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2022年7月

TCR JAPAN SATURDAY

第3戦SUGO公式予選結果

SUGO Champion Cup Race Series Rd.4 -RIJ- (2022/07/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
165加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1'27.634--147.333
298猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1'28.152 0.518 0.518146.467
362塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1'28.354 0.720 0.202146.133
419HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'28.603 0.969 0.249145.722
517鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'28.811 1.177 0.208145.381
673上松 淳一Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'29.392 1.758 0.581144.436
755MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1'29.495 1.861 0.103144.270
824滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
1'35.600 7.966 6.105135.056
---- 以上基準タイム(110% - 1'36.397)予選通過 ----

スーパー耐久

第3戦SUGOグループ1決勝 終盤追い上げたGrid Motorsport AMG GT3が初優勝を飾る

グループ1、3時間の決勝がスタートした

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第3戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」は10日、スポーツランドSUGOでグループ1(ST-X、ST-Z、ST-Qの一部、ST-1)の決勝を行い、予選12位からスタートしたST-Xクラスの888号車Grid Motorsport AMG GT3(マーティン・ベリー/高木真一/黒澤治樹/山脇大輔)が終盤にトップに立つとそのまま逃げ切り初優勝を飾った。(観客:7月9日 2,900人/7月10日 4,600人)

 決勝は午後1時58分にローリングラップが始まった。上空には青空が広がり、暑い中での決勝を迎えた。

ST-Xクラス優勝はGrid Motorsport AMG GT3(マーティン・ベリー/高木真一/黒澤治樹/山脇大輔)

 昨日のST-X、1クラスの予選がウエット路面となったため、スターティンググリッド上位にはラップタイムの遅いST-Z、ST-Qクラスのマシンが並んだ。そのためレース序盤は、ST-XクラスのマシンがST-Z、ST-Qクラスのマシンをかき分けながら上位に進出する展開となった。

 8周目にはST-Xクラスは本来の位置に浮上してきた。トップには23号車TKRI松永建設AMG GT3(DAISUKE/元嶋佑弥/中山友貴)の元嶋が立ち、2位に9号車MP Racing GT-R(JOE SHINDO/柴田優作/影山正美/篠原拓朗)の影山、3位に16号車ポルシェセンター岡崎911 GT3R(永井宏明/上村優太/伊藤大輔)の永井、4位に888号車Grid Motorsport AMG GT3(マーティン・ベリー/高木真一/黒澤治樹/山脇大輔)の黒沢、5位に31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井秀貴/嵯峨宏紀/小高一斗)の小高、6位に62号車HELM MOTORSPORTS GTR GT3(鳥羽豊/平木湧也/平木玲次)の玲次が続く。

 ここで上位に進出してきたのは4位、31号車の小高。小高は14周目に16号車の永井を、29周目に9号車の影山をパスして2位に浮上した。

 36周目には4位を走る16号車永井がピットイン。ドライバーを伊藤に交代した。

 トップが40周目を周回中には、ST-Zクラスの500号車が電気系トラブルのためS字でストップ。これを見て、888号車と62号車がピットイン。それぞれドライバーを黒沢からベリー、玲次から鳥羽に交代した。その後500号車の回収のためフルコースイエロー(FCY)が提示された。

 43周目にFCYが解除されるとこの周に31号車がピットインしてドライバーを小高から嵯峨に、45周目には23号車元嶋がピットインしてドライバーを中山に交代した。

 48周目の順位は、ステイを選択した9号車影山がトップ。2位には72秒差で23号車の中山、3位はさらに6秒差で888号車のベリー、4位に62号車の鳥羽、5位には31号車の嵯峨が続く。

 53周目にはトップを走る9号車がドライバーを影山から柴田に交代。これで23号車の中山がトップに立った。

 ストレート上に落下物があり、74周目には2回目のFCYが導入される。この周、888号車がピットインしドライバーをベリーから高木に交代。81周目には31号車が嵯峨から永井に、83周目には9号車が柴田からSHINDOに、84周目には23号車が中山からDAISUKEにそれぞれドライバーを交代した。

 この結果、86周目には23号車のDAISUKEがトップに浮上。23秒差で31号車永井が2位に、さらに11秒差で888号車の高木が4位に、以下9号車、16号車と続く。

 このグループの中で素晴らしい追い上げを展開したのは888号車の高木。97周目には2位の31号車永井を追い詰めこれをパス、15秒前方を走る23号車ジェントルマンドライバーDAISUKEを追う。

 トップDAISUKEと2位高木の差は100周目には11秒。明らかにラップタイムの速い高木は105周目にはその差を0秒5としDAUSUKEの背後に付いた。

 DAISUKEも高木の追い上げをしのいでいたがついに107周目に高木がDAUSUKEをパス。DAISUKEはトップの座を明け渡すこととなった。

 ペースの上がらないDAISUKEは、108周目には16号車の上村にパスされ3位、116周目には31号車の永井にもパスされ4位まで落ちることとなった。

 トップの888号車高木は盤石、2位に上がってきた16号車の上村との差を広げながら3時間を走り切り、チームに初優勝をもたらした。2位には16号車上村が、3位には31号車永井が入った。

 プロドライバーを相手に健闘した23号車DAISUKEは4位に、5位には9号車SHINDOが、6位にはDAISHIN GT3 GT-R(大八木信行/藤波清斗/青木孝行)が入った。

ST-Zクラス優勝はGRGarage水戸インターGR SUPRA GT4(山崎学/坪井翔/野中誠太/細川慎弥)

 8台が参加したST-Zクラスは、序盤から885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎)と310号車GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4(山崎学/坪井翔/野中誠太/細川慎弥)の一騎打ちとなった。

 しかし中盤以降は310号車が抜け出し、トップでゴール。2位には310号車が入ったが、ジェントルマンドライバーの最低義務周回時間が不足しているとして6周減算のペナルティーを受け後退。2位には22号車Porsche Cayman GT4 RS(KIZUNA/千代勝正/山野直也/大草りき)が、3位には111号車Access HIROSHIMA+ GR SUPRA GT4(松田利之/古谷悠河/中村賢明/檜井保孝)が入った。

ST-QクラスでトップでゴールしたNissan Z Racing Concept(田中哲也/田中徹/三宅淳詞)

 開発車を対象としたST-Qクラスは2台が参加。3号車ENDLESS AMG GT4(小河諒/川端伸太朗/谷岡力)が先行していたが、トラブルのため、244号車Nissan Z Racing Concept(田中哲也/田中徹/三宅淳詞)がトップでゴールした。

ST-1クラス優勝はmuta Racing GR SUPRA(堤優威/中山雄一/松井宏太)

 ST-1クラスは3台が参加。47号車D'station Vantage GT8R(浜健二/織戸学)がトラブルで後退したため、38号車muta Racing GR SUPRA(堤優威/中山雄一/松井宏太)が優勝。2位には2号車シンティアムアップルKTM(井田太陽/高橋一穂/加藤寛規/吉本大樹)が入った。47号車は3位だった。

 第4戦は、大分県のオートポリスに舞台を移し、7月31日に5時間レースの決勝が行われる。

ST-Xクラスの表彰式

ST-Zクラスの表彰式

ST-Qクラスの表彰式

ST-1クラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

第3戦SUGOグループ1決勝結果

【総合】

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
1888ST-X1マーティン・ベリー
高木 真一
黒澤 治樹
山脇 大輔
Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1203:01'08.484--
216ST-X2永井 宏明
上村 優太
伊藤 大輔
ポルシェセンター岡崎 911 GT3R
ポルシェセンター岡崎
1203:01'15.103 6.619 6.619
331ST-X3永井 秀貴
嵯峨 宏紀
小高 一斗
DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1203:01'34.52726.04319.424
423ST-X4DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
TKRI
1203:01'36.76028.276 2.233
59ST-X5JOE SHINDO
柴田 優作
影山 正美
篠原 拓朗
MP Racing GT-R
MP Racing
1193:01'33.8581Lap 1Lap
681ST-X6大八木 信行
藤波 清斗
青木 孝行
DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1193:01'35.2481Lap 1.390
738ST-11堤 優威
中山 雄一
松井 宏太
muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1143:02'32.3666Laps5Laps
82ST-12井田 太陽
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1133:01'43.6587Laps1Lap
9310ST-Z1山崎 学
坪井 翔
野中 誠太
細川 慎弥
GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing
1123:02'05.9718Laps1Lap
10*22ST-Z2KIZUNA
千代 勝正
山野 直也
大草 りき
Porsche Cayman GT4 RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1113:01'23.5979Laps1Lap
11111ST-Z3松田 利之
古谷 悠河
中村 賢明
檜井 保孝
Access HIROSHIMA+ GR SUPRA GT4
HIROSHIMA TOYOPET RACING
1103:01'22.59310Laps1Lap
1219ST-Z4鈴木 建自
TAKESHI
福田 幸平
奥村 浩一
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1103:01'34.43310Laps11.840
13244ST-Q1田中 哲也
田中 徹
三宅 淳詞
Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1103:02'02.98910Laps28.556
1421ST-Z5阿野 雅樹
宮田 莉朋
神 晴也
阿野 雄紀
Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1093:02'39.61711Laps1Lap
15*885ST-Z6HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1053:01'11.34715Laps4Laps
1662ST-X7鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1023:01'38.10818Laps3Laps
173ST-Q2小河 諒
川端 伸太朗
谷岡 力
ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1023:02'09.96018Laps31.852
1834ST-Z7加納 政樹
安田 裕信
大木 一輝
テクノ・SUN'S・モノコレG55
TECHNO FIRST
1003:01'49.08820Laps2Laps
1947ST-13浜 健二
織戸 学
D'station Vantage GT8R
D'station Racing
973:01'52.68123Laps3Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-500ST-Z-大塚 隆一郎
太田 格之進
金石 年弘
5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
3555'45.18585Laps62Laps

【クラス別】

■ST-Xクラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-X class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
1888マーティン・ベリー
高木 真一
黒澤 治樹
山脇 大輔
Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1203:01'08.484--
216永井 宏明
上村 優太
伊藤 大輔
ポルシェセンター岡崎 911 GT3R
ポルシェセンター岡崎
1203:01'15.103 6.619 6.619
331永井 秀貴
嵯峨 宏紀
小高 一斗
DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1203:01'34.52726.04319.424
423DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
TKRI
1203:01'36.76028.276 2.233
59JOE SHINDO
柴田 優作
影山 正美
篠原 拓朗
MP Racing GT-R
MP Racing
1193:01'33.8581Lap 1Lap
681大八木 信行
藤波 清斗
青木 孝行
DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1193:01'35.2481Lap 1.390
762鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1023:01'38.10818Laps17Laps
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-Zクラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-Z class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
1310山崎 学
坪井 翔
野中 誠太
細川 慎弥
GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing
1123:02'05.971--
2*22KIZUNA
千代 勝正
山野 直也
大草 りき
Porsche Cayman GT4 RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1113:01'23.5971Lap 1Lap
3111松田 利之
古谷 悠河
中村 賢明
檜井 保孝
Access HIROSHIMA+ GR SUPRA GT4
HIROSHIMA TOYOPET RACING
1103:01'22.5932Laps1Lap
419鈴木 建自
TAKESHI
福田 幸平
奥村 浩一
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1103:01'34.4332Laps11.840
521阿野 雅樹
宮田 莉朋
神 晴也
阿野 雄紀
Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1093:02'39.6173Laps1Lap
6*885HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1053:01'11.3477Laps4Laps
734加納 政樹
安田 裕信
大木 一輝
テクノ・SUN'S・モノコレG55
TECHNO FIRST
1003:01'49.08812Laps5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-500大塚 隆一郎
太田 格之進
金石 年弘
5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
3555'45.18577Laps65Laps

■ST-Qクラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-Q class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
1244田中 哲也
田中 徹
三宅 淳詞
Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1103:02'02.989--
23小河 諒
川端 伸太朗
谷岡 力
ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1023:02'09.9608Laps8Laps
---- 以上完走 ----

■ST-1クラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-1 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
138堤 優威
中山 雄一
松井 宏太
muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1143:02'32.366--
22井田 太陽
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1133:01'43.6581Lap 1Lap
347浜 健二
織戸 学
D'station Vantage GT8R
D'station Racing
973:01'52.68117Laps16Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.81 藤波清斗(DAISHIN GT3 GT-R) 1'22.916 (74.119) 155.717 km/h
  • CarNo, 22は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット入口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 885は、スーパー耐久シリーズ2022スポーツ規則第6条(8)2)(最低義務周回数違反)により、決勝結果より6周減算のペナルティーを科した。

スーパー耐久

第3戦SUGOグループ2決勝 終盤の接近戦を制したST-3クラスのエアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWSが今季初優勝

ST-3クラス優勝はエアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS(冨林勇佑/伊藤鷹志/石井宏尚)

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第3戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」は10日、スポーツランドSUGOでグループ2(ST-Qの一部、ST-3、ST-4、ST-5クラス)の決勝を行い、予選5位からスタートしたST-3クラス39号車エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS(冨林勇佑/伊藤鷹志/石井宏尚)が終盤の攻防を制して今季初優勝を飾った。

 決勝は午前8時40分、ローリングラップが始まった。上空には青空が広がるが、路面はレコードライン以外には一部ウエットパッチが残る。

スタートシーン

開始早々トラブルでストップしたYAMATO FIT(安井亮平/内山慎也/椋本陵/伊藤秀昭)

 レースは、トップ311号車Team Fukushima Z34(塩津佑介/松田次生/三浦愛/平峰一貴)の平峰を先頭に52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS(服部尚貴/吉田広樹/川合孝汰)の吉田、25号車raffinee日産メカニックチャレンジZ(名取鉄平/富田竜一郎/白坂卓也)の富田、39号車エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS(冨林勇佑/伊藤鷹志/石井宏尚)の伊藤、15号車岡部自動車フェアレディZ34(長島正明/小松一臣/冨田自然/勝亦勇雅)の富田、63号車muta Racing LEXUS RC 350 TWS(堀田誠/阪口良平)の阪口の順で始まった。

 開始早々、2周目に入ったST-5クラスの67号車YAMATO FIT(TEAM YAMATO)がエンジンブローで3コーナーにストップ。オイルをコース上にまいたため、フルコースイエロー(FCY)が提示されたが、ほどなくオイル処理のためセーフティーカー(SC)が導入された。

 このSC中の8周終わりには、早くも39号車の伊藤がピットインして石井にドライバーチェンジ。

 レースは9周目から再開された。トップは311号車、2位に52号車、3位に63号車、4位に前車をパスしてきた25号車が付ける。

 序盤、2位52号車はトップの311号車を追い詰める場面もあったが、徐々に311号車が後続を引き離しにかかる。24周目にはその差は10秒と開いた。52号車、63号車、25号車は接近戦だ。

 30周終わりには25号車はピットインして富田から名取に、31周目には311号車がピットとインして平峰から塩津に、44周目には63号車と15号車が同時にピットイン、それぞれドライバーを阪口から堀田、富田から長島にドライバーチェンジした。

 52周目にはトップを走る52号車がピットインしてドライバーを吉田から川合にチェンジ。52号車は、311号車、39号車、25号車に次ぐ4位でレースに復帰した。

 55周目には早くも39号車が2度目のピットイン。ドライバーを石井から冨林にチェンジした。

 66周目に311号車が、72周目に25号車が、82周目に63号車がピットインしてそれぞれドライバーを松田、富田、阪口にチェンジ。

 これでトップはコース上にステイを選択した52号車が立つ。2位には39号車が、3位には311号車が続く。

 90周目あたりから2位39号車冨林に追いついてきた3位の松田との接近戦が始まる。しかし、最終コーナーで松田が冨林の背後に付けてもストレートの早い冨林を攻略することができない。

 82周目にはついにトップを走る52号車がピットイン。タイヤ交換を行わず、ドライバーを川合から服部にチェンジした。52号車は3位でレースに復帰。

 これで名実ともにトップ争いになった39号車冨林と、311号車松田だったが、松田には決め手がなく、このままの順位で39号車が108周を回り今季初優勝を飾った。311号車は2位に入った。

 3位でレースに復帰した52号車だったが、タイヤが厳しく背後から25号車の急接近を許すこととなる。そしてゴールまもなくの106周目、最終コーナーで25号車が52号車をかわし3位に浮上。そのままゴールし25号車が3位、52号車が4位、15号車が5位、63号車が6位でレースを終えた。ST-3クラスは参加全車が完走した。

 3台が参加した開発車両のST-Qクラスは61号車Team SDA Engineering BRZ CNF Concept(井口卓人/山内英輝/廣田光一)が総合7位、55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept(寺川和紘/井尻薫/関豊/前田育男)が同15位、32号車ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept(佐々木雅弘/MORIZO/小倉康宏)が同27位でレースを終えた。

 5台が参加したST-4クラスは序盤から86号車TOM'S SPIRIT GR86(河野駿佑/松井孝允/山下健太)が圧倒。ST-3クラスと遜色ないタイムで周回し、中盤には同クラスに割り込むスピードを見せ、2位以下を85秒ちぎって2連勝を飾った。

 2位にはこのレースから新型を投入した884号車シェイドレーシングGR86(石川京侍/国本雄資/山田真之亮)が、3位には18号車Weds Sport GR86(浅野武夫/藤原大輝/石森聖生)が入った。

 旧型の86で初参戦の216号車HMRスポーツカー専門店86(石川賢志/伊澤英之/大川烈弥)が4位、引退を取りやめた60号車全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ(瀬戸貴巨/塩谷烈州)は完走できなかった。

 15台が参加したST-5クラスは、序盤から中盤に賭けては72号車OHLINS Roadster NATS(山野哲也/金井亮忠/野島俊哉)と65号車odula TONE HERO'Sロードスター(外園秋一郎/和光博紀/伊藤裕仁/太田達也)の争いとなった。

 トップでレースを始めた72号車を16周目に65号車がパス。しかし中盤過ぎには65号車がペナルティーで後退。72号車がトップに立つと、後方から追い上げてきた66号車odula TONE MOTULロードスター(武地孝幸/貫戸幸星/猪股京介/上杉祥之)が2位に浮上した。

 72号車はこのまま逃げ切り101周を走りトップでゴール、今季2勝目を飾った。

 2位には66号車が、3位には後方から徐々に順位を上げてきた17号車DXLアラゴスタNOPROデミオ(吉岡一成/大谷飛雄/手塚祐弥/野上敏彦)が入った。

 この後午後2時からグループ1の決勝が3時間で行われる。

ST-Qクラス優勝はTeam SDA Engineering BRZ CNF Concept(井口卓人/山内英輝/廣田光一)

ST-4クラス優勝はTOM\'S SPIRIT GR86(河野駿佑/松井孝允/山下健太)

ST-5クラス優勝はOHLINS Roadster NATS(山野哲也/金井亮忠/野島俊哉)

ST-3クラスの表彰式

ST-4クラスの表彰式

ST-5クラスの表彰式

ST-Qクラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

第3戦SUGOグループ2決勝結果

【総合】

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
139ST-31冨林 勇佑
伊藤 鷹志
石井 宏尚
エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1083:00'21.361--
2311ST-32塩津 佑介
松田 次生
三浦 愛
平峰 一貴
Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1083:00'22.070 0.709 0.709
325ST-33名取 鉄平
富田 竜一郎
白坂 卓也
raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1083:00'44.47023.10922.400
452ST-34服部 尚貴
吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1083:00'46.25724.896 1.787
515ST-35長島 正明
小松 一臣
冨田 自然
勝亦 勇雅
岡部自動車フェアレディZ34
OKABE JIDOSHA motorsport
1083:01'17.12555.76430.868
663ST-36堀田 誠
阪口 良平
muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1073:00'25.1981Lap 1Lap
761ST-Q1井口 卓人
山内 英輝
廣田 光一
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
1073:01'26.0531Lap 1'00.855
886ST-41河野 駿佑
松井 孝允
山下 健太
TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
1063:00'49.5342Laps1Lap
9884ST-42石川 京侍
国本 雄資
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1053:00'35.4763Laps1Lap
1018ST-43浅野 武夫
藤原 大輝
石森 聖生
Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
1043:01'44.8594Laps1Lap
11216ST-44石川 賢志
伊澤 英之
大川 烈弥
HMRスポーツカー専門店86
HMR Racing
1033:01'00.4195Laps1Lap
1272ST-51山野 哲也
金井 亮忠
野島 俊哉
OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
1013:00'52.5157Laps2Laps
1366ST-52武地 孝幸
貫戸 幸星
猪股 京介
上杉 祥之
odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
1003:00'26.2818Laps1Lap
1417ST-53吉岡 一成
大谷 飛雄
手塚 祐弥
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
1003:00'30.4098Laps 4.128
1555ST-Q2寺川 和紘
井尻 薫
関 豊
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
1003:00'51.5798Laps21.170
164ST-54太田 侑弥
伊藤 裕士
相原 誠司郎
THE BRIDE FIT
チームBRIDE
1003:00'52.7668Laps 1.187
17104ST-55吉田 綜一郎
佐々木 孝太
妹尾 智充
HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
1003:01'05.0238Laps12.257
18*65ST-56外園 秋一郎
和光 博紀
伊藤 裕仁
太田 達也
odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
1003:01'08.5218Laps 3.498
1988ST-57村上 博幸
雨宮 恵司
村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
1003:01'13.3598Laps 4.838
2050ST-58山西 康司
松村 浩之
HIROBON
藤井 順子
LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
1003:01'20.5778Laps 7.218
2111ST-59馬場 優輝
佐藤 勝博
鶴田 哲平
アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
993:01'08.3209Laps1Lap
22110ST-510坂 裕之
武藤 壮太
大西 隆生
ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
983:00'43.79510Laps1Lap
23222ST-511竹内 敏記
田中 真典
西面 一
墨 真幸
Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
983:01'13.85610Laps30.061
2437ST-512野上 達也
加藤 芳皓
谷川 達也
DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
973:00'30.26111Laps1Lap
25290ST-513横尾 優一
大友 敦仁
渡邉 達也
AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
963:00'48.53112Laps1Lap
265ST-514見並 秀文
石澤 浩紀
いとう りな
佐藤 駿介
THE BRIDE YARIS
チームBRIDE
963:00'52.96312Laps 4.432
2732ST-Q3佐々木 雅弘
MORIZO
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
903:00'29.40518Laps6Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-60ST-4-瀬戸 貴巨
塩谷 烈州
全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
872:32'37.37321Laps3Laps
-67ST-5-安井 亮平
内山 慎也
椋本 陵
伊藤 秀昭
YAMATO FIT
TEAM YAMATO
12'01.063107Laps86Laps

【クラス別】

■ST-Qクラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-Q class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
161井口 卓人
山内 英輝
廣田 光一
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
1073:01'26.053--
255寺川 和紘
井尻 薫
関 豊
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
1003:00'51.5797Laps7Laps
332佐々木 雅弘
MORIZO
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
903:00'29.40517Laps10Laps
---- 以上完走 ----

■ST-3クラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-3 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
139冨林 勇佑
伊藤 鷹志
石井 宏尚
エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1083:00'21.361--
2311塩津 佑介
松田 次生
三浦 愛
平峰 一貴
Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1083:00'22.070 0.709 0.709
325名取 鉄平
富田 竜一郎
白坂 卓也
raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1083:00'44.47023.10922.400
452服部 尚貴
吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1083:00'46.25724.896 1.787
515長島 正明
小松 一臣
冨田 自然
勝亦 勇雅
岡部自動車フェアレディZ34
OKABE JIDOSHA motorsport
1083:01'17.12555.76430.868
663堀田 誠
阪口 良平
muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1073:00'25.1981Lap 1Lap
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-4クラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-4 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
186河野 駿佑
松井 孝允
山下 健太
TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
1063:00'49.534--
2884石川 京侍
国本 雄資
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1053:00'35.4761Lap 1Lap
318浅野 武夫
藤原 大輝
石森 聖生
Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
1043:01'44.8592Laps1Lap
4216石川 賢志
伊澤 英之
大川 烈弥
HMRスポーツカー専門店86
HMR Racing
1033:01'00.4193Laps1Lap
---- 以上規定周回数完走 ----
-60瀬戸 貴巨
塩谷 烈州
全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
872:32'37.37319Laps16Laps

■ST-5クラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/10) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-5 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
172山野 哲也
金井 亮忠
野島 俊哉
OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
1013:00'52.515--
266武地 孝幸
貫戸 幸星
猪股 京介
上杉 祥之
odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
1003:00'26.2811Lap 1Lap
317吉岡 一成
大谷 飛雄
手塚 祐弥
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
1003:00'30.4091Lap 4.128
44太田 侑弥
伊藤 裕士
相原 誠司郎
THE BRIDE FIT
チームBRIDE
1003:00'52.7661Lap 22.357
5104吉田 綜一郎
佐々木 孝太
妹尾 智充
HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
1003:01'05.0231Lap 12.257
6*65外園 秋一郎
和光 博紀
伊藤 裕仁
太田 達也
odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
1003:01'08.5211Lap 3.498
788村上 博幸
雨宮 恵司
村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
1003:01'13.3591Lap 4.838
850山西 康司
松村 浩之
HIROBON
藤井 順子
LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
1003:01'20.5771Lap 7.218
911馬場 優輝
佐藤 勝博
鶴田 哲平
アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
993:01'08.3202Laps1Lap
10110坂 裕之
武藤 壮太
大西 隆生
ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
983:00'43.7953Laps1Lap
11222竹内 敏記
田中 真典
西面 一
墨 真幸
Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
983:01'13.8563Laps30.061
1237野上 達也
加藤 芳皓
谷川 達也
DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
973:00'30.2614Laps1Lap
13290横尾 優一
大友 敦仁
渡邉 達也
AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
963:00'48.5315Laps1Lap
145見並 秀文
石澤 浩紀
いとう りな
佐藤 駿介
THE BRIDE YARIS
チームBRIDE
963:00'52.9635Laps 4.432
---- 以上規定周回数完走 ----
-67安井 亮平
内山 慎也
椋本 陵
伊藤 秀昭
YAMATO FIT
TEAM YAMATO
12'01.063100Laps95Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 311 平峰一貴(Team Fukushima Z34) 1'32.648 (12/108) 139.363 km/h
  • CarNo. 65は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット入口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

スーパー耐久

第3戦SUGO公式予選 Gr.1はST-QのENDLESS AMG GT4が、Gr.2はST-3のTeam Fukushima Z34がポールポジション

 6月の富士24時間レースから5週間、スーパー耐久レースはその舞台を宮城県のスポーツランドSUGOに移した。昨年コース改修が行われ、大きく変わったのはピットロードの出口が、3コーナーまで大きく延長されたことだ。昨年は4月だったレースが今年は7月の第3戦として行われる。また、参加台数の増加により有効ポイント制がとられ、今回はST2クラスが不参加となっている。

 土曜日は朝から降り出した雨で午前中のフリー走行はウエットコンディションとなった。

 今回は、昨年と同様に土曜日に公式予選が行われ、日曜日にST-3、ST-4、ST-5とST-Qの4台を含むGr-2の決勝レースが午前中に3時間で行われ、午後にST-X、ST-Z、ST-1クラスとST-Qクラスの2台を含むのGr-1の決勝レースが同様に3時間で行われるスケジュールとなっている。

 午後12時30分から、まずはAドライバーの公式予選がスタート。朝の雨は上がりほぼドライコンディションでGr-2の予選がスタートするが、弱い雨の予報どおりに降り出す。12時56分にWET宣言が出され、微妙なコースコンディションとなった。

 ここでは、ST-3クラスの#39 エアバスターWinmaxRC35055ガレージTWSの冨林勇佑が1分30秒862をマークする。続いてST-Qクラスの#61 Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptの井口卓人が33秒100を出し、ST-4クラスは#86 TOM`S SPIRIT GR86の河野駿佑が34秒094でトップタイムとした。ST-5クラスは#72O HLINSRoadsterNATSの山野哲也が39秒469でクラストップタイムをマークした。

 続いて行われたST-Z、ST-1、ST-Qの2台のGr.1予選はST-Qクラス#3 ENDLESS AMG GT4の小河諒が1分28秒893のコースレコードでセッションのトップに立つ。ST-Zクラスは#500 5ZIGEN AMG GT4の大塚隆一郎が30秒783まで更新。

 最後に行われたGr.X、ST-1クラスの予選では#16 ポルシェセンター岡崎911GT3Rの永井宏明が1分30秒816、ST-1は#38 mutaRacingGRSupraの堤優威が31秒132でクラストップとした。

 13時30分から約10分のインターバルで行われたBドライバーの予選では、最初のGr.2では、まずはST-Qクラスの#61 山内英輝が1分34秒827をモニターの最上部に提示する。続いてST-3の#52 埼玉トヨペットGBクラウンRSの吉田広樹が30秒966と大きく更新。#61も33秒048とし、ST-4クラスの#86 松井孝允が33秒247とクラストップのタイムをたたき出す。残り5分ではST-3クラスの#25 raffinee日産メカニックチャレンジZの富田竜一郎が30秒831とリーダーボードのトップタイム。#52 吉田も30秒966と更新する。

 ST5クラスは#72 金井亮忠が39秒060でクラストップとしていた。

 続くGr.1ではまずはST-Zクラスの#111 AccessHIROSHIMA+GR SUPRAGT4の古谷悠河が1分28秒309をマーク。ST-Qクラスの#3 川端伸太朗が27秒085、ST-Zクラスの#310 GRGarage水戸インターGRSUPRAGT4の坪井翔が27秒915とした。

 いよいよオオトリのセッション、ST-XとST-1のコースインというところでかなりの雨が降ってきた。#81 DAISHIN GT3 GT-Rの藤波清斗が1分33秒280を出し、ここに#23 TKRI松永建設AMGGT3の元島佑弥が33秒624、#16の上村優太が34秒120としていた。

 ST-1は#47 D'stationVantageGT8Rの織戸学の1分38秒870でセッションは終了した。

 大きくコースコンディションに左右された波乱の予選セッションとなった。

ST-Xクラスポールポジションはポルシェセンター岡崎 911 GT3R(永井宏明/上村優太/伊藤大輔)

ST-Zクラスポールポジションは5ZIGEN AMG GT4(大塚隆一郎/太田格之進/金石年弘)

ST-Q(Gr.1)クラストップタイムはENDLESS AMG GT4(小河諒/川端伸太朗/谷岡力)

ST-Q(Gr.2クラス)トップタイムはTeam SDA Engineering BRZ CNF Concept(井口卓人/山内英輝/廣田光一)

ST-1クラスポールポジションはmuta Racing GR SUPRA(堤優威/中山雄一/松井宏太)

ST-3クラスポールポジションはTeam Fukushima Z34(塩津佑介/松田次生/三浦愛/平峰一貴)

ST-4クラスポールポジションはTOM\'S SPIRIT GR86(河野駿佑/松井孝允/山下健太)

ST-5クラスポールポジションはOHLINS Roadster NATS(山野哲也/金井亮忠/野島俊哉)

 ABドライバーの予選タイムの合算でグリッドが決定されることとなっているスーパー耐久の公式予選。このため、ST-Xクラスは#16、ST-Zクラスは#500、ST-Qクラスは#3と#61、ST-1クラスは#38、ST-3クラスは#311、ST-4クラスは#86、ST-5クラスは#72O HLINSRoadsterNATSがそれぞれのがポールポジションを獲得した。

 決勝レースは、明日の午前8時45分からGr.2が、午後2時からGr.1がそれぞれ3時間で行われる予定だ。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

第3戦SUGOグループ1公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) A&B Total Qualify Weather: Rain Course: Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
13ST-Q1小河 諒
川端 伸太朗
ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'28.893
1'27.085
2'55.978-
2500ST-Z1大塚 隆一郎
太田 格之進
5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1'30.783
1'28.229
2'59.012 3.034
3885ST-Z2HIRO HAYASHI
平中 克幸
シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'30.931
1'28.422
2'59.353 3.375
4310ST-Z3山崎 学
坪井 翔
GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing
1'31.493
1'27.886
2'59.379 3.401
5111ST-Z4松田 利之
古谷 悠河
Access HIROSHIMA+ GR SUPRA GT4
HIROSHIMA TOYOPET RACING
1'31.639
1'28.069
2'59.708 3.730
622ST-Z5KIZUNA
千代 勝正
Porsche Cayman GT4 RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'31.948
1'28.479
3'00.427 4.449
734ST-Z6加納 政樹
安田 裕信
テクノ・SUN'S・モノコレG55
TECHNO FIRST
1'31.363
1'29.113
3'00.476 4.498
819ST-Z7鈴木 建自
TAKESHI
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'34.545
1'27.980
3'02.525 6.547
916ST-X1永井 宏明
上村 優太
ポルシェセンター岡崎 911 GT3R
ポルシェセンター岡崎
1'30.816
1'34.120
3'04.936 8.958
1021ST-Z8阿野 雅樹
宮田 莉朋
Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'36.692
1'28.566
3'05.258 9.280
11244ST-Q2田中 哲也
田中 徹
Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1'33.239
1'32.367
3'05.606 9.628
12888ST-X2マーティン・ベリー
高木 真一
Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'33.184
1'34.183
3'07.36711.389
1323ST-X3DAISUKE
元嶋 佑弥
TKRI松永建設AMG GT3
TKRI
1'33.846
1'33.624
3'07.47011.492
1431ST-X4永井 秀貴
嵯峨 宏紀
DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'34.269
1'34.518
3'08.78712.809
1581ST-X5大八木 信行
藤波 清斗
DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'37.808
1'33.280
3'11.08815.110
169ST-X6JOE SHINDO
柴田 優作
MP Racing GT-R
MP Racing
1'36.581
1'34.634
3'11.21515.237
1762ST-X7鳥羽 豊
平木 湧也
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'35.516
1'36.525
3'12.04116.063
1838ST-11堤 優威
中山 雄一
muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'31.132
1'41.329
3'12.46116.483
1947ST-12浜 健二
織戸 学
D'station Vantage GT8R
D'station Racing
1'37.153
1'38.870
3'16.02320.045
202ST-13井田 太陽
高橋 一穂
シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'36.070
1'43.817
3'19.88723.909
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

第3戦SUGOグループ2公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) A&B Total Qualify Weather: Rain/Cloudy Course: Wet/Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
1311ST-31塩津 佑介
松田 次生
Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'31.283
1'31.024
3'02.307-
252ST-32服部 尚貴
吉田 広樹
埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'31.511
1'30.966
3'02.477 0.170
325ST-33名取 鉄平
富田 竜一郎
raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1'31.786
1'30.831
3'02.617 0.310
415ST-34長島 正明
小松 一臣
岡部自動車フェアレディZ34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'32.251
1'31.070
3'03.321 1.014
539ST-35冨林 勇佑
伊藤 鷹志
エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'30.862
1'32.595
3'03.457 1.150
6*63ST-36堀田 誠
阪口 良平
muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'33.803
1'31.260
3'05.063 2.756
761ST-Q1井口 卓人
山内 英輝
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
1'33.100
1'33.048
3'06.148 3.841
886ST-41河野 駿佑
松井 孝允
TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
1'34.094
1'33.247
3'07.341 5.034
9884ST-42石川 京侍
国本 雄資
シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1'34.269
1'34.064
3'08.333 6.026
1018ST-43浅野 武夫
藤原 大輝
Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
1'37.391
1'34.388
3'11.779 9.472
1160ST-44瀬戸 貴巨
塩谷 烈州
全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
1'36.669
1'36.292
3'12.96110.654
12216ST-45石川 賢志
伊澤 英之
HMRスポーツカー専門店86
HMR Racing
1'37.480
1'36.486
3'13.96611.659
1332ST-Q2佐々木 雅弘
MORIZO
ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
1'35.818
1'39.122
3'14.94012.633
1472ST-51山野 哲也
金井 亮忠
OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
1'39.469
1'39.060
3'18.52916.222
15104ST-52吉田 綜一郎
佐々木 孝太
HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
1'40.235
1'39.858
3'20.09317.786
1665ST-53外園 秋一郎
和光 博紀
odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
1'40.120
1'40.411
3'20.53118.224
1766ST-54武地 孝幸
貫戸 幸星
odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
1'40.223
1'40.453
3'20.67618.369
1817ST-55吉岡 一成
大谷 飛雄
DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
1'40.827
1'40.089
3'20.91618.609
1950ST-56山西 康司
松村 浩之
LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
1'40.828
1'40.130
3'20.95818.651
20*67ST-57安井 亮平
内山 慎也
YAMATO FIT
TEAM YAMATO
1'40.466
1'40.699
3'21.16518.858
2155ST-Q3寺川 和紘
井尻 薫
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
1'41.284
1'40.505
3'21.78919.482
224ST-58太田 侑弥
伊藤 裕士
THE BRIDE FIT
チームBRIDE
1'40.900
1'41.060
3'21.96019.653
2311ST-59馬場 優輝
佐藤 勝博
アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
1'41.202
1'42.098
3'23.30020.993
24222ST-510竹内 敏記
田中 真典
Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
1'41.679
1'42.573
3'24.25221.945
25110ST-511坂 裕之
武藤 壮太
ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
1'42.559
1'41.849
3'24.40822.101
2637ST-512野上 達也
加藤 芳皓
DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
1'44.009
1'43.466
3'27.47525.168
2788ST-513村上 博幸
雨宮 恵司
村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
1'40.665
1'48.992
3'29.65727.350
285ST-514見並 秀文
石澤 浩紀
THE BRIDE YARIS
チームBRIDE
1'45.781
1'45.403
3'31.18428.877
29290ST-515横尾 優一
大友 敦仁
AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
1'46.492
1'45.365
3'31.85729.550
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • CarNo. 63, 67は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.6.c)(ピット出口のホワイトラインカット)により、予選結果より2グリッド降格のペナルティーを科す。

スーパー耐久

第3戦SUGOグループ1フリー走行結果

【総合】

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 1 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
123ST-X1DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
TKRI
1'29.686--143.962
281ST-X2大八木 信行
藤波 清斗
青木 孝行
DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'30.944 1.258 1.258141.971
3888ST-X3マーティン・ベリー
高木 真一
黒澤 治樹
山脇 大輔
Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'31.999 2.313 1.055140.343
416ST-X4永井 宏明
上村 優太
伊藤 大輔
ポルシェセンター岡崎 911 GT3R
ポルシェセンター岡崎
1'32.747 3.061 0.748139.211
521ST-Z1阿野 雅樹
宮田 莉朋
神 晴也
阿野 雄紀
Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'34.329 4.643 1.582136.876
631ST-X5永井 秀貴
嵯峨 宏紀
小高 一斗
DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'34.688 5.002 0.359136.357
79ST-X6JOE SHINDO
柴田 優作
影山 正美
篠原 拓朗
MP Racing GT-R
MP Racing
1'34.809 5.123 0.121136.183
822ST-Z2KIZUNA
千代 勝正
山野 直也
大草 りき
Porsche Cayman GT4 RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'35.179 5.493 0.370135.654
938ST-11堤 優威
中山 雄一
松井 宏太
muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'35.301 5.615 0.122135.480
1062ST-X7鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'35.937 6.251 0.636134.582
11310ST-Z3山崎 学
坪井 翔
野中 誠太
細川 慎弥
GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing
1'38.961 9.275 3.024130.470
1234ST-Z4加納 政樹
安田 裕信
大木 一輝
テクノ・SUN'S・モノコレG55
TECHNO FIRST
1'39.426 9.740 0.465129.859
1319ST-Z5鈴木 建自
TAKESHI
福田 幸平
奥村 浩一
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'39.72310.037 0.297129.473
142ST-12井田 太陽
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'39.97310.287 0.250129.149
153ST-Q1小河 諒
川端 伸太朗
谷岡 力
ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'41.01711.331 1.044127.814
16111ST-Z6松田 利之
古谷 悠河
中村 賢明
檜井 保孝
Access HIROSHIMA+ GR SUPRA GT4
HIROSHIMA TOYOPET RACING
1'41.35611.670 0.339127.387
17500ST-Z7大塚 隆一郎
太田 格之進
金石 年弘
5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1'41.71212.026 0.356126.941
18885ST-Z8HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'42.07412.388 0.362126.491
19244ST-Q2田中 哲也
田中 徹
三宅 淳詞
Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1'43.80914.123 1.735124.376
-47ST-13浜 健二
織戸 学
D'station Vantage GT8R
D'station Racing
no time---

【クラス別】

■ST-Xクラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 1 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-X class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
123DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
TKRI
1'29.686--143.962
281大八木 信行
藤波 清斗
青木 孝行
DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'30.944 1.258 1.258141.971
3888マーティン・ベリー
高木 真一
黒澤 治樹
山脇 大輔
Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'31.999 2.313 1.055140.343
416永井 宏明
上村 優太
伊藤 大輔
ポルシェセンター岡崎 911 GT3R
ポルシェセンター岡崎
1'32.747 3.061 0.748139.211
531永井 秀貴
嵯峨 宏紀
小高 一斗
DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'34.688 5.002 1.941136.357
69JOE SHINDO
柴田 優作
影山 正美
篠原 拓朗
MP Racing GT-R
MP Racing
1'34.809 5.123 0.121136.183
762鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'35.937 6.251 1.128134.582

■ST-Zクラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 1 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-Z class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
121阿野 雅樹
宮田 莉朋
神 晴也
阿野 雄紀
Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'34.329--136.876
222KIZUNA
千代 勝正
山野 直也
大草 りき
Porsche Cayman GT4 RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'35.179 0.850 0.850135.654
3310山崎 学
坪井 翔
野中 誠太
細川 慎弥
GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing
1'38.961 4.632 3.782130.470
434加納 政樹
安田 裕信
大木 一輝
テクノ・SUN'S・モノコレG55
TECHNO FIRST
1'39.426 5.097 0.465129.859
519鈴木 建自
TAKESHI
福田 幸平
奥村 浩一
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'39.723 5.394 0.297129.473
6111松田 利之
古谷 悠河
中村 賢明
檜井 保孝
Access HIROSHIMA+ GR SUPRA GT4
HIROSHIMA TOYOPET RACING
1'41.356 7.027 1.633127.387
7500大塚 隆一郎
太田 格之進
金石 年弘
5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1'41.712 7.383 0.356126.941
8885HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'42.074 7.745 0.362126.491

■ST-Qクラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 1 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-Q class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
13小河 諒
川端 伸太朗
谷岡 力
ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'41.017--127.814
2244田中 哲也
田中 徹
三宅 淳詞
Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1'43.809 2.792 2.792124.376

■ST-1クラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 1 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズPowered by Hankook Round 3 ST-1 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
138堤 優威
中山 雄一
松井 宏太
muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'35.301--135.480
22井田 太陽
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'39.973 4.672 4.672129.149
-47浜 健二
織戸 学
D'station Vantage GT8R
D'station Racing
no time---

スーパー耐久

第3戦SUGOグループ2フリー走行結果

【総合】

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 2 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
163ST-31堀田 誠
阪口 良平
muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'42.298--126.214
2311ST-32塩津 佑介
松田 次生
三浦 愛
平峰 一貴
Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'42.832 0.534 0.534125.558
352ST-33服部 尚貴
吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'43.356 1.058 0.524124.922
425ST-34名取 鉄平
富田 竜一郎
白坂 卓也
raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1'43.447 1.149 0.091124.812
539ST-35冨林 勇佑
伊藤 鷹志
石井 宏尚
エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'44.649 2.351 1.202123.378
6884ST-41石川 京侍
国本 雄資
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1'45.561 3.263 0.912122.312
715ST-36長島 正明
小松 一臣
冨田 自然
勝亦 勇雅
岡部自動車フェアレディZ34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'46.194 3.896 0.633121.583
8216ST-42石川 賢志
伊澤 英之
大川 烈弥
HMRスポーツカー専門店86
HMR Racing
1'49.345 7.047 3.151118.079
932ST-Q1佐々木 雅弘
MORIZO
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
1'49.589 7.291 0.244117.817
1088ST-51村上 博幸
雨宮 恵司
村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
1'50.420 8.122 0.831116.930
1118ST-43浅野 武夫
藤原 大輝
石森 聖生
Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
1'50.476 8.178 0.056116.871
12104ST-52吉田 綜一郎
佐々木 孝太
妹尾 智充
HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
1'50.559 8.261 0.083116.783
1350ST-53山西 康司
松村 浩之
HIROBON
藤井 順子
LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
1'50.999 8.701 0.440116.320
1472ST-54山野 哲也
金井 亮忠
野島 俊哉
OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
1'51.421 9.123 0.422115.879
1565ST-55外園 秋一郎
和光 博紀
伊藤 裕仁
太田 達也
odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
1'51.559 9.261 0.138115.736
1661ST-Q2井口 卓人
山内 英輝
廣田 光一
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
1'51.595 9.297 0.036115.699
1760ST-44瀬戸 貴巨
塩谷 烈州
全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
1'52.020 9.722 0.425115.260
1817ST-56吉岡 一成
大谷 飛雄
手塚 祐弥
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
1'52.60810.310 0.588114.658
1955ST-Q3寺川 和紘
井尻 薫
関 豊
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
1'53.03310.735 0.425114.227
2067ST-57安井 亮平
内山 慎也
椋本 陵
伊藤 秀昭
YAMATO FIT
TEAM YAMATO
1'53.09210.794 0.059114.167
214ST-58太田 侑弥
伊藤 裕士
相原 誠司郎
THE BRIDE FIT
チームBRIDE
1'53.22310.925 0.131114.035
2266ST-59武地 孝幸
貫戸 幸星
猪股 京介
上杉 祥之
odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
1'53.30111.003 0.078113.957
23222ST-510竹内 敏記
田中 真典
西面 一
墨 真幸
Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
1'53.32711.029 0.026113.930
2411ST-511馬場 優輝
佐藤 勝博
鶴田 哲平
アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
1'54.36612.068 1.039112.895
2537ST-512野上 達也
加藤 芳皓
谷川 達也
DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
1'54.88012.582 0.514112.390
26110ST-513坂 裕之
武藤 壮太
大西 隆生
ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
1'55.12212.824 0.242112.154
275ST-514見並 秀文
石澤 浩紀
いとう りな
佐藤 駿介
THE BRIDE YARIS
チームBRIDE
1'59.99617.698 4.874107.599
28290ST-515横尾 優一
大友 敦仁
渡邉 達也
AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
2'06.33324.035 6.337102.201

