GT500クラス優勝 #35 BANDAI DIREZZA SC430
服部尚貴
ここまでの2戦、SC430勢の中では一番後ろでしたし、BSタイヤが3台、ダンロップが1台という状況の中、色々と試行錯誤を繰り返してきて、正直うまく行かなかったんですけど、前回のテストからこのレースまでの間に、やっと進むべき方向が判ってきました。
金曜日がウェットだったことで、予選もロングランもぶっつけ本番の状態でしたが、クルマはいい感じに仕上がっていましたから、ダンロップさんにもチームにも凄く感謝しています。
今日は周りがコケたから勝てた、という面もありますが、もしそれがなくても勝てたと思います。
ダンロップユーザーとして絶対中企よりも先に勝ちたかったので、嬉しいです。
ピーター・ダンブレック
前回のTIではスタートで失敗してしまったので、今回のスタートは緊張しましたが、うまくいきましたね。タチカワがストップしてからはトップをキープするために慎重に走りました。
ダンロップには凄く感謝していますし、やっと勝つ番が回ってきた、ということでトヨタやクラフトにも感謝しています。
僕自身、この前がいつだったかすら思い出せないくらい久しぶりの勝利でした。
GT300クラス優勝 #62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R
柴原眞介
去年色々失敗しているのに、今年も僕を使ってくれたチームとスポンサーさんに感謝しています。
ヨコハマさんには今回ついにヴィーマック専用タイヤを作ってもらったんですが、金曜に雨が降ったためにセッティングをつめる時間がありませんでした。
決勝では、前でハンコックが渋滞を作っているのが見えたので、すぐにピットに入ろうと思い、ピットに意思を伝えました。2度目の作業を終えてコースに戻ったら、前が開いていたので思いっきりプッシュしました。
八木宏之
チーム一丸となって良いレースができました。
スタッフが夜遅くまで頑張ってるのは知っていましたから、それに報いることができて嬉しいです。
クルマはよく仕上がっていたと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
2006SUPER GT第3戦、富士GT500㎞の決勝レースが5月4日、大観衆を集めた富士スピードウェイで行われた。
GT500クラスを制したのは、#35BANDAI DIREZZA SC430(服部尚貴/ピーターダンブレック組)。服部にとっては96年の美祢以来実に10年ぶりの、そしてダンロップタイヤにとっては97年菅生以来のGT500優勝となった。
GT300クラスは、#62WILLCOM ADVAN VEMAC408R(柴原眞介/八木宏之組)が、的確なピットストップの判断で栄冠をものにした。
(観客動員数:54,300人)

午後1時45分、フォーメーションラップが開始された。
ここで#66サードスープラに早くもトラブル発生、クートはピットロードへ。
スタートを制したのは、ポールシッターの#1ZENTセルモSC。ドライバー立川祐路だ。
しかし順調に見えたセルモSCは4周目に突然スローダウン。大きく順位を落としてピットに向かう。
これでピーター・ダンブレックの駆る#35バンダイDIREZZA SCがトップに繰り上がった。
セルモSCは一旦はタイヤを交換したのみでコースへ戻ったが、すぐにピットに戻ってしまう。今度はクルマをガレージに入れ、リヤカウルをはずした。このトラブル修復には実に2時間半を要し、立川が再びコースに戻った時には、トップの車両は既に96周を走り終えていた。
それでも立川は懸命の走りで1分35秒384とこのレースのファステストラップを叩き出し、チームに3ポイントを持ち帰った。
レース序盤を盛り上げたのはエリック・コマスのドライブする#24ウッドワンKONDO Zだ。
11番手スタートながら序盤から順調に順位を上げていき、瞬く間に3位を走る#32エプソンNSXのロイック・デュバルのテールに張り付いた。
コマスは16周目の1コーナーでデュバルが立ち上がりでアウトにはらんだのを見逃さず、ラインをクロスさせて抜き去っていった。
更には2位を走る#36オープンインターフェースTOM'S SCをも仕留めようと、19周目の最終コーナーでインをついて並びかけるが、トムスSCを駆るロッテラーも簡単には2位の座を明け渡さない。
そのうちタイヤが消耗してきたのか、逆にコマスが遅れ始めた。
コマスに抜かれて4位に落ちたデュバルの背後には#6Mobil 1 SCが一気に追いついてくる。
#6ルマンSCを駆る飯田章は22周目、24周目となんとか1コーナーでデュバルを捉えようとするが、デュバルは接触も辞さない強硬なブロックでこれを退ける。
この一連のバトルの中で、EPSON NSXはリヤバンパー周りを破損してしまい、これがその後のペースに大いに影響を及ぼすこととなる。
飯田は26周目の1コーナーで漸くデュバルを捉え、4位に上がる。
抜かれたデュバルはペースが上がらず、28周目には#8ファーマン、#22クルムに立て続けに抜かれてしまう。
立て続けに順位を落としたEPSON NSXは早くも30周終わりでピットへ。
このあたりからルーティンストップを行うチームが徐々に出始める。
32周終わりには、2位を走っていた#36トムスSCがピットイン。
ドライバーは交代せず、そのままロッテラーが2スティント目を走る。
36周終わりで#22モチュールZがピットイン。ドライバーは山本左近にチェンジ。
レースがちょうど3分の1を消化した38周目、#24ウッドワンZと#6Mobil1SCが相次いでピットイン。
いずれもドライバー交代し、柳田と片岡がステアリングを握る。
しかしウッドワンZは右フロントタイヤ脱落ですぐにピットに戻ることとなり、一時は2位を争っていたウッドワンZは13位まで後退してしまった。
トップを快走していた#35バンダイSCは39周でピットイン。
ここからは服部尚貴にステアリングを委ねる。
続いて#8ARTA NSX、#23ザナヴィZもピットイン。ARTAは伊藤大輔、ザナヴィは本山哲にドライバーチェンジだ。
この間に、先に1回目のピットストップを済ませていた#36ロッテラーがトップに立った。
こうして一旦はトップの座を明け渡したバンダイSCだったが、服部は徐々にロッテラーとの差を削り取っていき、60周を消化したあたりで遂に36号車のテールを捉える。
服部の猛追を受ける中、ロッテラーは66周目に周回遅れの#110ボクスターと激しく接触、左リヤタイヤをバーストさせてしまった。
このために予定外のピットストップを余儀なくされたトムス陣営だったが、ここでルーティン作業を済ませて脇阪寿一をコースに送り出し、失地挽回を図る。
しかし、この接触に対してドライビングスルーの裁定が下され、脇阪は93周目にピットへ。
これでトップを奪還した#35バンダイSCとは決定的な差が開いてしまった。
服部は72周で2度目のピットストップを済ませると、そのまま交代せずにドライブを続行、上位陣が軒並み37~38秒台で走る中、一時は41秒台まで連発するほどの慎重な走りで110周を走りきり、今季初勝利をものにした。
一方、ペナルティストップで大幅なタイムロスを被ったトムスSCは、3位を走る#6Mobil1 SCの猛追を受ける。
この熾烈な2位争いが、トップ独走状態となったレース終盤を大いに盛り上げた。
逃げる脇阪寿一と追う飯田章。
昨年まではチームメイトだった二人は、1コーナー、100R、ヘアピンと、ありとあらゆるコーナーでサイドバイサイドの攻防を繰り広げていく。
そして99周目。
2台の前には再び周回遅れの#110ボクスターが現れた。
最終コーナー手前の13コーナーでこれを抜きにかかった36号車が再び接触。
脇阪はなんとか順位を守って最終コーナーを立ち上がっていったが、ボクスターは堪らずスピンを喫する。
この、白熱の2位争いが決着したのは101周目だった。
100Rの立ち上がりから大胆なライン取りでヘアピンに進入した飯田がアウトから脇阪に並びかけ、両者並走状態のまま300Rへ。ここでイン側に位置した飯田がそのまま自分のラインを守りきり、遂に2位に浮上した。
抜かれた脇阪に対しては、またしても接触の非を問う35秒加算のペナルティが下される。
これにより36号車は一気に8位に後退してこのレースを終えることとなった。
3位には、予選14位スタートと振るわず、序盤にスピンも喫していた#23ザナヴィZがしぶとく這い上がってきた。
GT300クラスは、ポールシッターの#2紫電がトップをキープして1周目を終えるが、2周目の1コーナーで紫電のインをつこうとした#110ボクスターが接触。ボクスターはスピン、紫電はそのままレースを続行する。
しかし紫電に対しては、使用タイヤ規定違反により、ドライブスルーペナルティが課せられてしまった。
これで#11ジムゲイナーフェラーリを駆る田中哲也がトップに繰り上がったが、5周目に早くも#26タイサンポルシェの山路慎一、#14ハンコックポルシェの木下みつひろらが相次いで田中を攻略していく。
更には13周目に#46吉兆宝山Zの番場、14周目には#62ウィルコムヴィーマックの八木らも次々と田中を捉え、前方でテール・トゥ・ノーズ状態でトップ争いを繰り広げる山路と木下に徐々に近づいていく。
33周目、4位のウィルコムヴィーマックがいち早くピットイン。
続いて34周終わりでトップのタイサンポルシェがピットイン。
それぞれ柴原と西澤にドライバーチェンジした。
これでトップに立ったハンコックポルシェは38周終わりでピットイン。
ドライバーは木下のままだ。
これで#46吉兆宝山Zがトップに立った。
#46吉兆宝山Zは43周まで引っ張ってピットイン。佐々木孝太にドライバーチェンジする。
これで#19ウェッズスポーツセリカがトップに立った。
ここは既に坂東監督が1ストップを宣言しており、このまま50周目まで引っ張るつもりのようだ。
2番手には#101トイストーリーMR-Sの新田守男がつけている。
#101MR-Sは51周でピットイン。高木真一にチェンジ
続いて52周終わりでトップのウェッズセリカもピットに入ってきた。こちらも松田晃司から脇阪薫一にチェンジだ。
この2台はこのまま1ストップでゴールを目指す。
これで再びトップは#14ハンコックポルシェに変わった。ドライバーは峰尾恭輔だ。
2位に#11フェラーリの田中哲也、3位は#46Zの佐々木孝太がつけている。
59周目のホームストレートで#11田中は#14峰尾に並びかけるが、ストレートスピードに勝るポルシェを駆る峰尾がトップを守りきる。
逆に田中は60周目の1コーナーで佐々木孝太にアウトからかわされ3位に後退。
佐々木は65周目のヘアピンで峰尾をアウトからかわしてトップに立つが、72周目のダンロップコーナーでピットストップを済ませたばかりの#7雨宮RX-7と激突。フロントを破損してピットインすることとなった。
こうしてトップ3が激しいバトルを繰り広げ、次第にペースを落としていくのを見て取った4番手の#62柴原は早めに2スティント目を切り上げ、62周終わりでピットへ向かう。
結果的にはこの判断が功を奏し、また、ウェッズセリカのアクシデントなどにも助けられ、#62ウィルコムヴィーマックがこの混戦を制することとなった。
2位には1ストップ作戦を敢行した#101トイストーリーMR-S、3位には#14ハンコックポルシェが入り、ポールシッターながら接触やペナルティで順位を落としていた#2紫電が4位まで順位を戻してレースを終えた。
2006スーパーGT第4戦は6月25日、マレーシアのセパンサーキットで行われる。
(TEXT:Kazihisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA)
FUJI GT500km RACE -RIJ- (06/05/04) Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | WH | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 35 | GT500 | 1 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 110 | 3:02'12.445 |
| 2 | 6 | GT500 | 2 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | +1 | 110 | 5.285 |
| 3 | 23 | GT500 | 3 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 10 | 110 | 30.964 |
| 4 | 12 | GT500 | 4 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | 110 | 33.164 |
| 5 | 25 | GT500 | 5 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 110 | 40.447 |
| 6 | 32 | GT500 | 6 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 110 | 44.267 |
| 7 | 8 | GT500 | 7 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 20 | 110 | 54.567 |
| 8 | *36 | GT500 | 8 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 40 | 110 | 1'01.436 |
| 9 | *22 | GT500 | 9 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 30 | 110 | 1'13.803 |
| 10 | *24 | GT500 | 10 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | +2 | 109 | 1Lap |
| 11 | 66 | GT500 | 11 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 107 | 3Laps |
| 12 | 3 | GT500 | 12 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 30 | 105 | 5Laps |
| 13 | 62 | GT300 | 1 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 102 | 8Laps |
| 14 | 101 | GT300 | 2 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 102 | 8Laps |
| 15 | 14 | GT300 | 3 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 102 | 8Laps |
| 16 | *2 | GT300 | 4 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 102 | 8Laps |
| 17 | 87 | GT300 | 5 | トライク ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 5 | 102 | 8Laps |
| 18 | 46 | GT300 | 6 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 30 | 102 | 8Laps |
| 19 | 26 | GT300 | 7 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 102 | 8Laps |
| 20 | *110 | GT300 | 8 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 20 | 102 | 8Laps |
| 21 | 777 | GT300 | 9 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 101 | 9Laps |
| 22 | 55 | GT300 | 10 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 光貞 秀俊 池田 大祐 | YH | | 101 | 9Laps |
| 23 | 7 | GT300 | 11 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 5 | 101 | 9Laps |
| 24 | *52 | GT300 | 12 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | +2 | 101 | 9Laps |
| 25 | *13 | GT300 | 13 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 25 | 100 | 10Laps |
| 26 | *47 | GT300 | 14 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | +1 | 99 | 11Laps |
| 27 | 96 | GT300 | 15 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 99 | 11Laps |
| 28 | 111 | GT300 | 16 | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | | 96 | 14Laps |
| 29 | 19 | GT300 | 17 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | | 93 | 17Laps |
| 30 | 27 | GT300 | 18 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | 50 | 90 | 20Laps |
| 31 | 11 | GT300 | 19 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 20 | 87 | 23Laps |
| 32 | 70 | GT300 | 20 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RSR | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 85 | 25Laps |
| 33 | 666 | GT300 | 21 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | 83 | 27Laps |
| -------- 以上規定周回数完走 ( GT500: 77Laps / GT300: 71Laps ) -------- |
| - | 100 | GT500 | - | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 50 | 70 | 40Laps |
| - | 18 | GT500 | - | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 90 | 58 | 52Laps |
| - | 88 | GT300 | - | アクティオ ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 檜井 保孝 | YH | 35 | 44 | 66Laps |
| - | 9 | GT300 | - | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 田中 勝喜 | YH | | 27 | 83Laps |
| - | 1 | GT500 | - | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 11 | 99Laps |
| - | 5 | GT300 | - | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC 320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | +2 | 9 | 101Laps |
| - | 10 | GT300 | - | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 尾本 直史 | DL | +2 | 8 | 102Laps |
| - | 910 | GT300 | - | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 0 | 110Laps |
- Fastest Lap:
- GT500: CarNo.1 ZENTセルモSC 1'35.384(10/11) 172.218km/h
- GT300: CarNo.13 エンドレスアドバンCCIZ 1'43.478(100/100) 158.747km/h
- CarNo.36は、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条11.(ピット作業中のタイヤ交換時)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.36の2ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条(一般安全規定)違反により、競技結果に35秒加算のペナルティを課した。
- CarNo.22は、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条10(燃料補給中の作業)違反により、競技結果に35秒加算のペナルティを課した。
- CarNo.24の2ドライバーは、本大会特別協議規則書第52条3.違反により、ドライビングペナルティを課した。
- CarNo.13の1ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条14.違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.110の2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間内減速)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.2の1ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第13条3.(使用タイヤ規定)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.47の1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4.d)違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.52の2ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条2.(ピット作業中のエンジン不停止)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
■GT500 Class
1
1 ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
*立川 祐路 / 高木 虎之介
BS
*1'33.169
2
35 BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴 / *ピーター・ダンブレック
DL +1
*1'34.079
3
66 triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
*アンドレ・クート / 平中 克幸
BS
*1'34.248
4
36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS 40
*1'34.310
5
8 ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔 / *ラルフ・ファーマン
BS 20
*1'34.588
6
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 武藤 英紀
DL
*1'34.606
7
22 MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ミハエル・クルム / 山本 左近
BS 30
*1'35.041
8
18 TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS 90
*1'35.174
9
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*セバスチャン・フィリップ / 細川 慎弥
BS 50
*1'35.890
10
3 イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝 / *ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS 30
*1'35.931
11
24 WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
*エリック・コマス / 柳田 真孝
YH +2
1'35.424
12
12 カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ブノワ・トレルイエ / 星野 一樹
BS
1'35.436
13
6 Mobil 1 SC
LEXUS SC430
*飯田 章 / 片岡 龍也
BS +1
1'35.764
14
25 ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学 / *土屋 武士
YH
1'36.134
15
23 XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲 / *松田 次生
BS 10
1'35.986
■GT300 Class
1
2 Privée Zurich・アップル・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
*高橋 一穂 / 加藤 寛規
YH
*1'42.889
2
11 JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
*田中 哲也 / 青木 孝行
DL 20
*1'42.929
3
110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士 / *菅 一乗
YH 20
*1'42.959
4
62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *八木 宏之
YH
*1'43.058
5
26 MOTOタイサンエンドレスGT3R
PORSCHE 911GT3RS
*山路 慎一 / 西澤 和之
YH
*1'43.138
6
46 吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太 / *番場 琢
DL 30
*1'43.315
7
14 ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
*木下 みつひろ / 峰尾 恭輔
HK
*1'43.794
8
96 EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥 / *黒澤 翼
DL +1
*1'43.927
9
7 雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也 / *井入 宏之
YH 5
*1'44.056
10
777 梁山泊 apr MR-S
TOYOTA RX-7
*田中 実 / 大嶋 和也
MI +1
*1'44.244
11
27 direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
*密山 祥吾 / 谷口 信輝
YH 50
1'43.424
12
5 プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二 / *筒井 克彦
YH +2
1'43.511
13
13 エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
*影山 正美 / 藤井 誠暢
YH 25
1'43.583
14
52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
*竹内 浩典 / 嵯峨 宏紀
KH +2
1'43.650
15
910 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996GT3RSR
*植松 忠雄 / 菊地 靖
YH
1'43.652
16
47 吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*長島 正興 / 安田 裕信
DL +1
1'44.196
17
19 ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
*松田 晃司 / 脇阪 薫一
YH
1'44.352
18
101 TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
*新田 守男 / 高木 真一
MI
1'44.381
19
87 トライク ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
*山西 康司 / WADA-Q
YH 5
1'44.591
20
10 T&G FACE NETWORK DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
*ヒロミ / 尾本 直史
DL +2
1'44.790
21
70 外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RSR
*石橋 義三 / 平川 晃
YH
1'44.931
22
9 LeyJun ADVAN モスラーMT
MOSLER MT900R OOX
*OSAMU / 田中 勝喜
YH
1'45.050
23
55 DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
*光貞 秀俊 / 池田 大祐
YH
1'45.057
24
111 ARKTECH GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
*飯島 寛也 / Guts 城内
YH
1'46.500
25
666 ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟 / *山下 潤一郎
YH +2
1'46.744
26
88 アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
*マルコ・アピチェラ / 檜井 保孝
YH 35
1'44.058
- '*'印のタイムはスーパーラップによる。
- '*'印はスタートドライバー。
2006AUTOBACS SUPER GT第3戦、富士GT500㎞の決勝前フリー走行が5月4日、富士スピードウェイで行われ、GT500は#6Mobil 1 SC(飯田章/片岡龍也組)、GT300は#26トモタイサンエンドレスGT3R(山路慎一/西澤和之組)がそれぞれトップタイムを記録した。
午前8時50分、フリー走行がスタートした。
決勝日を迎えた富士スピードウェイは、昨日に引き続いて快晴。降水確率も0%と、絶好のレース日和となった。
各車一斉にコースに飛び出し、決勝に向けての最後のチェックに取り掛かったが、開始から12分すぎにAコーナー立ち上がりで#23ザナヴィZがストップしてしまう。乗っていた松田次生はそのままクルマを降りた。
GT500のトップタイムを記録したのは#6Mobil 1 SCの飯田章。タイムは1分35秒615。セッション終了直前までは2番手に#36オープンインターフェースSCのアンドレ・ロッテラー、3番手に#35バンダイSCのピーター・ダンブレック、4番手にポールシッターの#1ZENTセルモSC立川祐路とレクサスSC430が1-2-3-4体制を築き、速さを誇示していたが、終了間際に#66サードスープラのアンドレ・クートが35秒850で2番手、#24モチュールZの柳田真孝が36秒092で5番手に割って入った。
NSX勢では#100レイブリックの8番手が最上位だった。
GT300は#14ハンコック、#26タイサンのポルシェ911GT3R勢が好調。
山路が1分43秒526を出してトップ、2番手に木下みつひろが続く。
しかし#111ロデオドライブのGT3Rは残り時間7分のところでストップしてしまった。
3番手には黒澤兄弟の乗る#96EBBROマジョーラ350Rが続いた。
ポールシッターの#2紫電は高橋一穂のドライブで21番手と、ここでは慎重な滑り出しだ。
第3戦の決勝は今日午後1時50分より行われる。
今回は110周の長丁場だ。
TEXT:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
FUJI GT500km RACE -RIJ- (06/05/04) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | km/h |
| 1 | 6 | GT500 | 1 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | +1 | 1'35.615 | - | 171.801 |
| 2 | 66 | GT500 | 2 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'35.850 | 0.235 | 171.380 |
| 3 | 36 | GT500 | 3 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 40 | 1'35.954 | 0.339 | 171.195 |
| 4 | 35 | GT500 | 4 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 1'35.971 | 0.356 | 171.164 |
| 5 | 24 | GT500 | 5 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | +2 | 1'36.092 | 0.477 | 170.949 |
| 6 | 1 | GT500 | 6 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'36.113 | 0.498 | 170.911 |
| 7 | 3 | GT500 | 7 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 30 | 1'36.144 | 0.529 | 170.856 |
| 8 | 100 | GT500 | 8 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 50 | 1'36.290 | 0.675 | 170.597 |
| 9 | 8 | GT500 | 9 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 20 | 1'36.467 | 0.852 | 170.284 |
| 10 | 12 | GT500 | 10 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | 1'36.670 | 1.055 | 169.927 |
| 11 | 22 | GT500 | 11 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 30 | 1'36.770 | 1.155 | 169.751 |
| 12 | 23 | GT500 | 12 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 10 | 1'36.807 | 1.192 | 169.686 |
| 13 | 25 | GT500 | 13 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 1'36.818 | 1.203 | 169.667 |
| 14 | 32 | GT500 | 14 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'36.851 | 1.236 | 169.609 |
| 15 | 18 | GT500 | 15 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 90 | 1'36.913 | 1.298 | 169.500 |
| 16 | 26 | GT300 | 1 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 1'43.528 | 7.913 | 158.670 |
| 17 | 14 | GT300 | 2 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 1'44.135 | 8.520 | 157.745 |
| 18 | 96 | GT300 | 3 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 1'44.146 | 8.531 | 157.729 |
| 19 | 46 | GT300 | 4 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 30 | 1'44.247 | 8.632 | 157.576 |
| 20 | 110 | GT300 | 5 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 20 | 1'44.382 | 8.767 | 157.372 |
| 21 | 2 | GT300 | 6 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'44.487 | 8.872 | 157.214 |
| 22 | 7 | GT300 | 7 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 5 | 1'44.605 | 8.990 | 157.036 |
| 23 | 13 | GT300 | 8 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 25 | 1'44.655 | 9.040 | 156.961 |
| 24 | 5 | GT300 | 9 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC 320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | +2 | 1'44.758 | 9.143 | 156.807 |
| 25 | 11 | GT300 | 10 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 20 | 1'45.112 | 9.497 | 156.279 |
| 26 | 777 | GT300 | 11 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 1'45.126 | 9.511 | 156.258 |
| 27 | 52 | GT300 | 12 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | +2 | 1'45.146 | 9.531 | 156.228 |
| 28 | 62 | GT300 | 13 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 1'45.208 | 9.593 | 156.136 |
| 29 | 101 | GT300 | 14 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'45.250 | 9.635 | 156.074 |
| 30 | 47 | GT300 | 15 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | +1 | 1'45.282 | 9.667 | 156.027 |
| 31 | 19 | GT300 | 16 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | | 1'45.292 | 9.677 | 156.012 |
| 32 | 87 | GT300 | 17 | トライク ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 5 | 1'45.448 | 9.833 | 155.781 |
| 33 | 27 | GT300 | 18 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | 50 | 1'45.465 | 9.850 | 155.756 |
| 34 | 9 | GT300 | 19 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 田中 勝喜 | YH | | 1'45.589 | 9.974 | 155.573 |
| 35 | 910 | GT300 | 20 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 1'45.666 | 10.051 | 155.460 |
| 36 | 55 | GT300 | 21 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 光貞 秀俊 池田 大祐 | YH | | 1'45.697 | 10.082 | 155.414 |
| 37 | 70 | GT300 | 22 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RSR | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 1'46.970 | 11.355 | 153.565 |
| 38 | 10 | GT300 | 23 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 尾本 直史 | DL | +2 | 1'47.176 | 11.561 | 153.269 |
| 39 | 111 | GT300 | 24 | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | | 1'47.637 | 12.022 | 152.613 |
| 40 | 666 | GT300 | 25 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | 1'48.313 | 12.698 | 151.660 |
| 41 | 88 | GT300 | 26 | アクティオ ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 檜井 保孝 | YH | 35 | 1'51.070 | 15.455 | 147.896 |
SUPER GT 第3戦
「FUJI GT 500km RACE」 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年5月3日
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■「MOTUL AUTECH Z」が決勝レースを7番グリッドからスタート
SUPER GT第3戦は富士スピードウェイが舞台。ゴールデンウィーク恒例のこのビッグレースには予選日にもかかわらず多くの観客が集まり、パドックやグランドスタンドは多いににぎわった。
SUPER GTの特色である性能均衡対策は本年からさらに細部に踏み込み、車種+タイヤ銘柄による性能調整が導入されることとなった。
レース中のラップタイムを車種毎に比較しハンディウェイトの搭載または重量低減措置により性能差をアジャストするというもの。これにより、この第3戦はZ+BSタイヤ勢のハンディウェイトは+25kgとなった。
公式予選はGT300の専有走行から始まり、10時40分からGT500のタイムアタックショーが行われた。25kgの追加ウェイトを積んだZ勢は、「XANAVI NISMO Z」(#23、本山哲/松田次生)がさらに10kg、「MOTULAUTECH Z」(#22、ミハエル・クルム/山本左近)は30kg、「イエローハットYMSトミカZ」(#3、横溝直輝/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が30kgのハンディウェイトを積んでいる。「カルソニックIMPUL Z」(#12、ブノワ・トレルイエ/星野一樹)は25kgのみ。このウェイト増の影響でZ勢はタイムが伸びず、クルムが記録した#22 Zの9番手が最上位。10位にオリベイラの#3 Zが入り、スーパーラップにはこの2台が進出することとなった。
3時40分からGT500の公式予選2回目が始まった。1回目の予選でスーパーラップ進出権を獲得できなかった「XANAVI NISMO Z」はサスペンションや空力のセッティングを微調整し、決勝レース用のセットアップを進めた。
予選中の赤旗中断によって、この日のハイライトであるスーパーラップもスケジュールから20分遅れで開始となった。午後4時56分、GT500の第1走者である「イエローハットYMSトミカZ」は、オリベイラがアタッカーとしてコースインした。力のこもった渾身のアタックを展開したが、後半セクションのオイル処理石灰にステアリングを取られてタイムロス。1回目の予選タイム更新は叶わずであった。
スーパーラップ2番手は、1回目の予選9位だった#22 Zのクルム。アタックラップにタイヤを適正温度にまで発熱させることにかけては、まさにベテランの技をもっている。クルムは予選1回目のベストタイムを0.25秒短縮する1分35秒041を記録した。
その後このクルムのタイムを下回る車両が2台あったため、#22 Zは予選ポジションを2つあげ、7番グリッドから決勝レースをスタートすることとなった。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
GT500クラス #1ZENTセルモSC
立川祐路
(通算ポール獲得数の)記録を更新できたので、嬉しいです。
本来の目標は連覇ですけど、記録もできれば更新したかったので、まずは良かったです。でも予選中は、実際にポールを取るまで(記録のことは)考えてなかったんですけどね。
前回は自分のミスでペナルティを貰って、落としたポイントがいくつかあったので、今回はそれを取り返すつもりでここに来ました。社長にも『今回は絶対勝つ』とマニフェストを出してしまったので(笑)、明日はそれを実行しなければなりません。
そのためにも、今日ポールを取れたことは良かったです。
高木虎之介
今年は開幕から2戦連続でポイントが取れてるし、今日もポールを取れて、いい流れに乗れてると感じています。この流れのままここで勝ってマレーシアに行きたいですね。
去年はかなり多くのウェイトを積んでマレーシアに臨みましたが、今年も幾ら重くなってもいいから、ここでポール、優勝、ベストラップと取れるだけポイントを獲っておきたいですね。
今日はぶっちぎりでトップでしたが、できればコースレコードを更新して欲しかったです。少なくとも32秒台には入れて欲しかった。
明日も立川にいい感じでスタートを決めてもらって、2スティント目は自分の仕事をキッチリこなして、終わったときには笑顔でいたいですね。
GT300クラス #2Prive Zurich・アップル・紫電
加藤寛規
正直ポールを狙える状態じゃありませんでした。
開発途中のクルマなので、足りないところがいくつかあって、それを一つ一つ潰していく作業で手一杯なんですよ。
ですから今回はタイヤメーカーとチームが凄く頑張ってくれたということですね。
自分でも狐につままれたようなタイムが出ましたし、あのタイムでポールが取れるとも思っていませんでした。
決勝については、今までに随分ロングランをやってきてシミュレーションもできてるので、自信はあります。
高橋一穂
ポールポジションというのは、担当するドライバーがいいタイムを出した、ということであって、二人の共同作業ではありませんから、僕はひたすらテレビを見てるだけでした、あと、金策に走ってましたね(笑)
今回ポールが取れたことは、嬉しさ半分、プレッシャー半分、といった感じです。
今回はひとえに加藤さんが頑張ってくれたということです。
クルマ自体は、ストレートは遅いし、特に速いとは思っていないので、今後も変な重りを積まされないようにGTAさんにはお願いしたいですね。
2006スーパーGT第3戦、富士GT500㎞のスーパーラップは、#1ZENTセルモSCを駆る立川祐路が2番手以下を1秒近くも突き放す圧倒的なタイムでポールポジションを獲得、自身のもつ歴代最多ポール獲得数を11に伸ばす結果となった。
GT300は、#2Prive Zurich・アップル・紫電が加藤寛規のドライブによりデビュー以来始めてのポールを獲得することとなった。
午後3時25分、公式予選2回目が始まった。
今回、予選基準タイムをクリアできていないのは、GT300クラスの桧井保孝(#88アクティオ ムルシエRG-1)のみ。
それ以外のチーム、ドライバーはこの後のスーパーラップと明日の決勝を想定したチェック走行を行うこととなる。
GT300の基準タイムは1分50秒371。桧井は開始早々に1分48秒台を出して楽々とクリアし、更には46秒457までタイムを縮めて見せた。
このセッションでのGT300クラストップは#46吉兆宝山Z。佐々木孝太の3連続ポールポジション獲得に期待がかかる。
15分間のGT300専有走行が終わり、GT500の専有走行が始まったが、コース全周にわたってオイルを撒いた車両があったために、開始2分足らずで赤旗中断となった。
20分近い中断の後、本来ならスーパーラップが開始されるはずの午後4時に漸くコースオープン。残り時間は13分だ。
このセッションでも#1ZENTセルモSCの立川がトップだ。タイムは1分35秒266。
2番手には#36オープンインターフェースがつけ、レクサスSC430が1-2位で走行を終えた。
スーパーラップは予定より20分遅れの午後4時20分より開始された。
最初にアタックするのは、前回公式練習でクラッシュしたために出走を断念した#7雨宮RX-7。ドライバーは井入宏之だ。最終セクションでオイル痕に乗り上げながら記録したタイムは1分44秒056。
続いては#96EBBRO350R。黒澤翼のアタックで43秒927を叩き出した。
3番手出走はここまで連続ポールの#46吉兆宝山Z。今回も佐々木孝太がアタックを担当し、1分43秒315を出してみせた。
4番手出走は#26タイサンGT3R。山路愼一のドライブで1分43秒138を出し、佐々木のタイムを上回った。これで佐々木孝太の連続ポール獲得の夢は潰えた。
続いては#777梁山泊MR-S。ルーキー大嶋和也は1分44秒244に終わり、この時点での最下位となった。
6番手出走は#11ジムゲイナーフェラーリ。田中哲也は1分42秒929と、午前中のトップタイムを上回り、この時点でのトップに立った。
7番手出走の#110トータルベネフィットボクスターを駆る菅一乗はセクター2までは田中のタイムを上回ったものの、最終的には42秒959と僅かに及ばなかった。
続いて出走の#14ハンコックポルシェを駆る木下みつひろは43秒794で7番手。
9番手は#62ウィルコムヴィーマック408Rの柴原真介も最終セクションをまとめることができず、43秒058に終わった。
予選2回目で出たオイルの処理痕は、特に最終セクションでは大きくレコードラインにかかっており、各ドライバーともこれへの対処に梃子摺っている。
最後に出走した#2紫電の加藤寛規はセクター2で田中に遅れるも、最終セクションを巧くまとめて42秒889を叩き出し、紫電に初めてのポールポジションをもたらした。
続くGT500クラスのトップバッターは#3イエローハットZ。
アタックを担当したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラも最終セクションのオイル痕に乗り上げ、1分35秒931に終わった。
。
2番手出走の#22モチュールZのミハエル・クルムは1分35秒041。
3番手出走は#100レイブリックNSXは、今回初めてアタックを任された細川慎弥のタイムは1分35秒890。この時点でトップのクルムからは大きく遅れた。
続いて出走した#66トリプルaサードスープラを駆るアンドレ・クートはセクター1、3でクルムを大きく上回って1分34秒248を叩き出し、午前中の立川のタイムをも上回ってトップに立った。
しかし次にアタックした#35バンダイSC430の服部尚貴は更にタイムを34秒079まで縮めてみせる。
6番手出走は前回優勝の#18TAKATA童夢NSX。今回アタックするのは小暮卓史だ。
今回最大の115kgのウェイトハンデの影響もあってか、タイムは1分35秒174に留まったが、同じNSXのレイブリックは上回って意地を見せた。
続いては#36オープンインターフェースTOM'S SC430。ドライブするのは脇阪寿一。最終セクションでクルマをスライドさせるも、34秒310とタイムをまとめて3番手に滑り込んだ。
8番手出走は#8ARTA NSX。伊藤大輔は1分34秒588で4番手につけた。
続いては#32EPSON NSX。先日のフォーミュラニッポンで優勝して勢いに乗るロイック・デュバルはコース幅を目一杯使った大胆な走りでセクター2の区間タイムでは服部を大きく上回ったが、最終セクションをまとめきれず、1分34秒606に終わった。
最後にアタックするのは#1ZENTセルモSCの立川祐路。昨年も富士では2回ともポールを獲得している立川は、全ての区間で服部を上回り、1分33秒169と1秒以上もの差をつける圧倒的な速さでポールポジションを奪い取った。
これで立川の通算ポール獲得数は11となり、これまで同数で並んでいた脇阪寿一を上回って歴代単独トップに躍り出ることとなった。
(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA)
■GT500 Class
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) GT500 Qualify Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Super Lap Time | Qualify #1 Time | km/h |
| 1 | 1 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'33.169 | | 176.312 |
| 2 | 35 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 1'34.079 | | 174.606 |
| 3 | 66 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'34.248 | | 174.293 |
| 4 | 36 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 40 | 1'34.310 | | 174.179 |
| 5 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 20 | 1'34.588 | | 173.667 |
| 6 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'34.606 | | 173.634 |
| 7 | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 30 | 1'35.041 | | 172.839 |
| 8 | 18 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 90 | 1'35.174 | | 172.598 |
| 9 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 50 | 1'35.890 | | 171.309 |
| 10 | 3 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 30 | 1'35.931 | | 171.236 |
| 11 | 24 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | +2 | | 1'35.424 | 172.145 |
| 12 | 12 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | | 1'35.436 | 172.124 |
| 13 | 6 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | +1 | | 1'35.764 | 171.534 |
| 14 | 23 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 10 | | 1'35.986 | 171.137 |
| 15 | 25 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | | 1'36.134 | 170.874 |
■GT300 Class
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) GT300 Qualify Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Super Lap Time | Qualify #1 Time | km/h |
| 1 | 2 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'42.889 | | 159.656 |
| 2 | 11 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 20 | 1'42.929 | | 159.594 |
| 3 | 110 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 20 | 1'42.959 | | 159.547 |
| 4 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 1'43.058 | | 159.394 |
| 5 | 26 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 1'43.138 | | 159.270 |
| 6 | *46 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 30 | 1'43.315 | | 158.997 |
| 7 | 14 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 1'43.794 | | 158.263 |
| 8 | 96 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 1'43.927 | | 158.061 |
