2026オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT3時間レース」の公式練習が10月17日、大分県日田市のオートポリスで行われ、GT500クラスは19号車WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)がトップタイムを記録した。
開催延期となっていた第3戦セパン大会の代替レースが11月にモビリティリゾートもてぎで開催されることが決まったため、通常はハーフウェイトとなるオートポリス大会は今回フルウェイトで開催されることとなった。このためポイントリーダーの36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)は116kg(ウェイト50kg、燃料リストリクター88.0kg/h、給油リストリクター19mm)、第6戦の優勝でランキング2位に躍り出た17号車Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)も90kg(ウェイト50kg、燃料リストリクター88.0kg/h、給油リストリクター19mm)という条件でアップダウンの大きいオートポリスでの3時間レースに臨むこととなった。
公式練習は午前10時30分より混走60分、15分のFCYテストを挟んで専有走行が各クラス10分で行われた。天候は晴れ。路面はドライ。朝7時のゲートオープン直後には肌寒さが感じられたが、公式練習が始まる頃には気温21℃、路面温度は23℃まで上昇している。
午後の公式予選と明日の決勝に備え、セットアップの確認とデータ収集に取りかかった各車だったが、開始から10分が経過したところで62号車HELM MOTORSPORTS GT-R(平木湧也/平木玲次)が12コーナーのランオフエリアに自ら出てストップしたため、早くも赤旗中断となってしまった。ドライバーは兄の湧也だった。
この時点でのトップタイムは大湯都史樹(KeePer CERUMO GR Supra)で1分34秒441(4周目)だ。
車両回収ののち、走行は10時57分に再開。
各車ピットイン、ピットアウトを繰り返しながら周回を重ねていくが、38号車のトップタイムを覆すチームは現れない。2番手には9周目に1分34秒478を記録して64号車Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)が上がってきた。3番手は7周目に1分34秒925を出した24号車リアライズコーポレーション Z(名取鉄平/三宅淳詞)だ。
混走終了直前には笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)が3コーナーでコースを飛び出すが、自力でコースに戻って走行を続ける。
2クラス混走は11時30分に定刻でFCYテストへ移行。中断による延長は無し。トップ3のタイムはそのままだ。
GT500クラスの専有走行は午前11時55分に開始。残り時間が7分30秒を切ったあたりから各車続々とピットを離れ、タイヤのウォームアップに取り掛かる。
最初にアタックに入ったのは阪口晴南(WedsSport BANDOH GR Supra)。2周のウォームアップから1分34秒168を記録してトップに立った。
ところがその直後、アタックを開始してセクター2で全体ベストを叩き出した佐藤蓮(#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)が第2ヘアピンで惜しくもコースを飛び出し、そのままバリアへ突っ込んでしまい、2度目の赤旗が提示されることに。
結局この赤旗を以って専有走行は終了との決定がなされたため、阪口以外のドライバーはアタックを完遂することが叶わず、19号車のトップタイムが確定。混走トップの38号車が2番手、64号車が3番手という結果となった。
第7戦の公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO


