プレスインフォメーション 2011年9月11日 ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011
第8戦 (富士) 決勝
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011年シリーズ 第8戦 "Mobil 1 Challenge" 決勝レースを、2011年9月11日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
気温30℃ 路面温度38℃
Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)第8戦Mobil 1 Challengeは、今季3度目となる富士スピードウェイでの開催を迎えた。チャンピオン争いにおいて重要なシリーズ終盤の1戦となるだけに、ドライバーたちの緊張感も金曜、土曜、日曜と進む中で高まっていき、この決勝でピークに達する。早朝は小雨が降ったが、PCCJ決勝前までに青空が見え路面はドライコンディションへと回復していた。
Mobil 1レースクイーンが立つポールポジションにマシンを止めたのは#14 安岡秀徒。その後ろに#16 横幕ゆぅ、#5 高見澤一吉、#9 小林賢二、#22 Michael Green、#47 藤田明が並ぶ。12時にフォーメーションラップがスタートしていく中、グリッドには2番手の#16 横幕のマシンだけが残った。原因は「バッテリーのトラブル」だと説明する#16 横幕は「予選での安岡選手とのタイム差を考えると、今日はチャンスがあったはずだから......」と消沈。。#16 横幕のグリッドが空いたままスタート進行は進み、13台のマシンはシグナル消灯で一斉にスタートした。
#14 安岡が好スタートをする後方では、熾烈なポジション争いが繰り広げられた。1コーナーでポジションを守った#5 高見澤が、コカコーラコーナーでコースオフ。すぐ背後にいた#9 小林が2番手を奪った。#18 大久保、#47 藤田、#Michael、#15 神取らも僅差で続く。#9 小林を先頭としたこの2番手争いは周回ごとに激しさを増し、序盤は先の6台が3秒以内に収まる中で周回し、4周目以降からはこの6台に#17 飯田太陽、#3 江本玄、#8 櫻井澄夫の3台も加わり、9台が数珠つなぎ状態となった。その混戦を真っ先に抜け出したのが#5 高見澤。「あのタイミングで抜けなかったらタイヤがタレて、もう抜けなかったかも」。5周目に入る最終コーナーで#9 小林のミスを見逃さず、ストレートでパス。そこから単独で逃げた。一方、「ペースが上がらない」と苦しむ#9 小林には#18 大久保、が襲い掛かった。しかし、#9 小林も意地を見せた。「オープニング4番手で、マシンのフィーリングもすごく良い。今日は絶対に表彰台に立てると思っていた」と言う#18 大久保は「ここで抜くしかない」と#9 小林に勝負を挑んだダンロップコーナーでコースオフ。ポジションを落とした#18 大久保に代わって攻め立てた#22 Michaelも、#9 小林の巧みなライン取りに翻弄され順位を上げることは許されなかった。そして13周目には、#47 藤田と#15 神取が1コーナーで接触し、ともにマシンに大きなダメージを受けたのだ。完走扱いになりポイントは獲得したが、シリーズ上位争いをする2台にとっては大きな痛手だった。
トップを快走した#14 安岡は最後までリードを広げる速さをキープして勝利。「予選から僅差で、今日は絶対に負けないよう自分に言い聞かせてスタートしました」。2位は前回のSUGOラウンドに続いて#5 高見澤が入り、3位は#9 小林が守った。4位には「小林選手はポジショニングがうまく抜けなかった。でも良いレースができた」と語る#22 Michaelが、5位には9周目のコースオフから再び順位を挽回してきた#18 大久保が入った。6位#17 飯田、7位#8 櫻井、8位#3 江本はジェントルマンクラスの1位、2位、3位(#9 小林はスポット参戦につき賞典外)。上位陣に波乱があったこともあり、いつもと違うクラストップ3のメンバーとなった。最も喜んでいたのは#8 櫻井で「昨日から調子が良くて、今日もバトルを楽しむ中でクラス2位。今シーズン初めてのことだから嬉しいよ」と笑顔を咲かせた。
次戦はF1日本GPのサポートレースとして、10月7〜9日に鈴鹿サーキットで開催される第9戦。ラウンドを重ねて全体的なレベルが接近してきたPCCJは、いよいよシリーズのクライマックスへと向かう。
■第8戦 "Mobil1 Challenge" 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap
1 14 安岡 秀徒 C GARMIN PORSCHE 26'42.792
2 5 高見沢 一吉 C 高見沢整骨院OSSOポルシェ +20.553
3 9 小林 賢二 G KDCこばやし歯科GT3Cup +20.553
4 22 Michael Green C MIKE DIRECTION +29.314
5 18 大久保 仁 C ケーズフロンティア GT3 +30.921
6 17 飯田 太陽 G ケーズフロンティア GT3 +34.575
7 8 櫻井 澄夫 G ロードサービス GT3 +36.921
8 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 +38.488
9 7 海宝 善昭 G タカラ樹脂 GT3 +56.880
10 44 Tokuichi G インクス with RS セリザワ +1'05.954
11 15 神取 彦一郎 G パワーステーションサムライ 1Lap
12 47 藤田 明 C RIRE RACING 3Laps
以上完走
6 Arterossi G ARTE-DIRECTION 6Laps
16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION DNS
ベストラップ : Chanmpion Class #14 安岡 秀徒 1'46.321 (5/15)
Gentleman Class #17 飯田 太陽 1'47.515 (3/15)

プレスインフォメーション 2011年9月05日
今季4度目の富士スピードウェイを舞台とした戦いがいよいよスタート
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011年シリーズ 第8戦を、2011年9月10日(土)、11日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたします。
前回のスポーツランドSUGOからシリーズ後半戦に突入したポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は、これから富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎを転戦することになる。9月10〜11日に富士スピードウェイで開催される第8戦は、今シーズン4度目となるスーパーGTとの併催レースで多くの集客が予想される。また、この第8戦はポルシェのグローバルパートナーであるMobil1の名を冠した「Mobil 1 Challenge」として、ラウンジ装飾の変更やMobil 1レースクイーンが登場するなど、通常とは異なるスペシャルラウンドとして開催される。
ここまでのシリーズ争いは、#14 安岡秀徒が開幕戦から負け知らずの快進撃で独走中。今回の富士で現在ランキング2位の#47 藤田明に40ポイント以上の差をつけることができれば、2戦を残してチャンピオンクラスのタイトル獲得が決定し、シーズンにひとつのピリオドが打たれる可能性が高い。しかし、成長を続けるライバルたちの目標はタイトル獲得阻止だけでなく#14 安岡を倒すことだ。連勝中とはいえ#14 安岡の今シーズンは、ここまでも決して楽な道のりではなかった。
#14 安岡の目下最大のライバルは#47 藤田。第2戦と第6戦こそ表彰台を逃したものの、第1戦では3位、第3〜5戦、第7戦では2位表彰台に立ちランキング2位をキープしている。自身の初優勝に向けて闘志を燃やす#47藤田は「常に安岡選手の背後にいればチャンスは必ず来るはず」と語る。
その2台の後方で繰り広げられる争いも、ラウンドごとに激しさを増している。序盤戦こそ#15 神取彦一郎、#44 Akiraがリードしたが、中盤戦からはベテラン#5 高見澤一吉、ルーキーの#22 Michael Green、そして#16 横幕ゆぅ、#18 大久保仁らも加わった。その接戦ぶりを象徴するのが前大会の2レース。第6戦の#5 高見澤と#15 神取との2位争いは最終的にコンマ5秒差、第7戦の3位争いは#15 神取から7位 #5 高見澤までの5台が3秒以内にひしめく超接近戦の展開が繰り広げられた。クラスに関係なく総合トップ3のみ立つことが許されるポディウム(総合表彰台)をめぐる戦いは、#14 安岡でさえ進化し続けなければ逆転を許してしまうだろう。
この第8戦には、Akiraに代わり#44のドライバーはセカンドドライバー登録のTokuichiが参戦、そして昨年のPCCJシリーズで総合3位という成績を残した#9 小林賢二のスポット参戦も決定し、合計14台による激しい戦いが予想される。
第8戦のタイムスケジュールは、9月10日(土)14時から30分間の予選セッション、決勝スタートは翌日9月11日(日)12時を予定している。ただでさえ接戦となることが多いコースレイアウトに加え、富士スピードウェイでの開催は第8戦で今季4戦目。前半3戦の経験を活かし、さらに多くのカレラカップパイロットが上位を狙って熾烈なポジション争いを繰り広げることだろう。
ポルシェジャパン・プレスリリース

Hitotsuyama Racingは8月20~21日、鈴鹿サーキットで開催されたGT Asia 第7、8ラウンドにおいて2連勝を達成しました。
今回Audi R8 LMSのステアリングを握る濱口弘は、2008年ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンに参戦。デビューイヤーでチャンピオンを獲得し、2010年にもデビューイヤーのSuper GT300クラスで優勝を経験するなど、「ジェントルマン・ドライバー」とは思えない並外れた実力を発揮しているドライバーです。
8月20日午前、GT Asiaの予選は10分間のインターバルを挟んだ15分間×2回で行われました。予選1回目、濱口はコースイン後2周で丁寧にタイヤを温め3、4周目に連続アタックを行います。4周目にはGT300のタイムを上回る2分05秒929をマークし、早々にピットに戻ります。この時点で2位のFerrari 458とは1秒5の大差があり、Audi R8 LMS、そして濱口のポールポジションは不動のものとなりました。しかし、濱口はこのタイムには全く満足していない様子。予選2回目で2分04秒台をマークすることをチームスタッフに宣言し、再度マシンに乗り込みます。
予選1回目と同様に3、4周目にアタックのタイミングを合わせる濱口。まずは3周目に2分05秒2をマークすると、続く4周目もセクターベストを連発。そのタイムは2分04秒748。周囲の予想を大きく上回るこの驚異的なタイムにはGT Asiaのライバルのみならず、併催のSuper GT関係者も愕然とした様子。
Audi R8 LMS、そして濱口は圧倒的な速さで注目を浴びる中、午後の第7戦に挑むこととなりました。
午後14時20分、厚い雲がサーキット全体を覆う中、40分間のレースがスタート。ポールスタートの濱口に加速で勝るFerrari 458、Porsche 997 GT3R、さらにはFord GTが襲いかかろうとするも、濱口はなんとか1位を死守して1コーナーをクリア。1周目終了時点で2位に3秒の差を築いた濱口は、その後独走態勢に。スタート後15~25分の間に課せられる85秒間のピットストップ義務も難なくこなし、最終的には2位のPorsche 997 GT3Rに54秒803の大差を築き圧勝しました。
続く第8ラウンドは小雨の8月21日午前11時40分、1周のローリングの後にスタート。前日の第7ラウンド同様、濱口は1周目から後続を引き離します。ウエットコンディションでは、もはや濱口のペースに付いていくことのできるライバルは存在せず、Audi R8 LMS、そして濱口は炎々と周回を重ねるのみ。それでも濱口は最終ラップまで一切ペースを緩めることはなく、40分間のレースで2位に55秒891の大差を築き前日の第7ラウンドに続く連勝を達成しました。
今回Hitotsuyama Racingが記録した2勝は、2008年にAudi R8 LMS Customer Racing Projectが発足して以来、Audi R8 LMSによる99勝目、そして記念すべき100勝目にあたります。
我々Hitotsuyama Racingは、この記念すべき勝利に決して満足することなく、R8 LMSでの勝利をさらに重ねていく次第でおります。
また、今回のGT Asia SUZUKAには前戦FUJIラウンドでAudi R8 LMSのステアリングを握った小林賢二がGT Asiaに魅せられ、Hitotsuyama Racingから再び参戦しました。マシンは小林自身が2010年にポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンで戦っていたPorsche 997 CUP。GTMクラスで第7ラウンド2位、第8ラウンド3位を獲得し、Hitotsuyama RacingにGTMクラスの表彰台をもたらしました。
現地では多くのお客様にお声掛けいただくことができました。ご声援いただいた皆様にこの場をお借りし、心より感謝申し上げます。次戦スーパー耐久シリーズ岡山ラウンドも、総合優勝を目標にチーム一丸となって臨む次第でおります。変わらぬご声援、宜しくお願い申し上げます。
Text: Hitotsuyama Racing / Photo: Hitotsuyama Racing & Yoshinori OHNISHI

関口雄飛(中央)が第8戦、第9戦と連勝。
第8戦はTDPドライバーの蒲生尚弥(左)が2位表彰台を獲得
全日本F3選手権の第4大会(第8戦、第9戦)が8月6日(土)と7日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
全7大会、16戦で戦われる今季の同シリーズも今大会でシーズンの折り返しとなるが、これまでの7戦で、Cクラス、Nクラス共に4名のウィナーが生まれる混戦模様。若きドライバーによる熱戦が各大会で繰り広げられている。
6日(土)は朝から好天に恵まれ、暑さの中で10時55分から10分間のインターバルを置いて10分間ずつの予選セッションが行われた。
Cクラスは第8戦、第9戦共に、唯一1分46秒台に入れた関口雄飛(B-MAX ENGINEERING)が、2位以下に大差をつけてポールポジションを獲得。関口は第5戦から5戦連続のポールポジションとなった。2番手以下は、両レース共に山内英輝(HANASHIMA RACING)が3番手、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4番手、TDPドライバーの蒲生尚弥(PETRONAS TEAM TOM'S)が5番手と、Cクラスは全く同じ順位となった。
Nクラスでは、第8戦、第9戦共に千代勝正(NDDP RACING)がポールポジション。TDPドライバーの中山雄一(TOM'S SPIRIT)は、第8戦予選でコースイン直後にエンジントラブルに見舞われタイムアタックできず。第9戦は修復してタイムアタックには入ったものの、別のメカニカルトラブルでコースオフ。クラス6番手からのスタートとなった。
予選に続き、午後3時15分から予定されていた第8戦決勝レース(14周)は、レース開始直前になって急に空模様が悪化し、雨が路面を濡らし始めた。予定よりも5分遅れの午後3時20分にスタートが切られた時には、雷を伴う雨は土砂降りに。
Cクラスは全車がグリッド上でレインタイヤへと交換。Nクラスの何台かは、フォーメーションラップ後にピットインし、タイヤをレインへと交換して始まった序盤戦は、ポールポジションの関口に3番手から一つポジションを上げた山内が続く展開となった。しかし、雨はどんどん強さを増し、山内が2周目の最終コーナーでスピン。翌周の最終コーナーでは首位を行く関口もスピン。その後もスピンする車両が続出し、レースは赤旗中断となった。
1時間ほどの中断の後、雨は止んだが路面はウェットのため、セーフティカーの先導でレースが再開。6周目に再スタートが切られた。
関口はこの再スタートも決め、首位をキープ。これを中断前に2位まで浮上していた蒲生が追う形となった。蒲生は関口と同等のペースで追い上げたが、終盤はタイヤの摩耗が厳しくなり、そのままの順位でチェッカー。関口が今季3勝目を挙げた。蒲生が2位。ブラッドレーは最後まで3位を争ったが及ばず4位。山内が5位となった。
Nクラスでは、フォーメーションラップ後にピットでタイヤを交換したために順位を落としたポールポジションの千代が、レース再開後に首位を奪還するとそのまま独走で勝利。2位には激しいバトルを制した中山が入った。
7日(日)は雨で荒れた前日とは一転、晴天に恵まれ、午前10時45分に第9戦決勝レース(20周)がスタート。ポールポジションの関口はスタートで若干出遅れ、並びかけられるものの首位の座は譲らず、その後は独走状態で後続との差を広げていった。
3番手スタートの山内もポジションアップを狙うが、逆転には至らず。その後方では、5番手スタートの蒲生がチームメイトのブラッドレーをパスし4位に浮上。
その後は15周目にブラッドレーがスピンを喫し、リタイアとなったが、上位勢の順位は変わらずチェッカー。関口は第8戦に続き、2戦連続でのポール・トゥ・ウィン。両レースでファステストラップも獲得し、もてぎを完全制覇。フルマークの24点を追加し、ランキングでも2位に浮上した。
Nクラスではポールポジションから首位を走行していた千代を、2番手スタートのギャリー・トンプソン(SGC by KCMG)が2周目にパスし、首位浮上。そのまま逃げ切り、全日本F3参戦2年目にして嬉しい初優勝を挙げた。
トラブルのために6番手スタートを強いられた中山は、序盤から次々に前走車をパス。3周目に3位に浮上し、更に上位を狙った。2位を走行していた千代が7周目にコースオフを喫したため、中山は2位に浮上。その後は首位のトンプソンを追ったが届かず、2戦連続の2位フィニッシュ。ランキングでも、首位の野尻が今大会3位/6位に終わったためその差を詰めることとなり、野尻に7ポイント差の同点で千代と中山が並んだ。
Text & Photo: TOYOTA
■Cクラス
- 優勝 関口雄飛(B-MAX)
-
「スタート前に雨が降ってきましたが、レインは富士のときの予選で良くなかったので降らないでくれと思っていました。スリックで行きたかったんですがCクラスのみんながレインに替えていたのでリスクを冒したくなかったんです。赤旗が出たときにスピンをしてしまいました。再開後は、普通の雨だったので安田選手が来て、苦しいレースになると思いました。明日は晴れると思うので問題ありません」
- 決勝2位 蒲生尚弥(トムス)
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「スタート後の雨で生き残ることができ、2位に上がれて再開できたのが良かったです。最初は関口選手に付いて行くことができましたが、タイヤが摩耗して最後は離されてしまいました。ドライでは良くなくて雨が降れと思っていたので良かったです」
- 決勝3位 安田裕信(スリーボンド)
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「昨日のドライで調子が良かったんです。レースをスタートしてスピンしたときに赤旗が出ました。再開後は、雨は得意なので1台は抜けましたが、路面が乾くのが早くて後ろを押させるのが精いっぱいでした」
■Nクラス
- 優勝 千代勝正(NDDP)
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「Nクラスはみんなドライタイヤでした。雨が降ってきましたが、雨でもドライタイヤのグリップは良かったんです。でも、ストレートでもアクセルを踏めなかったです。チームのタイヤ交換が早くてピットインした中ではトップでピットアウトすることができました。再開後はスタート位置も良かったし、雨でのフィーリングも良かったです。明日もポールスタートなので勝ちたいです」
- 決勝2位 中山雄一(トムス)
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「マシントラブルで予選に出ることでできませんでした。再スタート後は、何位かわからなかったので前のクルマを着実に抜いていきました。チームのお陰で2位が取れたので感謝しています」
- 決勝3位 野尻智紀(HFDP)
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「今日は予選が良くなくて、3位からのスタートでした。タイヤはドライでも濡れててもグリップしてたのでドライで行きました。ピット作業も良かったです。再開後は、前の選手をパスするのに時間がかかってしまいました」
Text: Yoshinori OHNISI
全日本F3選手権第8戦は6日、ツインリンクもてぎで決勝レースを行った。開始早々豪雨のため赤旗中断、再開となる波乱のレースを関口雄飛(B-MAX)が制した。Nクラスは千代勝正(NDDP)が優勝した。
第8戦決勝は定刻より5分遅れて、15時20分よりフォーメーションラップがスタート。しかし、スタート前に、一天にわかにかき曇り雷鳴も轟き、空から落ちる大粒の雨はあっという間にコースを濡らした。
Cクラスはグリッド上でレインタイヤに交換するチームが多かったが、Nクラスはスリックのままフォーメーションラップに出たチームが多く、フォーメーションラップ終わりでピットに滑り込んで来た。
レースは雨の中、関口雄飛(B-MAX)がトップで1コーナーへ。2位には安田裕信(スリーボンド)をかわした山内英輝(ハナシマ)が上がってきた。3位は安田。
大半がピットインしてタイヤ交換を行ったNクラスはなんと予選クラス6位の野呂立(ワコーズ)がトップに立つ。
雨脚はますます強くなり、3周終わりにはトップの関口、安田、蒲生らも相次いでスピン。ここでセーフティカーが導入されるが、程なくして赤旗が提示されレースは中断された。
レースは長い中断の後、16時35分SC先導で再スタート。雨は止んだが、路面はフルウエット。SCは再開後隊列を2周先導し、再スタートが切られた。
ここでもトップで1コーナーへ入ったのは関口。2位には蒲生が付ける。蒲生はときに関口を上回るその時点でのファステストラップを更新してトップを追うが、徐々に付いて行けなくなり、最終的には関口が蒲生を3秒以上離して優勝した。2位には蒲生が入った。
安田は再開直後に、前を走るリチャード・ブラッドレー(トムス)をダウンヒルストレートでかわして3位に上がるが、その後ペースが上がらすブラッドレー、山内に迫られ防戦一方。しかし、なんとか後続を押さえきり3位でレースを終えた。
再開後、Nクラスは千代勝正(NDDP)が野呂をかわしてトップに立つと、危なげないレース運びでクラス2位以下を17秒ほど離して独走優勝した。
Nクラス2位争いは混戦。再開後、2位には佐々木大樹(NDDP)が付けていたが、中山雄一(トムス)が8周目のヘアピンで佐々木をパス。しかしその周の90度コーナーで佐々木が中山を抜き返す。中山も引き下がらない。11周目の90度コーナーで佐々木を再度パス。その後は3位以下を引き離してクラス2位に入った。
Nクラス3位には、佐々木をパスした野尻智紀(HFDP)が入った。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Race Results Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 50 | C | 関口 雄飛 | B-MAX F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 1:33'30.813 |
| 2 | 1 | C | 蒲生 尚弥 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 3.469 |
| 3 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 14 | 9.507 |
| 4 | 36 | C | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 9.875 |
| 5 | 5 | C | 山内 英輝 | PLANEXハナシマ F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 10.223 |
| 6 | 23 | N | 千代 勝正 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 15.382 |
| 7 | 37 | N | 中山 雄一 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 14 | 32.699 |
| 8 | 8 | N | 野尻 智紀 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 14 | 35.371 |
| 9 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 37.892 |
| 10 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 14 | 38.476 |
| 11 | 77 | N | 野呂 立 | CMS☆WAKOS☆F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 1'16.176 |
| 12 | 6 | N | 石川 資章 | コルサ・スクーデリアF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 1'16.700 |
