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2013年9月

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO ロイック・デュバルがポール・トゥ・ウィンで今季初勝利! アンドレ・ロッテラーが100分の4秒差で2位 (TOYOTA)

  • コース:スポーツランドSUGO (3.704km)
  • 予選:9月28日(土)晴:ドライ
  • 決勝:9月29日(日)晴:ドライ
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激しいバトルの末に今季初勝利を挙げたロイック・デュバル(中央)と
2位に入ったアンドレ・ロッテラー(左)

 スーパーフォーミュラの第6戦が9月28日(土)、29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。

 第5戦として予定されていた、韓国・インジェ大会が中止となったため、約2ヶ月ぶりの開催となるスーパーフォーミュラ。第6戦の舞台は東北・杜の都仙台近郊の山中に位置するテクニカルコース、スポーツランドSUGO。

 今季のスーパーフォーミュラは、WEC(世界耐久選手権)出場のために開幕戦を欠場しているアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4戦中3戦のみの出場ながら2勝、2位1回と圧倒的な強さでランキング首位につけている。これを追うランキング2位も、同じく開幕戦を欠場しながら3戦連続表彰台のロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。この外国人勢を、前半戦不調と不運に見舞われながらもようやく前戦もてぎで勝利を挙げたディフェンディングチャンピオンの中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)らが追っている。

 28日(土)好天に恵まれたSUGOで、3セッションに渡って台数が絞られていき決勝のスターティンググリッドを決定する、ノックアウト方式での予選が行われた。

 Q1は午後1時10分から20分間。序盤から各車周回を重ね、少しずつタイムを上げていったが、一旦ピットへ向かい、新しいタイヤを装着して残り5分でアタック開始。セッション終了へ向けて次々にタイムが塗り替えられていく中、SUGOでは過去出場した全レースで表彰台に上がるなど得意としており、今大会でも午前中のフリー走行でトップタイムをマークした好調デュバルがここでもトップに立ち、中嶋一貴が3番手で続いた。

 上位14台がQ2へ進出するこのQ1では、安田裕信(KONDO RACING)が15番手。第3戦富士で2位表彰台に上っている平手晃平(P.MU/cerumo・INGING)がセッティングを詰め切れず、16番手でまさかのQ1敗退。17番手嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset)、19番手リチャード・ブラッドレー(KCMG)でグリッドが確定した。

 7分間のQ2では前戦もてぎでポール・トゥ・ウィンを果たした中嶋一貴がトップタイムをマーク。デュバルが2番手、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が3番手と好位置につけた。一方で、平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がコンマ1秒及ばず10番手でQ3進出ならず。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)も11番手でQ2敗退となってしまった。

 最終Q3も7分間のセッション。各車残り5分でコースインし、最後のアタックを繰り広げたが、好走を続けるデュバルが2番手にコンマ2秒差をつけるトップタイムを叩き出し、第3戦富士に続く今季2度目のポールポジションを獲得。ロッテラーが3番手、中嶋一貴が4番手。現時点でのランキング上位4人が予選2列目までを占めた。

 着実にQ3まで進んだ松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)が6番手、国本が7番手につけ、決勝レースに臨むこととなった。

 29日(日)はさわやかな秋晴れとなり、気温22度、路面温度29度と過ごしやすい気候の下、午後3時に68周で争われる決勝レースがスタートした。

 スタートではポールポジションのデュバルがややホイールを空転させながらもポジションを守る一方で、好ダッシュを決めたロッテラーが2位に浮上。

 2周目の1コーナーで、16番手スタートから追い上げを図ろうとしていた平手がスピンしコースアウト。順位を落としながらもコースに復帰した平手だったが、4周目にクラッシュ。セーフティカーが導入された。

 このセーフティカーラン中に中団グループ以降の数台がピットイン。8周目に再スタートが切られたが、そのストレート上でオリベイラと平川が接触。ホイールを破損したオリベイラはまっすぐ1コーナーに突っ込む激しいクラッシュ。再びセーフティカー導入となった。

 このセーフティカーラン中には、デュバル、ロッテラー、中嶋一貴、松田ら上位勢がピットへ。同一チームのためロッテラーのピット作業を待つこととなった中嶋一貴はポジションを落としてしまった。

 このセーフティカーラン中、国本を含む数台がピットに入らずコース上に残り、国本は2位に浮上。デュバルが7位、ロッテラー8位で12周目に再スタート。デュバル、ロッテラー共に徐々に前走車をパスして順位を上げていった。

 27周目、国本同様にコース上に残ったことで順位を上げ、7位を走行していたブラッドレーがクラッシュ。この日3度目のセーフティカー導入となった。

 ここで国本らがピットイン。しかし、それまでに築いていたマージンを活かし、国本は7位でコースへ復帰。デュバルが3位、ロッテラーが4位で32周目に再スタートが切られると、デュバルは前を行く2台を激しく攻め立てたが抜くまでには至らず。

 37周目に首位を争う伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)が接触。伊沢はその場でレースを終え、小暮もこの接触でペナルティを受けることとなり後退。再びデュバルとロッテラーが1-2で首位を争うこととなった。

 56周目、11位走行中の平川が白煙を吹いてコース上にストップ。58周目には前走車をパスすべく激しい追い上げを見せていた中嶋一貴が接触でコースオフ。逆転チャンピオン目指し追い上げていた中嶋一貴だったが、ここでレースを終えることとなってしまった。

 その直後に別のクラッシュが発生し、4度目のセーフティカー導入。レースは残り4周での再スタートとなり、超スプリントでの、デュバルとロッテラーによる手に汗握る首位争いが再開された。

 追うロッテラーは、毎周1コーナー進入でデュバルに並びかけ、2台はサイド・バイ・サイド、テール・トゥ・ノーズの接触寸前バトルを展開。しかし、デュバルは巧みなテクニックで首位を堅守。

 最後まで諦めないロッテラーは、ファイナルラップの最終コーナー立ち上がりからデュバルに食らいつくと、ストレートでのスリップストリームからラインを変え、2台はほぼ並んだままチェッカー。僅か0.041秒差で逃げ切ったデュバルが今季初勝利を飾った。チーム ルマンにとっては、10年ぶりの勝利となった。

 ロッテラーは2位に入り、トヨタエンジンが1-2フィニッシュ。リタイア8台、セーフティカー導入4回という大荒れのレースで、健闘した国本が自身最上位タイとなる4位フィニッシュ。松田は5位。安田が6位に入り、参戦2年目にして初入賞、初のポイント獲得を果たした。

 ランキングではロッテラーが首位を堅守。ロッテラーとランキング2位のデュバルは共に次戦最終戦を欠場することとなるが、逆転タイトル獲得の可能性を残すランキング3位の山本尚貴(TEAM無限)との差は13ポイント。最終戦は2レース制のため、1レースの優勝8ポイント+ポールポジションでの1ポイントで、最大18ポイントが獲得出来るが、山本がどちらかのレースで3位以下、もしくは両レースのポールポジションを獲得せず2位以下でフィニッシュした場合、ロッテラーのチャンピオンが決定する。

KYGNUS SUNOCO Team LeMans 8号車 ドライバー ロイック・デュバル
 朝のフリー走行では、路面コンディションにセッティングが合わなかったが、セッションの終わりにまでに状況を改善することが出来た。しかし、我々のクルマは、タイムは速いがタイヤに厳しく、30周を過ぎた頃からリアが流れオーバーステア症状が強くなってしまった。この難しい状況で迎えたアンドレ(ロッテラー)との終盤のバトルは、これまで日本で経験したフォーミュラのレースの中で一番タフな戦いだった。昨年このチームで参戦する前、1年間フォーミュラでのレースを休んでいたこともあり、慣れることに少し時間を要したが、昨年の後半から調子も上がり、やっと勝つことができた。チャンスを与えてくれたチーム、メーカー、スポンサーに感謝している。
PETRONAS TEAM TOM'S 2号車 ドライバー アンドレ・ロッテラー:
 セーフティカーが入るタイミングで、チームとピットに入るか入らないか無線でやりとりしたが、チームも混乱していて決断を迷ったことで、一度山本(尚貴)選手に先行されポジションを落としてしまった。自分で再びポジションを上げることには成功したが、優勝できる完璧なポテンシャルを持ったクルマだっただけに、2位で終わったことはとても複雑な思いだ。ロイック(デュバル)との終盤のバトルは楽しかったが、前に行くことは叶わず本当に残念だ。シーズン中2戦も欠場しなくてはいけないのに、スーパーフォーミュラへの参戦を許してくれたチームとメーカーに感謝したい。
トヨタモータースポーツニュース

Japanese F3

JF3:第12,13戦SUGO 中山雄一が両レース完全制覇で今季11勝目! (TOYOTA)

  • コース:スポーツランドSUGO(3.704km)
  • 予選:9月28日(土)晴:ドライ
  • 第12戦決勝:9月28日(土)晴:ドライ
  • 第13戦決勝:9月29日(日)晴:ドライ
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今季11勝目を挙げた中山雄一

 全日本F3選手権の第6大会(第12戦、第13戦)が9月28日(土)と29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。

 今季の同シリーズは、前大会もてぎで9勝目を挙げた中山 雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が4戦を残してシリーズタイトルを決めている。この中山の快進撃を止められるかに注目が集まった。

 今大会は、TOYOTA TOM'S TAZ31エンジン搭載車両が2台出場、F3-Nクラスは参戦車両5台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。

 28日(土)好天の下、午前10時15分より10分間の第12戦予選が行われた。短いセッション故に各車スタート前からピットロードに並び、アタックを開始した。まず中山がトップタイムをマークしたが逆転され、残り3分を切ったところでクラッシュ車両により赤旗中断。そのままセッション終了かと思われたが、残り3分で再開されると、再びコースインし、逆転のトップタイムを叩き出した中山がポールポジションを獲得。

 木曜、金曜の占有走行で2度にわたるクラッシュを喫した勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は、セクター1で中山を上回る走りを見せたがその後のタイムが伸びず、4番手となった。上位4台は全車がコースレコードを更新し、僅か0.1秒内に入る僅差のセッションであった。

 10分間のインターバルの後に行われた第13戦予選では、直前の第12戦予選で最後まで走っていたためにコースインが遅れた中山と勝田だったが、中山が3周目にして第12戦予選のタイムを上回るコースレコードタイムをマークしトップに浮上。このセッションでも終盤クラッシュにより赤旗中断となったが、再開後は誰もタイムを上げることが出来ず、中山は7戦連続でのポールポジション獲得となった。勝田は3番手につけた。

 F3-Nクラスでは、今大会初めてSUGOを走行するナニン・インドラ・パユーング(TOM'S SPIRIT)が、前日の占有走行で激しいクラッシュを喫しながらも第12戦、第13戦共にクラス2番手グリッドを確保した。

 予選の後、午後2時50分に第12戦の決勝(18周)がスタート。順位変動のないクリアなスタートが切られると、ポールポジションの中山は後続を引き離し、6周目にはその差は5秒まで広がった。

 しかし、8周目の最終コーナーで勝田がクラッシュ。セーフティカーが導入され、マージンは帳消しに。再スタート後は後続の追撃を受けることとなった中山だったが、逃げ切り、トップでチェッカー。今季10勝目を挙げた。

 F3-Nクラスではセーフティカーランからの再スタートで2位につけていたパユーングが逆転を狙い並びかけたが、惜しくもかわすまでには至らず。パユーングは2位でフィニッシュ。F3-Nクラスは高星 明誠(NDDP RACING)のタイトルが確定した。

 29日(日)は空に雲がかかってはいたもののドライコンディションで午後1時5分に第13戦決勝(25周)がスタート。前日、この週末3度目のクラッシュを喫した勝田は大事を取って今レースは欠場となった。

 ポールポジションの中山は危なげなくスタートを決め、14周目には8秒以上もの大差をつけて独走態勢となったが、後半に入るとタイヤの摩耗によりペースが落ち、後続との差を詰められることに。しかし、大きなマージンを活かし、3.5秒差で逃げ切り、今季11勝目を挙げた。中山はこれで5戦連続でのポール・トゥ・ウィン、ファステストラップ獲得の完全勝利となった。

 F3-Nクラスでは、ポールポジションの高星がスタータートラブルによりピットスタートとなったため、パユーングがトップスタートとなったが、スタートでかわされ、2位に後退。しかし、2周目の1コーナーで首位を奪還したパユーングは、後続との差を広げていき、最後は20秒もの大差をつけてトップチェッカー。今季3勝目を挙げた。

トヨタモータースポーツニュース

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO決勝トップ3会見

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優勝 #8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)
sf_r06_r_pc-duval  「朝のセッションでは満足できるレベルまでマシンを仕上げることができました。ただ、1周のラップタイムは速いのですが、タイヤには少し負担がかかっていたようで、決勝は30周過ぎからコントロールするのがかなり難しい状態でした。それもあって、レース終盤、トップの小暮選手を捕らえるのは難しいと思っていましたが、ラッキーな形でトップに立つことができました。終盤のアンドレとのバトルもタイヤが厳しくて本当にタフな戦いでした。これまでのトップフォーミュラのなかでも1番厳しいレースだったと言えると思います。今年最後のフォーミュラレースで勝てて本当に嬉しいです。チームの苦労もようやく報われました。」
決勝2位 #2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)
sf_r06_r_pc-lotterer  「マシンはとても良い仕上がりでしたし、スタートでは山本選手をパスして2位に上がれ順調な滑り出しでした。SCランのピットインではトップに出るチャンスもありましたが、チームとのコミュニケーションがうまくいかず、ピットインの判断が少し遅くなってしまいました。再スタート後は燃料をセーブする必要があったので、小暮選手に逃げられる形になってしまいました。最後のロイックとのバトルでは、ロイックはタイヤがきつそうだったので、ボクの方が有利なはずだったのに……。でも、フェアで楽しいバトルでした。最終戦は欠場ですが、山本選手が良いレースをしないように祈ってます(笑)。」
決勝3位 #16山本尚貴(チーム無限)
sf_r06_r_pc-yamamoto  「スタートはまずまずだったのですが、ロイックに先行されてしまいました。最後のSCラン後の再スタートはチャンスと思っていましたが、思っていたよりタイヤが温まっていなくて危うくコースアウトするところでした。でもマシンの調子もよく2人に大きく遅れずに走れたことは収穫です。負けたのは悔しいですが、今までのレースと比べると今回は2人に一番近づけたように思います。チャンピオンシップを考えると3位で終われたのは良かったです。」
優勝監督 土沼廣芳(キグナス・スノコ・チームルマン)
sf_r06_r_pc-donuma  「スポンサーをはじめ、ご支援、ご協力、応援いただいた皆様、そしてチームに10年振りの優勝をもたらしてくれたロイックに感謝したいと思います。」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO決勝 大波乱のレースを制しデュバル優勝

 9月29日、全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦の決勝が、秋晴れのスポーツランドSUGOで行われた。天候とは裏腹に、レースは4回のセーフティカーラン、トップの接触、そしてペナルティによるトップ陥落という大荒れの展開となった。
 この大混乱のレースを制したのは、ポールポジションスタートの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)。ポイントリーダーの#2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)と荒れたレースを締めくくる好バトル見せ、僅差でロッテラーを抑えて今季初優勝。チームに10年振りの勝利をもたらした。

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 波乱の予兆はスタートからあった。インディカーレース優勝を手土産にスポット参戦した8番グリッドの#15佐藤琢磨(チーム無限)が動けず。後続のマシンは右に左にかわし、かろうじてアクシデントを免れた。
 しかし、ほっとしたのも束の間、3周目に13位を走行していた#38平手晃平(P.MUセルモ・インギング)がSPコーナーでクラッシュ。マシンの回収作業の間SCラン(1回目)となる。ここで12番手スタートの#40伊沢拓也(ドコモ・チームダンディライアンレーシング)をはじめ後方スタートの3台が賭けに出てピットインを敢行した。

 8周目に入ったところで再スタート。しかし、この1コーナーで#19J.P.オリベイラ(レノボ・チームインパル)がクラッシュ。再度SCラン(2回目)となった。残り周回数を考えると燃料が持つギリギリのタイミングだったが、#8デュバル、#2ロッテラー、#16山本尚貴(チーム無限)をはじめ、上位陣のほとんどがここがチャンスと見てピットに滑り込んだ。

 逆に、燃料が持たないと判断して走行を続けたのは、#32小暮卓史(ナカジマレーシング)、#39国本雄資(P.MUセルモ・インギング)、#31中嶋大祐(ナカジマレーシング)の3台。12周目の再スタートからは、この3台がレースをリードすることになる。特に#32小暮の速さは別格で1周0.6から0.8秒ずつ2位以下を離していく。

 しかし、ピットインしなければならない3台はいずれ順位を落とす……そう見られていたが、運は#32小暮に味方した。27周目、今度は#18リチャード・ブラッドレー(KCMG)が最終コーナー手前でクラッシュ。早くも本日3回目のSCランとなった。このチャンスに上位3台はすかさずピットイン。
 大きなマージンを築いていた#32小暮は2位で隊列に復帰し、運も味方につけてここまでは順調に事が進んだ。ところが、再スタート後の37周目1コーナーで、ペースが上がらず再三のアタックを抑えられていたトップ#40伊沢のリアタイヤに#32小暮のフロントタイヤが接触。#40伊沢ははじかれるようにコースアウト。そのままリタイヤとなってしまった。この接触を巡っては審査委員会もジャッジに迷ったようだが、長い審査の末危険行為と判断され、50周目に#32小暮に10秒ストップのペナルティが提示された。

 勝利を確信していた#32小暮にとっては無念のペナルティだったが、ジャッジには従うしかなく、優勝の権利は2位争いを繰り広げていた#8デュバルと#2ロッテラーの手に移ることになった。

 ここから繰り広げられた2人のバトルは、観客、関係者を唸らせる見ごたえのあるものだった。58周目に#10塚越広大(HPリアルレーシング)がクラッシュして、4度目のSCランから超スプリントレースとなった残り4周では、ドライバー自身も「フェアで楽しいバトルだった」と言うように、1コーナーでタイヤを絡ませるように並走するなど、これぞレーシングバトルといえるものだった。

 ゴールラインでは、最後の逆転にかけた#2ロッテラーが横に並ぶが僅かに届かず、#8デュバルが嬉しい今季初優勝。この優勝は意外にも名門チーム・ルマンにとって、10年ぶりという勝利だった。3位には終始堅実な走りを見せた#16山本が入った。

 これで、チャンピオン争いは最終戦(鈴鹿)に持ち越されることになったが、シリーズ1・2位のロッテラーとデュバルは、同日に上海で開催されるWEC(世界耐久選手権)のため最終戦を欠場することが決まっており、シリーズ3位の山本は大逆転を期して最終戦に臨むことになった。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO決勝結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/29) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
1 8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans TOYOTA RV8K 68 1:37'08.879
2 2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM'S TOYOTA RV8K 68 0.041
3 16 山本 尚貴 TEAM 無限 HONDA HR12E 68 2.520
4 39 国本 雄資 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA RV8K 68 4.640
5 20 松田 次生 Lenovo TEAM IMPUL TOYOTA RV8K 68 5.224
6 3 安田 裕信 KONDO RACING TOYOTA RV8K 68 9.103
7 31 中嶋 大祐 NAKAJIMA RACING HONDA HR12E 68 9.809
8 *32 小暮 卓史 NAKAJIMA RACING HONDA HR12E 68 9.954
9 62 嵯峨 宏紀 TOCHIGI Le Beausset Motorsports TOYOTA RV8K 68 10.924
10 41 武藤 英紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA HR12E 68 11.792
11 15 佐藤 琢磨 TEAM 無限 HONDA HR12E 66 2Laps
---- 以上規定周回(61 Laps)完走 ----
- 10 塚越 広大 HP REAL RACING HONDA HR12E 57 11Laps
- 1 中嶋 一貴 PETRONAS TEAM TOM'S TOYOTA RV8K 57 11Laps
- 7 平川 亮 KYGNUS SUNOCO Team LeMans TOYOTA RV8K 55 13Laps
- 11 中山 友貴 HP REAL RACING HONDA HR12E 52 16Laps
- 40 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA HR12E 36 32Laps
- 18 リチャード・ブラッドレー KCMG TOYOTA RV8K 25 43Laps
- 19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ Lenovo TEAM IMPUL TOYOTA RV8K 7 61Laps
- 38 平手 晃平 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA RV8K 2 66Laps
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING) 1'08.633 (39/68) 194.299km/h
  • CarNo.32は、2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第28条12.2)違反(危険なドライブ行為)により、10秒間のペナルティストップを課した。

