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FN:第6戦もてぎ ロイック・デュバルが2位表彰台を獲得、NAKAJIMA RACINGとともにランキングトップを堅持 (HONDA)

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  • 2009年8月9日(日) 決勝
  • 会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)
  • 天候:予選/曇り、決勝/曇り
  • 気温:28℃(14:30時点)
  • 路面温度:32℃(14:30時点)
  • 決勝レース:52周(249.652km)
  • コースコンディション:決勝/ドライ
  • 観客:2万500人(主催者発表)

 8月9日(日)、栃木県・ツインリンクもてぎにおいて2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦の決勝レースが開催された。

 4月に開幕したフォーミュラ・ニッポンは、シリーズ全8戦のうち第6戦を迎え、早くもシーズン終盤戦へと突入した。ポイント争いにおいては、前戦の鈴鹿ラウンドで2戦連続のポール・トゥ・ウインを飾った#31 ロイック・デュバル選手(NAKAJIMA RACING)が首位を堅持している。

 8日(土)に行われたノックアウト方式による公式予選の第1セッションにおいても、L.デュバル選手は圧倒的な速さを見せて、トップタイムで通過。同じくNAKAJIMA RACINGの#32 小暮卓史選手が2番手、地元栃木県出身のルーキー#10 塚越広大選手(HFDP RACING)が6番手で第2セッションへと駒を進めた。

 11台から8台に絞られる第2セッションでは、L.デュバル選手がファステストタイムとなる1分34秒388を記録すると、すぐさま小暮選手が1分 34秒295でタイムを塗り替える激しい展開となった。NAKAJIMA RACINGのチームメート同士によるトップ争いが繰り広げられた第2セッションは、小暮選手が1番手、L.デュバル選手が2番手で通過、塚越選手は8番手で第3セッションへと進出した。

 翌日の決勝グリッドを決める第3セッションでは、小暮選手が1分33秒979を叩き出し、ファステストタイムを更新。小暮選手は第3戦もてぎ以来となる今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手にはL.デュバル選手が入り、NAKAJIMA RACINGがフロントローを独占。塚越選手は第2セッションから順位を4つ上げて4番手で、翌日の決勝レースを迎えることとなった。

 9日(日)に行われた決勝レースは、スタートが迫るにつれて徐々に雲の厚さが増し、天候の悪化も予想される中でのスタートとなった。

 午後2時34分、1周のフォーメーションラップののち、全13台によりスタートが切られた。ホールショットは、ポールポジションスタートの小暮選手が奪取し、L.デュバル選手が3番手、塚越選手が8番手、#41伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が順位を3つ上げて9番手、#40 リチャード・ライアン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も順位を上げて10番手を走行している。小暮選手がこのまま後続を引き離して独走態勢に持ち込む展開になるかと思われたが、惜しくもジャンプスタートの裁定が下され、ドライビングスルー・ペナルティを科されて最後尾まで後退した。これによりトップ以下の各選手が順位を1つずつ上げた。

 レースは7周を終え、トップを走るマシンにラップタイムで上回る2位のL.デュバル選手は、その差を0秒631秒まで追い上げ、背後から様子をうかがう走りをみせる。

 13周終了時に小暮選手が最初にピットインを敢行。タイヤ交換と燃料を満タンにして、残り39周を走りきる作戦に切り替えてコースに復帰した。

 レースが中盤に入る20周目、伊沢選手がピットイン。各チームも続々とピットインを行うが、各チームとも残りの周回を走りきるための燃料を補給し、ワンピット作戦を選択している。

 白熱した接近戦が繰り広げられているトップ争いは、L.デュバル選手がトップに1秒以内の差で追走を続けている。30周を終えた時点で、トップ争いの2台は同時にピットインを敢行。ピット作業での争いとなったが、燃料補給の時間で差がついたため、L.デュバル選手は31周終了時にはトップと7秒以上のビハインドを負ってしまった。

 32周目、唯一ピットインを行っていなかった塚越選手がついにピットインし、出場13台のすべてがピットストップを終えた。この時点で、L.デュバル選手が2位、最後尾から激しい追い上げをみせる小暮選手が7位に浮上、伊沢選手が8位、R.ライアン選手が10位、塚越選手が13位を走行する。

 36周目、10位を走行していたR.ライアン選手が5コーナーで、マシントラブルのためにコースアウトを喫し、クラッシュパッドに衝突してリタイアとなった。

 2番手でトップを追い上げるL.デュバル選手は1分38秒台のハイペース走行により、38周の時点でトップと6秒あったタイム差から、42周目を終えた時点で4秒782差まで詰め寄った。

 49周目、9位を走行していた塚越選手が電気系のトラブルにより突然のスローダウンを喫し、惜しくもリタイアを余儀なくされた。

 相次ぐトラブルにより完走9台となったサバイバルレースを制したのは、アンドレ・ロッテラー選手(PETRONAS TEAM TOM'S)だった。L.デュバル選手は追い上げが及ばなかったものの、安定した走りにより2位表彰台を獲得し、ドライバーズ・ポイントランキングトップを守った。また、小暮選手は不運なスタートから果敢な追い上げをみせて6位入賞を果たし、同ランキング3位をキープしている。

コメント
坂井典次(Tenji Sakai)|「HR09E」開発責任者
 「今回のツインリンクもてぎでは、Enjoy Hondaを併催しており、初めてフォーミュラ・ニッポンをご覧になるHondaファンもいらっしゃるので、いいレースをお見せしたいと思っていました。前戦から投入した新バージョンのエンジンのマッピングも改善したので、予選ではNAKAJIMA RACINGの2台が1位、2位を獲得し、かなりの手ごたえがありました。 しかしながら決勝レースにおいては、不運な面も多々あり、皆様へ優勝報告ができなかったのが残念です。その中でも、2位表彰台を獲得したデュバル選手は、ドライバーズランキングのトップを維持してくれました。また、ポールポジションの小暮選手は、ジャンプスタートのペナルティを受けましたが、最後尾からの果敢な追い上げで、よくポイントを獲得してくれたと思います。次戦のオートポリスは、今回と同様に暑くなると思いますが、マッピングの方向性が正しいことは確認できたので、巻き返しを図りたいと思います。九州の皆さん、ぜひともサーキットにお越しいただき、Hondaへのご声援をお願いします」
ロイック・デュバル選手(2位 #31 NAKAJIMA RACING)
 「スタートに慎重になり過ぎたせいか、オープニングラップで順位を落としてしまったのは残念でしたが、すぐに2番手まで追い上げることができたことには満足しています。前半まではロッテラー選手よりラップタイムも速く、追い抜くチャンスを狙っていました。しかし、ピットストップ後の第2スティント以降は、チャンピオンシップのこともありますので、ミスの起こらないよう慎重にレースを運びました。結果、2位でレースを終えることができ、チャンピオンシップに一歩近づいたとも思います。しかし、レースというのは当然なにが起きるか分かりませんので、残り2戦も集中してレースに挑みたいと思います。また、今日のレースを10日前に亡くなった祖父に捧げたいと思います」
Text & Photo: HONDA
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

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優勝 #36アンドレ・ロッテラー
fn_r06_r_pc_andre パーフェクトなレースでした。ラッキーな面もありましたが、スタートもロケットみたいにうまくいって、2位に上がれたのはラッキーでした。
小暮選手がペナルティーを受けてトップに上がりましたが、すぐ後ろにロイックが迫ってきました。 ナカジマレーシングが速いのは判っていましたけど、自分たちのクルマも良かったので、 どうやれば速いペースで走り続けられるかも判っていましたし、もてぎは抜きにくいので、 プッシュされてもピットストップまでに前に出られなければ大丈夫だと思ってました。
ピットストップの時間も短く済ませられて、マージンも築けましたから、チームやメカニックには本当に感謝しています。
2位 #31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)
fn_r06_r_pc_loic ファンタスティックなスタートでしたよね(笑) コグレがジャンプスタートをしたのに惑わされて出遅れてしまい、 1コーナーではイシウラにも並ばれました。走っているうちにチームメイトにペナルイティが出て、 彼にはすまないと思うけど自分にとってはこれはラッキーでした。
アンドレを抜こうとしたんですけど、どうも2コーナーとS字でタイムロスをしているようで、中々つかまえられませんでした。 そこでピットストップで前に出ようと思ったんですが、今回は彼らのストラテジーのほうが良かったようですね。それで、 セカンドスティントはミスをしないように心がけて走るようにしました。チャンピオンシップを考えれば、 今回セカンドポジションでレースを終えられてハッピーです。
この入賞を十日前に亡くなったボクのお爺ちゃんに捧げます。
3位 #2ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)
fn_r06_r_pc_ben 退屈なレースでごめんなさい(笑)
今日は最後までタイヤをマネージメントしながら走っていました。前とのギャップを詰められなかったけど、 イシウラはタンクが軽いと思っていたから、ピットストップの後で前に出られると思っていたんですが、駄目でしたね。 それで後半はハードにプッシュしたんですけど、どうしても追いつけなくて、 でも最後に彼がスローダウンしたお陰でボクにとってはいいレースになりました。ポディウムに上がれてハッピーです。
優勝チーム監督 舘 信秀
fn_r06_r_pc_tachi レース前は勝てるなんて考えていませんでした。ポディウムならいいや位にしか思ってなくて。 ナカジマさんとこのクルマとはだいぶギャップがありましたからね。
でも、諦めちゃいけないんだと改めて思わされるレースになりました。始まる前はそれこそ捨ててましたから。
一つ勉強になりました。諦めちゃいけない、ネバーギブアップ、と。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第12戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

Cクラス
優勝 #2ケイ・コッツォリーノ(TODA FIGHTEX)
f3_r12_r_pc_kei まずは何よりも、チームが苦労してクルマをここまで完璧に仕上げてくれたことに感謝します。
昨日も勝てると思ったんですが、それ以上にエリクソン選手が速く、まだまだ足りない部分があるんだと悔しい思いをしましたので、 レース後にエンジニアと相談して更に速くなるようにクルマを作ってきました。
今日の決勝では凄くいいスタートができましたし、タイヤもタレずに最後まで速く走れました。
プレッシャーを感じることもなかったし、最初の3、4周はアタックして、その後はコンマ1秒くらい押さえ気味に走って、5、 6周走ったところでもう勝てると思いました。その後は最後までミスをしないでクルマを運んでいくことだけを考えて走りました。
ボクには去年一年間トヨタエンジンで走ってきた経験がありますし、チームはずっと無限エンジンでやってきた。 その経験を互いにフィードバックしあったから今日の優勝につながったのかなと思います。
(優勝が決まった瞬間は)正直実感が沸きませんでした。今までずっと勝ちたいと思って頑張って来ましたが、いざ勝ってみると「あれ? これだったんだ?こんなに簡単だったんだ」って感じるほど、今日は全てがうまくいきました。
2位 #37国本 雄資(PETRONAS TOM' F308)
f3_r12_r_pc_kunimoto スタートにこそチャンスがあると思っていましたし、ずっとプッシュしていたんですが、どうしても追いつけませんでした。今日は完敗でした。
タイヤが変わったことで、セットアップが煮詰められなかったんですが、二日間走ったことでデータも集められましたし、それが次につながれば、 と思います。
3位 #12安田 裕信(ThreeBond)
f3_r12_r_pc_yasuda 週末を通してクルマが良くなってきていて、今回は勝負できる状態でした。昨日はスタートで順位を落としたので、 今日は絶対決めてやると思っていたら、うまくいきました。機能はタイヤの内圧を高めにして狙っていったんですが、 駄目だったので今日は低めにチャレンジしました。
トップとの差は未だありますが、一つ一つ詰めていけば勝てると思うので、これからも頑張りたいと思います。
Nクラス
優勝 #7山本 尚貴(HFDP RACING)
f3_r12_r_pc_yamamoto まずは優勝できたことを素直に喜びたいです。関口選手がピットスタートになったことで実質トップからのスタートでしたが、 少しストール気味だったものの、結果は良かったです。
一昨日は僕のミスでクルマを壊してしまってますし、今日はチームスタッフみんなの優勝だと思います。
クルマは完璧な状態ですが、次からは回りも差を詰めてくると思うので、 残り2大会も週末を通してのリズムを崩さずにちゃんとやりとおせるように全力で頑張ります。
2位 #20アレキサンドレ・インペラトーリ(ACHIEVEMENT by KCMG)
f3_r12_r_pc_alex 予選4位からスタートして2位で終われたので、結果は悪くなかったと思います。週末を通じて山本選手が速かったので、 僕らも色々クルマを調整しましたが、叶いませんでした。
それでも最後まで落ち着いてレースを出来ましたし、佐藤選手に追い上げられましたがプレッシャーは感じませんでしたね。 もてぎは抜きにくいと判っていたので、自分がミスさえしなければ前に出られることはないと思っていましたから。
3位 #23佐藤 公哉(NDDP RACING)
f3_r12_r_pc_sato とりあえず3位でよかったです。今週末はずっと悩んでて、どうやってもタイムが出なくて、4位5位にしかなれませんでしたから。 それでもスタートさえ決めてたら表彰台だとは思っていたんですが、チームメイトの千代選手に引っかかってしまい、 前に追いつくことはできてもそれ以上は何もできませんでした。でも貴重なポイントが取れたのは良かったと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝 小暮にまさかのペナルティ!ロッテラーがナカジマレーシングの連勝を阻止

ナカジマレーシング、敗れる!
2009年全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の決勝が8月9日、ツインリンクもてぎで行われ、 予選5位からロケットスタートを決めた#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が今季初勝利を挙げ、 ナカジマレーシングの連勝に待ったを掛けた。
2位はポイントリーダーの#31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)、3位には#2ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)が入った。
ポールスタートの#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)はジャンプスタートによりドライビングスルーペナルティを課せられて最後尾に落ち、懸命に追い上げたものの6位に終わった。

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第6戦決勝は午後2時30分スタート。
終始曇天の下でのレースとなったが、心配された雨は降ってこなかった。
最初に1コーナーに飛び込んでいったのは小暮、同じくフロントローのデュバルは出遅れ、後方から凄まじい勢いで飛び出してきたロッテラーの先行を許しただけでなく、予選3位の石浦にまで抜かれてしまった。しかしかろうじて石浦だけは5コーナーまでに抜き返し、デュバルは3位でオープニングラップを終えた。
その後方ではトレルイエ、#1松田次生のインパル勢2台とドッグファイトを展開していた#10塚越広大が130Rでアウトにはみ出し、一気に8位に後退してしまう。

トップの小暮は序盤からハイペースで飛ばし、 2周目にはこのレースのファステストラップとなる1分37秒612を記録して2位ロッテラーに早くも3秒差をつける。ところがその小暮に対し、ジャンプスタートという判定が下され、ドライビングスルーが課せられることとなった。
これにより小暮は4周終わりでピットイン。最後尾で戦列に戻ることとなった。

小暮のペナルティによりトップに繰り上がったロッテラーだが、すぐ後ろにはここまで3連勝中のデュバルが迫ってくる。
0.5秒から0.7秒の間隔を保って執拗に追い上げるデュバルだったが、ロッテラーも全く付け入る隙を見せずに周回を重ねていく。
結局、二人はテール・トゥ・ノーズの状態で30周を走って同時にピットストップを行うこととなったが、 ここでロッテラーがデュバルよりも4秒速く作業を終えてピットアウト、その上ロッテラーとデュバルの間には、 コースに留まり続けていた塚越が割ってはいる格好に。
この間にロッテラーは一気にデュバルとの差を広げ、32周終わりには8.483秒ものリードを築き上げることに成功する。

32周目の3コーナーで塚越を抜き返し、ロッテラーの追い上げに取り掛かったデュバルだったが、 ロッテラーも落ち着いてペースをコントロールし、一度もトップを脅かされずに52周を走り切り、今季初勝利を挙げた。
デュバルは最終的に2.259秒差まで追い上げたものの惜しくも2位。しかしランキング2位のトレルイエが3位に終わったため、 ポイントリーダーの座は守りきった。

一方、ペナルティにより最後尾に落ちた小暮は、14周終わりではやめのピットストップを行い、 前が開けた状態でハイペースの追い上げを計ったが、20周め以降はピットアウトしてきた#37大嶋和也に前を抑えられる展開となってしまい、 最終的に大嶋のリタイヤで一つ順位を繰り上げたものの6位でレースを終えることとなってしまった。

次戦の舞台は3年ぶりの開催となる九州のオートポリス。8月30日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2009/08/09) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K521:26'41.317
231ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E522.259
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K5241.744
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K5247.913
51松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K5250.460
6*32小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E5252.911
748立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K521'12.116
820平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K521'15.643
941伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E521'34.854
1010塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E484Laps
1137大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K466Laps
-------- 以上規定周回(46 Laps)完走 --------
-7国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K3814Laps
-40リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E3517Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING) 1'37.612 (2/52) 177.08km/h
  • CarNo.32は、2009年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第27条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
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Japanese F3

JF3:第12戦もてぎ決勝 コッツォリーノが待望の初優勝!Nクラスは山本がぶっちぎりの速さで3連勝を達成

2009全日本F3選手権第12戦の決勝は、ポールポジションの#2ケイ・コッツォリーノ(TODA FIGHTEX)がスタートから後続を突き放し、F3参戦2年目にして初優勝を達成した。
戸田レーシングにとっては2006年7月の第10戦鈴鹿以来、3年ぶりの勝利となった。(当時のドライバーは伊沢拓也)
Nクラスは#7山本尚貴(HFDP RACING)が昨日に続いて連勝、第8戦鈴鹿から3連勝を達成した。 Nクラス予選トップの#18関口雄飛(EBBRO AIM F307)はエンジントラブルからピットスタートとなり、 クラス5位でレースを終えた。

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第12戦決勝は午後0時45分にフォーメーション開始。
ここでNクラスポールの関口のエンジンがかからず、ピットレーンに押し戻されることになった。

スタートを制したのはコッツォリーノ。凄まじいダッシュで2位の#37国本雄資を全く寄せ付けずに1コーナーに飛び込んでいった。
その後方では4位スタートの#12安田裕信が3位にジャンプアップ。先行された#36井口卓人は懸命にテールに喰らいつき、 順位挽回を図るが、安田は巧みなライン取りで井口のアタックを退ける。
この3位争いに昨日優勝の#1マーカス・エリクソンが僅差で続き、Cクラスはこの順位のまま周回を重ねていく。

トップのコッツォリーノは終始ハイペースで逃げに逃げ、11周目にはファステストラップも記録して、国本との差はどんどん開いていく。
最終的にコッツォリーノは2位以下に5秒近い大差をつけて20周を走り切り、F3参戦2年目にして念願の優勝を達成。
2位は国本、3位は安田となり、無限ホンダ、トムストヨタ、 スリーボンドニッサンと3メーカーのエンジンユーザーが揃って表彰台に上がる結果となった。

Cクラスは関口がピットスタートとなったことより先頭からスタートすることとなった山本が序盤から会長に後続を突き放し、 2位の#20アレキサンドレ・インペラトーリに14秒もの大差をつけて第8戦鈴鹿からの3連勝、今季通算5勝目を飾った。
3位はランキング2位の#23佐藤公哉。チームメイトの#22千代勝正を序盤に攻略し、インペラトーリに迫ったが、 こちらの攻略は叶わなかった。
ピットスタートの関口はトップと同等のハイペースで追い上げを計ったが、クラス5位に終わっている。

次戦オートポリスラウンドは8月29、30日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Japanese F3

JF3:第12戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/08/09) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 12 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
12Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C2036'10.369
237C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE204.993
312C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE206.635
436C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE206.942
51Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE208.597
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2016.949
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE2023.775
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE2043.885
920Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE2057.123
1023N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE2057.692
1122N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE201'01.325
1218N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE201'02.323
1319N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE201'17.684
148N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE201'36.597
155N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE201'53.782
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
-77N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE119 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.2 ケイ・コッツォリーノ(戸田) 1'47.855 (11/20) 160.26km/h
  • CarNo.77は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第28条12.違反(危険なドライブ行為)により、厳重訓戒及びペナルティポイント1点を課した。
  • CarNo.18は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第24条4. 3) (スタート手順)違反により、厳重訓戒とした。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行2回目結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2009/08/09) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'35.961--180.12
28石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'36.0170.0560.056180.02
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'36.1080.1470.091179.85
41松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.3090.3480.201179.47
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.3230.3620.014179.45
631ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'36.3260.3650.003179.44
740リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'36.5090.5480.183179.10
837大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'37.0011.0400.492178.19
910塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'37.3961.4350.395177.47
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'37.4511.4900.055177.37
1120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'37.6431.6820.192177.02
122ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'37.9271.9660.284176.51
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'38.5172.5560.590175.45
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行2回目 トップタイムは伊沢。ポールの小暮は3番手

全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦もてぎのフリー走行は、#41伊沢拓也(DoCoMoDANDELION)がトップタイム。 ポールポジションの#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)は3番手だった。

決勝日を迎えたツインリンクもてぎ上空には朝から分厚い雲が覆いかぶさっており、いつ雨が降り出してもおかしくない状況となったが、 午前9時35分より30分間で行われたフリー走行は終始ドライコンディションだった。

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ここでのトップタイムとなった伊沢は開始早々に1分35秒961を記録、その後は決勝を睨んだロングランに終始した。
昨日の予選は12番手に終わり、Q1落ちを喫しているが、そのときのタイムをここで更新しており、 決勝に向けてクルマは改善されてきていることが伺える。

2番手には今週好調な#8石浦宏明がつける。オーバーテイクボタンを使用した際、4コーナーで市井を乱す場面も見られたが、 こちらも決勝に向けて準備は万全のようだ。

3番手はポールシッターの小暮。過去にもてぎでは2ピット作戦やハーフタンクでのスタートなど、 変則的な戦略で勝利をものにしてきたNAKAJIMA陣営だが、少なくともフリー走行に関する限り、 今回は特に目立ったことはしてきてはいない。

4、5、6番手には100分の1秒以内の僅差で#1松田次生、#36アンドレ・ロッテラー、#31ロイック・デュバルが続く。
ルーキー勢最上位は#37大嶋和也で8番手。
第3戦もてぎを多いに沸かせた#10塚越広大は9番手。
前回の鈴鹿でファイナルラップにクラッシュした#7国本京佑は10番手につけた。

第6戦決勝は午後2時30分より、52周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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Japanese F3

JF3:第11戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

Cクラス
優勝 #1マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)
f3_r11_r_ericson いいレースでした。スタートも良かったし、序盤からケイとのギャップを広げられて、レースをコントロールできましたから。 自分のパフォーマンスを充分発揮できたと思いますし、ハッピーです。
明日もいいレースができると思います。
(今回から投入された新スペックのハンコックタイヤについて)かなりフィーリングが違いましたので、 クルマの方をタイヤにあわせる必要がありました。しかし昨日が雨だったのでセッティングを充分煮詰められず、予選はギャンブルでしたが、 決勝でまた良くなりました。
2位 #2ケイ・コッツォリーノ(TODA FIGHTEX)
f3_r11_r_kei 今年の最高グリッドからスタートできました。スタートでホイールスピン気味になってしまいましたが、マーカスも同じ状況でした。 でも1コーナーで差しにいける状況じゃなかったので2位をキープすることにしました。
何とか付いていこうと思ったんですが、特にS字で離されてしまいました。そのうち井口選手が徐々に迫ってきたので、 クルマをプッシュすることだけを考えて走り、2位でフィニッシュできたのでよかったです。
(新スペックのタイヤについて)今日一杯データが取れましたので、明日はいいパフォーマンスを出せると思います。
3位 #36井口 卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)
f3_r11_r_iguchi 予選は良くなかったんですが、スタートで3位に上がれたのは良かったです。明日の予選も前のほうなのでいいレースができると思います。
今日の決勝は、序盤プッシュできない状況でしたから中盤からペースを上げようとしたんですが、 後半にS字で黄旗が出てしまって攻め切れなかったです。
(新スペックのタイヤについて)昨日の雨でデータが取れなかったので、何もわからない状態で予選に臨みました。
Nクラス
優勝 #7山本 尚貴(HFDP RACING)
f3_r11_r_yamamoto スタートのときは、フォーメーションラップで試したら今までと感触が違ったので、それを意識しながら走り出したのがうまくいきました。 その後はCクラスに引っ張られて、理想の展開になりました。
(後続がCクラスの岩崎とバトルしていたことについて)自分自身でも見て確認したし、監督からも無線で聞かされていました。
(地元で勝てたことについて)正直複雑な感じです。勝つことは勝ちましたが、ここまで週末リズムを作れてなくて、 前回の鈴鹿ではスピンしてしまいましたし、昨日もクラッシュさせてしまって、情けないミスが続いてますから。 チームスタッフには本当によくしていただいてますし、自分もレベルアップしていかないと、と思います。
2位 #20アレキサンドレ・インペラトーリ(ACHIEVMENT by KCMG)
f3_r11_r_alex まぁまぁのレースでした。
今朝の予選で2位だったのは良かったですが、決勝ではスタートでホイルスピンさせてしまったので2位キープが精一杯でした。 そのうち関口選手も迫ってきました。
山本選手は速くて、特にバックストレートは全然ついていけなかったので、これ以上キャッチアップはできないなと思いました。
それでも最後までノーミスでしたし、2位で終われたのは良かったです。
3位 #18関口 雄飛(EBBRO AIM F307)
f3_r11_r_sekiguchi 今までずっと辛かったんですが、今回やっと上位と戦えるレベルまで来てほっとしています。でも、3位で終わってしまったのは悔しいですね。 もてぎは抜けないと判っていたので、データをたくさんとりました。明日は絶対勝ちたいです。
今までずっとオーバーステアに悩まされてたんですが、今回それが消えたんです。今のタイヤはアンダー傾向にあるので、 ウチにあってると思います。ですから今回は、タイヤが半分、セットアップが半分といった感じですね。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ公式予選 上位3人のコメント

fn_r06_q_pc_top3

ポールポジション #32小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)
fn_r06_q_pc_kogure チームメイトの走り出しが速く、ボクのほうはパドルシフトの調整がうまくタイムの出る方向にいってなかったので、 午後のノックダウン予選では通常のセッティングに戻したら、ロイック選手と同じタイムが出て、 アタックに出て行くタイミングもエンジニアの指示通りでうまくいきました。フロントタイヤが暖まりにくくてセクター1が難しかったんですが、 よかったです、ポールポジションが獲れて。
前回のもてぎも優勝してますし、ボクのクルマは基本セットがここに向いてると感じます。
明日はもう本当にスタートから自分のレースをして、後続との間にマージンを築きつつ、最後まで走り切りたいです。 スタートが一番のポイントだと思いますし、あとはタイムを落とさないよう、タイヤをマネジメントしていきます。
予選2位 #31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)
fn_r06_q_pc_duval 今日の予選はとてもよかったです。クルマはコンペティティブでバランスも良かったし、乗り易かった。 お陰でチームメイトとは接近戦になりましたが、勝ったコグレサンにはおめでとうといいたいです。
ボクはフロントタイヤを暖めるのがうまくいかなくて、セクター1がうまくいきませんでした。特にここでの一番大きなポイントは1コーナーで、 ここでアンダーが出るかどうかが大きいんです。
でも明日のレースには自信があります。クルマがコンペティティブなのでいいレースができると思います。
ここにきて他のチームとの差も縮まってきましたが、まだ1周あたりコンマ7秒はアドバンテージがあると思う。
決勝でコンマ7秒は大きいですから、明日もチームメイトとの一騎打ちになるんじゃないでしょうか。
天気がどうなるかわかりませんが、いいレースができると思いますよ。
予選3位 #8石浦 宏明(Team LeMans)
fn_r06_q_pc_ishiura 前回も調子は良かったですが、まだまだセッティングを変えていかないとトップ2台には追いつけないので、 今回もフリー走行から色々変えながら走りました。
その結果、他よりは少し近づいてってるという手ごたえを感じますが、まだ詰めていきたいと思って、予選の前にもビッグチェンジをやりました。
結果的には差が縮まらなくて悔しい思いをしましたが、3位というポジションはキープしているので、明日も差を詰めていきたいです。
(Q3での松田選手との件について)アピールすれば気付いてくれると思いましたし、青旗も出てたんですけど、 気付いてもらえませんでしたのでアタックを諦めました。1周目に一番美味しいとこが使えるようにセッティングしていたので、 あれがなければもうコンマ1、2秒はいけたと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第11戦もてぎ決勝 Cクラス、Nクラスともポール・トゥ・フィニッシュ。エリクソン、山本が揃って今季4勝目を挙げる

ツインリンクもてぎで行われた2009全日本F3選手権第11戦の決勝は、ランキングトップの#1マーカス・ エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)が危なげない走りでポール・トゥ・フィニッシュ。今季4勝目を挙げた。
Nクラスも#7山本尚貴(HFDP RACING)がスタートからクラストップを快走、 こちらも今季4勝目を挙げて2位佐藤公哉との差を更に広げてみせた。

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決勝レースはフォーミュラニッポンの予選終了後、午後4時より14周で行われた。
ポールのエリクソンがホールショットを決め、序盤から2位のケイ・コッツォリーノとの差を徐々に広げにかかる。
3番手はエリクソンと同じトムスの#36井口卓人。予選3位の#12安田裕信はスタートで出遅れて4番手、 懸命に井口のテールに喰らい付くが、攻略の糸口が中々見つからず、逆にじりじり引き離されながら周回を重ねることになる。
シリーズポイント同点でエリクソンを追う#37国本雄資は5位。
Cクラスはこの順位のまま淡々と14周を消化していき、ポイントリーダーのエリクソンが今季4勝目を手にすることとなった。

Nクラスはトップの山本がCクラスの#33岩崎祐貴を抜いて7位浮上。
岩崎は序盤#20アレキサンドレ・インペラトーリ、#18関口雄飛、 #22千代勝正らのNクラス勢にも次々に抜かれて一時総合11位まで後退するが、徐々に順位を盛り返し、 最後は13周目の5コーナーで山本を抜いて総合7位でフィニッシュした。

一方、Nクラスの順位自体には変動はなく、山本が前戦鈴鹿に続いて2連勝、今季通算4勝を手にした。
2位はインペラトーリ、3位には関口が入り、第4戦岡山以来4ヶ月ぶりに表彰台に上がった。

次戦第12戦は明日午後0時45分より、20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Japanese F3

JF3:第11戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/08/08) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 11 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1425'12.755
22Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C142.457
336C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE143.683
412C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE146.821
537C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE147.993
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1414.053
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1434.929
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1438.668
920Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1441.720
1018N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1443.189
1122N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1444.300
1223N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1445.046
138N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1447.350
1419N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1458.785
1577N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE141'31.153
-------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 --------
-5N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE95 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.1 マーカス・エリクソン(トムス) 1'47.252 (10/14) 161.16km/h
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FN:第6戦もてぎ公式予選 またしてもナカジマ1-2!! 小暮が今季2度目のポール

全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の公式予選が8月8日、ツインリンクもてぎにおいてノックアウト方式で行われ、#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が第3戦以来、 今季2度目のポールポジションを同じもてぎで獲得、#31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)の連続ポールを2でストップさせた。

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Q1は午後2時20分開始。
午前中のフリー走行で1-2とここでも好調はナカジマレーシング勢は最後にピットアウトし、最初のアタックで小暮1分34秒839、 デュバルは1分34秒982。
1周のクールダウンの後、小暮はセクター1、セクター2とベストタイムを更新するが、ラップタイムは1分34秒898に留まる。
一方のデュバルはここで1分34秒824を記録、トップに躍り出た。

なんとデュバルはここでQ1の走行を切り上げるという大胆な作戦に出た。
結果的にこれは吉とでて、誰一人デュバルのタイムを上回れず、2位に小暮、 3位には最後のアタックで#1松田次生を上回った#8石浦宏明が入った。
一方、ここで脱落したのは#41伊沢拓也、#40リチャード・ライアンのダンディライアン勢だった。

10分間のインターバルの後に開始されたQ2でもナカジマレーシングの速さは変わらない。
他のドライバーが1周流した後にピットインしていくのを尻目にデュバルはいち早くアタックに取り掛かり、 1分34秒388を叩き出して悠々とピットイン。そのまま走行を終えた。
しかしここでトップに立ったのはチームメイトの小暮のほうだった。
デュバルと入れ替わるようにアタックを開始した小暮のタイムは1分34秒295。
今回もポールポジション争いはこの二人の間で繰り広げられそうな展開だ。
3番手はここでも石浦がつけ、松田が4番手。Q2開始までのインターバルでリヤスプリング交換を行った#2ブノワ・ トレルイエが5位につけた。

一方、ナカジマ勢とともに開幕以来全てのレースでQ3進出を果たしていた#20平手晃平は、 チェッカー直後の最後のアタックでもタイムをあげることが出来ず、なんと11位で今季初のQ2落ちを喫することとなった。
このほか#48立川祐路、#7国本京佑がここで予選を終えた。

再び10分間のインターバルをおいてQ3開始。
ここでもトレルイエはスプリングを交換してきた。
石浦もエアロバランスを変更、コースオープンと同時にハイペースで走行して感触を確かめた。
また第3戦同様、先にフロントタイヤの皮むきを行うドライバーが居る一方で、Q1、 Q2とトップタイムのデュバルとトムスの2台はピットで待機。残り5分30秒というところで漸くコースに出て行った。
石浦もエアロバランスのチェックはユーズドタイヤで行っており、アタックに際しては一度に4本のニュータイヤを投入している。

こうした中、残り時間3分というところで最初にアタックを開始したのは石浦。 しかしヘアピンでウォームアップ中の松田に引っかかってしまい、アタックを断念、1周の仕切りなおしの後に再びアタックに取り掛かった。

反対に一番最後にアタックに出て行ったのは小暮。
小暮は残り3分50秒でピットアウトすると、2周のウォームアップの後にいきなり1分33秒979を叩き出し、一気にトップに躍り出た。

対するデュバルはこのセッション、2回のアタックを行ったものの1分34秒112に留まり、2番手。富士、 鈴鹿と続いてきた連続ポールは2でストップ。
逆に小暮は第3戦もてぎにつづく今季2度目のポール獲得となった。
ナカジマレーシングによるフロントロー独占はこれで4戦連続だ。

3番手には、チェッカー直前に1分34秒798を出した石浦が入り、 前回のもてぎで観客を多いに沸かせた#10塚越広大が4番手と今回も好位置につけてきた。

ランキング2位でデュバルを追うトレルイエは結局7位に留まり、ここでの逆転は難しくなりそうだ。

第6戦決勝は明日午後2時30分より、52周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ公式予選総合結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2009/08/08) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'34.8391'34.2951'33.979
231ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'34.8241'34.3881'34.112
38石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.0631'34.7471'34.798
410塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'35.5221'35.1691'34.930
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.9271'35.1071'34.964
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.4781'35.1061'34.995
72ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.9451'35.0041'35.067
81松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1891'34.8871'35.120
948立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'35.7671'35.367
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.6271'35.487
1120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.5521'35.520
1241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'35.984
1340リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'36.182
---- 予選通過基準タイム ----1'41.462
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウト予選Q3結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2009/08/08) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'33.979--183.92
231ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'34.1120.1330.133183.66
38石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'34.7980.8190.686182.33
410塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'34.9300.9510.132182.08
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9640.9850.034182.02
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9951.0160.031181.96
72ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.0671.0880.072181.82
81松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1201.1410.053181.72
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2009/08/08) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'34.295--183.31
231ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'34.3880.0930.093183.13
38石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'34.7470.4520.359182.43
41松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.8870.5920.140182.16
52ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.0040.7090.117181.94
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.1060.8110.102181.74
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.1070.8120.001181.74
810塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'35.1690.8740.062181.62
---- 以上Q3進出 ----
948立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'35.3671.0720.198181.25
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.4871.1920.120181.02
1120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.5201.2250.033180.96
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウト予選Q1結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2009/08/08) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
131ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'34.824--182.28
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'34.8390.0150.015182.26
38石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.0630.2390.224181.83
41松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1890.3650.126181.59
537大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.4780.6540.289181.04
610塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'35.5220.6980.044180.95
720平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.5520.7280.030180.90
87国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.6270.8030.075180.75
948立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'35.7670.9430.140180.49
1036アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.9271.1030.160180.19
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.9451.1210.018180.15
---- 以上Q2進出 ----
1241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'35.9841.1600.039180.08
1340リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'36.1821.3580.198179.71
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

JF3:第12戦もてぎ公式予選 コッツォリーノ今度こそ正真正銘のポール!Nクラスも関口が久々のポール獲得

全日本F3選手権第12戦もてぎの公式予選は、#2ケイ・コッツォリーノ(TODA FIGHTEX)が1分46秒442で、 第9戦鈴鹿以来のポールポジションを獲得。
Nクラスも#18関口雄飛(EBBRO AIM F307)が第4戦岡山以来、今季4度目のポールを獲得した。

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第11戦の予選終了から10分間のインターバルをおいて、第12戦の公式予選が開始された。
ここでも最初のアタックでトップに立ったのは#1マーカス・エリクソンで1分46秒875。 しかしその直後にエリクソンは4コーナーでコースアウト、2周目のタイムアップに失敗してしまう。
この間に#36井口卓人が1分46秒661でトップに。#37国本雄資も1分47秒000で続く。

3周目のアタックでは国本が1分46秒534でトップにたち、2位に井口、3位にはコッツォリーノが上がってきた。
エリクソンは47秒台と振るわない。

そして終了2分前に1分46秒442までタイムを上げてトップに立ったのはコッツォリーノ。
国本もセクター1、セクター2とベストタイムを更新してトップを奪い返そうとしたが、90度コーナーで惜しくもコースオフ、 タイム更新はならなかった。
結局この予選でコッツォリーノのタイムを破るものは現れず、今シーズン唯一の無限ユーザーである2号車は、 グリッド降格で幻に終わった第9戦鈴鹿の無念をここで晴らすこととなった。
2位に国本、3位に#36井口卓人が続き、スリーボンドエンジンの#12安田裕信が4番手、第11戦ポールのエリクソンは5位に終わった。

Nクラスは関口雄飛が最終的に1分48秒889を叩き出し、第4戦岡山以来、実に4ヶ月ぶりのポールを獲得。
中盤戦で苦戦の続いた関口だが、ここで流れを変えることが出来るだろうか。
一方、ポイントリーダーの#7山本尚貴も2番手と好位置につけて明日の決勝に臨む。

第12戦決勝は明日の午後0時45分より、20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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Japanese F3

JF3:第11戦もてぎ公式予選 両クラスともポイントリーダーがポールを獲得。

全日本F3選手権第11戦もてぎの公式予選は、Cクラスは#1マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)、 Nクラスは#7山本尚貴(HFDP RACING)と、いずれも現時点でのポイントリーダーがポールポジションを獲得した。

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第11戦の公式予選は午前11時35分開始。
蒸し暑いコンディションの中15分間の走行がはじまった。

最初のアタックでトップに立ったのはエリクソンで1分48秒779
しかし、2周目には#37国本雄資が1分47秒636でトップ、2位には#36井口卓人が1分47秒983で続く。
エリクソンも最終コーナーで後輪をダートに落としつつ、1分47秒375までタイムを縮めるが、 その直後に国本が1分47秒041を出してきた。
更に残り5分をきったところで#12安田裕信が1'46秒827といち早く46秒台にはいってくると、#2ケイ・ コッツォリーノも1分46秒905で2位につける。

しかしエリクソンも終盤タイムを上げ、残り3分を前に1分46秒499、再びトップを奪い返した。
結局このまま予選は終了、エリクソンが前戦鈴鹿の第10戦に続いてポールを獲得することとなった。

Nクラスは#20アレキサンドレ・インペラトーリ、#18関口雄飛、#7山本の間でトップが目まぐるしく入れ替わったが、 最後の最後に山本が1分48秒956を記録してポールを獲得した。

第11戦決勝は今日の午後4時より14周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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Japanese F3

JF3:第12戦もてぎ公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/08/08) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 12 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
12Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'46.442--162.39
237C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.5340.0920.092162.25
336C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.5520.1100.018162.22
412C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'46.7100.2680.158161.98
51Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.7560.3140.046161.91
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.1840.7420.428161.26
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.6541.2120.470160.56
818N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'48.8892.4471.235158.74
97N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'48.9102.4680.021158.71
108N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'49.1722.7300.262158.33
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'49.2632.8210.091158.20
1223N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'49.5063.0640.243157.84
1322N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'49.6123.1700.106157.69
1419N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'50.0023.5600.390157.13
155N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'51.5355.0931.533154.97
1677N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE1'52.6506.2081.115153.44
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'57.16010.7184.510147.53
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Japanese F3

JF3:第11戦もてぎ公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/08/08) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 11 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.499--162.30
22Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'46.8010.3020.302161.84
312C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'46.8270.3280.026161.80
436C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.9030.4040.076161.69
537C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'47.0410.5420.138161.48
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.6411.1420.600160.58
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'48.1771.6780.536159.78
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'48.9562.4570.779158.64
920Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'49.0652.5660.109158.48
1018N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'49.1582.6590.093158.35
1123N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'49.2842.7850.126158.17
1222N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'49.3942.8950.110158.01
1319N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'49.9593.4600.565157.19
148N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'51.0264.5271.067155.68
155N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'51.5715.0720.545154.92
16*77N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE1'51.9135.4140.342154.45
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'57.38010.8816.354147.26
  • CarNo.77は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(ダブルチェッカー)により、決勝レースをピットスタートとする。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行1回目 ロイック・デュバル(ナカジマ)が2位以下を1秒近くちぎってトップタイム!

 フォーミュラ・ニッポン第6戦が8日、ツインリンクもてぎで開幕。午前中フリー走行1回目が行われ、ナカジマレーシングのロイック・デュバルが2位の同僚小暮卓史を1秒以上引き離す走りでトップタイムをマークした。

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 ツインリンクもてぎは早朝から雨模様。霧雨が降っていたが、フリー走行1回目開始の10時20分までにはやみ、ほぼドライのコンディションでセッションが始まった。

 フリー走行開始15分過ぎ、ほぼ全車がコースインした時点でトップタイムを記録したのは石浦宏明(ルマン)で1分35秒923。2位には塚越広大(HFDP)、3位に立川祐路(セルモ/インギング)、4位大嶋和也(トムス)、5位国本京祐(ルマン)、6位平手晃平(インパル)と若手が上位に顔を出してきた。

 開始20分過ぎ、V字コーナー付近で雨が落ち始めた。10時36分、ウェット宣言が出されたが、コースはほぼドライコンディション。各車、前戦の鈴鹿で使ったスリックのユーズドタイヤを履いてフリー走行を継続中。

 一部路面が濡れている部分があるため、30分を経過してもトップは石浦のまま。しかし、雨もやみ小暮が1分35秒809でついにトップを逆転。さらにデュバルが1分35秒718をタイムを更新してトップに立つと次の周に35秒693とさらにタイムを縮めた。

 フリー走行残り5分。各車ニュータイヤに履き替え午後の予選シミュレーションが始まる。塚越が各セクターでベストタイムを更新し、1分35秒570とここでトップに立った。

 しかし、塚越のトップも一瞬。小暮が1分35秒347で再びトップに立った。しかし、これで終わらない。デュバルが素晴らしいスピードで各セクターでタイムを更新。タイムは1分34秒439。なんと2位に落ちた小暮を1秒近くちぎって見せた。

 これで今回もナカジマレーシングが1-2。序盤トップタイムだった石浦も最後に1分35秒506をたたき出し3位に上がってきた。4位塚越、5位松田次生(インパル)、6位立川と続いた。

スターティンググリッドを決めるノックアウト予選は14時20分より行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行1回目結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2009/08/08) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
131ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'34.439--183.03
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'35.3470.9080.908181.28
38石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.4541.0150.107181.08
410塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'35.5701.1310.116180.86
51松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.8091.3700.239180.41
648立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'35.9661.5270.157180.12
720平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.1401.7010.174179.79
840リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'36.3131.8740.173179.47
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'36.3241.8850.011179.45
1037大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.4101.9710.086179.29
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.4522.0130.042179.21
1236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.5242.0850.072179.07
1341伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'36.7182.2790.194178.72
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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スーパー耐久

吉本大樹レースレポート スーパー耐久シリーズ第5戦(富士

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【吉本大樹レースレポート スーパー耐久シリーズ第5戦(富士)】 
1-02 August, 2009
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CAU8UDZY.jpg■ 5ZIGEN NSX 
■ 最終ラップの劇的逆転劇で今シーズン初優勝!!
【Result】

(Sta) QF : 3 rd (Sun) Final : 1st (20 pt)
(Ranking) 2 nd (51 pt)
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【Qualify】
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■ 5ZIGEN NSX
■ ブレーキにトラブルを抱え、予選はクラス3番手

7月18日~20日に行われる予定であった第4戦「十勝24時間」が中止となったため、前戦鈴鹿からは約2か月ぶりの開催となった今期のスーパー耐久シリーズ。

今シーズンは開幕からの3戦を終えた時点で2度の表彰台に上っているTeam 5ZIGEN NSX。しかしながら未だ表彰台の頂点には手が届いておらず、チーム、ドライバーはこの富士に必勝を期して乗り込んできた。金曜日に設けられた走行枠では、1本目に松浦選手が主にウィング等のテスト、2本目は平中選手と吉本大樹がマシンに乗り込み新仕様のダンパーの確認やセットアップ、3本目は雨でNEWタイヤでのアタックこそ出来なかったものの、ガソリン積載量によるマシンバランスチェック等を行った5ZIGEN NSX。そして迎えた土曜日の公式予選。

まずAドライバー予選に出走したのは平中選手。ところがその平中選手は数周はクリアな状態でアタックをしたものの終盤にはブレーキのフィーリングに違和感を感じ始め、タイムはトップに0.09秒届かず1'53"133。それでもまずは2番手つけBドライバー予選の吉本へと繋いでいく。ところがこのブレーキトラブルはBドライバー予選までに解決できず、さらにアタック1周目にはステアリングのチルトが動いてしまうトラブルも発生したため吉本はここでのアタックを断念。その後もブレーキに違和感を感じながらもアタックを試みたものの、左フロントだけがロックしてしまう症状が続きタイムを伸ばせず、結局A+Bドライバー合算タイムでの予選結果はクラス3番手。その後ブレーキに抱えていた問題はブレーキバランスをコントロールするPバルブという装置の認識にあった事がわかったため、Cドライバー予選までにはトラブルも何とか解消。「まだブレーキは完璧ではなかった」とはいうものの、ここで松浦選手が決勝に向けてのセットアップを行った。

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【Final】
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■ 5ZIGEN NSX、 雨中の劇的大逆転!!
CAJX8QV3.jpgCARS3E3X.jpg
一夜明け迎えた決勝日。予選はトラブルにより満足のいくポジションを得られなかったものの、ドライバーは「マシンバランスはこれまでのレースの中で一番良いフィーリング」とコメント。さらに予選終了後には不安のあったクラッチの調整の他、ドライブシャフトやハブなど駆動系の部品を全て交換。予報の出ていた雨を意識したセッティングも進め、必勝を期してこの日を迎える事となった。

ところがこの日の富士スピードウェイは朝から目まぐるしく天候が変化する難しいコンディション。朝のフリー走行は完全なウェット路面だったものの、スタート直前には寸前まで降っていた豪雨がやみ路面は徐々に乾き始めていく方向へ。しかしその後またすぐに雨が降り出しウェットコンディションに戻っていく等、レースはまさに天候が展開を大きく左右するレースとなった。そんな状況の中、まずスタートを担当したのは平中選手。その平中選手はこれまでのレースにも見られたガソリン満タン時の挙動が安定しない状態でスタート後一時はポジションを落としたものの、途中からまた雨が強まりだすとペースを上げて徐々にポジションをアップ。その後もスタート直後に失ったポジションを果敢に取り戻していくと最後は実質2番手でピットイン、松浦選手にステアリングを託していく。さらに松浦選手は2位のままコースへと入ったものの、このピットインで更に順位を上げると、この時点でついにトップに躍り出ることに成功する。松浦選手はその後、レース前から不安を抱えていたクラッチとギアのフィーリングが少しづつ悪化していくなか、それでも安定したペースを守りこのスティントを危なげなく走り切りると、後続との差が50秒程となったところで、いよいよ最後の第3スティント吉本へとステアリングを繋いでいく。

その吉本は降り続ける雨の中、前の二人が作り上げたマージンを持って今期初のトップチェッカーに向けコースイン。しかし程なくして吉本からは「ギアがやばい。多分クラッチが完全に切れていない」との無線が。それでも吉本は1コーナーやヘアピン、最終コーナー等、通常は2速で抜けるコーナーも3速までしかシフトダウンをせずに抜けていく等、ギアをいたわる走りで周回を重ねながら、ペースは2位とのマージンを保つペースで走行。マシンに不安を抱えながらも、今期初のトップチェッカーに向けひた走っていく。ところがレースもチェッカーまで残りわずかというところにまさかの展開が待ち受けていた。なんと黄旗区間中での追い越しがあったとして5ZIGEN NSXに10秒ストップのペナルティ裁定が下され、この裁定については「全く身に覚えがない」裁定であったものの、一度出されたペナルティを無視するわけにもいかず吉本はここでやむなくピットイン。すぐさまコースに復帰したものの、このピットインで順位は逆転、2番手にいたマシンにトップの座を明け渡し、4時間レースの残り10分を切った時点で10秒前方を行かれる事となってしまった。

しかしここから吉本は猛然と追い上げを開始、それまでギアを労わっていたため2分10秒~12秒程であったペースを一気に上げると、この時点のコース上でただ一人2分8秒台のラップタイムをマークしながらすぐさまその差を7秒にまで縮め、前を行くマシンに対し精神的なプレッシャーをかけていく。ところがその直後、吉本は「プッシュしすぎた」とBコーナーの侵入でオーバーラン。これでここまでに縮めたトップとの差は再度12秒にまで広がってしまい、さすがにピットには暗い空気が張り詰める。しかし迎えた最終ラップ、ここに最後のドラマが待ちかまえていた。

吉本はオーバーラン後もあきらめる事なく追い上げを見せたものの、最終ラップに入った時点でのトップとの差は約7秒程。さすがにその差は優勝への黄色信号が灯り始めたと誰もが思ったその時、何と突然雨脚が急激に強まり出すと、そのあまりの雨量にコース上ではスピンやコースアウトをするマシンが続出。この日一番の豪雨で各マシンのペースが極端に落ちていく。するとその中でただひとりペースを落とすことのなかった吉本が猛然とその差を一気に詰めていき、何と最終コーナーまでにトップを行くBMWの背後にまで接近。すると次の瞬間、5ZIGEN NSXの執念が伝わるかのようにトップを行くBMWがハイドロプレーニングを起こし最終コーナーでスピンアウト!これにより吉本は最後の最後、土壇場でポジションを取り戻し最終コーナーを立ち上がると、最後は全開でアクセルを踏むことすら出来ない程の雨量になっていたストレートを通過し見事にトップでチェッカー。ピットのスタッフ・ドライバー達は、映像モニターには映っていなかったこの大逆転劇をチェッカーと同時に切り替わったタイミングモニター表示で把握、一瞬の間を置き、喜びの雄叫びを爆発させる事となった。

まさかのペナルティ後退から最後まであきらめることなく追走を続けた5ZIGEN NSXが土壇場での大逆転劇で今期初優勝を遂げた今回のレース。これで5ZIGEN NSXは4戦中3戦で表彰台を獲得したことになると同時にポイントも大きく追加。ランキングも首位から2ポイント差の2位に浮上し、シーズン後半のタイトル争いに向け大きく弾みをつけこの第5戦を締めくくる事となった。

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【吉本大樹コメント】
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めっちゃ嬉しいです!今回のレースで勝たなければ参戦を取り止める話もあったんです。マシンは古いのでくたびれているかもしれないけど、プロのチーム、そしてプロのドライバーが揃っているのに一度も勝てないのはやはり格好がつきませんから。そんな皆の思いが一つになって得た最高の結果でした。

初走行の時からブレーキには不安を抱えていて、それは今現在も続いています。さらにクラスの中では排気量も小さい我々のNSXでは、ストレートの長い富士での勝負は厳しいと思っていました。でも雨の予報を信じていたし、金曜日、土曜日と続いた良くない流れも鵜呑みにせず決勝を迎えられました。平中選手は辛かった序盤のスティントをしっかり成し遂げポジションを回復させてくれたし、松浦選手もクラッチとギアの状況が少しずつ悪化していくなか良いペースをコンスタントに進めてくれました。

自分が受けたペナルティーに関しては、手前のポストと黄旗が出ていたポストも確認しているのでまったく納得していません。そもそも40秒以上もギャップがあって全く焦る必要の無い場所でわざわざ危険な行為を起こす訳が無い。2位のまま終わっていたなら暴れてしまっていたかもしれませんが、最後は勝てたのでもういいです。喜んで、怒って、キレて、また喜んで。今、間違いなく流れが良いのでこの勢いでスーパー耐久もチャンピオンを目指して頑張ります。

チームの皆、応援してくれたファンの皆さんありがとうございました!すぐにマレーシアで行われる12時間耐久レースのMMEに5ZIGEN CIVICで、同じ5ZIGENメンバーで参戦するのでこちらも勝ちに行きます!4レースもかかってしまったけど、応援してくれた皆さんありがとうございました。引き続き頑張ります!