| 13 | 19 | C | 西本 直樹 | SGC by KCMG | DALLARA F306 | 3S-GE | 13 | 1 Lap |
| 14 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | SGC by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 13 | 1 Lap |
| ---- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 ---- |
- Fastest Lap(C): CarNo.50 関口雄飛(B-MAX) 1'58.058 (13/14)
- Fastest Lap(N): CarNo.23 千代勝正(NDDP) 1'59.386 (13/14)
- コースコンディション悪化のため、15時30分20秒からセーフティーカーを導入後、15時30分46秒から1時間4分14秒間赤旗中断した。
全日本F3選手権は8日、ツインリンクもてぎで第8戦の公式予選を行い、Cクラスは関口雄飛(B-MAX)が、Nクラスは千代勝正(NDDP)がそれぞれポールポジションを獲得した。
公式予選は10時55分から10分間。開始5分あたりから各ドライバーアタックを始める。まずは昨日の占有走行でトップタイムだった山内英輝(ハナシマ)が1分47秒535でトップに立つと、次の周にはタイムを1分47秒237まで縮める。
しかし終了2分余り、関口雄飛(B-MAX)が山内のタイムを大きく上回る1分46秒497でトップに立ちポールポジションを確定すると、安田裕信(スリーボンド)が1分47秒228で2位に浮上。山内は3位に落ちた。
Nクラスは千代勝正(NDDP)が1分49秒291でポールポジション。クラス予選2位にはギャリー・トンプソン(KCMG)が、同3位には野尻智紀(HFDP)が入った。なお、中山雄一(トムス)は、この予選に出走できなかった。
決勝レースは本日8日、15時15分より14周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 50 | C | 関口 雄飛 | B-MAX F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.497 | - | - | 162.30 |
| 2 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 1'47.228 | 0.731 | 0.731 | 161.20 |
| 3 | 5 | C | 山内 英輝 | PLANEXハナシマ F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.237 | 0.740 | 0.009 | 161.18 |
| 4 | 36 | C | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.742 | 1.245 | 0.505 | 160.43 |
| 5 | 1 | C | 蒲生 尚弥 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'48.059 | 1.562 | 0.317 | 159.96 |
| 6 | 19 | C | 西本 直樹 | SGC by KCMG | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'48.734 | 2.237 | 0.675 | 158.97 |
| 7 | 23 | N | 千代 勝正 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'49.291 | 2.794 | 0.557 | 158.16 |
| 8 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | SGC by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.609 | 3.112 | 0.318 | 157.70 |
| 9 | 8 | N | 野尻 智紀 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.753 | 3.256 | 0.144 | 157.49 |
| 10 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'49.821 | 3.324 | 0.068 | 157.39 |
| 11 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.901 | 3.404 | 0.080 | 157.28 |
| 12 | 77 | N | 野呂 立 | CMS☆WAKOS☆F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'51.946 | 5.449 | 2.045 | 154.40 |
| 13 | 6 | N | 石川 資章 | コルサ・スクーデリアF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'52.614 | 6.117 | 0.668 | 153.49 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'57.686 | 11.189 | 5.072 | 146.87 |
| 14 | 37 | N | 中山 雄一 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | no time | - | - | - |
2010年10月23日(sat)
2010年もあっという間に最終戦を迎えることとなった。前回開催予定だった第7戦は、富士スピードウエイがある小山町が大雨の被害により中止に。富士では有利といわれるFIA-GT車両の弊チームは、首の皮一枚繋がっていたチャンピオンの権利もそれにより消滅。この最終戦に今年一番のリザルトをかけて、ツインリンクもてぎに入ってきた。
朝晩は冷え込みがあるものの、10月下旬だというのに日差しも強く、気温も20度以上にあがり、2週間前に行われていたタイヤテストのデーターもかなり有利になると思われた。
9時05分からの公式練習もタイムスケジュール通りスタートした。まず田中哲也選手がマシンの状態をチェック。5周目には1分55秒をマークし仕上がりは良いように思えた。しかし、挙動はアンダーステア気味で、なかなかタイムもあがっていかない。デフの調整等を行うが、なかなか改善されない。タイヤも2種類のものをチェックしていく。その後、平中克幸選手に代わり、マシンチェック。しかし思ったようにマシンは仕上がってくれず、1時間40分の走行は終了した。
約2時間のインターバルを経て、予選1回目は始まった。この予選は2名が基準タイムをクリアすることが大前提。それにプラスして、最後のマシンチェックを行う。朝の走行時よりマシンは良い方向に向いてるようだ。
そしてノックダウン予選が始まった。まずセッション1は田中がハンドルを握る。たった10分間という短い時間だが、5周回を行い1分55秒087のタイムにより、6位でセッション2に進出。
500クラスのセッション1が終わって、すぐにセッション2が開始された。セッション2は7分間という短い時間でのタイムアタックとなる。ワンミスがシビアにタイムに響いてくる。平中が徐々にタイムをあげていき、3周目に3番手、4周目に2番手のポジションを奪う。そしてそのままチェッカーが振られ、セッション3に進むこととなった。
500クラスのセッション2が終わり、最後のセッションのコースインが始まった。このセッションのアタッカーは田中。上位グリッド獲得に向け、タイヤを暖めながらコースを走る。しかし、1周目にNo.カローラアクシオがスピンアウト。赤旗中断となってしまう。
せっかく暖まり始めたタイヤがあっという間に冷えてしまい、再開後は残り5分間でタイムアタックをしなければならなくなった。田中も必死でタイムアタックをするが、なかなか自分の思うようなドライビングが出来無い。あっという間にチェッカーフラッグが振られ、7番手のポジションからのスタートが決まった。
- Tetsuya TANAKA
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今日の予選はQ1ではそこそこ走れたと思います。Q3も担当したのですが、タイヤが暖まりきらない内にタイムアタックする事になり、1コーナーでフロントロックしてしまい、3コーナーではリアが出てしまいスピンしかけしまいました。挽回しようと思ってS字に入っていったら、1つめで失敗してしまいました。タイヤの暖め方を失敗してしまい、タイヤをキチンと暖められていたらもう少し上位のポジションからスタート出来てたと思っています。今日は僕のミスが多かったので、明日は取り戻します。
- Katsuyuki HIRANAKA
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朝はユーズドタイヤしか履いてなかったのですが、その時のマシンバランスが凄く悪くて、走り始めはどうなることかと心配したのですが、そこからはリカバリーしてマシンも良くなって、最終的にはポールポジションを争えるまでにはなったのですが、最後の哲也さんのセッションで赤旗が出てしまい、流れが狂ってしまいました。マシンのポテンシャル自体は良いところまで来ていると思うので、明日は思いっきり追い上げます。
2010年8月24日(sun)
決勝日の朝は、上空を厚い雲に覆われ、昨日と比べてもかなり冷え込んだ朝となった。そんな中、朝のフリー走行は開始された。マシンの最終チェックを行うのは田中。アンダーステアがあり、セット変更を行う。その後平中と交代し、4番手のタイムでフリー走行は終了した。その後10分のインターバルを挟み、10台のバスがコースに入ってのサーキットサファリが行われたが、田中、平中共に走り、最終のチェックに余念がなかった。
決勝レースは曇り空の中予定通りフォーメーションラップがスタートした。このフォーメーションラップで、予選2番手のNo.9ポルシェがコースオフ。最後尾に着かなかったため、レース6周目にドライブスルーペナルティで後退。
1周目には4番手だったNo.74カローラが単独スピン。田中は好スタートを切っており、ポジションを落とすことなく6番手で通過。ペースの上がらないNo.43Garaiyaを2周目にはパスし、順位を上げていく。その後9周目の90度コーナーでNo.7 RX7をパスするが、丁度500クラスのトップ車両と遭遇。この時No.86が2番手を走行し、ペースが上がらなかったために後続集団が団子状態になっていたため、300クラス、500クラスが入り乱れての走行となりかなり危険な状態に。その為一気に引き離すことが出来ず、再び11周目に抜かれてしまう。この時に拾ったタイヤカスがなかなか取れず、No.26ポルシェにも先行を許すことに。しかし、その後はペースが落ちることはなかったが、2番手から6番手までが1秒以内の攻防を繰り返していたので、このままでは上位は難しいと判断。福田エンジニアがドライバー交代を決断。予定より少し早い段階で平中にハンドルを託す。
ピット作業も26秒7と速さを見せ、スタッフも平中を良い状態でコースに送り出す。ここから平中の猛追が開始。ピット作業を終えたマシンの中でのトップを快走。周回遅れもどんどんパスしていく。ピットインする前に上位にいた、No.3ZとNo.86がピット作業を終えた時点では3位。ピットインする前に真後ろに居たNo.2紫電には10秒先行を許す形に。
30周目に11秒あったNo.86との差を6周の内に一気に1秒以内まで詰めてきた平中。容易にNo.86はパスできるものと思われたが、No.86の接触しても前を譲らない執拗なブロックに合いなかなか抜けない。一旦前に出るが、再びかわされてしまう。45周目には1コーナーで大きく幅寄せされ、右の窓が破損し、車体からぶら下がった状態がカメラに映し出される。このままの状態だとオレンジボールが出されかねないと心配した時、4コーナーで窓の部分がちぎれて脱離。しかし窓が取れたことによって、微妙にタイムに影響。そこからは追い上げることが出来ず、4番手でチェッカーを受け、シリーズは7位という結果となった。非常に残念なことですが、今シーズンは一度も表彰台に立つことが叶いませんでした。
- Tetsuya TANAKA
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まだJAF特別戦はありますが、シーズンとしては一度も表彰台に上がることが出来なかったことが残念でしたが、開幕戦から今日まで自分たちも進歩したと思うのですが、他も進歩しているので、あんまりポジションが変わらなかったかなと思います。
1年間戦って悔しい思いが多く、うれしかったことが思い出せないですね。
Jこの悔しさをJAF特別戦、もしくは来期に晴らしたいですね。
- Katsuyuki HIRANAKA
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今日の結果は4位で順位に納得してるわけではありませんが、今年1年は見せ場のないレースが続いていたので、見てる方がおもしろかったと言っていただけたレースが出来たのは良かったかなと思います。最終戦は終わりましたが、富士のスプリントカップが残っているので、優勝という目標を達成して、シーズンを締めくくれたら最高だと思います。
Text & Photo: JIMGAINER
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【2010年スーパーGTシリーズ最終戦(もてぎ)】
23-24 October, 2010
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2010年スーパーGTシリーズ最終戦
台風被害で第7戦が中止になったため1戦減って全7戦となった2010年スーパーGTシリーズ。その最終戦の舞台となるのは栃木県に位置するツインリンクもてぎ。今回のレースはオーバーテイクが難しいとされるツインリンクもてぎが舞台だが、ウェイトハンデは0kg。まさに各陣営全力での真っ向勝負となる。さらにレース距離は通常のSUPER GTのレース距離よりもやや短い250km。それだけにワンミスが致命傷となることも考えられる。この真っ向勝負の1戦をtriple a Vantage GT2はどう戦うか。見逃せない1戦となる。
【Result】【土曜日】
公式練習1回目 : 12 th / 1'56"452
公式予選1回目 : 1 st / 1'56"346
公式予選(Q1) : 16 th / 1'56"368
公式予選(Q2) : 1 st / 1'54"381
公式予選(Q3) : 9 th / 2'14"120
グリッド : 9 th
【Result】【日曜日】
フリー走行 : 2 nd / 1'56"499
決勝 : 23 th (Driver's Point : 0 pt / Team's Point : 0 pt)
シリーズランキング : 14 th (11 pt) / Team's Ranking : 15 th (20 pt)
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【公式練習、予選】
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【公式練習】 天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始時10℃/19℃ 終了時20℃/25℃
【公式予選1回目】 天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始時19℃/22℃ 終了時22℃/25℃
【ノックダウン予選】 天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始時20℃/22℃ 終了時19℃/21℃
triple a Vantage GT2、予選1回目とQ2でトップタイムをマーク
3月に開幕したスーパーGT 2010年シリーズは7ヶ月に渡る激闘を経ていよいよ最終戦を迎える事となった。マシン特性的には今回のもてぎよりも得意と目された第7戦富士が台風被害の影響で中止となった事はtriple a Vantage GT2にとってポイント獲得のチャンスが減ってしまったという意味で痛手ともなったものの、チーム、ドライバーは気持ちを新たに、ウェイトハンディが0kgとなり真っ向勝負となる今回のレースでの「初優勝」を狙いサーキットへとやってきた。そして迎えた土曜日公式練習セッション。
このセッションでまずステアリングを握ったのは松田選手。その松田選手はコースインからマシンのチェックを行いながら徐々にペースアップ。まずは計測3周目に1'57"117のタイムをマークする。そしてその後吉本大樹にバトンタッチ。その吉本はピットインアウトを繰返しながらマシンセットを煮詰めていき1'56"452までタイムアップ。しかし「セットが決まってこなかった」と、この後でのタイムアップはならず。このセッションを12番手で終える事となった。
しかし午後に入り行われた公式予選1回目。公式練習からのインターバルでマシンセットを変更してきたtriple a Vantage GT2は午前中から大きくステップアップした走りを見せる事となる。まずマシンに乗り込んだのは松田選手。この公式予選1回目はこの後に行われるノックダウン予選に進む為の基準タイムをクリアする事がまず第一の目的となる為、松田選手は無理をする事無く1'57"498をマークしたところでピットイン、吉本大樹とドライバーチェンジを行う。するとその吉本は計測2周目に1分56秒台に乗せる1'56"992をマーク。更に翌々周には1'56"346までタイムアップ。「他もまだまだタイムアップの余地は残して走っているから・・・」とは言うものの、見事このセッションをトップでクリアする事となった。
そしてそこから1時間弱のインターバルで迎えたノックダウン予選。、まず最初のQ3に挑んだのは松田選手。その松田選手は計測3周目に1'56"368をマーク、4周目でのタイムアップはならなかったものの、16番手でQ2進出を決める。するとこの後Q2に出走した吉本大樹が公式予選1回目に続き驚きのタイムを叩き出して見せる。わずかに7分間のセッション、ワンチャンスを物にしなければならない緊張のアタックラップで何と1'54"381のトップタイムをマーク。1周のみのアタックでまさにスーパーラップを決め、トップでQ3へと進出を果たす事となった。その後最後のQ3は再び松田選手がステアリングを握ったが「タイヤを温存するために」アタックは行わなかったtriple a Vantage GT2。翌日の決勝は優勝に向けた作戦を携え9番グリッドからスタートを切る事となった。
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【決勝】
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天候:曇 | コース:ドライ | 気温19℃ | 路面温度21℃
triple a Vantage GT2、速さはアピールも最後は無念のギアトラブル
前日の予選では公式予選1回目とQ2でトップタイムをマークする等、見事な走りを見せたtriple a Vantage GT2。そのtriple a Vantage GT2はこの日朝に行われたフリー走行でも2番手タイムをマーク。Q3でタイヤを温存した為スタートは9番手からながら、決勝スタート前からその存在に大きな注目が集まった。
この日のもてぎはコースコンディションはドライながら上空は曇空。それでも各陣営の今シーズンの集大成がぶつかり合う最終戦には、この日だけで3万2千人、前日からの延では4万5千人もの観客が詰めかけ、まさに日本最高峰のレースイベントに相応しい盛り上がりの中でスタートの時を迎える事となった。その決勝レースは14時ちょうどにフォーメーションラップがスタート。2列縦隊に並んだ24台のGT300マシンが最終コーナーに姿を見せると、ホームストレート上ではローリングからのスタートを知らせるグリーンシグナルが点灯。大歓声の中、今シーズン最後の雌雄を決する250kmの戦いが始まった。
このスタートでtriple a Vantage GT2のステアリングを握ったのは松田選手。この日のtriple a Vantage GT2の作戦は、「集団での走行を避け早めのピットストップ~クリアラップでプッシュしポジションアップを狙う」というもの。しかし燃料を多く積んだ状態の序盤戦、マシンを操る松田選手からは「アンダーステアがキツイ。バイブレーションも出ている」との無線が。それでも松田選手は大きくポジションを落とすことなく周回を重ねると、出走全車の先陣を切って15周目に作戦通り早めのピットイン。吉本大樹に最後のレースを託していく。
その吉本は停止時間を少しでも短縮する為にアンダーステアが強い事は理解しつつもタイヤはリアの2本のみを交換しピットアウト、すぐさまプッシュを開始する。ここからは他のマシンがピットに入り始めるまでにその差を削り、更にプラスのマージンを稼がなければならない時間帯。ところがマシンの挙動はアンダーステアとフロントタイヤから出るバイブレーションが強いうえ、リアタイヤのみを交換した事も影響しアンダーステアが更に顕著に表れてくる事に。それでも吉本はわざとリアタイヤを消耗させる走り方をする等マシンバランスの修正を試みながらも好ペースを維持。スタートからの数周で2番手を走行したマシンのペースが上がらずその間にトップのマシンは逃げてしまっていたものの、この時点で自力での単独2番手浮上が見える位置でレースを展開していく。
ここまで最終戦での有終の美を飾るべく積極的なレース運びでポジションアップを狙ってきたtriple a Vantage GT2。ところがその直後、吉本から「6速が無くなった」との無線連絡が...。それでも「それ以外は使える。このまま走り続けてもいいですか?」との問いにチームは最後まで諦めない姿勢を崩さず、吉本に引き続きGOサインを出した。6速のギアが無くなり1速~5速のみでの走行を強いられることになってしまった吉本であったが、あきらめる事無く自らの知恵と経験を駆使しながら手負いのマシンで周回を重ね、何とこの状況の中、6速が無いとは思えないタイムで周回を重ね、レース終盤の42周目時点で6番手に付ける意地の走りを披露する。
ところがチェッカーまで残り6周となった43周目。満身創痍の状態ながら5番手のすぐ背後まで迫ってきたところで、遂にギアが悲鳴を上げマシンストップ。最終的に規定周回数は周回していた為、結果上は23位完走というリザルトで2010年最終戦を終える事となった。
これで11月の富士特別戦を除く全てのシリーズ戦日程が終了した2010年のスーパーGTシリーズ。チームとしてのデビューシーズンながら第3戦富士では初の表彰台を獲得、その他にも幾度となく要所で光る走りを見せ、世界でも最高レベルと評されるGTシリーズにおいて確かな存在感を刻みこんだtriple a Vantage GT2。この活躍は11月の富士特別戦でも発揮される事が期待される。
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【吉本大樹コメント】
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富士がキャンセルになってしまったことで、我々には余裕がありませんでした。チャンピオンシップにはかかわっていませんでしたが、第3戦以降表彰台に乗っていなかったし、第3戦以上の結果が欲しかった。そして今回のレースはその可能性がありました。短い距離のレースで、我々のマシンの様な燃費の悪いマシンは不利ですが、ストラテジーとチームの持つパフォーマンスでそれを埋める事ができると思っていました。
土曜日のフリー走行では思った以上にマシンがキマっていなかったんですが、予選へ向けて幾度もセッティングの変更を行い、結果的に凄く良いマシンが仕上がり、同日に2度のセッショントップタイムを出す事が出来ました。決勝に向けたセッティングも良い具合に進んだんですが、実際の決勝ではコンディションの変化が影響したのか、アンダーステアが酷くなってしまいました。松田さんはアンダーと戦いながら2番手の団子のままバトンを渡してくれました。バイブレーションが出ている事も報告はしてくれていたのですが、「勝負」をする意味ではフロントタイヤを変える事は頭にありませんでした。実際、変えなかった事は正解だったと思います。ただ、朝のフリー走行でもっと決勝のコンディションを見据えたセッティングが出来ていたら良かったのに...ということだけです。自分の判断が甘くて良いバランスで決勝を迎えることができなかった。それでも、自分の中に掲げていたペースよりは大幅に遅いラップながら徐々に前との差を縮めながらポジションアップしていけましたが、途中で6速が無くなったり、色々ありました。最終的にはギアが1速でスタックしてしまいレースを終えました。5速でスタックしていたらなんとか完走は出来たんですけどね...。でもしかたがない。皆やりきったレースだから悔い無しです!
本当にあっという間のシーズンでした。よく考えたら全日本GT選手権、及びSuper GTで1シーズンを戦ったのは今期が初めてです。初参戦のチームでVantageを操る事ができ、チーム皆で喜びや悲しみを分かち合う事ができ、非常に内容の濃いシーズンでした。
残るノンタイトルのJAF戦では普段のSuper GTとは全く違うレース展開になるでしょうが、とにかく勝ちたいので「勝利」の二文字にこだわって立ち向かいたいと思います。賞金ガッポリ獲ってチームメンバーをご馳走に連れて行きたいです!!
まずは2010 Super GTでtriple a Vantage GT2を応援して下さった皆さん、ありがとうございました。そして来月の富士特別戦は今年最後の戦いの地。皆さん応援宜しくお願いします!

■スーパーGTシリーズ公式サイト http://www.supergt.net/jp/
■A speed http://www.aspeed.co.jp/
■A speedブログ http://ameblo.jp/a-speed/
10月24日(日)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2010 オートバックス SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝レースが行われた。
昨日とは異なり、栃木県周辺は朝から薄曇りで、やや肌寒い一日となったが、タイトルの行方を見届けようとする数多くのファンが、最終戦の舞台となったツインリンクもてぎに駆けつけた。
テクニカルコースとして知られるツインリンクもてぎにおいて、HSV-010 GTは持ち前の優れたコーナリング性能を遺憾なく発揮し、昨日の予選ではポイントリーダーの#18 小暮卓史/ロイック・デュバル組(ウイダー HSV-010)がポールポジションを獲得。念願のタイトルを手に入れるのに最高のポジションから最終決戦に臨むことになった。また、#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN HSV-010)も3番グリッドを手に入れ、Honda勢は昨日の予選で盤石の態勢を築くことに成功している。そのほか、伊沢拓也/山本尚貴組が乗る#100 RAYBRIG HSV-010は8番グリッド、ラルフ・ファーマン/井出有治組の乗る#8 ARTA HSV-010が10番グリッド、#32 道上龍/中山友貴組(EPSON HSV-010)は11番グリッドからシーズンの最終戦に挑む。
午後2時、曇空の下、計37台(GT500クラス13台)のマシンによるフォーメーションラップが始まった。比較的低い路面温度に対処するため、各車ステアリングを左右に切ってタイヤを温めようとする。先頭は#18 ウイダー HSV-010、間にタイトル争いを繰り広げる#6 ENEOS SC430を挟んで、#17 KEIHIN HSV-010が3位で続く。
午後2時4分、53周、250kmで繰り広げられる決勝レースのスタートが切られた。#18 ウイダー HSV-010はトップを守って1コーナーに進入、#17 KEIHIN HSV-010は2番手とやや間隔をおき、3位につけている。
その直後、2位を走るライバルに20秒のペナルティストップが発表される。これは、フォーメーションラップに向けてコースインする際の違反に対して科せられたもの。タイトル争いを繰り広げる#18 ウイダー HSV-010にとっては、これで念願のタイトル獲得に有利な展開となった。
2周目を終えても#18 ウイダー HSV-010はトップを堅守。#17 KEIHIN HSV-010は3位、#100 RAYBRIG HSV-010は9位、#8 ARTA HSV-010は10位、#32 EPSON HSV-010は12位で順調に周回を重ねていく。
4周目、2位につけていたライバルはペナルティを消化し、GT500クラスの最下位に後退する。これで3位の#17 KEIHIN HSV-010以下は1つずつポジションを上げることになった。トップの#18 ウイダー HSV-010と2位の#17 KEIHIN HSV-010は、いずれも1分47秒前半の速いペースで周回し、3位以下を次第に引き離していく。
10周を終えた時点で、トップは引き続きデュバル選手の乗る#18 ウイダー HSV-010。2位は金石選手の#17 KEIHIN HSV-010で、以下、井出選手の乗る#8 ARTA HSV-010は8位、中山選手が乗る#32 EPSON HSV-010は9位、山本選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010は11位につけている。
#8 ARTA HSV-010の井出選手は、11周目にポジションを1つ上げて7位に浮上する。19周目にはレースの主導権を握っていた#18 ウイダー HSV-010が、首位の座を奪われる。
20周目を終えて#100 RAYBRIG HSV-010がピットイン。給油とタイヤ交換を行い、ドライバーは伊沢選手に交代してコースに復帰していく。
その3周後、首位のマシンがピットインし、24周目を終了したところで#18 ウイダー HSV-010がピットインを敢行。タイヤ交換、給油、ドライバー交代を済ませ、29.2秒でコースに復帰し、実質的な順位は2位。決勝スタート前の段階で、#18 ウイダー HSV-010は、首位を走行するマシンにシリーズポイントで10点のアドバンテージを持っており、このままフィニッシュすればタイトル獲得が決まることとなる。
36周目、上位陣のピットストップが完了する。この段階で、#18 ウイダー HSV-010はトップとコンマ3秒差の2位。以下、#17 KEIHIN HSV-010は3位、#100 RAYBRIG HSV-010は8位、#32 EPSON HSV-010は9位、#8 ARTA HSV-010は10位。ここからファイナルラップまで、#18 ウイダー HSV-010は首位の#1 PETRONAS TOM'S SC430に挑みかかり、何度も横に並びながらも執ようなブロックにあい、なかなか攻略できない。
粘り強いチャレンジを続ける#18 ウイダー HSV-010はトップと0.4秒差でファイナルラップに突入。最後まで積極果敢なバトルを繰り広げたが、53周を走りきった#18 ウイダー HSV-010は2位でチェッカーを受けた。優勝は#1 PETRONAS TOM'S SC430だった。#17 KEIHIN HSV-010は3位でフィニッシュ、#100 RAYBRIG HSV-010は6位、#8 ARTA HSV-010は7位、#32 EPSON HSV-010は9位でフィニッシュし、HSV-010 GTは最終戦を全車完走で終えている。
この結果、ポイントランキングでは小暮/デュバル組が67点を獲得してタイトルを勝ち取り、チーム部門でも#18 ウイダー HSV-010を走らせるウイダー ホンダ レーシングが84点で首位に浮上、HondaはHSV-010 GTのデビューシーズンをダブルタイトルで飾った。また、#17 KEIHIN HSV-010は、ドライバーとチームランキングで、それぞれ3位を獲得している。
コメント
- 瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
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「おかげさまで今シーズンの目標だったダブルタイトルを勝ち取ることができました。開幕戦のときは、自分たちが一生懸命作ってきたクルマをやっと走らせられるという喜びを味わいました。そして今回は念願だったタイトルを手に入れることができて、本当にうれしいですね。今シーズンもいろいろなことがありましたが、最終的には狙い通りのクルマに仕上げられて、みなさんにも楽しんでいただけるおもしろいレースができたのではないかと思っています。振り返ってみれば、悪いときも、結果が出ない時もありましたが、これまで応援していただいたおかげで、結果的にはいい形で締めくくることができました。ファンのみなさんには心からお礼を申し上げたいですね。来年に向けてもいろいろと準備を進めていますので、これからも変わらぬご声援をお願いします。一年間、本当にありがとうございました」
- 中村卓哉監督|ウイダー ホンダ レーシング、チームランキング1位
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「Honda ファンのみなさま、お待たせしました。2007シーズンにNSXで獲得して以来の、夢にまでみたシリーズチャンピオンを獲得することができました。今日は想定より路面温度が低く、我慢のレースでした。特に後半スティントでは、マシンは速かったのですが、抜けない展開が続きました。ヒヤッとする瞬間も何度かありましたが、小暮選手は外から見るよりもはるかに落ち着いていました。HSV-010は、NSXに比べて安定していて、高いレベルのラップタイムをコンスタントに出せるマシンです。まだまだ開発の余地があると思います。ライバルのレベルアップもすさまじいですが、今年勝ち得たタイトルを来年以降も保持することが我々の使命だと思っています。来シーズンも応援よろしくおねがいします」
- 小暮卓史選手(2位、#18 ウイダー HSV-010、ドライバーランキング1位)
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「チャンピオンを取れて非常にうれしいです。マシンの性能の高さはもちろんですが、チーム関係者全員がシーズンを通じて最高の仕事をしてくれた結果だと思っています。今日のレースは、チャンピオンを取りたい一心で走りました。いつもなら集中が切れてしまうような場面でも、チームから『プッシュするな』との声もありましたし、確実に周回しました。トップのマシンは最後までミスもスキもありませんでした。今シーズンは開幕戦鈴鹿でのポールポジション獲得から始まった山あり谷ありの大変なシーズンでした。Hondaを応援してくださるファンの方には、NSXファンもいっぱいいますが、我々には、すべてのHondaファンの心に響く走りができるようなHondaマシンを操るという責任がありました。最終戦のもてぎで2003年のF3以来のチャンピオンが取れてうれしく思っています。ご声援ありがとうございました」
- ロイック・デュバル選手(2位、#18 ウイダー HSV-010、ドライバーランキング1位)
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「今は最高の気持ちですが、とても難しい一日でもありました。タイヤチョイスが完ぺきとは言えなかったので、途中から少しペースが落ちて後方からプレッシャーをかけられることになりましたが、タイトル争いのことを考えて、他のマシンとの接触を避けることを優先して周回を重ねました。小暮選手に代わってからは、モニターで見ていて、何度も心臓が止まりそうになりました。サーキットのいたるところでトップのマシンに襲いかかったので、気が気ではありませんでした。それでもチームのみんなとタイトルを勝ち取ることができて、本当に幸せです。ファンのみなさんには一年間応援していただき、ありがとうございました。これでHSV-010が優れたマシンであることを証明できたと思います。来年も応援をよろしくお願いします」
- 金石年弘選手(3位、#17 KEIHIN HSV-010、ドライバーランキング3位)
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「スタート直後はとても速いペースで周回できましたが、その後はコース上のタイヤかすを拾ってしまい、少しペースが伸び悩んでしまいました。それでも、ドライバーとチームが一丸となって戦い、最終戦で3位に入れたことはよかったと思います。今シーズンはチーム結成4年目にして初優勝を果たし、それ以降も確実にポイントがとれたので、とても充実した一年となりました。Hondaのホームコースでタイトル獲得を決めた18号車には、素直におめでとうといいたいですね。最後になりましたが、一年間応援してくださったみなさんには、心からありがとうと申し上げます」
- 塚越広大選手(3位、#17 KEIHIN HSV-010、ドライバーランキング3位)
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「まず、18号車がHondaとしてタイトルを勝ち取ってくれたことは素直にうれしいですし、僕らも3位で最終戦を終えて、シリーズ3位になれたので、本当にいいシーズンだったと思います。今日のレースでは、前半部分を受け持ってくれた年弘さんが粘り強く戦い、ポジションを守ったままピットストップまで走りきってくれました。ピットではタイヤを2本だけ交換してコースに戻ったので、シーズンを振り返っても、今回がいちばんタフなレースになりました。それでも最後までポジションを守り、表彰台に上ることができたので、この結果には本当に満足しています」
Text & Photo: HONDA
SUPER GT最終戦MOTEGI GT 250km RACE決勝レースが、10月24日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県、一周4.801km)で行われ、「カルソニックIMPUL GT-R」(#12 松田次生/ロニー・クインタレッリ)が5位に入賞。「MOTUL AUTECH GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)が8位、「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信)が10位でそれぞれ完走した。曇り空のもと、32,000名もの観客が今シーズンを締めくくる最終戦の行方を見守った。
#23 GT-Rは、予選9位からトレルイエが決勝レースをスタート。序盤からハイペースで上位進出を狙うトレルイエは、2周目には8位に、3周目に7位、そして 5周目には早くも5位となった。その後も攻める走りを緩めることなく、11周目には4位へと順位を上げた。レースが折り返しを越えた28周目にトレルイエはピットインし、チームは迅速なピット作業でドライバー交代した本山をコースに送り出した。しかし、全車がピットインを終えたのち、本山が6位を走行中の 43周目に他のマシンと接触。順位をふたつ落としてしまう。その後はポジションを守り、8位でチェッカーフラッグを受けた。
一方、セカンドロウの4番グリッドからレースをスタートした#12 GT-Rの松田は、オープニングラップで一時順位を落とすものの、次の周回に上位車のペナルティピットにより4位に。11周目にふたたび5位となったが、勢いを崩すことなく序盤は上位にとどまった。さらに上位をめざし、19周目には早めにピットインしてドライバー交代を行った。これでペースを上げる予定だったが、アウトラップでタイヤが冷えている間に滑りやすい区間に差し掛かり、思わずコースアウト。このロスのために後退を余儀なくされた。しかし、クインタレッリは、終盤までに再び5位にまで順位を回復し、そのまま53周目のフィニッシュラインを駆け抜けた。
予選7位の#24 GT-Rは、オリベイラがスタートを担当。序盤は、7位の位置から追い上げのチャンスを待った。しかし、10周目には#8 HSVに押し出され、10位へと後退してしまう。その後同車がドライブスルーのペナルティを受けたのち順位を回復。その後、ピットインのタイミングを出来る限り遅らせる作戦をとり、28周目からは暫定首位を走って35周目にピットへと戻った。後半を受け持った安田は、10位のまま受け持ち時間をミスなく周回。10位完走となった。
GT300クラスは、ポールポジションを獲得した「TOMICA Z」(#3 星野一樹/柳田真孝)が危なげない走りで、ポールトゥフィニッシュを果たした。これにより、シリーズランキングでも首位となり、2010年SUPER GT GT300部門のドライバーチャンピオン、チームチャンピオンを共に手に入れた。
- ニスモ鈴木豊監督
-
「序盤はベン(トレルイエ)が気持ちのこもった走りを見せてくれて、3台を次々にオーバーテイクできました。しかし、その後ペースが上げられなくなってしまい、後半の本山のパートも本来の実力を発揮できませんでした。応援していただいた皆様には大変申し訳ない結果となりました。思えば今年は、シーズン序盤に駆動系の問題が発生し、GT-R勢は出遅れた感がありました。少しずつその影響が中盤以降にも影響し、結果として厳しい年となってしまいました。これからシーズンオフの間にしっかりとクルマの対策と来シーズンへの準備を行い、出直すつもりです。ファンの皆様には、苦しいときにも温かい声をかけていただき、私たちはそれを支えにここまでやって来ることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。来年も変わらぬご声援をお願いいたします」
- #12 GT-Rドライバー 松田次生
-
「今シーズンを終えて、ランキング5位に終わったという結果については、正直言って悔しいです。今年はトップ争いができませんでしたが、ロニーと組んだことで色々と刺激になりましたし、その点では良いシーズンだったと思います。これを今後のクルマの開発などに生かして、来年はトップ争いできるようにしたいです」
- #12 GT-Rドライバー ロニー・クインタレッリ
-
「今日のレースは調子があまりよくなかったし、アンラッキーもありました。ランキング5位は悔しい結果です。でも、皆さんの応援で僕はかなり励まされました。来年も是非応援をお願いします。ありがとうございました」
Text & Photo: NISMO

惜しくも逆転タイトルは逃したが、勝利でシーズンを締め括った
アンドレ・ロッテラー(左)と脇阪寿一(右)
SUPER GTの2010年最終戦となる第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」が10月23日(土)、 24日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
第7戦富士が台風の影響で中止となったため、GT500クラスのタイトル争いは9チームが可能性を残す大混戦の中、ウェイトハンデ無し(今季全戦出走車両)の最終戦で決されることとなった。
LEXUS勢では、ENEOS SC430 6号車がトップと僅か1ポイント差の2位、PETRONAS TOM'S SC430 1号車も10ポイント差の4位につけており、逆転でのLEXUS SC430 2連覇へ向け、最終戦に臨んだ。
また、GT300クラスでも、若手TDPドライバー 井口卓人/国本雄資コンビのCOROLLA Axio apr GT 74号車が首位と8ポイント差につけており、逆転タイトル獲得へと挑むこととなった。
今大会にはレクサスチームからGT500クラスに5台のLEXUS SC430が出場。GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場した。
◆予選◆
23日(土)、秋晴れのコースでノックダウン方式の予選が行われ、決勝レースのグリッドが決定された。
午後2時55分から開始された予選セッション1(S1)では、TDPドライバーの大嶋和也がコースレコードを更新するタイムをマークしたMJ KRAFT SC430 35号車が2番手。6号車が6番手。午前中の公式練習で車両を破損したためにあまり走れず、厳しいスタートとなった1号車が、それでも9番手へと仕上げ、セッション2への進出を決めた。ZENT CERUMO SC430 38号車とDENSO DUNLOP SARD SC430 39号車はそれぞれ12番手、13番手でS1敗退となった。
S2では6号車、35号車、1号車がトップ3を占め、3台共に最終セッション3へと進出。S3では、6号車の伊藤大輔が好タイムをマークするも、僅か 0.057秒届かず2番手。それでも逆転タイトルに望みを繋ぐ最前列グリッドを獲得した。
1号車は5番手、35号車は6番手となったが、3番手から6番手までの4台は僅か0.065秒差。トップともコンマ2秒離れていない僅差の予選となり、決勝での激戦が予想された。
GT300クラスでは、S1で74号車がトップタイム。ウェッズスポーツIS350 19号車が2番手。エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ 31号車も15番手でS2へと進出。
上位10台が残るS2では、74号車が3番手につけたが、19号車は11番手、31号車は15番手でS3進出はならず、ここでグリッドが確定。
最終S3では、アウトラップで74号車の国本がスピンしコースオフ。赤旗中断となってしまったが、再開後のアタックでは、74 号車は3番手と僅差の4番手タイムをマーク。タイトルを争う、ランキング1,2位の2台を後方に従えてのグリッドを獲得した。
◆決勝◆
24日(日)は空を雲が覆い、気温19度、路面温度20度というコンディションで午後2時過ぎに1周4.8013kmのコースを53周(254.4689 km)で競われる決勝レースがスタート。
上位勢は予選順位のまま、順当なスタートを切ったが、2番手から逆転タイトルを狙う6号車は、スタート前、グリッドへ向かう際に違反があったとして、ピットロードで20秒停止という痛恨のペナルティとなり、最後尾へと後退を余儀なくされてしまった。
一方5番手グリッドの1号車は、スタートしてまもなく4位に浮上し、更に前を行くKEIHIN HSV-010 17号車を激しくプッシュ。14周目にはサイド・バイ・サイドでのバトルの末に、これをパスすると、6号車のペナルティもあり、2位へと浮上した。
尚も勢いに乗る1号車のアンドレ・ロッテラーは、首位を逃げるウイダーHSV-010 18号車との差をみるみる詰めていき、18周目にはテール・トゥ・ノーズに。19周目の1コーナーで見事なパスを見せて首位に立つと、その差を広げていった。
23周目に1号車はピットインし、素早いピット作業でコースへ復帰。35周目に全車がピットを終えると、再び首位へ浮上。
その後、18号車は1号車の後にぴたりと着け、時には息を呑むようなサイド・バイ・サイドでのバトルを展開。しかし、1号車の後半を担当した脇阪寿一は、落ち着いたドライブで首位の座をキープ。最後までその座を譲ることなく、53周を走り抜き、トップでチェッカー。今季初勝利を挙げた。
後方では、35号車が3位争いを展開したが、逆転は叶わず、4位でチェッカー。39号車が11位、6号車が 12位でレースを終えた。
タイトル争いでは、18号車が2位に入ったことで、2年連続のタイトル獲得を狙っていた1号車は惜しくも5ポイント及ばず、ランキング2位。ノーポイントに終わった6号車は4位、35号車が6位という最終ランキングとなった。
GT300クラスでは、3番手から逆転タイトルをかけてスタートを切った74号車が、1周目に単独スピンを喫し、コースアウト。グラベルからのコース復帰に時間がかかり、逆転タイトル獲得は難しくなってしまった。
一方で11番手スタートから、混戦を粘り強く走りきった19号車が7位でフィニッシュ。74号車はファステストラップをマークする走りで追い上げたが、最終的には1周遅れの17位、31号車は19位に終わった。
最終ランキングでは、ノーポイントに終わった74号車は5位、19号車が8位、31号車が10位となった。
- PETRONAS TOM'S SC430 1号車 ドライバー 脇阪寿一:
-
昨日のフリー走行で最後尾からのスタートとなり、苦しんだ週末だった。しかしチームの士気がどんどん上がっていき、また自分にとって節目となる101戦目のレースでもあり、若返ったつもりで攻めるレースをしようと思い臨んだ。序盤のアンドレ(・ロッテラー)の走りに励まされ、スタート直後にペナルティを受け、チャンピオンの可能性を失ったチームルマンの思いも背負って走ったつもりだ。チームワークの大事さを改めて感じ、トムスというチームの皆の頑張りで、このような結果がついてきた事に感謝したい。
- PETRONAS TOM'S SC430 1号車 ドライバー アンドレ・ロッテラー:
-
今日のレースは、序盤とてもエキサイティングでオーバーテイクはとても楽しく、トップに立つことができて良かった。(脇阪)寿一にスイッチしてからは走りから全く目が離せず、残りの10周は心臓が止まるかと思う展開で、ハラハラした。優勝することができて本当に嬉しい。ここに集まってくださったファンの皆様、サポートしてくださったスポンサーの皆様、チームの皆に感謝したい。1年間ありがとうございました。
TExt & Photo: トヨタ自動車株式会社
2010AUTOBACKSスーパーGT第8戦「Motegi GT 250kmレース」は10月24日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行い、#1PETRONAS TOM'S SC430(脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー組)がレース中盤にトップに立つと、後半激しく追い上げてくる#18ウイダーHSV-010(小暮 卓史/ロイック・デュバル組)を退け今季初勝利を挙げた。
なおドライバーズタイトル、チームタイトルは共に2位でフィニッシュした18号車のものとなった。
GT300クラスはポールポジションからスタートした#3TOMICA Z(星野 一樹/柳田 真孝組)がそのまま後続を突き放して優勝、ランキング上位陣が軒並み後方に沈んだため、ドライバーズポイント、チームポイントいずれも11点差をひっくり返す大逆転で2010シリーズチャンピオンを手にした。
第8戦決勝は午後2時スタート。ところがダミーグリッドに整列する際に予選2位の#6エネオスSCを駆るビヨン・ビルドハイムがピット出口の信号が青になる前にコースインしてしまい、20秒ストップのペナルティを課せられてしまう。ランキングトップの#18ウィダーを僅か1ポイント差で追っていた#6エネオスだったが、事実上ここでタイトル獲得の望みは潰えた格好だ。
ホールショットを奪ったのはポールポジションの#18ウィダーHSV。スタートドライバーのデュバルが序盤トップを快走するが、その後方では予選5位からスタートした#1ペトロナスSCが、スタートドライバーを務めたロッテラーのいつも通りのロケットスタートで徐々に順位を上げていき、14周目には#17ケーヒンHSVの金石年弘を14周目の90度コーナーで攻略して2位に浮上する。
ロッテラーはその後もハイペースで追い上げ、19周目の1-2コーナーで遂にデュバルの印を突いてトップに躍り出る。
トップの座を奪われた#18ウィダーHSVだったが、後半を担当した小暮が#1脇阪を激しく追い上げ、38周目の1コーナーで遂にアウトから並びかけるが、脇阪も一歩も引かず、両者サイド・バイ・サイドのままで3コーナーへ。ここでは脇阪が押さえ込んだ。
その後も小暮は脇阪の背後につけ、両者テール・トゥ・ノーズのまま周回を重ねるが、脇阪は付け入る隙を与えずに52周を走り切り、最終戦にして今季初の勝利をものにした。
3位には#17ケーヒンHSVがつけ、この結果シリーズポイントでは#18ウィダーが67、#1ペトロナス62、#17ケーヒン53となり、タイトルは18号車のものに。ホンダHSV-010は参戦一年目にして見事2010シーズンを制する結果となった。
GT300クラスはポールシッターの#3トミカZが序盤から後続を突き放しにかかる一方、2位以下は#86JLOCランボルギーニ、#9初音ミクポルシェ、#7雨宮RX-7らが団子状態のバトルを展開した。
ところが#9ポルシェはフォーメーションラップ中のコースアウトに対してドライブスルーペナルティを課せられてしまった。
また#74カローラアクシオaprはオープニングラップの3コーナーでコースアウト、#43ARTAガライヤもペースが上がらず徐々に順位を落としていくなど、シリーズタイトルの行方も混沌としてきた。
そうした中、トップの#3トミカZは快調にトップで周回を重ね、最後は2位以下に22秒もの大差をつけてフィニッシュ、今季初勝利を挙げると共に、#43ガライヤがノーポイントで終わったために逆転で2010シリーズチャンピオンも獲得した。
なお2位には#2アップルK-ONE紫電(加藤寛規/濱口弘組)が、3位には#11JIMゲイナーフェラーリF430との激戦を制した#86JLOCランボルギーニRG-3(山西康司/関口雄飛組)が入った。
これで今シーズンのスーパーGTはシリーズ全戦を消化。残るは富士スピードウェイでの特別戦、JAF-GP Fujiスーパースプリントを11月13-14日に行うのみとなった。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/24) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 500 | 1 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 53 | 1:37'19.525 |
| 2 | 500 | 2 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | | 53 | 0.326 |
| 3 | 500 | 3 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 53 | 15.327 |
| 4 | 500 | 4 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | | 53 | 16.705 |
| 5 | 500 | 5 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | BS | | 53 | 32.326 |
| 6 | 500 | 6 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | | 53 | 32.962 |
| 7 | 500 | 7 | *8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | ラルフ・ファーマン 井出 有冶 | BS | | 53 | 36.223 |
| 8 | 500 | 8 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | MI | | 53 | 44.196 |
| 9 | 500 | 9 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 53 | 50.841 |
| 10 | 500 | 10 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 安田 裕信 | YH | | 53 | 1'05.177 |
| 11 | 500 | 11 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | カルロ・ヴァン・ダム 平手 晃平 | DL | | 53 | 1'11.009 |
| 12 | 500 | 12 | *6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 53 | 1'16.852 |
| 13 | 300 | 1 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田 真孝 | YH | | 49 | 4Laps |
| 14 | 300 | 2 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 加藤 寛規 濱口 弘 | YH | | 49 | 4Laps |
| 15 | 300 | 3 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 山西 康司 関口 雄飛 | YH | | 49 | 4Laps |
| 16 | 300 | 4 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | | 49 | 4Laps |
| 17 | 300 | 5 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 玉中 哲二 黒澤 治樹 | YH | | 49 | 4Laps |
| 18 | 300 | 6 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 24 | 49 | 4Laps |
| 19 | 300 | 7 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡 龍也 | YH | | 49 | 4Laps |
| 20 | 300 | 8 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目 遼 | YH | | 49 | 4Laps |
| 21 | 300 | 9 | *9 | 初音ミク X GSRポルシェ PORSCHE 911GT3R MY10 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | HK | 2 | 49 | 4Laps |
| 22 | 300 | 10 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 20 | 49 | 4Laps |
| 23 | 300 | 11 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 植田 正幸 密山 祥吾 | YH | 1 | 49 | 4Laps |
| 24 | 300 | 12 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 49 | 4Laps |
| 25 | 300 | 13 | *27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 山岸 大 小泉 洋史 | YH | | 48 | 5Laps |
| 26 | 300 | 14 | *46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 阿部 翼 | YH | | 48 | 5Laps |
| 27 | 300 | 15 | 28 | イワサキインダストリー LMP Porsche PORSCHE 911GT3RSR | 岩崎 祐貴 浅井 亮博 | YH | | 48 | 5Laps |
| 28 | 300 | 16 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 坂本 雄也 山内 英輝 | YH | | 48 | 5Laps |
| 29 | 300 | 17 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 国本 雄資 | MI | | 48 | 5Laps |
| 30 | 300 | 18 | 22 | RQ's Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 Guts 城内 | YH | | 47 | 6Laps |
| 31 | 300 | 19 | 31 | エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ TOYOTA COROLLA Axio | 嵯峨 宏紀 松浦 孝亮 | YH | | 47 | 6Laps |
| 32 | 300 | 20 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 坂本 祐也 | YH | | 47 | 6Laps |
| 33 | 300 | 21 | 666 | BOMEX LIAN BOXSTER PORSCHE BOXSTER 986 | 山下 潤一郎 Takamori.com | YH | | 46 | 7Laps |
| 34 | 300 | 22 | 360 | 石松 Kosei RUNNUP PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR MY2004 | 田中 篤 松永 まさひろ | HK | | 45 | 8Laps |
