SUGO Champion Cup Race Series Rd.4 -RIJ- (2021/07/24) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 18 松本 武士 Volkswagen Golf GTI TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'27.984 - - 146.747
2 21 篠原 拓朗 Audi RS3 LMS Audi Team Hitotsuyama 1'28.230 0.246 0.246 146.338
3 19 ヒロボン CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'28.985 1.001 0.755 145.096
4 97 三浦 愛 Honda CIVIC TCR DOME RACING 1'29.036 1.052 0.051 145.013
5 65 加藤 正将 Audi RS3 LMS Audi Team Mars 1'30.276 2.292 1.240 143.021
6 17 鈴木 建自 Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'30.579 2.595 0.303 142.543
7 55 Mototino Honda CIVIC TCR 55MOTO RACING 1'30.967 2.983 0.388 141.935
8 71 大山 正芳 >Honda CIVIC TCR ダイワN通商アキランドCIVIC 1'31.694 3.710 0.727 140.810
---- 以上基準タイム(110% - 1'36.782)予選通過 ----
フォーミュラリージョナル・ジャパニーズ選手権は27日、岡山国際サーキットで第3戦の決勝を行い、ポールポジションからスタートした片山義章(OIRC)が一時順位を落とすも挽回し、3連勝を飾った。
第3戦は午後2時40分に14台(うち7台はマスタークラス)が参加してフォーメーションラップが始まった。午後からは一時日も差すようになり、気温も上昇気味で路面は完全なドライコンディションとなった。
スタートでは予選2位の塩津佑介(Power s MP F111)が素晴らしい蹴り出しで、ポールシッターの片山義章(OIRC)の横をすり抜け、1コーナーまでにトップに立つ。片山は2位に落ち、3位には予選3位の古谷悠河(TOM'S YOUTH)が続く。3位には同4位のルッカ・アレン(Sutekina Racing)が上がり、4位に同3位の三浦愛(ARTA F111/3)が、5位にマスタークラスポールポジションの田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)が、6位に伊藤鷹志(RiseUP F111/3MT)が続く。
オープニングラップのバックストレートでは三浦がアレンに並びかけ、続くヘアピンでインから仕掛けるが、この2台は軽く接触。アレンはスピンして大きく遅れ、三浦も田中にパスされ5位に落ちた。
トップに立った塩津だったが、背後には片山が迫ってきた。塩津は8周目まで片山を抑えていたが、9周目のバックストレートでは片山が塩津に急接近、ヘアピンでは片山がインから前に出てトップに立った。
2位に落ちた塩津には今度は3位の古谷が近づく。10周目の2コーナーでは、ペースの上がらない塩津を古谷がパスして2位に浮上。塩津は3位まで落ちた。
2位の古谷はトップに立った片山に狙いを定めて、2秒弱あった差を詰め始める。14周目にはこのレースのファステストラップをたたき出し、その差を1秒とするも、残り周回数も少なく、18周を回って片山が逃げ切り優勝した。片山は岡山ラウンド3戦3勝で、開幕戦を完全制覇した。
2位には古谷が入った。3位に落ちた塩津は上位2台に付いていくことができず、田中を4周目にパスし4位に上がった三浦に迫られるが、その差は大きく3位のポジションを守ったままゴールを迎えた。4位には三浦が、5位には伊藤鷹志(RiseUP F111/3MT)が入った。
5位でマスタークラストップに付けていた田中は、スタート手順違反でペナルティーを受けたばかりか、13周目にはリボルバーでコースアウトし、レースを終えた。これで同クラストップに立ったのはDRAGON(B-MAX ENGINEERING FRJ)で、背後に迫る今田信宏(B-MAX ENGINEERING FRJ)を終始押さえきり、クラス優勝を飾った。同クラス2位には今田が、同3位にはTAKUMI(B-MAX ENGINEERING FRJ)が入った。
第4-6戦は、スポーツランドSUGOに舞台を移し8月22日、23日に開催される予定だが、鈴鹿で行われるスーパーGTとバッティングしているため日程変更の可能性もあるようだ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorpsorts Forum
OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2021/06/27) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 6 片山 義章 OIRC KATAYAMA YOSHIAKI 18 26'27.528 - -
2 28 古谷 悠河 TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH 18 26'28.320 0.792 0.792
3 87 塩津 佑介 Power s MP F111 YOUSUKE SHIOTSU 18 26'36.362 8.834 8.042
4 8 三浦 愛 ARTA F111/3 Super License 18 26'39.827 12.299 3.465
5 22 伊藤 鷹志 RiseUP F111/3MT RaiseUP MotroSports 18 26'55.009 27.481 15.182
6 30 M 1 DRAGON B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 18 27'06.080 38.552 11.071
7 27 M 2 今田 信宏 B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 18 27'06.407 38.879 0.327
8 96 M 3 TAKUMI B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 18 27'20.533 53.005 14.126
9 34 M 4 三浦 勝 CMS F111 CMS motor sports project 18 27'27.266 59.738 6.733
10 1 ルッカ・アレン Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 18 27'31.163 1'03.635 3.897
11 7 M 5 畑 亨志 Super License Super License 18 27'32.871 1'05.343 1.708
12 11 M 6 植田 正幸 Rn-sports F111/3 Rn-sports 17 27'43.724 1Lap 1Lap
13 45 辻子 依旦 PONOS Racing PONOS Racing 16 26'54.972 2Laps 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ----
- *39 M - 田中 優暉 ASCLAYIndサクセスES ASCLAY SACCESS ES 12 18'11.414 6Laps 4Laps
Fastest Lap: CarNo.28 古谷悠河(TOM'S YOUTH) 1'27.313 (14/18) 152.678km/h
CarNo.39は、2021フォーミュラリージョナル選手権統一規則書第31条7.(スタート手順違反)により、決勝結果に10秒を加算した。
第1戦ポールポジション 塩津佑介(YOUSUKE SHIOTSU)
「今週初めてこのクルマに乗ってつかむまでは時間がかかったんですが、メカさんの支えもあって昨日の最後の練習セッションはトップタイムでした。クルマにもドライビングにも自信を持っていたので、ポールは取れると思っていました。1回目は想定したアタックラップでトラフィックでタイムを伸ばせなくて、1回クールダウンをを入れて再アタックしたらタイムが上がったので良かったです。2回目はガソリンを攻めたら想定より減ってしまって、アタックラップ中にガス欠でタイムを出せませんでした。2年前はFIA-F4で、去年からスーパー耐久のST-Zクラスに乗っています。参戦もいきなり決まり、2年ぶりのフォーミュラカーで感覚を取り戻しながらすすめていました。スーパー耐久でスキルも上がり、それを証明でき、自信になりました。決勝は強敵揃いですが、自分を信じて戦いたいと思います。出場は開幕戦だけです。本当は出たいんですが今後の状況によります」
第2,3戦ポールポジション 片山義章(KATAYAMA YOSHIAKI)
「1回目はヘアピンとダブルヘアピンでシフトダウンができないのが何周か続いて、タイムが出ませんでした。それがなければ(PPが)取れたんじゃないかと思います。2回目は手前からブレーキングをしてやさしく走りました。もうちょっと攻められたと思いますがなんとかポールを取れました。不完全でしたがコースレコードを取れたので良かったです。決勝は初めてのリージョナルのスタートなので、どうすればいいのかまだつかめてなくて、レースを重ねてつかんでいこうと思っています。安全にスタートしてセクター1,2が速いし、抜けるクルマだと聞いているので、冷静に抜いていこうと思っています。今年はスポット参戦です。本当は全部出たいんですが、GTも走っているし、スポンサーの件もあって難しいです。スポンサー募集中です」
第1~3戦マスタークラスポールポジション 田中優暉(ASCLAY SACCESS ES)
「チームにいいクルマに仕上げてもらい乗りやすかったです。理想通りの走りができ喜んでいます。GT300に乗っていますが、その前はJAF F4に乗っていて、もともとフォーミュラカーの方が好きで運転が楽しいです。鈴鹿やここ岡山も何度か練習していましたし、ニスモの平峰一貴選手のアドバイスも受けていました。決勝は初めてなのでどうなるか分かりませんが、スピンしないように丁寧に走ります。全部出たいんですが、次戦はGTとかぶってますし、仕事の都合もあるのでわかりません。でもチャンピオンを目指したいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
フォーミュラリージョナル・ジャパニーズ選手権は26日、岡山国際サーキットで第1戦、第3戦の公式予選を行い、第1戦は塩津佑介が、第3戦は片山義章がポールポジションを獲得した。
いよいよ今シーズンのフォーミュラリージョナルが岡山国際サーキットで開幕した。運営がスーパー耐久機構(STO)からニューパシフィックスポーツマーケティング(NPSM)に変更され、WECのサポートレースとなった富士ラウンド以外は各サーキットの地方選として14戦が開催される。この開幕戦は昨シーズン最大だった開幕戦の13台を上回る14台が参戦し、うち、ジェントルマンドライバーで争われるマスタークラスは7台がエントリーした。
予選は2回に分けて行われ、第1戦のグリッドは1回目のベストタイムで、第3戦のグリッドは1回目のセカンドベストタイムで、第2戦のグリッドは2回目のベストタイムで決定される。
1回目の公式予選は午前9時20分より15分間。天候は曇りで風もほとんどなく過ごしやすい中、14台がコースインして始まった。
各ドライバー、ウオームアップを3周ほど行い、4周目あたりからアタックが始まる。まずは5周目に三浦愛(ARTA F111/3)が1分27秒346でトップに立つ。これを上回ってきたのは、塩津佑介(Power s MP F111)で26秒513でトップに立つ。「前を空けたかった」と遅めにコースインした片山義章(OIRC)も27秒187で2位に浮上した。
さらに、シフトにトラブルを抱えながらも片山がタイムを縮め1分26秒424でトップに立つ。しかし最終的には塩津がこれを上回る26秒089をたたきだし、ポールポジションを決めた。2位には片山が入った。
3位には古谷悠河(TOM'S YOUTH)が、4位には三浦愛(ARTA F111/3)が、5位にはルッカ・アレン(Sutekina Racing)が、6位にはマスタークラストップの田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)が続いた。
セカンドベストタイムで決まる第3戦のグリッドは、ポールポジションは片山、2位に塩津、3位に古谷、4位にに三浦、5位にアレン、6位にマスタークラストップの田中となっている。
第1戦決勝は本日26日午後2時30分より18周で、第3戦決勝は明日27日午後2時40分より18周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2021/06/26) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 岡山国際サーキット 3.703km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 6 片山 義章 OIRC KATAYAMA YOSHIAKI 1'26.158 - - 154.725
2 87 塩津 佑介 Power s MP F111 YOUSUKE SHIOTSU 1'26.276 0.118 0.118 154.513
3 28 古谷 悠河 TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH 1'26.732 0.574 0.456 153.701
4 8 三浦 愛 ARTA F111/3 Super License 1'26.909 0.751 0.177 153.388
5 1 ルッカ・アレン Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 1'27.574 1.416 0.665 152.223
6 39 M 1 田中 優暉 ASCLAYIndサクセスES ASCLAY SACCESS ES 1'27.981 1.823 0.407 151.519
7 22 伊藤 鷹志 RiseUP F111/3MT RaiseUP MotroSports 1'28.018 1.860 0.037 151.455
8 27 M 2 今田 信宏 B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 1'28.138 1.980 0.120 151.249
9 30 M 3 DRAGON B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 1'28.356 2.198 0.218 150.876
10 11 M 4 植田 正幸 Rn-sports F111/3 Rn-sports 1'28.784 2.626 0.428 150.149
11 7 M 5 畑 亨志 Super License Super License 1'28.875 2.717 0.091 149.995
12 96 M 6 TAKUMI B-MAX ENGINEERING FRJ B-MAX ENGINEERING 1'29.127 2.969 0.252 149.571
13 34 M 7 三浦 勝 CMS F111 CMS motor sports project 1'29.232 3.074 0.105 149.395
14 45 辻子 依旦 PONOS Racing PONOS Racing 1'31.926 5.768 2.694 145.017
---- 以上基準タイム予選通過 ----
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は20日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で決勝を行い、予選3位からスタートした上野大哲(SACCESS RACING ES)が最終ラップで岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)をパスし、スーパーFJ初優勝を飾った。
決勝は午後12時25分より10周で行われた。スタート時は青空も広がり汗ばむほどの陽気となった。フォーメーションラップで予選14位の髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)がストップしたため23台がグリッドに付きスタートが切られた。
無難なスタートを決めてトップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)で、2位には予選2位の佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が続く。同3位の上野大哲(SACCESS RACING ES)はホイールスピンが多くスタートをミスしたが後方の同4位でチームメートの居附明利(SACCESS RACING)がストールしたため後ろが空き、3位の順位を守った。
4位には予選6位から八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が、5位には高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が、6位には森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)が続く。
2位でレースを始めた佐藤だったがセッティングが合わず序盤のペースが上がらない。2周目のシケインでは上野に並びかけられるもののなんとかこれを押さえる。しかし続くストレートから3周目の1コーナーでは上野にインからパスされ3位に落ちる。上野は2位に浮上。
トップに立った岡本は3周目には2位に上がった上野を1秒6離し、逃げ切り体制に入るかと思われたが、このあたりからエンジンが吹けない症状が出始めペースが上がらない。
2位の上野は、エンジンの症状が徐々に悪化し始めた岡本との差を徐々に詰め、6周目に1秒を切ると、7周目からはテールトゥノーズの争いとなる。
上野は西コースで何度も岡本に並びかけるが、岡本もなんとか上野を押さえきり、9周目まではトップを死守。しかし、最終ラップのスプーンで岡本は立ち上がりでマシンのスピードが乗らず失速。バックストレッチで岡本に並びかけた上野は130Rまででトップに浮上。このまま逃げ切りうれしいスーパーFJ初優勝を飾った。
2位には岡本が、3位には佐藤が、4位には八巻が、5位には高木が、6位には森山が入った。
第4戦のグリッドは第3戦の結果で決められ、トップ6がリバースグリッドとなる。これによりポールポジション位置からは森山がスタート。以下、高木、八巻、佐藤、岡本、上野の順となる。
第4戦は午後4時55分よりこのレースより2周多い12周で行われる。このレースで上位に入ったドライバーがどこまで巻き返えすかに注目だ。
優勝 上野大哲(SACCESS RACING ES)
「スタートではタイヤが空転してミスったんですが、チームメート(居附明利)がストールして、前の3台だけのバトルになりました。プッシュしてタイムアップを考えながら走っていました。佐藤選手を1コーナーで抜いて岡本選手と接戦になりました。岡本選手は、ヘアピン立ち上がりとか西コースが苦しそうだったので、S字で離れないように頑張っていました。何回か横に並んで抜けるタイミングはあったんですが、見せるだけで、最後の最後に合わせるように走っていました。スプーンの立ち上がりで岡本選手が失速したのでそこで抜くことができました。次は予選で2回スピンしたタイヤを履くのでタイム的に不安ですが、ペースはいいので前だけ見ていこうと思います」
2位 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
「スタートを無難に決めて1周目から逃げ切り体制に持ち込めそうな気配だったんですが、3周目あたりからエンジンが吹けない症状が出始めて、上野選手に追いつかれました。それでも耐えていたんですが、最終ラップのスプーンではクルマが全く進まない状態で、ブロックができる速度差でもなかったので、これは無理だと思いました。しょうがないですね。エンジンの症状は最初はヘアピンでしか出てなかったんですが、周を重ねるごとに全コーナーの脱出で吹けなくなりました。この手の症状は原因がわからないことが多いので次のレースは厳しいかも知れません」
3位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)
「ウォームアップからペースが上がりませんでした。タイヤがたれる予想をしたセットだったんですが、思いのほかたれなくて完全にグリップ不足でした。スタートから数周を過ぎたあたりからは岡本選手と同じペースでしたので、最初の数周が課題ですね。上野選手とシケインでやりあったりで離れてしまったので、あれがなければレースにはなっていたと思います。次は5時前なので気温も下がるしセットを考え直します。勝つ勢いで行きたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 38 上野 大哲 SACCESS RACING ES MYST KK-S2 10 22'51.470 - -
2 8 岡本 大地 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 10 22'51.839 0.369 0.369
3 56 佐藤 巧望 MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 10 22'54.262 2.792 2.423
4 88 八巻 渉 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 10 22'57.320 5.850 3.058
5 61 高木 悠帆 MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 10 22'59.740 8.270 2.420
6 87 森山 冬星 DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 10 23'00.673 9.203 0.933
7 68 冨田 自然 MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 10 23'07.417 15.947 6.744
8 39 居附 明利 SACCESS RACING MYST KK-S2 10 23'07.922 16.452 0.505
9 11 三島 優輝 Rn-Sports制動屋KKSII MYST KK-S2 10 23'09.694 18.224 1.772
10 15 小松 響 Rn-sports・OKABE・KKSII MYST KK-S2 10 23'11.383 19.913 1.689
11 21 太田 浩 ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 10 23'14.152 22.682 2.769
12 81 佐藤 樹 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 10 23'14.426 22.956 0.274
13 51 岸本 尚将 Tamayura Athle ABBEY KKSII MYST KK-S2 10 23'20.261 28.791 5.835
14 69 鶴岡 秀麿 MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2 MYST KK-S2 10 23'21.278 29.808 1.017
15 33 伊藤 慎之典 テイクファースト&チャリ走! 10V TOKYO R&D RD10V 10 23'21.440 29.970 0.162
16 55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII TOKYO R&D RD10V 10 23'23.443 31.973 2.003
17 79 三瓶 旭 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 10 23'25.472 34.002 2.029
18 86 木村 龍祐 制動屋CF亜衣KK-S2 MYST KK-S2 10 23'37.353 45.883 11.881
19 59 松田 大輝 K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 10 23'40.071 48.601 2.718
20 9 上吹越 哲也 FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 10 23'47.939 56.469 7.868
21 54 山田 健 nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V 10 24'14.287 1'22.817 26.348
22 24 碓井 剛 C.O.B-KART MYST KK-S2 10 24'23.800 1'32.330 9.513
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
- 0 夕田 大助 LAPS MYST KK-S2 1 3'02.619 9Laps 9Laps
- 7 髙口 大将 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 0 - 10Laps 1Lap
Fastest Lap: CarNo.38 上野大哲(SACCESS RACING ES) 2'16.180 (6/10) 153.512km/h
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は20日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で公式予選を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が開幕から3連連続でポールポジションを獲得した。
予選を中止に追い込んだ昨日の雨も上がり鈴鹿上空には早朝より青空が広がった。路面にウェットパッチが残るなか午前8時、24台が参加して20分間の公式予選が始まった。
序盤、予選をリードしたのは上野大哲(SACCESS RACING ES)。徐々にタイムを上げ4周目には2分16秒357をたたき出し、ここまでリーダーに君臨。しかし5周目には開幕から2連勝中の岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が15秒605で一気にトップに立つ。2位には佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が15秒985で上がり、上野は3位に落ちた。
ここから各ドライバータイムが伸び悩む。今シーズンのタイヤはたれが早く思ったよりタイム更新ができない。結局、岡本がこのタイムで今シーズン開幕から3戦連続でポールポジションを決めた。佐藤もタイムアップならずこのままのタイムで2位に入った。
上野は1コーナーとダンロップで2度のコースアウトを喫するもののタイムを2分16秒175まであげたが、順位は変わらず3位で予選を終えた。
4位には前回初参戦でいきなり予選3位に入った居附明利(SACCESS RACING)が付け、5位には高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が、6位にはベテランの八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が入った。
ポールの岡本は「このタイムはスリップを使ったもの。佐藤とは実質的にタイム差はないと思う」と述べ、佐藤も「ベストタイムは完璧なアタックではなかった」といい、両者とも決勝はどちらかが逃げ切ることはないだろうと語った。
第3戦決勝は午後12時25分より10周で争われる。岡本の3連勝なるか、佐藤が初優勝を飾るのかに注目したい。「決勝は落ち着いてレースをしたい」という3位の上野、その背後のルーキー居附にも注目だ。
Text: Yosshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/06/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 8 岡本 大地 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 2'15.605 - - 154.162
2 56 佐藤 巧望 MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 2'15.985 0.380 0.380 153.732
3 38 上野 大哲 SACCESS RACING ES MYST KK-S2 2'16.175 0.570 0.190 153.517
4 39 居附 明利 SACCESS RACING MYST KK-S2 2'16.583 0.978 0.408 153.059
5 61 高木 悠帆 MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 2'16.653 1.048 0.070 152.980
6 *88 八巻 渉 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 2'16.805 1.200 0.152 152.810
7 87 森山 冬星 DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 2'16.868 1.263 0.063 152.740
8 *68 冨田 自然 MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 2'17.047 1.442 0.179 152.540
9 7 髙口 大将 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 2'17.066 1.461 0.019 152.519
10 15 小松 響 Rn-sports・OKABE・KKSII MYST KK-S2 2'17.318 1.713 0.252 152.239
11 11 三島 優輝 Rn-Sports制動屋KKSII MYST KK-S2 2'17.380 1.775 0.062 152.171
12 51 岸本 尚将 Tamayura Athle ABBEY KKSII MYST KK-S2 2'17.590 1.985 0.210 151.938
13 81 佐藤 樹 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 2'17.651 2.046 0.061 151.871
14 69 鶴岡 秀麿 MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2 MYST KK-S2 2'17.780 2.175 0.129 151.729
15 33 伊藤 慎之典 テイクファースト&チャリ走! 10V TOKYO R&D RD10V 2'17.851 2.246 0.071 151.651
16 21 太田 浩 ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 2'18.117 2.512 0.266 151.359
17 *55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII TOKYO R&D RD10V 2'18.392 2.787 0.275 151.058
18 79 三瓶 旭 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 2'18.692 3.087 0.300 150.731
19 86 木村 龍祐 制動屋CF亜衣KK-S2 MYST KK-S2 2'19.187 3.582 0.495 150.195
20 24 碓井 剛 C.O.B-KART MYST KK-S2 2'19.305 3.700 0.118 150.068
21 9 上吹越 哲也 FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 2'19.738 4.133 0.433 149.603
22 59 松田 大輝 K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 2'19.766 4.161 0.028 149.573
23 0 夕田 大助 LAPS MYST KK-S2 2'22.022 6.417 2.256 147.197
24 54 山田 健 nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V 2'22.077 6.472 0.055 147.140
---- 以上基準タイム(130% - 2'56.698)予選通過 ----
CarNo.88,55,68は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.2.c)(走路外走行)により、当該タイムを削除した。
CarNo.68は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第59条1)①(危険なドライブ行為)により、訓戒とした。
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は19日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で午後2時40分より公式予選を行う予定だったが、降り続く雨のため、予選は明日に順延された。
梅雨入りしたものの空梅雨が続いてた三重県地方だが、昨夕より降り出した雨は日付が変る未明には本降りとなり、ようやく梅雨本番を迎えた。
このため、午後2時40分より行われる予定だった公式予選は、降り続く雨のため、再三の延期の後、明日への順延が発表された。スーパーFJを含めてこの後4カテゴリーの予選が行われる予定だったため、現在、明日のスケジュールについてブリーフィングが行われている。
追記
上記の結果、スーパーFJ第3戦の予選は明日20日、午後8時から20分間、第3戦決勝は午後12時25分から10周、第4戦決勝は午後4時55分から12周と変更された。第4戦は第3戦の決勝結果の上位6台をリバースグリッドとして行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦決勝は5月23日(日)に筑波サーキットで開催され、66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)が連勝を飾った。
筑波としては3戦めにして今年初めて晴天の下でスーパーFJの決勝レースを迎えた。各チームは、パドックに並べられたマシンのコックピットに乗り込んだドライバーにパラソルを差しかけて日陰を作った下で最後の確認に余念がない。
12時20分に全車スリックタイヤでコースイン。ポールポジションの7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)を先頭にグリッドに整列するとフォーメーションラップが開始される。グリッドに戻った全車がクリーンスタートした。
スタートで本田の蹴り出しがやや弱く、2番手スタートの66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)が並走して第1コーナーに向けてアウトからかぶせにかかる。その後方ではペナルティで3番手スタートとなった52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)の初速が伸びず、4番手スタートの13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)が安田を出し抜くことに成功して3番手に浮上、本田の背後につけて第1コーナーに進入した。
この密集状態の中で接触があったか第1コーナーで本田がいきなりスピン。アウト側にいた野島はこれでトップに立ち、武者と安田が本田を回避する隙に6番手スタートの1号車・関根陽幹(オートルック☆10V)、7番手スタートの3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)がポジションアップに成功。秋山2位、3位関根、4位武者、5位安田の順で1周目を終えた。スピンした本田はすぐに再スタート、最下位から追走を開始する。
トップに立った野島は1周目から2位以下に差つけるとさらに加速、秋山をじわじわと引き離して3周目には2.816秒までギャップを築く。一方秋山の背後は0.36秒の差で関根、更に0.35秒の差で武者、と3台がテール・ツー・ノーズ状態で走っている。
5周目になると野島と秋山のギャップは3.67秒まで開き、関根は相変わらず0.36秒差で秋山の背後に張り付き、その0.42秒後ろの武者には安田が0.28秒差と迫って来た。武者と安田は6周目に攻防をくりひろげて安田が4位の座を奪い取る。武者はここからペースが上がらなくなり、7周目に73号車・下村剛司(SウィンズKENS2 ED)に、8周目にチームメイトの10号車・板野貴穀(ZAPムトウ・サービス10V)にそれぞれかわされて7位までポジションを落としてしまう。
1周目にスピンで最下位まで落ちた本田はファステストラップを出しながら9位まで順位を戻し、8位の91号車・澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)の後方につける。
折り返しの9周目を終えて野島と秋山のギャップは5.56秒まで拡大、関根は0.33秒差で追う秋山を攻めあぐねているように見え、その間に武者を仕留めた安田が差を詰めており、10周目には1分00秒247というこの日のファステストラップを叩き出して関根を0.27秒差と攻め立てる。2位グループの秋山~関根~安田の3台は4周にわたってテール・ツー・ノーズで走り、その間に野島は7秒以上前を行く独走状態となる。
2位争いをかき回したのは安田で15周目に3位関根の攻略に成功、この攻防の隙に0.62秒先行した秋山の追い上げを開始、16周目0.49秒差、17周目0.27秒差と終盤の2位争いを緊迫したものにして18周目、ファイナルラップに突入。各コーナーで秋山にゆさぶりをかけてチャンスを伺うとバックストレートで並びかけて最終コーナー出口でオーバーテイクに成功。秋山もメインストレートで追いすがったが0.18秒の差でフィニッシュラインを越えた。
野島は2位に8.89秒の大差をつけ優勝、大きく上げた手でVの字を作って連勝をアピールしながらチェッカードフラッグを受けた。終盤戦を盛り上げた安田はこれで3戦連続の2位。1周目から2位の座を守り続けてきた秋山だがファイナルラップの最終コーナーで陥落、3位となり、結果として第2戦と同じ顔ぶれが表彰台に上がった。1周目から最後までテール・ツー・ノーズ状態で秋山を追い続けた関根は0.13秒差で表彰台を逃した。
マスターズクラスは総合3位の秋山に続き、総合10位の46号車・本間隆史(MAT Racing 10VED)、総合11位の71号車・林寛樹(MURVゼンカイレーシングED)という順になった。
■決勝後のコメント
優勝 66号車・野島遼葵(Deep-R・10V・ED)
「(スタート直後の第1コーナーでは何があった?)(本田選手と)並んで入ったが、たぶんインに巻き込んでしまったのだと思う。それに後続も引っかかったが、あれで差がついて自分が描いていた通りの展開に持ち込めた。マシンの調子は予選よりもよかったが、まだ煮詰める余地がある。連勝できて嬉しい」
2位 52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)
「(最後の秋山選手との攻防は?)ちょっとギリギリだったが、秋山選手が(こちらを)見てラインを残してくれていたので、何とか入ることができた。(フィニッシュ後1コーナーでクラッシュした事について)元々ブレーキが怪しかったのだが、ブレーキが効かないところでシフトロックもしてしまいコーナーを(まっすぐ)行ってしまった。レース後でよかった。レース中だったら秋山選手とのバトルどころではなかった。(スタート直後に順位が下がったのは?)本田選手のスピンをインから避けるかアウトからか悩んでアウトに行った。どちらが正解かは分らないがそれで順位を落としたが、追い上げられたのでよかった。そうは言っても勝てなかったのは残念で、予選でのペナルティも反省して、次戦ことはポール・ツー・ウィンを飾りたい」
3位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)マスターズクラス1位
「(3位に落ちたのは)最終ラップの最終コーナー入口でやられた。バックストレートで完全に追いつかれてしまっていたので、もうブロックはしなかった。スタートはまず2台くらい抜いて、その後本田選手が回ったところでうまく前に出られた」
7位 13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)
「(ポジションダウンの原因は?)マシンではなくドライバーである自分自身の問題。レースウィークを通じてどうしたら自分が速くなるか明確にすることができなくて、そこが問題だった。ちゃんと速い走り方を見つけないといけない」
8位 7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)
「(スタート直後のスピンは?)スタート自体は普通で、外側に並ばれてイン側にラインを取った。そのままでは接触しそうで、さらにイン側に逃げようとしたら、縁石か何かに当たったのか、回ってしまった。もっと強気に出る事もできたが、それで当たったら元も子もないので回避した。(その後いいペースで走れていたが?)ラップタイム的にはトップとそん色なかったし、予選もフロントロウが狙えることが分かってきたので、次は普通にポールポジションを取って、リラックスした状態で決勝を迎えたい」
2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦は8月1日(日)に開催される。連勝でポイントを大きく伸ばした野島を誰が止めるか注目される。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦予選が5月23日(日)に筑波サーキットで開催され、ここまで連続ポールポジションを獲得している52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)がトップタイムをマークしたが、ペナルティでグリッド降格。代わって2番手だった7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)が自身初のポールポジションを獲得した。
風が強く5月とは思えない寒さだった練習日とは打って変わって薄曇りながら暖かな予選の朝を迎え、第1戦/第2戦からの継続エントリーが12台あったスーパーFJは1台が出走取消。11台で予選を戦った。
午前8時40分から20分間の予選が開始。コースは一部に湿った箇所があるがほぼドライコンデイション、前回優勝でポイントランキング首位の66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)を先頭に全車がスリックタイヤでコースイン。
まずは残り17分時点で野島が1分00秒652でトップに立ち、安田が0.123秒の差で2番手につける。安田は次の周回で59秒981と59秒台にタイムを入れてトップに立つと、59秒896→59秒779とタイムを削りその座をキープ。野島も59秒995と1分を切るが安田を上回れず、残り13分のタイミングで本田が59秒962をマークして2番手に浮上する。
勢いに乗る本田は次の周回で59秒718と安田を上回るタイムを出しトップを奪うが、安田はすかざず59秒573を出してこれを逆転、本田も59秒623を出すが0.05秒及ばない。そして第1戦でデビュー戦ながら予選でトップタイムを出した13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)59秒786で3番手に躍り出て野島は4番手へドロップ。
残り10分となった時点で安田は59秒490とさらにタイムを刻み本田に差をつけ、野島も59秒758と武者を逆転、3番手に戻す。4番手武者の後ろには1号車・関根陽幹(オートルック☆10V)、マスターズクラストップの3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)が続いている。
安田は59秒467までタイムを縮めてトップの座を確実なものにし、本田は残り2分のタイミングで59秒524と0.057秒差まで詰めたが及ばず2番手。野島、武者の順位も入れ替わらない中で、終盤順位を上げたのは73号車・下村剛司(SウィンズKENS2 ED)。59秒814で5番手となり、関根、秋山は6番手、7番手に下がった。マスターズクラスで秋山に続く2番手は、71号車・林寛樹(MURBゼンカイレーシングED)で全体10番手だった。
これで安田の3戦連続ポールポジションが決まったかに思われたが、走路外走行が2か所あり、2グリッドの降格が裁定され3番手へダウン。本田が繰り上がりでポールポジションを獲得、野島2番手でフロントロウが確定した。
■予選後のコメント(予選終了直後のもの)
ポールポジション 7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)59秒524 トップと0.057秒差
「(予選終了直後)トップ行けるかと思ったのだが、最後のアタックで回ってしまっていたクルマがいて、そこでタイムロスしてしまった。いい感じで走れていたのでそこが悔しい。それでもトップとコンマ1くらいの差で、毎ラップその差を保持できていたので、レースになればいい感じに戦えるのではないかと思う。スタートで抜かしたい。(52号車がコントロールタワーに呼出されているので順位が入れ替わるかも)もしポールポジションからのスタートであれば、普通にスタートを切って1コーナーに入っていければ抜かれる事はないと思うので、無理はしないが頑張りたい」
2位 66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)59秒758 トップと0.291秒差
「(予選終了直後)3番手は悔しい。マシンの感触は問題ないが1コーナーと第1ヘアピンでミスが多く、第1セクターが全くまとまらなかった。昨日の練習走行ではずっとユーズドタイヤで走っていて、新品タイヤでタイムを出しに行くタイミングが掴めずに終わってしまった感じ。決勝はスタートで前に出て押さえて行くしかいない」
3位 52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)59秒248
「(降格確定後)2グリッドの降格、3番手スタートになった。(こういうペナルティは)初めてだが攻めて走ったが故ではある。今後気を付けて次戦以降はないようにしたい。決勝は3番手でアウト側からのスタートにはいいイメージがあるので、気持ちを切り替えて頑張る」
4位 13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)59秒788 トップと0.321秒差
「(予選後ずいぶん話し込んでいたが?)このタイムはすごく不満。レースウィークに入ってからタイムが上がらなくて59秒にすら入っていなかった。今日はやっと59秒台が出せたがトップとはコンマ3秒も離れている。この後監督とデータロガーなどでどこか悪いか調べて、決勝までに修正していきたい。マシンというより自分自身の問題で、路面コンディションに合わせたドライビングができていないので、そこを改善しなければ」
決勝は12時30分スタート予定。予選後の各車のタイヤを観察して回っていたヨコハマタイヤの方の話では、トップタイムの安田のタイヤは非常にきれいに使われおり熱入れも早そうだが本田の方は熱入れに時間がかかった印象、また野島のタイヤは温度にバラつきがある様だとの事。
気温、路面温度ともに上昇が予想される決勝ではこの差がどこかに出るかも注目だ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第3戦「NAPAC富士SUPER TEC24時間レース」が22~23日に静岡県の富士スピードウェイで行われ、24時間を走りきった81号車・DAISHIN GT3 GT-Rが総合優勝を飾った。
24時間レースは22日の午後3時、51チームが参加してフォーメーションラップが始まった。昨日の予選が中止になった荒天から天候も回復。予選が行われなかったためポイントランキング順でスタートが切られた。
7チームが参加したST-Xクラスはサバイバルレースとなった。22日午後5時過ぎには777号車・D'station Vantage GT3がクラッシュ。序盤からトップを快走していたのは290号車・Floral UEMATSU FG 720S GT3だったが日付が変わった23日午前1時過ぎ電気系トラブルでストップ。31号車・LEXUS RCF GT3は夜明け前にマシンから出火。早朝には999号車・CARGUY NSX-GT3がタイヤが外れストップと各チームにトラブルが襲う。
この中で生き残ったのは81号車・DAISHIN GT3 GT-R。290号車のトラブルでトップに立つと残りの半日以上を大きなトラブルも無く快走。今年の24時間レースを制した。
10チームが参加したST-Zクラスは序盤から20号車・SS/YZ Studie BMWがリード。日付が変わる前に3号車・ENDLESS AMG GT4がトップに立つと、そのまま優勝。総合でも3位に入った。
水素エンジン車の参戦で注目を浴びたST-Qクラスだが、そのMORIZOことトヨタ自動車社長・豊田章男氏がドライブしたのが32号車・ORC ROOKIE Corolla H2 concept。水素での走行可能な1スティントが短く、35回ものピットストップを行い358周をまわり見事完走、レース初参戦の水素エンジン車に新たな歴史を刻んだ。なお、トップでゴールしたのは28号車・ORC ROOKIE Racing GR SUPRAだったが、このクラスは賞典外で順位認定はされない。
2チームが参加したST-TCRクラスは序盤から75号車・おとぎの国CIVIC TCRが独走していたが、折り返し前にトラブルで後退。97号車・Racer Hondaカーズ桶川CIVICが優勝した。
3チームが参加したST-1クラスは序盤からトップを快走していた2号車・シンティアムアップルKTMが逃げ切りそのまま優勝。総合でも2位に入った。
7チームが参加したST-2クラスは、225号車・KTMS GR YARIS、59号車・DAMD MOTUL ED WRX STIがトップに顔を出すが、最終的には23日正午前にトップに立った7号車・新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10が優勝した。
6チームが参加したST-3クラスは序盤トップに立っていた52号車・埼玉トヨペットGBクラウンRSが日付が変わる前にトラブルで後退、代わってトップに立った62号車・HELM MOTORSPORTS RC350がそのまま逃げ切り優勝した。
3チームが参加したST-4クラスは23日午前中まで884号車・林テレンプSHADE RACING 86がトップを快走していたが、逆転した18号車・Weds Sport 86が優勝した。
12チームの最大勢力となったST-5クラスは、66号車・odula TONE MOTULロードスターと456号車・odula Start5 Roadsterのチームメート同士の一騎打ちとなった。最終的には24時間を走って0秒210の僅差で逃げ切った456号車が優勝した。
第4戦は8月1日に大分県のオートポリスに舞台を移し5時間レースとして開催される。
Text: Yosinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2021/05/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 *52 安田 航 Fガレージ&SウインズSII MYST KK-S2 0'59.467 - - 123.800
2 7 本田 千啓 オートルック☆モダン☆10V TOKYO R&D RD10V 0'59.524 0.057 0.057 123.681
3 66 野島 遼葵 Deep-R・10V・ED TOKYO R&D RD10V 0'59.758 0.291 0.234 123.197
4 13 武者 利仁 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 0'59.788 0.321 0.030 123.135
5 73 下村 剛司 SウィンズKENS2 ED MYST KK-S2 0'59.814 0.347 0.026 123.082
6 1 関根 陽幹 オートルック☆10V TOKYO R&D RD10V 0'59.868 0.401 0.054 122.971
7 3 M 1 秋山 健也 スーパーウインズKKS・ED MYST KK-S 1'00.035 0.568 0.167 122.628
8 10 板野 貴毅 ZAPムトウ・サービス10V TOKYO R&D RD10V 1'00.045 0.578 0.010 122.608
9 91 澤井 良太朗 ELEVレーシングドリームED TOKYO R&D RD10V 1'00.265 0.798 0.220 122.160
10 71 M 2 林 寛樹 MURBゼンカイレーシングED MYST KK-S2 1'00.862 1.395 0.597 120.962
11 46 M 3 本間 隆史 MAT Racing 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'00.968 1.501 0.106 120.752
---- 以上基準タイム(130% - 1'17.457)予選通過 ----
- 11 Rocky オートルックRocky TOKYO R&D RD10V absence - - -
CarNo.52は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.違反(走路外走行2回)により、2グリッド降格とする。
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 81 ST-X 1 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 763 24:01'19.018 - -
2 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 728 24:02'48.000 35Laps 35Laps
3 3 ST-Z 1 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 724 24:02'50.979 39Laps 4Laps
4 20 ST-Z 2 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 723 24:01'33.987 40Laps 1Lap
5 777 ST-X 2 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 721 24:01'54.500 42Laps 2Laps
6 500 ST-Z 3 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 720 24:01'40.427 43Laps 1Lap
7 885 ST-Z 4 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 717 24:02'14.844 46Laps 3Laps
8 108 ST-Z 5 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 709 24:02'44.694 54Laps 8Laps
9 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 705 24:01'57.583 58Laps 4Laps
10 290 ST-X 3 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 698 24:01'21.751 65Laps 7Laps
11 62 ST-3 1 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 695 24:02'06.528 68Laps 3Laps
12 8 ST-1 3 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 695 24:02'47.106 68Laps 40.578
13 999 ST-X 4 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 693 24:01'41.004 70Laps 2Laps
14 41 ST-3 2 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 687 24:02'40.919 76Laps 6Laps
15 15 ST-3 3 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 685 24:02'10.441 78Laps 2Laps
16 244 ST-3 4 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 680 24:02'10.408 83Laps 5Laps
17 7 ST-2 1 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 673 24:02'55.643 90Laps 7Laps
18 39 ST-3 5 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 670 24:02'40.973 93Laps 3Laps
19 33 ST-X 5 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 667 24:01'55.964 96Laps 3Laps
20 24 ST-2 2 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 663 24:01'56.133 100Laps 4Laps
21 18 ST-4 1 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 646 24:02'19.485 117Laps 17Laps
22 59 ST-2 3 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 645 24:01'31.084 118Laps 1Lap
23 97 ST-TCR 1 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 635 24:02'16.110 128Laps 10Laps
24 884 ST-4 2 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 631 24:01'24.807 132Laps 4Laps
25 456 ST-5 1 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 631 24:01'43.996 132Laps 19.189
26 66 ST-5 2 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 631 24:01'44.206 132Laps 0.210
27 88 ST-5 3 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 629 24:02'40.366 134Laps 2Laps
28 22 ST-Z 6 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 627 24:02'11.805 136Laps 2Laps
29 6 ST-2 4 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 626 24:02'55.739 137Laps 1Lap
30 17 ST-5 4 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 625 24:02'43.540 138Laps 1Lap
