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2023年4月

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝 白崎稜がぶっちぎりのポールトゥウイン

優勝は白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は2日、岡山国際サーキットで決勝を行い、白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がポールトゥウインで優勝した。

 決勝は11時20分にフォーメーションラップが始まった。早朝の予選時はやや冷え込んだが、この頃には気温も上昇、初夏を思わせる陽気となった。10台が1周を回ってグリッドに着き、シグナルブラックアウトを待つ。

12周の決勝がスタートした

スタートでトップに立った元山泰成(Ecotech Racing)だったが……

 ポールポジションの白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)は動き出しが鈍く、予選2位・元山泰成(Ecotech Racing)の先行を許す。しかし、白崎は1コーナーで元山に並びかけ、2コーナーですかさずトップを奪い返した。その元山以下は混戦、混乱に飲み込まれた元山は5位まで順位を落とす。代わって2位には予選4位の松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)が上がり、3位にも状況を冷静に見つめていた予選5位のベテラン板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)が浮上する。4位には小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が、5位には元山6が6位には宮島雄太(RSイディア・イーグルスポーツKK-S2)付ける。予選3位の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)はスタートをミスし、7位まで落ちてしまった。

 トップに立った白崎は盤石。1周目には2位以下を1秒以上離し、周回ごとにその差を広げる。5周目にはこのレースのファステストラップとなる1分37秒408をたたき出すと、12周を回って2位以下を8秒以上離す、ぶっちぎりの優勝を飾った。

 2位には松田が付けていたが、その後ろ3位以下は接近戦。板倉、小川、元山、宮島、村田が接近戦を演じる。2周目に村田が宮島をパスして6位に上がると、この集団は徐々に2位の松田に接近。

 2位以下の争いは、5周目までは一進一退で順位が変らず。6周目には村田が元山を捉えて5位に上がる。

松田大輝をパスして2位に上がる板倉慎哉

 10周目にはこの集団で順位が大きく変わる。板倉が松田をパスして2位に上がると、4位の小川は混乱の中で、村田、元山にもパスされ一気に6位まで落ちてしまった。

 11周目には、4位の村田がパスして3位に上がると、6位の小川も元山を抜き帰して5位に浮上。

決勝2位は板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)

決勝3位は村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

決勝4位は松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)

 12周を回って、2位には板倉が、3位には村田が、4位には松田が、5位には小川が、6位には元山が入った。

優勝した白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 優勝した白崎は20ポイントを追加し選手権ポイントを30と伸ばし、トップに立った。2位には27ポイントで板倉が、3位はこのラウンド不参加の岡本大地が20ポイントで続いている。

表彰式

 第3戦は鈴鹿サーキットに戻り、5月14日に決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選 PP・白崎稜「ヘアピンはかなり得意」

ポールポジション 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)
 「昨日の時点でセットは決まっていたので、ニュータイヤを投入したちゃんと決めることができました。2週間前に練習に来ましたが、レースは初めてです。筑波でぐるぐる回っていたので、ヘアピンはなかり得意です。岡山はRが大きくて速度が乗るところもあるので、そこは最初苦戦しました。タイヤはグリップが上がって、持ちも良くなり、練習はマイルを過ぎたタイヤでしてたので、参考にはならないんですが、練習はできました。昨日の朝の気温の低いときにセットだしもできました。決勝は、スタートは得意なので自分のペースを守って集中していきます」
予選2位 元山泰成(Ecotech Racing)
 「練習のときから思ったセットを出せなかったので、予選も厳しいかなと思っていましたが、ぎりぎり合わせ込めました。トップとは差があるんですが、2番手なので悪くはないと思います。タイヤは、ゴムが変って縦が強くなり、横が弱くなったので戸惑いましたが、走り方も変えながら、いろいろ試行錯誤しました。決勝ですが、予選とレースは違うので、優勝を目指してがんばりたいと思います」
予選3位 村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)
 「練習で新品を入れてもタイムが変らず進歩がなかったんですが、データを見てもともとの突っ込みすぎとかがあり、がんばりすぎたのかと思います。奥まで行きすぎて立ち上がりでスピードが伸びなくて、裏ストレートも登りでスピードが伸びず、タイムロスしていました。決勝は、前との差は無いので、1位を狙いにいきたいんですが、まずは2番手を仕留めたいと思います。ペースはベストの下くらいで走れていて、平均ペースはぼくの方が速いと思うので、がんばりたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選 白崎稜がぶっちぎりのポールポジション

 スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は2日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がポールポジションをぶっちぎりで獲得した。

ポールポジションは白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 今シーズンからS-FJ鈴鹿シリーズに岡山ラウンドが追加された。岡山国際サーキットで行われる鈴鹿シリーズは初。第1戦の鈴鹿では22台の参加を集めたが、今回は参加台数10台と半減し、第2戦はややさびしいラウンドとなった。

 場内の桜はほぼ満開だが、散り始めた株もあり、この週末が最後の花見となりそうだ。快晴の下、午前9時25分より、25分間の公式予選が行われた。

 予選をリードしたのは白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)。3周目に1分38秒512を出すと、周毎にベストタイムを更新。5周目にはコースレコードとなる1分37秒649をたたき出すと、最終の9周目には37秒020までタイムを縮めてポールポジションを獲得した。

予選2位は元山泰成(Ecotech Racing)

予選3位は村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

 予選2位に入ったのは元山泰成(Ecotech Racing)。1分37秒687とポールの白崎から0秒667差だった。予選3位には17歳の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)が入った。

予選4位は松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)

予選5位は板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)

予選6位は小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)

 4位には松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)が、5位には板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)が、6位には小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が続いた。

 2位の元山から6位の小川まではわずか0秒173差、2位以下は僅差の予選となった。

 決勝はこの後、午前11時分より12周で行われる。順当なら白崎の独走になりそうだが、2位以下は僅差のため予断の許さない決勝となりそうだ。岡山ラウンド最初の勝者は誰になるのであろうか?

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsorts Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2023/04/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
191白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
1219'41.395--
255板倉 慎哉AMORE TOKYO☆RACING F
MYST KK-S2
1219'49.503 8.108 8.108
311村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
1219'49.957 8.562 0.454
419松田 大輝藤本電機工業K-TACK MYST
MYST KK-S2
1219'50.613 9.218 0.656
512小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
1219'51.201 9.806 0.588
61元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
1219'51.60910.214 0.408
729宮島 雄太RSイディア・イーグルスポーツKK-S2
MYST KK-S2
1219'55.70514.310 4.096
823宇高 希テイクファーストSAKURA
TOKYO R&D RD10V
1219'59.46918.074 3.764
947山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1220'09.46728.072 9.998
1081妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1220'10.38428.989 0.917
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 91 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース) 1'37.408 (5/12) 136.855 km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2023/04/02) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
191白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
R1'37.020--137.403
21元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
1'37.687 0.667 0.667136.464
311村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
1'37.741 0.721 0.054136.389
419松田 大輝藤本電機工業K-TACK MYST
MYST KK-S2
1'37.753 0.733 0.012136.372
555板倉 慎哉AMORE TOKYO☆RACING F
MYST KK-S2
1'37.802 0.782 0.049136.304
612小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
1'37.860 0.840 0.058136.223
729宮島 雄太RSイディア・イーグルスポーツKK-S2
MYST KK-S2
1'38.290 1.270 0.430135.627
823宇高 希テイクファーストSAKURA
TOKYO R&D RD10V
1'38.674 1.654 0.384135.099
981妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1'38.686 1.666 0.012135.083
1047山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1'38.692 1.672 0.006135.075
---- 以上基準タイム(130%)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'37.589 - 2016/02/21 - 兒島弘訓)を更新した。

Forumula Beat

第2戦富士決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 Formula Beat Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
181卜部 和久H・R F108
ZAP F108
1322'26.475--
247徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1322'40.01813.54313.543
319ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1322'40.57014.095 0.552
455G1河野 靖喜ファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1322'50.06723.592 9.497
520大宮 賢人ハンマーR疾風
疾風
1322'50.73624.261 0.669
640冨田 自然Kデンタルオフィス
TATUUS FC106
1322'54.38827.913 3.652
71安井 和明ブースカ隊長
Dallara F301
1322'56.25129.776 1.863
846入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
1323'00.57534.100 4.324
93吉田 綜一郎ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1323'07.46840.993 6.893
1011G2植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
1323'10.58044.105 3.112
119G3KAMIKAZEファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1323'12.66646.191 2.086
1234G4三浦 勝NUTECルノー
TATUUS FC106
1323'13.42546.950 0.759
1370山口 登唯BLUE-MAX新村工業所RK
B-MAX RK01
1323'14.20647.731 0.781
1416ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1323'31.7901'05.31517.584
158G5米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1323'56.8321'30.35725.042
1648G6渡辺 義人エクシズ☆ハンマーR疾風
疾風
1323'57.5461'31.071 0.714
1792岩本 瞬ファーストガレージ&ISP
B-MAX RK01
1324'10.0781'43.60312.532
1836G7富澤 もぐら松伏光運転代行ハンマーR疾風
疾風
1222'34.3281Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
-6佐々木 孝太ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
814'34.2795Laps4Laps
-21G-村瀬 和也ミストセキグチ:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
815'39.8305Laps1'05.551
  • Fastest Lap: CarNo. 81 卜部和久(H・R F108) 1'43.178 (5/13) 159.208 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース2公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
198小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'37.049--169.263
23澤 龍之介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'37.408 0.359 0.359168.639
362平木 湧也HELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'37.740 0.691 0.332168.066
497岩澤 優吾Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'37.895 0.846 0.155167.800
527リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.056 1.007 0.161167.525
645M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1'40.166 3.117 2.110163.996
718M2YUKIDOME F111/3 ATM-ARF3R
NILZZ Racing
1'41.502 4.453 1.336161.837
823M3YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'42.393 5.344 0.891160.429
92M4林 雅弘HAYASHI SPORTS
Team KRM
1'45.447 8.398 3.054155.783
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.753)予選通過 ----

Forumula Beat

第2戦富士公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 Formula Beat Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
181卜部 和久H・R F108
ZAP F108
1'42.366--160.471
26佐々木 孝太ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1'42.742 0.376 0.376159.884
347徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1'43.518 1.152 0.776158.685
419ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'43.612 1.246 0.094158.541
520大宮 賢人ハンマーR疾風
疾風
1'43.998 1.632 0.386157.953
640冨田 自然Kデンタルオフィス
TATUUS FC106
1'44.216 1.850 0.218157.623
73吉田 綜一郎ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1'44.280 1.914 0.064157.526
892岩本 瞬ファーストガレージ&ISP
B-MAX RK01
1'44.488 2.122 0.208157.212
955G1河野 靖喜ファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1'44.526 2.160 0.038157.155
101安井 和明ブースカ隊長
Dallara F301
1'44.589 2.223 0.063157.060
1146入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
1'44.638 2.272 0.049156.987
1211G2植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
1'45.108 2.742 0.470156.285
1316ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1'45.149 2.783 0.041156.224
1470山口 登唯BLUE-MAX新村工業所RK
B-MAX RK01
1'45.301 2.935 0.152155.999
1534G3三浦 勝NUTECルノー
TATUUS FC106
1'45.570 3.204 0.269155.601
169G4KAMIKAZEファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1'45.994 3.628 0.424154.979
178G5米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1'46.734 4.368 0.740153.904
1821G6村瀬 和也ミストセキグチ:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
1'50.471 8.105 3.737148.698
1936G7富澤 もぐら松伏光運転代行ハンマーR疾風
疾風
1'50.497 8.131 0.026148.663
---- 以上基準タイム(130% - 2'13.737)予選通過 ----
-48G-渡辺 義人エクシズ☆ハンマーR疾風
疾風
no time---

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ決勝ドライバーコメント 優勝・池田拓馬「前に出てからはうまくペースをコントロールできた」

優勝 97号車・池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)

優勝した池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)

 「前に出てからはうまくペースをコントロールできていました。みんなのおかげで勝てました。昨日勝ったことでものすごく肩の荷が下りましたね(笑)。(これで今シーズンが楽しみになった?)次が苦手なSUGOなので、でも頑張ります」

2位 36号車・磐上隼斗(アルビ 富士吟景 10V ED)

決勝2位の磐上隼斗(アルビ富士吟景10V ED)

 「前が波乱だったりして、自分はとにかく冷静で、落ち着いていくことを意識しました。ただ後半フラットスポットが右側にできちゃって、それで思い切り行くことができなくなったのが、まだ経験の浅いところだなということがあります。次は一番高い所を目指して頑張ります」

3位 81号車・池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

決勝3位の池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「自分のペースがあまりよくなかったですね。そのままズルズルっと後半まで行っちゃったので、やられちゃいましたね。(クルマの調子は?)ちょっと今日気温低いので、ペースはいいのかなと思ったのですけれど、それほどよくなくて、ダメでした。これから頑張りたいです」

4位 82号車・内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)

決勝4位の内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「スタートはすごくよくて、序盤から「これは逃げられるな」と思っていたのですけれど、それほどペース上げられなくて。さっき戻って来てみたらスタビライザーが折れていました。全然クルマがしなり過ぎちゃって。本来の速さだったら、あのまま池田選手といい感じの間合いだったと思うのですけれど、ちょっともったいなかったですね。昨日の、勝てるものを落としちゃったのは自分のミスなので、次のSUGOからはあのようなことのないように、頑張ります」

5位 12号車・小川涼介(HIROTEX MS KK-SII)

決勝5位の小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)

 「スタート直後に椎橋選手と接触が起きてしまったことが、悔しいですけど。そこから順位を少しずつ戻していけたのですけれど、そこでもっと上手くやれていたら、もっと順位取り戻せていたはず、っていうところが、ちょっと悔しいレースになってしまいました」

6位 14号車・熱田行雲(ZAP10VED)

決勝6位の熱田行雲(ZAP 10V ED)

 「(終盤の順位争いが)楽しかったですね。(クルマの調子もよかった?)クルマもですが人間がちょっとずつ上手くなっているのかな、という(笑)。でもまだまだ人間がダメなので上手くなっていくしかないですので、頑張ります」

9位 53号車・椎橋祐介(FGウインズNMSPKKSII)

 「(オープニングは何が?)1コーナーで並ばれて、2コーナーを並走して、立ち上がりでふくらみすぎて当たっちゃった、という感じですね。クルマはまったく問題なく、次頑張ります」

Text & Photo: Junichi SEKINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ決勝 覚醒した池田拓馬がバトルを制すると安定した走りで連勝

優勝した池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第2戦決勝はモビリティリゾートもてぎで3月5日(日)に10周で開催され、前日の第1戦で初優勝を遂げた池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)が5周目にトップに立つと、その後は危なげない走りでポジションを守ってフィニッシュ。連勝を飾った。

 モビリティーリゾートもてぎは連日の晴天だが、気温は約11度と前日より4度ほど低い状態。朝の予選では路面がダスティだという声もあったが、この時間路面の状況はやや改善したようだ。

 午後1時30分フォーメーションラップ開始。ポールシッターの椎橋祐介(FGウインズNMSPKKSII)を先頭に各車タイヤに熱入れを行ってからグリッドに整列。レーススタートを迎えた。

 レッドライトが消灯するとスタート。蹴り出しがよかったのが4番グリッドの内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)で、ホィールスピンの多かった2番グリッドの池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)の右側から加速して前に出て、同じく好スタートで3番グリッドから池内をかわした小川涼介(HIROTEX MS KK-SII)に続く3位にジャンプアップする。そして5番手スタートの池田も第1コーナー入口で池内の前に出る。

 小川はポールスタートの椎橋に対してアウトから被せるように第1コーナーに進入するが、続く第2コーナー出口で両車は接触、椎橋はスピンしてアウト側へ飛び出し小川も失速。後続はこれを回避しつつトップに出たのが内田、そして続くのが池田、池内、そして6番グリッドから発進の磐上隼斗(アルビ 富士吟景 10V ED)だ。椎橋は最後尾からレースに復帰する。

 スタートを失敗した池内は池田の背後につけて、ダウンヒルストレートでスリップストリームを抜け出し右側から前に出て2位にポジションアップ。前を行くチームメイトの内田の追走に取りかかる。

 オープニングラップを終えてトップは内田、0.516秒差で池内がコントロールラインを通過、前日の第1戦と同じくTeam RiNoAの2台が1、2体勢を形成する。3位池田は池内から0.231秒差、4位磐上0.312秒差で、5位には7番手スタートだった中澤凌(ZAP NAKs 10VED)が続き、接触でポジションを落とした小川は6位で通過する。

 2周目、トップ内田に対して池内がテール・ツー・ノーズ状態で続き、池田も池内に食らいついた状態でセクター1~セクター2と通過。昨日は同じ陣形で8周目に内田と池田が第3コーナーで接触しただけに緊張が高まるが、ダウンヒルストレートに入ると池内が内田の右サイドに出て半車身前に出て90度コーナーへターンイン、内田もスペースを残して両者クリーンにオーバーテイクを完了させてトップが交代した。

 3周目、今度は池田が内田に襲いかかり、第3コーナーへの加速で内田の前に出て2位へ浮上。スタートはよかった内田だが、ややスピードが伸びず、磐上からもプッシュされ、第5コーナーで3位の座も失ってしまう。その後方では小川が中澤を仕留めて5位に浮上している。

 池田はトップの池内に対し3周目0.5秒差、4周目0.391秒差とじわじわ接近して5周目に入ると第3コーナーでインを突いて並びかけると続く第4コーナーで前に出てトップに立つ。

 池内はトップを奪回すべくコーナー毎に池田のスキを突こうとするが池田もチャンスを与えない。この攻防の間に磐上も間合いを詰め、さらに後方では小川が内田をオーバーテイク。内田は5位までポジションを落としてしまう。

 勢いに乗る磐上はヘアピンへのブレーキングで池内に詰め寄るが、ここは池内が抑えこむ。しかしあきらめない磐上はダウンヒルストレートで池内の右サイドに出て、90度コーナーでブレーキング勝負を挑む。イン側からノーズを前に出してサイド・バイ・サイドのままでセカンドアンダーブリッジを通過、2台はそのままビクトリーコーナーに飛び込むと、ここで池内が前に出てポジションを守り切る。この間に池田はギャップを0.965秒まで拡大する。

 後方ではオープニングラップで最下位に落ちた椎橋がトップグループと同等のスピードで11位まで順位を取り戻している。

 6周目、磐上は第2コーナー立ち上がりで再度池内に挑み、今度は第3コーナー手前でオーバーテイクに成功。2位に上がる。このバトルでいったんは池田を逃がしてしまった磐上だが、7周目に2分4秒537と池田より0.5秒速いペースで1.229秒あったギャップを7周目には0.68秒にまで詰める。しかし池田もここで崩れることなく8周目には0.859秒とリードを拡げる。昨年までの池田は時折キラリと速さを見せるものの、大事なところで些細なミスやトラブルが出て結果が出ないことがあった。しかし昨日の初勝利で戦いぶりに落ち着きが出たように見てとれる。

優勝は池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)

決勝2位は磐上隼斗(アルビ富士吟景10V ED)

決勝3位は池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

決勝4位は内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

決勝5位は小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)

決勝6位は熱田行雲(ZAP 10V ED)

 その後、池田は磐上とのギャップをコントロールして、危なげない走りで10周を走り切りトップでフィニッシュラインを通過、前日に続いて連勝を飾った。2位は磐上、昨年のランキング16位、ベストリザルト5位だった磐上だが、昨日の4位がフロックではなく、トップを争えるポテンシャルがあることを証明した。3位は池内。昨日のレースの反省を活かして、まずは結果を出した。4位には途中ペースを失ったものの終盤息を吹き返した内田が小川を逆転して上がってきた。小川5位。そして中盤以降ZAP SPEE勢3台で争われた6位の座は、熱田行雲(ZAP10VED)の手に落ちた。

 オープニングラップの接触で最下位に落ちた椎橋は、そこからファステストラップを連発して順位を上げ、9位でフィニッシュした。

 池田は前日同様ポディウムにやってくるとマシンの上に仁王立ちになりガッツポーズ。昨日のような涙はなかったが、かわりにヘルメットの下から満面の笑みが出てきた。

 4名が参戦したジェントルマンクラスでは、総合11位の本間隆史(MATレーシングPJ10V)がクラス優勝、総合12位の柴田泰知(ZAP SPEED RV10V ED)がクラス2位に入った。

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第3戦/第4戦は5月13日(土)/14日(日)にスポーツランドSUGOで行われる。連勝でシリーズの主役に躍り出た感のある池田を誰が止めるか。目が離せない。

Text & Photo: Junichi SEKINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2023/03/05) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
197池田 拓馬テイクファースト&アメロイド
MYST KK-S2
1021'00.827--
236磐上 隼斗アルビ富士吟景10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'01.662 0.835 0.835
381池内 比悠群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1021'03.025 2.198 1.363
482内田 涼風群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1021'07.666 6.839 4.641
512小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
1021'08.161 7.334 0.495
614熱田 行雲ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'10.490 9.663 2.329
779中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'12.16411.337 1.674
8*86村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED KK-SII
MYST KK-S2
1021'17.55416.727 5.390
953椎橋 祐介FGウインズNMSP KKSII
MYST KK-S2
1021'18.52117.694 0.967
1024甲山 晴翔Vivalavidaでさん子10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'33.14132.31414.620
1146G1本間 隆史MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
1021'33.23332.406 0.092
1278G2柴田 泰知ZAP SPEED RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'50.08449.25716.851
1335青木 諒太Albirex with GIA ED
MYST KK-S
1021'55.29954.472 5.215
1499G3佐藤 賢一ABBEY RACING
MYST KK-S2
1022'46.7781'45.95151.479
15777G4松下 正人ABBEY RACING
MYST KK-S2
1022'58.3251'57.49811.547
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 53 椎橋祐介(FGウインズNMSP KKSII) 2'04.175 (8/10) 139.187 km/h
  • CarNo. 86は、2023もてぎチャンピオンカップレース特別規則第33条~3)(フォーメーションラップ中の隊列を乱す行為)により、競技結果に対して5秒を加算した。

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ公式予選ドライバーコメント PP・椎橋祐介「決勝もこのままいい感じで行きたい」

ポールポジション 53号車・椎橋祐介(FGウインズNMSPKKSII)2分3秒841

ポールポジションの椎橋祐介(FGウインズNMSP KKSII)

 「最後はめちゃめちゃ集中して、ばっちりスリップも使えて、完璧だったと思います。クルマもばっちりで、決勝もこのままいい感じで行きたいと思います」

予選2番手 81号車・池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)2分4秒009 トップと0.168秒差

予選2位の池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「トップは行けたのですけれど、最終ラップで引っかかっちゃって、それでかなりロスしちゃいました。(タイヤが)温まり切らす、という感じで内圧が・・。路面温度もちょっと低いのかな、とは思いました」

予選3番手 12号車・小川涼介(HIROTEX MS KK-SII)2分4秒145 トップと0.304秒差

予選3位の小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)

 「昨日4番手から今日ひとつポジションを上げることができたので、そこは昨日の反省を活かせたのかな、と思います。決勝ではしっかり(予選の)ポジション上げたぶん、1位を取れるように頑張ります」

予選4番手 82号車・内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)2分4秒338 トップと0.497秒差

予選4位の内田涼風(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「なかなかタイヤ温まらなくて、最後の最後で前に詰まっちゃって。気温も低いですけど、花粉なんだか路面が汚れてて、ちょっとエア圧失敗しちゃったかもしれないです。決勝はたぶんみんなタイヤがタレてくると思うので、昨日の反省を活かして勝てればな、と思います」

予選5番手 97号車・池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)2分4秒487 トップと0.646秒差

予選5位の池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)

 「(セッション)最後の方でガス欠症状みたいのが出て、それで立ち上がりがダルくて、上げられなかったです。ガスが足りなかったとかいう事はないと思います。まだほとんどマシンに乗っていないので、いろんな問題が消化し切れていないのだと思います。決勝までに対策はできると思いますので頑張ります」

予選6番手 36号車・磐上隼斗(アルビ 富士吟景 10V ED)2分4秒550 トップと0.709秒差

予選6位の磐上隼斗(アルビ富士吟景10V ED)

 「前半、池内選手の前走っていて、自分初めての経験だったのでとまどったて(タイムが)出なかったですけれども。後半にいつもの位置に戻ったら、ちゃんと4秒5が出たので、最初の位置取りが失敗したな、というのが悔いが残っています。決勝はスタート決めて昨日みたいにどんどん前に行こうと思っています」

Text & Photo: Junichi SEKINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ公式予選 椎橋祐介がキャリア初のポールポジションを獲得

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第2戦公式予選はモビリティリゾートもてぎで3月5日(日)に開催され、今年からシリーズ本格参戦の椎橋祐介(FGウインズNMSPKKSII)が2戦目にして初のポールポジションを獲得した。

 前日の開幕戦に続けて開催された第2戦、昨日と同じく晴天に恵まれているが気温はかなり下がり6度程度。スケジュール的にもS-FJが本日最初の走行になるので、路面コンデションもややダスティなようだ。

 午前9時5分、磐上隼斗(アルビ 富士吟景 10V ED)を先頭に昨日から1台減った15台がコースイン。20分間の予選が開始された。

 路面温度が低いためか第1戦よりウオームアップを1周多くした感じで、残り時間11分あたりか本格的なタイムが出はじめる。

 まずは椎橋が2分4秒852をマーク、タイミングモニターのトップに立つ。2番手は小川涼介(HIROTEX MS KK-SII)の5秒434、3番手は第1戦のポールシッター、池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)が5秒456で続く。

 残り9分、今度は池内が4秒817と椎橋を0.035秒上回ってトップに立ち、昨日の優勝者、池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)が5秒064で3番手へ上がってくる。椎橋と小川はひとつずつポジションを落とし、5番手には池内のチームメイト、内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)が浮上。

 残り7分、池田が2分4秒679でトップに立つが、その直後にコントロールラインを通過した椎橋が4秒298でトップを奪い返す。小川も4秒702の自己ベストを刻んで3番手へ上がると、次の周回でさらにタイムを削り4秒354で2番手へ。池田も4秒487と自己ベストを更新するが3番手にドロップ。

 残り3分30秒、小川がセクター1、2と全体ベストで通過して2分4秒145でトップに立つ。直後にコントロールラインを通過した椎橋は4秒200と0.055秒及ばず2番手へ。池田を挟んで内田が4秒670で4番手へ。池内を挟んだ6番手には中澤凌(ZAP NAKs 10VED)が上がってくる。

 残り40秒、池内セクター3で全体ベストを出すと4秒202で3番手へポジションアップ。磐上が4秒550で6番手へ。内田も4秒338として池田を押しのけ4番手をキープ。

 チェッカードフラッグが振られ各車最後のタイムアタックに打って出る。まずは池内が2分4秒009でトップに立つが椎橋が3秒841とただ一人2分3秒台に入れて逆転、ポールポジションを決める。小川は自己ベスト更新ならず3番手へダウン。内田4番手、池田5番手、磐上6番手でグリッドが確定した。

 もてぎ/SUGOシリーズ第2戦決勝は午後1時20分コースイン予定。スピードを証明しつつある椎橋と池内のどちらかが初優勝を飾るか、第1戦を痛恨の接触で落とした内田が挽回するか、第1戦で同じ3列目スタートから初優勝を遂げて勝利への呪縛から解かれた感のある池田が巻き返すか、注目だ。

Text: Junichi SEKINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2023/03/05) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
153椎橋 祐介FGウインズNMSP KKSII
MYST KK-S2
2'03.841--139.563
281池内 比悠群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
2'04.009 0.168 0.168139.374
312小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
2'04.145 0.304 0.136139.221
482内田 涼風群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
2'04.338 0.497 0.193139.005
597池田 拓馬テイクファースト&アメロイド
MYST KK-S2
2'04.487 0.646 0.149138.839
636磐上 隼斗アルビ富士吟景10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'04.550 0.709 0.063138.768
779中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'04.976 1.135 0.426138.295
886村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED KK-SII
MYST KK-S2
2'05.112 1.271 0.136138.145
914熱田 行雲ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'05.508 1.667 0.396137.709
1024甲山 晴翔Vivalavidaでさん子10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'07.241 3.400 1.733135.834
1146G1本間 隆史MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
2'07.828 3.987 0.587135.210
1235青木 諒太Albirex with GIA ED
MYST KK-S
2'09.141 5.300 1.313133.836
1378G2柴田 泰知ZAP SPEED RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'09.229 5.388 0.088133.744
1499G3佐藤 賢一ABBEY RACING
MYST KK-S2
2'11.343 7.502 2.114131.591
15777G4松下 正人ABBEY RACING
MYST KK-S2
2'14.04410.203 2.701128.940
---- 以上基準タイム(130% - 2'41.197)予選通過 ----

KYOJO CUP

第2戦富士 混戦を抜け出した翁長実希が開幕2連勝をマーク

2022 KYOJO CUP第2戦レポート

 2022年のKYOJO CUP第2戦が10月23日(日)に富士スピードウェイで開催され、#37 翁長実希(KeePer VITA)が、2戦連続のポールトゥウィンを果たした。

 開幕戦から約5ヶ月空いた今大会では、19台がエントリーし、予選・決勝ともに大盛況となった。今回はKYOJO CUPが立ち上げたトークン発行型クラウドファンディング『TOKEN GO PROJECT』により、#109 KYOJO TOKEN DREAM VITAが参戦。ドライバーはファン投票により2020年のチャンピオンである三浦愛が選出され、「少しでもKYOJO CUPを盛り上げられるようなレースをしたいです」と意気込みを語った。

 8時からスタートした公式予選では、開幕戦を制した翁長がライバルを圧倒する走りを披露。いち早く2分00秒台に入ると、セッション残り2分のところで2分00秒085を記録し、2戦連続でポールポジションを獲得した。

 12時25分から始まった12周の決勝レースでは、2番グリッドの三浦が好ダッシュを決めて、TGRコーナーでトップに立ったが、2周目に翁長が逆転。そのまま後続との差を広げていった。一方、2番手争いは合計6台による激しい接近戦となった。特に3周目に2番手に上がった#87 山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)と、それを追いかける#38 猪爪杏奈(LHG Racing YLT VITA)によるバトルは白熱し、各コーナーでサイドバイサイドのバトルを展開。最終的に猪爪が7周目に山本を攻略し2番手に浮上した。

 さらに、スタートで4番グリッドから7番手まで後退した#337 斎藤愛未(D.D.R VITA-01)も、後半になって着実にポジションを上げ、残り2周のところで3番手まで挽回した。

 トップの翁長は7周目に2分01秒242のファステストラップを記録すると、その後も2分01秒台前半のペースを維持。最終的に2番手以下に対して、11秒もの大量リードを築き、開幕2連勝を飾るトップチェッカーを受けた。2位には猪爪、3位には斎藤が入った。TOKEN GO PROJECTの三浦は6位でレースを終えた。

優勝 翁長実希
 「予選では予想以上に路面温度が上がり、想定していたタイヤの内圧が合わなくなってバランスを崩してしまいました。1 分59 秒台を狙っていたのですが、それに届かず悔しかったです。決勝ではスタートで三浦選手に前に出られてしまいましたが、2 周目に抜き返すことができました。そこからは、次のメインストレートでスリップストリームに入られないところまで差を広げられれば私の勝ちだなと思っていたのですが、まさにその通りの展開になりました。メカニックさんが私のコメントやオーダーに対してクルマを合わせてくれて、とてもいい状態で走ることができました。路面温度が上がっていたので、そこは心配でしたけど、走れば走るほど安定してきて、ファステストラップも出せましたし、ペースを維持して走ることができました。ポイント差を広げられたことは嬉しいですが、安心しちゃダメだなと思っています。今年はチャンピオンを獲ることは最低条件だと思っていて、まだ誰も達成していないシリーズ全戦優勝を目指して行きたいと思っています」
株式会社インタープロトモータースポーツ

TCR JAPAN SUNDAY

第2戦岡山決勝 HIROBONが日曜シリーズも優勝 MOTOTINOが2位、猪爪杏奈が3位

優勝したHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

 TCRジャパンサンデーシリーズ第2戦は26日、岡山国際サーキットで決勝を行いHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。

 決勝は午後0時10分からフォーメーションラップが始まった。

 スタートでは、ポールポジションの猪爪杏奈(DOME RACING)の動き出しが鈍く、予選3位の大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)がトップに浮上。これに予選2位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が続くが、HIRBONはヘアピンで大蔵を捉えトップに立った。猪爪は後方の集団に飲み込まれてしまった。

 オープニングラップ、トップでコントロールラインに戻ってきたのはHIROBONで2位以下を0秒9離した。2位には大蔵が、3位には混戦をくぐり抜けてきたMOTOTINO(55MOTO RACING)が予選5位から上がり、猪爪は4位に落ちた。

 2周目にはトップHIROBONに大蔵が迫り、この2人は0秒6前後の差でレースは進行するが、6周目には大蔵にスタート手順違反でドライビングスルーペナルティーが科され後退した。これでHIROBONは安泰。2位以下がバトルをしていたため、最終的には9秒1差で悠々と優勝し、土日シリーズとも連勝となった。

 当初は3位争いだった、MOTOTINO、猪爪、加藤正将(Audi Team Mars)の3人はスーターと直後から接近戦。特に猪爪はバックストレートでMOTOTINOに並びかける場面も何度かあったが、MOTOTINOがインを閉めてポジションをキープ。終始、この3人の順位は変わらず、2位MOTOTINO、3位猪爪、4位加藤の順でゴールを迎えた。

 第3戦は、スポーツランドSUGOに舞台を移し、7月23日、24日に土、日シリーズが開催される。

決勝のスタートシーン

優勝はHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

決勝2位はMototino(55MOTO RACING)

決勝3位は猪爪杏奈(DOME RACING)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

TCR JAPAN SUNDAY

第2戦岡山決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2022/06/26) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGapkm/h
119HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1524'57.977-- 8.899
255MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1525'07.153 9.176 9.176 8.845
398猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1525'07.474 9.497 0.321 8.843
465加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1525'08.10210.125 0.628 8.839
517鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1525'12.14814.171 4.046 8.816
662塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1525'19.03921.062 6.891 8.776
7*73大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1525'21.57223.595 2.533 8.761
824滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
1526'12.2831'14.30650.711 8.479
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 62 塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION') 1'38.635 (2/15) 135.153 km/h
  • CarNo. 65は、2022 TCR JAPAN SERIES競技規則第29条-9(消灯前に前進)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

TCR JAPAN SUNDAY

第2戦岡山公式予選 猪爪杏奈が初ポールポジション 2位にHROBON、3位に大蔵峰樹が入る

ポールポジションは猪爪杏奈(DOME RACING)

 TCRジャパンサンデーシリーズ第2戦は26日、岡山国際サーキットで公式予選を行い猪爪杏奈(DOME RACING)がポールポジションを獲得した。

 岡山国際サーキットは、一部青空が顔をのぞかせるもののほぼ曇り。予選は早朝のためまだ気温も低く過ごしやすい。午前8時25分から15分間の公式予選が始まった。

 中盤あたり、最初にアタックを始めたのはMOTOTINE(55MOTO RACING)。1分39秒468から37秒371までタイムを更新し、まずはトップに立つ。

 残り4分を切ったあたりで1分36秒749を出しトップに立ったのは昨日のサタデーシリーズのウイナー、HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】) だ。

 残り3分では、猪爪杏奈(DOME RACING)が1分36秒645でHIROBONのタイムを上回りトップに浮上した。HIROBONはアタックを継続し、タイムを36秒703まで更新するも猪爪のタイムにわずか0秒058届かず、猪爪のポール-ポジションが確定、HIROBONは2位で予選を終えた。

 予選3位には大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)が入り、同4位は加藤正将(Audi Team Mars)、MOTOTINOは5位まで後退した。

 サンデーシリーズ決勝は午後0時10分より23分+1周で行われる。

予選2位はHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

予選3位は大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

TCR JAPAN SUNDAY

第2戦岡山公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2022/06/26) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
198猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1'36.645--137.936
219HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'36.703 0.058 0.058137.853
373大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'37.308 0.663 0.605136.996
465加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1'37.343 0.698 0.035136.947
555MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1'37.371 0.726 0.028136.907
662塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1'37.932 1.287 0.561136.123
717鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'38.655 2.010 0.723135.125
824滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
1'41.311 4.666 2.656131.583
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.310)予選通過 ----

TCR JAPAN SATURDAY

第2戦岡山決勝 みんなで仲良くグリッドオーバー 優勝はHIROBON、2位に紅一点・猪爪杏奈が入る

優勝したHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

 TCRジャパンサタデーシリーズは25日、岡山国際サーキットで決勝を行いHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。

 決勝は午後1時からフォーメーションラップが始まったが塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION')がスタートできず、7台がグリッドを離れた。1周を回って各車グリッドに着こうとするが、なんとポールポジションのHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が自身のグリッドを行き過ぎ、前方に停止した。これにつらて後続のドライバーも自身と違うグリッドに着いたため、スタートはディレイ。もう一周のエキストラフォーメーションラップが行われることとなった。

 これに動揺したのかHIROBONはスタートの蹴り出しが悪く、予選2位の大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)にインから1コーナーで先行を許す。レースは大蔵がリードして始まった。

 レースは大蔵が0秒5前後差でHIROBONを従えて推移する。3位の猪爪杏奈(DOME RACING)は前2人の争いについて行くことができず、徐々に単独走行となった。

 8周目、バックストレートでは2位HIROBONがトップ大蔵に並びかけるが、続くヘアピンでは大蔵がHIROBONを押さえてトップを死守。HIROBONの先行を許さない。

 10周目には再び2位HIROBONが同じようにバックストレートで大蔵に並びかける。ここではヘアピンでHIROBONがインを差し、大蔵をパスすることに成功。ついにHIROBONがトップ浮上した。

 11周目にはトップHIROBONが最終コーナー立ち上がりでオーバーラン。大蔵がストレートで並びかけるが、ここはHIROBONが大蔵を押さえて順位は変わらない。

 最終ラップとなった14周目、2位の大蔵はヘアピンで痛恨のオーバーラン。5位まで順位を落としてしまう。

 結局優勝はHIROBON、繰り上がって2位には猪爪が入った。序盤から4位争いを展開していたMototino(55MOTO RACING)と加藤正将(Audi Team Mars)だったが、お互いに決め手がなく順位は変わらず。大蔵の後退で繰り上がり、3位にMOTOTINO、4位に加藤が入った。

 なお、自身のグリッド枠を越えてスターティンググリッドに停車した上位6人にタイムペナルティー5秒が科されたが、順位に変動はなかった。

 サンデーシリーズは明日26日、午前8時25分から15分間の予選が、午後0時10分から23分+1周の決勝が行われる。

オープニングラップ、パイパーを立ち上がるトップグループ

優勝はHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

決勝2位は猪爪杏奈(DOME RACING)

決勝3位はMototino(55MOTO RACING)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

TCR JAPAN SATURDAY

第2戦岡山決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2022/06/25) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
1*19HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1424'51.164--
2*98猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1424'56.457 5.293 5.293
3*55MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1425'01.20610.042 4.749
4*65加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1425'01.36310.199 0.157
5*73大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1425'02.93311.769 1.570
6*17鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1425'12.39421.230 9.461
724滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
1426'26.6011'35.4371'14.207
---- 以上規定周回数(75% - 10Laps)完走 ----
-62塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
-D.N.S14Laps14Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 73 大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)1'37.930 (4/14) 136.126 km/h
  • CarNo. 19, 73, 98, 55, 65, 17は、2022 TCR JAPAN SERIES競技規則第29条9.(グリッド枠を越えて停車)により、決勝結果に5秒を加算する。

TCR JAPAN SATURDAY

第2戦岡山公式予選 HIROBONがポールポジション 2位に大蔵峰樹が、3位に猪爪杏奈が入る

ポールポジションはHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

 TCRジャパンサタデーシリーズは25日、岡山国際サーキットで公式予選を行いHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がポールポジションを獲得した。

 予選の行われる岡山国際サーキットは、昨夜降った雨も上がりコースにはウエットパッチが残っていたが、一時日差しもあり急速に乾いた。その日差しが陰った午前9時より15分間で公式予選が始まった。

 参加ドライバー8人。開幕戦の9人より1人減った。

 予選開始中盤には大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)が1分36秒773でトップに立つ。2位には37秒798でMototino(55MOTO RACING)が、3位には38秒202で加藤正将(Audi Team Mars)が続く。

 残り5分。HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が1分36秒621をたたきだしトップに浮上。大蔵は2位に落ち、3位には37秒173で塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION')が上がってきた。

 残り3分。ここで紅一点の猪爪杏奈(DOME RACING)が1分36秒992で3位に浮上。  予選はこのまま終了。ポールポジションはHIROBON、2位に大蔵が、3位に猪爪が入った。

 サタデーシリーズ決勝は本日25日、午後1時より23分+1周で行われる。

予選2位は大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)

予選3位は猪爪杏奈(DOME RACING)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

TCR JAPAN SATURDAY

第2戦岡山公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2022/06/25) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
119HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'36.621--137.970
273大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'36.773 0.152 0.152137.753
398猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1'36.992 0.371 0.219137.442
462塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1'37.173 0.552 0.181137.186
517鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'37.408 0.787 0.235136.855
655MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1'37.676 1.055 0.268136.480
765加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1'37.769 1.148 0.093136.350
824滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
1'42.245 5.624 4.476130.381
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.284)予選通過 ----

スーパー耐久

第2戦富士決勝 ST-Xクラス参戦初年度のHELM MOTORSPORTS GTR GT3が24時間レースを制す

ST-Xクラス優勝は62号車HELM MOTORSPORTS GTR GT3(HELM MOTORSPORTS)

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦「NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース」は4日から5日にかけ静岡県の富士スピードウェイで決勝を行い、ST-Xクラス参戦初年度のHELM MOTORSPORTS GTR GT3(HELM MOTORSPORTS)が24時間・760周を走りきり優勝を飾った。

グループ1のスタートシーン

グループ2のスタートシーン

 レースは4日午後3時にローリングスタートで始まる。天候は晴れで路面はドライコンディション。

 総合優勝を狙うST-Xクラスは5台が参加。序盤からポールシッターの888号車Grid Motorsport AMG GT3(Grid Motorsport)がレースをリード。2位には31号車DENSO LEXUS RC F GT3(apr)が、3位には62号車HELM MOTORSPORTS GTR GT3(HELM MOTORSPORTS)が、4位には9号車MP Racing GT-R(MP Racing)が、5位には81号車DAISHIN GT3 GT-R(GTNET MOTOR SPORTS)が続く。

 開始から2時間30分過ぎには、888号車のピットインでトップに浮上していた31号車が他車と接触しフロントのサスペンションを壊し、ピットイン。修復に時間を要し大きく後退した。

 日が落ちナイトセッションとなると、888号車と62号車の争いが激しくなってきた。しかし、日が5日に代わる午前0時前、62号車に連続運転時間違反で180秒のペナルティーストップが科される。また9号車もギアボックスのトラブルでピットイン、修復に長時間を要することとなった。

 これでトップ争いは888号車と81号車で繰り広げられることとなったが、日が明ける前に81号車がトップに浮上すると後続を引き離しながらレースをリードし始める。

 残り4時間を切った午前11時過ぎ、2位争いをしていた62号車と888号車が接触。888号車はフロントフェンダーがタイヤに干渉して白煙を上げたため、ピットイン。修復に時間を要し万事休す。

 トップは2位以下を大きくリードする81号車。このまま順風満帆でゴールを迎え24時間レース2連勝を飾るのかと思われた午前11時30分前、ルーティンのピットワークを行ったマシンのエンジンがかからない。チームは原因究明と修復に時間を要し、このレースの勝負権を失った。

 これでトップに立ったのは62号車。終盤、ドライバースルーペナルティーを科されるも2位888号車との差は大きくこのまま逃げ切り24時間レースを制した。2位には888号車が、3位にはトラブルから復帰した81号車が入った。

 優勝したHELM MOTORSPORTSは2020年に平木湧也、玲次の兄弟が設立し、同年からスーパー耐久ST-3クラスに参戦を開始。今シーズンからST-Xクラスにステップアップし、参戦初年度での初優勝が24時間レースとなった。

ST-Zクラス優勝は500号車5ZIGEN AMG GT4(TEAM 5ZIGEN)

 7台が参加したST-Zクラスは序盤から22号車Porsche CaymanGT4RS(Porsche Team EBI WAIMARAMA)がレースをリード。夜が明けても2位の500号車5ZIGEN AMG GT4(TEAM 5ZIGEN)を1周近く離し、独走状態を築いていたが午前8時過ぎ、トラブルのためコースをゆっくり回りピットイン。トラブルは深刻でチームは修復をあきらめリタイアとなった。

 これでトップたった500号車が24時間を走り優勝を飾った。2位には885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4(SHADE RACING)が、3位には21号車Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4(Audi Team Hitotsuyama)が入った。

ST-Qクラス優勝は3号車ENDLESS AMG GT4(ENDLESS SPORTS)

 開発車両のST-Qクラスは過去最多の7台が参加。終始レースをリードした3号車ENDLESS AMG GT4(ENDLESS SPORTS)がトップでゴール。ブレーキパッド、ブレーキローターを無交換で24時間を走りきった。2位には244号車Nissan Z Racing Concept(Max Racing)が、3位には61号車Team SDA Engineering BRZ CNF Concept(Team SDA Engineering)が入った。

ST-TCRクラス優勝は75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR (Team Noah)

 2台が参加したST-TCRクラスは2台のシビック対決となった。優勝は75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR (Team Noah)で、2位には97号車Racer HFDP CIVIC(M&Kホンダカーズ桶川Racing)だった。

ST-1クラス優勝は2号車シンティアムアップルKTM(KsフロンティアKTMカーズ)

 4台が参加したST-1クラスは終始2号車シンティアムアップルKTM(KsフロンティアKTMカーズ)がレースをリード。昨年に続き24時間レース2連勝を飾った。2位には47号車D'station Vantage GT8R(D'station Racing)が、3位には8号車Studie BMW M2CSR(ビーエムダブリュー チームスタディ)が入った。

ST-2クラス優勝は225号車KTMS GR YARIS(KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS)

 ST-2クラスは7台が参加。序盤からレースをリードしたのは13号車ENDLESS GRヤリス(ENDLESS SPORTS)。夜明け前までトップを快走していたが、トラブルで後退。代わってトップに立ったのは序盤のトラブルから徐々に追い上げ、順位を回復してきた225号車KTMS GR YARIS(KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS)。トヨタ育成の若手3人体制で臨んだ225号車がレースを制した。2位には13号車が、3位にはかつてこのクラスに君臨していた59号車DAMD MOTUL ED WRX STI(TOWA INTEC Racing)が入った。

ST-3クラス優勝は52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS(埼玉トヨペットGreen Brave)

 6台が参加したST-3クラスは序盤から52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS(埼玉トヨペットGreen Brave)がトップを快走。盤石の走りで優勝した。2位には朝方まで15号車岡部自動車Z34(OKABE JIDOSHA motorsport)が付けていたがトラブルで後退。替って2位には39号車エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS(TRACY SPORTS with DELTA)、3位には63号車muta Racing LEXUS RC 350 TWS(TRACY SPORTS)が入った。

ST-4クラス優勝は86号車TOM\'S SPIRIT GR86(TOM\'S SPIRIT)

 開幕戦では開催されなかったST-4クラスは4台が参加。初登場のGR86が2台、引退レースのインテグラが1台と世代交代を印象づけるエントリーとなった。レースは序盤から実力派3人のラインアップで臨んだ、86号車TOM'S SPIRIT GR86(TOM'S SPIRIT)が圧倒。最終的には2位以下を45ラップちぎり優勝した。2位には884号車シェイドレーシングGR86(SHADE RACING)、3位には引退レースの60号車全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ(TEAM G/MOTION’)が入った。

ST-5クラス優勝は17号車DXLアラゴスタNOPROデミオ(TEAM NOPRO)

 14台が参加とこのレース最大勢力となったST-5クラスは、序盤、4号車THE BRIDE FIT(チームBRIDE)がレースをリードしていたが、早い段階で17号車DXLアラゴスタNOPROデミオ(TEAM NOPRO)がトップに立つ。ディーゼルエンジンの燃費の良さを生かし、トップを快走。24時間を走りきり優勝を飾った。2位には104号車HM-Rヒロマツデミオ2(広島マツダHM Racers)、3位には66号車odula TONE MOTULロードスター(OVER DRIVE)が入った。

優勝したST-Xクラスの62号車HELM MOTORSPORTS GTR GT3(HELM MOTORSPORTS)

 レースはセーフティーカーが3回出動、フルコースイエローが11回提示されたが、大きなクラッシュもなく24時間が経過した。また、出口戦略に向かうコロナ禍の中、多くの観客がサーキットに詰めかけ、思い思いのレースを楽しんだ。

ST-Xクラスの表彰式 ST-Zクラスの表彰式 ST-TCRクラスの表彰式 ST-1クラスの表彰式 ST-2クラスの表彰式 ST-3クラスの表彰式 ST-4クラスの表彰式 ST-5クラスの表彰式

 第3戦はスポーツランドSUGOに舞台を移し、7月9日~10日に開催される。グループ1、グループ2に分けられ、それぞれ3時間レースでの争いとなる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

第2戦富士決勝結果

【総合】

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Team
LapTimeBehindGap
1*62ST-X1HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
76024:01'31.807--
2888ST-X2Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
75824:02'50.5362Laps2Laps
381ST-X3DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
74224:01'43.79718Laps16Laps
4*2ST-11シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
73324:01'44.85327Laps9Laps
547ST-12D'station Vantage GT8R
D'station Racing
73124:01'55.72629Laps2Laps
63ST-Q1ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
72124:03'08.45239Laps10Laps
7500ST-Z15ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
72024:02'36.98740Laps1Lap
8*885ST-Z2シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
71824:02'10.16642Laps2Laps
921ST-Z3Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
71524:01'48.74745Laps3Laps
10244ST-Q2Nissan Z Racing Concept
Max Racing
70724:02'29.02653Laps8Laps
1119ST-Z4BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
70424:01'41.30056Laps3Laps
1252ST-31埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
69524:02'49.50165Laps9Laps
13*8ST-13Studie BMW M2CSR
ビーエムダブリュー チームスタディ
69224:01'44.85068Laps3Laps
14*38ST-14muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
69224:02'34.23168Laps49.381
1539ST-32エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
69224:02'46.14768Laps11.916
1663ST-33muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
69024:02'21.38770Laps2Laps
17*31ST-X4DENSO LEXUS RC F GT3
apr
68924:02'56.36471Laps1Lap
18*9ST-X5MP Racing GT-R
MP Racing
68424:02'20.72576Laps5Laps
19225ST-21KTMS GR YARIS
KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
67924:01'52.23981Laps5Laps
2013ST-22ENDLESS GRヤリス
ENDLESS SPORTS
67824:03'24.33982Laps1Lap
2159ST-23DAMD MOTUL ED WRX STI
TOWA INTEC Racing
67024:03'01.37390Laps8Laps
22*743ST-24Honda R&D Challenge FK8
Honda R&D Challenge
66124:03'23.00099Laps9Laps
2386ST-41TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
65224:02'51.964108Laps9Laps
24311ST-34Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
64724:01'40.007113Laps5Laps
25*75ST-TCR1Team Noah HONDA CIVIC TCR
Team Noah
64324:03'21.884117Laps4Laps
26*505ST-Z5RED SEED Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
63824:01'40.557122Laps5Laps
276ST-25新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
63424:02'16.661126Laps4Laps
2817ST-51DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
62724:02'38.143133Laps7Laps
29104ST-52HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
62624:03'54.270134Laps1Lap
3066ST-53odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
62524:01'49.971135Laps1Lap
3161ST-Q3Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
62424:01'51.564136Laps1Lap
3288ST-54村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
62424:01'55.212136Laps 3.648
334ST-55THE BRIDE FIT
チームBRIDE
62324:03'33.610137Laps1Lap
34*50ST-56LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
62124:02'40.525139Laps2Laps
3515ST-35岡部自動車Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
61924:01'40.099141Laps2Laps
36*65ST-57odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
61824:02'38.672142Laps1Lap
37*222ST-58Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
61624:02'45.152144Laps2Laps
38*67ST-59YAMATO FIT
TEAM YAMATO
61524:01'48.753145Laps1Lap
3928ST-Q4ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
ORC ROOKIE Racing
60924:02'51.873151Laps6Laps
40884ST-42シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
60724:02'09.926153Laps2Laps
4160ST-43全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
59824:01'55.052162Laps9Laps
42*11ST-510アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
59524:02'22.313165Laps3Laps
43290ST-511AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
58824:02'44.677172Laps7Laps
4497ST-TCR2Racer HFDP CIVIC
M&Kホンダカーズ桶川Racing
56624:01'40.973194Laps22Laps
45310ST-Z6GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing
55624:02'24.841204Laps10Laps
46*18ST-44Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
55524:02'20.455205Laps1Lap
47*72ST-512OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
55524:03'30.649205Laps1'10.194
48230ST-Q5Nissan Z Racing Concept
NISMO
50224:02'29.003258Laps15Laps
49*32ST-Q6ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
47824:02'51.872282Laps12Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-22ST-Z-Porsche Cayman GT4RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
51717:14'39.249243Laps-39Laps
-7ST-2-新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
49022:11'14.466270Laps27Laps
-55ST-Q-MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
48722:39'29.418273Laps3Laps
-*110ST-5-ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
45017:50'52.232310Laps37Laps
-*25ST-3-raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
32524:03'52.215435Laps125Laps
-37ST-5-DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2208:53'41.407540Laps105Laps
-56ST-2-Claris Racing GR YARIS
Claris Racing
652:12'24.546695Laps155Laps

【クラス別】

■ST-Xクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamLapTimeBehindGap
1*62HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
76024:01'31.807--
2888Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
75824:02'50.5362Laps2Laps
381DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
74224:01'43.79718Laps16Laps
4*31DENSO LEXUS RC F GT3
apr
68924:02'56.36471Laps53Laps
5*9MP Racing GT-R
MP Racing
68424:02'20.72576Laps5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-Zクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamLapTimeBehindGap
15005ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
72024:02'36.987--
2*885シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
71824:02'10.1662Laps2Laps
321Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
71524:01'48.7475Laps3Laps
419BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
70424:01'41.30016Laps11Laps
5*505RED SEED Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
63824:01'40.55782Laps66Laps
6310GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing
55624:02'24.841164Laps82Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-22Porsche Cayman GT4RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
51717:14'39.249203Laps39Laps

■ST-Qクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamLapTimeBehindGap
13ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
72124:03'08.452--
2244Nissan Z Racing Concept
Max Racing
70724:02'29.02614Laps14Laps
361Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
62424:01'51.56497Laps83Laps
428ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
ORC ROOKIE Racing
60924:02'51.873112Laps15Laps
5230Nissan Z Racing Concept
NISMO
50224:02'29.003219Laps107Laps
6*32ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
47824:02'51.872243Laps24Laps
---- 以上完走 ----
-55MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
48722:39'29.418234Laps-9Laps

■ST-TCRクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamLapTimeBehindGap
1*75Team Noah HONDA CIVIC TCR
Team Noah
64324:03'21.884--
297Racer HFDP CIVIC
M&Kホンダカーズ桶川Racing
56624:01'40.97377Laps77Laps
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-1クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamLapTimeBehindGap
1*2シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
73324:01'44.853--
247D'station Vantage GT8R
D'station Racing
73124:01'55.7262Laps2Laps
3*8Studie BMW M2CSR
ビーエムダブリュー チームスタディ
69224:01'44.85041Laps39Laps
4*38muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
69224:02'34.23141Laps49.381
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-2クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamLapTimeBehindGap
1225KTMS GR YARIS
KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
67924:01'52.239--
213ENDLESS GRヤリス
ENDLESS SPORTS
67824:03'24.3391Lap 1Lap
359DAMD MOTUL ED WRX STI
TOWA INTEC Racing
67024:03'01.3739Laps8Laps
4*743Honda R&D Challenge FK8
Honda R&D Challenge
66124:03'23.00018Laps9Laps
56新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
63424:02'16.66145Laps27Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-7新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
49022:11'14.466189Laps144Laps
-56Claris Racing GR YARIS
Claris Racing
652:12'24.546614Laps425Laps

■ST-3クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamLapTimeBehindGap
152埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
69524:02'49.501--
239エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
69224:02'46.1473Laps3Laps
363muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
69024:02'21.3875Laps2Laps
4311Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
64724:01'40.00748Laps43Laps
515岡部自動車Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
61924:01'40.09976Laps28Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-*25raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
32524:03'52.215370Laps294Laps

■ST-4クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamLapTimeBehindGap
186TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
65224:02'51.964--
2884シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
60724:02'09.92645Laps45Laps
360全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
59824:01'55.05254Laps9Laps
4*18Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
55524:02'20.45597Laps43Laps
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-5クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamLapTimeBehindGap
117DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
62724:02'38.143--
2104HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
62624:03'54.2701Lap 1Lap
366odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
62524:01'49.9712Laps1Lap
488村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
62424:01'55.2123Laps1Lap
54THE BRIDE FIT
チームBRIDE
62324:03'33.6104Laps1Lap
6*50LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
62124:02'40.5256Laps2Laps
7*65odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
61824:02'38.6729Laps3Laps
8*222Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
61624:02'45.15211Laps2Laps
9*67YAMATO FIT
TEAM YAMATO
61524:01'48.75312Laps1Lap
10*11アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
59524:02'22.31332Laps20Laps
11290AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
58824:02'44.67739Laps7Laps
12*72OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
55524:03'30.64972Laps33Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-*110ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
45017:50'52.232177Laps105Laps
-37DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2208:53'41.407407Laps230Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 81 DAISHIN GT3 GT-R(GTNET MOTOR SPORTS) 1'40.962 (404/742) 162.703 km/h
  • '*'マークはペナルティーを科された。

スーパー耐久

第2戦富士ウォームアップ ST-XクラスのDAISHIN GT3 GT-Rがトップタイム

ウォームアップ: ST-XクラストップタイムはDENSO LEXUS RC F GT3

 心地よい風の吹く晴天のドライコンディションで午前9時30分から40分間で行われた決勝レース目の最終チェックのためのウォームアップ走行。

 ここでは、ST-Xクラスの81号車DAISHIN GT3 GT-Rが1分42秒270をマーク。ST-1は2号車シンティアムアップルKTMが48秒039、ST-Zクラスは310号車GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4が49秒536、ST-Qは3号車ENDLESS AMG GT4が49秒662、ST-TCRは97号車Racer HFDP CIVICが52秒967、ST-3クラスは52号車埼玉トヨペットGBクラウンRSの53秒980、ST-2クラスは225号車KTMS GR YARISの54秒877、ST-4クラスは884号車シェイドレーシングGR86の2分00秒821、そしてST-5クラスは2分06秒665のクラストップタイムをマークした72号車OHLINS Roadster NATSと続いた。

 このあと、午後3時から24時間の決勝レースが行われる予定だ。

ウォームアップ: ST-ZクラストップタイムはGRGarage水戸インターGR SUPRA GT4

ウォームアップ: ST-QクラストップタイムはENDLESS AMG GT4

ウォームアップ: ST-TCRクラストップタイムはRacer HFDP CIVIC

ウォームアップ: ST-1クラストップタイムはシンティアムアップルKTM

ウォームアップ: ST-2クラストップタイムはKTMS GR YARIS

ウォームアップ: ST-3クラストップタイムは埼玉トヨペットGBクラウンRS

ウォームアップ: ST-4クラストップタイムはシェイドレーシングGR86

ウォームアップ: ST-5クラストップタイムはOHLINS Roadster NATS

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

第2戦富士ウォームアップ結果

【総合】

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
Car
Team
TimeBehindGapkm/h
181ST-X1DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'42.270--160.622
2888ST-X2Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'42.392 0.122 0.122160.431
331ST-X3DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'42.551 0.281 0.159160.182
462ST-X4HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'43.814 1.544 1.263158.233
59ST-X5MP Racing GT-R
MP Racing
1'43.864 1.594 0.050158.157
62ST-11シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'48.039 5.769 4.175152.045
7310ST-Z1GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing
1'49.536 7.266 1.497149.967
8885ST-Z2シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'49.656 7.386 0.120149.803
93ST-Q1ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'49.662 7.392 0.006149.795
1022ST-Z3Porsche Cayman GT4RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'49.823 7.553 0.161149.575
1138ST-12muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'50.701 8.431 0.878148.389
12244ST-Q2Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1'52.31810.048 1.617146.253
1397ST-TCR1Racer HFDP CIVIC
M&Kホンダカーズ桶川Racing
1'52.96710.697 0.649145.412
1452ST-31埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'53.98011.710 1.013144.120
1515ST-32岡部自動車Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'54.60812.338 0.628143.330
1639ST-33エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'54.81512.545 0.207143.072
17311ST-34Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'54.87512.605 0.060142.997
18225ST-21KTMS GR YARIS
KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1'54.87712.607 0.002142.995
1913ST-22ENDLESS GRヤリス
ENDLESS SPORTS
1'56.07313.803 1.196141.521
2063ST-35muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'56.08413.814 0.011141.508
216ST-23新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'56.36814.098 0.284141.163
22*21ST-Z4Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'56.60914.339 0.241140.871
237ST-24新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'57.00914.739 0.400140.389
2461ST-Q3Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
1'57.09414.824 0.085140.287
2528ST-Q4ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
ORC ROOKIE Racing
1'57.18514.915 0.091140.178
2656ST-25Claris Racing GR YARIS
Claris Racing
1'59.13116.861 1.946137.889
2719ST-Z5BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'59.24216.972 0.111137.760
28884ST-41シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
2'00.82118.551 1.579135.960
2932ST-Q5ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
2'01.10818.838 0.287135.638
30743ST-26Honda R&D Challenge FK8
Honda R&D Challenge
2'01.32719.057 0.219135.393
3118ST-42Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
2'01.63219.362 0.305135.053
3260ST-43全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
2'03.64521.375 2.013132.855
3372ST-51OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
2'06.66524.395 3.020129.687
3455ST-Q6MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
2'06.66824.398 0.003129.684
3511ST-52アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
2'06.95824.688 0.290129.388
3688ST-53村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
2'07.59825.328 0.640128.739
374ST-54THE BRIDE FIT
チームBRIDE
2'07.71625.446 0.118128.620
38110ST-55ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
2'07.81625.546 0.100128.519
39104ST-56HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
2'08.07925.809 0.263128.255
40222ST-57Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
2'08.21425.944 0.135128.120
4150ST-58LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
2'11.21128.941 2.997125.194
4259ST-27DAMD MOTUL ED WRX STI
TOWA INTEC Racing
2'13.27131.001 2.060123.259
43505ST-Z6RED SEED Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
2'16.72634.456 3.455120.144
4467ST-59YAMATO FIT
TEAM YAMATO
2'18.27936.009 1.553118.795
4517ST-510DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'23.65141.381 5.372114.352
4666ST-511odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
2'27.50545.235 3.854111.364
47290ST-512AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
2'36.30154.031 8.796105.097
4865ST-513odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
3'36.9111'54.6411'00.61075.731
4925ST-36raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
3'45.2822'03.012 8.37172.917
-500ST-Z75ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
D.N.S---
-230ST-Q7Nissan Z Racing Concept
NISMO
D.N.S---
-75ST-TCR2Team Noah HONDA CIVIC TCR
Team Noah
D.N.S---
-8ST-13Studie BMW M2CSR
ビーエムダブリュー チームスタディ
D.N.S---
-47ST-14D'station Vantage GT8R
D'station Racing
D.N.S---
-86ST-44TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
D.N.S---
-37ST-514DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
D.N.S---

【クラス別】

■ST-Xクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamTimeBehindGapkm/h
181DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'42.270--160.622
2888Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'42.392 0.122 0.122160.431
331DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'42.551 0.281 0.159160.182
462HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'43.814 1.544 1.263158.233
59MP Racing GT-R
MP Racing
1'43.864 1.594 0.050158.157

■ST-Zクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamTimeBehindGapkm/h
1310GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing
1'49.536--149.967
2885シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'49.656 0.120 0.120149.803
322Porsche Cayman GT4RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'49.823 0.287 0.167149.575
4*21Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'56.609 7.073 6.786140.871
519BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'59.242 9.706 2.633137.760
6505RED SEED Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
2'16.72627.19017.484120.144
-5005ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
D.N.S---

■ST-Qクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamTimeBehindGapkm/h
13ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'49.662--149.795
2244Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1'52.318 2.656 2.656146.253
361Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
1'57.094 7.432 4.776140.287
428ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
ORC ROOKIE Racing
1'57.185 7.523 0.091140.178
532ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
2'01.10811.446 3.923135.638
655MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
2'06.66817.006 5.560129.684
-230Nissan Z Racing Concept
NISMO
D.N.S---

■ST-TCRクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamTimeBehindGapkm/h
197Racer HFDP CIVIC
M&Kホンダカーズ桶川Racing
1'52.967--145.412
-75Team Noah HONDA CIVIC TCR
Team Noah
D.N.S---

■ST-1クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamTimeBehindGapkm/h
12シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'48.039--152.045
238muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'50.701 2.662 2.662148.389
-8Studie BMW M2CSR
ビーエムダブリュー チームスタディ
D.N.S---
-47D'station Vantage GT8R
D'station Racing
D.N.S---

■ST-2クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamTimeBehindGapkm/h
1225KTMS GR YARIS
KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1'54.877--142.995
213ENDLESS GRヤリス
ENDLESS SPORTS
1'56.073 1.196 1.196141.521
36新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'56.368 1.491 0.295141.163
47新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'57.009 2.132 0.641140.389
556Claris Racing GR YARIS
Claris Racing
1'59.131 4.254 2.122137.889
6743Honda R&D Challenge FK8
Honda R&D Challenge
2'01.327 6.450 2.196135.393
759DAMD MOTUL ED WRX STI
TOWA INTEC Racing
2'13.27118.39411.944123.259

■ST-3クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamTimeBehindGapkm/h
152埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'53.980--144.120
215岡部自動車Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'54.608 0.628 0.628143.330
339エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'54.815 0.835 0.207143.072
4311Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'54.875 0.895 0.060142.997
563muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'56.084 2.104 1.209141.508
625raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
3'45.2821'51.3021'49.19872.917

■ST-4クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamTimeBehindGapkm/h
1884シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
2'00.821--135.960
218Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
2'01.632 0.811 0.811135.053
360全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
2'03.645 2.824 2.013132.855
-86TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
D.N.S---

■ST-5クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCarTeamTimeBehindGapkm/h
172OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
2'06.665--129.687
211アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
2'06.958 0.293 0.293129.388
388村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
2'07.598 0.933 0.640128.739
44THE BRIDE FIT
チームBRIDE
2'07.716 1.051 0.118128.620
5110ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
2'07.816 1.151 0.100128.519
6104HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
2'08.079 1.414 0.263128.255
7222Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
2'08.214 1.549 0.135128.120
850LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
2'11.211 4.546 2.997125.194
967YAMATO FIT
TEAM YAMATO
2'18.27911.614 7.068118.795
1017DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'23.65116.986 5.372114.352
1166odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
2'27.50520.840 3.854111.364
12290AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
2'36.30129.636 8.796105.097
1365odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
3'36.9111'30.2461'00.61075.731
-37DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
D.N.S---
  • CarNo. 21は、シリーズ規則第18条(3)(ピットレーン速度)違反により、罰金10,000円を科す。

スーパー耐久

第2戦富士公式予選 ST-XクラスのGrid Motorsport AMG GT3がポールポジション

ST-Xクラスポールポジションは888号車Grid Motorsport AMG GT3(マーティン・ベリー/高木真一)

 スーパー耐久シリーズ2022第2戦富士SUPER TEC24時間レースの公式予選が、6月3日金曜日の正午から曇り空から晴れ間ものぞく天候の中で開催された。

 まずは、AドライバーのアタックがST-3、ST-4、ST-5クラスで行われるグループ2からスタート。ST-3クラスは52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS・服部尚貴が1分52秒188でクラストップをマーク。ST-4は86号車TOM'S SPIRIT GR86・河野駿佑が56秒611、ST-5は4号車THE BRIDE FIT・太田郁弥が2分4秒528のコースレコードで暫定トップ。これに僅差の50号車LOVEDRIVEロードスター・山西康司の4秒538と2台がコースレコードを更新。

 ST-Xを除く上位クラスのグループ1はST-1の2号車シンティアムアップルKTM・井田太陽の1分47秒106、ST-Qの3号車ENDLESS AMG GT4・小河諒の47秒858、ST-Zの500号車5ZIGEN AMG GT4・大塚隆一郎の49秒168、ST-TCRの75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR・塚田利郎の51秒413、ST-2の225号車KTMS GR YARIS・平良響の53秒844となった。

 ST-Xの予選を前に244号車Nissan Z Racing Conceptが1コーナーでストップしたためこの回収に約10分スケジュールがディレイ。

 ST-Xクラスは888号車Grid Motorsport AMG GT3・マーティンベリーの1分41秒709がトップタイムとなりセッションは終了した。

 午後1時10からBドライバーの予選がスタート。ST-3クラスの52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS・吉田広樹が1分51秒074でクラストップのタイムをマークする。STー4は86号車TOM'S SPIRIT GR86・松井孝允が55秒823でトップに。STー5クラスは50号車LOVEDRIVEロードスター・松村浩之が2分04秒750でクラストップとした。

 午後1時25分からのグループ1はST-Zクラスの885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4・平中克幸が1分48秒307、ST-TCRは75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR ・蘓武喜和の49秒822、ST-2の6号車新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10・菊地靖の52秒059がそれぞれクラストップにつける。885号車は47秒887に、97号車は49秒684までタイムアップ。残り僅かでST-Zクラスは21号車Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4・宮田莉朋が47秒319までタイムアップ。STー1は21号車・加藤寛規が45秒773でトップにつけた。

 ST-Xは81号車・藤波清斗の44秒071から9号車・柴田優作の40秒622、これに31号車・嵯峨宏紀が40秒990と続いて40秒台の戦いに。9号車MP Racing GT-R・柴田が40秒281をたたき出すと、81号車DAISHIN GT3 GT-R・藤波が39秒992、最後には39秒902まで更新した。

 ABドライバーの合算ではST-Xが888号車、STー1は2号車、STーQは3号車、STーZは500号車、ST-TCRは75号車、STー3は52号車、STー2は6号車、ST-4は86号車、STー5は50号車がそれぞれのクラストップとなった。

 決勝レースは明日4日15時から24時間レースとして、日曜日の15時チェッカーをめざす。

ST-Zクラスポールポジションは500号車5ZIGEN AMG GT4(大塚隆一郎/太田格之進)

ST-Qクラスポールポジションは3号車ENDLESS AMG GT4(小河諒/菅波冬悟)

ST-TCRクラスポールポジションは75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR (塚田利郎/蘇武喜和)

ST-1クラスポールポジションは2号車シンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規)

ST-2クラスポールポジションは6号車新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10(冨桝朋広/菊地靖)

ST-3クラスポールポジションは52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS(服部尚貴/吉田広樹)

ST-4クラスポールポジションは86号車TOM\'S SPIRIT GR86(河野駿佑/松井孝允)

ST-5クラスポールポジションは50号車LOVEDRIVEロードスター(山西康司/松村浩之)

Text & Photo: keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

第2戦富士公式予選総合結果

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
1888ST-X1マーティン・ベリー
高木 真一
Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'41.709
1'40.507
3'22.216-
262ST-X2鳥羽 豊
平木 湧也
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'42.197
1'40.266
3'22.463 0.247
331ST-X3永井 秀貴
嵯峨 宏紀
DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'42.481
1'40.990
3'23.471 1.255
49ST-X4JOE SHINDO
柴田 優作
MP Racing GT-R
MP Racing
1'43.841
1'40.281
3'24.122 1.906
581ST-X5大八木 信行
藤波 清斗
DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'44.878
1'39.902
3'24.780 2.564
62ST-11井田 太陽
加藤 寛規
シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'47.106
1'45.773
3'32.87910.663
747ST-12浜 健二
織戸 学
D'station Vantage GT8R
D'station Racing
1'47.847
1'46.487
3'34.33412.118
83ST-Q1小河 諒
菅波 冬悟
ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'47.858
1'47.714
3'35.57213.356
938ST-13堤 優威
中山 雄一
muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'48.939
1'48.390
3'37.32915.113
10500ST-Z1大塚 隆一郎
太田 格之進
5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1'49.168
1'48.740
3'37.90815.692
1122ST-Z2KIZUNA
千代 勝正
Porsche Cayman GT4RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'50.659
1'47.405
3'38.06415.848
12310ST-Z3山崎 学
坪井 翔
GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing
1'50.216
1'47.915
3'38.13115.915
13885ST-Z4HIRO HAYASHI
平中 克幸
シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'50.367
1'47.887
3'38.25416.038
14230ST-Q2平手 晃平
松田 次生
Nissan Z Racing Concept
NISMO
1'49.879
1'49.159
3'39.03816.822
1575ST-TCR1塚田 利郎
蘇武 喜和
Team Noah HONDA CIVIC TCR
Team Noah
1'51.413
1'49.715
3'41.12818.912
1697ST-TCR2遠藤 光博
中野 信治
Racer HFDP CIVIC
M&Kホンダカーズ桶川Racing
1'52.606
1'49.201
3'41.80719.591
1719ST-Z5鈴木 建自
TAKESHI
BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'52.789
1'49.097
3'41.88619.670
188ST-14木下 隆之
砂子 塾長
Studie BMW M2CSR
ビーエムダブリュー チームスタディ
1'51.938
1'50.118
3'42.05619.840
1952ST-31服部 尚貴
吉田 広樹
埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'52.188
1'51.074
3'43.26221.046
2021ST-Z6本多 秀朗
宮田 莉朋
Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'56.193
1'47.319
3'43.51221.296
21505ST-Z7岡本 武之
加賀美 綾佑
RED SEED Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
1'54.446
1'50.452
3'44.89822.682
2239ST-32冨林 勇佑
伊藤 鷹志
エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'52.478
1'52.760
3'45.23823.022
236ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'54.063
1'52.059
3'46.12223.906
2413ST-22伊東 黎明
石坂 瑞基
ENDLESS GRヤリス
ENDLESS SPORTS
1'53.931
1'52.588
3'46.51924.303
25311ST-33塩津 佑介
平峰 一貴
Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'54.484
1'52.734
3'47.21825.002
2615ST-34長島 正明
小松 一臣
岡部自動車Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'54.352
1'52.930
3'47.28225.066
27225ST-23平良 響
荒川 麟
KTMS GR YARIS
KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1'53.844
1'53.451
3'47.29525.079
2825ST-35名取 鉄平
白坂 卓也
raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1'53.914
1'53.576
3'47.49025.274
297ST-24藤井 芳樹
岡田 衛
新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'54.465
1'53.223
3'47.68825.472
3063ST-36堀田 誠
阪口 良平
muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'55.964
1'53.331
3'49.29527.079
31743ST-25石垣 博基
木立 純一
Honda R&D Challenge FK8
Honda R&D Challenge
1'55.740
1'55.509
3'51.24929.033
3228ST-Q3蒲生 尚弥
豊田 大輔
ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
ORC ROOKIE Racing
1'55.236
1'56.617
3'51.85329.637
3386ST-41河野 駿佑
松井 孝允
TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
1'56.611
1'55.823
3'52.43430.218
3459ST-26大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
TOWA INTEC Racing
1'57.713
1'57.355
3'55.06832.852
35884ST-42石川 京侍
国本 雄資
シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1'58.624
1'58.151
3'56.77534.559
3656ST-27廣田 築
山田 遼
Claris Racing GR YARIS
Claris Racing
1'58.828
1'58.323
3'57.15134.935
3732ST-Q4佐々木 雅弘
MORIZO
ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
1'58.867
2'00.540
3'59.40737.191
3818ST-43浅野 武夫
藤原 大輝
Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
2'00.929
1'58.741
3'59.67037.454
3960ST-44瀬戸 貴巨
塩谷 烈州
全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
2'00.530
2'01.227
4'01.75739.541
4050ST-51山西 康司
松村 浩之
LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
2'04.538
2'04.750
4'09.28847.072
414ST-52太田 侑弥
伊藤 裕士
THE BRIDE FIT
チームBRIDE
2'04.528
2'04.984
4'09.51247.296
4255ST-Q5寺川 和紘
井尻 薫
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
2'05.959
2'04.607
4'10.56648.350
4317ST-53吉岡 一成
大谷 飛雄
DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'05.975
2'04.921
4'10.89648.680
4472ST-54山野 哲也
金井 亮忠
OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
2'05.791
2'05.336
4'11.12748.911
45104ST-55吉田 綜一郎
佐々木 孝太
HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
2'06.190
2'05.921
4'12.11149.895
4666ST-56武地 孝幸
貫戸 幸星
odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
2'06.182
2'05.941
4'12.12349.907
4767ST-57安井 亮平
内山 慎也
YAMATO FIT
TEAM YAMATO
2'05.770
2'06.534
4'12.30450.088
4865ST-58外園 秋一郎
青合 正博
odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
2'06.088
2'06.520
4'12.60850.392
49110ST-59坂 裕之
古谷 悠河
ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
2'06.742
2'05.983
4'12.72550.509
5088ST-510村上 博幸
雨宮 恵司
村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
2'07.142
2'05.601
4'12.74350.527
5111ST-511馬場 優輝
佐藤 勝博
アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
2'06.408
2'07.044
4'13.45251.236
52222ST-512竹内 敏記
田中 真典
Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
2'06.726
2'07.359
4'14.08551.869
5337ST-513野上 達也
加藤 芳皓
DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'10.788
2'09.683
4'20.47158.255
54290ST-514横尾 優一
伊藤 大輔
AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
2'11.782
2'11.735
4'23.5171'01.301
5561ST-Q6井口 卓人
山内 英輝
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
3'40.906
1'57.410
5'38.3162'16.100
56244ST-Q7田中 哲也
田中 徹
Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1'50.736
no time
1'50.736-

スーパー耐久

第2戦富士Bドライバー公式予選結果

【総合】

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
181ST-X1藤波 清斗DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'39.902--164.429
262ST-X2平木 湧也HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'40.266 0.364 0.364163.832
39ST-X3柴田 優作MP Racing GT-R
MP Racing
1'40.281 0.379 0.015163.808
4888ST-X4高木 真一Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'40.507 0.605 0.226163.439
531ST-X5嵯峨 宏紀DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'40.990 1.088 0.483162.658
62ST-11加藤 寛規シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'45.773 5.871 4.783155.302
747ST-12織戸 学D'station Vantage GT8R
D'station Racing
1'46.487 6.585 0.714154.261
821ST-Z1宮田 莉朋Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'47.319 7.417 0.832153.065
922ST-Z2千代 勝正Porsche Cayman GT4RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'47.405 7.503 0.086152.943
103ST-Q1菅波 冬悟ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'47.714 7.812 0.309152.504
11885ST-Z3平中 克幸シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'47.887 7.985 0.173152.259
12310ST-Z4坪井 翔GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing
1'47.915 8.013 0.028152.220
1338ST-13中山 雄一muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'48.390 8.488 0.475151.553
14500ST-Z5太田 格之進5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1'48.740 8.838 0.350151.065
1519ST-Z6TAKESHIBRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'49.097 9.195 0.357150.571
16230ST-Q2松田 次生Nissan Z Racing Concept
NISMO
1'49.159 9.257 0.062150.485
1797ST-TCR1中野 信治Racer HFDP CIVIC
M&Kホンダカーズ桶川Racing
1'49.201 9.299 0.042150.427
1875ST-TCR2蘇武 喜和Team Noah HONDA CIVIC TCR
Team Noah
1'49.715 9.813 0.514149.722
198ST-14砂子 塾長Studie BMW M2CSR
ビーエムダブリュー チームスタディ
1'50.11810.216 0.403149.175
20505ST-Z7加賀美 綾佑RED SEED Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
1'50.45210.550 0.334148.723
2152ST-31吉田 広樹埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'51.07411.172 0.622147.891
226ST-21菊地 靖新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'52.05912.157 0.985146.591
2313ST-22石坂 瑞基ENDLESS GRヤリス
ENDLESS SPORTS
1'52.58812.686 0.529145.902
24311ST-32平峰 一貴Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'52.73412.832 0.146145.713
2539ST-33伊藤 鷹志エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'52.76012.858 0.026145.679
2615ST-34小松 一臣岡部自動車Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'52.93013.028 0.170145.460
277ST-23岡田 衛新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'53.22313.321 0.293145.084
2863ST-35阪口 良平muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'53.33113.429 0.108144.945
29225ST-24荒川 麟KTMS GR YARIS
KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1'53.45113.549 0.120144.792
3025ST-36白坂 卓也raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1'53.57613.674 0.125144.633
31743ST-25木立 純一Honda R&D Challenge FK8
Honda R&D Challenge
1'55.50915.607 1.933142.212
3286ST-41松井 孝允TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
1'55.82315.921 0.314141.827
3328ST-Q3豊田 大輔ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
ORC ROOKIE Racing
1'56.61716.715 0.794140.861
3459ST-26後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
TOWA INTEC Racing
1'57.35517.453 0.738139.975
3561ST-Q4山内 英輝Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
1'57.41017.508 0.055139.910
36884ST-42国本 雄資シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1'58.15118.249 0.741139.032
3756ST-27山田 遼Claris Racing GR YARIS
Claris Racing
1'58.32318.421 0.172138.830
3818ST-43藤原 大輝Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
1'58.74118.839 0.418138.341
3932ST-Q5MORIZOORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
2'00.54020.638 1.799136.277
4060ST-44塩谷 烈州全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
2'01.22721.325 0.687135.504
4155ST-Q6井尻 薫MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
2'04.60724.705 3.380131.829
4250ST-51松村 浩之LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
2'04.75024.848 0.143131.678
4317ST-52大谷 飛雄DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'04.92125.019 0.171131.498
444ST-53伊藤 裕士THE BRIDE FIT
チームBRIDE
2'04.98425.082 0.063131.431
4572ST-54金井 亮忠OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
2'05.33625.434 0.352131.062
4688ST-55雨宮 恵司村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
2'05.60125.699 0.265130.786
47104ST-56佐々木 孝太HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
2'05.92126.019 0.320130.453
4866ST-57貫戸 幸星odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
2'05.94126.039 0.020130.433
49110ST-58古谷 悠河ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
2'05.98326.081 0.042130.389
5065ST-59青合 正博odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
2'06.52026.618 0.537129.836
5167ST-510内山 慎也YAMATO FIT
TEAM YAMATO
2'06.53426.632 0.014129.821
5211ST-511佐藤 勝博アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
2'07.04427.142 0.510129.300
53222ST-512田中 真典Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
2'07.35927.457 0.315128.980
5437ST-513加藤 芳皓DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'09.68329.781 2.324126.669
55290ST-514伊藤 大輔AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
2'11.73531.833 2.052124.696
-244ST-Q-田中 徹Nissan Z Racing Concept
Max Racing
no time---
---- 以上基準タイム予選通過 ----

【クラス別】

■ST-Xクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
181藤波 清斗DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'39.902--164.429
262平木 湧也HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'40.266 0.364 0.364163.832
39柴田 優作MP Racing GT-R
MP Racing
1'40.281 0.379 0.015163.808
4888高木 真一Grid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'40.507 0.605 0.226163.439
531嵯峨 宏紀DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'40.990 1.088 0.483162.658
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Zクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
121宮田 莉朋Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'47.319--153.065
222千代 勝正Porsche Cayman GT4RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'47.405 0.086 0.086152.943
3885平中 克幸シェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'47.887 0.568 0.482152.259
4310坪井 翔GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing
1'47.915 0.596 0.028152.220
5500太田 格之進5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1'48.740 1.421 0.825151.065
619TAKESHIBRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'49.097 1.778 0.357150.571
7505加賀美 綾佑RED SEED Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
1'50.452 3.133 1.355148.723
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Qクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
13菅波 冬悟ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'47.714--152.504
2230松田 次生Nissan Z Racing Concept
NISMO
1'49.159 1.445 1.445150.485
328豊田 大輔ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
ORC ROOKIE Racing
1'56.617 8.903 7.458140.861
461山内 英輝Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
1'57.410 9.696 0.793139.910
532MORIZOORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
2'00.54012.826 3.130136.277
655井尻 薫MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
2'04.60716.893 4.067131.829
7244田中 徹Nissan Z Racing Concept
Max Racing
no time---

■ST-TCRクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
197中野 信治Racer HFDP CIVIC
M&Kホンダカーズ桶川Racing
1'49.201--150.427
275蘇武 喜和Team Noah HONDA CIVIC TCR
Team Noah
1'49.715 0.514 0.514149.722
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-1クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
12加藤 寛規シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'45.773--155.302
247織戸 学D'station Vantage GT8R
D'station Racing
1'46.487 0.714 0.714154.261
338中山 雄一muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'48.390 2.617 1.903151.553
48砂子 塾長Studie BMW M2CSR
ビーエムダブリュー チームスタディ
1'50.118 4.345 1.728149.175
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-2クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
16菊地 靖新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'52.059--146.591
213石坂 瑞基ENDLESS GRヤリス
ENDLESS SPORTS
1'52.588 0.529 0.529145.902
37岡田 衛新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'53.223 1.164 0.635145.084
4225荒川 麟KTMS GR YARIS
KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1'53.451 1.392 0.228144.792
5743木立 純一Honda R&D Challenge FK8
Honda R&D Challenge
1'55.509 3.450 2.058142.212
659後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
TOWA INTEC Racing
1'57.355 5.296 1.846139.975
756山田 遼Claris Racing GR YARIS
Claris Racing
1'58.323 6.264 0.968138.830
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-3クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudye Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
152吉田 広樹埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'51.074--147.891
2311平峰 一貴Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'52.734 1.660 1.660145.713
339伊藤 鷹志エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'52.760 1.686 0.026145.679
415小松 一臣岡部自動車Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'52.930 1.856 0.170145.460
563阪口 良平muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'53.331 2.257 0.401144.945
625白坂 卓也raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1'53.576 2.502 0.245144.633
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-4クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
186松井 孝允TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
1'55.823--141.827
2884国本 雄資シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1'58.151 2.328 2.328139.032
318藤原 大輝Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
1'58.741 2.918 0.590138.341
460塩谷 烈州全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
2'01.227 5.404 2.486135.504
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-5クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
150松村 浩之LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
2'04.750--131.678
217大谷 飛雄DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'04.921 0.171 0.171131.498
34伊藤 裕士THE BRIDE FIT
チームBRIDE
2'04.984 0.234 0.063131.431
472金井 亮忠OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
2'05.336 0.586 0.352131.062
588雨宮 恵司村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
2'05.601 0.851 0.265130.786
6104佐々木 孝太HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
2'05.921 1.171 0.320130.453
766貫戸 幸星odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
2'05.941 1.191 0.020130.433
8110古谷 悠河ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
2'05.983 1.233 0.042130.389
965青合 正博odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
2'06.520 1.770 0.537129.836
1067内山 慎也YAMATO FIT
TEAM YAMATO
2'06.534 1.784 0.014129.821
1111佐藤 勝博アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
2'07.044 2.294 0.510129.300
12222田中 真典Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
2'07.359 2.609 0.315128.980
1337加藤 芳皓DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'09.683 4.933 2.324126.669
14290伊藤 大輔AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
2'11.735 6.985 2.052124.696
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

第2戦富士Aドライバー公式予選結果

【総合】

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
1888ST-X1マーティン・ベリーGrid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'41.709--161.508
262ST-X2鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'42.197 0.488 0.488160.737
331ST-X3永井 秀貴DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'42.481 0.772 0.284160.291
49ST-X4JOE SHINDOMP Racing GT-R
MP Racing
1'43.841 2.132 1.360158.192
581ST-X5大八木 信行DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'44.878 3.169 1.037156.628
62ST-11井田 太陽シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'47.106 5.397 2.228153.370
747ST-12浜 健二D'station Vantage GT8R
D'station Racing
1'47.847 6.138 0.741152.316
83ST-Q1小河 諒ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'47.858 6.149 0.011152.300
938ST-13堤 優威muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'48.939 7.230 1.081150.789
10500ST-Z1大塚 隆一郎5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1'49.168 7.459 0.229150.473
11230ST-Q2平手 晃平Nissan Z Racing Concept
NISMO
1'49.879 8.170 0.711149.499
12*310ST-Z2山崎 学GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing
1'50.216 8.507 0.337149.042
13885ST-Z3HIRO HAYASHIシェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'50.367 8.658 0.151148.838
1422ST-Z4KIZUNAPorsche Cayman GT4RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'50.659 8.950 0.292148.445
15244ST-Q3田中 哲也Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1'50.736 9.027 0.077148.342
1675ST-TCR1塚田 利郎Team Noah HONDA CIVIC TCR
Team Noah
1'51.413 9.704 0.677147.441
178ST-14木下 隆之Studie BMW M2CSR
ビーエムダブリュー チームスタディ
1'51.93810.229 0.525146.749
1852ST-31服部 尚貴埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'52.18810.479 0.250146.422
1939ST-32冨林 勇佑エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'52.47810.769 0.290146.045
2097ST-TCR2遠藤 光博Racer HFDP CIVIC
M&Kホンダカーズ桶川Racing
1'52.60610.897 0.128145.879
2119ST-Z5鈴木 建自BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'52.78911.080 0.183145.642
22225ST-21平良 響KTMS GR YARIS
KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1'53.84412.135 1.055144.292
2325ST-33名取 鉄平raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1'53.91412.205 0.070144.204
2413ST-22伊東 黎明ENDLESS GRヤリス
ENDLESS SPORTS
1'53.93112.222 0.017144.182
256ST-23冨桝 朋広新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'54.06312.354 0.132144.015
2615ST-34長島 正明岡部自動車Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'54.35212.643 0.289143.651
27505ST-Z6岡本 武之RED SEED Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
1'54.44612.737 0.094143.533
287ST-24藤井 芳樹新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'54.46512.756 0.019143.509
29*311ST-35塩津 佑介Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'54.48412.775 0.019143.486
3028ST-Q4蒲生 尚弥ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
ORC ROOKIE Racing
1'55.23613.527 0.752142.549
31743ST-25石垣 博基Honda R&D Challenge FK8
Honda R&D Challenge
1'55.74014.031 0.504141.928
3263ST-36堀田 誠muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'55.96414.255 0.224141.654
3321ST-Z7本多 秀朗Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'56.19314.484 0.229141.375
3486ST-41河野 駿佑TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
1'56.61114.902 0.418140.868
3559ST-26大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
TOWA INTEC Racing
1'57.71316.004 1.102139.550
36884ST-42石川 京侍シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1'58.62416.915 0.911138.478
3756ST-27廣田 築Claris Racing GR YARIS
Claris Racing
1'58.82817.119 0.204138.240
3832ST-Q5佐々木 雅弘ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
1'58.86717.158 0.039138.195
3960ST-43瀬戸 貴巨全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
2'00.53018.821 1.663136.288
4018ST-44浅野 武夫Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
2'00.92919.220 0.399135.838
414ST-51太田 侑弥THE BRIDE FIT
チームBRIDE
2'04.52822.819 3.599131.913
4250ST-52山西 康司LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
2'04.53822.829 0.010131.902
4367ST-53安井 亮平YAMATO FIT
TEAM YAMATO
2'05.77024.061 1.232130.610
4472ST-54山野 哲也OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
2'05.79124.082 0.021130.588
4555ST-Q6寺川 和紘MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
2'05.95924.250 0.168130.414
4617ST-55吉岡 一成DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'05.97524.266 0.016130.397
4765ST-56外園 秋一郎odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
2'06.08824.379 0.113130.280
4866ST-57武地 孝幸odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
2'06.18224.473 0.094130.183
49104ST-58吉田 綜一郎HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
2'06.19024.481 0.008130.175
5011ST-59馬場 優輝アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
2'06.40824.699 0.218129.951
51222ST-510竹内 敏記Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
2'06.72625.017 0.318129.625
52110ST-511坂 裕之ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
2'06.74225.033 0.016129.608
53*88ST-512村上 博幸村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
2'07.14225.433 0.400129.200
5437ST-513野上 達也DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'10.78829.079 3.646125.599
55290ST-514横尾 優一AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
2'11.78230.073 0.994124.651
5661ST-Q7井口 卓人Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
3'40.9061'59.1971'29.12474.361
---- 以上基準タイム予選通過 ----

【クラス別】

■ST-Xクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
1888マーティン・ベリーGrid Motorsport AMG GT3
Grid Motorsport
1'41.709--161.508
262鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'42.197 0.488 0.488160.737
331永井 秀貴DENSO LEXUS RC F GT3
apr
1'42.481 0.772 0.284160.291
49JOE SHINDOMP Racing GT-R
MP Racing
1'43.841 2.132 1.360158.192
581大八木 信行DAISHIN GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'44.878 3.169 1.037156.628
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Zクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
1500大塚 隆一郎5ZIGEN AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1'49.168--150.473
2*310山崎 学GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4
COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing
1'50.216 1.048 1.048149.042
3885HIRO HAYASHIシェイドレーシングGR SUPRA GT4
SHADE RACING
1'50.367 1.199 0.151148.838
422KIZUNAPorsche Cayman GT4RS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1'50.659 1.491 0.292148.445
519鈴木 建自BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'52.789 3.621 2.130145.642
6505岡本 武之RED SEED Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
1'54.446 5.278 1.657143.533
721本多 秀朗Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
1'56.193 7.025 1.747141.375
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Qクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
13小河 諒ENDLESS AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1'47.858--152.300
2230平手 晃平Nissan Z Racing Concept
NISMO
1'49.879 2.021 2.021149.499
3244田中 哲也Nissan Z Racing Concept
Max Racing
1'50.736 2.878 0.857148.342
428蒲生 尚弥ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
ORC ROOKIE Racing
1'55.236 7.378 4.500142.549
532佐々木 雅弘ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept
ORC ROOKIE Racing
1'58.86711.009 3.631138.195
655寺川 和紘MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept
MAZDA SPIRIT RACING
2'05.95918.101 7.092130.414
761井口 卓人Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering
3'40.9061'53.0481'34.94774.361

