スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は2日、岡山国際サーキットで決勝を行い、白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がポールトゥウインで優勝した。
決勝は11時20分にフォーメーションラップが始まった。早朝の予選時はやや冷え込んだが、この頃には気温も上昇、初夏を思わせる陽気となった。10台が1周を回ってグリッドに着き、シグナルブラックアウトを待つ。
ポールポジションの白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)は動き出しが鈍く、予選2位・元山泰成(Ecotech Racing)の先行を許す。しかし、白崎は1コーナーで元山に並びかけ、2コーナーですかさずトップを奪い返した。その元山以下は混戦、混乱に飲み込まれた元山は5位まで順位を落とす。代わって2位には予選4位の松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)が上がり、3位にも状況を冷静に見つめていた予選5位のベテラン板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)が浮上する。4位には小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が、5位には元山6が6位には宮島雄太(RSイディア・イーグルスポーツKK-S2)付ける。予選3位の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)はスタートをミスし、7位まで落ちてしまった。
トップに立った白崎は盤石。1周目には2位以下を1秒以上離し、周回ごとにその差を広げる。5周目にはこのレースのファステストラップとなる1分37秒408をたたき出すと、12周を回って2位以下を8秒以上離す、ぶっちぎりの優勝を飾った。
2位には松田が付けていたが、その後ろ3位以下は接近戦。板倉、小川、元山、宮島、村田が接近戦を演じる。2周目に村田が宮島をパスして6位に上がると、この集団は徐々に2位の松田に接近。
2位以下の争いは、5周目までは一進一退で順位が変らず。6周目には村田が元山を捉えて5位に上がる。
10周目にはこの集団で順位が大きく変わる。板倉が松田をパスして2位に上がると、4位の小川は混乱の中で、村田、元山にもパスされ一気に6位まで落ちてしまった。
11周目には、4位の村田がパスして3位に上がると、6位の小川も元山を抜き帰して5位に浮上。
12周を回って、2位には板倉が、3位には村田が、4位には松田が、5位には小川が、6位には元山が入った。
優勝した白崎は20ポイントを追加し選手権ポイントを30と伸ばし、トップに立った。2位には27ポイントで板倉が、3位はこのラウンド不参加の岡本大地が20ポイントで続いている。
第3戦は鈴鹿サーキットに戻り、5月14日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
ポールポジション 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)
「昨日の時点でセットは決まっていたので、ニュータイヤを投入したちゃんと決めることができました。2週間前に練習に来ましたが、レースは初めてです。筑波でぐるぐる回っていたので、ヘアピンはなかり得意です。岡山はRが大きくて速度が乗るところもあるので、そこは最初苦戦しました。タイヤはグリップが上がって、持ちも良くなり、練習はマイルを過ぎたタイヤでしてたので、参考にはならないんですが、練習はできました。昨日の朝の気温の低いときにセットだしもできました。決勝は、スタートは得意なので自分のペースを守って集中していきます」
予選2位 元山泰成(Ecotech Racing)
「練習のときから思ったセットを出せなかったので、予選も厳しいかなと思っていましたが、ぎりぎり合わせ込めました。トップとは差があるんですが、2番手なので悪くはないと思います。タイヤは、ゴムが変って縦が強くなり、横が弱くなったので戸惑いましたが、走り方も変えながら、いろいろ試行錯誤しました。決勝ですが、予選とレースは違うので、優勝を目指してがんばりたいと思います」
予選3位 村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)
「練習で新品を入れてもタイムが変らず進歩がなかったんですが、データを見てもともとの突っ込みすぎとかがあり、がんばりすぎたのかと思います。奥まで行きすぎて立ち上がりでスピードが伸びなくて、裏ストレートも登りでスピードが伸びず、タイムロスしていました。決勝は、前との差は無いので、1位を狙いにいきたいんですが、まずは2番手を仕留めたいと思います。ペースはベストの下くらいで走れていて、平均ペースはぼくの方が速いと思うので、がんばりたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は2日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がポールポジションをぶっちぎりで獲得した。
今シーズンからS-FJ鈴鹿シリーズに岡山ラウンドが追加された。岡山国際サーキットで行われる鈴鹿シリーズは初。第1戦の鈴鹿では22台の参加を集めたが、今回は参加台数10台と半減し、第2戦はややさびしいラウンドとなった。
場内の桜はほぼ満開だが、散り始めた株もあり、この週末が最後の花見となりそうだ。快晴の下、午前9時25分より、25分間の公式予選が行われた。
予選をリードしたのは白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)。3周目に1分38秒512を出すと、周毎にベストタイムを更新。5周目にはコースレコードとなる1分37秒649をたたき出すと、最終の9周目には37秒020までタイムを縮めてポールポジションを獲得した。
予選2位に入ったのは元山泰成(Ecotech Racing)。1分37秒687とポールの白崎から0秒667差だった。予選3位には17歳の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)が入った。
4位には松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)が、5位には板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)が、6位には小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が続いた。
2位の元山から6位の小川まではわずか0秒173差、2位以下は僅差の予選となった。
決勝はこの後、午前11時分より12周で行われる。順当なら白崎の独走になりそうだが、2位以下は僅差のため予断の許さない決勝となりそうだ。岡山ラウンド最初の勝者は誰になるのであろうか?
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsorts Forum
岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2023/04/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 91 白崎 稜 TAKE FIRSTスタッフリソース MYST KK-S2 12 19'41.395 - -
2 55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆RACING F MYST KK-S2 12 19'49.503 8.108 8.108
3 11 村田 悠磨 Rn-sports制動屋Vierueka MYST KK-S2 12 19'49.957 8.562 0.454
4 19 松田 大輝 藤本電機工業K-TACK MYST MYST KK-S2 12 19'50.613 9.218 0.656
5 12 小川 涼介 HIROTEX M2 KK-SII MYST KK-S2 12 19'51.201 9.806 0.588
6 1 元山 泰成 Ecotech Racing MYST KK-S2 12 19'51.609 10.214 0.408
7 29 宮島 雄太 RSイディア・イーグルスポーツKK-S2 MYST KK-S2 12 19'55.705 14.310 4.096
8 23 宇高 希 テイクファーストSAKURA TOKYO R&D RD10V 12 19'59.469 18.074 3.764
9 47 山根 一人 光精工TK-Sport MYST MYST KK-S2 12 20'09.467 28.072 9.998
10 81 妹尾 俊郎 SSEC☆KRS☆10V TOKYO R&D RD10V 12 20'10.384 28.989 0.917
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 91 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース) 1'37.408 (5/12) 136.855 km/h
岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2023/04/02) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos № Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 91 白崎 稜 TAKE FIRSTスタッフリソース MYST KK-S2 R1'37.020 - - 137.403
2 1 元山 泰成 Ecotech Racing MYST KK-S2 1'37.687 0.667 0.667 136.464
3 11 村田 悠磨 Rn-sports制動屋Vierueka MYST KK-S2 1'37.741 0.721 0.054 136.389
4 19 松田 大輝 藤本電機工業K-TACK MYST MYST KK-S2 1'37.753 0.733 0.012 136.372
5 55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆RACING F MYST KK-S2 1'37.802 0.782 0.049 136.304
6 12 小川 涼介 HIROTEX M2 KK-SII MYST KK-S2 1'37.860 0.840 0.058 136.223
7 29 宮島 雄太 RSイディア・イーグルスポーツKK-S2 MYST KK-S2 1'38.290 1.270 0.430 135.627
8 23 宇高 希 テイクファーストSAKURA TOKYO R&D RD10V 1'38.674 1.654 0.384 135.099
9 81 妹尾 俊郎 SSEC☆KRS☆10V TOKYO R&D RD10V 1'38.686 1.666 0.012 135.083
10 47 山根 一人 光精工TK-Sport MYST MYST KK-S2 1'38.692 1.672 0.006 135.075
---- 以上基準タイム(130%)予選通過 ----
'R'マークは従来のコースレコード(1'37.589 - 2016/02/21 - 兒島弘訓)を更新した。
富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 Formula Beat Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 81 卜部 和久 H・R F108 ZAP F108 13 22'26.475 - -
2 47 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 13 22'40.018 13.543 13.543
3 19 ハンマー 伊澤 アルカディア☆ハンマーRハヤテ 疾風 13 22'40.570 14.095 0.552
4 55 G 1 河野 靖喜 ファーストガレージ&ISP Formula Renault 2.0 13 22'50.067 23.592 9.497
5 20 大宮 賢人 ハンマーR疾風 疾風 13 22'50.736 24.261 0.669
6 40 冨田 自然 Kデンタルオフィス TATUUS FC106 13 22'54.388 27.913 3.652
7 1 安井 和明 ブースカ隊長 Dallara F301 13 22'56.251 29.776 1.863
8 46 入榮 秀謙 アポロ電工フジタ薬局MT WEST 096 13 23'00.575 34.100 4.324
9 3 吉田 綜一郎 ファーストガレージ&ISP ZAP F108 13 23'07.468 40.993 6.893
10 11 G 2 植田 正幸 Rnsports制動屋KKZS MYST KK-ZS 13 23'10.580 44.105 3.112
11 9 G 3 KAMIKAZE ファーストガレージ&ISP Formula Renault 2.0 13 23'12.666 46.191 2.086
12 34 G 4 三浦 勝 NUTECルノー TATUUS FC106 13 23'13.425 46.950 0.759
13 70 山口 登唯 BLUE-MAX新村工業所RK B-MAX RK01 13 23'14.206 47.731 0.781
14 16 ISHIKEN HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風 13 23'31.790 1'05.315 17.584
15 8 G 5 米谷 浩 KK・ヨネタニ Dallara F307 13 23'56.832 1'30.357 25.042
16 48 G 6 渡辺 義人 エクシズ☆ハンマーR疾風 疾風 13 23'57.546 1'31.071 0.714
17 92 岩本 瞬 ファーストガレージ&ISP B-MAX RK01 13 24'10.078 1'43.603 12.532
18 36 G 7 富澤 もぐら 松伏光運転代行ハンマーR疾風 疾風 12 22'34.328 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
- 6 佐々木 孝太 ファーストガレージ&ISP ZAP F108 8 14'34.279 5Laps 4Laps
- 21 G - 村瀬 和也 ミストセキグチ:制動屋:勝男武士 MYST KK-ZS 8 15'39.830 5Laps 1'05.551
Fastest Lap: CarNo. 81 卜部和久(H・R F108) 1'43.178 (5/13) 159.208 km/h
富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 98 小川 颯太 Bionic Jack Racing Scholarship FRJ Bionic Jack Racing 1'37.049 - - 169.263
2 3 澤 龍之介 Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 1'37.408 0.359 0.359 168.639
3 62 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS F111/3 HELM MOTORSPORTS 1'37.740 0.691 0.332 168.066
4 97 岩澤 優吾 Bionic Jack Racing Scholarship FRJ Bionic Jack Racing 1'37.895 0.846 0.155 167.800
5 27 リアム・シーツ Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 1'38.056 1.007 0.161 167.525
6 45 M 1 辻子 依旦 PONOS RACING PONOS RACING 1'40.166 3.117 2.110 163.996
7 18 M 2 YUKI DOME F111/3 ATM-ARF3R NILZZ Racing 1'41.502 4.453 1.336 161.837
8 23 M 3 YUGO S2R Racing N-SPEED 1'42.393 5.344 0.891 160.429
9 2 M 4 林 雅弘 HAYASHI SPORTS Team KRM 1'45.447 8.398 3.054 155.783
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.753)予選通過 ----
富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 Formula Beat Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 81 卜部 和久 H・R F108 ZAP F108 1'42.366 - - 160.471
2 6 佐々木 孝太 ファーストガレージ&ISP ZAP F108 1'42.742 0.376 0.376 159.884
3 47 徳升 広平 フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 1'43.518 1.152 0.776 158.685
4 19 ハンマー 伊澤 アルカディア☆ハンマーRハヤテ 疾風 1'43.612 1.246 0.094 158.541
5 20 大宮 賢人 ハンマーR疾風 疾風 1'43.998 1.632 0.386 157.953
6 40 冨田 自然 Kデンタルオフィス TATUUS FC106 1'44.216 1.850 0.218 157.623
7 3 吉田 綜一郎 ファーストガレージ&ISP ZAP F108 1'44.280 1.914 0.064 157.526
8 92 岩本 瞬 ファーストガレージ&ISP B-MAX RK01 1'44.488 2.122 0.208 157.212
9 55 G 1 河野 靖喜 ファーストガレージ&ISP Formula Renault 2.0 1'44.526 2.160 0.038 157.155
10 1 安井 和明 ブースカ隊長 Dallara F301 1'44.589 2.223 0.063 157.060
11 46 入榮 秀謙 アポロ電工フジタ薬局MT WEST 096 1'44.638 2.272 0.049 156.987
12 11 G 2 植田 正幸 Rnsports制動屋KKZS MYST KK-ZS 1'45.108 2.742 0.470 156.285
13 16 ISHIKEN HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風 1'45.149 2.783 0.041 156.224
14 70 山口 登唯 BLUE-MAX新村工業所RK B-MAX RK01 1'45.301 2.935 0.152 155.999
15 34 G 3 三浦 勝 NUTECルノー TATUUS FC106 1'45.570 3.204 0.269 155.601
16 9 G 4 KAMIKAZE ファーストガレージ&ISP Formula Renault 2.0 1'45.994 3.628 0.424 154.979
17 8 G 5 米谷 浩 KK・ヨネタニ Dallara F307 1'46.734 4.368 0.740 153.904
18 21 G 6 村瀬 和也 ミストセキグチ:制動屋:勝男武士 MYST KK-ZS 1'50.471 8.105 3.737 148.698
19 36 G 7 富澤 もぐら 松伏光運転代行ハンマーR疾風 疾風 1'50.497 8.131 0.026 148.663
---- 以上基準タイム(130% - 2'13.737)予選通過 ----
- 48 G - 渡辺 義人 エクシズ☆ハンマーR疾風 疾風 no time - - -
優勝 97号車・池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)
「前に出てからはうまくペースをコントロールできていました。みんなのおかげで勝てました。昨日勝ったことでものすごく肩の荷が下りましたね(笑)。(これで今シーズンが楽しみになった?)次が苦手なSUGOなので、でも頑張ります」
2位 36号車・磐上隼斗(アルビ 富士吟景 10V ED)
「前が波乱だったりして、自分はとにかく冷静で、落ち着いていくことを意識しました。ただ後半フラットスポットが右側にできちゃって、それで思い切り行くことができなくなったのが、まだ経験の浅いところだなということがあります。次は一番高い所を目指して頑張ります」
3位 81号車・池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)
「自分のペースがあまりよくなかったですね。そのままズルズルっと後半まで行っちゃったので、やられちゃいましたね。(クルマの調子は?)ちょっと今日気温低いので、ペースはいいのかなと思ったのですけれど、それほどよくなくて、ダメでした。これから頑張りたいです」
4位 82号車・内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)
「スタートはすごくよくて、序盤から「これは逃げられるな」と思っていたのですけれど、それほどペース上げられなくて。さっき戻って来てみたらスタビライザーが折れていました。全然クルマがしなり過ぎちゃって。本来の速さだったら、あのまま池田選手といい感じの間合いだったと思うのですけれど、ちょっともったいなかったですね。昨日の、勝てるものを落としちゃったのは自分のミスなので、次のSUGOからはあのようなことのないように、頑張ります」
5位 12号車・小川涼介(HIROTEX MS KK-SII)
「スタート直後に椎橋選手と接触が起きてしまったことが、悔しいですけど。そこから順位を少しずつ戻していけたのですけれど、そこでもっと上手くやれていたら、もっと順位取り戻せていたはず、っていうところが、ちょっと悔しいレースになってしまいました」
6位 14号車・熱田行雲(ZAP10VED)
「(終盤の順位争いが)楽しかったですね。(クルマの調子もよかった?)クルマもですが人間がちょっとずつ上手くなっているのかな、という(笑)。でもまだまだ人間がダメなので上手くなっていくしかないですので、頑張ります」
9位 53号車・椎橋祐介(FGウインズNMSPKKSII)
「(オープニングは何が?)1コーナーで並ばれて、2コーナーを並走して、立ち上がりでふくらみすぎて当たっちゃった、という感じですね。クルマはまったく問題なく、次頑張ります」
Text & Photo: Junichi SEKINE
2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第2戦決勝はモビリティリゾートもてぎで3月5日(日)に10周で開催され、前日の第1戦で初優勝を遂げた池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)が5周目にトップに立つと、その後は危なげない走りでポジションを守ってフィニッシュ。連勝を飾った。
モビリティーリゾートもてぎは連日の晴天だが、気温は約11度と前日より4度ほど低い状態。朝の予選では路面がダスティだという声もあったが、この時間路面の状況はやや改善したようだ。
午後1時30分フォーメーションラップ開始。ポールシッターの椎橋祐介(FGウインズNMSPKKSII)を先頭に各車タイヤに熱入れを行ってからグリッドに整列。レーススタートを迎えた。
レッドライトが消灯するとスタート。蹴り出しがよかったのが4番グリッドの内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)で、ホィールスピンの多かった2番グリッドの池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)の右側から加速して前に出て、同じく好スタートで3番グリッドから池内をかわした小川涼介(HIROTEX MS KK-SII)に続く3位にジャンプアップする。そして5番手スタートの池田も第1コーナー入口で池内の前に出る。
小川はポールスタートの椎橋に対してアウトから被せるように第1コーナーに進入するが、続く第2コーナー出口で両車は接触、椎橋はスピンしてアウト側へ飛び出し小川も失速。後続はこれを回避しつつトップに出たのが内田、そして続くのが池田、池内、そして6番グリッドから発進の磐上隼斗(アルビ 富士吟景 10V ED)だ。椎橋は最後尾からレースに復帰する。
スタートを失敗した池内は池田の背後につけて、ダウンヒルストレートでスリップストリームを抜け出し右側から前に出て2位にポジションアップ。前を行くチームメイトの内田の追走に取りかかる。
オープニングラップを終えてトップは内田、0.516秒差で池内がコントロールラインを通過、前日の第1戦と同じくTeam RiNoAの2台が1、2体勢を形成する。3位池田は池内から0.231秒差、4位磐上0.312秒差で、5位には7番手スタートだった中澤凌(ZAP NAKs 10VED)が続き、接触でポジションを落とした小川は6位で通過する。
2周目、トップ内田に対して池内がテール・ツー・ノーズ状態で続き、池田も池内に食らいついた状態でセクター1~セクター2と通過。昨日は同じ陣形で8周目に内田と池田が第3コーナーで接触しただけに緊張が高まるが、ダウンヒルストレートに入ると池内が内田の右サイドに出て半車身前に出て90度コーナーへターンイン、内田もスペースを残して両者クリーンにオーバーテイクを完了させてトップが交代した。
3周目、今度は池田が内田に襲いかかり、第3コーナーへの加速で内田の前に出て2位へ浮上。スタートはよかった内田だが、ややスピードが伸びず、磐上からもプッシュされ、第5コーナーで3位の座も失ってしまう。その後方では小川が中澤を仕留めて5位に浮上している。
池田はトップの池内に対し3周目0.5秒差、4周目0.391秒差とじわじわ接近して5周目に入ると第3コーナーでインを突いて並びかけると続く第4コーナーで前に出てトップに立つ。
池内はトップを奪回すべくコーナー毎に池田のスキを突こうとするが池田もチャンスを与えない。この攻防の間に磐上も間合いを詰め、さらに後方では小川が内田をオーバーテイク。内田は5位までポジションを落としてしまう。
勢いに乗る磐上はヘアピンへのブレーキングで池内に詰め寄るが、ここは池内が抑えこむ。しかしあきらめない磐上はダウンヒルストレートで池内の右サイドに出て、90度コーナーでブレーキング勝負を挑む。イン側からノーズを前に出してサイド・バイ・サイドのままでセカンドアンダーブリッジを通過、2台はそのままビクトリーコーナーに飛び込むと、ここで池内が前に出てポジションを守り切る。この間に池田はギャップを0.965秒まで拡大する。
後方ではオープニングラップで最下位に落ちた椎橋がトップグループと同等のスピードで11位まで順位を取り戻している。
6周目、磐上は第2コーナー立ち上がりで再度池内に挑み、今度は第3コーナー手前でオーバーテイクに成功。2位に上がる。このバトルでいったんは池田を逃がしてしまった磐上だが、7周目に2分4秒537と池田より0.5秒速いペースで1.229秒あったギャップを7周目には0.68秒にまで詰める。しかし池田もここで崩れることなく8周目には0.859秒とリードを拡げる。昨年までの池田は時折キラリと速さを見せるものの、大事なところで些細なミスやトラブルが出て結果が出ないことがあった。しかし昨日の初勝利で戦いぶりに落ち着きが出たように見てとれる。
その後、池田は磐上とのギャップをコントロールして、危なげない走りで10周を走り切りトップでフィニッシュラインを通過、前日に続いて連勝を飾った。2位は磐上、昨年のランキング16位、ベストリザルト5位だった磐上だが、昨日の4位がフロックではなく、トップを争えるポテンシャルがあることを証明した。3位は池内。昨日のレースの反省を活かして、まずは結果を出した。4位には途中ペースを失ったものの終盤息を吹き返した内田が小川を逆転して上がってきた。小川5位。そして中盤以降ZAP SPEE勢3台で争われた6位の座は、熱田行雲(ZAP10VED)の手に落ちた。
オープニングラップの接触で最下位に落ちた椎橋は、そこからファステストラップを連発して順位を上げ、9位でフィニッシュした。
池田は前日同様ポディウムにやってくるとマシンの上に仁王立ちになりガッツポーズ。昨日のような涙はなかったが、かわりにヘルメットの下から満面の笑みが出てきた。
4名が参戦したジェントルマンクラスでは、総合11位の本間隆史(MATレーシングPJ10V)がクラス優勝、総合12位の柴田泰知(ZAP SPEED RV10V ED)がクラス2位に入った。
2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第3戦/第4戦は5月13日(土)/14日(日)にスポーツランドSUGOで行われる。連勝でシリーズの主役に躍り出た感のある池田を誰が止めるか。目が離せない。
Text & Photo: Junichi SEKINE
もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2023/03/05) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 97 池田 拓馬 テイクファースト&アメロイド MYST KK-S2 10 21'00.827 - -
2 36 磐上 隼斗 アルビ富士吟景10V ED TOKYO R&D RD10V 10 21'01.662 0.835 0.835
3 81 池内 比悠 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 10 21'03.025 2.198 1.363
4 82 内田 涼風 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 10 21'07.666 6.839 4.641
5 12 小川 涼介 HIROTEX M2 KK-SII MYST KK-S2 10 21'08.161 7.334 0.495
6 14 熱田 行雲 ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V 10 21'10.490 9.663 2.329
7 79 中澤 凌 ZAP NAKs 10V ED TOKYO R&D RD10V 10 21'12.164 11.337 1.674
8 *86 村田 将輝 湘工冷熱ZAP SPEED KK-SII MYST KK-S2 10 21'17.554 16.727 5.390
9 53 椎橋 祐介 FGウインズNMSP KKSII MYST KK-S2 10 21'18.521 17.694 0.967
10 24 甲山 晴翔 Vivalavidaでさん子10V ED TOKYO R&D RD10V 10 21'33.141 32.314 14.620
11 46 G 1 本間 隆史 MATレーシングPJ 10V TOKYO R&D RD10V 10 21'33.233 32.406 0.092
12 78 G 2 柴田 泰知 ZAP SPEED RD10V ED TOKYO R&D RD10V 10 21'50.084 49.257 16.851
13 35 青木 諒太 Albirex with GIA ED MYST KK-S 10 21'55.299 54.472 5.215
14 99 G 3 佐藤 賢一 ABBEY RACING MYST KK-S2 10 22'46.778 1'45.951 51.479
15 777 G 4 松下 正人 ABBEY RACING MYST KK-S2 10 22'58.325 1'57.498 11.547
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 53 椎橋祐介(FGウインズNMSP KKSII) 2'04.175 (8/10) 139.187 km/h
CarNo. 86は、2023もてぎチャンピオンカップレース特別規則第33条~3)(フォーメーションラップ中の隊列を乱す行為)により、競技結果に対して5秒を加算した。
ポールポジション 53号車・椎橋祐介(FGウインズNMSPKKSII)2分3秒841
「最後はめちゃめちゃ集中して、ばっちりスリップも使えて、完璧だったと思います。クルマもばっちりで、決勝もこのままいい感じで行きたいと思います」
予選2番手 81号車・池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)2分4秒009 トップと0.168秒差
「トップは行けたのですけれど、最終ラップで引っかかっちゃって、それでかなりロスしちゃいました。(タイヤが)温まり切らす、という感じで内圧が・・。路面温度もちょっと低いのかな、とは思いました」
予選3番手 12号車・小川涼介(HIROTEX MS KK-SII)2分4秒145 トップと0.304秒差
「昨日4番手から今日ひとつポジションを上げることができたので、そこは昨日の反省を活かせたのかな、と思います。決勝ではしっかり(予選の)ポジション上げたぶん、1位を取れるように頑張ります」
予選4番手 82号車・内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)2分4秒338 トップと0.497秒差
「なかなかタイヤ温まらなくて、最後の最後で前に詰まっちゃって。気温も低いですけど、花粉なんだか路面が汚れてて、ちょっとエア圧失敗しちゃったかもしれないです。決勝はたぶんみんなタイヤがタレてくると思うので、昨日の反省を活かして勝てればな、と思います」
予選5番手 97号車・池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)2分4秒487 トップと0.646秒差
「(セッション)最後の方でガス欠症状みたいのが出て、それで立ち上がりがダルくて、上げられなかったです。ガスが足りなかったとかいう事はないと思います。まだほとんどマシンに乗っていないので、いろんな問題が消化し切れていないのだと思います。決勝までに対策はできると思いますので頑張ります」
予選6番手 36号車・磐上隼斗(アルビ 富士吟景 10V ED)2分4秒550 トップと0.709秒差
「前半、池内選手の前走っていて、自分初めての経験だったのでとまどったて(タイムが)出なかったですけれども。後半にいつもの位置に戻ったら、ちゃんと4秒5が出たので、最初の位置取りが失敗したな、というのが悔いが残っています。決勝はスタート決めて昨日みたいにどんどん前に行こうと思っています」
Text & Photo: Junichi SEKINE
2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第2戦公式予選はモビリティリゾートもてぎで3月5日(日)に開催され、今年からシリーズ本格参戦の椎橋祐介(FGウインズNMSPKKSII)が2戦目にして初のポールポジションを獲得した。
前日の開幕戦に続けて開催された第2戦、昨日と同じく晴天に恵まれているが気温はかなり下がり6度程度。スケジュール的にもS-FJが本日最初の走行になるので、路面コンデションもややダスティなようだ。
午前9時5分、磐上隼斗(アルビ 富士吟景 10V ED)を先頭に昨日から1台減った15台がコースイン。20分間の予選が開始された。
路面温度が低いためか第1戦よりウオームアップを1周多くした感じで、残り時間11分あたりか本格的なタイムが出はじめる。
まずは椎橋が2分4秒852をマーク、タイミングモニターのトップに立つ。2番手は小川涼介(HIROTEX MS KK-SII)の5秒434、3番手は第1戦のポールシッター、池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)が5秒456で続く。
残り9分、今度は池内が4秒817と椎橋を0.035秒上回ってトップに立ち、昨日の優勝者、池田拓馬(テイクファースト&アメロイド)が5秒064で3番手へ上がってくる。椎橋と小川はひとつずつポジションを落とし、5番手には池内のチームメイト、内田涼風(群馬トヨペット Team RiNoA ED)が浮上。
残り7分、池田が2分4秒679でトップに立つが、その直後にコントロールラインを通過した椎橋が4秒298でトップを奪い返す。小川も4秒702の自己ベストを刻んで3番手へ上がると、次の周回でさらにタイムを削り4秒354で2番手へ。池田も4秒487と自己ベストを更新するが3番手にドロップ。
残り3分30秒、小川がセクター1、2と全体ベストで通過して2分4秒145でトップに立つ。直後にコントロールラインを通過した椎橋は4秒200と0.055秒及ばず2番手へ。池田を挟んで内田が4秒670で4番手へ。池内を挟んだ6番手には中澤凌(ZAP NAKs 10VED)が上がってくる。
残り40秒、池内セクター3で全体ベストを出すと4秒202で3番手へポジションアップ。磐上が4秒550で6番手へ。内田も4秒338として池田を押しのけ4番手をキープ。
チェッカードフラッグが振られ各車最後のタイムアタックに打って出る。まずは池内が2分4秒009でトップに立つが椎橋が3秒841とただ一人2分3秒台に入れて逆転、ポールポジションを決める。小川は自己ベスト更新ならず3番手へダウン。内田4番手、池田5番手、磐上6番手でグリッドが確定した。
もてぎ/SUGOシリーズ第2戦決勝は午後1時20分コースイン予定。スピードを証明しつつある椎橋と池内のどちらかが初優勝を飾るか、第1戦を痛恨の接触で落とした内田が挽回するか、第1戦で同じ3列目スタートから初優勝を遂げて勝利への呪縛から解かれた感のある池田が巻き返すか、注目だ。
Text: Junichi SEKINE
もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2023/03/05) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 53 椎橋 祐介 FGウインズNMSP KKSII MYST KK-S2 2'03.841 - - 139.563
2 81 池内 比悠 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 2'04.009 0.168 0.168 139.374
3 12 小川 涼介 HIROTEX M2 KK-SII MYST KK-S2 2'04.145 0.304 0.136 139.221
4 82 内田 涼風 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 2'04.338 0.497 0.193 139.005
5 97 池田 拓馬 テイクファースト&アメロイド MYST KK-S2 2'04.487 0.646 0.149 138.839
6 36 磐上 隼斗 アルビ富士吟景10V ED TOKYO R&D RD10V 2'04.550 0.709 0.063 138.768
7 79 中澤 凌 ZAP NAKs 10V ED TOKYO R&D RD10V 2'04.976 1.135 0.426 138.295
8 86 村田 将輝 湘工冷熱ZAP SPEED KK-SII MYST KK-S2 2'05.112 1.271 0.136 138.145
9 14 熱田 行雲 ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V 2'05.508 1.667 0.396 137.709
10 24 甲山 晴翔 Vivalavidaでさん子10V ED TOKYO R&D RD10V 2'07.241 3.400 1.733 135.834
11 46 G 1 本間 隆史 MATレーシングPJ 10V TOKYO R&D RD10V 2'07.828 3.987 0.587 135.210
12 35 青木 諒太 Albirex with GIA ED MYST KK-S 2'09.141 5.300 1.313 133.836
13 78 G 2 柴田 泰知 ZAP SPEED RD10V ED TOKYO R&D RD10V 2'09.229 5.388 0.088 133.744
14 99 G 3 佐藤 賢一 ABBEY RACING MYST KK-S2 2'11.343 7.502 2.114 131.591
15 777 G 4 松下 正人 ABBEY RACING MYST KK-S2 2'14.044 10.203 2.701 128.940
---- 以上基準タイム(130% - 2'41.197)予選通過 ----
2022 KYOJO CUP第2戦レポート
2022年のKYOJO CUP第2戦が10月23日(日)に富士スピードウェイで開催され、#37 翁長実希(KeePer VITA)が、2戦連続のポールトゥウィンを果たした。
開幕戦から約5ヶ月空いた今大会では、19台がエントリーし、予選・決勝ともに大盛況となった。今回はKYOJO CUPが立ち上げたトークン発行型クラウドファンディング『TOKEN GO PROJECT』により、#109 KYOJO TOKEN DREAM VITAが参戦。ドライバーはファン投票により2020年のチャンピオンである三浦愛が選出され、「少しでもKYOJO CUPを盛り上げられるようなレースをしたいです」と意気込みを語った。
8時からスタートした公式予選では、開幕戦を制した翁長がライバルを圧倒する走りを披露。いち早く2分00秒台に入ると、セッション残り2分のところで2分00秒085を記録し、2戦連続でポールポジションを獲得した。
12時25分から始まった12周の決勝レースでは、2番グリッドの三浦が好ダッシュを決めて、TGRコーナーでトップに立ったが、2周目に翁長が逆転。そのまま後続との差を広げていった。一方、2番手争いは合計6台による激しい接近戦となった。特に3周目に2番手に上がった#87 山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)と、それを追いかける#38 猪爪杏奈(LHG Racing YLT VITA)によるバトルは白熱し、各コーナーでサイドバイサイドのバトルを展開。最終的に猪爪が7周目に山本を攻略し2番手に浮上した。
さらに、スタートで4番グリッドから7番手まで後退した#337 斎藤愛未(D.D.R VITA-01)も、後半になって着実にポジションを上げ、残り2周のところで3番手まで挽回した。
トップの翁長は7周目に2分01秒242のファステストラップを記録すると、その後も2分01秒台前半のペースを維持。最終的に2番手以下に対して、11秒もの大量リードを築き、開幕2連勝を飾るトップチェッカーを受けた。2位には猪爪、3位には斎藤が入った。TOKEN GO PROJECTの三浦は6位でレースを終えた。
優勝 翁長実希
「予選では予想以上に路面温度が上がり、想定していたタイヤの内圧が合わなくなってバランスを崩してしまいました。1 分59 秒台を狙っていたのですが、それに届かず悔しかったです。決勝ではスタートで三浦選手に前に出られてしまいましたが、2 周目に抜き返すことができました。そこからは、次のメインストレートでスリップストリームに入られないところまで差を広げられれば私の勝ちだなと思っていたのですが、まさにその通りの展開になりました。メカニックさんが私のコメントやオーダーに対してクルマを合わせてくれて、とてもいい状態で走ることができました。路面温度が上がっていたので、そこは心配でしたけど、走れば走るほど安定してきて、ファステストラップも出せましたし、ペースを維持して走ることができました。ポイント差を広げられたことは嬉しいですが、安心しちゃダメだなと思っています。今年はチャンピオンを獲ることは最低条件だと思っていて、まだ誰も達成していないシリーズ全戦優勝を目指して行きたいと思っています」
株式会社インタープロトモータースポーツ
TCRジャパンサンデーシリーズ第2戦は26日、岡山国際サーキットで決勝を行いHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。
決勝は午後0時10分からフォーメーションラップが始まった。
スタートでは、ポールポジションの猪爪杏奈(DOME RACING)の動き出しが鈍く、予選3位の大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)がトップに浮上。これに予選2位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が続くが、HIRBONはヘアピンで大蔵を捉えトップに立った。猪爪は後方の集団に飲み込まれてしまった。
オープニングラップ、トップでコントロールラインに戻ってきたのはHIROBONで2位以下を0秒9離した。2位には大蔵が、3位には混戦をくぐり抜けてきたMOTOTINO(55MOTO RACING)が予選5位から上がり、猪爪は4位に落ちた。
2周目にはトップHIROBONに大蔵が迫り、この2人は0秒6前後の差でレースは進行するが、6周目には大蔵にスタート手順違反でドライビングスルーペナルティーが科され後退した。これでHIROBONは安泰。2位以下がバトルをしていたため、最終的には9秒1差で悠々と優勝し、土日シリーズとも連勝となった。
当初は3位争いだった、MOTOTINO、猪爪、加藤正将(Audi Team Mars)の3人はスーターと直後から接近戦。特に猪爪はバックストレートでMOTOTINOに並びかける場面も何度かあったが、MOTOTINOがインを閉めてポジションをキープ。終始、この3人の順位は変わらず、2位MOTOTINO、3位猪爪、4位加藤の順でゴールを迎えた。
第3戦は、スポーツランドSUGOに舞台を移し、7月23日、24日に土、日シリーズが開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2022/06/26) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Driver Maker Model Team Lap Time Behind Gap km/h
1 19 HIROBON CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 15 24'57.977 - - 8.899
2 55 Mototino Honda CIVIC TCR 55MOTO RACING 15 25'07.153 9.176 9.176 8.845
3 98 猪爪 杏奈 Honda CIVIC TCR DOME RACING 15 25'07.474 9.497 0.321 8.843
4 65 加藤 正将 Audi RS3 LMS Audi Team Mars 15 25'08.102 10.125 0.628 8.839
5 17 鈴木 建自 Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 15 25'12.148 14.171 4.046 8.816
6 62 塩谷 烈州 Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION' 15 25'19.039 21.062 6.891 8.776
7 *73 大蔵 峰樹 Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE 15 25'21.572 23.595 2.533 8.761
8 24 滝川 聡 Audi RS3 LMS TEAM MOTOYAMA 15 26'12.283 1'14.306 50.711 8.479
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 62 塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION') 1'38.635 (2/15) 135.153 km/h
CarNo. 65は、2022 TCR JAPAN SERIES競技規則第29条-9(消灯前に前進)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
TCRジャパンサンデーシリーズ第2戦は26日、岡山国際サーキットで公式予選を行い猪爪杏奈(DOME RACING)がポールポジションを獲得した。
岡山国際サーキットは、一部青空が顔をのぞかせるもののほぼ曇り。予選は早朝のためまだ気温も低く過ごしやすい。午前8時25分から15分間の公式予選が始まった。
中盤あたり、最初にアタックを始めたのはMOTOTINE(55MOTO RACING)。1分39秒468から37秒371までタイムを更新し、まずはトップに立つ。
残り4分を切ったあたりで1分36秒749を出しトップに立ったのは昨日のサタデーシリーズのウイナー、HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】) だ。
残り3分では、猪爪杏奈(DOME RACING)が1分36秒645でHIROBONのタイムを上回りトップに浮上した。HIROBONはアタックを継続し、タイムを36秒703まで更新するも猪爪のタイムにわずか0秒058届かず、猪爪のポール-ポジションが確定、HIROBONは2位で予選を終えた。
予選3位には大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)が入り、同4位は加藤正将(Audi Team Mars)、MOTOTINOは5位まで後退した。
サンデーシリーズ決勝は午後0時10分より23分+1周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2022/06/26) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos № Driver Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 98 猪爪 杏奈 Honda CIVIC TCR DOME RACING 1'36.645 - - 137.936
2 19 HIROBON CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'36.703 0.058 0.058 137.853
3 73 大蔵 峰樹 Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE 1'37.308 0.663 0.605 136.996
4 65 加藤 正将 Audi RS3 LMS Audi Team Mars 1'37.343 0.698 0.035 136.947
5 55 Mototino Honda CIVIC TCR 55MOTO RACING 1'37.371 0.726 0.028 136.907
6 62 塩谷 烈州 Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION' 1'37.932 1.287 0.561 136.123
7 17 鈴木 建自 Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'38.655 2.010 0.723 135.125
8 24 滝川 聡 Audi RS3 LMS TEAM MOTOYAMA 1'41.311 4.666 2.656 131.583
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.310)予選通過 ----
TCRジャパンサタデーシリーズは25日、岡山国際サーキットで決勝を行いHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。
決勝は午後1時からフォーメーションラップが始まったが塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION')がスタートできず、7台がグリッドを離れた。1周を回って各車グリッドに着こうとするが、なんとポールポジションのHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が自身のグリッドを行き過ぎ、前方に停止した。これにつらて後続のドライバーも自身と違うグリッドに着いたため、スタートはディレイ。もう一周のエキストラフォーメーションラップが行われることとなった。
これに動揺したのかHIROBONはスタートの蹴り出しが悪く、予選2位の大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)にインから1コーナーで先行を許す。レースは大蔵がリードして始まった。
レースは大蔵が0秒5前後差でHIROBONを従えて推移する。3位の猪爪杏奈(DOME RACING)は前2人の争いについて行くことができず、徐々に単独走行となった。
8周目、バックストレートでは2位HIROBONがトップ大蔵に並びかけるが、続くヘアピンでは大蔵がHIROBONを押さえてトップを死守。HIROBONの先行を許さない。
10周目には再び2位HIROBONが同じようにバックストレートで大蔵に並びかける。ここではヘアピンでHIROBONがインを差し、大蔵をパスすることに成功。ついにHIROBONがトップ浮上した。
11周目にはトップHIROBONが最終コーナー立ち上がりでオーバーラン。大蔵がストレートで並びかけるが、ここはHIROBONが大蔵を押さえて順位は変わらない。
最終ラップとなった14周目、2位の大蔵はヘアピンで痛恨のオーバーラン。5位まで順位を落としてしまう。
結局優勝はHIROBON、繰り上がって2位には猪爪が入った。序盤から4位争いを展開していたMototino(55MOTO RACING)と加藤正将(Audi Team Mars)だったが、お互いに決め手がなく順位は変わらず。大蔵の後退で繰り上がり、3位にMOTOTINO、4位に加藤が入った。
なお、自身のグリッド枠を越えてスターティンググリッドに停車した上位6人にタイムペナルティー5秒が科されたが、順位に変動はなかった。
サンデーシリーズは明日26日、午前8時25分から15分間の予選が、午後0時10分から23分+1周の決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2022/06/25) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Driver Maker Model Team Lap Time Behind Gap
1 *19 HIROBON CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 14 24'51.164 - -
2 *98 猪爪 杏奈 Honda CIVIC TCR DOME RACING 14 24'56.457 5.293 5.293
3 *55 Mototino Honda CIVIC TCR 55MOTO RACING 14 25'01.206 10.042 4.749
4 *65 加藤 正将 Audi RS3 LMS Audi Team Mars 14 25'01.363 10.199 0.157
5 *73 大蔵 峰樹 Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE 14 25'02.933 11.769 1.570
6 *17 鈴木 建自 Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 14 25'12.394 21.230 9.461
7 24 滝川 聡 Audi RS3 LMS TEAM MOTOYAMA 14 26'26.601 1'35.437 1'14.207
---- 以上規定周回数(75% - 10Laps)完走 ----
- 62 塩谷 烈州 Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION' - D.N.S 14Laps 14Laps
Fastest Lap: CarNo. 73 大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)1'37.930 (4/14) 136.126 km/h
CarNo. 19, 73, 98, 55, 65, 17は、2022 TCR JAPAN SERIES競技規則第29条9.(グリッド枠を越えて停車)により、決勝結果に5秒を加算する。
TCRジャパンサタデーシリーズは25日、岡山国際サーキットで公式予選を行いHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がポールポジションを獲得した。
予選の行われる岡山国際サーキットは、昨夜降った雨も上がりコースにはウエットパッチが残っていたが、一時日差しもあり急速に乾いた。その日差しが陰った午前9時より15分間で公式予選が始まった。
参加ドライバー8人。開幕戦の9人より1人減った。
予選開始中盤には大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)が1分36秒773でトップに立つ。2位には37秒798でMototino(55MOTO RACING)が、3位には38秒202で加藤正将(Audi Team Mars)が続く。
残り5分。HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が1分36秒621をたたきだしトップに浮上。大蔵は2位に落ち、3位には37秒173で塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION')が上がってきた。
残り3分。ここで紅一点の猪爪杏奈(DOME RACING)が1分36秒992で3位に浮上。
予選はこのまま終了。ポールポジションはHIROBON、2位に大蔵が、3位に猪爪が入った。
サタデーシリーズ決勝は本日25日、午後1時より23分+1周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
OKAYAMAチャレンジカップレース第4戦 -RIJ- (2022/06/25) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos № Driver Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 19 HIROBON CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'36.621 - - 137.970
2 73 大蔵 峰樹 Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE 1'36.773 0.152 0.152 137.753
3 98 猪爪 杏奈 Honda CIVIC TCR DOME RACING 1'36.992 0.371 0.219 137.442
4 62 塩谷 烈州 Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION' 1'37.173 0.552 0.181 137.186
5 17 鈴木 建自 Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'37.408 0.787 0.235 136.855
6 55 Mototino Honda CIVIC TCR 55MOTO RACING 1'37.676 1.055 0.268 136.480
7 65 加藤 正将 Audi RS3 LMS Audi Team Mars 1'37.769 1.148 0.093 136.350
8 24 滝川 聡 Audi RS3 LMS TEAM MOTOYAMA 1'42.245 5.624 4.476 130.381
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.284)予選通過 ----
ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦「NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース」は4日から5日にかけ静岡県の富士スピードウェイで決勝を行い、ST-Xクラス参戦初年度のHELM MOTORSPORTS GTR GT3(HELM MOTORSPORTS)が24時間・760周を走りきり優勝を飾った。
レースは4日午後3時にローリングスタートで始まる。天候は晴れで路面はドライコンディション。
総合優勝を狙うST-Xクラスは5台が参加。序盤からポールシッターの888号車Grid Motorsport AMG GT3(Grid Motorsport)がレースをリード。2位には31号車DENSO LEXUS RC F GT3(apr)が、3位には62号車HELM MOTORSPORTS GTR GT3(HELM MOTORSPORTS)が、4位には9号車MP Racing GT-R(MP Racing)が、5位には81号車DAISHIN GT3 GT-R(GTNET MOTOR SPORTS)が続く。
開始から2時間30分過ぎには、888号車のピットインでトップに浮上していた31号車が他車と接触しフロントのサスペンションを壊し、ピットイン。修復に時間を要し大きく後退した。
日が落ちナイトセッションとなると、888号車と62号車の争いが激しくなってきた。しかし、日が5日に代わる午前0時前、62号車に連続運転時間違反で180秒のペナルティーストップが科される。また9号車もギアボックスのトラブルでピットイン、修復に長時間を要することとなった。
これでトップ争いは888号車と81号車で繰り広げられることとなったが、日が明ける前に81号車がトップに浮上すると後続を引き離しながらレースをリードし始める。
残り4時間を切った午前11時過ぎ、2位争いをしていた62号車と888号車が接触。888号車はフロントフェンダーがタイヤに干渉して白煙を上げたため、ピットイン。修復に時間を要し万事休す。
トップは2位以下を大きくリードする81号車。このまま順風満帆でゴールを迎え24時間レース2連勝を飾るのかと思われた午前11時30分前、ルーティンのピットワークを行ったマシンのエンジンがかからない。チームは原因究明と修復に時間を要し、このレースの勝負権を失った。
これでトップに立ったのは62号車。終盤、ドライバースルーペナルティーを科されるも2位888号車との差は大きくこのまま逃げ切り24時間レースを制した。2位には888号車が、3位にはトラブルから復帰した81号車が入った。
優勝したHELM MOTORSPORTSは2020年に平木湧也、玲次の兄弟が設立し、同年からスーパー耐久ST-3クラスに参戦を開始。今シーズンからST-Xクラスにステップアップし、参戦初年度での初優勝が24時間レースとなった。
7台が参加したST-Zクラスは序盤から22号車Porsche CaymanGT4RS(Porsche Team EBI WAIMARAMA)がレースをリード。夜が明けても2位の500号車5ZIGEN AMG GT4(TEAM 5ZIGEN)を1周近く離し、独走状態を築いていたが午前8時過ぎ、トラブルのためコースをゆっくり回りピットイン。トラブルは深刻でチームは修復をあきらめリタイアとなった。
これでトップたった500号車が24時間を走り優勝を飾った。2位には885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4(SHADE RACING)が、3位には21号車Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4(Audi Team Hitotsuyama)が入った。
開発車両のST-Qクラスは過去最多の7台が参加。終始レースをリードした3号車ENDLESS AMG GT4(ENDLESS SPORTS)がトップでゴール。ブレーキパッド、ブレーキローターを無交換で24時間を走りきった。2位には244号車Nissan Z Racing Concept(Max Racing)が、3位には61号車Team SDA Engineering BRZ CNF Concept(Team SDA Engineering)が入った。
2台が参加したST-TCRクラスは2台のシビック対決となった。優勝は75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR (Team Noah)で、2位には97号車Racer HFDP CIVIC(M&Kホンダカーズ桶川Racing)だった。
4台が参加したST-1クラスは終始2号車シンティアムアップルKTM(KsフロンティアKTMカーズ)がレースをリード。昨年に続き24時間レース2連勝を飾った。2位には47号車D'station Vantage GT8R(D'station Racing)が、3位には8号車Studie BMW M2CSR(ビーエムダブリュー チームスタディ)が入った。
ST-2クラスは7台が参加。序盤からレースをリードしたのは13号車ENDLESS GRヤリス(ENDLESS SPORTS)。夜明け前までトップを快走していたが、トラブルで後退。代わってトップに立ったのは序盤のトラブルから徐々に追い上げ、順位を回復してきた225号車KTMS GR YARIS(KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS)。トヨタ育成の若手3人体制で臨んだ225号車がレースを制した。2位には13号車が、3位にはかつてこのクラスに君臨していた59号車DAMD MOTUL ED WRX STI(TOWA INTEC Racing)が入った。
6台が参加したST-3クラスは序盤から52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS(埼玉トヨペットGreen Brave)がトップを快走。盤石の走りで優勝した。2位には朝方まで15号車岡部自動車Z34(OKABE JIDOSHA motorsport)が付けていたがトラブルで後退。替って2位には39号車エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS(TRACY SPORTS with DELTA)、3位には63号車muta Racing LEXUS RC 350 TWS(TRACY SPORTS)が入った。
開幕戦では開催されなかったST-4クラスは4台が参加。初登場のGR86が2台、引退レースのインテグラが1台と世代交代を印象づけるエントリーとなった。レースは序盤から実力派3人のラインアップで臨んだ、86号車TOM'S SPIRIT GR86(TOM'S SPIRIT)が圧倒。最終的には2位以下を45ラップちぎり優勝した。2位には884号車シェイドレーシングGR86(SHADE RACING)、3位には引退レースの60号車全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ(TEAM G/MOTION’)が入った。
14台が参加とこのレース最大勢力となったST-5クラスは、序盤、4号車THE BRIDE FIT(チームBRIDE)がレースをリードしていたが、早い段階で17号車DXLアラゴスタNOPROデミオ(TEAM NOPRO)がトップに立つ。ディーゼルエンジンの燃費の良さを生かし、トップを快走。24時間を走りきり優勝を飾った。2位には104号車HM-Rヒロマツデミオ2(広島マツダHM Racers)、3位には66号車odula TONE MOTULロードスター(OVER DRIVE)が入った。
レースはセーフティーカーが3回出動、フルコースイエローが11回提示されたが、大きなクラッシュもなく24時間が経過した。また、出口戦略に向かうコロナ禍の中、多くの観客がサーキットに詰めかけ、思い思いのレースを楽しんだ。
第3戦はスポーツランドSUGOに舞台を移し、7月9日~10日に開催される。グループ1、グループ2に分けられ、それぞれ3時間レースでの争いとなる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Team Lap Time Behind Gap
1 *62 ST-X 1 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 760 24:01'31.807 - -
2 888 ST-X 2 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 758 24:02'50.536 2Laps 2Laps
3 81 ST-X 3 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 742 24:01'43.797 18Laps 16Laps
4 *2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 733 24:01'44.853 27Laps 9Laps
5 47 ST-1 2 D'station Vantage GT8R D'station Racing 731 24:01'55.726 29Laps 2Laps
6 3 ST-Q 1 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 721 24:03'08.452 39Laps 10Laps
7 500 ST-Z 1 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 720 24:02'36.987 40Laps 1Lap
8 *885 ST-Z 2 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 718 24:02'10.166 42Laps 2Laps
9 21 ST-Z 3 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 715 24:01'48.747 45Laps 3Laps
10 244 ST-Q 2 Nissan Z Racing Concept Max Racing 707 24:02'29.026 53Laps 8Laps
11 19 ST-Z 4 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 704 24:01'41.300 56Laps 3Laps
12 52 ST-3 1 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 695 24:02'49.501 65Laps 9Laps
13 *8 ST-1 3 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 692 24:01'44.850 68Laps 3Laps
14 *38 ST-1 4 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 692 24:02'34.231 68Laps 49.381
15 39 ST-3 2 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 692 24:02'46.147 68Laps 11.916
16 63 ST-3 3 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 690 24:02'21.387 70Laps 2Laps
17 *31 ST-X 4 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 689 24:02'56.364 71Laps 1Lap
18 *9 ST-X 5 MP Racing GT-R MP Racing 684 24:02'20.725 76Laps 5Laps
19 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 679 24:01'52.239 81Laps 5Laps
20 13 ST-2 2 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 678 24:03'24.339 82Laps 1Lap
21 59 ST-2 3 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 670 24:03'01.373 90Laps 8Laps
22 *743 ST-2 4 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 661 24:03'23.000 99Laps 9Laps
23 86 ST-4 1 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 652 24:02'51.964 108Laps 9Laps
24 311 ST-3 4 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 647 24:01'40.007 113Laps 5Laps
25 *75 ST-TCR 1 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 643 24:03'21.884 117Laps 4Laps
26 *505 ST-Z 5 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 638 24:01'40.557 122Laps 5Laps
27 6 ST-2 5 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 634 24:02'16.661 126Laps 4Laps
28 17 ST-5 1 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 627 24:02'38.143 133Laps 7Laps
29 104 ST-5 2 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 626 24:03'54.270 134Laps 1Lap
30 66 ST-5 3 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 625 24:01'49.971 135Laps 1Lap
31 61 ST-Q 3 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 624 24:01'51.564 136Laps 1Lap
32 88 ST-5 4 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 624 24:01'55.212 136Laps 3.648
33 4 ST-5 5 THE BRIDE FIT チームBRIDE 623 24:03'33.610 137Laps 1Lap
34 *50 ST-5 6 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 621 24:02'40.525 139Laps 2Laps
35 15 ST-3 5 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 619 24:01'40.099 141Laps 2Laps
36 *65 ST-5 7 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 618 24:02'38.672 142Laps 1Lap
37 *222 ST-5 8 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 616 24:02'45.152 144Laps 2Laps
38 *67 ST-5 9 YAMATO FIT TEAM YAMATO 615 24:01'48.753 145Laps 1Lap
39 28 ST-Q 4 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 609 24:02'51.873 151Laps 6Laps
40 884 ST-4 2 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 607 24:02'09.926 153Laps 2Laps
41 60 ST-4 3 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 598 24:01'55.052 162Laps 9Laps
42 *11 ST-5 10 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 595 24:02'22.313 165Laps 3Laps
43 290 ST-5 11 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 588 24:02'44.677 172Laps 7Laps
44 97 ST-TCR 2 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 566 24:01'40.973 194Laps 22Laps
45 310 ST-Z 6 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 556 24:02'24.841 204Laps 10Laps
46 *18 ST-4 4 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 555 24:02'20.455 205Laps 1Lap
47 *72 ST-5 12 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 555 24:03'30.649 205Laps 1'10.194
48 230 ST-Q 5 Nissan Z Racing Concept NISMO 502 24:02'29.003 258Laps 15Laps
49 *32 ST-Q 6 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 478 24:02'51.872 282Laps 12Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 22 ST-Z - Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 517 17:14'39.249 243Laps -39Laps
- 7 ST-2 - 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 490 22:11'14.466 270Laps 27Laps
- 55 ST-Q - MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 487 22:39'29.418 273Laps 3Laps
- *110 ST-5 - ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 450 17:50'52.232 310Laps 37Laps
- *25 ST-3 - raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 325 24:03'52.215 435Laps 125Laps
- 37 ST-5 - DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 220 8:53'41.407 540Laps 105Laps
- 56 ST-2 - Claris Racing GR YARIS Claris Racing 65 2:12'24.546 695Laps 155Laps
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 *62 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 760 24:01'31.807 - -
2 888 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 758 24:02'50.536 2Laps 2Laps
3 81 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 742 24:01'43.797 18Laps 16Laps
4 *31 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 689 24:02'56.364 71Laps 53Laps
5 *9 MP Racing GT-R MP Racing 684 24:02'20.725 76Laps 5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 500 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 720 24:02'36.987 - -
2 *885 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 718 24:02'10.166 2Laps 2Laps
3 21 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 715 24:01'48.747 5Laps 3Laps
4 19 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 704 24:01'41.300 16Laps 11Laps
5 *505 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 638 24:01'40.557 82Laps 66Laps
6 310 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 556 24:02'24.841 164Laps 82Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 22 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 517 17:14'39.249 203Laps 39Laps
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 3 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 721 24:03'08.452 - -
2 244 Nissan Z Racing Concept Max Racing 707 24:02'29.026 14Laps 14Laps
3 61 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 624 24:01'51.564 97Laps 83Laps
4 28 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 609 24:02'51.873 112Laps 15Laps
5 230 Nissan Z Racing Concept NISMO 502 24:02'29.003 219Laps 107Laps
6 *32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 478 24:02'51.872 243Laps 24Laps
---- 以上完走 ----
- 55 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 487 22:39'29.418 234Laps -9Laps
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 *75 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 643 24:03'21.884 - -
2 97 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 566 24:01'40.973 77Laps 77Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 *2 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 733 24:01'44.853 - -
2 47 D'station Vantage GT8R D'station Racing 731 24:01'55.726 2Laps 2Laps
3 *8 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 692 24:01'44.850 41Laps 39Laps
4 *38 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 692 24:02'34.231 41Laps 49.381
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 225 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 679 24:01'52.239 - -
2 13 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 678 24:03'24.339 1Lap 1Lap
3 59 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 670 24:03'01.373 9Laps 8Laps
4 *743 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 661 24:03'23.000 18Laps 9Laps
5 6 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 634 24:02'16.661 45Laps 27Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 7 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 490 22:11'14.466 189Laps 144Laps
- 56 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 65 2:12'24.546 614Laps 425Laps
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 52 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 695 24:02'49.501 - -
2 39 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 692 24:02'46.147 3Laps 3Laps
3 63 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 690 24:02'21.387 5Laps 2Laps
4 311 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 647 24:01'40.007 48Laps 43Laps
5 15 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 619 24:01'40.099 76Laps 28Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- *25 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 325 24:03'52.215 370Laps 294Laps
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 86 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 652 24:02'51.964 - -
2 884 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 607 24:02'09.926 45Laps 45Laps
3 60 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 598 24:01'55.052 54Laps 9Laps
4 *18 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 555 24:02'20.455 97Laps 43Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 17 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 627 24:02'38.143 - -
2 104 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 626 24:03'54.270 1Lap 1Lap
3 66 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 625 24:01'49.971 2Laps 1Lap
4 88 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 624 24:01'55.212 3Laps 1Lap
5 4 THE BRIDE FIT チームBRIDE 623 24:03'33.610 4Laps 1Lap
6 *50 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 621 24:02'40.525 6Laps 2Laps
7 *65 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 618 24:02'38.672 9Laps 3Laps
8 *222 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 616 24:02'45.152 11Laps 2Laps
9 *67 YAMATO FIT TEAM YAMATO 615 24:01'48.753 12Laps 1Lap
10 *11 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 595 24:02'22.313 32Laps 20Laps
11 290 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 588 24:02'44.677 39Laps 7Laps
12 *72 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 555 24:03'30.649 72Laps 33Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- *110 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 450 17:50'52.232 177Laps 105Laps
- 37 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 220 8:53'41.407 407Laps 230Laps
Fastest Lap: CarNo. 81 DAISHIN GT3 GT-R(GTNET MOTOR SPORTS) 1'40.962 (404/742) 162.703 km/h
'*'マークはペナルティーを科された。
心地よい風の吹く晴天のドライコンディションで午前9時30分から40分間で行われた決勝レース目の最終チェックのためのウォームアップ走行。
ここでは、ST-Xクラスの81号車DAISHIN GT3 GT-Rが1分42秒270をマーク。ST-1は2号車シンティアムアップルKTMが48秒039、ST-Zクラスは310号車GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4が49秒536、ST-Qは3号車ENDLESS AMG GT4が49秒662、ST-TCRは97号車Racer HFDP CIVICが52秒967、ST-3クラスは52号車埼玉トヨペットGBクラウンRSの53秒980、ST-2クラスは225号車KTMS GR YARISの54秒877、ST-4クラスは884号車シェイドレーシングGR86の2分00秒821、そしてST-5クラスは2分06秒665のクラストップタイムをマークした72号車OHLINS Roadster NATSと続いた。
このあと、午後3時から24時間の決勝レースが行われる予定だ。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Car Team Time Behind Gap km/h
1 81 ST-X 1 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'42.270 - - 160.622
2 888 ST-X 2 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'42.392 0.122 0.122 160.431
3 31 ST-X 3 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.551 0.281 0.159 160.182
4 62 ST-X 4 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'43.814 1.544 1.263 158.233
5 9 ST-X 5 MP Racing GT-R MP Racing 1'43.864 1.594 0.050 158.157
6 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'48.039 5.769 4.175 152.045
7 310 ST-Z 1 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'49.536 7.266 1.497 149.967
8 885 ST-Z 2 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'49.656 7.386 0.120 149.803
9 3 ST-Q 1 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'49.662 7.392 0.006 149.795
10 22 ST-Z 3 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'49.823 7.553 0.161 149.575
11 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'50.701 8.431 0.878 148.389
12 244 ST-Q 2 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'52.318 10.048 1.617 146.253
13 97 ST-TCR 1 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.967 10.697 0.649 145.412
14 52 ST-3 1 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'53.980 11.710 1.013 144.120
15 15 ST-3 2 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.608 12.338 0.628 143.330
16 39 ST-3 3 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'54.815 12.545 0.207 143.072
17 311 ST-3 4 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.875 12.605 0.060 142.997
18 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'54.877 12.607 0.002 142.995
19 13 ST-2 2 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'56.073 13.803 1.196 141.521
20 63 ST-3 5 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'56.084 13.814 0.011 141.508
21 6 ST-2 3 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'56.368 14.098 0.284 141.163
22 *21 ST-Z 4 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.609 14.339 0.241 140.871
23 7 ST-2 4 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'57.009 14.739 0.400 140.389
24 61 ST-Q 3 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 1'57.094 14.824 0.085 140.287
25 28 ST-Q 4 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'57.185 14.915 0.091 140.178
26 56 ST-2 5 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'59.131 16.861 1.946 137.889
27 19 ST-Z 5 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'59.242 16.972 0.111 137.760
28 884 ST-4 1 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 2'00.821 18.551 1.579 135.960
29 32 ST-Q 5 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'01.108 18.838 0.287 135.638
30 743 ST-2 6 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 2'01.327 19.057 0.219 135.393
31 18 ST-4 2 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'01.632 19.362 0.305 135.053
32 60 ST-4 3 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'03.645 21.375 2.013 132.855
33 72 ST-5 1 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'06.665 24.395 3.020 129.687
34 55 ST-Q 6 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'06.668 24.398 0.003 129.684
35 11 ST-5 2 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.958 24.688 0.290 129.388
36 88 ST-5 3 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.598 25.328 0.640 128.739
37 4 ST-5 4 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'07.716 25.446 0.118 128.620
38 110 ST-5 5 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'07.816 25.546 0.100 128.519
39 104 ST-5 6 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'08.079 25.809 0.263 128.255
40 222 ST-5 7 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'08.214 25.944 0.135 128.120
41 50 ST-5 8 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'11.211 28.941 2.997 125.194
42 59 ST-2 7 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 2'13.271 31.001 2.060 123.259
43 505 ST-Z 6 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 2'16.726 34.456 3.455 120.144
44 67 ST-5 9 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'18.279 36.009 1.553 118.795
45 17 ST-5 10 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'23.651 41.381 5.372 114.352
46 66 ST-5 11 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'27.505 45.235 3.854 111.364
47 290 ST-5 12 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'36.301 54.031 8.796 105.097
48 65 ST-5 13 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 3'36.911 1'54.641 1'00.610 75.731
49 25 ST-3 6 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 3'45.282 2'03.012 8.371 72.917
- 500 ST-Z 7 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN D.N.S - - -
- 230 ST-Q 7 Nissan Z Racing Concept NISMO D.N.S - - -
- 75 ST-TCR 2 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah D.N.S - - -
- 8 ST-1 3 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ D.N.S - - -
- 47 ST-1 4 D'station Vantage GT8R D'station Racing D.N.S - - -
- 86 ST-4 4 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT D.N.S - - -
- 37 ST-5 14 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO D.N.S - - -
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 81 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'42.270 - - 160.622
2 888 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'42.392 0.122 0.122 160.431
3 31 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.551 0.281 0.159 160.182
4 62 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'43.814 1.544 1.263 158.233
5 9 MP Racing GT-R MP Racing 1'43.864 1.594 0.050 158.157
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 310 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'49.536 - - 149.967
2 885 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'49.656 0.120 0.120 149.803
3 22 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'49.823 0.287 0.167 149.575
4 *21 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.609 7.073 6.786 140.871
5 19 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'59.242 9.706 2.633 137.760
6 505 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 2'16.726 27.190 17.484 120.144
- 500 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN D.N.S - - -
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 3 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'49.662 - - 149.795
2 244 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'52.318 2.656 2.656 146.253
3 61 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 1'57.094 7.432 4.776 140.287
4 28 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'57.185 7.523 0.091 140.178
5 32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'01.108 11.446 3.923 135.638
6 55 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'06.668 17.006 5.560 129.684
- 230 Nissan Z Racing Concept NISMO D.N.S - - -
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 97 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.967 - - 145.412
- 75 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah D.N.S - - -
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 2 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'48.039 - - 152.045
2 38 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'50.701 2.662 2.662 148.389
- 8 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ D.N.S - - -
- 47 D'station Vantage GT8R D'station Racing D.N.S - - -
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 225 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'54.877 - - 142.995
2 13 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'56.073 1.196 1.196 141.521
3 6 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'56.368 1.491 0.295 141.163
4 7 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'57.009 2.132 0.641 140.389
5 56 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'59.131 4.254 2.122 137.889
6 743 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 2'01.327 6.450 2.196 135.393
7 59 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 2'13.271 18.394 11.944 123.259
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 52 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'53.980 - - 144.120
2 15 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.608 0.628 0.628 143.330
3 39 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'54.815 0.835 0.207 143.072
4 311 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.875 0.895 0.060 142.997
5 63 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'56.084 2.104 1.209 141.508
6 25 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 3'45.282 1'51.302 1'49.198 72.917
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 884 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 2'00.821 - - 135.960
2 18 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'01.632 0.811 0.811 135.053
3 60 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'03.645 2.824 2.013 132.855
- 86 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT D.N.S - - -
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 72 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'06.665 - - 129.687
2 11 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.958 0.293 0.293 129.388
3 88 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.598 0.933 0.640 128.739
4 4 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'07.716 1.051 0.118 128.620
5 110 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'07.816 1.151 0.100 128.519
6 104 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'08.079 1.414 0.263 128.255
7 222 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'08.214 1.549 0.135 128.120
8 50 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'11.211 4.546 2.997 125.194
9 67 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'18.279 11.614 7.068 118.795
10 17 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'23.651 16.986 5.372 114.352
11 66 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'27.505 20.840 3.854 111.364
12 290 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'36.301 29.636 8.796 105.097
13 65 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 3'36.911 1'30.246 1'00.610 75.731
- 37 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO D.N.S - - -
CarNo. 21は、シリーズ規則第18条(3)(ピットレーン速度)違反により、罰金10,000円を科す。
スーパー耐久シリーズ2022第2戦富士SUPER TEC24時間レースの公式予選が、6月3日金曜日の正午から曇り空から晴れ間ものぞく天候の中で開催された。
まずは、AドライバーのアタックがST-3、ST-4、ST-5クラスで行われるグループ2からスタート。ST-3クラスは52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS・服部尚貴が1分52秒188でクラストップをマーク。ST-4は86号車TOM'S SPIRIT GR86・河野駿佑が56秒611、ST-5は4号車THE BRIDE FIT・太田郁弥が2分4秒528のコースレコードで暫定トップ。これに僅差の50号車LOVEDRIVEロードスター・山西康司の4秒538と2台がコースレコードを更新。
ST-Xを除く上位クラスのグループ1はST-1の2号車シンティアムアップルKTM・井田太陽の1分47秒106、ST-Qの3号車ENDLESS AMG GT4・小河諒の47秒858、ST-Zの500号車5ZIGEN AMG GT4・大塚隆一郎の49秒168、ST-TCRの75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR・塚田利郎の51秒413、ST-2の225号車KTMS GR YARIS・平良響の53秒844となった。
ST-Xの予選を前に244号車Nissan Z Racing Conceptが1コーナーでストップしたためこの回収に約10分スケジュールがディレイ。
ST-Xクラスは888号車Grid Motorsport AMG GT3・マーティンベリーの1分41秒709がトップタイムとなりセッションは終了した。
午後1時10からBドライバーの予選がスタート。ST-3クラスの52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS・吉田広樹が1分51秒074でクラストップのタイムをマークする。STー4は86号車TOM'S SPIRIT GR86・松井孝允が55秒823でトップに。STー5クラスは50号車LOVEDRIVEロードスター・松村浩之が2分04秒750でクラストップとした。