Japanese F3

JF3:第13戦SUGO決勝トップ3会見

優勝 #36中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)
f3_r13_r_pc-nakayama  「ポールポジションからうまくスタートを決め後続を離すことができましたが、途中5秒ほどマージンを築いた頃から、フロントタイヤに振動が出て、この症状が徐々に酷くなってしまいました。あと数周あったら危なかったかもしれません。でも、連勝でき、この週末はうまく組み立てることができ、良い流れを作れました。次回もこの感じでいきたいと思います。」
決勝2位 #2野尻智紀(TODA FIGHTEX)
f3_r13_r_pc-nojiri  「昨日のレースはクラッシュしてしまい、チームに迷惑をかけてしまいました。スタートはクラッチミートに失敗してエンストしかけました。でも、スタート前にフロントウィングをアジャストしたのがうまくいって、タイヤマネジメントに気を配りながらいいペースで走ることができました。後半トップの中山選手を追い詰めることはできましたが、逆転できず悔しいです。でも、次戦に向けて可能性を感じることができました。」
決勝3位 #7松下信治(HFDP RACING F312)
f3_r13_r_pc-matsushita  「長く感じた25周でした。ペースは悪くなく、途中までは野尻選手を捕らえられるかと思っていましたが、タイヤが厳しくなって逆に差を開かれてしまいました。タイヤマネジメントが課題です。このレースウィークは木曜日の走り始めにクラッシュし、出遅れてしまいましたが、3位表彰台を得るまで挽回できたのは良かったです。今シーズンは3位が最高位なので残るレースではこれを更新したいと思います。」
Nクラス優勝 #38Nanin iNdra-Payoong(PIT SPIRIT F307)
f3_r13_r_pc-nanin  「またスタートで小泉選手に前に出られてしまいました。でも、高星選手がピットスタートだったのはラッキーでした。単独トップになってからは、タイヤマネジメントのこととSCランにはならないように願っていました。残りも1つは勝ちたいと思います。菅生はハイポイント、SPコーナーが難しく、セッティングもここがポイントだと感じました。」
Nクラス決勝2位 #23高星明誠(S Road NDDP F3)
f3_r13_r_pc-takaboshi  「フォーメイションでスターターが回らず、グリッドに並べなかったのは悔しかったです。気持ちを切り替えて1コーナーにパッシングの的を絞って集中して走りました。ナニン選手に追いつきたかったのですが、見える位置まで追い上げることはできませんでした。でも、ピットスタートということを考えれば、納得できる内容でした。」
Nクラス決勝3位 #6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
f3_r13_r_pc-koizumi  「スタートは高星選手がいなくて前が空いたのでバッチリ決まりました。ナニン選手が来るのはわかっていましたので、抜かれてからはなるべく離されないようにと思っていましたが、相手のペースが予想より速かったです。高星選手ももっと早いうちに追いついてくると思っていましたが、最後尾からの追い上げは大変だったんでしょう。思ったより来るのが遅かったですね。昨日はアンダーステア、今日はオーバーステアで、ストレートスピードが伸びずに苦労しました。これは来年菅生を走るときの改善点です。シーズン残りも全力で勝つことを目標にします。」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第13戦SUGO決勝 中山雄一が今季11勝目、ナニン・インドラ・パユーングはNクラス3勝目

 全日本F3選手権第13戦は29日、宮城県のスポーツランドSUGOで25周の決勝レースを行い、中山雄一(トムス)が昨日に続き連勝した。

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 フォーメーションラップは13時5分にスタート。曇り空でほぼ無風、温かく穏やかな気候での決勝を向かえた。昨日の第12戦のクラッシュで首を痛めた勝田貴元(トムス)はドクターストップがかかりこのレースを欠場。昨日チャンピンを決めたばかりの高星明誠(NDDP)はスターターのトラブルでエンジンがかからず、ピットスタート。10台がグリッドに着いた。

 スタートを制しトップで1コーナーに飛び込んだのは中山雄一(トムス)。2位に野尻智紀(戸田)、3位に松下信治(HFDP)、4位に千代勝正(B-MAX)、5位清原章太(HFDP)と予選順位通りにレースは始まった。

 中山は序盤からハイペースで2位以下を引き離し独走態勢を築く。レース中盤に2位以下を8秒ほど離したところでペースをコントロール。最終的には3秒5差で今季11勝目を飾った。

 2位でレースを始めた野尻は、中山との差は開くばかり。しかし、3位以下に追い詰められることもなく、そのままの順位でゴールした。

 3位松下は終始、4位の千代を背後に従えたの走行となったが、ここSUGOでは抜き所も少なく、ポジションを守って3位表彰台をものにした。

 Nクラスは、高星がピットスタート。ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)がスタートをミスしたため、小泉洋史(ハナシマ)のリードでレースは始まる。しかし、2周目の1コーナーでパユーングがインから小泉をかわすと、その差を広げ独走でのクラス優勝を飾った。

 ピットスタートの高星は、チャンピオンの意地を見せ、9周目にクラス4位のドラゴンを、11周目の1コーナーで同3位の湯澤を、14周目の同所では同2位の小泉をかわし、2位でのチェッカーを向かえた。3位には小泉が入った。

 第14戦、第15戦は10月19、29日、富士スピードウェイでWECのサポートレースとして開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第13戦SUGO決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2013/09/29) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
1*36中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ312532'06.470
22野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F301253.596
3*7松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D256.593
450千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301257.202
58清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D2511.155
638Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE2539.242
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE2559.274
86N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE241 Lap 
930NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE241 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 ----
-11N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1510 Laps
-13吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301124 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'15.566 (3/25) 176.473km/h
  • CarNo.36は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の減速義務違反)により、訓戒のペナルティを課した。

  • CarNo.7は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の減速義務違反)により、訓戒のペナルティを課した。

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SF:第6戦SUGOフリー走行2回目 PPデュバルがトップタイム

 決勝日朝、午前9時15分から30分間行われたフリー走行は、ポールポジションの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)がトップタイムをマーク。#31中嶋大祐(ナカジマレーシング)が続いた。予選2位の#16山本尚貴(チーム無限)は16位に沈み、フロントローに並ぶ2人が明暗を分けた。

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sf_r06_f2-duval

 朝のサーキット上空はやや雲が多いものの、秋の気配が漂う絶好のレース日和だ。6時間後の決勝に向け、各チームは決勝セッティングを施したマシンをコースに送り出す。

 序盤は各マシンともセッティングを確認しながらの走行となったが、ここで一人気を吐いたのが予選でブービー(18位)に沈んだ#11中山友貴(HPリアルレーシング)。予選タイムに匹敵する叩き出し意地を見せた。しかし、これは決勝を見据えての走行ではなく、かなりマシンを軽くしてのアタックのようだ。

 序盤から終盤まで常に安定したタイムをマークしたのが、#31中嶋大祐、#32小暮卓史のナカジマレーシングコンビ。最終的に3位と5位で走行を終え、決勝に向け仕上がりの良さを窺わせた。

 逆に最後までもがき苦しんでいたのが、チーム無限の2台。予選でQ3に進出した#15佐藤琢磨は、時にコースから飛び出すほど攻め込んだもののタイムには繋がらず13位。予選でフロントローを得た#16山本尚貴に至ってはゼッケンと同じ16位と全くいいところなくフリー走行を終え、決勝に不安を残した。

 現在シリーズ2位、ポールポジションの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)は残り2分でトップタイムを叩き出し余裕を感じさせた。ポイントリーダーでチャンピオン最右翼の#2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)も4位と好調。決勝ではチャンピオンを争う2人の戦いも注目だ。

 決勝は、午後3時スタート。68周で争われる。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第6戦SUGOフリー走行2回目結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/29) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'08.049--195.97
231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'08.1760.1270.127195.60
311中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'08.2270.1780.051195.46
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.2400.1910.013195.42
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'08.4190.3700.179194.91
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.5340.4850.115194.58
71中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.6760.6270.142194.18
820松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.7740.7250.098193.90
962嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'08.7840.7350.010193.87
1039国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'08.8750.8260.091193.62
117平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'08.9400.8910.065193.43
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'08.9650.9160.025193.36
1315佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'08.9980.9490.033193.27
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'09.0150.9660.017193.22
1516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'09.0511.0020.036193.12
1610塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'09.0841.0350.033193.03
1738平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'09.1951.1460.111192.72
183安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'09.3431.2940.148192.31
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'09.9101.8610.567190.75
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第12戦SUGO決勝トップ3会見