| 35 | 300 | 23 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 松田 秀士 吉本 大樹 | YH | | 42 | 11Laps |
| ---- 以上規定周回数(GT500: 37Laps / GT300: 34Laps)完走 ---- |
| - | 500 | - | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | | 35 | 18Laps |
| - | 300 | - | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 余郷 敦 黒澤 翼 | YH | | 10 | 43Laps |
- Fastest Lap(GT500): CarNo.18 ウィダーHSV-010 1'46.770 (2/53) 161.89km/h
- Fastest Lap(GT500): CarNo.74 COROLLA Axio apr GT 1'56.871 (33/48) 147.90km/h
- CarNo.6は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第28条4.(スタート手順)違反により、ペナルティストップ20秒を課した。
- CarNo.9は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第28条(スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.8は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第30条1.違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.27は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第30条1.違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.46は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第30条1.違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.23は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
- CarNo.32は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
- CarNo.43は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
- CarNo.100は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。

Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/24) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'46.401 | - | 162.451 |
| 2 | 500 | 2 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | | 1'46.451 | 0.050 | 162.375 |
| 3 | 500 | 3 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | MI | | 1'46.613 | 0.212 | 162.128 |
| 4 | 500 | 4 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'46.721 | 0.320 | 161.964 |
| 5 | 500 | 5 | *8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | ラルフ・ファーマン 井出 有冶 | BS | | 1'46.948 | 0.547 | 161.620 |
| 6 | 500 | 6 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | カルロ・ヴァン・ダム 平手 晃平 | DL | | 1'46.949 | 0.548 | 161.619 |
| 7 | 500 | 7 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | | 1'46.986 | 0.585 | 161.563 |
| 8 | 500 | 8 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | | 1'47.052 | 0.651 | 161.463 |
| 9 | 500 | 9 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'47.173 | 0.772 | 161.281 |
| 10 | 500 | 10 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | BS | | 1'47.256 | 0.855 | 161.156 |
| 11 | 500 | 11 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'47.269 | 0.868 | 161.137 |
| 12 | 500 | 12 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | | 1'47.435 | 1.034 | 160.888 |
| 13 | 500 | 13 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 安田 裕信 | YH | | 1'48.148 | 1.747 | 159.827 |
| 14 | 300 | 1 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 玉中 哲二 黒澤 治樹 | YH | | 1'56.385 | 9.984 | 148.515 |
| 15 | 300 | 2 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 松田 秀士 吉本 大樹 | YH | | 1'56.499 | 10.098 | 148.370 |
| 16 | 300 | 3 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 加藤 寛規 濱口 弘 | YH | | 1'56.555 | 10.154 | 148.299 |
| 17 | 300 | 4 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | | 1'56.646 | 10.245 | 148.183 |
| 18 | 300 | 5 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田 真孝 | YH | | 1'56.762 | 10.361 | 148.036 |
| 19 | 300 | 6 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 国本 雄資 | MI | | 1'56.811 | 10.410 | 147.974 |
| 20 | 300 | 7 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 20 | 1'56.854 | 10.453 | 147.919 |
| 21 | 300 | 8 | *86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 山西 康司 関口 雄飛 | YH | | 1'57.086 | 10.685 | 147.626 |
| 22 | 300 | 9 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡 龍也 | YH | | 1'57.088 | 10.687 | 147.624 |
| 23 | 300 | 10 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 植田 正幸 密山 祥吾 | YH | 1 | 1'57.131 | 10.730 | 147.570 |
| 24 | 300 | 11 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 坂本 祐也 | YH | | 1'57.171 | 10.770 | 147.519 |
| 25 | 300 | 12 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 24 | 1'57.203 | 10.802 | 147.479 |
| 26 | 300 | 13 | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 余郷 敦 黒澤 翼 | YH | | 1'57.388 | 10.987 | 147.246 |
| 27 | 300 | 14 | 27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 山岸 大 小泉 洋史 | YH | | 1'57.482 | 11.081 | 147.129 |
| 28 | 300 | 15 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 阿部 翼 | YH | | 1'57.501 | 11.100 | 147.105 |
| 29 | 300 | 16 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'57.619 | 11.218 | 146.957 |
| 30 | 300 | 17 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目 遼 | YH | | 1'57.629 | 11.228 | 146.945 |
| 31 | 300 | 18 | 9 | 初音ミク X GSRポルシェ PORSCHE 911GT3R MY10 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | HK | 2 | 1'57.894 | 11.493 | 146.614 |
| 32 | 300 | 19 | 28 | イワサキインダストリー LMP Porsche PORSCHE 911GT3RSR | 岩崎 祐貴 浅井 亮博 | YH | | 1'57.961 | 11.560 | 146.531 |
| 33 | 300 | 20 | 22 | RQ's Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 Guts 城内 | YH | | 1'58.766 | 12.365 | 145.538 |
| 34 | 300 | 21 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 坂本 雄也 山内 英輝 | YH | | 1'58.767 | 12.366 | 145.537 |
| 35 | 300 | 22 | 31 | エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ TOYOTA COROLLA Axio | 嵯峨 宏紀 松浦 孝亮 | YH | | 1'58.948 | 12.547 | 145.315 |
| 36 | 300 | 23 | 666 | BOMEX LIAN BOXSTER PORSCHE BOXSTER 986 | 山下 潤一郎 Takamori.com | YH | | 2'00.509 | 14.108 | 143.433 |
| 37 | 300 | 24 | 360 | 石松 Kosei RUNNUP PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR MY2004 | 田中 篤 松永 まさひろ | HK | | 2'00.940 | 14.539 | 142.922 |
- CarNo.9 は、2010 SUPER GT Sporting Regulations 第34条1.3)(ピット作業)違反により、罰金5万円を課す。
- CarNo.86は、大会特別規則第29条(ピットレーンの速度制限)違反により、一回目罰金2万円および二回目罰金3万円を課す。
■GT-Rは全車がセッション1を突破
SUPER GT第8戦(最終戦)は、秋晴れとなったツインリンクもてぎにおいて開催。今回は昨年同様ウェイトハンディの搭載はなく、またレース距離も通常の 300kmより50km短い250kmの“ガチンコ”レースとして行われる。
今回のレースに向けてNISSAN GT-Rには新たなエアロパーツが搭載された。リアディフューザーの部分にはダウンフォースを増大させる「ストレイカー」と呼ばれる4枚の縦板の形状を変更。またフロントリップ両サイドも小変更を受けこちらもダウンフォースを増やしている。
朝の公式練習ではシリーズ5位から逆転チャンピオンを狙う「カルソニック IMPUL GT-R」(#12松田次生/ロニー・クインタレッリ)が5位、「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信)が6位、そしてシリーズ6位からこちらも大逆転を狙う「MOTUL AUTECH GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)が8位につけ、まずまずの走り出しとなった。気温20℃、路面温度39℃というレース観戦日和となった予選1回目では、#12 GT-Rが5位、#24 GT-Rが7位、#23 GT-Rが11位でドライバーは全員が基準タイムをクリアした。
今回の予選は勝ち抜き戦スタイルのノックダウン方式。予選は3つのセッション(S)に区切られ、最初のS1では10台が勝ち残り、S2では7台が勝ち残り、最後のS3はトップ7台の順位が決定する。S1は14時55分から10分間で行われた。気温は19℃と予選1回目とほとんど変化ないが、路面温度は 30℃まで下がっている。#23 GT-Rはトレルイエ、#12 GT-Rは松田、#24 GT-Rはオリベイラが乗り込んでアタック。このセッションでは開始7分で#23 GT-Rがトップタイムとなる1分45秒040を出した直後の1コーナーでコースアウト。しかしトレルイエは慌てずもう一度アタックの準備に入った。その間、次々にタイムを更新され、トレルイエのポジションは12位となったが、最後の最後にアタックをし直し10位に滑り込んだ。また#24 GT-Rが7位、#12 GT-Rが8位と3台すべてがS2への進出を決めた。
■松田がセカンドローを獲得!
S2は15時19分から7分間で行われた。このセッションでは#24 GT-Rは安田、#12 GT-Rはクインタレッリ、#23 GT-Rは本山がドライブ。安田は6位、クインタレッリは7位でS3への進出を果たしたが、本山は9位にとどまりS3への進出はならず、これで予選9位が確定した。
最後のS3では空全体に雲がかかり気温16℃、路面温度24℃と徐々に落ちてきた。15時55分、#12 GT-Rが先頭でコースインした。7分間と短いセッションで各車は全開のアタックを開始。#12 GT-Rの松田が開始3分で1分49秒750で暫定トップに。さらに翌周に1分44秒062にタイムアップしたが、そのタイムも次々に更新されていく。直後に#24 GT-Rのオリベイラは1分44秒317をマークしたが7位に。#12 GT-Rの松田は最後の最後に渾身のアタックでトップとわずか0.135秒差の1分43秒718を出したが4位となりセッションは終了した。
- ニスモ鈴木豊監督
-
「あと一歩の予選でしたね。予想していたよりクルマの速さは接近していて、それなりに仕上がりは良い状態です。S1でベン(トレルイエ)が飛び出したのはミスではなく、タイヤの空気圧が低すぎて車体と路面が当たって跳ねてしまったためです。彼も気持ちを入れ替えて挽回してくれました。明日の決勝レースですが、ここは抜きにくいコースなので大変ですが、激しいレースになると思うので上位に離されないでいけばチャンスはあると思います。スタートはベンを考えています!」
Text & Photo: NISMO
10月23日(土)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2010 オートバックス SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」が開幕し、公式予選が行われた。
全国の広い範囲でさわやかな秋晴れに恵まれたこの日、ツインリンクもてぎのある栃木県周辺も終日好天で、絶好の観戦日和となった。日中には気温が 22℃まで上がったものの、日差しが柔らかで涼しい風が吹いていることもあり、公式予選開始直後の午後3時には気温20℃、路面温度25℃、予選が終わった午後4時には気温19℃、路面温度22℃と下がっていった。
2010 オートバックス SUPER GTは、いよいよ今大会が最終戦。タイトル争いの行方を見守るべく、サーキットの各観戦ポイントには朝から熱心なファンが数多く詰めかけた。
52ポイントを獲得している#18 ウイダー HSV-010の小暮卓史/ロイック・デュバル組が、ドライバー部門のシリーズポイント争いでトップを守ったまま最終戦を迎えることとなった。
また、42ポイントで#17 KEIHIN HSV-010の金石年弘/塚越広大組は3位、35ポイントで#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢拓也/山本尚貴組は9位。前戦鈴鹿サーキットで優勝した#8 ARTA HSV-010のラルフ・ファーマン/井出有治組は25ポイントで11位、#32 EPSON HSV-010の道上龍/中山友貴組は7ポイントで13位につけている。
タイトル争いでポイントリーダーの座にある小暮/L.デュバル組が有利なのはもちろんのこと、SUPER GTでは優勝すると20ポイントが与えられるため、金石/塚越組にも逆転でタイトルを勝ち取る可能性が残されている。
一方、チーム部門ではウイダー ホンダ レーシングがトップと1点差の66点で2位につけており、Hondaは今季の目標であるダブルタイトル獲得を視野に入れつつ、この最終戦を戦うことになる。
この日のスケジュールは、午前9時5分から1時間45分にわたり公式練習を行ったあと、午後1時5分から予選1回目を実施。さらに午後2時45分からはノックダウン方式による予選2回目が予定されていた。
高いコーナリング性能を誇るHonda HSV-010 GTは、テクニカルコースとして知られるツインリンクもてぎで、その本領を遺憾なく発揮し、午前中に行われた公式練習では#18 ウイダー HSV-010がトップ、#17 KEIHIN HSV-010は2番手につけた。
2人のドライバーが基準タイムをクリアすることが必須である予選1回目こそ#18 ウイダー HSV-010は3番手となったが、Honda勢は全般的に好調を印象づけながら、決勝のスターティンググリッドを決める予選2回目に臨んだ。
午後2時45分に始まった予選2回目では、#18 ウイダー HSV-010がセッション1をトップで通過。さらに#17 KEIHIN HSV-010が3番手、#8 ARTA HSV-010が4番手、#100 RAYBRIG HSV-010は5番手と、Honda勢はいずれも上位に食い込んだ。しかし、#32 EPSON HSV-010はセッション1通過に一歩及ばない11番手となり、ここで予選を終えた。
そして、#18 ウイダー HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010がセッション2を突破、小暮選手がアタックを担当した#18 ウイダー HSV-010はセッション3で1分43秒583のコースレコードを記録してポールポジションを獲得した。#17 KEIHIN HSV-010に乗る金石選手は、1分43秒710をマークして3番グリッドを手に入れた。#100 RAYBRIG HSV-010は8番グリッド、#8 ARTA HSV-010は10番グリッドから明日の決勝に挑む。
コメント
- 瀧敬之介|Honda GTプロジェクト プロジェクトリーダー
-
「今回のHSV-010 GTは、サーキットに持ち込んだ状態からほとんど変更することなく、微調整程度で合わせこめたので、それがよかったと思います。予選2回目は気温の変化が気になりましたが、小暮選手がいい仕事をしてくれてポールポジションを取れました。HSV-010 GTのデビュー戦となった開幕戦では、みんなでがんばって作ってきたHSV-010 GTが本当に速くて、予選でポールポジションを獲得して本当にうれしく思いました。いまはタイトルを取れそうというギリギリのところにいて、またポールポジションを獲得することができたので、この結果は大事にしながら明日のレースに臨むつもりです。今日は金石選手もいい仕事をしてくれて3番グリッドに入り、おかげでシリーズポイント2位のライバルを2台のHSV-010で挟み込む形になりました。明日のレースでは、まずはスタートがポイントとなるでしょうね。そこから2周目くらいまでトップを守れれば、勝負は見えてくると思います。優勝、そしてタイトル獲得に向けて全力で挑みますので、どうぞご声援をよろしくお願いします」
- 小暮卓史選手(ポールポジション、#18 ウイダー HSV-010)
-
「今日は、シーズンタイトルがかかっている大事なレースの予選なので非常に緊張しました。でも、マシンが安定志向のセッティングに仕上がっており、無理をせずにスムーズな走行をすることができました。決勝レースは、安心してパートを任せられるデュバル選手がいるので心強く思っています。今シーズンは何度もポールポジションを獲得しましたが、シーズンタイトル獲得は非常に責任のある使命だと感じています。明日も、今回の予選のように2人で最高の仕事をして、観客席にいる大勢のHondaファンの前で優勝したいです。ご声援、よろしくお願いいたします」
- ロイック・デュバル選手(ポールポジション、#18 ウイダー HSV-010)
-
「午前中の練習走行でコースに出たときから、手ごたえを感じていました。ウエイトを積んでいない状態で、ポールポジションを取れたのは、マシンの仕上がりがよい証拠です。予選での私の任務は、いい状態でマシンを小暮選手に渡せるように走行することでした。最終セッションで、小暮選手はすばらしい走行をしてくれました。決勝で先頭を走り続けて、1番というポジションを維持すれば、チャンピオンを獲得できると思います。容易なことではないですが、プレッシャーは感じていません」
Text: HONDA

GT500クラス #18 ウイダーHSV-010
- 小暮卓史
-
これまでのGTレースの中で一番緊張しました。チャンピオンがかかっていますし、6号車(ENEOS SC430)も速かったので。本当にポールポジションを獲れて良かった。クルマは朝の走行から速くて、デュバル選手がニュータイヤで走ったときも良いタイムだったからポテンシャルはあると感じていました。ただ、他のクルマも(走行時間が進むにつれ)だんだん速くなってきて、予選では誰がポールを獲っても不思議じゃない状況でした。僅差だったんですけど、ポールが獲れて、正直、ホッとしています。明日は最高のレースが出来そうな気がします
- ロイック・デュバル
-
クルマは午前の走行から非常に調子が良かったです。今日の僕の一番の仕事は予選のセッション2を勝ち抜いて小暮さんにクルマを渡すことでした。まずは、それがきちっと出来ましたね。あとはクルマのデータできるだけ取って、チームのセッティングを助け、小暮さんにいい状態のクルマを渡すこと。それもすごく良く出来ました。チームもすごくがんばったし、小暮さんの走りもすばらしかった。なにより、チャンピオンを争う6号車の前で決勝レースをスタートできるのは、とても良いことですね
GT300クラス #3 TOMICA Z
- 星野一樹
-
朝の走行でクルマはまあまあという調子で、トップ5が精いっぱいかと思ってました。でもチームのみんなでクルマを仕上げ、どんどん良くなっていきました。最後の柳田選手のアタックは神がかっていましたね。(アタック周の)最後の方は涙が出て来そうでした。そんなすばらしいアタックでした。この上ないスタートが切れました。チャンピオンになるのは勝つしかないので、相手のことを考えずに、後ろを、ミラーを見ないような気持ちで、優勝目指してがんばります
- 柳田真孝
- ポールポジションは素直にうれしいです。というか、まさか獲れるとは思いませんでした。フェアレディZというクルマは、もてぎのようなコースが苦手なんです。だから、信じられない気持ちです。クルマもタイヤもとても良かった。
すべてがうまくいったから獲れたポールです。10月にもてぎであったテストには参加しない予定だったのですが、長谷見監督が資金を工面してくれてテストに参加でき、タイヤやセッティングが進められた。チームみんなの力で獲ったポールですね。決勝も厳しい戦いになると思うので、みんなでがんばって、みんなで笑いたいです
Text:GTアソシエイション(GTA)/ Photo: Keiichiro TAKESHITA
2010スーパーGT第8戦「Motegi GT 250km」の公式予選が10月23日、ツインリンクもてぎで行われ、#18ウイダー HSV-010(小暮 卓史/ロイック・デュバル組)がポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#3TOMICA Z(星野 一樹/柳田 真孝組)だった。

豪雨被害によって第7戦富士がキャンセルとなり、全7戦で争われることになった2010シーズンのチャンピオン争い。最終決戦は栃木県のツインリンクもてぎ。ノーウェイトでのガチンコ勝負だ。
公式予選は午後1時05分より予選1回目が、予選2回目は午後2時45分よりノックダウン方式で行われた。
公式予選1回目では予選通過基準タイムのクリアが目標となるが、これはGT50013台、GT30024台の全ドライバーが無事達成、1台も欠けることなくノックダウン予選に臨むこととなった。
セッション1のボーダーラインはGT500クラス上位10台、GT300クラス16台。GT300、GT500の順で各10分間の走行だ
GT500はランキングトップの#18ウィダーHSVが1分43秒711とコースレコードを記録してトップに。ドライバーは小暮卓史。2番手には#35MJ KRAFT SCがつける。ドライバーは大嶋和也だ。
一方ボーダーライン上の戦いは、序盤コースアウトを喫した#23モチュールGT-Rの本山哲が最後に10番手に滑り込んでセッション2進出を果たす一方で、#32エプソンHSV、38ZENTセルモSC、#39デンソーサードSCが敗退した。サードSCは今回、アンドレ・クートに変わってカルロ・ヴァン・ダムがエントリーしたが、アタックの機会を与えられることなくクラス最後尾で決勝を迎えることとなった。
GT300クラスは若手コンビの#74カローラアクシオaprGTの国本雄資が1分54秒812でトップ、2番手には#19ウェッズスポーツIS350を駆る織戸学がつけ、#27NAC衛生コムLMPフェラーリ、#88リールランボルギーニRG-3、#28イワサキインダストリーLMPポルシェ、前回優勝の#62R&Dレガシィ、#22RQ'Sヴィーマック350R、#51CINE CITTAタイサンポルシェ、#360石松Koseiポルシェ、#666BOMEXボクスターが敗退した。
セッション2のボーダーラインはGT500クラス7台、GT300クラスは10台。7分間の走行となった。
GT500はランキング2位の#6エネオスSC、ビヨン・ビルドハイムが1分43秒734でトップ。2位には再び#35MJの石浦宏明、3番手に#1ペトロナスの脇阪寿一とレクサスSCがトップ3を占めた。セッション1トップの#18ウィダーHSVのデュバルは4番手。一方#100レイブリックHSV、#23モチュールGT-R、#8ARTA HSVの3台がここで予選を終えた。
GT300は#66triple aヴァンテッジの吉本大樹がトップ。#11JIMゲイナーF430の平中克幸が2位とFIA-GT2勢が1-2。セッション1トップの#74カローラの井口卓人が3番手につける。ところがセッション1で2位の#19ウェッズスポーツISの片岡龍也は惜しくも11位に終わり、ここで予選を終えることに。他に第3戦優勝の#46モーラZ、#5マッハ号320R、#87JLOCランボルギーニRG-3、#31エヴァンゲリオンカローラ、#25ZENTポルシェが敗退した。
ポールポジションを争う最後のセッション3は#18ウィダーHSV小暮と#6エネオスSC伊藤大輔による熾烈なアタック合戦が展開され、1分43秒583とコースレコードをさらに更新した小暮がポールポジションを獲得、伊藤は僅かに及ばず1分43秒640で2位に終わった。予選3位には#17っケーヒンHSVがつけている。
GT300クラスは走行開始直後に#74カローラの国本がコースアウト、これにより10分間の赤旗中断となった。これにより残り時間は僅か6分間となり、必然的に各車一発勝負のタイムアタックを強いられることに。これを制したのは#3トミカZの柳田真孝、タイムは1分54秒186だった。2番手には#9初音ミクポルシェがつけ、ガイヤルド勢で唯一生き残った#86関口雄飛が3番手に。なお国本はその後自力でピットに戻り、アタックを続行、4位につけている。
第8戦決勝は23日午後2時より53周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
■GT500 Class
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Session1 | Session2 | Session3 |
| 1 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | | 1'43.711 | 1'43.975 | 1'43.583 |
| 2 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'44.215 | 1'43.734 | 1'43.640 |
| 3 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'44.135 | 1'44.025 | 1'43.710 |
| 4 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | BS | | 1'44.361 | 1'44.115 | 1'43.718 |
| 5 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'44.584 | 1'43.966 | 1'43.739 |
| 6 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | | 1'44.010 | 1'43.936 | 1'43.775 |
| 7 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 安田 裕信 | YH | | 1'44.251 | 1'44.055 | 1'44.317 |
| 8 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | | 1'44.198 | 1'44.199 | |
| 9 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | MI | | 1'44.609 | 1'44.402 | |
| 10 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | ラルフ・ファーマン 井出 有冶 | BS | | 1'44.143 | 1'44.760 | |
| 11 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'44.842 | | |
| 12 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | | 1'45.005 | | |
| 13 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | カルロ・ヴァン・ダム 平手 晃平 | DL | | 1'45.032 | | |
■GT300 Class
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Session1 | Session2 | Session3 |
| 1 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田 真孝 | YH | | 1'54.981 | 1'54.930 | 1'54.186 |
| 2 | 9 | 初音ミク X GSRポルシェ PORSCHE 911GT3R MY10 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | HK | 2 | 1'55.902 | 1'54.923 | 1'54.301 |
| 3 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 山西 康司 関口 雄飛 | YH | | 1'54.944 | 1'55.046 | 1'54.620 |
| 4 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 国本 雄資 | MI | | 1'54.812 | 1'54.832 | 1'54.621 |
| 5 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'54.854 | 1'55.246 | 1'54.647 |
| 6 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目 遼 | YH | | 1'55.804 | 1'55.279 | 1'55.074 |
| 7 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | | 1'55.087 | 1'54.681 | 1'55.867 |
| 8 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 加藤 寛規 濱口 弘 | YH | | 1'56.206 | 1'54.959 | 1'56.397 |
| 9 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 松田 秀士 吉本 大樹 | YH | | 1'56.368 | 1'54.381 | 2'14.120 |
| 10 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 植田 正幸 密山 祥吾 | YH | 1 | 1'55.820 | 1'54.960 | no time |
| 11 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡 龍也 | YH | | 1'54.818 | 1'55.332 | |
| 12 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 阿部 翼 | YH | | 1'55.686 | 1'55.825 | |
| 13 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 玉中 哲二 黒澤 治樹 | YH | | 1'56.006 | 1'56.084 | |
| 14 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 坂本 祐也 | YH | | 1'55.835 | 1'56.108 | |
| 15 | 31 | エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ TOYOTA COROLLA Axio | 嵯峨 宏紀 松浦 孝亮 | YH | | 1'56.355 | 1'56.551 | |
| 16 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 24 | 1'54.910 | 1'56.849 | |
| 17 | 27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 山岸 大 小泉 洋史 | YH | | 1'56.530 | | |
| 18 | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 余郷 敦 黒澤 翼 | YH | | 1'56.685 | | |
| 19 | 28 | イワサキインダストリー LMP Porsche PORSCHE 911GT3RSR | 岩崎 祐貴 浅井 亮博 | YH | | 1'56.737 | | |
| 20 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 20 | 1'57.142 | | |
| 21 | 22 | RQ's Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 Guts 城内 | YH | | 1'57.200 | | |
| 22 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 坂本 雄也 山内 英輝 | YH | | 1'57.631 | | |
| 23 | 360 | 石松 Kosei RUNNUP PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR MY2004 | 田中 篤 松永 まさひろ | HK | | 1'58.663 | | |
| 24 | 666 | BOMEX LIAN BOXSTER PORSCHE BOXSTER 986 | 山下 潤一郎 Takamori.com | YH | | 1'59.684 | | |
- 第4コーナー付近の停止車両回収のため15時34分21秒より9分39秒間赤旗中断とした。(セッション3)
- CarNo.66は、国際モータースポーツ競技規則附則H項違反(ダブルチェッカー)により罰金2万円を課した。
■GT500 Class
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 3 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | *小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | | 1'43.583 | - | - | 166.871 |
| 2 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | *伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'43.640 | 0.057 | 0.057 | 166.779 |
| 3 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | *金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'43.710 | 0.127 | 0.070 | 166.666 |
| 4 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | *松田 次生 ロニー・クインタレッリ | BS | | 1'43.718 | 0.135 | 0.008 | 166.653 |
| 5 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 *アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'43.739 | 0.156 | 0.021 | 166.620 |
| 6 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 *大嶋 和也 | BS | | 1'43.775 | 0.192 | 0.036 | 166.562 |
| 7 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | *ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 安田 裕信 | YH | | 1'44.317 | 0.734 | 0.542 | 165.697 |
■GT300 Class
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 3 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 *柳田 真孝 | YH | | 1'54.186 | - | - | 151.376 |
| 2 | 9 | 初音ミク X GSRポルシェ PORSCHE 911GT3R MY10 | 番場 琢 *佐々木 雅弘 | HK | 2 | 1'54.301 | 0.115 | 0.115 | 151.223 |
| 3 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 山西 康司 *関口 雄飛 | YH | | 1'54.620 | 0.434 | 0.319 | 150.802 |
| 4 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 *国本 雄資 | MI | | 1'54.621 | 0.435 | 0.001 | 150.801 |
| 5 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 新田 守男 *高木 真一 | MI | | 1'54.647 | 0.461 | 0.026 | 150.767 |
| 6 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | *谷口 信輝 折目 遼 | YH | | 1'55.074 | 0.888 | 0.427 | 150.207 |
| 7 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | *田中 哲也 平中 克幸 | DL | | 1'55.867 | 1.681 | 0.793 | 149.179 |
| 8 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 加藤 寛規 *濱口 弘 | YH | | 1'56.397 | 2.211 | 0.530 | 148.500 |
| 9 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | *松田 秀士 吉本 大樹 | YH | | 2'14.120 | 19.934 | 17.723 | 128.877 |
| 10 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | *植田 正幸 密山 祥吾 | YH | 1 | no time | - | - | - |
■GT500 Class
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 *ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'43.734 | - | - | 166.628 |
| 2 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | *石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | | 1'43.936 | 0.202 | 0.202 | 166.304 |
| 3 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | *脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'43.966 | 0.232 | 0.030 | 166.256 |
| 4 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | 小暮 卓史 *ロイック・デュバル | BS | | 1'43.975 | 0.241 | 0.009 | 166.242 |
| 5 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 金石 年弘 *塚越 広大 | BS | | 1'44.025 | 0.291 | 0.050 | 166.162 |
| 6 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ *安田 裕信 | YH | | 1'44.055 | 0.321 | 0.030 | 166.114 |
| 7 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 *ロニー・クインタレッリ | BS | | 1'44.115 | 0.381 | 0.060 | 166.018 |
| ---- 以上Session3進出 ---- |
| 8 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | *伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | | 1'44.199 | 0.465 | 0.084 | 165.884 |
| 9 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 *ブノワ・トレルイエ | MI | | 1'44.402 | 0.668 | 0.203 | 165.562 |
| 10 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | *ラルフ・ファーマン 井出 有冶 | BS | | 1'44.760 | 1.026 | 0.358 | 164.996 |
■GT300 Class
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 松田 秀士 吉本 大樹 | YH | | 1'54.381 | - | - | 151.117 |
| 2 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 *平中 克幸 | DL | | 1'54.681 | 0.300 | 0.300 | 150.722 |
| 3 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | *井口 卓人 国本 雄資 | MI | | 1'54.832 | 0.451 | 0.151 | 150.524 |
| 4 | 9 | 初音ミク X GSRポルシェ PORSCHE 911GT3R MY10 | *番場 琢 佐々木 雅弘 | HK | 2 | 1'54.923 | 0.542 | 0.091 | 150.405 |
| 5 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | *星野 一樹 柳田 真孝 | YH | | 1'54.930 | 0.549 | 0.007 | 150.396 |
| 6 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | *加藤 寛規 濱口 弘 | YH | | 1'54.959 | 0.578 | 0.029 | 150.358 |
| 7 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 植田 正幸 *密山 祥吾 | YH | 1 | 1'54.960 | 0.579 | 0.001 | 150.356 |
| 8 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | *山西 康司 関口 雄飛 | YH | | 1'55.046 | 0.665 | 0.086 | 150.244 |
| 9 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | *新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'55.246 | 0.865 | 0.200 | 149.983 |
| 10 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 *折目 遼 | YH | | 1'55.279 | 0.898 | 0.033 | 149.940 |
| ---- 以上Session3進出 ---- |
| 11 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 *片岡 龍也 | YH | | 1'55.332 | 0.951 | 0.053 | 149.871 |
| 12 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | *横溝 直輝 阿部 翼 | YH | | 1'55.825 | 1.444 | 0.493 | 149.233 |
| 13 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 玉中 哲二 *黒澤 治樹 | YH | | 1'56.084 | 1.703 | 0.259 | 148.900 |
| 14 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 *坂本 祐也 | YH | | 1'56.108 | 1.727 | 0.024 | 148.870 |
| 15 | 31 | エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ TOYOTA COROLLA Axio | 嵯峨 宏紀 *松浦 孝亮 | YH | | 1'56.551 | 2.170 | 0.443 | 148.304 |
| 16 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 都筑 晶裕 *土屋 武士 | YH | 24 | 1'56.849 | 2.468 | 0.298 | 147.926 |
■GT500 Class
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | *小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | | 1'43.711 | - | - | 166.665 |
| 2 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 *大嶋 和也 | BS | | 1'44.010 | 0.299 | 0.299 | 166.186 |
| 3 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | *金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'44.135 | 0.424 | 0.125 | 165.986 |
| 4 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | ラルフ・ファーマン *井出 有冶 | BS | | 1'44.143 | 0.432 | 0.008 | 165.973 |
| 5 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 伊沢 拓也 *山本 尚貴 | BS | | 1'44.198 | 0.487 | 0.055 | 165.886 |
| 6 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | *伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'44.215 | 0.504 | 0.017 | 165.859 |
| 7 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | *ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 安田 裕信 | YH | | 1'44.251 | 0.540 | 0.036 | 165.801 |
| 8 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | *松田 次生 ロニー・クインタレッリ | BS | | 1'44.361 | 0.650 | 0.110 | 165.627 |
| 9 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 *アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'44.584 | 0.873 | 0.223 | 165.274 |
| 10 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | *本山 哲 ブノワ・トレルイエ | MI | | 1'44.609 | 0.898 | 0.025 | 165.234 |
| ---- 以上Session2進出 ---- |
| 11 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | *道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'44.842 | 1.131 | 0.233 | 164.867 |
| 12 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | *立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | | 1'45.005 | 1.294 | 0.163 | 164.611 |
| 13 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | カルロ・ヴァン・ダム *平手 晃平 | DL | | 1'45.032 | 1.321 | 0.027 | 164.569 |
■GT300 Class
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Session 1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 *国本 雄資 | MI | | 1'54.812 | - | - | 150.550 |
| 2 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | *織戸 学 片岡 龍也 | YH | | 1'54.818 | 0.006 | 0.006 | 150.542 |
| 3 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 新田 守男 *高木 真一 | MI | | 1'54.854 | 0.042 | 0.036 | 150.495 |
| 4 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | *都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 24 | 1'54.910 | 0.098 | 0.056 | 150.422 |
| 5 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 山西 康司 *関口 雄飛 | YH | | 1'54.944 | 0.132 | 0.034 | 150.377 |
| 6 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 *柳田 真孝 | YH | | 1'54.981 | 0.169 | 0.037 | 150.329 |
| 7 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | *田中 哲也 平中 克幸 | DL | | 1'55.087 | 0.275 | 0.106 | 150.190 |
| 8 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 *阿部 翼 | YH | | 1'55.686 | 0.874 | 0.599 | 149.413 |
| 9 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | *谷口 信輝 折目 遼 | YH | | 1'55.804 | 0.992 | 0.118 | 149.261 |
| 10 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | *植田 正幸 密山 祥吾 | YH | 1 | 1'55.820 | 1.008 | 0.016 | 149.240 |
| 11 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | *井入 宏之 坂本 祐也 | YH | | 1'55.835 | 1.023 | 0.015 | 149.221 |
| 12 | 9 | 初音ミク X GSRポルシェ PORSCHE 911GT3R MY10 | 番場 琢 *佐々木 雅弘 | HK | 2 | 1'55.902 | 1.090 | 0.067 | 149.134 |
| 13 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | *玉中 哲二 黒澤 治樹 | YH | | 1'56.006 | 1.194 | 0.104 | 149.001 |
| 14 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 加藤 寛規 *濱口 弘 | YH | | 1'56.206 | 1.394 | 0.200 | 148.744 |
| 15 | 31 | エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ TOYOTA COROLLA Axio | *嵯峨 宏紀 松浦 孝亮 | YH | | 1'56.355 | 1.543 | 0.149 | 148.554 |
| 16 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | *松田 秀士 吉本 大樹 | YH | | 1'56.368 | 1.556 | 0.013 | 148.537 |
| ---- 以上Session2進出 ---- |
| 17 | 27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 山岸 大 *小泉 洋史 | YH | | 1'56.530 | 1.718 | 0.162 | 148.331 |
| 18 | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 余郷 敦 *黒澤 翼 | YH | | 1'56.685 | 1.873 | 0.155 | 148.134 |
| 19 | 28 | イワサキインダストリー LMP Porsche PORSCHE 911GT3RSR | *岩崎 祐貴 浅井 亮博 | YH | | 1'56.737 | 1.925 | 0.052 | 148.068 |
| 20 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | *山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 20 | 1'57.142 | 2.330 | 0.405 | 147.556 |
| 21 | 22 | RQ's Vemac 350R VEMAC 350R | *和田 久 Guts 城内 | YH | | 1'57.200 | 2.388 | 0.058 | 147.483 |
| 22 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | *坂本 雄也 山内 英輝 | YH | | 1'57.631 | 2.819 | 0.431 | 146.942 |
| 23 | 360 | 石松 Kosei RUNNUP PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR MY2004 | 田中 篤 *松永 まさひろ | HK | | 1'58.663 | 3.851 | 1.032 | 145.664 |
| 24 | 666 | BOMEX LIAN BOXSTER PORSCHE BOXSTER 986 | *山下 潤一郎 Takamori.com | YH | | 1'59.684 | 4.872 | 1.021 | 144.422 |

Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'44.841 | - | 164.868 |
| 2 | 500 | 2 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | | 1'45.408 | 0.567 | 163.982 |
| 3 | 500 | 3 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | | 1'45.771 | 0.930 | 163.419 |
| 4 | 500 | 4 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'45.871 | 1.030 | 163.264 |
| 5 | 500 | 5 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | BS | | 1'45.970 | 1.129 | 163.112 |
| 6 | 500 | 6 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'46.545 | 1.704 | 162.232 |
| 7 | 500 | 7 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 安田 裕信 | YH | | 1'46.583 | 1.742 | 162.174 |
| 8 | 500 | 8 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | | 1'46.620 | 1.779 | 162.117 |
| 9 | 500 | 9 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | ラルフ・ファーマン 井出 有冶 | BS | | 1'46.920 | 2.079 | 161.663 |
| 10 | 500 | 10 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | | 1'47.164 | 2.323 | 161.295 |
| 11 | 500 | 11 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | MI | | 1'47.383 | 2.542 | 160.966 |
| 12 | 500 | 12 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'47.506 | 2.665 | 160.781 |
| 13 | 500 | 13 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | カルロ・ヴァン・ダム 平手 晃平 | DL | | 1'48.039 | 3.198 | 159.988 |
| 14 | 300 | 1 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 松田 秀士 吉本 大樹 | YH | | 1'56.346 | 11.505 | 148.565 |
| 15 | 300 | 2 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 加藤 寛規 濱口 弘 | YH | | 1'56.471 | 11.630 | 148.406 |
| 16 | 300 | 3 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 阿部 翼 | YH | | 1'56.572 | 11.731 | 148.277 |
| 17 | 300 | 4 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 24 | 1'56.601 | 11.760 | 148.240 |
| 18 | 300 | 5 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 山西 康司 関口 雄飛 | YH | | 1'56.828 | 11.987 | 147.952 |
| 19 | 300 | 6 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | | 1'56.851 | 12.010 | 147.923 |
| 20 | 300 | 7 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 玉中 哲二 黒澤 治樹 | YH | | 1'56.917 | 12.076 | 147.840 |
| 21 | 300 | 8 | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 余郷 敦 細川 慎弥 | YH | | 1'56.946 | 12.105 | 147.803 |
| 22 | 300 | 9 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡 龍也 | YH | | 1'56.986 | 12.145 | 147.752 |
| 23 | 300 | 10 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 国本 雄資 | MI | | 1'57.023 | 12.182 | 147.706 |
| 24 | 300 | 11 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田 真孝 | YH | | 1'57.085 | 12.244 | 147.627 |
| 25 | 300 | 12 | 27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 山岸 大 小泉 洋史 | YH | | 1'57.218 | 12.377 | 147.460 |
| 26 | 300 | 13 | 28 | イワサキインダストリー LMP Porsche PORSCHE 911GT3RSR | 岩崎 祐貴 浅井 亮博 | YH | | 1'57.378 | 12.537 | 147.259 |
| 27 | 300 | 14 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 20 | 1'57.388 | 12.547 | 147.246 |
| 28 | 300 | 15 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目 遼 | YH | | 1'57.441 | 12.600 | 147.180 |
| 29 | 300 | 16 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 植田 正幸 密山 祥吾 | YH | 1 | 1'57.464 | 12.623 | 147.151 |
| 30 | 300 | 17 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'57.721 | 12.880 | 146.830 |
| 31 | 300 | 18 | 31 | エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ TOYOTA COROLLA Axio | 嵯峨 宏紀 松浦 孝亮 | YH | | 1'57.905 | 13.064 | 146.601 |
| 32 | 300 | 19 | 9 | 初音ミク X GSRポルシェ PORSCHE 911GT3R MY10 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | HK | 2 | 1'58.666 | 13.825 | 145.661 |
| 33 | 300 | 20 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 坂本 祐也 | YH | | 1'58.952 | 14.111 | 145.310 |
| 34 | 300 | 21 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 坂本 雄也 山内 英輝 | YH | | 1'59.088 | 14.247 | 145.144 |
| 35 | 300 | 22 | 360 | 石松 Kosei RUNNUP PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR MY2004 | 田中 篤 松永 まさひろ | HK | | 1'59.896 | 15.055 | 144.166 |
| 36 | 300 | 23 | 22 | RQ's Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 Guts 城内 | YH | | 2'00.210 | 15.369 | 143.790 |
| 37 | 300 | 24 | 666 | BOMEX LIAN BOXSTER PORSCHE BOXSTER 986 | 山下 潤一郎 Takamori.com | YH | | 2'01.423 | 16.582 | 142.353 |

Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUPER GT 300km RACE -RIJ- (2010/10/23) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 | 小暮 卓史 ロイック・デュバル | BS | | 1'44.487 | - | 165.427 |
| 2 | 500 | 2 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | | 1'44.988 | 0.501 | 164.638 |
| 3 | 500 | 3 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 ビヨン・ビルドハイム | BS | | 1'44.994 | 0.507 | 164.628 |
| 4 | 500 | 4 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | | 1'45.085 | 0.598 | 164.486 |
| 5 | 500 | 5 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | BS | | 1'45.242 | 0.755 | 164.240 |
| 6 | 500 | 6 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 安田 裕信 | YH | | 1'45.458 | 0.971 | 163.904 |
| 7 | 500 | 7 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 | ラルフ・ファーマン 井出 有冶 | BS | | 1'45.497 | 1.010 | 163.843 |
| 8 | 500 | 8 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ | MI | | 1'46.014 | 1.527 | 163.044 |
| 9 | 500 | 9 | 35 | MJ KRAFT SC430 LEXUS SC430 | 石浦 宏明 大嶋 和也 | BS | | 1'46.027 | 1.540 | 163.024 |
| 10 | 500 | 10 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | | 1'46.097 | 1.610 | 162.917 |
| 11 | 500 | 11 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'46.250 | 1.763 | 162.682 |
| 12 | 500 | 12 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | カルロ・ヴァン・ダム 平手 晃平 | DL | | 1'46.753 | 2.266 | 161.915 |
| 13 | 500 | 13 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'50.600 | 6.113 | 156.284 |
| 14 | 300 | 1 | 5 | マッハGOGOGO車検408R VEMAC RD408R | 玉中 哲二 黒澤 治樹 | YH | | 1'55.055 | 10.568 | 150.232 |
| 15 | 300 | 2 | 2 | アップル・K-ONE・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 加藤 寛規 濱口 弘 | YH | | 1'55.056 | 10.569 | 150.231 |
| 16 | 300 | 3 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 片岡 龍也 | YH | | 1'55.350 | 10.863 | 149.848 |
| 17 | 300 | 4 | 26 | CINE CITTA' タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 植田 正幸 密山 祥吾 | YH | 1 | 1'55.693 | 11.206 | 149.404 |
| 18 | 300 | 5 | 11 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 FERRARI F430 | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | | 1'55.720 | 11.233 | 149.369 |
| 19 | 300 | 6 | 86 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 山西 康司 関口 雄飛 | YH | | 1'55.763 | 11.276 | 149.313 |
| 20 | 300 | 7 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'55.799 | 11.312 | 149.267 |
| 21 | 300 | 8 | 9 | 初音ミク X GSRポルシェ PORSCHE 911GT3R MY10 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | HK | 2 | 1'55.894 | 11.407 | 149.145 |
| 22 | 300 | 9 | 3 | TOMICA Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 柳田 真孝 | YH | | 1'56.052 | 11.565 | 148.942 |
| 23 | 300 | 10 | 46 | アップスタート MOLA Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 阿部 翼 | YH | | 1'56.186 | 11.699 | 148.770 |
| 24 | 300 | 11 | *27 | NAC 衛生コム LMP Ferrari FERRARI F430GTC | 山岸 大 小泉 洋史 | YH | | 1'56.437 | 11.950 | 148.449 |
| 25 | 300 | 12 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 VANTAGE | 松田 秀士 吉本 大樹 | YH | | 1'56.452 | 11.965 | 148.430 |
| 26 | 300 | 13 | 74 | COROLLA Axio apr GT TOYOTA COROLLA Axio | 井口 卓人 国本 雄資 | MI | | 1'56.502 | 12.015 | 148.366 |
| 27 | 300 | 14 | 87 | JLOC ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 井入 宏之 坂本 祐也 | YH | | 1'56.553 | 12.066 | 148.301 |
| 28 | 300 | 15 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 MAZDA RX-7 | 谷口 信輝 折目 遼 | YH | | 1'56.584 | 12.097 | 148.262 |
| 29 | 300 | 16 | 25 | ZENT Porsche RSR PORSCHE 911GT3RSR | 都筑 晶裕 土屋 武士 | YH | 24 | 1'56.729 | 12.242 | 148.078 |
| 30 | 300 | 17 | 365 | 365 サンダーアジア MT900M MOSLER MT900M | メルビン・チュー 澤 圭太 | YH | | 1'56.737 | 12.250 | 148.068 |
| 31 | 300 | 18 | 88 | リール ランボルギーニ RG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 余郷 敦 細川 慎弥 | YH | | 1'57.000 | 12.513 | 147.735 |
| 32 | 300 | 19 | 62 | R&D SPORT LEGACY B4 SUBARU LEGACY B4 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | 20 | 1'57.126 | 12.639 | 147.576 |
| 33 | 300 | 20 | 31 | エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ TOYOTA COROLLA Axio | 嵯峨 宏紀 松浦 孝亮 | YH | | 1'57.394 | 12.907 | 147.239 |
| 34 | 300 | 21 | 51 | Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 坂本 雄也 山内 英輝 | YH | | 1'57.439 | 12.952 | 147.182 |
| 35 | 300 | 22 | 28 | イワサキインダストリー LMP Porsche PORSCHE 911GT3RSR | 岩崎 祐貴 浅井 亮博 | YH | | 1'57.996 | 13.509 | 146.488 |
| 36 | 300 | 23 | *22 | RQ's Vemac 350R VEMAC 350R | 和田 久 Guts 城内 | YH | | 1'58.300 | 13.813 | 146.111 |
| 37 | 300 | 24 | 360 | 石松 Kosei RUNNUP PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR MY2004 | 田中 篤 松永 まさひろ | HK | | 1'58.986 | 14.499 | 145.269 |
| 38 | 300 | 25 | 666 | BOMEX LIAN BOXSTER PORSCHE BOXSTER 986 | 山下 潤一郎 Takamori.com | YH | | 1'59.946 | 15.459 | 144.106 |
- ビクトリーコーナー付近の停止車両回収のため、9時43分58秒より6分02秒間赤旗中断とした。
- ビクトリーコーナー付近の停止車両回収のため、10時38分24秒より5分36秒間赤旗中断とした。審査委員会の了承を得て、終了時間を5分延長した。
- ビクトリーコーナー付近の停止車両回収のため、10時46分25秒より4分35秒間赤旗中断とした。
- CarNo.27は、ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書第26条~3)違反により、第1回目予選開始10分間を走行禁止とする。
- CarNo.22は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(ダブルチェッカー)により、罰金2 万円を課す。
フォーミュラチャレンジ・ジャパン第8戦の決勝レースが8月8日、ツインリンクもてぎで行われた。
昨日に続いて天候は晴れ。朝8時35分からのスタートながら既に路面温度は37度に達し、昨日午後の第7戦決勝ほどではないにせよ、人にもタイヤにも厳しいコンディションの下で18周の戦いが始まった。
スタートでは、フライングを気にして出遅れたポールシッターの#1中山雄一の脇をすり抜け、2番手スタートの#20松井孝允がトップに躍り出た。
続いて2番手に中山、3番手に#2野尻智紀、4番手に平峰一貴の順で上位陣は1-2コーナー、3コーナーを通過していく。
ところがその後方、7番手からスタートした#13朱戴維に#14大谷飛雄が3コーナーで接触、これに#4平川亮、#6加賀美綾佑が巻き込まれる多重クラッシュが発生した。
この結果、朱、平川、加賀美がここで早くもリタイヤ、大谷にはドライビングスルーペナルティが課せられた。
トップの松井と2位中山は終始0.3秒前後の間隔を保って周回を重ねていく。
時折バックストレートで車体をイン側にずらし、松井にプレッシャーをかけるそぶりを見せる中山だったが、レース中のペースに自信のあった彼は、実はタイヤのタレる後半に勝負をかける作戦を立てていたのだった。
トップ2台によるテール・トゥ・ノーズの神経戦は11周にわたって展開されたが、12周目の1コーナーで遂に中山が動いた。
1コーナー進入で松井のインに入っていく中山。しかし松井も一歩も引かず、両者は併走状態のまま2コーナーを立ち上がり、3コーナーへ向かっていく。ここではイン側に位置する松井が前に出た。
その後も中山は14周目の90度コーナーで松井のインに飛び込むが、松井は落ち着いてこれを退け、結局この順位のまま18周が終了。2年ぶりの FCJ挑戦となった松井は2008年8月10日の第12戦以来の勝利を同じツインリンクもてぎで挙げることとなった。
2位は中山、3位は野尻が#19元嶋佑弥の追撃を最後まで押さえきり、昨日に続いて表彰台をものにした。
また、ファステストラップは8番手スタートながら着実に順位を上げて終盤表彰台にあと一歩まで迫った元嶋が17周目に記録している。
これにより、中山はポール1ポイントに加え2位7ポイントを獲得、今季通算87ポイントとなり、ランキング2位の平峰が左リヤタイヤのスローパンクチャーにより後退、ノーポイントに終わり、3位の松井が10ポイント獲得ながら通算35ポイントに留まったため、4戦を残して早くもシリーズチャンピオンを確定させた。
次戦は鈴鹿サーキット。F1日本グランプリのサポートイベントとして大観衆の前での戦いとなる。10月9・10日決勝だ。

- 優勝:松井孝允(東京中日スポーツ賞受賞)
-
「2番手からのスタートでしたがトップに立つことができました。昨日の第7戦で悪かった部分を修正して決勝に臨めたのが良かったと思います。中山選手のプレッシャーは凄かったですが、自分がミスをしなければ抜かれることはないと思い、集中して走りました。中山選手とはクリーンなバトルを楽しめましたし、勝つことも出来たので嬉しいです。これまで長い目で見て応援してくださったニスモさんやスポンサーさん、ありがとうございました。次戦以降もこの調子を持続して勝ち続けられるよう努力していきます」
- 2位:中山雄一
-
今日もスタートで出遅れてしまいました。赤ランプがついたときに「動いたかもしれない」と思いスロットルを緩めてしまったのが原因です。それで2 番手に落ちてしまいましたが、ペースは良かったので、そのままついていってタイヤのタレる後半戦で勝負しようと思っていました。でもブロックラインなど、松井選手のほうが上手だったので抜ききることが出来ませんでした。ポイントのことは、レース前は計算しましたが走ってる間は頭に浮かばず、バトルに集中できました」
- 3位:野尻智紀
-
「スタートはまずまず良かったです。トップが入れ替わったので、後ろについていけば前をかわすチャンスがあるかも、と思いましたが、徐々に離されてしまい、後ろのドライバーが迫ってくる苦しい展開になりました。昨日のベストラップの順番から考えて、元嶋選手が来ることは分かっていたので、石井選手が押さえている間になるべく間隔を広げておこうと考えていました。追いつかれてからも、自分がミスしなければ抜かれることはないと思っていました」
- シリーズチャンピオンとなった中山雄一のコメント
-
「今シーズンのレースはとても充実していて、ここまで自分のもてる力を最大限発揮できたと思います。去年の最終戦でクルマの走らせ方やレースの戦い方のこつを掴むことが出来、それを今年いかすことが出来ました。2年目も引き続き応援してくださったトヨタさんやチームの皆さんに感謝しています。残り4 戦も、自分には未だ足りない部分があるので、それを克服していき、更に自分を高められる後半戦にしていきたいです。来年はF3に上がって結果を残していきたいです。自分には未だ海外で通用する力はないと思うので、国内で力をつけてから、もしチャンスがあればいきたいですね」
Text & Photo: Japan Race Promotion
フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第7戦、第8戦の公式予選が8月7日、快晴のツインリンクもてぎで行われた。
前回富士スピードウェイでの第5戦&第6戦終了後に抽選が行われ、エンジンの載せ替えを行い、またセッティングの面でもリヤの車高が少し上げられてややオーバーステア方向に設定された。このことが順位にどのような影響をもたらすかも今回の注目のポイントではあったのだが、いざ始まってみればポイントリーダーの#1中山雄一が金曜の練習走行から好タイムを記録、この日の予選でも好調ぶりを見せ付けた。
第7戦の公式予選は8時45分開始。セッション中盤までは#2野尻智紀と#14大谷飛雄がトップを争っていたが、中山が次第にタイムを上げ、残り5 分で3位、次の周で2位、そして残り2分のところでトップに立った。タイムは1分55秒962。この日初めての55秒台だ。続いて#13朱戴維も終盤に来てじわじわと順位を上げ、チェッカー直後に1分55秒978を記録。今季初のフロントローを獲得した。3位には開幕ラウンドから好調な#7平峰一貴。野尻は結局4番手に終わったものの、タイムは1分56秒086とトップの中山からは僅か0.124秒の差。
終わってみれば17位の#4平川亮までがトップから1秒以内にひしめくという、実に接近した戦いとなっていた。しかしその平川はこのセッション中に左リヤの足回りにトラブルが発生、終盤走れなかっただけでなく、第8戦の予選も走行を見合わせることとなった。
10分間のインターバルののち、第8戦の公式予選が開始された。ここではいきなり中山がトップに立つ。最初のアタックで1分56秒341を記録すると、次のアタックでは1分56秒000までタイムを縮めてきた。結局このタイムがここでのベストとなり、第7戦に続いて中山がポールポジションを獲得した。2番手には当初野尻がつけていたが、セッション中盤辺りから#21近藤翼、#19元嶋佑弥、#20松井孝允らがタイムを上げてきた。残り5分で近藤が 2位、前回優勝の元嶋が3位につけると、残り2分で野尻がそれらを上回って2位を奪い返す。しかし残り30秒では松井が2位に浮上した。
結局、終わってみればトップの中山に続いて2番手には松井、3番手には野尻がつけ、4番手には平峰が上がってきた。平峰と中山の差は僅か0.234 秒。7位の朱戴維までが0.3秒以内、16位の朱胡安までが1秒以内と、この予選も第7戦同様の接戦になった。なお、これで中山は開幕以来8戦連続のポール獲得となり、前回の富士で樹立したFCJ開始以来の最多連続ポール記録を更に伸ばした。
第7戦決勝はこのあと13時25分から12周で、第8戦決勝は8日朝8時35分より18周で行われる。
Text & Photo: Japan Race Promotion
Formula NIPPON -RIJ- (2010/08/08) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| Pos | No | Driver | Car | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 20 | 松井 孝允 | NDDP RIRE racing FCJ | 18 | 35'19.989 |
| 2 | 1 | 中山 雄一 | CITYKART FCJ | 18 | 0.410 |
| 3 | 2 | 野尻 智紀 | HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR | 18 | 2.699 |
| 4 | 19 | 元嶋 佑弥 | HFDP/SRS スカラシップ/コチラR | 18 | 3.009 |
| 5 | 17 | 石井 一也 | TAKAGI PLANNING | 18 | 7.058 |
| 6 | 18 | 中村 真志 | HFDP/SRS スカラシップ | 18 | 15.292 |
| 7 | 3 | 朱 胡安 | Dragon Knight | 18 | 17.493 |
| 8 | 21 | 近藤 翼 | NDDP Maruso FCJ | 18 | 11.678 |
| 9 | 9 | 松崎 俊祐 | K office FCJ | 18 | 19.282 |
| 10 | 11 | 立石 燎汰 | MediaDo FCJ | 18 | 26.713 |
| 11 | 16 | 仁木 圭之 | Dunlop Team Naoki START | 18 | 27.080 |
| 12 | 15 | 白石 勇樹 | やぐら動物病院 | 18 | 28.509 |
| 13 | *14 | 大谷 飛雄 | ビルドモア FC106 | 18 | 29.241 |
| 14 | 5 | 小河 諒 | R.HOKA Racing | 18 | 20.421 |
| 15 | 8 | 山浦 啓 | ウィンズガレージ | 18 | 32.453 |
| 16 | 10 | 勝田 貴元 | Luck | 18 | 33.725 |
| 17 | 7 | 平峰 一貴 | HFDP/SRS スカラシップ/コチラR | 17 | 1 Lap |
| ---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ---- |
| - | *12 | 高星 明誠 | NDDP FCJ | 9 | 9 Laps |
| - | 13 | 朱 戴維 | NDDP FCJ | 0 | 18 Laps |
| - | 6 | 加賀美 綾佑 | TMCFCJ | 0 | 18 Laps |
| - | 4 | 平川 亮 | Clarion FCJ | 0 | 18 Laps |
- Fastest Lap:CarNo.19 元嶋佑弥 1'56.940 (17/18) 147.81km/h
- CarNo.12は、2010ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第34条~7)(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.12は、2010年フォーミュラチャレンジ・ジャパン統一規則書第30条1.違反(信号表示無視)のため、第44条7.に
基づき失格とした。
- CarNo.14は、2010年フォーミュラチャレンジ・ジャパン統一規則書第28条12.違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
Formula NIPPON -RIJ- (2010/08/07) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2010 Formula Challenge Japan Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| Pos | No | Driver | Car | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 中山 雄一 | CITYKART FCJ | 1'56.000 | - | - | 149.01 |
| 2 | 20 | 松井 孝允 | NDDP RIRE racing FCJ | 1'56.116 | 0.116 | 0.116 | 148.86 |
| 3 | 2 | 野尻 智紀 | HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR | 1'56.190 | 0.190 | 0.074 | 148.76 |
| 4 | 7 | 平峰 一貴 | HFDP/SRS スカラシップ/コチラR | 1'56.234 | 0.234 | 0.044 | 148.71 |
| 5 | 17 | 石井 一也 | TAKAGI PLANNING | 1'56.238 | 0.238 | 0.004 | 148.70 |
| 6 | 12 | 高星 明誠 | NDDP FCJ | 1'56.255 | 0.255 | 0.017 | 148.68 |
| 7 | 13 | 朱 戴維 | NDDP FCJ | 1'56.273 | 0.273 | 0.018 | 148.66 |
| 8 | 19 | 元嶋 佑弥 | HFDP/SRS スカラシップ/コチラR | 1'56.321 | 0.321 | 0.048 | 148.60 |
| 9 | 14 | 大谷 飛雄 | ビルドモア FC106 | 1'56.324 | 0.324 | 0.003 | 148.59 |
| 10 | 21 | 近藤 翼 | NDDP Maruso FCJ | 1'56.341 | 0.341 | 0.017 | 148.57 |
| 11 | 15 | 白石 勇樹 | やぐら動物病院 | 1'56.737 | 0.737 | 0.396 | 148.07 |
| 12 | 18 | 中村 真志 | HFDP/SRS スカラシップ | 1'56.763 | 0.763 | 0.026 | 148.03 |
| 13 | 16 | 仁木 圭之 | Dunlop Team Naoki START | 1'56.782 | 0.782 | 0.019 | 148.01 |
| 14 | 11 | 立石 燎汰 | MediaDo FCJ | 1'56.870 | 0.870 | 0.088 | 147.90 |
| 15 | 9 | 松崎 俊祐 | K office FCJ | 1'56.874 | 0.874 | 0.004 | 147.89 |
| 16 | 3 | 朱 胡安 | Dragon Knight | 1'56.951 | 0.951 | 0.077 | 147.80 |
| 17 | 8 | 山浦 啓 | ウィンズガレージ | 1'57.094 | 1.094 | 0.143 | 147.62 |
| 18 | 10 | 勝田 貴元 | Luck | 1'57.154 | 1.154 | 0.060 | 147.54 |
| 19 | 5 | 小河 諒 | R.HOKA Racing | 1'57.303 | 1.303 | 0.149 | 147.35 |
| 20 | 6 | 加賀美 綾佑 | TMCFCJ | 1'57.637 | 1.637 | 0.334 | 146.93 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'07.712 | 11.712 | 10.075 | 135.34 |
| 21 | 4 | 平川 亮 | Clarion FCJ | no time | - | - | - |
- コース:富士スピードウェイ(4.563km)
- 予選:7月17日(土)曇後晴:ドライ
- 第7戦決勝:7月17日(土)晴:ドライ
- 第8戦決勝:7月18日(日)曇:ドライ

第8戦は国本雄資(右)とラファエル・スズキ(左)の
トムス勢が今季2度目の1-2フィニッシュを飾った
全日本F3選手権の第4大会(第7戦、第8戦)が7月17日(土)と18日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
今季の全日本F3選手権は、ここまで開幕からの3大会6戦、全てをTDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)が制しており、連続勝利記録をどこまで伸ばせるか、誰が国本を止めるのかに注目が集まった。
今大会には、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは出場車両10台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。
17日(土)午前10時より15分ずつ、第7戦と第8戦の予選が行われ、国本が第7戦、第8戦共にポールポジションを獲得。2番手には両レース共にチームメイトのラファエル・スズキ(PETRONAS TEAM TOM'S)が続いた。第7戦は嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)が3番手。嵯峨は第8戦は5番手となった。
Nクラスでは、TDPドライバーの蒲生尚弥(TOM'S SPIRIT)が第7戦、第8戦共にポールポジションを獲得した。
予選に続き、午後3時45分より気温29度、路面温度46度という暑さの下で第7戦の決勝レース(15周)がスタート。ポールポジションの国本は順当なスタートを切ったが、2番手からトップを狙ったスズキと激しいトップ争いの末、1コーナーで軽く接触。この隙をついて3番手スタートの嵯峨が首位に立った。
後方では、Nクラスの最上位からスタートを切った蒲生に、後続車両が突っ込み、スピンを喫した蒲生は最下位へと落ちてしまった。
2位に落ちた国本だったが、3周目の1コーナーで嵯峨にアタック。ここは嵯峨が押さえたが、続く2コーナーで片輪をダートに落としながら見事首位を奪還した。
首位に立った国本は、後続との差を広げていった。8周目には2位を行く嵯峨をスズキがパス。嵯峨も食い下がったが痛恨のコースオフを喫し、ポジションを落としてしまった。
国本は最終的に、2位に15秒以上の大差をつけ、独走で今季7勝目を飾った。スズキは3位でフィニッシュした。
Nクラスでは、蒲生が後退したことで2番手スタートの千代勝正(DENSO Team Le Beausset)が首位に立つが、9周目に佐藤公哉(TEAM NOVA)がこれをかわし、今季初勝利を挙げた。蒲生は最後尾から追い上げ、5位でフィニッシュした。
18日(日)午後1時に第8戦の決勝レース(21周)がスタート。3番手グリッドの関口雄飛(ThreeBond Racing)が好スタートで国本の前に出るが、直後にアウトにはらんでオーバーラン。国本が首位を奪い返した。2番手スタートのスズキはスタートをミス。大きく順位を落としてしまった。
国本は1周1秒ずつのペースで後続を引き離すという圧倒的な速さで首位を独走。後方では、スズキが猛烈な追い上げを開始。中盤はアレキサンドレ・インペラトーリ(TODA RACING)との激しい3位争いの末にこれを制すると、その勢いに乗って2位の関口もパス。
しかし、国本は遙か前を走行しており、最後は2位のスズキに18秒もの大差をつけてトップでチェッカー。圧勝での開幕8連勝を飾った。スズキが2位に入り、トムスは今季2度目の1-2フィニッシュ。
全日本F3での8連勝は、2001年のブノワ・トレルイエに並ぶ最多タイ記録となり、次戦での記録更新なるかが注目される。
Nクラスではポールポジションの蒲生がポジションを守り、嬉しい今季初勝利を挙げた。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
全日本F3選手権第8戦の決勝は8月18日、富士スピードウェイで行われ、#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が今回も後続を突き放す圧倒的な速さをみせて優勝。開幕以来8連勝は全日本F3の歴史における最高タイ記録だ。
Nクラスはポールの#37蒲生尚弥が後続を突き放して今季初勝利を飾った。
決勝レースは午後1時にスタート。
勢いよく飛び出したのは予選3番手の#12関口雄飛。フロントローの2台の間に割って入り、1コーナーで一気にポールポジションの国本のインに飛び込んだ。
一旦はトップの座を奪われた国本だったが、落ち着いてクロスラインをとり、アウトにはらんだ関口をすかさず抜き返してトップでオープニングラップを戻ってきた。
その後方ではスタートで出遅れた#36ラファエル・スズキを#2アレキサンドレ・インペラトーリと#62嵯峨宏紀がダンロップコーナーで相次いでパスしていく。
抜かれたスズキはすかさず2周目の1コーナーで嵯峨を抜き返し、インペラトーリを追う。
インペラトーリは一時は関口のすぐ背後に迫り、オーバーテイクを仕掛けようとしていたが、次第に後方からスズキが追いついてきて、逆にこちらを相手にしなければならなくなった。
7周目から始まったインペラトーリとスズキの3位争いは、コースのいたるところで展開された。執拗に仕掛けてくるスズキを巧みなライン取りで退けるインペラトーリ。
4周にわたって展開されたバトルはしかし、一瞬の隙を突いて11周目のコカコーラコーナーでインペラトーリのインに飛び込んだスズキに軍配が上がった。
一方トップ争いは、国本が関口を1周当たり1秒のペースでどんどん突き放していく展開に。
周回を重ねるに従って関口のタイヤはどんどん消耗していき、全くペースをあげられない状態に陥っていた。
そこへ3位のスズキが追いついてきた。
15周目のダンロップではかろうじてスズキを押さえ込んだ関口だったが、滑り続けるリヤタイヤでは如何ともしがたく、遂に16周目の1コーナーでスズキの先行を許した。
関口はその後も18周目のプリウスコーナーでアウトにはらんだところをインペラトーリに突かれ、4位に後退してレースを終えた。
トップの国本はこうした後方の争いを尻目にその後もギャップを広げ続け、最後は2位のスズキに18秒1の大差をつけてチェッカーを受けた。
これで開幕以来負けなしの8連勝。これは2001年のブノワ・トレルイエに並ぶ、全日本F3選手権の歴代最高タイ記録だ。
一方Nクラスは、予選トップの蒲生がスタートで飛び出し、トップに立つ。
蒲生はCクラスのスリップを巧みに利用して後続との差を広げていき、独走状態で13秒以上の差をつけてフィニッシュ。今季初勝利を飾った。
2位には昨日3位に入った#8小林崇志、3位には昨日優勝の#23佐藤公哉が入った。
次戦はツインリンクもてぎ。8月7-8日決勝だ
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2010/07/18) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 1 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 34'14.648 |
| 2 | 36 | C | ラファエル・スズキ | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 18.168 |
| 3 | 2 | C | アレキサンドラ・インベラトーリ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 21 | 25.165 |
| 4 | 12 | C | 関口 雄飛 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 21 | 26.330 |
| 5 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 32.613 |
| 6 | 37 | N | 蒲生 尚弥 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 35.025 |
| 7 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 47.995 |
| 8 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 21 | 49.862 |
| 9 | 63 | N | 千代 勝正 | BPダイシン ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 21 | 55.048 |
| 10 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 21 | 55.433 |
| 11 | 5 | C | 久保田 克昭 | MJハナシマレーシングF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 1'00.759 |
| 12 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 1'01.311 |
| 13 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F305 | 3S-GE | 21 | 1'13.969 |
| 14 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 1'14.444 |
| 15 | 21 | N | 森下 陽介 | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F305 | 3S-GE | 21 | 1'17.218 |
| 16 | 77 | N | 小泉 洋史 | Staff-one・CMS | DALLARA F306 | 3S-GE | 21 | 1'18.641 |
| ---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ---- |
- Fastest Lap(C): CarNo.1 国本雄資(トムス) 1'37.060 (2/21)
- Fastest Lap(N): CarNo.37 蒲生尚弥(トムス) 1'38.210 (3/21)
全日本F3選手権第8戦の公式予選は#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が第7戦に続き、今季通算7度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスもまた#37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)が連続ポールを達成した。
第7戦の公式予選から10分間のインターバルをはさみ、午前10時25分より第8戦の公式予選が開始された
最初にトップに立ったのは#36ラファエル・スズキ。しかしタイムは1分38秒971とまだまだ伸びしろは大きそうだ。
それを裏付けるように国本は最初の計測を1分43秒台で終えた後、一気に1分36秒490で一気にトップに躍り出る。国本はその後もタイムを徐々に縮め、最後は1分36秒091と2位以下をコンマ5秒以上突き放して連続ポールを決めた。
スズキも懸命にタイムを削ったが、36秒589まで。それでもトムスのフロントロー独占は達成した。
3番手には、終盤までコースインのタイミングをうかがっていた#12関口雄飛がつけている
Nクラスは蒲生が第7戦に続いてトップタイムを記録。2位も同じく#23佐藤公哉で、3番手には#8小林崇志がつける。
第8戦決勝は明日今日午後1時より21周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本F3 -RIJ- (2010/07/17) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2010 All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'36.091 | - | - | 170.95 |
| 2 | 36 | C | ラファエル・スズキ | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'36.589 | 0.498 | 0.498 | 170.07 |
| 3 | 12 | C | 関口 雄飛 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 1'37.475 | 1.384 | 0.886 | 168.52 |
| 4 | 2 | C | アレキサンドラ・インベラトーリ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 1'37.502 | 1.411 | 0.027 | 168.48 |
| 5 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'37.653 | 1.562 | 0.151 | 168.22 |
| 6 | 37 | N | 蒲生 尚弥 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'38.062 | 1.971 | 0.409 | 167.51 |
| 7 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'38.475 | 2.384 | 0.413 | 166.81 |
| 8 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'38.554 | 2.463 | 0.079 | 166.68 |
| 9 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'38.642 | 2.551 | 0.088 | 166.53 |
| 10 | 63 | N | 千代 勝正 | BPダイシン ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'38.674 | 2.583 | 0.032 | 166.48 |
| 11 | 5 | C | 久保田 克昭 | MJハナシマレーシングF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'38.734 | 2.643 | 0.060 | 166.37 |
| 12 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'38.761 | 2.670 | 0.027 | 166.33 |
| 13 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'38.863 | 2.772 | 0.102 | 166.16 |
| 14 | 21 | N | 森下 陽介 | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'39.372 | 3.281 | 0.509 | 165.31 |
| 15 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'39.535 | 3.444 | 0.163 | 165.04 |
| 16 | 77 | N | 小泉 洋史 | Staff-one・CMS | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'40.349 | 4.258 | 0.814 | 163.70 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'46.390 | 10.299 | 6.041 | 154.40 |

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【スーパー耐久シリーズ第8戦(ツインリンクもてぎ)】
28 November, 2009
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5ZIGEN NSX 貫禄の2戦連続ポールtoウィン!
最終ラウンドをパーフェクトで飾り、シリーズチャンピオン獲得!!
【Result】
(Sun) QF : 1 st (1pt) (Sun) Race1 : 1 st (12pt) Race2 : 1 st (12pt)
(Ranking) Series Champion
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【Report】
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今シーズンは開幕戦での表彰台獲得を皮切りに2度の優勝を含む4度の表彰台を獲得、この最終戦に2位に15pt差をつけるランキングトップで挑む事となった5ZIGEN NSX。その最終戦はツインリンクもてぎが舞台。しかしながら今回はいつものロードコースではなく昨年のスペシャルステージとして開催されたスーパースピードウェイ(オーバルコース)を使用。第1ターンと第3ターンにシケインを置く特設コースでの「オーバルバトル」としての開催となった。
迎えた初日フリープラクティスの行われた金曜日。この日のもてぎは初冬の到来を忘れさせるような温かい陽気に包まれ、セッションは開始直後からしばらくは数台のマシンがコースに出るだけの比較的静かなセッション序盤となった。しかしここでアクシデントが発生する。路面温度が16度と低く、路面がまだダスティでラバーも乗っていなかったこのタイミングで走行をしていた#34(asset.テクノファーストZ)が第1ターンでスピンを喫しフロント側面からウォールに激しくクラッシュ。これによりセッションは一時中断されるも、幸いドライバーは自力でメディカルセンターに向かい大事には至らず。しかし各陣営はオーバルコースの怖さを目の当たりにする事となった。
その中ST3クラスタイトル獲得に向け着々と走行を重ねたのが5ZIGEN NSX。赤旗中断のあった1本目を吉本、平中、松浦の3選手がそれぞれ各5~6周ずつ走行。このセッション2番手のタイム(55"103)をマークすると2本目は走行を見送り、迎えた最終3本目。ここでは平中選手の走行中に左の足周りにトラブルが出たもののこれは運良く大事には至らず、このセッションも2番手タイム(53"867)をマークしてこの日の走行を終了。トップタイムこそ#16(T-MANOILディクセル岡部自動車Z)に譲ったものの、「僕らは僕らの戦いをするだけです」とまずまずの状態で翌日の予選、決勝を迎える事となった。
迎えた翌日の公式予選。今回はレース1、レース2と2回のレースが行われる為、この予選ではファーストタイムがレース1の予選結果に、セカンドタイムがレース2の予選結果に採用されることとなる。この日も前日同様の温かい陽気に包まれたツインリンクもてぎ。そのコンディションの中まずAドライバー予選に出走したのは平中選手。ここで平中選手は53"9のベストタイムをマークすると、セカンドタイムも54"1をマーク。まずはクラストップにつけBドライバー予選の吉本にステアリングを託していく。するとステアリングを受けた吉本も「今回からマフラーを換えエンジンもよく回るようになった気がします」と53"6のベストタイム、53"8のセカンドタイムをマーク。シリーズタイトル獲得に向け、まさに盤石の走りで見事両レースのPPを獲得する事となった。
その後、公式予選終了からわずか2時間弱のインターバルでのスタートとなった決勝レース1。50周で争われるこのレースで5ZIGEN NSXのスタートドライバーを担当したのは平中選手。その平中選手は危なげのないスタートを切ると、レース序盤こそ#15(KYOSHOメーカーズ岡部自動車RX-7)の追撃を受けたものの、50周レース(ST3クラスは最終的に47周チェッカー)の3分の2以上となる32周目まで走行を続け、最後は後続に大差をつける形でピットイン。吉本大樹へとステアリングを託していく。するとその吉本も残りの15周を後続の追撃を許さぬ盤石の走りで駆け抜けそのままトップでゴール。今シーズン3度目の優勝を飾ると同時に、最終の決勝レース2を残すこの時点で2009年スーパー耐久シリーズ(ST3クラス)のシリーズチャンピオンに輝く事となった。
最後は2009年のシリーズチャンピオンとして迎えた最終決勝レース2。タイトルは決定しているものの、やはりここは最後に優勝で有終の美を飾りシーズンを終えたいところ。その5ZIGEN NSXのレース2スタートドライバーを担当したのは吉本大樹。しかしその吉本はスタートこそまずまずの出足を見せたものの、その後オーバルコースでは致命傷ともなりかねないブレーキがフェードする症状が現れ始めると、ブレーキングで20メートル程のアドバンテージを誇る#15(KYOSHOメーカーズ岡部自動車RX-7)の先行を許しその差も徐々に開いてしまう展開に。燃料が軽くなればブレーキの温度も下がり楽になるのは確実だが、序盤無理をしすぎると後半もたない可能性もある。結局吉本は自分のスティントを最後まで大事に走り、レースも丁度半分となる24周目にピットイン。この時ブレーキ温度上昇のためABSが誤作動してしまったのか、指定位置に止められず5メートル程オーバーシュートしたものの、ここは大きなロスもなく松浦孝亮選手にステアリングを託していく。
するとステアリングを受けた『ミスターINDY』こと松浦選手がここから猛スパート。「ブレーキがフェードしてたけど、止まりきれなくて逆に速かった(笑)」とST3クラスの予選タイムを上回る程のハイペースで#15(KYOSHOメーカーズ岡部自動車RX-7)を追い詰めていく。するとレースも残り3周となったところでチャンスが訪れる。このプレッシャーからミスの出始めた#15(KYOSHOメーカーズ岡部自動車RX-7)がシフトミス!ターン3の立ち上がりで並びかけるとそのまま見事にオーバーテイク。これでトップに返り咲く事に成功すると、松浦選手は残り周回も全く危なげのない走りでそのままチェッカーを潜り抜け、2009年シリーズタイトル獲得に華を添える2連勝で最終戦を締めくくる事となった。
【リザルト】
Qualify Result : http://www.so-net.ne.jp/s-taikyu/2009/round8/yosen.html
Final Result : http://www.so-net.ne.jp/s-taikyu/2009/round8/kesyo.html
Point Ranking : http://www.so-net.ne.jp/s-taikyu/ranking/index.html
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【吉本大樹コメント】
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金曜日の走り初めから良い感触がつかめ、トラブルを解消しつつ向かえた予選では3人のタイムがそろい、しっかりとタイムをまとめる事が出来ました。
Race1ではしっかりシリーズチャンピオンだけを狙ったのですが、結果的には大きなアドバンテージを残したまま勝つことができ、Race2でもブレーキのフェードで序盤苦しみましたが、後半の松浦選手がオーバルマイスターぶりを発揮してくれて、土曜日の一日だけでポールtoダブルダブルウィンを味わわせてもらいました!
5ZIGENとプロのドライバー3人で参戦した以上、結果を出さない訳にはいきませんでした。チームの皆、5ZIGEN社員の皆さん、スポンサーの皆さん、そしてファンの皆さん、応援ありがとうざいました!
We are the Champion!!!!!!!!!
スーパー耐久オーバルバトル -RIJ- (2009/11/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 8 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 谷口 信輝 柳田 真孝 ファリーク・ハイルマン | YH | 50 | 44'19,415 |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 片岡 龍也 吉田 広樹 ジョハン・アズミ | YH | 50 | 0.921 |
| 3 | ST1 | 3 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 佐々木雅弘 | YH | 50 | 17.208 |
| 4 | ST1 | 4 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 佐藤 公哉 田中 哲也 | YH | 50 | 22.341 |
| 5 | ST2 | 1 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 村田信博 高木 真一 | YH | 50 | 47.243 |
| 6 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 阪口 良平 谷口行規 小川 日出生 | YH | 49 | 1Lap |
| 7 | ST2 | 3 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 服部 尚貴 松本達哉 | YH | 49 | 1Lap |
| 8 | ST2 | 4 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤 俊哉 花岡 翔太 関根 基司 | YH | 49 | 1Lap |
| 9 | ST2 | 5 | 26 | エンドレスアドバン ウェッズランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 大橋正澄 | YH | 49 | 1Lap |
| 10 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 平中 克幸 吉本大樹 松浦 孝亮 | YH | 48 | 2Laps |
| 11 | ST3 | 2 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 長島正明 田ヶ原 章蔵 古谷 直広 | YH | 48 | 2Laps |
| 12 | ST3 | 3 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 中村 貴広 田畑 勇 太田 侑弥 | YH | 47 | 3Laps |
| 13 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京μSSR DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 古橋 孝之 | YH | 46 | 4Laps |
| 14 | ST4 | 2 | 18 | M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 笠原 智行 森政行 | YH | 46 | 4Laps |
| 15 | ST4 | 3 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 谷川 達也 松井 孝允 河村直樹 | YH | 45 | 5Laps |
| 16 | ST4 | 4 | 60 | RCB・KRPワコーズWIN HONDA INTEGRA TYPE-R | 小幡 弘 小林 康一 | YH | 45 | 5Laps |
| 17 | ST2 | 6 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 関 豊 | YH | 42 | 8Laps |
| ---- 以上規定周回完走 ---- |
| - | ST4 | - | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 市嶋 樹 小幡栄 中子 修 | YH | 24 | 26Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE 50.645 (27/50)
2009スーパー耐久第8戦「もてぎスーパー耐久オーバルバトル」の決勝第2レースは、#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/フェリーク・ハイムラン組)が第1レースに続いて連勝を飾った。途中2度のスピンでクラス最後尾の4位まで後退した1号車だったが、16秒以上もの差を巧みなピットストップで逆転してみせた。
ST2、ST3も第1レースに続いて#3ENDLESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/村田信博/高木真一組)、#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)が勝利した。
ST4クラスはポールスタートの#62ホンダカーズ東京μSSRDC5(塩谷烈州/古橋孝之組)が優勝。
#55BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVICが3位に入り、#95SPOON S2000はレース中盤に駆動系トラブルでリタイヤに終わったため、シリーズタイトルは55号車のものとなった。
(天候:晴れ コース:ドライ)
決勝第2レースは午後2時40分スタート
既にタイトルを決めた1号車は、若いハイムランにスタートを任せた。
スタートを無難に決めてトップを快走していたハイムランだったが、僚友の28号車を駆る吉田広樹の追撃を受け、10周目のターン3シケイン進入で痛恨のスピンを喫し、トップを奪われてしまった。
ハイムランは12周目にも再び同じ場所でスピンしてしまい、この結果順位も4番手とST1の最後尾に落ちてしまった。トップ28号車との差は16秒以上に開いた。
その後1号車は22周終わりで早めのピットストップを行い、第1レースと同じ右リヤ1本交換で柳田をコースに送り出すと、柳田はアウトラップからハイペースで追い上げにかかった。
この走りが奏功し、トップの28号車が30周目に1号車と同内容のピット作業を終えてコースに戻ったとき、1号車は見事にトップの座を奪い返していた。
柳田は残り20周を落ち着いて消化し、最後は28号車を駆るヨハン・アズミのペースに合わせる余裕すら見せて50周のレースを締めくくった。
ST2はポールスタートの#3エンドレスエボXが完全に主導権を握った格好で50周を走り切って連勝。#20RSオガワランサーの追撃を寄せ付けなかった。3位には終盤の追い上げが光った#56眠眠打破ランサーが入った。
ST3はポールスタートの5号車を#15岡部自動車RX-7が激しく追い上げ、8周目のターン3で遂に攻略してトップに立つ。
しかし抜かれた5号車もしぶとく15号車に喰らい付いていき、スタートドライバーの吉本からステアリングを受け継いだ松浦が15号車2番手の田ヶ原章蔵のミスを見逃さず、44周目のターン4で並びかけてトップを奪い返してみせた。
唯一タイトルのかかるレースとなったST4は、ランキングトップの95号車にまさかの駆動系トラブルが出て24周でストップ。一方、ランキング2位の55号車は#60RCB-KRPワコーズWINとの熾烈な3位争いを制して7.5ポイントを獲得。見事スプーンS2000を逆転してシリーズチャンピオンを獲得した。
優勝はポールスタートの#62インテグラ。ここで12ポイントを加算して95号車を1ポイント上回り、ランキング2位でシーズンを締めくくった。
2010シーズンのスーパー耐久は3月28日にツインリンクもてぎのロードコースで開幕。
8月8日にマレーシアのセパンサーキットでスペシャルステージ大会が予定されているほか、ヴィッツやフィットといった1500cc以下の車両を対象としたST5クラスが新設され、より一層の盛り上がりが期待される。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
2009スーパー耐久第8戦「もてぎスーパー耐久オーバルバトル」の決勝第1レースは、#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/フェリーク・ハイムラン組)がポール・トゥ・フィニッシュ。ランキング2位の#10Y.K.M.ADVAN Zが4位に終わったため、第2レースの結果を待たずしてST1クラスの2009シリーズチャンピオンは1号車のものとなった。
このほかST2、ST3クラスもそれぞれ#3ENDRESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/村田信博/高木真一組)、#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)が勝ってシリーズタイトルをものにした。
一方、ST4クラスは#18M'sインターナショナルコスモソニックKingsDC5(浅野武夫/笠原智行/森正行組)が終盤に逆転して優勝、ランクトップの#95SPOON S2000が4位に終わり、ランキング2位の#55BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVICが3位に入ったため、タイトルの行方はほぼ上位2台に絞られた。
決勝第1レースは午前11時25分にスタート。
ポールポジションの1号車が一気に逃げにかかる一方、2位以下は#28ペトロナスZ4M、#35assetテクノファーストZの2台が序盤熾烈な2位争いを展開、これに10号車が次第に追いついてきた。
10号車を駆る横溝直輝は35号車佐々木雅弘を10周目にパス、3位に浮上するが、この間に28号車はペースを上げて2台のZを引き離し、トップ1号車との間隔を詰めていく。28号車片岡は11周終了時点で1号車谷口に0.7秒差まで迫るが、谷口も徐々にペースを上げ、再びその差を1秒以上に広げていった。
50周×2ヒートというスプリントとなった第8戦は給油の必要こそなかったものの、ドライバー交代とタイヤ交換のために最低1回のピットストップを要した。
ST1で最初に動いたのは3位の10号車。18周終わりでピットインして、佐藤公哉にドライバーチェンジ。タイヤは右2本のみを交換してピットアウトしていった。
これで3位に繰り上がった35号車は24周終わり、2位28号車は29周終わりでピットへ。トップの1号車は32周まで引っ張って漸くピットに飛び込んだ。
10号車と同じく右側2本交換を行った28号車、35号車に対し、1号車は右リヤ1本交換という作戦で他より2秒以上早くピットアウト。この結果1度もトップの座を譲らぬまま1号車は50周を走りぬき、ポールポジションの1ポイントとあわせて11ポイントを加算。4位に終わった10号車に22ポイント差をつけてシリーズタイトルをものにした。
ST2クラスは1周目に#26ランサーが駆動系トラブルで早くも脱落。クラスポールの3号車がトップ、20号車が約1秒半差の2位で周回を重ねていく。
しかし最初にピットに向かったのは20号車。21周目でタイヤ交換とドライバー交代を行い、#6新菱オートエボIXに一旦2位の座を譲ることに。
トップ3号車はレース半ばの25周目にピットイン。峰尾から村田にチェンジして20号車の前でコースに復帰すると、6号車がピットインした33周目に再びトップに復帰、そのまま後続に17秒の大差をつけてチェッカーを受け、こちらもST1同様このレースでタイトルを確定した。
ST3クラスもST1、ST2同様にポールスタートの5ZIGENがそのままトップでゴール、16号車が3位に終わったため第2レースを待たずにチャンピオンを獲得。
しかしST4はポイントリーダーの95号車が4位に留まる一方で、ランキング3位の18号車が46周目にポールスタートの62号車を抜いてトップに立った。この直後に1号車が50週を消化してチェッカーを受けたため、この周回がファイナルラップとなり、18号車が優勝、62号車2位、55号車3位、95号車4位という結果になり、#55シビック92.5ポイント、#95S2000が92ポイントと僅差で並ぶこととなった。
これにより、18号車は優勝かつ上位2台がリタイヤという非常に厳しい条件でかろうじてタイトルの望みを残したが、#95、#55の2台は順位に関係なく前でフィニッシュしたほうが2009シーズンのチャンピオンという状況で第2レースに臨むこととなった。
決勝第2レースはこのあと午後2時40分より、同じく50周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
スーパー耐久オーバルバトル -RIJ- (2009/11/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 8 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 谷口 信輝 柳田 真孝 ファリーク・ハイルマン | YH | 50 | 43'55.432 |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 片岡 龍也 吉田 広樹 ジョハン・アズミ | YH | 50 | 3.841 |
| 3 | ST1 | 3 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 佐々木雅弘 | YH | 50 | 47.968 |
| 4 | ST1 | 4 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 佐藤 公哉 田中 哲也 | YH | 49 | 1Lap |
| 5 | ST2 | 1 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 村田信博 高木 真一 | YH | 49 | 1Lap |
| 6 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 阪口 良平 谷口行規 小川 日出生 | YH | 49 | 1Lap |
| 7 | ST2 | 3 | *30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤 俊哉 花岡 翔太 関根 基司 | YH | 48 | 2Laps |
| 8 | ST2 | 4 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 服部 尚貴 松本達哉 | YH | 48 | 2Laps |
| 9 | ST2 | 5 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 関豊 | YH | 48 | 2Laps |
| 10 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 平中 克幸 吉本大樹 松浦 孝亮 | YH | 47 | 3Laps |
| 11 | ST3 | 2 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 長島正明 田ヶ原 章蔵 古谷 直広 | YH | 47 | 3Laps |
| 12 | ST3 | 3 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 中村 貴広 田畑 勇 太田 侑弥 | YH | 47 | 3Laps |
| 13 | ST4 | 1 | 18 | M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 笠原 智行 森政行 | YH | 46 | 4Laps |
| 14 | ST4 | 2 | 62 | ホンダカーズ東京μSSR DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 古橋 孝之 | YH | 46 | 4Laps |
| 15 | ST4 | 3 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 谷川 達也 松井 孝允 河村直樹 | YH | 46 | 4Laps |
| 16 | ST4 | 4 | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 市嶋 樹 小幡栄 中子 修 | YH | 45 | 5Laps |
| 17 | ST4 | 5 | 60 | RCB・KRPワコーズWIN HONDA INTEGRA TYPE-R | 小幡 弘 小林 康一 | YH | 44 | 6Laps |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | ST2 | - | 26 | エンドレスアドバンウェッズランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 大橋 正澄 | YH | 4 | 46Laps |
- Fastest Lap: CarNo,28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE 50.484 (27/50) 177.73km/h
- CarNo.30は、スーパー耐久シリーズ2009シリーズ規則第13条(4)違反(スタート手順違反)により、厳重訓戒を課した。
スーパー耐久オーバルバトル -RIJ- (2009/11/28) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 8 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km
| Pos | Cls | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 谷口 信輝 柳田真孝 | YH | 0'50.264 0'50.025 | 1'40.289 | - |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 片岡 龍也 吉田広樹 | YH | 0'50.160 0'50.838 | 1'40.998 | 0.709 |
| 3 | ST1 | 3 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 佐々木雅弘 | YH | 0'51.498 0'50.636 | 1'42.134 | 1.845 |
| 4 | ST1 | 4 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 佐藤公哉 | YH | 0'51.153 0'52.243 | 1'43.396 | 3.107 |
| 5 | ST2 | 1 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 村田信博 | YH | 0'52.176 0'52.215 | 1'44.391 | 4.102 |
| 6 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 阪口 良平 谷口行規 | YH | 0'52.687 0'52.280 | 1'44.967 | 4.678 |
| 7 | ST2 | 3 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤 俊哉 花岡 翔太 | YH | 0'53.502 0'52.302 | 1'45.804 | 5.515 |
| 8 | ST2 | 4 | 26 | エンドレスアドバン ウェッズランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 大橋正澄 | YH | 0'53.048 0'53.116 | 1'46.164 | 5.875 |
| 9 | ST2 | 5 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 関豊 | YH | 0'53.520 0'53.053 | 1'46.573 | 6.284 |
| 10 | ST2 | 6 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 服部 尚貴 松本 達哉 | YH | 0'53.401 0'53.327 | 1'46.728 | 6.439 |
| 11 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 平中 克幸 吉本大樹 | YH | 0'54.125 0'53.824 | 1'47.949 | 7.660 |
| 12 | ST3 | 2 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 中村 貴広 田畑勇 | YH | 0'54.240 0'54.465 | 1'48.705 | 8.416 |
| 13 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京μSSR DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 古橋 孝之 | YH | 0'55.779 0'56.695 | 1'52.474 | 12.185 |
| 14 | ST4 | 2 | 18 | M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 笠原 智行 | YH | 0'55.959 0'56.959 | 1'52.918 | 12.629 |
| 15 | ST4 | 3 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 谷川 達也 松井 孝允 | YH | 0'57.226 0'56.496 | 1'53.722 | 13.433 |
| 16 | ST4 | 4 | 60 | RCB・KRPワコーズWIN HONDA INTEGRA TYPE-R | 小幡 弘 小林 康一 | YH | 0'59.153 0'56.760 | 1'55.913 | 15.624 |
| 17 | ST4 | 5 | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 市嶋 樹 小幡栄 | YH | 0'59.926 0'57.705 | 1'57.631 | 17.342 |
| 18 | ST3 | 3 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 長島正明 田ヶ原 章蔵 | YH | 1'13.637 0'54.228 | 2'07.865 | 27.576 |
スーパー耐久オーバルバトル -RIJ- (2009/11/28) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 8 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 柳田 真孝 | YH | 0'50.025 | - |
| 2 | ST1 | 2 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 雅弘 | YH | 0'50.636 | 0.611 |
| 3 | ST1 | 3 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 吉田 広樹 | YH | 0'50.838 | 0.813 |
| 4 | ST2 | 1 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 村田 信博 | YH | 0'52.215 | 2.190 |
| 5 | ST1 | 4 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐藤 公哉 | YH | 0'52.243 | 2.218 |
| 6 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 谷口 行規 | YH | 0'52.280 | 2.255 |
| 7 | ST2 | 3 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 花岡翔太 | YH | 0'52.302 | 2.277 |
| 8 | ST2 | 4 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 関 豊 | YH | 0'53.053 | 3.028 |
| 9 | ST2 | 5 | 26 | エンドレスアドバン ウェッズランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 | YH | 0'53.116 | 3.091 |
| 10 | ST2 | 6 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 松本 達哉 | YH | 0'53.327 | 3.302 |
| 11 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 吉本大樹 | YH | 0'53.824 | 3.799 |
| 12 | ST3 | 2 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 田ヶ原章蔵 | YH | 0'54.228 | 4.203 |
| 13 | ST3 | 3 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 田畑 勇 | YH | 0'54.465 | 4.440 |
| 14 | ST4 | 1 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 松井 孝允 | YH | 0'56.496 | 6.471 |
| 15 | ST4 | 2 | 62 | ホンダカーズ東京μSSR DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 古橋 孝之 | YH | 0'56.695 | 6.670 |
| 16 | ST4 | 3 | 60 | RCB・KRPワコーズWIN HONDA INTEGRA TYPE-R | 小林康一 | YH | 0'56.760 | 6.735 |
| 17 | ST4 | 4 | 18 | M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 笠原 智行 | YH | 0'56.959 | 6.934 |
| 18 | ST4 | 5 | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 小幡栄 | YH | 0'57.705 | 7.680 |
- 8時50分44秒より、第1ターンコース上のパーツ回収のため、5分16秒間赤旗中断とした。
スーパー耐久オーバルバトル -RIJ- (2009/11/28) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 8 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 片岡 龍也 | YH | 0'50.160 | - |
| 2 | ST1 | 2 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 谷口 信輝 | YH | 0'50.264 | 0.104 |
| 3 | ST1 | 3 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 | YH | 0'51.153 | 0.993 |
| 4 | ST1 | 4 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 | YH | 0'51.498 | 1.338 |
| 5 | ST2 | 1 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 | YH | 0'52.176 | 2.016 |
| 6 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 阪口 良平 | YH | 0'52.687 | 2.527 |
| 7 | ST2 | 3 | 26 | エンドレスアドバン ウェッズランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 | YH | 0'53.048 | 2.888 |
| 8 | ST2 | 4 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 服部 尚貴 | YH | 0'53.401 | 3.241 |
| 9 | ST2 | 5 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤俊哉 | YH | 0'53.502 | 3.342 |
| 10 | ST2 | 6 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 | YH | 0'53.520 | 3.360 |
| 11 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 平中克幸 | YH | 0'54.125 | 3.965 |
| 12 | ST3 | 2 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 中村 貴広 | YH | 0'54.240 | 4.080 |
| 13 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京μSSR DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 | YH | 0'55.779 | 5.619 |
| 14 | ST4 | 2 | 18 | M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 | YH | 0'55.959 | 5.799 |
| 15 | ST4 | 3 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 谷川 達也 | YH | 0'57.226 | 7.066 |
| 16 | ST4 | 4 | 60 | RCB・KRPワコーズWIN HONDA INTEGRA TYPE-R | 小幡弘 | YH | 0'59.153 | 8.993 |
| 17 | ST4 | 5 | *95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 市嶋樹 | YH | 0'59.926 | 9.766 |
| 18 | ST3 | 3 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 長島正明 | YH | 1'13.637 | 23.477 |
- CarNo.95は、スーパー耐久シリーズ2009もてぎスーパー耐久オーバルバトル特別規則第32条~2違反(シケイン不通過)により当該タイム抹消の罰則を課した。
スーパー耐久オーバルバトル -RIJ- (2009/11/28) C Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 8 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | ファリーク・ハイルマン | YH | 0'50.341 | - |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | ジョハン・アズミ | YH | 0'51.188 | 0.847 |
| 3 | ST1 | 3 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 田中 哲也 | YH | 0'51.462 | 1.121 |
| 4 | ST2 | 1 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 高木 真一 | YH | 0'53.208 | 2.867 |
| 5 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 松浦 孝亮 | YH | 0'54.217 | 3.876 |
| 6 | ST3 | 2 | 15 | KYOSHO メーカーズ 岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 古谷 直広 | YH | 0'54.371 | 4.030 |
| 7 | ST3 | 3 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 太田 侑弥 | YH | 0'54.419 | 4.078 |
| 8 | ST2 | 2 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 関根基司 | YH | 0'56.281 | 5.940 |
| 9 | ST4 | 1 | 18 | M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 森 政行 | YH | 0'56.790 | 6.449 |
| 10 | ST2 | 3 | 20 | RSオガワユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 小川 日出生 | YH | 0'56.812 | 6.471 |
| 11 | ST4 | 2 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 河村 直樹 | YH | 1'01.373 | 11.032 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
スーパー耐久オーバルバトル -RIJ- (2009/11/28) A&B Total Qualify Weather:Fiee Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 8 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km
| Pos | Cls | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 谷口 信輝 柳田真孝 | YH | 0'49.782 0'49.909 | 1'39.691 | - |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 片岡 龍也 吉田広樹 | YH | 0'49.908 0'50.326 | 1'40.234 | 0.543 |
| 3 | ST1 | 3 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 佐々木雅弘 | YH | 0'51.329 0'50.420 | 1'41.749 | 2.058 |
| 4 | ST1 | 4 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 佐藤公哉 | YH | 0'50.701 0'52.189 | 1'42.890 | 3.199 |
| 5 | ST2 | 1 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 村田信博 | YH | 0'52.072 0'52.041 | 1'44.113 | 4.422 |
| 6 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 阪口 良平 谷口行規 | YH | 0'52.361 0'51.967 | 1'44.328 | 4.637 |
| 7 | ST2 | 3 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤 俊哉 花岡 翔太 | YH | 0'53.413 0'52.138 | 1'45.551 | 5.860 |
| 8 | ST2 | 4 | 26 | エンドレスアドバン ウェッズランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 大橋正澄 | YH | 0'52.904 0'52.902 | 1'45.806 | 6.115 |
| 9 | ST2 | 5 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 関豊 | YH | 0'53.342 0'52.981 | 1'46.323 | 6.632 |
| 10 | ST2 | 6 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 服部 尚貴 松本 達哉 | YH | 0'53.189 0'53.242 | 1'46.431 | 6.740 |
| 11 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 平中 克幸 吉本大樹 | YH | 0'53.903 0'53.654 | 1'47.557 | 7.866 |
| 12 | ST3 | 2 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 中村 貴広 田畑勇 | YH | 0'54.047 0'54.360 | 1'48.407 | 8.716 |
| 13 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京μSSR DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 古橋 孝之 | YH | 0'55.568 0'56.255 | 1'51.823 | 12.132 |
| 14 | ST4 | 2 | 18 | M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 笠原 智行 | YH | 0'55.906 0'56.895 | 1'52.801 | 13.110 |
| 15 | ST4 | 3 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 谷川 達也 松井 孝允 | YH | 0'56.975 0'56.479 | 1'53.454 | 13.763 |
| 16 | ST4 | 4 | 60 | RCB・KRPワコーズWIN HONDA INTEGRA TYPE-R | 小幡 弘 小林 康一 | YH | 0'58.893 0'56.665 | 1'55.558 | 15.867 |
| 17 | ST3 | 3 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 長島正明 田ヶ原 章蔵 | YH | 1'01.865 0'54.055 | 1'55.920 | 16.229 |
| 18 | ST4 | 5 | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 市嶋 樹 小幡栄 | YH | 0'59.646 0'57.566 | 1'57.212 | 17.521 |
スーパー耐久オーバルバトル -RIJ- (2009/11/28) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 8 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 柳田 真孝 | YH | 0'49.909 | - |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 吉田 広樹 | YH | 0'50.326 | 0.417 |
| 3 | ST1 | 3 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 雅弘 | YH | 0'50.420 | 0.511 |
| 4 | ST2 | 1 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 谷口 行規 | YH | 0'51.967 | 2.058 |
| 5 | ST2 | 2 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 村田 信博 | YH | 0'52.041 | 2.132 |
| 6 | ST2 | 3 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 花岡翔太 | YH | 0'52.138 | 2.229 |
| 7 | ST1 | 4 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐藤 公哉 | YH | 0'52.189 | 2.280 |
| 8 | ST2 | 4 | 26 | エンドレスアドバン ウェッズランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 | YH | 0'52.902 | 2.993 |
| 9 | ST2 | 5 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 関 豊 | YH | 0'52.981 | 3.072 |
| 10 | ST2 | 6 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 松本 達哉 | YH | 0'53.242 | 3.333 |
| 11 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 吉本大樹 | YH | 0'53.654 | 3.745 |
| 12 | ST3 | 2 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 田ヶ原章蔵 | YH | 0'54.055 | 4.146 |
| 13 | ST3 | 3 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | 田畑 勇 | YH | 0'54.360 | 4.451 |
| 14 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京μSSR DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 古橋 孝之 | YH | 0'56.255 | 6.346 |
| 15 | ST4 | 2 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 松井 孝允 | YH | 0'56.479 | 6.570 |
| 16 | ST4 | 3 | 60 | RCB・KRPワコーズWIN HONDA INTEGRA TYPE-R | 小林康一 | YH | 0'56.665 | 6.756 |
| 17 | ST4 | 4 | 18 | M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 笠原 智行 | YH | 0'56.895 | 6.986 |
| 18 | ST4 | 5 | 95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 小幡栄 | YH | 0'57.566 | 7.657 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
- 8時50分44秒より、第1ターンコース上のパーツ回収のため、5分16秒間赤旗中断とした。
2009スーパー耐久第8戦「もてぎスーパー耐久オーバルバトル」の公式予選は、#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/フェリーク・ハイムラン組)が第1レース、第2レースともにポールポジションを獲得。
ST2クラスは#3ENDRESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/村田信博/高木真一組)、ST3クラスは#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)、ST4クラスは#62ホンダカーズ東京μSSRDC5(塩谷烈州/吉橋孝之組)がいずれも第1レース、第2レースともにクラス最上位からスタートすることとなった。
2009シーズンのスーパー耐久もいよいよ最終戦。
今回はツインリンクもてぎのスーパースピードウェイをシリーズ戦で初めて使用する。今までとは全く違う戦いが繰り広げられそうだ。
公式予選は11月28日午前8時よりAドライバー、Bドライバー各30分間で行われた。
今回は決勝2ヒート制ということで、ベストタイムの合算で第1レース、セカンドベストの合算で第2レースの決勝グリッドを決めるという変則ルールだ。
ST1、ST2クラスからなるグループ1の走行では、開始早々から2台のBMW Z4Mが今までどおりの速さを見せ付ける。
中でも#10Y.K.M.ADVAN Zとタイトル争いをしている1号車はここで1ポイントを計上すべく、谷口、柳田とも49秒台に入る渾身のアタックをみせ、見事両名ともベスト、セカンドタイムの両方で他を上回り、堂々の連続ポール獲得を成し遂げた。2番手にはチームメイトの28号車、片岡龍也/吉田広樹/ヨハン・アズミ組が続く。
一方、ランキング2位の10号車ZはAドライバー横溝直輝が3位、Bドライバー佐藤公哉は7位に終わり、合算で4位と、逆転はかなり難しい状況になってきた。
ランキングトップの3号車と、2位の#20RSオガワユークスADVANランサーが10ポイント差で争っているST2クラスは、Aドライバーベストを3号車の峰尾、Bドライバーは20号車の谷口行規がベストタイムでトップを奪う白熱の予選となったが、タイム合算では僅かに3号車が上回った。セカンドタイムではABとも3号車がトップだ。
ST3クラスはランキング3位の#27FINA BMW M3が欠場する中、ランキングトップの5号車NSXがAドライバー、Bドライバーともベスト、セカンドともにトップ、2位の#16T-MANOILディクセル岡部自動車Zとのポイント差を6ポイントとした。
上位4台にタイトルの可能性を残して最終戦に臨んだ接戦のST4クラスも、ランキング4位の62号車がABドライバーともベスト、セカンドの双方でトップタイムを記録、ポイントリーダーの#95SPOON S2000との差を20とした。一方95号車はAドライバーの市嶋樹がシケイン不通過によりタイム抹消のペナルティを受け、第1レースはまさかの最後尾スタート。タイトルの行方はますます分からなくなってきた。
第8戦決勝は、このあと午前11時25分より第1レース、午後2時40分より第2レースが、各50周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
スーパー耐久オーバルバトル -RIJ- (2009/11/28) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 8 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Time | Behind |
| 1 | ST1 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 谷口 信輝 | YH | 0'49.782 | - |
| 2 | ST1 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE | 片岡 龍也 | YH | 0'49.908 | 0.126 |
| 3 | ST1 | 3 | 10 | Y.K.M. ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 | YH | 0'50.701 | 0.919 |
| 4 | ST1 | 4 | 35 | asset.テクノファーストZ NISSAN FAIRLADY Z | 前嶋 秀司 | YH | 0'51.329 | 1.547 |
| 5 | ST2 | 1 | 3 | ENDLESS ADVAN CS・X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 峰尾 恭輔 | YH | 0'52.072 | 2.290 |
| 6 | ST2 | 2 | 20 | RSオガワ ユークスADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 阪口 良平 | YH | 0'52.361 | 2.579 |
| 7 | ST2 | 3 | 26 | エンドレスアドバン ウェッズランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 朝倉 貴志 | YH | 0'52.904 | 3.122 |
| 8 | ST2 | 4 | 56 | 眠眠打破ingsランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 服部 尚貴 | YH | 0'53.189 | 3.407 |
| 9 | ST2 | 5 | 6 | 新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 | YH | 0'53.342 | 3.560 |
| 10 | ST2 | 6 | 30 | サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 伊藤 俊哉 | YH | 0'53.413 | 3.631 |
| 11 | ST3 | 1 | 5 | 5ZIGEN NSX HONDA NSX | 平中克幸 | YH | 0'53.903 | 4.121 |
| 12 | ST3 | 2 | 16 | T-MANOILディクセル岡部自動車Z NISSAN FAIRLADY Z | なかむら たかひろ | YH | 0'54.047 | 4.265 |
| 13 | ST4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京μSSR DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 塩谷 烈州 | YH | 0'55.568 | 5.786 |
| 14 | ST4 | 2 | 18 | M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 浅野 武夫 | YH | 0'55.906 | 6.124 |
| 15 | ST4 | 3 | 55 | BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC HONDA CIVIC TYPE-R | 谷川 達也 | YH | 0'56.975 | 7.193 |
| 16 | ST4 | 4 | 60 | RCB・KRPワコーズWIN HONDA INTEGRA TYPE-R | 小幡弘 | YH | 0'58.893 | 9.111 |
| 17 | ST4 | 5 | *95 | SPOON S2000 HONDA S2000 | 市嶋樹 | YH | 0'59.646 | 9.864 |
| 18 | ST3 | 3 | 15 | KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7 MAZDA RX-7 | 長島正明 | YH | 1'01.865 | 12.083 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
- CarNo.95は、スーパー耐久シリーズ2009もてぎスーパー耐久オーバルバトル特別規則第32条~2違反(シケイン不通過)により当該タイム抹消の罰則を課した。