SUPER GT第2戦 混戦の岡山でレクサスSC430 が5位入賞
首位争い目前の立川祐路/高木虎之介組が
痛恨のペナルティで後退。渾身の追い上げ

痛恨のペナルティから追い上げ5位入賞を果たした
レクサスSC430(No.1 ZENTセルモSC)
2006年SUPER GTの第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月8日(土)、9日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。
今季トヨタが投入した新型車両、レクサスSC430は、開幕戦でデビューウィンを達成し、その余勢をかって第2戦岡山に参戦。前戦の鈴鹿とは大きく状況が異なるツイスティな岡山での戦いぶりに注目が集まった。
今大会にはフルグリッド38台の決勝レース出走枠に対してGT500クラス15台、GT300クラス26台の総勢41台がエントリーし、予選落ち車両の発生する盛況ぶりとなった。
トヨタ勢はGT500クラスに4台のレクサスSC430と2台のトヨタスープラ、GT300クラスには2台のトヨタMR‐Sと2台のトヨタセリカが出場した。
◆予選◆
公式予選の行われた8日(土)は、空は晴れたものの風が強く、黄砂の影響で埃っぽいコンディションの下、午前10時から公式練習1回目セッションがスタート。
トヨタ勢は、ZENTセルモSC1号車が7番手、triple aサードスープラGT66号車が9番手につけてスーパーラップへの進出を決める一方、開幕戦の優勝により60kgのハンディウエイトを搭載するOPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車はシフトミスによるタイムロスが響き、僅差の11番手で、スーパーラップ進出はならなかった。
午後2時15分から各クラス15分間の2回目セッションのあと、午後2時50分から行われたスーパーラップでは、1号車が4番手と順調な仕上がりをアピールし、66号車も9番手グリッドを獲得した。
また、GT300クラスではウエッズスポーツセリカ19号車がスーパーラップに進出し、9番手グリッドを獲得した。
◆決勝◆
9日(日)も好天に恵まれ、人気のワンメイクレース、ネッツカップアルテッツァシリーズ・キング・オブ・アルテッツア第1戦などのサポートイベントに続いて、ほぼ定刻の午後2時2分に決勝レーススタートが切られた。
しかし、ローリングスタートの際、11番手スタートの36号車と、13番手スタートの35号車は痛恨のフライング・ペナルティを課されて後退を余儀なくされた。
一方、4番手スタートの1号車は4位をキープしたまま31周目にピットへ向かいドライバー交代を実施。着実に順位を上げて中盤のピット作業が一巡した46周目には2位への躍進を果たした。
その後も安定したペースで首位を懸命に追った1号車だったが、66周目に黄旗追い越しによるペナルティストップ10秒を課され無念の後退。
これで、一時7位まで順位を落とした1号車だったが、終盤戦へと渾身の逆転追撃を敢行。75周目には6位、76周目には5位まで挽回し、さらに4位をも猛追。ファイナルラップでは並びかけたものの、惜しくも追撃はかなわず5位でチェッカー。表彰台は逃したが、貴重なポイントを獲得。36号車も8位、25 号車も9位で入賞を果たした。
また、GT300クラスでは、MR-S101号車が9位、セリカ19号車が10位に入賞した。
ZENT セルモ SC 1号車 ドライバー高木虎之介のコメント:
今回は表彰台に上がれるポテンシャルはあったが、ペナルティなどでそれは叶わなかった。しかし、これもレース。次の富士戦ではミスなく戦い、うっぷんを晴らしたい。
ZENT セルモ SC 1号車 ドライバー立川祐路のコメント:
全く身に覚えのないところで黄旗追い越しのペナルティを取られてしまった。残念だが、失ったポイントは戻らない。この借りを次戦で返すべく、富士では必勝を期して頑張る。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
今回は残念な結果となってしまったが、反省すべきところは反省して今後に繋げたい。また、レクサスSC430については、相応のポテンシャルを確認することは出来たと思うが、まだまだ、新型車としてやるべきことはたくさんある。次戦富士での戦いに向けて熟成を進めるべく全力を尽くす。
Text & Photo: ©トヨタ自動車株式会社

Honda NSX-GT 1-2フィニッシュ
TAKATA童夢NSXがポール・トゥ・ウイン
ドライバーズ、チーム部門ともランキングトップに浮上
2006年4月9日(日)・決勝
会場:岡山国際サーキット 天候:予選/曇り 決勝/晴れ 気温:18℃(15:00現在) 決勝レース:82周(303.646km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客数:5万6100人(主催者発表)
8日(土)の公式予選は曇り空のもと、ドライコンディションで行われた。午後になると朝から吹きつけていた風が強まり、中国大陸からの黄砂(こうさ)と周辺の山の杉花粉による影響で、サーキット周辺が白くかすむほどであった。スーパーラップ開始時点での気温は17℃、路面温度は25℃と好条件であったが、埃っぽく滑りやすい状態となった。

このスーパーラップには、初日から好調な走りをみせていたHonda NSX-GTの4台すべてが進出し、タイムアタックを行った。この結果、#18道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)が1分24秒043を記録し、ポールポジションを獲得した。道上選手は実に5年ぶり(ロックタイト 無限 NSXで獲得した2001年JGTC第1戦岡山)のポールポジション獲得となった。2番手には#100セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組 (RAYBRIG NSX)が1分24秒074で続き、開幕から2戦連続でHonda NSX-GTがフロントローを独占した。開幕戦で3位表彰台を獲得した#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)は40kgのハンディウェイトを積みながらも5番手、#32ロイック・デュバル/武藤英紀組(EPSON NSX)は6番手からのスタートとなった。
9日(日)の決勝レースは天候に恵まれ、気温18℃、路面温度28℃、ドライコンディションで計38台(GT500クラス計15台)のマシンがスタートした。
スタート直後の1コーナーで3台のマシンがアクシデントを起こしたが、Honda NSX-GT勢は巻き込まれずに走行。ホールショットはポールポジションスタートの#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が奪い、トップ5にNSX-GTが4台も入る上々のスタートを切った。オープニングラップは、トップに#18 TAKATA童夢NSX、2位に#100 RAYBRIG NSXのS.フィリップ選手、4位に#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手、5位に#32 EPSON NSXの武藤英紀選手と続いた。
トップグループは4周目にレースのファステストラップとなる1分25秒632を記録した道上選手と2位のフィリップ選手がリードし、3位の#3 イエローハットYMS トミカZに2秒以上の差をつける。9周目、武藤選手が5位からポジションを一つ落とすが、4位のR.ファーマン選手は3位との差を徐々に詰めてプレッシャーを掛け続けていく。
しかし、14周目に4位を走行する#8 ARTA NSXと#36 OPEN INTERFACE TOM’S SC430、#35 BANDAI DIREZZA SC430の3台に対し、スタート時のフライングによるドライブスルー・ペナルティが下され、R.ファーマン選手は10位に後退を余儀なくされる。さらに 17周目、#32 EPSON NSXの武藤選手がマイクナイト・コーナーでスピンし、タイヤバリアに側面をヒットしてリタイアを喫してしまう。
その流れを断ち切るかのように、トップを快走する道上選手は2位のフィリップ選手との差を20周時点で7秒191に広げ、S.フィリップ選手は3 位を6秒986の差をつけてNSX-GTが1-2態勢で大きなリードを保った。一方、ペナルティを受けて順位を落としたR.ファーマン選手は激しい走りで 22周目に8位までばん回した。
37周終了時に#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手がピットインしてドライバー交代を行った。続く38周終了時にトップを走行する#18 TAKATA童夢NSXの道上選手と、#100 RAYBRIG NSXのS.フィリップ選手がピットイン、リアタイヤのみの交換と燃料補給を#18 TAKATA童夢NSXが34.1秒、#100 RAYBRIG NSXが31.2秒と、すばやくピット作業を済ませて、小暮卓史選手、と細川慎弥選手がコースに復帰した。今回、NSX-GTはソフトタイヤを選択していたが、車体バランスが良く、タイヤに優しい走りをするNSX-GTの長所が生かされてピット作業でのマージンを築くことができた。
ほぼ全車がドライバー交代を行った46周目時点で、#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手が2位の#1 ZENT セルモ SCに17秒425の大差をつけた。#100 RAYBRIG NSXの細川選手は3位に後退したものの、1秒弱の差で2位にプレッシャーを掛け続け、#8 ARTA NSXの伊藤大輔選手は7位まで浮上した。
トップを走行する小暮選手は快調に走行を重ね、65周時点で2位に28秒以上の大差をつける。さらに、66周目に2位を走行していた#1 ZENT セルモ SCにピットイン・ペナルティが下されたため、68周目に細川選手が再び2位に返り咲いた。
そして82周=303.646kmのレースは、スタートから安定したペースでトップを守り抜いた#18 TAKATA童夢NSXが2位に40秒の大差をつけてポール・トゥ・フィニッシュを飾った。続く2位に#100 RAYBRIG NSX が入り、NSX-GTが1-2フィニッシュを飾った。NSX-GTの勝利と1-2フィニッシュは昨年の第5戦もてぎラウンド(優勝:RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ/ジェレミー・デュフォア組/2位TAKATA童夢NSX 道上龍/小暮卓史組)以来となる。道上選手とTAKATA童夢NSXは、2003年JGTC第5戦富士ラウンド以来の勝利となり、小暮選手は初優勝となった。 #8 ARTA NSXは7位入賞を果たした。
この結果、シリーズ・ポイントランキングのドライバーズ部門で道上 龍選手と小暮選手は38ポイントを獲得し、トップに浮上した。チーム部門でもTeam Honda Racing(#18)が28ポイントを獲得してトップに立っている。

コメント
優勝 #18 TAKATA童夢NSX
■道上龍(Ryo Michigami)選手
「2003 年シーズン以来の優勝をすることができて、今年は流れがきていると感じています。決勝用のセッティングも素晴らしく、スタートさえ上手くいけば、全開で離せるだけ離そうと思っていました。2位に10秒程の差をつけることができましたが、目標としては20秒程引き離して、ピットイン時にタイヤを4本とも交換したいと考えていました。でも、先にピットストップをしたRAYBRIG NSXがリアタイヤのみの交換でしたので、我々も2本しか交換しませんでした。その後は、小暮選手が2位に40秒近い差をつけてくれたので安心して観ていました。今回、岡山ラウンドで初めてHondaファンシートが設置されましたし、応援して下さっているファンの方のためにも優勝したいと思っていました。ありがとうございました」
■小暮卓史(Takashi Kogure)選手
「道上選手からトップでバトンタッチされたときに2位とのマージンが結構あったので楽でした。タイヤの2本交換は過去に経験していたので特にプレッシャーは感じませんでした。最終的に40秒近いマージンを稼ぐことができましたが、39秒の次は40秒にしなくてはというのがドライバーの性分なので、大きな差だとは思いませんでした。チームからは『ペースを落とせ、落とせ』と言われていましたが、僕はペースを落とすと安心してかえって失敗してしまうタイプなので、落としませんでした。クルマの仕上がりは本当に良いので、今後もシリーズチャンピオンをねらって、勝てるときに勝っていきたいと思います」
■白井裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「いつもNSX-GTにご声援いただき、ありがとうございます。おかげさまで、そのご期待に1-2フィニッシュで応えることができました。前回の鈴鹿では非常に悔しい負け方をしたので、ここ岡山に向け万全の準備で挑みました。テストにおいてはレースディスタンスでのシミュレーションを中心に行い、良い結果がでていましたので自信はありましたが、レースで18号車の道上、小暮両選手が完璧と言える仕事をしてくれましたし、100号車のフィリップ、細川両選手もよく頑張ってくれたので、この成績が残せたことは喜ばしい限りです。次戦の富士はストレートが長く、NSX-GTにとって厳しいサーキットですが、このいい流れをつなげていきたいと思っています。次戦もご声援をよろしくお願いします」
Text & Photo: ©HONDA
GT500クラス優勝 #18TAKATA童夢NSX
道上 龍
練習走行からずっとクルマの状態がよくて、良い流れできていたので、勝てそうな感触はありましたが、今日それを実現できて本当に嬉しいです。
2003年から遠ざかっていた優勝ができたし、今シーズンは良い流れができているな、と感じています。
決勝ではスタートから全開で離せるだけ離すつもりでしたが、10秒程度の差しか作れませんでした。本来なら20秒以上引き離す予定で、タイヤも4本交換したかったんですが、そこまでの差は作れなかったし、レイブリックがリヤ2本交換だったので、ウチもリヤ2本でいくことにしました。
小暮 卓史
バトンタッチされた時点で道上選手が充分なリードを作ってくれていたので、安心して走れました。リヤ2本交換に関しても、ボクは既に何度か経験しているし、クルマの状態も良かったので自信がありました。
今シーズンのことを考えても、勝てるときにはチャンスを逃がさずに勝っていくべきだと思っているので、優勝も今回で終わりにしないで、どんどん勝っていきたいです。
GT300クラス優勝 #27direxiv ADVAN 320R
谷口 信輝
今週はずっと調子がよかったので、今回はチャンスだと思っていました。
岡山に来る前はそれほど自信がなかったんですが、サーキットに来て合同テストで走ってみたら、予想以上のタイムが出ていたので、「いけるんじゃないの?!」って思ったんです。
その割には予選結果は良くなかったんですが、決勝では序盤苦しいのは判っていたので我慢して走っていたら、思ったとおりスティントの終盤に上位に上がれて、トップで蜜山にバトンタッチできて、そのままトップでフィニッシュできました。ボクにとっては理想の展開でしたね。
蜜山 祥吾
ドライバー交代した後、スターターがなかなか回ってくれなくてタイムをロスしてしまい、コースに戻ったときにはボクスターがすぐ後ろにまで迫っていました。
でも、裏のストレートの後のヘアピンまで我慢できればあとはなんとかなる、と思い、必至でブロックして押さえ込みました。
その後は何のバトルもなかったので、練習みたいに淡々と走りました。
(ディレクシブの初優勝について)海外のGP2組が勝ったりしていたので、こっちも早く結果を出したかった。だから今回勝てて嬉しいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO Photo: Yoshinori OHNISHI
2006オートバックスSUPER GT第2戦 岡山GT300㎞は、ポールポジションからスタートした#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が後続を全く寄せ付けず、2位に40秒051の大差をつけてGT500クラスを制した。
2位には#100RAYBRIG NSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)が入り、NSXが1-2フィニッシュを達成した。
GT300クラスは、#27direxivADVAN320R(蜜山祥吾/谷口信輝組)が、激しいバトルを制して初優勝を遂げた。
(観客動員数:56,100人)
午後2時、決勝がスタートした。
ポールシッターの#18道上龍がホールショットを決め、一気に後続を突き放しに掛かる。
#100セバスチャン・フィリップ、#3横溝直輝が続き、ここまでは予選順位どおりだ。
しかしその後方では、#66アンドレ・クートと#23本山哲が1コーナーで絡んでコースオフ。2台ともすぐに戦列に復帰したが、ザナヴィZは右リヤフェンダーを大きく破損、これに対してオレンジボールが出され、4周目に本山はピットイン。
フェンダーの応急処置と、右リヤタイヤのチェックにかかるが、結局19周目のレッドマンコーナーの手前でストップ。昨年に引き続いて不運な結末を迎えることとなった。
順調に後続との差を広げていく1位道上、2位フィリップの後方では、3位横溝を4位ファーマンが激しく追い立てるが、横溝も懸命に押さえ込む。その更に後方では、#32武藤、#22クルムが激しい5位争いを展開、これに#36ロッテラー、#12トレルイエらが次第に接近してくる。
ところが14周目、#8、#35、#36にドライブスルーペナルティ。
ロッテラーはすぐにピットイン。11番手に後退してコースへ。
4位を走行していたファーマンは次の周回でピットイン。10番手まで後退した。
続いてダンブレックもピットイン。
その後も武藤、クルム、トレルイエの3台は接戦を繰り広げていたが、18周目の最終コーナー手前で武藤が痛恨のスピンアウト。タイヤバリアに突っ込んでストップしてしまった。
クルムと接触した可能性がありそうだ。
武藤はなんとか再始動し、そのままピットへ。右リヤを破損している模様で、そのままガレージへ戻されてしまった。
ペナルティで後退していた#8ARTA NSXだが、ファーマンはしぶとく走行を続け、すぐ前を走る#25織戸学を追い立て、22周目のヘアピン進入で織戸のインをついて8番手に上がる。
31周終わりで#1ZENTセルモSCがピットイン。高木虎之介から立川祐路に交代して33秒でピットアウト。これをきっかけに各車相次いでピットへ。
34周終わりで#3イエローハットZがピットイン。横溝からオリベイラに交代して38秒4でピットアウトするが、既にピット作業を済ませていた#1セルモSC立川にこの周で3位の座を明け渡すことになってしまった。
37周終わりで#22モチュールZがピットイン。クルムから山本左近に交代。冷えたタイヤに手間取る山本はアウトラップでコースをはみ出し、復帰の際に後方から来た車と危うく接触しそうになるが、その後は安定したペースで#3オリベイラを追い上げていく。
この周で#8ARTAもピットイン。伊藤大輔にバトンタッチして上位復帰を目論む。
トップのTAKATA童夢は39周終わりでピットイン。道上は2位レイブリックに12秒3の差をつけて小暮卓史にNSXを託す。作業時間は34.1秒だ。
2位のレイブリックも続いてピットへ。フィリップから細川慎弥にバトンタッチ。
その細川を激しく追い詰め、42周目の1コーナーで攻略したオリベイラがなんと2コーナーでスピン。これで#3イエローハットZは#22モチュールZにも抜かれてしまった。
この時点でのトップは、まだピットストップを済ませていない#12カルソニックZ。
2位TAKATA童夢NSXとは41秒のギャップがある。
トレルイエは46周終わりでTAKATA童夢に37秒差をつけて漸くピットイン。
星野一樹に交代、33秒7で作業を済ませ、3位でコースに戻っていく。
しかしタイヤの温まっていないカルソニックZは、アトウッドカーブであっさりとモチュールZに抜き去られてしまう。
これで再びトップは#18TAKATA童夢NSXに。
2番手には#1ZENTセルモSCがつけているが、その差は18秒にもなっている。
3番手は#100レイブリックNSX、4番手に#22モチュールZがつけている。
星野は後方から追い上げてきたオリベイラにも激しく追い立てられ、50周目のヘアピンでインを突かれて6位に落ちてしまう。
オリベイラはなおもハイペースで追い上げ、60周目には山本のテールに張り付いた。しかし山本もつけ入る隙を与えない。逆に周回遅れを利用して突き放しに掛かる。
66周目、#1ZENTセルモSCに黄旗追越によるペナルティのボードが出された。
67周終わりで立川がピットイン。10秒ストップの後に7位でコースに戻っていく。
これでレイブリックが2位に上がり、NSXの1-2体制が出来上がった。
75周目、ヘアピン進入で星野をインから抜き去った伊藤大輔だったが、星野に立ち上がりで抜き返され、逆にレッドマンで後ろから来た立川にパスされてしまった。
立川は更に76周目のヘアピンで星野を攻略し、5位に浮上。さらに前を行くオリベイラをも追い詰めていく。ファイナルラップであわや接触という激しいバトルを繰り広げるも、オリベイラも一歩も引かず、立川の猛追を押さえ込んで4位を死守した。
トップの小暮はその後も順調に飛ばしていき、最終的には2位細川に40秒051の大差をつけてチェッカーを受けた。
TAKATA童夢NSXの優勝は2003年第5戦、旧レイアウトで行われた最後の富士のレース以来だ。
昨年TAKATA童夢に加入した小暮にとっては初めてのGT優勝だ。
GT300クラスは、ポールの#47吉兆宝山Zがスタートを制するが、6周目に#110松田秀士が#47佐々木孝太をパス。トップを奪うと、一気に後続を突き放しに掛かる。佐々木の背後からは#27谷口信輝が迫ってくる。佐々木と谷口が2位争いを展開する間に松田はリードを広げていく。
19周目、クラス4位につけていた#13影山正美がペースの上がらない#27谷口をパス、3番手に上がると、2位を走る佐々木との差をも詰めていく。22周目には早くもテール・トゥ・ノーズ状態に持ち込み、数周を待たずにこれを抜き去っていった。
これで#46吉兆宝山Zは3位に後退、今回もポールポジションの優位を活かせなかった。
30周を終わっての順位は
#110、#13、#27、#46
トップの松田は影山に対して4.8秒のリード。
影山も谷口に対して4.5秒差をつけた。
39周終わりで松田秀士がピットへ。菅一乗に交代して9番手でコースに復帰。
この間に影山を抜き返していた谷口がトップに立った。
影山は47周終わりでピットイン。藤井誠暢に交代して5位でコース復帰。
トップに立っていた#27ディレクシブ320Rは50周終わりでピットイン。蜜山祥吾に交代して32秒8でコース復帰すると、背後に迫ってきた#110ボクスターの猛追をタイヤの冷えた状態ながらも力ずくで押さえ込み、トップを死守する。
3番手には#11フェラーリの青木孝行が上がってきた。
青木は68周目の1コーナーでオーバーランした菅抜き去り、2位に浮上するが、トップ蜜山を脅かすまでには至らず、#27ディレクシブがチーム結成以来始めての優勝を岡山の地で成し遂げることとなった。
蜜山にとっては2002年の第7戦美祢以来、谷口にとっては2004年の第2戦菅生以来の優勝である。
(TEXT: Kazuhisa SUEHIRO PHOTO:Keiichiro TAKESHITA)
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2006/04/09) Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | WH | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 18 | GT500 | 1 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 20 | 82 | 2:01'16.217 |
| 2 | 100 | GT500 | 2 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | | 82 | 40.051 |
| 3 | 22 | GT500 | 3 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 10 | 82 | 46.307 |
| 4 | 3 | GT500 | 4 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 82 | 1'01.377 |
| 5 | *1 | GT500 | 5 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 82 | 1'01.799 |
| 6 | 12 | GT500 | 6 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | 10 | 82 | 1'06.718 |
| 7 | *8 | GT500 | 7 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 40 | 82 | 1'44.175 |
| 8 | *36 | GT500 | 8 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 60 | 81 | 1Lap |
| 9 | 25 | GT500 | 9 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 81 | 1Lap |
| 10 | *24 | GT500 | 10 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | +1 | 81 | 1Lap |
| 11 | *6 | GT500 | 11 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | | 81 | 1Lap |
| 12 | 35 | GT500 | 12 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 81 | 1Lap |
| 13 | *66 | GT500 | 13 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 79 | 3Laps |
| 14 | 27 | GT300 | 1 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | +1 | 77 | 5Laps |
| 15 | 11 | GT300 | 2 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | | 76 | 6Laps |
| 16 | 110 | GT300 | 3 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 10 | 76 | 6Laps |
| 17 | 13 | GT300 | 4 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | | 76 | 6Laps |
| 18 | 46 | GT300 | 5 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 10 | 76 | 6Laps |
| 19 | 88 | GT300 | 6 | アクティオ ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 檜井 保孝 | YH | 40 | 76 | 6Laps |
| 20 | 62 | GT300 | 7 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 76 | 6Laps |
| 21 | 26 | GT300 | 8 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 76 | 6Laps |
| 22 | 101 | GT300 | 9 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 75 | 7Laps |
| 23 | 19 | GT300 | 10 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | 15 | 75 | 7Laps |
| 24 | *2 | GT300 | 11 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 10 | 75 | 7Laps |
| 25 | 52 | GT300 | 12 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | +1 | 75 | 7Laps |
| 26 | 5 | GT300 | 13 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC 320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | +1 | 74 | 8Laps |
| 27 | 666 | GT300 | 14 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 高崎 保浩 | YH | +1 | 74 | 8Laps |
| 28 | 777 | GT300 | 15 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 73 | 9Laps |
| 29 | 10 | GT300 | 16 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 尾本 直史 | DL | +1 | 73 | 9Laps |
| 30 | 70 | GT300 | 17 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RSR | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 72 | 10Laps |
| 31 | 47 | GT300 | 18 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | +1 | 72 | 10Laps |
| 32 | 910 | GT300 | 19 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 72 | 10Laps |
| 33 | 9 | GT300 | 20 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 田中 勝喜 | YH | | 69 | 13Laps |
| 34 | 96 | GT300 | 21 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 63 | 19Laps |
| 35 | 14 | GT300 | 22 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 63 | 19Laps |
| -------- 以上規定周回数完走 ( GT500: 57Laps / GT300: 53Laps ) -------- |
| - | 87 | GT300 | - | トライク ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 20 | 52 | 30Laps |
| - | 32 | GT500 | - | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 17 | 65Laps |
| - | 23 | GT500 | - | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 30 | 15 | 67Laps |
- Fastest Lap: CarNo.18 道上龍 1'25.632 (4/38) 155.675km/h
- ゼッケンNo.25は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第29条 14.①(接触行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。(14:14)
- ゼッケンNo.8、36、35は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第28条 15.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(14:20)
- ゼッケンNo.6は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第28条 15.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(15:04)
- ゼッケンNo.1、66は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.1.2b違反(黄旗区間での追い越し)によりペナルティストップ10秒を課した。
- ゼッケンNo.8は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b違反(黄旗区間での追い越し)により、競技結果に37秒を課した。(16:04)
- ゼッケンNo.2は、35は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第29条 14.①(接触行為)により、競技結果に27秒を加算した。
- ゼッケンNo.24は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.1.2 d違反(青旗無視)により、訓戒及び罰金2万円を課した。(17:01)
スーパーGT第2戦は午後2時にフォーメーションラップがスタートした。
最初の1コーナーを制したのはポールの道上。
後方では#66サードスープラと#23ザナヴィZが絡んでコースアウト。
両者ともすぐに戦列に復帰したが、ザナヴィの右リヤフェンダーが大破。
走行に支障が出ている模様だ。
また、2コーナーでは#24WOODONE Zがストップ。
1周目を終わっての順位は
#18、#100、#3、#8、#32の順。
岡山国際サーキットで行われている、2006オートバックスSUPER GT第2戦、岡山GT300KMレースの決勝前ウォームアップ走行は、GT500、GT300ともZが1-2体制を築き上げた。
GT500のトップは#22MOTUL AUTECH Z(ミハエル・クルム/山本左近組)で、タイムは1分25秒524。
GT300は#46吉兆宝山DIREZZA Z(佐々木孝太/番場琢組)の1分32秒390がトップだった。
決勝日を迎えた岡山国際サーキットは快晴。予想最高気温14℃、降水確率は0%。
決勝前のウォームアップ走行は午前9時30分より30分間で行われた。
昨日の予選ではポールの#18TAKATA童夢をはじめ、#100レイブリック、#8ARTAらのNSX勢の速さが目立ったGT500クラスだが、このセッションではZ勢が健闘、#22モチュールオーテック、#12カルソニックが1、2位を占めた。
ポールのTAKATA童夢も3番手につけ、記者会見で決勝への自信を語った道上、小暮の言葉を裏付けることとなった。
レクサスSCの最上位は#35バンダイDIREZZAの4番手。5番手#3イエローハットYMS、6番手#23ザナヴィニスモ、とここまでの上位6台が1分25秒台、更にはトップから1秒以内に11台がひしめき、決勝での接戦が大いに期待される。
一方GT300では、予選順位どおり#46吉兆宝山DIREZZA、#13エンドレスADVANの2台のZが上位を占め、仕上がりの良さをここでも見せ付けた。3、4番手には#27ディレクシブ、#62ウィルコムのヴィーマック勢がつけ、5番手には開幕戦でも速さを見せていた#2プリベチューリッヒ紫電が入った。
両クラスとも接戦必至のスーパーGT第2戦の決勝は、午後2時より82周で戦われる。
(TEXT: Kazihisa SUEHIRO)
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2006/04/09) Free Practice WeatherFine: Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | km/h |
| 1 | 22 | GT500 | 1 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 10 | 1'25.524 | - | 155.872 |
| 2 | 12 | GT500 | 2 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | 10 | 1'25.694 | 0.170 | 155.563 |
| 3 | 18 | GT500 | 3 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 20 | 1'25.796 | 0.272 | 155.378 |
| 4 | 35 | GT500 | 4 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 1'25.928 | 0.404 | 155.139 |
| 5 | 3 | GT500 | 5 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 1'25.949 | 0.425 | 155.101 |
| 6 | 23 | GT500 | 6 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 30 | 1'25.960 | 0.436 | 155.081 |
| 7 | 32 | GT500 | 7 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'26.114 | 0.590 | 154.804 |
| 8 | 66 | GT500 | 8 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'26.194 | 0.670 | 154.660 |
| 9 | 8 | GT500 | 9 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 40 | 1'26.229 | 0.705 | 154.598 |
| 10 | 100 | GT500 | 10 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | | 1'26.305 | 0.781 | 154.462 |
| 11 | 36 | GT500 | 11 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 60 | 1'26.495 | 0.971 | 154.122 |
| 12 | 24 | GT500 | 12 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | +1 | 1'26.638 | 1.114 | 153.868 |
| 13 | 6 | GT500 | 13 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | | 1'26.924 | 1.400 | 153.362 |
| 14 | 1 | GT500 | 14 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'26.931 | 1.407 | 153.349 |
| 15 | 25 | GT500 | 15 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 1'26.952 | 1.428 | 153.312 |
| 16 | 46 | GT300 | 1 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 10 | 1'32.390 | 6.866 | 144.288 |
| 17 | 13 | GT300 | 2 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | | 1'32.748 | 7.224 | 143.731 |
| 18 | 27 | GT300 | 3 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | +1 | 1'32.956 | 7.432 | 143.410 |
| 19 | 62 | GT300 | 4 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 1'32.991 | 7.467 | 143.356 |
| 20 | 2 | GT300 | 5 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 10 | 1'33.112 | 7.588 | 143.170 |
| 21 | 96 | GT300 | 6 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 1'33.122 | 7.598 | 143.154 |
| 22 | 110 | GT300 | 7 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 10 | 1'33.330 | 7.806 | 142.835 |
| 23 | 87 | GT300 | 8 | トライク ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 20 | 1'33.495 | 7.971 | 142.583 |
| 24 | 26 | GT300 | 9 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 1'33.656 | 8.132 | 142.338 |
| 25 | 11 | GT300 | 10 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | | 1'33.775 | 8.251 | 142.157 |
| 26 | 101 | GT300 | 11 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'33.950 | 8.426 | 141.892 |
| 27 | 47 | GT300 | 12 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | +1 | 1'34.041 | 8.517 | 141.755 |
| 28 | 14 | GT300 | 13 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 1'34.399 | 8.875 | 141.218 |
| 29 | 88 | GT300 | 14 | アクティオ ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 檜井 保孝 | YH | 40 | 1'34.565 | 9.041 | 140.970 |
| 30 | 5 | GT300 | 15 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC 320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | +1 | 1'34.750 | 9.226 | 140.694 |
| 31 | 666 | GT300 | 16 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 高崎 保浩 | YH | +1 | 1'34.919 | 9.395 | 140.444 |
| 32 | 19 | GT300 | 17 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | 15 | 1'34.939 | 9.415 | 140.414 |
| 33 | 777 | GT300 | 18 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 1'35.103 | 9.579 | 140.172 |
| 34 | 9 | GT300 | 19 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 田中 勝喜 | YH | | 1'35.638 | 10.114 | 139.388 |
| 35 | 52 | GT300 | 20 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | +1 | 1'35.832 | 10.308 | 139.106 |
| 36 | 70 | GT300 | 21 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RSR | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 1'35.878 | 10.354 | 139.039 |
| 37 | 10 | GT300 | 22 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 尾本 直史 | DL | +1 | 1'37.253 | 11.729 | 137.073 |
| 38 | 910 | GT300 | 23 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 1'47.977 | 22.453 | 123.460 |
GT500クラス(#18 TAKATA童夢NSX)
道上 龍
今週は練習走行からずっと流れがよかったので、今回はポールを獲る確信がありました。
でも予選1回目はクルマのフィーリングがよくなくて、アンダーが出ていましたし、他とのタイムも詰まっていたので、スーパーラップに向けてセットアップを変えました。それですごくよくなりましたね。
僕自身ポールは5年ぶりですが、そのときは無限のNSXだったので童夢に移ってからは初めてになります。
決勝は、二人で何十周もシュミレーションしてきたし、セットアップもできているので、逃げられるレースに持ち込めれば、と思っています。
小暮 卓史
道上選手が凄くいい走りをしてくれて、この場に来ることができました。道上選手にも、クルマを仕上げてくれたチームスタッフにも感謝しています。
明日の決勝ですが、ボクは木曜金曜とずっとロングランをやってきて、セットアップもできているので、ポールという良いスタート位置を活かして、優勝目指して頑張ります。
(ライバルは)GT500は全員がライバルですけど、強いてあげれば同じNSX勢です。レイブリックとか。
GT300クラス(#46 吉兆宝山DIREZZA Z)

佐々木 孝太
前回は天気がああいう状態だったこともあり、まぐれと見られてる面があったので、今回こそは正真正銘のポールを獲るんだ、と思っていました。
鈴鹿ではもともとクルマの状態が厳しかったというのもあったんですが、今回はクルマも仕上がってますし、番場選手も頭を坊主にして気合を入れてきてくれてるので、前回みたいなことはないと思います。いつでも全開で頑張っていきたいです。
番場 琢
開幕戦から2回連続でここにこられたことについては、孝太選手やチームのスタッフに感謝しています。鈴鹿では僕が失敗してレースを台無しにしてしまいました。今回はああいうミスを絶対しないと誓ってここにきました。頭のことはどうでもいいんですけど(笑)そう思ってきたので、今回はミスをしないよう、孝太選手から受け取ったクルマをゴールまで100%プッシュしながら無事に完走しようと思っています。
(TEXT&PHOTO : Kazuhisa SUEHIRO)
SUPER GT 第2戦
「OKAYAMA GT 300km RACE」 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年4月8日
■開催場所:岡山国際サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■「イエローハットYMSトミカZ」が3位セカンドロウ
SUPER GT第2戦は、開幕戦の鈴鹿ラウンドから3週間のインターバ
ルの後、岡山国際サーキットに舞台を移して開催された。
公式予選1回目は、午前10時からスタート。20分のGT300専有走行時間ののちGT500の専有時間が始まった。「XANAVI NISMO Z」(#23本山哲/松田次生)と、「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24 エリック・コマス/柳田真孝)の2台が序盤からタイムアタックを敢行。約10分経過した後、残りのマシンが一斉にコースインし、入り乱れてのアタック合戦が始まった。この中でまず集団を抜け出したのは、「イエローハットYMSトミカZ」(#3 横溝直輝/ジョアオ・パオロ・ディ・オリベイラ)。横溝がアタックランを担当し、トップタイムの1分24秒014を記録した。そして「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/山本左近)はクルムがタイムアタックして1分24秒386の4位、「カルソニックインパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)はトレルイエが1分24秒408を出して5位のポジションを得た。序盤にアタックした本山の#23 Zは1分24秒807がベストタイムであったが、ポジションは10位でスーパーラップ進出権をぎりぎり確保した。
公式予選2回目は午後2時20分、スケジュールより5分遅れてスタートした。15分間の専有走行をGT300、GT500の順に行うもので、スーパーラップに進出を決めたチームはタイムアタックの準備に集中し、そうではないチームは決勝レースに向けた準備を実施した。公式予選1回目トップ10台によるスーパーラップは、午後3時28分に本山哲が駆る「XANAVI NISMO Z」(#23)のコースインにより開始した。3周終了時の本山のタイムは1分25秒151。その後2台が本山のタイムを上回われなかったため、#23 Zは8番目のスターティンググリッドを獲得した。6番目にスタートしたブノワ・トレルイエの「カルソニック インパルZ」(#12)はアタックラップ全周を通じてタイムが伸びず、1回目のタイムより約1秒遅れの1分25秒435で10位となった。続く「MOTUL AUTECH Z」(#22)が3連続ポールポジションを目指してミハエル・クルムがコースインしたが、やはり全体的にタイムが伸びず1分24秒510で7位に後退した。スーパーラップ最後の「トリ」としてアタックランをスタートした「イエローハットYMSトミカZ」(#3)は横溝が激しい走りをみせ、1分24秒155の3番手タイム。決勝レースは2列目グリッドからスタートすることとなった。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: ©NISMO
GT500クラス
| P | No. | Car | Driver | Tyre | Wh | Time |
| ☆ 1 |
18 |
TAKATA 童夢 NSX |
*道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
20 |
1' 24.043 |
| ☆ 2 |
100 |
RAYBRIG NSX |
*セバスチャン・フィリップ (F) 細川 慎弥 |
BS |
0 |
1' 24.074 |
| ☆ 3 |
3 |
イエローハットYMSトミカZ |
*横溝 直樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
BS |
0 |
1' 24.155 |
| ☆ 4 |
1 |
ZENT セルモ SC |
*立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
0 |
1' 24.219 |
| ☆ 5 |
8 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 *ラルフ・ファーマン (GB) |
BS |
40 |
1' 24.316 |
| ☆ 6 |
32 |
EPSON NSX |
*ロイック・デュバル(F) 武藤 英紀 |
DL |
0 |
1' 24.356 |
| ☆ 7 |
22 |
MOTUL AUTECH Z |
*ミハエル・クルム (D) 山本 左近 |
BS |
10 |
1' 24.510 |
| ☆ 8 |
23 |
XANAVI NISMO Z |
*本山 哲 松田 次生 |
BS |
30 |
1' 25.151 |
| ☆ 9 |
66 |
triple a サード スープラGT |
*アンドレ・クート (POR) 平中 克幸 |
BS |
0 |
1' 25.243 |
| ☆ 10 |
12 |
カルソニック インパル Z |
*ブノワ・トレルイエ (F) 星野 一樹 |
BS |
10 |
1' 25.435 |
| 11 |
36 |
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 |
脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー (D) |
BS |
60 |
1' 24.820 |
| 12 |
25 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 土屋武士 |
YH |
0 |
1' 24.909 |
| 13 |
35 |
BANDAI DIREZZA SC430 |
服部 尚貴 ピーター・ダンブレック(GB) |
DL |
0 |
1' 24.917 |
| 14 |
6 |
Mobil 1 SC |
飯田 章 片岡 龍也 |
BS |
0 |
1' 25.455 |
| 15 |
24 |
WOODONE ADVAN KONDO Z |
エリック・コマス (F) 柳田 真孝 |
YH |
0 |
1' 26.430 |
GT300クラス
| P | No. | Car | Driver | Tyre | Wh | Time |
| ☆ 1 |
46 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
*佐々木 孝太 番場 琢 |
DL |
10 |
1' 30.664 |
| ☆ 2 |
13 |
エンドレス アドバンCCI Z |
*影山 正美 藤井 誠暢 |
YH |
0 |
1' 30.939 |
| ☆ 3 |
27 |
direxiv ADVAN 320R |
密山 祥吾 *谷口 信輝 |
YH |
0 |
1' 31.605 |
| ☆ 4 |
110 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 *菅 一乗 |
YH |
10 |
1' 31.608 |
| ☆ 5 |
11 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
*田中 哲也 青木 孝行 |
DL |
0 |
1' 31.698 |
| ☆ 6 |
62 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
*柴原 眞介 八木 宏之 |
YH |
0 |
1' 31.762 |
| ☆ 7 |
26 |
MOTO タイサンエンドレスGT3R |
*山路 慎一 西澤 和之 |
YH |
0 |
1' 32.296 |
| ☆ 8 |
2 |
Prive Zurich・アップル・紫電 |
高橋 一穂 *加藤 寛規 |
YH |
10 |
1' 32.344 |
| ☆ 9 |
19 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 *脇阪 薫一 |
YH |
15 |
1' 32.706 |
| ☆ 10 |
88 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
*マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 |
YH |
40 |
1' 33.025 |
| 11 |
47 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
長島 正興 安田 裕信 |
DL |
0 |
1' 32.201 |
| 12 |
96 |
EBBRO BTEC MAZIORA 350R |
黒澤 琢弥 黒澤 翼 |
DL |
0 |
1' 32.217 |
| 13 |
777 |
梁山泊apr MR-S |
田中 実 大嶋 和也 |
MI |
0 |
1' 32.325 |
| 14 |
101 |
TOY STORY Racing MR-S |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
0 |
1' 32.385 |
| 15 |
14 |
ハンコックエンドレスポルシェ |
木下 みつひろ 峰尾 恭輔 |
HK |
0 |
1' 32.792 |
| 16 |
5 |
プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
0 |
1' 32.920 |
| 17 |
52 |
プロμ太陽石油KUMHOセリカ |
竹内 浩典 嵯峨 宏紀 |
KH |
0 |
1' 33.129 |
| 18 |
87 |
トライクジャパン ムルシエRG-1 |
山西 康司 WADA-Q |
YH |
20 |
1' 33.368 |
| 19 |
666 |
ライフワークBOMEXアップルNSX |
周防 彰悟 高崎 保浩 |
YH |
0 |
1' 33.470 |
| 20 |
10 |
T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 |
ヒロミ 尾本 直史 |
DL |
0 |
1' 33.782 |
| 21 |
910 |
洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR |
植松 忠雄 菊池 靖 |
YH |
0 |
1' 34.036 |
| 22 |
9 |
NOMAD ADVAN LeyJun MT |
OSAMU 田中 勝喜 |
YH |
0 |
1' 34.158 |
| 23 |
70 |
外車の外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 平川 晃 |
YH |
0 |
1' 34.841 |
| - |
- |
以上38台を選抜 |
- |
- |
- |
- - |
| - |
55 |
DHG ADVAN FORD GT |
光貞 秀俊 池田 大祐 |
YH |
0 |
1' 34.325 |
☆印は、スーパーラップ選抜車両
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
No.70は、2006SUPER GT Sporting Regulations 第3章 第25条8.(ワイルドカード参加車両)により決勝に選抜した。
No.55は、2006 AUTOBACS SUPER GT 2006 GTAブルテンNo.002-S(OKAYAMA GT 300KM RACEの決勝スタート上限台数(38台))により、決勝出場車両選抜漏れとした。
GT500クラス
| P | No. | Car | Driver | Tyre | Wh | Time | Delay | Gap |
| 1 |
18 |
TAKATA 童夢 NSX |
*道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
20 |
1' 24.043 |
- |
- |
| 2 |
100 |
RAYBRIG NSX |
*セバスチャン・フィリップ (F) 細川 慎弥 |
BS |
0 |
1' 24.074 |
0.031 |
0.031 |
| 3 |
3 |
イエローハットYMSトミカZ |
*横溝 直樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
BS |
0 |
1' 24.155 |
0.112 |
0.081 |
| 4 |
1 |
ZENT セルモ SC |
*立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
0 |
1' 24.219 |
0.176 |
0.064 |
| 5 |
8 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 *ラルフ・ファーマン (GB) |
BS |
40 |
1' 24.316 |
0.273 |
0.097 |
| 6 |
32 |
EPSON NSX |
*ロイック・デュバル(F) 武藤 英紀 |
DL |
0 |
1' 24.356 |
0.313 |
0.040 |
| 7 |
22 |
MOTUL AUTECH Z |
*ミハエル・クルム (D) 山本 左近 |
BS |
10 |
1' 24.510 |
0.467 |
0.154 |
| 8 |
23 |
XANAVI NISMO Z |
*本山 哲 松田 次生 |
BS |
30 |
1' 25.151 |
1.108 |
0.641 |
| 9 |
66 |
triple a サード スープラGT |
*アンドレ・クート (POR) 平中 克幸 |
BS |
0 |
1' 25.243 |
1.200 |
0.092 |
| 10 |
12 |
カルソニック インパル Z |
*ブノワ・トレルイエ (F) 星野 一樹 |
BS |
10 |
1' 25.435 |
1.392 |
0.192 |
GT300クラス
| P | No. | Car | Driver | Tyre | Wh | Time | Delay | Gap |
| 1 |
46 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
*佐々木 孝太 番場 琢 |
DL |
10 |
1' 30.664 |
- |
- |
| 2 |
13 |
エンドレス アドバンCCI Z |
*影山 正美 藤井 誠暢 |
YH |
0 |
1' 30.939 |
0.275 |
0.275 |
| 3 |
27 |
direxiv ADVAN 320R |
密山 祥吾 *谷口 信輝 |
YH |
0 |
1' 31.605 |
0.941 |
0.666 |
| 4 |
110 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 *菅 一乗 |
YH |
10 |
1' 31.608 |
0.944 |
0.003 |
| 5 |
11 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
*田中 哲也 青木 孝行 |
DL |
0 |
1' 31.698 |
1.034 |
0.090 |
| 6 |
62 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
*柴原 眞介 八木 宏之 |
YH |
0 |
1' 31.762 |
1.098 |
0.064 |
| 7 |
26 |
MOTO タイサンエンドレスGT3R |
*山路 慎一 西澤 和之 |
YH |
0 |
1' 32.296 |
1.632 |
0.534 |
| 8 |
2 |
Prive Zurich・アップル・紫電 |
高橋 一穂 *加藤 寛規 |
YH |
10 |
1' 32.344 |
1.680 |
0.048 |
| 9 |
19 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 *脇阪 薫一 |
YH |
15 |
1' 32.706 |
2.042 |
0.362 |
| 10 |
88 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
*マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 |
YH |
40 |
1' 33.025 |
2.361 |
0.319 |
*印がアタックドライバー
予選2回目
| Pos. | No. | Cls | P | Car | Driver | Tyre | Wh | Time | Delay | Gap |
| 1 |
18 |
500 |
1 |
TAKATA 童夢 NSX |
道上 龍 小暮 卓史 |
BS |
20 |
1' 25.461 |
- |
- |
| 2 |
1 |
500 |
2 |
ZENT セルモ SC |
立川 祐路 高木 虎之介 |
BS |
0 |
1' 25.480 |
0.019 |
0.019 |
| 3 |
8 |
500 |
3 |
ARTA NSX |
伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン (GB) |
BS |
40 |
1' 25.701 |
0.240 |
0.221 |
| 4 |
100 |
500 |
4 |
RAYBRIG NSX |
セバスチャン・フィリップ (F) 細川 慎弥 |
BS |
0 |
1' 25.797 |
0.336 |
0.096 |
| 5 |
12 |
500 |
5 |
カルソニック インパル Z |
ブノワ・トレルイエ (F) 星野 一樹 |
BS |
10 |
1' 25.944 |
0.483 |
0.147 |
| 6 |
3 |
500 |
6 |
イエローハットYMSトミカZ |
横溝 直樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR) |
BS |
0 |
1' 25.979 |
0.518 |
0.035 |
| 7 |
32 |
500 |
7 |
EPSON NSX |
ロイック・デュバル(F) 武藤 英紀 |
DL |
0 |
1' 26.027 |
0.566 |
0.048 |
| 8 |
22 |
500 |
8 |
MOTUL AUTECH Z |
ミハエル・クルム (D) 山本 左近 |
BS |
10 |
1' 26.145 |
0.684 |
0.118 |
| 9 |
25 |
500 |
9 |
ECLIPSE ADVAN スープラ |
織戸 学 土屋武士 |
YH |
0 |
1' 26.404 |
0.943 |
0.259 |
| 10 |
66 |
500 |
10 |
triple a サード スープラGT |
アンドレ・クート (POR) 平中 克幸 |
BS |
0 |
1' 26.431 |
0.970 |
0.027 |
| 11 |
35 |
500 |
11 |
BANDAI DIREZZA SC430 |
服部 尚貴 ピーター・ダンブレック(GB) |
DL |
0 |
1' 26.619 |
0.904 |
0.026 |
| 12 |
24 |
500 |
12 |
WOODONE ADVAN KONDO Z |
エリック・コマス (F) 柳田 真孝 |
YH |
0 |
1' 26.702 |
0.948 |
0.044 |
| 13 |
36 |
500 |
13 |
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 |
脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー (D) |
BS |
60 |
1' 26.792 |
0.949 |
0.001 |
| 14 |
6 |
500 |
14 |
Mobil 1 SC |
飯田 章 片岡 龍也 |
BS |
0 |
1' 26.987 |
1.500 |
0.551 |
| 15 |
23 |
500 |
15 |
XANAVI NISMO Z |
本山 哲 松田 次生 |
BS |
30 |
1' 29.135 |
1.516 |
0.016 |
| 16 |
27 |
300 |
1 |
direxiv ADVAN 320R |
密山 祥吾 谷口 信輝 |
YH |
0 |
1' 32.056 |
- |
- |
| 17 |
13 |
300 |
2 |
エンドレス アドバンCCI Z |
影山 正美 藤井 誠暢 |
YH |
0 |
1' 32.060 |
0.004 |
0.004 |
| 18 |
46 |
300 |
3 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
佐々木 孝太 番場 琢 |
DL |
10 |
1' 32.402 |
0.346 |
0.342 |
| 19 |
87 |
300 |
4 |
トライクジャパン ムルシエRG-1 |
山西 康司 WADA-Q |
YH |
20 |
1' 33.250 |
1.194 |
0.848 |
| 20 |
110 |
300 |
5 |
TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER |
松田 秀士 菅 一乗 |
YH |
10 |
1' 33.662 |
1.606 |
0.412 |
| 21 |
2 |
300 |
6 |
Prive Zurich・アップル・紫電 |
高橋 一穂 加藤 寛規 |
YH |
10 |
1' 33.768 |
1.712 |
0.106 |
| 22 |
26 |
300 |
7 |
MOTO タイサンエンドレスGT3R |
山路 慎一 西澤 和之 |
YH |
0 |
1' 33.868 |
1.812 |
0.100 |
| 23 |
14 |
300 |
8 |
ハンコックエンドレスポルシェ |
木下 みつひろ 峰尾 恭輔 |
HK |
0 |
1' 33.916 |
1.860 |
0.048 |
| 24 |
88 |
300 |
9 |
アクティオ ムルシエRG-1 |
マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 |
YH |
40 |
1' 34.235 |
2.179 |
0.319 |
| 25 |
55 |
300 |
10 |
DHG ADVAN FORD GT |
光貞 秀俊 池田 大祐 |
YH |
0 |
1' 34.239 |
2.183 |
0.004 |
| 26 |
101 |
300 |
11 |
TOY STORY Racing MR-S |
新田 守男 高木 真一 |
MI |
0 |
1' 34.603 |
2.547 |
0.364 |
| 27 |
5 |
300 |
12 |
プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU |
玉中 哲二 筒井 克彦 |
YH |
0 |
1' 34.751 |
2.695 |
0.148 |
| 28 |
96 |
300 |
13 |
EBBRO BTEC MAZIORA 350R |
黒澤 琢弥 黒澤 翼 |
DL |
0 |
1' 34.763 |
2.707 |
0.012 |
| 29 |
70 |
300 |
14 |
外車の外国屋アドバンポルシェ |
石橋 義三 平川 晃 |
YH |
0 |
1' 35.064 |
3.008 |
0.301 |
| 30 |
47 |
300 |
15 |
吉兆宝山 DIREZZA Z |
長島 正興 安田 裕信 |
DL |
0 |
1' 35.099 |
3.043 |
0.035 |
| 31 |
777 |
300 |
16 |
梁山泊apr MR-S |
田中 実 大嶋 和也 |
MI |
0 |
1' 35.199 |
3.143 |
0.100 |
| 32 |
52 |
300 |
17 |
プロμ太陽石油KUMHOセリカ |
竹内 浩典 嵯峨 宏紀 |
KH |
0 |
1' 35.442 |
3.386 |
0.243 |
| 33 |
9 |
300 |
18 |
NOMAD ADVAN LeyJun MT |
OSAMU 田中 勝喜 |
YH |
0 |
1' 35.452 |
3.396 |
0.010 |
| 34 |
11 |
300 |
19 |
JIM GAINER FERRARI DUNLOP |
田中 哲也 青木 孝行 |
DL |
0 |
1' 35.682 |
3.626 |
0.230 |
| 35 |
910 |
300 |
20 |
洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR |
植松 忠雄 菊池 靖 |
YH |
0 |
1' 36.104 |
4.048 |
0.422 |
| 36 |
10 |
300 |
21 |
T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 |
ヒロミ 尾本 直史 |
DL |
0 |
1' 37.228 |
5.172 |
1.124 |
| 37 |
666 |
300 |
22 |
ライフワークBOMEXアップルNSX |
周防 彰悟 高崎 保浩 |
YH |
0 |
1' 37.637 |
5.581 |
0.409 |
| 38 |
62 |
300 |
23 |
WILLCOM ADVAN VEMAC 408R |
柴原 眞介 八木 宏之 |
YH |
0 |
1' 54.534 |
22.478 |
16.897 |
| - |
19 |
300 |
24 |
ウェッズスポーツセリカ |
松田 晃司 脇阪 薫一 |
YH |
15 |
出走せず |
- |
- |
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ/HK:ハンコック
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、 カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。
2006オートバックスSUPER GT第2戦、岡山GT300KMレースのスーパーラップは、道上龍のドライブする#18TAKATA童夢NSXが5年ぶりにGT500クラスのポールポジションを獲得することとなった。
GT300クラスは、佐々木孝太のドライブする#46吉兆宝山DIREZZA Zが開幕戦の鈴鹿に続いて2戦連続ポールを達成した。
公式予選2回目は午後2時20分、当初予定より5分遅れで始まった。
開始時の気温は17度、路面温度は25度とのこと。
今回は全車とも予選基準タイムをクリアしているので、ここでタイムを出す必要はない。
スーパーラップ進出チームはそれへ向けての最終チェック、そうでないチームは決勝を想定して走ることとなる。
GT300、GT500の順で各15分の計時セッションの後、午後2時55分、スターティンググリッドを決めるスーパーラップが開始された
まずはGT300から。
最初にコースインするのは#26の911GT3。ドライバーは山路慎一だ。
2周のウォームアップランの後にタイムアタック開始。
タイムは1分32秒296とまずまずのタイム。
これに続く前回優勝の#88ムルシエラゴ(マルコ・アピチェラ)、#2紫電(加藤寛規)、#19セリカ(脇阪薫一)らはタイムが伸び悩み、山路の後塵を拝することとなった
しかし5番目にコースインした#11フェラーリの田中哲也が1分31秒698と、一気に山路のタイムをコンマ6秒上回ってトップに立つ。
次にアタックした#62ヴィーマック(柴原眞介)は田中のタイムに一歩及ばなかったが、7番目にアタックした#46Zの佐々木孝太は開幕戦に続いて会心のアタックを見せ、1分30秒664でトップに立った。
続いてコースインした#110ボクスター(菅一乗)、#27ヴィーマック(谷口信輝)#13Z(影山正美)らは佐々木のタイムに届かず、影山2番手、谷口3番手、菅4番手に終わり、GT300クラスは佐々木孝太が2戦連続でポールを獲得することとなった。
続いてはGT500。
トップバッターの#23Z(本山哲)は1分25秒151、2番手の#66スープラ(アンドレ・クート)は1分25秒243と平凡なタイムに終わるも、4番目にアタックした#32NSX(ロイック・デュバル)は1分24秒356、続く#1SC(立川祐路)は1分24秒219と大幅にタイムアップ。二人は午前中に自身が出したタイムをも上回ってきた。
続く#8NSXは今回はラルフ・ファーマンがドライブ。1分24秒316とこちらもタイムアップを果たしたものの、立川には届かなかった。
6番目に出走した#12Zのブノワ・トレルイエはまさかの1分25秒435。一気に6番手に後退。
続く#22Z(ミハエル・クルム)も1分24秒510に終わった。
8番手出走は#18NSX(道上龍)は1分24秒043を叩き出して一気にトップへ。続く#100NSX(セバスチャン・フィリップ)は1分24秒074と僅差で2番手に。道上とフィリップの出したタイムは午前中の横溝のトップタイムをも上回る好タイムだ。
そして最後のアタッカー、#3Zの横溝直輝がコースイン。
前半セクションでは道上のタイムを上回るも、インフィールドに梃子摺り、1分24秒155で3番手にタイムに留まった。これで#18TAKATAのポールポジションが確定した。道上にとっては2001年の鈴鹿以来5年ぶりのポールだ。
これにより、GT300では吉兆宝山、エンドレスと2台のZがフロントローを独占、GT500はTAKATAとレイブリックの2台のNSXがフロントローを独占することとなった。
なお、今回は最大出走台数が38台と定められているため、#55DHG ADVAN FORD GTが予選落ちとなった。
スーパーGT第2戦の決勝は、4月9日午後2時より、82周で行われる。
2006オートバックスSUPER GT第2戦、岡山GT300kmの公式予選1回目が4月8日岡山国際サーキットで行われた。
暫定ポールはGT500は#3イエローハットYMSトミカZ(横溝直輝/J・P・オリベイラ組)、GT300は#13エンドレスアドバンZ(影山正美/藤井誠暢組)だった。
公式予選日を迎えた岡山国際サーキットは朝から快晴。気温もやや暖かい。
スーパーラップ進出を賭けた予選1回目は午前10時にGT300の専有走行から開始された。
毎回様々な車種が入り乱れて接戦を繰り広げているGT300だが、今回も予選からめまぐるしくトップが入れ替わる接戦となった。
まずは開幕戦優勝の#88ムルシエラゴが1分32秒066でトップに立つが、それを#27ヴィーマックが31秒739で上回る。
続いて#110ボクスター、#11フェラーリ、#19セリカ、#2紫電#62ヴィーマックらも31秒台を出してきた。
しかし最終的にこのタイムアタック合戦を制したのは#13エンドレスZ。
残り3分を切ったところで1分31秒229を叩き出し、一気にトップに躍り出た。
#46吉兆宝山Zを駆る佐々木孝太も徐々にタイムを詰め、専有終了間際に4番手まで上がってきた。
GT300の専有が終わった時点でSL圏内に居るのは、#13、#27、#110、#46、#62、#11、#19、#2、#88、#26の10台だ。
続いてGT500の専有走行が始まった。
昨年好調だった#23ザナヴィZが1分24秒807を出してまずはトップタイム。
#35バンダイSC、#36トムスSC、#66サードスープラが2番手以下に連なる。
NSX勢は予選序盤は#32エプソンの5番手が最上位と慎重な滑り出しだったが、残り5分を切ったあたりから一気にタイムを上げてきた。
まずは#100レイブリックが2番手タイムを出すと、更に#18TAKATA、#8ARTAが#23のタイムを一気に上回って1-2位に飛び込んできた。
#32エプソンも更にタイムを挙げ、ザナヴィのタイムを上回った。
しかしZ勢も負けじと相次いでタイムを上げてくる。
#3イエローハットが残り1分を切ったところで24秒014を叩き出し、一気にトップに立つと、#22モチュール、#12カルソニックらも相次いで4番手、5番手に上がってきた。
この間に#23ザナヴィは10番手に後退したものの、実にコンマ8秒の間に10台がひしめく接戦となった。
専有走行が終わった時点でのトップ10は
#3、#100、#18、#22、#12、#8、#1、#32、#66、#23となった。
ZとNSX各4台が入り乱れる中にSCとスープラが1台づつ、という状況になっている。
残り20分間は2クラスの混走だが、ここでは上位の順位は動かず、結局GT500は#3ハセミZ、GT300は#13エンドレスZと両クラスともZが暫定ポールを獲得して午後のスーパーラップに臨むこととなった。
公式予選2回目は、今日午後2時15分から、スーパーラップは午後2時50分から行われる。
(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO PHOTO:Keiichiro TAKESHITA)
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2006/04/08) Qualify #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | km/h |
| 1 | 3 | GT500 | 1 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 1'24.014 | - | 158.674 |
| 2 | 100 | GT500 | 2 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | | 1'24.165 | 0.151 | 158.389 |
| 3 | 18 | GT500 | 3 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 20 | 1'24.306 | 0.292 | 158.124 |
| 4 | 22 | GT500 | 4 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 10 | 1'24.386 | 0.372 | 157.974 |
| 5 | 12 | GT500 | 5 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | 10 | 1'24.408 | 0.394 | 157.933 |
| 6 | 8 | GT500 | 6 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 40 | 1'24.471 | 0.457 | 157.815 |
| 7 | 1 | GT500 | 7 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'24.475 | 0.461 | 157.808 |
| 8 | 32 | GT500 | 8 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'24.651 | 0.637 | 157.480 |
| 9 | 66 | GT500 | 9 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'24.745 | 0.731 | 157.305 |
| 10 | 23 | GT500 | 10 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 30 | 1'24.807 | 0.793 | 157.190 |
| 11 | 36 | GT500 | 11 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 60 | 1'24.820 | 0.806 | 157.166 |
| 12 | 25 | GT500 | 12 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 1'24.909 | 0.895 | 157.001 |
| 13 | 35 | GT500 | 13 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 1'24.917 | 0.903 | 156.986 |
| 14 | 6 | GT500 | 14 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | | 1'25.455 | 1.441 | 155.998 |
| 15 | 24 | GT500 | 15 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | +1 | 1'26.430 | 2.416 | 154.238 |
| 16 | 13 | GT300 | 1 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | | 1'31.229 | 7.215 | 146.125 |
| 17 | 27 | GT300 | 2 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | +1 | 1'31.241 | 7.227 | 146.105 |
| 18 | 110 | GT300 | 3 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 10 | 1'31.369 | 7.355 | 145.901 |
| 19 | 46 | GT300 | 4 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 10 | 1'31.518 | 7.504 | 145.663 |
| 20 | 62 | GT300 | 5 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 1'31.653 | 7.639 | 145.449 |
| 21 | 11 | GT300 | 6 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | | 1'31.666 | 7.652 | 145.428 |
| 22 | 19 | GT300 | 7 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | 15 | 1'31.960 | 7.946 | 144.963 |
| 23 | 2 | GT300 | 8 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 10 | 1'31.969 | 7.955 | 144.949 |
| 24 | 88 | GT300 | 9 | アクティオ ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 檜井 保孝 | YH | 40 | 1'32.066 | 8.052 | 144.796 |
| 25 | 26 | GT300 | 10 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 1'32.078 | 8.064 | 144.777 |
| 26 | 47 | GT300 | 11 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | +1 | 1'32.201 | 8.187 | 144.584 |
| 27 | 96 | GT300 | 12 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 1'32.217 | 8.203 | 144.559 |
| 28 | 777 | GT300 | 13 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 1'32.325 | 8.311 | 144.390 |
| 29 | 101 | GT300 | 14 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'32.385 | 8.371 | 144.296 |
| 30 | 14 | GT300 | 15 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 1'32.792 | 8.778 | 143.663 |
| 31 | 5 | GT300 | 16 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC 320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | +1 | 1'32.920 | 8.906 | 143.465 |
| 32 | 52 | GT300 | 17 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | +1 | 1'33.129 | 9.115 | 143.143 |
| 33 | 87 | GT300 | 18 | トライク ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 20 | 1'33.368 | 9.354 | 142.777 |
| 34 | 666 | GT300 | 19 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 高崎 保浩 | YH | +1 | 1'33.470 | 9.456 | 142.621 |
| 35 | 10 | GT300 | 20 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 尾本 直史 | DL | +1 | 1'33.782 | 9.768 | 142.147 |
| 36 | 910 | GT300 | 21 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 1'34.036 | 10.022 | 141.763 |
| 37 | 9 | GT300 | 22 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 田中 勝喜 | YH | | 1'34.158 | 10.144 | 141.579 |
| 38 | 55 | GT300 | 23 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 光貞 秀俊 池田 大祐 | YH | | 1'34.225 | 10.211 | 141.478 |
| 39 | 70 | GT300 | 24 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RSR | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 1'34.841 | 10.827 | 140.559 |
- 予選通過基準タイム GT500: 1'30.053 / GT300 1'37.669
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2006/04/02) Race Result Weather:Rainy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time |
| 1 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 2 | 7'40.450 |
| 2 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 2 | 4.219 |
| 3 | 1 | 本山 哲 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 2 | 5.569 |
| 4 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 2 | 6.952 |
| 5 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 2 | 8.091 |
| 6 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 2 | 10.271 |
| 7 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 2 | 11.797 |
| 8 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 2 | 13.500 |
| 9 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 2 | 16.780 |
| 10 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 2 | 17.345 |
| 11 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 2 | 19.642 |
| 12 | 11 | 立川 祐路 | CERUMO | TOYOTA RV8J | 2 | 21.588 |
| 13 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 2 | 22.651 |
| 14 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 2 | 26.360 |
| 15 | *27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 2 | 27.692 |
| 16 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 2 | 29.455 |
| 17 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 2 | 31.277 |
| 18 | 2 | 星野 一樹 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 2 | 32.060 |
| 19 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 2 | 33.349 |
| 20 | 5 | 道上 龍 | RECKLESS 5ZIGEN | HONDA HF386E | 2 | 35.062 |
| 21 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 2 | 36.503 |
| 22 | *8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 2 | 1'23.929 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: 3'52.321 (2/2) 70.707km/h #4 柳田真孝(KONDO RACING)
- 国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 5.n) セーフティーカースタートとなった。
- CarNo.27は、スタート前、国際モータースポーツ競技規則L項第4章 4.d)違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金5万円を課した。
- CarNo.8は(第1パート)、スタート練習(コース上)により、競技結果に対し、60秒加算のペナルティを課した。
- 2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第3章第40条2.4)(2)により選手権得点半分が与えられる。
フォーミュラニッポン第1戦の決勝は、天候の悪化のために2度の赤旗中断の後、レースの続行は不可能との判断から中止となった。
午後3時15分、F3と同様セーフティーカーの先導でフォーメーションラップが始まった。
しかし4周目に入ったところで赤旗が提示され、SCランのままレースは中断となった。
長い中断の後、午後4時10分すぎにフォーメーションスタート。今回もセーフティーカーが先導する。第2パートの周回数は統一規則第33条に則って44周とされた。
ここで#7片岡龍也と#56小暮卓史がエンジンストール。隊列の最後尾に下がることとなった。
フォーメーションラップを終えて1周のSCランの後に再び赤旗。
その後も天候は回復の兆しを見せなかったため、午後4時40分過ぎに大会競技委員会より中止のアナウンスがなされた。
ただし、SCランとはいえ2周以上を周回しているため、レースは成立したものとみなされ、選手権ポイントは規定どおり通常の半分が与えられることとなった。
全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦の決勝レースは、午後3時15分にセーフティーカーに先導されてフォーメーションスタート。そのまま4周目に入ったところで赤旗が提示され、レースは中断となった。
赤旗の理由については未だ発表がないが、天候が回復しないことが理由と思われる。
午後3時55分現在、レース再開の目処は未だ経っていない。
大嶋和也(優勝)
本当に嬉しいです。クルマの状態は完璧でした。本当は2連勝したかったんですけど、昨日はああいうことがあって....でも、今日はいいレースができたので、昨日のことはもう忘れます。
(スタートを待ってる間は)実はずっとトイレに行きたかったんですよ。待ってる間ずっと我慢してたので、早くレースを終わらせようと思って走りました。
(SCスタートになったことについて)スタートは得意なほうなのでスタンディングスタートでも自信はあったんですが、ローリングスタートなら失敗する確率は低いのでラッキーでした。次の鈴鹿も、テストでいいタイムが出ていますから、勢いに乗ってこのまま勝ちに行きたいです。
ジョニー・リード(2位)
昨日はアクシデントに見舞われて、相手にも悪いことをしたと思いますが、今日はいい結果になりました。
(参戦が急遽決まったことについて)どんな状態でも走れるだけの経験はあるつもりですが、やはり冬の間にテストができなかったことは残念です。特に僕のチームは昨年の童夢から今年はダラーラにシャシーを変更したのでなおさらです。でも、スタッフが一生懸命クルマを仕上げてくれたのでこれからは期待できると思います。
チャンピオンシップを戦う上でも、できるだけ多く勝っておく事は重要ですから、次の鈴鹿でもいいパフォーマンスを見せて、できることなら勝ちたいです。
ファビオ・カルボーン(3位)
昨日はセットアップに苦しみましたが、今日はドライでも自信がありました。でも今日はスタートが後ろのほうだったので、ドライよりも雨のほうが良いんじゃないかとは思っていました。序盤は前に居るクルマが多かったために視界が悪くてペースをあげられませんでしたが、前が開けてからはいいペースで走れました。
次の鈴鹿での目標は一つだけ、優勝することです。
濃霧のためにスタートディレイとなったF3決勝の影響で、フォーミュラニッポン第1戦決勝のタイムスケジュールも変更され、レース距離が短縮となった。
当初予定では午後2時35分スタート、65周であったが、スタート時刻が午後3時20分となり、週回数も49周に減算されることとなった。
濃霧の影響で進行の遅れていた全日本F3選手権第2戦は、当初の予定から45分遅れでスタートし、ポールシッターの#36大嶋和也(トムス)が後続をぶっちぎる快走でF3初優勝を決めた。
濃霧のためにスタートディレイとなっていた第2戦決勝は、午後1時45分にスタート10分前のボードが出され、再びスタート進行が始まった。
続いてスタート3分前にSCボードが提示され、セーフティーカースタートとなることが告知された。
午後1時55分フォーメーションラップがスタート。
セーフティーカーの先導に従い、3周を走ったところでセーフティーカーがピットへ。
ここからオールグリーンだ。
ポールの大嶋がトップをキープして1コーナーへ。
2位#1エイドリアン・スーティル、3位#10塚越広大と、ここまでは予選順位どおりだ。
しかし塚越の背後には#4ロベルト・ストレイトが迫る。
ストレイトは5周目の1コーナーで塚越のインを突いて3位に浮上。
トップ3が1分49秒台で周回するなか、塚越は51秒台とこのウェットコンディションに梃子摺っている。
7周目の1コーナーでストレイトがスーティルに追突。
ストレイトはそのままレースを終えたが、スーティルはウィングを失ったまま2位を走行している。
9周目の1コーナーで4位を走行していた安岡がスピン。ウォールに軽くヒットしたものの、果敢にコースへ復帰していく。
スーティルはその後も50秒台で周回しており、ウィングを失ったことによりストレートスピードが上がったため、3位の塚越もなかなか抜くポイントを掴めない。
そのうちに背後から#3ジョニー・リードが接近、12周目の1コーナーで遂に塚越のインを突いて3位に浮上する。
さらにリードはスーティルを追い上げ、13周目のヘアピンでアウトにはらんだ隙を突いて2位に浮上する。
ペースの上がらない塚越は14周目に今度は#12ファビオ・カルボーンと#14マルコ・アスマーにも抜かれ、6位に後退してしまった。
塚越は15周目にアスマーのミスを突いて5位まで順位を戻したが、今回はいいところなくレースを終えた。
塚越を攻略したカルボーンは、15周目の100Rでスーティルに並びかけ、3位をもぎ取った。
結局トップの大嶋は終始ハイペースで後続を寄せ付けず、F3デビュー2戦目にして早くも勝利を飾った。
全日本F3 -RIJ- (2006/04/02) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 16 | 35'08.369 |
| 2 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 16 | 25.657 |
| 3 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 16 | 30.803 |
| 4 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 16 | 36.432 |
| 5 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 16 | 42.488 |
| 6 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 16 | 44.300 |
| 7 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 16 | 1'07.141 |
| 8 | *14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 16 | 1'20.720 |
| 9 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 16 | 1'26.209 |
| -------- 以上規定周回数 ( 14 Laps ) 完走 -------- |
| - | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 10 | 6 Laps |
| - | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 9 | 7 Laps |
| - | *62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 9 | 7 Laps |
| - | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 9 | 7 Laps |
| - | *4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 5 | 11 Laps |
- Fastest Lap: 1'48.814 #36 大嶋和也 (TOM'S)
- 悪天候のため周回は16周に変更された。
- 国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 5.n) セーフティーカースタートとなった。
- CarNo.14,62は、2006年富士スピードウェイ一般競技規則第8章第28条 3.(黄旗中のコースアウト)違反により、競技規則に30秒加算のペナルティーを課す。
- CarNo.4は、2006年全日本フォーミュラ3統一規則第3章28条12.(危険なドライブ行為)により、競技結果より1周減算およびペナルティポイント1点とする。
濃霧のためにスタートディレイとなっている全日本F3第2戦だが、13時40分頃、周回数を減算するとのアナウンスがなされた。
当初予定では21周であったが、これを16周に減算するという。
13時45分現在、スタート10分前のボードが出されたが、このままスタート進行が開始されるかは未だ不明だ。
ただし、霧は徐々に晴れ始めている。
4月2日午後1時から行われる予定だった全日本F3選手権第2戦は、スタート直前に濃霧に見舞われたためにスタートディレイとなっている。
当初予定では午後1時スタートだった第2戦決勝は、まず朝から降っている雨を考慮して特別フリー走行が設けられることとなった。
これによりスタート時刻は当初予定より10分遅れ、1時10分にフォーメーションスタートとなった。
12時35分より10分間のフリー走行が終わり、一旦ピットに戻ってきていた車両は12時50分に再びコースイン、ダミーグリッドについて、スタート進行が開始された。
しかし、この頃から1コーナー、最終コーナー双方で霧が発生しており、次第に濃さを増していったためにスタートディレイが宣告された。
13時30分現在、濃霧は一向に晴れる気配もなく、スタートの目処は立っていない。
このため、14時45分より行われる予定だった(当初35分スタートがF3のスケジュール変更により10分順延となっていた)フォーミュラニッポンの決勝スタートも遅れるすることになる。
2006年全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦の決勝前フリー走行が4月2日、富士スピードウェイで行われ、#19ブノワ・トレルイエ(mobile cast TEAM IMPUL)がトップタイムを記録した。
午前8時55分より30分間でフォーミュラニッポンのフリー走行が開始された。
決勝日を迎えた富士スピードウェイは早朝から時折小雨が降り、最終コーナーから1コーナー方向へ強い風が吹いている。
コースは完全にウェット状態だ。
開始から9分が経過したところで、PIAA NAKAJIMAの1台がヘアピンでスピン。コースを塞ぐ格好でストップしたために赤旗中断。
止まったのは#31ロイック・デュバル。ユーロF3からステップアップしてきたドライバーだ。
この時点でのトップは#36アンドレ・ロッテラー。タイムは1分41秒353だ。
2番手には#37土屋武士が43秒126でつけ、13年ぶりに復帰したトムスが1-2状態となっている。
デュバルはすぐにピットに戻ってきたため、わずかな中断ですぐにコースオープンとなった。
各ドライバーともピット出口でスタート練習をしてコースに出て行く。
新エンジンの導入によりクラッチが小径化されたことに伴って導入された、スターターリミットの動作チェックを兼ねているのだろう。
コースに降り注ぐ雨は次第に強くなってきたが、その中でもトレルイエ、#8高木虎之介、#40ビヨン・ビルドハイムらが42秒台に入ってきた。
グランドエフェクトカー導入により、各車が跳ね上げる水煙は昨年以上に大きい印象を与えるが、その分安定した走行が可能になっているようだ。
残り時間5分を切ったところで#41平中克幸が1分41秒365を出して2番手に上がってきた。
その直後に1コーナーで#11立川祐路がスピン。ガードレールに右リヤホイールをヒットした。
当然、1コーナー区間では黄旗が振られているが、にもかかわらずトレルイエが1分40秒348のトップタイムを叩き出した。さらには#33ロニー・クインタレッリ、#1本山哲らもタイムアップしてきて2-3番手に上がってきた。そこに#37土屋武士が割って入り3番手に。
本山はベストタイムを出した直後に同じ1コーナーでコースアウト。再始動したもののピット入り口まで来たところで再びストップしてしまった。
ここでチェッカーが出され、フリー走行は終了した。
フォーミュラニッポン第1戦の決勝は午後2時35分より65周で戦われる。
強風と雨により、初戦から波乱のレースが展開されそうだ。
TEXT:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2006/04/02) Free Session Weather:Rainy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'40.348 | - | - | 163.70 |
| 2 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'40.469 | 0.121 | 0.121 | 163.50 |
| 3 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'40.753 | 0.405 | 0.284 | 163.04 |
| 4 | 1 | 本山 哲 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'40.931 | 0.583 | 0.178 | 162.75 |
| 5 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'41.353 | 1.005 | 0.422 | 162.08 |
| 6 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'41.406 | 1.058 | 0.053 | 161.99 |
| 7 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 1'41.424 | 1.076 | 0.018 | 161.96 |
| 8 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'41.642 | 1.294 | 0.218 | 161.61 |
| 9 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'41.691 | 1.343 | 0.049 | 161.54 |
| 10 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 1'41.765 | 1.417 | 0.074 | 161.42 |
| 11 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'41.857 | 1.509 | 0.092 | 161.27 |
| 12 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'41.942 | 1.594 | 0.085 | 161.14 |
| 13 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'42.015 | 1.667 | 0.073 | 161.02 |
| 14 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 1'42.242 | 1.894 | 0.227 | 160.67 |
| 15 | 2 | 星野 一樹 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'42.472 | 2.124 | 0.230 | 160.31 |
| 16 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'42.764 | 2.416 | 0.292 | 159.85 |
| 17 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 1'42.855 | 2.507 | 0.091 | 159.71 |
| 18 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'43.260 | 2.912 | 0.405 | 159.08 |
| 19 | 5 | 道上 龍 | RECKLESS 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'44.065 | 3.717 | 0.805 | 157.85 |
| 20 | 11 | 立川 祐路 | CERUMO | TOYOTA RV8J | 1'45.131 | 4.783 | 1.066 | 156.25 |
| 21 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 1'45.865 | 5.517 | 0.734 | 155.17 |
| 22 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'56.912 | 16.564 | 9.540 | 140.51 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
エイドリアン・スーティル(優勝)
スタートが決め手だったとは必ずしも思っていません。
オープニングラップではストレイトがすぐ後ろに居たので、引き離さなければ、とプレッシャーを感じていました。その後も100%とまではいかないものの、コンスタントにハイペースで走れましたし、チームもクルマをいい状態に仕上げてくれたので、いいレースになりました。
(フロントローの2台がスタートをミスしていなかったらどうなったと思うか?)
勿論タフなレースになったと思います。特にオオシマはテストでもいいタイムが出ていましたからね。
明日もトップ3以内でフィニッシュできればいいですね。
塚越広大(2位)
昨年からスタートが課題だったんですが、今日は隣が動かないので焦ってしまい、クラッチコントロールがおろそかになってしまいました。
F3は前のクルマの後ろにつくとダウンフォースが抜けやすいので、どう風を当てて走ればいいかを考えながら走ってたんですが、それを見つけ出すのが遅かったためにストレイトを抜くのに時間が掛かりました。その後もプッシュしたんですが、一歩及びませんでした。
特に僕はコース後半のセクションが苦手なので、それをどう克服するかが今後の課題です。
明日はスタートの問題を克服したいです。3番手スタートですが、優勝を狙えない位置ではないので、今日の借りをキッチリ返したいと思います。
大嶋和也(3位)
スタートでは凄く緊張していて、ギヤが入ってなかったために大きく順位を落としてしまいました。すごく悔しいです。
その後は割りと冷静に走れました。ここまでクルマをいい状態に仕上げてくれたスタッフに申し訳ないので、少しでも順位を上げてフィニッシュしたいと思いながら走りました。
明日は天気がどうなるかが心配ですが、クルマの状態は良いので、練習どおりにきちんと走れば結果は突いてくると思います。
(TEXT&Photo:Kazuhisa SUEHIRO)
全日本F3 -RIJ- (2006/04/01) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 24'08.852 |
| 2 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 15 | 5.112 |
| 3 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 7.914 |
| 4 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 15 | 11.365 |
| 5 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 15 | 28.866 |
| 6 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 15 | 29.120 |
| 7 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 30.915 |
| 8 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 15 | 31.833 |
| 9 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 15 | 37.005 |
| 10 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 15 | 37.584 |
| 11 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 15 | 40.456 |
| 12 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 46.578 |
| 13 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 15 | 50.376 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 15 | 50.855 |
- Fastest Lap: 1'36.054 (6/15) #36 大嶋和也 (TPD TOM'S F305)
2006全日本F3選手権第1戦の決勝は、#1エイドリアン・スーティルが後方の激しいドッグファイトを尻目にリードを築き上げ、日本での初レースを勝利で飾った。
スタートで飛び出したのは、スーティル。
フロントローの二人は出遅れ、特に#36大嶋和也はストール寸前の状態に陥って大きく順位を落とした。
1周目終わっての順位は、スーティル、#4ロベルト・ストレイト、#10塚越広大の順。大嶋は9位でコントロールラインを通過した。
スーティル、ストレイトとも、インやアウトの縁石に乗り上げる激しい走りで後続を突き放しに掛かるが、3番手の塚越も懸命についていく。
大嶋は大胆なオーバーテイクを繰り返して2周目を6位で終えると、更に先行する#3ジョニー・リード、#12ファビオ・カルボーンの4位争いに食い込んでいく。
そして遂に5周目の1コーナーで大外から一気に2台を抜き去って4位に浮上。ファステストラップを連発しながら5秒前方の3位塚越を追い上げに掛かる。
その塚越は6周目の最終コーナーでストレイトのインを突いて抜きに掛かるも、ストレイトも必死で抵抗、塚越アウト、ストレイトがインの並走状態で1コーナーへ飛び込んでいく。
しかし塚越も一歩も引かず、アウトから大胆にストレイトの鼻先を押さえ込み、2位に浮上する。
後方ではカルボーンとリードのバトルが過熱、接触ギリギリのドッグファイトの末、たまりかねたカルボーンは9周目のコカコーラコーナーでスピン、最後尾に落ちてしまう。
トップ3台をコンマ2,3秒上回るハイペースで周回していた大嶋は、遂に10周目にはストレイトのテールに張り付き、11周目の1コーナーでアウトから抜き去って3位に浮上。
11周終わっての順位は、トップにスーティル、2位塚越、3位大嶋。
それぞれ約4秒の等間隔にバラけた状態での走行となり、結局スーティルが後方2台につけ入る隙を与えず、最終的には2位塚越に5秒強の差をつけてトップでチェッカーを受けた。
3位大嶋は塚越の2秒5後方まで追い上げたものの、追いつくまでには至らなかった。
第2戦決勝は明日4月2日午後1時より、21周で戦われる。
TEXT:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
ポールポジション ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)
「この冬、チームと一緒に努力してきた甲斐があって嬉しいです。今シーズンは、メカニックは去年と一緒なんですが、エンジニアが代わりました。トヨタエンジンもとてもパフォーマンスが高いですね。今朝はセッティングが決まらなかったので午後はテストの段階に戻しました。1セット目のタイヤはフロントが暖まらなくて、2セット目の方がよかったです」
予選2位 松田次生(mobilecast IMPUL)
「この前の富士のテストからトップタイムで来れて、今回の走り出しも悪くなくずっとトップをキープしていまいした。2回目の最後で100分の2秒差で負けてしまったんですけど、ブノワと楽しい予選が出来てよかったです。移籍しても上位に居られるチーム力は凄いですし、ぼくをチームの一員として迎えていただいた星野監督に感謝したいです。そういった部分で、今日はポールポジションをプレゼントしたかったんですけど、明日こそは優勝を差し上げたいと思います」
予選3位 本山 哲(arting IMPUL)
「今日は走り初めからチーム3人が順調にきてたんですが、ぼくのクルマに関しては、細かい部分でンダーステア、オーバーステアあって、そこの微調整が最後まで詰め切れなかったです。また、ブノワもいったように今日はタイヤのウォームアップがすごく難しくて、アタックを2周目にいくか3周目に行くかで少し迷いがあったのがこの結果に繋がってしまいました。ただ、ベースとしてはいいレベルにあるし、明日に向けては天候も変わるようなので、ここから頑張って行きたいと思います」
チーム監督 星野一義(mbilecast / arting IMPUL)
「昨年から今年のシミュレーションをしているなかで、エンジンにトヨタさんを選ばせていただいて、12月、1月、2月と鈴鹿、富士、もてぎでいろんなテストをやらせていただきました。ここまで好成績が残せたのは、シャーシーのセットアップとかが先行できたことの優位性なので、トヨタさんには感謝しています。そのデーターを寄せ集めドライバー、デザイナー含めスタッフ全員が一丸となって頑張ってきた結果でもあります」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
2006年全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士スピードウェイの公式予選2回目は再びインパル勢3名による熾烈なタイムアタック合戦が繰り広げられ、#19ブノワ・トレルイエがチェッカー寸前にトップタイムを叩き出してポールポジションを獲得した。
予選2回目は午後2時開始。天候は晴れだが、午前中より風が強まり、気温も若干下がってきた。
各ドライバーとも、28秒台から走り始めて徐々にタイムを上げていく。
予選30分を越えた時点では未だ、午前中の#20松田次生のタイムを破るものは現れていない。
この時点でのトップは#19ブノワ・トレルイエ。しかしタイムは1'26.498と、松田どころか自身のベストにも及ばない。まだ各ドライバーともニュータイヤの投入には踏み切れて居ないようだ。
そんな中でも、午前中不調だった#5道上龍や#8高木虎之介らは着実にタイムアップしてきている。
最高速は#37土屋武士が記録した314km/hだが、土屋はセッション半ばの22分過ぎにメカニカルトラブルでヘアピン立ち上がりにクルマを停めることになってしまった。
タイムアタック合戦が本格化したのは残り時間が8分を切ったあたりからだ。
最初に動いたのは#1本山哲。
まずは1分26秒583でこのセッションの2番手に上がる。
続いて#20松田次生が1分26秒288と、午前中に出したタイムを更新して再びトップに立つも、すかさずトレルイエが1分26秒265と僅かに上回り、ここでチェッカー。
ポールポジションはトレルイエ、2番手に松田、3番手は本山と、午前中に引き続いてインパルが1-2-3を占め、新車開発で一歩抜きん出たところを見せ付けた。
このセッションでの4番手には、今季初参戦のインギングに加入した#33ロニ・クインタレッリ。
5番手には#3山本左近が入り、ここまでが全車トヨタエンジンユーザー。
6番手の#40ビヨン・ビルドハイムがホンダ勢の最上位となった。
しかしこのうち、山本とビルドハイムは午前中のタイムを更新できなかったため、予選総合での順位は、4番手ビルドハイム、5番手クインタレッリ、6番手山本となった。
第1戦の決勝は明日4月2日午後2時35分より、65周で戦われる。
(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO)
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2006/04/01) Qualfying Session Weather:Fine Course:Dry 2006 Fomula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Qualify1 Qualify2 | Time | Delay | km/h |
| 1 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'26.374 *1'26.265 | 1'26.265 | - | 190.42 |
| 2 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'26.335 *1'26.288 | 1'26.288 | 0.023 | 190.37 |
| 3 | 1 | 本山 哲 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'26.631 *1'26.583 | 1'26.583 | 0.318 | 189.72 |
| 4 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | *1'26.671 1'26.922 | 1'26.671 | 0.406 | 189.53 |
| 5 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'26.940 *1'26.687 | 1'26.687 | 0.422 | 189.50 |
| 6 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | *1'26.849 1'26.920 | 1'26.849 | 0.584 | 189.14 |
| 7 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | *1'26.922 1'26.931 | 1'26.922 | 0.657 | 188.98 |
| 8 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | *1'26.957 1'26.993 | 1'26.957 | 0.692 | 188.91 |
| 9 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | *1'26.980 1'27.871 | 1'26.980 | 0.715 | 188.86 |
| 10 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | *1'26.992 1'27.011 | 1'26.992 | 0.727 | 188.83 |
| 11 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'27.329 *1'27.048 | 1'27.048 | 0.783 | 188.71 |
| 12 | 11 | 立川 祐路 | CERUMO | TOYOTA RV8J | 1'27.326 *1'27.090 | 1'27.090 | 0.825 | 188.62 |
| 13 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'27.112 *1'27.106 | 1'27.106 | 0.841 | 188.58 |
| 14 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'27.532 *1'27.119 | 1'27.119 | 0.854 | 188.56 |
| 15 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'27.263 *1'27.165 | 1'27.165 | 0.900 | 188.46 |
| 16 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 1'27.717 *1'27.186 | 1'27.186 | 0.921 | 188.41 |
| 17 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | *1'27.189 1'27.416 | 1'27.189 | 0.924 | 188.40 |
| 18 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | *1'27.358 1'27.476 | 1'27.358 | 1.093 | 188.04 |
| 19 | 2 | 星野 一樹 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'27.536 *1'27.370 | 1'27.370 | 1.105 | 188.01 |
| 20 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | *1'27.500 1'27.887 | 1'27.500 | 1.235 | 187.73 |
| 21 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'28.316 *1'27.810 | 1'27.810 | 1.545 | 187.07 |
| 22 | 5 | 道上 龍 | RECKLESS 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'28.588 *1'27.955 | 1'27.955 | 1.690 | 186.76 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2006/04/01) Qualfying Session #2 Weather:Fine Course:Dry 2006 Fomula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | R1'26.265 | - | - | 190.42 |
| 2 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | R1'26.288 | 0.023 | 0.023 | 190.37 |
| 3 | 1 | 本山 哲 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | R1'26.583 | 0.318 | 0.295 | 189.72 |
| 4 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | R1'26.687 | 0.422 | 0.104 | 189.50 |
| 5 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | R1'26.920 | 0.655 | 0.233 | 188.99 |
| 6 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | R1'26.922 | 0.657 | 0.002 | 188.98 |
| 7 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | R1'26.931 | 0.666 | 0.009 | 188.96 |
| 8 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | R1'26.993 | 0.728 | 0.062 | 188.83 |
| 9 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | R1'27.011 | 0.746 | 0.018 | 188.79 |
| 10 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | R1'27.048 | 0.783 | 0.037 | 188.71 |
| 11 | 11 | 立川 祐路 | CERUMO | TOYOTA RV8J | R1'27.090 | 0.825 | 0.042 | 188.62 |
| 12 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | R1'27.106 | 0.841 | 0.016 | 188.58 |
| 13 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | R1'27.119 | 0.854 | 0.013 | 188.56 |
| 14 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | R1'27.165 | 0.900 | 0.046 | 188.46 |
| 15 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | R1'27.186 | 0.921 | 0.021 | 188.41 |
| 16 | 2 | 星野 一樹 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | R1'27.370 | 1.105 | 0.184 | 188.01 |
| 17 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | R1'27.416 | 1.151 | 0.046 | 187.92 |
| 18 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | R1'27.476 | 1.211 | 0.060 | 187.79 |
| 19 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | R1'27.810 | 1.545 | 0.334 | 187.07 |
| 20 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | R1'27.871 | 1.606 | 0.061 | 186.94 |
| 21 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | R1'27.887 | 1.622 | 0.016 | 186.91 |
| 22 | 5 | 道上 龍 | RECKLESS 5ZIGEN | HONDA HF386E | R1'27.955 | 1.690 | 0.068 | 186.76 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'32.304 | 6.039 | 4.349 | 177.96 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'28.340
フォーミュラニッポンと併催で開幕した全日本F3選手権の富士ラウンドは、ルーキーの#36大嶋和也(DHG TOM'S)が第1戦、第2戦と連続ポールを獲得し、昨年度のFT王者の実力のほどをいきなり見せつける結果となった。
フォーミュラニッポンの予選1回目に続き、F3第1戦の公式予選が15分間で行われた。 富士では昨年、トムス勢が圧倒的な強さを誇ったが、その勢いは今年に入っても健在のようで、セッション開始からいきなりルーキーの大嶋が一番時計を叩き出してきた。 しかし昨年苦杯を舐めさせられた童夢も今年はテストから好調であり、昨年後半から参戦している#10塚越広大が僅差で2番手に続く。 3番手には#1エイドリアン・スーティル。トムスは今年も優秀な外国人ドライバーを獲得したようだ。 一方、スリーボンドに新加入の#14マルコ・アスマーは11番手とやや苦戦。 大嶋以外のルーキー勢は、#2伊沢が8位、#33石浦が9位で初戦を迎えることとなった。
10分間のインターバルをおいて行われた第2戦の公式予選でも、大嶋は速さを見せつけ、連続ポールを獲得した。2番手にはスーティルが続き、トムスがフロントローを独占することとなった。しかし塚越もコンマ2秒差で3番手と、充分優勝の狙えるポジションを得た。 そのほか、このセッションではルーキーの伊沢が予選5番手とまずまずの結果を残した。
F3第1戦の決勝は今日午後4時15分より15周で、第2戦の決勝は明日午後1時より21周で行われる。
TEXT:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
全日本F3 -RIJ- (2006/04/01) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | R1'35.766 | - | - | 171.53 |
| 2 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'35.931 | 0.165 | 0.165 | 171.24 |
| 3 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 1'35.973 | 0.207 | 0.042 | 171.16 |
| 4 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'36.391 | 0.625 | 0.418 | 170.42 |
| 5 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'36.700 | 0.934 | 0.309 | 169.87 |
| 6 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'36.780 | 1.014 | 0.080 | 169.73 |
| 7 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'36.782 | 1.016 | 0.002 | 169.73 |
| 8 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'37.083 | 1.317 | 0.301 | 169.20 |
| 9 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'37.162 | 1.396 | 0.079 | 169.07 |
| 10 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'37.210 | 1.444 | 0.048 | 168.98 |
| 11 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'37.346 | 1.580 | 0.136 | 168.75 |
| 12 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'38.028 | 2.262 | 0.682 | 167.57 |
| 13 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'38.348 | 2.582 | 0.320 | 167.03 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'38.495 | 2.729 | 0.147 | 166.78 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'45.479 | 9.713 | 6.984 | 155.74 |
2006年全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦が4月1日、富士スピードウェイで開幕した。 公式予選1回目で暫定ポールを獲得したのは#20松田次生(mobile cast TEAM IMPUL)。2番手に#19ブノワ・トレルイエ、3番手には#1本山哲(arting RACING TEAM with IMPUL)が入り、インパル勢が1-2-3を独占した。
空力性能をアップさせた専用設計のニューシャシー、ホンダとトヨタの2社による新エンジン供給、新チームの参入と、2006シーズンのフォーミュラニッポンは例年以上に話題の多い、注目のシーズンとなった。 公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。絶好のコンディションで好タイムが期待される。
公式予選1回目は午前10時から、45分間で行われた。 セッションが開始してすぐに、#37土屋武士が早くも昨年のコースレコード(1'28.340)を大幅に塗り替える1分26秒980を出してトップに立つと、開始17分で#19トレルイエが1分26秒374、その直後に#20松田が1分26秒335を出し、モバイルキャストインパルが1-2体制を築き上げる。更には#1本山もセッション半ばを過ぎたあたりで一気に4位に上がってきた。 本山はチェッカー直前に3位タイムを記録し、インパル勢が1-2-3でこの予選を終えることとなった。 4番手には今季初参戦の#40ビヨン・ビルドハイムがセッション終了間際に飛び込み、03年国際F3000王者の実力をいきなり見せ付けた。 5-6番手には#3山本左近、#4柳田真孝のKONDO勢が続いた。
この、シーズン最初の予選セッションでは最終的には上位15台が1秒以内にひしめき、最後尾の#5道上龍を除く21台がレコードを更新する結果となった。最高速も313km/hに達するなど、06仕様のポテンシャルアップを改めて見せ付ける結果となった。
予選2回目は午後2時より、45分間で行われる。
TEXT:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
全日本F3 -RIJ- (2006/04/01) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | R1'35.870 | - | - | 171.34 |
| 2 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | R1'36.160 | 0.290 | 0.290 | 170.83 |
| 3 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | R1'36.382 | 0.512 | 0.222 | 170.43 |
| 4 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | R1'36.577 | 0.707 | 0.195 | 170.09 |
| 5 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | R1'37.029 | 1.159 | 0.452 | 169.30 |
| 6 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | R1'37.089 | 1.219 | 0.060 | 169.19 |
| 7 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | R1'37.268 | 1.398 | 0.179 | 168.88 |
| 8 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | R1'37.337 | 1.467 | 0.069 | 168.76 |
| 9 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'37.418 | 1.548 | 0.081 | 168.62 |
| 10 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'37.640 | 1.770 | 0.222 | 168.24 |
| 11 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'37.890 | 2.020 | 0.250 | 167.81 |
| 12 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'38.143 | 2.273 | 0.253 | 167.38 |
| 13 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'38.624 | 2.754 | 0.481 | 166.56 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'38.877 | 3.007 | 0.253 | 166.13 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'45.751 | 9.881 | 6.874 | 155.34 |
Fニッポン第1戦 -RIJ- (2006/04/01) Qualfying Session #1 Weather:Fine Course:Dry 2006 Fomula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | R1'26.335 | - | - | 190.27 |
| 2 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | R1'26.374 | 0.039 | 0.039 | 190.18 |
| 3 | 1 | 本山 哲 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | R1'26.631 | 0.296 | 0.257 | 189.62 |
| 4 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | R1'26.671 | 0.336 | 0.040 | 189.53 |
| 5 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | R1'26.849 | 0.514 | 0.178 | 189.14 |
| 6 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | R1'26.922 | 0.587 | 0.073 | 188.98 |
| 7 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | R1'26.940 | 0.605 | 0.018 | 188.94 |
| 8 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | R1'26.957 | 0.622 | 0.017 | 188.91 |
| 9 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | R1'26.980 | 0.645 | 0.023 | 188.86 |
| 10 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | R1'26.992 | 0.657 | 0.012 | 188.83 |
| 11 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | R1'27.112 | 0.777 | 0.120 | 188.57 |
| 12 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | R1'27.189 | 0.854 | 0.077 | 188.40 |
| 13 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | R1'27.263 | 0.928 | 0.074 | 188.24 |
| 14 | 11 | 立川 祐路 | CERUMO | TOYOTA RV8J | R1'27.326 | 0.991 | 0.063 | 188.11 |
| 15 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | R1'27.329 | 0.994 | 0.003 | 188.10 |
| 16 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | R1'27.358 | 1.023 | 0.029 | 188.04 |
| 17 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | R1'27.500 | 1.165 | 0.142 | 187.73 |
| 18 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | R1'27.532 | 1.197 | 0.032 | 187.67 |
| 19 | 2 | 星野 一樹 | Arting IMPUL | TOYOTA RV8J | R1'27.536 | 1.201 | 0.004 | 187.66 |
| 20 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | R1'27.717 | 1.382 | 0.181 | 187.27 |
| 21 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | R1'28.316 | 1.981 | 0.599 | 186.00 |
| 22 | 5 | 道上 龍 | RECKLESS 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'28.588 | 2.253 | 0.272 | 185.43 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'32.378 | 6.043 | 3.790 | 177.82 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'28.340
SUPER GT
第1戦 SUZUKA GT 300km
SUPER GT開幕。レクサスSC430がデビューウィン
序盤戦から首位争いを展開 3台が入賞ポイント獲得。
ポテンシャルの高さをデビュー戦から発揮
見事デビューウィンを飾ったレクサスSC430
(No.36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430)
2006オートバックス・SUPER GTの開幕戦「SUZUKA GT 300km」が3月18日(土)、19日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。今季の同シリーズは富士スピードウェイでの2戦を含む全9戦が予定されている。
昨年、GT500とGT300の両部門を制する快挙を達成したトヨタ勢は、今季GT500クラスに新型車両レクサスSC430を投入。昨年12月のシェイクダウンから僅か4ヶ月で迎える開幕デビュー戦でその仕上がりが注目された。
また、GT300クラスでも昨年チャンピオンを獲得したトヨタMR‐Sが新たに3.5リットルV型6気筒エンジンを搭載して参戦。トヨタ勢はGT500 クラスに4台のレクサスSC430と2台のトヨタスープラ、GT300クラスに2台のトヨタMR-Sと2台のトヨタセリカが出場した。
◆予選◆
18日(土)の公式予選は午前9時50分から曇天の下で予選1回目がスタート。 GT500クラスでは昨年のチャンピオンチームが新たに投入したZENTセルモSC1号車が5番手、OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車が6番手タイムを記録して上位10台のグリッドを決定するスーパーラップに進出。GT300クラスでもTOY STORY RacingMR-S 101号車が7番手で同じくスーパーラップに臨んだ。
その後、昼過ぎから雨が降り出し、午後2時からの予選2回目は完全なウエットコンディション。両クラス15分間づつの同セッションでウエットセッティングを確認した上位各車は午後2時35分からのスーパーラップに出走した。
最初のGT300セッションでは101号車が4番目にコースインしたが、降り続く雨で悪化したウエット路面にコースアウト。それでも7番手グリッドを獲得した。その後、GT500セッションでは36号車が5番手、トラブルにより本来のパフォーマンスを発揮出来なかった1号車が6番手グリッドを確定した。
◆決勝◆
19日(日)は未明までに雨は上がり晴天となったが、風速15mを超える強風が断続的に吹いて気温は上がらず、また、風の影響でセッティングを定めにくい状況の下で午後2時30分の決勝スタートを迎えた。
小雪のちらつく寒さの中、定刻にフォーメーションラップがスタート。A.ロッテラーの駆る36号車はオープニングラップで抜群の速さを見せ、5番手グリッドのスタートから3位に浮上。さらに130Rで先行車がコースオフしたのを機に2位でホームストレートに戻ってきた。
一方、6番手スタートの1号車も果敢なプッシュで17周目に3位に浮上。その後も、36号車と1号車の勢いは止まらず、22周目には首位を行くNSXをもパスし、レクサスSC430のワン・ツー体制となった。
そして、25周目に2台同時に給油兼ドライバー交代のためにピットインすると、36号車が先にピットアウト、しかし、続く1号車はピットアウト直後の1コーナーで痛恨のコースアウトを喫して後退を余儀なくされてしまった。
中盤のピット作業が一巡して再びトップに立った36号車は、その後も安定したペースで周回を重ね、終盤もライバル勢からの激しい追撃を振り切り、2位に 3.412秒差をつけてトップでチェッカー。見事レクサスSC430のデビューウインを達成。一旦順位を落とすものの、後半追い上げた1号車は5位、6号車も6位に入賞。25号車も8位でポイントを獲得した。一方、GT300クラスでは19号車が4位入賞を果たした。
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車 ドライバー脇阪寿一のコメント:
レクサスSC430のデビューウインを飾ることが出来、何と言ってよいか分からないくらい嬉しい。2週間前の合同テスト終了後にトヨタ自動車、TRD、そしてトムスチームが素晴らしい働きで新型パーツを用意してくれたことも大きいと思う。これからもタイトル獲得を目標に全力で頑張りたい。
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車 ドライバーA.ロッテラーのコメント:
オープニングラップで2位に上がれた時に勝てるかも知れないと実感した。新たに移籍したチームで新型車を駆って優勝することが出来、最高の気分だ。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
出来たばかりの新型車でデビューウインを獲得することが出来て、とても嬉しい。チーム、ドライバーともにものすごく頑張ってくれた。勝つことが出来たとはいえシーズンはまだ始まったばかりであり、先は長い。これからも気を抜くことなくベストを尽くしてレクサスSC430の熟成を図りたい。
Text & Photo: ©トヨタ自動車株式会社
SUPER GT 第1戦
「SUZUKA GT300km レース」 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年3月19日
■開催場所:鈴鹿サーキット
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■「XANAVI NISMO Z」が2位表彰台に!
3月19日、鈴鹿サーキットでSUPER GT開幕戦「SUZUKA GT 300km」決勝レースが行われ、「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生)が2位に入り、表彰台に上った。
強風によって時折みぞれが混じる天候の下、午後2時30分の決勝レーススタート時には3万500人の観客が集まり、本年シーズンの開幕を見届けた。本山がスターティングドライバーをつとめた#23 Zは、序盤を4位で走行し、その後一時6位にポジションを落とすが、32周目には3位に浮上。その後2位の#8 NSXを42周目のカシオトライアングルで捉え2位となった。松田はさらに首位を走る#36 レクサスSC430を追撃し、2秒強の差を徐々に詰めていった。レース終盤の48周目には#36の直後にまで迫ったが、そのまま2位で52周目のチェッカーフラッグを受けた。
そしてファイトあふれるドライビングが評価され、松田はこのレースより新設された「モスト・エキサイティング・ドライバー賞」を受賞した。
予選3位からスタートした「MOTUL AUTECH Z」は、ニューフェイスの山本がレースをスタート。スタート直後に後続に先行を許し6位となったが20周目にはストレートエンドで#18 NSXを豪快に抜き、4位でドライバー交代。しかし、山本はピットインの際にスピンしタイムロス。ピットアウトした時点で13位に後退した。ベテランのクルムは、徐々に順位を回復、43周目には9位となった。しかし、47周目の最終コーナーでバランスを崩してスピン、再びタイムロスを喫することに。その後コースに戻ったが52周目のレース終了時には12位であった。
GT500デビュー戦となる星野一樹がスターティングドライバーをつとめた「カルソニック インパルZ」(#12)は、グリーンシグナルが点灯し第一コーナーに突入していったが、予選8番手の位置にいた#12 Zはこの集団からはじき出され、グラベルベッドにコースアウト。後半を受け持ったトレルイエは、34周目にベストラップタイムを記録。速さを証明してみせたが、順位を大きく挽回するまでには至らず、13位でレースを終えた。「イエローハットYMSトミカZ」(#3)は、横溝直輝が予選7位のポジションからレースをスタート。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラに交代した後は
一時6位を走っていたが、イエローフラッグ中に他車を追越してしまい、10秒ピットストップのペナルティが課せられてしまう。これによって順位を11位にまで落とし、最終的に9位でゴールした。「WOODONE ADVAN Z」(#24 エリック・コマス/柳田真孝)は、予選13位からスタートし、10位でフィニッシュ。デビュー戦はセッティングが完全とは言えなかったが、ノートラブルで完走してポイントを獲得した。
なお、GT300クラスは予選で「吉兆宝山DIREZZA Z」(#46佐々木孝太/番場琢)がポールポジションを獲得。Zの速さを実証した。
Text: ©NISMO

開幕戦でARTA NSX(伊藤大輔/R.ファーマン組)が3位
2006年3月19日(日)・決勝
会場:鈴鹿サーキット 天候:予選/曇りのち雨 決勝/晴れ 気温:7.3℃(15:00現在) 決勝レース:52周(301.964km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客数:3万500人(主催者発表)
3月19日(日)、三重県にある鈴鹿サーキットにおいて2006 オートバックス SUPER GT 第1戦鈴鹿 GT 300kmの決勝レースが開催された。昨シーズンから新シリーズとなったSUPER GTは2年目を迎えた。今シーズンは鈴鹿1000kmがシリーズの第6戦として開催されることになり、ポイントシステムに若干の変更があった。Honda NSX-GT勢は32号車にSUPER GT初参戦となるロイック・デュバル、武藤英紀、100号車に昨シーズンGT300クラスでランキング2位を獲得した細川慎弥のルーキー3名を迎え、シリーズタイトル獲得を狙っている。

今シーズンのHonda NSX-GTは昨年モデルの高速コーナリング、ブレーキ性能の優位性をそのままに、中低速でのコーナリング、グリップ性能のさらなる向上を目指し、フロントタイヤがリアと同じサイズ(330/40R18)にアップされた。加えてダウンフォースの向上を目指し、マシン全体の空力性能の見直しも行われている。また、2レース1エンジンとなったレギュレーション変更にともない、エンジンは耐久性、信頼性を維持しながらも性能の向上を果たしている。
3月18日(土)に開催された公式予選では、決勝グリッドを争うスーパーラップに出場した3台のHonda NSX-GTが力強い走りを見せた。あいにく激しい雨が降るコンディションの中、3番目にタイムアタックを行ったTAKATA童夢NSXの道上龍選手が、それまでのトップタイムを2秒以上も上回る2分7秒489を叩きだしてトップに浮上。その後、タイムアタックを行ったドライバー達は道上選手のタイムをなかなか上回ることができなかったが、最後となる10番目に走行したARTA NSXの伊藤大輔選手が0秒956上回る2分6秒533を記録して見事に開幕戦のポールポジションを獲得した。
この結果、ポールポジションに#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)、2番手に#18道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)となり、Honda NSX-GTがフロントローを独占する結果となった。#32ロイック・デュバル/武藤英紀組(EPSON NSX)は9番手、#100セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)は予選1回目にフィリップ選手が7番手タイムを記録したが、細川選手がS字コーナーでクラッシュして規定タイムに届かなかったために、大会審査委員会の承認により15番手スタートとなった。
19日(日)の決勝日は、天候に恵まれたものの気温が7.3℃と低く、強風が吹くコンディションとなった。最終コーナーから1コーナーに向かって吹く強風はマシンのダウンフォースを低下させ、4℃と低い路面温度は各チームのタイヤ選択を悩ませた。
計38台(GT500クラス計15台)のマシンは、14時30分にローリングラップを開始し、一斉にホームストレートを駆け抜けて52周=301.964kmのレース・スタートが切られた。
ホールショットはポールポジション・スタートの#8 ARTA NSXのファーマン選手、2位に#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が続くが、130Rでオーバーランを喫し3位に後退する。
3周目、15番手からスタートした#100 RAYBRIG NSXのフィリップ選手は素晴らしい追い上げで10位に浮上、#32 EPSON NSXのデュバル選手は2周目の1コーナーでコースアウトし、14位に後退する。
トップを走行し逃げ切りを図るファーマン選手は、6周目時点で2位の#36 OPEN INTERFACE TOM’S SC430に2秒164の差を広げる。しかし、バックストレートでバックマーカーのマシンにコースをふさがれてタイムロス。2位とのテール・トゥー・ノーズの白熱した攻防戦が始まった。開幕戦らしくリタイアなどが続く波乱のレースで、ファーマン選手はバックマーカーをうまくパスしながらトップを死守して走行する。続くHonda NSX-GT勢は12周目時点で道上選手が3位、フィリップ選手が8位、デュバル選手が12位を走行する。
バックマーカーが少なくなり、思い通りに走れるようになった14周目ではファーマン選手が1分57秒台にラップタイムを上げ、2位との差を1秒 886まで広げる。しかし、22周目のヘアピンカーブでバックマーカーにコースをふさがれたファーマン選手はスプーンコーナーでトップのポジションを奪われ、次周に3位にポジションを下げたところでピットイン、ドライバーを伊藤選手に交代してばん回をはかる。
25周目終了時に#18 TAKATA童夢NSXの道上選手がピットインし、小暮選手に交代してピットアウト。その際に#1 ZENT セルモ SCが1コーナーでコースアウトを喫したため、ポジションを再び上げることとなった。
トップグループがドライバー交代を終えた時点で、実質トップの#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430の直後に実質の2位となった伊藤選手が攻める展開となる。コーナリングを得意とするNSX-GTを駆る伊藤選手は、トップを奪還すべく各コーナーでトップとの差を縮め、1秒以内の差で背後に迫りプレッシャーをかけ続ける。
レース後半戦となる39周目あたりになると、トップをねらう伊藤選手の背後に3位のXANAVI NISMO Zが迫り、3台での優勝争いが繰り広げられる展開となった。続く4位には小暮選手が3位に4秒544の差で走行し、細川選手(#100 RAYBRIG NSX)が8位、武藤選手(#32 EPSON NSX)が12位を走行していた。
レース終盤、残り10周となったシケインで伊藤選手が3位に後退し、トップグループとの差も少し広がってしまう。最後まで追い上げるべく粘りの走行を続けた伊藤選手だったが、及ばす52周のチェッカーフラッグを3位で通過した。4位には道上選手が続き、細川選手が7位、武藤選手が14位でチェッカーフラッグを受けた(レース後に25秒のペナルティを受け、最終順位は15位)。優勝は#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430だった。

3位 #8 ARTA NSX
■伊藤大輔(Daisuke Ito)選手
「悔しい結果となりました。予選から好調でドライでもウエットでも自信がありました。決勝レースは、気温が非常に低かったためにタイヤの選択で不利な展開となってしまいました。チームスタッフが頑張ってくれていたので本当にがっかりしています。NSXファンの皆様、スミマセンでした。次は必ず勝とうと思っていますのでご声援をお願いいたします」
■ラルフ・ファーマン(Ralph Firman)選手
「スタートは良かった。序盤は引き離すことができました。マシンは少しオーバーステア気味でしたが、トップを守る自信はありました。でも、気温の影響でソフトタイヤを選んだ他のマシンが思ったより速く、逆に厳しい展開となってしまいました。表彰台に立ちましたが悔しい気持ちでいっぱいです。運にも左右されてしまいましたが、次の岡山ラウンドではすべてを味方にして優勝したいと思います」
■白井裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「正直言って完敗です。オフシーズンのテストでも例年以上に乗り込んでおり、いい結果も出ていたので、開幕戦への確かな手応えを感じていました。皆様に良い報告ができると確信していましたのに残念です。今回のレースウィークでは、フリー走行、予選ともにNSX-GTは結果を残しており、1LAPでの速さを確認できたことは収穫です。また競争相手のポテンシャルも確認でき、課題もさらに明確になったので、次戦に向けて、更にレーススピードを上げられるように努力していきたいと思います。今シーズンもNSX-GTへの皆様からの熱いご声援を、よろしくお願いします」
Text & Photo: ©HONDA

■GT500クラス優勝 OPEN INTERFACE TOM'S SC430
脇阪寿一
「2週間前の合同テストの結果から、ここにいる何パーセントの方がぼくたちの優勝を予想したでしょうか? この2週間でチームがいい仕事をして新しいパーツを作って、直線を生かしたクルマに仕上げてくれました。レースウィークのなかでチームのプランどおりに予選も決勝も走ることができました。自分のパートはオーバーステアで伊藤選手と松田選手に攻められてキツくて緊張もしましたが、アンドレの素晴らしい走りが自分に勇気を与えてくれました。チームを移籍したのはリスクでしたが、素晴らしい環境を与えてくれたチームに感謝したいです」
アンドレ・ロッテラー
「気分は最高です。去年は一度フォーミュラニッポンで勝ちましたが、今年最初のレースで優勝できたのは最高です。ナカジマレーシングに3年いて、今年から新しいチームに替わり難しいところもあって不安でしたが、チームとチームメートに感謝たいと思います」
■GT300クラス優勝 アクティオムルシェRG-1
マルコ・アピチェラ
「日本での優勝は久しぶりなので嬉しいです。ランボルギーニとっても、日本だけじゃなくて世界でも初めての優勝じゃないでしょうか。ぼくらにとってもイタリアにとっても今日は最高の日になりました。ランボルギーニの歴史に残る一日でしたね」
桧井保孝
「今年は心機一転で名前を三船剛から桧井保孝に戻して、チームも替わりました。今日のレースは難しいレースになると思っていました。チームの2台が予選2、3位でしたが、決勝では落ちていくという予想が外れてチームのみんなで信じられないといってたんです。でも、ぼくが乗ったときは2位で後ろも離していましたし、行けるときに行かなきゃと思って走りました」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
2006オートバックスSUPER GT第1戦、鈴鹿GT300㎞の決勝レースが3月19日鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは#36OPEN INTERFACE TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)がレクサスSC430のデビューレースを優勝で飾った。 GT300クラスも#88アクティオ ムルシエRG-1(マルコ・アピチェラ/桧井保孝組)がランボルギーニにとって初めての優勝を勝ち取った。 (観客動員数:30,500人)

決勝レースは時折雪がちらつくほどの寒さの中でスタートした。 フォーメーションラップで#62WILCOM ADVAN VEMAC408Rの柴原真介がいきなりスピンを喫し、スタート直後の1コーナーでは今季GT500デビューを果たした星野一樹の乗る#12カルソニック インパルZがコースアウトするなど、序盤から波乱が連続する中、ホールショットを決めたのはポールシッターの#8ARTA NSXを駆るラルフ・ファーマン。 #18TAKATA童夢NSXの道上龍がそれに続き、NSXの1-2体制でレースは始まった。 その後方には5番手スタートから見事なジャンプアップを果たした#36アンドレ・ロッテラーがつけ、先行する2台のNSXを追いかける。
ロッテラーは2周目の130Rで積極果敢に道上のインに並べかけ、2位に浮上、更に#8ファーマンを追い上げていく。道上は堪らずコースオフするも、すぐにコースに復帰して、ロッテラーの追走に取り掛かる。
その後方では、ディフェンディングチャンピオンの#1ZENTセルモSC、立川祐路が#23XANAVI NISMO Zの本山哲を激しく追い上げ、7周目に攻略する。本山は更に#22MOTUL AUTECH Zの山本左近にも抜かれ、一気に6位に後退した。
その頃トップ集団では、周回遅れの処理に手間取ったファーマンにロッテラーが急接近、10周目のホームストレートで並びかけるも、これはファーマンが抑えきった。 しかしその後もロッテラーは盛んに仕掛けていき、遂に22周目のスプーン進入でアウトから並びかけてファーマンを抜き去ることに成功する。
4位走行の立川も3位道上を追いたて、17周目のヘアピンで道上がアウトにはらんだのを見逃さず、インに車体をねじ込んで並走状態のまま200Rを走り抜け、3位を奪い取る。 抜かれた道上は更に山本の猛追を受け、20周目の1コーナーでとうとう5位に後退する。
3位に浮上した立川は23周目には2位に落ちていたファーマンをもバックストレートで悠々と抜き去り、そのままトップを走るロッテラーとのギャップを着実に削り取っていく。 抜かれたファーマンはそのままピットへ。
トップ2台は25周目にテール・トゥ・ノーズ状態のまま相次いでピットへ。 ここでピット作業の早かった36号車が先にピットアウト。 出遅れた1号車の高木虎之介は、そのすぐ後にピットに戻ってきていた#18小暮卓史にピット出口で並びかけられて堪らず1コーナーで飛び出してしまった。
ロッテラーからトップでバトンを渡された脇阪寿一は、26周目のヘアピンで先にピット作業を終えていた#8伊藤大輔にインから並びかけられるが、そのまま200Rを並走状態で粘ってスプーン進入で押さえ込み、順位を死守する。 脇阪と伊藤はなおもドッグファイトを続けるが、その後方から#23の松田次生がトップ2台を上回るハイペースで追い上げてくる。 4位の#18小暮も松田と遜色ないペースで上位に迫ってきた。
松田は38周目には完全に伊藤のテールに張り付くと、42周目のシケインでハードブレーキングを敢行、やや強引気味に伊藤のインをこじあけて2位に浮上する。 残るはトップの脇阪だ。
しかしストレートスピードに勝るSC430を駆る脇阪に対し、松田は打つ手がない。 ツイスティな東コースで追い詰めても、西コースの高速セクションで突き放される展開が10周近くも続く。
結局脇阪は松田の猛追を退け、見事に52周をトップで走りきってレクサスSC430の初陣を勝利で飾ることに成功した。
一方のGT300は、ポールシッターの#46吉兆宝山DIREZZA Zの佐々木孝太が序盤ペースが上がらず徐々に順位を落とす中、スタートでトップに躍り出た#87トライク ムルシエRG-1の山西と、スタートで#13エンドレスアドバンZの影山正美に先行を許しながらもこれを8周目の1コーナーで激しいドッグファイトの後に抜き返した#88マルコ・アピチェラの2台のムルシエラゴが皇族を全く寄せ付けない走りで周回を重ねていく。
87号車はレース終盤、燃料系のトラブルで後退するが、88号車はその後も後続を振り切ってチェッカーを受け、ランボルギーニにとって初めての優勝をここ鈴鹿で勝ち取った。 2位には#7雨宮アスパラドリンクRX7(山野哲也/井入宏之組)が、3位には#110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXTER(松田秀士/菅一乗組)が入った。
予選から素晴らしいポテンシャルを見せた今季初登場の#2Prive Zurich・アップル・紫電は、コースオープン時にエンジン始動に手間取ってピットスタートになったが、その後もハイペースで追い上げ、順位を6位まで挽回してデビュー戦を終えた。
次戦は岡山国際サーキット。4月9日決勝だ。
(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO)
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2006/03/19) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Pos | Car Model | Driver | Tire | Lap | Time/Bihind |
| 1 | 36 | 500 | 1 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 52 | 1:43'40.197 |
| 2 | 23 | 500 | 2 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 52 | 3.412 |
| 3 | 8 | 500 | 3 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 52 | 6.957 |
| 4 | 18 | 500 | 4 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 52 | 11.299 |
| 5 | 1 | 500 | 5 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | 52 | 28.344 |
| 6 | 6 | 500 | 6 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | 52 | 44.586 |
| 7 | 100 | 500 | 7 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 52 | 53.470 |
| 8 | 25 | 500 | 8 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | 52 | 1'08.973 |
| 9 | 3 | 500 | 9 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 52 | 1'11.139 |
| 10 | 24 | 500 | 10 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | 52 | 1'12.822 |
| 11 | 66 | 500 | 11 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | 52 | 1'26.370 |
| 12 | 22 | 500 | 12 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 51 | 1Laps |
| 13 | 12 | 500 | 13 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | 51 | 1Laps |
| 14 | 35 | 500 | 14 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | 51 | 1Laps |
| 15 | 32 | 500 | 15 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | 50 | 2Laps |
| 16 | 88 | 300 | 1 | アクティオ ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 | YH | 48 | 4Laps |
| 17 | 7 | 300 | 2 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 48 | 4Laps |
| 18 | 110 | 300 | 3 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 48 | 4Laps |
| 19 | 19 | 300 | 4 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | 48 | 4Laps |
| 20 | 87 | 300 | 5 | トライク ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 47 | 5Laps |
| 21 | 2 | 300 | 6 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 47 | 5Laps |
| 22 | 27 | 300 | 7 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | 47 | 5Laps |
| 23 | 96 | 300 | 8 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R Vemac RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | 47 | 5Laps |
| 24 | 14 | 300 | 9 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | 47 | 5Laps |
| 25 | 47 | 300 | 10 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | 47 | 5Laps |
| 26 | 52 | 300 | 11 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | 47 | 5Laps |
| 27 | 46 | 300 | 12 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 46 | 6Laps |
| 28 | 9 | 300 | 13 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 瀬田 和己 | YH | 46 | 6Laps |
| 29 | 5 | 300 | 14 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | 46 | 6Laps |
| 30 | 910 | 300 | 15 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | 46 | 6Laps |
| 31 | 13 | 300 | 16 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 46 | 6Laps |
| 32 | 70 | 300 | 17 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RS | 石橋 義三 平川 晃 | YH | 46 | 6Laps |
| 33 | 62 | 300 | 18 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | 45 | 7Laps |
| 34 | 10 | 300 | 19 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 小園 尾本 直史 | DL | 44 | 8Laps |
| -------- 以上完走 ( GT500 : 36Laps / GT300 : 33Laps ) -------- |
| - | - | 300 | - | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA MR-S | 田中 実 大嶋 和也 | MI | 27 | 25Laps |
| - | - | 300 | - | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | 17 | 35Laps |
| - | - | 300 | - | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 高木 真一 新田 守男 | MI | 15 | 37Laps |
| - | - | 300 | - | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 5 | 47Laps |
| - | - | 300 | - | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | 4 | 48Laps |
- Fastest Lap :
- GT500 : 1'55.758 (B.トレルイエ/No.12 カルソニック インパル Z)
- GT300 : 2'05.844 (山西 康司/トライク ムルシェ RG-1)
- No.10、666、910 ドライビングスルー:国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追越行為)により。
- No.3 ペナルティストップ10秒:国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追越行為)により。
- No.32 競技結果に25秒加算:国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間でのコースアウト)により。
2006オートバックスSUPER GT第1戦の決勝前フリー走行が3月19日、鈴鹿サーキットで行われた。 GT500クラスは#18TAKATA童夢NSX(小暮卓史/道上龍組)が1分55秒824で、GT300は#11JIM CENTERFERRARI DUNLOP(田中哲也/青木孝行組)が2分6秒218でそれぞれトップタイムを記録した。

予選日に降り続いた雨は昨夜半に止み、決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは青空が広がる絶好のレース日和だ。 しかし冬型の気圧配置の影響か、最終コーナーから1コーナーに向けて強い風が吹いており、気温も9時ごろの11度を最高に徐々に下がっていく予報が出ている。決勝レースの時間は5度前後まで下がるようだ。
フリー走行はいつもより少し遅めの9時30分に開始された。 雨は上がったとはいえ、コース上は未だ所々濡れたところが残っており、開始からしばらくは各車とも慎重に走行を重ねていくが、そんな状況でも#23ザナヴィ、#3イエローハット、#12カルソニックらのZ勢はコンスタントにタイミングモニターの上位に名前を連ねている。 そこに#18TAKATA、#32EPSONらのNSX勢が混じる格好だ。 開始からしばらくは、#12カルソニックZがトップで推移するが、セッション終了間際に#18小暮卓史がタイムを塗り替えてトップに立った。
ポールシッターの#8ARTAは開始から20分経過した時点でも未だ15番手と、ここでは慎重だ。それでも、終了間際には4番手タイムを記録して好調ぶりをアピールする。 また、昨日の予選でセバスチャン・フィリップが7番手タイムをマークしながらも、細川慎弥がクラッシュのために基準タイムをクリアできなかった#100レイブリックNSXは8番手タイムを出した。決勝出走はほぼ間違いないだろう。
これに対して新たに投入されたレクサスSC430勢は#6Mobile1の11番手が最上位で、5番手の#66サード、10番手の#25ECLIPSEらの05スープラの後塵を拝する苦しい状況だ。
GT300では、昨日アタックラップを間違えるという痛恨のミスでタイム抹消の憂き目に会った#11フェラーリがトップタイムを記録し、決勝でのリベンジを目論む。 ポールシッターの#46吉兆宝山Zは2分9秒639で10番手に終わった。
スーパーGT開幕戦の決勝は、午後2時30分より52周で戦われる。
(TEXT:Kazuhisa Suehiro)
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2006/03/19) Free-Practice Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Cls | P | Car/Model | Driver | Tire | Wh | Time | Delay | km/h |
| 1 | 18 | 500 | 1 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | | 1'55.824 | - | 180.49 |
| 2 | 12 | 500 | 2 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | 1'56.175 | 0.351 | 179.95 |
| 3 | 22 | 500 | 3 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | | 1'56.218 | 0.394 | 179.88 |
| 4 | 8 | 500 | 4 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | | 1'56.874 | 1.050 | 178.87 |
| 5 | 66 | 500 | 5 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'56.885 | 1.061 | 178.85 |
| 6 | 23 | 500 | 6 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | | 1'57.059 | 1.235 | 178.59 |
| 7 | 3 | 500 | 7 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | | 1'57.118 | 1.294 | 178.50 |
| 8 | 100 | 500 | 8 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | | 1'57.451 | 1.627 | 177.99 |
| 9 | 32 | 500 | 9 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'57.504 | 1.680 | 177.91 |
| 10 | 25 | 500 | 10 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 1'57.963 | 2.139 | 177.22 |
| 11 | 6 | 500 | 11 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | | 1'58.019 | 2.195 | 177.13 |
| 12 | 36 | 500 | 12 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | | 1'58.116 | 2.292 | 176.99 |
| 13 | 24 | 500 | 13 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | | 1'58.332 | 2.508 | 176.67 |
| 14 | 1 | 500 | 14 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'58.659 | 2.835 | 176.18 |
| 15 | 35 | 500 | 15 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | | 1'59.196 | 3.372 | 175.39 |
| 16 | 11 | 300 | 1 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | | R1'59.218 | 3.394 | 175.35 |
| 17 | 19 | 300 | 2 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | | 2'07.654 | 11.830 | 163.76 |
| 18 | 2 | 300 | 3 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 2'07.702 | 11.878 | 163.70 |
| 19 | 87 | 300 | 4 | トライク ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | | 2'08.257 | 12.433 | 162.99 |
| 20 | 101 | 300 | 5 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 高木 真一 新田 守男 | MI | | 2'08.446 | 12.622 | 162.75 |
| 21 | 110 | 300 | 6 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | | 2'08.635 | 12.811 | 162.52 |
| 22 | 27 | 300 | 7 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | | 2'08.794 | 12.970 | 162.32 |
| 23 | 13 | 300 | 8 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | | 2'09.555 | 13.731 | 161.36 |
| 24 | 14 | 300 | 9 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 2'09.573 | 13.749 | 161.34 |
| 25 | 46 | 300 | 10 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | | 2'09.639 | 13.815 | 161.26 |
| 26 | 96 | 300 | 11 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R Vemac RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | | 2'10.024 | 14.200 | 160.78 |
| 27 | 777 | 300 | 12 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA MR-S | 田中 実 大嶋 和也 | MI | | 2'10.458 | 14.634 | 160.24 |
| 28 | 88 | 300 | 13 | アクティオ ムルシェ RG-1 Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 桧井 保孝 | YH | | 2'10.460 | 14.636 | 160.24 |
| 29 | 111 | 300 | 14 | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | | 2'10.978 | 15.154 | 159.61 |
| 30 | 47 | 300 | 15 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | | 2'11.051 | 15.227 | 159.52 |
| 31 | 70 | 300 | 16 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RS | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 2'11.209 | 15.385 | 159.33 |
| 32 | 5 | 300 | 17 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC RD320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | | 2'11.299 | 15.475 | 159.22 |
| 33 | 910 | 300 | 18 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 2'12.025 | 16.201 | 158.34 |
| 34 | 52 | 300 | 19 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | | 2'12.453 | 16.629 | 157.83 |
| 35 | 10 | 300 | 20 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 小園 尾本 直史 | DL | | 2'13.597 | 17.773 | 156.48 |
| 36 | 7 | 300 | 21 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | | 2'13.752 | 17.928 | 156.30 |
| 37 | 666 | 300 | 22 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | | 2'14.395 | 18.571 | 155.55 |
| 38 | 9 | 300 | 23 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 瀬田 和己 | YH | | 2'24.010 | 28.186 | 145.16 |
| 39 | 62 | 300 | 24 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 2'30.902 | 35.078 | 138.53 |
SUPER GT 第1戦
「SUZUKA GT300km レース」 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年3月18日
■開催場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■MOTUL AUTECH Z 3位、XANAVI NISMO Z 4位
イエローハットYMS トミカ Z 7位 カルソニック インパル Z 8位
WOODONE ADVAN KONDO Zはスーパーラップ進出ならず14位
今年のSUPER GTシリーズがいよいよ開幕を迎えた。鈴鹿サーキットには、土曜日にも関わらず朝から多くの観客がつめかけ、待ちに待ったシーズンインを満喫している様子。
予選1回目は、#12 Zがスポーツ走行からの好調をアピール。トレルイエがマークした1分52秒853のセカンドベストタイムは、トップの#8 NSXが出したコースレコードからわずか0.2秒差。その0.1秒差でクルムの#22 Zが続いた。#23 Zは本山がタイムアタックを担当し、アタックラップで他の車両に引っかかりながらも、1分53秒063で4位に続いた。昨年のF3ドライバーコンビが乗る#3 Zは、オリベイラが8番手タイムを記録。Zでの初タイムアタックでスーパーラップ進出を決めた。Z勢で唯一ヨコハマタイヤを装着する#24 Zは、セッション序盤に1分55秒292を出したが、その後タイムが伸びず、14位で予選を終えることとなった。
柿元邦彦日産系チーム総監督によると「タイヤの構造がブリヂストンとヨコハマでは根本的に異なり、サスペンションのセットアップは大きく考え方を変える必要があります。まだセッティング途中」とのこと。
午前中の予選が終了した後、鈴鹿サーキットは雨模様となり、コース上は完全なウェットとなった。気温は10度前後と、この時期にしては肌寒い。午後2時から行われた15分間ずつの公式予選2回目はウェット宣言が出され、各チームは慌ただしくレインタイヤを準備した。
通常はスーパーラップ進出車がタイムアタックに備えた準備をこの時間帯に行うが、この日はまずウェットコンディションに対応することが第一の目的となった。決勝レースが雨になる可能性もあるため、マシンのレインセットも確認しておきたいからだ。
15分間のセッションでリーダーボードの上位を占め続けたのはZ勢であった。#22ミハエル・クルム/山本左近、#12ブノワ・トレルイエ/星野一樹、#24エリック・コマス/柳田真孝、#3横溝直輝/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、#23本山哲/松田次生の順に並んだ。セッション終了間際に#18 NSXがトップタイムを更新したため、日産勢は2位
から5位までを占める形となった。
そして、いよいよ本年最初のスーパーラップとなった。昼頃から降り始めた雨は3時過ぎにはピークを越え、15:35から行われたGT500のスーパーラップ開始時には一時的に降雨はストップ。コース上の雨水は徐々に引き始めていった。
Z勢のトップランナーは、#3 Zの横溝。雨がやんだ好条件ではあったが、7番手タイムでスーパーラップを終えた。しかし本山がステアリングを握った#23 Zが走り始める頃には、コースに所により小雨が再開。不利な条件となっていった。結果は予選4位。続くクルムの#22 Zもこの悪条件の中、ミスなく果敢なアタックランを見せ3位をキープした。Z勢の最後に走った#12 Zはトレルイエがコースイン。難しい条件のもと、滑るマシンをねじ伏せて走ったが、二度コースアウト。そのままコースに戻れたため、ダメージはなかったものの、順位は8位となってしまった。この結果、Z勢はニスモの2台が3位・4位でセカンドロウを、#3と#12が7位・8位で4番ロウに並ぶこととなった。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO

GT500クラスとGT300クラスのポールシッター(左からラルフ・ファーマン、伊藤大輔、佐々木孝太、番場琢)
■GT500クラス ポールポジション ARTA NSX
伊藤大輔
「昨日のフリー走行でトラブルが出てしまって、今日の予選はクルマを全面的に見直して臨みました。それがいい方向に決まり、午前中はトップタイムでした。スーパーラップのアタックが最後になるので、雨が降り始めるのが遅くなったらったらイヤだなと思ってたんですが、スーパーラップが始まったときから雨が降ってたのはラッキーでした。スーパーラップ前、雨のウォームラップでかなりのアンダーステアでタイムが出る状況じゃなかったので、スーパーラップまでに大きくセッティングを変更しました。いったん止んでた雨がぼくが走る前からパラパラっと来たんですけど、そんなにひどくありませんでした。コースコンディションも悪化していませんでした。どうしてもポールポジションが欲しかったので、アタック中、ステアリングのインジケーターに出たタイムを見てほっとしました。でも、あそこまでのタイムが出るとは思いませんでしたね」
ラルフ・ファーマン
「ぼくは雨で走ってないんですけど、今朝フルタンクで走ってクルマの調子は良かったですよ。スーパーラップでは雨で難しいコンディションのなか伊藤選手の走りは素晴らしかったです。ホンダがフロントローですが、シーズンオフに頑張った結果だと思います。明日のレースもホンダが1-2になればいいですね」
■GT300クラス ポールポジション 吉兆宝山 DIREZZA Z
佐々木孝太
「1回目、300クラス占有の予選の1セット目のタイヤで11番手でした。これではスーパーラップにも残れないし、午後は天候も悪くなりそうだったので、混走のなか、2セット目を投入してスーパーラップに出ることができました。スーパーラップの曲に今井美樹の『ポールポジション』という曲を選んだんですが、そのとおりになってよかったです。初めてのポールポジションですが、開幕でウエートハンディのない中なので価値があると思います。実は、密かに狙っていました」
番場 琢
「ぼくは雨のなか走ってないんですけど、コンディションが目まぐるしく変わるなか、孝太選手が素晴らしい走りをしてくれて、見ていてどきどきしていました。スタッフのみんなとチーム一丸となったポールポジションです。この流れを切らさないように一年間戦って行きたいと思います」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
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