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スーパー耐久

S耐:第5戦富士 SUPER TECの開催結果について (FSW)

予選8月1日 (土) 決勝8月2日 (日)

【併催レース】
  1. Netz Cup Vitz Race 2009 関東シリーズ第4戦
  2. 2009ロータス2-イレブンカップ第4・5戦
  3. 2009 ロータスエリーゼSカップ第4戦

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 富士スピードウェイで8月2日(日)に開催した「スーパー耐久シリーズ2009第5戦 SUPER TEC」では、10,800人(予選日を含む大会合計は15,900人)の観衆が見守る雨模様の中、決勝レースは13:05にスタートしました。

 4時間耐久レースを征したのは、ST1クラスが谷口信輝/柳田真孝/FARIQE HAIRUMAN組のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(#1)、ST2クラスは阪口良平/谷口行規/小川日出生組のRSオガワユークスADVANランサー(#20)、ST3クラスは平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組の5ZIGEN NSX(#5)、ST4クラスは内山慎也/大村和生/野間一組のYAMATO CIVIC(#67)でした。

 今大会では一般観戦券でパドックに入場できる“パドックフリー方式”を初めて採用し、各チームのピット内を覗くなど、レースの裏舞台を楽しむお客様が多く見られました。

 パドックに設営された特設ステージでは、ドライバーやレースクイーンなどのトークショーに加え、お子様に人気のキャラクター“トミカヒーローレスキューファイアー”ショーや夫婦お笑い音楽ユニット“めおと楽団ジキジキ”のステージを催し、多くのお客様が楽しんでいました。

 お祭りコーナーもパドックエリアに設置され、射的や金魚すくいなど、お子様がお祭り気分を楽しんでいました。

 おなじみのピットウォークには多くのファンが入場してドライバーとの交流を楽しんでいました。予選終了後には、オフィシャルカーの先導のもとマイカーでコースを走行できる特別体験走行を実施し約50台が参加しました。さらに決勝日の午前中に行われたサーキットサファリでは、大型バスにスーパーGTなどで活躍する松田次生選手と平手晃平選手が分乗し、約90名のお客様がドライバーならではの解説と実戦さながらに走るスーパー耐久マシンの迫力を楽しんでいました。

 また、松田選手と平手選手には、パドックラウンジにおいてトークショーや撮影会、ゲーム大会などのファンサービスを実施しました。

 メインスタンド側のイベント広場では、ラジコンレースの最高峰“KYOSHO TROPHY 2009”が開催され、参加者が真剣勝負を繰り広げました。同広場で開催された高木虎之介氏プロデュースのキッズカート教室やソープボックス乗車体験では、お子様がクルマの楽しさを味わって いました。

 また、日本レース写真家協会(JRPA)の協力のもと、アマチュアカメラマンを対象に実施した 撮影講習会には20名が参加し、JRPA会員からの指導を受けながら、普段は入ることができないプロカメラマンエリアからの撮影を満喫していました。

Text & Photo: 富士スピードウェイ株式会社
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スーパー耐久

S耐:第5戦富士決勝 スピード違反? 速すぎる1号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口/柳田/ハイムラン組)が独走で今季3勝目!

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 8月2日、静岡県の富士スピードウェイで、スーパー耐久第5戦の決勝レースが行われた。

 午後1時05分フォーメーションラップのスタートの直前に雨は上がり、曇り空の下ウエットコンディションで、4時間レースはローリングスタートで幕を開けた。

 ST1クラスは序盤、#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Fariqe Hairuman組)と#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/吉田広樹/JOHAN ADZMI組)の柳田と片岡のチームメイト同士のトップ争いが熾烈になるが、8周目にトップに立った#1柳田が次第にその差を広げていく。

 「スタート前に雨が止んだから(その後は)ドライと思った。1種類しかないレインタイヤの新品でスタートした。ライバルのZに比べて燃費が厳しいのでコントロールできるマージンを稼ぎたかった」とはレース後の柳田のコメント。

 30周を走りきった1時間後にはトップの#1と#28の差は19秒。3番手の#21 YASAKA MAX ADVAN PORSCHE(織戸学/中村嘉宏/中山良明組)までは50秒の差がついていた。#10 Y.K.M.ADVAN Z(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)はこの時点で総合6番手、クラス5位となっていた。

 スタートから1時間半後の43周目に#28がまずピットイン。このアウトラップに#28と#14 RX-7の左フロントが接触。このため#28はマシンの修復のため急遽ガレージへマシンを入れてしまう。危険行為で#14はドライブスルーペナルティをうけることとなった。続いて45周目には#1もピットインする。ここで#360 Kosei-RP-GT3がトップに立つが、51周目にこちらもピットストップとなり、51周目には#1が再びトップに立つ。

 レースが折り返し点を迎えた2時間後には#1が59周を走行。以下、#10が58周、クラス2のトップ#56ランサーが総合3位となっていた。その15分後#56はピットストップ、#20ランサーが総合3番手のクラストップに浮上する。2時間半を経過したあたりで再び雨が降り出す。そして#10Zも78周目のへアピンでストップ!

 3時間経過時点では#1のには#21ポルシェがつけ、一時は大きく後退した#28Zが3番手に再び浮上してきていた。

 チェッカー直前、雨は激しくなり4時間レースは#1BMWが圧勝、総合2番手にはST2クラスの#20RSオガワユークスADVANランサーが入り、3番手に#28BMWが入った。ST1クラスの表彰台はBMWの1-2という結果となった。3位には初参戦の#21 YASAKA MAX ADVAN PORSCHEが入った。

 ST3クラスは#5 5ZIGEN NSXが終盤にドライブスルーペナルティを受けながらも、逆転で初優勝!

 ST4クラスは#67 YAMATO CIVICがクラス優勝を果たした。

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ウイナーのコメント

#1谷口信輝「柳田からファリックに交代した時はタイヤ交換しなかったから、彼が難しかったと思う。自分の時は雨がまた強くなってきたんでタイヤ交換をしようということで早めのタイミングで入った。後ろとのタイミングを見ながら行こうと言うところだったけど、攻め攻めモードで雨の中プッシュしてしまった。ライバルがリタイヤしたんでチャンピオンシップは逆転できていい流れになった。SUGOの時のようなトラブルもあるんでゆとりをもっていたいからね。木曜日にスピード違反で捕まったけど、今日も雨の中スピード出しすぎちゃったね(笑)」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

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スーパー耐久

S耐:第5戦富士決勝結果

スーパーTEC -RIJ- (2009/08/02) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2009 Super Taikyu Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH1164:01'18.384
2ST2120RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH1142Laps
3ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH1142Laps
4ST223ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田信博
山田 英二
YH1142Laps
5ST236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH1133Laps
6ST1321YASAKA MAX ADVAN PORSCHE
PORSCHE 997
織戸 学
中村 嘉宏
中山良明
YH1124Laps
7ST2430サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
YH1124Laps
8ST2526エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋正澄
添田 正
YH1124Laps
9ST2659東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田寿博
YH1115Laps
10ST149Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知
佐藤 茂
木村 正治
YH1115Laps
11ST31*55ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
松浦 孝亮
YH1106Laps
12ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
三沢伸輔
行方 由久
YH1106Laps
13ST15*360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
澤 圭太
山崎 正志
田中 篤
YH1106Laps
14ST3316T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広
太田 侑弥
田畑 勇
YH1106Laps
15ST3415KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH1097Laps
16ST3534asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
田島 聡
YH1088Laps
17ST36777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH1088Laps
18ST4167YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
内山 慎也
大村 和生
野間 一
YH1088Laps
19ST4273ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
北川 剛
藤田 弘幸
YH1088Laps
20ST4355BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
河村直樹
YH1088Laps
21ST3739TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
井入 宏之
吉本 晶哉
YH1079Laps
22ST4418コスモソニック ings FKDC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
森政行
YH1079Laps
23ST4569真東☆制動屋☆セナルトCIVIC YH
HONDA CIVIC TYPE-R
吉本明
久保田 英夫
深谷 啓二
YH1079Laps
24ST4687 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一
秋山 辰勝
ツダ・コウジ
YH1079Laps
25ST47*95SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH10511Laps
26ST488チーム哲也 RnスポーツS2K
HONDA S2000
田中 徹
植田正幸
YH10511Laps
27ST387ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
オギ姉
辻佐起子
YH10214Laps
28ST39*14協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一
小松 一臣
杉林 健一
YH10115Laps
29ST1635asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH9818Laps
30ST1725SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
土屋武士
久保 拓也
高木 真一
YH9818Laps
31ST2756眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH9125Laps
---- 以上完走 ----
-ST2-37BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
筒井 克彦
大瀧 賢治
谷芳樹
YH8135Laps
-ST1-10Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH7838Laps
-ST4-62HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
デパマン 石渡
古橋孝之
YH7109Laps
-ST2-17T’zRバリスBiotランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
蒲生 尚弥
荒井 康裕
松井宏太
YH6110Laps
-ST4-29TokyoMarkting AIDAC DESIGN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤原 能成
木村 聡
福田川 優
YH失格-
  • Fastest Lap(ST-1): 2'00.178 (68 / 114) 136.687 km/h 28 片岡龍也/吉田広樹/JOHAN ADZMI / PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
  • Fastest Lap(ST-2): 2'02.302 (5 / 91) 134.313 km/h 56 服部尚貴/松本達哉 / 眠眠打破ingsランサー
  • Fastest Lap(ST-3): 2'06.628 (7 / 107) 129.725 km/h 39 川口正敬/井入宏之/吉本晶哉 / TRACY SPORTS A-YDESIGN ADVAN N
  • Fastest Lap(ST-4): 2'09.742 (5 / 108) 126.611 km/h 67 内山慎也/大村和生/野間一 / YAMATO CIVIC
  • CarNo.360(Bドライバー)は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条3.(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.14(Cドライバー)は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)①③(追突及び他車追越し妨害)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.29(Cドライバー)は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)①(追突)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.5(Cドライバー)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.95(Cドライバー)は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)①(追突)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.29(Aドライバー)は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条1.(走路外走行違反による、「ドライビングスルーペナルティ」無視)により失格とした。
Tags:

スーパー耐久

S耐:第5戦富士フリー走行結果

スーパーTEC -RIJ- (2009/08/02) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2009 Super Taikyu Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH1'59.238-137.765
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH2'00.258 1.020136.596
3ST13360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
澤 圭太
山崎 正志
田中篤
YH2'00.986 1.748135.774
4ST2120RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH2'01.093 1.855135.654
5ST1421YASAKA MAX ADVAN PORSCHE
PORSCHE 997
織戸 学
中村 嘉宏
中山良明
YH2'01.126 1.888135.617
6ST223ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田信博
山田 英二
YH2'02.062 2.824134.578
7ST1510Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH2'02.200 2.962134.426
8ST1625SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
土屋 武士
久保 拓也
高木 真一
YH2'03.680 4.442132.817
9ST236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH2'04.044 4.806132.427
10ST2430サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
YH2'04.766 5.528131.661
11ST2556眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH2'04.907 5.669131.512
12ST1735asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH2'05.053 5.815131.359
13ST2626エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
添田正
YH2'05.579 6.341130.808
14ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
三沢伸輔
行方 由久
YH2'06.549 7.311129.806
15ST189Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知
佐藤 茂
木村 正治
YH2'06.713 7.475129.638
16ST2759東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田寿博
YH2'06.885 7.647129.462
17ST2837BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
筒井 克彦
大瀧 賢治
谷芳樹
YH2'07.056 7.818129.288
18ST3214協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一
小松 一臣
杉林 健一
YH2'07.103 7.865129.240
19ST3316T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広
太田 侑弥
田畑 勇
YH2'07.390 8.152128.949
20ST3455ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
松浦 孝亮
YH2'07.468 8.230128.870
21ST3534asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
田島 聡
YH2'07.748 8.510128.588
22ST3615KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH2'08.178 8.940128.156
23ST4155BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
河村直樹
YH2'08.816 9.578127.521
24ST4262HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
デパマン 石渡
古橋孝之
YH2'09.42810.190126.918
25ST4373ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
北川 剛
藤田 弘幸
YH2'09.75310.515126.602
26ST4467YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
内山 慎也
大村 和生
野間 一
YH2'10.44611.208125.928
27ST4587 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一
秋山 辰勝
ツダ・コウジ
YH2'10.50811.270125.868
28ST3739TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
井入 宏之
吉本 晶哉
YH2'10.76411.526125.622
29ST4618コスモソニック ings FKDC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
森政行
YH2'11.36712.129125.045
30ST4769真東☆制動屋☆セナルトCIVIC YH
HONDA CIVIC TYPE-R
吉本明
久保田 英夫
深谷 啓二
YH2'11.66712.429124.760
31ST38777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH2'11.77612.538124.657
32ST4895SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH2'12.58313.345123.898
33ST4929TokyoMarkting AIDAC DESIGN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤原 能成
木村 聡
福田川優
YH2'13.59114.353122.963
34ST397ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
オギ姉
辻佐起子
YH2'15.31616.078121.396
35ST4108チーム哲也 RnスポーツS2K
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH2'16.57317.335120.279
36ST2917T’zRバリスBiotランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
蒲生 尚弥
荒井 康裕
松井宏太
YH2'23.76224.524114.264
  • 大会審査委員会はCarNo.17(Cドライバー)のフリー走行を確認したため決勝レース出場を認める。
Tags:

スーパー耐久

S耐:第5戦富士公式予選 28号車のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEが今季初PP!

 8月1日、静岡県の富士スピードウェイで、スーパー耐久第5戦の公式予選が行われた。

 今シーズンは1デイイベントとして開催される大会も多い中、第3戦の鈴鹿と今回の富士は昨年までと同様の土曜日予選、日曜日決勝のスケジュールでの開催となっている。また今回は、パドックも無料で開放されている。

FAEB4275p.JPG FAEB4282p.JPG FAEB3865p.JPG FAEB3833p.JPG

 朝は霧、その後も小雨というあいにくの天候となった、その後、雨も上がりだいぶ空も明るくなってきた。曇り空のドライコンディションで、12時05分から1グループ(ST1,2クラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつでAドライバー予選が行われた。

 ここでは、#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝組)の谷口が1分46秒567をマークし、このセッションのトップタイムとした。

FAEB4301p.JPG

FAEB4226p.JPG

 12時50分から、再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズでは一昨年からこの2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられることとなっており、結果はBドライバーの#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEの吉田広樹が1分47秒064でセッションのトップタイムとし、#28が3分33秒911の合算タイムでポールポジションをきめた。#1BMWが2番手、#35 asset.テクノファーストZ(前嶋秀司組)が3番手となった。期待のニューカマー#21 YASAKA MAX ADVAN PORSCHE(織戸学組)は5番手、#25 SAMURAI ADVAN PORSCHE(土屋武士組)は7番手となった。

 総合8位にクラスST2クラスのトップ#3 ENDRESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/村田信博組)が入った。総合14位にST3クラスのトップ#15 KYOSYOメーカーズ岡部自動車RX-7(長島正明/田ヶ原章蔵組)、総合25位にST4クラスのトップ#62ホンダカーズ東京μSSRDC5(塩谷烈州/デパマン石渡組)が入った。

 決勝レースは、明日13時05分から4時間で開催される。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

Tags:

スーパー耐久

S耐:第5戦富士Cドライバー公式予選結果

スーパーTEC -RIJ- (2009/08/01) C Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindkm/h
1ST1135藤井 誠暢asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'47.580-152.694
2ST1228ジョハン・アズミPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
YH1'48.729 1.149151.080
3ST1310田中 哲也Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'48.999 1.419150.706
4ST141ファリーク・ハイルマンPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
YH1'49.181 1.601150.455
5ST1525高木 真一SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
YH1'49.621 2.041149.851
6ST1621中山 良明YASAKA MAX ADVAN PORSCHE
PORSCHE 997
YH1'50.575 2.995148.558
7ST17360田中 篤Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
YH1'51.050 3.470147.923
8ST189木村 正治Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
YH1'52.018 4.438146.644
9ST213山田 英二ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
YH1'52.151 4.571146.470
10ST2226添田正エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'54.446 6.866143.533
11ST3115古谷直広KYOSHO メーカーズ 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
YH1'55.237 7.657142.548
12ST3216田畑勇T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'55.282 7.702142.492
13ST3314杉林健一協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
YH1'55.889 8.309141.746
14ST345松浦孝亮5ZIGEN NSX
HONDA NSX
YH1'55.920 8.340141.708
15ST3527行方由久FINA ADVAN M3
BMW M3
YH1'55.941 8.361141.682
16ST2320小川日出生RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'56.046 8.466141.554
17ST24*37谷芳樹BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'56.760 9.180140.689
18ST3639吉本晶哉TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
YH1'58.60211.022138.504
19ST4167野間一YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
YH1'59.97712.397136.916
20ST4255河村直樹BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
YH2'00.15612.576136.712
21ST43*95中子修SPOON S2000
HONDA S2000
YH2'00.20012.620136.662
22ST4462古橋孝之HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'00.59613.016136.213
23ST4518森政行コスモソニック ings FKDC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'00.62513.045136.181
24ST4669深谷啓二真東☆制動屋☆セナルトCIVIC YH
HONDA CIVIC TYPE-R
YH2'01.36413.784135.352
25ST4729福田川優TokyoMarkting AIDAC DESIGN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'01.46413.884135.240
26ST4887 ツダ・コウジ K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'02.95815.378133.597
27ST4973藤田弘幸ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'03.96816.388132.508
---- 以上予選通過 ----
-ST2-*17松井宏太T’zRバリスBiotランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YHAbsence--
  • CarNo.37は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金1万円を課す。
  • CarNo.95は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条3.(ピットレーン速度)違反により、罰金1万円を課す。
  • 大会審査委員会は、CarNo.17(Cドライバー)の決勝レース出場を「フリー走行時に走行すること」を条件に認める。
Tags:

スーパー耐久

S耐:第5戦富士公式予選総合結果

スーパーTEC -RIJ- (2009/08/01) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireAdriver
Bdriver
Total
Time
Behindkm/h
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田広樹
YH1'46.647
1'47.064
3'33.711-153.729
2ST121PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田真孝
YH1'46.567
1'47.366
3'33.933 0.222153.570
3ST1335asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1'48.088
1'47.727
3'35.815 2.104152.230
4ST1410Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤公哉
YH1'47.877
1'48.238
3'36.115 2.404152.019
5ST1521YASAKA MAX ADVAN PORSCHE
PORSCHE 997 GT3
織戸 学
中村嘉宏
YH1'48.261
1'48.293
3'36.554 2.843151.711
6ST16360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
澤 圭太
山崎 正志
YH1'47.158
1'50.282
3'37.440 3.729151.093
7ST1725SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
土屋 武士
久保拓也
YH1'48.424
1'50.715
3'39.139 5.428149.921
8ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田信博
YH1'50.502
1'51.191
3'41.693 7.982148.194
9ST226新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH1'51.947
1'50.380
3'42.327 8.616147.772
10ST2356眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH1'50.991
1'51.705
3'42.696 8.985147.527
11ST2420RSオガワユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
YH1'51.765
1'52.040
3'43.80510.094146.796
12ST189Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知
佐藤 茂
YH1'52.474
1'52.129
3'44.60310.892146.274
13ST2526エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH1'52.656
1'52.157
3'44.81311.102146.137
14ST3115KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
YH1'53.565
1'52.447
3'46.01212.301145.362
15ST3214協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田 芳信
小松 一臣
YH1'53.886
1'52.654
3'46.54012.829145.023
16ST2637BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
筒井 克彦
大瀧 賢治
YH1'53.978
1'52.603
3'46.58112.870144.997
17ST3355ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
YH1'53.133
1'53.902
3'47.03513.324144.707
18ST2730サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
YH1'53.564
1'53.553
3'47.11713.406144.655
19ST3434asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
田島 聡
YH1'53.789
1'53.584
3'47.37313.662144.492
20ST35777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH1'53.037
1'55.008
3'48.04514.334144.066
21ST3616T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
太田侑弥
YH1'54.399
1'53.755
3'48.15414.443143.997
22ST3739TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
井入 宏之
YH1'54.755
1'53.696
3'48.45114.740143.810
23ST3827FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
三沢伸輔
YH1'54.066
1'54.419
3'48.48514.774143.789
24ST397ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
オギ姉
辻佐起子
YH1'57.945
1'57.777
3'55.72222.011139.374
25ST4162HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
デパマン 石渡
YH1'58.134
1'57.919
3'56.05322.342139.179
26ST428チーム哲也 RnスポーツS2K
HONDA S2000
田中 徹
植田正幸
YH1'58.415
1'57.754
3'56.16922.458139.111
27ST4367YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
内山 慎也
大村和生
YH1'58.858
1'58.792
3'57.65023.939138.244
28ST4495SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
YH1'58.759
1'59.094
3'57.85324.142138.126
29ST4573ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
北川剛
YH1'59.740
1'58.220
3'57.96024.249138.064
30ST4655BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
YH1'58.881
1'59.164
3'58.04524.334138.014
31ST4787 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一
秋山辰勝
YH1'58.505
2'00.210
3'58.71525.004137.627
32ST4869真東☆制動屋☆セナルトCIVIC YH
HONDA CIVIC
吉本 明
久保田 英夫
YH2'01.623
1'59.321
4'00.94427.233136.354
33ST49*18コスモソニック ings FKDC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
YH1'59.125
2'02.275
4'01.40027.689136.096
34ST41029TokyoMarkting AIDAC DESIGN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤原 能成
木村聡
YH2'01.523
2'02.249
4'03.77230.061134.772
---- 以上予選通過 ----
-ST2-17T’zRバリスBiotランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
蒲生 尚弥
荒井 康裕
YH2'10.376
2'10.494
4'20.87047.159125.939
-ST2-59東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU GRB
大澤 学
吉田寿博
YH1'55.346
Absence
---
-ST2-11TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
佐々木 孝太
菊地靖
YHAbsence
Absence
---
  • CarNo.18は、2009年富士スピードゥエイ一般競技規則第9章第39条3.(ピットレーン速度)違反により、Bドライバーのベストラップに対し3秒加算のペナルティを課す。
  • CarNo.17は、決勝出走嘆願書の申請により、競技会審査委員会は最後尾グリッドを条件に決勝出走を認めた。
  • CarNo.59は、決勝出走嘆願書の申請により、競技会審査委員会は最後尾グリッド(35番グリッド)を条件に決勝出走を認めた。
Tags:

スーパー耐久

S耐:第5戦富士Bドライバー公式予選結果

スーパーTEC -RIJ- (2009/08/01) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindkm/h
1ST1128吉田 広樹PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
YH1'47.064-153.430
2ST121柳田 真孝PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
YH1'47.366 0.302152.998
3ST1335佐々木 雅弘asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'47.727 0.663152.485
4ST1410佐藤 公哉Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'48.238 1.174151.766
5ST1521中村 嘉宏YASAKA MAX ADVAN PORSCHE
PORSCHE 997 GT3
YH1'48.293 1.229151.688
6ST16360山崎 正志Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
YH1'50.282 3.218148.953
7ST216関 豊新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'50.380 3.316148.820
8ST1725久保 拓也SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
YH1'50.715 3.651148.370
9ST223村田 信博ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
YH1'51.191 4.127147.735
10ST2356松本達哉眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'51.705 4.641147.055
11ST2420谷口行規RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'52.040 4.976146.615
12ST189佐藤茂Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
YH1'52.129 5.065146.499
13ST2526大橋正澄エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'52.157 5.093146.463
14ST3115田ヶ原章蔵KYOSHO メーカーズ 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
YH1'52.447 5.383146.085
15ST2637大瀧賢治BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'52.603 5.539145.882
16ST3214小松一臣協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
YH1'52.654 5.590145.816
17ST2730花岡翔太サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'53.553 6.489144.662
18ST3334田島聡asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'53.584 6.520144.622
19ST3439井入宏之TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
YH1'53.696 6.632144.480
20ST3516太田侑弥T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'53.755 6.691144.405
21ST365吉本大樹5ZIGEN NSX
HONDA NSX
YH1'53.902 6.838144.219
22ST3727三沢伸輔FINA ADVAN M3
BMW M3
YH1'54.419 7.355143.567
23ST38777吉田基良BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'55.008 7.944142.832
24ST418植田正幸チーム哲也 RnスポーツS2K
HONDA S2000
YH1'57.75410.690139.501
25ST397辻佐起子ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
YH1'57.77710.713139.474
26ST4262デパマン石渡HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH1'57.91910.855139.306
27ST4373北川剛ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH1'58.22011.156138.951
28ST4467大村和生YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
YH1'58.79211.728138.282
29ST4595小幡栄SPOON S2000
HONDA S2000
YH1'59.09412.030137.931
30ST4655松井孝允BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
YH1'59.16412.100137.850
31ST4769久保田英夫真東☆制動屋☆セナルトCIVIC YH
HONDA CIVIC
YH1'59.32112.257137.669
32ST4887秋山辰勝 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'00.21013.146136.651
33ST4929木村聡TokyoMarkting AIDAC DESIGN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'02.24915.185134.372
34ST410*18笠原 智行コスモソニック ings FKDC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'02.27515.211134.343
---- 以上予選通過 ----
-ST2-17荒井康裕T’zRバリスBiotランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH2'10.49423.430125.882
-ST2-11菊地靖TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
YHAbsence--
-ST2-59吉田 寿博東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU GRB
YHAbsence--
  • CarNo.18は、2009年富士スピードゥエイ一般競技規則第9章第39条3.(ピットレーン速度)違反により、Bドライバーのベストラップに対し3秒加算のペナルティを課す。
Tags:

スーパー耐久

S耐:第5戦富士Aドライバー公式予選結果

スーパーTEC -RIJ- (2009/08/01) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindkm/h
1ST111谷口 信輝PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
YH1'46.567-154.145
2ST1228片岡 龍也PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
YH1'46.647 0.080154.030
3ST13360澤 圭太Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
YH1'47.158 0.591153.295
4ST1410横溝 直輝Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'47.877 1.310152.273
5ST1535前嶋 秀司asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'48.088 1.521151.976
6ST1621織戸 学YASAKA MAX ADVAN PORSCHE
PORSCHE 997 GT3
YH1'48.261 1.694151.733
7ST1725土屋 武士SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
YH1'48.424 1.857151.505
8ST213峰尾 恭輔ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
YH1'50.502 3.935148.656
9ST2256服部 尚貴眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'50.991 4.424148.001
10ST2320阪口良平RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'51.765 5.198146.976
11ST246冨桝朋広新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'51.947 5.380146.737
12ST189堀主知Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
YH1'52.474 5.907146.050
13ST2526朝倉貴志エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'52.656 6.089145.814
14ST31777DRAGONBYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'53.037 6.470145.322
15ST325平中克幸5ZIGEN NSX
HONDA NSX
YH1'53.133 6.566145.199
16ST2630伊藤俊哉サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'53.564 6.997144.648
17ST3315長島正明KYOSHO メーカーズ 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
YH1'53.565 6.998144.647
18ST3434ガミさんasset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'53.789 7.222144.362
19ST3514増田 芳信協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
YH1'53.886 7.319144.239
20ST2737筒井克彦BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH1'53.978 7.411144.123
21ST3627伊橋勲FINA ADVAN M3
BMW M3
YH1'54.066 7.499144.011
22ST3716なかむらたかひろT-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'54.399 7.832143.592
23ST3839川口正敬TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
YH1'54.755 8.188143.147
24ST2859大澤学東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU GRB
YH1'55.346 8.779142.413
25ST397オギ姉ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
YH1'57.94511.378139.275
26ST4162塩谷烈州HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH1'58.13411.567139.052
27ST428田中徹チーム哲也 RnスポーツS2K
HONDA S2000
YH1'58.41511.848138.722
28ST4387金森敏一 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH1'58.50511.938138.617
29ST4495市嶋樹SPOON S2000
HONDA S2000
YH1'58.75912.192138.320
30ST4567内山慎也YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
YH1'58.85812.291138.205
31ST4655谷川達也BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
YH1'58.88112.314138.179
32ST4718浅野武夫コスモソニック ings FKDC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH1'59.12512.558137.895
33ST4873下山和寿ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH1'59.74013.173137.187
34ST4929藤原能成TokyoMarkting AIDAC DESIGN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'01.52314.956135.174
35ST41069吉本 明真東☆制動屋☆セナルトCIVIC YH
HONDA CIVIC
YH2'01.62315.056135.063
---- 以上予選通過 ----
-ST2-17蒲生尚弥T’zRバリスBiotランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
YH2'10.37623.809125.996
-ST2-11佐々木 孝太TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
YHAbsence--
Tags:

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:レガシィ B4 GT300、いよいよデビュー間近 (SUBARU)

gt_r06_09009_1
スポンサーおよびパートナー企業の状況により外観デザインを変更する場合があります

 SUBARUレガシィB4をベースとしたSUPER GT GT300仕様車の開発を進めていたR&D SPORT (神奈川県厚木市代表:本島伸次氏)は、このほど本年のSUPER GTシリーズ第6戦「鈴鹿700kmレース」よりデビューするレースマシンの概要とチーム体制を発表した。

 新型レガシィB4をベースとする新設計のGT300レースマシンは、2009年のSUPER GT車両規定に基づいて開発されたレース専用車両である。パワーユニットは、富士重工業製の水平対向エンジンで、SUBARUのモータースポーツ活動を統括するスバルテクニカインターナショナル(STI)がチューニングおよびマネジメントシステムの開発を担当している。ドライブトレインは、SUBARU車の基本構造であるSymmetrical AWDシステムを踏襲し、豊富な経験を持つR&D SPORT社がシャシーの製造・組み立てを行っている。新型レガシィの車体コンポーネンツを使ったボディワークはシルバーを基調にペイントされ、レガシィがもつスポーツドライビング性能をより強調する力強さを表現している。タイヤは横浜ゴム製を、潤滑油はMOTUL製を使用する。

 ドライバーは、過去に三度GT300チャンピオンを獲得しているベテランの山野哲也をサインアップ。二人目のレギュラードライバーについては、 R&D SPORTと関係が深く、同社の代表的レースカーであるVEMAC 320Rの開発に携わったことのある密山祥吾に決定した。

チーム体制
  • チーム名:R&D SPORT
  • チーム監督:本島伸次
  • マシン名:R&D SPORT LEGACY B4
  • エンジン:SUBARU BOXER ターボ
  • ドライブトレイン:Symmetrical AWD
  • 参戦クラス:GT300
  • ドライバー:山野哲也 / 密山祥吾
gt_r06_09009_2.jpg 山野哲也
 1965年東京生まれ。1992年以来全日本ジムカーナチャンピオンを14回獲得。2004年から三年連続でSUPER GT GT300クラスのチャンピオンドライバーとなった。2008年のSUPER GT第4戦マレーシアラウンドでは、SUBARUインプレッサを駆りGT300優勝を遂げた。
gt_r06_09009_3.jpg 密山祥吾
 1976年東京生まれ。1995年FJ1600でレースデビュー。全日本F3選手権やスーパー耐久レースなどを経て2001年にR&D SPORTから全日本GT選手権にデビュー。その後もこのシリーズに出場し堅実に実績を積んでいる。
Text & Photo: スバルテクニカインターナショナル株式会社
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スーパー耐久

S耐:第5戦富士 男気!!豆横溝緊急参戦!

 5月のSUPER GT富士で好評だった、男気ナッツ横溝が、8月1日、2日に開催されるスーパー耐久第5戦でも販売されることになりました。今回は、ドライバー本人も参戦します。ビールのおつまみに、お土産にいかが?

 以下、プレスリリース。

 8月1日、2日に富士スピードウェイで行われるスーパー耐久第4戦において、横溝直輝プロデュースの、「男気!!豆横溝」(おとこぎ!!ナッツよこみぞ)第二弾の販売をさせていただくことになりました。

 横溝の地元である秦野市の名産品である「落花生」に熱い魂を込めて、今回は4種類の新しいラインナップを含めた、6種類の男気!!ナッツを販売いたします!

 サーキットにお越しの際は、「男気!!豆横溝」を是非、レース観戦のお供に!!

 販売場所はスーパー耐久特設ステージ(パドック内)近くのイベントスペースに男気!!スペシャル販売ブースが登場します。この週末は男気!!ナッツを喰らいながら、レースをガンガン盛り上げましょー!!!

 男気!!豆横溝のスペシャル詳細はこちら↓

http://www.naokiyokomizo.com/event/20090801/

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SUPER GT

吉本大樹レースレポート スーパーGTシリーズ第5戦(菅生)

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【吉本大樹レースレポート スーパーGTシリーズ第5戦(菅生)】 25-26 July, 2009
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■アップル・K-one・紫電■
■決勝終盤の追い上げで、殊勲の2位表彰台獲得!!■
pic.jpg
【Result】
(Sta) FP : 2nd / QF : 5 th / SL : 4 th
(Sun)FP : 2nd / Final : 2nd (18pt)
(Ranking) 3 rd (59 pt)

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【Free Practice】
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 過酷なハンディを抱えながらも、紫電2番手発進!

前戦マレーシアで劇的な大逆転優勝を果たしたアップル・K-one・紫電はチームランキングでも一気に4位に浮上、一躍今シーズンのタイトル争いに名乗りを上げた。しかし今回、元からの特別性能調整と前戦の結果から積まれたウェイトはトータル142kg(車輛のトータル重量は実に1292kg)。さらに紫電が負うハンディは重量だけではなく、エンジンパワーを大きく左右する「リストリクター」のサイズにもある。ここからのシリーズタイトル争いの主導権を握るには今回のSUGOラウンドの結果も大きく影響してくると考えられるなか、300クラスに出場している全GTカー中「最高重量、最低リストリクター」での戦いを強いられる事となった紫電。今回のSUGOラウンドは、その紫電がどんなパフォーマンスを見せるかに注目が集まった。

迎えた土曜日午前の公式練習。この日は前日まで降っていた雨もやみ、セッションは青空も覗く天候のなか開始された。紫電は加藤選手⇒吉本⇒加藤選手の順にドライブ。チェックや予選へ向けたセットアップを行っていく。しかし砂埃などで路面コンディションが悪く、セッション開始から1時間ほどが経過したところではスピンやコースアウトをするマシンが続出。途中1台のマシンがスピンを喫しそのままバリヤにクラッシュした事でコース上には赤旗が提示され、セッションが8分程中断される一幕も。そんななか紫電は最終的に37周を走行、ウェイトやパワーで抱えるハンディを埋めるセットアップを模索していくと、最後はトップから0.122秒差の2番手タイムをマーク。予選、決勝では厳しい戦いも予想されるなか、何とか上々のスタートを切る事に成功した。

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【Qualify~Super Lap】
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 予選1回目を5番手で通過、SLでは4番手を確保

午前中に比べさらに青空が広がり、気温も上昇するなか始まった公式予選1回目。

まずは吉本が基準タイムクリアのための計測を2周行い、その後すぐさまピットイン。代わってステアリングを握った加藤選手がアタックへと出て行く。するとその加藤選手は午前のフリー走行同様、ここでも完璧なアタックをみせる。確実に厳しい状態となっていたマシンを巧みに操り、「ここからはさすがにウェイトが響いてくるのでは・・・」というチームの心配を吹き飛ばす1'25"193をマーク。何と5番手に飛び込みスーパーラップ(SL)に駒を進めることとなった。

そしてその後1時間半弱のインターバルを挟み行われた注目のSL。朝からの日差しも若干和らぐ上々のコンディションのなか、紫電は加藤選手がステアリングを握り8台中の4番目でタイムアタックへと向かう。すると加藤選手はここでも抜群の集中力を発揮、またしても「完璧な」アタックを成功させ、予選1回目のベストタイムを更新する1'24"699をマーク。後からアタックを行ったNo.81(ダイシンアドバンFerrari)、No.33(HANKOOK PORSCHE)、No.43(ARTA Garaiya)には上を行かれたものの、最終的に予選1回目の5番手からひとつポジションを上げ、翌日の決勝をフロントローとなる4番グリッドからスタートする事となった。

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【Final】
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 不安定な天候で見せた快走!
 最後の最後は優勝に一歩届かずも、見事な2位フィニッシュ!

ウェイトやリストリクター径で抱えるハンディから、今回のSUGOはかなりの苦戦が予想されたアップル・K-one・紫電。しかし、ウェイトやパワーで抱えるハンディを埋めるセットアップを模索し続け初日から常にトップ5圏内でレースウィークを組み立ててきた紫電は、この日午前中のフリー走行でも2番手タイムをマーク。「決勝はタフな戦いになる(吉本大樹)」としながらも、一つでも前のポジションを奪還するための戦略を練り、午後のスタートを迎えることとなった。

決勝直前のコースコンディションは気温30℃、路面温度は42℃。ストレートにはやや強めの向かい風が吹いているものの、天候は晴れで路面もドライ。最終コーナー後方には黒い雲も確認されたが、予報では「18時から雨」と、まだ雨が降りだす気配はない。そして迎えた14時ちょうど、各マシンがゆっくりとしたローリングから最終コーナーを立ちあがってくるとストレート上ではグリーンシグナルが点灯、いよいよスーパーGT第5戦の決勝の幕が切って落とされた。

紫電のスタートドライバーを務めたのは加藤選手。ところがこのスタートではトップ車輛がかなり手前から加速し始めてしまったため、パワーの劣る紫電は最終コーナーの登りで加速が鈍り1コーナーまでにひとつポジションダウン。その後も加藤選手は抱えたハンディが影響しペースを上げられず、No.26(UP START タイサンポルシェ)等にも交わされ一時は7番手にまでポジションを落とす等、その後の厳しい展開が予想される序盤戦となっていく。ところがレースも中盤に差しかかろうかという24周目、サーキットの上空はとうとう黒い雲が覆いはじめ、その2周後にはついに最終コーナー付近で雨が落ちはじめる。さらにその雨は27~29周目にかけてコースの全域で降りだす展開となり、その後一気に雨脚が強まっていくと、ここで各マシンが一斉にピットイン。紫電もさらに雨脚の強まった33周目にピットに戻りタイヤ交換&吉本へとドライバーチェンジを行う。

するとその吉本はコースイン後のアウトラップで果敢にオーバーテイクをしかけていき3番手までポジションアップ。「フロントガラスが曇ってドライブが難しい状況だった(吉本大樹)」とはいうものの、タイヤをセーブしつつも好ペースを維持、ドライでは不可能だった「トップ集団に勝るペース」で走行を重ね、36周目にはNo.11(JIMGAINER ADVAN F430)をパスし2番手にポジションアップ、そのまま前を行くトップNo.81(ダイシンアドバンFerrari)を追っていく。

ところがここからはまたしても天候とコースコンディションが変わりはじめ、レースは50周を終えたあたりから更なる動きを見せていく。まずレース中盤から強まり続けた雨が徐々に弱まり始めると、58周目には各マシン後方からの水けむりも上がらなくなり、吉本からは「タイヤの状況が渋くなってきた。ドライタイヤを用意しておいてほしい。」との無線が入る。そしてすでにドライタイヤへ交換していたマシンのペースが上がってきたあたりで、吉本は「ドライでも十分走れる」と判断しすぐさまピットイン。難しい状況判断ではあったものの、タイヤをドライタイヤに履き替え4番手でコースに復帰すると、ここからレース終盤にかけての劇的な追い上げが始まった。

ドライタイヤに履き替えた吉本は、アウトラップではタイヤの冷えた状態で後ろから迫るマシンに着かれたものの、ここは何とかポジションをキープ。この後空からはまたしても雨粒が落ち始めたものの、レース中盤程の雨量にはならず、吉本はウエットタイヤ勢よりも明らかに速いペースでラップを刻んでいく。途中「ハイポイントコーナーで500クラスのマシンにぶつけられた」とコースオフする一幕もあったものの、終盤に入ると吉本はさらにペースアップ。ウエットタイヤのままだったNo.81(ダイシンアドバンFerrari)の1分44秒台のラップタイムに対し、1分31秒台でのラップを重ね、背後に追い付くとすぐさまこれをパス。再度2番手のポジションを取り戻すと、さらにトップを行くNo.33(HANKOOK PORSCHE)との差も一気に詰めていく。

No.33(HANKOOK PORSCHE)はインターミディエイトを履いていたため他のウェットタイヤ装着マシンよりも若干ペースが早かったものの、ドライタイヤの吉本は1周につき10秒程も速いペースで追い上げ、その差はラスト2周となった時点で20秒。さらにこのラップを1分29秒台で駆け抜けると、最終ラップに入った時点でその差は10秒に。計算上では最終コーナー辺りでトップが見える状況となり、ピットではチームスタッフが固唾を呑んでモニターを見つめる。しかし最後の最後でウエットタイヤを履く500クラスのマシンが間に入ってしまったためコーナリングスピードを上げられず、最後は2.299秒及ばず2位でフィニッシュ。惜しくも優勝は逃したものの、ドライでは到底成しえなかった結果を手中に収めこのSUGOラウンドを終えることとなった。

これで紫電のチームランキングは3位に浮上。トップとの差はわずか6ポイントとなり完全にタイトル争いの渦中に身をおくこととなった。次戦は鈴鹿の700Km耐久レース。今回の結果でさらにウェイトが積まれる事にもなるため依然厳しい状況が続く事は予想されるが、序盤戦の出遅れから勢いを完全に取り戻した紫電の、さらなる快進撃が期待される。

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【吉本大樹コメント】
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我々のマシンは現在1290kgオーバーという300クラスではもっとも重いマシンで、正直SUGOは相当苦しい戦いになると覚悟していました。

フリー走行では相手が何をしているのか分からなかったので2番手ではあったものの楽観視はできませんでした。予選でセカンドローに入れたのは加藤さんの完璧中の完璧のアタックのおかげです。正直驚きました。

それでもレースが厳しい展開になることは朝のウォームアップで覚悟しました。案の定レース序盤は苦しい展開が続きましたよね。でも雨が近づいているのは分かっていたし、それが我々にとってプラスになればと思っていたら本当に恵みの雨になってくれました。ピットインのタイミング、アウトラップからのタイヤのパフォーマンス、ウエット中のペース、ドライタイヤへの交換のタイミング、ピット作業、全てが完璧に働きました。

途中の接触がなければ必ずトップに追いつけていたとは思いますが、2位でも大満足のレースです。本当に全てが完璧でした。
チームの皆、スポンサー様、加藤さんと得た結果です!

ここ2戦は良い流れできているので、更に重く厳しいレースになる次戦もこの流れを維持していける様に頑張ります!
応援してくださった皆さんありがとうございました!!
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO LEXUS TEAM SARDのSC430が2位今季初表彰台獲得 (TOYOTA)

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今季自己最上位となる2位フィニッシュを
果たしたDUNLOP SARD SC430 39号車

 SUPER GT第5戦「SUGO GT 300km RACE」が7月25日(土)、26日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。

 全9戦で争われる2009年シーズンのSUPER GTも折り返しを迎え、ランキング争いも過熱。真夏のSUGOで熱戦が繰り広げられた。

 スポーツランドSUGOは仙台郊外の深い森の中に位置するアップダウンが激しく、テクニカルなコース。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに5台のレクサスSC430が出場。また、GT300クラスに2台のレクサスIS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 25日(土)午前中の公式練習走行時から非常に蒸し暑い天候となったSUGOで、午後1時35分から予選1回目が開始。公式練習でも2番手と好調なENEOS SC430 6号車が2番手、KRAFT SC430 35号車が3番手。PETRONAS TOM'S SC430 36号車は70kgと重いウェイトハンデを積みながらも5番手。そして、6番手にDUNLOP SARD SC430 39号車が入り、今季初めてのスーパーラップ進出を決めた。やはり56kgものウェイトハンデを積むZENT CERUMO SC430 38号車は100分の1秒及ばず9番手でスーパーラップへの進出を逃した。

 スーパーラップでは、7番手に出走した6号車が好走を見せ、最後に逆転されたものの、最前列2番手グリッドを獲得。他のレクサス勢は、1発アタックのスーパーラップでタイヤを暖めるのに苦しみ、予選1回目のタイムを上回ることが出来ず苦戦。それでも39号車は今季最高位となる6番手につけ、36号車が7番手、 35号車が8番手から決勝に臨むこととなった。

 GT300クラスでは、88kgものウェイトハンデを積みながらも、スーパーラップ進出を決めたウェッズスポーツIS350 19号車が7番手。TDPの若手コンビが駆るCOROLLA Axio apr GT 74号車は、アタックラップで渋滞に阻まれ、僅か1000分の5秒及ばず9番手。KUMHO TIRE SHIFT IS350 52号車が12番手、avex apr COROLLA Axio 31号車が18番手につけた。

◆決勝◆

 26日(日)強い陽射しに見舞われ、気温30度、路面温度42度というコンディションで、午後2時3分に 3.704kmのコースを81周(300km)する決勝レースのスタートが切られた。

 最前列2番手グリッドからスタートを切った6号車は、7周目に周回遅れが出始めると、これを上手く利用し、首位に浮上。その後、後続との差を順調に広げていった。他車のグリッド降格により5番手グリッドとなった39号車も順当なスタートを切り、4位争いを展開。

 スタート時は強い陽射しが照っていたが、まもなく雲がかかり始め、25周目を過ぎたあたりから大粒の雨が降り始めた。それでもレクサス勢の各車はスリックのまま走行を続け、雨の激しくなった30周目あたりから次々にピットイン。タイヤをウェットに交換し、給油、ドライバー交代を行った。

 全車がピットインを終えた時点で、6号車はトップの座を守り、37周目に先行車をパスした39号車が3位、9番手スタートの38号車が5位までポジションを上げてきた。しかし、38号車は46周目に後続から追突され、スピン。なんとかコース上に留まり、走行を続けたものの、右リアタイヤのパンクに見舞われ、ピットイン。大きく順位を落としてしまった。  かなり強く降っていた雨も、50周を過ぎると弱まり、まもなく止んでしまった。一時は2位以下に大差を付け、首位を独走していた6号車だったが、徐々に乾いていく路面状況で、深溝ウェットタイヤでの走行を強いられ、ペースダウン。首位の座を守るべく健闘を見せたが、惜しくも66周目にパスされ、2位に後退。

 更に、ペースの上がらない6号車を、浅溝ウェットタイヤで素晴らしい追い上げを見せていた39号車がパス。2位に浮上した39号車はその後もポジションを守り、2位でフィニッシュ。今季初の表彰台を獲得した。GT500クラスに今季から参戦を開始した平手晃平にとっては、同クラス初の表彰台獲得となった。

 レースの4分の3を支配しながら、終盤コンディションの変化に苦しんだ6号車は、更に2台にパスされ、5位でチェッカー。36号車が7位、接触で大きく遅れながらも、ファイナルラップにひとつポジションを上げた 38号車が10位で貴重な1ポイントを獲得した。

 GT300クラスでは、7番手スタートの19号車が上位争いを展開した。終盤、雨が止むと、 19号車は先陣を切ってスリックタイヤへと交換。その後見事な追い上げを見せ、5位でチェッカーを受けた。

 一時はトップ5を走行していた74号車は、終盤スリックタイヤに交換した車両にかわされたものの8位に入り、今季4度目のポイント獲得。31号車も10位でポイント獲得を果たした。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
 今回は勝てるポテンシャルを見せることが出来たが、結果的に、変わりやすい天候に条件を合わせることができず、勝利は次戦に持ち越すことになってしまった。一方、TDPの若手の頑張りで表彰台を確保することができたのは今後につながる良い内容だった。この調子をキープしていけば、必ず結果につながると思っている。次戦は優勝を目指して頑張りたい。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO決勝 MOTUL AUTECH GT-R、巧みなレース運びで今季2勝目 (NISMO)

 SUPER GT第5戦決勝レースが行われ、「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)が巧みなレース運びで終盤にトップに立ち、今季2勝目を挙げた。NISSAN GT-Rの優勝は、今季5戦中4回目となった。

 第4戦で優勝した「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は、猛暑となった公式予選で他を圧倒するタイムでポールポジションを獲得。連勝をかけて決勝レースに臨んだ。

 開幕戦優勝の「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベリラ/荒聖治)が予選3番手、第2戦富士の勝者である#1 GT-Rが4番手に続いた。スタート時の天気は快晴で気温は31度まで上昇していた。決勝レースがスタートすると気温は徐々に下がり始め、あたりには雨雲が影を落とすこととなる。クインタレッリがスタートドライバーをつとめた#3 GT-Rは、8周目までレースをリードしたが、最終コーナー手前で周回遅れの車両に進路を阻まれ、#6 レクサスSC430に先行を許してしまう。しかし、#24 GT-R、#1 GT-Rと3台でトップを追う体制を崩すことなく序盤の周回を重ねた。

 レースが転機を迎えたのは26周目。サーキット上空を覆った雨雲から雨が降り出し、レインタイヤへの交換などでそれぞれのチームが採った作戦がその後のレースを大きく左右した。2位を走行しながらいち早くピットインした#24 GT-Rは、順位を落としたままその後浮上のチャンスを失い13位完走という結果であった。序盤レースをリードした#3 GT-Rは、レインタイヤで順位を維持することが難しく、一時13位まで後退する。その後雨がやみ、再びスリックタイヤに交換するとペースを上げ、9位で完走を果たした。

 午前中のウォームアップ走行で黄旗追い越しのペナルティを受け、6番グリッドから本山がレースをスタートした#1 GT-Rは、雨が降り出したあと29周目にピットイン。レインタイヤに交換し、一時10位にポジションを落とすが、各車が一斉にピットインした後は2位に浮上。トップを走る#6 SC430の後ろにつけ、逆転のチャンスを待った。雨が上がり、コースが乾きだした頃からペースをあげ、首位との差をと詰めて行き、66周目に#6 SC430を捉えると一気に抜き去った。71周目には#6にかわって2位に上がった#39 SC430も寄せ付けず、21秒差をつけて優勝した。

 今季2勝目を挙げた#1 GT-Rは、ポイントランキングでも首位につけ、チャンピオン連覇に向けて大きく前進した。

 予選10位からスタートした「IMPULカルソニックGT-R」(#12 松田次生/セバスチャン・フィリップ)は、次々に先行車をパスし、雨が降り出した時点で7位へ。松田からフィリップにドライバー交代した後も勢いは衰えず、一時4位まで浮上した。しかし、その後#38 SC430と接触しペナルティを課せられて後退。最終的には8位でレースを終えた。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO ROCKSTAR 童夢 NSX(道上龍/小暮卓史組)が今シーズン2度目の表彰台 (HONDA)

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道上龍選手と小暮卓史選手の表彰台
  • 2009年7月26日(日)決勝
  • 会場:スポーツランドSUGO(3.704km)
  • 天候:予選/曇り、決勝/晴れのち雨
  • 気温:29℃(14:00現在)
  • 路面温度:35℃(14:00現在)
  • 決勝レース:81周(300.044km)
  • 観客:2万6000人(主催者発表)

 7月26日(日)、宮城県にあるスポーツランドSUGOにおいて2009 オートバックス SUPER GT第5戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。

 スポーツランドSUGOは、Honda NSX-GT勢にとって一昨年、昨年と2年連続優勝を飾っている相性のいいサーキットである。現在、ドライバーズランキング3位につける#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)、同5位の#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)を中心として、NSX-GT勢が後半戦に向けて反撃のターニングポイントとなるのか注目された。

 7月25日(土)に開催された公式予選では、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が4番手、#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が11番手、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)が12番手、#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が13番手、#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)が14番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 26日(日)の決勝レースは、朝から晴天に恵まれて強い日差しが照らしたために気温が急上昇し、スタート時点で気温29℃、路面温度35℃とマシン、タイヤ、ドライバーにとって非常に厳しいコンディションとなった。ただ、夕方には雨が降るとの予報もあり、レースの展開が読めない状況で14時2分に 35台(GT500クラス14台)のマシンがローリングスタートを切った。

 オープニングラップは、道上龍選手(#18 ROCKSTAR 童夢 NSX)が6位と出遅れたものの、11番手スタートのR.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)が8位、13番手スタートの井出有治選手(#100 RAYBRIG NSX)が9位まで順位を上げる。

 4周目に入るころから、急激に厚い雲が空を覆い始める。まだ雨が降る気配は無いものの、各チームはレインタイヤを準備して万全を期する。6周目あたりからGT300クラスのバックマーカーが発生し、各マシンはコース幅の狭いSUGOでパスをするのに苦労しながら走行を続ける。

 6位を走行する道上選手は、後続のプレッシャーに耐えながらの走行となるが、粘り強い走りでポジションをキープしている。17周目に、#100 RAYBRIG NSXの井出選手が激しいアタックで7位に浮上。18周時点で、NSX-GTは#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが6位、#100 RAYBRIG NSXが7位、#8 ARTA NSXが9位、#17 KEIHIN NSXが12位、#32 EPSON NSXが14位を走行する。

 21周目には、#8 ARTA NSXが8位に浮上するが、22周目にタイヤのスローパンクチャーが発生したために、23周終了時に早めのピットインを敢行。前後輪のタイヤ4本を交換し、21秒のピット作業でR.ファーマン選手がコースに復帰した。26周目あたりから細かい雨が降り始め、各チームはレインタイヤを準備してピット作業に備える。

 雨はまだ小降りながらも、各マシンはドライバー交代のタイミングでレインタイヤもしくは浅溝のレインタイヤに交換してコースに復帰する。

 路面は次第にウエットコンディションに変化し、ラップタイムもドライ時の1分19秒台から1分28秒台まで遅くなっている。33周終了時に雨が強くなってきたために、各マシンが一斉にピットインを敢行。ほぼ全車がタイヤ交換を済ませた36周時点で、#100 RAYBRIG NSXが8位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが9位、#32 EPSON NSXが11位、#17 KEIHIN NSXが12位、2回目のピットインを終えた#8 ARTA NSXが14位を走行する。

 レース中盤から路面はフルウエット状態となり、水しぶきで前が見えなくなるほどの悪条件の中、#100 RAYBRIG NSXの細川慎弥選手は47周目に6位まで浮上する。#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮卓史選手も7位、#17 KEIHIN NSXの塚越広大選手も10位に浮上し、NSX勢が徐々に順位を上げていく。

 50周目を過ぎるころになると雨は止み始めて小降りになるが、気温が下がったためチェッカーフラッグまでに路面が乾くのか各チームの予測が分かれる展開となった。そのため、トップグループは最後までラップタイムをキープしながらレインタイヤを保たせる走りが求められ、追い上げを図るチームはドライタイヤに賭けて逆転をねらうのか、難しい判断を迫られた。

 56周時点で、#100 RAYBRIG NSXが5位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが6位、#17 KEIHIN NSXが10位、#32 EPSON NSXが12位、#8 ARTA NSXが13位を走行する。

 65周目時点で乾いた路面も現れていたが、小雨が再び降り始める。4位まで順位を上げた#100 RAYBRIG NSXは、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXとテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げながら、3位を走行するマシンを追い上げていく。77周目の馬の背コーナーで#100 RAYBRIG NSXの細川選手と#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮選手は、同時に前車を抜き去り3-4位に浮上。同じ周回で#17 KEIHIN NSXの塚越選手も6位にポジションを上げた。

 ラストラップとなる81周目の1コーナーで、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが#100 RAYBRIG NSXをパスして3位に浮上し、そのままチェッカーフラッグを受けた。#18 ROCKSTAR 童夢 NSXは開幕戦の2位以来となる今シーズン2度目の表彰台獲得となった。#100 RAYBRIG NSXが4位、#17 KEIHIN NSXが6位、#32 EPSON NSXが11位、#8 ARTA NSXが14位となり、NSX-GTは全車完走を果たした。

 この結果、ドライバー部門のシリーズチャンピオン争いにおいて計33ポイントの#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)がランキング4位。計32ポイントの#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が5位、計31ポイントの#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)が6位となった。チーム部門は、TEAM YOSHIKI&童夢PROJECTが計45ポイントでランキング4位、AUTOBACS RACING TAEM AGURIとKEIHIN REAL RACINGが計44ポイントで5-6位につけている。

コメント
白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「予選での結果を考えると今回3位表彰台を獲得できたことは上出来でしょうね。土曜日の練習走行と予選では路面温度が高くなったため、スーパーラップに進出できた18号車以外は軒並み厳しいグリッドで決勝を迎えることになりました。決勝においても、レース前半に雨が降り始めたために、難しいタイヤマネージメントが求められる状況でした。浅溝のレインタイヤを選択したチームの判断と、3位に入った18号車は、終盤での小暮選手の果敢な走りと、序盤でタイヤトラブルを抱えながらも我慢の走りをした道上選手の好走が光りました。また100号車、17号車も後半、よく順位を上げてくれました。次戦は鈴鹿での Pokka GTになります。今回の結果でも明らかですが、まだまだメカニカルグリップを向上させ、ホームコースである鈴鹿でいい結果を残したいと思います」
道上 龍選手(3位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
 「今シーズン初めてスタートドライバーを務めたので、スタート前は久々に緊張しました。スタートではウエイトの軽いマシンが速くて、少し出遅れてしまいましたが、トップグループについて走ることができると考えていました。ところが、10周目あたりになってマシンが左コーナーで全く曲がらなくなったので、調べてみると右リアタイヤの内圧が低下していました。この時点で最少ラップ数をクリアして小暮選手にバトンタッチするまで順位をキープする作戦に切り替えました。後続を抑えながら走行を続けて小暮選手に交代した後、彼のがんばりとすばらしい追い上げに感動しながら、自分が本当にいいチームメートとスタッフに恵まれているのだと実感しました。これからも、このチームに最大の貢献ができるように全力を尽くしてがんばりたいと思います」
小暮卓史選手(3位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
 「予選から前後バランスのセッティングに苦労しましたが、チームスタッフのお陰でNSX-GT勢では一番の仕上がりになって決勝を迎えました。早めにドライバー交代をして、浅溝のレインタイヤに履き替えてから完全にウエットコンディションになるまで時間が掛かったので、タイヤの傷みが大きくてグリップ不足に悩みました。ペースがなかなか上がらずに我慢の走りを続けていたら、終盤になって深溝のレインタイヤを履いたマシンのタイムが落ちてきたので、順位を上げて表彰台を獲得することができました。とにかく、最後まであきらめなかったことがいい結果を残せた理由だと思います。後半戦も粘り強く戦っていきますので応援をよろしくお願いいたします」
Text & Photo: HONDA
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2009/07/26) Final Race Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
15001*1MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS46811:59'33.479
2500239DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL48121.062
3500318ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS428125.012
45004100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS228126.475
550056ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS288154.864
6500617KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS52811'22.350
7500736PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS70801Lap
85008*12IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS46801Lap
950093HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI48801Lap
105001038ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS56801Lap
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL18801Lap
125001235KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS28792Laps
135001324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH74783Laps
14500148ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS66774Laps
15300133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK40756Laps
1630022アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH62756Laps
17300311JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH38756Laps
18300481ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
YH40756Laps
19300519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH88756Laps
20300646エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH56756Laps
21300726UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
阿部 翼
黒澤 翼
YH20756Laps
22300874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI22756Laps
23300943ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI84747Laps
243001031avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾恭輔
YH22747Laps
25300117M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH96747Laps
263001288triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH747Laps
273001366triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH12747Laps
283001455J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH738Laps
293001552KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH14729Laps
30300165マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH27110Laps
3130017808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
YH6912Laps
3230018*87giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH5724Laps
333001910JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH45724Laps
---- 以上規定周回数(GT500:56Laps / GT300:52Laps)完走 ----
-4300-110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER (986)
谷川 達也
大井貴之
KH6516Laps
-300-666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH5625Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.6 ENEOS SC430 1'19.178 (16/81) 168.422km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.81 ダイシンアドバン Ferrari 1'25.481 (6/75) 156.003km/h
  • CarNo.12は、統一規則違反(S-GT・SpR第34条11)により、ドライビングスルーのペナルティを課した。
  • CarNo.1は、7月24日発行の監督会議資料16.違反により、罰金10万円のペナルティを課す。
  • CarNo.87は、統一規則違反(S-GT・SpR第34条11)により、ドライビングスルーのペナルティを課した。
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO 優勝ドライバーのコメント

090726KAIKEN

090726GT500DrGT500クラス #1MOTUL AUTECH GT-R
本山 哲

菅生はずっと勝ってないんですが、それはウェイトハンデが重かったこともあったし、たまたまだと思います。それでも周囲から「勝てない」 と言われるたびに「頑張んなきゃ」と思ってましたから、今回勝てて本当にうれしいです。
今日の作戦は、当初から途中から雨が降る作戦でしたが、予報が今日になって変わり、 降らない可能性が出てきたので一旦は作戦を考え直しましたが、グリッド上で空が暗くなっていたのに気が付いて当初どおりの作戦に戻しました。
タイヤチョイスも作戦も全てチームに任せていました。僕からは雨の状況と酷い場所などを無線で伝えていただけです。
チーム、クルマ、スタッフみんなが強くなっていますし、モチベーションも凄く上がってて、いい流れが来ているので、 これからもいいレースをしてチャンピオン獲得に向けて進んでいけると思います。

ブノワ・トレルイエ
サトシがいい状態でクルマを渡してくれたので、ボクのスティントは良かったです。
インターミディをチョイスしていたので雨が酷いときは出来るだけ気をつけながらも、トップとの差が開き過ぎないように心がけて走り、 止んでからは思い切りハードにプッシュしました。
トップに追いついてからもミスをせず、チャンスが来るのを狙っていましたが、何度か危ない場面がありましたね。 特に最終コーナーでラインをカットされたときは「ペナルティじゃないの?」って思ったくらいです。
雨の中では少しでもラインを外すとオーバーステアやアンダーステアが出る状態でしたが、 雨が止んでからは絶対チャンスを逃さないつもりでプッシュしました。

090726GT300DrGT300クラス #33HANKOOK PORCHE
影山正美

さっきまで泣きそうなくらい感動してたんですよ。本当にうれしいです。
今シーズンは4戦しか出れない資金状況で、僕らにとってはこれが第2戦でしたからね。
ハンコックもいいタイヤを作ってくれて、予選1回目ではポールが取れました。
ツキもありましたが、木下選手も頑張ってくれましたし、 あの状況で50周ももつインターミディエイトタイヤを作ってくれたハンコックにも感謝しています。
鈴鹿はボクのお陰で勝てたんですけど(笑)、今回は木下選手とハンコックのお陰です。

木下みつひろ
そんなに雨は多くならないと思ったし、ウェットだと残り周回数もたせるのはきついと思ったので、インターミディでいくことにしました。 コンパウンドがドライよりなので後半乾けば絶対有利な状況でしたからね。
でもそのせいで、雨が酷いときには氷の上を走ってるような状態でしたが。
全勝する自信なんかありませんでしたが、天候とタイヤのパフォーマンスが味方してくれました。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO決勝 ブノワの激走が菅生の魔物を封じた!モチュールGT-Rがニッサン勢初のSUGO優勝! GT300はハンコックポルシェが2戦2勝の大金星

遂にジンクス破れる!
2009年スーパーGT第5戦「SUGO GT 300kmレース」は、#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・ トレルイエ組)がGT選手権におけるニッサン勢として初の勝利を勝ち取った。
GT300クラスは#33HANKOOK PORCHE(木下みつひろ/影山正美組)が第2戦鈴鹿に続いて今季2勝目を上げた。
(天候:晴れ>雨>晴れ コース:ドライ>ウェット 観客動員数26,000人)

090726GT500WINNER

090726GT300WINNER

090726GT500START

090726GT500FINISH

090726GT500PODIUM

090726GT300START

090726GT300PODIUM

全日本GT選手権が発足してから16シーズン。途中名称はスーパーGTとなり、全日本選手権から国際格式のシリーズ戦となったが、この間、 ニッサン勢がただの一度も勝てないサーキットがあった。それがこのスポーツランドSUGOだ。
GT-Rがあれほどの強さを見せた昨年でさえ、SUGOはTAKATA童夢NSXが勝利している。
そのため、「菅生には魔物が棲んでいる」とさえ言われるほどだった。
しかしその魔物をブノワ・トレルイエの激走がついに打ち破ったのだ。

決勝スタートは午後2時。
ホールショットを奪ったのはポールスタートの#3ハセミGT-Rだったが、その後中々ペースが上がらず、2位の#6エネオスSC、 3位の#24HIS GT-Rらが次第に接近していき、一時は上位5台が団子状態でトップを争う展開となった。

そして遂に9周目、最終コーナーで周回遅れに詰まった#3ロニー・クインタレッリを#6ビヨン・ビルドハイムが抜き去った。
トップに立ったビルドハイムは快調にペースを上げ、2位以下を引き離しにかかるが、25周目に入った辺りから懸念されていた雨が振り出した。

レース距離の3分の1となる27周目が近かったこともあって、ここで各車相次いでピットイン、 レインタイヤ装着に併せて給油とドライバー交代も済ませることとなった。
ここから6号車勝利のシナリオが狂い始めた。

30周終わりで交代した伊藤大輔の刻む、1分30秒台のラップタイムは他と比べて決して遅いものではなかったのだが、 その後方から伊藤を2秒近く上回る凄まじい勢いで追い上げているドライバーがいた。
#1モチュールGT-Rを駆るトレルイエだ。

ピットストップが相次いだ26周~30周の混乱をうまく凌いで2位に浮上したモチュールGT-Rがチョイスしたタイヤはインターミディエイト。
このため、レース中盤までは苦しい走りが続き、一時はエネオスSCに12秒以上もの大差をつけられたものの、 レースが50周を過ぎた辺りで雨は止み、徐々に路面が乾き始めたことで一気に形勢が逆転し、みるみるうちにトップとの間隔が縮まっていった。

60周を過ぎる頃にはGT300クラスを中心にスリックタイヤに履きかえる車両が続出、 ポールスタートながら順位を落としていたハセミGT-Rもその中の1台だった。

こうした状況の中、トレルイエは遂に65周目に伊藤に追いつき、馬の背コーナーで最初のアタックを試みる。
しかし伊藤も簡単には順位を譲らない。最終コーナーではあわや接触の場面もあったが、トレルイエは落ち着いてチャンスを待ち、 66周目の1コーナーでアウトから抜き去っていった。

トップに立ったトレルイエはその後もペースを上げ、スリックで走行する3号車をも凌ぐ1分25秒台まで記録しながら後続を突き放し、 最後は2位に21秒もの大差をつけてニッサン勢のGTにおけるSUGO初勝利を見事達成してみせた。

また、これによりモチュールGT-Rは20ポイントを獲得、シリーズポイントを43に伸ばし、13位に終わった#24HIS GT-R、7位に終わった#36ペトロナスSCを抜き去ってランキングトップに躍り出た。

GT300クラスは、ポールスタートの#81ダイシンフェラーリが序盤から着実に2位以下を引き離し、ほぼ独走状態に持ち込んだが、 こちらも天候の変化に翻弄される結果となった
降り出した雨に対応して31周終わりでウェットタイヤを装着したダイシンフェラーリに対し、 #33ハンコックポルシェの木下は残り周回数や空の明るさを見てインターミディエイトを選択。
このため、ピットアウトして暫くは、強い雨にペースを上げられず、一時クラス6番手まで後退するものの、雨が止み、 コースが乾き始めた50周過ぎから俄然勢いを取り戻し、#46エスロードZ、#11ジムゲイナーF430、 #26タイサンポルシェらを次々に抜き去って一気に3位まで順位を戻すと、 59周目には#2紫電をも攻略して一気にダイシンフェラーリに迫った。
反対に終盤ペースの落ちたダイシンは抵抗する余地もなく、ハンコックポルシェは見事トップを奪い去り、第2戦鈴鹿以来、 今シーズン参戦2戦目をまたしても勝利で締めくくった。
木下/影山組の次のチャレンジは第7戦富士、その次は最終戦もてぎを予定しているという。

次回第6戦は鈴鹿サーキット。
伝統の1000kmレースとはいかなくなったが700kmの長丁場、8月23日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGOフリー走行結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2009/07/26) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150016ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS281'18.858-169.106
2500235KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS281'19.130 0.272168.524
3500312IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS461'19.169 0.311168.441
4500439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL41'19.178 0.320168.422
550053HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI481'19.358 0.500168.040
6500624HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH741'19.701 0.843167.317
7500718ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS421'19.755 0.897167.204
8500838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS561'19.788 0.930167.134
9500936PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS701'19.831 0.973167.044
105001032EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL181'19.987 1.129166.719
1150011*1MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS461'20.182 1.324166.313
12500128ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS661'20.201 1.343166.274
1350013100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS221'20.374 1.516165.916
145001417KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS521'20.566 1.708165.520
15300133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK401'25.563 6.705155.854
1630022アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH621'26.154 7.296154.785
17300311JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH381'26.244 7.386154.623
18300474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI221'26.262 7.404154.591
19300519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH881'26.271 7.413154.575
20300643ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI841'26.344 7.486154.444
21300781ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
YH401'26.529 7.671154.114
22300826UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
阿部 翼
黒澤 翼
YH201'26.714 7.856153.785
23300952KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
KH141'27.020 8.162153.244
243001087giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'27.343 8.485152.678
253001146エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH561'27.360 8.502152.648
2630012110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER (986)
谷川 達也
大井貴之
KH1'27.389 8.531152.597
273001331avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾恭輔
YH221'27.471 8.613152.454
28300147M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH961'27.483 8.625152.433
2930015666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'27.576 8.718152.271
30300165マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH21'27.718 8.860152.025
313001788triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH1'27.870 9.012151.762
323001866triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH121'28.072 9.214151.414
333001910JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH41'28.178 9.320151.232
343002055J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH1'28.379 9.521150.888
3530021*808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
YH1'30.35111.493147.595
  • CarNo.1は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の追越し)により、決勝スタートグリッド(リザルトNo.9)において2グリッド降格のペナルティを課す。
  • CarNo.808は、決勝レースの出走を認める。ただし、スタートドライバーは菊池靖とする。
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO #1モチュールGT-Rに2グリッド降格のペナルティ!

090726PENA

090726Z4

2009年スーパーGT第5戦SUGOの競技団は、フリー走行終了後に#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・ トレルイエ組)に対し2グリッド降格のペナルティを課すと発表した。
これは今朝行われたフリー走行中に同車が黄旗追い越しを行ったことによるもの。

これにより昨日の予選を4位で終えていた1号車は6番グリッドから決勝をスタートすることとなった。

また、昨日田ヶ原章蔵が通過基準タイムを満たせなかったために予選落ちとなっていた#808初音ミクStudio GLAD BMW Z4(菊池靖/田ヶ原章蔵組)は菊池をスタートドライバーとすることを条件に決勝出走が許可されたことも併せて発表されている。

決勝スタートは午後2時からだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGOフリー走行 レクサスSCが1-2!トップタイムは#6エネオスSC GT300は#33ハンコック911がトップ

2009スーパーGT第5戦SUGOの決勝前フリー走行は、#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ ビルドハイム組)が1'18.858でトップタイム。2番手にも#35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)がつけ、 レクサスSCが1-2という結果になった。ポールシッターの#3HASEMI TOMICA EBBRO GT-R(ロニー・ クインタレッリ/安田裕信組)は5位だった。
GT300クラスは#33HANKOOK911(木下みつひろ/影山正美組)が1分25秒563でトップ。#2アップル・ K-ONE紫電(加藤寛規/吉本大樹組)が1分26秒164で続き、ポールの#81ダイシンADVAN Ferrari(青木孝行/藤井誠暢組)は7位だった。

090726FPGT500 090726FPGT300 

フリー走行は午前9時45分より30分間で行われた。
当初雨が予想された決勝日のスポーツランド菅生だったが、朝から強烈な日差しが降り注ぐ晴天での走行となった。
午後の天候は現時点の予報では曇りとなっており、なんとかゴールまで持ちこたえそうな気配。 暑さに強いミシュランの特性を生かして#3ハセミGT-Rがニッサン勢初の優勝を勝ち取る公算が強くなってきた。

それを裏付けるかのようにセッション序盤は#12カルソニックGT-R、#3ハセミGT-Rが1-2位を占める場面もあったが、 15分が経過したところで#6エネオスSCがいち早く1分18秒台を記録してトップに立ち、#35KRAFT SCがそれに続いた。
更に#39サードSCも2台のGT-Rに割って入る4番手タイムを記録。
予選とは一転してレクサスSCが上位を占める結果となった。

一方NSX勢はここでも苦戦が続く。
最上位の#18ROCKSTAR童夢は7番手につけたが、他の4台は11位から14位に連なる結果に。昨年優勝の童夢だが、 連勝はかなり厳しそうだ。

GT300クラスは開始早々から#33ハンコック911が好タイムを記録。#11ジムゲイナーF430がそれに続いていたが、 チェッカー直前になって#2紫電がタイムを上げて2番手に割って入った。
4番手には#74カローラアクシオが続き、ポールシッターの#81ダイシンフェラーリは7番手でこのセッションを終えている。

第5戦決勝は今日の午後2時より81周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO公式予選 MOTUL AUTECH GT-R、2列目から2勝目を狙う (NISMO)

 国内ラウンドはゴールデンウィークの富士以来、約3か月ぶりの開催となった。

 練習走行は晴れ/ドライのコンディションで9時45分から11時30分まで行われた。このセッションでトップを奪ったのは46kgのハンディウェイトを搭載する「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)。48kgのウェイト搭載する「HASEMI TOMICAEBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)が4位、46kgのウェイトを搭載する「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)は6位とまずまずの位置につけた。またGT500最高の74kgのウェイトを搭載する「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は8位につけた。

 予選1回目は13時35分にスタート。既に気温30℃、路面温度40℃と日なたに立っているだけで汗が吹き出すような暑さとなった。25分間の混走枠では#1 GT-Rが1分18秒284でトップにつけて幸先の良いスタートを切った。

 14時10分からの10分間はGT500の専有走行枠。残り3分となった時点で、1分17秒台にタイムアップする車両が出始め、次々にタイムが更新されていく。#1 GT-Rの本山は1分17秒862にタイムアップするが7位、残り2分を切って#3 GT-Rが1分17秒170をマークしてトップに立った。

 #24 GT-Rは1分17秒555で4位。しかし#12 GT-Rは最後の最後にベストタイムの1分17秒957をマークしたが、スーパーラップ(SL)に残れる8位までわずか0.086秒及ばず10位で予選を終了した。

 16時15分、GT500クラスのSLが始まった。気温は30℃程度と変わりはないが、雲が出てきたこともあり路面温度は5℃以上低くなった。

 2番目に出走した#1 GT-Rの本山は安定した姿勢をキープしたままアタックを決めて1分17秒266でその時点でトップに。5番目に出走した#24 GT-Rのオリベイラがこの本山のタイムを更新する1分17秒232で逆転トップを奪った。7番目の#6 SC430が1分16秒台に入れてトップを奪ったが、最後にコースインした#3 GT-Rのクインタレッリがこれを0.5秒以上縮める1分16秒248で今季初のポールポジションを獲得。#24 GT-Rが3位、#1 GT-Rが4位と、トップ4のうち3台をGT-Rが占める結果となった。

 「予選から温度が高くなってきたら、すごく速くなってきた。SLも素晴らしかった。SUGOではまだ(GT500の)日産車が勝ったことがないので優勝したい」とクインタレッリは目を輝かせた。

 本山は「クルマのレベルは高いんですが、今日は真夏のような天気になってしまって、セットを合わせることができずアンダー(ステアの状態)をなかなか修正できませんでした。予選4位という位置はギリギリ優勝のチャンスがあると思うので、明日は優勝を狙って最悪でも2位に入りたい」と決勝での巻き返しを誓っていた。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
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SUPER GT

SGT:第5戦SGUO公式予選総合結果

■GT500 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2009/07/25) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
13HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI481'17.1701'16.248174.894
26ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS281'17.1981'16.785173.671
324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH741'17.5551'17.232172.666
41MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS461'17.8621'17.266172.590
518ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS421'17.8711'17.785171.438
639DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL41'17.7311'18.053170.850
736PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS701'17.7131'18.323170.261
835KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS281'17.2611'18.740169.359
938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS561'17.882171.225
1012IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS461'17.957171.060
118ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS661'18.348170.206
1232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL181'18.365170.169
13100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS221'18.642169.570
1417KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS521'19.570167.592
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'22.614)----
■GT300 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2009/07/25) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
181ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
YH401'24.3831'23.435159.829
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK401'24.2921'24.150158.471
343ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI841'24.7011'24.391158.018
42アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH621'25.1931'24.699157.444
546エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH561'25.2241'24.853157.158
611JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH381'25.4471'24.997156.892
719ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH881'25.1731'25.363156.219
866triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH121'25.4791'26.037154.995
974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI221'25.484155.998
1026UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
阿部 翼
黒澤翼
YH201'25.579155.825
117M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH961'25.770155.478
1252KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH141'25.804155.416
13110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER (986)
谷川 達也
大井貴之
KH1'26.115154.855
145マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH21'26.338154.455
1587giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'26.438154.276
1688triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH1'26.574154.034
1710JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH41'26.687153.833
1831avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾恭輔
YH221'26.721153.773
19666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'26.805153.624
2055J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH1'27.318152.721
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'30.371)----
-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
YH1'29.122149.630
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO ポールシッターのコメント

090725PP

090725PPGT500GT500クラス #3HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
ロニー・クインタレッリ

今日は朝からクルマもタイヤも調子よくなかったけど、午後になって路面温度が上がり、 表面にゴムが載ってくるといっぺんにバランスが良くなりました。
それからは予選1回目もスーパーラップも、クルマ、タイヤ、ドライビングの全部がすばらしかったです。
菅生は抜きにくいサーキットなので、トップでスタートするのは凄く有利ですから、明日はきっといい結果が獲れると思います。
チーム関係者もすごい頑張ってクルマを準備してくれました。

安田 裕信
気温が上がってきたお陰でミシュランに有利な展開となりました。ロニー選手もすばらしい走りをしてくれたので、 それがポールにつながりました。
今回も優勝が狙える状況だと思うので、明日も頑張ります。できれば今日同様にあったかいコンディションを期待しています。

090725PPGT300GT300クラス #81ダイシンADVAN Ferrari
青木 孝行

菅生は僕らが一番速いとみんなからも見られていたし、セパンでは悔しい思いをしたので、今回は絶対に勝つつもりで来ました。
午前中はトップタイムでしたが、クルマはベストな状態じゃなかったので、午後に向けて色々セット変更をしました。 それで予選1回目では自分の中でベストのタイムが出せたはずだったんですが、ハンコックにトップを奪われてしまったので、あのときは 「ポールは厳しいな」と思いました。
それでスーパーラップに向けてまたセッティング変更をして、その結果思ったとおりの走りができました。
今回はミケロットのスタッフも来てくれていて、エンジンを調整してくれましたし、自分もミスなく走れたのが良かったです。
明日は勿論優勝を狙います。
ただ天気がどうなるかわからないし、皆さんご存知のように菅生には魔物が棲んでいるらしいので、喰われないようにしたいですね。 イレギュラーなことがおきないよう、淡々と走って、明日もここ(記者会見場)にこられるように頑張ります。

藤井 誠暢
QF1でトップになれそうな感じだったのに、ハンコックが予想外に速かったですね。あのあと影山選手と話したら、 まだタイムが上がりそうな印象でしたし、青木さんは頑張ってくれましたがこちらの上がり代はもうないかなという感じでした。 それでも青木さんがセット変更をしてスーパーラップを走って、セクター1でベストタイムが出たときにはポールを確信しました。
今回はどうしても優勝しなければならないと思っています。チームは勝てるクルマを用意してくれていますから。
あめか晴れかハッキリして欲しいですけど、どちらでも勝ってここへこれるように頑張ります。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

 

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGOスーパーラップ 猛暑に強いミシュランが本領発揮!ハセミGT-Rが堂々のポール獲得!

2009スーパーGT第5戦「SUGO GT300kmレース」の公式予選とスーパーラップが7月25日、 スポーツランドSUGOで行われ、前回セパンを制した#3HASEMI TOMICA EBBRO GT-R(ロニー・ クインタレッリ/安田裕信組)がスーパーラップにおいて1分16秒248と圧倒的な速さを見せつけてポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#81ダイシンADVAN Ferrari(青木孝行/藤井誠暢組)が唯一の1分23秒代前半となる1分23秒435で予選1回目トップのハンコックポルシェを逆転、 今季度目のポールを獲得してみせた。
(天候:晴れ コース:ドライ)

090725SLGT500PP 090725SLGT300PP 

スーパーラップは午後3時40分、GT300クラスから始まった。
朝から照り付けていた強い陽射しもこの頃になると幾分和らいできた。好タイムが期待できそうなコンディションだ。

最初のアタッカーは#66ムルシエRG-1の山西康司。 タイムは1分26秒037と予選1回目の自己ベストにも届かない残念な結果に終わった。
続く#11ジムゲイナーF430の田中哲也、#46エスロードZの柳田真孝、#2アップル紫電の加藤寛規らは自己ベストを更新、 1分24秒台に入れてきた。
一方、#19ウェッズスポーツIS350の織戸学はタイムが伸びず、1分25秒363、田中、柳田、加藤の後塵を拝して7位に終わる。

残る3台、#43ARTAガライヤの高木真一、#81ダイシンフェラーリの青木、 #33ハンコックポルシェの影山正美らも自己ベストを大幅に更新、中でも青木のアタックは圧倒的で、セクター1だけで高木、 影山をコンマ6秒上回って唯一の1分23秒台、 しかも前半の1分23秒435を叩き出してGT300クラスのポールポジションをもぎ取って見せた。

続いて行われたGT500クラスは、#1モチュールオーテックの本山哲、#24HIS KONDOのJ.P.オリベイラらのGT-R勢が大幅なタイムアップに成功、順位を上げる一方で、 上昇した気温と路面温度が影響したかコーナー立ち上がりで姿勢を乱すドライバーが相次ぎ、#18ROCKSTAR童夢NSXの小暮卓史、 #36ペトロナストムスSCのアンドレ・ロッテラー、#35KRAFT SCの石浦宏明らが順位を落としてしまった。

それでも#6ENEOS SCの伊藤大輔は1分16秒785と自身の予選1回目タイムを大幅に更新してみせる。
しかし、最後にアタックした#3ハセミGT-Rののスピードは伊藤のそれを遥かに凌駕するものだった。
上昇した路面温度と充分にラバーの載った路面は、暑さに強いミシュランタイヤに見事にマッチしたのが功を奏し、 クインタレッリはセクター1だけで伊藤をコンマ32秒上回り、トータル1分16秒248を叩き出し、 ミシュランにGT500復帰以来初のポールポジションをもたらし、連勝に向けて大きな一歩を踏み出した。

第5戦決勝は明日午後2時より81周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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