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2026年9月

SUPER GT

第6戦SUGO優勝ドライバーのコメント 塚越広大「野村君を早く勝たせてあげたかった」

GT500クラス 17号車Astemo HRC PRELUDE-GT(Astemo REAL RACING)

決勝フォトセッション:GT500クラスで優勝した塚越広大/野村勇斗組(17号車・Astemo HRC PRELUDE-GT)

野村勇斗(Astemo REAL RACING)

 「最高に嬉しい。前回はポールスタートからの2位ということで、余計に悔しさがあったので、今回こそは勝ちたいっていう気持ちが強かった分嬉しいです。夏の富士からすごいポテンシャルあると思ってたんで、2位、1位ってここ数戦いい形できていますね」

 「可能であれば序盤に(64号車を)抜きたいっていうふうに考えていました。誘った瞬間、本当に僕の方がグリップしてそうだなってトラクションの時は思ってたんで、これは1コーナーがチャンスだぞと思って追い詰めてたんですけど、ちょっと届かなかったですね。その後はタイヤマネジメントをしていたんですけども、結構タイヤがタレしまって苦しい状況になり、なんとか3番手では堪えていました。途中SCが入ったことが僕らにはすごく追い風になったんじゃないかなと思います。グレイニングが出やすい傾向にあったというのは聞いていましたが、あそこまでのは経験したことがありませんでした。特に最終コーナーで左フロントをやっつけてしまうっていう風に、聞いてたんで、なるべく負荷かけすぎないように、ピックアップもつかないように、マネジメントしていたんですが、すごく難しかったです」

 「もともと早めのタイミングピットに入ろうとはしていました。SCが入ってる時に無線で言われました」

 「オートポリスは3時間レースということで、非常にまた展開としては面白くなると思いますし、僕らホンダ勢としても調子すごい上がってきてるんで、このままの勢いで4連勝を目指していきたいなと思います」

塚越広大(Astemo REAL RACING)

 「めちゃくちゃ嬉しいですよね。ここはもともと京浜さんの地元でもありますし、本当に応援団が始まった場所でもあるので、たくさん応援団が来てくれる中で、こうした優勝を見せることができて、本当に嬉しいです」

 「チャンピオンを取ることが一番の目標なので、そういった意味では、残りの、特に次のオートポリスなんかには重要になってくると思います。例えば36号車とかも今回だってかなり速かったし、サクセスウェイトがどんどん減っていく中で、ライバル勢が強くなる中で、僕らもきちんと、強い状態でいないと、チャンピオンを狙えないと思うので、そこは油断せずにいきたいです」

 「ミニマム直前でのああいうアクシデントだったと思うんで、逆に僕らにとってはギャップが詰まるきっかけになってくれて、あれは本当に追い風になったと思います。元からその後半スティントが長くなるっていうのは覚悟してましたし、そこはチームをが僕を信じて送り出したと思うので、それに応えなきゃいけないっていうところで、自分に課せられた課題をどうクリアするかというチャレンジングな気持ちで最後までいけたのかなと思います。野村くんからのインフォーメーションもあったので、それはすごく助かりましたし、車のバランスも後半良くなる方向にあったので、ペース的にも楽にはなっていました」

 「途中、100号車が近づいてきたり、12、39と変わる中で、ギャップも詰まるタイミングもありました。ただ、そこで自分のペースを崩してしまうわけにはいかないので。最終的にはトップでチェックするっていうのが最大の目標というか、そこに至るためにどうすればいいのかっていうのを、しっかりと自分を持ちながら、コントロールしたレースだったかなと思いますね」

 「もうとにかくね、やっぱり勝たないと意味がないし、17号車としてこんだけ長く走っていく中で、ここで自分が優勝に導かなかったらどうするんだっていう思いはやっぱありました。そういうのも含めて、本当に良かったですし、野村君がこうして予選でもいい走りを続けていく中で、早く勝たせてあげたかったっていうのがすごいありました。ここから彼ももっともっと成長すると思いますし、僕も仲間であり、良きライバルとして負けてられないなと思うので、シーズ後半も楽しみです」

 「オートポリスは富士やSUGOのようにきちんと自分たちの速さがあれば、サクセスウェイト関係なしに上位に行けるチャンスはあると思うので、本当にここから先、熾烈な戦いの中で、僕らが強いレースを次のオートポリスも引き続きしたいと思っています。ちょっとイレギュラーな開催になっていくと思うので、やっぱりできる時にやれる時にポイントは取りたいなと思っています。3時間の長丁場ですがそれだけチャンスも長いと思って、チャレンジしていきたいと思います」

GT300クラス 60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(LM corsa)

決勝フォトセッション:GT500クラスで優勝した吉本大樹/河野駿佑組(60号車・Syntium LMcorsa LC500 GT)

吉本大樹(LM corsa)

 「最高です。ホッとしました。先行された時は多少不安はありました。ここはすごくデグラデーションが大きくて、みんな苦しんでいたし、一緒に走ってる500クラスもかなりペースが遅かったんで、そういう状況の中で走っているにもかかわらず、まさかスタートタイヤでダブルスティングいけるなんていうのはちょっとびっくりしましたね。それでいてペースも速かったし。ただ河野選手の追い上げていくペースもすごく良かったんで、多分最後の最後に56号車ががちょっとしんどくなるんじゃないかなという読みもありました」

 「我々も全然余裕があったわけじゃないですけど、もう僕は見守るしかないんで、ある種ある意味河野選手がやってくれると信じて、いろんな気持ちになりました。うまく順位が変わった時はもちろん嬉しかったですけど、残り周回が結構あったし、前回の鈴鹿でもええギリギリでトラブって落としたりもしてるんで。まあとにかく最終コーナー、最終ラップまではもうとにかく油断はできない。でももうトップに立った時は、まあチームは沸いてましたね」

 「(セーフティーカースタートって決まった時は)いや、なんでねんと思いました。やっぱりスタートはポールが主導権持ってるようなもんなんで、やっぱりスタンディングが良かったなと思いますけど、結果的にはセーフティーカーで走ってる数周の間にどんどんコースのコンディションが良くなっていったんで、安全面を考えれば、非常に正しい判断だったんじゃないかなと思います。」

 「去年も鈴鹿でレース後に失格になって次のSUGOで勝って、今年も鈴鹿をタイヤトラブルで落としてSUGOで勝ったんで、また来年もSUGOで勝つんじゃないかと思ってます(笑)オートポリスはあんまりいい思い出がないんですけど、ダンロップタイヤさんが本当に頑張ってくれているので、去年ダメだったところを踏まえ、いろいろ対策を練ってくれていますし、車としても進化し続けています。個人的にも大好きなサーキットなんで」

河野駿佑(LM corsa)

 「ピットが本当に早く作業してくれて、アウトラップも想像以上にうまく走れて、2秒後ろの87号車にも抜かれなかったぐらいだったんで、これはもう多分すでにトップにいるなと思ったら、56が89秒前にいますって無線が入りました。その時はタイヤ無交換だったのを知らなかったんで、ちんぷんかんぷんでした」

 「とりあえずみるみるうちに差が詰まっているのが見えて、その途中で無交換なんでペース落ちるかもしれませんっていうところから、僕らも途中から結構厳しくなってきたんですけど、それでもコンマ数秒、僕らの方が速いかなというところで強い気持ちで行ってました。56号車は結果的に500と接触があったところでうまく抜くことができて、勝つことができたので、いいスティントができたと思います」

 「JP選手もやっぱすごくうまいとドライバーなので、それがなくてもいい勝負はしてたと思います。ただやっぱり向こうにプレッシャーをかけられたからこそ、そうやって500に譲りたくないっていうところでの駆け引きで。ああなったと思うんで。本当にずっとプッシュしてプレッシャーかけられたのは、良かったなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO決勝GT500クラス 17号車Astemo HRC PRELUDE-GTの4年ぶりの勝利でプレリュードが3連勝を達成

GT500クラス優勝はAstemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)

 2026オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の決勝が9月20日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは予選2位からスタートした17号車Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)が今季初優勝。2位に終わった前回鈴鹿大会のリベンジを果たすとともに、ホンダプレリュード-GTに第4戦富士以来の3連勝をもたらした。

(天候:曇り コース:ウェット/ドライ 観客動員数:予選日11,100人/決勝日19,000人/大会総入場者数30,100人)

 午前中に降った雨の影響で路面はハーフウェットの状況。これを鑑みて競技団はセーフティーカースタートを宣言。第6戦決勝は午後1時30分にセーフティーカーの先導でスタート。ただしGT500クラスについては全車がドライタイヤを装着してレースに臨む。周回数は84だ。スタート前に気温は24℃、路面温度は25℃だ。

 セーフティーカーは4周目にピットイン。5周目から追い越しが可能となる。

 すかさずSPアウトから加速に移るポールシッターの大草りき(Modulo HRC PRELUDE-GT)だったが、予選2位の野村勇斗(Astemo HRC PRELUDE-GT)は離されずに追走。序盤はトップ2台が後続を突き放す展開となる。

 5周目の64号車のリードは僅か0秒270だったが、6周目に入ると大草がペースを上げ、徐々に17号車を引き離しにかかる。野村はタイヤのグレイニング見舞われ、マネジメントをしながらの苦しい走りを強いられた。

 その結果、64号車は16周目までに4秒676のリードを築き上げた。

 さらに17号車は、予選3位スタートの国本雄資(WedsSport BANDOH GR Supra)に追い上げられることとなり、17周目の馬の背で遂に先行を許してしまった。その後方では大津弘樹(#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)と野尻智紀(#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)が馬の背で競り合い、8号車がアウトに大きく膨らんでポジションダウンしていた。

 17周を終えての順位は64号車、19号車、17号車、100号車、38号車、16号車、12号車、8号車、14号車、36号車、37号車、39号車、23号車、24号車の順。
64のリードは4秒273だ。

 その後、19周目の1コーナーで山下健太(au TOM'S GR Supra)が福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)を抜いて9番手、20周目には8号車をも捉えて8番手に浮上する。

 ところがGT500クラスが26周目に入ったところで、最終コーナーでコースアウトした周回遅れの永井宏明(apr GR86 GT)がスピン状態に陥り、一旦はコースを飛び出して戻ってきた所にやってきや16号車と激突。2台が共に大破してストップしたため、27周目にフルコースイエローが宣言され、続いてセーフティーカーが導入される。二人のドライバーは自力で車を降りた。永井は腕を負傷している様子だ。

 車両の回収とドライバーの救助を終え、セーフティーカーは32周目にピットイン。33周目から追い越しが可能にとなると、すかさず3番手の17号車がピットイン。ベルトラン・バゲット(TRS IMPUL with SDG Z)、36号車の山下、そして最後尾の三宅淳詞(リアライズコーポレーションZ)もそれに続いた。

 この作戦が功を奏し、後半を担当した塚越広大(Astemo HRC PRELUDE-GT)は33周目にドライバー交代を行った64号車の前に出ることに成功する。

 一方、大草からステアリングを受け継いだイゴール・オオムラ・フラガ(Modulo HRC PRELUDE-GT)はなかなか作動領域に入らないタイヤに苦しんで一旦は8号車、36号車の先行を許す。その後は追い上げに転じて43周目の1コーナーで36号車を抜いて6番手に浮上するが、66周目のSPインの立ち上がりで痛恨のコースオフ。大きく順位を落として予定外のピットインを強いられることとなった。

 また19号車も37周目までピット作業を引き伸ばす作戦が裏目に出て後方に沈むことに。代わって2番手に浮上したのは予選4位からスタートし、35周目に山本から牧野に交代した100号車STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)だ。

 しかしそのさらに後方から追い上げてきたのが予選8位のサッシャ・フェネストラズ(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)だった。39号車は38周目にピットインし、関口雄飛からフェネストラズに後退すると、45周目に36号車を捉えて7番手に浮上、その後も64号車、12号車を次々に捉えて54周目には3番手に浮上する。

 60周目には100号車との差を0秒347まで縮め、65周目の1コーナーで猛然と100号車のインに飛び込むが、アウトに膨らんだところで100号車の牧野に抜き返されてしまう。

 しかしフェネストラズは66周目の1コーナーで再び100号車のインに飛び込み、周回遅れを巧みに使って100号車を抑え込み、2番手に浮上する。その後は100号車の背後に迫ってきた36号車の坪井とともに3台が1秒以内の感覚を保って周回を重ねるが、次々に現れる周回遅れの処理に手間取り、お互いに攻略の糸口を見つけられないまま終盤を迎えることとなった。

 結局、レースは17号車が着々とリードを広げて84周を走り切り、17号車Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)今季初優勝を達成。塚越広大とAstemo REAL RACINGにとってはこれが2022年の第7戦オートポリス以来の優勝となり、今年GT500クラスに昇格した野村勇斗にとっては嬉しいGT500初優勝となるとともに、ホンダプレリュード-GTとしては第4戦富士以来負けなしの3連勝を達成することとなった。

 2位は39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)、100号車STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)が入り、ポイントリーダーの36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)は100kgのサクセスウェイトを抱え、予選11位からのスタートとなりながらもしぶとく4位入賞を果たしてシリーズポイントを58に伸ばすこととなった。

 次戦の舞台は大分県のオートポリス。第3戦マレーシア大会の代替戦が11月のもてぎ大会で開催されることを受け、今回はフルウェイトでの3時間レースが行われる。10月18日決勝だ。

GT500クラス決勝2位はDENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)

GT500クラス決勝3位はSTANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)

GT500クラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第6戦SUGO決勝GT300クラス Syntium LC500が菅生2連勝を飾る、大躍進のリアライズGT-Rは2位でランキングトップの座を堅持

GT300クラス優勝はSyntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)

 2026オートバックスSUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝が、9月20日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、GT300クラスは、60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)が、ポール・トゥ・ウィン。昨年に続いてSUGOで連勝を飾った。

 2位は、19番グリッドから、タイヤ無交換の奇策で躍進したポイントリーダーの56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(J・P・デ・オリベイラ/木村偉織)、3位には今季初表彰台の61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が入った。

 優勝した60号車のスタートを担当した吉本は、レース前半で完璧なラップを刻み、24周までに12秒という大量リードを築いた。しかし、そう簡単にいかないのが、このレースだ。

 25周目、最終コーナーでオーバーランをした30号車apr GR86 GT(永井宏明)が、コースに戻った際にスピン状態になり、横向きになったところに、GT500クラスの16号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀)が避けきれずに接触。これでセーフティカーが入った。

 リードがリセットされてしまった60号車Syntium LC500(吉本)だが、トップを守ったまま35周目まで引っ張りピットイン。タイヤ交換、給油をして、河野にステアリングを託した。

 しかし、コースに戻ったとき、前にいたのは、何と19番グリッドの56号車リアライズ(JPオリベイラ)だった。56号車は、木村のパートでタイヤを温存しながら順位を上げると、60号車の次の周にピットに入り、タイヤ無交換作戦を敢行していたのだ。JPオリベイラと木村偉織という組み合わせだからできる作戦だ。

 すべての車両がピットインを終えた50周目、逃げる56号車リアライズと追う60号車Syntiumの差は4秒、そして7秒遅れて61号車SUBARUが続いた。ここからトップ2台は一進一退の攻防を見せる。60周目には、60号車が1秒差まで追い上げるが、56号車も粘って再度差を開くといった具合だ。

 ところが、この緊迫した攻防は68周目に終わりを迎える。ラップ遅れにしようとしたGT500クラスと56号車が接触し、失速する間に60号車がトップを奪い返したのだ。

 56号車も何とか食い下がるが、摩耗したタイヤでペースを上げることは難しく、60号車が逃げ切って、昨年に続き、SUGO大会2連勝を飾った。

 3位には、レース前半でトップを追いながら、一時ペースダウンをして差を開かれてしまった61号車SUBARUが、4位には666号車seven x seven PORSCHE GT3R EVO(スヴェン・ミューラー/渡会太一)、5位には18号車UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/新原光太郎)、6位には11号車 GAINER TANAX Z(富田竜一郎/大木一輝)が入った。

 予選が終わった時点では、Q1敗退の56号車が優勝争いをするとは誰も予想しなかったが、2位に入ったことで、ランキングトップの座を堅持。しかも、ライバル勢が軒並みノーポイントや僅かなポイントしか獲得できずに苦しむ中、ポイントを69まで伸ばし、2位の777号車D'stationを21ポイントを引き離すことに成功した。

 次の大会(第7戦)は、10月17〜18日、オートポリスで行われる。

GT300クラス決勝2位はリアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)

GT300クラス決勝3位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

GT300クラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO決勝結果

GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
117塚越 広大
野村 勇斗
Astemo HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Astemo REAL RACING
BS50841:59'13.559--
239関口 雄飛
サッシャ・フェネストラズ
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS34841:59'18.288 4.729 4.729
3100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS54841:59'18.795 5.236 0.507
436坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS100841:59'19.660 6.101 0.865
537笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS24841:59'20.415 6.856 0.755
619国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport BANDOH GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH4841:59'22.369 8.810 1.954
724名取 鉄平
三宅 淳詞
リアライズコーポレーションZ
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
BS22841:59'32.59619.03710.227
823高星 明誠
佐々木 大樹
MOTUL Niterra Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS44841:59'59.04145.48226.445
98太田 格之進
大津 弘樹
#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Team HRC ARTA MUGEN
BS54842:00'04.34650.787 5.305
1038大湯 都史樹
小林 利徠斗
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS54842:00'14.0851'00.526 9.739
1114福住 仁嶺
大嶋 和也
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS62842:00'18.2181'04.659 4.133
1264大草 りき
イゴール・オオムラ・フラガ
Modulo HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Modulo Nakajima Racing
DL832:00'05.2301Lap 1Lap
1312平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS40581:25'20.56726Laps25Laps
---- 以上規定周回数(70% - 58 Laps)完走 ----
-16野尻 智紀
佐藤 蓮
#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
ARTA MUGEN
BS662534'55.29259Laps33Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 64 イゴール・オオムラ・フラガ(Modulo HRC PRELUDE-GT) 1'12.280 (36/83) 178.630 km/h

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
160吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL28801:59'55.590--
256ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
木村 偉織
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH98802:00'01.694 6.104 6.104
361井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL2802:00'02.904 7.314 1.210
4666スヴェン・ミューラー
渡会 太一
seven x seven PORSCHE GT3R EVO
PORSCHE 911 GT3R EVO
seven x seven Racing
YH58802:00'25.15329.56322.249
518小林 崇志
新原 光太郎
UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH40802:00'32.29036.700 7.137
611富田 竜一郎
大木 一輝
GAINER TANAX Z
NISSAN Fairlady Z
GAINER
DL18802:00'32.69437.104 0.404
787元嶋 佑弥
松浦 孝亮
OPEN HOUSE Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH10802:00'35.02739.437 2.333
888小暮 卓史
ダニール・クビアト
VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH40802:00'35.59440.004 0.567
96片山 義章
ニコラス・クルッテン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3 EVO
VELOREX
YH28791:59'27.0411Lap 1Lap
104谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & Team UKYO
YH48791:59'29.2361Lap 2.195
1145篠原 拓朗
川端 伸太朗
PONOS FERRARI 296 EVO
Ferrari 296 GT3 EVO
PONOS RACING
YH30791:59'32.1461Lap 2.910
129冨林 勇佑
藤原 優汰
PACIFICうま娘NAC BMW
BMW M4 GT3 EVO
PACIFIC RACING TEAM
MI52791:59'40.1981Lap 8.052
13*7ザック・オサリバン
梅垣 清
CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO
Ferrari 296 GT3 EVO
CARGUY MKS RACING
YH88791:59'41.7841Lap 1.586
1425松井 孝允
洞地 遼⼤
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH791:59'42.2131Lap 0.429
1531小高 一斗
小山 美姫
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS78791:59'49.1131Lap 6.900
1665蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS74791:59'49.3711Lap 0.258
172堤 優威
卜部 和久
HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS80791:59'51.2251Lap 1.854
18360荒川 麟
金丸 ユウ
RUNUP × SOL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH18791:59'59.4261Lap 8.201
19*62平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH22792:00'07.0221Lap 7.596
2052吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS80792:00'07.2961Lap 0.274
21777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL96792:00'12.9801Lap 5.684
2226安田 裕信
リ ジョンウ
ANEST IWATA GAINER Z
NISSAN Fairlady Z
ANEST IWATA Racing
YH792:00'13.6891Lap 0.709
2348藤原 大暉
ジェームス・プル
健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH2792:00'13.9291Lap 0.240
2496新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
BS32792:00'14.4001Lap 0.471
2520平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングRC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
SHADE RACING
MI792:00'17.0981Lap 2.698
26*5塩津 佑介
佐藤 公哉
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH26692:00'13.84311Laps10Laps
---- 以上規定周回数(70% - 56 Laps)完走 ----
-*30永井 宏明
平良 響
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH82335'26.11357Laps46Laps
-32石浦 宏明
鈴木 斗輝哉
ENEOS X PRIME AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM ENEOS ROOKIE
BS721232'49.22168Laps11Laps
-22加納 政樹
和田 久
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 60 河野駿佑(Syntium LMcorsa LC500 GT) 1'18.207 (38/80) 165.093 km/h
  • CarNo. 5(塩津佑介)は、SpR.13.1.a(危険なドライブ行為)により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 5(佐藤公哉)は、SpR.付則-4.2.2(FCY中の速度違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 30(永井宏明)は、SpR.13.1.a付則-7.3.3.3(危険な走路復帰)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 62(平木湧也)は、SpR.13.1.a(危険なドライブ行為)により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 7(梅垣清)は、SpR.13.1.a付則-7.3.3.5(走路上で停止)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝 塩田惣一朗が速さを見せつけ初優勝! INDPクラスはHIROBONがチャンプ決定

チャンピオンクラス:優勝は塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)

インディペンデントクラス:優勝はHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)

 9月20日、2026FIA-F4選手権第10戦の決勝が、スポーツランドSUGOで行われ、チャンピオンクラスは、ポールスタートの塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)が初優勝。インディペンデントクラスは、ポイントリーダーのHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)が優勝を飾り、2大会を残してチャンピオンが決定した。

 台風25号は速度を緩め、大きな影響はなかったが、それでもSUGO上空を厚い雲が覆い、朝から細かい雨が降り続いた。インディペンデントクラスは午前8時15分から、チャンピオンクラスは9時20分から、それぞれ17周で決勝が行われた。コンディションはともに完全ウェットとなった。

■チャンピオンクラス

 インディペンデントクラスのレース途中から降り出した雨は、チャンピオンクラスのスタート時刻になっても降り続き、レースはセーフティカー(SC)先導でのローリングスタートとなった。

 これでスタートでの順位変動はなくなり、塩田、白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)、中井陽斗(JMS RACING with B-MAX)、濱邊誠己(TGR-DC RS F4)、酒井涼(TGR-DC RS F4)、三浦柚貴(TGR-DC RS F4)と、グリッド順で周回を重ね、4周目にSCが外れて実質のスタートを迎えた。

 水煙で視界が悪いなか、唯一視界良好な塩田は、確実に2位以下との差を開いていき、この周で早くも1.2秒のマージンを築き、独走状態となっていく。

 4周目の1コーナーで第9戦の覇者、酒井涼が濱邊を捕らえて4位にポジションを上げるが、上位グループでの順位変動はこの1回のみ。SUGOでのウェットでは、抜くことは容易ではない。

 塩田は、10周目には5.6秒というマージンを築いて独走状態。一方、引き離された2位白崎は、逆に中井からプレッシャーを懸けられ、中井もまた酒井涼にその差を詰められるという展開が続き、13周目には濱邊と三浦もこの集団に加わった。

 ところが、15周目の2コーナーで、後方を走行していた五十嵐文太郎(TGR-DC RS F4)が、スピン、ストップして、これでSCが入った。トップ塩田にとってはリードがリセットされる由々しき事態だが、結局SCランは続き、再開することなくフィニッシュとなった。

 ウィナーズサークルに戻って、クルマから降りるなり雄叫びを上げた塩田は、自身の初優勝とともに、チームにも初優勝をもたらした。前大会から開眼した17歳の今後に注目だ。

 シリーズポイントは、2位フィニッシュの白崎が18点を加えて168p、4位に入りランキング2位に上がった酒井涼が108pとなり、その差は60pまで広がった。残り4戦、白崎が連続でリタイアをしない限り、タイトルを手中に収める可能性は高そうだ。

チャンピオンクラス:決勝がスタートした

チャンピオンクラス:レースは途中セーフティーカーが導入された

チャンピオンクラス:決勝2位は白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)

チャンピオンクラス:決勝3位は中井陽斗(JMS RACING with B-MAX)

チャンピオンクラス:優勝した塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)

チャンピオンクラス:表彰式

■インディペンデントクラス

 雨は止んだものの、路面はウェットで全車レインタイヤでスタートを迎えた。

 ポールスタートのKENTARO(baum beauty clinic)と3番グリッドの鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)が出遅れ、トップHIROBON、2位KENTARO、3位赤松昌一朗(GIGS Ride with Eagle Sports)、4位鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)の順で1周目を終える。

 2周目の1コーナーで、逆転でのチャンピオン獲得にあとがない鳥羽が、赤松を抜いて3位へ上がり、さらにKENTAROに仕掛ける。

 KENTAROと鳥羽の攻防は3周目以降続き、トップHIROBONは、2位を争う二人との差を1秒強に保ったまま、周回を重ねる。

 5周目頃から雨粒が落ちだし、9周目の馬の背コーナーで後方を走っていた金山和弘(Team 橋本組 MCS4-24)がスピンをしてストップ。処理のためSCが入る。

 15周目にリスタート。SPコーナーから上手く加速したHIROBONは逃げ、KENTAROと鳥羽が再びバトルを繰り広げるが、16周目の1コーナーでインに飛び込んだ鳥羽がスピンして止まってしまう。

 これで再びSCランとなり、結局SC先導のままフィニッシュとなった。

 ランキング2位の鳥羽がノーポイントに終わったことで、ポイントを201まで伸ばしたHIROBONが、鳥羽との差を84まで広げ、2大会3レースを残して、2021年以来のチャンピオンを獲得した。

インディペンデントクラス:決勝がスタートした

インディペンデントクラス:レースは途中セーフティーカーが導入された

インディペンデントクラス:決勝2位はKENTARO(baum beauty clinic)

インディペンデントクラス:決勝3位は⾚松昌⼀朗(GIGS Ride with Eagle Sports)

インディペンデントクラス:表彰式

 次の大会(第11、12戦)は、10月16〜18日、オートポリスで行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGOチャンピオンクラス決勝上位3人のコメント 塩田惣一朗「もう現実じゃないみたいで、すごく嬉しい」

第10戦優勝 塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)

 「本当に嬉しいですね。もう現実じゃないみたいで、すごく嬉しいです。」

 「(SUGOは未経験と聞いたが)特別な準備はしていません。毎日コツコツシミュレーターをやったり、車載映像を見たり、白崎さんが2年前にBJレーシングで走った時のデータを見たりしてきました。あとはしっかりと現地で走り込んで合わせ込んで、監督やチームから指示を仰いだり、そういう流れというものがしっかり作れていたので、こういう結果になったのかなと思ってます」

 「(昨日のタイヤ選択について)僕がチョイスしました。あれは完全なる自分の責任ですね。グリッドへの試走やフォーメーションラップで4コーナーはドライパッチが見えていたんです。そこでトップスタートで緊張していたのか、自分ではそこをまだしっかりと原因を突き止めきれてないんですけれども、空を見たりとか、雲が薄いなとか、これから乾くなみたいな先を見通しての組み立てができなかった。そういうところが一番自分の反省点だったかなと思います」

 「今回はSCスタートになったので、それで順位を落とす心配というのが激減したので、そこでしっかり落ち着いて、問題なくしっかりと合わせ込めたかなと思っております。オートポリスは本当に走行距離がゼロなんですけれども、しっかりと合わせ込んで、また表彰台てっぺん乗れるように頑張っていきたいと思います」

第10戦決勝2位 白崎稜(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「単純にペースがなかったレースでの結果だと思ってます。今できるベストがこの2位だと思ってるんで。これはしっかり受け止めて、次戦以降こういう関係になったらどうしなきゃいけないっていうのを考えなきゃいけないなと 思いました」

 「SUGOでは、雨量が多い時はテストはしてたんですが、この霧雨の状態ではあまりできてなかったので、そこはアジャストしきれませんでしたね。他もテストできてないはずなので、短い時間の中でどれだけまとめられたかだと思うので、そこはもうちょっと僕らも頑張らなきゃいけないなとは思います」

 「年間で見ればポイントは取れてるんで、そこはしっかりできていることはできていることで受け止めて、あと4レースこぼすことなくいきたいですね。一戦一戦勝ちにはいきますけど、無理はしない。チームとしては手堅く、いつでもポイント取れるようにやっていきたいと思います」

 「オートポリス自体は去年優勝しているので苦手意識もなく、マシンをどれだけ合わせ込めるかだと頑張りたいなと思います」

第9戦決勝3位 中井陽斗(B-MAX ENGINEERING )

「富士で2位になってからはずっとノーポイントが続いてしまってて、なかなか速さを発揮できずに苦しい時間が続いてたんですけど、今回のSUGOはレースウィークが始まってからも練習から調子良くて、予選も波乱の中でも満足はいきませんでしたが昨日は5位、今日は3位からスタートして、表彰台につなぐことができました。速さを発揮できていい週末だったなと思います」

 「(白崎選手とのバトルについて)自分が速いポイントと白崎選手の速いポイントも違いましたし。自分が速いタイミング、白崎選手が速いタイミングも違って。なかなか見えてはいたんですけど、仕留め切れずに終わってしまったので、そこはやっぱり速さが足りなかったのかなと。酒井(涼)選手も等間隔ではあったんですが徐々に近づいてきていたので、後ろも気にしながら前を抜くことを考えて走りました」

 「今シーズンはもう残り4年しかないですし、自分としても2年目でなんとしても優勝というものが欲しいので、しっかりと今回のSUGOのように事前にテストも できる回数は限られているので、しっかりと合わせ込んで、オートポリスでは優勝したいです」

Txet:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGOチャンピオンクラス決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/20) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 Champion class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
199塩田 惣一朗Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1732'06.220--
216白崎 稜Kageyama ZAISEI Verve MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1732'06.476 0.256 0.256
343中井 陽斗JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1732'08.091 1.871 1.615
435酒井 涼TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1732'08.881 2.661 0.790
536濵邊 誠己TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1732'09.066 2.846 0.185
628三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1732'09.258 3.038 0.192
745鈴木 恵武PONOS RACING
PONOS RACING
1732'09.594 3.374 0.336
887豊島 里空斗Dr.Dry Racing Team
Dr.Dry Racing Team
1732'09.763 3.543 0.169
917鈴木 悠太Kageyama TEAMSTYLE MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1732'09.969 3.749 0.206
1050百瀬 翔HFDP with B-Max Racing Team
HFDP with B-Max Racing Team
1732'10.677 4.457 0.708
1173酒井 龍太郎MITSUSADA RACING F4
MITSUSADA RACING
1732'11.051 4.831 0.374
1221落合 蓮音GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1732'11.220 5.000 0.169
1338寺島 知毅TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1732'11.979 5.759 0.759
1454酒井 翔太PONOS RACING
PONOS RACING
1732'13.013 6.793 1.034
1519ルー ユーデナビクルATEAM Buzz Racing EIKO
AKILAND RACING
1732'13.243 7.023 0.230
1660熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1732'13.592 7.372 0.349
1780翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1732'15.720 9.500 2.128
1851黒沢 和真HFDP with B-Max Racing Team
HFDP with B-Max Racing Team
1732'16.053 9.833 0.333
1947石井 大雅フジタ薬局Bellona FG
フジタ薬局レーシング
1732'17.20010.980 1.147
207高木 彪乃介ナビクルATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1732'17.39611.176 0.196
2142箕浦 稜己JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1732'18.77412.554 1.378
2248村上 太晟BLAUフジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1732'19.08512.865 0.311
2315中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1732'19.22913.009 0.144
2429富下 李央菜TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1732'20.00613.786 0.777
2514村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1732'20.63214.412 0.626
268ウィリアム・ベックBuzz Racing with Prime Speed Sport
Buzz Racing
1732'22.01115.791 1.379
2753池島 実紅TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1732'22.92116.701 0.910
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
-37五十嵐 文太郎TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1432'24.9693Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 99 塩田惣一朗(Bionic Jack Racing) 1'33.642 (14/17) 137.880 km/h

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGOインディペンデントクラス決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/20) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
15HIROBONTEAM 5ZIGEN F4
TEAM 5ZIGEN
1730'17.269--
255KENTARObaum beauty clinic
フィールドモータースポーツ
1730'18.492 1.223 1.223
340⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1730'19.683 2.414 1.191
461WILLIAMHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1730'21.531 4.262 1.848
571大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
1730'22.967 5.698 1.436
696齋藤 真紀雄CSマーケテイングアキランド
AKILAND RACING
1730'26.523 9.254 3.556
74佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DayDream Racing
1730'27.75310.484 1.230
812小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1730'30.70613.437 2.953
910中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1730'31.80714.538 1.101
1086大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr.Dry Racing Team
1730'35.22517.956 3.418
1111杉山 寛Rn菱洋スギヤマ
Rn-sports
1730'36.54219.273 1.317
1298IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1730'37.19219.923 0.650
13*6長嶋 重登BUZZ RACING
Buzz Racing
1731'08.17850.90930.986
1423YUGOS2R Racing
N-SPEED
1631'27.0491Lap 1Lap
1518鳥羽 豊Kageyama HYDRANGEA MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1526'17.0292Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
-97遠藤 光博M&K Racing Team
M&K Racing Team
1424'50.1253Laps1Lap
-*9金山 和弘Team橋本組MCS4-24
Team橋本組
1131'26.0616Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 5 HIROBON(TEAM 5ZIGEN F4) 1'34.648 (9/17) 136.415 km/h
  • CarNo. 9は、FIA-F4 SpR.26.9(ピットレーン速度)違反により、決勝結果より1周減算した。
  • CarNo. 6は、ISC付則H項2.10.11(SC中の危険走行)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

SUPER GT

第6戦SUGO公式予選ポールシッターのコメント 大草りき「明日はダンロップタイヤに花を持たせたい」

GT500クラスでポールポジションを獲得した大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ組(64号車・Modulo HRC PRELUDE-GT)

GT500クラス 64号車Modulo HRC PRELUDE-GT(Modulo Nakajima Racing)

イゴール・オオムラ・フラガ(Modulo Nakajima Racing)

 「走り出した時は結構まだサーキットが湿ってる状況で、無理ができない状況でしたが、その中でもタイムがしっかり出ていたような感触だったので、もしかしたら予選はうまくいくんじゃないかなというふうには感じてました。ただ公式練習から予選に向けてすごくコンディションも変わってましたし、こんな短いサーキットで2秒近くタイムが上がるっていうのはあまりないことなので、そこら辺の対応も完璧ではなかったんですけどしっかりできたことでパフォーマンスを引き出せたかなというふうに思います」

 「今回はタイヤを2種類持ち込んできてるんですけど、本命じゃないものを公式練習では履いてて、予選用のタイヤを履くのはQ1が初めてだったので、そこら辺のフィーリングの違いだったり、タイヤの温まりだったり、そういったところをなるべく大草選手に、自分が感じたことは伝えました」

 「ポールポジションはいいスタートポジションですけど、優勝したいなっていう気持ちを本当に強く持っているので、そこら辺はしっかり明日のレースで戦って掴み取りたいです。プレリュードの熟成もどんどん進んでますし、僕らもセットアップを色々試していいところをやっとつかんできてるとは思うので、そこら辺がしっかり明日の結果に表れたらいいなって感じですね」

大草りき(Modulo Nakajima Racing)

 「BS勢ヨコハマ勢がSUGOは苦労するんじゃないかなって去年から思っていたし、今年もその辺が大きく変化してなかったのを見てたので、いけるんじゃないって手ごたえは走り出しから結構ありました。持ちこんだタイヤの感触や予選の選択が今回の路面温度や気温にマッチしてるんじゃないかなと思ってるんで、明日に向けても本当にすごくいい手応えですね」

 「(早めのアタックになったのは)赤旗のリスクもすごいありますし、雨も降ってたこともあったんで、想定よりちょっと早めには行ったんですけど、場所取りの問題で、やっぱ一番最初にアタックしないといけなくなっちゃったので、そこは想定通りかと思います。SUGOはトップからのスタートが本当に有利なので、そこを考えてもすごくいいスタートを切れたんで、明日はイゴールと一緒に100%の仕事をして、ダンロップタイヤで最後のSUGOで花を持たせてあげられるように頑張りたいなと思います」

GT300クラスでポールポジションを獲得した吉本大樹/河野駿佑組(60号車・Syntium LMcorsa LC500 GT)

GT300クラス 60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(LM corsa)

河野駿佑(LM corsa)

 「公式練習はウエットパッチがある状況からだったので、ちょっと待機してから出ていったんですけれども、バランス的にはもうちょっと欲しいバランスがあって、その中でもタイム自体はいいタイムが出てたんで、ここを詰めていけば結構いいとこ狙えるんじゃないかなって感じていました。ドライの時間は結構短かったんですけど、そこの中で吉本選手と2人で乗りながら、チームとエンジニアと2人で相談しながら、予選に向けていいセットアップが埋められたと思います」

 「Q1に向けてもそのもうワンチェンジしてって、アタックしたんですけども、本当に想像通りの動きをしてくれて、非常にいいアタックができたかなと思います。吉本選手は今日ニュータイヤを履いてなかったんで、そのあたりのフィードバックをできるだけやって、さらにセットアップも含めて変えていくことができたんで、チームとしても本当に強い予選ができたと思いますし、何より今回はGT500 GT300を通してダンロップさんのタイヤが非常に力強いパフォーマンスしてくれました。明日何が嫌だって天気が嫌なんですけど、一番いいところからスタートできるのは間違いないんで、頑張っていきたいと思います」

 「最近ウェットでテストできていませんが、それはみんな同じだと思います。他メーカーさんも、ウェットになったら強いと思いますし、本当に予選はダンロップさん、全車が速かったので、きっと雨降っても大丈夫と信じて、決勝も頑張ります」

吉本大樹(LM corsa)

 「今までポールポジションは何回もあるんですけど、すべて相方に全部いいとこ持ってかれてました。だから自分がポール初めてっていうのも、なんか意外な感じがします。でも何より去年、100分の数秒で敗れたポールポジションを今年取り返したくて、Q2は行かしてくれって言って、行かしてもらったので、それで取ってなかったら、それはそれでちょっとダサいですし。ちょっと危うかったんですけど取れて良かったです」

 「Q1でも、AもBもやっぱりダンロップタイヤがすごく強かったので、ダンロップタイヤを履くどこかのチームが必ずポールポーションを取るだろうなと思ったんですけど、河野選手のタイムが6秒9で、レコードタイムまでコンマ1だから、レコードタイムは絶対に抜くつもりで行ったんですが、ちょっとミスがありまして、SPコーナーにチャンスを落としてきまして。でも結果ポールポジションということなんで、大事なのは明日の決勝ですから。SUGOは抜きにくいコースですし、しっかり前からスタートできるということはすごく有利なポジティブなことかなと思います」

 「明日は勝ちます。必ず勝ちます、雨降らなければ(笑)そこだけですね。なんとかドライで走りたいですね。もちろん雨でもいいですけど、いかんせん履いてないタイヤを履いたりもするんで、それがどれだけコンディションにマッチするか微妙です」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO公式予選GT500クラス 64号車Modulo HRC PRELUDE-GTがコースレコードを更新し今季初ポールをダンロップにもたらす

GT500クラスポールポジションはModulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)

 2026オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式予選が9月19日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは64号車Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)が今季初のポールポジションを獲得。ダンロップタイヤで臨む最後のSUGO大会で見事コースレコードを樹立してみせた。

(天候:曇り コース:ドライ)

 公式予選は午後2時30分にGT300クラスの予選Q1から始まった。天候は曇り。路面はドライ。開始時の気温23℃、路面温度は28℃だ。

予選Q1 イゴール・オオムラ・フラガがトップタイム

 GT500クラスの予選Q1は午後3時3分にコースオープン。公式練習でクラッシュに見舞われた24号車リアライズコーポレーションZ(名取鉄平/三宅淳詞)もチームが昼食返上で修理に取り組み、名取鉄平をコースに送り出した。

 雨の影響からこの時期には珍しく低い気温、路面温度であることも考慮して、今回は各車早めの動き出し。残り時間が6分30秒を切る頃には全車がピットを離れ、タイヤのウォームアップに取り掛かる。

 2周、3周と徐々にペースを上げていく各車。残り時間が2分を切ったところでタイムアタック合戦が始まった。

 まずは大津弘樹(#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)が1分09秒589を記録。野尻智紀(#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)が1分09秒650でそれに続く。

 続いてイゴール・オオムラ・フラガ(Modulo HRC PRELUDE-GT)が1分09秒253を叩き出してトップに躍り出る。塚越広大(Astemo HRC PRELUDE-GT)も1分09秒617で8号車に次ぐ3位に食い込み、16号車は4位に。山本尚貴(STANLEY HRC PRELUDE-GT)が1分09秒805で5位に続き、終わってみれば上位5台をホンダプレリュードが占める結果となった。

 以下、福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)、サッシャ・フェネストラズ(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、国本雄資(WedsSport BANDOH GR Supra)、ベルトラン・バゲット(TRS IMPUL with SDG Z)、小林利徠斗(KeePer CERUMO GR Supra)までがQ2へ進出。

 24号車は11位でQ1を終えたが、予選後にスキッドブロックの残厚不足が発覚、残念ながら予選タイム抹消となり、明日の決勝を14番手からスタートすることに。

 これにより坪井翔(au TOM'S GR Supra)が11位、高星明誠(MOTUL Niterra Z)が12位、笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)が13位で予選を終えることとなった。

予選Q2 大草りきがポールポジションを獲得

 予選Q2は午後3時41分に開始。まずは阪口晴南(WedsSport BANDOH GR Supra)が真っ先にピットを離れる。

 残り時間が7分を切ると他のドライバーも続々とコースへ。残り時間が6分を切ったところで全10台がウォームアップ走行に取り掛かった。

 残り2分を切ったところでアタック合戦が始まる。

 最初にアタックしたのは公式練習、予選Q1を共にトップで終えた64号車Modulo HRC PRELUDE-GTの大草りき。不安定な天候と赤旗への懸念から早めのアタックを決断した大草は1分09秒050といきなりコースレコードを叩き出してみせる。

 続いてアタックを行った19号車の阪口は1分09秒437、佐藤蓮(#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)は1分09秒828と大草のタイムには及ばない。太田格之進(#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)も1分10秒173に終わった。

 そして前戦鈴鹿大会で自身初のポールポジションを獲得した野村勇斗(Astemo HRC PRELUDE-GT)もセッション終盤に区間ベストを更新する渾身のアタックを敢行するも、タイムは1分09秒368と大草にはコンマ3秒及ばなかった。

 その結果GT500クラスは64号車Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)がダンロップタイヤで臨む最後のSUGOで見事ポールポジションを獲得することとなった。

 17号車Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)が予選2位に入り、ホンダ勢がフロントローを独占。しかし3位には19号車WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が割って入った。

 唯一ニッサン勢でQ2進出を果たした12号車TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)は9位から明日の決勝に臨むことに。

 第6戦決勝は明日20日の午後1時30分より84周で行われる。台風25号の接近で天候の悪化が懸念されるが、果たしていかなる結果が待ち受けているのだろうか。

GT500クラス予選2位はAstemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)

GT500クラス予選3位はWedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO公式予選GT300クラス Syntium LMcorsa LC500 GTが初ポールを獲得、DLタイヤ絶好調

GT300クラスポールポジションはSyntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)

 2026オートバックスSUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」の公式予選が、宮城県・スポールランドSUGOで行われ、GT300クラスは、Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)が、ポールポジションを獲得。チームにとっても、Q2を担当した吉本にとっても初のポールポジションとなった。

 2位は61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)で、上位2台はダンロップタイヤユーザー。3位は、フォーミュラeのシートを獲得し、今季で国内シリーズを卒業するザック・オサリバンを擁する7号車CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)だった。

■予選Q1

 A、Bグループに分けられたGT300クラスの予選は、各グループ上位9台までがQ2に進出。

 Aグループでは、公式練習でトップだったSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人)が、早めのアタックで1分17秒325でトップに立つ。これに、久しくQ1通過を果たしていない25号車HOPPY Schatz GR Supra GT(松井孝允)続いた。

 以下、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(梅垣清)、88号車OPEN HOUSE Lamborghini GT3(松浦孝亮)らが続き、ポイントリーダーの56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(J・P・デ・オリベイラ)は、Q2進出ボーダーラインの9位と微妙な位置につけ、これで決まりかと思われた。

 しかし、最後の最後に、31号車apr LC500h GT(小高一斗)が、3位に食い込む1分17秒533を叩き出して、56号車をQ2圏外へ追いやった。トップ2の使用タイヤはダンロップ。

 Bグループでは、最初にアタックを行った11号車GAINER TANAX Z(富田竜一郎)が1分17秒214をマーク。777号車D'station Vantage GT3(チャーリー・ファグ)、45号車PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗)、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(ニクラス・クルッテン)も、このタイムに迫るが、11号車のタイムを破る者は出なかった。

 前回の鈴鹿大会で、大クラッシュを演じた52号車Green Brave GR Supra GT(吉田広樹)は、修復成ったクルマでギリギリながらQ1を突破した。

 なお、こちらのグループもトップ2台はダンロップユーザーだった。

■予選Q2

 午後3時23分から10分間で行われたQ2は、Q1を上回る1分16秒台で争われると思われたが、 65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥)1分17秒623、11号車GAINER TANAX Z(大木一輝)1分17秒545、666号車seven x seven PORSCHE(渡会太一)と、なかなか17秒を切る者は現れず。

 ようやく、7号車CARGUY Ferrari(オサリバン)が、16秒台まであと少しの1分17秒099をマークしてトップへ。すると、直後に61号車SUBARU BRZ(山内英輝)が1分17秒063で逆転。SUBARUの今季2度目のポールが確定かと思われた。

 しかし、最後の最後に、昨年のこの大会の覇者、60号車Syntium LMcorsa(吉本大樹)が、唯一17秒を切る1分16秒964を叩き出して、チームにとっても、自身にとっても初となるポールを獲得した。

 ここでもワンツーはダンロップタイヤ。このあと行われたGT500クラスでもダンロップを装着するプレリュードがポールを奪い、まさにダンロップデーとなる予選日だった。

 タイトル争いの上位陣では、現在トップの56号車リアライズGT-R(現在49p)がQ1敗退となたっため、予選を終えた段階では、予選3位の7号車CARGUY Ferrari(44p)、予選4位の52号車Green Brave Supra(40p)、予選5位の777号車D'station Vantage(48p)が優位になった。

 決勝は、明日20日の午後1時30分から300km(84周)で行われる。

  なお、台風接近で気になる天候だが、現時点では、菅生周辺は、朝方は小雨が降るものの、その後は曇りとなっている。

GT300クラス予選2位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

GT300クラス予選3位はCARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGOノックアウトQ2結果

GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/19) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
164大草 りきModulo HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Modulo Nakajima Racing
DLR1'09.050--186.986
217野村 勇斗Astemo HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Astemo REAL RACING
BS501'09.368 0.318 0.318186.129
319阪口 晴南WedsSport BANDOH GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH41'09.437 0.387 0.069185.944
4100牧野 任祐STANLEY HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS541'09.613 0.563 0.176185.474
538大湯 都史樹KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS541'09.801 0.751 0.188184.974
616佐藤 蓮#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
ARTA MUGEN
BS661'09.828 0.778 0.027184.903
78太田 格之進#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Team HRC ARTA MUGEN
BS541'10.173 1.123 0.345183.994
839関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS341'10.253 1.203 0.080183.784
912平峰 一貴TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS401'10.285 1.235 0.032183.701
1014大嶋 和也ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS621'10.318 1.268 0.033183.614
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'09.122)を更新した。

GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/19) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
160吉本 大樹Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL281'16.964--167.759
261山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL21'17.063 0.099 0.099167.543
37ザック・オサリバンCARGUY Ferrari 296 GT3 EVO
Ferrari 296 GT3 EVO
CARGUY MKS RACING
YH881'17.099 0.135 0.036167.465
452野中 誠太Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS801'17.246 0.282 0.147167.147
5777藤井 誠暢D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL961'17.255 0.291 0.009167.127
64片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & Team UKYO
YH481'17.470 0.506 0.215166.663
711大木 一輝GAINER TANAX Z
NISSAN Fairlady Z
GAINER
DL181'17.545 0.581 0.075166.502
845川端 伸太朗PONOS FERRARI 296 EVO
Ferrari 296 GT3 EVO
PONOS RACING
YH301'17.547 0.583 0.002166.498
965蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS741'17.623 0.659 0.076166.335
10666渡会 太一seven x seven PORSCHE GT3R EVO
PORSCHE 911 GT3R EVO
seven x seven Racing
YH581'17.623 0.659 0.000166.335
1187元嶋 佑弥OPEN HOUSE Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH101'17.631 0.667 0.008166.318
122卜部 和久HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS801'17.661 0.697 0.030166.253
1388小暮 卓史VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH401'17.703 0.739 0.042166.163
1418新原 光太郎UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH401'17.971 1.007 0.268165.592
156片山 義章UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3 EVO
VELOREX
YH281'18.108 1.144 0.137165.302
1631小山 美姫apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS781'18.152 1.188 0.044165.209
1725洞地 遼⼤HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'18.448 1.484 0.296164.585
1826リ ジョンウANEST IWATA GAINER Z
NISSAN Fairlady Z
ANEST IWATA Racing
YH1'19.140 2.176 0.692163.146

SUPER GT

第6戦SUGOノックアウトQ1結果

GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/19) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
164イゴール・オオムラ・フラガModulo HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'09.253--186.438
28大津 弘樹#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Team HRC ARTA MUGEN
BS541'09.589 0.336 0.336185.538
317塚越 広大Astemo HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Astemo REAL RACING
BS501'09.617 0.364 0.028185.463
416野尻 智紀#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
ARTA MUGEN
BS661'09.650 0.397 0.033185.375
5100山本 尚貴STANLEY HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS541'09.805 0.552 0.155184.964
614福住 仁嶺ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS621'09.848 0.595 0.043184.850
739サッシャ・フェネストラズDENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS341'09.874 0.621 0.026184.781
819国本 雄資WedsSport BANDOH GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH41'10.166 0.913 0.292184.012
912ベルトラン・バゲットTRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS401'10.168 0.915 0.002184.007
1038小林 利徠斗KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS541'10.175 0.922 0.007183.989
---- 以上Q2進出 ----
1124名取 鉄平リアライズコーポレーションZ
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
BS221'10.256 1.003 0.081183.776
1236坪井 翔au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1001'10.376 1.123 0.120183.463
1323高星 明誠MOTUL Niterra Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS441'10.485 1.232 0.109183.179
1437笹原 右京Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS241'18.214 8.961 7.729165.078

GT300クラス(Aグループ)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/19) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Cloudy Course:Dry
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
160河野 駿佑Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL281'16.944--167.803
261井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL21'17.325 0.381 0.381166.976
331小高 一斗apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS781'17.533 0.589 0.208166.528
425松井 孝允HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'17.614 0.670 0.081166.354
57梅垣 清CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO
Ferrari 296 GT3 EVO
CARGUY MKS RACING
YH881'17.649 0.705 0.035166.279
688ダニール・クビアトVENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH401'17.809 0.865 0.160165.937
7666スヴェン・ミューラーseven x seven PORSCHE GT3R EVO
PORSCHE 911 GT3R EVO
seven x seven Racing
YH581'17.964 1.020 0.155165.607
826安田 裕信ANEST IWATA GAINER Z
NISSAN Fairlady Z
ANEST IWATA Racing
YH1'17.988 1.044 0.024165.556
965菅波 冬悟LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS741'18.068 1.124 0.080165.387
---- 以上Q2進出 ----
1056ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラリアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH981'18.082 1.138 0.014165.357
1130平良 響apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH81'18.212 1.268 0.130165.082
125塩津 佑介マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH261'18.414 1.470 0.202164.657
13360荒川 麟RUNUP × SOL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH181'18.631 1.687 0.217164.202
149冨林 勇佑PACIFICうま娘NAC BMW
BMW M4 GT3 EVO
PACIFIC RACING TEAM
MI521'18.819 1.875 0.188163.811
1562平木 玲次HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH221'18.850 1.906 0.031163.746

GT300クラス(Bグループ)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/19) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Cloudy Course:Dry
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
111富田 竜一郎GAINER TANAX Z
NISSAN Fairlady Z
GAINER
DL181'17.214--167.216
2777チャーリー・ファグD'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL961'17.249 0.035 0.035167.140
345篠原 拓朗PONOS FERRARI 296 EVO
Ferrari 296 GT3 EVO
PONOS RACING
YH301'17.432 0.218 0.183166.745
46ニコラス・クルッテンUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3 EVO
VELOREX
YH281'17.609 0.395 0.177166.365
52堤 優威HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS801'17.706 0.492 0.097166.157
687松浦 孝亮OPEN HOUSE Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH101'17.718 0.504 0.012166.131
718小林 崇志UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH401'17.832 0.618 0.114165.888
84谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & Team UKYO
YH481'17.832 0.618 0.000165.888
952吉田 広樹Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS801'18.245 1.031 0.413165.012
---- 以上Q2進出 ----
1048ジェームス・プル健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH21'18.270 1.056 0.025164.960
1196新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
BS321'18.406 1.192 0.136164.674
1220平中 克幸シェイドレーシングRC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
SHADE RACING
MI1'18.848 1.634 0.442163.751
1322加納 政樹アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'18.962 1.748 0.114163.514
1432鈴木 斗輝哉ENEOS X PRIME AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM ENEOS ROOKIE
BS721'19.036 1.822 0.074163.361

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習GT300クラス SUBARU BRZ R&D SPORTがトップタイム

 2026オートバックスSUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」の公式練習が、宮城県・スポールランドSUGOで行われ、GT300クラスは、SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムをマークした。

 朝から霧雨が降ったり止んだりを繰り返す不安定な天候のなか、午前10時30分から1時間35分間の公開練習が行われた。

 トップタイムをマークしたのは、61号車SUBARU BRZ。昨年からの不運を今シーズンも引きずっており、新エンジンを投入した第2戦富士大会でポールを獲りながらもからタイヤトラブルで優勝を逃すなど、ここまで僅か1ポイントしか取れていない。そろそろ結果を残したいところだ。

2番手は、45号車PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗)。ドライバーラインナップを変更した第4戦富士大会で4位に入るなど、シーズン序盤の苦戦から脱出しつつある。サクセスウェイトの軽い今回は表彰台のチャンスだ。

 3番手は、87号車OPEN HOUSE Lamborghini GT3(元嶋佑弥/松浦孝亮)。今季ここまで結果を残せずに、獲得ポイントは僅か5ポイント。同じランボルギーニのの88号車も10ポイントと苦戦している。そろそろ上位入賞が欲しいところだ。

 4番手は、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)。大会直前に、来季オサリバンはフォーミュラEに参戦することが発表され、国内シリーズでオサリバンの走りを見られるのは、今季限りとなった。ここ2戦は連続で表彰台を得ており、シリーズ3位につけている。サクセスウェイトは重いが、タイトル奪取には、このSUGO戦で踏ん張れるかにかかっている。

 5番手は、60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)。昨年、ここ菅生で勝利を飾っているだけに、ゲンの良いサーキットで結果を残したいところ。コンスタントにポイントを稼いではいるものの、ランキングを一気に上げる大量得点が欲しいところだ。

 6番手は、666号車seven x seven PORSCHE GT3R EVO(スヴェン・ミューラー/渡会太一)。前回から、藤波に代わって渡会を起用しているチームは、今季コンスタントに入賞を重ねて現在ミューラーがランキング10位につけている。

 7番手以下は、777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)、2号車HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/卜部和久)、88号車VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/ダニール・クビアト)、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)と続いた。

 予選は、本日午後2時30分から行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習GT500クラス 64号車Modulo HRC PRELUDE-GTがトップタイム

 2026オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式練習が9月19日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは64号車Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)がトップタイムを記録した。

 公式予選日を迎えた9月19日の朝9時25分、NISMOがSNSで千代勝正の欠場を発表。今大会はリザーブドイバーの佐々木大樹が高星明誠と共に23号車をドライブすることとなった。千代勝正本人も自身のインスタグラムにおいて、金曜夜にサーキットにおいて右中指骨を骨折したとの投稿をおこなっている。

 そうしたなか、公式練習は午前10時30分にコースオープンとなった。朝から降っていた雨はすでに止んでいるが、路面にはまだ濡れた場所が残っているため、レースコントロールからはウェット宣言が出ている状況。開始時の気温は22℃、路面温度は23℃だ。

 公式練習に先立って行われたFIA-F4決勝においては、チャンピオンクラスで上位4台までがドライタイヤを装着していたこともあってか、GT500クラスの各車は一旦はピットを離れたものの、すぐに戻ってきてガレージに留まり、路面コンディションの回復を待つ構え。開始から10分余りが経過したところでようやく1台、また1台とピットを離れて本格的な走行を開始した。

 まずは三宅淳詞(リアライズコーポレーションZ)が7周目に1分10秒970でトップに立ち、8周目にピットイン。

 この時点の2番手はイゴール・オオムラ・フラガ(Modulo HRC PRELUDE-GT)で1分12秒110、3番手のジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)も1分12秒232だったが、開始から25分が経過したところで関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が6周目に1分10秒723を記録してトップに。塚越広大(Astemo HRC PRELUDE-GT)も同じく6周目に1分10秒968を出して2番手に上がってきた。

 さらに開始から30分が経過したところで山本尚貴(STANLEY HRC PRELUDE-GT)が1分10秒643を12周目に記録してトップに立つと、野尻智紀(#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)も6周目に1分10秒814を記録。

 その結果、混走での順位は100号車をトップに39号車、16号車、19号車、17号車とホンダプレリュードとトヨタGRスープラが交互に並び、日産Zの24号車は6番手という状況となる。

 しかしその24号車は、開始から間も無く60分が経過しようというところでS字カーブの手前でコントロールを失い、タイヤバリアに前から激突。これによりセッションは赤旗中断となってしまった。

 車両回収とコース補修ののち、午前11時45分に走行は再開。正午までの15分間を混走に充ててシステムチェックを行い、そこから各クラスの専有走行に移行することとなる。

 KONDO RACINGはガレージに戻ってきた24号車の修復作業に取り掛かるが、専有走行に加わることは叶わなかった。

 コース上では各車が入念に熱入れを行い、残り4分を切ったところからアタック合戦を開始。トップ10台は相次いで1分10秒台前半のタイムを記録し、混走トップの100号車も牧野が1'10.069までタイムを縮めてきた。

 しかし残り時間が1分を切ったところで大草りき(Modulo HRC PRELUDE-GT)1分09秒419と1分9秒台のタイムを叩き出してトップに躍り出ると、終了間際にはサッシャ・フェネストラズ(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)も1分09秒582でこれに続いた。

 この結果、公式練習は64号車Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)がトップタイム。2番手に39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)が続き、100号車STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)が3番手という結果に。

 急遽出走の決まった佐々木大樹(MOTUL Niterra Z)は専有走行で1分10秒629とトップから1秒2遅れの13番手に終わっている。

 スーパーGT第6戦はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式にて公式予選を行う。今のところ天候は回復傾向にあり、予選は予定通り実施される見込みだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習結果

GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/19) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
164大草 りき
イゴール・オオムラ・フラガ
Modulo HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'09.419--185.992
239関口 雄飛
サッシャ・フェネストラズ
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS341'09.582 0.163 0.163185.557
3100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS541'10.069 0.650 0.487184.267
437笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS241'10.079 0.660 0.010184.241
517塚越 広大
野村 勇斗
Astemo HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Astemo REAL RACING
BS501'10.091 0.672 0.012184.209
614福住 仁嶺
大嶋 和也
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS621'10.175 0.756 0.084183.989
719国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport BANDOH GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH41'10.255 0.836 0.080183.779
816野尻 智紀
佐藤 蓮
#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
ARTA MUGEN
BS661'10.352 0.933 0.097183.526
912平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS401'10.385 0.966 0.033183.440
1036坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1001'10.466 1.047 0.081183.229
118太田 格之進
大津 弘樹
#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT
Team HRC ARTA MUGEN
BS541'10.523 1.104 0.057183.081
1238大湯 都史樹
小林 利徠斗
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS541'10.555 1.136 0.032182.998
1323高星 明誠
佐々木 大樹
MOTUL Niterra Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS441'10.629 1.210 0.074182.806
1424名取 鉄平
三宅 淳詞
リアライズコーポレーションZ
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
BS221'10.970 1.551 0.341181.928

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/19) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL21'17.689--166.193
245篠原 拓朗
川端 伸太朗
PONOS FERRARI 296 EVO
Ferrari 296 GT3 EVO
PONOS RACING
YH301'17.771 0.082 0.082166.018
387元嶋 佑弥
松浦 孝亮
OPEN HOUSE Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH101'17.788 0.099 0.017165.982
47ザック・オサリバン
梅垣 清
CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO
Ferrari 296 GT3 EVO
CARGUY MKS RACING
YH881'18.043 0.354 0.255165.440
560吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL281'18.097 0.408 0.054165.325
6666スヴェン・ミューラー
渡会 太一
seven x seven PORSCHE GT3R EVO
PORSCHE 911 GT3R EVO
seven x seven Racing
YH581'18.337 0.648 0.240164.819
7777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL961'18.347 0.658 0.010164.798
82堤 優威
卜部 和久
HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS801'18.356 0.667 0.009164.779
988小暮 卓史
ダニール・クビアト
VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH401'18.407 0.718 0.051164.672
1065蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS741'18.467 0.778 0.060164.546
1125松井 孝允
洞地 遼⼤
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'18.717 1.028 0.250164.023
124谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & Team UKYO
YH481'18.780 1.091 0.063163.892
1396新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
BS321'18.830 1.141 0.050163.788
1430永井 宏明
平良 響
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH81'18.866 1.177 0.036163.713
1518小林 崇志
新原 光太郎
UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH401'18.873 1.184 0.007163.699
1652吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS801'18.913 1.224 0.040163.616
1756ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
木村 偉織
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH981'18.916 1.227 0.003163.609
1811富田 竜一郎
大木 一輝
GAINER TANAX Z
NISSAN Fairlady Z
GAINER
DL181'19.019 1.330 0.103163.396
19*6片山 義章
ニコラス・クルッテン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3 EVO
VELOREX
YH281'19.074 1.385 0.055163.282
2031小高 一斗
小山 美姫
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS781'19.171 1.482 0.097163.082
219冨林 勇佑
藤原 優汰
PACIFICうま娘NAC BMW
BMW M4 GT3 EVO
PACIFIC RACING TEAM
MI521'19.180 1.491 0.009163.064
2248藤原 大暉
ジェームス・プル
健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH21'19.199 1.510 0.019163.025
23360荒川 麟
金丸 ユウ
RUNUP × SOL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH181'19.202 1.513 0.003163.019
2432石浦 宏明
鈴木 斗輝哉
ENEOS X PRIME AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM ENEOS ROOKIE
BS721'19.262 1.573 0.060162.895
2520平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングRC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
SHADE RACING
MI1'19.294 1.605 0.032162.829
2626安田 裕信
リ ジョンウ
ANEST IWATA GAINER Z
NISSAN Fairlady Z
ANEST IWATA Racing
YH1'19.441 1.752 0.147162.528
2762平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH221'19.518 1.829 0.077162.371
2822加納 政樹
和田 久
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'19.682 1.993 0.164162.037
295塩津 佑介
佐藤 公哉
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH261'20.013 2.324 0.331161.366

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO決勝 スリックタイヤを選択した酒井涼が逆転で初優勝、INDPクラスはHIROBONが今季5勝目

チャンピオン:優勝は酒井涼(TGR-DC RS F4)

インディペンデント:優勝はHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)

 9月19日、2026FIA-F4選手権第9戦の決勝が、スポーツランドSUGOで行われ、チャンピオンクラスは酒井涼(TGR-DC RS F4)が、インディペンデントクラスは、ポイントリーダーのHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)が優勝を飾った。

 接近しつつある台風25号の影響からか、土曜日のスポーツランドSUGOは、朝から霧雨が降り続き、やや肌寒い天候となった。インディペンデントは午前8時15分から、チャンピオンクラスは9時20分から、それぞれ17周で決勝が行われた。コンディションはともにウェットだ。

■チャンピオンクラス

 インディペンデントのレースが終わり、路面は急速に回復しつつあり、各チームはスリック(ドライ)かレインか、タイヤ選択に悩むことになった。

 上位グリッド勢は、多くの車両がレインタイヤを選択したが、3番グリッドの濱邊誠己(TGR-DC RS F4)はスリックを選択。9番グリッドの酒井涼(TGR-DC RS F4)もスリックだ。

 レース序盤は、レインタイヤ勢の方がラップで2秒ほど速く、ポールの塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)、白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)、中井陽斗(JMS RACING with B-MAX)、酒井龍太郎(MITSUSADA RACING F4)のレインタイヤ組が、5位の酒井涼以下を引き離していく。

 悔やまれるのは、スリックでスタートした3番グリッドの濱邊。1周目に濡れた路面に足を取られてスピン。大きく遅れてしまった。

 潮目が変わったのが4周目。ここまではレイン勢の方が速かったが、4周目のトップ塩田のタイムは1分31秒9、一方スリックを履く5位酒井涼は1分31秒1と、ラップタイムが逆転した。

 こうなると酒井涼の勢いは加速していき、一時は6秒以上あった差をみるみる詰めていき、8周目には3位の中井を抜いたかと思うと、9周目には酒井龍太郎、塩田を次々にパスしてトップに立った。

 11周目には、ファステストタイムをマークして、19番手グリッドから怒涛の追い上げを見せた落合蓮音(HOJUST&EAGLE MCS4-24)が2位へ上がり、13周目には12番グリッドスタートの熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)が3位、15番グリッドの百瀬翔(HFDP with B-Max Racing Team)も4位へ順位を上げた。

 14周目の馬の背コーナーで、翁長実希(OTG Motor Sports MCS4)が接触してストップしたことで、セーフティカー(SC)が入り、結局レースはSC先導のままフィニッシュを迎えることになり、酒井涼が嬉しい初優勝。

 2位も初表彰台の落合、3位に熊谷、4位に百瀬とスリック組がトップ4となったが、レインで5位に留まった酒井龍太郎(MITSUSADA RACING F4)の健闘が光った。ポールスタートの塩田は9位、白崎は12位だった。

 ポイントレースでトップを独走する白崎(150p)がノーポイントに終わり、2位武藤(105p)も先日のフォーミュラ・リージョナルで指を負傷し欠場したことで、3位の酒井涼が96pまでポイントを伸ばして、二人に近づくことになった。

チャンピオン:決勝がスタートした

チャンピオン:スタート直後、第2グループの争い

チャンピオン:決勝2位は落合蓮音(GIGS Ride with Eagle Sports)

チャンピオン:決勝3位は熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)

チャンピオン:優勝した酒井涼(TGR-DC Racing School)

チャンピオン:表彰式

■インディペンデントクラス

 スタート前に雨は止んだものの、路面はウェット。

 ポールスタートのHIROBONがトップを守り、赤松昌一朗(GIGS Ride with Eagle Sports)、KENTARO(baum beauty clinic)、鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)と、グリッド順で1周を終えるが、2周目の1コーナーで、逆転チャンピオンを狙う鳥羽が3位へ上がる。

 トップHIROBONは、序盤、赤松に詰め寄られる場面もあったが、3周目からペースを上げて、その差を徐々に広げ始める。6周目で2位赤松との差は2秒まで開いた。

 7周目の3コーナーで、7位を走行していたWILLIAM(HELM MOTORSPORTS F4)が、コースアウト。バリアに接触してストップしてSCが入る。

 12周目にリスタートを迎えると、その1コーナーで2位赤松がアウト側にはらんで、鳥羽が前へ出る。これでランキング1、2位の勝負になり、鳥羽が若干差を詰めるが、HOROBONが逃げ切って、今季5勝目のチェッカーを受けた。2位は鳥羽、3位は今季初表彰台の赤松。

 この結果、HIROBONは、鳥羽とのポイント差を59点として、自力でチャンピオンをまた手繰り寄せた。

インディペンデント:決勝がスタートした

インディペンデント:雨中に映えるテールランプ

インディペンデント:アクシデントが発生

インディペンデント:決勝2位は鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)

インディペンデント:決勝3位は⾚松昌⼀朗(GIGS Ride with Eagle Sports)

インディペンデント:表彰式

 第10戦決勝は、明日20日の午前8時15分(INDP)、午前9時20分(CHAMP)から17周(または上限30分)で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO決勝上位3人のコメント 酒井涼「絶対ドライで行こうって決めていた」

第9戦優勝 酒井涼(TGR-DC Racing School)

 「本当に嬉しいです。タイヤ選択はチーム全体でみんなで決めました。前半きつくなると思ってたんですけど、思ったよりは走れて、後ろもブロックできたんで、最高の展開だったと思います。スタート前はドライコンディションではあんまり勝ち目はないと思っていましたが、雨が降っていて微妙な路面でのレースになりました。最初はドライタイヤでグリッドまで走って様子を見ようと考えましたが、もう走ってる感じから、これは途中で乾いてくるなっていう考えになったんで、絶対ドライで行こうって決めました」

 「トップに立ってからはペース的にも余裕があったんで、あとは落ち着いてミスなく、っていう考えでした。。初優勝どんな気分ですか。本当に嬉しいです。 やっとって感じです」

 「今ランキングトップの白崎選手には同じ条件でずっと勝てていないので、残りのシーズンも諦めずに全力で頑張ろうと思います。明日が完全雨だった場合、前回のテストでも調子は良かったんで、諦めずにトップ狙っていこうと思います」

第9戦決勝2位 落合蓮音(イーグルスポーツ)

 「開幕戦で幻の2位はあったんですが、公式には初めての表彰台ですね。予選順位が20番手なので、レインで行っても3番、4番ぐらいしか上がらないと思い、僕はインディペンデントのクラスが始まる前から周りがどうだろうと気にせずスリックで行くってことは決めていました。そこが僕にとっては決め手でしたね」

 「チームが本当にすごくいい車に作ってくれたので、そのおかげでファステストも取れました。もちろん酒井選手は1位であんなに離していたし、こっちは追いかける側だったので、こっちの方がタイム上がるっていうのはあるかなと思うんですけど、とにかくチームや、いつもずっと支援していただいてるスポンサー様や両親に本当に感謝してますし、こうやって少しでも結果でお返しできたっていうのが本当にすごく嬉しいです」

 「今日の結果は展開に恵まれました。明日は17番手スタートということで、今日よりは3つ上からのスタートとなりますが、みんながレインコンディション、レインタイヤとかスリックタイヤっていう風だとちょっと厳しいかなと思うので、ミスとかクラッシュをせずにちゃんと完走を目指してポイントの獲得を目指していきたいと思います」

第9戦決勝3位 熊谷憲太(OTG MOTOR SPORTS)

「もともとはレインで行こうと思っていましたが、ちょっと温度が上がってきて、インディペンデントクラスのレース中に最終コーナーがちょっとずつ乾いてきたので、とりあえずドライで行ったところうまくいったので、そこはチームのみんなの判断が良かったと思います」

 「トップもドライだったんで、SC後も多分追いつくことはできなかったと思います。元々僕は3番ということあんまりわかってなくて。僕のサインボードは残り何周とかしか出てなかったんです。でもとりあえずはみんなで表彰台を獲得できてよかったかなって思います」

 「明日は多分完全雨だと思いますが、雨はいっぱい走ってるので、今まで技術を磨いてきた部分を発揮して、15番手から頑張ろうと思います。経験値は武器なんですけど、自分はミスで順位を方向としてる部分があるので、しっかり課題を持ってやらなきゃなって思います」

Txet:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGOチャンピオンクラス決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/19) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 Champion class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
135酒井 涼TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1727'46.122--
221落合 蓮音GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1727'46.330 0.208 0.208
360熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1727'46.519 0.397 0.189
450百瀬 翔HFDP with B-Max Racing Team
HFDP with B-Max Racing Team
1727'47.256 1.134 0.737
573酒井 龍太郎MITSUSADA RACING F4
MITSUSADA RACING
1727'47.474 1.352 0.218
637五十嵐 文太郎TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1727'48.109 1.987 0.635
751黒沢 和真HFDP with B-Max Racing Team
HFDP with B-Max Racing Team
1727'48.295 2.173 0.186
836濵邊 誠己TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1727'48.492 2.370 0.197
999塩田 惣一朗Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1727'49.825 3.703 1.333
1043中井 陽斗JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1727'51.250 5.128 1.425
118ウィリアム・ベックBuzz Racing with Prime Speed Sport
Buzz Racing
1727'51.648 5.526 0.398
1216白崎 稜Kageyama ZAISEI Verve MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1727'51.830 5.708 0.182
1329富下 李央菜TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1727'52.610 6.488 0.780
1419ルー ユーデナビクルATEAM Buzz Racing EIKO
AKILAND RACING
1727'52.767 6.645 0.157
1528三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1727'52.972 6.850 0.205
1687豊島 里空斗Dr.Dry Racing Team
Dr.Dry Racing Team
1727'53.196 7.074 0.224
1742箕浦 稜己JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1727'54.117 7.995 0.921
1838寺島 知毅TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1727'54.538 8.416 0.421
1947石井 大雅フジタ薬局Bellona FG
フジタ薬局レーシング
1727'54.868 8.746 0.330
2054酒井 翔太PONOS RACING
PONOS RACING
1727'55.253 9.131 0.385
2117鈴木 悠太Kageyama TEAMSTYLE MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1727'55.376 9.254 0.123
2215中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1727'55.603 9.481 0.227
2348村上 太晟BLAUフジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1727'56.084 9.962 0.481
2453池島 実紅TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1727'56.87310.751 0.789
25*7高木 彪乃介ナビクルATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1727'57.01210.890 0.139
2614村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1727'58.43912.317 1.427
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
-*80翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1218'50.0025Laps5Laps
-*45鈴木 恵武PONOS RACING
PONOS RACING
914'40.8588Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 21 落合蓮音(GIGS Ride with Eagle Sports) 1'25.769 (12/17) 150.537 km/h
  • CarNo. 45は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為/衝突行為)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 7は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為/衝突行為)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 80は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為/衝突行為)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGOインディペンデントクラス決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/19) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
15HIROBONTEAM 5ZIGEN F4
TEAM 5ZIGEN
1729'37.771--
218鳥羽 豊Kageyama HYDRANGEA MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1729'39.316 1.545 1.545
340⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1729'43.995 6.224 4.679
455KENTARObaum beauty clinic
フィールドモータースポーツ
1729'46.047 8.276 2.052
598IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1729'46.969 9.198 0.922
696齋藤 真紀雄CSマーケテイングアキランド
AKILAND RACING
1729'48.84011.069 1.871
710中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1729'53.31815.547 4.478
871大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
1729'53.70215.931 0.384
912小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1730'02.78425.013 9.082
106長嶋 重登BUZZ RACING
Buzz Racing
1730'05.80228.031 3.018
114佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DayDream Racing
1730'06.56628.795 0.764
1297遠藤 光博M&K Racing Team
M&K Racing Team
1730'06.95929.188 0.393
1386大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr.Dry Racing Team
1730'09.55931.788 2.600
1411杉山 寛Rn菱洋スギヤマ
Rn-sports
1730'12.66234.891 3.103
159金山 和弘Team橋本組MCS4-24
Team橋本組
1730'35.61857.84722.956
1623YUGOS2R Racing
N-SPEED
1730'50.4641'12.69314.846
1761WILLIAMHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
711'32.09610Laps10Laps
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
-61WILLIAMHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
711'32.09610Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 18 鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4) 1'34.376 (13/17) 136.808 km/h

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9、10戦SUGO公式予選 Cクラスは塩田惣一朗がWポール、IクラスはHIROBONとKENTAROがポールを分け合う

チャンピオンクラス:第9戦、第10戦ともポールポジションは塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)

インディペンデントクラス:第9戦ポールポジション、第10戦予選2位はHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)

インディペンデントクラス:第9戦予選3位、第10戦ポールポジションはKENTARO(baum beauty clinic)

 9月18日、FIA-F4選手権第9、10戦の予選が、スポーツランドSUGOで行われ、チャンピオンクラスは、前大会から頭角を現し始めた塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)がダブルポールポジションを獲得した。

 インディペンデントクラスは、シリーズを大きくリードしチャンピオン最右翼のHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)が第9戦、今年勝利まであと一歩のレースが続いているKENTARO(baum beauty clinic)が第10戦のポールシッターとなった。

 週末は台風25号の影響もあって天候が心配される菅生だが、FIA-F4の予選が行われた金曜日は、曇天の過ごしやすい天候となった。

■チャンピオンクラス

 途中、コースオフした車両の回収作業で、赤旗中断が二度あったため、ややリズムに乗りづらいセッションとなった。そんな中でも、木曜日の練習走行でトップを争った二人、白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)と塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)が中心となり、予選が進んだ。

 まず、トップに立ったのは白崎。一度目の赤旗中断の後、1分24秒144をマークしてトップに立った。これに濱邊誠己(TGR-DC RS F4)、酒井龍太郎(MITSUSADA RACING F4)が続く。

 二度目の赤旗からセッションが再開すると、塩田が急浮上。1分23秒893で白崎を逆転し、初のポールポジションを獲得。第9戦のグリッド(トップ6)は、塩田、白崎、濱邊誠己(TGR-DC RS F4)、酒井龍太郎、中井陽斗(JMS RACING with B-MAX)、鈴木悠太(Kageyama TEAMSTYLE MCS4)となった。

 塩田はセカンドタイムでもトップを奪い、第10戦もポールを獲得。以下、中井、白崎、酒井龍、酒井涼(TGR-DC RS F4)三浦柚貴(TGR-DC RS F4)と続いた。

 第9戦予選結果(Top10):塩田-白崎-濱邊-酒井龍-中井-鈴木悠-三浦-鈴木恵-酒井涼-豊島

 第10戦予選結果(Top10):塩田-白崎-中井-濱邊-酒井涼-三浦-豊島-鈴木恵-中里-寺島

チャンピオンクラス:第9戦、第10戦とも予選2位は白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)

チャンピオンクラス:第9戦予選3位、第10戦予選4位は濵邊誠己(TGR-DC RS F4)

チャンピオンクラス:第9戦予選5位、第10戦予選3位は中井陽斗(JMS RACING with B-MAX)

■インディペンデントクラス

 最後に赤旗が出たものの、それまではアクシデントもなく、各車連続でアタックを敢行、徐々にタイムを上げていった。

 セッション序盤はランキング2位の鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)が、後半はランキングで独走状態のHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)がトップタイムをマーク。

 結局、HIROBONが1分25秒286でトップを守ったまま予選は終了。2位には1000分の1秒差で赤松昌一朗(GIGS Ride with Eagle Sports)、3位には最後にタイムアップしたKENTARO(baum beauty clinic)が入り、セッション後半に伸びを欠いた鳥羽は4位。

 第10戦のグリッドを決めるセカンドタイムでは、KENTAROがトップを奪い、HIROBON、鳥羽、赤松と続いてトップ7は第9戦と変わらなかった

 今回は、上位常連メンバーの今田信宏、DRAGONが欠場。HIROBONにとっては、ポイントリーダーの座をさらに確固たるものにする絶好のチャンスだ。

 第9戦予選結果(Top8):HIROBON-赤松-KENTARO-鳥羽-齋藤-WILLIAM-IKARI-小嶋

 第10戦予選結果(Top8):KENTARO-HIROBON-鳥羽-赤松-WILLIAM-齋藤-IKARI-大山

インディペンデントクラス:第9戦予選2位、第10戦予選4位は⾚松昌⼀朗(GIGS Ride with Eagle Sports)

インディペンデントクラス:第9戦予選4位、第10戦予選3位は鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)

 第9戦の決勝は、明日土曜日の午前8時15分(INDP)、午前9時20分(CHAMP)から、第10戦の決勝は、日曜日の午前8時15分(INDP)、午前9時20分(CHAMP)から17周(または上限30分)で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGOインディペンデントクラス公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
155KENTARObaum beauty clinic
フィールドモータースポーツ
1'25.346--151.283
25HIROBONTEAM 5ZIGEN F4
TEAM 5ZIGEN
1'25.474 0.128 0.128151.056
318鳥羽 豊Kageyama HYDRANGEA MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'25.567 0.221 0.093150.892
440⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1'25.587 0.241 0.020150.857
561WILLIAMHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'26.024 0.678 0.437150.091
696齋藤 真紀雄CSマーケテイングアキランド
AKILAND RACING
1'26.030 0.684 0.006150.080
798IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'26.505 1.159 0.475149.256
871大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
1'26.793 1.447 0.288148.761
912小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1'26.832 1.486 0.039148.694
106長嶋 重登BUZZ RACING
Buzz Racing
1'27.016 1.670 0.184148.380
114佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DayDream Racing
1'27.018 1.672 0.002148.376
1211杉山 寛Rn菱洋スギヤマ
Rn-sports
1'27.056 1.710 0.038148.311
1397遠藤 光博M&K Racing Team
M&K Racing Team
1'27.220 1.874 0.164148.033
1486大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr.Dry Racing Team
1'27.792 2.446 0.572147.068
1510中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1'28.778 3.432 0.986145.435
1623YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'29.402 4.056 0.624144.420
---- 以上基準タイム(105% - 1'29.736)予選通過 ----
-9金山 和弘Team橋本組MCS4-24
Team橋本組
1'30.459 5.113 1.057142.732

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGOインディペンデントクラス公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
15HIROBONTEAM 5ZIGEN F4
TEAM 5ZIGEN
1'25.286--151.389
240⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1'25.287 0.001 0.001151.388
355KENTARObaum beauty clinic
フィールドモータースポーツ
1'25.323 0.037 0.036151.324
418鳥羽 豊Kageyama HYDRANGEA MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'25.541 0.255 0.218150.938
596齋藤 真紀雄CSマーケテイングアキランド
AKILAND RACING
1'25.737 0.451 0.196150.593
661WILLIAMHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'25.974 0.688 0.237150.178
798IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'26.407 1.121 0.433149.425
812小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1'26.517 1.231 0.110149.235
971大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
1'26.765 1.479 0.248148.809
1097遠藤 光博M&K Racing Team
M&K Racing Team
1'26.863 1.577 0.098148.641
116長嶋 重登BUZZ RACING
Buzz Racing
1'26.889 1.603 0.026148.596
124佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DayDream Racing
1'26.947 1.661 0.058148.497
1311杉山 寛Rn菱洋スギヤマ
Rn-sports
1'26.992 1.706 0.045148.421
1486大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr.Dry Racing Team
1'27.424 2.138 0.432147.687
1510中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1'28.339 3.053 0.915146.157
1623YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'29.193 3.907 0.854144.758
---- 以上基準タイム(105% - 1'29.564)予選通過 ----
-9金山 和弘Team橋本組MCS4-24
Team橋本組
1'30.327 5.041 1.134142.941

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGOチャンピオンクラス公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 Champion class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
199塩田 惣一朗Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'24.202--153.338
216白崎 稜Kageyama ZAISEI Verve MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'24.360 0.158 0.158153.051
343中井 陽斗JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1'24.452 0.250 0.092152.884
436濵邊 誠己TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.472 0.270 0.020152.848
535酒井 涼TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.516 0.314 0.044152.769
628三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.521 0.319 0.005152.760
787豊島 里空斗Dr.Dry Racing Team
Dr.Dry Racing Team
1'24.631 0.429 0.110152.561
845鈴木 恵武PONOS RACING
PONOS RACING
1'24.660 0.458 0.029152.509
915中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'24.663 0.461 0.003152.503
1038寺島 知毅TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.675 0.473 0.012152.482
1117鈴木 悠太Kageyama TEAMSTYLE MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'24.688 0.486 0.013152.458
1273酒井 龍太郎MITSUSADA RACING F4
MITSUSADA RACING
1'24.699 0.497 0.011152.439
1350百瀬 翔HFDP with B-Max Racing Team
HFDP with B-Max Racing Team
1'24.730 0.528 0.031152.383
1454酒井 翔太PONOS RACING
PONOS RACING
1'24.774 0.572 0.044152.304
1560熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'24.815 0.613 0.041152.230
1619ルー ユーデナビクルATEAM Buzz Racing EIKO
AKILAND RACING
1'24.890 0.688 0.075152.096
1721落合 蓮音GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1'24.897 0.695 0.007152.083
1880翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1'25.030 0.828 0.133151.845
1947石井 大雅フジタ薬局Bellona FG
フジタ薬局レーシング
1'25.052 0.850 0.022151.806
2029富下 李央菜TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'25.087 0.885 0.035151.744
2151黒沢 和真HFDP with B-Max Racing Team
HFDP with B-Max Racing Team
1'25.103 0.901 0.016151.715
227高木 彪乃介ナビクルATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'25.170 0.968 0.067151.596
2342箕浦 稜己JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1'25.640 1.438 0.470150.764
2448村上 太晟BLAUフジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1'25.898 1.696 0.258150.311
258ウィリアム・ベックBuzz Racing with Prime Speed Sport
Buzz Racing
1'25.998 1.796 0.100150.136
2653池島 実紅TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1'26.784 2.582 0.786148.776
2737五十嵐 文太郎TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'28.389 4.187 1.605146.075
---- 以上基準タイム(105% - 1'28.555)予選通過 ----
-14村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
d.n.s---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGOチャンピオンクラス公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2026/09/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 Champion class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
199塩田 惣一朗Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'23.893--153.903
216白崎 稜Kageyama ZAISEI Verve MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'24.144 0.251 0.251153.444
336濵邊 誠己TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.167 0.274 0.023153.402
473酒井 龍太郎MITSUSADA RACING F4
MITSUSADA RACING
1'24.198 0.305 0.031153.346
543中井 陽斗JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1'24.211 0.318 0.013153.322
617鈴木 悠太Kageyama TEAMSTYLE MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'24.261 0.368 0.050153.231
728三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.394 0.501 0.133152.990
845鈴木 恵武PONOS RACING
PONOS RACING
1'24.396 0.503 0.002152.986
935酒井 涼TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.471 0.578 0.075152.850
1087豊島 里空斗Dr.Dry Racing Team
Dr.Dry Racing Team
1'24.521 0.628 0.050152.760
1154酒井 翔太PONOS RACING
PONOS RACING
1'24.536 0.643 0.015152.733
1260熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'24.598 0.705 0.062152.621
1315中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'24.620 0.727 0.022152.581
1438寺島 知毅TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.628 0.735 0.008152.567
1550百瀬 翔HFDP with B-Max Racing Team
HFDP with B-Max Racing Team
1'24.719 0.826 0.091152.403
1642箕浦 稜己JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1'24.726 0.833 0.007152.390
1737五十嵐 文太郎TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.762 0.869 0.036152.325
18*47石井 大雅フジタ薬局Bellona FG
フジタ薬局レーシング
1'24.822 0.929 0.060152.218
1919ルー ユーデナビクルATEAM Buzz Racing EIKO
AKILAND RACING
1'24.858 0.965 0.036152.153
2021落合 蓮音GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1'24.882 0.989 0.024152.110
2151黒沢 和真HFDP with B-Max Racing Team
HFDP with B-Max Racing Team
1'24.893 1.000 0.011152.090
2229富下 李央菜TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'24.904 1.011 0.011152.071
2380翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1'24.904 1.011 0.000152.071
247高木 彪乃介ナビクルATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'25.056 1.163 0.152151.799
258ウィリアム・ベックBuzz Racing with Prime Speed Sport
Buzz Racing
1'25.539 1.646 0.483150.942
2648村上 太晟BLAUフジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1'25.838 1.945 0.299150.416
2753池島 実紅TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1'26.471 2.578 0.633149.315
---- 以上基準タイム(105% - 1'28.271)予選通過 ----
-14村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
d.n.s---
  • CarNo. 47は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為/衝突行為)により、第9戦を最後尾グリッドとする。

S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎスーパーFJチャンピオンインタビュー 小林留魁「ステップアップしたい」

2026年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズチャンピオン・小林留魁

2026年スーパーFJもてぎ・菅生選手権チャンピオン

小林留魁(るいさ)(アルビ新潟第一ホテルGIAED)

 小林はレーシングカート出身で2006生まれの20歳。2024年の第3戦SUGOでスーパーFJレースデビュー。同年11月SUGOでの第6戦で9位に初入賞。続くもてぎでの最終戦でも10位入賞で3ポイントを獲得してシリーズランキング16位。2025年はマシンをKK-S2にスイッチ。開幕戦もてぎで6位に入るとそこから毎レース、ロケットスタートで順位を上げて連続で入賞。第6戦もてぎで2位、初めて表彰台に上がり、シーズン全戦で10位以内に入賞という安定した戦績でランキング6位。迎えた2026年は開幕戦もてぎの3位から第2戦SUGOで初優勝。以降第3戦SUGOで2位、第4戦もてぎ5位、第5戦SUGO優勝と表彰台の常連となり、第6戦の3位獲得で最終戦を待たずにシリーズチャンピオンを獲得した。デビュー以来一貫してアルビレックスレーシングチームのマシンをドライブしている。

 ――まず今の気持ちは?

 「まだ実感がないのですが、チャンピオン取れてうれしいです。最終的に大川さんとのポイント争いだったので、けっこう荒れたレースもあったのですが、なんとかポイントを着々と取り続けて今に至ったという感じです」

 ――シリーズの中で転機になった出来事はありましたか?

 「SUGOの2連戦(第2戦で初のポールポジションから初優勝、第3戦で2位)ですかね。あれで自信がつきました。もてぎはけっこう苦手なのですが(苦笑)最近わかってきたという感じで。SUGOでの2勝(7月の第5戦も優勝)でポイント的にも有利になりました」

 ――自分の中で変化があった?

 「少しずつ、自身もドライビングも成長したかなと思います。勝つことで自信がついたことが大きいと思います」

 ――今後の目標は?

 「まだ決めていないですが、ステップアップしたいなという思いはあります」

 ――年末の日本一決定戦は出る?」

 「はい、そこでもっと自分をアピールしたいと思います」

2026年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズチャンピオン・小林留魁

Text: Junichi SEKINE
Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ決勝ドライバーコメント FJ1500:2位・酒井翔太「素直に負けを認めたい」 S-FJ:優勝・磐上隼斗「最後はドキドキ」

FJ1500

優勝 光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

FJ1500:優勝した光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

 「ペースはそこそこあったのですが、ミスしたところもあったので、できるだけ落ち着いて走ることを意識しました。終盤は(酒井)翔太君が速くて、やばいなと思っていたのですが、今自分のできることをしっかりやろうと思って走って。て、なんとか、ぎりぎりですけれど優勝ができてよかったです。スタートも決まったというわけではないですが、後ろの2台がすごく速くて、トップを一度取られてしまって、そこは反省点です。そこから挽回できたのはいい点だと思います」

2位 酒井翔太(ファーストガレージ)

FJ1500:決勝2位の酒井翔太(ファーストガレージ)

 「スタートは完全にミスで、自分が思っていたよりもクラッチを思い切り離しすぎてしまって、ストールしかけてしまったので。それであの順位になってしまったのだと思っています。そこからの挽回も、僕のバトルの下手さが出てしまった感じで、無理なところで仕掛けてコースアウトしたのも1度あったので。そういうのはなければ、ぎりぎり優勝できたのではないかというふうに思っています。あともう1周あれば光山選手を抜けたのではという感じがありますが、光山選手も速かったので、そこは素直に負けを認めようと思います」

3位 吉田馨(MIST&hobby baseKKF)

FJ1500:決勝3位の吉田馨(Hobby Base & MYST)

 「前3台がスタートでミスして、特に酒井君がミスしてくれたので、自分はうまくスタート決めることができたので順位が上がりました。ただ予選の時からペースがなかったので、決勝にむけてセッティングとか変えてきたのですが、それでもまだ足りなかった感じです。いいバトルできたし、あともうちょっとペースがあればよかったなというところです。酒井君と比べてペースの差がありすぎて。一度抜かれて、もう一度抜こうと思ったのですが、その頃には抜き返せるマージンがなかったので、厳しかったです」

スーパーFJ

優勝 磐上隼斗(アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2)

S-FJ:優勝した磐上隼斗(アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2)

 「最後はドキドキでした。藤井君の動向をうかがって走っていたのですが、FJ1500が後ろから来たので前に行かせて、いい感じに(藤井と)絡んでくれたときに後ろから行くことができました。最初は後ろを気にしながら走っていましたが、FJ1500とバトルしだしたので、後はクルマをいたわって、ミスしないで行こうと思って走っていました。運よく運よく、が重なった結果ですが、狙い通りの結果でよかったと思います」

2位 藤井翔大(Drago CORSE)

S-FJ:決勝2位の藤井翔太(Dorago CORSE)

 「悔しいですね。予選タイムからも余裕あるかなと思っていたのですが、決勝は思ったよりペースがなくて。あとFJ1500と接触もあってアライミントが狂ってしまったので、そこで勝負権を失ってしまったなと思います。最初からペースがあればFJ1500について行けなくても、もっと後ろを空けられたと思うので。まだ要修行ですね。(それでももてぎは相性がいい?)まだ相性がいいほうなのだと思います(苦笑)。日本一決定戦がここであるので、あと11月のもてぎ選手権と日本一にしっかり勝てるように修行しなおしてきます」

3位 小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIAED)

S-FJ:決勝3位の小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIA ED)

 「最初はトップまで追いついたのですが、その後第5コーナーの立ち上がりで並んでしまって。自分は右に行って藤井君の後ろについて、そのままS字に入っていったのですが、内側から大川さんが上がってきて、よけきれず当たってしまって、それで(コンディションが)厳しいかなと思ったのですが、その後で前の2台が接触していたので、最終的に表彰台に上がれました。とりあえずよかったですが、怪我してしまったので、早く治して練習したいですね」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ決勝 FJ1500は序盤の波乱で光山勇正が初優勝 S-FJは中盤のバトルを制した磐上隼斗が優勝、3位小林留魁がシリーズチャンピオンを獲得

FJ1500:優勝は光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

S-FJ:優勝は磐上隼斗(アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2)

 2026年スーパーFJ、FJ1500もてぎ・菅生選手権シリーズ第6戦決勝は9月12日(土)にモビリティリゾートもてぎで開催され、FJ1500は光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)が2周目にトップに立つと終盤の酒井翔太(ファーストガレージ)の猛追を振り切り初優勝。スーパーFJ(S-FJ)では7周目に藤井翔大(Drago CORSE)を仕留めた磐上隼斗(アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2)が優勝。序盤に順位を大きく落とした小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIAED)がS-FJの3位まで順位を挽回し、最終戦を待たずにシリーズチャンピオンを決めた。

 全7戦で行われる同シリーズは残り2戦。シリーズチャンピオン争いも佳境となってきている。午前中に行われた予選に続いて10周で行われる決勝は午後1時10分フォーメーションラップ開始。時折晴れ間がのぞくコースの気温は24.8度、路面はドライコンディションだ。予選でサスペンショントラブルに見舞われたS-FJの木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoAアイザワED)が13番グリッドについた一方で、11番グリッドのS-FJ吉田英翔(K&G RACING KK2)が、フォーメーションラップ中に130Rイン側にストップ。マシンを降りてしまう。吉田によるとミッショントラブルだったとのこと。

決勝のスタートシーン

 吉田英翔を欠いたS-FJが12台、FJ1500は6台の計18台でレーススタート。ポールシッター酒井の出足が悪く後続車に次々と飲み込まれる。逆に出足がよかったのが3番グリッドのFJ1500鈴木大翔(ZAP SPEED KKF)で、前方の酒井をかわしてさらに加速で光山も仕留めてホールショットを奪う。光山2番手。4番グリッドのFJ1500吉田馨(MIST&hobby baseKKF)も酒井をかわして3番手に上がると、さらに第1コーナーへのブレーキングで光山をアウトからかぶせて2番手を狙うが、第2コーナーで光山が前に出てポジションを守る

 後方ではS-FJのポールシッターで6番グリッドの藤井に対して8番手スタートの磐上がピットウォールとの間にノーズをねじ込んで加速し並びかけると第1コーナー入り口で先行。総合6番手S-FJのトップに立つ。さらに9番手のS-FJポイントリーダーの小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIAED)がランキング2位で7番グリッドの大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)をかわしてポジションを上げる。

 スタート失敗の酒井は鈴木~光山~吉田馨と連なるFJ1500勢の後方4番手。しかし第4コーナーでアウト側にラインがふくらんだ吉田馨をインから仕留めて3番手にアップ。その酒井にスタートで一瞬並びかけたFJ1500の新人、石水優夢(ファーストガレージ×Bellona)が第3コーナーでアウト側にコースアウト。グラベルまで飛び出しながらも踏みとどまるが、その間に磐上~藤井~小林~大川のS-FJ勢とFJ1500の田崎脩馬(MYST 制動屋 KK-F)、さらにはS-FJの松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED)、木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoAアイザワED)、須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)まで前に出して、13番手までドロップしてしまう。

 序盤の混戦はこれだけ終わらず、続く第5コーナーで吉田馨が酒井のアウトからオーバーテイク、3番手を取り戻す。さらに小林と藤井が磐上に迫り、まずインから小林が磐上に先行するとファーストアンダーブリッジでは3ワイドに。小林を中央に左に磐上、右に藤井と並んでそのまま130Rを抜けると藤井~小林~磐上~大川の順にS字へ。ここで小林と大川が僅かに接触したか小林のラインが乱れてアウト側のグラベルまで飛び出す。磐上はインから抜けて、大川が失速した瞬間に田崎が前に出る。その後ろでは木幡と松下がサイド・バイ・サイドとなり木幡が前に出る。小林はグラベルを走って須藤、佐久間俊(CMSC ZAP 10VED)~野口伸周(野口商會ZAP10VED)の後ろ16番手でコースに復帰する。

 NIPPOヘアピンでは田崎が磐上のインから仕留めて6番手浮上。木幡が大川の前に出る。ダウンヒルストレートでは鈴木と光山、吉田馨と酒井がそれぞれテール・ツー・ノーズで駆け降りる。90度コーナーでインから酒井が吉田馨をオーバーテイク、3番手を取り戻す。そこから50メートル程度の差で藤井が単独走行、さらに20メートルくらいの距離で田崎と磐上が並走。木幡~大川~松下~石水~須藤と続く中でが木幡に大川が追突しで木幡がスピン。後続が回避するが隊列は大きく乱れる。木幡は最後尾でレース復帰。大川も12番手へと落ちてしまう。

 大川はさらにビクトリーコーナーで単独スピン、佐久間がこれに巻き込まれてストップする間にトップはオープニングラップを終了。トップ鈴木と2番手光山は0.199秒の差。そこから0.476秒差で酒井、0.212秒差で吉田馨とFJ1500がトップ4を形成し、どちらも接近戦。5番手藤井は1.5秒以上離されているがS-FJのトップ、6番手田島を挟んで磐上がS-FJ2位、さらに8番手石水を挟んで9番手に今回初のもてぎ参戦の須藤がS-FJ3位という並び、S字で大きく順位を落とした小林は須藤とは2.961秒の差があるが総合10番手、S-FJの4位まで挽回してきた。

 2周目に入り第1コーナーで光山が鈴木のインからオーバーテイク、トップに躍り出る。2番手に落ちた鈴木に今度は吉田馨を振り切った酒井が近づき第5コーナーではインから狙うが、ここは鈴木がポジションを守る。酒井はNIPPOヘアピンで再度鈴木のインを差してターン。今度はオーバーテイクに成功して2番手に上がる。しかし鈴木も引き下がらずダウンヒルストレートでは酒井の左サイドからサイド・バイ・サイドに持ち込む。90度コーナーへのブレーキング勝負ではイン側の酒井が僅かに前だがアウト側の鈴木の勢いがよく、セカンドアンダーブリッジでは鈴木が前に出る。そこに吉田馨も参戦して、酒井のインからビクトリーコーナーへ進入、再逆転する。

 トップ光山は2位鈴木に1.034秒の差をつけて2周目を終了、鈴木~吉田馨~酒井の2位グループは0.355秒以内のワンパックでコントロールラインを通過して3周目へ。2位グループの3台はテール・ツー・ノーズで第3コーナーを抜けると続く第4コーナーからの立ち上がりで吉田馨が鈴木に仕掛けていくが第5コーナーでは鈴木が前。さらに酒井が吉田馨のインにノーズをねじ込むが、これは失敗。鈴木が後続に対してディフェンシブにならざるを得ず、光山がじわじわと引き離していく。光山を逃がしたくない吉田馨はS字のエントリーで今度はアウトから鈴木に並びかけ、切り返しで今度はイン側になるとそのまま並んでV字コーナーへ。ここに酒井も参加、インに鈴木、真ん中に吉田馨、アウトの酒井の3ワイドでV字に飛び込む。酒井がアウト側場外にこぼれてこのバトルから脱落。鈴木対吉田馨のバトルはNOPPOヘアピンに向けて吉田馨が僅かに前。鈴木は吉田馨の左サイドから右サイドへとラインをスイッチしてインを狙うが果たせず、吉田馨が2番手のポジションを勝ち取る。

 光山は2位グループのバトルの間に2.054秒までマージンを築いてトップをひた走る。4周目に入ると3位に落ちた鈴木に今度は酒井が張り付いてプレッシャーをかける。S字の入り口で鈴木の左サイドに並びかけるとそのまま並走。V字へのブレーキングで鈴木を料理して3番手に浮上する。後方ではS-FJのトップ争いが勃発、S字で田崎のオーバーテイクを許し総合6番手に落ちた藤井に磐上が再接近。ダウンヒルストレートで藤井の右サイドから並びかけて機会をうかがうがここではチャンスがない。この間に小林が須藤を仕留めて総合9番手、S-FJの3位まで戻す。大川が下位に沈んでいるので、これでチャンピオン獲得の目が出てきた。

 5周目。総合2番手に上がった吉田馨は光山追撃を開始、2分3秒598とここまでの最速ラップを刻むと2秒以上あったギャップを1.767秒に縮める。藤井と磐上のS-FJトップ争いは0.222秒差でレース後半へ入ると6周目にはテール・ツー・ノーズ状態となり、90度コーナーで藤井がオーバーシュートしそうになると磐上がロックオン、0.072秒差でコントロールラインを通過して7周目へ。さらにFJ1500の石水も0.337秒差で続いている。

 7周目の第1コーナーで磐上がインから藤井をオーバーテイク。これで総合6番手、S-FJのトップに立つ。7番手に落ちた藤井に今度は石水が襲い掛かり第5コーナーで前に出るがS字では藤井がポジションを取り返す。一方トップグループでは吉田馨と酒井の2番手争いが激化。0.496秒あった差を、酒井が第1、第3セクターで全体ベストを刻むとテール・ツー・ノーズでヘアピンを通過。第4セクターで酒井が攻略に成功し2番手に上がる。総合でトップ5はそのままFJ1500の上位5台ということになる。

 藤井対石水、S-FJ対FJ1500のバトルは8周目も続き第1コーナーから第2コーナーにかけて石水が藤井のインを差しに行く。第3コーナーへは藤井が先行するが石水も諦めず、第5コーナーへ並んでブレーキングするがここで2台は接触、石水が姿勢を乱して失速。これで勝負あったか。

 2番手に上がった酒井は1.897秒ある光山との差を削り取るべくペースアップ。8周目に2分2秒984と光山より0.4秒以上速いペースで1.458秒差。そして9周目には第2、第3、第4セクターで最速タイムを出すと本日のファステストラップ、2分2秒647をマークして光山と0.816秒差とする。光山も自己ベストを更新しながら逃げるがペースの違いは明らかだ。

 ファイナルラップ。酒井は光山に対して、第1セクターで0.095秒、第2セクターで再び最速タイムを出して0.069秒、第3セクターで0.14秒、第4セクターでも0.206秒と石山のマージンを切り崩していったがフィニッシュラインで0.305秒届かず。光山が逃げ切りに成功、優勝を飾った。酒井は2位、3位吉田馨、4位鈴木、5位田崎とここまで総合とFJ1500が同じ順位。総合6番手にはS-FJ優勝の磐上、藤井対出水の7番手争いは第2セクターで出水が藤井を攻略してポジションを上げた。藤井は総合8番手に落ちたがS-FJの2位は変わらず。ジェントルマンクラスは野口伸周(野口商會ZAP10VED)が総合14番手で優勝、柴田泰知(ZAP SPEED KK-SII ED)が野口に0.789秒届かずの総合15番手でクラス2位となった。

 このレース9番手フィニッシュの小林がS-FJ3位という結果になり、これで残る最終戦で大川以下が優勝しても逆転の目がなくなり、小林のシリーズチャンピオンが決まった。

 スーパーFJ、FJ1500もてぎ・菅生選手権シリーズ最終第7戦は11月22日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催される。S-FJは小林の戴冠が決まったがFJ1500はいまだに上位5人にチャンピオンの可能性がある。初代チャンピオンは誰か。そして12月の日本一決定戦の前哨戦となる大会だけに目が離せない。

FJ1500:酒井翔太、吉田馨、鈴木大翔、三つ巴の争い

FJ1500:決勝2位は酒井翔太(ファーストガレージ)

FJ1500:決勝3位は吉田馨(MYST & Hobby Base KK-F)

S-FJ:決勝2位は藤井翔太(Dorago CORSE)

S-FJ:決勝3位は小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIA ED)

ジェントルマン:優勝は野口伸周(野口商會ZAP 10V ED)

ジェントルマン:決勝2位は柴田泰知(ZAP SPEED KK-SII ED)

FJ1500:表彰式

S-FJ:表彰式

ジェントルマン:表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Yoshinori OHNISHI

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ公式予選ドライバーコメント FJ1500:PP・酒井翔太「ワンチャンス行かれてしまうのではないかと思った」 S-FJ:2位・大川烈弥「ここは落とせない」

FJ1500

ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージ)2分2秒144(コースレコード)

FJ1500:ポールポジションを獲得した酒井翔太(ファーストガレージ)

 「無事にポールポジション取れてまずはよかったです。この週末ずっと雨が降っていたので、ドライのタイムがどれくらいまで行くのかが全然予想できていなくて。気温も涼しいですし、それなりのタイムは出るかなと思っていましたので、最後もう少し(タイムを)上げたかったですが、とりあえずポールポジション取れたので、よかったかなとは思っています。(光山選手が迫っているが?)光山選手はずっと僕の後ろを走っていて、じりじり近づいていたので、ワンチャンス行かれてしまうのではないかと思ったのですが、最後にタイムをポンと上げられたので、よかったです」

2位 光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)2分2秒556(+0.412秒)

FJ1500:予選2位の光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

 「練習から(酒井)翔太君とは0.4秒ぐらい離れていて。筑波から(走りの)テンポをつかんできて、よくはなっているのですが、まだやはり足りないところはあります。自分の走りとしては練習するたびに成長していると思います。もてぎもまだたくさん練習しているわけではないので、練習するだけタイムはもっと出せるかなと。決勝は(前回の)筑波でスタートをやらかしたので、その反省を踏まえて今回のスタートはしっかり決めて。最低でもこの位置はキープしないといけないかなと思います。スタートはクルマというより自分が下手なだけで、まだうまいスタートができていないです(苦笑)」

3位 鈴木大翔(ZAP SPEED KKF)2分2秒787(+0.643秒)

FJ1500:予選3位の鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)

 「各セクターでベストタイムが出ていて、毎回そうなのですが、まとめきれればという感じで。まとめきれれば勝負権はあるかなと思っています。それを決勝で出して、まとめ切りたいというところです。ミスが出るところも(走りが)決まるところも全体的にバラつきが多くて。最後のラップもセクター2までいい感じでいたのですが、セクター3、4で気負いが出て、バラついてしまったので、そこを気負わず落ち着いて。そこがいつもの課題ですが、落ち着いて決勝を行きたいですね」

スーパーFJ

ポールポジション 藤井翔大(Drago CORSE)2分3秒598

S-FJ:ポールポジションを獲得した藤井翔太(Dorago CORSE)

 「もてぎは僕相性がいいので、しっかり今回ポールポジション取れたのでよかったと思います。今週末通して調子が良かったので、ここでもてぎ3勝目取って行きたいです。(まだもてぎシリーズのチャンピオンの可能性があるが?)元々もてぎには日本一決定戦の練習のつもりで出ているので、気負わずにしっかり、自分の仕事をしてきたいなと思います」

2位 大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)2分3秒720(+0.122秒)

S-FJ:予選2位の大川烈弥(B-Auto&TAKE FIRST)

 「負けましたね。練習から悪い流れがあって、それでも自信を持って、タイヤが変わればと思って行ったのですが『ちょっと』が届かなくて、悔しいですね。まだ原因がわかっていないのですが、これからデータ見て、決勝に向けて取り組んでいこうかなと思っています。クルマの感触は悪くないです。練習でちょっとネガティブな感じだったのですが、その感じは今なくて、今からデータ見て振り返れば自信も持てるかなと思います。チャンピオンもかかっているので、ここは落とせないので、優勝をめざしてがんばります」

3位 磐上隼斗(アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2)2分3秒970(+0.372秒)

S-FJ:予選3位の磐上隼斗(アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2)

 「最後の周回でターン6あたりまで(良い)タイムが出ていたのですが『いける』と思ったら最後にミスして、ビクトリーコーナーで飛び出してしまって、台無しになってしまいました。ただその周もチェッカー目前だったので、もったいないな。という感じでした。感触はぼちぼち(笑)。たぶん僕が行き過ぎてしまっているところがあるかもしれないので、レースでは欲張りをなくしてやって行けばいいかな、という感じです。(クルマは馴染んだ?)もう手足のように馴染んでいます。オーナーより乗っているので(笑)」

Text & Photo: Junichi SEKINE

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ公式予選 FJ1500は酒井翔太、S-FJは藤井翔大がポールポジションを獲得

FJ1500:ポールポジションは酒井翔太(ファーストガレージ)

S-FJ:ポールポジションは藤井翔太(Dorago CORSE)

 2026年スーパーFJ/FJ1500もてぎ・菅生選手権シリーズ第6戦公式予選が9月12日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、FJ1500は酒井翔太(ファーストガレージ)、スーパーFJ(S-FJ)は藤井翔大(Drago CORSE)がそれぞれポールポジションを獲得した。

 全7戦で行われる同シリーズも今回を入れて残り2戦。例年だとそろそろシリーズの趨勢も見えている頃だが今シーズンはかなりの混戦、トップはスーパーFJが76ポイントの小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIAED)、2番手67ポイントの大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)と続くが5番手の藤井翔大(Drago CORSE)までまだ目がある。FJ1500はトップが33ポイントの村上太晟だが今回は欠場、2番手24ポイントの鈴木大翔(ZAP SPEED KKF)はじめ今回出場の6台全員にまだチャンピオンの可能性がある。

 15分間の予選は午前9時50分から開始。北関東は9月に入って秋めいた気温とすっきりとは晴れない気候が続いているが、本日も曇り空から小雨がたまに落ちてきているが路面はドライコンディション、気温は23度。FJ1500の光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)を先頭にFJ1500が6台、S-FJ13台の計19台がスリックタイヤコースインした。

 各車タイヤのウオームアップを行い残り時間10分を切った計測2周目、まずは酒井が2分2秒656のトップタイム。2番手に3秒072の光山、3番手に3秒863でS-FJトップの藤井がつける。4番手FJ1500の3位鈴木大翔(ZAP SPEED KKF)3秒890、5番手S-FJ2位の磐上隼斗(アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2)4秒430、6番手S-FJ3番手の小林4秒563。

 酒井は続く周回でトップタイムを2分2秒559まで短縮。光山も2秒台に入れて2秒568、酒井とは0.009秒の差だ。3番手は同じく2秒台に入れた鈴木が2秒978で藤井を逆転。藤井も3秒655と自己ベスト短縮。5番手にはS-FJの大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)が4秒117で上がってS-FJのチャンピオンを争う小林を6番手に追いやる。

 残り時間6分。SUGOの第5戦2位でFJ1500のランキング7位につけている吉田馨(MIST&hobby baseKKF)が2分3秒785で5番手にジャンプアップ。大川が6番手にドロップ、さらに磐上も3秒970で大川を上回るが、残り時間5分を切って大川が3秒720で吉田を上回り5番手へ。

 残り時間3分。吉田が2分3秒680で大川を逆転。7番手磐上に続く8番手にFJ1500の田崎脩馬(MYST 制動屋 KK-F)が4秒031で上がり、9番手に今回がフォーミュラカーレースデビューのFJ1500石水優夢(ファーストガレージ×Bellona)が4秒217で続く。

 残り2分20秒。トップ酒井がセクター2、3、4と区間ベストを更新すると2分2秒144を叩き出す。今年3月の開幕戦においで田崎がマークした02秒199を上回るコースレコードだ。2番手光山2秒568。酒井とは0.424秒の差だ。3番手鈴木、4番手S-FJトップの藤井、5番手吉田はFJ1500の4位。6番手S-FJ2位の大川、7番手S-FJ3位の磐上だ。このタイミングで総合12番手のS-FJ木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoAアイザワED)がV字コーナー入り口アウト側にマシンを止めるとマシンから降りる。予選終了後にチームに確認したところ、フロント左のサスペンション、プッシュロッドが折損したとのことだ。

 残り時間1分、ルーキー石水が自己ベストを2分3秒台に入れて3秒998を出して総合8番手、FJ1500の5位に進出。鈴鹿/岡山シリーズでチャンピオンを争っている田崎を上回った。さらに残り12秒、小林が3秒977で石水を上回り8番手。S-FJの4位につける。

 チェカードフラッグが振られて15分間の予選が終了。最後のタイムアタックで2分3秒083の吉田が5番手から4番手にアップ。さらに石水が3秒183で総合5番手に進出する。

 予選終了、総合のトップはFJ1500のレコードタイム、2分2秒144の酒井、2番手には0.412秒差の2秒556で光山。ファーストガレージ勢がフロントロウ。セカンドロウには2秒787の鈴木と3秒083の吉田が並び、3列目は3秒183の石水と3秒598でS-FJトップの藤井という順になった。S-FJランキングトップの小林は9番手、小林を追う大川は7番手からスタートする。

 今回2台が出場のジェントルマンクラスは総合17番手の野口伸周(野口商會ZAP10VED)が6秒593でクラストップ、総合18番手の柴田泰知(ZAP SPEED KK-SII ED)が7秒070でクラス2位となった。

 もてぎ・SUGO第6戦は本日午1時10分スタート予定。注目は何と言っても小林の戴冠を大川が阻止できるか。そして打倒酒井が目標の光山がどう戦うかだ。

FJ1500:予選2位は光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

FJ1500:予選3位は鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)

S-FJ:予選2位は大川烈弥(B-Auto&TAKE FIRST)

S-FJ:予選3位は磐上隼斗(アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2)

ジェントルマン:ポールポジションは野口伸周(野口商會ZAP 10V ED)

ジェントルマン:予選2位は柴田泰知(ZAP SPEED KK-SII ED)

S-FJ:予選中、トラブルでストップした木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoAアイザワED)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ注目選手インタビュー 石水優夢「レーサーたるものもっと前に行きたかった」

石水優夢(ファーストガレージ×Bellona)

 2026年JAF地方選手権スーパーFJ、FJ1500もてぎ・菅生選手権第6戦にてフォーミュラレースデビューを迎えたのが、48号車「ファーストガレージ×Bellona」をドライブする石水優夢(いしみずひろむ)。2005年生まれの21歳。eスポーツ出身で「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」に出場。そこからから「MAZDA SPIRIT RACINGチャレンジプログラム」によるロードスターレース参戦を経てフォーミュラへレースの世界に飛び込んできた。

 「MAZDA SPIRIT RACING チャレンジプログラム」は「バーチャルからリアルへの道」と銘打ってeスポーツで結果を出したドライバーに実車でのモータースポーツ出場機会を与え、スーパー耐久へとステップアップさせることを目指したもので、石水は第2期生として2024年にマツダエンデュランス(マツ耐)へ出場して上位入賞を果たしている。

 予選後にショートインタビューを行った。

 --これまでのレースキャリアは?

 「自分はeスポーツ出身で、全国大会に岡山代表で出場しました。その後はマツダチャレンジプログラムの大会に出場して、レース参戦の権利を勝ち取って、1年間マツ耐での育成プログラムで走らせてもらいました。フォーミュラでのレースは今回が初めてです」

 --フォーミュラマシンでの練習はどのくらい積んだ?

 「練習はまだ3,4回乗ったぐらいで、大きなコースでは2回だけです。」

 --シミュレータでのトレーニングは?  「FJ1500はシミュレータでは乗ったことがないですね」

 --ロードスターからFJへの乗り換えには苦労しなかった?

 「ブレーキが難しすぎて。ロードスターはバンとブレーキ踏めばABSがついているので、それほど苦労しなかったですが、フォーミュラはシビアで、踏力や最初の踏み方が難しすぎて、今も苦戦しています。

 --フォーミュラは最初からFJ1500?

 「FJ1500はこのレースウィークに初めて乗って、それまではスーパーFJ(S-FJ)に乗って、あとF110(先代のFIA-F4車両)にも乗っていました」

 --S-FJは(シフトが)Hパターンで、FJ1500はパドルシフトだがそのあたりの習熟は?

 「Hパターンが苦手なので、そこはもっとうまくならないといけないですね」

 --今回の予選(FJ1500の5番手でトップ酒井翔太からは1.039秒の差)の感触は?

 「感想としては悔しいです。レーサーたるもの、もっと前に行きたかったです。トップとの差はブレーキングやアクセル踏む場所が全然違うので、ドライビング全体に差があります。まだ未熟なもので、もっと速くなれるようにがんばります」

 --決勝に向けては?

 「できるだけ前にいけるように、がんばります」

 これまでにも多くの選手のデビューを支えてきたファーストガレージの薫陶を受けて、これからの伸びが期待される。

石水優夢(ファーストガレージ×Bellona)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Junichi SEKINE
Asako SHIMA

SUPER FORMULA LIGHTS

2026年チャンピオン記者会見 エヴァン・ジルテール「日本で何年も戦っていきたい」

2026年ドライバーズチャンピオンのエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

 ――今の気持ちは?

 「最高の気分です。日本での最初のシーズンを終えて、チームのためにチャンピオンシップを獲得できて本当に嬉しいです。まず何より、彼らは1年を通して素晴らしく、日常生活でもモータースポーツの世界でも、僕を日本の世界に温かく迎え入れてくれました。だから、こうしてひとつのファミリーのような存在になれたと言えます。B-MAXやHRCで働くすべての人たち、僕のエンジニア、メカニック、全員がこのタイトルにふさわしい働きをしてくれました。これ以上嬉しいことはありません」

 ――ターニングポイントだったのはどのレース?

 「最初の富士でのレースウィークは本当に強力でした。日本での、そして全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権での最初の週末にしては、非常に強いレースウィークを過ごせたと思います。特に今年はスタートが難しく、それが一番苦労した点だったと思いますが、岡山あたりからはなんとか対応できるようになりました。岡山は僕たちにとって決して簡単な週末ではありませんでしたが、それでも主な課題だったスタートを改善することができました。それから、SUGOではマシンがとても速かったです。残念ながら思い通りの週末にはなりませんが、マシンは飛ぶように速く、もてぎで見せたような完璧な週末に値するパフォーマンスでした。間違いなくターニングポイントとなったのは最後の2大会、SUGOともてぎです。SUGOでは少し苦戦しながらも表彰台を獲得し続けて高い安定感を示せましたし、もてぎはまさに完璧でした。チームはまるでロケットのようなマシンを作り上げてくれました。山あり谷ありでしたが、1年を通して非常に安定した戦いができたと思いますし、それは僕個人の力だけでなく、最後の最後までチームワークのおかげでした」

 ――いつチャンピオンを取れると思いましたか?

 「SUGOの前は、トップと約17ポイント差があってかなり離れていました。ポイントの面ではあまり良くない状況に見えました。というのも、マシン自体にはタイトルを狙える力があるとずっと分かっていたからです。そしてSUGOからは、ウエットでのペースがそこまで良くなかったとしても、チーム全体で週末の成果を110%まで引き出すことができました。チームとしての実行力は完璧でした。茂木を前に17ポイント差から7ポイント差まで巻き返し、この時点でチャンピオンシップを争うために自分が本当に良い仕事をしていると確信していました。またもてぎに関しては、ドライでのペースにかなりの自信があったので、ドライでレースができるのが楽しみでした。幸運にもドライになり、今週末を最大限に活かして完璧なレース、そして完璧な週末にすることができました」

 ――来年のプランは?

 「来年については、まだ具体的な計画はありません。でも、間違いなく日本で続けたいと思っています。もちろん、B-MAXやHRCと本当に素晴らしい関係を築くことができました。ここで最初のシーズンを本当に楽しめましたし、とても温かく迎え入れてもらったので、日本でもっともっと多くのシーズンを過ごしたいと考えています。この国で何年も戦えることを願っています」

 ――日本のファンに向けて

 「とにかくファンの皆さんを愛していますし、今年の皆さんは本当に素晴らしい存在でした。グランドスタンドに自分の名前が掲げられているのを見るのは、とても感動的でした。ヨーロッパではそんな光景を見たことがなかったので、本当にすごかったです。日本のファンは本当に親切で、キャリアの最初の頃から応援してくれているのを見るのは本当に嬉しいことです。もちろん、世界中のすべてのファンも含めて、莫大なサポートに対して感謝を伝えたいです。僕たちが良いパフォーマンスを発揮できるのも、彼らのおかげです。『アリガトウゴザイマス』」

2026年ドライバーズチャンピオンのエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第18戦もてぎ決勝記者会見 優勝・エヴァン・ジルテール「言葉にできない」

優勝 エヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝したエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

 「他に言うことがないくらいこのレースは完璧でした。ドライでマシンは速かったですし、チーム全員で素晴らしい週末を過ごすことができました。B-MAXの全クルー、エンジニア、メカニック、そしてサポートしてくれたHRC、背後で支えてくれたすべての人々に感謝したいです。これからも何年も一緒に進んでいけたらと思っています」

 「天候のコンディションや、タイトルが決まるかどうかというプレッシャーがあったので、2レース目が一番ハードでした。最終的には3レースとも自分たちの思い通りにコントロールできていましたし、今週末は何も僕たちを止められないほど素晴らしいマシンがありました。このマシンを作ってくれたチームに改めて感謝したいです」

 「最終戦の1レース前にチャンピオンシップを確定させられたのは良かったですが、それでも最高の形で締めくくるためにクルー全員で集中力を維持しました。チャンピオンになっただけで満足し、前の2レースを勝つだけで終わらせたくありませんでした。彼らは報われるべき存在で、それを成し遂げることができました。これほど素晴らしいパフォーマンスで最後のレースを勝利で飾ることができて本当に嬉しいです。言葉にできないです」

2位 三井優介(DELiGHTWORKS RACING)

決勝記者会見:2位の三井優介(DELiGHTWORKS RACING)

 「5番手からスタートをきめることができ、3番手に上がり、そのまま前の選手を追いかけましたが、抜くことはできませんでした。前の選手のペナルティで繰り上がりました。タイトルを取れなくて本当に悔しいです。取れなかったからこそ、最後優勝して終わりたいという気持ちはすごく強かったんですが届きませんでした。自分の弱いところがまた見えた最終戦だと思っています」

 「ボーラ選手のペナルティーは、スポットの松下アドバイザーから序盤でアナウンスしてもらえました。ただペナルティではなく、自力で追い抜こうという気持ちで最後までプッシュしましたが、追いつけませんでした」

 「今シーズン体制も変わり、良い環境で走らせていただいたなと思ってます。調子よかったレースは自分の長所を活かせたたと思っています。調子悪かった菅生、鈴鹿、今回に関しては、自分の走りが確立されなくて、悩みもすごくありました。このレースに関しては、そこを払拭することができ、自分の走り、自分の強みを意識して、まだまだ成長は必要だと思いますが、自分の力を出し切れたと思っています」

 「この2年間、ディレトワークスレーシングで、僕を走らせてくれた庄司(顕仁・チーム代表)さん始め、戸田レーシングの皆様に感謝したいと思っています」

3位 アクシャイ・ボーラ(TOM'S)

決勝記者会見:3位のアクシャイ・ボーラ(TOM\'S)

 「全体的にはポジティブなレースでした。残念ながらスタートでフライングをしてしまい、5秒のペナルティを受けてしまいました。そこからは、できる限り速く走ることに集中しました。誰が相手であれ5秒以上の差をつけることができれば、より上位の順位を得られます。100分の8秒差でなんとか表彰台を守り切れたみたいですね。バトル自体はあまり多くありませんでしたが、できる限り上の順位でフィニッシュできるよう毎ラップ限界ギリギリで走っていました。僕にとっては楽しめたレースでした」

 「まさに山あり谷ありの1年でした。最初はかなり厳してとても苦戦しましたし、今の領域に到達するまでに多大な努力が必要でした。シーズンの開幕当初は、新品タイヤでアタックしてもトップペースから2秒も遅く、どうすればいいのか途方に暮れていたほどです。日本に来てエンジニアと徹底的に作業を重ねたり、チームと何ができるかを話し合うミーティングを行ったりと、非常にハードな努力を重ねてきました。それが報われ、鈴鹿以降は良いラウンドが続き、ペースもどんどん上がっていきました。岡山はコースに特別苦戦したので例外でしたが、全般的には右肩上がりの傾向で、週末ごとに速くなっていきました」

 「今週末の予選では、初めてのドライ環境でありながらポールポジションを争うことができました。年の初めはトップ10に入るのすら苦労していたことを考えると、本当に素晴らしい進歩だったと思います。ですから、コーチのジェームス(・プル)、チーム、そしてこの1年間僕を支えてくれたすべての人に感謝したいです」

決勝フォトセッション:トップ3のドライバーたち

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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第18戦もてぎ決勝 新王者エヴァン・ジルテールが今大会を完全制覇、MクラスもKEN ALEXが有終の美を飾る

2026年度チャンピオンのエバン・ジルテールとマスタークラスチャンピオンのKEN ALEX

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第18戦の決勝が、9月13日、モビリティリゾートもてぎで行われ、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が、またしてもポール・トゥ・ウィンを決めて、今大会を完全制覇。新王者に相応しい圧勝で2026シーズンを締めくくった。

 マスタークラスは、KEN ALEX(BUZZ RACING)が、こちらも新王者らしい堂々たる走りで有終の美を飾った。

 曇り空のやや蒸し暑い天候の下、今シーズンを締めくくる最終戦のスタートを迎えた。

 今回もジルテールがトップを守って、レースが始まった。スタートでジルテールに並びかけた2番グリッドのアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北 TOM'S SFL)は、フライングの判定でプラス5秒が課されることになった。

 今週末のジルテールの速さは、他を圧倒しており、レース前半は1分44秒3、中盤は1分44秒2と、正確にラップを刻んでいく。このペースにボーラ、スタートで浮上した三井優介(DELiGHTWORKS)もついて行けず、その差は少しずつ開いていく。

 4位以下は、卜部和久(DELiGHTWORKS)、鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、スタートで遅れた新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)と続き、レースは縦に長い展開になっていく。

 終盤になって、ボーラとの差を4秒に開いたジルテールは、最後の3周はプッシュして、1分44秒184、44秒135、そして最終ラップは1分43秒896と、ファステストラップを更新して、余裕で3連勝のチェッカーを受けた。

 ボーラのペナルティにより、2位には三井が繰り上がり、3位は僅差ながらボーラが射止めた。

 週末を3連続ポール・トゥ・ウィン、3戦ともファステストラップを記録するという完璧な形で、今大会を圧倒した新王者ジルテール。来季の計画は未定とのことだが、日本でのレース活動を希望している。来シーズンも卓越した才能を持つ若者を、日本で目にする機会があることを願いたい。

 マスタークラスは、午前のレースで損傷したクルマを完璧に修復して出走したALEXが、トップに立ち、好スタートで2位に上がったDRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)が続く形で幕を開けた。

 この週末で最もペースの良かったDRAGONは、2周目にはALEXに迫るが、あろうことか、この周にエンジン制御が作動してしまい、ペースダウン。この制御が働くとエンジン始動に時間を要するため、DRAGONは大きく遅れてしまった。

 これ以降は、ALEXが清水康弘(ART TASTE RACING 324)との差を開いて14周を走り切って優勝。自らのタイトルに華を添えた。

 今大会で、全日本スーパー・フォーミュラ・ライツ選手権の2026シーズンは終了。ドライバーズタイトルはB-Maxのジルテール、チームタイトルはトムスが獲得することとなった。

スタート直後のバックストレート(トップ集団)

スタート直後のバックストレート(中段)

優勝はエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

決勝2位は三井優介(DELiGHTWORKS)

決勝3位はアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北TOM\'S SFL )

マスタークラス優勝はケン・アレックス(BUZZ RACING)

トップでゴールするエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

表彰式

マスタークラスの表彰式

チャンピオン表彰式(エヴァン・ジルテール)

マスタークラスチャンピオン表彰式(ケン・アレックス)

チームチャンピオン表彰式(TOM\'S)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Yoshinori OHNISHI

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第18戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 18 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1424'24.207--
23三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1424'30.120 5.913 5.913
3*37アクシャイ・ボーラレクサス松山城北TOM'S SFL
TOM'S
1424'34.139 9.932 4.019
42卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1424'34.23110.024 0.092
538鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1424'36.66812.461 2.437
650新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1424'37.36213.155 0.694
735梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1424'38.26014.053 0.898
826佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1424'42.00317.796 3.743
936オスカー・ブルツレクサス松山城北TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1424'42.63718.430 0.634
1060熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1424'43.95319.746 1.316
1151岡本 大地BUZZ RACING
Buzz Racing
1424'45.92521.718 1.972
126M1ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1425'09.93845.73124.013
138M2清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1425'13.65249.445 3.714
1430M3DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1425'42.2521'18.04528.600
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 1 エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX) 1'43.896 (14/14) 166.355 km/h
  • CarNo. 37は、SFL統一規則第31条17(反則スタート)により、タイムペナルティー5秒を科した。

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第17戦もてぎ決勝記者会見 優勝・エヴァン・ジルテール「チャンピオンシップはチームのもの」

優勝 エヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝してチャンピオンを決めたエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

 「昨日もドライでのペースがあって、今日も強く戦えることは分かっていました。確実にチャンピオンシップを獲得するためには、優勝する必要がありました。重要だったスタートを完璧に決め、ペースもあり本当に満足しています。チームもこの戦略を組み上げて素晴らしい仕事をしてくれました。このチャンピオンシップはチームのものです」

 「一部路面がまだ湿っていたので、誰にとっても難しかったと思います。僕はアウトサイド側だったのも幸運でした。インサイド側よりも乾いていたので、良いスタートを切ることができました。このコンディションでしたから、決して簡単なレースではなかったのは確かです。スタート前にも少し雨が降っていましたし。とにかくスタートをうまくコントロールして、そのあとは逃げ切る必要がありました」

 「5コーナーのインサイドは完全に濡れていたので、新原選手があんなに早く仕掛けてくるとは思っていませんでした。タイヤを温めるのに少し苦労して、1ラップ目は僕にとってちょっと難しかったです。彼がかなりアグレッシブにインに入ってきたとき、この濡れたコンディションなら彼は真っ直ぐ膨らんでしまうと分かっていたので、僕はただ待ってクロスラインをかけるだけでした。彼とのあの状況をうまくコントロールできたと思います」

 「今週末はマシンの仕上がりもパフォーマンスも絶好調ですから、午後のレースもドライになってくれることを期待しています。すでにチャンピオンシップは獲得できたので今はプレッシャーもありませんし、あとは良い形で締めくくるだけです。勝利を収めて、スーパーフォーミュラ・ライツを最高の形で締めくくりたいと思っています」

2位 新原光太郎(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位の新原光太郎(B-MAX RACING TEAM)

 「僕も3番手と左側のグリッドで、コンディション的に左右や前後で差があったりして、難しいスタートだったと思います。その中でスタートはかなり上手く決められ、2番手に上がれたのは良かったです。そのあと5コーナーで止まり切れなかったのは悔しいですが、あそこはトリッキーだというのはレコンノサンスで分かっていたので、少し賭けなブレーキングになってしまいました。もう少し手前で抑えておけばという反省点もあります」

 「ペース的にエヴァン選手について行けなくて、梅垣選手からあの距離で追いかけられていたので、苦しいレースでした。その原因はチームと話さないとまだ分からないので、そこら辺を詰めて次戦に臨みたいと思います」

 「最終戦は同じ3番手からのスタートで、もちろん絶対にチャンスはあると思っています。HFDPやB-MAXの方々の素晴らしい環境を忘れないように、1位という結果に執着してはいけないと思いますが、そこは狙って午後も頑張りたいなと思います」

3位 梅垣清(TOM'S)

決勝記者会見:3位の梅垣清(TOM\'S)

 「スタートの蹴り出し悪くなかったんですが、その先のスタートラインがちょっと濡れていてホイールスピンしてしい、その加速の部分で新原選手に1コーナーで行かれてしまいました」

 「セーフティーカー明けから終盤にかけてペースも悪くなく、新原選手追いかける形だったんですが、ダーティエアがある中でペース上げられなくて、オーバーテイクには至りませんでした」

 「昨日のレースからペース自体すごく改善することできましたし、色々工夫して走りダーティエアにならないようなライン取りとか、新たに発見できたこともありました。チャンピオンシップは取られてしまってすごい悔しいですが、得るものはありました」

 「最終戦は8位スタートですが、悔いのないようにレースをしたいと思っています。最後もベストを尽くして、表彰台、優勝を狙って頑張りたいと思います」

マスタークラス優勝 清水康弘(ART TASTE RACING)

表彰式:マスタークラスで優勝した清水康弘(ART TASTE RACING)

 「今シーズン4勝目と言われて、久しぶりだなと感じています。欠場もありましたし、勝利の喜びというよりは、少しホッとした気持ちのほうが強いですね」

 「レースでは1周目のアクシデントをうまくすり抜けることができました。セーフティカー明けも、集中していけばDRAGON選手を引き離せると思っていたので、特に心配はありませんでした。路面もほぼドライで問題なかったです」

 「ただ、まだまだですね。もっともっと上を目指したいですし、ここからが本当のスタートという感じです。今年は体調を崩したりして欠場もあったので、チャンピオン獲得とはならずに、悔しい部分もありましたが、一つ一つのレースが大事な経験値になりました。来年のことはまだ分かりませんが、しっかりと仕切り直して頑張りたいと思います」

決勝フォトセッション:トップ3のドライバーたち

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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第17戦もてぎ決勝 エヴァン・ジルテールが連勝でチャンピオンに輝く、MクラスもKEN ALEXがタイトル奪取

優勝してチャンピオンを決めたエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第17戦の決勝が、9月13日、モビリティリゾートもてぎで行われ、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が、昨日の第16戦に続いてポール・トゥ・ウィン。午後に行われる最終戦を待たずに、チャンピオンを獲得した。

 マスタークラスは、清水康弘(ART TASTE RACING 324)がクラスウィン。KEN ALEX(BUZZ RACING)はリタイアとなったものの、DRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)が2位となったことで、ALEXがチャンピオンを決めた。

 夜半の雨で、朝方にはコースは濡れていたが、スタートを迎える頃には、日が差して路面も徐々に回復。全車ドライタイヤを装着してスタートを迎えた。

スタート直後の3コーナー

 ポールスタートのジルテールが好スタート。別クラスの走行で、ストレートアウト側が乾いていたのも幸いして、3番グリッドの新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)が続き、B-Max勢はジルテールのタイトル獲得に向け盤石の態勢となった。

 逆に、フロントローイン側スタートの梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)は、好スタートを切ったものの、濡れた路面で攻められず3番手へ。

 オープニングラップに、7位のアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北 TOM'S SFL)に佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)が接触。これが引き金となって多重クラッシュとなり、ボーラ、岡本大地(Buzz Racing)、マスタークラスのKEN ALEX(BUZZ RACING)はコース上でリタイア。佐藤もピットに戻ったももの、そこでリタイアとなった。

 セーフティカーランとなり5周目にリスタートすると、レースは昨日の再現のような展開になった。トップのジルテールが1分43秒台のハイペースで、徐々に新原に対するマージンを築き、新原は、3位梅垣と4位鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を従えたまま周回を重ねた。

 このレース前、ジルテールと3ポイント差でタイトルの可能性のあった三井優介(DELiGHTWORKS)は、チームメイトの卜部和久(DELiGHTWORKS)をかわせずに6位を走行し、このままではジルテールのタイトルが決定してしまう苦しい状況となった。

 膠着状態となったレースは、終盤にオスカー・ブルツ(レクサス松山城北 TOM'S TGR-DC SFL)が、熊谷憲太(LMcorsa OTG 320)を抜いて7位に上がった以外は順位変動はなくフィニッシュを迎え、連勝を飾ったジルテールが今季5勝目のチェッカーを受けた。

 三井が6位となったことで、ポイントはジルテール100.5p、三井88.5p。最終戦で逆転不可能な差になったことで、最終戦を待たずにジルテールのドライバーズチャンピオンが決定。ジルテールは、ウィナーズサークルで、表彰台で喜びを爆発させた。

 マスタークラスは、ALEXのリタイアで、清水康弘(ART TASTE RACING 324)が逃げ、DRAGONが追う展開になったが、清水が逃げ切って、オートポリス大会以来となる今季4勝目を飾った。

 DRAGONが2位になったことで、ALEXとDRAGONのポイント差は10.5pとなり、今季のマスター部門タイトルは、リタイアしたALEXが手にした。

 今シーズンの最終戦となる第18戦の決勝は、本日、午後3時20分から14周で行われる。

アクシデントのため早々にセーフティーカーが導入された

卜部和久と三井優介、チームメート同士の争い

優勝はエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

決勝2位は新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝3位は梅垣清(モビリティ中京TOM\'S TGR-DC SFL)

マスタークラス優勝は清水康弘(ART TASTE RACING 324)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Yoshinori OHNISHI

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第17戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/13) Final Race Weather:Rain/Cloudy Course:Half-Wet
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 17 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1427'15.030--
250新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1427'18.589 3.559 3.559
335梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1427'19.162 4.132 0.573
438鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1427'20.401 5.371 1.239
52卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1427'22.278 7.248 1.877
63三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1427'24.330 9.300 2.052
736オスカー・ブルツレクサス松山城北TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1427'26.81111.781 2.481
860熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1427'28.94013.910 2.129
98M1清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1427'46.84131.81117.901
1030M2DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1427'51.30936.279 4.468
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
-37アクシャイ・ボーラレクサス松山城北TOM'S SFL
TOM'S
0-14Laps14Laps
-*26佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
0-14Laps-
-51岡本 大地BUZZ RACING
Buzz Racing
0-14Laps-
-6M3ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
0-14Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 1 エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX) 1'43.747 (11/14) 166.594 km/h
  • CarNo. 26は、SFL統一規則第15条1.1(他車への衝突)により、タイムペナルティー10秒、ペナルティーポイント1点を科した。

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第16戦もてぎ決勝記者会見 優勝・エヴァン・ジルテール「完璧な1日、明日も最高の1日に」

優勝 エヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝したエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

 「今日は完璧でした。ダブルポールポジションを獲得し、スタートも決められました。レースペースも良く、コントロールしながら走れました。プッシュはし続けていましたが、セーフティカーなど万が一の事態に備えてタイヤを残すため、100%の力ではいきませんでした。それでも今日のマシンは完璧で、B-MAX RACINGチームのみんな、エンジニア、メカニック、家族、そして土壇場でサポートしてくれたスポンサーの皆さんに感謝したいです。また、チャンピオンシップに関しても、予選とこのレースを終えて非常に良い状況が見えてきました。特にドライコンディションでのマシンの仕上がりには大きな自信を感じています」

 「今週末ドライで走れたのは1セッションだけでしたが、僕にとってはそれも好感触で、予選が楽しみでした。ドライに対する自信は揺らぎませんでしたし、それが今日一番重要なことでした」

 「明日、両レースをポールポジションからスタートできるのが本当に楽しみです。ライバルたちはグリッド上で少し離れた位置にいるので有利です。明日も最高の1日にすることに集中し、両方のレースで勝つことが何より重要だと思っています。もちろんチャンピオンシップも意識していますが、まずは明日の2レースに集中し、その結果としてタイトルが決まればと思っています」

2位 アクシャイ・ボーラ(TOM'S)

決勝記者会見:2位のアクシャイ・ボーラ(TOM\'S)

 「全体的に見ればポジティブなレースだったと思います。グリッドの右側からのスタートは少し滑りやすかったのですが、かなり良いスタートが切れたと思います。エバンの外側から抜くスペースを探そうとしましたが、外側はまったくグリップがありませんでした。そのため最初の2〜3周は攻めましたが、勝つためのペースが少し足りなかったです」

 「ずっとプッシュし続けていました。タイヤを管理する必要はありましたが、過剰にする必要もありませんでした。レース前半は少し引き離せたと思うのですが、終盤に差を詰められてしまいました。19ラップを通して自分にできる最高の走りをしました」

 「明日の天候はどうなるか分かりませんが、コンディションに関わらず僕たちのペースはかなり良いと思います。自分自身、ドライでもウェットでも何をすべきかは分かっています。今日得られたデータをしっかり分析し、明日はベストを尽くすだけです」

3位 新原光太郎(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:3位の新原光太郎(B-MAX RACING TEAM)

 「今日は3位からで、スタートも良くなくバトルで4位に一度落ちてしまいましたが、3位に上がることができたのはポジティブでした。決勝のペースは、序盤の数周は後ろにつきすぎると後半走れなくなってしまうので、少しクリーンエアになる範囲ぐらいで控えていました。最後プッシュしきれなかったのは前半にマージンをあけすぎたのかと考えています。3位には満足してません。予選が3位だったのが原因なので、予選で出し切れずポールを取れなかったことが悔しいです」

 「今回はプッシュするタイミングが自分で微調整できていたとは思うので、そこのタイミングをずらして、セッティングもそちらの方向にチームと一緒に考えて、明日はさらに前の順位を目指して頑張ります」

マスタークラス優勝 ケン・アレックス(Buzz Racing)

決勝インタビュー:マスタークラスで優勝したケン・アレックス(Buzz Racing)

 「スタート直後、前の(若手の)クルマがミスをしたところで少し詰まってしまい、1コーナーで(清水選手、DRAGON選手と)スリーワイドになりかけた時は少し危なかったですね」

 「レース後半、清水選手に少し追いつかれる場面もありましたが、自分のタイムは落ちていなかったので、ミスさえしなければ抜かれることはないと思って走っていました」

 「チャンピオンシップについては、そこまで強く意識はしていません。とかく自分ができる最大の走りをすることだけを考えています。初年度フル参戦でのチャンピオン獲得は前代未聞とも言われていますし、まずはそれを達成できればラッキーかなと思っています」

決勝フォトセッション:トップ3のドライバーたち

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第16戦もてぎ決勝 エヴァン・ジルテールがポール・トゥ・ウィン、ポイントリーダーに

優勝はエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

マスタークラス優勝はケン・アレックス(BUZZ RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦の決勝が、9月12日、モビリティリゾートもてぎで行われ、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が、ポールから逃げ切って優勝。ポイントでも三井優介(DELiGHTWORKS)、梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を逆転し、トップに躍り出た。

 マスタークラスも、KEN ALEX(BUZZ RACING)がポール・トゥ・ウィン。DRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)とのポイントを差を17.5とし、チャンピオンを大きく引き寄せた。

 スタート時刻が近づくにつれ、日が差して天候は回復。気温も27度まで上がるなかスタートを迎えた。

決勝がスタートした

 ポールポジションのジルテールが、2番グリッドのアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北 TOM'S SFL)を牽制するように、右へラインを変えて、トップで1コーナーへ。新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)は、並びかけられた鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を抑え3位をキープして、レースが始まった。

 トップを快走するジルテールは、1分43秒台を連発して、6周目には早くも3秒のマージンを築く。2位ボーラと3位新原は2秒間隔で膠着状態となり、4位以下は僅差で、卜部和久(DELiGHTWORKS)、三井優介(DELiGHTWORKS)、鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)、そして、スタートで遅れた梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が続く。

 レース折り返しを過ぎても、ジルテールのペースは衰えず、時折1分43秒台に入れるハイペースで、15周目には7秒までボーラを引き離して独走。そのまま、19周を走り切って

 初のポール・トゥ・ウィンを飾ったジルテールは、10pを加えて90.5pまでポイントを伸ばし、5位で2pしか加算できなかった三井、ノーポイントに終わった梅垣を逆転し、ポイントリーダーに躍り出た。

 マスタークラスは、スタートで前の選手が出遅れてALEX選手の加速が鈍る間に、清水選手、DRAGON選手が並びかけるたものの、グリッド順で1コーナーをクリア。この競り合いでDRAGON選手がスピンし大きく遅れる。

 レースは、ALEX選手と清水選手の一騎討ちになるが、パッシングチャンスは訪れないまま、レース後半へ。12周目以降、清水選手が1.7秒あった差を0.9秒まで縮めるが、結局仕掛けるまでには至らずにフィニッシュ。

 この結果、ALEX選手とDRAGON選手のポイント差は17.5pとなり、明日の第17戦でチャンピオンが決定する可能が出てきた。

 第17、18戦の決勝は、明日、日曜日の午前9時20分、午後3時20分から、それぞれ14周で行われる。

決勝2位はアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北TOM\'S SFL )

決勝3位は新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)

トップでゴールするエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

優勝したエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Yoshinori OHNISHI

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第16戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 16 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1933'02.194--
237アクシャイ・ボーラレクサス松山城北TOM'S SFL
TOM'S
1933'11.182 8.988 8.988
350新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1933'12.38810.194 1.206
42卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1933'22.01719.823 9.629
53三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1933'22.41120.217 0.394
638鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1933'23.34321.149 0.932
726佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1933'25.44423.250 2.101
835梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1933'25.96123.767 0.517
951岡本 大地BUZZ RACING
Buzz Racing
1933'27.26325.069 1.302
1060熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1933'28.96126.767 1.698
1136オスカー・ブルツレクサス松山城北TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1933'30.21528.021 1.254
126M1ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1933'58.49456.30028.279
138M2清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1934'02.5211'00.327 4.027
1430M3DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1833'07.2021Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 17 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 1 エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX) 1'43.862 (5/19) 166.425 km/h

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 6 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
177FJ15001光山 勇正Fガレージ丸和精光KK-F
MYST KK-F
1020'44.153--
252FJ15002酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
1020'44.458 0.305 0.305
356FJ15003吉田 馨MYST & Hobby Base KK-F
MYST KK-F
1020'47.118 2.965 2.660
414FJ15004鈴木 大翔ZAP SPEED KK-F
MYST KK-F
1020'50.552 6.399 3.434
555FJ15005田崎 脩馬MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
1020'54.54310.390 3.991
667S-FJ1磐上 隼斗アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2
MYST KK-S2
1020'59.31415.161 4.771
748FJ15006石水 優夢ファーストガレージ×Bellona
MYST KK-F
1020'59.79315.640 0.479
834S-FJ2藤井 翔太Dorago CORSE
MYST KK-S2
1021'00.49516.342 0.702
933S-FJ3小林 留魁アルビ新潟第一ホテルGIA ED
MYST KK-S2
1021'08.62724.474 8.132
1072S-FJ4須藤 叶多ELEVレーシングKKSII制動
MYST KK-S2
1021'11.68227.529 3.055
112S-FJ5松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'12.13027.977 0.448
1281S-FJ6木幡 直生群馬トヨペットTeam RiNoAアイザワED
MYST KK-S2
1021'26.04641.89313.916
1337S-FJ7井伊 諒河アルビGIA訪問看護こころ10V
TOKYO R&D RD10V
1021'30.09345.940 4.047
147GS-FJ8野口 伸周野口商會ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'39.87555.722 9.782
1523GS-FJ9柴田 泰知ZAP SPEED KK-SII ED
MYST KK-S2
1021'40.66456.511 0.789
16*43S-FJ10大川 烈弥B-Auto&TAKE FIRST
MYST KK-S2
1021'47.1951'03.042 6.531
1736S-FJ11土屋 草太Albirex-RT RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'47.5791'03.426 0.384
188S-FJ12佐久間 俊CMSC ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1022'37.7031'53.55050.124
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-85S-FJ13吉田 英翔K&G RACING KK2
MYST KK-S2
-d.n.s--
  • Fastest Lap(FJ1500): CarNo. 52 酒井翔太(ファーストガレージ) 2'02.647(9/10) 140.922 km/h
  • Fastest Lap(S-FJ(: CarNo. 2 松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED) 2'4.394 (10/10) 138.942 km/h

SUPER FORMULA LIGHTS

第16、17戦ポールシッターコメント エヴァン・ジルテール「予選が仕事の9割、残りの1割はスタートです」、MクラスKEN ALEX「これ以上速くは走れないくらい必死でした」

ポールポジション エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

第16戦、第17戦ともポールポジションを獲得したエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

 「スーパーフォーミュラ・ライツで自身初のダブルポールポジションを獲得できて、本当に嬉しいです。1ヶ月前のテストや木曜のドライ走行から速さがあるのは分かっていましたし、今日もチームのために素晴らしい結果を出せました」

 「予選の2時間ほど前、天候が変わりやすい状況には少し不安がありました。ハーフドライのような運任せの路面は避けたかったのですが、最終的にドライで走れて良かったです」

 「タイトルが懸かった週末なので多少のプレッシャーはありましたが、これまでの選手権よりは冷静でした。ドライでのマシンのポテンシャルには自信があったので、自分の走りに集中するだけでした」

 「このカテゴリーはオーバーテイクが難しいので、予選が仕事の9割、残りの1割はスタートです。1コーナーをトップで抜ければ勝利が見えてくるので、スタートに全集中して優勝とタイトルを掴み取りたいと思います」

マスタークラスPP KEN ALEX(BUZZ RACING)

第16戦、第17戦ともマスタークラスポールポジションを獲得したケン・アレックス(Buzz Racing)

 「予選は感触を掴めていましたので、いけると思っていました。実は、先日のテストのとき、ぎりぎりドライっぽいダンプのコンディションで、NEWタイヤを試すことができていて、マスタークラスでドライのNEWを試せたのが僕だけだったんです。その経験が今回かなり効いたかなと思います」

 「周りからは余裕があるように見えたかもしれませんが、必死でした。これ以上速くは走れないです」

 「決勝は、力まず普通にやれればと思っています。とにかくミスをしないことですね。スタートさえしっかり決められればと思っています。僕の苦手なのはそこくらいなので、まずは最初の数周に集中して頑張ります」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第16、17戦もてぎ公式予選 エヴァン・ジルテールがWポールでタイトルを引き寄せる、MクラスはKEN ALEXがWクラスポール

第16戦、第17戦ともポールポジションはエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

第16戦、第17戦ともマスタークラスポールポジションはケン・アレックス(BUZZ RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦、第17戦の公式予選が、9月12日、モビリティリゾートもてぎで行われ、回復した天候でドライコンディションのなか、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が、第16戦で初のポールを獲得。第17戦でもポールを奪い、貴重な2ポイントを獲得した。

 マスタークラスは、ポイントリーダーのKEN ALEX(BUZZ RACING)が、抜き出た速さを見せつけダブルクラスポールを奪った。

 前大会から2週間という短いインターバルで、最終大会を迎えたSFライツ。タイトル争いは、三井優介(DELiGHTWORKS)85.5p、梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)82p、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)78.5pと、7ポイント差で競り合う三人に絞られている。

 ここに、前大会で初優勝から三連勝を飾った鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、調子を上げているアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北 TOM'S SFL)が絡むと思われ、一層タイトル争いを複雑なものにしている。いずれにしても、近年稀に見る接戦となっている。

 一方、マスタークラスは、KEN ALEX(BUZZ RACING)109.5p、DRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)99pと、こちらは10.5p差。参加台数の少ないマスタークラスは点差がつきにくいため、ALEXがかなり有利な状況となっている。

第16戦公式予選

 朝方までの小雨も止み、コースはドライコンディション。このコンディションが誰に味方をするのか。前日のダンプコンディションとなった練習走行では、鈴木がやや抜き出た速さを見せていた。

 10分間の予選が始まると、各車慎重にウォームアップをしながら徐々にペースアップ。僅差でタイトルを争う三人にとっては、ポールポイントの1pも喉から手が出るほど欲しいところだ。

 計測4周目に新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)が、1分43秒261でトップに立ち、ジルテール1分43秒375、梅垣1分43秒371が僅差で続く。タイトルを争う三井はやや出遅れた感じだ。

 ここから、各選手は少しずつタイムを削り取っていくが、ジルテールが計測最終周となる6周目に1分42秒983と、唯一人42秒台に入れて、自身初のSFライツでのポールを奪った。2位には、最後の最後に1分43秒093で新原を上回ったボーラが入り、新原は3位。

 タイトルを争う梅垣は6位、三井は7位と、決勝次第ではあるものの、ジルテールがかなり優位に立つことになった。

第17戦公式予選

 10分間のインターバルで行われた第17戦予選でも、ジルテールの速さは衰えることはなく、計測4周目に早くも1分42秒814をマーク。速さを取り戻した梅垣、新原も何とか1分42秒台に入れようと攻めるが、43秒を切ることはできなかった。

 ライバル勢がもがくのを尻目に、ジルテールはその後も42秒台を連発。安定した速さを見せて、連続ポールを奪った。

 梅垣は2位につけたが、三井はまたしても7位と、タイトルには黄信号が灯った。

 両レースの予選を終えて、ポイントでは三井85.5p、梅垣82p、ジルテール80.5pと、7ポイントあった三者の差は5ポイントに縮まり、午後の第16戦決勝を迎えることになった。その結果次第ではあるが、ジルテールが逆転トップになる可能性はかなり高そうだ。

 第16戦の決勝は、本日の午後3時15分から19周で、第17、18戦の決勝は、日曜日の午前9時20分、午後3時20分から、それぞれ14周で行われる。

第16戦予選2位、第17戦予選6位はアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北TOM\'S SFL )

第16戦、第17戦とも予選3位は新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)

第16戦予選6位、第17戦予選2位は梅垣清(モビリティ中京TOM\'S TGR-DC SFL)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第17戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 17 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'42.814--168.106
235梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.004 0.190 0.190167.795
350新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'43.105 0.291 0.101167.631
42卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'43.117 0.303 0.012167.612
538鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.134 0.320 0.017167.584
637アクシャイ・ボーラレクサス松山城北TOM'S SFL
TOM'S
1'43.136 0.322 0.002167.581
73三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'43.235 0.421 0.099167.420
826佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'43.355 0.541 0.120167.226
960熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'43.577 0.763 0.222166.867
1036オスカー・ブルツレクサス松山城北TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.683 0.869 0.106166.697
1151岡本 大地BUZZ RACING
Buzz Racing
1'43.788 0.974 0.105166.528
126M1ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'44.786 1.972 0.998164.942
138M2清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1'45.085 2.271 0.299164.473
1430M3DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'45.815 3.001 0.730163.338
---- 以上基準タイム(110% - 1'53.271)予選通過 ----

SUPER FORMULA LIGHTS

第16戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 16 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'42.983--167.830
237アクシャイ・ボーラレクサス松山城北TOM'S SFL
TOM'S
1'43.093 0.110 0.110167.651
350新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'43.101 0.118 0.008167.638
438鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.212 0.229 0.111167.457
52卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'43.244 0.261 0.032167.405
635梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.295 0.312 0.051167.323
73三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'43.313 0.330 0.018167.294
826佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'43.456 0.473 0.143167.062
960熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'43.731 0.748 0.275166.619
1051岡本 大地BUZZ RACING
Buzz Racing
1'43.886 0.903 0.155166.371
1136オスカー・ブルツレクサス松山城北TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'44.194 1.211 0.308165.879
126M1ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'44.748 1.765 0.554165.002
138M2清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1'45.382 2.399 0.634164.009
1430M3DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'45.727 2.744 0.345163.474
---- 以上基準タイム(110% - 1'53.364)予選通過 ----

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 6 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
152FJ15001酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
2'02.144--141.502
277FJ15002光山 勇正Fガレージ丸和精光KK-F
MYST KK-F
2'02.556 0.412 0.412141.026
314FJ15003鈴木 大翔ZAP SPEED KK-F
MYST KK-F
2'02.787 0.643 0.231140.761
456FJ15004吉田 馨MYST & Hobby Base KK-F
MYST KK-F
2'03.083 0.939 0.296140.422
548FJ15005石水 優夢ファーストガレージ×Bellona
MYST KK-F
2'03.183 1.039 0.100140.308
634S-FJ1藤井 翔太Dorago CORSE
MYST KK-S2
2'03.598 1.454 0.415139.837
743S-FJ2大川 烈弥B-Auto&TAKE FIRST
MYST KK-S2
2'03.720 1.576 0.122139.699
867S-FJ3磐上 隼斗アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2
MYST KK-S2
2'03.970 1.826 0.250139.418
933S-FJ4小林 留魁アルビ新潟第一ホテルGIA ED
MYST KK-S2
2'03.977 1.833 0.007139.410
1055FJ15006田崎 脩馬MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
2'04.031 1.887 0.054139.349
1185S-FJ5吉田 英翔K&G RACING KK2
MYST KK-S2
2'04.217 2.073 0.186139.140
1272S-FJ6須藤 叶多ELEVレーシングKKSII制動
MYST KK-S2
2'04.528 2.384 0.311138.793
132S-FJ7松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'04.616 2.472 0.088138.695
1481S-FJ8木幡 直生群馬トヨペットTeam RiNoAアイザワED
MYST KK-S2
2'05.071 2.927 0.455138.190
158S-FJ9佐久間 俊CMSC ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'05.559 3.415 0.488137.653
1637S-FJ10井伊 諒河アルビGIA訪問看護こころ10V
TOKYO R&D RD10V
2'06.177 4.033 0.618136.979
177GS-FJ11野口 伸周野口商會ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'06.593 4.449 0.416136.529
1823GS-FJ12柴田 泰知ZAP SPEED KK-SII ED
MYST KK-S2
2'07.070 4.926 0.477136.016
1936S-FJ13土屋 草太Albirex-RT RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'07.499 5.355 0.429135.559
---- 以上基準タイム(130% - FJ1500: 2'39.244 / S-FJ: 2'40.891)予選通過 ----

Forumula Beat | コラム

ハンマー伊澤のフロム・ザ・コックピットLAP8「ビッグ・ウェンズデー」

ハンマー伊澤のフロム・ザ・コックピット

LAP8 「ビッグ・ウェンズデー」

ハンマー伊澤

富士スピードウェイの100R。

長く、大きく弧を描く、言わずと知れた高速コーナーである。

JAF-F4(フォーミュラビート)クラスのマシンでは、100Rの途中でアクセルを戻して速度を調整する。その減速と荷重変化を利用してクルマの向き変えを助け、旋回の見通しが立ったところから、できるだけ早く再びアクセルを開けていく。

富士をこのクラスのマシンで走ったことのある方なら、「そうだろう」と思われるはずだ。

これが100Rにおける一般的な走り方であり、長い時間をかけて形づくられてきた、ひとつのセオリーである。

ところが、これまでに二度だけ、そのセオリーの向こう側へ抜けたような走りができたことがある。

「100R、完全フル全開」

Aコーナー(コカ・コーラコーナー)のイン側縁石付近から、ADVANコーナーへの進入でブレーキングを開始するまで、一度もアクセルを戻さない。

文字どおり、完全な全開走行である。

ところが、そのときの走行ログを確認すると、アクセルは全開のままであるにもかかわらず、100Rの途中で車速がわずかに落ちていた。

なぜ、全開なのに減速するのか。

旋回によってタイヤに大きな横方向の力が発生し、それに伴う抵抗が、減速力として働いていたのである。

アクセルを全開に保ったまま、ライン取り、ステアリングを入れるタイミング、舵角が重なり、結果として旋回抵抗が引き出され、100Rを曲がるために必要な速度へ、クルマを自然に落とし込んでいたことになる。

もっとも、走りながら、そんな理屈を考えていたわけではない。

その瞬間にあったのは、理論でも計算でもなかった。

目の前に延びるラインと、手のひらに伝わるタイヤの感触。そして、クルマが行きたがっている場所へ、わずかな操作で導いていく感覚だけだった。

あとになってログを見て、 「なるほど。こういうことだったのか」 と理解したにすぎない。

もちろん、「ハンドルを大きく切れば減速できる」という単純な話ではない。

ライン取り、ステアリングを切り始めるタイミング、舵角、そして切り足しと戻しの繊細な調整。

さらに、タイヤの状態、マシンセッティング、路面温度、風向き、路面に残されたラバー。

それら無数の条件が、恐ろしいほど正確に噛み合ったときにだけ成立する走りなのだと思う。

旋回によって生まれる抵抗を、減速と速度調整に利用する。

私はこの現象を、自分なりに「旋回ブレーキ」と呼んでいる。

ただし、ここには重大な問題がある。

これまで二度しか成立しておらず、意図的に再現することができないのだ。

偶然によるところも大きい。 再現できないものを技術と呼べるのか? と言われれば、否定することはできない。

それでも、一度でも完璧に決まったときの感覚は、身体にも記憶にも鮮明に残る。

音、速度、視界、ステアリングの重さ。

そして、マシンと自分との境界が、ほんの一瞬だけ消えたような感覚。

「あの瞬間、確かにそこにたどり着いた」 その記憶があるからこそ、もう一度、あの場所へたどり着きたいと思える。

過去の記憶でありながら、それは今もなお、自分を前へと走らせる力にもなる。

100Rを完全フル全開で駆け抜けた記憶は、サーフィンでいうところの「ビッグ・ウェンズデー」のようなものなのかもしれない。

映画『ビッグ・ウェンズデー』にも描かれた、サーファーたちが待ち続ける伝説的な大波。そして、その大波が訪れる特別な一日を象徴する言葉である。

サーファーは海へ通い、技術を磨き、身体を鍛えながら、その日が訪れるのを待ち続ける。

しかし、どれほど待ち望んでも、大波を自分の都合で呼び寄せることはできない。

風向き、潮の流れ、潮の満ち引き、そして遥かな沖から届くうねり。

すべての条件が重なったとき、海は突然、普段とはまるで違う表情を見せる。

そして、その日に、自分が海にいなければならない。

大波が訪れても、技量が足りなければ乗ることはできない。技量があっても、気持ちが怯めば沖へ出ることはできない。

反対に、どれほど準備を重ね、どれほど強く願っても、肝心の大波が訪れないこともある。

人間の努力だけで、その瞬間をつくり出すことはできない。

しかし、努力を続けていなければ、たとえその瞬間が訪れても、決してつかむことはできない。

映画の中で「ビッグ・ウェンズデー」は、単なる巨大な波としてではなく、歳月を重ねた者たちが、もう一度それぞれの人生と向き合う日のようにも描かれている。

いつ訪れるかは分からない。

もしかすると、二度と訪れないかもしれない。

すべてが完璧に噛み合う、ほんの一瞬。

それを一度でも経験してしまうと、もう一度、あの場所へたどり着きたくなる。

100Rを完全フル全開で駆け抜けた、あの二度の記憶。

あれはきっと、私にとっての「ビッグ・ウェンズデー」だったのだと思う。

2026/09/09

HAMMER RACING HP:https://www.hammer-izawa.com/

KYOJO CUP

第3戦富士ファイナルドライバーコメント 優勝・下野璃央「ここしかないと思って最終コーナーでインに入った」

優勝 下野璃央(Dr.Dry Racing Team)

ファイナル記者会見:優勝した下野璃央(Dr.Dry Racing Team)

 「開催できるかわからないくらいの不安定な天候だったので、まずレースができてよかったです。セーフティーカー(SC)スタートになるだろうと思ってたので、SCリスタート明けの1コーナーでインに入る作戦でしたが、そこは離れて無理でした。それで最終コーナーで、もうここしかないと思ってインに入りました」

 「ここまで苦戦続きで、メンタル的にも結構きてたし、モチベーションもちょっと下がっていたので、今年初優勝できてすごく嬉しいです」

 「去年も第3大会から流れを引き戻して最後まで連勝できたので、今年もこの第3大会から第4大会、第5大会と連勝できるように頑張ります」

2位 富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

ファイナル記者会見:2位の富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

 「悔しいですね。前大会では予選から悪い流れを作ってしまったので、今回は予選からしっかりポール取ろうという気持ちで走りました。今日は雨で、シリーズランキングがかかってるので、最初抑え気味にいったら早々に追いつかれてしまったのが、良くなかったですね」

 「斎藤選手がかなり速くて、まさかの真後ろに来られたので、スピンしてくれたらいいなと考えていました(笑)」

 「シリーズランキングはまたトップに戻れたので、落ち込まずに、雨の良い経験もできので、次は気を取り直して優勝を狙いたいと思います」

3位 斎藤愛未(TOM'S KYOJO)

ファイナル記者会見:3位の斎藤愛未(TOM'S KYOJO)

 「今日は、抜かれてもないし抜いてもないのでハイライトというのは特に無かったですね。精一杯走った結果なので、悔しいところはありますが、やっぱり雨のレースはなかなかパッシングするのは難しかったです」

 「ちょっと謎に富下選手にいじられたんですけど、そんなにスピンはしません(笑)。次回は負けないように頑張りたいと思います」

 「次は勝って、富下選手からチャンピオンシップのリーダーを奪い取りたいなと思っています。ただ今回、下野選手が勝ったりでチャンピオン候補はまだ誰になるか分からないので、視野を広げてしっかり勝っていけるように作戦を練っていきたいと思います」

ファイナルフォトセッション:トップ3のドライバーたち

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士ファイナル 雨の中、下野璃央が今季初勝利 2位の富下李央菜はポイントリーダーに

優勝した下野璃央(Dr.Dry Racing Team)

 KYOJO CUP第3戦は9月6日、富士スピードウェイでファイナルレースを行い、予選2位からスタートした下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)が5周目にトップに立つとそのまま逃げ切り優勝した。

 夕刻に向け雨量が増える予想が出ているため、スケジュールが1時間前倒しされ、午後2時20分、セーフティカー(SC)先導でのスタートとなった。グリッド上では一時小雨となっていたが、スタート時刻には再び本降りとなる。SCは3周を回って退出し、レースは4周目から始まった。

 隊列を先導する富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)は最終コーナーまで後続を牽制し、立ち上がりでアクセルオン。トップを守り、1コーナーに飛び込む。2位に下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)が、3位に斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)が、4位にジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01)が、5位に佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が、6位に佐藤こころ(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)が、7位に松井沙羅(KeePer KONDO RACING KC-MG01)が、8位に三浦愛(Team ReFa KC-MG01)が、9位にペイジ・ラダッツ(富士山静岡レーシングKC-MG01)が、10位に金本きれい(ミハラ自動車エムクラフトKC-MG01)が続く。

 この周の最終コーナーでは2位の下野がトップ富下のインに飛び込み、立ち上がりで富下の鼻先をかわして前に出る。富下も負けじとストレートで下野に並びかけ、2台が併走して1コーナーへ。ここでインの下野が富下をかわしてトップに立った。3位に斎藤が、4位にチコンテが続き、5位の佐々木は佐藤、松井にかわされ7位まで後退した。

 トップに立った下野は毎周ファステストラップを更新しながら逃げる。8周目にはその差を1秒8とした。しかし、富下も食い下がる。9周目には下野のファステストラップを更新、10周目にはこのレースのファステストラップとなる1分57秒983をたたき出し、下野との差を1秒6まで縮める。

 しかし、富下の進撃もここまで。トップ下野は冨下との差を徐々に開き、独走に持ち込むと最終的には15周を回り2秒7差で今季初優勝を飾った。下野は先週行われたフォーミュラリージョナルでも雨の中、ぶっちぎりで優勝しており、レインコンディションでの速さが際立っている。

 逆に2位の富下には3位の斎藤が徐々に迫ってきた。12周目に1秒ほどあった差は13周目には0秒5、14周目には0秒4と迫るが斎藤の追い上げもここまで。富下が2位を死守し、3位に斎藤が入った。

 4位のチコンテは前後が大きく離れていたため単独走行でフィニッシュを迎えた。

 5位争いは佐藤、松井、ラダッツの3人で繰り広げられた。昨日、予選15位から6位までジャンプアップした佐藤だが、このレースでは精彩を欠いた。12周目に松井に5位を明け渡すと、13周目にはラダッツにまでパスされ7位に落ちる。結局、5位松井、6位ラダッツ、7位佐藤の順でゴールした。8位には佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が入った。

 9位を走っていた三浦はトラブルか12周目にピットに入ってリタイア。9位には金本が、10位にはハナ・バートン(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)が続いた。

 ポイントランキングでは2位に入った富下が67ポイントとし、3位斎藤の65ポイントを上回りトップに浮上。49ポイントでチコンテが、優勝した下野が41ポイントで続いている。

 第4戦は10月10日~11日、ここ富士スピードウェイでスーパーフォーミュラのサポートレースとして行われる。

優勝は下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)

決勝2位は富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)

決勝3位は斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)

優勝チームDr.Dry Racing Teamの面々

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Satoshi ARAI
Yoshinori OHNISHI

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