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2013年9月

SUPER GT

SGT:アジアンルマン第2戦富士 フリー走行1回目結果

Asian Le Mans Round 2 -RIJ- (2013/09/20) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT 300 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
118LMP21ジェームズ・ウィンスロー
小泉 洋史
リチャード・ブラッドレー

Mogan NISSAN
1'33.917-174.908
224LMP22デビッド・チェン
ジェフリー・リー
コン・フー・チェン

Mogan JUDD
1'35.848 1.931171.384
361GT3001山野 哲也
佐々木 孝太
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
1'39.049 5.132165.845
42GT3002高橋 一穂
加藤 寛規
エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
1'39.116 5.199165.733
511GT3003平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.200 5.283165.593
616GT3004武藤 英紀
中山 友貴
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
1'39.256 5.339165.499
762GT3005黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.984 6.067164.294
80GT3006峰尾 恭輔
横溝 直輝
ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
1'40.237 6.320163.880
977GTC1アンドレア・ベルトリーニ
ミチェレ・ルゴロ
スティーヴ・ワイアット

Ferrari 458 GT3
1'40.725 6.808163.086
1052GT3007竹内 浩典
土屋 武士
吉田 基良
OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'40.896 6.979162.809
1130GT3008岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
小林 賢二
IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'40.951 7.034162.721
125GT3009玉中 哲二
山野 直也
マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'40.991 7.074162.656
13007GTC2フランク・ユー
リチャード・ライアン

ASTON MARTIN VANTAGE GT3
1'41.105 7.188162.473
149GT30010坂本 祐也
横幕 ゆぅ
水谷 晃
NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
1'42.259 8.342160.639
1591GTC3マルコ・ゼーフリート
谷川 達也
ジュン・サン・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'42.284 8.367160.600
1692GTC4菊地 靖
モーリス・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'42.580 8.663160.136
1770GTE1飯田 章
中野 信治
密山 祥吾

Ferrari 458 GTE
1'42.989 9.072159.501
1837GTC5アンソニー・リュウ
デヴィット・リッツォ
マッシミリアーノ・ワイザー

Lamborghini GALLARDO GT3
1'43.396 9.479158.873
1926GTC6浅井 亮博
蒲生 尚弥

PORSCHE 996 GT300
1'44.82210.905156.711
-55GT300-高木 真一
小林 崇志
野尻 智紀
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
no time--

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山 BRP☆HYPER ECU C72 制動屋J’Sフィット、第2戦に続くポールトゥウインの快勝! (BRP)

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【8月30日(金)公式フリー】天候:晴れ 路面:DRY

 Birth Racing Project【BRP】は2013年8月31日~9月1日に岡山国際サーキットで開催された「スーパー耐久シリーズ第5戦 岡山」において、台風接近の荒れた天候の中、見事ポールトゥウインで快勝し、年間タイトル首位を独走する。

 もてぎ戦・富士戦と2戦連続で、今季から投入した新車のGE8フィット2の足回りのセットアップが決まらず、思うようなパフォーマンスが発揮できずに、苦しんでいたので今回の岡山戦から更に大幅にリファインして岡山に入りました。前日の木曜日からテスト走行を重ねてチェックとセットアップを進めていき、ようやく戦える車に仕上がった事を確認ができ、まだ不安はありますが、少し明るい兆しを感じる事ができました。フリー走行終盤には雨も降りだしレインコンディションの走行テストも行う事が出来たので予選・決勝共に十分な準備をする事ができました。

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【8月31日(土)公式予選】天候:晴れ 路面:DRY

 台風が接近している為、雨がいつ降り出すかわからない状態で、Aドライバーの奥村選手から予選を開始します。予選開始直後から雨がポツリポツリと降り始めた為、大急ぎでアタックを開始しました。

 セクター3で前車に詰まりながらも1’53.110で首位に立ちますが、オイルが出て赤旗中断となり、ピットに戻ります。その後、天気は回復してドライコンディションのままですが、赤旗が解除され予選が再開されてから、17号車の谷川選手のデミオに0.1秒競り負け、クラス2番手で奥村選手は予選を終えました。続くBドライバー古宮選手も果敢にアタックして1’52.699をマークしますが、602号車に0.1秒競り負け、共にクラス2番手となりましたが、A・B合算タイムで見事富士に続き2戦連続ポールポジションを獲得して予選を終えました。

【9月1日(日)決勝】天候:雨 路面:WET

 台風の接近に伴い、雨の決勝レースとなりました。スタートドライバーは古宮選手が担当しました。

 スタートして6周目にクラッシュが発生してSCが入り急遽、奥村選手に交代をして雨の中最後尾から猛追を開始します。奥村選手は決勝レースのファステストタイムを更新しながら毎周秒単位で詰め寄り、2時間を経過する頃には首位の36号車に17秒差まで追いつき、36号車は1度もドライバー交代を行っていない為、事実上クラストップで、最後のドライバーチェンジとガス給油の為、ピットインして奥村選手から再び古宮選手に交代してチェッカーを目指して走り切ります。終盤再び雨が強くなりSCが入る荒れた天気となりましたが、そのまま首位を守りきり、第2戦韓国に続く、ポールトゥウインで岡山戦を終えました。

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【コメント】
チーム代表兼ドライバー:奥村浩一
 もてぎ・富士戦と2戦連続で思うようなレースが全く出来ずに非常に厳しい状態が続きましたが、チーム一丸となって、その課題に取り組みその努力が報われて、車も最高の仕上がりで雨の中でも安定してそして、速い車を仕上げる事ができました。これも決して諦める事なく車を改良し続けてくれたメカニックと、不調の時も常に暖かく見守り献身的にサポートしてくれたスタッフ全員の想いが、厳しい天候の荒れたレースでポールトゥウインに導いてくれました。 本当にこの仲間とレースをできる事を光栄に思います。BRPスーパー耐久参戦3ヵ年プロジェクトの節目の3年目である今年は、悲願である年間チャンピオンに大手をかける非常に大きな1戦を征する事ができました。残り2戦も全力で戦って参りますので、皆様引き続きのご支援・ご声援の程何卒よろしくお願いいたします。

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Birth Racing Project Press Release

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5、一時はクラストップ快走も、最終的には9位完走に終わる (A-ONE)

 8月31~9月1日、2013スーパー耐久シリーズ第5戦が岡山県・岡山国際サーキットで開催されました。#73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木・山崎・森組は、悪天候となったこのレースを、ST4 クラスで予選12位、決勝クラス9位で完走しました。

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■レース概要
  • 大会名   スーパー耐久シリーズ第5戦 スーパー耐久in岡山
  • 日時    2013年8月31日(土),9月1日(日)
  • 場所    岡山国際サーキット(岡山県)
  • 入場者数  8月31日(土)3,000人/9月1日(日)5,500人
■レース結果概要
  • 車名    #73 号車 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
  • ドライバー A:鈴木 陽 B:山崎 学 C:森 国形
  • 予選    ST4 クラス12位(15台中)
  • 決勝    ST4 クラス11位(15台中)
レースに向けて

 第5戦の舞台となるのは岡山県にある岡山国際サーキットです。このサーキットは全長3.7kmと、シリーズでも最も短いサーキットです。比較的ハイスピードな前半区間と、テクニカルな後半区間で構成され、ブレーキへの負担はもてぎに次ぐレベルとなります。

 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5は、今回の岡山に向け、足回りのセッティングを大幅に変更。今シーズン初の表彰台を目指し、万全の体制で第5 戦 岡山に挑みました。

8月30日 公式練習第1回

 9:00から開始された公式練習1回目。慢性的なアンダーステア解消を目的として、今回は足回りのセッティングを大きく変更しました。最初にステアリングを握った山崎選手は、ピットインを挟み3周の計測ラップで1?48.2を記録、鈴木選手へと交代します。

 交代した鈴木選手は、徐々にペースアップし、3周目に1?50.2を記録しますが、フロントの接地感不足と、ブレーキング時の減速Gの立ちが甘く、ABS制御も入りやすい症状を訴えピットに戻りました。ピットでタイヤの内圧を確認すると、この時間帯に気温が上昇したことで、内圧が上がり過ぎていたことが原因でした。そして最後の20分は森選手が担当。コース慣熟をして1回目のセッションを終了しました。

公式練習1 回目結果
  • P1 #116 W.S.ENGINEERING+CF 亜衣 吉田靖之/清水康友/杉原直弥
  • P2 #95 リジカラS2000 松井猛敏/中島保典/市嶋樹
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦/井口卓人/蒲生尚弥
  • P8 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木陽/山崎学/森国形
8月30日 公式練習第2回

 13:00より開始された2回目のセッションは、途中小雨がパラつきますが、終始DRY路面での走行となりました。山崎選手は、足回りのセッティング変更でアンダーステアは弱まり、リヤの動きは良くなったが、絶対的なスピード不足に苦しみ1?48.5に留まります。

 鈴木選手は、1回目のフロントの接地感不足が解消され、ペースも上がり1?49.4までタイムアップ。最後に走行した森選手も、1?50.1までタイムアップすることができました。

公式練習2 回目結果
  • P1 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦/井口卓人/蒲生尚弥
  • P2 #116 W.S.ENGINEERING+CF 亜衣 吉田靖之/清水康友/杉原直弥
  • P3 #95 リジカラS2000 松井猛敏/中島保典/市嶋樹
  • P8 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木陽/山崎学/森国形
8月30日 公式練習第3回

 15:25から開始される最後のセッションを前に、雨脚が一気に強まり完全にWET路面での走行となりました。まずは雨を得意とする山崎選手が順調に周回を重ね、5周目に2?01.2を記録した所でピットイン。WETでの走行経験の浅い鈴木選手と森選手に走行時間を多く取ることとしました。

 2番手でコースインした森選手は、滑り易い路面に苦戦しながらも、徐々にペースを掴み、5周目には2?02.6までタイムアップしますが、赤旗中断となり一旦ピットに戻ります。

 セッション再開後は鈴木選手が走行。慣れないWET路面の中、慎重に周回を重ね、4周目には2?02.3までタイムアップ。しかしその後は雨脚が次第に強まり、タイムアップなりません。雨脚が強まった為、今度はコンディション違いでの経験を積むべく、森選手に再び交代し、セッション終了まで周回を重ねました。

公式練習3回目結果
  • P1 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛/野間一/藤田弘幸
  • P2 #93 SKR ENGINEERING S2000 浜野彰彦/中村嘉宏/鈴木優
  • P3 #52 埼玉トヨペットGB with Revo 大井貴之/服部茂章/平沼貴之
  • P9 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木陽/山崎学/森国形
Aドライバー予選(2グループ:12:45~13:21)

 13:03から開始されたAドライバー第2グループの予選は、開始早々にアクシデントがあり、赤旗中断となります。予選再開後、#73 mountainインテグラの鈴木選手は、#52 埼玉トヨペット86、#88 村上モータースロードスターに挟まれる形でアタックを開始しますが、アドウッドでギヤが3速に入らずアタック中止。その後は#88 村上モータースロードスターの後方でアタックを続けましたが、1周を上手く纏めきれず、10周目に記録した1?47.934がベストタイムとなり、クラス12位で予選を終えました。

  • P1 #95 リジカラS2000 松井猛敏
  • P2 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦
  • P12 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木陽

Bドライバー予選(2 グループ:13:52~14:10)

 続いてBドライバーの予選。山崎選手は、チームメイトである#333 オートバックスFN2に続いてコースインしますが、アウトラップの時点でリヤの滑り出しが早く、グリップが大きく不足しており、前方の#333 オートバックスFN2にとてもついていかれる状況ではありませんでした。

 ほとんどのコーナーで、ターンインからカウンターを当てながらのアタックとなってしまった山崎選手ですが、バランスの悪いマシンと格闘しながら、3周目には1?47.659を記録します。そして5周目には他車に引っかかり、これ以上のタイムアップも困難と判断した為、アタックを中止して早々にピットに戻る決断を下しました。

  • P1 #95 リジカラS2000 中島保典
  • P2 #41 TRACY SPORTS ings S2000 井入宏之
  • P3 #93 SKR ENGINEERING S2000 中村嘉宏
  • P11 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 山崎学
予選終了後のコメント
鈴木選手コメント
 予選再開後の最初のアタックは、#52 埼玉トヨペット86に続いてアタックを開始したのですが、アドウッドでギヤが入らずにフイにしてしまいました。その後は#88 村上モータースロードスターの後方でアタックを続けました。#88 村上モータースロードスターとほとんど同じペースで、47秒フラットを狙えるポテンシャルはあったのですが、ベストタイムをしっかり纏められず、自分の未熟さを痛感しました。明日の決勝は雨の可能性が高く、経験が少ない私にとっては不安いっぱいですが、FF勢にとっては有利に働く可能性があるので、着実に上位を目指したいと思います。
山崎選手コメント
 前回富士での反省から、公式練習でリヤタイヤの熱入れをして予選に備えていたのですが、結果的にはタイヤの選定ミスもあり、マシンバランスに苦しんだ予選となってしまいました。グリッドは下位に沈んでしまったのは残念ですが、明日の決勝は雨となりそうなので、アクシデントや小さなミスに注意して、攻めの姿勢で上位を狙いたいと思います。

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9月1日 決勝レース

 朝から降り続いた雨は、一旦上がりましたが、各車がダミーグリッドにつく頃には、再び雨が降り出します。そんな状況の中、13:30出走台数49台がローリングを開始。今回も、恒例となった2グループによるスタートの為、GT3,ST1/2/3 クラスの第1グループと、ST4/5 クラスの第2グループがそれぞれ隊列を整え、スタートを待ちます。

 2周のローリングを終え、まずは第1グループが一斉にスタート。特に混乱も無く、クリアなスタートとなります。続けて第2グループがスタート。ポールポジションの#95 リジカラS2000がイン側、#41TRACY SPORT S2000がアウト側にポジションを取り、1コーナーへ進入しますが、#95 リジカラS2000が痛恨のスピン。そのままグラベルにはまってしまいます。

 12番グリッドからスタートした#73 mountainインテグラは、トラブルなく順調なスタートをきりますが、レース開始15分で一回目のセーフティカーが導入されます。ライバル陣営の多くは、このタイミングでピットに入り、最初のドライバー交代義務を消化しますが、#73 mountainインテグラは、#116 W.S.ENGINEERING S2000、#88 村上モータースロードスターと共にステイアウトを選択します。16周目にレースが再開されると、#73 mountainインテグラは、#116 W.S.ENGINEERINGとのトップ争いを演じ、34周目についにクラストップに浮上。後方との差を引き離しにかかります。その後も安定したペースで周回を続けた山崎選手は、後方に約90秒のマージンを築き、49周を消化したところで、2番手の森選手と交代します。タイヤは無交換、燃料補給のみでピットアウトした#73 mountainインテグラは、クラストップでコース復帰に成功しますが、ペースに勝る#88 村上モータースロードスター、#58 小林自動車インテグラにかわされてしまい、クラス3位に順位を落とします。

 レースは総合トップが59周を消化。ここで雨脚が強まってきたために、再びSCが導入されます。#73 mountainインテグラは、すかさず2回目のピットインを行い、森選手から鈴木選手へドライバー交代のみでコースに復帰しますが、ピットに入ったタイミングが悪く、隊列に戻った時にはクラス7位まで後退。さらに#93 SKR ENGINEERING S2000、#86 GAZOO RACING86、#52 埼玉トヨペット86の上位勢が#73 mountainインテグラの直ぐ後方に居るという状況で、ほぼ1周のビハインドを負ってしまいます。

 レースは総合トップが65周目に入ったところで再開。#73 mountain インテグラは、ペースが上がらず、#116 W.S.ENGINEERING S2000、#48 DIJONインテグラと立て続けに先行され、クラス7位から9位へとドロップしてしまいます。

 そして総合トップが74周目、再びSCが導入。78周目にレースは再開します。SCで二転三転したレースも残り時間は後わずか。鈴木選手がドライブする#73 mountainインテグラは、ダンプ状態となった路面でペースも上がり、5クラスのマシン達をパスしながら、クラス8位の#88 村上モータースロードスターとの差を詰めていきます。しかしゴール間際、3クラスのマシンに引っかかるという不運もあり、オーバーテイクにまでは至らず、結局クラス9位のままフィニッシュとなりました。

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レース後のコメント
鈴木選手コメント
 序盤のSCでステイアウトを選択し、山崎選手がレース中盤までクラストップでアドバンテージを築いてくれた所までは良かったですが、2回目のドライバーチェンジで、順位を落としてしまったが痛かったですね。リスタート後、ハイプレは酷いし、前方GT3クラスが巻き上げるウォータースクリーンで視界は遮られるし、ペースが上がりませんでした。結局後方の2台を抑えられず、ポジションを落としてしまったのですが、3回目のリスタート後、#88 村上モータースロードスターより速いペースで差を縮めたのですが、ポジション回復するだけの残り時間はありませんでした。
山崎選手コメント
 レース開始早々SCが入りましたが、3時間という短いレースとはいえ、岡山の雨なら、ピットの義務回数以上のSCが入ることも考えられたので、コース上に残ることを決めました。コースのイン側はラバーで滑りやすく、オーバーテイクは困難でしたが、ミスをしないよう、慎重且つ大胆にレースを進めました。最初のSCが有利に働き、クラストップで2番手の森選手にバトンを渡すことができましたが、最終的には9位という残念な結果となってしまいました。ただ、この最悪なコンディションの中、無事に完走ができて良かったと思います。
森選手コメント
 2番手を担当しましたが、慣れないWETコンディションで苦戦してしまいました。次の鈴鹿は、是非DRYコンディションで本領発揮したいです。
大河原監督のコメント
 今回もご支援いただき大変ありがとうございました。足回りのセッティングも見直し、良い方向に向かってはいましたが、残念ながら今回も結果には結びつきませんでした。次戦鈴鹿はホームコースですので、ご支援頂いている皆様のご期待に応えられるよう、チーム一同全力を尽くします。これからも変わらぬご支援の程よろしくお願いいたします。
A-ONE Race Report

D1 GRAND PRIX

D1:Quick24ハウステンボス 九州鹿児島出身の末永直登が追走を制す (D1 Corp.)

 株式会社D1コーポレーション(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木賢志)は、NAGASAKI DRIFT in HUISTENBOSCH を9月14日~15日の2日間、ハウステンボスロッテルダム駐車場・特設コース(長崎県佐世保市)で初開催した。

 晴天の元、9月14日(土)のグランツーリスモD1グランプリシリーズ第5戦には5,292人が、また翌15日(日)のD1GP エキジビションマッチ「D1 Quick 24」には7,410人の観客が訪れ、会場を盛り上げた。

 今大会は、ヨーロッパの街並みが再現されたハウステンボスの建物、そしてすぐ目の前には大村湾が広がり、サーキットとは違った解放的な空間に作られた特設コースで行われた。

 15日(日)の、D1GPエキジビションマッチ「D1 Quick24」では、過去のシリーズチャンピオン、優勝経験者、2013 年D1GP シリーズポイントホルダーの上位、そして前日のシリーズ第5戦で上位に入賞した3名を加えた計24名の選手によるハイレベルな追走対戦が展開された。決勝はチャンピオン争いをする2人、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)と末永直登(YUKE'Sチームオレンジ with BEAST EYE)が対戦。この日最高のスピードバトルとなり、見事な進入を見せた川畑であったが、末永(直)が強烈な飛び込みをみせ、地元九州で追走バトルを制した。

~2013D1GP エキジビションマッチ「D1 Quick 24」~
【9 月15 日(日)天候:晴れ 路面:ドライ】
■ブロック戦

 15日は、過去のシリーズチャンピオンや優勝経験者、昨年のD1GPシリーズポイントホルダーの上位、それに前日の第5戦上位選手3名を加えた計24名の選手によるエキシビションマッチ「D1 Quick 24」が開催された。

 この競技は、まずABC3つのブロックに分かれて追走を行い、各ブロックで1回戦、2回戦を勝利した2名はFinal8追走に進出できる。また、各ブロックの1回戦を勝った選手は、2回戦で敗れても敗者復活DOSSバトルに進出でき、そこで上位2名に入ればFinal8追走に参加できるという方式で行われた。

 Aブロックでは、1回戦に末永正雄(RE 雨宮 SUNOCO with YOKOHAMA)がエマニエル・アマンディオ(WEDRIFTEAM)に惜敗。また松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)がクラッチトラブルで出走不能となる。続く2回戦は、アマンディオのミスで勝った川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)と、手塚強(GOODYEAR Racing BNR34 with Bee★R)を相手にほぼ同時振りから見事な追走を見せた谷口信輝(HKS)が勝ち上がり、Final8追走へ進出。アマンディオと手塚は敗者復活に回った。

 Bブロックでは、1回戦で熊久保信重(BEAST EYE チームオレンジ with YUKE'S)がプロペラシャフト破損でリタイヤ。2回戦、古口美範(Team BOSS ENDLESS with FALKEN)は末永直登(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)を相手にアドバンテージをとっていたが、2本目にハーフスピンをして末永(直)が勝ち、また織戸学(DRIVE M7 MAX ORIDO RACING)VS高橋邦明(GOODYEAR Racing with Kunny'z)の対戦では、織戸は高橋のインを差して勝ち上がった。末永(直)と織戸がFinal8 追走へ進出し、古口と高橋が敗者復活に回った。

 Cブロックでは、1回戦で今村隆弘(MADFACE KANTO with SAMURAI Project)がクラッチトラブルで出走不能。三木竜二(Guild AMW with LFW)もエンジン不調で走れなかった。2回戦、上野高広(TEAM VERTEX)VS 内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES)の対戦では、内海は好調な走りを見せるも加速中にボンネットが開いてしまい上野が勝利。

 横井昌志(D-MAX)VS時田雅義(GOODYEAR Racing ZEROCROWN with Bee★R)の対戦では時田が勝ち上がった。上野と時田がFinal8追走へ進出し、内海と横井が敗者復活に回った。

■敗者復活DOSS バトル

 敗者復活DOSSバトルでは、6名の選手が単走を1本だけ行い、その得点で順位をつける。そして上位2名だけがFinal8追走に参加できる。

 まずはアマンディオが完成度の高い走りを披露。続く手塚もまとまりはよかったが、やや勢いがなく得点が伸びない。古口も比較的高い得点を取ったがアマンディオの得点には及ばない。しかし高橋が、スムーズで見事なコントロールを見せて、アマンディオの得点を上回った。そして次に走行した内海は、ものすごい振りから綺麗にラインをトレースし、1 人だけ99点オーバーをマーク。最後に走行した横井もいい飛び込みを見せたが、テールをスポンジバリアに接触させてしまい、得点に結びつかなかった。

 この結果、内海が1位、高橋が2位となりFinal8追走へ進出となった。

■単走DOSSバトル

 Final8追走の前に、追走の組み合わせを決める単走1本勝負、単走DOSS バトルが行われた。このバトルが行われる直前の選手紹介走行で、織戸はマシンがエンジンブローし走行不能となった。ここで織戸が、代わりに敗者復活戦の3位だった選手を繰り上げることを提案。それが受け入れられ、アマンディオが出走することになった。

 生き残りがかかった敗者復活DOSSバトルとはちがって、組み合わせを決めるためだけの単走だったこともあり、全体的には敗者復活DOSSバトルほど走りに勢いはなく、96?97点台にまとめた走行が多かった。しかし、ここでも内海は大きい角度と高い車速を両立させながらもスムーズなドリフトを見せ、99点オーバーをマーク。1位を獲得した。

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■Final8追走

 ここまで勝ち残った8名により行われたFinal8追走。ハウステンボス大会も最終日となり、コースの特徴を捉えた選手たちによる極めてハイレベルな追走が行われた。

 ベスト8はすべての対戦が再戦にもつれこむ接戦となったが、ベスト4へ勝ち上がったのは、内海、川畑、末永(直)、時田の4名となった。

 準決勝最初の対戦は内海vs 川畑。川畑は後追いとなった1本目、綺麗にドリフトを合わせてアドバンテージを獲得。次に先行となった2本目でもアウトぎりぎりまで飛ばす思いきった飛び込みを見せた。内海はそこにくらいついていったが、3コーナーで川畑に接触して失速。川畑の勝ちとなった。続く、末永(直)vs 時田の対戦は、お互いに相手のインを差す好勝負。やや末永(直)が優勢だったものの、決定的な差はつかないまま再々戦にもつれこむ。その1本目に時田がスポンジバリアにテールをヒットさせてしまう。次の2本目の走行でも時田はハーフスピンしてしまい、末永(直)が勝った。

 内海vs時田の対戦となった3位決定戦も再戦までもつれたが、最後はマシンを寄せた距離の差で内海が勝った。

 決勝は川畑vs末永(直)。今シーズンチャンピオン争いをする2人の対決となった。

 1本目は川畑が先行。川畑は勢いのあるハイスピードの進入を見せたが、末永(直)は2コーナーから川畑のインに飛び込み、アドバンテージをとる。2本目は末永(直)が先行。

 しかし川畑はストレートで末永(直)に距離を開けられ、なんとか3コーナーで追いつくもののアドバンテージはとれず、末永(直)が優勝となった。

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末永直登選手コメント
d1_quick-03.jpg  本当は昨日(シリーズ第5戦)で勝ちたかったですね。昨日の反省として追突事故には注意して、安全第一で走りました。このコースのレイアウトは大きなミスがなければ先行は1ポイントとられて当たり前というか、どちらかというと後追い有利のレイアウトだったと思います。その中で、0.5とられるくらいだったら、それはとられていない位の気持ちでいるようにして、1.0とられたら、結構やられたなっていう感覚でいました。地元九州を離れ(現在は福島在住)10年以上経ちますが、地元で優勝できたというのは本当に嬉しいですし、いい成績を残せるようになったのもチーム、スポンサーさん、ヨコハマタイヤさんのおかげだと思っています。最終戦に向けて気持ちを上げつつ、シリーズチャンピオンを獲れるよう、皆さんが盛り上がるような熱い走りをしていきたいと思います。
株式会社D1 コーポレーション PRESS INFORMATION

D1 GRAND PRIX

D1:第5戦ハウステンボス 単走優勝は末永直登、総合優勝は日比野哲也! (D1 Corp.)

 株式会社D1コーポレーション(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木賢志)は、NAGASAKI DRIFT in HUISTENBOSCH を9月14日~15日の2日間、ハウステンボスロッテルダム駐車場・特設コース(長崎県佐世保市)で初開催した。

 晴天の元、9月14日(土)のグランツーリスモD1グランプリシリーズ第5戦には5,292人が、また翌15日(日)のD1GP エキジビションマッチ「D1 Quick 24」には7,410人の観客が訪れ、会場を盛り上げた。

 今大会は、ヨーロッパの街並みが再現されたハウステンボスの建物、そしてすぐ目の前には大村湾が広がり、サーキットとは違った解放的な空間に作られた特設コースで行われた。

14日(土)のシリーズ第5戦では、九州鹿児島出身の末永直登(YUKE`S チームオレンジ with BEAST EYE)が走りをうまく組み立て100.10 をマークし、単走優勝を飾った。

 また同日午後に行われた追走では、佐久間達也(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)vs 日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)が決勝で対戦。佐久間は公式戦初優勝を賭け、また日比野は86 初優勝を賭けての戦いとなったが、この日攻めの走りで勝ち上がってきた日比野が、決勝でもダイナミックな飛び込みから接近ドリフトを見せ勝利し、総合優勝を飾った。

~D1GPシリーズ第5戦~
【9 月13 日(金)天候:晴れ 路面:ドライ】
■予選

 第5戦の舞台は初開催のハウステンボス特設コース。このコースの特徴は、審判コーナーのRがきついものの、加速区間の距離は充分とられているため、進入速度は100km/hを超えることが可能で、さらにストレート後半のアウト側が少し膨らんでいるので、逆振り気味にドリフトを開始することができることだ。

 しかし、選手たちはなかなかコースに走りを合わせられず苦戦していた。振り出し区間であるセクター1では、振り出しを鋭くしたり、車速を上げたつもりでも高得点が出ず、走りかたを絞りきれない選手が多かった。さらに、振り出し位置が手前すぎると審判席前のコーナーでラインが小さくなってライン減点をされたり、あるいは手前から振り出して、アクセルを開けるタイミングが早すぎると、審判席前でアクセルが踏めなくなってセクター3の得点が伸びなかったりするケースが見受けられた。

 谷口信輝(HKS)はトップクラスの進入速度をマークするも、第4コーナーでのインカットが響き得点が伸びず、手塚強(GOODYEAR Racing BNR34 with Bee★R)は全体的な完成度は高くなかったものの、振り出し区間でのセクター得点が伸びず、いずれも予選敗退となった。

 今村隆弘(MADFACE KANTO with SAMURAI Project)は曲がりきれないかと思わせるような勢いのある飛び込みを見せ、予選を2位で通過。そして、鋭い振り出しとスピードのあるドリフトで99.06をマークした松井有紀夫(EXEDY R Magic D1 Racing)が予選トップ通過を果たした。

【9月14日(土)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走決勝

 午前中に行われた単走決勝は、前日の予選を通過した9名と予選免除選手であるシリーズランキング上位15名(斎藤が欠場のため)の計24名が出走し、3グループに分かれて行われた。

 全員が前日の予選通過組であるCグループでは、村上満(team MMM)が予選よりも得点を伸ばし、このグループのトップに立つ。またKP61スターレットの板倉日出生(チームH.D.O with RS ワタナベ)も高得点を獲得した。続くBグループでは内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES)が勢いのある飛び込みと迫力のあるアクセルの踏みっぷりで99.84の高得点をマークし、トップに立つ。一方、前日の予選で最高点を出した松井はややラインが小さくなるなどミスが出て上位に入ることができなかった。そしてランキング上位選手によるAグループの走行。1本目の走行では、内海の得点を上回る選手は現れなかった。

 しかし2本目、末永直登(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)が高い車速からピタッと安定した姿勢のまま伸びてくる進入、さらにそのあとも完璧なマシンコントロールを見せ100.10を獲得し、トップに立つ。その後走行した川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)もスピードと絶妙のコントロールを見せたが、内海の点には及ばず99.54で3位となった。これにより、末永(直)が地元・九州で初の単走優勝を決めた。

末永直登選手コメント
d1_r05-01.jpg  本気で嬉しいです。実は前日の練習で、自分の中で悩みがあり点数が伸びなかったのですが、チームのみんなと相談をし、DOSSの分析をかなりしました。それが今日の結果に繋がり、地元九州で単走1位を獲れたことは、非常に嬉しいです。ありがとうございます。
■追走トーナメント(天候:晴れ 路面:ドライ)

 ベスト16は波乱の連続だった。まずシリーズランキング3位の末永直登(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)が、3コーナーの先で時田雅義(GOODYEAR Racing ZEROCROWN with Bee★R)に接触し、ドリフトがもどって敗退。続いてランキング5位の横井昌志(D-MAX)は3コーナーで失速して敗退。さらにランキング4位の上野高広(TEAM VERTEX)は、内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES)にスピードで負けた。これで有利になったかと思われたランキング首位の川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)であったが、後追いの進入時にまさかのハーフスピンで敗北となる。

 ランキング2位の斎藤太吾(PHAT FIVE・SUNOCO・SIS-WORKS)は欠場のため、この時点でランキング上位6名が姿を消すという展開になった。

 ベスト4に勝ち上がったのは佐久間達也(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)、末永正雄(RE 雨宮 SUNOCO with YOKOHAMA)、日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)、松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)の4人。佐久間vs 末永(正)の対戦は、両者綺麗な走りで後追いの末永(正)がインを差し、アドバンテージを獲得したが、2本目は佐久間が振り出しで末永のインに飛び込む強烈な走りを見せて逆転、決勝に進出した。日比野vs松川のチームメイト同士対戦は、1本目後追いの松川が日比野のインを差すも、審査区間終了地点間際で大きく戻ってしまい、日比野にアドバンテージ。2本目は日比野が綺麗にマシンを合わせて、日比野の勝ちが決まった。

 尚、3位決定戦は末永(正)が松川のインを差して勝った。

 決勝は佐久間vs日比野。佐久間が勝てば公式戦初優勝、日比野が勝てば86初優勝だ。1本目は佐久間が先行。日比野は衝突するかと思うほどの飛び込みで佐久間のインを差しつつ、きっちりとマシンを合わせてアドバンテージを獲る。2本目は佐久間がストレートで離され、3コーナーにかけて距離を詰めたが逆転には至らず、日比野の優勝が決まった。

 これにより、シリーズランキング首位はかろうじて川畑がキープ。続いて末永(直)が2ポイント差で2位、斎藤がトップより11ポイント差で3位となった。

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日比野哲也選手コメント
d1_r05-03.jpg  86で決勝まで来たのは4回目ですが、これまではちょっとまぐれの部分もありました。でも今回は、練習日からなにも不安がなくて、やりすぎないようにすることだけ注意して組み立てができました。今回、リヤのトラクション関係をガラッと変えてもらったのですが、テストもほとんどできない中、先々週にここでデモランをさせてもらって、感触を掴めたので、今回は本当に違和感なく、自分のコントロールの中で全て操作できた走りができました。今まで苦労してメカニックにも迷惑をかけましたが、協力してもらえて、結果が出せてよかったです。すごく嬉しいですね。
株式会社D1 コーポレーション PRESS INFORMATION

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山 オートバックス.GLORY-R.FN2、荒れたレースを這い上がり4位獲得! (ARTA A-ONE)

 8月31~9月1日、2013スーパー耐久シリーズ第5戦が岡山県岡山国際サーキットで開催されました。#333 オートバックス.GLORY-R.FN2北川・野間・藤田組はST4クラスで予選6位、決勝4位を獲得し、シリーズランキング6番手につけることとなりました。

■レース概要
  • 大会名   スーパー耐久シリーズ第5戦 スーパー耐久 in 岡山
  • 日時    2013年 8月 31日(土),9月1日(日)
  • 場所    岡山国際サーキット(岡山県)
  • 入場者数  8月31日(土)3,000人/9月1日(日)5,500人
■レース結果概要
  • 車名    333号車 オートバックス.GLORY-R.FN2
  • ドライバー A:北川剛 B:野間一 C:藤田弘幸
  • 予選    ST4クラス6位(15台中)
  • 決勝    ST4クラス4位(15台中)
■8月31日 予選

st_r05_333-5-mechanic.jpg  9月31日(土)13:03から18分間のAドライバー予選2グループがスタート。不安定な空模様のため、全車が先を争うようにコースインします。#333オートバックスFN2は北川選手がアタックに向かいます。2周目のアタックでデータ上は1‘45.421という好タイムを記録しますが、不運にも赤旗中断によりこのタイムは無効となりました。

 17分間の赤旗中断を経て予選が再開。ピット位置が最終コーナー寄りであるため、北川選手はピットでタイミングを計ってからコースインします。計測1周目に1’45.952を記録しさらにタイムアップを狙いますが、クリアラップが取れず6番手となりました。

  • P1 #95 リジカラ S2000 松井猛敏
  • P2 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦
  • P6 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛

 赤旗中断の影響で予定より遅い14:08からBドライバー予選2グループがスタート。ボード提示とともに野間選手がコースインします。アウトラップでポジション取りに成功しクリアな状態で1周目のアタックに入り1’46.362を記録します。続いて前方に#52トヨペット86を発見し2周目のアタックに入りますが、思いのほか早く追いついてしまい、最終コーナー手前からストレートで#52トヨペット86と5クラスのマシンを抜きながら3周目のアタックへ。このアタックで1'46.221を記録し8番手となりました。

  • P1 #95 リジカラ S2000 中島保典
  • P2 #41 TRACY SPORTS ings S2000 井入宏之
  • P3 #93 SKR ENGINEERING S2000 中村嘉宏
  • P8 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 野間一

 A/Bドライバー予選のベストタイム合算により決定される総合結果は、FF勢最上位の6位となりました。S2000が有利とは予想されていましたが、その差は大きく予選結果はS2000勢とそれ以外に分かれてしまった形となりました。

  • P1 #95 リジカラ S2000 松井猛敏/中島保典
  • P2 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/井入宏之
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦/井口卓人
  • P6 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛/野間一
■9月1日 ウォームアップ走行・ピットウォーク

 9月1日(日)朝から雨が降り続く中、8:00から30分間のフリー走行が行われました。#333オートバックス.GLORY-R.FN2は北川選手と野間選手が走行しフルタンク状態でウェット路面のマシンバランス確認を行い2’02.437のタイムで4番手となりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/井入宏之
  • P2 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦/井口卓人/蒲生尚弥
  • P3 #95 リジカラS2000 松井猛敏/中島保典/市嶋樹
  • P4 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2北川剛/野間一/藤田弘幸

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 11:50から行われたピットウォークには夏休み最終日ということもあり、多くのファンがピットを訪れました。レースクィーンの小林未来さん(KWサスペンション)絵里花さん(mountainブレーキディスク)中島さおりさん(チームエーワン)の3名がピットウォークやキャンギャルオンステージで各社の商品のPRを行いました。

■9月1日 決勝レース

 今回のレースはS耐として標準的な3時間レース、義務ピットストップ回数も2回となります。スタート前のグリッド上では雨が上がり少しずつ路面が乾き始める状況です。各チームともレインタイヤかスリックタイヤかという選択に頭を悩ませていました。#333オートバックスFN2はレインタイヤを選択し、13時30分にレースがスタートしました。

st_r05_333-1-machine.jpg  スタート直後の1コーナーでPPスタートの#95リジカラS2000が単独でスピン・コースアウト。#333オートバックスFN2北川選手も混乱を避けて減速し順位を落としますがバックストレートとホッブスコーナーで抜き返し、5番手でホームストレートへ戻ってきます。3周目の2コーナーでは#93 SKR S2000を抜き、さらにレッドマンコーナーで#116W.S.S2000をオーバーテイクし3番手まで順位を上げます。#333オートバックスFN2北川選手の勢いは止まらず2番手#86 GAZOO 86まで5秒差に迫ったところでセーフティカーランになります。

 #333オートバックスFN2はこのセーフティカーランを利用してピットに入り北川選手から野間選手に交代。素早くドライバー交代を終えてコースインしようとしますが、なんとピットエンドのシグナルが赤となっています。セーフティカー隊列が整わずストレートを通過する車両が多いための処置でした。結局ST4クラスでは#41 TRACY 2000、#48 DIJONインテグラ、#18浅野R 86等も一緒に足止めされ周回遅れとなってしまいます。

 4台がコースに復帰した後、セーフティカー隊列が整い10周目には#93 SKR S2000と#52 トヨペット86、12周目には#86 GAZOO 86がピットインし滞りなくコースインしました。この差が今回のレース結果に大きな影響を与えることとなりました。

st_r05_333-2-machine.jpg  15周目にはセーフティカーが退出しレースは再開します。周回遅れとなってしまった#333オートバックスFN2野間選手は全力で追い上げを開始します。リスタートした15周目には#41 TRACY S2000を抜き、25周目には#116 W.S.S2000を、27周目にはSC中のステイアウトが奏功しクラストップを走っていた#73 mountainインテグラを抜いて同一周回に復帰します。さらに38周目には#58 KRPインテグラを抜いて4番手まで躍進します。#73 mountainインテグラを除き上位陣が1回目のピットストップを終えた45周目には#333オートバックスFN2野間選手は3番手まで上がります。

 #333オートバックスFN2野間選手は給油とドライバー交代のため46周目にピットイン。一時は周回遅れという窮地からSC後の30周で60秒も追い上げ3番手で戻ってきた走りに、チームも優勝狙いの戦略で応え、北川選手が再度乗り込みます。

 この時点で実質的な優勝争いはSC中のピット戦略で成功した#93 SKR S2000、#52 トヨペット86、#86 GAZOO 86の3台と、周回遅れから追い上げて来た#333オートバックスFN2の4台に絞られます。

 #333オートバックスFN2北川選手はコースインした後、マシンの振動などがあったもののうまく乗りこなして#52 トヨペット86に10秒差ほどまで迫ります。しかし60周目に2回目のセーフティカーが導入されます。

 さらに74周目に3回目のセーフティカーが導入され、ST4クラストップ争いの3台と#333オートバックスFN2の間に総合トップがいたため、セーフティカーは総合トップを抑える形で入ってしまいます。つまりST4クラストップ争いの3台はほぼ1周先に行ってしまう形となり、ラスト数周のスプリント勝負は思わぬ形で水を差されてしまいました。

 残念ながらこれで表彰台への望みは絶たれてしまいましたが、#333オートバックスFN2北川選手はマシンとタイヤを労わりつつ4位でフィニッシュすることとなりました。

■まとめ
チーム代表代行 大河原一
 「今回は勝てるだけの速さがありながら悔しい4位となってしまいました。1回目のセーフティカーランで周回遅れになりながらも、3番手まで戻し、トップ争いの3台まで10秒まで追い上げた時点では、確実に勝ちが見えていました。しかし3回目のセーフティカーのタイミングで再びクラストップとほぼ1周差にされてしまっては、なすすべもありませんでした。この2回のセーフティカーランのどちらかでもうまくいっていたら優勝できていたと思います。もちろん運もありますが、チームとしてはセーフティカー対応の戦略を見直していきたいと思います。次の鈴鹿は40分のスプリントレースです。ドライでの速さも磨かれてきましたので、地元鈴鹿でリベンジできるよう全力で挑みます。今回もご支援いただき大変ありがとうございました。次戦以降もご期待に応えられるようチーム一同全力を尽くします。これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします」
ARTA with TEAM A-ONE プレスリリース

SUPER GT

SGT:第6戦富士 GAINER DIXCEL SLS、今回もSCに翻弄されるが追い上げて7位でチェッカー! (GAINER)

  • DRIVER: KATSUYUKI HIRANAKA / BJORN WIRDHEIM
  • 予選6位 決勝7位
  • 予選日入場者数: 19,500人 決勝日入場者数: 32,800人

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2013年9月7日(土曜日)
  • 公式練習:9:00~10:50 気温:25度・路面温度:29度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 平中克幸 気温:25度・路面温度:33度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 Bjorn Wirdheim 気温:25度・路面温度:31度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r06_gainer_11-02.jpg  SUPER-GTも後半戦に突入し、ウエイトハンディもシリーズ中一番重たい状況下でのレースとなる。

 9月1日にTeam監督で、弊社株式会社ゲイナーの社長でもある山本俊茂監督が62歳の若さで、この世を去りました。 マシンカラーリングも、追悼カラーに少し変更し、山本監督の為にも、2台ともが表彰台に上るために全力で戦う。

 まず公式練習では平中から走行を開始。バランス的にはアンダー気味で、リアの跳ねが気になるようだ。 足回りと、リアウイングを調整し、Bjorn Wirdheimに交代。決勝を想定した走行を繰り返し、安定ラップも刻めるようなので、良い形で練習走行を終えることが出来た。

 ノックアウト予選の1回目は平中が担当。午前中よりリアの足回り、ブレーキ周りを交換し、予選開始から若干の時間をおいて、ピットを離れていく。朝よりも跳ねも無くなり、バランスも良くなっているようだ。

 タイムも2周目に1分40秒170をマークして暫定トップに。このまま周回してもQ1は通過できると確信しピットへ戻る。 結局は9番手のタイムでQ2に進出を決めた。

 500の予選を挟み、ノックアウト予選2回目が開始された。Bjornが開始と同時にピットを離れる。計測2周目にベストタイムの1分39秒644をマークし2番手に躍り出る。しかしこれ以上のタイムアップは出来ず、明日は優勝も狙えるポジションの6番手のグリッドが決まった。

平中 克幸コメント
 朝のフリーは状態としては良くなかったのですが、セットアップを変更してからは、それが上手くいったので、今日の予選結果に繋がったと思います。小笠原エンジニアのおかげだと思いますが、レースは明日なのでそれは楽しみです。
Bjorn Wirdheimコメント
 朝のフリー走行は決勝を見据えたテストをしていました。予選はQ2を担当しましたが、平中選手も良いパフォーマンスでQ1を通過してくれましたし、タイヤもマシンも良い状態でした。CR-Zは重たくても相変わらず速かったですけどね。明日は良いポジションからスタートできるので、監督の為にも優勝したいです。

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2013年9月8日(日曜日)
  • フリー走行:9:00~9:30 気温:23度・路面温度:24度・天候:雨・路面状況:ウエット
  • 決勝66周(61周):14:00~ 気温:29度・路面温度:35度・天候:小雨/曇・路面状況:セミウエット/ドライ

gt_r06_gainer_11-04.jpg  天気予報が当たって、朝からの雨。まずBjornから走行をスタート。走行が始まってすぐに赤旗中断。再開後Bjornの走りは良く、このセッションの2番手に付ける。その後平中に交代するが、トップはNo.61 BRZで、平中が出した1分50秒373から1秒半も速く、88kgも積んでいるとは思えない。やはり重たい重量を考えれば、Teamとしてもこのまま雨の決勝レースが望まれた。

 雨は決勝レーススタート前には完全にあがり、ドライのレースでフォーメーションラップが開始された。しかし、雨雲は静岡県の至る所に点在し、いつ雨が降ってきてもおかしくない状況だ。

 スタートを担当するのはBjorn。綺麗なスタートが切られ1コーナーへ。1周目にNo.61をパスし5番手に浮上。徐々にペースを上げてくるBjornは7周目にはNo.55 CR-ZをNo.16 CR-Z、No.4 BMWが相次いでパスしていくのと同じようにパス。しかしこの時に接触があったが、レーシングアクシデントと判断。そのまま前車を捉えに掛かる。

 前を行くNo.4 BMWとの攻防は、18周目に起きたNo.32号車のクラッシュによりセーフティーカー(SC)が入りレースは中断。21周目にピットオープンとなるが、2年前の同じ第6戦で100kgの重量を背負っての走行で、タイヤがバーストしたことを考えてそのまま走行を続けることを選択。No.16も同じ作戦を取り、29周目にトップを奪取。40周目に平中と交代するまで、そのポジションをキープ。

 しかし、やはりSC後にすぐにピットに入ったNo.4がすでに13秒後方まで迫って来ていた。ルーティーンのピットが終わり、ポジションは12番手まで後退していたが、平中の少しでも多くのポイントを獲得するんだという強い意志の中、まずNo.5 GT-Rを交わし、その後52周目にはポイントランキングトップのNo.16を捉えてパス。この時点で8番手まで順位を上げ、ペースの落ちてきていたNo.61を交わし、7番手まで浮上した。しかし周回数も残り1周となり、追い上げもここまで。貴重な4ポイントをあげた。

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平中 克幸コメント
 今回は優勝を狙って入ったレースだったのですが、こんな形になってしまって非常に残念です。タラレバじゃないですが、作戦的にもっと上手くやっていれば最低でも2位表彰台にはのぼれてたと思うし、Bjornのペースも僕の後半のペースも悪くなかったのですからね。特にウエット路面でのスリックが、SUGOと比べて格段と良くなり、他のマシンと比べても、僕たちの車のペースはかなり速かったと思うと残念です。終わってしまったことをあれこれ言っても仕方がないですし、チャンピオンシップを考えてもまだまだ諦めるわけにはいかないので、次のレースではもっとポイントを詰められるように頑張ります。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日はマシンもタイヤも本当に素晴らしかった。僕のファーストスティントも良かったと思う。タイヤも良かった。SCのあとピットに入らなかったので、僕がロングスティントを走ることになりましたが、やはりロスは大きく残念な結果になりました。平中も良い仕事をしていましたので、2位にはなれてと思います。
Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第6戦富士 GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS、今季ベストリザルト6位入賞 (GAINER)

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  • DRIVER: TESTUYA TANAKA / MASAYUKI UEDA
  • 予選8位 決勝6位
  • 予選日入場者数: 19,500人 決勝日入場者数: 32,800人
2013年9月7日(土曜日)
  • 公式練習:9:00~10:50 気温:25度・路面温度:29度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 田中哲也 気温:25度・路面温度:33度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 植田正幸 気温:25度・路面温度:31度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r06_gainer_10-02.jpg  SUPER-GTも後半戦に突入し、ウエイトハンディもシリーズ中一番重たい状況下でのレースとなる。

 9月1日にTeam監督で、弊社株式会社ゲイナーの社長でもある山本俊茂監督が62歳の若さで、この世を去りました。マシンカラーリングも、追悼カラーに少し変更し、山本監督の為にも、2台ともが表彰台に上るために全力で戦う。

 まず公式練習では田中哲也から走行を開始。 バランス的には悪くはなかったが、限界が低く、限界値を探るのにダンパーと車高の調整を行った。周回毎に路面状況の変化が大きく、セットを中断し植田正幸と交代。植田のラップタイムも悪くなく、1分41秒185をマークし、このセッションの14番手で走行は終了した。

 ノックアウト予選はオンタイムで進行。Q1を担当するのは田中。コースオープンと共にピットを離れていく。計測4周目にベストタイムをたたき出すが、これはパナソニックコーナーでガス欠した前車に追突しそうになりよけた時のタイムであり、非常に残念なアタックタイムではあったが、なんとかQ2に駒を進めることが出来た。

 Q2を担当するのは植田。後半戦に来て、かなりSLSに乗れてきているので、好タイムが期待された。セットもQ1から田中のアドバイスを受け、車高、スタビ、ダンパーなどのセット変更を行いスタート。徐々にタイムをあげていき、3周目には1分39秒台をマ-ク。今期一番のパフォーマンスで、8番手のグリッドが決定した。

田中哲也コメント
今日は結構流れが良くて、自分的にはもう少し余裕で通過出来るかとは思ったのですが、一番タイヤの良い状況の時に引っかかってしまいました。でも、ぎりぎりでも通れたのでホッとしました。Q1さえ通れば、植田さんがどうにかしてくれると思ったので、植田さんも期待に応える走りをしてくれた予選だったと思います。明日は表彰台を狙いに行きます。
植田正幸コメント
予選は朝のアンダーステアがきつかったのをウイングでアジャストして貰って、最後少し失敗はしましたが、今シーズン一番良い予選順位で終わることが出来ました。明日は頑張ります。

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2013年9月8日(日曜日)
  • フリー走行:9:00~9:30 気温:23度・路面温度:24度・天候:曇・路面状況:ウエット
  • 決勝88周(81周):14:00~気温:29度・路面温度:35度・天候:小雨/曇・路面状況:セミウエット/ドライ

gt_r06_gainer_10-04.jpg  天気予報が当たって、朝からの雨。雨仕様にセット変更し、まず田中からスタート。走行直後にNo.19とNo.50がストップし赤旗中断。その間にセットをアジャストして田中が確認の走行をし、植田と交代。フリー走行は終了した。

 その後のサーキットサファリでは、植田がトップタイムの1分50秒150を計測し終了した。

 雨は決勝レーススタート前には完全にあがり、ドライのレースでフォーメーションラップが開始された。しかし、雨雲は静岡県の至る所に点在し、いつ雨が降ってきてもおかしくない状況だ。

 スタートを担当するのは田中。綺麗なスタートが切られて1コーナーに消えていく。3周目にNo.61 BRZをパスし7番手に浮上。続いてNo.5 GTR-Rも交わし6番手に。11周目にNo.11の後まで迫り5番手を走行。18周目に起きたNo.32号車のクラッシュによりセーフティーカー(SC)が入り中断。21周目にピットオープンとなり、すぐにピットに入り植田と交代。

 SCがピットに入り、リスタートが切られた時は17番手を走行していたが、全車がルーティーンのピットを終えた43周目には6番手を走行。植田のラップタイムも悪くなく、前車との差も開くことなく周回を刻む。しかし、後ろから来るNo.3 GT-Rは速く、56周目にとうとうパスされてしまい7番手に後退。

 しかしここから植田のペースが上がり、No.61をパスし再び6番手を走行。そのままチェッカーを受け、6番手と今年一番のリザルトを記録した。

田中哲也コメント
決勝は今期最高の順位だったので、良かったですが、もうちょっとチームとして頑張らなければいけないこともあったのかなと思いました。10号車も11号車ももっと上の順位でチェッカーを受けられたのでは無いかと思うと、残念ですが次回このことを生かしてもっと頑張ります。
植田正幸コメント
今日は哲也選手がスタートで、SCが入った関係で僕がロングを担当することになりましたが、ドンピシャのタイミングでコースに出られたので、良かったのですが、同じマシンのNo.62SLSに先行を許してしまったり、トラブルでワイパーが動かなくなったりして、乗りにくかったのです。ただペースがあと1周コンマ5~コンマ8は最低でも縮められたら、4位にはなれていたと思うともっと頑張らないといけないと思いました。
福田洋介エンジニアコメント
今回、天気予報で微妙な雨の確率が高く、難しいレースを予想していましたが、波乱はセーフティーカーのタイミングでした。予定のピットは早くともレース距離の半分割り、タイヤ次第で引っ張るつもりが、ピットオープンのタイミングが早くピットに入った方が特をする状況になった為、予定外で急遽ショートスティントでのピットインとなり、タイヤライフ的に賭けの部分はありましたが少しの雨で多少余裕も出来、植田さんも何とか粘りの走りで、田中・植田コンビでは過去最高の6位を獲得出来ました。次のレースでも過去最高位を更新出来るよう頑張ります。

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Text & Photo: GAINER

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿 大津弘樹がデビューレースで優勝、石坂瑞基がチャンピオンを決める

 S-FJ第5戦は15日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝を行い大津弘樹が12周、17分16秒922で初優勝した。

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 台風の影響でスタート時間が早くなり、また周回数が14周から12周に変更になった。

 決勝レース直前で、路面は若干濡れている状態だったが、数台はスリックタイヤをチョイスした。

 スタートはポールポジションの嶋田誠が好ダッシュ、トップで1コーナーに入った。2位に予選3位の佐藤駿介が上がった。予選7位の橋本陸が絶妙なスタートを決め2周目には3位順位を上げてきた。

 レース序盤から予選5位の大津が全車より1秒速いラップで、トップを追い始め4周目の1コーナーで嶋田をパスし、その後もペースを緩めず最終的には2位の板倉慎哉に14.604の差をつけトップでチェッカーを受けた。

 3位には予選14位からスリックでスタートした上村優太が入った。

 また今回のレースで、今シーズンのチャンピオンが決まる可能性がある石坂瑞樹は、予選8位からレインタイヤでスタート、着実に順位を上げていき、ポイントランキング2位の嶋田を最終ラップのスプーンカーブでパスし、最終戦を残してシリーズチャンピオンを決めた。

優勝した大津弘樹のコメント
 「スタート直前にスリックタイヤでも走れると思い、タイヤ交換を致しました。タイヤが温まってからは非常に運転しやすく、落ち着いてレースをまとめることができました。またF1の前座レースにも出ますので今度も勝ちたいと思います」
シリーズチャンピオンを決めた石坂瑞基のコメント
 「今年は絶対にチャンピオンを取ると決めて、参戦しましたのでチャンピオンを取れて嬉しいです。来年は鈴鹿サーキットのスクールに参加して、もっと速く走れるようになりたいです。」
Text: Nobumitsu Ohtake
Photo: Motorsports Forum
Nobumitsu Ohtake

FJ1600

FJ1600:第5戦鈴鹿 加藤洋一が優勝

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 FJ1600第5戦は15日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝を行い加藤洋一が10周、16分05秒013で優勝した。

 台風の影響でスタート時間が早くなり、また周回数が12周から10周に変更になった。

 午前中に行われた公式予選では小雨が降る中5台がエントリーし、ポールポジションを獲得したのは加藤洋一、2位に成尾悟史、3位に野呂大樹が入った。

 午後から行われた決勝レースは曇り空の中、加藤が好ダッシュを決め1コーナーに入り、予選4位の大谷年治が3位に上がった。

 序盤は2位争いが白熱、成尾と大谷が激しい争いをし、その間に1位を走る加藤が2位に以下を3秒以上広める展開となったが、終盤になるにつれ成尾と大谷が、1位の加藤より速いラップタイムで追い付いていき、最終ラップでは1秒以内まで迫ったが少し及ばずチェッカーを受けた。

 惜しくも2位にはファステストラップで追った成尾悟史が入り、3位には大谷年治が入った。

優勝した加藤洋一のコメント
「難しい路面状況ではありましたが、落ち着いてレースが出来ました。最後は少し焦りましたが勝つ事ができ嬉しいです」
Text: Nobumitsu Ohtake
Photo: Motorsports Forum
Nobumitsu Ohtake

SUPER GT

SGT:第6戦富士フォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第9戦 決勝

MJ13_0251_fineプレスインフォメーション 2013年9月08日
 
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 モービル1チャレンジ 決勝を、2013年9月8日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。

天候:曇 路面:ドライ 気温:27℃ 路面温度:27℃(スタート時)

9月8日(日)に決勝が行なわれたポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズ第9戦「モービル1チャレンジ」は、タイトル争いの趨勢が決まる大事な1戦。富士スピードウェイ(静岡県)を舞台に全14台による熾烈なバトルが期待された。

前日に行なわれた予選では#12 小河諒がポールポジションを獲得。ランキング3番手で王座獲りに望みを繋ぐ#19 永井宏明が2番グリッド、後ろには#14 川端伸太朗、続いてランキング首位を行く#78 近藤翼と、チャンピオンクラスの顔ぶれが名を連ねる。ジェントルマンクラスは5番グリッドにつけた#7 星野敏がトップ。クラス2番手の#2 田島剛は8番手スタートにつけるかたちとなった。

サーキットは朝から雨に見舞われ、午前中に行なわれたスーパーGTの走行では完全なウエット路面。PCCJ参戦チームもウエットタイヤを用意してスタートの時を待つ。しかし11時をまわると、降り続くかに思われた雨は止み、雲間から薄日が差すような天候に。気温も上がり、雲の流れは晴れ傾向。全車グリッド上でドライタイヤに換装してのスタートとなった。しかし路面はまだ濡れている。コンディションが安定するまでは油断は禁物。波乱の展開を予感させた。

MJ13_0249_fine11時55分、第9戦決勝がスタート。懸念された1コーナーでの混乱もなく、全車クリーンな立ち上がりとなった。ここでいいスタートを決めたのは#32 飯田太陽。6番手グリッドから順位を上げ、1コーナーを3番手で通過、ヘアピンでは前を行く#19 永井をかわして2番手に躍り出た。「フォーメーションからできるだけタイヤを温めておいたのがスタートで成功した秘訣ですね」と#32 飯田。3番手となった#19 永井は#32 飯田にフタをされる格好となり、#12 小河を追うことができない。

「スタートは濡れた路面だったので慎重になりすぎました。小河くんに逃げられちゃったなという思いはありましたが、まずは目の前の飯田さんを抜くことに集中しました」と語る#19 永井は、#32 飯田の背後からプレッシャーをかけ続け、5周目の1コーナーで再び2番手に浮上。その後#19 永井はプッシュするも#12 小河に追いつくには至らず、終盤にはコースアウトを喫して3番手にドロップ。代わって#32 飯田が2番手へとポジションを戻し、そのままフィニッシュへと持ち込んだ。

「今回の2位はタナボタです(笑)。永井さんには地力でもう一歩及ばない部分があるので、それが今後の課題ですね」と#32 飯田は冷静に戦いを振り返った。一方の#19 永井も「単独2番手になって、最後まで頑張って手を抜かずに走ろうと思いましたがコースアウトしてしまいました。今回の失敗の反省を活かして、次の鈴鹿はいいレースにできればと」と気持ちを切り替えて最終戦に臨む構えだ。チャンピオンクラスは#78 近藤がクラッシュし戦線離脱、#14 川端も途中でスピンを喫し上位フィニッシュはならなかった。

また、今回の難しい路面コンディションは多くのドライバーの足下をすくい、戦況を見極め生き残る者が上位にくるサバイバルレースとなった。ジェントルマンクラスのトップを走っていた#7 星野はダンロップコーナーで#78 近藤に後ろからプッシュされてスピン、一時は13番手までドロップすることになったが、その後も走り続けて最終的にはクラス3番手の表彰台を手に入れた。「一時は諦めかけましたが、チームから無線で頑張れと言われて走り続けました。最終戦も全力で取り組みます」と#7 星野。

最後尾グリッドからのスタートながらジェントルマンクラスの2位表彰台を獲得したのはPCCJ初参戦となる#23 スズキ マサオミ。「チームがいいクルマを作ってくれましたし、こういうコンディションだったので、最後まで走り切ることを目指していました。無線でも順位を最後まで知らされなかったのがよかったんだと思います(笑)。この週末はなかなか思うようにいきませんでしたが、チームやアドバイザーの心強いサポートがあって走ることができました」と、うれしい表彰台獲得に笑顔を見せた。

的確な状況分析でジェントルマンクラスの勝利を引き寄せたのは#2 田島。「フォーメーションで路面状況を見て、最初から行くのはリスキーだなと思いました。状況が安定してからペースアップするつもりでしたから、出だしの順位は全然気にしていませんでしたね。そこは自分の感性を信じて走りました」と、ランキングトップを堅持。タイトル獲得に向けて自信に満ちた表情をのぞかせた。

この週末、専有走行、予選、決勝とすべてのセッションでトップタイムをたたき出しライバルを寄せつけない走りで完全制覇を果たしたのは#12 小河。決勝でも鮮やかにスタートを決めてみせると、後続との差を見ながらレースをコントロールし、最終周にファステストラップを獲得する強さを発揮した。「難しいコンディションからのスタートだったので、1コーナーを安全にパスできた時点でまずはひと息でした。タイヤマネジメントも含めていいコントロールができたと思います。ただ、タイヤを少し傷める走りをしてしまったところもあったので、出来としては75点くらいですかね。将来的にはGTやル・マンを見据えていきたいと考えていますから」とやや辛口な自己評価。「鈴鹿はあまり経験もないので、不安要素がないわけではありませんが、そこはテストでアジャストしていければと思っています」と最終決戦に向けても気負いはない。

この結果を受けて、#12 小河は最終戦を待たずに、今年のポルシェ モータースポーツ インターナショナル スカラーシップに参加する日本代表のドライバーに抜擢された。10月7日(月)〜8日(火)にドイツ・ベルリンにて開催される選考会に参加することとなる。合格者は2014年のポルシェ モービル1スーパーカップに、ポルシェAGのサポートを受けての参戦が確約される。

次戦、PCCJの2013年最終ラウンドは、F1日本グランプリの併催レース。10月11日(金)〜13日(日)にかけて、三重県の鈴鹿サーキットで開催される。このラウンドではスポット参戦ドライバーも登場するため、これまでの勢力図に影響を与える可能性もある。世界屈指のテクニカルサーキットで繰り広げられる、世界最高峰のワンメイクレース。秋の晴れやかな空のようにクリーンなバトルを期待したい。

■第9戦 モービル1チャレンジ 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap Grid
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 26'50.541 1
2 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 +20.821 6
3 19 永井 宏明 C ナインレーシング +23.629 2
4 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ +39.251 7
5 2 田島 剛 G TAJIMA RACING +47.615 8
6 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE +52.872 3
7 23 スズキ マサオミ G SR DIRECTION +1'24.894 14
8 7 星野 敏 G D'station HAI997 +1'25.624 5
9 24 GO MAX G たかのこ みきゃんGT3Cup +1'41.152 13
10 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 1Lap 9
11 21 高田 匠 G TAKUMI RACING 3laps 12
以上完走
DNF 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 11Laps 10
DNF 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 12Laps 4
DNF 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 14Laps 11

Best Lap : Gentleman Class #33 Ogino Tetsuo 1'47.833 (14/14)
Best Lap : Champion Class #12 小河 諒 1'46.097 (15/15)

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第6戦富士フォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝 KEIHIN HSV-010が2位表彰台、ウイダーモデューロHSV-010はチャンピオン争いのトップに! (HONDA)

  • 2013年9月8日(日)・決勝  会場:富士スピードウェイ(4.563km)  天候:曇りときどき雨 気温:29℃(14:00時点) 路面温度:35℃(14:00時点)  コースコンディション:ドライときどきウエット  観客:3万2800人

 9月8日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースが行われました。

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gt130908001L.jpg  7日(土)の公式予選では、#18 ウイダー モデューロ HSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組)が3番手、そして#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)が4番手となり、2台のHSV-010 GTが2列目グリッドを占める形となりました。さらに#17 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)は8番グリッド、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)は11番グリッド、#32 Epson HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)は15番グリッドから、決勝レースを戦います。

 決勝レースが行われる日曜日は、朝から小雨がぱらつくあいにくの空模様となりました。フリー走行が始まった午前9時の段階でも路面は完全にウエットで、各車、水しぶきを大きく上げながら走行しました。ここでは#18 ウイダー モデューロ HSV-010が4番手のタイムをマークしてHonda勢のトップに立ったほか、#8 ARTA HSV-010は6番手、#100 RAYBRIG HSV-010は7番手、#17 KEIHIN HSV-010は8番手、#32 Epson HSV-010は11番手となりました。

 フリー走行が終わると、雨はいったん止み、午後になるとコースは完全なドライコンディションとなりました。午後2時、1周のフォーメーションラップに続くローリングタートにより、66周の決勝レースが幕を開けました。スタートドライバーは、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は山本選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#8 ARTA HSV-010はファーマン選手、#32 Epson HSV-010は道上選手です。

 5名のHondaドライバーは、順調にスタートを切り、山本選手は3番手、伊沢選手は4番手、金石選手は8番手と、予選順位を守ってオープニングラップを走りきりましたが、ファーマン選手は2台を追い抜いて9番手に浮上。道上選手もライバルの1台を攻略し、14番手でオープニングラップを終えました。

 レース序盤、GT500クラスのマシンは、接近戦を展開しながら周回を重ねていきます。そうした中、#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢選手は、3番手を走る山本選手の#18 ウイダー モデューロ HSV-010にたびたび接近。8周目の1コーナーで#100 RAYBRIG HSV-010はついに3番手に浮上し、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は4番手となります。#18 ウイダー モデューロ HSV-010は、タイヤのグリップに苦しんだために、その後もペースが伸び悩み、9周目には5番手、10周目には8番手、14周目には9番手と後退していきます。

 15周目の段階で#100 RAYBRIG HSV-010は引き続き3番手、#17 KEIHIN HSV-010は8番手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は9番手、#8 ARTA HSV-010は10番手、#32 Epson HSV-010は15番手となりました。

 19周目、ホームストレートを走行していた#32 Epson HSV-010の左リアタイヤに、トラブルが発生。マシンはコントロールを失ってガードレールに接触するというアクシデントが起こります。幸い、ステアリングを握る道上選手は無事でしたが、ストレート上にパーツが散乱したため、20周目にセーフティカーが導入されました。間もなく、各マシンはストレート上にGT500クラスとGT300クラスとが分かれて整列し、GT500クラス、GT300クラスの順で、セーフティカーランが再開されました。これらが終わった22周目、それまで進入禁止とされていたピットレーンがオープンとなり、GT500クラスではライバルの1台を除く全車がピットストップを実施。給油、タイヤ交換、ドライバー交代を済ませてからコースに復帰していきました。

 ここでいち早く作業を終えたのが、#17 KEIHIN HSV-010で、4番手となってピットアウト。それに続いたのが#18 ウイダー モデューロ HSV-010の7番手で、#100 RAYBRIG HSV-010は9番手、#8 ARTA HSV-010は11番手となってセーフティカーが率いる隊列に加わりました。

 24周目が終わったところでセーフティカーランは終了し、競技が再開されます。後半を担当するドライバーは、#17 KEIHIN HSV-010が塚越選手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010がマコヴィッキィ選手、#100 RAYBRIG HSV-010が小暮選手、#8 ARTA HSV-010が松浦選手となります。

 25周目、塚越選手はライバルの1台を攻略し、3番手に浮上します。その直後、#100 RAYBRIG HSV-010がピットインします。これは、GT300クラス車両の1台に接触した際にラジエターが破損したことで、そこから冷却水が漏れ出し、その状態で走行を続けるとオーバーヒートを起こす恐れがあったためにとられた措置です。結局、#100 RAYBRIG HSV-010はこのままリタイアとなりました。

 34周目、2番手を走るライバルマシンに、セーフティカーランのあとに反則スタートを行ったとして、ドライブスルーペナルティーが科せられます。この車両が36周目にペナルティーを消化すると、#17 KEIHIN HSV-010は2番手に浮上しました。これと前後して小雨が降り出し、路面はやや湿った状態となります。このコンディションでは、塚越選手が群を抜いて速く、トップを走るライバルにじわじわと迫っていきました。

 一方、#18 ウイダー モデューロ HSV-010はピットストップの際にタイヤ交換を行ったことで、ペースをやや取り戻し、37周目には6番手、40周目には5番手へとポジションを上げます。同じく40周目、ライバルの脱落などに助けられて、#8 ARTA HSV-010もポイント圏内の8番手までポジションを上げていました。

 42周目、セーフティカーランの際に、唯一ピットストップを行わず、トップを走行していたライバルの1台がピットに入りました。このとき、塚越選手はライバルのすぐ後ろを走っていたために、ストレートでの加速が一瞬鈍り、それまで3番手を走行していたライバルに先行を許します。2番手となった塚越選手は、新たにトップに浮上したライバルを懸命に追走。これと前後して、コース上では再び雨が降るようになりますが、コースが濡れ始めると塚越選手は速く、トップとの間隔をじわじわと詰めていき、その差はときに0.5秒ほどまで縮まりました。しかし、雨が止んでコースが乾き始めると、2台の間隔は再び広がってしまいます。もっとも、レースは残り20周近くあり、今後のコンディション次第では、#17 KEIHIN HSV-010がトップに立つ可能性は十分にあると思われました。

 しかしその後は、残念ながら雨脚が強くなることはなく、#17 KEIHIN HSV-010はトップを追い詰めることができないまま周回を重ねていきます。最終的に#17 KEIHIN HSV-010はトップと2.8秒差で66周を走りきり、2位表彰台を手に入れました。そして、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は5位、#8 ARTA HSV-010は8位となり、完走を果たした3台のHSV-010 GTがそろってポイントを獲得することとなりました。

 この結果、チャンピオン争いのドライバー部門において、合計46点を獲得した#18 山本/マコヴィッキィ組(ウイダー モデューロ HSV-010)がライバルの1チームと同点でトップに浮上。そして、今回15点を追加して41点とした#17 金石/塚越組(KEIHIN HSV-010)は、チャンピオン争いの5位につけています。#100 伊沢/小暮組(RAYBRIG HSV-010)は、今回リタイアに追い込まれたため総合7位に後退しましたが、それでもポイントリーダーとの差は9点で、逆転タイトルの可能性を残しています。さらに#8 ファーマン/松浦組(ARTA HSV-010)は31点で11位、#32 道上/中嶋組(Epson HSV-010)は3点で15位となっています。優勝はポールポジション(PP)からスタートした#38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)でした。

 一方、Hondaが開発したレーシングハイブリッドシステムを搭載する、GT300クラスの#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)と#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)は、土曜日の予選で#55 ARTA CR-Z GTがPP、#16 MUGEN CR-Z GTが3番グリッドを獲得。日曜日の決勝レースでも、序盤は2台そろってトップ3のポジションを守ったまま周回を重ねていきました。ただし、#55 ARTA CR-Z GTは他車との接触により、リアディフューザーの一部を破損。これがリアタイヤに干渉していたため、13周目にピットストップを行って応急措置を施しました。この影響で#55 ARTA CR-Z GTは一時、24番手まで後退します。対して、#16 MUGEN CR-Z GTは22周目にトップに浮上する活躍をみせましたが、34周目にピットストップを行うと17番手に後退。それでもあきらめずに追い上げ、結果8位でフィニッシュしました。なお、#55 ARTA CR-Z GTは16位で完走を果たしました。

 次戦は10月5日(土)、6日(日)に大分県のオートポリスで開催されます。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「今回は、これまで苦手とされてきた富士スピードウェイで、トップチームに負けないスピードを発揮できたことで、自分たちが開発してきたことが間違っていなかったという自信が持てました。#17 KEIHIN HSV-010は、開幕戦以来の2位に入ったことで、大きくポイントを伸ばし、タイトル獲得の可能性を残して残り2戦に挑むことになりました。これでHonda陣営としては、#18 ウイダー モデューロ HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010と合わせて合計3台にチャンピオンの可能性が残されているので、全体的な流れは決して悪くないと思います。ただし、チャンピオン争いの上位は接戦ですので、残る2戦も気を引きしめて挑むつもりです。引き続き、5台のHSV-010 GTに熱い声援をお送りくださいますよう、お願い申し上げます」
塚越広大(2位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「予選の結果はあまりよくありませんでしたが、セーフティカーランのタイミングでピットインをした際、チームがすごくいい仕事をしてくれて、ポジションを上げることができました。最終的には2位で、勝てなかったことはすごく悔しいですが、開幕戦以来、ここまで表彰台に上れなかったことを思えば、満足のいく結果だといえます。また、チャンピオンシップの面でもすごくいいポジションにいるので、残り2戦も全力で戦っていきたいと思います。もう、2位は必要ありません。残り2戦では、予選での速さをもっと磨き、さらに突き詰めた戦い方で優勝を狙いたいです」
金石年弘(2位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「昨日の予選はセッティングでかなり苦しんだので、今日は大幅にマシンを変更して決勝に臨みました。結果的にこれがいい方向に進み、今日は2位表彰台に上ることができました。開幕戦以降もある程度はポイントを獲得できていましたが、大量得点はありませんでしたので、素直にうれしいです。次戦は得意のオートポリスですので、最低でも表彰台に上ることを目標にしてがんばります」
山本尚貴(5位 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「スタート直後は好調でしたが、5周ほど走ったころから、急に前後のグリップが低下して、大きくポジションを落としてしまいました。その後は他車と接触することなく、しっかりとマコヴィッキィ選手にバトンを渡すことが、自分の仕事だと気持ちを切り替えて走り続けました。ピットストップで別のタイプのタイヤに交換したところ、レース後半はとても速いペースで周回できるようになり、マコヴィッキィ選手のがんばりもあって、ポイントを積むことができました。残り2戦にはポイントリーダーとして挑めるので、タイトル獲得のチャンスも十分にあると思います。けれども、決して余裕はないので、気を引きしめてしっかり戦っていくつもりです」
フレデリック・マコヴィッキィ(5位 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「自分にとっては少し難しいレースでした。特に、ドライバーが交代してからは、タイヤをウォームアップさせるのにやや時間がかかってしまいました。タイヤが温まってからはペースも上がり、ライバルのマシンに追いつきつつありましたが、その後はややドライビングしにくい状況となり、タイムをロスしてしまいました。昨日はこのような問題が起きていなかったので、なにが原因だったかをよく検討しなければいけないと考えています。ただし、ポイントリーダーに立てたことはとてもうれしく思っています。僕たちにはチャンピオンになるポテンシャルがあるので、残り2レースでも力強くプッシュして戦っていきます」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第6戦富士 立川祐路/平手晃平組 LEXUS SC430が今季初勝利! GT300クラスではトヨタ プリウスが2位表彰台獲得 (TOYOTA)

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「ホーム」富士で今季初勝利を挙げた立川祐路、平手晃平と
3位に入ったアンドレア・カルダレッリ、伊藤大輔

 SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」が9月7日(土)、8日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 シーズン全8戦で争われるSUPER GTも既に5戦を終え、シリーズ戦は残すところ3戦と、後半戦に入った。しかし、タイトル争いは僅差となっている。

 LEXUS SC430勢では、脇阪寿一/石浦宏明組のDENSO KOBELCO SC430 39号車がランキング5位ながら首位とは僅か5点差。ランキング6位と7位に中嶋一貴/ジェームス・ロシター組のPETRONAS TOM'S SC430 36号車、伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組のKeePer TOM'S SC430 37号車と、トムスの2台がやはり8点、13点差で続いている。

 次戦はウェイトハンデが獲得ポイント×1kg、最終戦はノーハンデとなるため、今大会は最大のウェイトハンデを搭載することとなる。2011年秋の富士大会でコンビ初優勝を挙げた立川祐路/平手晃平組のZENT CERUMO SC430 38号車は、今季第3戦以降不運が続き、ランキング11位と厳しい戦いを強いられているが、ライバルに比べ軽いウェイトハンデも活かし、タイトル争いに加わりたいところだ。

 富士でのSUPER GT開催はゴールデンウィークの大会に続き今季2回目。春の大会は500kmだったが、夏を締めくくる今大会は300kmで争われる。春の大会でLEXUS SC430がトップ4を独占するなど得意とする『ホーム』富士で、タイトル奪還へ向け勢いに乗るべく挑んだ。

◆予選◆

 午後2時、気温25度、路面温度33度という過ごしやすい気候の下、ノックアウト方式の予選Q1がスタート。上位8台がQ2へ進出する。

 15分のセッションで、残りが8分ほどとなったところで各車コースイン。チェッカーまで、次々にタイムが塗り替えられていくアタック合戦の中、残り1分を切ったところで、38号車の平手晃平が他車を引き離すタイムでトップに躍り出た。国本雄資が駆るENEOS SUSTINA SC430 6号車が3番手、伊藤大輔の37号車が5番手、ジェームス・ロシターの36号車が6番手でQ2へ進出。

 一方で74kgと重いウェイトハンデを負うDENSO KOBELCO SC430 39号車は、惜しくもコンマ2秒及ばず12番手。WedsSport ADVAN SC430 19号車が13番手で、この2台がQ1敗退となった。

 Q2でも38号車の速さはずば抜けており、立川祐路が2位にコンマ3秒近い差を付けてのポールポジションを獲得。立川はJGTC時代からの通算で、自身の持つポールポジション記録を塗り替える18回目、富士スピードウェイでは8回目のポールポジション獲得。

 2位以下は非常に僅差での争いとなったが、アンドレア・カルダレッリが好走を見せた37号車が今季最上位グリッドとなる2番手タイムをマーク。LEXUS SC430が最前列グリッドに並んで決勝レースをスタートすることとなった。

 2番手から7番手まで、6台がコンマ3秒以内に入るという激しい争いとなったQ2で、36号車は5番手、6号車が6番手につけ、3列目に並んだ。

 GT300クラスでは、春の大会で初優勝を飾ったPanasonic apr PRIUS GT 31号車がQ2へ進出し、9番手グリッドを獲得した。

◆決勝◆

 8日(日)、決勝レースを前にして行われたフリー走行は、セッション開始直前に雨に見舞われ、ウェットでの走行となったが、その後、雨は止み、午後2時の決勝レーススタートは完全なドライコンディションで迎えることとなった。

 しかし、空は雲が覆い、いつ雨が落ちてきても不思議はない、難レースを予感させる状況でスタートが切られた。  順当なスタートで、序盤、上位勢は予選順位のまま推移。首位を逃げる平手の38号車と2位の37号車は後続を着実に引き離して行った。

 しかし、19周目にストレート上でクラッシュが発生したため、セーフティカーが導入。これで38号車、37号車が築いた後続への大きなマージンは帳消しになってしまった。

 加えて、このセーフティカーランの間に、ドライバー交代が可能な周回数となったため、ピットオープンと共に、1台を除いた全車がピットへ。ピット作業で順位が入れ替わり、38号車が3位、37号車が5位、6号車が6位、39号車が8位、36号車が10位で25周目に再スタート。再スタート後、36号車はコースオフを喫し、39号車との接触もあり、2台は大きく順位を落としてしまった。

 立川へとドライバーを交代した38号車は前走車をパスするべくプッシュしたが、前をふさぐGT300クラス車両をかわしながらのバトルの中で、ライバルの先行を許しポジションダウン。37号車にもかわされ、一旦は5位に後退。

 まもなく雨がぱらつき始め、この後の展開に各チーム頭を悩ませることとなったが、結局レインタイヤに交換するほどには雨は降らず、全車スリックタイヤのまま走行を続行した。

 ペースを取り戻した38号車は追い上げを開始。33周目に37号車をかわすと、セーフティカーラン中にピットインしなかった車両のピットと、再スタートでのペナルティを受けた車両が後退したことで2位へとポジションアップ。予選時から圧倒的な速さを見せてきた38号車と立川の勢いは止まらず、42周目には、ついに首位を奪還した。

 その後、KEIHIN HSV-010 17号車の追い上げを受けた38号車だったが、立川は次々に現れる周回遅れのGT300車両をかわしながらも隙を見せず、逃げ切って見事今季初勝利のチェッカーを受けた。立川にとっては、JGTCシリーズからの通算でGT500クラス最多タイとなる15勝目。3位に37号車、4位に6号車が続き、LEXUS SC430は1-3-4フィニッシュを果たした。

 今大会の結果、シリーズタイトルは更に僅差の争いに。優勝した38号車の立川祐路/平手晃平がランキングでレクサス勢最上位へと浮上。順位は4位ながら、首位との差は僅か3ポイント。6位の37号車(6ポイント差)、8位の39号車(9ポイント差)、9位の36号車(12ポイント差)、10位の6号車(14ポイント差)も、十分に逆転可能なポイント差で残り2戦へ臨むこととなった。

 GT300クラスでは、9番手スタートのプリウス31号車が、セーフティカー導入時に好判断でピットイン。素早い作業によりポジションアップを果たし、2位でチェッカー。第2戦に続き今季2度目の表彰台を獲得した。

ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
 ここまで結果の出ないレースが続いて来たが、それでも我々の為に頑張ってくれたチームやTRD、レクサス陣営の皆に感謝している。優勝出来て本当に嬉しいし、この優勝でタイトル争いに生き残れたのは良かった。目標はチャンピオンを獲得することであり、まだ喜んではいられない。残り2戦も勝つつもりで頑張りたい。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平:
 いつもクルマはとても良いコンディションだったのにここまで結果が出ず、フラストレーションのたまるレースが続いていた。今回はウェイトハンデも軽いし、チームの皆と入念に準備をして今大会に照準を合わせて、やるしかないと言う気持ちで富士に臨んだ。それだけに、こういう形で終えられて本当に良かった。セーフティカーで自分の築いたマージンを失うことになったが、頑張ったので自分を誉めたいと思う。
KeePer TOM'S SC430 37号車 ドライバー 伊藤大輔:
 悔しい。しかし、着実に生き残ってポイントを稼ぎ、最低限のポイントは獲れたと思っている。良い仕事をしてあのポジションでコースに戻してくれたチームにも感謝している。途中、雨が降って来た時に立川選手と接触し、空力パーツを失って後半は苦しい戦いを強いられた。ここ数戦ポイントをしっかり獲ることでタイトル争いに残っているので、あと2戦を大事に戦っていきたい。
KeePer TOM'S SC430 37号車 ドライバー アンドレア・カルダレッリ:
 ポイントを獲得し、表彰台にも上ることが出来て良かった。ただ、セーフティカーで自分が築いたマージンがなくなったのは残念だった。38号車を捕えたかったが、スティントのことを考えると序盤はあまりプッシュ出来なかった。とはいえ、チームは今日もとても頑張ってくれたし、ポイント争いもタイトになって来て、我々にもチャンスがあるので、結果的にハッピーなレースだった。
Panasonic apr PRIUS GT 31号車 ドライバー 新田守男:
今日のレースは、セーフティカーが導入されたタイミングで、チームの判断でピットに入ったが、チームが素早い作業でコースに戻してくれたのが大きかった。セーフティカーランの間に、クラッチが切れない状況になり、交代した時にの再スタートが心配だったが、嵯峨選手がうまく対応してくれて、問題はなかった。後半のスティントも、コンディションの悪い中、嵯峨選手の頑張りで良い結果をもたらすことが出来た。
Panasonic apr PRIUS GT 31号車 ドライバー 嵯峨宏紀:
セーフティカーのタイミングと、チームの判断が抜群に良く、今日のレースはとても上手く行った。予選で下位に沈んではいたものの、チームの迅速なピット作業に助けられ、良いポジションでコースに戻ることが出来た。チームの皆にとても感謝している。残り2戦は勝つつもりで頑張る。
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
立川祐路
gt_r06_r_pc-tachikawa 3戦連続ノーポイントだったときは、もう完全にチャンピオン争い脱落かなと思ったんですけど、この優勝で何とか望みを繋ぐことが出来ました。3戦連続ノーポイントはかなり悔しかったんで、今回優勝したぐらいではまだ喜べないんで、目標はチャンピオンなので残り2回も勝つつもりでいきたいと思います。
前半は平手のレースを見ていて、平手が自分で褒めるくらい、いいレースをしてたので、普通にいけばこのまま勝てると思ったんですけど、それじゃ注目してもらえないんで一回下がって前に行き直しました(笑)
それは冗談ですけど、SCの混乱で、ピット作業事態は上手くいったんですけど、あとからどんどんクルマが入ってくるので出るに出れずにロスしてしまいました。その後も混乱で一旦下がりましたけど、最後まで走っていれば大丈夫だと思っていました。トップに立ってからは楽というか順調に走れたんで、チームもこれで勢いづくと思うんで、残りのレースも勝ちにいきます。
次でウェイト半減で、最後はノーハンデなので、優勝できない状況じゃないと思います。
平手晃平
gt_r06_r_pc-hirate 3戦連続ノーポイントでしたが、クルマ的にはいいところにいるので、凄くフラストレーションのたまるレースが続いていました。今回ウェイトが軽いのもありましたが、ここがチャンスだと思ってサーキットに来るまでにチームで色々ミーティングしたり、ブリヂストンさんにもしっかりやっていただいたことが結果に繋がったのかなと思います。
前回のレース後、チャンピオンシップが非常に厳しい状況になっちゃったんで、自分でも色々考えて、ビデオも見直して反省してきたので、今回は本当に失うものなんか無いっていうか、やるしかない、って気持ちで予選からずっとやってきました。
序盤は後方を4秒くらい離して走れてたんで、このままいってくれ、って思ってたんですが、今まで不運なレースが続いてたので最後までヒヤヒヤものでした。
でも立川さんが最後きっちり締めてくれました。
もう残りの2レースは全部勝つつもりで戦います。
GT300クラス #4GSR初音ミクBMW
谷口信輝
gt_r06_r_pc-taniguchi 嬉しいです。久しぶりの優勝ですし、今回もJAF勢が速いし、僕らも練習から調子は良かったんですが、まさか勝てるとは思いませんでした。勝ちたいなという気持ちは勿論ありましたけど、タイヤも今回いい雰囲気でてるし、セットアップもいい感じだし、予選も5番手だし、ということで勝ちを意識した作戦でいましたが、こんなにうまくいくとは。セーフティーカーのタイミングもチームのジャッジが良くて、かなり美味しい展開になりました。
そのうち雨が降ってきて、ウェットだけれどもスリックで行くしかない状況で僕的には頑張りどころだなという感じで一生懸命走って上手く逃げられたので最高の週末でした。
片岡龍也
gt_r06_r_pc-kataoka まず勝ててほっとしたというか。去年もいいとこ走ってても色々合ったのでチェッカー受けるまで判らないという気持ちで見ていました。作戦もセーフティーカーのタイミングで上手くはまって事実上のトップにいることが判ったので、そこから先は長かったですね。チェッカー受けた後も不安はあるんですけど(笑)いつ喜んでいいのか判んなかったりするんですけど、今日は大丈夫なんで。
自分は5番手からスタートして、3番手を走っていたんですけども、トップの2台と同じようなペースで走っていました。ただ300kmのレースでは奇襲も出来ませんし、難しいなと思っていたところにセーフティーカーが入って、チームもドンピシャのところで入れてくれたので、本当に今日勝てたのはタイミングが大きかったと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝 SC導入の波乱を乗り越え、#38ZENT SCが今季初勝利!GT300も#4初音ミクBMWが前戦失格の雪辱を果たす

オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の決勝が9月8日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)がSC導入の混乱で一時順位を落としながらも見事に挽回して待望の今季初優勝を達成した。
GT300クラスは#4GSR初音ミクBMW(谷口信輝/片岡龍也組)が今季初優勝。SC導入に対応したピット戦略が見事に決まっての独走優勝だった。
(天候:小雨のち曇り コース:セミウェット&ドライ 観客動員数:予選/19,500人、決勝/32,800人、大会総入場者数/52,300人)

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朝のフリー走行は小雨の降る中で行われたが、その後雨は一旦やみ、時折強い日差しが降り注ぐ状況に。
これによりスタート前の気温は20℃、路面温度は35℃まで上昇したが、ウォームアップ走行が終わり、スタート進行が始まるや、再び上空を雲が覆い尽くし始めた。
そうした中、決勝レースは午後2時にフォーメーション開始、66周の戦いがスタートした。

ホールショットを奪ったのはポールポジションの#38ZENT SC。スタートを担当した平手はそのままトップで快調に周回を重ねていく。
予選2位の#37KeePer SCのアンドレア・カルダレッリが2番手。3番手には8周目の1コーナーで#18ウイダーHSVの山本尚貴のインをついて#100レイブリックHSVが上がってきた。ドライバーは伊沢拓也だ。

しかし19周目に入ったところでクラス最後尾を走っていた#32エプソンHSVの左リヤタイヤがホームストレート上で突如バースト。これによりスピン状態に陥った32号車はイン側のガードレールに激突してコース上にストップした。
幸いドライバーの道上龍は無事だったものの、この車輛と飛散したパーツを改修するため、20周目からセーフティーカーが導入されることになった。
これを受けてGT500クラスは#24D'Station GT-Rを除く13台がピットオープンとなった23周目に一斉にピットに飛び込み、ドライバー交替を行った。
この混乱の最中、続々とピットレーンを通過する後続車のためにピットアウトのタイミングを逸した38号車は#1REITO MOLA GT-Rの先行を許し、3番手に後退してしまう。

SCは24周終わりでピットへ。
この時点の順位は#24、#1、#38、#17、#37。
後半を担当した#38立川は26周目の最終コーナー手前で#17塚越広大にもパスされて4位、続く27周目には#37伊藤大輔にもパスされて5位に落ちてしまった。

これによりピットストップを済ませていない24号車を除けば実質トップに立ったかに見えた1号車だったが、SC明けのリスタート時の関口雄飛のドライビングが反則スタートと判定され、ドライビングスルーペナルティを受けてしまった。
これにより1号車は36周目にピットに向かい、大きく順位を落とすことになった。

一方、#38立川は34周目に#37伊藤を抜き返して4位に再浮上すると、#1関口のペナルティで37周目に3位、#24安田裕信がピットへ向かった42周目のホームストレートで#17塚越を捉えて再びトップに躍り出た。
その後も立川の背後に付けて走行していた塚越だったが、50周を過ぎた辺りからその差は一進一退を繰り返しつつも徐々に開き始めた。
結局#38ZENT SCは#17ケーヒンHSVに2.862秒の差をつけて66周のレースを走り切り、待ちに待った今季初勝利をレクサスのホームコースで手にした。

また、ポイントランキングは5位でフィニッシュした#18山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組と、6位でフィニッシュした#12松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組が同じ46ポイントで並び、上位入賞回数の差で山本/マコヴィッキィ組がトップとなった。
優勝した#38立川/平手組もトップから3ポイント差の4位となり、タイトル獲得の望みを繋いだ格好だ。

一方、GT300クラスは予選2番手からスタートした#3S Road NDDP GT-Rがホールショットを決め、佐々木大樹がトップを快走していたが、SC導入にコース上に留まることを決めたため、SCラン中にドライバー交替を行った#4初音ミクBMWにトップの座を奪われてしまった。

また、このクラスでは上位陣の多くが3号車と同様の作戦を採ったため、結果的に4号車は大量のリードを得ることになり、今季初勝利を獲得、車輛規定違反で2位入賞を取り消された前戦の雪辱を果たした。
2位には#31パナソニックaprプリウスGT、3位には#86クリスタルクロコランボルギーニが入った。

一方、ポールポジションからスタートした#55ARTA CR-Zはレース序盤にじりじりと順位を落とした挙げ句、他車との接触からリヤディフューザーを破損、これが左リヤタイヤに干渉して予定外のピット作業を強いられることになり、結局16位でレースを終えることになった。

次戦は九州のオートポリス。
10月6日決勝だが、9月22日に富士スピードウェイで開催されるアジアンルマン第2戦もGT300クラスのシリーズポイント対象となっているため11台がエントリーしている。GT300のシリーズタイトルを占う上ではこの国際イベントにも要注目だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

Pos No Car
Model
Driver Tire Wh Lap Total_Time
Behind
1 38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS 46 66 1:53'20.347
2 17 KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS 52 66 2.862
3 37 KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS 58 66 8.247
4 6 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS 48 66 21.705
5 18 ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI 80 66 29.431
6 12 カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS 82 66 37.231
7 *1 REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI 32 66 44.094
8 8 ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS 56 66 47.620
9 23 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI 84 66 49.414
10 24 D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH 12 66 1'09.683
11 *39 DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS 74 65 1Lap
12 36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS 68 65 1Lap
---- 以上規定周回数(46Laps)完走 ----
- *19 WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH 16 36 30Laps
- 100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS 74 26 40Laps
- 32 Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL 6 18 48Laps
  • Fastest Lap: CarNo.38 ZENT CERUMO SC430 1'34.633 (2/55) 173.584km/h
  • CaNo.1(関口雄飛)は、スタート違反(SCリスタート違反)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CaNo.39(脇阪寿一)は、SGT SpR第2章第30条1.(他車への接触行為)違反によりドライビングスルーペナルティを科した。
  • CaNo.19(荒聖治)は、SGT SpR第2章第30条1.(他車への接触行為)違反によりドライビングスルーペナルティを科すも、リタイアにつき執行を留保する。
■GT300クラス

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

Pos No Car
Model
Driver Tire Wh Lap Total_Time
Behind
1 4 GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH 44 62 1:54'00.235
2 31 Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH 40 62 47.884
3 86 クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH 26 62 53.269
4 62 LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH 56 62 54.931
5 3 S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH 12 61 1Lap
6 10 GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL 12 61 1Lap
7 11 GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL 84 61 1Lap
8 16 MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS 114 61 1Lap
9 61 SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI 88 61 1Lap
10 52 OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH 84 61 1Lap
11 5 マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH 61 1Lap
12 30 IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH 12 61 1Lap
13 21 ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK 6 61 1Lap
14 2 エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH 61 1Lap
15 33 HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH 10 61 1Lap
16 55 ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS 80 61 1Lap
17 22 グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH 61 1Lap
18 50 Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH 8 60 2Laps
19 0 ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH 34 60 2Laps
20 87 ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH 42 60 2Laps
21 9 NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH 59 3Laps
22 96 DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH 58 4Laps
23 360 RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH 53 9Laps
---- 以上規定周回数(43Laps)完走 ----
- 48 DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH 4 40 22Laps
- 88 マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH 32 33 29Laps
  • Fastest Lap: CarNo.4 GSR 初音ミク BMW 1'41.666 (25/62) 161.576km/h

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA | SUPER GT

SGT,SF:富士スプリントカップの開催概要が明らかに。今年のGTは土曜日に予選を実施

GTアソシエイション(GTA)と富士スピードウェイは9月8日、スーパーGT第6戦の開催されている富士スピードウェイで会見を開き、「JAF Grand Prix SUPER GT & SUPER FORMULA FUJI SPRINT CUP 2013」の開催概要を発表した。

今年で4回目を迎える富士スプリントカップ。 開催日時は11月22〜24日だが、昨年まで金曜日に行われていたスーパーGTの公式予選が今回は土曜日に行われることになった。 これによりスーパーGT、スーパーフォーミュラともに土日の二日間のみの走行となり、金曜日はネッツカップ・ヴィッツレースの予備予選、、予選、コンソレーションのみが行われることに。

23日の土曜日はスーパーGTのフリー走行、公式予選、決勝第1レースと、スーパーフォーミュラのフリー走行、公式予選、そしてF4の公式予選とヴィッツレースの決勝と盛りだくさんの内容になった。

24日の日曜日はスーパーGTの決勝レース2、スーパーフォーミュラとF4の決勝のほか、恒例のレジェンドカップの公式予選と決勝が予定されている。

また、現在インディカーシリーズに参戦している佐藤琢磨も前回に引き続いて参戦を予定している。

この日の会見にはGTAからは坂東正明代表が、富士スピードウェイから堤健吾社長と柘植和廣常務が出席。 柘植常務による開催概要の説明の後、坂東代表と堤社長が開催への抱負を語った。

坂東正明代表のコメント スプリントカップも今年で4年目を迎えます。今年もモータースポーツファンのみならず地元の皆さんや静岡のお祭りなるように努力していきたいと思います。 通常のレースではドライバー・チーム・マシンと常に一体ですが、スプリントカップでは特にドライバー個々の技量を見ていただきたい。誰が本当に速いのか、どっちのドライバーが速いのか、ドライバーを中心としてチーム、マシンがバックアップするというものに今回もなると思いますし、よりいっそう白熱した、お客様に喜んでいただけるものになると思います。 また、既にご報告した通り、来年からは新しい規則に基づいた車輛に変わります。今回が今のレギュレーションで行われる最後のレースということになります。最後のレースということで白熱したレースになると思いますので、是非期待していただければと思います。 これからもお客様が何を望んでいらっしゃるかを常に考えていきたいと思います。

堤健吾社長のコメント 今年もこういう形で開催させていただきます。 国内最高峰のスーパーGTと、国内最高のフォーミュラレースであるスーパーフォーミュラ。静岡発の祭典としてきちんと開催していきたいと思います。 地元の2市1町、或いは静岡県のご支援を戴きながら盛り上げて参りますが、皆様のご支援も是非賜りたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第6戦富士フリー走行2回目 トップタイムは#37KeePerトムス。GT300は#61BRZがダントツの速さを見せる

スーパーGT第6戦のフリー走行は9月8日、終始ウェットコンディションの中で行われ、#37KeePerTOM'S SC430(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組)が1'44.560でトップだった。
GT300クラスは#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)が1'48.830と後続を1.5秒以上突き放す速さを見せつけた。

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決勝日を迎えた富士スピードウェイは早朝からあいにくの雨模様。
このため午前9時の走行開始を前にウェット宣言が出され、全車ウェットタイヤを装着しての走行となった。
雨は小振りながらコースのあちこちに水溜りや川の残った状態であったため、開始早々に#19ウェッズスポーツSCがコースアウトしてグラベルに捕まってしまった。
また時期を同じくして#50アストンマーチンがトラブルによりピットロード入り口でストップしてしまったため、車輛回収のために赤旗が提示され、セッションは中断となった。

19号車はマーシャルの手を借りてグラベルを脱出した後自走で、50号車はFROに牽引されてピットへ戻り、10時12分に走行は再開となった。
なお、これによる終了予定の延期は無く、当初予定通り30分間で走行は終了。
GT500クラスは1'44.560の37号車を筆頭に#1REITO MOLA GT-R、#36PETRONAS TOM'S SC430、#18ウイダーモデューロHSV-010の順。
GT300クラスは前回鈴鹿大会優勝の#61BRZが88kgのハンデをものともせず、2位の#11gainerDIXCEL SLSに1.543秒もの大差をつけてトップだった。

なお、ポールッシッターの#38ZENT CERUMO SC430はクラス9位、#55ARTA CR-Zはエンジントラブルのため出走を見合わせた。

第6戦決勝は午後2時より66周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士フリー走行結果

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/08) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1375001KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'44.560-157.104
215002REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'44.958 0.398156.508
3365003PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'45.052 0.492156.368
4185004ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'45.135 0.575156.245
5235005MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI841'45.477 0.917155.738
685006ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS561'45.506 0.946155.695
71005007RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'45.546 0.986155.636
8175008KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'45.556 0.996155.622
9385009ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'45.704 1.144155.404
10650010 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'46.046 1.486154.903
113250011Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL61'46.053 1.493154.892
123950012DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS741'46.106 1.546154.815
132450013D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH121'46.307 1.747154.522
141950014WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'46.307 1.747154.522
151250015カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS821'46.961 2.401153.577
16613001SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'48.830 4.270150.940
17113002GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'50.373 5.813148.830
1843003GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'50.856 6.296148.181
19863004クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH261'51.305 6.745147.584
2003005ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH341'51.318 6.758147.566
21103006GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'51.429 6.869147.419
22163007MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'51.506 6.946147.318
23873008ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH421'51.532 6.972147.283
2433009S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'51.602 7.042147.191
253130010Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'51.755 7.195146.989
26930011NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'51.773 7.213146.966
278830012マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH321'51.773 7.213146.966
284830013DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'51.858 7.298146.854
29530014マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'52.260 7.700146.328
306230015LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH561'52.407 7.847146.137
3136030016RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'52.521 7.961145.989
325230017OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH841'52.617 8.057145.864
333330018HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH101'52.928 8.368145.463
342230019グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'53.041 8.481145.317
35230020エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'53.134 8.574145.198
362130021ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK61'53.988 9.428144.110
373030022IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'54.464 9.904143.511
389630023DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH1'56.92312.363140.492

SUPER GT

SGT:第6戦富士 ももクロ来場で富士スピードウェイは公式予選日から大盛況

「ももいろクローバーZ」が富士スピードウェイをジャック!

スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の公式予選日である9月7日、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が富士スピードウェイに来場。
公式練習や予選の終了時にはメインポストに上がってチェッカーフラッグを振り、ピットウォーク時には「ももクロ」カラーにラッピングされたGT500車輛で同乗走行を行うなどして場内に詰めかけたファンを大いに沸かせた。

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同乗走行に使用されたのは2006年型のフェアレディ「Z」。
この日のためにピンクを基調としたスペシャルカラーに仕立て上げられた本物のレーシングマシンをチームインパルの星野一義監督がドライブし、「ももクロ」のメンバーを一人ずつ交代で助手席に乗せてコースを爆走。更にレースの臨場感を演出するために2008年型GT-Rが並走し、レースさながらに抜きつ抜かれつを繰り返した。GT-Rをドライブしたのは2012年チャンピオンの柳田真孝だ。
この間、スタンドからは早朝から詰めかけた彼女たちのファンによるライブ会場さながらの熱い声援が終始送られ、いつものレース開催時とは違った雰囲気がサーキットを包んでいた。

同乗走行終了後にはメンバー5人とARTAの鈴木亜久里監督が記者会見に出席、今回のイベントの感想を述べた。

鈴木亜久里(ARTA監督)
レースと中々接点の無い人たちに会場に来てもらう、ということが彼女たちのお陰で現実になったんですけど、全然違う切り口から会場に来てもらって、ちょっとでもレースのファンになってもらえればいいな、と思いますね。
高城れに
わたしはジェットコースターとかも乗れない方なんで、最初は心配だったんですけど、今日の走行はすごく楽しかったです。ゲームセンターによくあるゲームのまんまが再現されてるみたいな感じでした。
玉井詩織
今まで体感したことの無い速度で走るクルマに乗らせていただいて、次元を超えちゃうみたいなスピードに本当にびっくりしました。
百田夏菜子
星野さんが前のクルマにぴったりくっついて走ってるとことか、抜いた瞬間なんかが凄い楽しかったです。
佐々木彩夏
チェッカーフラッグを振らしていただいたんですけど、テレビで見たことのあるようなことを自分がやらしていただいて、それを見て皆さんが楽しんでいただけたのが嬉しかったし、普段パパの助手席にも怖くて乗れない方なんですけど、星野さんの運転は全然怖くなかったです。

有安杏果
星野さんの運転は安心感があって、乗ってる間はスピードと振動を楽しむことが出来て、機会があればまた乗りたいな、と思いました。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 ウイダー モデューロ HSV-010が3番手、RAYBRIG HSV-010は4番手を獲得! (HONDA)

  • 2013年9月7日(土)・予選   会場:富士スピードウェイ(4.563km)   天候:曇り 気温:25℃(14:00時点)   路面温度:32℃(14:00時点)   コースコンディション:ドライ

 9月7日(土)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

gt130907001L.jpg  今シーズンのSUPER GTシリーズも折り返し点を過ぎ、残り3戦となりました。ここまでの5戦で3勝を挙げているHSV-010 GTは、シリーズランキングのドライバー部門で、#18 ウイダー モデューロ HSV-010の山本尚貴選手とフレデリック・マコヴィッキィ選手がトップと2ポイント差の3位、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢拓也選手と小暮卓史選手が5ポイント差の4位につけており、今回の富士ラウンドは、タイトル獲得に向けてターニングポイントとなる重要な一戦となっています。

 また、富士スピードウェイは1475mもの長いホームストレートを持つ高速サーキットであり、大きなダウンフォースを武器にしたHSV-010 GTにとって苦手なコースとしていました。しかし、8月6日(火)~7日(水)に富士スピードウェイで行われた公式テストにおいて、#18 ウイダー モデューロ HSV-010と#100 RAYBRIG HSV-010が好タイムを記録するなど、マシンのバージョンアップが着実に成果を出しており、大きな期待を持って高速サーキットに臨むことになりました。

 長く続いていた猛暑は、9月に入ってから落ち着きをみせ、最高気温も30℃を下回るようになり、ドライバーとマシンにとって好コンディションの時期となりました。しかし、今週末の天気は崩れる可能性が高く、予選の土曜日は曇りで気温25℃、路面温度32℃のドライコンディションとなったものの、翌日の日曜日は降水確率60%の予報が出されています。

 午前9時に始まった公式練習では、#100 RAYBRIG HSV-010が1分33秒933を記録して9番手、#17 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)が11番手、前戦の鈴鹿ラウンドで優勝を飾った#18 ウイダー モデューロ HSV-010が12番手、#32 Epson HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)が14番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)は15番手となりました。

 午後2時から開始された公式予選はノックアウト方式で行われました。これは、GT500クラスの全15台が出走するQ1と、Q1で8番手までに入ったチームが進出するQ2の2段階で競われるもので、9番グリッドから15番グリッドまではQ1の結果、ポールポジション(PP)から8番グリッドまではQ2の結果に従って決定します。

 Q1が始まり、最初は1台しかコースに出ていませんでしたが、残り9分となったところで#18 ウイダー モデューロ HSV-010のマコヴィッキィ選手がコースに出ます。すると、次々にライバルのマシンもピットから出て、激しいタイムアタックが繰り広げられることになりました。

 Honda勢では、最初に#8 ARTA HSV-010のファーマン選手が1分33秒396を記録して2番手につけますが、ライバルたちも次々にタイムを更新していきます。すると、80kgのハンディウエイトを積みながらも果敢な走りをみせたマコヴィッキィ選手が、1分32秒858のタイムを記録して2番手に浮上します。マコヴィッキィ選手の#18 ウイダー モデューロ HSV-010は、チェッカーまで残り30秒となったところで4番手に後退しますが、ラストアタックで#100 RAYBRIG HSV-010の小暮選手が7番手となる1分33秒137を記録、続いて#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手も1分33秒228で8番手に浮上しました。ここでQ1のチェッカーフラッグが振られ、Honda HSV-010 GTは3台のマシンがQ2に進出することとなりました。一方、#8 ARTA HSV-010は11番手、#32 Epson HSV-010は15番手となり、この時点で決勝レースでのスターティンググリッドが確定しました。

 午後2時52分から開始されたQ2は、残り8分となったところで#18 ウイダー モデューロ HSV-010の山本選手が、Q1と同じく2番目にコースインしました。最初のタイムアタックで暫定のトップタイムを記録したのは、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手でした。伊沢選手は2回目のアタックで1分32秒842までタイムを更新して4番グリッドを獲得しました。さらに、伊沢選手と同じタイミングでタイムを更新し続けた山本選手は、ラストアタックで1分32秒824を記録して伊沢選手を上回る3番グリッドを獲得しました。この結果、シリーズタイトルを狙うHSV-010 GTの2台が決勝グリッド2列目からスタートすることになりました。また、金石選手が1分33秒271を記録した#17 KEIHIN HSV-010は8番手からの決勝スタートとなりました。

 GT300クラスでは、第4戦SUGOラウンドで優勝している#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)が今シーズン2度目のPPを獲得。#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)も3番グリッドを獲得する活躍をみせました。

 決勝レースは、8日(日)の午後2時にスタートが切られ、66周で競われます。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「富士ラウンドに向けて大きな改良をしたわけではなく、今シーズンに向けてフロントラジエター、サイドエキゾーストへ変更したHSV-010 GTをコツコツと熟成してきた成果が形になってきたと感じています。18号車は80kg、100号車は74kgものハンディウエイトを積みながら、トップと0.3秒弱の差ですから、ポールポジションに近いタイムだったと思います。このレースから最終バージョンのエンジンを載せています。最終バージョンは吸気系改良とフリクションの向上を図り、ドライバーからもいいコメントもいただいています。シリーズタイトル争いにおいて重要な一戦になりますので、必ずいい結果を残せるようにサポートをしていきます。明日も5台のHSV-010 GTに熱い声援をお送りくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます」
山本尚貴(3番手 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「8月のテストからこの高速サーキットでも好調でしたので期待していました。今日は走り始めからマシンとタイヤの状態がよくて、パフォーマンスを引き出すことができたと感じています。明日は雨の可能性がありますが、ドライでもウエットでもいい走りができる自信があります。80kgものハンディウエイトを積むレースは今回が最後となりますので、このレースでミスをせずに好結果を残すことができれば、タイトル獲得に大きなチャンスがあると思います。前回の鈴鹿で優勝することができて、ドライバー、チームともに最高の気持ちで富士ラウンドを迎えていますので、必ずいい結果を残せる走りをします。応援をよろしくお願いいたします」
フレデリック・マコヴィッキィ(3番手 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
 「このレースから新しいエンジンに変わりましたが、レスポンスや立ち上がりの加速感など、すべてパーフェクトなエンジンに仕上がっています。80kgもの重いウエイトを積みながら、すばらしいマシンバランスとエンジンレスポンスで好タイムを出すことができて興奮しています。明日の天候が悪くても、レインタイヤの性能にも自信がありますので、ミスをしなければ必ずいい結果を残せると感じています。全力を尽くしてタイトル争いに絡んでいきたいと思います」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
立川祐路
gt_r06_q_pc-tachikawa 今回に限らず毎レース調子はよくて、常に上位を争っているのになぜか結果が残らず、3戦連続ノーポイントに終わっていますが、そんな駄目な状況でもチームは諦めずにやってくれているので、今回はきっちり結果を残さないと、と思っています。
今回はウェイトも軽いし、ポールを獲って当たり前みたいな状況なので、獲れて本当に良かったと思います。
でも大事なのは明日結果を残すことなので。チャンピオンシップに関すれば僕らは非常に厳しい状況にあり、望みを繋ぐためにも明日きっちり勝って、残り2戦も全部勝つつもりでいかないといけないと思っています。
そういう意味では明日一番前からスタート出来ることは良かったと思います。
平手晃平
gt_r06_q_pc-hirate ここ3戦不運でなかなか結果を残せなくて、今回ウェイトが軽い状態で富士に帰ってきたということで、僕らドライバーのモチベーションもそうですけど、チームも絶対ここで勝たなきゃという思いでクルマ作りをしてきて。
前回の合同テストではウェイトを積んだ状態でも速かったので、軽くしても大丈夫だろうな、と思って今朝走ってみて、そこそこの手応えを感じていました。
予選に向けてリヤの安定性を高めるためにアジャストしたら、すごくクルマが合って、Q1も思いっきりアタックできましたので、今シーズン一番いい滑り出しでレースウィークをスタートできています。
ポールポジションは僕が獲りたかったなぁ、と思ったぐらいです(笑)
GT300クラス #55ARTA CR-Z
高木真一
gt_r06_q_pc-takagi ポールポジションを獲ったらももクロに会えるって聞いたんですけど(笑)
鈴鹿でトラブルでリタイヤになったんですが、性能調整で車高8mmアップというのがあって鈴鹿は厳しい状況だったんですけど、その前の富士の合同テストでは車高上げた状態でもテストが充分出来て、その時のフィーリングが良かったので、鈴鹿は合わせ込みに時間がかかりましたが、富士はテストのデータを生かすことが出来て、走り出しから殆どセットを触りませんでした。タイヤのハード、ソフトの確認だけをするだけの状況で、すごく良い流れでした。予選は最初に小林にアタックしてもらって、決勝のことを考えて1ラップだけ走ってタイヤを温存してもらい、僕の時に少しアジャストしたらアンダーもオーバーも無いようなクルマで、凄く気持ちよく走れました。
あんなタイムが出るとは思ってなかったんですけど、クルマも、タイヤも、小林のセッティングも含めてすごく良くて出たタイムだと思います。
小林崇志
gt_r06_q_pc-kobayashi 前回の鈴鹿でノーポイントで、ポイントリーダーの16号車との差も広がってしまって、僕らとしてはもう残りのレース全部勝つぐらいの勢いじゃないとチャンピオン獲れないな、という状況で。まずは今回のレース、前からスタートできないとFIA-GT勢にストレートスピードで太刀打ちできないので、ポールを狙ってレースウィークに臨みました。
走り出しからクルマが本当に良くて、殆どセッティングもしないまま、タイヤのライフの確認などをしている状況でした。
Q1はアタック自体は悪くなかったんですけど、トップとコンマ4秒差があって、ポールを獲るのは難しいのかなと思ったんですが、精一杯クルマの状況をチームに伝えて、セットアップを進めてもらいました。
それからは高木さんの渾身のアタックが大きかったのかな、と思いますね。僕にはセッティング合わせてもらっても出せるかどうかという、本当に見えないタイムだったので、高木さんのアタックは素晴らしいと思うし、そういうクルマを仕上げたチームも素晴らしいですし、タイヤもいい仕事をしてくれました。
全てが完璧に上手くいってポール獲れたのかなと思います。
明日はこのポジションをキープして戦いたいなと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第9戦 公式予選

MJ13_0238_fineプレスインフォメーション 2013年9月07日
 
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 公式予選を、2013年9月7日(土) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。

天候:曇 路面:ドライ 気温:29℃ 路面温度:30℃(スタート時)

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズも終盤戦。今回の第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けてまさに天王山ともいうべき重要な1戦である。舞台となるのは富士スピードウェイ(静岡県)。国内屈指の高速サーキットは、前半の高速セクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかがカギとなる。また、決勝が行なわれる9月8日(日)は雨の予報となっており、7日(土)の予選はさらに重要な意味を帯びてくる。

今シーズン、富士スピードウェイではこれまで3戦が行なわれており、#12 小河諒、#72 近藤翼ら若手ドライバーが勝利を収めている。9月6日(金)に行なわれた専有走行では#12 小河や#14 川端伸太朗、#19 永井宏明らが好タイムを出しており、チャンピオンクラスでのタイトル争いは予断を許さない状況となっている。

専有走行3番手タイムの#19 永井は「若手ドライバーたちに食い込めたらいいなと。天候次第ですが、まずは全力を出し切れるような予選にしたいですね。クルマの感触に不安はありません」と笑顔。トップタイムの#12 小河は「100%の出来ではありませんが、専有走行でのトップタイムは予選に向けての励みとなりました」と語っており、王座獲得への意気込みも十分。#14 川端も「自信はあります」と表情は明るい。チャンピオンを狙うのは厳しいが、上位に食い込む走りでタイトル争いを多いにかき回してくれることを期待したい。一方、ランキングトップの#78 近藤は晴れない顔。予選を想定してのセッティングを試していたが、納得の行く仕上がりではないようだ。

ジェントルマンクラスに目を移すと、ランキング4位の#33 Ogino Tetsuoがクラストップ。前戦SUGOラウンドで連勝を挙げた#7 星野敏がそれに次ぐ順位を得ている。ランキング上位の#2 田島剛、#21 高田匠、#3 江本玄はややスロースタートだが、いずれのドライバーもポイントが接近しているだけに、レースに向け緊迫感はいやがうえにも高まる。

今回の予選はノックアウト方式ではなく、30分1セッションのアタック方式。13時10分、涼しい風が吹く曇り空のもと、全14台がコースインしていった。「早めにタイムを出すよう心がけて臨みました。2セット目のアタックは納得のいくものではありませんでしたが、一番前から出られる優位性を活かしたいですね」と語る小河が4周目でトップタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得。2番手には#19 永井、その後ろに#14 川端、#78 近藤と続く。若手に食い込みたいと語っていた#19 永井は、フロントロウからのスタート。「前の列から出られるのはかなり有利なので、集中して走りたいと思います。クルマに差がありませんから、スタートは本当に重要ですね。前に出て逃げ切る展開にしたいです」と#19 永井が語れば、ポールポジションの#12 小河も「永井さんは上位に来ると思っていました。スタートがうまいので、僕も落ちついてスタートを決めていきたいと思います」と、#19 永井の速さを警戒しながらも不敵な笑みを浮かべた。

今回の予選でチャンピオンクラスに食い込む5番手タイムを出したのは#7 星野。「きのうの反省を活かして走ることができました。GT走行後のラバーが乗っていたので、ブレーキングとコーナリングで稼げましたね。決勝ではとにかく1コーナーをうまく乗り切って最高の走りをしたいと思います」と汗を拭いながらも達成感にあふれる笑顔。対照的に悔しそうな表情を見せたのは、ジェントルマンクラスランキングトップを行く#2 田島。「決勝ではチャンピオンクラスも意識して走りたいですね。ひとりでもかわしてポイントを獲得したいと思います」と、8日(日)の決勝に向けて集中力を高める構えを見せた。

決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定。チャンピオンクラスは#12 小河、#19 永井、#14 川端、#78 近藤が鎬を削る。ジェントルマンクラスは#7 星野と#2 田島の勝負に#33 Oginoや#27 眞野壮一郎らがどこまで絡めるかが注目のポイント。両クラスとも、息をもつかせぬ接戦が繰り広げられることは間違いない。クライマックスに向け、戦いの潮流は加速していく。

■第9戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 1'44.328
2 19 永井 宏明 C ナインレーシング 1'44.563
3 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 1'44.758
4 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 1'44.808
5 7 星野 敏 G D'station HAI997 1'45.377
6 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.422
7 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ 1'45.517
8 2 田島 剛 G TAJIMA RACING 1'45.541
9 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.752
10 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 1'46.405
11 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 1'46.536
12 21 高田 匠 G TAKUMI RACING 1'46.710
13 24 GO MAX G たかのこ みきゃんGT3Cup 1'46.874
14 23 スズキ マサオミ G SR DIRECTION 1'48.660

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 #38ZENT SCが今季初のPP!! GT300は#55ARTA CR-Zが今季2度目のポール

オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の公式予選が9月7日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が今季初のポールポジションを獲得。これにより立川の通算ポール獲得数は18となり、最多記録を更新することとなった。
GT300クラスは#55ARTA CR-Z(高木真一/小林崇志組)が今季2度目のポールを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)

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公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。

予選Q1
GT500クラスはいつものように開始から予定時間の半分が過ぎた辺りで漸く各車のコースインが始まる展開。
午前中トップタイムを記録した関口雄飛の駆る#1REITO MOLA GT-Rが公式練習のベストタイムを大幅に上回る1'32.683を叩き出すと、残り1分を切ったところで#38ZENT SCの平手が1'32.480と関口のタイムを上回り、ここでチェッカー。
順位は#38ZENT SC、#1REITO GT-R、#6エネオスSC(国本雄資)の順となり、8位の#17ケーヒンHSV(塚越広大)までがQ2進出の権利を得た。
一方前回PPの#23モチュールGT-R(柳田真孝)は塚越にコンマ1秒及ばず9位で予選を終えることに。
以下、#24D'Station GT-R、#8ARTA HSV、#39デンソーSC、#19ウェッズスポーツSC、#12カルソニックGT-R、#32エプソンHSVがQ1敗退となった。

GT300クラスは公式練習でターボチャージャーのトラブルによりストップした#3S Road GT-Rが見事に復活。
佐々木大樹がQ1終了直前に1'39.478を叩き出してトップでQ2進出を果たした。
2番手にはポイントリーダーの#16無限CR-Zがつける。中山友貴は100kgものウェイトハンデをものともせず、佐々木のコンマ2秒落ちの1'39.713を記録した。
以下、四輪脱落でベストタイム抹消のペナルティを受けながらも13位に留まった#10ゲイナーSLSまでがQ2進出。
今季好調の#31aprプリウス、#61スバルBRZ、#55ARTA CR-ZらのJAF-GT勢は全てQ2に駒を進めた。

予選Q2
12分間で行われたQ2もGT500クラスは残り8分から各車コースイン開始。
唯一の例外は1号車を駆る本山哲。開始2分で一足先にアタックを開始したが、タイムは伸びず1'33.062に留まり、7位に終わった。
一方、この富士をホームコーストするレクサス勢は今回も好調ぶりを発揮。
38号車を駆る立川は1'32.548と、平手がQ1で記録したタイムには及ばなかったものの、2位以下をコンマ3秒近く引き離し、今季初、しかし立川自身に取っては歴代最多通算18回目のポールポジションを獲得した。
2番手にはアンドレア・カルダレッリが1'32.820を記録した#37KeePer SC430がつけ、レクサスSC430がフロントローを独占することとなった。
3番手は前回優勝の#18ウイダーHSVだった。

GT300クラスは、残り時間3分で星野一樹が1'39.205を叩き出して#3S Road GT-Rが一時トップに立ったが、その直後に#55ARTA CR-Zを駆る高木が1'38.773を記録して今季2度目のポールポジションをものにした。
#16無限CR-Zも武藤英紀が1'39.237と中山のタイムを更に上回り、予選3番手につけ、前回優勝の#61BRZも4位で続くなど、長いストレートを持ち、FIA-GT3有利と目された富士においてもJAF-GT勢の優位は揺るがなかった。

第6戦決勝は明日午後2時より66周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'32.4801'32.548
237KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'32.9091'32.820
318ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'32.8581'32.824
4100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'33.1371'32.842
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'33.0491'32.925
66 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'32.8121'33.047
71REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'32.6831'33.062
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'33.2281'33.271
923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI841'33.330
1024D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH121'33.391
118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS561'33.396
1239DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS741'33.434
1319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'33.478
1412カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS821'33.610
1532Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL61'33.714
■GT300 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
155ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS801'39.8241'38.773
23S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'39.4781'39.198
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'39.7131'39.237
461SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'40.0521'39.403
54GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'39.8611'39.598
611GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'40.1701'39.644
75マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'40.1861'39.873
810GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'40.4261'39.959
931Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'39.9261'40.065
1030IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'40.3781'40.191
112エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'40.0161'41.252
1248DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'39.7991'41.636
139NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'40.2741'41.905
1486クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH261'40.438
1588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH321'40.522
1652OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH841'40.613
1750Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH81'40.640
1862LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH561'40.642
1987ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH421'40.711
2033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH101'40.926
2122グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'41.185
22360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'41.241
230ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH341'41.325
2421ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK61'41.387
2596DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH1'45.086

SUPER GT

SGT:第6戦富士ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'32.548--177.495
237KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'32.820 0.272 0.272176.975
318ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'32.824 0.276 0.004176.967
4100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'32.842 0.294 0.018176.933
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'32.925 0.377 0.083176.775
66 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'33.047 0.499 0.122176.543
71REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'33.062 0.514 0.015176.515
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'33.271 0.723 0.209176.119
■GT300 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
155ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS801'38.773--166.309
23S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'39.198 0.425 0.425165.596
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'39.237 0.464 0.039165.531
461SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'39.403 0.630 0.166165.255
54GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'39.598 0.825 0.195164.931
611GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'39.644 0.871 0.046164.855
75マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'39.873 1.100 0.229164.477
810GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'39.959 1.186 0.086164.335
931Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'40.065 1.292 0.106164.161
1030IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'40.191 1.418 0.126163.955
112エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'41.252 2.479 1.061162.237
1248DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'41.636 2.863 0.384161.624
139NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'41.905 3.132 0.269161.197

SUPER GT

SGT:第6戦富士ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2014/09/07) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'32.480--177.625
21REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'32.683 0.203 0.203177.236
36 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'32.812 0.332 0.129176.990
418ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'32.858 0.378 0.046176.902
537KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'32.909 0.429 0.051176.805
636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'33.049 0.569 0.140176.539
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'33.137 0.657 0.088176.372
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'33.228 0.748 0.091176.200
---- 以上Q2進出 ----
923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI841'33.330 0.850 0.102176.008
1024D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH121'33.391 0.911 0.061175.893
118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS561'33.396 0.916 0.005175.883
1239DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS741'33.434 0.954 0.038175.812
1319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'33.478 0.998 0.044175.729
1412カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS821'33.610 1.130 0.132175.481
1532Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL61'33.714 1.234 0.104175.287
■GT300 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2014/09/07) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
13S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'39.478--165.130
216MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'39.713 0.235 0.235164.741
348DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'39.799 0.321 0.086164.599
455ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS801'39.824 0.346 0.025164.558
54GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'39.861 0.383 0.037164.497
631Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'39.926 0.448 0.065164.390
72エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'40.016 0.538 0.090164.242
861SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'40.052 0.574 0.036164.183
911GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'40.170 0.692 0.118163.989
105マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'40.186 0.708 0.016163.963
119NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'40.274 0.796 0.088163.819
1230IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'40.378 0.900 0.104163.649
1310GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'40.426 0.948 0.048163.571
---- 以上Q2進出 ----
1486クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH261'40.438 0.960 0.012163.552
1588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH321'40.522 1.044 0.084163.415
1652OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH841'40.613 1.135 0.091163.267
1750Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH81'40.640 1.162 0.027163.223
1862LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH561'40.642 1.164 0.002163.220
1987ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH421'40.711 1.233 0.069163.108
2033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH101'40.926 1.448 0.215162.761
2122グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'41.185 1.707 0.259162.344
22360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'41.241 1.763 0.056162.254
230ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH341'41.325 1.847 0.084162.120
2421ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK61'41.387 1.909 0.062162.021
2596DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH1'45.086 5.608 3.699156.318

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式練習 #1REITO MOLA GT-Rがトップタイム。GT300もGT-R勢が上位独占

2014オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」が9月7日、静岡県の富士スピードウェイで開幕。
朝9時からの公式練習では#1REITO MOLA GT-R(本山哲/関口雄飛組)が1'33.422でトップタイム。
GT300クラスは#30IWASAKI OGT Racing GT-R(岩崎祐貴/イゴール・スシュコ組)がトップだった。

gt_r06_p-momokuro1

gt_r06_p-3

gt_r06_p-momokuro2

gt_r06_p-momokuro3

gt_r06_p-1

gt_r06_p-30

今回は人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が来場するということもあり、公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から熱心なファンがスタンドに詰めかけ、いつもとは違った雰囲気を醸し出していた。
朝の天候は曇り。
天候の悪化が懸念される状況ではあったが、2時間の公式練習は終始ドライコンディションの下で進行した。
GT500クラスは1分34秒台から走り出して徐々にペースを上げ、35分経過時点で立川祐路の駆る#38ZENT SCが1'33.944と最初に1分33秒台に突入すると、その7分後に#6エネオスSCの大嶋が1'33.827を記録してトップに立った。
しかしその直後に#1MOLA GT-Rのリヤカウルが外れてコース上に落下、これを回収するために開始45分で赤旗中断となってしまった。

公式練習は9時50分に一旦再開されたが、今度は#3S Road GT-Rがエンジントラブルに見舞われてコカコーラコーナー手前でストップしたため、再び赤旗が提示されてしまう。
この時点で1'40.454を記録してGT300クラスのトップに立っていた3号車だったが、午後の公式予選への影響が大いに懸念される状況になってしまった。

3号車の回収の後、10時3分に走行が再開されると、#38ZENT SCが1'33.543にペースを上げて再びトップに。他のドライバーも続々と1分33秒台にペースを上げてきた。
GT300クラスでは#30岩崎が1'40.322を出してトップに浮上してきた。

10時40分に「GT300」ボードが提示されてGT300クラスの専有走行に。
結局このセッションでは上位陣に目立った変化は無く、順位は#30IWASAKI OGT、#S Road、#5マッハGoGoGo車検とGT-R勢がトップ3を占める結果となった。

続いて行われたGT500クラスの専有走行では、午後の予選を睨んだ激しいタイムアタック合戦が展開され、トップから1秒以内に13台がひしめく接戦となり、残り1分を切ったところで1'33.422を叩き出した関口雄飛の駆る#1MOLA GT-Rがトップに。#6エネオスSCの大嶋和也が1'33.456を記録して2番手につける結果となった。

公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式練習結果

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
115001REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI321'33.422-175.834
265002 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS481'33.456 0.034175.770
3375003KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS581'33.483 0.061175.720
4385004ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'33.492 0.070175.703
5235005MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI841'33.555 0.133175.584
6395006DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS741'33.612 0.190175.478
7125007カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS821'33.858 0.436175.018
8195008WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'33.900 0.478174.939
91005009RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS741'33.933 0.511174.878
103650010PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS681'33.964 0.542174.820
111750011KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS521'33.979 0.557174.792
121850012ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI801'33.998 0.576174.757
132450013D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH121'34.287 0.865174.221
143250014Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL61'34.585 1.163173.672
15850015ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS561'34.672 1.250173.513
16303001IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH121'40.322 6.900163.741
1733002S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'40.454 7.032163.526
1853003マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'40.490 7.068163.467
1943004GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH441'40.531 7.109163.400
20553005ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS801'40.548 7.126163.373
2193006NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'40.599 7.177163.290
22613007SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI881'40.663 7.241163.186
23623008LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH561'40.708 7.286163.113
2423009エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'40.728 7.306163.081
254830010DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH41'40.926 7.504162.761
268730011ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH421'40.927 7.505162.759
278630012クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH261'40.934 7.512162.748
283130013Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH401'41.053 7.631162.556
291030014GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL121'41.185 7.763162.344
301630015MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1141'41.228 7.806162.275
318830016マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH321'41.229 7.807162.274
321130017GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL841'41.291 7.869162.174
332230018グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'41.341 7.919162.094
345230019OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH841'41.641 8.219161.616
353330020HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH101'42.068 8.646160.940
362130021ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK61'42.153 8.731160.806
37030022ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH341'42.429 9.007160.373
385030023Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH81'44.04910.627157.876
3936030024RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'44.91811.496156.568
409630025DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 勝喜
池上 真
YH1'46.44013.018154.329

その他

1976年のジェームス・ハントとニキ・ラウダを描いた映画「RUSH」は来年2月に日本公開

 1976年、F1で伝説の対決となったジェームス・ハントとニキ・ラウダの人間模様を描いた映画「RUSH(邦題未定)」が、来年2014年2月に日本での公開が決定した。ニュルブルリンクの大クラッシュから奇跡の復活を果たしたラウダとハントの最終決戦の舞台は、富士スピードウェイ。日本ではじめて開催されたF1グランプリで雌雄が決する……。以下、プレスリリース。

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 F1史上最も衝撃的で、ドラマチックな事件にして、記憶に刻みついて離れないニキ・ラウダとジェームズ・ハントが命を賭して競った 1976年を描いた<実話>音速の世界を生き、走った二人の天才の勝負、友情、事故、そして再生ー。

 かつてない高揚と興奮、その先に押し寄せる想像を超えた感動。魂が震え、嗚咽が漏れる。世紀のヒューマンドラマ、ついに日本上陸!

作品情報
ジェームズ・ハント (クリス・ヘムズワース):マクラーレン
 直感型のドライビングテクを誇り、奔放な性格で誰からも愛される天才レーサー。
ニキ・ラウダ (ダニエル・ブリュール):フェラーリ
 分析型の隙のないレース運びとメカにも才能を発揮する、冷静な判断力を兼ね備えた秀才レーサー。

 キャラクターも正反対、全くタイプの違う走りをする二人は、常に比べられ、何かと衝突をしてきた。そんな2人がトップを争った1976年。トップを走っていたラウダはニュルブルクのレースで激しいクラッシュに見舞われ、絶望的な怪我を負う。再起不能、と思われていたラウダは、わずか6週間後、衝撃的な姿で再びサーキットに上がる。シリーズ最終決戦の舞台は日本の富士スピードウェイ ―― 彼らはライバル以上のつながりを感じながらアクセルを踏みこむ――。

 監督は『アポロ13』『ビューティフル・マインド』『フロスト×ニクソン』『バックドラフト』『ダ・ヴィンチ・コード』など、圧倒的な力量で実話ドラマもエンタメ大作も得意とするアカデミー賞監督ロン・ハワード。本作では、臨場感にあふれるレースシーンと、栄光と挫折を乗り越えた二人の感動的なドラマを、圧倒的エンターテイメントとして描き、早くもそのキャリアの最高峰と称されている。陽気なハントを、 『アベンジャーズ』などへの出演で最注目株のクリス・ヘムズワースが、沈着冷静なラウダを今やハリウッドからも引っ張りだこのドイツを代表する若手演技派ダニエル・ブリュール(『イングロリアス・バスターズ』)が演じる。

  • タイトル:『ラッシュ(原題)』 ※邦題は未決定となります
  • 2014年2月 TOHO シネマズ 日劇ほか全国ロードショー
  • 公式HP:rush.gaga.ne.jp
  • 監督:ロン・ハワード (『バックドラフト』『遙かなる大地へ』『アポロ13』 『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』『フロスト×ニクソン』)
  • 脚本:ピーター・モーガン(『クイーン』『ブーリン家の姉妹』 『フロスト×ニクソン』)
  • 出演:クリス・ヘムズワース(『アベンジャーズ』)、ダニエル・ブリュール(『イングロリアス・バスターズ』)、オリヴィア・ワイルド(『トロン:レガシー』)、アレクサンドラ・マリア・ララ(『愛を読むひと』)
  • 配給:ギャガ
  • 全米公開;2013 年9月20日、日本公開;2014年2月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
© 2013 RUSH FILMS LIMITED/EGOLITOSSELL FILM AND ACTION IMAGE.ALL RIGHTS RESERVED.

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿 ZENT Audi R8 LMS ultra、入賞まであと一歩の11位完走 (Hitotsuyama)

 Hitotsuyama Racingは8月17~18日に三重県・鈴鹿サーキットで開催されたSuper GT 第5戦「POKKA SAPPORO 1000km」に参戦致しました。昨年は表彰台獲得を目前にリタイヤを喫した苦い思い出があるため、そのリベンジとして臨んだ1戦でしたが、BoPにより不利な状況にある#21 ZENT Audi R8 LMS ultraは思い通りのペースで走行することが出来ず、11位完走に終わりました。

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8月17日 公式練習 / 公式予選

 通常の300kmレースと比較すると3倍以上の1000kmレースとなる第6戦鈴鹿。毎年クラッシュやトラブルが相次ぐシーズン中最も過酷な1戦である。昨年、2位表彰台を目前にリタイヤを喫したHitotsuyama Racingは7月の公式テストにも参加し、Hankookタイヤの開発も行い、昨年の屈辱を晴らすべくサーキット入りした。リチャードと都筑により順調にマシンのセットアップが進められていく#21 ZENT Audi R8 LMS ultra。公式練習で記録したタイムは2分3秒948。Audi R8 LMS ultraが得意とする鈴鹿ではあるが、現状BoPではクラス16位が精一杯。これは昨年の同じセッションでリチャードが記録したタイムより約1秒速くなっており、マシン・タイヤは間違いなく進化していることが見てとれるが、それ以上にライバル勢のタイム短縮は著しく、BoPによる調整がAudi R8 LMS ultraにとって不利な状況であることを裏付けている。午後の公式予選は気持ちを切り替え、Q2進出を懸けてリチャードがQ1を担当。コースインをギリギリまで遅らせタイミングを見計らうリチャード。計測1周目に2分3秒797を記録しQ1突破を確実にすると、タイヤをセーブすべくピットに戻る。結果クラス9位を獲得し、今シーズン初のQ2進出を果たした。Q2担当の都筑にとっては久々の予選アタック。ここ数戦、練習走行でトラブルが続いていたことも有り、Hankookのニュータイヤでのアタック経験を持たない都筑にとって、Q2アタックは辛いものであったが、しっかりとクラス12位のタイムを記録し、6時間の決勝レースに望みをつないだ。

  • P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
  • P2 #3 S Road NDDP GT-R 星野一樹 / 佐々木大樹 / ルーカス・オルドネス
  • P3 #50 Exe Aston Martin 加納政樹 / 安岡秀徒 / 坂口良平
  • P12 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン

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8月18日 決勝レース

 12時30分、36,000人の観客が注目する中、6時間の決勝レースがスタート。単独での決勝ペースには自信があるAudi R8 LMS ultraだが、バトルになるとBoPによるパワー差で競り負けてしまい、#21 ZENT Audi R8 LMS ultraのリチャードはスタート直後から徐々にポジションダウンしてしまう。さらに序盤の#0 Porsche 911とのバトル中にコース脇まで追いやられてしまい、タイヤダストを拾ってしまったリチャードは全くペースを上げることが出来ず、20周目に急遽ピットイン。ドライバーも都筑に交代し、巻き返しを狙う。ほぼ最後尾までポジションを落としてしまった#21 ZENT Audi R8 LMS ultraだが、都筑は持ち前の安定した走りを披露。タイヤを労わりつつ30周を担当し、ポジションもクラス15位まで挽回し再びリチャードに託す。このスティントでは炎上マシン撤去のためにセーフティーカーが導入され、ピット・コース上ともに大混乱。リチャードはコース上に留まり続け、結果的にはクラス12位までポジションアップ。セーフティーカーの恩恵を受けることに。さらにレース再開後、#0 Porsche 911や#11 Mercedes SLS、#50 Aston Martinとバトルを展開。レースの折り返し地点までにはクラス9位まで浮上してきた。だが、その後はレースも落ち着き、#21 ZENT Audi R8 LMS ultraも9~11位でのバトルが続いたことから、チームはポイント獲得に向けタイヤと燃費のセーブを意識した戦略に変更。残り20周弱で最後のピットストップを行い都筑がコースイン。この時点ではポイント圏内を死守していたものの、最終スティントで#33 Porsche 911に交わされてしまい、残念ながらクラス11位でレースを終えることとなった。

 第6戦は9月7~8日に静岡県・富士スピードウェイにて開催されます。引き続き、皆様からの沢山のご支援・ご声援をお待ちしております。

  • P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
  • P2 #52 OKINAWA-IMP SLS 竹内浩典 / 土屋武士 / 蒲生尚弥
  • P3 #62 LEON SLS 黒澤治樹 / 黒澤翼 / 中谷明彦
  • P11 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン
チーム代表 一ツ山幹雄
 「今回はペナルティを受けるチームも多かったので、そういった判断ミスや、つまらないトラブル、接触が起きなかったことはチームの力だと考えています。ただ、全体的にもう少し良いペースで走れるかと思っていたので、その結果最終スティントでポイントを失ってしまったのは悔しいです。それから序盤のポジションダウンを見ると良くわかりますが、バトルになると、加速が弱いので瞬く間に抜かれて離されていってしまいます。現状のBoPではこれが限界なのかとも感じています。今シーズンはこのままのBoPだという噂も聞いていますので、残り3戦をどう戦っていくか・・・。まずは、しっかりと完走できたのでドライバーとチームスタッフ、そしてチームをサポートしてくださっている方々に感謝致します。」
Hitotsuyama Racing Press release

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山フォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山フォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第9戦 プレビュー

MJ13_0229_fineプレスインフォメーション 2013年9月02日 
 
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 モービル1チャレンジを、2013年9月7日(土)、8日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたします。

ポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シーズンもいよいよ大詰め。残されたラウンドは9月7日(土)〜8日(日)にスーパーGTと併催される第9戦「モービル1チャレンジ」と、10月にF1日本グランプリのサポートレースとして行なわれる最終戦の鈴鹿のみ。そのためこの第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けて落とすことの許されない重要な一戦であることは言うまでもない。

その舞台となるのは、今シーズン4戦目の開催となる富士スピードウェイ(静岡県)。公式戦でカレラカップ パイロットたちがいちばん走り慣れたサーキットと言えるだろう。全員ある程度のセッティングデータを持ち、勝負のカンどころを身につけているだけに、レベルの高いレースが期待できる。前半のハイスピードセクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかが、好タイムのポイント。また、ストレートでの速度を稼ぐには、最終コーナーの処理が大きなポイントであり、勝負どころでもある。

第8戦までを終えて、チャンピオンクラスは#78 近藤翼が123点で首位を快走、4点差の119点で#12 小河諒が続き、#19 永井宏明は106点の3番手につけている。4番手のベテラン#25 神取彦一郎は86点で、残り2戦でチャンピオンを狙うには少し苦しい展開。実質、上記の3名がチャンピオン候補として終盤2戦を戦っていくことになる。やはり注目は連勝の余勢を駆って富士に挑む#78 近藤と、2度のリタイア以外は1位か2位でレースを終えている#12 小河。若手ふたりはまだ粗削りな面があるものの、勢いに乗った時の速さは素晴らしいものがある。#19 永井はこのふたりを相手にどこまで戦えるか、まさに正念場の一戦となるだろう。また、前半戦では思うような結果が残せなかったPCCJ育成ドライバーの#14 川端伸太朗も後半戦で調子を上げてきている。その実力は誰もが認めるところであり、マークしておくべき存在であることに変わりはない。

一方のジェントルマンクラスは、#2 田島剛が着実にポイントを積み重ねて71点で首位に立っている。2番手には63点で#21 高田匠、3番手に61点で#3 江本玄と続き、連勝を挙げた#7 星野敏が57点の4番手というオーダー。56点で5番手の#33 Ogino Tetsuoまででトップから15点差と、僅差のポイント争いが続いている。ジェントルマンクラスはポイントシステムをチャンピオンクラスと共有するため、上位に食い込めば食い込むほど得点を加算できる。一台でも多くのライバルを抜いていく積極策か、リスクを避けた堅実策か。どのようにポイントを積み上げていくかにより、レース戦略は大きく変わる。そういった部分に注目してみると、よりいっそう楽しめるレースになるだろう。

予選は1セッションでの上位タイムでグリッドを決めていく方式を採用。路面コンディションとタイヤがマッチするポイントをいち早く見つけ、その“おいしい”部分を引き出せるか否かが明暗を分ける。これまでの富士ラウンドでポールポジションを獲得しているのは#12 小河と#78 近藤。今回もこのふたりが主導権を握るのか、はたまたダークホースが登場するのか、7日(土)に行なわれる予選から注目してほしい。

第9戦「モービル1チャレンジ」は9月6日(金)に専有走行を行ない、7日(土)に予選、決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定となっている。全14台の911 GT3 Cupが織りなすドラマは、いったいどのような結末を迎えるのか。2013年シーズン最終章の開幕を告げるエキゾーストノートが、間もなく富士の秋空にこだまする。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山決勝 28号車のSLS GT3が総合優勝、ST-4クラスではGAZOO 86が初優勝!

 スーパー耐久シリーズ2013第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は1日、雨の中決勝レースを行い、GT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)が優勝した。

 3時間レースは、時折激しく降る雨のため、レース序盤、3分の2過ぎ、終盤と3回のセーフティーカーが導入される展開となった。3度目のセーフティーカーがピットインするとレースは残り8分余り。トップは、PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)のハイルマンだったが、2位スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(藤井誠暢/佐々木大樹/ガミさん組)佐々木との差は5秒2。ここから佐々木が追いすがるも最終的にはハイルマンが佐々木を1秒5差で振り切りチームに今シーズン3度目の勝利をもたらした。

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 再びコースに雨が落ち始めた13時30分、3時間レースのローリングラップが始まった。スタートでトップに立ったのはポールシッターGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)の青木。2位には28号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)のハイルマン、3位に1号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビン・モー/谷口信輝組)のモーと続く。

 しかし、GTNET ADVAN NISSAN GT-Rはスタートドライバーの青木からピットインして星野にチェンジした際、ピットロード出口の信号を無視したとしてペナルティストップ30秒を課され後退。

 2位でレースをスタートした28号車SLSは、序盤のSC中にハイルマンから片岡にドライバーチェンジすると片岡がこのレースのファステストラップとなるタイムをたたき出すなど、一時20位近くまで落ちていた順位を猛然と回復。29周目終わりのストレートでトップを走る新菱オート☆DIXCELエボIX(冨桝朋広/菊地靖組)の菊池をかわしてついにトップに立った。

 片岡はプラチナドライバーのためレース全体の40%以上を走行できない。41周終了で再びハイルマンにバトンを渡すと、一度はパスした菊池に抜かれ2位でコースイン。しかし、菊池が45周終わりでピットに入ったため再びトップに返り咲く。

 終盤、3度目のSCで2位のスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(藤井誠暢/佐々木大樹/ガミさん組)佐々木に詰め寄られるが、これを振り切って優勝を飾った。2位には日産自動車大学校 GT-Rが、3位には1号車のPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3が入った。

 ST-1クラスはただ1台参加のFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂/山野直也組)が優勝した。

 ST-2クラスは、序盤ウェット路面で四輪駆動車RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)の阪口が下克上の活躍を見せ総合のトップを快走。一度目のSCの間に後退すると、今度は新菱オート☆DIXCELエボIXの菊池が代わって総合のトップに立った。1回目のピットストップを引き延ばした菊池は、29周目に28号車SLSの片岡に抜かれるまで総合のトップに君臨。しかし、2度目のピットインを終えると再度搭乗した阪口がこれをかわし、クラストップでレースを締めくくった。2位には新菱オート☆DIXCELエボIXが、3位にはSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)が入った。

 ST-3クラスは序盤からポールシッターのasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司/安田裕信組)佐々木が快走。ドライバーを前嶋、安田とつなぎ、終盤迫ってきたPETRONAS TWS GS350(佐藤晋也/吉本大樹/脇阪薫一組)を振り切り優勝した。2位にはPETRONAS TWS GS350が、3位にはTRACY SPORTS IS 350(兵藤信一/佐々木孝太/橋本達也組)が入った。

 ST-4クラスはポールシッターリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/市嶋樹組)の松井がオープニングラップでコースアウト。代わってトップに立ったTRACY SPORTS ings S2000(植松忠雄/井入宏之組)もトラブルなどで後退。その後は埼玉トヨペットGB with Revo(大井貴之/服部茂章/平沼貴之組)、SKR ENGINEERING S2000(浜野彰彦/中村嘉宏組)、村上モータース ACRE ロードスター(村上博幸/脇谷猛/トミさん組)と目まぐるしくトップが代わるが、この後ろから迫ってきたのがGAZOO Racing TOYOTA 86(影山正彦/井口卓人/蒲生尚弥組)。最終ドライバーとして影山から引き継いだ蒲生が、終盤にトップに立つとそのまま逃げ切り、86に初優勝をもたらした。蒲生はサポートレースの86/BRZでも優勝しており、この日2勝目を飾ることとなった。2位には埼玉トヨペットGB with Revoが、3位にはSKR ENGINEERING S2000が入った。

 ST-5クラスは序盤からエンドレスアドバントラストヴィッツ(後藤比東至/井尻薫/木村正治組)がトップを快走。2位にポールシッターのBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/松田智也組)が付ける展開となる。しかし、終盤BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィットがこれを逆転して優勝。2位にDIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ(谷川達也/小原健一/野上敏彦組)が上がり、エンドレスアドバントラストヴィッツは3位でレースを終えた。

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 次戦は鈴鹿サーキットに舞台を移し9月22日、WTCCのサポートレースとして3レース制での決勝が行われる。

Text: Yoshinor OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山決勝結果

スーパー耐久レース in 岡山 -RIJ- (2013/09/01) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2013 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
128GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ファリーク・ハイルマン
片岡 龍也
84
224GT32スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
藤井 誠暢
佐々木 大樹
ガミさん
841.561
31GT33PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
メルビン・モー
谷口 信輝
845.776
432GT34KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
高木 真一
タカシ
8454.698
520ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
831Lap
66ST-22新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
菊地 靖
831Lap
78GT35もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平
荒 聖治
831Lap
83GT36ENDLESS・ADVAN・PORSCHE
PORSCHE 911GT-3R 997
ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
山内 英輝
822Laps
959ST-23STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
822Laps
1034ST-31asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
安田 裕信
822Laps
1180ST-32PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
脇阪 薫一
822Laps
1239ST-33TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
佐々木 孝太
橋本 達也
813Laps
1386ST-41GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
蒲生 尚弥
813Laps
1452ST-42埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
服部 茂章
平沼 貴之
813Laps
1593ST-43SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
813Laps
1630ST-24RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
青木 拓磨
カルロス 本田
813Laps
179ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート
佐藤 茂
山野 直也
813Laps
18333ST-44オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
804Laps
1958ST-45ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
木下 淳
804Laps
20116ST-46W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
杉原 直弥
清水 康友
804Laps
2148ST-47DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
太田 侑弥
井上 恵一
804Laps
2238ST-34TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
植田 正幸
川口 正敬
804Laps
2388ST-48村上モータース ACRE ロードスター
MAZDA Road Ster NCEC
村上 博幸
脇谷 猛
トミさん
804Laps
2473ST-49mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
森 国形
804Laps
2518ST-410コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
森 正行
795Laps
2613ST-411ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
795Laps
27505ST-25GRG RacingランサーEVOX
MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A
田ヶ原 章蔵
奥村 佳之
藤原 能成
795Laps
285ST-35岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
795Laps
2941ST-412TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
795Laps
3016GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
横溝 直輝
堀田 誠
795Laps
3195ST-413リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
市嶋 樹
786Laps
3219ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
松田 智也
786Laps
3381GT38GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
星野 一樹
青木 孝行
尾本 直史
777Laps
3417ST-52DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
谷川 達也
小原 健一
野上 敏彦
777Laps
3536ST-53エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
木村 正治
777Laps
364ST-54アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
777Laps
3799ST-55RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ
濱口 亮
777Laps
38602ST-56PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
小松 高人
山本 浩朗
768Laps
3933ST-57WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
船木 宏
黒須 聡一
松波 太郎
768Laps
4026ST-58エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
大瀧 賢治
768Laps
4171ST-59ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
西畑 正樹
紫田 正一
馬場 和三郎
7410Laps
4214ST-36岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
7410Laps
4315ST-37岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 徹
田中 哲也
7410Laps
4435ST-38asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
長谷川 伸司
下垣 和也
7311Laps
467ST-26新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
遠藤 浩二
6618Laps
---- 以上規定周回数(GT3:58L ST-1:56L ST-2:58L ST-3:57L ST-4:56L ST-5:54L)完走 ----
-85ST-3-85TERANISHI 34Z
NISSAN FAIRLADY Z Z34
山田 真之亮
小早川 済瑠
2064Laps
-49ST-4-ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
大文字 賢浩
975Laps
-11ST-5-BLOOD SPORTS 侍魂WM VITZ
TOYOTA VitzRS NCP131
岩瀬 雅博
三木 孝浩
北川 晃
678Laps

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山フリー走行 雨の中、1号車のPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3がトップタイム

 スーパー耐久第5戦は1日、岡山国際サーキットでフリー走行を行い、PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビン・モー/谷口信輝組)がトップタイムを記録した。

st_r05_f-1 st_r05_f-81 st_r05_f-20 st_r05_f-34 st_r05_f-41 st_r05_f-11

 決勝日を向かえた岡山国際サーキットは朝から雨が降り始めた。8時から30分間行われる予定だったフリー走行は、時折激しい雨に見舞われ、終了直前にコースアウトするマシンもあったため、開始25分過ぎに赤旗終了となった。

 こんななか、トップタイムを記録したのはGT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビン・モー/谷口信輝組)。2位にはスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(藤井誠暢/佐々木大樹/ガミさん組)が入り、3位にはなんとウエット路面に強いST-2クラス、四輪駆動のRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)が食い込んできた。ポールシッターのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)は総合11位だった。

 ST-3クラスはポールシッターのasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司/安田裕信組)がトップタイムを記録。ST-4クラスはTRACY SPORTS ings S2000(植松忠雄/井入宏之組)が、ST-5クラスはBLOOD SPORTS 侍魂WM VITZ(岩瀬雅博/三木孝浩/北川晃組)がトップタイムだった。

 決勝はこの後、13時30分より3時間レースとして開催される。恐らくウェットコンディションでのレースになるものと思われ、レース続行の可否も含めて波乱の展開となりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山フリー走行結果

スーパー耐久レース in 岡山 -RIJ- (2013/09/01) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2013 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
11GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
メルビン・モー
谷口 信輝
1'51.317-119.755
224GT32スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
藤井 誠暢
佐々木 大樹
ガミさん
1'52.862 1.545118.116
320ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
1'52.946 1.629118.028
48GT33もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平
荒 聖治
1'54.966 3.649115.954
516GT34muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
横溝 直輝
堀田 誠
1'56.177 4.860114.746
634ST-31asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
安田 裕信
1'56.916 5.599114.020
728GT35PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ファリーク・ハイルマン
片岡 龍也
1'56.916 5.599114.020
83GT36ENDLESS・ADVAN・PORSCHE
PORSCHE 911GT-3R 997
ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
山内 英輝
1'57.031 5.714113.908
959ST-22STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
1'57.142 5.825113.800
106ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
菊地 靖
1'57.616 6.299113.342
1181GT37GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
星野 一樹
青木 孝行
尾本 直史
1'58.741 7.424112.268
1280ST-32PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
脇阪 薫一
1'59.502 8.185111.553
1341ST-41TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
2'00.394 9.077110.726
1486ST-42GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
蒲生 尚弥
2'00.729 9.412110.419
1585ST-3385TERANISHI 34Z
NISSAN FAIRLADY Z Z34
山田 真之亮
小早川 済瑠
2'00.927 9.610110.238
1639ST-34TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
佐々木 孝太
橋本 達也
2'01.135 9.818110.049
1730ST-24RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
青木 拓磨
カルロス 本田
2'01.275 9.958109.922
1838ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
植田 正幸
川口 正敬
2'01.32810.011109.874
197ST-25新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
遠藤 浩二
2'02.00310.686109.266
2014ST-36岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
2'02.28910.972109.011
2195ST-43リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
市嶋 樹
2'02.32511.008108.979
22333ST-44オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
2'02.43711.120108.879
2332GT38KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
高木 真一
タカシ
2'02.56211.245108.768
2413ST-45ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
2'02.95711.640108.418
25116ST-46W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
杉原 直弥
清水 康友
2'03.19111.874108.212
265ST-37岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
2'03.21311.896108.193
2748ST-47DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
太田 侑弥
井上 恵一
2'03.26111.944108.151
2873ST-48mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
森 国形
2'03.51112.194107.932
2993ST-49SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
2'03.64912.332107.812
30505ST-26GRG RacingランサーEVOX
MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A
田ヶ原 章蔵
奥村 佳之
藤原 能成
2'03.83512.518107.650
3158ST-410ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
木下 淳
2'03.90312.586107.591
3252ST-411埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
服部 茂章
平沼 貴之
2'03.91512.598107.580
3315ST-38岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 徹
田中 哲也
2'04.38713.070107.172
3488ST-412村上モータース ACRE ロードスター
MAZDA Road Ster NCEC
村上 博幸
脇谷 猛
トミさん
2'04.48113.164107.091
3535ST-39asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
長谷川 伸司
下垣 和也
2'05.40314.086106.304
3649ST-413ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
大文字 賢浩
2'05.88514.568105.897
3711ST-51BLOOD SPORTS 侍魂WM VITZ
TOYOTA VitzRS NCP131
岩瀬 雅博
三木 孝浩
北川 晃
2'07.67416.357104.413
3836ST-52エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
木村 正治
2'08.31917.002103.889
3919ST-53BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
松田 智也
2'08.50717.190103.736
4099ST-54RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ
濱口 亮
2'09.74318.426102.748
419ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート
佐藤 茂
山野 直也
2'10.13918.822102.435
424ST-55アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
2'10.90219.585101.839
4318ST-414コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
森 正行
2'11.10919.792101.677
4426ST-56エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
大瀧 賢治
2'12.85321.536100.342
4517ST-57DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
谷川 達也
小原 健一
野上 敏彦
2'13.14221.825100.125
46602ST-58PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
小松 高人
山本 浩朗
2'13.21321.896100.071
4733ST-59WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP131
船木 宏
黒須 聡一
松波 太郎
2'16.08224.76597.962
4871ST-510ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
西畑 正樹
紫田 正一
馬場 和三郎
2'18.56727.25096.205
4910ST-415Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
亀井 光宣
窪田 俊浩
2'56.1561'04.83975.676

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