優勝 #36中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)
f3_r12_r_pc-nakayama  「予選は#2野尻選手に先にタイム出されたりしましたが、2戦ともポールポジションが獲れて良かったです。 決勝は1周目のペースが非常に良かったので、序盤から2位以下を離すことができました。ただ、チームメイトの#37勝田選手がクラッシュしSCランになった後は、少しペースが落ちてしまいました。でも、監督から無線で「しっかりタイミングを計るように」という指示どおり、再スタートはうまくいって逃げ切ることができました。明日もトップでゴールに帰ってこれるよう頑張ります」
決勝2位 #50千代勝正(B-MAX・F312)
f3_r12_r_pc-chiyo  「スタートで前に出られなかったので、前半は#2野尻選手に抑えられてペースを上げることができませんでした。SCランの後はペースも良くなり、#2野尻選手がクラッシュした後は、トップの#36中山選手との差も詰めることができました。でも、抜くまでには至らず、これで3戦連続2位です。なかなか優勝には届きませんね。明日も最後まで諦めずにいきます」
決勝3位 #7松下信治(HFDP RACING F312)
 (体調不良のため、記者会見を欠席)
Nクラス優勝 #23高星明誠(S Road NDDP F3)
f3_r12_r_pc-takaboshi  「菅生は初めてですが、予選からうまくいったと思います。決勝もスタートが決まっていいペースで走れていましたが、SCラン後にちょっと#38ナニン選手にプッシュされてしまいました。でも、タイヤが温まった後は離すことができました。  勝ってチャンピオンを決めたいと思っていたので、ほっとしています。残りも全部勝てるように頑張ります」
Nクラス決勝2位 #38Nanin iNdra-Payoong(PIT SPIRIT F307)
f3_r12_r_pc-nanin  「毎回ベテランの#6小泉選手とバトルになります。いい勉強になっています。チャンピオンは決まってしまいましたが、残るレースは勝ちを狙っていきたいと思います。昨日は練習走行でクラッシュしてしまいマシンも大きなダメージを負いましたが、チームが完璧に直してくれました。おかげで、初めての菅生でしたが思い切り走ることができました」
Nクラス決勝3位 #6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
f3_r12_r_pc-koizumi  「今回は木曜日から走ることができましたが、どうもリズムが良くなくて最初はタイムが全然出ませんでした。でも、予選までには修正できて何とかいつもの位置からスタートすることができました。  決勝では、#38ナニン選手がいつものとおりスタートをミスってくれたので(笑)、前に出ることができ楽しいフェアなバトルができました。菅生はチャレンジングなコースですが、今日もクラッシュがあったように、ライン外すと危ないですね。残り3戦では一度くらい#23高星選手をギャフンと言わせたいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第12戦SUGO決勝 中山雄一が今季10勝目、Nクラスは高星明誠が優勝してチャンピオンを決める

 全日本F3選手権第12戦は28日、スポーツランドSUGOで18周の決勝レースを行い、中山雄一(トムス)が26分25秒441で今季10勝目を飾った。

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 スリッピーな路面がドライバーを苦しめる。7周目のSPコーナーではドラゴン(B-MAX)がコースアウト。8周目の最終コーナーでは4位の勝田貴元(トムス)が激しくクラッシュし、セーフティーカー(SC)が導入される原因を作ると、再開後の13周目には今度は2位を走る野尻智紀(戸田)も同所でコースアウトした。

 レースは14時50分にフォーメーションラップを開始。トップで1コーナーに飛び込んだのは中山。中山は、後続を引き離し独走態勢を築く。SC後のリスタートで、野尻のリタイアにより2位に上がった千代勝正(B-MAX)に迫られるが、落ち着いたレース運びで一度もトップを譲ることなくポールトゥウィンを飾った。

 2位には千代が入り、勝田、野尻がリタイアしたため松下信治(HFDP)3位でレースを終えた。なお、松下は体調不良で医務室に運ばれ、表彰式と記者会見を欠席した。

 Nクラスは高星明誠(NDDP)がトップでレースをスタート。クラス2位には、ナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)をかわした小泉洋史(ハナシマ)が上がったが、7周目の1コーナーでアウトから小泉をかわしたパユーングが2位に復帰。SC後もこの順位に変動はなく、高星が優勝。高星はNクラスのチャンピオンも決めた。

 第13戦決勝は明日29日、13時5分より25周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第12戦SUGO決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 12 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311826'25.441
250千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301180.872
37松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D182.777
48清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D184.188
523N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1814.372
638Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1816.215
76N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1820.850
811N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1821.506
913吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011835.739
---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ----
-2野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F301126 Laps
-37勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31711 Laps
-30NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE612 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'14.840 (4/18) 178.184km/h

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SF: 第6戦SUGO公式予選記者会見 トップ3選手のコメント

ロイック・デュバル(ルマン)
sf_r06_q_pc-duval  「朝のフリー走行は、路面のコンディションが悪くて、みんな苦しんでいたと思います。セッションの最後でニュータイヤを履いたときは、クルマの状況が良くてトップタイムを出すことができました。午後の予選は走りはじめたらセットアップに自信が持てなくて、それでもタイムは出たんですが、Q1、Q2、Q3でクルマのセットアップをアジャストしました。基本的にクルマは安定していて、タイムを出すことができました。他のドライバーは少しミスをしたようで、ポールポジションを取ることができ、チームのためにもよかったです。アンドレが最後に3番手に戻ってこられたのもよかったです」
山本尚貴(無限)
sf_r06_q_pc-yamamoto  「今回もチームがいいクルマを用意してくれました。朝のフリー走行から綱渡りをしているような感覚でした。コースがすごくダスティーで、通れるラインが1本しかないような中での予選でしね。だからといって守ってしまうと、タイムが顕著に落ちてしまうので、責めないといけないんですが、ミスもできないので、これまでになく緊迫した予選だったなと感じています。Q3では細かいミスもあったんですが、失敗しても8番手なので、悔いの残らないように思いっきりアタックして、2番手まで上がることができたのは良かったと思いますが、ロイック選手に負けたのはすごく悔しいです。あした挽回できるようにがんばります」
アンドレ・ロッテラー(トムス)
sf_r06_q_pc-lotterer  「朝のフリー走行は、コースがほこりっぽくて苦労しましたが、最後にニュータイヤを履いたときにはタイムがでました。午後の予選は、セットアップで苦しんで、オーバーステアが出てたのでセットアップを変えていきました。Q3はだいぶましになって、うまくタイムを出すことができ3番手に戻って来られましたが、まだ最終コーナーとハイポイントコーナーではリアが安定していない感じした。3番手でチャンピオンシップを争うロイック選手と山本選手が近いところにいるので、あしたはいいレースができるんじゃないかと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第6戦SUGO公式予選 ロイック・デュバルが今季2度目のポールポジション

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がポールポジションを獲得した。

sf_r06_q-8 sf_r06_q-16 sf_r06_q-2 sf_r06_q-duval1 sf_r06_q-yamamoto sf_r06_q-lottrer sf_r06_q-sato sf_r06_q-duval3 sf_r06_q-duval4

 公式予選は13時10分にスタート。Q1が20分で上位14台が7分間のQ2に進出。最後のQ3はQ2のトップ8台で7分間で争われた。

 Q1でトップに立ったのは1分6秒271でロイック・デュバル(キグナス・スノコ)。デュバルはQ2でトップを中嶋一貴(トムス)に譲るものの、Q3では再び1分6秒141を出し、ポールポジションをものにした。

 山本尚貴(無限)Q1をデュバルに続き2位で通過。しかしQ2でアタック中にSPコーナーでコースアウト。万事休すと思われたが、再度のアタックでなんとか最下位の8位で通過。Q3では勢いを取り戻し、2位に食い込んでみせた。

 現在ポイントリーダのアンドレ・ロッテラー(トムス)は、Q1を6位、Q2を4位と徐々にポジションアップし、Q3を3位で締めくくった。

 中嶋一貴はQ2で1分6秒128とこの予選セッションを通しての最速タイムを記録しトップに立つが、Q3ではタイムが伸びず、4位で予選を終えた。

 Q3では、5位に小暮卓史(ナカジマ)、6位に松田次生(インパル)、7位に国本雄資(セルモ・インギング)、8位に佐藤琢磨(無限)が入っている。

 決勝レースは明日15時より68ラップで行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第6戦SUGO公式予選総合結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.2711'06.2181'06.141
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.3421'06.7011'06.343
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.7761'06.4561'06.368
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4771'06.1281'06.414
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4561'06.4671'06.460
620松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.8881'06.6291'06.724
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.6981'06.3381'06.831
815佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'07.0971'06.5901'07.067
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'07.0911'06.762
107平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.3101'06.800
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'07.2211'06.984
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.1141'07.136
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.2531'07.166
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.6131'07.869
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'07.620
1638平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'07.679
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'07.821
1811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'08.233
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'08.617
---- 以上基準タイム(1'11.001)予選通過 ----
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.141--201.62
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.3430.2020.202201.01
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.3680.2270.025200.93
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4140.2730.046200.79
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4600.3190.046200.65
620松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.7240.5830.264199.86
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.8310.6900.107199.54
815佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'07.0670.9260.236198.84
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.128--201.66
28ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.2180.0900.090201.39
339国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.3380.2100.120201.02
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4560.3280.118200.66
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4670.3390.011200.63
615佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'06.5900.4620.123200.26
720松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.6290.5010.039200.14
816山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.7010.5730.072199.93
---- 以上Q3進出 ----
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.7620.6340.061199.74
107平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.8000.6720.038199.63
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.9840.8560.184199.08
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.1361.0080.152198.63
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.1661.0380.030198.54
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.8691.7410.703196.49
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.271--201.22
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.3420.0710.071201.01
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4560.1850.114200.66
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4770.2060.021200.60
539国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.6980.4270.221199.94
62アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.7760.5050.078199.70
720松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.8880.6170.112199.37
831中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'07.0910.8200.203198.76
915佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'07.0970.8260.006198.75
1040伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.1140.8430.017198.70
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'07.2210.9500.107198.38
1210塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.2530.9820.032198.29
137平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.3101.0390.057198.12
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.6131.3420.303197.23
---- 以上Q2進出 ----
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'07.6201.3490.007197.21
1638平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'07.6791.4080.059197.04
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'07.8211.5500.142196.63
1811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'08.2331.9620.412195.44
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'08.6172.3460.384194.34
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'10.9104.6392.293188.06
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

Japanese F3

JF3:第13戦SUGO公式予選 中山雄一が連続ポールポジション

 全日本F3選手権第13戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得した。

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 第12戦に引き続き第13戦の公式予選が10時45分より行われた。ここでも野尻智紀(戸田)が一時は予選をリードする1分13秒835でトップに立つが、中山雄一(トムス)が第12戦で自身がたたき出したコースレコードを更新する1分13秒654でこれを逆転しトップに。

 ここで再び湯澤翔平(ノバ)がSPコーナーでコースアウトしたため赤旗中断。しかし、11時から残り3分で再開された予選も、トップ集団のタイムは更新されず、中山の2戦連続ポールポジションが確定した。

 2位にはここでも野尻が入り、3位には勝田貴元(トムス)が上がった。4位松下信治(HFDP)、5位千代勝正(B-MAX)、6位清原章太(HFDP)と続いた。

 Nクラスも高星明誠(NDDP)が2戦連続ポールポジション。クラス2位にナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)、同3位に小泉洋史(ハナシマ)が入った。