午後1時25分からのグループ1はST-Zクラスの885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4・平中克幸が1分48秒307、ST-TCRは75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR ・蘓武喜和の49秒822、ST-2の6号車新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10・菊地靖の52秒059がそれぞれクラストップにつける。885号車は47秒887に、97号車は49秒684までタイムアップ。残り僅かでST-Zクラスは21号車Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4・宮田莉朋が47秒319までタイムアップ。STー1は21号車・加藤寛規が45秒773でトップにつけた。
ST-Xは81号車・藤波清斗の44秒071から9号車・柴田優作の40秒622、これに31号車・嵯峨宏紀が40秒990と続いて40秒台の戦いに。9号車MP Racing GT-R・柴田が40秒281をたたき出すと、81号車DAISHIN GT3 GT-R・藤波が39秒992、最後には39秒902まで更新した。
ABドライバーの合算ではST-Xが888号車、STー1は2号車、STーQは3号車、STーZは500号車、ST-TCRは75号車、STー3は52号車、STー2は6号車、ST-4は86号車、STー5は50号車がそれぞれのクラストップとなった。
決勝レースは明日4日15時から24時間レースとして、日曜日の15時チェッカーをめざす。
Text & Photo: keiichiro TAKESHITA
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Adriver Bdriver Total Time Behind
1 888 ST-X 1 マーティン・ベリー 高木 真一 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'41.709 1'40.507 3'22.216 -
2 62 ST-X 2 鳥羽 豊 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'42.197 1'40.266 3'22.463 0.247
3 31 ST-X 3 永井 秀貴 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.481 1'40.990 3'23.471 1.255
4 9 ST-X 4 JOE SHINDO 柴田 優作 MP Racing GT-R MP Racing 1'43.841 1'40.281 3'24.122 1.906
5 81 ST-X 5 大八木 信行 藤波 清斗 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'44.878 1'39.902 3'24.780 2.564
6 2 ST-1 1 井田 太陽 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'47.106 1'45.773 3'32.879 10.663
7 47 ST-1 2 浜 健二 織戸 学 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'47.847 1'46.487 3'34.334 12.118
8 3 ST-Q 1 小河 諒 菅波 冬悟 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.858 1'47.714 3'35.572 13.356
9 38 ST-1 3 堤 優威 中山 雄一 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.939 1'48.390 3'37.329 15.113
10 500 ST-Z 1 大塚 隆一郎 太田 格之進 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'49.168 1'48.740 3'37.908 15.692
11 22 ST-Z 2 KIZUNA 千代 勝正 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'50.659 1'47.405 3'38.064 15.848
12 310 ST-Z 3 山崎 学 坪井 翔 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'50.216 1'47.915 3'38.131 15.915
13 885 ST-Z 4 HIRO HAYASHI 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'50.367 1'47.887 3'38.254 16.038
14 230 ST-Q 2 平手 晃平 松田 次生 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.879 1'49.159 3'39.038 16.822
15 75 ST-TCR 1 塚田 利郎 蘇武 喜和 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'51.413 1'49.715 3'41.128 18.912
16 97 ST-TCR 2 遠藤 光博 中野 信治 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.606 1'49.201 3'41.807 19.591
17 19 ST-Z 5 鈴木 建自 TAKESHI BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'52.789 1'49.097 3'41.886 19.670
18 8 ST-1 4 木下 隆之 砂子 塾長 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'51.938 1'50.118 3'42.056 19.840
19 52 ST-3 1 服部 尚貴 吉田 広樹 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'52.188 1'51.074 3'43.262 21.046
20 21 ST-Z 6 本多 秀朗 宮田 莉朋 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.193 1'47.319 3'43.512 21.296
21 505 ST-Z 7 岡本 武之 加賀美 綾佑 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'54.446 1'50.452 3'44.898 22.682
22 39 ST-3 2 冨林 勇佑 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.478 1'52.760 3'45.238 23.022
23 6 ST-2 1 冨桝 朋広 菊地 靖 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.063 1'52.059 3'46.122 23.906
24 13 ST-2 2 伊東 黎明 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'53.931 1'52.588 3'46.519 24.303
25 311 ST-3 3 塩津 佑介 平峰 一貴 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.484 1'52.734 3'47.218 25.002
26 15 ST-3 4 長島 正明 小松 一臣 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.352 1'52.930 3'47.282 25.066
27 225 ST-2 3 平良 響 荒川 麟 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.844 1'53.451 3'47.295 25.079
28 25 ST-3 5 名取 鉄平 白坂 卓也 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.914 1'53.576 3'47.490 25.274
29 7 ST-2 4 藤井 芳樹 岡田 衛 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.465 1'53.223 3'47.688 25.472
30 63 ST-3 6 堀田 誠 阪口 良平 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'55.964 1'53.331 3'49.295 27.079
31 743 ST-2 5 石垣 博基 木立 純一 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.740 1'55.509 3'51.249 29.033
32 28 ST-Q 3 蒲生 尚弥 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'55.236 1'56.617 3'51.853 29.637
33 86 ST-4 1 河野 駿佑 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'56.611 1'55.823 3'52.434 30.218
34 59 ST-2 6 大澤 学 後藤 比東至 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.713 1'57.355 3'55.068 32.852
35 884 ST-4 2 石川 京侍 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.624 1'58.151 3'56.775 34.559
36 56 ST-2 7 廣田 築 山田 遼 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.828 1'58.323 3'57.151 34.935
37 32 ST-Q 4 佐々木 雅弘 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 1'58.867 2'00.540 3'59.407 37.191
38 18 ST-4 3 浅野 武夫 藤原 大輝 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'00.929 1'58.741 3'59.670 37.454
39 60 ST-4 4 瀬戸 貴巨 塩谷 烈州 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'00.530 2'01.227 4'01.757 39.541
40 50 ST-5 1 山西 康司 松村 浩之 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.538 2'04.750 4'09.288 47.072
41 4 ST-5 2 太田 侑弥 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.528 2'04.984 4'09.512 47.296
42 55 ST-Q 5 寺川 和紘 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'05.959 2'04.607 4'10.566 48.350
43 17 ST-5 3 吉岡 一成 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'05.975 2'04.921 4'10.896 48.680
44 72 ST-5 4 山野 哲也 金井 亮忠 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.791 2'05.336 4'11.127 48.911
45 104 ST-5 5 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'06.190 2'05.921 4'12.111 49.895
46 66 ST-5 6 武地 孝幸 貫戸 幸星 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'06.182 2'05.941 4'12.123 49.907
47 67 ST-5 7 安井 亮平 内山 慎也 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'05.770 2'06.534 4'12.304 50.088
48 65 ST-5 8 外園 秋一郎 青合 正博 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.088 2'06.520 4'12.608 50.392
49 110 ST-5 9 坂 裕之 古谷 悠河 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'06.742 2'05.983 4'12.725 50.509
50 88 ST-5 10 村上 博幸 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.142 2'05.601 4'12.743 50.527
51 11 ST-5 11 馬場 優輝 佐藤 勝博 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.408 2'07.044 4'13.452 51.236
52 222 ST-5 12 竹内 敏記 田中 真典 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'06.726 2'07.359 4'14.085 51.869
53 37 ST-5 13 野上 達也 加藤 芳皓 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'10.788 2'09.683 4'20.471 58.255
54 290 ST-5 14 横尾 優一 伊藤 大輔 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.782 2'11.735 4'23.517 1'01.301
55 61 ST-Q 6 井口 卓人 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 3'40.906 1'57.410 5'38.316 2'16.100
56 244 ST-Q 7 田中 哲也 田中 徹 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'50.736 no time 1'50.736 -
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 81 ST-X 1 藤波 清斗 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'39.902 - - 164.429
2 62 ST-X 2 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'40.266 0.364 0.364 163.832
3 9 ST-X 3 柴田 優作 MP Racing GT-R MP Racing 1'40.281 0.379 0.015 163.808
4 888 ST-X 4 高木 真一 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'40.507 0.605 0.226 163.439
5 31 ST-X 5 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'40.990 1.088 0.483 162.658
6 2 ST-1 1 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'45.773 5.871 4.783 155.302
7 47 ST-1 2 織戸 学 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'46.487 6.585 0.714 154.261
8 21 ST-Z 1 宮田 莉朋 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'47.319 7.417 0.832 153.065
9 22 ST-Z 2 千代 勝正 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'47.405 7.503 0.086 152.943
10 3 ST-Q 1 菅波 冬悟 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.714 7.812 0.309 152.504
11 885 ST-Z 3 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'47.887 7.985 0.173 152.259
12 310 ST-Z 4 坪井 翔 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'47.915 8.013 0.028 152.220
13 38 ST-1 3 中山 雄一 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.390 8.488 0.475 151.553
14 500 ST-Z 5 太田 格之進 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'48.740 8.838 0.350 151.065
15 19 ST-Z 6 TAKESHI BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'49.097 9.195 0.357 150.571
16 230 ST-Q 2 松田 次生 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.159 9.257 0.062 150.485
17 97 ST-TCR 1 中野 信治 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'49.201 9.299 0.042 150.427
18 75 ST-TCR 2 蘇武 喜和 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'49.715 9.813 0.514 149.722
19 8 ST-1 4 砂子 塾長 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'50.118 10.216 0.403 149.175
20 505 ST-Z 7 加賀美 綾佑 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'50.452 10.550 0.334 148.723
21 52 ST-3 1 吉田 広樹 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'51.074 11.172 0.622 147.891
22 6 ST-2 1 菊地 靖 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'52.059 12.157 0.985 146.591
23 13 ST-2 2 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'52.588 12.686 0.529 145.902
24 311 ST-3 2 平峰 一貴 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'52.734 12.832 0.146 145.713
25 39 ST-3 3 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.760 12.858 0.026 145.679
26 15 ST-3 4 小松 一臣 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'52.930 13.028 0.170 145.460
27 7 ST-2 3 岡田 衛 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'53.223 13.321 0.293 145.084
28 63 ST-3 5 阪口 良平 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'53.331 13.429 0.108 144.945
29 225 ST-2 4 荒川 麟 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.451 13.549 0.120 144.792
30 25 ST-3 6 白坂 卓也 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.576 13.674 0.125 144.633
31 743 ST-2 5 木立 純一 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.509 15.607 1.933 142.212
32 86 ST-4 1 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'55.823 15.921 0.314 141.827
33 28 ST-Q 3 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'56.617 16.715 0.794 140.861
34 59 ST-2 6 後藤 比東至 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.355 17.453 0.738 139.975
35 61 ST-Q 4 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 1'57.410 17.508 0.055 139.910
36 884 ST-4 2 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.151 18.249 0.741 139.032
37 56 ST-2 7 山田 遼 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.323 18.421 0.172 138.830
38 18 ST-4 3 藤原 大輝 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 1'58.741 18.839 0.418 138.341
39 32 ST-Q 5 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'00.540 20.638 1.799 136.277
40 60 ST-4 4 塩谷 烈州 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'01.227 21.325 0.687 135.504
41 55 ST-Q 6 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'04.607 24.705 3.380 131.829
42 50 ST-5 1 松村 浩之 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.750 24.848 0.143 131.678
43 17 ST-5 2 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'04.921 25.019 0.171 131.498
44 4 ST-5 3 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.984 25.082 0.063 131.431
45 72 ST-5 4 金井 亮忠 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.336 25.434 0.352 131.062
46 88 ST-5 5 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'05.601 25.699 0.265 130.786
47 104 ST-5 6 佐々木 孝太 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'05.921 26.019 0.320 130.453
48 66 ST-5 7 貫戸 幸星 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'05.941 26.039 0.020 130.433
49 110 ST-5 8 古谷 悠河 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'05.983 26.081 0.042 130.389
50 65 ST-5 9 青合 正博 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.520 26.618 0.537 129.836
51 67 ST-5 10 内山 慎也 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'06.534 26.632 0.014 129.821
52 11 ST-5 11 佐藤 勝博 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'07.044 27.142 0.510 129.300
53 222 ST-5 12 田中 真典 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'07.359 27.457 0.315 128.980
54 37 ST-5 13 加藤 芳皓 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'09.683 29.781 2.324 126.669
55 290 ST-5 14 伊藤 大輔 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.735 31.833 2.052 124.696
- 244 ST-Q - 田中 徹 Nissan Z Racing Concept Max Racing no time - - -
---- 以上基準タイム予選通過 ----
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 81 藤波 清斗 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'39.902 - - 164.429
2 62 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'40.266 0.364 0.364 163.832
3 9 柴田 優作 MP Racing GT-R MP Racing 1'40.281 0.379 0.015 163.808
4 888 高木 真一 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'40.507 0.605 0.226 163.439
5 31 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'40.990 1.088 0.483 162.658
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 21 宮田 莉朋 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'47.319 - - 153.065
2 22 千代 勝正 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'47.405 0.086 0.086 152.943
3 885 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'47.887 0.568 0.482 152.259
4 310 坪井 翔 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'47.915 0.596 0.028 152.220
5 500 太田 格之進 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'48.740 1.421 0.825 151.065
6 19 TAKESHI BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'49.097 1.778 0.357 150.571
7 505 加賀美 綾佑 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'50.452 3.133 1.355 148.723
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 3 菅波 冬悟 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.714 - - 152.504
2 230 松田 次生 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.159 1.445 1.445 150.485
3 28 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'56.617 8.903 7.458 140.861
4 61 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 1'57.410 9.696 0.793 139.910
5 32 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'00.540 12.826 3.130 136.277
6 55 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'04.607 16.893 4.067 131.829
7 244 田中 徹 Nissan Z Racing Concept Max Racing no time - - -
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 97 中野 信治 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'49.201 - - 150.427
2 75 蘇武 喜和 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'49.715 0.514 0.514 149.722
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 2 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'45.773 - - 155.302
2 47 織戸 学 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'46.487 0.714 0.714 154.261
3 38 中山 雄一 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.390 2.617 1.903 151.553
4 8 砂子 塾長 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'50.118 4.345 1.728 149.175
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 6 菊地 靖 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'52.059 - - 146.591
2 13 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'52.588 0.529 0.529 145.902
3 7 岡田 衛 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'53.223 1.164 0.635 145.084
4 225 荒川 麟 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.451 1.392 0.228 144.792
5 743 木立 純一 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.509 3.450 2.058 142.212
6 59 後藤 比東至 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.355 5.296 1.846 139.975
7 56 山田 遼 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.323 6.264 0.968 138.830
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudye Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 52 吉田 広樹 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'51.074 - - 147.891
2 311 平峰 一貴 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'52.734 1.660 1.660 145.713
3 39 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.760 1.686 0.026 145.679
4 15 小松 一臣 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'52.930 1.856 0.170 145.460
5 63 阪口 良平 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'53.331 2.257 0.401 144.945
6 25 白坂 卓也 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.576 2.502 0.245 144.633
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 86 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'55.823 - - 141.827
2 884 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.151 2.328 2.328 139.032
3 18 藤原 大輝 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 1'58.741 2.918 0.590 138.341
4 60 塩谷 烈州 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'01.227 5.404 2.486 135.504
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 50 松村 浩之 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.750 - - 131.678
2 17 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'04.921 0.171 0.171 131.498
3 4 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.984 0.234 0.063 131.431
4 72 金井 亮忠 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.336 0.586 0.352 131.062
5 88 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'05.601 0.851 0.265 130.786
6 104 佐々木 孝太 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'05.921 1.171 0.320 130.453
7 66 貫戸 幸星 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'05.941 1.191 0.020 130.433
8 110 古谷 悠河 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'05.983 1.233 0.042 130.389
9 65 青合 正博 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.520 1.770 0.537 129.836
10 67 内山 慎也 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'06.534 1.784 0.014 129.821
11 11 佐藤 勝博 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'07.044 2.294 0.510 129.300
12 222 田中 真典 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'07.359 2.609 0.315 128.980
13 37 加藤 芳皓 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'09.683 4.933 2.324 126.669