■ST-TCRクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
175塚田 利郎Team Noah HONDA CIVIC TCR
Team Noah
1'51.413--147.441
297遠藤 光博Racer HFDP CIVIC
M&Kホンダカーズ桶川Racing
1'52.606 1.193 1.193145.879
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-1クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
12井田 太陽シンティアムアップルKTM
KsフロンティアKTMカーズ
1'47.106--153.370
247浜 健二D'station Vantage GT8R
D'station Racing
1'47.847 0.741 0.741152.316
338堤 優威muta Racing GR SUPRA
TRACY SPORTS
1'48.939 1.833 1.092150.789
48木下 隆之Studie BMW M2CSR
ビーエムダブリュー チームスタディ
1'51.938 4.832 2.999146.749
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-2クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
1225平良 響KTMS GR YARIS
KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1'53.844--144.292
213伊東 黎明ENDLESS GRヤリス
ENDLESS SPORTS
1'53.931 0.087 0.087144.182
36冨桝 朋広新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'54.063 0.219 0.132144.015
47藤井 芳樹新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
シンリョウレーシングチーム
1'54.465 0.621 0.402143.509
5743石垣 博基Honda R&D Challenge FK8
Honda R&D Challenge
1'55.740 1.896 1.275141.928
659大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
TOWA INTEC Racing
1'57.713 3.869 1.973139.550
756廣田 築Claris Racing GR YARIS
Claris Racing
1'58.828 4.984 1.115138.240
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-3クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
152服部 尚貴埼玉トヨペットGBクラウンRS
埼玉トヨペットGreen Brave
1'52.188--146.422
239冨林 勇佑エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS
TRACY SPORTS with DELTA
1'52.478 0.290 0.290146.045
325名取 鉄平raffinee日産メカニックチャレンジZ
TEAM ZERO ONE
1'53.914 1.726 1.436144.204
415長島 正明岡部自動車Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
1'54.352 2.164 0.438143.651
5*311塩津 佑介Team Fukushima Z34
FKS team Fukushima
1'54.484 2.296 0.132143.486
663堀田 誠muta Racing LEXUS RC 350 TWS
TRACY SPORTS
1'55.964 3.776 1.480141.654
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-4クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
186河野 駿佑TOM'S SPIRIT GR86
TOM'S SPIRIT
1'56.611--140.868
2884石川 京侍シェイドレーシングGR86
SHADE RACING
1'58.624 2.013 2.013138.478
360瀬戸 貴巨全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ
TEAM G/MOTION’
2'00.530 3.919 1.906136.288
418浅野 武夫Weds Sport GR86
浅野レーシングサービス
2'00.929 4.318 0.399135.838
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-5クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
14太田 侑弥THE BRIDE FIT
チームBRIDE
2'04.528--131.913
250山西 康司LOVEDRIVEロードスター
LOVEDRIVE RACING
2'04.538 0.010 0.010131.902
367安井 亮平YAMATO FIT
TEAM YAMATO
2'05.770 1.242 1.232130.610
472山野 哲也OHLINS Roadster NATS
日本自動車大学校
2'05.791 1.263 0.021130.588
517吉岡 一成DXLアラゴスタNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'05.975 1.447 0.184130.397
665外園 秋一郎odula TONE HERO'Sロードスター
OVER DRIVE
2'06.088 1.560 0.113130.280
766武地 孝幸odula TONE MOTULロードスター
OVER DRIVE
2'06.182 1.654 0.094130.183
8104吉田 綜一郎HM‐Rヒロマツデミオ2
広島マツダHM Racers
2'06.190 1.662 0.008130.175
911馬場 優輝アンビシャスレーシングFIT
Ambitious Racing
2'06.408 1.880 0.218129.951
10222竹内 敏記Honda Cars Tokai J-net FIT
Honda Cars Tokai
2'06.726 2.198 0.318129.625
11110坂 裕之ACCESS HIROSHIMA+ Vitz
HIROSHIMA TOYOPET RACING
2'06.742 2.214 0.016129.608
12*88村上 博幸村上モータースMAZDAロードスター
村上モータース
2'07.142 2.614 0.400129.200
1337野上 達也DXLワコーズNOPROデミオ
TEAM NOPRO
2'10.788 6.260 3.646125.599
14290横尾 優一AutoLabo/T&I Racing素ヤリス
AutoLabo
2'11.782 7.254 0.994124.651
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • CarNo. 88, 310, 47は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回タイムは採用されない。
  • CarNo. 65は、スーパー耐久競技規則第10条(1)(グループボード無視)により、予選結果より2グリッド降格のペナルティーを科す。

JAF F4選手権

第2戦SUGO決勝 金井亮忠がホールショットを奪うもポールシッターのハンマー伊澤が逆転勝利

 JAF-F4地方選手権シリーズ第2戦決勝は5月14日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションからスタートしたハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)がスタートで金井亮忠(チームNATS・正義・001)の先行を許すも2周目の第1コーナーでトップを奪い返し、その後はセーフティカー(SC)ランを挟んで一度も首位を譲らず、昨年9月のもてぎ戦以来の優勝を飾った。

 第2戦決勝は 予選に比べて気温、路面温度が上昇し完全にドライコンディション。ただし風がかなり強くメインストレートでは追い風となっている。コースインでは負傷欠場となった石川賢志の代役としてJAF-F4初出場を果たす事となった大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)が、ピットロード出口でエンジンをストールさせてしまい、ぎりぎりピットロード閉鎖直前にコースに入り10番グリッドに到着。見守る石川をやきもきさせる一幕もあった。

 午後3時45分にフォーメーションラップ開始、全車グリッドに着くとレッドシグナルが消灯、スタートを切った。

決勝のスタートシーン

 ポールシッターの伊澤はややスタートの蹴り出しが弱く、対照的に抜群のスタートを切ったのがフロントロウに並ぶ金井で、第1コーナー進入で伊澤の前に出てトップへ、伊澤は2位。また予選6番手で3列目スタートの佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)も4位にジャンプアップ、3番手スタートの佐藤樹(MARUSAN★ミスト)のすぐ背後につける。

 オープニングラップを終えて金井が先頭だが、予選でもストレートスピードの速さがあった伊澤がスリップストリームから抜け出て0.019秒差とほぼ並びかけてコントロールラインを通過、その勢いのまま第1コーナー進入で前に出てトップを奪い返す。3位の佐藤は後方から迫る佐々木を牽制する為かこの2台から2.827秒離され、背後の佐々木には0.454秒差でプレッシャーをかけられる。

 2周目に伊澤は0.906秒まで金井を引き離し、さらに3周目にはそこまでの最速タイムを出し、1.646秒までギャップを拡げ独走態勢に入るかに見えたが4周目、SCランが宣言される。これはスタート後一度は9位に順位を上げていた大川が3周目に入るとスローダウン、ハイポイントコーナーのアウト側で停止してしまい、再スタートができない状態になったことによる措置だ。大川は予選でも燃料系のトラブルがあると訴えていたが、残念ながら決勝でもその症状が出てしまったとのこと。

 このSCランは5周に及び、8周目にSCがコースから外れて9周目のコントロールラインからレースは再開。隊列をコントロールする伊澤のタイミングを見計らった金井が0.269秒と背後に迫るも伊澤は隙を見せずに第1~第3コーナーまでを通過。その後方では佐藤対佐々木の3位争いが再開する。

 伊澤は9周目に0.920秒と再度金井との差を開き始め、金井はむしろ0.694秒と背後に迫りつつ3位を争う佐藤と佐々木の圧を感じることになる。10周目伊澤は1分23秒828とファステストラップを更新して金井を1.796秒差に突き放し、金井~佐藤~佐々木はそれぞれ0.422秒、0.569秒のギャップで連なって走行。5位黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)は1.356秒と引き離されつつある。

 金井のペースが上がらないのか2位争いの3台は接近したまま11周目を走り、最終コーナーを佐藤がイン側からコンパクトにクリアすると金井のスリップに入りテール・ツー・ノーズ状態となり0.093秒差でコントロールラインを通過し、12周目の第1コーナーでイン側から並走すると第2コーナー進入でオーバーテイクに成功、2位に上がる。この2台の攻防の隙に佐々木も接近、2位を失った金井をセクター2で攻略して佐々木が3位浮上、金井は4位までドロップする。

 12周目、13周目と伊澤は立て続けにファステストラップを更新、2位佐藤に対し4.659秒と大差をつける。佐藤と3位佐々木の差は0.746秒、佐々木と4位金井は0.736秒と気が抜けない状態だが終盤に向かい順位争いと合わせて明日の第3戦のグリッド争いにも注目が集まり出す。第3戦のスターティンググリッドは第2戦での各自のベストタイム順で決まるためだ。

 ここまではラップごとにファステストを更新している伊澤が1分23秒215でポールポジションの権利を有することになり、2番手は23秒360の佐藤ということになる。この2台を含めて第3戦のスタート順を有利にすべく終盤まで自己ベストのタイムを出す選手が出てくる。そして14周目に佐藤が23秒259と伊澤に迫るとファイナルラップ、伊澤がトップでチェッカードフラッグを受け優勝と22秒834のベストタイムをマーク、しかし4.577秒後に2位でフィニッシュラインを通過した佐藤は22秒812と0.022秒伊澤を上回り、第3戦のポールポジションを獲得した。

 3位は佐々木、こちらも15周目に自己ベストを更新する23秒256をマーク、第3戦は3番グリッドからのスタートとなる。終盤に失速した金井だが黒沼からの攻勢はしのぎ切って4位フィニッシュ。しかし自己ベストは黒沼の24秒214に及ばぬ24秒354でず第3戦のセカンドロウは確保できず。河野と並んで3列目からのスタートとなる。

 ジェントルマンクラスは優勝が伊澤、2位が河野、3位が総合7位の武居義隆(CMSルノー)という結果になった。

優勝はハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

決勝2位は佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

決勝3位は佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

決勝4位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

決勝5位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝6位は河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

優勝したハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

■決勝後のコメント

優勝 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

優勝したハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

 「スタートは案の定失敗してしたが、大失敗というほどではなかったので、それほど後れを取らずに行けた。(SC明けからは順調だった?)クルマが転がっていればスタートの不得手なのが出ないので(笑)。明日は2番手からのスタートなので、ミスのないように。佐々木孝太さんと一緒に走れることが(レースを学ぶ)チャンスなので、頑張る」

2位 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

 

決勝2位の佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

 「(明日はポールポジションから)ポールを目指していたのでよかった。SC明けに2位に浮上した後の佐々木選手からのプレッシャーは?)バックストレートでは追いつかれて抜かれそうな感じもあったが、馬の背からは自分の方が速かった。なのでバックストレートで行かれなければ大丈夫だとは思っていた。今日はスタート失敗したので、明日はスタート決めて、逃げられればいいなと思う」

 

3位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 

決勝3位の佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 「(SC明けのオーバーテイクは?)佐藤君が(金井選手を)オーバーテイクしようとしていてペースが上がっていなかったので、そこでバトルすると2台がロスするからチャンスがあるなと思っていた。そうしたらちょうどよく入れた。あわよくば佐藤君まで抜きたかったのだが、それは難しかった。自分の方がペース速いかというと、そこまでではなかった。追いつけるけど抜けるほどではなかった。もうちょっとクルマを仕上げて、明日頑張る」

 

4位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 

決勝4位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「スタートはうまく決まってトップに出られたが、やっぱりハンマーさん1周目から速くて2周目に入るストレートでやられてしまった。頑張ってついていこうかと思ったのだが。(SC明けに立て続けに抜かれた状況は?)第1コーナーでブロックしようとしたがアウトから行かれてしまい、孝太さんも佐藤選手の後ろにピッタリついていて、自分の行き場がなかった。(クルマの調子は?)予選のデータから、大きくセットを変更したのだが、結果的にそれはよくなかった。明日はそこを修正すれば予選と同じくらいの走りはできると思う」

 

5位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 

決勝5位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「(終盤72号車まであと少しだったが?)追いつけるのは、金井先生よりペースがいいのでわかっていたが、抜く余力がなかった。正直トップは見えない感じで厳しい状況だった。スタートはうまく決まったので、プラスに考えて明日はセッティングを大幅変更して、テストだと思って今後につながるようにしたい」

 

6位 55号車・河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

 

決勝6位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

 「よく言えば安定したペースだが、悪く言えばついて行けてなかった。もうちょっと(前に)ついて行きたかった。トップ5台は1周目から速いので、それについていく、というのが今回の目標で、あと黒沼選手のタイムは近かったので、そこになんとか肉薄してあわよくば、ぐらいの感じで考えていたので、まぁまぁ順当なポジションでよかった。明日に向けてもスピードの差でいけば同じような感じなので、最低6位、あわよくば5位を狙う」

 

R 16号車・大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 

リタイアした大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「症状的にはガス欠みたいなのだが燃料は入っているので、まだ原因わからない。予選でも似たような症状があった。燃料吸い上げないのか何か制御の問題なのか・・。エンジン止まってはいないのだがアクセル踏んでも吹けない感じで、結局止まってしまった。明日に向けてこれから調べる」

 

 JAF-F4第3戦は5月15日に同じくスポーツランドSUGOで開催される。

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
Asako SHIMA

JAF F4選手権

第2戦SUGO公式予選 オリジナルマシンを駆るハンマー伊澤がポールポジション獲得

 JAF-F4地方選手権シリーズ第2戦は5月14日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)が金井亮忠(チームNATS・正義・001)に0.256秒差をつけてポールポジションを獲得した。

 もてぎでの開幕戦から約2か月のインターバルで開催された第2戦。そのブランクを埋めるためか前日にはスポーツ走行と占有走行で計5回、本日も朝に1回と走行機会が与えられていたがほとんどが雨で完全なドライコンディションでは走れておらず、予選前のコメントではセッティングの確認が不十分という声も聞かれた。

 エントリーは16台。その中で石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ)は前日のスポーツ走行でクラッシュ。マシンのダメージは修復なったものの石川自身が足を負傷。急遽スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ戦を戦う大川烈弥を代役に立てた。大川は初めてのJAF-F4ドライブだが前日はまったく走れておらず、朝のスポーツ走行でウエット路面を走ったのみで予選から戦うことになった。

ポールポジションはハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

予選2位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

予選3位は佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

予選4位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

予選5位は河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

予選6位は佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 20分間の予選は午後1時にコースオープン。朝まで雨が降っていたスポーツランドSUGOは気温上昇で路面コンデションは改善しつつあるがモニターで見ると一部湿っているように見えるコーナーもあった。それでも全車スリックタイヤを装着してコースインした。しかし計測ラップが始まる前に開幕戦でポール・ツー・ウィンを飾った佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)と安井和明(NAVY★RK-01)の2台が相次いでピットインする。トラブルか?

 各車ウォームアップを終えて残り15分ごろからタイムアタックを開始する。まずは伊澤が1分24秒831を出してトップ、続いて前回デビュー戦で佐々木とポールポジションを争った佐藤樹(MARUSAN★ミスト)が25秒363で2番手につける。3番手は25秒626で金井亮忠(チームNATS・正義・001)。金井は今回からピットクルーをつとめる日本自動車大学校の生徒が代替わりし、全員初めてのレース参加という状態。新品のツナギに身を包んだ生徒はまだぎこちなさが残るがテキパキと動く。

 残り13分、伊澤は24秒202、佐藤も24秒463と1分24秒台に入れる。3番手には黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)が24秒577で上がってくる。昨年ここSUGOのレースでは魔物に付きまとわれたのかマシントラブルに起因するジャンプスタートやそれに対するドライブスルーペナルティ消化時の速度違反などなど散々な目にあった黒沼だけにリベンジしたいところだ。

 伊澤はさらにペースを上げて23秒745、23秒264とタイムを詰める。佐藤も23秒979と23秒台で追うがここで金井が23秒702を出して2番手に浮上。昨年ここSUGOでコースレコードを叩き出したマシンの素性の良さは変わらないようだ。黒沼は自己ベストを更新するも4番手、河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)が5番手へ浮上して残り10分と折り返し。ここで今回急遽デビューの大川が8番手までポジションを上げてくる。

 残り9分、佐藤が23秒678を出して金井を抜き再度2番手へ上がる。しかし金井はセクター1、セクター3で全体ベストを出すと23秒514でコントロールラインを通過。2番手を奪回し、さらにタイムを削り残り6分で23秒279と、23秒254を出した伊澤に0.025秒差まで迫る。開始直後にピットインしていた佐々木は残り8分でコースに復帰、すぐさま25秒818で6番手に上がってくるが、開幕戦のようなスピードがない状態でそこからが伸びない。

 残り3分を切り伊澤~金井~佐藤~黒沼~河野~佐々木の順は変わらず。残り2分。伊澤はセクター2で全体ベストとさらにタイムアップを目指す一方で金井はピットイン、ここで予選を終了する。伊澤は23秒093をマーク。

 20分間の予選が終了、チェッカー後の周回で伊澤はさらに23秒023までタイムを更新。予選開始後5分でトップに立って以来一度もその座を譲ることなくポールポジションを決めた。以下金井~佐藤~黒沼~河野~佐々木の順となった。

 9台が出走のジェントルマンクラスは伊澤~河野に続いて全体8位の武居義隆(CMSルノー)が3番手となった。

■予選後のコメント

ポールポジション 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)1分23秒023

ポールポジションのハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

 「コンディションが悪かったのか、タイムは伸びなかった。(ラップタイムの)電光掲示板も直射日光が当たって見えなくて、自分がトップだとは思っていなかったので意外だ。マシンの方も(路面の)コンディションが悪いせいかグリップ感がいまいちだった。ただ皆さんも苦労していたのだろうからこの結果になったとは思う。(決勝に向けては?)なんとかスタートを決められれば、と思う」

2位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)1分23秒279 トップとの差0.256秒

予選2位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

 「(時間を残してピットに戻って来たが?)これ以上はタイム出ないと思った。前半は単独で走れていたが、あのままアタックしても次の周回あたりで前につかえてしまうし、クールダウンしてタイヤを冷やしてもタイムが出なくなってしまうので、決勝にタイヤ温存する意味でも(あれ以上は)厳しいかな、と思った。(走行後に話し込んでいたが、納得いかない部分が?)前回のもてぎ以降走っていなくて、昨日もドライでは実質1回しか走れていない、なのでセットも分からない状態で走っているので、いろいろアジャストしないとダメかな、と、そのあたりの話をしていた。ただ大きく外してはいないと思うので、フィーリングもそんなに悪くない。細かい部分を煮詰めていく」

3位 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)1分23秒678 トップとの差0.655秒

予選3位の佐藤樹(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

 「(路面コンデションで苦労した?)実はこのクルマ(前回もてぎ戦とは別の車両)ステアリングが重くて、FIA-F4よりも重い。それで手アンダー(ハンドル重くて回し切れない状態)になって走れなかった。(ドライでそれがより顕著に出た?)そんな状態だ。(決勝に向けては?)もう耐えるしかない(苦笑)。前回乗った車両と比べても全然重い。何が原因なのかわからないし、正直ヤバいが、頑張る」

4位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)1分24秒233 トップとの差1.210秒

予選4位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「(途中からタイムが伸び悩んだ?)タイヤ温まってからが、タイムが伸びなくて、周りもそうだったと思うが、空気圧をちょっと見直ししないといけない。ちょっとタイム差が離れているので(決勝に向けて)セッティングを考えないといけない。トップ集団について行けるように、頑張る」

5位 55号車・河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)1分24秒583 トップとの差1.406秒

予選5位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)

 「伊澤さんから1秒以内くらいを目指していたのだが。(路面)コンディションが途中から滑るようになってきて、後半もうダメかなと思ってしまうと、やっぱりダメだった。前半でタイムを出しておいてよかった。(タイヤの問題?)タレてハイポイントコーナーとか、かなりリヤ(のグリップ不足)が来ていた。みんなそうだとは思うが、終盤タイム上げて来たのは伊澤さんだけで、どこが違うのか。今日午後は気温が上がってきて夏みたいな感じになりそうなので、結構大変かもしれない」

6位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)1分24秒429 トップとの差1.560秒

予選6位の佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)

 「1周目にちょっと当たってしまってピットインした。タイロッドが曲がったのかと思ったのだが、ステアリングのギアがずれてしまって、センター(の位置)が変な場所に行ってしまっていた。ピットで応急処置をしたが、それがやりすぎで、今度は反対になって、右コーナーでロックまで回しても曲がれない状態になってしまった。残念だけど仕方ない。決勝までにはなおるし、何とか追い上げて行ければいいなと思う。(前からスタートで独走されるより見ている方は楽しいかと?)(笑)抜くのは中々大変だと思うが、ちょっとはいいレースできるように頑張る」

10位 16号車・大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)1分25秒993 トップとの差2.970秒

予選10位の大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「(JAF-F4初レースだが?)まず単純に嬉しいとういかありがたい話を頂けた。何が起きるか分からないが、スーパーFJにも乗っているので、その感覚をどちらにもフィードバックできるようにしたいと思う。SUGOがいままで一番走ったサーキットなので、いつもの感じをベースに、ただ同じフォーミュラとは言え別物のクルマなのでそこを自分なりにアジャストしてやっていければ、と思う。なにしろ今日の朝走ったのが初めてで、朝はウエットだったので(今の予選が)初のドライでの走行だった。なのでいきなり(自分の)調整から入った。JAF-F4がどういうクルマか知るというのも含めて、まずは準備よりきちんと完走する事が目標だ」

 決勝は午後3時45分開始予定。前回圧勝の佐々木が6番手スタートからどう追い上げるかに注目が集まる。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
 

JAF F4選手権

第2戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/14) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
119G1ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1526'42.629--
25佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1526'47.206 4.577 4.577
36佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1526'48.661 6.032 1.455
472金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1526'52.94610.317 4.285
592黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1526'53.46110.832 0.515
655G2河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1526'57.28914.660 3.828
799G3武居 義隆CMSルノー
フォーミュラルノー
1527'09.79527.16612.506
838G4安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1527'10.26427.635 0.469
93G5船井 俊仁ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1527'10.66828.039 0.404
1086川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1527'11.00928.380 0.341
1170山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1527'11.31128.682 0.302
129G6KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
1527'11.53428.905 0.223
1334G7三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1527'13.78431.155 2.250
140G8渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1527'25.74543.11611.961
158G9米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1527'25.85243.223 0.107
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-16大川 烈弥HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
23'13.55913Laps13Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 5 佐藤樹(MARUSAN★ミスト) 1'22.812 (15/15) 155.912 km/h

JAF F4選手権

第2戦SUGO公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/14) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
119G1ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1'23.023--155.516
272金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
1'23.279 0.256 0.256155.038
35佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1'23.678 0.655 0.399154.299
492黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1'24.233 1.210 0.555153.282
555G2河野 靖喜ハンマーレーシング☆RISING
疾風(ハヤテ)
1'24.429 1.406 0.196152.926
66佐々木 孝太スーパーウインズ&ISP
ZAP F108
1'24.583 1.560 0.154152.648
770山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1'25.710 2.687 1.127150.641
899G3武居 義隆CMSルノー
フォーミュラルノー
1'25.795 2.772 0.085150.491
986川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1'25.818 2.795 0.023150.451
1016大川 烈弥HMRハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
1'25.993 2.970 0.175150.145
119G4KAMIKAZEスーパーウインズ&ISP
FR 2.0
1'26.008 2.985 0.015150.119
1234G5三浦 勝CMS NUTECルノー
ルノーFC106
1'26.357 3.334 0.349149.512
1338G6安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1'26.461 3.438 0.104149.332
143G7船井 俊仁ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
1'26.739 3.716 0.278148.853
158G8米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1'28.050 5.027 1.311146.637
160G9渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
1'28.765 5.742 0.715145.456
---- 以上基準タイム(130% - 1'48.325)予選通過 ----

SUPER GT

第2戦富士 Arnage MC86、54周完走で1ポイントを獲得(Arnage)

 2022年のSUPER GT Rd.2が、5月3日〜4日、富士スピードウエイで開催された。

 今シーズンはRd.2、Rd.4、Rd.5の3大会に450kmレースが予定されており、今大会が最初のロングレースとなる。

 これまでGWに富士スピードウエイで行われるレースは500kmが恒例だったが、この450kmレースには最低2度の給油が義務付けられており、ピットインのタイミングが肝となることは間違いない。

 Arnage Racingは、この長丁場にレギュラードライバーである、加納選手、阪口選手に加え、公式テスト富士にてルーキーテストに合格し、遅咲きのGTデビューを果たした松本武士こと末廣武士選手を第3ドライバーとして登録。

 3人のドライバーの激走でポイント獲得を目指したいところだった。

 開幕戦から2週間のインターバルの間に、ファクトリーでは開幕戦で負ったサイドステップの小傷を修理し、メンテナンスを行った。シーズン開幕に先立って行われた3月の富士テストでは、悪天候のために満足のいくデータを取ることができていなかったが、開幕戦の際にリアの荷重不足によるタイヤ摩耗が発生していたため、その対策として、もう少しリアに荷重が乗るような方向性のセットアップを入れることにした。

5/2 予選日

 前日の搬入日とは打って変わって、富士スピードウエイは晴天に恵まれ、午前中の公式練習は阪口選手がマシンのチェックをするところからスタートした。

 まずコースに出た阪口選手は、持ち込みのセットで走行を開始したが、リアの薄さを訴えたため、チームはマシンをピットに戻し、更にリアに荷重が残るような方向性でセットを見直した。しかし、大きな効果は得られなかった。そこでチームは、タイヤのコンパウンドを前後で変えてみるテストを実施した。このコンビネーションにより、予想外の改善が見られ、チームはそのセットをリファインして煮詰めていった。

 その後ドライブした末廣選手も、リアがどっしりしていて良くなったというコメントを出したが、同時にクラッチが不調となって、午前中の公式練習の終了間近、ドライバーがクラッチがすべると訴えたため、チームは走行を終えることにしてマシンをピットに戻し、修復にあたった。

 メカニックが駆動系をチェックしたところ、クラッチ交換の必要があり、チームは公式練習後に実施されたFCY訓練に出走することを断念、クラッチを新しいものに交換した。

 しかし予選開始の時間が迫るなか、今度はクラッチが切れないトラブルが発覚する。

 クラッチが切れないと発進することができず、予選出走は危ぶまれた。

 予選開始。B組から出走予定のArnage Racingは、B組のライバルマシンが全て出走するのを見計らって、Q1担当の阪口選手がエンジンを始動。富士スピードウェイのピットロードの傾斜を利用して、うまく一速を繋げ、無事ピットロード出口からコースインすることができた。「ラッキー!」と阪口選手が無線で叫びアタックに向けての走行を開始しようとした直後、今度は「クラッチが滑る!」と悲痛な声が無線から聞こえた。

 チームは予選を戦うことを諦め、阪口選手をピットに呼び戻した。

 予選でのタイム計測ができなかったArnage Racingは、翌日の決勝への出走を乞う嘆願書を大会組織委員会に提出し、翌朝再車検を受けることになった。

5/4 決勝日

 Rd.2富士はGWの開催のため、決勝は日曜日ではなく、水曜日の開催となる。

 決勝の朝も早朝から青空が広がり、雨の心配は全くない絶好のレース日和となった。

 前日、予選でのタイム計測ができなかったため、チームは早朝に再車検を受けて無事合格、決勝を最後尾から出走する許可を得ることができた。

 その後、前日のトラブル修復に追われてできなかったピット練習を、ドライバー含めチーム全体で行った。

 また、レース前のウォームアップ走行で、チームは加納選手に決勝後半で使う予定の新しいタイヤの皮むきをさせ、そのあと乗り込んだ末廣選手がマシンのバランスをチェック、最後ドライバーチェンジのシミュレーションのために阪口選手が末廣選手と交代して、ウォームアップ走行を終えた。

 チームは前日にこなせなかったチェック項目をなんとか確認することができ、決勝のときを待った。

 富士スピードウェイには、コロナ禍以前に戻ったかのような大観衆が詰めかけていた。

 午後2時半、爽やかな青空の下、フォーメーションラップのあと今シーズン初めてのロングレースとなる450kmレースがスタート。

 予選不出走のため、最後尾28番手からスタートとなるArnage Racingは、第一スティントを加納選手に委ね、450km先のチェッカー目指してレースを始めた。

 今大会では2度の給油が義務となっているため、序盤の混走の間に「スプラッシュ」と呼ばれる軽い給油を済ませて1回目のルーティンを消化するチームが数台おり、また500クラスのマシンが300クラスのマシンに追いつくのを見計らって義務給油を済ませるチームも数台いた。そのため、加納選手の順位は序盤のうちから「みかけ上」の順位となっていたが、ライバルチームのトラブルなどにも乗じて、8Lap目には19番手にまでポジションアップしていた。

 燃料を満タンに積んでスタートしているためか、前日の公式練習走行時とは違うフィーリングに、加納選手は苦しみながらも1分40秒台のタイムをキープして走行を続けていた。「リアが動く」と訴える加納選手に、チームは無線でスタビの調整を指示するなどしていたが、状況はさほど変わらず、チームは予定通り、20Lapで加納選手をピットに呼び戻すことにした。

 20Lap目、22番手でピットインしてきた加納選手から、第2スティントの末廣選手にドライバー交替、給油のみのピット作業を済ませ、Arnage MC86は25番手でコースに復帰した。

 末廣選手は、第1スティントから引き継いだUSEDタイヤを労わりながらも1分39秒台で走行。31Lap目にはベストとなる01'39.098をマークするも、なかなか前方のライバルマシンに迫ることができず、膠着状態が続いていた。しかし、スティントが中盤に差し掛かると燃料が軽くなって来たこともあり、末廣選手はスティント後半に向けてプッシュを続けていた。

 ところが38Lap目、100R付近で起きた300クラスのマシンのクラッシュのため、FCYからSC導入となり、さらにガードレールの損傷が激しく、補修のために赤旗中断が宣言される事態となる。

 コース上でマシンの並べ替えが行われ、48Lap目、レース再開となった。

 レース距離が100Lapに予定されているこの450kmレースは、まだ中盤。末廣選手のステントも、まだ10周ほど残されており、末廣選手は、第3スティントの阪口選手へ繋ぐため、ペースを上げ始めた。

 ところがそれも束の間、末廣選手から「シフトが入り難い」との無線が入る。その時点でArnage Racingの周回数は52Lap、しかもシフトは一旦正常に戻って、「入った」との無線があったため、チームはマシンの状況を把握しきれない。

 ここでマシンをピットに入れると完全に勝負権を失ってしまう。

 チームは末廣選手にピットインの指示を出さず、末廣選手はそのまま53Lap目を走り切ったが、最終コーナーを立ち上がったところでシフトは完全に入らなくなってしまった。しかし、その時には既に末廣選手はホワイトラインを過ぎてしまっており、チームは末廣選手をピットに呼び戻すタイミングを逸してしまった。

 Arnage MC86はスローダウンして、イン側の白線ギリギリのところを走行していたが、背後からバトルしながら迫ってくる500クラスのマシンが大クラッシュを起こしてしまい、レースは再び赤旗中断となってしまった。

 破損したガードレールの修復には長い時間を要して、中断は最大延長時間の10分前、18時10分まで続いた。

 一方自力でピットに戻ることの難しくなったArnage MC86を、メカニックが迎えにいき、マシンと末廣選手はメカニックに押されてピットに戻ってきた。

 赤旗中にマシンに触れる作業は許されないため、メカニックは赤旗の間修復の準備を整えながら赤旗解除を待ち、解除と同時にマシンに駆け寄って作業を開始。チェッカーまでの10分間でなんとかマシンをコースに戻そうと、ギアのチェックが行われたが、原因を突き止めることは難しかった。また、マシンは500との接触でリアディフューザーの左サイドを損傷しており、メカニックが補修をしたが、結局Arnage MC86はコースに戻ることはできず、チェッカーの時をピットで迎えることとなった。

 最終的にArnage Racingは、300クラスのトップの周回数より4Lap少ない54Lapで完走扱いとなり、完走ポイント1ポイントを獲得するにとどまった。

 幸いクラッシュに巻き込まれず、傷を負うことのなかった末廣選手のGTデビューも、ほろ苦いものとなった。

Arnage Racing

SUPER FORMULA

第2戦富士フォトギャラリー

公式予選: 国本雄資(Kids com KCMG Elyse SF19) 公式予選: 福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19) 公式予選: 山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19) 公式予選: 平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)
公式予選: 大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19) 公式予選: 笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19) ピットビューイング: レースクイーン ピットビューイング: レースクイーン
ピットビューイング: レースクイーン ピットビューイング: レースクイーン ピットビューイング: レースクイーン ピットビューイング: レースクイーン
ピットビューイング: レースクイーン ピットビューイング: レースクイーン ピットビューイング: レースクイーン ピットビューイング: レースクイーン
スタート進行: ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S) 決勝: スタートシーン 決勝: ストレートを疾走するSFマシン 決勝: ジュリアーノ・アレジ(左) vs 大津弘樹(右)
決勝: 松下信治(手前) vs 福住仁嶺(奥) 決勝: 大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19) 決勝: サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19) 決勝: 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)
決勝: 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19) 決勝: 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19) 決勝: サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19) 決勝: 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)
決勝: 優勝した野尻智紀(TEAM MUGEN) 決勝: 表彰式
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波決勝 田上蒼竜、ミスのない走りでキャリア初優勝、ZAP SPEED勢が2戦連続で表彰台を独占

決勝のスタートシーン

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦決勝が5月5日(木・祝)に筑波サーキットで開催され、ポールポジションからスタートした田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)がスタートでトップに立つとそのままチェッカードフラッグまで明け渡すことなく優勝、スーパーFJでのキャリア初優勝を飾った。

 例年子供の日に開催される「筑波サーキット・カーフェスティバル」のイベントとして行われるスーパーFJレース。普段のレースと違い子供向けのアトラクションやスーパーカーの展示イベントや走行会なども行われ筑波にしては多くの観客がやって来ている。

 前戦同様に僅差の予選となり、僅かなミスが命取りになるレースに向けて18台のマシンがぎりぎりまで整備に余念がない中、予選10番手だった内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)は予選中にエンジントラブルが発生したため、3時間弱のインターバルの間にエンジンの換装を実施。コースイン直前まで作業は続き、エンジンカウルが装着されたのは5分前だった。

 また、ポールポジションの田上を筆頭に4台が出場するZAP SPEED勢は左右のタイヤを予選とは入れ替えて装着していた。左右のタイヤの摩耗をなるべく均一にするためとの事だが、他のマシンでは見られなかった対策で、これが奉功するか注目された。

優勝は田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

決勝2位は白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

決勝3位は稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

決勝4位は安田航(Fガレージ&SウィンズSll)

決勝5位は武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

決勝6位は岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 12時18分にフォーメーションラップ開始、18台全車がグリッドに戻るとレッドライトが消えてレースが始まった。

 ポールポジションから田上がスムーズに発進したのに対して、2番手スタートの安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)はスタートダッシュに失敗、さらにシフトミスをしたとの事で加速が鈍く、第1コーナー進入までに次々と抜かれて5番手にドロップ。田上の後ろはそれぞれひとつずつポジションを上げた白崎稜(ZAPスタッフリソースED)~稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)~岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)という順で第1コーナーをクリアする。

 田上は2位に0.516秒の差をつけてオープニングラップを終了、以下白崎~稲葉~岩本~安田~下村剛司(SウインズKENS2ED)と続き8番手スタートだった宇高希(TAKEFIRST 10VED)が武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)をかわして7位にポジションアップ。

 2周目以降、田上は白崎に対し0.769秒→0.816秒→0.957秒と僅かずつだが差を広げ、3位稲葉も白崎から0.5秒前後のギャップを詰めることができない。後方では宇高が下村も仕留めて6位に浮上。

 5周目、田上は58秒692とこの時点でのファステストラップを出して白崎から1.243秒差とする、白崎も負けじと6周目に58秒687とファステストラップを更新するが田上は再度8周目に58秒575を出して白崎を1.797秒差まで突き放して安全圏へと入っていく。3位稲葉は依然として0.5秒程度の差で白崎を追走しているが、こちらもテール・ツー・ノーズ状態まで持ち込むチャンスがなく、相手のミスを待つしかない状態だ。

 スタートで5位に落ちた安田は4周目に岩本の背後につけたものの、相手がチームメイトだけに安全にオーバーテイクできるチャンスを待っていたのかしばらく攻めあぐねていたが、8周目にバックストレートから最終コーナーへのアプローチでインを押さえて前に出て4位へ浮上。しかしその間に3位稲葉とは3.7秒以上のギャップができてしまった。

 11周目、田上は1.961秒のマージンを持ってトップを走り、2位白崎と3位稲葉の差もじわじわと広がり0.807秒差、安田~岩本も1秒以上の差となり順位が膠着状態に陥る中、ひとり順位を上げていたのがオープニングラップで8位まで落ちていた武者で、2周目に下村の前に出ると6周目には宇高をオーバーテイクして6位へ進出、そこから5位岩本とのギャプを毎ラップ削り取りはじめる。11周目に1.156秒あった差は17周目には0.329秒差となりテール・ツー・ノーズ状態でファイナルラップへと突入する。

 田上は一度もトップの座を脅かされる事なく、2位に2.922秒の大差をつけて18周のレースを終えチェッカードフラッグを受けてフィニッシュ。これまで速さを見せながら小さなミスやペナルティで順位を落としていた田上だが今回は落ち着いたレースぶりで待望の初優勝をポール・ツー・ウィンで飾った。

 2位は白崎、3位は稲葉で前回の開幕戦の表彰台トリオ(優勝稲葉、2位田上、3位白崎)が順を入れ替えて再びZAP SPEED勢の表彰台独占となった。4位安田は16周目にもファステストラップを更新して稲葉を追い上げたが1.607秒まで詰めたところまでで4位。ファイナルラップに勃発した岩本対武者の5位争いは、第2ヘアピンの進入で武者がインを突いてオーバーテイクに成功、5位を獲得し岩本は6位に終わった。

   マスターズクラスは秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)が総合13位で優勝、以下総合17位の本間隆史(MATレーシングPJ10VED)、同18位の竹沢茂(スーパーウィンズ☆KKS☆ED)という結果になった。

■決勝後のコメント

優勝 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)

優勝した田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 「ようやく勝てた。(スタートがよく安田選手にリードできたが?)ずーっとミラーで注意していたのだが紫色のマシン(ZAP SPEED)しか見えなかった。今年初めてちゃんとスタートを決めることができてよかった。ここまで中々勝てなくて、ずっと支えてくれた家族や応援して下さった皆様に感謝している。(途中からは余裕があった?)マージン残した分コーナーの立ち上がりで早く回るようにアクセルワーク注意していた。これで勢いをつけて連勝街道を進みたい」

2位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

決勝2位の白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

 「今までのできで最高のスタートだったと思うが田上選手にいいスタート決められて、ちょっとこれは(インに)入れないな、ということになった。その後ついて行くことも少しできなくて、スピードが足りなかった。後ろの稲葉選手も前の田上選手もミスをどれだけせずにクリアできるかの競い合いだったと思うので、そこで少しずつ接近したり離されたりの繰り返しだったので、結局は田上選手が一番ミスが少なかったから勝てたのかな、と思う。自分はタイヤのロックアップが主なミスの原因だった。(タイヤのコンディションはどうだった?)中盤から少しズルズルで、リヤが出やすくなって、ブレーキで止めようとしても止まれずフロントがロックしたりして、難しい状態だった。順位は前回3位、今回2位と来ているので、次は優勝と行きたい」

3位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)

決勝3位の稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 「自分のミスで(走りを)うまくまとめきれない周が1回あって、それ以外は安定していたのだが、その1周でミスをした分を取り返せなかった。ミスしなければ白崎選手といい勝負できたかなと思う。後ろを追う側の精神面とか慌てる(心理)とかも見えたので、これで一通りの経験ができたので、次のレースは大丈夫かな、と思う。(タイヤの左右入れ替えの効果について?)比較する材料がないので正直よくわからなかったが、悪影響はなかった」

4位 53号車・安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)

決勝4位の安田航(Fガレージ&SウィンズSll)

 「(スタートは何か起きた?)自分の単純な反応遅れとシフトミスの両方だ。シフトミスはいまだに(うまく)できていない部分があるので、自分でもどこを改善したらいいのだろうと今は考えている最中だ。明確にはどこを直したらいいのか見えていないが、自分のシフトミスなのは間違いなくクルマの問題ではないので、自分が何かを変えていかないとシフトミスを減らすことに集中していきたい。(岩本選手をオーバーテイクした状況は?)メインストレートで行きたかったが相手もブロックラインを通っているし、チームメイトなので接触したくないなという気持ちもあり、一番安全なのがバックストレートから最終コーナーなのでそこで抜くと決めて、そこも警戒はされてたが、真後ろについて一度だけインに振った時にうまく入れた。ペースもだいぶ違ったので、そこで抜けたのはよかった。(シフトミスについて)自分なりにもっとよく考えて、自分に何か原因があるのは間違いないので、それが何かを考えたい」

5位 71号車・武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)

決勝5位の武者利仁(ゼンカイレーシング遊戯闘速ED)

 「(最終ラップのオーバーテイクはどんな状況?)第2ヘアピンの進入でインから抜いた。岩本選手はまわりをしっかりと見ていて、自分が(インに)入る瞬間も見て(安全に行って)くれたのだと、上手だなと思った。スタートで8位に下がってそこから3台抜いて5位でフィニッシュできた。クルマの感触は非常によくて、安田選手のファステストラップには及ばなかったが、個人的にはタイムも安定していて58秒8とか9で走れた。これもZENKAIRACINGさんのおかげだ。セットアップもいろいろ試してくれて、いいレースができた。ただあと3周ぐらいのところで昨日も起きた燃料系の息継ぎが起きてしまったので、そこは今後原因を見つけたい」

6位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

決勝6位の岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

 「(最終ラップの武者選手との攻防は?)タイヤがもうきつくて、それは皆同じだったと思うのだが技術の差が出た感じだ。技術が足りない、練習量の差だ。(安田選手に抜かれた状況は?)あれもペースの差だ、彼の方がコンマ3~4秒くらい、全然速くて、今日は力の差が出た。もっと練習する」

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦は5月22日(日)に筑波サーキットで開催される。インターバルが僅か2週間しかない中で、ここまで2レース完勝のZAP SPEED勢に挑む材料を見いだせるのか? 他のドライバー、チームは宿題を抱えたままだ。

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako Shima

筑波・富士S-FJ選手権

第2戦公式予選 タイムアップ7秒前、田上蒼竜が狙いすましたタイムアタックでポールポジション獲得

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦公式予選が5月5日(木・祝)に筑波サーキットで開催され、今年コンスタントに予選トップ争いを展開している田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)が安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)との争いを制してポールポジションを獲得した。

鯉のぼり

 子供の日らしく爽やかな晴天に恵まれた予選は8時50分開始。前回優勝の稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)を先頭に18台がコースインして20分間の予選が開始。

 まずはウォームアップを終えた計測2周目、稲葉が59秒093のトップタイム。安田が59秒200で2番手、白崎稜(ZAPスタッフリソースED)が59秒207で続いた。

 この白崎は前日のスポーツ走行の際に筑波で最もスピードが乗る最終コーナーの進入で他車と接触してクラッシュ。フロント周りを大破しフレームまでダメージがあったとの事だが、筑波サーキットのすぐ近所にファクトリーを構えるZAP SPEEDの強みで朝までに修復を終えて来た。練習走行がほぼ出来ていない白崎だが、影響を感じさせない走りで次の周回で58秒640と真っ先に58秒台に入れてトップに立つ。稲葉は58秒702で2番手、3番手は田上が58秒761。この田上も前日の最後のスポーツ走行の終了間際に最終コーナーへアプローチ開始する地点でバランスを崩してコースアウト。フロントからスポンジバリアに刺さった状態になるもダメージはほぼ無かった模様。とはいえ点検やグラベル掃除が必要な状態で、白崎に続いてZAP SPEEDのメカニックは大忙しのレース前日になっていた。

 4番手に武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)が59秒014と続くが、武者も前日はトラブル続きで、1回目のスポーツ走行開始直後に電気系のトラブルでストップ。さらに2回目の走行でも途中から燃料系が不調でエンジンが息をつくような症状を見せて本格的なタイムアタックができずに終わっていた。いずれも対処を行ったとの事だがテスト不足は否めない中での予選となっている。

 5分経過時点で稲葉が58秒572でトップに立つも田上すぐに58秒449を出してトップに立ち、白崎は58秒571で2番手、稲葉3番手へ後退。安田が58秒654で4番手へ浮上。安田のチームメイト岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)が5番手、内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)が6番手で続く。安田はさらにタイムを詰めて58秒490と田上から0.041秒差の2番手へ。白崎、稲葉の後ろには58秒693で武者。

 8分経過、田上は58秒262とベストタイムを削りトップを堅持。白崎が58秒452で2番手へ浮上。安田3番手、稲葉4番手。気温、路面温度が上昇する本日のコンディションに対してダンロップタイヤのグリップダウンが懸念されているだけに、各車いったんタイムを出すとややペースを落としてタイヤの温度を下げようとしているように見うけられる。

 その中で順位を上げてきたのが下村剛司(SウインズKENS2ED)で、58秒629で5番手へ。折り返しの10分経過時点で岩本が58秒621で一度は下村の前に出るが下村もすかさず58秒564で5番手を取り返す。二人のすぐ後ろには本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)がつける。

 岩本は負けじと58秒505をマークし下村と稲葉を押しやり4番手へ。安田は58秒319をマークして2番手へ、田上とは0.057秒の差と詰め寄る。

 ここで田上はピットイン、タイヤをチェックすると再びコースインする。

 13分が経過し、稲葉が58秒333で3番手へ浮上。続いて白崎が58秒308で安田をかわして2番手へ。安田はインターバルを置いて再度タイムアタックに入り、16分経過時点でついに田上を上回る58秒228をマークしてトップに立つ。3月の開幕戦ではまだニューマシンに馴染みきれていないと話していて、予選/決勝とも不本意な5位だった安田だが、前日のスポーツ走行でも走り込んだユーズドタイヤで58秒台に入れており復調を感じさせている。

 18分経過、白崎が58秒274で3番手、稲葉も自己ベストとなる58秒292をマークするも4番手変わらず。

 20分が経過しチェッカードフラッグが掲示される直前に田上がコントロールラインを通過すると表示されたラップタイムは58秒203。安田を0.025秒上回りポールポジションを獲得した。白崎、稲葉はタイムを更新できずセカンドロウに並ぶ。5番手に岩本。6番手下村と続き、武者は最後に下村に0.016秒差まで詰め寄ったが届かなかった。

 3台が出場のマスターズクラスは秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)が58秒918の全体15番手でトップ、以下全体17番手本間隆史(MATレーシングPJ10VED)、同18番手竹沢茂(スーパーウィンズ☆KKS☆ED)という順になった。

ポールポジションは田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

予選2位は安田航(Fガレージ&SウィンズSll)

予選3位は白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

予選4位は稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

予選5位は岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)

予選6位は下村剛司(SウィンズKENS2 ED)

■予選後のコメント

ポールポジション 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)58秒203

ポールポジションを獲得した田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED)

 「なかなか(周回を)全部まとめ切れなくて苦戦していたが、最後100点ではないが及第点の感じで回ってこられてトップタイムだったのでよかった。(前日のスポーツ走行でのコースアウトのダメージは?)まったく無かった。決勝に向けては、前がいないクリーンな状態で走り続けて行きたいと思う」

2位 53号車・安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)58秒228 トップと0.025秒差

 「最後に田上選手にやられてしまった。ペースは良かったがタイヤがきつくて途中クールダウンさせながらタイムアタックしたが届かなかった。タイムは接近しているので決勝ではZAP勢に割って入って、前回のような表彰台独占は阻止したい」

3位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)58秒274 トップと0.071秒差

 「昨日は(クラッシュで)練習できなかったので、今日直してもらったマシンで臨んだ予選だったので(調子を)確かめながら踏んでいって、意外と大丈夫そうだったので、タイヤのクールダウンも含めて空気圧チェックしてから2回目(の走行)で全力で行ったのだが第1ヘアピンがうまくまとめきれなくて、こんな結果になった。僅差だったので前回に続いて悔しい。決勝はスタートで前に出るつもりで行く」

4位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)58秒292 トップと0.089秒差

 「(4番手だが?)やっちまいました(笑)。昨日の練習走行でのタイヤが想像以上にボロい状態で、そちらにセッティングとドライビングの感覚を合わせ過ぎていた。そのためこの20分間の予選で路面の温度とか感じ取って合わせ切ることができなかった。完全にドライバーの問題だ。他のドライバーがうまくまとめていたのに(自分は)バラつきがあった。走っていても自覚があったので、いろいろ試しながら、どこまで行けるか(確かめながら)で出したタイムがたまたま4番手だった、という事だ。決勝では1位を狙いたいが、(狭い)筑波であまりリスクは取る気がないので、安全に行く。上位のドライバーは皆信用できる選手なので、そこはうまいレース運びをしていけば、勝つべき人が勝つ、というレースにしたい」

5位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)58秒505 トップと0.302秒差

 「思ったより(タイムが)離れてしまった、もうちょっと行けるかと思っていたのだが。ただ(自分の)遅い所が明確なので、決勝はそこを改善して行けば(勝負して)行けるかなというイメージだ。前戦はZAPさんにやられてしまったので、今回こそは逆転したい」

6位 73号車・下村剛司(SウインズKENS2ED)58秒564 トップと0.361秒差

 「自分としてはまわりのタイムは気にせずに、自分の走りをした。昨日の練習でもミスをしていたし、その前にニュータイヤの使い方とか自分の課題が見えて来た。それだけに自分と向き合って、今までは一番いい走りだったと思う。(決勝に向けては?)前は速いドライバーばかりなので、まずはしっかりスタート決めて、ついて行って、チャンスがあれば狙ってしっかり順位上げていきたい」

 決勝は12時05分スタート予定。ポールスタートの田上が有利とはいえ、上位4台のタイム差は0.089秒という僅差でスピードにそん色はない。

 天気予報はこのまま晴れで気温はかなり上昇すると見込まれ、この暑さでダンロップタイヤのグリップダウンがどう出るかも未知数だ。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波公式予選結果

筑波サーキット・カーフェスティバル -RIJ- (2022/05/05) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 2 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
113田上 蒼竜AsカンパニーZAP ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.203--126.488
253安田 航Fガレージ&SウィンズSll
MYST KK-S2
0'58.228 0.025 0.025126.434
326白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
0'58.274 0.071 0.046126.334
414稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.292 0.089 0.018126.295
552岩本 瞬ファーストガレージ小倉学園S2
MYST KK-S2
0'58.505 0.302 0.213125.835
673下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
0'58.564 0.361 0.059125.709
771武者 利仁ゼンカイレーシング遊戯闘速ED
MYST KK-S2
0'58.580 0.377 0.016125.674
831宇高 希TAKE FIRST 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.696 0.493 0.116125.426
97本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
0'58.699 0.496 0.003125.420
1022内藤 大輝RCIT RaiseUP MT
MYST KK-S2
0'58.716 0.513 0.017125.383
1166戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.763 0.560 0.047125.283
121澤井 良太朗オートルックフレックス10V
TOKYO R&D RD10V
0'58.850 0.647 0.087125.098
1379中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'58.860 0.657 0.010125.076
1427草野 裕也TRF SII ED
MYST KK-S2
0'58.876 0.673 0.016125.042
153M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
0'58.918 0.715 0.042124.953
1691山下 友基ELEVレーシングHFR 10V
TOKYO R&D RD10V
0'58.935 0.732 0.017124.917
1746M2本間 隆史MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.467 1.264 0.532123.800
1816M3竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
1'00.298 2.095 0.831122.094
---- 以上基準タイム(130% - 1'15.705)予選通過 ----

SUPER GT

第2戦富士決勝後のコメント 野尻智紀「自分の安全も当然あるが、周りを安全にさせられるかが一番大事なんじゃないかなと思う」

 5月4日に行われた、スーパーGT第2戦決勝後の優勝会見での質疑応答において、58周目に発生したアクシデントに関連し、今後同様の事故を起こさないために必要なことは何か、という質問がなされた。それに対する各ドライバーの回答は下記のとおりだ。

GT500クラス No. 8 ARTA NSX-GT

野尻智紀(ARTA)

 「サーキットで今日起きたこととは別に考えてもらいたいんですけど、皆さんもクルマを運転されると思います。公道で走る上で、安全運転ってなんだと思いますか? ってことを僕はよく考えるんです。法定速度内で走る。逆にゆっくり走る。法定速度より飛ばす。速度に対する考え方はいろいろあると思います。一時停止をちゃんとする、しない。そういうのって自分の安全も当然ありますが、周りを安全にさせられるかが僕は一番大事なんじゃないかなと思っているんです。サーキットも例外ではないと思います。なので、もう一度皆さんに安全について考えてもらえると、日々の自分の危険を遠ざけることができるんじゃないかなと思いました」

福住仁嶺(ARTA)
 「今日のあの事故について、誰が悪いかなんてわかんないと思います。いろんな意見があるでしょうし。でもやっぱりレギュレーション以外の部分でもマナーって必要だと思うんです。GTを3年、4年出場させていただいてますけど、本当にそういうマナーができてないというか、自分勝手なことしか考えてないなという人はやっぱりいますね。39号車の選手の動きも、ギリギリで避けてて、後ろの選手が見えないという動きもああいう事故につながったと思うんです。レギュレーションに書いてないとしても、そういうマナー的な面でももっと考えていかないと。レースはみんなでやってることだと思うんで、周りのことを考えながらレースしていないと、やっぱりまた同じことが起きると思います」

GT300クラス No. 10 TANAX GAINER GT-R

富田竜一郎(GAINER)

 「僕もその場にいたわけではないので、大きなことを言うつもりはありません。ただ個人的に思うこととして、スロー走行車両が見えない位置にいたということですが、ホームストレート上であればピットに入ることができたんじゃないのかな、ということです。その上でバトル中のクルマが270,280(km/h)で走るところをスローで走るというのがどれだけ危険なことかは、レーシングドライバーなら誰でもわかっていると思います」

 「もちろん自分たちのレースを完走したいという気持ちはわかるし、チームとして最低限のタスクだと思うので、それを遂行したいという気持ちはわかるんですが、赤旗あけの難しいシチュエーションの中でああいうバトルが行われていることをチーム側もインフォメーションするべきだったんじゃないかなというのと、ドライバーとしても仮にサインガード側まで避けていたとしても、そこはコース上なので大きな速度差が生まれた時にどうなるかということを、あのチームだけでなくみんなが考えていかないと」

 「日本のモータースポーツがこれからどうなっていくのか、という過渡期に今あると僕は思っているんですけど、そういう中でお客さんがたくさん入ってくれて、これだけ多くのトップドライバーがいる中で、プロスポーツとして見せていくという観点で、そういう意識を全員が持つことが、今一番大事なんじゃないかなということが、今レースを終えて、あの事故を見て思ったことの全てです」

大草りき(GAINER)
 「デビューイヤーが何言ってんだと思われるとあれなので、大きなことは言えないんですけど、今回こういうことが起きてしまったということは、多少なりともそれぞれの意識に油断ではないですけど、そういう意識があったと思うので、自分をはじめとして、次大会に向けて、しっかりとそれぞれのルールだったりとかを意識していかなきゃいけないな、ということを再認識したレースでした」
塩津佑介(GAINER)
 「まだまだルーキーなんで、周りをしっかり見ることと、状況の判断を一瞬でも間違えると大きなことになりかねないことをしていると思うんで、日頃から意識してレースしないといけないな、ということを改めて感じることのできたレースでした」

※  今回の原因の一つと考えられる50号車のスロー走行だが、Arnage Racingの公式SNSによると、あの時点で50号車はシフトが入り難い症状に繰り返し見舞われており、最終コーナーを立ち上がって一旦症状が収まっあと、もう一度再発した時にはすでにピット入口を過ぎてしまったため、車体をイン側に寄せて走行せざるを得なかったという。

 その上で責任は自社のメンテナンスと的確なタイミングで判断ができなかったことにあるとし、今後は再発防止に努めていくとしている。

 また39号車を走らせるTGR TEAM SARDも、5月6日付で近藤尚史代表、脇阪寿一監督が連名で謝罪文を出す異例の事態となっている。

 しかし今回の件は参戦しているチーム、ドライバーのいずれもが最善を尽くして戦っている中で起きた所謂レーシングアクシデントの一つであり、本来は誰かが責めを負うことでも、誰かに謝罪するべきことでもないと筆者は考える。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第2戦富士優勝記者会見 野尻智紀「高星選手が無事で良かった。気持ちの整理がつかないままセーフティーカーランをしていた」

決勝記者会見: GT500クラスで優勝した福住仁嶺と野尻智紀(ARTA)

GT500クラス優勝 No. 8 ARTA NSX-GT

福住仁嶺(ARTA)

 「結果としてこういう状況でレースが終わってしまって、僕だけじゃなくて、この場にいる皆さんももやもやした気持ちでレースを終えることになったのではと思います。最近のスーパーGTは非常にレベルが高くなってきていると思いますが、その中でいろんなドライバーがいますが、もう少しマナーをよくしていかないと、またこういうことが起きるんじゃないかなあと思っています。こういうことが起きないように、僕らドライバーもレベルを上げていって、スーパーGTを盛り上げていきたいです」

 「レースについては、今日僕は最初のスティントを走らせてもらいましたが、チームが用意してくれたクルマが良くなった部分も多かったし、野尻さんにもすごく頑張ってもらいました。結果としては優勝しましたけど、今日のレースでまた新たにヒントを得たと思うので、次戦に向けても考えていきたいなあと思います」

野尻智紀(ARTA)

 「あまり自分の心の全てをこういう会見でお話しすべきではないのかも知れませんけど、今日はあえてお話しさせていただきたいと思います。まずは高星選手が無事で本当に良かったと思っています。中断の最中は僕としては正直走りたいとは思えませんでした。でもこれは僕らの仕事だと思って、乗り込んだんですけど、気持ちの整理がつかないままセーフティーカーランをしていて。結果こういう形になりました。そのあと、本当にたくさんのお客さんが、これ以上ないんじゃないかっていうぐらい僕らを暖かく迎えて応援してくださってるっていうのが、ものすごく心に響きました。やっぱりファンの皆さんに支えられているんだなとすごく感じました。これからも飽きずにスーパーGT、モータースポーツを楽しんでいただきたいなと思います。ファンの皆さんを長い間お待たせしましたけど、最後まで応援してくださって、ありがとうございました」

 「あの事象に関しては、さまざまな意見があると思いますが、僕もあの隊列の中にいて、スロー車両がいるということは、正直全く見えていませんでした。その中で僕が気づいたのは、高星選手がすごい勢いで左にクルマを振って、スピン状態になってしまった、ということだけです」

決勝記者会見: GT300クラスで優勝した富田竜一郎、大草りきと塩津佑介(GAINER)

GT300クラス優勝 No. 10 TANAX GAINER GT-R

富田竜一郎(GAINER)

 「非常に難しいレースになってしまい、結果としては釈然としないところが、僕達だけじゃなく他のチームにもあると思います。高星選手に大きな怪我がなかったことが個人的にはすごく良かったなと思っております」

 「レースの方は序盤からいいペースで後続を引き離すことができました。僕たちは後半に向けてタイヤ無交換などの作戦が取れそうになかったので、単純にスピードレースをしようと決めていました。そういう意味で想定通りのレースができていました。大草くんに代わってからもいいペースで走ってくれました。他のチームがハーフタンクやスプラッシュなどの作戦を取る中、僕らはフルタンクでなるべく長く引っ張る作戦なので、何台かに前にいかれてしまいましたが、大草くんが順位を戻してくれたのが大きかったです。チームとして全体で頑張れた結果だと思います」

 「僕らの方が重量があるので、同じタイヤを履いていてもBRZよりは温まりが早かったんですけど、僕は最近日本のレースをやっていなくて、1周目にいかにして順位を上げていくかというレースをやってきました。また岡山の時にダーティーエアに捕まって苦しいレースをしてしまったので、1周目で前に行こう、ダメなら諦めよう、と思っていましたが、スタートがうまく決まって1コーナーでBRZにギリギリ並ぶことができました。山内選手はインを固めて1コーナーを立ち上がって、僕は逆に、Aコーナーをアウト側から抜けようというラインを取っていて、立ち上がり加速で並び切ることができました。山内選手はアウトまで膨らんでくるだろうと思っていましたが、すごくフェアにスペースを残してくれたので、前に出ることができました。あそこで抜けたことが全てとは言いませんが、あれが一つの大きな要因になったのは確かです」

 「今回のレースで、各ドライバーがいろいろなことを考えるきっかけになったということが大きかったと思います。僕たちの勝利どうこうではなく、レースに向かう姿勢だとか、ドライバーとしての安全の考え方とかが大きく変わるきっかけになってくれればと思います」

大草りき(GAINER)

 「とても難しいレースになってしまいましたが、自分のスティントで2回赤旗が出て、その両方でクラッシュした選手に大きな怪我がなかったのは良かったと思っています。富田さんが後ろをぶっちぎった状態で僕にクルマを渡してくれて、めちゃくちゃ緊張していましたが、大きなミスなく終われたのが一つ大きいです。まさかデビューイヤーでこんなに早く勝てるとは思っていなかったので、自分をここまで走れるように始動してくださった富田さんやチームの皆さんに感謝したいと思います」

塩津佑介(GAINER)

 「今回僕は走る機会がなかったんですけど、公式テストで僕はクラッシュさせてしまって、チームに本当に迷惑をかけてしまいました。この場に立つことができて、チームの皆さんに感謝しかないです。また走る機会があれば、全力で頑張りますので、よろしくお願いします」

決勝記者会見: 両クラスのウイナー

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第2戦富士決勝 赤旗の相次ぐ大混乱のサバイバルバトルを制したのはNo. 8 ARTA NSX-GT!!

GT500クラスのスタートシーン

GT300クラスのスタートシーン

 2022オートバックススーパーGT第2戦「FAV HOTEL 富士GT450kmレース」の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは予選5番手からスタートしたNo. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)が大荒れの展開を生き残って今季初優勝。GT300クラスは予選2番手のNo. 10 TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき/塩津佑介)が同じく今季初優勝を達成した。

 第2戦決勝は午後2時30分に2周のフォーメーションラップが始まった。熱く激しい戦いの火蓋が切って落とされた。

GT500クラス優勝はARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)

GT500クラス決勝2位はau TOM\'S GR Supra(坪井翔/ジュリアーノ・アレジ)

GT500クラス決勝3位はカルソニックIMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)

 GT500クラスは阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)がスタートでトップに立ち、千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)が2位に。後方では伊沢拓也(Modulo NSX-GT)が1コーナーでスピン、大きく遅れてしまった。

 しかしセクター3に入るとサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)が上位2台を次々に抜き去ってトップに浮上、そのままコントロールラインに戻ってきた。

 続いて坪井翔(au TOM'S GR Supra)も3位で1周目を終えると、2周目にはすぐさま3千代を捉えて2位に浮上。あっという間にトムスが1-2体制を築き上げた。

 一方ポールポジションの阪口は瞬く間に順位を落とし、7位で3周目を終えることに。

 3周目の順位は37-36-3-100-8-24-19-12-38-23-14-39-17-64-16だ。

 しかし阪口は5周目に佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)を抜き返して6位に。

 一方、トップのフェネストラズと坪井の差は8周を終えてもわずか0秒360、9周を終えてもなお0秒316の接近戦だ。その後も10周目は0秒568、11周目は0秒639、12周目は0秒581と接近戦は続く。

 18周目には最終コーナーでフェネストラズがアウトに膨らんだに乗じて坪井はホームストレートで並びかけていったが、フェネストラズも一歩も引かずに坪井を押さえ込んだ。

 しかし坪井は24周目の13コーナーでついにフェネストラズを捉え、トップへ。そのまま一気に突き放しにかかった。

 そしてレースが25周を消化したあたりから、最初のピット作業を行うチームがで始めた。

 まずは26周目にNo. 100 STANLEY NSX-GTがピットイン。給油とタイヤ4本交換を行いつつ山本尚貴から牧野任祐に交代する。No. 12 カルソニックIMPUL Zもピットへ。こちらも給油とタイヤ4本交換を済ませてベルトラン・バゲットから平峰一貴に交代した。

 28周目にはトップのNo. 36 au TOM'S GR Supraがピットイン。こちらも給油とタイヤ4本交換を行い、坪井翔からジュリアーノ・アレジに交代する。

 32周目にNo. 38 ZENT CERUMO GR Supraがピットインするが、ここでピット作業違反があったとして38号車に対してドライビングスルーペナルティが課せられることになった。

 34周目にNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Zがピットイン。No. 24 リアライズコーポレーションADVAN GT-Rもこの周で入った。
続いて35周目にNo. 37 KeePer TOM'S GR Supraがピットイン。No. 23 MOTUL AUTECH Zもピットに入った。

 23号車は松田次生に交代。37号車も宮田莉朋に交代した。

 37周目にNo. 14 ENEOS X PRIME GR Supraがピットイン。

 39周目にNo. 64 Modulo NSX-GTがピットイン。

 この時点で気温は21℃、路面温度は31℃まで上昇してきた。

 No. 19 WedsSport ADVAN GR Supraは41周目にようやく最初のピット作業を行い、43周目にNo. 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraがピットイン。

アドバンヘアピンでクラッシュして大破したアールキューズAMG GT3

 するとその直後、アドバンコーナーでGT300クラスの和田久(アールキューズAMG GT3)が単独スピンによりアウト側のバリアに突っ込むクラッシュが発生。これにより直ちにフルコースイエロー(FCY)が宣言され、44周目にはセーフティーカー(SC)が導入された。

 その後、隊列が46周を終えたところで順位整理が行われ、48周目にピットレーンオープンとなったが、ガードレールとバリアの修復に時間がかかるということで、49周目に入ったところで赤旗中断となった。

 レースはその後、午後4時20分に「5分前」ボードが出され、4時25分に再開となった。

 するとすかさずリスタート直後の1コーナーでトップ争いを展開したジュリアーノ・アレジ(au TOM'S GR Supra)と宮田莉朋(KeePer TOM'S GR Supra)が揃ってオーバーラン 、この2台をかわした関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)がトップに躍り出る。2位には高星明誠(CRAFTSPORTS MOTUL Z)が浮上し、宮田が3位だ。

 しかしその後も関口はペースが上がらず、高星の接近を許すことになる。

 そして58周目。テール・トゥ・ノーズの状態でホームストレートに戻ってきた3台の目の前にスロー走行していた周回遅れの末廣武士(Arnage MC86)が現れる。

 トップの関口はなんとか回避することができたが、そのすぐ後ろを走っていた高星は減速が間に合わず、大きくステアリングを切って回避を試みた結果、激しい勢いでガードレールに突っ込む形になり、コース上にストップ。これによりレースはこの日二度目の赤旗中断となった。

 3号車のダメージは大きかったが、乗っていた高星は自力でクルマをおり、骨折などもないという。

 このアクシデントによるガードレールの損傷が激しいため、タイヤバリアの敷設が行われ、レースは午後6時10分になって漸く再開となったが、今大会の最大延長時間は午後6時20分。結局SC先導のままレースは62周で終了となった。その結果、規定周回100周の2/3となる66周を消化できなかったため、選手権ポイントは半分となった。

 しかしこのSCラン中にNo. 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)に対して赤旗中の作業違反。No. 37 KeePer TOM'S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)に対してはリスタート直後の1コーナーでの36号車との接触、そしてNo. 65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)に対して2コーナーでの60号車との接触という判定でそれぞれに40秒加算のペナルティが課せられるという、誠に後味の悪い結末を迎えた。

 その結果、GT500クラスの優勝はNo. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)、No. 36 au TOM'S GR Supra(坪井翔/ジュリアーノ・アレジ)が2位、No. 12 カルソニックIMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が3位という結果となった。

GT300クラス優勝はTANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき/塩津佑介)

GT300クラス決勝2位はBUSOU raffinee GT-R(柳田真孝/井出有冶)

GT300クラス決勝3位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 GT300クラスはポールポジションの井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)がスタートでトップに立ち、富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)が2位につけるが、富田はコカコーラコーナーで早くも山内に並びかけ、一気にトップに躍り出た。

 その後方では冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)が1周目で最初のピットストップを敢行。続いて佐藤公哉(HACHI-ICHI GR Supra GT)も4周目にピットに飛び込んできた。彼らは今大会の特別規則である、2回の給油義務を早めに消化しようという目論みなのだろう。またこの2台に続いて荒聖治(Studie BMW M4)はパワーステアリングのトラブルに見舞われてスローダウン、4周目にピットインしてそのままガレージに押し戻され早々と姿を消している。

 続いて5周目に片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)、菅波冬悟(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)、そして中山友貴(apr GR SPORT PRIUS GT)がピットインして最初の給油作業を行なった。

 その結果、5周終了時点の順位は10-61-96-34-65-11-88-55-60-9-87-56-2-18-360-6-20-30-48-25-50-22-4-52-31-244-5-7となった。

 15周目のコカコーラコーナーでは柳田真孝(BUSOU raffinee GT-R)が高木真一(K-tunes RC F GT3)を捉えて3位に浮上。16周目には蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)も高木を捉えて4位に浮上した。

 その後方では、すでに最初のピット作業を終えた片岡と菅波が熾烈なバトルを展開、菅波が28周目のGRスープラコーナーで片岡のインに飛び込み、14位に浮上した。1回のピットインを終えたチームの中ではトップだ。

 まだ作業を行なっていなかった上位陣では、蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が28周目、トップの富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)は29周目、そして山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)は38周目まで引っ張って漸くピットに飛び込んだ。この間に片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)は35周目に2度目の給油を行い、谷口信輝に交代している。

 するとその直後、22号車のアクシデントがヘアピンで発生、FCYの宣言、SCの導入が行われたのち、レースは45周目に赤旗中断となる。この中断の直前にはNo. 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT、No. 360 RUNUP RIVAUX GT-RそしてNo. 25 HOPPY Schatz GR Supraがピットレーンオープンと同時にピットに飛び込んだ。

 この結果、大草りき(TANAX GAINER GT-R)は3位、井出有冶(BUSOU raffinee GT-R)は4位、山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)は5位に浮上。この時点でピット作業を行なっていなかった堤優威(muta Racing GR86 GT)と清水英志郎(シェイドレーシングGR86 GT)のピットインにより、それぞれ1位、2位、3位となる。

 そしてトップが55周目に入ったところでGT500車両のクラッシュによる2度目の赤旗中断があり、その後レースはSC先導のまま58周で終了となったため、そのままNo. 10 TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき/塩津佑介)が優勝、No. 34 BUSOU raffinee GT-R(柳田真孝/井出有冶)が2位、No. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が3位となった。

 次戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキット。5月29日に第3戦決勝が300kmで行われる。

GT500クラスの表彰式

GT300クラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第2戦富士決勝結果

■GT500クラス

FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2022/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
18野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS2623:45'40.807--
236坪井 翔
ジュリアーノ・アレジ
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS10623:45'43.377 2.570 2.570
312平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS8623:45'43.958 3.151 0.581
423松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI22623:45'44.421 3.614 0.463
5100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS30623:45'45.133 4.326 0.712
619国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH623:45'45.329 4.522 0.196
714大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS42623:45'45.588 4.781 0.259
824佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH623:45'45.720 4.913 0.132
917塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS4623:45'46.341 5.534 0.621
1016笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL623:45'46.508 5.701 0.167
1164伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL623:45'46.871 6.064 0.363
12*38立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS16623:45'49.764 8.957 2.893
13*39関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS6623:46'17.56536.75827.801
14*37サッシャ・フェネストラズ
宮田 莉朋
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS623:46'18.94538.138 1.380
153千代 勝正
高星 明誠
CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI12582:05'58.3564Laps4Laps
---- 以上規定周回数(70% - 43Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 36 au TOM'S GR Supra(TGR TEAM au TOM'S) 1'28.803 (3/62) 174.980 km/h
  • CarNo. 38は、SpR.27-1.3(給油中の作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 39(関口雄飛)は、SpR.付則-5.3(赤旗中の作業)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 37(宮田莉朋)は、SpR.13-1.a.b.(他車への接触行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

■GT300クラス

FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2022/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
110富田 竜一郎
大草 りき
塩津 佑介
TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL15583:45'54.742--
234柳田 真孝
井出 有冶
BUSOU raffinee GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
BUSOU Drago CORSE
DL583:45'56.297 1.555 1.555
361井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL9583:46'00.259 5.517 3.962
411安田 裕信
石川 京侍
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL3583:46'04.628 9.886 4.369
588小暮 卓史
元嶋 佑弥
Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH583:46'09.91215.170 5.284
696新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL583:46'21.36526.62311.453
7*56藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH60583:46'26.55331.811 5.188
82加藤 寛規
堤 優威
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS583:46'30.47235.730 3.919
952川合 孝汰
菅波 冬悟
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS583:46'30.92436.182 0.452
10360青木 孝行
田中 篤
柴田 優作
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH583:46'31.21336.471 0.289
1125松井 孝允
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH583:46'33.45038.708 2.237
1287松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH9583:46'37.49242.750 4.042
1318小林 崇志
太田 格之進
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH45583:46'38.95644.214 1.464
146片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
川端 伸太朗
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH18583:46'40.75846.016 1.802
15*65蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS33583:46'53.61458.87212.856
164谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH12573:46'06.5571Lap 1Lap
1760吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL573:46'08.7661Lap 2.209
1830永井 宏明
織戸 学
平良 響
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH573:46'14.9451Lap 6.179
19244佐藤 公哉
三宅 淳詞
HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH573:46'24.0781Lap 9.133
2020平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL573:46'30.2241Lap 6.146
21*48井田 太陽
田中 輝揮
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH563:46'25.9612Laps1Lap
2231嵯峨 宏紀
中山 友貴
apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS563:46'46.5172Laps20.556
239木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH24553:46'17.8503Laps1Lap
245冨林 勇佑
平木 玲次
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH542:07'54.2424Laps1Lap
2550加納 政樹
阪口 良平
末廣 武士
Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH542:09'04.2834Laps1'10.041
---- 以上規定周回数(70% - 40Laps)完走 ----
-22和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH371:04'35.46621Laps17Laps
-*55武藤 英紀
木村 偉織
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS3458'52.10824Laps3Laps
-7荒 聖治
アウグスト・ファルフス
近藤 翼
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI47'50.98754Laps30Laps

  • Fastest Lap: CarNo. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(R&D SPORT) 1'37.278 (52/58) 168.864 km/h
  • CarNo. 56(藤波清斗)は、SpR.付則-4.3(FCY中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 65(篠原拓朗)は、SpR.13-1.a.(他車への接触行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 48(田中輝揮)は、SpR/32-16.(スタート手順違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 55(木村偉織)は、SpR.13-1.a.b.(他車への接触行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

SUPER GT

第2戦富士GTA定例会見 来季のカーボンニュートラルフューエル導入に向け、データ共有や実走テストが進行中

 スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は5月4日、シリーズ第2戦の開催されている静岡県小山町の富士スピードウェイで定例会見を開いた。

 会見の冒頭には今大会のラウンドパートナーである霞ヶ関キャピタルの河本幸士郎代表取締役が出席。大会名称にもなっているFAV HOTEL事業を紹介した。FAV HOTELは「広くて、安くて、かっこいい」をコンセプトに、現在全国20箇所で建設が進められており、鈴鹿サーキットに近い三重県伊勢市、オートポリスに近い熊本市では営業を始めている。富士スピードウェイに程近い御殿場市にも2年後にオープンするという。

 GTAの坂東正明代表は今後も同社と協力体制を結んでいきたいと語った。

 今回の定例会見では現在導入に向けて準備が進められているカーボンニュートラル・フューエルについて、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久などの他のカテゴリーとの協力体制についての質問が出されたが、坂東代表はゆくゆくは国産化を視野に入れてはいるものの、現状は海外からの輸入という形になること、スーパーGTとしては岡山大会で発表したハルターマン・カーレス社の燃料を採用するが、JRPやSTOがテスト、検討している他社品のテストデータについても、参加している自動車メーカーを通じて情報共有も進めていることなどが語られた。

 またGT300車両でのテスト走行も鈴鹿で実施済みであり、噴射量や点火時期などの補正で無鉛ハイオクと同等の性能が発揮できるという。FIA-GT3を製造する海外メーカーに対しても、現在のトヨタ、ニッサン、ホンダのデータを開示してベンチテストの準備を進め、来シーズンからの導入に向かって準備していくとのことだ。

 二輪レースを統括するMFJからも、この燃料を用いてレースを開催したいとの要望が届いていることも併せて公表された。

 GT300クラスにおけるFIA-GT3とJAF-GTとのBOPについては、ブランパンシリーズを統括するSROのデータに基づいて数値が定められているのがGT3車両であり、それに対応する形でJAF-GTの数値が設定されているが、当面は両者の格差を是正するようなことは考えていないとのこと。少なくとも前半戦を終えてからの話になるという。

 新型コロナウィルス対策の今後については、昨今の情勢を鑑み、観客との導線の切り分けは継続していくものの、関係者全員への抗原検査の実施は今回が最後になるとのこと。ただし運営スタッフについては、今後もワクチン接種と未接種者へのPCR検査の実施は継続していくという。

 ただし海外ラウンドの復活については、ロジスティクスの問題などもあるため。現時点では難しいとのことだ。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第2戦富士決勝上位3人のコメント 小出峻「スピードには自信があるので、なるべくしてなったという感じ」

第2戦優勝 小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「昨日いろいろありましたが、ああいう接触が起こる状況に持っていったのは自分なので、それをどうしたら避けられるかを考えて、やっぱりスタートを決めるしかない。後続を離すしかないと、スタートに集中しました。うまくスタートを決めることができ、そこからはずっといい流れでレースを進めることができました」

(1レース走ってない分タイヤの状態が良かったのも影響したか?)

「多少はそれもあったとは思いますが、それを除いてもスピードには自信がありますから。なるべくしてなった結果という感じです」

(今年は絶対にチャンピオンを取ろうという思いがある?)

「もちろんです。3年目ということもありますし、チーム体制もしっかり整っています。チャンピオンを取れるだけの環境を整えていただいている以上、自分はドライバーとして確実にチャンピオンを取りに行こうと、それしか考えていません」

(鈴鹿大会への抱負を)

「今回は1戦目でいろいろありましたが、2戦目で引き離して優勝することができたので、次の鈴鹿も予選でしっかり前に出て、今日と同じような走りをすれば、絶対に勝てると思います。今回の富士にかけてきたのと同じような準備をしっかりして、次に臨みたいと思います」

第2戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「昨日の最後は伊東選手と同じペースで走ってゴールできたので、抜くことはできませんでしたが自信に繋がりました。ペースはトップレベルにあると思ったので、今日は焦らず着実に抜いていこうと思いました。ただ最初に自分のアプローチのミスからMedia Doの吉村選手を抜くのに3周かかってしまったので、そこで伊東選手に離されてしまいました。そこは反省すべき点ですが、後半の追い上げと、最後の1周で仕留めることができたことで、自分の中では昨日フィニッシュ順位で負けた分を取り返せたかなと思います」

(昨日は負けたと思っているのか)

「そうですね。優勝でしたけど、いろいろお祝いのメッセージをいただいても気持ちはパッとしませんでした。正直昨日の優勝よりも、今日の2位の方が嬉しいです。受け身のレースより攻めのレースができたので」

(鈴鹿大会への抱負を)

「今週末2戦続けて負けたのは小出くんだけなので、小出くんを倒しに行きたいですね。そうして優勝したいです」

第2戦決勝3位 伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)
「荒川選手に抜かれたのはもったいなかったですね。後半は後ろの選手のペースが速かったので、自分もプッシュしていたんですが、だんだんタイヤが厳しくなって、押さえるので精一杯になってしまいました。1戦目はレースペースが良かったので、2戦目のペースも改善していくように、テストに取り組んで試していきたいです。ドライビング面もそうですし、2戦を通してのマシンのセットも重要だと思います。その二つがうまく噛み合っていない部分があると思うので、原因を突き止めて次戦までによりいいドライビングとマシンを作れるように頑張ります」

(昨日のペナルティについては)

「ずいぶん後になって、ドライバーズブリーフィングの直前ぐらいに言われました。自分でも動画を見返してだいぶ前に出ていたことは確認しましたが、その時は気づけませんでした。グリッドについてオフィシャルさんの方を見ても、何もリアクションがなかったので、大丈夫なんだと勝手に思っていましたが、そこに甘えていた部分があったと思います。しょうもないことなので、二度と起こさないようにしたいです」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第2戦富士決勝 小出峻が雪辱のポール・トゥ・フィニッシュ! ルーキー三井優介も連続表彰台をゲット

14周の決勝がスタートした

 2022年FIA-F4選手権第2戦の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、小出峻(HFDP RACING TEAM)がポール・トゥ・フィニッシュを決めて今季初勝利を挙げた。

富士山をバックに繰り広げられるバトル

 第2戦決勝は午前8時より14周で行われた。天候は快晴。コースはドライだ。

 スタートでホールショットを奪ったのは小出。予選2番手の平安山良馬(TGR-DC RSフィールドF4)はスタートで出遅れ、後続に飲み込まれてしまう。代わって予選3番手の伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が2位に上がり、5番手スタートの荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が3位に浮上してきた。その後方では7番手スタートの三井優介(HFDP RACING TEAM)が5位に順位を上げてコントロールラインに戻ってきた。

 トップの小出は後続に1秒917の大差をつけてコントロールラインに戻ってくると、2周目にはそのリードを2秒865にまで広げる。

 荒川は2周目の1コーナーで伊東を捉え、2位に浮上する。その後方では三井と吉村渉(Media Do影山Racing F110)が熾烈な4位争いを展開。5周目の1コーナーで吉村のインに三井が飛び込んで4位に浮上すると、それに乗じて6位の岩澤優吾(BJ Racing F110)も吉村を抜き去る。吉村はさらにその後方からやってきた小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)に追突され、一気に12位まで後退してしまった。

 岩澤は7周目の1コーナーで三井のインをつくが、三井もすかさず立ち上がりでラインをクロスさせて抜き返し、3位を走行する伊東の追い上げにかかる。

 この間にトップの小出は7周終了時点で3秒908、10周終わって4秒715と着実にリードを広げていく。

 一方、三井はファイナルラップの1コーナーで遂に伊東に追いつき、アウトから並びかける。2台は並走のまま2コーナーを立ち上がるが、コカコーラコーナーでは三井が前に出た。

 こうしてレースは小出峻(HFDP RACING TEAM)が一度もトップを明け渡すことなく14周を走り切って今季初勝利をものにし、荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2番目にチェッカーを受けたが、競技団は荒川に対して1周目の1コーナーで走路外追い越しがあったとして、レースタイムに40秒加算のペナルティを課した。

 これにより荒川は21位に降格、三井優介(HFDP RACING TEAM)が2位に繰り上がり、伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が3位に。ともに昨日に続いて表彰台に登ることになった。

 インディペンデントカップは予選トップの鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)と同2番手のDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が序盤から抜きつ抜かれつのドッグファイトを終盤まで繰り広げ、最後は鳥羽がDRAGONを押さえてチェッカー。昨日に続いて開幕2連勝を飾っている。

 次戦の舞台は伝統の鈴鹿サーキット。5月28-29日開催だ。

優勝は小出峻(HFDP RACING TEAM)

決勝2位は三井優介(HFDP RACING TEAM)

決勝3位は伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)

表彰式

インディペンデントカップの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第2戦富士決勝結果

FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2022/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
15小出 峻HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1424'41.979--
27三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1424'50.407 8.428 8.428
380伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1424'50.918 8.939 0.511
497岩澤 優吾BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1424'52.63810.659 1.720
536小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1424'59.48717.508 6.849
637中村 仁TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1424'59.58317.604 0.096
777宮下 源都WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1425'01.96819.989 2.385
831奥住 慈英ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1425'02.42420.445 0.456
96西村 和真HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1425'02.86320.884 0.439
1062堀尾 風允HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1425'06.14924.170 3.286
1114新原 光太郎ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1425'06.94624.967 0.797
1213藤原 大輝Hitotsuyama MDF
Hitotsuyama Racing
1425'08.05526.076 1.109
1341奥本 隼士Racing TEAM HERO'S
TEAM HERO'S
1425'10.34628.367 2.291
1432辻本 始温ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1425'11.21129.232 0.865
1519伊藤 慎之典KRac Motorsports F110
KRac Motorsports
1425'13.39131.412 2.180
1687下野 璃央Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1425'13.86531.886 0.474
1747藤原 優汰BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1425'15.88633.907 2.021
1811佐藤 樹Rn-sports Andare
Rn-sports
1425'17.39635.417 1.510
1938平安山 良馬TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1425'23.88341.904 6.487
2063IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1425'25.60243.623 1.719
21*35荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1425'27.18545.206 1.583
2230IC2DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1425'28.91046.931 1.725
2396IC3齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランドF110
AKILAND RACING
1425'29.41347.434 0.503
243IC4佐藤 セルゲイビッチ夫婦の学校フィールドF4
フィールドモータースポーツ
1425'29.50547.526 0.092
2518IC5堀田 誠ムータレーシング
AKILAND RACING
1425'30.60948.630 1.104
2644IC6今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1425'31.25149.272 0.642
2771IC7大山 正芳ダイワN通商アキランドF110
AKILAND RACING
1425'34.15052.171 2.899
2899IC8近藤 善嗣AdvaNceD IoTくじらRn
Rn-sports
1425'36.18254.203 2.032
2986IC9大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1425'36.40954.430 0.227
3029IC10井出 靖司SACCESS RACING RSイディア
SACCESS RACING
1425'36.73854.759 0.329
318眞田 拓海SD-STYLE CSI-R F110
SD-STYLE
1425'37.24455.265 0.506
3227IC11SYUJIS2R Racing
RSS
1425'40.35058.371 3.106
3355IC12KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1425'58.2001'16.22117.850
3423IC13YUGOS2R Racing
N-SPEED
1426'22.8031'40.82424.603
3533IC14慶原 克律ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1426'23.5281'41.549 0.725
3616大滝 拓也Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1222'27.4772Laps2Laps
37*81卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1226'24.2902Laps3'56.813
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-15吉村 渉Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
712'39.8337Laps5Laps
-50三島 優輝B-MAX RACING TEAM
B-MAX RACING TEAM
59'22.4309Laps2Laps
-39地頭所 光SACCESS RACING
SACCESS RACING
11'54.51013Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 5 小出峻(HFDP RACING TEAM) 1'45.393 (8/14) 155.862 km/h
  • CarNo. 35は、シリーズ規則第19条2.(走路外追い越し)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 81は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への接触行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

SUPER GT

第2戦富士ポールポジション記者会見 井口卓人「宇宙人みたいな人がアタックして、すごく速いタイムを出してくれたので、驚きを隠せない」

予選記者会見: 両クラスのポールシッター

GT500クラスポールポジション No. 19 WedsSport ADVAN GR Supra

国本雄資(TGR TEAM WedsSport BANDOH)

予選記者会見: GT500クラスでポールポジションを獲得した国本雄資(TGR TEAM WedsSport BANDOH)

「本当に嬉しいです。速いドライバーがチームメイトで嬉しい、それにつきますね。今シーズンは苦労も多くて、タイヤ開発でいっぱいテストさせてもらって、そういう中でヨコハマタイヤさんとTCDと、そしてチームみんなの頑張りがこうやって結果に現れたのが本当に嬉しいです。チーム体制も大きく変わり、ドライバーも変わって、エンジニアリング面も大きく変わった中で、坂東監督が僕たちのやりやすい環境づくりをしてくれました」

「フリー走行ではタイヤ選択や天候の変化への対応がすごく難しくて、最後の最後まで悩んで予選を迎えたんですけど、Q1はギリギリですが突破することができました。Q2では晴南君が集中してアタックしてくれました。本当にいい仕事をしてくれたなあと」

阪口晴南(TGR TEAM WedsSport BANDOH)

予選記者会見: GT500クラスでポールポジションを獲得した阪口晴南(TGR TEAM WedsSport BANDOH)

「こんなに気持ちのいいアタックをさせてもらえたことにまず感謝したいです。フリー走行からあまりうまくいってなくて、二人で話し合って、予選に向けてこうしたらいいんじゃないか、というのが予選で活きました。最後に僕がアタックさせてもらいましたけど、それまでにたくさんの人が関わってくださって、こういう気持ちのいいアタックができているので、ヨコハマタイヤの皆さん、TCDの皆さん、そしてチームの皆さんに本当に感謝したいです」

「坂東監督が若いドライバーにもやりやすい環境を作ってくださいました。僕は加入してまだ4ヶ月5ヶ月くらいですけど、それを感じさせない、ずいぶん前から一緒にやってきたみたいな感じで話をさせてもらっていることが本当に大きくて、なんとか結果で返したい、と思っていました。それが実って良かったです。アタックギリギリまで国本さんからアタックする上でのアドバイスをしてくれたので、それが活きました」

GT300クラスポールポジション No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT

井口卓人(R&D SPORT)

予選記者会見: GT300クラスでポールポジションを獲得した井口卓人(R&D SPORT)

「今回ダンロップタイヤさんが新しいタイヤを持ち込んでくれた、っていうのと、予選に向けてセッティングを合わせ込むチームの力が勝ったと思います。それ以上に、宇宙人みたいな人がアタックして、すごく速いタイムを出してくれたので、驚きを隠せないです。Q1はQ2に繋ぐためのステップだと思うんですけど、午前中の練習走行からクルマが思い通りの状態ではなく、タイヤの選択やクルマのセッティングを進めていく中で、本当に最後のFCY訓練ぐらいでものすごくいいフィーリングが出てきました。それを予選に繋ぐことができて、最後に山内選手が素晴らしいアタックをしてくれました」

「2戦連続のポールですが、今回こそは決勝を力強く走って、予選日だけのBRZじゃなくしたいので、精一杯頑張ります」

山内英輝(R&D SPORT)

予選記者会見: GT300クラスでポールポジションを獲得した山内英輝(R&D SPORT)

「非常にこのポールは嬉しいです。練習走行から予選にかけて、チームのアジャストであったり、井口選手のコメントであったり、全てが本当にうまく回ったからこそのポールです。井口選手が言うように、予選日だけのBRZと言われないように、決勝も全力で頑張ってベストを尽くしたい。優勝を目指して頑張ります」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第2戦富士公式予選 ヨコハマ勢がフロントロー独占! 阪口晴南が1年ぶり2度目のPP獲得

 2022オートバックス スーパーGT第2戦「FAV HOTEL 富士GT450kmレース」の公式予選が5月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはNo. 19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)、GT300クラスは開幕戦岡山に続いてNo. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午後3時よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ、コースはドライだが、徐々に厚い雲が上空に広がり、気温、路面温度ともに下がっていく中での走行となった。

予選Q1 GT500はトムスの1-2

 GT500クラスはコースオープンと同時に各車一斉にピットアウト。3~4周の入念なウォームアップを行なってから次々にタイムアタックに入っていった。

 まずは平峰一貴(カルソニックIMPUL Z)が1分27秒940を記録。平峰は次の周で1分26秒989までタイムを縮めるが、この間に宮田莉朋(KeePer TOM'S GR Supra)が1分26秒340を記録してトップに立つ。

 この時点で坪井翔(au TOM'S GR Supra)は1分26秒826、千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)は1分26秒832、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)は1分26秒746に留まる。福住仁嶺(ARTA NSX-GT)も1分26秒536と今一歩宮田に及ばない。

 しかし坪井は次の周にもアタックを続行、終了直前に1分26秒301を叩き出してNo. 36 au TOM'S GR Supraがトップ、No. 37 KeePer TOM'S GR Supraが2番手でQ2進出を果たした。3番手にはNo. 8 ARTA NSX-GTが続き、終わってみればQ1はトップから11番手までが0秒789差という接戦となった。

 こうした中、前回優勝のNo. 14 ENEOS X PRIME GR Supraは、山下健太のタイムが1分26秒810に留まり、惜しくも9番手でQ1敗退。8番手の国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)との差は僅か0秒041だった。

 GT300クラスは、Aグループで高木真一(K-tunes RC F GT3)が1分35秒816と、このグループで唯一の1分35秒台を記録してトップ通過。柳田真孝(BUSOU raffinee GT-R)が1分36秒210、元嶋佑弥(Weibo Primezランボルギーニ GT3)が1分36秒215、蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が1分36秒237と、FIA-GT3勢がトップ4を占める結果に。JAF-GT勢では前回の岡山大会でポールポジションを獲得した井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が5番手で唯一のQ2進出を果たすに留まった。

 前回優勝のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)は60kgのサクセスウェイトを抱えながら、1分36秒315で8番手。見事Q2進出を果たしている。

 Bグループは上位4台が1分35秒台という熾烈なタイムアタック合戦が展開され、ケイ・コッツォリーノ(PACIFIC hololive NAC Ferrari)が1分35秒385でトップ。加藤寛規(muta Racing GR86 GT)が1分35秒745、川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1分35秒763、大草りき(TANAX GAINER GT-R)が1分35秒782とFIA-GT3、JAF-GTが入り乱れる結果となった。

 チェッカー寸前には冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)も1分35秒905と5番手タイムを叩き出したが、これは走路外走行を取られてタイム抹消となり、惜しくもQ1敗退となった。

GT500クラスポールポジションはWedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)

GT500クラス予選2位はリアライズコーポレーションADVAN GT-R(佐々木大樹/平手晃平)

GT500クラス予選3位はCRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)

予選Q2  阪口晴南が自身通算2回目のPP獲得!

 GT500クラスはQ1同様に各車アウトラップに続いて3周のウォームアップを行い、計測4周目から1~2周のタイムアタックを敢行するという流れで進行する。

 まずは山本尚貴(STANLEY NSX-GT)が1分27秒241、続いてジュリアーノ・アレジ(au TOM'S GR Supra)が1分26秒974を記録するが、アレジのタイムは走路外走行ということで抹消となってしまう。

 野尻智紀(ARTA NSX-GT)もまた1分26秒569、1分26秒462と立て続けに好タイムをマークするが、アレジ同様に走路外走行を取られてベストタイムを抹消される。

 これに対し阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)は計測4周目に1分26秒149でトップに立つと、次の周にも1分26秒137とさらにタイムを縮め、昨年の第1戦岡山でKeePer TOM'S GR Supraをドライブした時以来、自信2度目のポールポジションを獲得してみせた。

 続いて平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)も1分26秒449と阪口に次ぐタイムを記録、ヨコハマタイヤ勢が揃ってフロントローを獲得するという結果となった。

 3番手には高星明誠(CRAFTSPORTS MOTUL Z)が1分26秒452で続いた。

GT300クラスポールポジションはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

GT300クラス予選2位はTANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき/塩津佑介)

GT300クラス予選3位はK-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)

 GT300クラスはまず富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)が1分35秒253でトップに立つと、新田守男(K-tunes RC F GT3)が1分35秒273でこれに続くが、チェッカー寸前に山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分34秒983とこの日唯一の1分34秒台を叩き出してトップに躍り出る。

 さらに山内は次の周でも1分34秒888までタイムを縮め、開幕戦岡山に続いてNo. 61 SUBARU BRZ R&D SPORTが2戦連続でポールポジションをもぎ取ってみせた。

 2番手にはNo. 10 TANAX GAINER GT-Rがつけ、No. 96 K-tunes RC F GT3が3番手という結果となった。

 第2戦決勝は4日の午後2時30分より100周(450km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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