【クラス別】

■ST-Qクラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 2 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 3 ST-Q class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
132佐々木 雅弘
MORIZO
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
1'49.589--117.817
261井口 卓人
山内 英輝
廣田 光一
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
1'51.595 2.006 2.006115.699
355寺川 和紘
井尻 薫
関 豊
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
1'53.033 3.444 1.438114.227

■ST-3クラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 2 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 3 ST-3 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
163堀田 誠
阪口 良平
muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'42.298--126.214
2311塩津 佑介
松田 次生
三浦 愛
平峰 一貴
Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'42.832 0.534 0.534125.558
352服部 尚貴
吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'43.356 1.058 0.524124.922
425名取 鉄平
富田 竜一郎
白坂 卓也
raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1'43.447 1.149 0.091124.812
539冨林 勇佑
伊藤 鷹志
石井 宏尚
エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'44.649 2.351 1.202123.378
615長島 正明
小松 一臣
冨田 自然
勝亦 勇雅
岡部自動車フェアレディZ34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'46.194 3.896 1.545121.583

■ST-4クラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 2 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 3 ST-4 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
1884石川 京侍
国本 雄資
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1'45.561--122.312
2216石川 賢志
伊澤 英之
大川 烈弥
HMRスポーツカー専門店86
HMR Racing
1'49.345 3.784 3.784118.079
318浅野 武夫
藤原 大輝
石森 聖生
Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
1'50.476 4.915 1.131116.871
460瀬戸 貴巨
塩谷 烈州
全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
1'52.020 6.459 1.544115.260

■ST-5クラス

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2022/07/09) Group 2 Free Session Weather:Rain Course:Wet
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 3 ST-5 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
188村上 博幸
雨宮 恵司
村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
1'50.420--116.930
2104吉田 綜一郎
佐々木 孝太
妹尾 智充
HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
1'50.559 0.139 0.139116.783
350山西 康司
松村 浩之
HIROBON
藤井 順子
LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
1'50.999 0.579 0.440116.320
472山野 哲也
金井 亮忠
野島 俊哉
OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
1'51.421 1.001 0.422115.879
565外園 秋一郎
和光 博紀
伊藤 裕仁
太田 達也
odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
1'51.559 1.139 0.138115.736
617吉岡 一成
大谷 飛雄
手塚 祐弥
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
1'52.608 2.188 1.049114.658
767安井 亮平
内山 慎也
椋本 陵
伊藤 秀昭
YAMATO FIT
TEAM YAMATO
1'53.092 2.672 0.484114.167
84太田 侑弥
伊藤 裕士
相原 誠司郎
THE BRIDE FIT
チームBRIDE
1'53.223 2.803 0.131114.035
966武地 孝幸
貫戸 幸星
猪股 京介
上杉 祥之
odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
1'53.301 2.881 0.078113.957
10222竹内 敏記
田中 真典
西面 一
墨 真幸
Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
1'53.327 2.907 0.026113.930
1111馬場 優輝
佐藤 勝博
鶴田 哲平
アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
1'54.366 3.946 1.039112.895
1237野上 達也
加藤 芳皓
谷川 達也
DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
1'54.880 4.460 0.514112.390
13110坂 裕之
武藤 壮太
大西 隆生
ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
1'55.122 4.702 0.242112.154
145見並 秀文
石澤 浩紀
いとう りな
佐藤 駿介
THE BRIDE YARIS
チームBRIDE
1'59.996 9.576 4.874107.599
15290横尾 優一
大友 敦仁
渡邉 達也
AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
2'06.33315.913 6.337102.201

SUPER GT

第3戦鈴鹿 チームポイントは2にとどまるも次戦に向けて光明(Arnage)

 2022年のSUPER GT第3戦は、5月28日〜29日に鈴鹿サーキットで開催された「たかのこのホテル鈴鹿GT300km」。

 岡山、富士と続いた2レースは、Arnage Racingにとって、本来チームが目指していた方向性とは全く違う、不甲斐ないレース内容となってしまっていた。このことに危機感を感じたチームは、第3戦鈴鹿ラウンドを戦うにあたり、これまでのレース内容を打開するために、従来のこの車両のセットアップの延長線上からは外れ、全く逆の発想からのセットアップにチャレンジすることを決断した。

 まず、これまで問題視されていたリアの荷重不足について、リアに荷重が乗らないのではなく、リアに乗った荷重をグリップとして使えていないことが問題なのではという仮説を立て、リアの荷重をうまく利用する方向性のセットアップを入れることにした。

 ファクトリーでは、リアのバネを固め、サードダンパを新設するなど、いくつかの試みを投入、さらに童夢エンジニア陣、アドヴィックスエンジニア陣の力もお借りしてさまざまな理論上の検証を行い、現場でもサポートを仰ぐことになった。

 しかし、チームが見定めたこの方向性は本当に的を射ているのか、対策が功を奏するのか。

 鈴鹿サーキットは1周の距離が長く、MC86の得意とするサーキットでもあるため、是非とも完走ポイント3を獲得したいところである。週末の天気予報は、晴れて季節外れの暑さとなることが予想され、過酷なレースとなることは間違いなかった。

<5/28 予選日>

 予選の行われる土曜日は、朝から青空が広がり、気温の上昇は予想されるものの、湿度の低い爽やかな快晴に恵まれた。

 Rd.3鈴鹿では、レギュラードライバーの加納選手に代わって山下亮生選手がAドライバーとして登録され、阪口選手とともに、チームのお膝元である鈴鹿ラウンドを戦うことになっていた。

 午前中に行われた公式練習は、サポートレースがディレイした影響で、9:35より開始となった。まず、阪口選手がソフト目のタイヤでコースに出て、タイヤテストを行った。ファクトリーで入れた新しい試みは、4Lapを走行したところで既に効果を発揮して、阪口選手からはリアがどっしりしているとのコメントを得た。そして、その後履いてコースに出たハード目のタイヤは、ソフトタイヤに比べて決勝向きで、さらにしっかり感があるとのコメントを得た。しかし、このフィーリングの良かったハード目のタイヤは、今大会に2セットしか準備されておらず、また、翌日の決勝では季節外れの高温が予想されていたため、チームはこのタイヤを決勝用と定め、ハード目のタイヤは温存されることになった。

 その後、山下選手がソフト目のタイヤで13Lapほど慣熟走行を行い、ターゲットとしていた2分01秒台をクリアするなど、山下選手もマシンへの理解を深めていった。

 チームは公式練習の終盤、阪口選手を再度コースに送り出して、チェッカーギリギリまで、決勝を想定してのセットアップを繰り返し、300kmレースに向けてセットを煮詰めていった。

 またチームは、燃料満タンからスタートする確認も行った。これまでのレースでは燃料満タン状態でのバランスが非常に悪く、リアが動くために、ドライバーは正常な走行ができず苦しんでいたが、新しい考え方から導かれたセットアップのおかげで、燃料の荷重移動が車のバランスに及ぼす影響は抑えられ、少なくなることも確認できた。

 14:45から行われた予選で、Arnage RacingはA組から出走。今大会でもQ1を担当する阪口選手が満を辞してコースイン。ライバルマシンの状況を見計らって慎重にタイヤに熱を入れ、タイミングを図っていたが、ラスト4Lapのところで1’57.980を叩き出し、7位でQ1を突破することができた。

 岡山開幕戦から今季2度目のQ2進出に、ピットは大いに湧いた。

 ところがQ2を待つ間に、メーターが表示されないトラブルが発生。このままでは走行することが不可能なため、チームは急遽ル・マンのエンジニアにピットまで来ていただき、Q2までのわずかな時間になんとかトラブルを修復することができた。

 Q2を担当するのは、2020年もてぎラウンド以来、久しぶりの予選アタックとなる山下亮生選手で、山下選手はコースINして早々にアタックを開始。3Lap目で2’00.771をマークしてクラス13番手につけた。さらに上を目指そうと山下選手はもう一周アタックを試みたが、気持ちが逸ったか、無念のコースアウト。ポジションアップを果たすことはできなかった。しかし、Arnage Racingは地元鈴鹿での決勝を13番手からスタートすることとなり、意気上がるメカニックは暗くなるまでピット練習に励んだ。

<5/29 決勝日>

 Rd.3鈴鹿の決勝日も青空が広がり、前日にも増して気温の上昇が予想される気候となった。場内では熱中症への注意喚起が再三放送されている。

 前日の公式練習で得た好感触を決勝に繋げようと、チームはウォームアップ走行でも決勝を見越してのピットシミュレーションを行って、レースに備えた。

 鈴鹿サーキットのスタンドには大勢のモータースポーツファンが詰めかけ、上昇する気温とも相まって、大観衆の熱気がグリッドまで伝わってくるようだ。

 グリッドにつく直前、阪口選手が微弱なマシンのふらつきを訴えたため、メカニックが急遽グリッド上でチェックを行う場面もあったが、特に重大な問題は見つからずいよいよ決勝の時を迎えた。

 第3戦鈴鹿決勝は、ウォームアップ走行の際起きたアクシデントの影響で、開始が10分遅れとなり、14時40分に2周のフォーメーションラップの後始まった。気温30度、路面温度50度と真夏を思わせるコンディションの中で、2Lap目からいきなりFCYが導入され、過酷なレース展開を予感させる。

 Arnage Racingは、第1スティントを担当する阪口選手が、13番手という好グリッドからレースをスタート。マシンのバランスはこれまでになく良好で、阪口選手は2分02秒台でプッシュを続け、前方のライバルマシンを脅かす勢いを見せる。コース上ではマシントラブルによるクラッシュや、タイヤをバーストさせるアクシデントが続き、阪口選手は10Lap目にポジションアップ、さらに14Lap目には目前の2号車を抜き去り11番手に躍り出た。

 その頃になるとルーティンピットをこなすチームも出始めたため、さらに見かけ上の順位は上がって、8番手にまで浮上、阪口選手は、上位チームのペースに引けを取らない非常に良いペースで、17Lap目にベストラップとなる2’01.932をマークするなど順調にレースを続けていた。

 ところが18Lap目、潮目が変わり始める。

 阪口選手から、バックモニターのカメラを留めるステイが、リアウイングから折れてしまったらしいと無線が入った。さらにその次のLapでリア周りの異変が報告される。ピックアップの可能性も考えられることから、チームは阪口選手をコースに留めて走行を続けさせた。しかし、タイミングモニターの数字は数周前までの好ペースから、明らかにペースダウンしていることを示している。

 チームは当初、ドライバー交代のタイミングを阪口選手のMAX周回数となる34周に見定めていた。しかし、阪口選手のコメントから、そこまでスティントを引っ張ることはとても無理だと判断したチームは、予定より10Lap早い24Lapで阪口選手をピットに呼び戻した。

 メカニックが急いでタイヤを確認すると、リアタイヤはブローアウトするまでに至っている。マザーシャシーのお家芸であるタイヤ無交換作戦でピット時間を大幅に短縮することも想定に入れていたArnage Racingだったが、チームはやむ無くリアタイヤ2輪を交換、給油とドライバー交代も済ませて、第2スティントの山下選手をコースに送り出した。

 10番手でコースに復帰した山下選手だったが、阪口選手のスティント後半で、バックカメラを喪失してしまったために、バックモニターが映らなくなっており、チームは無線で山下選手をサポートしていた。

 しかし、28Lap目、更なる不運がチームを襲う。ヘアピン付近で山下選手と10号車の富田選手が接触、山下選手はスピンを喫してコース上に止まってしまった。山下選手は安全を確認してレースに復帰したが、接触の影響か「タイヤがおかしい」と訴えたため、チームは念のため山下選手を再度ピットに呼び戻してタイヤを4輪とも交換、29Lapで山下選手がコース戻った時には、ポジションは24番手にまで脱落して勝負権は遠ざかってしまった。

 その後もレースは、34周目にFCYからSCが導入されるなど、大荒れの展開を呈し続けた。山下選手は諦めずにプッシュを続けて過酷なレースを走り切り、21位でチェッカーを受けることができた。

 結局、Arnage Racingは鈴鹿ラウンドでも1Lap遅れの完走ポイント3を獲得することはできず、チームポイントは2ポイントにとどまった。

 しかし、これまで見いだすことのできなかったセットアップの方向性を捕まえたことは大きな収穫であり、チームは2ヶ月後に開催予定の450kmレースに向けての光明を見出すことができた。

Arnage Racing

SUPER GT

第3戦鈴鹿決勝 奇跡の大逆転劇!! 大クラッシュから甦ったNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Zが今季初優勝を達成

 2022オートバックス スーパーGT第3戦「たかのこのホテル 鈴鹿GT300kmレース」の決勝が5月29日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは予選3番手のNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が序盤トップに立ち、そのまま逃げ切って今季初優勝。GT300クラスもポールポジションのNo. 7 Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)が後続を寄せつけない圧巻の速さで同じく今季初優勝を達成した。

 第3戦決勝はスタート進行の前に行われたウォームアップ走行からいきなりの波乱に見舞われる。コースオープンから12分が経過したところでGT300クラスのNo. 20 シェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)が立体交差下でクラッシュしてしまったのだ。このため、ウォームアップ走行は残り8分を残して赤旗終了となった。

 ドライブしていた平中に怪我はなかったものの、20号車のダメージは大きく、到底スタートには間に合わない状態。加えてガードレールの破損を修復する必要もあったため、スタート進行と並行してコースマーシャルに夜懸命の作業が行われた。 

 この影響でレースはは当初の予定より10分遅れの午後2時40分にフォーメーション開始。気温32℃、路面温度は47℃と真夏を思わせる暑さの中、52周の白熱のバトルの火蓋が切って落とされた。

 GT500クラスはウォームアップ走行でも一番時計を叩き出した千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)がスタート直後の1コーナーで予選2番手のサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)をインから抜き去ると、同じ周の130R手前で国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)のインに飛び込み、あっという間にトップに躍り出た。

 フェネストラズもシケインで国本をアウトから仕留め、2位に浮上してコントロールラインに戻ってきた。

 2周目に入ると、予選5番手の松下信治(Astemo NSX-GT)が1コーナーでアウトから笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)を抜き去ると、シケインでもアウトから19号車を抜いて3位に浮上する。

 ところがその後方でベルトラン・バゲット(カルソニックIMPUL Z)がいきなりトラブルに見舞われてスローダウン。逆バンクでストップしてしまった。これにより競技団は直ちにフルコースイエロー(FCY)を宣言。車両排除ののちトップが4周目に入ったところでFCYは解除となった。

 すかさず3号車の千代はペースを上げて後続を突き放しにかかり、5周目に2秒235、6周目には2秒768のリードを築くが、10周目に入ったところで今度は立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)がトラブルによりS字でストップ。さらにその後方ではGT300クラスの太田格之進(UPGARAGE NSX GT3)がスピンアウトしてしまったため、再びFCYが宣言され、12周目からこの日最初のセーフティーカーが導入された。

 レースは15周目にリスタートとなり、規定周回数の3分の1となる17周を消化したあたりからピット作業を行うチームが出始める。2位を走行していた37号車も19周目にピットイン。フェネストラズから宮田莉朋に交代してコースに戻っていく。

 3位の17号車も20周目にピットイン。松下から塚越広大に交代。そしてトップの3号車も21周目に千代から高星明誠に交代した。この結果、17号車は37号車の前に出ることに成功、最後までコースに留まっていた関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が27周目にピットストップを行ったことで高星の駆る3号車が再びトップに立つ。この間に2位の17号車とは15秒以上の大差がついていた。

 その後も着実にリードを広げていく高星だったが、後方でタイヤに不安を抱えているのか、33周目、37周目とイレギュラーなピットイン、アウトを繰り返していた大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)がアウトラップとなる38周目のヘアピン手前でGT300の三宅淳詞(HACHI-ICHI GR Supra GT)に追突。2台揃ってコース脇にストップするアクシデントにより、この日3度目のFCYが宣言され、41周目に再びセーフティーカーが導入された。これにより3号車の築き上げたリードは再び失われてしまう。

 しかしこの日の3号車は速かった。

 44周目にレースがリスタートとなると、すかさず高星は後続を突き放しにかかり、この周だけで塚越広大(Astemo NSX-GT)に2秒815の差をつけると、46周目には4秒148、48周目には4秒512そして51周目には5.496秒差と後続を全く寄せ付けない走りで52周を走りきり、No. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は第2戦富士でのクラッシュからわずか3週間後に初優勝を遂げるという、まさに奇跡の復活劇を演じてみせた。またこれにより日産とミシュランタイヤは2020年の第3戦、第6戦そして2021年の第3戦鈴鹿に続いて鈴鹿4連勝を達成した。

 2位にはNo. 17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)が入り、No.37 KeePer TOM'S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)は今季初ポイントを3位表彰台という形でものにした。

 GT300クラスはポールポジションの荒聖治(Studie BMW M4)がスタートからトップを快走。2位に新田守男(K-tunes RC F GT3)、藤波清斗(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が3位で新田を追い上げる展開に。予選5番手の坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)は3周目に織戸学(apr GR86 GT )を捉えて4位に上がってきたが、9周目にリヤタイヤのバーストに見舞われて後退を余儀なくされる。

 何度も新田に仕掛ける藤波だったが、新田も簡単にはポジションを譲らない。

 9周目に最初のFCYが宣言されると、ここで後続のチームが動く。

 11周目に片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)、川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)、佐藤公哉(HACHI-ICHI GR Supra GT)、井田太陽(植毛ケーズフロンティアGT-R)がピットイン。ドライバー交代時の給油時間を短縮するため、ここで最初の給油を行ったのだ。同時に4号車はタイヤ4本交換を行ったが、2台のスープラはタイヤ無交換作戦を採った。

 続いて13周目に松井孝允(HOPPY Schatz GR Supra)がピットイン。給油とタイヤ4本交換を行った。

 16周目には井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)、加藤寛規(muta Racing GR86 GT)、冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)、篠原拓朗(LEON PYRAMID AMG)がピットイン。この4台はドライバー交代を伴うルーティンの作業だ。61号車はタイヤ4本交換を行った。

 FCY時に最初のピット作業を行った52号車、244号車、そしてタイヤバーストで予定外のピットインを強いられた87号車も16周目にドライバー交代を行なった。

 上位陣では新田守男(K-tunes RC F GT3)が19周目、トップの荒聖治(Studie BMW M4)が20周目、そして藤波清斗(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が23周目、織戸学(apr GR86 GT )が25周目にピットイン。

 この結果、トップは近藤翼(Studie BMW M4)で変わらないものの、2位には吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が浮上、平木玲次(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)が3位、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が4位、そして三宅淳詞(HACHI-ICHI GR Supra GT)が5位に浮上することになる。

 しかし34周目に入ったところで244号車にGT500が追突するアクシデントが発生。これで244号車はレースから脱落してしまう。

 さらに40周目には吉田がシケインをオーバーシュート。これにより52号車は5位に後退してしまう。

 これで2位に浮上した平木玲次(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)をジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)は激しく攻め立てるが、開きは最後までオリベイラを押さえ続けた。

 この間にトップの近藤は着実にリードを広げ、No. 7 BMW Team Studie × CSL(荒聖治/近藤翼)が2位に9秒612差をつけて今季初勝利を挙げた。

 2位はNo. 5 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号(冨林勇佑/平木玲次)、そしてポイントリーダーのNo. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が3位表彰台を得る結果となった。

 次戦の舞台は今季2度目の富士スピードウェイ。8月7日に第4戦決勝が450kmで行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第3戦鈴鹿決勝結果

■GT500クラス

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
13千代 勝正
高星 明誠
CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI12521:55'50.895--
217塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS6521:55'55.444 4.549 4.549
337サッシャ・フェネストラズ
宮田 莉朋
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS521:55'55.727 4.832 0.283
439関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS6521:55'55.775 4.880 0.048
519国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH7521:55'59.252 8.357 3.477
624佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH3521:56'01.32410.429 2.072
78野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS22521:56'01.36710.472 0.043
814大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS46521:56'04.17313.278 2.806
9100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS36521:56'05.19914.304 1.026
10*36坪井 翔
ジュリアーノ・アレジ
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS25521:56'06.25715.362 1.058
1164伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL521:56'08.65917.764 2.402
12*23松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI30521:57'25.1171'34.2221'16.458
13*16笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL1371:21'42.44115Laps15Laps
---- 以上規定周回数(70% - 36Laps)完走 ----
-38立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS161021'29.11242Laps27Laps
-12平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS1912'01.28551Laps9Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 3 千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z) 1'48.055 (2/21) 193.47 km/h
  • CarNo. 36(ジュリアーノ・アレジ)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.5.5b(黄旗区間の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 23(松田次生)は。SpR.13-1.b(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 16(大湯都史樹)は、SpR.付則-4(FCY中の追突)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、クラッシュのため未消化。
  • CarNo. 23(松田次生)は、SpR.付則-4.2.1(FCY中の追い越し)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

■GT300クラス

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
17荒 聖治
近藤 翼
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI491:57'34.344--
25冨林 勇佑
平木 玲次
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH491:57'43.956 9.612 9.612
356藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH66491:57'44.227 9.883 0.271
452吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS3491:57'49.44815.104 5.221
588小暮 卓史
元嶋 佑弥
Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH9491:57'56.86022.516 7.412
634柳田 真孝
井出 有冶
BUSOU raffinee GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
BUSOU Drago CORSE
DL23481:55'53.5591Lap 1Lap
796新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL8481:55'54.0481Lap 0.489
830永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH481:55'55.0851Lap 1.037
960吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL481:55'55.6021Lap 0.517
1055武藤 英紀
木村 偉織
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS481:55'55.6731Lap 0.071
114谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH12481:55'55.7211Lap 0.048
1261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL29481:55'56.5881Lap 0.867
1365蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS33481:56'05.5601Lap 8.972
142加藤 寛規
堤 優威
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS5481:56'06.0381Lap 0.478
1510富田 竜一郎
大草 りき
TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL45481:56'26.3521Lap 20.314
16*87松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH9481:57'35.4741Lap 1'09.122
17*9木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH24481:57'44.6491Lap 9.175
186片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH18481:57'53.2421Lap 8.593
19*360青木 孝行
柴田 優作
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH2471:56'02.5992Laps1Lap
2050山下 亮生
阪口 良平
Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH471:56'21.4532Laps18.854
2148井田 太陽
平木 湧也
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH471:57'17.7852Laps56.332
22244佐藤 公哉
三宅 淳詞
HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH351:22'40.26614Laps12Laps
2331嵯峨 宏紀
中山 友貴
apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS341:21'56.76115Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 34Laps)完走 ----
-11安田 裕信
石川 京侍
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL15331:18'38.73116Laps1Lap
-*25松井 孝允
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH2257'02.01127Laps11Laps
-18小林 崇志
太田 格之進
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH45819'26.72841Laps14Laps
-20平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL-D.N.S--
  • Fastest Lap: CarNo. 87 坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3) 2'00.677 (28/33) 173.23 km/h
  • CarNo. 9(木村武史)は、SpR.付則-4 2.②(FCY中の減速違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 87(坂口夏月)は、SpR.付則-3 16.(SC中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科した。
  • CarNo. 360(柴田優作)は、SpR.26-11.(ピットレーンの速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 25は、SpR.27-1.1(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、未消化のため競技結果に40秒を加算した。
  • CarNo. 10(富田竜一郎)は、SpR.13-1.a./SpR.付則-7.3.4.1(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

第3戦鈴鹿ポールシッターのコメント 国本雄資「まるでフォーミュラカーのような感覚でクルマを動かせた」

GT500クラスポールポジション No. 19 WedsSport ADVAN GR Supra

阪口晴南(TGR TEAM WedsSport BANDOH)

 「チームが苦手としている鈴鹿では厳しい戦いになるなと予想していましたが、フリー走行では苦戦していて、案の定そうなっていました。でも予選に向けて、チームがセッティング変更などをいろいろやってくれたので、僕が担当したQ1ではタイヤのグリップ感とか、攻められるフィーリングがステアリングに伝わってきました。正直満足のいくアタックはしきれなかったんですけど、いいパフォーマンスを出せて、Q1を通過することができました。本当にチームの皆さんに感謝したいなと思います」

 「(国本のアタックを見て)クルマとタイヤのマッチングがうまくいったとはいえ、ポール争いに加われるとか、コースレコードを出せるなんて考えてもいなかったので、僕たちも驚いています。セクター1、セクター2のタイムを見て、あれ? これひょっとして? と思っていたら、本当にとんでもないタイムを国本さんが出してきたので、国本さん本当にキレてたんだなと思って。本当に感謝したいですし、自分がQ1を担当して、Q2を走った人にポールを取ってもらう、という経験も初めてなので、こんなに嬉しいんだ? と思いました。本当に気持ちよかったです」

国本雄資(TGR TEAM WedsSport BANDOH)

 「自分が走っている時のクルマのフィーリングがすごく良かったです。まるでGTじゃ無くてフォーミュラカーのような感覚でクルマを動かせたし、本当に手足のように動かせたので、これはいいアタックになったな、という雰囲気はありました」

 「(明日の決勝に向けての意気込みを)一番前からのスタートになるので、まずは自分たちの持ってる速さを見せつけたい。今回持ち込んだタイヤはテストで走り込んでいるものなので、実績もあります。暑いレースになると思いますけど、いいスタートをして、いい走りをして、このままの順位で優勝できるように頑張りたいです」

GT300クラスポールポジション No. 7 Studie BMW M4

荒聖治(BMW Team Studie × CSL)

 「第3戦になって、BMW M4とミシュランタイヤのコンビネーションがすごく良くなりました。とてもいいバランスで、気持ちよく走ることができました。本当にね、楽しく走れて嬉しかったです」

 「(近藤選手のアタックについて)素晴らしかったです。クルマのポテンシャルも出し切ってましたし。こういう同じ日にポルシェカレラカップとスーパーGTのグリップ感の違いを経験して、切り替えが難しいと思いますけど、そんな中でもしっかり切り替えて、それぞれのパフォーマンスを引き出している点で、本当に素晴らしいドライバーだなと思います」

 「(決勝に向けての意気込みを)うちのチームとしては、今日明日の路面温度、気温に合わせた準備をして来ています。なので明日のレースでもいいパフォーマンスが出ればいいなと思います。今シーズンはまだ完走できていないので、なんとか走り切っていいリザルトで終わりたいです」

近藤翼(BMW Team Studie × CSL)

「練習走行ではユーズドタイヤでのロングランを中心にやらせてもらったので、ニュータイヤでのアタックはQ2が初めてでした。どのぐらいグリップするのかな? とか、荒選手にフィーリングを聞いたら、とてもいいよ、ということでしたが、実際に走ってみたら非常に感触が良くて、気持ちいいラップが刻めました」

 「(PCCJとのダブルエントリーで慌ただしい週末になっているが)疲れはありませんね。ポルシェもGTも大丈夫なんですが、行き来がタイトなので、そこでチームに迷惑かけちゃってるかもしれませんが、僕は楽しくやらせてもらってるんで、ありがたいです。ポルシェもGTもポールポジションが取れてよかったです」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式予選 No. 19 WedsSport ADVAN GR Supraがコースレコード更新で2戦連続ポールを獲得!! 

2022オートバックス スーパーGT第3戦「たかのこのホテル 鈴鹿GT300kmレース」の公式予選が5月28日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは第2戦富士に続いてNo. 19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)、GT300クラスはNo.  7 Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)が今季初のポールポジションを獲得した。

 公式予選は午後2時55分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ、コースはドライ。Q1開始時の気温は27.6℃、路面温度は38℃と今季一番の暑さだ。

予選Q1  GT500はCRAFTSPORTS MOTUL Zが復活のコースレコード!

 GT500クラスはエンジントラブルにより公式練習中にストップしたZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)の修復が間に合わず、予選出走を断念することに。その結果、残り14台でQ2進出をかけた戦いを行うことになった。

 コース全長の長い鈴鹿、そして路面温度の上昇もあり、アウトラップ、1週のウォームアップ走行に続いて3周目からアタックに入るドライバーが相次ぐ。まずは福住仁嶺(ARTA NSX-GT)が1分45秒388を記録した。

 続いてアタックに入ったのは第2戦富士で2度目の赤旗原因となる大クラッシュに見舞われたNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Zだ。

修理というより一から作り直したに等しい状態で鈴鹿に持ち込まれた3号車は、朝の公式練習がシェイクダウンというまさにぶっつけ本番の状態。それでもアタックを担当した千代勝正はコースの各所で激しい火花を散らし、コーナーの飛び込みでは路面に擦り付けられたフロアから白煙が巻き起こる、まさに鬼気迫る走りで見るものを圧倒、1分44秒230を叩き出し、2019年に野尻智紀がマークした1分44秒319のコースレコードをコンマ1近く上回ってみせた。1分44秒821で2位通過を果たした関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)にもコンマ6秒近い大差をつけている。

 3番手にはサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)、4番手には塚越広大(Astemo NSX-GT)が続き、以下坪井翔(au TOM'S GR Supra)、阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)、平峰一貴(カルソニックIMPUL Z)、笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)までの8台がQ2へ進出。

 なんと公式練習トップの松田次生(MOTUL AUTECH Z)は1分45秒360にとどまり12番手でQ1敗退。最初にアタックした福住も13番手に終わった。

 このほか開幕戦優勝の山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)、伊沢拓也(Modulo NSX-GT)、そして山本尚貴(STANLEY NSX-GT)がここで予選を終えている。

 GT300クラスは、Aグループで多くのドライバーが3周目にアタックを行う中、荒聖治(Studie BMW M4)が4周目に1分57秒179を叩き出してトップ通過を果たす。2番手は3周目にアタックした高木真一(K-tunes RC F GT3)で1分57秒297、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が1分57秒337で3番手。以下坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)、ケイ・コッツォリーノ(PACIFIC hololive NAC Ferrari)、石川京侍(GAINER TANAX GT-R)、阪口良平(Arnage MC86)、吉本大樹(Syntium LMcorsa GR Supra GT)までがQ2進出。

 惜しくも9番手でQ1敗退となった川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)のタイムは1分58秒059。8番手の吉本は1分58秒002と、わずか0.057秒差だった。

 Bグループは開幕から2戦連続ポールと好調な井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が3周目に1分57秒140を記録してトップ。2番手には1分57秒440で柴田優作(RUNUP RIVAUX GT-R)が続く。

 佐藤公哉(HACHI-ICHI GR Supra GT)は3周目に1分57秒523と3番手に相当するタイムを記録したが、走路外走行との判定を下されてタイム抹消となり、惜しくもQ1敗退となる。

 代わって4周目に1分57秒604を記録した冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)が3番手に。以下富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)、元嶋佑弥(Weibo Primezランボルギーニ GT3)、織戸学(apr GR86 GT )そして堤優威(muta Racing GR86 GT)がQ2へ。

 1分58秒250を3周目に記録した蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)も244号車のタイム抹消で8番手に繰り上がり、Q2進出を果たした。

予選Q2  国本雄資がキャリア初ポール! GT300トップのNo. 10 TANAX GAINER GT-Rにはまさかの失格裁定が

 Q2開始時の気温は27.2℃。予選開始時よりやや下がった。同様に路面温度も下がってきたためか、GT500クラスは3周目にアタックするドライバーと4周目にアタックするドライバーが半々という状況となる。

 まずはQ1トップのNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Zがグランドスタンドの観客の大きな拍手とともにピットを離れ、高星明誠が3周目にアタックを敢行。1分44秒425と、千代のコンマ1秒落ちという好タイムをマークする。

 続いて4周目にタイムアタックを行った中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)は1分44秒925、松下信治(Astemo NSX-GT)は1分44秒653と高星に及ばない。宮田莉朋(KeePer TOM'S GR Supra)も4周目にアタックを行ったが、シケインの飛び込みで頑張りすぎてタイムを失い、1分44秒500。

 大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)は高星と同じく3周目にアタックを行ったが、1分44秒457とコンマ03及ばなかった。

 このまま3号車がポールポジションで予選は終わるかに思われたが、チェッカー直前に国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)がなんと1分44秒112と、千夜の記録した新コースレコードをさらにコンマ2秒縮める驚愕のタイムを叩き出してトップに躍り出た。

 さらに宮田も4周目に続いて5周目もアタックを継続しており、シケインを含むセクター4で全体ベストを記録する走りで1分44秒269とこれまたちよを上回るタイムを記録、2番手に飛び込んできた。

 これにより、GT500クラスはNo. 19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が第2戦富士に続いて2戦連続でポールポジションを獲得。2番手にNo. 37 KeePer TOM'S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)が続き、トヨタGRスープラがフロントローを独占するという結果に。

 惜しくもポール獲得はならなかったが、No. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は予選3番手という好位置からのスタートで決勝に臨むことになった。

 GT300クラスは大半のドライバーが3周目のアタックを選択。まずは篠原拓朗(LEON PYRAMID AMG)が1分58秒032を記録すると、続いて青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)が1分57秒680。

 永井宏明(apr GR86 GT )も区間全体ベストをセクター1、セクター2で記録する速さをみせて1分57秒521をマークするが、藤波清斗(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)は1分57秒480と、永井のタイムを上回ってきた。新田守男(K-tunes RC F GT3)も1分57秒415。ここまでは1分57秒台前半の攻防が続くが、大草りき(TANAX GAINER GT-R)が1分56秒552と、この日初の56秒台を記録してトップに躍り出る。

 続いて4周目にアタックを行った近藤翼(Studie BMW M4)も1分56秒743で2番手につけた。

 一方Q1トップ通過で開幕3連続ポールの期待がかかるNo. 61 SUBARU BRZ R&D SPORTは、山内英輝がセクター1で全体ベスト、セクター2で自己ベストを更新するが、セクター3に入ったところで突如ペースダウン、そのままピットに戻って予選を終えてしまった。

 この結果、GT300クラスはNo. 10 TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)がポールポジションを獲得したかに思われたが、10号車は予選後の車検で最低地上高不足を指摘されて失格というまさかの結果に。

 代わってNo. 7 Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)がポールポジションを獲得した。ニュルブルクリンク24時間レース参戦のために今大会を欠場したアウグスト・ファルフスの抜けた穴を、近藤翼が見事に補った格好だ。

 予選2番手はNo. 96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)、No. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が3番手という結果となった。

 第3戦決勝は29日の午後2時30分より52周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿決勝 ポールポジションの小出峻が2連勝を達成!!

2022年FIA-F4選手権第3戦の決勝が5月28日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、小出峻(HFDP RACING TEAM)がポール・トゥ・フィニッシュを決めて今季2連勝を達成した。

第3戦決勝は午後2時より11周で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。フォーメーションラップ開始時には卜部和久(BJ Racing F110)がグリッド上でエンジンストールしてしまい、オフィシャルの手でピットに押し戻されたが、卜部はそのままピットスタートでレースに加わることになった。

スタートでホールショットを奪ったのは小出。予選2番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)に予選3番手の西村和真(HFDP RACING TEAM)が1コーナーで並びかけようとするが、三井はポジションを守り切った。逆に西村はその隙に荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)に3位を奪われてしまい、4位に後退してしまう。

 トップ2台は0秒487の僅差でコントロールラインに戻って来た。3位争いはそこから少し離れた格好だ。

 しかしその後方でインディペンデントカップの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が130Rでクラッシュしてしまい、レースは3周目からセーフティーカー(SC)が導入されることに。

車両排除ののち、SCは4周終わりでピットイン、5周目からレースはリスタートする。トップの小出はここから一気に後続を突き放しにかかり、5周終わりで1秒206、6周終わりでは1秒448のリードを築く。だがそこからは三井も小出と同等のペースで走り始めたため、トップ争いは膠着状態に陥る。

 その後方では岩澤優吾(BJ Racing F110)と佐藤巧望(HELM MOTORSPORTS F110)の5位争い、大滝拓也(Media Do影山Racing F110)と中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)の7位争いが激しく展開されるが、いずれも決め手を欠いたまま、レースは終盤に。

 ところが15位を走っていた平安山良馬(TGR-DC RSフィールドF4)が8周目のシケイン進入でオーバーランからコースに戻ろうとしてスピン、グラベルに捕まってストップするアクシデントが発生したため、10周目に再びセーフティーカーが導入されてレースはそのまま終了となってしまった。

 これで小出峻は第2戦富士に続いて2連勝を達成。2位の三井優介も開幕戦の優勝から3戦連続で表彰台を獲得した。3位の荒川麟は今季初の表彰台だ。

 インディペンデントカップは齋藤真紀雄(CSマーケティングアキランドF110)が鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)とのトップ争いを制し、今季初勝利をモノにしている。

 第4戦決勝は明日の朝8時30分より11周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第3戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

■GT500クラス

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
119国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH7R1'44.112--200.795
237宮田 莉朋KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BSR1'44.269 0.157 0.157200.493
33高星 明誠CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI121'44.425 0.313 0.156200.193
416大湯 都史樹Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL11'44.457 0.345 0.032200.132
517松下 信治Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS61'44.653 0.541 0.196199.757
639中山 雄一DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS61'44.925 0.813 0.272199.239
712ベルトラン・バゲットカルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS191'45.662 1.550 0.737197.850
836ジュリアーノ・アレジau TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS251'46.137 2.025 0.475196.964
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'44.319)を更新しました。

■GT300クラス

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
17近藤 翼Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI1'56.743--179.070
296新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL81'57.415 0.672 0.672178.045
356藤波 清斗リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH661'57.480 0.737 0.065177.947
430永井 宏明apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1'57.521 0.778 0.041177.885
587松浦 孝亮Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH91'57.595 0.852 0.074177.773
65平木 玲次マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'57.639 0.896 0.044177.706
7360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH21'57.680 0.937 0.041177.644
811安田 裕信GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL151'57.778 1.035 0.098177.497
988小暮 卓史Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH91'57.816 1.073 0.038177.439
1065篠原 拓朗LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS331'58.032 1.289 0.216177.115
1160河野 駿佑Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'58.608 1.865 0.576176.255
122加藤 寛規muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS51'59.131 2.388 0.523175.481
1350山下 亮生Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH2'00.771 4.028 1.640173.098
149木村 武史PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH242'01.195 4.452 0.424172.492
1561山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL292'05.374 8.631 4.179166.743
-*10大草 りきTANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL45失格---
  • CarNo. 10は、ブルテンNo.25-TII(再車検不合格/最低地上高違反)により失格とした。

SUPER GT

第3戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

■GT500クラス

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
13千代 勝正CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI12R1'44.230--200.568
239関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS61'44.821 0.591 0.591199.437
337サッシャ・フェネストラズKeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'44.841 0.611 0.020199.399
417塚越 広大Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS61'44.891 0.661 0.050199.304
536坪井 翔au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS251'44.909 0.679 0.018199.270
619阪口 晴南WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH71'44.960 0.730 0.051199.173
712平峰 一貴カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS191'45.140 0.910 0.180198.832
816笹原 右京Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL11'45.199 0.969 0.059198.721
---- 以上Q2進出 ----
914山下 健太ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS461'45.219 0.989 0.020198.683
1024平手 晃平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH31'45.233 1.003 0.014198.656
1164伊沢 拓也Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'45.293 1.063 0.060198.543
1223松田 次生MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI301'45.360 1.130 0.067198.417
138福住 仁嶺ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'45.388 1.158 0.028198.364
14100山本 尚貴STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS361'45.640 1.410 0.252197.891
-38石浦 宏明ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS16D.N.S---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'44.319)を更新しました。

■GT300クラス(Aグループ)

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
17荒 聖治Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI1'57.179--178.404
296高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL81'57.297 0.118 0.118178.225
356ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラリアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH661'57.337 0.158 0.040178.164
487坂口 夏月Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH91'57.632 0.453 0.295177.717
59ケイ・コッツォリーノPACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH241'57.670 0.491 0.038177.660
611石川 京侍GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL151'57.778 0.599 0.108177.497
750阪口 良平Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH1'57.980 0.801 0.202177.193
860吉本 大樹Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'58.002 0.823 0.022177.160
---- 以上Q2進出 ----
952川合 孝汰埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS31'58.046 0.867 0.044177.094
1020清水 英志郎シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL1'58.113 0.934 0.067176.993
1134井出 有冶BUSOU raffinee GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
BUSOU Drago CORSE
DL231'58.348 1.169 0.235176.642
1218小林 崇志UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH451'58.534 1.355 0.186176.365
1331嵯峨 宏紀apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'59.824 2.645 1.290174.466
1448井田 太陽植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH2'01.255 4.076 1.431172.407

■GT300クラス(Bグループ)

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL291'57.140--178.463
2360柴田 優作RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH21'57.449 0.309 0.309177.994
35冨林 勇佑マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'57.604 0.464 0.155177.759
410富田 竜一郎TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL451'57.611 0.471 0.007177.749
588元嶋 佑弥Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH91'57.625 0.485 0.014177.728
630織戸 学apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1'57.650 0.510 0.025177.690
72堤 優威muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS51'57.699 0.559 0.049177.616
865蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS331'58.250 1.110 0.551176.788
---- 以上Q2進出 ----
955武藤 英紀ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'58.302 1.162 0.052176.710
106ロベルト・メルヒ・ムンタンTeam LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH181'58.701 1.561 0.399176.116
1125野中 誠太HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'58.733 1.593 0.032176.069
124片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH121'58.807 1.667 0.074175.959
13244佐藤 公哉HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH1'59.165 2.025 0.358175.431

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿決勝結果

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
15小出 峻HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1128'49.052--
27三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1128'49.181 0.129 0.129
335荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1128'49.598 0.546 0.417
46西村 和真HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1128'50.834 1.782 1.236
597岩澤 優吾BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1128'51.237 2.185 0.403
661佐藤 巧望HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1128'52.006 2.954 0.769
716大滝 拓也Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1128'52.894 3.842 0.888
837中村 仁TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1128'53.916 4.864 1.022
950三島 優輝B-MAX RACING TEAM
B-MAX RACING TEAM
1128'54.218 5.166 0.302
1080伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1128'55.476 6.424 1.258
1177宮下 源都WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1128'56.198 7.146 0.722
1229上野 大哲SACCESS RACING
SACCESS RACING
1128'56.821 7.769 0.623
1341奥本 隼士Racing TEAM HERO'S
TEAM HERO'S
1128'58.734 9.682 1.913
1414新原 光太郎ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1128'59.95310.901 1.219
1536小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1129'00.96911.917 1.016
1662堀尾 風允HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1129'02.12813.076 1.159
1796IC1齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランドF110
AKILAND RACING
1129'03.32914.277 1.201
1863IC2鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1129'04.03814.986 0.709
1968柴田 隆之介TEAM RCOM with BISKA
TEAM RCOM
1129'05.64316.591 1.605
2031奥住 慈英ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1129'08.78619.734 3.143
2119伊藤 慎之典KRac Motorsports F110
KRac Motorsports
1129'09.44720.395 0.661
2287下野 璃央Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1129'10.08821.036 0.641
2347藤原 優汰BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1129'10.70521.653 0.617
2430IC3DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1129'12.18923.137 1.484
2581卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1129'12.57823.526 0.389
2632辻本 始温ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1129'13.38724.335 0.809
2718IC4堀田 誠ムータレーシング
AKILAND RACING
1129'14.79325.741 1.406
2871IC5大山 正芳ダイワN通商アキランドF110
AKILAND RACING
1129'16.37027.318 1.577
293IC6佐藤 セルゲイビッチ夫婦の学校フィールドF4
フィールドモータースポーツ
1129'17.58328.531 1.213
3099IC7近藤 善嗣AdvaNceD IoTくじらRn
Rn-sports
1129'18.58729.535 1.004
3111IC8中島 功Rn.SHINSEI.F110
Rn-sports
1129'19.36830.316 0.781
3224IC9碓井 ツヨシC.O.B-KART
TSUYOSHI USUI
1129'20.58231.530 1.214
3386IC10大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1129'21.14232.090 0.560
3455IC11KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1129'22.60633.554 1.464
35*13藤原 大輝Hitotsuyama MDF
Hitotsuyama Racing
1129'23.44734.395 0.841
3627IC12SYUJIRSS F110
RSS
1129'24.73535.683 1.288
3723IC13YUGOS2R Racing
N-SPEED
1129'26.29337.241 1.558
3833IC14慶原 克律ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1129'26.63337.581 0.340
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-38平安山 良馬TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
717'55.9264Laps4Laps
-39地頭所 光SACCESS RACING
SACCESS RACING
411'23.4887Laps3Laps
-44IC-今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
0-11Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 5 小出峻(HFDP RACING TEAM) 2'08.916 (5/11) 162.161 km/h
  • CarNo. 13は、FIA-F4選手権統一規則第26条9.(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式練習 トップタイムはNo. 23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ) 鈴鹿4連勝に向けて好発進!!

 2022オートバックス スーパーGT第3戦「たかのこのホテル 鈴鹿GT300kmレース」の公式練習が5月28日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、No. 23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が1分45秒097でトップタイム。GT300クラスはNo. 88 Weibo Primezランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が1分57秒609でトップだった。

 先に行われたFIA-F4の公式予選で赤旗中断が相次いだ影響で、当初午前9時25分から行われる予定だったスーパーGTの公式練習は、予定より5分遅れの午前9時30分にコースオープンとなった。

 第2戦富士で大きなクラッシュに見舞われたNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)もモノコック交換などの大掛かりな修理を経て、無事鈴鹿大会に参加することとなった。一方で、最初の赤旗原因となるクラッシュを引き起こしたNo. 22 アールキューズAMG GT3(和田久/城内政樹)はウクライナ情勢などの影響もあってパーツの調達が間に合わず、残念ながら今大会を欠場することになった。

 GT500クラスはまず阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)、福住仁嶺(ARTA NSX-GT)らの若手がコースイン、少し遅れて松下信治(Astemo NSX-GT)も走行を開始する。

 ここで阪口が走行4周目に1分48秒711を記録。これを松下が上回り、1分47秒273でトップに立つ。福住も1分47秒309を5周目にマークして2番手につける。4台は10分余りを走って再びピットへ。残りの11台が入れ替わるようにコースに出て行った。

 すると平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)が自身の4周目に1分45秒499を叩き出す。この時点で残り時間は1時間31分だ。続いて平峰一貴(カルソニックIMPUL Z)が1分46秒811を記録、そしてその直後にロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)が自身の5周目に1分45秒477をマークしてトップに立った。第2戦の大クラッシュから復活してきた3号車を駆る千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)も1分46秒150を出して3番手につける。鈴鹿大会でも新型Z勢は好調のようだ。

 しかし他のメーカーも黙ってはいない。残り1時間13分で塚越広大(Astemo NSX-GT)が1分46秒040を記録して3番手に食い込んできた。坪井翔(au TOM'S GR Supra)も1分46秒151と3号車の1000分の1秒後ろにつけてきた。

 その後は各車1分50秒台から1分55秒台のペースで周回を重ね、決勝を想定したロングランに入り、残り10分の専有走行に入るまで大きなタイム更新は見られなくなった。

 そして午前11時05分より行われたGT500クラスの専有走行では、ここまでトップの23号車をドライブする松田次生がクインタレッリのタイムを上回る1分45秒097を叩き出した。

 続いて塚越広大(Astemo NSX-GT)が1分45秒222を記録、2番手に浮上するが、その直後に西ストレートで立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)がストップするアクシデントが発生したため、ポストからは赤旗が提示され、公式練習はそのまま終了となった。

 その結果、No. 23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がそのままトップで公式練習を終了。2番手にはNo. 17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)が続き、No. 24 リアライズコーポレーションADVAN GT-R(佐々木大樹/平手晃平)が3番手という結果となった。

 前回優勝のNo. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)は7番手だ。

 GT300クラスは、混走開始から30分余りのところで元嶋佑弥(Weibo Primezランボルギーニ GT3)1分57秒609をマークしてトップに立つ。混走残り16分で井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分57秒820を記録して2番手につける。3番手は1分57秒947を記録したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)だ。

 結局GT300クラスは専有走行に入っても上位6台のタイムを上回るチームは現れなかったため、そのままNo. 88 Weibo Primezランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)がトップ、No. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が2番手、そしてNo. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が3番手で公式練習は終了した。

 スーパーGT第3戦の公式予選は、このあと午後2時45分よりノックアウト方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式練習結果

■GT500クラス

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI301'45.097--198.913
217塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS61'45.222 0.125 0.125198.677
324佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH31'45.499 0.402 0.277198.155
43千代 勝正
高星 明誠
CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI121'46.150 1.053 0.651196.940
536坪井 翔
ジュリアーノ・アレジ
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS251'46.151 1.054 0.001196.938
637サッシャ・フェネストラズ
宮田 莉朋
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'46.233 1.136 0.082196.786
78野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'46.432 1.335 0.199196.418
816笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL11'46.513 1.416 0.081196.269
964伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'46.717 1.620 0.204195.894
1019国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH71'46.804 1.707 0.087195.734
1112平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS191'46.811 1.714 0.007195.721
1239関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS61'46.892 1.795 0.081195.573
1338立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS161'47.078 1.981 0.186195.233
14100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS361'47.333 2.236 0.255194.770
1514大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS461'47.728 2.631 0.395194.055

■GT300クラス

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
188小暮 卓史
元嶋 佑弥
Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH91'57.609--177.752
261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL291'57.820 0.211 0.211177.433
356藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH661'57.947 0.338 0.127177.242
420平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL1'57.975 0.366 0.028177.200
57荒 聖治
近藤 翼
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI1'58.068 0.459 0.093177.061
655武藤 英紀
木村 偉織
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'58.074 0.465 0.006177.052
787松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH91'58.081 0.472 0.007177.041
84谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH121'58.184 0.575 0.103176.887
9244佐藤 公哉
三宅 淳詞
HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH1'58.326 0.717 0.142176.675
1052吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS31'58.347 0.738 0.021176.643
1130永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1'58.383 0.774 0.036176.590
1296新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL81'58.505 0.896 0.122176.408
1318小林 崇志
太田 格之進
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH451'58.623 1.014 0.118176.232
149木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH241'58.760 1.151 0.137176.029
1565蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS331'58.948 1.339 0.188175.751
1611安田 裕信
石川 京侍
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL151'58.997 1.388 0.049175.678
17360青木 孝行
柴田 優作
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH21'59.050 1.441 0.053175.600
1810富田 竜一郎
大草 りき
TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL451'59.055 1.446 0.005175.593
1950山下 亮生
阪口 良平
Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH1'59.178 1.569 0.123175.412
2034柳田 真孝
井出 有冶
BUSOU raffinee GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
BUSOU Drago CORSE
DL231'59.463 1.854 0.285174.993
2160吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'59.524 1.915 0.061174.904
225冨林 勇佑
平木 玲次
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'59.728 2.119 0.204174.606
236片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH181'59.888 2.279 0.160174.373
242加藤 寛規
堤 優威
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS52'00.145 2.536 0.257174.000
2525松井 孝允
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH2'00.467 2.858 0.322173.535
2631嵯峨 宏紀
中山 友貴
apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS2'00.932 3.323 0.465172.867
2748井田 太陽
平木 湧也
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH2'01.813 4.204 0.881171.617

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦、第4戦鈴鹿公式予選 A組の小出峻が連続ポール 赤旗3回と大荒れのB組は三井優介がトップタイム

 2022年FIA-F4選手権第3戦、第4戦の公式予選が5月28日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、第3戦、第4戦ともに小出峻(HFDP RACING TEAM)がポールポジションを獲得した。

 開幕戦富士の40台に続いて鈴鹿大会ではなんと42台がエントリー。このうち1台が出走を取り消したため、公式予選は41台をAとB二つのグループに分かれて各20分間で行われることになった。富士大会同様に最速タイムを出したドライバーのいる組が奇数グリッド、もう一方の組が偶数グリットにつく。

 グループAの走行は午前8時10分より午前8時30分まで。天候は晴れ。路面はドライ。開始時の気温は22℃という申し分のないコンディションだ。

 まずは小出峻(HFDP RACING TEAM)計測2周目に2分08秒334を記録してトップに立つ。小出は計測3周目にも2分08秒090とタイムをさらに縮めて残り時間5分を残してピットイン、早々と走行を切り上げた。

 続いて西村和真(HFDP RACING TEAM)が計測2周目に2分08秒371で2番手につけると、3周目には2分08秒201にタイムアップ。しかし小出には今一歩及ばなかった。

 3番手には佐藤巧望(HELM MOTORSPORTS F110)、大滝拓也(Media Do影山Racing F110)が4番手につけるが、どのドライバーも時間いっぱいまで走ることはせず、早々と走行を切り上げた。

 インディペンデントカップは鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)が2分09秒407でトップ。総合でも10番手とまずまずの位置につけた。

 こうして大きなアクシデントもなく順調に予定を消化したA組とは対照的に、3回の赤旗中断という荒れた展開となったのが、午前8時40分にコースオープンとなったB組の予選だ。

 まずは各ドライバーがアウトラップ、ウォームアップと順調に消化していざタイムアタックに入ろうとした3周目にインディペンデントカップの大山正芳(ダイワN通商アキランドF110)がデグナーでコースを飛び出し、最初の赤旗が提示される。大山は自力でコースに復帰したものの、これで他のドライバーたちはタイヤの一番美味しいところを使えない状況となってしまった。

 走行は8時55分に残り時間13分とされて一旦は再開したが、今度はアウトラップの最終コーナーで奥住慈英(ATEAM Buzz Racing)がコースを飛び出し、タイヤバリアに突っ込んでしまったため、すぐに2回目の赤旗が提示される。奥住は自力でクルマを降りたが、31号車のダメージは大きく、走行を再開できる状態ではなかった。

 31号車の回収ののち、9時04分より残り10分で走行が再開されると、開幕戦優勝の三井優介(HFDP RACING TEAM)がアウトラップに続いて計測2周目に慌ただしくアタックに入り、2分08秒808でトップに立つ。ところが三井が2回目のアタックに入ったその後方で、同じく計測2周目に2分09秒449で4番手につけていた三島優輝(B-MAX RACING TEAM)が立体交差下でスピン。クルマは真横を向いたままコースを塞ぐ形でストップしてしまったため、この日3回目の赤旗が出され、B組の予選はこのまま終了してしまった。

 これにより、ベストタイム2分08秒090、セカンドベストでも2分08秒334をマークした小出が第3戦、第4戦ともにポールポジションを獲得。三井が第3戦の予選2番手を獲得した。また第4戦はセカンドベストでB組トップの2分09秒169を出していた岩澤優吾(BJ Racing F110)が獲得している。予選3番手は第3戦、第4戦ともに西村だった。

 第3戦決勝はこのあと午後1時50分より11周または30分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿公式予選結果

■A組

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15小出 峻HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.090--163.207
26西村 和真HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.201 0.111 0.111163.066
361佐藤 巧望HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
2'08.394 0.304 0.193162.821
416大滝 拓也Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
2'08.765 0.675 0.371162.353
580伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
2'08.781 0.691 0.016162.331
636小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
2'08.832 0.742 0.051162.267
777宮下 源都WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
2'08.918 0.828 0.086162.159
841奥本 隼士Racing TEAM HERO'S
TEAM HERO'S
2'09.082 0.992 0.164161.953
914新原 光太郎ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
2'09.146 1.056 0.064161.874
1063IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
2'09.407 1.317 0.261161.546
1139地頭所 光SACCESS RACING
SACCESS RACING
2'09.455 1.365 0.048161.486
1219伊藤 慎之典KRac Motorsports F110
KRac Motorsports
2'09.913 1.823 0.458160.917
1347藤原 優汰BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'10.167 2.077 0.254160.603
143IC2佐藤 セルゲイビッチ夫婦の学校フィールドF4
フィールドモータースポーツ
2'10.625 2.535 0.458160.040
1530IC3DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'10.633 2.543 0.008160.030
1699IC4近藤 善嗣AdvaNceD IoTくじらRn
Rn-sports
2'11.062 2.972 0.429159.506
1744IC5今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'11.586 3.496 0.524158.871
1824IC6碓井 ツヨシC.O.B-KART
TSUYOSHI USUI
2'12.050 3.960 0.464158.313
1927IC7SYUJIRSS F110
RSS
2'12.559 4.469 0.509157.705
2023IC8YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'14.983 6.893 2.424154.873
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.051)予選通過 ----

■B組

たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Group B Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
17三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.808--162.297
235荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
2'09.043 0.235 0.235162.002
397岩澤 優吾BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'09.081 0.273 0.038161.955
437中村 仁TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
2'09.149 0.341 0.068161.869
550三島 優輝B-MAX RACING TEAM
B-MAX RACING TEAM
2'09.449 0.641 0.300161.494
629上野 大哲SACCESS RACING
SACCESS RACING
2'09.551 0.743 0.102161.368
7*38平安山 良馬TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
2'09.552 0.744 0.001161.367
881卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'09.580 0.772 0.028161.330
913藤原 大輝Hitotsuyama MDF
Hitotsuyama Racing
2'09.632 0.824 0.052161.266
1062堀尾 風允HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
2'09.837 1.029 0.205161.012
1196IC1齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランドF110
AKILAND RACING
2'10.157 1.349 0.320160.615
1268柴田 隆之介TEAM RCOM with BISKA
TEAM RCOM
2'10.224 1.416 0.067160.534
1387下野 璃央Dr.Dry F110
ZAP SPEED
2'10.308 1.500 0.084160.429
1432辻本 始温ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
2'11.214 2.406 0.906159.321
15*18IC2堀田 誠ムータレーシング
AKILAND RACING
2'11.723 2.915 0.509158.706
1671IC3大山 正芳ダイワN通商アキランドF110
AKILAND RACING
2'12.192 3.384 0.469158.143
1731奥住 慈英ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
2'12.565 3.757 0.373157.698
1811IC4中島 功Rn.SHINSEI.F110
Rn-sports
2'12.650 3.842 0.085157.597
1986IC5大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
2'12.700 3.892 0.050157.537
2055IC6KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
2'13.183 4.375 0.483156.966
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.875)予選通過 ----
-33IC-慶原 克律ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
2'22.92614.118 9.743146.266
  • CarNo. 18は、FIA-F4選手権統一規則第19条2(走路外走行)により、当該タイムを抹消した。
  • CarNo. 38は、FIA-F4選手権統一規則第26条9.(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。

S-FJ筑波・富士

第3戦決勝 スタート直後にマルチクラッシュ発生で赤旗中断も動ぜず、田上蒼竜、2位以下を寄せ付けずにポール・ツー・ウインの完勝

優勝は田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦決勝が5月22日(日)に筑波サーキットで開催され、前戦第2戦からわずか2週間のインターバルで行われたレースはポールポジションからスタートした田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)がスタートでトップに立つと終盤の安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)からのプレッシャーに動じることなく完勝。2連勝を飾った。

 決勝のコースインは午後3時。天候は晴れたり曇ったりで、ドライコンディションでレース開始時刻を迎えて、レギュラーとも言える18台に鈴鹿から遠征の夕田大助(LAPS KKS)を加えた19台がグリッドに並ぶ。その中で予選13番手の草野裕也(TRF.CSI KK-SII ED)は予選終了間際にダンロップコーナー手前でコース脇にストップ。エンジンがいきなり止まってしまったとの事で、パドックに戻されてから各部をチェックするもインターバルの間には原因が特定できずに時間切れ。エンジンは再始動できたので、再発の不安を抱えつつ所定のグリッドについた。

1回目のスタートシーン

 レッドライトが消えてポールシッターの田上は無難にスタートするもフロントロウに並ぶ安田はまたしてもスタートをミス。セカンドロウから発進の稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)、白崎稜(ZAPスタッフリソースED)のZAP SPEED勢に前に出られて4位にドロップする。

クラッシュした戸谷友規(Deep-R・10V・ED)

 しかし第1ヘアピンの後方集団の中でアクシデントが発生。4台がクラッシュしてストップ。ただちに赤旗が提示されてレースは中断となる。

 クラッシュしたのは、戸谷友規(DEEP-R・10V・ED)、中澤凌(ZAP NAKs 10VED)の両ルーキーにマスターズクラスの竹沢茂(スーパーウインズ☆KKS☆ED)と本間隆史(MAT RPイマージュ10V)で、聞き込んだ情報を総合すると、第1ヘアピンに並んで進入した竹沢と戸谷のさらにイン側から本間が入って行って、本間と竹沢がまず接触。弾かれた竹沢と後方の戸谷が当り、戸谷はスピンしてアウト側のスポンジバリアにリヤから刺さり、竹沢はフロントサスを破損。さらに本間のイン側に中澤が巻き込まれたもようだ。

 スタート直後の赤旗中断ということでレースは5分前のスタート進行からやり直し。クラッシュした4台を除いてスタート時点のグリッド位置でレースを再開する。14番手の秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)の後方15番手戸谷、16番手中澤、17番手本間、19番手竹沢のグリッドは空席となり、18番手スタートの澤井良太朗(オートルックカワモト電工10V)がポツンと間を空けてグリッドに着く。この澤井は結果的にスタート失敗で後方に出遅れたことで難を逃れた。

2回目のスタートシーン

 3周減算の15周で行われるやりなおしの決勝は午後3時35分にフォーメーションラップ開始。

 2度目のスタートでは安田が今度こそミスなくスタートを決めて、田上の後ろについて第1コーナーをクリア。稲葉~白崎~武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)~岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)とここまでグリッド通りの順位で続き、後方では8番手スタートの下村剛司(SウインズKENS2ED)が7番手スタートの本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)の前に出て1周目を終了。

 2周目の第1コーナーで稲葉がアウトから安田に仕掛けるがここは安田がしのぎ切る。この攻防はトップを走る田上に利し、2周目のコントロールライン上で1.597秒のリードを築く。安田と稲葉は0.232秒差、そこから白崎は0.303秒、武者は0.393秒とほぼ等間隔で連なる。この中で勢いがあったのが武者で、続く3周目の第2ヘアピンで白崎のインを差すとオーバーテイク、4位に上がる。

 3周目、田上は安田とのギャップをさらに広げて1.843秒差。安田~稲葉は相変わらず0.295秒差だが武者と白崎の2台は0.146秒差とテール・ツー・ノーズ状態のまま稲葉に引き離され1.168秒差、逆に後方からは岩本が0.314秒差まで接近する。このままではトップグループを逃してしまうという事で白崎は武者を攻め立てて、4周目の第1ヘアピンでアウトから並びかけてS字を並走、第1ヘアピンでインから前に出て4位の座を奪い返す。

 4周目に入り安田は防戦から攻勢に転じて58秒889とここまでのファステストラップを更新、5周目6周目も田上を上回るペースで周回して、6周目で1.366秒差。ここで田上もペースを上げたか7周目に58秒888のファステストラップを出すが直後に安田が58秒779でこれを塗り替える。これでギャップは1.257秒。稲葉はこのペースについていけないのか安田に離され1.286秒差、白崎も武者との攻防の間に稲葉を逃がしてしまい1.967秒まで差が広がる。

 8周目1.269秒、9周目1.239秒と一進一退の神経戦を見せていた田上と安田だが、10周目に安田が58秒623のファステストラップをマークし0.978秒差と間合いを詰め始める。後方では稲葉~白崎~武者~岩本と変化がないが、7位下村の背後に本田が接近、ゆさぶりをかけ始める。これに動揺したか、すでにリヤタイヤのグリップが無くなりかけていたという下村は11周目の第2ヘアピンで痛恨のスピン。一気に15位まで順位を落としてしまう、これで本田7位。

 安田はさらに田上との差を削り取り11周目0.871秒、13周目0.688秒と迫るが田上もそれ以上の接近は許さず残り周回を走り切りトップでチェッカードフラッグの下を通過。

 昨年秋のデビュー以来、速さはあるがたまのミスや焦りからペナルティを貰うこともあった田上だが、2週間前の第2戦と同じく落ち着いたレース運びで、一回り成長した姿を見せての連続優勝を飾った。2位安田は0.885秒差の2位。惜しい結果だが、1回目のスタートでのミスが赤旗で帳消しになり、第3戦にしてZAP SPEED勢の牙城を崩して表彰台を勝ち取った。これで復活を遂げるか? シリーズはまだ5戦を残し、巻き返すには十分だ。3位は稲葉、安田からは2.219秒引き離されたが昨年のレースデビュー以来の4戦連続表彰台となった。次戦は富士スピードウェイ、昨年11月に衝撃的とも言えるデビューウインを飾ったコースだ。

決勝2位は安田航(Fガレージ&Sウィンズ)

決勝3位は稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

決勝4位は白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

決勝5位は武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

決勝6位は岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 マスターズクラスは1回目のスタートで2台が消えたため残り2台で争われ、夕田が総合11位で優勝、秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)が総合13位でクラス2位となった。

■決勝後のコメント

優勝 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)

優勝した田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 「(スタートで前に出て危なげない勝利だった?)後ろの方がペースが速そうだったのと、展開に助けられた部分もある。なので速さの面で課題がある。スタートは2回とも「可もなく不可もなく」という感じだった。どちらかと言えば1回目の方が後ろのチームメイトがガツガツ来ていて自分としては怖かった。2回目も最初は(後ろで)やり合ってくれていたが、その後だんだん迫って来たので、完璧(な展開)じゃない。そこに課題が残っているので、じっくり反省して次につなげたい。次は久々の富士なので、ダンロップタイヤに慣れて(富士に合わせた)クルマ作りながら次も優勝めざして頑張る」

2位 53号車・安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)

決勝2位の安田航(Fガレージ&Sウィンズ)

 「(終盤は田上選手を追い上げていたが?)元々1~2周目が課題で、ペースも上がらなかった。スタートこそ2回目はまずまずだったが、稲葉選手が後ろから来ていて抜かれてしまうと田上選手に挑む権利が無くなってしまうと思って、とりあえず稲葉選手を押さえることに専念していた。そうしたら田上選手が離れてしまったので、あの差が痛かった。(終盤までラップタイムがよかった?)田上選手も自分も(タイヤが)ズルズルだったが、その中でも動きとしてはよくてファステストラップを取れたのでよかった。(これで優勝を狙えるようになりそう?)開幕戦ですごい苦戦して、それからファーストガレージの酒井会長はじめとしたチームの皆さんがいろいろアドバイスとかセッティング変更とかやってくれて、今年は岩本選手もいて2台体制なので話し合って、去年とは全然違う感じでできていて、やっとクルマも速くなって来たので、まだここからチャンピオン狙えると思う」

3位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)

決勝3位の稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 「2回目のスタートは失敗だった。追いつけるだろうと思っていたのだが、安田選手が速かったので、どんどん離れていく感じだった。自分のペースも上がらなかったのと、ドライビングの修正はできたのだが、(コーナーで)突っ込み過ぎていたのを そうならないように意識していた。ただ逆に突っ込まないせいで、感じ取らなければいけない荷重(変化)を感じられなかったりして、良いところが探り切れなかったのが敗因だと思う。(つぎはゲンがいい富士だが?)地元なので絶対勝ちます!」

4位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

決勝4位の白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

 「(武者選手との攻防は?)第2ヘアピンで抜かれたのだが、どこで抜き返そうかと考えて、第1コーナーではインを閉めてくるだろうから、アウトから抜きにかかってそのまま第1ヘアピンで(4位を)取り戻した。ただ、スタート直後のペースが悪かった。(自分の方に速さがあるからじっくりいけた?)その辺りは余裕があったのでよかったのだが、スタートをミスしてしまった・・。1回目は良かったのだが赤旗で、2回目のスタートは(タイヤを)空転させてしまった」

5位 71号車・武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)

決勝5位の武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

 「第2ヘアピンで白崎選手のインを差して前に出たが、バックストレートから最終コーナーと後ろにつかれて、第1コーナーでアウトからまくられてしまった。(ストレートスピードに差があった?)そうかもしれないし、第2ヘアピンの自分の走り方もよくなかったかもしれない」

6位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

決勝6位の岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 「また6位だ。(ペースが上がらなかった?)ちょっとだがクルマの調子も悪い。エンジン関係が予選からちょっと・・。もちろんドライバーにも問題がある。修正点とか見直していく」

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦/第5戦は6月25日(土)、26日(日)と連戦が富士スピードウェイで開催される。今年のスーパーFJ日本一決定戦は富士で開催されるがその前のシリーズ戦はこの2レースだけである。それだけに日本一を目指すエントラントには貴重な機会になる。

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第3戦筑波決勝結果

SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2022/05/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
113田上 蒼竜AsカンパニーZAP ED
TOKYO R&D RD10V
1514'48.981--
253安田 航Fガレージ&Sウィンズ
MYST KK-S2
1514'49.866 0.885 0.885
314稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1514'52.085 3.104 2.219
426白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
1514'54.302 5.321 2.217
571武者 利仁ゼンカイレーシング遊戯闘速ED
MYST KK-S2
1514'55.964 6.983 1.662
652岩本 瞬ファーストガレージ小倉学園S2
MYST KK-S2
1514'58.015 9.034 2.051
77本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
1515'01.71712.736 3.702
891山下 友基ELEVレーシングHFR 10V
TOKYO R&D RD10V
1515'05.15816.177 3.441
931宇高 希TAKE FIRST 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1515'05.48516.504 0.327
1027草野 裕也TRF.CSI KK-SII ED
MYST KK-S2
1515'06.94517.964 1.460
110M1夕田 大助LAPS KKS
MYST KK-S2
1515'08.70119.720 1.756
1222内藤 大輝RCIT RaiseUP MT
MYST KK-S2
1515'09.41220.431 0.711
133M2秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
1515'10.07121.090 0.659
141澤井 良太朗オートルックカワモト電工10V
TOKYO R&D RD10V
1515'11.41322.432 1.342
1573下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
1515'20.85631.875 9.443
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-66戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
- D.N.S--
-79中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
-D.N.S--
-16M-竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
-D.N.S--
-*46M-本間 隆史MAT RPイマージュ10V
TOKYO R&D RD10V
- 失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 53 安田航(Fガレージ&Sウィンズ) 58.623 (10/15) 125.582 km/h
  • CarNo. 46は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.違反(他者への接触)により、失格とした。
  • 赤旗中断により3周減算の15周レースとした。

S-FJ筑波・富士

第3戦公式予選 田上蒼竜が2戦連続のポールポジション

ポールポジションは田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦公式予選が5月22日(日)に筑波サーキットで開催され、田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)が安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)との争いを制して前戦に続いてポールポジションを獲得した。

 前夜から朝にかけて降った雨の跡が路面の一部にあるものの、ほぼドライコンディションの予選は午前9時45分開始。ポイントランキング首位の田上を先頭に19台全車がスリックタイヤでコースインして20分間の予選が開始。

予選2位は安田航(Fガレージ&Sウィンズ)

予選3位は稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

予選4位は白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

予選5位は武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

予選6位は岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 各車慎重にタイヤをウオームアップすると、まずは3分経過時点で武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)が1分を切って59秒206でトップに立ち、前戦3位の稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)が59秒342と0.136秒差の2番手につける。3番手59秒640で内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)。

 稲葉は次の周回で58秒972と早くも58秒台にタイムを入れトップに立ち、武者も58秒台に入るが0.004秒及ばず2番手へ後退。その後ろには安田59秒130、田上59秒199と続く。

 5分を経過し安田が58秒681でトップに浮上、前日3回あった練習走行の機会のうち2回目をスキップして第1ヘアピンからライバルの走りを観察していた安田だが、何か得るものがあったか。稲葉、武者は2番手3番手へ後退。しかし田上も58秒563とベストタイムを更新して安田を追い落とす。以下武者~稲葉と続き5番手に下村剛司(SウインズKENS2ED)、6番手本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)が浮上してくる。この本田は金曜日の走行でエンジンブローがあったとの事で土曜日の練習走行は積み替えたエンジンの慣らしで1本走ったのみ。ようやく調子が出て来たようだ。

 7分30秒、2戦連続で表彰台を独占したZAP SPEED勢の一角を占める白崎稜(ZAPスタッフリソースED)が58秒734で4番手へ上がり武者と稲葉の間に割って入る。

 8分15秒、安田が58秒342を出してトップに立つと次の周回で58秒252とさらにタイムを詰める。しかし田上も負けじと58秒167を叩き出して予選は後半戦へ。田上~安田~武者~白崎~稲葉の順で、一時順位を落としていた本田が58秒774で再び6番手。ここで武者、田上、本田はピットイン。他にも多くの選手がいったんピットインする。タイヤを温存して終盤に賭ける作戦か。

 ここからしばらく上位は動きを見せず、目だった動きは山下友基(ELEVレーシングHRF 10v)が59秒を切って58秒917で9番手へ浮上、さらに毎レース上位で予選を通過しているが今回は不調だと語っていた岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)が8番手タイムの58秒843を出すと、続けて58秒795で7番手、58秒737で6番手と着実に順位を上げていく。

 16分が経過し残り4分、再びタイムを出しはじめたのが稲葉で、58秒527で4番手、さらに58秒395とタイムを削って3番手へ浮上。武者は4番手、白崎5番手へ後退。

 田上、安田も周回を続けているが更新はならず残り時間1分を切り、白崎58秒431で武者を上回り4番手。武者は後半タイムが伸びず順位を落とした格好だ。

 ここで20分間の予選は終了。田上と安田の一騎討となったポールポジション争いは共に中盤に出したタイムで田上に軍配があがり、安田は0.085秒差で前戦と同じく2番手、以下稲葉、白崎とZAP SPEED勢がセカンドロウに並び、武者、岩本と続いた。

 4台が出場のマスターズクラスは鈴鹿から遠征して来た夕田大助(LAPS KKS)が全体12番手の59秒022でトップ、ここ2年ほど筑波シリーズのマスターズクラスでは予選トップを占めていた秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)がチェッカー後の計測で59秒154まで迫るも全体14番手で2位、以下全体17番手本間隆史(MAT RPイマージュ10V)、同19番手竹沢茂(スーパーウィンズ☆KKS☆ED)という順になった。

■予選後のコメント

ポールポジション 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)58秒167

ポールポジションの田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 「トップタイムは出たが後半(走りを)まとめられなかったこともあって、その周しかタイムが出せなかったのでもうちょっと予選をうまくなりたい。(予選後武者選手と話していたのは?)1コーナーの走りが決まった周回で、第1ヘアピンへのアプローチでつかえてしまったので。ただそうした位置取りも含めて予選をうまく進めていかないといけないので、次戦以降頑張りたい。決勝はスタートでたぶん安田選手が追い上げてくると思うので、そこを気を付けながら前回と同じような(落ち着いた)レースをしたい。(前回初優勝したことで気持ちは変わった?)前回はまずポールポジション取れた時点でほっとしてしまった感じだったが、今は次(決勝)の事を考えられるようになったので、自信もついたし安定できていると思う」

2位 53号車・安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)58秒252 トップと0.085秒差

予選2位の安田航(Fガレージ&Sウィンズ)

 「前回ほど僅差ではないが、結構いっぱいいっぱい(のタイム)だった。(後半タイムが伸びなかった?)何回もアタックしなおしたのだが、似たようなタイムしか出なくて厳しかった。それでも昨日の練習の調子から考えていた通りのタイムは出た。ただ田上選手は昨日から速かったので、決勝はもうちょっと頑張らないと勝てない」

3位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)58秒395 トップと0.228秒差

予選3位の稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 「(中盤からタイムが上がった?)僕の乗り方だと、リヤタイヤの内圧が上がりがちなので、一度内圧を下げに(ピットへ)戻ってから、そこからアタックというところでタイムが出た感じなので、まだまだ乗り方に問題があると思う。決勝は後ろのドライバーも遅くないので、気を引き締めていく。前2台が独走、みたいな展開は避けたいので、早めに仕掛けたい」

4位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)58秒431 トップと0.264秒差

予選4位の白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

 「最初の方はタイムが出てなかった。身体的にも調子悪いのかもしれないが、走れていない。速い感覚もなくて、最後の最後でベストラップは出ているが、これはなんとかしないといけない。車両は問題ないが、自分の感覚で今日の路面と昨日の路面(の違い)で、何か自分で(走りを)変えてしまっているのかもしれない。データを見て決勝で修正する」

5位 71号車・武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)58秒507 トップと0.340秒差

予選5位の武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

 「(中盤からタイムが伸びなかった?)走り方とかアジャストできていなかった。決勝に向けてはロガーのデータとオンボードの画面を見て、見直そうと思う」

6位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)58秒737 トップと0.570秒差 

予選6位の岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 「(終盤にタイムが上がって来た?)調子悪いです。思ったタイムに届いていない。最低でも(58秒)前半は出したかったが、全然ダメだ。(セッティング?)全体的にマシンが調子悪い気がするが、もちろん自分の問題もある」

 決勝は15時10分スタート予定。前回優勝して一皮むけた感のある田上がスタートから抜け出すか。前戦でも田上と並んでフロントロウから発進しつつ痛恨のスタートミスで順位を失った安田が今度こそスタートを決めるか、注目だ。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazhiro SEKINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第3戦筑波公式予選結果

SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2022/05/24) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
113田上 蒼竜AsカンパニーZAP ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.167--126.567
2*53安田 航Fガレージ&Sウィンズ
MYST KK-S2
0'58.252 0.085 0.085126.382
314稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.395 0.228 0.143126.072
426白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
0'58.431 0.264 0.036125.995
571武者 利仁ゼンカイレーシング遊戯闘速ED
MYST KK-S2
0'58.507 0.340 0.076125.831
652岩本 瞬ファーストガレージ小倉学園S2
MYST KK-S2
0'58.737 0.570 0.230125.338
77本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
0'58.774 0.607 0.037125.259
873下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
0'58.836 0.669 0.062125.127
931宇高 希TAKE FIRST 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.903 0.736 0.067124.985
1091山下 友基ELEVレーシングHFR 10V
TOKYO R&D RD10V
0'58.917 0.750 0.014124.955
1122内藤 大輝RCIT RaiseUP MT
MYST KK-S2
0'58.932 0.765 0.015124.924
120M1夕田 大助LAPS KKS
MYST KK-S2
0'59.022 0.855 0.090124.733
1327草野 裕也TRF.CSI KK-SII ED
MYST KK-S2
0'59.073 0.906 0.051124.625
14*3M2秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
0'59.154 0.987 0.081124.455
1566戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.177 1.010 0.023124.406
1679中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.231 1.064 0.054124.293
1746M3本間 隆史MAT RPイマージュ10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.465 1.298 0.234123.804
181澤井 良太朗オートルックカワモト電工10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.479 1.312 0.014123.775
19*16M4竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
1'00.447 2.280 0.968121.793
---- 以上基準タイム(130% - 1'15.752)予選通過 ----
  • CarNo. 53, 3, 16は、筑波サーキット一般競技規則第17条1.違反(ダブルチェッカー)により、訓戒とした。

S-FJ鈴鹿・岡山

第3戦鈴鹿決勝 上位入賞ドライバーのコメント 優勝・森山冬星「こういうレースで勝ってもうれしくない」

優勝 森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)
 「ロングランがきつかったので勝てたのは運もあると思います。1回目のSCはありがたかったんですが、こういうレースで勝ってもうれしくないです。リスタートも前にいたから決められたので、そこは自信につなげたいと思います。SCのいい練習になりました。次は6番手スタートですが、いいレースを作って勝ちます」
2位 居附明利(SAccess Racing Es)
 「納得いかない部分も多いんですが、これもレースなのでしょうがないと割り切るしかないです。スタートは決まって2番手で安全な位置は取れたんですが、前が離れてしまったのが今回の敗因だと思います。SCが入るのは予想していなかったので、最後に追いついて逆転を目指したかったんですが、それができずに終わってしまいました」
3位 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
 「いろんなチームにセットを教えてもらってガラッと変え、昨日よりは前進しました。コーナーが曲がれてない感じでしたが、ストレートがきつくて仕掛けるまでにいけませんでした。スリップ付いても追い越せなくてしんどかったです。自分から仕掛ける場面は1回もなかったんですが、前がどんどん崩れていきました。ポイント的には悪くないので、次のレースは蹴り出しで前を抜けるようにしたいです」
4位 卜部和久(MYST KK-SII)
 「まわりに接触が多かったんですが、うまく避けられて順位アップできました。岡本選手を抜けるかと思ったんですが、ブロックがうまかったです。次のレースの対策はできそうなので、しっかりと表彰台に乗れるようにがんばります」
5位 小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)
 「スタートの蹴り出しは可も無く不可も無く、4番手スタートの4位だったんで、そこまでは普通でした。そこからミスがあるわけでもないのにペースが上がらず、1台1台抜かれてしまいました。7番手のときにSCが出て、再スタートも良くなく61号車に並ばれて接触してしまいました。アームとかも曲がってペースが上げられませんでした。またSCが出て、長く続いたので助かりました」
6位 岸本尚将(Tamayura athle ABBEY KKSII)/第4戦ポールポジション
 「16番スタートからで、新品タイヤを入れてとにかく前に行こうという作戦でした。スタートは普通でしたが、新品タイヤの一発を生かして2~3台抜きました。2回のリスタートもうまく決めることができました。最後、シケインで抜かれたのが良かったです(笑)」
Text: Yoshinori OHNISHI

S-FJ鈴鹿・岡山

第3戦鈴鹿決勝 2度のSCが出る荒れたレースを制した森山冬星がポールトゥウィン

優勝は森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズは22日、鈴鹿サーキットで行われている鈴鹿クラブマンレース第3戦で、第3戦の決勝を行い、2度のセーフティーカー(SC)が出る荒れたレースを制した森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)がポールトゥウィンで優勝した。

 決勝は午前11時15分にフォーメーションラップが始まった。天候は晴れ、初夏らしい汗ばむほどの陽気の中、20台が参加して1周を回りグリッドに付いた。

 好スタートを切ったのはポールシッターの森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)で、2位以下は予選順位通りに居附明利(SAccess Racing Es)、大木一輝(M2 KK-SII)、小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)、清水啓伸(Drago CORSE)が続く。6位には予選7位から岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が上がる。

 2周目には大木が居附をパスして2位に上がるが、スプーンでは再び居附が前に出て2位に復帰。この周、谷川文啓(LOVCA F.Tworks Noel Racing)が逆バンクでコースアウトしたため、SCが導入されることとなった。

 SCは5周を回ってピットイン。6周目からレースは再開される。トップの森山はリスタートを決め、2位の居附を離してストレートに戻ってきた。3位には大木が続いていたが、この大木と渡会太一(FTK レヴレーシングシグマ)がスプーンで接触して止まったため、再びSCが導入されることとなった。

 SCは9周を回ってピットイン。レースはファイナルラップでの争いとなった。ここでも森山は素晴らしいリスターを決めトップを死守。2位の居附を引き離し、10周を回り優勝を飾った。

 2位には居附が、3位には清水が、4位には岡本が、5位には卜部和久(MYST KK-SII)が入った。6位にはファイナルラップのシケインで岸本尚将(Tamayura athle ABBEY KKSII)を攻略した小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)が入った。

 しかしレース後、3位の清水はSC中の追い越し違反で30秒が加算され16位に後退。岡本以下が繰り上がり、3位に岡本、4位に卜部、5位に小松、6位に岸本という結果になった。

 第4戦はこの結果をもって、上位6位までがリバースグリッドとなる。ポールポジションは岸本、2位に小松、3位に卜部、4位に岡本、5位に居附、優勝した森山は6位からスタートとなる。

 第4戦は午後3時25分よりこのレースより2周多い、12周で行われる。

10周の決勝がスタートした

決勝2位は居附明利(SAccess Racing Es)

決勝3位は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

決勝4位は卜部和久(MYST KK-SII)

決勝5位は小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)

決勝6位は岸本尚将(Tamayura athle ABBEY KKSII)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

S-FJ鈴鹿・岡山

第3戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2022/05/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
156森山 冬星DIXCEL/ROYAL/MYSY
MYST KK-S2
1030'33.775--
239居附 明利SAccess Racing Es
MYST KK-S2
1030'34.445 0.670 0.670
38岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1030'35.993 2.218 1.548
487卜部 和久MYST KK-SII
MYST KK-S2
1030'36.736 2.961 0.743
515小松 響Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII
MYST KK-S2
1030'38.936 5.161 2.200
651岸本 尚将Tamayura athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
1030'39.077 5.302 0.141
719松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
1030'39.352 5.577 0.275
855板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1030'39.935 6.160 0.583
912小川 涼介M2 KK-SII
MYST KK-S2
1030'41.369 7.594 1.434
1079三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
1030'41.486 7.711 0.117
111元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
1030'42.119 8.344 0.633
129上吹越 哲也FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1030'43.284 9.509 1.165
1357東 慎之介セルモグループORM/MYST
MYST KK-S2
1030'44.05010.275 0.766
1421太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1030'44.69510.920 0.645
1598天谷 伶奈スキルスピードKKSII
MYST KK-S2
1030'51.34417.569 6.649
16*34清水 啓伸Drago CORSE
MYST KK-S2
1031'05.55131.77614.207
17*61高木 悠帆MYST KKSII
MYST KK-S2
1031'17.49543.72011.944
1810谷川 文啓LOVCA F.Tworks Noel Racing
MYST KK-S2
930'51.4861Lap 1Lap
---- 以上規定周回数完走 ----
-20大木 一輝M2 KK-SII
MYST KK-S2
514'34.4215Laps4Laps
-7渡会 太一FTK レヴレーシングシグマ
MYST KK-S2
514'34.9025Laps 0.481
  • Fastest Lap: CarNo. 56 2'15.161 (2/10) 154.669 km/h
  • CarNo. 34, 61は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第58条1(SC中の追い越し)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

S-FJ鈴鹿・岡山

第3戦鈴鹿公式予選 上位ドライバーのコメント PP・森山冬星「今の状態だと勝てる」

ポールポジション 森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)
 「練習から一発が出るのは分かっていたので、ポールは狙っていて、しっかり取れたのでひとまずは安心です。決勝はロングランで、今の状態だと勝てるのは分かっているので、あとは自分次第です。サクセス(居附選手のチーム)のタイヤの持ちがいいのと、岡本選手とかも上がってくるのでそことの勝負になると思います」
2位 居附明利(SAccess Racing Es)
 「最初、タイヤを4周くらい(2分)16秒~17秒で暖めて燃料が軽くなってからアタックしました。5周目からのアタックはまとめきれずに終わってしまいました。そこから3周目のアタックが一番いい感じでしたが、ヘアピンの立ち上がりでつまずいてしまいました。あしたのスタートは落ち着いて決めて、序盤から1位に出てそのまま逃げ切りたいです」
3位 大木一輝(M2 KK-SII)
 「ピットを出るタイミングと位置取りを焦ってしまい、うまくいかなかったのは悔しいです。自分のやるべき走りはできましたし、スリップの使い方によっては(2分)13秒台も狙えました。13秒台を出すつもりだったので60点くらいです。ポールの森山選手は一発はあるイメージですが、決勝は苦しんでいるので、少し離されても焦らずに最後にトップに出られるようにしたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI

S-FJ鈴鹿・岡山

第3戦鈴鹿公式予選 ペナルティー続出 ベストタイムを抹消されるも森山冬星がポールポジション

ポールポジションは森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)

 スーパーFJ(S-FJ)地方選手権鈴鹿シリーズは21日、鈴鹿クラブマンレース第3戦で第3戦の公式予選を行い、森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)がポールポジションを獲得した。

 予選日の鈴鹿はにび色の雲が覆う雨模様の一日となった。ときおり小雨が落ちるが、コースを濡らすまでには至らず、各カテゴリーの予選はドライコンディションで行われた。前プログラムで赤旗が提示されたため、S-FJの予選は予定より3分遅れの午後4時3分より20分間で始まった。

 4周目には大木一輝(M2 KK-SII)が2分14秒577を出し、まずはトップに立つ。2位以下には1秒以上遅れて小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)、板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)らが付ける。

 4周目には、一気にタイムを縮めた森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYSY)が2分13秒925でトップに浮上。大木が2位に下がり、3位には清水啓伸(Drago CORSE)が上がってきた。

 5周目には入念にタイヤを暖めてきた居附明利(SAccess Racing Es)が2分13秒275で2位に割って入る。居附はさらにアタックを続けるが、ミスがあり森山のタイムを上回ることができず。

 結局、ただ一人13秒台を出した森山がトップに立った。2位は居附。3位には4位まで落ちていた大木が、清水のタイムを上回り3位を奪取。4位には清水が、小松は5位で予選を終えた。

 ポールポジションの最右翼と思われていた岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)はペースが上がらず、6位まで浮上するのがやっとだった。

 しかしこの後、黄旗区間通過や走路外走行なのでベストタイムを抹消される選手が続出した。

 トップタイムの森山もベストタイムを削除されたが、速いタイムをそろえていたため、トップは譲らずポールポジションを獲得した。2位居附、3位大木は変わらず。ベストタイムを抹消された清水は5位まで後退。代わって4位には小松が上がった。岡本もベストタイムを抹消されたため7位に降格。6位には高木悠帆(MYST KKSII)が繰り上がった。

 第3戦決勝は明日22日、午前11時15分より10周で行われる。

予選2位は居附明利(SAccess Racing Es)

予選3位は大木一輝(M2 KK-SII)

予選4位は小松響(Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII)

予選5位は清水啓伸(Drago CORSE)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

S-FJ鈴鹿・岡山

第3戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2022/05/21) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
1*56森山 冬星DIXCEL/ROYAL/MYSY
MYST KK-S2
2'14.016--155.990
239居附 明利SAccess Racing Es
MYST KK-S2
2'14.246 0.230 0.230155.723
320大木 一輝M2 KK-SII
MYST KK-S2
2'14.283 0.267 0.037155.680
415小松 響Okabe Jidosha・Rn-sports・KK-SII
MYST KK-S2
2'14.681 0.665 0.398155.220
5*34清水 啓伸Drago CORSE
MYST KK-S2
2'14.697 0.681 0.016155.202
661高木 悠帆MYST KKSII
MYST KK-S2
2'14.939 0.923 0.242154.923
7*8岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'14.960 0.944 0.021154.899
887卜部 和久MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'15.140 1.124 0.180154.693
97渡会 太一FTK レヴレーシングシグマ
MYST KK-S2
2'15.381 1.365 0.241154.418
1019松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'15.406 1.390 0.025154.389
1155板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
2'15.698 1.682 0.292154.057
1257東 慎之介セルモグループORM/MYST
MYST KK-S2
2'16.008 1.992 0.310153.706
131元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
2'16.022 2.006 0.014153.690
1412小川 涼介M2 KK-SII
MYST KK-S2
2'16.038 2.022 0.016153.672
1579三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
2'16.243 2.227 0.205153.441
16*51岸本 尚将Tamayura athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
2'16.314 2.298 0.071153.361
1721太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
2'16.681 2.665 0.367152.949
189上吹越 哲也FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'17.183 3.167 0.502152.389
19*10谷川 文啓LOVCA F.Tworks Noel Racing
MYST KK-S2
2'19.578 5.562 2.395149.774
2098天谷 伶奈スキルスピードKKSII
MYST KK-S2
2'19.803 5.787 0.225149.533
---- 以上基準タイム(130% - 2'54.436)予選通過 ----
  • CarNo. 10は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第64条1②(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。
  • CarNo. 8は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第58条1(黄旗中のベストタイム)により当該ラップタイムを削除した。
  • CarNo. 34, 51, 56は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第60条4(ドライバーの遵守事項)違反により、当該ラップタイムを削除した。

JAF F4選手権

第3戦SUGO決勝 ルーキー佐藤樹、佐々木孝太のプレーッシャーをはねのけ初優勝

決勝がスタートした

 JAF-F4地方選手権シリーズ第3戦決勝は5月15日(日)にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションからスタートした佐藤樹(MARUSAN★ミスト)がホールショットを決めると一度もトップを譲る事なくポール・ツー・ウイン。JAF-F4でのキャリア初優勝を飾った。

 第2戦に続いて開催された第3戦は前日と違って朝から好天に恵まれているが気温は低く、決勝スタート時点で16度。路面コンデションはよいが路面温度は低い。

 第2戦決勝での各自のベストタイムで決定されたスターティンググリッドは、ポールポジションが佐藤、第2戦優勝のハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)がフロントロウに並び、セカンドロウには前日3位の佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)、同5位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)、第3列には4位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)、6位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)、という順に16台が並んだ。前日燃料系トラブルでデビュー戦がリタイヤに終わった大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)も修理が完了して最後尾からスタートする。

 午前10時20分フォーメーションラップ開始。各車慎重にタイヤの熱入れを行いグリッドに戻ってくるとレッドライトが消えてスタート。

 ポールシッターの佐藤はクリーンにスタートしたが伊澤はまたもスタートを失敗、エンジンがストールしかけるその脇を佐々木、金井、黒沼が通過してから加速を始め、ここで5番手までドロップ。対照的にスタートダッシュを決めたのが佐々木と金井で、佐々木は佐藤の背後につけて第1コーナーに進入するとインを狙うそぶりでプレッシャーをかけ、金井も隙あらば佐々木に襲いかかろうと狙いながら第2、第3コーナーを通過。

 オープニングラップを終えてトップ佐藤と佐々木の差は0.200秒、佐々木を追う金井はテール・ツー・ノーズ状態から右サイドに出て0.070秒差でコントロールラインを通過するが、オーバーテイクには至らない。スタートミスで5位に落ちた伊澤は黒沼を後半セクションで追いかけ回し、0.145秒差で戻ってくると、続く2周目のセクター1でオーバーテイク、4位に浮上する。後方では6番手スタートだった河野を山口登唯(BLUE MAX・AA・RK)が仕留めて6位に。

 佐藤は2周目のセクター1を最速で走り佐々木との差を0.533秒まで広げるが佐々木も負けじとセクター2、3で佐藤に迫り2周目終了で0.357秒差、3周目もセクター1が速い佐藤とセクター2が速い佐々木という構図は変わらないが、ここで佐藤がセクター3でもベストタイムを出し、コントロールライン上では0.431秒差。じわりとギャップをひろげる。3位金井は佐々木の後方0.3秒で追走しているが、4位に上がった伊澤の追い上げが急で、既に0.419秒差まで迫っている。

 4周目、伊澤はストレートスピードの速さを活かして金井に接近、すると金井はプレッシャーに屈したかバックストレート出口の馬の背コーナーでラインを乱してアウト側に膨らみ、伊澤を前に出す。これで伊澤は3位浮上。

 5周目、佐藤はさらにギャップを開き佐々木に0.708秒差、3位伊澤は1分23秒076とここまでのファステストラップを出して佐々木を0.696秒差に追い上げる。4位に落ちた金井はこのペースについて行けず1.5秒以上の差がついている。5位黒沼はミスがあったかセクター1だけで金井に1.3秒も遅れ、2.818秒の差で5周目を終えた。

 6周目に入ると金井の速さが復活し、1分22秒901のファステストラップ、前日の第2戦予選よりも速いタイムだ。すかさず伊澤が7周目22秒809を出すが続く8周めに金井は22秒384をマーク。伊澤とのギャップを0.992秒まで削り取る。この間トップを走る佐藤は佐々木との差を次第に拡げ、8周目で1.203秒差と安全圏に入りつつある一方で、伊澤は金井とファステストラップを出し合いつつ佐々木の背後に迫り、0.295秒と射程圏内に入っていく。

 10周目、伊澤は佐々木のリヤに張り付きテール・ツー・ノーズ状態になると、続く11周目のメインストレートで佐々木の右サイドから並びかけようとするが、ここは佐々木がしのぐ。バックストレートでも再度伊澤が仕掛けるが前には出られず、さらに第3セクターから最終コーナーにかけては佐々木に分がある様で、伊澤を0.470秒引き離して戻って来た。

 12周目、伊澤を0.933秒差で追走していた金井のペースがセクター3で急に落ち、ギャップが一気に2.470秒まで広がる。13周目のバックストレートの最高速も209.301キロとそれまでより10キロ近く低下して、コントロールラインを通過した時には伊澤との差は5.324秒まで拡大し、左リヤから煙が出ているのも見てとれ、何かしら異常が起きていることを示していた。金井はそのまま走行し14周目に入ったが、第3コーナーでストップ。コース外にマシンを止めた。これで、4位の黒沼以下が順位を上げるが伊澤とは大きく離れてしまっている。

 トップ3台のギャップは終盤に再度接近、佐藤と佐々木の差は12周目の1.078秒から0.921秒→0.657秒と詰まり、伊澤も0.619秒→0.275秒→0.095秒と佐々木をロックオンしてファイナルラップに突入する。しかし佐藤は乱れることなく落ち着いた走りで15周目を走り切り、チェッカードフラッグをトップで受け初優勝をポール・ツー・ウインで飾った。

 佐々木対伊澤のマッチアップはラストまで続き、最終コーナーからの立ち上がりで伊澤が横に並びかけると、10%の上り勾配でドラッグレースを仕掛けるが佐々木の前に出る事はかなわず、0.239秒の差で佐々木が2位フィニッシュ。伊澤はファステストラップを叩き出しての追走も一歩およばず3位となった。

 4位黒沼はトップから17秒以上の差となり、河野が5位、スタート直後は山口に抜かれて7位まで順位を落としたが5周目に6位に戻し、金井のトラブルでさらにポジションを上げた、山口は6位で今シーズン初のひと桁フィニッシュだ。

優勝は佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

決勝2位は佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

決勝3位はハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

決勝4位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝5位は河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

決勝6位は山口登唯(BLUE MAX・AAA・RK)

 ジェントルマンクラスは優勝が伊澤、2位が河野、3位が総合7位のKAMIKAZE(スーパーウインズ&ISP)という結果になった。

■決勝後のコメント

優勝 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

優勝した佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

 「(佐々木選手のプレッシャーはきつかった?)自分にペース(の速さ)はあるのが分かっていたので、あまり後ろは気にせずに自分の走りに集中すればイケると思っていた。(重いステアリングで腕は大丈夫だった?)大丈夫じゃないです(笑)」

2位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

決勝2位の佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 「1周目は昨日も自分の方が速かったので、そこで行きたかったのだが、行き切れる程ではなかったので、厳しいなという感じだった。中盤は僕のクルマの方がバランスが悪くてちょっと離れてしまって、逆にハンマーさんに追い上げられた。途中からはペースが戻って、佐藤君も疲れている感じが見えたので、ちょっとプレッシャーかけてチャンスがあれば、と思っていたが、逆に僕がハンマーさんにプレッシャーかけられてしまって(笑)。後ろから追われる中での追い上げで大変なレースになったが、楽しめた。昨日は(トップから)すごい離されてしまったが今日は近くでチェッカー受けられたので、クルマも自分もちょっと成長できたので、次はもっとイケるかなと思う」

3位 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

決勝3位のハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

 「スタートの練習しっかりしないと・・・、ストール気味だった。(その後の追い上げはよかったが?)それだけにスタートの失敗が無ければ、という感じだ。(佐々木選手といいバトルができた?)佐々木選手と一緒にレースが出来たことが、最高だった。またぜひとも出てきていただきたい。(マシンの調子は?)昨日のレースと比べてクルマの動きが変わってしまって、少し乗りにくかった。それでもタイムは徐々に上がっていった。タイヤの皮剥きの仕方とかそういうことも勉強しないといけないと思う。次は絶対スタート決める」

4位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝4位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「三日間通して厳しいレースウィークだった。クルマが全然曲がらなくて、何をどうしてもタイムが1秒くらい離れていた。どうにかしないとトップ争いができないので、見直したい。(去年の速さがまだ見えない?)そんな感じだ、また、セッティングを見直して頑張るしかない」

5位 55号車・河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

決勝5位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

 「スタートでミスして2人くらい抜かれた。(挽回する為に)最後の1人を抜くのに手こずって、抜けた時には前が離れてしまっていた。ただ自分の中ではベストラップが出せて、後半までタイヤを丁寧に使えて、レベルアップして勉強になった。レースの時でないと中々緊張してベストタイムは出せないので(内容は)よかったと思う」

6位 70号車・山口登唯(BLUE MAX・AA・RK)

決勝6位の山口登唯(BLUE MAX・AAA・RK)

 「自分の中では全力で走り切れたつもりだ。ただ最後の方で河野さんに離されていってしまったので、やはりベテランの方はすごいな、と思った。自分もそれに負けないようにこれからも精進していきたい。昨日はスタートで失敗してしまったが、それでも後方のグループの中でいいバトルができた。その経験が今日はスタート直後の接戦の時に活きたと、ポジティブに捉えている」

15位 16号車・大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

決勝15位の大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「スタートで出遅れてしまって最後尾まで落ちてしまったが、逆にそれならいろいろ試してみようと思った。練習する時間もないので、レースだったがここで経験するしかないと、操作だったりブレーキングだったり試して、その結果スピンもしたり、アンダー出したりといろいろあったが、いい経験が積めたと思う。その経験を今後のレースで活かしていきたい。かなりいい経験ができたので、スーパーFJにも反映できると思う」

16位(完走扱い)72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)

決勝16位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「(止まった原因は?)最終的には左リヤのタイヤがバーストした。途中からすごい振動が出て、このままレース続行していいのか? というレベルだった。追い上げていた時はペースはよかったのだが、ちょっと離れた時(11周目あたりか)から調子がおかしくなって、リタイヤした方がいいかなとも思ったがちょっとペースを下げて、何とか完走だけでもとゴールを目指していたが、完全にダメになってしまった。ただクルマはだいぶよくなって、昨日とは全然違っていて、いいタイムも出せるようになってきて、そういう意味ではいいデータが取れたかなと思う」

 JAF-F4第4戦、第5戦は7月3日に北海道の十勝スピードウェイで開催される。

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

JAF F4選手権

第3戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/15) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
15佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1520'58.250--
26佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1520'59.034 0.784 0.784
319G1ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1520'59.273 1.023 0.239
492黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1521'16.19817.94816.925
555G2河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1521'21.80323.553 5.605
670山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1521'30.65432.404 8.851
79G3KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
1521'43.21144.96112.557
886川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1521'43.61145.361 0.400
938G4安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1521'45.99747.747 2.386
103G5船井 俊仁ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1521'55.08756.837 9.090
1134G6三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1521'57.36159.111 2.274
1299G7武居 義隆CMSルノー
フォーミュラルノー
1522'03.7151'05.465 6.354
130G8渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1522'21.0631'22.81317.348
148G9米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1522'21.5001'23.250 0.437
1516大川 烈弥HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
1421'25.4291Lap 1Lap
1672金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1318'18.8352Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 19 ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風) 1'22.287 (13/15) 156.907 km/h

JAF F4選手権

第3戦SUGO決勝スタート順

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/15) Fial Start Order
2022 JAF F4選手権 Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
15佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1'22.812--155.912
219G1ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1'22.834 0.022 0.022155.871
36佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1'23.256 0.444 0.422155.081
492黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1'24.214 1.402 0.958153.317
572金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1'24.354 1.542 0.140153.062
655G2河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1'24.977 2.165 0.623151.940
79G3KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
1'25.599 2.787 0.622150.836
870山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1'25.873 3.061 0.274150.355
938G4安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1'26.288 3.476 0.415149.631
103G5船井 俊仁ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1'26.323 3.511 0.035149.571
1186川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1'26.511 3.699 0.188149.246
1234G6三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1'26.511 3.699 0.000149.246
1399G7武居 義隆CMSルノー
フォーミュラルノー
1'26.697 3.885 0.186148.926
148G8米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1'27.879 5.067 1.182146.922
150G9渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1'27.884 5.072 0.005146.914
1616大川 烈弥HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
1'34.66811.856 6.784136.386

SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿フォトギャラリー

フリー走行: サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19) フリー走行: 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19) フリー走行: 笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19) フリー走行: 大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)
フリー走行: 平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19) フリー走行: 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19) フリー走行: 大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19) フリー走行: 笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)
ピットウォーク: 併催レースの2輪マシン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 併催レースの2輪マシン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
公式予選: サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)のヘルメット 公式予選: 本山哲監督(左)と近藤真彦監督(右) 公式予選: 国本雄資(Kids com KCMG Elyse SF19) 公式予選: 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)
フリー走行: 鈴鹿のレースコントロールカー フリー走行: 山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19) フリー走行: 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19) フリー走行: 佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)
ピットウォーク: 大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: 併催レースのSFLマシン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: 佐藤蓮(TEAM GOH) ピットウォーク: Red Bull TEAM GOH G01 SF19(TEAM GOH) ピットウォーク: 大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) ピットウォーク: 併催レースの2輪マシン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: REALIZE Corporation KONDO SF19(KONDO RACING) ピットウォーク: アドバンのウェットタイヤ スタート進行: 平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19) スタート進行: TEAM MUGEN MOTUL SF19(TEAM MUGEN)
決勝: スタートシーン 決勝: 視界の悪い中走行するSFマシン 決勝: 国本雄資(Kids com KCMG Elyse SF19) 決勝: 関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)
決勝: 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19) 決勝: 視界の悪い中走行するSFマシン 決勝: 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19) 決勝: 牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)
決勝: 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19) 決勝: 大湯都史樹(左) vs 平川亮(右) 決勝: 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19) 決勝: 大湯都史樹 vs 佐藤蓮 vs 関口雄飛
決勝: 初優勝を飾った松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19) 決勝: 初優勝を飾った松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19) 決勝: 初優勝を飾った松下信治(B-MAX Racing Team) 決勝: 表彰式
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿決勝記者会見 優勝・松下信治「あきらめちゃいけないなと踏ん張った」

決勝記者会見: トップ3のドライバーたち

優勝 松下信治(B-MAX Racing Team)

決勝記者会見: 優勝した松下信治(B-MAX Racing Team)

 「天気が昨日の段階でわからなかったですが、できれば雨になって欲しいと思っていました。雨になったらスタート命だなと思ってて、スタートは良くて抜けて5番手に上がりました。ペースは思ったより良かったですが、トップ3が見えたくらいから縮まらなくなったので、長期戦になると思いました。トップも牧野選手もタイヤがきつそうだという無線が本山さんから来て、自分もタイヤが結構きつかったんですが、あきらめちゃいけないなと踏ん張ったのがよかったです。牧野選手とのバトルもしびれましたし、接触もあまりなくてクリーンなバトルでした。この前の富士は彼にぶつかったので、そういう意味でもいいレースでした。今回は勝たせてもらいましたが、予選で前に行かないとシリーズは厳しいと思っています。1台体制でまだまだビハインドなので、がんばりたいと思います」

2位 野尻智紀(TEAM MUGEN)

決勝記者会見: 2位の野尻智紀(TEAM MUGEN)

 「悔しいの一言です。とはいえ、チャンピオンシップを考えると2位というのは悲観する内容ではないです。シーズンが終わったときに転んでも2位だったと言えるように、これからのレースにこの悔しさをぶつけていきたいと思います。レースは序盤からグレイニングが出ていて、タイヤのピックアップに苦しみました。序盤で後続は離れたんですが、牧野選手が後ろに来ているというのも知っていました。自分のペースを維持するのが大変でしたが、最後までやれることはやれたと思います。心から松下選手におめでとうと言いたいです」

3位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

決勝記者会見: 3位の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 「去年も3位はいっぱいあったんですが、全く内容の違う3位というか、非常に悔しいレースでした。スタートは良くて3番手までポジションを上げることができました。最後きつくなるのが分かっていたので、序盤はまったくプッシュしませんでした。山下選手を抜いたあたりから野尻選手とのギャップが縮まってきたのが分かっていましたが、かなり詰まったタイミングで松下さんが後ろから来ていて、難しいシチュエーションでした。ペースを上げすぎるとタイヤがきつくなるし、松下さんが来てるし、でもぼくは守りに行くこともなかったし、勝つために攻めて、ペースを上げたので後悔していません。冷静に考えれば1、2位の2人より、ぼくの方がペースを上げるタイミングが早かったのかと思います。次のオートポリスは勝てるように準備したいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿決勝優勝チーム監督記者会見 本山哲「優勝は狙っていたわけではないが、絶対チャンスはあると思っていた」

優勝チーム監督記者会見: B-MAX Racing Teamの監督、本山哲氏

優勝チーム監督 本山哲(B-MAX Racing Team)

 「代表の組田さんのフォーミュラが好きという純粋な気持ちで始まったチームですが、最高峰のレースはレベルが高くて、日本のモータースポーツを引っ張るトップチームが在籍していて、日本のトップドライバーがいて、簡単なものではないです」

 「GTとかいろんな絡みがあって、組田さんからスーパーフォーミュラのチームをひっぱてくれないかと声かけしていただきました。ぼく自身もフォーミュラニッポンから思い出のあるカテゴリーで、フォーミュラカーも好きだし、得意分野でいろいろ経験したことを生かせるので、是非やらせてくださいといいました」

 「最初の数年はチームとして試行錯誤をしながら過ごしてきて、毎年、新たな要素を取り入れて、向上してきました。昨年から1台に集中して、ポールを取ったり表彰台に乗ることもできました」

 「ノブ(松下信治選手)自身もそうですし、チームとしても優勝経験がないので、優勝を目の前にしても、うまくクリアできず、見えてはいるけど遠いなという実感でした。それを昨年のオフから今年にかけて、がんばってやってきたんですが、その気持ちが空回りしていて、オフのテストと開幕戦は結果が悪かったです。ノブ自身も力みと焦りがあってうまく回らなかったので、今回に向けてそのあたりを整理してきました」

 「優勝は狙っていたわけではなく、チームとしてきちんとレースを作る、できなくてもトップ6には必ず入る、というところで週末を過ごそうと決めていました」

 「予選はうまくいかなくて、今日は雨の中で、スタートポジションがアウト側でした。イン側は水が流れているので、そこに関してはラッキーでした。スタートで4、5番は行けるなと言ってたらその通りになりました。水が少ないときは、鈴鹿の高速コースはフロントタイヤはうまく扱っていかないといけないので、そこをエンジニアの田坂さんがクルマでなんとか対応しました。あとはノブ自身が、フロントタイヤだけケアすれば、必ず他のクルマが落ちてくるので、絶対チャンスがあると思っていました。ノブ自身も焦らずにしっかりやってくれたのが良かったです」

 「レースでは、いろいろセーブさせたこともあって、序盤からレースの真ん中に行くまでは、ノブがうまくタイヤをセーブして、そこからプッシュするとタイムが出る状況になりました。そのあとも数周タイムを上げて、大きくラインを外して水のあるところも走って、非常に珍しく自分を抑えた我慢した走りをしてくれました。そういった地道な努力が結果に結びついたんじゃないかと思います。今回はぼく自身もそうですし、チームも落ち着いてしっかりやってくれたので、みんなに感謝しています」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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第3戦鈴鹿決勝 雨中のオーバーテイクショー 松下信治が初優勝を飾る

雨の中31周の決勝がスタートした

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は24日、鈴鹿サーキットで31周の決勝を行い、予選9位からスタートした松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)が、雨の中、前車を次々とパス、初優勝を飾った。

 午前中から降り続いた雨は午後になってもやむ気配は無く、午後2時30分、全車ウェットタイヤを履いてフォーメーションラップが始まった。このためタイヤ交換の義務は無くなり、ピットイン無しでの決勝レースとなる。気温は17度、路面温度は20度だ。

 スタートでは、ポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)は、予選2位の山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)に並びかけられるが、アウトからかぶせてトップを死守。2位には山下が続き、3位には好スタートを切った予選5位の牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が上がる。4位には坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が続く。

 予選9位の松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)はスタートで6位まで上がると、オープニングラップで予選3位のサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)との攻防を制して5位まで上がってきた、フェネストラズは6位までドロップダウン。

 野尻は1周目に2位以下を2.3秒離すと、その後も異次元のスピードで快走。6周目には2位の山下を12秒離して独走状態に持ち込む。

 一方、2位の山下はペースが上がらない。7周目には逆バンクからダンロップコーナーにかけ、牧野にかわされ3位に落ちる。5位の松下も坪井をかわし4位に浮上した。

 さらに松下は9周目に、山下をかわして3位に浮上。ペースの上がらない山下はたまらず、11周終わりでピットに入りタイヤを交換。大きく順位を落とした。

 トップ野尻は、2位の牧野を11周目までは11秒ほど離していたが、ここから牧野が徐々に野尻との差を詰め始める。その後方の松下も一時は5秒強あった牧野との差を削り始めた。

 16周目、トップ野尻と2位牧野の差は6秒1。牧野と松下の差は1秒を切った。ここから、牧野と松下の2位争いが勃発する。

牧野任祐と松下信治の争い

 牧野と松下は10周近く激しい接近戦を演じるが、ついに27周目のシケインで松下が牧野を仕留め2位に浮上する。

 この時点で、トップ野尻と松下の差は3.1秒。あきらかにペースの上がらない野尻に松下が急接近。28周目にはその差は1.1秒。松下は29周目から30周目のストレートで野尻の背後に付け、ついに1コーナーでアウトから野尻をパスしてトップに躍り出た。

野尻智紀をパスしてトップに立った松下信治

 松下はこのまま31周を走り、優勝。2位には野尻が、3位には牧野が入った。

優勝は松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)

決勝2位は野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

決勝3位は牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)

 6位でレースを始めたフェネストラズは、8周目に前を走る坪井をパスして5位、前述のとおり山下がピットインで後退したため4位でレースを終えた。

 KCMGの2人、国本雄資(Kids com KCMG Elyse SF19)と小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)はチームメート同士でバトルを演じていたが、16周目に国本をパスした小林が、5位、国本は6位に入った。

 予選12位からスタートした平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)はスタートで14位まで順位を落とすが、怒濤の追い上げを見せ7位でゴールした。8位には大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が、9位には山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、10位には佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)が入りここまでがポイントを獲得した。

ウイニングラップで手を振る松下信治

 優勝した松下はSFでは自身初優勝。2017年からSFに参戦を始めたB-MAXにとっても6年目での初優勝となった。

 第4戦は5月22日、舞台を大分県のオートポリスに移し決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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第3戦鈴鹿決勝結果

NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2022/04/24) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2022 SUPER FORMULA Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
150松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
311:01'18.681--
21野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
311:01'23.734 5.053 5.053
35牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
311:01'26.794 8.113 3.060
44サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
311:01'37.10018.41910.306
57小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
311:01'40.57521.894 3.475
618国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
311:02'03.28544.60422.710
720平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
311:02'05.06246.381 1.777
86大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
311:02'06.49047.809 1.428
964山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
311:02'10.24551.564 3.755
1053佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
311:02'11.16852.487 0.923
1119関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
311:02'11.76853.087 0.600
1239阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
311:02'22.1341'03.45310.366
1365大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
311:02'31.9891'13.308 9.855
1415笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
311:02'36.3781'17.697 4.389
1536ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
311:02'37.0181'18.337 0.640
163山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
311:02'38.1071'19.426 1.089
1712福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
311:02'47.1411'28.460 9.034
1837宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
311:02'47.6371'28.956 0.496
1914大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
311:02'49.0921'30.411 1.455
2038坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
301:01'54.7611Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 27Laps)完走 ----
-55三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
2551'24.9996Laps5Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 1 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19) 1'55.285 (3/31) 181.335 km/h

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第3戦鈴鹿フリー走行2回目 悪化するコンディションの中、平川亮がトップタイム

フリー走行2回目: トップタイムは平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は24日、鈴鹿サーキットで午後からの決勝をにらんだ2回目のフリー走行が雨の中で行われ、平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)がトップタイムを記録した。

 午前中は曇りの天気予報は外れ、鈴鹿は朝から小雨が降り続くあいにくの天候となった。路面はフルウエットで気温は16度、路面温度は19度のコンディションで、午前8時45分より30分間のフリー走行が始まった。

 開始直後から全ドライバーがコースイン。午後の決勝も雨が予想されるため、レインセットの確認を各チーム行うはずだ。

 開始早々、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1分54秒258でトップに立つ。すかさず、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が1分54秒169でこれを上回る。

 開始から10分足らず、セクター1でベストタイムを刻んでいた阪口はいきおい余ってスプーンコーナーで飛び出し、タイヤバリアにヒット。ここで赤旗が提示されセッションは中断した。

 この時点で、トップは大湯、2位に阪口、3位には坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、4位に宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、5位に山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、6位に大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)が付けている。

 セッションは9時4分から残り11分で再開された。この頃から雨脚も強くなってきた。

 終了5分を切ったところで平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が53秒913でトップに浮上。坪井も4位、松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)5位に上がる。

 終了2分前、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)が4位に、大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が6位に浮上した。

 チェッカー後、自己ベストを更新しながら走っていた坪井がスプーン手前でコースアウト。関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)もスプーンで飛び出した。このセッション、スプーンが鬼門となったようだ。

 結局、トップは赤旗後、悪化するコンディションの中、ベストタイムを刻んだ平川。開始早々の雨量が少ない中でのタイムで大湯が2位。3位は赤旗の原因となった阪口、4位には小林、5位には坪井、6位には大津が続いた。

 ポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)は12位とこのセッション振るわなかった。

 決勝は午後2時30分より31周または75分で行われる。決勝はおそらく雨。野尻の連勝なるか、この雨のセッションでヘビーウェットにもかかわらずトップタイムを刻み、12番グリッドからスタートする平川の動向にも注目だ。

フリー走行2回目: 2位は大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)

フリー走行2回目: 3位は阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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第3戦鈴鹿フリー走行2回目結果

NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2022/04/24) Free Practice 2 Weather:Rain Course:Wet
2022 SUPER FORMULA Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
120平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'53.913--183.519
265大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'54.169 0.256 0.256183.107
339阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'54.258 0.345 0.089182.965
47小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'54.382 0.469 0.124182.767
538坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'54.437 0.524 0.055182.679
66大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'54.559 0.646 0.122182.484
764山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'54.630 0.717 0.071182.371
850松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'54.819 0.906 0.189182.071
94サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'54.949 1.036 0.130181.865
1037宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'55.460 1.547 0.511181.060
113山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'55.666 1.753 0.206180.738
121野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'55.840 1.927 0.174180.466
1314大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'55.876 1.963 0.036180.410
1436ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'56.058 2.145 0.182180.127
1555三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'56.075 2.162 0.017180.101
1615笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'56.623 2.710 0.548179.255
1719関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'57.946 4.033 1.323177.244
1818国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'58.027 4.114 0.081177.122
1912福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'58.672 4.759 0.645176.159
2053佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'59.180 5.267 0.508175.409
215牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
2'03.613 9.700 4.433169.118

SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿公式予選記者会見 PP・野尻智紀「自信を持って走ることができた」

予選上位3名のドライバー

ポールポジション 野尻智紀(TEAM MUGEN)

ポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN)

 「鈴鹿に入ってから調子を崩さないようにしていました。鈴鹿でもぼくのクルマが良くなってるのを感じていましたし、そこからしっかりアジャストをして、予選でもQ1からQ2に対してのアジャストも非常に良かったです。これだけ素晴らしいクルマを作ってくれたチームに感謝したいと思います。アタック自体ベストを出し切れたと思うし、本当に自信を持って走ることができました。あしたの決勝もここに帰ってこられるようにがんばりたいと思います」

2位 山下健太(KONDO RACING)

予選2位の山下健太(KONDO RACING)

 「スーパーフォーミュラに参戦して5年くらい結果がでなくて苦労しました。今回、まだ結果が出たわけじゃないんですが、うれしいです。去年はポイントを取れなかったので、いろんなところを見直してもらって、お金もかけてもらって、少しずつ調子が良くなってきました。本当はポールを取りたかったんですが、あしたに向けてはいいポジションだと思います。できれば野尻選手を抜いて勝ちたいんですが、表彰台で終われたらいいですね」

3位 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)

予選3位のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)

 「素晴らしい予選でした。実は、ここまで来られるとは思っていませんでした。朝から調子も良くて、コンドーレーシングにとってはハッピーな日になりました。去年は苦戦をして難しいシーズンでした。今日2位と3位のグリッドを獲得できたのはうれしです。あしたは長いレースになるので、雨が降らなければいいですね。これからも野尻選手とフェアに戦って結果を出していきたいと思います」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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第3戦鈴鹿公式予選 野尻智紀が連続ポールポジション 2, 3位にコンドーレーシング勢が付ける

ポールポジションを獲得し手を上げる野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は23日、鈴鹿サーキットでノックアウト方式の公式予選を行い、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が第2戦に続きポールポジションを獲得した。

 ノックアウト方式の公式予選は午後3時10分より行われた。今シーズンから昨年までの3セッションから、Q1とQ2の2セッションに変更された。Q1はAグループとBグループで行われ各セッション上位6人がQ2に進出。12人でQ2が争われポールポジションが決定する。

 天候は下り坂。鈴鹿上空の雲は厚くなり、1コーナーに向かってフォローの強い風が吹く。

■Q1 Aグループ

 Q1は10分間で争われる。気温は24度、路面温度は31度だ。開始と同時に各ドライバー一斉にコースイン。

 各ドライバー1~2周を回っていったんピットイン。その後ピットアウトしてウォームアップを行い、アタックが始まる。

 最初にアタックを行ったのは山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)で、1分37秒352でまずはトップに立つ。

 この山本のタイムを上回ったのはサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)で1分36秒914でトップに浮上。

 この後、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が2位に付け、3位には国本雄資(Kids com KCMG Elyse SF19)が上がる。山本は4位まで落ちた。

 5位には牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が上がり、第1戦優勝の平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)は6位とぎりぎりでQ2進出を果たした。

 ここでノックアウトされたのは、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)、佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)の4人となった。第1戦ポールポジションの笹原だったが、最初のアタックの1コーナーでコースアウトしたのが響いたようだ。

■Q1 Bグループ

 ここでも各ドライバー、コースイン後1度ピットインしてその後ピットアウト。ウオームアップ周回を挟んでアタックが始まった。

 最初のアタックを行ったのは大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)で1分37秒450でまずはトップに立つ。

 このタイムを大きく上回ってきたのは野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)。1分36秒957であっさりとトップに浮上した。

 2位はめまぐるしく代わった。大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が2位に立つとすかさず松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)が取って代わる。さらに松下のタイムを更新した山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)が2位浮上した。その後ろ3位には宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が付ける。

 結局、トップタイムは野尻。2位に山下、3位に宮田、4位に小林、5位に松下、6位に大津となりここまでがQ2進出を果たした。

 この2位争いの割を食ったのが大湯で7位まで後退。以下、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)がこのセッションでノックアウトされた。

ポールポジションは野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

予選2位は山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)

予選3位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

■Q2

 Q2は7分間で争われた。

 ここでも野尻が早々にアタックを仕掛ける。いきなりQ1のタイムを大きく上回る1分36秒352を出しトップに立つ。

 2位には国本が、3位には牧野が4位には坪井が、5位には小林が付けていたが、彼らのタイムを更新してきたのはQ1から好調の山下とフェネストラズのコンドーレーシングコンビ。山下は野尻のタイムに迫る0秒075差で2位に、フェネストラズは3位に浮上した。

 4位には宮田が、5位には国本が、6位には牧野が入った。

 決勝は明日24日、午後2時30分より31周で行われる。天候は曇りだが、降水確率は30%。雨が落ちれば予断を許さない争いになるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2022/04/23) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'36.352--216.967
23山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'36.427 0.075 0.075216.798
34サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'36.535 0.183 0.108216.556
437宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'36.557 0.205 0.022216.506
518国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'36.626 0.274 0.069216.352
65牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.675 0.323 0.049216.242
738坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'36.910 0.558 0.235215.718
86大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.000 0.648 0.090215.518
950松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'37.037 0.685 0.037215.435
1064山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.113 0.761 0.076215.267
117小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.123 0.771 0.010215.245
1220平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'37.172 0.820 0.049215.136

SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

■Aグループ

NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2022/04/23) Knock Out Q1 A Group Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
14サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'36.914--215.709
238坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'36.944 0.030 0.030215.642
318国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.329 0.415 0.385214.789
464山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.352 0.438 0.023214.738
55牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.502 0.588 0.150214.408
620平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'37.536 0.622 0.034214.333
---- 以上Q2進出 ----
714大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'37.662 0.748 0.126214.057
853佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'37.746 0.832 0.084213.873
936ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.846 0.932 0.100213.654
1015笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.870 0.956 0.024213.602
---- 以上基準タイム(107% - 1'43.697)予選通過 ----

■Bグループ

NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2022/04/23) Knock Out Q1 B Group Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'36.957--215.613
23山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.000 0.043 0.043215.518
337宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.060 0.103 0.060215.384
47小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.207 0.250 0.147215.059
550松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'37.308 0.351 0.101214.835
66大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.420 0.463 0.112214.588
---- 以上Q2進出 ----
765大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.450 0.493 0.030214.522
812福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'37.527 0.570 0.077214.353
919関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'37.920 0.963 0.393213.493
1039阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.924 0.967 0.004213.484
1155三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'38.108 1.151 0.184213.084
---- 以上基準タイム(107% - 1'43.743)予選通過 ----

SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿フリー走行1回目 野尻智紀が連勝に向け好発進

フリー走行1回目: トップタイムは野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は23日、鈴鹿サーキットで1回目のフリー走行を行い、前戦優勝の野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)がトップタイムを記録した。

 フリー走行は午前9時50分より90分間で行われた。鈴鹿は薄曇り、やや強い風が1コーナーに向かって吹く春らしい陽気の中でセッションは始まった。

 開始15分過ぎ、1分38秒454でトップに立ったのは宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)で、2位に坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、3位に山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)、3位にサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)、4位にジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、5位に大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)、6位に野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が続く。

 開始20分、遅めにコースインした牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が1分38秒049でトップに立つ。宮田、坪井は2位、3位に落ち、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)と平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)も4位、5位に上がってきた。

 開始25分、野尻が1分38秒259で、牧野と宮田の間に割って入り2位に浮上。ほとんどのドライバーはピットに入り待機中。

 開始45分、フリー走行も半分が経過。大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が5位に浮上した。

 終了38分前、笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が1分38秒020でトップに立つ。以下、2位牧野、3位野尻、4位宮田、5位坪井、6位大津と続く。

 終了23分前、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)が4位に浮上。

 終了12分前、野尻が1分37秒729と38秒を切るタイムでトップに立った。

 終了6分前、ピットインしていたドライバーが続々とピットアウトし、予選をにらんだ最後のアタックが始まる。

 ここで2位に上がってきたのは、1分37秒792で山下。3位にはフェネストラズが上がるが、直後に宮田がフェネストラズを上回るタイムで3位に浮上。フェネストラズは4位に落ち、中盤に出したタイムで5位に笹原が、若干タイムを縮めた牧野が6位に続いた。

 トップの野尻はタイム更新はならなかったが、他者の逆転を許さず、トップのままでフリー走行を切り上げた。

 公式予選はこの後、午後3時10分よりノックアウト方式で行われる。

フリー走行1回目: 2位は山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)

フリー走行1回目: 3位は宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM\'S SF19)

フリー走行1回目: 4位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

フリー走行1回目: 5位は笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)

フリー走行1回目: 6位は牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿フリー走行1回目結果

NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2022/04/23) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.729--213.910
23山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.792 0.063 0.063213.772
337宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'37.820 0.091 0.028213.711
44サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.976 0.247 0.156213.371
515笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'38.020 0.291 0.044213.275
65牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.046 0.317 0.026213.218
738坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'38.061 0.332 0.015213.186
864山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.314 0.585 0.253212.637
918国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'38.324 0.595 0.010212.615
1065大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.355 0.626 0.031212.548
116大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'38.383 0.654 0.028212.488
127小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'38.423 0.694 0.040212.402
1314大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'38.477 0.748 0.054212.285
1450松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'38.488 0.759 0.011212.261
1520平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'38.617 0.888 0.129211.984
1612福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'38.683 0.954 0.066211.842
1755三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'38.747 1.018 0.064211.705
1819関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'38.869 1.140 0.122211.443
1936ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'38.944 1.215 0.075211.283
2053佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'38.968 1.239 0.024211.232
2139阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'39.022 1.293 0.054211.117

S-FJもてぎ・菅生

第3戦SUGO決勝 ポールシッター渡会太一のスタートミスに乗じてトップを奪った岡本大地が完勝で2連勝

優勝は岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)

 2022年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ第3戦決勝はスポーツランドSUGOで4月17日(日)に開催され、鈴鹿から遠征の岡本大地(FTK レヴレーシングガレージ)が前日の第2戦に続いてスタートでトップを奪うとそのまま独走、危なげない勝利を飾った。

 朝の予選に続いて快晴となったスポーツランドSUGO。コースの周囲では桜が見ごろでメインストレートからは遠く蔵王の方向に雪の山頂が見渡せる。

 予選ではコースレコードが更新され、引き続き絶好のレースコンデションで、各ドライバーの表情も明るい。

 12周で行われる決勝は12時59分フォーメーション開始。予選の時点と比べてやや風が強くストレートでは右サイドからの横風。13台全車がグリッドに並び決勝がスタート。

決勝がスタートした

 第2戦のリプレイを見るかのようにポールシッターの渡会太一(SIGMA FTK レヴRG)はまたしても失速、2番グリッドから岡本が好スタートを決めて第1コーナーにはトップで進入する。渡会は2位へドロップ。その後方では3番手スタートの田上蒼竜(ZAPSPEED 10VED)の加速がにぶく、セカンドロウに並んでいた内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)がこれを仕留める。しかし田上は内田のテールに食らいつくとトップスピードの速さを活かしてバックストレートで3位のポジションを奪い返す。

 1周目を終えて岡本は渡会に0.854秒の差をつけてコントロールラインを通過。3位を取り戻した田上だが内田とのバトルの間に上位からは離されギャップは1.859秒、その背後の内田~池内比悠(アルビLINKLINEGIAE)~村田悠磨(ZAPSPEED 10VED)までの4台がほぼ等間隔で1.333秒差の中に連なって走る。

 2位渡会は2周目に岡本とのギャップを削り0.615秒とするが、すかさず岡本が3周目の第1セクターでベストタイムを出して突き放す。これに焦ったか渡会は第2セクターでシフトミスを犯して大きく失速、田上に2位を奪われてしまう。

 4周目、岡本は2位田上選手とのギャップをさらに広げて5.184秒差と独走状態。田上~渡会~内田はそれぞれ0.6秒程度で続き、その後方では一度は池内に5位を奪われた村田が順位を取り戻す。

田上蒼竜と渡会太一の争い

 5周目、メインストレートで田上に警告を示す黒白旗が掲示される。走路外走行が2度あったという判定によるもの。その田上の背後につけた渡会はスリップストリームを効かせて間合いを詰め、メインストレートでは左サイドから並びかける。そのまま2台は1コーナー~2コーナーとサイド・バイ・サイドで並走、3コーナーでイン側となった渡会がついに田上から2位のポジションを奪い返す。

 ここから渡会は岡本を追い上げに入りたいところだが、その差は6周目終了時点で6.996秒まで拡大。3位に落ちた田上は勢いを失い渡会から1.729秒の差をつけられる。

 単独走行となった4位内田の後方では池内と村田の5位争いがヒートアップ、4周目に一度は村田が池内の前に出るが、5周目に池内が再逆転。そこから池内は村田を振り払おうとプッシュすが村田も追撃、9周目に入るとテール・ツー・ノーズ状態になる。村田は各所で池内のミラーに姿を映してプレッシャーをかけるが池内はミスをせずつけ入る隙を与えない。

 10周目、3位を走行する田上にフィニッシュタイムに10秒加算のペナルティが宣告される。黒白旗での警告の後にも走路外走行があったと判定されたものだ。これで内田が実質的に3位。

決勝2位は渡会太一(SIGMA FTKレヴRG)

 渡会はその後も懸命の追走を見せ、8周目に1分28秒621、9周目1分28秒618、11周目に1分28秒575と立て続けにファステストラップを更新するが、岡本もほぼ同じペースで走っており、そのギャップは6.587秒→6.336秒→6.484秒と縮まらない。ファイナルラップも岡本が渡会を寄せ付けず6.730秒差でレースはフィニッシュ。第2戦に続いて岡本が2番グリッドからスタートで渡会をかわしての独走優勝という結果になった。

決勝3位は内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

決勝4位は田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

決勝5位は池内比悠(アルビLINK LINE GIA ED)

決勝6位は村田悠磨(ZAP SPEED 10V ED)

 3番手でチェッカードフラッグを受けた田上は前述の通り10秒加算で4位に降格。代わって内田が連続の表彰台をゲット。池内対村田の5位争いは最後まで続き、0.086秒差でファイナルラップに突入すると1コーナーで村田がインを突くが池内がこれをしのぎ切って勝負がつき、そのままの順位でゴールラインを通過、池内5位、村田6位という結果になった。

 2台が出走のジェントルマンクラスは第2戦無念のリタイヤだった夕田大助選手(LAPS・レヴレーシング)がチームメイトの上吹越哲也選手(FTK・レヴレーシングガレージ)との闘いを制してそれぞれ全体10位、11位でフィニッシュした。

■決勝後のコメント

優勝:8号車・岡本大地(FTK レヴレーシングガレージ)

優勝した岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)

 「結果的にはスタートで(前に)行けて、そのまま逃げ切ったというレースだった。ただクルマの感触としてはなんかイケてなくて、ペースは高かったけど、あまり良くなかった。原因がよく分からなくて、タイヤの使い方だろうとは思うのだが、セッティングが7号車と8号車で違うので、そこから何か参考になることがあるかもしれない」

2位:7号車・渡会太一(SIGMA FTK レヴRG)

決勝2位の渡会太一(SIGMA FTKレヴRG)

 「スタートは自分のミスで抜かれてしまって、それさえ無ければ岡本選手と同じくらいのペースで走れていたので、もったいなかった。(ここでチームメンバーから「今日からこいつの名前は「一発屋」にしますのでよろしく」との声がかかり苦笑しながら)一発屋なんだそうです、それで終わらないようにしないと。速さはあるのは分かったので、後はミスとか無くしていって、これからのレースできたらと思う。タイヤは最終ラップになって急に(グリップが)落ちて来た感じだが、それまでは安定して走れていた。あれ以上周回していたらもっと落ちていったと思う」

3位:81号車・内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)

決勝3位の内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「後半になって田上選手に追いつきだしたのだが、やはりドライでの走らせ方を工夫しないと、という感じあ。バトルとかスタートはかなり決まって、そこは自信持ってよい所かな、と思う。一瞬田上選手の前に出たのだが、そこからの読みがちょっと外れて抜き返されてしまった。そういうところが反省点として、次戦もてぎで頑張りたい」

4位:13号車・田上蒼竜(ZAPSPEED 10VED)

決勝4位の田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 「反省材料がいろいろあり過ぎて……。走路外走行はアウトだったのは3つぐらい。結構ぎりぎりを攻めていて、たまに行き過ぎてしまったことがあった。渡会選手に抜かれてから、追いかけたくて気持ちが先走ってしまった。2回は自覚していたので、それ以上やらないように気を付けていたのだが、3回目は自覚してなくてぎりぎりだと思っていたのだが、ただどちらにしても、レースも完敗しているので・・。木曜金曜とドライで走れていないのが痛かったが、この経験を生かして次につなげたいと思う」

5位:36号車・池内比悠(アルビLINKLINEGIAED)

決勝5位の池内比悠(アルビLINK LINE GIA ED)

 「終盤の村田選手との争いは苦しかった。タイヤ的にもセッティング的にも逆の方へ向いてしまったと思っていて、そこは今後見直して次頑張りたい。タイヤは前半のバトルしている時、3周目くらいからもうグリップが落ちてきてしまって、そこが一番悔しかった。それで防戦一方になってしまった」

6位:26号車・村田悠磨(ZAP SPEED 10VED)

決勝6位の村田悠磨(ZAP SPEED 10V ED)

 「池内選手とはちょっとバトり過ぎたかな、という感じ。自分があまりペースよくなかったので抜いても抜き返されてしまって、ストレートでもスリップつかれたらすぐに抜かれてしまった。内田選手を追いかけたかったのだが、もうちょっとうまくレース展開を作れるようになって、次回はそうできる(前を追いかける)ようにしたいと思う」

表彰式

マスタークラスの表彰式

 2022年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズの次戦第4戦はややインターバルが開いて7月3日に開催。開幕3戦を全て鈴鹿からの遠征組に取られてしまったレギュラー陣としては、この期間を利用してどう巻き返しを図るか、モビリティリゾートもてぎにその答えを持ち寄らなければならない。

Text: Junichi SEKINE Photo: Kazuhiro NOINE

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