14 290 伊藤 大輔 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.735 6.985 2.052 124.696
---- 以上基準タイム予選通過 ----
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 888 ST-X 1 マーティン・ベリー Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'41.709 - - 161.508
2 62 ST-X 2 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'42.197 0.488 0.488 160.737
3 31 ST-X 3 永井 秀貴 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.481 0.772 0.284 160.291
4 9 ST-X 4 JOE SHINDO MP Racing GT-R MP Racing 1'43.841 2.132 1.360 158.192
5 81 ST-X 5 大八木 信行 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'44.878 3.169 1.037 156.628
6 2 ST-1 1 井田 太陽 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'47.106 5.397 2.228 153.370
7 47 ST-1 2 浜 健二 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'47.847 6.138 0.741 152.316
8 3 ST-Q 1 小河 諒 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.858 6.149 0.011 152.300
9 38 ST-1 3 堤 優威 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.939 7.230 1.081 150.789
10 500 ST-Z 1 大塚 隆一郎 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'49.168 7.459 0.229 150.473
11 230 ST-Q 2 平手 晃平 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.879 8.170 0.711 149.499
12 *310 ST-Z 2 山崎 学 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'50.216 8.507 0.337 149.042
13 885 ST-Z 3 HIRO HAYASHI シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'50.367 8.658 0.151 148.838
14 22 ST-Z 4 KIZUNA Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'50.659 8.950 0.292 148.445
15 244 ST-Q 3 田中 哲也 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'50.736 9.027 0.077 148.342
16 75 ST-TCR 1 塚田 利郎 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'51.413 9.704 0.677 147.441
17 8 ST-1 4 木下 隆之 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'51.938 10.229 0.525 146.749
18 52 ST-3 1 服部 尚貴 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'52.188 10.479 0.250 146.422
19 39 ST-3 2 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.478 10.769 0.290 146.045
20 97 ST-TCR 2 遠藤 光博 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.606 10.897 0.128 145.879
21 19 ST-Z 5 鈴木 建自 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'52.789 11.080 0.183 145.642
22 225 ST-2 1 平良 響 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.844 12.135 1.055 144.292
23 25 ST-3 3 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.914 12.205 0.070 144.204
24 13 ST-2 2 伊東 黎明 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'53.931 12.222 0.017 144.182
25 6 ST-2 3 冨桝 朋広 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.063 12.354 0.132 144.015
26 15 ST-3 4 長島 正明 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.352 12.643 0.289 143.651
27 505 ST-Z 6 岡本 武之 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'54.446 12.737 0.094 143.533
28 7 ST-2 4 藤井 芳樹 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.465 12.756 0.019 143.509
29 *311 ST-3 5 塩津 佑介 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.484 12.775 0.019 143.486
30 28 ST-Q 4 蒲生 尚弥 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'55.236 13.527 0.752 142.549
31 743 ST-2 5 石垣 博基 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.740 14.031 0.504 141.928
32 63 ST-3 6 堀田 誠 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'55.964 14.255 0.224 141.654
33 21 ST-Z 7 本多 秀朗 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.193 14.484 0.229 141.375
34 86 ST-4 1 河野 駿佑 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'56.611 14.902 0.418 140.868
35 59 ST-2 6 大澤 学 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.713 16.004 1.102 139.550
36 884 ST-4 2 石川 京侍 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.624 16.915 0.911 138.478
37 56 ST-2 7 廣田 築 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.828 17.119 0.204 138.240
38 32 ST-Q 5 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 1'58.867 17.158 0.039 138.195
39 60 ST-4 3 瀬戸 貴巨 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'00.530 18.821 1.663 136.288
40 18 ST-4 4 浅野 武夫 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'00.929 19.220 0.399 135.838
41 4 ST-5 1 太田 侑弥 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.528 22.819 3.599 131.913
42 50 ST-5 2 山西 康司 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.538 22.829 0.010 131.902
43 67 ST-5 3 安井 亮平 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'05.770 24.061 1.232 130.610
44 72 ST-5 4 山野 哲也 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.791 24.082 0.021 130.588
45 55 ST-Q 6 寺川 和紘 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'05.959 24.250 0.168 130.414
46 17 ST-5 5 吉岡 一成 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'05.975 24.266 0.016 130.397
47 65 ST-5 6 外園 秋一郎 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.088 24.379 0.113 130.280
48 66 ST-5 7 武地 孝幸 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'06.182 24.473 0.094 130.183
49 104 ST-5 8 吉田 綜一郎 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'06.190 24.481 0.008 130.175
50 11 ST-5 9 馬場 優輝 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.408 24.699 0.218 129.951
51 222 ST-5 10 竹内 敏記 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'06.726 25.017 0.318 129.625
52 110 ST-5 11 坂 裕之 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'06.742 25.033 0.016 129.608
53 *88 ST-5 12 村上 博幸 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.142 25.433 0.400 129.200
54 37 ST-5 13 野上 達也 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'10.788 29.079 3.646 125.599
55 290 ST-5 14 横尾 優一 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.782 30.073 0.994 124.651
56 61 ST-Q 7 井口 卓人 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 3'40.906 1'59.197 1'29.124 74.361
---- 以上基準タイム予選通過 ----
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 888 マーティン・ベリー Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'41.709 - - 161.508
2 62 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'42.197 0.488 0.488 160.737
3 31 永井 秀貴 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.481 0.772 0.284 160.291
4 9 JOE SHINDO MP Racing GT-R MP Racing 1'43.841 2.132 1.360 158.192
5 81 大八木 信行 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'44.878 3.169 1.037 156.628
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 500 大塚 隆一郎 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'49.168 - - 150.473
2 *310 山崎 学 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'50.216 1.048 1.048 149.042
3 885 HIRO HAYASHI シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'50.367 1.199 0.151 148.838
4 22 KIZUNA Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'50.659 1.491 0.292 148.445
5 19 鈴木 建自 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'52.789 3.621 2.130 145.642
6 505 岡本 武之 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'54.446 5.278 1.657 143.533
7 21 本多 秀朗 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.193 7.025 1.747 141.375
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 3 小河 諒 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.858 - - 152.300
2 230 平手 晃平 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.879 2.021 2.021 149.499
3 244 田中 哲也 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'50.736 2.878 0.857 148.342
4 28 蒲生 尚弥 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'55.236 7.378 4.500 142.549
5 32 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 1'58.867 11.009 3.631 138.195
6 55 寺川 和紘 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'05.959 18.101 7.092 130.414
7 61 井口 卓人 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 3'40.906 1'53.048 1'34.947 74.361
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 75 塚田 利郎 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'51.413 - - 147.441
2 97 遠藤 光博 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.606 1.193 1.193 145.879
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 2 井田 太陽 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'47.106 - - 153.370
2 47 浜 健二 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'47.847 0.741 0.741 152.316
3 38 堤 優威 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.939 1.833 1.092 150.789
4 8 木下 隆之 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'51.938 4.832 2.999 146.749
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 225 平良 響 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.844 - - 144.292
2 13 伊東 黎明 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'53.931 0.087 0.087 144.182
3 6 冨桝 朋広 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.063 0.219 0.132 144.015
4 7 藤井 芳樹 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.465 0.621 0.402 143.509
5 743 石垣 博基 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.740 1.896 1.275 141.928
6 59 大澤 学 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.713 3.869 1.973 139.550
7 56 廣田 築 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.828 4.984 1.115 138.240
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 52 服部 尚貴 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'52.188 - - 146.422
2 39 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.478 0.290 0.290 146.045
3 25 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.914 1.726 1.436 144.204
4 15 長島 正明 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.352 2.164 0.438 143.651
5 *311 塩津 佑介 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.484 2.296 0.132 143.486
6 63 堀田 誠 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'55.964 3.776 1.480 141.654
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 86 河野 駿佑 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'56.611 - - 140.868
2 884 石川 京侍 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.624 2.013 2.013 138.478
3 60 瀬戸 貴巨 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'00.530 3.919 1.906 136.288
4 18 浅野 武夫 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'00.929 4.318 0.399 135.838
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 4 太田 侑弥 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.528 - - 131.913
2 50 山西 康司 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.538 0.010 0.010 131.902
3 67 安井 亮平 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'05.770 1.242 1.232 130.610
4 72 山野 哲也 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.791 1.263 0.021 130.588
5 17 吉岡 一成 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'05.975 1.447 0.184 130.397
6 65 外園 秋一郎 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.088 1.560 0.113 130.280
7 66 武地 孝幸 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'06.182 1.654 0.094 130.183
8 104 吉田 綜一郎 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'06.190 1.662 0.008 130.175
9 11 馬場 優輝 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.408 1.880 0.218 129.951
10 222 竹内 敏記 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'06.726 2.198 0.318 129.625
11 110 坂 裕之 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'06.742 2.214 0.016 129.608
12 *88 村上 博幸 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.142 2.614 0.400 129.200
13 37 野上 達也 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'10.788 6.260 3.646 125.599
14 290 横尾 優一 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.782 7.254 0.994 124.651
---- 以上基準タイム予選通過 ----
CarNo. 88, 310, 47は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回タイムは採用されない。
CarNo. 65は、スーパー耐久競技規則第10条(1)(グループボード無視)により、予選結果より2グリッド降格のペナルティーを科す。
JAF-F4地方選手権シリーズ第2戦決勝は5月14日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションからスタートしたハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)がスタートで金井亮忠(チームNATS・正義・001)の先行を許すも2周目の第1コーナーでトップを奪い返し、その後はセーフティカー(SC)ランを挟んで一度も首位を譲らず、昨年9月のもてぎ戦以来の優勝を飾った。
第2戦決勝は 予選に比べて気温、路面温度が上昇し完全にドライコンディション。ただし風がかなり強くメインストレートでは追い風となっている。コースインでは負傷欠場となった石川賢志の代役としてJAF-F4初出場を果たす事となった大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)が、ピットロード出口でエンジンをストールさせてしまい、ぎりぎりピットロード閉鎖直前にコースに入り10番グリッドに到着。見守る石川をやきもきさせる一幕もあった。
午後3時45分にフォーメーションラップ開始、全車グリッドに着くとレッドシグナルが消灯、スタートを切った。
ポールシッターの伊澤はややスタートの蹴り出しが弱く、対照的に抜群のスタートを切ったのがフロントロウに並ぶ金井で、第1コーナー進入で伊澤の前に出てトップへ、伊澤は2位。また予選6番手で3列目スタートの佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)も4位にジャンプアップ、3番手スタートの佐藤樹(MARUSAN★ミスト)のすぐ背後につける。
オープニングラップを終えて金井が先頭だが、予選でもストレートスピードの速さがあった伊澤がスリップストリームから抜け出て0.019秒差とほぼ並びかけてコントロールラインを通過、その勢いのまま第1コーナー進入で前に出てトップを奪い返す。3位の佐藤は後方から迫る佐々木を牽制する為かこの2台から2.827秒離され、背後の佐々木には0.454秒差でプレッシャーをかけられる。
2周目に伊澤は0.906秒まで金井を引き離し、さらに3周目にはそこまでの最速タイムを出し、1.646秒までギャップを拡げ独走態勢に入るかに見えたが4周目、SCランが宣言される。これはスタート後一度は9位に順位を上げていた大川が3周目に入るとスローダウン、ハイポイントコーナーのアウト側で停止してしまい、再スタートができない状態になったことによる措置だ。大川は予選でも燃料系のトラブルがあると訴えていたが、残念ながら決勝でもその症状が出てしまったとのこと。
このSCランは5周に及び、8周目にSCがコースから外れて9周目のコントロールラインからレースは再開。隊列をコントロールする伊澤のタイミングを見計らった金井が0.269秒と背後に迫るも伊澤は隙を見せずに第1~第3コーナーまでを通過。その後方では佐藤対佐々木の3位争いが再開する。
伊澤は9周目に0.920秒と再度金井との差を開き始め、金井はむしろ0.694秒と背後に迫りつつ3位を争う佐藤と佐々木の圧を感じることになる。10周目伊澤は1分23秒828とファステストラップを更新して金井を1.796秒差に突き放し、金井~佐藤~佐々木はそれぞれ0.422秒、0.569秒のギャップで連なって走行。5位黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)は1.356秒と引き離されつつある。
金井のペースが上がらないのか2位争いの3台は接近したまま11周目を走り、最終コーナーを佐藤がイン側からコンパクトにクリアすると金井のスリップに入りテール・ツー・ノーズ状態となり0.093秒差でコントロールラインを通過し、12周目の第1コーナーでイン側から並走すると第2コーナー進入でオーバーテイクに成功、2位に上がる。この2台の攻防の隙に佐々木も接近、2位を失った金井をセクター2で攻略して佐々木が3位浮上、金井は4位までドロップする。
12周目、13周目と伊澤は立て続けにファステストラップを更新、2位佐藤に対し4.659秒と大差をつける。佐藤と3位佐々木の差は0.746秒、佐々木と4位金井は0.736秒と気が抜けない状態だが終盤に向かい順位争いと合わせて明日の第3戦のグリッド争いにも注目が集まり出す。第3戦のスターティンググリッドは第2戦での各自のベストタイム順で決まるためだ。
ここまではラップごとにファステストを更新している伊澤が1分23秒215でポールポジションの権利を有することになり、2番手は23秒360の佐藤ということになる。この2台を含めて第3戦のスタート順を有利にすべく終盤まで自己ベストのタイムを出す選手が出てくる。そして14周目に佐藤が23秒259と伊澤に迫るとファイナルラップ、伊澤がトップでチェッカードフラッグを受け優勝と22秒834のベストタイムをマーク、しかし4.577秒後に2位でフィニッシュラインを通過した佐藤は22秒812と0.022秒伊澤を上回り、第3戦のポールポジションを獲得した。
3位は佐々木、こちらも15周目に自己ベストを更新する23秒256をマーク、第3戦は3番グリッドからのスタートとなる。終盤に失速した金井だが黒沼からの攻勢はしのぎ切って4位フィニッシュ。しかし自己ベストは黒沼の24秒214に及ばぬ24秒354でず第3戦のセカンドロウは確保できず。河野と並んで3列目からのスタートとなる。
ジェントルマンクラスは優勝が伊澤、2位が河野、3位が総合7位の武居義隆(CMSルノー)という結果になった。
■決勝後のコメント
優勝 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)
「スタートは案の定失敗してしたが、大失敗というほどではなかったので、それほど後れを取らずに行けた。(SC明けからは順調だった?)クルマが転がっていればスタートの不得手なのが出ないので(笑)。明日は2番手からのスタートなので、ミスのないように。佐々木孝太さんと一緒に走れることが(レースを学ぶ)チャンスなので、頑張る」
2位 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)
「(明日はポールポジションから)ポールを目指していたのでよかった。SC明けに2位に浮上した後の佐々木選手からのプレッシャーは?)バックストレートでは追いつかれて抜かれそうな感じもあったが、馬の背からは自分の方が速かった。なのでバックストレートで行かれなければ大丈夫だとは思っていた。今日はスタート失敗したので、明日はスタート決めて、逃げられればいいなと思う」
3位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)
「(SC明けのオーバーテイクは?)佐藤君が(金井選手を)オーバーテイクしようとしていてペースが上がっていなかったので、そこでバトルすると2台がロスするからチャンスがあるなと思っていた。そうしたらちょうどよく入れた。あわよくば佐藤君まで抜きたかったのだが、それは難しかった。自分の方がペース速いかというと、そこまでではなかった。追いつけるけど抜けるほどではなかった。もうちょっとクルマを仕上げて、明日頑張る」
4位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)
「スタートはうまく決まってトップに出られたが、やっぱりハンマーさん1周目から速くて2周目に入るストレートでやられてしまった。頑張ってついていこうかと思ったのだが。(SC明けに立て続けに抜かれた状況は?)第1コーナーでブロックしようとしたがアウトから行かれてしまい、孝太さんも佐藤選手の後ろにピッタリついていて、自分の行き場がなかった。(クルマの調子は?)予選のデータから、大きくセットを変更したのだが、結果的にそれはよくなかった。明日はそこを修正すれば予選と同じくらいの走りはできると思う」
5位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)
「(終盤72号車まであと少しだったが?)追いつけるのは、金井先生よりペースがいいのでわかっていたが、抜く余力がなかった。正直トップは見えない感じで厳しい状況だった。スタートはうまく決まったので、プラスに考えて明日はセッティングを大幅変更して、テストだと思って今後につながるようにしたい」
6位 55号車・河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)
「よく言えば安定したペースだが、悪く言えばついて行けてなかった。もうちょっと(前に)ついて行きたかった。トップ5台は1周目から速いので、それについていく、というのが今回の目標で、あと黒沼選手のタイムは近かったので、そこになんとか肉薄してあわよくば、ぐらいの感じで考えていたので、まぁまぁ順当なポジションでよかった。明日に向けてもスピードの差でいけば同じような感じなので、最低6位、あわよくば5位を狙う」
R 16号車・大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)
「症状的にはガス欠みたいなのだが燃料は入っているので、まだ原因わからない。予選でも似たような症状があった。燃料吸い上げないのか何か制御の問題なのか・・。エンジン止まってはいないのだがアクセル踏んでも吹けない感じで、結局止まってしまった。明日に向けてこれから調べる」
JAF-F4第3戦は5月15日に同じくスポーツランドSUGOで開催される。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
Asako SHIMA
JAF-F4地方選手権シリーズ第2戦は5月14日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)が金井亮忠(チームNATS・正義・001)に0.256秒差をつけてポールポジションを獲得した。
もてぎでの開幕戦から約2か月のインターバルで開催された第2戦。そのブランクを埋めるためか前日にはスポーツ走行と占有走行で計5回、本日も朝に1回と走行機会が与えられていたがほとんどが雨で完全なドライコンディションでは走れておらず、予選前のコメントではセッティングの確認が不十分という声も聞かれた。
エントリーは16台。その中で石川賢志(HMRハンマーR☆ハヤテ)は前日のスポーツ走行でクラッシュ。マシンのダメージは修復なったものの石川自身が足を負傷。急遽スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ戦を戦う大川烈弥を代役に立てた。大川は初めてのJAF-F4ドライブだが前日はまったく走れておらず、朝のスポーツ走行でウエット路面を走ったのみで予選から戦うことになった。
20分間の予選は午後1時にコースオープン。朝まで雨が降っていたスポーツランドSUGOは気温上昇で路面コンデションは改善しつつあるがモニターで見ると一部湿っているように見えるコーナーもあった。それでも全車スリックタイヤを装着してコースインした。しかし計測ラップが始まる前に開幕戦でポール・ツー・ウィンを飾った佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)と安井和明(NAVY★RK-01)の2台が相次いでピットインする。トラブルか?
各車ウォームアップを終えて残り15分ごろからタイムアタックを開始する。まずは伊澤が1分24秒831を出してトップ、続いて前回デビュー戦で佐々木とポールポジションを争った佐藤樹(MARUSAN★ミスト)が25秒363で2番手につける。3番手は25秒626で金井亮忠(チームNATS・正義・001)。金井は今回からピットクルーをつとめる日本自動車大学校の生徒が代替わりし、全員初めてのレース参加という状態。新品のツナギに身を包んだ生徒はまだぎこちなさが残るがテキパキと動く。
残り13分、伊澤は24秒202、佐藤も24秒463と1分24秒台に入れる。3番手には黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)が24秒577で上がってくる。昨年ここSUGOのレースでは魔物に付きまとわれたのかマシントラブルに起因するジャンプスタートやそれに対するドライブスルーペナルティ消化時の速度違反などなど散々な目にあった黒沼だけにリベンジしたいところだ。
伊澤はさらにペースを上げて23秒745、23秒264とタイムを詰める。佐藤も23秒979と23秒台で追うがここで金井が23秒702を出して2番手に浮上。昨年ここSUGOでコースレコードを叩き出したマシンの素性の良さは変わらないようだ。黒沼は自己ベストを更新するも4番手、河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)が5番手へ浮上して残り10分と折り返し。ここで今回急遽デビューの大川が8番手までポジションを上げてくる。
残り9分、佐藤が23秒678を出して金井を抜き再度2番手へ上がる。しかし金井はセクター1、セクター3で全体ベストを出すと23秒514でコントロールラインを通過。2番手を奪回し、さらにタイムを削り残り6分で23秒279と、23秒254を出した伊澤に0.025秒差まで迫る。開始直後にピットインしていた佐々木は残り8分でコースに復帰、すぐさま25秒818で6番手に上がってくるが、開幕戦のようなスピードがない状態でそこからが伸びない。
残り3分を切り伊澤~金井~佐藤~黒沼~河野~佐々木の順は変わらず。残り2分。伊澤はセクター2で全体ベストとさらにタイムアップを目指す一方で金井はピットイン、ここで予選を終了する。伊澤は23秒093をマーク。
20分間の予選が終了、チェッカー後の周回で伊澤はさらに23秒023までタイムを更新。予選開始後5分でトップに立って以来一度もその座を譲ることなくポールポジションを決めた。以下金井~佐藤~黒沼~河野~佐々木の順となった。
9台が出走のジェントルマンクラスは伊澤~河野に続いて全体8位の武居義隆(CMSルノー)が3番手となった。
■予選後のコメント
ポールポジション 19号車・ハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)1分23秒023
「コンディションが悪かったのか、タイムは伸びなかった。(ラップタイムの)電光掲示板も直射日光が当たって見えなくて、自分がトップだとは思っていなかったので意外だ。マシンの方も(路面の)コンディションが悪いせいかグリップ感がいまいちだった。ただ皆さんも苦労していたのだろうからこの結果になったとは思う。(決勝に向けては?)なんとかスタートを決められれば、と思う」
2位 72号車・金井亮忠(チームNATS・正義・001)1分23秒279 トップとの差0.256秒
「(時間を残してピットに戻って来たが?)これ以上はタイム出ないと思った。前半は単独で走れていたが、あのままアタックしても次の周回あたりで前につかえてしまうし、クールダウンしてタイヤを冷やしてもタイムが出なくなってしまうので、決勝にタイヤ温存する意味でも(あれ以上は)厳しいかな、と思った。(走行後に話し込んでいたが、納得いかない部分が?)前回のもてぎ以降走っていなくて、昨日もドライでは実質1回しか走れていない、なのでセットも分からない状態で走っているので、いろいろアジャストしないとダメかな、と、そのあたりの話をしていた。ただ大きく外してはいないと思うので、フィーリングもそんなに悪くない。細かい部分を煮詰めていく」
3位 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)1分23秒678 トップとの差0.655秒
「(路面コンデションで苦労した?)実はこのクルマ(前回もてぎ戦とは別の車両)ステアリングが重くて、FIA-F4よりも重い。それで手アンダー(ハンドル重くて回し切れない状態)になって走れなかった。(ドライでそれがより顕著に出た?)そんな状態だ。(決勝に向けては?)もう耐えるしかない(苦笑)。前回乗った車両と比べても全然重い。何が原因なのかわからないし、正直ヤバいが、頑張る」
4位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)1分24秒233 トップとの差1.210秒
「(途中からタイムが伸び悩んだ?)タイヤ温まってからが、タイムが伸びなくて、周りもそうだったと思うが、空気圧をちょっと見直ししないといけない。ちょっとタイム差が離れているので(決勝に向けて)セッティングを考えないといけない。トップ集団について行けるように、頑張る」
5位 55号車・河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)1分24秒583 トップとの差1.406秒
「伊澤さんから1秒以内くらいを目指していたのだが。(路面)コンディションが途中から滑るようになってきて、後半もうダメかなと思ってしまうと、やっぱりダメだった。前半でタイムを出しておいてよかった。(タイヤの問題?)タレてハイポイントコーナーとか、かなりリヤ(のグリップ不足)が来ていた。みんなそうだとは思うが、終盤タイム上げて来たのは伊澤さんだけで、どこが違うのか。今日午後は気温が上がってきて夏みたいな感じになりそうなので、結構大変かもしれない」
6位 6号車・佐々木孝太(スーパーウインズ&ISP)1分24秒429 トップとの差1.560秒
「1周目にちょっと当たってしまってピットインした。タイロッドが曲がったのかと思ったのだが、ステアリングのギアがずれてしまって、センター(の位置)が変な場所に行ってしまっていた。ピットで応急処置をしたが、それがやりすぎで、今度は反対になって、右コーナーでロックまで回しても曲がれない状態になってしまった。残念だけど仕方ない。決勝までにはなおるし、何とか追い上げて行ければいいなと思う。(前からスタートで独走されるより見ている方は楽しいかと?)(笑)抜くのは中々大変だと思うが、ちょっとはいいレースできるように頑張る」
10位 16号車・大川烈弥(HMRハンマーR☆ハヤテ)1分25秒993 トップとの差2.970秒
「(JAF-F4初レースだが?)まず単純に嬉しいとういかありがたい話を頂けた。何が起きるか分からないが、スーパーFJにも乗っているので、その感覚をどちらにもフィードバックできるようにしたいと思う。SUGOがいままで一番走ったサーキットなので、いつもの感じをベースに、ただ同じフォーミュラとは言え別物のクルマなのでそこを自分なりにアジャストしてやっていければ、と思う。なにしろ今日の朝走ったのが初めてで、朝はウエットだったので(今の予選が)初のドライでの走行だった。なのでいきなり(自分の)調整から入った。JAF-F4がどういうクルマか知るというのも含めて、まずは準備よりきちんと完走する事が目標だ」
決勝は午後3時45分開始予定。前回圧勝の佐々木が6番手スタートからどう追い上げるかに注目が集まる。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/14) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 19 G 1 ハンマー 伊澤 弁アルカディア☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) 15 26'42.629 - -
2 5 佐藤 樹 MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS 15 26'47.206 4.577 4.577
3 6 佐々木 孝太 スーパーウインズ&ISP ZAP F108 15 26'48.661 6.032 1.455
4 72 金井 亮忠 チームNATS・正義・001 NATS 001 15 26'52.946 10.317 4.285
5 92 黒沼 聖那 ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 15 26'53.461 10.832 0.515
6 55 G 2 河野 靖喜 ハンマーレーシング☆RISING 疾風(ハヤテ) 15 26'57.289 14.660 3.828
7 99 G 3 武居 義隆 CMSルノー フォーミュラルノー 15 27'09.795 27.166 12.506
8 38 G 4 安井 和明 NAVY★RK-01 B-MAX RK-01 15 27'10.264 27.635 0.469
9 3 G 5 船井 俊仁 ファーストガレージ&Sウインズ ZAP F108 15 27'10.668 28.039 0.404
10 86 川原 悠生 ファーストガレージ&Sウインズ OSCAR SK97 15 27'11.009 28.380 0.341
11 70 山口 登唯 BLUE MAX・AAA・RK B-MAX RK-01 15 27'11.311 28.682 0.302
12 9 G 6 KAMIKAZE スーパーウインズ&ISP FR 2.0 15 27'11.534 28.905 0.223
13 34 G 7 三浦 勝 CMS NUTECルノー ルノーFC106 15 27'13.784 31.155 2.250
14 0 G 8 渡辺 義人 チームNATS・エクシズWXR WXR MK-2 15 27'25.745 43.116 11.961
15 8 G 9 米谷 浩 KK・ヨネタニ Dallara F307 15 27'25.852 43.223 0.107
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
- 16 大川 烈弥 HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) 2 3'13.559 13Laps 13Laps
Fastest Lap: CarNo. 5 佐藤樹(MARUSAN★ミスト) 1'22.812 (15/15) 155.912 km/h
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2022/05/14) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 19 G 1 ハンマー 伊澤 弁アルカディア☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) 1'23.023 - - 155.516
2 72 金井 亮忠 チームNATS・正義・001 NATS 001 1'23.279 0.256 0.256 155.038
3 5 佐藤 樹 MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS 1'23.678 0.655 0.399 154.299
4 92 黒沼 聖那 ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 1'24.233 1.210 0.555 153.282
5 55 G 2 河野 靖喜 ハンマーレーシング☆RISING 疾風(ハヤテ) 1'24.429 1.406 0.196 152.926
6 6 佐々木 孝太 スーパーウインズ&ISP ZAP F108 1'24.583 1.560 0.154 152.648
7 70 山口 登唯 BLUE MAX・AAA・RK B-MAX RK-01 1'25.710 2.687 1.127 150.641
8 99 G 3 武居 義隆 CMSルノー フォーミュラルノー 1'25.795 2.772 0.085 150.491
9 86 川原 悠生 ファーストガレージ&Sウインズ OSCAR SK97 1'25.818 2.795 0.023 150.451
10 16 大川 烈弥 HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) 1'25.993 2.970 0.175 150.145
11 9 G 4 KAMIKAZE スーパーウインズ&ISP FR 2.0 1'26.008 2.985 0.015 150.119
12 34 G 5 三浦 勝 CMS NUTECルノー ルノーFC106 1'26.357 3.334 0.349 149.512
13 38 G 6 安井 和明 NAVY★RK-01 B-MAX RK-01 1'26.461 3.438 0.104 149.332
14 3 G 7 船井 俊仁 ファーストガレージ&Sウインズ ZAP F108 1'26.739 3.716 0.278 148.853
15 8 G 8 米谷 浩 KK・ヨネタニ Dallara F307 1'28.050 5.027 1.311 146.637
16 0 G 9 渡辺 義人 チームNATS・エクシズWXR WXR MK-2 1'28.765 5.742 0.715 145.456
---- 以上基準タイム(130% - 1'48.325)予選通過 ----
2022年のSUPER GT Rd.2が、5月3日〜4日、富士スピードウエイで開催された。
今シーズンはRd.2、Rd.4、Rd.5の3大会に450kmレースが予定されており、今大会が最初のロングレースとなる。
これまでGWに富士スピードウエイで行われるレースは500kmが恒例だったが、この450kmレースには最低2度の給油が義務付けられており、ピットインのタイミングが肝となることは間違いない。
Arnage Racingは、この長丁場にレギュラードライバーである、加納選手、阪口選手に加え、公式テスト富士にてルーキーテストに合格し、遅咲きのGTデビューを果たした松本武士こと末廣武士選手を第3ドライバーとして登録。
3人のドライバーの激走でポイント獲得を目指したいところだった。
開幕戦から2週間のインターバルの間に、ファクトリーでは開幕戦で負ったサイドステップの小傷を修理し、メンテナンスを行った。シーズン開幕に先立って行われた3月の富士テストでは、悪天候のために満足のいくデータを取ることができていなかったが、開幕戦の際にリアの荷重不足によるタイヤ摩耗が発生していたため、その対策として、もう少しリアに荷重が乗るような方向性のセットアップを入れることにした。
5/2 予選日
前日の搬入日とは打って変わって、富士スピードウエイは晴天に恵まれ、午前中の公式練習は阪口選手がマシンのチェックをするところからスタートした。
まずコースに出た阪口選手は、持ち込みのセットで走行を開始したが、リアの薄さを訴えたため、チームはマシンをピットに戻し、更にリアに荷重が残るような方向性でセットを見直した。しかし、大きな効果は得られなかった。そこでチームは、タイヤのコンパウンドを前後で変えてみるテストを実施した。このコンビネーションにより、予想外の改善が見られ、チームはそのセットをリファインして煮詰めていった。
その後ドライブした末廣選手も、リアがどっしりしていて良くなったというコメントを出したが、同時にクラッチが不調となって、午前中の公式練習の終了間近、ドライバーがクラッチがすべると訴えたため、チームは走行を終えることにしてマシンをピットに戻し、修復にあたった。
メカニックが駆動系をチェックしたところ、クラッチ交換の必要があり、チームは公式練習後に実施されたFCY訓練に出走することを断念、クラッチを新しいものに交換した。
しかし予選開始の時間が迫るなか、今度はクラッチが切れないトラブルが発覚する。
クラッチが切れないと発進することができず、予選出走は危ぶまれた。
予選開始。B組から出走予定のArnage Racingは、B組のライバルマシンが全て出走するのを見計らって、Q1担当の阪口選手がエンジンを始動。富士スピードウェイのピットロードの傾斜を利用して、うまく一速を繋げ、無事ピットロード出口からコースインすることができた。「ラッキー!」と阪口選手が無線で叫びアタックに向けての走行を開始しようとした直後、今度は「クラッチが滑る!」と悲痛な声が無線から聞こえた。
チームは予選を戦うことを諦め、阪口選手をピットに呼び戻した。
予選でのタイム計測ができなかったArnage Racingは、翌日の決勝への出走を乞う嘆願書を大会組織委員会に提出し、翌朝再車検を受けることになった。
5/4 決勝日
Rd.2富士はGWの開催のため、決勝は日曜日ではなく、水曜日の開催となる。
決勝の朝も早朝から青空が広がり、雨の心配は全くない絶好のレース日和となった。
前日、予選でのタイム計測ができなかったため、チームは早朝に再車検を受けて無事合格、決勝を最後尾から出走する許可を得ることができた。
その後、前日のトラブル修復に追われてできなかったピット練習を、ドライバー含めチーム全体で行った。
また、レース前のウォームアップ走行で、チームは加納選手に決勝後半で使う予定の新しいタイヤの皮むきをさせ、そのあと乗り込んだ末廣選手がマシンのバランスをチェック、最後ドライバーチェンジのシミュレーションのために阪口選手が末廣選手と交代して、ウォームアップ走行を終えた。
チームは前日にこなせなかったチェック項目をなんとか確認することができ、決勝のときを待った。
富士スピードウェイには、コロナ禍以前に戻ったかのような大観衆が詰めかけていた。
午後2時半、爽やかな青空の下、フォーメーションラップのあと今シーズン初めてのロングレースとなる450kmレースがスタート。
予選不出走のため、最後尾28番手からスタートとなるArnage Racingは、第一スティントを加納選手に委ね、450km先のチェッカー目指してレースを始めた。
今大会では2度の給油が義務となっているため、序盤の混走の間に「スプラッシュ」と呼ばれる軽い給油を済ませて1回目のルーティンを消化するチームが数台おり、また500クラスのマシンが300クラスのマシンに追いつくのを見計らって義務給油を済ませるチームも数台いた。そのため、加納選手の順位は序盤のうちから「みかけ上」の順位となっていたが、ライバルチームのトラブルなどにも乗じて、8Lap目には19番手にまでポジションアップしていた。
燃料を満タンに積んでスタートしているためか、前日の公式練習走行時とは違うフィーリングに、加納選手は苦しみながらも1分40秒台のタイムをキープして走行を続けていた。「リアが動く」と訴える加納選手に、チームは無線でスタビの調整を指示するなどしていたが、状況はさほど変わらず、チームは予定通り、20Lapで加納選手をピットに呼び戻すことにした。
20Lap目、22番手でピットインしてきた加納選手から、第2スティントの末廣選手にドライバー交替、給油のみのピット作業を済ませ、Arnage MC86は25番手でコースに復帰した。
末廣選手は、第1スティントから引き継いだUSEDタイヤを労わりながらも1分39秒台で走行。31Lap目にはベストとなる01'39.098をマークするも、なかなか前方のライバルマシンに迫ることができず、膠着状態が続いていた。しかし、スティントが中盤に差し掛かると燃料が軽くなって来たこともあり、末廣選手はスティント後半に向けてプッシュを続けていた。
ところが38Lap目、100R付近で起きた300クラスのマシンのクラッシュのため、FCYからSC導入となり、さらにガードレールの損傷が激しく、補修のために赤旗中断が宣言される事態となる。
コース上でマシンの並べ替えが行われ、48Lap目、レース再開となった。
レース距離が100Lapに予定されているこの450kmレースは、まだ中盤。末廣選手のステントも、まだ10周ほど残されており、末廣選手は、第3スティントの阪口選手へ繋ぐため、ペースを上げ始めた。
ところがそれも束の間、末廣選手から「シフトが入り難い」との無線が入る。その時点でArnage Racingの周回数は52Lap、しかもシフトは一旦正常に戻って、「入った」との無線があったため、チームはマシンの状況を把握しきれない。
ここでマシンをピットに入れると完全に勝負権を失ってしまう。
チームは末廣選手にピットインの指示を出さず、末廣選手はそのまま53Lap目を走り切ったが、最終コーナーを立ち上がったところでシフトは完全に入らなくなってしまった。しかし、その時には既に末廣選手はホワイトラインを過ぎてしまっており、チームは末廣選手をピットに呼び戻すタイミングを逸してしまった。
Arnage MC86はスローダウンして、イン側の白線ギリギリのところを走行していたが、背後からバトルしながら迫ってくる500クラスのマシンが大クラッシュを起こしてしまい、レースは再び赤旗中断となってしまった。
破損したガードレールの修復には長い時間を要して、中断は最大延長時間の10分前、18時10分まで続いた。
一方自力でピットに戻ることの難しくなったArnage MC86を、メカニックが迎えにいき、マシンと末廣選手はメカニックに押されてピットに戻ってきた。
赤旗中にマシンに触れる作業は許されないため、メカニックは赤旗の間修復の準備を整えながら赤旗解除を待ち、解除と同時にマシンに駆け寄って作業を開始。チェッカーまでの10分間でなんとかマシンをコースに戻そうと、ギアのチェックが行われたが、原因を突き止めることは難しかった。また、マシンは500との接触でリアディフューザーの左サイドを損傷しており、メカニックが補修をしたが、結局Arnage MC86はコースに戻ることはできず、チェッカーの時をピットで迎えることとなった。
最終的にArnage Racingは、300クラスのトップの周回数より4Lap少ない54Lapで完走扱いとなり、完走ポイント1ポイントを獲得するにとどまった。
幸いクラッシュに巻き込まれず、傷を負うことのなかった末廣選手のGTデビューも、ほろ苦いものとなった。
Arnage Racing
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦決勝が5月5日(木・祝)に筑波サーキットで開催され、ポールポジションからスタートした田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)がスタートでトップに立つとそのままチェッカードフラッグまで明け渡すことなく優勝、スーパーFJでのキャリア初優勝を飾った。
例年子供の日に開催される「筑波サーキット・カーフェスティバル」のイベントとして行われるスーパーFJレース。普段のレースと違い子供向けのアトラクションやスーパーカーの展示イベントや走行会なども行われ筑波にしては多くの観客がやって来ている。
前戦同様に僅差の予選となり、僅かなミスが命取りになるレースに向けて18台のマシンがぎりぎりまで整備に余念がない中、予選10番手だった内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)は予選中にエンジントラブルが発生したため、3時間弱のインターバルの間にエンジンの換装を実施。コースイン直前まで作業は続き、エンジンカウルが装着されたのは5分前だった。
また、ポールポジションの田上を筆頭に4台が出場するZAP SPEED勢は左右のタイヤを予選とは入れ替えて装着していた。左右のタイヤの摩耗をなるべく均一にするためとの事だが、他のマシンでは見られなかった対策で、これが奉功するか注目された。
12時18分にフォーメーションラップ開始、18台全車がグリッドに戻るとレッドライトが消えてレースが始まった。
ポールポジションから田上がスムーズに発進したのに対して、2番手スタートの安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)はスタートダッシュに失敗、さらにシフトミスをしたとの事で加速が鈍く、第1コーナー進入までに次々と抜かれて5番手にドロップ。田上の後ろはそれぞれひとつずつポジションを上げた白崎稜(ZAPスタッフリソースED)~稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)~岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)という順で第1コーナーをクリアする。
田上は2位に0.516秒の差をつけてオープニングラップを終了、以下白崎~稲葉~岩本~安田~下村剛司(SウインズKENS2ED)と続き8番手スタートだった宇高希(TAKEFIRST 10VED)が武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)をかわして7位にポジションアップ。
2周目以降、田上は白崎に対し0.769秒→0.816秒→0.957秒と僅かずつだが差を広げ、3位稲葉も白崎から0.5秒前後のギャップを詰めることができない。後方では宇高が下村も仕留めて6位に浮上。
5周目、田上は58秒692とこの時点でのファステストラップを出して白崎から1.243秒差とする、白崎も負けじと6周目に58秒687とファステストラップを更新するが田上は再度8周目に58秒575を出して白崎を1.797秒差まで突き放して安全圏へと入っていく。3位稲葉は依然として0.5秒程度の差で白崎を追走しているが、こちらもテール・ツー・ノーズ状態まで持ち込むチャンスがなく、相手のミスを待つしかない状態だ。
スタートで5位に落ちた安田は4周目に岩本の背後につけたものの、相手がチームメイトだけに安全にオーバーテイクできるチャンスを待っていたのかしばらく攻めあぐねていたが、8周目にバックストレートから最終コーナーへのアプローチでインを押さえて前に出て4位へ浮上。しかしその間に3位稲葉とは3.7秒以上のギャップができてしまった。
11周目、田上は1.961秒のマージンを持ってトップを走り、2位白崎と3位稲葉の差もじわじわと広がり0.807秒差、安田~岩本も1秒以上の差となり順位が膠着状態に陥る中、ひとり順位を上げていたのがオープニングラップで8位まで落ちていた武者で、2周目に下村の前に出ると6周目には宇高をオーバーテイクして6位へ進出、そこから5位岩本とのギャプを毎ラップ削り取りはじめる。11周目に1.156秒あった差は17周目には0.329秒差となりテール・ツー・ノーズ状態でファイナルラップへと突入する。
田上は一度もトップの座を脅かされる事なく、2位に2.922秒の大差をつけて18周のレースを終えチェッカードフラッグを受けてフィニッシュ。これまで速さを見せながら小さなミスやペナルティで順位を落としていた田上だが今回は落ち着いたレースぶりで待望の初優勝をポール・ツー・ウィンで飾った。
2位は白崎、3位は稲葉で前回の開幕戦の表彰台トリオ(優勝稲葉、2位田上、3位白崎)が順を入れ替えて再びZAP SPEED勢の表彰台独占となった。4位安田は16周目にもファステストラップを更新して稲葉を追い上げたが1.607秒まで詰めたところまでで4位。ファイナルラップに勃発した岩本対武者の5位争いは、第2ヘアピンの進入で武者がインを突いてオーバーテイクに成功、5位を獲得し岩本は6位に終わった。
マスターズクラスは秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)が総合13位で優勝、以下総合17位の本間隆史(MATレーシングPJ10VED)、同18位の竹沢茂(スーパーウィンズ☆KKS☆ED)という結果になった。
■決勝後のコメント
優勝 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)
「ようやく勝てた。(スタートがよく安田選手にリードできたが?)ずーっとミラーで注意していたのだが紫色のマシン(ZAP SPEED)しか見えなかった。今年初めてちゃんとスタートを決めることができてよかった。ここまで中々勝てなくて、ずっと支えてくれた家族や応援して下さった皆様に感謝している。(途中からは余裕があった?)マージン残した分コーナーの立ち上がりで早く回るようにアクセルワーク注意していた。これで勢いをつけて連勝街道を進みたい」
2位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)
「今までのできで最高のスタートだったと思うが田上選手にいいスタート決められて、ちょっとこれは(インに)入れないな、ということになった。その後ついて行くことも少しできなくて、スピードが足りなかった。後ろの稲葉選手も前の田上選手もミスをどれだけせずにクリアできるかの競い合いだったと思うので、そこで少しずつ接近したり離されたりの繰り返しだったので、結局は田上選手が一番ミスが少なかったから勝てたのかな、と思う。自分はタイヤのロックアップが主なミスの原因だった。(タイヤのコンディションはどうだった?)中盤から少しズルズルで、リヤが出やすくなって、ブレーキで止めようとしても止まれずフロントがロックしたりして、難しい状態だった。順位は前回3位、今回2位と来ているので、次は優勝と行きたい」
3位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)
「自分のミスで(走りを)うまくまとめきれない周が1回あって、それ以外は安定していたのだが、その1周でミスをした分を取り返せなかった。ミスしなければ白崎選手といい勝負できたかなと思う。後ろを追う側の精神面とか慌てる(心理)とかも見えたので、これで一通りの経験ができたので、次のレースは大丈夫かな、と思う。(タイヤの左右入れ替えの効果について?)比較する材料がないので正直よくわからなかったが、悪影響はなかった」
4位 53号車・安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)
「(スタートは何か起きた?)自分の単純な反応遅れとシフトミスの両方だ。シフトミスはいまだに(うまく)できていない部分があるので、自分でもどこを改善したらいいのだろうと今は考えている最中だ。明確にはどこを直したらいいのか見えていないが、自分のシフトミスなのは間違いなくクルマの問題ではないので、自分が何かを変えていかないとシフトミスを減らすことに集中していきたい。(岩本選手をオーバーテイクした状況は?)メインストレートで行きたかったが相手もブロックラインを通っているし、チームメイトなので接触したくないなという気持ちもあり、一番安全なのがバックストレートから最終コーナーなのでそこで抜くと決めて、そこも警戒はされてたが、真後ろについて一度だけインに振った時にうまく入れた。ペースもだいぶ違ったので、そこで抜けたのはよかった。(シフトミスについて)自分なりにもっとよく考えて、自分に何か原因があるのは間違いないので、それが何かを考えたい」
5位 71号車・武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)
「(最終ラップのオーバーテイクはどんな状況?)第2ヘアピンの進入でインから抜いた。岩本選手はまわりをしっかりと見ていて、自分が(インに)入る瞬間も見て(安全に行って)くれたのだと、上手だなと思った。スタートで8位に下がってそこから3台抜いて5位でフィニッシュできた。クルマの感触は非常によくて、安田選手のファステストラップには及ばなかったが、個人的にはタイムも安定していて58秒8とか9で走れた。これもZENKAIRACINGさんのおかげだ。セットアップもいろいろ試してくれて、いいレースができた。ただあと3周ぐらいのところで昨日も起きた燃料系の息継ぎが起きてしまったので、そこは今後原因を見つけたい」
6位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)
「(最終ラップの武者選手との攻防は?)タイヤがもうきつくて、それは皆同じだったと思うのだが技術の差が出た感じだ。技術が足りない、練習量の差だ。(安田選手に抜かれた状況は?)あれもペースの差だ、彼の方がコンマ3~4秒くらい、全然速くて、今日は力の差が出た。もっと練習する」
2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦は5月22日(日)に筑波サーキットで開催される。インターバルが僅か2週間しかない中で、ここまで2レース完勝のZAP SPEED勢に挑む材料を見いだせるのか? 他のドライバー、チームは宿題を抱えたままだ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako Shima
2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦公式予選が5月5日(木・祝)に筑波サーキットで開催され、今年コンスタントに予選トップ争いを展開している田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)が安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)との争いを制してポールポジションを獲得した。
子供の日らしく爽やかな晴天に恵まれた予選は8時50分開始。前回優勝の稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)を先頭に18台がコースインして20分間の予選が開始。
まずはウォームアップを終えた計測2周目、稲葉が59秒093のトップタイム。安田が59秒200で2番手、白崎稜(ZAPスタッフリソースED)が59秒207で続いた。
この白崎は前日のスポーツ走行の際に筑波で最もスピードが乗る最終コーナーの進入で他車と接触してクラッシュ。フロント周りを大破しフレームまでダメージがあったとの事だが、筑波サーキットのすぐ近所にファクトリーを構えるZAP SPEEDの強みで朝までに修復を終えて来た。練習走行がほぼ出来ていない白崎だが、影響を感じさせない走りで次の周回で58秒640と真っ先に58秒台に入れてトップに立つ。稲葉は58秒702で2番手、3番手は田上が58秒761。この田上も前日の最後のスポーツ走行の終了間際に最終コーナーへアプローチ開始する地点でバランスを崩してコースアウト。フロントからスポンジバリアに刺さった状態になるもダメージはほぼ無かった模様。とはいえ点検やグラベル掃除が必要な状態で、白崎に続いてZAP SPEEDのメカニックは大忙しのレース前日になっていた。
4番手に武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)が59秒014と続くが、武者も前日はトラブル続きで、1回目のスポーツ走行開始直後に電気系のトラブルでストップ。さらに2回目の走行でも途中から燃料系が不調でエンジンが息をつくような症状を見せて本格的なタイムアタックができずに終わっていた。いずれも対処を行ったとの事だがテスト不足は否めない中での予選となっている。
5分経過時点で稲葉が58秒572でトップに立つも田上すぐに58秒449を出してトップに立ち、白崎は58秒571で2番手、稲葉3番手へ後退。安田が58秒654で4番手へ浮上。安田のチームメイト岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)が5番手、内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)が6番手で続く。安田はさらにタイムを詰めて58秒490と田上から0.041秒差の2番手へ。白崎、稲葉の後ろには58秒693で武者。
8分経過、田上は58秒262とベストタイムを削りトップを堅持。白崎が58秒452で2番手へ浮上。安田3番手、稲葉4番手。気温、路面温度が上昇する本日のコンディションに対してダンロップタイヤのグリップダウンが懸念されているだけに、各車いったんタイムを出すとややペースを落としてタイヤの温度を下げようとしているように見うけられる。
その中で順位を上げてきたのが下村剛司(SウインズKENS2ED)で、58秒629で5番手へ。折り返しの10分経過時点で岩本が58秒621で一度は下村の前に出るが下村もすかさず58秒564で5番手を取り返す。二人のすぐ後ろには本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)がつける。
岩本は負けじと58秒505をマークし下村と稲葉を押しやり4番手へ。安田は58秒319をマークして2番手へ、田上とは0.057秒の差と詰め寄る。
ここで田上はピットイン、タイヤをチェックすると再びコースインする。
13分が経過し、稲葉が58秒333で3番手へ浮上。続いて白崎が58秒308で安田をかわして2番手へ。安田はインターバルを置いて再度タイムアタックに入り、16分経過時点でついに田上を上回る58秒228をマークしてトップに立つ。3月の開幕戦ではまだニューマシンに馴染みきれていないと話していて、予選/決勝とも不本意な5位だった安田だが、前日のスポーツ走行でも走り込んだユーズドタイヤで58秒台に入れており復調を感じさせている。
18分経過、白崎が58秒274で3番手、稲葉も自己ベストとなる58秒292をマークするも4番手変わらず。
20分が経過しチェッカードフラッグが掲示される直前に田上がコントロールラインを通過すると表示されたラップタイムは58秒203。安田を0.025秒上回りポールポジションを獲得した。白崎、稲葉はタイムを更新できずセカンドロウに並ぶ。5番手に岩本。6番手下村と続き、武者は最後に下村に0.016秒差まで詰め寄ったが届かなかった。
3台が出場のマスターズクラスは秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)が58秒918の全体15番手でトップ、以下全体17番手本間隆史(MATレーシングPJ10VED)、同18番手竹沢茂(スーパーウィンズ☆KKS☆ED)という順になった。
■予選後のコメント
ポールポジション 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)58秒203
「なかなか(周回を)全部まとめ切れなくて苦戦していたが、最後100点ではないが及第点の感じで回ってこられてトップタイムだったのでよかった。(前日のスポーツ走行でのコースアウトのダメージは?)まったく無かった。決勝に向けては、前がいないクリーンな状態で走り続けて行きたいと思う」
2位 53号車・安田航(Fガレージ&Sウィンズ Sll)58秒228 トップと0.025秒差
「最後に田上選手にやられてしまった。ペースは良かったがタイヤがきつくて途中クールダウンさせながらタイムアタックしたが届かなかった。タイムは接近しているので決勝ではZAP勢に割って入って、前回のような表彰台独占は阻止したい」
3位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)58秒274 トップと0.071秒差
「昨日は(クラッシュで)練習できなかったので、今日直してもらったマシンで臨んだ予選だったので(調子を)確かめながら踏んでいって、意外と大丈夫そうだったので、タイヤのクールダウンも含めて空気圧チェックしてから2回目(の走行)で全力で行ったのだが第1ヘアピンがうまくまとめきれなくて、こんな結果になった。僅差だったので前回に続いて悔しい。決勝はスタートで前に出るつもりで行く」
4位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)58秒292 トップと0.089秒差
「(4番手だが?)やっちまいました(笑)。昨日の練習走行でのタイヤが想像以上にボロい状態で、そちらにセッティングとドライビングの感覚を合わせ過ぎていた。そのためこの20分間の予選で路面の温度とか感じ取って合わせ切ることができなかった。完全にドライバーの問題だ。他のドライバーがうまくまとめていたのに(自分は)バラつきがあった。走っていても自覚があったので、いろいろ試しながら、どこまで行けるか(確かめながら)で出したタイムがたまたま4番手だった、という事だ。決勝では1位を狙いたいが、(狭い)筑波であまりリスクは取る気がないので、安全に行く。上位のドライバーは皆信用できる選手なので、そこはうまいレース運びをしていけば、勝つべき人が勝つ、というレースにしたい」
5位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)58秒505 トップと0.302秒差
「思ったより(タイムが)離れてしまった、もうちょっと行けるかと思っていたのだが。ただ(自分の)遅い所が明確なので、決勝はそこを改善して行けば(勝負して)行けるかなというイメージだ。前戦はZAPさんにやられてしまったので、今回こそは逆転したい」
6位 73号車・下村剛司(SウインズKENS2ED)58秒564 トップと0.361秒差
「自分としてはまわりのタイムは気にせずに、自分の走りをした。昨日の練習でもミスをしていたし、その前にニュータイヤの使い方とか自分の課題が見えて来た。それだけに自分と向き合って、今までは一番いい走りだったと思う。(決勝に向けては?)前は速いドライバーばかりなので、まずはしっかりスタート決めて、ついて行って、チャンスがあれば狙ってしっかり順位上げていきたい」
決勝は12時05分スタート予定。ポールスタートの田上が有利とはいえ、上位4台のタイム差は0.089秒という僅差でスピードにそん色はない。
天気予報はこのまま晴れで気温はかなり上昇すると見込まれ、この暑さでダンロップタイヤのグリップダウンがどう出るかも未知数だ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
筑波サーキット・カーフェスティバル -RIJ- (2022/05/05) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 2 筑波サーキット 2.045km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 13 田上 蒼竜 AsカンパニーZAP ED TOKYO R&D RD10V 0'58.203 - - 126.488
2 53 安田 航 Fガレージ&SウィンズSll MYST KK-S2 0'58.228 0.025 0.025 126.434
3 26 白崎 稜 ZAPスタッフリソースED TOKYO R&D RD10V 0'58.274 0.071 0.046 126.334
4 14 稲葉 摩人 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 0'58.292 0.089 0.018 126.295
5 52 岩本 瞬 ファーストガレージ小倉学園S2 MYST KK-S2 0'58.505 0.302 0.213 125.835
6 73 下村 剛司 SウィンズKENS2 ED MYST KK-S2 0'58.564 0.361 0.059 125.709
7 71 武者 利仁 ゼンカイレーシング遊戯闘速ED MYST KK-S2 0'58.580 0.377 0.016 125.674
8 31 宇高 希 TAKE FIRST 10V ED TOKYO R&D RD10V 0'58.696 0.493 0.116 125.426
9 7 本田 千啓 オートルック☆モダン☆10V TOKYO R&D RD10V 0'58.699 0.496 0.003 125.420
10 22 内藤 大輝 RCIT RaiseUP MT MYST KK-S2 0'58.716 0.513 0.017 125.383
11 66 戸谷 友規 Deep-R・10V・ED TOKYO R&D RD10V 0'58.763 0.560 0.047 125.283
12 1 澤井 良太朗 オートルックフレックス10V TOKYO R&D RD10V 0'58.850 0.647 0.087 125.098
13 79 中澤 凌 ZAP NAKs 10V ED TOKYO R&D RD10V 0'58.860 0.657 0.010 125.076
14 27 草野 裕也 TRF SII ED MYST KK-S2 0'58.876 0.673 0.016 125.042
15 3 M 1 秋山 健也 スーパーウインズKKS・ED MYST KK-S 0'58.918 0.715 0.042 124.953
16 91 山下 友基 ELEVレーシングHFR 10V TOKYO R&D RD10V 0'58.935 0.732 0.017 124.917
17 46 M 2 本間 隆史 MATレーシングPJ 10V TOKYO R&D RD10V 0'59.467 1.264 0.532 123.800
18 16 M 3 竹沢 茂 スーパーウィンズ☆KKS☆ED MYST KK-S 1'00.298 2.095 0.831 122.094
---- 以上基準タイム(130% - 1'15.705)予選通過 ----
5月4日に行われた、スーパーGT第2戦決勝後の優勝会見での質疑応答において、58周目に発生したアクシデントに関連し、今後同様の事故を起こさないために必要なことは何か、という質問がなされた。それに対する各ドライバーの回答は下記のとおりだ。
GT500クラス No. 8 ARTA NSX-GT
野尻智紀(ARTA)
「サーキットで今日起きたこととは別に考えてもらいたいんですけど、皆さんもクルマを運転されると思います。公道で走る上で、安全運転ってなんだと思いますか? ってことを僕はよく考えるんです。法定速度内で走る。逆にゆっくり走る。法定速度より飛ばす。速度に対する考え方はいろいろあると思います。一時停止をちゃんとする、しない。そういうのって自分の安全も当然ありますが、周りを安全にさせられるかが僕は一番大事なんじゃないかなと思っているんです。サーキットも例外ではないと思います。なので、もう一度皆さんに安全について考えてもらえると、日々の自分の危険を遠ざけることができるんじゃないかなと思いました」
福住仁嶺(ARTA)
「今日のあの事故について、誰が悪いかなんてわかんないと思います。いろんな意見があるでしょうし。でもやっぱりレギュレーション以外の部分でもマナーって必要だと思うんです。GTを3年、4年出場させていただいてますけど、本当にそういうマナーができてないというか、自分勝手なことしか考えてないなという人はやっぱりいますね。39号車の選手の動きも、ギリギリで避けてて、後ろの選手が見えないという動きもああいう事故につながったと思うんです。レギュレーションに書いてないとしても、そういうマナー的な面でももっと考えていかないと。レースはみんなでやってることだと思うんで、周りのことを考えながらレースしていないと、やっぱりまた同じことが起きると思います」
GT300クラス No. 10 TANAX GAINER GT-R
富田竜一郎(GAINER)
「僕もその場にいたわけではないので、大きなことを言うつもりはありません。ただ個人的に思うこととして、スロー走行車両が見えない位置にいたということですが、ホームストレート上であればピットに入ることができたんじゃないのかな、ということです。その上でバトル中のクルマが270,280(km/h)で走るところをスローで走るというのがどれだけ危険なことかは、レーシングドライバーなら誰でもわかっていると思います」
「もちろん自分たちのレースを完走したいという気持ちはわかるし、チームとして最低限のタスクだと思うので、それを遂行したいという気持ちはわかるんですが、赤旗あけの難しいシチュエーションの中でああいうバトルが行われていることをチーム側もインフォメーションするべきだったんじゃないかなというのと、ドライバーとしても仮にサインガード側まで避けていたとしても、そこはコース上なので大きな速度差が生まれた時にどうなるかということを、あのチームだけでなくみんなが考えていかないと」
「日本のモータースポーツがこれからどうなっていくのか、という過渡期に今あると僕は思っているんですけど、そういう中でお客さんがたくさん入ってくれて、これだけ多くのトップドライバーがいる中で、プロスポーツとして見せていくという観点で、そういう意識を全員が持つことが、今一番大事なんじゃないかなということが、今レースを終えて、あの事故を見て思ったことの全てです」
大草りき(GAINER)
「デビューイヤーが何言ってんだと思われるとあれなので、大きなことは言えないんですけど、今回こういうことが起きてしまったということは、多少なりともそれぞれの意識に油断ではないですけど、そういう意識があったと思うので、自分をはじめとして、次大会に向けて、しっかりとそれぞれのルールだったりとかを意識していかなきゃいけないな、ということを再認識したレースでした」
塩津佑介(GAINER)
「まだまだルーキーなんで、周りをしっかり見ることと、状況の判断を一瞬でも間違えると大きなことになりかねないことをしていると思うんで、日頃から意識してレースしないといけないな、ということを改めて感じることのできたレースでした」
※ 今回の原因の一つと考えられる50号車のスロー走行だが、Arnage Racingの公式SNSによると、あの時点で50号車はシフトが入り難い症状に繰り返し見舞われており、最終コーナーを立ち上がって一旦症状が収まっあと、もう一度再発した時にはすでにピット入口を過ぎてしまったため、車体をイン側に寄せて走行せざるを得なかったという。
その上で責任は自社のメンテナンスと的確なタイミングで判断ができなかったことにあるとし、今後は再発防止に努めていくとしている。
また39号車を走らせるTGR TEAM SARDも、5月6日付で近藤尚史代表、脇阪寿一監督が連名で謝罪文を出す異例の事態となっている。
しかし今回の件は参戦しているチーム、ドライバーのいずれもが最善を尽くして戦っている中で起きた所謂レーシングアクシデントの一つであり、本来は誰かが責めを負うことでも、誰かに謝罪するべきことでもないと筆者は考える。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
GT500クラス優勝 No. 8 ARTA NSX-GT
福住仁嶺(ARTA)
「結果としてこういう状況でレースが終わってしまって、僕だけじゃなくて、この場にいる皆さんももやもやした気持ちでレースを終えることになったのではと思います。最近のスーパーGTは非常にレベルが高くなってきていると思いますが、その中でいろんなドライバーがいますが、もう少しマナーをよくしていかないと、またこういうことが起きるんじゃないかなあと思っています。こういうことが起きないように、僕らドライバーもレベルを上げていって、スーパーGTを盛り上げていきたいです」
「レースについては、今日僕は最初のスティントを走らせてもらいましたが、チームが用意してくれたクルマが良くなった部分も多かったし、野尻さんにもすごく頑張ってもらいました。結果としては優勝しましたけど、今日のレースでまた新たにヒントを得たと思うので、次戦に向けても考えていきたいなあと思います」
野尻智紀(ARTA)
「あまり自分の心の全てをこういう会見でお話しすべきではないのかも知れませんけど、今日はあえてお話しさせていただきたいと思います。まずは高星選手が無事で本当に良かったと思っています。中断の最中は僕としては正直走りたいとは思えませんでした。でもこれは僕らの仕事だと思って、乗り込んだんですけど、気持ちの整理がつかないままセーフティーカーランをしていて。結果こういう形になりました。そのあと、本当にたくさんのお客さんが、これ以上ないんじゃないかっていうぐらい僕らを暖かく迎えて応援してくださってるっていうのが、ものすごく心に響きました。やっぱりファンの皆さんに支えられているんだなとすごく感じました。これからも飽きずにスーパーGT、モータースポーツを楽しんでいただきたいなと思います。ファンの皆さんを長い間お待たせしましたけど、最後まで応援してくださって、ありがとうございました」
「あの事象に関しては、さまざまな意見があると思いますが、僕もあの隊列の中にいて、スロー車両がいるということは、正直全く見えていませんでした。その中で僕が気づいたのは、高星選手がすごい勢いで左にクルマを振って、スピン状態になってしまった、ということだけです」
GT300クラス優勝 No. 10 TANAX GAINER GT-R
富田竜一郎(GAINER)
「非常に難しいレースになってしまい、結果としては釈然としないところが、僕達だけじゃなく他のチームにもあると思います。高星選手に大きな怪我がなかったことが個人的にはすごく良かったなと思っております」
「レースの方は序盤からいいペースで後続を引き離すことができました。僕たちは後半に向けてタイヤ無交換などの作戦が取れそうになかったので、単純にスピードレースをしようと決めていました。そういう意味で想定通りのレースができていました。大草くんに代わってからもいいペースで走ってくれました。他のチームがハーフタンクやスプラッシュなどの作戦を取る中、僕らはフルタンクでなるべく長く引っ張る作戦なので、何台かに前にいかれてしまいましたが、大草くんが順位を戻してくれたのが大きかったです。チームとして全体で頑張れた結果だと思います」
「僕らの方が重量があるので、同じタイヤを履いていてもBRZよりは温まりが早かったんですけど、僕は最近日本のレースをやっていなくて、1周目にいかにして順位を上げていくかというレースをやってきました。また岡山の時にダーティーエアに捕まって苦しいレースをしてしまったので、1周目で前に行こう、ダメなら諦めよう、と思っていましたが、スタートがうまく決まって1コーナーでBRZにギリギリ並ぶことができました。山内選手はインを固めて1コーナーを立ち上がって、僕は逆に、Aコーナーをアウト側から抜けようというラインを取っていて、立ち上がり加速で並び切ることができました。山内選手はアウトまで膨らんでくるだろうと思っていましたが、すごくフェアにスペースを残してくれたので、前に出ることができました。あそこで抜けたことが全てとは言いませんが、あれが一つの大きな要因になったのは確かです」
「今回のレースで、各ドライバーがいろいろなことを考えるきっかけになったということが大きかったと思います。僕たちの勝利どうこうではなく、レースに向かう姿勢だとか、ドライバーとしての安全の考え方とかが大きく変わるきっかけになってくれればと思います」
大草りき(GAINER)
「とても難しいレースになってしまいましたが、自分のスティントで2回赤旗が出て、その両方でクラッシュした選手に大きな怪我がなかったのは良かったと思っています。富田さんが後ろをぶっちぎった状態で僕にクルマを渡してくれて、めちゃくちゃ緊張していましたが、大きなミスなく終われたのが一つ大きいです。まさかデビューイヤーでこんなに早く勝てるとは思っていなかったので、自分をここまで走れるように始動してくださった富田さんやチームの皆さんに感謝したいと思います」
塩津佑介(GAINER)
「今回僕は走る機会がなかったんですけど、公式テストで僕はクラッシュさせてしまって、チームに本当に迷惑をかけてしまいました。この場に立つことができて、チームの皆さんに感謝しかないです。また走る機会があれば、全力で頑張りますので、よろしくお願いします」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
2022オートバックススーパーGT第2戦「FAV HOTEL 富士GT450kmレース」の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは予選5番手からスタートしたNo. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)が大荒れの展開を生き残って今季初優勝。GT300クラスは予選2番手のNo. 10 TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき/塩津佑介)が同じく今季初優勝を達成した。
第2戦決勝は午後2時30分に2周のフォーメーションラップが始まった。熱く激しい戦いの火蓋が切って落とされた。
GT500クラスは阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)がスタートでトップに立ち、千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)が2位に。後方では伊沢拓也(Modulo NSX-GT)が1コーナーでスピン、大きく遅れてしまった。
しかしセクター3に入るとサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)が上位2台を次々に抜き去ってトップに浮上、そのままコントロールラインに戻ってきた。
続いて坪井翔(au TOM'S GR Supra)も3位で1周目を終えると、2周目にはすぐさま3千代を捉えて2位に浮上。あっという間にトムスが1-2体制を築き上げた。
一方ポールポジションの阪口は瞬く間に順位を落とし、7位で3周目を終えることに。
3周目の順位は37-36-3-100-8-24-19-12-38-23-14-39-17-64-16だ。
しかし阪口は5周目に佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)を抜き返して6位に。
一方、トップのフェネストラズと坪井の差は8周を終えてもわずか0秒360、9周を終えてもなお0秒316の接近戦だ。その後も10周目は0秒568、11周目は0秒639、12周目は0秒581と接近戦は続く。
18周目には最終コーナーでフェネストラズがアウトに膨らんだに乗じて坪井はホームストレートで並びかけていったが、フェネストラズも一歩も引かずに坪井を押さえ込んだ。
しかし坪井は24周目の13コーナーでついにフェネストラズを捉え、トップへ。そのまま一気に突き放しにかかった。
そしてレースが25周を消化したあたりから、最初のピット作業を行うチームがで始めた。
まずは26周目にNo. 100 STANLEY NSX-GTがピットイン。給油とタイヤ4本交換を行いつつ山本尚貴から牧野任祐に交代する。No. 12 カルソニックIMPUL Zもピットへ。こちらも給油とタイヤ4本交換を済ませてベルトラン・バゲットから平峰一貴に交代した。
28周目にはトップのNo. 36 au TOM'S GR Supraがピットイン。こちらも給油とタイヤ4本交換を行い、坪井翔からジュリアーノ・アレジに交代する。
32周目にNo. 38 ZENT CERUMO GR Supraがピットインするが、ここでピット作業違反があったとして38号車に対してドライビングスルーペナルティが課せられることになった。
34周目にNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Zがピットイン。No. 24 リアライズコーポレーションADVAN GT-Rもこの周で入った。
続いて35周目にNo. 37 KeePer TOM'S GR Supraがピットイン。No. 23 MOTUL AUTECH Zもピットに入った。
23号車は松田次生に交代。37号車も宮田莉朋に交代した。
37周目にNo. 14 ENEOS X PRIME GR Supraがピットイン。
39周目にNo. 64 Modulo NSX-GTがピットイン。
この時点で気温は21℃、路面温度は31℃まで上昇してきた。
No. 19 WedsSport ADVAN GR Supraは41周目にようやく最初のピット作業を行い、43周目にNo. 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraがピットイン。
するとその直後、アドバンコーナーでGT300クラスの和田久(アールキューズAMG GT3)が単独スピンによりアウト側のバリアに突っ込むクラッシュが発生。これにより直ちにフルコースイエロー(FCY)が宣言され、44周目にはセーフティーカー(SC)が導入された。
その後、隊列が46周を終えたところで順位整理が行われ、48周目にピットレーンオープンとなったが、ガードレールとバリアの修復に時間がかかるということで、49周目に入ったところで赤旗中断となった。
レースはその後、午後4時20分に「5分前」ボードが出され、4時25分に再開となった。
するとすかさずリスタート直後の1コーナーでトップ争いを展開したジュリアーノ・アレジ(au TOM'S GR Supra)と宮田莉朋(KeePer TOM'S GR Supra)が揃ってオーバーラン 、この2台をかわした関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)がトップに躍り出る。2位には高星明誠(CRAFTSPORTS MOTUL Z)が浮上し、宮田が3位だ。
しかしその後も関口はペースが上がらず、高星の接近を許すことになる。
そして58周目。テール・トゥ・ノーズの状態でホームストレートに戻ってきた3台の目の前にスロー走行していた周回遅れの末廣武士(Arnage MC86)が現れる。
トップの関口はなんとか回避することができたが、そのすぐ後ろを走っていた高星は減速が間に合わず、大きくステアリングを切って回避を試みた結果、激しい勢いでガードレールに突っ込む形になり、コース上にストップ。これによりレースはこの日二度目の赤旗中断となった。
3号車のダメージは大きかったが、乗っていた高星は自力でクルマをおり、骨折などもないという。
このアクシデントによるガードレールの損傷が激しいため、タイヤバリアの敷設が行われ、レースは午後6時10分になって漸く再開となったが、今大会の最大延長時間は午後6時20分。結局SC先導のままレースは62周で終了となった。その結果、規定周回100周の2/3となる66周を消化できなかったため、選手権ポイントは半分となった。
しかしこのSCラン中にNo. 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)に対して赤旗中の作業違反。No. 37 KeePer TOM'S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)に対してはリスタート直後の1コーナーでの36号車との接触、そしてNo. 65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)に対して2コーナーでの60号車との接触という判定でそれぞれに40秒加算のペナルティが課せられるという、誠に後味の悪い結末を迎えた。
その結果、GT500クラスの優勝はNo. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)、No. 36 au TOM'S GR Supra(坪井翔/ジュリアーノ・アレジ)が2位、No. 12 カルソニックIMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が3位という結果となった。
GT300クラスはポールポジションの井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)がスタートでトップに立ち、富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)が2位につけるが、富田はコカコーラコーナーで早くも山内に並びかけ、一気にトップに躍り出た。
その後方では冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)が1周目で最初のピットストップを敢行。続いて佐藤公哉(HACHI-ICHI GR Supra GT)も4周目にピットに飛び込んできた。彼らは今大会の特別規則である、2回の給油義務を早めに消化しようという目論みなのだろう。またこの2台に続いて荒聖治(Studie BMW M4)はパワーステアリングのトラブルに見舞われてスローダウン、4周目にピットインしてそのままガレージに押し戻され早々と姿を消している。
続いて5周目に片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)、菅波冬悟(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)、そして中山友貴(apr GR SPORT PRIUS GT)がピットインして最初の給油作業を行なった。
その結果、5周終了時点の順位は10-61-96-34-65-11-88-55-60-9-87-56-2-18-360-6-20-30-48-25-50-22-4-52-31-244-5-7となった。
15周目のコカコーラコーナーでは柳田真孝(BUSOU raffinee GT-R)が高木真一(K-tunes RC F GT3)を捉えて3位に浮上。16周目には蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)も高木を捉えて4位に浮上した。
その後方では、すでに最初のピット作業を終えた片岡と菅波が熾烈なバトルを展開、菅波が28周目のGRスープラコーナーで片岡のインに飛び込み、14位に浮上した。1回のピットインを終えたチームの中ではトップだ。
まだ作業を行なっていなかった上位陣では、蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が28周目、トップの富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)は29周目、そして山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)は38周目まで引っ張って漸くピットに飛び込んだ。この間に片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)は35周目に2度目の給油を行い、谷口信輝に交代している。
するとその直後、22号車のアクシデントがヘアピンで発生、FCYの宣言、SCの導入が行われたのち、レースは45周目に赤旗中断となる。この中断の直前にはNo. 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT、No. 360 RUNUP RIVAUX GT-RそしてNo. 25 HOPPY Schatz GR Supraがピットレーンオープンと同時にピットに飛び込んだ。
この結果、大草りき(TANAX GAINER GT-R)は3位、井出有冶(BUSOU raffinee GT-R)は4位、山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)は5位に浮上。この時点でピット作業を行なっていなかった堤優威(muta Racing GR86 GT)と清水英志郎(シェイドレーシングGR86 GT)のピットインにより、それぞれ1位、2位、3位となる。
そしてトップが55周目に入ったところでGT500車両のクラッシュによる2度目の赤旗中断があり、その後レースはSC先導のまま58周で終了となったため、そのままNo. 10 TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき/塩津佑介)が優勝、No. 34 BUSOU raffinee GT-R(柳田真孝/井出有冶)が2位、No. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が3位となった。
次戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキット。5月29日に第3戦決勝が300kmで行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2022/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Lap Time Behind Gap
1 8 野尻 智紀 福住 仁嶺 ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 2 62 3:45'40.807 - -
2 36 坪井 翔 ジュリアーノ・アレジ au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 10 62 3:45'43.377 2.570 2.570
3 12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット カルソニックIMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 8 62 3:45'43.958 3.151 0.581
4 23 松田 次生 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO MI 22 62 3:45'44.421 3.614 0.463
5 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU BS 30 62 3:45'45.133 4.326 0.712
6 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 62 3:45'45.329 4.522 0.196
7 14 大嶋 和也 山下 健太 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 42 62 3:45'45.588 4.781 0.259
8 24 佐々木 大樹 平手 晃平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 62 3:45'45.720 4.913 0.132
9 17 塚越 広大 松下 信治 Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING BS 4 62 3:45'46.341 5.534 0.621
10 16 笹原 右京 大湯 都史樹 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN DL 62 3:45'46.508 5.701 0.167
11 64 伊沢 拓也 大津 弘樹 Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing DL 62 3:45'46.871 6.064 0.363
12 *38 立川 祐路 石浦 宏明 ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO BS 16 62 3:45'49.764 8.957 2.893
13 *39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 6 62 3:46'17.565 36.758 27.801
14 *37 サッシャ・フェネストラズ 宮田 莉朋 KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S BS 62 3:46'18.945 38.138 1.380
15 3 千代 勝正 高星 明誠 CRAFTSPORTS MOTUL Z NISSAN Z GT500 NDDP RACING MI 12 58 2:05'58.356 4Laps 4Laps
---- 以上規定周回数(70% - 43Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 36 au TOM'S GR Supra(TGR TEAM au TOM'S) 1'28.803 (3/62) 174.980 km/h
CarNo. 38は、SpR.27-1.3(給油中の作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 39(関口雄飛)は、SpR.付則-5.3(赤旗中の作業)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 37(宮田莉朋)は、SpR.13-1.a.b.(他車への接触行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
■GT300クラス
FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2022/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Lap Time Behind Gap
1 10 富田 竜一郎 大草 りき 塩津 佑介 TANAX GAINER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 15 58 3:45'54.742 - -
2 34 柳田 真孝 井出 有冶 BUSOU raffinee GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 BUSOU Drago CORSE DL 58 3:45'56.297 1.555 1.555
3 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 9 58 3:46'00.259 5.517 3.962
4 11 安田 裕信 石川 京侍 GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 3 58 3:46'04.628 9.886 4.369
5 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 Weibo Primezランボルギーニ GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 58 3:46'09.912 15.170 5.284
6 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 58 3:46'21.365 26.623 11.453
7 *56 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 60 58 3:46'26.553 31.811 5.188
8 2 加藤 寛規 堤 優威 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 58 3:46'30.472 35.730 3.919
9 52 川合 孝汰 菅波 冬悟 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave BS 58 3:46'30.924 36.182 0.452
10 360 青木 孝行 田中 篤 柴田 優作 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 58 3:46'31.213 36.471 0.289
11 25 松井 孝允 野中 誠太 HOPPY Schatz GR Supra TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 58 3:46'33.450 38.708 2.237
12 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 9 58 3:46'37.492 42.750 4.042
13 18 小林 崇志 太田 格之進 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 45 58 3:46'38.956 44.214 1.464
14 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン 川端 伸太朗 Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans YH 18 58 3:46'40.758 46.016 1.802
15 *65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 33 58 3:46'53.614 58.872 12.856
16 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 12 57 3:46'06.557 1Lap 1Lap
17 60 吉本 大樹 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 57 3:46'08.766 1Lap 2.209
18 30 永井 宏明 織戸 学 平良 響 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 57 3:46'14.945 1Lap 6.179
19 244 佐藤 公哉 三宅 淳詞 HACHI-ICHI GR Supra GT TOYOTA GR Supra Max Racing YH 57 3:46'24.078 1Lap 9.133
20 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING DL 57 3:46'30.224 1Lap 6.146
21 *48 井田 太陽 田中 輝揮 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 56 3:46'25.961 2Laps 1Lap
22 31 嵯峨 宏紀 中山 友貴 apr GR SPORT PRIUS GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr BS 56 3:46'46.517 2Laps 20.556
23 9 木村 武史 ケイ・コッツォリーノ PACIFIC hololive NAC Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing YH 24 55 3:46'17.850 3Laps 1Lap
24 5 冨林 勇佑 平木 玲次 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 54 2:07'54.242 4Laps 1Lap
25 50 加納 政樹 阪口 良平 末廣 武士 Arnage MC86 TOYOTA 86 MC Arnage Racing YH 54 2:09'04.283 4Laps 1'10.041
---- 以上規定周回数(70% - 40Laps)完走 ----
- 22 和田 久 城内 政樹 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 37 1:04'35.466 21Laps 17Laps
- *55 武藤 英紀 木村 偉織 ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA BS 34 58'52.108 24Laps 3Laps
- 7 荒 聖治 アウグスト・ファルフス 近藤 翼 Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW Team Studie × CSL MI 4 7'50.987 54Laps 30Laps
Fastest Lap: CarNo. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(R&D SPORT) 1'37.278 (52/58) 168.864 km/h
CarNo. 56(藤波清斗)は、SpR.付則-4.3(FCY中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 65(篠原拓朗)は、SpR.13-1.a.(他車への接触行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 48(田中輝揮)は、SpR/32-16.(スタート手順違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 55(木村偉織)は、SpR.13-1.a.b.(他車への接触行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は5月4日、シリーズ第2戦の開催されている静岡県小山町の富士スピードウェイで定例会見を開いた。
会見の冒頭には今大会のラウンドパートナーである霞ヶ関キャピタルの河本幸士郎代表取締役が出席。大会名称にもなっているFAV HOTEL事業を紹介した。FAV HOTELは「広くて、安くて、かっこいい」をコンセプトに、現在全国20箇所で建設が進められており、鈴鹿サーキットに近い三重県伊勢市、オートポリスに近い熊本市では営業を始めている。富士スピードウェイに程近い御殿場市にも2年後にオープンするという。
GTAの坂東正明代表は今後も同社と協力体制を結んでいきたいと語った。
今回の定例会見では現在導入に向けて準備が進められているカーボンニュートラル・フューエルについて、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久などの他のカテゴリーとの協力体制についての質問が出されたが、坂東代表はゆくゆくは国産化を視野に入れてはいるものの、現状は海外からの輸入という形になること、スーパーGTとしては岡山大会で発表したハルターマン・カーレス社の燃料を採用するが、JRPやSTOがテスト、検討している他社品のテストデータについても、参加している自動車メーカーを通じて情報共有も進めていることなどが語られた。
またGT300車両でのテスト走行も鈴鹿で実施済みであり、噴射量や点火時期などの補正で無鉛ハイオクと同等の性能が発揮できるという。FIA-GT3を製造する海外メーカーに対しても、現在のトヨタ、ニッサン、ホンダのデータを開示してベンチテストの準備を進め、来シーズンからの導入に向かって準備していくとのことだ。
二輪レースを統括するMFJからも、この燃料を用いてレースを開催したいとの要望が届いていることも併せて公表された。
GT300クラスにおけるFIA-GT3とJAF-GTとのBOPについては、ブランパンシリーズを統括するSROのデータに基づいて数値が定められているのがGT3車両であり、それに対応する形でJAF-GTの数値が設定されているが、当面は両者の格差を是正するようなことは考えていないとのこと。少なくとも前半戦を終えてからの話になるという。
新型コロナウィルス対策の今後については、昨今の情勢を鑑み、観客との導線の切り分けは継続していくものの、関係者全員への抗原検査の実施は今回が最後になるとのこと。ただし運営スタッフについては、今後もワクチン接種と未接種者へのPCR検査の実施は継続していくという。
ただし海外ラウンドの復活については、ロジスティクスの問題などもあるため。現時点では難しいとのことだ。
Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO
第2戦優勝 小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「昨日いろいろありましたが、ああいう接触が起こる状況に持っていったのは自分なので、それをどうしたら避けられるかを考えて、やっぱりスタートを決めるしかない。後続を離すしかないと、スタートに集中しました。うまくスタートを決めることができ、そこからはずっといい流れでレースを進めることができました」
(1レース走ってない分タイヤの状態が良かったのも影響したか?)
「多少はそれもあったとは思いますが、それを除いてもスピードには自信がありますから。なるべくしてなった結果という感じです」
(今年は絶対にチャンピオンを取ろうという思いがある?)
「もちろんです。3年目ということもありますし、チーム体制もしっかり整っています。チャンピオンを取れるだけの環境を整えていただいている以上、自分はドライバーとして確実にチャンピオンを取りに行こうと、それしか考えていません」
(鈴鹿大会への抱負を)
「今回は1戦目でいろいろありましたが、2戦目で引き離して優勝することができたので、次の鈴鹿も予選でしっかり前に出て、今日と同じような走りをすれば、絶対に勝てると思います。今回の富士にかけてきたのと同じような準備をしっかりして、次に臨みたいと思います」
第2戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
「昨日の最後は伊東選手と同じペースで走ってゴールできたので、抜くことはできませんでしたが自信に繋がりました。ペースはトップレベルにあると思ったので、今日は焦らず着実に抜いていこうと思いました。ただ最初に自分のアプローチのミスからMedia Doの吉村選手を抜くのに3周かかってしまったので、そこで伊東選手に離されてしまいました。そこは反省すべき点ですが、後半の追い上げと、最後の1周で仕留めることができたことで、自分の中では昨日フィニッシュ順位で負けた分を取り返せたかなと思います」
(昨日は負けたと思っているのか)
「そうですね。優勝でしたけど、いろいろお祝いのメッセージをいただいても気持ちはパッとしませんでした。正直昨日の優勝よりも、今日の2位の方が嬉しいです。受け身のレースより攻めのレースができたので」
(鈴鹿大会への抱負を)
「今週末2戦続けて負けたのは小出くんだけなので、小出くんを倒しに行きたいですね。そうして優勝したいです」
第2戦決勝3位 伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)
「荒川選手に抜かれたのはもったいなかったですね。後半は後ろの選手のペースが速かったので、自分もプッシュしていたんですが、だんだんタイヤが厳しくなって、押さえるので精一杯になってしまいました。1戦目はレースペースが良かったので、2戦目のペースも改善していくように、テストに取り組んで試していきたいです。ドライビング面もそうですし、2戦を通してのマシンのセットも重要だと思います。その二つがうまく噛み合っていない部分があると思うので、原因を突き止めて次戦までによりいいドライビングとマシンを作れるように頑張ります」
(昨日のペナルティについては)
「ずいぶん後になって、ドライバーズブリーフィングの直前ぐらいに言われました。自分でも動画を見返してだいぶ前に出ていたことは確認しましたが、その時は気づけませんでした。グリッドについてオフィシャルさんの方を見ても、何もリアクションがなかったので、大丈夫なんだと勝手に思っていましたが、そこに甘えていた部分があったと思います。しょうもないことなので、二度と起こさないようにしたいです」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2022年FIA-F4選手権第2戦の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、小出峻(HFDP RACING TEAM)がポール・トゥ・フィニッシュを決めて今季初勝利を挙げた。
第2戦決勝は午前8時より14周で行われた。天候は快晴。コースはドライだ。
スタートでホールショットを奪ったのは小出。予選2番手の平安山良馬(TGR-DC RSフィールドF4)はスタートで出遅れ、後続に飲み込まれてしまう。代わって予選3番手の伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が2位に上がり、5番手スタートの荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が3位に浮上してきた。その後方では7番手スタートの三井優介(HFDP RACING TEAM)が5位に順位を上げてコントロールラインに戻ってきた。
トップの小出は後続に1秒917の大差をつけてコントロールラインに戻ってくると、2周目にはそのリードを2秒865にまで広げる。
荒川は2周目の1コーナーで伊東を捉え、2位に浮上する。その後方では三井と吉村渉(Media Do影山Racing F110)が熾烈な4位争いを展開。5周目の1コーナーで吉村のインに三井が飛び込んで4位に浮上すると、それに乗じて6位の岩澤優吾(BJ Racing F110)も吉村を抜き去る。吉村はさらにその後方からやってきた小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)に追突され、一気に12位まで後退してしまった。
岩澤は7周目の1コーナーで三井のインをつくが、三井もすかさず立ち上がりでラインをクロスさせて抜き返し、3位を走行する伊東の追い上げにかかる。
この間にトップの小出は7周終了時点で3秒908、10周終わって4秒715と着実にリードを広げていく。
一方、三井はファイナルラップの1コーナーで遂に伊東に追いつき、アウトから並びかける。2台は並走のまま2コーナーを立ち上がるが、コカコーラコーナーでは三井が前に出た。
こうしてレースは小出峻(HFDP RACING TEAM)が一度もトップを明け渡すことなく14周を走り切って今季初勝利をものにし、荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2番目にチェッカーを受けたが、競技団は荒川に対して1周目の1コーナーで走路外追い越しがあったとして、レースタイムに40秒加算のペナルティを課した。
これにより荒川は21位に降格、三井優介(HFDP RACING TEAM)が2位に繰り上がり、伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が3位に。ともに昨日に続いて表彰台に登ることになった。
インディペンデントカップは予選トップの鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)と同2番手のDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が序盤から抜きつ抜かれつのドッグファイトを終盤まで繰り広げ、最後は鳥羽がDRAGONを押さえてチェッカー。昨日に続いて開幕2連勝を飾っている。
次戦の舞台は伝統の鈴鹿サーキット。5月28-29日開催だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2022/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 5 小出 峻 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 14 24'41.979 - -
2 7 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 14 24'50.407 8.428 8.428
3 80 伊東 黎明 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 14 24'50.918 8.939 0.511
4 97 岩澤 優吾 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 14 24'52.638 10.659 1.720
5 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 14 24'59.487 17.508 6.849
6 37 中村 仁 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 14 24'59.583 17.604 0.096
7 77 宮下 源都 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 14 25'01.968 19.989 2.385
8 31 奥住 慈英 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 14 25'02.424 20.445 0.456
9 6 西村 和真 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 14 25'02.863 20.884 0.439
10 62 堀尾 風允 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 14 25'06.149 24.170 3.286
11 14 新原 光太郎 ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 14 25'06.946 24.967 0.797
12 13 藤原 大輝 Hitotsuyama MDF Hitotsuyama Racing 14 25'08.055 26.076 1.109
13 41 奥本 隼士 Racing TEAM HERO'S TEAM HERO'S 14 25'10.346 28.367 2.291
14 32 辻本 始温 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 14 25'11.211 29.232 0.865
15 19 伊藤 慎之典 KRac Motorsports F110 KRac Motorsports 14 25'13.391 31.412 2.180
16 87 下野 璃央 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 14 25'13.865 31.886 0.474
17 47 藤原 優汰 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 14 25'15.886 33.907 2.021
18 11 佐藤 樹 Rn-sports Andare Rn-sports 14 25'17.396 35.417 1.510
19 38 平安山 良馬 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 14 25'23.883 41.904 6.487
20 63 IC 1 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 14 25'25.602 43.623 1.719
21 *35 荒川 麟 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 14 25'27.185 45.206 1.583
22 30 IC 2 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 14 25'28.910 46.931 1.725
23 96 IC 3 齋藤 真紀雄 CSマーケティングアキランドF110 AKILAND RACING 14 25'29.413 47.434 0.503
24 3 IC 4 佐藤 セルゲイビッチ 夫婦の学校フィールドF4 フィールドモータースポーツ 14 25'29.505 47.526 0.092
25 18 IC 5 堀田 誠 ムータレーシング AKILAND RACING 14 25'30.609 48.630 1.104
26 44 IC 6 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM 14 25'31.251 49.272 0.642
27 71 IC 7 大山 正芳 ダイワN通商アキランドF110 AKILAND RACING 14 25'34.150 52.171 2.899
28 99 IC 8 近藤 善嗣 AdvaNceD IoTくじらRn Rn-sports 14 25'36.182 54.203 2.032
29 86 IC 9 大阪 八郎 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 14 25'36.409 54.430 0.227
30 29 IC 10 井出 靖司 SACCESS RACING RSイディア SACCESS RACING 14 25'36.738 54.759 0.329
31 8 眞田 拓海 SD-STYLE CSI-R F110 SD-STYLE 14 25'37.244 55.265 0.506
32 27 IC 11 SYUJI S2R Racing RSS 14 25'40.350 58.371 3.106
33 55 IC 12 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 14 25'58.200 1'16.221 17.850
34 23 IC 13 YUGO S2R Racing N-SPEED 14 26'22.803 1'40.824 24.603
35 33 IC 14 慶原 克律 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 14 26'23.528 1'41.549 0.725
36 16 大滝 拓也 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 12 22'27.477 2Laps 2Laps
37 *81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 12 26'24.290 2Laps 3'56.813
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
- 15 吉村 渉 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 7 12'39.833 7Laps 5Laps
- 50 三島 優輝 B-MAX RACING TEAM B-MAX RACING TEAM 5 9'22.430 9Laps 2Laps
- 39 地頭所 光 SACCESS RACING SACCESS RACING 1 1'54.510 13Laps 4Laps
Fastest Lap: CarNo. 5 小出峻(HFDP RACING TEAM) 1'45.393 (8/14) 155.862 km/h
CarNo. 35は、シリーズ規則第19条2.(走路外追い越し)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 81は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への接触行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
GT500クラスポールポジション No. 19 WedsSport ADVAN GR Supra
国本雄資(TGR TEAM WedsSport BANDOH)
「本当に嬉しいです。速いドライバーがチームメイトで嬉しい、それにつきますね。今シーズンは苦労も多くて、タイヤ開発でいっぱいテストさせてもらって、そういう中でヨコハマタイヤさんとTCDと、そしてチームみんなの頑張りがこうやって結果に現れたのが本当に嬉しいです。チーム体制も大きく変わり、ドライバーも変わって、エンジニアリング面も大きく変わった中で、坂東監督が僕たちのやりやすい環境づくりをしてくれました」
「フリー走行ではタイヤ選択や天候の変化への対応がすごく難しくて、最後の最後まで悩んで予選を迎えたんですけど、Q1はギリギリですが突破することができました。Q2では晴南君が集中してアタックしてくれました。本当にいい仕事をしてくれたなあと」
阪口晴南(TGR TEAM WedsSport BANDOH)
「こんなに気持ちのいいアタックをさせてもらえたことにまず感謝したいです。フリー走行からあまりうまくいってなくて、二人で話し合って、予選に向けてこうしたらいいんじゃないか、というのが予選で活きました。最後に僕がアタックさせてもらいましたけど、それまでにたくさんの人が関わってくださって、こういう気持ちのいいアタックができているので、ヨコハマタイヤの皆さん、TCDの皆さん、そしてチームの皆さんに本当に感謝したいです」
「坂東監督が若いドライバーにもやりやすい環境を作ってくださいました。僕は加入してまだ4ヶ月5ヶ月くらいですけど、それを感じさせない、ずいぶん前から一緒にやってきたみたいな感じで話をさせてもらっていることが本当に大きくて、なんとか結果で返したい、と思っていました。それが実って良かったです。アタックギリギリまで国本さんからアタックする上でのアドバイスをしてくれたので、それが活きました」
GT300クラスポールポジション No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
井口卓人(R&D SPORT)
「今回ダンロップタイヤさんが新しいタイヤを持ち込んでくれた、っていうのと、予選に向けてセッティングを合わせ込むチームの力が勝ったと思います。それ以上に、宇宙人みたいな人がアタックして、すごく速いタイムを出してくれたので、驚きを隠せないです。Q1はQ2に繋ぐためのステップだと思うんですけど、午前中の練習走行からクルマが思い通りの状態ではなく、タイヤの選択やクルマのセッティングを進めていく中で、本当に最後のFCY訓練ぐらいでものすごくいいフィーリングが出てきました。それを予選に繋ぐことができて、最後に山内選手が素晴らしいアタックをしてくれました」
「2戦連続のポールですが、今回こそは決勝を力強く走って、予選日だけのBRZじゃなくしたいので、精一杯頑張ります」
山内英輝(R&D SPORT)
「非常にこのポールは嬉しいです。練習走行から予選にかけて、チームのアジャストであったり、井口選手のコメントであったり、全てが本当にうまく回ったからこそのポールです。井口選手が言うように、予選日だけのBRZと言われないように、決勝も全力で頑張ってベストを尽くしたい。優勝を目指して頑張ります」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
2022オートバックス スーパーGT第2戦「FAV HOTEL 富士GT450kmレース」の公式予選が5月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはNo. 19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)、GT300クラスは開幕戦岡山に続いてNo. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後3時よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ、コースはドライだが、徐々に厚い雲が上空に広がり、気温、路面温度ともに下がっていく中での走行となった。
予選Q1 GT500はトムスの1-2
GT500クラスはコースオープンと同時に各車一斉にピットアウト。3~4周の入念なウォームアップを行なってから次々にタイムアタックに入っていった。
まずは平峰一貴(カルソニックIMPUL Z)が1分27秒940を記録。平峰は次の周で1分26秒989までタイムを縮めるが、この間に宮田莉朋(KeePer TOM'S GR Supra)が1分26秒340を記録してトップに立つ。
この時点で坪井翔(au TOM'S GR Supra)は1分26秒826、千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)は1分26秒832、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)は1分26秒746に留まる。福住仁嶺(ARTA NSX-GT)も1分26秒536と今一歩宮田に及ばない。
しかし坪井は次の周にもアタックを続行、終了直前に1分26秒301を叩き出してNo. 36 au TOM'S GR Supraがトップ、No. 37 KeePer TOM'S GR Supraが2番手でQ2進出を果たした。3番手にはNo. 8 ARTA NSX-GTが続き、終わってみればQ1はトップから11番手までが0秒789差という接戦となった。
こうした中、前回優勝のNo. 14 ENEOS X PRIME GR Supraは、山下健太のタイムが1分26秒810に留まり、惜しくも9番手でQ1敗退。8番手の国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)との差は僅か0秒041だった。
GT300クラスは、Aグループで高木真一(K-tunes RC F GT3)が1分35秒816と、このグループで唯一の1分35秒台を記録してトップ通過。柳田真孝(BUSOU raffinee GT-R)が1分36秒210、元嶋佑弥(Weibo Primezランボルギーニ GT3)が1分36秒215、蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が1分36秒237と、FIA-GT3勢がトップ4を占める結果に。JAF-GT勢では前回の岡山大会でポールポジションを獲得した井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が5番手で唯一のQ2進出を果たすに留まった。
前回優勝のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)は60kgのサクセスウェイトを抱えながら、1分36秒315で8番手。見事Q2進出を果たしている。
Bグループは上位4台が1分35秒台という熾烈なタイムアタック合戦が展開され、ケイ・コッツォリーノ(PACIFIC hololive NAC Ferrari)が1分35秒385でトップ。加藤寛規(muta Racing GR86 GT)が1分35秒745、川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1分35秒763、大草りき(TANAX GAINER GT-R)が1分35秒782とFIA-GT3、JAF-GTが入り乱れる結果となった。
チェッカー寸前には冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)も1分35秒905と5番手タイムを叩き出したが、これは走路外走行を取られてタイム抹消となり、惜しくもQ1敗退となった。
予選Q2 阪口晴南が自身通算2回目のPP獲得!
GT500クラスはQ1同様に各車アウトラップに続いて3周のウォームアップを行い、計測4周目から1~2周のタイムアタックを敢行するという流れで進行する。
まずは山本尚貴(STANLEY NSX-GT)が1分27秒241、続いてジュリアーノ・アレジ(au TOM'S GR Supra)が1分26秒974を記録するが、アレジのタイムは走路外走行ということで抹消となってしまう。
野尻智紀(ARTA NSX-GT)もまた1分26秒569、1分26秒462と立て続けに好タイムをマークするが、アレジ同様に走路外走行を取られてベストタイムを抹消される。
これに対し阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)は計測4周目に1分26秒149でトップに立つと、次の周にも1分26秒137とさらにタイムを縮め、昨年の第1戦岡山でKeePer TOM'S GR Supraをドライブした時以来、自信2度目のポールポジションを獲得してみせた。
続いて平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)も1分26秒449と阪口に次ぐタイムを記録、ヨコハマタイヤ勢が揃ってフロントローを獲得するという結果となった。
3番手には高星明誠(CRAFTSPORTS MOTUL Z)が1分26秒452で続いた。
GT300クラスはまず富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)が1分35秒253でトップに立つと、新田守男(K-tunes RC F GT3)が1分35秒273でこれに続くが、チェッカー寸前に山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分34秒983とこの日唯一の1分34秒台を叩き出してトップに躍り出る。
さらに山内は次の周でも1分34秒888までタイムを縮め、開幕戦岡山に続いてNo. 61 SUBARU BRZ R&D SPORTが2戦連続でポールポジションをもぎ取ってみせた。
2番手にはNo. 10 TANAX GAINER GT-Rがつけ、No. 96 K-tunes RC F GT3が3番手という結果となった。
第2戦決勝は4日の午後2時30分より100周(450km)で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI