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2026年9月

SUPER FORMULA LIGHTS

第16戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 16 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1933'02.194--
237アクシャイ・ボーラレクサス松山城北TOM'S SFL
TOM'S
1933'11.182 8.988 8.988
350新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1933'12.38810.194 1.206
42卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1933'22.01719.823 9.629
53三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1933'22.41120.217 0.394
638鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1933'23.34321.149 0.932
726佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1933'25.44423.250 2.101
835梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1933'25.96123.767 0.517
951岡本 大地BUZZ RACING
Buzz Racing
1933'27.26325.069 1.302
1060熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1933'28.96126.767 1.698
1136オスカー・ブルツレクサス松山城北TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1933'30.21528.021 1.254
126M1ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1933'58.49456.30028.279
138M2清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1934'02.5211'00.327 4.027
1430M3DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1833'07.2021Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 17 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 1 エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX) 1'43.862 (5/19) 166.425 km/h

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 6 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
177FJ15001光山 勇正Fガレージ丸和精光KK-F
MYST KK-F
1020'44.153--
252FJ15002酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
1020'44.458 0.305 0.305
356FJ15003吉田 馨MYST & Hobby Base KK-F
MYST KK-F
1020'47.118 2.965 2.660
414FJ15004鈴木 大翔ZAP SPEED KK-F
MYST KK-F
1020'50.552 6.399 3.434
555FJ15005田崎 脩馬MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
1020'54.54310.390 3.991
667S-FJ1磐上 隼斗アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2
MYST KK-S2
1020'59.31415.161 4.771
748FJ15006石水 優夢ファーストガレージ×Bellona
MYST KK-F
1020'59.79315.640 0.479
834S-FJ2藤井 翔太Dorago CORSE
MYST KK-S2
1021'00.49516.342 0.702
933S-FJ3小林 留魁アルビ新潟第一ホテルGIA ED
MYST KK-S2
1021'08.62724.474 8.132
1072S-FJ4須藤 叶多ELEVレーシングKKSII制動
MYST KK-S2
1021'11.68227.529 3.055
112S-FJ5松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'12.13027.977 0.448
1281S-FJ6木幡 直生群馬トヨペットTeam RiNoAアイザワED
MYST KK-S2
1021'26.04641.89313.916
1337S-FJ7井伊 諒河アルビGIA訪問看護こころ10V
TOKYO R&D RD10V
1021'30.09345.940 4.047
147GS-FJ8野口 伸周野口商會ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'39.87555.722 9.782
1523GS-FJ9柴田 泰知ZAP SPEED KK-SII ED
MYST KK-S2
1021'40.66456.511 0.789
16*43S-FJ10大川 烈弥B-Auto&TAKE FIRST
MYST KK-S2
1021'47.1951'03.042 6.531
1736S-FJ11土屋 草太Albirex-RT RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'47.5791'03.426 0.384
188S-FJ12佐久間 俊CMSC ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1022'37.7031'53.55050.124
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-85S-FJ13吉田 英翔K&G RACING KK2
MYST KK-S2
-d.n.s--
  • Fastest Lap(FJ1500): CarNo. 52 酒井翔太(ファーストガレージ) 2'02.647(9/10) 140.922 km/h
  • Fastest Lap(S-FJ(: CarNo. 2 松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED) 2'4.394 (10/10) 138.942 km/h

SUPER FORMULA LIGHTS

第16、17戦ポールシッターコメント エヴァン・ジルテール「予選が仕事の9割、残りの1割はスタートです」、MクラスKEN ALEX「これ以上速くは走れないくらい必死でした」

ポールポジション エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

第16戦、第17戦ともポールポジションを獲得したエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

 「スーパーフォーミュラ・ライツで自身初のダブルポールポジションを獲得できて、本当に嬉しいです。1ヶ月前のテストや木曜のドライ走行から速さがあるのは分かっていましたし、今日もチームのために素晴らしい結果を出せました」

 「予選の2時間ほど前、天候が変わりやすい状況には少し不安がありました。ハーフドライのような運任せの路面は避けたかったのですが、最終的にドライで走れて良かったです」

 「タイトルが懸かった週末なので多少のプレッシャーはありましたが、これまでの選手権よりは冷静でした。ドライでのマシンのポテンシャルには自信があったので、自分の走りに集中するだけでした」

 「このカテゴリーはオーバーテイクが難しいので、予選が仕事の9割、残りの1割はスタートです。1コーナーをトップで抜ければ勝利が見えてくるので、スタートに全集中して優勝とタイトルを掴み取りたいと思います」

マスタークラスPP KEN ALEX(BUZZ RACING)

第16戦、第17戦ともマスタークラスポールポジションを獲得したケン・アレックス(Buzz Racing)

 「予選は感触を掴めていましたので、いけると思っていました。実は、先日のテストのとき、ぎりぎりドライっぽいダンプのコンディションで、NEWタイヤを試すことができていて、マスタークラスでドライのNEWを試せたのが僕だけだったんです。その経験が今回かなり効いたかなと思います」

 「周りからは余裕があるように見えたかもしれませんが、必死でした。これ以上速くは走れないです」

 「決勝は、力まず普通にやれればと思っています。とにかくミスをしないことですね。スタートさえしっかり決められればと思っています。僕の苦手なのはそこくらいなので、まずは最初の数周に集中して頑張ります」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第16、17戦もてぎ公式予選 エヴァン・ジルテールがWポールでタイトルを引き寄せる、MクラスはKEN ALEXがWクラスポール

第16戦、第17戦ともポールポジションはエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

第16戦、第17戦ともマスタークラスポールポジションはケン・アレックス(BUZZ RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦、第17戦の公式予選が、9月12日、モビリティリゾートもてぎで行われ、回復した天候でドライコンディションのなか、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が、第16戦で初のポールを獲得。第17戦でもポールを奪い、貴重な2ポイントを獲得した。

 マスタークラスは、ポイントリーダーのKEN ALEX(BUZZ RACING)が、抜き出た速さを見せつけダブルクラスポールを奪った。

 前大会から2週間という短いインターバルで、最終大会を迎えたSFライツ。タイトル争いは、三井優介(DELiGHTWORKS)85.5p、梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)82p、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)78.5pと、7ポイント差で競り合う三人に絞られている。

 ここに、前大会で初優勝から三連勝を飾った鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、調子を上げているアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北 TOM'S SFL)が絡むと思われ、一層タイトル争いを複雑なものにしている。いずれにしても、近年稀に見る接戦となっている。

 一方、マスタークラスは、KEN ALEX(BUZZ RACING)109.5p、DRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)99pと、こちらは10.5p差。参加台数の少ないマスタークラスは点差がつきにくいため、ALEXがかなり有利な状況となっている。

第16戦公式予選

 朝方までの小雨も止み、コースはドライコンディション。このコンディションが誰に味方をするのか。前日のダンプコンディションとなった練習走行では、鈴木がやや抜き出た速さを見せていた。

 10分間の予選が始まると、各車慎重にウォームアップをしながら徐々にペースアップ。僅差でタイトルを争う三人にとっては、ポールポイントの1pも喉から手が出るほど欲しいところだ。

 計測4周目に新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)が、1分43秒261でトップに立ち、ジルテール1分43秒375、梅垣1分43秒371が僅差で続く。タイトルを争う三井はやや出遅れた感じだ。

 ここから、各選手は少しずつタイムを削り取っていくが、ジルテールが計測最終周となる6周目に1分42秒983と、唯一人42秒台に入れて、自身初のSFライツでのポールを奪った。2位には、最後の最後に1分43秒093で新原を上回ったボーラが入り、新原は3位。

 タイトルを争う梅垣は6位、三井は7位と、決勝次第ではあるものの、ジルテールがかなり優位に立つことになった。

第17戦公式予選

 10分間のインターバルで行われた第17戦予選でも、ジルテールの速さは衰えることはなく、計測4周目に早くも1分42秒814をマーク。速さを取り戻した梅垣、新原も何とか1分42秒台に入れようと攻めるが、43秒を切ることはできなかった。

 ライバル勢がもがくのを尻目に、ジルテールはその後も42秒台を連発。安定した速さを見せて、連続ポールを奪った。

 梅垣は2位につけたが、三井はまたしても7位と、タイトルには黄信号が灯った。

 両レースの予選を終えて、ポイントでは三井85.5p、梅垣82p、ジルテール80.5pと、7ポイントあった三者の差は5ポイントに縮まり、午後の第16戦決勝を迎えることになった。その結果次第ではあるが、ジルテールが逆転トップになる可能性はかなり高そうだ。

 第16戦の決勝は、本日の午後3時15分から19周で、第17、18戦の決勝は、日曜日の午前9時20分、午後3時20分から、それぞれ14周で行われる。

第16戦予選2位、第17戦予選6位はアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北TOM\'S SFL )

第16戦、第17戦とも予選3位は新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)

第16戦予選6位、第17戦予選2位は梅垣清(モビリティ中京TOM\'S TGR-DC SFL)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第17戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 17 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'42.814--168.106
235梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.004 0.190 0.190167.795
350新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'43.105 0.291 0.101167.631
42卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'43.117 0.303 0.012167.612
538鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.134 0.320 0.017167.584
637アクシャイ・ボーラレクサス松山城北TOM'S SFL
TOM'S
1'43.136 0.322 0.002167.581
73三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'43.235 0.421 0.099167.420
826佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'43.355 0.541 0.120167.226
960熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'43.577 0.763 0.222166.867
1036オスカー・ブルツレクサス松山城北TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.683 0.869 0.106166.697
1151岡本 大地BUZZ RACING
Buzz Racing
1'43.788 0.974 0.105166.528
126M1ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'44.786 1.972 0.998164.942
138M2清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1'45.085 2.271 0.299164.473
1430M3DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'45.815 3.001 0.730163.338
---- 以上基準タイム(110% - 1'53.271)予選通過 ----

SUPER FORMULA LIGHTS

第16戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 16 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'42.983--167.830
237アクシャイ・ボーラレクサス松山城北TOM'S SFL
TOM'S
1'43.093 0.110 0.110167.651
350新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'43.101 0.118 0.008167.638
438鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.212 0.229 0.111167.457
52卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'43.244 0.261 0.032167.405
635梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'43.295 0.312 0.051167.323
73三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'43.313 0.330 0.018167.294
826佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'43.456 0.473 0.143167.062
960熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'43.731 0.748 0.275166.619
1051岡本 大地BUZZ RACING
Buzz Racing
1'43.886 0.903 0.155166.371
1136オスカー・ブルツレクサス松山城北TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'44.194 1.211 0.308165.879
126M1ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'44.748 1.765 0.554165.002
138M2清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1'45.382 2.399 0.634164.009
1430M3DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'45.727 2.744 0.345163.474
---- 以上基準タイム(110% - 1'53.364)予選通過 ----

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2026/09/12) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 6 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
152FJ15001酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
2'02.144--141.502
277FJ15002光山 勇正Fガレージ丸和精光KK-F
MYST KK-F
2'02.556 0.412 0.412141.026
314FJ15003鈴木 大翔ZAP SPEED KK-F
MYST KK-F
2'02.787 0.643 0.231140.761
456FJ15004吉田 馨MYST & Hobby Base KK-F
MYST KK-F
2'03.083 0.939 0.296140.422
548FJ15005石水 優夢ファーストガレージ×Bellona
MYST KK-F
2'03.183 1.039 0.100140.308
634S-FJ1藤井 翔太Dorago CORSE
MYST KK-S2
2'03.598 1.454 0.415139.837
743S-FJ2大川 烈弥B-Auto&TAKE FIRST
MYST KK-S2
2'03.720 1.576 0.122139.699
867S-FJ3磐上 隼斗アルビレックス富士吟景・GIA・KKS2
MYST KK-S2
2'03.970 1.826 0.250139.418
933S-FJ4小林 留魁アルビ新潟第一ホテルGIA ED
MYST KK-S2
2'03.977 1.833 0.007139.410
1055FJ15006田崎 脩馬MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
2'04.031 1.887 0.054139.349
1185S-FJ5吉田 英翔K&G RACING KK2
MYST KK-S2
2'04.217 2.073 0.186139.140
1272S-FJ6須藤 叶多ELEVレーシングKKSII制動
MYST KK-S2
2'04.528 2.384 0.311138.793
132S-FJ7松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'04.616 2.472 0.088138.695
1481S-FJ8木幡 直生群馬トヨペットTeam RiNoAアイザワED
MYST KK-S2
2'05.071 2.927 0.455138.190
158S-FJ9佐久間 俊CMSC ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'05.559 3.415 0.488137.653
1637S-FJ10井伊 諒河アルビGIA訪問看護こころ10V
TOKYO R&D RD10V
2'06.177 4.033 0.618136.979
177GS-FJ11野口 伸周野口商會ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'06.593 4.449 0.416136.529
1823GS-FJ12柴田 泰知ZAP SPEED KK-SII ED
MYST KK-S2
2'07.070 4.926 0.477136.016
1936S-FJ13土屋 草太Albirex-RT RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'07.499 5.355 0.429135.559
---- 以上基準タイム(130% - FJ1500: 2'39.244 / S-FJ: 2'40.891)予選通過 ----

Forumula Beat | コラム

ハンマー伊澤のフロム・ザ・コックピットLAP8「ビッグ・ウェンズデー」

ハンマー伊澤のフロム・ザ・コックピット

LAP8 「ビッグ・ウェンズデー」

ハンマー伊澤

富士スピードウェイの100R。

長く、大きく弧を描く、言わずと知れた高速コーナーである。

JAF-F4(フォーミュラビート)クラスのマシンでは、100Rの途中でアクセルを戻して速度を調整する。その減速と荷重変化を利用してクルマの向き変えを助け、旋回の見通しが立ったところから、できるだけ早く再びアクセルを開けていく。

富士をこのクラスのマシンで走ったことのある方なら、「そうだろう」と思われるはずだ。

これが100Rにおける一般的な走り方であり、長い時間をかけて形づくられてきた、ひとつのセオリーである。

ところが、これまでに二度だけ、そのセオリーの向こう側へ抜けたような走りができたことがある。

「100R、完全フル全開」

Aコーナー(コカ・コーラコーナー)のイン側縁石付近から、ADVANコーナーへの進入でブレーキングを開始するまで、一度もアクセルを戻さない。

文字どおり、完全な全開走行である。

ところが、そのときの走行ログを確認すると、アクセルは全開のままであるにもかかわらず、100Rの途中で車速がわずかに落ちていた。

なぜ、全開なのに減速するのか。

旋回によってタイヤに大きな横方向の力が発生し、それに伴う抵抗が、減速力として働いていたのである。

アクセルを全開に保ったまま、ライン取り、ステアリングを入れるタイミング、舵角が重なり、結果として旋回抵抗が引き出され、100Rを曲がるために必要な速度へ、クルマを自然に落とし込んでいたことになる。

もっとも、走りながら、そんな理屈を考えていたわけではない。

その瞬間にあったのは、理論でも計算でもなかった。

目の前に延びるラインと、手のひらに伝わるタイヤの感触。そして、クルマが行きたがっている場所へ、わずかな操作で導いていく感覚だけだった。

あとになってログを見て、 「なるほど。こういうことだったのか」 と理解したにすぎない。

もちろん、「ハンドルを大きく切れば減速できる」という単純な話ではない。

ライン取り、ステアリングを切り始めるタイミング、舵角、そして切り足しと戻しの繊細な調整。

さらに、タイヤの状態、マシンセッティング、路面温度、風向き、路面に残されたラバー。

それら無数の条件が、恐ろしいほど正確に噛み合ったときにだけ成立する走りなのだと思う。

旋回によって生まれる抵抗を、減速と速度調整に利用する。

私はこの現象を、自分なりに「旋回ブレーキ」と呼んでいる。

ただし、ここには重大な問題がある。

これまで二度しか成立しておらず、意図的に再現することができないのだ。

偶然によるところも大きい。 再現できないものを技術と呼べるのか? と言われれば、否定することはできない。

それでも、一度でも完璧に決まったときの感覚は、身体にも記憶にも鮮明に残る。

音、速度、視界、ステアリングの重さ。

そして、マシンと自分との境界が、ほんの一瞬だけ消えたような感覚。

「あの瞬間、確かにそこにたどり着いた」 その記憶があるからこそ、もう一度、あの場所へたどり着きたいと思える。

過去の記憶でありながら、それは今もなお、自分を前へと走らせる力にもなる。

100Rを完全フル全開で駆け抜けた記憶は、サーフィンでいうところの「ビッグ・ウェンズデー」のようなものなのかもしれない。

映画『ビッグ・ウェンズデー』にも描かれた、サーファーたちが待ち続ける伝説的な大波。そして、その大波が訪れる特別な一日を象徴する言葉である。

サーファーは海へ通い、技術を磨き、身体を鍛えながら、その日が訪れるのを待ち続ける。

しかし、どれほど待ち望んでも、大波を自分の都合で呼び寄せることはできない。

風向き、潮の流れ、潮の満ち引き、そして遥かな沖から届くうねり。

すべての条件が重なったとき、海は突然、普段とはまるで違う表情を見せる。

そして、その日に、自分が海にいなければならない。

大波が訪れても、技量が足りなければ乗ることはできない。技量があっても、気持ちが怯めば沖へ出ることはできない。

反対に、どれほど準備を重ね、どれほど強く願っても、肝心の大波が訪れないこともある。

人間の努力だけで、その瞬間をつくり出すことはできない。

しかし、努力を続けていなければ、たとえその瞬間が訪れても、決してつかむことはできない。

映画の中で「ビッグ・ウェンズデー」は、単なる巨大な波としてではなく、歳月を重ねた者たちが、もう一度それぞれの人生と向き合う日のようにも描かれている。

いつ訪れるかは分からない。

もしかすると、二度と訪れないかもしれない。

すべてが完璧に噛み合う、ほんの一瞬。

それを一度でも経験してしまうと、もう一度、あの場所へたどり着きたくなる。

100Rを完全フル全開で駆け抜けた、あの二度の記憶。

あれはきっと、私にとっての「ビッグ・ウェンズデー」だったのだと思う。

2026/09/09

HAMMER RACING HP:https://www.hammer-izawa.com/

KYOJO CUP

第3戦富士ファイナルドライバーコメント 優勝・下野璃央「ここしかないと思って最終コーナーでインに入った」

優勝 下野璃央(Dr.Dry Racing Team)

ファイナル記者会見:優勝した下野璃央(Dr.Dry Racing Team)

 「開催できるかわからないくらいの不安定な天候だったので、まずレースができてよかったです。セーフティーカー(SC)スタートになるだろうと思ってたので、SCリスタート明けの1コーナーでインに入る作戦でしたが、そこは離れて無理でした。それで最終コーナーで、もうここしかないと思ってインに入りました」

 「ここまで苦戦続きで、メンタル的にも結構きてたし、モチベーションもちょっと下がっていたので、今年初優勝できてすごく嬉しいです」

 「去年も第3大会から流れを引き戻して最後まで連勝できたので、今年もこの第3大会から第4大会、第5大会と連勝できるように頑張ります」

2位 富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

ファイナル記者会見:2位の富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

 「悔しいですね。前大会では予選から悪い流れを作ってしまったので、今回は予選からしっかりポール取ろうという気持ちで走りました。今日は雨で、シリーズランキングがかかってるので、最初抑え気味にいったら早々に追いつかれてしまったのが、良くなかったですね」

 「斎藤選手がかなり速くて、まさかの真後ろに来られたので、スピンしてくれたらいいなと考えていました(笑)」

 「シリーズランキングはまたトップに戻れたので、落ち込まずに、雨の良い経験もできので、次は気を取り直して優勝を狙いたいと思います」

3位 斎藤愛未(TOM'S KYOJO)

ファイナル記者会見:3位の斎藤愛未(TOM'S KYOJO)

 「今日は、抜かれてもないし抜いてもないのでハイライトというのは特に無かったですね。精一杯走った結果なので、悔しいところはありますが、やっぱり雨のレースはなかなかパッシングするのは難しかったです」

 「ちょっと謎に富下選手にいじられたんですけど、そんなにスピンはしません(笑)。次回は負けないように頑張りたいと思います」

 「次は勝って、富下選手からチャンピオンシップのリーダーを奪い取りたいなと思っています。ただ今回、下野選手が勝ったりでチャンピオン候補はまだ誰になるか分からないので、視野を広げてしっかり勝っていけるように作戦を練っていきたいと思います」

ファイナルフォトセッション:トップ3のドライバーたち

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士ファイナル 雨の中、下野璃央が今季初勝利 2位の富下李央菜はポイントリーダーに

優勝した下野璃央(Dr.Dry Racing Team)

 KYOJO CUP第3戦は9月6日、富士スピードウェイでファイナルレースを行い、予選2位からスタートした下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)が5周目にトップに立つとそのまま逃げ切り優勝した。

 夕刻に向け雨量が増える予想が出ているため、スケジュールが1時間前倒しされ、午後2時20分、セーフティカー(SC)先導でのスタートとなった。グリッド上では一時小雨となっていたが、スタート時刻には再び本降りとなる。SCは3周を回って退出し、レースは4周目から始まった。

 隊列を先導する富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)は最終コーナーまで後続を牽制し、立ち上がりでアクセルオン。トップを守り、1コーナーに飛び込む。2位に下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)が、3位に斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)が、4位にジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01)が、5位に佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が、6位に佐藤こころ(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)が、7位に松井沙羅(KeePer KONDO RACING KC-MG01)が、8位に三浦愛(Team ReFa KC-MG01)が、9位にペイジ・ラダッツ(富士山静岡レーシングKC-MG01)が、10位に金本きれい(ミハラ自動車エムクラフトKC-MG01)が続く。

 この周の最終コーナーでは2位の下野がトップ富下のインに飛び込み、立ち上がりで富下の鼻先をかわして前に出る。富下も負けじとストレートで下野に並びかけ、2台が併走して1コーナーへ。ここでインの下野が富下をかわしてトップに立った。3位に斎藤が、4位にチコンテが続き、5位の佐々木は佐藤、松井にかわされ7位まで後退した。

 トップに立った下野は毎周ファステストラップを更新しながら逃げる。8周目にはその差を1秒8とした。しかし、富下も食い下がる。9周目には下野のファステストラップを更新、10周目にはこのレースのファステストラップとなる1分57秒983をたたき出し、下野との差を1秒6まで縮める。

 しかし、富下の進撃もここまで。トップ下野は冨下との差を徐々に開き、独走に持ち込むと最終的には15周を回り2秒7差で今季初優勝を飾った。下野は先週行われたフォーミュラリージョナルでも雨の中、ぶっちぎりで優勝しており、レインコンディションでの速さが際立っている。

 逆に2位の富下には3位の斎藤が徐々に迫ってきた。12周目に1秒ほどあった差は13周目には0秒5、14周目には0秒4と迫るが斎藤の追い上げもここまで。富下が2位を死守し、3位に斎藤が入った。

 4位のチコンテは前後が大きく離れていたため単独走行でフィニッシュを迎えた。

 5位争いは佐藤、松井、ラダッツの3人で繰り広げられた。昨日、予選15位から6位までジャンプアップした佐藤だが、このレースでは精彩を欠いた。12周目に松井に5位を明け渡すと、13周目にはラダッツにまでパスされ7位に落ちる。結局、5位松井、6位ラダッツ、7位佐藤の順でゴールした。8位には佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が入った。

 9位を走っていた三浦はトラブルか12周目にピットに入ってリタイア。9位には金本が、10位にはハナ・バートン(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)が続いた。

 ポイントランキングでは2位に入った富下が67ポイントとし、3位斎藤の65ポイントを上回りトップに浮上。49ポイントでチコンテが、優勝した下野が41ポイントで続いている。

 第4戦は10月10日~11日、ここ富士スピードウェイでスーパーフォーミュラのサポートレースとして行われる。

優勝は下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)

決勝2位は富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)

決勝3位は斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)

優勝チームDr.Dry Racing Teamの面々

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Satoshi ARAI
Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士ファイナル結果

富士チャンピオンレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2026/09/06) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2026 KYOJO CUP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
186下野 璃央Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01
Dr.Dry Racing Team
1533'22.737--
239富下 李央菜OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1533'25.497 2.760 2.760
336斎藤 愛未SCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1533'26.115 3.378 0.618
410ジョアンヌ・チコンテFLEET KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1533'30.660 7.923 4.545
53松井 沙羅KeePer KONDO RACING KC-MG01
KONDO RACING
1533'38.55415.817 7.894
611ペイジ・ラダッツ富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1533'40.71317.976 2.159
738佐藤 こころOPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1533'42.16419.427 1.451
88佐々木 藍咲nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1533'45.37722.640 3.213
932金本 きれいミハラ自動車エムクラフトKC-MG01
MIHARA RACING TEAM
1533'46.82524.088 1.448
1037ハナ・バートンSCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1533'53.90531.168 7.080
1117白石 いつもTeam ReFa Aira KC-MG01
AIWIN
1533'55.08832.351 1.183
1233岩岡 万梨恵FUKUDA racing KC-MG01
FUKUDA racing
1534'04.20941.472 9.121
1335シタルウイ・リムナンタラックINGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1534'04.97642.239 0.767
1412いとう りな富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1534'05.91243.175 0.936
1557ジャオ ユンチェンATEAM Buzz Racing KC-MG01
Buzz Racing
1534'20.64857.91114.736
169ケルシー・ピンコウスキーVINIA KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1534'54.3001'31.56333.652
1718三浦 愛Team ReFa KC-MG01
AIWIN
1228'11.9073Laps3Laps
1887山本 龍ARF☆お先にどうぞ☆KC-MG01
Autolook Racing
1126'55.3254Laps1Lap
197翁長 実希nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1023'57.5015Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastst Lap: CarNo. 10 ジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01)/ CarNo. 39 富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01) 1'56.983 (10/15) 140.420 km/h

KYOJO CUP

第3戦富士ファイナル 天候の悪化が予想されるためスタート時刻を午後2時20分に前倒し

 富士スピードウェイは本日、午後3時20分より行われる予定だった第3戦KYOJO CUPファイナルのスタート時刻を、天候の悪化か予想されるため午後2時20分に変更すると発表した。

 富士スピードウェイ早朝より雨が降り続いている。午前9時10分開始の86/BRZプロクラスはオンタイムで実施されたが、この後、天候の悪化が予想されるためピットウォークを中止とし、以後のスケジュールを55分~60分間前倒しすると発表した。

 このためKYOJO CUPファイナルのコースインは午後1時50分、スタート時刻は2時20分となった。

 なおこの後も天候の状況により、さらに変更になる可能性があるとしている。

Text: Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士スプリントドライバーコメント 優勝・富下李央菜「自分のペースにもっていけた」

優勝 富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

 「スタートは、あまりミラーを見てなかったんですけど、抜かれることなく1周戻ってこられたのがすごく大きかったです。その後も仕掛けられたりしててちょっと不安はありましたが引き離すことができました。そこから自分のペースに持っていけたので良かったです」

 「途中、黒白が出ていたので、ちょっと落として安全に走りました」

 「明日もポールからですが、雨かもしれないので、スピンとかしてリタイアとかにならないように、安全に走りしっかりポイント持って帰ってきたいです」

2位 下野璃央(Dr.Dry Racing Team)

 「スタートはグリッドが濡れていたので不安だったんですが、思ってたより良いスタートが切れました。1コーナーでアウト側から抜けるかと思ったんですが、ちょっと無理でしたね」

 「そこからはついていくのに必死でした。富下選手のワンミスを狙っていたんですが、なかなかミスしてくれませんでした」

 「明日は、今のところ雨予報なんですけど、できればスタンディングスタートがいと思っています」

3位 斎藤愛未(TOM'S KYOJO)

 「スタート直後は、ちょっとうまく行かなくて、1台に抜かれてしまいました。その後取り返せて、スタート位置には戻ってこられたので、まずまずというところです。ちょっと悔しい部分もありますが」

 「ただ思いのほか抜くのに時間かかったので、そこは帰ってから研究します」

 「明日は雨になるので、展開は変わると思いますが、落ち着いていきたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士スプリント 富下李央菜がポールトゥウインで今季3勝目

富下李央菜と下野璃央のトップ争い

 KYOJO CUP第3戦は9月5日、富士スピードウェイでスプリントレースを行い、ポールポジションからスタートした富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)がそのまま逃げ切り優勝した。

 10周で行われるスプリントは午後2時20分にフォーメーションラップが始まった。予選後から雨は落ちていないが曇り空のためトラックは完全に乾かず、コースにはところどころウエットパッチが残る。スターティンググリッドのイン側にもウェットパッチがあり、イン側ドライバーのスタートに影響を与えるかも知れない。

スタート直後のヘアピン

 ポールポジションの富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)はマシンをインに振りトップで1コーナーへ向かう。予選2位の下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)はアウトから富下に並びかけ、コカコーラコーナーまで併走するが、ここは富下が下野を押さえて立ち上がりで前に立つ。3位には斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)が続くが、背後から佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が襲いかかる。佐々木は100Rで斎藤にアウトから並びかけると、ヘアピンでインから攻略、3位に浮上した。

 5位には予選8位からジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01)が浮上したが、ダンロップ立ち上がりで松井沙羅(KeePer KONDO RACING KC-MG01)がチコンテをパスして5位に上がった。

 1周目、トップで戻ってきたのは富下。背後の下野は0秒3差。そこから1秒遅れて3位に佐々木、4位斎藤、5位松井、6位チコンテ、7位三浦愛(Team ReFa KC-MG01)、8位ペイジ・ラダッツ(富士山静岡レーシングKC-MG01)、9位金本きれい(ミハラ自動車エムクラフトKC-MG01)、10位シタルウイ・リムナンタラック(INGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01)が続く。

 2周目の1コーナーでも2位の下野がアウトから富下が並べかけようとするが、ここも富下が隙を見せず、攻略ならず。ここから富下は下野とのギャップを徐々に広げ始める。

 3周目、6位を走るチコンテが1コーナーで松井を捉えて5位に上がる。予選15位と振るわなかった佐藤こころ(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)は10位まで上がってきた。

 5周目、トップ5台は0秒7~1秒程度の差でほぼ等間隔。6位松井は徐々に遅れ始め、背後には三浦と佐藤が迫ってきた。

 7周目、トップ富下は下野を1秒2離し安全圏に。3位佐々木の後ろには斎藤が迫ってきた。8位の佐藤は三浦を捉えて7位に上がる。

 9周目、4位を走る斎藤が1コーナーでアウトから佐々木を攻略、3位に上がった。

 10周目ファイナルラップ、トップ富下は下野とのギャップを保ち優勝。開幕戦のスプリント/ファイナルに続き今季3勝目を飾った。2位には下野が、3位には斎藤が入った。4位の佐々木は1コーナーでチコンテにパスされ、チコンテ4位、佐々木5位の順でゴール。6位の松井も佐藤にパスされ、6位佐藤、7位松井となった。8位に三浦が、9位にラダッツ、10位に金本が続いた。

 ポイントランキングでは、3位に入った斎藤が54ポイントとして依然としてトップだが、優勝した富下が52ポイントと2ポイント差に迫ってきた。3位がチコンテで41ポイントとなっている。

 ファイナルレースは明日6日午後3時20分より15周で行われる。予報は雨、雨量によっては開催も危ぶまれ、レースが行われても波乱含みの展開となりそうだ。

斎藤愛未、松井沙羅、ジョアンヌ・チコンテの4位争い

優勝は富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)

スプリント2位は下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)

スプリント3位は斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)

表彰式

Text: Photo: Yoshinori OHNISHI
Photo: Ayumi NAGAMI
Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士スプリント結果

富士チャンピオンレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2026/09/05) Sprint Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 KYOJO CUP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
139富下 李央菜OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1017'45.932--
286下野 璃央Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01
Dr.Dry Racing Team
1017'47.043 1.111 1.111
336斎藤 愛未SCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1017'49.786 3.854 2.743
410ジョアンヌ・チコンテFLEET KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1017'50.321 4.389 0.535
58佐々木 藍咲nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1017'51.127 5.195 0.806
638佐藤 こころOPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1017'53.289 7.357 2.162
73松井 沙羅KeePer KONDO RACING KC-MG01
KONDO RACING
1017'54.135 8.203 0.846
818三浦 愛Team ReFa KC-MG01
AIWIN
1017'55.460 9.528 1.325
911ペイジ・ラダッツ富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1017'55.915 9.983 0.455
1032金本 きれいミハラ自動車エムクラフトKC-MG01
MIHARA RACING TEAM
1017'58.06112.129 2.146
1137ハナ・バートンSCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1017'58.75812.826 0.697
12*7翁長 実希nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1018'02.19116.259 3.433
1317白石 いつもTeam ReFa Aira KC-MG01
AIWIN
1018'02.34316.411 0.152
1435シタルウイ・リムナンタラックINGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1018'03.70717.775 1.364
1587山本 龍ARF☆お先にどうぞ☆KC-MG01
Autolook Racing
1018'16.96231.03013.255
1612いとう りな富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1018'17.00231.070 0.040
1757ジャオ ユンチェンATEAM Buzz Racing KC-MG01
Buzz Racing
1018'19.28433.352 2.282
189ケルシー・ピンコウスキーVINIA KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1018'22.09436.162 2.810
1933岩岡 万梨恵FUKUDA racing KC-MG01
FUKUDA racing
1018'32.03846.106 9.944
---- 以上規定周回数(70% - 7 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 10 ジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01) 1'46.077 (10/10) 154.857 km/h
  • CarNo. 7は、富士スピードウェイ一般競技規則第8章第28条4.4.d(スタート進行要領)違反により、タイムペナルティー5秒を科した。

KYOJO CUP

第3戦富士公式予選 ポールポジション・富下李央菜「しっかり一周まとめて帰ってこられた」

ポールポジションを獲得した富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

ポールポジション 富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

 「今回は、予選を走り出してみてみたら結構路面が濡れてて、そこはちょっと不安だったんですけど、最後の最後にほぼ乾いてたので、そこに向けてしっかり一周まとめて帰ってこられたっていうのが大きかったです」

 「最後まで結構ヒヤヒヤしてました。完璧じゃなくて80%ぐらいでした。ちょっと濡れてるところ走ってロスしちゃってたので、不安だったんですけど、無事にトップタイムでよかったです」

 「スプリントは、この後天気どうなるかわからないんですが、安全に走ってしっかりポイント持って帰れるように頑張りたいです」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士公式予選 富下李央菜が土壇場で逆転PP 下野璃央との一騎打ちを制す

ポールポジションは富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)

 KYOJO CUP第3戦は9月5日、富士スピードウェイで公式予選を行い、土壇場で逆転した富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前9時25分より20分間で行われた。日本列島は東シナ海で迷走する台風24号に刺激された前線の影響で各地で災害級の大雨に見舞われているが、ここ富士スピードウェイは厚い雲に覆われてはいるものの曇り。早朝に雨が落ちたかトラックはダンプコンディションだ。

 ハナ・バートン(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)を先頭に各車コースイン。斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)はピットでのステイを選択した。

 セッションは路面が徐々に乾いていくなかで進行した。序盤から終盤にかけて予選を支配したのは、先週SUGOで行われたフォーミュラリージョナルで優勝し、波に乗る下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)だ。

 まずは3周目に1分49秒916と2位以下を圧倒するタイムでトップに立つと、残り5分で46秒408までタイムを縮めトップに君臨。この時点で2位を1秒ちぎっている。

 残り3分、路面が乾いてくると下野の勢いに陰りが見え始める。2位には1分47秒038で富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)が上がってきた。それでもまだ差は0秒6ほどだ。

 さらに残り2分、佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が1分46秒891で2位に浮上。富下は3位にドロップした。

 残り1分半、下野はさらにタイム更新を狙い、各セクター自己ベストをたたき出しながら通過、タイムは1分46秒365までアップ。これに対抗したのが富下で46秒465まで更新し、下野に0秒1差まで迫る2位に浮上。

 最終計測ラップは下野と富下の一騎打ちとなった。最初にタイムを更新したのは富下で1分46秒106でついにトップに立った。下野も負けじとセクター1、2とも富下を上回るタイムで通過、しかしセクター3でタイムが伸びず、46秒252。土壇場で富下に逆転され2位で予選を終えた。

 3位にはコースインを送らせる作戦を採った斎藤が僅差で、4位には翁長実希(nat KDDP KC-MG01)が、5位には佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が、6位には松井沙羅(KeePer KONDO RACING KC-MG01)が続いた。

 スプリントは本日午後2時20分より10周で、ファイナルは明日6日午後3時20分より15周で行われる。

予選2位は下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)

予選3位は斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Ayumi NAGAMI

KYOJO CUP

第3戦富士公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2026/09/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 KYOJO CUP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
139富下 李央菜OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1'46.106--154.815
286下野 璃央Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01
Dr.Dry Racing Team
1'46.252 0.146 0.146154.602
336斎藤 愛未SCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1'46.294 0.188 0.042154.541
47翁長 実希nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1'46.535 0.429 0.241154.192
58佐々木 藍咲nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1'46.649 0.543 0.114154.027
63松井 沙羅KeePer KONDO RACING KC-MG01
KONDO RACING
1'46.752 0.646 0.103153.878
732金本 きれいミハラ自動車エムクラフトKC-MG01
MIHARA RACING TEAM
1'47.018 0.912 0.266153.496
810ジョアンヌ・チコンテFLEET KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1'47.086 0.980 0.068153.398
918三浦 愛Team ReFa KC-MG01
AIWIN
1'47.089 0.983 0.003153.394
1035シタルウイ・リムナンタラックINGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1'47.152 1.046 0.063153.304
1111ペイジ・ラダッツ富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1'47.259 1.153 0.107153.151
1237ハナ・バートンSCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1'47.567 1.461 0.308152.712
1317白石 いつもTeam ReFa Aira KC-MG01
AIWIN
1'47.641 1.535 0.074152.607
1433岩岡 万梨恵FUKUDA racing KC-MG01
FUKUDA racing
1'47.689 1.583 0.048152.539
1538佐藤 こころOPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1'48.348 2.242 0.659151.611
1612いとう りな富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1'48.525 2.419 0.177151.364
179ケルシー・ピンコウスキーVINIA KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1'48.895 2.789 0.370150.850
18*57ジャオ ユンチェンATEAM Buzz Racing KC-MG01
Buzz Racing
1'49.854 3.748 0.959149.533
1987山本 龍ARF☆お先にどうぞ☆KC-MG01
Autolook Racing
1'50.076 3.970 0.222149.231
---- 以上基準タイム(130% - 2'18.082)予選通過 ----
  • CarNo. 57は、富士スピードウェイ一般競技規則第9章第40条2(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。

VITA筑波

第3戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・西濱康行「攻めてきたときにどうやって防ぐかなというのを気にしながら走った」

優勝 西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)

優勝した西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

 「無事に1勝目、VITAでは初優勝です。オオサワさんに対してペースは自分の方が勝っていると思っていたので、攻めてきたときにどうやって防ぐかな、というのを気にしながら走っていて。(序盤は)ミラーで見た感じ距離がありそうだったから、飛び込んでくるとあまり考えていなかったのですが、2周目からけっこう飛び込んできたので、少し防御しながら。3周目か4周目(筆者注:6周目の模様)に軽く接触して、スピンしかけたのを立て直して、それでオオサワさんも距離がひらいてしまって、後は自分のペースで走れました。一人で走っていることになるので、どれだけプッシュできるかな、というのを自分に命じまがら走りました。最後にちょっと雨が降ったので心配にはなりましたけど、完走できてよかったです」

2位 オオサワ ヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

決勝2位のオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

 「西濱さんについていったのですが、1回ちょっと無理して(インに)入ろうと思ったがコツンと当たってしまって。それで離れてしまって、ワンミスでもう取り戻すのが難しいですね。最終コーナーと第1コーナーで自分の方がちょっと速かったかなと思うのですが、後半戦になると苦しかったので、やっぱり難しいですね。序盤勝負でスタートに賭けていたのですが、ちょっと失敗してしまったから。バトルを楽しんでもらえたならば、自分も楽しかったので、よかったです」

3位 中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

決勝3位の中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

 「スタートの蹴り出しはよかったのですが、その後レブリミットに当ててしまって、順位通りのままでレース始まって。途中まで4位を走っていた山口にだいぶ突かれて、ヤバいと思っていたのですが、途中でスピンされたみたいで。その後は前とも後ろとも離れてしまって、その後は単独でした。初めて自分の力で表彰台に上がれました。第1戦も表彰台に乗れたのですが耐久で、チームメイト(三上潤)がめちゃめちゃ速かったおかげだったので。今日は自分の力でスプリント初表彰台だったので、とても嬉しいです。今後もがんばる励みになりますので、続けていきたいと思います」

4位 土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

決勝4位の土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

 「今までVITAレースに参戦して2年目になるのですが、4位は初めての順位で、ここまで行けるとは思っていなかったので、ホントに嬉しいです。山口さんと接近していて、向こうが目の前で回ったので、当たらなくてよかったです。そのあとはおぎねぇさんからがプレッシャーかけてきて、恐ろしかったです(苦笑)。あとちょっとミッションにトラブルが出て最終コーナーで4速に入らなくなることがあったのですが、最後まで走り切ることができてよかったです」

5位 おぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

決勝5位のおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

 「土屋を追い詰めていたのですが、やはり筑波は抜けないですね。得意なところと苦手なところがあって、それが明らかに違って(差が)詰まるのだけれど、決定的には行けない、というのがあるし。もうちょっと頑張って最終コーナーをベタベタに行ければ第1コーナーで、ということで、いろいろラインを変えて、立ち上がりで抜けないかなとか試しのですが、VITAは筑波では簡単には抜けないです。逆に向こうがミスをしてくれたら、チャンスもあると思って、離されないように、と。クルマは悪くなくて調子よく走れていたのですが、スタートが下手なもので(苦笑)。その分だけポジション落としてしまって、ラッキーもあって5位なので、そこはポジティブに。来週またKYOJOがあるので、無事故無違反で来週に繋げるというのが今回の目標だったところにおまけつきの5位なので、よかったです」

6位 HARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)

決勝6位のHARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)

 「これで3戦目になりますが、前回よりは走れたという感じがあります。セッティング変わったりしているので、慣れるのにちょっと練習機会が少ないので、習熟に時間を使ってしまったのがちょっと勿体なかったです。次の第4戦に向けて準備はして行こうかなと思います。最初の方に抜かないと、厳しかったのですが、(レースに)出るたびにどんどん順位が上がってきているので、次はもうちょっといい順位になるようにしたいと思っています。1周目にELEVのランディといい感じにバトルができたのですが、前回いいバトルした土屋とも戦いたかったのですが、おぎねぇさんと二人で行ってしまったので(笑)今回のバトルはちょっと微妙ですかね。次はいい感じに持っていきたいです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

VITA筑波

第3戦筑波決勝 西濱康行が初の優勝をポール・ツー・ウインで完遂

優勝は西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

 VITA筑波シリーズ第3戦決勝は8月30日(日)に行われ、初のポールポジションからスタートの西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)が、序盤のオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)からの猛追を振り切ると、その後は独走状態に持ち込んで完勝を飾った。

 決勝は定刻の12時13分フォーメーションラップ開始。天候は変わらず曇り。時折パラっと雨が落ちてくるがコースを濡らすほどではない。気温26.2度、路面温度38.8度というほどほどのドライコンディションだ。

 ポールシッターの西濱はスムーズに発進、2番手スタートのオオサワを突き放すように加速していく。蹴り出しがよかったのが3番グリッドの中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)で#オサワに接近する。後方では4番グリッド山口心愛(大和設備工業PJ VITA)、5番グリッドおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)、6番グリッド土屋伊津季(ディープレーシングVITA) が3ワイドで第1コーナーへとアプローチ。土屋がブレーキングでおぎねぇの前に出る。

 トップ西濱と2位オオサワはテール・ツー・ノーズで第1ヘアピンを通過。中島~山口~土屋~おぎねぇと続く。7位DANIELS JR RANDY(ELEVレーシングVITA01)のすぐ後方で、HARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)と中村大善(車楽生活&オカダ技研VITA)がバトル。RANDYがダンロップコーナー出口でややワイドになり失速。KOSO~中村に続いてTATSUYA OKAHARA(JcoレーシングVITA-UT)、小沼悠也(RaiseUP Vita01)もRANDYを仕留めて10位へ。

 スタートでの西濱攻略には失敗したオオサワだが、オープニングラップを0.160秒の差で終えると、西濱のテールに張り付いてプレッシャーをかけ続ける。2周目も0.186秒の差で3周目の第1コーナーでは西濱とオオサワがサイド・バイ・サイドの状態でターンイン。西濱がからくもトップの座を守る。その後ろで接戦なのが中島と山口の3位争いで、オープニングラップに0.451秒あった差が2周目0.286秒、3周目0.383秒差と縮まる。スタートで土屋にかわされたおぎねぇも反撃を開始。いったん1秒以上に離れた差を4周目には0.365秒差まで削り取る。

 5周目に西濱が1分3秒963のラップを刻むとその直後にオオサワが1分秒3秒869と本日のファステストラップを叩き出して両者の間合いは0.190秒。この2台のペースが圧倒的に速く、3位中島とは早くも3秒以上の差がついている。そしてここでバトルを続けていた中島と山口のラインが第1コーナーで交錯。山口が単独スピン、ただちにコースに復帰するが10位までポジションを落としてしまう。これで土屋が4位、おぎねぇ5位、KOSO6位。

 6周目、ここまでトップ西濱を追い回していたオオサワがややペースダウン、0.826秒と間合いが広がる。後で聞いたところ軽い接触があったようで、ここからオオサワは西濱に対して7周目0.963秒、8周目1.079秒、9周目1.423秒と、じわじわと離されて行く。

 後半戦に入り落ち着きを見せ始めたトップ争いに対して緊張の度を増していたのが、土屋とおぎねぇによる4位争いで、6周目に0.574秒あったギャップが、8周目0.473秒、11周目0.342秒と減っていく。ストレートの最高速でおぎねぇの方が時速2キロほど速く、そのためか第3セクターで土屋を上回っている。さらにスピンで10位までドロップした山口が持ち前のスピードで前を行く RANDYまで0.619秒差と接近、この2台が揃って8位のOKAHARAに対して0.5秒と肉迫している。

 12周目、トップ西濱は2位オオサワとの差を2.037秒とすると、安全圏内とみたかややペースを落とし、14周目1.778秒の間合いでファイナルラップへと入る。3位中島はそこから3.6秒離されて単独走行。土屋とおぎねぇによる4位争いは12周目に0.297秒差まで接近するがおぎねぇに決定打が出ない状況で、0.424秒差。後続では山口がRANDYを仕留めて、さらに8位OKAHARAを0.244秒差で追尾している。

 ファイナルラップも西濱の走りに乱れはなく、そのまま1.436秒の差を維持してトップでフィニッシュラインを通過。後半はオオサワを寄せ付けすに、キャリア初のポール・ツー・ウインを飾った。3位中島、土屋は最後までおぎねぇのプレッシャーに屈せず4位フィニッシュ。おぎねぇは5位、モットーの「無事故無違反」を守った。6位は KOSOが前半で上げた順位を守り切った。

 筑波VITAシリーズ第4戦は9月27日(日)開催予定。ここからが後半戦となり、チャンピオン争いはまだ混とんとしている。

決勝2位はオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

決勝3位は中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

決勝4位は土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

決勝5位はおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

決勝6位はHARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Kazuhiro NOINE

VITA筑波

第3戦筑波公式予選ドライバーコメント 5位・おぎねぇ「千分の1秒足りない」

ポールポジション 西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)1分3秒602

ポールポジションを獲得した西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

 「初めてのポールポジションです。前の方にはいたのですが、先頭になったことはなかったと思います。今週結膜炎になってしまって目があまり見えていなくて、本調子ではないのですが、やれるだけやります。タイムはもう少しいけたかなとは思うのですが、今の実力ではまとめられた方だと思います。もう少し後ろと差をつけてポール取りたかったと思っています。決勝はオオサワさんも中島さんもペースがいいので、前に行かれないように頑張ります」

2位 オオサワ ヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)1分3秒802(+0.200秒)

予選2位のオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

 「0.2秒差でした。『西濱さんを追いかけろ』でやってきていますので、近くになってはきたのですが。タイム的にはちょっと、まだまだですね。なかなか納得いく走りができていないです。タイムアップのポイントは練習では見えてきているのですが、本番だとできていなくて、そこが行けるようになればもっと(前に)行けると思います」

3位 中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)1分3秒875(+0.273秒)

予選3位の中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

 「走る順番もよかったので、西濱さんについて、なるべく行けるところまで行こうと思っていました。先週練習に来たのですが。その時ぜんぜんタイム出なかったのです。一昨日練習に来られなくて、今日はぶっつけ本番でありましたが、ショップの人に少しセッティングを変えていただいて、それもあってビーンズスポーツが2~3番手となって、自分はトップ3圏内が初なので、決勝もがんばります」

4位 山口心愛(大和設備工業PJ VITA)1分3秒914(+0.312秒)

予選4位の山口心愛(大和設備工業PJ VITA)

 「1回ピットインしてタイヤの空気圧を下げて、そこからダイムが出ました。あとはとにかく落ち着いて、遠くを見るようにしていました(笑)。いつも近くを見てしまうので。予選4位というのは初めてで、これまで最高のグリッドですのでけっこう緊張しています。みんな(タイムが)ほぼ変わらないので気をつけて、頑張ります」

5位 おぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)1分4秒001(+0.399秒)

予選5位のおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

 「千分の1秒足りないですね。(マシンに搭載の)メーターの予測タイムは1分3秒台に入っていたので、3秒9とか入るかなと思っていたのですが、ストレートに戻ってくると『4秒』とか出ていて(苦笑)。後半ほんの少しペースが遅い車がいて、スリップストリームにつけるかなと思ったら、最終コーナーが自分の方が速くて、結果(タイムを)稼げなかったのがあって、それが勿体なかったです。レースは周りもみなさん上手くなってきていて、去年、一昨年から始めている選手とかミスしなくなっていて、抜くのはちょっと大変なので表彰台は無理ですがこの位置にとどまっていられれば。後は無事故無違反で(笑)戻ってきたいです」

6位 土屋伊津季(ディープレーシングVITA)1分4秒202(+0.600秒)

予選6位の土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

 「特にミスとかなくて、自分としては出し切った予選でした。もう少し実力をつけて、速いタイム出せるようにしたいなと思いました。決勝に向けてずっと練習してきたので、その成果を出して、ひとつでも上の順位でフィニッシュできるように頑張りたいと思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

VITA筑波

第3戦筑波公式予選 西濱康行がキャリア初のポールポジションを獲得

ポールポジションは西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

 VITA筑波シリーズ第3戦予選は8月30日(日)に行われ、西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)がポールポジションを獲得した。

 全6戦で行われる筑波シリーズは5月の第2戦から約3カ月のインターバルで今回第3戦。時期的には猛暑を覚悟する季節だが、今回はむしろ涼しいぐらいの気候で、絶好のコンディションともいえる。エントリーは11台だ。

 15分間の予選は午前9時45分コースオープン。前日は時折雨が降っていた筑波サーキットだが今日は曇り空。気温22.8度、路面温度28.6度で、路面は部分的に湿った個所が見えるがほぼドライコンディション。筑波シリーズは規則によって第2戦2位の西濱(ETA 白波ワークス VITA)を先頭にコースインすると15分間のタイムアタックが開始された。

 ウオームアップを終えて計測1周目、まずはオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)が1分4秒324のトップタイム。しかし次の周回で西濱が4秒048でトップを奪い、2番手中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)4秒179、3番手土屋伊津季(ディープレーシングVITA)4秒202と続いて、オオサワは自己ベストを短縮するも4番手にドロップ。5番手山口心愛(大和設備工業PJ VITA)、6番手HARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)と続く。

 西濱は順調にトップタイムを短縮。残り時間10分に1分3秒602と1分3秒台へ。オオサワも3秒802と0.2秒差に浮上。中島3秒875で3番手、土屋4秒202で4番手、山口4秒445の5番手に続いて6番手にはおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)が4秒515で上がってくる。おぎねぇの躍進は続き、4秒136で4番手へポジションアップ。さらにタイムを詰めて4秒001と1分3秒台は目の前で、残り時間は9分。後方では今回初のVITA参戦のTATSUYA OKAHARA(JcoレーシングVITA-UT)が4秒834で10番手から9番手にアップ。

 残り時間4分、上位陣はタイムが頭打ちになる中で、中村大善(車楽生活&オカダ技研VITA)が1分4秒493でKOSOを追い落として8番手へアップ。7番手のDANIELS JR RANDY(ELEVレーシングVITA01)に0.111秒差と迫っている。そしてVITAスプリントレース初見参の小沼悠也(RaiseUP Vita01)が自己ベストを1分5秒603まで短縮。

 残り3分、終盤にきて勢いがあるのが山口で、1分4秒160で5番手、土屋6番手にダウン。山口はさらに3秒914をマークしておぎねぇをも上回り4番手へ。

 15分間の予選が終了し、西濱がVITAで初めてというポールポジションを獲得、オオサワがフロントロウに並んだ。2列目は中島と山口、以下3列目おぎねぇと土屋、4列目RANDYと中村、5列目KOSOとOKAHARA、最後尾が小沼というグリッドとなった。

 決勝は12時15分スタート予定。初ポールシッターの西濱が勢いのままに逃げるか、オオサワがベテランの味で逆転するか。台風の目は4番グリッドの山口かもしれない。

予選2位はオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

予選3位は中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

予選4位は山口心愛(大和設備工業PJ VITA)

予選5位はおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

予選6位は土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝ドライバーコメント FJ1500:3位・石井大雅「限界点を探るのに苦労した」 S-FJ:3位・秋山健也「追いつきそうで追いつけない」

FJ1500

優勝 酒井翔太(ファーストガレージ)

FJ1500:優勝した酒井翔太(ファーストガレージ)

 「優勝できてよかったです。スタートでトップに出て突き放すという展開も予定通りできましたが、最後SCランになってしまったのが残念ですね」

2位 光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

FJ1500:決勝2位の光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

 「酒井選手を(追うことを)目標にしていて、最低でも離されないようして行こうと思っていたのですが。スタートもミスしてしまって、そこからリズムが崩れたのを少しずつ戻していったのですが、悔しいです。(今回の学びは?)予選はもっと出し切れるのがわかったので、後はレースペースをもう少し、酒井君みたいにもっと上げられるように、というのが課題ですね」

3位 石井大雅(ファーストガレージKK-F)

FJ1500:決勝3位の石井大雅(ファーストガレージKK-F)

 「久しぶりの表彰台です、筑波では一昨年の9月以来です。FJ1500はもてぎでしか乗っていなかったのですが、普段FIA-F4を乗っているわけなので、その違いへの合わせ込みが甘かったなと思います。今回限界点を探るのに苦労した感じです。表彰台には乗りましたが、光山選手には負けているので、そこは課題ですし、先輩としては悔しいです」

スーパーFJ

優勝 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

S-FJ:優勝した切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

 「内容はなかなか納得いかなかったですが。光山君を抜こうとして第1ヘアピンでアウト側に行ったのが失敗で、石井君に抜かれてしまって。あそこで引くという選択肢はなかったのですが、抜かれた後の位置取りがよくなかったので。それが残念なことだったと思います。チャンピオン取れたので、筑波はもう出ずに、日本一決定戦に向けてもてぎに出るという感じです」

2位 須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)

S-FJ:決勝2位の須藤叶多(ELEVレーシングKKSII制動屋)

 「ペースがなくて、切替君に離されてしまったので、まだ課題の残る決勝でした。今後さらに練習して、12月の日本一決定戦に向けて課題がたくさんあるので、少しずつ向上していけたらなと思います」

3位 秋山健也(スーパーウインズKKS2)マスターズクラス優勝

S-FJ:決勝3位の秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

 「前に追いつきそうで追いつけなくて、なんとか抜きたかったのですが。横に出るくらいはやっていたのですが、(相手に)ミスもなかったので」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Junichi SEKINE
Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝 FJ1500は酒井翔太のワンマンショー S-FJは切替悠喜が優勝でチャンピオン確定

FJ1500:優勝は酒井翔太(ファーストガレージ)

S-FJ:優勝は切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

 2026JAF筑波/富士スーパーFJ(S-FJ)/FJ1500選手権シリーズ第6戦決勝が8月30日(日)に筑波サーキット開催され、18周のレースは14周目のクラッシュによりセーフティカー(SC)ランとなりそのまま18周を終えてフィニッシュ。FJ1500は酒井翔太(ファーストガレージ)、S-FJは切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)がそれぞれ2位以下をちぎる独走から優勝を飾り、切替は6連勝でJAF選手権のチャンピオンを早々に確定させた。

 決勝は午前11時3分フォーメーションラップ開始。朝から曇天の筑波サーキットはこの時間でも気温21.8度、路面温度27.1度と8月とは思えない涼しいドライコンディション。7台のFJ1500と11台のS-FJ、計18台がグリッドに並ぶ。予選でサスペンショントラブルからコースアウトしたFJ1500のデワン クリストファー(InfernoR.KK-F)もマシンの修復を終えて12番グリッドについた。レッドライトが消えてレーススタート。

決勝がスタートした

 ポールシッターの酒井は好スタートを切ってホールショットを奪ったのに対して、フロントロウに並んでいた光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)の蹴り出しがやや弱く、3番手スタートの切替が並びかけるように第1コーナーへアプローチ。切替がイン側から光山を差してターンする。さらに切替の背後に加速のよかった5番グリッドのFJ1500石井大雅(ファーストガレージKK-F)も続く。第2コーナーでは切替が前に出るが光山がS字で差し返して2番手のポジションを取り返す。切替と並んで4番グリッドから発進のS-FJ須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)は加速がやや鈍く、石井の先行を許すと第1コーナーでは6番手スタートの鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)にインを奪われてサイド・バイ・サイドとなるがS字で何とか鈴木を抑え込む。第1ヘアピンでは石井が切替のインに飛び込み前に出てダンロップコーナーへ。石井3番手、切替4番手。バックストレートでは須藤に鈴木が再度並びかけて最終コーナーをインに鈴木、アウトに須藤で抜けると、鈴木が僅かに先行するが、縁石ぎりぎりを通した須藤の加速がよい。

 後続のバトルをよそにトップ酒井はみるみるギャップを築き、1.346秒の差でオープニングラップを終える。2番手光山と3番手石井の差は0.412秒、そこから0.403秒差でS-FJトップの切替。気が付けばファーストガレージ勢がトップ4を独占している。最終コーナーから並走で5位を争う鈴木と須藤はコントロールライン上では0.000秒差。僅かに鈴木のノーズが前に出ているように見え、第1コーナーでは鈴木が先行する。

 トップに立った酒井は2周目1.800秒、3周目2.399秒、4周目ここまでの最速ラップ58秒077で2.907秒と着実にリードをひろげていく。S-FJのトップ、総合4番手の切替もS-FJ2位の須藤との差を2.236秒としており、総合6番手の須藤は逆にS-FJ3位の秋山健也(スーパーウインズKKS2)から0.341秒差と迫られている。さらに後方では相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)と内藤大輝(RaiseUP GO&FUN)のS-FJ勢がバトル。相田8番手、内藤9番手からのスタートで、オープニングラップに内藤が間をオーバーテイクするも相田がテール・ツー・ノーズで追随、2周目のコントロールラインでは内藤に並びかけて0.000秒差で通過。3周目もリプレイを見るように0.000秒差でコントロールラインを通過すると4周目に相田が逆転、総合8番手S-FJ4位のポジションを奪い返す。

 かねてより「ライバルはFJ1500勢」を公言している切替は言葉通り3番手を走る石井に対して4周目0.412秒差、6周目0.449秒差とプレッシャーをかけ続けている。相田とのバトルに敗れた内藤は勢いがなくなり、6周目に山本龍(おさきにどうぞ☆KK-F)にもオーバーテイクを許しこれで山本総合9番手、内藤10番手。

 酒井は7周目に58秒058のファステストラップを出してリードは4.264秒、さらに8周目5.006秒まで拡大。既に主戦場がFIA-F4にある酒井にとって、FJ1500は格の違いを見せる場か。今回S-FJ初レースのヒロアキ(ZAP ミスタータイヤマン綾瀬)と長坂圭一郎(ARFラブカEIJ☆RD10V)はそれぞれ17番手、18番手からスタートしてここまで順位は変わらずだが順調に走行を重ねている。9周目には総合12位を走行していた古里拓(HOLOSレヴレーシング)がポジションを落として、これでヒロアキ16番手にアップ。

 10周目に入りレースは後半戦。順位はやや落ち着きを見せるが総合3番手石井と4番手切替は0.601秒差、さらに5番手鈴木も0.477秒差と接近戦。そこから5秒とやや離れるが、須藤対秋山、さらに相田も交えた総合6番手、S-FJの2位争いも0.7秒以内に3台が連なっている状態だ。

 その後も酒井は手綱を緩めることなく2番手光山との差を11周目6.492秒、13周目7.040秒とひとり旅状態。S-FJトップの切替も石井を攻めあぐねてはいるものの、同じS-FJの2位須藤に対しては7.379秒差とこちらも大きく引き離している。

 総合10番手までポジションを落としていた内藤に今度は同じS-FJの宇高が接近。6周目に0.715秒だった差を宇高がじわじわと削りって10周目には0.471秒差、13周目のコントロールライン上では0.179秒差とテール・ツー・ノーズ状態で14周目へ。ここが勝負どころとみたか第1コーナーへの進入で宇高が仕掛けるが両車接触、揃ってコースアウトしてしまう。後から関係者に聞いた話を総合すると、第1コーナーへはアウト側に内藤、イン側に宇高がつけてターンイン、やや前に出ていた内藤の右リヤタイヤと宇高のフロントウイングが接触したようだ。宇高はコースに復帰し走行を続けたが内藤はアウト側でストップしてしまう。

 これでSCの投入が宣言され、15周目を終えたところで酒井を先頭にした隊列が整えられ、最大で8秒まで拡がっていた酒井のリードもリセットされてしまう。この時点でレースは残り3周。SCランでも1周2分程度の筑波ではあっという間戻ってきてしまう。結局SCランのままでファイナルラップに入り、隊列は粛々とチェカードフラッグの下を通過した。トップ酒井と2位光山の差は0.802秒。あまりに遠い0.8秒だ。3番手は石井、FJ1500の3位だ。4番手S-FJ優勝の切替、これで開幕から6連勝だ。5番手FJ1500の4位鈴木、6番手S-FJ2位の須藤、前回の3位から1段表彰台を上がって、大会前の右足負傷で松葉杖をついて歩き回る前田代表の期待に応えた。7番手S-FJ3位の秋山、マスターズクラスの優勝でもある。マスターズクラスの2位は総合9番手の山本、クラス3位は総合10番手の青合正博(HERO'S RnSports)という結果となった。アクシデントから再スタートした宇高は1周減算の17番手にドロップ。これによりデビュー戦のヒロアキが総合14番手S-FJの7位、長坂は16番手でS-FJ9位という結果でフィニッシュした。

 S-FJは今回の優勝でJAF筑波/富士選手権の方は切替が120ポイント、今回DNFに終わった内藤が57ポイントのままで、残り3戦を内藤が全勝しても届かず切替のチャンピオンが確定した。また筑波ラウンドのみでカウントされる筑波シリーズの方も80対35で切替のチャンピオンが確定となった。FJ1500については酒井が95ポイント、光山78ポイントで、こちらはまだ逆転の目がある。

 筑波/富士S-FJ/FJ1500選手権第7戦は9月27日に筑波サーキットで行われる。S-FJのチャンピオンは決まったが2位以下の争いはまだ僅差だ。そしてFJ1500は誰が酒井を止めるかに注目だ。

S-FJ:内藤大輝と相田有羽音の争い

FJ1500:決勝2位は光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

FJ1500:決勝3位は石井大雅(ファーストガレージKK-F)

S-FJ:決勝2位は須藤叶多(ELEVレーシングKKSII制動屋)

S-FJ:決勝3位は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

FJ1500:優勝した酒井翔太(ファーストガレージ)

ジャパンリーグの表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2026/09/02) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJ筑波・富士選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosNoMClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
152FJ15001酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
1822'06.696--
277FJ15002光山 勇正Fガレージ丸和精光KK-F
MYST KK-F
1822'07.498 0.802 0.802
348FJ15003石井 大雅ファーストガレージKK-F
MYST KK-F
1822'08.148 1.452 0.650
451S-FJ1切替 悠喜ファーストガレージRSD制動屋
MYST KK-S2
1822'08.845 2.149 0.697
514FJ15004鈴木 大翔ZAP SPEED KK-F
MYST KK-F
1822'08.845 2.149 0.000
672S-FJ2須藤 叶多ELEVレーシングKKSII制動屋
MYST KK-S2
1822'10.327 3.631 1.482
73MS-FJ3秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
1822'11.313 4.617 0.986
815S-FJ4相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1822'11.515 4.819 0.202
987MFJ15005山本 龍おさきにどうぞ☆KK-F
MYST KK-F
1822'11.862 5.166 0.347
1016MFJ15006青合 正博HERO'S RnーSPORTS
MYST KK-F
1822'12.338 5.642 0.476
1139MS-FJ5池田 悠亮トップランクスーパーウィンズ
MYST KK-S2
1822'13.798 7.102 1.460
1213FJ15007クリストファー・デワンInfernoR. KK-F
MYST KK-F
1822'14.647 7.951 0.849
1391S-FJ6鶴岡 嵩政EVEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1822'14.905 8.209 0.258
148MS-FJ7ヒロアキZAPミスタータイヤマン綾瀬
TOKYO R&D RD10V
1822'15.856 9.160 0.951
154MS-FJ8古里 拓HOLOSレヴレーシング
MYST KK-F
1822'16.114 9.418 0.258
1611S-FJ9長坂 圭一郎ARFラブカEIJ☆RD10V
TOKYO R&D RD10V
1722'10.1331Lap 1Lap
17*23S-FJ10宇高 希テイクエヌエーティー
TOKYO R&D RD10V
1522'16.6423Laps2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
-22S-FJ-内藤 大輝RaiseUP GO&FUN
MYST KK-S2
1313'04.7675Laps2Laps
  • Fastest Lap(FJ1500): CarNo. 52 酒井翔太(ファーストガレージ) 58.058 (7/18) 126.804 km/h
  • Fastest Lap(S-FJ): CarNo. 51 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)58.620 (12/18) 125.589 km/h
  • CarNo. 23は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.b(危険なドライブ行為)により、1周減算とした。

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選ドライバーコメント FJ1500:2位・光山勇正「ポテンシャルはあったと思うので、そこが出し切れていない」  S-FJ:ポールポジション・切替悠喜「僕は総合も取りたい」

FJ1500

ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージ)57秒889

FJ1500:ポールポジションを獲得した酒井翔太(ファーストガレージ)

 「路面温度も低いし、とりあえず(タイヤを)ガンガン暖めていく方が良いかないう感じで序盤から飛ばしていったのですが、思っている以上に集団の最後尾に追いつくのが早くて。力を出し切ったかと言われればそうではなかったです。無事にポールは取れたので、そこはよかったと思います。決勝は普通にスタート切って、序盤からペースはあると思うので、しっかりミスなく勝てればなと思います」

2位 光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)58秒143(+0.254秒)

FJ1500:予選2位の光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

 「前の大会から比べると、けっこう成長できたので、走りはすごく良くなったと思います。でもやはり一発のタイムを出すというのが、もうちょっと足りないのかなとは思います。ちょっと前に引っかかったりもしていたのでもうちょっと(タイムを)上げられるポテンシャルはあったと思うので、そこが出し切れていないです」

3位 鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)58秒530(+0.641秒)

FJ1500:予選3位の鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)

 「最初ちょっと走りが微妙で、そこを改善していく予選だったので、それが『改善できた、これからだ』という時に赤旗だったので、そこは不完全燃焼ですね。もっとタイムは出せたと思います。他の人たちが1速をつかっているところとかタイムを上げられる余地がありましたので、決勝はけっこうワクワクしています」

スーパーFJ

ポールポジション 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)58秒287

S-FJ:ポールポジションを獲得した切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

 「赤旗がなければ(総合の)2番手には行けたかなというところでした。トップ(のタイム)はちょっと見えないのですが、行けるだけ行きたかったなというところですが、それもレースなので。決勝に向けて2列目なので、スタートで最低2番手に上がってトップに並べたらいいなと思います。チャンピオンの事はあまり考えずに、目の前のレースに集中して、守りのレースにはなりたくないので、攻めの姿勢で。僕は総合も取りたいので、そこを狙って行きたいです」

2位 須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)58秒639(+0.352秒)

S-FJ:予選2位の須藤叶多(ELEVレーシングKKSII制動屋)

 「路面もよくて、クルマもよかったのですが、合わせきれる前に赤旗で終わってしまって。けっこう悔しい予選でした。タイムはもっと行けそうでした。決勝は今回台数が多いから、あまりバトルしたくないですが(笑)、絡みそうです。切替選手のタイムはクルマ的には見えていて、後は運転をもっと合わせ込めれば行けるかなと思います」

3位 秋山健也(スーパーウインズKKS2)マスターズクラストップ 58秒865(+0.578秒)

S-FJ:予選3位の秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

 「もうちょっとタイムは行けたかなと思いますが、途中で1回スピンしてしまって(苦笑)。路面はほぼドライでしたし、決勝は何とか巻き返していきます」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選 FJ1500は酒井翔太、S-FJは切替悠喜がポールポジションを獲得

FJ1500:ポールポジションは酒井翔太(ファーストガレージ)

S-FJ:ポールポジションは切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

 2026JAF筑波/富士スーパーFJ(S-FJ)/FJ1500選手権シリーズ第6戦公式予選が8月30日(日)に筑波サーキット開催され、FJ1500は酒井翔太(ファーストガレージ)、S-FJは切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)がそれぞれポールポジションを獲得した。

 6月21日富士での第5戦から2カ月のインターバルで開催の第6戦。全9戦の筑波/富士もいよいよ後半戦となる。FJ1500は3勝と2位1回の酒井翔太が第1戦優勝の鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)に14ポイントの差でシリーズ首位につけている。一方S-FJは開幕から5連勝と圧倒的なパフォーマンスを見せる切替悠喜が100ポイントで2番手内藤大輝(RaiseUP GO&FUN)に43ポイント差をつけており、本大会で切替が優勝した場合、内藤が3位以内に入らないと切替のチャンピオンが確定してしまう(手元計算)。

 なお本大会は全国の各サーキットを転戦して争われる「FJジャパンリーグ」の第5戦としても位置付けられている。ここまで岡山、富士、菅生で4戦を終えて酒井がトップに立っている。

 20分間の予選は定刻の午前8時20分にコースオープン。筑波シリーズは規定によって前戦の成績順にコースインの為、5月の第3戦総合トップの酒井翔太を先頭に18台がコースインする。筑波サーキットは朝から曇り空で気温21.8度、路面温度27.1度と最近までの猛暑から一転、涼しい気候となった。前日に降った雨の痕跡が僅かに残っているが路面はドライコンディションだ。

 各車路面を確かめるようにウォームアップを行い、3分経過の計測2周目、酒井が58秒824のトップタイム。2番手に58秒864のFJ1500光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)、3番手切替59秒062、4番手FJ1500の鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)が59秒478、5番手内藤59秒554、6番手FJ1500の山本龍(おさきにどうぞ☆KK-F)59秒609と続いている。S-FJ3番手は総合7位の須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)だ。

 残り時間16分、光山が58秒645のトップタイム。FJ1500でランキング2位につけている光山だが、表彰台ではつねに自分より上位にいる酒井に対する意識は並々ならぬものがある。そしてもう一人、S-FJでどこまでFJ1500を喰うことができるかがテーマの切替がこのタイミングで58秒645と光山と全くの同タイム。それぞれ酒井を上回る。

 しかしこれを座視する酒井ではなく、続く周回で58秒430を出してトップの座を奪い返す。光山58秒498で2番手、切替3番手に続いて鈴木が58秒886で続き、5番手には須藤が59秒132でS-FJの2位につけている。さらにここに割り込んできたのが、久しぶりで筑波のレースに参戦の石井大雅(ファーストガレージKK-F)58秒919で5番手。3月のもてぎで以来となるFJ1500だがブランクはないようだ。

 残り14分、酒井はトップタイムを57秒889まで引き上げて、自身が5月にマークしたコースレコード「57秒746」に迫る。2番手光山は58秒269、酒井とは0.380秒の差、3番手切替は58秒645で依然としてS-FJのトップだ。後方では序盤ウォームアップに時間をかけていたのか下位にいた相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)が58秒935とS-FJ2位のタイムで総合6番手へと浮上する。

 ここから光山と切替はそれぞれ自己ベストを短縮するが酒井には届かない。残り12分にはS-FJのランキング2位で何としても本大会での切替のチャンピオンを阻止したいであろう内藤が58秒944で総合6番手、S-FJの3位へ。

 残り11分、トップグループのタイム更新が止まる中で、須藤が58秒639とS-FJ2位のタイムで総合5番手へ。そして存在感を見せているのがS-FJマスターズクラスの秋山健也(スーパーウインズKKS2)で、FJ1500の山本を上回る59秒194の総合9番手、さらに後半戦に入る残り10分直前には58秒865で総合7番手、S-FJとしても3位となるタイムを出す。マスターズクラスではもちろんトップだ。

 ここで総合12番手につけていたFJ1500のデワンクリストファー(InfernoR.KK-F)が第1ヘアピンでアウト側に飛び出し、スポンジバリア手前で止まったがグラベルにはまってしまう。マシン回収の為に赤旗が提示され予選はストップ。予選後にデワン本人に聞いたところ、S字通過中に左リヤサスペンションのボルトが折れてコントロール不能になりスピンしたとのことで、本人はダメージなし。パーツもあるので決勝までに修復可能だという。

 ここまでの順位はトップ酒井、2番手光山、3番手切替(S-FJ1位)鈴木、5番手須藤(S-FJ2位)6番手石井、7番手秋山(S-FJ3位/マスターズクラストップ)となっている。20数年ぶりにこのクラスに参戦のヒロアキ(ZAP ミスタータイヤマン綾瀬)は17番手、そしてS-FJ初レースの長坂圭一郎(ARFラブカEIJ☆RD10V)は18番手、共にまだ1分が切れていない。

 デワンのマシン回収に時間を要し、再度コースオープンになったのは午前8時37分、残り時間2分10秒というタイミングのためかトップ酒井はコースインせず。一方コースインした車両の中でもタイムアップするマシンは無くチェカードフラッグが振られて予選は終了した。順位は赤旗前のまま変わらず。FJ1500の酒井がポールポジション、同じくFJ15002位の光山がフロントロウに並び、S-FJトップの切替が3番グリッド。4番手は鈴木だったが赤旗時の追い越しがあったためペナルティで2グリッド降格。そのためS-FJ2位の須藤が4番グリッドにつき、5番グリッドにFJ1500の石井、鈴木が6番グリッドとなった。マスターズクラスはS-FJの秋山が7番グリッド、FJ1500の山本が10番グリッドにつく。

 スーパーFJ/FJ1500の決勝は午前11時5分スタート予定開始予定。FJ1500は酒井を目標に戦う光山が勝機を見いだせるか、S-FJはチャンピオンに王手の切替に上り調子の須藤が挑めるか注目だ。

FJ1500:予選2位は光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

FJ1500:予選3位は鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)

S-FJ:予選2位は須藤叶多(ELEVレーシングKKSII制動屋)

S-FJ:予選3位は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

FJ1500:コースアウトするクリストファー・デワン(InfernoR. KK-F)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2026/08/30) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJ筑波・富士選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosMClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
152FJ15001酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
57.889--127.174
277FJ15002光山 勇正Fガレージ丸和精光KK-F
MYST KK-F
58.143 0.254 0.254126.619
351S-FJ1切替 悠喜ファーストガレージRSD制動屋
MYST KK-S2
58.287 0.398 0.144126.306
4*14FJ15003鈴木 大翔ZAP SPEED KK-F
MYST KK-F
58.530 0.641 0.243125.782
572S-FJ2須藤 叶多ELEVレーシングKKSII制動屋
MYST KK-S2
58.639 0.750 0.109125.548
648FJ15004石井 大雅ファーストガレージKK-F
MYST KK-F
58.738 0.849 0.099125.336
73MS-FJ3秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
58.865 0.976 0.127125.066
815S-FJ4相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.935 1.046 0.070124.917
922S-FJ5内藤 大輝RaiseUP GO&FUN
MYST KK-S2
58.944 1.055 0.009124.898
1087MFJ15005山本 龍おさきにどうぞ☆KK-F
MYST KK-F
59.049 1.160 0.105124.676
1123S-FJ6宇高 希テイクエヌエーティー
TOKYO R&D RD10V
59.339 1.450 0.290124.067
1213FJ15006クリストファー・デワンInfernoR. KK-F
MYST KK-F
59.518 1.629 0.179123.694
1316MFJ15007青合 正博HERO'S RnーSPORTS
MYST KK-F
59.623 1.734 0.105123.476
1439MS-FJ7池田 悠亮トップランクスーパーウィンズ
MYST KK-S2
59.784 1.895 0.161123.143
154MS-FJ8古里 拓HOLOSレヴレーシング
MYST KK-F
59.943 2.054 0.159122.817
1691S-FJ9鶴岡 嵩政EVEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'00.139 2.250 0.196122.416
178MS-FJ10ヒロアキZAPミスタータイヤマン綾瀬
TOKYO R&D RD10V
1'00.354 2.465 0.215121.980
1811S-FJ11長坂 圭一郎ARFラブカEIJ☆RD10V
TOKYO R&D RD10V
1'01.209 3.320 0.855120.276
---- 以上基準タイム(130% - FJ1500: 1'15.643 / S-FJ: 1'16.176)予選通過 ----
  • CarNo. 14は、筑波サーキット一般競技規則第17条3(赤旗時追い越し)により、2グリッド降格とする。

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波注目選手にインタビュー 8号車・ヒロアキ「25年ぶりのレース」 11号車・長坂圭一郎「失うものはない(笑)」

 2026年JAF筑波・富士FJ1500/スーパーFJ選手権第6戦では2名の新人がスーパーFJでのレースにデビューする。予選の直後にショートインタビューを行った。

ヒロアキ(ZAPミスタータイヤマン綾瀬)

 8号車「ZAP ミスタータイヤマン綾瀬」をドライブするヒロアキはマスターズクラスに出場の51歳。

 --再デビューだと聞いているが?

 「25年ぶりのレースです。26歳くらいの時にFJ1600にZAP SPEEDから仙台ハイランドの大会に出たのですが、予算の都合でスポットで1回出ただけで。翌年フル参加したかったのですが、若い時は練習でお金使い切ってしまって出られなかったです」

 --再デビューに向けた練習は?

 「10か月くらい練習したのですが、当時と比べたら体力もないのでまだまだ。今回急遽出ることになったのですが、もうちょっとペース上げて行きたいなと。当時のところまでは戻れないかもしれませんが」

 --予選はどうだった?

 「もっと早い時間にタイム上げられるように、今日は(ペース)上げる前に予選終わってしまったので。皆さんもっと早いタイミングでタイム出していて、自分は練習でも後半にタイムが出る方で、もっと早くダイムを出せたらよかったなと、ちょっとまだ不完全燃焼です(笑)。タイム的には『こんなものかな』という感じです」

長坂圭一郎(ARFラブカEIJ☆RD10V)

 11号車「ARFラブカEIJ☆RD10V」の長坂圭一郎はこれまでハコでのレース実績がある。

 --今までのレースキャリアは?

 「ロードスターのN1、パーティーレース、Vitzレースを経て今に至ります。フォーミュラは初めてです」

 --フォーミュラの感触はどう?

 「ハコよりはブレーキもシビアですし、まだ勉強中というところですね」

 --練習はどのくらい?

 「そこそこは。でもまだ練習不足だなとはいう気はしますが」

 --今日の予選タイムの感想?

 「練習とほぼ変わらない感じで、それよりちょっと良いくらいなので、こんなものかなという印象です。決勝は天候次第なところがありますので、そこは様子見ながら。ただ失うものはないので(笑)、行けることろまでは頑張ってみようかなと思います」

 方や四半世紀ぶりのレース挑戦、こなたハコ車レースからの転身と、ティーンエイジャー達とは違った経路でのFJレース参戦。まずは楽しんでもらいたい。

ヒロアキ(ZAPミスタータイヤマン綾瀬)

長坂圭一郎(ARFラブカEIJ☆RD10V)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

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