31 4 ST-5 5 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 625 24:03'16.047 138Laps 32.507
32 75 ST-TCR 2 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 622 24:02'17.384 141Laps 3Laps
33 37 ST-5 6 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 617 24:02'26.374 146Laps 5Laps
34 72 ST-5 7 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 613 24:01'35.325 150Laps 4Laps
35 103 ST-5 8 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 609 24:03'20.259 154Laps 4Laps
36 310 ST-4 3 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 608 24:03'17.979 155Laps 1Lap
37 30 ST-Z 7 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 601 24:02'55.230 162Laps 7Laps
38 56 ST-2 5 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 596 24:02'17.916 167Laps 5Laps
39 67 ST-5 9 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 577 24:02'13.302 186Laps 19Laps
40 505 ST-Z 8 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 566 24:02'05.126 197Laps 11Laps
41 52 ST-3 6 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 512 24:02'03.261 251Laps 54Laps
42 47 ST-Z 9 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 506 24:01'54.547 257Laps 6Laps
43 50 ST-5 10 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 496 24:02'29.580 267Laps 10Laps
44 222 ST-5 11 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 491 24:02'54.489 272Laps 5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 28 ST-Q - ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 650 24:01'53.171 113Laps -159Laps
- 225 ST-2 - KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 503 17:42'07.351 260Laps 147Laps
- 9 ST-X - MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 473 24:02'20.495 290Laps 30Laps
- 78 ST-5 - LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 427 18:52'33.126 336Laps 46Laps
- 32 ST-Q - ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 358 24:01'53.028 405Laps 69Laps
- 31 ST-X - LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 333 13:41'55.944 430Laps 25Laps
- 743 ST-2 - Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 289 24:01'53.304 474Laps 44Laps
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 81 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 763 24:01'19.018 - -
2 777 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 721 24:01'54.500 42Laps 42Laps
3 290 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 698 24:01'21.751 65Laps 23Laps
4 999 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 693 24:01'41.004 70Laps 5Laps
5 33 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 667 24:01'55.964 96Laps 26Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 9 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 473 24:02'20.495 290Laps 194Laps
- 31 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 333 13:41'55.944 430Laps 140Laps
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 3 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 724 24:02'50.979 - -
2 20 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 723 24:01'33.987 1Lap 1Lap
3 500 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 720 24:01'40.427 4Laps 3Laps
4 885 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 717 24:02'14.844 7Laps 3Laps
5 108 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 709 24:02'44.694 15Laps 8Laps
6 22 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 627 24:02'11.805 97Laps 82Laps
7 30 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 601 24:02'55.230 123Laps 26Laps
8 505 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 566 24:02'05.126 158Laps 35Laps
9 47 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 506 24:01'54.547 218Laps 60Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 97 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 635 24:02'16.110 - -
2 75 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 622 24:02'17.384 13Laps 13Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
- 28 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 650 24:01'53.171 - -
- 32 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 358 24:01'53.028 292Laps 292Laps
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 2 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 728 24:02'48.000 - -
2 38 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 705 24:01'57.583 23Laps 23Laps
3 8 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 695 24:02'47.106 33Laps 10Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 7 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 673 24:02'55.643 - -
2 24 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 663 24:01'56.133 10Laps 10Laps
3 59 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 645 24:01'31.084 28Laps 18Laps
4 6 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 626 24:02'55.739 47Laps 19Laps
5 56 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 596 24:02'17.916 77Laps 30Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 225 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 503 17:42'07.351 170Laps 93Laps
- 743 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 289 24:01'53.304 384Laps 214Laps
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 62 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 695 24:02'06.528 - -
2 41 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 687 24:02'40.919 8Laps 8Laps
3 15 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 685 24:02'10.441 10Laps 2Laps
4 244 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 680 24:02'10.408 15Laps 5Laps
5 39 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 670 24:02'40.973 25Laps 10Laps
6 52 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 512 24:02'03.261 183Laps 158Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 18 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 646 24:02'19.485 - -
2 884 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 631 24:01'24.807 15Laps 15Laps
3 310 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 608 24:03'17.979 38Laps 23Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 456 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 631 24:01'43.996 - -
2 66 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 631 24:01'44.206 0.210 0.210
3 88 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 629 24:02'40.366 2Laps 2Laps
4 17 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 625 24:02'43.540 6Laps 4Laps
5 4 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 625 24:03'16.047 6Laps 32.507
6 37 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 617 24:02'26.374 14Laps 8Laps
7 72 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 613 24:01'35.325 18Laps 4Laps
8 103 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 609 24:03'20.259 22Laps 4Laps
9 67 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 577 24:02'13.302 54Laps 32Laps
10 50 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 496 24:02'29.580 135Laps 81Laps
11 222 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 491 24:02'54.489 140Laps 5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 78 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 427 18:52'33.126 204Laps 64Laps
Fastest Lap: CarNo.81 DAISHIN GT3 GT-R(GTNET MOTOR SPORTS) 1'40.357 (454/763) 163.684km/h
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) After 18 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 81 ST-X 1 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 572 18:01'55.522 - -
2 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 543 18:01'58.152 29Laps 29Laps
3 3 ST-Z 1 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 541 18:01'53.479 31Laps 2Laps
4 20 ST-Z 2 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 537 18:01'59.248 35Laps 4Laps
5 500 ST-Z 3 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 536 18:01'40.319 36Laps 1Lap
6 999 ST-X 2 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 534 18:01'13.700 38Laps 2Laps
7 885 ST-Z 4 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 534 18:01'24.381 38Laps 10.681
8 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 530 18:01'39.721 42Laps 4Laps
9 777 ST-X 3 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 529 18:01'29.668 43Laps 1Lap
10 108 ST-Z 5 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 528 18:01'23.212 44Laps 1Lap
11 47 ST-Z 6 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 527 17:54'15.707 45Laps 1Lap
12 62 ST-3 1 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 518 18:01'50.282 54Laps 9Laps
13 8 ST-1 3 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 517 18:01'31.276 55Laps 1Lap
14 41 ST-3 2 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 513 18:01'37.747 59Laps 4Laps
15 15 ST-3 3 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 510 18:01'49.853 62Laps 3Laps
16 244 ST-3 4 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 504 18:01'51.316 68Laps 6Laps
17 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 503 17:42'07.351 69Laps 1Lap
18 7 ST-2 2 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 503 18:01'56.795 69Laps 19'49.444
19 290 ST-X 4 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 502 18:01'54.717 70Laps 1Lap
20 33 ST-X 5 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 501 18:01'27.331 71Laps 1Lap
21 6 ST-2 3 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 497 18:01'43.779 75Laps 4Laps
22 39 ST-3 5 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 494 18:01'54.848 78Laps 3Laps
23 24 ST-2 4 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 494 18:01'59.320 78Laps 4.472
24 97 ST-TCR 1 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 492 18:01'29.975 80Laps 2Laps
25 884 ST-4 1 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 486 18:01'31.781 86Laps 6Laps
26 18 ST-4 2 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 486 18:02'03.981 86Laps 32.200
27 59 ST-2 5 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 474 18:01'36.774 98Laps 12Laps
28 66 ST-5 1 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 471 18:02'10.269 101Laps 3Laps
29 456 ST-5 2 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 470 18:01'59.654 102Laps 1Lap
30 88 ST-5 3 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 468 18:01'53.262 104Laps 2Laps
31 28 ST-Q 1 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 468 18:01'59.220 104Laps 5.958
32 17 ST-5 4 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 466 18:01'50.390 106Laps 2Laps
33 37 ST-5 5 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 465 18:01'42.460 107Laps 1Lap
34 4 ST-5 6 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 464 18:01'37.661 108Laps 1Lap
35 72 ST-5 7 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 454 18:01'42.999 118Laps 10Laps
36 67 ST-5 8 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 453 18:02'03.908 119Laps 1Lap
37 103 ST-5 9 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 448 18:01'37.190 124Laps 5Laps
38 22 ST-Z 7 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 446 18:01'36.643 126Laps 2Laps
39 56 ST-2 6 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 446 18:01'45.875 126Laps 9.232
40 30 ST-Z 8 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 445 16:03'31.998 127Laps 1Lap
41 75 ST-TCR 2 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 442 18:01'47.774 130Laps 3Laps
42 222 ST-5 10 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 437 18:00'00.436 135Laps 5Laps
43 310 ST-4 3 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 437 18:01'52.061 135Laps 1'51.625
44 52 ST-3 6 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 427 18:01'57.637 145Laps 10Laps
45 505 ST-Z 9 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 421 18:01'41.794 151Laps 6Laps
46 78 ST-5 11 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 406 18:02'03.747 166Laps 15Laps
47 50 ST-5 12 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 341 18:01'51.504 231Laps 65Laps
48 31 ST-X 6 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 333 13:41'55.945 239Laps 8Laps
49 9 ST-X 7 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 333 18:01'48.565 239Laps 4:19'52.620
50 32 ST-Q 2 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 238 18:00'03.022 334Laps 95Laps
51 743 ST-2 7 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 181 16:38'03.329 391Laps 57Laps
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) After 12 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 81 ST-X 1 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 387 12:00'11.019 - -
2 999 ST-X 2 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 383 12:00'14.388 4Laps 4Laps
3 33 ST-X 3 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 376 12:00'16.866 11Laps 7Laps
4 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 369 12:01'27.591 18Laps 7Laps
5 3 ST-Z 1 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 366 12:01'23.606 21Laps 3Laps
6 290 ST-X 4 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 365 11:26'53.081 22Laps 1Lap
7 20 ST-Z 2 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 365 12:00'33.274 22Laps 33'40.193
8 47 ST-Z 3 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 365 12:01'06.752 22Laps 33.478
9 500 ST-Z 4 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 363 12:00'44.574 24Laps 2Laps
10 885 ST-Z 5 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 361 12:00'49.804 26Laps 2Laps
11 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 360 12:00'28.035 27Laps 1Lap
12 108 ST-Z 6 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 359 12:01'30.877 28Laps 1Lap
13 8 ST-1 3 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 350 12:00'12.776 37Laps 9Laps
14 62 ST-3 1 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 347 12:00'21.404 40Laps 3Laps
15 30 ST-Z 7 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 346 12:00'37.046 41Laps 1Lap
16 41 ST-3 2 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 346 12:01'11.839 41Laps 34.793
17 15 ST-3 3 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 346 12:01'12.170 41Laps 0.331
18 777 ST-X 5 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 346 12:01'27.335 41Laps 15.165
19 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 340 12:01'21.525 47Laps 6Laps
20 7 ST-2 2 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 339 12:00'33.947 48Laps 1Lap
21 59 ST-2 3 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 339 12:01'21.062 48Laps 47.115
22 244 ST-3 4 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 335 12:00'23.046 52Laps 4Laps
23 6 ST-2 4 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 333 12:00'40.631 54Laps 2Laps
24 24 ST-2 5 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 333 12:01'23.565 54Laps 42.934
25 75 ST-TCR 1 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 330 11:20'48.581 57Laps 3Laps
26 884 ST-4 1 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 329 12:01'02.226 58Laps 1Lap
27 39 ST-3 5 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 327 12:00'39.488 60Laps 2Laps
28 18 ST-4 2 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 325 12:01'30.226 62Laps 2Laps
29 97 ST-TCR 2 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 322 12:01'08.252 65Laps 3Laps
30 66 ST-5 1 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 318 12:00'19.997 69Laps 4Laps
31 456 ST-5 2 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 317 11:59'34.261 70Laps 1Lap
32 88 ST-5 3 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 315 12:00'08.032 72Laps 2Laps
33 37 ST-5 4 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 313 12:00'38.067 74Laps 2Laps
34 4 ST-5 5 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 311 12:00'20.706 76Laps 2Laps
35 17 ST-5 6 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 311 12:00'34.709 76Laps 14.003
36 28 ST-Q 1 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 311 12:00'43.284 76Laps 8.575
37 103 ST-5 7 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 307 12:00'21.463 80Laps 4Laps
38 72 ST-5 8 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 300 12:00'19.707 87Laps 7Laps
39 67 ST-5 9 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 300 12:01'05.001 87Laps 45.294
40 505 ST-Z 8 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 295 12:00'41.414 92Laps 5Laps
41 56 ST-2 6 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 290 12:01'42.407 97Laps 5Laps
42 222 ST-5 10 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 287 12:01'53.436 100Laps 3Laps
43 310 ST-4 3 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 286 12:00'29.665 101Laps 1Lap
44 31 ST-X 6 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 277 12:00'26.070 110Laps 9Laps
45 22 ST-Z 9 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 273 12:01'05.614 114Laps 4Laps
46 50 ST-5 11 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 263 12:00'05.606 124Laps 10Laps
47 78 ST-5 12 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 261 12:01'17.634 126Laps 2Laps
48 52 ST-3 6 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 256 12:01'35.993 131Laps 5Laps
49 9 ST-X 7 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 247 7:30'26.409 140Laps 9Laps
50 32 ST-Q 2 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 128 8:19'07.038 259Laps 119Laps
51 743 ST-2 7 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 69 12:01'35.288 318Laps 59Laps
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) After 6 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 290 ST-X 1 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 199 6:00'06.566 - -
2 999 ST-X 2 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 198 6:01'27.182 1Lap 1Lap
3 9 ST-X 3 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 198 6:01'45.802 1Lap 18.620
4 81 ST-X 4 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 197 6:01'46.628 2Laps 1Lap
5 33 ST-X 5 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 192 6:01'45.872 7Laps 5Laps
6 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 188 6:01'18.290 11Laps 4Laps
7 20 ST-Z 1 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 187 6:01'05.662 12Laps 1Lap
8 3 ST-Z 2 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 186 6:00'11.358 13Laps 1Lap
9 47 ST-Z 3 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 186 6:01'18.040 13Laps 1'06.682
10 500 ST-Z 4 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 186 6:01'42.859 13Laps 24.819
11 885 ST-Z 5 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 185 6:01'40.243 14Laps 1Lap
12 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 183 5:59'58.330 16Laps 2Laps
13 108 ST-Z 6 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 181 6:00'18.375 18Laps 2Laps
14 75 ST-TCR 1 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 180 6:00'51.092 19Laps 1Lap
15 52 ST-3 1 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 180 6:01'04.788 19Laps 13.696
16 8 ST-1 3 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 179 6:00'20.163 20Laps 1Lap
17 62 ST-3 2 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 179 6:00'58.448 20Laps 38.285
18 22 ST-Z 7 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 178 6:00'46.613 21Laps 1Lap
19 30 ST-Z 8 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 177 5:44'06.651 22Laps 1Lap
20 39 ST-3 3 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 177 6:01'05.183 22Laps 16'58.532
21 244 ST-3 4 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 176 6:00'36.910 23Laps 1Lap
22 41 ST-3 5 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 176 6:00'56.515 23Laps 19.605
23 15 ST-3 6 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 176 6:01'11.968 23Laps 15.453
24 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 175 5:56'56.337 24Laps 1Lap
25 59 ST-2 2 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 175 5:58'01.839 24Laps 1'05.502
26 6 ST-2 3 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 175 6:01'43.414 24Laps 3'41.575
27 7 ST-2 4 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 174 6:01'18.542 25Laps 1Lap
28 97 ST-TCR 2 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 170 6:00'06.130 29Laps 4Laps
29 24 ST-2 5 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 170 6:01'14.155 29Laps 1'08.025
30 884 ST-4 1 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 169 6:00'10.134 30Laps 1Lap
31 18 ST-4 2 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 166 6:00'24.577 33Laps 3Laps
32 456 ST-5 1 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 163 6:01'42.067 36Laps 3Laps
33 66 ST-5 2 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 161 6:01'00.181 38Laps 2Laps
34 37 ST-5 3 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 161 6:01'26.449 38Laps 26.268
35 88 ST-5 4 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 161 6:01'35.902 38Laps 9.453
36 31 ST-X 6 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 160 4:53'16.071 39Laps 1Lap
37 72 ST-5 5 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 159 5:59'58.743 40Laps 1Lap
38 4 ST-5 6 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 159 6:00'40.464 40Laps 41.721
39 17 ST-5 7 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 156 6:00'04.710 43Laps 3Laps
40 777 ST-X 7 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 155 6:00'57.112 44Laps 1Lap
41 78 ST-5 8 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 154 6:01'34.289 45Laps 1Lap
42 103 ST-5 9 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 152 5:59'58.272 47Laps 2Laps
43 67 ST-5 10 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 151 5:49'20.713 48Laps 1Lap
44 56 ST-2 6 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 150 6:01'16.184 49Laps 1Lap
45 28 ST-Q 1 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 147 5:59'59.097 52Laps 3Laps
46 505 ST-Z 9 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 147 6:00'03.959 52Laps 4.862
47 222 ST-5 11 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 147 6:01'03.842 52Laps 59.883
48 310 ST-4 3 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 121 6:00'10.031 78Laps 26Laps
49 50 ST-5 12 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 114 6:00'34.162 85Laps 7Laps
50 32 ST-Q 2 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 83 6:01'40.606 116Laps 31Laps
51 743 ST-2 7 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 12 24'15.459 187Laps 71Laps
カローラスポーツのボディにGRヤリスの1600cc3気筒ターボエンジンを搭載した、MIRAIで実績のある水素供給システムを採用した32号車・ORC ROOKIE Corolla H2 conceptが富士24時間に登場した。
MIRAIは水素を使って発電してモーターを駆動しているが、こちらは水素エンジン車だ。水素は4本のタンクで最大7.34kgを搭載できるが、10周~15周しか走行できないという。ピットイン回数はかなりのものになりそうだが、24時間レースでのデビューに注目してみたいところだ。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
スーパー耐久シリーズ2021 Powerd by Hankook第3戦「NAPAC富士SUPER TEC 2時間レース」は、22日、静岡県の富士スピードウェイで決勝前のウォームアップ走行を行い、ST-Xクラスの999号車・CARGUY NSX-GT3が総合のトップタイムを記録した。
昨日の公式予選で、すべてのスケジュールがキャンセルされたほどの雨は上がったものの、路面はウエットで曇天のコンディション。午後の決勝レースを前に、午前9時30分から30分間のウォームアップ走行が行われた。
総合では、ST-Xクラスの999号車・CARGUY NSX-GT3が1分45秒815のトップタイムをマーク。以下、ST-Zクラスは30号車・JMS RACING AMG GT4 with B-MAXが、ST-Qクラスは28号車・ORC ROOKIE Racing GR SUPRAが、ST-TCRクラスは75号車・おとぎの国CIVIC TCRが、ST-1クラスは2号車・シンティアムアップルKTMが、ST-2クラスは59号車・DAMD MOTUL ED WRX STIが、ST-3クラスは62号車・HELM MOTORSPORTS RC350が、ST-4クラスは310号車・GR Garage水戸インターGR86が、ST-5クラスは222号車・Honda Cars Tokai J-net Fitがそれぞれクラストップタイムをマークした。
決勝レースはこの後午後3時に24時間レースのスタートを迎える予定だ。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 999 ST-X 1 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 1'45.815 - - 155.241
2 290 ST-X 2 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 1'46.370 0.555 0.555 154.431
3 81 ST-X 3 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'47.041 1.226 0.671 153.463
4 33 ST-X 4 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 1'50.580 4.765 3.539 148.551
5 30 ST-Z 1 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 1'51.463 5.648 0.883 147.374
6 22 ST-Z 2 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 1'51.612 5.797 0.149 147.178
7 28 ST-Q 1 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 1'52.380 6.565 0.768 146.172
8 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 1'54.248 8.433 1.868 143.782
9 885 ST-Z 3 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 1'54.344 8.529 0.096 143.661
10 3 ST-Z 4 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 1'55.497 9.682 1.153 142.227
11 9 ST-X 5 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 1'55.737 9.922 0.240 141.932
12 59 ST-2 1 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 1'55.905 10.090 0.168 141.726
13 500 ST-Z 5 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 1'56.092 10.277 0.187 141.498
14 31 ST-X 6 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 1'56.650 10.835 0.558 140.821
15 20 ST-Z 6 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 1'56.718 10.903 0.068 140.739
16 8 ST-1 2 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 1'57.408 11.593 0.690 139.912
17 38 ST-1 3 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 1'57.776 11.961 0.368 139.475
18 62 ST-3 1 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 1'57.777 11.962 0.001 139.474
19 75 ST-TCR 1 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 1'58.355 12.540 0.578 138.793
20 97 ST-TCR 2 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 1'58.785 12.970 0.430 138.290
21 225 ST-2 2 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 2'00.257 14.442 1.472 136.597
22 7 ST-2 3 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'01.486 15.671 1.229 135.216
23 41 ST-3 2 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 2'01.551 15.736 0.065 135.143
24 505 ST-Z 7 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 2'01.907 16.092 0.356 134.749
25 39 ST-3 3 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 2'02.237 16.422 0.330 134.385
26 310 ST-4 1 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 2'03.131 17.316 0.894 133.409
27 6 ST-2 4 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 2'03.174 17.359 0.043 133.363
28 108 ST-Z 8 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 2'03.430 17.615 0.256 133.086
29 884 ST-4 2 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 2'04.292 18.477 0.862 132.163
30 15 ST-3 4 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 2'04.349 18.534 0.057 132.102
31 52 ST-3 5 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 2'04.775 18.960 0.426 131.651
32 18 ST-4 3 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 2'06.512 20.697 1.737 129.844
33 56 ST-2 5 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 2'06.805 20.990 0.293 129.544
34 24 ST-2 6 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 2'07.751 21.936 0.946 128.585
35 32 ST-Q 2 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 2'08.529 22.714 0.778 127.806
36 743 ST-2 7 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 2'08.538 22.723 0.009 127.797
37 222 ST-5 1 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 2'09.216 23.401 0.678 127.127
38 88 ST-5 2 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 2'09.318 23.503 0.102 127.026
39 4 ST-5 3 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 2'10.581 24.766 1.263 125.799
40 72 ST-5 4 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 2'10.799 24.984 0.218 125.588
41 103 ST-5 5 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 2'11.888 26.073 1.089 124.551
42 78 ST-5 6 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'14.110 28.295 2.222 122.488
43 50 ST-5 7 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'14.194 28.379 0.084 122.411
44 17 ST-5 8 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 2'14.756 28.941 0.562 121.900
45 244 ST-3 6 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 2'16.473 30.658 1.717 120.367
46 67 ST-5 9 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 2'22.827 37.012 6.354 115.012
47 456 ST-5 10 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 2'24.058 38.243 1.231 114.029
48 66 ST-5 11 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 2'26.478 40.663 2.420 112.145
49 37 ST-5 12 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 2'35.904 50.089 9.426 105.365
- 777 ST-X 7 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 no time - - -
- 47 ST-Z 9 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 no time - - -
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 999 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 1'45.815 - - 155.241
2 290 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 1'46.370 0.555 0.555 154.431
3 81 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'47.041 1.226 0.671 153.463
4 33 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 1'50.580 4.765 3.539 148.551
5 9 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 1'55.737 9.922 5.157 141.932
6 31 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 1'56.650 10.835 0.913 140.821
- 777 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 no time - - -
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 30 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 1'51.463 - - 147.374
2 22 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 1'51.612 0.149 0.149 147.178
3 885 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 1'54.344 2.881 2.732 143.661
4 3 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 1'55.497 4.034 1.153 142.227
5 500 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 1'56.092 4.629 0.595 141.498
6 20 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 1'56.718 5.255 0.626 140.739
7 505 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 2'01.907 10.444 5.189 134.749
8 108 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 2'03.430 11.967 1.523 133.086
- 47 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 no time - - -
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 75 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 1'58.355 - - 138.793
2 97 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 1'58.785 0.430 0.430 138.290
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 28 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 1'52.380 - - 146.172
2 32 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 2'08.529 16.149 16.149 127.806
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 2 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 1'54.248 - - 143.782
2 8 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 1'57.408 3.160 3.160 139.912
3 38 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 1'57.776 3.528 0.368 139.475
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 59 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 1'55.905 - - 141.726
2 225 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 2'00.257 4.352 4.352 136.597
3 7 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'01.486 5.581 1.229 135.216
4 6 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 2'03.174 7.269 1.688 133.363
5 56 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 2'06.805 10.900 3.631 129.544
6 24 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 2'07.751 11.846 0.946 128.585
7 743 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 2'08.538 12.633 0.787 127.797
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 62 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 1'57.777 - - 139.474
2 41 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 2'01.551 3.774 3.774 135.143
3 39 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 2'02.237 4.460 0.686 134.385
4 15 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 2'04.349 6.572 2.112 132.102
5 52 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 2'04.775 6.998 0.426 131.651
6 244 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 2'16.473 18.696 11.698 120.367
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 310 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 2'03.131 - - 133.409
2 884 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 2'04.292 1.161 1.161 132.163
3 18 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 2'06.512 3.381 2.220 129.844
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 222 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 2'09.216 - - 127.127
2 88 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 2'09.318 0.102 0.102 127.026
3 4 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 2'10.581 1.365 1.263 125.799
4 72 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 2'10.799 1.583 0.218 125.588
5 103 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 2'11.888 2.672 1.089 124.551
6 78 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'14.110 4.894 2.222 122.488
7 50 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'14.194 4.978 0.084 122.411
8 17 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 2'14.756 5.540 0.562 121.900
9 67 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 2'22.827 13.611 8.071 115.012
10 456 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 2'24.058 14.842 1.231 114.029
11 66 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 2'26.478 17.262 2.420 112.145
12 37 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 2'35.904 26.688 9.426 105.365
2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ選手権第3戦決勝が5月16日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)が優勝。2戦連続のポール・ツー・ウィンを飾った。
朝の予選はドライコンデションで行われたが、昼前ごろからスポーツランドSUGOの上空には雲が垂れこめ、スーパーFJの決勝を前にポツポツと雨が落ち始める。ただ本降りにはならずコースも乾いている状態で14時20分のコースインを迎えた。チームによってはグリッドまでレインタイヤを持ち込み雨に備えたが、結局全車スリックタイヤを選択。僅か12周のスプリントレースでもあり、レース中に本降りになれば悩ましいことになる。
また、予選で2番手タイムの10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)、3番手タイムの13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)がピットレーン速度違反で2グリッドずつの降格、更に6番手タイムだった15号車・松山雄大(M's Garage FER KKSII)がピットレーン速度違反2回で予選通過者の最後尾、9番グリッドに降格された。このことによりスタートでは予選で速かった選手が後方から出ることになり、序盤に順位が大きく変動する可能性をはらんでいる。
予選で赤旗の原因になった2台のマシンについて、まずコースイン後すぐに止まってしまった22号車・内藤大輝(RCTI Raiseup ED)は、いきなり電気系統がシャットダウンしてしまったそうで、その場では再始動できず。しかし回収後にピットでは問題なく始動できたという事で原因は不明。その為怪しいと思われる箇所のパーツを交換したとの事。予選を1周も走っていないが最後尾からのスタートが許可された。
SPコーナーでクラッシュして2回目の赤旗の原因となった55号車・伊勢屋貴史(アルビ☆あやし眼科☆10V ED)は、コーナー出口で巻き込んでリヤからクラッシュし、リヤウイングを破損、またリヤサスペンションのアームが大きく曲がってしまったが、その他の箇所にはダメージがなさそうという事でインターバルの間にパーツ交換を行い、こちらも決勝出場が許可され野島の前、10番グリッドからスタートする。
午後2時28分フォーメーションラップ開始、雨は僅かに降っている程度で、各車グリッドに整列するとレースがスタート。2番グリッドから出た36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)の蹴り出しがよく、ポールポジションからスタートの81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)にインから並びかけて第1コーナーに進入するが、ここは佐藤が抑えきってトップを維持。更に5番手グリッドの13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)がスタートで前を行く10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)の前に出ると、馬の背コーナー入口で3位の72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)に仕掛けるが、ここは前田に封じられる。
1周目を終えてトップ佐藤と2位長谷部の差は0.412秒、3位前田は0.829秒、4位四倉でも1.043秒と1秒以内に4台が連なってコントロールラインを通過。2周目に入ると四倉と5位伊藤が揃って前田の背後につけて、コーナー進入でプレッシャーをかけるように左右からマシンを見せる。しかしながら焦りが出たのは四倉の方で、3周目のS字コーナーでオーバーラン。コースアウトこそ免れたが伊藤に4位を明け渡してしまう。トップ佐藤と長谷部のギャップは0.567秒→0.684秒と僅かではあるが開いている。
いったんは5位に落ちた四倉だがペースはいいようで、4周目の2コーナーで伊藤に並びかけると4コーナーまで並走して再び伊藤の前に出る。
雨は相変わらずポツポツ降っており、後半セクションは明らかに路面が湿っているのがモニターでも見て取れる状態になる。この状況で長谷部、前田は佐藤に詰め寄り、4周目のコントロールライン上では0.229秒、0.663秒と3台がテール・ツー・ノーズ状態で通過、難しいコンディションの中で接近戦の様相を呈し始める。
6周目の1コーナーで長谷場が佐藤のアウトから並びかけるがオーバーテイクには至らない。佐藤は最高速が197Km/h台で長谷部より3キロほど伸びず、ピッタリつかれて振り切れない状態だがコーナーでは速く、長谷部に決定的なチャンスを与えない。
その後方では四倉が前田のテールに貼り付いていたが、7周目の1コーナーでアウトから仕掛けて3位の座を奪い取ることに成功。勢いに乗る四倉は佐藤を攻めあぐねている長谷部に追いつき、8周目の馬の背コーナーでインを突くとSPコーナー入口で前に出て2位に上がる。
この攻防の間に佐藤は0.903秒までギャップを拡げることに成功、四倉、長谷部、前田の2位グループは0.3秒以内に連なって8周目を終了する。
9周目に入ると雨足が急に強まりコースはみるみるウエット路面になり始める。馬の背コーナーへの進入でトップ佐藤はブレーキングをミスしたかタイヤから白煙が上がる。そしてSPコーナー入口で長谷部が雨に足を取られたのかスピン~コースアウト。すぐにコースに復帰したが大きく順位を落としてしまう。これで前田が3位に進出。
10周目、トップ佐藤は安定したラップを刻むがその後方で順位変動があり、長らく4位をキープしていた伊藤が9番グリッドから這い上がってきた松山に馬の背でかわされ5位に陥落。さらに最終コーナーで四倉に接近した前田がメインストレートで四倉をオーバーテイク、2位に上がる。前田のペースは明らかに佐藤よりも速くギャップをみるみる削り取り、1秒差まで詰めて11周目を終了、ファイナルラップに突入する。
濡れた路面にスリックタイヤという厳しい条件で佐藤も懸命に逃げるが前田はセクター毎に差を縮め佐藤の背後で最終コーナーを駆け上がる。しかし追い上げもそこまでで、僅かに及ばずチェッカードフラッグ、0.544秒差で佐藤が逃げ切った。3位は四倉、トップからは3秒以上離され、後ろからは松山が追い上げて来ていたが0.8秒差で表彰台を守り切った。
2台が出場したジェントルマンクラスは、予選のクラッシュから復活した伊勢屋と5号車・安藤弘人が難しいコンディションの中無事に完走。安藤が全体の9位、伊勢屋が11位でクラス1位、2位となった。
■レース後のコメント
優勝 81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoAED)
「(厳しいレースだった?)きつかったです。前回もこんな感じの天気でドライから雨だったが、今回の方が雨が強かったので降ってきた時は焦った。後ろのマシンがずっとミラーに映っていたので、プレッシャーを感じていたが、とりあえずミスだけは無くそうというつもりで走って、そこはうまくできたと思う。(難しいレースで)いい経験になった」
チーム代表 里見乃亜
「(佐藤選手は)ドライでもウェットでも速いのだが、ちょい濡れというイレギュラーなコンディションで、2番手のマシンの方が柔らかく仕上がっていて(コースにマッチしていたようで)追いつかれてしまった。それでも結果的には勝てて、ポイントもかなり取れたのでよかった。次はドライか雨か、はっきりしたコンディションで正々堂々とぶっちぎりたいものだ。最終戦も菅生なので、岡本選手が出した1分28秒台のタイムは上回りたい。とにかく今日は勝てて良かった」
2位 72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)
「ドラマがあるいいレースだった。(四倉選手とのバトルは?)彼には慣れていないコンディションで、自分はベテランな分だけこういう状況はより得意なのかなと思った。彼や、トップの佐藤選手も部分的にペースを落としている箇所があったので、そのスキを狙っていった。ファイナルラップに佐藤選手にいい勢いで追いついて、すぐそばまで行けたので、あと1周あったら前に出られていたかもしれない。基本的な速さは、常に練習を積んでいる彼らの方があって敵わないと思うので、次回の目標は基本的なスピードで確実に1位が取れる速さを身につけることだ」
3位 13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)
「初めてのサーキットで途中から雨が来て、雨のラインが全然分かっていなかった。前を行く車のラインを見ながら、どこが走れるのか判断しながらの走行で、勉強しながらのレース運びになった。微妙な雨の中でのライン選びの判断力が試される状況になって、そうした部分の経験がまったく足りていないな、と感じた。それでもひとつ自信がついて、何とか表彰台にも上がることができたので、よかった」
10位 36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)
「序盤の1コーナーで何度かは(佐藤選手に)並びかけたが抜けなかった。6周目に最終コーナーから狙ってみたがタイミング合わなくて抜き切れず、逆に順位を落としてしまい、焦ってSPコーナーで回ってしまった。序盤の1コーナーで何とか(佐藤選手を)抜いてしまっていれば、自分の方が速かったので逃げられたかもしれないが、それが出来なかったのは自分のミスだ。次のもてぎでまた頑張る」
これで2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズは半分を消化、しばしインターバルをおいて、9月4日~5日にツインリンクもてぎで第4戦、第5戦が行われる。前半戦を優位に進めた佐藤が勢いを維持し続けるか、この期間を利用して他の選手が巻き返しを図るのか、興味は尽きない。
Text & Photo: Junichi SEKINE
2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ選手権第3戦予選が5月16日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)が3戦連続となるポールポジションを獲得した。
ワンディで開催される今回のレース、朝のスポーツランドSUGOは時折晴れ間が見えるが雲が広がっている。また風が強くグランドスタンドに立つ旗はめまぐるしく風向きが変わっている事を示していた。
今回のエントリーは11台。既にシリーズ第1戦、第2戦に出場したメンバーがほとんどだが、72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)は今シーズン初のレース参戦。前田は今シーズンは自分が率いるELEVレーシングドリームで若手育成を行っているが、今回はその若手の代理で参戦との事。SUGOでは過去に優勝経験もあるだけに、レースで台風の目になるかもしれない。
前日の練習走行で各チームがマークしていたのは、前戦SUGOでの第2戦で選手、チーム共に初優勝を飾った81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)。第1戦もてぎから連続ポールポジションを獲得しており、練習走行でも上位のタイムを安定して出しているそうで今回も目が離せない。
午前9時45分から15分間の予選が開始。コースコンデイションはドライ、午後から雨の予報もあるが、この時点では薄曇り、全車スリックタイヤを装着して、55号車・伊勢屋貴史(アルビ☆あやし眼科☆10V ED)を先頭に各車コースイン。注目の前田はやや間隔を空けてコースインする。
しかしここで、22号車・内藤大輝(RCTI Raiseup ED)が第2コーナー出口でストップ。再始動できないことから赤旗が提示され予選はストップされ、各車はいったんピットレーンに戻される。
内藤のマシンの回収が終わり、予選は残り時間12分42秒から再開されると10台がコースイン、ウオームアップを終えて残り8分の時点からタイムアタックが本格化。ますは10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)が1分30秒130でトップに立ち、佐藤が0秒178の差の1分30秒308で2番手、15号車・松山雄大(M's Garage FER KKSII)が1分30秒431、13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)が1分30秒468と4台が1分30秒台に入れてくる。が、ここで再び赤旗が提示される。
今度はSPコーナーで伊勢屋がスピン~クラッシュ。リヤウイングが曲がりリヤサスペンションも破損しており、再び回収作業が行われる。幸いな事にドライバーの伊勢屋にケガはなかった模様。
この回収に時間を要して予選の再開は10時12分から、残り時間は僅か6分という事で、実質的なラップライムの計測はよくて3周程度。残る9台が一斉にコースインし、僅かなアタックチャンスに賭ける。ここで四倉が馬の背コーナーでスピンするがすぐに再スタート。
まずは残り3分の段階で佐藤が1分29秒750と30秒を切ってトップに立つ、伊藤はまだ赤旗前の1分30秒130がベストで2番手へ。松山も30秒が切れずに1分30秒372で3番手。
残り1分20秒で四倉が1分29秒784で2番手へ、先ほどのスピンのダメージは無いようだ。そして36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)が1分30秒016で3番手。伊藤は4番手にドロップ。
残り0分となりチェッカードフラッグが提示される中、各車最後のタイムアタックに打って出る。四倉が第1セクターで、佐藤は第2セクターでそれそれ全体ベストタイムを出すと、フィニッシュラインではまず佐藤が1分29秒379のトップタイムをマーク、3戦連続でのポールポジションを決めた。続いて伊藤が1分29秒540で0.161秒及ばず2番手、四倉は1分29秒563で3番手となった。長谷部も30秒を切り1分29秒616、注目の前田は1分30秒149で5番手となり、濃密な予選が終わった。
■予選後のコメント(予選終了直後のもの)
ポールポジション 81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)1分29秒379
「(赤旗連発で大変な予選だった?)ちゃんとタイムアタックできたのは最後の1周だけだったが、そこで大きくミスしてしまった。1分28秒台には入れられたと思っているので、とりあえずポールポジションを取れたのは良かったが、ちょっと悔しい。今回は練習走行から調子がいいので、このまま決勝も落ち着いて走れれば勝てると思うので頑張りたい」
チーム代表 里見乃亜
「1分28秒台を狙っていて、最後の周もちょっとミスをしてしまったが、トップタイムは出せた。決勝では1分28秒台を出して後方を千切れれば、ぶっちぎりたいところだ。クルマもドライバーもかなり仕上がってきていて、連勝できるように頑張る」
2位 10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)1分29秒197 トップとの差0.161秒
「タイム的にはもっと行けると思っていたが失敗もあってのこのタイム。赤旗連発で集中力を保つのが大変だった。1回目の赤旗に関しては全く問題なかったが、2回目の赤旗明けには(自分を)ピークには持って行けなかった。決勝はフロントロウで前戦と同じ2台なので、前回はスタート大失敗しているので、今回はスタートを決めて、トップか最低でも2位で1~2コーナー抜けられたらいいなと思っている」
3位 13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)1分29秒563 トップとの差0.184秒
「(赤旗明けのコースインでスピン)ちょっと回ってしまった。裏のストレートでスリップがうまく使えたのだが、気合が入りブレーキを遅らせ過ぎた。その後は落ち着いて、(コーナーで)突っ込み過ぎている自覚はあったので、どこのコーナーもしっかりクルマを止めて行ったら今回のレースウィークではベストのタイムを出せたので、落ち着いて走ればトップを狙えると思うので頑張る。(前日の練習走行では悩んでいたようだが?)初日はそうでもなかったのだが、昨日は他のドライバーと走りを比べたりして悩んでしまった部分があった。今日はあまり悩み過ぎずに、初日のマシンをうまく動かせていた感触を思い出しながら落ち着いていきたい」
しかしながら、予選終了後に伊藤と四倉はピットレーン速度違反がありそれぞれ2グリッドの降格。替わって4番手タイムの長谷部、5番手タイムの前田が2番グリッド、3番グリッドに繰り上がりになって決勝のスタートを迎える事となった。
2番グリッド 36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)
「ミスばっかりの予選で、ベストタイムが出た周もひとつミスがあった。実力で2番グリッドへ行ける速さはあったと思ったが最後に抜かれてしまった。ラッキーな事に(繰り上がりで)2番グリッドを確保できたので、決勝は前を狙いつつ表彰台は確保できるように頑張りたい」
3番グリッド 72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)1分30秒149 トップとの差0.770秒
「棚ぼたの3番グリッドではあるが、この位置につけられてよかったとは思う。最後の周回のタイムアタックはかなりいい感じで走れて、第1セクターで全体ベストと100分の数秒しか違わなかったが、第2セクターでリヤを滑らせてしまって、0.5秒くらいロスした。なのでうまくいけば1分29秒5~6ぐらいは狙えたかも。決勝に向けてはセッティングを少し変えたので、それが吉と出るか凶と出るか。それがいい感じで乗れるようなら3番手から上も狙えるんじゃないかと思う」
決勝は14時30分スタート予定。天気予報では3時ごろから雨という予報で、上空は雲が広がり相変わらずの強風。山あいのスポーツランドSUGOだけにいつ降り出すか予断を許さず、各チームはレインタイヤの調整にも余念がない状況だ。
Text & Photo: Junichi SEKINE
JAF-F4地方選手権シリーズ第3戦は5月15日(土)に宮城県のスポーツランドSUGOで決勝が行われ、ポールポジションからスタートの72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)が一度もトップを譲らない完勝を飾った。
朝の予選に引き続き好天に恵まれたスポーツランドSUGOは絶好のレース日和。決勝が始まる12時30分になってやや風が出てきたがドライコンディションのままでスタートを迎えた。
エンジンが始動しないトラブルで予選を走れなかった前戦表彰台の55号車・河野靖喜(CMS★RN2000)は、スターターモーターの断線という事でレース前に修復を完了、最後尾からのレース参加が認められた。
各車はスリックタイヤでコースイン、フォーメーションを終えてグリッドに着くとレッドライトが消えてレーススタート。ポールポジションの金井は好スタートを決めたが2番グリッドの19号車・ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)はまたもスタートに失敗して出遅れ、1コーナまでの間に後続車の群れにのみ込まれて7位まで順位を落としてしまう。3番手スタートの47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)が2位に上がり、伊澤の後ろで詰まってしまった4番手スタートの92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)は6番手に順位を落とす。その一方で徳升の後ろ、アウト側奇数列から出た5番手スタートの2号車・植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)と7番手スタートの33号車・中島功(SHINSEI・KK)が3位、4位に順位を上げて1周目を終える。金井は早くも徳升に1秒746の差をつけてコントロールラインを通過。
ここで植田と黒沼にジャンプスタートの検証行われる旨の通知が出る。また予選13番手だった金井のチームメイト0号車・渡邊義人(チームNATS・エクシズWXR)が白煙を出しながらピットインする。
2周目、スタートで出遅れた黒沼が中島と99号車・武居義隆(CMSルノー)を仕留めて4位まで挽回、更に3周目に植田も追い落として3位に上がるが2位徳升とは5秒以上の差が開いている。その後方では伊澤も順位を一つ上げて6位に。
4周目、金井は徳升との差を2秒171まで開き突き放しにかかる。ここで植田と黒沼にジャンプスタートの裁定が下り、ドライブスルーペナルティが課せられる。
後方では予選がトラブルで3周しかできず12番手スタートだった13号車・宮下源都(佐藤製作所★KK-ZS)が伊澤の後を追う様に順位を上げ、5周目には5位伊澤、6位宮下、7位武居の3台が接近戦となる。伊澤は続く6周目に4位植田の背後に迫り並走する様にコントロールラインを通過。
7周目、徳升が自己べストの1分22秒838で一度は2秒以上開いていた金井との差を1秒994に詰めて追撃を開始。金井は4周目以降僅かだがラップタイムが落ちて23秒台で走っている。ここで3位を走っていた黒沼がドライブスルーペナルティを消化、続いて8周めに植田もペナルティを消化、伊澤が3位、宮下が4位に浮上する。しかしこの際黒沼はピットレーン速度違反を犯してしまい再度ドライブスルーペナルティを課されてしまう。前戦でポール・ツー・ウィンを飾った黒沼だが今回は散々なレースになってしまった。
徳升は金井とのギャップを削りにかかるが金井も踏ん張り、9周目1秒892、10周目1秒717と0.1秒ずつしか接近できない。3番手伊澤は15秒以上引き離されており、4位宮下も2秒程度伊澤と離れたが、ここからレース中のベストラップで決まる第4戦のポールポジション争いが2台の間で本格化。
まずは伊澤が11周目に1分22秒739のファステストラップを出し、翌12周目に宮下が22秒755の2番手タイムをマーク。すると伊澤が14周目に22秒671で突き放すが、直後にコントロールラインを通過した宮下が22秒498を出しファステストラップを獲得、明日に行われる第4戦のポールポジションを決めた。
徳升はファイナルラップまで金井を追い上げ続けたが及ばず0秒983差でフィニッシュ。金井は初めてレースに参加した生徒たちの前で優勝を飾った。徳升は前戦もてぎに続いての悔しい2位。3位伊澤はジェントルマンクラスの優勝も飾った。4位宮下の後方では武居、中島に加えて唯一のHパターンミッションで戦う86号車・川原悠生(ファーストガレージ&ウインズ)の3台が1秒以内で接近戦をくり広げたが5位武居、6位中島でジェントルマンクラスの2位、3位、そして6位川原の順でフィニッシュした。
■決勝後のコメント
優勝 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)
「(楽勝だったか?)全然楽勝ではなく、余裕は全くなくて、後ろ(との差を)を見ないでひたすら逃げるように全開で走り続けた。明日はまたどうなるか分からない。学生達と今年初めてのレースに勝てて、いいシーズンのスタートを切れたと思う」
2位 47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)
「あと一歩だった。全力でいったが前には追いつけなかった。冷静にミスなく走れていたのだが。明日のレースではもっと最終コーナーで踏んで行けるようにしないといけない気がするが、頑張りたい」
3位 19号車・ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)
「またスタートでミスしてしまった。(その後の追い上げは見事だったが?)速さはあってもミスしてはいかん。明日もフロントロウ、2番手スタートなので今度こそミスのないレースをしたい」
4位 13号車・宮下源都(佐藤製作所★KK-ZS)
「(第4戦のポールポジション獲得について)今度はいい戦い出来るかも知れない。今朝の予選はタイヤトラブルで走れなくて、その分今のレースでは他の選手よりタイヤが新しかった。それを考えると、(2位と)タイム差はコンマ2秒もないので、課題がまだまだあると思う。明日はスタートが重要だ」
JAF-F4地方選手権シリーズ第4戦は明日5月16日にスポーツランドSUGOで行われる。
Text & Photo: Junichi SEKINE
JAF-F4地方選手権シリーズ第3戦は5月15日(土)に宮城県のスポーツランドSUGOで公式予選が行われた。
各地を転戦するJAF-F4地方選手権シリーズは菅生で2日連続の連戦を迎え、今シーズン最大の15台がエントリー。うち5台が今シーズン初参戦である。
午前8時30分から20分間の予選が開始。快晴微風で気温19度という絶好のコンデションでコースオープンと共に19号車・ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)を先頭に各車一斉にコースイン。しかしながら前戦もてぎで3位表彰台を獲得した55号車・河野靖喜(CMS★RN2000)はエンジンが始動せずピットから出ることが出来ない。トラブル箇所の特定に追われる。
各車タイヤのウオームアップを終えて残り時間が13分になった頃からタイムアタックが本格化。昨年JAF地方選手権3位、今シーズン初参戦の72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)が1分23秒668でトップに立ち、47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)が2番手、伊澤が3番手で続く。
金井は次の周回で1分22秒685とタイムを縮め、更には1分22秒312と従来のコースレコード1分22秒413を上回るタイムでトップの座を守り続ける。その一方徳升対伊澤の争いは伊澤が1分22秒957と先に22秒台に入れて2番手に上がるが、徳升もすぐに22秒535をマークして逆転。この3台が圧倒的に速く、4番手の前戦優勝、92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)そこから1秒以上離されている。
残り7分を切り金井は更にタイムを刻み、1分21秒942とついに21秒台に入れ、コースレコードを0秒471も短縮してポールポジションを確定させる。徳升も22秒166の自己ベストで2番手。
一方3番手争いが激しくなり黒沼が残り6分で1分22秒746と22秒台に入れて伊澤を上回ると伊澤がすかざず22秒606で逆転、更に黒沼が22秒603で再逆転、と目まぐるしく順位が入れ替わる。
残り1分を切り金井~徳升のフロントロウは安泰かと思えたが、ここで伊澤が1分22秒114とこれも従来のコースレコードを上回るタイムを叩き出し、金井と0秒172差で2番手に浮上。追い落とされた徳升が3番手、黒沼はチェッカードフラッグ後の最後の計測で自己ベストの1分22秒479をマークするも0秒013及ばず4番手に終わり、5番手2号車・植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、6番手99号車・武居義隆(CMSルノー)とジェントルマンクラス2番手3番手が第3列に並んだ。
■予選後のコメント
ポールポジション 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)1分21秒942
「狙った以上のタイムが出た。前日の練習で22秒5、このマシンでの自己ベストが22秒2だったので21秒台は難しいかと思っていた。(日本自動車大学校の)学生たちとマシンをどんどん改良させていってるので、その点もこのタイムに反映されていてよかったと思う。今シーズンはピットクルーの生徒も入れかわり、彼らにとって初のレースなので、この成績が出せてよかった」
2位 19号車・ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)1分22秒114 トップと0.172秒差
「(最後の方で好タイムが出たが?)最後までタイムが出なかったとも言える。昨日の練習から調子がよくて22秒前半が出ていたので、今日はニュータイヤで21秒台に行けるかなと思っていたのだが、最後までそこには持って行けなかった」
3位 47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)1分22秒466 トップと0.524秒差
「前回と同じ様に3番手。タイムは0.5秒差もついてしまったが、最後の方でちょっとマシンにトラブルが出てタイムを詰められなかったが、トップが出した21秒9は見えていたので決勝はいいレースができると思う。これからメカさんに頑張ってもらい、チームと応援して下さっている皆さんの為にも結果を出したい」
決勝は12時30分開始予定。レコードタイムを出した金井以外にも21秒台が見えていた選手が数人おり、高速レースが期待される。
Text & Photo: Junichi SEKINE
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2021/05/18) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2021 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 81 佐藤 樹 MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 12 19'12.957 - -
2 72 前田 大道 ELEVレーシングドリーム制動屋 MYST KK-S2 12 19'13.501 0.544 0.544
3 13 四倉 悠聖 ZAP日本平中自動車10V ED TOKYO R&D RD10V 12 19'16.108 3.151 2.607
4 15 松山 雄大 M's Garage FER KKSII MYST KK-S2 12 19'16.951 3.994 0.843
5 10 伊藤 慎之典 ZAPチャリ走! 10V ED TOKYO R&D RD10V 12 19'17.068 4.111 0.117
6 22 内藤 大輝 RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 12 19'23.886 10.929 6.818
7 35 大川 烈弥 アルビビヨンドKKS GIA ED MYST KK-S 12 19'24.082 11.125 0.196
8 17 平 裕介 ZAP_東多賀ss_10V ED TOKYO R&D RD10V 12 19'26.313 13.356 2.231
9 5 G 1 安藤 弘人 ZAP PRS PRIMO 10V ED TOKYO R&D RD10V 12 19'30.470 17.513 4.157
10 36 長谷部 一真 ALBIREX ED RD10V TOKYO R&D RD10V 12 19'35.067 22.110 4.597
11 55 G 2 伊勢屋 貴史 アルビ☆あやし眼科☆10V ED TOKYO R&D RD10V 12 19'55.885 42.928 20.818
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo.81 佐藤樹(MYST KK-SⅡ) 1'30.840 (3/12) 142.133km/h
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2021/05/16) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 81 佐藤 樹 MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 1'29.379 - - 144.457
2 *10 伊藤 慎之典 ZAPチャリ走! 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'29.540 0.161 0.161 144.197
3 *13 四倉 悠聖 ZAP日本平中自動車10V ED TOKYO R&D RD10V 1'29.563 0.184 0.023 144.160
4 36 長谷部 一真 ALBIREX ED RD10V TOKYO R&D RD10V 1'29.616 0.237 0.053 144.075
5 72 前田 大道 ELEVレーシングドリーム制動屋 MYST KK-S2 1'30.149 0.770 0.533 143.223
6 *15 松山 雄大 M's Garage FER KKSII MYST KK-S2 1'30.155 0.776 0.006 143.213
7 17 平 裕介 ZAP_東多賀ss_10V ED TOKYO R&D RD10V 1'31.363 1.984 1.208 141.320
8 35 大川 烈弥 アルビビヨンドKKS GIA ED MYST KK-S 1'31.611 2.232 0.248 140.937
9 5 G 1 安藤 弘人 ZAP PRS PRIMO 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'31.611 2.232 0.000 140.937
---- 以上基準タイム予選通過 ----
- 55 G - 伊勢屋 貴史 アルビ☆あやし眼科☆10V ED TOKYO R&D RD10V 2'20.772 51.393 49.161 91.719
- 22 内藤 大輝 RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 no time - - -
CarNo.10,13,15は、2021 SUGO 4輪一般競技規則第7章第43条3.(ピットレーン出口速度違反)により、2グリッド降格のペナルティーを科す。
CarNo.15は、2021 SUGO 4輪一般競技規則第7章第43条3.(ピットレーン出口速度違反2回)により、最後尾スタートのペナルティーを科す。
第3戦優勝 ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
「良いスタートができて、そこからもグリップが上がって来なくて大変でしたが、少しずつリードを広げてました。セーフティーカーが入ってリスタートになってからも簡単じゃなかったけど、安定して走ることができました」
「雨のスタートはGP3やF2で経験したけど、スーパーフォーミュラでも良いスタートができて本当に嬉しかった。鈴鹿ではスタートがうまくいきませんでしたから」
「中断中に待っているのはレースより辛かったです。ちょっと腰が痛くなりました」
(2戦目で優勝したことについて)「優勝のための勉強はしてるけど、優勝することは難しいことなので、どうやって速く走るかしか意識していませんでした」
「今はサーキットを学ぶことと、どうやって速く走るかだけを考えています。ポジションのことは今は考えていません」
第3戦決勝2位 松下信治(B-MAX RACING TEAM)
「今日のレースに関しては、ちょっと残念な終わり方ではあります。みんな走りたかったと思いますけど、しょうがない決断だったと思います。いろんな方の協力があって僕は今走れています。特別な思いを持って走っているので、どうしても結果が出したかったです。雨でも良いポジションで走れているので、良かったと思います」
「スタートでは3つぐらいポジションをあげたと思いますが、その後の1コーナーの飛び込みでいいポジションを取ることができました。その後関口選手のコースアウトがあってさらにポジションをあげられました。チームにとってもモチベーションをあげられる結果だったと思います」
「チーム体制の構築がドタバタで、4月にゼロから立ち上げたので、鈴鹿ではドタバタでした。田坂さんとはリアルでF3をやってた頃から顔見知りではありましたが、担当してもらうのは初めてです。1台体制で不利だとは思いますけど、その分僕の声がチームに届くので、いい面もあります」
「いろんな方の助けがあって走れているので、これからもいい結果を出してお返ししたいです。今回はハーフポイントですけど、今後もチャンピオンシップポイントを積み重ねたいです」
第3戦決勝3位 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)
「フル参戦初年度で表彰台に上がれたのは良かったですし、チームに感謝しています」
「スタートではグリップの感触が思わしくなくて、1コーナーの出口で飛び出してしまいました。そこから一つボジションを戻したところでセーフティーカーが入りました」
「スタート直後のチームメイトのクラッシュについては何も聞いていませんでしたが、コース状況が変わることは無線で知らされていました。そういう意味ではいい状態で走れていたと思います」
「最後にレースを再開してもらって、もうひと勝負したい気持ちはありましたが、あの状況では仕方なかったと思います」
「ウェットはいい状態でしたが、ドライではまだ考えていくことが残っていると思うので、次はドライで戦って、いい結果を残したいと思います」
優勝チーム監督 舘信秀(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
「大変荒れたレースで、最後まで走ることはできませんでしたが、素直に嬉しいです」
「昨日も降ったり止んだりの荒れたコンディションの中で、チーム全体が落ち着いていたし、ジュリアーノ・アレジくんが落ち着いてて、良いタイミングでタイムを出しました。彼は非常に落ち着いていましたね」
「昨日のオペレーションは本当に上手だったと思いますね。チームチャンピオンなのでピット位置が一番前だったのも良かったと思いますが、まさかワンツーだとは思いませんでした。昨日からチームとしてはよくやったと思います」
「ちょっと今までにない、なんというか自分の息子が走ってるような感じでしたね。実はジュリアーノはまだまだだと思っていたので、あんなに完璧なレースをするとは思ってもいませんでした」
「これからがすごく楽しみになってきましたね。もっと時間がかかると思っていて、時間をかけて育てていきたいと思っていたんですけど、すぐにレギュラーでも良いんじゃないかと思えてきました。中嶋一貴には悪いんですけど」
「アレジはとても21歳とは思えないというか、社会人としてちゃんとしてるなという印象です。今までの選手が悪かったのかも知れませんけど」
「宮田もレースペースは良かったので、うまくスタートできていればワンツーもあり得たかなと思います」
「SUGOでは一貴をどうしようかなと思っていますが(笑)次戦も優勝を目指して頑張っていきます」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の決勝が5月16日、大分県日田市のオートポリスで行われた。レースは悪天候により13周で赤旗中断となり、そのまま終了となったが、ポールポジションの#36ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)がスタートからトップを守り切ってスーパーフォーミュラ初優勝を手にした。(天候:雨 コース:ウェット)
第3戦決勝は当初の予定から大幅に遅れて午後2時55分にフォーメーション開始。雨は止んでいるが、路面はウェット。気温、路面温度ともに22℃。ウェット宣言が出されており、全車ウェットタイヤで走行を開始した。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#36アレジ。予選4番手の#19関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が2位に浮上し、13番手スタートの#51松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)がなんと3位にジャンプアップしてきた。
その後方では1コーナーで#20平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)に#38坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が追突、平川はアウト側に飛び出し、#38坪井もスピン。揃ってレースを終えることに。後続もこの2台を避けようとコース外に飛び出すなど大混乱に陥ったため、早くも2周目からセーフティーカー(SC)が導入されることになった。
1周を終えての順位は#36アレジ、#19関口、#51松下、#15大津、#38阪口、#12塚越。予選2番手の#37宮田はスタートで出遅れて8位まで後退してしまった。
SCは4周目にピットイン。5周目からレースは再開される。するとその直前に2位を走っていた#19関口が最終コーナーで加速状態に入った直後にまさかのコースアウト。これで#51松下が2位に浮上し、#15大津弘樹(TEAM MUGEN SF19)が3位に。#19関口はすぐに戦列に復帰したものの8位に後退してしまった。
さらに6周目の1コーナーでは#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が大外から#19関口を抜き去って8位に浮上すると、8周目の1コーナーで再びアウトから#14大嶋和也(NTT Communications ROOKIE SF19)を捉えて7位に浮上する
#19関口は第1ヘアピンで#7小高一斗(KCMG Elyse SF19)にも並びかけられるが、ここはなんとか押さえ込んだ。その#7小高を今度は最後尾スタートから着実に順位を上げてきていた#64大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が捉えて9位に浮上した。
その前方では#39阪口が8周めの第2ヘアピンで#15大津を捉えて3位に浮上。#37宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)も9周目の第2ヘアピンで#15大津を捉えて4位まで挽回してきた。大津はその次のコーナーで#12塚越広大(ThreeBond SF19)の先行をも許してしまうが、#12塚越はファイナルコーナースタンド手前で姿勢を乱してスピン、13位に後退してしまった。
これで5位に復帰した#15大津を今度は#16野尻が10周目の100Rでパスして5位に浮上した。
その後、トップが11周目に入ったところで雨足が強まったため、この日2度目のSCが入ったが、隊列が13周目に入ったところで赤旗が提示されてレースは中断となった。
この時点での順位はトップが#36アレジ、2位が#51松下、3位が#39阪口。以下#37宮田、#16野尻、#15大津と続いて#64大湯が7位だ。
またこの中断の間にレースダイレクターの判断でタイヤ交換が許可されることになり、12周目にピットインしてタイヤを交換した#6牧野以外はここでタイヤを交換してレース再開を待つことになった。
しかし中断の間に天候が悪化したため、大会審査委員会は午後4時30分にレースの終了を宣言。国際モータースポーツ競技規則により11周終了時点の順位がレース結果となり。各選手の獲得ポイントは通常の半分となった。
この結果、#36ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が参戦2戦目にして初優勝を達成。赤旗提示まで2位を走行していた#51松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)に対してはレース後に、スタート手順違反があったとした5秒加算のペナルティがあったため、#39阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が2位、松下は3位という結果になった。
次戦の舞台は宮城県村田町のスポーツランドSUGO。6月20日決勝だ。
優勝したジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)のコメント
「チームに感謝したい。最初の優勝だけど、最後まで走り切って勝利を味わいたかったので残念な気もします。でも勝てたことは嬉しいし、引き続き頑張りたいと思います」
「母には電話でおめでとうと言ってもらいました。父とはまだ話していません」
「勝因は速いクルマ。チームスタッフがたくさん仕事をしてバランスの良い車を作ってくれました」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦 -RIJ- (2021/05/16) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 11 23'54.340 - -
2 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 11 24'01.861 7.521 7.521
3 *51 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E 11 24'02.095 7.755 0.234
4 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 11 24'02.576 8.236 0.481
5 16 野尻 智紀 TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 11 24'05.665 11.325 3.089
6 15 大津 弘樹 TEAM MUGEN SF19 Red Bull MUGEN Team Goh Honda M-TEC HR-417E 11 24'11.964 17.624 6.299
7 64 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 11 24'14.936 20.596 2.972
8 14 大嶋 和也 NTT Communications ROOKIE SF19 NTT Communications ROOKIE TOYOTA TRD01F 11 24'18.133 23.793 3.197
9 1 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 11 24'28.912 34.572 10.779
10 *19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 11 24'30.352 36.012 1.440
11 3 山下 健太 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 11 24'33.071 38.731 2.719
12 12 塚越 広大 ThreeBond SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E 11 24'34.296 39.956 1.225
13 *5 福住 仁嶺 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 11 24'36.545 42.205 2.249
14 6 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 11 24'40.556 46.216 4.011
15 *4 中山 雄一 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 11 24'46.651 52.311 6.095
16 *7 小高 一斗 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 10 22'37.812 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
- *38 坪井 翔 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 0 11Laps 10Laps
- 20 平川 亮 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 0 11Laps
- 18 国本 雄資 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 0 11Laps
Fastest Lap: CarNo.15 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 1'43.205 (6/11) 163.039km/h
CarNo.38は、2021全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.1)違反(CarNo.20に接触)により、ドライビングスルーペナルティーを科したがリタイアのため未消化。
CarNo,19,4,7は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.11(SC中のオーバーラン)により、競技結果に対し5秒加算のペナルティーを科した。
CarNo.5は、2021全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.3)違反(CarNo.1に接触)により、競技結果に対し5秒加算のペナルティーを科した。
CarNo.51は、2021全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条7.(スタート手順)違反により、競技結果に対し5秒加算のペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦のウォームアップ走行は、当初20分間に走行時間を延長して行われる予定だったが、開始から8分でアクシデントが発生したために赤旗中断となり、そのまま終了となった。
走行は午後1時30分に開始される予定だったが、直前になって雨足が強まったため、午後2時00分になってようやくコースオープンに。視界はかなり良好になったものの、路面はウェットだ。最終コーナー方向から強い追い風が吹いている中での走行となった。
開始から8分が経過したところで#37宮田が1'45.435でトップに立ったが、その直後に#6牧野任祐が13コーナーでコースアウト、ガードレールに突っ込んだために赤旗が出され、そのままセッションは終了となった。
2番手は#12塚越広大で1'45.568。ポールシッターの#36ジュリアーノ・アレジが1'46.444で3番手だった。
第3戦決勝はこのあと午後2時30分にグリッド試走を開始とアナウンスされており、おそらくスタート時刻も35分程度遅れる見込みだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
大分県日田市のオートポリスで行われている、全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は、朝に予定されていたフリー走行2回目のキャンセルをうけ、当初8分間で予定されていたスタート前のウォームアップ走行を、20分間に拡大して行うことが決定された。
大会審査委員会は5月16日午前11時00分にスタート手順表の改訂版を発行したが、それによると午後1時30分より午後1時50分までの20分間をウォームアップ走行に充て、午後1時55分よりグリッドへの試走を開始することになっている。これに伴い、スタート時刻は当初予定より5分遅れて午後2時20分にフォーメーションラップを開始する予定となっている。
オートポリスは現在も霧に包まれているが、すでに雨は止んでおり、徐々に視界も改善されていく方向にある。今後の状況によってはドライコンディションでの戦いとなる可能性も出てきた。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
5月16日、大分県日田市のオートポリスにて行われる予定だった全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦のフリー走行2回目は、残念ながら天候不良によりキャンセルとなった。
フリー走行は当初の予定では午前10時20分より30分間で行われる予定だったが、オートポリスは朝から濃い霧に包まれており、最初の走行となるスーパーフォーミュラ・ライツ第8戦のスタート進行が遅れに遅れる状況となった。
この影響で午前9時45分スタート予定だったTCRジャパンサンデーシリーズの決勝の中止が9時20分に発表された。
続いてスーパーフォーミュラ・ライツは午前9時45分から、スーパーフォーミュラについても午前10時にエントラント代表者によるミーティングが行われた結果、スーパーフォーミュラ・ライツ第9戦の決勝とスーパーフォーミュラのフリー走行2回目をキャンセルするとの公式通知が午前10時10分に発表された。
なお、今後の予定についてはまだアナウンスが出ていないが、コース上は現在も視界不良の状況が続いており、決勝レースが中止となる可能性も出てきている。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2021/05/15) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 72 金井 亮忠 チームNATS・正義・001 NATS 001 15 20'54.994 - -
2 47 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 15 20'55.977 0.983 0.983
3 19 G 1 ハンマー 伊澤 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) 15 21'10.948 15.954 14.971
4 13 宮下 源都 佐藤製作所★KK-ZS MYST KK-ZS 15 21'14.790 19.796 3.842
5 99 G 2 武居 義隆 CMS TATUUS Formula RENAULT 15 21'37.746 42.752 22.956
6 33 G 3 中島 功 SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10W 15 21'38.162 43.168 0.416
7 86 H 1 川原 悠生 ファーストガレージ&Sウインズ OSCAR SK97 15 21'38.807 43.813 0.645
8 37 翁長 実希 フジタ薬局アポロ電工MP/MT MOONCRAFT MC090 15 21'41.838 46.844 3.031
9 8 G 4 米谷 浩 KK・ヨネタニ Dallara F301 15 21'44.817 49.823 2.979
10 9 G 5 KAMIKAZE スーパーウインズ&ISP RENAULT(FR2000) 15 22'02.614 1'07.620 17.797
11 55 G 6 河野 靖喜 CMS★RN2000 TATUUS Formula RENAULT 15 22'04.895 1'09.901 2.281
12 *2 G 7 植田 正幸 Rn-Sports制動屋KKZS MYST KK-ZS 15 22'12.572 1'17.578 7.677
13 *92 黒沼 聖那 ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 14 21'11.066 1Lap 1Lap
14 6 G 8 酒井 貞幸 スーパーウインズ&ISP ZAP F108 13 20'59.703 2Laps 1Lap
15 0 G 9 渡辺 義人 チームNATS・エクシズWXR WXR MK-2 10 21'16.048 5Laps 3Laps
---- 以上規定周回数(70% - 10Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo.13 宮下源都(佐藤製作所★KK-ZS) 1'22.498 (14/15) 156.506km/h
CarNo.2,92は、2021 SUGO 4輪一般競技規則第6章第33条1.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo.92は、2021 SUGO 4輪一般競技規則第7章第47条2.(ピットレーン出口速度違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo.92は、2021 SUGO 4輪一般競技規則第7章第47条2.(ピット出口信号無視)により、訓戒のペナルティーを科した。
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2021/05/15) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 72 金井 亮忠 チームNATS・正義・001 NATS 001 R1'21.942 - - 157.568
2 19 G 1 ハンマー 伊澤 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) R1'22.114 0.172 0.172 157.237
3 47 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 1'22.466 0.524 0.352 156.566
4 92 黒沼 聖那 ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 1'22.479 0.537 0.013 156.542
5 2 G 2 植田 正幸 Rn-Sports制動屋KKZS MYST KK-ZS 1'23.997 2.055 1.518 153.713
6 99 G 3 武居 義隆 CMS TATUUS Formula RENAULT 1'24.025 2.083 0.028 153.661
7 33 G 4 中島 功 SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10W 1'24.280 2.338 0.255 153.196
8 86 川原 悠生 ファーストガレージ&Sウインズ OSCAR SK97 1'24.482 2.540 0.202 152.830
9 8 G 5 米谷 浩 KK・ヨネタニ Dallara F301 1'24.871 2.929 0.389 152.130
10 37 翁長 実希 フジタ薬局アポロ電工MP/MT MOONCRAFT MC090 1'24.974 3.032 0.103 151.945
11 9 G 6 KAMIKAZE スーパーウインズ&ISP RENAULT(FR2000) 1'25.509 3.567 0.535 150.995
12 *13 宮下 源都 佐藤製作所★KK-ZS MYST KK-ZS 1'26.495 4.553 0.986 149.273
13 0 G 7 渡辺 義人 チームNATS・エクシズWXR WXR MK-2 1'28.392 6.450 1.897 146.070
14 6 G 8 酒井 貞幸 スーパーウインズ&ISP ZAP F108 1'33.207 11.265 4.815 138.524
---- 以上基準タイム(130% - 1'46.826)予選通過 ----
- 55 G 9 河野 靖喜 CMS★RN2000 TATUUS Formula RENAULT absence - - -
'R'マークは従来のコースレコード(1'22.413)を更新した。
CarNo.13は、2021 SUGO4輪一般競技規則第7章第43条3.(ピット入口速度違反)により、罰金1万円のペナルティーを科した。
第3戦ポールポジション ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
「初めてのサーキットだから難しかったけど、グッドタイミングで走れていいタイムが出せた。本当に嬉しいです」
「今日の朝起きた時にはポールポジションを取る自信はなかった。もちろん頑張るつもりでしたけど、まさかポールが取れるとは思いませんでした。まだ実感がなくて今もドキドキしています。日本でいいチームに入ってスーパーフォーミュラも、スーパーフォーミュラ・ライツもレースできて本当に幸せです」
「今朝(のフリー走行は)はあまりリスクを取らずに走りました。SFLの決勝で、どこにリバーができるかを観察していたので、SFの予選にそれを生かしました。100Rのようなリスクのあるコーナーがどこなのかは事前には知らなかったので、まだまだ学んでいかないとと思いました」
「予選後はエンジニアと話す時間と、トイレに行く時間くらいしかなかったので、両親とはまだ話していません」
第3戦予選2位 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
「走り出した時は練習走行とは全くタイヤのグリップ感が違っていたので、エンジニアと話して合わせ込んだんですが、2位に終わってしまって悔しいです。鈴鹿からタイヤのグリップ感や温まり方が予想に反している症状が続いていて、そこにフラストレーションを感じています。タイヤのグリップ感が感じられないと、クルマのセットアップも進まないので」
「毎戦優勝することを目標に戦っているので、2戦続けて問題が起きるとフラストレーションはたまりますね。それでも最終的にここまでまとめ上げられたのはプラスだと思います」
「明日は2番手で、今日より激しい天候になることが予想されていますが、まずは生き残ることを前提にしたい。まずはチームメイト同士でぶつかってはいけないと思うので、そこに気を付けていいレースをしたいです」
第3戦予選3位 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)
「ウェットは元々得意なので、自信を持って練習走行に臨みましたが、オートポリスの雨に翻弄されてあれ?っという部分があり、エンジニアさんと話し合って予選に向けてセッティングを見直しました。終わってみれば同世代の選手と上位を分け合うことになり、そこは満足しています。序盤からクラッシュが続いていたので、予選ですけどマージンを持って走っていました」
「予選前にインタビューで『予選で前にいないと勝負権がないので怖い』と言っていましたが、なんとか前にいることができました。明日のスタートがスタンディング方式になるかSCスタートになるかは分かりませんけど、僕はチャンスがあると思っています」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の決勝が5月15日、大分県日田市のオートポリスで行われ、第2戦に続いてスポット参戦している#36ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が自身初のポールポジションを獲得した。
公式予選は朝から降り続く雨と霧の影響で開始時刻が遅れに遅れ、当初予定より45分遅れの午後3時35分になってようやくコースオープンとなった。路面は依然としてウェットだ。
また既報のとおり今回は通常のノックアウト方式ではなく40分間の計時予選で明日の決勝グリッドを決定することになった。なお予選上位3名には従来どおりの選手権ポイントが与えられる。
しかし始まってみれば濡れた路面に足を取られてスピンやコースアウトを喫するドライバーが続出、4度の赤旗中断となる大荒れの展開となった。
まずは#36アレジがコースオープンと同時に真っ先にコースイン。2周目に1'45.935を記録する。続いて#37宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が1'45.891、#39阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1'43.772、#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)は1'42.773で2周目を終えた。
しかし開始4分過ぎに#14大嶋和也(NTT Communications ROOKIE SF19)が100Rの先でコースアウト。激しくウレタンバリアに突っ込んだため、この予選で最初の赤旗中断となる。大嶋は自力でクルマを降りたが、フロアパネルに大きなダメージを負っており、アウトラップを走ったのみで大嶋は予選を終えることとなった。
この時点でのトップは #16野尻で1'42.773。#39阪口が1'43.772で2番手。#15大津弘樹(TEAM MUGEN SF19)が1'44.311で3番手につける。
車両回収ののち、予選は午後3時55分に再開された。残り時間は35分11秒だ。再び#36アレジを先頭にコースインしていく各車。この頃になると雨は止み、霧も晴れて空はやや明るくなってきた。
#36アレジは1'41.152。続いて#37宮田が1'39.808でトップに。#39阪口が1'40.032で2番手に続く。#36アレジは次の周で1'39.550を記録するが、それを#39阪口が1'39.270で上回り、さらに#19関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が1'38.651でトップに浮上してきた。
しかしその直後に#4中山雄一(ORIENTALBIO KONDO SF19)がスピン。コースを塞ぐ形でストップしてしまったために2度目の赤旗が出された。残り時間は27分。この時点で#20平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)はセクター1でベストタイムを更新していたが、赤旗によってアタックの中断を余儀なくされた。#4中山のベストタイムは1'40.384で10番手につけていたが、彼もここで予選を終えてしまった。
4号車の回収ののち、午後4時9分に走行は再開。すかさず#37宮田が1'38.337を叩き出してトップに躍り出るが、その直後に#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5S SF19)がブリッジ下を通過したところでガードレールに突っ込んでしまったため、3度目の赤旗が出されることになった。残り時間は21分14秒だ。
走行は午後4時26分に再開されたが、ここで再び大粒の雨が路面を叩き始める。タイムアップは難しいかと思われたが、ここで#39阪口は1'38.511を記録して、この時点での2番手に。さらに#36アレジは1'38.252を叩き出し、チームメイトを上回ってトップに躍り出た。
続いて#64大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)もセクター1でベストタイムを更新してきたが、大湯は100Rで痛恨のスピンアウト。自力で走行を再開したものの、左フロントサスペンションに致命的なダメージを負ってしまった。このクラッシュによりウレタンバリアが損傷を受けたため、予選は4度目の赤旗中断となる。残り時間は15分32秒だ。
この時点でトップの#36アレジは赤旗原因となるリスクを回避するために残り12分でピットイン。この時点で3番手の#39阪口も走行を切り上げる。2番手の#36宮田は走行を続けたが、自己ベストを更新することともままならない状況で止むを得ずピットへ。他のドライバーも続々とピットに戻ってきて、残り時間が8分を切った時点でコース上には誰もいない状況となった。
その後#36アレジが一度コースインしたが、これは燃料を継ぎ足した状態で決勝に向けてのチェックを行なったとのこと。他のドライバーはピットにとどまったままで予選は終了した。
これにより#36アレジは参戦2戦目で早くもポールポジションを獲得。2番手の#37宮田とともにKuo VANTELIN TEAM TOM’Sがフロントローを独占して明日の決勝に臨む。
第3戦決勝は明日の午後2時15分より42周または最大75分間で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦 -RIJ- (2021/05/15) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 3 オートポリス 4.674km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'38.252 - - 171.258
2 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'38.337 0.085 0.085 171.110
3 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'38.511 0.259 0.174 170.807
4 19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'38.651 0.399 0.140 170.565
5 38 坪井 翔 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'38.757 0.505 0.106 170.382
6 20 平川 亮 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'38.910 0.658 0.153 170.118
7 16 野尻 智紀 TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'39.197 0.945 0.287 169.626
8 6 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'39.626 1.374 0.429 168.896
9 12 塚越 広大 ThreeBond SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E 1'39.721 1.469 0.095 168.735
10 3 山下 健太 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 1'40.145 1.893 0.424 168.020
11 15 大津 弘樹 TEAM MUGEN SF19 Red Bull MUGEN Team Goh Honda M-TEC HR-417E 1'40.585 2.333 0.440 167.285
12 1 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'40.766 2.514 0.181 166.985
13 51 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E 1'40.823 2.571 0.057 166.890
14 18 国本 雄資 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 1'41.351 3.099 0.528 166.021
15 7 小高 一斗 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 1'41.521 3.269 0.170 165.743
---- 以上基準タイム(107% - 1'45.129)予選通過 ----
- *64 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E
- *4 中山 雄一 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F
- *5 福住 仁嶺 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E
- *14 大嶋 和也 NTT Communications ROOKIE SF19 NTT Communications ROOKIE TOYOTA TRD01F
CarNo.14,5,4,64は、2021全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第27条7.により、予選タイム抹消のペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は5月15日、第3戦が開催されている大分県日田市のオートポリスで恒例のサタデーミーティングを開催した。
ミーティング は今回も新型コロナウィルス対策としてZoomを用いたリモート方式で行われ、倉下明(JRP代表取締役社長)、上野禎久(JRP取締役) の両名が出席した。
まずは倉下社長より、第3戦の開催を決断した経緯について説明があった。
先日スーパーGT第3戦の開催延期がGTアソシエイションと鈴鹿サーキットから発表になったばかりだが、スーパーフォーミュラは今週末の第3戦を予定通り開催することになった。
この決断をするにあたっては、これまで関係各位の協力を得て検討を重ねてきたが、最終的には主催者であるオートポリスからの要望があったこと、地元の理解が得られたこと、そして医師団の尽力により医療体制が構築できたことが決め手になったという。
今後の開催については、次戦の舞台となるスポーツランドSUGOとはすでに話し合いを始めており、今回と同様に地元の理解と医療体制の構築、そして緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を踏まえたJAFのガイドラインに従って判断していくという。
それ以降の開催サーキットにおいても同様の手続きを踏んで判断していくことになるとのことだ。
上野取締役からは今大会の予選、決勝の運用についての説明がなされた。
公式予選については既報の通り、今大会はノックアウト方式ではなく40分間の計時予選とすることが決まっている。これは天候の悪化を考慮し、競技団との話し合いの結果決まったという。
明日の決勝についても今後の天候の変化を踏まえて対応してくことになるとのことだ。
SF第3戦の公式予選は午後2時50分に開始。決勝は明日の午後2時15分より42周または75分間で行われる予定だ。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦のフリー走行1回めが5月15日、大分県日田市のオートポリスで行われ、#64大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がトップタイムを記録した。
4月の開幕から3戦めを迎えた全日本スーパーフォーミュラ選手権だが、
第1戦、第2戦を欠場した小林可夢偉(KCMG)、第2戦を欠場した中嶋一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)は世界耐久選手権(FIA WEC)出場の影響で今大会も欠場となったため、#7KCMG Elyse SF19は小高一斗、#36Kuo VANTELIN TOM'S SF19はジュリアーノ・アレジがドライブすることとなった。
同様にFIA WECに出場したタチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)も今大会を欠場することになり、こちらは塚越広大が#12ThreeBond SF19をドライブする。
一方、体調不良のため開幕2戦を欠場した#6牧野任祐(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)はこのレースからようやく復帰してきた。
そうしたなか、フリー走行は午前9時30分より90分間で行われた。天候は曇り。朝から降っていた小雨はコースオープン時には止んでいたが、路面はウェットだ。
開始直後には#39阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)がファイナルコーナースタンド前でスピン。これを回避しようと#1山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がコースを飛び出す場面が見られたが、両者とも自力で走行を再開した。
続いて開始10分で#51松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)がスピン。こちらはコース上でエンジンが停止してしまったためにフリー走行はここで赤旗中断となった。
この時点でのトップは#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)で1'38.763。2番手は#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5S SF19)で1'39.009。#64大湯都史樹が1'39.584で3番手につける。
51号車の回収ののち、走行は9時47分に再開された。残り時間は73分だ。
再開と同時に空からは大粒の雨が。
しかしそれにもかかわらず#19関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が1'39.111とタイムを上げて4番手に浮上してきた。
続いて#20平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)も1'38.762を叩き出してトップに躍り出るが、その直後に#64大湯都史樹が1'37.589でトップに。残り時間は66分だ。
その後は雨足が強まってきたため、全車がピットインして天候の回復を待つこととなる。
残り時間が46分を切ったところで#19関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が再びコースへ。#36ジュリアーノ・アレジもそれに続くが、とてもアタックできるコンディションではなかったため、二人ともすぐにピットへ戻ってきた。
その後、残り時間が30分を切ったあたりから走行を再開するドライバーが徐々に出始め、残り時間が15分を切る頃には雨も小ぶりになってきたものの、タイムアップを期待できるコンディションには程遠い状況。
それでも果敢にタイムアップに挑んだ前年王者の#1山本だったが、残り時間間もなく1分というところで惜しくも第2ヘアピンでスピンアウト。グラベルに捕まってストップしてしまったため、この日2度めの赤旗が提示され、フリー走行はそのまま終了となった。
これにより、トップは#64大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)で1'37.589。2番手は#20平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)で1'38.762。3番手は#16野尻智紀で1'38.763という結果となった。
第3戦の公式予選は午後2時50分より40分間の計時予選として行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
大分県日田市のオートポリスにて開催されている全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は、朝からあいにくの雨に見舞われており、今後もさらなる天候の悪化が予想されている。
このため、大会審査委員会と大会事務局は午前8時00分に公式通知を出し、今大会の予選方式を従来のノックアウト方式ではなく、40分間の計時予選に変更することを発表した。
予選開始時刻は午後2時50分だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
優勝 三宅淳詞(ルーニースポーツ)
「レインコンディションになりましたが、僕自身ライツの経験も少なくもちろん雨の経験もなかったので不安でした。でも走り出して見るとセッティングが決まっていて追い上げることができました。後半は雨が強くなって裏目に出てしまった部分もありますが、今回は運も味方して勝てたと思います」
「2番手に上がった頃は雨が少なくセッティングも当たっていたので、トップに追いつきだした時点で行けると思いました。名取選手の走りを見れば雨の量とかが分かりますので、有利な立場だったということもあります」
「優勝できたことは本当に良かったと思いますが、ドライコンディションの1、2戦目は名取選手や佐藤選手に歯が立たなかったので、鈴鹿に行ってもこのままだと厳しい状況だと思います。しっかりチームと打ち合わせして、自分の悪い部分も改善できるように頑張っていきたいと思います」
2位 名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)
「スタートからペースも良くレースを進めることができたのですが、早々にフロントタイヤが終わってしまいました。(後方の)トムス勢も同じような状態と思ってタイム差を気にしながら走っていましたが、そのなかで三宅選手が中盤すごいペースで追い上げてきて抑えきれませんでした。その後雨が強くなってからは追いつくことができましたが、もう1周あればという感じでしたので、悔いの残るレースでした」
「開幕戦は勝てましたがその後2位が続いたことは、ルーキーが多いシーズンであることを考えると、このままでは上に行っても通用しないと思います。開幕戦の優勝も内容は悔しさが残るものでしたし、宮田選手や坂口選手が走っていたらと思うと、まだまだ足りない部分があるので、もっとトレーニングする必要があると思います」
「シーズン前、差がつかないのはストレートの長い富士だけと思っていましたので、次の鈴鹿やオートポリスなどの複合コースでは(予選で)コンマ5秒くらい差をつけたいと思います」
3位 ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)
「今日は本当にきついレースでした。初めてのフォーミュラ・ライツで雨の富士でしたから、(僕にとっては)全部サプライズでした。乾いていたときは段々ペースが落ちてきて、サバイバルのようで本当に難しかったです。チームメイトの前でフィニッシュでき表彰台に登れたことはラッキーでした。スタート前のグリッドでは暫く見ていなかったグリッドガールを見てエンジョイできましたしね(笑)」
「鈴鹿はテストしたときに割と良いペースで走れたので、フリープラクティスでさらに少しずつ良くなると思います」
まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3戦の決勝が、4月4日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、予選6位の#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)が濡れたコースコンディションのなか、先行する#50名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)を捕らえ優勝。今大会3人目のウィナーとなった。
スーパーフォーミュラレースの途中から降り出した雨は降ったり止んだりを繰り返し、コースを濡らし続けたため、全車レインタイヤを装着してのスタートとなった。
第1戦の決勝結果で決まったグリッド最前列には、すでにライバルとなった名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)と佐藤蓮(TODA RACING)が並び、誰もが決勝は2人による一騎打ちが繰り広げられるものと思っていた。
ところが、あろうことか#2佐藤はエンジンストールなのか、シグナルがブラックアウトしてもグリッド上で動けず。後続車は#2佐藤のマシンを右に左にかわしながらスタートしていく。#2佐藤は最後尾からレースに復帰するが、即座にピットイン。ここで天候回復に賭けスリックタイヤに交換するというリスキーな作戦に打って出る。
その間にもレースはトップ#50名取が#36ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)、#37平良響(TOM'S)のトムス勢を従える形で進んでいく。ドライでコンディションであれば#50名取に分があるはずだが、不安定なコンディションが#50名取のシナリオを狂わせていく。
7周を終え#36アレジに対し3.4秒のマージンを築いた#50名取だったが、ハーフウエットのコンディションにセッティングがハマった#10三宅が急接近。4位から一気に2位にジャンプアップすると、#50名取を1周1秒から3秒も上回るペースで走り、12周目のアドバンコーナーでついにトップに立つ。
抜かれた#50名取もやや雨の強くなった残り周回で再逆転を狙い、諦めずに差を詰めるが追いつくまでには至らず、伏兵ともいえる#10三宅が今大会3人目の勝者となった。3位は第1戦に続いて#36アレジが入った。
最後尾からスリックタイヤで追い上げを図った#2佐藤は、途中路面コンディションが回復したときはトップグループより6~9秒も速いラップタイムを刻み、大逆転の期待を抱かせたが、レース折返しから再び雨が強くなるとペースを上げることはできず、9位フィニッシュ。ファステストラップを記録したことで着実にポイントを稼いだ。
マスターズクラスは#4今田信宏(B-MAX ENGINEERING)の脱落もあり、#11M植田正幸(ルーニースポーツ)がクラス優勝。ルーニースポーツとしては嬉しいダブルウィンとなった。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦 -RIJ- (2021/04/04) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2021 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 10 三宅 淳詞 MAX RACING 320 Rn-sports SPIESS A41 15 27'24.115 - -
2 50 名取 鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 15 27'25.133 1.018 1.018
3 36 ジュリアーノ・アレジ TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 15 27'31.621 7.506 6.488
4 37 平良 響 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 15 27'31.627 7.512 0.006
5 5 神 晴也 Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 15 27'32.619 8.504 0.992
6 1 野中 誠太 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 15 27'36.028 11.913 3.409
7 51 小山 美姫 B-MAX ENGINEERING 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 15 27'54.241 30.126 18.213
8 30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 15 27'58.124 34.009 3.883
9 2 佐藤 蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING SPIESS A41 15 28'12.662 48.547 14.538
10 11 M 1 植田 正幸 MAX RACING RN 320 Rn-sports SPIESS A41 15 28'24.536 1'00.421 11.874
11 4 M 2 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 13 27'33.488 2Laps 2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
- 35 河野 駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE TOYOTA TOM'S TAZ31 6 11'23.160 9Laps 7Laps
Fastest Lap: CarNo.2 佐藤蓮(TODA FIGHTEX)1'38.705 (6/15) 166.423km/h
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦は1日、岡山国際サーキットでグループ1の決勝を行い、ST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/近藤翼組(D'station Vantage GT3)が総合優勝を飾った。
グループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)の決勝は午後1時30分にローリングラップが始まる。上空には薄雲が広がり、柔らかい日差しが降り注ぐ中、全クラス28台が1周を回りスタートが切られた。
■総合(ST-Xクラス)
オープニングラップでは、ポールシッター・星野敏/藤井誠暢/近藤翼組(777号車・D'station Vantage GT3)の星野敏をかわし、予選2位・永井宏明/上村優太組(16号車・Porsche Center Okazaki GT3R)の上村がトップに上がる。2位には星野敏が続き、3位に永井秀貴/嵯峨宏紀/小高一斗組(31号車・DENSO LEXUS RC F GT3)の嵯峨、4位に山脇大輔/高木真一/ショウン・トン組(HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3)の高木が続く。
星野敏は2周目に嵯峨に、3周目に高木にかわされ4位に落ちる。
6周目にはヘアピンで高木が止まりきれずにクラッシュ。マシンの全部を大きく破損し、ここでセーフティーカー(SC)が導入される。高木は首と腰の痛みを訴えドクターヘリで病院に搬送された。
SC中の11周目に31号車は、嵯峨から永井秀貴にドライバーチェンジ。レースが14周目に再開されると、トップ・上村、2位に星野敏、3位にはジョー・シンドウ/柴田優作/影山正美/井上恵一組(9号車・MP Racing GT-R)のシンドウが、4位に大八木信行/星野一樹/⼤⼋⽊⿓⼀郎/藤波清斗組(81号車・DAISHIN GT3 GT-R)の大八木が上がってきた。
28周目には777号車は藤井に、81号車は星野一樹に、29周目には9号車は柴田に交代すると2位には永井秀貴が浮上、3位・柴田、4位・星野一樹と続く。
16号車は34周まで引っ張って上村から永井宏明に交代、3位で戦列に復帰。トップにはトップには77号車・藤井が、2位には31号車・永井秀貴が浮上した。
56周目には31号車が小高に、62周目には81号車が藤波に、70周目には777号車が近藤に、72周目には16号車が再び上村に、78周目には9号車が影山に、それぞれ最終ドライバーに交代すると、トップは777号車・近藤が堅持、2位には81号車・藤波が、3位には9号車・影山がつけることとなった。
90周目にはトップ近藤と2位藤波の差は48秒、その後ろには22秒離れて3位・影山がつける。
近藤は2位との差をコントロールし3時間109周を走りきってトップでゴール。777号車・D'station Vantage GT3が今季初優勝を飾った。2位には81号車・DAISHIN GT3 GT-Rが、3位には9号車・MP Racing GT-Rが入った。
■ST-Zクラス
ST-Zクラスは8チームが参戦。オープニングラップで予選2位・飯田太陽/加藤寛規/高橋一穂組(2号車・ケーズフロンティアSYNTIUM KTM)の加藤が他車と接触して後退。序盤のSC中には、早々に大塚隆一郎/青木孝行/下垣和也/坂本祐也 組(500号車・5ZIGEN AMG GT4)の坂本と内田優大/山内英輝/高橋翼組(3号車・ENDLESS AMG GT4)の山内が早々にピットイン。それぞれ坂本から青木に、山内から内田にドライバーを交代した。この混乱に乗じてトップに浮上したのは予選7位からジャンプアップしたDAISUKE/元嶋佑弥/森山鉄也組(23号車・TKRI松永建設AMG GT4)の元嶋。2位に星野辰也/織戸学/篠原拓朗/浜健二組(47号車・D'station Vantage GT4)の星野辰也、3位に福田幸平/松本武士/塩津佑介/奥村浩一組(19号車・BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR)の福田と続く。
しかし23号車・元嶋が56周目にDAISUKEに後退するとトップに浮上したの47号車の篠原、2位に2号車の高橋一穂がつけ、DAISUKEは3位に落ちた。
各車が2回目のピットインを終えるとトップに浮上したのは52周目に青木から大塚に交代した500号車。2位には3号車の高橋翼が続く。さらに後方から追い上げてきたのが60周目に篠原から織戸に交代した47号車。
織戸は終盤に高橋翼をパスし2位に上がるとトップの大塚に迫る。10秒ほどあった差はみるみる縮まったが0秒5を切ったところでチェッカー。500号車大塚が逃げ切ってチーム5ZIGEN(5ZIGEN AMG GT4)が初優勝を飾った。2位は惜しくも47号車・D'station Vantage GT4。2連勝でウエートハンディ50キロを積んだ3号車ENDLESS AMG GT4が3位に入った。
■ST-TCRクラス
ST-TCRクラスは3チームが参戦。全車完走を果たし、優勝はKIZUNA/千代勝正/安田裕信/大草りき組(22号車・WAIMARAMA KIZUNA Audi RS 3 LMS)、2位には植松忠雄/井出有冶/川端伸太朗組(290車・F・Link Home CIVIC TCR)が、3位には松井猛敏/加藤正将/下山征人/山崎洋輔組(65号車・REBELLION Mars Audi RS3 LMS)が入った。
■ST-1クラス
ST-1クラスは2チームが参戦。終盤、トップ・堀田誠/阪口良平/堤優威組(38号車・ADVICS muta Racing RC F TWS)の阪口が、2位・蒲生尚弥/豊田大輔/小倉康宏/河野駿佑組(28号車・ROOKIE Racing GR SUPRA)の豊田をリードしていたが、終了直前に阪口が1コーナーでオーバーラン。労せずして豊田がトップに立ちゴールした。
■ST-2クラス
ST-2クラスは5チームが参戦。序盤から中盤にかけてトップ・井口卓人/佐々木雅弘/MORIZO組(32号車・ROOKIE Racing GR YARIS)の佐々木と2位・大澤学/後藤比東至/石坂瑞基組(59号車・DAMD MOTUL ED WRX STI)石坂が接近戦を演じる。32号車が佐々木~MORIZO(トヨタ自動車・豊田章男社長)~井口、59号車が石坂~後藤~大沢と交代すると59号車がトップに浮上。2位には32号車、3位には冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(6号車・新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボX)が入った。
■ST-3クラス
ST-3クラスは4チームが参戦。大島和也/冨林勇佑/石井宏尚組(39号車・エアーバスターWINMAX RC 350 TWS)を除く3チームが序盤でSCでピット義務1回を消化してドライバーを交代する。トップの39号車大島は50周目に富林に交代すると終了直前までドライブ。94周目に富林から再び大島に交代すると、2位に上がっていた服部尚貴/吉田広樹/川合孝汰組(52号車・埼玉トヨペットGreen Brave)の前でコースに復帰。そのまま39号車が優勝を飾った。2位には52号車、3位には田中徹/三宅淳詞/田中哲也組(244号車・QUEEN EYES 34Z)が入った。
第4戦はツインリンクもてぎに舞台を移し3週間後の11月22日に全クラス参加しての5時間レースとして開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
スーパー耐久レースin岡山 -RIJ- (2020/11/01) Group 1 Final Weather:Fine Course:Dry
2020 PIRELLI Super Taikyu Series Round 3 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 777 ST-X 1 星野 敏 藤井 誠暢 近藤 翼 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 109 3:00'41.117 - -
2 81 ST-X 2 大八木 信行 星野 一樹 ⼤⼋⽊ ⿓⼀郎 藤波 清斗 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MOTOR SPORTS 109 3:01'23.902 42.785 42.785
3 9 ST-X 3 ジョー・シンドウ 柴田 優作 影山 正美 井上 恵一 MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 MP Racing 109 3:01'47.885 1'06.768 23.983
4 31 ST-X 4 永井 秀貴 嵯峨 宏紀 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 apr 108 3:01'26.091 1Lap 1Lap
5 500 ST-Z 1 大塚 隆一郎 青木 孝行 下垣 和也 坂本 祐也 5ZIGEN AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 103 3:00'43.631 6Laps 5Laps
6 47 ST-Z 2 星野 辰也 織戸 学 篠原 拓朗 浜 健二 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 10 103 3:00'44.087 6Laps 0.456
7 3 ST-Z 3 内田 優大 山内 英輝 高橋 翼 ENDLESS AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 ENDLESS SPORTS 50 103 3:00'56.429 6Laps 12.342
8 19 ST-Z 4 福田 幸平 松本 武士 塩津 佑介 奥村 浩一 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR Porsche 718 GT4 MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 15 102 3:01'30.002 7Laps 1Lap
9 22 ST-TCR 1 KIZUNA 千代 勝正 安田 裕信 大草 りき WAIMARAMA KIZUNA Audi RS 3 LMS Audi RS 3 LMS TCR WAIMARAMA KIZUNA RACING 10 102 3:01'55.941 7Laps 25.939
10 290 ST-TCR 2 植松 忠雄 井出 有冶 川端 伸太朗 F・Link Home CIVIC TCR Honda CIVIC TCR Floral Racing with UEMATSU 10 102 3:02'00.040 7Laps 4.099
11 23 ST-Z 5 DAISUKE 元嶋 佑弥 森山 鉄也 TKRI松永建設AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 TKRI 102 3:02'17.309 7Laps 17.269
12 28 ST-1 1 蒲生 尚弥 豊田 大輔 小倉 康宏 河野 駿佑 ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA SUPRA ROOKIE RACING 20 101 3:00'42.085 8Laps 1Lap
13 21 ST-Z 6 東風谷 高史 眞田 拓海 高橋 裕史 STP with Studie BMW M4GT4 BMW M4GT4 Teamサントメ・プリンシペwith Studie 101 3:01'51.334 8Laps 1'09.249
14 39 ST-3 1 大島 和也 冨林 勇佑 石井 宏尚 エアーバスターWINMAX RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 TRACY SPORTS 10 101 3:02'19.171 8Laps 27.837
15 2 ST-Z 7 飯田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 ケーズフロンティアSYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 KTMカーズジャパン 10 101 3:02'19.955 8Laps 0.784
16 38 ST-1 2 堀田 誠 阪口 良平 堤 優威 ADVICS muta Racing RC F TWS TOYOTA LEXUS RC-F TRACY SPORTS 100 3:00'51.409 9Laps 1Lap
17 52 ST-3 2 服部 尚貴 吉田 広樹 川合 孝汰 埼玉トヨペットGreen Brave TOYOTA クラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 10 100 3:00'56.342 9Laps 4.933
18 *65 ST-TCR 3 松井 猛敏 加藤 正将 下山 征人 山崎 洋輔 REBELLION Mars Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR Audi Team Mars 100 3:01'10.067 9Laps 13.725
19 244 ST-3 3 田中 徹 三宅 淳詞 田中 哲也 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Ver.NISMO Max Racing 100 3:01'40.522 9Laps 30.455
20 59 ST-2 1 大澤 学 後藤 比東至 石坂 瑞基 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 10 100 3:02'04.376 9Laps 23.854
21 32 ST-2 2 井口 卓人 佐々木 雅弘 MORIZO ROOKIE Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS ROOKIE RACING 10 100 3:02'20.653 9Laps 16.277
22 6 ST-2 3 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 100 3:02'25.312 9Laps 4.659
23 7 ST-2 4 成澤 正人 安斎 景介 藤井 芳樹 八巻 渉 新菱オート☆VARIS☆DXLエボX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 98 3:01'24.240 11Laps 2Laps
24 17 ST-2 5 野上 達也 大谷 飛雄 野上 敏彦 DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SPORT TEAM NOPRO 95 3:01'28.113 14Laps 3Laps
25 15 ST-3 4 長島 正明 小松 一臣 たしろ じゅん 山崎 学 岡部自動車RECAROフェアレディーZ NISSAN Fairlady Z Ver.NISMO OKABE JIDOSHA motorsport 91 3:01'51.060 18Laps 4Laps
26 *20 ST-Z 8 鈴木 宏和 砂子 塾長 木下 隆之 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 15 82 3:02'20.958 27Laps 9Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 16 ST-X - 永井 宏明 上村 優太 Porsche Center Okazaki GT3R Porsche 911 GT3R PORSCHE CENTER OKAZAKI 20 104 2:55'08.463 5Laps -22Laps
- 888 ST-X - 山脇 大輔 高木 真一 ショウン・トン HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 Mercedes-AMG Team HIRIX Racing 10 5 7'51.503 99Laps 77Laps
Fastest Lap: CarNo.16 上村優太(Porsche Center Okazaki GT3R) 1'31.267 (5/104) 146.064km/h
ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦は31日、岡山国際サーキットでグループ2(ST-4、ST-5クラス)の決勝を行い、ST-4クラスで平中克幸/国本雄資/ヒロ・ハヤシ/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)が、ST-5クラスで橋本陸/妹尾智充/貫戸幸星組(odula AVANTECHロードスター)が優勝した。
グループ2の決勝は午後1時30分、汗ばむような陽気の中、3時間先のゴールを目指してローリングラップが始まった。
スタートではオープニングラップに予選2位・平中克幸/国本雄資/ヒロ・ハヤシ/石川京侍組(884号車・林テレンプSHADE RACING 86)の平中がヘアピンでポールシッター・久保凜太郎/細川慎弥/坪井翔組(31号車・GR Garage水戸インターGR86T)の細川をかわしてトップに立つ。2位に細川、3位には小河諒/宮田莉朋/松井孝允組(13号車・ENDLESS 86)の松井が続く。
9周目に入ったストレートでは2位細川と3位松井が併走。しかしインから細川をパスしようとした松井と細川が接触。細川はコースアウトして、ピットインを余儀なくされた。これで松井が2位。
2位に上がった松井は平中に急接近。3位以下を置き去りにしてこの2人は以後延々と接近戦を演じるがお互いに決め手が無く順位は変わらず。
42周目には13号車は松井から宮田にドライバーチェンジ。後続とは大きく水をあけていたため、2位のままコースに復帰した。
トップ平中が45周目を走行中にST-5クラスで接触があり、ここでフルコースイエロー(FCY)が宣言される。これを見て884号車・平中は国本にドライバーチェンジ。トップのままコースに復帰した。
この時点でトップ国本と2位宮田は5秒弱離れていたが、ここから宮田が国本に急接近。53周目にはその差は3秒を切り、54周目には1秒5、55周目には0秒6と1秒を切った。
背後につかれた国本も巧みにブロックラインを取り宮田の先行を許さない。このテールトゥノーズの争いは数周続いたが、59周目のバックストレッチで国本に並びかけた宮田がヘアピンでインから国本をパス。ついにトップに躍り出た。
13号車・宮田は81周目にドライバーを再び松井に交代すると、2位以下を20数秒離してピットアウト。これでこのまま逃げ切ると思われたが、なんと13号車に黄旗区間の追い越しでドライビングスルーペナルティーが科されることになった。
83周目に松井がペナルティー消化してコースインすると、1コーナー手前でピットアウトする13号車の鼻先をかすめて884号車・石川が再びトップを奪い返した。
ここから13号車・松井が884号車・石川を追いかける。役者は代わったが、再び884号車と13号車の争いが勃発した。
しかし2台のタイムは拮抗。最後の力を振り絞って松井は3秒ほどあった差を薄皮をむくように徐々に詰め始めるが、その差は大きく、逆転ならず。石川が逃げ切り、884号車・平中/国本/ハヤシ/石川組が今季初優勝を飾った。2位にはペナルティーに泣いた13号車・小河/宮田/松井組が、3位には大きく遅れて浅野武夫/藤原大輝/土屋武士組(18号車・Weds Sport 86)が入った。
ST-5クラスは、オープニングラップで予選2位・村上博幸/中島保典/谷川達也組(88号車・村上モータースMAZDAロードスター)の谷川がポールシッター・橋本陸/妹尾智充/貫戸幸星組(odula AVANTECHロードスター)の妹尾をかわしトップに立つ。妹尾も序盤は谷川に食い下がっていたが徐々にその差は開き始める。
43周目に456号車は妹尾から貫戸にドライバーチェンジ。47周目には88号車は谷川から中嶋にドライバーチェンジ。56周目には456号車は橋本にチェンジ。60周目に88号車が中嶋から村上にドライバーチェンジすると、橋本がトップに躍り出た。
この時点で456号車・橋本と10秒ほどあった差を88号車・村上は徐々に詰め始める。その差は73周目に7秒8。しかし74周目に差し掛かった1コーナーで村上はコースアウト。FCYが導入され88号車はレースを終えることとなった。
これで橋本は安泰。2位以下を大きく離し、456号車・橋本/妹尾/貫戸組が悲願の今シーズン初優勝を飾ることとなった。
2位は梅田真祐/久保田英夫/窪田俊浩組(69号車・J'S RACING☆FIT)、3位には佐々木孝太/吉田綜一郎/大崎悠悟/加藤潤平組(102号車・ヒロマツデミオマツダ2)が入った。
グループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)の決勝は明日11月1日、午後1時30分より3時間レースとして行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA