スーパーF3レース -RIJ- (2006/06/17) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 7 岡山国際サーキット 3.703 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 28'59.910 |
| 2 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 18 | 31.711 |
| 3 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 18 | 38.665 |
| 4 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 18 | 41.526 |
| 5 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 42.313 |
| 6 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 18 | 42.998 |
| 7 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 18 | 54.662 |
| 8 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 55.021 |
| 9 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 18 | 1'03.191 |
| 10 | *3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 18 | 1'03.447 |
| 11 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 17 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 -------- |
| - | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 13 | 5 Laps |
| - | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 10 | 8 Laps |
| - | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 2 | 16 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 エイドリアン・スーティル(DHG TOM'S F305) 1'35.621 14/18 139.41km/h
- ゼッケンNo.3は、2006全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第27条14.(反則スタート)により第44条 5. 1) ①を適用し、ドライビングスルーペナルティを課した。(15:29)
全日本F3選手権第7戦、第8戦の公式予選が6月17日、岡山国際サーキットで行われ、第7戦は#10塚越広大(Honda・無限 F107)、第8戦は#1エイドリアン・スーティル(DHG TOM'S F305)がそれぞれポールポジションを獲得した。
公式予選日を迎えた岡山国際サーキットの天候は曇り。開幕からここまで雨に翻弄されることの多かった2006シーズンだが、予報では今回に関しては雨の心配はなさそうだ。
第7戦の予選は午前10時25分に開始された。
昨日の雨で路面コンディションが悪化しているためか、いつものように全車一斉ではなく、#50磯崎元彦を先頭に、少しづつ間隔をあけながら1台、また1台とコースに飛び出していくF3ドライバーたち。
僅か15分間の予選時間にも関わらず、一番最後に#1エイドリアン・スーティルがコースインしたときには既に開始から5分が経過していた。
このセッションでは塚越と#2伊沢拓也の童夢勢が好調ぶりが目立った。
開始早々から互いにトップタイムを出し合う展開で1-2体制を築き上げ、開始から10分経過したところで伊沢が1分25秒909と、真っ先に25秒台に入れてトップに立つ。
今季2勝を挙げているスーティル、#4ロベルト・ストレイトらの外国勢も次第にタイムを上げ、残り3分のところでスーティルが1分25秒755と伊沢のタイムを上回ってトップに躍り出た。
しかし、予選終了まで10秒あまりとなったところで塚越が25秒685を叩き出してトップの座を奪い返し、今季2度目のポールポジションを獲得した。
10分間のインターバルの後、第8戦の公式予選が開始された。
ここでは#3ジョニー・リード、#14マルコ・アスマーらが好タイムを記録、序盤から上位に名を連ねるが、塚越、スーティルらも徐々にタイムを上げ、最終的にはスーティルが1分25秒627と、第7戦で塚越の記録したタイムを上回ってポールを獲得することとなった。
逆に塚越は25秒787と自己ベストを更新することができず、このセッションでは3番手に甘んじる結果となった。
2番手にはリード、4番手にはアスマーがつけた。
第7戦では3番手だった伊沢もこの予選ではタイムが伸び悩み、1分25秒966で9番手に留まり、ストレイトも26秒033と10番手に甘んじる結果となった。
第7戦の決勝は今日午後3時10分より17周で、第8戦決勝は明日18日、午後2時50分より25周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
スーパーF3レース -RIJ- (2006/06/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'25.627 | - | - | 155.68 |
| 2 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'25.764 | 0.137 | 0.137 | 155.44 |
| 3 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 1'25.787 | 0.160 | 0.023 | 155.39 |
| 4 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'25.790 | 0.163 | 0.003 | 155.39 |
| 5 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'25.826 | 0.199 | 0.036 | 155.32 |
| 6 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'25.889 | 0.262 | 0.063 | 155.21 |
| 7 | *12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'25.893 | 0.266 | 0.004 | 155.20 |
| 8 | *36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'25.893 | 0.266 | 0.000 | 155.20 |
| 9 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'25.966 | 0.339 | 0.073 | 155.07 |
| 10 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'26.033 | 0.406 | 0.067 | 154.95 |
| 11 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'26.863 | 1.236 | 0.830 | 153.47 |
| 12 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'27.097 | 1.470 | 0.234 | 153.06 |
| 13 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'27.359 | 1.732 | 0.262 | 152.60 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'27.451 | 1.824 | 0.092 | 152.44 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'34.299 | 8.671 | 6.847 | 141.37 |
- ゼッケンNo.12、36の順位は、2006全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第24条6.(同タイム)を適用し決定した。
スーパーF3レース -RIJ- (2006/06/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 7 岡山国際サーキット 3.703 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 1'25.685 | - | - | 155.58 |
| 2 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'25.742 | 0.057 | 0.057 | 155.48 |
| 3 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'25.767 | 0.082 | 0.025 | 155.43 |
| 4 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'25.941 | 0.256 | 0.174 | 155.12 |
| 5 | *36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'26.011 | 0.326 | 0.070 | 154.99 |
| 6 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'26.085 | 0.400 | 0.074 | 154.86 |
| 7 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'26.200 | 0.515 | 0.115 | 154.65 |
| 8 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'26.229 | 0.544 | 0.029 | 154.60 |
| 9 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'26.235 | 0.550 | 0.006 | 154.59 |
| 10 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'26.412 | 0.727 | 0.177 | 154.27 |
| 11 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'26.706 | 1.021 | 0.294 | 153.75 |
| 12 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'26.869 | 1.184 | 0.163 | 153.46 |
| 13 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'27.579 | 1.894 | 0.710 | 152.21 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'27.973 | 2.288 | 0.394 | 151.53 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'34.304 | 8.619 | 6.331 | 141.36 |
- ゼッケンNo.36は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1 C)(ダブルチェッカー)違反により、罰金30,000円を課した。(10:54)
今週末、リチャード・ライアン選手がGT-Rで公道をパレード走行
2006 AUTOBACS SUPER GT Round4 JAPAN GT CHANPIONSHIP MALAYSIAの開催を控えるマレーシアで、GTマシンのパレード走行が決定した。
マレーシア国内の公道を使用してこのような走行が実現したのは、今回が初めて。18日(日)14:30(現地時間)に、クアラルンプールのタイムズ・スクエアを出発/ゴールとして、約40分間のパレード走行が予定されている。
白バイの先導で走行し、信号は全てノンストップで通過する。
走行車両はNismoのGT-Rで、ドライバーは第4戦から山本左近選手の代わりにスーパーGTシリーズに復帰する、リチャード・ライアン選手。
SUPER GT Press Release
| Pos |
No. |
Cls |
Car |
Team |
Drivers |
|
|
Session 1 |
Session 2 |
Km/h Delay |
Best Time |
| 1 |
21 |
LMP1 |
DUNLOP Zytek 05S |
HITOTSUYAMA RACING |
野田 英樹 |
加藤 寛規 |
|
1'56.409 |
1'42.483 |
168.66 km/h |
1'42.483 |
| 2 |
16 |
LMP1 |
無限 COURAGE LC70 |
TEAM 無限 |
荒 聖治 |
黒澤 治樹 |
|
1'55.767 |
1'43.994 |
1.511 |
1'43.994 |
| 3 |
20 |
LMGT1 |
DUNLOP Ferrari 550 GT1 |
HITOTSUYAMA RACING |
田嶋 栄一 |
|
|
2'07.343 |
1'54.312 |
11.829 |
1'54.312 |
| 4 |
18 |
LMP2 |
Aim Sports GC-21 |
AIM SPORTS |
山崎 信介 |
麻生 裕二 |
|
2'11.160 |
1'54.916 |
12.433 |
1'54.916 |
| 5 |
3 |
LMP2 |
ライフワーク BOMEX GC-21 |
MYZ |
山本 将之 |
周防 彰悟 |
山下 潤一郎 |
2'12.561 |
1'56.260 |
13.777 |
1'56.260 |
| 6 |
27 |
LMGT2 |
シンワサービスRSR |
TEAM KAWAMURA |
青山 光司 |
高木 真一 |
新田 守男 |
2'12.029 |
1'57.467 |
14.984 |
1'57.467 |
| 7 |
66 |
LMP1 |
島沢自動車BP・SK93 |
自動車工房MYST |
島沢 隆彦 |
太田 浩 |
竹谷 賢二 |
2'24.407 |
1'58.046 |
15.563 |
1'58.046 |
| 8 |
7 |
LMGT2 |
DREAM ANGELS ADVAN RX7 |
PROTO WORKS |
荻原 なお子 |
|
|
出走せず |
2'19.450 |
36.967 |
2'19.450 |
| 9 |
14 |
LMGT2 |
MAZDA ロードスター |
TEAM NOPRO |
金子 陽一 |
野上 敏彦 |
|
2'47.001 |
2'20.708 |
38.225 |
2'20.708 |
2006全日本ラリー選手権 第4戦
「MSCC東京ラリー2006」
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■開催月日:2006年6月2日-4日
■開催場所:福島県
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇SUBARUラリーチームジャパンの勝田範彦が3位入賞!
全9戦が組まれた今シーズンの全日本ラリー。第3戦のひえつきが中止となり今回第4戦がシリーズ3戦目となるが、シリーズ後半戦を見据えた戦いになることが予想された。
開幕2連勝を遂げて波に乗るSUBARUラリーチームジャパンの勝田範彦、今回のグラベルから巻き返しを図りたいチャンピオン奴田原文雄。この二人の戦いにライバルたちがどのように絡んでいくかが注目された。
ラリーの舞台は、福島県の棚倉町周辺に用意されたグラベル林道ステージ14本。初日のレグ1は8SS、二日目のレグ2には6SSが設けられていた。
ラリーは、序盤SS1&2と奴田原が連続ベストでリードする。勝田は奴田原の3.2秒落ち、0.8秒落ちと2番手をキープする。だがSS3で勝田は、ベストタイムの石田正史ランサーから11秒も遅れをとってしまい、3番手に順位を落とす。以降レグ1は勝田のタイムが思うように伸びず、5位スタートから追い上げてきた田口幸宏ランサーに逆転を許してしまい、レグ1を終えた時点で総合4番手。だが3番手の田口とは1.1秒差。2番手石田雅之ランサーとは13.3秒差。目標の3位以内はもちろん。2位も十分射程距離内にあった。
明けてレグ2。勝田は最初のSS9で、奴田原を3.4秒ちぎるベストタイムをマーク。まずは田口を逆転して3番手に浮上した。続くSS10と11は、インプレッサを駆る炭山裕矢が連続奪取。勝田は奴田原と同秒の2番手タイム。石田雅之には2.2秒差をつけ石田との差は5.4秒。さらにSS12では勝田はこの日2度目のベストタイムをたたき出し、石田との差を3.7秒にまで縮めた。
サービスをはさみ、残すは2SS5.16kmのみ。逆転を賭けてスタートした勝田だったが、逆にSS13は石田にベストタイムをマークされ、その差を4.3秒に広げられてしまった。
そして残すは最終SSの2.40km。もう勝負は決まったようなもの。最終SS14は炭山裕矢が再び気を吐いてベストタイムをマーク。勝田は炭山に続く2番手タイム。石田は勝田の1.1秒落ちながら2位を死守。勝田は目標の最低ラインだった3位を得ることとなった。
次戦・京都ラウンドは得意のターマック。勝田の3勝目に期待したい。
■Race Results
| Pos |
Cl-Pos. |
Driver/Co Driver |
Car |
Time/Diff |
| 1. |
JN4-1 |
奴田原文雄/林 哲 |
ADVAN-PIAAランサー |
1:11:25.3 |
| 2. |
JN4-2 |
石田雅之/清田恵次 |
C-ONE POTENZA LANCER |
+20.6 |
| 3. |
JN4-3 |
勝田範彦/北田 稔 |
SUBARUラリーチームジャパン・インプレッサ |
+23.8 |
| 4. |
JN4-4 |
田口幸宏/佐藤忠宜 |
アドバンPIAA・KYBランサー |
+38.1 |
| 5. |
JN4-5 |
石田正史/宮城孝仁 |
DLテイン マルシェ ランサー |
+42.6 |
| 6. |
JN4-6 |
星野 博/渡辺孝次 |
クスコ・ポテンザ・CMSC・OZ・ランサー |
+1:26.3 |
| 7. |
JN4-7 |
大庭誠介/高橋 巧 |
REPSOL-ADVAN ランサー |
+1:44.4 |
| 8. |
JN4-8 |
岩下英一/草加浩平 |
オクヤマランサーEV08 |
+2:03.5 |
| 9. |
JN4-9 |
堀田 信/浦野昭美 |
DLオサムBRIGランサー |
+2:12.0 |
| 10. |
JN4-10 |
飯泉忠男/石田裕一 |
クスコポテンザCMSCランサー |
+2:26.6 |
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[
スバルモータースポーツマガジン]
Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社
◇SUPER GT参戦中の「MOTUL AUTECH Z(No.22)」ドライバー変更
ミハエル・クルムとリチャード・ライアンのペアで参戦
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス・ゴーン 以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:眞田裕一 以下、ニスモ)はSUPER GTに参戦中の「MOTUL AUTECH Z(カーNo.22)」のドライバー組み合わせを変更することとした。
日産/ニスモはフェアレディーZをベースとした車両でSUPER GTに参戦中であるが、この度「MOTUL AUTECH Z(カーNo.22)」のドライバーをミハエル・クルム/山本左近から、ミハエル・クルム/リチャード・ライアン(※)とし、今後のレース(SUPER GT第4戦 マレーシアより)に参戦することとした。これは、山本左近がF-1へ参戦することが決定したため。
日産/ニスモは、F-1を目指していた山本左近の才能を高く評価しており、今回世界に向けてステップアップするチャンスが来たと考え、快く送り出すことにした。彼の今後の活躍に期待する。
(※)2004年 JGTC GT500クラス「XANAVI NISMO Z」にてDRIVERS CHAMPIONを獲得している。
◆ニッサンモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
アンドレ・ロッテラー(優勝)
スタートはウェットコンディションで、スリックでスタートすることも考えたんですが無理だと判断しました。
これは他のドライバーにとってもそうだと思いますが、今年のレインタイヤはちょっと難しい特性なので、早めスリックに変えてしまいたかったんですけど、天候がどうなるか判らないので長く留まっているほうがいいと思ったんです。燃費も良かったですからね。
レース序盤にタカギと接触して、それでフロントウィングを傷めたせいでクルマのバランスが狂ってしまっていたんですが、それで却って慎重に走ることができたのだと思います。
まぁ完全なドライのレースだったら、また別のストーリーがあったのかもしれませんね。
ブノワ・トレルイエ(2位)
レースの状況については殆どアンドレが話しちゃったので(笑)僕は簡単に話しますけど。
雨がもう一度降ってきたとき、僕もレインタイヤに交換しようかと思いましたが、レース序盤にナカジマのスター(デュバルのこと)がウェットの中をスリックでいいペースで走れていたのを思い出して、そのまま踏みとどまることにしました。
アンドレを抜くのは難しかったですね。彼は馬鹿げたミスをしないドライバーなので、いくらプレッシャーをかけてもチャンスがありませんでした。
まぁ、後方からスタートしたことを考えれば、2位で終われたことは良かったと思います。
本山 哲(3位)
路面が乾いていくことを想定して、クルマをドライ寄りにセットアップしていたためにレインタイヤで走ってるときにペースが上がらなかったことと、ピットストップのタイミングが遅かったことが、勝てなかった要因だと思います。
今回こそは勝たなければ、と思っていたので悔しいですけど、まぁ悪くない結果だとは思います。
舘 信秀(優勝チーム監督)
こんなに早く勝てるとは思ってませんでした。アンドレには感謝しています。
燃費がいいのは判っていたので、無給油でもいけるかと思いましたが、データの裏づけがなかったので、武士の方はタイヤが磨耗する前提でピットタイミングを決めるという両面作戦でした。
アンドレは8~9周でタイヤ交換したいといってきましたが、13周以上しないと燃料が心配だったので、留まるように指示しました。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
ツインリンクもてぎで行われた、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の決勝は、めまぐるしく変わる天候に上位陣が翻弄される中、16番手からスタートした#36アンドレ・ロッテラー(DHGトムスレーシング)が今季初優勝を遂げた。
(観客動員数:18,000人)
朝のフリー走行が悪天候により15分間しかできなかったため、スタートに先立って10分間のフリー走行セッションが設けられた。
このため、フォーメーションラップは当初予定より5分遅れの午後2時35分にスタートした。
雨は殆ど上がっているが、コース上はウェット。このため、殆どのドライバーがレインを選択してスタートに臨む。
ホールショットを決めたのはポールシッターの小暮卓史(ARTA)。しかしジャンプスタートの判定が下って小暮は4周終わりでドライブスルーペナルティーを受けることになってしまった。
ここで大きく順位を落とした小暮は、更に7周目にはブレーキトラブルに見舞われ、ガレージで修復作業に入ることとなってしまい、完全にレースから脱落してしまった。
これでトップに立ったのが、スタートで本山哲(Artingインパル)の脇をすり抜けて2位にジャンプアップしていた山本左近(KONDO)だ。
その後方では、本山、片岡龍也(Team LeMans)、松田次生(mobilecastインパル)らによる熾烈な2位争いが繰り広げられた。
ドライよりのセッティングが祟ってレインコンディションでのペースが上がらない本山に、片岡と松田が次々に襲いかかり、これを退けると、更に二人はトップの山本にまで詰め寄っていく。
ユーズドのレインを選択した山本は、10周目を過ぎた辺りからペースが落ち、11周目のバックストレッチで片岡が、その後のホームストレートで松田が相次いで山本をパスしていく。
こうして上位陣が激しく順位を入れ替える中、虎視眈々とチャンスをうかがっていたのがロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)だ。
金曜、土曜と電気系のトラブルに見舞われて予選をフイにし、出走嘆願で最後尾からスタートせざるを得なくなったデュバルは、ただ一人スリックタイヤを装着していたのだ。
デュバルは着実にペースを上げ、順位を稼いでいく。
そのタイムの上昇幅を見た各チームは、9周目の道上龍(5ZIGEN)を皮切りに相次いでスリックタイヤへの交換を決断する。
10周目にはロッテラーが、そして12周目には片岡と松田に立て続けに抜かれた山本が堪らずピットイン。
13周目には松田、ビヨン・ビルドハイム(DoCoMoダンディライアン)、土屋武士(Team LeMans)らが、14周目には片岡、ロニ・クインタレッリ(BOSSインギング)らがスリックタイヤを求めてピットへ殺到した。
これにより立川祐路(レクリスセルモ)がトップに立ち、その背後にはデュバルが上がってくるが、デュバルは15周目の1コーナー立ち上がりで立川をプッシュしてしまい、堪らず立川はスピン、デュバルに対しては10秒ストップのジャッジが下されてしまった。
