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2014年11月

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 #23モチュールGT-Rが独走優勝で逆転チャンピオンに。GT300は上位2台が同ポイントで2勝の#4初音ミクBMW Z4が3年ぶりのチャンピオンに

2014AUTOBACS SUPER GT第8戦「もてぎGT250kmレース」の決勝レースが11月16日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が圧倒的な速さで後続を突き放し、今季2勝目を挙げた。
さらに#36PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)が10位に終わったため、シリーズポイントでも逆転し、見事2014年のドライバーズチャンピオンを獲得した。
GT300クラスもポールシッターの#11GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)が独走優勝。しかし#4グッドスマイル初音ミクBMW Z4が3位に入り、年間ポイントが78で並んだため、優勝回数の差で谷口/片岡組がドライバーズチャンピオンをチャンピオンを手にすることになった。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選15,500人/決勝32,000人)

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第8戦決勝は午前1時より53周で行われた。
ホールショットを奪ったのは#23モチュールGT-R。スタートドライバーのクインタレッリが一気に後続を突き放しにかかる。
しかしその後方では3コーナーで#32エプソンNSXがコースオフ、さらにファーストアンダーブリッッジ先の130Rでなんとポイントリーダーの#36ペトロナスRC Fとランキング4位の#12カルソニックGT-Rが接触。12号車はその場でスピンを喫して大きく遅れた上、この件でドライビングスルーペナルティを課せられてしまい、一気に優勝戦線から脱落した。
一方の36号車も左フロントのカナードを失うなど車体にダメージを受けてペースダウンを強いられ、じりじりと順位を落とすことになった。
スタートドライバーは12号車がジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、36号車はジェームス・ロシターだった。

一方、公式予選でのコースアウトにより13番手スタートとなった#37KeePer TOM’S RC Fは、スタートドライバーのアンドレア?カルダレッリのアグレッシブな走りで瞬く間に順位を上げ、1周め9位、9周目に6位、10周めのS字コーナーでは#19ウェッズスポーツRC Fを駆る関口雄飛を捉えて5位、更には11周めのホームストレートで周回遅れに詰まった#36ロシターにも並びかけて4位に浮上してきた。

この時点でトップ3を形成していたのは#23モチュールGT-R、#46S Road GT-R、#18ウイダーNSXのミシュランタイヤユーザーだったが、46号車にはイエロー区間の追い越しにより10秒ストップの裁定が下り、18号車はなんと22周目に行ったピットストップの際にエンジンストール。
この結果#37KeePer RC Fは2位に浮上することになった。

しかしトップを快走する#23モチュールGT-Rとの差は一向に縮まらず、終盤にはむしろ差が開いていく状況に。第2スティントを任された松田は最終的に2位の伊藤大輔に51.744秒の大差をつけて53周を走りきり、第3戦オートポリス以来の今季2勝目を挙げた。

これにより松田/クインタレッリ組はシリーズポイントを81に伸ばし、2位に終わった伊藤/カルダレッリ組の79pt、10位まで後退してレースを終えたロシターの68ptを上回って2014年のドライバーズチャンピオンを獲得した。
さらにはチームタイトルにおいても102ptを獲得し、101ptの37号車を上回ってこちらもニスモが獲得することになった。
3位には伊沢拓也がエンジンストールから猛然と追い上げを図った#18ウイダーNSXが入った。

GT300クラスはポールシッターの#11ゲイナーSLSがハイペースで逃げる一方で、2位以下は#4初音ミクZ4も加わっての激しいドッグファイトが終始展開された。

オープニングラップの3コーナーで#31プリウスを駆る新田守男をパスして2位に浮上した#4片岡だったが、予選8番手から着実に順位を上げてきた#10ゲイナーRn-スポーツSLSに24周目の3コーナーでかわされ、3位に後退。
更には26周めの90度コーナーで#21アウディR8を駆るリチャード・ライアンにもインを突かれて一時は4位に後退した。
しかし4号車は27周目にタイヤ交換とドライバー交代をすませると、34周目にはピットアウトしてきた21号車を抜き返して再び3位に挽回してきた。
1.5秒前後の間隔を保って谷口の隙を窺う21号車の藤井だったが、谷口は最後まで藤井を押さえ込んで3位でフィニッシュした。

一方、スタートからトップを独走していた#11ゲイナーSLSはまったく危なげない走りで後続を次々に周回遅れとし、GT500のフィニッシュ位置の関係も手伝って2位以下を全て周回遅れとして最終戦に勝利した。

この結果、ドライバーズポイントでは谷口/片岡組と平中/ビルドハイム組が78ポイントで並び、今季2勝している谷口/片岡組がチャンピオンを獲得。
しかしチームタイトルでは#11ゲイナーが97pt、#4グッドスマイルは96ptとなり、わずか1点差でゲイナーがチャンピオンを獲得した。

次回2015年の開幕戦は4月4-5日に岡山国際サーキットで行われる。
SROとGTAがBOP(性能調整)値の策定にあたり連携を強化することが既に決まったことで、GT300クラスの勢力分布がどう変化するのか、ストーブリーグの行方はなど、開幕までの話題は尽きない。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝結果

■GT500クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/16) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI531:32'32.446
237伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS5351.744
318山本 尚貴
伊沢 拓也
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI5353.807
424ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH531'12.362
5*46本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI531'02.713
619脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH531'17.773
71立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS531'22.118
8100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS531'25.845
939石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS531'28.719
1036中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS531'34.850
116大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS521Lap
128ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS521Lap
13*12安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS512Laps
1432中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL494Laps
1517塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS485Laps
---- 以上規定周回数(37Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.32 中嶋大祐(Epson NSX Concept-GT) 1'40.802 (3/49) 171.47km/h
  • CarNo.12(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は、S-GT SpR第27条1.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.46(柳田真孝)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追い越し)により、ペナルティーストップ10秒を科した。

■GT300クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/16) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
111平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL501:34'03.821
231新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH491Lap
34谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクZ4
BMW Z4 GT3
YH491Lap
421リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH491Lap
510植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL491Lap
665黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH491Lap
77ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH491Lap
83星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH491Lap
99白坂 卓也
坂本 祐也
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH5491Lap
1050加納 政樹
安岡 秀徒
WAKO'S.MU Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH491Lap
1188織戸 学
青木 孝行
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH491Lap
1255高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS491Lap
130中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS491Lap
1422和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH491Lap
1560吉本 大樹
佐藤 晋也
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH491Lap
1667横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH10482Laps
1761佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI482Laps
18360田中 篤
吉田 広樹
OKINAWA MSA・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH482Laps
192高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH482Laps
2086細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH428Laps
2133都筑 晶裕
峰尾 恭輔
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH4010Laps
---- 以上規定周回数(35Laps)完走 ----
-48高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH446Laps
-30岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH347Laps
  • Fastest Lap: CarNo.11 ビヨン・ビルドハイム(GAINER DIXCEL SLS) 1'49.563 (4/50) 157.76km/h

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行 ここでもGT-Rが1-2-3!トップは#12カルソニック

2014スーパーGT第8戦の決勝前フリー走行は#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が1’40.387でトップ。
GT300クラスは#21Audi R8 LMS ultra(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)が1’49.568でトップだった。

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決勝日を迎えたツインリンクもてぎも朝から快晴。 冬型の気圧配置による肌寒い気候の中、午前9時15分より朝のフリー走行がスタートした。
しかし始まって9分あまりで#50アストンマーチンヴァンテッジがドライブシャフトの破損によりに4コーナー先でストップ。
これを回収するために赤旗中断となってしまう。

セッションは9時29分より残り21分24秒で再開。
ここでトップタイムを記録したのが#12カルソニックだ。1’40.387は昨年のコースレコードをも上回るハイペース。これを決勝前の調整で出せてしまうのが今年のGT500車両のポテンシャルの高さだ。
昨日はギヤボックスのトラブルで予選アタックができなかった#24D7Station GT-Rも1’40.521を包むが記録して2番手につけ、ポールシッターの#23モチュールGT-Rが3番手と、ここでもニッサン勢が速さをみせつけた。

GT300クラスは前回のタイ戦からリヤの最低地上高を73mmに緩和された(それまでは78mm)#21アウディが1’49.568を記録してトップに。
ポールシッターの#11ゲイナーSLSは5番手、ポイントリーダーの#4初音ミクZ4も3番手と好位置につける。
なお、昨日の予選でクラッシュした#60TWS LM Z4は修復が間に合わずにフリー走行に参加できなかったが、その後のサーキットサファリには姿を見せており、決勝への出走は可能なようだ。

決勝レースはこのあと午後1時より53周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行結果

■GT500クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/16) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
112安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'40.387--172.183
224ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'40.521 0.134 0.134171.954
323松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'40.759 0.372 0.238171.548
4100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'40.771 0.384 0.012171.527
536中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS1'40.958 0.571 0.187171.209
646本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'40.987 0.600 0.029171.160
718山本 尚貴
伊沢 拓也
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI1'41.085 0.698 0.098170.994
817塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'41.109 0.722 0.024170.954
96大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS1'41.109 0.722 0.000170.954
1032中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'41.428 1.041 0.319170.416
1119脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH1'41.881 1.494 0.453169.658
128ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'41.908 1.521 0.027169.613
1337伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS1'42.275 1.888 0.367169.005
141立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS1'42.776 2.389 0.501168.181
1539石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS1'42.827 2.440 0.051168.098

■GT300クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/16) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
121リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH1'49.568--157.756
29白坂 卓也
坂本 祐也
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH51'49.658 0.090 0.090157.626
34谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクZ4
BMW Z4 GT3
YH1'49.839 0.271 0.181157.366
465黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'49.852 0.284 0.013157.348
511平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'49.877 0.309 0.025157.312
67ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'50.110 0.542 0.233156.979
730岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.187 0.619 0.077156.869
82高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'50.306 0.738 0.119156.700
955高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'50.323 0.755 0.017156.676
1031新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'50.400 0.832 0.077156.567
113星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.451 0.883 0.051156.494
1288織戸 学
青木 孝行
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'50.692 1.124 0.241156.154
1386細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'50.805 1.237 0.113155.994
1410植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'50.888 1.320 0.083155.878
15360田中 篤
吉田 広樹
OKINAWA MSA・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'51.040 1.472 0.152155.664
1667横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH101'51.044 1.476 0.004155.659
1733都筑 晶裕
峰尾 恭輔
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'51.063 1.495 0.019155.632
180中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'51.232 1.664 0.169155.396
1922和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'51.953 2.385 0.721154.395
2061佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'52.078 2.510 0.125154.223
2150加納 政樹
安岡 秀徒
WAKO'S.MU Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'52.715 3.147 0.637153.351
2248高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'53.298 3.730 0.583152.562
-60吉本 大樹
佐藤 晋也
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YHabsence---

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス ポールポジション #23MOTUL AUTECH GT-R
松田次生
gt-r7-q-pc-matsuda 最初は不安でしたが走り出してみると他との差がわかって、ミシュランが今週末持ち込んだタイヤがすごくいいことがわかりました。予選では2セット目のニュータイヤということで攻めきれませんでしたが、この流れを明日のチェッカーまで持続したいです。
タイみたいにトムスは何をしてくるかわかりませんけど、自分たちは気を抜かずやるべきことをきちんとやります。
ロニー・クインタレッリ
gt-r7-q-pc-quintarerri 最近はずっと予選2位とか3位ばっかりだったので、今日は100%出し切ることができていいタイムが出せました。ポールポジションが取れてすごく嬉しいです。
昨日のテストからクルマもタイヤの状態も良かったので、明日の優勝はみえてきました。あとはトラブルとか接触がなければ勝てますが、チャンピオンシップのことはチェッカーを受けてから考えようと思います。
GT300クラス ポールポジション #11GAINER DIXCEL SLS
平中克幸
gt-r7-q-pc-hiranaka もてぎでは去年も勝っています。今回は心配でしたが走ってみたら今回持ち込んだタイヤとメルセデスの相性がばっちりだとわかりました。
チャンピオンは相手次第ですけど、僕らにできることは明日勝つことしかありません。勝つ自信はありますけど、相手のことはコントロールできませんから。
ビヨン・ビルドハイム
gt-r7-q-pc-wirdheim ポールポジションが取れて嬉しいです。昨日のテスト、今朝のフリー走行とタイヤチョイスに取り組みましたが、いいタイヤを見つけられましたので予選には自信がありました。
明日勝たないとチャンピオンの権利がないので、まずは勝つことが目標です。
チャンピオンが取れるかどうかは疑問ですが勝つ自信はあります。今回はまずレースに勝たないと話になりませんが、去年程の差はありませんからね。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選総合結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/15) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MIR1'39.258R1'38.258
246本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MIR1'39.258R1'38.592
318山本 尚貴
伊沢 拓也
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MIR1'39.690R1'38.881
436中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BSR1'39.529R1'38.956
512安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BSR1'39.383R1'39.013
632中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'39.379R1'39.224
719脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YHR1'39.351R1'39.771
817塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BSR1'39.394R1'40.050
9100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BSR1'39.874
106大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BSR1'40.045
1139石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BSR1'40.533
128ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BSR1'40.751
1337伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS1'47.512
1424ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH4'23.576
151立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BSno time
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'40.982)を更新しました。

■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/15) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
111平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DLR1'47.717R1'47.796
231新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'49.175R1'47.977
34谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクZ4
BMW Z4 GT3
YH1'48.4611'48.500
465黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'48.7551'48.562
50中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'48.7761'48.583
655高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'48.6001'48.747
73星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.6251'48.979
810植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'48.2401'49.076
921リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH1'49.0401'49.091
1086細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'49.4571'49.338
1122和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'49.2351'49.382
129白坂 卓也
坂本 祐也
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH51'49.3741'50.211
132高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'48.9161'51.290
147ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'49.666
1550加納 政樹
安岡 秀徒
WAKO'S.MU Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'49.760
1633都筑 晶裕
峰尾 恭輔
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'49.809
1788織戸 学
青木 孝行
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'50.019
1830岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.040
1961佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'50.052
2067横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH101'50.126
21360田中 篤
吉田 広樹
OKINAWA MSA・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.558
2248高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'51.685
2360吉本 大樹
佐藤 晋也
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH2'26.587
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.264)を更新しました。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/15) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
123ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MIR1'38.258--175.914
246本山 哲S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MIR1'38.592 0.334 0.334175.318
318山本 尚貴ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MIR1'38.881 0.623 0.289174.806
436中嶋 一貴PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BSR1'38.956 0.698 0.075174.673
512ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BSR1'39.013 0.755 0.057174.573
632ベルトラン・バゲットEpson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'39.224 0.966 0.211174.201
719脇阪 寿一WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YHR1'39.771 1.513 0.547173.246
817金石 年弘KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BSR1'40.050 1.792 0.279172.763
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'40.982)を更新しました。

■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/15) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
111平中 克幸GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DLR1'47.796--160.349
231新田 守男OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YHR1'47.977 0.181 0.181160.080
34谷口 信輝グッドスマイル初音ミクZ4
BMW Z4 GT3
YH1'48.500 0.704 0.523159.308
465蒲生 尚弥LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'48.562 0.766 0.062159.217
50中山 友貴MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'48.583 0.787 0.021159.187
655小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'48.747 0.951 0.164158.947
73星野 一樹B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.979 1.183 0.232158.608
810植田 正幸GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'49.076 1.280 0.097158.467
921藤井 誠暢Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH1'49.091 1.295 0.015158.445
1086山西 康司クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'49.338 1.542 0.247158.087
1122和田 久グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'49.382 1.586 0.044158.024
129白坂 卓也国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH51'50.211 2.415 0.829156.835
132高橋 一穂シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'51.290 3.494 1.079155.315
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.264)を更新しました。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/15) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
146柳田 真孝S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MIR1'39.258--174.142
223松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MIR1'39.258 0.000 0.000174.142
319関口 雄飛WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YHR1'39.351 0.093 0.093173.979
432中嶋 大祐Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'39.379 0.121 0.028173.930
512安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BSR1'39.383 0.125 0.004173.923
617塚越 広大KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BSR1'39.394 0.136 0.011173.903
736ジェームス・ロシターPETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BSR1'39.529 0.271 0.135173.668
818伊沢 拓也ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MIR1'39.690 0.432 0.161173.387
---- 以上Q2進出 ----
9100小暮 卓史RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BSR1'39.874 0.616 0.184173.068
106大嶋 和也ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BSR1'40.045 0.787 0.171172.772
1139石浦 宏明DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BSR1'40.533 1.275 0.488171.933
128松浦 孝亮ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BSR1'40.751 1.493 0.218171.561
1337伊藤 大輔KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS1'47.512 8.254 6.761160.772
1424ミハエル・クルムD'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH4'23.5762'44.3182'36.06465.579
151立川 祐路ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BSno time---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'40.982)を更新しました。

■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/15) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
111ビヨン・ビルドハイムGAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DLR1'47.717--160.466
210山内 英輝GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DLR1'48.240 0.523 0.523159.691
34片岡 龍也グッドスマイル初音ミクZ4
BMW Z4 GT3
YH1'48.461 0.744 0.221159.366
455高木 真一ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'48.600 0.883 0.139159.162
53ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.625 0.908 0.025159.125
665黒澤 治樹LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'48.755 1.038 0.130158.935
70野尻 智紀MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'48.776 1.059 0.021158.904
82加藤 寛規シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'48.916 1.199 0.140158.700
921リチャード・ライアンAudi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH1'49.040 1.323 0.124158.519
1031嵯峨 宏紀OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'49.175 1.458 0.135158.323
1122城内 政樹グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'49.235 1.518 0.060158.237
129坂本 祐也 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH51'49.374 1.657 0.139158.035
1386細川 慎弥クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'49.457 1.740 0.083157.916
---- 以上Q2進出 ----
147ヨルグ・ミューラーStudie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'49.666 1.949 0.209157.615
1550安岡 秀徒WAKO'S.MU Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'49.760 2.043 0.094157.480
1633峰尾 恭輔PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'49.809 2.092 0.049157.409
1788青木 孝行マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'50.019 2.302 0.210157.109
1830岩崎 祐貴IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.040 2.323 0.021157.079
1961佐々木 孝太SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'50.052 2.335 0.012157.062
2067横溝 直輝STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH101'50.126 2.409 0.074156.956
21360吉田 広樹OKINAWA MSA・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.558 2.841 0.432156.343
2248田中 勝輝Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'51.685 3.968 1.127154.765
2360吉本 大樹TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH2'26.58738.87034.902117.916
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.264)を更新しました。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習 GT500はGT-Rが1-2-3-4と他を圧倒。トップタイムは#23モチュール

2014スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」の公式練習が11月15日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が従来のコースレコードを大幅に上回る1’38.422を記録してトップに立った。
GT300クラスも#11GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)がこちらもコースレコードを上回る1’48.014でトップだった。

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2014年のスーパーGTもいよいよ最終戦。 タイトル争いはGT500クラスが上位5台、GT300クラスは上位3台が未だ権利を有しており、何が起きてもおかしくない状況だ。
しかもGT500ランキング6位の山本尚貴は今回、WEC参戦により欠場のフレデリック・マコヴィッキィに変わって今回伊沢拓也という強力な助っ人を得ており、この#18ウイダーNSXの動向からも目が離せない。
GT300クラスでは第6戦優勝の#60TWS LM Z4が飯田章に代わって佐藤晋也を、#65LEON SLSは黒澤翼に代わって蒲生尚弥を今回起用している。

このように注目点満載の状態で迎えた2014最終戦の公式練習は午前9時より120分間で行われた。 公式予選日のツインリンクもてぎは快晴。しかし冬型の気圧配置から今年一番の寒さの中での走行となった。

それでも#23モチュールGT-Rは始まってわずか30分たらずで1’38.422と従来のレコードである1’40.982を2秒半も上回る速さをみせつける。 すると終盤の専有走行では前戦のタイで2位に入った#24D’Stationが1’38.503、#46S Roadが1’38.987、#12カルソニックも1’39.032を相次いで記録、終わってみればニッサンGT-Rが1-2-3-4と他を圧倒する結果となった。

一方、#36ペトロナスがランキング1位、#37KeePerがランキング2位で最終戦を迎えたレクサス勢は#6エネオスがトラブルから2度もコース上でスローダウンをみせる苦しいスタートとなった。 ランキング2位の37号車も一時ピットレーンでストップする事態に至ったものの、こちらは走行を再開し1’40.034を記録してクラス11位で走行を終えている。
RC Fの最上位は#19ウェッズスポーツの6位で、ランキングトップの36号車は7位で続く。

第4戦SUGO以来復調の兆しを見せ、山本がタイトル争いに踏みとどまっているNSX勢はその#18ウイダーが1’39.272を記録して5位、#17KEHINが9位につけている。

GT300クラスは#7Studieとともに9ポイント差で#4初音ミクZ4を追う#11ゲイナーSLSが混走の時間帯に1’48.014を記録、これがそのまま公式練習のクラスベストタイムとなった。
明日の決勝を3位以内で終えれば自力でタイトルが決まる4号車は8番手、それを追う#7Studieは7番手とやや苦しい滑り出し。
一方JAF-GT勢は#31プリウスが2位につけたものの、#0無限CR-Zは12位、#55ARTAは13位、#61BRZは19位に終わっている。

スーパーGT第8戦はこのあと公式予選が午後1時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習結果

■GT500クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/15) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'38.422--175.621
224ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'38.503 0.081 0.081175.477
346本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'38.987 0.565 0.484174.619
412安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'39.032 0.610 0.045174.539
518山本 尚貴
伊沢 拓也
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI1'39.272 0.850 0.240174.117
619脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH1'39.462 1.040 0.190173.785
736中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS1'39.478 1.056 0.016173.757
81立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS1'39.780 1.358 0.302173.231
917塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'39.867 1.445 0.087173.080
106大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS1'39.903 1.481 0.036173.017
1137伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS1'40.034 1.612 0.131172.791
12100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'40.170 1.748 0.136172.556
1339石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS1'40.339 1.917 0.169172.266
1432中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'40.379 1.957 0.040172.197
158ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'40.665 2.243 0.286171.708

■GT300クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2014/11/15) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
111平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'48.014--160.025
231新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'48.518 0.504 0.504159.282
365黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'48.891 0.877 0.373158.736
49白坂 卓也
坂本 祐也
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH51'49.013 0.999 0.122158.559
521リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH1'49.139 1.125 0.126158.376
62高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'49.207 1.193 0.068158.277
77ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'49.225 1.211 0.018158.251
84谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクZ4
BMW Z4 GT3
YH1'49.226 1.212 0.001158.250
960吉本 大樹
佐藤 晋也
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'49.307 1.293 0.081158.132
1033都筑 晶裕
峰尾 恭輔
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'49.375 1.361 0.068158.034
1122和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'49.423 1.409 0.048157.965
120中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'49.496 1.482 0.073157.859
1355高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'49.524 1.510 0.028157.819
143星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'49.660 1.646 0.136157.623
1586細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'49.868 1.854 0.208157.325
1610植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'49.877 1.863 0.009157.312
1788織戸 学
青木 孝行
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'50.190 2.176 0.313156.865
1830岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.222 2.208 0.032156.820
1961佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'50.332 2.318 0.110156.663
2050加納 政樹
安岡 秀徒
WAKO'S.MU Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'50.842 2.828 0.510155.942
21360田中 篤
吉田 広樹
OKINAWA MSA・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'51.263 3.249 0.421155.352
2267横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH101'51.451 3.437 0.188155.090
2348高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'52.500 4.486 1.049153.644

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第8戦 決勝レース レポート

MJ14_0218_fineプレスインフォメーション 2014年8月30日

鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第8戦 決勝レースを鈴鹿サーキット(三重県)にて、2014年8月30日(土)に開催いたしました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:30℃ 路面温度:35℃(スタート時)

8月30日(土)午後、同日午前中の予選に引き続いてPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)第8戦決勝が行なわれた。夏休み最後の週末ということもあって、鈴鹿サーキット(三重県)のスタンドからは多くの観客が固唾をのんで見守っている。オーバーオールのスターティンググリッドは#14 元嶋佑弥、#12 小河諒、#78 近藤翼、#11 山野直也、#19 永井宏明。6番手にはジェントルマンクラスのポールシッター#9 武井真司がつけ、これに続いて#7 星野敏、#25 神取彦一郎というオーダーとなっている。

SUPER GTの予選が行なわれた後のコースとあって、路面にはラバーが乗った状態。フロントロウからスタートする#12 小河は「(ニュータイヤで走る#14 元嶋に対し)こちらも予選1セット目のタイヤは2ラップしか使っていないので、条件はそれほど変わらないと思います。昨日はスタート練習もしていますし、スタートで前に出られればチャンスはあると思います」と意気込みを語っていた。

そして各車はグリッドへ。上位陣でニュータイヤを温存していたのは#14 元嶋と#19 永井、ジェントルマンクラスの#9 武井。レースは10周のレースとはいえ、鈴鹿はタイヤに厳しいサーキット。予選時よりも路面温度は下がっているものの、1-2コーナー、デグナーやスプーンカーブなど、コーナリング中にステアリングを切り足す箇所でタイヤへの負担が大きくかかるため、キャンバーや内圧についてはデリケートな調整が求められるという。

各車のエキゾーストが高まり、いよいよレースがスタート。狙っていたとおりにいいスタートを決めた#12 小河は、やや出遅れた#14 元嶋に並びかけるが、抜くには至らず。ポジションを守り切った#14 元嶋はタイヤの利を活かして序盤からハイペースに飛ばしていく。一方、トップ争いの後方でも大きな混乱はなく、レースはクリーンな立ち上がりとなった。3番手の#78 近藤と#11 山野はともにセットが決まらず苦しい走り。互いに速いセクションと遅いセクションがあり、抜くことは難しい。さらに#11 山野の背後にはニュータイヤの#19 永井が迫るも、こちらも攻め切ることはできず、中団の攻防は一進一退の様相を呈していた。

トップを快走する#14 元嶋は2周目にはファステストラップをたたき出し、#12 小河との差を広げ続け、ほぼ完璧とも言っていいポールトゥフィニッシュでシーズン3勝目。前戦スポーツランドSUGO(宮城県)に続く連勝を挙げた。また、一歩も譲らぬ三竦みの競り合いとなった3番手争いは最終周まで続くも、順位の変動はなくチェッカー。これでオーバーオールは#11 山野と#12 小河が共に138ptとなり、同点でランキングトップ、#78 近藤が124ptで追うかたちとなった。

見事な戦いぶりを披露した#14 元嶋は「1周目にすべてを賭けていました。最初の3周でどこまでいけるかがポイントだと思っていましたし、最初に予選に近いタイムで走れたのはよかったです。僕はタイヤも新品でしたから、そのアドバンテージもありました。スタートで少しミスをしましたが、ポジションを守り切れたのでよかったです。残念ながら今回のレースでチャンピオンの芽はなくなってしまいましたが、次戦でも今回のような速さを見せられるよう頑張りたいですね」と、晴れやかな笑顔で語った。

ジェントルマンクラスもポールポジションの#9 武井と#7 星野は順位変動なくゴール。「欲をいえば前のクルマにもう少しついて行きたかったですね。ただ、無理してクラスの違う前車を追って、なにかあっても困るので、手堅く走りました。ひとつのミスが大きく響くサーキットですから」と冷静にレースを振り返った#9 武井は、これでクラス3連勝。クラス2位の#7 星野も「ポジションが守れたのでよしとしましょう。最終戦もベストを尽くして、ライバルよりも前にいられるよう頑張ります」と笑顔で語った。#7 星野はクラス4位に入った#21 高田匠を1ポイント上まわり、ジェントルマンクラスのランキングトップで最終戦を迎える。

次戦はいよいよ最終戦。10月3日(金)〜5日(日)、F1日本GPのサポートレースという大舞台で、両クラスのチャンピオンが決まる。

Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE 21'14.370
2 12 小河 諒 ブライトインターナショナル 3.890
3 78 近藤 翼 スカイレーシング 18.587
4 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル 18.792
5 19 永井 宏明 ナインレーシング 19.308
6 9 武井 真司 G BINGO SPORTS 25.494
7 7 星野 敏 G D'station HAI GT3 48.221
8 25 神取 彦一郎 G DIJON Racing ニルズ 48.578
9 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing 51.244
10 24 田中 徹 みきゃん MP-GT3 51.447
11 33 TAKASHI G KRMケーズフロンティア991 1'11.125
12 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ 1'43.079
13 73 鈴木 篤  G SRレーサリンクGT3 1'55.466
14 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup 1'57.746
15 51 Paul IP G KCMG ANNIKA 991 3Laps
以上 規定周回数完走
2 田島 剛 TAJIMA Racing 失格

ベストラップ
14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE 2’06.043
9 武井 真司 G BINGO SPORTS 2’08.967

G=ジェントルマンクラス

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第8戦 公式予選 レポート


MJ14_0207_fineプレスインフォメーション 2014年8月30日

鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第8戦 公式予選を鈴鹿サーキット(三重県)にて、2014年8月30日(土)に開催いたしました。

PCCJ 2014 –Rd.8 (SUZUKA) Qualify
PCCJ 2014 - 第8戦(鈴鹿)予選
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:29℃ 路面温度:46℃(スタート時)

 8月30日(土)、Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)第8戦が幕を開けた。今大会はSUPER GT第6戦 インターナショナル鈴鹿1000kmとの併催であり、PCCJは30日(土)に公式予選と決勝レースが行われるスケジュールとなっている。次戦、F1日本グランプリと併催される最終戦の舞台でもあるため、カレラカップパイロットたちにとっては晴れの舞台に向けた最終調整を図る場としても重要な1戦となる。

 鈴鹿サーキットは5.807kmと国内最長の距離をもち、立体交差のある世界的にも稀なテクニカルコースとして知られている。前半の複合コーナー群や、後半の130Rからシケインにかけてが攻略のポイントであり、バックストレートで優位に立つためにはスプーンコーナーでの脱出速度もひとつの鍵となる。1周を通してバランスよく走れるセッティングを見つけられるかどうかが勝負を分けるポイントになってくるだろう。

 29日(金)に行なわれた専有走行では、赤旗による中断などで各車とも十分な走行時間が得られたとは言えないなか、#12 小河がトップタイム。#14 元嶋佑弥と#78 近藤、#11 山野が続く展開となった。もともとオーバーテイクが難しい鈴鹿サーキットでは、予選でできる限り上位につけておきたいところ。総合ランキングでは、ここまで#11 山野直也と#12小河諒が2勝ずつを挙げて選手権争いをリード。#11 山野が124 pt、#12 小河が120 ptとその差は拮抗しており、これに3番手の#78 近藤翼が108 ptで食いつく展開となっている。一方のジェントルマンクラスは#21 高田匠と#7 星野敏が3 pt差の接戦。このふたりを#3 江本玄と#9 武井真司がそれぞれ90 ptと83 ptで追いかけている。今回の第8戦を含めて今シーズンは残すところ2戦。タイトルの行方は絞られてきた。

 そして迎えた30日(土)。鈴鹿の空は晴れわたり、路面温度は45℃を超えていた。11時55分に各車がコースイン。早々にタイムを出したのは#14 元嶋だった。2分05秒964と、これまでのコースレコードを上まわるタイムをたたき出し、ひとまずピットイン。#14 元嶋を逃がしたくない#12 小河と#78 近藤もタイヤを2セット投入しアタックするも、クリアラップをとることは叶わず。結局最初にタイムを出した#14 元嶋がひとり2分5秒台でポールポジションを獲得した。2番手の#12 小河、3番手の#78 近藤、4番手の#11 山野までがこれまでのレコードを上まわるタイムで上位グリッドを固めた。

「苦手な予選を克服したかったので、これがいいきっかけになるといいですね」と語るのは、タイヤを1セット残してのポールポジションに笑顔の#14 元嶋。
「最初にタイムを出した後は、更新されないように祈っていました(笑)。ただ、完璧なアタックではなかったので、まだコンマ2秒ほど詰められる自信もありました。レースは得意な方ですからうまくスタートを決めて、マネジメントしたいと思っています」と、余裕と自信をうかがわせた。

 ジェントルマンクラスのポールポジションは#9 武井。
「1セット目のタイヤで最初にタイムを出せたので良かったです。そのままもう少し行ける感触があったので、内圧を調整してアタックを開始しましたが、ヘアピンで攻めすぎてスピンをしてしまいました。コースアウトによるダメージはありませんが、砂利が入ってしまったのでメカニックたちには申し訳ないなと思っています。決勝ではニュータイヤを投入して、前を狙って走りたいと思います」と、こちらもタイヤを温存して決勝に臨む。
 シーズンもいよいよ大詰め、第8戦の決勝レースは30日(土)の15時45分から、10周で争われる。

Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE R 2'05.964
2 12 小河 諒 ブライトインターナショナル R 2'06.025
3 78 近藤 翼 スカイレーシング R 2'06.071
4 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル R 2'06.381
5 19 永井 宏明 ナインレーシング 2'07.529
6 9 武井 真司 G BINGO SPORTS 2'08.143
7 7 星野 敏 G D'station HAI GT3 2'08.932
8 25 神取 彦一郎 G DIJON Racing ニルズ 2'08.988
9 33 TAKASHI G KRMケーズフロンティア991 2'10.174
10 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing 2'10.524
11 24 田中 徹 みきゃん MP-GT3 2'10.526
12 2 田島 剛 TAJIMA Racing 2'11.697
13 51 Paul IP G KCMG ANNIKA 991 2'12.706
14 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup 2'14.211
15 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ 2'16.197
16 73 鈴木 篤  G SRレーサリンクGT3 2'20.809

R=レコードタイム更新
G=ジェントルマンクラス

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第8戦 プレビュー

MJ14_0198_fineプレスインフォメーション 2014年8月25日

東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第8戦を、鈴鹿サーキット(三重県)にて2014年8月30日(土)に開催いたします。

ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の2014シーズンは2戦を残すばかりとなり、シリーズのクライマックスに向けてカウントダウンが始まった。8月30日(土)に開催される第8戦の舞台は鈴鹿サーキット(三重県)。テクニカルなコースレイアウトとしも知られる鈴鹿は、S字でのマシンバランスや高速デグナーコーナーやスプーンコーナーでのマシンコントロールなど、マシンセットとドライビングの総合力が問われる。10月に控える最終戦の舞台ということもあり、この鈴鹿での一戦はドライバーの緊張感もさらに高まるだろう。

これまでのシリーズでは、#11 山野直也と#12 小河諒がともに2勝を挙げてシリーズを牽引。前戦を終えた段階で#11 山野が4ptリードしている。ただ、流れは#12 小河とランキング3位の#78 近藤翼にあるのかもしれない。#12 小河は第4-5戦の富士で#11 山野を完封して連勝を達成。#78 近藤においては雨に見舞われた前回SUGOの2連戦で1位と2位を獲り、同じく#11 山野を完封した形。この鈴鹿ラウンドを前に、“山野包囲網”が完成していると言える。とはいえ、#11 山野にしてもベテランの意地があり簡単には負けられない。今回の鈴鹿では、そんなプライドを懸けたチャンピオン争いが大きな見どころとなる。

また、チャンピオンは厳しくともランキングトップ3入りに望みをつなげているのが#14元嶋佑弥と#19永井宏明。#78 近藤を22pt差で追いかける#14 元嶋は、第3戦と前戦で優勝を挙げており、開幕2戦のリタイアがなければ……と、期待されている若手のひとり。その#14 元嶋を5ポイント差で追うのがベテランの#19 永井宏明。着実なドライビングで、#11 山野と若手3選手によるトップ争いのすぐ下につけ、隙あらば第2戦のように表彰台に食い込んでくる。ランキング争いの激しさは上位だけに留まらない。

ジェントルマンクラスのチャンピオン争いは、4人による僅差決着が濃厚。トップは#21 高田匠、3pt差で#7 星野敏、9pt差で#3 江本玄、16pt差で#9 武井真司が続いている。上位2人の安定感は今シーズンここまでの結果で証明されているが、天候が荒れた前戦で#9 武井は連勝しただけでなく、オーバーオールの#19 永井をも抜く快走を見せた。それだけに、この鈴鹿の一戦も再び僅差の勝負が続くとなれば、クラスチャンピオンを予想することは益々難しくなる。

今回の第8戦は1Day開催となり、8月30日(土)の午前中に予選、午後に10周の決勝が開催される。ダブルヘッダーとは違う難しさがあるとともに予選順位の重要度が増し、予選から決勝までに変化するコンディションを読み切れるかどうかも勝負のカギとなる。2014年チャンピオンに向けて、また最終戦に向けて誰が抜け出すのか、カレラカップパイロット一人一人の戦いに注目したい。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝記者会見 各クラス上位3名のコメント

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優勝 高星明誠(B-MAX NDDP F312)
f3_r08_r_pc-takaboshi  「久しぶりにポールポジションを取れて良かったです。スタートは自分のミスで勝田選手に前に出られましたが、ぼくの方が速いなと思ったんで、タイヤを温存するために早めに抜いて、離して行ければいいなと思っていました。ヘアピンで勢いよく行ったんですけど、コントロールを失ってしまって、タイヤがロックし、勝田選手がよけてくれなかったら当たってたという部分では申し訳ないなと思います。その後のペースもすごく良くて、中盤以降は1秒5くらい離せてて、そこからタイヤがきつくて苦しかったんですが、築いたギャップでポジションを守ることができました」
2位 山下健太(PETRONAS TOM'S F314)
f3_r08_r_pc-yamashita  「スタートは普通でしたが、トップ2人の競り合いの中で詰まってしまって、松下選手に抜かれそうになったのを押さえている間に前2台が逃げて行ってしまいました。松下選手を離せなくて、何回か仕掛けられましたが、うまく押さえて単独走行になりました。高星選手と差があったんですが最後はちょっと詰まりました。最後は逆に後ろの佐々木選手に最後は抜かれるかなと思いました」
3位 佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)
f3_r08_r_pc-sasaki  「予選で7番と沈んでしまって、苦しい展開のレースウィークになりました。気温も高いですし、レース後半、富士はセクター3でタイヤがたれやすいので、速く走り続ければチャンスはあると思っていました。富士は比較的抜きやすいコースなので、あきらめずにプッシュしました。チャンピオン争いをするには7番じゃ話にならないので、1位とはいわないでも、何がなんでも表彰台に乗らないといけないと思いました」
Nクラス優勝 久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)
f3_r08_r_pc-kubo  「ポールからのスタートで失敗して2番手に落ちてしまいましたが、1周目にトップで帰ってこれました。長いストレートで小泉選手にスリップに付かれて1コーナーは厳しい場面もあり、Aコーナーに入ったところのレーシングアクシデントで、向こうのドライバーがスピンしてしまったのは、申し訳なかったなと思います。そのアクシデントで手を痛めてしまって、その後はかばいながら走っていたので、ペースを上げようにも痛いし、難しいところでした。大陸選手のほうが速かったですが、最後の5周はペースの作り方も分かってきて自分のリズムで走れました」
Nクラス2位 山口大陸(TAIROKU EXCEED)
f3_r08_r_pc-tairoku  「今回は岡山のレースの反省から、マシンの前後バランスを変更してきたのですが、フロント寄りにし過ぎたので、バランスが良くなくて予選は苦労しましたが、決勝に向けて直したら自分にぴったり合いました。タイヤマネージメントもしっかりやって、前半はプッシュしても使えた感じでした。さすがに最後はきつくなりましたけれど、表彰台の中央にあと一歩というところまで来られました」
Nクラス3位 小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
 ※体調不良のため欠席
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝 総合は高星明誠、Nクラスは久保凛太郎が優勝

 全日本F3選手権は12日、富士スピードウェイ(1周・4.563km)で第8戦の決勝を行い15周を走って、総合で高星明誠(B-MAX NDDP F312)が、Nクラスで久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が優勝した。

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 第8戦決勝は予定より5分遅れの午後4時15分、雲は厚く垂れ込め今にも雨が降りそうな天候のもとフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションの高星明誠(B-MAX NDDP F312)がトップで1コーナーへ。予選2位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が背後にピタリと付け、コカコーラコーナーで高星をインからパス。トップに躍り出た。

 トップに立った勝田だったがペースが上がらない。3周目のダンロップコーナーで高星にパスされトップを明け渡すと、続く4周目の1コーナーでは山下健太(PETRONAS TOM'S F314)にもパスされ3位。さらに7周目の1コーナーでは、予選7位から4位まで上がってきた佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)にパスされ4位に落ちた。

 9周目のストレートではアウトから勝田、松下信治(HFDP RACING F312)、清原章太(TODA FIGHTEX)が3ワイドで並ぶ激しい4位争いを演じたが、松下が4位、清原5位、勝田6位でこのバトルは決着した。

 高星は後方のバトルを尻目に2位山下に1秒強の差をつけて周回。最終的には15周を走って0秒8差で今季2勝目を飾った。2位に山下、3位に佐々木、4位松下、5位清原、6位勝田の順でゴールした。

 Nクラスは予選2位の小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が好スタート。しかしポールポジションの久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が抜き返し1周目をトップで戻ってきた。

 2位小泉は2周目のコカコーラコーナーで、トップを奪い返すべく久保に並びかけるが両者は接触。小泉がスピンし、大きく順位を落とすこととなった。

 トップの久保はこの接触で左腕を痛め、ペースが上がらない。スタートで湯澤翔平(KCMG F308)を2周目に三浦愛(EXEDY RACING F307)を攻略して2位に上がってきた山口大陸(TAIROKU EXCEED)に迫られることとなるが、なんとかしのぎ切り今季4勝目を飾った。

 2位は山口。後方から追い上げた小泉が順位を回復し、3位に入った。

 第9戦決勝は明日13日、午前10時より21周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1221高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311524'28.321
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31150.873
3233佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31151.476
474松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D156.574
525清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011512.732
616勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311516.513
787高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1521.854
862N1久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1536.415
928N2山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1538.440
106N3小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1545.708
113N4三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1546.909
1219N5湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1548.341
1330N6ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1549.975
14138吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311555.164
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ----
-38-ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31114Laps
  • CarNo.23 高星 明誠(B-MAX NDDP F312) 1'37.169 (5/15) 169.054km/h

Japanese F3

JF3:第8戦富士公式予選 高星明誠と久保凛太郎(Nクラス)がポールポジション

 全日本F3選手権は12日、富士スピードウェイ(1周・4.563km)で第8戦の公式予選を行い、総合で高星明誠(B-MAX NDDP F312)が、Nクラスで久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)がポールポジションを獲得した。

f3_r08_q-22 f3_r08_q-1 f3_r08_q-36 f3_r08_q-62 f3_r08_q-6 f3_r08_q-19

 朝方顔を見せていた富士山も上空に広がってきた雲に隠れた午前10時40分、GTアジア予選で赤旗が提示されたため10分遅れで第8戦の公式予選が10分間で始まった。

 まずトップに立ったのは計測3周目に1分36秒258を記録した山下健太(PETRONAS TOM'S F314)。このタイムを4周目に更新したのが、高星明誠(B-MAX NDDP F312)で1分36秒172。2位に勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が上がり、タイムを更新できなかった山下は3位に落ちた。

 各ドライバー計測5周目もアタックに入るが、路面温度が高いのかタイムが伸びない。結局上位陣は計測4周目で記録したタイムで順位が決まった。ポールポジションは高星、2位勝田、3位山下、4位松下信治(HFDP RACING F312)、5位清原章太(TODA FIGHTEX)、6位と高橋翼(HFDP RACING F312)続いた。

 Nクラスはまず計測3周目に久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が1分39秒201でトップに立つと、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が同4周目に1分38秒998で逆転。しかし、5周目もアタックを続けた久保が1分38秒804をたたき出し、僅差で小泉を逆転した。

 Nクラスポールポジションは久保、2位小泉、Cクラスのドライバー一人を挟んで3位湯澤翔平(KCMG F308)、4位ドラゴン(B-MAX with RSS306)、5位山口大陸(TAIROKU EXCEED)の予選順となった。

 第8戦決勝は本日12日、午後4時10分より15周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/12) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1221高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.172--170.806
212勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.214 0.042 0.042170.732
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.258 0.086 0.044170.654
474松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'36.368 0.196 0.110170.459
525清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'36.590 0.418 0.222170.067
686高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'36.706 0.534 0.116169.863
7237佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.763 0.591 0.057169.763
8388ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.947 0.775 0.184169.441
962N1久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.804 2.632 1.857166.256
106N2小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.880 2.708 0.076166.129
11139吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'39.037 2.865 0.157165.865
1219N3湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.095 2.923 0.058165.768
1330N4ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.596 3.424 0.501164.934
1428N5山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.625 3.453 0.029164.886
153N6三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.672 3.500 0.047164.809

Super Car Race Series

SCR:第8戦SUGO決勝 ナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)がドラマチックにレースを制し開幕から8連勝!

 スーパーカーレースシリーズは6日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704256km)で第8戦の決勝レースを行い、カテゴリー2のナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)が39周・1時間52秒931で優勝した。

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午後12時45分より第8戦決勝レースがスタート、60分間で争われた。

 70号車AGE-AGE-458は今回スタートドライバーをナオリュウが担当。レース前「何としてでも佐々木孝太選手にトップでバトンを渡したい」とナオリュウは語っていた。

 その言葉通り、AGE-AGE458ナオリュウは前戦の優勝によりポールポジションから飛び出して行く。

 しかし独走は許さないといわんばかりに追い上げて来たのが5番グリッドから猛然と迫る5号車Liberty Walk 108 DIRECTION 997GT3の白坂卓也。

 2位に浮上した後、2周目にAGE-AGE-458ナオリュウに追い付き1コーナー、2コーナー、3コーナーまで息詰まる様なサイドバイサイドのバトルを展開した。

 しかしAGE-AGE-458ナオリュウは見事に堪え、トップを死守して佐々木孝太にバトンを渡す。

 ここまではレース前の言葉通り完璧な走りを見せたと思われたが……。

 ピットインの際、イン側にLiberty Walk 108 DIRECTION 997GT3の白坂卓也がいたため減速しピットに入ったAGE-AGE458ナオリュウだったが、そこで微妙にホワイトラインカットしたためになんとドライビングスルーペナルティを課されてしまう。

 既にAGE-AGE458はドライバー交代しており、佐々木孝太がペナルティを消化。その間に1位を14号車石松PORSCHE R.S.R.に明け渡し、約10秒先行されてしまった。

 しかしそこでスイッチが入った佐々木孝太は激走を開始。「菅生は大好きなコース」と言う佐々木孝太は1分27秒台を連発し切れのある走りで3周後に石松PORSCHE R.S.R.からトップを奪還。

 3位走行は77号車炙りや秀苑・シフト997GT3。そして上記オーダーのままレースが進行しフィニッシュとなった。

 カテゴリーII優勝はドラマチックなレースを制したAGE-AGE458ナオリュウ/佐々木孝太組で怒濤の8連覇を達成した。

 2位は石松PORSCHE R.S.R.三沢 伸輔/田畑勇組、3位は炙りや秀苑・シフト997GT3竹内浩典/山脇大輔組となった。

 ちなみに、AGE-AGE458と石松PORSCHE R.S.R.はメンテナンスガレージが同じTOMEI SPORTS。昨日の第7戦に続き第8戦もTOMEI SPORTSのマシンがワンツーフィニッシュを飾った事になる。

 レース後ナオリュウは「ホワイトラインカットをし、ドライブスルーペナルティを受けてしまった。佐々木孝太選手に迷惑をかけてしまい、申し訳なかった」と語っていた。しかしその遅れを佐々木孝太が跳ね返し、見事なチームワークで連勝記録を伸ばし続けている。

 カテゴリーIIIは007号車 アストンマーチンのLCT VANTAGE GT4 森田 將/赤根 宏幸組がピットストップ違反でドライビングスルーペナルティを課されたものの、完走しクラス優勝となった。

 次戦第9戦/第10戦は最終戦となり、8月2日/3日に岡山国際サーキットで開催される。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

Super Car Race Series

SCR:第8戦SUGO決勝結果

SUGO Champion Cup Race Rd.2 -RIJ- (2014/07/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 8 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
1*70CⅡ1ナオリュウ
佐々木 孝太
AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
391:00'52.931
214CⅡ2三沢 伸輔
田畑 勇
石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996RSR
391.396
377CⅡ3竹内 浩典
山脇 大輔
炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
3947.350
49CⅡ4武井 真司
堀田 誠
BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
391'06.065
55CⅡ5白坂 卓也
林 学
Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
381Lap
6*007CⅢ1森田 將
赤根 宏幸
LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
363Laps
  • Fastest Lap(C2): CarNo.70 AGE-AGE-458 1'27.007 (28/39) 153.267km/h
  • Fastest Lap(C3): CarNo.007 ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24 1'34.499 (35/36) 141.116km/h
  • CarNo.70は、SUGO 4輪レース2014一般競技規則第18条1.(走路の安全規定)違反(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.007は、2014 SUPER CAR RACE SERIES SpR 第43条1.(ピットストップ)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ EXE ASTON MARTIN、やっとたどり着いた最終戦は、しかし、有終の美を飾れず、悔しさを残したままジ・エンド (ARNAGE)

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“That’s motor racing”かみしめた、ほろ苦い初年度の幕引き。

 2013年のSUPER GTシリーズは4月の開幕から8戦目。早いもので、いよいよ最終戦のもてぎラウンドとなりました。

 11月に入ってすぐの三連休となったもてぎラウンドは、500、300両クラスともにシリーズチャンピオンをかけた激戦が予想され、エキサイティングなレースを期待する多くの観客が詰めかけました。チーム結成初年度のArnage Racingにとっても、手探りですすんできた2013年シリーズの総決算となるもてぎラウンドは、ようやくたどり着いた最終戦。チームは、前戦九州ラウンドでの奇跡的な表彰台を励みに、これまでいろいろなトラブルに見舞われながらも7戦中6戦完走という運の強さを味方につけてなんとか最終戦も完走して有終の美を飾りたいところ。メンテナンスも気合も、万全で臨んだレースとなりました。

November 2nd Qualifying
  • 天候:曇り 路面状況はドライ
  • 気温:Q1開始時20℃→終了時21℃ / 路面温度:開始時21℃→終了時22℃
  • 入場者;14,500人

gt_r08_arnage-03.jpg  天気予報では晴れが予想されていた予選日は薄曇りで肌寒いコンディションでしたが、雨の心配はなく、予定通り午前9時から公式練習が行われました。Exe Aston Martinも安岡選手のドライブでコースに車両を送り出しました。安岡選手は4Lap目に1’51.491の好タイムを出し好調なところを見せましたが、5Lapを終えたところでドライバー交代のタイミングでスターターのトラブルに見舞われ、車両は走行時間の大半をピット作業に費やすことになりました。しかし終盤になってどうにか無事に修理を終え、加納選手に交代して予選に向けてタイムを計測することができました。

gt_r08_arnage-10.jpg  予選は相変わらずの曇り空のコンディションの中、定刻14時からスタート。Q2進出をはかるべく安岡選手がQ1にチャレンジしました。しかし最終戦だけあってタイトルとポイントを賭けたハイレベルなタイム争いはし烈を極め、上位チームは1分49秒台のタイムを刻むなかExe Aston Martinは1’50.440と苦戦。惜しくもQ2進出を逃しました。

 なお300クラス予選の結果は下記のとおり。

  • No.61 SUBARU BRZ R&D SPORTの山野哲也/佐々木孝太組のポールポジションは今季5度目で新記録となりました。
  • P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
  • P2 #11  GAINER DIXCEL SLS 平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム
  • P3 #16  MUGEN CR-Z GT 武藤英樹 / 中山友貴
  • P17#50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒

November 3rd Race Day
  • 天候:くもり 路面状況はドライ 気温:20度→21度 路面温度:26度→25度
  • 入場者:30,000人

gt_r08_arnage-06.jpg  明け方に雨が降り、予選日の朝は霧。空模様が心配されましたが、フリー走行が始まる8時50分には霧も晴れはじめ、お天気の回復が見込まれました。予定通りにスタートしたフリー走行では安岡選手が順調な走りを見せ、交代した加納選手も車両の感触を確認することができました。

 午前中のフリー走行での記録は4Lap目に安岡選手が出した1‘51.861がベストラップで、23台中13位の成績でした。

 その後、ピットに戻ってきた車両にオイル漏れが発覚したため、12時20分のスタート進行までの間に、チームは急きょトラブル部位の修理を急ぎました。

gt_r08_arnage-12.jpg  決勝開始はいつもよりも30分早い13時30分、フォーメーションスタートで決勝がはじまります。チームは午前中に起きたトラブルを解決し、これまでと同じく安岡選手からレースをスタートさせました。ところがスタート直後の2Lap目3コーナー付近で右リアタイヤがパンク、車両はスピンしてコースアウトしました。安岡選手はなんとかコースに復帰し、自力でピットまで戻ることができたので、タイヤを交換して再び戦列に戻りました。問題なく走行を再開できるかに見えた直後、安岡選手からギアチェンジができなくなったとの無線が入り、チームは安岡選手をピットに戻してトラブルの解決に取り組みました。チームはファイナルラップの声を聞くまでなんとかレースに戻るべく手を尽くしました。しかし、万策尽き、レースは終了。車両をコースに戻すことはできず、わずか6Lapで無念にもリタイヤという結果になってしまいました。

これまでたくさんのご支援や応援を頂き、シーズン当初の目標である完走を以て最終戦に有終の美を飾ることがご恩返しと考え全力を出してきましたが、最後にリタイヤという残念なご報告となってしまったことをお詫び申し上げます。

  • P1 #11  GAINER DIXCEL SLS 平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム
  • P2 #16  MUGEN CR-Z GT 武藤英樹 / 中山友貴
  • P3#61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
  • リタイヤ #50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒
Round 1 4/6~4/7 岡山国際サーキット 20位完走
Round 2 4/28~4/29 富士スピードウェイ リタイヤ
Round 3 6/15~6/16 セパンインターナショナルサーキット 20位完走
Round 4 7/27~7/28 スポーツランド菅生 14位完走
Round 5 8/17~8/18 鈴鹿サーキット 8位完走
Round 6 9/7~9/8 富士スピードウェイ 18位完走
Round 7 10/5~10/6 オートポリス 2位完走
Round 8 11/2~11/3 ツインリンクもてぎ リタイヤ

gt_r08_arnage-02.jpg  Arnage Racingとして始まった2013年SUPER GTシリーズ、チーム結成初年度で、なにもかも手探りの状態のまま猪突猛進でシリーズを戦ってきましたが、ご支援くださる多くのスポンサー様のみなさま、ファンのみなさまのおかげで無事に一年を終えることが出来ました。終わってみれば危ない橋を渡りながらもシリーズ8戦中6戦を完走、ドライバーズポイントランキングでは19ポイントを獲得し15位、チームポイントランキングでは27ポイントを獲得して26チーム中13位という結果でシーズンを終えることが出来ました。この願ってもない成績は、一年を通して温かく見守ってくださったスポンサー、ファンのみなさまのおかげにほかならないと、チーム一同感謝の気持ちに堪えません。一年間ありがとうございました。

チーム代表 伊藤宗治
gt_r08_arnage-07.jpg  今回のレースウィークは、相変わらずのトラブル多発で、ずっとトラブルに追い回されているようなウィークでした。まあ、いつものように十分にトラブルを楽しんで完走はするつもりだったのですが、メカニックの健闘も虚しく残念な結果となってしまいました。応援して頂いているファンの皆さんやスポンサーの皆さんには申し訳なく思っています。あっという間の一年でしたが、振り返ると、チームを立ち上げたシーズン当初からよく「奇跡」という言葉を口にしたように思います。おかげさまでいろいろなことを乗り越えてシーズンを走破できたことは、まさに「奇跡」で、大変有難く、喜ばしく思っています。また、シーズンを通して「チーム一丸」という言葉も口にしてきました。Arnage Racingは、ほんとうに業界で一番小さいチームなんですけれども、一丸となったドライバーとチームのそばに、サポートしてくださるみなさんと応援してくださるみなさんがいてくださって、みんなが垣根を越えてさらに「一丸」となってレースを楽しむっていうひとつの理想形がここ一年で授かってきている気がします。そういう意味では、みなさんのおかげで存分に楽しめた一年であったと思います。現在のところ、来年のことは全くの白紙で何も決まっていない状態ではありますが、この楽しみをもっと続けていきたい気持ちでいっぱいです。本当に一年ありがとうございました。
ドライバー 加納政樹
gt_r08_arnage-15.jpg  シーズンの最終戦がトラブルによるリタイアとなったのは残念でしたが、練習、予選、決勝と少ない走行時間の中でもドライバーやクルマ、セッティングの課題が見つかり、価値ある経験が出来たと思います。シーズンを通じてチームメートの安岡くん、アルナージュのみなさん、応援してくださったファンのみなさんと一丸となって戦った実りあるシーズンでした。来シーズンのことはまだ決まっていませんが、チームメンバーのそれぞれがスキルアップして、より高いレベルで戦えたらいいなと思っています。JAF GPでは土曜日に走るので忙しくなると思いますが、最後にもう一度みんなでレースを楽しみたいと思います。
ドライバー 安岡秀徒
gt_r08_arnage-14.jpg  全戦完走を目標として掲げて走ったシーズンを2度目のリタイアという結果で終え、がっかりしています。加納さんにバトンを繋げなかったのも初めてで、申し訳なく思っています。予選までは流れが良くなかったのですが、日曜日はセッティング変更が功を奏し、好調でしたのでポイント圏内へ向けて追い上げられる自信をもってレースに臨んだのですが、思わぬところに落とし穴がありました。リアタイヤのパンクを初めて経験したのですが、加速中にバーストしなかったことは不幸中の幸いだったと思います。シリーズを13位で終われたことは、僕らにとっては金星を挙げたと言っても過言じゃないと思います。もっとたくさんポイントを取れたような気もしますし、逆によくこんなにたくさんポイントが取れたな、とも思います。シーズンを通じてというのはもちろん、一つ一つのレースの中にもアップダウンがあるような激動のシーズンでしたが、最終戦が終わってしまったと思うと寂しいです。毎レース共に全力で戦ったチームのみなさん、ヨコハマタイヤさん、そしてスポンサーとファンのみなさんに1年間ありがとうございましたと伝えたいです。みなさんに支えられて8レースを戦いきることが出来ました。最後にJAF GPが残っています。もてぎの悔しさをスプリントレースにぶつけ、気持ち良くシーズンを終えられたら、と思います。ドライバーが別々のレースを走るとはいえ、JAF GPもチームでより良い成績を目指して一丸となって戦いたいと思います。

gt_r08_arnage-16.jpg  一年間、応援ありがとうございました。富士スピードウェイ(静岡県)に於いて開催される特別戦は11月23日~24日です。最後まで応援よろしくお願いします。

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  • Official website: http://www.arnageracing.com/
  • Facebook ファンページhttp://www.facebook.com/arnage.racing
  • チームblog:http://ameblo.jp/arnage-racing/
ARNAGE RACING Press Release

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ GAINER DIXCEL SLS、ノーウエイトで開幕に続き独走優勝! 今年一番速いマシンを証明! (GAINER)

  • GAINER DIXCEL SLS
  • DRIVER: KATSUYUKI HIRANAKA / BJORN WIRDHEIM
  • 予選:2位 決勝:優勝
  • 予選入場者数:14,500人 決勝入場者数:30,000人

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2013年11月2日(土曜日)
  • 公式練習:9:00~10:50 気温:13度・路面温度:17度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 Bjorn Wirdheim 気温:13度・路面温度:17度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 平中 克幸 気温:16度・路面温度:19度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r08_gainer_11-02.jpg  今年もシリーズ最終戦がツインリンクもてぎで開催された。 薄曇りの中、シリーズチャンピオンを獲るために全力で優勝を勝ち取りたい。練習走行はまず、平中克幸がコースへ。走行開始18分過ぎにコースオフ車両がグラベルに捕まり赤旗中断。まだまだ路面にラバーが乗らず、マシンセットはアンダーステアにもオーバーステアにもなる。もてぎはブレーキにも厳しいコース故に、ブレーキの効きもタイムに大きく関係してくる。予選シミュレーションを始めたときに再び赤旗中断。そんな中でも平中はトップタイムを記録。

 車高などを調整し、Bjorn WIRDHEIMと交代。Bjornも高速コーナーでのアンダーを訴える。しかし300クラス専有時間になっても、平中の出したタイムは更新されることなく、さい先の良い走り出しになった。

 午後からの予選もオンタイムで始まった。Q1を担当するのはBjorn。15分間ある予選時間を1発のアタックで決めるべく、開始から4分後にコースへ。コースへ出てすぐにNo.55CR-Zがグラベルに捕まり赤旗中断。予選が再開されるとBjornはすぐにコースへ。計測2周目に暫定トップに。しかし、すぐにNo.16CR-Zがタイム更新し2番手に。Bjornはタイヤを温存するためにそのままピットに戻りQ2進出を決めた。

 Q2は平中が担当する。開始と同時にピットを離れていく。徐々にタイムを上げていき、計測3周目に1分48秒354で暫定トップに。しかしここでもすぐにNo.61BR-Zに抜かれてしまう。再びアタックを開始するが、セクター2でタイムは上がったものの、セクター3でダウン。アタックを終えてピットに戻ってくる。ポジションはフロントローを獲得し、明日は優勝してチャンピオンを獲得したい。

平中 克幸コメント
 ポールポジション狙って取れなかった事は非常に悔しい気持ちがありますが、レース直前の性能調整を考えれば、僕らが出来ることは出来たと思うし、他のFIA勢との差は0.6秒くらいあるので、まだ良かったかなと思います。チャンピオンの行方はわかりませんが、明日は勝って1年を終われれば、良い結果もついてくるのではないかと思いたいですね。とりあえず勝つことに集中したいです。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日はパーフェクトなパフォーマンスだった。テストのデータもあり、朝の練習走行でもマシンのバランスは良く、自分のドライビングも納得のいくものでした。1回目の予選を担当しましたが、2番手で終えました。Teamのパフォーマンスも良く、GT3のマシンの中でも一番速く、JAF-GT車両にも引けを取らなかった。明日はセカンドポジションからのスタートなので、良いパフォーマンスを見せます。

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2013年11月3日(日曜日)
  • フリー走行:8:50~9:20 気温:14度・路面温度:17度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • 決勝53周(51周):13:30~ 気温:20度・路面温度:26度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r08_gainer_11-04.jpg  朝から霧が発生し、視界も白く被われた決勝日。徐々に霧も晴れ始めた頃に、最後の走行が30分行われた。平中が最後のチェック走行を行う。決勝を想定した走行は、1分51秒台をコンスタントに刻むことが出来、このセッションを3番手で終えることが出来た。続いて行われたサーキットサファリでは、Bjornが走行し、20分ほどの走行は終了した。

 決勝スタートはBjornが担当。いつもより30分早く決勝レースがスタートした。ポジションを落とすことなく1周目を終える。前を行くのはNo.61ただ1台のみ。周回毎に差を詰め、5周目の90度コーナーでインをさしトップに浮上。そこからは、他車を寄せ付けないラップタイムで2番手をぐんぐんと引き離していく。タイヤのパフォーマンスも非常に良く、Bjornは22周目にベストタイムを更新する。

gt_r08_gainer_11-05.jpg  24周目に平中と交代するまでに、すでに2番手との差は53秒まで開き、優勝を盤石なものにしていた。ピット作業もパーフェクトにこなし、平中をコースへ送り出す。先にピット作業を終えていたNo.16との差はこの時30秒ほど。平中もハイペースで周回を重ねて、差も開いていく。ただ優勝しても、このままNo.16が2番手でチェッカーを受けてしまえば、GAINERのチャンピオン獲得も潰えてしまう。

 2番手以降のバトルを期待するが、なかなかそういう展開にはならず、トップでチェッカーを受けることは出来たが、残念ながらチャンピオンは獲得することが出来なかった。

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平中 克幸コメント
 シリーズ最後のレースで勝ってチャンピオンを決めたかったのですが・・・。チャンピオンは獲得することは出来ませんでしたが、勝つことが出来たのでそれは良かったです。1年を締めくくる良いレースが出来たと思っています。勝ち方としてもブッチギリのレース展開で、GAINERの強さを見せつけることが出来ましたし、チームとダンロップタイヤの努力の結果だと思っています。チャンピオンは手の届くところにあっただけに残念でしたが、僕らに何かが足りなかったということだと思うので、努力を続けて次の機会があれば必ずチャンピオンを獲りたいと思っています。
Bjorn Wirdheimコメント
 ドライバーもチームパーフェクトなレースをしたと思います。ダンロップタイヤもレース中終始安定したパフォーマンスを発揮していました。本当に素晴らし週末になった。チャンピオンにはなれなかったけど、もてぎでは一番良いパフォーマンスを見せることが出来た。
Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS、ストップアンドゴーのコースに泣かされノーポイントに終わる (GAINER)

  • GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS
  • DRIVER: TETSUYA TANAKA / MASAYUKI UEDA
  • 予選:11位 決勝:12位
  • 予選入場者数:14,500人 決勝入場者数:30,000人

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2013年11月2日(土曜日)
  • 公式練習:9:00~10:50 気温:13度・路面温度:17度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 田中 哲也 気温:13度・路面温度:17度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 植田 正幸 気温:16度・路面温度:19度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r08_gainer_10-02.jpg  今年もシリーズ最終戦がツインリンクもてぎで開催された。薄曇りの中、まず走り出しは田中哲也から。走り出しはやはり路面が余り良くなく、アンダーがかなりきついようだ。フロントの車高、リアウイングを調整しセットを進める。今回のもてぎはブレーキに厳しく、ブレーキも色々試してベストなものをチョイスする。しかし、セットがなかなか決まらずセットアップに時間を費やす。

 植田正幸と交代したのは10時25分を過ぎた辺り。やはり若干の乗りにくさを訴えて、練習走行は終了した。

 Q1は田中が担当する。オンタイムで予選は開始されたが、アタックは5分経過してからコースへ。しかしすぐにNo.55CR-Zがグラベルに捕まり赤旗中断。予選が再開されると田中はすぐにコースへ。徐々にタイムを上げていき、計測3周目に暫定3番手に躍り出る。続けてタイムアップをするが、No.16CR-Zにタイムを更新され4番手に。楽々Q2に駒を進めることが出来た。

 Q2を担当するのは植田。植田も若干遅らせてコースへ。植田も周回毎にタイムアップを図るが、なかなか1分50秒の壁が破れない。しかし、アタックをしているジェントルマンドライバーの中ではトップタイムを計測。11番手で予選は終了した。

田中哲也コメント
 朝のフリーでは車のバランスが非常に悪かったのですが、自分の予選アタック前にはきちんと車を仕上げてくれて、予選に臨めたのは良かったですね。明日のレースは11番手からのスタートになりますが、しぶとく走ればタイヤも良さそうなので期待できるんじゃないかと思います。
植田正幸コメント
 今日はフリー走行から車のバランスが良くなくて、哲也さんにアジャストして貰って一応は乗りましたが、凄くアンダーステアが強く、曲がらない、止まらない症状がありました。予選は予選用にアジャストして良くなって、哲也さんはベストなタイムを出してくれたのですが、僕自身があと0.4秒縮めたかったですね。そうすれば、11号車を援護出来る位のポジションからスタート出来たと思うのですが、決勝は切り替えて頑張ります。

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2013年11月3日(日曜日)
  • フリー走行:8:50~9:20 気温:14度・路面温度:17度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • 決勝53周(51周):13:30~ 気温:20度・路面温度:26度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r08_gainer_11-04.jpg  朝から霧が発生し、視界も白く被われた決勝日。徐々に霧も晴れ始めた頃に、最後のフリー走行が30分間行われた。田中が最終のチェック走行を行う。かなりバランスの悪さは改善されたようだが、思った様にタイムが伸びない。途中で植田と交代し、決勝セットの確認を行いこのセッションは終了した。

 決勝スタートは田中が担当する。ポジションは変わらず淡々と周回を重ねる。やはりストレートの速いGT3車両が前にいると、抜きどころの少ないもてぎでは非常にストレスがたまる走行となる。田中もペースを上げられず悶々と前車との差を詰めているが抜くまでには至らない。

gt_r08_gainer_11-05.jpg  30周目でルーティーンのピットで植田と交代。全車ピット作業を終えた時点でのポジションは12番手。植田のペースも決して悪くはないのだが、やはり田中と同じように、ストレートの速いGT3を攻略できない。1秒以内まで差を詰めながら、ポジションアップを図れない。結局そのままの順位で最終戦はチェッカーを受けた。

田中哲也コメント
 頑張ったのですがなかなか上手くいきませんでしたね。11号車もチャンピオン取れなく残念でした。シリーズ戦ではありませんが、残りのJAF-GPで頑張りたいと思います。
植田正幸コメント
 車のバランスは昨日と違って悪くなく、プッシュも出来たのですが、Porscheは直線も速く抜くことが出来ず、ポイント圏内まで行くことが出来ませんでした。今年はもう少し上でチェッカーを受けるつもりでシーズンをスタートしたのですが、まだまだ勉強不足でした。また次回に向けて頑張ります。
福田洋介エンジニアコメント
 今回の決勝は、終始ストレートの速いポルシェに抑えられたため、タイヤのパフォーマンスを発揮出来ずに終わった感じでした。抜ければ11号車のポイントをサポート出来るポジション迄上がれたと思いますが、相性が悪すぎました。JAF-GPは、まだ、性能調整が正式に決まってませんが、公平に近づく事を希望しつつ、今年のベストリザルトを目指します。

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Text & Photo: GAINER

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SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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SGT:2013シリーズチャンピオンのコメント

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GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
立川祐路
gt_2013_pc-tachikawa 「とにかく嬉しいです。
今年一年間ずっとクルマの調子は良かったんですが、シーズン中盤うまく結果につなげられなくて。3戦連続でノーポイントになった時は正直もう諦めかけたんですけど、最後迄諦めずに戦ってきたことがこういう結果に繋がったのかなという思いです。
あと2年連続でブリヂストンがタイトルを獲れなかったので、ものすごくチャンピオンを奪還しようというブリヂストンの強い思いがあって、その開発の実りがあってチャンピオンが獲れたかなという思いです。
レクサスにとっても、SCの最後の年でもあるので、当初から開発に関わってきた身としてはチャンピオンをとって締めくくれたのは本当に嬉しいです。あとは何といっても監督のお陰です(笑)
今日のレースは前半平手が頑張ってくれて、後半バトンを受けてからは17号車との戦いになりましたが、途中からは向こうの方が速くなって、1コーナーで並ばれて、少し当てられたんですけど、後ろで走っていればチャンピオンは獲れるとわかっていたので、リスクを冒すのもちょっと、というのがあって、それで前に行かれました。
残りが15、6周になったところでチャンピオンというのを確信して、逆に緊張しました。
来年は車両規則が変わって、そのためのテストももう一生懸命やっているので、そういう意味ではもう来年は始まっているので、オフの間もしっかりテストしてチャンピオンを守れるよう頑張ります」
平手晃平
gt_2013_pc-hirate 「僕自身は(カートから)四輪に上がって初めてのタイトルなので、すごくうれしいです。あまり実感が湧いてないので、時間が経てば、とは思うんですけど。
昨シーズンは2位で悔しい思いをして、今年はSC最後のシーズンということで意気込んで開幕したんですけど、流れに乗れなくて、ノーポイントが続いた時に一回は諦めかけましたが、そこからうまく巻き返すことが出来たのも嬉しいし、SC430が最後なんで、このクルマの有終の美を飾れたのも嬉しいです。
今日はフリー走行で、オートポリスで直面したタイヤの問題などがあって、色々セッティングなどをして見たんですが、うまく解決できずレースに不安要素がありましたが、皆同じ問題を抱えているとわかっていたので、最初の数周を頑張ればなんとかなると思いました。スタートでロニーさんをパスして、金石さんも砂利が出ていたとかいろいろ状況はあったんですけどパスすることが出来て、僕らとしてはできれば17号車の前に行きたい、最悪すぐ後ろでゴールできればチャンピオンと判っていたので、スタートをとにかく全力で攻めて、いい形で立川さんに繋ぐことが出来たので僕としてはいい仕事ができたと思いますが、ただもう少しタイヤマネジメントが出来てれば、てのはありました。
来年はカーナンバー1をつけて走るので、チャンピオンにふさわしい走りが出来るよう、オフシーズンに備えます」
高木虎之介(チーム監督)
gt_2013_pc-takagi 「去年タイトルが獲れなかったので、今年こそは絶対獲るっていう目標でやってきました。
ベテランで速いと判っている立川が頑張るのは当たり前なんですが(笑)、平手がすごく良い仕事をしてくれました。今シーズンはドライバーもチームもミスが無くて、ブリヂストンさんも本当に頑張ってくれて、トータルで獲ったチャンピオンだと思います。
僕としては立川とドライバーとしてチャンピオンを獲り、今回は監督として獲りました。他に両方で獲った人は星野さんくらいかな?そういう意味でも本当に嬉しいです。
今日はスタートで2台抜いてくれたのが大きかったですね。23号車と17号車を抜いてこい、とは言いましたが、こんなに早く抜いてくるとは思いませんでした。立川も後半上手く凌いでくれて、300の処理とかゴミを拾ったりとか実は大変だったんですが、17号車の後ろでゴールできればいいと思っていましたが、それを無線であまり何度も言うとおそらく『うるさい』って言われちゃうんで(笑)僕も最後緊張しちゃって、ゴールしてから立川に無線で『チャンピオン穫ったぞ』って言うのを忘れてしまって、それで立川も不安だったらしいです(笑)は結構緊張したレース。ドライバーだけじゃなく監督も緊張しました。これでチャンピオン穫れなかったら辞めなきゃいけないし。野球と一緒で優勝できなかったら監督が責任とらなきゃいけないので、獲れて良かったなあと。
来年はクルマがすべて変わりますが、できればこのパッケージで1番を背負いながら頑張らせて戴きたいなと思います。」
GT300クラス #16無限CR-Z
武藤英紀
gt_2013_pc-mutoh 「去年の7月にCR-Zがデビューして、初めてのハイブリッドシステムを搭載したレースカーということで初期トラブルなども多く、それをチーム全体で一つ一つ乗り越えて、それで今シーズンが開幕しても毎戦開発しながらポイントを積み上げていったからこういう結果になったので本当に嬉しいし、チームに感謝の気持ちで一杯です。
今日のレースはスタートから慎重に行きました。前の山野選手がペースダウンしていたので、お互いにフェアなバトルでクリーンに抜くことが出来ました。ただ11号車を抜いて、どうしても前でゴールしたかったんですが、あそこ迄タイム差があると、リスクも冒してチャンピオンシップを落とすわけにもいきませんし、自分のベストを尽くそうと。2位ならタイトルが獲れるのも判っていたので、自分としては落ち着いた走りが出来ました。
2年間でチャンピオンをとれ、と言われてやってきて、今回それを達成したので、今後のことについてはまだ判らないんですけど、無限には来年も頑張って欲しいと思いますし、もし自分がそれに乗ることが出来るなら、タイトルを目指して戦う、というのが自分の気持ちです」
中山友貴
gt_2013_pc-nakayama 「僕も四輪にステップアップして初めてのチャンピオンなので本当に嬉しいです。今シーズンから無限に加入してハイブリッドのレーシングマシンでレースすることになりましたが、乗り込んだ時からポテンシャルの高さを感じました。ここまで開発に携わってきた武藤さんや無限、ホンダさんの努力があって速くなったのだと思うし、僕が出来ることはコース上で結果を残すことでしたが、最終的に結果で恩返しできて嬉しく思います。
今日はリヤ2本交換で作業時間を短縮する作戦をチームが選択して後半を走りました。とにかくフロントタイヤを労って、また武藤さんから無線でリヤも落ちがあると聞いていたのでそれにも気を配り、後方とのギャップも考えながら無理しすぎないように大事に走りました。ラスト10周はチャンピオンのことを考えると集中が途切れがちになったので、目の前のコーナーのことだけ考えて走りました。
自分の目標としてはやはり上のカテゴリーに上がりたいので、ここをゴールとせず、チャンスを貰えるように来年も頑張ります」
熊倉淳一(チーム監督)
gt_2013_pc-kumakura 「昨年の7月にここ(もてぎ)で発表をしまして、サーキットでシェイクダウンした、新しいシステムを搭載したCR-Zを昨年半年かけて熟成してきて、今年はなんとしてもタイトルを獲るぞ、という思いでやってきました。ハイブリッドの使い方、トラブルなども無いように仕上げてきたので、今年はミスなくポイントを重ねれば獲れると思ってました。ハンデウェイトの関係もあってシリーズ戦では勝てませんでしたが、エキジビジョンイベントのアジアンルマンで勝つことが出来、その時のポイントもあってタイトルが獲れました。今は達成感で一杯です。
初のハイブリッドカーということでGTAさんも性能調整に苦労されたと思いますが、チームとしても度重なる性能調整に振り回され、それを開発で乗り越えて最終戦迄持ち込んできました。最終戦の性能調整は、前回ここで行われた合同テストの時と同じような状況になっていましたので、その時のデータを下に今回の持ち込みをしました。その時点からライバルたちがいいタイムで走っていたので、優勝は厳しい状況だなということも考えつつ、ここは抜きにくいコースなので予選で前に行くことだけを考えてタイヤをチョイスしました。予定通り前の方からスタートすることが出来たので、ライバルとの間隔を見つつ、ポジションを確認してレースをしていたという状況でした。両ドライバーとも思い通りの走りをしてくれましたので、こういう結果につなげることが出来たと思います。
今年度重なる性能調整を受けたので、来年はその辺も頭に入れて駆け引きもしながら戦えばいいのかなと思います」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SGT:第8戦もてぎ 立川/平手がLEXUS SC最後のシーズンにタイトル獲得! 大嶋/国本の若手コンビが有終の美 (TOYOTA)

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2013年SUPER GTのシリーズチャンピオンに輝いた立川祐路(左)と
平手晃平(右)、チーム監督の高木虎之介(中央)

 SUPER GT第8戦「MOTEGI GT250km RACE」が11月2日(土)、3日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 年間8戦で争われる、2013年シーズンのSUPER GTもいよいよ最終戦。今大会、GT500クラスは全車ウェイトハンデなしでの勝負となる。

 前戦オートポリスで中嶋一貴/ジェームス・ロシター組のPETRONAS TOM'S SC430 36号車と、立川祐路/平手晃平組 ZENT CERUMO SC430 38号車が1-2フィニッシュを飾り、シリーズランキングでも38号車が1位、36号車が4ポイント差の2位へと浮上。LEXUS SC430は昨年も勝利を挙げているもてぎに、2009年以来となるチャンピオン獲得を目指し臨んだ。

 2006年よりSUPER GTに参戦しているLEXUS SC430だが、来季より車両規定が大きく変わることもあり、既に発表され、テストも行われている2014年型のニューマシンに車両が変更となる。LEXUS SC430でのSUPER GT最後のシーズン、タイトル獲得に期待がかかった。

◆予選◆

 2日(土)曇天でやや肌寒い天候の下、ノックアウト方式の予選が行われた。

 午後2時からのGT300クラスQ1を経て、午後2時15分より15分間で行われるGT500クラスQ1がスタート。残り2分を切ったところで各車アタックを開始し、チェッカー目前に好タイムを叩き出した平手晃平の38号車が3番手。脇阪寿一のDENSO KOBELCO SC430 39号車が4番手、国本がQ1を担当したENEOS SUSTINA SC430 6号車が5番手で続いた。

 伊藤大輔のKeePer TOM'S SC430 37号車は8番手でQ1通過を果たしたが、ランキング2位から逆転タイトルを狙う36号車はジェームス・ロシターがまさかの13番手に終わり、Q2進出ならず。WedsSport ADVAN SC430 19号車も12番手グリッドが確定した。

 Q2(12分間)は午後3時5分に開始。セッション中盤からアタックが始まり、6号車の大嶋が好タイムをマーク。終盤にかけて、各車このタイムを上回るべくアタック合戦を繰り広げたが、大嶋のタイムに届くものは現れず、6号車がLEXUS SC430としては3戦連続、そしてLEXUS SC430にとってはSUPER GT最後となるシリーズ戦でのポールポジションを獲得することとなった。大嶋にとっては3年ぶり3回目のポールポジション。

 2番手から5番手までは約0.1秒という僅差での争いとなり、ランキング首位の38号車は立川祐路のアタックで4番手。石浦宏明の39号車が5番手。アンドレア・カルダレッリの37号車は7番手から明日の決勝レースに臨むこととなった。  GT300クラスでは、Panasonic apr PRIUS GT 31号車がQ2進出へあと一つ及ばず、14番手グリッドにつけた。

◆決勝◆

 3日(日)も空には雲がかかっていたものの、気温は20度、路面温度26度と今大会で最も高く、過ごしやすい気候の下で午後1時半に53周、250kmで争われる決勝レースのスタートが切られた。

 上位勢はグリッドのまま順当なスタートを切ったが、4番手の38号車平手が第2コーナーで早くも3位へ。更に4周目には前を行く車両のミスを見逃さず、2位へとポジションを上げ、序盤からLEXUS SC430が1-2体制に。

 後方では13番手スタートの36号車ロシターが10位へとジャンプアップ。その後も次々と前走車をパスしていき、16周目には7位までポジションを上げた。

 首位を逃げる6号車大嶋は、ペースの上がらない2位の38号車を引き離し独走。ドライバー交代が始まる直前の19周目には、その差は15秒にまで広がった。

 20周が過ぎると続々とドライバー交代、給油とタイヤ交換のためにピットイン。平手から立川へと交代した38号車は、ピット作業で後続との差を若干詰められたものの、ピットアウト直後のタイヤが冷えた状態でも、後続からの猛追を凌ぎきり、2位のポジションをキープした。

 一方首位の6号車は、上位勢では最後となる、24周目にピットインし、国本へと交代。この時点で2位以下との差は20秒以上となっていた。

 全車がピット作業を終えた後、脇阪から石浦宏明へと交代した39号車がハイペースの追い上げを見せ、32周目に3位に浮上。LEXUS SC430が1-2-3を占めての中盤戦となった。

 しかし、2位を走る38号車のペースが上がらず、タイトルを争うKEIHIN HSV-010 17号車と3台のLEXUS SC430による激しい2位争いが展開されることに。GT300クラスの周回遅れ車両と、コースに散らばるタイヤかすに苦しみながらの接近戦が繰り広げられたが、38周目に立川は惜しくもHSV 17号車にかわされ、2位の座を譲ることとなってしまった。

 その後は、6号車が大差をつけて首位を逃げる一方で、38号車、39号車、36号車の3台が連なっての3位争いとなった。

 首位の6号車国本は、後半若干ペースが落ちる場面も見られたものの、2位に11秒差をつけて逃げ切り、トップチェッカー。今季より6号車で組むこととなった大嶋と国本の若手コンビが嬉しい初優勝を飾った。大嶋にとってはGT500の通算4勝目。国本はGT500クラス初優勝となる。

 38号車は3位でチェッカーを受け、立川と平手は2ポイント差でシリーズチャンピオンを決定。LEXUS SC430にとってSUPER GT最後のシーズンを、タイトル獲得で締めくくった。立川はGTシリーズ最多タイとなる通算3度目のタイトル獲得。平手にとっては、4輪レースにステップアップして以来初めてのチャンピオンに輝いた。

 LEXUS TEAM ZENT CERUMOもチームタイトルを勝ち取り、立川と共に8年ぶりの戴冠となった。

 39号車が4位、36号車が5位、37号車も6位まで追い上げてチェッカーを受け、LEXUS SC430はトップ6台中5台を占める強さを示してシリーズ最終戦を終えた。

 GT300クラスでは、14番手からスタートした31号車が健闘を見せたが、スピンや接触で順位を落とし、20位でレースを終えた。

ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 今シーズンは苦戦していたので最終戦で勝てて嬉しい。今日はチームの判断でスタートドライバーを務めたが、出来るだけギャップを築いて、楽な状態で国本選手に渡すことを託されたので、自分に出来ることは全て出し切り、プッシュした。クルマもとても速く、エンジンもタイヤも申し分ない状況でレースをすることが出来たと思う。優勝という結果を残すことが出来て良かった。
ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 国本雄資:
 今年加入したチームでなかなか結果が残せず、悔しい想いと焦りがあったが、後半戦頑張って取り戻し、最終戦でこんな素晴らしい勝ち方が出来て、自分自身への自信にも繋がった。大嶋選手からスイッチした時は、大きなミスがなければ優勝は間違いないという状態だったので、しっかりレースをコントロールして走った。大嶋選手の走りも素晴らしかったし、このクルマを作ってくれたチームやスポンサー、各関係者に結果で報いることが出来て本当に良かった。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
 今年1年、クルマの調子は常に良かったのだが、それを結果に繋げられなかった。3戦連続ノーポイントで終わった時は、チャンピオンを諦めかけたこともあった。2年連続でLEXUSがチャンピオンを獲れず、奪還すべくチームやタイヤメーカーと共に頑張って来たことと、開発当初から関わっているLEXUS SC430の最後の年ということを考えると、タイトル獲得は本当に感慨深い。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平:
 4輪にステップアップしてから初めてのタイトルなのだが、まだ実感が湧かない。昨シーズン、ランキング2位でタイトルを逃し、悔しい思いをした。今年はLEXUS SC430にとって最後のシーズンということもあって、開幕戦から意気込んで臨んだのだが、なかなか流れに乗ることが出来ず、シーズン序盤は苦しかった。そんな状況から巻き返してチャンピオンを獲得し、LEXUS SC430で有終の美を飾ることが出来て嬉しい。
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #6ENEOS SUSTINA SC430
大嶋和也
gt_r08_r_pc-oshima 「まさかこんなにうまくいくとは思っていませんでした。僕自身が驚いています。
クルマの状態はすごく良くて、普通に走っていれば後ろが離れていきました。
今年からチームを引っ張る立場になりましたが、国本選手は速いけど若くて経験の浅いドライバーなので、いろいろなことを教えながら、なるべく長い時間走れる機会をつくってきました。
最終戦で結果を残すことが出来て本当に嬉しいです。
来年はクルマも大きく変わるし、チームからもまだどうなるか聞いていませんけど、出来ることならこのコンビでやっていきたいですね。」
国本雄資
gt_r08_r_pc-kunimoto 「コースに出て行った時は、予想よりも後ろとのギャップが開いていました。後半は堅い走りになってしまいました。
今年からルマンに加入して、シーズン序盤は中々自分の走りができませんでしたが、中盤、後半と徐々に自分の走りを取り戻せました。最後に結果で返すことが出来て良かったです。
自分ではまだまだレベルアップできると思っていますし、来年は是非チャンピオンをとりたいです」
GT300クラス #11GAINER DIXCEL SLS
平中克幸
gt_r08_r_pc-hiranaka 「今回に向けて事前テストもしっかりやってきたので、勝つ自信はありました。オートポリスも勝つ自信はあったんですが、思いがけないことが起きて結果を残せませんでした。
今回の優勝はチームとダンロップタイヤさんが頑張った結果だと思います。
僕も今年チームメイトが変わってチームを引っ張る役割をすることになりました。シーズンオフから一杯鯛やテストをしてきましたが、結局タイトルを取る事が出来ず、悔しいシーズンになりました。
ビヨン選手がイギリスに住んでいるので、タイヤテストは殆ど一人で行ってきました。大きな役割を背負いましたが、チームを正しい方向に導くことが出来たと思います。
来シーズンはチャンピオンをとるために更なる努力を重ねていきます」
ビヨン・ビルドハイム
gt_r08_r_pc-wirdheim 「パーフェクトな週末でした。僕らがチャンピオンをとるためには絶対に勝たなければ行けませんでした。その覚悟でチーム全員がやってきましたので、今日勝てて本当に良かったです。チームメイトのカツがテストでチョイスしたタイヤも完璧でした。
それでもチャンピオンシップは僕らにはコントロールできない要素があったので獲れませんでした。
今シーズンはいいスタートを切ることが出来ました。岡山で勝てたし、シーズンを通じて常にトップ6にいましたが、鈴鹿でセーフティーカーの後ろについてしまって1周おくれになったことが最後迄響きましたね。
来年のプランはまだ決まっていませんが、このままの体制でレースを続けられればチャンピオンを獲れると思います。」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 #38ZENT SCが2005年以来のチャンピオン獲得!優勝は#6エネオスSC

2013オートバックス スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」の決勝レースが11月3日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#6ENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資組)が終始レースをリードし、1年ぶりの勝利をものにした。
なおシリーズチャンピオンは、このレースを3位でフィニッシュした#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が獲得した。
GT300クラスは予選2番手からスタートした#11GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)が2位以下に大差を付け、開幕戦岡山以来今季2勝目。#16無限CR-Zはこのレースを2位でフィニッシュし、ハイブリッドカーで初のシリーズチャンピオンを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選14,500人/決勝30,000人 二日間合計44,500人)

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第8戦決勝は午後1時30分より53周で行われた。
ポールポジションの#6エネオスSC(大嶋)がホールショットを奪い、序盤からトップを快走する。
その後方では2位スタートの#17ケーヒンHSV(金石年弘)を4周目のS字で#38ZENT SC(平手)がパス、シリーズタイトル獲得に向けて好位置をキープして周回を重ねていく。
3位に後退した#17金石はその後も#23モチュールGT-R(ロニー・クインタレッリ)の猛攻を受けるが、なんとかポジションをキープして19周終わりでピットイン、塚越広大に後半を託した。
更にその後方では#39デンソーSCの脇阪寿一、#100レイブリックHSVの伊沢拓也、#12カルソニックGT-Rの松田次生らが激しいドッグファイトを展開、7周目の3コーナーで並走状態となった#39脇阪と#100伊沢を#12松田が5コーナーで一気にインから抜き去り5位に浮上、#100伊沢も12周目の3コーナーでやや強引に#39脇阪をかわし、6位に。
更にその後方から#36ペトロナスSCのジェームス・ロシターも脇阪の背後を脅かし始める。
ロシターは予選13番手から着実に順位を上げ、遂に16周目の1コーナーで脇阪のインをついて7位、続く17周目の2コーナーでアウトに膨らんだ#12カルソニックGT-Rを見逃さずにパスして6位に浮上した。
これで一時は潰えたかに見えた36号車のタイトル獲得の可能性も徐々に高まってきた。

2位以下の集団は規定周回数の3分の1が過ぎた19周目辺りから相次いでピットイン。
給油とドライバー交替を済ませてコースに戻っていく。
トップの6号車は24周目に大嶋から国本に交代、トップのままでコースに復帰した。
この時点での順位は#6エネオスSC、#38ZENT SC、#17ケーヒンHSVの順。
このままの順位でフィニッシュすれば#38セルモの8年ぶりの王座獲得が決まる。しかし38周目の1コーナーで#17塚越が38立川のインをついて2位に浮上、そのまま1周2秒近いペースで#6国本とのギャップを削り取り始めた。
もし塚越が国本を捉えれば、或いは立川がもう一つ順位を落とせば17号車に逆転チャンピオンの望みが出てきた。

しかし38号車の後方を走るのは#39デンソー、#36ペトロナスのレクサス勢。
スタートから39号車とバトルを展開していた12号車、23号車はその後方、100号車はタイヤ交換のため予定外のピットストップを行って下位に沈んでしまっていた。
#39石浦宏明はそのままポジションキープで立川の後ろを走行するが、自身が2位に上がれば逆転チャンピオンの可能性もある#36中嶋一貴は時折石浦に仕掛けるそぶりを見せる。
しかしこの3台の順位は変わらぬまま、残り周回数は徐々に減っていき、2位#17ケーヒンHSVとの差も15秒以上に開いてしまった。
また、2位#17塚越も#6国本との差を思うように詰められないまま、53周目のチェッカーを受けることに。

これにより#6エネオスSCは昨年7月の第4戦SUGO以来、1年3ヶ月ぶりの勝利を獲得。これは今季チームルマンに移籍した国本にとってはGT500初優勝となった。
また#17ケーヒンHSVが2位、#38ZENT SCが3位に終わったことで、GT500クラスのドライバーズチャンピオンは立川/平手組が獲得することとなった。
レクサスにとっては2009年のペトロナスSC(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)以来、チームセルモにとっては2005年の立川/高木虎之介組以来のタイトル獲得だ。

同じくタイトル決定を最終戦迄持ち越したGT300クラスも、コースの各所で激しいバトルが展開された。
ホールショットを奪ったのは今季5度目のポールポジションからスタートした#61スバルBRZ。
今シーズンを持ってスーパーGTを勇退することを明らかにした山野哲也がソフトタイヤで逃げる作戦を採ったが、ストレートスピードに勝るFIA-GT3勢の1台、#11ゲイナーSLSを駆る平中克幸は5周目のダウンヒルストレートで悠々と61号車を抜き去り、一気に差を広げにかかった。
この状況で#11平中/ビルドハイム組がチャンピオンを獲得するには#16無限CR-Zが4位以下でフィニッシュしなければならない。その#16CR-Zは武藤が予選3番手からスタートして早くも10周目に#61BRZの山野を捉え、2位に浮上してきた。
懸命にリードを広げる11号車だったが、#16CR-Zも2位の座を明け渡すこと無く最後まで走り切り、シリーズ戦無勝(エキジビジョンイベントのAsLMSでは優勝)ながら全戦でポイントを獲得する安定の速さで2013年ドライバーズチャンピオンを獲得した。
チーム無限にとっては2004年NSXの山野哲也/八木宏之組以来のタイトルとなった。

2013年のスーパーGTはこれでシリーズ全戦を終了。
あとは11月22-24日開催の特別戦「富士スプリントカップ」を残すのみとなった。
なおGT500クラスはこの特別戦を以て2009年規定の車両での戦いを終了。
来季はいよいよITRとの共通規定のシャシーに2リッター直噴ターボエンジンを搭載した新しい車両を登場させる。

2014シーズンは4月6-7日、岡山国際サーキットで開幕する

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝結果

■GT500クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS531:35'34.873
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS5311.640
338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS5332.220
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS5333.293
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS5333.405
637KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS5343.352
718ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI5343.980
823MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI5346.982
924D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH5347.690
10*19WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH5357.947
1132Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL531'03.938
12100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS531'05.040
1312カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS521Lap
141REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI476Laps
158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS3815Laps
---- 以上規定周回数(37Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.6 ENEOS SUSTINA SC430 1'44.056 (2/53) 166.11km/h
  • CarNo.19(アンドレ・クート)は、S-GT SpR 第30条1.a により、ドライビングスルーペナルティを課した。

■GT300クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
111GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL511:36'39.089
216MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS501Lap
361SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI501Lap
44GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH501Lap
588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH501Lap
662LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH501Lap
752OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH501Lap
887ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH501Lap
93S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH501Lap
100ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH501Lap
1133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH501Lap
1210GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL501Lap
1386クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH501Lap
1430IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH501Lap
1555ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS501Lap
1622グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH501Lap
172エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501Lap
1848DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH492Laps
199NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH492Laps
2031Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH492Laps
2121ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK483Laps
225マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1483Laps
---- 以上規定周回数(35Laps)完走 ----
-50Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH645Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT 1'50.728 (25/50) 156.10km/h

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行 #19ウェッズスポーツSCがトップタイム

ツインリンクもてぎで行われているスーパーGT第8戦の決勝前フリー走行は、#19ウェッズスポーツADVAN SC430(荒聖治/アンドレ・クート組)が1'43.681でトップタイムを記録。
GT300クラスはポールシッターの#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)がトップだった。

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決勝日を迎えた11月3日のツインリンクもてぎは晴天に恵まれたが、昨夜の雨の影響からか、フリー走行開始時刻の午前8時50分にはコース上を霧が覆い尽くす状態となった。
それでも30分間のセッションは大きなアクシデントも無く順調に進行、各車決勝レースへ向けて充分な走り込みを行うことが出来たようだ。

このセッションで序盤から速さを見せたのがヨコハマタイヤを履く#19ウェッズスポーツ。
開始早々に1'43.681を叩き出し、その後も順調に1分45秒台で周回を重ねた。
ポイントリーダーの#38ZENT SC(立川祐路/平手晃平組)は1'44.023で4位。今回久々にポールポジションを獲得した#6エネオスSC(大嶋和也/国本雄資組)も終盤タイムを上げ、1'44.105の5位で走行を終えた。

GT300クラスはポールポジションの#61スバルBRZがここでも速さを見せ、1'50.386でトップ。
ランキング3位の#52オキナワSLS(竹内浩典/土屋武士組)が2番手につけ、ポイントリーダーの#16無限CR-Z(武藤英紀/中山友貴組)は7番手だった。

第8戦決勝はこのあと午後1時30分より53周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/03) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindkm/h
1195001荒 聖治
アンドレ・クート
WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
YH1'43.681-166.713
2395002脇阪 寿一
石浦 宏明
DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
BS1'43.886 0.205166.384
3185003山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
MI1'43.927 0.246166.318
4385004立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
BS1'44.023 0.342166.165
565005大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
BS1'44.105 0.424166.034
6175006塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'44.143 0.462165.973
7375007伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS1'44.557 0.876165.316
8245008安田 裕信
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'44.626 0.945165.207
9125009松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'44.941 1.260164.711
10150010本山 哲
関口 雄飛
REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'44.974 1.293164.659
1110050011伊沢 拓也
小暮 卓史
RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'45.173 1.492164.348
123650012中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS1'45.250 1.569164.228
132350013柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'45.342 1.661164.084
14850014ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'45.497 1.816163.843
153250015道上 龍
中嶋 大祐
Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
DL1'45.625 1.944163.645
16613001山野 哲也
佐々木 孝太
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'50.386 6.705156.587
17523002竹内 浩典
土屋 武士
OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'50.513 6.832156.407
18113003平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'50.583 6.902156.308
19483004高森 博士
千代 勝正
DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.908 7.227155.850
20623005黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'50.939 7.258155.806
2143006谷口 信輝
片岡 龍也
GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
YH1'51.376 7.695155.195
22163007武藤 英紀
中山 友貴
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'51.479 7.798155.051
2303008峰尾 恭輔
横溝 直輝
ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'51.497 7.816155.026
24863009山西 康司
細川 慎弥
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'51.566 7.885154.930
258730010山内 英輝
吉本 大樹
ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'51.585 7.904154.904
262230011和田 久
城内 政樹
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'51.643 7.962154.824
278830012織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'51.712 8.031154.728
285030013加納 政樹
安岡 秀徒
Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'51.861 8.180154.522
293130014新田 守男
嵯峨 宏紀
Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
YH1'51.900 8.219154.468
303330015影山 正美
藤井 誠暢
HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
KH1'51.971 8.290154.370
311030016田中 哲也
植田 正幸
GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'52.084 8.403154.214
325530017高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'52.154 8.473154.118
333030018岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'52.254 8.573153.981
34330019星野 一樹
佐々木 大樹
S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'52.482 8.801153.669
35530020玉中 哲二
山下 潤一郎
マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH11'52.788 9.107153.252
36230021高橋 一穂
加藤 寛規
エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'53.226 9.545152.659
37930022密山 祥吾
横幕 ゆぅ
NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'53.307 9.626152.550
382130023都筑 晶裕
リチャード・ライアン
ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
HK1'55.37111.690149.821

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 ポールシッターのコメント

gt_r08_q_pc-pp

GT500クラス #6ENEOS SUSTINA SC430
大嶋和也
gt_r08_q_pc-oshima 「朝からクルマは調子が良くて、ポールポジション狙えるかなと思っていたんですけど、まさかここまでうまくいくとは思っていませんでした。予選Q2のアタックでは、戻ってきた時に自分の予想よりコンマ5秒も早かったのでびっくりしました。
まだ明日の決勝が残ってるんで、明日は気を緩めないように、気を引き締めて頑張らなきゃな、と思います。
久々に一番前からスタートします。嬉しい反面、国本選手は心配そうにしていましたので、二人で力を合わせて最後は勝って終わりたいです。僕らはスタートしたら毎周毎周プッシュして、やるべきことをやるだけです」
国本雄資
gt_r08_q_pc-kunimoto 「朝のフリー走行からクルマの調子はすごく良くて、予選に向けて少しずつアジャストしていきましたが、持ち込みのセットからいい状態でした。
Q1を走ってみて、思ったより気温が上がりませんでしたが、グリップ感がしっかりあって、ミスなくアタックしました。
Q2は見ていることしか出来ませんでしたが、大嶋選手が最高の走りをしてくれて、最高の気持ちで終えることが出来ました。
ポールからスタートするのは初めてなので、明日になったら結構緊張るんじゃないかと今から心配していますが、やれることを精一杯やって、チーム一丸となって、最後のレースなので集中して勝ちたいと思います」
GT300クラス #61SUBARU BRZ R&D SPORT
山野哲也
gt_r08_q_pc-yamano 「本当に佐々木孝太という男は『もってる』なと。新記録を出すほどの力のあるパートナーとレースできることが幸せに思えたというのが正直な気持ちです。さすがだよ。
朝のフリー走行ではクルマのバランスが良くなくて、1分52秒台しか出てなかったので、チームの中で議論をして、サスペンション、ブレーキもセットアップを全部やり直すことにしました。一か八かの状態で『山野さん行って下さい』と言われて予選を走り始めましたが赤旗の出る前の段階で『いける』と実感できるセットアップになっていました。それでも少しじゃじゃ馬的な要素が残っていて、縁石に乗り上げたり、クルマに美味く合わせることが出来ない部分がありました。その時点で3位にいることが無線で知らされたので、それ以上アタックはしないで、なるべき早くチームに作業時間を与えて、孝太が思い切って走れる状態に持っていこうとしました。
孝太とこうして記者会見に来れるのは最後かも知れないので、ここに来られて幸せです。
明日はシリーズ戦最後のレースとして、チャンピオン争いを残して迎えました。チャンピオンが獲れるか獲れないか判りませんが、チェッカーを受けるまでは、とにかく最後まで諦めずに必死になって走りたいです。もてぎはストップ・アンド・ゴーのレイアウトなので、ストレートの速いクルマに後ろから抜かれる可能性がありますが、そこでしっかりついていけるかどうかが、優勝で切るかどうかのポイントになると思います。
あとソフトタイヤを選択したので、それをどこまで持たせられるか、も鍵になると思います。」
佐々木孝太
gt_r08_q_pc-sasaki 「5回目のポールは凄く嬉しいですけど、これを獲れる状態にしてくれたのはチームと山野さんなので、これは二人で採ったポールポジションだと思います。
朝の公式練習では『Q1大丈夫かなぁ』と心配するような酷い状態でしたが、僕と山野さんとチームは強い絆で結ばれてるので、エンジニアさんがすぐに判断してくれて僕らの好みのセッティングにしてくれました。
予選でのクルマは完璧でした。僕自身も記録を作りたいというのがありましたし、山野さんも最後のシリーズ戦ということで、ポールポジションをプレゼントしたいなと思いました。我ながらこんなに緊張した予選は無かったし、こんなによくできたタイムアタックも無かったと思います。
ソフトタイヤだなんて山野さんがぶっちゃけちゃいましたが、それも山野さんの自信の裏返しだと思います。言ったからには最後まで持たせて帰ってきてくれると思いますし、山野さんがいい状態でトップのままクルマを渡してくれるというイメージが山野さんの頭の中でできてるんだと思います」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 #6エネオスSCが今季初ポール!GT300は#61BRZが今季5度目のポール獲得

2013オートバックス スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」の公式予選が11月2日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#6ENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資組)が今季初のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは今シーズン限りでスーパーGT勇退を発表した山野哲也の乗る#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)が今季5度目のポールポジションを獲得した。

gt_r08_q-6

gt_r08_q-61

公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。

予選Q1
GT500クラスは例によって全チームがすぐにはコースインせず、セッション後半に一気にアタックをかける作戦を採る。
残り10分を切ったところで動いたのは#1RETOモーラGT-Rを駆る関口雄飛。
その他のドライバーは残り時間7分余りで一斉にコースへ。
コースコンディションはドライだが、上空を覆い尽くす厚い雲の影響もあり、気温、路面温度はこれまでにない低さで、どのドライバーもタイヤのウォームアップに苦心する状況だ。
そのため、最初にアタックした#1関口は中々タイムを上げることが出来ず、1'42.364を出すに留まり、惜しくもQ2進出を逃してしまった。
一方、#12カルソニックGT-RのJ.P.オリベイラ、#37KeePer SCの伊藤大輔、#39デンソーサードSCの脇阪寿一らは2周目から1分42秒台前半の好タイムを連発、そこに#100レイブリックHSVの小暮卓史、#23モチュールGT-Rの柳田真孝が終了直前に相次いで1分41秒台のタイムを叩き出して、2位、1位に飛び込んできた。
ここまでランキングトップの#38ZENT SCも平手晃平が3番手タイムを記録してQ2進出を果たす。
一方、ここでランキング2位の#36ペトロナスSC、同3位の#18ウイダーモデューロHSVは揃ってまさかのQ1落ちという結果に。
18号車は予選10位、36号車は13位からスタートすることになり、チャンピオン獲得が難しくなってきた。

GT300クラスは開始早々に#55ARTA CR-Zがヘアピンでスピン、コース上にストップしたため赤旗中断となる波乱の幕開け。55号車は自走でピットに戻ってきたが、規定によりタイム抹消となり、予選落ちとなってしまった。
セッションは14時10分に再開。
ここで熾烈なタイムアタック合戦を演じたのが#16無限CR-Z(中山友貴)、#11ゲイナーSLS(ビヨン・ビルドハイム)、#61スバルBRZ(山野哲也)のランキング上位勢。ここでは#16無限、#11ゲイナー、#61スバルの順となった。
また#4初音ミクBMW(片岡龍也)も終盤10番手に割って入り、なんとかQ2進出を果たした。

予選Q2
続いて行われた予選Q2はGT500が上位8台、GT300は上位13台によって戦われた。
GT500クラスは残り時間10分からコースインが始まり、#6エネオスSCを駆る大嶋が最初のアタックでいきなり1'41.367とQ1のトップタイムを上回ってきた。
他のドライバーもセクター1、セクター2でベストタイムを更新しながらアタックを重ねたが、この大嶋のタイムを上回ることが出来ず、大嶋和也は2010年5月の富士400km以来、3年6ヶ月ぶりのポールポジションを獲得した。
予選2番手にはシリーズランキング4位の#17ケーヒンHSV(塚越広大)がつけ、ポイントリーダーの#38ZENT SC(立川祐路)は予選4番手に終わり、チャンピオン争いの行方は全く判らない状況になってきた。

GT300クラスは、まず平中克幸の駆る#11ゲイナーSLSが1'48.354と従来のコースレコードを上回る好タイムを叩き出したが、すぐに佐々木孝太の駆る#61スバルBRZが1'48.264と平中のタイムを更に上回り、今季5度目のポールポジションを獲得。
ポイントリーダーの#16無限CR-Z(武藤英紀)もコースレコードを更新するタイムを記録したものの、上記2第二は僅かに及ばず3番手に。ポイント差では頭一つ抜け出した缶のある16号車だが、61号車、11号車がフロントロースタートとなったことで逆転の可能性も少なくはなくなった。
一方ランキング2位の#4初音ミクBMWは谷口信輝の健闘も実らず7番手に終わり、厳しい状況からのスタートとなっている。

第8戦決勝は明日午後1時30分より53周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選総合結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
16 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS1'42.1171'41.367
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS1'42.2921'41.490
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'41.8211'41.514
438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'42.0221'41.582
539DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS1'42.0621'41.598
6100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS1'41.9961'42.144
737KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'42.3051'42.323
812カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'42.2081'42.374
91REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI1'42.364
1018ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI1'42.399
1124D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'42.463
1219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'42.558
1336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'42.564
148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS1'42.679
1532Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'43.547
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
161SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1'49.156R1'48.264
211GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1'49.090R1'48.354
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BSR1'48.636R1'48.389
43S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'49.3771'48.900
562LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH1'49.8131'48.970
688マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'49.6211'49.241
74GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'49.7171'49.518
887ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH1'49.6411'49.551
933HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH1'49.8261'49.600
100ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'49.7021'49.789
1110GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'49.2151'50.240
122エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'49.8931'52.238
1348DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH1'49.5301'52.276
1431Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'50.063
1521ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'50.162
1630IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH1'50.420
1750Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1'50.440
1886クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH1'50.446
1922グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'50.544
2052OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH1'50.632
215マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH11'51.337
229NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'51.707
-55ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS-
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也BS1'41.367--170.519
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大BS1'41.490 0.123 0.123170.312
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリMI1'41.514 0.147 0.024170.272
438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路BS1'41.582 0.215 0.068170.158
539DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明BS1'41.598 0.231 0.016170.131
6100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也BS1'42.144 0.777 0.546169.222
737KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレア・カルダレッリBS1'42.323 0.956 0.179168.926
812カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生BS1'42.374 1.007 0.051168.841
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
161SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
佐々木 孝太MIR1'48.264--159.656
211GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸DLR1'48.354 0.090 0.090159.523
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀BSR1'48.389 0.125 0.035159.472
43S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
佐々木 大樹YH1'48.900 0.636 0.511158.723
562LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹YH1'48.970 0.706 0.070158.621
688マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
青木 孝行YH1'49.241 0.977 0.271158.228
74GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝YH1'49.518 1.254 0.277157.828
887ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝YH1'49.551 1.287 0.033157.780
933HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美KH1'49.600 1.336 0.049157.710
100ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔YH1'49.789 1.525 0.189157.438
1110GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
植田 正幸DL1'50.240 1.976 0.451156.794
122エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂YH1'52.238 3.974 1.998154.003
1348DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士YH1'52.276 4.012 0.038153.951
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝MI1'41.821--169.758
2100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史BS1'41.996 0.175 0.175169.467
338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
平手 晃平BS1'42.022 0.201 0.026169.424
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一BS1'42.062 0.241 0.040169.357
56 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
国本 雄資BS1'42.117 0.296 0.055169.266
612カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラBS1'42.208 0.387 0.091169.116
717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘BS1'42.292 0.471 0.084168.977
837KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔BS1'42.305 0.484 0.013168.955
---- 以上Q2進出 ----
91REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
関口 雄飛MI1'42.364 0.543 0.059168.858
1018ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
フレデリック・マコヴィッキィMI1'42.399 0.578 0.035168.800
1124D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信YH1'42.463 0.642 0.064168.695
1219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クートYH1'42.558 0.737 0.095168.538
1336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
ジェームス・ロシターBS1'42.564 0.743 0.006168.529
148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマンBS1'42.679 0.858 0.115168.340
1532Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
中嶋 大祐DL1'43.547 1.726 0.868166.929
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
116MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
中山 友貴BSR1'48.636--159.109
211GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ビヨン・ビルドハイムDL1'49.090 0.454 0.454158.447
361SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也MI1'49.156 0.520 0.066158.351
410GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也DL1'49.215 0.579 0.059158.265
53S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹YH1'49.377 0.741 0.162158.031
648DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
千代 勝正YH1'49.530 0.894 0.153157.810
788マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学YH1'49.621 0.985 0.091157.679
887ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
吉本 大樹YH1'49.641 1.005 0.020157.651
90ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
横溝 直輝YH1'49.702 1.066 0.061157.563
104GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
片岡 龍也YH1'49.717 1.081 0.015157.541
1162LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 翼YH1'49.813 1.177 0.096157.404
1233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
藤井 誠暢KH1'49.826 1.190 0.013157.385
132エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
加藤 寛規YH1'49.893 1.257 0.067157.289
---- 以上Q2進出 ----
1431Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男YH1'50.063 1.427 0.170157.046
1521ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
リチャード・ライアンHK1'50.162 1.526 0.099156.905
1630IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴YH1'50.420 1.784 0.258156.538
1750Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
安岡 秀徒YH1'50.440 1.804 0.020156.510
1886クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
細川 慎弥YH1'50.446 1.810 0.006156.501
1922グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久YH1'50.544 1.908 0.098156.363
2052OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典YH1'50.632 1.996 0.088156.238
215マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二YH11'51.337 2.701 0.705155.249
229NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾YH1'51.707 3.071 0.370154.735
---- 以上予選通過 ----
-55ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
小林 崇志BSno time---
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習 トップタイムは#38ZENT

2013スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」が11月2日、栃木県のツインリンクもてぎで開幕。
公式練習では#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が1'41.887を記録してGT500クラスのトップに。
GT300クラスは#11GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)が1'49.264でトップだった。

gt_r08_p-38

gt_r08_p-11

スーパーGTの2013シーズンもいよいよ最終戦。
第7戦オートポリスでモーラGT-Rタイトルを決めた昨シーズンとはうって変わり、今年のGT500クラスは上位8台がチャンピオンの可能性を残して最終戦を迎えるという近年まれに見る接戦となった。
しかもランキングトップの#38ZENT SC430の58ポイントに対し、2位の#36ペトロナスSC430は54ポイント、3位の#18ウイダーモデューロHSV-010は52ポイント、#17ケーヒンHSV-010も同じく52ポイントと、トップから僅か6ポイント差の大接戦だ。
一方GT300クラスも#16無限CR-Zが70ポイントで頭一つ抜け出した感があるが、それでも2位の#4初音ミクBMW Z4Mが62ポイント、3位の#11ゲイナーDIXCEL SLSが60ポイントと充分逆転可能な位置につけており、上位5台に計算上の権利が残る状況となっている。
またGT300クラスにおいては、最終戦を前に性能調整が実施され、#16、#55、#61のリストリクターが1ランク緩和されることになった。これは#16無限CR-Zに有利に働くものと思われる。

また、ランキング5位につけている#61スバルBRZをドライブするベテランの山野哲也が今シーズンを持ってスーパーGTのシートを後進に譲ることが昨日付けの富士重工業からのリリースで明らかになった。
これまで3度のチャンピオンに輝いている山野が最後のレースで4度目のタイトルを獲得するかどうかにも、これまで以上に注目が集まるところだ。

そして勿論、この最終戦はウェイトハンデ無しのガチンコ勝負。
各チームが一年がかりで仕上げてきた、2013仕様の真の実力が露になるレースでもある。

こうした沢山の注目点を抱えながら、土曜朝の公式練習は午前9時より120分間で行われた。
途中開始約15分で#37KeePer SCが最終コーナーでコースアウト、開始40分では#38ZENT SCが2コーナー先でコースアウトしたため、2度の赤旗中断があり、その他にもコースの至る所でスピンやコースアウトが相次いだが、それ以外は各車順調にロングランを消化。セッション前半で38号車が1'42.006でトップに立ち、終盤さらに1'41.887までタイムを縮めてチャンピオン獲得に向けて好スタートを切った。
2位には専有走行の終盤にタイムを上げてきた#100レイブリックHSVが続き、#39デンソーサードSCが3番手。
一方GT-R勢は#23モチュールの9位が最高とやや出遅れた格好だ。

GT300クラスは#16無限CR-Zが序盤から好タイムを記録してトップに立っていたが、セッション中盤に#11ゲイナーSLSがこれを上回り、専有走行に入ってもそのままトップを守った。
ランキング2位の8番手、注目の山野がドライブする#61BRZは9番手でこのセッションを終えている。

スーパーGT第8戦の公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1385001ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'41.887-169.648
21005002RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS1'42.102 0.215169.291
3395003DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS1'42.194 0.307169.139
4185004ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI1'42.266 0.379169.020
5365005PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'42.330 0.443168.914
6375006KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'42.386 0.499168.822
765007 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS1'42.489 0.602168.652
8175008KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS1'42.523 0.636168.596
9235009MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'42.668 0.781168.358
101250010カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'42.758 0.871168.210
112450011D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'42.789 0.902168.160
121950012WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'42.808 0.921168.129
13150013REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI1'43.048 1.161167.737
14850014ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS1'43.271 1.384167.375
153250015Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'43.640 1.753166.779
16113001GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1'49.264 7.377158.195
17163002MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1'49.384 7.497158.021
18523003OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH1'49.720 7.833157.537
1933004S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'49.741 7.854157.507
20623005LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH1'49.845 7.958157.358
21883006マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'50.053 8.166157.060
22873007ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH1'50.299 8.412156.710
2343008GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'50.357 8.470156.628
24613009SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1'50.427 8.540156.528
25230010エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'50.436 8.549156.516
265530011ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS1'50.496 8.609156.431
271030012GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'50.607 8.720156.274
284830013DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH1'50.640 8.753156.227
29030014ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'50.780 8.893156.030
303330015HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH1'51.001 9.114155.719
315030016Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1'51.029 9.142155.680
328630017クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH1'51.103 9.216155.576
332230018グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'51.167 9.280155.486
343030019IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH1'51.249 9.362155.372
353130020Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'51.264 9.377155.351
362130021ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'51.286 9.399155.320
37530022マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH11'51.531 9.644154.979
38930023NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'52.14110.254154.136

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第8戦 決勝

 

MJ13_0217_fineプレスインフォメーション 2013年7月28日

菅生. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第8戦 ミシュランチャレンジ 決勝を、2013年7月28日(日) スポーツランドSUGO(宮城県)にて開催いたしました。

天候:曇り 路面:ドライ 気温:25℃ 路面温度:28℃(スタート時)

7月28日(日)、ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2013年シーズンは前日の第7戦に引き続き、スポーツランドSUGO(宮城県)で第8戦ミシュランチャレンジ決勝が行われた。上空には雲が多いものの、金曜日からの天候から一転してこの日は時折雲間から陽が差し、3日間の中で最も気温が上昇することになった。午前10時、ミシュランマンを助手席に乗せたカイエンを先導に全車がグリッドにつく。第7戦決勝中のベストラップにより、グリッドは#78 近藤翼をポールポジションに#12 小河諒、#14 川端伸太朗、#10 川口正敬、#19 永井宏明、#32 飯田太陽というオーダー。路面温度が上昇していく中、15周のレースがスタートした。

第7戦に続き、好スタートを決めたのは#78 近藤。スタートでの逆転を狙っていた#12 小河にとっては誤算だった。「1コーナーまでに並んでいくつもりでしたが、思いのほか近藤選手のスタートが良かったです。でも、15周の間にチャンスはあるなと気持ちを切り替えました」。#14 川端はややホイールスピンが多く、その隙に#19 永井が1コーナーまでに前に出ていた。その後方では数台が接触するアクシデントが発生。馬の背コーナーでも接触があり、チャンピオンクラスの#32 飯田太陽、第7戦でジェントルマンクラス2位、3位に入った#27 眞野壮一郎、#21 高田匠らも巻き込まれていた。

1分26秒台中盤に入る速いラップタイムで逃げるトップの#78 近藤に対して、食らいついて離れない#12 小河。後方ではトップ争いと同じように#19 永井と#14 川端がテール・トゥ・ノーズ状態。レース序盤は緊迫したふたつの接近戦が数秒離れた場所で繰り広げられたが、6周目に#14 川端がミス。「追い抜こうとフロントタイヤを使ってしまい、少しブレーキ踏力が強かったところでロックしてしまいました」。3番手の#19 永井との差は約1秒に開いた。一方、8周目まで1秒以内の差だったトップ争いにおいても、9周目に#12 小河が馬の背コーナーでブレーキングミスを喫し、こちらの争いも差が約1秒となる。終盤、周回遅れのマシンが出たところでトップ2台は再び僅差になり、#12 小河が逆転を狙ってプレッシャーをかける。最終周には0.5秒差で入り、#78 近藤もワンミスすら許されない緊迫した状況でチェッカーを迎える。#12 小河との差はわずか0.270秒まで詰まったが、第7戦に続き#78 近藤が勝利を奪った。「高速コーナーでアンダーステアが出て小河選手に詰められるところもありましたが、前半少し抑えぎみのペースでいったので、それがレース後半の余裕になりました」と#78 近藤。2位の#12 小河は昨日に続き悔しさをにじませた。「近藤選手もブレーキングミスをしていましたが、その時に自分が真後ろにいられなかったり、スタートで前に出られなかったことが今回の敗因です」。#19 永井は笑顔の3位表彰台。「やっと若手3人の間に食い込めました。自力で抜いて、というのは初めてなのですごくうれしいです」。

ジェントルマンクラスはスタート直後の混乱をうまくすり抜けて#7 星野敏が、単独走行の中で安定したラップを刻みクラス優勝を果たす。「初めての連勝です。スタート時のライン取りに迷いましたが、インに行ったことで混乱をすり抜けられました」。一方、#2 田島剛、#33 Ogino Tetsuoは序盤からクラス2位争いを繰り広げ、レース終盤には#3 江本玄も追いつき激しさを増す展開となった。迎えた最終周の1コーナー、#33 Oginoがブレーキングで#2 田島に並びかけ、ついに前に出る。「悔しい。ミラーから消えたと思ったらもう横に並ばれていました」と#田島。#33 Oginoは「諦めないことが大事ですね」と答え、笑顔で表彰台に立った。

次戦のPCCJ第9戦は、スーパーGT第6戦のサポートレースとして9月7日(土)-8日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)にて開催される。オフの合同テストを含めて、多くの走行を重ねてきているドライバーが多い富士では毎戦僅差の熱戦が繰り広げられている。チャンピオン争いに王手がかかるのか、さらなる混戦となっていくのか? シリーズクライマックスの鈴鹿F1ラウンドに向けて、いよいよカウントダウンが始まる。

■第8戦 ミシュランチャレンジ 決勝結果
Pos. Car# Driver1 Class Car Name Gap
1 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 22.00.782
2 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ +0.270
3 19 永井 宏明 C ナインレーシング +10.773
4 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE +20.270
5 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ +23.753
6 7 星野 敏 G D'station HAI997 +31.388
7 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 +47.951
8 2 田島 剛 G TAJIMA RACING +49.091
9 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 +49.510
10 21 高田 匠 G TAKUMI RACING +1'15.690
11 24 GO MAX G たかのこ みきゃんGT3Cup 2Laps
12 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 2Laps
以上完走
10 川口 正敬 C ケイシンゲイナー 15Laps
27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 15Laps

Best Lap : #78 近藤 翼  1'26.676 4/15

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第7戦-8戦 プレビュー

プレスインフォメーション 2013年7月22日 
 
MJ13_0185_fine東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第7戦及び、第8戦 ミシュランチャレンジを、2013年7月27日(土)、28日(日) スポーツランドSUGO(宮城県)にて開催いたします。

シリーズを折り返し 、チャンピオン争いに向けて一層激しさを増すポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は、7月27日(土)〜28日(日)に第7戦-8戦を迎える。舞台となるのはスポーツランドSUGO(宮城県)。コース前半には攻略が難しい低速セクションがあり、後半には車のバランスとコントロール能力が要求されるSPコーナー、最終コーナーといった高速セクションが待ち構える国内随一のテクニカルサーキットとして知られている。また、タイトなコース幅と相まってドライバーのチャレンジを間近で見ることができる国内では数少ないサーキットでもある。今大会は大観衆を集めるスーパーGT第4戦のサポートレースとして、第7戦は土曜日に、第8戦は日曜日に決勝が行われる。尚、第8戦は例年通り「ミシュランチャレンジ」という大会名で開催され、当日のホスピタリティエリアはミシュラン色に染まる。

シリーズ戦として初のセミ耐久形式で開催されたツインリンクもてぎ(栃木県)での第6戦は、チャンピオンクラスの#78 近藤翼、#25 神取彦一郎が同点首位という状況で迎えたが、結果は#12 小河諒の圧勝によりランキングが大きく動いた。優勝した#12 小河と3位フィニッシュとなった#78 近藤が同点で首位に並び、7pt差の#19 永井宏明、12pt差の#25 神取彦一郎、そして20pt差の#32 飯田太陽がそれを追いかける展開に。2人の若手ドライバーがシリーズを引っ張る形とはいえ、この3人も隙あらば初優勝を狙えるポジションにつけている。いずれにしても、まだまだチャンピオン争いは接戦の真っ只中にあり、ここから誰が抜け出すかが終盤戦の見所となる。今回のダブルヘッダーの結果次第ではシリーズチャンピオン候補が絞り込まれてくるのも間違いないだろう。シリーズ争いは厳しいものの、第6戦で2位に入ったPCCJ育成ドライバーの#14 川端伸太朗の実力は誰もが認めるところ。このSUGOでも優勝戦線に加わってくる可能性は十分に秘めている。

一方、ジェントルマンクラスも第6戦で流れが変わった。第2戦、3戦、4戦を連勝してランキングをリードしていた#2 田島剛だが、第6戦ではクラス4位に終わり、後続とのポイント差が縮まった。ここでランキング2位に浮上したのは、第6戦で歓喜のクラス初優勝を挙げた#3 江本玄。同点の#21 高田匠とともに7pt差で#2 田島に迫る。その後方には#33 Ogino Tetsuo、#27 眞野壮一郎が共に15pt差で並ぶなど、ランキング2位争い、4位争いは1ptで順位が変動するシビアな展開が繰り広げられている。#2 田島が再び勝ち名乗りを挙げトップの座を守り切るのか、それとも混戦を勝ち抜き首位争いに名乗りを上げる新たなドライバーが現れるのかにも注目したい。

迎えるスポーツランドSUGO戦の難しさはコースレイアウトだけでなく、路面コンディションへの対応にもある。昨年の第1レースは気温33℃、路面温度49℃まで上昇する過酷な条件となり、温度管理を含めたタイヤマネジメントが重要な一戦だった。そして一昨年は雨がらみのレースとなり、低グリップでのコントロール能力が勝敗を左右する結果となるなど、天候の善し悪しに関わらずこの時期のSUGOでのレースは難しい。PCCJシリーズ「真夏の天王山」とも言えるこの2連戦を終えて笑うのは果たして誰か。表彰台の頂点に立つカレラカップパイロットの姿に注目したい。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝記者会見 総合&Nクラストップ3のコメント

優勝 勝田貴元(トムス)
f3_r08_r_pc-katsuta  「レース毎にクルマをつかめてきて、岡山ではようやくポールを取ることができ、チームにもなじめ、レースウィークを通していい流れできましたが、トラブルでリタイアしてしまいました。今回は富士ということでデータもありトヨタのホームコースなので、後半戦のためにもポールを取って勝つつもりでいました。金曜日から調子はよかったんですが、なかなか歯車がかみ合わなくて、タイムはよくなかったんですが、感触は良かったです。チームも細かいところまで探ってくれ、決勝前にもフロントノーズのトラブルを直してもらってクルマの動きも格段に良くなりました。スタートは中山選手を抜くことができず、ダウンフォースの関係もあって、100Rや13コーナーは同じラインを通らないように走っていました。最終コーナーで、ちょっと無理に入って前に出て、中山選手と並んで1コーナーに飛び込んでいったんですが、高速コーナーのAコーナーで前に出ることができました」
決勝2位 中山雄一(トムス)
f3_r08_r_pc-nakayama  「スタートでちょっとミスったんですが、抜かれませんでした。最終コーナーで後ろを見ていなくて、ターンインするときにいきなり入られ、直線でスリップを使ったんですが、加速しなくて1コーナーで抜くことができず、Aコーナーでもポジション取りが悪くて抜くことができませんでした。そこからはダウンフォースが足りなくて1秒あたりの差で等間隔で走っていました。最初の周にタイヤを傷めたので少しづつ遅れてしまいました」
決勝3位 野尻智紀(戸田)
f3_r08_r_pc-nojiri  「4番手スタートで、昨日の調子を考えるともうちょっとどうにかできたと思う予選でした。気持ちを切り替えたスタートは普通で、千代選手がタイヤをロックさせたのでチャンスがあると思いました。1コーナーの駆け引きでもベストなブレーキングをすれば、彼が飛び込んできても大丈夫だと思っていました。その後は、トップ2台について行こうと思ったんですが、タイヤのグリップがなくなってきたときにトップとの差はまだまだあるのかなと思います」
Nクラス優勝 ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)
f3_r08_r_pc-nanin  「今日初めて予選と決勝でトップになれてうれしかったです。メカニックやエンジニアとも相談しましたし、富士も一番走っているコースなので調子は良かったです。ぼくもがんばりましたが、トムススピリットの人たちも昨日は夜までクルマを整備してくれて、ほんとうに感謝しています。スタートも良くて1コーナーでトップに立てましたが、最後はタイヤをうまく使うことができてなくてコンマ7秒まで迫られてしまいました」
Nクラス決勝2位 高星明誠(NDDP)
f3_r08_r_pc-takaboshi  「金曜日から調子が良くなくて予選1回目はコンマ1秒負けましたが、2回目は勝つことができました。レースはスタートには自信があったので抜くことができれば大丈夫と思っていました。でも1コーナーはトップで入れたのに、かぶされてしまいました。その後はダウンフォースが減って、空気の流れがいいところを捜して走っていました。前半タイヤをセーブして置いて行かれ、中盤から勝負をかけようと思い、ナニン選手のタイヤがたれてきたところでプッシュしたんですが、抜くことができませんでした。優勝は続けていきたかったんですが、レースだからこういうことはあると思っていました。あしたに向けてがんばります」
Nクラス決勝3位 小泉洋史(ハナシマ)
f3_r08_r_pc-koizumi  「大好きな富士のコースなので表彰台に上がれればと思っていました。高星君とナニン君が速いのでスタートを決めてついて行ければと思っていました。小河君のスタートも悪くなかったんですが、1コーナーで内側のラインを取れました。小河君とのマッチレースになりましたが、セクター1,2は私の方が有利な感じで、セクター3が断然小河君の方が良くて、1コーナーでインやアウトを取られたんですが、なんとか押さえることができました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第8戦富士公式予選 #36中山が7度目のPP。 Nクラスは#38パユーングが初ポール!

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全日本F3選手権第8戦の公式予選が7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ここまで6連勝中の#36中山雄一(トムス)が1'35.472で今季7度目のポールポジションを獲得した。

今シーズンもいよいよ中盤戦。
第8戦の公式予選は午前8時10分より10分間で行われた。

ここまで全戦でポールポジションを獲得し、第2戦から6連勝と他を圧倒する結果を残している中山はここでもいち早く1分35秒台の好タイムを記録、快調にペースを上げて最終的には1'35.472でポールポジションを獲得した。
これに対し、戸田エンジンの#50千代勝正、無限エンジンの#7松下信治らも序盤は中山に食い下がったが、最終的には#37勝田が1'35.683とタイムを上げて2番手に浮上、終わってみればトムスのフロントロー独占という今シーズン幾度も繰り返された結果に終わった。

一方Nクラスはここまで連戦連勝の#23高星明誠と#38ナニン・インドラ・パユーングが最後まで熾烈なトップ争いを展開、パユーングがF3初のNクラストップタイムを記録して午後の決勝に臨む事となった。

第8戦決勝はこのあと12時55分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦富士公式予選結果

全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/13) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311'35.472--172.06
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311'35.6840.2120.212171.68
350千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'35.7750.3030.091171.51
42野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3011'35.9260.4540.151171.24
57松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'35.9570.4850.031171.19
68清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'36.0530.5810.096171.02
738Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'37.8932.4211.840167.80
823N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'37.9182.4460.025167.76
962N小河 諒Le Beausset F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE 1'38.5043.0320.586166.76
106N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.7613.2890.257166.33
1113吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'38.9873.5150.226165.95
1230NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.4543.9820.467165.17
1311N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.9414.4690.487164.36
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'45.2089.7365.267156.14

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ 久々の2台完走でシーズンを締めくくる (Hitotsuyama)

 Hitotsuyama Racingは10月27~28日にツインリンクもてぎで開催されたシーズン最終戦、Super GT第8戦 「MOTEGI GT 250KM RACE」に参戦致しました。#21 ZENT Audi R8 LMSは難しいコンディションの中9位でフィ ニッシュし2戦連続の入賞を果たしました。#77 investors Audi R8 LMSも途中アクシデントに巻き込まれながらも最後まで粘り強い走りを魅せ、久々に2台揃っての完走を果たし、シーズン最終戦を締めくくりました。

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10月27日 公式練習 / 公式予選
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / リチャード・ライアン

 前戦オートポリスではリチャード・ライアンの猛烈な追い上げによりシーズンベストの6位入賞を果たした#21 ZENT Audi R8 LMS。だが、シーズン最終戦となるツインリンクもてぎはストップ・アンド・ゴーの特徴を持つサーキット。コーナリングマシンのAudi R8 LMSにとっては、シーズン中最も苦手なサーキットと言わざるを得ず、苦戦が予想された。秋晴れの天候のもとスタートした公式練習。まずはリチャードがマシン各部のチェックとセッティングを行う。セッションは予想通り、現状のBOPにおいて有利な条件を与えられているポルシェ、アストンマーティンを中心に序盤から進んでいく。リチャードは決勝のセットアップを重視し、早々に都筑晶裕にドライバー交代。都筑もリチャードのセットアップに納得し、クラス12位のタイム、1分51秒936で公式練習を終えた。ノックダウン方式で行われた公式予選。この公式予選の結果次第では同じタイヤをその まま決勝スタートで使用しなければならない可能性があるため、過去の反省を踏まえQ1を担当するリチャードは、とにかく最小限のアタックでQ1を通過しタイヤを温存するよう努める。ライバルたちがコースインしアタックを開始する中、リチャードはピット内に留まりタイミングを見計らう。ライバルたちの隊列が途切れたタイミングでコースインしたリチャードは2~3周目に連続アタックを行い、1分51秒004のタイムを記録。この時点で順位はクラス8位とQ2進出は確実なタイムであったため、チーム監督を務める鬼木はリチャードをピットに戻しQ1の終了を見届けることとなった。その後リチャードのタイムを上回るライバルは現れず、#21 ZENT Audi R8 LMSリチャードはQ1をクラス8位で突破、Q2を都筑に託すことになった。マシンのポテンシャルからQ2突破が瀬戸際になることを予想していたチームは、Q1同様必要以上にタイヤを酷使しない戦略を採り、都筑をコースに送り出した。都筑はタイミングを見つけ3周目にアタック。1分52秒182のタイムを記録しこの時点でクラス10位。さらに1周アタックを続けることもできたが、監督の鬼木は戦略通り都筑をピットに戻す。その後、予想通りタイムアップを果たすライバルが現れてしまったため、都筑は12位までポジションダウンし、この時点でクラス12位からの決勝スタートが確定した。

#77 investors Audi R8 LMS 小林賢二 / イゴール・スシュコ

 今回ドライバーが入れ替わり小林賢二 / イゴール・スシュコのコンビで挑むことになった#77 investors Audi R8 LMS。小林賢二は第2戦富士では第3ドライバーとしてチームに加入し、第5戦鈴鹿では#30 IWASAKI MODAクロコ apr R8のステアリングも握っている。今回からHitotsuyama Racingへ復帰することが決定した。また、イゴール・スシュコは2010年以来のSuper GT復帰となるが、今シーズン、ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンにフル参戦しており、その実力は証明済みである。公式練習ではまず小林がマシンとタイヤのチェックを行い、その後決勝を意識したセットアップを行っていく。小林はAudi R8 LMSのステアリングを初めて握るイゴールにも扱いやすいセットアップを心がけ、エンジニアと入念に作業を進めていった。セッション中盤、小林からイゴールにドライバー交代。チームからはレース完走が必須条件とされていたこともあり有り、 小林同様イゴールも慎重なドライビングで初めてのマシンでの周回を重ねていく。20周の走行を与えられたイゴールだが、適応能力も十分でマージンを残しつつも最終ラップにしっかりとベストラップを刻む余裕も魅せた。結果はクラス23位に終わったものの、過去数戦アクシデントにより全く結果を残せていないチームにとって、まずはセッションを無事に走り切れたことが何よりもの励みにつながった。続く公式予選、小林がQ1アタックを担当。小林にとってSuper GTの予選アタックは初めてとなり、アタックのタイミングを見計らうポイント等、少々の不安要素も存在したが、まずはコースイン。3周目から3周連続アタックに入る。3周目、4周目と順調にタイムアップを果たし、最終アタックの5周目にさらなるタイムアップの期待がかかる。しかし、既にアタックを終えピットへ戻るライバルたちに行く手を阻まれ、残念ながらタイムアップは果たせぬまま、クラ ス21位、1分55秒887のタイムでQ1敗退となった。

10月28日 決勝
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / リチャード・ライアン

 迎えた決勝日、サーキットは朝から厚い雲に覆われ、雨が降り出すのも時間の問題と思われた。フリー走行はなんとかドライで行われたものの、ここで#21 ZENT Audi R8 LMSのリチャードはマシンのパワーダウン、そしてシフトフィーリングの悪化を訴えピットイン。Audi Sport Japanのサポートも受け電源のリセット等考え得る対処がなされるが、原因は不明。チェックのために再びコースインしたリチャードは、マシンが元通りになっていることを確認し、走行を続けた。その後都筑もステアリングを握りエンジンパワー、シフトフィーリングともに問題ないことを確認しセッション終了となったが、第4戦菅生、第6戦富士でもエンジンのパワーダウンやシフトフィーリングの悪化の症状から始まりリタイヤを喫しており、チームは大きな不安を抱え決勝を迎えることとなった。フリー走行後雨が降り出したことにより、前戦オートポリス同様セーフティーカースタートが切られた決勝。しかし前方を行く予選9位の#16 MUGEN CR-Z GTが前車との距離を極端に空けた格好でスタートしたため、リチャードはこれに激怒。無線でも折角のチャンスが台無しになってしまったことを嘆く。11位を行く#30 IWASAKI MODAクロコ apr R8の処理に少々手間取るものの、5周目にパスしてからは自身のペースを取り戻したリチャード。9周目にペースの上がらない#43 ARTA Garaiyaをパスすると、14周目には単独スピンにより遅れを取った#11 GAINER DIXCEL R8 LMSを交わし9位。続いて17周目に#16もあっさりとパスし8位に。だが、#16がスタートで前車との距離を空けてスタートしてしまったことで、7位のHANKOOK PORSCHEまでの上位マシンは30秒も遥か前方でバトルを繰り広げており、リチャードも自力で追い上げることは不可能に近い状況となった。安定したペースで周回を重ねるように見えるリチャードだが、スタート直前でのセットアップ変更が裏目に出てしまい、アンダーステアのマシンに悩まされながらの走行となっていた。その状況下でもライバルたちと同等のタイムで周回していたことから、チームはリチャードのスティントを目一杯伸ばし34周目にピットイン。さらに、今シーズン初となるタイヤ無交換の戦略を採り、約20秒の短い作業時間で都筑をコースに送り出した。全車ピットインを済ませ、順位が落ち着いた時点で都筑はクラス8位。前方との差は大きいため、チームはポジションキープを都筑に告げる。しかし、タイヤ無交換により都筑のマシンバランスはさらに悪化。コーナー進入でのアンダーステア、出口でのオーバーステアに苦戦し、タイムも思うように上がらない。後方からはタイヤ交換を済ませ3秒以上速いタイムで#52 GREEN TEC & LEON SLSが迫り、瞬く間にパスされてしまう。この時点で都筑は9位に。10位の#30 IWASAKI MODAクロコ apr R8との差は依然として十分にあり、タイムも都筑と拮抗していたため、チームは都筑に状況を伝え、慎重にドライビングを続けるよう指示を出し続ける。レース終盤、さらにタイムを落としながらもなんとかマシンをフィニッシュに導き、9位フィニッシュ。苦しい展開のレースとなったが、前戦オートポリスに続く連続入賞を果たし、シーズン最終戦を終えた。

#77 investors Audi R8 LMS 小林賢二 / イゴール・スシュコ

 #77 investors Audi R8 LMSのスタート担当は小林賢二。昨日の公式予選のアタック同様スタート担当も初めてとなった。生憎の雨模様の中、小林はスタート直後に#66 triple a vantage GT3と#14 Team SGC IS350に交わされ最後尾に後退するも、その後は持ち前の慎重なドライビングで#2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電を追う。第2戦富士ではGT500との絡みでタイムロスも見られた小林だが、成長著しく、終始安定したタイムで走行を続けた。ライバル勢の脱落も有り16周目にはクラス20位までポジションアップを果たしていた小林。しかし、17周目の90度コーナー進入でGT500の#6 ENEOS SUSTINA SC430が#17 KEIHIN HSV-010に追突。その#17のアウトに避けていた小林のマシン右リヤ部分に運悪く#17が激しくヒットし、2台はスピンしてしまった。グラベルから上手く抜け出すことができた小林は、後続マシンの通過を待ちなんとかコースに復帰。破損したマシンをそのままピットまで戻した。アクシデントの一部始終をサーキットモニターで確認し衝突の激しさ把握していたピットでは、またしても・・・、という雰囲気に包まれ、チームオーナーの顔も曇る。だが、ピッ トに戻った小林のマシンに外傷は少なく、ホイールを破損している程度の軽傷であった。足回りのチェックを行った後、タイヤ交換と燃料補給、そしてドライバー交代を済ませイゴールがコースイン。2年ぶりのスーパーGT復帰レースが生憎のコンディションとなり、イゴールにとっては難しいレースになることが予想されたが、その状況下でも大きなミスを犯すことはなく安定したラップを刻み、チームからの必須条件であった完走に向けドライブを続けていく。レース終盤には#43 ARTA Garaiyaのリタイヤ、そして#48、#360のコルベット同士の接触もありイゴールは18位までポジションを挽回。30周のスティントをしっかりと走り切り、久々の完走をチームにもたらした。

チーム代表 一ツ山幹雄
#21 ZENT Audi R8 LMSについて
 「思っていた以上に難しいレースになりました。Audiに厳しいサーキットとは言え、6位か7位はいけるかな、と予想していました。セーフティーカースタートの際に上位勢との間隔をかなり空けたままスタートしてしまったマシンがいたのですが、これは前回オートポリスでも同じことが起こっているんです。こういうところで勝負権を失ってしまうのはすごくつまらないですね。とはいえ、後半戦に入ってからチーム力は格段に上がりましたし、2戦連続でトップ10フィニッシュという結果は、今のAudiのBOPではそれほど悪くないと思わないといけないのかもしれませんね。1年間チームを支えてくださった方々、ドライバー、スタッフのみなさんに感謝致します。」
#77 investors Audi R8 LMSについて
 「鈴鹿とオートポリスでクラッシュして本当に気が滅入っていました。シーズン途中撤退も考えましたが、このマシンにも沢山の方々が携わってくれていて、スポンサーさんも支援してくださっている。そんな中での最終戦でしたので、しっかりと完走してくれた小林選手とイゴール選手には感謝しています。途中小林選手が追突されて止まっているシーンをモニターで見たときは言葉を失いましたが、当たり所が良かったのか、走り続けることができました。本人はマシンがグシャグシャになっていると思って焦ってピットまで戻ってきたようですけど。完走出来て、本当にホッとしました。」

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Hitotsuyama Racing Press release

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ GAINER DIXCEL R8 LMS、後方から追い上げ13位でフィニッシュ (GAINER)

  • GAINER DIXCEL R8 LMS
  • Driver: Tetsuya TANAKA / Katsuyuki HIRANAKA
  • 予選5位/決勝3位
  • ドライバーズランキング:7位/チームランキング:6位
  • 予選入場者数:12,500人/決勝入場者数:26,000人

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2012年10月27日(土曜日) 雨
  • 9:30~11:20 公式練習:気温:18度・路面温度:22度・路面状況:ドライ
  • 14:00~14:15 ノックアウトQ1(平中克幸)気温:20度・路面温度:30度・路面状況:ドライ
  • 14:40~14:50 ノックアウトQ2(田中哲也)気温:20度・路面温度:28度・路面状況:ドライ
  • 15:10~15:20 ノックアウトQ3(平中克幸)気温:19度・路面温度:26度・路面状況:ドライ

gt_r08_gainer_02.jpg  今年も最終戦を迎えたSUPER-GT。ツインリンクMOTEGIで、秋晴れの中開催された。 前回のオートポリス戦で、すでにシリーズチャンピオンの夢を断たれたGAINERですが、開幕戦同様にノーウエイトハンディで争われるため、開幕戦以来の優勝をねらう。 走り出しは平中克幸から。マシンセットと、タイヤチョイスのため周回を重ねる。 気温は20度だが、風はひんやりとし、路面温度は気温とほぼ変わらない。走り出しからバランスは悪くなく、リアウイング、車高調整を行う。 その後田中哲也と交代し確認を行い、再度平中と交代し走行は終了した。

 予選は今回もノックアウト方式が取り入れられた。Q1とQ3は平中、Q2は田中が担当する。Q1とQ2を同じタイヤでアタックするため、平中は極力周回数を少なく、Q2に進めなければならない。計測2周目には2番手でクリア。16台がQ2に進めるが、平中はあっさりとこの時点で予選アタックを終了し、4番手でQ2進出を果たす。

 続いてQ2は田中がアタック。予選開始1分経過後にコースへ。計測1周目に7番手。アタックは3周行ったが、7番手のポジションは変わることなくQ3へ駒を進めた。 Q3は計測1周目、2周目では2番手のタイムを計測。しかし10分間の最後のアタックで2台にタイムを更新され5番手に。ラスト1周の計測は可能だったが、これ以上アップ不可能と判断しピットへ。第2戦富士以来、片手ポジションからのスタートが決まった。

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田中哲也コメント
 久しぶりにドライでトップ10に入れて、車のバランスも良かったので、もっと上位が狙えるかもと思っていましたが、ポルシェとかは別次元に速かったですね。ただドライの予選でのトップ10は開幕戦以来なので、明日に向けて久しぶりにチャンスが有ると思います。
平中克幸コメント
 テストの時の茂木の感触から良くて、今回も良いだろうと思って入りました。僕らはテストのままの良い感触で走れたのですが、周りはもっと速くて、特にポルシェとか、ランボルギーニも良かったですが、その真後ろのポジションを獲得できたということは、テストのそのまま状況だったので良かったですが、正直言うともう少し上のポジションに行きたかったですね。明日のレースでは挽回して、表彰台で終われたらと思います。
2012年10月28日(日曜日) 曇り/雨
  • 9:15~10:00 フリー走行 気温:14度・路面温度:19度・路面状況:ドライ
  • 14:00~ 決勝53周(51周) 気温:15度・路面温度:18度・路面状況:ウエット

 今日の予報は午後から雨。しかし、フリー走行が始まる少し前に雨が降ったが、フリー走行開始前には雨は止み、ウエット路面になることなくサーキットサファリが開始された。今回はフリー走行の前後2回サーキットサファリが行われた。まずサファリで田中がドライブ。マシンの振動が気になりピットへ。原因はタイヤカスの様で、タイヤを交換してコースへ。その後は決勝に向けてのセットアップを行い平中へ。

 平中はアンダーが強いと訴える。タイヤも組み合わせなど色々試しながら走行。フリー走行が終わり、2回目のサファリの前から雨が降り始め、完全なウエット路面に。最後に決勝の雨に向けての走行を行いサファリも終了した。

gt_r08_gainer_05.jpg  レースは雨のため、SCスタートとなる。2周を消化し、スタートが切られる。スタートドライバーは田中。順位を変えることなく淡々と周回を重ねる。トップを行くNo.33ポルシェのペースが上がらず、前をふさぐ形となり、団子状態で走行していた為、1つのミスが大きく順位を下げることとなる。8周目にNo.911ポルシェがNo..33を捉え、そこからレースは流れ始める。

 ペースの上がらないNo.33を順にパスしていき、田中も順位を上げようとした11周目に、No.0 BMWに交わされ6番手に。しかしあきらめずに前方のNo.33を追い詰めようとした14周目の130Rで、まさかの単独スピン。グラベルに捕まってしまい、オフシャルに引っ張り出されるまでにトップは2周の周回を重ねていた。

 表彰台に登ることはこの時点で潰えてしまったが、マシンにダメージはないようで16周目にピットへ戻りルーティーンのピット作業を行い平中へ交代。平中は諦めることなく周回を重ね、すぐに20番手にポジションを上げていく。

 平中のペースは良く、最後尾から追い上げていたNo.66アストンマーティン以外、同じペースで周回するマシンはおらず、まず30秒差あったNo.2紫電を10周でパス。続いて、1分14秒差あったNo.61を16周目でパス。その他接触などで後退していったマシンもあり、48周目には14番手までポジションを上げ、最後にNo.27 FERRARIを抜き去り13番手でチェッカーを受けた。

 決勝中のファーステストラップを狙っていた平中だったが、別次元で走行していたNo.66に敵わなかったが、0.041秒差で2番手のタイムを叩き出していた。

田中哲也コメント
 決勝スタートして1,2周は良い感じかなと思っていたのですが、5周目くらいからアンダーステアが強くなって、影山選手が押さえてたときはついていけてたんですが、それからはしんどかったですね。何とかペースを上げようとした時に自分のミスで130Rでスピンしてしまいました。チームには大変申し訳なかったと思います。次のJAF-GPで頑張ります。
平中克幸コメント
 僕のスティントに関して言えば、タイヤのパフォーマンスも良く、今までレインコンディションで凄く良いというダンロップタイヤだったのですが、今シーズンに限って言えば、ちょっと他のメーカーに追いつかれてる部分が凄くあるのかなって思ってたんですが、このレースに限っては全くそんなことは無く、周りに対してもアドバンテージがあったように思います。決勝中のファーステストラップは取れなかったですが、アストンマーティンとの車の差を考えれば、タイヤ的には僕らの方が良かったと確信できるので、その事に関しては凄く良かったと思っています。結果に関してはレースなので仕方がないと思っています。
Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ 立川祐路/平手晃平組LEXUS SC430がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目 (TOYOTA)

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シーズン最終戦をポール・トゥ・ウィンで飾り
今季2勝目を挙げた平手晃平(左)と立川祐路(右)

 2012シーズンのSUPER GT最終戦となる第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」が10月27日(土)、28日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 全8戦で戦われるSUPER GTの2012シーズンもいよいよ最終戦を迎えた。シリーズチャンピオンは前戦確定し、惜しくもLEXUS勢のタイトル奪還はならなかったが、最終戦はほとんどの車両がウェイトハンデゼロとなるため、ノーハンデで最速を競う最終戦での勝利を目指し、各チームが臨んだ。

 今大会は通常のレースよりも若干短い250kmで争われた。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに6台のLEXUS SC430が出場。また、GT300クラスに1台のLEXUS IS350と1台のトヨタ プリウスが出場した。

◆予選◆

 27日(土)は好天に恵まれ、気温は20度、路面温度も30度に達する好コンディションの下、午後2時からノックアウト方式で予選が行われた。

 Q1は、まずKeePer Kraft SC430 35号車がコースレコードを更新する1分42秒台に入れてみせたが、その後、ライバル勢も次々のこのタイムを更新。35号車は惜しくも12番手でQ1脱落。他のLEXUS SC430勢は、トップ3を占める速さを見せ、5台がQ2へと進出した。

 上位7台が最終Q3へと進出するQ2では、終盤激しいアタック合戦でタイムが削られていく中で、Q1で3番手につけていたDENSO KOBELCO SC430 39号車が無念の9番手敗退。シーズン中にドライバーの交代があったために、GT500クラスでは唯一ウェイトハンデを積むことになったPETRONAS TOM'S SC430 36号車は11番手でグリッドが確定した。

 Q3では、Q1、Q2共にトップを争ったZENT CERUMO SC430 38号車とENEOS SUSTINA SC430 6号車による争いとなった。伊藤大輔が駆る6号車が3番手以降を大きく引き離す好タイムをマークし、ポールポジション獲得かと思われたが、最後に、38号車の立川祐路が意地を見せこのタイムを逆転。開幕戦以来今季2度目、自身の持つGTでの最多記録を更新する17回目のポールポジションを獲得した。6号車が2番手でLEXUS SC430が最前列グリッドを独占。前戦まで2戦連続の3位表彰台と好調なWedsSport ADVAN SC430 19号車は6番手につけた。

 GT300クラスでは、Team SGC IS350 14号車が電気系トラブルのために予選に出走できず、最後尾スタート。apr HASEPRO PRIUS GT 31号車はQ3進出を果たし、8番手グリッドとなった。

◆決勝◆

 28日(日)は午前中のフリー走行直後に雨が降り始め、ウェットコンディションでの決勝レースとなった。午後2時、セーフティカーの先導でレースがスタート。2周のセーフティカーランを経て、3周目から本格戦が開始された。

 水煙を上げてスタートを切った各車だったが、2位につけていた6号車が難コンディションの中痛恨のスピン。大きく順位を落としてしまった。

 平手晃平がスタートを担当し、首位を逃げる38号車は、他車の水煙に妨げられることもなく、ハイペースで後続との差を広げていった。後方では、11番手スタートの36号車が8位へ浮上。19号車、39号車、35号車がこれに続く序盤戦となった。

 この日午前中のフリー走行でトップタイムをマークするなどと波に乗る19号車は決勝でも好走を見せ、前走車を次々にパス。10周目に3位に浮上し、更に前を追った。

 20周目、再スタート直後のスピンで13位まで後退しながらも追い上げを見せていた6号車が、8位争いの中で前走車に接触。この接触で6号車はドライブスルーペナルティを科され、再び後退。

 中盤に入ると、各車ドライバー交代と給油、タイヤ交換のためのピット作業が始まったが、首位を逃げる38号車は平手が安定したペースで周回を続け、最後となる34周目にピットイン。タイヤ無交換作戦を採って、首位をキープしたまま立川へとステアリングを託した。

 全車ピット作業終了後、首位を逃げる立川の38号車に、S Road REITO MOLA GT-R 1号車が猛追。

 10周以上に渡って、1秒を切る僅差での首位争いが展開されたが、ベテラン立川が見事に逃げ切り、トップでチェッカー。開幕戦に続き、今季2勝目でシーズンを締めくくった。立川はGTで通算14勝目。今大会の結果、ドライバーズランキングでは、立川祐路/平手晃平が2位。今大会4位でフィニッシュした脇阪寿一/石浦宏明がランキング3位となった。

 GT300クラスでは、14号車、31号車共に無念のリタイアに終わった。

ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
平手(晃平)のスティントを引っ張り、ライバルの状況などの情報を収集しているうちに、タイヤを4本交換すると勝てない状況になってしまったため、最終的に無交換を選択した。このタイヤ無交換作戦がはたして正解なのか、まったくデータがなく心配だったが、最後まで持ってくれてよかった。前戦オートポリスで、ウェットタイヤで1号車(S Road REITO MOLA GT-R)に負け、チャンピオンを逃しているので、今回ブリヂストンが用意してくれた新しいウェットタイヤで勝つことができてとても嬉しい。開幕からシリーズ中盤までポイントリーダーにいたが、その後はウェイトハンデもあり、厳しいレースが続いた。最後にウェイト無しのガチンコ勝負で、クルマのポテンシャルも証明できたし、ポール・トゥ・ウィンで気持ちよく終わることができて良かった。来年こそチャンピオンを目指す。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平:
ブリヂストン(BS)が用意してくれた新しいウェットタイヤのデータがなく、ウォームアップ走行だけでは確認が満足にできなかった。実績がなく未知なタイヤで戦うことに不安はあったが、同じBS勢が後ろにつけていたので、とにかくタイヤマネージメントに注力した。ドライバー交代の前にタイヤの状況を聞かれたので、無交換でも余力はあると判断し、立川選手に託した。このチームで2年目、開幕からコツコツポイントを積み重ねながらの、苦しい戦いをして来た。そんな中、クルマもアップデートしたが、自分的にも立川(祐路)さんのサポートをだいぶできるようになって来たと思っている。来年こそはチャンピオンを獲得できるよう、シーズンオフもトレーニングなどを頑張りたい。
Text & Photo: TOYOTA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 3位のEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が2戦連続の表彰台に上る (HONDA)

  • 2012年10月28日(日)・決勝 会場:ツインリンクもてぎ(4.801km) 天候:雨 気温:14℃(14:00時点) 路面温度:18℃(14:00時点)  コースコンディション:ウエット  観客:2万7000人

 10月28日(日)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝レースが行われました。

gt121028001L.jpg  さわやかな秋空に恵まれた昨日とは打って変わり、この日の茂木町周辺は朝から鉛色の雲に覆われ、午前10時過ぎにはポツリポツリと雨が降り始めました。これは、日本列島を寒冷前線が通過しているためで、午後には雨が降り続く天候となりました。

 ドライコンディションのもとで行われた昨日の公式予選では、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)がHonda勢でトップとなる4番グリッドを獲得。以下、#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)は5番グリッド、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は10番グリッド、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は13番グリッド、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は14番グリッドから、Honda陣営はシーズン最終戦での栄冠を目指し、全力を尽くしてこの一戦に臨みました。

 特に、今回同様のウエットコンディションとなった第7戦オートポリス大会で、優勝争いを繰り広げた#32 EPSON HSV-010については、14番グリッドからのスタートながら上位入賞に期待がかかっています。

 午前9時15分から45分間にわたって実施された今朝のフリー走行は、ドライコンディションのもとで行われました。ここで、#17 KEIHIN HSV-010は1分43秒798をマークして3番手となり、Honda勢のトップに立ちます。これに続いたのは6番手タイムを記録した#100 RAYBRIG HSV-010。さらに#18 ウイダー HSV-010は8番手、#8 ARTA HSV-010は10番手、#32 EPSON HSV-010は14番手となりました。

 スターティングドライバーを務めたのは、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、#18 ウイダー HSV-010はヴァン・ダム選手、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#8 ARTA HSV-010はファーマン選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手です。

 午後0時55分より、決勝レース前に走行できる最後のチャンスとなる8分間のフリー走行が行われました。このとき、すでにコースはすっかりウエットコンディションとなっていたので、各チームはウエットタイヤを装着して出走し、スタートに向けた最後の調整を実施しました。

 そのあとも雨が降り続けたため、53周の決勝レースはセーフティカーに先導されてスタートが切られることになりました。そして2ラップを走り終えたところでセーフティカーがコースから退去、グリーンランプが点灯して53周の決勝レースが始まりました。各車両が巻き上げる水煙で視界がきかない難しいコンディションのため、ライバル陣営の中にはコントロールを失って順位を落とすマシンもありましたが、5台のHSV-010 GTはいずれも順調で、#100 RAYBRIG HSV-010は3番手、#18 ウイダー HSV-010は4番手、#17 KEIHIN HSV-010は8番手、#8 ARTA HSV-010は12番手、#32 EPSON HSV-010は13番手とそれぞれ順位を上げて3周目を終えました。

 しかし、滑りやすいコンディションの中、#8 ARTA HSV-010と#18 ウイダー HSV-010は4周目から5周目にかけて相次いでコントロールを失い、最後尾近くまで後退してしまいます。一方、ウエットコンディションを得意とする#32 EPSON HSV-010は期待通りの速さを示し、5周目にはライバルの1台をパスして10番手に浮上します。その#32 EPSON HSV-010も、7周目に90度コーナーで軽いオーバーランを喫しましたが、幸い順位を落とすことなく、そのまま走行を続けました。

 #32 EPSON HSV-010は引き続きトップを上回るハイペースで周回を重ね、9周目には9番手、10周目には8番手と着実にポジションを上げます。一方、タイヤとコンディションのマッチングに苦しむ#100 RAYBRIG HSV-010はじわじわと後退。12周目に#32 EPSON HSV-010と#100 RAYBRIG HSV-010はついにポジションを入れ替え、#32 EPSON HSV-010は5番手、#100 RAYBRIG HSV-010は6番手となります。

 そのあとも、#32 EPSON HSV-010はトップを1秒以上もしのぐペースで次第に追い上げていき、16周目にはついに4番手となります。#100 RAYBRIG HSV-010は6番手で踏みとどまる一方、#17 KEIHIN HSV-010は9番手、#18 ウイダー HSV-010は11番手、#8 ARTA HSV-010は13番手となっていました。

 このころになると雨脚がやや弱まり、マシンが巻き上げる水煙の量も減ってきます。その結果、視界がきくようになるとともに、タイヤのグリップ力も向上し、各車のラップタイムはそれまでより1秒以上も向上しました。

 20周目、#17 KEIHIN HSV-010はライバルの1台に追突され、車両後部にダメージを負ってしまいます。#17 KEIHIN HSV-010は幸いにもピットまで戻ることができ、修復作業を行うこととなりましたが、戦線からの脱落を余儀なくされました。

 同じ20周目、GT500クラスのピットストップが始まりました。Honda勢でいち早くピットストップを行ったのは#100 RAYBRIG HSV-010の23周目でした。続く24周目には#18 ウイダー HSV-010がピットストップ。そして#8 ARTA HSV-010は28周目、#32 EPSON HSV-010は32周目にピット作業を行いました。

 全車がピットストップを終えた36周目、中山選手に交代した#32 EPSON HSV-010は引き続き4番手のポジションを守る一方、山本選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010は7番手、小暮選手が乗る#18 ウイダー HSV-010は9番手、小林選手が乗る#8 ARTA HSV-010は11番手につけていました。

 #32 EPSON HSV-010は、36周目にこの日のベストラップとなる1分51秒792を記録するなど、引き続きトップを上回るペースで周回を重ねていきます。40周目には3番手を走るライバルに約0.4秒差まで詰め寄り、ここから43周目にかけて、中山選手はライバルとの差を0.5秒以下にとどめ、プレッシャーを与えながら追走。ついにはライバルチームのドライバーがミスを犯し、#32 EPSON HSV-010は3番手に浮上します。

 これと前後して、#8 ARTA HSV-010はS字コーナーでコースオフを喫し、13番手に後退します。また、ピット作業を終えた#17 KEIHIN HSV-010がコースに復帰。最後尾ながらも走行を続けていきました。

 40周目を過ぎたころからコース上の一部が乾き始め、どのマシンもペースが上がり始めます。なかでも、#18 ウイダー HSV-010に乗る小暮選手のスピードは目覚ましく、46周目には7番手に躍進。さらに6番手を走るライバルとの差を1秒以下としながら周回を重ねていきました。

 一方、#100 RAYBRIG HSV-010は濡れた路面に足をとられてオーバーランを喫し、44周目には9番手に後退しました。

 結局、5台のHSV-010 GTはこのままのポジションでフィニッシュ。3位となった#32 EPSON HSV-010は前戦オートポリス大会での2位に引き続き、2戦連続で表彰台に上りました。続いて#18 ウイダー HSV-010は7位、#100 RAYBRIG HSV-010は9位となってポイントを獲得。#8 ARTA HSV-010も1周遅れながら13位で完走を果たしましたが、周回数が21周にとどまった#17 KEIHIN HSV-010は残念ながら完走とは認められませんでした。

 優勝はポールポジションからスタートした#38 ZENT CERUMO SC430でした。

 この結果、チャンピオン争いのドライバー部門では、合計43点を獲得した#100 RAYBRIG HSV-010がHonda勢で最上位の5位となりました。また、合計40点を獲得した#18 ウイダー HSV-010は6位、合計30点の#17 KEIHIN HSV-010は12位、合計26点の#32 EPSON HSV-010は14位、合計12点を獲得した#8 ARTA HSV-010は16位となりました。

 なお、GT300クラスの#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐組)は、第7戦オートポリス大会での経験を生かしたウエットセッティングの恩恵もあって、安定したペースで走り続け、11位でフィニッシュしました。惜しくも3戦連続のポイント獲得とはなりませんでしたが、GT3車両が優勢なGT300クラスの中にあって、本大会ではこの11位がJAF-GT車両の最高位となりました。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「2戦連続でウエットレースとなり、2戦連続で#32 EPSON HSV-010が表彰台に上りました。シーズン前半は苦戦続きでしたが、雨が降れば優勝が狙えるポテンシャルを持っていることが、これで改めて証明されました。予選をもう少し上位で通過できれば、優勝も期待できたはずです。特に、前回はミスに泣いた中山選手が、力強い戦いを見せてくれたことが、この結果につながったと思います。残る4台は、ウエットコンディションとタイヤがマッチせず、苦戦を強いられました。この点については、今後まだ改善の余地があると考えています。まだ特別戦の富士スプリントカップが残っていますが、シリーズ戦はこれで終了です。来年はタイトルを奪還できるよう、マシンの開発方針を大幅に変更することも視野に入れていますので、引き続きHSV-010 GTに熱いご声援を送っていただくよう、お願い申し上げます」
道上龍(3位 #32 EPSON HSV-010)
 「前戦のオートポリス同様、今日の決勝もウエットレースになったので、このようなチャンスをものにしなければ結果は出ないと思っていました。オートポリスでは勝てそうだったが勝てなかった、という悔しさがありましたが、今日はきっちり走りきっての3位だったので、順位は下がりましたが、Hondaのホームコースでしっかり表彰台に上がれてほっとしています」
中山友貴(3位 #32 EPSON HSV-010)
 「道上選手が追い上げてくれて、自分はそのバトンをつないで最後までいくという役割の中で、マシンのパフォーマンスを最大限に発揮させて、いい走りをし続けて上を目指そうと思っていました。本当は優勝したかったですが、表彰台に上がることにも、とても価値があると思いますので、今日はこの3位を喜びたいと思います。ここまで苦労してやってきましたが、チームの皆さまや協力してくれたすべての皆さまに感謝したいです」
Text & Photo: HONDA

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