆
12日(日)は朝から好天に恵まれ、ほとんど雲の無い快晴の空の下、気温15度、路面温度22度という最終戦を戦うには絶好のコンディション。航空自衛隊のF2戦闘機によるデモフライト、地元栃木県警の白バイ、パトカーに続き、ドイツツーリングカー選手権(DTM)車両も連なってのパレードラップなど最終戦ならではの豪華なオープニングを経て、午後1時半、53周で争われる決勝レースのスタートが切られた。
ローリングでのスタートが切られる直前、フォーメーションラップ中に、2番手につけていたカルダレッリの6号車が、ブレーキングでタイミングを計っていた前車に追突、車体右前部を破損するアクシデント。そのままレースをスタートしたが、6号車は若干ペースが落ち、4周目に3番手スタートの37号車が6号車をパス。37号車は自力チャンピオン獲得圏内である2位に浮上した。
その後方では、逆転タイトルの可能性を残す36号車のロシターが7番手スタートから猛烈な追い上げを見せ、6号車もかわし3位へ。6号車は6周目に他車に追突されてスピンを喫し、ほぼ最後尾までポジションを落とすこととなってしまった。
3位へと浮上した36号車だったが、GT300クラス車両をかわす際に接触し、ダメージを負った箇所の修復で長いピットインを余儀なくされ、こちらも優勝争いから脱落。
序盤からアクシデントの連発する荒れた展開となったが、37号車は着実に2位を走行。後続との間隔も大きく保ったまま、21周目にピットインし、キャシディから平川へとドライバー交代を行った。その後、他の車両も次々にピットインしていき、35周目に最後の車両がピットを終えた時点で、37号車は再び2位へと復帰した。
後半戦、上位の3台はそれぞれ大きく間隔が開いた単独走となったが、次々に現れる周回遅れをかわしながら、一瞬も気を抜けない状況下で周回が重ねられていった。
37号車の平川はのしかかるプレッシャーの中で健闘。チャンピオン獲得条件である2位を守って30周以上を走り切りチェッカー。37号車の平川/キャシディ組、そしてLEXUS TEAM KeePer TOM'Sがドライバーとチームの両チャンピオンに輝いた。3位に立川/石浦組の38号車が入り、今季3度目の表彰台獲得となった。
SUPER GTのGT500クラスにフル参戦して3年目、23歳の平川と、同じく23歳でGTフル参戦2年目のキャシディという若いコンビが初の戴冠。日本のGTシリーズにおいて、23歳同士のコンビ、そしてキャシディの23歳85日はシリーズ最年少タイトル記録を更新した。
チーム・トムスとしては2009年以来8年ぶりのGTタイトル。37号車としては初のタイトル獲得となった。
GT300クラスでは、ランキング2位で逆転タイトルの可能性を残す中山雄一/坪井組の51号車が8番手からスタート。中山雄一が最後までピットインを遅らせる作戦で、30周目に首位浮上。その翌々周にピットインすると、坪井へとドライバーチェンジ。タイヤ無交換作戦で、7位でコースへ復帰した。その後、坪井はライバルとのバトルを繰り広げ、ひとつポジションを上げて6位でフィニッシュ。惜しくも逆転タイトル獲得はならなかったが、2勝、ランキング3位という好成績で新型LEXUS RC F GT3のデビューシーズンを終えることとなった。
31号車が12位、60号車が18位、30号車は接触によりリタイアに終わった。

2017年のチャンピオンを獲得した平川亮(右)とニック・キャシディ(左)

2位でフィニッシュしタイトルを獲得したKeePer TOM'S LC500 37号車
- KeePer TOM'S LC500 37号車 ドライバー 平川亮:
-
何と言って良いか、言葉が出ない。今日のレースは、2位でバトンを受け取って、その順位をキープすればチャンピオンが取れるとは分かっていたが、なかなか100%プッシュは出来なかったし、なんとしてでもこの順位で戻ってこなければという状況で30周以上走ることになって、すごいプレッシャーだった。チェッカーを受けて喜ぶのかなと思ったが、どちらかと言えばすごくほっとしたという気分だ。1年間通してチームがミス無く支えてくれて、ニック(キャシディ)もすごく良い仕事をしてくれたし、LC500は常に速くて強いクルマで、タイヤも毎回難しいコンディションの中でも良いパフォーマンスを発揮してくれるなど、完璧なシーズンだった。本当に皆さんに感謝している。
- KeePer TOM'S LC500 37号車 ドライバー ニック・キャシディ:
-
夢のようだ!支えてくれたLEXUSとチーム、TRDに本当に感謝している。GT500に参戦して2年目で(平川)亮と共にタイトルを獲得出来るなんて信じられない。彼と組んだ初日から、2人共に速さがあると言うことは分かっていた。そのためプッシュするよりも、ミスを犯すことなく、接触もしないように着実に走ることに心掛けた。特に今日はそれが重要だった。二人の協力態勢はシーズンを通してどんどん良くなっていった。それだけに、彼と共にチャンピオンを獲得出来たのは本当に嬉しいし、チームともこの喜びを分かち合いたい。
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
待ちに待ったポール・トゥ・フィニッシュ! しかしシリーズチャンピオンの座はあまりに遠すぎた。
2017オートバックス・スーパーGT第8戦「もてぎGTグランドファイナル」は11月12日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行い、GT500クラスはポールポジションからスタートした#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)が最後までトップを守りきり、念願の今季初優勝を達成した。しかしポイントリーダーの#37平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)が2位入賞を果たしたため、ドライバーズチャンピオンは平川/キャシディ組が獲得した。GT300クラスは予選3位からスタートした#65黒澤治樹/蒲生尚弥組(LEON CVSTOS AMG)が終盤トップに立って今季2勝目を達成。ドライバーズチャンピオンは3位入賞を果たした#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)が獲得した。(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日19,500人/決勝日36,000人)
決勝レースは午後1時30分にパレードラップを開始。スタート前のローリングではポールの#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)と#6アンドレア・カルダレッリ(WAKO'S 4CR LC500)が最終コーナーで接触するという波乱の幕開けに。23号車は左リヤバンパー、6号車は右フロントフェンダーにダメージを負ったものの走行に支障はなく、クインタレッリはそのままトップを快走し、24周を走ってピットイン。松田にあとを託すと、松田も後続を寄せ付けない走りでそのまま53周を消化、2位以下に6.263秒差をつけてチェッカーを受け、開幕から苦戦の続いた2017シーズンを勝利で締めくくった。
しかし松田/クインタレッリ組は自身が勝利した場合でも平川/キャシディ組が3位以下にならなければチャンピオンは獲得できない。その37号車コンビは予選3位からのスタートだったが、4周目の1コーナーでキャシディが#6カルダレッリを捉えて2位に浮上、トップの23号車を射程に捉えるペースではなかったものの、キャシディ、平川のりょうめいとも着実に自らのポジションを守って周回を重ね、2位15ポイントを得てトータル84とポイントを伸ばし、見事2017年のドライバーズチャンピオンを獲得した。平川とキャシディはともに1994年生まれの満23歳。これはスーパーGT史上最年少記録となった。
3位には予選9位から着実に順位を上げてきた#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)が入った。
GT300クラスはポールポジションからスタートした#4片岡龍也がレース序盤はトップを快走、16周目に早めのドライバー交代を行なったが、タイヤ4本を交換した4号車に対し、#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)はタイヤ無交換、#65号車はフロント2本交換を選択。このことがレース後半の展開に大きく影響することになった。
上位陣がドライバー交代を終えた時点で#55ショーン・ウォーキンショーはトップに浮上。#65蒲生尚弥が2位につけ、同じくタイヤ無交換の#25松井孝允(VivaC 86 MC)を挟んで#4谷口信輝は4位に後退することになる。39周目に#25松井を捉えて3位に浮上した谷口だったが、2位の蒲生には10秒以上の差をつけられてしまっており、それ以上の追い上げは難しかった。
一方、2位につけていた#65蒲生は47周終わりの最終コーナーで#55ウォーキンショーがリヤをスライドさせたのを見逃さずにインに飛び込み、1コーナーでトップを奪うことに成功、そのまま逃げ切って第6戦鈴鹿に続いて今季2勝目を達成した。2位は#55高木/ウォーキンショー組、#4谷口/片岡組が3位でフィニッシュした。
これによりシリーズポイントは#4谷口/片岡組が77、#55黒澤/蒲生組が72、#55高木/ウォーキンショー組は61に終わり、#4谷口/片岡組がチャンピオンを獲得した。
毎戦熱い戦いを繰り広げたスーパーGTの2017シーズンはこれで閉幕。2018シーズンは4月7-8日に岡山国際サーキットで開幕する。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2017/11/12) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | 53 | 1:31'44.581 |
| 2 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 53 | 6.263 |
| 3 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 53 | 13.353 |
| 4 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 53 | 19.962 |
| 5 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 53 | 20.537 |
| 6 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | 53 | 20.857 |
| 7 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | | 53 | 38.909 |
| 8 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 53 | 46.745 |
| 9 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 53 | 1'01.721 |
| 10 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | | 53 | 1'28.669 |
| 11 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | | 52 | 1Lap |
| 12 | *24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | | 52 | 1Lap |
| 13 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 51 | 2Laps |
| 14 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 42 | 11Laps |
| 15 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | | 38 | 15Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 37Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.23 ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R) 1'40.077 (2/53)
- CarNo.24(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は、H項2-2.4.4.1b)-3(赤旗中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.24(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は、SGT Spr.13-1.b(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
■GT300クラス
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2017/11/12) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | | 49 | 1:31'56.005 |
| 2 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | | 49 | 2.255 |
| 3 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 49 | 13.992 |
| 4 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | | 49 | 19.524 |
| 5 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | | 49 | 26.024 |
| 6 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | | 49 | 27.234 |
| 7 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | | 49 | 27.941 |
| 8 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | | 49 | 38.351 |
| 9 | 33 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | | 49 | 49.364 |
| 10 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 49 | 1'00.717 |
| 11 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 49 | 1'05.616 |
| 12 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | | 49 | 1'14.863 |
| 13 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | | 49 | 1'17.394 |
| 14 | *26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 49 | 1'18.225 |
| 15 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 3 | 49 | 1'30.440 |
| 16 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 49 | 1'30.965 |
| 17 | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 49 | 1'35.529 |
| 18 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 49 | 1'40.254 |
| 19 | *10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | | 48 | 1Lap |
| 20 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 48 | 1Lap |
| 21 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 15 | 48 | 1Lap |
| 22 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 48 | 1Lap |
| 23 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 48 | 1Lap |
| 24 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 48 | 1Lap |
| 25 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 48 | 1Lap |
| 26 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 37 | 12Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 34Laps)完走 ---- |
| - | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 28 | 21Laps |
| - | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | | 25 | 24Laps |
| - | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 15 | 34Laps |
| - | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 5 | 44Laps |
- Fastest Lap: CarNo.4 片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG) 1'48.460 (2/49)
- CarNo.26(ジェイク・パーソンズ)は、SGT Spr 13-1a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.10(富田竜一郎)は、SGT Spr 13-1b(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)とドイツツーリングカー選手権(DTM)を運営するITRは11月11日、スーパーGT第8戦が開催されているツインリンクもてぎで共同会見を開き、かねてより話し合いの続いているクラス1ツーリングカーの規則統一や、スーパーGTとDTMの交流戦についての状況を明らかにした。
会見にはITRからゲルハルト・ベルガーチェアマン、GTAからは坂東正明代表が出席。今週末開催されるDTM車両とGT500車両の混走によるデモランの感想と、今後の展望を語った。
またコース上ではメルセデス、アウディ、BMWの各メーカーから1台ずつのDTMマシンが来日。それぞれマロ・エンゲル、ロイック・デュバル、アウグスト・ファルフスのドライブで#1DENSO KOBELCO SARD LC500、#8ARTA NSX-GT、#23MOTUL AUTECH GT-Rらを交えてのデモンストレーションランを予選日、決勝日の二日間にわたって実施した。
- ゲルハルト・ベルガーITRチェアマン
- 本日はご招待いただきありがとうございます。日本に来るのは本当に楽しみです。ドライバーとしてホンダとともに戦い、多くのファンができましたし、多くのメカニックやエンジニアとも仕事をして来ましたから。今週末も3年一緒に戦ったエンジニアのタナベさんと再会して楽しい時間を過ごしましたよ。
ヨーロッパのDTM選手権の責任者となった今年はまずGTAとの協力関係がどうなっているかを確認しました。DTM最終戦のホッケンハイムではGT500マシンをヨーロッパのレースファンに紹介することができました。今回は逆に日本のファンの前でDTMのマシンとドライバーを紹介することができ、嬉しく思います。
車両規則の統一については、先日DTMでも2リッターターボエンジンを搭載することが決まりました。これで日欧の高級車ブランドがともに戦えるようになり、開発コストの抑制にもつながります。今週末もGTAとミーティングを行って今後のことを話し合い、交流戦の開催を実現します。
- 坂東正明GTA代表
- 先日のホッケンハイムでGT-RとLC500をお客さんに見せることができました。今回もてぎでDTMの3台を日本のファンに見せることができたのはベルガーさんとドイツのマニファクチャラーの協力によるものです。ホッケンハイムのデモランでは胸が熱くなりました。今週末も生で見ると涙腺が緩むんで、モニターで見ることにしました。これでスーパーGTとDTMの交流戦に向けてまた一つステップを上げたなと。交流戦のこと、コスト削減のことなどをベルガーと話し合い、距離が縮まったと感じます。すでに決まったので仕方ありませんがベンツが抜けても道を間違えないように、ともに進んでいきます。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
コースレコード更新で逆転タイトルへ!!