しかしこの時点で、ピットストップを行った片岡が2位につけていたが、その差は41秒以上あり、デュバルはペナルティストップを行ってもなお、16秒のアドバンテージを持ってトップでコースへ戻っていく。
片岡の後方からは再び松田が追い上げてきた。
松田は21周目の5コーナーでアウトから片岡を抜き去ると、トップを独走するデュバルとの差を1周1秒以上のペースで削り取っていく。
その更に後方では、チームメイトのブノワ・トレルイエが果敢なドライビングでオーバーテイクを繰り返し、順位を上げてきていた。
しかしレースが折り返し点を過ぎた頃、再び雨が降ってきた。
一時は41秒台まで上がっていたラップタイムが瞬く間に55秒台に落ち込む。
そんな中、早めのスリック交換でタイミングよく順位を稼いだロッテラーが濡れた路面に苦しむ片岡の背後に迫り、37周目の90度コーナーで抜き去っていく。
41周目には、トレルイエもヘアピンで片岡を攻略、4番手に順位を上げた。
このコンディション変化に対し、トップ2台はレインタイヤへの交換を決断する。
デュバルは43周目、松田は42周目にピットに飛び込んだ。
デュバルにとってはこれが初めてのルーティンストップ。これで勝負は決したかに見えた。
しかしその後天気は再び回復の兆しを見せ始めた。
この時点でトップに立っているのはロッテラー、2番手にデュバル、3番手トレルイエ、4番手松田の順だ。
次第にペースを挙げていくスリックタイヤ勢に対し、水溜りを選んでの苦しい走行を強いられるレインタイヤ勢。
遂にトップ争いは、16番手スタートのロッテラーと20番手スタートのトレルイエの2台によって繰り広げられることとなった。
トレルイエは何度もロッテラーを揺さぶりにかかるが、ロッテラーは落ち着いてこれに対処し、見事62周をトップで走りきり、トムスにトップフォーミュラ復帰3戦目にして初の優勝をもたらすこととなった。
3位には序盤ペースが上がらず苦しみながらも、乾いていく路面に助けられてペースを上げ、デュバルやビルドハイムを次々と攻略していった本山が入った。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/28) Race Result Weather:Cloudy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 62 | 1:53'49.348 |
| 2 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 62 | 1.064 |
| 3 | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 62 | 55.133 |
| 4 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 62 | 59.889 |
| 5 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 62 | 1'32.364 |
| 6 | *31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 62 | 1'41.915 |
| 7 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | 61 | 1Lap |
| 8 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 61 | 1Lap |
| 9 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 61 | 1Lap |
| 10 | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | 61 | 1Lap |
| 11 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 61 | 1Lap |
| 12 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 60 | 2Laps |
| 13 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 59 | 3Laps |
| 14 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 58 | 4Laps |
| -------- 以上規定周回(55 Laps)完走 -------- |
| - | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 52 | 10Laps |
| - | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 34 | 28Laps |
| - | *2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 34 | 28Laps |
| - | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 29 | 33Laps |
| - | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 24 | 38Laps |
| - | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 21 | 41Laps |
| - | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 14 | 48Laps |
| - | *56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 13 | 49Laps |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: CarNo.20 松田次生(mobilecast IMPUL) 1:41.200 34/62 170.80km/h
- No.56 2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第27条14.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- No.31 2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条12.1)(危険なドライブ行為)により、ペナルティストップ10秒およびペナルティポイント1点を課した。
- No.56 2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則32条10.(ピット作業違反)により、罰金5万円を課した。
- No.2 国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗中のオーバーラン)により、罰金3万円を課した。
- No.2 2006年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則32条10.(ピット作業違反)により、罰金5万円を課した。
エイドリアン・スーティル(優勝)
富士に続いて勝てて嬉しいです。ポイントランキングもトップになりましたしね。
今回はウェットコンディションでのタイヤ選択がうまくいきました。
昨日はインギングが速かったですけど、自分たちもどうすればいいのかがわかってきたので、今後もいい戦いができると思います。
コースコンディションはずっと変わりませんでしたが、僕は深溝(新品のレイン)だったので、タイヤの山がなくなるにつれて速く走れるようになりました。
次こそはドライで走りたいものですね。
ファビオ・カルボーン(2位)
いいスタートができて、エイドリアンのすぐ後ろにつけられたんですが、彼の巻き上げる水しぶきで視界を塞がれてしまいました。それに今日の彼は凄く速かったので、僕は2位をキープするしかありませんでした。
昨日はタイヤチョイスを間違えて、全然グリップしてくれませんでしたが、今日はいいチョイスができました。
次の岡山はテストでも速かったので、それをレース結果につなげたいですね。
塚越広大(3位)
ここ4戦表彰台から遠ざかっていたので、今日表彰台に上がれたことは凄く嬉しいです。
昨日はクルマは良かったのに自分が焦ってしまって、普通に走ってれば表彰台に上がれてたレースを落としてしまいましたので、今日は落ち着いて走るように心がけました。
終盤ラップタイムがばらついたのは、一生懸命プッシュしていたせいでいくつか細かなミスが出たからだと思います。
全日本F3 -RIJ- (2006/05/28) Race Results Weather:Cloudy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| Pos | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 20 | 40'16.484 |
| 2 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 20 | 13.244 |
| 3 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 20 | 18.853 |
| 4 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 26.544 |
| 5 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 20 | 43.946 |
| 6 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 20 | 48.315 |
| 7 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 20 | 48.939 |
| 8 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 20 | 51.354 |
| 9 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 20 | 56.969 |
| 10 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 1'11.415 |
| 11 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 1'24.435 |
| 12 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 19 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 -------- |
| - | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 17 | 3 Laps |
| - | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 0 | 20 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 エイドリアン・スーティル(DHG TOM'S F305) 1'59.512 19/20 144.63km/h
全日本F3選手権第6戦の決勝が5月28日ツインリンクもてぎで行われ、ポールシッターの#1エイドリアン・スーティル(DHGトムスF305)が後続を突き放して今季2勝目を上げ、ポイントランキングでもトップに立った。
当初予定より5分遅れの午前11時にフォーメーションラップがスタートした。
雨は殆ど止んできたが、各車が巻き上げる水しぶきは未だ大きい。
ポールのスーティルがトップを守って1コーナーへ。
塚越はまた出遅れ、カルボーンの先行を許す。
その後ろには伊沢がジャンプアップ。しかしすぐ後ろから大嶋がプレッシャーを欠けてくる。5コーナーでは安岡と池田がスピン。池田はコース復帰後130Rで再びコースアウトし、グラベルの餌食となった。
2周目に入って伊沢と大嶋の間隔は少し開き、大嶋はストレイトに追いつかれてしまう。
ストレイトは執拗に大嶋を追いたてる。
3周目の最終コーナー立ち上がりで伊沢のリヤが流れ、大嶋との差が一気に縮まる。
4位争いは伊沢、大嶋、ストレイトの3台となった。
4周終えてトップ3はほぼ2秒づつの等間隔。
6周目の3コーナーでストレイトが大嶋のインをついて5位に上がった。
ストレイトはさらに伊沢との差を削り取っていき、7周目にはテール・トゥ・ノーズの状態に。
ストレイトは8周目の90度コーナーで大胆なブレーキングで伊沢のインに飛び込み、4位に浮上した。
トップを快走するスーティルは毎周のようにファステストラップを塗り替えながら、後続との差を着実に広げていき、最終的には2位のカルボーンに13秒244もの大差をつけて今季2勝目を上げた。
これでシリーズポイントも84に伸ばし、6位に終わった大嶋を逆転してランキングトップに躍り出た。
3位は塚越。懸命にカルボーンを追い上げたが、どうしてもコース後半の区間タイムが伸びず、背後を脅かすまでには至らなかった。
第7-8戦の舞台は岡山国際サーキット。6月17-18日の開催だ。
Text : Kazuhisa SUEHIRO Photo : Keiichiro TAKESHITA
Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/28) Free Session Weather:Rainy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 1'59.587 | - | - | 144.54 |
| 2 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 2'00.906 | 1.319 | 1.319 | 142.96 |
| 3 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 2'02.084 | 2.497 | 1.178 | 141.58 |
| 4 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 2'02.538 | 2.951 | 0.454 | 141.06 |
| 5 | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | 2'03.983 | 4.396 | 1.445 | 139.41 |
| 6 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 2'05.196 | 5.609 | 1.213 | 138.06 |
| 7 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 2'05.249 | 5.662 | 0.053 | 138.00 |
| 8 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 2'05.934 | 6.347 | 0.685 | 137.25 |
| 9 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 2'07.417 | 7.830 | 1.483 | 135.66 |
| 10 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 2'07.419 | 7.832 | 0.002 | 135.65 |
| 11 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 2'07.617 | 8.030 | 0.198 | 135.44 |
| 12 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 2'10.217 | 10.630 | 2.259 | 132.74 |
| 13 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 2'16.671 | 17.084 | 6.454 | 126.47 |
| 14 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 2'19.146 | 19.559 | 2.475 | 124.22 |
| 15 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 2'19.818 | 20.231 | 0.672 | 123.62 |
| 16 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 2'31.904 | 32.317 | 12.086 | 113.79 |
| 17 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | 2'43.933 | 44.346 | 12.029 | 105.44 |
| 18 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 2'50.250 | 50.663 | 6.317 | 101.53 |
| - | 2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | No Time | - | - | - |
| - | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | No Time | - | - | - |
| - | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | No Time | - | - | - |
| - | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | Absent | - | - | - |
全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの決勝前フリー走行が5月28日朝、15分間に短縮されて行われ、#55金石年弘(ARTA)がトップタイムを記録した。
決勝日を迎えたツインリンクもてぎ周辺は雨が激しく降っており、コースのあちこちに川ができている状態だ。
このため、当初予定では8時50分からの30分とされていた走行時間は、午前9時15分の開始とされ、走行時間も15分に短縮されることとなった。
走行開始と同時に数台がコースに出て行ったが、大半のドライバーは様子をうかがっている。
本山哲、柳田真孝、ブノワ・トレルイエの3人は、結局この時間帯一度も走行をせず、星野一樹も1周したのみで走行を切り上げている。
横溝直輝、道上龍、折目遼らも2周したのみだ。
そんな状況の中、山本左近がS字でコースアウト、クラッシュをしてしまった。
ドライバーは無事だが、クルマのフロント部分を破損してしまったようだ。
結局、チェッカーラップで金石がただ一人2分を切る1分59秒587でトップとなった。
2位はロイック・デュバル。タイムは2分0秒906。
3位はアンドレ・ロッテラーで2分2秒084となった。
第3戦決勝は午後2時30分より62周の予定だが、今後の天候如何では変更もありそうだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
ツインリンクもてぎで開催されている全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の決勝前フリー走行は、雨のために予定を大幅に変更し、15分間の走行となった。
当初予定では午前8時50分から30分間の予定であったが、昨夜から降り続いている雨によりコースコンディションが思わしくないため、開始時刻を9時15分からとし、走行も15分間に短縮されることとなった。
既に走行は開始されているが、130Rや90度コーナー、最終コーナーなどに川ができている状況で、とてもレーシングスピードでは走れない状態だ。
なお、現在の天気予報では11時頃には天候は回復する模様で、決勝レースには支障が出ないものと予想されている。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/27) Qualfying Session Weather: Cloudy-Rainy Course:Semi_Wet-Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Qualify1 Qualify2 | Time | Delay | km/h |
| 1 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | *1'35.971 1'51.986 | 1'35.971 | - | 180.11 |
| 2 | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | *1'35.980 1'48.314 | 1'35.980 | 0.009 | 180.09 |
| 3 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | *1'35.985 1'50.908 | 1'35.985 | 0.014 | 180.08 |
| 4 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | *1'36.158 1'47.878 | 1'36.158 | 0.187 | 179.76 |
| 5 | *40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | *1'36.161 1'52.265 | 1'36.161 | 0.190 | 179.75 |
| 6 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | *1'36.200 1'46.163 | 1'36.200 | 0.229 | 179.68 |
| 7 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | *1'36.243 1'46.580 | 1'36.243 | 0.272 | 179.60 |
| 8 | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | *1'36.354 1'49.959 | 1'36.354 | 0.383 | 179.39 |
| 9 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | *1'36.381 1'49.208 | 1'36.381 | 0.410 | 179.34 |
| 10 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | *1'36.468 1'51.976 | 1'36.468 | 0.497 | 179.18 |
| 11 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | *1'36.517 2'11.554 | 1'36.517 | 0.546 | 179.09 |
| 12 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | *1'36.586 1'48.550 | 1'36.586 | 0.615 | 178.96 |
| 13 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | *1'36.697 1'51.732 | 1'36.697 | 0.726 | 178.75 |
| 14 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | *1'37.016 1'51.133 | 1'37.016 | 1.045 | 178.17 |
| 15 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | *1'37.325 1'48.061 | 1'37.325 | 1.354 | 177.60 |
| 16 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | *1'37.356 1'49.665 | 1'37.356 | 1.385 | 177.54 |
| 17 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | *1'37.447 1'51.119 | 1'37.447 | 1.476 | 177.38 |
| 18 | 2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | *1'37.499 1'52.273 | 1'37.499 | 1.528 | 177.28 |
| 19 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | *1'38.504 1'52.359 | 1'38.504 | 2.533 | 175.47 |
| 20 | *19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | *1'41.041 1'45.695 | 1'41.041 | 5.070 | 171.07 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'42.689 | 6.718 | 168.32 |
| - | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'55.477 *1'45.748 | 1'45.748 | 9.777 | 163.45 |
| - | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | *1'49.683 1'53.084 | 1'49.683 | 13.712 | 157.59 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'33.192
