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MEC120 Minutes Enduarance Challenge

第1戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 MEC120 Minutes Enduarance Challenge Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCarLapTimeBehindGap
131v.Granz1OOKA
三宅 淳詞
G-TECH432:01'21.999--
246v.Granz2松本 吉章
中村 賢明
ABBY RACING432:02'58.0401'36.0411'36.041
37v.Granz3カルミネ・コッツォリーノ
岸本 尚将
Nonno Pizza with Abbey432:03'06.1361'44.137 8.096
424v.Granz4フライング ラット
永井 秀貴
MOMO☆Team. Phoenix432:03'15.8131'53.814 9.677
537v.Granz5野上 敏彦
野上 達也
小西 岬
NOPROプロトカープロジェクト03422:01'36.3381Lap 1Lap
659v.Granz6居村 せいじ
成瀬 茂喜
ABBY RACING422:01'45.8441Lap 9.506
788v.Granz7山本 恭平
小山 美姫
WEST v.Granz422:01'46.8901Lap 1.046
841v.Granz8青合 正博
植田 正幸
Racing TEAM HERO'S422:01'53.2291Lap 6.339
99v.Granz9関 正俊
河村 直樹
Gluck & KTS422:01'59.1691Lap 5.940
1011v.Granz10K.K
飯田 裕樹
HOJUST RACING ABBEY422:02'27.7641Lap 28.595
11*8v.Granz11イシカワ ヨシオ
西村 和真
東京IRCニルズvivo v.Granz422:03'04.9541Lap 37.190
1281v.Granz12Atsushi
Soh
寺島 大
CLEAN LIFE ITAL ABBEY422:03'16.5771Lap 11.623
13*38v.Granz13白木原 清秀
川崎 忠和
樋口 紀行
HOJUST RACING vGRANZ422:03'42.9591Lap 26.382
141Ama-Ama1大八木 龍一郎
徳升 広平
DAISHIN★Progerexx★萬雲塾422:03'45.6941Lap 2.735
150Ama-Ama2GAMISAN
HIROBON
サンズクリエイト & HIROTEX412:01'39.1562Laps1Lap
16133Ama-Ama3TOMISAN
増本 千春
SANNO TOMISAN VITA412:01'43.1082Laps 3.952
1722Pro-Ama1富田 栄造
富田 竜一郎
CPホールディングスNILZZ412:01'44.6292Laps 1.521
18*5Pro-Ama2中里 紀夫
服部 尚貴
SHINSEI MiDLAND C27412:01'52.3862Laps 7.757
1987Ama-Ama4山本 龍
大竹 将光
おさきにどうぞ☆VITA412:01'53.3522Laps 0.966
20117Pro-Ama3中島 佑弥
三浦 愛
長島 正明
ANDY Team M Vita412:01'56.2332Laps 2.881
2139Ama-Ama5武地 孝幸
猪股 京介
マルテンサイトVITA412:02'04.8052Laps 8.572
2219Ama-Ama6上田 裕司
西沢 耕治
野郎レーシング萬雲塾VITA412:02'16.1052Laps11.300
2315Ama-Ama7佐藤 元春
Tsuruta
恒志堂レーシングレブニーズVITA412:02'26.6402Laps10.535
2412v.Granz14杉本 雄作
三島 優輝
KF MOTORSORTS412:02'36.0672Laps 9.427
253Ama-Ama8備後 博司
鍋家 武
ガレージB-SPORTS402:01'42.8213Laps1Lap
2677Ama-Ama9中村 拓矢
寺西 玲央
セナルト制動屋Vita402:01'43.9143Laps 1.093
27*51Ama-Ama10伊藤 毅
渡会 太一
BRM VITA402:01'51.5513Laps 7.637
284Ama-Ama11上野 大哲
角谷 昌信
タイヤカスレーシングVITA402:01'53.1393Laps 1.588
29213Ama-Ama12Burton Hana
入榮 秀謙
keeperアポロMT most VITA402:02'00.5713Laps 7.432
3079Ama-Ama13田幸 和純
Hiroyuki
ABBEY RACING402:02'05.4673Laps 4.896
31888Ama-Ama14太田 慶佑
大賀 裕介
LE PRIX SPROT VITA402:02'08.7663Laps 3.299
3247Ama-Ama15板倉 達也
板倉 慎哉
AMORE TOKYO☆表参道☆VITA402:02'15.8493Laps 7.083
33371Ama-Ama16天谷 伶奈
有村 将真
keeper VITA402:02'18.2543Laps 2.405
3423Ama-Ama17高橋 幸宏
阪本 一世
髙橋モータースVITA01☆レーシングF402:02'35.3933Laps17.139
35*25Ama-Ama18沼守 克則
藤永 雅彦
Chelsea RS VITA402:05'37.4933Laps3'02.100
3627Ama-Ama19西濱 康行
大沢 良明
Y2RC VITA 01392:01'42.3474Laps1Lap
3761Ama-Ama20上林 弘征
坂 直純
リッジ☆モノコレ☆アポロ電工VITA392:01'42.6794Laps 0.332
38111Pro-Ama4ケン・アレックス
佐々木 孝太
TSUMUGI PG FG VITA392:01'49.5744Laps 6.895
3996Ama-Ama21中川 恵裕
大村 真史
ABBEY RACING392:02'10.0864Laps20.512
40*44Ama-Ama22早川 正資
加藤 大輝
関口 大悟
クニトモエナペタルVITA392:02'39.4504Laps29.364
41*17Ama-Ama23巽 雅剛
櫻井 貴広
コースレーシング・ウエストポイント京都392:03'30.5454Laps51.095
42105Pro-Ama5吉村 雅一
谷川 達也
ヨシムラオートVita382:01'46.2035Laps1Lap
43*58Ama-Ama24綾 真則
吉元 陵
フジタ薬局アポロ電工オートパリV1372:01'33.3446Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - v.Granz: 30 Laps / Pro-Ama: 28 Laps / Ama-Ama: 29 Laps)完走 ----
-2Pro-Ama-萬雲 恒明
阪口 良平
MOLECULE TMR VITA331:36'13.08110Laps4Laps
-16Pro-Ama-中川 徹
奥本 隼士
Giddy Up & HERO'S VITA321:36'12.71411Laps1Lap
-*78Pro-Ama-TAKE chan
末廣 武士
恵比寿ヨシムラVITAアキランド1135'32.53532Laps21Laps
-76Ama-Ama-上岡 広之
森川 基雄
ウィニング制動屋Traceバンキング413'35.15839Laps7Laps
  • Fastest Lap:
    • v.Granz: CarNo. 46 松本吉章/中村賢明組(ABBY RACING)2'15.973 (5/43) 153.745 km/h
    • Pro-Ama: CarNo. 2 萬雲恒明/阪口良平組(MOLECULE TMR VITA) 2'26.821 (19/22) 142.386 km/h
    • Ama-Ama: CarNo. 1 大八木龍一郎/徳升広平組(DAISHIN★Progerexx★萬雲塾) 2'26.697 (26/42) 142.506 km/h
  • CarNo. 8, 5は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条1(SC中の走行方法)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo. 38は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条1(黄旗区間の走行方法)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo. 12は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第52条2)①(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo. 12は、MECシリーズ統一規則第25条16(給油方法)違反により、競技結果に対して30秒を加算した。
  • CarNo. 51は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第52条2)①(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo. 25は、MECシリーズ統一規則第25条13)(ピット作業)違反により、競技結果に対して210秒を加算した。
  • CarNo. 44は、MECシリーズ統一規則第18条(ピットレーン速度)違反により、競技結果に対して30秒加算を加算した。
  • CarNo. 17は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第57条1)②(妨害行為)により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo. 58は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第60条1)①(ピット作業手順)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo. 78は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第57条1)①(危険なドライブ行為)により、ペナルティストッフ10秒を科したが、リタイアにより未消化。
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SUPER FORMULA LIGHTS

第9戦鈴鹿決勝記者会見 優勝・平良響「リスクを負わずチェッカーを優先」

優勝 平良響(TOM'S)

決勝記者会見:優勝した平良響(TOM\'S)

 「2番手から優勝してファステストを狙う作戦でした。完全に実現できてうれしいです。スタートで抜けなかったらというのも頭に入れていたんですが、午前中、野中選手の後ろを走ってもペースがよかったし、行けるという自信はありました。ファステストを狙った後は後ろのペースに合わせて落としました。ハンコックタイヤが初めてこの路温で走るので、バーストの可能性もあるしリスクを負わず、チェッカーまで行くというのを優先しました」

2位 菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位の菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)

 「スタートに集中しましたがミスがあって、平良選手が抜群のスタートを決めたので負けてしまいました。その後も平良選手のペースがよく、3位の野中選手もいいペースで空力が乱れるなか、近いところにつかれていました。前に追いつこうという気持ちと、後ろからオーバーテークされるかもの心理戦で神経をすり減らしました。途中からは後ろを気にせずに、今週を通してドライビングに課題があったので、今後のレースに生かせるように1周1周走りました。代役で2回表彰台に乗れたのはうれしいです。引き続き乗りたいのでチャンスをつかめるようにしたいと思います」

3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見:3位の野中誠太(TOM\'S)

 「3戦連続3位ですが、最後のレースは悔しい気持ちもあります。序盤からプッシュできるクルマに仕上がっていていいペースで走れました。菅波選手とタイヤの状況も違うなかで、どうしてもトラクション方向で差ができてしまいました。ラインを変えたり、セクター1は押さえて、セクター2、3でプッシュしたりとかいろいろ工夫をしましたが、オーバーテークするところまでは行けませんでした」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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第9戦鈴鹿決勝 平良響が今季3勝目、ポイントリーダーに立つ

優勝は平良響(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第9戦は7月2日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、2番グリッドからスタートした平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)が、スタートでトップに立つのそのまま逃げ切り優勝した。

 決勝は午後1時55分にフォーメーションラップが始まった。初夏の太陽が照りつけ気温35度、路面温度47度という厳しいコンディションのなか12台(うちマスタークラス1台)が1周を回ってグリッドに着いた。

 好スタートを切ったのは2番グリッドの平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)。ポールポジション位置の菅波冬悟(JMS RACING with B-MAX)をかわし1コーナーまでにトップに立った。菅波は2位に落ち、3位に野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、4位に小出峻(HFDP WITH TODA RACING)、5位にデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)、6位にエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320)が続く。

 トップの平良は徐々に2位以下との差を広げる。2周目にはビダーレスが小出をかわし4位に浮上した。11番グリッドからスタートした木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)は早くも8位まで順位を上げてきた。

 3周目にはトップの平良がこのレースのファステストラップをマークし2位との差を2秒6とする。4周目にはペースの上がらない7位の古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が、木村とイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)にかわされ9位までポジションダウン。

 7周目には5位を走る小出が1コーナーでオーバーラン。トゥルーリ、木村にかわされ7位まで落ちた。木村はポイント圏内の6位まで浮上した。

 トップの平良は終盤、2位争いを繰り広げる菅波と野中との差をコントロールし、12周を回って優勝。今季3勝目を挙げた。

決勝2位は菅波冬悟(JMS RACING with B-MAX)

決勝3位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

 2位争いは最終ラップまで繰り広げられたが、3位の野中は2位の菅波を攻略できず、2位菅波、3位に野中の順でゴールを迎えた。

 4位争いはビダーレス、トゥルーリで争われていたが、これに木村が追いつく。11周目にはシケインでトゥルーリがビダーレスのインを差して前に出るが、このときビダーレスが失速。その横をすり抜け木村が5位に浮上した。

 続く最終ラップ、12周目の1コーナーではビダーレスと木村が並走。ビダーレスはオーバーランし、順位を大きく落とすこととなった。

 4位にはトゥルーリが、5位には木村が、6位には小出が入った。

 優勝した平良はファステストラップの1ポイントも加算し選手権ポイントを64とした。木村が2ポイントを加算したものの62ポイントにとどまったため、平良が木村を逆転してポイントリーダーに立った。

表彰式

 第10、11、12戦は富士スピードウェイに舞台を移し2週間後の7月15~16日に行われる。次大会からドライタイヤも含めてハンコックからヨコハマにタイヤメーカーが変更となる。果たして勢力図に変化はあるのであろうか。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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第9戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
11平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1223'28.856--
24菅波 冬悟JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1223'30.101 1.245 1.245
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1223'31.093 2.237 0.992
437エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1223'33.147 4.291 2.054
550木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1223'34.639 5.783 1.492
62小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1223'35.080 6.224 0.441
752イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1223'36.806 7.950 1.726
836古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1223'40.26111.405 3.455
910堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1223'41.10712.251 0.846
1051デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1223'45.53016.674 4.423
1153M1畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1224'00.53631.68015.006
1230DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1224'01.13832.282 0.602
---- 以上規定周回(90% - 10 Laps)数完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 1 平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC) 1'56.217 (3/12) 179.881 km/h
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第8戦鈴鹿決勝記者会見 2位・平良響「ぼくの強さを証明できた」

優勝 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝した木村偉織(B-MAX RACING TEAM)

 「ポールからのスタートで序盤ファステストも狙うつもりでした。ロングのテストをしてなかったのでタイヤが持つかなと不安でした。ある程度ギャップを築けたタイミングで、プッシュするリスクを取るリスクがないのでコントロールしました。次のレースで平良選手にポイントを取り返される展開になると思いますが、自分が原因のところもあるので仕方が無いと受け止めています」

2位 平良響(TOM'S)

決勝記者会見:2位の平良響(TOM\'S)

 「うれしい2位です。最終ラップのシケインで逆転できたので、ぼくの強さを証明できたと思います。途中追いつくけど乱気流で近づけなくて、心が折れそうな場面もあったんですが、近ければ近いほどミスを誘えるので、最後インを差す形で逆転できてよかったです。スプーン2個目の出が野中選手よりぼくのほうがよかったのと、野中選手がアウトに膨らんで立ち上がりが鈍ったところが重なったので最後インを刺せました」

3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見:3位の野中誠太(TOM\'S)

 「くやしい最終ラップになりました。スタートからペースが苦しかったです。優勝を狙った攻めたセッティングで、そこが当てはまらなかったので、集中力を保つのがすごく難しかったです。スプーンを押さえれば仕掛けられるリスクが少なくなるのは分かっていたのですが、最後ちょっとしたミスがああいう形になってしまったので、集中力が足りなかったのだと思います。ミラーでは見えていましたが、そこまでの警戒はしてなかったので、ずばっと来られて動けない状況でした」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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第8戦鈴鹿決勝 木村偉織がポールトゥウイン 2位争いは最終ラップのシケインで平良響に軍配

優勝は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第8戦は7月2日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、ポールポジションの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が、スタートでトップに立つのそのまま逃げ切り独走で優勝した。

 昨日の雨が降ったりやんだりの不安定な天候から一転、鈴鹿サーキットは梅雨の晴れ間に恵まれた。気温も上昇し真夏の装いとなった。午後9時15分、12台(うちマスタークラス1台)が参加してフォーメーヨンラップが始まった。

12周の決勝がスタートした

 上位3台は無難なスタートで予選順位どおりで1コーナーに向かう。トップは木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、2位に野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、3位に平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)が続く。4位には、予選4位のエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320)と同5位の小出峻(HFDP WITH TODA RACING)をかわした予選6位の古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が上がってきた。5位は小出、6位にデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)が続く。トゥルーリは7位まで落ちた。

 トップに立った木村は1周目に2以下を1秒4離すと、3周目にはこのレースのファステストラップを刻み、徐々に独走状態に持ち込む。2位の野中と3位の平良は接近戦。この2台に遅れて4位の古谷、5位の小出、6位のビダーレスも4位争いを演じる。

 トップの木村が独走となったためこのレースの注目は野中と平良の2位争いに絞られた。9周目~11周目のシケインでは平良が野中の背後まで接近するが、立ち上がりで離され決め手がない。

 そして12周目の最終ラップ。スプーンの立ち上がりが決まった平良に対して、野中は出口で膨らむ。バックストレートから130Rにかけて平良が野中に急接近。シケインでは野中がインを開けたためそこに飛び込む平良。両者軽く接触しつつ、ついに平良が野中のオーバーテークに成功した。

決勝2位は平良響(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

決勝3位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

 優勝はポールトゥウインで木村。今季4勝目を飾り、ポイントリーダーの座を守った。2位には平良が入り、3位に野中が続いた。

 4位争いも古谷が小出を押さえきり、4位古谷、5位小出となった。6位は前の2人から徐々に離されていったビダーレスが入った。

 第9戦はこの後、午後1時55分から12周で行われる。8戦を終わって木村と平良のポイント差は7。2番グリッドからスタートする平良、11番グリッドからスタートする木村のポイントリーダーをかけた争いに注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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第8戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGapkm/h
150木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1223'09.365--15.047
21平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1223'16.675 7.310 7.31014.968
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1223'16.860 7.495 0.18514.966
436古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1223'23.17513.810 6.31514.898
52小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1223'24.03714.672 0.86214.889
651デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1223'26.07416.709 2.03714.868
737エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1223'26.44017.075 0.36614.864
84菅波 冬悟JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1223'27.89618.531 1.45614.849
952イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1223'28.85019.485 0.95414.838
1010堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1223'30.29120.926 1.44114.823
1153M1畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1223'57.03647.67126.74514.547
1230DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1224'02.86553.500 5.82914.489
---- 以上規定周回(90% - 10 Laps)数完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 50 木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'54.919 (3/12) 181.912 km/h
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第7戦鈴鹿決勝記者会見 優勝・菅波冬悟「ピットから無線で『雨乞いをしろ』といわれた」

優勝 菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)

優勝した菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)

 「不安定な天気での決勝は想定していました。雨雲レーダーを見ても雲がないのに雨が降っていたり、雲があるのに雨が降っていなかったりで、スタート前に雨が降り出してどっちのタイヤで行くか悩みました。上位陣がスリックの選択をしてたし、フォーメーションラップを走ったらドライタイヤが意外にグリップしてたので、いける思いました。スタート直後レインを履いていた堤選手のペースがよかったので、雨も降っていたし、8番手スタートだったので、ギャンブルに出てピットインしてタイヤを交換しました。序盤はスリック勢よりペースはよかったんですが、途中雨がやんだときにスリック勢の方がタイムが逆転してしまうような感じになって、焦らずにタイヤをボロボロにしないように、心がけて集中して走っていました。マシンのセッティングやタイヤの空気圧の設定とかで、結果的にぼくのタイヤの方が負荷が少なくて最後までもったんだと思います。終盤はひたすら雨乞いをしていました。ピットからも『あとは雨乞いをしろ』といわれていましたので祈っていました」

2位 平良響(TOM'S)

決勝2位の平良響(TOM\'S)

 「スタート直後、雨が降るのか降らないのか雨雲レーダーとにらめっこ状態でした。上位陣はギャンブルに出ることなくドライタイヤで行こうという感じでした。レースが始まってからは『雨雲がきますか? やみますか?』という相談をしてたんですが、そのなかでウェット勢が後ろからどんどん来てたので、今日はレインのレースかなと思いました。抜かれっぷりはすごかったんですが、後ろから見てても攻めてる選手、攻めてない選手もいて、菅波選手が一番タイヤをもつ走りをしていました。後半、堤選手とビターレス選手のタイヤがたれて、菅波選手がこのまま行っちゃうのかなあというレースでした。悔しいというか残念というか、チームが一生懸命やった結果なのでしょうがないです」

3位 野中誠太(TOM'S)

決勝3位の野中誠太(TOM\'S)

 「ここに戻って来られたのでほっとしています。この難しいコンディションのスタートで、1周目に集中していました。みんなグリップを探り探り走るというのはわかっていたので、小出選手がダンロップで膨らんだところで、抜いたのは狙いどおりでした。スリックの平良選手が前にいて、小出選手もすぐ後ろにいて、迫ってくる部分と、自分が平良選手に迫る部分を確認しながら、詰められる部分は確実に詰めていくという考え方でいきました。常にぎりぎりを攻められたと思います。スリックのなかでは、もう一歩でした」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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MEC120 Minutes Enduarance Challenge

第1戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/01) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 MEC120 Minutes Enduarance Challenge Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCarTimeBehindGapkm/h
131v.Granz1OOKA
三宅 淳詞
G-TECH2'13.600--156.476
28v.Granz2イシカワ ヨシオ
西村 和真
東京IRCニルズvivo v.Granz2'13.950 0.350 0.350156.067
37v.Granz3カルミネ・コッツォリーノ
岸本 尚将
Nonno Pizza with Abbey2'14.883 1.283 0.933154.988
446v.Granz4松本 吉章
中村 賢明
ABBY RACING2'15.138 1.538 0.255154.695
588v.Granz5山本 恭平
小山 美姫
WEST v.Granz2'15.322 1.722 0.184154.485
612v.Granz6杉本 雄作
三島 優輝
KF MOTORSORTS2'15.747 2.147 0.425154.001
79v.Granz7関 正俊
河村 直樹
Gluck & KTS2'15.769 2.169 0.022153.976
824v.Granz8フライング ラット
永井 秀貴
MOMO☆Team. Phoenix2'15.856 2.256 0.087153.878
959v.Granz9居村 せいじ
成瀬 茂喜
ABBY RACING2'16.264 2.664 0.408153.417
1037v.Granz10野上 敏彦
野上 達也
小西 岬
NOPROプロトカープロジェクト032'16.479 2.879 0.215153.175
1111v.Granz11K.K
飯田 裕樹
HOJUST RACING ABBEY2'17.505 3.905 1.026152.032
12*41v.Granz12青合 正博
植田 正幸
Racing TEAM HERO'S2'17.583 3.983 0.078151.946
1338v.Granz13白木原 清秀
川崎 忠和
樋口 紀行
HOJUST RACING vGRANZ2'19.373 5.773 1.790149.995
1481v.Granz14Atsushi
Soh
寺島 大
CLEAN LIFE ITAL ABBEY2'19.549 5.949 0.176149.805
152Pro-Ama1萬雲 恒明
阪口 良平
MOLECULE TMR VITA2'24.76111.161 5.212144.412
1622Pro-Ama2富田 栄造
富田 竜一郎
CPホールディングスNILZZ2'25.03111.431 0.270144.143
170Ama-Ama1GAMISAN
HIROBON
サンズクリエイト & HIROTEX2'25.54411.944 0.513143.635
1816Pro-Ama3中川 徹
奥本 隼士
Giddy Up & HERO'S VITA2'25.84412.244 0.300143.339
19117Pro-Ama4中島 佑弥
三浦 愛
長島 正明
ANDY Team M Vita2'26.01412.414 0.170143.173
20133Ama-Ama2TOMISAN
増本 千春
SANNO TOMISAN VITA2'26.06512.465 0.051143.123
214Ama-Ama3上野 大哲
角谷 昌信
タイヤカスレーシングVITA2'26.08812.488 0.023143.100
22105Pro-Ama5吉村 雅一
谷川 達也
ヨシムラオートVita2'26.28912.689 0.201142.903
2378Pro-Ama6TAKE chan
末廣 武士
恵比寿ヨシムラVITAアキランド2'26.52612.926 0.237142.672
241Ama-Ama4大八木 龍一郎
徳升 広平
DAISHIN★Progerexx★萬雲塾2'26.54212.942 0.016142.657
253Ama-Ama5備後 博司
鍋家 武
ガレージB-SPORTS2'26.62313.023 0.081142.578
26*111Pro-Ama7ケン・アレックス
佐々木 孝太
TSUMUGI PG FG VITA2'26.64013.040 0.017142.561
2758Ama-Ama6綾 真則
吉元 陵
フジタ薬局アポロ電工オートパリV12'26.64913.049 0.009142.553
2876Ama-Ama7上岡 広之
森川 基雄
ウィニング制動屋Traceバンキング2'27.18213.582 0.533142.036
2987Ama-Ama8山本 龍
大竹 将光
おさきにどうぞ☆VITA2'27.27913.679 0.097141.943
3017Ama-Ama9巽 雅剛
櫻井 貴広
コースレーシング・ウエストポイント京都2'27.57413.974 0.295141.659
3151Ama-Ama10伊藤 毅
渡会 太一
BRM VITA2'27.64414.044 0.070141.592
3277Ama-Ama11中村 拓矢
寺西 玲央
セナルト制動屋Vita2'27.77614.176 0.132141.465
3339Ama-Ama12武地 孝幸
猪股 京介
マルテンサイトVITA2'27.92414.324 0.148141.324
345Pro-Ama8中里 紀夫
服部 尚貴
SHINSEI MiDLAND C272'28.22414.624 0.300141.038
35*15Ama-Ama13佐藤 元春
Tsuruta
恒志堂レーシングレブニーズVITA2'28.28614.686 0.062140.979
3619Ama-Ama14上田 裕司
西沢 耕治
野郎レーシング萬雲塾VITA2'28.40714.807 0.121140.864
3779Ama-Ama15田幸 和純
Hiroyuki
ABBEY RACING2'28.44614.846 0.039140.827
3847Ama-Ama16板倉 達也
板倉 慎哉
AMORE TOKYO☆表参道☆VITA2'28.85415.254 0.408140.441
39888Ama-Ama17太田 慶佑
大賀 裕介
LE PRIX SPROT VITA2'29.15715.557 0.303140.156
4027Ama-Ama18西濱 康行
大沢 良明
Y2RC VITA 012'29.32515.725 0.168139.998
41371Ama-Ama19天谷 伶奈
有村 将真
keeper VITA2'29.82416.224 0.499139.532
4261Ama-Ama20上林 弘征
坂 直純
リッジ☆モノコレ☆アポロ電工VITA2'29.95216.352 0.128139.413
43213Ama-Ama21Burton Hana
入榮 秀謙
keeperアポロMT most VITA2'29.99516.395 0.043139.373
4425Ama-Ama22沼守 克則
藤永 雅彦
Chelsea RS VITA2'30.45316.853 0.458138.948
4523Ama-Ama23高橋 幸宏
阪本 一世
髙橋モータースVITA01☆レーシングF2'30.93317.333 0.480138.506
4696Ama-Ama24中川 恵裕
大村 真史
ABBEY RACING2'31.99718.397 1.064137.537
4744Ama-Ama25早川 正資
加藤 大輝
関口 大悟
クニトモエナペタルVITA2'37.61524.015 5.618132.635
  • CarNo. 41, 87, 15は、MECシリーズ統一規則第20条4)(ファストピットレーン進入開始時間)違反により、3グリッド降格とする。
  • CarNo. 111は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第60条1)⑧(ホワイトラインカット)により、3グリッド降格とする。
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第7戦鈴鹿決勝 雨のなかウエットタイヤを完璧にマネジメントした菅波冬悟が初優勝

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦は7月1日、鈴鹿サーキットで雨のなか決勝を行い、予選8位からピットインしてウェットタイヤに交換した菅波冬悟(JMS RACING with B-MAX)が、次々と前車をパスし初優勝を飾った。

 フォーメーションラップは、前プログラムでセーフティーカー(SC)が導入されたことなどで、20分遅れの午後4時40分より始まった。上空からは断続的に小雨が落ちていたが、グリッドに着くあたりから雨脚が若干強まった。上位9台がハンコックのドライ、下位3台がヨコハマのウエットを履いてグリッドを離れた。

17周の決勝がスタートした

 スタートではポールポジションの平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)がトップで1コーナーへ向かう。その後方では、イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)と木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がS字で接触。両者コースアウトしたため早くもSCが導入される。

 1周目はトップが平良、2位野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、3位小出峻(HFDP WITH TODA RACING)、4位堤優威(Rn-sports F320)、5位デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)、6位エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320)、7位古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)、8位菅波冬悟(JMS RACING with B-MAX)の順。

 SC先導2周目には、ビターレスと菅波がピットインしてドライからレインにタイヤを交換して戦列に復帰していく。

 レースは4周目から再開。雨は依然として降り続いたためウエットタイヤ勢が躍進。4位の堤は、S字で小出を、ヘアピン立ち上がりで野中をパスして2位に上がる。

 堤は続く5周目の1コーナーで平良をもパスしてトップに立った。ビターレスも平良をパスして2位につける。3位に落ちた平良の背後には、菅波が迫る。

 6周目には130Rで平良をパスした菅波が3位まで浮上。2位のビターレスはトップ堤との差を詰め始める。

 7周目にはヘアピンで堤を捉えたビターレスがトップに立つ。堤は続く130Rで菅波にもパスされ3位までドロップ。

 勢いのある菅波は9周目の1コーナーでビターレスをパスしてついにトップに立った。この頃から雨は小降りになり、息を吹き返した平良と野中がビターレスを相次いでパスして2位、3位にポジションをアップした。

 平良と野中はお互いに競いながらトップの菅波に迫る。9周目に2秒5あった差は11周目には1秒8まで縮まる。

優勝は菅波冬悟(JMS RACING with B-MAX)

決勝2位は平良響(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

決勝3位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

決勝4位は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

決勝5位はエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM\'S 320)

決勝6位はデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)

 しかし、ここから菅波は粘る。タイヤをいたわる走りで逆に2位以下を突き放しにかかり、17周を走って初優勝を飾った。2位には平良が、3位には野中が入った。

 4位には小出が、5位にはトゥルーリが続いた。ビターレスはタイヤが持たず、6位まで後退した。

 菅波はスポット参戦。ウエットタイヤ勢が中盤から順位を落とすなか、タイヤをマネジメントし、フル参戦した昨年に果たせなかった初優勝を飾った。

 明日2日は、第8戦決勝が午前9時15分から、第9戦決勝が午後1時55分からそれぞれ12周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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第7戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/01) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
14菅波 冬悟JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1741'46.862--
21平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1741'52.750 5.888 5.888
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1741'53.571 6.709 0.821
42小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1741'57.17710.315 3.606
537エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1741'58.02811.166 0.851
651デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1742'06.75019.888 8.722
736古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1742'18.36431.50211.614
853M1畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1742'19.31832.456 0.954
910堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1742'27.20340.341 7.885
1030DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1742'45.85758.99518.654
1150木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1641'58.4561Lap 1Lap
---- 以上規定周回(90% - 15 Laps)数完走 ----
-52イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
623'34.63211Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 52 イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX) 2'09.724 (3/6) 161.151km/h
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第8戦鈴鹿公式予選 木村偉織がポールポジション 平良響は3位につける

ポールポジションは木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第8戦は7月1日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がポールポジションを獲得した。

 第8戦の公式予選は、第7戦予選終了後より10分間のインターバルを置いて、午後1時5分より10分間で行われた。第2レースのグリッドは通常は30分間予選のセカンドタイムで決定するが、今回単独での予選となった。

 ここでもまずは平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)が1分53秒951でトップに立つ。このタイムを上回ってきたのが野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)で53秒895でトップを逆転。

 さらにその直後、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が1分53秒773でトップに浮上。このままポールポジションを決めた。野中は2位に落ち、3位には平良が続いた。なお、野中はトラックリミットオーバーでベストタイムを抹消されたが、順位は変わらなかった。

 4位にはエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320)が、5位には小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が、6位には古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)がつけている。

 なお、イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)とDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)はトラブルで出走を取りやめている。

 決勝は明日2日、午前9時15分より12周で行われる。

予選2位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

予選3位は平良響(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

予選4位はエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM\'S 320)

予選5位は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

予選6位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S 320)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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第7戦鈴鹿公式予選 平良響がポールポジション ポイントリーダーの木村偉織は5位と出遅れる

ポールポジションは平良響(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦は7月1日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)がポールポジションを獲得した。

 鈴鹿は早朝、激しい雨に見舞われたが天候は徐々に回復。午後には雲も薄くなりドライコンディションとなった。 

 参加は12台。うちマスタークラスは1台で、今回、今田信宏に代わって菅波冬悟が4号車をドライブしている。<

 公式予選は午後12時45分より10分間で行われた。開始直前に小雨がぱらついたがすぐにやみ、ウェット宣言が出されることなく予選は進行した、

 最初にアタックしたのは平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)でいきなり1分53秒854でトップに立つ。これに小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が54秒152で続く。

 この後平良と小出のタイムを更新するドライバーは現れない。3位以下の順位はめまぐるしく代わったが、終了直前にイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)が1分54秒184で3位に浮上した。4位には野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が続いた。

ポイントリーダーの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)は5位と振わなかった。この決勝の順位が第8戦のグリッドとなるため厳しい予選結果となった。

 6位にはデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)が入った。

 決勝はこの後、午後4時20分より17周で行われる。

予選2位は小出峻(HFDP WITH TODA RACING)

予選3位はイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

予選4位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

予選5位は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

予選6位はデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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第8戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/01) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
150木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'53.773--183.745
2*35野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'53.895 0.122 0.122183.548
31平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'53.951 0.178 0.056183.458
437エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'54.016 0.243 0.065183.353
52小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'54.378 0.605 0.362182.773
636古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'54.496 0.723 0.118182.585
751デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'54.605 0.832 0.109182.411
84菅波 冬悟JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'54.636 0.863 0.031182.362
910堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1'55.776 2.003 1.140180.566
1053M1畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'58.024 4.251 2.248177.127
---- 以上基準タイム(110% - 2'05.260)予選通過 ----
-30MDRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
d.n.s---
-52イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
d.n.s---
  • CarNo. 35は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第19条1.(トラックリミットオーバー)により、当該ラップタイムを削除した。
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第7戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/01) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'53.854--183.614
22小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'54.152 0.298 0.298183.135
352イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'54.184 0.330 0.032183.083
435野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'54.201 0.347 0.017183.056
550木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'54.207 0.353 0.006183.047
651デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'54.261 0.407 0.054182.960
737エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'54.450 0.596 0.189182.658
84菅波 冬悟JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'54.563 0.709 0.113182.478
936古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'54.570 0.716 0.007182.467
1010堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1'54.916 1.062 0.346181.917
1130DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1'57.834 3.980 2.918177.412
1253M1畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'58.721 4.867 0.887176.087
---- 以上基準タイム(110% - 2'05.469)予選通過 ----
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SUPER FORMULA

第2回公式テスト富士 富士戦に向け有意義なテストを終える(B-Max)

 B-Max Racing Team(SFチーム代表 宮田雅史)は、6月23~24日、富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式テストに参加しました。

 例年とは異なるシーズン半ばで行われたテストは、ここまで思うような結果が残せていないチームにとって、次の富士戦、またシリーズ終盤に向けての重要なテストとなります。今回は、車両の比較チェックを行うため、レギュラードライバーに加え、大津弘樹選手を迎えてテストを行いました。

■テスト1日目(6月23日(金)Session1:10:00~12:00/Session2:14:00~16:00)

 初日は、50号車は松下選手、51号車はハイマン選手と大津選手がドライブしました。

 前回のSUGO戦から速さを取り戻しつつある松下選手は、走り始めから1分24秒台前半をマークして好調さ窺わせ、常時トップ10内で順調にタイムアップしていきました。両セッションとも、最後のアタックをうまくまとめることができずにリザルトは下位になりましたが、非常に良い感触を得ました。

 ハイマン選手はグリップ不足に悩まされており、午前のセッションでは思うようにタイムを上げられませんでした。午後にハイマン車をドライブした大津選手は、いくつかの改善を試みて1分22秒台に入れました。

ドライバー Ses.1ベストタイム(順位) Ses.2ベストタイム(順位)
50号車 松下信治 1分24秒017(15/22) 1分22秒595(17/22)
51号車 ラウル・ハイマン 1分24秒376(21/22) ——————–
大津弘樹 ——————– 1分22秒774(19/22)
  • Ses.1 天候:曇り、コース:ドライ、気温:19度、路面温度:24度
  • Ses.2 天候:曇り、コース:ドライ、気温:19度、路面温度:22度

■テスト2日目(6月24日(土)Session3:8:30~10:30/Session4:12:30~14:30)

 2日目は、50号車を大津選手、51号車をハイマン選手がドライブしました。

 大津選手は、ピットインを繰り返しながら、1分23秒949、23秒628、23秒585と着実にタイムを削り取り1分23秒137でセッション3を終えると、やや路面温度が上がった午後も、同様に僅かずつタイムアップし、最後のアタックでは「もう少し上げたかった」と満足できるタイムではなかったものの1分23秒082をマーク、10番手で走行を終えました。

 ハイマン選手は、両セッションともに開始から積極的な走行を見せ、セッション4では、折返しの1時間が経過する前に1分23秒873と今回のテストにおけるベストタイムをマークして、この時点で11位と中位につけました。最後まで納得できるセットは見いだせなかったものの、2日間で100周以上を走りコースの習熟も進めることができました。

ドライバー Ses.3ベストタイム(順位) Ses.4ベストタイム(順位)
50号車 大津弘樹 1分23秒137(12/22) 1分23秒082(10/22)
51号車 ラウル・ハイマン 1分24秒135(22/22) 1分23秒873(19/22)
  • Ses.3 天候:曇り、コース:ドライ、気温:24度、路面温度:27度
  • Ses.4 天候:曇り、コース:ドライ、気温:26度、路面温度:34度
チーム監督 本山 哲コメント

 今回は、チームの現状を踏まえ、クルマの状態をより理解するために大津選手にドライブしてもらいました。ノブは、菅生戦から上向いている調子を引き継いでいて、手応えを感じました。クルマのベースセッティングは決まりつつあるように思います。ラウル車に関しては、大津選手にドライブしてもらうことで、クルマの基本的な部分の確認に加え、セットアップもいくつか試すことができましたので、ラウルもこれまでより自信を持って臨めるようになると思います。非常に良いテストでした。

50号車チーフエンジニア 宮田雅史コメント

 準備してきたプログラムは一通り試すことができました。初日のノブは最後のアタックで少しミスが出ましたが、全体的には速くフィーリングも良かったようです。2日目は、大津選手に乗ってもらいましたが、ドライバーの好みによって重視する点がかなり異なるというのは興味深かったですね。それによってセッティングの方向もガラッと変わりますので、その点では引き出しが増えたと言えると思います。

51号車チーフエンジニア ティム・ネフ コメント

 次のレースに向け活路を見出すため、さまざまななトライをしましたが、ペースを上げることが難しく悩み続けた2日間でした。大津選手にもドライブしてもらいましたが、クルマの状態を大きく改善させるまでには至りませんでした。

50号車ドライバー 松下信治選手コメント

 今シーズン、これまでのなかでクルマは最も良い状態でした。前回の菅生から良い方向に向かっていますが、キャラクターの違う富士でも走り始めから感触は良かったです。2日目は客観的に見ていましたが、初日の状態から大きな進歩はなかったように思います。とにかく開幕大会と比べるとクルマは雲泥の差ですので、次の富士戦をターニングポイントにしたいと思います。

■51号車ドライバー ラウル・ハイマン選手コメント

 今回のテストでは、大津選手の力も借りて、クルマは初日に比べて良くなりました。ただ、タイヤのウォームアップ時に、熱が入りにくいという課題が残りました。コールドタイヤで走り始めたときに、2~3周ウォームアップしても良いグリップが得られず、いくつかの方法をトライしましたが、上手くいきませんでした。予選で良いポジションを得るためにも、この部分の改善が必要です。

■50,51号車ドライバー 大津弘樹選手コメント

 初⽇の51号⾞では、改善すべき点をいくつか試しました。セットアップの⽅向は⽰せたと思います。2⽇⽬の50号⾞も良い感触のセットをいくつか⾒つけることはできました。最後のアタックは10番⼿と、クルマのポテンシャルを⼤きく上げるまでには⾄りませんでした。ただ、ユーズドタイヤでもタイムアップするセットがありましたので、⽬指す⽅向はその延⻑線上にあると思います。あとはデータを解析して改善に繋げてもらえたらと思います。

B-Max Racing Team Press Release
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SUPER FORMULA LIGHTS

第4、5、6戦SUGO フラガ選手が初優勝、木村選手はポイントリーダーの座を堅持(B-Max)

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、6月17~18日、スポーツランドSUGOで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4~6戦に参戦し、今季から参戦のイゴール・オオムラ・フラガ選手が第6戦で初優勝。木村偉織選手は2度の表彰台で着実にポイントを重ね、ポイントリーダーの座を守りました。

 マスタークラスは、開幕大会とは逆に、今田信宏選手が2勝、DRAGON選手が1勝を挙げ、ここまでともに3勝。シリーズポイントでも僅か1ポイント差となりました。

■第4,5戦予選(6月17日(土)午前11時00分~11時30分)

 梅雨とは思えない好天に恵まれた予選日。気温30度を超えるという暑さのなか予選がスタート。木、金曜日の専有走行がほとんどウェットコンディションだったため、開幕大会に続いてドライの走り込みが十分ではないままに予選となりました。

 第4戦の予選は、滑り出しから3台ともに1分15秒台前半をマークして好調さを窺わせましたが、残り2分となってからのアタックでは、トップにあと一歩及ばずフラガ選手が2位、木村選手が3位、ヴィダーレス選手が6位となりました。

 第5戦の予選は、木村選手が気迫の走りで、第4戦より大幅にタイムアップを果たしましたが、僅か100分の7秒届かず2位。フラガ選手とヴィダーレス選手はタイムを大きく伸ばすことはできず4位、7位。抜きどころの少ないコースで、難しい位置からのスタートとなりました。

ドライバー Rd4予選タイム(順位) Rd5予選タイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 1分14秒840(3) 1分14秒488(2) 0(35)
51号車 D.ヴィダーレス 1分15秒285(6) 1分15秒142(7) 0(6)
98号車 I.O.フラガ 1分14秒797(2) 1分14秒807(4) 0(3)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:30度、路面温度:44度

■第4戦決勝(6月17日(土)午後3時55分~26周)

 午後4時近くになっても、暑さが和らぐことはなく、夏のような日差しのなかスタートを迎えました。上位陣は、ほぼグリッド順のまま、フラガ選手2位、木村選手3位で1~4コーナーをクリアしますが、6位のヴィダーレス選手は4コーナーでインに飛び込んできた古谷選手と接触。古谷選手がグラベルにストップしたため、セーフティカーが導入されました。

 一旦ピットでダメージをチェックしてレースに復帰したヴィダーレス選手は、リスタート後、8位まで順位を回復しますが、ピット出口の信号無視でドライブスルーペナルティが課され、これでポイント獲得の可能性は絶たれてしまいました。

 膠着状態となったレースのなかで、フラガ選手と木村選手は2位争いを展開しますが、順位変動には至らずフィニッシュ。優勝はなりませんでしたが揃って表彰台に上がりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 3位 1分15秒941(4/12) 5(40)
51号車 D.ヴィダーレス 11位 1分15秒676(2/12) 0( 6)
52号車 I.O.フラガ 2位 1分15秒946(5/12) 7(10)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:33度、路面温度:45度

■第5戦決勝(6月18日(日)午前9時00分~19周)

 木村選手は、2位をキープして1~2コーナーをクリアしますが、2列目スタートのフラガ選手は出遅れてしまい、逆にヴィダーレス選手は上手く前に出ることに成功。1周目は2位木村選手、5位ヴィダーレス選手、6位フラガ選手の順でコントロールラインを通過。木村選手はこのレースのファステストを記録しながら、トップの平良選手を執拗に攻めますが、ドアは開かずにレースは進みました。

 9周目のSPコーナーでマスタークラスの畑選手がコースオフ。フロントウィングがコース上に脱落したためセーフティカーが入りました。13周終了時にリスタートが切られ、木村選手は最後までチャンスを窺いましたが、前に出ることはできずにチェッカーとなりました。ヴィダーレス選手、フラガ選手もポジションをキープしたままフィニッシュし、3人揃ってポイントを獲得しました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 2位 1分15秒762(1/12) 7+1(48)
51号車 D.ヴィダーレス 5位 1分15秒812(3/12) 2( 8)
52号車 I.O.フラガ 6位 1分16秒901(8/12) 1(11)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:30度、路面温度:39度

■第6戦決勝(6月18日(日)午後0時20分~19周)

 第1戦の結果がグリッドとなるため、フラガ選手、木村選手、ヴィダーレス選手は2、3、11番グリッドからのスタート。レースは木村選手がやや出遅れる形で始まりますが、スタートを狙っていた木村選手は、シグナルがブラックアウトする前に僅かに動いてしまい、4周を終えたところでドライブスルーペナルティが課されてしまいました。

 レースは第4、5戦同様に平良選手が逃げますが、終盤16周目に平良選手にトラブルが発生し僅かにスローダウン。17周目には症状がさらに顕著になり、馬の背コーナーでついにフラガ選手がトップに躍り出ました。フラガ選手は残る2周半をきっちり走り切り、初優勝のチェッカーを受けました。最後まで諦めずに走ったヴィダーレス選手は6位まで追い上げ貴重な1ポイントを獲得。木村選手はスタートのミスが悔やまれる結果となりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 8位 1分17秒114(8/12) 0(48)
51号車 D.ヴィダーレス 6位 1分16秒947(7/12) 1( 9)
52号車 I.O.フラガ 1位 1分16秒774(4/12) 10(21)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:32度、路面温度:46度
50,51号車チーム監督 高木真一コメント

 偉織選手は、予選ではクルマのポテンシャルを概ね出し切れたと思います。第4戦に関してはちょっとバランスが悪かったのですが、第5戦はアジャストして、ポール争いができるところまで持っていくことができました。決勝も第4、5戦はスタートも良く、ポイントリーダーという自覚を持って無理せず表彰台を獲得しました。第5戦では「今からファステストを取りに行きます」と言う余裕もありました。最後のレースはフライングをしてしまい課題が残るレースとなりました。

 デビッド選手は、雨の練習走行は抜群に速かったのですが、突然の夏のようなコンディションになって、ドライでは少しセッティングとドライビングに迷いがあったように思います。それでも、第2レースでは上手く修正して良いパフォーマンスで走れ、予選さえ上手くいけばと思わせる内容でした。次はテストで経験済みの鈴鹿ですので期待しています。

52号車チーム監督 松浦孝亮コメント

 2大会目で勝てたのはすごく嬉しいですね。結果的には運もありましたが、あの位置にいたから手に入れることのできたものですし、素直に喜びたいと思います。B-Maxレーシングのサポート、偉織選手やデビッド選手のフィードバックなど、3台体制であることが、参戦1年目のイゴールにとっては大きなプラスになっていると思います。

 イゴールにとっても久しぶりの優勝ですし、初めての菅生で勝ったということが自信になって、次からはもっと攻めた走りができるようになると思います。

50号車ドライバー 木村偉織選手コメント

 良いところもあり、悪いところもありという週末でした。レースに臨むための準備はしっかりしてきましたが、レースを終えて反省点も多く残りました。特に、最後のレースは欲張った結果が、あのようなスタートに繋がってしまいましたので、「欲張らない」という教訓を肝に銘じて、今後はどんな状況でも気持ちをぶらすことのないよう、冷静に淡々といくことを心掛けたいと思います。調子の悪いときにこそ自分の真価が問われる、ということを改めて気付かされたレースでした。

51号車ドライバー デビッド・ヴィダーレス選手コメント

 難しい週末でした。初めてのコースでしたが、走り始めからドライでもウェットでも速さを示すことができました。ところが、予選になると十分なグリップが得られず、クルマのバランスが、チームメイトとは大きく異なってしまいました。何か上手くいかない原因があることは明らかです。レースになるとペースは非常に良く、ラップタイムは常にレースリーダーからコンマ1秒以内で走ることができていました。鈴鹿では同じことが起こらないように、そして私たちに相応しい結果が得られることを願っています。

52号車ドライバー イゴール・オオムラ・フラガ選手コメント

 幸運があって勝利することができましたが、初優勝を素直に喜びたいと思います。チームは良いクルマを用意してくれて、練習からノートラブルだったことも勝利に大きく貢献していると思います。チームのみんなに感謝しています。

 ラッキーとはいえ、優勝はチームのモチベーションにも繋がりますので、非常にポジティブにとらえています。次は、自分のスピードを見せて、誰もが認めるような勝ち方ができればと思っています。

マスタークラス

■第4,5戦予選

両予選ともに、今田選手が速さを見せましたが、畑選手がかなり肉薄しました。第4戦では最後のアタックで今田選手に100分の5秒差まで迫り、第5戦では最後に今田選手が意地を見せて逆転するまで、誰もが畑選手のクラスポールを信じていました。唯一TOMEIエンジンを使用するDRAGON選手は、セットアップの遅れから二人に引き離され、苦しい予選となりました。

ドライバー Rd4予選タイム(順位) Rd5予選タイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 1分17秒638(M1) 1分16秒515(M1) 1+1(29)
30号車 DRAGON 1分18秒121(M3) 1分17秒363(M3) 0(29)
53号車 畑 享志 1分17秒693(M2) 1分16秒675(M2) 0( 5)

■第4戦決勝

セーフティカーランが明けた9周目から徐々にリードを広げた今田選手は、12周目には後方で競り合うDRAGON選手と畑選手との差を3秒にまで開き、早くも安全圏に逃げると、チェッカーまで安定した走りを見せクラスウィン。熾烈を極めた2位争いは、18周目の1コーナーで畑選手が前を行くDRAGON選手のインに飛び込み、あわや接触という場面もありましたが、以降は両者の差が広がりフィニッシュを迎えました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合8位) 1分17秒971(M2) 10(39)
30号車 DRAGON M2位(総合9位) 1分18秒095(M3) 7(36)
53号車 畑 享志 M3位(総合10位) 1分17秒692(M1) 5+1(11)

■第5戦決勝

1周目にDRAGON選手に先行された今田選手でしたが、2周目にポジションを取り戻すと、その後は今田選手が逃げ、その後方でDRAGON選手と畑選手が競り合うという第4戦と同様の展開になりました。前戦と同じ轍は踏まないと、8周目にベストラップをマークして2位の座を奪った畑選手でしたが、9周目のSPコーナー立ち上がりで痛恨のコースオフ。縁石にヒットしてフロントウィングを失い万事休す。ピットでリタイアとなりました。今田選手はファステストラップも記録し連勝、速さを取り戻しつつあるDRAGON選手が連続2位となりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合10位) 1分17秒647(M1) 10+1(50)
30号車 DRAGON M2位(総合11位) 1分18秒496(M3) 7(43)
53号車 畑 享志 DNF 1分17秒709(M2) 0(11)

■第6戦決勝

グリッド後方に総合を争う若手ドライバーがいたことが、3連勝を狙っていた今田選手にとって悪い方向に働いてしまいました。若手にラインを譲った際にタイヤカスを拾ってしまったことでグリップを失い、今田選手は序盤からずるずると後退してしまいました。

労せずして2周目に今田選手をかわしたDRAGON選手は、コンスタントに1分18秒台を刻む快走を見せ、折り返しとなる10周目には2位の畑選手に10秒の大量リードを築きました。

DRAGON選手はその後も手を抜くことなく走り切り、今大会において今田選手に一矢報いる勝利をあげました。今田選手は中盤以降ペースを取り戻しますが、畑選手に僅かに届かず3位。この結果、ここまで3勝ずつとなった今田選手とDRAGON選手のポイント差は僅かに1点。この二人の一騎討ちに畑選手が絡むことで、チャンピン争いが面白くなってきました。

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ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M3位(総合11位) 1分18秒149(M2) 5(55)
30号車 DRAGON M1位(総合9位) 1分18秒074(M1) 10+1(54)
53号車 畑 享志 M2位(総合10位) 1分18秒940(M3) 7(18)
4号車ドライバー 今田信宏選手コメント

 木、金曜日の練習走行は雨で、土曜日がドライになりましたので、予選は攻めきれなかったという反省はあります。でも、クルマの仕上がりは非常に良く、第4、5戦は後ろでDRAGON選手と畑選手が競ってくれたこともあって、楽なレースをさせてもらいました。見る側はつまらないかもしれませんが、ああいう展開が良いですね。

 第6戦は、若手を前に出すためにラインを外したことで、ピックアップ(タイヤカスがタイヤに付着)してしまい、まったくペースを上げることができませんでした。終盤はそれが取れてペースを戻すことができましたが、時すでに遅し、でしたね。

30号車ドライバー DRAGON選手コメント

 ギアレシオなどセットアップが他車と違うので、どうしても出遅れてしまう面があります。過去の戦績を見て、エンジン特性の違いからたぶん菅生が一番苦手なコースだろうとは思っていました。でも、必ず良いセットがあるだろうと探っていき、尻上がりに良くなっていきました。前2レースは完敗でしたので、その分、第6戦はぶっちぎってやろうと最後まで手を抜かずに攻め続けました。大差で勝つことができてすっきりしました。これで今田選手とほぼポイントが並んだと思いますが、この接戦状態のままシリーズ終盤までいきたいですね。

53号車ドライバー 畑享志選手コメント

 第5戦は非常にペースも良かったので、頑張りすぎた結果、飛び出してしまいました。腹を打ってしまったので、モノコックにクラックが入ってしまい、その影響で、第6戦ではアンダーやオーバーが出て、非常に不安定な状態でした。鈴鹿に向けて早急にクルマを直さないといけないですね。ただ、スポットで出たレースから2年ぶり、ドライをほとんど走っていないなかでのレースということを考えると、我ながらよくやっていると思います。次の鈴鹿は、クルマに慣れればもう少しいけると思います。

B-Max Racing Team Press Release
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SUPER FORMULA

第2回公式テスト富士 総合トップは山本尚貴 牧野任祐、佐藤蓮も好調でホンダ勢が上位を占める

 全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式テストが、6月23、24日の両日、富士スピードウェイで行われ、総合のトップは山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF23)が奪い、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING SF23)がこれに続き、ホンダエンジン勢が上位を占める結果となった。

 例年、シーズン前に行われる富士の公式テストだが、今シーズンは第6戦の富士大会の前に設定された。先週末にSUGO大会を終えたばかりの各チームは、慌ただしく準備を整えて富士に集結した。

 梅雨のシーズンということもあり天候が心配されたが、幸い初日に雨がぱらいた程度で、両日ともドライコンディションのなか行われ、各チーム、各ドライバーはしっかりとテストメニューをこなしたようだ。

 注目されたのは、アレジに代わって、次戦からトムスの36号車をドライブする笹原右京(VANTELIN TOM'S SF23)だ。トヨタに移籍して念願のスーパーフォーミュラのシートを得て、どんな走りを見せるのか。

 また、B-Maxの車両を大津弘樹(BYOUBUGAURA B-MAX SF23)がドライブするとの発表に、様々な憶測も飛び交ったようだが、これはHRCから車両のチェックを依頼されたことによるもののようだ。

 初日は気温も20度を切り、かなり肌寒い天候になったが、セッション1でいきなりリアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)がトップタイムを叩き出し、この勢いのままいくのかと思われた。しかし、セッション2になると山本、牧野、佐藤が台頭し、この三人が1-2-3を占めた。

 2日目は、一転朝から暑さを感じる天候になったが、朝8時30分から行われたセッション3は、野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)、佐藤、牧野の順となり、午後のセッション4では山本、牧野、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)と、かろうじて可夢偉が3位につけたが、2日間を通じてホンダエンジン搭載車が上位を占めることになった。

 トヨタエンジン勢では、総合順位で笹原の5位が最上位。現在ポイントリーダーの宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)が6位につけたものの、今回のテスト結果を見る限り、第6戦はお膝元のトヨタ勢がやや苦戦しそうな気配だ。

 チャンピオン争いでも重要な1戦となる第6戦は、7月15、16日に富士スピードウェイで行われる。親子向けの特別割引チケットも販売されているので、レースの行方とともに観客の動員も気になるところだ。

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

第2回公式テスト富士総合結果

第2回公式合同テスト -RIJ- (2023/06/23-24) Total Testing Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
Engine
Session1
Session2
Session3
Session4
TimeBehind
164山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.618
*1'21.897
1'22.666
1'22.464
1'21.897-
25牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.233
*1'22.009
1'22.561
1'22.707
1'22.009 0.112
365佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.094
*1'22.193
1'22.526
1'22.852
1'22.193 0.296
453大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'23.142
*1'22.229
1'22.883
1'23.292
1'22.229 0.332
536笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'24.146
*1'22.244
1'23.570
1'23.339
1'22.244 0.347
637宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'23.745
*1'22.294
1'22.900
1'23.056
1'22.294 0.397
714大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'23.270
*1'22.306
1'23.555
1'23.230
1'22.306 0.409
838坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.946
*1'22.362
1'22.888
1'22.764
1'22.362 0.465
93山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.490
*1'22.417
1'23.132
1'23.186
1'22.417 0.520
106太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.924
*1'22.442
1'23.127
1'23.069
1'22.442 0.545
1112福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.854
*1'22.472
1'23.258
1'23.536
1'22.472 0.575
1215リアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.919
*1'22.473
1'22.676
1'22.831
1'22.473 0.576
131野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'23.181
1'22.894
*1'22.510
1'24.318
1'22.510 0.613
1455ジェム・ブリュックバシェTGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.572
*1'22.530
1'23.734
1'24.814
1'22.530 0.633
1518国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'24.178
*1'22.557
1'23.377
1'23.342
1'22.557 0.660
167小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'23.378
*1'22.569
1'22.617
1'22.714
1'22.569 0.672
1720平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'23.329
*1'22.583
1'23.319
1'22.773
1'22.583 0.686
1850松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'24.017
*1'22.595
-
-
1'22.595 0.698
194小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'24.033
*1'22.667
1'23.610
1'23.544
1'22.667 0.770
2051
50
大津 弘樹BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
-
*1'22.774
1'23.137
1'23.082
1'22.774 0.877
2139阪口 晴南P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'24.237
*1'22.777
1'23.275
1'23.087
1'22.777 0.880
2219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'24.353
*1'23.264
1'23.714
1'24.037
1'23.264 1.367
2351ラウル・ハイマンBYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'24.376
-
1'24.135
*1'23.873
1'23.873 1.976
Tags:

SUPER FORMULA

第2回公式テスト富士4回目結果

第2回公式合同テスト -RIJ- (2023/06/24) Official Testing 4 Weather:Cloudy Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
164山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.464--199.200
25牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.707 0.243 0.243198.614
37小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.714 0.250 0.007198.598
438坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.764 0.300 0.050198.478
520平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'22.773 0.309 0.009198.456
615リアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.831 0.367 0.058198.317
765佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.852 0.388 0.021198.267
837宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'23.056 0.592 0.204197.780
96太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.069 0.605 0.013197.749
1050大津 弘樹BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'23.082 0.618 0.013197.718
1139阪口 晴南P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'23.087 0.623 0.005197.706
123山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.186 0.722 0.099197.471
1314大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'23.230 0.766 0.044197.366
1453大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'23.292 0.828 0.062197.219
1536笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'23.339 0.875 0.047197.108
1618国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'23.342 0.878 0.003197.101
1712福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.536 1.072 0.194196.643
184小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.544 1.080 0.008196.625
1951ラウル・ハイマンBYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'23.873 1.409 0.329195.853
2019関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'24.037 1.573 0.164195.471
211野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'24.318 1.854 0.281194.820
2255ジェム・ブリュックバシェTGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.814 2.350 0.496193.680
Tags:

SUPER FORMULA

第2回公式テスト富士3回目結果

第2回公式合同テスト -RIJ- (2023/06/24) Official Testing 3 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.510--199.089
265佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.526 0.016 0.016199.050
35牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.561 0.051 0.035198.966
47小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.617 0.107 0.056198.831
564山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.666 0.156 0.049198.713
615リアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.676 0.166 0.010198.689
753大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'22.883 0.373 0.207198.193
838坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.888 0.378 0.005198.181
937宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.900 0.390 0.012198.152
106太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.127 0.617 0.227197.611
113山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.132 0.622 0.005197.599
1250大津 弘樹BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'23.137 0.627 0.005197.587
1312福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.258 0.748 0.121197.300
1439阪口 晴南P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'23.275 0.765 0.017197.260
1520平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'23.319 0.809 0.044197.156
1618国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'23.377 0.867 0.058197.018
1714大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'23.555 1.045 0.178196.599
1836笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'23.570 1.060 0.015196.563
194小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.610 1.100 0.040196.469
2019関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'23.714 1.204 0.104196.225
2155ジェム・ブリュックバシェTGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'23.734 1.224 0.020196.178
2251ラウル・ハイマンBYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'24.135 1.625 0.401195.243
Tags:

SUPER FORMULA

第2回公式テスト富士2回目結果

第2回公式合同テスト -RIJ- (2023/06/23) Official Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
164山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.897--200.579
25牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.009 0.112 0.112200.305
365佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.193 0.296 0.184199.856
453大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'22.229 0.332 0.036199.769
536笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.244 0.347 0.015199.733
637宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.294 0.397 0.050199.611
714大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'22.306 0.409 0.012199.582
838坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.362 0.465 0.056199.446
93山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'22.417 0.520 0.055199.313
106太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.442 0.545 0.025199.253
1112福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'22.472 0.575 0.030199.180
1215リアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.473 0.576 0.001199.178
1355ジェム・ブリュックバシェTGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'22.530 0.633 0.057199.040
1418国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.557 0.660 0.027198.975
157小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.569 0.672 0.012198.946
1620平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'22.583 0.686 0.014198.913
1750松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'22.595 0.698 0.012198.884
184小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'22.667 0.770 0.072198.710
1951大津 弘樹BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'22.774 0.877 0.107198.454
2039阪口 晴南P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.777 0.880 0.003198.446
211野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.894 0.997 0.117198.166
2219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'23.264 1.367 0.370197.286
Tags:

SUPER FORMULA

第2回公式テスト富士1回目結果

第2回公式合同テスト -RIJ- (2023/06/23) Official Testing 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
115リアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.919--198.107
238坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.946 0.027 0.027198.042
365佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.094 0.175 0.148197.689
453大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'23.142 0.223 0.048197.575
51野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'23.181 0.262 0.039197.483
65牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.233 0.314 0.052197.359
714大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'23.270 0.351 0.037197.272
820平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'23.329 0.410 0.059197.132
97小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'23.378 0.459 0.049197.016
103山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.490 0.571 0.112196.752
1164山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.618 0.699 0.128196.451
1237宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'23.745 0.826 0.127196.153
1312福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.854 0.935 0.109195.898
146太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.924 1.005 0.070195.734
1550松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'24.017 1.098 0.093195.518
164小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'24.033 1.114 0.016195.480
1736笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'24.146 1.227 0.113195.218
1818国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'24.178 1.259 0.032195.144
1939阪口 晴南P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'24.237 1.318 0.059195.007
2019関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'24.353 1.434 0.116194.739
2151ラウル・ハイマンBYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'24.376 1.457 0.023194.686
2255ジェム・ブリュックバシェTGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.572 1.653 0.196194.234
Tags:

SUPER FORMULA

第5戦富士 速さは戻りつつあるものの⻭⾞はいまだ噛み合わず(B-MAX)

 B-Max Racing Team(SFチーム代表 宮⽥雅史)は、6⽉17〜18⽇、スポーツランドSUGOで⾏われた全⽇本スーパーフォーミュラ選⼿権第5戦に参戦し、ハイマン選⼿は18位完⾛、松下選⼿はトラブルによりリタイアという結果でした。

 松下⾞の仕上がりは悪くなかったものの、予選では他⾞のクラッシュでアタックを中断、決勝も最後はトラブルで戦線離脱と、速さが結果には結びつきませんでした。ハイマン選⼿は堅実な⾛りで完⾛を果たしました。

 次戦は、開幕⼤会の舞台となった富⼠スピードウェイです。提携している綾瀬市がバスツアーを企画していることもあり、応援団の期待に応えるべく、態勢を整えて臨みます。

■予選(6⽉17⽇(⼟)午後2時00分〜)

 梅⾬の晴れ間の夏⽇となった予選⽇、午前中のフリー⾛⾏で⾮常に良い感触を得て、Aグループに出⾛した松下選⼿ですが、不運にもアタックをかけた周に、レインボーコーナー先で他⾞がクラッシュ。アタックを中断せざるを得ず、予選通過基準タイムすらクリアできずに終わってしまいました。Bグループのハイマン選⼿は、初めて⾛るサーキットを攻め切ることができず11位。2台ともにQ2進出は叶いませんでした。

ドライバーセッションタイム/順位
50号⾞松下信治予選Q1(順位)1分16秒815( -/11)
Q2(順位)----------------
総合順位(順位つかず)
51号⾞ラウル・ハイマン予選Q1(順位)1分07秒691(11/11)
Q2(順位)----------------
総合順位18位
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:33度、路⾯温度:51度

■決勝(6⽉18⽇(⽇)午後2時30分〜51周)

 予選⽇よりはやや⾵があるものの、気温30度超えとなった決勝⽇。2台ともに後⽅スタートのため、それぞれが異なる作戦を取ることにして決勝に臨みました。

 松下選⼿はスタートでエンジンストールを起こしてしまいますが、1周⽬の他⾞のアクシデントでセーフティカーランとなり、遅れを取り戻すことができました。4周を終えてリスタートすると、松下選⼿はトップグループに遜⾊ない1分9秒台を刻み続けます。そして、ピットに状況を伝えながら、タイヤ交換をできる限り引き伸ばしました。⼀⽅、ハイマン選⼿は12周⽬にタイヤ交換を⾏い、残り周回を⾛り切る作戦を取りました。

 松下選⼿は、ラップタイムの落ち込みが顕著になった32周⽬にピットに滑り込みタイヤ交換。即座にコースに復帰しますが、ここで駆動系にトラブルが出てしまい失速。再度ピットに⼊りレースを終えました。ハイマン選⼿は、タイヤ交換後にペースが上がらず苦しみますが、終盤はペースを戻してコンスタントに⾛り完⾛を果たしました。

ドライバーセッションタイム/順位
50号⾞松下信治決勝順位DNF
ベストタイム1分09秒127(15/22)
51号⾞ラウル・ハイマン決勝順位18位
ベストタイム1分09秒763(20/22)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:30度、路⾯温度:43度
チーム監督 本⼭哲コメント

 ノブに関しては、この週末、クルマは確実に改善されていることが、タイムやドライバーのコメントからも感じ取れ、⼿応えはありました。ただ、予選では⾚旗でアタックができなかったり、スタート前にエンジンストール、レースではトラブルが出たりと、良いリズムや流れにならなかったですね。

 ラウルは、初めてのコースというビハインドのなかで、難しい部分はありましたが、前回同様、決勝のラップタイムは後半に⾏くに連れて上がっていますので、レースウィークの組み⽴て⽅をしっかり考えれば、ポジションは上がると思います。次は経験のある富⼠ですので、チームとしてもポジションを上げるべく最⼤限のサポートをしたいと思います。

50号⾞チーフエンジニア 宮⽥雅史コメント

 不運もありましたが、ミスもありましたし、トータルとして⼒のあるチームとの差を感じました。決勝のペースは悪くなかったですが、菅⽣であの位置からのスタートではやはり厳しいですね。次の富⼠は、オートポリスや菅⽣とはキャラクターが異なりますので、ここ数戦とは違うアプローチでのセットアップが必要になります。週末のテストも迫っていますの で、今回のデータも加味して急いで考えたいと思います。

51号⾞チーフエンジニア マシュー・カラハン コメント

 B-Max Racing Teamで仕事をすることができ、良い経験になった週末でした。メカニックは優秀でマシンも信頼性が⾼く、プロフェッショナルな仕事に感⼼しました。私が知るラウル選⼿は⾮常に良いドライバーですが、松下選⼿に追いつくのにの苦労しましたし、他のドライバーにも遅れを取ってしまいました。次の富⼠⼤会でより良い結果が得られるよう願っています。

50号⾞ドライバー 松下信治選⼿コメント

 予選は不運もあって後⽅グリッドになりましたので、チームとして2台で作戦を分けようということでスタートしました。レースペースは⾮常に良かったのですが、ピットイン後にギアボックスが壊れてリタイアとなってしまいました。何か噛み合わないレースが続いていますので、もう⼀度チームと話し合って、何が⾜りないのか、噛み合わない原因はどこにあるのかを突き⽌めたいと思います。幸い来週にはテストもありますので、そこをターニングポイントにしてシリーズ終盤に臨みたいと思います。

51号⾞ドライバー ラウル・ハイマン選⼿コメント

 早めにピットインしたので、その後のスティントは本当に⻑く感じました。序盤はいくつかポジションを上げましたが、タイヤ交換後のクルマは挙動が⾮常に不安定で、ポジションを失ってしまいました。全体として、今週末は速さが⼗分ではありませんでした。クルマに変更を加えているのに、何をしてもバランスが改善されないので困惑しています。シーズン当初からずっとこの傾向が続いています。これは原因を探る必要がありますので、来週の富⼠テストでそれを⾏う予定です。引き続き応援をお願いします。

B-Max Racing Team
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筑波・富士S-FJ選手権

第4戦決勝ドライバーコメント 優勝・武者利仁「ちょっと横を見たら板倉さんがいなくなっていた」

優勝 15号車・武者利仁(ZAP RACorse ED)

優勝した武者利仁(ZAP RA corsa ED)

 「第3戦までにいろいろスタートを練習したのですけれど、けっこううまく決まった感じはして。で、ちょっと横を見たら板倉さんがいなくなっていたので、ラッキーといえばラッキーかな、と、そこに助けられた部分はあると思います。(終盤もタイム詰まって来なかった?)タイム出たのが後半の方で、途中ちょっと攻めたり守ったり、と気持ちの面が出てしまいましたね、1位が初めてだったので。(これで一皮むける?)次の筑波がすごい楽しみです」

2位 55号車・板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)

決勝2位の板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)

 「(スタートは何が?)普通に(クラッチを)ミートしたつもりだったのですけれど、人生で初めてストールしたので、よくわかっていないですね。スタート割と得意な方なのですけど、たぶんちょっと気負っちゃって。(そこからの挽回は?)いやちょっとシャレにならないなと思って、鈴鹿から来て貰っておいて(笑)。ちょっと真剣に走って、で、なんとか、って感じです。(この後はまた鈴鹿岡山シリーズ戦?)トップの子がかなり速いですけど、頑張ります」

3位 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)

決勝3位の小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

 「バトルどうでしたか(笑)?(見応えありましたよ)、私ミラーしかほぼ見ていなくて、これはいろいろタイミング考えないと抜かれちゃうな、と思って、自分の中で。スリップもアドバイス貰った通り、途中でブレーキ踏んだり、間合いをいろいろ考えてできました。奥本選手からのプレッシャーは凄かったですよ、これはいつ抜かれてもおかしくないかな、と思っていて、でも意外と前に行かれたときも自分が抜き返したりできたので、ストレートをうまく立ち上がれて、変にミスしなくてストレートに戻ってくれば、勝負権はあるかな、と思っていました。(富士の表彰台はどうだった?)いやー、部屋がF1みたいで最高でした(笑)、スマホで動画撮りたいくらいでした。感動で楽しんでいたら終わっちゃいましたね(笑)。次はまた筑波で、また勝手が全然違うので、でも富士で得たものを活かして筑波でも表彰台を狙いたいと思います」

4位 41号車・奥本隼士(TEAM HERO'S)

決勝4位の奥本隼士(TEAM HERO'S)

 「今回バトルの経験を積むっていうのがテーマで、突貫でクルマを合わせてもらって来て、しっかり決勝でバトルずーっとできたので(笑)、そこはよかったですね。すごい経験は積めたと思います。レースはめちゃ楽しかったですよ(笑)、なんか楽しみすぎて、身体が熱くなって、バイザー曇るくらい自分もヒートアップしていて。でも他のドライバーさんもクリーンにバトルしてくださって、感謝しています。(今日はごはんが美味しいですね?)そうですね(笑)、家帰るまでに、ちょっとごはん食べて、いっぱい動いたぶんちゃんとごはんいっぱい食べようと思います」

5位 8号車・野村大樹(WRS NOMURA KKS-II)

決勝5位の野村大樹(WRS NOMURA KK-SII)

 「(最後の攻防は?)僕のラップタイムもそんなに落ちてないから、秋山さんの最終ラップがすごい速かったんじゃないかな、と思います。やっぱりベテランで、うまいので、最後まで気を抜けなかったです。(スタートで板倉が止まっていたが?)僕は全然大丈夫でした、だた速い方なので、上がってくるんだろうな、と思っていたら、やっぱり抜かれちゃいました(笑)。次の富士のレースも体勢整えられたら出たいと思っています」

チーム代表 和田孝夫

 「野村選手いいレースでしたね。うまく1コーナーで差したらしくて、予選より決勝はひとつでも上にいけてよかったです。(ファイナルラップは?)やっぱり後ろを意識すると(差が)縮まっちゃいますね(笑)。平常心で走って貰えれば、と思います」

6位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

決勝6位の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

 「スタートは前が失敗したので(笑)前に出られましたけど、そこからはちょっとペースが違うので、全然抑えられなかったです。(ファイナルラップの攻防は?)ちょっとクルマ的に厳しかったかもしれないです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
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筑波・富士S-FJ選手権

第4戦決勝 武者利仁がポール・ツー・ウインで歓喜の初優勝 板倉慎哉は痛恨のエンジンストール

優勝した武者利仁(ZAP RA corsa ED)

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦決勝が6月18日(日)に富士スピードウェイで開催され、ポールポジションからスタートの武者利仁(ZAP RACorse ED)がスタートで飛び出すと2位以下を一気に引き離してそのまま12周を走り切り、キャリア初の優勝を独走で飾った。

 本日最後のレースとして行われる決勝は午後4時20分にコースイン開始。曇り空の気温は21度とこの時期としてもやや涼しい。路面温度も予選と比べてかなり下がっているようで、グリッド上でぎりぎりまでタイヤの空気圧を調整しているマシンもあった。9台のマシンがスリックタイヤでフォーメーションラップを開始。レッドライトが消灯してレースが開始された。

決勝のスタートシーン

 ポールポジションの武者は無難に発進したが、フロントロウに並んでいた板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)がエンジンストールで動き出せず後続車が左右に回避する波乱のスタートとなった。この混乱に乗じて順位を上げたのが4番手スタートの奥本隼人(TEAM HERO'S)で板倉を避けて一気に加速すると蹴り出しの弱かった小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)をかわして2位に浮上。また5番手スタートの秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)もTGRコーナー進入で小田部のインを差して3位にポジションアップ、小田部は秋山を避けるためにやや膨らみ気味にターンイン、6番手スタートの野村がその内側を狙うが、ここは小田部が踏ん張り4位のポジションを守る。

 最後尾から再スタートを切った板倉はさっそく追い上げを開始、まずはフェリペ昌(WRS MASA KKS-II)を仕留めて8位へ上がる。

 2位以下の混乱をよそに武者は後続を引き離し、2位奥本に1.406秒の差をつけてオープニングラップを終了する。3位秋山はそこから1.190秒とやや引き離され、第3セクターで秋山に接近した4位小田部が、0.233秒と迫っている。小田部は2周目の第1セクターで秋山をオーバーテイク。3位のポジションを取り戻す。

 2周目、武者は2位以下を1秒以上速いペースで突き放しにかかり2位奥本とのギャップを2.019秒まで拡大する。奥本に対しては3位に上がった小田部が接近。0.794秒と射程距離に入って来る。そしてトップ武者を上回るスピードで順位を挽回しているのが板倉で、第1セクターで7位大貫直実(グレード1スズバンF109)を片付けると第3セクターで本間隆史(MATRacingPJ10V)も攻略、6位まで浮上すると、3周目の第2セクターで野村を抜き去り5位へ。

 4周目、奥本を攻める小田部はTGRコーナー進入でインを突いて2位に浮上する。しかし奥本は引き下がらず小田部の背後でプレッシャーをかけ続けるとダンロップコーナー入口で再逆転、ポジションを奪い返す。今度は小田部が奥本のテールを脅かし、テール・ツー・ノーズ状態でコントロールラインを通過。5周目のTGRコーナーでは小田部が再度インから奥村を抜いて2位へ。奥本は今度はアドバンコーナーでチャンスを窺うがこの周は小田部がスキを見せず、ラインをややワイドに取って奥本を牽制する。そして板倉は秋山をオーバーテイクして4位へ上がる。

 6周目、スリップストリームを活かした奥本がTGRコーナーでインから小田部をオーバーテイク。そのまま小田部のプレッシャーをはねのけて0.346秒差でこの周を終える。小田部と奥本がやりあっている間に武者は着々とギャップを築き、4.280秒差と独走態勢となって行く。そして2位グループの背後にはファステストラップを連発している板倉が1.2秒差まで接近。さらに7周目のTGRコーナーで再び小田部が奥本とバトルを繰り広げると一気に板倉が2台に詰め寄り、3台がワンパックになってダンロップコーナーへ飛び込んでいく。3台は最終コーナー出口から加速勝負に出ると、コントロールライン上では2位奥本がやや前だが0.308秒差で小田部、0.156秒差で板倉と続き、3ワイドになって8周目のTGRコーナーへとアプローチ。板倉がブレーキング競争を制して2位に上がり小田部が3位。奥本は2台にやられた格好で4位にポジションダウンする。そこから8秒以上離されているが野村が秋山をオーバーテイク、5位に上がる。KKSに乗る秋山は苦しいレースを強いられているが諦めず、0.571秒の差で野村を追う。

 トップ武者と2位に上がった板倉の差は8周目で5.895秒。ここから板倉は追走を見せるが、武者も余力を残していたのか板倉と拮抗したタイムで残り周回を走り切り、ギャップを保ったままでチェッカードフラッグの下を通過。スタートから一度もその座を脅かされることなく独走でキャリア初優勝を飾った。2位は板倉、スピードでは武者を上回る速さを見せたが、スタートでの失敗が全てだった。その板倉から取り残された小田部と奥本の3位争いは、8周目、9周目と奥本が詰め寄るも小田部が守り切って突き放す繰り返しでファイナルラップまで続き、奥本はダンロップコーナーでアウトから、GR Supraコーナーではインからと攻め立てたが小田部は冷静に走り、0.341秒差で振り切って表彰台の一角を守り切った。奥本は4位。野村と秋山の5位争いもファイナルラップまで続き、最後のフィニッシュラインに向けたドラッグレースで野村のノーズが僅かに前に出て決着、秋山は0.031秒差で6位となった。

優勝は武者利仁(ZAP RA corsa ED)

決勝2位は板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)

決勝3位は小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

決勝4位は奥本隼士(TEAM HERO'S)

決勝5位は野村大樹(WRS NOMURA KK-SII)

決勝6位は秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

 初優勝の武者はポディウムに戻ってくると、勝利を噛みしめるようにゆっくりとコックピットから立ち上がり、両手の人差し指で「1」を示してから、ガッツポーズと共に言葉にならない咆哮をあげた。背水の陣で挑んだ3シーズン目、勝てそうで勝てないレースが続いた後の喜びを爆発させた叫びだった。

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権は前半4戦を終えて、今回優勝の武者が62ポイント、3勝の小村が60ポイントと僅差の戦いが続く。これまでに初優勝を遂げた選手が一皮むけるのを何度も見てきたが、果たして今回の勝利が武者を強くするか? 真価が問われるのは筑波で7月30日に行われる第5戦だ。

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
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筑波・富士S-FJ選手権

第4戦富士決勝結果

ザ・ワンメイクレース祭り2023富士 -RIJ- (2023/06/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
115武者 利仁ZAP RA corsa ED
TOKYO R&D RD10V
1222'28.938--
255板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1222'34.834 5.896 5.896
378小田部 憲幸いえらいふZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1222'36.633 7.695 1.799
441奥本 隼士TEAM HERO'S
MYST KK-S2
1222'36.974 8.036 0.341
58野村 大樹WRS NOMURA KK-SII
MYST KK-S2
1222'52.76723.82915.793
63秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
1222'52.79823.860 0.031
746本間 隆史MAT Racing PJ 10V
TOKYO R&D RD10V
1223'13.85044.91221.052
816大貫 直実グレード1 スズバンF109
ZAP F109
1223'27.51758.57913.667
925フェリペ昌WRS MASA KKS-II
MYST KK-S2
1223'33.3651'04.427 5.848
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 55 板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII) 1'51.762 (6/12) 146.980 km/h
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筑波・富士S-FJ選手権

第4戦富士公式予選ドライバーコメント ポールポジション・武者利仁「富士ではスリップが使えるので、筑波とはまた違う展開になると思う」

ポールポジション 15号車・武者利仁(ZAP RACorse ED)1分51秒906

ポールポジションの武者利仁(ZAP RA corsa ED)

 「なんとか頑張りました(笑)。今回ちょっと想像以上にグリップしなくて、タイヤの温度も僕のミスかなって感じで、走りとかラインを変えて何とか合わせた感じです。(練習の方がタイムよかった?)午前中の方がタイムよかったですね。GTアジアの後ってこともあったかもしれないですけど、予選の時(路面が)すごくサラサラしていて、びっくりしました。(ポールスタートは久しぶり?)そうですね、一昨年ぶりぐらいなので。抜かれないようにスタート決めますが、もし抜かれるようなことがあっても、富士ではスリップが使えるので、筑波とはまた違う展開になると思うので、頑張ります」

予選2位 55号車・板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)1分51秒928 トップと0.022秒差

予選2位の板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)

 「ずっとポジションがわからなかったので、タイムを(ピットから)出してくれていて、トップが51秒9で、僕も1秒9だったので、トップの辺りにはいるかな、と思っていて、最後にまくられたのは戻ってきてから聞いたので。調子は悪くないですね、富士あまり走っていないので、(出場)9台で誰が速いかもわかっていなくて(笑)、基準になるタイムがよくわかっていなかったので、その中ではわりとうまくやれた方かなと思います。(今シーズン入ってから好調そうに見えるが?)例年に比べると(笑)、調子いいかな、と思います。今年からタイヤ(の仕様)が変わって、そのタイヤが結構自分の乗り方と合っていて、プラス、セッティングもタイヤに結構マッチしているので、そういった部分で、今年は調子よく走れている感じです。決勝は事故なく、クリーンなレースで前に出られたらいいな、と思います」

予選3位 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)1分52秒276 トップと0.370秒差

戦3位の小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

 「3番手ですか? やった(笑)。調子は自分の中ではあまりよくないかな、って思っていたのですけど、3番手ということで悪くはないのかな、と今思ってます。(調子悪いというのは?)第3セクターとか広すぎてどこ走ったらいいのかよくわからなくて、何が正解なんだろうな、と思ってずっと走っていました。ちょっとニュータイヤに助けられたところもあったかもしれません。決勝はまたスタート失敗しないように(笑)、きっちり決めて、まずは富士完走して、攻めるとこは攻めたいと思います」

予選4位 41号車・奥本隼士(TEAM HERO'S)1分52秒599 トップと0.693秒差

予選4位の奥本隼士(TEAM HERO'S)

 「(タイムが伸びなかった?)タイムに関しては、スリップがあったりなかったりで。とにかく1周フルプッシュしてきて走れました。決勝はバトルでしっかり経験積みたいな、と思ってますが、予選に関しては、楽しいですね。クルマの調子はいいと思います。このクルマ自体レースは初めて出るクルマで、いろいろ試行錯誤しながら、今後も仕上げていけたらいいな、という感じです」

予選5位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)1分53秒956 トップと2.050秒差

予選5位の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

 「調子はまだうまくいってはいないのですけれど、だんだん徐々に上げていけたので、最後にはまとまったかな、と思います。決勝に向けては前のクルマについていって、スリップ使えたらいいかな、と思っています」

予選6位 8号車・野村大樹(WRS NOMURA KKS-II)1分53秒967 トップと2.061秒差

予選6位の野村大樹(WRS NOMURA KK-SII)

 「秋山選手を追いかけていて、ちょっとずつ詰まっていったので、ちょっと色気が出ちゃいまして、欲が出てスピンしちゃいました(笑)。最後他の選手のスリップ使わせて貰ったのですけれど、あまりうまくできなくて、最後もうちょっとまとめ切れたはずなのがちょっとできなかったのが残念でした。クルマの調子はバッチリです。和田さんがしっかりメンテナンスしてくれたので」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA
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筑波・富士S-FJ選手権

第4戦公式予選 武者利仁、2シーズンぶりのポールポジション獲得で初優勝に前進

ポールポジションは武者利仁(ZAP RA corsa ED)

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦公式予選が6月18日(日)に富士スピードウェイ開催され、開幕から3連続表彰台と好調の武者利仁(ZAP RACorse ED)がチェッカードフラッグ後の最後のタイムアタックでトップタイムを叩き出して逆転、2番手板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)に0.022秒の差でポールポジションを獲得した。

 舞台を筑波から富士に移しての第4戦はエントリーがやや寂しく9台。今年ここまで筑波で3連勝の小村明生や、シリーズランキング3位の中澤凌、4位の安田航、5位内藤大輝などの上位ランカーがこぞって欠場。シリーズ参戦組はランキング2位の武者、同5位の小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)、同9位の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)、同11位の本間隆史(MATRacingPJ10V)の4台のみ出走。それに対して今回スポット参戦組は5台。FIA-F4ドライバー奥本隼士(TEAM HERO'S)に加えて鈴鹿岡山シリーズを主戦場とする板倉、レジェンドドライバーの和田孝夫が率いるWADA RACING SPORTSから野村大樹(WRS NOMURA KKS-II)とフェリペ昌(WRS MASA KKS-II)の2台。さらに大貫直実(グレード1スズバンF109)を含め4台は過去にも富士のスーパーFJレースに参戦している面子だ。

 本大会は「THE ONE MAKE RACING FESTIVAL 2023 FUJI」と銘打って開催。サポートレースの一つであるスーパーFJレースは予選が午後1時35分から、決勝が午後4時20分からというやや変則的なタイムスケジュールだ。

 予選開始は予定より10分遅れて午後1時45分から開始。全国的に暑くなると予報されていたが富士スピードウェイは上空にうっすらと雲がかかり、気温も25度程度。しかし湿度が高く蒸し暑い中、武者を先頭に9台全車がコースイン。路面はドライでスリックタイヤだが、事前に聞いた話では、今回同時開催の「FANATEC GT World Challenge Asia(GTWCアジア)」で出走するGT3、GT4車両の走行前と、ピレリタイヤのゴムが乗った走行後で路面の状況がかなり変わるそうだ。スーパーFJ予選の前にGTWCアジアの決勝レースが入っていて、タイヤカスが残り、クラッシュやコースアウトも頻発していたので路面はかなりダスティに見える。

 まずは残り16分、計測2周目に板倉が1分53秒156でトップ、2番手は53秒621で奥本、3番手位53秒935の武者と続く。武者は続く周回で52秒975とトップに立つが直後にコントロールラインを通過した板倉が52秒618でトップを奪い返す。3番手には小田部が53秒354でつけて奥本4番手にドロップ。

 残り12分、武者は1分52秒431とトップタイムをマークするが、板倉が52秒254で再びひっくり返し、さらに52秒249までタイムを削る。奥本も52秒971→52秒948と1分52秒台に入れて小田部を追い落とし3番手へ。小田部4番手、5番手野村、6番手秋山と続く。

 残り8分30秒、武者の1分52秒019に対して直後に板倉が51秒985と更新して0.034秒差のトップ、武者がベストタイムを更新すると板倉がそれを上回るという繰り返しで、3番手は小田部が52秒276で再浮上するが武者までは0.257秒の差がある。4番手52秒948の奥本までがトップ板倉から1秒以内に収まり5位野村以下はそこからやや離されている。

 残り5分、武者は52秒011と自己ベストを更新するが板倉には届かない。午前中の練習走行では武者は手元の計測で51秒7を出しており、やはり路面の状況が合わないのか。

 残り1分を切って、板倉が1分51秒928とさらにベストタイムを更新。チェッカードフラッグが出されて、これで予選順位確定かと思われたが、最後の周回で武者が渾身のタイムアタックで0.1秒を削り取り51秒906をマーク。0.022秒の差でポールポジションを奪い取った。板倉はフロントロウ2番手へ。小田部対奥本の3番手争いは小田部がポジションを守り切り、奥本は最後に52秒599までタイムを詰めたが4番手でセカンドロウに並んだ。

予選2位は板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)

予選3位は小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

予選4位は奥本隼士(TEAM HERO'S)

 野村対秋山の5番手争いもチェッカー後の周回で決着、秋山が53秒956で5番手にあがり、長らく5番手を守っていた野村だが0.011秒の差で6番手へドロップした。

予選5位は秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

予選6位は野村大樹(WRS NOMURA KK-SII)

 決勝は午後4時20分コースイン予定。武者にとっては2021年9月の筑波以来、キャリア2度目のポールポジションになる。しかし0.022秒差でフロントロウに並ぶ板倉はベテランなうえに激戦の鈴鹿で今年表彰台に上がるなど、覚醒した感もあり、油断はできない。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
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筑波・富士S-FJ選手権

第4戦富士公式予選結果

ザ・ワンメイクレース祭り2023富士 -RIJ- (2023/06/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
115武者 利仁ZAP RA corsa ED
TOKYO R&D RD10V
1'51.906--146.791
255板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1'51.928 0.022 0.022146.762
378小田部 憲幸いえらいふZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'52.276 0.370 0.348146.307
441奥本 隼士TEAM HERO'S
MYST KK-S2
1'52.599 0.693 0.323145.888
53秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
1'53.956 2.050 1.357144.150
68野村 大樹WRS NOMURA KK-SII
MYST KK-S2
1'53.967 2.061 0.011144.136
716大貫 直実グレード1 スズバンF109
ZAP F109
1'55.194 3.288 1.227142.601
846本間 隆史MAT Racing PJ 10V
TOKYO R&D RD10V
1'55.326 3.420 0.132142.438
925フェリペ昌WRS MASA KKS-II
MYST KK-S2
1'56.254 4.348 0.928141.301
1022内藤 大輝RaiseUP RCIT ED
MYST KK-S2
0.000-51.906-56.254INF
---- 以上基準タイム(130% - 2'25.647)予選通過 ----
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筑波・富士S-FJ選手権

第4戦富士注目ドライバーインタビュー 奥本隼士「ラジコン出身ごはん大好き」

 2023年JAF地方選手権筑波/富士スーパーFJ第4戦が6月18日(日)に富士スピードウェイで開催された。場所を富士に移しての開催という事で、普段シリーズに参戦していないドライバーも登場することが多い。今回注目だったのは昨年からFIA-F4に出場し、今年はTGRの育成ドライバーとなり富士での開幕戦で2位となっている奥本隼士(TEAM HERO'S)の出場だ。スーパーFJのレースは初めてという奥本にレース前に話を聞いた。

インタビュー(午前中の練習走行1本目の後で実施)

 ――今回のスーパーFJ参戦の目的は?

 「(FIA-F4開幕戦の)富士を終わって、もう少し富士のバトルの経験を積みたいな、というので今回出させて貰っています」

 ――スーパーFJでのレースは初めてとの事だが、FIA-F4とはだいぶ違う?

 「オープンデフ同士のクルマで、似ている部分がすごいあるし、FIA-F4よりはスピード遅いですが、その分細かい操作をしっかり行わないと、というところで僕自身もいいトレーニングというかいい経験になっています」

 ――ここまでタイムはどう?

 「もうちょっと頑張らないといけないという感じで(笑)。この後練習走行あってすぐ予選なので」

 ――「ごはん大好き」というコピーが有名だが、由来は?

 「FIA-F4の(選手の)プロフィールみたいなアンケートがあって、勝負飯はなんですか? みたいな項目に『白ごはん』って書いて。で、レースウィーク入って、実況の実方さんが来た時にちょうどおにぎり食べていて、その時に「ラジコン出身ごはん大好き」にしょう、ってそこで決めてもらった感じです」

 ――FIA-F4の動画配信の実況でも連呼されているね?

 「ありがたいことで、ごはん君とか呼んでもらったり、覚えて貰えることが嬉しい感じです。走りもちゃんと速さで目立てるように頑張ります」

 ――トヨタの育成になって環境は変わった?

 「充実というか、すごくいい環境でやらせてもらっていて、自分が乗れていないところ所とかあると、4人のロガー突き合わせて教えてくれて、そこに合わせることができるので、ホントに(いい環境)。ただ、もっと結果出さないと、というところがあるので。ライバルもいっぱいいるので(笑)。ここからほんとにチャンスでもあるので、1年でそれをしっかり活かしていかねば、っていうところで今回スーパーFJの参戦決定、っていう訳です」

 直前の練習走行ではトップグループとそん色ないタイムで走行しており、初のスーパーFJとはいえレースで波乱を呼ぶ要素になりそうな奥本の活躍に注目したい。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
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SUPER FORMULA

第5戦SUGO決勝上位3人のコメント 宮田莉朋「12周目が分岐点だった」

第5戦優勝 宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)

 「2勝目できてホッとしています。12周目が分岐点と言って過言ではありませんね。OTSのタイミングとクルマのポテンシャルは完璧でした」

 「ルマンに同行した影響がなかったといえば嘘になります。世界を目指すには結果を残し続けないといけないので、こうして結果を残せたのが嬉しいですし、チームの皆さんも素晴らしいクルマを用意してくれたので本当に感謝しています」

 「まさかこんな流れでシーズンを進められるなんて想像もしていなかったのは事実です。毎戦毎戦チームとともに頑張ってきたことがようやく結果に結びついてきているので、これからも一戦一戦ベストを尽くして頑張りたいです」

第5戦決勝2位 野尻智紀(TEAM MUGEN)

 「ものすごい疲れました。日常生活でも全くトレーニングできなくて、あまり体に負荷をかけないように過ごしてきたのできつかったです。スタートでミスしてハーフストールしましたが、そこで諦めたらカーナンバー1じゃないと思って一生懸命走りました」

 「こんな言い方をするとプロ失格かもしれないけど、これが自分のベストのパフォーマンスじゃないと思っているので、これからしっかりポテンシャルを上げて後半戦を戦っていきたいです」

第5戦決勝3位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「今シーズン本当に苦戦していました。今回もかなりきつかったし、フリー走行も良くなかったんですが、チームと話し合って変更を加えたところ、いい方向に行ったので3位に繋がったと思います。1回テストも挟めるし、ここで一回リセットして、またチームのみんなと頑張りたいです。僕たちの目指すところは優勝なので」
優勝チーム監督 舘信秀(VANTELIN TEAM TOM’S)
「もう何も言うことはありませんよ。今週はフリープラクティスからタイムが良かったし、その流れを今日まで持ち込むことができました。今日もいいレースだったし、クルマも完璧だったと思いますよ」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER FORMULA

第5戦SUGO決勝 宮田莉朋が盤石の走りで今季2勝目を挙げる

 2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の決勝が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、予選2番手からスタートした宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)がレース序盤でトップに立ち、終盤は後続に大差をつけて逃げ切り、第2戦鈴鹿に続いて今季2勝目を挙げた。(天候:晴れ コース:ドライ)

 第5戦決勝は午後2時30分より51周で行われた。スタート時の気温は28℃、路面温度は36℃。最終コーナーから1コーナーに向かって追い風が吹く中での戦いとなった。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの大湯都史樹(TGM GP SF23)。予選2番手の宮田がそれに続いて2位。以下、坪井翔(P. MU/CERUMO・INGING SF23)、リアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)、そして牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)の順で1−2コーナーを抜けていく。

 その後方では平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)と松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF23)がストールしてしまう波乱があり、平川はすぐに再始動したが、1周終了時点で11位、再始動に手間取った松下は最後尾まで後退してしまった。

 さらにS字コーナーではジュリアーノ・アレジ(VANTELIN TOM'S SF23)と関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)が接触するアクシデントが発生。二人とも自力で走行を再開するが、結局リタイヤとなってしまう。

 このため2周目からセーフティーカーが導入され、レースは5周目に再開されることになる。逃げる大湯を僅差で追う宮田。10周を終えてもその差はわずか0秒487。

 そしてついに宮田は12周終わりのストレートでオーバーテイクシステム(OTS)を使って大湯を抜き去り、トップに浮上する。続いて坪井も13周終わりのストレートで大湯にアウトから並びかける。1コーナー進入で抵抗を試みた大湯だったが、ここで痛恨のコースオフを喫し、一気に8位まで後退してしまった。 

 この辺りからリヤの挙動に違和感を感じ始めた大湯は15周目にピットイン。タイヤ交換を行なって16位でコースに復帰したが、その後も異常は解消せず、徐々に順位を落とすことになり、30周目に再びピットイン。53号車はそのままガレージに入れられてレースを終えた。異常の原因は、フロアパネルの破損によりダウンフォースが抜けてしまう症状が出ていたことだったようだ。

 一方、トップの宮田は17周目にピットイン。タイヤ交換を行なったのち、12周目に交換を済ませていた野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)の前でコースに復帰した。すかさず18周終わりのホームストレートで野尻がOTSを使ってアウトから宮田に並びかけるが、宮田は1コーナーでインをきっちり守って先行を許さない。

 宮田は20周目にこのレースの自己ベストとなる1分8秒648を記録すると、そこから一気にペースを上げて野尻を突き放しにかかった。

 この時点でトップに立っていたのはタイヤ交換を終えていない坪井。2位にローソンがつけ、平川が3位で続く。この3台はレース終盤までタイヤ交換を引き伸ばす作戦を採ったが、宮田はここからどんどん坪井との差を詰めにかかる。一時は30秒以上あった両者の差は25周を終えた時点で25秒083、29周終わりで20秒012、そして34周終わりには12秒374にまで縮まった。

 そして坪井が35周目、平川が39周目、そしてローソンが41周目にタイヤ交換を行なった結果、宮田が再びトップに立つことに。2位には野尻、そして牧野が3位で続き、坪井は9位、平川は10位そしてローソンは7位でコースに復帰した。

 その後も宮田は野尻を上回るペースで着実にリードを広げていき、最後は22秒272の大差をつけてフィニッシュ。第3戦鈴鹿に続いて今季2勝目をものにした。

 肺気胸による欠場後初の参戦となった野尻智紀は復帰戦を2位で締めくくり、開幕から苦戦の続いた牧野任祐が3位で今季初の表彰台を獲得した。

 そしてポイントリーダーのリアム・ローソンが結局このレースを5位で終えたため、ここまで75ポイントを獲得した宮田はドライバーズランキングでも63ポイントのローソンを押さえてトップに浮上した。

 野尻もここで57ポイントとなり、このレースを7位で終えた坪井の50ポイントを抜いてランキング3位まで挽回している。

 次戦の舞台は今季3戦目の富士スピードウェイ。7月16日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER FORMULA

第5戦SUGO決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
137宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
511:02'19.412--
21野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
511:02'41.68422.27222.272
35牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
511:02'46.37326.961 4.689
414大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
511:02'48.48929.077 2.116
515リアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
511:02'48.63529.223 0.146
67小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
511:02'49.36129.949 0.726
738坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
511:02'55.91836.506 6.557
83山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
511:02'58.27638.864 2.358
918国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
511:02'59.40739.995 1.131
1039阪口 晴南P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
511:02'59.78940.377 0.382
1120平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
511:02'59.83040.418 0.041
1265佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
511:03'00.63041.218 0.800
1364山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
511:03'13.80654.39413.176
144小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
511:03'18.42559.013 4.619
156太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
511:03'22.8321'03.420 4.407
1612福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
511:03'23.4401'04.028 0.608
17*55ジェム・ブリュックバシェTGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
511:03'31.3621'11.950 7.922
1851ラウル・ハイマンBYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
501:03'36.8241Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 45 Laps)完走 ----
-50松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
3342'27.08118Laps17Laps
-53大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
3039'05.23221Laps3Laps
-36ジュリアーノ・アレジVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
35'04.02348Laps27Laps
-19関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
28'02.69749Laps1Lap
  • Fastest Lap: CarNo. 15 リアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23) 1'07.950 (49/51) 190.013 km/h
  • CarNo. 55は、FIA ISC-L項4.6.c)(ピット出口のホワイトランカット)により、競技結果に5秒を加算した。
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第6戦SUGO決勝 イゴール・オオムラ・フラガが初優勝 トップ快走の平良響はトラブルに泣く

優勝したイゴール・オオムラ・フラガとマスタークラスで優勝したDRAGON

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6戦は18日、スピードランドSUGOで決勝を行い、イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)が優勝した。

 決勝は、午後0時15分から12台(うちマスタークラス3台)が参加してフォーメーションラップが始まる。上空には薄雲がかかり、気温32度、路面温度42度だ。

 スタートは3番グリッドの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)と4グリッドの小出峻(HFDP WITH TODA RACING)がミス。トップにはポール位置からスタートした平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)が立ち、2位に2番グリッドのイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、3位には5番グリッドから好スタートを決めたエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京TOM'S 320)が続く。

 木村は4位に落ち、5位に野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)がつけ、小出も6位までポジションを落とした。

 2周目には4位の木村に5位の野中が襲いかかる。1周目の1コーナーから2コーナーにかけて並走した2台だったが、野中がヘアピンで木村を攻略し4位に浮上。

 その木村には、スタート手順違反でドライビングスルーペナルティーが科される。木村はピットインを行い最後尾の12位まで落ちた。

 上位の4台は互いに0秒5~1秒5ほどの差のトレイン状態でレースは進行。8周目以降はトップの平良が徐々に2位以下を突き放し、15周目にはその差は2秒2となった。

 ところが、16周目のストレートでトップを走る平良がマシントラブルか失速。17周目の2コーナーで2位のフラガにトップを譲るとその後もずるずると後退することとなった。

 18周目には1コーナーでアウトから2位のトゥルーリに並びかけた野中だったが、いきおい余ってスピン。小出にパスされ4位に落ちた。

 レースは19周を回って終了。フラガは初優勝。2位のトゥルーリは初表彰台となった。3位には小出が、4位には野中が、5位には堤優威(Rn-sports F320)が、6位にはデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)が入った。

 マスタークラスは、3周目にトップの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)をパスしたDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が優勝。2位には畑亨志(A-NeKT with B-MAX 320)が入り、今田は3位でレースを終えた。

 第7、8、9戦は鈴鹿サーキットに舞台を移し、7月1日~2日に開催される。

Text: Yoshinori OHNSHI
Photo: Shigeru KITAMICHI
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第6戦SUGO決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
152イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1924'34.711--
237エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1924'35.976 1.265 1.265
32小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1924'40.308 5.597 4.332
435野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1924'41.476 6.765 1.168
510堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1924'45.58910.878 4.113
651デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1924'46.69411.983 1.105
736古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1924'47.30412.593 0.610
8*50木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1925'05.10130.39017.797
930M1DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1925'08.45133.740 3.350
1053M2畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1925'25.74651.03517.295
114M3今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1925'26.14651.435 0.400
12*1平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1925'34.51459.803 8.368
---- 以上規定周回数(90% - 17 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 35 野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC) 1'16.411 (6/19) 168.973 km/h
  • CarNo. 50は、シリーズ統一規則第31条10.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 1は、スポーツランドSUGO 4輪一般競技規則第42条2.4)(ピットチェッカー)により、競技結果に11秒を加算した。
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第5戦 平良響がポール・トゥ・ウィンで連勝

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦の決勝が、スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートの平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が、昨日の第4戦に続いて連勝を果たした。

 昨日に続いて快晴となったスポーツランドSUGO。朝8時すぎにはすでに気温は30度近くまで上がっている。昨日は平良がポール・トゥ・ウィンで完璧なレースを見せた。ポールスタートの第5戦もその再現がなるのか。また、それを阻止せんとするポイントリーダーの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)はフロントローからのスタートでスタートダッシュを狙う。この2人の対決が注目された。

 なお、予選8位の古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)は、エンジン交換をしたため、最後尾からのスタートとなった。

 スタートを制したのは、ポールポジションの平良。木村、小出 峻(HFDP WITH TODA RACING)、エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)、デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)と続く。4番手スタートのイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)はスタートで出遅れ6位にドロップしてしまった。

 レースは膠着状態のまま進むが、9周目にマスタークラスの2位畑享志(A-NeKT with B-MAX 320)がSPコーナー立ち上がりでコースオフ。フロントウィングが脱落してコース上に置き去りにされてしまい、セーフティカーが導入。

 13周終了したところで、リスタート。ここでも上手く後続を引き離した平良は、木村を従えたまま残り周回を走りきり連勝を飾った。

 ただし、レース中のファステストは木村が奪い、開幕大会で木村が成し遂げたポール・トゥ・ウィン+ファステストでの完全制覇を平良が達成することは阻止した。

 マスタークラスは、畑の脱落前までに大きくリードしてした今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が、リスタート後も危なげなく逃げ切って、こちらも連勝を果たした。

 第6戦の決勝は、午後0時から行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI

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第5戦SUGOフリー走行2回目 坪井翔がトップタイム。 PP大湯都史樹は13番手

 2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のフリー走行2回目が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、坪井翔(P. MU/CERUMO・INGING SF23)がトップタイムを記録。ポールシッターの大湯都史樹(TGM GP SF23)は13番手だった。

 フリー走行2回目は午前10時より30分間で行われた。天候は公式予選日に続いて晴れ。路面はドライでの走行となった。

 コースオープン直後から各チーム決勝に備えてダブルピットでのタイヤ交換やスタートの練習に余念がない。コース幅の狭いSUGOではアクシデントやそれによるセーフティーカーへの対応が勝負を左右することも多い。スタートとピット作業の成否は非常に重要だ。

 こうした中、コース上ではまず松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF23)が3周目に1分9秒082を出してトップに。続いて山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF23)が同じく3周目に1分8秒639、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)は4周目に1分8秒796を出してきた。今回が復帰戦となる野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)も5周目に1分8秒957を記録して3番手につける。

 予選2番手の宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)は6周目に1分8秒680を記録、この時点で2番手に浮上する。続いて坪井が8周目に1分8秒636でトップに立った。残り時間は17分だ。

 坪井と宮田はこの前後の周でもコンスタントに1分8秒台を連発、好調ぶりを見せる。他の多くのドライバーは1分9秒台前半から10秒台前半といったペースだ。この辺りが決勝でのペースということか。

 先週ルマン24時間レースで2位入賞を果たした平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)も12周目に1分8秒659で3番手に浮上してきた。

 その後もフリー走行は大きなクラッシュや中断もなく午前10時30分にチェッカーフラッグが提示されて終了。坪井翔がトップタイム。山本尚貴が2番手、平川亮が3番手という結果となった。

 ポールシッターの大湯都史樹はベストタイム1分9秒202で13番手だった。

 第5戦決勝はこのあと午後2時30分より51周で行われる。昨シーズンよりも2周短いレース距離での開催だが、これが結果にどう影響するかにも注目したい。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER FORMULA

第5戦SUGOフリー走行2回目結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/18) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
138B坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'08.636--188.114
264B山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'08.639 0.003 0.003188.106
320A平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'08.659 0.023 0.020188.051
437A宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'08.680 0.044 0.021187.994
57A小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'08.716 0.080 0.036187.895
639A阪口 晴南P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'08.769 0.133 0.053187.750
765A佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'08.777 0.141 0.008187.728
83B山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'08.796 0.160 0.019187.677
919B関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'08.890 0.254 0.094187.421
1015Bリアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'08.949 0.313 0.059187.260
111A野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'08.957 0.321 0.008187.238
1250A松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'09.008 0.372 0.051187.100
1353B大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'09.202 0.566 0.194186.576
1412A福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'09.211 0.575 0.009186.551
154A小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'09.248 0.612 0.037186.452
1636Bジュリアーノ・アレジVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'09.256 0.620 0.008186.430
175B牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'09.257 0.621 0.001186.427
1818B国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'09.260 0.624 0.003186.419
1914B大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'09.262 0.626 0.002186.414
206A太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'09.413 0.777 0.151186.008
2155Aジェム・ブリュックバシェTGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'09.882 1.246 0.469184.760
2251Bラウル・ハイマンBYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'10.230 1.594 0.348183.845
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第5戦SUGO決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
11平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1926'00.659--
250木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1926'01.423 0.764 0.764
32小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1926'03.052 2.393 1.629
437エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1926'07.960 7.301 4.908
551デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1926'08.786 8.127 0.826
652イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1926'10.73510.076 1.949
710堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1926'11.55410.895 0.819
836古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1926'12.04811.389 0.494
935野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1926'14.43313.774 2.385
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1926'18.54117.882 4.108
1130M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1926'22.57221.913 4.031
---- 以上規定周回数(90% - 17 Laps)完走 ----
-53M-畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
912'23.83710Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 50 木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'15.763 (3/19) 170.421 km/h
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SUPER FORMULA LIGHTS

第4戦 平良響がポール・トゥ・ウィンで今季1勝目

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦の決勝が、スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートの平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が、一度もトップを譲ることなく今季1勝目を飾った。

 梅雨の晴れ間で夏日となった土曜日、午後3時を過ぎても日差しは照りつけている。抜きどころの少ないコース、加えて、このレースの結果が第6戦のグリッドになるため、26周の長丁場とはいえスタートは重要だ。

 スケジュールがやや遅れて、午後3時55分にフォーメイションラップがスタート。

 ポールポジションの平良、イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)と、上位勢は順位変動なくスタートするが、後方では5番グリッドの堤優威(Rn-sports F320)がエンジンストールで大きく順位を落とす。

 さらに1周目の第4コーナーで、デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)とインに飛び込んだ古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が接触。このアクシデントで、古谷は足回りを傷めてストップ。ビダーレスは一旦ピットに入り、車両をチェックした後コース復帰。幸いにもセーフティカーランになっていたため、同一周回で戻ることができた。

 8周を終了したところで、リスタート。ここでの順位変動はなかったが、12周目に、トップを上回るペースで追い上げていたビダーレスに「ピットアウトの際の信号無視」でドライブスルーペナルティ。これでビダーレスは完全に脱落してしまった。

 その後、各車両の間隔は大きく開きはしないものの、レースは縦に長い展開となり、残り10周となったところでの順位は、平良、フラガ、木村、小出峻(HFDP WITH TODA RACING)、エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、堤。

 トップの平良は、後方で2位争いをするフラガと木村を尻目に、終盤は少しずつ差を開いてフィニッシュ。今季1勝目のチェッカーを受けた。

 平良はこのレースのファステストも記録し、明日の第6戦のポールポジションも手に入れた。狙うは、開幕大会で木村が達成した完全勝利の3連勝だ。

 マスタークラスは、クラスポールの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が逃げ、これを1周目に畑享志(A-NeKT with B-MAX 320)をパスして2位に上がったDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が追う展開となった。

 開幕大会では、DRAGONにしてやられた感のある今田だが、今回は快調なペースでじわじわと差を開き逃げ切った。逆にDRAGONは畑享志(A-NeKT with B-MAX 320)に攻められる場面もあったが、何とか抑えきって2位フィニッシュ。実力拮抗の三者の戦いは明日も続きそうだ。

 第5,6戦の決勝は、明日の午前8時40分、午後0時から行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第4戦SUGO決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
11平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2638'12.542--
252イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2638'15.909 3.367 3.367
350木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2638'16.607 4.065 0.698
42小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
2638'18.217 5.675 1.610
537エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2638'19.043 6.501 0.826
635野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2638'20.764 8.222 1.721
710堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
2638'24.29011.748 3.526
84M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2638'59.97847.43635.688
930M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
2639'01.53848.996 1.560
1053M3畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2639'04.49851.956 2.960
11*51デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2639'23.4371'10.89518.939
---- 以上規定周回数(90% - 23 Laps)完走 ----
1236古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
0-26Laps26Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 1 平良響(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC) 1'15.511 (15/26) 170.987 km/h
  • CarNo. 51は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.14(SC中の出口信号無視)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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第5戦SUGO公式予選 「レースでも勝ち、カレーでも勝つ」 コンマ03秒の戦いを制し、大湯都史樹が今季2度目のPP獲得!!

 2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の公式予選が6月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、大湯都史樹(TGM GP SF23)が僅差の戦いを制して今季2度目、通算3度目のポールポジションを獲得した。(天候:晴れ コース:ドライ)

 公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。開始時の気温は29℃。路面温度は43℃だ。

 予選Q1はA、B二つのグループに分かれて10分間の走行。上位6名がQ2に進出する。Aグループで出走するのは野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)、小高一斗(REALIZE Corporation KONDO SF23)、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF23)、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)、宮田、阪口、松下、ブリュックバシ、佐藤の11台。

 多くのドライバーが1周してフロントタイヤに熱を入れ、すぐにピットに戻る中、野尻と小林はここで最初のタイムアタックを行い、野尻が1分6秒.068、小林は1分7秒716を記録してピットに戻ってきた。また太田はここで2周を走ってピットイン。インラップで1分9秒281を記録している。

 残り時間が4分を切ったあたりから各車続々とコースへ。ここから本格的なアタック合戦が始まったが。チェッカー寸前にブリュックバシがレインボーコーナーの出口でスピンアウト。そのままガードレールに突っ込むアクシデントが発生。この影響で松下と阪口はアタックに入る前に走行を終えることになり、それぞれ9位、11位で10位のブリュックバシとともにノックアウトされてしまう。

 ブリュックバシの直後を走っていた平川は1分6秒599で4番手タイム。その後ろにいた宮田は1分5秒926とこのグループで唯一の1分5秒台を出してトップに立った。その後ろにいた小高は1分6秒853で6番手。

 このままの順位なら宮田、野尻、福住、平川、太田、小高、佐藤、小林、松下、ブリュックバシそして阪口となるところだった。

 しかしレースコントロールは小高、松下、阪口、小林、そして野尻を黄旗区間通過車両と判定。これにより小高のベストタイムは無効となり、佐藤が繰上げの6番手でQ2進出を果たすことになった。野尻は最初のアタックで記録したタイムが有効となり、2番手でQ2進出を果たした。

 車両回収とガードレールの補修に時間を要したため、Bグループの走行は当初の予定より20分遅れの午後2時35分に開始された。出走するのは大嶋和也(docomo business ROOKIE SF23)、国本雄資(Kids com KCMG Cayman SF23)、リアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)、ジュリアーノ・アレジ(VANTELIN TOM'S SF23)、坪井翔(P. MU/CERUMO・INGING SF23)、ラウル・ハイマン(BYOUBUGAURA B-MAX SF23)、大湯都史樹(TGM GP SF23)そして山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF23)だ。

 大嶋と国本はアウトラップに続いて1本目のアタックを開始。他のドライバーは一旦ピットへ。

 ここで大嶋が1分6秒778、国本は1分7秒059を記録。

 Bグループも残り4分を切って各車続々とコースイン。坪井は残り3分を切ってようやく走行を再開した。

 坪井はアウトラップに続いていきなりアタックを開始、1分5秒820でトップに立つ。牧野は1分6秒265、ローソン1分06秒038、大湯1分6秒060、そして大嶋も1分6秒223で最初のアタックで出したタイムを上回った。

 この結果トップは坪井、2番手がローソン、大湯が3番手。以下、大嶋、牧野、国本までがQ2へ。山下、山本、アレジ、関口、ハイマンがここで予選を終えた。

 予選Q2は午後2時55分からの7分間。こちらも当初予定の20分遅れだ。

野尻、太田、国本、平川、宮田、坪井は一旦ピットを離れてそのまま戻ってきた。その他のドライバーはコースインせずにピットガレージで待機。残り4分を切った頃から徐々に走行を開始した。ここでは先にフロントタイヤに熱を入れておくか、最初からニュータイヤで走り始めるかの判断の違いによるものだろう。

 まずは坪井が1分5秒795、平川も1分05秒807と立て続けに1分5秒台のタイムを記録してきた。

 これを野尻が上回り、1分5秒681。宮田はさらに速い1分5秒499をマークするが、その直後に大湯が叩き出したタイムは1分5秒468。

 ここでチェッカーフラッグが提示され、大湯都史樹が宮田を0.03秒差で下してポールポジションを獲得。宮田莉朋が2番手、野尻智紀は復帰戦を予選3番手からスタートすることになった。

 今週末は場内で「大湯くん家のカレーvs TOM'Sカレー」と題し、レトルトカレーの売上を競うイベントが行われているが、初日は「大湯くん家のカレー」が先に完売したとのこと。カレーの売り上げでも予選でも、大湯は宮田の所属するVANTELIN TEAM TOM’Sに勝利した格好だ。

 スーパーフォーミュラ第5戦の決勝は明日の午後2時30分より51周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER FORMULA

第5戦SUGO公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/17) Weather: Fine Course: Dry
2023 SUPER FORMULA Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoGr.DriverCar
Team
Engine
Q1Q2
153B大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'06.0601'05.468
237A宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'05.9261'05.499
31A野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'06.0681'05.681
438B坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'05.8201'05.795
520A平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'06.5991'05.807
615Bリアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'06.0381'05.842
75B牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.2651'05.920
814B大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'06.2231'05.960
96A太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.7321'06.031
1065A佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.9451'06.233
1118B国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'06.5891'06.299
1212A福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'06.5751'06.352
---- 以上Q2で決定 ----
133B山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.592
147A小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'07.716
1564B山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.850
1636Bジュリアーノ・アレジVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'06.920
1719B関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'07.205
1851Bラウル・ハイマンBYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-Max Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'07.691
---- 以上予選通過 ----
-4A小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'12.771
-50A松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'16.815
-55Aジェム・ブリュックバシェTGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.197
-39A阪口 晴南P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'28.720
Tags:

SUPER FORMULA

第5戦SUGOノックアウトQ2結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/17) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
153B大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'05.468--197.217
237A宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'05.499 0.031 0.031197.127
31A野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'05.681 0.213 0.182196.577
438B坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'05.795 0.327 0.114196.237
520A平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'05.807 0.339 0.012196.201
615Bリアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'05.842 0.374 0.035196.097
75B牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'05.920 0.452 0.078195.865
814B大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'05.960 0.492 0.040195.746
96A太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.031 0.563 0.071195.535
1065A佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.233 0.765 0.202194.939
1118B国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'06.299 0.831 0.066194.745
1212A福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'06.352 0.884 0.053194.589
Tags:

SUPER FORMULA

第5戦SUGOノックアウトQ1結果

■Aグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/17) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 5 class スポーツランドSUGO 3.5865km


PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
137宮田 莉朋VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'05.926--195.847
21野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'06.068 0.142 0.142195.426
312福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
HondaM-TEC HR-417E
1'06.575 0.649 0.507193.938
420平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTATRD01F
1'06.599 0.673 0.024193.868
56太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'06.732 0.806 0.133193.481
665佐藤 蓮TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'06.945 1.019 0.213192.866
---- 以上Q2進出 ----
77小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTATRD 01F
1'07.716 1.790 0.771190.670
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----
-4小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'12.771 6.845 5.055177.425
-50松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-MAX Racing Team
HondaM-TEC HR-417E
1'16.81510.889 4.044168.084
-55ジェム・ブリュックバシェTGM GP SF23
TGM Grand Prix
HondaM-TEC HR-417E
1'24.19718.271 7.382153.348
-39阪口 晴南P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'28.72022.794 4.523145.530

■Bグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/17) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 5 class スポーツランドSUGO 3.5865km


PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
138坪井 翔P. MU/CERUMO・INGING SF23
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'05.820--196.162
215リアム・ローソンRed Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'06.038 0.218 0.218195.515
353大湯 都史樹TGM GP SF23
TGM Grand Prix
HondaM-TEC HR-417E
1'06.060 0.240 0.022195.450
414大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTATRD 01F
1'06.223 0.403 0.163194.969
55牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'06.265 0.445 0.042194.845
618国本 雄資Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTATRD 01F
1'06.589 0.769 0.324193.897
---- 以上Q2進出 ----
73山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'06.592 0.772 0.003193.888
864山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF23
TCS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'06.850 1.030 0.258193.140
936ジュリアーノ・アレジVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'06.920 1.100 0.070192.938
1019関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTATRD 01F
1'07.205 1.385 0.285192.120
1151ラウル・ハイマンBYOUBUGAURA B-MAX SF23
B-Max Racing Team
HondaM-TEC HR-417E
1'07.691 1.871 0.486190.740
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----

Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

第4,5戦SUGO公式予選 平良響の逆襲が始まる、2連続ポール奪取

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は、約1か月のインターバルを経て、舞台は九州オートポリスから東北スポーツランドSUGOへと移った。開幕大会では木村偉織の3戦全勝、しかもすべてポール・トゥ・ウィン+ファステストという完全制覇で幕を閉じた。このままライバルたちが木村の独走を許すはずがない。

 木曜、金曜の行われた練習走行は天候に恵まれず、木曜午前を除いてはウェットコンディションとなったため、各ドライバーはドライでの十分な走り込みはできていない。そんななか迎えた予選は梅雨の晴れ間が広がり快晴。気温も上昇し完全ドライとなった。

■第4戦予選

 B-Max勢の3台、イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)がリードする形で幕を開けたが、最後のアタックで平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が意地を見せて逆転。今季初のポールポジションを獲得した。

 2位以下は、フラガ、木村、小出峻(HFDP WITH TODA RACING)と続いた。

 マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がクラスPPを獲得した。

■第5戦予選

 続いて行われた第5戦の予選は、早めにアタックを行った木村が1分14秒488をマークすると、平良は14秒693とこれを上回ることができず、これで決まりかと思われた。しかし、平良は諦めることなく連続アタック。僅かにタイムを削りとり、木村を100分の7秒差で抑えて、連続ポール奪取に成功した。

 3位以下は、小出、フラガ、堤 優威(Rn-sports F320)、エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)。

 開幕大会で木村に完全にやられてしまった平良だが、果たして開幕大会の木村の再現が成るのか。まずは本日午後3時15分から行われる第4戦の決勝に注目だ。

 マスタークラスは、畑享志(A-NeKT with B-MAX 320)が最後までリードしていたが、今田が最後の最後で意地を見せ逆転。こちらも連続ポールを獲得した。いつも今田のライバルとなるDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)は今回振るわず2戦ともクラス3位に甘んじた。

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

第5戦SUGOフリー走行1回目 好調、宮田莉朋がトップタイム 牧野任祐、山下健太が続く

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦は17日、スポーツランドSUGOでフリー走行1回目を行い、宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)がトップタイムを記録した。

 フリー走行は午前10分より、梅雨の晴れ間が広がるSUGOで90分間にわたって行われた。

 前戦オートポリスを肺気胸で欠場した野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)も元気に姿を現した。野尻はこのラウンドからシャシーを交換している。

 序盤、フリー走行をリードしたのは1分7秒889で宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)。開始20分過ぎには山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF23)が7秒191でトップに浮上。30分過ぎには関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)がストレートでマシンを止めたため赤旗が提示される。

 セッションは9時51分から再開された。残り45分を切ったあたりで、1分7秒143を出した宮田が僅差で再びトップに立つ。

 終盤には順位が大きく動いた。まずは、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)が初めて6秒台に入る1分6秒900を出してトップに浮上すると、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)が6秒572と大きくタイムを更新してトップに。さらに6秒493でこのタイムを上回ったのが牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)。

 さらに翌周、牧野はタイムを6秒108まで更新し、トップのままセッションを終えるかと思われたが、なんと5秒997と5秒台に入るタイムをたたき出してきたのが宮田。第3戦優勝、第4戦2位と波に乗る宮田がトップでフリー走行を終えた。

 2位には牧野が、3位には山下が、4位には坪井翔(P. MU/CERUMO・INGING SF23)が、5位には大湯都史樹(TGM GP SF23)が、6位には小高一斗(REALIZE Corporation KONDO SF23)が入った。

 ここまで4戦中2勝でポイントリーダーのリアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)は8位と振るわなかったが、SUGOの難所、馬の背からSPのセクター3のスピードは目を見張るものがあり、さすがといった印象だ。

 復帰戦となった野尻は19位と出遅れた。

 公式予選はこの後、午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
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第5戦SUGO公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/17) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'14.418--173.498
250木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'14.488 0.070 0.070173.335
32小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'14.769 0.351 0.281172.684
452イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'14.807 0.389 0.038172.596
510堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1'14.876 0.458 0.069172.437
637エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'14.943 0.525 0.067172.283
751デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'15.142 0.724 0.199171.827
836古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'15.381 0.963 0.239171.282
935野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'15.495 1.077 0.114171.023
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'16.515 2.097 1.020168.743
1153M2畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'16.675 2.257 0.160168.391
1230M3DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1'17.363 2.945 0.688166.894
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
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第4戦SUGO公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2023/06/17) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11平良 響モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'14.680--172.890
252イゴール・オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'14.797 0.117 0.117172.619
350木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'14.840 0.160 0.043172.520
42小出 峻HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'15.058 0.378 0.218172.019
510堤 優威Rn-sports F320
Rn-sports
SPIESS A41
1'15.170 0.490 0.112171.763
651デビッド・ビダーレスB-MAX RACING 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'15.285 0.605 0.115171.500
737エンツォ・トゥルーリモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'15.591 0.911 0.306170.806
835野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'15.632 0.952 0.041170.713
936古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'15.845 1.165 0.213170.234
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'17.638 2.958 1.793166.303
1153M2畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'17.693 3.013 0.055166.185
1230M3DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
ThreeBond TOMEI TB14F3
1'18.121 3.441 0.428165.274
---- 以上基準タイム(110% - 1'22.250)予選通過 ----
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