2017オートバックス スーパーGT第8戦「もてぎGTグランドファイナル」の公式予選は11月11日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスで#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)が1'36.316と旧規定で樹立されたコースレコードを上回る圧倒的な速さをみせ、今季初のポールポジションを獲得した。GT300クラスも#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)も1'46.076と従来のレコードを大幅に上回り、第2戦富士以来今季2度目のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。気温はやや上昇したものの強い風が吹き、空力マシンのGT500クラスには難しいコンディションとなったようだ。
予選Q1
各クラス15分間で行われる予選Q1。GT500クラスはミシュランタイヤを履く2台のニッサンGT-Rが好タイムを記録。#46千代勝正(S Road CRAFTSPORTS GT-R)が1'37.224でトップ。#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)は最初のアタックでコースを飛び出したものの、次の周にうまく仕切り直して1'37.345を記録し、2番手でQ2進出を果たした。最初のミスを受けての「置きに行ったタイム」での2位という結果に、NISMOは逆に自信を深めることとなった。3位には#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)がつけたが、優勝候補の一角であるはずの#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)が僅か0.01秒及ばず9位。ディフェンディングチャンピオンの#1ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)も11位という結果に終わり、揃ってQ1落ちを喫する結果となった。
GT300クラスは前戦タイでポールポジションを獲得した#21リチャード・ライアン/柳田真孝組(Hitotsuyama Audi R8 LMS)がメカニカルトラブルにより出走できないという波乱の幕開け。トップタイムを記録したのは#4谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)で、#88平峰一貴(マネパランボルギーニ GT3)が2位。#25山下健太(VivaC 86 MC)が3位につけた。朝のフリー走行でドライブシャフトのトラブルに見舞われた#5藤波清斗(マッハ車検MC86 GTNET)も13位に入り、見事Q2進出を果たしている。
予選Q2
12分間で争われる予選Q2。GT500クラスは残り時間が7分を切ったあたりで各チーム続々とコースイン。まずは#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)が1'37.207でトップにつけ、これに#37平川亮(KeePer TOM'S LC500)が1'37.366で続く展開に。しかしやや遅れてコースインした#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)がセクター1から飛ばしに飛ばし、途中5コーナーで危ない場面はあったと本人は振り返ったものの、そこでもどうにか踏みとどまって1周をまとめてコントロールラインに飛び込んできた。記録されたタイムは1'36.316。2位以下を0.891秒も引き離す圧倒的な速さでポールポジションを獲得してみせた。これは現行規定よりもダウンフォース量の多い旧規定の車両で平手晃平(DENSO KOBELCO SARD RC F)が記録した1'36.491をも上回るものだった。
GT300クラスは第2戦富士で自身通算初のスーパーGTでのポールポジションを獲得した#4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)が今度は自らの手でQ2を走り、こちらも昨年中山雄一(TOYOTA PRIUS apr GT)の樹立した1'46.760を大幅に上回る1'46.076を叩き出して自力での初ポールを達成してみせた。2位には#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)が1'46.300で続き、#65蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG)が1'46.341、#25松井孝允(VivaC 86 MC)が1'46.451と、こちらは上位4チームがレコードを更新する結果となった。
第8戦決勝は明日午後1時30分より53周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
■GT500 Class
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2017/11/11) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
| 1 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | 1'37.345 | R1'36.316 |
| 2 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'37.795 | 1'37.207 |
| 3 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'37.536 | 1'37.366 |
| 4 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | 1'37.224 | 1'37.530 |
| 5 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | | 1'37.572 | 1'37.580 |
| 6 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 1'37.841 | 1'37.713 |
| 7 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'37.359 | 1'37.916 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 1'37.361 | 1'37.927 |
| 9 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'37.858 | |
| 10 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | | 1'37.980 | |
| 11 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'38.062 | |
| 12 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 1'38.164 | |
| 13 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | | 1'38.706 | |
| 14 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | | 1'38.735 | |
| 15 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | | 1'39.066 | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'36.491)を更新しました。
■GT300 Class
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2017-11-11) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
| 1 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 1'46.825 | R1'46.076 |
| 2 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | | 1'47.659 | R1'46.300 |
| 3 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | | 1'47.571 | R1'46.341 |
| 4 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | | 1'47.411 | R1'46.451 |
| 5 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | | 1'47.996 | 1'47.166 |
| 6 | 33 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | | 1'47.873 | 1'47.416 |
| 7 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'47.552 | 1'47.465 |
| 8 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | | 1'47.838 | 1'47.524 |
| 9 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | | 1'47.650 | 1'47.677 |
| 10 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 1'47.337 | 1'47.833 |
| 11 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | | 1'47.729 | 1'47.838 |
| 12 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 3 | 1'47.967 | 1'48.023 |
| 13 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | | 1'47.888 | 1'48.555 |
| 14 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'47.789 | 1'50.605 |
| 15 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 1'48.059 | |
| 16 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'48.273 | |
| 17 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 1'48.362 | |
| 18 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 1'48.364 | |
| 19 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | | 1'48.510 | |
| 20 | 26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 1'48.541 | |
| 21 | 10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | | 1'48.555 | |
| 22 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 1'48.689 | |
| 23 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 1'48.722 | |
| 24 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 1'48.735 | |
| 25 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 15 | 1'48.753 | |
| 26 | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'49.009 | |
| 27 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'49.280 | |
| 28 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'49.914 | |
| 29 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'50.006 | |
| - | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | | absence | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'46.760)を更新しました。
2017スーパーGT第8戦「もてぎGTグランドファイナル」の公式練習が11月11日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは#37平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)が1’37.530でトップタイム。GT300クラスは#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)が1'47.139でトップだった。
2017シーズン最終戦の公式練習は午前8時45分より105分間で行われた。FIA-F4の公式予選では少しだが雨が降っていたものの、GTの走行が始まると空は次第に晴れていき、気温も徐々に上がってきた。
序盤トップに立ったのは#37KeePer TOM'S LC500。それを開始1時間あまりで#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が1'37.902を記録してトップに浮上。その後も伊沢拓也が終盤の専有走行で1'37.837まで縮めてみせたが、チェッカー寸前にキャシディが1'37.530を叩き出して再びトップに返り咲いた。2位には#100 RAYBRIG NSX-GT、3位には#36中嶋一貴/ジェームス・ロシター組(au TOM'S LC500)が続いた。
GT300クラスは序盤でトップに立った#4 グッドスマイル初音ミクAMGがそのままトップで走行を終了。専有走行でもこれを上回るチームは出てこなかった。2位には#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)、3位は#21リチャード・ライアン/柳田真孝組(Hitotsuyama Audi R8 LMS)とFIA-GT3勢が上位を占めた。JAF-GT勢の最上位は#25松井孝允/山下健太組(VivaC 86 MC)の4位だった。
スーパーGT第8戦はこのあと午後2時よりノックアウト方式で公式予選を行う。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
■GT500クラス
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2017/11/11) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'37.530 | - | - | 177.227 |
| 2 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 1'37.837 | 0.307 | 0.307 | 176.671 |
| 3 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'37.864 | 0.334 | 0.027 | 176.622 |
| 4 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 1'37.891 | 0.361 | 0.027 | 176.574 |
| 5 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | | 1'37.904 | 0.374 | 0.013 | 176.550 |
| 6 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'37.929 | 0.399 | 0.025 | 176.505 |
| 7 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | 1'37.967 | 0.437 | 0.038 | 176.437 |
| 8 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'38.009 | 0.479 | 0.042 | 176.361 |
| 9 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | | 1'38.153 | 0.623 | 0.144 | 176.102 |
| 10 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | | 1'38.256 | 0.726 | 0.103 | 175.918 |
| 11 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | | 1'38.267 | 0.737 | 0.011 | 175.898 |
| 12 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 1'38.303 | 0.773 | 0.036 | 175.834 |
| 13 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | 1'38.418 | 0.888 | 0.115 | 175.628 |
| 14 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 1'38.484 | 0.954 | 0.066 | 175.510 |
| 15 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | | 1'38.857 | 1.327 | 0.373 | 174.848 |
■GT300クラス
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2017/11/11) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 1'47.139 | - | - | 161.332 |
| 2 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | | 1'47.293 | 0.154 | 0.154 | 161.101 |
| 3 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | | 1'47.544 | 0.405 | 0.251 | 160.725 |
| 4 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | | 1'47.658 | 0.519 | 0.114 | 160.554 |
| 5 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 1'47.757 | 0.618 | 0.099 | 160.407 |
| 6 | 33 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | | 1'47.822 | 0.683 | 0.065 | 160.310 |
| 7 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | | 1'48.036 | 0.897 | 0.214 | 159.993 |
| 8 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | | 1'48.042 | 0.903 | 0.006 | 159.984 |
| 9 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | | 1'48.073 | 0.934 | 0.031 | 159.938 |
| 10 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'48.127 | 0.988 | 0.054 | 159.858 |
| 11 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | | 1'48.207 | 1.068 | 0.080 | 159.740 |
| 12 | 10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | | 1'48.261 | 1.122 | 0.054 | 159.660 |
| 13 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | | 1'48.387 | 1.248 | 0.126 | 159.475 |
| 14 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'48.390 | 1.251 | 0.003 | 159.470 |
| 15 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'48.404 | 1.265 | 0.014 | 159.450 |
| 16 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 1'48.413 | 1.274 | 0.009 | 159.436 |
| 17 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 1'48.529 | 1.390 | 0.116 | 159.266 |
| 18 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 1'48.883 | 1.744 | 0.354 | 158.748 |
| 19 | 26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | | 1'48.984 | 1.845 | 0.101 | 158.601 |
| 20 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 15 | 1'49.011 | 1.872 | 0.027 | 158.562 |
| 21 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 3 | 1'49.017 | 1.878 | 0.006 | 158.553 |
| 22 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | | 1'49.021 | 1.882 | 0.004 | 158.547 |
| 23 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 1'49.139 | 2.000 | 0.118 | 158.376 |
| 24 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | | 1'49.249 | 2.110 | 0.110 | 158.216 |
| 25 | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'49.308 | 2.169 | 0.059 | 158.131 |
| 26 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 1'49.353 | 2.214 | 0.045 | 158.066 |
| 27 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 1'49.820 | 2.681 | 0.467 | 157.394 |
| 28 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'49.919 | 2.780 | 0.099 | 157.252 |
| 29 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'51.260 | 4.121 | 1.341 | 155.357 |
| 30 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'51.506 | 4.367 | 0.246 | 155.014 |
2017年全日本カート選手権OK部門の第7・8戦が9月24日、ツインリンクもてぎ (栃木県)にて行われ、第7戦・第8戦ともに佐藤蓮(Drago corse)が優勝を飾り、シリーズチャンピオンを獲得した。
今シーズンよりカテゴリー改定によって国内カートの最高峰カテゴリーは、OK部門へと変わり、新たな歴史の幕開けを飾った。マシンの最低重量が軽くなったことによって、SUGO・瑞浪では、昨年までの最高峰カテゴリーであったKF部門のタイムを大幅に短縮するという驚異的なスピードを見せつけた。しかし、第6戦終了時点でOKマシンの速さ以上の衝撃を与えていたのは、今季より最高峰カテゴリーにステップアップしたルーキードライバー佐藤だった。
全日本カート選手権は、全日本・地方・ジュニアの3つの選手権から構成されており、その頂点に君臨するのがOK部門だ。最高峰OK部門は、全日本FS125部門を含む下位のカテゴリーで実績を上げたドライバー達のみが戦うことが許される、正真正銘の日本一を決定するカテゴリーだ。それゆえに、参戦するドライバーのレベルは高い次元で拮抗しており、過去のシーズンを振り返っても、今シーズンの佐藤のような6戦4勝という圧倒的な差を見ることはない。例年であれば最終戦の地鈴鹿大会までタイトルの行方は分からないのだが、今シーズンはもてぎ大会で佐藤がタイトルを獲得するかもしれないとあって、いつも以上にサーキットには緊張感が漂っていた。
【第7戦】佐藤蓮、タイトルに王手
土曜日に行われたタイムトライアルでは、ここまで3大会連続でトップタイムをマークしてきた佐藤に注目が集まるも、小川颯太(TOYOTA YAMAHA RT)のタイムに僅か0.086秒及ばず2番手となった。予選ヒートでは、ポールポジションスタートの小川が好スタートを決めるも、3番手スタートの野中誠太(CREST RICCIARDO)に抜かれてしまう。変わってトップに立った野中が逃げ切るかと思われたが、序盤はブリヂストンユーザーに先行を許した佐藤が中盤からペースを上げ、見る見るうちにトップに躍り出てそのままトップチェッカー。第7戦のポールポジションを獲得した。2位には野中が、3位には小川が続いた。
翌日曜日、第7戦の決勝の火蓋が切られた。ホールショットを決めたのは佐藤だったが、野中が3コーナーで佐藤のインをついてトップに躍り出る。そのままレースをリードしていく野中だったが、徐々に佐藤が間合いを詰めていき10周目に逆転する。佐藤はトップに出ると野中とのギャップを広げ、そのままでトップチェッカー。今季5勝目をマークし、タイトル獲得に王手をかけた。2位には野中が、3位には三村が入った。
- 佐藤蓮のコメント
-
もっとBS勢に先行されるかと思っていましたが、思っていたよりもいいスタートを切ることができました。想定していたよりも野中選手のペースが速かったのですが、後半になればタイムが落ちてくると思っていたので落ち着いて走り抜くことができました。
【第8戦】怪物佐藤蓮、王座獲得と貫禄の6勝目
第7戦の結果を受け、予選ヒートの結果によっては佐藤のタイトルが決まる可能性がでてきた。ポールポジションスタートの小川がローリング中にマシンを止めてしまう中、2番手スタートの佐藤は危なげなくスタートを決め、レースをリードしていく。終盤、第7戦の借りを返すべく野中が佐藤をオーバーテイクし、トップでチェッカーを受け、決勝ヒートのポールポジションを獲得した。佐藤は2位でチェッカーを受けたことで、第8戦の決勝と最終戦鈴鹿大会を残して早々にシリーズチャンピンを決めた。
決勝ヒート、ホールショットを決めたのは野中。2番手には名取鉄平(Team Birel ART)が続く。レース序盤は名取、野中、佐藤、三村壮太郎(Crocpromotion)の順で周回数を重ねていく。レース折り返し地点を過ぎたころに三村がトップに躍り出ると、チェッカーに向けて周回数を重ねていく。周回数も残り2周という場面で、三村の背後にぴたりと付けていた佐藤がトップに浮上。その後は三村の猛アタックを防ぎ切りトップチェッカー。今季6勝目を飾った。2位には三村、3位には野中と、第7戦と同じメンバーが表彰台を飾った。
- 佐藤蓮のコメント
-
第2レースの予選ヒートを終えた段階でチャンピオンを獲れたことは聞いていたのですが、あまり実感はありませんでした。本庄と瑞浪では第2レースで勝てていなかったので、きっちりと勝ってチャンピオンを決めることが大事だと思い、決勝に挑み勝つことができたので本当に良かったです。
Text & Hideshi KIKUYAMA

ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権シリーズ第4大会が、7月22日(土)、23日(日)スポーツランドSUGO(宮城県)で開催された。
ドライバーの川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人は前回の第5戦・6戦が行われたオートポリス大会において、第5戦で川合が4位と、表彰台まであと一歩と迫り、湧也も8位入賞。第6戦で川合が5位、湧也が6位と連続入賞を果たした。
アップダウンに富んだテクニカルコースとして知られるSUGOは、チャレンジングなコースでもある。アクセルを踏んで回るコーナーが多く、リズミカルな走りを要求する一方で、コース幅もランオフエリアも広いとは言い難いからだ。シリーズ折り返しの難関を、3人のドライバーがどう戦うか、大いに注目された。
予選 7月22日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
約2か月ぶりのレースとなった今大会は、木曜日の専有走行からの走り始めとなった。セッションごとに3人のドライバーはタイムを詰めていき、最終チェックとなる金曜日1回目のセッションでは揃ってトップ10に名を連ね、2回目のセッションでは玲次が3番手につけ、川合は5番手に。赤旗もあり、1回目のセッションより湧也はタイムを上げられなかったものの、それぞれマシンには十分な手応えを得ていた。
土曜日は雨との天気予報が出ていたが、予選はドライコンディションが保たれた。専有走行では赤旗中断が相次いだこともあり、川合、
玲次、湧也ともに計測開始と同時にコースイン。案の定、30分間の計測中に2回の赤旗が出て、最もタイヤのグリップレベルが高い最初
の中断前にベストタイムを出せたのは湧也のみとなった。川合と玲次が中団に埋もれてしまう恐れもあったが、温度が下がったこともあり、2回目の赤旗再開後にラストアタックでタイムアップに成功し、川合は第7戦を9番手、第8戦を11番手、玲次は第7戦を13番手、第8戦を15番手。そして湧也は、第7戦を14番手、第8戦を12番手からそれぞれ挑むこととなった。

決勝 第7戦 7月22日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
予選同様、ドライコンディションが保たれた第7戦決勝。スタートが切られ、川合は前に並んでいた車両のけん制を受けつつ、ポジションをキープ。そして3コーナー、ヘアピンで相次いだアクシデントでコース外に出てしまい足回りにダメージを負ってしまうが、7番手へとふたつポジションを上げる。一方、湧也と玲次はポジションを入れ替え、13番手、14番手からの発進となる。また、この周には馬の背コーナーでもアクシデントが発生していたため、セーフティカーがコースイン。車両回収処理に時間がかかり、バトル再開は10周目、規定の30分間のうち5分を残すのみとなっていた。
リスタートで川合は、8番手に。一方、湧也と玲次はふたつずつポジションを上げる。続いて12周目に湧也が1台をかわして、ついにポイント圏内へ。そして玲次が14周目に11番手に浮上し、ペースも良かったことから3人並んで前方の車両に迫っていったものの、規定の30分間に達し、無情にもそこでタイムアップ。その結果、川合が9位、湧也が10位で入賞を果たし、玲次は11位でのゴールとなった。

決勝 第8戦 7月23日(日)天候/雨 コース状況/ウエット
第8戦決勝が行われる日曜日は、雨に見舞われ、早々にウェット宣言が出された。そのため全車がウェットタイヤを装着しただけでなく、セーフティカースタートでレースは開始されることになった。それぞれ慎重にコースコンディションを確認するとともにタイヤを温め、2周のSC先導の後、いよいよバトル開始となった。ここで一気に順位を上げていたのが湧也で、10番手に浮上。玲次も13番手まで順位を上げていた。
川合はリスタートで、トップの急減速で前車までもが急ブレーキをする混乱に、追突を回避できず最終コーナーで接触。コースアウトしただけでなく、足まわりにダメージを負ったことからレース続行は不可能と判断し、その場でレースを終えることとなった。
その周にはヘアピンでもアクシデントが発生していたこともあり、またしてもSCがコースイン。2周の先導の後に仕切り直されるはずが、なんとトップの車両が判断ミスでSCとともにピットに入って来てしまう。その際に急減速があったため、2番手、3番手の車両が接触し、いきなり先頭集団の3人が戦列を離れることになり、再度SCがコースイン。
混乱をうまく避けられた湧也は8番手に、そして玲次は9番手に浮上。3回目のリスタートを湧也は決めて、さらにひとつポジションを上げて7番手へ。玲次はポジションを保ったまま。そしてレースはまたも当初予定の15周に達せず、1周少ない14周でタイムアップ。湧也はその
まま順位を保って連続入賞を果たしたものの、玲次は最終コーナーで横に並んだ車両に押し出されふたつポジションを落とし11位でチェッカー。しかし、相手にはペナルティが課せられ、順位を落としたことから、玲次は10位となり入賞を果たした。
川合のリタイアが惜しまれるところではあったが、3人のドライバーはともに、練習中にはバージョンアップも感じさせていただけに、わずか2週間のインターバルで行われる、富士での第5大会はより一層の高みを目指すことが期待される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
ここ数戦、クルマのセッティングも進み菅生では十分戦えると踏んでいた。練習走行ではトップ3には入れる状況だったので、赤旗に翻弄された予選は不完全燃焼で終わってしまった。ふたつのレースとも結果が残らず悔しい思いだが決して悪い流れではないので来週の富士で良い結果が出せるようドライバーと協力して戦う。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
-
このレースウィーク、木〜金とすごく調子が良くて、クルマに対して自分の中でもマージンが持てるようになってきました。予選は、赤旗の連続でタイミングを逸したばかりか、第7戦はスタート直後のアクシデントで足回りにダメージを負ってしまい、なんとかシングルには入れましたが、悔しさが残るレースとなりました。その反省もあって第8戦ではしっかり準備をしていたのですが、急に前でブレーキを踏まれて、避けられずに接触してしまい、走行ができなくなってしまいました。残っていたら、いいところにいられたと思うので悔しいです。また2週間後に富士のレースがあるので、気持ちを切り替えて頑張ります。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
-
今週は練習まですごく上り調子で来たのですが、肝心の予選で序盤にタイムが出せず、下位に沈んでしまいました。第7戦も荒れ気味のレースでしたが、第8戦は雨予報もあったのでもっと荒れるだろうとは予想していました。そんな中、少し順位は上げられていたし、ちゃんとペースも上がって来たので、最後一発仕掛けてみようと、これが最後の周というところの最終コーナーで仕掛けたら、当てられたばかりか、更に寄って来てダートに出てしまいました。それで何台かに抜かれて、すごく悔しいレースになってしまいました。結局、その相手はペナルティを受けたことで僕は10位になりましたが、悪い流れを断ち切るために次のレースまでに、自分でできることをしっかり準備していきたいです。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
-
木曜の練習走行で、少しトラブルがあり、金曜日には、チームにうまく対処してもらったのですが、本当にちょっとしたことを気づけなかったのが、その先の出遅れにつながってしまったのかも、という反省点がまずあります。予選も赤旗続きで、なかなか歯車が合わず、いいタイムが出せませんでした。決勝も第7戦はSCばっかりで、どうすることもできなかったというか、それなりに走ってゴールという、不完全燃焼な感じです。コンディションの変わった第8戦は、違うトラブルを抱えていて。ペースは悪くなくてポジションを上げていくことはできたのですが、ちょっと悔しさも残りました。次の富士は、去年勝っているコースですからレースウィークをうまく調整していって、また優勝を狙っていきます。
Le Beausset Motorsports
#7大滝歓喜の地元優勝!!
