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2013年9月

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SF:第6戦SUGO決勝 大波乱のレースを制しデュバル優勝

 9月29日、全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦の決勝が、秋晴れのスポーツランドSUGOで行われた。天候とは裏腹に、レースは4回のセーフティカーラン、トップの接触、そしてペナルティによるトップ陥落という大荒れの展開となった。
 この大混乱のレースを制したのは、ポールポジションスタートの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)。ポイントリーダーの#2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)と荒れたレースを締めくくる好バトル見せ、僅差でロッテラーを抑えて今季初優勝。チームに10年振りの勝利をもたらした。

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 波乱の予兆はスタートからあった。インディカーレース優勝を手土産にスポット参戦した8番グリッドの#15佐藤琢磨(チーム無限)が動けず。後続のマシンは右に左にかわし、かろうじてアクシデントを免れた。
 しかし、ほっとしたのも束の間、3周目に13位を走行していた#38平手晃平(P.MUセルモ・インギング)がSPコーナーでクラッシュ。マシンの回収作業の間SCラン(1回目)となる。ここで12番手スタートの#40伊沢拓也(ドコモ・チームダンディライアンレーシング)をはじめ後方スタートの3台が賭けに出てピットインを敢行した。

 8周目に入ったところで再スタート。しかし、この1コーナーで#19J.P.オリベイラ(レノボ・チームインパル)がクラッシュ。再度SCラン(2回目)となった。残り周回数を考えると燃料が持つギリギリのタイミングだったが、#8デュバル、#2ロッテラー、#16山本尚貴(チーム無限)をはじめ、上位陣のほとんどがここがチャンスと見てピットに滑り込んだ。

 逆に、燃料が持たないと判断して走行を続けたのは、#32小暮卓史(ナカジマレーシング)、#39国本雄資(P.MUセルモ・インギング)、#31中嶋大祐(ナカジマレーシング)の3台。12周目の再スタートからは、この3台がレースをリードすることになる。特に#32小暮の速さは別格で1周0.6から0.8秒ずつ2位以下を離していく。

 しかし、ピットインしなければならない3台はいずれ順位を落とす……そう見られていたが、運は#32小暮に味方した。27周目、今度は#18リチャード・ブラッドレー(KCMG)が最終コーナー手前でクラッシュ。早くも本日3回目のSCランとなった。このチャンスに上位3台はすかさずピットイン。
 大きなマージンを築いていた#32小暮は2位で隊列に復帰し、運も味方につけてここまでは順調に事が進んだ。ところが、再スタート後の37周目1コーナーで、ペースが上がらず再三のアタックを抑えられていたトップ#40伊沢のリアタイヤに#32小暮のフロントタイヤが接触。#40伊沢ははじかれるようにコースアウト。そのままリタイヤとなってしまった。この接触を巡っては審査委員会もジャッジに迷ったようだが、長い審査の末危険行為と判断され、50周目に#32小暮に10秒ストップのペナルティが提示された。

 勝利を確信していた#32小暮にとっては無念のペナルティだったが、ジャッジには従うしかなく、優勝の権利は2位争いを繰り広げていた#8デュバルと#2ロッテラーの手に移ることになった。

 ここから繰り広げられた2人のバトルは、観客、関係者を唸らせる見ごたえのあるものだった。58周目に#10塚越広大(HPリアルレーシング)がクラッシュして、4度目のSCランから超スプリントレースとなった残り4周では、ドライバー自身も「フェアで楽しいバトルだった」と言うように、1コーナーでタイヤを絡ませるように並走するなど、これぞレーシングバトルといえるものだった。

 ゴールラインでは、最後の逆転にかけた#2ロッテラーが横に並ぶが僅かに届かず、#8デュバルが嬉しい今季初優勝。この優勝は意外にも名門チーム・ルマンにとって、10年ぶりという勝利だった。3位には終始堅実な走りを見せた#16山本が入った。

 これで、チャンピオン争いは最終戦(鈴鹿)に持ち越されることになったが、シリーズ1・2位のロッテラーとデュバルは、同日に上海で開催されるWEC(世界耐久選手権)のため最終戦を欠場することが決まっており、シリーズ3位の山本は大逆転を期して最終戦に臨むことになった。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第6戦SUGO決勝結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/29) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
1 8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans TOYOTA RV8K 68 1:37'08.879
2 2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM'S TOYOTA RV8K 68 0.041
3 16 山本 尚貴 TEAM 無限 HONDA HR12E 68 2.520
4 39 国本 雄資 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA RV8K 68 4.640
5 20 松田 次生 Lenovo TEAM IMPUL TOYOTA RV8K 68 5.224
6 3 安田 裕信 KONDO RACING TOYOTA RV8K 68 9.103
7 31 中嶋 大祐 NAKAJIMA RACING HONDA HR12E 68 9.809
8 *32 小暮 卓史 NAKAJIMA RACING HONDA HR12E 68 9.954
9 62 嵯峨 宏紀 TOCHIGI Le Beausset Motorsports TOYOTA RV8K 68 10.924
10 41 武藤 英紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA HR12E 68 11.792
11 15 佐藤 琢磨 TEAM 無限 HONDA HR12E 66 2Laps
---- 以上規定周回(61 Laps)完走 ----
- 10 塚越 広大 HP REAL RACING HONDA HR12E 57 11Laps
- 1 中嶋 一貴 PETRONAS TEAM TOM'S TOYOTA RV8K 57 11Laps
- 7 平川 亮 KYGNUS SUNOCO Team LeMans TOYOTA RV8K 55 13Laps
- 11 中山 友貴 HP REAL RACING HONDA HR12E 52 16Laps
- 40 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA HR12E 36 32Laps
- 18 リチャード・ブラッドレー KCMG TOYOTA RV8K 25 43Laps
- 19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ Lenovo TEAM IMPUL TOYOTA RV8K 7 61Laps
- 38 平手 晃平 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA RV8K 2 66Laps
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING) 1'08.633 (39/68) 194.299km/h
  • CarNo.32は、2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第28条12.2)違反(危険なドライブ行為)により、10秒間のペナルティストップを課した。

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SF:第6戦SUGOフリー走行2回目 PPデュバルがトップタイム

 決勝日朝、午前9時15分から30分間行われたフリー走行は、ポールポジションの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)がトップタイムをマーク。#31中嶋大祐(ナカジマレーシング)が続いた。予選2位の#16山本尚貴(チーム無限)は16位に沈み、フロントローに並ぶ2人が明暗を分けた。

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 朝のサーキット上空はやや雲が多いものの、秋の気配が漂う絶好のレース日和だ。6時間後の決勝に向け、各チームは決勝セッティングを施したマシンをコースに送り出す。

 序盤は各マシンともセッティングを確認しながらの走行となったが、ここで一人気を吐いたのが予選でブービー(18位)に沈んだ#11中山友貴(HPリアルレーシング)。予選タイムに匹敵する叩き出し意地を見せた。しかし、これは決勝を見据えての走行ではなく、かなりマシンを軽くしてのアタックのようだ。

 序盤から終盤まで常に安定したタイムをマークしたのが、#31中嶋大祐、#32小暮卓史のナカジマレーシングコンビ。最終的に3位と5位で走行を終え、決勝に向け仕上がりの良さを窺わせた。

 逆に最後までもがき苦しんでいたのが、チーム無限の2台。予選でQ3に進出した#15佐藤琢磨は、時にコースから飛び出すほど攻め込んだもののタイムには繋がらず13位。予選でフロントローを得た#16山本尚貴に至ってはゼッケンと同じ16位と全くいいところなくフリー走行を終え、決勝に不安を残した。

 現在シリーズ2位、ポールポジションの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)は残り2分でトップタイムを叩き出し余裕を感じさせた。ポイントリーダーでチャンピオン最右翼の#2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)も4位と好調。決勝ではチャンピオンを争う2人の戦いも注目だ。

 決勝は、午後3時スタート。68周で争われる。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第6戦SUGOフリー走行2回目結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/29) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'08.049--195.97
231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'08.1760.1270.127195.60
311中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'08.2270.1780.051195.46
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.2400.1910.013195.42
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'08.4190.3700.179194.91
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.5340.4850.115194.58
71中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.6760.6270.142194.18
820松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.7740.7250.098193.90
962嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'08.7840.7350.010193.87
1039国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'08.8750.8260.091193.62
117平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'08.9400.8910.065193.43
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'08.9650.9160.025193.36
1315佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'08.9980.9490.033193.27
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'09.0150.9660.017193.22
1516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'09.0511.0020.036193.12
1610塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'09.0841.0350.033193.03
1738平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'09.1951.1460.111192.72
183安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'09.3431.2940.148192.31
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'09.9101.8610.567190.75
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。

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SF: 第6戦SUGO公式予選記者会見 トップ3選手のコメント

ロイック・デュバル(ルマン)
sf_r06_q_pc-duval  「朝のフリー走行は、路面のコンディションが悪くて、みんな苦しんでいたと思います。セッションの最後でニュータイヤを履いたときは、クルマの状況が良くてトップタイムを出すことができました。午後の予選は走りはじめたらセットアップに自信が持てなくて、それでもタイムは出たんですが、Q1、Q2、Q3でクルマのセットアップをアジャストしました。基本的にクルマは安定していて、タイムを出すことができました。他のドライバーは少しミスをしたようで、ポールポジションを取ることができ、チームのためにもよかったです。アンドレが最後に3番手に戻ってこられたのもよかったです」
山本尚貴(無限)
sf_r06_q_pc-yamamoto  「今回もチームがいいクルマを用意してくれました。朝のフリー走行から綱渡りをしているような感覚でした。コースがすごくダスティーで、通れるラインが1本しかないような中での予選でしね。だからといって守ってしまうと、タイムが顕著に落ちてしまうので、責めないといけないんですが、ミスもできないので、これまでになく緊迫した予選だったなと感じています。Q3では細かいミスもあったんですが、失敗しても8番手なので、悔いの残らないように思いっきりアタックして、2番手まで上がることができたのは良かったと思いますが、ロイック選手に負けたのはすごく悔しいです。あした挽回できるようにがんばります」
アンドレ・ロッテラー(トムス)
sf_r06_q_pc-lotterer  「朝のフリー走行は、コースがほこりっぽくて苦労しましたが、最後にニュータイヤを履いたときにはタイムがでました。午後の予選は、セットアップで苦しんで、オーバーステアが出てたのでセットアップを変えていきました。Q3はだいぶましになって、うまくタイムを出すことができ3番手に戻って来られましたが、まだ最終コーナーとハイポイントコーナーではリアが安定していない感じした。3番手でチャンピオンシップを争うロイック選手と山本選手が近いところにいるので、あしたはいいレースができるんじゃないかと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第6戦SUGO公式予選 ロイック・デュバルが今季2度目のポールポジション

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がポールポジションを獲得した。

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 公式予選は13時10分にスタート。Q1が20分で上位14台が7分間のQ2に進出。最後のQ3はQ2のトップ8台で7分間で争われた。

 Q1でトップに立ったのは1分6秒271でロイック・デュバル(キグナス・スノコ)。デュバルはQ2でトップを中嶋一貴(トムス)に譲るものの、Q3では再び1分6秒141を出し、ポールポジションをものにした。

 山本尚貴(無限)Q1をデュバルに続き2位で通過。しかしQ2でアタック中にSPコーナーでコースアウト。万事休すと思われたが、再度のアタックでなんとか最下位の8位で通過。Q3では勢いを取り戻し、2位に食い込んでみせた。

 現在ポイントリーダのアンドレ・ロッテラー(トムス)は、Q1を6位、Q2を4位と徐々にポジションアップし、Q3を3位で締めくくった。

 中嶋一貴はQ2で1分6秒128とこの予選セッションを通しての最速タイムを記録しトップに立つが、Q3ではタイムが伸びず、4位で予選を終えた。

 Q3では、5位に小暮卓史(ナカジマ)、6位に松田次生(インパル)、7位に国本雄資(セルモ・インギング)、8位に佐藤琢磨(無限)が入っている。

 決勝レースは明日15時より68ラップで行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第6戦SUGO公式予選総合結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.2711'06.2181'06.141
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.3421'06.7011'06.343
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.7761'06.4561'06.368
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4771'06.1281'06.414
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4561'06.4671'06.460
620松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.8881'06.6291'06.724
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.6981'06.3381'06.831
815佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'07.0971'06.5901'07.067
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'07.0911'06.762
107平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.3101'06.800
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'07.2211'06.984
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.1141'07.136
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.2531'07.166
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.6131'07.869
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'07.620
1638平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'07.679
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'07.821
1811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'08.233
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'08.617
---- 以上基準タイム(1'11.001)予選通過 ----
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。

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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.141--201.62
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.3430.2020.202201.01
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.3680.2270.025200.93
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4140.2730.046200.79
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4600.3190.046200.65
620松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.7240.5830.264199.86
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.8310.6900.107199.54
815佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'07.0670.9260.236198.84
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.128--201.66
28ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.2180.0900.090201.39
339国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.3380.2100.120201.02
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4560.3280.118200.66
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4670.3390.011200.63
615佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'06.5900.4620.123200.26
720松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.6290.5010.039200.14
816山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.7010.5730.072199.93
---- 以上Q3進出 ----
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.7620.6340.061199.74
107平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.8000.6720.038199.63
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.9840.8560.184199.08
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.1361.0080.152198.63
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.1661.0380.030198.54
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.8691.7410.703196.49
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.271--201.22
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.3420.0710.071201.01
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4560.1850.114200.66
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4770.2060.021200.60
539国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.6980.4270.221199.94
62アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.7760.5050.078199.70
720松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.8880.6170.112199.37
831中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'07.0910.8200.203198.76
915佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'07.0970.8260.006198.75
1040伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.1140.8430.017198.70
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'07.2210.9500.107198.38
1210塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.2530.9820.032198.29
137平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.3101.0390.057198.12
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.6131.3420.303197.23
---- 以上Q2進出 ----
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'07.6201.3490.007197.21
1638平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'07.6791.4080.059197.04
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'07.8211.5500.142196.63
1811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'08.2331.9620.412195.44
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'08.6172.3460.384194.34
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'10.9104.6392.293188.06
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

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SF:第6戦SUGOフリー走行1回目 ロイック・デュバルがトップタイム、2位にアンドレ・ロッテラーとWEC勢が1-2

 全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第6戦は28日、宮城県のスポーツランドSUGOで開幕。公式予選前に行われた午前のフリー走行では、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がコースレコードに迫る1分5秒889を記録し、トップに立った。

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 スポーツランドSUGOは朝から快晴。さわやかな秋晴れの下、9時より1時間のフリー走行が行われた。

 このレースから、開幕戦にスポット参戦したインディーカーシリーズに参戦する佐藤琢磨(無限)が復帰。小林崇志に代わって15号車をドライブする。

 開始から中盤までトップは目まぐるしく代わる。塚越広大(リアル)、アンドレ・ロッテラー(トムス)、山本尚貴(無限)、小暮卓史(ナカジマ)、松田次生(インパル)とリーダーに顔を出すが、中盤過ぎからはただ一人1分7秒を切る1分6秒902を出したロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップに君臨。

 残り5分を切ったあたりから、予選シミュレーションが始まり、各車ウォームアップに2周を費やしタイムアタックに入る。

 ここでもやはりトップタイムは記録したのはデュバル。1分5秒889とコースレコード1分5秒843に迫るタイムでこのセッションをトップで締めくくり、好調さをアピールした。

 2位にはデュバルから0秒157差でロッテラー。3位に入った小暮がトップから0秒523差と、外国人2人の速さが際立つセッションとなった。

 4位には中嶋一貴(トムス)、5位に松田、6位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)と続いた。佐藤は9位でこのセッションを終えた。

 公式予選は13時10分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフリー走行1回目結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'05.889--202.39
22アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.0460.1570.157201.91
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4120.5230.366200.80
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4140.5250.002200.79
520松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.4320.5430.018200.74
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.5050.6160.073200.52
716山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.5180.6290.013200.48
839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.5330.6440.015200.43
915佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'06.7660.8770.233199.73
1040伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'06.9061.0170.140199.31
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.9831.0940.077199.09
127平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.1031.2140.120198.73
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.2231.3340.120198.37
1462嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'07.3521.4630.129197.99
1511中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.4211.5320.069197.79
1638平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'07.4501.5610.029197.71
1741武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.6981.8090.248196.98
183安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'07.8942.0050.196196.41
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'09.0263.1371.132193.19
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

SUPER GT

SGT:第6戦富士 Exe ASTON MARTIN、多重トラブルを乗り越えて、振り返れば5度目の完走 (Arnage)

gt_r06_arnage-01.jpg

September 7th Qualifying
  • 天候:曇り 路面状況:ドライ
  • 気温:Q1 開始時25℃→Q2 終了時25℃ / 路面温度:Q1 開始時33℃→Q2 終了時30℃
  • 入場者数:19,500人

gt_r06_arnage-02.jpg  夏の祭典Suzuka1000kmレースが終わるとSUPER GTのシーズンもいよいよ終盤戦となります。前回の富士500kmレースでは8Lapで無念にもリタイアし、「今度こそ」との思いで臨んだ今回の富士ラウンド。御殿場はArnage発祥の地であり、富士スピードウェイは鈴鹿とは違った意味での思い入れのあるコースであるだけに、チームの意気込みも高く、車両も満足のいく仕上がりとなりました。

 天気予報は雲と傘マークの並んでいた週末でしたが、予選日は時折日も差す思わぬお天気となりました。雄大な富士山こそ厚い雲に覆われていましたが、午前中の公式練習はドライコンディションで安岡選手からスタートしました。しかし、4Lap目のストレートで左フロント側のタイヤがパンク、そのまま安岡選手は第一コーナーでコースアウトして縁石に引っかかりながら車両をストップさせました。

 安岡選手に大事はなく、そのままピットに戻ってくることができましたが、このアクシデントにより車両はフロントバンパーとスプリッターを大破。チームは車両をピットに入れて破損個所に応急修復を試み、現行の規則では予選に出走するには二人のドライバーのタイムが必要なため、急いで加納選手に交代して走行を再開しました。しかし車両の振動が大きく、加納選手はタイムを記録するためだけの走行となり、わずか3Lapで走行を終えることになりました。

gt_r06_arnage-03.jpg  予選は定刻14時からスタート。予選を走行できるまでに修復された車両で、まずはQ1を安岡選手が担当し、4Lap目に1’40.640のベストラップを出す好走を見せましたが、1分40秒台に7位以下9台のマシンがひしめくハイレベルな戦いとなり、わずか0.2秒及ばずQ2進出はなりませんでした。

 なお300クラス予選の結果は下記のとおりとなりました。

  • P1 #55 ARTA CR-Z 高木真一 / 小林崇志
  • P2 #3 S Road NDDP GT-R 星野 一樹 / 佐々木 大樹
  • P3 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英樹 / 中山友貴
  • P17#50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒

September 8th Race Day
  • 天候:くもり時々小雨 路面状況:ドライ
  • 気温:29 度→24 度(レース終盤)/ 路面温度:35 度→26 度(レース終盤)
  • 入場者数:32,800人

gt_r06_arnage-04.jpg  前日よりも雲が厚く9時からのフリー走行直前には一時雨脚が強くなるほどのコンディションのなか、フリー走行はウェットタイヤで安岡選手からスタート。ところがタイヤが温まる暇もなく2Lapで車両は突然エンジンをストップし、最終コーナー近くで停止したまま動かなくなってしまいます。

 チームは車両をどうにかピットまで戻しましたが、午前中の走行を断念、決勝に向けて原因の究明と修復に取り組むことになりました。当初燃圧が上がらないことからフューエルポンプの異常が疑われ、部品の交換を試みましたがトラブルの解決には至らず、また、ギアのポジションセンサーの作動異常という別の重大なトラブルが出ていることも判明、チームは決勝間際になってセパンラウンド以来の多重トラブルに直面しました。

 決勝まで2時間半を切っているタイミングで、チームは原因箇所を特定するためミッションを降ろすことを決め、ギアのポジションを目で確認、原因究明を試みました。結果、ようやく燃圧の症状はフュエルプレッシャーセンサーの作動異常、またギアのほうはギアポジションセンサーの断線と判明。

 しかしこの時点で時計はすでに12時をまわっており、車両をグリッドに送り出せるタイムリミットまで1時間を切っていたため、一時はチームもピットからのスタートを覚悟しました。

gt_r06_arnage-05.jpg  12時50分、スタート進行が開始。他チームが次々に車両を送り出し8分間のウォームアップ走行が進行する中、メカニックの一秒を争う懸命の作業が続きます。その頑張りが奏功し12時58分、ウォームアップ走行の終了直後作業が完了し、文字通りギリギリのタイミングで、車両をグリッドに送り出すことができました。

 まぶしいほどの秋空の下ドライコンディションで定刻14時にフォーメーションスタート。ステアリングを握るのはセパン以来ずっとスターティングドライバーを担当している安岡選手。

 直前までのトラブルがウソのように、車両は非常に安定して本来の高いポテンシャルを発揮し、安岡選手はスタート直後の混戦で一時ポジションを落としましたが、すぐに追い上げて1分42~43秒台のペースで順調に走行、ポジションも一つまた一つと上がって15Lapで12位まで浮上してきました。

 19Lap目、32号車のタイヤがバーストしてクラッシュするアクシデントが発生してセーフティーカーがコースイン。ピットレーンオープンになったタイミングで他チームが次々とピットインする中、チームは安岡選手の周回を見守ります。空模様は次第に怪しくなって27Lapには小雨が降りだすバッドコンディションとなりましたが、安岡選手は37Lapのところで1'42.194のベストラップを出すなど最後まで好調をキープし、40Lapになったところで加納選手にステアリングを委ねました。

gt_r06_arnage-06.jpg  このピットインでチームは給油とリアタイヤのみのタイヤ交換を行い、車両はコースへと戻っていきました。加納選手は多発するトラブルのため前日の公式練習以来ほとんど走行するタイミングがなく、走り出しにはスピンしてコースアウトする場面もあったものの、その後は周回を重ねるごとに本来の走りを取り戻していき、残り7Lapのところで順位を争っていた0号車がピットインしたため18位に浮上しました。

 その後もペースを落とすことなく、最終周回となる60Lap直前の59Lap目に1'43.692と自身のベストラップを記録するなど好調をキープする走りを続けて見事完走し、18位でチェッカーを受けることができました。

gt_r06_arnage-07.jpg  今回の富士ラウンドでは、土曜日の公式練習から次々と予測不能かつ重大な、多くのトラブルに見舞われたため、加納、安岡両選手とも決勝までに満足に走行することができず、またメカニックも決勝直前までピットでの攻防を余儀なくされたハードなレースでした。しかし、第二戦の富士ラウンドでの苦い思い出を払拭して今季5度目の完走という結果を残すことができ、また、チームにとって、トラブルを乗り越えてのこの「18位の完走」という結果は、紙の上の数字が示しているものよりずっと大きな宝物となりました。

 10月にオートポリスで開催される次戦のSUPER GT in KYUSHU 300kmレースにおきましても、変わらぬ応援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

  • P1 #4 GSR 初音ミク BMW 谷口 信輝 / 片岡 龍也
  • P2 #31 Panasonic apr PRIUS GT 新田 守男 / 嵯峨 宏紀
  • P3 #86 クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 山西 康司 / 細川 慎弥
  • P18 #50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒
チーム代表 伊藤宗治
gt_r06_arnage-08.jpg  富士ラウンドは、いつも気負いという邪念と戦いながら現場に入るのですが、今回は最後までチームのみんなが力を出し切ってくれたおかげで、目標だった「いい仕事をしたうえで完走する」ことが、ドライバーを含めチーム全員のなかで達成できたのではないかと思います。予選日の朝から決勝日まで、あれだけのアクシデントとトラブルが続き、トラブルの内容もこれまで起こったことのないものばかりだったにもかかわらず、メカニックの日頃のルーティンワークの積み重ねが功を奏して非常に速いペースで作業を進められ、また、ドライバーもひたすら信じて待ってくれたおかげで、一時はピットスタートも覚悟しましたが、すべて本番の走行には間に合いました。またタイヤもヨコハマタイヤ様のおかげで安定した性能を出せていましたので、そういう意味で皆に非常に感謝しています。決勝は、最初は左側のタイヤのみを交換する作戦でしたが、リア2輪交換に作戦変更という流れになりました。そのため加納さんは経験不足からスピンして順位を落とすことになり、今回の結果としてはこの流れはマイナスだったと言えるかもしれません。しかしこういうタイヤ交換のパターンを経験したことは加納さんにとってもチームにとっても、今後のレースをしていくうえで大きなプラスとなりました。今回のレースでの一番の収穫といっていいかもしれません。また、加納さんが最終的に1分43秒台で周回し本来の走りをしてくれたことは非常にうれしいことでしたね。次戦のオートポリスは車両にとって得意とするコースのひとつなので、まずまずの走りを見せられると思いますし、気候的な変化に柔軟に対応できる態勢をとっておきたいと思います。なにしろ練習走行やフリー走行で、せめてタイヤが温まるまでは走りたいですね(笑)
ドライバー 加納政樹
gt_r06_arnage-kano.jpg  チーム皆が最終的にギリギリでも車を仕上げくれて、とりあえず完走できました。自分のスティントは難しい状況だったし、自分の経験の中でリアだけを交換して出て行ったときの引き出しが、まだまだ足りなかったかなというのが本音です。しかし、今後いろんな状況が出てくる中で、これからはそういう時はもっと慎重に走ることを、今回勉強できてよかったです。ともあれ、第二戦の富士がああいう状況だったので、きちっと完走したかったのでその目標を達成することはできてよかったと思います。最後の10 周くらいのペースは、自分的にも納得はできていますが、それまでの走りをもう少し自分としては見直して次戦に臨みたいなと思います。チームは相変わらずほんとにいい雰囲気だと思いますし、そういった中で、次オートポリスに向けて、クルマ的にもたぶんチャンスはあると思いますので、そのチャンスを生かせられるようにしていきたいなと思ってます。
ドライバー 安岡秀徒
gt_r06_arnage-yasuoka.jpg  土曜日は、走り始めていきなりタイヤがバーストしてクルマもダメージを負ってしまい、予選を走るにあたっては難しい状況でした。それでも菅生と鈴鹿の速さから、なんとかQ1 を突破できるんじゃないかと楽観的に考えていたのですが、結果的には0.2秒届かず、しかも自分の走りも0.2秒以上ロスがあるような部分もあったので、車のポテンシャルを引き出すことができず、練習できなかったという部分も含めて、今の僕には難しかったです。決勝日はまた、朝の走行開始後すぐにトラブルが起きてしまったのですが、なんとかスタート前に直してもらえてよかったです。17番からのスタートだったので混戦になるのは解っていましたが、慎重に上を目指して落ち着いてレースを進めようと思っていました。ペースはそこそこ良かったので、前の車を一台ずつ抜いて行ってという状況でした。走っていて楽しかったのですが、やはり練習がなかった分走りのバリエーションというか、状況に応じたドライビングというものに適応するのに時間がかかってしまったというのが僕の反省です。加納さんにチェンジしたあとのスピンについては、僕自身もリアタイヤ2本交換の経験がなかったので有効なアドバイスができず、(最後にすごくいいペースを出していたので)何事もなかったらまたポイントを争っていたようなレースだったのかもしれませんが、そこはドライバー二人の経験だと思っています。ただ、そういう経験を踏んでクルマが得意なオートポリスに行けるのは、ラッキーかもしれません。僕が好きなサーキットでもあるので、練習でパパっと僕がペースを上げて加納さんの走行時間を多めに取れるようにできたらなあと思ってます。

gt_r06_arnage-11.jpg  第7戦九州ラウンドは10月5日~6日にオートポリス(大分県)に於いて開催されます。引き続きの応援、宜しくお願いします。

Arnage Racing 2013 SUPER: GT Race report

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿決勝第3レース ファイリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)がポールトゥウィン

 スーパー耐久シリーズ第6戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで40分間の決勝第3レースを行い、ポールポジションからスタートしたGT3クラスのファイリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が19周、40分37秒435で総合優勝を飾った。

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 最終第3レース決勝は12時30分にフォーメーションラップを開始。気温28度、路面温度45度と第2レースより高温の中で2周を回ってスタートが切られた。

 レースは予選順位通り、GT3クラスのファリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)、ドミニク・アン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)、佐々木大樹(スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R)の順で始まる。序盤、この3台は付かず離れずでレースは進行していくが、互いに決め手を欠き順変動には至らない。

 しかし中盤過ぎの14周目、2位のアンを追っていた佐々木がスプーンコーナーで周回遅れのST-1クラス堀主知ロバート(Faust Racing BMW Z4)と接触。カウルにダメージを負い、15周目にピットインしてリタイアすることとなった。これで2位に上がったアンも他車と接触するなどでトップとの差は開き、最終的にはハイルマンが、2位アンを13秒離して優勝した。

 佐々木のリタイアで3位に上がったのが尾本直史(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)。終盤一時は湯澤翔平(もり山 R8 LMS ultra からあげ)にかわされ4位に落ちるも、最終ラップに湯澤を抜き返し、3位をもぎ取った。

 ST-1クラスの堀は、佐々木との接触でコースアウトしたため大きく遅れるが、14周で完走を果たし優勝した。

 ST-2クラスは、松田晃司(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が、2位以下を大きく離しポールトゥウイン。2位には大橋正澄(RSオガワADVANランサー)が入り、3位には冨桝朋広(新菱オート☆DIXCELエボIX)が入った。

 ST-3クラスは、ポールポジションの佐々木雅弘(asset テクノ Z34)がトップでレースが始まる。2位に上がった脇阪薫一(PETRONAS TWS GS350)が佐々木を追い、数周に渡って接近戦を演じるが、12周目のダンロップコーナーでついに接触。佐々木がコースアウトして、脇阪に軍配が上がった。脇阪はこのまま優勝。2位には川口正敬(TRACY SPORTS IS 350)が入り、3位に増田芳信(岡部自動車KYOSHIN計測Z33)と続いた。

 ST-4クラスは、ポールポジションの長野賢也(TRACY SPORTS ings S2000)がトップに立ち、2位に井口卓人(ST-4:GAZOO Racing TOYOTA 86)が続く。井口は長野を責め立てるが、徐々にその差は開き、長野が逃げ切って優勝した。3位には大井貴之(埼玉トヨペットGB with Revo)が入った。TRACY SPORTS ings S2000はこのレースでクラスチャンピオンを決めた。

 ST-5クラスは、第2レースでクラスチャンピオンを決めている、古宮正信(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)がポールトゥウイン。2位には濱口亮(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)が入り、3位に小松高人(PTGランドリー602明京産業ヴィッツ)と続いた。

 第7戦は大分県のオートポリスに舞台を移し11月10日決勝レースが行われる。ST-1、ST-3、ST-4、ST-5クラスのチャンピンはこの大会までに決定。GT3とST-2クラスのチャンピオン争いに注目したい。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦決勝第3レース結果

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/22) Final Race 3 hours Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
128GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ファリーク・ハイルマン1940'37.435
21GT32PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
1913.712
381GT33GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
尾本 直史1925.380
48GT34もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平1925.978
532GT35KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽1956.891
616GT36muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ181Lap
759ST-21STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
松田 晃司181Lap
820ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄181Lap
96ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広181Lap
1080ST-31PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
脇阪 薫一181Lap
1138ST-32TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
川口 正敬181Lap
1214ST-33岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
増田 芳信172Laps
1315ST-34岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
杉林 健一172Laps
1439ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
橋本 達也172Laps
155ST-36岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
白井 剛172Laps
1630ST-24RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
佐藤 敦172Laps
1741ST-41TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
長野 賢也172Laps
1886ST-42GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
井口 卓人172Laps
1952ST-43埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之172Laps
2058ST-44ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
山田 隆行172Laps
2148ST-45DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥172Laps
2293ST-46SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
金子 昌広172Laps
23116ST-47W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之172Laps
2418ST-48コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫172Laps
2513ST-49ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士172Laps
2673ST-410mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
山崎 学163Laps
27333ST-411オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
藤田 弘幸163Laps
2849ST-412ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗163Laps
2919ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
古宮 正信163Laps
3099ST-52RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
濱口 亮163Laps
31602ST-53PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
小松 高人154Laps
3217ST-54DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野上 敏彦154Laps
339ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート145Laps
3426ST-55エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
川中子 和彦118Laps
---- 以上規定周回数(GT3:13Laps ST-1:9Laps ST-2,ST-3:12Laps ST-4,ST-5:11Laps)完走 ----
-24GT3-スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
佐々木 大樹154Laps
-7ST-2-新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか145Laps
-95ST-4-リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
中島 保典136Laps
-35ST-3-asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長谷川 伸司127Laps
-34ST-3-asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘118Laps
-36ST-5-エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至118Laps
-10ST-4-Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
窪田 俊浩316Laps
-4ST-5-アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉019Laps
  • Fastest Lap: CarNo.28 ファリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3) 2'06.191 (8/19) 165.66km/h

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿決勝第2レース 予選3位の片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が優勝

 スーパー耐久シリーズ第6戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで40分間の決勝第2レースを行い、予選3位からスタートしたGT3クラスの片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が19周、40分6秒796で総合優勝を飾った。

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 決勝第2レースは9時45分、フォーメーションラップがスタート。ST-2クラスポールポジションの大澤学(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)がトラブルでストップ、コース上にオイルが出たため、その処理でフォーメーションラップに2周を費やしスタートが切られた。

 スタートでトップに立ったのは総合ポールポジション、GT3クラスの青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)、2位に荒聖治(GT3:もり山 R8 LMS ultra からあげ)、3位に片岡龍也(GT3:PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続くが、片岡は3周目の1コーナーでインから荒をかわして2位に上がると、逃げはじめたトップ青木を追う。

 片岡は6周目あたりには青木に追いつけ、この2台が周回遅れをかわしながら激しいトップ争いを展開する。この争いは中盤過ぎまで続き、ついに12周目のヘアピンで片岡が青木をアウトからかわしてついにトップに躍り出た。

 片岡はその後も青木とのタイム差をコントロールし、最終的には2秒5差で40分を走りきり優勝を飾った。2位には青木が、3位には荒が入った。

 ST-1クラスは、佐藤茂(Faust Racing BMW Z4)が完走して優勝した。

 ST-2クラスは、前述のようにポールポジションの大澤がスタートできなかったため、白坂卓也(新菱オート☆DIXCELエボIX)がトップに立つが、その後ろからスピードに優る阪口良平(RSオガワADVANランサー)が徐々に接近。5周目には阪口が白坂をかわしてトップに立つと、その差を広げて優勝を飾った。2位に白坂、3位には成澤正人(RSオガワADVANランサーII)が入った。

 ST-3クラスは、ポールシッターの前嶋秀司(asset テクノ Z34)がリードしてレースが始まる。しかし、その後ろから迫ってきたのが田中哲也(岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)と吉本大樹(PETRONAS TWS GS350)のベテラン2人。前嶋は8周目の1コーナーで田中にパスされ2位に落ちると、終盤には吉本にもかわされ、その後も後退、4位でレースを終えた。優勝は田中、2位吉本、3位には藤田竜樹(TRACY SPORTS IS 350)が上がってきた。

 ST-4クラスは、ポールシッターの植松忠雄(TRACY SPORTS ings S2000)がトップに立つも僅差で小林康一(ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5)、太田侑弥(DIJON IS WAKO'S ED DC5)が続く。しかし、植松は2位以下を退け、ポールトゥウィン。2位に小林をかわした太田が、3位には小林が入った。

