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2026年9月

KYOJO CUP

第3戦富士ファイナル結果

富士チャンピオンレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2026/09/06) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2026 KYOJO CUP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
186下野 璃央Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01
Dr.Dry Racing Team
1533'22.737--
239富下 李央菜OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1533'25.497 2.760 2.760
336斎藤 愛未SCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1533'26.115 3.378 0.618
410ジョアンヌ・チコンテFLEET KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1533'30.660 7.923 4.545
53松井 沙羅KeePer KONDO RACING KC-MG01
KONDO RACING
1533'38.55415.817 7.894
611ペイジ・ラダッツ富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1533'40.71317.976 2.159
738佐藤 こころOPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1533'42.16419.427 1.451
88佐々木 藍咲nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1533'45.37722.640 3.213
932金本 きれいミハラ自動車エムクラフトKC-MG01
MIHARA RACING TEAM
1533'46.82524.088 1.448
1037ハナ・バートンSCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1533'53.90531.168 7.080
1117白石 いつもTeam ReFa Aira KC-MG01
AIWIN
1533'55.08832.351 1.183
1233岩岡 万梨恵FUKUDA racing KC-MG01
FUKUDA racing
1534'04.20941.472 9.121
1335シタルウイ・リムナンタラックINGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1534'04.97642.239 0.767
1412いとう りな富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1534'05.91243.175 0.936
1557ジャオ ユンチェンATEAM Buzz Racing KC-MG01
Buzz Racing
1534'20.64857.91114.736
169ケルシー・ピンコウスキーVINIA KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1534'54.3001'31.56333.652
1718三浦 愛Team ReFa KC-MG01
AIWIN
1228'11.9073Laps3Laps
1887山本 龍ARF☆お先にどうぞ☆KC-MG01
Autolook Racing
1126'55.3254Laps1Lap
197翁長 実希nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1023'57.5015Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastst Lap: CarNo. 10 ジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01)/ CarNo. 39 富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01) 1'56.983 (10/15) 140.420 km/h

KYOJO CUP

第3戦富士ファイナル 天候の悪化が予想されるためスタート時刻を午後2時20分に前倒し

 富士スピードウェイは本日、午後3時20分より行われる予定だった第3戦KYOJO CUPファイナルのスタート時刻を、天候の悪化か予想されるため午後2時20分に変更すると発表した。

 富士スピードウェイ早朝より雨が降り続いている。午前9時10分開始の86/BRZプロクラスはオンタイムで実施されたが、この後、天候の悪化が予想されるためピットウォークを中止とし、以後のスケジュールを55分~60分間前倒しすると発表した。

 このためKYOJO CUPファイナルのコースインは午後1時50分、スタート時刻は2時20分となった。

 なおこの後も天候の状況により、さらに変更になる可能性があるとしている。

Text: Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士スプリントドライバーコメント 優勝・富下李央菜「自分のペースにもっていけた」

優勝 富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

 「スタートは、あまりミラーを見てなかったんですけど、抜かれることなく1周戻ってこられたのがすごく大きかったです。その後も仕掛けられたりしててちょっと不安はありましたが引き離すことができました。そこから自分のペースに持っていけたので良かったです」

 「途中、黒白が出ていたので、ちょっと落として安全に走りました」

 「明日もポールからですが、雨かもしれないので、スピンとかしてリタイアとかにならないように、安全に走りしっかりポイント持って帰ってきたいです」

2位 下野璃央(Dr.Dry Racing Team)

 「スタートはグリッドが濡れていたので不安だったんですが、思ってたより良いスタートが切れました。1コーナーでアウト側から抜けるかと思ったんですが、ちょっと無理でしたね」

 「そこからはついていくのに必死でした。富下選手のワンミスを狙っていたんですが、なかなかミスしてくれませんでした」

 「明日は、今のところ雨予報なんですけど、できればスタンディングスタートがいと思っています」

3位 斎藤愛未(TOM'S KYOJO)

 「スタート直後は、ちょっとうまく行かなくて、1台に抜かれてしまいました。その後取り返せて、スタート位置には戻ってこられたので、まずまずというところです。ちょっと悔しい部分もありますが」

 「ただ思いのほか抜くのに時間かかったので、そこは帰ってから研究します」

 「明日は雨になるので、展開は変わると思いますが、落ち着いていきたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士スプリント 富下李央菜がポールトゥウインで今季3勝目

富下李央菜と下野璃央のトップ争い

 KYOJO CUP第3戦は9月5日、富士スピードウェイでスプリントレースを行い、ポールポジションからスタートした富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)がそのまま逃げ切り優勝した。

 10周で行われるスプリントは午後2時20分にフォーメーションラップが始まった。予選後から雨は落ちていないが曇り空のためトラックは完全に乾かず、コースにはところどころウエットパッチが残る。スターティンググリッドのイン側にもウェットパッチがあり、イン側ドライバーのスタートに影響を与えるかも知れない。

スタート直後のヘアピン

 ポールポジションの富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)はマシンをインに振りトップで1コーナーへ向かう。予選2位の下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)はアウトから富下に並びかけ、コカコーラコーナーまで併走するが、ここは富下が下野を押さえて立ち上がりで前に立つ。3位には斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)が続くが、背後から佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が襲いかかる。佐々木は100Rで斎藤にアウトから並びかけると、ヘアピンでインから攻略、3位に浮上した。

 5位には予選8位からジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01)が浮上したが、ダンロップ立ち上がりで松井沙羅(KeePer KONDO RACING KC-MG01)がチコンテをパスして5位に上がった。

 1周目、トップで戻ってきたのは富下。背後の下野は0秒3差。そこから1秒遅れて3位に佐々木、4位斎藤、5位松井、6位チコンテ、7位三浦愛(Team ReFa KC-MG01)、8位ペイジ・ラダッツ(富士山静岡レーシングKC-MG01)、9位金本きれい(ミハラ自動車エムクラフトKC-MG01)、10位シタルウイ・リムナンタラック(INGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01)が続く。

 2周目の1コーナーでも2位の下野がアウトから富下が並べかけようとするが、ここも富下が隙を見せず、攻略ならず。ここから富下は下野とのギャップを徐々に広げ始める。

 3周目、6位を走るチコンテが1コーナーで松井を捉えて5位に上がる。予選15位と振るわなかった佐藤こころ(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)は10位まで上がってきた。

 5周目、トップ5台は0秒7~1秒程度の差でほぼ等間隔。6位松井は徐々に遅れ始め、背後には三浦と佐藤が迫ってきた。

 7周目、トップ富下は下野を1秒2離し安全圏に。3位佐々木の後ろには斎藤が迫ってきた。8位の佐藤は三浦を捉えて7位に上がる。

 9周目、4位を走る斎藤が1コーナーでアウトから佐々木を攻略、3位に上がった。

 10周目ファイナルラップ、トップ富下は下野とのギャップを保ち優勝。開幕戦のスプリント/ファイナルに続き今季3勝目を飾った。2位には下野が、3位には斎藤が入った。4位の佐々木は1コーナーでチコンテにパスされ、チコンテ4位、佐々木5位の順でゴール。6位の松井も佐藤にパスされ、6位佐藤、7位松井となった。8位に三浦が、9位にラダッツ、10位に金本が続いた。

 ポイントランキングでは、3位に入った斎藤が54ポイントとして依然としてトップだが、優勝した富下が52ポイントと2ポイント差に迫ってきた。3位がチコンテで41ポイントとなっている。

 ファイナルレースは明日6日午後3時20分より15周で行われる。予報は雨、雨量によっては開催も危ぶまれ、レースが行われても波乱含みの展開となりそうだ。

斎藤愛未、松井沙羅、ジョアンヌ・チコンテの4位争い

優勝は富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)

スプリント2位は下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)

スプリント3位は斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)

表彰式

Text: Photo: Yoshinori OHNISHI
Photo: Ayumi NAGAMI
Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士スプリント結果

富士チャンピオンレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2026/09/05) Sprint Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 KYOJO CUP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
139富下 李央菜OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1017'45.932--
286下野 璃央Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01
Dr.Dry Racing Team
1017'47.043 1.111 1.111
336斎藤 愛未SCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1017'49.786 3.854 2.743
410ジョアンヌ・チコンテFLEET KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1017'50.321 4.389 0.535
58佐々木 藍咲nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1017'51.127 5.195 0.806
638佐藤 こころOPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1017'53.289 7.357 2.162
73松井 沙羅KeePer KONDO RACING KC-MG01
KONDO RACING
1017'54.135 8.203 0.846
818三浦 愛Team ReFa KC-MG01
AIWIN
1017'55.460 9.528 1.325
911ペイジ・ラダッツ富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1017'55.915 9.983 0.455
1032金本 きれいミハラ自動車エムクラフトKC-MG01
MIHARA RACING TEAM
1017'58.06112.129 2.146
1137ハナ・バートンSCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1017'58.75812.826 0.697
12*7翁長 実希nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1018'02.19116.259 3.433
1317白石 いつもTeam ReFa Aira KC-MG01
AIWIN
1018'02.34316.411 0.152
1435シタルウイ・リムナンタラックINGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1018'03.70717.775 1.364
1587山本 龍ARF☆お先にどうぞ☆KC-MG01
Autolook Racing
1018'16.96231.03013.255
1612いとう りな富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1018'17.00231.070 0.040
1757ジャオ ユンチェンATEAM Buzz Racing KC-MG01
Buzz Racing
1018'19.28433.352 2.282
189ケルシー・ピンコウスキーVINIA KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1018'22.09436.162 2.810
1933岩岡 万梨恵FUKUDA racing KC-MG01
FUKUDA racing
1018'32.03846.106 9.944
---- 以上規定周回数(70% - 7 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 10 ジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01) 1'46.077 (10/10) 154.857 km/h
  • CarNo. 7は、富士スピードウェイ一般競技規則第8章第28条4.4.d(スタート進行要領)違反により、タイムペナルティー5秒を科した。

KYOJO CUP

第3戦富士公式予選 ポールポジション・富下李央菜「しっかり一周まとめて帰ってこられた」

ポールポジションを獲得した富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

ポールポジション 富下李央菜(INGING MOTORSPORT)

 「今回は、予選を走り出してみてみたら結構路面が濡れてて、そこはちょっと不安だったんですけど、最後の最後にほぼ乾いてたので、そこに向けてしっかり一周まとめて帰ってこられたっていうのが大きかったです」

 「最後まで結構ヒヤヒヤしてました。完璧じゃなくて80%ぐらいでした。ちょっと濡れてるところ走ってロスしちゃってたので、不安だったんですけど、無事にトップタイムでよかったです」

 「スプリントは、この後天気どうなるかわからないんですが、安全に走ってしっかりポイント持って帰れるように頑張りたいです」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

KYOJO CUP

第3戦富士公式予選 富下李央菜が土壇場で逆転PP 下野璃央との一騎打ちを制す

ポールポジションは富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)

 KYOJO CUP第3戦は9月5日、富士スピードウェイで公式予選を行い、土壇場で逆転した富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前9時25分より20分間で行われた。日本列島は東シナ海で迷走する台風24号に刺激された前線の影響で各地で災害級の大雨に見舞われているが、ここ富士スピードウェイは厚い雲に覆われてはいるものの曇り。早朝に雨が落ちたかトラックはダンプコンディションだ。

 ハナ・バートン(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)を先頭に各車コースイン。斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)はピットでのステイを選択した。

 セッションは路面が徐々に乾いていくなかで進行した。序盤から終盤にかけて予選を支配したのは、先週SUGOで行われたフォーミュラリージョナルで優勝し、波に乗る下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)だ。

 まずは3周目に1分49秒916と2位以下を圧倒するタイムでトップに立つと、残り5分で46秒408までタイムを縮めトップに君臨。この時点で2位を1秒ちぎっている。

 残り3分、路面が乾いてくると下野の勢いに陰りが見え始める。2位には1分47秒038で富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)が上がってきた。それでもまだ差は0秒6ほどだ。

 さらに残り2分、佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が1分46秒891で2位に浮上。富下は3位にドロップした。

 残り1分半、下野はさらにタイム更新を狙い、各セクター自己ベストをたたき出しながら通過、タイムは1分46秒365までアップ。これに対抗したのが富下で46秒465まで更新し、下野に0秒1差まで迫る2位に浮上。

 最終計測ラップは下野と富下の一騎打ちとなった。最初にタイムを更新したのは富下で1分46秒106でついにトップに立った。下野も負けじとセクター1、2とも富下を上回るタイムで通過、しかしセクター3でタイムが伸びず、46秒252。土壇場で富下に逆転され2位で予選を終えた。

 3位にはコースインを送らせる作戦を採った斎藤が僅差で、4位には翁長実希(nat KDDP KC-MG01)が、5位には佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が、6位には松井沙羅(KeePer KONDO RACING KC-MG01)が続いた。

 スプリントは本日午後2時20分より10周で、ファイナルは明日6日午後3時20分より15周で行われる。

予選2位は下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)

予選3位は斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Ayumi NAGAMI

KYOJO CUP

第3戦富士公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2026/09/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 KYOJO CUP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
139富下 李央菜OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1'46.106--154.815
286下野 璃央Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01
Dr.Dry Racing Team
1'46.252 0.146 0.146154.602
336斎藤 愛未SCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1'46.294 0.188 0.042154.541
47翁長 実希nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1'46.535 0.429 0.241154.192
58佐々木 藍咲nat KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1'46.649 0.543 0.114154.027
63松井 沙羅KeePer KONDO RACING KC-MG01
KONDO RACING
1'46.752 0.646 0.103153.878
732金本 きれいミハラ自動車エムクラフトKC-MG01
MIHARA RACING TEAM
1'47.018 0.912 0.266153.496
810ジョアンヌ・チコンテFLEET KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1'47.086 0.980 0.068153.398
918三浦 愛Team ReFa KC-MG01
AIWIN
1'47.089 0.983 0.003153.394
1035シタルウイ・リムナンタラックINGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1'47.152 1.046 0.063153.304
1111ペイジ・ラダッツ富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1'47.259 1.153 0.107153.151
1237ハナ・バートンSCS TOM'S KYOJO KC-MG01
TOM'S KYOJO
1'47.567 1.461 0.308152.712
1317白石 いつもTeam ReFa Aira KC-MG01
AIWIN
1'47.641 1.535 0.074152.607
1433岩岡 万梨恵FUKUDA racing KC-MG01
FUKUDA racing
1'47.689 1.583 0.048152.539
1538佐藤 こころOPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01
INGING MOTORSPORT
1'48.348 2.242 0.659151.611
1612いとう りな富士山静岡レーシングKC-MG01
クボタモータースポーツ
1'48.525 2.419 0.177151.364
179ケルシー・ピンコウスキーVINIA KDDP KC-MG01
nat team KCMG
1'48.895 2.789 0.370150.850
18*57ジャオ ユンチェンATEAM Buzz Racing KC-MG01
Buzz Racing
1'49.854 3.748 0.959149.533
1987山本 龍ARF☆お先にどうぞ☆KC-MG01
Autolook Racing
1'50.076 3.970 0.222149.231
---- 以上基準タイム(130% - 2'18.082)予選通過 ----
  • CarNo. 57は、富士スピードウェイ一般競技規則第9章第40条2(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。

VITA筑波

第3戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・西濱康行「攻めてきたときにどうやって防ぐかなというのを気にしながら走った」

優勝 西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)

優勝した西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

 「無事に1勝目、VITAでは初優勝です。オオサワさんに対してペースは自分の方が勝っていると思っていたので、攻めてきたときにどうやって防ぐかな、というのを気にしながら走っていて。(序盤は)ミラーで見た感じ距離がありそうだったから、飛び込んでくるとあまり考えていなかったのですが、2周目からけっこう飛び込んできたので、少し防御しながら。3周目か4周目(筆者注:6周目の模様)に軽く接触して、スピンしかけたのを立て直して、それでオオサワさんも距離がひらいてしまって、後は自分のペースで走れました。一人で走っていることになるので、どれだけプッシュできるかな、というのを自分に命じまがら走りました。最後にちょっと雨が降ったので心配にはなりましたけど、完走できてよかったです」

2位 オオサワ ヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

決勝2位のオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

 「西濱さんについていったのですが、1回ちょっと無理して(インに)入ろうと思ったがコツンと当たってしまって。それで離れてしまって、ワンミスでもう取り戻すのが難しいですね。最終コーナーと第1コーナーで自分の方がちょっと速かったかなと思うのですが、後半戦になると苦しかったので、やっぱり難しいですね。序盤勝負でスタートに賭けていたのですが、ちょっと失敗してしまったから。バトルを楽しんでもらえたならば、自分も楽しかったので、よかったです」

3位 中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

決勝3位の中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

 「スタートの蹴り出しはよかったのですが、その後レブリミットに当ててしまって、順位通りのままでレース始まって。途中まで4位を走っていた山口にだいぶ突かれて、ヤバいと思っていたのですが、途中でスピンされたみたいで。その後は前とも後ろとも離れてしまって、その後は単独でした。初めて自分の力で表彰台に上がれました。第1戦も表彰台に乗れたのですが耐久で、チームメイト(三上潤)がめちゃめちゃ速かったおかげだったので。今日は自分の力でスプリント初表彰台だったので、とても嬉しいです。今後もがんばる励みになりますので、続けていきたいと思います」

4位 土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

決勝4位の土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

 「今までVITAレースに参戦して2年目になるのですが、4位は初めての順位で、ここまで行けるとは思っていなかったので、ホントに嬉しいです。山口さんと接近していて、向こうが目の前で回ったので、当たらなくてよかったです。そのあとはおぎねぇさんからがプレッシャーかけてきて、恐ろしかったです(苦笑)。あとちょっとミッションにトラブルが出て最終コーナーで4速に入らなくなることがあったのですが、最後まで走り切ることができてよかったです」

5位 おぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

決勝5位のおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

 「土屋を追い詰めていたのですが、やはり筑波は抜けないですね。得意なところと苦手なところがあって、それが明らかに違って(差が)詰まるのだけれど、決定的には行けない、というのがあるし。もうちょっと頑張って最終コーナーをベタベタに行ければ第1コーナーで、ということで、いろいろラインを変えて、立ち上がりで抜けないかなとか試しのですが、VITAは筑波では簡単には抜けないです。逆に向こうがミスをしてくれたら、チャンスもあると思って、離されないように、と。クルマは悪くなくて調子よく走れていたのですが、スタートが下手なもので(苦笑)。その分だけポジション落としてしまって、ラッキーもあって5位なので、そこはポジティブに。来週またKYOJOがあるので、無事故無違反で来週に繋げるというのが今回の目標だったところにおまけつきの5位なので、よかったです」

6位 HARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)

決勝6位のHARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)

 「これで3戦目になりますが、前回よりは走れたという感じがあります。セッティング変わったりしているので、慣れるのにちょっと練習機会が少ないので、習熟に時間を使ってしまったのがちょっと勿体なかったです。次の第4戦に向けて準備はして行こうかなと思います。最初の方に抜かないと、厳しかったのですが、(レースに)出るたびにどんどん順位が上がってきているので、次はもうちょっといい順位になるようにしたいと思っています。1周目にELEVのランディといい感じにバトルができたのですが、前回いいバトルした土屋とも戦いたかったのですが、おぎねぇさんと二人で行ってしまったので(笑)今回のバトルはちょっと微妙ですかね。次はいい感じに持っていきたいです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

VITA筑波

第3戦筑波決勝 西濱康行が初の優勝をポール・ツー・ウインで完遂

優勝は西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

 VITA筑波シリーズ第3戦決勝は8月30日(日)に行われ、初のポールポジションからスタートの西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)が、序盤のオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)からの猛追を振り切ると、その後は独走状態に持ち込んで完勝を飾った。

 決勝は定刻の12時13分フォーメーションラップ開始。天候は変わらず曇り。時折パラっと雨が落ちてくるがコースを濡らすほどではない。気温26.2度、路面温度38.8度というほどほどのドライコンディションだ。

 ポールシッターの西濱はスムーズに発進、2番手スタートのオオサワを突き放すように加速していく。蹴り出しがよかったのが3番グリッドの中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)で#オサワに接近する。後方では4番グリッド山口心愛(大和設備工業PJ VITA)、5番グリッドおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)、6番グリッド土屋伊津季(ディープレーシングVITA) が3ワイドで第1コーナーへとアプローチ。土屋がブレーキングでおぎねぇの前に出る。

 トップ西濱と2位オオサワはテール・ツー・ノーズで第1ヘアピンを通過。中島~山口~土屋~おぎねぇと続く。7位DANIELS JR RANDY(ELEVレーシングVITA01)のすぐ後方で、HARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)と中村大善(車楽生活&オカダ技研VITA)がバトル。RANDYがダンロップコーナー出口でややワイドになり失速。KOSO~中村に続いてTATSUYA OKAHARA(JcoレーシングVITA-UT)、小沼悠也(RaiseUP Vita01)もRANDYを仕留めて10位へ。

 スタートでの西濱攻略には失敗したオオサワだが、オープニングラップを0.160秒の差で終えると、西濱のテールに張り付いてプレッシャーをかけ続ける。2周目も0.186秒の差で3周目の第1コーナーでは西濱とオオサワがサイド・バイ・サイドの状態でターンイン。西濱がからくもトップの座を守る。その後ろで接戦なのが中島と山口の3位争いで、オープニングラップに0.451秒あった差が2周目0.286秒、3周目0.383秒差と縮まる。スタートで土屋にかわされたおぎねぇも反撃を開始。いったん1秒以上に離れた差を4周目には0.365秒差まで削り取る。

 5周目に西濱が1分3秒963のラップを刻むとその直後にオオサワが1分秒3秒869と本日のファステストラップを叩き出して両者の間合いは0.190秒。この2台のペースが圧倒的に速く、3位中島とは早くも3秒以上の差がついている。そしてここでバトルを続けていた中島と山口のラインが第1コーナーで交錯。山口が単独スピン、ただちにコースに復帰するが10位までポジションを落としてしまう。これで土屋が4位、おぎねぇ5位、KOSO6位。

 6周目、ここまでトップ西濱を追い回していたオオサワがややペースダウン、0.826秒と間合いが広がる。後で聞いたところ軽い接触があったようで、ここからオオサワは西濱に対して7周目0.963秒、8周目1.079秒、9周目1.423秒と、じわじわと離されて行く。

 後半戦に入り落ち着きを見せ始めたトップ争いに対して緊張の度を増していたのが、土屋とおぎねぇによる4位争いで、6周目に0.574秒あったギャップが、8周目0.473秒、11周目0.342秒と減っていく。ストレートの最高速でおぎねぇの方が時速2キロほど速く、そのためか第3セクターで土屋を上回っている。さらにスピンで10位までドロップした山口が持ち前のスピードで前を行く RANDYまで0.619秒差と接近、この2台が揃って8位のOKAHARAに対して0.5秒と肉迫している。

 12周目、トップ西濱は2位オオサワとの差を2.037秒とすると、安全圏内とみたかややペースを落とし、14周目1.778秒の間合いでファイナルラップへと入る。3位中島はそこから3.6秒離されて単独走行。土屋とおぎねぇによる4位争いは12周目に0.297秒差まで接近するがおぎねぇに決定打が出ない状況で、0.424秒差。後続では山口がRANDYを仕留めて、さらに8位OKAHARAを0.244秒差で追尾している。

 ファイナルラップも西濱の走りに乱れはなく、そのまま1.436秒の差を維持してトップでフィニッシュラインを通過。後半はオオサワを寄せ付けすに、キャリア初のポール・ツー・ウインを飾った。3位中島、土屋は最後までおぎねぇのプレッシャーに屈せず4位フィニッシュ。おぎねぇは5位、モットーの「無事故無違反」を守った。6位は KOSOが前半で上げた順位を守り切った。

 筑波VITAシリーズ第4戦は9月27日(日)開催予定。ここからが後半戦となり、チャンピオン争いはまだ混とんとしている。

決勝2位はオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

決勝3位は中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

決勝4位は土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

決勝5位はおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

決勝6位はHARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Kazuhiro NOINE

VITA筑波

第3戦筑波公式予選ドライバーコメント 5位・おぎねぇ「千分の1秒足りない」

ポールポジション 西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)1分3秒602

ポールポジションを獲得した西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

 「初めてのポールポジションです。前の方にはいたのですが、先頭になったことはなかったと思います。今週結膜炎になってしまって目があまり見えていなくて、本調子ではないのですが、やれるだけやります。タイムはもう少しいけたかなとは思うのですが、今の実力ではまとめられた方だと思います。もう少し後ろと差をつけてポール取りたかったと思っています。決勝はオオサワさんも中島さんもペースがいいので、前に行かれないように頑張ります」

2位 オオサワ ヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)1分3秒802(+0.200秒)

予選2位のオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

 「0.2秒差でした。『西濱さんを追いかけろ』でやってきていますので、近くになってはきたのですが。タイム的にはちょっと、まだまだですね。なかなか納得いく走りができていないです。タイムアップのポイントは練習では見えてきているのですが、本番だとできていなくて、そこが行けるようになればもっと(前に)行けると思います」

3位 中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)1分3秒875(+0.273秒)

予選3位の中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

 「走る順番もよかったので、西濱さんについて、なるべく行けるところまで行こうと思っていました。先週練習に来たのですが。その時ぜんぜんタイム出なかったのです。一昨日練習に来られなくて、今日はぶっつけ本番でありましたが、ショップの人に少しセッティングを変えていただいて、それもあってビーンズスポーツが2~3番手となって、自分はトップ3圏内が初なので、決勝もがんばります」

4位 山口心愛(大和設備工業PJ VITA)1分3秒914(+0.312秒)

予選4位の山口心愛(大和設備工業PJ VITA)

 「1回ピットインしてタイヤの空気圧を下げて、そこからダイムが出ました。あとはとにかく落ち着いて、遠くを見るようにしていました(笑)。いつも近くを見てしまうので。予選4位というのは初めてで、これまで最高のグリッドですのでけっこう緊張しています。みんな(タイムが)ほぼ変わらないので気をつけて、頑張ります」

5位 おぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)1分4秒001(+0.399秒)

予選5位のおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

 「千分の1秒足りないですね。(マシンに搭載の)メーターの予測タイムは1分3秒台に入っていたので、3秒9とか入るかなと思っていたのですが、ストレートに戻ってくると『4秒』とか出ていて(苦笑)。後半ほんの少しペースが遅い車がいて、スリップストリームにつけるかなと思ったら、最終コーナーが自分の方が速くて、結果(タイムを)稼げなかったのがあって、それが勿体なかったです。レースは周りもみなさん上手くなってきていて、去年、一昨年から始めている選手とかミスしなくなっていて、抜くのはちょっと大変なので表彰台は無理ですがこの位置にとどまっていられれば。後は無事故無違反で(笑)戻ってきたいです」

6位 土屋伊津季(ディープレーシングVITA)1分4秒202(+0.600秒)

予選6位の土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

 「特にミスとかなくて、自分としては出し切った予選でした。もう少し実力をつけて、速いタイム出せるようにしたいなと思いました。決勝に向けてずっと練習してきたので、その成果を出して、ひとつでも上の順位でフィニッシュできるように頑張りたいと思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

VITA筑波

第3戦筑波公式予選 西濱康行がキャリア初のポールポジションを獲得

ポールポジションは西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

 VITA筑波シリーズ第3戦予選は8月30日(日)に行われ、西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)がポールポジションを獲得した。

 全6戦で行われる筑波シリーズは5月の第2戦から約3カ月のインターバルで今回第3戦。時期的には猛暑を覚悟する季節だが、今回はむしろ涼しいぐらいの気候で、絶好のコンディションともいえる。エントリーは11台だ。

 15分間の予選は午前9時45分コースオープン。前日は時折雨が降っていた筑波サーキットだが今日は曇り空。気温22.8度、路面温度28.6度で、路面は部分的に湿った個所が見えるがほぼドライコンディション。筑波シリーズは規則によって第2戦2位の西濱(ETA 白波ワークス VITA)を先頭にコースインすると15分間のタイムアタックが開始された。

 ウオームアップを終えて計測1周目、まずはオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)が1分4秒324のトップタイム。しかし次の周回で西濱が4秒048でトップを奪い、2番手中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)4秒179、3番手土屋伊津季(ディープレーシングVITA)4秒202と続いて、オオサワは自己ベストを短縮するも4番手にドロップ。5番手山口心愛(大和設備工業PJ VITA)、6番手HARUKI KOSO(RaiseUP VITA01)と続く。

 西濱は順調にトップタイムを短縮。残り時間10分に1分3秒602と1分3秒台へ。オオサワも3秒802と0.2秒差に浮上。中島3秒875で3番手、土屋4秒202で4番手、山口4秒445の5番手に続いて6番手にはおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)が4秒515で上がってくる。おぎねぇの躍進は続き、4秒136で4番手へポジションアップ。さらにタイムを詰めて4秒001と1分3秒台は目の前で、残り時間は9分。後方では今回初のVITA参戦のTATSUYA OKAHARA(JcoレーシングVITA-UT)が4秒834で10番手から9番手にアップ。

 残り時間4分、上位陣はタイムが頭打ちになる中で、中村大善(車楽生活&オカダ技研VITA)が1分4秒493でKOSOを追い落として8番手へアップ。7番手のDANIELS JR RANDY(ELEVレーシングVITA01)に0.111秒差と迫っている。そしてVITAスプリントレース初見参の小沼悠也(RaiseUP Vita01)が自己ベストを1分5秒603まで短縮。

 残り3分、終盤にきて勢いがあるのが山口で、1分4秒160で5番手、土屋6番手にダウン。山口はさらに3秒914をマークしておぎねぇをも上回り4番手へ。

 15分間の予選が終了し、西濱がVITAで初めてというポールポジションを獲得、オオサワがフロントロウに並んだ。2列目は中島と山口、以下3列目おぎねぇと土屋、4列目RANDYと中村、5列目KOSOとOKAHARA、最後尾が小沼というグリッドとなった。

 決勝は12時15分スタート予定。初ポールシッターの西濱が勢いのままに逃げるか、オオサワがベテランの味で逆転するか。台風の目は4番グリッドの山口かもしれない。

予選2位はオオサワヨシアキ(ビーンズスポーツVITA)

予選3位は中島正之(ビーンズスポーツVITA2号車)

予選4位は山口心愛(大和設備工業PJ VITA)

予選5位はおぎねぇ(頑張れ熊本・IRC社員募集中)

予選6位は土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝ドライバーコメント FJ1500:3位・石井大雅「限界点を探るのに苦労した」 S-FJ:3位・秋山健也「追いつきそうで追いつけない」

FJ1500

優勝 酒井翔太(ファーストガレージ)

FJ1500:優勝した酒井翔太(ファーストガレージ)

 「優勝できてよかったです。スタートでトップに出て突き放すという展開も予定通りできましたが、最後SCランになってしまったのが残念ですね」

2位 光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

FJ1500:決勝2位の光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

 「酒井選手を(追うことを)目標にしていて、最低でも離されないようして行こうと思っていたのですが。スタートもミスしてしまって、そこからリズムが崩れたのを少しずつ戻していったのですが、悔しいです。(今回の学びは?)予選はもっと出し切れるのがわかったので、後はレースペースをもう少し、酒井君みたいにもっと上げられるように、というのが課題ですね」

3位 石井大雅(ファーストガレージKK-F)

FJ1500:決勝3位の石井大雅(ファーストガレージKK-F)

 「久しぶりの表彰台です、筑波では一昨年の9月以来です。FJ1500はもてぎでしか乗っていなかったのですが、普段FIA-F4を乗っているわけなので、その違いへの合わせ込みが甘かったなと思います。今回限界点を探るのに苦労した感じです。表彰台には乗りましたが、光山選手には負けているので、そこは課題ですし、先輩としては悔しいです」

スーパーFJ

優勝 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

S-FJ:優勝した切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

 「内容はなかなか納得いかなかったですが。光山君を抜こうとして第1ヘアピンでアウト側に行ったのが失敗で、石井君に抜かれてしまって。あそこで引くという選択肢はなかったのですが、抜かれた後の位置取りがよくなかったので。それが残念なことだったと思います。チャンピオン取れたので、筑波はもう出ずに、日本一決定戦に向けてもてぎに出るという感じです」

2位 須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)

S-FJ:決勝2位の須藤叶多(ELEVレーシングKKSII制動屋)

 「ペースがなくて、切替君に離されてしまったので、まだ課題の残る決勝でした。今後さらに練習して、12月の日本一決定戦に向けて課題がたくさんあるので、少しずつ向上していけたらなと思います」

3位 秋山健也(スーパーウインズKKS2)マスターズクラス優勝

S-FJ:決勝3位の秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

 「前に追いつきそうで追いつけなくて、なんとか抜きたかったのですが。横に出るくらいはやっていたのですが、(相手に)ミスもなかったので」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Junichi SEKINE
Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝 FJ1500は酒井翔太のワンマンショー S-FJは切替悠喜が優勝でチャンピオン確定

FJ1500:優勝は酒井翔太(ファーストガレージ)

S-FJ:優勝は切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

 2026JAF筑波/富士スーパーFJ(S-FJ)/FJ1500選手権シリーズ第6戦決勝が8月30日(日)に筑波サーキット開催され、18周のレースは14周目のクラッシュによりセーフティカー(SC)ランとなりそのまま18周を終えてフィニッシュ。FJ1500は酒井翔太(ファーストガレージ)、S-FJは切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)がそれぞれ2位以下をちぎる独走から優勝を飾り、切替は6連勝でJAF選手権のチャンピオンを早々に確定させた。

 決勝は午前11時3分フォーメーションラップ開始。朝から曇天の筑波サーキットはこの時間でも気温21.8度、路面温度27.1度と8月とは思えない涼しいドライコンディション。7台のFJ1500と11台のS-FJ、計18台がグリッドに並ぶ。予選でサスペンショントラブルからコースアウトしたFJ1500のデワン クリストファー(InfernoR.KK-F)もマシンの修復を終えて12番グリッドについた。レッドライトが消えてレーススタート。

決勝がスタートした

 ポールシッターの酒井は好スタートを切ってホールショットを奪ったのに対して、フロントロウに並んでいた光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)の蹴り出しがやや弱く、3番手スタートの切替が並びかけるように第1コーナーへアプローチ。切替がイン側から光山を差してターンする。さらに切替の背後に加速のよかった5番グリッドのFJ1500石井大雅(ファーストガレージKK-F)も続く。第2コーナーでは切替が前に出るが光山がS字で差し返して2番手のポジションを取り返す。切替と並んで4番グリッドから発進のS-FJ須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)は加速がやや鈍く、石井の先行を許すと第1コーナーでは6番手スタートの鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)にインを奪われてサイド・バイ・サイドとなるがS字で何とか鈴木を抑え込む。第1ヘアピンでは石井が切替のインに飛び込み前に出てダンロップコーナーへ。石井3番手、切替4番手。バックストレートでは須藤に鈴木が再度並びかけて最終コーナーをインに鈴木、アウトに須藤で抜けると、鈴木が僅かに先行するが、縁石ぎりぎりを通した須藤の加速がよい。

 後続のバトルをよそにトップ酒井はみるみるギャップを築き、1.346秒の差でオープニングラップを終える。2番手光山と3番手石井の差は0.412秒、そこから0.403秒差でS-FJトップの切替。気が付けばファーストガレージ勢がトップ4を独占している。最終コーナーから並走で5位を争う鈴木と須藤はコントロールライン上では0.000秒差。僅かに鈴木のノーズが前に出ているように見え、第1コーナーでは鈴木が先行する。

 トップに立った酒井は2周目1.800秒、3周目2.399秒、4周目ここまでの最速ラップ58秒077で2.907秒と着実にリードをひろげていく。S-FJのトップ、総合4番手の切替もS-FJ2位の須藤との差を2.236秒としており、総合6番手の須藤は逆にS-FJ3位の秋山健也(スーパーウインズKKS2)から0.341秒差と迫られている。さらに後方では相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)と内藤大輝(RaiseUP GO&FUN)のS-FJ勢がバトル。相田8番手、内藤9番手からのスタートで、オープニングラップに内藤が間をオーバーテイクするも相田がテール・ツー・ノーズで追随、2周目のコントロールラインでは内藤に並びかけて0.000秒差で通過。3周目もリプレイを見るように0.000秒差でコントロールラインを通過すると4周目に相田が逆転、総合8番手S-FJ4位のポジションを奪い返す。

 かねてより「ライバルはFJ1500勢」を公言している切替は言葉通り3番手を走る石井に対して4周目0.412秒差、6周目0.449秒差とプレッシャーをかけ続けている。相田とのバトルに敗れた内藤は勢いがなくなり、6周目に山本龍(おさきにどうぞ☆KK-F)にもオーバーテイクを許しこれで山本総合9番手、内藤10番手。

 酒井は7周目に58秒058のファステストラップを出してリードは4.264秒、さらに8周目5.006秒まで拡大。既に主戦場がFIA-F4にある酒井にとって、FJ1500は格の違いを見せる場か。今回S-FJ初レースのヒロアキ(ZAP ミスタータイヤマン綾瀬)と長坂圭一郎(ARFラブカEIJ☆RD10V)はそれぞれ17番手、18番手からスタートしてここまで順位は変わらずだが順調に走行を重ねている。9周目には総合12位を走行していた古里拓(HOLOSレヴレーシング)がポジションを落として、これでヒロアキ16番手にアップ。

 10周目に入りレースは後半戦。順位はやや落ち着きを見せるが総合3番手石井と4番手切替は0.601秒差、さらに5番手鈴木も0.477秒差と接近戦。そこから5秒とやや離れるが、須藤対秋山、さらに相田も交えた総合6番手、S-FJの2位争いも0.7秒以内に3台が連なっている状態だ。

 その後も酒井は手綱を緩めることなく2番手光山との差を11周目6.492秒、13周目7.040秒とひとり旅状態。S-FJトップの切替も石井を攻めあぐねてはいるものの、同じS-FJの2位須藤に対しては7.379秒差とこちらも大きく引き離している。

 総合10番手までポジションを落としていた内藤に今度は同じS-FJの宇高が接近。6周目に0.715秒だった差を宇高がじわじわと削りって10周目には0.471秒差、13周目のコントロールライン上では0.179秒差とテール・ツー・ノーズ状態で14周目へ。ここが勝負どころとみたか第1コーナーへの進入で宇高が仕掛けるが両車接触、揃ってコースアウトしてしまう。後から関係者に聞いた話を総合すると、第1コーナーへはアウト側に内藤、イン側に宇高がつけてターンイン、やや前に出ていた内藤の右リヤタイヤと宇高のフロントウイングが接触したようだ。宇高はコースに復帰し走行を続けたが内藤はアウト側でストップしてしまう。

 これでSCの投入が宣言され、15周目を終えたところで酒井を先頭にした隊列が整えられ、最大で8秒まで拡がっていた酒井のリードもリセットされてしまう。この時点でレースは残り3周。SCランでも1周2分程度の筑波ではあっという間戻ってきてしまう。結局SCランのままでファイナルラップに入り、隊列は粛々とチェカードフラッグの下を通過した。トップ酒井と2位光山の差は0.802秒。あまりに遠い0.8秒だ。3番手は石井、FJ1500の3位だ。4番手S-FJ優勝の切替、これで開幕から6連勝だ。5番手FJ1500の4位鈴木、6番手S-FJ2位の須藤、前回の3位から1段表彰台を上がって、大会前の右足負傷で松葉杖をついて歩き回る前田代表の期待に応えた。7番手S-FJ3位の秋山、マスターズクラスの優勝でもある。マスターズクラスの2位は総合9番手の山本、クラス3位は総合10番手の青合正博(HERO'S RnSports)という結果となった。アクシデントから再スタートした宇高は1周減算の17番手にドロップ。これによりデビュー戦のヒロアキが総合14番手S-FJの7位、長坂は16番手でS-FJ9位という結果でフィニッシュした。

 S-FJは今回の優勝でJAF筑波/富士選手権の方は切替が120ポイント、今回DNFに終わった内藤が57ポイントのままで、残り3戦を内藤が全勝しても届かず切替のチャンピオンが確定した。また筑波ラウンドのみでカウントされる筑波シリーズの方も80対35で切替のチャンピオンが確定となった。FJ1500については酒井が95ポイント、光山78ポイントで、こちらはまだ逆転の目がある。

 筑波/富士S-FJ/FJ1500選手権第7戦は9月27日に筑波サーキットで行われる。S-FJのチャンピオンは決まったが2位以下の争いはまだ僅差だ。そしてFJ1500は誰が酒井を止めるかに注目だ。

S-FJ:内藤大輝と相田有羽音の争い

FJ1500:決勝2位は光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

FJ1500:決勝3位は石井大雅(ファーストガレージKK-F)

S-FJ:決勝2位は須藤叶多(ELEVレーシングKKSII制動屋)

S-FJ:決勝3位は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

FJ1500:優勝した酒井翔太(ファーストガレージ)

ジャパンリーグの表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2026/09/02) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJ筑波・富士選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosNoMClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
152FJ15001酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
1822'06.696--
277FJ15002光山 勇正Fガレージ丸和精光KK-F
MYST KK-F
1822'07.498 0.802 0.802
348FJ15003石井 大雅ファーストガレージKK-F
MYST KK-F
1822'08.148 1.452 0.650
451S-FJ1切替 悠喜ファーストガレージRSD制動屋
MYST KK-S2
1822'08.845 2.149 0.697
514FJ15004鈴木 大翔ZAP SPEED KK-F
MYST KK-F
1822'08.845 2.149 0.000
672S-FJ2須藤 叶多ELEVレーシングKKSII制動屋
MYST KK-S2
1822'10.327 3.631 1.482
73MS-FJ3秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
1822'11.313 4.617 0.986
815S-FJ4相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1822'11.515 4.819 0.202
987MFJ15005山本 龍おさきにどうぞ☆KK-F
MYST KK-F
1822'11.862 5.166 0.347
1016MFJ15006青合 正博HERO'S RnーSPORTS
MYST KK-F
1822'12.338 5.642 0.476
1139MS-FJ5池田 悠亮トップランクスーパーウィンズ
MYST KK-S2
1822'13.798 7.102 1.460
1213FJ15007クリストファー・デワンInfernoR. KK-F
MYST KK-F
1822'14.647 7.951 0.849
1391S-FJ6鶴岡 嵩政EVEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1822'14.905 8.209 0.258
148MS-FJ7ヒロアキZAPミスタータイヤマン綾瀬
TOKYO R&D RD10V
1822'15.856 9.160 0.951
154MS-FJ8古里 拓HOLOSレヴレーシング
MYST KK-F
1822'16.114 9.418 0.258
1611S-FJ9長坂 圭一郎ARFラブカEIJ☆RD10V
TOKYO R&D RD10V
1722'10.1331Lap 1Lap
17*23S-FJ10宇高 希テイクエヌエーティー
TOKYO R&D RD10V
1522'16.6423Laps2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
-22S-FJ-内藤 大輝RaiseUP GO&FUN
MYST KK-S2
1313'04.7675Laps2Laps
  • Fastest Lap(FJ1500): CarNo. 52 酒井翔太(ファーストガレージ) 58.058 (7/18) 126.804 km/h
  • Fastest Lap(S-FJ): CarNo. 51 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)58.620 (12/18) 125.589 km/h
  • CarNo. 23は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.b(危険なドライブ行為)により、1周減算とした。

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選ドライバーコメント FJ1500:2位・光山勇正「ポテンシャルはあったと思うので、そこが出し切れていない」  S-FJ:ポールポジション・切替悠喜「僕は総合も取りたい」

FJ1500

ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージ)57秒889

FJ1500:ポールポジションを獲得した酒井翔太(ファーストガレージ)

 「路面温度も低いし、とりあえず(タイヤを)ガンガン暖めていく方が良いかないう感じで序盤から飛ばしていったのですが、思っている以上に集団の最後尾に追いつくのが早くて。力を出し切ったかと言われればそうではなかったです。無事にポールは取れたので、そこはよかったと思います。決勝は普通にスタート切って、序盤からペースはあると思うので、しっかりミスなく勝てればなと思います」

2位 光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)58秒143(+0.254秒)

FJ1500:予選2位の光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

 「前の大会から比べると、けっこう成長できたので、走りはすごく良くなったと思います。でもやはり一発のタイムを出すというのが、もうちょっと足りないのかなとは思います。ちょっと前に引っかかったりもしていたのでもうちょっと(タイムを)上げられるポテンシャルはあったと思うので、そこが出し切れていないです」

3位 鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)58秒530(+0.641秒)

FJ1500:予選3位の鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)

 「最初ちょっと走りが微妙で、そこを改善していく予選だったので、それが『改善できた、これからだ』という時に赤旗だったので、そこは不完全燃焼ですね。もっとタイムは出せたと思います。他の人たちが1速をつかっているところとかタイムを上げられる余地がありましたので、決勝はけっこうワクワクしています」

スーパーFJ

ポールポジション 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)58秒287

S-FJ:ポールポジションを獲得した切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

 「赤旗がなければ(総合の)2番手には行けたかなというところでした。トップ(のタイム)はちょっと見えないのですが、行けるだけ行きたかったなというところですが、それもレースなので。決勝に向けて2列目なので、スタートで最低2番手に上がってトップに並べたらいいなと思います。チャンピオンの事はあまり考えずに、目の前のレースに集中して、守りのレースにはなりたくないので、攻めの姿勢で。僕は総合も取りたいので、そこを狙って行きたいです」

2位 須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)58秒639(+0.352秒)

S-FJ:予選2位の須藤叶多(ELEVレーシングKKSII制動屋)

 「路面もよくて、クルマもよかったのですが、合わせきれる前に赤旗で終わってしまって。けっこう悔しい予選でした。タイムはもっと行けそうでした。決勝は今回台数が多いから、あまりバトルしたくないですが(笑)、絡みそうです。切替選手のタイムはクルマ的には見えていて、後は運転をもっと合わせ込めれば行けるかなと思います」

3位 秋山健也(スーパーウインズKKS2)マスターズクラストップ 58秒865(+0.578秒)

S-FJ:予選3位の秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

 「もうちょっとタイムは行けたかなと思いますが、途中で1回スピンしてしまって(苦笑)。路面はほぼドライでしたし、決勝は何とか巻き返していきます」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選 FJ1500は酒井翔太、S-FJは切替悠喜がポールポジションを獲得

FJ1500:ポールポジションは酒井翔太(ファーストガレージ)

S-FJ:ポールポジションは切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)

 2026JAF筑波/富士スーパーFJ(S-FJ)/FJ1500選手権シリーズ第6戦公式予選が8月30日(日)に筑波サーキット開催され、FJ1500は酒井翔太(ファーストガレージ)、S-FJは切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋)がそれぞれポールポジションを獲得した。

 6月21日富士での第5戦から2カ月のインターバルで開催の第6戦。全9戦の筑波/富士もいよいよ後半戦となる。FJ1500は3勝と2位1回の酒井翔太が第1戦優勝の鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)に14ポイントの差でシリーズ首位につけている。一方S-FJは開幕から5連勝と圧倒的なパフォーマンスを見せる切替悠喜が100ポイントで2番手内藤大輝(RaiseUP GO&FUN)に43ポイント差をつけており、本大会で切替が優勝した場合、内藤が3位以内に入らないと切替のチャンピオンが確定してしまう(手元計算)。

 なお本大会は全国の各サーキットを転戦して争われる「FJジャパンリーグ」の第5戦としても位置付けられている。ここまで岡山、富士、菅生で4戦を終えて酒井がトップに立っている。

 20分間の予選は定刻の午前8時20分にコースオープン。筑波シリーズは規定によって前戦の成績順にコースインの為、5月の第3戦総合トップの酒井翔太を先頭に18台がコースインする。筑波サーキットは朝から曇り空で気温21.8度、路面温度27.1度と最近までの猛暑から一転、涼しい気候となった。前日に降った雨の痕跡が僅かに残っているが路面はドライコンディションだ。

 各車路面を確かめるようにウォームアップを行い、3分経過の計測2周目、酒井が58秒824のトップタイム。2番手に58秒864のFJ1500光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)、3番手切替59秒062、4番手FJ1500の鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)が59秒478、5番手内藤59秒554、6番手FJ1500の山本龍(おさきにどうぞ☆KK-F)59秒609と続いている。S-FJ3番手は総合7位の須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)だ。

 残り時間16分、光山が58秒645のトップタイム。FJ1500でランキング2位につけている光山だが、表彰台ではつねに自分より上位にいる酒井に対する意識は並々ならぬものがある。そしてもう一人、S-FJでどこまでFJ1500を喰うことができるかがテーマの切替がこのタイミングで58秒645と光山と全くの同タイム。それぞれ酒井を上回る。

 しかしこれを座視する酒井ではなく、続く周回で58秒430を出してトップの座を奪い返す。光山58秒498で2番手、切替3番手に続いて鈴木が58秒886で続き、5番手には須藤が59秒132でS-FJの2位につけている。さらにここに割り込んできたのが、久しぶりで筑波のレースに参戦の石井大雅(ファーストガレージKK-F)58秒919で5番手。3月のもてぎで以来となるFJ1500だがブランクはないようだ。

 残り14分、酒井はトップタイムを57秒889まで引き上げて、自身が5月にマークしたコースレコード「57秒746」に迫る。2番手光山は58秒269、酒井とは0.380秒の差、3番手切替は58秒645で依然としてS-FJのトップだ。後方では序盤ウォームアップに時間をかけていたのか下位にいた相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)が58秒935とS-FJ2位のタイムで総合6番手へと浮上する。

 ここから光山と切替はそれぞれ自己ベストを短縮するが酒井には届かない。残り12分にはS-FJのランキング2位で何としても本大会での切替のチャンピオンを阻止したいであろう内藤が58秒944で総合6番手、S-FJの3位へ。

 残り11分、トップグループのタイム更新が止まる中で、須藤が58秒639とS-FJ2位のタイムで総合5番手へ。そして存在感を見せているのがS-FJマスターズクラスの秋山健也(スーパーウインズKKS2)で、FJ1500の山本を上回る59秒194の総合9番手、さらに後半戦に入る残り10分直前には58秒865で総合7番手、S-FJとしても3位となるタイムを出す。マスターズクラスではもちろんトップだ。

 ここで総合12番手につけていたFJ1500のデワンクリストファー(InfernoR.KK-F)が第1ヘアピンでアウト側に飛び出し、スポンジバリア手前で止まったがグラベルにはまってしまう。マシン回収の為に赤旗が提示され予選はストップ。予選後にデワン本人に聞いたところ、S字通過中に左リヤサスペンションのボルトが折れてコントロール不能になりスピンしたとのことで、本人はダメージなし。パーツもあるので決勝までに修復可能だという。

 ここまでの順位はトップ酒井、2番手光山、3番手切替(S-FJ1位)鈴木、5番手須藤(S-FJ2位)6番手石井、7番手秋山(S-FJ3位/マスターズクラストップ)となっている。20数年ぶりにこのクラスに参戦のヒロアキ(ZAP ミスタータイヤマン綾瀬)は17番手、そしてS-FJ初レースの長坂圭一郎(ARFラブカEIJ☆RD10V)は18番手、共にまだ1分が切れていない。

 デワンのマシン回収に時間を要し、再度コースオープンになったのは午前8時37分、残り時間2分10秒というタイミングのためかトップ酒井はコースインせず。一方コースインした車両の中でもタイムアップするマシンは無くチェカードフラッグが振られて予選は終了した。順位は赤旗前のまま変わらず。FJ1500の酒井がポールポジション、同じくFJ15002位の光山がフロントロウに並び、S-FJトップの切替が3番グリッド。4番手は鈴木だったが赤旗時の追い越しがあったためペナルティで2グリッド降格。そのためS-FJ2位の須藤が4番グリッドにつき、5番グリッドにFJ1500の石井、鈴木が6番グリッドとなった。マスターズクラスはS-FJの秋山が7番グリッド、FJ1500の山本が10番グリッドにつく。

 スーパーFJ/FJ1500の決勝は午前11時5分スタート予定開始予定。FJ1500は酒井を目標に戦う光山が勝機を見いだせるか、S-FJはチャンピオンに王手の切替に上り調子の須藤が挑めるか注目だ。

FJ1500:予選2位は光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

FJ1500:予選3位は鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)

S-FJ:予選2位は須藤叶多(ELEVレーシングKKSII制動屋)

S-FJ:予選3位は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

FJ1500:コースアウトするクリストファー・デワン(InfernoR. KK-F)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2026/08/30) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJ筑波・富士選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosMClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
152FJ15001酒井 翔太ファーストガレージ
MYST KK-F
57.889--127.174
277FJ15002光山 勇正Fガレージ丸和精光KK-F
MYST KK-F
58.143 0.254 0.254126.619
351S-FJ1切替 悠喜ファーストガレージRSD制動屋
MYST KK-S2
58.287 0.398 0.144126.306
4*14FJ15003鈴木 大翔ZAP SPEED KK-F
MYST KK-F
58.530 0.641 0.243125.782
572S-FJ2須藤 叶多ELEVレーシングKKSII制動屋
MYST KK-S2
58.639 0.750 0.109125.548
648FJ15004石井 大雅ファーストガレージKK-F
MYST KK-F
58.738 0.849 0.099125.336
73MS-FJ3秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
58.865 0.976 0.127125.066
815S-FJ4相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.935 1.046 0.070124.917
922S-FJ5内藤 大輝RaiseUP GO&FUN
MYST KK-S2
58.944 1.055 0.009124.898
1087MFJ15005山本 龍おさきにどうぞ☆KK-F
MYST KK-F
59.049 1.160 0.105124.676
1123S-FJ6宇高 希テイクエヌエーティー
TOKYO R&D RD10V
59.339 1.450 0.290124.067
1213FJ15006クリストファー・デワンInfernoR. KK-F
MYST KK-F
59.518 1.629 0.179123.694
1316MFJ15007青合 正博HERO'S RnーSPORTS
MYST KK-F
59.623 1.734 0.105123.476
1439MS-FJ7池田 悠亮トップランクスーパーウィンズ
MYST KK-S2
59.784 1.895 0.161123.143
154MS-FJ8古里 拓HOLOSレヴレーシング
MYST KK-F
59.943 2.054 0.159122.817
1691S-FJ9鶴岡 嵩政EVEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'00.139 2.250 0.196122.416
178MS-FJ10ヒロアキZAPミスタータイヤマン綾瀬
TOKYO R&D RD10V
1'00.354 2.465 0.215121.980
1811S-FJ11長坂 圭一郎ARFラブカEIJ☆RD10V
TOKYO R&D RD10V
1'01.209 3.320 0.855120.276
---- 以上基準タイム(130% - FJ1500: 1'15.643 / S-FJ: 1'16.176)予選通過 ----
  • CarNo. 14は、筑波サーキット一般競技規則第17条3(赤旗時追い越し)により、2グリッド降格とする。

FJ1500筑波・富士 | S-FJ筑波・富士

第6戦筑波注目選手にインタビュー 8号車・ヒロアキ「25年ぶりのレース」 11号車・長坂圭一郎「失うものはない(笑)」

 2026年JAF筑波・富士FJ1500/スーパーFJ選手権第6戦では2名の新人がスーパーFJでのレースにデビューする。予選の直後にショートインタビューを行った。

ヒロアキ(ZAPミスタータイヤマン綾瀬)

 8号車「ZAP ミスタータイヤマン綾瀬」をドライブするヒロアキはマスターズクラスに出場の51歳。

 --再デビューだと聞いているが?

 「25年ぶりのレースです。26歳くらいの時にFJ1600にZAP SPEEDから仙台ハイランドの大会に出たのですが、予算の都合でスポットで1回出ただけで。翌年フル参加したかったのですが、若い時は練習でお金使い切ってしまって出られなかったです」

 --再デビューに向けた練習は?

 「10か月くらい練習したのですが、当時と比べたら体力もないのでまだまだ。今回急遽出ることになったのですが、もうちょっとペース上げて行きたいなと。当時のところまでは戻れないかもしれませんが」

 --予選はどうだった?

 「もっと早い時間にタイム上げられるように、今日は(ペース)上げる前に予選終わってしまったので。皆さんもっと早いタイミングでタイム出していて、自分は練習でも後半にタイムが出る方で、もっと早くダイムを出せたらよかったなと、ちょっとまだ不完全燃焼です(笑)。タイム的には『こんなものかな』という感じです」

長坂圭一郎(ARFラブカEIJ☆RD10V)

 11号車「ARFラブカEIJ☆RD10V」の長坂圭一郎はこれまでハコでのレース実績がある。

 --今までのレースキャリアは?

 「ロードスターのN1、パーティーレース、Vitzレースを経て今に至ります。フォーミュラは初めてです」

 --フォーミュラの感触はどう?

 「ハコよりはブレーキもシビアですし、まだ勉強中というところですね」

 --練習はどのくらい?

 「そこそこは。でもまだ練習不足だなとはいう気はしますが」

 --今日の予選タイムの感想?

 「練習とほぼ変わらない感じで、それよりちょっと良いくらいなので、こんなものかなという印象です。決勝は天候次第なところがありますので、そこは様子見ながら。ただ失うものはないので(笑)、行けることろまでは頑張ってみようかなと思います」

 方や四半世紀ぶりのレース挑戦、こなたハコ車レースからの転身と、ティーンエイジャー達とは違った経路でのFJレース参戦。まずは楽しんでもらいたい。

ヒロアキ(ZAPミスタータイヤマン綾瀬)

長坂圭一郎(ARFラブカEIJ☆RD10V)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

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