| 9 | 7 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 5 | 1'44.056 | | 157.865 |
| 10 | 777 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 1'44.244 | | 157.580 |
| 11 | 27 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | 50 | | 1'43.424 | 158.830 |
| 12 | 5 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC 320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | +2 | | 1'43.511 | 158.696 |
| 13 | 13 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 25 | | 1'43.583 | 158.586 |
| 14 | 52 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | +2 | | 1'43.650 | 158.483 |
| 15 | 910 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | | 1'43.652 | 158.480 |
| 16 | 47 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | +1 | | 1'44.196 | 157.653 |
| 17 | 19 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | | | 1'44.352 | 157.417 |
| 18 | 101 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 新田 守男 高木 真一 | MI | | | 1'44.381 | 157.373 |
| 19 | 87 | トライク ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 5 | | 1'44.591 | 157.057 |
| 20 | 10 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 尾本 直史 | DL | +2 | | 1'44.790 | 156.759 |
| 21 | *70 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RSR | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | | 1'44.931 | 156.549 |
| 22 | *9 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 田中 勝喜 | YH | | | 1'45.050 | 156.371 |
| 23 | 55 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 光貞 秀俊 池田 大祐 | YH | | | 1'45.057 | 156.361 |
| 24 | 111 | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | | | 1'46.500 | 154.242 |
| 25 | 666 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | | 1'46.744 | 153.890 |
| 26 | 88 | アクティオ ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 檜井 保孝 | YH | 35 | | 1'44.058 | 157.862 |
- 予選通過タイム(107%) GT500: 1'41.158 / GT300 1'50.371
- CarNo.12は、本大会特別規則書第25条3.違反(ピットレーン速度超過)により、罰金3万円とする。
- CarNo.46は国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章(走行中の危険行為)により、罰金5万円とする。
- CarNo.70は、GT-500の走行時間帯に2周回走行により、罰金2万円とする。
- CarNo.9は、本大会特別規則書第25条3.違反(ピットレーン速度超過)により、罰金5万円とする。
■GT500 Class
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'33.169 | - | - | 176.312 |
| 2 | 35 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 1'34.079 | 0.910 | 0.910 | 174.606 |
| 3 | 66 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'34.248 | 1.079 | 0.169 | 174.293 |
| 4 | 36 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 40 | 1'34.310 | 1.141 | 0.062 | 174.179 |
| 5 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 20 | 1'34.588 | 1.419 | 0.278 | 173.667 |
| 6 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'34.606 | 1.437 | 0.018 | 173.634 |
| 7 | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 30 | 1'35.041 | 1.872 | 0.435 | 172.839 |
| 8 | 18 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 90 | 1'35.174 | 2.005 | 0.133 | 172.598 |
| 9 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 50 | 1'35.890 | 2.721 | 0.716 | 171.309 |
| 10 | 3 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 30 | 1'35.931 | 2.762 | 0.041 | 171.236 |
■GT300 Class
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 2 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'42.889 | - | - | 159.656 |
| 2 | 11 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 20 | 1'42.929 | 0.040 | 0.040 | 159.594 |
| 3 | 110 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 20 | 1'42.959 | 0.070 | 0.030 | 159.547 |
| 4 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 1'43.058 | 0.169 | 0.099 | 159.394 |
| 5 | 26 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 1'43.138 | 0.249 | 0.080 | 159.270 |
| 6 | 46 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 30 | 1'43.315 | 0.426 | 0.177 | 158.997 |
| 7 | 14 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 1'43.794 | 0.905 | 0.479 | 158.263 |
| 8 | 96 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 1'43.927 | 1.038 | 0.133 | 158.061 |
| 9 | 7 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 5 | 1'44.056 | 1.167 | 0.129 | 157.865 |
| 10 | 777 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 1'44.244 | 1.355 | 0.188 | 157.580 |
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) Qualify #1 Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | km/h |
| 1 | 1 | GT500 | 1 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'34.255 | - | 174.280 |
| 2 | 32 | GT500 | 2 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'34.482 | 0.227 | 173.862 |
| 3 | 8 | GT500 | 3 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 20 | 1'34.885 | 0.630 | 173.123 |
| 4 | 36 | GT500 | 4 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 40 | 1'34.925 | 0.670 | 173.050 |
| 5 | 18 | GT500 | 5 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 90 | 1'35.076 | 0.821 | 172.775 |
| 6 | 35 | GT500 | 6 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 1'35.217 | 0.962 | 172.520 |
| 7 | 66 | GT500 | 7 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'35.217 | 0.962 | 172.520 |
| 8 | 100 | GT500 | 8 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 50 | 1'35.225 | 0.970 | 172.505 |
| 9 | 22 | GT500 | 9 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 30 | 1'35.290 | 1.035 | 172.387 |
| 10 | 3 | GT500 | 10 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 30 | 1'35.336 | 1.081 | 172.304 |
| 11 | 24 | GT500 | 11 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | +2 | 1'35.424 | 1.169 | 172.145 |
| 12 | *12 | GT500 | 12 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | 1'35.436 | 1.181 | 172.124 |
| 13 | 6 | GT500 | 13 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | +1 | 1'35.764 | 1.509 | 171.534 |
| 14 | 23 | GT500 | 14 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 10 | 1'35.986 | 1.731 | 171.137 |
| 15 | 25 | GT500 | 15 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 1'36.134 | 1.879 | 170.874 |
| 16 | 2 | GT300 | 1 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'43.079 | 8.824 | 159.361 |
| 17 | 62 | GT300 | 2 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 1'43.180 | 8.925 | 159.205 |
| 18 | 14 | GT300 | 3 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 1'43.193 | 8.938 | 159.185 |
| 19 | 110 | GT300 | 4 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 20 | 1'43.218 | 8.963 | 159.147 |
| 20 | 11 | GT300 | 5 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 20 | 1'43.237 | 8.982 | 159.117 |
| 21 | 777 | GT300 | 6 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 1'43.277 | 9.022 | 159.056 |
| 22 | 26 | GT300 | 7 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 1'43.301 | 9.046 | 159.019 |
| 23 | 46 | GT300 | 8 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 30 | 1'43.306 | 9.051 | 159.011 |
| 24 | 96 | GT300 | 9 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 1'43.339 | 9.084 | 158.960 |
| 25 | 7 | GT300 | 10 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 5 | 1'43.343 | 9.088 | 158.954 |
| 26 | 27 | GT300 | 11 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | 50 | 1'43.424 | 9.169 | 158.830 |
| 27 | 5 | GT300 | 12 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC 320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | +2 | 1'43.511 | 9.256 | 158.696 |
| 28 | 13 | GT300 | 13 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 25 | 1'43.583 | 9.328 | 158.586 |
| 29 | 52 | GT300 | 14 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | +2 | 1'43.650 | 9.395 | 158.483 |
| 30 | 910 | GT300 | 15 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 1'43.652 | 9.397 | 158.480 |
| 31 | 47 | GT300 | 16 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | +1 | 1'44.196 | 9.941 | 157.653 |
| 32 | 19 | GT300 | 17 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | | 1'44.352 | 10.097 | 157.417 |
| 33 | 101 | GT300 | 18 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'44.381 | 10.126 | 157.373 |
| 34 | 87 | GT300 | 19 | トライク ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 5 | 1'44.591 | 10.336 | 157.057 |
| 35 | 10 | GT300 | 20 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 尾本 直史 | DL | +2 | 1'44.790 | 10.535 | 156.759 |
| 36 | *70 | GT300 | 21 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RSR | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 1'44.931 | 10.676 | 156.549 |
| 37 | *9 | GT300 | 22 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 田中 勝喜 | YH | | 1'45.050 | 10.795 | 156.371 |
| 38 | 55 | GT300 | 23 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 光貞 秀俊 池田 大祐 | YH | | 1'45.057 | 10.802 | 156.361 |
| 39 | 111 | GT300 | 24 | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | | 1'46.500 | 12.245 | 154.242 |
| 40 | 666 | GT300 | 25 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | 1'46.744 | 12.489 | 153.890 |
| 41 | *88 | GT300 | 26 | アクティオ ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 檜井 保孝 | YH | 35 | 1'44.058 | 9.803 | 157.862 |
- 予選通過タイム(107%) GT500: 1'41.158 / GT300 1'50.371
- CarNo.12は、本大会特別規則書第25条3.違反(ピットレーン速度超過)により、罰金3万円とする。
- CarNo.70は、GT-500の走行時間帯に2周回走行により、罰金2万円とする。
- CarNo.9は、本大会特別規則書第25条3.違反(ピットレーン速度超過)により、罰金5万円とする。
- CarNo.88は、Driver2(桧井保孝)がノータイムのため予選不通過。
2006AUTOBACS SUPER GT 第3戦、富士GT500㎞の公式予選1回目が5月3日、富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#1ZENTセルモSC(立川祐路/高木虎之介組)、GT300クラスは#2Prive Zurich・アップル・紫電(加藤寛規/高橋一穂組)がそれぞれ暫定ポールを獲得した。
公式予選日を迎えた富士スピードウェイは爽やかな五月晴れ。
昨日の公式練習がウェットコンディションで行われたこともあり、15分間のフリー走行セッションが設けられた後、公式予選1回目は予定通り午前10時20分より開始された。
まずはGT300の専有走行から。
初戦優勝の#88ムルシエラゴがまずはトップタイム。1分44秒058。ドライバーはマルコ・アピチェラだ。続いて2番手には#777梁山泊MR-Sの大嶋和也。#10フェラーリ360の尾本直史が続く。
大嶋は更にタイムを縮めて1分43秒277でトップに立つが、すぐに#2紫電の加藤寛規が43秒079を記録してトップに。更に#14ハンコックポルシェの木下みつひろも43秒193と大嶋のタイムを上回ってきた。
4番手には前回の岡山で優勝した#27ディレクシブ320Rの密山祥吾がつけている。
#88ムルシエラゴは9番手まで後退した。
開幕2連続ポールの#46吉兆宝山Zは20番手と今回は出遅れている。
専有残り6分を切った頃、#11フェラーリ360の田中哲也が3番手に上がってきた。
更に#62ウィルコム408Rの柴原真介が43秒180を叩き出し、一気に2番手に上がってきた。
残り3分時点での順位は
#2紫電、#62ヴィーマック、#14ポルシェ、#11フェラーリ、#777MR-S、#26ポルシェの順。
前回公式練習でクラッシュしたために出走を断念した#7雨宮RX-7は8番手、#46Zは14番手に留まっている。
ここでGT300の専有走行は終了、GT500の専有走行が始まった。
最初に飛び出したのは#24KONDO Z。ドライブするのはエリック・コマスだ。
続いて#3ハセミZのJ.P.オリベイラが派手にスライドさせながら果敢にアタックを始めている。しかしタイムは未だ35秒台だ。
専有開始から10分経過した時点でトップに立っているのは#35バンダイSC。服部尚貴の記録した1分35秒341がベストタイムだ。
以下#24、#3、#18の順。この時点ではこの4台しかタイムを記録していない。
他のクルマは専有残り5分を切ろうかというところで漸くコースインしてきた。
ここから本当のアタック合戦が始まる。
まずは#18TAKATA NSXの小暮卓史が1分35秒406で2番手にジャンプアップ。
続いて#66サードスープラのアンドレ・クートが4番手に。
残り3分を切ったところで#32EPSON NSXのロイック・デュバルが1分34秒727と漸く服部のタイムを上回ってきた。さらに#1ZENT SCの立川祐路が34秒385を出してトップに立つ。
デュバルも34秒482までタイムを縮めるが、立川は更に34秒285と後続を突き放しにかかる。
#36トムスSCの脇阪寿一も3番手タイムを出してきた。
更に4番手には#8ARTA NSXの伊藤大輔が入ってきた。伊藤は専有終了間際に更にタイムを縮めて3番手に上がる。
#35バンダイは5番手に後退した。
Z勢の最上位は#22ミハエル・クルムの9番手、タイムは1分35秒250に留まっている。
ここで混走となった。
上位陣は既にセカンドドライバーにバトンタッチし、基準タイムのクリアにかかっているが、スーパーラップ当落線上のチームは残り10分を切ったあたりから再びファーストドライバーにステアリングを委ね、最後のチャンスを生かすべくタイムアタックを続行している。
GT300クラスでは、#46吉兆宝山Zの佐々木孝太が残り10分を切ったところで7番手タイムを出し、スーパーラップ進出を果たした。
さらに、残り時間3分を切ったところで#110ボクスターの菅一乗が一気に4番手タイムを叩き出してきた。これにより前回優勝の#27ディレクシブ320Rが11番手に後退、そのままチェッカーを受けることとなり、今回はスーパーラップに進むことができなかった。
公式予選2回目は午後3時25分から、スーパーラップは午後4時から行われる。
(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA)
2006/4/27
GTアソシエイション
2006AUTOBACS SUPER GT Round3[FUJI GT 500km RACE]より、スーパーGT出場全車両に1st/2ndドライバー識別のための装置を装着いたします。この装置は、LEDランプの点灯表示/点滅表示により、運転するドライバーを識別して表示するもので、1stドライバー運転時には『点灯表示』、2ndドライバー運転時には『点滅表示』されます。表示ランプの位置は、観客席からの視認性を高める為、左斜め前方に取り付けられます(下記参照)。

観客やTV視聴者は、これまでの車両識別表示(ゼッケン)、クラス識別表示(ゼッケン下地色、フロントウィンドシールド下地色、ヘッドライト点灯色)と合わせ、エントリーリスト等と対比することにより、走行する車両と走行クラス、運転するドライバーの名前を知ることが可能となります。スーパーGTを、より一層分かり易くご観戦頂けるようになるものと存じます。
以上
2006全日本ラリー選手権 第2戦
「2006年久万高原ラリー」
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■開催月日:2006年4月28日-30日
■開催場所:愛媛県
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◇SUBARUラリーチームジャパンが全日本参戦
その初陣を勝田範彦が優勝で飾る
今から15年前まで、四国ではグラベル路による「ツール・ド・四国」という全日本選手権イベントが開催されていた。このラリーは荒れた路面と急峻な四国山地の地形からサバイバルラリーとも呼ばれ、過酷なラリーとして有名だった。今年開催された全日本ラリー第2戦はその四国が舞台。ここでもまた違った意味での過酷なラリーが展開
されることとなった。
SS1からラリーリーダーの座に着いたのは、ターマックキングの異名をとる勝田。新井モータースポーツでしっかり作り込まれたインプレッサ、そして勝田のターマックでの才能は、この後のラリー展開でも冴えわたった。SS2こそ堀田信に譲ったものの、SS3&4と連続ベストタイムをマークしてラリーリーダーの座をしっかりキープ。それと同時に後続の前年チャンピオン奴田原文雄ランサーとの差を着実に広げていく。
SS5は松井孝夫のランサーにベストを譲ったものの2番手タイム。ラリー前半を終えて2番手の奴田原とは12秒の差をつけて、勝田はトップをキープしている。
SS6でもベストタイムをマーク。そして迎えたSS7。雨に加えて霧がひどくなってきた。ここで勝田は奴田原を14秒引き離すベストタイムをマーク。その差を26秒にまで広げた。SS8&9は奴田原が連続ベストタイムをマークして巻き返しを図るが……。
最終SSのSS10はひどくなる一方の霧、加えてナイトステージということで主催者はキャンセルの判断を下した。これで勝田のターマック2連勝が決定。ゴールでは、SRTJの4人のディーラーメカニックたちが笑顔で勝田を迎えていた。これで勝田はシリーズ争いでもかなり有利な展開に持ち込んだ。
一方、前戦でラリーに復活したダートトライアラーの北村和浩。いきなり2位の好成績を残しているが、今回は結果からいえば4位。だが不慣れなペースノート走行、そして初めてのウエット路面、さらには初めての霧のなかでの走行と、初ものづくしのラリーでの4位は大健闘といえる。経験を積みさえすれば、勝田をも脅かす存在となり
そうだ。
■Race Results
| Pos | Cl-Pos. | Driver - Co Driver | Car | Time/Diff |
| 1. | JN4-1 | 勝田範彦 - 北田 稔 | SUBARUラリーチームジャパン・インプレッサ | 52:33.8 |
| 2. | JN4-2 | 奴田原文雄 - 小田切順之 | ADVAN-PIAAランサー | +12.0 |
| 3. | JN4-3 | 松井孝夫 - 佐藤忠宜 | アドバンPIAAKYBランサー | +21.6 |
| 4. | JN4-4 | 北村和浩 - 晝田満彦 | think3・DLインプレッサ | +1:00.0 |
| 5. | JN4-5 | 大庭誠介 - 高橋 巧 | REPSOL-ADVAN ランサー | +1:06.3 |
| 6. | JN4-6 | 石田正史 - 宮城孝仁 | DLテイン マルシェ ランサー | +1:17.5 |
| 7. | JN4-7 | 堀田 信 - 浦野昭美 | DLオサムBRIGランサー | +1:25.8 |
| 8. | JN4-8 | 飯泉忠男 - 石田裕一 | クスコポテンザCMSCランサー | +1:56.0 |
| 9. | JN4-9 | 炭山裕矢 - 沼尾敬廉 | クスコスバルADVANインプレッサ | +2:09.8 |
| 10. | JN3-1 | 榊 雅広 - 井出上達也 | J&S クスコ KYB・BS インテグラ | +2:10.1 |
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社
スーパー耐久シリーズ2006 第1戦
「ハイランド・スーパー耐久レース」
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■開催月日:2006年4月22日-23日
■開催場所:仙台ハイランドレースウェイ
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◇PERMAGARD IMPREZAが3位表彰台に!
2台のインプレッサは4、5位に入賞
スーパー耐久シリーズ2006は4月22~23日、宮城県の仙台ハイランドレースウェイにおいて開幕し、32台(ST2クラスは9台)が参加した100周(406km)の決勝レースに出走した3台のインプレッサは、#22インプレッサが3位表彰台を獲得。ディフェンディングチャンピオンの#2インプレッサは4位、初陣となった#123インプレッサは5位と3台す
べてが完走して入賞を果たした。
予選の2日前となる20日、雨の中で新車のシェイクダウンを行っていた#2インプレッサが、ブレーキトラブルによってクラッシュ。メカニックの懸命な作業で予選日の朝には車両がサーキットに到着したが、セッティングの確認もできないまま予選へ臨むことになった。予選日は朝から晴天に恵まれた。グリッド予選の結果ソフトタイヤを
履いたランサー勢に対し、インプレッサ勢はハードタイヤを選択したこともあり、#22インプレッサがクラス4位(総合15位)、#123インプレッサがクラス5位(総合16位)、#2インプレッサがクラス6位(総合18位)というポジションを得た。
23日決勝日の朝に行われたフリー走行で、#123インプレッサが突然白煙を上げてエンジンブロー。「原因が分からない」と峰尾は不安を隠しきれない。しかしメカニックの迅速な作業の結果、決勝レースまでには車両を間に合わせることができた。12時53分、100周の決勝レースがスタート。#2インプレッサがスタートダッシュを決めてクラス4位にポジションを上げ、3位の#20ランサーを追った。6周目には#123インプレッサも4位に上がり、#22インプレッサはその背後から2台を追う展開となった。レースの1/3を消化した34周で#123インプレッサはピットインしてクラス7位でコースに復帰。#22インプレッサも37周でピットインして6位でコースに復帰した。中盤は#22インプレッサが4位、#2インプレッサが5位、#123インプレッサが6位で走行。
やがて、#2インプレッサが#22インプレッサをかわして4位へ浮上したころ、突然2位を走行中だった#13ランサーが左フロントを破損してスロー走行。これでインプレッサ勢はそれぞれひとつずつポジションを上げることになった。
65周目、#2インプレッサが2回目のピットイン。給油、ハードコンパウンドタイヤに交換して6位でコース復帰。70周目に#22インプレッサがピットイン、5位でコースに戻った。もう1台の#123インプレッサは77周目に2回目のピットインを行い5位でコースへ。
80周目に#22インプレッサが#2インプレッサをかわして3位へ。2位の#20ランサーとの差は約16秒だが、2台のペースに大きな差はなく、なかなか距離は縮まらない。終盤の93周目、4位を走行していた#22インプレッサのペースがガクンと落ちた。突然4速ギヤに入らなくなりインプレッサの太いトルクを利用して5速ホールドで走行することになったのだった。これで#123インプレッサが差を毎周5秒以上縮めて#2インプレッサに1秒854まで迫ったが、何とか#2インプレッサが逃げ切り4位、#123インプレッサは5位となった。また、#22インプレッサは3位のままチェッカーを受け、表彰台を獲得した。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社
スーパー耐久シリーズ2006 第1戦
「Hi-landスーパー耐久レース」
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■開催月日:2006年4月22日-23日
■開催場所:仙台ハイランドレースウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■「トータルスポーツings Z」が逆転で優勝
昨年最終戦からの連勝を飾る
今年のS耐はいくつかのルール改正が行われたが、クラス3のZにとって最も影響が出そうな点は、全車に2回のピットインが義務付けられたこと。ターボパワーで1発の速さがウリのRX-7に対し、Zは燃費の良さが身上。ピットインが1回で済むレースでも、もう1回のピットイン(ピットでエンジンを切ることが義務付け)をしなければならないのだ。
22日公式予選。ターボのブースト圧を上げたRX-7が有利な中、#33 Zの大井がコースレコードとなる1分55秒266でクラスポール(総合7位)を獲得した。ディフェンディングチャンピオンである#23Zの山田が3位。#19 Zの小林は8位につけた。またクラス1では#3 Zの影山がクラス4位とまずまずのポジションにつけた。
23日の決勝日は前日同様朝から好天。12時53分に100周、約406kmの決勝レースがスタートした。オープニングラップ、#33 Zの大井はスプーンコーナーまでに3台にかわされクラス4位までドロップ。4周目、#23 Zが逆転してトップを奪ったが、12周目に#14 RX-7にトップを奪われてしまった。さらに、#14 RX-7に#23 Zが追突。2台は応急処置のため大きくポジションを落とし、これで#15 RX-7がトップに、#33 Zは8位にまでポジションダウンを喫することになった。レースの折り返し点に近い44周で#15 RX-7がピットイン。他の車両も最初のピット作業を済ませたこともあり、これで#7 RX-7がトップ、#33 Zが2位に。
そして89周目に#15 RX-7が2回目のピットインをしている間に、伊橋が逆転、トップに立った。伊橋はそのままチェッカーを受けたあと、プラットフォームに車両を寄せてピット前を通過。スタッフが歓喜の渦に包まれた。#19 Zはクラス6位でゴール。また#23 Zは10位でチェッカーを受け、貴重な1ポイントを獲得した。
いっぽう、クラス1の#3 Zは序盤に影山がポルシェやランサーを相手にバトルを演じてスタンドを沸かせた。2周目に3位に浮上した影山だったが、21周でピットインを済ませ青木に交代。青木は総合トップを走る#1
ポルシェの前、クラス6位でコースに復帰したが、ポルシェを寄せ付けない走りを披露。56周目には4位までポジションを上げたが、トップ3に追いつくには至らず4位でゴール、惜しくも表彰台を逃した。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: ©NISOM
4月23日、宮城県仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久開幕戦の決勝レースが行われた。ST1クラスは、今季から初のS耐本格参戦となるミシュランが表彰台を独占するという結果となった。優勝は#1 ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が予選の速さそのままに、決勝レースでもライバル不在の圧倒的な速さをみせつける展開となった。
なお、今シーズンから各車には2回のピットストップが義務づけられ、使用できる燃料タンクもクラスには関係なく95Lという規定となった。
総入場者数 31,025人(4/23日曜日)
晴天のドライコンディションで、早朝の7時50分から30分間で行われたフリー走行は、各車決勝を見据えたセッティングの中での走行となり、ここでも#1 ARTA DENAG GT3が1分55秒348のトップタイムをマークした。
午後12時53分、気温17度、路面温度31度の暖かさの中で、32台のマシンがフォーメーションラップからスタート。#1 ARTA DENAG GT3の田中はスタートからトップに立ち、ジリジリと後続を引き離す安定した速さで周回を重ねる。序盤は#28 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3の佐々木孝太がこれを追うが、15周目にはST2クラスの#11オーリンズランサーEVOIXの中谷明彦が総合の2番手につける展開となった。
29周目でトップの#1が1回目のピットストップを行うと、暫定のトップは#11のランサーとなる。#11が36周目にピットインすると#45スケープ45スペックスポルシェの伊藤真一がトップに。だが41周目には再び#1がトップを奪い返し63周目に2度目のピットストップを行い、新田へドライバー交代を行う。ここで#45の先行を許すものの#1は2番手でコースに復帰。67周目には再び#1はトップを奪い返した。
その後も新田が安定した走りで100周のチェッカーをトップで受けた。2番手には#45スケープ45スペックスポルシェ(伊藤真一/羽根幸浩組)が入り、3位には#28 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3(佐々木孝太/宮川やすお組)が入りST1クラスの表彰台はミシュラン勢で独占される結果となった。4位に横浜ユーザーの#3エンドレスアドバンZ(影山正美/青木孝行組)が入り5位にも横浜のニコカットGT3(谷川達也/清水康弘組)が入った。
総合6位に序盤の速さが光ったクラス2の#11オーリンズランサーEVOIX(中谷明彦/木下隆之組)が入った。ST3クラスは総合12番手に#33トータルスポーツingsz(伊橋勲/大井貴之組)が、ST4クラスは総合20位に#73ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5(前嶋秀司/山本すばる/花岡隆弘組)が入った。
#1 ARTA DENAG GT3
田中哲也
「宮坂さん(監督)の決めた作戦通りにやりました。1スティント目はちょっとプッシュしましたが、2回目は合わせていった感じです。久しぶりの快勝ですね(笑)去年はもう1台(昨年のシリーズチャンピオン#25 ADVAN DENAG GT3)とレースをずっとやっていましたが、今回は自分たちのペースで最初から最後までコンスタントに走れました。今シーズンは幸先の良いスタートになりました。去年も開幕戦は勝てたんですが(笑)」
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
ハイランド・スーパー耐久レース -RIJ- (2006/04/23) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.063km
| Pos | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tire | Lap | Time/Bihind |
| 1 | 1 | ST1 | 1 | ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 哲也 新田 守男
| MI | 100 | 3:21'23.026 |
| 2 | 45 | ST1 | 2 | スケープ45 スペックス ポルシェ ポルシェ 911GT3/JGN | 伊藤 真一 羽根 幸浩
| MI | 100 | 53.646 |
| 3 | 28 | ST1 | 3 | SEICO carrera racing PORSHE911 ポルシェ 911GT3/JGN | 佐々木 孝太 宮川 やすお
| MI | 100 | 1'37.044 |
| 4 | 3 | ST1 | 4 | エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 影山 正美 青木 孝行
| YH | 99 | 1Lap |
| 5 | 8 | ST1 | 5 | ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 谷川 達也 清水 康弘
| YH | 99 | 1Lap |
| 6 | 11 | ST2 | 1 | オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーエボルーション | 中谷 明彦 木下 隆之
| YH | 98 | 2Laps |
| 7 | 20 | ST2 | 2 | RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーエボルーション | 小川 日出夫 砂子 塾長 阪口 良平
| YH | 98 | 2Laps |
| 8 | 22 | ST2 | 3 | PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GH-GDB | 池田 昌弘 清水 和夫
| DL | 98 | 2Laps |
| 9 | 24 | ST1 | 6 | PCJ ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 堤 明彦 井上 貴志
| YH | 98 | 2Laps |
| 10 | 2 | ST2 | 4 | FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ | 吉田 寿博 小泉 和寛
| DL | 98 | 2Laps |
| 11 | 123 | ST2 | 5 | エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ | 峰尾 恭輔 木下 みつひろ
| YH | 98 | 2Laps |
| 12 | 33 | ST3 | 1 | トータルスポーツ ingsz 日産フェアレディ Z33 | 伊橋 勲 大井 貴之
| YH | 97 | 3Laps |
| 13 | 15 | ST3 | 2 | 岡部自動車 アドバンRX-7 RX-7/FD3S | 長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄
| YH | 97 | 3Laps |
| 14 | 27 | ST3 | 3 | FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3 | 木村 崇 小林 且雄 白木 洋平
| YH | 97 | 3Laps |
| 15 | 83 | ST3 | 4 | BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 | 古橋 譲 玉木 秀幸 浅見 武
| YH | 96 | 4Laps |
| 16 | 26 | ST2 | 6 | エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーエボルーション | 細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志
| YH | 96 | 4Laps |
| 17 | 7 | ST3 | 5 | MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 RX-7/FD3S | 白井 剛 加藤 正将 仲田 祥健
| YH | 96 | 4Laps |
| 18 | 19 | ST3 | 6 | バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 | 輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞
| YH | 95 | 5Laps |
| 19 | 14 | ST3 | 7 | 岡部自動車ディクセルRX-7 RX-7/FD3S | 杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝
| YH | 94 | 6Laps |
| 20 | 73 | ST4 | 1 | ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘
| YH | 94 | 6Laps |
| 21 | 999 | ST4 | 2 | P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 | 山野 直也 Henry Ho
| YH | 94 | 6Laps |
| 22 | 18 | ST4 | 3 | コスモソニック21FKインテグラ ホンダインテグラ /DC5 | 浅野 武夫 水書 健司 笠原 智行
| YH | 93 | 7Laps |
| 23 | 16 | ST3 | 8 | H!NT.7 RX-7/FD3S | 金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵
| YH | 92 | 8Laps |
| 24 | 43 | ST3 | 9 | ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3 | 一楽 智也 川口 正敬
| YH | 91 | 9Laps |
| 25 | 13 | ST2 | 7 | シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーエボルーション | HINOKI WADA-Q 大瀧 賢治
| YH | 89 | 11Laps |
| 26 | 88 | ST4 | 4 | KUMUHO PANE ROSSO RX-8 マツダ RX-8/SE3P | 高橋 毅 松本 高幸
| KH | 89 | 11Laps |
| 27 | 98 | ST4 | 5 | KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 菅野 良男 金谷 真吾
| YH | 84 | 16Laps |
| 28 | 23 | ST3 | 10 | C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 山田 英二 尾本 直史
| YH | 84 | 16Laps |
| 29 | 6 | ST2 | 8 | 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーエボルーション | 冨桝 朋広 関 豊
| DL | 77 | 23Laps |
| 30 | 30 | ST2 | 9 | RSオガワ★eeiA★ランサー 三菱ランサーエボルーション | 伊藤 勝一 和田 豊充 杉本 龍生
| YH | 75 | 25Laps |
| ----<以上完走>---- |
| - | 777 | ST3 | - | 東洋エノコスwithロールスYH NSX ホンダNSX/NA2 | 清水 哲也 クラゴン 馬杉 力也
| YH | 67 | 33Laps |
| - | 17 | ST1 | - | キーパー& RUNUP 、 KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 篤 松永 まさひろ
| DL | 63 | 37Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 田中哲也 ARTA DENAG GT3 1'55.409 2/63 126.739lm/h
ハイランド・スーパー耐久レース -RIJ- (2006/04/23) Free-Practice Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.063km
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | ST1 | 1 | ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 哲也 新田 守男
| MI | 1'55.348 | - | - | 126.81 |
| 2 | 8 | ST1 | 2 | ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 谷川 達也 清水 康弘
| YH | 1'55.556 | 0.208 | 0.208 | 126.58 |
| 3 | 11 | ST2 | 1 | オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーエボルーション | 中谷 明彦 木下 隆之
| YH | 1'56.008 | 0.660 | 0.452 | 126.08 |
| 4 | 3 | ST1 | 3 | エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 影山 正美 青木 孝行
| YH | 1'56.942 | 1.594 | 0.934 | 125.08 |
| 5 | 28 | ST1 | 4 | SEICO carrera racing PORSHE911 ポルシェ 911GT3/JGN | 佐々木 孝太 宮川 やすお
| MI | 1'57.406 | 2.058 | 0.464 | 124.58 |
| 6 | 13 | ST2 | 2 | シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーエボルーション | HINOKI WADA-Q 大瀧 賢治
| YH | 1'57.675 | 2.327 | 0.269 | 124.30 |
| 7 | 2 | ST2 | 3 | FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ | 吉田 寿博 小泉 和寛
| DL | 1'57.775 | 2.427 | 0.100 | 124.19 |
| 8 | 83 | ST3 | 1 | BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 | 古橋 譲 玉木 秀幸 浅見 武
| YH | 1'57.861 | 2.513 | 0.086 | 124.10 |
| 9 | 45 | ST1 | 5 | スケープ45 スペックス ポルシェ ポルシェ 911GT3/JGN | 伊藤 真一 羽根 幸浩
| MI | 1'58.132 | 2.784 | 0.271 | 123.82 |
| 10 | 30 | ST2 | 4 | RSオガワ★eeiA★ランサー 三菱ランサーエボルーション | 伊藤 勝一 和田 豊充 杉本 龍生
| YH | 1'58.533 | 3.185 | 0.401 | 123.40 |
| 11 | 24 | ST1 | 6 | PCJ ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 堤 明彦 井上 貴志
| YH | 1'58.642 | 3.294 | 0.109 | 123.29 |
| 12 | 26 | ST2 | 5 | エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーエボルーション | 細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志
| YH | 1'58.875 | 3.527 | 0.233 | 123.04 |
| 13 | 20 | ST2 | 6 | RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーエボルーション | 小川 日出夫 砂子 塾長 阪口 良平
| YH | 1'59.151 | 3.803 | 0.276 | 122.76 |
| 14 | 23 | ST3 | 2 | C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 山田 英二 尾本 直史
| YH | 1'59.160 | 3.812 | 0.009 | 122.75 |
| 15 | 6 | ST2 | 7 | 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーエボルーション | 冨桝 朋広 関 豊
| DL | 1'59.429 | 4.081 | 0.269 | 122.47 |
| 16 | 27 | ST3 | 3 | FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3 | 木村 崇 小林 且雄 白木 洋平
| YH | 1'59.653 | 4.305 | 0.224 | 122.24 |
| 17 | 22 | ST2 | 8 | PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GH-GDB | 池田 昌弘 清水 和夫
| DL | 1'59.982 | 4.634 | 0.329 | 121.91 |
| 18 | 33 | ST3 | 4 | トータルスポーツ ingsz 日産フェアレディ Z33 | 伊橋 勲 大井 貴之
| YH | 2'00.146 | 4.798 | 0.164 | 121.74 |
| 19 | 14 | ST3 | 5 | 岡部自動車ディクセルRX-7 RX-7/FD3S | 杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝
| YH | 2'00.251 | 4.903 | 0.105 | 121.64 |
| 20 | 17 | ST1 | 7 | キーパー& RUNUP 、 KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 篤 松永 まさひろ
| DL | 2'00.612 | 5.264 | 0.361 | 121.27 |
| 21 | 777 | ST3 | 6 | 東洋エノコスwithロールスYH NSX ホンダNSX/NA2 | 清水 哲也 クラゴン 馬杉 力也
| YH | 2'00.612 | 5.264 | 0.000 | 121.27 |
| 22 | 7 | ST3 | 7 | MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 RX-7/FD3S | 白井 剛 加藤 正将 仲田 祥健
| YH | 2'01.148 | 5.800 | 0.536 | 120.73 |
| 23 | 16 | ST3 | 8 | H!NT.7 RX-7/FD3S | 金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵
| YH | 2'01.323 | 5.975 | 0.175 | 120.56 |
| 24 | 19 | ST3 | 9 | バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 | 輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞
| YH | 2'01.560 | 6.212 | 0.237 | 120.33 |
| 25 | 43 | ST3 | 10 | ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3 | 一楽 智也 川口 正敬
| YH | 2'02.366 | 7.018 | 0.806 | 119.53 |
| 26 | 999 | ST4 | 1 | P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 | 山野 直也 Henry Ho
| YH | 2'04.060 | 8.712 | 1.694 | 117.90 |
| 27 | 73 | ST4 | 2 | ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘
| YH | 2'04.799 | 9.451 | 0.739 | 117.20 |
| 28 | 98 | ST4 | 3 | KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 菅野 良男 金谷 真吾
| YH | 2'06.889 | 11.541 | 2.090 | 115.27 |
| 29 | 88 | ST4 | 4 | KUMUHO PANE ROSSO RX-8 マツダ RX-8/SE3P | 高橋 毅 松本 高幸
| KH | 2'13.830 | 18.482 | 6.941 | 109.29 |
| 30 | 18 | ST4 | 5 | コスモソニック21FKインテグラ ホンダインテグラ /DC5 | 浅野 武夫 水書 健司 笠原 智行
| YH | 7'22.089 | 326.741 | 308.259 | 33.09 |
| 31 | 123 | ST2 | 9 | エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ | 峰尾 恭輔 木下 みつひろ
| YH | 8'20.084 | 384.736 | 57.995 | 29.25 |
| - | 15 | ST3 | - | 岡部自動車 アドバンRX-7 RX-7/FD3S | 長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄
| YH | No Time | - | - | - |
4月22日、宮城県仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久開幕戦の予選が行われた。
晴天のドライコンディションで、12時50分から30分間で行われたドライバーズ予選では、#1 ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が1分52秒126のレコードタイムを田中がマークし、このセッションのトップタイムとした。
14時40分から20分ずつの3つのセクションで分けられたグリッド予選では、気温13度、路面温度25度という状況だった。序盤にアタックをかけたのは#8ニコカットGT3(谷川達也/清水康弘組)で谷川の1分53秒159がトップタイムだったが、混走の終盤セッションで逆転に成功した#1田中の51秒981がポールポジションとなった。2番手には#28 SEICO carrera racing PORSCHE 911(佐々木孝太/宮川やすお組)、3番手には#8ニコカットGT3、4位に#3エンドレスアドバンZ(影山正美/青木孝行組)5位にはクラス2の#11オーリンズランサーEVOIX(中谷明彦/木下隆之組)が入った。

#1 ARTA DENAG GT3
田中哲也
「(ライバルとなったシフトの#8)もこっちもタイヤが去年とは違うし、自分でもまだやり方がわかっていない段階です。クルマが決まってたし、コンディションにタイヤがあっていました。1回目の予選の方がコンディションが良かったんで、そのままのコンディションでうまく決まったら50秒台もいけたと思います。正直1秒台前半はいけると思っていたので・・・(タイムはちょっと不満です)」
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
ハイランド・スーパー耐久レース -RIJ- (2006/04/22) Grid Qualify Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | ST1 | 1 | ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 哲也 新田 守男 高木 真一
| MI | R1'51.981 | - | - | 129.54 |
| 2 | 28 | ST1 | 2 | SEICO carrera racing PORSHE911 ポルシェ 911GT3/JGN | 佐々木 孝太 宮川 やすお
| MI | 1'52.657 | 0.676 | 0.676 | 128.77 |
| 3 | 8 | ST1 | 3 | ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 谷川 達也 清水 康弘
| YH | 1'53.159 | 1.178 | 0.502 | 128.20 |
| 4 | 11 | ST2 | 1 | オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーエボルーション | 中谷 明彦 木下 隆之
| YH | 1'53.745 | 1.764 | 0.586 | 127.54 |
| 5 | 3 | ST1 | 4 | エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 影山 正美 青木 孝行
| YH | 1'53.885 | 1.904 | 0.140 | 127.38 |
| 6 | 45 | ST1 | 5 | スケープ45 スペックス ポルシェ ポルシェ 911GT3/JGN | 伊藤 真一 羽根 幸浩
| MI | 1'54.568 | 2.587 | 0.683 | 126.62 |
| 7 | 33 | ST3 | 1 | トータルスポーツ ingsz 日産フェアレディ Z33 | 伊橋 勲 大井 貴之
| YH | R1'55.266 | 3.285 | 0.698 | 125.85 |
| 8 | 15 | ST3 | 2 | 岡部自動車 アドバンRX-7 RX-7/FD3S | 長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄
| YH | R1'55.400 | 3.419 | 0.134 | 125.71 |
| 9 | 13 | ST2 | 2 | シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーエボルーション | HINOKI WADA-Q 大瀧 賢治
| YH | 1'55.477 | 3.496 | 0.077 | 125.62 |
| 10 | 24 | ST1 | 6 | PCJ ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 堤 明彦 井上 貴志
| YH | 1'55.586 | 3.605 | 0.109 | 125.50 |
| 11 | 20 | ST2 | 3 | RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーエボルーション | 小川 日出夫 砂子 塾長 阪口 良平
| YH | 1'55.889 | 3.908 | 0.303 | 125.18 |
| 12 | 23 | ST3 | 3 | C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 山田 英二 尾本 直史
| YH | R1'56.322 | 4.341 | 0.433 | 124.71 |
| 13 | 14 | ST3 | 4 | 岡部自動車ディクセルRX-7 RX-7/FD3S | 杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝
| YH | R1'56.394 | 4.413 | 0.072 | 124.63 |
| 14 | 777 | ST3 | 5 | 東洋エノコスwithロールスYH NSX ホンダNSX/NA2 | 清水 哲也 クラゴン 馬杉 力也
| YH | R1'56.529 | 4.548 | 0.135 | 124.49 |
| 15 | 22 | ST2 | 4 | PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GH-GDB | 池田 昌弘 清水 和夫
| DL | 1'56.577 | 4.596 | 0.048 | 124.44 |
| 16 | 123 | ST2 | 5 | エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ | 峰尾 恭輔 木下 みつひろ TOSHI ARAI
| YH | 1'56.601 | 4.620 | 0.024 | 124.41 |
| 17 | 7 | ST3 | 6 | MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 RX-7/FD3S | 白井 剛 加藤 正将 仲田 祥健
| YH | R1'56.742 | 4.761 | 0.141 | 124.26 |
| 18 | 2 | ST2 | 6 | FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ | 吉田 寿博 小泉 和寛
| DL | 1'56.760 | 4.779 | 0.018 | 124.24 |
| 19 | 30 | ST2 | 7 | RSオガワ★eeiA★ランサー 三菱ランサーエボルーション | 伊藤 勝一 和田 豊充 杉本 龍生
| YH | 1'57.013 | 5.032 | 0.253 | 123.97 |
| 20 | 26 | ST2 | 8 | エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーエボルーション | 細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志
| YH | 1'57.115 | 5.134 | 0.102 | 123.87 |
| 21 | 27 | ST3 | 7 | FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3 | 木村 崇 小林 且雄 白木 洋平
| YH | 1'57.336 | 5.355 | 0.221 | 123.63 |
| 22 | 19 | ST3 | 8 | バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 | 輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞
| YH | 1'57.384 | 5.403 | 0.048 | 123.58 |
| 23 | 6 | ST2 | 9 | 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーエボルーション | 冨桝 朋広 関 豊
| DL | 1'57.604 | 5.623 | 0.220 | 123.35 |
| 24 | 17 | ST1 | 7 | キーパー& RUNUP 、 KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 篤 松永 まさひろ
| DL | 1'57.675 | 5.694 | 0.071 | 123.28 |
| 25 | 83 | ST3 | 9 | BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 | 古橋 譲 玉木 秀幸 浅見 武
| YH | 1'58.267 | 6.286 | 0.592 | 122.66 |
| 26 | 16 | ST3 | 10 | H!NT.7 RX-7/FD3S | 金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵
| YH | 1'58.770 | 6.789 | 0.503 | 122.14 |
| 27 | 43 | ST3 | 11 | ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3 | 一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸
| YH | 2'01.259 | 9.278 | 2.489 | 119.63 |
| 28 | 73 | ST4 | 1 | ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘
| YH | 2'01.909 | 9.928 | 0.650 | 118.99 |
| 29 | 999 | ST4 | 2 | P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 | 山野 直也 Henry Ho
| YH | 2'02.085 | 10.104 | 0.176 | 118.82 |
| 30 | 18 | ST4 | 3 | コスモソニック21FKインテグラ ホンダインテグラ /DC5 | 浅野 武夫 水書 健司 笠原 智行
| YH | 2'02.149 | 10.168 | 0.064 | 118.76 |
| 31 | 98 | ST4 | 4 | KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 菅野 良男 金谷 真吾
| YH | 2'03.285 | 11.304 | 1.136 | 117.67 |
| 32 | 88 | ST4 | 5 | KUMUHO PANE ROSSO RX-8 マツダ RX-8/SE3P | 高橋 毅 松本 高幸 李 康太
| KH | 2'07.685 | 15.704 | 4.400 | 113.61 |
ハイランド・スーパー耐久レース -RIJ- (2006/04/22) Drivers' Qualify Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | ST1 | 1 | ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 哲也 新田 守男 高木 真一
| MI | R1'52.126 | - | - | 129.38 |
| 2 | 8 | ST1 | 2 | ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 谷川 達也 清水 康弘
| YH | R1'52.324 | 0.198 | 0.198 | 129.15 |
| 3 | 28 | ST1 | 3 | SEICO carrera racing PORSHE911 ポルシェ 911GT3/JGN | 佐々木 孝太 宮川 やすお
| MI | 1'53.564 | 1.438 | 1.240 | 127.74 |
| 4 | 3 | ST1 | 4 | エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 影山 正美 青木 孝行
| YH | 1'54.683 | 2.557 | 1.119 | 126.49 |
| 5 | 11 | ST2 | 1 | オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーエボルーション | 中谷 明彦 木下 隆之
| YH | 1'54.772 | 2.646 | 0.089 | 126.39 |
| 6 | 20 | ST2 | 2 | RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーエボルーション | 小川 日出夫 砂子 塾長 阪口 良平
| YH | 1'56.126 | 4.000 | 1.354 | 124.92 |
| 7 | 45 | ST1 | 5 | スケープ45 スペックス ポルシェ ポルシェ 911GT3/JGN | 伊藤 真一 羽根 幸浩
| MI | 1'56.270 | 4.144 | 0.144 | 124.77 |
| 8 | 13 | ST2 | 3 | シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーエボルーション | HINOKI WADA-Q 大瀧 賢治
| YH | 1'56.459 | 4.333 | 0.189 | 124.56 |
| 9 | 2 | ST2 | 4 | FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ | 吉田 寿博 小泉 和寛
| DL | 1'56.651 | 4.525 | 0.192 | 124.36 |
| 10 | 777 | ST3 | 1 | 東洋エノコスwithロールスYH NSX ホンダNSX/NA2 | 清水 哲也 クラゴン 馬杉 力也
| YH | R1'56.977 | 4.851 | 0.326 | 124.01 |
| 11 | 6 | ST2 | 5 | 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーエボルーション | 冨桝 朋広 関 豊
| DL | 1'57.473 | 5.347 | 0.496 | 123.49 |
| 12 | 17 | ST1 | 6 | キーパー& RUNUP 、 KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 篤 松永 まさひろ
| DL | 1'57.503 | 5.377 | 0.030 | 123.46 |
| 13 | 24 | ST1 | 7 | PCJ ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 堤 明彦 井上 貴志
| YH | 1'57.595 | 5.469 | 0.092 | 123.36 |
| 14 | 26 | ST2 | 6 | エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーエボルーション | 細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志
| YH | 1'57.652 | 5.526 | 0.057 | 123.30 |
| 15 | 123 | ST2 | 7 | エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ | 峰尾 恭輔 木下 みつひろ TOSHI ARAI
| YH | 1'58.295 | 6.169 | 0.643 | 122.63 |
| 16 | 19 | ST3 | 2 | バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 | 輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞
| YH | 1'58.298 | 6.172 | 0.003 | 122.63 |
| 17 | 22 | ST2 | 8 | PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GH-GDB | 池田 昌弘 清水 和夫
| DL | 1'58.353 | 6.227 | 0.055 | 122.57 |
| 18 | 33 | ST3 | 3 | トータルスポーツ ingsz 日産フェアレディ Z33 | 伊橋 勲 大井 貴之
| YH | 1'58.709 | 6.583 | 0.356 | 122.20 |
| 19 | 16 | ST3 | 4 | H!NT.7 RX-7/FD3S | 金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵
| YH | 1'58.747 | 6.621 | 0.038 | 122.16 |
| 20 | 30 | ST2 | 9 | RSオガワ★eeiA★ランサー 三菱ランサーエボルーション | 伊藤 勝一 和田 豊充 杉本 龍生
| YH | 1'58.763 | 6.637 | 0.016 | 122.15 |
| 21 | 7 | ST3 | 5 | MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 RX-7/FD3S | 白井 剛 加藤 正将 仲田 祥健
| YH | 1'59.101 | 6.975 | 0.338 | 121.80 |
| 22 | 27 | ST3 | 6 | FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3 | 木村 崇 小林 且雄 白木 洋平
| YH | 1'59.157 | 7.031 | 0.056 | 121.74 |
| 23 | 14 | ST3 | 7 | 岡部自動車ディクセルRX-7 RX-7/FD3S | 杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝
| YH | 1'59.454 | 7.328 | 0.297 | 121.44 |
| 24 | 83 | ST3 | 8 | BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 | 古橋 譲 玉木 秀幸 浅見 武
| YH | 1'59.556 | 7.430 | 0.102 | 121.34 |
| 25 | 43 | ST3 | 9 | ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3 | 一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸
| YH | 2'00.946 | 8.820 | 1.390 | 119.94 |
| 26 | 23 | ST3 | 10 | C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 山田 英二 尾本 直史
| YH | 2'01.298 | 9.172 | 0.352 | 119.59 |
| 27 | 15 | ST3 | 11 | 岡部自動車 アドバンRX-7 RX-7/FD3S | 長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄
| YH | 2'01.384 | 9.258 | 0.086 | 119.51 |
| 28 | 73 | ST4 | 1 | ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘
| YH | 2'02.107 | 9.981 | 0.723 | 118.80 |
| 29 | 18 | ST4 | 2 | コスモソニック21FKインテグラ ホンダインテグラ /DC5 | 浅野 武夫 水書 健司 笠原 智行
| YH | 2'03.347 | 11.221 | 1.240 | 117.61 |
| 30 | 999 | ST5 | 1 | P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 | 山野 直也 Henry Ho
| YH | 2'03.916 | 11.790 | 0.569 | 117.07 |
| 31 | 98 | ST4 | 3 | KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 菅野 良男 金谷 真吾
| YH | 2'06.607 | 14.481 | 2.691 | 114.58 |
| 32 | 88 | ST4 | 4 | KUMUHO PANE ROSSO RX-8 マツダ RX-8/SE3P | 高橋 毅 松本 高幸 李 康太
| KH | 2'09.989 | 17.863 | 3.382 | 111.60 |
| <以上予選通過> |
| - | 913 | ST1 | 8 | BOMEX ADVAN コルベット C6 Chevolet Corvette C6 | 山下 潤一郎 筒井 克彦 山路 慎一
| YH | 1'58.206 | - | - | 117.89 |
- 'R'マークはコースレコード
- 予選通過基準タイム: (総合 130%) 2'26.473 / (ST1 110%) 2'03.938 / (ST2 110%) 2'07.364 / (ST3 110%) 2'09.794 / (ST4 110%) 2'15.436
スーパー耐久シリーズ2006 第1戦
「ハイランド・スーパー耐久レース」 事前情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2006年4月22日-23日
■開催場所:仙台ハイランドレースウェイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇タイトルは渡さない!
インプレッサの参加台数も増え、06シーズンキックオフ
スーパー耐久シリーズ(S耐)2006は、4月22~23日に宮城県の仙台ハイランドレースウェイにて開幕する。今年は昨年までのST5クラスが廃止され新たに2シータースポーツカー(排気量~2000cc)のSTクラスSportsが設定された。また各車両の燃料タンクは一律に95リットルと小型化された。さらにレース中に最低2回のピットインが義務付けられることになり、給油やドライバー交代を行わない場合でも一旦エンジンを切らなければならないことになった。
インプレッサが区分されるSTクラス2は、駆動方式がAWDで排気量が2001~3500ccという車両、つまり2リッターターボのインプレッサとランサーの戦いが演じられるクラスで、今年も年間エントリー台数が11台(インプレッサ3台、ランサー8台)と激戦が予想される。
開幕戦のSTクラス2には10台がエントリー(全クラス36台)。うち3台がインプレッサで、プローバレーシングディビジョンが昨年のチャンピオン#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛)、昨年ランキング3位で車番/車名とドライバーの組み合わせを変更した#22 PERMAGARD IMPREZA(池田昌弘/清水和夫)を、さらにエンドレススポーツが#123エンドレス アライ アドバンGDB(峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ)をエントリーした。#123インプレッサのTOSHI ARAIこと新井敏弘は、05年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)のチャンピオンで、ターマック路面でのスキルアップを狙い02年十勝24時間以来3年ぶりのS耐参戦となるが、今回のラウンドは出場しない見込み。
仙台ハイランドレースウェイは1周4.063kmのアップダウンに富んだテクニカルサーキット。決勝レースは、ここを100周(約406km)して行われる。低い回転域で太いトルクを発生するインプレッサは、ドライバーの(高い)ギヤ選択とアクセルワークのスキルによって燃費走行が可能になる。このため2回のピット作業において給油量を均等にして常に比較的軽い車重で戦うことも、1回のピット作業をガソリンのスプラッシュ(少量給油)とフレッシュタイヤへの交換にとどめピットワークで時間を短縮することも、さらにタイヤに負担をかけずに燃費走行を続けることによって1回のピット作業をストップ&ゴーで済ませ、ピット作業の時間をカットすることなど、ライバルの動きを見ながら、さまざまな戦略を取ることが可能となる。さらに、インプレッサ同士でもタイヤ銘柄の違いにより、チームの作戦は異なるなど、興味の尽きない開幕戦になりそうだ。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
Text: ©スバルテクニカインターナショナル
2006年4月17日
FTRS運営事務局
トヨタテクノクラフト(株) TRD
トヨタ自動車(株)
2006年度 『フォーミュラトヨタ・レーシングスクール』の開催について
フォーミュラトヨタ・レーシングスクール運営事務局、トヨタテクノクラフト(株)TRDおよびトヨタ自動車(株)は、2006年度のフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(以下、FTRS)の開催内容を決定した。
12年目を迎えたFTRSは、富士スピードウェイで開催され、昨年と同様にワンデイコースとスカラシップコースの二つのコースを設けた。
ワンデイコースは、スキルアップを目指す幅広い年齢層を対象に、正しいドライビングの習得を目的とし、基礎を中心とした1日コースで開催する。スカラシップコースは、2泊3日の合宿形式で、基礎からの徹底した指導とともに、最終日には模擬レースを実施するなど実戦に向けた指導も行う。募集対象は、ワンデイコースが14歳以上のカートレース出場経験者又は普通運転免許所持者、スカラシップコースは14歳以上のカートレース出場経験者又は4輪レース出場経験者である。
また、来シーズンのスカラシップ対象者を、今回のFTRS受講生より選抜する。スカラシップコース受講者の中から、将来性ある若干名のドライバーに対する支援・育成を行っていく。
1995年にスタートしたFTRSは、トヨタのドライバー育成プログラム「TDP」の一環(スカラシップコース)として、世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの発掘・育成と、正しいドライビング教育によるモータースポーツ底辺の健全な拡大を目指している。講師は、日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者である関谷正徳が校長を務め、経験豊富なトヨタ系レーシングドライバーが直接指導にあたる。
なお、今シーズン、フォーミュラトヨタ・スカラシップ1期生の片岡龍也と平中克幸はSUPERGTおよびフォーミュラ・ニッポンに、2期生の平手晃平、小林可夢偉、3期生の中嶋一貴はF3ユーロシリーズに、同じく3期生の大嶋和也は全日本F3選手権及びSUPERGTに、5期生の国本京佑及び6期生の窪田善文と井口卓人もESSO・フォーミュラトヨタシリーズに参戦している。尚、今季のF3ユーロシリーズ、全日本F3選手権で、平手晃平、大嶋和也がそれぞれ勝利を挙げている。
【2006年度 フォーミュラトヨタ・レーシングスクール概要】
| |
《ワンデイコース》 |
《スカラシップコース》 |
| (1)日程 |
第1回 9月22日(金) 第2回 9月23日(土) |
第1回 7月 31 日(月)~8月2日(水) 第2回 8月 7 日(月)~ 9日(水) 第3回 8月21日(月)~23日(水) 第4回 8月28日(月)~30日(水) |
| (2)開催地 |
富士スピードウェイ ショートサーキット(静岡県駿東郡小山町) |
| (3)使用車輌 |
フォーミュラトヨタ・FT30 |
| (4)講師 |
校長の関谷正徳ほか、トヨタ系レーシングドライバー |
| (5)受講対象者 |
14歳以上のカートレース出場経験者又は 普通運転免許証所持者 |
14歳以上のカートレース出場経験者又は 4輪レース出場経験者 |
| (6)受講定員 |
各日程 10名(合計 20名) |
各日程 10名(合計 40名) |
| (7)受講料 |
105,000円(昼食・税込み) |
210,000円(宿泊費・食事・税込み) |
| (8)申込締切 |
開催日の1ヶ月前 |
各開催日の1ヶ月前 |
| (9)申込先 |
フォーミュラトヨタ・レーシングスクール運営事務局 〒190-1211 東京都西多摩郡瑞穂町石畑1590-15
TEL:042-556-0911 FAX:042-556-2393 |
- お問い合わせ先)
- フォーミュラトヨタレーシングスクール運営事務局 田口・福木 042-556-0911
- トヨタテクノクラフト(株)TRD 鈴木 045-540-2129
- トヨタ自動車(株) 広報部 小金井 03-3817-9104
ロイック・デュバル(優勝)
グレートなレースでしたね。
緊張していたためにスタートがうまくいかず、レース序盤はクインタレッリにずっと抑えられていましたが、ピットストップの判断がよく、クルーもいい仕事をしてくれたので、いいポジションでコースに戻ることができました。
最後の20周は非常に難しいコンディションで、ボクも残り10周のところでスプーンでスピンしてしまいましたが、なんとかビルドハイムを再び抜き返してトップに立てました。
今までスーパーGTや富士のレースではいい結果が出ていなかったので、今回優勝できたことはボクだけでなくチームにとってもいいことだと思います。
ビヨン・ビルドハイム(2位)
僕のキャリアの中でも最高のレースになりました。
レース前半は、フルタンク時のパフォーマンスに問題がありましたが、周回を重ねるうちに良くなっていきました。ピットストップもうまくいきましたね。最後の20周は非常に難しいコンディションで、1コーナーで飛び出すんじゃないかと心配しながら走っていました。
予選結果がよくなかったことを考えれば、表彰台に上がれたことは本当に最高です。
チームにとってもハッピーな結果になりました。
ブノワ・トレルイエ(3位)
クルマは最高の状態でした。グリップも充分にありましたし。
スタートでは、赤ランプが点灯した瞬間に思わず動いてしまいました。自分でジャンプスタートだと判っていたので、ドライブスルーを命じられるまでは150%でプッシュしましたよ。
ペナルティを受けた後は、ロイックと同様、クインタレッリにずっと前を走られてしまい、なかなか抜けませんでした。
その後はピットストップでもフロントタイヤの交換がうまくいかなかったりで、レース終盤は自分が何位を走ってるのか全然把握できてませんでした。ファイナルラップになって無線で4位だと知らされたので、どうにかしてヤマモトを抜いてやろうと頑張ってシケインで抜きました。
順位を落としたり上がったりで、ファンも楽しめたんじゃないでしょうか。ボクもレースを楽しめましたからね。
でも、ここには優勝するつもりでやってきたので、正直3位に終わったことは残念に思います。
中嶋悟(優勝チーム監督)
まずはJRP会長として、今日のレースが無事に行われたこと、22台もの参加台数を集められたことに感謝します。
レースも白熱した展開になったことを喜ばしく思いますし、ましてやウチ(のチーム)が勝ったんですから尚更嬉しいですね。
こんな凄いレースをご覧にならなかったお客様は大変勿体無いことをしたと思いますよ。
TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
鈴鹿サーキットで行われた2006全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝は、レース中盤から降り始めた雨のためにアクシデントが頻発する波乱の展開となった。
このレースを制したのは今季初来日の#31ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)。
巧みなレースコントロールと絶妙のピットタイミングで波乱の相次ぐ51周のレースを見事に制した。
2位には#40ビヨン・ビルドハイム(DoCoMo DANDELION)が入り、ポールシッターの#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)はペナルティやピット作業のトラブルに見舞われながらも3位を確保した。
(観客動員数:29,000人)
併催レースの赤旗中断が相次いだため、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは、当初予定より大きく遅れ、15時20分スタートとなった。
スタートで2番グリッドの本山哲と15番グリッドの高木虎之介らがエンジンストールし、大きく順位を落とす中、1コーナーにトップで飛び込んだのはポールのトレルイエ。
2番手にはアンドレ・ロッテラーが続き、以下、ビルドハイム、松田次生、土屋武士、山本左近、金石年弘、ロニー・クインタレッリの順で1周を終了。
この時点で本山は21位、高木は22位に落ちている。
トップに立ったトレルイエは一気に後続を引き離しに掛かり、3周終了時点で2番手のロッテラーとの差を3.02秒、4周で4秒と、1周当たり1秒づつ突き放していくが、彼のスタートはフライングと判定され、5周目にドライブスルーペナルティのボードを提示されてしまう。
これにより、7周終わりでトレルイエはピットインすることとなり、平中の後ろ、13番手まで後退してしまった。
これでロッテラーがトップに立ったものの、右リヤタイヤがバーストしたために8周目のシケインでオーバーランしてしまう。
怒り心頭のロッテラーは緊急ピットイン。タイヤ交換と給油を行い、最後尾でコースに復帰した。
これでトップはビルドハイムとなった。
しかしすぐ後ろでは、松田が隙をうかがっている。その後ろにも土屋が迫っており、この3台がトップ集団を形成している。
10周目の1コーナーでトレルイエが平中のインをこじ開けて前に出た。これで順位を11位に戻した。更に12周目の1コーナーで立川のインを突いて9位に。
14周目のデグナーで平中がコースアウト、順位を15位まで落とした。
15周目にトレルイエは武藤を抜いて8位に。更に先行するデュバルに迫っていく。
16周終わりでデュバルがピットイン。タイヤ4本交換で18.1秒の作業時間。柳田の前でピットアウトしていく。
その柳田の後ろには既にピットストップを終えた本山が迫ってきた。
このあたりから気温と路面温度が下がりだした。
18周終わりで高木がピットイン。作業中にエンジンをストールしたため、26.5秒でピットアウトしていく。この影響で高木は最後尾に落ちた。
20周終わりでトレルイエがピットイン。しかし右フロントタイヤの締め込みに手間取り、37秒で漸くピットアウトすることとなった。これでほぼ、トレルイエの上位入賞の可能性はなくなったかに思われたが、トレルイエ自身はその後も諦めずに全開走行を続け、23周目には47秒台のファステストラップをたたき出してきた。
21周終わりで武藤がピットイン。タイヤ4本交換ながら、たった13秒で作業を終えてピットアウト、しかし出てすぐの1コーナーでコースアウトを喫してしまった。
23周目の1コーナーで小暮が立川を攻略して8位に上がる。
その前を行くのは、エンジン交換のためにグリッドを21番手に下げられながら、しぶとい走りで上位に上がってきた片岡だ。
25周終わりで3位の土屋と5位の金石が相次いでピットイン。しかし金石は作業時間が34秒もかかってピットアウト。
28周終わりで遂にトップのビルドハイムがピットイン。タイヤ4本交換で15秒9の作業時間。9位でコースに戻っていった。
これで松田がトップに立った。
松田は29周目に自己ベストを更新。
29周目の1コーナーでトレルイエが柳田のインを突いて14位に。
30周目に入ったところでピットレーンを雨粒がぬらし始めた。
ここで3位クインタレッリと4位片岡が相次いでピットへ。クインタレッリが先に作業を終え、片岡を抑えてピットアウト。
しかし片岡は34周目の1コーナーでクインタレッリを捉え、アウトから抜き去っていく。
クインタレッリは堪らずコースアウト。バリアに突っ込んでクルマを降りた。
この時点での順位は、1位松田、2位山本、3位小暮、4位デュバル、5位密山。
このうち、ピット作業を終えた中での最上位はデュバルだ。
松田は一向にピットに入るそぶりを見せず、31周、32周、33周と立て続けに自己ベストを更新していく。
35周終わりで松田は漸くピットイン。17秒4の作業時間でコースに戻っていくが、その鼻先をデュバルがかすめていく。
このあたりからラップタイムが一気に落ちてきた。とうとう雨の影響が出てきたようだ。
ポストからはオイル旗が出ている。
この時点でのトップは山本。20秒の間隔をおいて小暮が2番手だ。
しかし一旦落ちたラップタイムは37周目には持ち直した。
不安定な天候に翻弄され、各チームともレインタイヤへ交換すべきかどうかの判断がつかない。
39周目、金石のリヤから白煙が。エンジントラブルからオイルを吹き上げている。
これに乗り上げた星野が1コーナーでコースアウト。
この周の終わりでトップの山本がピットイン。19秒の作業時間でピットアウト。
これでピットストップを済ませていないのは小暮だけとなった。
しかし小暮はトップに立った直後のデグナーでコースアウト。
進入から完全に横を向いた状態だった。再び雨脚が強まり、かなり滑りやすくなってきたようだ。
これでビルドハイムに追いつかれた小暮は、41周目の1コーナーでトップの座を奪われる。続いてデュバル、松田、片岡らにも抜かれ、小暮は一気に5番手にまで落ちてしまった。
一方、2位に上がったデュバルはその勢いにのってビルドハイムとの差を詰めていき、この周のスプーンでインに車体をねじ込んでトップを奪い取る。
抜かれたビルドハイムの後ろには松田が迫ってきた。
消耗したタイヤでウェット路面を走っていた小暮は42周終わりで漸くピットイン。タイヤ交換はせずに作業時間19秒でコースに戻るが、大きく順位を落としてしまった。
43周目の130Rで松田がコースアウトするが、なんとか片岡を抑えてシケインを立ち上がっていく。
44周目のデグナーで本山がコースアウト。その脇をトレルイエがすり抜けていく。
この時点でトレルイエは5位に浮上した。
この時点でレインを装着しているのは密山と武藤だけだが、路面はかなり滑りやすくなっており、45周目の1コーナーで松田、片岡に続いて数台が相次いでコースアウトしてしまった。
これに乗じたトレルイエは遂に3位、表彰台圏内まで上がってきた。
路面コンディションの悪化に耐えかねた片岡、本山、松田、道上らは45周終わりでピットイン。レインタイヤに交換してコースに戻っていった。
スリックタイヤのままコースに留まり、3位を走行していたトレルイエは46周目のデグナーでコースアウト、続いて47周目の1コーナーでもコースアウト。これにより再び5位まで後退してしまった。背後にはレインを履いた武藤が迫ってきた。
残り周回は4周が時点でもトップのデュバル、2番手のビルドハイム、3番手の山本はまだスリックで粘っている。
しかしこの判断が功を奏し、48周目には山本が1分57秒台までタイムを戻してきた。更にはトレルイエが54秒台をたたき出す。
路面コンディションは再び回復の兆しをみせてきた。
この勢いを駆ってトレルイエは49周目の1コーナーでロッテラーのインに車体をねじ込み、4位を奪い返した。この周なんと51秒台だ。
続いてこの時点で6.5秒あった3位山本との差を50周目では1.5秒まで差を詰め、ファイナルラップのシケインでは遂に山本をねじ伏せて3位を取り返してみせた。
こうした激しいバトルが後方で繰り広げられる中、デュバルは後続を全く寄せ付けない走りで51周を走りきり、デビュー2戦目で日本での初勝利を飾った。
2位にはビルドハイム、3位にはトレルイエが入り、久々に外国人ドライバーが表彰台を独占する結果となった。
以下、4位山本、5位ロッテラー、6位にはルーキーの武藤が入り、デビュー2戦目にして初のポイントを挙げた。
次回第3戦は5月28日、ツインリンクもてぎで開催される。
TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/16) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry-Wet
2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time |
| 1 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 51 | 1:36'47.366 |
| 2 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 51 | 2.172 |
| 3 | *19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 51 | 11.517 |
| 4 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 51 | 12.220 |
| 5 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 51 | 16.757 |
| 6 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 51 | 23.686 |
| 7 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 51 | 1:01.202 |
| 8 | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 51 | 1:14.475 |
| 9 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 51 | 1:14.638 |
| 10 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 51 | 1:22.997 |
| 11 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 51 | 1:33.812 |
| 12 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 50 | 1Lap |
| 13 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 50 | 1Lap |
| 14 | 2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 50 | 1Lap |
| 15 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 50 | 1Lap |
| 16 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 50 | 1Lap |
| 17 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 50 | 1Lap |
| 18 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | 46 | 5Laps |
| -------- 以上規定周回(45 Laps)完走 -------- |
| - | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 42 | 9Laps |
| - | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | 40 | 11Laps |
| - | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 38 | 13Laps |
| - | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 33 | 18Laps |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: CarNo.19 ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)1'47.749 22/51 194.02km/h
- ペナルティ: CarNo.19 ドライビングスルー: 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第27条14.(スタート違反)により。(裁定時刻 15:31)
12時30分スタート予定だったフォーミュラ・ニッポン決勝だが、その前に開催された、インテグラ決勝、JSB1000決勝が相次いで赤旗中断、再スタートになったため、スタート時刻が15時20分に変更された。
ロベルト・ストレイト(第3戦優勝 第4戦5位)
昨日はパーフェクトでした。スタートのときは位置取りはよくなかったんですが、上手い具合にポジションがキープできました。難しい路面コンディションだったので、後続とのギャップを保つよう心がけて走るのが大変でしたが、それ以外は何の問題もなく、いいレースでした。でも、今日はアンダーに悩まされていいレースができませんでした。走るにつれてフロントタイヤに負担がかかってしまい、いいレースになりませんでしたね。
次のもてぎでも勝つに越したことはないので、頑張ります。
伊沢拓也(第3戦4位 第4戦優勝)
昨日はフリーのときはいい状態でしたが、人の後ろに入ると挙動が不安定になったので、雨の中での走りが小さくなってしまいました。
今日は走り出しからクルマが凄く調子がよかったので、「今日はいける」と思ってました。
今まで負けて泣くことはあっても、勝って泣いたことはなかったんですが、さすがに今日はグっときちゃいましたね。
次のもてぎは一度も走ったことがないので、合同テストで速くコースを憶えて、頑張ります。
ファビオ・カルボーン(第3戦3位 第4戦2位)
昨日は予選2位からいいスタートができました。クルマもウェットでは調子がよかったです。
今日はポールからのスタートだったのに勝てなくて残念です。No.2のクルマは速くて、追いつくことができませんでした。
次のもてぎは優勝あるのみです。
大嶋和也(第3戦2位 第4戦6位)
昨日は難しいコンディションでしたが、自分はミスが全くなくて、スタートも上手く決まりました。
逆に今日はミスが多く、前のストレイトも抜けそうで抜けませんでしたので、反省点の多いレースになってしまいました。スタートのときの反応はよかったんですが、ホイールスピンをさせてしまい、順位を落としてしまいました。
次のもてぎは得意なコースなのでなんとしても勝ちたいです。
エイドリアン・スーティル(第3戦5位 第4戦3位)
今日は気分がいいです。自分のベストを尽くしたし、スタートもよかったので。
でもレース後半にカルボーンが抜けなかったのは残念です。こっちの方がストレートが遅かったので、何とかコーナーで詰めていこうとしたんですが、そのうちタイヤが厳しくなってしまって。
(次のもてぎは)勝ちます。表彰台が最低限の目標ですが、できることなら勝ちたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本F3選手権第4戦の決勝は、ルーキーの#2伊沢拓也(Honda 戸田・FIGHTEX)がポールシッターのファビオ・カルボーンを見事なオーバーテイクで仕留めて初優勝を遂げ、戸田レーシングに8年ぶりの勝利をもたらした。
午前9時45分、フォーメーションラップがスタートした。
#75池田大祐(EMS)のクルマはグリッド上でエンジンが掛からず、ピットに押し戻された。
スタートではポールのトレルイエが堅実にトップをキープして1コーナーへ。
2番手アスマーと、スリーボンドが1-2体制を形成した。
大嶋は5番手に後退。
逆に10番手スタートの塚越は7番手にジャンプアップしてきた。
1周目のシケインで伊沢拓也が大外からアスマーをパスして2番手に浮上。
トップのカルボーンと2番手の伊沢のギャップは1.7秒。
伊沢から7番手の塚越までは1秒以内の差で集団を形成している。
2周を終えたところで伊沢とアスマーの間隔が1秒に広がった。
トップが3周目に入ったところで池田がエンジン始動に成功して戦列に加わった。
この周のダンロップコーナーで塚越がオーバーランからスピン。エンジンを再始動して再スタートするが、これで12番手に後退してしまった。
4周目の130Rでストレイトが大嶋を抜いて5位にあがる。
更に大嶋の背後には石浦が迫ってきた。
しかしこの周で塚越がファステストラップを記録。1分56秒408だ。
5周目の130Rでエイドリアン・スーティルがアスマーを捉えて3位に浮上。
5周を終えたところで一時2秒近かったトップと2番手の差がコンマ6秒に縮まってきた。
6周目のシケインで伊沢がアウトから並びかけるが、ここではカルボーンを捉えることはできなかった。
塚越が更にファステスト更新。1分56秒180。
7周目のシケイン進入で伊沢がタイヤスモークを上げる。
伊沢はなんとしてもシケインで勝負を仕掛けていきたいようだ。
しかしこれでカルボーンとの差が1秒3に開いてしまった。
残り周回は10周だ。
アスマーを抜き去って3番手に上がったスーティルも徐々に伊沢の背後に接近してきた。
8周目、塚越は岡田暁と磯崎元彦を一気に抜き去って10番手に浮上してきた。
9番手のジョニー・リードとの差は10秒7。
9周目。伊沢は再びカルボーンとの差をコンマ6秒に戻してきた。
その1.2秒後ろにはスーティルも迫っている。
塚越はリードとの差を一気に2.7秒詰め、8.040秒とした。
10周のシケインで三度仕掛ける伊沢。しかしカルボーンも必死で抵抗する。
しかし最終コーナーでしぶとく差を詰めた伊沢は、次の1コーナーでアウトからかぶせてトップを奪い取った。
トップに躍り出た伊沢は一気に後続を突き放しに掛かる。
11周を終えたところで2番手との差は1.4秒だ。
抜かれたカルボーンの背後にはスーティルが張り付き、隙をうかがっている。
12周目、伊沢とカルボーンの差は1.89秒になった。
14周目、遂に塚越がリードを捉え、9番手に浮上した。8位の安岡までは7秒ある。
カルボーンはスーティルを抑えるのが精一杯、とても伊沢を追える状況ではない。
結局伊沢は2番手に2.549の差をつけてフィニッシュ、見事デビュー4戦目にしてF3初優勝を達成した。
また、伊沢の所属する戸田レーシングの優勝は1998年第2戦筑波の加藤寛規以来、実に8年ぶりとなる。
次戦はツインリンクもてぎ。5月27・28日に第5戦、第6戦が行われる。
ここまで4戦を終えて4人のウィナーが誕生、シリーズの行方は混沌としてきた。
(TEXT : Kazuhisa SUEHIRO)
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/16) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 17 | 33'19.346 |
| 2 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 17 | 2.549 |
| 3 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 17 | 3.154 |
| 4 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 17 | 9.793 |
| 5 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 17 | 11.597 |
| 6 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 17 | 11.673 |
| 7 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 17 | 12.812 |
| 8 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 17 | 15.822 |
| 9 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 17 | 20.138 |
| 10 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 17 | 28.837 |
| 11 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 17 | 40.990 |
| 12 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 17 | 43.342 |
| 13 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 15 | 2 Laps |
| -------- 以上規定周回数 ( 15 Laps ) 完走 -------- |
| - | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 13 | 4 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.10 塚越広大(Honda無限F107) 1'56.180 6/17 179km/h
- ペナルティ: CarNo.1 罰金5万円: 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)の違反(ピット出口のホワイトラインカット)により。
2006全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝前フリー走行が4月15日、快晴の鈴鹿サーキットで行われた。
トップタイムは#41平中克幸(DoCoMo DANDELION)。タイムは1分49秒477だった。
2番手には#31ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)、3番手は#55金石年弘(ARTA)だった。
昨日降り続いた雨も朝には止み、決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは時折青空の覗く好天に恵まれた。
気温は13℃、路面温度は16℃
午前8時40分、決勝前のフリー走行が始まった。
晴れたとはいえ、未だ路面は大部分が濡れており、片岡龍也を除く全車がウェットタイヤで走行を開始する。
開始8分、道上龍がスリックに交換。
まだ時折水しぶきの上がるコンディション故、ラップタイムはブノワ・トレルイエの2分2秒093を筆頭に7番手の金石年弘までが2分2秒台だ。
残り18分、ロイック・デュバルが2分00秒888でトップに。
続いて平中克幸も2分1秒821とタイムを縮めて2番手に。
更に続いて高木虎之介が2分1秒606、ビヨン・ビルドハイムが1秒168と次々にタイムアップしてきて2番手が入れ替わる。
残り15分を切ったところでビルドハイムが最初に2分を切ってきた。1分59秒852。
既にスリックで走行している道上も2分0秒193にタイムアップ。
残り時間は14分を切った。そろそろスリックタイヤへの交換時期に入ったようだ。
ここで遂に本山もスリックを投入してきた。
ウェットタイヤで走っていたドライバーはこのあたりから次々にピットイン。
残り10分を切ったところでスリックタイヤのロニー・クインタレッリが1分56秒415でトップに立つ。トレルイエが1分58秒199でそれに続く。
高木虎之介が57秒183で2番手に。それを更に小暮卓史が57秒137で上回る。
トップのクインタレッリは更に1分52秒550までタイムを短縮してきた。
2番手の高木も54秒408まで短縮している。
残り5分を切ったところでデュバルが52秒886で2番手に立つが、その直後に高木虎之介が1分52秒513でトップに立った。
この頃にはもう、レコードライン上は完全にドライ。
残り時間は少ないが、まだまだタイムは短縮されていく。
残り2分を切ったところで片岡が1分52秒259。
しかしデュバル50秒186、高木51秒241、松田次生51.295、平中51秒745と次々にタイムを更新してきた。
ここでチェッカー。
このチェッカーラップで平中が1分49秒477を出して最後の最後にトップに立った。
以下デュバルが49秒565、金石49秒840、高木50秒476と各車最後までタイムを更新しながらフリー走行を終えた。
フォーミュラ・ニッポン第2戦決勝は今日午後2時30分より、51周で戦われる。
TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/16) Free Session Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'49.477 | - | - | 190.96 |
| 2 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'49.565 | 0.088 | 0.088 | 190.80 |
| 3 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 1'49.840 | 0.363 | 0.275 | 190.32 |
| 4 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'50.476 | 0.999 | 0.636 | 189.23 |
| 5 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'50.705 | 1.228 | 0.229 | 188.84 |
| 6 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'50.883 | 1.406 | 0.178 | 188.53 |
| 7 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 1'51.292 | 1.815 | 0.409 | 187.84 |
| 8 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'51.318 | 1.841 | 0.026 | 187.80 |
| 9 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'51.448 | 1.971 | 0.130 | 187.58 |
| 10 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'51.835 | 2.358 | 0.387 | 186.93 |
| 11 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'52.226 | 2.749 | 0.391 | 186.28 |
| 12 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'52.550 | 3.073 | 0.324 | 185.74 |
| 13 | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | 1'52.743 | 3.266 | 0.193 | 185.42 |
| 14 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'53.126 | 3.649 | 0.383 | 184.80 |
| 15 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 1'53.218 | 3.741 | 0.092 | 184.65 |
| 16 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 1'53.818 | 4.341 | 0.600 | 183.67 |
| 17 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'54.610 | 5.133 | 0.792 | 182.40 |
| 18 | 2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'55.824 | 6.347 | 1.214 | 180.49 |
| 19 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'58.199 | 8.722 | 1.059 | 176.86 |
| 20 | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'00.543 | 11.066 | 2.344 | 173.43 |
| 21 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 2'01.218 | 11.741 | 0.675 | 172.46 |
| 22 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 2'03.285 | 13.808 | 2.067 | 169.57 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
ポールポジション ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)
「ポールポジションが獲れたのでぼくにとってはイージーなコンディションでしたね。また雨が降ってくるかも知れなかったので、スリックタイヤに換えるタイミングが難しかったです。チームマネージャーと相談しながら交換のタイミングを計っていました。場所によっては濡れているコーナーもあったので、注意をしてタイヤのウォームアップをしました。リスクを背負いながらのプッシュで、エキサイティングなラップだったと思います」
予選2位 本山 哲(arting IMPUL)
「コースコンディションが良くなっていくのはわかってたのですが、スリックタイヤに換えるタイミングが若干遅れてしまいました。クルマは濡れているときでもドライのときでも状態はよかったです。最後のアタックのときはすごく調子がよかったんですけど、前のクルマに追いついてしまったのは不運としかいいようがないですね。それがなければブノワのタイムは見えていたと思います」
予選3位 松田次生(mobilecast IMPUL)
「走り初めは、路面が乾いてたのでウエットセットでいったんですが、これではまずいとおもってドライセットに戻しました。ブノワがドライを履いているって無線で入ってきたんですが、タイヤ交換のタイミングがずれたのがこの順位になったのかなと思います」
チーム監督 星野一義(mbilecast / arting IMPUL)
「1-2-3というこれ以上はない結果なので気分がいいです。タイヤチェンジのタイミングだけでの順位なので、誰でも同じタイミングなら最前列にいけたと思います。ドライバーがデザイナーにいって交換のタイミングをとるんですけど、ウェットからドライのぎりぎりのタイミングでのチームの判断は、みんな本当にプロフェッショナルで、ぼくが現役の頃だったらあれだけ冷静な判断は出来ないんじゃないかと、チームのみんなに感謝しています」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
鈴鹿サーキットで行われている全日本F3選手権第3戦の決勝は、#4ロベルト・ストレイト(INGING)がスタートから後続を突き放し、昨年7月以来の勝利を挙げることとなった。
2位には第2戦優勝の#36大嶋和也(TOM'S)、3位にはベテランの#12ファビオ・カルボーン(ThreeBond)が入った。
午前中の予選は常時ウェットコンディションで行われたが、フォーミュラニッポンの予選2回目の途中からレコードライン上はほぼドライコンディションになり、第3戦の決勝はスリックでの走行となった。
このため、決勝に先立って急遽10分間の特別フリー走行が設けられることとなり、スタート時刻は当初予定の午後4時から20分遅れの4時20分にフォーメーションラップがスタートした。
スタートはポールシッターのストレイトがトップをキープ。大嶋が2番手につけ、カルボーンは3番手に後退。
塚越がデグナーでフロントウィングを失ってスローダウン。そのままピットへ直行、最後尾に後退することになってしまった。
さらにスプーンでは嵯峨宏紀がスピン。こちらはすぐに戦列に復帰した。
1周を終わっての順位は、トップがストレイト、以下、大嶋、カルボーン、伊沢、スーティルの順。
ストレイトは徐々に後続を引き離しに掛かる。
2周終了時点で大嶋との差を2秒170に広げた。
大嶋の背後からはカルボーンがコンマ6秒の差で追走している。
3周終了時点では1-2位の差は2.769秒差に。
大嶋の後ろは1秒未満の差を保ってカルボーン、伊沢が続く。
伊沢を追っていた5番手のスーティルは5周目の逆バンク、9周目のスプーンと何度もコースを飛び出し、逆に伊沢との差を広げてしまった。
苦戦する大嶋の背後には相変わらずカルボーンがぴったりとつけて隙をうかがっている。
後方集団ではアスマー、石浦の7番手争いが過熱。
石浦は何度もアスマーに仕掛けるそぶりを見せる。
6周目のスプーンで遂に石浦がアスマーを捕らえた。両者バックストレッチをサイドバイサイドで走行の後、石浦が130Rでアスマーのインをつくが、アスマーも一歩も譲らない。
結局石浦は攻略のきっかけをつかめず、8位のままでチェッカーを受けることとなった。
その後もストレイトはじわじわとリードを築き上げ、6周で3秒3、7周で4秒、8周で4秒4とその差は開く一方だ。
ファイナルラップを迎える頃には、大嶋との差は5秒となった。
こうなっては大嶋にはなすすべもない。
懸命の追い上げでファイナルラップにその差を3秒9まで縮めるのが精一杯だった。
結局ストレイトは大嶋に全くつけ入る隙を与えず、独走状態でチェッカーを受け、昨年7月の鈴鹿以来全日本F3での2勝目を挙げた。
3位にはカルボーン。
4位にルーキーの伊沢拓也が入った。
次戦、第4戦は明日午前9時45分より17周で戦われる。
TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/15) Race Results Weather:Cloudy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 3 鈴鹿サーキット 5.807 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 12 | 23'50.429 |
| 2 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 12 | 3.978 |
| 3 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 12 | 7.176 |
| 4 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 12 | 7.176 |
| 5 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 12 | 16.122 |
| 6 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 12 | 17.355 |
| 7 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 12 | 20.491 |
| 8 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 12 | 21.440 |
| 9 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 12 | 23.894 |
| 10 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 12 | 41.773 |
| 11 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 12 | 1'27.586 |
| 12 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 12 | 1'43.633 |
| 13 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 11 | 1 Lap |
| 14 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 10 | 2 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.4 ロベルト・ストレイト(INGING F306) 1'56.738 3/12 179.08km/h
- ペナルティ: CarNo.37 競技結果に40秒加算: 国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.2 b)違反により(裁定時刻 17:02)
2006全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の公式予選2回目は、めまぐるしく変化する路面コンディションの下で行われ、何度もトップが入れ替わる激戦となった。
この激しいアタック合戦を制したのは、#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)。タイムは1分45秒697だった。
2番手には#1本山哲(Arting TEAM IMPUL)、3番手に#20松田次生(mobilecast TEAM IMPUL)が入り、開幕戦に続いてインパル勢がトップ3を独占した。

午後2時40分、公式予選2回目が開始された。
まだ小雨は降っているものの、路面は乾き始めており、この天候が悪化しないうちにタイムを出しておこう、とばかりに各ドライバーともセッション序盤から一斉にタイムアタックに取り掛かる。
ここでトップタイムを記録したのは本山。1分58秒778と、ウェットで行われた午前中のタイムを大きく更新した。
以下、金石年弘が1分58秒834、小暮卓史1分59秒032とつづき、最後尾の密山祥吾まで全車が午前中のベストタイムを上回った。
開始8分、130Rで密山がスピン。コースに掛かった状態で真横を向いてストップしてしまった。
これをみて各車ピットイン。
ここで早速トレルイエがスリックタイヤを投入。
残り時間は34分だ。
さらに車高を調整したARTAの2台が残り31分でコースイン。
この間、本山はニュータイヤ(レイン)を装着して2度目のアタックを敢行、1分57秒708を叩き出した。
残り28分で松田がトップタイム。1分57秒620だ。
その直後、区間ベストを更新しながらスリックタイヤでアタックしていたトレルイエが57秒515を叩き出して一躍トップに。会心の走りに拳を突き上げるトレルイエ。
これを見た各チームは一斉にスリックタイヤの装着に取り掛かった。
2番手タイムの松田もピットに飛び込んでスリックへ交換。併せてフロントウィングの調整に掛かる。
トレルイエはなおもタイムを書き換えながらアタックを続行。しかし西コースで立川祐路に引っかかってしまう。それでもタイムは1分55秒430を記録し、さらにアタックを継続する。
タイムは遂に52秒795まで短縮された。
続いてアンドレ・ロッテラーが55秒872を記録して2番手に。
更にそのタイムを平中克幸が塗り替え、53秒410で2番手に上がってきた。
チームメイトの03年国際F3000チャンピオン、ビヨン・ビルドハイムも4番手につけてきた。
平中は次のラップでセクター1の区間ベストを塗り替えるが、デグナーで痛恨のコースアウト。すぐにコース復帰して仕切りなおしだ。
ここでロッテラーが1分52秒609を出してトップに。残り時間は17分だ。
一旦はコースオフした平中だったが、次のラップで再び区間ベストを立て続けに更新、一気に51秒478でトップに躍り出た。
続いて片岡龍也が52秒125で2番手につける。
その直後、本山が一気に50秒台を叩き出し、トップに戻ってきた。1分50秒324だ。
それを残り15分を切ったところで松田が49秒963で上回るが、本山も48秒881とやり返す。
さらに片岡もタイムアップ。49秒328を出して2番手に。
そして残り12分を切ろうか、というところでトレルイエが48秒671を叩き出して再びトップに上がってきた。
残り10分の時点の順位は
トップがトレルイエ、2位本山、3位片岡、4位にルーキーの武藤英紀、5位松田、6位デュバルの順。午前中ノータイムに終わった山本左近も7番手タイムを出してきた。
先ほどまでトップ争いを繰り広げていた平中は一気に11番手にまで後退している。
残り時間は5分を切った。
各車最後のアタックが始まった。
まずは松田が1分47秒856を叩き出してトップに立つ。
続いて本山が48秒250で2番手に。
それを一気にロイック・デュバルが上回り、47秒646でトップに躍り出る。
さらに残り3分を切ったところでロニー・クインタレッリが47秒545を記録するが、本山も46秒405と46秒台に入れてきた。
しかしここでまた、トレルイエが45秒697までタイムを削ってトップを奪い返す。
残り時間は1分を切った。
ここで道上龍がヘアピンでスピン。
この区間で黄旗が提示されて事実上この慌しい予選はここで決着。
ポールポジションはトレルイエ、2番手に本山、3番手に松田と、終わってみれば今回もまたインパル勢の1-2-3というグリッド順になった。
トレルイエは開幕戦の富士に続いて2戦連続のポールポジションから、明日の51周の戦いに臨む。
フォーミュラニッポン第2戦の決勝は明日2時30分スタートだ。
TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/15) Qualfying Session Weather: Rainy Course: Wet 2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Driver | Team | Engine | Qualify1 Qualify2 | Time | Delay | km/h |
| 1 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'01.460 *1'45.697 | 1'45.697 | - | 197.78 |
| 2 | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'01.569 *1'46.405 | 1'46.405 | 0.708 | 196.47 |
| 3 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'01.470 *1'46.891 | 1'46.891 | 1.194 | 195.57 |
| 4 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 2'02.443 *1'47.000 | 1'47.000 | 1.303 | 195.38 |
| 5 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | - *1'47.309 | 1'47.309 | 1.612 | 194.81 |
| 6 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 2'02.835 *1'47.447 | 1'47.447 | 1.750 | 194.56 |
| 7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 2'02.710 *1'47.525 | 1'47.525 | 1.828 | 194.42 |
| 8 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 2'03.726 *1'47.646 | 1'47.646 | 1.949 | 194.20 |
| 9 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 2'03.091 *1'47.681 | 1'47.681 | 1.984 | 194.14 |
| 10 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 2'01.414 *1'47.690 | 1'47.690 | 1.993 | 194.12 |
| 11 | *7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 2'03.226 *1'47.762 | 1'47.762 | 2.065 | 193.99 |
| 12 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 2'02.912 *1'47.882 | 1'47.882 | 2.185 | 193.78 |
| 13 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 2'01.418 *1'47.910 | 1'47.910 | 2.213 | 193.73 |
| 14 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 2'02.467 *1'48.081 | 1'48.081 | 2.384 | 193.42 |
| 15 | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | 2'03.654 *1'48.248 | 1'48.248 | 2.551 | 193.12 |
| 16 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 2'03.135 *1'48.268 | 1'48.268 | 2.571 | 193.09 |
| 17 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 2'02.664 *1'48.618 | 1'48.618 | 2.921 | 192.47 |
| 18 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | 2'04.382 *1'49.107 | 1'49.107 | 3.410 | 191.60 |
| 19 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 2'06.833 *1'49.926 | 1'49.926 | 4.229 | 190.18 |
| 20 | 2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'03.189 *1'50.220 | 1'50.220 | 4.523 | 189.67 |
| 21 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 2'03.300 *1'50.944 | 1'50.944 | 5.247 | 188.43 |
| 22 | *27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 2'04.485 *2'03.825 | 2'03.825 | 18.128 | 168.83 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- CarNo.7 公式通知No.5に基づき、決勝レースのグリッド位置を公式予選から10グリッド降格とする。
- CarNo.27 公式通知No.14に基づき、最後尾グリッドでの決勝レース出場を認めた。
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/15) Qualfying Session #2 Weather:Rainy Course:Semi-Wet 2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'45.697 | - | - | 197.78 |
| 2 | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'46.405 | 0.708 | 0.708 | 196.47 |
| 3 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'46.891 | 1.194 | 0.486 | 195.57 |
| 4 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'47.000 | 1.303 | 0.109 | 195.38 |
| 5 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 1'47.309 | 1.612 | 0.309 | 194.81 |
| 6 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'47.447 | 1.750 | 0.138 | 194.56 |
| 7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'47.525 | 1.828 | 0.078 | 194.42 |
| 8 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'47.646 | 1.949 | 0.121 | 194.20 |
| 9 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 1'47.681 | 1.984 | 0.035 | 194.14 |
| 10 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 1'47.690 | 1.993 | 0.009 | 194.12 |
| 11 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'47.762 | 2.065 | 0.072 | 193.99 |
| 12 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'47.882 | 2.185 | 0.120 | 193.78 |
| 13 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'47.910 | 2.213 | 0.028 | 193.73 |
| 14 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'48.081 | 2.384 | 0.171 | 193.42 |
| 15 | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | 1'48.248 | 2.551 | 0.167 | 193.12 |
| 16 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'48.268 | 2.571 | 0.020 | 193.09 |
| 17 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 1'48.618 | 2.921 | 0.350 | 192.47 |
| 18 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'49.107 | 3.410 | 0.489 | 191.60 |
| 19 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'49.926 | 4.229 | 0.819 | 190.18 |
| 20 | 2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'50.220 | 4.523 | 0.294 | 189.67 |
| 21 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'50.944 | 5.247 | 0.724 | 188.43 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'53.096 | 7.399 | 2.152 | 184.85 |
| 22 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 2'03.825 | 18.128 | 10.729 | 168.83 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- 2006年全日本レースブルテンNo002-2006に基づき、T11(ヘアピンカーブ)で提示された黄旗により、下記のラップタイムを抹消した。
- No. 2 1'49.042
- No. 4 1'48.613
- No.32 1'47.553
鈴鹿サーキットで行われている全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の公式予選1回目において、複数のドライバーがイエローフラッグ中にタイム更新があったとして、タイム抹消のペナルティが下されることとなった。
このセッションでは、開始早々に#3山本左近(KONDO RACING)がヘアピンでコースアウトし、タイムを記録できなかったが、この山本選手の車両が排除されるまでの間、11番ポストでイエローフラッグが提示されていた。 にもかかわらず、#7片岡龍也、#8土屋武士、#31ロイック・デュバル、#33ロニー・クインタレッリ、#55金石年弘の5名がこの間にタイムを更新していた。
同様にF3第4戦の公式予選においても、イエローフラッグ提示中にタイム更新があったため、#1エイドリアン・スーティル、#4ロベルト・ストレイト、#36大嶋和也の3名に、同様のペナルティが課せられた。
| Pos. | No. | ドライバー | エントラント | シャシー | エンジン | Time | Delay | Gap |
| 1 |
12 |
ファビオ・カルボーン |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
2'07.285 |
- |
- |
| 2 |
14 |
マルコ・アスマー |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
2'08.096 |
0.811 |
0.811 |
| 3 |
2 |
伊沢 拓也 |
Honda・戸田FIGHTEX |
DOME F107 |
MF204C |
2'08.391 |
1.106 |
0.295 |
| 4 |
*36 |
大嶋 和也 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
2'08.638 |
0.828 |
0.247 |
| 5 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
DENSO・ルボーセF306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
2'08.826 |
1.541 |
0.188 |
| 6 |
*4 |
ロベルト・ストレイト |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
2'09.113 |
0.672 |
0.287 |
| 7 |
*1 |
エイドリアン・スーティル |
DHG TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
2'09.300 |
0.845 |
0.187 |
| 8 |
75 |
池田 大祐 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
2'09.422 |
2.137 |
0.122 |
| 9 |
37 |
安岡 秀徒 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
2'09.459 |
2.174 |
0.037 |
| 10 |
10 |
塚越 広大 |
Honda 無限 F107 |
DOME F107 |
MF204C |
2'10.065 |
2.780 |
0.606 |
| 11 |
3 |
ジョニー・リード |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
2'10.178 |
2.893 |
0.113 |
| 12 |
33 |
石浦 宏明 |
広島トヨタDALLARAF305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
2'10.313 |
3.028 |
0.135 |
| 13 |
74 |
岡田 暁 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
2'12.389 |
5.104 |
2.076 |
| 14 |
50 |
磯崎 元彦 |
GOLDON ZAP F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
2'12.969 |
5.684 |
0.580 |
予選通過基準タイム(110%) 2'20.716
2006年全日本選手権レースブルテンNo.002-2006に基づき、T4で提示された黄旗により、
下記のラップタイムを削除した。
No. 1 2'08.609 2'08.130
N0. 4 2'07.957 2'08.256
No.36 2'08.113
| Pos. | No. | ドライバー | チーム名 | エンジン | Time | Delay | Gap |
| 1 |
56 |
小暮 卓史 |
ARTA |
HONDA HF386E |
2'01.414 |
- |
- |
| 2 |
41 |
平中 克幸 |
DoCoMo DANDELION |
HONDA HF386E |
2'01.418 |
0.004 |
0.004 |
| 3 |
19 |
ブノワ・トレルイエ |
mobilecast IMPUL |
TOYOTA RV8J |
2'01.460 |
0.046 |
0.042 |
| 4 |
20 |
松田 次生 |
mobilecast IMPUL |
TOYOTA RV8J |
2'01.470 |
0.056 |
0.010 |
| 5 |
1 |
本山 哲 |
arting IMPUL |
TOYOTA RV8J |
2'01.569 |
0.155 |
0.099 |
| 6 |
*33 |
ロニー・クインタレッリ |
BOSS・INGING |
TOYOTA RV8J |
2'02.443 |
1.029 |
0.874 |
| 7 |
32 |
武藤 英紀 |
PIAA NAKAJIMA |
HONDA HF386E |
2'02.467 |
1.053 |
0.024 |
| 8 |
4 |
柳田 真孝 |
KONDO |
TOYOTA RV8J |
2'02.664 |
1.250 |
0.197 |
| 9 |
36 |
アンドレ・ロッテラー |
DHG TOM'S |
TOYOTA RV8J |
2'02.710 |
1.296 |
0.046 |
| 10 |
37 |
土屋 武士 |
DHG TOM'S |
TOYOTA RV8J |
2'02.835 |
1.421 |
0.125 |
| 11 |
40 |
ビヨン・ビルドハイム |
DoCoMo DANDELION |
HONDA HF386E |
2'02.912 |
1.498 |
0.077 |
| 12 |
*55 |
金石 年弘 |
ARTA |
HONDA HF386E |
2'03.091 |
1.677 |
0.179 |
| 13 |
*8 |
高木 虎之介 |
LeMans |
TOYOTA RV8J |
2'03.135 |
1.721 |
0.044 |
| 14 |
2 |
星野 一樹 |
arting IMPUL |
TOYOTA RV8J |
2'03.189 |
1.775 |
0.054 |
| 15 |
*7 |
片岡 龍也 |
LeMans |
TOYOTA RV8J |
2'03.226 |
1.812 |
0.037 |
| 16 |
34 |
横溝 直輝 |
BOSS・INGING |
TOYOTA RV8J |
2'03.300 |
1.886 |
0.074 |
| 17 |
11 |
立川 祐路 |
RECKLESS CERUMO |
TOYOTA RV8J |
2'03.654 |
2.240 |
0.354 |
| 18 |
*31 |
ロイック・デュバル |
PIAA NAKAJIMA |
HONDA HF386E |
2'03.726 |
2.312 |
0.072 |
| 19 |
5 |
道上 龍 |
5ZIGEN |
HONDA HF386E |
2'04.382 |
2.968 |
0.656 |
| 20 |
27 |
密山 祥吾 |
DPR Direxiv |
HONDA HF386E |
2'04.485 |
3.071 |
0.103 |
| 21 |
6 |
折目 遼 |
M&O 5ZIGEN |
HONDA HF386E |
2'06.833 |
5.419 |
2.348 |
| - |
- |
以上予選通過 |
基準タイム ( 107% ) |
- |
- - |
- |
- |
| - |
3 |
山本 左近 |
KONDO |
TOYOTA RV8J |
計測できず |
- |
- |
2006年全日本選手権レースブルテンNo002-2006に基づき、T11で提示された黄旗により、下記のラップタイムを削除した。
No. 7 2'02.911
No. 8 2'02.993 No.31 2'02.735 2'03.605
No.33 2'01.631
No.55 2'02.281
全車ともシャシー:ローラFN061、タイヤ:ブリヂストン
全日本F3選手権第4戦の公式予選は、#12ファビオ・カルボーン(ThreeBond)が2分7秒285を記録してポールポジションを獲得した。
2番手には第3戦ポールの#4ロベルト・ストレイト(INGING)、3番手には#14マルコ・アスマー(ThreeBond)がつけた。

第3戦の予選から10分間のインターバルをおいて、第4戦の公式予選が開始された。 レコードライン上はだいぶ乾いてきたようで、各ドライバーとも走り出しから第3戦よりも大幅にタイムを短縮してきた。
ここでもストレイトが快調に周回。 2回目のアタックで2分9秒113をマークしてトップに立つが、残り5分の時点でカルボーンが9秒098を出してトップを奪い取る。 カルボーン、ストレイトに続くのは大嶋。続いてアスマーと、ここまでが9秒台だ。
残り時間が4分を切ったところでカルボーンが大嶋が相次いで8秒台を叩き出し、1-2番手につける。 カルボーンは次の周で更にタイムを8秒190まで短縮し、大嶋を突き放しに掛かる。 大嶋もタイム短縮を図るが、逆にストレイト、スーティルに先行されて4番手に。
大嶋はチェッカーを受けるラップで2分8秒113出して一時トップタイムに躍り出るが、カルボーンとストレイトは最後の最後に相次いで7秒台を叩き出して再び1位、2位を奪い返した。 さらにアスマーも8秒096を記録し、大嶋は最終的に4番手でこの予選を終えた。
5番手にはスーティル、6番手に伊沢、7番手に嵯峨、8番手に池田、9番手には安岡が入った。塚越はここでもタイムが伸び悩み、10番手に終わった。
第4戦の決勝は明日午前10時45分より、17周で戦われる。
Text : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/15) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Wet
2006 All Japan F3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 2'07.285 | - | - | 164.24 |
| 2 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'07.957 | 0.672 | 0.672 | 163.38 |
| 3 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 2'08.096 | 0.811 | 0.139 | 163.20 |
| 4 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'08.113 | 0.828 | 0.017 | 163.18 |
| 5 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'08.130 | 0.845 | 0.017 | 163.16 |
| 6 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 2'08.391 | 1.106 | 0.261 | 162.82 |
| 7 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'08.826 | 1.541 | 0.435 | 162.27 |
| 8 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'09.422 | 2.137 | 0.596 | 161.53 |
| 9 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'09.459 | 2.174 | 0.037 | 161.48 |
| 10 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 2'10.065 | 2.780 | 0.606 | 160.73 |
| 11 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'10.178 | 2.893 | 0.113 | 160.59 |
| 12 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'10.313 | 3.028 | 0.135 | 160.42 |
| 13 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'12.389 | 5.104 | 2.076 | 157.91 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'12.969 | 5.684 | 0.580 | 157.22 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'20.557 | 13.272 | 7.588 | 148.73 |
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/15) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Wet
2006 All Japan F3 Championship Round 3 鈴鹿サーキット 5.807 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'09.361 | - | - | 161.60 |
| 2 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 2'09.669 | 0.308 | 0.308 | 161.22 |
| 3 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'10.160 | 0.799 | 0.491 | 160.61 |
| 4 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 2'10.859 | 1.498 | 0.699 | 159.75 |
| 5 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 2'11.058 | 1.697 | 0.199 | 159.51 |
| 6 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'11.219 | 1.858 | 0.161 | 159.32 |
| 7 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'12.246 | 2.885 | 1.027 | 158.08 |
| 8 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'12.412 | 3.051 | 0.166 | 157.88 |
| 9 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'12.560 | 3.199 | 0.148 | 157.70 |
| 10 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 2'12.869 | 3.508 | 0.309 | 157.34 |
| 11 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'13.067 | 3.706 | 0.198 | 157.10 |
| 12 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'13.448 | 4.087 | 0.381 | 156.65 |
| 13 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 2'14.785 | 5.424 | 1.337 | 155.10 |
| 14 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2'16.340 | 6.979 | 1.555 | 153.33 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'22.703 | 13.342 | 6.363 | 146.49 |
全日本F3選手権第3戦の公式予選が4月15日、鈴鹿サーキットで行われ、#4ロベルト・ストレイト(INGING)がポールポジションを獲得した。タイムは2分9秒361だった。 2番手には#12ファビオ・カルボーン(ThreeBond)、3番手には第2戦優勝の#36大嶋和也(TOM'S)がつけた。
フォーミュラニッポンと同じく予定より5分遅れの11時20分、F3第3戦の公式予選が開始された。
富士に続いて大嶋が速い。最初の計測から2分11秒892でトップに立つ。 2番手に塚越広大、3番手に伊沢拓也とFD出身ドライバーが続く。 4番手は2年目の安岡秀徒だ。
大嶋は2周目に10秒776までタイムを削り、3周目も区間最速をマークして走行していたが、スプーンで姿勢を乱してスピン。しかしすぐに走行を再開、次の周で10秒689とタイムアップする。 しかしこの間にロベルト・ストレイトが2分10秒276と大きくタイムを縮めてトップを奪った。更にストレイトは次の周で9秒936を出し、一気に後続を突き放しに掛かる。
予選も終盤に差し掛かって大嶋、カルボーン、伊沢らが立て続けに自己ベストを更新して順位を上げていくなか、塚越はタイムが伸び悩んで徐々に順位を落とし、一時は6番手にまで後退してしまう。塚越は最後の最後にタイムを削ってきたものの、11秒058が精一杯で5番手で予選を終えた。
結局このセッションはストレイトがポールのままチェッカー。 2番手にカルボーン、3番手に大嶋、4番手伊沢、5番手塚越、開幕戦優勝のスーティルは6番手でこの予選を終えた。
第3戦の決勝は今日午後4時から12周で戦われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
2006 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の公式予選1回目が4月15日、鈴鹿サーキットで行われ、#56小暮卓史(ARTA)が2分1秒414で暫定ポールを獲得した。 2番手には#41平中克幸(DoCoMo DANDELION)、3番手には#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)がつけ、ルーキーでは#32武藤英紀(PIAA NAKAJIMA)の8番手が最上位だった。

公式予選日の鈴鹿は朝から小雨が降り続いていたが、スーパーバイクの予選の途中から小降りになり、フォーミュラニッポンの予選が始まるまでには雨は上がった。 しかし路面はまだウェット状態だ。 今日の気温は一日中10度前後で推移するとの予報が出ている。
フォーミュラニッポンの公式予選は当初予定より5分遅れの10時20分に開始された。 ロイック・デュバルを先頭に各車一斉にコースイン。 全車ウェットタイヤでの走行。メインポストからは「WET PRACTICE」のボードが提示されている。
開始5分で早くも山本左近がヘアピンでコースアウト。コース復帰できない状況だ。
松田次生が3周目に2分1秒622を出してトップに。ロニー・クインタレッリが2分1秒631で続く。松田は5周目に1秒498、6周目に1秒470までタイムを縮める。
開始から15分経過したところで小暮卓史が2分1秒414を出してトップに立つ。 平中克幸が2分1秒418の僅差で2番手につけるが、タイムを出した翌周にデグナーで大きくはらんで縁石に乗り上げ、ピットイン。
第1戦ではトヨタエンジンを積むインパル勢の速さが際立っていたが、鈴鹿ではホンダ勢も巻き返してきているようだ。
開始からしばらくは様子を見ていた昨年王者の本山哲だが、20分経過したところで漸く5番手タイムを出してきた。
立川祐路は7周走ったところでピットへ。クルマはガレージに引っ込められ、エンジンカウルを開けられた。ミッションから煙が出ており、修復に時間が掛かりそうだ。
35分経過したところで高木虎之介がデグナーでコースアウトしたが、そのままコースへ復帰してピットへ戻る。
残り10分の時点での順位は 小暮、平中、松田、クインタレッリ、本山、金石、トレルイエ、武藤の順。 トップ8はトヨタエンジンとホンダエンジンが4台づつと互角の状態になっている。
残り7分を切ったあたりから各車ニュータイヤに履き替えて最後のアタックに出て行く。 残り3分を切ったところで、本山、トレルイエが相次いで区間ベストを更新して走行、しかしセクター3、4が伸び悩んだ本山は2分1秒台には入ったものの順位は変わらず。 続いてトレルイエが1秒460を出して3番手に。 本山は2周連続でタイムアタックを敢行するが、1秒569に留まり、このセッションを5番手で終えた。
ここでチェッカー。 結局上位陣で最後に順位を上げたのはトレルイエのみとなり、4周目にベストタイムを記録した小暮の暫定ポールが決定した。 2番手に平中、3番手にトレルイエ、4番手松田、5番手本山、6番手クインタレッリの順で午前中の予選は終了した。
ルーキー勢では武藤英紀が8番手で最上位、9番手に柳田真孝がつけている。
公式予選2回目は今日午後2時40分から、午前中と同じく45分間で行われる。
(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO)
鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/15) Qualfying Session #1 Weather:Rainy Course:Wet 2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 2'01.414 | - | - | 172.18 |
| 2 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 2'01.418 | 0.004 | 0.004 | 172.18 |
| 3 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'01.460 | 0.046 | 0.042 | 172.12 |
| 4 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'01.470 | 0.056 | 0.010 | 172.10 |
| 5 | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'01.569 | 0.155 | 0.099 | 171.96 |
| 6 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 2'01.631 | 0.217 | 0.062 | 171.87 |
| 7 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 2'02.281 | 0.867 | 0.650 | 170.96 |
| 8 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 2'02.467 | 1.053 | 0.186 | 170.70 |
| 9 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 2'02.664 | 1.250 | 0.197 | 170.43 |
| 10 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 2'02.710 | 1.296 | 0.046 | 170.36 |
| 11 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 2'02.735 | 1.321 | 0.025 | 170.33 |
| 12 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 2'02.835 | 1.421 | 0.100 | 170.19 |
| 13 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 2'02.911 | 1.497 | 0.076 | 170.08 |
| 14 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 2'02.912 | 1.498 | 0.001 | 170.08 |
| 15 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 2'02.993 | 1.579 | 0.081 | 169.97 |
| 16 | 2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'03.189 | 1.775 | 0.196 | 169.70 |
| 17 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 2'03.300 | 1.886 | 0.111 | 169.55 |
| 18 | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | 2'03.654 | 2.240 | 0.354 | 169.06 |
| 19 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | 2'04.382 | 2.968 | 0.728 | 168.07 |
| 20 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 2'04.485 | 3.071 | 0.103 | 167.93 |
| 21 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 2'06.833 | 5.419 | 2.348 | 164.82 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 2'09.913 | 8.499 | 3.080 | 160.92 |
| 22 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 2'54.683 | 53.269 | 44.770 | 119.68 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
2006全日本ラリー選手権 第1戦
「ツール・ド・九州2006 in 唐津」
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■開催月日:2006年4月7日-9日
■開催場所:佐賀県唐津市
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◇SUBARUラリーチームジャパンが全日本参戦
その初陣を勝田範彦が優勝で飾る
今年の全日本ラリーは新機軸が山盛りだ。2駆4駆合体に加えて総合優勝が盛り込まれ、これによりターマックラリーでの2駆FFマシンの活躍がクローズアップされることになった。さらにRBマシンが全日本を走れなくなり、FIAグループN規定に準じた日本独自のRN/RJ車両だけで争われることとなった。
さらにクラス分けもこれまでのC、B、AからJN-4(2000ccを超える)JN-3(1600ccを超え000ccまで)、JN-2(1400ccを超え1600ccまで)JN-1(1400ccまで)となった。これはWRCと同じ排気量区分である。これで全日本ラリーのスタイルは一気にWRCに近づいたともいえる。
その第1戦は、これまで2輪駆動部門の全日本として佐賀県七山村で開催されてきたツール・ド・九州。今シーズンの注目は、誰がチャンピオン奴田原を止めるか?ということ。その筆頭はインプレッサを駆る勝田範彦だ。勝田は今回から全日本戦に参戦を開始したSUBARUラリーチームジャパン(SRTJ)のドライバーだ。
戦いは勝田が序盤から快調にリード。それを昨年度の全日本ダートトライアルSA2クラスチャンピオン北村和浩インプレッサが追う展開だ。奴田原はこの2台に続く3番手。勝田はSS4まで連続ベスト。結局レグ1の8SS中6SSでベストをたたき出し、北村を逆転して2番手に上がった奴田原に29秒のリードを築いてレグ1を終えた。
明けてレグ2、SS9こそ奴田原に譲ったものの勝田はSS10、11と連続ベスト。思い通りの展開で、緒戦を優勝で飾ることとなった。2位にはレグ1終盤のスピンで一時は5位まで後退したものの、レグ2で追い上げて北村が入った。
「緒戦ということで、まだまだセッティングを詰めなければいけない個所もあります。まだまだ速くなりますよ」と勝田。
一方の北村も「2位という順位は悔しいけど、ラリーは楽しかった。舗装はどうなのか、自分自身でも未知数だったけど、クルマはいいし、走り方もわかってきた」とこちらも力強いコメント。
次戦の四国ラウンドも、勝田の得意とするターマックラリー。さらにラリーに慣れた(?)北村と、今回に続きインプレッサが1-2フィニッシュを飾れるか? 大いに期待できそうだ。
■Race Results
| Pos |
Cl-Pos. |
Driver - Co Driver |
Car |
Time/Diff |
| 1. |
JN4-1 |
勝田範彦 - 北田 稔 |
SUBARUラリーチームジャパン・インプレッサ |
47:50.5 |
| 2. |
N4-2 |
北村和浩 - 晝田満彦 |
think3・DLインプレッサ |
+50.7 |
| 3. |
JN4-3 |
石田雅之 - 清田恵次 |
C-ONE POTENZA LANCER |
+58.8 |
| 4. |
JN3-1 |
榊 雅広 - 井出上達也 |
J&S クスコ KYB・BS インテグラ |
+1:10.1 |
| 5. |
JN3-2 |
アキラ - 安東貞敏 |
ARUZE TRD C-ONE CELICA |
+1:16.0 |
| 6. |
JN3-3 |
横尾芳則 - 石丸智之 |
ARUZE TRD C-ONE CELICA |
+1:17.0 |
| 7. |
JN4-4 |
大庭誠介 - 高橋 巧 |
REPSOL・ADVAN ランサー |
+1:19.9 |
| 8. |
JN2-1 |
高橋悟志 - 船木一祥 |
ミツバ レビン |
+1:27.0 |
| 9. |
JN4-5 |
田口幸宏 - 佐藤忠宜 |
アドバンPIAAカヤバ ランサー |
+1:19.9 |
| 10. |
JN4-6 |
徳尾慶太郎 - 大庭正璽 |
BPF・クスコ・ADVAN・KYBランサー |
+1:40.0 |
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
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