 ST-5クラスは、序盤でトップに立った井尻薫(エンドレスアドバントラストヴィッツ)が一時、奥村浩一(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)にかわされ2位に落ちるが、これを抜き返し優勝を飾った。2位に奥村、3位には野村浩史(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)が入った。

 決勝第3レースはこの後13時35分より40分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNIHSI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿決勝第2レース結果

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/22) Race 2 hours Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
128GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也1940'06.796
281GT32GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
青木 孝行192.501
38GT33もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
荒 聖治1914.533
41GT34PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
メルビン・モー1930.496
516GT35muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
堀田 誠181Lap
69ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
佐藤 茂181Lap
720ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
阪口 良平181Lap
86ST-22新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
白坂 卓也181Lap
915ST-31岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
田中 哲也181Lap
1080ST-32PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
吉本 大樹181Lap
1138ST-33TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹181Lap
1234ST-34asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
前嶋 秀司172Laps
135ST-35岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔172Laps
1414ST-36岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
伊橋 勲172Laps
1530ST-23RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人172Laps
1639ST-37TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵頭 信一172Laps
1735ST-38asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛172Laps
1841ST-41TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄172Laps
1948ST-42DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
太田 侑弥172Laps
2058ST-43ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一172Laps
2195ST-44リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏172Laps
2286ST-45GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦172Laps
2393ST-46SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦172Laps
2452ST-47埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
番場 琢172Laps
25333ST-48オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛172Laps
2613ST-49ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
村田 信博172Laps
2718ST-410コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
森 正行172Laps
28116ST-411W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
杉原 直弥163Laps
2973ST-412mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
森 国形163Laps
3049ST-413ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
大文字 賢浩163Laps
3136ST-51エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
井尻 薫163Laps
3219ST-52BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一163Laps
3399ST-53RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野村 浩史154Laps
34602ST-54PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博154Laps
3517ST-55DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野上 達也154Laps
3626ST-56エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
咲川 めり154Laps
---- 以上規定周回数(GT3:13Laps ST-1,ST-2,ST-3:12Laps ST-4,ST-5:11Laps)完走 ----
-10ST-4-Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
亀井 光宣154Laps
-32GT3-KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
タカシ127Laps
-24GT3-スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん118Laps
-7ST-2-新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
藤井 芳樹910Laps
-59ST-2-STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学019Laps
-4ST-5-アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
河野 利尚019Laps
  • Fastest Lap: CarNo.28 片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3) 2'03.977 (3/19) 168.62km/h
  • CarNo.116は、スーパー耐久シリーズ規則第13条スタート(10)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿フリー走行 GTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史)がトップタイム

 スーパー耐久シリーズ第6戦のフリー走行が22日、鈴鹿サーキットで行われGTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史)がトップタイムを記録した。

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 決勝第2、第3レースを向かえた鈴鹿サーキットは昨日に続き快晴。中秋の名月を終えたばかりの名残月が鈴鹿山系に懸かる。決勝レースへの最終調整を行う30分間のフリー走行が8時より行われた。

 総合のトップタイムを記録したのはGT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史組)。第2レースに出走する青木が早々に2分3秒720をたたき出し、トップに立つとそのまま終了までリーダーに君臨した。しかし、青木から交代した第3レースに出走する尾本がダンロップコーナーでスピンしたのは不安材料か。

 GT3クラスのスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(ガミさん/藤井誠暢/佐々木大樹組)が終了間際に総合2位に上がり、3位には同クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ドミニク・アン/谷口信輝/メルビン・モー組)がつけている。

 ST-1クラスはFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂組)が、ST-2クラスはSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)が、ST-3クラスは岡部自動車KYOSHIN計測Z33(小松一臣/伊橋勲/増田芳信組)が、ST-4クラスはリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/服部尚貴組)が、ST-5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有組)がトップタイムを記録した。

 決勝第2レースはこのあと9時45分から、第3レースは12時35分から、それぞれ40分レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿フリー走行結果

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/22) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
181GT31GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
青木 孝行
尾本 直史
2'03.720-168.972
224GT32スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん
藤井 誠暢
佐々木 大樹
2'03.748 0.028168.934
31GT33PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
谷口 信輝
メルビン・モー
2'04.590 0.870167.792
48GT34もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
荒 聖治
湯澤 翔平
2'04.664 0.944167.692
528GT35PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
ファリーク・ハイルマン
2'05.139 1.419167.056
632GT36KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
タカシ
テツオ・オギノ
2'09.277 5.557161.710
759ST-21STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
2'17.49413.774152.044
816GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
堀田 誠
2'17.51113.791152.026
920ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
2'17.95714.237151.534
109ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート
佐藤 茂
2'18.22914.509151.236
116ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
白坂 卓也
2'18.56014.840150.875
1214ST-31岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
伊橋 勲
増田 芳信
2'18.73615.016150.683
1315ST-32岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 哲也
杉林 健一
2'19.06215.342150.330
1480ST-33PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
脇阪 薫一
2'19.21815.498150.162
1534ST-34asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
2'19.41015.690149.955
1638ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
植田 正幸
川口 正敬
2'19.79616.076149.541
175ST-36岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
2'19.87516.155149.456
187ST-24新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
2'20.73117.011148.547
1939ST-37TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
東 徹次郎
橋本 達也
2'21.55817.838147.679
2030ST-25RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
青木 拓磨
佐藤 敦
2'22.01018.290147.209
2135ST-38asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
下垣 和也
長谷川 伸司
2'22.05718.337147.161
2295ST-41リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
服部 尚貴
2'23.06619.346146.123
2341ST-42TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
長野 賢也
2'23.17519.455146.012
2448ST-43DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
井上 恵一
太田 侑弥
2'23.47819.758145.703
2586ST-44GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
2'23.98120.261145.194
26333ST-45オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
2'24.40020.680144.773
2758ST-46ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
山田 隆行
2'24.40420.684144.769
2852ST-47埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
番場 琢
平沼 貴之
2'24.48920.769144.684
2993ST-48SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
金子 昌広
2'25.03721.317144.137
30116ST-49W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
杉原 直弥
山脇 大輔
2'25.35421.634143.823
3113ST-410ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
2'26.60622.886142.594
3218ST-411コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
森 正行
2'27.28423.564141.938
3373ST-412mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
森 国形
2'28.89325.173140.404
3410ST-413Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
亀井 光宣
窪田 俊浩
伊藤 英行
2'30.57726.857138.834
3549ST-414ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
大文字 賢浩
2'31.51127.791137.978
3619ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
駒木 孝有
2'35.68931.969134.275
3736ST-52エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
2'36.16832.448133.864
3899ST-53RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
平井 隆一
濱口 亮
野村 浩史
2'39.57235.852131.008
394ST-54アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
2'40.43636.716130.302
4026ST-55エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
川中子 和彦
2'40.64236.922130.135
41602ST-56PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
小松 高人
2'40.67936.959130.105
4217ST-57DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野上 敏彦
小原 健一
野上 達也
2'49.95146.231123.007

スーパー耐久

SGT:第6戦鈴鹿決勝第1レース 谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が逆転優勝

 スーパー耐久シリーズ第6戦は21日、鈴鹿サーキットで決勝第1レースを行い、予選2位からスタートしたGT3クラスの谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が16周、41分04秒438で総合優勝を飾った。

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 好天のもと14時10分、40分の第1レースのフォーメーションラップが始まった。フォーメーションに2周を費やしてスタートが切られる。

 スタートでトップに立ったのはGT3クラスポールシッターの藤井誠暢(スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R)、2位に予選2位の谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が続く。3位には1コーナーでインからジョノ・レスター(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)をかわした青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)が上がってきた。

 しかし、周回遅れが出始めた3周目。トップを走る藤井がシケインで周回遅れの駒木孝有(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)と接触。立ち上がり加速が鈍ったところで4周目の1コーナーで谷口にかわされ2位に落ちる。

 しかし、藤井もトップ谷口に食らいつき、青木、レスターと4台での接近戦となるが、5周目のダンロップコーナーでST-5クラスの小松高人(PTGランドリー602明京産業ヴィッツ)がクラッシュし、パーツが散乱。このパーツとオイルの処理のためセーフティーカーが導入される。

 処理には20分以上を要し、セーフティーカはピットロードに入いると残りは7分余り。

 ここから超スプリントレースで再開されるが、谷口は藤井を巧みに押さえ込み第1レースを制した。2位は藤井。3位は再開後、レスターに迫られるもののこれをしのぎぎった青木が、4位にはレスターが入った。

 ST-1クラスは1台参加の堀主知ロバート(Faust Racing BMW Z4)が優勝した。

 ST-2クラスは、序盤トップを走っていたポールシッターの吉田寿博(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)を、レース再開後のファイナルラップにかわした阪口良平(RSオガワADVANランサー)が優勝した。

 ST-3クラスはポールシッターの小松一臣(ST-3:岡部自動車KYOSHIN計測Z33)が5周目にストップ。代わってトップに立った佐藤晋也(PETRONAS TWS GS350)が優勝し、残りのレースを待たずしてクラスチャンピオンを決定した。

 ST-4クラスは井入宏之(TRACY SPORTS ings S2000)が終始トップを快走。ポールトゥウィンを飾った。

 ST-5クラスは、前述のようにポールシッターの駒木が接触で後退。トップを走る井尻薫(エンドレスアドバントラストヴィッツ)をSC導入前にかわしたリュウイチ(ST-5:RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)がそのまま逃げ切り優勝を飾った。

 第2レースは明日22日9時45分より、第3レースは同日12時35分より、いずれも40分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿決勝第1レース結果

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/21) Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
11GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
谷口 信輝1641'04.438
224GT32スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
藤井 誠暢160.564
381GT33GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
青木 孝行169.830
428GT34PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ジョノ・レスター1610.326
58GT35もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平1621.552
632GT36KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
テツオ・オギノ1642.425
720ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
阪口 良平161'25.623
859ST-22STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
吉田 寿博161'26.006
99ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート161'26.642
106ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広161'30.424
1180ST-31PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也161'33.500
1238ST-32TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
植田 正幸161'34.917
1339ST-33TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
東 徹次郎161'41.405
1415ST-34岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明161'43.215
1530ST-24RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
青木 拓磨161'44.084
167ST-25新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
藤井 芳樹161'45.852
175ST-35岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
安宅 徳光161'52.595
18*16GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
堀田 誠161'24.830
1941ST-41TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
井入 宏之151Lap
2058ST-42ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
関 豊151Lap
2186ST-43GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
井口 卓人151Lap
2248ST-44DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥151Lap
2313ST-45ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
村田 信博151Lap
24333ST-46オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
野間 一151Lap
25116ST-47W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
山脇 大輔151Lap
2610ST-48Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
窪田 俊浩151Lap
2749ST-49ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
檜井 保孝151Lap
28*52ST-410埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之151Lap
2999ST-51RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ151Lap
3036ST-52エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
井尻 薫151Lap
314ST-53アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉151Lap
3219ST-54BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
駒木 孝有142Laps
3317ST-55DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
小原 健一142Laps
3426ST-56エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美142Laps
3518ST-411コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
中島 佑弥133Laps
---- 以上規定周回数(GT3,ST-1,ST-2,ST-3:11Laps ST-4,ST-5: 10Laps)完走 ----
-35ST-3-asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
下垣 和也142Laps
-93ST-4-SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
中村 嘉宏133Laps
-34ST-3-asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘511Laps
-14ST-3-岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣412Laps
-73ST-4-mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽412Laps
-602ST-5-PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
小松 高人412Laps
-95ST-4-リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
服部 尚貴214Laps
-71ST-5-ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
紫田 正一016Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)2'04.640 (14/16) 167.72km/h
  • CarNo.16は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(SC活動中の追越行為)により、競技9結果に30秒を加算した。
  • CarNo.52は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1②違反(危険なドライブ行為)により、競技結果に40秒を加算した。

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿公式予選 第1レースはスリーボンドGT-Rが、第2レースはGTNET GT-Rが、第3レースは28号車のPETRONAS SLSがPP!

st_r06_q-28

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 スーパー耐久シリーズ第6戦が21日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。今年も昨年に続きFIA WTCCとの併催となった。今回は40分間の決勝レースが3回開催される。Aドライバー予選で第2レースのグリッドが、Bドライバー予選で第1レースのグリッドが、ABドライバーの総合タイムで第3レースのグリッドが決定されることとなる。

 鈴鹿サーキットは朝から快晴に恵まれた。9時50分より途中赤旗を挟んでAドライバー、Bドライバー予選とも30分間で行われた。

 第2レースのスタート順を決めるAドライバー予選では、GT3クラスの青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)がコースレコードを更新する2分2秒728で総合のポールポジション。2位には荒聖治(もり山 R8 LMS ultra からあげ)、3位には片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続いた。ST-1クラスはただ1台参加の堀主知ロバート(Faust Racing BMW Z4)が、ST-2クラスでは大澤学(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が、ST-3クラスでは佐々木雅弘(asset テクノ Z34)が、ST-4クラスでは植松忠雄(TRACY SPORTS ings S2000)が、ST-5クラスでは平井隆一(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)がポールポジションを獲得した。

 続いて行われた第1レースのスタート順を決めるBドライバー予選では、GT3クラスの藤井誠暢(スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R)がポールポジション。以下、谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)、ジョノ・レスター(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続く。ST-1クラスでは佐藤茂(Faust Racing BMW Z4)、ST-2クラスでは吉田寿博(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が、ST-3クラスでは伊橋勲(岡部自動車KYOSHIN計測Z33)が、ST-4クラスでは井入宏之(TRACY SPORTS ings S2000)が、ST-5クラスでは古宮正信(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)がポールポジションを獲得した。

 第3レースのスタート順はA,Bドライバーの合算タイムで決められ、総合のポールポジションはGT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(片岡龍也/ジョノ・レスター/ファリーク・ハイルマン組)がポールポジション。2位にはPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ドミニク・アン/谷口信輝/メルビン・モー組)3位にはスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(ガミさん/藤井誠暢/佐々木大樹組)が付けた。ST-1クラスはFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂組)が、ST-2クラスはSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)が、ST-3クラスはasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司組)がST-4クラスはTRACY SPORTS ings S2000(植松忠雄/井入宏之/長野賢也組)が、ST-5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有組)がポールポジションを獲得した。

 第1レース決勝は本日21日14時10分より、第2レースは明日22日9時45分より、第3レースは同日12時35分より、それぞれ40分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿A,Bドライバー公式予選総合結果(第3レースグリッド順)

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/21) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
128GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
2'03.253
2'03.147
4'06.400-
21GT32PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
谷口 信輝
2'03.467
2'03.123
4'06.590 0.190
324GT33スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん
藤井 誠暢
2'04.771
2'03.075
4'07.846 1.446
481GT34GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
青木 孝行
尾本 直史
2'02.728
2'05.495
4'08.223 1.823
58GT35もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
荒 聖治
湯澤 翔平
2'03.249
2'05.234
4'08.483 2.083
632GT36KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
タカシ
2'05.998
2'06.345
4'12.343 5.943
716GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
堀田 誠
2'10.917
2'11.730
4'22.64716.247
89ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート
佐藤 茂
2'14.851
2'16.404
4'31.25524.855
959ST-21STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
2'17.389
2'16.927
4'34.31627.916
1020ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
2'18.163
2'17.015
4'35.17828.778
1134ST-31asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
2'17.496
2'17.746
4'35.24228.842
1214ST-32岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
伊橋 勲
2'17.702
2'17.687
4'35.38928.989
136ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
白坂 卓也
2'17.762
2'17.756
4'35.51829.118
1480ST-33PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
2'18.601
2'18.138
4'36.73930.339
1515ST-34岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 哲也
2'18.208
2'18.573
4'36.78130.381
1638ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
植田 正幸
2'18.437
2'19.588
4'38.02531.625
1735ST-36asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
下垣 和也
2'18.831
2'19.856
4'38.68732.287
185ST-37岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
2'18.795
2'19.932
4'38.72732.327
1939ST-38TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
東 徹次郎
2'20.420
2'19.280
4'39.70033.300
207ST-24新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
2'21.393
2'20.679
4'42.07235.672
2130ST-25RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
青木 拓磨
2'20.893
2'21.803
4'42.69636.296
2241ST-41TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
2'22.559
2'22.123
4'44.68238.282
2386ST-42GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
2'24.288
2'22.565
4'46.85340.453
2493ST-43SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
2'24.429
2'23.123
4'47.55241.152
2552ST-44埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
番場 琢
2'23.869
2'24.499
4'48.36841.968
2648ST-45DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
井上 恵一
2'24.065
2'24.308
4'48.37341.973
27116ST-46W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
杉原 直弥
2'24.480
2'24.247
4'48.72742.327
2858ST-47ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
2'23.164
2'25.733
4'48.89742.497
29333ST-48オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
2'23.860
2'25.586
4'49.44643.046
3013ST-49ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
2'26.627
2'24.848
4'51.47545.075
3173ST-410mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
2'26.439
2'25.082
4'51.52145.121
3249ST-411ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
2'31.969
2'30.904
5'02.87356.473
3310ST-412Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
亀井 光宣
窪田 俊浩
2'34.322
2'29.845
5'04.16757.767
3419ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
2'35.860
2'34.921
5'10.7811'04.381
35602ST-52PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
小松 高人
2'35.652
2'36.360
5'12.0121'05.612
3699ST-53RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ
濱口 亮
2'34.956
2'37.569
5'12.5251'06.125
3836ST-54エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
2'37.676
2'36.987
5'14.6631'08.263
394ST-55アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
2'37.313
2'37.487
5'14.8001'08.400
4026ST-56エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
2'40.046
2'39.693
5'19.7391'13.339
4117ST-57DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野上 敏彦
小原 健一
2'42.885
2'39.007
5'21.8921'15.492
---- 以上予選通過 ----
-18ST-4-コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
2'45.327
2'27.320
5'12.6471'06.247
-95ST-4-リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
no time
no time
--
-71ST-5-ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
紫田 正一
馬場 和三郎
no time
no time
-

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿Bドライバー公式予選結果(第1レースグリッド順)

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/21) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124GT31藤井 誠暢スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
2'03.075-169.857
21GT32谷口 信輝PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.123 0.048169.791
328GT33ジョノ・レスターPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.147 0.072169.758
48GT34湯澤 翔平もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
2'05.234 2.159166.929
581GT35尾本 直史GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
2'05.495 2.420166.582
632GT36タカシKRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
2'06.345 3.270165.461
716GT37堀田 誠muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
2'11.730 8.655158.697
89ST-11佐藤 茂Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
2'16.40413.329153.259
959ST-21吉田 寿博STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
2'16.92713.852152.674
1020ST-22阪口 良平RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'17.01513.940152.576
1114ST-31伊橋 勲岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'17.68714.612151.831
1234ST-32前嶋 秀司asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'17.74614.671151.766
136ST-23白坂 卓也新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'17.75614.681151.755
1480ST-33吉本 大樹PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
2'18.13815.063151.336
1515ST-34田中 哲也岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'18.57315.498150.861
1639ST-35東 徹次郎TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'19.28016.205150.095
1738ST-36植田 正幸TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'19.58816.513149.764
1835ST-37下垣 和也asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'19.85616.781149.477
195ST-38安宅 徳光岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'19.93216.857149.395
207ST-24藤井 芳樹新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'20.67917.604148.602
2130ST-25青木 拓磨RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'21.80318.728147.424
2241ST-41井入 宏之TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
2'22.12319.048147.092
2386ST-42井口 卓人GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
2'22.56519.490146.636
2493ST-43中村 嘉宏SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
2'23.12320.048146.065
25116ST-44杉原 直弥W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
2'24.24721.172144.926
2648ST-45井上 恵一DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
2'24.30821.233144.865
2752ST-46番場 琢埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
2'24.49921.424144.674
2813ST-47村田 信博ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
2'24.84821.773144.325
2973ST-48山崎 学mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
2'25.08222.007144.092
30333ST-49野間 一オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
2'25.58622.511143.593
3158ST-410関 豊ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
2'25.73322.658143.449
3218ST-411中島 佑弥コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
2'27.32024.245141.903
3310ST-412窪田 俊浩Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
2'29.84526.770139.512
3449ST-413檜井 保孝ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'30.90427.829138.533
3519ST-51古宮 正信BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
2'34.92131.846134.941
36602ST-52小松 高人PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
2'36.36033.285133.699
3736ST-53井尻 薫エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'36.98733.912133.165
384ST-54河野 利尚アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
2'37.48734.412132.742
3999ST-55濱口 亮RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'37.56934.494132.673
4017ST-56小原 健一DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'39.00735.932131.473
4126ST-57咲川 めりエンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'39.69336.618130.909
---- 以上予選通過 ----
-71ST-5-馬場 和三郎ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
no time--
-95ST-4-中島 保典リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
no time--

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿Aドライバー公式予選結果(第2レースグリッド順)

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/21) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
181GT31青木 孝行GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
2'02.728-170.338
28GT32荒 聖治もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
2'03.249 0.521169.618
328GT33片岡 龍也PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.253 0.525169.612
41GT34ドミニク・アンPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.467 0.739169.318
524GT35ガミさんスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
2'04.771 2.043167.549
632GT36飯田 太陽KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
2'05.998 3.270165.917
716GT37ヒロ・ニシダmuta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
2'10.917 8.189159.683
89ST-11堀 主知ロバートFaust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
2'14.85112.123155.024
959ST-21大澤 学STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
2'17.38914.661152.161
1034ST-31佐々木 雅弘asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'17.49614.768152.042
1114ST-32小松 一臣岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'17.70214.974151.815
126ST-22冨桝 朋広新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'17.76215.034151.749
1320ST-23大橋 正澄RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'18.16315.435151.308
1415ST-33長島 正明岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'18.20815.480151.259
1538ST-34藤田 竜樹TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'18.43715.709151.009
1680ST-35佐藤 晋也PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
2'18.60115.873150.830
175ST-36今村 大輔岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'18.79516.067150.619
1835ST-37小泉 和寛asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'18.83116.103150.580
1939ST-38兵藤 信一TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'20.42017.692148.876
2030ST-24成澤 正人RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'20.89318.165148.376
217ST-25神子島 みか新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'21.39318.665147.852
2241ST-41植松 忠雄TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
2'22.55919.831146.642
2358ST-42小林 康一ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
2'23.16420.436146.023
24333ST-43北川 剛オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
2'23.86021.132145.316
2552ST-44大井 貴之埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
2'23.86921.141145.307
2648ST-45鶴田 和弥DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
2'24.06521.337145.109
2786ST-46影山 正彦GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
2'24.28821.560144.885
2893ST-47浜野 彰彦SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
2'24.42921.701144.744
29116ST-48吉田 靖之W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
2'24.48021.752144.693
3073ST-49鈴木 陽mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
2'26.43923.711142.757
3113ST-410タカモリ 博士ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
2'26.62723.899142.574
3249ST-411福山 英朗ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'31.96929.241137.562
3310ST-412亀井 光宣Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
2'34.32231.594135.465
3499ST-51リュウイチRS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'34.95632.228134.911
35602ST-52岩月 邦博PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
2'35.65232.924134.307
3619ST-53奥村 浩一BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
2'35.86033.132134.128
374ST-54伊藤 俊哉アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
2'37.31334.585132.889
3836ST-55後藤 比東至エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'37.67634.948132.583
3926ST-56江原 弘美エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'40.04637.318130.620
4017ST-57野上 敏彦DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'42.88540.157128.343
---- 以上予選通過 ----
-18ST-4-浅野 武夫コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
2'45.32742.599126.448
-71ST-5-紫田 正一ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
no time--
-95ST-4-松井 猛敏リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
no time--

SUPER GT

SGT:第6戦富士 GAINER DIXCEL SLS、今回もSCに翻弄されるが追い上げて7位でチェッカー! (GAINER)

  • DRIVER: KATSUYUKI HIRANAKA / BJORN WIRDHEIM
  • 予選6位 決勝7位
  • 予選日入場者数: 19,500人 決勝日入場者数: 32,800人

gt_r06_gainer_11-01.jpg

2013年9月7日(土曜日)
  • 公式練習:9:00~10:50 気温:25度・路面温度:29度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 平中克幸 気温:25度・路面温度:33度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 Bjorn Wirdheim 気温:25度・路面温度:31度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r06_gainer_11-02.jpg  SUPER-GTも後半戦に突入し、ウエイトハンディもシリーズ中一番重たい状況下でのレースとなる。

 9月1日にTeam監督で、弊社株式会社ゲイナーの社長でもある山本俊茂監督が62歳の若さで、この世を去りました。 マシンカラーリングも、追悼カラーに少し変更し、山本監督の為にも、2台ともが表彰台に上るために全力で戦う。

 まず公式練習では平中から走行を開始。バランス的にはアンダー気味で、リアの跳ねが気になるようだ。 足回りと、リアウイングを調整し、Bjorn Wirdheimに交代。決勝を想定した走行を繰り返し、安定ラップも刻めるようなので、良い形で練習走行を終えることが出来た。

 ノックアウト予選の1回目は平中が担当。午前中よりリアの足回り、ブレーキ周りを交換し、予選開始から若干の時間をおいて、ピットを離れていく。朝よりも跳ねも無くなり、バランスも良くなっているようだ。

 タイムも2周目に1分40秒170をマークして暫定トップに。このまま周回してもQ1は通過できると確信しピットへ戻る。 結局は9番手のタイムでQ2に進出を決めた。

 500の予選を挟み、ノックアウト予選2回目が開始された。Bjornが開始と同時にピットを離れる。計測2周目にベストタイムの1分39秒644をマークし2番手に躍り出る。しかしこれ以上のタイムアップは出来ず、明日は優勝も狙えるポジションの6番手のグリッドが決まった。

平中 克幸コメント
 朝のフリーは状態としては良くなかったのですが、セットアップを変更してからは、それが上手くいったので、今日の予選結果に繋がったと思います。小笠原エンジニアのおかげだと思いますが、レースは明日なのでそれは楽しみです。
Bjorn Wirdheimコメント
 朝のフリー走行は決勝を見据えたテストをしていました。予選はQ2を担当しましたが、平中選手も良いパフォーマンスでQ1を通過してくれましたし、タイヤもマシンも良い状態でした。CR-Zは重たくても相変わらず速かったですけどね。明日は良いポジションからスタートできるので、監督の為にも優勝したいです。

gt_r06_gainer_11-03.jpg

2013年9月8日(日曜日)
  • フリー走行:9:00~9:30 気温:23度・路面温度:24度・天候:雨・路面状況:ウエット
  • 決勝66周(61周):14:00~ 気温:29度・路面温度:35度・天候:小雨/曇・路面状況:セミウエット/ドライ

gt_r06_gainer_11-04.jpg  天気予報が当たって、朝からの雨。まずBjornから走行をスタート。走行が始まってすぐに赤旗中断。再開後Bjornの走りは良く、このセッションの2番手に付ける。その後平中に交代するが、トップはNo.61 BRZで、平中が出した1分50秒373から1秒半も速く、88kgも積んでいるとは思えない。やはり重たい重量を考えれば、Teamとしてもこのまま雨の決勝レースが望まれた。

 雨は決勝レーススタート前には完全にあがり、ドライのレースでフォーメーションラップが開始された。しかし、雨雲は静岡県の至る所に点在し、いつ雨が降ってきてもおかしくない状況だ。

 スタートを担当するのはBjorn。綺麗なスタートが切られ1コーナーへ。1周目にNo.61をパスし5番手に浮上。徐々にペースを上げてくるBjornは7周目にはNo.55 CR-ZをNo.16 CR-Z、No.4 BMWが相次いでパスしていくのと同じようにパス。しかしこの時に接触があったが、レーシングアクシデントと判断。そのまま前車を捉えに掛かる。

 前を行くNo.4 BMWとの攻防は、18周目に起きたNo.32号車のクラッシュによりセーフティーカー(SC)が入りレースは中断。21周目にピットオープンとなるが、2年前の同じ第6戦で100kgの重量を背負っての走行で、タイヤがバーストしたことを考えてそのまま走行を続けることを選択。No.16も同じ作戦を取り、29周目にトップを奪取。40周目に平中と交代するまで、そのポジションをキープ。

 しかし、やはりSC後にすぐにピットに入ったNo.4がすでに13秒後方まで迫って来ていた。ルーティーンのピットが終わり、ポジションは12番手まで後退していたが、平中の少しでも多くのポイントを獲得するんだという強い意志の中、まずNo.5 GT-Rを交わし、その後52周目にはポイントランキングトップのNo.16を捉えてパス。この時点で8番手まで順位を上げ、ペースの落ちてきていたNo.61を交わし、7番手まで浮上した。しかし周回数も残り1周となり、追い上げもここまで。貴重な4ポイントをあげた。

gt_r06_gainer_11-05.jpg

平中 克幸コメント
 今回は優勝を狙って入ったレースだったのですが、こんな形になってしまって非常に残念です。タラレバじゃないですが、作戦的にもっと上手くやっていれば最低でも2位表彰台にはのぼれてたと思うし、Bjornのペースも僕の後半のペースも悪くなかったのですからね。特にウエット路面でのスリックが、SUGOと比べて格段と良くなり、他のマシンと比べても、僕たちの車のペースはかなり速かったと思うと残念です。終わってしまったことをあれこれ言っても仕方がないですし、チャンピオンシップを考えてもまだまだ諦めるわけにはいかないので、次のレースではもっとポイントを詰められるように頑張ります。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日はマシンもタイヤも本当に素晴らしかった。僕のファーストスティントも良かったと思う。タイヤも良かった。SCのあとピットに入らなかったので、僕がロングスティントを走ることになりましたが、やはりロスは大きく残念な結果になりました。平中も良い仕事をしていましたので、2位にはなれてと思います。
Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第6戦富士 GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS、今季ベストリザルト6位入賞 (GAINER)

gt_r06_gainer_10-01.jpg

  • DRIVER: TESTUYA TANAKA / MASAYUKI UEDA
  • 予選8位 決勝6位
  • 予選日入場者数: 19,500人 決勝日入場者数: 32,800人
2013年9月7日(土曜日)
  • 公式練習:9:00~10:50 気温:25度・路面温度:29度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 田中哲也 気温:25度・路面温度:33度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 植田正幸 気温:25度・路面温度:31度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r06_gainer_10-02.jpg  SUPER-GTも後半戦に突入し、ウエイトハンディもシリーズ中一番重たい状況下でのレースとなる。

 9月1日にTeam監督で、弊社株式会社ゲイナーの社長でもある山本俊茂監督が62歳の若さで、この世を去りました。マシンカラーリングも、追悼カラーに少し変更し、山本監督の為にも、2台ともが表彰台に上るために全力で戦う。

 まず公式練習では田中哲也から走行を開始。 バランス的には悪くはなかったが、限界が低く、限界値を探るのにダンパーと車高の調整を行った。周回毎に路面状況の変化が大きく、セットを中断し植田正幸と交代。植田のラップタイムも悪くなく、1分41秒185をマークし、このセッションの14番手で走行は終了した。

 ノックアウト予選はオンタイムで進行。Q1を担当するのは田中。コースオープンと共にピットを離れていく。計測4周目にベストタイムをたたき出すが、これはパナソニックコーナーでガス欠した前車に追突しそうになりよけた時のタイムであり、非常に残念なアタックタイムではあったが、なんとかQ2に駒を進めることが出来た。

 Q2を担当するのは植田。後半戦に来て、かなりSLSに乗れてきているので、好タイムが期待された。セットもQ1から田中のアドバイスを受け、車高、スタビ、ダンパーなどのセット変更を行いスタート。徐々にタイムをあげていき、3周目には1分39秒台をマ-ク。今期一番のパフォーマンスで、8番手のグリッドが決定した。

田中哲也コメント
今日は結構流れが良くて、自分的にはもう少し余裕で通過出来るかとは思ったのですが、一番タイヤの良い状況の時に引っかかってしまいました。でも、ぎりぎりでも通れたのでホッとしました。Q1さえ通れば、植田さんがどうにかしてくれると思ったので、植田さんも期待に応える走りをしてくれた予選だったと思います。明日は表彰台を狙いに行きます。
植田正幸コメント
予選は朝のアンダーステアがきつかったのをウイングでアジャストして貰って、最後少し失敗はしましたが、今シーズン一番良い予選順位で終わることが出来ました。明日は頑張ります。

gt_r06_gainer_10-03.jpg

2013年9月8日(日曜日)
  • フリー走行:9:00~9:30 気温:23度・路面温度:24度・天候:曇・路面状況:ウエット
  • 決勝88周(81周):14:00~気温:29度・路面温度:35度・天候:小雨/曇・路面状況:セミウエット/ドライ

gt_r06_gainer_10-04.jpg  天気予報が当たって、朝からの雨。雨仕様にセット変更し、まず田中からスタート。走行直後にNo.19とNo.50がストップし赤旗中断。その間にセットをアジャストして田中が確認の走行をし、植田と交代。フリー走行は終了した。

 その後のサーキットサファリでは、植田がトップタイムの1分50秒150を計測し終了した。

 雨は決勝レーススタート前には完全にあがり、ドライのレースでフォーメーションラップが開始された。しかし、雨雲は静岡県の至る所に点在し、いつ雨が降ってきてもおかしくない状況だ。

 スタートを担当するのは田中。綺麗なスタートが切られて1コーナーに消えていく。3周目にNo.61 BRZをパスし7番手に浮上。続いてNo.5 GTR-Rも交わし6番手に。11周目にNo.11の後まで迫り5番手を走行。18周目に起きたNo.32号車のクラッシュによりセーフティーカー(SC)が入り中断。21周目にピットオープンとなり、すぐにピットに入り植田と交代。

 SCがピットに入り、リスタートが切られた時は17番手を走行していたが、全車がルーティーンのピットを終えた43周目には6番手を走行。植田のラップタイムも悪くなく、前車との差も開くことなく周回を刻む。しかし、後ろから来るNo.3 GT-Rは速く、56周目にとうとうパスされてしまい7番手に後退。

 しかしここから植田のペースが上がり、No.61をパスし再び6番手を走行。そのままチェッカーを受け、6番手と今年一番のリザルトを記録した。

田中哲也コメント
決勝は今期最高の順位だったので、良かったですが、もうちょっとチームとして頑張らなければいけないこともあったのかなと思いました。10号車も11号車ももっと上の順位でチェッカーを受けられたのでは無いかと思うと、残念ですが次回このことを生かしてもっと頑張ります。
植田正幸コメント
今日は哲也選手がスタートで、SCが入った関係で僕がロングを担当することになりましたが、ドンピシャのタイミングでコースに出られたので、良かったのですが、同じマシンのNo.62SLSに先行を許してしまったり、トラブルでワイパーが動かなくなったりして、乗りにくかったのです。ただペースがあと1周コンマ5~コンマ8は最低でも縮められたら、4位にはなれていたと思うともっと頑張らないといけないと思いました。
福田洋介エンジニアコメント
今回、天気予報で微妙な雨の確率が高く、難しいレースを予想していましたが、波乱はセーフティーカーのタイミングでした。予定のピットは早くともレース距離の半分割り、タイヤ次第で引っ張るつもりが、ピットオープンのタイミングが早くピットに入った方が特をする状況になった為、予定外で急遽ショートスティントでのピットインとなり、タイヤライフ的に賭けの部分はありましたが少しの雨で多少余裕も出来、植田さんも何とか粘りの走りで、田中・植田コンビでは過去最高の6位を獲得出来ました。次のレースでも過去最高位を更新出来るよう頑張ります。

gt_r06_gainer_10-05.jpg

Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第6戦富士フォトギャラリー(決勝日)

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s-gtfuji_r_msf_025 s-gtfuji_r_msf_026 s-gtfuji_r_msf_027 s-gtfuji_r_msf_028
s-gtfuji_r_msf_029 s-gtfuji_r_msf_030 s-gtfuji_r_msf_031 s-gtfuji_r_msf_032
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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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SGT:第6戦富士フォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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SGT:第6戦富士決勝 KEIHIN HSV-010が2位表彰台、ウイダーモデューロHSV-010はチャンピオン争いのトップに! (HONDA)

  • 2013年9月8日(日)・決勝  会場:富士スピードウェイ(4.563km)  天候:曇りときどき雨 気温:29℃(14:00時点) 路面温度:35℃(14:00時点)  コースコンディション:ドライときどきウエット  観客:3万2800人

 9月8日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースが行われました。

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gt130908001L.jpg  7日(土)の公式予選では、#18 ウイダー モデューロ HSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組)が3番手、そして#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)が4番手となり、2台のHSV-010 GTが2列目グリッドを占める形となりました。さらに#17 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)は8番グリッド、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)は11番グリッド、#32 Epson HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)は15番グリッドから、決勝レースを戦います。

 決勝レースが行われる日曜日は、朝から小雨がぱらつくあいにくの空模様となりました。フリー走行が始まった午前9時の段階でも路面は完全にウエットで、各車、水しぶきを大きく上げながら走行しました。ここでは#18 ウイダー モデューロ HSV-010が4番手のタイムをマークしてHonda勢のトップに立ったほか、#8 ARTA HSV-010は6番手、#100 RAYBRIG HSV-010は7番手、#17 KEIHIN HSV-010は8番手、#32 Epson HSV-010は11番手となりました。

 フリー走行が終わると、雨はいったん止み、午後になるとコースは完全なドライコンディションとなりました。午後2時、1周のフォーメーションラップに続くローリングタートにより、66周の決勝レースが幕を開けました。スタートドライバーは、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は山本選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#8 ARTA HSV-010はファーマン選手、#32 Epson HSV-010は道上選手です。

 5名のHondaドライバーは、順調にスタートを切り、山本選手は3番手、伊沢選手は4番手、金石選手は8番手と、予選順位を守ってオープニングラップを走りきりましたが、ファーマン選手は2台を追い抜いて9番手に浮上。道上選手もライバルの1台を攻略し、14番手でオープニングラップを終えました。

 レース序盤、GT500クラスのマシンは、接近戦を展開しながら周回を重ねていきます。そうした中、#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢選手は、3番手を走る山本選手の#18 ウイダー モデューロ HSV-010にたびたび接近。8周目の1コーナーで#100 RAYBRIG HSV-010はついに3番手に浮上し、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は4番手となります。#18 ウイダー モデューロ HSV-010は、タイヤのグリップに苦しんだために、その後もペースが伸び悩み、9周目には5番手、10周目には8番手、14周目には9番手と後退していきます。

 15周目の段階で#100 RAYBRIG HSV-010は引き続き3番手、#17 KEIHIN HSV-010は8番手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は9番手、#8 ARTA HSV-010は10番手、#32 Epson HSV-010は15番手となりました。

 19周目、ホームストレートを走行していた#32 Epson HSV-010の左リアタイヤに、トラブルが発生。マシンはコントロールを失ってガードレールに接触するというアクシデントが起こります。幸い、ステアリングを握る道上選手は無事でしたが、ストレート上にパーツが散乱したため、20周目にセーフティカーが導入されました。間もなく、各マシンはストレート上にGT500クラスとGT300クラスとが分かれて整列し、GT500クラス、GT300クラスの順で、セーフティカーランが再開されました。これらが終わった22周目、それまで進入禁止とされていたピットレーンがオープンとなり、GT500クラスではライバルの1台を除く全車がピットストップを実施。給油、タイヤ交換、ドライバー交代を済ませてからコースに復帰していきました。

 ここでいち早く作業を終えたのが、#17 KEIHIN HSV-010で、4番手となってピットアウト。それに続いたのが#18 ウイダー モデューロ HSV-010の7番手で、#100 RAYBRIG HSV-010は9番手、#8 ARTA HSV-010は11番手となってセーフティカーが率いる隊列に加わりました。

 24周目が終わったところでセーフティカーランは終了し、競技が再開されます。後半を担当するドライバーは、#17 KEIHIN HSV-010が塚越選手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010がマコヴィッキィ選手、#100 RAYBRIG HSV-010が小暮選手、#8 ARTA HSV-010が松浦選手となります。

 25周目、塚越選手はライバルの1台を攻略し、3番手に浮上します。その直後、#100 RAYBRIG HSV-010がピットインします。これは、GT300クラス車両の1台に接触した際にラジエターが破損したことで、そこから冷却水が漏れ出し、その状態で走行を続けるとオーバーヒートを起こす恐れがあったためにとられた措置です。結局、#100 RAYBRIG HSV-010はこのままリタイアとなりました。

 34周目、2番手を走るライバルマシンに、セーフティカーランのあとに反則スタートを行ったとして、ドライブスルーペナルティーが科せられます。この車両が36周目にペナルティーを消化すると、#17 KEIHIN HSV-010は2番手に浮上しました。これと前後して小雨が降り出し、路面はやや湿った状態となります。このコンディションでは、塚越選手が群を抜いて速く、トップを走るライバルにじわじわと迫っていきました。

 一方、#18 ウイダー モデューロ HSV-010はピットストップの際にタイヤ交換を行ったことで、ペースをやや取り戻し、37周目には6番手、40周目には5番手へとポジションを上げます。同じく40周目、ライバルの脱落などに助けられて、#8 ARTA HSV-010もポイント圏内の8番手までポジションを上げていました。

 42周目、セーフティカーランの際に、唯一ピットストップを行わず、トップを走行していたライバルの1台がピットに入りました。このとき、塚越選手はライバルのすぐ後ろを走っていたために、ストレートでの加速が一瞬鈍り、それまで3番手を走行していたライバルに先行を許します。2番手となった塚越選手は、新たにトップに浮上したライバルを懸命に追走。これと前後して、コース上では再び雨が降るようになりますが、コースが濡れ始めると塚越選手は速く、トップとの間隔をじわじわと詰めていき、その差はときに0.5秒ほどまで縮まりました。しかし、雨が止んでコースが乾き始めると、2台の間隔は再び広がってしまいます。もっとも、レースは残り20周近くあり、今後のコンディション次第では、#17 KEIHIN HSV-010がトップに立つ可能性は十分にあると思われました。

 しかしその後は、残念ながら雨脚が強くなることはなく、#17 KEIHIN HSV-010はトップを追い詰めることができないまま周回を重ねていきます。最終的に#17 KEIHIN HSV-010はトップと2.8秒差で66周を走りきり、2位表彰台を手に入れました。そして、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は5位、#8 ARTA HSV-010は8位となり、完走を果たした3台のHSV-010 GTがそろってポイントを獲得することとなりました。

 この結果、チャンピオン争いのドライバー部門において、合計46点を獲得した#18 山本/マコヴィッキィ組(ウイダー モデューロ HSV-010)がライバルの1チームと同点でトップに浮上。そして、今回15点を追加して41点とした#17 金石/塚越組(KEIHIN HSV-010)は、チャンピオン争いの5位につけています。#100 伊沢/小暮組(RAYBRIG HSV-010)は、今回リタイアに追い込まれたため総合7位に後退しましたが、それでもポイントリーダーとの差は9点で、逆転タイトルの可能性を残しています。さらに#8 ファーマン/松浦組(ARTA HSV-010)は31点で11位、#32 道上/中嶋組(Epson HSV-010)は3点で15位となっています。優勝はポールポジション(PP)からスタートした#38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)でした。

 一方、Hondaが開発したレーシングハイブリッドシステムを搭載する、GT300クラスの#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)と#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)は、土曜日の予選で#55 ARTA CR-Z GTがPP、#16 MUGEN CR-Z GTが3番グリッドを獲得。日曜日の決勝レースでも、序盤は2台そろってトップ3のポジションを守ったまま周回を重ねていきました。ただし、#55 ARTA CR-Z GTは他車との接触により、リアディフューザーの一部を破損。これがリアタイヤに干渉していたため、13周目にピットストップを行って応急措置を施しました。この影響で#55 ARTA CR-Z GTは一時、24番手まで後退します。対して、#16 MUGEN CR-Z GTは22周目にトップに浮上する活躍をみせましたが、34周目にピットストップを行うと17番手に後退。それでもあきらめずに追い上げ、結果8位でフィニッシュしました。なお、#55 ARTA CR-Z GTは16位で完走を果たしました。

 次戦は10月5日(土)、6日(日)に大分県のオートポリスで開催されます。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「今回は、これまで苦手とされてきた富士スピードウェイで、トップチームに負けないスピードを発揮できたことで、自分たちが開発してきたことが間違っていなかったという自信が持てました。#17 KEIHIN HSV-010は、開幕戦以来の2位に入ったことで、大きくポイントを伸ばし、タイトル獲得の可能性を残して残り2戦に挑むことになりました。これでHonda陣営としては、#18 ウイダー モデューロ HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010と合わせて合計3台にチャンピオンの可能性が残されているので、全体的な流れは決して悪くないと思います。ただし、チャンピオン争いの上位は接戦ですので、残る2戦も気を引きしめて挑むつもりです。引き続き、5台のHSV-010 GTに熱い声援をお送りくださいますよう、お願い申し上げます」
塚越広大(2位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「予選の結果はあまりよくありませんでしたが、セーフティカーランのタイミングでピットインをした際、チームがすごくいい仕事をしてくれて、ポジションを上げることができました。最終的には2位で、勝てなかったことはすごく悔しいですが、開幕戦以来、ここまで表彰台に上れなかったことを思えば、満足のいく結果だといえます。また、チャンピオンシップの面でもすごくいいポジションにいるので、残り2戦も全力で戦っていきたいと思います。もう、2位は必要ありません。残り2戦では、予選での速さをもっと磨き、さらに突き詰めた戦い方で優勝を狙いたいです」
金石年弘(2位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「昨日の予選はセッティングでかなり苦しんだので、今日は大幅にマシンを変更して決勝に臨みました。結果的にこれがいい方向に進み、今日は2位表彰台に上ることができました。開幕戦以降もある程度はポイントを獲得できていましたが、大量得点はありませんでしたので、素直にうれしいです。次戦は得意のオートポリスですので、最低でも表彰台に上ることを目標にしてがんばります」
山本尚貴(5位 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「スタート直後は好調でしたが、5周ほど走ったころから、急に前後のグリップが低下して、大きくポジションを落としてしまいました。その後は他車と接触することなく、しっかりとマコヴィッキィ選手にバトンを渡すことが、自分の仕事だと気持ちを切り替えて走り続けました。ピットストップで別のタイプのタイヤに交換したところ、レース後半はとても速いペースで周回できるようになり、マコヴィッキィ選手のがんばりもあって、ポイントを積むことができました。残り2戦にはポイントリーダーとして挑めるので、タイトル獲得のチャンスも十分にあると思います。けれども、決して余裕はないので、気を引きしめてしっかり戦っていくつもりです」
フレデリック・マコヴィッキィ(5位 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「自分にとっては少し難しいレースでした。特に、ドライバーが交代してからは、タイヤをウォームアップさせるのにやや時間がかかってしまいました。タイヤが温まってからはペースも上がり、ライバルのマシンに追いつきつつありましたが、その後はややドライビングしにくい状況となり、タイムをロスしてしまいました。昨日はこのような問題が起きていなかったので、なにが原因だったかをよく検討しなければいけないと考えています。ただし、ポイントリーダーに立てたことはとてもうれしく思っています。僕たちにはチャンピオンになるポテンシャルがあるので、残り2レースでも力強くプッシュして戦っていきます」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第6戦富士 立川祐路/平手晃平組 LEXUS SC430が今季初勝利! GT300クラスではトヨタ プリウスが2位表彰台獲得 (TOYOTA)

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「ホーム」富士で今季初勝利を挙げた立川祐路、平手晃平と
3位に入ったアンドレア・カルダレッリ、伊藤大輔

 SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」が9月7日(土)、8日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 シーズン全8戦で争われるSUPER GTも既に5戦を終え、シリーズ戦は残すところ3戦と、後半戦に入った。しかし、タイトル争いは僅差となっている。

 LEXUS SC430勢では、脇阪寿一/石浦宏明組のDENSO KOBELCO SC430 39号車がランキング5位ながら首位とは僅か5点差。ランキング6位と7位に中嶋一貴/ジェームス・ロシター組のPETRONAS TOM'S SC430 36号車、伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組のKeePer TOM'S SC430 37号車と、トムスの2台がやはり8点、13点差で続いている。

 次戦はウェイトハンデが獲得ポイント×1kg、最終戦はノーハンデとなるため、今大会は最大のウェイトハンデを搭載することとなる。2011年秋の富士大会でコンビ初優勝を挙げた立川祐路/平手晃平組のZENT CERUMO SC430 38号車は、今季第3戦以降不運が続き、ランキング11位と厳しい戦いを強いられているが、ライバルに比べ軽いウェイトハンデも活かし、タイトル争いに加わりたいところだ。

 富士でのSUPER GT開催はゴールデンウィークの大会に続き今季2回目。春の大会は500kmだったが、夏を締めくくる今大会は300kmで争われる。春の大会でLEXUS SC430がトップ4を独占するなど得意とする『ホーム』富士で、タイトル奪還へ向け勢いに乗るべく挑んだ。

◆予選◆

 午後2時、気温25度、路面温度33度という過ごしやすい気候の下、ノックアウト方式の予選Q1がスタート。上位8台がQ2へ進出する。

 15分のセッションで、残りが8分ほどとなったところで各車コースイン。チェッカーまで、次々にタイムが塗り替えられていくアタック合戦の中、残り1分を切ったところで、38号車の平手晃平が他車を引き離すタイムでトップに躍り出た。国本雄資が駆るENEOS SUSTINA SC430 6号車が3番手、伊藤大輔の37号車が5番手、ジェームス・ロシターの36号車が6番手でQ2へ進出。

 一方で74kgと重いウェイトハンデを負うDENSO KOBELCO SC430 39号車は、惜しくもコンマ2秒及ばず12番手。WedsSport ADVAN SC430 19号車が13番手で、この2台がQ1敗退となった。

 Q2でも38号車の速さはずば抜けており、立川祐路が2位にコンマ3秒近い差を付けてのポールポジションを獲得。立川はJGTC時代からの通算で、自身の持つポールポジション記録を塗り替える18回目、富士スピードウェイでは8回目のポールポジション獲得。

 2位以下は非常に僅差での争いとなったが、アンドレア・カルダレッリが好走を見せた37号車が今季最上位グリッドとなる2番手タイムをマーク。LEXUS SC430が最前列グリッドに並んで決勝レースをスタートすることとなった。

 2番手から7番手まで、6台がコンマ3秒以内に入るという激しい争いとなったQ2で、36号車は5番手、6号車が6番手につけ、3列目に並んだ。

 GT300クラスでは、春の大会で初優勝を飾ったPanasonic apr PRIUS GT 31号車がQ2へ進出し、9番手グリッドを獲得した。

◆決勝◆

 8日(日)、決勝レースを前にして行われたフリー走行は、セッション開始直前に雨に見舞われ、ウェットでの走行となったが、その後、雨は止み、午後2時の決勝レーススタートは完全なドライコンディションで迎えることとなった。

 しかし、空は雲が覆い、いつ雨が落ちてきても不思議はない、難レースを予感させる状況でスタートが切られた。  順当なスタートで、序盤、上位勢は予選順位のまま推移。首位を逃げる平手の38号車と2位の37号車は後続を着実に引き離して行った。

 しかし、19周目にストレート上でクラッシュが発生したため、セーフティカーが導入。これで38号車、37号車が築いた後続への大きなマージンは帳消しになってしまった。

 加えて、このセーフティカーランの間に、ドライバー交代が可能な周回数となったため、ピットオープンと共に、1台を除いた全車がピットへ。ピット作業で順位が入れ替わり、38号車が3位、37号車が5位、6号車が6位、39号車が8位、36号車が10位で25周目に再スタート。再スタート後、36号車はコースオフを喫し、39号車との接触もあり、2台は大きく順位を落としてしまった。

 立川へとドライバーを交代した38号車は前走車をパスするべくプッシュしたが、前をふさぐGT300クラス車両をかわしながらのバトルの中で、ライバルの先行を許しポジションダウン。37号車にもかわされ、一旦は5位に後退。

 まもなく雨がぱらつき始め、この後の展開に各チーム頭を悩ませることとなったが、結局レインタイヤに交換するほどには雨は降らず、全車スリックタイヤのまま走行を続行した。

 ペースを取り戻した38号車は追い上げを開始。33周目に37号車をかわすと、セーフティカーラン中にピットインしなかった車両のピットと、再スタートでのペナルティを受けた車両が後退したことで2位へとポジションアップ。予選時から圧倒的な速さを見せてきた38号車と立川の勢いは止まらず、42周目には、ついに首位を奪還した。

 その後、KEIHIN HSV-010 17号車の追い上げを受けた38号車だったが、立川は次々に現れる周回遅れのGT300車両をかわしながらも隙を見せず、逃げ切って見事今季初勝利のチェッカーを受けた。立川にとっては、JGTCシリーズからの通算でGT500クラス最多タイとなる15勝目。3位に37号車、4位に6号車が続き、LEXUS SC430は1-3-4フィニッシュを果たした。

 今大会の結果、シリーズタイトルは更に僅差の争いに。優勝した38号車の立川祐路/平手晃平がランキングでレクサス勢最上位へと浮上。順位は4位ながら、首位との差は僅か3ポイント。6位の37号車(6ポイント差)、8位の39号車(9ポイント差)、9位の36号車(12ポイント差)、10位の6号車(14ポイント差)も、十分に逆転可能なポイント差で残り2戦へ臨むこととなった。

 GT300クラスでは、9番手スタートのプリウス31号車が、セーフティカー導入時に好判断でピットイン。素早い作業によりポジションアップを果たし、2位でチェッカー。第2戦に続き今季2度目の表彰台を獲得した。

ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
 ここまで結果の出ないレースが続いて来たが、それでも我々の為に頑張ってくれたチームやTRD、レクサス陣営の皆に感謝している。優勝出来て本当に嬉しいし、この優勝でタイトル争いに生き残れたのは良かった。目標はチャンピオンを獲得することであり、まだ喜んではいられない。残り2戦も勝つつもりで頑張りたい。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平:
 いつもクルマはとても良いコンディションだったのにここまで結果が出ず、フラストレーションのたまるレースが続いていた。今回はウェイトハンデも軽いし、チームの皆と入念に準備をして今大会に照準を合わせて、やるしかないと言う気持ちで富士に臨んだ。それだけに、こういう形で終えられて本当に良かった。セーフティカーで自分の築いたマージンを失うことになったが、頑張ったので自分を誉めたいと思う。
KeePer TOM'S SC430 37号車 ドライバー 伊藤大輔:
 悔しい。しかし、着実に生き残ってポイントを稼ぎ、最低限のポイントは獲れたと思っている。良い仕事をしてあのポジションでコースに戻してくれたチームにも感謝している。途中、雨が降って来た時に立川選手と接触し、空力パーツを失って後半は苦しい戦いを強いられた。ここ数戦ポイントをしっかり獲ることでタイトル争いに残っているので、あと2戦を大事に戦っていきたい。
KeePer TOM'S SC430 37号車 ドライバー アンドレア・カルダレッリ:
 ポイントを獲得し、表彰台にも上ることが出来て良かった。ただ、セーフティカーで自分が築いたマージンがなくなったのは残念だった。38号車を捕えたかったが、スティントのことを考えると序盤はあまりプッシュ出来なかった。とはいえ、チームは今日もとても頑張ってくれたし、ポイント争いもタイトになって来て、我々にもチャンスがあるので、結果的にハッピーなレースだった。
Panasonic apr PRIUS GT 31号車 ドライバー 新田守男:
今日のレースは、セーフティカーが導入されたタイミングで、チームの判断でピットに入ったが、チームが素早い作業でコースに戻してくれたのが大きかった。セーフティカーランの間に、クラッチが切れない状況になり、交代した時にの再スタートが心配だったが、嵯峨選手がうまく対応してくれて、問題はなかった。後半のスティントも、コンディションの悪い中、嵯峨選手の頑張りで良い結果をもたらすことが出来た。
Panasonic apr PRIUS GT 31号車 ドライバー 嵯峨宏紀:
セーフティカーのタイミングと、チームの判断が抜群に良く、今日のレースはとても上手く行った。予選で下位に沈んではいたものの、チームの迅速なピット作業に助けられ、良いポジションでコースに戻ることが出来た。チームの皆にとても感謝している。残り2戦は勝つつもりで頑張る。
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
立川祐路
gt_r06_r_pc-tachikawa 3戦連続ノーポイントだったときは、もう完全にチャンピオン争い脱落かなと思ったんですけど、この優勝で何とか望みを繋ぐことが出来ました。3戦連続ノーポイントはかなり悔しかったんで、今回優勝したぐらいではまだ喜べないんで、目標はチャンピオンなので残り2回も勝つつもりでいきたいと思います。
前半は平手のレースを見ていて、平手が自分で褒めるくらい、いいレースをしてたので、普通にいけばこのまま勝てると思ったんですけど、それじゃ注目してもらえないんで一回下がって前に行き直しました(笑)
それは冗談ですけど、SCの混乱で、ピット作業事態は上手くいったんですけど、あとからどんどんクルマが入ってくるので出るに出れずにロスしてしまいました。その後も混乱で一旦下がりましたけど、最後まで走っていれば大丈夫だと思っていました。トップに立ってからは楽というか順調に走れたんで、チームもこれで勢いづくと思うんで、残りのレースも勝ちにいきます。
次でウェイト半減で、最後はノーハンデなので、優勝できない状況じゃないと思います。
平手晃平
gt_r06_r_pc-hirate 3戦連続ノーポイントでしたが、クルマ的にはいいところにいるので、凄くフラストレーションのたまるレースが続いていました。今回ウェイトが軽いのもありましたが、ここがチャンスだと思ってサーキットに来るまでにチームで色々ミーティングしたり、ブリヂストンさんにもしっかりやっていただいたことが結果に繋がったのかなと思います。
前回のレース後、チャンピオンシップが非常に厳しい状況になっちゃったんで、自分でも色々考えて、ビデオも見直して反省してきたので、今回は本当に失うものなんか無いっていうか、やるしかない、って気持ちで予選からずっとやってきました。
序盤は後方を4秒くらい離して走れてたんで、このままいってくれ、って思ってたんですが、今まで不運なレースが続いてたので最後までヒヤヒヤものでした。
でも立川さんが最後きっちり締めてくれました。
もう残りの2レースは全部勝つつもりで戦います。
GT300クラス #4GSR初音ミクBMW
谷口信輝
gt_r06_r_pc-taniguchi 嬉しいです。久しぶりの優勝ですし、今回もJAF勢が速いし、僕らも練習から調子は良かったんですが、まさか勝てるとは思いませんでした。勝ちたいなという気持ちは勿論ありましたけど、タイヤも今回いい雰囲気でてるし、セットアップもいい感じだし、予選も5番手だし、ということで勝ちを意識した作戦でいましたが、こんなにうまくいくとは。セーフティーカーのタイミングもチームのジャッジが良くて、かなり美味しい展開になりました。
そのうち雨が降ってきて、ウェットだけれどもスリックで行くしかない状況で僕的には頑張りどころだなという感じで一生懸命走って上手く逃げられたので最高の週末でした。
片岡龍也
gt_r06_r_pc-kataoka まず勝ててほっとしたというか。去年もいいとこ走ってても色々合ったのでチェッカー受けるまで判らないという気持ちで見ていました。作戦もセーフティーカーのタイミングで上手くはまって事実上のトップにいることが判ったので、そこから先は長かったですね。チェッカー受けた後も不安はあるんですけど(笑)いつ喜んでいいのか判んなかったりするんですけど、今日は大丈夫なんで。
自分は5番手からスタートして、3番手を走っていたんですけども、トップの2台と同じようなペースで走っていました。ただ300kmのレースでは奇襲も出来ませんし、難しいなと思っていたところにセーフティーカーが入って、チームもドンピシャのところで入れてくれたので、本当に今日勝てたのはタイミングが大きかったと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝 SC導入の波乱を乗り越え、#38ZENT SCが今季初勝利!GT300も#4初音ミクBMWが前戦失格の雪辱を果たす

オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の決勝が9月8日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)がSC導入の混乱で一時順位を落としながらも見事に挽回して待望の今季初優勝を達成した。
GT300クラスは#4GSR初音ミクBMW(谷口信輝/片岡龍也組)が今季初優勝。SC導入に対応したピット戦略が見事に決まっての独走優勝だった。
(天候:小雨のち曇り コース:セミウェット&ドライ 観客動員数:予選/19,500人、決勝/32,800人、大会総入場者数/52,300人)

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朝のフリー走行は小雨の降る中で行われたが、その後雨は一旦やみ、時折強い日差しが降り注ぐ状況に。
これによりスタート前の気温は20℃、路面温度は35℃まで上昇したが、ウォームアップ走行が終わり、スタート進行が始まるや、再び上空を雲が覆い尽くし始めた。
そうした中、決勝レースは午後2時にフォーメーション開始、66周の戦いがスタートした。

ホールショットを奪ったのはポールポジションの#38ZENT SC。スタートを担当した平手はそのままトップで快調に周回を重ねていく。
予選2位の#37KeePer SCのアンドレア・カルダレッリが2番手。3番手には8周目の1コーナーで#18ウイダーHSVの山本尚貴のインをついて#100レイブリックHSVが上がってきた。ドライバーは伊沢拓也だ。

しかし19周目に入ったところでクラス最後尾を走っていた#32エプソンHSVの左リヤタイヤがホームストレート上で突如バースト。これによりスピン状態に陥った32号車はイン側のガードレールに激突してコース上にストップした。
幸いドライバーの道上龍は無事だったものの、この車輛と飛散したパーツを改修するため、20周目からセーフティーカーが導入されることになった。
これを受けてGT500クラスは#24D'Station GT-Rを除く13台がピットオープンとなった23周目に一斉にピットに飛び込み、ドライバー交替を行った。
この混乱の最中、続々とピットレーンを通過する後続車のためにピットアウトのタイミングを逸した38号車は#1REITO MOLA GT-Rの先行を許し、3番手に後退してしまう。

SCは24周終わりでピットへ。
この時点の順位は#24、#1、#38、#17、#37。
後半を担当した#38立川は26周目の最終コーナー手前で#17塚越広大にもパスされて4位、続く27周目には#37伊藤大輔にもパスされて5位に落ちてしまった。

これによりピットストップを済ませていない24号車を除けば実質トップに立ったかに見えた1号車だったが、SC明けのリスタート時の関口雄飛のドライビングが反則スタートと判定され、ドライビングスルーペナルティを受けてしまった。
これにより1号車は36周目にピットに向かい、大きく順位を落とすことになった。

一方、#38立川は34周目に#37伊藤を抜き返して4位に再浮上すると、#1関口のペナルティで37周目に3位、#24安田裕信がピットへ向かった42周目のホームストレートで#17塚越を捉えて再びトップに躍り出た。
その後も立川の背後に付けて走行していた塚越だったが、50周を過ぎた辺りからその差は一進一退を繰り返しつつも徐々に開き始めた。
結局#38ZENT SCは#17ケーヒンHSVに2.862秒の差をつけて66周のレースを走り切り、待ちに待った今季初勝利をレクサスのホームコースで手にした。

また、ポイントランキングは5位でフィニッシュした#18山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組と、6位でフィニッシュした#12松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組が同じ46ポイントで並び、上位入賞回数の差で山本/マコヴィッキィ組がトップとなった。
優勝した#38立川/平手組もトップから3ポイント差の4位となり、タイトル獲得の望みを繋いだ格好だ。

一方、GT300クラスは予選2番手からスタートした#3S Road NDDP GT-Rがホールショットを決め、佐々木大樹がトップを快走していたが、SC導入にコース上に留まることを決めたため、SCラン中にドライバー交替を行った#4初音ミクBMWにトップの座を奪われてしまった。

また、このクラスでは上位陣の多くが3号車と同様の作戦を採ったため、結果的に4号車は大量のリードを得ることになり、今季初勝利を獲得、車輛規定違反で2位入賞を取り消された前戦の雪辱を果たした。
2位には#31パナソニックaprプリウスGT、3位には#86クリスタルクロコランボルギーニが入った。

一方、ポールポジションからスタートした#55ARTA CR-Zはレース序盤にじりじりと順位を落とした挙げ句、他車との接触からリヤディフューザーを破損、これが左リヤタイヤに干渉して予定外のピット作業を強いられることになり、結局16位でレースを終えることになった。

次戦は九州のオートポリス。
10月6日決勝だが、9月22日に富士スピードウェイで開催されるアジアンルマン第2戦もGT300クラスのシリーズポイント対象となっているため11台がエントリーしている。GT300のシリーズタイトルを占う上ではこの国際イベントにも要注目だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

Pos No Car
Model
Driver Tire Wh Lap Total_Time
Behind
1 38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS 46 66 1:53'20.347
2 17 KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS 52 66 2.862
3 37 KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS 58 66 8.247
4 6 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS 48 66 21.705
5 18 ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI 80 66 29.431
6 12 カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS 82 66 37.231
7 *1 REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI 32 66 44.094
8 8 ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS 56 66 47.620
9 23 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI 84 66 49.414
10 24 D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH 12 66 1'09.683
11 *39 DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS 74 65 1Lap
12 36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS 68 65 1Lap
---- 以上規定周回数(46Laps)完走 ----
- *19 WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH 16 36 30Laps
- 100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS 74 26 40Laps
- 32 Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL 6 18 48Laps
  • Fastest Lap: CarNo.38 ZENT CERUMO SC430 1'34.633 (2/55) 173.584km/h
  • CaNo.1(関口雄飛)は、スタート違反(SCリスタート違反)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CaNo.39(脇阪寿一)は、SGT SpR第2章第30条1.(他車への接触行為)違反によりドライビングスルーペナルティを科した。
  • CaNo.19(荒聖治)は、SGT SpR第2章第30条1.(他車への接触行為)違反によりドライビングスルーペナルティを科すも、リタイアにつき執行を留保する。
■GT300クラス

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

Pos No Car
Model
Driver Tire Wh Lap Total_Time
Behind
1 4 GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH 44 62 1:54'00.235
2 31 Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH 40 62 47.884
3 86 クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH 26 62 53.269
4 62 LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH 56 62 54.931
5 3 S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH 12 61 1Lap
6 10 GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL 12 61 1Lap
7 11 GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL 84 61 1Lap
8 16 MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS 114 61 1Lap
9 61 SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI 88 61 1Lap
10 52 OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH 84 61 1Lap
11 5 マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH 61 1Lap
12 30 IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH 12 61 1Lap
13 21 ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK 6 61 1Lap
14 2 エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH 61 1Lap
15 33 HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH 10 61 1Lap
16 55 ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS 80 61 1Lap
17 22 グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH 61 1Lap
18 50 Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH 8 60 2Laps
19 0 ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH 34 60 2Laps
20 87 ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH 42 60 2Laps
21 9 NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH 59 3Laps
22 96 DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH 58 4Laps
23 360 RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH 53 9Laps
---- 以上規定周回数(43Laps)完走 ----
- 48 DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH 4 40 22Laps
- 88 マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH 32 33 29Laps
  • Fastest Lap: CarNo.4 GSR 初音ミク BMW 1'41.666 (25/62) 161.576km/h

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA | SUPER GT

SGT,SF:富士スプリントカップの開催概要が明らかに。今年のGTは土曜日に予選を実施

GTアソシエイション(GTA)と富士スピードウェイは9月8日、スーパーGT第6戦の開催されている富士スピードウェイで会見を開き、「JAF Grand Prix SUPER GT & SUPER FORMULA FUJI SPRINT CUP 2013」の開催概要を発表した。

今年で4回目を迎える富士スプリントカップ。 開催日時は11月22〜24日だが、昨年まで金曜日に行われていたスーパーGTの公式予選が今回は土曜日に行われることになった。 これによりスーパーGT、スーパーフォーミュラともに土日の二日間のみの走行となり、金曜日はネッツカップ・ヴィッツレースの予備予選、、予選、コンソレーションのみが行われることに。

23日の土曜日はスーパーGTのフリー走行、公式予選、決勝第1レースと、スーパーフォーミュラのフリー走行、公式予選、そしてF4の公式予選とヴィッツレースの決勝と盛りだくさんの内容になった。

24日の日曜日はスーパーGTの決勝レース2、スーパーフォーミュラとF4の決勝のほか、恒例のレジェンドカップの公式予選と決勝が予定されている。

また、現在インディカーシリーズに参戦している佐藤琢磨も前回に引き続いて参戦を予定している。

この日の会見にはGTAからは坂東正明代表が、富士スピードウェイから堤健吾社長と柘植和廣常務が出席。 柘植常務による開催概要の説明の後、坂東代表と堤社長が開催への抱負を語った。

坂東正明代表のコメント スプリントカップも今年で4年目を迎えます。今年もモータースポーツファンのみならず地元の皆さんや静岡のお祭りなるように努力していきたいと思います。 通常のレースではドライバー・チーム・マシンと常に一体ですが、スプリントカップでは特にドライバー個々の技量を見ていただきたい。誰が本当に速いのか、どっちのドライバーが速いのか、ドライバーを中心としてチーム、マシンがバックアップするというものに今回もなると思いますし、よりいっそう白熱した、お客様に喜んでいただけるものになると思います。 また、既にご報告した通り、来年からは新しい規則に基づいた車輛に変わります。今回が今のレギュレーションで行われる最後のレースということになります。最後のレースということで白熱したレースになると思いますので、是非期待していただければと思います。 これからもお客様が何を望んでいらっしゃるかを常に考えていきたいと思います。

堤健吾社長のコメント 今年もこういう形で開催させていただきます。 国内最高峰のスーパーGTと、国内最高のフォーミュラレースであるスーパーフォーミュラ。静岡発の祭典としてきちんと開催していきたいと思います。 地元の2市1町、或いは静岡県のご支援を戴きながら盛り上げて参りますが、皆様のご支援も是非賜りたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第6戦富士フリー走行2回目 トップタイムは#37KeePerトムス。GT300は#61BRZがダントツの速さを見せる

スーパーGT第6戦のフリー走行は9月8日、終始ウェットコンディションの中で行われ、#37KeePerTOM'S SC430(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組)が1'44.560でトップだった。
GT300クラスは#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)が1'48.830と後続を1.5秒以上突き放す速さを見せつけた。

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決勝日を迎えた富士スピードウェイは早朝からあいにくの雨模様。
このため午前9時の走行開始を前にウェット宣言が出され、全車ウェットタイヤを装着しての走行となった。
雨は小振りながらコースのあちこちに水溜りや川の残った状態であったため、開始早々に#19ウェッズスポーツSCがコースアウトしてグラベルに捕まってしまった。
また時期を同じくして#50アストンマーチンがトラブルによりピットロード入り口でストップしてしまったため、車輛回収のために赤旗が提示され、セッションは中断となった。

19号車はマーシャルの手を借りてグラベルを脱出した後自走で、50号車はFROに牽引されてピットへ戻り、10時12分に走行は再開となった。
なお、これによる終了予定の延期は無く、当初予定通り30分間で走行は終了。
GT500クラスは1'44.560の37号車を筆頭に#1REITO MOLA GT-R、#36PETRONAS TOM'S SC430、#18ウイダーモデューロHSV-010の順。
GT300クラスは前回鈴鹿大会優勝の#61BRZが88kgのハンデをものともせず、2位の#11gainerDIXCEL SLSに1.543秒もの大差をつけてトップだった。

なお、ポールッシッターの#38ZENT CERUMO SC430はクラス9位、#55ARTA CR-Zはエンジントラブルのため出走を見合わせた。

第6戦決勝は午後2時より66周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士フリー走行結果

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/08) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1375001KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'44.560-157.104
215002REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'44.958 0.398156.508
3365003PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'45.052 0.492156.368
4185004ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'45.135 0.575156.245
5235005MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI841'45.477 0.917155.738
685006ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS561'45.506 0.946155.695
71005007RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'45.546 0.986155.636
8175008KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'45.556 0.996155.622
9385009ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'45.704 1.144155.404
10650010 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'46.046 1.486154.903
113250011Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL61'46.053 1.493154.892
123950012DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS741'46.106 1.546154.815
132450013D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH121'46.307 1.747154.522
141950014WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'46.307 1.747154.522
151250015カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS821'46.961 2.401153.577
16613001SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'48.830 4.270150.940
17113002GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'50.373 5.813148.830
1843003GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'50.856 6.296148.181
19863004クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH261'51.305 6.745147.584
2003005ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH341'51.318 6.758147.566
21103006GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'51.429 6.869147.419
22163007MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'51.506 6.946147.318
23873008ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH421'51.532 6.972147.283
2433009S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'51.602 7.042147.191
253130010Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'51.755 7.195146.989
26930011NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'51.773 7.213146.966
278830012マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH321'51.773 7.213146.966
284830013DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'51.858 7.298146.854
29530014マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'52.260 7.700146.328
306230015LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH561'52.407 7.847146.137
3136030016RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'52.521 7.961145.989
325230017OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH841'52.617 8.057145.864
333330018HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH101'52.928 8.368145.463
342230019グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'53.041 8.481145.317
35230020エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'53.134 8.574145.198
362130021ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK61'53.988 9.428144.110
373030022IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'54.464 9.904143.511
389630023DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH1'56.92312.363140.492

SUPER GT

SGT:第6戦富士 ももクロ来場で富士スピードウェイは公式予選日から大盛況

「ももいろクローバーZ」が富士スピードウェイをジャック!

スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の公式予選日である9月7日、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が富士スピードウェイに来場。
公式練習や予選の終了時にはメインポストに上がってチェッカーフラッグを振り、ピットウォーク時には「ももクロ」カラーにラッピングされたGT500車輛で同乗走行を行うなどして場内に詰めかけたファンを大いに沸かせた。

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同乗走行に使用されたのは2006年型のフェアレディ「Z」。
この日のためにピンクを基調としたスペシャルカラーに仕立て上げられた本物のレーシングマシンをチームインパルの星野一義監督がドライブし、「ももクロ」のメンバーを一人ずつ交代で助手席に乗せてコースを爆走。更にレースの臨場感を演出するために2008年型GT-Rが並走し、レースさながらに抜きつ抜かれつを繰り返した。GT-Rをドライブしたのは2012年チャンピオンの柳田真孝だ。
この間、スタンドからは早朝から詰めかけた彼女たちのファンによるライブ会場さながらの熱い声援が終始送られ、いつものレース開催時とは違った雰囲気がサーキットを包んでいた。

同乗走行終了後にはメンバー5人とARTAの鈴木亜久里監督が記者会見に出席、今回のイベントの感想を述べた。

鈴木亜久里(ARTA監督)
レースと中々接点の無い人たちに会場に来てもらう、ということが彼女たちのお陰で現実になったんですけど、全然違う切り口から会場に来てもらって、ちょっとでもレースのファンになってもらえればいいな、と思いますね。
高城れに
わたしはジェットコースターとかも乗れない方なんで、最初は心配だったんですけど、今日の走行はすごく楽しかったです。ゲームセンターによくあるゲームのまんまが再現されてるみたいな感じでした。
玉井詩織
今まで体感したことの無い速度で走るクルマに乗らせていただいて、次元を超えちゃうみたいなスピードに本当にびっくりしました。
百田夏菜子
星野さんが前のクルマにぴったりくっついて走ってるとことか、抜いた瞬間なんかが凄い楽しかったです。
佐々木彩夏
チェッカーフラッグを振らしていただいたんですけど、テレビで見たことのあるようなことを自分がやらしていただいて、それを見て皆さんが楽しんでいただけたのが嬉しかったし、普段パパの助手席にも怖くて乗れない方なんですけど、星野さんの運転は全然怖くなかったです。

有安杏果
星野さんの運転は安心感があって、乗ってる間はスピードと振動を楽しむことが出来て、機会があればまた乗りたいな、と思いました。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 ウイダー モデューロ HSV-010が3番手、RAYBRIG HSV-010は4番手を獲得! (HONDA)

  • 2013年9月7日(土)・予選   会場:富士スピードウェイ(4.563km)   天候:曇り 気温:25℃(14:00時点)   路面温度:32℃(14:00時点)   コースコンディション:ドライ

 9月7日(土)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

gt130907001L.jpg  今シーズンのSUPER GTシリーズも折り返し点を過ぎ、残り3戦となりました。ここまでの5戦で3勝を挙げているHSV-010 GTは、シリーズランキングのドライバー部門で、#18 ウイダー モデューロ HSV-010の山本尚貴選手とフレデリック・マコヴィッキィ選手がトップと2ポイント差の3位、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢拓也選手と小暮卓史選手が5ポイント差の4位につけており、今回の富士ラウンドは、タイトル獲得に向けてターニングポイントとなる重要な一戦となっています。

 また、富士スピードウェイは1475mもの長いホームストレートを持つ高速サーキットであり、大きなダウンフォースを武器にしたHSV-010 GTにとって苦手なコースとしていました。しかし、8月6日(火)~7日(水)に富士スピードウェイで行われた公式テストにおいて、#18 ウイダー モデューロ HSV-010と#100 RAYBRIG HSV-010が好タイムを記録するなど、マシンのバージョンアップが着実に成果を出しており、大きな期待を持って高速サーキットに臨むことになりました。

 長く続いていた猛暑は、9月に入ってから落ち着きをみせ、最高気温も30℃を下回るようになり、ドライバーとマシンにとって好コンディションの時期となりました。しかし、今週末の天気は崩れる可能性が高く、予選の土曜日は曇りで気温25℃、路面温度32℃のドライコンディションとなったものの、翌日の日曜日は降水確率60%の予報が出されています。

 午前9時に始まった公式練習では、#100 RAYBRIG HSV-010が1分33秒933を記録して9番手、#17 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)が11番手、前戦の鈴鹿ラウンドで優勝を飾った#18 ウイダー モデューロ HSV-010が12番手、#32 Epson HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)が14番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)は15番手となりました。

 午後2時から開始された公式予選はノックアウト方式で行われました。これは、GT500クラスの全15台が出走するQ1と、Q1で8番手までに入ったチームが進出するQ2の2段階で競われるもので、9番グリッドから15番グリッドまではQ1の結果、ポールポジション(PP)から8番グリッドまではQ2の結果に従って決定します。

 Q1が始まり、最初は1台しかコースに出ていませんでしたが、残り9分となったところで#18 ウイダー モデューロ HSV-010のマコヴィッキィ選手がコースに出ます。すると、次々にライバルのマシンもピットから出て、激しいタイムアタックが繰り広げられることになりました。

 Honda勢では、最初に#8 ARTA HSV-010のファーマン選手が1分33秒396を記録して2番手につけますが、ライバルたちも次々にタイムを更新していきます。すると、80kgのハンディウエイトを積みながらも果敢な走りをみせたマコヴィッキィ選手が、1分32秒858のタイムを記録して2番手に浮上します。マコヴィッキィ選手の#18 ウイダー モデューロ HSV-010は、チェッカーまで残り30秒となったところで4番手に後退しますが、ラストアタックで#100 RAYBRIG HSV-010の小暮選手が7番手となる1分33秒137を記録、続いて#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手も1分33秒228で8番手に浮上しました。ここでQ1のチェッカーフラッグが振られ、Honda HSV-010 GTは3台のマシンがQ2に進出することとなりました。一方、#8 ARTA HSV-010は11番手、#32 Epson HSV-010は15番手となり、この時点で決勝レースでのスターティンググリッドが確定しました。

 午後2時52分から開始されたQ2は、残り8分となったところで#18 ウイダー モデューロ HSV-010の山本選手が、Q1と同じく2番目にコースインしました。最初のタイムアタックで暫定のトップタイムを記録したのは、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手でした。伊沢選手は2回目のアタックで1分32秒842までタイムを更新して4番グリッドを獲得しました。さらに、伊沢選手と同じタイミングでタイムを更新し続けた山本選手は、ラストアタックで1分32秒824を記録して伊沢選手を上回る3番グリッドを獲得しました。この結果、シリーズタイトルを狙うHSV-010 GTの2台が決勝グリッド2列目からスタートすることになりました。また、金石選手が1分33秒271を記録した#17 KEIHIN HSV-010は8番手からの決勝スタートとなりました。

 GT300クラスでは、第4戦SUGOラウンドで優勝している#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)が今シーズン2度目のPPを獲得。#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)も3番グリッドを獲得する活躍をみせました。

 決勝レースは、8日(日)の午後2時にスタートが切られ、66周で競われます。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「富士ラウンドに向けて大きな改良をしたわけではなく、今シーズンに向けてフロントラジエター、サイドエキゾーストへ変更したHSV-010 GTをコツコツと熟成してきた成果が形になってきたと感じています。18号車は80kg、100号車は74kgものハンディウエイトを積みながら、トップと0.3秒弱の差ですから、ポールポジションに近いタイムだったと思います。このレースから最終バージョンのエンジンを載せています。最終バージョンは吸気系改良とフリクションの向上を図り、ドライバーからもいいコメントもいただいています。シリーズタイトル争いにおいて重要な一戦になりますので、必ずいい結果を残せるようにサポートをしていきます。明日も5台のHSV-010 GTに熱い声援をお送りくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます」
山本尚貴(3番手 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「8月のテストからこの高速サーキットでも好調でしたので期待していました。今日は走り始めからマシンとタイヤの状態がよくて、パフォーマンスを引き出すことができたと感じています。明日は雨の可能性がありますが、ドライでもウエットでもいい走りができる自信があります。80kgものハンディウエイトを積むレースは今回が最後となりますので、このレースでミスをせずに好結果を残すことができれば、タイトル獲得に大きなチャンスがあると思います。前回の鈴鹿で優勝することができて、ドライバー、チームともに最高の気持ちで富士ラウンドを迎えていますので、必ずいい結果を残せる走りをします。応援をよろしくお願いいたします」
フレデリック・マコヴィッキィ(3番手 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「このレースから新しいエンジンに変わりましたが、レスポンスや立ち上がりの加速感など、すべてパーフェクトなエンジンに仕上がっています。80kgもの重いウエイトを積みながら、すばらしいマシンバランスとエンジンレスポンスで好タイムを出すことができて興奮しています。明日の天候が悪くても、レインタイヤの性能にも自信がありますので、ミスをしなければ必ずいい結果を残せると感じています。全力を尽くしてタイトル争いに絡んでいきたいと思います」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
立川祐路
gt_r06_q_pc-tachikawa 今回に限らず毎レース調子はよくて、常に上位を争っているのになぜか結果が残らず、3戦連続ノーポイントに終わっていますが、そんな駄目な状況でもチームは諦めずにやってくれているので、今回はきっちり結果を残さないと、と思っています。
今回はウェイトも軽いし、ポールを獲って当たり前みたいな状況なので、獲れて本当に良かったと思います。
でも大事なのは明日結果を残すことなので。チャンピオンシップに関すれば僕らは非常に厳しい状況にあり、望みを繋ぐためにも明日きっちり勝って、残り2戦も全部勝つつもりでいかないといけないと思っています。
そういう意味では明日一番前からスタート出来ることは良かったと思います。
平手晃平
gt_r06_q_pc-hirate ここ3戦不運でなかなか結果を残せなくて、今回ウェイトが軽い状態で富士に帰ってきたということで、僕らドライバーのモチベーションもそうですけど、チームも絶対ここで勝たなきゃという思いでクルマ作りをしてきて。
前回の合同テストではウェイトを積んだ状態でも速かったので、軽くしても大丈夫だろうな、と思って今朝走ってみて、そこそこの手応えを感じていました。
予選に向けてリヤの安定性を高めるためにアジャストしたら、すごくクルマが合って、Q1も思いっきりアタックできましたので、今シーズン一番いい滑り出しでレースウィークをスタートできています。
ポールポジションは僕が獲りたかったなぁ、と思ったぐらいです(笑)
GT300クラス #55ARTA CR-Z
高木真一
gt_r06_q_pc-takagi ポールポジションを獲ったらももクロに会えるって聞いたんですけど(笑)
鈴鹿でトラブルでリタイヤになったんですが、性能調整で車高8mmアップというのがあって鈴鹿は厳しい状況だったんですけど、その前の富士の合同テストでは車高上げた状態でもテストが充分出来て、その時のフィーリングが良かったので、鈴鹿は合わせ込みに時間がかかりましたが、富士はテストのデータを生かすことが出来て、走り出しから殆どセットを触りませんでした。タイヤのハード、ソフトの確認だけをするだけの状況で、すごく良い流れでした。予選は最初に小林にアタックしてもらって、決勝のことを考えて1ラップだけ走ってタイヤを温存してもらい、僕の時に少しアジャストしたらアンダーもオーバーも無いようなクルマで、凄く気持ちよく走れました。
あんなタイムが出るとは思ってなかったんですけど、クルマも、タイヤも、小林のセッティングも含めてすごく良くて出たタイムだと思います。
小林崇志
gt_r06_q_pc-kobayashi 前回の鈴鹿でノーポイントで、ポイントリーダーの16号車との差も広がってしまって、僕らとしてはもう残りのレース全部勝つぐらいの勢いじゃないとチャンピオン獲れないな、という状況で。まずは今回のレース、前からスタートできないとFIA-GT勢にストレートスピードで太刀打ちできないので、ポールを狙ってレースウィークに臨みました。
走り出しからクルマが本当に良くて、殆どセッティングもしないまま、タイヤのライフの確認などをしている状況でした。
Q1はアタック自体は悪くなかったんですけど、トップとコンマ4秒差があって、ポールを獲るのは難しいのかなと思ったんですが、精一杯クルマの状況をチームに伝えて、セットアップを進めてもらいました。
それからは高木さんの渾身のアタックが大きかったのかな、と思いますね。僕にはセッティング合わせてもらっても出せるかどうかという、本当に見えないタイムだったので、高木さんのアタックは素晴らしいと思うし、そういうクルマを仕上げたチームも素晴らしいですし、タイヤもいい仕事をしてくれました。
全てが完璧に上手くいってポール獲れたのかなと思います。
明日はこのポジションをキープして戦いたいなと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 #38ZENT SCが今季初のPP!! GT300は#55ARTA CR-Zが今季2度目のポール

オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の公式予選が9月7日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が今季初のポールポジションを獲得。これにより立川の通算ポール獲得数は18となり、最多記録を更新することとなった。
GT300クラスは#55ARTA CR-Z(高木真一/小林崇志組)が今季2度目のポールを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)

gt_r06_q-38 gt_r06_q-55

公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。

予選Q1
GT500クラスはいつものように開始から予定時間の半分が過ぎた辺りで漸く各車のコースインが始まる展開。
午前中トップタイムを記録した関口雄飛の駆る#1REITO MOLA GT-Rが公式練習のベストタイムを大幅に上回る1'32.683を叩き出すと、残り1分を切ったところで#38ZENT SCの平手が1'32.480と関口のタイムを上回り、ここでチェッカー。
順位は#38ZENT SC、#1REITO GT-R、#6エネオスSC(国本雄資)の順となり、8位の#17ケーヒンHSV(塚越広大)までがQ2進出の権利を得た。
一方前回PPの#23モチュールGT-R(柳田真孝)は塚越にコンマ1秒及ばず9位で予選を終えることに。
以下、#24D'Station GT-R、#8ARTA HSV、#39デンソーSC、#19ウェッズスポーツSC、#12カルソニックGT-R、#32エプソンHSVがQ1敗退となった。

GT300クラスは公式練習でターボチャージャーのトラブルによりストップした#3S Road GT-Rが見事に復活。
佐々木大樹がQ1終了直前に1'39.478を叩き出してトップでQ2進出を果たした。
2番手にはポイントリーダーの#16無限CR-Zがつける。中山友貴は100kgものウェイトハンデをものともせず、佐々木のコンマ2秒落ちの1'39.713を記録した。
以下、四輪脱落でベストタイム抹消のペナルティを受けながらも13位に留まった#10ゲイナーSLSまでがQ2進出。
今季好調の#31aprプリウス、#61スバルBRZ、#55ARTA CR-ZらのJAF-GT勢は全てQ2に駒を進めた。

予選Q2
12分間で行われたQ2もGT500クラスは残り8分から各車コースイン開始。
唯一の例外は1号車を駆る本山哲。開始2分で一足先にアタックを開始したが、タイムは伸びず1'33.062に留まり、7位に終わった。
一方、この富士をホームコーストするレクサス勢は今回も好調ぶりを発揮。
38号車を駆る立川は1'32.548と、平手がQ1で記録したタイムには及ばなかったものの、2位以下をコンマ3秒近く引き離し、今季初、しかし立川自身に取っては歴代最多通算18回目のポールポジションを獲得した。
2番手にはアンドレア・カルダレッリが1'32.820を記録した#37KeePer SC430がつけ、レクサスSC430がフロントローを独占することとなった。
3番手は前回優勝の#18ウイダーHSVだった。

GT300クラスは、残り時間3分で星野一樹が1'39.205を叩き出して#3S Road GT-Rが一時トップに立ったが、その直後に#55ARTA CR-Zを駆る高木が1'38.773を記録して今季2度目のポールポジションをものにした。
#16無限CR-Zも武藤英紀が1'39.237と中山のタイムを更に上回り、予選3番手につけ、前回優勝の#61BRZも4位で続くなど、長いストレートを持ち、FIA-GT3有利と目された富士においてもJAF-GT勢の優位は揺るがなかった。

第6戦決勝は明日午後2時より66周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'32.4801'32.548
237KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'32.9091'32.820
318ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'32.8581'32.824
4100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'33.1371'32.842
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'33.0491'32.925
66 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'32.8121'33.047
71REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'32.6831'33.062
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'33.2281'33.271
923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI841'33.330
1024D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH121'33.391
118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS561'33.396
1239DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS741'33.434
1319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'33.478
1412カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS821'33.610
1532Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL61'33.714
■GT300 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
155ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS801'39.8241'38.773
23S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'39.4781'39.198
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'39.7131'39.237
461SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'40.0521'39.403
54GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'39.8611'39.598
611GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'40.1701'39.644
75マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'40.1861'39.873
810GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'40.4261'39.959
931Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'39.9261'40.065
1030IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'40.3781'40.191
112エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'40.0161'41.252
1248DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'39.7991'41.636
139NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'40.2741'41.905
1486クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH261'40.438
1588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH321'40.522
1652OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH841'40.613
1750Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH81'40.640
1862LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH561'40.642
1987ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH421'40.711
2033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH101'40.926
2122グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'41.185
22360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'41.241
230ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH341'41.325
2421ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK61'41.387
2596DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH1'45.086

SUPER GT

SGT:第6戦富士ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'32.548--177.495
237KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'32.820 0.272 0.272176.975
318ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'32.824 0.276 0.004176.967
4100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'32.842 0.294 0.018176.933
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'32.925 0.377 0.083176.775
66 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'33.047 0.499 0.122176.543
71REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'33.062 0.514 0.015176.515
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'33.271 0.723 0.209176.119
■GT300 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
155ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS801'38.773--166.309
23S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'39.198 0.425 0.425165.596
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'39.237 0.464 0.039165.531
461SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'39.403 0.630 0.166165.255
54GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'39.598 0.825 0.195164.931
611GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'39.644 0.871 0.046164.855
75マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'39.873 1.100 0.229164.477
810GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'39.959 1.186 0.086164.335
931Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'40.065 1.292 0.106164.161
1030IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'40.191 1.418 0.126163.955
112エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'41.252 2.479 1.061162.237
1248DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'41.636 2.863 0.384161.624
139NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'41.905 3.132 0.269161.197

SUPER GT

SGT:第6戦富士ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2014/09/07) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'32.480--177.625
21REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'32.683 0.203 0.203177.236
36 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'32.812 0.332 0.129176.990
418ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'32.858 0.378 0.046176.902
537KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'32.909 0.429 0.051176.805
636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'33.049 0.569 0.140176.539
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'33.137 0.657 0.088176.372
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'33.228 0.748 0.091176.200
---- 以上Q2進出 ----
923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI841'33.330 0.850 0.102176.008
1024D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH121'33.391 0.911 0.061175.893
118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS561'33.396 0.916 0.005175.883
1239DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS741'33.434 0.954 0.038175.812
1319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'33.478 0.998 0.044175.729
1412カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS821'33.610 1.130 0.132175.481
1532Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL61'33.714 1.234 0.104175.287
■GT300 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2014/09/07) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
13S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'39.478--165.130
216MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'39.713 0.235 0.235164.741
348DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'39.799 0.321 0.086164.599
455ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS801'39.824 0.346 0.025164.558
54GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'39.861 0.383 0.037164.497
631Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'39.926 0.448 0.065164.390
72エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'40.016 0.538 0.090164.242
861SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'40.052 0.574 0.036164.183
911GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'40.170 0.692 0.118163.989
105マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'40.186 0.708 0.016163.963
119NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'40.274 0.796 0.088163.819
1230IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'40.378 0.900 0.104163.649
1310GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'40.426 0.948 0.048163.571
---- 以上Q2進出 ----
1486クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH261'40.438 0.960 0.012163.552
1588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH321'40.522 1.044 0.084163.415
1652OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH841'40.613 1.135 0.091163.267
1750Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH81'40.640 1.162 0.027163.223
1862LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH561'40.642 1.164 0.002163.220
1987ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH421'40.711 1.233 0.069163.108
2033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH101'40.926 1.448 0.215162.761
2122グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'41.185 1.707 0.259162.344
22360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'41.241 1.763 0.056162.254
230ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH341'41.325 1.847 0.084162.120
2421ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK61'41.387 1.909 0.062162.021
2596DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH1'45.086 5.608 3.699156.318

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式練習 #1REITO MOLA GT-Rがトップタイム。GT300もGT-R勢が上位独占

2014オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」が9月7日、静岡県の富士スピードウェイで開幕。
朝9時からの公式練習では#1REITO MOLA GT-R(本山哲/関口雄飛組)が1'33.422でトップタイム。
GT300クラスは#30IWASAKI OGT Racing GT-R(岩崎祐貴/イゴール・スシュコ組)がトップだった。

gt_r06_p-momokuro1

gt_r06_p-3

gt_r06_p-momokuro2

gt_r06_p-momokuro3

gt_r06_p-1

gt_r06_p-30

今回は人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が来場するということもあり、公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から熱心なファンがスタンドに詰めかけ、いつもとは違った雰囲気を醸し出していた。
朝の天候は曇り。
天候の悪化が懸念される状況ではあったが、2時間の公式練習は終始ドライコンディションの下で進行した。
GT500クラスは1分34秒台から走り出して徐々にペースを上げ、35分経過時点で立川祐路の駆る#38ZENT SCが1'33.944と最初に1分33秒台に突入すると、その7分後に#6エネオスSCの大嶋が1'33.827を記録してトップに立った。
しかしその直後に#1MOLA GT-Rのリヤカウルが外れてコース上に落下、これを回収するために開始45分で赤旗中断となってしまった。

公式練習は9時50分に一旦再開されたが、今度は#3S Road GT-Rがエンジントラブルに見舞われてコカコーラコーナー手前でストップしたため、再び赤旗が提示されてしまう。
この時点で1'40.454を記録してGT300クラスのトップに立っていた3号車だったが、午後の公式予選への影響が大いに懸念される状況になってしまった。

3号車の回収の後、10時3分に走行が再開されると、#38ZENT SCが1'33.543にペースを上げて再びトップに。他のドライバーも続々と1分33秒台にペースを上げてきた。
GT300クラスでは#30岩崎が1'40.322を出してトップに浮上してきた。

10時40分に「GT300」ボードが提示されてGT300クラスの専有走行に。
結局このセッションでは上位陣に目立った変化は無く、順位は#30IWASAKI OGT、#S Road、#5マッハGoGoGo車検とGT-R勢がトップ3を占める結果となった。

続いて行われたGT500クラスの専有走行では、午後の予選を睨んだ激しいタイムアタック合戦が展開され、トップから1秒以内に13台がひしめく接戦となり、残り1分を切ったところで1'33.422を叩き出した関口雄飛の駆る#1MOLA GT-Rがトップに。#6エネオスSCの大嶋和也が1'33.456を記録して2番手につける結果となった。

公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式練習結果

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
115001REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'33.422-175.834
265002 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'33.456 0.034175.770
3375003KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'33.483 0.061175.720
4385004ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'33.492 0.070175.703
5235005MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI841'33.555 0.133175.584
6395006DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS741'33.612 0.190175.478
7125007カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS821'33.858 0.436175.018
8195008WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'33.900 0.478174.939
91005009RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'33.933 0.511174.878
103650010PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'33.964 0.542174.820
111750011KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'33.979 0.557174.792
121850012ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'33.998 0.576174.757
132450013D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH121'34.287 0.865174.221
143250014Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL61'34.585 1.163173.672
15850015ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS561'34.672 1.250173.513
16303001IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'40.322 6.900163.741
1733002S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'40.454 7.032163.526
1853003マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'40.490 7.068163.467
1943004GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'40.531 7.109163.400
20553005ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS801'40.548 7.126163.373
2193006NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'40.599 7.177163.290
22613007SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'40.663 7.241163.186
23623008LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH561'40.708 7.286163.113
2423009エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'40.728 7.306163.081
254830010DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'40.926 7.504162.761
268730011ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH421'40.927 7.505162.759
278630012クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH261'40.934 7.512162.748
283130013Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'41.053 7.631162.556
291030014GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'41.185 7.763162.344
301630015MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'41.228 7.806162.275
318830016マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH321'41.229 7.807162.274
321130017GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'41.291 7.869162.174
332230018グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'41.341 7.919162.094
345230019OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH841'41.641 8.219161.616
353330020HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH101'42.068 8.646160.940
362130021ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK61'42.153 8.731160.806
37030022ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH341'42.429 9.007160.373
385030023Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH81'44.04910.627157.876
3936030024RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'44.91811.496156.568
409630025DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH1'46.44013.018154.329

Japanese F3

JF3:第6,7戦岡山 中山雄一が6連勝! 勝田貴元は第6戦首位快走も無念のトラブル (TOYOTA)

  • コース:岡山国際サーキット(3.703km)
  • 予選:6月29日(土)晴:ドライ
  • 第6戦決勝:6月29日(土)晴:ドライ
  • 第7戦決勝:6月30日(日)曇:ドライ
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第7戦、6連勝を飾った中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S:中央)と
2位に入った勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S:左)

 全日本F3選手権の第3大会(第6戦、第7戦)が6月29日(土)と30日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。  1ヶ月半ぶり、再びF3をメインレースとして開催された今大会、前大会もてぎで3レースを完全制覇し、目下4連勝中の中山 雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)の快進撃が続くか、誰が中山を止められるかに注目が集まった。

 今大会は、TOYOTA TOM'S TAZ-31エンジン搭載車両が2台出場、F3-Nクラスは参戦車両6台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。

 29日(土)は好天に恵まれ、まだ若干涼しさを感じる朝9時45分から、第6戦、第7戦の予選セッションが10分間ずつ行われた。

 第6戦の予選は、まず中山がマークしたトップタイムを、チームメイトの勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)が逆転。中山はこれを上回るべく最後までアタックを続けたが、アタックラップで痛恨のコースオフ。これにより唯一1分24秒台をマークした勝田が初のポールポジションを獲得。中山の今季開幕からの連続ポールポジション記録を5で止めることとなった。中山は2番手で続き、トムス勢が最前列を独占した。

 10分間のインターバルを経て開始された第7戦の予選では、今度は中山がトップタイムをマークし、そのままポールポジションを獲得。勝田はアタックラップで他車に阻まれタイムアップならず。2番手となった。  Nクラスのナニン・インドラ・パユーング(TOM'S SPIRIT)は、第6戦クラス3番手。第7戦はセッティングを詰めていきクラス2番手グリッドを獲得した。

 予選に続き、決勝が行われる頃には気温も上がり、夏の陽気の下、午後1時50分から第6戦決勝(18周)がスタートした。  2番手スタートの中山が、ポールポジションの勝田を逆転すべく好スタートを切ったが、叶わず、勝田が首位をキープ。中山も諦めず、バックストレートからヘアピンまで勝田を攻めたが、勝田もこれをしのぎ、1周目から激しい首位争いを繰り広げた。

 1周目の後半から勝田のペースが上回り、中山を引き離す展開に。5周目には2台の差は2秒近くまで広がった。

 勝田の独走許さじと、中山もペースを上げ、2台のマッチレースになるかと思われた7周目、勝田が突然白煙を上げ見舞われスローダウン。開幕以来の勝利を目指し首位を快走しながらも、無念のリタイアを余儀なくされてしまった。

 これで首位に立った中山は、最後は2位に11秒もの大差を付けトップでチェッカー。5連勝を達成したが、トムスの連続1-2記録は5戦で途切れることとなった。レース中のファステストラップは勝田がマークし、ポールポジションとあわせ、リタイアながらも勝田は2ポイントを獲得した。

 Nクラスでは、クラス3番手グリッドのナニンがスタートで遅れ、5位に後退。その後激しい3位争いを展開し、開幕から6戦連続の表彰台を獲得した。

 30日(日)は朝から空は雲に覆われ、雨も心配されたが、ドライコンディションでレースは行われたた。  午後3時、前日よりもかなり涼しい気温の下で25周で争われる第7戦決勝レースがスタート。ポールポジションの中山が順当に首位をキープし、勝田がそれを追う展開。

 勝田は序盤こそ中山と同程度のペースでついて行ったが、中盤以降は差が広がっていき、最後は8秒以上の大差を付ける圧勝で、中山が6連勝を飾った。勝田は5度目の2位。

 Nクラスでは、クラス2番手グリッドのナニンが、今度は順当なスタートを切り、首位の車両を追った。ナニンは最後まで離されることなく、終盤は差を詰めていったが、逆転までには至らず、2位でフィニッシュ。開幕から7戦連続での表彰台記録を継続している。

トヨタモータースポーツニュース

Japanese F3

JF3:第6戦岡山決勝 総合&Nクラス上位3名の記者会見

優勝 中山雄一(トムス)
f3_r06_r_pc-nakayama  「予選はコースアウトして2位になってしまいました。スタートはトップ3台が同じような間隔で1コーナーに入って仕掛けることができませんでした。勝田選手に追いついてきたところで止ってしまったので、最後までバトルがしたかったですが、優勝できて良かったです。金曜日にトラブルが出て十分に走ることができず、ニュータイヤでのアタックもできなかったので、それが予選結果にもつながったのだと思います。でもトラブルが出たタイミングはよかったですね。明日はトップからのスタートで、前に出てしまえば抜かれないのでいつものように優勝したいと思います」
決勝2位 野尻智紀(戸田)
f3_r06_r_pc-nojiri  「2位は、勝田選手のトラブルもあり運が良かったですね。うれしいですが中山選手と差があり、勝田選手も走ってたらもっと前にいたので、今後に向けてぼくもチームもがんばらないといけないですね。明日は、4番手で今日よりも一つ下ですが、得意にしているコースですし、チームも地元なのでリカバリーしていいレースをしたいです」
決勝3位 千代勝正(B-MAX)
f3_r06_r_pc-chiyo  「5番手スタートで90点くらいで決まって松下選手を抜いて1コーナーに入れました。4位だったんですが、前でトラブルがありラッキーなレースでした。3位は3回目ですが、いい流れとは思っていません。明日はベストをつくして、スタートでチャンスがあれば前に出てポイントを稼いで帰りたいと思います」
Nクラス優勝 高星明誠(NDDP)
f3_r06_r_pc-takaboshi  「昨日壊したマシンも直って、今日は予選からダブルポールが取れたので良かったです。スタートで前に出れば抜かれないのでスタートを意識していました。いままでで一番いいスタートを切れたと思います。レースは序盤からCクラスに付いていけたのでモチベーションは高かかったです。明日は、クルマは完璧なので自分次第です」
Nクラス決勝2位 小河諒(ルボーセ)
f3_r06_r_pc-ogawa  「この場にF3ドライバーとしていられることを誇りに思います。F3が初参戦で、チームも2年ぶり、事前テストもできず岡山に来ましたが、昨日4時間たっぷり使って練習できたので2位で終われて満足しています。でもまだ速くなる要素はたくさんあります。スタートは難しくて練習では3、4回ストールしましたが、決勝に強いと思い込んでスタートしました。明日は3位スタートなので落ち着いて、今日学んだことを生かして高星選手にプレッシャーを与えたいと思います」
Nクラス決勝3位 ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)
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 「予選は、1回目から2回目のインターバルでクルマのセットアップをして2回目のほうが良かったです。スタートはだめでしたが、クルマはよかったです。3コーナーで小泉選手をパスできると思ったんですが、アトウッドで接触してしまいました。高星選手も小河選手もFCJでは一緒に走っていました。明日もチャンスがあれば頑張りたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第6戦岡山決勝 勝田貴元がトラブルに泣き優勝は中山雄一、Nクラスは高星明誠が今季6勝目

 全日本F3選手権第6戦は29日、岡山国際サーキットで18周の決勝レースを行い、総合で中山雄一(トムス)が、Nクラスで高星明誠(NDDP)が優勝した。

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 午後に入るとサーキット上空には雲が広がってきた。しかし相変わらず蒸し暑い中で13時50分、第6戦決勝レースのフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションの勝田貴元(トムス)がダッシュよく1コーナーに飛び込むと予選2位の中山雄一(同)、同3位の野尻智紀(戸田)も等間隔で続く。4位には予選4位の松下信治(HFDP)をかわした千代勝正(B-MAX)が上がってきた。

 5位に落ちた松下はトラブルのためオープニングラップのヘアピンでストップ、早くもレースを終えることとなった。

 レースは勝田がリードして序盤は推移。5周目には2位中山を1秒9と離して悠々とトップに立っていたがしかし、7周目に入ったところでマシンが白煙を吐きストップ。痛恨のリタイアを喫することになった。

 2位に付けていた中山はこれで難なくトップに立つと、2位以下を圧倒するタイムで後続を引き離しにかかる。トップでコントロールラインを通過した7周目に4秒3あった差はみるみる広がり、18周でゴールしたときには2位以下を11秒5ぶっちぎって今季5勝目を飾った。

 2位には一時千代に1秒強差まで迫られたが、終盤には突き放した野尻が入った。その千代は3位。4位には清原章太(HFDP)が入った。

 Nクラスはスタートでポールポジションの高星明誠(NDDP)がトップに立つとそのまま後続を引き離してクラス優勝を飾った。2位にはルーキーの小河諒(ルボーセ)が、3位には小泉洋史(ハナシマ)をバトルのすえかわしたナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が入った。

 第7戦決勝レースは明日30日、15時より25周で争われる。

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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorosports Forum

Japanese F3

JF3:第6戦岡山決勝結果

SUPER F3 RACE & GT ASIA in 岡山 -RIJ- (2013/06/29) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 6 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ3118
22野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3011811.584
350千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011814.304
48清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1819.464
523N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1844.806
662N小河 諒Le Beausset F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE 1849.520
738Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1855.744
811N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE181'13.112
930NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE181'15.454
106N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE181'24.243
---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ----
-13吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301117 Laps
-37勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31612 Laps
-7松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D018 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.37 勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312) 1'26.229 (2/6)

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