カテゴリー

ニュース内検索

2012年10月

SUPER GT

SGT:2012年シリーズチャンピオンのコメント

GT500クラスチャンピオン #1S Road REITO MOLA GT-R
大駅俊臣監督
gt_2012_oheki 非常に嬉しいです。昨年はGT500初年度ながら素晴らしい結果を残せましたが、今年はGT-Rで連覇が出来るのだろうか、という戦いでした。スピードはあっても中々結果が残せない戦いが続きましたが、菅生で表彰台に上がったのをきっかけに、鈴鹿、オートポリスを勝つことが出来ました。同じクルマ、ドライバー、タイヤで連覇するのは史上初だそうで、嬉しく思うと同時に、タイヤメーカーさん、ニスモさんの努力でどんどん良くなったことに大変感謝しています。
出来れば来年も同じパッケージでやりたい。来年は今年以上にこのレースがもっと盛んになっていけば良いなと思います。
柳田真孝
gt_2012_yanagida オートポリスでチャンピオンを決めて、この会見に来ることが出来たこと、ロニーやチームの皆さん、ミシュランタイヤさん、Sロードさんをはじめとするスポンサーの皆さん、応援して下さるファンの皆さんに感謝します。
今日はチャンピオンをとって挑んだ1戦でしたが、ウェイトもゼロだし、何が何でも勝ちたかった。終わってからは泣きたくなるくらい悔しかったです。
ロニー・クインタレッリ
gt_2012_ronie 去年と同じパッケージということで自信はありましたが、なかなか結果が出ませんでした。でも第4戦から5回連続で表彰台に上がれて、終わってみれば凄く嬉しい一年でした。去年獲得した90点を上回るチームは永遠に出てこないと思いましたが、今年僕らが93点を取ることが出来たのも素晴らしいです。
応援して下さった多くの人々に感謝しています。
GT300クラスチャンピオン #911エンドレスTAISAN 911
千葉泰常監督
gt_2012_chiba 2003年以来、8回目のチャンピオンを獲れました。1983年のWEC in ジャパンでアドバンさんとチームを立ち上げてから30年経ち、今回僕の年齢と同じ通算68勝目を二人のドライバーが飾ってくれたことを嬉しく思います。
GT3というクルマはジェントルマンドライバーが1時間のレースで使うクルマで、これを2時間、3時間のスーパーGTで使うことは安全面も含めて非常に難しいんですよ。来年こそは日本のパーツを作って戦わないと、と持っています。日本のGTカーで世界のレースを盛り上げていきたいです。
実は今年、ポルシェの仲間が一つ消えてしまったので、来年は2台のポルシェで参加したいと思っているんです。1台は「0」番、もう1台は「26」番で、と思っています。
横溝直輝
gt_2012_yokomizo 今年はエンドレスの花里社長、タイサンの千葉社長と二人の名物社長のもと、横浜ゴムさんのバックアップで同じポルシェを使うハンコックとのタイヤ戦争と、大変なプレッシャーの中で戦ってきましたが、最後のレースもこの2台でガチンコの勝負になり、それに勝利できたことが嬉しかったです。
峰尾恭輔
gt_2012_mineo 今まで色んな人に拾ってもらって、色んな人に育てていただいて、今年は素晴らしいドライバーと一緒に走れて、本当に素晴らしい一年になりました。
最後にこの場にこられたことも本当に嬉しいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 優勝ドライバーのコメント

gt_r08_r_pc_winners gt_r08_r_pc_winner500 gt_r08_r_pc_winner300

GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
平手晃平
gt_r08_r_pc_hirate 急にウェットコンディションになり、8分間のウォームアップでしか確認が出来ませんでしたが、走ってみてクルマは外してないなと感じました。BSさんが持ってきたレインタイヤは全く新しいものだったので、何周持つのかも分からない状態でスタートして、他のBS勢の様子を無線で聞きながら走っていて、「意外と悪くないな」と
思っていました。
同じウェットコンディションのオートポリスで負けていた分、今回の勝利は「良い仕事ができたな」と思いました。
今シーズン中盤は重たいクルマで苦しい戦いを強いられましたが、TRDさんがどんどん新しいパーツを作って下さったし、最初と最後のハンデの無いガチンコの戦いで勝って自分たちの強さを見せつけられたのは良かったです。
立川祐路
gt_r08_r_pc_tachikawa タイヤを交換するかどうかは微妙な状況でした。全くデータのないタイヤだったので、ギリギリまで悩みました。それで、前半を引っ張ってのチームの様子を見ることにして、先に入った1号車がタイヤを換えなかったので、こっちも換えずに行きました。
オートポリスで完敗した悔しさもあったし、今日ウェットタイヤで1号車に勝てたのは嬉しかったんですけど、同時に、「結局1号車との戦いになるんだな」とも思いました。
チャンピオンをとれなかったのは残念ですが、最後に勝って終われたのは良かったと思います。また来年チャレンジします。
GT300クラス #911エンドレスTAISAN 911
横溝直輝
gt_r08_r_pc_yokomizo 急にレインコンディションになって、自分たちのパッケージにどれだけのポテンシャルがあるのか分からない状態でしたが、チームもタイヤメーカーさんもセットアップを頑張って下さったので、自信を持ってスタートに臨むことが出来ました。前を行く影山選手は実力のあるドライバーなので、抜くならワンチャンスしかないと思っていたら、それが8周目に訪れました。
峰尾恭輔
gt_r08_r_pc_mineo 交代した時点で後ろとのギャップがそこそこありましたが、決して楽なレースじゃありませんでした。途中で周回遅れに引っかかって87号車に迫られましたが、ポルシェのトラクションの良さを生かして逃げ切ることが出来ました。
チャンピオンがとれるかどうかは分からなかったので、とりあえず1勝、と思って走っていました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 #911エンドレスポルシェが今季初勝利を挙げて逆転王座に!GT500は#38ZENT SCが今季2勝目

2012オートバックス スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」の決勝が10月28日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が接戦を制し今季2勝目を挙げた。
上位3台がタイトルの権利を残して最終戦を迎えたGT300クラスは、#911エンドレスTAISAN 911(峰尾恭輔/横溝直輝組)が勝利を挙げ、シリーズポイントでも#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)を上回ってタイトルをものにした。(天候:雨 コース:ウェット 観客動員数:27,000人)

gt_r08_r_sc

gt_r08_r_start500

gt_r08_r_start300

gt_r08_r_38

gt_r08_r_1

gt_r08_r_32

gt_r08_r_911

gt_r08_r_87

gt_r08_r_88

gt_r08_r_podium300

gt_r08_r_podium500

gt_r08_r_champ300

gt_r08_r_champ500

朝のフリー走行を終えた直後からコース上には小雨が降り続くあいにくのコンディションとなった。
このため午後2時からの決勝レースはセーフティーカーの先導で始まり、3周目から追い越しが解禁となった。
ポールシッターの#38平手が快調にトップで周回を重ねる一方、予選2番手の#6エネオスSCを駆る伊藤大輔は1周目の90度コーナーでまさかのコースオフ、大きく順位を落として13位でコントロールラインに戻ってきた。
それとは逆に順位を上げてきたのが#1SロードGT-Rだ。
#1Sロードはスタートを担当したロニー・クインタレッリが4周目に#18ウイダーHSVのカルロ・ヴァン・ダムを抜いて4位に上がると、5周目の90度コーナーでは#100レイブリックHSVの伊沢拓也のインをこじ開けて3位、さらに10周目の1コーナーで#23モチュールGT-Rのミハエル・クルムを抜いて2位に上がってきた。
更に一時は6秒以上あった#38平手との差をも着実に削り取り、14周を終えた時点では3.8秒、各チームのピット作業が始まった23周目には僅か1.7秒にまで接近してきた。

ここからは#38平手もペースを上げ、1−2位の差は2秒前後を推移するようになる。
両者の戦いに変化が訪れたのは32周目。38号車より先にピットに飛び込んだ1号車はタイヤ無交換作戦を敢行。給油とドライバー交代のみでわずか21秒でピットアウトしていった。
対する#38ZENT SCも34周目にピットに飛び込むと、こちらもタイヤを変えずに立川を#1柳田の前でコースに送り出す。
ここからは19周にわたって一進一退の攻防が続く。しかし徐々に#1柳田が間隔を詰め、39周を終えた時点で両者のギャップは1秒を切った。
しかし立川は最後まで柳田に付け入る隙を与えず、最後は僅か0.138秒差で53周を逃げ切り、今季2勝目を挙げて2012シーズンを締めくくった。
また、3位には一時はコースアウトにより順位を落としつつも、ウェットコンディションの中、第7戦オートポリスを彷彿とさせるハイペースで追い上げた#32エプソンHSVが入った。

#33ハンコックポルシェ、#66アストンマーチン、#911エンドレスポルシェの三つ巴のタイトル争いとなったGT300クラスは、予選2番手からスタートした#911エンドレスポルシェを駆る横溝が8周目のヘアピンでポールスタートの#33ハンコックポルシェ/影山正美のインをついてトップに躍り出る。
抜かれた#33影山はペースが上がらず、10周目には#87、12周目に#88と2台のランボルギーニに相次いで抜かれ、その後もじりじりと順位を落としていくことになった。

これで9ポイントあった差を一気に逆転する可能性が濃厚となった#911エンドレスポルシェは33周目にピットイン、峰尾に交代してコースに復帰するが、レース終盤#87ランボルギーニを駆る山内英輝がテールに食らいついてきた。
しかし峰尾は最後まで山内の先行を許さず、0.735秒差で逃げ切って今季初勝利を挙げた。
これにより911号車の獲得ポイントは82となった。

一方、ポールスタートの#33ハンコックポルシェは結局7位でフィニッシュすることになり、獲得ポイントは75にとどまった。
予選でのトラブルにより最後列からのスタートとなった#66アストンマーチンも、前半を担当した星野一樹が次々とオーバーテイクを繰り返し、一時は3位まで上り詰めたが、29周目にドライバー交代を行った際にピットレーン速度違反という痛恨のミスを犯してしまい、ドライブスルーペナルティーを課せられてしまった。
その後は前を行く#3SロードGT-Rの攻略に手間取って上位陣との差を縮められず、5位でレースを終えたため獲得ポイントは73に留まった。
これにより#911エンドレスTAISAN 911が2012シーズンのGT300クラスチャンピオンを獲得することになった。

また、レース後のセレモニーで吉本大樹の口からA speedの解散が告げられ、66号車の参戦が今季限りであることも明らかとなった。今シーズンのGT300を盛り上げた主役の一つがスーパーGTを去ることは残念という他ないだろう。

スーパーGTはこのあと、11月16-17日に富士スピードウェイで行われる特別戦「富士スプリントカップ」をもって2012シーズンを終了する。
そしてGT500クラスが現行車両で戦う最後のシーズン、2013年のスーパーGTの開幕は4月6-7日、舞台は岡山国際サーキットだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝結果

■GT500クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/28) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS531:44'17.503
21S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI530.138
332EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL5310.450
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI5324.682
519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH5329.570
623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS531'02.600
718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS531'03.547
836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS37531'10.912
9100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS531'13.025
1012カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS531'20.210
1124D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH531'32.666
12*6ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS531'33.320
138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS521Lap
---- 以上規定周回数(37Laps)完走 ----
-35KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS2528Laps
-17KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS2132Laps
  • Fastest Lap: CarNo.32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)1'51.792 (36/53) 154.62km/h
  • CarNo.6(伊藤大輔)は、S-GT SpR第30条1.a(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
■GT300クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/28) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH511:45'11.563
287JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
山内 英輝
YH510.735
388マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH5118.540
40GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH5121.858
566triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH5150.323
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH485155.643
733HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK501Lap
852GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH501Lap
921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH14501Lap
1030IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH501Lap
1116MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS24501Lap
125マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 Italia GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH501Lap
1311GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL492Laps
1427PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH492Laps
1561SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH492Laps
162エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH483Laps
174GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH483Laps
1877investors Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
小林 賢二
イゴール・スシュコ
YH465Laps
1948DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH429Laps
20360RUN UP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH429Laps
2143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS3714Laps
---- 以上規定周回数(35Laps)完走 ----
-14Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
山野 直也
YH1734Laps
-31apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH843Laps
  • Fastest Lap: CarNo.66 triple a Vantage GT3(吉本大樹/星野一樹組) 1'57.648 (12/51) 256.92km/h
  • CarNo.66(吉本大樹)は、大会特別規則書第28条(ピットレーンの制限速度)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.360(田中篤)は、S-GT SpR第30条1.a(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課すもリタイアのため執行を留保した。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎGTA定例会見 GT500はマニファクチャー選手権の制定を目指す

GTアソシエイション(GTA)は10月28日、スーパーGT第8戦の開催されているツインリンクもてぎで定例会見を行い、これまでの観客動員実績や先頃契約を締結したITR(DTMシリーズの運営団体)との車両規則統一などについて坂東正明代表が語った。
詳細は以下の通り

(今シーズンを振り返って)
早かったなという印象だ。震災から一年経っての開幕戦ということで、FIA-GT3の導入と、安全性を考慮したGT500の2リスアップ。
観客動員数はどこも前年増。オートポリスだけは台風の影響もありマイナスとなったが、ここまでの7戦で36万4900人で前年比122.5%だ。
一昨年のお客様に戻ってきていただいたと思っている。これからもリピーターになっていただけるよう、環境づくり、満足度の向上に取り組んでいきたい。

(*ITRとの契約の件)
今回、DTMと車両規則を統一したが、レース運営については今まで通りだ。250km〜1000kmのレース距離を2名のドライバーが走り、タイヤ、エンジンのコンペティションも行う。
DTMに合わせることでコストダウンを計りながら、お客様に納得していただけるクルマを作っていく。
上半分は市販車の形状を保ちつつ、下半分で工夫を凝らす。
車体を構成するパーツのうち50アイテムをITRからGTAが窓口となって一括購入するほか、20アイテムを国内で一括生産するが、その他の部分に関してはマニファクチャーではなくチームが作っていく。500クラスのチームが今後も存続していけるよう、触れる部分は確保する。
モノコックについては国内生産で、ミッドシップも基本的に同じものを使用する。ただしITRとの取り決めで剛性や強度はDTMと同じものになる。

来年の5〜6月頃に3メーカー合同でシェイクダウンを行うが、その後の空力やタイヤの開発は各自が2014年の開幕に間に合うように行っていく。タイヤについては、たとえ使用しないメーカーであっても開発のための時間は作るよう、各マニファクチャーには伝えてある。

(DTMとのレースの相互乗り入れについて)
シリーズ戦にスポットで参戦することについては、DTM側はマニファクチャー選手権への影響があるため反対している。スーパーGTとしてもシリーズを引っ掻き回されては困るという思いは同じで、現実にはシリーズせん以外で行うことになるだろう。ただし、向こうがシリーズ参戦したいというならウェルカムだ。

またアジア圏での開催については、現在DTMはロシア、中国、インドでの開催を希望している。参戦するマニファクチャーが今後開拓したい市場ということでマーケティング上重要とのことだ。
スーパーGTとしてもアジア各国でGT3の選手権をやり、ACOの選手権にGT300クラスを参戦させ、GT500はマニファクチャー選手権にしていきたいと考えており、アジア圏へ拡大していきたいとの考えはあるので、開催日程など、必要に応じてITRと調整していく。
日本ではまだ開発部隊と営業さんがバラバラで、レースのマーケティングへの活用が確立されていない。これについては今後GTAがアドバイスしていきたい。スーパーGTでは現時点でマニファクチャー選手権をかけることには3メーカーが揃って反対している。しかし今後は開発だけでなく営業にも使えるように、こうした選手権もやっていきたい。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行 #19ウェッズスポーツSCがトップタイム

スーパーGT第8戦のフリー走行は、#19ウェッズスポーツADVAN SC430(荒聖治/アンドレ・クート組)が1'43.373でトップタイム。2番手に#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)が2番手につけ、ここでもレクサスSC430が1-2という結果となった。
GT300はシリーズチャンピオンを争う3台が#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)、#911エンドレスTAISAN 911(峰尾恭輔/横溝直輝組)、#66triple a Vantage GT3(星野一樹/吉本大樹組)の順でトップ3を占めた。

gt_r08_f_19 gt_r08_f_33

好天に恵まれた公式予選日と打って変わって決勝日の天気予報は雨。朝から時折り小雨がぱらついていたものの、朝9時からのサーキットサファリが始まる頃には一旦やみ、9時15分から45分間のフリー走行は終始ドライコンディションで行われた。
開始早々にトップに立ったのは#23モチュールGT-R。これを開始10分で#12カルソニックGT-Rが上回る。タイムは1'43.871。3番手には#18ウイダーHSVがつける。
暫くはこの順位のまま各車ロングランを行っていたが、残り15分のところで#17ケーヒンHSVが1'43.798を記録、それを残り7分で#6エネオスSCが1'43.637上回り、終了2分前で#19ウェッズスポーツSCが1'43.373を記録してトップに躍り出た。
一方、ポールシッターの#38ZENT SCはこのセッションを10番手で終えている。

GT300クラスはシリーズランキング上位3台がトップ3を占める展開。
昨日トラブルによりノータイムに終わった#66アストンマーチンも3番手につけており、後方グリッドからの巻き返しが大いに期待される。
JAF-GT勢は#2エヴァンゲリオンRT紫電の6位が最上位だった。

しかし現時点での予報では午後の決勝はかなりの雨量があるものとされており、この結果がどの程度影響するかは疑問が残る。

第8戦決勝は午後2時より53周(250km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/28) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1195001WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'43.373-167.210
265002ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'43.637 0.264166.784
3175003KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'43.798 0.425166.525
4125004カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'43.871 0.498166.408
5235005MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS1'43.913 0.540166.341
61005006RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'44.319 0.946165.693
7365007PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS371'44.329 0.956165.677
8185008ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS1'44.333 0.960165.671
915009S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'44.344 0.971165.654
103850010ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'44.424 1.051165.527
11850011ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS1'44.500 1.127165.406
123950012DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI1'44.813 1.440164.912
132450013D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'44.922 1.549164.741
143250014EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'45.186 1.813164.328
153550015KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS1'45.209 1.836164.292
16333001HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'50.035 6.662157.086
179113002エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'50.694 7.321156.151
18663003triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'51.047 7.674155.654
19873004JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
山内 英輝
YH1'51.348 7.975155.234
20523005GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH1'51.473 8.100155.060
2123006エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'51.536 8.163154.972
22883007マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'51.578 8.205154.914
2333008S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH481'51.597 8.224154.887
2403009GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'52.404 9.031153.775
251630010MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS241'52.423 9.050153.749
261130011GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL1'52.454 9.081153.707
273030012IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH1'52.609 9.236153.495
283130013apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'53.012 9.639152.948
292130014ZENT Audi R8 LMS
Audi R8
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH141'53.033 9.660152.920
30530015マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 Italia GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'53.093 9.720152.838
316130016SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'53.275 9.902152.593
322730017PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH1'53.50210.129152.288
33430018GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH1'53.79710.424151.893
3436030019RUN UP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'54.11410.741151.471
354830020DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'54.28210.909151.248
364330021ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'54.29110.918151.236
377730022investors Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
小林 賢二
イゴール・スシュコ
YH1'54.62611.253150.794
381430023Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
山野 直也
YH1'54.67811.305150.726

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が4番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2012年10月27日(土)・予選  会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)  天候:晴れ  気温:20℃(14:00時点) 路面温度:30℃(14:00時点)  コースコンディション:ドライ

 10月27日(日)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の公式予選が行われました。

 SUPER GTの最終戦は、昨年に続き、今シーズンもツインリンクもてぎが舞台となります。ここまでHonda勢は、第3戦セパン大会で、#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)が勝利を挙げたものの、そのあとは思うような結果を残すことができず、シリーズタイトルは前戦の第7戦オートポリス大会でライバルチームの手に落ちました。ただし、最終戦となる今大会では、ハンディウエイトがゼロとなるので、HSV-010 GTの本来の速さを生かした力強い戦いぶりを見せてくれるものと期待されます。

 予選が行われた本日は、さわやかな秋晴れに恵まれました。風も穏やかで、絶好のレース観戦日和となりました。

 午前9時に始まった公式練習は、スピンしたマシンを回収するため、2度の赤旗が提示された影響で、予定を8分間延長して11時38分まで行われました。このセッションでは、これまで重いハンディウエイトに苦しんできた#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が1分42秒416を記録して4番手につけました。そして、#18 ウイダー HSV-010は7番手、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は10番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は14番手、そして#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は15番手となりました。

 今回の予選はノックアウト方式が採用されました。予選1回目では上位11台が2回目に進出、2回目でその中の上位7台が3回目に進出し、この予選3回目で記録したタイムに従って決勝レースのスターティンググリッドを決めます。また、惜しくも次のセッションに進出できなかったチームは、その段階での順位が決勝レースのスターティンググリッドとなります。

 予選1回目は午後2時15分から15分間にわたって行われました。ただし、開始から7分ほどは各チームともピットで待機し、コースコンディションが改善されるのを待ちました。そして、予選時間が残り7分30秒となったころに、一部のチームのマシンがコースイン。Honda勢はさらにギリギリのタイミングを狙い、残り7分を切ったところで走行を開始しました。このセッションでは塚越選手が1分41秒986を記録して4番手となり、5台のHSV-010 GTの中でトップに立ちました。続いて、伊沢選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010が7番手、小暮選手が乗る#18 ウイダー HSV-010が1分42秒037で8番手となり、それぞれ予選2回目への進出を決めました。一方、ファーマン選手が乗る#8 ARTA HSV-010は13番手、道上選手が乗る#32 EPSON HSV-010は14番手となり、この時点で決勝レースのスターティンググリッドが確定しました。

 続く予選2回目は午後2時50分にスタート。本格的なタイムアタックは、やはり残り7分を切ったころに始まりました。ここでHonda勢のトップに立ったのは、山本選手がドライバーを務め1分42秒296をマークして5番手につけた、#100 RAYBRIG HSV-010。ヴァン・ダム選手が乗る#18 ウイダー HSV-010も7番手につけ、予選3回目への進出を決めました。金石選手が乗る#17 KEIHIN HSV-010は惜しくも10番手となったため、この時点で決勝レースのスターティンググリッドが確定しました。

 予選3回目は午後3時25分から10分間にわたって行われました。ここでも残り7分30秒を切ったころに、各車が一気にタイムアタックを開始します。Honda勢では、伊沢選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010が1分41秒761を記録して4番手。また、小暮選手が乗る#18 ウイダー HSV-010が1分41秒908を記録して5番手となり、それぞれ決勝レースのスターティンググリッドが確定することになりました。ポールポジションは、#38 ZENT CERUMO SC430が獲得しました。

 GT300クラスでは、第6戦富士大会で初の表彰台を獲得し、第7戦オートポリス大会でもポイントを獲得する活躍をみせた#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐組)が、予選3回目で武藤選手が1分50秒629を記録し、9番グリッドから決勝レースを迎えることになりました。デビュー5戦目となる今大会は、3戦連続となるポイント獲得に期待がかかっています。

 明日は午前9時15分からのフリー走行に続いて、午後2時に決勝レース(53周)がスタートします。

松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「ポールポジションを狙っていましたので、4番グリッドが最上位という結果は残念です。いずれにしても、#17 KEIHIN HSV-010、#18 ウイダー HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010の3台はマシンもよくまとまっていますので、明日は上位フィニッシュが期待できます。このうち、#17 KEIHIN HSV-010はタイヤチョイスとの兼ね合いにより、予選2回目で十分なタイムを記録できず、10番グリッドとなってしまいましたが、きっと決勝レースは追い上げてくれるでしょう。また、明日はウエットレースになると予想されますので、やはりウエットレースとなった第7戦オートポリス大会で2位に入った#32 EPSON HSV-010の活躍も期待できると思います。今日はこれから各チームのデータを見直し、決勝レースで少しでもいい成績が収められるようにがんばります」
伊沢拓也(4番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「久々にいい予選でした。夏以降、予選、決勝ともに苦しんでいましたが、開幕から2戦連続2位になったときのフィーリングが戻ってきました。明日の決勝では、失うものはなにもないですし、がんばれば大きく得るものがあると思っています。一つ勝つ、ということが大事ですし、今年一年の集大成がこの最終戦だ、と言えるように、すべてをかけてがんばります」
山本尚貴(4番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「結果は4番手で悔しい気持ちもありますが、明日につながる走りができたかと思います。大きなミスもなかったですし、伊沢選手が予選1回目をクリアできるタイムを一発で出してくれたおかげで、タイヤを無駄遣いせずに、いい状態で2回目に臨めました。僕たち2人が持っている力と、チームの力を出しきれ、満足のいく予選だったかと思います」
小暮卓史(5番手 #18 ウイダー HSV-010)
 「マシンの調子はどんどんよくなっていきましたが、結果的にはトップと1秒近く離されてしまっており、悔しいというのが正直な気持ちです。明日は雨の予報ですが、最終戦にふさわしく、いいレースをして、優勝を目標に戦います」
カルロ・ヴァン・ダム(5番手 #18 ウイダー HSV-010)
 「事前にもてぎで行われたテストの際にはトラブルが発生したため、マシンを十分に仕上げることができませんでしたが、この週末に入ってからは徐々に状況はよくなっています。まだ改善の余地は残されていますが、僕が担当した予選2回目では、マシンの感触はとてもいいと感じました。明日はウエットレースになりそうですが、これまでも僕たちは雨のセッションでとても速かったので、明日も1周のタイムは速いはずですが、あとはこのスピードをどこまで長く持続できるかでレースの結果は決まると思います」
Text: HONDA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 ポールシッターのコメント

gt_r08_q_pc_pp gt_r08_q_pc_500pp gt_r08_q_pc_300pp

GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
立川祐路
gt_r08_q_pc_tachikawa チャンピオンをとれなかったことで、オートポリスが終わった時点では気持ち的に「燃え尽きた」感じでしたが、そのぶん今回はプレッシャーも無く、同じメーカー同士で争っちゃいけない、みたいな制約も無くて、来年につながるように、という思いで走ることが出来ました。
今シーズンは序盤からウェイトを積んで苦しんできましたが、今回はノーハンデということで何が何でもアタマをとりたかったです。クルマは走り出しから順調でしたが、6号車も同様に速かったので、Q3はあそことの戦いになると思っていました。最後も勝って気持ちよく終わりたいですが、GT300のチャンピオン争いの邪魔だけはしないように気をつけます(笑)
平手晃平
gt_r08_q_pc_hirate オートポリスから手応えを感じていましたが、今回も朝のフリー走行からクルマはいい感じだったので、朝の時点でQ3まで行けると思いました。でもフリー走行、予選Q1、Q2と6号車に負けっぱなしだったので、Q3で立川さんがトップをとってくれて嬉しかったです。
今回はノーハンデの状態で僕らの力をアピールできるので、やれるだけのことをやって大暴れして勝ちたいです。
GT300クラス #33HANKOOK PORSCHE
影山正美
gt_r08_q_pc_kageyama (タイトル争いについて)早く楽になりたいです(笑)今回はポールをとることが大事だと来る前から思っていましたが、予選は上手くまとめることが出来ました。
藤井選手はここまで乗る時間が少ない中でいろいろと助けてくれて、今回もQ2でトップをとってくれました。明日はどんな状態であろうと勝ってチャンピオンをとりたいです。
藤井誠暢
gt_r08_q_pc_fujii フリー走行の結果がエンドレス、アストン、ぼくら、の順で、お客さんにとっては面白い展開になったでしょうね。予選Q2は10位以内で良かったんですけど、あそこで流れを掴みたかったのでトップを狙っていきました。
こういう戦いはやってる本人は辛いけど、お客さんは楽しかったんじゃないでしょうか。
明日は全セクションでトップタイムを記録して、トップをとって勝ちたい。どんな天候であっても自信があります。
まとめ: Kazuhire SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 #38立川通算17回目のポール獲得!GT300は#66アストンマーチンがまさかのQ1落ち

2012オートバックス スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」の公式予選が10月27日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が開幕戦岡山以来、今季2度目のポールポジションを獲得。立川はPP通算獲得回数を17に伸ばした。
GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)がポールポジションを獲得する一方で、ランキング2位の#66triple a Vantage GT3(星野一樹/吉本大樹組)はメカニカルトラブルによりまさかのQ1落ちを喫するという波乱の結果となった。(天候:晴れ コース:ドライ)

gt_r08_q_38 gt_r08_q_33

公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ、コースはドライながら、さすがに風は冷たさを感じさせる。
予選Q1では、公式練習でトップタイムを叩き出した#6エネオスSCが速さを見せ、伊藤大輔が1'41.280でトップに立つと、2番手には#38ZENTの立川祐路、3番手には#39デンソーの石浦宏明が続き、レクサスSCが1-2-3で他を圧倒する結果になった。
GT300クラスはタイトル争いの一角をなす#66triple aヴァンテッジがいきなりコース上にストップ、ノータイムに終わる波乱が。66号車は公式練習でもトラブルからストップしており、予選までに充分な修復作業ができなかったようだ。
一方トップタイムを記録したのは#911エンドレスポルシェの横溝直輝、#33ハンコックポルシェの影山が2番手につけた。

Q2では今週絶好調の#6エネオスSCを駆る大嶋和也と#39デンソーSCの脇阪寿一があわや接触という危ない場面があったものの、大嶋は最初のアタックから1分41秒台を叩き出す圧倒的な速さでここでもトップに立った。
2番手にもまた#38ZENTの平手晃平が続き、アンドレ・クートの駆る#19ウェッズスポーツSCが3番手と、またしてもレクサス勢が1-2-3。
結局2コーナーでのスピンによりタイムアップのチャンスを逃した#39デンソーSCと、第2戦富士でのロイック・デュバル欠場によりウェイトハンデを0に出来なかった#36ペトロナスSC、そして#12カルソニックGT-R、#17ケーヒンHSVの4台がここで脱落することとなった。
GT300は#33ハンコックポルシェの藤井がトップタイム。1'49.666を記録すると、#0初音ミクBMWの谷口信輝も1'49.712と僅差で続く。
一方JAF-GT勢は#31プリウスの新田守男、#16CR-Zの中嶋大祐が8、9番手でQ3進出を果たす一方で#61BR-Zの佐々木孝太はフロントサスの仕上がりが充分でなかったか、アンダーステア症状に苦しめられて13番手に終わった。

ポールポジションを決める最後の予選セッション、Q3でも#6エネオスは走りはじめから速さを見せつけ、伊藤は1'41.045と、Q1、Q2のベストタイムを更に上回ってみせたが、終了15秒前に#38立川が1'40.982とこの日唯一の1分40秒台を叩き出し、自身通算17回目のポールを獲得した。
3番手には本山哲の駆る#23モチュールGT-Rが食い込み、伊沢拓也の駆る#100レイブリックHSVが4番手につけた。
GT300クラスはここでもポルシェ同士の熾烈なポール争いが展開されたが、最後に笑ったのは影山正美の駆る#33ハンコックポルシェ。横溝の#911エンドレスポルシェはわずかコンマ2秒及ばなかった。

第8戦決勝は明日午後2時より53周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選総合結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/27) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BSR1'41.434R1'41.572R1'40.982
26ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BSR1'41.280R1'41.139R1'41.045
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BSR1'42.008R1'42.374R1'41.735
4100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BSR1'42.010R1'42.296R1'41.761
518ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BSR1'42.037R1'42.441R1'41.908
619WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YHR1'42.501R1'42.141R1'42.159
71S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MIR1'42.003R1'42.159R1'42.203
812カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BSR1'42.205R1'42.656
939DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MIR1'41.984R1'42.775
1017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BSR1'41.986R1'42.813
1136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS37R1'42.154R1'43.301
1235KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BSR1'42.562
138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BSR1'42.963
1432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DLR1'43.322
1524D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'51.730
  • 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイム: 1'43.583
  • CarNo.39は、2012SGT SpR 第30条 1-b (他の競技車両のコースアウトを強いるもの)により、訓戒とした。
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/27) Knock Out Qualify Weather: Course:
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HKR1'49.925R1'49.666R1'48.873
2911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YHR1'49.549R1'50.171R1'49.090
387JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
山内 英輝
YHR1'50.821R1'49.771R1'49.244
488マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YHR1'50.511R1'49.859R1'49.886
511GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DLR1'50.655R1'50.708R1'50.065
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH48R1'50.737R1'50.457R1'50.119
70GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YHR1'50.930R1'49.712R1'50.293
831apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YHR1'51.312R1'50.815R1'50.596
916MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS24R1'51.360R1'50.934R1'50.629
1043ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BSR1'51.580R1'51.403R1'51.115
1130IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YHR1'51.444R1'51.438
1221ZENT Audi R8 LMS
Audi R8
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH14R1'51.004R1'52.182
135マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 Italia GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YHR1'51.288R1'52.723
1427PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YHR1'51.709R1'53.014
1561SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YHR1'51.770R1'53.114
1648DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YHR1'51.5331'53.560
1752GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YHR1'51.802
184GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YHR1'51.932
192エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YHR1'52.274
20360RUN UP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YHR1'52.500
2177investors Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
小林 賢二
イゴール・スシュコ
YH1'55.887
---- 以上予選通過 ----
-66triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YHno time
  • 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイム: 1'53.147
  • CarNo.87は、2012SGT SpR 第47条 1 (競技役員の指示に対する不遵守)により罰金5万円を課した。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q3結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/27) Knock Out Q3 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'40.982--171.169
26ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'41.045 0.063 0.063171.062
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS1'41.735 0.753 0.690169.902
4100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'41.761 0.779 0.026169.858
518ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS1'41.908 0.926 0.147169.613
619WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'42.159 1.177 0.251169.197
71S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'42.203 1.221 0.044169.124
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/27) Knock Out Q3 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'48.873--158.763
2911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'49.090 0.217 0.217158.447
387JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
山内 英輝
YH1'49.244 0.371 0.154158.223
488マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'49.886 1.013 0.642157.299
511GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL1'50.065 1.192 0.179157.043
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH481'50.119 1.246 0.054156.966
70GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'50.293 1.420 0.174156.719
831apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'50.596 1.723 0.303156.289
916MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS241'50.629 1.756 0.033156.243
1043ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'51.115 2.242 0.486155.559

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/27) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'41.139--170.903
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'41.572 0.433 0.433170.175
319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'42.141 1.002 0.569169.227
41S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'42.159 1.020 0.018169.197
5100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'42.296 1.157 0.137168.970
623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS1'42.374 1.235 0.078168.841
718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS1'42.441 1.302 0.067168.731
---- 以上Q3進出 ----
812カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'42.656 1.517 0.215168.378
939DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI1'42.775 1.636 0.119168.183
1017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'42.813 1.674 0.038168.120
1136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS371'43.301 2.162 0.488167.326
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/27) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'49.666--157.615
20GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'49.712 0.046 0.046157.549
387JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
山内 英輝
YH1'49.771 0.105 0.059157.464
488マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'49.859 0.193 0.088157.338
5911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'50.171 0.505 0.312156.892
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH481'50.457 0.791 0.286156.486
711GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL1'50.708 1.042 0.251156.131
831apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'50.815 1.149 0.107155.980
916MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS241'50.934 1.268 0.119155.813
1043ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'51.403 1.737 0.469155.157
---- 以上Q3進出 ----
1130IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH1'51.438 1.772 0.035155.108
1221ZENT Audi R8 LMS
Audi R8
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH141'52.182 2.516 0.744154.080
135マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 Italia GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'52.723 3.057 0.541153.340
1427PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH1'53.014 3.348 0.291152.945
1561SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'53.114 3.448 0.100152.810
1648DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'53.560 3.894 0.446152.210

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/27) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'41.280--170.665
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'41.434 0.154 0.154170.406
339DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI1'41.984 0.704 0.550169.487
417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'41.986 0.706 0.002169.484
51S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'42.003 0.723 0.017169.455
623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS1'42.008 0.728 0.005169.447
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'42.010 0.730 0.002169.444
818ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS1'42.037 0.757 0.027169.399
936PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS371'42.154 0.874 0.117169.205
1012カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'42.205 0.925 0.051169.121
1119WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'42.501 1.221 0.296168.632
---- 以上Q2進出 ----
1235KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS1'42.562 1.282 0.061168.532
138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS1'42.963 1.683 0.401167.875
1432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'43.322 2.042 0.359167.292
---- 以上予選通過 ----
1524D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'51.73010.450 8.408154.703
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/27) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
1911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'49.549--157.783
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'49.925 0.376 0.376157.243
388マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'50.511 0.962 0.586156.409
411GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL1'50.655 1.106 0.144156.206
53S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH481'50.737 1.188 0.082156.090
687JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
山内 英輝
YH1'50.821 1.272 0.084155.972
70GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'50.930 1.381 0.109155.819
821ZENT Audi R8 LMS
Audi R8
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH141'51.004 1.455 0.074155.715
95マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 Italia GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'51.288 1.739 0.284155.317
1031apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'51.312 1.763 0.024155.284
1116MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS241'51.360 1.811 0.048155.217
1230IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH1'51.444 1.895 0.084155.100
1348DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'51.533 1.984 0.089154.976
1443ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'51.580 2.031 0.047154.911
1527PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH1'51.709 2.160 0.129154.732
1661SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'51.770 2.221 0.061154.648
---- 以上Q2進出 ----
1752GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH1'51.802 2.253 0.032154.603
184GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH1'51.932 2.383 0.130154.424
192エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'52.274 2.725 0.342153.953
20360RUN UP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'52.500 2.951 0.226153.644
2177investors Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
小林 賢二
イゴール・スシュコ
YH1'55.887 6.338 3.387149.154
---- 以上予選通過 ----
-66triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YHno time---

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習 トップタイムは#6エネオスSC

2012スーパーGT第8戦の公式練習が10月27日、ツインリンクもてぎで行われ、#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がトップタイムを記録した。
上位3台が僅差でチャンピオン争いを展開するGT300クラスは#911エンドレスTAISAN911(横溝直輝/峰尾恭輔組)がトップだった。

gt_r08_p_6 gt_r08_p_911

スーパーGTの2012シーズンもいよいよ最終戦。公式予選日は爽やかな快晴に恵まれた。
既に前回のオートポリス大会でGT500クラスは#1S Road MOLA GT-Rのシリーズ2連覇が確定したものの、GT300クラスはランキングトップの#33ハンコックポルシェと2位の#66triple aヴァンテッジが僅か4ポイント差。ランキング3位の#911タイサンポルシェも9ポイント差と、この3台までがタイトル獲得の可能性をもつ接戦となっている。

公式練習は午前9時30分より120分間で行われた。
序盤トップタイムを記録したのは#12カルソニックGT-R。#23モチュールGT-Rも2番手に続くが、セッションが進むにつれてレクサス勢がタイムを伸ばし、最後の専有走行で#6大嶋和也が1'41.788と唯一の41秒台を記録してトップに立った。
3番手には#38ZENT SC、4番手には#100レイブリックHSVがつけ、チャンピオンの#1SロードGT-Rはこのセッションを8位で終えている。

一方、接戦の続くGT300クラスは、シリーズランキング上位3台がこのセッションでもトップ3を独占。
ランキング3位の#911タイサンポルシェが序盤にトップタイムを記録してみせた。
一方、ランキング2位の #66アストンマーチンはこのセッションを2番手で終えたものの、途中オイルポンプを駆動するベルトが外れるというトラブルでコース脇にストップしてしまった。軽微なトラブルのため予選出走は問題ないと思われるが、最後の専有走行を走れなかったことが結果にどう影響するか、その点が不安材料だ。

第8戦の公式予選はこのあと午後2時より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2012/10/27) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
165001ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'41.788-169.813
2125002カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'42.118 0.330169.265
3385003ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'42.364 0.576168.858
41005004RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'42.416 0.628168.772
5235005MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS1'42.479 0.691168.668
6195006WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'42.555 0.767168.543
7185007ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS1'42.637 0.849168.409
815008S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'42.729 0.941168.258
9395009DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI1'42.907 1.119167.967
101750010KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'42.989 1.201167.833
112450011D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'43.023 1.235167.778
123650012PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS371'43.063 1.275167.713
133550013KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS1'43.375 1.587167.206
14850014ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS1'43.416 1.628167.140
153250015EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'43.541 1.753166.938
169113001エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'50.099 8.311156.995
17663002triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'50.465 8.677156.475
18333003HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'50.700 8.912156.142
1903004GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'50.713 8.925156.124
20873005JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
山内 英輝
YH1'50.927 9.139155.823
21113006GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL1'51.013 9.225155.702
22883007マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'51.070 9.282155.622
2323008エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'51.411 9.623155.146
2433009S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH481'51.463 9.675155.074
253130010apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'51.82810.040154.567
262130011ZENT Audi R8 LMS
Audi R8
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH141'51.93610.148154.418
275230012GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH1'51.97510.187154.364
28530013マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 Italia GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'52.34610.558153.855
294830014DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'52.42910.641153.741
301630015MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS241'52.46010.672153.699
31430016GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH1'52.51610.728153.622
323030017IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH1'52.53710.749153.594
336130018SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'52.56810.780153.551
344330019ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'52.62110.833153.479
352730020PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH1'52.66110.873153.425
361430021Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
山野 直也
YH1'53.34311.555152.501
3736030022RUN UP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'54.05412.266151.551
387730023investors Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
小林 賢二
イゴール・スシュコ
YH1'54.61112.823150.814

Formula Challenge Japan

FCJ:第8戦鈴鹿決勝結果

F1 Japanese GP -RIJ- (2012/10/07) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 9 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
14平川 亮FTRSクラリオン広島トヨペットFCJ 1020'42.349
212高星 明誠NDDP DAISHIN FCJ101.644
33篠谷 大幹FTRS103.927
49道見 真也FTRS SCHOLARSHIP FCJ1014.914
518柴田 隆之介アスト★HondaCars三重北★SBT1017.797
67小河 諒宝華Racing with DUNLP1019.011
75周藤 康平チームSPV FCJ1020.466
815高橋 翼HFDP/SRS-F/コチラR1022.331
913藤波 清斗NDDP FCJ1022.359
1014三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRS FCJ1022.876
1119イム・チェ・ウォンKIM'S RACING1024.248
126ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT1024.842
1316三浦 愛EXEDY FC1061027.224
148清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR1033.174
1510松下 信治HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR1037.139
161川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ1041.838
---- 以上規定周回数 ( 9 Laps ) 完走 ----
-17陣川 雄大東京モータースポーツカレッジ28 Laps
-11坪井 翔FTRS TMC FCJ19 Laps
-2黒崎 駿HFDP/SRS スカラシップ/コチラR19 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.10 松下信治(HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR) 2'03.569 (4/10) 169.18km/h
  • CarNo.1,8は、2012年FCJ大会特別規則第13条(反則スタート)により、競技結果に30秒を加算した。
  • CarNo.10は、国際モータースポーツ競技規則L項違反(危険なドライブ行為)により競技結果に40秒を加算した。
  • CarNo.17は、国際モータースポーツ競技規則L項違反(危険なドライブ行為)により競技結果に40秒を加算した。

Formula Challenge Japan

FCJ:第8戦鈴鹿決勝 松下信治4連勝を達成、平川亮と同点でポイントリーダーに (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第8戦の決勝レースが10月6日(土)、鈴鹿サーキットで行われた。

 昨日の予選を終えた時点でのシリーズポイントは、ポールポジションを獲得した#4平川亮が59ポイント、ランキング2位の#10松下信治が55ポイントと、依然として接近した状態。このレースの結果如何ではポイントリーダーが入れ替わる可能性もでてきた。また、昨日の予選でクラッシュした#11坪井翔は車両交換となり、最後尾からスタートすることになった。

 F1日本グランプリの公式予選日にあたるこの日も鈴鹿サーキットは好転に恵まれ、爽やかな秋晴れの下、朝9時30分より10周の決勝がスタートした。

 ホールショットを奪ったのは2番手スタートの#10松下。#4平川が2位につけ、この2台が後続を突き放す格好でレースは進行していった。

 昨日午前のフリー走行でも終了間際にトップタイムをたたき出した#10松下は、この日も#4平川を上回る快調なペースで周回を重ね、レースが折り返し点を迎えるころには2秒のマージンを築き上げた。

 懸命に追い上げる#4平川だったが、結局最後までこの差を覆すことは出来ず、レースは前戦富士大会に続いて#10松下が4連勝を飾る結果になった。

 また、ファステストラップも#10松下が記録。これにより、松下は明日の第9戦をポールポジションからスタートするとともに、シリーズポイントでも11点を加算し66点となり、平川と同ポイントに並んだ。

 その後方では#8清原章太と#3篠谷大幹、#1川端伸太朗と#12高星明誠がそれぞれテール・トゥ・ノーズのドッグファイトを展開。しかし最終ラップのデグナーで#3篠谷がコースアウトしたことにより#8清原は3位表彰台をものにし、7周目のスプーンで#1川端を攻略した#12高星が4位に入った。

 また、スポット参戦組では#18柴田隆之介の9位が最上位で、FCJ初の韓国人ドライバー#19イム・チェ・ウォンが11位、#15高橋翼は16位で初戦を終えた。

 第9戦決勝は明日朝11時より、第8戦と同じく10周で行われる。

優勝:松下信治(東京中日スポーツ賞 受賞)
 優勝できたことを嬉しく思います。ここにくるまでに貴重な機会を与えてくださった、ホンダさんやモビリティランドさんに深く感謝したいと思います。また家族や応援してくれた人に感謝します。F1タイヤのラバーが乗った状態でのグリップを経験するのが初めてだったので、昨日の予選ではタイムを出すタイミングを間違えてしまい、100分の2秒でしたが2番手になってしまい、すごく悔しくて夜まで研究をし、どこで差が出ているかを調べて、今日のレースはスタートから全力でいこうと思いました。明日も同じ時間にレースがあるので、今日と同じようにしっかり気を引き締めてがんばります。やっと後半戦で、前半で失ったポイントを追いついたという感じです。明日のレースで差を広げて、フォーミュラ・ニッポンのときに3レースあるので、そこでも勝ってタイトルを決めたいです。お互いにクリーンな戦いが出来ればと思います。

2位:平川 亮
 2位という非常に悔しい結果となってしまいました。予選では運よくトップになれましたが、それを生かしきれず、スタートを失敗してしまって、じりじりと離されてしまいました。ファステストラップでも差があったので、どこで抜けるのかとかをデータロガーで研究して明日に臨みます。まだ4レースもあるので、巻き返せるチャンスはあります。松下選手も速いですが、またシリーズポイント2番手になるのは嫌なので、がんばります。
3位:清原章太
 ホンダさんをはじめ、練習の機会を与えてくださった鈴鹿サーキットさん、SRS-Fのスタッフさんに感謝しています。予選から前の二人とコンマ4ぐらい差があったので、スタートして1周目が勝負だと思ったんですが、スタートが思うようにいかず、1周目で差が出来てしまい、最後も差を離されて終わってしまいました。ラップタイムも伸びなくて、明日は5番手あたりからのスタートになると聞いています。前の車を抜けるだけ抜いてプッシュしていこうと思います。篠谷選手は勢いよくくるタイプなので、後ろを時々気にしながら走っていましたが、それよりも勝ちたいという気持ちがあったので、前にどうして離されるんだ、ていう気持ちで走っていました。明日のレースのポジション取りもあったので、とにかく前を向いて走りました。
Text: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第8戦鈴鹿決勝結果

F1 Japanese GP -RIJ- (2012/10/06) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 8 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
110松下 信治HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR1020'38.642
24平川 亮FTRSクラリオン広島トヨペットFCJ 102.063
38清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR108.993
412高星 明誠NDDP DAISHIN FCJ1012.551
51川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ1014.986
613藤波 清斗NDDP FCJ1017.345
75周藤 康平チームSPV FCJ1018.299
89道見 真也FTRS SCHOLARSHIP FCJ1018.873
918柴田 隆之介アスト★HondaCars三重北★SBT1020.847
107小河 諒宝華Racing with DUNLP1022.144
1119イム・チェ・ウォンKIM'S RACING1024.240
123篠谷 大幹FTRS1024.538
1311坪井 翔FTRS TMC FCJ1025.619
146ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT1025.964
1516三浦 愛EXEDY FC1061032.182
1615高橋 翼HFDP/SRS-F/コチラR1035.502
1717陣川 雄大東京モータースポーツカレッジ1034.788
1814三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRS FCJ1035.690
192黒崎 駿HFDP/SRS スカラシップ/コチラR91 Lap 
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.10 松下信治(HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR) 2'03.352 (6/10) 169.48km/h

Formula Challenge Japan

FCJ:第8戦鈴鹿公式予選 大観衆の前で平川亮が5戦ぶりのポール獲得 (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第8戦の公式予選が10月5日(金)、鈴鹿サーキットで行われた。

 公式予選はF1のフリー走行2回目終了後の15時55分より30分で行われた。今回も公式予選で第8戦のグリッドを決め、第9戦のグリッドは第8戦決勝レース中に各自が出したベストラップ順という、FCJではもうすっかりお馴染みとなったレースフォーマットが採用された。

 朝のフリー走行では最後の最後に#10松下信治の逆転を許した#4平川亮だったが、この予選では序盤から好タイムを連発。2分3〜4秒台で走行するライバル達を尻目に開始7分で2'02.823を叩き出すと、その後も2'02.802までタイムを縮めセッション前半で一気に後続を突き放しにかかった。

 これに対し、フリー走行トップの#10松下はセッション中盤に2'02.822と、こちらも2分2秒台に入り#4平川に100分の2秒差に迫る。その後も渾身のアタックを続けた#10松下だったが、チェッカー提示後の最後のアタックでも2'02.998にとどまり、自らがホームコースと自信を覗かせた鈴鹿でのポール獲得とはならなかった。

 #4平川のポールポジションは第1戦、第2戦の富士大会に続く5戦ぶり3回目だ。3番手には#10松下と同じSRS-F出身の#8清原章太。4番手は#3篠谷大幹がつけた。

 第8戦決勝は10月6日朝9時30分より10周で行われる。

Text: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第8戦鈴鹿公式予選結果

F1 Japanese GP -RIJ- (2012/10/05) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Challenge Japan Round 8 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
14平川 亮FTRSクラリオン広島トヨペットFCJ 2'02.802--170.24
210松下 信治HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR2'02.8220.0200.020170.21
38清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR2'03.2010.3990.379169.68
43篠谷 大幹FTRS2'03.2710.4690.070169.59
512高星 明誠NDDP DAISHIN FCJ2'03.3030.5010.032169.54
61川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ2'03.5210.7190.218169.24
713藤波 清斗NDDP FCJ2'03.7040.9020.183168.99
89道見 真也FTRS SCHOLARSHIP FCJ2'03.8641.0620.160168.78
95周藤 康平チームSPV FCJ2'03.9551.1530.091168.65
102黒崎 駿HFDP/SRS スカラシップ/コチラR2'03.9611.1590.006168.64
1118柴田 隆之介アスト★HondaCars三重北★SBT2'03.9751.1730.014168.62
1217陣川 雄大東京モータースポーツカレッジ2'04.0121.2100.037168.57
1311坪井 翔FTRS TMC FCJ2'04.1591.3570.147168.37
146ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT2'04.3191.5170.160168.16
157小河 諒宝華Racing with DUNLP2'04.3711.5690.052168.09
1614三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRS FCJ2'04.3941.5920.023168.06
1716三浦 愛EXEDY FC1062'04.4331.6310.039168.00
1819イム・チェ・ウォンKIM'S RACING2'04.4331.6310.000168.00
1915高橋 翼HFDP/SRS-F/コチラR2'04.5581.7560.125167.84
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'15.23512.43310.677154.58

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012 第8戦 プレビュー

プレスインフォメーション 2012年9月03日 
 
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラカップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第8戦を、2012年9月8日(土) -9日(日) 富士スピードウェイ (静岡県)にて開催いたします。

いよいよシーズンも終盤にさしかかったPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)2012。9月8〜9日には、前戦から約1カ月ぶりの公式戦となる第8戦が開催される。

舞台となる富士スピードウェイ(静岡県)は、5月の第3戦、ダブルヘッダーとなった6月の第4戦—5戦を経て、今シーズン3度目の開催となる。開幕前の合同テストも含めれば、カレラカップパイロットたちにとっては4度目の富士。もちろん気温や天候の条件こそ違えど、走行を重ねている分、セッティングの詰めやコースの攻めどころなどは各ドライバーとも熟知している。加えて、チャンピオンシップは今が佳境。ライバルより1点でも多くポイントを獲得すべく、全員が全力でアタックする。今シーズンこれまで行なわれた富士ラウンドのなかでも、最も熱いバトルが繰り広げられることは間違いない。

今大会はSUPER GT第6戦との併催となり、8日(土)に予選、9日(日)に決勝という1戦のみのスケジュール。予選は第4戦以来となるノックアウト方式が採用されている。予選をQ1、Q2というふたつのセッションに分けて行ない、Q1セッションを上位8位以内で通過したドライバーのみがQ2へ進出できるというシステムだ。時間はQ1が15分、Q2が10分という短時間。セッションスタート後すぐにタイムを刻む瞬発力と、トラフィックを避ける判断力が必要となる。

また、今シーズン行なわれた富士ラウンドはいずれも雨がらみの展開となっているために、天候の読みが重要なポイントとなる可能性も高い。路面は乾くのか、湿るのか。雨は降るのか、上がるのか。グリッドの良し悪しが勝負の行方を左右するスプリントレースゆえ、各ドライバーの判断も見どころのひとつとなるかもしれない。

7月末にスポーツランドSUGO(宮城県)で行なわれた第6戦、第7戦では、チャンピオンクラスを#14 平川亮が、ジェントルマンクラスを#19 永井宏明がそれぞれ連勝で制している。これで#14 平川は第4戦の富士から4連勝、#19 永井は第5戦富士から3連勝。シーズン前半の混沌とした状況は少しずつ様相を変え、このふたりがポイントでもアタマひとつ抜け出した。第8戦でも#14 平川と#19 永井を軸にレースが展開する可能性は充分にあるだろう。

もちろん、他のドライバーとて指をくわえて見ているわけではない。チャンピオンクラスには#11 山路慎一に代わって山野直也が再び登場。第3戦富士での勝利を再現すべく、予選から飛ばしてくることは想像に難くない。そろそろ優勝の二文字がほしい#22 Michael GREEN、安定したリザルトを刻みたい#90 Igor SUSHKOの活躍にも期待したいところ。#5 高見沢一吉や#15 神取彦一郎も上位に食い込むことが予想される。

一方のジェントルマンクラスでは第3戦の勝者#16 横幕ゆぅ、第4戦の勝者#2 田島剛も再びの美酒を虎視眈々と狙っている。また、同ポイントで競っている#32 飯田太陽と#8 櫻井澄夫のふたりも侮れない存在と言えるだろう。

#14 平川と#19 永井が勝利を重ねるか、ふたりの前に誰かが立ちはだかるか。各車一歩も引けない第8戦富士、予選Q1セッションは8日(土)の13時10分にスタート予定。予選もレースもヒートアップは必至、チャンピオンシップの明暗を分ける一戦の幕が切って落とされる。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

GT Asia

GTA:第8戦鈴鹿決勝結果

GT Asia -RIJ- (2012/08/19) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2012 GT Asia Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassNo.NoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
1GT39LI Zhi CongPORSCHE 997 GT3RAsia Racing Team1840'14.720
2GT31MOK Weng SunFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing1814.168
3GT330Frank YUFORD GT3Craft Eurasia Racing Hong Kong1835.359
4GT333Hisao SHIGETAPORSCHE 997 GT3RDirection Racing1847.401
5GT37Jeffrey LEE
Alexandre IMPERATORI
Audi R8 LMS UltraAudi R8LMS Cup1847.755
6GT322David LAIFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing181'32.497
7GT388Billy FUNG
Akihiro ASAI
Lamborghini LP 600 GT3Arrows Racing181'37.201
8GTM31Shigeru TERASHIMAPORSCHE 997 Cup 3.8Tomei Sports181'50.693
9GTM77Jacky YEUNGLamborghini Gallardo GTArrows Racing181'55.595
10GTM71You YOKOMAKUPORSCHE 997 Cup 3.8Direction Racing171Lap
11GTM26Hideki ONDAFerrari F430 GTTunewear Racing171Lap
12GTM23Tsukasa FUJITAPORSCHE 997 GT3 CupDirection Racing171Lap
13GTM55Hideo TAKAHASHIFerrari 430 ChallengeAutostrada171Lap
14GTM21Francis TJIAFerrari 430 GTModena Motorsports171Lap
15GTM78Shim CHINGPORSCHE 997 Cup 3.8Shim CHING #171Lap
16GT375Clifford CHENFerrari F458 GT3Clifford CHEN171Lap
17GTM18Shingo TENMA
Kuninari MORI
Ferrari 430 ChallengeVerde Garage162Laps
---- Did not Classify ----
-GT34Hisamori HAYASHIPORSCHE 997 GT3 RDirection Racing153Laps
-GTM16John SHENFerrari F430 GTModena Motorsports153Laps
-GT324Dilantha MALAGAMUWALamborghini LP560 GT3Dilango Racing810Laps

GT Asia

GTA:第7,8戦鈴鹿Q2公式予選結果

GT Asia -RIJ- (2012/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 GT Asia Round 7&8 Q2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverMaker ModelTeamTimeBehindkm/h
11GT31MOK Weng SunFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing2'06.395-165.396
233GT32Hisao SHIGETAPORSCHE 997 GT3RDirection Racing2'07.040 0.645164.556
324GT33Dilantha MALAGAMUWALamborghini LP560 GT3Dilango Racing2'07.309 0.914164.208
44GT34Hisamori HAYASHIPORSCHE 997 GT3 RDirection Racing2'07.379 0.984164.118
59GT35LI Zhi CongPORSCHE 997 GT3RAsia Racing Team2'08.157 1.762163.122
630GT36Frank YUFORD GT3Craft Eurasia Racing Hong Kong2'08.511 2.116162.672
77GT37Jeffrey LEE
Alexandre IMPERATORI
Audi R8 LMS UltraAudi R8LMS Cup2'08.683 2.288162.455
871GTM1You YOKOMAKUPORSCHE 997 Cup 3.8Direction Racing2'11.702 5.307158.731
977GTM2Jacky YEUNGLamborghini Gallardo GTArrows Racing2'11.730 5.335158.697
1031GTM3Shigeru TERASHIMAPORSCHE 997 Cup 3.8Tomei Sports2'12.948 6.553157.243
1123GTM4Tsukasa FUJITAPORSCHE 997 GT3 CupDirection Racing2'13.280 6.885156.852
1222GT38David LAIFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing2'14.047 7.652155.954
1316GTM5John SHENFerrari F430 GTModena Motorsports2'15.592 9.197154.177
1475GT39Clifford CHENFerrari F458 GT3Clifford CHEN2'15.680 9.285154.077
1526GTM6Hideki ONDAFerrari F430 GTTunewear Racing2'15.810 9.415153.930
1621GTM7Francis TJIAFerrari 430 GTModena Motorsports2'16.252 9.857153.430
1755GTM8Hideo TAKAHASHIFerrari 430 ChallengeAutostrada2'18.30111.906151.157
1878GTM9Shim CHINGPORSCHE 997 Cup 3.8Shim CHING #2'18.52112.126150.917
1918GTM10Shingo TENMA
Kuninari MORI
Ferrari 430 ChallengeVerde Garage2'18.74912.354150.669
2088GT310Billy FUNG
Akihiro ASAI
Lamborghini LP 600 GT3Arrows Racing2'19.17712.782150.206
---- 以上予選通過 ----
-82GTM11Anthony CHAN Kei MingLOTUS Evora GT4TW Racingno time--

GT Asia

GTA:第7,8戦鈴鹿Q1公式予選結果

GT Asia -RIJ- (2012/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 GT Asia Round 7&8 Q1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverMaker ModelTeamTimeBehindkm/h
188GT31Billy FUNG
Akihiro ASAI
Lamborghini LP 600 GT3Arrows Racing2'06.003-165.910
27GT32Jeffrey LEE
Alexandre IMPERATORI
Audi R8 LMS UltraAudi R8LMS Cup2'06.201 0.198165.650
34GT33Hisamori HAYASHIPORSCHE 997 GT3 RDirection Racing2'06.248 0.245165.588
41GT34MOK Weng SunFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing2'06.648 0.645165.065
533GT35Hisao SHIGETAPORSCHE 997 GT3RDirection Racing2'07.401 1.398164.090
69GT36LI Zhi CongPORSCHE 997 GT3RAsia Racing Team2'07.424 1.421164.060
724GT37Dilantha MALAGAMUWALamborghini LP560 GT3Dilango Racing2'07.672 1.669163.741
830GT38Frank YUFORD GT3Craft Eurasia Racing Hong Kong2'09.098 3.095161.933
971GTM1You YOKOMAKUPORSCHE 997 Cup 3.8Direction Racing2'11.340 5.337159.169
1023GTM2Tsukasa FUJITAPORSCHE 997 GT3 CupDirection Racing2'12.147 6.144158.197
1122GT39David LAIFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing2'12.218 6.215158.112
1231GTM3Shigeru TERASHIMAPORSCHE 997 Cup 3.8Tomei Sports2'12.512 6.509157.761
1377GTM4Jacky YEUNGLamborghini Gallardo GTArrows Racing2'12.574 6.571157.687
1421GTM5Francis TJIAFerrari 430 GTModena Motorsports2'15.638 9.635154.125
1526GTM6Hideki ONDAFerrari F430 GTTunewear Racing2'16.22110.218153.465
1675GT310Clifford CHENFerrari F458 GT3Clifford CHEN2'16.73710.734152.886
1716GTM7John SHENFerrari F430 GTModena Motorsports2'17.39811.395152.151
1855GTM8Hideo TAKAHASHIFerrari 430 ChallengeAutostrada2'17.52511.522152.010
1918GTM9Shingo TENMA
Kuninari MORI
Ferrari 430 ChallengeVerde Garage2'17.74811.745151.764
2078GTM10Shim CHINGPORSCHE 997 Cup 3.8Shim CHING #2'20.86414.861148.407
---- 以上予選通過 ----
-82GTM11Anthony CHAN Kei MingLOTUS Evora GT4TW Racingno time--

Japanese F3

JF3:第7,8戦もてぎ 平川亮が2戦共に完全制覇!4連勝で今季6勝目 (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ(4.801km)
  • 予選:8月4日(土)晴れ:ドライ
  • 第7戦決勝:8月4日(土)晴れ:ドライ
  • 第8戦決勝:8月5日(日)晴れ:ドライ
12f3_rd5_1.jpg
平川亮(中央)が第7戦、第8戦も制し4連勝で今季6勝。
第7戦はリチャード・ブラッドレー(左)が2位、
山内英輝(右)が3位表彰台を獲得した

 全日本F3選手権の第5大会(第7戦、第8戦)が8月4日(土)と5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両8台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。

 中国ズーハイで予定されていた第3大会が中止となった今季の全日本F3だが、10月13日(土)14日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催される「2012 FIA 世界耐久選手権 第7戦 富士6時間耐久レース」のサポートレースとして、シーズン最終戦となる第8大会(第14戦、第15戦)が開催されることが発表された。

 4日(土)午前9時50分から各セッション10分間、間に10分のインターバルを挟んで行われた第7戦、第8戦の予選では、平川亮(RSS)が共にポールポジション獲得。2番手以降は、第7戦は山内英輝(B-MAX ENGINNERING)、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)と続き、中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)は5番手。第8戦は中山が3番手、山内が4番手につけた。

 Nクラスでは2戦共に佐々木大樹(NDDP RACING)がポールポジション。勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は第7戦3番手、第8戦4番手からのスタートとなった。

 予選に続き、午後3時43分に第7戦の決勝がスタート。ポールポジションの平川はホールショットから逃げる得意の展開。山内はスタートを失敗し、4位に後退。ブラッドレーが2位にポジションを上げた。その後は平川がハイペースで後続を引き離して行き、最終的には11秒もの大差を付け、3連勝で今季5勝目を挙げた。2位はブラッドレー、3位に山内、4位に中山が続いた。

 Nクラスではクラス4番手グリッドからスタートでトップに立ったギャリー・トンプソン(SGC BY KCMG)が、後続の猛追を凌ぎきり今季初勝利。2位にポールポジションの佐々木、3位に勝田が続いた。

 5日(日)、フォーミュラ・ニッポンの決勝が終わった直後の午後4時8分に第8戦決勝レース(20周)がスタート。

 またもポールポジションの平川が首位をキープ。4番手グリッドの山内が3番手グリッドの中山をかわし3位に浮上した。

 平川はそれまでのレースのように独走状態に持ち込むことはなかったものの、じりじりと2位以下との差を広げていき、4連勝で今季6勝目。今大会の2戦共にポール・トゥ・ウィンとファステストラップ獲得の完全勝利を飾った。

 Nクラスではクラスポールの佐々木が独走で今季3勝目。勝田は4位に終わった。

Text & Photo: TOYOTA

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

総合優勝 #4平川亮(RSセリザワ)
f3_r08_r_pc_hirakawa 昨日と同様にポールからのスタートだったので、スタートに集中してそれがうまく決まり、1コーナーでトップに立てました。そこからはタイヤのマネジメントを考えて後ろとのギャップを保って勝てたので、いいレースでした。 昨日はクルマのセッティングも合っていて走りやすかったんですが、今日はフォーミュラニッポンのラバーが載っていて、それにドライビングを合わせきれませんでした。 岡山でも1戦1戦大事にしてベストを尽くせるように努力します。応援しに着てくださる皆さんのために優勝をプレゼントしたいです。
総合2位 #8野尻智紀(HFDP)
f3_r08_r_pc_nojiri 今日は2番手からのスタートということで、大きなチャンスだという気持ちが僕自身大きくて、スタートで抜ければ、もてぎは抜きにくいコースなのでどうにかなるかなと。ペースもたぶんあまり変わらないだろうし、チームもすごくいいクルマを用意してくださっていて自信を持ってドライビングできていたので、スタートから1周で決まるかな、と気合を入れていたんです。動き出し自体は平川選手より速かったと思うんですが、その後ストール寸前までいってしまいました。その後も必死で平川選手を追いかけたんですが、なかなか追いつくことができませんでした。 それでも今までと比べて明らかに平川選手との差は確実に詰まっていると思いますし、クルマも本当にいい手ごたえがあります。次の岡山に向けてポジティブな状況だと思います。 チーム、ホンダさんも含めてどうしたら速くなるかと考えていただいたおかげで今週末は走り出しから調子がよかったです。それでも勝てなかったのは本当に小さな差だと思う。次のレースが本当に楽しみです。
総合3位 #1山内英輝(B-MAX)
f3_r08_r_pc_yamauchi スタートは4位で、予選のポジションをそのままキープできました。フォーメーションラップでイン側と自分のグリッドでどのくらい路面のグリップが違うかを把握していたので、3コーナーで相手をイン側に追い込めばアウトからブレーキで抜けると信じていて、作戦通りうまくいって3位に上がり、あとは前についていければと思っていましたが、ついていけなかったのは残念でした。 ずっとプッシュしていたのですが、なんでついていけなかったのかはわかりませんでした。 昨日と比べてフィーリングはよく、予選のタイム差も平川君に近づいたので、あとはドライビングをうまく調整していければ。チームとも優勝を目指してすごくがんばっているところなので、岡山でも優勝を目指したがんばりたいと思います
Nクラス優勝 #23佐々木大樹(NDDP)
f3_r08_r_pc_sasaki 今までのレースもポールポジションから落としてしまったり、スタートで前に出れば勝てていたレースは何回もあり、チームには申し訳ないと思っていました。今回はスタートを決めてぶっちぎって勝ち、チームに喜んでもらおうと思ってレースに臨みました。 今週はずっと調子がよかったですし、最後まで自分の走りでぶっちぎって勝つことができました。 Cクラスについていくことでスリップが使えて有利な展開にになるので前半はプッシュしました。 クルマはすごく調子が良いので、自分の走りができれば岡山でも優勝できると思います。
Nクラス2位 #7平峰一貴(HFDP)
f3_r08_r_pc_hiramine 2日間通して悔しいレースが続いてしまいました。僕自身のドライビングにも課題は多く見られたし、シリーズポイントでも佐々木選手に逆転されてしまったので、岡山でしっかり再度逆転できるよう、自分を追い込んでがんばります。 佐々木選手との差は縮まっていません。クルマは良いので僕の課題がたくさん残っていると思います。悔しいという言葉しか出ません。
Nクラス3位 #20ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r08_r_pc_thompson 昨日に比べればうれしい結果ではありませんでしたね。 路面温度の違いなどもあってスタートは最悪でした。幸いスタートではポジションを落とさなかったのですが残念なことに5コーナーで当てられてしまい、5位に下がってしまいました。でもそこから3位に戻せましたのは良かった。 正直昨日に比べればがっかりしましたが、それでもポディウムに上がれたことを大切にして、残りのレースをがんばります。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝 #4平川が今季6勝目。Nクラスは#23佐々木が3勝目を挙げて再びポイントリーダーに

f3_r08_r_start1

f3_r08_r_start2

f3_r08_r_4

f3_r08_r_8

f3_r08_r_1

f3_r08_r_23

f3_r08_r_7

f3_r08_r_20

平川の快進撃が止まらない!
全日本F3選手権第8戦の決勝レースが8月5日午後、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#4平川亮(広島トヨペットF312)がポール・トゥ・ウィンを達成。今季の通算勝利数を6に伸ばした。
Nクラスも予選トップの#23佐々木大樹(S Road NDDP F3)がそのまま逃げ切って優勝した。

第8戦決勝は午後4時05分より20周で行われた。
フォーミュラニッポンの決勝の後ということもあり、路面には多くのラバーが載り、ハンドリングにも影響の出る難しいコンディションでのレースとなった。
スタートでは、今季初のフロントロースタートとなった#8野尻智紀が動き出しでストール気味になり、車速が伸びなかったこともあり、ポールポジションの平川がトップで1コーナーに飛び込んだ。2番手は#8野尻、3番手は#36中山雄一、4番手は#1山内英輝とここまでは予選順位どおりだったが、3コーナーで#1山内が路面状況をうまく利用して#36中山を攻略、3位に浮上した。

昨日は序盤から一気に後続を突き放した#4平川だったが、今回はこの路面のラバーの影響をうけてなかなかペースを上げることができず、最初の7周の#8野尻との差は1秒前後で推移する。
しかし8周を過ぎたあたりから徐々に両者の差は広がり始め、11周目では2.1秒、15周目では2.9秒に。 結局#4平川は#8野尻との差を4.021秒まで広げて20周を走りきり、今季6勝目を上げた。 これによりシリーズポイントも85となり次の岡山で早くもタイトルが確定する可能性が出てきた。

Nクラスは予選トップの#23佐々木が序盤から#7平峰一貴を突き放し最終的には6.336秒差として今季3勝目を挙げ、ポイントランキングでも#7平峰を逆転してトップに立った。 3位には第7戦で優勝した#20ギャリー・トンプソンが入った。

次戦は岡山国際サーキット。8月25-26日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/05) Race Results Weather:Fine Course:Dry
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
2036'45.288
28野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
204.021
31山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
205.619
436中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
2011.491
537リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
2015.575
62ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
2015.903
723N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
2021.361
87N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
2027.697
920Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
2045.139
1035N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
2050.424
116N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
2052.438
1277N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE201'17.664
1313N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
201'43.002
1419Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
191 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.4 平川 亮(広島トヨペットF312) 1'49.531 (5/20) 157.81km/h

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ公式予選 #4平川亮が連続ポール!

平川速し!貫禄の連続ポール。

全日本F3選手権第8戦の公式予選も第7戦に続いて#4平川亮(広島トヨペットF312)がポールポジションを獲得。 Nクラスも佐々木大樹(S Road NDDP F3)が連続でトップだった。

f3_r08_q_4 f3_r08_q_8 f3_r08_q_36

第7戦の公式予選から10分間のインターバルを置いて第8戦の公式予選は午前10時10分より、同じく10分間で行われた。
#4平川と#1山内英輝による熾烈なトップ争いとなった第7戦と違い、ここでは序盤から一貫して#4平川がトップに居座り続けた。
路面温度の上昇も影響してか、平川自身も最初のアタックでベストタイムを記録し、その後は伸び悩む格好となり、その記録自体も1'47.614と第7戦には及ばなかったが、他の誰一人としてこのタイムを上回ることはできず、#4平川は今季8戦して7度目のポールをものにした。
なお、予選2番手にはこれが初のフロントローとなる#8野尻智紀がつけ、#36中山雄一が3番手と、Nクラスからのステップアップ組が占める結果となった。

Nクラスは第7戦と同様に1位#23佐々木、2位##7平峰一貴の順に。3番手には#20ギャリー・トンプソンがつけた。

第8戦決勝は明日の午後4時05分より20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.614--160.62
28野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1'47.7800.1660.166160.37
336中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.9050.2910.125160.19
41山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.9990.3850.094160.05
52ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
1'48.1750.5610.176159.79
637リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'48.2060.5920.031159.74
723N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'48.6681.0540.462159.06
87N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'49.5441.9300.876157.79
920Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'49.5451.9310.001157.79
1035N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'49.6492.0350.104157.64
1119Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'49.9812.3670.332157.16
126N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'50.0902.4760.109157.01
1377N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE1'52.2524.6382.162153.98
1413N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'52.5784.9640.326153.54
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'58.54210.9285.964145.81

D1 GRAND PRIX

D1:第8戦富士 今村陽一が単走、追走を制し、3年連続、通算4度目のシリーズチャンピオン! (D1 Corp.)

 D1GPシリーズ第8戦(最終戦)が、10月22日(土)、23日(日)富士スピーウェイ(静岡県駿東郡小山町)に2 日間で合計のべ10,018人の観客を集めて開催され、今村陽一(山梨県出身、35歳、SGC.BOSS.with DUNLOP)は、10月23日(日)の午前中に行われた単走ファイナルを6 位入賞。午後に行われた追走トーナメントを順調に勝ち進み、末永正雄(M7RE 雨宮SGC with TOYO TIRE)との優勝決定戦を制し、第1戦お台場優勝に続く今季2勝目の総合優勝を果たすとともに、シリーズチャンピオン争いでもトップの斎藤太吾(プレミアムジャパンwithダイゴ)を逆転。3年連続通算4度目(2003、2009、2010、2011)のシリーズチャンピオンを獲得した。

【10 月22 日(土)天候:雨のち曇り 路面:ウェット→セミウェット】
■予選

 予選に出走したのは26台。その中から12名の選手が予選通過をかけて争う。

 殆ど一日中雨が降り続き、競技はウェット路面で行われた。ドライコンディションのようにアクセルを踏んでドリフトを安定させることができないため、姿勢が乱れやすく、コントロールに苦しむ選手が続出した。その中でトップ通過を果たしたのは、滑りやすい路面で車重の軽いトヨタ・スターレットを巧みに操った岩井照宜(TEAM ACTION&H.D.O)。ウェット路面でマシンの軽さをフルに生かした走りだった。

【10 月23 日(日)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走ファイナル

 土曜日の予選を通過した12 台に、シードと予選免除の各8 台を加え、28 台が単走ファイナル(単走2本)を戦う。

 前日からの雨が朝方にはあがり、路面が次第に乾いてくる中での単走ファイナルとなった。後半になるほどグリップが増してきたこともあって、後から出走するランキング上位の選手ほどスピードがあげられる状況だった。

 シリーズランキングトップの斎藤太吾は最後に出走。抜群の300R の通過スピードに加え、群を抜くアクセル全開度。そのままのハイスピードでヘアピンに飛び込み、アウトいっぱいにふくらみながらコーナーを曲がり切り単走優勝を決めた。また、斎藤太吾とシリーズチャンピオンを争う今村陽一は6位に終わり、斎藤太吾にとってシリーズチャンピオン獲得に向けて有利な展開となった。

【斎藤太吾選手コメント】
 「シリーズタイトルがかかっていることもあって、まず単走で上位が狙いたかった。優勝できてすごくうれしいです。追走もこの勢いでダブル優勝狙っていきます」
■追走トーナメント
d1_r08_01.jpg
決勝追走 末永正雄選手(写真左)vs今村陽一選手(写真右)

 単走ファイナルの結果を受けて追走トーナメントの対戦相手が決まるが、シリーズチャンピオン獲得を争う斎藤太吾と今村陽一は、トーナメントブロックが別になり、勝ち進んだとしても直接対決は最終戦まで望めず、ここまでのポイント差で優位に立つ斎藤太吾がより有利な状況で追走トーナメントが始まった。

 追走1st. Stage は、単走ファイナル上位24 台が、8 台の追走2nd.ステージ進出枠を賭けて戦う。結果はランキング上位の選手が順当に勝ち進んだ。

 続いて行われた追走2nd. Stage(ベスト16)は、シード選手8 台と、追走1st.ステージを通過した8 台の合計16 台が、ベスト8の座を賭けて戦う。最初の対決は注目の斎藤太吾vs末永正雄。1 本目は五分としたものの、2 本目に大波乱が起きた。後追いの斎藤太吾がミスで先行の末永正雄に接触しスピン。ノーポイントでトーナメントから離脱。この結果斎藤太吾は自力でシリーズチャンピオンを獲得する可能性を失った。

 一方今村陽一は、追走2nd. Stage(ベスト16)で時田正義(Goodyear Racing ZERO CROWN)、続くベスト8では川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)、ベスト4では高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny's)を再戦の末破り、同時にシリーズ獲得ポイントで斎藤太吾を上回り通算4度目、3 年連続シリーズチャンピオン獲得を決定。

 さらに決勝で対戦した末永正雄を倒し、今季2勝目の総合優勝を飾った。

d1_r08_02.jpg
2011年シリーズチャンピオンを飾った今村陽一選手
今村陽一選手コメント
「今までのシーズンと違って非常に苦労しました。最終的にはシリーズチャンピオンが取れましたがとてもハードな1 年だったと思います。ファンのみなさん、スポンサー、チームに感謝しています。来年もぜひ応援をお願いします。」
株式会社D1 コーポレーション PRESS INFORMATION

SUPER GT

SGT:911 GT3 Rが奇跡的な追い上げで2位フィニッシュ

プレスインフォメーション 2011年10月16日 レースレポート: スーパーGT第8戦 ツインリンクもてぎ PJ11_0297.JPG ポルシェ AG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)がカスタマーレーシングチーム向けに製造、販売するFIA GT3規格に準拠したレーシングマシン、ポルシェ911 GT3 Rは、10月15日(土)から16日(日)に栃木県のツインリンクもてぎにて行われたスーパーGT第8戦 GT300クラスにおいて、ピットスタートから驚異的な追い上げを見せて2位でゴールし、ドライバー/チームランキングでも見事シリーズ3位を獲得いたしました。 HANKOOK KTR(ハンコックKTR、 #33、影山正美/藤井誠暢)の911 GT3 Rはヘビーウェットで行われた土曜日の予選ではQ3に進出し7番手グリッドを獲得しました。朝までの雨から一転、汗ばむほどの陽気の中、迎えた日曜の決勝スタート直前のウォームアップ走行でも好タイムを記録。911 GT3 Rとツインリンクもてぎの相性の良さを見せつけ、レースでの快走を期待させたが残念ながらトラブルによりピットからのスタートを余儀なくされることになった。 影山は、ピットロード出口でライバル全車が目の前を通り過ぎるのを待ち22番手からコースに出る。当初は定石通りの1ストップ作戦を想定していたが、最後尾からのスタートとなったため急遽戦略を変更。「2ピットストップも視野に入れて、とにかくプッシュしました。タイヤの信頼性も高かったので不安なく攻め続ける事ができました」という影山は見事なドライビングで瞬く間に順位を上げていき3周目には14位、6周目には13台抜きの9番手にポジションアップ。タイトル争いを繰り広げる上位2台と遜色ないタイムで走行を続け、15周目にはついに3位に浮上する。25周目にドライバーチェンジするまでの間、911 GT3 Rのラップタイムが落ちる事はなかった。 PJ11_0295.JPG タイムロスなくピットストップを終えて、ステアリングを託された藤井は6位でコースに復帰し、すべてのチームがドライバーチェンジを終えた35周目には2位に上がる。911 GT3 Rは素晴らしいラップタイムで一時はトップを伺うかに思えたが、そのままチェッカーを受け最下位スタートから見事ポディウムフィニッシュとなる2位でゴール。レース後、「最終戦の結果でシリーズランキングが決まるので、トップを目指して走りました。トラクションが必要とされるこのサーキットで、ポルシェのアドバンテージを充分に発揮できました」と藤井は語りました。このレースで15ポイントを得た結果、ハンコックKTRはGT300クラスの2011シーズンランキングにおいて見事3位を獲得しました。 同じく911 GT3 Rを駆るTEAM ART TASTE(チームアートテイスト、 #15、清水康弘/ティム・ベルグマイスター)は12番グリッドからポイント圏内フィニッシュに向けてスタートしましたが、13位でゴール。惜しくもデビューシーズンで2度目のポイント獲得はなりませんでした。 スーパーGTの次戦は静岡県の富士スピードウェイにて11月12日(土)、13日(日)に特別戦として開催される予定です。 ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が4位入賞 (HONDA)

  • 2011年10月16日(日)・決勝/会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)/天候:晴れ/気温:25℃(15:00現在)/路面温度:29℃(15:00現在)/コースコンディション:ドライ/観客:2万6000人

 10月16日(日)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝レースが行われました。

gt111016001L.jpg  ウエットコンディションのもとで行われた昨日の公式予選では、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)がHonda勢でトップとなる4番グリッドを獲得。以下、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は7番グリッド、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は9番グリッド、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)は11番グリッド、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)は14番グリッドを手に入れました。

 午前9時から45分間にわたって行われた今朝のフリー走行は、昨日から雨が降り続いたため、ウエットコンディションで行われました。ここで#32 EPSON HSV-010は1分55秒491をマーク。Honda勢のトップに立つとともに総合でも2番手につけ、改めてウエットコンディションでの強さを印象づけました。これに続いたのは6番手タイムを記録した#17 KEIHIN HSV-010。さらに#100 RAYBRIG HSV-010は10番手、#1 ウイダー HSV-010は11番手、#8 ARTA HSV-010は15番手となりました。

 昼近くになると栃木県地方の上空は抜けるような青空へと変わり、汗ばむほどの暑さとなりました。コースはドライとなり、2011 オートバックス SUPER GTシリーズの最終戦は絶好のコンディションに恵まれました。

 本来ツインリンクもてぎを得意としているHSV-010 GTですが、昨日はウエットコンディションのため持ち前のパフォーマンスを十分に発揮できず、予選では期待通りの成績を収めることができませんでした。しかし、昨日とは全く異なるドライコンディションとなったため、本日の決勝レースでは5台のHSV-010 GTが力強く反撃することが期待されました。

 スターティングドライバーは、4番グリッドの#32 EPSON HSV-010は道上選手、7番グリッドの#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、9番グリッドの#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、11番グリッドの#1 ウイダー HSV-010はデュバル選手、14番グリッドの#8 ARTA HSV-010は小林選手が務めます。

 午後2時にフォーメーションラップが開始。コントロールラインまで戻ってきたところでグリーンランプが点灯し、53周のレースが始まりました。5台のHSV-010 GTはいずれも順調にスタートを切り、#32 EPSON HSV-010は5番手、#100 RAYBRIG HSV-010は6番手、#17 KEIHIN HSV-010は9番手、#1 ウイダー HSV-010は12番手、#8 ARTA HSV-010は13番手となってオープニングラップを終えました。

 3周目、#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢選手は#32 EPSON HSV-010をパスし、5番手に浮上。道上選手が操る#32 EPSON HSV-010は6番手となりました。同じ周に#17 KEIHIN HSV-010に乗る金石選手はライバルの1台をオーバーテイク、8番手へと駒を進めます。続く4周目に#1 ウイダー HSV-010の小暮選手はライバル2台の攻略に成功、一気に10番手へとポジションを上げました。

 そして、8周目には#32 EPSON HSV-010が#100 RAYBRIG HSV-010を追い抜き、#32 EPSON HSV-010は5番手、#100 RAYBRIG HSV-010は6番手となり、5台のHSV-010 GTはその後も順調に周回を重ねていきます。

 Honda勢でいちばん早くピットストップを行ったのは#17 KEIHIN HSV-010と#100 RAYBRIG HSV-010の19周目。2台ともタイヤ交換、給油、ドライバー交代を行ってコースに復帰します。続いて21周目には#1 ウイダー HSV-010がピットストップ、24周目には#32 EPSON HSV-010がピットストップを行い、いずれも順調に作業を終えました。

 一方、ハードタイヤでスタートした#8 ARTA HSV-010は31周目までピットストップを引き延ばし、一時トップに立つ快走を見せました。さらに、タイヤを交換しない作戦を敢行することでピットストップ時間を短縮、コースに戻ったときには9番手となっていました。

 全車がピットストップを終えた32周目、Honda勢のトップは#32 EPSON HSV-010の5番手でした。しかも、#32 EPSON HSV-010の直後には4台のHSV-010 GTが連なり、5台そろってトップ10圏内を走行する展開となりました。

 35周目にはトップを走っていたライバルがピットストップを行い、#8 ARTA HSV-010の直前でコースに復帰します。このため#32 EPSON HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010、#1 ウイダー HSV-010の4台は1つずつ順位を上げました。その後、この1台を間に挟みながらもHonda勢はトップグループを上回る快調なペースで周回を重ね、トップ3との差をジリジリと詰めていきます。この結果、35周目には7.7秒だった3番手と4番手#32 EPSON HSV-010との差は、38周目には5.4秒、44周目には3.0秒と急速に縮まり、47周目にはテール・トゥ・ノーズとなりました。

 #32 EPSON HSV-010に乗る中山選手は何度も3番手を走るライバルに襲いかかりますが、GT300クラスの車両に進路を阻まれるなど、なかなかチャンスを手に入れることができません。この間に#32 EPSON HSV-010との差を詰めた#100 RAYBRIG HSV-010の山本選手は、51周目の90度コーナーで#32 EPSON HSV-010をパス、4番手に浮上しました。一方、タイヤ無交換作戦で走り続ける#8 ARTA HSV-010は、レース終盤になるとペースが伸び悩むようになり、47周目には10番手、52周目には11番手へと順位を落としてしまいました。

 5台のHSV-010 GTはこのままのポジションで走りきり、#100 RAYBRIG HSV-010は4位、#32 EPSON HSV-010は5位、#1 ウイダー HSV-010は6位、#17 KEIHIN HSV-010は7位となりました。一方、#8 ARTA HSV-010は11番手でチェッカーフラッグを受けましたが、レース中に2度の黄旗追い越しがあったために計40秒のタイムが加算され、13位となりました。

 この結果、チャンピオン争いのドライバー部門では#1 ウイダー HSV-010が3位、#17 KEIHIN HSV-010は4位、#100 RAYBRIG HSV-010は9位、#32 EPSON HSV-010は12位、#8 ARTA HSV-010は15位でシーズンを終えました。また、チーム部門ではウイダー ホンダ レーシングの3位がHonda勢の最上位となりました。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「レース後半に5台のHSV-010 GTが連なって走行したほか、彼らが一生懸命走るシーンをお見せできたので、観客のみなさんには楽しんでいただけたかなと思っています。とくに、HSV-010 GT特有の甲高いエグゾーストノートが5台連続して響く様子は格別だったのではないでしょうか。また、決勝レースの後半ではトップグループを上回るペースで周回し、とくに#1 ウイダー HSV-010は首位より2~3秒速いラップタイムを記録できたことは、HSV-010 GT本来の速さを発揮できたという意味でよかったと思います。ただし、私の立場でいえば、成績を残せなかったことが悔しいですね。その原因は、雨の予選でパフォーマンスを発揮できなかったことにあります。いずれにせよ、これでシーズンは終わりました。目標としていたタイトル防衛はできませんでしたが、多くの収穫がありました。来年は、この経験を生かし、タイトル奪還を目指してSUPER GTに挑みます。1年間、5台のHSV-010 GTに熱いご声援いただき、本当にありがとうございました」
伊沢拓也選手(4位 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「表彰台に上がれなかったのは悔しいですが、今シーズンを締めくくるにふさわしいレースができました。今季は苦しみましたが、前レース(第7戦オートポリス)から光明が見え、その流れをしっかりつかむことができました。今日はしっかり戦い、しっかり結果を残せたので、来季につながるいいレースができたと思います」
山本尚貴選手(4位 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「今季はクラッシュをしたり、自分のミスでレースを台無しにする時もありましたが、最終戦では自分の成長をしっかり見せたいという思いで、ベストを尽くしました。今日はチーム全体が一丸となり、伊沢選手も助けてくれたので、その想いに乗ったようなレースでした。結果に満足することは一生無いと思いますが、今日に関しては自分の走りができました。欲を言えばもっと順位を上げたかったですが、チームで勝ち取った4位だと思います」
道上龍選手(5位 #32 EPSON HSV-010)
 「序盤にライバルのマシンに抜かれましたが、安定したタイムを刻んでいこうという意思統一がチームでできていたので、落ち着いて順位を取り戻すことができました。表彰台を逃したのは残念でしたが、中山選手もペースよく攻めていたので、1年間やってきた成果が出たレースだったと思います。今季は後半戦からいいレースが展開できるようになり、チームのレベルも上がったと感じています。ただ、予選から上位に食い込まなければ結果になかなかつながらないので、それを来年の課題としてがんばりたいと思います」
中山友貴選手(5位 #32 EPSON HSV-010)
 「道上選手から交代する際にマシンの状況などをアドバイスしてもらったので、不安なくスタートすることができました。あきらめないで走っていたら前のマシンに追いつけましたが、残念ながら抜くことはできませんでした。いいペースで走れていただけに悔しいです。ただ、今季最後のレースをトップ集団の中で締めくくり、いいパフォーマンスを見せることができたと思います。今後もチャンスがあればもっといい結果を出して、期待に応えたいと思います」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ TDPコンビ石浦/井口組LEXUS SC430が3位表彰台獲得 (TYOTA)

11sgt_rd8_2
最終戦で3位表彰台を獲得した
TDPドライバーの石浦宏明(左)と井口卓人(右)

 SUPER GTの今季最終戦となる第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」が10月15日(土)、16日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 震災の影響により5月にスタートし、全8戦で戦われてきた2011シーズンもついに最終戦を迎えた。シーズン最終戦となる今大会は、全車ウェイトハンデが0とされる。LEXUS/トヨタ勢は残念ながらタイトル獲得の可能性は逃してしまったが、苦しい戦いを強いられた今シーズンの有終の美を飾るべく、最終戦へと臨んだ。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに6台のLEXUS SC430が出場。また、GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 雨にたたられたレースが多かった今シーズン、最終戦も予選の行われた15日(土)は朝から雨に見舞われ、公式練習、予選共にウェットコンディションでの走行となり、コースアウトする車両が続出した。

 午後1時5分から開始されたノックアウト予選のQ1では、出走15台中11台がQ2へと進出するが、ここでPETRONAS TOM'S SC430 36号車、ZENT CERUMO SC430 38号車、D'STATION KeePer SC430 35号車の3台がセッティングが合わず、まさかのQ1敗退。それぞれ12番手、13番手、15番手グリッドが確定した。

 続いて午後3時から行われた予選Q2では、DENSO SARD SC430 39号車を駆るTDPドライバーの井口卓人が雨をものともせぬ走りで4番手タイムをマークしQ3進出。また、WedsSport ADVAN SC430 19号車も5番手につけ、今季初めてのQ3進出を果たした。ENEOS SUSTINA SC430 6号車はこのセッション、トラブルのために走行できず、Q2敗退。10番手グリッドとなった。

 予選Q3では、TDPドライバーの石浦宏明が駆る39号車が、3戦連続のポールポジション獲得を狙ったが、僅かに及ばず、2番手。それでも最前列グリッドから決勝をスタートすることとなった。19号車も3列目6番手グリッドを獲得した。

 GT300クラスでは、COROLLA Axio apr GT 74号車、ハセプロMA イワサキ aprカローラ 31号車、SG CHANGI IS350 14号車の3台が揃ってQ2進出を決めたが、14号車はQ2でコースアウトを喫したこともあり、14番手でQ3進出ならず。カローラの2台は、最後の最後までQ3進出をかけてタイムアタック合戦を繰り広げたが、TDPドライバーの国本雄資が最終周に9番手タイムをマークした74号車がQ3へ進出。惜しくもこれで押し出される形となった31号車は11番手グリッドとなった。その後、Q3は更に雨が強くなり難しいコンディションとなったが、74号車は8番手グリッドを獲得した。

◆決勝◆

 16日(日)の朝方までは雨が残り、午前9時からのフリー走行はウェットコンディションで行われたが、その後天候は回復し、午後2時からの決勝レーススタート前には路面は完全にドライ。強い日差しも照りつけ、10月半ばとしては暖かい陽気の下で決勝レースは戦われることとなった。

 午後2時、気温27度、路面温度34度というコンディションで、53周の決勝レースがスタート。最前列2番手スタートの39号車は石浦がスタートを担当。スタート直後にライバルの先行を許し、3位へと後退したが、4周目の1コーナー進入で抜き返し、2位で前半戦、首位の車両を追った。

 後方では、1周目に6号車と36号車が接触。6号車はコース脇にストップし、その後レースに復帰したものの、周回遅れの最後尾へと後退してしまった。36号車は車両右前部を破損したが、そのままレースを続行。しかし、この接触でドライブスルーペナルティを科され、14位からの追い上げを余儀なくされてしまった。

 27周目、2位を走行していた39号車がピットインし、井口へとドライバー交代。その後、次々に各車ピットへと向かい、全車がピット作業を終えた時点で、39号車は3位へとひとつポジションを落とすこととなってしまった。

 30周目にピットへ向かい、TDPドライバーの中嶋一貴へとドライバーを後退した36号車は、全車ピット終了時点で12位につけていたが、後半に入って猛追を開始。43周目に38号車をかわすと、その後も先行車をパスしていき、46周目には9位に浮上した。

 レースが終盤に入ると、2位以下の間隔が詰まり、3位を走行する39号車は、2位逆転を狙いながらも、すぐ後ろにつける3台のHSV-010からの追い上げを受けることに。しかし、39号車の井口はこの追撃を凌ぎきり、見事3位でチェッカー。不運の多かった今シーズンの最終戦を、見事表彰台で締めくくることとなった。

 追い上げた36号車はファイナルラップにもひとつポジションを上げ、8位でフィニッシュ。38号車が10位でポイントを獲得した。

 GT300クラスでは、8番手スタートの74号車がタイヤチョイスを失敗し、序盤で大きく後退。しかし、早めのピットインでドライバーを交代した後は、後半を担当した国本が良いペースで周回を重ねてポジションアップを果たし、9位でフィニッシュ。31号車は11位。19号車はトラブルに見舞われ惜しくもリタイアに終わった。

DENSO SARD SC430 39号車 ドライバー 石浦宏明:
 今日のレースは自分たちのすべてを出し切ることができ、100点満点だったと思う。前回も100点のレースをしていたが、不運な結果に終わってしまった。今回やっとリベンジを果たせて、終わり良ければすべて良しということで、今は良いシーズンだったと振り返ることができる。今年このチームに移籍して来て、去年レクサス勢で最下位だったチームを強くすることができた。そして最後に結果を出すことができてとても嬉しい。
DENSO SARD SC430 39号車 ドライバー 井口卓人:
 今日のレースは、いつものように良い状態で石浦選手が自分に渡してくれると信じていたので、不運が続いていたが余計なことは考えず走ろうと思っていた。レース終盤は辛かったが、前を行く46号車はもっと厳しいだろうと考え、攻め続けた。無事に表彰台を獲得することができて、ほっとしている。これまで悪いことが続いて辛いレースを経験し、色々と考えすぎてしまうこともあったが、今回は開き直り自由に走るつもりだった。最後、表彰台で締めくくることができて、本当に良かった。
Text & Photo: TOTOTA

SUPER GT

SGT:2011年各クラスドライバーズチャンピオン記者会見

gt_2011_champ_500 gt_2011_champ_300 gt_2011_champs

■GT500クラス
柳田真孝(S Road MOLA GT-R)
gt_2011_champ_yanagida  「シリーズチャンピオンを取れたということがまだ実感できないんですけど、一緒に戦ってくれてたチームメートのロニーと、チームモーラ、大駅監督を始めスタッフみんな、そして、サポートしてくれたエスロード、大応援団のニッサンファンの人たちにお礼がいいたいです。去年300でここにいて、次の年に500に乗ってまたチャンピオンが取れるなんて思ってもいなかったのでほんとに信じられないです。シーズン序盤はGT500は簡単なものじゃないし不安はあったんですが、セパンのテストや岡山のテストでだんだん自信がついてきました。第1戦は雨だったんですが、予選もよかったですし、SUGOで優勝したのが大きかったのかと思います。その前のセパンを入れてミシュランが強いときの夏の3戦連続で表彰台に上がれたので、手応えがつかめたというか今年行けるんじゃないかと思いました」
ロニー・クインタレッリ(S Road MOLA GT-R)
gt_2011_champ_quintarelli  「2004年のF3時代以来7年ぶりのチャンピオンです。素晴らしいGT500レースということで本当にうれしいです。今年は私たちにとって素晴らしい年でした。上位のほうで終われるとは思っていましたが、まさかチャンピオンが取れるとは思っていませんでした。今年、最初の岡山のテストでものすごくクルマの調子がよくて、そのときに自信をつけました。MOLAのスタッフともいままでづっと一緒にやってたようなコミュニケーションが取れていました。シーズン序盤は速さを見せたけど、2戦まで成績は良くなくて、その中でポイントを取って夏場のレースで表彰台にも乗れ優勝もできて、その時にがんばればチャンスがあるんじゃないかと思いました」
大駅俊臣チーム監督(S Road MOLA GT-R)
gt_2011_champ_ohike 「今年からGT500に参戦することになったんですが、500のステージに来られるチャンスを与えてくれた日産自動車、NISMOに感謝したいと思います。また、バックアップをしてくれたわたしたちのメーンスポンサーのエスロード安田社長にも非常に感謝しています。わたしたちもGT500は初めてで、彼らはGT500に乗っていて試行錯誤しながらいったんですが、ドライバーに関しては不安はありませんでした。ミシュランタイヤが夏にパフォーマンスが高い、重くなってからも強いタイヤと聞いてたので夏に1勝したいと思っていました。夏の3戦を表彰台に上がることができ、そのあたりからシリーズトップを走っていましたので、必然的にチャンピオンを意識し始めました」
GT300クラス
谷口信輝(初音ミクグッドスマイルBMW)
gt_2011_champ_taniguchi  「まずはチームやヨコハマタイヤさんや関係者各位のみなさんに感謝したいです。非常にうれしいです。GT初めて10年目なんですけど、やっとチャンピオンを取れました。うれしい気持ちとホッとした気持ちと、まさか逆転できるとは感無量です。今回初めて番場選手スタートで、無事に帰ってきてくれよと祈りながら見ていましたが、ちゃんとトップを守って無事にクルマを渡してくれたので、あとは絶対守ってやろうと思って走りました」
番場琢(初音ミクグッドスマイルBMW)
gt_2011_champ_banba  「素直にうれしいです。このチームは本当にたくさんの個人スポンサーの方の支援のもとで、レースを戦えているので、ヨコハマタイヤさん、メカニックさん、ぼくを支えてくれた谷口さんに心から感謝したいです。オートポリスが終わって帰りの飛行機の中で、『頼むからチャンピオンを取らせてくれ』と谷口選手からいわれて、それから2週間できることを全部してきました。スタートといわれても自分ではそんなに変わらす、集中して戦えばちゃんとしたレースができると思いました。シーズン始まる前とほんとうに変わりました。速いドライバーはたくさんいて、走りとかの話は教わるんですが、谷口さんはメンタルとかレースの取り組みとかをたくさん教えてくれて、いままで考えたこともないようなことまで教えてくれたので、変われたのではないかと思います」
大橋逸夫チーム監督(初音ミクグッドスマイルBMW)
gt_2011_champ_ohashi  「このチームを作ると決めたときに、勝てるチームを作ろうと思って、谷口選手に声をかけたんですけど、快諾とはいきませんでしたが最終的に乗ってくれることになって、番場選手と谷口選手、2人がうまくやっていけるかとちょっと心配でしたが、番場選手が成長して、スタートをやっても大丈夫だとみんなが思えるくらい精神的にも強くなったんだと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝記者会見 GT500クラスウィナーのコメント

gt_r08_r_pc_winner_500 gt_r08_r_pc_winners

本山哲(MOTUL AUTECH GT-R)
gt_r08_r_pc_motoyama  「レースに勝てて、自分たちの目標を達成できたので満足感はあります。チャンピンシップに関しては、ライバルが2位に入り届かなかったのは残念です。スタートドライバーは前から決まっていて、チームの戦略です。ウェットからドライがぶっつけ本番という状況でしたが、ドライコンディションでも事前テストも含めてセットアップは自信がありました。けど、急に変わったドライだったので難しい部分もありました。スタートしたときから周りの状況とタイヤの性能低下を、ライバルとの比較を見ながらレースの展開、戦略を考えていこうと思っていました」
ブノワ・トレルイエ(MOTUL AUTECH GT-R)
gt_r08_r_pc_treluyer  「勝てたのでうれしいですが、総合優勝ができなくて残念です。クルマは後半、タイヤもエンジンも良かったので、結果が出ました。フルタンクのスタートだったので数ラップは、クルマが動く状況でブレーキングはきつかったです。タイヤのメンテナンスも難しかったです。10~15ラップは、クルマのフィーリングが良くなり、チームにもタイヤの情報を伝えて、同じタイヤで行くことに決めてよかっと思います。ピットストップも完ぺきで、チームもいい仕事をしたと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 GT500はMOLUL AUTECH GT-Rが優勝、チャンピンはMOLA GT-Rの柳田/クインタレッリ組、GT300は初音ミクグッドスマイルBMWが優勝しチャンピオンはも谷口、番場組が獲得!

 スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」は16日、ツインリンクもてぎで53周、250kmの決勝レースを行い、GT500クラスはMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が、GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)が優勝した。また、ドライバーズチャンピンはGT500が柳田真孝・ロニー・クインタレッリ、GT300は谷口信輝・番場宅が獲得した。

gt_r08_r_start_500

gt_r08_r_start_300

gt_r08_r_23

gt_r08_r_46

gt_r08_r_39

gt_r08_r_4

gt_r08_r_33

gt_r08_r_11

gt_r08_r_checker_23

gt_r08_r_checker_4

gt_r08_r_podium_500

gt_r08_r_podium_300

gt_r08_r_champion_500

gt_r08_r_champion_300

 フリー走行時に降っていた雨も午前中には上がり、ツインリンクもてぎの天候は急速に回復。午後には太陽も雲間から顔を出し、決勝の始まる頃には気温26度、路面温度33度と蒸し暑いほどの天候となってきた。

 この天候の変化のため8分間で行われる予定だったウォームアップ走行が13分間と5分延長、フォーメーションラップは14時5分からのスタートとなった。

 スタートを制しホールショットを奪ったのはポールポジションのS Road MOLA GT-Rのロニー・クインタレッリ、2位に予選3位カルソニックIMPUL GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが上がり、予選2位DENSO SARD SC430の石浦宏明は3位に後退した。

 クインタレッリは序盤から後続を引き離しにかかり、中盤の25周目には10秒近くの貯金を築くがその後はペースが落ち始める。

 一方、後方からは予選5位スタートMOTUL AUTECH GT-Rのブノワ・トレルイエが1周目を4位で終えると、10周目には3位。30周終わりでドライバーをトレルイエから本山哲にチェンジすると、28周終わりでピットインしドライバーを井口卓人に代えていたSARD GT-Rをピット出口で逆転し、2位に上がる。

 さらに本山は、29周終わりでドライバーをクインタレッリから柳田真孝にチェンジしたMOLA GT-Rに迫る。38周目あたりからテールトゥノーズとなり、41周目のV字コーナーで本山が柳田を捉えついにトップに躍り出た。

 MOTUL AUTECH GT-Rの本山はその後もトップを譲ることなく53周を走って優勝。前戦のオートポリスに続き2連勝、今季3勝目を飾った。

 3位にはDENSO SARD SC430の井口が入った。

 GT300クラスは、ポールスタートの初音ミクグッドスマイルBMWの番場琢が序盤からレースをリード。2位には番場らとドライバーズチャンピオンを争っているJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458の田中哲也がつけるが、3位に上がってきたR&D SPORT LEGACY B4の佐々木孝太に3周目の3コーナーでかわされ3位に落ちる。

 佐々木は手綱を緩めずトップの番場を追う。しかし番場の背後まで迫った9周終わりでトラブルのため突然のピットイン。これで番場は楽になり、2位には田中が復帰。

 番場は19周終わりでピットインしドライバーを谷口信輝にチェンジすると谷口はその後もペースを緩めることなく49周を走りきり今季2勝目を飾った。

 佐々木が後退したため2位に上がった田中は18周終わりでピットインしドライバーを平中克也にチェンジ。その後方からはなんとピットスタートのHANKOOK PORSCHEの影山正美が迫ってきた。影山は10周終わりで6位、15周目には3位。25周終わりでドライバーを藤井誠暢にチェンジしピットアウトすると平中の前に出ることに成功、2位に。

 このままの順位でレースは終了。2位にHANKOOK PORSCHEの影山、3位にJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458の平中が入った。

 この結果、2位に入ったS Road MOLA GT-Rの柳田とクインタレッリは今シーズンのGT500クラスドライバーズチャンピオンを獲得した。

 また、GT300クラスのドライバーズチャンピオンは優勝した初音ミクグッドスマイルBMWの番場、谷口が獲得することとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝結果

■GT500クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/16) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS531:37'39.246
246S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI531.803
339DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI532.452
4100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS532.703
532EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL533.019
61ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS533.435
717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS5320.326
8*36PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS5331.726
912カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS5341.688
1038ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS5343.992
1119WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH5348.476
1224ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH5350.665
13*8ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS531'27.903
1435D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS521Lap
156ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS521Lap
--- 以上規定周回数(37Laps)完走 ----
■GT300クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/16) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
14初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH491:37'56.682
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK4911.405
311JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL4920.286
466triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH4931.937
588JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH4933.036
662R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH4935.011
743ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS4938.654
82エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH491'11.552
974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH491'13.539
1026Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
山下 潤一郎
YH491'15.041
1131ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH481Lap
1286JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH481Lap
1315ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
HK2481Lap
1427PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
カルロ・ヴァン・ダム
YH481Lap
155マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH2481Lap
1687リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH472Laps
1710Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH472Laps
1869サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH472Laps
1925ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH3514Laps
--- 以上規定周回数(34Laps)完走 ----
-14SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1633Laps
-41NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
峰尾 恭輔
YH8049Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.46 S Load MOLA GT-R 1'46.000 (3/53) 163.07km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.62 R&D SPORT LEGACY B4 1'56.648 (3/49) 148.18km/h
  • CarNo.36は、2011 SGT SpR 第30条1.違反によりドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.8は、2011 SGT SpR 第30条1.違反により20秒を競技結果に加算した。
  • CarNo.8は、2011 SGT SpR 第30条1.違反によりさらに20秒を競技結果に加算した。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行 GT500はDENSO SARD SC430が、GT300は音ミクグッドスマイルBMWがトップタイム!

  スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」は16日、ツインリンクもてぎで9時より45分間のフリー走行を行い、GT500はDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)が、GT300は初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がトップタイムを記録した。

gt_r08_f_39 gt_r08_f_4

 ツインリクもてぎは朝から雨模様。路面はフルウエットだが気温は暖かめ。9時より赤旗中断もあったものの45分間のフリー走行が行われた。

 降り始めは本格的な雨脚だったが、Rn-sports JIMGAINER F430がコースアウトした赤旗中断開けの残り10分あまり前から小雨へと変わり、多くのクルマは終了直前にベストタイムをマークすることとなった。

 そんな中GT500クラスでトップに立ったのはDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)で井口がドライブ。2位にはチェッカー後にタイムを出したEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)の中山がつけた。

 3位にはポールシッターでチャンピオン争い最右翼のS Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)が、4位にはADVAN KONDO GT-R(安田裕信/ビヨン・ビルドハイム組)が入り、なんと上位4台がミシュラン、ダンロップ、ミシュラン、ヨコハマと続き、ブリヂストン以外のをタイヤを履くクルマが上位を独占する結果となった。

 MOLA GT-Rとチャンピオン争いをしているMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)は8位とやや出遅れてしまった。

 GT300は昨日から絶好調の初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がここでもトップタイムを記録。これで公式練習、Q1~Q3そしてこのフリー走行とこれまで行われたすべてのセッションを制しチャンピオン争いに向け、死角はなさそうだ。

 2位にはR&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太組)が終了直前に上がり、3位にはグッドスマイルBMWとチャンピオンを争うJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)が入った。

 決勝は14時より53ラップ、250kmで争われる。天候は回復傾向だが、雨なら雨で、晴れなら晴れで各車ぶっつけ本番のドライタイヤを履くこととなり波乱含みの決勝レースとなりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/16) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500139DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'54.806-150.558
2500232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'55.491 0.685149.665
3500346S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'55.857 1.051149.192
4500424ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'55.974 1.168149.042
550056ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'56.454 1.648148.427
6500617KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'56.723 1.917148.085
7500719WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'56.827 2.021147.954
8500823MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'57.561 2.755147.030
9500912カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'57.568 2.762147.021
1050010100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'57.633 2.827146.940
11500111ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'57.895 3.089146.613
125001238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'57.946 3.140146.550
135001336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'58.658 3.852145.670
145001435D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'58.789 3.983145.510
15500158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'59.314 4.508144.870
1630014初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH2'04.81010.004138.490
17300262R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'05.47810.672137.753
18300311JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL2'05.63310.827137.583
19300443ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS2'06.27711.471136.881
20300574COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH2'07.43612.630135.636
21300686JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH2'07.50812.702135.560
2230072エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH2'07.54512.739135.521
23300887リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH2'07.56812.762135.496
24300988JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH2'07.85313.047135.194
253001033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK2'07.85613.050135.191
263001125ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH2'08.02413.218135.013
273001227PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
カルロ・ヴァン・ダム
YH2'08.20413.398134.824
283001366triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH2'08.43113.625134.586
29300145マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH22'08.44413.638134.573
303001569サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH2'08.46613.660134.549
313001614SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH2'08.59413.788134.415
323001731ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH2'08.66113.855134.345
333001815ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
HK22'09.52914.723133.445
343001926Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
山下 潤一郎
YH2'09.83415.028133.131
353002041NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
峰尾 恭輔
YH82'10.04415.238132.916
363002110Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH2'12.38917.583130.562

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が4番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2011年10月15日(土)・予選/会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)/天候:雨/気温:20℃(13:00現在)/路面温度:22℃(13:00現在)/コースコンディション:ウエット

10月15日(土)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

gt111015001L.jpg  東日本から北日本にかけての広い地域が雨空に覆われたこの日、ツインリンクもてぎのある栃木県周辺も一日を通じて雨が降り続き、コースは終日、ウエットコンディションとなりました。それでもシリーズ最後の一戦を見守ろうと観客席には多くのファンが詰めかけました。

 Honda勢として最後までタイトル獲得の可能性を残していた#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)と#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)の2台は、第7戦オートポリス大会でそれぞれ11位と6位に終わり、残念ながらこの時点でチャンピオンとなる望みを絶たれました。それでも本大会の結果次第では#1 ウイダー HSV-010がシリーズ2位となる可能性を残しているほか、5台のHSV-010 GTはいずれも優勝を目指してこの一戦に臨んでいます。

 傑出したシャシー性能を誇るHSV-010 GTは、テクニカルコースとして知られるツインリンクもてぎを得意としており、昨年の第8戦もてぎ大会でもトップ7に4台のHSV-010 GTが入る活躍を見せました。また、シリーズ最終戦となる本大会は、獲得ポイントに応じて課せられるハンディウエイトがすべて撤廃されることも見どころの1つといえます。このため、5台のHSV-010 GTは持ち前の優れた運動性能を発揮し、ライバルに対して有利な戦いを展開することが期待されています。

 この日のスケジュールは、午前9時45分から1時間45分にわたり公式練習を行ったあと、午後1時5分から予選1回目を実施。さらに午後3時10分からは予選2回目、午後3時45分からは予選3回目が行われます。

 今回の予選はノックアウト方式で行われました。予選1回目の上位11台が予選2回目に進出、予選2回目では上位7台が予選3回目に進出し、この予選3回目での順位にしたがって決勝レースの上位スターティンググリッドを決めます。また、惜しくも予選を通過できなかったチームは、その段階での予選順位が決勝レースでのグリッドとなります。

 雨模様の中、幕を開けた公式練習では、ウエットコンディションを得意とする#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が健闘。中山選手が1分52秒913を記録して総合のトップに立ちました。さらに、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は1分55秒024で7番手、#1 ウイダー HSV-010は1分55秒232で10番手、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)は1分55秒583で14番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は1分55秒667で15番手となりました。

 午後1時5分に始まった予選1回目も引き続きウエットコンディションとなりました。ここでは1分53秒584で3番手となった#32 EPSON HSV-010がHonda勢のトップ。続いて#100 RAYBRIG HSV-010が1分54秒129で6番手、#1 ウイダー HSV-010が1分54秒301で8番手、#17 KEIHIN HSV-010が1分54秒388で9番手となり、予選2回目への進出を決めました。一方、#8 ARTA HSV-010は14番手となり、この段階で決勝でのスターティンググリッドが確定しました。

 雨脚がやや弱まった予選2回目では、1分53秒050を記録した#32 EPSON HSV-010が2番手へ躍進。#100 RAYBRIG HSV-010も1分54秒832で6番手につけ、予選3回目に挑む権利を手に入れました。一方、#17 KEIHIN HSV-010が9番手となり、#1 ウイダー HSV-010はメカニカルトラブルが原因でタイムを記録できなかったため、いずれも予選3回目進出はなりませんでした。

 予選3回目では再び雨量が増え、予選1、2回目とは異なるコースコンディションとなる中、#32 EPSON HSV-010が1分56秒388をマークして4番手。#100 RAYBRIG HSV-010は1分57秒214で7番手となりました。

 この結果、#32 EPSON HSV-010は4番グリッド、#100 RAYBRIG HSV-010は7番グリッド、#17 KEIHIN HSV-010は9番グリッド、#1 ウイダー HSV-010は11番グリッド、#8 ARTA HSV-010は14番グリッドから明日の決勝レースに挑むことになりました。

 53周で競われる決勝レースは10月16日(日)午後2時にスタートが切られます。

中山雅仁|Honda GTプロジェクト プロジェクトリーダー代行
 「午前中の練習走行はコースコンディションによって結果が左右される形になりました。この結果、選択したタイヤと雨量がマッチしているチームが上に行き、そうでなかったチームは低迷しました。予選2回目では#1 ウイダー HSV-010にトラブルが出たほか、ポールポジション獲得が期待された#32 EPSON HSV-010は、予選3回目で雨脚が強まったために4番手にとどまりました。ただし、明日の決勝レースはドライコンディションになる見通しなので、今日の予選とは全く異なる展開になると考えています。シーズンの最終戦なので、悔いのないように全力で戦って欲しいと、各ドライバーや各チームには伝えています」
道上龍選手(4番手 #32 EPSON HSV-010)
 「雨が降ったり止んだり流動的で、刻々と状況が変化する難しいコースコンディションでした。予選1回目、2回目と中山選手ががんばって速さを見せつけたので、ポールポジションを取りたいと思って懸命にアタックしましたが、予選3回目では雨が強くなってしまい、思うようにタイムが伸ばせませんでした。明日は晴れてドライコンディションになる予報なので、今日とは異なるレース展開になると思います。4番手は悪いポジションではないので、とにかく粘って上位陣に食らいついていこうと思います」
中山友貴選手(4番手 #32 EPSON HSV-010)
 「最終戦ということもあり、とにかく結果を出したいと思って気持ちが入っていました。今シーズン取り組んできた"チーム全体のベースの底上げ"という課題に対し、なかなか数字や結果が出せていなかったのですが、第4戦スポーツランドSUGOで3位入賞も果たし、徐々に手応えはつかんでいました。今日もマシンは走りだしから調子はよかったのですが、雨量の変化によって状況が変わり、常に判断を迫られました。ポールポジションを取れなかったのは残念ですが、明日はガンガン攻めて結果を残せるようにがんばります」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選記者会見 各クラスポールシッターのコメント

gt_r08_q_pc_pps gt_r08_q_pc_pp500 gt_r08_q_pc_pp300

■GT500クラス
柳田真孝(S Road MOLA GT-R)
gt_r08_q_pc_yanagida  「チャンピオンシップもありますが、チームとしては勝ちたいという思いでもてぎに来ているのポールポジションが取れてうれしいです。Q1、Q2とロニーががんばっているので自分がいいタイムを出して答えたいというのもありました。明日はいつもどおりのレースをして、この一戦に勝つんだだという気持ちでいきます」
ロニー・クインタレッリ(S Road MOLA GT-R)
gt_r08_q_pc_quintarelli  「午後からクルマとタイヤの調子が良かったですが、水の量の変化でタイヤのチョイスが難しくて、チーム監督とミシュランのスタッフが路面の状況にうまくタイヤを合わせてもらい、最後までいいタイムを出せたのは、そのお陰です」
■GT300クラス
谷口信輝(初音ミクグッドスマイルBMW)
gt_r08_q_pc_taniguchi  「雨になるとぼくたちのクルマはミッドシップとかリアエンジンに比べるとトラクションとかで不利で、11号車は強いし、うれしくない土曜日だと思いました。今日の朝、練習で走ってみてヨコハマタイヤさんが今回用意してくれたタイヤがすごくグリップして、走ってたフィーリングは良かったんですが、トップだというのはすごく驚きました。この練習の結果でポールポジションを取ってやるという気持ちに変わりました。番場選手もQ2でらくらくトップですし、明日のドラマに向けてこれは来たなという感じです」
番場琢(初音ミクグッドスマイルBMW)
gt_r08_q_pc_banba  「前回のオートポリスが終わってからチームとたくさんのミーティングをして、個人的に並々ならぬ決意で乗り込んできました。雨だったのでどうなるかと思いましたが、走り始めからめちゃくちゃグリップして、すごく安心してアクセルも踏めて、攻めることができました」
Text: Yoshinori OHNISI / Photo: Keiichiro Takeshita , Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 GT500はS Road MOLA GT-Rが、GT300は初音ミクグッドスマイルBMWがポールポジション!

 スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」は15日、ツインリンクもてぎでノックアウト方式の公式予選を行い、GT500クラスはS Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)が、GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がそれぞれポールポジションを獲得した。

gt_r08_q_46

gt_r08_q_39

gt_r08_q_12

gt_r08_q_4

gt_r08_q_11

gt_r08_q_88

 ノックアウト方式の公式予選は13時5分よりQ1が始まった。フリー走行途中でやんでいた雨は再び降り始め、1時間近くのインターバルを置いて行われたQ2、Q3とスケジュールを消化するにつれ雨脚は強まっていった。

 こんなコンディションの中、GT500クラスでポールポジションを獲得したのがミシュランタイヤを履くS Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)。Q1~Q3をクインタレッリ、クインタレッリ、柳田とつなぎ各セッションで2位以下を圧倒するタイムを出し、予選を制した。

 予選2位はやはりミシュランタイヤのDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)。Q1で石浦が2位、Q2で井口が4位とコンスタントに上位に付け、Q3でも石浦が2位となるタイムを叩き出した。

 予選3位はブリヂストンタイヤ勢の中で意地を見せたIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)。Q3を担当したオリベイラは一度は90度コーナーでコースアウトするものの最後の最後で渾身のアタックを行い3位に滑り込んで来た。

 予選4位はクラスで唯一ダンロップタイヤを履くEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)。公式練習でトップを取った勢いそのままにQ1で中山が3位、Q2で中山が2位に付ける。しかし、Q3では道上がドライブするもののオリベイラのタイムに僅差で届かなかった。

 ポールポジションを取ったMOLA GT-Rとともにドライバーズチャンピンの権利があるMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)は5位とチャンピオン争いでは不利な位置からのスタートとなってしまった。

 GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がポールポジション。公式練習で他をぶっちぎるタイムタイムをマークしたが、公式予選でもその勢いは衰えず、Q1谷口、Q2番場、Q3谷口と2位以下を圧倒し、この日行われた全セッションを完全に支配してしまった。

 予選2位は、グッドスマイルBMWを5ポイント差でリードし、現在ドライバーズチャンピオンシップでトップのJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)。Q1平中8位、Q2田中3位とし、リアウイングの微調整を行うとQ3では平中が2位に食い込んで見せた。これで選手権を争う2台がフロントローに並ぶこととなった。

 予選3位はJLOCランボルギーニRG-3(井入宏之/関口雄飛組)。Q3で先月全日本F3チャンピンを獲得したばかりの関口が雨の中、アグレッシブな走りで最後に食い込んできた。

 決勝レースは明日14時より53周で争われる。GT500、GT300の年間王者に輝くのは誰になるのであろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichoro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選総合結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/15) Knock Out Qualify Weather:Rainy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
146S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'52.3891'52.5291'54.662
239DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'52.4231'54.2931'55.455
312カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'54.0591'54.9391'56.308
432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'53.5841'53.0501'56.388
523MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'54.5881'53.3881'56.514
619WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'54.5691'54.7461'56.869
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'54.1291'54.8321'57.214
824ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'53.8511'55.712
917KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'54.3881'56.342
106ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'54.171no time
111ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'54.301no time
1236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'54.726
1338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'54.736
148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'55.239
1535D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'55.771
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/15) Knock Out Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
14初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH2'03.1552'04.0242'04.356
211JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL2'05.4872'04.8542'05.234
388JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH2'04.9312'06.0792'05.296
443ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS2'05.2352'04.9742'05.603
562R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'04.6322'04.8272'05.713
666triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH2'04.0292'05.0352'05.957
733HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK2'04.8412'05.6462'07.612
874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH2'06.2082'05.8252'07.616
927PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
カルロ・ヴァン・ダム
YH2'05.7112'05.3002'07.984
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH2'06.1772'05.0892'08.679
1131ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH2'06.4122'06.235
1215ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
HK22'06.7832'06.670
1387リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH2'05.4772'06.762
1414SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH2'06.5862'07.184
1526Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
山下 潤一郎
YH2'07.4842'07.774
1669サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH2'07.2922'10.469
1725ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH2'05.739
1841NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
峰尾 恭輔
YH82'07.520
195マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH22'07.840
2010Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH2'09.095
---- 以上予選通過 ----
-86JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH2'06.243

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q3結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/15) Knock Out Q3 GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
146S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'54.662--150.747
239DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'55.455 0.793 0.793149.712
312カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'56.308 1.646 0.853148.614
432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'56.388 1.726 0.080148.512
523MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'56.514 1.852 0.126148.351
619WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'56.869 2.207 0.355147.900
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'57.214 2.552 0.345147.465
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/15) Knock Out Q3 GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
14初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH2'04.356--138.996
211JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL2'05.234 0.878 0.878138.021
388JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH2'05.296 0.940 0.062137.953
443ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS2'05.603 1.247 0.307137.616
562R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'05.713 1.357 0.110137.495
666triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH2'05.957 1.601 0.244137.229
733HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK2'07.612 3.256 1.655135.449
874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH2'07.616 3.260 0.004135.445
927PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
カルロ・ヴァン・ダム
YH2'07.984 3.628 0.368135.056
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH2'08.679 4.323 0.695134.326

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/15) Knock Out Q2 GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
146S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'52.529--153.605
232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'53.050 0.521 0.521152.897
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'53.388 0.859 0.338152.441
439DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'54.293 1.764 0.905151.234
519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'54.746 2.217 0.453150.637
6100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'54.832 2.303 0.086150.524
712カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'54.939 2.410 0.107150.384
---- 以上Q3進出 ----
824ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'55.712 3.183 0.773149.379
917KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'56.342 3.813 0.630148.570
106ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BSno time---
111ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BSno time---
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/15) Knock Out Q2 GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
14初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH2'04.024--139.368
262R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'04.827 0.803 0.803138.471
311JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL2'04.854 0.830 0.027138.441
443ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS2'04.974 0.950 0.120138.308
566triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH2'05.035 1.011 0.061138.241
62エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH2'05.089 1.065 0.054138.181
727PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
カルロ・ヴァン・ダム
YH2'05.300 1.276 0.211137.949
833HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK2'05.646 1.622 0.346137.569
974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH2'05.825 1.801 0.179137.373
1088JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH2'06.079 2.055 0.254137.096
---- 以上Q3進出 ----
1131ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH2'06.235 2.211 0.156136.927
1215ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
KH22'06.670 2.646 0.435136.457
1387リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH2'06.762 2.738 0.092136.358
1414SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH2'07.184 3.160 0.422135.905
1526Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
山下 潤一郎
YH2'07.774 3.750 0.590135.278
1669サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH2'10.469 6.445 2.695132.483

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/15) Knock Out Q1 GT500 Weather:Rainy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
146S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'52.389--153.796
239DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'52.423 0.034 0.034153.749
332EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'53.584 1.195 1.161152.178
424ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'53.851 1.462 0.267151.821
512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'54.059 1.670 0.208151.544
6100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'54.129 1.740 0.070151.451
76ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'54.171 1.782 0.042151.395
81ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'54.301 1.912 0.130151.223
917KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'54.388 1.999 0.087151.108
1019WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'54.569 2.180 0.181150.869
1123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'54.588 2.199 0.019150.844
---- 以上Q2進出 ----
1236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'54.726 2.337 0.138150.663
1338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'54.736 2.347 0.010150.650
148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'55.239 2.850 0.503149.992
1535D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'55.771 3.382 0.532149.303
---- 以上予選通過 ----
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/15) Knock Out Q1 GT300 Weather:Rainy Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
14初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH2'03.155--140.351
266triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH2'04.029 0.874 0.874139.362
362R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'04.632 1.477 0.603138.688
433HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK2'04.841 1.686 0.209138.456
588JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH2'04.931 1.776 0.090138.356
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS2'05.235 2.080 0.304138.020
787リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH2'05.477 2.322 0.242137.754
811JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL2'05.487 2.332 0.010137.743
927PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
カルロ・ヴァン・ダム
YH2'05.711 2.556 0.224137.498
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH2'06.177 3.022 0.466136.990
1174COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH2'06.208 3.053 0.031136.956
1231ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH2'06.412 3.257 0.204136.735
1314SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH2'06.586 3.431 0.174136.547
1415ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
HK22'06.783 3.628 0.197136.335
1569サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH2'07.292 4.137 0.509135.790
1626Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
山下 潤一郎
YH2'07.484 4.329 0.192135.585
17*25ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH2'05.739 2.584-1.745137.467
---- 以上Q2進出 ----
1841NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
峰尾 恭輔
YH82'07.520 4.365 1.781135.547
195マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH22'07.840 4.685 0.320135.208
2010Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH2'09.095 5.940 1.255133.893
---- 以上予選通過 ----
21*86JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH2'06.2433.088 -136.918

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習 GT500はEPSON HSV-010が、GT300は初音ミクグッドスマイルBMWがトップタイム!

 スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」は15日、ツインリンクもてぎで公式練習を行いGT500クラスはEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が、GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がそれぞれトップタイムを記録した。

gt_r08_32 gt_r08_p_4

 今シーズンのスーパーGTもいよいよ最終第8戦。雨にたたられた今シーズンを象徴するように、ツインリンクもてぎは早朝より雨。9時45分より1時間45分間の公式練習がウェットコンディションで行なわれた。

 このコンディションでGT500クラストップタイムをマークしたのは同クラスで唯一ダンロップタイヤを履くEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)。ミシュランタイヤを履くドライバーズチャンピン最右翼のS Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)、DENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人)らと入れ替わりトップタイムを記録する中、雨がやんで路面状況が好転してきた終盤、終了3分を切ったあたりで中山(EPSON HSV)が1分52秒913を叩き出し、それまでトップだった井口(SARD SC)を逆転した。

 クラス2位にはSARD SCが、同3位にはMOLA GT-Rが付けた。

 また、MOLA GT-Rとドライバーズチャンピオンを争うMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)は直後の4位に付けている。

 GT300クラスは、チャンピオンシップの可能性を残している初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)が序盤から公式練習をリード。終盤、番場のドライブで2分2秒853とそれまでの自身のタイムを更新してトップでセッションを締めくくった。

 クラス2位にはHANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)が、同3位にはSG CHANGI IS350(折目遼/アレキサンドレ・インペラトーリ組)組が付けている。

 グッドスマイルBMWとドライバーズチャンピオンを争うJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)はクラス9位でこのセッションを終えた。

 今回の公式予選はノックアウト形式。この後13時5分よりQ1が、15時よりQ2、続いて15時30分よりQ3が行われ、明日のスターティンググリッドが決定する。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2011/10/15) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL1'52.913-153.082
2500239DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'52.956 0.043153.024
3500346S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'53.550 0.637152.223
4500423MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'53.684 0.771152.044
5500512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'54.132 1.219151.447
6500619WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'54.873 1.960150.470
7500717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'55.024 2.111150.273
85008*36PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'55.141 2.228150.120
950096ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'55.216 2.303150.022
10500101ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'55.232 2.319150.001
115001138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'55.280 2.367149.939
125001224ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'55.388 2.475149.799
135001335D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'55.490 2.577149.666
14500148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'55.583 2.670149.546
1550015100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'55.667 2.754149.437
1630014初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH2'02.853 9.940140.696
17300233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK2'03.71910.806139.711
18300314SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH2'04.19511.282139.176
19300486JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH2'04.21311.300139.156
20300566triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH2'04.31411.401139.043
21300662R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'04.45111.538138.890
22300787リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH2'04.81611.903138.484
23300888JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH2'04.99512.082138.285
24300911JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL2'05.08912.176138.181
253001025ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH2'05.14512.232138.119
26300112エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH2'05.60412.691137.615
2730012*31ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH2'05.80212.889137.398
283001374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH2'06.69013.777136.435
293001427PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
カルロ・ヴァン・ダム
YH2'06.90913.996136.200
303001543ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS2'06.96114.048136.144
3130016*69サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH2'07.00414.091136.098
323001715ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
HK22'07.73314.820135.321
33300185マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH22'08.01415.101135.024
343001926Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
山下 潤一郎
YH2'09.19516.282133.790
353002010Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH2'09.95717.044133.005
363002141NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH82'10.14917.236132.809
  • CarNo.31,69は、大会特別規則第28条(ピットレーンの制限速度)違反(70km未満)により罰金2万円を課した。
  • CaNo.36は、大会特別規則第28条(ピットレーンの制限速度)違反(80km未満)により罰金3万円を課した。

検索

r8 最新ニュース