FIA-F4選手権第8戦の決勝が7月23日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。雨の中接触やアクシデントが相次ぐ波乱のレースを制したのは予選6番手の#7大滝拓也(SRS/コチラレーシング)。昨年の第11戦鈴鹿以来、約1年ぶりの勝利をものにした。
第8戦決勝は午前11時45分にスタート。
前夜から降り続く雨で路面がウェットとなったこともあり、セーフティーカーの先導でレースは始まり、4周目から追い越し可能となった。
ホールショットを奪ったのは#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)だったが、2コーナーで滑ったところに#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)が大外から並びかけ、3コーナーで並走状態に。そのまま4コーナーで大湯がトップに立った。角田はこのコーナーの立ち上がりで#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)にも抜かれるが、ハイポイントコーナーで笹原がわずかに姿勢を乱したのを見逃さずに抜き返し、2位でコントロールラインに戻ってきた。
しかしその後方で何台かの車両がコース上にストップしてしまったため、5周目から再びセーフティーカーが入ることになった。
レースは7周目に再開されたが、リスタート直前にSCに接近しすぎた大湯がポストの表示を視認できずにそのままピットへ入ってしまったため後方が大混乱に。2位の角田と3位の笹原が急減速した大湯をかわそうとして接触、揃ってリタイヤとなってしまった。このアクシデントによりコースにはまたセーフティーカー導入された。
この混乱の最中にトップに立ったのは4番手スタートの#25高橋知己(点天&イーストアップwith Field)。接触ギリギリのところで3台をかわしてきた。2位には予選5番手スタートの#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が浮上してきた。
レースが再開されたのは12周目。すでに残り時間は4分を切っており、30分で終了となることがほぼ確定した。宮田を従えてホームストレートを駆け下りてきた高橋だったが、1コーナーで大きくアウトにはみ出してしまい、宮田の先行を許すことに。しかし宮田も2コーナーの立ち上がりでアウトに膨らんでしまったため、その隙をついて大滝、そして#3石坂瑞基(DADSFC SUTEKINA F4)が2台をかわしていった。
結局、レースは14周に入ったところで30分が経過、そのまま終了となり、大滝は石坂に1.1秒の差をつけて自身通算2勝目を多くの地元応援団の前で達成した。
次戦の舞台は今季2度目の富士スピードウェイ。8月5-6日開催だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2017/07/23) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 14 | 31'21.131 |
| 2 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 14 | 1.173 |
| 3 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 14 | 1.581 |
| 4 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 14 | 7.749 |
| 5 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 14 | 8.894 |
| 6 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 14 | 9.336 |
| 7 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | DL | 14 | 10.287 |
| 8 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | DL | 14 | 11.271 |
| 9 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | DL | 14 | 13.958 |
| 10 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 14 | 14.362 |
| 11 | 18 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 14 | 14.589 |
| 12 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 14 | 14.615 |
| 13 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 14 | 17.839 |
| 14 | 73 | 牛井渕 琴夏 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | DL | 14 | 18.254 |
| 15 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | DL | 14 | 23.079 |
| 16 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 14 | 23.506 |
| 17 | 4 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing F110 佐々木祐一 | DL | 14 | 29.727 |
| 18 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | DL | 14 | 31.638 |
| 19 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | DL | 14 | 34.883 |
| 20 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 14 | 43.376 |
| 21 | *39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 14 | 47.782 |
| 22 | *21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | DL | 14 | 1'14.329 |
| 23 | *15 | 早瀬 広道 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 14 | 1'36.261 |
| 24 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | DL | 12 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | *5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 8 | 6Laps |
| - | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 6 | 8Laps |
| - | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 5 | 9Laps |
| - | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 3 | 11Laps |
| - | *60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 2 | 12Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4) 1'37.293 (13/14) 137.064km/h
- CarNo.21は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2章2.9.13違反(SC中のスピン)により、競技結果に対して57秒加算のペナルティーを科した、
- CarNo.60は。国際モータースポーツ競技規則付則H項2章2.9.11違反(SC中の追突)により、競技結果に対して57秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.15は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2章2.9.13違反(SC中のスピン)により、競技結果に対して57秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.9.11(SC中の急減速、接触および他車のコースアウトを強いる行為)により、競技結果に対し67秒加算のペナルティーが科されたがリタイアに付き留保する。
- CarNo.39は、2017 FIA-F4 SpR第15条1.3違反(No.61の追い越し妨害)により、競技結果に対して37秒加算のペナルティーを科した。
FIA-F4選手権第7戦、第8戦の公式予選が7月22日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が自身初のポールポジションを2戦連続で獲得した。
公式予選は午前8時10分から30分間の予定で開始された。
ここまでHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト所属のドライバーの活躍が目立つ今シーズンだが、この菅生ラウンドの予選でも角田、#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)、#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)の活躍が目立つ30分間となった。
まずは走行3周めに大湯が1'23.963を記録。セッションが終盤を迎えるまではこれがトップタイムとなった。それでも大湯にすれば「一番いいラップではトラフィックに引っかかってしまった」とのことで、まだまだタイムを詰める余地が多かったようだ。
前日の専有走行で午前午後を通じてトップのタイムを記録した角田は4周めに1'24.003を出し、この時点で2番手につける。しかし角田も序盤にベストタイムを叩き出すつもりでアタックしていたといい、このタイムには満足していない様子。ここでタイヤの美味しいところを使ってしまったとのことで、その後はセカンドベストタイムを出すことを目標に第8戦のポールを狙ってコンスタントに24秒前半のタイムで周回を重ねる。
ところが開始から8分が過ぎたところで#80菅波冬悟(OTG DL F4 CHALLENGE)と#4佐々木祐一(仙台Day Dream Racing F110)がレインボーコーナーで接触、これにより赤旗が提示されセッションは中断、再開後の26分すぎにも#39浦田裕喜(SACCESS RACING F4)がSPアウトコーナーでクラッシュしたために2どめの赤旗中断が入ることになった。
このため予選は終了時刻を延長して8時47分まで行われることに。
この2度の赤旗中断があったことでタイヤの温度が下がったことが影響したか、角田は走行再開後に1'23.868を記録してトップに浮上、FIA-F4では初のポールポジションを獲得した。さらに大湯のセカンドタイムが伸びなかったこともあって角田は第8戦においてもポールポジションから決勝をスタートすることとなった。
また国内復帰初年度ということで走り慣れないサーキットの連続ながら安定した成績でランキングトップの座にある笹原は今週末を通じて不調に悩んでおり、金曜日の走行でも総合6位と不本意な結果に終わっていたが、チームの懸命の調整作業が実を結んだか、予選ではベストタイム、セカンドタイム共に3位とまずまずの結果を残すことに成功、終わってみればトップ3をホンダ勢が占めるという結果になった。
一方、前年王者の#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)は今一つ波に乗れていない印象。2度の赤旗が入る前まではトップ10にすら入れない状況。終盤には大幅なタイムアップを果たしたものの、いずれも6番手から第7戦、第8戦の決勝をスタートするという苦しい結果に終わっている。
第7戦決勝はこのあと午後1時5分から、第8戦決勝は明日の午前11時45分から、いずれも15周または30分間で行われる。
- 第7戦予選PP、第8戦予選PP #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
- 最初の3周めとか4周めにパッと出したかったんですけど、うまくいかず、24秒フラットぐらいで赤旗を迎えて。タイヤも使ってしまったんでセカンドポールを目標にして赤旗後に臨んだんですけど、直後の周にまた24秒フラットが出て、タイヤが冷えてるのかな?もう一回行ったらあるかもしれない、と思って行ってみました。そしたらうまくまとめることができました。オートポリスの件もあるんで、決勝はスタートをしっかり決めて、着実にポイントを取りたいです。
- 第7戦予選2位 、第8戦予選2位 #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- なんとかできた部分もあったと思うんですけど、もう終わったことなのでしょうがないです。本来であればもっとタイムが出てるはずだった周回でトラフィックに引っかかってしまって。けど自分が対処できそうな感触はあったので、もうちょっと余裕持って走れればよかったです。あとセカンドタイムが伸びなかったのももったいなかったです。他の選手とあまり差がない中で、こういうミスがあると大きいです。次のレースに向けていい経験になったというか、成長できる予選になったと思います。
- 第7戦予選3位、第8戦予選3位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
- 今週末入ってからずっと調子の良くない状態が続いてて、昨日一昨日ととにかく不調だったんで。でもチームの人が一生懸命働いてくれて、予選で両方3番手というのはベストなリザルトだったのかなと思います。今までとクルマのフィーリングが違ってて、何故なのかは不可解なんですけど、なんとか予選までに仕上げてもらいました。このコースは抜きづらいんで、より一層スタートに集中して、その後の展開は流れに任せるしかないと思います。オートポリスに続きヨーロッパに似ていて、個人的には好きなコースです。決勝は今まで通りベストを尽くし、楽しんで走れば自ずといい結果が出ると思います。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2017/07/22) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'24.003 | - | - | 158.748 |
| 2 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'24.032 | 0.029 | 0.029 | 158.693 |
| 3 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'24.114 | 0.111 | 0.082 | 158.539 |
| 4 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | 1'24.156 | 0.153 | 0.042 | 158.460 |
| 5 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | 1'24.201 | 0.198 | 0.045 | 158.375 |
| 6 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'24.268 | 0.265 | 0.067 | 158.249 |
| 7 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | 1'24.303 | 0.300 | 0.035 | 158.183 |
| 8 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'24.351 | 0.348 | 0.048 | 158.093 |
| 9 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | 1'24.481 | 0.478 | 0.130 | 157.850 |
| 10 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'24.481 | 0.478 | 0.000 | 157.850 |
| 11 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'24.547 | 0.544 | 0.066 | 157.727 |
| 12 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | 1'24.559 | 0.556 | 0.012 | 157.704 |
| 13 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | 1'24.569 | 0.566 | 0.010 | 157.686 |
| 14 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | 1'24.579 | 0.576 | 0.010 | 157.667 |
| 15 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'24.592 | 0.589 | 0.013 | 157.643 |
| 16 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | 1'24.912 | 0.909 | 0.320 | 157.049 |
| 17 | 18 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | 1'24.993 | 0.990 | 0.081 | 156.899 |
| 18 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | 1'25.078 | 1.075 | 0.085 | 156.742 |
| 19 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | 1'25.094 | 1.091 | 0.016 | 156.713 |
| 20 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 1'25.151 | 1.148 | 0.057 | 156.608 |
| 21 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 1'25.370 | 1.367 | 0.219 | 156.206 |
| 22 | 73 | 牛井渕 琴夏 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | 1'25.421 | 1.418 | 0.051 | 156.113 |
| 23 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | 1'25.584 | 1.581 | 0.163 | 155.816 |
| 24 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | 1'25.857 | 1.854 | 0.273 | 155.320 |
| 25 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'26.189 | 2.186 | 0.332 | 154.722 |
| 26 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | 1'26.370 | 2.367 | 0.181 | 154.398 |
| 27 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'26.379 | 2.376 | 0.009 | 154.382 |
| 28 | 2 | 仲尾 恵史 | TCS-奈良初参加おっちゃん号 TEAM RIGHT WAY | 1'26.864 | 2.861 | 0.485 | 153.520 |
| 29 | *4 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing F110 佐々木祐一 | 1'27.909 | 3.906 | 1.045 | 151.695 |
| 30 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | 1'28.782 | 4.779 | 0.873 | 150.203 |
| 31 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'29.226 | 5.223 | 0.444 | 149.456 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'32.403)予選通過 ---- |
- CarNo.4は、2017 FIA-F4選手権統一規則第15条1.2)(危険なドライブ行為/他のドライバーのコースアウトを強いるもの)違反によりベストタイムおよびセカンドタイム削除のペナルティーを科した。
B-MAXの完全勝利!!
全日本F3選手権第8戦の決勝が5月27日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)がそのまま逃げ切って今季6勝目を獲得。Nクラスでも#30DRAGON(B-Max Racing F306)が優勝し、B-MAXが両クラスを制する結果となった。
第8戦決勝は午後1時55分にフォーメーション開始。
ポールの高星がそのままトップで1コーナーへ、予選2位の#12アレックス・パロウ(THREEBOND)がそれに続いたが、パロウは反則スタートを取られて2周目にドライビングスルーペナルティを受けることになり、代わって#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)が2位に浮上した。
宮田は1周目のヘアピンでアウトから並びかけてきた#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)を退けると、何度もファステストラップを更新する走りで高星を追い上げたが、高星もペースを緩めずに逃げを打つ、結局両者1.155秒の僅差で18周を走り切ることになり
高星は早くも今季6勝目を獲得。シリーズチャンピオン獲得に向けて着実に前進した。
3位の坪井に続いたのは予選5位の#3三浦愛(EXEDY B-Max F317)。
終盤#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)の追撃を受け、16周目のヘアピンで激しく接触する場面もあったが、最後までポジションを落とさず、自己最高の4位入賞を達成した。
Nクラスは予選トップのDRAGONがスタートで出遅れ、#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が一時トップに立つが、アトウッドカーブでDRAGONが抜き返してトップに。
その後も僅差の戦いを繰り広げてDRAGON1位、植田が2位でフィニッシュ。
14周目まで3位を走行していた#22長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)がダブルヘアピンでストップしてしまったため、#55久保田克昭組(Planexスマカメ・F308)が第7戦富士に続いて今季3度目の表彰台を獲得した。
第9戦決勝は明日午前10時40分より25周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2017/05/27) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 23 | | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 18 | 25'05.039 |
| 2 | 36 | | 2 | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 1.155 |
| 3 | 1 | | 3 | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 3.634 |
| 4 | 3 | | 4 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 18 | 17.700 |
| 5 | 33 | | 5 | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 18 | 18.355 |
| 6 | 7 | | 6 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 25.027 |
| 7 | 28 | | 7 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 18 | 28.684 |
| 8 | *12 | | 8 | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 29.189 |
| 9 | 30 | N | 1 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'18.359 |
| 10 | 11 | N | 2 | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'19.462 |
| 11 | 55 | N | 3 | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| 12 | 5 | N | 4 | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| 13 | 77 | N | 5 | 堀田 誠 | mutaレーシングF306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| 14 | 78 | | 9 | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 16 | 2Laps |
| 15 | 2 | | 10 | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 15 | 3Laps |
| 16 | 13 | N | 6 | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 3Laps |
| 17 | 22 | N | 7 | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 6Laps |
| 18 | 21 | | 11 | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 0 | 18Laps |
| ----以上規定周回数(90% - 17Laps)完走 ---- |
- Fastst Lap: CarNo.23 高星明誠(B-MAX NDDP F3) 1'22.617 10/18 161.357km/h
- CarNo.12は、2017 全日本フォーミュラ3選手権統一規則 第31条 7.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
全日本F3選手権第8戦の公式予選が5月27日、岡山国際サーキットで行われ、#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)が1'22.315で今季3度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスは#30DRAGON(B-Max Racing F306)が1'26.421でトップだった。
先月岡山で開幕した全日本F3選手権は早くも中盤戦。
第8戦、第9戦の舞台は今年2回目の開催となる岡山国際サーキットだ。
第8戦の公式予選は午前9時45分より10分間で行われた。
真っ先にアタックを開始したのは#12アレックス・パロウ(THREEBOND)。
1'23.148、1'22.667、1'22.405と着実にタイムを縮めていったが、#23高星はパロウを上回るペースで周回を重ね、終了直前に1'22.315を記録して第5戦鈴鹿以来、今季4度目のポールポジションを獲得した。
2位はパロウ、3位には#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)と、スリーボンド、フォルクスワーゲン、トムストヨタの3マニファクチャラーが互角の速さを見せる結果となった。
第8戦決勝は今日午後1時50分より18周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2017/05/27) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 23 | | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'22.315 | - | - | 161.949 |
| 2 | 12 | | 2 | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'22.405 | 0.090 | 0.090 | 161.772 |
| 3 | 1 | | 3 | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.484 | 0.169 | 0.079 | 161.617 |
| 4 | 36 | | 4 | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.542 | 0.227 | 0.058 | 161.503 |
| 5 | 3 | | 5 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'22.706 | 0.391 | 0.164 | 161.183 |
| 6 | 2 | | 6 | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'22.808 | 0.493 | 0.102 | 160.984 |
| 7 | 33 | | 7 | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'22.900 | 0.585 | 0.092 | 160.806 |
| 8 | 78 | | 8 | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'23.020 | 0.705 | 0.120 | 160.573 |
| 9 | 28 | | 9 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'23.343 | 1.028 | 0.323 | 159.951 |
| 10 | 7 | | 10 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'23.562 | 1.247 | 0.219 | 159.532 |
| 11 | 21 | | 11 | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'23.768 | 1.453 | 0.206 | 159.140 |
| 12 | 30 | N | 1 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'26.421 | 4.106 | 2.653 | 154.254 |
| 13 | 11 | N | 2 | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'26.994 | 4.679 | 0.573 | 153.238 |
| 14 | 5 | N | 3 | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.117 | 4.802 | 0.123 | 153.022 |
| 15 | 55 | N | 4 | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.441 | 5.126 | 0.324 | 152.455 |
| 16 | 77 | N | 5 | 堀田 誠 | mutaレーシングF306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.728 | 5.413 | 0.287 | 151.956 |
| 17 | 13 | N | 6 | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.794 | 5.479 | 0.066 | 151.842 |
| 18 | 22 | N | 7 | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'29.420 | 7.105 | 1.626 | 149.081 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
11月11日(金)から13日(日)にかけてツインリンクもてぎでSUPER GTのシーズン最終大会となる第3戦(オートポリスの代替戦)と第8戦が行われ、ヘイキ・コバライネン/平手晃平組 DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が第3戦で2位、第8戦はポールポジションからトップを独走し今季初勝利を飾り、チーム、そしてこのコンビにとって初となるシリーズチャンピオンを獲得した。SUPER GTのGT500クラス参戦最後のレースとなったLEXUS RC Fは最終戦でトップ5を独占する速さで有終の美を飾った。GT300クラスでは、第3戦でトラブルに見舞われノーポイントに終わるも最終戦にタイトルの可能性を残した嵯峨 宏紀/中山 雄一組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が、第8戦でポールポジションから前半首位を快走したが惜しくも後半かわされ、2位表彰台を獲得。タイトル争いでは惜しくも逆転ならず、シリーズランキング2位でシーズンを終えることとなった。

シリーズタイトルを獲得したDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車のヘイキ・コバライネンと平手 晃平
11月12日(土)~13日(日)の両日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎでSUPER GTの第3戦/第8戦「MOTEGI GT GRAND FINAL」が開催された。
5月にオートポリスで予定されていた第3戦が震災の影響で中止となったため、その代替戦が最終大会のもてぎに組み込まれ、「熊本地震復興支援大会」として1大会2レースとして開催。これにより、今大会は12日(土)に第3戦の予選と決勝、13日(日)にシーズン最終戦となる第8戦の予選と決勝が行われるという、忙しいスケジュールに。
SUPER GT史上でも初めてとなる、この変則的な開催となったことで、タイトル争いは全く分からないまま最終戦の週末を迎えることとなった。
◆第3戦予選◆
12日(土)は朝から好天に恵まれたが、前夜の雨により、予選が行われる朝方はまだ路面はウェット。車両が走行を重ねることで路面は乾いていくと思われたが、ウェットタイヤか、スリックか、悩ましいコンディションで予選を迎えた。
午前9時から15分間一発勝負となる、GT500クラスの予選が気温11度、路面温度12度と朝方ならではの寒いコンディションで開始された。
LEXUS勢では平川亮が駆るKeePer TOM'S RC F 37号車以外はウェットタイヤでコースイン。日差しは強くなるものの、ほぼ無風ということもあって予想以上に路面は乾かず、最後までウェットタイヤ勢が優位の展開となった。
LEXUS勢で気を吐いたのはコバライネンが駆る39号車。残り4分半というところで3番手タイムをマークすると、その翌々周、残り1分を切ったところでついにトップタイムをマーク。コバライネンにとって自身初となるポールポジションを獲得した。39号車はこのポールポジションによる1ポイントを加えたことでランキング2位タイに浮上。その他のランキング上位勢が予選で下位に沈んだこともあり、逆転に絶好の状況で第3戦の決勝を迎えることとなった。
チェッカーが振られた後、最後の最後にタイムを刻んで3番手に飛びこんだのがニック・キャシディのau TOM'S RC F 36号車。関口雄飛がアタックしたWedsSport ADVAN RC F 19号車が8番手につけたが、ランキング上位を争うWAKO'S 4CR RC F 6号車は10番手、ZENT CERUMO RC F 38号車は14番手、スリックタイヤでギャンブルに出た37号車は最後尾15番手グリッドとなった。
GT300クラスでは、嵯峨がアタックを担当した31号車は、タイヤを温めるのに苦戦したが、残り5分を切ったところでその時点での3番手タイムをマーク。このタイムはその後タイムを更新してきたライバルに上回られたが、最後に嵯峨がタイムを更新。最終的に2列目4番手グリッドを獲得した。
飯田 章/吉本 大樹組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が20番手、永井 宏明/佐々木 孝太組 TOYOTA PRIUS apr GT 30号車は30番手グリッドから決勝に臨むこととなった。
◆第3戦決勝◆
午後1時10分からの決勝レーススタート時には路面は完全に乾き、気温18度、路面温度24度と、前日までとはうって変わって暖かく、過ごしやすい気候の下でスタートが切られた。
ポールポジションの39号車 平手は絶好のスタートを切り後続を引き離すと、その後方では3番手スタートの36号車 伊藤大輔がサイド・バイ・サイドバトルの末に2位へ浮上。2周目には8番手グリッドからこちらも好スタートで2つポジションを上げた19号車 関口雄飛が更に前を攻め5位へ。
3周目にクラッシュ車両によりセーフティカーが導入され、8周目に再スタートが切られると、10番手スタートから7位へと順位を上げていた大嶋和也の6号車が10周目に6位へポジションアップを果たすなど、LEXUS勢が序盤から着実に上位へと躍進していった。
レースが中盤に入り、各車ピットへ向かい、給油とドライバー交代、タイヤ交換を実施。ここで、最後尾15番手スタートで、序盤接触によるスピンを喫しながらも10位まで順位を上げていたジェームス・ロシターから平川へとドライバー交代した37号車が、コースへ復帰した直後にトラブルに見舞われ、無念の戦線離脱。タイトル争いからも脱落してしまった。
レースが折り返しを過ぎ、ほとんどの車両がピット作業を終えても、GT-Rの24号車と関口の駆る19号車がややピットを遅らせる作戦に。
29周終了でピットインした19号車はタイヤ無交換作戦を採り、4位でコースへ復帰。一方、規定周回ぎりぎりの33周を走ってピットへ向かったGT-R 24号車もタイヤ無交換で、首位のままコースへと復帰した。
その後方では、キャシディの36号車とコバライネンの39号車が激しい2位争い。抜きつ抜かれつのバトルが数周にわたって繰り広げられたが、39周目にこのバトルを制し2位に浮上した39号車コバライネンが、首位への猛追を開始した。
その時点で6秒程あった首位との差を、みるみるうちに詰めて行った39号車コバライネンは、50周を終えた時点でその差を1秒フラットに。残り3周の時点でテール・トゥ・ノーズ状態に詰め、逆転を狙った。
わずか0.26秒差で迎えたファイナルラップ、39号車のコバライネンは最後まで首位を追い詰めたが、惜しくも逆転には至らず、2位でチェッカー。しかし、ランキングを争うGT-R 1号車が9位に終わったこともあり、39号車のコバライネン/平手組が3点上回ってのランキング首位に浮上した。
36号車が3位、6号車が4位、19号車が5位、38号車が6位と、予選で苦しんだLEXUS勢も着実に上位へと進出してフィニッシュ。6号車も首位と7ポイント、38号車が11ポイント、19号車、36号車も14,15ポイント差と逆転タイトルの可能性を残して13日(日)の最終戦に臨むこととなった。
GT300クラスでは、4番手グリッドの31号車は嵯峨がスタートを担当、好スタートでポジションをひとつ上げ、3位に浮上すると、更に上位を狙った。
中盤、31号車は中山へとドライバーを交代した後、ランキング首位につける車両とサイド・バイ・サイドでのバトルを繰り広げたが、残りが6周ほどとなったところで突然駆動系に不調を感じピットへ。ピットロードで回復したかと思いそのままコースへと戻ったが、再びトラブルが発生し、レースを終えることとなった(24位完走扱い)。
30号車は16位、60号車が20位で完走を果たした。
◆第8戦予選◆
13日(日)、好天ながら気温14度、路面温度17度とまだ肌寒いコンディションの下、午前9時5分よりGT500クラスの予選(15分間)が開始された。ほとんどの車両がセッション序盤はコースに出ず待機。まず開始から4分ほど経ったところで19号車の国本がコースへ向かい、他の車両も残り8分ほどになって次々とコースイン。
充分にタイヤを暖め、アタックに入ると、まず4周目に39号車の平手がトップタイムをマーク。これをカルダレッリの6号車が上回ったが、翌周に平手が更にタイムを縮め、前日の第3戦に続き、2戦連続となるポールポジションを獲得した。
ロシターの37号車が2番手、6号車が3番手、そして最後にタイムをマークした19号車が4番手とLEXUS RC F勢が予選トップ4,2列目までを独占する結果に。
伊藤がアタックした36号車が6番手、石浦の38号車が7番手につけ、逆転タイトルを争う決勝に臨むこととなった。
GT300クラスでは、中山雄一がアタックを担当した31号車が7周目にコースレコードを大きく上回るタイムをマーク。今季初めてのポールポジションを獲得した。31号車はポールポジションのボーナスポイントを加え、ドライバーズタイトル争いでは、首位との差を13ポイントに縮めた。
30号車は佐々木孝太のアタックで12番手。60号車は26番手グリッドとなった。
◆第8戦決勝◆
今シーズンの最終戦となる第8戦は快晴、気温20度、路面温度27度と11月としては暖かいコンディションの下、午後1時半に栃木県警の白バイ、パトカー先導によるパレードラン、フォーメーションラップを経て、決勝レース(53周)のスタートが切られた。
スタートは順当に切られ、1周目にカルダレッリの駆る6号車が平川の37号車をパスし2位に浮上。しかし、首位を行く平手の39号車は好ペースで首位を快走。
2位の6号車は大きく離されることなく追走。その後方でRC F勢とGT-R勢のバトルが繰り広げられる中、上位2台が後続を引き離していく展開となった。
20周目を終えたところで、首位を行く39号車がピットイン。給油、タイヤ交換と共に平手からコバライネンへとドライバーチェンジ。翌周以降、次々にLEXUS勢がピットインをしていく一方、タイトルを争う1号車を含むGT-R勢はピットを遅らせる作戦に。
規定周回近くなってピットへ向かった2台のGT-Rはどちらもタイヤ無交換作戦を採り、ピット時間を短縮。上位を占めるLEXUS勢の間に割って入るコース復帰となり、レース後半戦は新しいタイヤと速さで勝るRC F勢がGT-R勢を攻め立てるバトルが中団グループで繰り広げられた。
全車がピットを終えると、39号車は盤石の首位復帰を果たしたが、2位の6号車大嶋が猛追を開始。35周目の時点で5秒以上あった差をじりじりと詰めていき、残り10周を切る頃には、2台はテール・トゥ・ノーズ状態となった。
6号車の大嶋は再三にわたって前を行く39号車コバライネンを攻めるが、コバライネンもミスすることなく冷静な走りで首位を堅守。2台の息をもつかせぬバトルは最後まで続き、観客はシーズン最後の首位争いに酔いしれた。
ファイナルラップまで2台の接近戦は続いたが、逆転はならず、コバライネンの39号車がトップでチェッカー。39号車にとっては今季初、コバライネンにとってはSUPER GTに参戦を開始して2年目にして初めてとなる優勝を飾ると共に、念願のシリーズチャンピオンを獲得することとなった。
コンビを組む平手晃平にとっては2013年(セルモ)以来3年ぶりのタイトル。チーム・サードにとっては国内のGT選手権では初のタイトルを、ドライバーズ、チーム共に獲得。
最後まで39号車を追った6号車は2位に入り、ランキングでも2位でシーズンを終えることに。今季初勝利を挙げるなど躍進著しかった19号車が3位表彰台。36号車が4位、37号車が5位でチェッカーを受け、SUPER GTのGT500クラス参戦3年目で来季からはLC500へと車両の替わるLEXUS RC Fにとって念願のタイトル獲得を、最終戦トップ5独占という最高の形で締めくくった。
GT300クラスでは、嵯峨がスタートを担当したポールポジションの31号車が後続の追撃を凌ぎながら、トップを維持して周回を重ねた。
タイトルを争う直接のライバルであるVivaC 86 MC 25号車が早めのピットをタイヤ無交換で終え、追い上げてきたため、31号車も初の試みながらタイヤ無交換作戦を決行。何とか25号車の前でコース復帰を果たしたが、ペースで勝る25号車の猛追を受け、34周目にかわされて2位に後退。ハイブリッドのパワーを活かして何とか離されることなく中山雄一が粘り強い走りを見せたが、逆転の機会は訪れず、2位でフィニッシュ。ドライバーズランキングも2位でシーズンを終えることとなった。
30号車は首位と同一周回の17位でフィニッシュ。60号車はトラブルでリタイアに終わった。

最終戦をポール・トゥ・ウィンで飾り、悲願のシリーズタイトルを獲得したヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車

第8戦はLEXUS RC F勢が表彰台を含むトップ5を独占し、GT500クラス参戦最終戦の有終の美を飾った
- DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車 ドライバー ヘイキ・コバライネン :
-
初優勝を飾り、タイトルを獲得出来たという意味で、最高の一日、最高の週末となった。昨年までと比較しても、チーム全体で本当に大きな進歩を遂げた一年だった。チームを誇りに思う。最高のLEXUS RC Fを用意してくれたTRDとLEXUSにも感謝したい。今日のレースは(平手)晃平がポールポジションを獲得してくれたことが大きかった。最後は追撃も激しかったが、上手くタイヤをマネージメントし、逃げ切ることが出来た。初優勝を挙げてタイトルを獲得出来、最高の気分だ。
- DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車 ドライバー 平手晃平:
-
やっとここ(表彰台の頂点)に上ることが出来た。最後は絶対に勝って終わりたかったというのもあるし、サードチーム始まって以来のタイトルを、優勝で勝ち取れて良かった。サポートしてくれたTRDやLEXUS、ブリヂストンのおかげだ。このチームに来て3年目で、色々と体制の変更などもあったが、エンジニアやメカニックの人たちが頑張ってくれたことがようやく実を結んだ。彼らのおかげで、シーズンが進んでハンデウェイトが重くなっても、ずっと良いパフォーマンスを発揮出来た。今日は初めて自身でのポールポジションも獲得出来たし、最高の形でシーズンを締めくくれて本当に嬉しい。
- WAKO'S 4CR RC F 6号車 ドライバー 大嶋和也:
-
今年はチーム体制が大きく変わった年だったが、皆で相談しながら色々試し、少しずつ良いチームにすべく努力を続けてきた。今思えば、ちょっとしたミスで逃したポイントもあり、悔しい気持ちもあるが、チームがチャンピオンを争えるまでになったということは一番の収穫だと思っている。来年に向けてやりたいことはまだたくさんあるが、これからどんどん強くなるチームだと思っているし、ランキング2位で終われたという意味で良いシーズンだった。
- WAKO'S 4CR RC F 6号車 ドライバー アンドレア・カルダレッリ:
-
タイトルを争っての最終戦ということでもちろんとてもエキサイティングなレースだった。とはいえレースは着実に、安定したペースで走ることを心掛けて、最後までサードを追い続けた。最終的には2位だったが、良い結果だ。シーズンを振り返ると、ほとんどのコースで速さを示すことが出来、我々は常に最速の一台だったと思う。チーム・ル・マンに加入して最初の年だったが、車両、チームメイト、チーム環境と、全てが新しい環境で、多くの発見もあったが、もちろん簡単ではなかった。しかし、ランキング2位で終えることが出来たことは励みになるし、来年が楽しみだ。
- WedsSport ADVAN RC F 19号車 ドライバー 関口雄飛:
-
昨日は難しいレースで5位だったが、今日は3位表彰台ということでまずまずの結果かなと思う。2014年にこのチームに加わって、その年の終盤から今大会まで18戦連続ポイント獲得の記録を更新出来たのも良かったが、今日を含め、多くのレースで予選よりも決勝で強さを見せられたことが嬉しい。僕自身GT500クラスに上がって4年目だが、今年は初優勝も挙げられたし、シリーズランキング4位というのはキャリアベストの結果なので、良い1年だったと思う。しかし、来年はやはりもっと上を目指して頑張るつもりだ。
- WedsSport ADVAN RC F 19号車 ドライバー 国本雄資:
-
今日は予選4番手、決勝でも3位表彰台を獲得することが出来たが、ウェイトゼロということを考えると、1年間チームとクルマの開発を頑張ってきたことが少し報われたようで嬉しい。今年このチームに移籍してきて色々と不安もあったが、本当にチームが支えてくれたしチャンスをくれて、少しずつ自分もパフォーマンスを発揮することが出来るようになったと思う。シリーズランキング4位は悪い結果ではないが、タイトルに近いところで争えるようになるとやはり悔しさもあるので、今年上手く行かなかった部分などを見直し、来年こそはシリーズタイトルを取れるように努力したいと思う。すごく手応えのあるシーズンだった。
- TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー 嵯峨宏紀:
-
昨日のレースでノーポイントだったというのが非常に痛かった。今日のレースに関して言えば、初めての無交換作戦だったが、我々に出来る中で最高のレースが出来たと思う。シリーズを通して考えると、ノーポイントのレースがあまりに多すぎたので、逆によく2位になれたなというところもある。新型1年目ということである程度トラブルも覚悟していた部分はあるが、それにしても多すぎたので、今後はその辺りをトライ&エラーで克服して行けばタイトルが見えてくるはずだ。
- TOYOTA PRIUS apr GT 31号車 ドライバー 中山雄一:
-
今日は優勝するにはタイヤ無交換作戦しかないと考えて挑戦した。データも何も無く、全く初めての試みだったが、2位を守れたという意味では良いレースが出来た。ただ、シーズンを通して振り返ってみると、ポイントを取れたレースが少なかった。それがチャンピオンに届かなかった原因だと思うが、最後までタイトルを争えたという意味では良いシーズンだった。
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
チームサード会心の初勝利!!
2016スーパーGT第8戦「もてぎGTグランドファイナル」の決勝が11月13日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#39DENSO KOBELCO SARD RC F(へイッキ・コバライネン/平手晃平組)が見事ポール・トゥ・ウィンで今季初勝利を挙げるとともに、GT参戦以来初のGT500シリーズチャンピオンを獲得した。
GT300クラスは#25Vivac 86 MC(土屋武士/松井孝允組)が今季2勝目を挙げ、マザーシャシーに初めてのタイトルをもたらした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:36,000人)
第8戦決勝は午後1時30分より53周で行われた。
当日の天候は晴れ。スタート時の気温20℃、路面温度は27℃とこの時期には珍しい暖かさだった。
ポールポジションの#39デンソーRC F(平手)が昨日に続いて抜群のスタートを決め、一気に後続を突き放しにかかると、その後方では予選3位の#6WAKO'S 4CR RC F(アンドレア・カルダレッリ)が#37KeePer TOM'S RC F(平川亮)を3コーナーでパスして2位に浮上、平手に離されずについて行った。
予選で好位置を得るためにソフト側のタイヤを選択した平手は20周を消化したところでピットイン。タイヤ交換と給油を行なってコバライネンに後半を託す。ピット作業時間は37.3秒だった。
続いて21周目にカルダレッリがピットへ。しかし6号車は給油に手間取って40秒以上の作業時間を要したため、後半を担当した大嶋和也は再びサードの後ろでコースに復帰せざるを得なかった。
トップのコバライネンは大嶋に対して一時5秒以上のリードを築き上げたが、大嶋はコバライネンを上回るペースで追い上げを開始、43周目には1.2秒差、44周目には完全にテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。
しかしコバライネンも大嶋に全く付け入る隙を与えずに残り周回を走りきり、スーパーGT参戦2年目にしてついに初勝利を挙げるとともにシリーズポイントも82に伸ばして見事年間王者の座を手にした。これはチームサードに取っても初の快挙。平手にとってはセルモ在籍時代の2013年以来の3年ぶりの栄冠だ。
一方、ポイントリーダーとしてもてぎ入りしながら土曜の第3戦で9位という結果に終わり、ランキング2位に後退した#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)は予選9位ながらタイヤ無交換という大胆な作戦で挽回を図ったが、結局7位に終わっている。
GT300クラスは、ポールポジションの#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀)が序盤からトップを快走する一方で、ポイントリーダーの#6Vivac 86(土屋)は予選6位から徐々に順位を落としてしまい、一時は10位あたりまで後退してしまう。
しかしこれには理由があった。
当初タイヤ交換を予定していたつちやエンジニアリングは、グリッド上位陣が皆タイヤ無交換でいくという情報をグリッド上で得て急遽作戦を変更。タイヤ無交換で走りきるために内圧を極端に落としてスタートしており、10周目あたりまではタイヤのグリップが充分ではなかったのだ。
そんな苦しい状況の中、土屋は17周をしのぎ切ってピットに飛び込み、松井にステアリングを託すと、松井はそれに応えるようにアウトラップの3コーナーで#65LEON CVSTOS AMG-GT(蒲生尚弥)を抜き去ると、25周目の90度コーナーで#18UPGARAGE BANDOH 86(山田真之亮)を、そして34周目のV字コーナーで遂にクラストップの#31プリウス(中山雄一)のインに飛び込んでトップに浮上、そのまま中山を従えてチェッカーを受け、今季2勝目を挙げるとともに見事初のシリーズチャンピオンを手にした。
チームオーナーにして松井のパートナーの土屋に取ってもこれは初のタイトルだ。
一方ランキング2位で25号車を追っていた#3B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/ヤン・マーデンボロー組)は予選14位という苦しい位置から一時3位まで浮上するが、#4グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝)との接触などもあって結局6位に終わった。
スーパーGTの2017シーズンは来年4月8-9日に岡山国際サーキットで開幕。
GT500は車両規則が一新されることが既に決まっている。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
■GT500クラス
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2016/11/13) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | 53 | 1:31'57.828 |
| 2 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | 53 | 0.472 |
| 3 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | | 53 | 7.471 |
| 4 | 36 | 伊藤 大輔 ニック・キャシディ | au TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | 53 | 14.666 |
| 5 | 37 | ジェームス・ロシター 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | 53 | 16.160 |
| 6 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | 53 | 19.132 |
| 7 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | 53 | 20.461 |
| 8 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | | 53 | 25.829 |
| 9 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | 53 | 29.152 |
| 10 | 24 | 佐々木 大樹 柳田 真孝 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | | 53 | 36.738 |
| 11 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | | 53 | 42.167 |
| 12 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | | 53 | 54.279 |
| 13 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | | 53 | 1'20.430 |
| 14 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | DL | | 52 | 1Lap |
| 15 | 15 | 武藤 英紀 牧野 任祐 | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | | 45 | 8Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 37Laps)完走 ---- |
■GT300クラス
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2016/11/13) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 25 | 土屋 武士 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | | 49 | 1:32'12.578 |
| 2 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | | 49 | 0.929 |
| 3 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 49 | 10.612 |
| 4 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | | 49 | 16.271 |
| 5 | 33 | 山野 直也 ヨルグ・ベルグマイスター | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 49 | 18.823 |
| 6 | 3 | 星野 一樹 ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 49 | 20.654 |
| 7 | 26 | 元嶋 佑弥 近藤 翼 | TAISAN SARD FJ AUDI R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 4 | 49 | 29.229 |
| 8 | 9 | 阪口 良平 吉田 広樹 | GULF NAC PORSCHE 911 PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 49 | 44.131 |
| 9 | 18 | 中山 友貴 山田 真之亮 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 49 | 48.666 |
| 10 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | | 49 | 50.259 |
| 11 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | triple aランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 49 | 53.168 |
| 12 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | | 49 | 56.218 |
| 13 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | | 49 | 57.782 |
| 14 | 48 | 高星 明誠 青木 孝行 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1 | 49 | 1'00.062 |
| 15 | 0 | アンドレ・クート 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | | 49 | 1'01.141 |
| 16 | 63 | エイドリアン・ザウグ 横溝 直輝 | DIRECTION 108 HURACAN Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 49 | 1'11.554 |
| 17 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 49 | 1'36.314 |
| 18 | 108 | 峰尾 恭輔 竹内 浩典 | DIRECTION 108 HURACAN Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 48 | 1Lap |
| 19 | 50 | 安岡 秀徒 久保 凜太郎 | ODYSSEY SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 48 | 1Lap |
| 20 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 48 | 1Lap |
| 21 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 48 | 1Lap |
| 22 | 360 | 柴田 優作 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 48 | 1Lap |
| 23 | 5 | 玉中 哲二 影山 正美 | マッハ車検MC86 TOYOTA 86 MC | YH | | 43 | 6Laps |
| 24 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG-GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 37 | 12Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 34Laps)完走 ---- |
| - | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 25 | 24Laps |
| - | 51 | 都筑 晶裕 新田 守男 | JMS LMcorsa 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | | 12 | 37Laps |
| - | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 3 | 46Laps |
| - | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 3 | 46Laps |
コースレコード続出の激戦を制したのは又してもチームサード!!
2016スーパーGT第8戦「もてぎGTグランドファイナル」の公式予選が11月13日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポイントリーダーの#39DENSO KOBELCO SARD RC F(へイッキ・コバライネン/平手晃平組)が昨日に続いて連続ポールを達成。上位4台がレクサス勢という結果になった。
GT300クラスは中山雄一が終盤に1’46.760を叩き出した#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)がポールポジションを獲得した。
第8戦の公式予選は朝8時40分より各クラス15分間で行われた。
13日の天候は快晴。場内には朝から多くの観客が詰めかけ、周辺道路も大渋滞になる程だ。
2014規定車両での走行はこれが最後となるGT500クラスは全車が昨年のコースレコードを上回るという激しいものとなった。従来のレコードは1’38.258だった。
最初にレコードタイムを更新したのは#39サードの平手で1’38.111。平手は次の集会で1’37.115と順調にタイムを上げていき、最後は1’36.491まで縮めてみせた。
2番手につけたのは#37KeePer TOM’S RC F(平川亮/ジェームス・ロシター組)。昨日は惜しくもリタイヤとなった37号車だが、ロシターが1’36.774を叩き出した。
このほか3番手には#6WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組)、4番手に#19WedsSport RC F(関口雄飛/国本雄資組)がつけるなど、上位4台をレクサスが占め、GT-R最上位は#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)の5位、NSX勢は#17KEHIN NSX CONCEPT-GT(小暮卓史/塚越広大組)の10位が最高という結果となった。
ランキング2位の#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)は9位に終わっている。
GT300クラスはポールの#31中山をはじめ上位12台が従来のレコード(1’47.717)を更新。
2番手に#65LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)がつけ、昨日3位の#88マネパランボルギーニGT3(織戸学/平峰一貴組)が3番手と好調を維持している。
ポイントリーダーの#25Vivac 86 MC(土屋武士/松井孝允組)も6位とまずまずの位置につけた。
上位7台にチャンピオンの可能性を残す大激戦だ。
しかし一方で、昨日の決勝でのクラッシュでフロントを大破した#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)は残念ながら修復が間に合わずにリタイヤとなっている。
第8戦決勝は午後1時30分より53周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
■GT500クラス
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2016/11/13) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 39 | 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | R1'36.491 | - | - | 179.136 |
| 2 | 37 | ジェームス・ロシター | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | R1'36.774 | 0.283 | 0.283 | 178.612 |
| 3 | 6 | アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | R1'36.776 | 0.285 | 0.002 | 178.608 |
| 4 | 19 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | | R1'37.141 | 0.650 | 0.365 | 177.937 |
| 5 | 12 | 安田 裕信 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | | R1'37.144 | 0.653 | 0.003 | 177.931 |
| 6 | 36 | 伊藤 大輔 | au TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | R1'37.226 | 0.735 | 0.082 | 177.781 |
| 7 | 38 | 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | | R1'37.270 | 0.779 | 0.044 | 177.701 |
| 8 | 46 | 本山 哲 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | R1'37.483 | 0.992 | 0.213 | 177.313 |
| 9 | 1 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | | R1'37.635 | 1.144 | 0.152 | 177.037 |
| 10 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | | R1'37.741 | 1.250 | 0.106 | 176.845 |
| 11 | 8 | 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | | R1'37.786 | 1.295 | 0.045 | 176.763 |
| 12 | 24 | 柳田 真孝 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | | R1'37.812 | 1.321 | 0.026 | 176.716 |
| 13 | 15 | 牧野 任祐 | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | | R1'37.977 | 1.486 | 0.165 | 176.419 |
| 14 | 100 | 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | | R1'38.114 | 1.623 | 0.137 | 176.172 |
| 15 | 64 | 中嶋 大祐 | Epson NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | DL | | 1'39.424 | 2.933 | 1.310 | 173.851 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'38.258)を更新しました。
■GT300クラス
SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT GRAND FINAL -RIJ- (2016/11/13) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 31 | 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | | R1'46.760 | - | - | 161.905 |
| 2 | 65 | 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG-GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | R1'46.830 | 0.070 | 0.070 | 161.799 |
| 3 | 88 | 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | R1'46.857 | 0.097 | 0.027 | 161.758 |
| 4 | 9 | 吉田 広樹 | GULF NAC PORSCHE 911 PORSCHE 911 GT3 R | YH | | R1'46.942 | 0.182 | 0.085 | 161.629 |
| 5 | 4 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | R1'46.961 | 0.201 | 0.019 | 161.601 |
| 6 | 25 | 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | | R1'47.070 | 0.310 | 0.109 | 161.436 |
| 7 | 61 | 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | | R1'47.135 | 0.375 | 0.065 | 161.338 |
| 8 | 21 | 藤井 誠暢 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | | R1'47.172 | 0.412 | 0.037 | 161.282 |
| 9 | 18 | 山田 真之亮 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | R1'47.381 | 0.621 | 0.209 | 160.969 |
| 10 | 11 | 平中 克幸 | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | | R1'47.392 | 0.632 | 0.011 | 160.952 |
| 11 | 26 | 近藤 翼 | TAISAN SARD FJ AUDI R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 4 | R1'47.509 | 0.749 | 0.117 | 160.777 |
| 12 | 30 | 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | R1'47.512 | 0.752 | 0.003 | 160.772 |
| 13 | 87 | 細川 慎弥 | triple aランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 1'47.720 | 0.960 | 0.208 | 160.462 |
| 14 | 3 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'47.753 | 0.993 | 0.033 | 160.413 |
| 15 | 7 | ヨルグ・ミューラー | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | | 1'47.800 | 1.040 | 0.047 | 160.343 |
| 16 | 33 | ヨルグ・ベルグマイスター | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'47.896 | 1.136 | 0.096 | 160.200 |
| 17 | 48 | 青木 孝行 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1 | 1'47.916 | 1.156 | 0.020 | 160.171 |
| 18 | 51 | 都筑 晶裕 | JMS LMcorsa 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | | 1'47.967 | 1.207 | 0.051 | 160.095 |
| 19 | 0 | 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | | 1'48.043 | 1.283 | 0.076 | 159.982 |
| 20 | 5 | 影山 正美 | マッハ車検MC86 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'48.121 | 1.361 | 0.078 | 159.867 |
| 21 | 50 | 久保 凜太郎 | ODYSSEY SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'48.588 | 1.828 | 0.467 | 159.179 |
| 22 | 22 | 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'48.826 | 2.066 | 0.238 | 158.831 |
| 23 | 108 | 峰尾 恭輔 | DIRECTION 108 HURACAN Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 1'48.904 | 2.144 | 0.078 | 158.717 |
| 24 | 111 | 鶴田 和弥 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 1'48.928 | 2.168 | 0.024 | 158.682 |
| 25 | 2 | 高橋 一穂 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'49.063 | 2.303 | 0.135 | 158.486 |
| 26 | 60 | 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 1'49.140 | 2.380 | 0.077 | 158.374 |
| 27 | 63 | エイドリアン・ザウグ | DIRECTION 108 HURACAN Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 1'49.539 | 2.779 | 0.399 | 157.797 |
| 28 | 360 | 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'52.646 | 5.886 | 3.107 | 153.445 |
| 29 | 55 | 高木 真一 | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | | absence | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'47.717)を更新しました。
2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の第7・8戦が9月18日、スポーツランドSUGO(宮城県)で行われ、第7・8戦ともに佐々木大樹(TONYKART R.T.J.)が優勝した。
前戦の茂原大会より約2ヶ月の長いインターバルを経て、オートバックス全日本カート選手権KF部門の第7戦・第8戦がスポーツランド菅生で開催された。
真夏の茂原大会とは打って変わり、スポーツランド菅生には秋の気配が漂いだしていた。前戦から大きく変わる気温・路面温度に、タイヤメーカー3社がどのようなタイヤを持ち込むのか、2ヶ月のインターバルの成果が試されることとなった。
土曜日のスケジュールが終了したころ、なんとかもちこたえていた天候は崩れ雨が降り出した。その雨は止むことはなく日曜日になっても降り続け、今季瑞浪以来2度目となるウエットコンディションでのレースとなった。
【第7戦】 佐々木大樹今季初優勝
土曜日に行われたタイムトライアルでは、今にも雨が降りだしそうな天候のため、全ドライバーが早めにコースインをしてタイムアタックを行った。茂原大会に引き続き、菅波冬悟(SUCCED SPORTS Jr)がトップタイムをマーク、2番手には今季ルーキーで唯一優勝を飾っている名取鉄平(Team Birel ART)が、3番手には角田裕毅(Drago Corse)が続いた。
一夜明けた日曜日、朝から降りしきる雨のもとで予選ヒートが行われ、7番グリッドからスタートした佐々木がファイナルラップにトップに浮上し決勝ヒートのポールポジションを獲得した。
予選ヒートの順位によって決定される決勝のスターティンググリッドは、1番から8番グリッドまでをブリヂストンユーザーが独占した。予選ヒート同様のウエットコンディションのため、引き続きブリヂストン優勢の展開になるかと思われたが、予選ヒートよりも雨量が増したことで状況は異なった。オープニングラップより後続を引き離すポールスタートの佐々木だったが、その佐々木を猛烈な勢いで追い上げるのがヨコハマタイヤを履く小高一斗(ADVAN HIROTEX)だ。11番手スターとからみるみると順位を上げ、8周目にはトップ佐々木の後ろにぴたりと付くと、11周目には佐々木のインをついてトップ浮上。その後は佐々木より0.3秒程速いペースで周回し、みるみると佐々木との差を築いていく。このまま小高の独走かと思われた21周目、7コーナーで単独コースアウト。コースに復帰を果たしたものの4番手まで順位を下げてしまう。小高同様に勢いを見せるのが、同じヨコハマタイヤユーザーの三村壮太郎(Croc promotion)で、14番グリッドから2番手まで大きく順位を上げていた。コース復帰後、3位に順位を上げた小高と三村でトップ佐々木を追い上げるが、そのまま佐々木が逃げ切り優勝。今季初レースにして優勝を飾った佐々木は、過去2年SUGO大会で2連勝をしており、これでSUGO大会5連勝となった。2位には三村、3位には小高が入った。
- 佐々木大樹のコメント
-
「予選からペースが良かったので、序盤から逃げる作戦をとっていました。スタートも決まってこれでいけるかと思っていたのですが、想定していたよりも雨量が多く、ヨコハマタイヤの2台のペースに圧倒されてしまい、途中抜かれてしまいました。後半さらに雨量が多くなってからは、自分の持っているもののベストを尽くすしかないと自身の走りに集中していたところ、前が飛び出したことでそのチャンスをものにして勝つことができました。最後まで諦めることなく、着実にプッシュし続けた結果が勝因だと思います」
【第8戦】佐々木大樹貫禄の2連勝
午後に入って少し雨脚は弱まり、コース上の水量も減った中で第8戦の予選ヒートは行われた。2番グリッドの名取はスタートでトップにでると後続を突き放す激走を見せ、そのままトップでチェッカーを受け決勝ヒートのポールポジションを獲得した。2番手には太田格之進(TOYOTA YAMAHA RT)が、3番手には高橋悠之(TONYKART R.T.J.)が入った。
第7戦と同じくブリヂストンユーザーが上位グリッドを占めた決勝ヒート、名取と太田が好スタートを決めた。太田、名取の2台がレースをリードしていくかと思えたが、8番手スタートの佐々木がすぐ後ろに迫っていた。4周目には名取を7周目には太田を攻略してトップに浮上した佐々木は後続を引き離していく。太田、名取に代わって佐々木を追い上げるのは、小高、三村のヨコハマタイヤを履く2台。第7戦でその手から零れ落ちた勝利を取り返すべく佐々木を追いかける小高だったが、同じようなペースで走行する2台の差は縮まることなく、貫禄の走りを見せた佐々木がそのままトップでチェッカー。SUGO大会6連勝目を飾った。2位には小高が、3位には12番グリッドから追い上げを見せた大草りき(スクーデリアLCT)が入った。
3月に開幕したオートバックス全日本カート選手権KF部門も、もてぎ、瑞浪、茂原、SUGOと4大会を終え、残すところは最終鈴鹿大会のみとなった。チャンピオン獲得の権利を持つのは、名取、宮田莉朋(EXPRIT TAKAGI RACING)、朝日ターボ(MASUDA RACING PROJECT)、角田裕毅(Drago Corse)、高橋悠之(TONYKART R.T.J.)、菅波の僅か6名に絞られた。国内カートレース最高峰カテゴリーであるKFだが、来年からは新カテゴリーへOKの移行が予定されており、KFチャンピオンの称号を手に入れられるのは今年が最後だ。最終戦は鈴鹿サーキット国際南コース(三重県)で10月23日に開催される。国内最速のカートドライバーが決する瞬間をぜひともその目で見届けて欲しい。
- 佐々木大樹のコメント
-

「予選では思うように走ることができず、8番手スタートとなってしまいました。スタートでしっかりとポジションを上げないと勝てないなと思っていたので、序盤からプッシュしました。スタートでは位置取りも決まり、序盤に3番手に上がることができたので、これならいけるかなと思いました。後半、ヨコハマタイヤ勢が上がってきましたが、距離もあったのでしっかりとペースをコントロールして勝つことができました」
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA
プレスインフォメーション 2016年8月06日
小山町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第7-8戦 予選を富士スピードウェイ (静岡県)にて、2016年8月6日(土)に開催いたしました。
PCCJ2016 第7-8戦(富士)公式予選
天候:晴れ 路面:ドライ
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2016年シーズン第7-8戦はゴールデンウィーク、そして6月の「ザ・ワンメイクレース祭り2016富士」に続いて3大会連続となる富士スピードウェイでの開催となる。日曜日に行われる第8戦はポルシェのグローバルパートナーであるミシュランタイヤの名を冠とした「ミシュランチャレンジ」として行われ、注目が集まる一戦だ。
8月の厳しい日差しが降り注ぐ中、11時10分にPCCJの予選は始まった。前日に行われたフリー走行でトップタイムを記録した#78近藤翼は最初からニュータイヤを投入し、ファーストアタックからトップに立つ。開幕戦から6戦連続でポールポジションを獲得している#78近藤の前に立ちはだかったのは、PCCJスカラーシップドライバーである#14三笠雄一。決勝レースに向けてニュータイアのセットを温存すべくライバルたちのアタック合戦を尻目にピットに留まり、予選開始から約15分後にコースインした#14三笠は、すぐさま1分44秒969のタイムで#78近藤を上回り、適応力の高さを周囲に見せつけた。
しかし#14三笠がコースインした直後に2セット目のニュータイヤを履きコースに出た#78近藤は、2番手に落ちた翌周には1分44秒815を記録してタイミングモニター最上部に自身の名前を押し上げた。翌周には1分44秒649でさらにタイムを縮めて7戦続けてのポールポジションを獲得した。
一方の#14三笠も負けじとアタックを続け第2セクターまでのタイムでは幾度か#78近藤を上回るが、惜しくも届かず。セカンドベストタイムでも#78近藤に対して1/1,000秒及ばず、土曜午後そして日曜日の2レースともに2番手グリッドから第3戦以来の優勝を狙う事となった。
ジェントルマンクラスのトップ、そして全体でもオーバーオールクラスのクルマを退けて3番手のタイムを記録したのは、クラスランキングで首位を走る#7星野敏。「ドライビングのレベルアップだけでなくセットアップ能力も身につけた」とチームから評される#7星野は、#14三笠と同様にセクター2まではダブルポールを獲得した#78近藤をも凌ぐタイムを叩き出すほどの好調さを見せつける。「横方向、そしてリアの荷重をコントロールして曲がれている」と言う#7星野は、セカンドベストにおいても総合3番手となり、決勝ではさらなるアップセットを狙うと力強く語った。
ジェントルマンクラスのグリッドは第7戦が#星野以下、#47 TAD JUN JUN、#32永井秀貴、#25内山清士、第8戦では#47 TAD JUN JUN、#25内山清士、#32永井秀貴と続き、激しいポディウム争いを予感させる30分間を締めくくった。
PCCJ第7戦の決勝レースは8月6日(土)16時10分にスタートし、15周で争われます。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、FIA-F4選手権シリーズの第4大会が7月23日(土)、24日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催された。ドライバー育成を最大の主旨とし、さらなる盛り上がりが期待されるシリーズに、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人を走らせる。
本来ならば、第3大会が5月下旬にオートポリスで行われるはずだったが、熊本地震で施設が損傷したため、代替レースが次大会の富士、そして最終大会のもてぎに併せて行われることに。そのため、2か月強のインターバルが空いてしまったが、その間にもテストを実施。3人ドライバーはマイレージを稼ぐとともに、スキル向上に力を大いに注いでいた。
今大会の舞台、SUGOはアクセルを踏んで回るコーナーの多い、典型的なテクニカルレイアウトである上に、アップダウンに富んで、なおかつコース幅が狭い。そのため、走りにリズムを欠いてしまうとコースアウトや接触、果ては大クラッシュに陥ることも少なくはない。その意味ではドライバーの技量を問う、サーキットでもある。
予選 7月23日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
前大会の富士もそうだったが、FIA-F4が2年目の平木湧也を除けばスーパーFJ以外にレース経験のない川合孝汰と平木玲次にとっては、SUGOでは初めてレースを戦うこととなる。そのため、事前にテストを行い、なおかつ専有走行が行われる木曜日から、さっそくの走り出しとなった。2日目の金曜日もコンディションに恵まれたこともあり、ドライバー3人はセッションごとタイムを縮めていったが、練習の締めとなる最終セッションでは、湧也、川合、玲次の順で、ほぼコンマ1秒差で揃うまでとなっていた。
土曜日の予選は、いつもどおり30分間の計測と十分過ぎるほど長いが、このコースではアクシデントはつきもの。いつ赤旗が出ても困らぬよう、開始と同時に3人のドライバーはアタックを行うこととなった。案の定、3分経たぬうちに赤旗が出されることに。再開後、いちばん早く1分24秒台に入れたのは湧也だったが、最初のアタックから最も伸び代が大きかったのが川合。逆に中盤の伸びをやや欠いていたのが玲次ではあったものの、ようやく温まってきた終盤にもクラッシュがあり、二度目の赤旗が。5分間を残していたものの終了とのアナウンスが。
その結果、川合が第7戦を9番手、第8戦を8番手から、そして湧也は10番手と11番手、玲次は15番手と17番手から決勝に挑むことになった。
決勝 第7戦 7月23日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
午後になると天候は崩れ始め、やがて小雨が舞うようになる。それも降ったり、やんだりを繰り返し、第7戦のスタート進行が始まる頃には路面が濡れるまでにはいたらなかったものの、ウェット宣言が出されることに。しかし、全車が迷うことなくドライタイヤを装着した。そんな中、予選3番手のドライバーがクラッチにトラブルを抱えたことから、スタートディレイに。1周減算の14周で争われることになる。そんな混乱にも集中力を途切れさせることのなかった湧也が好スタートを切って、まず目の前の川合をパス。湧也と川合はオープニングラップのうちに7、8番手にポジションを上げた一方で、玲次はヘアピンで突然失速した車両を避け切れずに接触。大きく順位を落としたばかりか、まともに走れない状況に陥ったため、9周目にはピットに戻ってリタイアとなり、ここまで4戦続けてきた完走を途絶えさせてしまう。
湧也と川合は、中盤まで6番手の車両に行く手を阻まれる形で、一列縦隊でのバトルを繰り返していたが、その車両が11周目のSPコーナーインで姿勢を乱してクラッシュ。これにより、湧也が6番手に、川合が7番手に浮上する。その後、ふたりは後続を振り切る格好でゴール。
しかし、再車検でトップと3位の車両に規定違反が発覚し、失格となったことで、それぞれ順位はふたつくり上がることに。湧也が今季最上位となる4位、川合が自己最上位となる5位を獲得することとなった。
決勝 第8戦 7月24日(日)天候/小雨 コース状況/ウエット
夏休みに入って初めての週末ということもあって、土曜日にも8,200人の観客を集めていたが、日曜日には29,500人が。心なしか、子供連れの家族も多いように感じられた。しかし、皮肉なことにコンディションは悪化。未明の雨がしっかり路面を濡らしたばかりか、小雨が第7戦同様、降ったりやんだりを繰り返す。それでも、今度は全車がウェットタイヤを装着しての戦いとなった。
3人はそれぞれスタートをそつなくこなし、またヘアピンで生じたアクシデントも回避。それでも1周目を終えた段階で川合が9番手とポジションをキープしたものの、湧也が12番手後退。逆に玲次は14番手に浮上する。2周目には川合をリーダーに後続が連なるようになり、その中には湧也と玲次も含まれるように。むしろ逃げたい川合ながら、FIA-F4でウェットコンディションを走るのは、これが限りなく初めて。コースに留まるのがやっとの状態がしばらく続き、4周目にはポジションダウン。集団の先頭には湧也がつけて、一台を挟んで川合、玲次の順となる。ここから2周の間は経験の差が出て、3人はいったん離れてしまうが、クラッシュ車両の回収のため、7周目から2周に渡ってセーフティカーがコースイン。
リスタート後は、3台が揃って元気のいい走りを見せた。特に湧也は前のクルマをロックオンすると、すかさずオーバーテイク。13周目には5番手に浮上する。これに玲次も続いて、最終ラップには7番手に。ゴール間際には6番手の車両に並びかけたが、あと一歩のところで逆転はかなわなかった。一方、川合はその流れには乗ることこそできなかったものの、しっかり10位でフィニッシュ。今季6戦目にして、初めて3人が揃って入賞を果たすこととなった。
次大会は富士を舞台に2週間後の、8月6〜7日に開催される。特に第8戦で得られた勢いは、間違いなく保たれているはずだ。今度はそれぞれ表彰台を狙うこととなる。
- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
欲を言えばクルマのポテンシャルを予選までにもうひとレベル上げたかった。ふたつのレースを通じて言える事は、前戦からの長いインターバルの間にドライバーの意識と取り組み方に変化があり、良い兆候が見られたことだ。特に玲次にとっては1戦目のレースを接触で終わったものの、2戦目では難しいコンディションのなか上位まで追い上げられたことは今後の戦いに自信を持って臨めるのではないだろうか。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
-
第7戦は、SUGOでの初レースになりましたが、コース幅の狭さを感じつつ、うまく位置取りもできて、ポイントを獲得できたのですが、第8戦はFIA-F4で初めてのウェットコンディションということもあり、ちょっと苦戦してしまいました。1周目はうまくクリアできたものの、しばらくの間はラインやギヤをうまく合わせ切れず、バタバタのしどおしで……。それでも途中でSCが入ったことで気持ちの切り替えもでき、その頃になるとタイヤを壊していたドライバーも多かったことから、順位を上げることができ、何とかポイントを獲ることができました。これからもこういう状況があると思うので、今後は冷静に対処できるようにしたいです。
- Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
-
第7戦は1周目に、突然減速したクルマを避け切れずに接触し、まともにレースできずに終わってしまいました。第8戦は天候が荒れていて、序盤からクラッシュなど、前で混乱はあったんですが、そのあたりはうまくかわせたとは思います。後半ペースも上がってきて、前にも追いついていったんですが、2周かかったところを1周で抜いてこられたら、もっと順位を上げることができたように思います。まわりより速く走れていたのに、抜きどころに迷ったり、慎重になり過ぎたのは、今回いちばんの課題です。そのあたりも踏まえて、次回も頑張ります。
- Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
-
第7戦はスタートで普通に一台を抜いて、その後はうまくレースは組み立てられたと思っています。予選後のセット変更でかなりいい方向になっていて、まだトップとの差はありましたが、その中で追いついている感じもありましたから、収穫も少なくなかったですね。雨の中での第8戦はペースも良く、しっかり抜き続けながらのレースになりました。欲を言えば、タイヤの熱の入りが最初の2周、ちょっとつらかったので、そのあたりでもう少し我慢できれば表彰台にも行けたのかな、そんな思いはあります。少しずつトップとの差は詰まってきました。順位もレースごと上がってきたので、次は表彰台を目指して頑張りたいと思います。
Le Beausset Motorsports
#37小高、今度こそはの3勝め!!
FIA-F4選手権第8戦の決勝が7月24日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。
勝ったのは#37小高一斗(FTRSスカラシップF4)。序盤の#11大湯都史樹(エヴァ弐号機RT)との熾烈なドッグファイトを制し、レース後半は独走状態を築き上げた。チームメイトの#36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)も2位で続き、揃ってレース後の車検で失格となった前日の無念を見事に晴らしてみせた。
第8戦決勝は午前10時15分より15周で行われた。
当日の天候は小雨が降ったり止んだりを繰り返しており、路面はウェット。スタート前にウェット宣言が出される中、全車ウェットタイヤを装着しての戦いとなった。
スタートでトップに立ったのは予選2番手の大湯。クラッチミートのタイミングを少し外してしまった小高は2番手で1コーナーへ。3位には#9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)、4位には#25高橋知己(点天&イーストアップ)が続き、宮田は7位と順位を落としてコントロールラインに戻ってきた。
小高はレース序盤再三にわたって大湯にアウトから並びかけるが、大湯も1コーナーのブレーキングでがっちりインを固めてトップを明け渡さない。
最終コーナー、ホームストレート、1コーナーと息詰まる接近戦が4周にわたって展開された。
しかし5周めの最終コーナーで小高は大湯のインに車体をねじ込むことに成功、そのままホームストレートを駆け抜けてついにトップに躍り出ると、途中のセーフティーカーランも物ともせず、一気に後続を突き放してチェッカーを受け、昨日取り逃がした3勝めを見事に奪い返してみせた。
スタートで7位に後退した宮田も、6周めのSPアウトで#88川端伸太朗(SUCCEED SPORTS)を抜いて6位に上がると、SC明けの1コーナーでは#14根本悠生(KCMG)を捉えて5位、11周めの3コーナーで高橋のインに飛び込んで4位、12周めの1コーナーでは阪口をクロスラインでかわして3位と着実に順位を上げ、最後は13周めのストレートで大湯をも捉えて2位でフィニッシュ、トムススピリットの1-2で見事第7戦の雪辱を果たした。
3位には得意のウェットレースで前方の川端、高橋、阪口、大湯を次々に攻略した#14根本が入り、今季初の表彰台を獲得している。
次戦の舞台は富士スピードウェイ。
オートポリス大会の中止を受けてシリーズ初の3レース開催が予定されている。
8月6-7日決勝だ。
- 優勝 #37小高一斗(FTRSスカラシップF4)のコメント
-
ずっとペースは速かったのでスタートから余裕を持って走れました。アウトからじゃ抜けないのは最初からわかってたんですけど、インを閉められたら行くしかないんで。最終コーナーで最初にインにノーズを入れちゃえば抜けると思って、ずっと隙を窺っていました。
スタートは動き出しも悪かった。路面が少し乾いてきていたのでフルウェットの踏み方だと失速するな、とか考えていたらシグナルが4つくらい付いてて、ちょっとテンパってたというか。でも冷静に走ることができました。
富士は調子がいいので、勝ち癖もついてるし、3レースもあるので、頑張ります。
- 2位 #36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)のコメント
-
スタートはアクセルを踏む量が多かったようでホイールスピンをさせてしまいました。アクセルの踏む量とかクラッチを引っ張るタイミングとか、改善点が見つかったので次回に生かしたいと思います。
雨のレースは去年のもてぎ以来だったので、路面の乾いているところと濡れているところの差とか、ブレーキングの違いとか、まだまだ把握仕切れていないので、セーフティーカーまでに順位を上げられませんでした。
セーフティカーが明けてからは路面も乾いてきたのがわかったし、全体に差も詰まっていたので、この状態からハイペースに上げていこうと。自信を持って冷静に行けていたのが2位になれた要因です。
スタートは失敗しましたが、展開では強いレースができたと思うので、次の富士はポール取れるようにし、勝ちにいこうと思います。
- 3位 #14根本悠生(KCMG)のコメント
-
昨日接触しちゃってますが、気持ちで負けちゃったらダメだと思ってました。今季順位が落ちてくレースが続いていたので、今回は上がっていかないといけないなと思って、メンタル的のもすごく良かったです。レインタイヤでスリック路面だったので、どのくらいもつかなと思って前半セーブしました。後半セーフティーカーが明けてからは、バーストしなければなんとかなるだろうという感じで自信がありました。9位スタートで3位なら悪くないなと。でもトムスの二人がまだ前にいるんで。
次は3位じゃなくて優勝狙えるように。クルマの差がない状態でもトムスがワンツーなので、ここからクルマをどう直すか、ドライビングをどう改善するか考えて、優勝目指して頑張ります。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2016/07/24) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 | DL | 15 | 25'26.921 |
| 2 | 36 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 | DL | 15 | 4.154 |
| 3 | 14 | 根本 悠生 | 東京トヨペットGUNZE KCMG | DL | 15 | 8.279 |
| 4 | 11 | 大湯 都史樹 | エヴァRT弐号機tanzen Rn-s | DL | 15 | 9.722 |
| 5 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセFTRS | DL | 15 | 10.971 |
| 6 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 15 | 11.901 |
| 7 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 | DL | 15 | 11.936 |
| 8 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field | DL | 15 | 13.058 |
| 9 | 9 | 阪口 晴南 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 15 | 15.815 |
| 10 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 | DL | 15 | 16.731 |
| 11 | 70 | 平 優弥 | Leprix Sport F110 | DL | 15 | 20.651 |
| 12 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do Kageyama F110 | DL | 15 | 20.694 |
| 13 | 10 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング | DL | 15 | 24.410 |
| 14 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 | DL | 15 | 24.512 |
| 15 | 89 | 清原 亮太 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 15 | 24.574 |
| 16 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | DL | 15 | 24.578 |
| 17 | 15 | 勝亦 勇雅 | ノムメカルーカストF110 | DL | 15 | 24.708 |
| 18 | *7 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 15 | 25.220 |
| 19 | 83 | 武平 良介 | オートモデラーズカフェ+10・NRS | DL | 15 | 26.522 |
| 20 | 3 | 池島 実紅 | AUTOBACS SUTEKINA F4 | DL | 15 | 27.433 |
| 21 | 29 | 朝日 ターボ | ヴァンガードGULFまるはF110 | DL | 15 | 30.284 |
| 22 | 17 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 | DL | 15 | 34.219 |
| 23 | 2 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing | DL | 15 | 38.677 |
| 24 | 18 | 霜野 誠友 | SAccess Racing F110 | DL | 15 | 42.629 |
| 25 | 51 | 牛井渕 琴夏 | Silver Star Racing | DL | 15 | 44.207 |
| 26 | 58 | 阿部 拓馬 | AEONガレージC F110 | DL | 15 | 45.681 |
| 27 | 13 | シュウジ | BMG F110 | DL | 15 | 49.209 |
| 29 | *21 | DRAGON | RSS F110 | DL | 15 | 1'19.655 |
| 30 | *52 | 石澤 浩紀 | 埼玉トヨペットGreen Brave | DL | 15 | 1'31.804 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
| - | *63 | ファン ドユン | VSR Lamborghini SC | DL | 7 | 8Laps |
| - | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS/コチラレーシング | DL | 5 | 10Laps |
| - | 30 | 中根 邦憲 | カーペットなかね家具/GULF | DL | 2 | 13Laps |
| - | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | DL | 0 | 15Laps |
- Fastest Lap: CarNo.37 小高一斗(FTRSスカラシップF4) 1'29.968 (10/15) 148.233km/h
- CarNo.7は、FIA-F4 SpR15条1.-1(接触)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.21は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.9.10(SCリスタート後の追い越し)違反により、競技結果に対し37秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.52は、FIA-F4 SpR15条1.-1(押し出し)により、競技結果に対し37秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.63は、SUGO 4輪レース一般競技規則SC運用規定6および8(SC中のコースオフ、スピン)違反により、競技結果に対し57秒(ペナルティーストップ20秒相当を含む)加算のペナルティーを科した。
FIA-F4選手権第7-8戦の公式予選が7月23日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、ポイントリーダーの#37小高一斗(FTRSスカラシップF4)が1’23.758、1’23.802を記録して2戦連続ポールを獲得した。
第5-6戦オートポリスが中止となったため、スーパーGT同様に約2か月半ぶりの開催となるFIA-F4。
公式予選はスーパーGTの赤旗中断の影響で当初予定より7分遅れの午前11時22分より30分間で行われた。
ところが始まってすぐに#51牛井渕琴夏(Silver Star Racing)が最終コーナーでクラッシュしたため赤旗中断。
各ドライバーともウォームアップを終えてこれからアタックというタイミングで出鼻をくじかれた格好だ。
前回第4戦でポールポジションを獲得し、決勝でも2戦連続で表彰台に上がった#50澤田真治(B-MAX RACING)もギヤボックストラブルのためノータイムでこの予選を終えることになった。
51号車の回収ののち再開された予選で最初にトップに立ったのは#88川端伸太朗(SUCCEED SPORTS)で1’24.366。
しかしすぐに小高が1’23.802を叩き出してトップに。小高としては23秒台が出ればもう誰も追いつけないだろう、と予測していたようだが、その予想に反して#11大湯都史樹(エヴァ弐号機RT)が1’23.801とわずか1000分の1秒上回ってトップに立つ。
これをみてとった小高は再アタックを敢行。すでにタイヤ性能のピークは過ぎていたとのことだったが、それでも1’23.758までタイムを縮めてトップを奪い返し、セカンドベストタイムでも大湯を上回って第7戦、第8戦ともにポールポジションを獲得した。
大湯は一旦タイヤをクールダウンして最後にもう1回アタックするつもりだったが、終了5分前に#88川端がSPコーナーでクラッシュ、この予選は赤旗終了となってしまったため、その目論見はかなわなかった。
それでも2戦連続のフロントロースタートはこれまでで最高の結果だ。
小高、大湯に続いて3番手につけたのは#9阪口晴南(HFDP/SRS/コチラレーシング)。明日の第8戦でも坂口は3番手からスタートすることになった。
第7戦決勝はこのあと午後4時20分から、第8戦決勝は明日午前10時15分から、いずれも15周で行われる。
- 第7戦、第8戦PP #37小高一斗(FTRSスカラシップ)のコメント
-
走り始めからずっと調子が良くて、今回はいけるんじゃないかなと思っていました。予選は23秒台に入れておけば大丈夫だと思ったんですが、大湯選手についてこられちゃったんで、ヤバイと思って最後ギリギリまで攻めてタイムを出しました。ロングランも練習から速いタイムで走れてるんで、決勝は問題ないと思います。富士みたいにバトルが出来るコースじゃないんで、スタートちゃんと決めて。自分がミスしない限り抜かれないと思うんで、集中して走ります。
- 第7戦、第8戦2位 #11大湯都史樹(エヴァ弐号機RT)のコメント
-
-
ポールとりたかったんですけど、あと少し足りなかったなと。自分の判断で一旦ピットに入ってタイヤを冷やそうと思ったんですけど、それが結果的に良くなかったです。結果的にはドライバーとして甘かったなと。練習の時からちょっとした温度の変化でだいぶタイムが変わったりしていたので、それを踏まえた上でも選択がまずかったです。決勝はスタートで2番以上、できればトップを取りたいです。なかなか抜けないんで。タイムが僅差だと自分の得意なところで詰まってしまい、徐々に離されちゃうので。
- 第7戦、第8戦3位 #9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)のコメント
-
練習走行から厳しい状況が続いていて、5、6番あたりが取れればな、という感じでした。昨日チームと考えて、予選はいい方向に持って行けたと思います。もうちょっとという状態の割に順位は悪くなかったなという感じです。赤旗の影響はありませんでした。もう結構走ってて、ピットに入っちゃいましたから。23秒は速いと思いますけど、決勝はあのタイムは出ないと思います。グリップの下がった中でどうなるか、というのが決勝のポイントだと思います。とりあえず落ち着いてスタートを決めて、相当抜けないコースなんで序盤で前に出て、という感じにしたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiryoyuki MINAMI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2016/07/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 | R1'23.802 | - | - | 159.129 |
| 2 | 11 | 大湯 都史樹 | エヴァRT弐号機tanzen Rn-s | R1'23.900 | 0.098 | 0.098 | 158.943 |
| 3 | 9 | 阪口 晴南 | HFDP/SRS/コチラレーシング | R1'24.026 | 0.224 | 0.126 | 158.705 |
| 4 | 36 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 | 1'24.089 | 0.287 | 0.063 | 158.586 |
| 5 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field | 1'24.098 | 0.296 | 0.009 | 158.569 |
| 6 | 7 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS/コチラレーシング | 1'24.218 | 0.416 | 0.120 | 158.343 |
| 7 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | 1'24.310 | 0.508 | 0.092 | 158.170 |
| 8 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 | 1'24.324 | 0.522 | 0.014 | 158.144 |
| 9 | 14 | 根本 悠生 | 東京トヨペットGUNZE KCMG | 1'24.352 | 0.550 | 0.028 | 158.091 |
| 10 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | 1'24.385 | 0.583 | 0.033 | 158.030 |
| 11 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセFTRS | 1'24.402 | 0.600 | 0.017 | 157.998 |
| 12 | 10 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング | 1'24.521 | 0.719 | 0.119 | 157.775 |
| 13 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS/コチラレーシング | 1'24.535 | 0.733 | 0.014 | 157.749 |
| 14 | 63 | ファン ドユン | VSR Lamborghini SC | 1'24.668 | 0.866 | 0.133 | 157.501 |
| 15 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do Kageyama F110 | 1'24.756 | 0.954 | 0.088 | 157.338 |
| 16 | 89 | 清原 亮太 | SUCCEED SPORTS F110 | 1'24.800 | 0.998 | 0.044 | 157.256 |
| 17 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 | 1'24.813 | 1.011 | 0.013 | 157.232 |
| 18 | 21 | DRAGON | RSS F110 | 1'24.972 | 1.170 | 0.159 | 156.938 |
| 19 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | 1'24.987 | 1.185 | 0.015 | 156.910 |
| 20 | 83 | 武平 良介 | オートモデラーズカフェ+10・NRS | 1'24.989 | 1.187 | 0.002 | 156.906 |
| 21 | 29 | 朝日 ターボ | ヴァンガードGULFまるはF110 | 1'25.011 | 1.209 | 0.022 | 156.866 |
| 22 | 58 | 阿部 拓馬 | AEONガレージC F110 | 1'25.012 | 1.210 | 0.001 | 156.864 |
| 23 | 52 | 石澤 浩紀 | 埼玉トヨペットGreen Brave | 1'25.206 | 1.404 | 0.194 | 156.507 |
| 24 | 18 | 霜野 誠友 | SAccess Racing F110 | 1'25.271 | 1.469 | 0.065 | 156.388 |
| 25 | 15 | 勝亦 勇雅 | ノムメカルーカストF110 | 1'25.450 | 1.648 | 0.179 | 156.060 |
| 26 | 3 | 池島 実紅 | AUTOBACS SUTEKINA F4 | 1'25.491 | 1.689 | 0.041 | 155.985 |
| 27 | 70 | 平 優弥 | Leprix Sport F110 | 1'25.554 | 1.752 | 0.063 | 155.870 |
| 28 | 17 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 | 1'25.562 | 1.760 | 0.008 | 155.856 |
| 29 | 2 | 佐々木 祐一 | 仙台Day Dream Racing | 1'26.676 | 2.874 | 1.114 | 153.853 |
| 30 | 30 | 中根 邦憲 | カーペットなかね家具/GULF | 1'27.261 | 3.459 | 0.585 | 152.821 |
| 31 | 13 | シュウジ | BMG F110 | 1'27.622 | 3.820 | 0.361 | 152.191 |
| 32 | 23 | YUGO | S2R Racing | 1'28.771 | 4.969 | 1.149 | 150.222 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'32.300)予選通過 ---- |
| - | 51 | 牛井渕 琴夏 | Silver Star Racing | no time | - | - | - |
| - | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 | absebce | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'24.085)を更新しました。
全日本F3選手権第7戦、第8戦が鈴鹿サーキットで行われ、第7戦はポールポジションの山下健太(TEAM TOM'S)が接触でリタイアも、坪井 翔(TEAM TOM'S)が2位表彰台。第8戦では山下が懸命の攻防で2位フィニッシュを果たし、ランキング首位の座を守った。

第7戦は山下健太(TEAM TOM'S #36)と坪井翔(TEAM TOM'S #37)が最前列グリッドからスタートを切ったが山下は接触リタイア、坪井が2位表彰台を獲得
全日本F3選手権の第4大会(第7戦、第8戦)が6月11日(土)と12日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。
通常スーパーフォーミュラと併催される全日本F3であるが、今大会はスーパー耐久との併催。
今季のF3でトヨタは、山下健太と坪井 翔の2名をTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーとして支援する。20歳の山下は、過去2年連続でランキング2位となっており、F3参戦3年目となる今季は悲願のチャンピオンを目指す。山下は開幕からの2戦を連続勝利。第5戦で今季3勝目を挙げ、目下ランキング首位に付けている。
昨年FIA-F4の初代王者に輝き、今季よりF3にステップアップした21歳の坪井は、デビューイヤーでまだ勝利こそないものの、開幕からの6戦全てで表彰台(2位2回)フィニッシュを続けている。
11日(土)午前8時30分から第7戦の予選(10分間)が開始。TDPドライバーの2名は先陣を切ってコースインし、2周のウォームアップ周回の後、3周目にアタック。先にコースインした坪井がトップタイムをマークすると、それを山下が上回り、ポールポジションを獲得。坪井が続き、ライバル勢をやや引き離す形でTDPドライバーの2名が最前列グリッドを独占することとなった。
10分間のインターバルの後に行われた第8戦の予選も第7戦と同様の展開となり、ライバル勢が4周目までアタックしたのに対し、TDPの2名は3周目のアタックで1-2のタイムをマーク。山下が連続ポールポジション、坪井が2番手から決勝に臨むこととなった。
朝の予選に続き、午後1時20分に第7戦の決勝が開始された。気温28度と、午前中よりも気温が上がる中でスタートが切られ、ポールポジションの山下に、2番手の坪井が迫るも、山下は何とかこれを抑えて首位をキープ。これに続いた坪井だったが、ストレートスピードで上回るライバル勢に2周目の1コーナーと130Rで続いてかわされ4位に後退。
首位を行く山下は、一時は2位に2秒近い差をつけていたが、ライバルにじりじりと詰められ、首位争いの攻防が展開された。何とか首位を守り続けた山下だったが、9周目のシケイン進入でライバルが山下のインを突くも止まりきれず、アウト側の山下に接触。山下は車体後部にダメージを負い、レースを終えることとなってしまった。
坪井は山下のリタイアにより3位でチェッカーを受けたが、その後、山下に接触した車両がペナルティを受けることとなり、坪井は繰り上がって2位に。ランキング上位の山下らが決勝ノーポイントに終わったことで、坪井はランキング2位に浮上した。
12日(日)は朝から断続的な雨模様となったが、F3の決勝レース開始までに雨は止み、路面は乾いていったため、全車スリックタイヤでレースに臨んだ。
2番手グリッドを獲得していた坪井は、スタート前のインストレーションラップ中にトラブルが発生。スタートまでに修復することが出来ず、無念のリタイアとなった。これで坪井の開幕からの連続表彰台記録は7で途切れることとなった。
午後1時40分からのフォーメーションラップに続き、第8戦決勝(17周)がスタート。ポールポジションの山下は好スタートで首位を守るも、第7戦同様、後半の高速セクターで上回るライバル勢の追い上げを受けることに。
懸命に後続を抑えた山下だったが、12周目のストレートから1コーナー進入でかわされ、2位に後退。更にライバルの追撃を受け、ファイナルラップの最終シケインまで、テール・トゥ・ノーズでの2位争いが続いたが、山下はこれを凌ぎ切り、2位でフィニッシュ。ランキングを争うライバルよりも前でフィニッシュしたことで、ランキング首位の座を守った。

第7戦で2位表彰台を獲得した坪井翔

両レースポールポジション、第8戦で2位に入り、ランキング首位を守った山下健太
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
#21高星会心の2連勝!!
全日本F3選手権第8戦の決勝レースが6月12日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選5番手からスタートした#21高星明誠(B-MAX NDDP F3)が接戦を制し、昨日に続いて2連勝を飾った。
Nクラスも#9廣田築(アルビレックスF306 TLM)が独走で2連勝した。
第8戦決勝は午後1時40分より17周で行われた。
朝から時折降っていた雨はこの時点では上がっており、路面は東コースはほぼドライ、西コースの一部に濡れた箇所が残る状態。
そのため全車スリックタイヤを装着してスタートに臨むことになったが、予選2番手の#37坪井翔(トムス)だけは燃料ポンプの不調からピットでエンジンがかからず、グリッドにすらつけないままリタイヤとなってしまった。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#36山下健太(トムス)。
予選5番手から見事なスタートを決めた高星が2位にジャンプアップし、#23千代勝正(B-MAX NDDP)が3番手に付ける。
1周目のスプーンでわずかにミスをして130Rで一旦は千代の先行を許した高星だったが、そこからハイペースで追い上げて9周めの130Rで千代のインをついて2位を奪い返すと、そのまま山下との差を詰めにかかり、11周め終わりのストレートでアウトから並びかけて1コーナーでトップに躍り出た。
山下はその後、10周めに千代を抜いて3位に浮上してきた#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP)の激しいチャージを受けることになるが、山下はこれをことごとく退け、高星に離されずに追い上げていった。
その差はファイナルラップを迎えた時点でもわずか0.9秒。
しかしトップを奪い返すには今ひとつ決め手を欠き、高星が昨日に続いて2連勝を達成。
山下も最後のシケインでアウトから仕掛けてきたマーデンボローを抑えて2位フィニッシュ。
しかしファステストラップの1ポイントは3位フィニッシュしたマーデンボローのものとなった。
Nクラスはスタートでトップに躍り出た#9廣田が後続のバトルに乗じて着実にリードを広げ、こちらも昨日に続いて2連勝を挙げた。
2位には序盤4位まで後退しながら着実に順位を上げてきた#30DRAGON(B-MAX)がつけ、#78片山義章(プチルマン)は昨日のクラッシュが祟ってか今ひとつペースを上げられずに3位に終わった。
次戦の舞台は再び富士スピードウェイ。
7月16-17日開催だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUZUKA ”S耐”サバイバル -RIJ- (2016/06/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 21 | | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 17 | 32'48.882 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 0.993 |
| 3 | 22 | | 3 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 17 | 1.412 |
| 4 | 23 | | 4 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 17 | 3.288 |
| 5 | 2 | | 5 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 17 | 17.735 |
| 6 | 12 | | 6 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F314 | TODA TR-F301 | 17 | 22.888 |
| 7 | 7 | | 7 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 17 | 23.618 |
| 8 | 8 | | 8 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 17 | 24.767 |
| 9 | 3 | | 9 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 30.759 |
| 10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 54.175 |
| 11 | 9 | N | 1 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'26.203 |
| 12 | 30 | N | 2 | DRAGON | B-Max Racing team F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'36.258 |
| 13 | 78 | N | 3 | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'37.236 |
| 14 | 10 | N | 4 | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'39.137 |
| 15 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'50.569 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ---- |
| - | 37 | | - | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | | D.N.S |
- Fastest Lap: CarNo.22 ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3) 1'54.908 (15/17) 181.93km/h
鈴鹿サーキットで行われている全日本F3選手権第8戦の公式予選は、#36山下健太(ZENT TOM’S F312)が第7戦に続いてポールポジションを獲得。#37坪井翔(ZENT TOM’S F314)も2番手につけ、2戦連続でトムスがフロントローを独占した。
Nクラスは#78片山義章(Petit LM Racing)が連続でポールを獲得した。
第8戦の公式予選は午前8時50分より10分間で行われた。
第7戦では山下がたった1周だけのアタックを行ったが、このセッションではチームメイトの坪井もそれに倣い、トムス勢は揃って1周だけのアタックを行った。
その結果、山下が1’52.314、坪井は1’52.593といずれも第7戦のタイムを上回っていた。
一方B-MAX勢はここでも2周のアタックを敢行。
しかし#23千代勝正が4周めに記録した1’53.018が最高でトムス勢の後塵を拝する結果に。
#22ヤン・マーデンボローが4番手、#21高星明誠が5位にとどまる。
#12牧野任祐、#2石川京侍の戸田レーシング勢が6位、7位を占め、HFDPの#7阪口晴南、#8大津弘樹は8、9位に終わった。
Nクラスは片山がここでも速さを見せ、2位にコンマ6秒の差をつけてトップ。
2番手には#9廣田築(アルビレックスRT)がつけ、#30DRAGON(B−MAX)は3番手に終わった。
第8戦決勝は明日午後1時40分より17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUZUKA ”S耐”サバイバル -RIJ- (2016/06/11) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.314 | - | - | 186.132 |
| 2 | 37 | | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.593 | 0.279 | 0.279 | 185.671 |
| 3 | 23 | | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'53.018 | 0.704 | 0.425 | 184.972 |
| 4 | 22 | | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'53.031 | 0.717 | 0.013 | 184.951 |
| 5 | 21 | | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'53.074 | 0.760 | 0.043 | 184.881 |
| 6 | 12 | | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F314 | TODA TR-F301 | 1'53.239 | 0.925 | 0.165 | 184.611 |
| 7 | 2 | | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'53.384 | 1.070 | 0.145 | 184.375 |
| 8 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'53.774 | 1.460 | 0.390 | 183.743 |
| 9 | 8 | | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'54.533 | 2.219 | 0.759 | 182.526 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'54.930 | 2.616 | 0.397 | 181.895 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'56.170 | 3.856 | 1.240 | 179.954 |
| 12 | 78 | N | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'57.740 | 5.426 | 1.570 | 177.554 |
| 13 | 9 | N | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.405 | 6.091 | 0.665 | 176.557 |
| 14 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing team F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.411 | 6.097 | 0.006 | 176.548 |
| 15 | 10 | N | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.775 | 6.461 | 0.364 | 176.007 |
| 16 | 5 | N | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.470 | 7.156 | 0.695 | 174.983 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'03.905)予選通過 ---- |