- 予選1回目
- 3コーナー付近における停止車両回収のため、11時32分32秒から5分28秒間、及びヘアピンコーナー出口付近における停止車両回収のため、11時36分34秒から6分26秒間赤旗中断とした。
- ペナルティ: No.40 2006年ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第38条~2)違反により、訓戒及び罰金3万円を課す。
- No.19 公式通知No.12に基づき、決勝レースのグリッド位置を公式予選結果から10グリッド降格とする。
小暮卓史(ポールポジション)
クルマが良くなってきているのは判っていたので、今回こそはチャンスだな、と思っていました。
金曜の合同テストでは、中古タイヤだとバランスが良くて、ニュータイヤだとまだ詰めきれてない感じでしたが、ドライコンディションならいけると思っていましたし、レインでもいけるだろうという気がしてました。
午前中のタイムアタックは、早めに出てしまったためにタイヤが終わってしまってたんですけど、最後の最後にいいタイムが出ました。
本山 哲(予選2位)
今年のここまでの流れを考えると、ここで勝たないとシーズンが厳しくなると思ったので、気合を入れてもてぎに来ました。
金曜は午前中オーバーヒートが出て、セットに失敗したなと思いましたが、午後にはバランスが良くなって思い通りのタイムが出せるようになりました。
今日もアタックはうまくいったんですが、ピットに入るときにトップが入れ替わってしまって。タイミングの差だったのかな、という気がします、負け惜しみを言えば、ですけど。
山本左近(予選3位)
ウチのチームは今回から寺本スペシャルダンパーを入れてきましたが、そのお陰もあってクルマがうまく決まっていました。
それで、ポールは取れませんでしたが、僅差の3位につけることができました。
ポールが取れなかったことは残念ですけど、クルマは決まっているのでいいレースができると思います。
明日は僕のフォーミュラニッポンでの初めての優勝を見せられるよう、頑張ります。
ロベルト・ストレイト(優勝)
トップを走ってるなんて気がつきませんでしたよ。でも2勝目を挙げられて嬉しいです。これからもこんな成績を残せるよう頑張ります。
今回は僕のドライビングがどうこうというよりブリヂストンタイヤがコンディションに合っていたことが一番重要なポイントでした。僕は正しいスペックのタイヤを履いてやるべきことをやっただけです。
明日も雨の予報が出ていて大変なレースになりそうですが、ウェットでも僕らのクルマは大丈夫なので、一つでも多くのポイントを取りに行きます。
ジョニー・リード(2位)
今シーズン2回目の表彰台に上がれて最高ですし、自信にも繋がりました。
予選では他のクルマに引っかかってタイムが出せませんでした。でも富士も後方からスタートして2位に上がれましたからね。
明日もまた雨ということですが、いいレースができれば嬉しいです。
今回はロベルトのクルマが速かったですが、次は僕も勝てるようなレースをしたいです。
エイドリアン・スーティル(3位)
最初のラップはタイヤのグリップの限界を読み間違えたので、フロントもリヤも滑らせてしまい、コースを飛び出してしまいました。
2、3周するとグリップが上がってきて速く走らせることができましたが、そのときにはもうトップ2台には追いつけないくらいの差がついていました。
明日はできればドライで走りたいですね。
(横からストレイトが「ニホンジンは『雨のシーズンが来た』って言ってるぜ」と話しかけてきた)
あ~もう帰りたいよ!(笑)
フォーミュラニッポン第3戦の公式予選2回目は完全なウェットコンディションのもとで行われた。
このセッションでは#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)がトップタイムを記録したものの、タイムは1分45秒695と、午前中のタイムには遠く及ばなかったため、午前中トップタイムを記録していた#56小暮卓史(ARTA)のポールポジションが確定した。
F3の決勝が終わる辺りから雨は小降りになっていたが、路面は完全にウェット状態で予選2回目が開始された。
このコンディションでは、もう午前中のタイムを更新する見込みはないが、明日も雨が予想されているため、決勝を見据え、様々な課題を消化するために各ドライバーとも周回を重ねていく。
予定時間の半分を消化した時点でのトップはロニ・クインタレッリだが、タイムは1分51秒084に留まっている。
残り時間18分のところで本山がスリックタイヤを投入。
しかしタイムは1分52秒866に終わった。これはタイムアタックが目的ではなく、セミウェット状態でのスリックタイヤの限界を探る意図があったようだ。
その後も何人かのドライバーがスリックでの走行にチャレンジしたが、午前中のタイムには遠く及ばず、45分間の予選は終了した。
ここでのトップはブノワ・トレルイエ。タイムは1分45秒696だ。
2番手はロイック・デュバル。1分45秒748。
3番手はロニ・クインタレッリ。1分46秒163。
これにより、午前中のセッションで1分35秒971を記録して暫定ポールだった小暮のポールポジションが確定した。
第3戦の決勝は明日午後2時30分より、62周で行われる。
Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/27) Qualfying Session #2 Weather:Rainy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'45.695 | - | - | 163.54 |
| 2 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'45.748 | 0.053 | 0.053 | 163.45 |
| 3 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'46.163 | 0.468 | 0.415 | 162.82 |
| 4 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'46.580 | 0.885 | 0.417 | 162.18 |
| 5 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 1'47.878 | 2.183 | 1.298 | 160.23 |
| 6 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'48.061 | 2.366 | 0.183 | 159.96 |
| 7 | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'48.314 | 2.619 | 0.253 | 159.58 |
| 8 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'48.550 | 2.855 | 0.236 | 159.24 |
| 9 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 1'49.208 | 3.513 | 0.658 | 158.28 |
| 10 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'49.665 | 3.970 | 0.457 | 157.62 |
| 11 | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | 1'49.959 | 4.264 | 0.294 | 157.19 |
| 12 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 1'50.908 | 5.213 | 0.949 | 155.85 |
| 13 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'51.119 | 5.424 | 0.211 | 155.55 |
| 14 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'51.133 | 5.438 | 0.014 | 155.53 |
| 15 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'51.732 | 6.037 | 0.599 | 154.70 |
| 16 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'51.976 | 6.281 | 0.244 | 154.36 |
| 17 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 1'51.986 | 6.291 | 0.010 | 154.35 |
| 18 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'52.265 | 6.570 | 0.279 | 153.97 |
| 19 | 2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'52.273 | 6.578 | 0.008 | 153.95 |
| 20 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 1'52.359 | 6.664 | 0.086 | 153.84 |
| 21 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'53.084 | 7.389 | 0.725 | 152.85 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'53.094 | 7.399 | 0.010 | 152.84 |
| 22 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 2'11.554 | 25.859 | 18.460 | 131.39 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'33.192
全日本F3選手権第5戦の決勝は、上位陣が次々と濡れた路面に足元を掬われる中、#4ロベルト・ストレイト(インギングF306)が着実に14周を走りきって今季2勝目を挙げた。
決勝に先立って15分間のフリー走行セッションが設けられたため、当初の予定から大幅に遅れて午後2時40分にフォーメーションラップ開始。
ウォームアップランが始まってすぐに降り出した雨は瞬く間に路面を濡らし、コースは完全なウェットコンディションになった。
そこでドライバー全員がレインタイヤを履いてスタートすることとなったが、スタート進行の途中で雨は止んでしまった。
ポールシッターの塚越はスタートで出遅れて4位に後退し、スーティルと大嶋の二人が3コーナーまで並走状態でトップを争うが、大嶋は4コーナー立ち上がりで大きくはらみ、その間にストレイトと塚越が割ってはいる。
1周目を終えての順位はトップスーティル、2位ストレイト、3位塚越の順。
ところが2周目の1コーナーでスーティルが痛恨のコースアウト。
これでストレイトがトップに立った。
後方ではスリーボンドの二人、カルボーンとアスマーがジャンプアップ。嵯峨を次々と攻略して5-6番手に上がってきた。
しかしカルボーンは最終コーナー立ち上がりで姿勢を乱し、アスマーと大嶋、安岡らに抜かれて8位に後退。
3周目、こんどは塚越がスローダウン、4番手に後退してしまう。
これでトップにストレイト、2位にリードと、インギング勢が1-2体制を築いた。
塚越は4周目の3コーナーでスーティルを抜き返して一旦は3位に上がったものの、同じ周の90度コーナーでコースアウト、順位を一気に7番手まで落としてしまう。
さらに塚越は6周目の5コーナー侵入でも姿勢を乱して、コースを飛び出し、安岡に抜かれて8番手に後退と、ミスを連発して順位を落としてしまう。それでもラップタイムはトップ2と同レベルの2分1秒台を連発、10周目のヘアピンで安岡を抜き返して7位でレースを終えた。
トップ2台はその後もベストタイムを更新しながら14周を走りきり、後続につけ入る隙を全く与えないままチェッカーを受けた。
これでストレイトは鈴鹿で行われた第3戦に続いて今季2勝目。リードも今季2回目の表彰台に上ることとなった。
3番手には2周目のコースアウトが惜しまれるエイドリアン・スーティル。「明日はできればドライで走りたい」と言うが、明日の予報も雨模様だ。
第6戦決勝は明日午前10時55分より、20周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本F3 -RIJ- (2006/05/27) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 5 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 28'25.547 |
| 2 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 8.470 |
| 3 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 14 | 23.916 |
| 4 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 14 | 29.856 |
| 5 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 14 | 31.187 |
| 6 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 35.296 |
| 7 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 14 | 36.734 |
| 8 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 14 | 44.636 |
| 9 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 50.520 |
| 10 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 14 | 1'07.775 |
| 11 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 1'11.581 |
| 12 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 14 | 1'15.582 |
| 13 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 14 | 1'21.318 |
| -------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 -------- |
| - | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1 | 13 Laps |
- Fastest Lap: No.4 ロベルト・ストレイト(INGING F306) 2'00.163 14/14 143.85km/h
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の公式予選1回目が5月27日、ツインリンクもてぎで行われ、#56小暮卓史(ARTA)が予選終了間際に1分35秒971を叩き出して暫定ポールを獲得した。
F3の公式予選が終了した辺りから、とうとう雨が降りはじめた。
路面コンディションがウェットに変わりつつあるなか、午前11時から1回目の公式予選が開始された。
タイムを出せるうちに出しておこうという目論見か、全車がスリックタイヤでコースインするが、既に東コースでは激しい水しぶきが上がっており、とてもアタックできる状況にはなかった。
山本左近だけは1度目のアタックを試みるが、他のドライバーは堪らずピットへ駆け込み、レインタイヤに履き替えて出て行くこととなった。
山本もすぐにアタックを諦め、1周遅れてレインに履き替えた。
この難しいコンディションの中、ウェットの得意なブノワ・トレルイエがまずはトップに立つ。タイムは1分53秒795だ。
続いて小暮卓史が最終コーナーで激しいテールスライドをねじ伏せながらも2番手タイムをたたき出してきた。
残り30分を切ったところで雨が小降りになり、各車の巻き上げる水しぶきが次第に少なくなってきた。
ここで本山哲が2番手に上がってくるが、小暮もすかさずタイムを更新して再び2番手を取り返す。本山は再度アタックを試みるが惜しくもコースアウト、スロー走行でピットに戻っていく。
コースは次第に乾き始め、大幅にタイムアップするドライバーが相次ぐ。
まずは残り時間25分あまりとなったところで柳田真孝が1分53秒278でトップに立った。
続いてロニ・クインタレッリが1分53秒646で2番手に上がってきた。
その1分後、立川祐路が53秒192でトップに立つ。
トレルイエも52秒045を出してトップを奪い返した。
クインタレッリも52秒台に入り、2番手につけてきた。
しかし残り20分のところでロイック・デュバルが4コーナーでストップしたため、赤旗が提示され、予選は中断されることとなった。
デュバルは昨日の合同テストでもエンジントラブルに見舞われている。
デュバルの改修はすぐに終了し、11時30分、予選が再開された。
中断の間にコースコンディションが回復したため、殆どのドライバーがスリックに履き替えてコースに出て行く。
最初レインで走り始めた小暮やビルドハイムらも、すぐにスリックに履き替えてコースへ戻っていく。
各ドライバーとも凄まじい勢いでタイムを削っていき、めまぐるしくトップが入れ替わる。
しかし残り14分を切ったところで折目遼がヘアピン立ち上がりで東コースのピットウォールに突っ込んで停止したため、再び赤旗中断となってしまった。
この時点でのトップは1分40秒678を出した金石年弘。以下、トレルイエ、松田次生、クインタレッリ、柳田、高木と続いている。
11時40分、予選再開。
中断前トップだった金石はガレージで待機しているが、この間に平中克幸が1分39秒971を出し、トップが入れ替わった。
2番手には武藤英紀が40秒172で続いている。
これを見た金石もエンジン始動。コースに出て行く。
平中は38秒333までタイムを縮めてきた。
それを立川が37秒785で上回る。
残り6分を切ったところで本山が1分36秒119と大幅にタイムアップしてトップに。
山本も2番手に上がってきた。
セッション序盤トップ争いを繰り広げていたトレルイエは終了2分前でストップしてしまい、最終的な順位はなんと20番手にまで後退した。
本山は終了間際に1分35秒980までタイムを縮るが、最後の最後に小暮卓史が35秒971を叩き出し、暫定ポールを奪い取った。
本山との差は僅か1000分の9秒だ。
公式予選2回目は今日午後3時より45分間で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO, Photo:Keiichiro TAKESHITA
Fニッポン第3戦 -RIJ- (2006/05/27) Qualfying Session #1 Weather:Rainy Course:Semi-Wet
2006 Fomula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 56 | 小暮 卓史 | ARTA | HONDA HF386E | 1'35.971 | - | - | 180.11 |
| 2 | 1 | 本山 哲 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'35.980 | 0.009 | 0.009 | 180.09 |
| 3 | 3 | 山本 左近 | KONDO | TOYOTA RV8J | 1'35.985 | 0.014 | 0.005 | 180.08 |
| 4 | 55 | 金石 年弘 | ARTA | HONDA HF386E | 1'36.158 | 0.187 | 0.173 | 179.76 |
| 5 | 40 | ビヨン・ビルドハイム | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'36.161 | 0.190 | 0.003 | 179.75 |
| 6 | 33 | ロニー・クインタレッリ | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'36.200 | 0.229 | 0.039 | 179.68 |
| 7 | 7 | 片岡 龍也 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'36.243 | 0.272 | 0.043 | 179.60 |
| 8 | 11 | 立川 祐路 | RECKLESS CERUMO | TOYOTA RV8J | 1'36.354 | 0.383 | 0.111 | 179.39 |
| 9 | 4 | 柳田 真孝 | KONDO | TOYOTA RV8J | 1'36.381 | 0.410 | 0.027 | 179.34 |
| 10 | 41 | 平中 克幸 | DoCoMo DANDELION | HONDA HF386E | 1'36.468 | 0.497 | 0.087 | 179.18 |
| 11 | 37 | 土屋 武士 | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'36.517 | 0.546 | 0.049 | 179.09 |
| 12 | 20 | 松田 次生 | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'36.586 | 0.615 | 0.069 | 178.96 |
| 13 | 32 | 武藤 英紀 | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'36.697 | 0.726 | 0.111 | 178.75 |
| 14 | 5 | 道上 龍 | 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'37.016 | 1.045 | 0.319 | 178.17 |
| 15 | 8 | 高木 虎之介 | LeMans | TOYOTA RV8J | 1'37.325 | 1.354 | 0.309 | 177.60 |
| 16 | 36 | アンドレ・ロッテラー | DHG TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'37.356 | 1.385 | 0.031 | 177.54 |
| 17 | 34 | 横溝 直輝 | BOSS・INGING | TOYOTA RV8J | 1'37.447 | 1.476 | 0.091 | 177.38 |
| 18 | 2 | 星野 一樹 | arting IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'37.499 | 1.528 | 0.052 | 177.28 |
| 19 | 27 | 密山 祥吾 | DPR Direxiv | HONDA HF386E | 1'38.504 | 2.533 | 1.005 | 175.47 |
| 20 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'41.041 | 5.070 | 2.537 | 171.07 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'42.689 | 6.718 | 1.648 | 168.32 |
| 21 | 6 | 折目 遼 | M&O 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'49.683 | 13.712 | 6.994 | 157.59 |
| 22 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA | HONDA HF386E | 1'55.477 | 19.506 | 5.794 | 149.68 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'33.192
- 3コーナー付近における停止車両回収のため、11時32分32秒から5分28秒間、及びヘアピンコーナー出口付近における停止車両回収のため、11時36分34秒から6分26秒間赤旗中断とした。
- ペナルティ: No.40 2006年ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第38条~2)違反により、訓戒及び罰金3万円を課す。
全日本F3 -RIJ- (2006/05/27) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'45.880 | - | - | 163.25 |
| 2 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 1'46.065 | 0.185 | 0.185 | 162.97 |
| 3 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'46.067 | 0.187 | 0.002 | 162.96 |
| 4 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'46.298 | 0.418 | 0.231 | 162.61 |
| 5 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'46.378 | 0.498 | 0.080 | 162.49 |
| 6 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'46.571 | 0.691 | 0.193 | 162.19 |
| 7 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'46.586 | 0.706 | 0.015 | 162.17 |
| 8 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'46.605 | 0.725 | 0.019 | 162.14 |
| 9 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'46.632 | 0.752 | 0.027 | 162.10 |
| 10 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'46.901 | 1.021 | 0.269 | 161.69 |
| 11 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'47.246 | 1.366 | 0.345 | 161.17 |
| 12 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'47.680 | 1.800 | 0.434 | 160.52 |
| 13 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'48.066 | 2.186 | 0.386 | 159.95 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'48.565 | 2.685 | 0.499 | 159.21 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'56.604 | 10.724 | 8.039 | 148.24 |
全日本F3 -RIJ- (2006/05/27) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 5 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 1'46.006 | - | - | 163.06 |
| 2 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'46.446 | 0.440 | 0.440 | 162.38 |
| 3 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'46.570 | 0.564 | 0.124 | 162.19 |
| 4 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'46.615 | 0.609 | 0.045 | 162.13 |
| 5 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'46.716 | 0.710 | 0.101 | 161.97 |
| 6 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'46.742 | 0.736 | 0.026 | 161.93 |
| 7 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'46.754 | 0.748 | 0.012 | 161.91 |
| 8 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARAF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'46.854 | 0.848 | 0.100 | 161.76 |
| 9 | 37 | 安岡 秀徒 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'46.895 | 0.889 | 0.041 | 161.70 |
| 10 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'47.005 | 0.999 | 0.110 | 161.53 |
| 11 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'47.525 | 1.519 | 0.520 | 160.75 |
| 12 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'47.711 | 1.705 | 0.186 | 160.48 |
| 13 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'48.216 | 2.210 | 0.505 | 159.73 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | GOLDON ZAP F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'49.073 | 3.067 | 0.857 | 158.47 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'56.974 | 10.968 | 7.901 | 147.77 |
全日本F3選手権第5戦、第6戦の公式予選が5月27日、ツインリンクもてぎで行われた。
第5戦は#10塚越広大(Honda無限F107)が1分46秒006のコースレコードを樹立してポールポジションを獲得したが、第6戦では#1エイドリアン・スーティル(DHGトムスF305)が塚越のタイムを更に上回る1分45秒880でポールポジションをもぎとった。
朝から時折小雨の落ちてくる公式予選日のツイリンクもてぎ。
厚い雲に覆われる中、午前10時5分、第5戦の公式予選が開始された。
コースは今のところドライ。各車スリックタイヤでの走行となった。
合同練習から好調な塚越広大が開始早々からタイミングモニターの最上段に陣取る。
ここまで今ひとつ噛み合わず、結果の出ていない塚越だったが、出身地に近いここもてぎでは持ち前の速さを存分に見せつけている。
塚越は走るたびにタイムを更新していき、残り時間3分を切ったところで遂に1分46秒252を叩き出した。これは昨年J.P.オリベイラが樹立したコースレコードを上回るものだ。
更に塚越は1分46秒006までタイムを縮め、堂々のポールポジション獲得で予選を終えた。
2番手には大嶋和也がつけたが、タイムは1分46秒446と塚越にはコンマ44秒もの差をつけられた。
3番手は大嶋のチームメイト、エイドリアン・スーティルが46秒570で続く。
以下、ロベルト・ストレイト、ジョニー・リード、ファビオ・カルボーンと続き、前戦鈴鹿で涙の初優勝を達成した伊沢拓也は7番手だった。
10分間のインターバルの後、第6戦の公式予選が始まった。
相変わらずいつ雨が降ってきてもおかしくない天候のせいもあり、各車一斉にコースイン、早めのタイムアタックに取り掛かる。
ここではまずエイドリアン・スーティルが2回目のアタックで1分46秒221を記録してトップに立つ。
塚越は46秒450と2番手につけている。
さらにスーティルは次のアタックで1分45秒998を叩き出し、つい先ほど塚越が樹立したコースレコードを早くも上回ると、1週おいた次のアタックでは45秒958、45秒880と更にタイムを短縮してみせた。
一方の塚越は思うようにタイムが上がらず、一時は大嶋やカルボーンの先行をも許す苦しい展開となった。
それでも残り2分を切ったところで46秒065までタイムを縮め、予選2番手を奪い返してフロントロースタートを確保した。
3番手は大嶋和也。以下、ファビオ・カルボーン、安岡秀徒、伊沢拓也、ロベルト・ストレイトと続いて第6戦の予選は終了した。
F3第5戦の決勝は今日午後2時15分から14周で、第6戦決勝は明日午前10時55分より20周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO, Photo:Keiichiro TAKESHITA
スーパー耐久シリーズ2006 第2戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」
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■開催月日:2006年5月20日-21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
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◇FUJITSUBO hpi IMPREZA が2位表彰台に
新井敏弘は決勝レースに出走ならず
スーパー耐久シリーズ2006第2戦は、5月20~21日、三重県の鈴鹿サーキットで開催され、#2インプレッサがクラス2位で表彰台を獲得。前回3位表彰台の#22インプレッサはトラブルに見舞われながらもクラス8位で完走を果たした。TOSHI ARAIこと新井敏弘が加わった#123インプレッサは不幸なアクシデントに遭い新井が乗る前にリタ
イアを喫しファンをがっかりさせた。
20日の予選日、グリッド予選のクラス1/2/Sの専有走行枠で#22インプレッサの清水がクラス6位、#123インプレッサの峰尾がクラス8位のポジションを得た。そして全車走行枠では#2インプレッサの吉田が中盤にアタックをかけてクラス2位(総合8位)につけた。またクラス3/4の専有走行枠で、#22インプレッサが再アタックをかけ、タイムを1秒近く縮めてクラス5位(総合13位)にポジションを上げた。思うようにタイムが上がらない#123インプレッサはクラス10位(総合27位)にポジションを下げる結果となった。
決勝日は朝から五月晴れとなった。13時35分、82周の決勝レースがスタート。#2インプレッサは小泉、#22インプレッサは清水、#123インプレッサは峰尾がスタートドライバーを務めた。スタート直後から#2インプレッサはペースが上がらず、10周目にはクラス8位までポジションダウン。逆にクラス4位にポジションを上げた#22インプレッサの清水は、クールスーツが壊れたこともあり、19周目にクラス5位へダウン。いっぽう#123インプレッサは23周目に
逆転してクラス8位にポジションを上げた。
33周目、#123インプレッサの峰尾が#22インプレッサの池田をかわしてクラス5位へ。直後、34周目の最終コーナーで#22インプレッサの右フロントドライブシャフトのブーツが抜け池田はたまらずスローダウン。ガレージへ入れられドライブシャフトの交換を行った。
#123インプレッサの峰尾は、38周目にクラス3位までポジションを上げた。ところが39周目の1コーナーで#123インプレッサの目の前でバックマーカーがハーフスピン。峰尾は不運にもこれを避けることができず、右フロントを大破。スローダウンしてピットインを余儀なくされた。さらにフロント部の冷却系が壊れているため、チームはリタイアを決断。新井が乗ることなく戦列から離脱することになった。
#22インプレッサはメカニックの懸命な作業で10数分でコースへ復帰。ほぼ最後尾ではあったが、池田が最後まで走りきりクラス8位でゴールした。#123インプレッサのアクシデントでクラス4位に浮上した#2インプレッサは、40周目には3位と表彰台圏内に浮上。51周目には2回目のピットインをし、全車のルーティーンが済むとポジションはクラス2位となり、その位置を守ってチェッカーを受けた。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
スーパー耐久シリーズ2006 第2戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年5月20日-21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■「トータルスポーツings Z」、3連勝ならず2位
スポット参戦の「ハウスコンサルタントADVAN Z」が4位
20日公式予選。予選に出走したのは41台(クラス1は9台、クラス3は12台)。明け方まで降った雨は上がり、各車両が走行を重ねるごとにコースは乾いていった。午後のグリッド予選は風は強いものの晴天で完全ドライコンディションとなり、#3 Zの影山がクラス1の5位につけた。クラス3では、#23 Zの山田がNA車最上位となる3位、#33 Zの大井が5位、#19 Zの小林が8位、#9 Zの塩渕が9位につけた。
21日13時35分、300マイル(約480km)82周の決勝レースがスタート。スタートドライバーは#3 Zが影山、#23 Zが山田、#33 Zが大井、#19 Zが斉藤、#9 Zが塩渕。
クラス3では、#23 Zの山田が好スタートを決めて2周目に2位、7周目の200Rでトップを奪った。しかし20周目からところどころでスロー走行を始めて21周目に緊急ピットイン。原因は燃料ポンプの電気系の接続。これにより大きくポジションを落とすことになった。
#33 Z大井は6周目に3位にポジションを上げたが、12周目の2コーナーでバックマーカーに追突、スピンをさせてしまい左フロントのカウルを破損。28周目にクラストップの#15 RX-7がルーティーンのピットインをしたことからトップに躍り出た。35周で最初のルーティーンピットインを行い、クラス2位でコースへ復帰した。
トップを走行する#83 NSXに追いついた大井は45周目に逆転してトップを奪回。そして50周目に2回目のピットインを行い、幸内に交代した。幸内は4位でコースイン。上位の車両が2回目のピットインを済ませるとクラス2位に浮上した。59周を終了してクラス3のトップは#15 RX-7、2位に#33 Zの幸内、さらに4秒遅れて3位が#83 NSX。
しかし73周目のデグナーで幸内はオイルに乗ってハーフスピン。これでトップとの差は18秒となり、3位との差はわずかに1秒。その後何度も仕掛けた#83 NSXだったが、最後まで#33 Zが抑えて0.188秒差で逃げ切り2位でチェッカーを受けた。
#9 Zは表彰台こそ逃しはしたが大健闘の4位ゴールとなった。#19 Zは42周で2回目のピットインを行い小林が5位までポジションを上げた。しかし、終盤にデグナーでオイルに乗って飛び出し、左リアタイヤがバースト。チェッカー直前にピットインしてタイヤを交換し7位でゴールした。また、修復なった#23Zは谷口が後半の45周を走行し10位でゴール。貴重な1ポイントを加算した。
また、クラス1の#3 Zは影山が5位とポジションをひとつ上げ、最初のルーティーンピット直前には2位まで浮上。35周目に青木に交代した。しかし40周目の1コーナーでコースアウトを喫し、このときに右リアタイヤがスローパンクチャーとなったのか、42周で再びピットインしてタイヤを交換。このまま最後までドライブして6位でゴールとなった。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
2006スーパー耐久シリーズ第2戦、スーパー耐久鈴鹿300マイルの決勝が快晴の鈴鹿サーキットで行われ、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が3位以下を全て周回遅れにする圧倒的な速さで開幕2連勝を飾った。
(観客動員数:14,500人)

第2戦の決勝を迎えた鈴鹿サーキット上空は見事に晴れわたり、スタートの時点で気温は27℃、路面温度は37℃に達し、更に上がりそうな気配を見せている。
午後1時30分、82周の長い戦いが始まった。
ポールの#1ARTA GT3がトップを守って1コーナーへ。スタートドライバーの田中哲也は一気に後続を突き放しにかかる。
その後ろでは7番手スタートの#45Pixy Specsポルシェの羽根幸浩が5位に浮上。さらに3周目には#24Pixy ADVANポルシェをも抜き去って4位に上がってきた。
更にその後方では、オープニングラップのシケインでいきなり#30RSオガワランサーと#913BOMEXコルベットが接触、両者足回りを破損して戦線離脱を余儀なくされた。
トップが15周を消化した時点で路面温度は39℃に達した。
トップは#1ARTA田中のままだが、2番手には#28SEICO GT3の佐々木孝太が上がってきた。
24周目、総合トップのARTAはピットイン。ドライバー交代なしで給油を済ませてピットアウト、#3エンドレスZの後ろ、5番手でコースに復帰。
ここから上位陣が相次いでピットストップを行い、35周まで引っ張った#3エンドレスZが影山正美から青木孝行に交代したところで、再びARTAがトップに返り咲いた。
46周目、#45Pixy Specsポルシェを駆る伊藤真一が#8ニコカットGT3の清水康弘を逆バンクで捉え、3位に上がる。
50周を消化したところで路面温度は遂に40℃を超えた。
ARTAは52周終わりで2度目のピットイン。ここで新田守男に交代してチェッカーを目指す。
これで暫定トップは再び#28SEICOポルシェとなったが、新田は28号車のルーティンストップを待たずに54周目のバックストレッチで抜き去り、トップを奪い返した。
結局ARTAは2位の28号車に2分近い大差をつけてチェッカーを受け、開幕戦の仙台に続いて2連勝を達成した。
3位には#8ニコカットGT3。#45PixyGT3は73周目のデグナーで羽根幸浩がオイルに乗って痛恨のコースアウトを喫し、惜しくも表彰台を逃した。
ST2クラスは#11オーリンズランサーが順調にトップを快走。ピットストップ以外では一度もトップの座を譲ることなく圧倒的な速さで後続を突き放し、こちらも今季2勝目を挙げた。
PCWRCチャンピオン、新井敏弘の参戦で注目の#123エンドレスアライGDBはスタートドライバーの峰尾恭輔が着実に順位を上げ、一時はクラス4位まで上り詰めるが、39周目の2コーナーで#32グループMポルシェと接触、右フロントを大破してレースを終え、結局新井にドライブの機会は回ってこなかった。
今回最も白熱したバトルが展開されたのがST3クラスだ。
レース序盤は予選トップの#15岡部自動車RX-7古谷直広と#23C-WESTアドバンZ山田英二の間で熾烈なドッグファイトが繰り広げられ、一時は山田がトップに立つが、C-WESTは21周目に燃料系のトラブルに見舞われて大きく後退してしまう。
これで15号車が再びトップに立つが、最初のルーティンストップでエンジンの再始動に手間取り、コース復帰してしばらくはペースも上がらなかったために、この間に速めにピットストップを済ませた#83BPアドバンNSXと、10秒ペナルティを課せられたにもかかわらずハイペースで飛ばしていく#33トータルスポーツingsZの先行を許してしまう。
83号車と33号車は延々10周以上もの接近戦を繰り広げ、44周目のスプーンで#83小林正吾をねじ伏せた#33大井貴之が一時はトップに立つ。
しかしこの時点で3位に落ちていた15号車のRX-7は2回目のルーティンストップでタイヤ交換を行わず、僅か34秒の停止時間でコースに復帰してトップを奪い返し、そのままチェッカーまで逃げ切って今季初優勝をもぎ取った。
2位には33号車のZ。大井からバトンタッチされた幸内秀憲が83号車NSXを駆る余郷敦とファイナルラップまで激しく争い、これをギリギリで退けてチェッカーを受けた。
ST4クラスは、スタートからトップを快走していた#999P.MU Racing MACAU YH インテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)を最後の最後に#73ロイヤルハウスベルノ静岡DC5(前嶋秀司/山本すばる/花岡隆弘組)が追い詰めたが、わずかに届かなかった。
STSクラスは、#99J'S RACING F&M S2000が13周目の2コーナーでクラッシュ。残った#69J'S RACING NSC S2000(梅本淳一/植田正幸組)もトラブルに見舞われるが、懸命に修復作業でかろうじてチェッカーを受けることができた。
TEXT:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/21) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tire | Lap | Time/Bihind |
| 1 | 1 | ST1 | 1 | ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 哲也 新田 守男
| MI | 82 | 3:10'13.555 |
| 2 | 28 | ST1 | 2 | SEICO carrera racing PORSHE911 GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 佐々木 孝太 宮川 やすお
| MI | 82 | 1'51.360 |
| 3 | 8 | ST1 | 3 | ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 谷川 達也 清水 康弘
| YH | 81 | 1Lap |
| 4 | 45 | ST1 | 4 | Pixy Spec's Porsche ポルシェ 911GT3/JGN | 羽根 幸浩 福田川 優 伊藤 真一
| MI | 81 | 1Lap |
| 5 | 24 | ST1 | 5 | Pixy ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 堤 明彦 井上 貴志
| YH | 80 | 2Laps |
| 6 | 3 | ST1 | 6 | エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 影山 正美 青木 孝行
| YH | 80 | 2Laps |
| 7 | 11 | ST2 | 1 | オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーエボルーション | 中谷 明彦 木下 隆之
| YH | 80 | 2Laps |
| 8 | 2 | ST2 | 2 | FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ | 吉田 寿博 小泉 和寛
| DL | 79 | 3Laps |
| 9 | 13 | ST2 | 3 | シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーエボルーション | HINOKI WADA-Q 大瀧 賢治
| YH | 79 | 3Laps |
| 10 | 15 | ST3 | 1 | 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7 RX-7/FD3S | 長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄
| YH | 79 | 3Laps |
| 11 | *33 | ST3 | 2 | トータルスポーツ ingsz 日産フェアレディ Z33 | 幸内 秀憲 大井 貴之
| YH | 79 | 3Laps |
| 12 | 83 | ST3 | 3 | BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 | 古橋 譲 小林 正吾 余郷 敦
| YH | 79 | 3Laps |
| 13 | 9 | ST3 | 4 | ハウスコンサルタント ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 塩渕 誠二 加納 政樹 池之平 昌信
| YH | 78 | 4Laps |
| 14 | 14 | ST3 | 5 | 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7 RX-7/FD3S | 杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝
| YH | 78 | 4Laps |
| 15 | 26 | ST2 | 4 | エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーエボルーション | 細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志
| YH | 78 | 4Laps |
| 16 | 39 | ST3 | 6 | TRACY SPORTS NSX ホンダNSX/NA2 | 梅川 真明 嶋村 馨 長野 賢也
| YH | 77 | 5Laps |
| 17 | 19 | ST3 | 7 | バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 | 輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞
| YH | 77 | 5Laps |
| 18 | 32 | ST1 | 7 | GruppeM ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 原 幸雄 武井 義隆 飯島 寛也
| YH | 77 | 5Laps |
| 19 | 999 | ST4 | 1 | P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 | 山野 直也 Henry Ho
| YH | 77 | 5Laps |
| 20 | 73 | ST4 | 2 | ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘
| YH | 77 | 5Laps |
| 21 | *56 | ST2 | 5 | ラリーアートPIT京都DLランサー 三菱ランサーエボルーション | 松本 達哉 野田 勝義
| DL | 76 | 6Laps |
| 22 | 87 | ST4 | 3 | RISO☆BP☆アドバンDC5 ホンダインテグラ /DC5 | 金森 敏一 星野 薫 水谷 大介
| YH | 75 | 7Laps |
| 23 | 43 | ST3 | 8 | ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3 | 一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸
| YH | 74 | 8Laps |
| 24 | 18 | ST4 | 4 | コスモソニック21FKインテグラX ホンダインテグラ /DC5 | 浅野 武夫 笠原 智行 水書 健司
| YH | 74 | 8Laps |
| 25 | 20 | ST2 | 6 | RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーエボルーション | 小川 日出夫 砂子 塾長 阪口 良平
| YH | 74 | 8Laps |
| 26 | 77 | ST4 | 5 | BRIDGE-WAKO'S インテグラ ホンダインテグラ /DC5 | 木村 聡 見並 秀文 内田 俊樹
| YH | 73 | 9Laps |
| 27 | 69 | STS | 1 | J'S RACING NSC S2000 ホンダ S2000 | 梅本 淳一 植田 正幸
| YH | 73 | 9Laps |
| 28 | 98 | ST4 | 6 | KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 菅野 良男 金谷 真吾
| YH | 72 | 10Laps |
| 29 | 16 | ST3 | 9 | H!NT.7 RX-7/FD3S | 金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵
| YH | 71 | 11Laps |
| 30 | 5 | ST2 | 7 | ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo 三菱ランサーエボルーション | 島田 和樹 高橋 毅 田口 弘
| KH | 71 | 11Laps |
| 31 | 22 | ST2 | 8 | PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GH-GDB | 池田 昌弘 清水 和夫
| DL | 70 | 12Laps |
| 32 | 17 | ST1 | 8 | キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 篤 松永 まさひろ 三沢 伸輔
| DL | 69 | 13Laps |
| 33 | 23 | ST3 | 10 | C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 山田 英二 谷口 行規
| YH | 68 | 14Laps |
| ---- 以上完走 ---- |
| - | 7 | ST3 | - | MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 RX-7/FD3S | 白井 剛 加藤 正将 仲田 祥健
| YH | 72 | 10Laps |
| - | 123 | ST2 | - | エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ | 峰尾 恭輔 TOSHI ARAI 木下 みつひろ
| YH | 39 | 43Laps |
| - | 27 | ST3 | - | FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3 | 木村 崇 小林 且雄 白木 洋平
| YH | 30 | 52Laps |
| - | 6 | ST2 | - | 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーエボルーション | 冨桝 朋広 関 豊
| DL | 29 | 53Laps |
| - | 99 | STS | - | J'S RACING F&M S2000 ホンダ S2000 | 楠本 義晴 水野 琢 小川 範久
| YH | 11 | 71Laps |
| - | 54 | ST2 | - | KONG's アンクルランサー 三菱ランサーエボルーション | 山内 伸弥 浅見 武 岩倉 弘明
| YH | 8 | 74Laps |
| - | 30 | ST2 | - | RSオガワ★eeiA★ランサー 三菱ランサーエボルーション | 赤鮫 オヤジ 堀田 誠 杉本 龍生
| YH | 1 | 81Laps |
| - | 913 | ST1 | - | BOMEX ADVAN コルベット C6 Chevolet Corvette C6 | 山下 潤一郎 山路 慎一 筒井 克彦
| YH | 1 | 81Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 ARTA DENAG GT3 2'13.894 (2/82) 156.13km/h
- 規定周回数: ST1:57Laps / ST2: 56Laps / ST3: 55Laps / ST4:53Laps / STS:51Laps
- ペナルティNo.33 ペナルティストップ10秒: スーパー耐久シリーズ2006特別規則書第45条~1)②(危険なドライブ行為)
- ペナルティNo.56 ペナルティストップ30秒: スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則書第14条(9)(ピット作業違反)
スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/21) Free-Practice Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | ST1 | 1 | ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 哲也 新田 守男
| MI | 2'12.497 | - | - | 157.78 |
| 2 | 8 | ST1 | 2 | ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 谷川 達也 清水 康弘
| YH | 2'13.825 | 1.328 | 1.328 | 156.21 |
| 3 | 28 | ST1 | 3 | SEICO carrera racing PORSHE911 GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 佐々木 孝太 宮川 やすお
| MI | 2'15.402 | 2.905 | 1.577 | 154.39 |
| 4 | 45 | ST1 | 4 | Pixy Spec's Porsche ポルシェ 911GT3/JGN | 羽根 幸浩 福田川 優 伊藤 真一
| MI | 2'16.459 | 3.962 | 1.057 | 153.20 |
| 5 | 11 | ST2 | 1 | オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーエボルーション | 中谷 明彦 木下 隆之
| YH | 2'17.517 | 5.020 | 1.058 | 152.02 |
| 6 | 24 | ST1 | 5 | Pixy ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 堤 明彦 井上 貴志
| YH | 2'17.798 | 5.301 | 0.281 | 151.71 |
| 7 | 17 | ST1 | 6 | キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 篤 松永 まさひろ 三沢 伸輔
| DL | 2'18.063 | 5.566 | 0.265 | 151.42 |
| 8 | 6 | ST2 | 2 | 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーエボルーション | 冨桝 朋広 関 豊
| DL | 2'18.343 | 5.846 | 0.280 | 151.11 |
| 9 | 3 | ST1 | 7 | エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 影山 正美 青木 孝行
| YH | 2'18.797 | 6.300 | 0.454 | 150.62 |
| 10 | 33 | ST3 | 1 | トータルスポーツ ingsz 日産フェアレディ Z33 | 幸内 秀憲 大井 貴之
| YH | 2'18.995 | 6.498 | 0.198 | 150.40 |
| 11 | 56 | ST2 | 3 | ラリーアートPIT京都DLランサー 三菱ランサーエボルーション | 松本 達哉 野田 勝義
| DL | 2'19.131 | 6.634 | 0.136 | 150.26 |
| 12 | 913 | ST1 | 8 | BOMEX ADVAN コルベット C6 Chevolet Corvette C6 | 山下 潤一郎 山路 慎一 筒井 克彦
| YH | 2'19.300 | 6.803 | 0.169 | 150.07 |
| 13 | 13 | ST2 | 4 | シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーエボルーション | HINOKI WADA-Q 大瀧 賢治
| YH | 2'19.365 | 6.868 | 0.065 | 150.00 |
| 14 | 23 | ST3 | 2 | C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 山田 英二 谷口 行規
| YH | 2'19.510 | 7.013 | 0.145 | 149.85 |
| 15 | 32 | ST1 | 9 | GruppeM ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 原 幸雄 武井 義隆 飯島 寛也
| YH | 2'19.662 | 7.165 | 0.152 | 149.68 |
| 16 | 20 | ST2 | 5 | RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーエボルーション | 小川 日出夫 砂子 塾長 阪口 良平
| YH | 2'19.925 | 7.428 | 0.263 | 149.40 |
| 17 | 19 | ST3 | 3 | バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 | 輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞
| YH | 2'20.941 | 8.444 | 1.016 | 148.33 |
| 18 | 2 | ST2 | 6 | FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ | 吉田 寿博 小泉 和寛
| DL | 2'21.170 | 8.673 | 0.229 | 148.09 |
| 19 | 83 | ST3 | 4 | BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 | 古橋 譲 小林 正吾 余郷 敦
| YH | 2'21.176 | 8.679 | 0.006 | 148.08 |
| 20 | 9 | ST3 | 5 | ハウスコンサルタント ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 塩渕 誠二 加納 政樹 池之平 昌信
| YH | 2'21.230 | 8.733 | 0.054 | 148.02 |
| 21 | 15 | ST3 | 6 | 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7 RX-7/FD3S | 長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄
| YH | 2'21.254 | 8.757 | 0.024 | 148.00 |
| 22 | 123 | ST2 | 7 | エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ | 峰尾 恭輔 TOSHI ARAI 木下 みつひろ
| YH | 2'21.538 | 9.041 | 0.284 | 147.70 |
| 23 | 26 | ST2 | 8 | エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーエボルーション | 細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志
| YH | 2'21.592 | 9.095 | 0.054 | 147.64 |
| 24 | 54 | ST2 | 9 | KONG's アンクルランサー 三菱ランサーエボルーション | 山内 伸弥 浅見 武 岩倉 弘明
| YH | 2'21.890 | 9.393 | 0.298 | 147.33 |
| 25 | 27 | ST3 | 7 | FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3 | 木村 崇 小林 且雄 白木 洋平
| YH | 2'21.960 | 9.463 | 0.070 | 147.26 |
| 26 | 14 | ST3 | 8 | 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7 RX-7/FD3S | 杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝
| YH | 2'22.078 | 9.581 | 0.118 | 147.14 |
| 27 | 30 | ST2 | 10 | RSオガワ★eeiA★ランサー 三菱ランサーエボルーション | 赤鮫 オヤジ 堀田 誠 杉本 龍生
| YH | 2'22.315 | 9.818 | 0.237 | 146.89 |
| 28 | 39 | ST3 | 9 | TRACY SPORTS NSX ホンダNSX/NA2 | 梅川 真明 嶋村 馨 長野 賢也
| YH | 2'23.041 | 10.544 | 0.726 | 146.15 |
| 29 | 22 | ST2 | 11 | PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GH-GDB | 池田 昌弘 清水 和夫
| DL | 2'23.245 | 10.748 | 0.204 | 145.94 |
| 30 | 7 | ST3 | 10 | MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 RX-7/FD3S | 白井 剛 加藤 正将 仲田 祥健
| YH | 2'24.040 | 11.543 | 0.795 | 145.13 |
| 31 | 999 | ST4 | 1 | P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 | 山野 直也 Henry Ho
| YH | 2'24.683 | 12.186 | 0.643 | 144.49 |
| 32 | 43 | ST3 | 11 | ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3 | 一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸
| YH | 2'24.756 | 12.259 | 0.073 | 144.42 |
| 33 | 73 | ST4 | 2 | ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘
| YH | 2'24.915 | 12.418 | 0.159 | 144.26 |
| 34 | 5 | ST2 | 12 | ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo 三菱ランサーエボルーション | 島田 和樹 高橋 毅 田口 弘
| KH | 2'25.579 | 13.082 | 0.664 | 143.60 |
| 35 | 69 | STS | 1 | J'S RACING NSC S2000 ホンダ S2000 | 梅本 淳一 植田 正幸
| YH | 2'27.302 | 14.805 | 1.723 | 141.92 |
| 36 | 18 | ST4 | 3 | コスモソニック21FKインテグラX ホンダインテグラ /DC5 | 浅野 武夫 笠原 智行 水書 健司
| YH | 2'27.416 | 14.919 | 0.114 | 141.81 |
| 37 | 98 | ST4 | 4 | KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 菅野 良男 金谷 真吾
| YH | 2'27.475 | 14.978 | 0.059 | 141.75 |
| 38 | 87 | ST4 | 5 | RISO☆BP☆アドバンDC5 ホンダインテグラ /DC5 | 金森 敏一 星野 薫 水谷 大介
| YH | 2'28.598 | 16.101 | 1.123 | 140.68 |
| 39 | 77 | ST4 | 6 | BRIDGE-WAKO'S インテグラ ホンダインテグラ /DC5 | 木村 聡 見並 秀文 内田 俊樹
| YH | 2'29.696 | 17.199 | 1.098 | 139.65 |
| 40 | 99 | STS | 2 | J'S RACING F&M S2000 ホンダ S2000 | 楠本 義晴 水野 琢 小川 範久
| YH | 2'32.414 | 19.917 | 2.718 | 137.16 |
| 41 | 16 | ST3 | 12 | H!NT.7 RX-7/FD3S | 金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵
| YH | 2'32.998 | 20.501 | 0.584 | 136.64 |
2006スーパー耐久第2戦、スーパー耐久鈴鹿300マイルの決勝前フリー走行は、予選日とは打って変わって爽やかな晴天の下で行われ、ポールポジションの#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)がここでもトップタイムを記録した。
例年雨が展開を左右する鈴鹿ラウンド。今年も時折降ってくる雨の合間を縫って予選は行われたが、決勝は絶好のコンディションの下でレースが行われそうだ。
午前8時に30分間のフリー走行が開始された。
全車一斉にコースへ飛び出していくが、#32GruppeMポルシェが走行開始直後にボンネットが開いてしまうトラブルに見舞われてピットへ。修復はすぐに終わって走行を再開した。
開幕戦優勝車で2戦連続ポールの#1ARTA GT3がここでもセッション序盤から総合トップを快走している。
ST2もクラストップの#11オーリンズランサーが快調だ。2番手#6梁山泊、#56ラリーアート京都とランサーが1-2-3を決めている。
ST3は#33トータルスポーツZがトップ。2番手も#23C-WESTがつけ、ここではZが1-2体制を形成。予選で好調だったRX-7勢に対し、決勝での巻き返しが期待できそうだ。
ST4、STSも予選クラストップの#999P.MUレーシングインテグラ、#69J'SレーシングS2000がフリー走行でもトップタイムを出している。
決勝レースは午後1時30分より、82周で行われる。
TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR
スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/20) Grid Qualify Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | ST1 | 1 | ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 哲也 新田 守男
| MI | 2'11.385 | - | - | 159.11 |
| 2 | 8 | ST1 | 2 | ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 谷川 達也 清水 康弘
| YH | 2'12.550 | 1.165 | 1.165 | 157.72 |
| 3 | 28 | ST1 | 3 | SEICO carrera racing PORSHE911 GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 佐々木 孝太 宮川 やすお
| MI | 2'12.632 | 1.247 | 0.082 | 157.62 |
| 4 | 24 | ST1 | 4 | Pixcy ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 堤 明彦 井上 貴志
| YH | 2'13.841 | 2.456 | 1.209 | 156.19 |
| 5 | 11 | ST2 | 1 | オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーエボルーション | 中谷 明彦 木下 隆之
| YH | R2'14.159 | 2.774 | 0.318 | 155.82 |
| 6 | 3 | ST1 | 5 | エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 影山 正美 青木 孝行
| YH | 2'14.606 | 3.221 | 0.447 | 155.31 |
| 7 | 45 | ST1 | 6 | Pixy Spec's Porsche ポルシェ 911GT3/JGN | 羽根 幸浩 福田川 優 伊藤 真一
| MI | 2'14.708 | 3.323 | 0.102 | 155.19 |
| 8 | 2 | ST2 | 2 | FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ | 吉田 寿博 小泉 和寛
| DL | 2'15.756 | 4.371 | 1.048 | 153.99 |
| 9 | 56 | ST2 | 3 | ラリーアートPIT京都DLランサー 三菱ランサーエボルーション | 松本 達哉 野田 勝義
| DL | 2'16.055 | 4.670 | 0.299 | 153.65 |
| 10 | 913 | ST1 | 7 | BOMEX ADVAN コルベット C6 Chevolet Corvette C6 | 山下 潤一郎 山路 慎一 筒井 克彦
| YH | 2'16.615 | 5.230 | 0.560 | 153.02 |
| 11 | 6 | ST2 | 4 | 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーエボルーション | 冨桝 朋広 関 豊
| DL | 2'16.691 | 5.306 | 0.076 | 152.94 |
| 12 | 15 | ST3 | 1 | 岡部自動車 アドバンRX-7 RX-7/FD3S | 長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄
| YH | 2'16.840 | 5.455 | 0.149 | 152.77 |
| 13 | 22 | ST2 | 5 | PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GH-GDB | 池田 昌弘 清水 和夫
| DL | 2'17.160 | 5.775 | 0.320 | 152.41 |
| 14 | 26 | ST2 | 6 | エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーエボルーション | 細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志
| YH | 2'17.222 | 5.837 | 0.062 | 152.35 |
| 15 | 7 | ST3 | 2 | MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 RX-7/FD3S | 白井 剛 加藤 正将 仲田 祥健
| YH | 2'17.277 | 5.892 | 0.055 | 152.28 |
| 16 | 13 | ST2 | 7 | シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーエボルーション | HINOKI WADA-Q 大瀧 賢治
| YH | 2'17.336 | 5.951 | 0.059 | 152.22 |
| 17 | 23 | ST3 | 3 | C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 山田 英二 谷口 行規
| YH | 2'17.474 | 6.089 | 0.138 | 152.07 |
| 18 | 39 | ST3 | 4 | TRACY SPORTS NSX ホンダNSX/NA2 | 梅川 真明 嶋村 馨 長野 賢也
| YH | 2'17.684 | 6.299 | 0.210 | 151.83 |
| 19 | 33 | ST3 | 5 | トータルスポーツ ingsz 日産フェアレディ Z33 | 幸内 秀憲 大井 貴之
| YH | 2'17.745 | 6.360 | 0.061 | 151.77 |
| 20 | 14 | ST3 | 6 | 岡部自動車ディクセルRX-7 RX-7/FD3S | 杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝
| YH | 2'17.822 | 6.437 | 0.077 | 151.68 |
| 21 | 27 | ST3 | 7 | FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3 | 木村 崇 小林 且雄 白木 洋平
| YH | 2'17.983 | 6.598 | 0.161 | 151.51 |
| 22 | 20 | ST2 | 8 | RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーエボルーション | 小川 日出夫 砂子 塾長 阪口 良平
| YH | 2'17.994 | 6.609 | 0.011 | 151.49 |
| 23 | 19 | ST3 | 8 | バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 | 輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞
| YH | 2'18.225 | 6.840 | 0.231 | 151.24 |
| 24 | 9 | ST3 | 9 | ハウスコンサルタント ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 塩渕 誠二 加納 政樹 池之平 昌信
| YH | 2'18.969 | 7.584 | 0.744 | 150.43 |
| 25 | 32 | ST1 | 8 | GruppeM ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 原 幸雄 武井 義隆 飯島 寛也
| YH | 2'19.104 | 7.719 | 0.135 | 150.28 |
| 26 | 30 | ST2 | 9 | RSオガワ★eeiA★ランサー 三菱ランサーエボルーション | 赤鮫 オヤジ 堀田 誠 杉本 龍生
| YH | 2'19.624 | 8.239 | 0.520 | 149.72 |
| 27 | 123 | ST2 | 10 | エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ | 峰尾 恭輔 TOSHI ARAI 木下 みつひろ
| YH | 2'19.776 | 8.391 | 0.152 | 149.56 |
| 28 | 83 | ST3 | 10 | BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 | 古橋 譲 小林 正吾 余郷 敦
| YH | 2'19.905 | 8.520 | 0.129 | 149.42 |
| 29 | 999 | ST4 | 1 | P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 | 山野 直也 Henry Ho
| YH | 2'23.442 | 12.057 | 3.537 | 145.74 |
| 30 | 5 | ST2 | 11 | ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo 三菱ランサーエボルーション | 島田 和樹 高橋 毅 田口 弘
| KH | 2'23.584 | 12.199 | 0.142 | 145.60 |
| 31 | 69 | STS | 1 | J'S RACING NSC S2000 ホンダ S2000 | 梅本 淳一 植田 正幸
| YH | R2'23.729 | 12.344 | 0.145 | 145.45 |
| 32 | 18 | ST4 | 2 | コスモソニック21FKインテグラX ホンダインテグラ /DC5 | 浅野 武夫 笠原 智行 水書 健司
| YH | 2'24.134 | 12.749 | 0.405 | 145.04 |
| 33 | 87 | ST4 | 3 | RISO☆BP☆アドバンDC5 ホンダインテグラ /DC5 | 金森 敏一 星野 薫 水谷 大介
| YH | 2'24.305 | 12.920 | 0.171 | 144.87 |
| 34 | 73 | ST4 | 4 | ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘
| YH | 2'24.377 | 12.992 | 0.072 | 144.80 |
| 35 | 98 | ST4 | 5 | KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 菅野 良男 金谷 真吾
| YH | 2'25.578 | 14.193 | 1.201 | 143.60 |
| 36 | 16 | ST3 | 11 | H!NT.7 RX-7/FD3S | 金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵
| YH | 2'25.640 | 14.255 | 0.062 | 143.54 |
| 37 | 43 | ST3 | 12 | ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3 | 一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸
| YH | 2'25.839 | 14.454 | 0.199 | 143.34 |
| 38 | 77 | ST4 | 6 | BRIDGE-WAKO'S インテグラ ホンダインテグラ /DC5 | 木村 聡 見並 秀文 内田 俊樹
| YH | 2'26.667 | 15.282 | 0.828 | 142.54 |
| 39 | 99 | STS | 2 | J'S RACING F&M S2000 ホンダ S2000 | 楠本 義晴 水野 琢 小川 範久
| YH | 2'30.226 | 18.841 | 3.559 | 139.16 |
- 'R'マークのクルマは従来のコースレコードを更新しました。
- 従来のコースレコード: ST2 2'14.900 / STS 2'28.983
スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/20) Drivers' Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 8 | ST1 | 1 | ニコカット GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 谷川 達也 清水 康弘
| YH | 2'13.106 | - | - | 157.06 |
| 2 | 28 | ST1 | 2 | SEICO carrera racing PORSHE911 GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 佐々木 孝太 宮川 やすお
| MI | 2'14.138 | 1.032 | 1.032 | 155.85 |
| 3 | 1 | ST1 | 3 | ARTA DENAG GT3 ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 哲也 新田 守男
| MI | 2'15.244 | 2.138 | 1.106 | 154.57 |
| 4 | 24 | ST1 | 4 | Pixcy ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 堤 明彦 井上 貴志
| YH | 2'16.470 | 3.364 | 1.226 | 153.19 |
| 5 | 45 | ST1 | 5 | Pixy Spec's Porsche ポルシェ 911GT3/JGN | 羽根 幸浩 福田川 優 伊藤 真一
| MI | 2'17.056 | 3.950 | 0.586 | 152.53 |
| 6 | 11 | ST2 | 1 | オーリンズランサー EVO IX 三菱ランサーエボルーション | 中谷 明彦 木下 隆之
| YH | 2'17.685 | 4.579 | 0.629 | 151.83 |
| 7 | 2 | ST2 | 2 | FUJITSUBO hpi IMPREZA スバルインプレッサ | 吉田 寿博 小泉 和寛
| DL | 2'17.749 | 4.643 | 0.064 | 151.76 |
| 8 | 3 | ST1 | 6 | エンドレスアドバン Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 影山 正美 青木 孝行
| YH | 2'17.882 | 4.776 | 0.133 | 151.62 |
| 9 | 20 | ST2 | 3 | RSオガワ ADVANランサー 三菱ランサーエボルーション | 小川 日出夫 砂子 塾長 阪口 良平
| YH | 2'18.869 | 5.763 | 0.987 | 150.54 |
| 10 | 13 | ST2 | 4 | シーケンシャル エンドレス座間 三菱ランサーエボルーション | HINOKI WADA-Q 大瀧 賢治
| YH | 2'18.886 | 5.780 | 0.017 | 150.52 |
| 11 | 33 | ST3 | 1 | トータルスポーツ ingsz 日産フェアレディ Z33 | 幸内 秀憲 大井 貴之
| YH | 2'19.278 | 6.172 | 0.392 | 150.10 |
| 12 | 6 | ST2 | 5 | 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ 三菱ランサーエボルーション | 冨桝 朋広 関 豊
| DL | 2'19.304 | 6.198 | 0.026 | 150.07 |
| 13 | 56 | ST2 | 6 | ラリーアートPIT京都DLランサー 三菱ランサーエボルーション | 松本 達哉 野田 勝義
| DL | 2'19.432 | 6.326 | 0.128 | 149.93 |
| 14 | 913 | ST1 | 7 | BOMEX ADVAN コルベット C6 Chevolet Corvette C6 | 山下 潤一郎 山路 慎一 筒井 克彦
| YH | 2'19.569 | 6.463 | 0.137 | 149.78 |
| 15 | 22 | ST2 | 7 | PERMAGARD IMPREZA スバルインプレッサ /GH-GDB | 池田 昌弘 清水 和夫
| DL | 2'19.635 | 6.529 | 0.066 | 149.71 |
| 16 | 23 | ST3 | 2 | C-WEST ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 山田 英二 谷口 行規
| YH | 2'19.692 | 6.586 | 0.057 | 149.65 |
| 17 | 30 | ST2 | 8 | RSオガワ★eeiA★ランサー 三菱ランサーエボルーション | 赤鮫 オヤジ 堀田 誠 杉本 龍生
| YH | 2'20.218 | 7.112 | 0.526 | 149.09 |
| 18 | 15 | ST3 | 3 | 岡部自動車 アドバンRX-7 RX-7/FD3S | 長島 正明 古谷 直広 植松 忠雄
| YH | 2'20.265 | 7.159 | 0.047 | 149.04 |
| 19 | 19 | ST3 | 4 | バーディクラブ TC 神戸 Z33 日産フェアレディ Z/Z33 | 輿水 敏明 小林 敬一 斉藤 多聞
| YH | 2'20.347 | 7.241 | 0.082 | 148.95 |
| 20 | 26 | ST2 | 9 | エンドレスアドバン T プロランサー 三菱ランサーエボルーション | 細野 智行 朝倉 貴志 朝倉 宏志
| YH | 2'20.375 | 7.269 | 0.028 | 148.92 |
| 21 | 27 | ST3 | 5 | FINA SUNBEAM ADVAN M3 BMW M3 | 木村 崇 小林 且雄 白木 洋平
| YH | 2'20.457 | 7.351 | 0.082 | 148.84 |
| 22 | 83 | ST3 | 6 | BP ADVAN NSX ホンダNSX/NA2 | 古橋 譲 小林 正吾 余郷 敦
| YH | 2'20.691 | 7.585 | 0.234 | 148.59 |
| 23 | 32 | ST1 | 8 | GruppeM ADVAN PORSCHE ポルシェ 911GT3/JGN | 原 幸雄 武井 義隆 飯島 寛也
| YH | 2'21.299 | 8.193 | 0.608 | 147.95 |
| 24 | 16 | ST3 | 7 | H!NT.7 RX-7/FD3S | 金山 得郎 小山 佳延 木野村 光恵
| YH | 2'21.398 | 8.292 | 0.099 | 147.85 |
| 25 | 9 | ST3 | 8 | ハウスコンサルタント ADVAN Z 日産フェアレディ Z/Z33 | 塩渕 誠二 加納 政樹 池之平 昌信
| YH | 2'21.571 | 8.465 | 0.173 | 147.67 |
| 26 | 7 | ST3 | 9 | MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7 RX-7/FD3S | 白井 剛 加藤 正将 仲田 祥健
| YH | 2'21.630 | 8.524 | 0.059 | 147.60 |
| 27 | 123 | ST2 | 10 | エンドレスアライアドバン GDB スバルインプレッサ | 峰尾 恭輔 TOSHI ARAI 木下 みつひろ
| YH | 2'21.736 | 8.630 | 0.106 | 147.49 |
| 28 | 39 | ST3 | 10 | TRACY SPORTS NSX ホンダNSX/NA2 | 梅川 真明 嶋村 馨 長野 賢也
| YH | 2'21.781 | 8.675 | 0.045 | 147.45 |
| 29 | 14 | ST3 | 11 | 岡部自動車ディクセルRX-7 RX-7/FD3S | 杉林 健一 小松 一臣 入口 秀輝
| YH | 2'22.045 | 8.939 | 0.264 | 147.17 |
| 30 | 999 | ST4 | 1 | P.MU Racing MACAU YH INTEGRA ホンダインテグラ /DC5 | 山野 直也 Henry Ho
| YH | 2'25.538 | 12.432 | 3.493 | 143.64 |
| 31 | 5 | ST2 | 11 | ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo 三菱ランサーエボルーション | 島田 和樹 高橋 毅 田口 弘
| KH | 2'26.032 | 12.926 | 0.494 | 143.15 |
| 32 | 73 | ST4 | 2 | ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 前嶋 秀司 山本 すばる 花岡 隆弘
| YH | 2'26.578 | 13.472 | 0.546 | 142.62 |
| 33 | 77 | ST4 | 3 | BRIDGE-WAKO'S インテグラ ホンダインテグラ /DC5 | 木村 聡 見並 秀文 内田 俊樹
| YH | 2'27.637 | 14.531 | 1.059 | 141.60 |
| 34 | 87 | ST4 | 4 | RISO☆BP☆アドバンDC5 ホンダインテグラ /DC5 | 金森 敏一 星野 薫 水谷 大介
| YH | 2'28.741 | 15.635 | 1.104 | 140.55 |
| 35 | 69 | STS | 1 | J'S RACING NSC S2000 ホンダ S2000 | 梅本 淳一 植田 正幸
| YH | 2'28.983 | 15.877 | 0.242 | 140.32 |
| 36 | 98 | ST4 | 5 | KT エンジニアリング DC5 ホンダインテグラ /DC5 | 菅野 良男 金谷 真吾
| YH | 2'29.840 | 16.734 | 0.857 | 139.52 |
| 37 | 43 | ST3 | 12 | ゼナドリン ディクセル MJ M3 BMW M3 | 一楽 智也 川口 正敬 立花 和幸
| YH | 2'30.140 | 17.034 | 0.300 | 139.24 |
| 38 | 18 | ST4 | 6 | コスモソニック21FKインテグラX ホンダインテグラ /DC5 | 浅野 武夫 笠原 智行 水書 健司
| YH | 2'32.245 | 19.139 | 2.105 | 137.31 |
| 39 | 99 | STS | 2 | J'S RACING F&M S2000 ホンダ S2000 | 楠本 義晴 水野 琢 小川 範久
| YH | 2'36.764 | 23.658 | 4.519 | 133.35 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | *54 | ST2 | - | KONG's アンクルランサー 三菱ランサーエボルーション | 山内 伸弥 浅見 武 岩倉 弘明
| YH | 2'24.559 | - | - | - |
| - | *17 | ST1 | - | キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R ポルシェ 911GT3/JGN | 田中 篤 松永 まさひろ 三沢 伸輔
| DL | 3'25.168 | - | - | - |
- クラス別予選通過基準タイム (130%) 2'54.410
- Class ST1 (110%) 2'27.578
- Class ST2 (110%) 2'31.911
- Class ST3 (110%) 2'33.719
- Class ST4 (110%) 2'41.242
- Class STS (110%) 2'47610
- *印は一方のドライバー(または両方のドライバー)が予選基準タイム不足
2006スーパー耐久第2戦、スーパー耐久鈴鹿300マイルのグリッド予選は、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が2分11秒385でポールポジションを獲得した。
午後1時30分、第2戦の決勝グリッド順を決めるグリッド予選が開始された。
ドライバーズ予選の終了間際に降ってきた雨はピットウォークが始まる頃には止み、コース上は再びドライコンディションに回復している。
最初の20分間はST1、ST2、STSの3クラスの走行だ。
開始直後にドライバーズ予選トップの#8ニコカットGT3が2分12秒553をマーク。いきなり午前中のベストタイムを更新した。ドライバーは谷川達也だ。
谷川は更に次の周回で12秒550とタイムを縮める。
ST2は梁山泊エボの関豊がトップ。2分16秒691だ。
専有の残り時間が10分を切ったところで#1ARTA GT3がアタックを開始。田中哲也のドライブで1周目2分14秒067、2周目で2分11秒385を叩き出してトップに躍り出る。
続いて#28セイコーポルシェの佐々木孝太が2分12秒632でクラス3位につける。
ST2ではデグナーでST2の#2フジツボインプレッサを駆る吉田寿博がコースアウト、このセッションでのタイムアタックを断念する一方、#11オーリンズランサーを駆る中谷明彦が2分14秒159と、このクラスのコースレコードを更新してトップに立った。
STSは午前中トップの#69J'SレーシングS2000がトップ。タイムは2分23秒729だ。
この時間帯、ST1の#45Pixy SpecsポルシェとST2の56ラリアート京都ランサーは出走せず。最後の混走セッションに賭ける。
ST1、ST2、STSの専有に続いてはST3、ST4の専有セッション。
ST3で最初にトップに躍り出たのは#14岡部自動車RX-7。ドライバーは杉林健一だ。#7イシハラマリーンRX-7の加藤正将が僅差で続き、RX-7が1-2体制を築く。
更に残り時間7分を切ったところで#15岡部自動車洗剤革命RX-7の古谷直広が2分16秒840でトップに立ってRX-7の1-2-3とするが、そこへ#23C-WESTアドバンZの山田英二が2分17秒474で2位に割って入る。更に#33トータルスポーツings Zの大井貴之が3位で続く。
ST4は#999P.MUインテグラ、#18コスモソニックインテグラ、73ロイヤルハウスDC5、#87RISO☆BP DC5らの間で激しいトップ争いが繰り広げられ、999の山野直也がトップに立った。
ここで専有走行は終了、混走による最後の20分間が始まった。
満を持してコースインした#45Pixy Specsポルシェの羽根幸浩は2分14秒708と、クラス6番手に留まった。
ST2では、この時間帯にかけた#56ラリーアート京都ランサーが松本高幸が2分16秒055と2番手タイムを叩き出し、ランサーの1-2とするが、すぐに#2フジツボインプレッサの吉田が2分15秒756でこれを上回ってインプレッサ勢の意地を見せた。
残り5分を切ったところで#39TRACY SPORTS NSXの嶋村馨、#7イシハラマリーンRX-7の加藤正将らがタイムアップ、加藤がクラス2位、嶋村が4位に上がってきた。
なお、日本人初のPWRCチャンピオン、新井敏弘がエントリーして注目される#123エンドレスアライGDBはクラス10位に留まった。
スーパー耐久第2戦の決勝は明日21日午後1時30分より、82周で戦われる。
TEXT:Kazuhisa SUEHIRO
2006スーパー耐久シリーズ第2戦のドライバーズ予選が5月20日、鈴鹿サーキットで行われ、ST1の#8ニコカットGT3(谷川達也/清水和夫組)が2分13秒106で総合トップタイムを記録した。
ST2は#11オーリンズランサー(中谷明彦/木下隆之組)で2分17秒885。総合でも6位となった。
ST3は#33トータルスポーツingsZ(幸内秀徳/大井貴之組)で2分19秒278。
ST4は#999P.MUレーシングインテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)で2分25秒538。
今回初めて成立したSTSのトップは#69J'SレーシングS2000(梅本淳一/植田正幸組)で2分28秒983だった。
公式予選日を迎えた鈴鹿サーキット。前夜から降り続いていた雨は朝には上がり、時折晴れ間も覗くようになった。
午前10時10分、30分間のドライバーズ予選が始まった。
ウェット宣言が出されているが、レコードライン上はほぼドライだが、立体交差下、ヘアピン進入、スプーン立ち上がりなど、所々路面の濡れたところが残っている。
それでもセッションが進むにつれてコースコンディションは回復し、それにつれてラップタイムも徐々に上がっていったが、残り時間10分となった頃、再び空が暗くなってきた。
バックストレッチには霧も出ている。
天候の悪化に備え、早めにタイムを出しておきたいところだが、#17キーパー&RUNUPGT3(田中/松永/三沢組)がまだ4分24秒台に留まっている。
また#54KONG'sアンクルランサー(山内/浅見/岩倉組)がエンジントラブルから長くピットに留まっている。
残り10秒となったところで遂に西コースから雨が降りはじめ、コース全体がウェットコンディションに逆戻りしたところでチェッカーとなった。
結局、17号車は3分25秒168がベストタイムとなり、基準タイム2分27秒578をクリアできなかった。
54号車も、山内は2分24秒559を出したものの、浅見が9分56秒870に留まり、この2台がグリッド予選に進めないこととなった。
スーパー耐久第2戦のグリッド予選はこの後午後1時30分から、1時間で行われる。
TEXT:Kazuhisa SUEHIRO
スーパー耐久シリーズ2006 第2戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」 事前情報
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■開催月日:2006年5月20日-21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
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◇3台のインプレッサ、表彰台独占を狙う
スーパー耐久シリーズ(S耐)2006の第2戦は、5月20~21日に鈴鹿サーキットにおいて300マイル(約480km)レースとして行われる。
第2戦のSTクラス2には12台がエントリー(全クラス43台)。プローバレーシングディビジョンの#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛)、#22 PERMAGARD IMPREZA(池田昌弘/清水和夫)、そしてエンドレススポーツの#123エンドレス アライ アドバンGDB(峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ)と、3台のインプレッサがエントリーしている。
鈴鹿サーキットは、前半部分が特にテクニカルで、後半は高速セクション。アップダウンにも富み立体交差まで設けられた8の字型レイアウトを持つ。また1周の距離も5.807kmと長い。
決勝レースは、ここを82周(約476km)して行われる。低い回転域で太いトルクを発生するインプレッサはドライバーの(高い)ギヤ選択とアクセルワークのスキルによって燃費走行が可能になる。
このため、予定されている2回のピット作業において給油量を均等にして常に比較的軽い車重で戦うことも、1回のピット作業をガソリンのスプラッシュ(少量給油)とフレッシュタイヤへの交換にとどめ、ピットワークで時間を短縮することも、さらにタイヤに負担をかけずに燃費走行を続けることによって1回のピット作業をストップ&ゴーで済ませピット作業の時間をカットすることなど、ライバルの動きを見ながら、さまざまな戦略を取ることが可能となる。
また、今回は天候が不安定な週末となりそうだが、インプレッサは低重心な水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによって車両バランスが良く、ドライからウェットとコンディションが変わってもサスペンションのセッティングを変える必要がなく、安定した走行を続けることができる。
なお、決勝日にはTOSHI ARAIこと新井敏弘(05年プロダクションカー世界ラリー選手権チャンピオン)のトークショー、デモラン(ピットウォーク時)も予定されている。
■吉田寿博選手(#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA)
「勝ってインプレッサの1-2-3を狙いたいです。鈴鹿とインプレッサは相性もいいのでランサーとのタイム差も開幕戦ほど出ないと思いますし、お客さんにも楽しんでもらえるようないいレースができると思います。事前のタイヤテストでも好感触をつかんでいますので最低でもお立ち台、できればその一番高いところを目指します!」
■新井敏弘(#123エンドレス アライ アドバンGDB)
「S耐は02年の十勝以来なので約4年ぶりです。鈴鹿のフルコースは初めてなのですが、木曜から走りこんでコースを覚えターマック路面走行のスキルアップを目指します。一生懸命走って上位入賞を目指したいですね」
◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社
Press Release
2006/05/16
GT アソシエイション
SUPER GT 第4戦・マレーシア大会へ向け本番突入!
クアラルンプール市内で記者発表を実施
5 月16 日(火)の午前10 時半から、マレーシア・クアラルンプール市内中心部にあるHotel Equatorial(ホテル・エクアトリアル)において、2006 AUTOBACS SUPER GT Round4 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA の記者発表が行われた。
日本側から高橋国光GT アソシエイション会長をはじめとして、在マレーシア日本大使館の山本大介一等書記官、マレーシア側から大会主催となるセパンインターナショナルサーキット(SIC)のアーマド・ムスタファジェネラルマネージャー、GTA オフィシャルホテルとして大会関係者を迎え入れるホテル・エクアトリアルのドナルド・リムジェネラルマネージャーらが出席した。
高橋GTA 会長は、「マレーシアと日本は、経済、文化両面で常に良好な関係を築いてきております。来年はマレーシア、日本交流開始50 周年とお聞きします。その記念すべき年に向けスポーツ文化を通して両国の文化交流がますます発展する事に協力できるよう努力する事をお約束します。」と、この日集まった約100 名のマレーシア・メディアと50 名以上の関係者に向けて挨拶した。
ホテル・エクアトリアルではこの日からエントランスにスーパーGT のマシンが飾られるなど、館内全体がスーパーGT一色に染まり、大会終了まで様々な催し物が開催される。
また従業員がスーパーGT マーク入りのシャツを着用して選手、関係者の受け入れを整えるとしている。
クアラルンプール市内では、来月中旬に公道を封鎖してのGT マシン・デモンストレーションランなども行われる予定。今年で7 年目を迎えたスーパーGT マレーシアラウンド、通称『JAPAN GT』への注目度は高い。
2006年全日本スポーツカー選手権シリーズ開幕戦の決勝レースが宮城県スポーツランドSUGOで行われた。
12時32分1000kmレースのローリングスタートが切られた。LMP1クラスの#21 DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)の野田が序盤から圧倒的な速さで後続の#20 Ferrari 550 GT1(片岡龍也/服部尚貴/田嶋栄一組)片岡を引き離しにかかる。50周を経過してその差はなんと3周となっていた。そのまま#21が逃げ切るだろうと思われていた65周目、突然ピットロードでストップする#21の姿が場内のモニターに映し出された。電気系のトラブルとみられピットで長時間に及ぶ修復が続けられ、いったんはエンジンが掛かったが、再びコースに復帰することはなかった。
これでトップに立ったのは#20で100周の時点ではLMP2クラスの#18 Aim Sports GC-21(山崎信介/麻生裕二/富澤勝組)に1周の差を付けていた。150周の段階でもその差は変わらず、3位にはLMP2クラスの#15真神パワーADVANミストRS倶楽部(阪口良平/福田正幸組)が3周の差でつけていた。そして、トップから4周差ではGT2クラスのトップ#27シンワサービスRSR(青山光司/高木真一/新田守男組)がつけていた。200周ではトップの#20に対して1周遅れの#18、5周遅れで#15、6周遅れで#27というオーダーになっていた。
この状況では270周には到達せず6時間でレースは終了するだろうと思われていた206周目の17:35頃、最終コーナーで#4 LAV-TEC MYZ GC21(坂本祐也/行方由久/藤井誠暢組)がクラッシュ。コースをふさぐ形でマシンは止まり、赤旗でレースは終了となった。
この結果、#20がGT1クラスでのクラス優勝と総合での優勝に輝いた。総合2位には#18がLMP2クラスのウイナーとなり、総合3位に#27がGT2クラスでの優勝。LMP1クラスは総合5位の#66 島沢自動車BP・SK93(島沢隆彦/甲野将哉/竹谷賢二組)が優勝を遂げた。

#20 Ferrari 550 GT1
片岡龍也「第1回のクラス優勝はあわよくばと思っていました。それが総合と言うことで嬉しいのですが、(リタイヤとなった#21と)二枚看板ということで良かったかなと(笑)」
服部尚貴「(2週連続の優勝は)先週に引き続き何も起こらなかった。勝因はチームがきちんと仕事をして3人がノーミスでいけたのがここにいる結果だと思います」
田嶋栄一「現役引退のつもりでいたところ一ツ山レーシングが声をかけてくれて、最高の結果でした。これで恩返しができました」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/14) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Lap | Goal Time Behind |
| 1 | 20 | GT1 | 1 | DUNLOP Ferrari 550 GT1 Ferrari 550 maranello GT1 | 片岡 達也 服部 尚貴 田嶋 栄一 | 206 | 4:58'55.822 |
| 2 | 18 | P2 | 1 | Aim Sports GC-21 GC-21 | 山崎 信介 麻生 裕二 富沢 勝 | 205 | 1Lap |
| 3 | 27 | GT2 | 1 | シンワサービスRSR Porsche 911 GT3RSR | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | 200 | 6Laps |
| 4 | 15 | P2 | 2 | 真神パワーADVANミストRS倶楽部 SK5.2 | 坂口 良平 植田 正幸 | 198 | 8Laps |
| 5 | 66 | P1 | 1 | 島沢自動車BP・SK93 SK-93 | 島沢 隆彦 甲野 将哉 竹谷 賢二 | 196 | 10Laps |
| 6 | 5 | GT2 | 2 | TEAM高見沢BEND PORSCHE PORSCHE 996 GT3 | 高見沢 一吉 堤 明彦 砂子 塾長 | 195 | 11Laps |
| 7 | 9 | GT1 | 2 | ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT MOSLER | OSAMU 田中 勝喜 飯島 寛也 | 191 | 15Laps |
| 8 | 7 | GT2 | 3 | DREAM ANGELES ADVAN RX7 RX-7 | 萩原なお子 川井 友貴 | 151 | 55Laps |
| - | 4 | P2 | - | MYZダラーラGC-21 GC-21 | 阪本 祐也 行方 由久 藤井 誠暢 | 141 | 65Laps |
| - | 21 | P1 | - | DUNLOP Zytec 05S Zytec 05S | 野田 英樹 加藤 寛規 | 65 | 141 |
| - | 3 | P2 | - | ライフワークBOMEX GC-21 GC-21 | 山本 将之 周防 彰悟 山下 潤一郎 | 53 | 153Laps |
| - | 88 | GT1 | - | ムルシェラゴ RGT MURCIELAGO RG-1 | 山西 康司 桧井 保孝 WADA-Q | 40 | 166Laps |
- 参加台数:12台 / 出走台数:12台 / 完走台数:8台
Fastest Lap: CarNo.21 DUNLOP Zytec 05S 野田 英樹 1'14.316 5/65 179.441km/h
- 赤旗時刻(17:34)
- 2006年全日本モータースポーツカー耐久選手権統一規則37条2.3)ケースCによりレース終了。完走周回数(70%)は、144Laps。
- No.7の川井友貴選手の出走については、大会審査委員会の承認済み。

Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/14) Free Practice Weather:Fine Course:Wet
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Team Type | Driver | Time | Behind |
| 1 | 21 | P1 | 1 | DUNLOP Zytec 05S Zytec 05S | 野田 英樹 加藤 寛規 | 1'21.950 | - |
| 2 | 18 | P2 | 1 | Aim Sports GC-21 GC-21 | 山崎 信介 麻生 裕二 富沢 勝 | 1'33.916 | 11.966 |
| 3 | 88 | GT1 | 1 | ムルシェラゴ RGT MURCIELAGO RG-1 | 山西 康司 桧井 保孝 WADA-Q | 1'33.991 | 12.041 |
| 4 | 15 | P2 | 2 | 真神パワーADVANミストRS倶楽部 SK5.2 | 坂口 良平 植田 正幸 | 1'34.050 | 12.100 |
| 5 | 5 | GT2 | 1 | TEAM高見沢BEND PORSCHE PORSCHE 996 GT3 | 高見沢 一吉 堤 明彦 砂子 塾長 | 1'35.614 | 13.664 |
| 6 | 20 | GT1 | 2 | DUNLOP Ferrari 550 GT1 Ferrari 550 maranello GT1 | 片岡 達也 服部 尚貴 田嶋 栄一 | 1'36.449 | 14.499 |
| 7 | 66 | P1 | 2 | 島沢自動車BP・SK93 SK-93 | 島沢 隆彦 甲野 将哉 竹谷 賢二 | 1'37.785 | 15.835 |
| 8 | 9 | GT1 | 3 | ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT MOSLER | OSAMU 田中 勝喜 飯島 寛也 | 1'38.747 | 16.797 |
| 9 | 4 | P2 | 3 | MYZダラーラGC-21 GC-21 | 阪本 祐也 行方 由久 藤井 誠暢 | 1'38.896 | 16.946 |
| 10 | 27 | GT2 | 2 | シンワサービスRSR Porsche 911 GT3RSR | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | 1'46.522 | 24.572 |
| 11 | 7 | GT2 | 3 | DREAM ANGELES ADVAN RX7 RX-7 | 萩原なお子 川井 友貴 | 1'48.919 | 26.969 |
| 12 | 3 | P2 | 4 | ライフワークBOMEX GC-21 GC-21 | 山本 将之 周防 彰悟 山下 潤一郎 | 1'50.092 | 28.142 |
SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/13) Grid Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Team Type | Driver | Time | Behind | km/h |
| 1 | 21 | P1 | 1 | DUNLOP Zytec 05S Zytec 05S | 野田 英樹 加藤 寛規 | 1'24.141 | - | 158.488 |
| 2 | 4 | P2 | 1 | MYZダラーラGC-21 GC-21 | 阪本 祐也 行方 由久 藤井 誠暢 | 1'31.044 | 6.903 | 146.471 |
| 3 | 20 | GT1 | 1 | DUNLOP Ferrari 550 GT1 Ferrari 550 maranello GT1 | 片岡 達也 服部 尚貴 田嶋 栄一 | 1'32.175 | 8.034 | 144.674 |
| 4 | 3 | P2 | 2 | ライフワークBOMEX GC-21 GC-21 | 山本 将之 周防 彰悟 山下 潤一郎 | 1'32.563 | 8.422 | 144.068 |
| 5 | 88 | GT1 | 2 | ムルシェラゴ RGT MURCIELAGO RG-1 | 山西 康司 桧井 保孝 WADA-Q | 1'33.309 | 9.168 | 142.916 |
| 6 | 18 | P2 | 3 | Aim Sports GC-21 GC-21 | 山崎 信介 麻生 裕二 富沢 勝 | 1'34.701 | 10.560 | 140.815 |
| 7 | 27 | GT2 | 1 | シンワサービスRSR Porsche 911 GT3RSR | 青山 光司 高木 真一 新田 守男 | 1'34.786 | 10.645 | 140.689 |
| 8 | 9 | GT1 | 3 | ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT MOSLER | OSAMU 田中 勝喜 飯島 寛也 | 1'35.953 | 11.812 | 138.978 |
| 9 | 15 | P2 | 4 | 真神パワーADVANミストRS倶楽部 SK5.2 | 坂口 良平 植田 正幸 | 1'36.520 | 12.379 | 138.161 |
| 10 | 5 | GT2 | 2 | TEAM高見沢BEND PORSCHE PORSCHE 996 GT3 | 高見沢 一吉 堤 明彦 砂子 塾長 | 1'37.420 | 13.279 | 136.885 |
| 11 | 66 | P1 | 2 | 島沢自動車BP・SK93 SK-93 | 島沢 隆彦 甲野 将哉 竹谷 賢二 | 1'40.040 | 19.000 | 132.434 |
| 12 | 7 | GT2 | 3 | DREAM ANGELES ADVAN RX7 RX-7 | 萩原なお子 川井 友貴 | 1'53.702 | 29.561 | 117.283 |
- 参加台数:12台 / 出走台数:12台
- 赤旗(15:19)により公式予選終了

2006年全日本スポーツカー選手権シリーズが宮城県スポーツランドSUGOで開幕した。参加12台とまだまだ参加台数も少なく、レースとしては誕生したばかりのカテゴリーだ。午前10時50分から1時間で行われたドライバーズ予選では、ウエットコンディションで小雨が降る中LMP1クラスの#21 DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)の加藤が1分20秒723をマーク。
続く午後3時から20分間で行われたグリッド予選はさらにコンディションが悪化し、そんな中#21が1分24秒141をマークしポールポジションを獲得した。
LMP2クラスは#4LAV-TEC MYZ GC21(坂本祐也/行方由久/藤井誠暢組)が総合2番手で、GT1クラスは#20 Ferrari 550 GT1(片岡龍也/服部尚貴/田嶋栄一組)が総合3番手に入った。総合7番手に#27GT2クラスのシンワサービスRSR(青山光司/高木真一/新田守男組)が入った。

加藤寛規「予選と言われてもライバルが居ないのでまだまだ練習走行のようなものですね。前回のテストから出た問題は改善されたのでその評価は次回以降への足がかりになると思っています。1000kmは僕らも初めてなのですが、なんとかゴールまでクルマを運びたい」
片岡龍也「タイムを出すためのパフォーマンスは先週のテストから調子はいいです。テストでトラブルが出たのが改善されて1000kmは走りきれると思います」
服部尚貴「(2週連続の優勝)そのつもりで来ました。そんな気分です(笑)結構暑いクルマでSCよりも暑い。テストで暑かったらしくて2人じゃ無理と田嶋から電話があって乗ることになりました。ライバルは居ないんですがゴールすれば結果はついてくると思います。700km担当する片岡に任せましたから(笑)」
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/13) Drivers' Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Team Type | Driver | Time | Behind | km/h |
| 1 | 21 | P1 | 1 | DUNLOP Zytec 05S Zytec 05S | 野田 英樹 *加藤 寛規 | 1'20.723 | - | 165.199 |
| 2 | 4 | P2 | 1 | MYZダラーラGC-21 GC-21 | 阪本 祐也 行方 由久 *藤井 誠暢 | 1'31.636 | 10.913 | 145.525 |
| 3 | 20 | GT1 | 1 | DUNLOP Ferrari 550 GT1 Ferrari 550 maranello GT1 | 片岡 達也 服部 尚貴 *田嶋 栄一 | 1'31.862 | 11.139 | 145.167 |
| 4 | 18 | P2 | 2 | Aim Sports GC-21 GC-21 | 山崎 信介 麻生 裕二 *富沢 勝 | 1'32.095 | 11.372 | 144.800 |
| 5 | 15 | P2 | 3 | 真神パワーADVANミストRS倶楽部 SK5.2 | *坂口 良平 植田 正幸 | 1'33.958 | 13.235 | 141.929 |
| 6 | 3 | P2 | 4 | ライフワークBOMEX GC-21 GC-21 | *山本 将之 周防 彰悟 山下 潤一郎 | 1'34.819 | 14.096 | 140.640 |
| 7 | 27 | GT2 | 1 | シンワサービスRSR Porsche 911 GT3RSR | 青山 光司 *高木 真一 新田 守男 | 1'35.433 | 14.710 | 139.735 |
| 8 | 9 | GT1 | 2 | ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT MOSLER | *OSAMU 田中 勝喜 飯島 寛也 | 1'36.124 | 15.401 | 138.730 |
| 9 | 88 | GT1 | 3 | ムルシェラゴ RGT MURCIELAGO RG-1 | *山西 康司 桧井 保孝 WADA-Q | 1'36.648 | 15.925 | 137.978 |
| 10 | 66 | P1 | 2 | 島沢自動車BP・SK93 SK-93 | *島沢 隆彦 甲野 将哉 竹谷 賢二 | 1'36.664 | 15.941 | 137.955 |
| 11 | 5 | GT2 | 2 | TEAM高見沢BEND PORSCHE PORSCHE 996 GT3 | 高見沢 一吉 堤 明彦 *砂子 塾長 | 1'36.883 | 16.160 | 137.644 |
| 12 | 7 | GT2 | 3 | DREAM ANGELES ADVAN RX7 RX-7 | *萩原なお子 (川井 友貴) | 1'49.440 | 28.677 | 121.895 |
- 参加台数:12台 / 出走台数:12台
- 予選通過基準タイム: 総合125% 1'50.092 / P1 115% 1'41.998 / P2 115% 1'46.448 / GT1 115% 1'49.110 / GT2 115% 1'55.658
- ()付きドライバーは予選基準タイムオーバー
- CarNo.3及びCarNo.4については、給油装置について改修命令を出しているが、予選についは給油を行わないことで走行を許可した。
SUPER GT 第3戦
「FUJI GT 500km RACE」 決勝
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■開催月日:2006年5月4日
■開催場所:富士スピードウェイ
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■最後尾スタートの「XANAVI NISMO Z」が3位表彰台
「カルソニック インパルZ」は4位入賞
5月4日、富士スピードウェイでSUPER GT第3戦「FUJI GT 500kmRACE」決勝レースが行われ、「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生)が3位に入賞した。同車は最後尾の15番グリッドからスタートし、
110周500kmの長距離レースで12台を抜いて表彰台を獲得した。また、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が4位に続いた。
決勝日の朝に行われるフリー走行で#23 Zはエンジン不調となり、レーススタート前にエンジン交換したため、レギュレーションによってGT500クラス最後尾からのスタートとなった。オープニングラップで15位から12位にポジションを押し上げたスターティングドライバーの松田はその後後続車に押し出される形でスピンしたものの、すぐにそのロスを挽回し、安定したラップタイムを刻んだ。
40周目に暫定5位でピットインし、本山にドライバー交代した。全車がピットインを済ませた時点で順位は10位。そして77周目には2回目のピットイン。#23 Zの本山はここから気迫のこもった追い上げを開始。83周目のヘアピンで先行車の#32 NSXを捉えて6位になると、91周目には#3 Zを抜いて5位に、また104周目の最終コーナーで#12 Zをパスして4位に浮上。そのままチェッカーフラッグを受けたが、先行していた車両がレース中のアクシデントがペナルティとなり後退。#23 Zの3位表彰台が確定した。
レース序盤、激しい追い上げでグランドスタンドを湧かせた「WOODONEADVAN Z」(#24 エリック・コマス/柳田真孝)は、一時2位を走るなど活躍した。しかし、最初のピットアウトを終えたのちにホイールが外れかけて再びピットイン。その後は、柳田がピットアウトの際のピットロード速度違反でドライブスルーペナルティを受けて後退した。
また、予選7位からレースをスタートした「MOTUL AUTECH Z」(#22 クルム/山本左近)は、トラブルなく周回を重ねたが、2回目のピットイン時に禁止されている給油中の作業を行い、9位を走行中の89周目にドライブスルーペナルティを宣告された。その後は着実に周回を重ね、9位でレースをフィニッシュした。
予選12位からスタートした「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)は、前半・中盤の周回を担当したトレルイエが順位を上げて星野にバトンタッチ。終盤#23 Zと激しくわたりあうなどのグッドファイトを見せ、4位入賞を果たした。
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

EPSON NSXが6位、ARTA NSXが7位完走
TAKATA童夢NSX(道上/小暮組)はドライバーズ/チーム両部門でランキングトップを堅持
決勝日:2006年5月4日(木)
会場:富士スピードウェイ 天候:予選/晴れ 決勝/晴れ 気温:18℃(13:50現在) 決勝レース:110周(501.930km) コースコンディション:予選/ドライ 決勝/ドライ 観客数:5万4300人(主催者発表)
5月4日(木)、富士スピードウェイ(静岡県)において2006 オートバックス SUPER GT 第3戦富士 GT500kmの決勝レースが開催され、ゴールデンウィークに開催される決勝に5万4300人もの大観衆が詰めかけ、SUPER GTの白熱したバトルが繰り広げられた。

SUPER GTシリーズは、このラウンドから新ルールが適用されている。車種とタイヤの組み合わせによる特別性能調整が行われ、NSX-GT+ブリヂストンタイヤの#8 ARTA NSX、#18 TAKATA童夢NSX、#100 RAYBRIG NSXは25kgの重量が加算されることとなった。さらに従来のウェイトハンデとして、#18 TAKATA童夢NSXは90kg、#100 RAYBRIG NSXは50kg。#8 ARTA NSXは20kgを積んでいる。
※TAKATA童夢NSXはウェイトハンデ累積重量が100kgを超えた(計115kg)ため、エアリストリクター径を1ランク小さいものを選択して車重を50kg減らしている。
3日(水)の公式予選は快晴のもと行われ、Honda NSX-GT勢はウェイトハンデを積みながらも4台全てがスーパーラップに進出し、伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(#8 ARTA NSX)が5番手、ロイック・デュバル/武藤英紀組(#32 EPSON NSX)が6番手、第2戦岡山で優勝した道上龍/小暮卓史組(#18 TAKATA童夢NSX)が8番手、セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組(#100 RAYBRIG NSX)が9番手から決勝スタートを迎えることとなった。
4日(木)の決勝レースは天候にも恵まれ、午後1時50分の決勝スタート時点で気温18℃、路面温度38℃という絶好のコースコンディションとなった。
オープニングラップは予選5番手スタートのR.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)と6番手スタートのL.デュバル選手(#32 EPSON NSX)がポジションを1つ上げて4-5位を走行する。トップ争いはポールポジション・スタートの#1 ZENT セルモSCが独走態勢を築き上げていたが、4周目にマシントラブルでスローダウンしたために脱落した。
その結果、3位に浮上したR.ファーマン選手だったが、ペースが上がらず徐々に順位を後退させていく。代わってL.デュバル選手が3位に浮上し、13周終了時点では、6位にR.ファーマン選手、S.フィリップ選手(#100 RAYBRIG NSX)が8位、道上 龍選手(#18 TAKATA童夢NSX)が11位を走行した。
今回の富士ラウンドは110周=501.930kmという長距離のため、燃料補給/タイヤ交換のピットインを最低2回行う必要がある。そのため、どちらかのドライバーが2スティントを走らなければならず、チームのピットワークや戦略的な駆け引きが重要視された。
L.デュバル選手は15周目あたりからペースが上がらなくなり、16周目の1コーナーでインを差されて4位、26周目にも順位を下げて後続のR.ファーマン選手と5-6位を走行する。そして30周終了時にL.デュバル選手がNSX-GT最初のピットインを敢行。燃料補給とタイヤ交換を行い、2スティント目の走行はL.デュバル選手が続投してコースに復帰した。
41周終了時、1スティント目を長く走行して粘りをみせた#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が燃料補給/タイヤ交換のピットインを行った。しかし、ピット作業後に起きた電気系統のトラブルによりガレージに入り、修復後に小暮卓史選手が復帰したものの、その後も数度のピットインを繰り返して最終的にリタイアとなった。
ほぼ全車が1回目のピットインを行った45周終了時点で、NSX-GTはL.デュバル選手(#32 EPSON NSX)が6位、続く7位に伊藤大輔選手(#8 ARTA NSX)、S.フィリップ選手(#100 RAYBRIG NSX)が11位を走行する。新しいタイヤに履き替えたL.デュバル選手は再びペースを上げ、49周目に2台をパスして4位に再浮上し、前を走る#6 Mobil 1 SCを猛追し始める。この時点で5秒強もあった3位との差を、64周終了時点には1秒6まで接近してプレッシャーをかけ続けた。
69周終了時点、タイヤの消耗によりペースが少し落ちて5位となったL.デュバル選手が2回目のピットインを行い、燃料補給とタイヤ交換を行って武藤英紀選手がコースに復帰した。同じくドライバー交代を行った#100 RAYBRIG NSXは、コース復帰直後となる70周目の最終コーナーでクラッチトラブルが発生し、細川慎弥選手がコース脇にマシンを止めてリタイアとなった。
今シーズン最長となる110周で繰り広げられた富士ラウンドはNSX-GTが苦戦する展開となったが、#32 EPSON NSXが6位、レース中盤にリアタイヤの振動トラブルに見舞われながらも完走した#8 ARTA NSXは7位でチェッカーを受けてポイントを獲得した。優勝したのは服部尚貴/P.ダンブレック組(#35 BANDAI DIREZZA SC430)だった。
このレースを終えて、シリーズポイント争いにおいて計38ポイントを獲得していた道上龍選手/小暮卓史選手(#18 TAKATA童夢NSX)のドライバーズ・ランキングトップは変わらず、Team Honda Racing(#18)も計28ポイントでトップを堅持する結果となった。

●コメント
6位 #32 EPSON NSX
- ■ロイック・デュバル(Loic Duval)選手
- 「ストレート・スピードが足りなかったので、レース序盤でのエリック・コマスとのバトルに勝つことは無理でした。1セット目のタイヤの消耗が意外に早かったため、ピットストップを予定より早く行いました。2セット目はコンスタントに走ることが出来ました。ヒデキに交代したときには4位だったけれども、タイヤを傷めてしまったようで、残念なレースになってしまった。でも、NSX-GTでベストリザルトだったので嬉しいです。次戦のマレーシアラウンドに向けて頑張ります」
- ■武藤英紀(Hideki Mutoh)選手
- 「交代直後の燃料を積んで重い状態のときに、1コーナーでGT300クラスのマシンを抜こうとして、ブレーキをロックさせてしまいタイヤにダメージを負ってしまいました。そのため、燃料が減って軽くなってからもペースを上げることが出来ませんでした。ロイックからいいポジションで交代したのに悔しいです。ピットに帰ってきた僕に対して、チームのスタッフが優しすぎるので、これからは自分で自分を追い込むつもりです。この悔しさをバネに、次のセパンサーキットでは良い走りをしていきたいと思います」
- ■白井裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
- 「残念な結果になってしまいました。それでもNSX-GTに応援をいただいた多くのファンの皆様に感謝しております。ここ富士ラウンドでの苦戦は予測していたので、事前テストでも様々なトライをしました。しかし、結果的にはライバルとの差があり、まだまだやるべきことがあるのを痛感しました。今後はマレーシア・セパンサーキット、スポーツランドSUGOとNSX-GTにとって得意とするサーキットが続くので、シリーズタイトル獲得のためにも勝利を得たいと思います。次戦もご声援をお願い致します」
Text & Phoyo: HONDA
SUPER GT第3戦 レクサスSC430が初の1-2フィニッシュ!
混戦となった富士の500kmレースで
服部尚貴/P.ダンブレック組が今季初優勝!
ハイスピードコースの富士で念願の優勝を果たした
レクサスSC430(No.35 BANDAI DIREZZA SC430)
2006 AUTOBACS SUPER GTの第3戦「FUJI GT 500km RACE」が5月3日(水)~4日(木)にかけて静岡県の富士スピードウェイで開催された。
ゴールデンウィーク時期恒例の同大会は今年も通算8万5300人と大勢の観客を集めてSUPER GTレースの人気ぶりを改めてアピールした。今大会にはGT500クラス15台、GT300クラス26台の総勢41台がエントリー。トヨタ勢はGT500 クラスに4台のレクサス SC430と2台のトヨタ スープラ、GT300クラスには2台のトヨタ MR‐Sと2台のトヨタ セリカが出場した。
なお、同大会のサポートイベントとして1500ccの新型トヨタ ヴィッツを使った新ワンメイクレースシリーズの初戦となる2006ネッツカップ・ヴィッツ関東シリーズ第1戦が開催された。
◆予選◆
予選の行われた3日(水)の天候は晴れ。前日の練習走行が終日ウエットコンディションだったため、10分間のフリー走行を行った後に午前10時20分から公式予選1回目がスタートした。このセッションで昨年の富士大会で2連勝を挙げたZENTセルモSC1号車がトップタイムを記録。開幕戦優勝で40kg のハンデウエイトを積むOPEN INTERFACE TOM’S SC430 36号車が健闘して4番手、BANDAI DIREZZA SC430 35号車が6番手、Triple a サードスープラGT66号車が7番手と、トヨタ勢は上位10台が出場出来るスーパーラップに4台が進出した。
午後3時20分から各クラス15分ずつの2回目セッションのあと若干遅れて4時56分から行われたスーパーラップでは観衆が見守る中、最後にコースインした1号車が渾身のアタックを決め、2位に0.910秒の大差をつける圧倒的なタイムでポールポジションを奪取。予選アタックを担当した立川祐路は、日本のGTレース最多ポールポジション獲得(11回)となった。また、35号車が2番手、66号車が3番手、そして36号車が4番手と、トヨタ勢は上位グリッド4位までを独占した。
一方、GT300クラスでは全日本F3選手権参戦中のTDPドライバーで今季GTに初挑戦している大嶋和也が梁山泊apr MR‐S777号車の予選アタックを担当して見事スーパーラップに進出。10番手グリッドを獲得した。
◆決勝◆
明けて4日(木)も好天に恵まれ、注目の新ワンメイクレース、ネッツカップ・ヴィッツ関東シリーズ第1戦決勝などのサポートイベントが賑やかに行われたあと、定刻の13時50分に決勝レースのフォーメーションラップがスタートした。
2台のレクサスSC430を引き連れ、トップで周回を開始した1号車だったが、間もなく無念の駆動系トラブルで後退。4周目に35号車が代わってトップに立った。2番手には36号車がつけ、さらに朝のウォームアップ後のセッティング変更が奏功した6号車が13番手グリッドから見事な走りでポジションアップを果たし、26周目にはレクサスSC430のワン・ツー・スリー体制となった。
1回目のピットインを各車終えた時点で、36号車が首位に立つが、66周目にGT300車両と接触して左後輪をパンク。すぐに2度目のピットイン作業を行いロスを最小限にとどめたが、この際、作業の安全規定違反を問われてドライブスルーペナルティを課されてしまう。
タイムロスを余儀なくされた36号車に、3番手の6号車が迫り、大観衆を湧かせる激しい2位争いを展開。残り10周で逆転し、2位に浮上した6号車は、 35号車に続いてチェッカーを受け、レクサスSC430は参戦3戦目で早くも2勝目を獲得。さらに本拠地富士を舞台に嬉しいワン・ツー・フィニッシュで飾る結果となった。
3番手でゴールした36号車は、先の接触に対する35秒のペナルティが課されて8位という結果に。チームは抗議を提出したが却下され、これに対して控訴を行ったため、この日のGT500の競技結果は暫定結果に留め置かれた。
一方、GT300クラスでは18番手グリッドからスタートしたTOY STORY Racing MR-S 101号車が燃費の良さを活かした1回ストップ作戦を成功させ、見事2位入賞を果たした。
BANDAI DIREZZA SC430 35号車 ドライバー服部尚貴のコメント:
念願のレクサスSC430での初優勝を果たすことが出来、非常に嬉しい。タイヤとチーム、TRDのスタッフに感謝している。今日のレースでは、ライバルがペナルティを課されるなど、周りに助けられたところもあったが、そういった要素がなくても良い勝負が出来たと思う。
BANDAI DIREZZA SC430 35号車 ドライバーP.ダンブレックのコメント:
スタートでは緊張したが、首位に立ってからは落ち着いて走ることが出来た。トヨタ、タイヤメーカーとチームにお礼を言いたい。今後もベストを尽くしたい。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
初戦の鈴鹿で初優勝という好成績を得ることが出来たが、我々はこの5月の富士で最大のパフォーマンスを出せるようにレクサスSC430を開発してきた。シリーズ最速のコースに照準を合わせて車両を仕上げ、結果を出せたことに満足している。これで第一目標を達成できたが、まだシリーズは中盤。最終目標に向かってこれからも一層努力を続けていく。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社