 決勝レースは明日29日、13時5分より25周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第12戦SUGO公式予選 中山雄一がポールポジション

 全日本F3選手権第12戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得した。

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 公式予選は10時15分より始まる。

 まずは中山雄一(トムス)が1分14秒316でトップに立つと、そのタイムをコースレコードを更新する1分13秒800まで短縮。しかし、野尻智紀(戸田)が1分13秒716を出し、トップに立ったところで、吉田基吉(B-MAX)が3コーナーでコースアウト。赤旗が提示され予選が中断した。

 予選は10時32分より残り3分間で再開。ここで中山は1分13秒694とさらにタイムアップし、野尻を逆転。ポールポジションを決めた。

 2位には野尻が入り、3位は千代勝正(B-MAX)、4位に勝田貴元(トムス)、5位に松下信治(HFDP)、6位に清原章太(同)と続いた。

 Nクラスは高星明誠(NDDP)がクラス2位のナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)を1秒近く上回る1分16秒193でポールポジションを決めた。同3位に小泉洋史(ハナシマ)が入った。

 決勝レースは本日28日、14時50分より18周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフリー走行1回目 ロイック・デュバルがトップタイム、2位にアンドレ・ロッテラーとWEC勢が1-2

 全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第6戦は28日、宮城県のスポーツランドSUGOで開幕。公式予選前に行われた午前のフリー走行では、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がコースレコードに迫る1分5秒889を記録し、トップに立った。

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 スポーツランドSUGOは朝から快晴。さわやかな秋晴れの下、9時より1時間のフリー走行が行われた。

 このレースから、開幕戦にスポット参戦したインディーカーシリーズに参戦する佐藤琢磨(無限)が復帰。小林崇志に代わって15号車をドライブする。

 開始から中盤までトップは目まぐるしく代わる。塚越広大(リアル)、アンドレ・ロッテラー(トムス)、山本尚貴(無限)、小暮卓史(ナカジマ)、松田次生(インパル)とリーダーに顔を出すが、中盤過ぎからはただ一人1分7秒を切る1分6秒902を出したロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップに君臨。

 残り5分を切ったあたりから、予選シミュレーションが始まり、各車ウォームアップに2周を費やしタイムアタックに入る。

 ここでもやはりトップタイムは記録したのはデュバル。1分5秒889とコースレコード1分5秒843に迫るタイムでこのセッションをトップで締めくくり、好調さをアピールした。

 2位にはデュバルから0秒157差でロッテラー。3位に入った小暮がトップから0秒523差と、外国人2人の速さが際立つセッションとなった。

 4位には中嶋一貴(トムス)、5位に松田、6位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)と続いた。佐藤は9位でこのセッションを終えた。

 公式予選は13時10分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第13戦SUGO公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.654--181.05
22野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3011'13.8350.1810.181180.61
337勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311'13.9630.3090.128180.30
47松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'14.1200.4660.157179.92
550千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'14.3020.6480.182179.47
68清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'15.0001.3460.698177.80
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.1682.5141.168175.08
838Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.8063.1520.638173.62
96N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.9793.3250.173173.23
1030NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.4993.8450.520172.07
1111N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.9584.3040.459171.06
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'21.1997.5453.241164.23
-13吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301ansence---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'13.694)を更新した。

Japanese F3

JF3:第12戦SUGO公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 12 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.694--180.96
22野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F301R1'13.7160.0220.022180.90
350千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301R1'13.7300.0360.014180.87
437勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.7910.0970.061180.72
57松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'14.4770.7830.686179.05
68清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'15.1201.4260.643177.52
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.1932.4991.073175.02
838Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.0653.3710.872173.04
96N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.4363.7420.371172.21
1011N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.7154.0210.279171.59
1130NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.8224.1280.107171.36
1213吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'18.0314.3370.209170.90
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'21.0847.3903.053164.46
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'14.157)を更新した。

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフリー走行1回目結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'05.889--202.39
22アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.0460.1570.157201.91
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4120.5230.366200.80
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4140.5250.002200.79
520松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.4320.5430.018200.74
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.5050.6160.073200.52
716山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.5180.6290.013200.48
839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.5330.6440.015200.43
915佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'06.7660.8770.233199.73
1040伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'06.9061.0170.140199.31
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.9831.0940.077199.09
127平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.1031.2140.120198.73
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.2231.3340.120198.37
1462嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'07.3521.4630.129197.99
1511中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.4211.5320.069197.79
1638平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'07.4501.5610.029197.71
1741武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.6981.8090.248196.98
183安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'07.8942.0050.196196.41
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'09.0263.1371.132193.19
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

SUPER GT

SGT:第6戦富士 Exe ASTON MARTIN、多重トラブルを乗り越えて、振り返れば5度目の完走 (Arnage)

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September 7th Qualifying
  • 天候:曇り 路面状況:ドライ
  • 気温:Q1 開始時25℃→Q2 終了時25℃ / 路面温度:Q1 開始時33℃→Q2 終了時30℃
  • 入場者数:19,500人

gt_r06_arnage-02.jpg  夏の祭典Suzuka1000kmレースが終わるとSUPER GTのシーズンもいよいよ終盤戦となります。前回の富士500kmレースでは8Lapで無念にもリタイアし、「今度こそ」との思いで臨んだ今回の富士ラウンド。御殿場はArnage発祥の地であり、富士スピードウェイは鈴鹿とは違った意味での思い入れのあるコースであるだけに、チームの意気込みも高く、車両も満足のいく仕上がりとなりました。

 天気予報は雲と傘マークの並んでいた週末でしたが、予選日は時折日も差す思わぬお天気となりました。雄大な富士山こそ厚い雲に覆われていましたが、午前中の公式練習はドライコンディションで安岡選手からスタートしました。しかし、4Lap目のストレートで左フロント側のタイヤがパンク、そのまま安岡選手は第一コーナーでコースアウトして縁石に引っかかりながら車両をストップさせました。

 安岡選手に大事はなく、そのままピットに戻ってくることができましたが、このアクシデントにより車両はフロントバンパーとスプリッターを大破。チームは車両をピットに入れて破損個所に応急修復を試み、現行の規則では予選に出走するには二人のドライバーのタイムが必要なため、急いで加納選手に交代して走行を再開しました。しかし車両の振動が大きく、加納選手はタイムを記録するためだけの走行となり、わずか3Lapで走行を終えることになりました。

gt_r06_arnage-03.jpg  予選は定刻14時からスタート。予選を走行できるまでに修復された車両で、まずはQ1を安岡選手が担当し、4Lap目に1’40.640のベストラップを出す好走を見せましたが、1分40秒台に7位以下9台のマシンがひしめくハイレベルな戦いとなり、わずか0.2秒及ばずQ2進出はなりませんでした。

 なお300クラス予選の結果は下記のとおりとなりました。

  • P1 #55 ARTA CR-Z 高木真一 / 小林崇志
  • P2 #3 S Road NDDP GT-R 星野 一樹 / 佐々木 大樹
  • P3 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英樹 / 中山友貴
  • P17#50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒

September 8th Race Day
  • 天候:くもり時々小雨 路面状況:ドライ
  • 気温:29 度→24 度(レース終盤)/ 路面温度:35 度→26 度(レース終盤)
  • 入場者数:32,800人

gt_r06_arnage-04.jpg  前日よりも雲が厚く9時からのフリー走行直前には一時雨脚が強くなるほどのコンディションのなか、フリー走行はウェットタイヤで安岡選手からスタート。ところがタイヤが温まる暇もなく2Lapで車両は突然エンジンをストップし、最終コーナー近くで停止したまま動かなくなってしまいます。

 チームは車両をどうにかピットまで戻しましたが、午前中の走行を断念、決勝に向けて原因の究明と修復に取り組むことになりました。当初燃圧が上がらないことからフューエルポンプの異常が疑われ、部品の交換を試みましたがトラブルの解決には至らず、また、ギアのポジションセンサーの作動異常という別の重大なトラブルが出ていることも判明、チームは決勝間際になってセパンラウンド以来の多重トラブルに直面しました。

 決勝まで2時間半を切っているタイミングで、チームは原因箇所を特定するためミッションを降ろすことを決め、ギアのポジションを目で確認、原因究明を試みました。結果、ようやく燃圧の症状はフュエルプレッシャーセンサーの作動異常、またギアのほうはギアポジションセンサーの断線と判明。

 しかしこの時点で時計はすでに12時をまわっており、車両をグリッドに送り出せるタイムリミットまで1時間を切っていたため、一時はチームもピットからのスタートを覚悟しました。

gt_r06_arnage-05.jpg  12時50分、スタート進行が開始。他チームが次々に車両を送り出し8分間のウォームアップ走行が進行する中、メカニックの一秒を争う懸命の作業が続きます。その頑張りが奏功し12時58分、ウォームアップ走行の終了直後作業が完了し、文字通りギリギリのタイミングで、車両をグリッドに送り出すことができました。

 まぶしいほどの秋空の下ドライコンディションで定刻14時にフォーメーションスタート。ステアリングを握るのはセパン以来ずっとスターティングドライバーを担当している安岡選手。

 直前までのトラブルがウソのように、車両は非常に安定して本来の高いポテンシャルを発揮し、安岡選手はスタート直後の混戦で一時ポジションを落としましたが、すぐに追い上げて1分42~43秒台のペースで順調に走行、ポジションも一つまた一つと上がって15Lapで12位まで浮上してきました。

 19Lap目、32号車のタイヤがバーストしてクラッシュするアクシデントが発生してセーフティーカーがコースイン。ピットレーンオープンになったタイミングで他チームが次々とピットインする中、チームは安岡選手の周回を見守ります。空模様は次第に怪しくなって27Lapには小雨が降りだすバッドコンディションとなりましたが、安岡選手は37Lapのところで1'42.194のベストラップを出すなど最後まで好調をキープし、40Lapになったところで加納選手にステアリングを委ねました。

gt_r06_arnage-06.jpg  このピットインでチームは給油とリアタイヤのみのタイヤ交換を行い、車両はコースへと戻っていきました。加納選手は多発するトラブルのため前日の公式練習以来ほとんど走行するタイミングがなく、走り出しにはスピンしてコースアウトする場面もあったものの、その後は周回を重ねるごとに本来の走りを取り戻していき、残り7Lapのところで順位を争っていた0号車がピットインしたため18位に浮上しました。

 その後もペースを落とすことなく、最終周回となる60Lap直前の59Lap目に1'43.692と自身のベストラップを記録するなど好調をキープする走りを続けて見事完走し、18位でチェッカーを受けることができました。

gt_r06_arnage-07.jpg  今回の富士ラウンドでは、土曜日の公式練習から次々と予測不能かつ重大な、多くのトラブルに見舞われたため、加納、安岡両選手とも決勝までに満足に走行することができず、またメカニックも決勝直前までピットでの攻防を余儀なくされたハードなレースでした。しかし、第二戦の富士ラウンドでの苦い思い出を払拭して今季5度目の完走という結果を残すことができ、また、チームにとって、トラブルを乗り越えてのこの「18位の完走」という結果は、紙の上の数字が示しているものよりずっと大きな宝物となりました。

 10月にオートポリスで開催される次戦のSUPER GT in KYUSHU 300kmレースにおきましても、変わらぬ応援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

  • P1 #4 GSR 初音ミク BMW 谷口 信輝 / 片岡 龍也
  • P2 #31 Panasonic apr PRIUS GT 新田 守男 / 嵯峨 宏紀
  • P3 #86 クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 山西 康司 / 細川 慎弥
  • P18 #50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒
チーム代表 伊藤宗治
gt_r06_arnage-08.jpg  富士ラウンドは、いつも気負いという邪念と戦いながら現場に入るのですが、今回は最後までチームのみんなが力を出し切ってくれたおかげで、目標だった「いい仕事をしたうえで完走する」ことが、ドライバーを含めチーム全員のなかで達成できたのではないかと思います。予選日の朝から決勝日まで、あれだけのアクシデントとトラブルが続き、トラブルの内容もこれまで起こったことのないものばかりだったにもかかわらず、メカニックの日頃のルーティンワークの積み重ねが功を奏して非常に速いペースで作業を進められ、また、ドライバーもひたすら信じて待ってくれたおかげで、一時はピットスタートも覚悟しましたが、すべて本番の走行には間に合いました。またタイヤもヨコハマタイヤ様のおかげで安定した性能を出せていましたので、そういう意味で皆に非常に感謝しています。決勝は、最初は左側のタイヤのみを交換する作戦でしたが、リア2輪交換に作戦変更という流れになりました。そのため加納さんは経験不足からスピンして順位を落とすことになり、今回の結果としてはこの流れはマイナスだったと言えるかもしれません。しかしこういうタイヤ交換のパターンを経験したことは加納さんにとってもチームにとっても、今後のレースをしていくうえで大きなプラスとなりました。今回のレースでの一番の収穫といっていいかもしれません。また、加納さんが最終的に1分43秒台で周回し本来の走りをしてくれたことは非常にうれしいことでしたね。次戦のオートポリスは車両にとって得意とするコースのひとつなので、まずまずの走りを見せられると思いますし、気候的な変化に柔軟に対応できる態勢をとっておきたいと思います。なにしろ練習走行やフリー走行で、せめてタイヤが温まるまでは走りたいですね(笑)
ドライバー 加納政樹
gt_r06_arnage-kano.jpg  チーム皆が最終的にギリギリでも車を仕上げくれて、とりあえず完走できました。自分のスティントは難しい状況だったし、自分の経験の中でリアだけを交換して出て行ったときの引き出しが、まだまだ足りなかったかなというのが本音です。しかし、今後いろんな状況が出てくる中で、これからはそういう時はもっと慎重に走ることを、今回勉強できてよかったです。ともあれ、第二戦の富士がああいう状況だったので、きちっと完走したかったのでその目標を達成することはできてよかったと思います。最後の10 周くらいのペースは、自分的にも納得はできていますが、それまでの走りをもう少し自分としては見直して次戦に臨みたいなと思います。チームは相変わらずほんとにいい雰囲気だと思いますし、そういった中で、次オートポリスに向けて、クルマ的にもたぶんチャンスはあると思いますので、そのチャンスを生かせられるようにしていきたいなと思ってます。
ドライバー 安岡秀徒
gt_r06_arnage-yasuoka.jpg  土曜日は、走り始めていきなりタイヤがバーストしてクルマもダメージを負ってしまい、予選を走るにあたっては難しい状況でした。それでも菅生と鈴鹿の速さから、なんとかQ1 を突破できるんじゃないかと楽観的に考えていたのですが、結果的には0.2秒届かず、しかも自分の走りも0.2秒以上ロスがあるような部分もあったので、車のポテンシャルを引き出すことができず、練習できなかったという部分も含めて、今の僕には難しかったです。決勝日はまた、朝の走行開始後すぐにトラブルが起きてしまったのですが、なんとかスタート前に直してもらえてよかったです。17番からのスタートだったので混戦になるのは解っていましたが、慎重に上を目指して落ち着いてレースを進めようと思っていました。ペースはそこそこ良かったので、前の車を一台ずつ抜いて行ってという状況でした。走っていて楽しかったのですが、やはり練習がなかった分走りのバリエーションというか、状況に応じたドライビングというものに適応するのに時間がかかってしまったというのが僕の反省です。加納さんにチェンジしたあとのスピンについては、僕自身もリアタイヤ2本交換の経験がなかったので有効なアドバイスができず、(最後にすごくいいペースを出していたので)何事もなかったらまたポイントを争っていたようなレースだったのかもしれませんが、そこはドライバー二人の経験だと思っています。ただ、そういう経験を踏んでクルマが得意なオートポリスに行けるのは、ラッキーかもしれません。僕が好きなサーキットでもあるので、練習でパパっと僕がペースを上げて加納さんの走行時間を多めに取れるようにできたらなあと思ってます。

gt_r06_arnage-11.jpg  第7戦九州ラウンドは10月5日~6日にオートポリス(大分県)に於いて開催されます。引き続きの応援、宜しくお願いします。

Arnage Racing 2013 SUPER: GT Race report

SUPER GT

SGT:アジアンルマン第2戦富士 GAINER DIXCEL SLS、今できる最高の走りと素早いタイヤ交換で2位をゲット (GAINER)

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  • GAINER DIXCEL SLS
  • DRIVER:KATAUYUKI HIRANAKA / BJORN WIRDHEIM
  • 予選:4位 決勝:2位
  • 予選日入場者数:5,800人 決勝日入場者数:7,800人
2013年9月20日(金曜日)
  • 公式練習:9:00~10:50 気温:26度・路面温度:40度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_aslms-gainer-02.jpg  富士スピードウェイで、4年ぶりに日本でアジアンル・マンが開催された。今回のみSUPER-GT300クラスが新設され、シリーズポイントも与えられることから、10台の車両がSGTクラスとして参戦している。ハンディウエイトも無く、シリーズを争う上でも重要な1戦と思われる。

 今回GAINERは、シリーズランキング2位の11号車のみの参戦。金曜日は練習走行が1時間で行われた。まず、走り出しは平中克幸がハンドルを握る。やはり路面はなかなか出来ず、普段のSUPER-GTの走り出しよりもグリップが良くない。セットを進めるが、アンダーステアが強くフロントタイヤが食いついてこない。

 やはりGT500車両が走っていないと、路面が出来るのも遅いのかもしれない。40分走行後、Bjorn WIRDHEIMと交代。ウイングを調整し、あっという間に1時間の走行は終了した。

平中 克幸コメント
 タイム的に言えばBR-Z、マクラーレンの次の3番手で、タイム差も僅差で終えることが出来ましたし、初日としては順調にスタート出来たと思います。ライバル勢がどれくらい速くなるかはわからないので、やるべき事は集中して明日の予選に備えたいと思います。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日はハンディを下ろしての走行でしたが、マシンもタイヤも良かった。GTカーも走っていますので、明日を楽しみに見ててください。

2013年9月21日(土曜日)
  • 公式練習:10:15~11:15 気温:24度・路面温度:34度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • 公式予選:13:55~14:25 平中 克幸 気温:28度・路面温度:40度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_aslms-gainer-03.jpg  土曜日は午前中に練習走行の2回目が予定され、午後からは予選が行われる。今回予選は1名のみの走行で、練習走行で2名ともがタイムを出すことが義務づけられている。今日も走り出しは平中から。走り出しは少しオーバー気味。平中は18周、Bjornは15周の周回を終え、最後の練習走行は終了した。この時にいつもと違うピット作業のため、メカニックの練習も行われた。

 予選はオンタイムで開始された。30分間でいつアタックするかも、Teamによって異なる。アタックするのは平中。開始10分後にコースへ。徐々にタイムを上げていき、3周目にベストの1分38秒880をマーク。

 これ以上走行してもタイムアップは無いと判断しピットへ。この時はまだアタックしていないマシンがあったため、暫定トップ。しかしこの後トップタイムを出してきたのは、ランキングトップのNo.16CR-Zの1分38秒241だった。明日の決勝は、4番手のポジションからのスタートとなった。

平中 克幸コメント
 今日は4番手だったんですけど、FIA勢の中ではトップだったので、出来る限りのことは出来たと思っています。自分の走りも出来たと思いますし、JAF勢は絶対予選では速いと思っていました。ただ決勝は別で、Rd6富士戦同様コンスタントにラップを刻めると思うので、僕らにもチャンスはあると思っています。しかっかりとした走りをして、決勝では優勝したいと思います。
Bjorn Wirdheimコメント
 予選では良いパフォーマンスで4番手を獲得しました。FIA勢の中でトップを取ることも出来ました。トップ3のJAF勢は速かったですが、決勝ではチャンスもあると思っています。タイヤも良いし、3時間のレースですからコンスタントに走れば明日は優勝出来ると思っています。

2013年9月22日(日曜日)
  • 決勝3時間(106周):14:00~ 気温:28度・路面温度:38度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_aslms-gainer-04.jpg  SUPER-GTの場合は、決勝日の朝にフリー走行が行われるが、アジアンル・マンの場合はそれがない。決勝前に8分間行われるウォームアップ走行と似た様式で行われるのが、グリッドへの試走で、10分間の走行枠があり、ストレートは通過する事が出来ず、ピットレーンを走行し周回する。そこでセットの最終確認を行い、スタートドライバーの平中はグリッドに収まる。

 14時に決勝レースがスタートし、無難に1コーナーへ消えていく。しかしBコーナーで前を行くNo.61BR-Zと平行して走った際に、コース外を走行するがポジションを落とすことなく1周目を消化。そのまま前を走るNo.61と後ろから迫ってくるNo.5GT-Rとのバトルを周数繰り返すが、前はNo.61からNo.55CR-Zに代わり、後方のNo.5がタイヤバーストでピットへ。そのまま前車との攻防は続き、24周目にNo.55を交わし3番手に。

gt_aslms-gainer-05.jpg  続いてバックマーカーと接触したNo.61をあっさりと交わし、2番手に浮上。トップをいくNo.16との差は5秒差まで縮まって来ていた。そのまま差が開くことも、縮まることもなく周回が重ねられる。

 36周目にBjornと代わるべくルーティーンのピットへ。給油に少しトラブルが起きるが、タイヤ交換は他車を圧倒する早さで終わらせコースへ送り出す。しかし、ピットに入る前には5秒しかなかった差も、ピット作業を終えた時点ですでに16秒以上の差が付いてしまっていた。

 今回はポイントウエイトもなく、尚かつ給油スピードにも規制が外されたJAF-GT車両には、どんなに早いピット作業を行ったとしても、給油で10秒~20秒の差を付けられると、どうやっても前に出ることは不可能。しかし、チャンピオンを獲得するためには嘆いていても仕方がない。Bjornもハイペースで前車を追いかけ、69周目には3.5秒まで差を縮めていた。

 やはりその後も差を縮めることが出来ず、73周目に再び平中と交代する為にピットへ。今度は完璧に全てのピット作業をこなし、平中を送り出す。

 ここでの順位の変動は無く、平中もNo.16を追いかけるが、平中のペースが上がると、No.16のペースも上がり、ギャップコントロールされてしまうレース運びだ。平中もなんとか差を詰めたいと思うが、思うように詰めることが出来ず、最後は8秒ほどの差を保たれたまま2番手でチェッカーを受けることになった。

 セパン以来の表彰台だったが、全力で戦ってもペースを自在にコントロールされてしまうのでは2位表彰台でも、手放しでは喜べない。シリーズリーダーとの差は16ポイントと離されてしまったが、GAINERは全力で残り2戦を戦い、連勝してチャンピオンを取りにいきます。

平中 克幸コメント
 優勝を狙ってレースをしていましたが、2位という結果は僕らが今出来るベストな結果だったのかなと思います。16号車は圧倒的に速く、今回はそれを思い知らされるレースでした。そんな中でもチームの力は、今まで落としていたレースもあった中で、今回は全てが上手くいったと思います。これでチームの士気も上がったと思いますし、残り2戦を優勝、優勝で終われるように引き続きみんなで力を合わせて全力で戦いたいと思います。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日のチームはベストだったと思います。チームも平中もダンロップタイヤもロスもなくパーフェクトだった。しかし、16号車はそれ以上に速かった。レースを終始コントロールし、ギャップも一定を保っていた。それでも今日のポジションは良かったと思うし、チャンピオンシップも今のポテンシャルで戦えば何とかなると思います。

gt_aslms-gainer-06.jpg

Text & Photo: GAINER

その他

長屋宏和が第27回人間力大賞グランプリを獲得!

 青年版国民栄誉賞と位置づけられる第27回「人間力大賞」の授賞式が20日、東京都内で行われ、レース中の事故でチェアウォーカーとなったレーシングドライバーの長屋宏和が「人間力大賞グランプリ」を受賞した。

ningenryoku1.jpg ningenryoku2.jpg

 人間力大賞は、20歳から40歳までの、国や地域を愛する思いや、社会への貢献度、影響度、独自性、継続性、将来性が顕著であり、活動実績が認められる「人間力」溢れる光り輝く傑出した若者を対象として選考される。

 一次、二次、最終と3度の選考会を勝ち抜いた長屋は最後のファイナル10に選ばれた。20日の授賞式では、この日のためにボイストレーニングに通い、臨んだプレゼンテーションが審査員の心を打ち、ついに頂点のグランプリに輝いた。

第27回人間力大賞グランプリ、長屋宏和
 「昨日おこなわれました人間力大賞受賞式にて、人間力大賞グランプリ受賞することが出来ました。この受賞は、これまで多くの皆様に支えて頂き、前進することが出来た結果だと思っています。2002年10月13日、鈴鹿サーキットでおこなわれたF1日本グランプリ前座レースの事故から11年弱が経ち、レースが出来ない悔しさ、体が動かない情けなさなどで、自分の夢・目標が全てなくなり、これから何をしていけば良いのか全く分からず、落ち込む日々でしたが、家族や友人が私を前向きにしてくださいました。2004年12月のカートレース復帰、2005年車椅子ファッションブランド『ピロレーシング』の設立、車椅子レインコートをパラリンピック車椅子選手全員に提供、2010年銀座三越出店、銀座三越バリアフリーなど、『車椅子の生活になり、健常者のころに当たり前に出来ていたことを当たり前にしたい』と前進出来してきました。これまでの思いを実現することが出来たのも、支えて頂いた皆様のお力があってのことです。本当にありがとうございました。2020年、東京オリンピック・パラリンピックが開催することで、海外から多くのチェアウォーカーが来日します。普段から公共交通機関を利用しており、今のままのバリアフリーでは絶対に困ることが目に見えて分かります。バリアフリーの意見をお伝えし、来日された皆様に『日本は良かった』と思っていただける街づくりのお手伝いが出来たら嬉しいです。そして、2020年までに着たい洋服を着られる楽しみを、世界中のチェアウォーカーに伝えたいです。青年版国民栄誉賞である人間力大賞グランプリという名誉ある賞を頂くことが出来、良いプレッシャーを頂き、さらに飛躍していきたいです。これからも夢を諦めず、小さくても大きくてもたくさんの目標を一つずつクリアーさせ、自分を成長させていきます。本当にありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します」
Photo: Masao Okamoto

SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士決勝 各クラス優勝ドライバーのコメント

LMP2クラス優勝 #18KCMG(モーガン/日産)
リチャード・ブラッドレー
gt_aslms_r_pc-lmp2.jpg 昨日は残念ながら2番手に終わりましたが、今日は嬉しい結果になりました。
スタートからヒロシやジェームスが素晴らしい仕事をしてくれたお陰で大量のリードを築くことが出来、僕はしれをキープして走るだけでした。
スポーツプロトタイプでのレースで初めて優勝できたし、いいレースでした。
小泉洋史
状況に応じて行くか行かないかを決めようと思ってスタートしたら、ジェフリー選手のブレーキが思ったより早かったので行かせてもらいました。
ジェームス・ウィンスロー
KCMGにとっても素晴らしいレースになりました。クルマがすごく良いので、ドライビングはイージーに感じました。僕らのチームはドライバーラインナップも協力なので、次のレースも楽しみにしています。
GTEクラス優勝 #70チームタイサン剣エンドレス(フェラーリ458)
中野信治
gt_aslms_r_pc-gte.jpg こんな素晴らしいチャンスをくれた千葉さんと、アジアンルマンシリーズのオーガナイザーに感謝しています。
GTカーは2004年にNSXに乗りましたが、あれはフォーミュラを重くしたようなクルマで、本当の意味でのGTカーをドライブしたのは今回が初めてです。戸惑うこともありましたが、飯田さんや密山君にドライビングを教わって、非常にいい経験をさせていただきました。
飯田章
前回とはチームもカテゴリーも変わって、1台だけのクラスでドライビングは簡単だろうと思われたでしょうが、実はそうじゃありませんでした。
こういう結果を得ることが出来、チームメイトにも千葉さんにも感謝しています。
密山祥吾
今回千葉さんからお話を戴いて、素晴らしいクルマを与えていただきました。
結果も嬉しいですが、それ以上に学べたことが沢山ありました。
千葉泰常(チーム監督)
本当は3台すべてで表彰台に乗りたかったので、今日の結果には全然満足していません。
チームにもミスがあってこういう結果になりました。
中野君とは5年前に彼の結婚式にロールスロイスでパレードしてあげて以来ずっと話をしていましたが中々実現できなくて、私がレースを始めて31年目で漸く80人目のドライバーとして乗ってもらうことが出来ました。
GTCクラス優勝 #007CRAFTレーシング(アストンマーチンヴァンテッジGT3)
リチャード・ライアン
gt_aslms_r_pc-gtc.jpg シリーズ初年度に優勝することが出来て嬉しいです。最初のスティントでは早めにギャップを広げようと思って走りましたが、その通りに出来てハッピーでした。途中でスーパーGTのクルマが間に入りましたが、自分たちのレースをすることだけを考えて走り、フランクに渡しました。
二度目のスティントではAFコルセと接戦になり、ぶつかったりもしましたが何とかギャップを作ることができました。
本当はもう少し台数が増えてくれると嬉しいんですけど、初年度はレースができただけでも素晴らしいと思います。これはアジアに必要なレースシリーズだと思います。
フランク・ユー
韓国ではポールポジションをとったのに決勝ではメカニカルトラブルでリタイヤしてしまいました。今回もポールポジションは獲れましたが、僕自身は新しいセッティングを予選で試すことが出来ず、決勝レースがテストのようなものでした。ですからとにかく今回は無事フィニッシュすることだけを考えて走ったのですが、いい結果になりましたね。
次の珠海はホームサーキットなので、レースを楽しみにしていますよ。
SGTクラス優勝 #16チーム無限(ホンダCR-Z)
武藤英紀
gt_aslms_r_pc-gt300.jpg 昨日ポールポジションをとれて一番前からスタート出来ることになったので、とにかくスタートに集中して後ろとのギャップを広げようと思っていたのですが、思い通りに行きましたね。他車のトラブルなども合って大きくリードを広げて中山君に渡すことが出来ました。
最後は11号車との勝負になると思ったので、自分に出来る精一杯の走りをしました。
クルマも本当に調子が良かったです。
中山友貴
僕たちのクルマが速いのは判っていたので、レースには自信がありました。チームとクルマを信じて走った結果が勝利に繋がったので本当に嬉しいです。
熊倉淳一(チーム監督)
アジアンルマンの初めての大会でポールポジションから優勝することが出来、大変光栄に思います。
スポーツプロトタイプと一緒に走れて勉強になりました。
これからもシリーズチャンピオンを目指して頑張ります。
昨年からCR-Zでレースをしてきて、やっと勝つことが出来ました。
今までにも何度も勝つチャンスはあったのですが、些細なトラブルなどがあって勝てませんでした。
今回アジアンルマンという場で初優勝することが出来、大変光栄に思います。
まとめ & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士決勝 総合優勝は#18KCMG、SGTクラスは#16無限CR-Zが待望の初勝利!

アジアンルマンシリーズ第2戦「3Hours OF FUJI」の決勝レースが9月22日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした#18KCMG(モーガン/日産/ジェームス・ウィンスロー/小泉洋史/リチャード・ブラッドレー組)が今季初勝利を挙げた。
また、スーパーGTのシリーズポイントが付与されるということでGT300車輛11台がエントリーしたSGTクラスは#16無限CR-Z(武藤英紀/中山友貴組)が終始クラストップを快走して優勝。無限CR-ZにとってはスーパーGTのシリーズ戦も含めて念願の初勝利となった。
(天候;晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選/5,800人、決勝/7,800人 大会総入場者数/13,600人)

LMP2優勝は#18KCMGのモーガン/日産

SGTクラスは#16無限CR-Zが念願の初優勝

GTE優勝は#70タイサン剣エンドレスのフェラーリ458

GTC優勝は#007CRAFTレーシングのアストンマーチンヴァンテッジGT3

決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。汗ばむ陽気の中、レースは午後2時より3時間で行われた。
ホールショットを奪ったのは2番手スタートの#18KCMG。スタートドライバーの小泉洋史が1コーナーのブレーキングで#24OAKレーシングのジェフリー・リーを捉えてトップに立ち、そのまま一気にギャップを広げていった。
24号車は序盤中々ペースが上がらず、総合3位を走る#16無限CR-Zに詰め寄られる場面もあったが、なんとか6周目にはペースを取り戻し、後続との差を広げにかかったが、トップとの差は中々縮まらない。

#18小泉は8周目にコースアウトを喫し、一時は総合6位まで後退したものの、すぐにハイペースで追い上げて13周終わりのホームストレートで#24リーに追いつき、再びトップに躍り出た。
その後は再び24号車との差を広げ、32周を走ったところで最初のピットイン。
2ストップで走り切るにはやや厳しいかというタイミングだったが、24号車が先に27周目にピットストップしていたために難なく24号車の前でピットアウト。
その後は後続のSGTクラスの上位陣がスタートから1時間前後で最初のピットストップを住ませたことにより再びトップに。
結局18号車はその後も着実にリードを広げながら66周目と99周目のピット作業を無難にこなし、トップのまま108周を走り切り、今季初勝利をものにした。
#24OAKレーシングは第3スティントを担当したコン・フー・チェンが59周目にファステストラップを叩き出すなどして一時1分以内まで追い上げたものの、早め早めのピットストップが仇となったか終盤ペースが上がらず、2位に終わった。

一方、11台ものエントリーを集めて今大会最大勢力となったSGTクラスは、予選トップでスタートした#16無限CR-Zが後続のトラブルやペナルティなどにも助けられて終始トップで106周を消化。
総合でも3位に入る大活躍で見事クラス優勝を達成。
無限CR-Zは昨年7月のスーパーGT第4戦SUGOで実践投入されて以来1年2ヶ月目にして念願の初勝利をものにした。

一方、予選2番手からスタートした#55ARTA CR-Zはメカニカルトラブルにより僅か34周で戦線を離脱。
予選3番手の#61スバルBRZは#55CR-Zや#11ゲイナーSLSとバトルを展開しながら徐々に順位を落とした挙げ句、#91AAI-RSTORADAのマクラーレンMP4-12Cと接触したことにより10秒ストップのペナルティを貰ってしまい、大きく後退することに。
終盤佐々木孝太がトップ2に肉薄するペースで追い上げたが3位まで挽回するのが精一杯だった。
この結果、2位には#11ゲイナーSLSが入った。

この他、GTEクラスは唯一のエントリーとなった#70タイサン剣エンドレスのフェラーリ458(中野信治/飯田章/密山祥吾組)が総合12位で完走を果たし、GTCクラスはスーパーGTに参戦しているアルナージュレーシングからアストンマーチンヴァンテッジGT3を借り受けて参戦した007CRAFTレーシング(フランク・ユー/リチャード・ライアン組)が#77AFコルセのフェラーリ458との接戦を制してクラス優勝を果たしている。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:アジアンルマン第2戦富士決勝結果

Asian Le Mans Round 2 -RIJ- (2013/09/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT300 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
118LMP21Mogan NISSANジェームズ・ウィンスロー
小泉 洋史
リチャード・ブラッドレー
MI1083:00'52.377
224LMP22Mogan JUDDデビッド・チェン
ジェフリー・リー
コン・フー・チェン
MI1081'06.415
316GT3001MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1062Laps
411GT3002GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1062Laps
561GT3003SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1053Laps
60GT3004ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1044Laps
72GT3005エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1044Laps
8007GTC1ASTON MARTIN VANTAGE GT3フランク・ユー
リチャード・ライアン
MI1035Laps
977GTC2Ferrari 458 GT3アンドレア・ベルトリーニ
ミチェレ・ルゴロ
スティーヴ・ワイアット
MI1035Laps
1052GT3006OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
吉田 基良
YH1035Laps
115GT3007マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山野 直也
YH1035Laps
1270GTE1Ferrari 458 GTE飯田 章
中野 信治
密山 祥吾
MI1017Laps
139GT3008NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
坂本 祐也
横幕 ゆぅ
水谷 晃
YH1017Laps
1426GTC3PORSCHE 996 GT300浅井 亮博
蒲生 尚弥
MI1008Laps
1591GTC4McLaren MP4-12C GT3マルコ・ゼーフリート
谷川 達也
ジュン・サン・チェン
MI999Laps
1662GT3009LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH8424Laps
---- 以上規定周回数(75Laps)完走 ----
-37GTC-Lamborghini GALLARDO GT3アンソニー・リュウ
デヴィット・リッツォ
マッシミリアーノ・ワイザー
MI9810Laps
-92GTC-McLaren MP4-12C GT3菊地 靖
モーリス・チェン
MI6345Laps
-30GT300-IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
小林 賢二
YH4464Laps
-55GT300-ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
野尻 智紀
BS3474Laps
  • Fastest Lap(LMP2): CarNo.24 Mogan JUDD 1'35.843 (58/108) 171.393km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.16 MUGEN CR-Z GT 1'39.598 (86/106) 164.931km/h
  • Fastest Lap(GTE): CarNo.70 Ferrari 458 GTE 1'42.697 (88/101) 159.954km/k
  • Fastest Lap(GTC): CarNo.007 ASTON MARTIN VANTAGE GT3 1'40.964 (69/103) 162.700km/k

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿決勝第3レース ファイリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)がポールトゥウィン

 スーパー耐久シリーズ第6戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで40分間の決勝第3レースを行い、ポールポジションからスタートしたGT3クラスのファイリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が19周、40分37秒435で総合優勝を飾った。

st_r06_r3-gr1_start

st_r06_r3-gr2_start

st_r06_r3-28

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st_r06_r3-59

st_r06_r3-80

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 最終第3レース決勝は12時30分にフォーメーションラップを開始。気温28度、路面温度45度と第2レースより高温の中で2周を回ってスタートが切られた。

 レースは予選順位通り、GT3クラスのファリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)、ドミニク・アン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)、佐々木大樹(スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R)の順で始まる。序盤、この3台は付かず離れずでレースは進行していくが、互いに決め手を欠き順変動には至らない。

 しかし中盤過ぎの14周目、2位のアンを追っていた佐々木がスプーンコーナーで周回遅れのST-1クラス堀主知ロバート(Faust Racing BMW Z4)と接触。カウルにダメージを負い、15周目にピットインしてリタイアすることとなった。これで2位に上がったアンも他車と接触するなどでトップとの差は開き、最終的にはハイルマンが、2位アンを13秒離して優勝した。

 佐々木のリタイアで3位に上がったのが尾本直史(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)。終盤一時は湯澤翔平(もり山 R8 LMS ultra からあげ)にかわされ4位に落ちるも、最終ラップに湯澤を抜き返し、3位をもぎ取った。

 ST-1クラスの堀は、佐々木との接触でコースアウトしたため大きく遅れるが、14周で完走を果たし優勝した。

 ST-2クラスは、松田晃司(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が、2位以下を大きく離しポールトゥウイン。2位には大橋正澄(RSオガワADVANランサー)が入り、3位には冨桝朋広(新菱オート☆DIXCELエボIX)が入った。

 ST-3クラスは、ポールポジションの佐々木雅弘(asset テクノ Z34)がトップでレースが始まる。2位に上がった脇阪薫一(PETRONAS TWS GS350)が佐々木を追い、数周に渡って接近戦を演じるが、12周目のダンロップコーナーでついに接触。佐々木がコースアウトして、脇阪に軍配が上がった。脇阪はこのまま優勝。2位には川口正敬(TRACY SPORTS IS 350)が入り、3位に増田芳信(岡部自動車KYOSHIN計測Z33)と続いた。

 ST-4クラスは、ポールポジションの長野賢也(TRACY SPORTS ings S2000)がトップに立ち、2位に井口卓人(ST-4:GAZOO Racing TOYOTA 86)が続く。井口は長野を責め立てるが、徐々にその差は開き、長野が逃げ切って優勝した。3位には大井貴之(埼玉トヨペットGB with Revo)が入った。TRACY SPORTS ings S2000はこのレースでクラスチャンピオンを決めた。

 ST-5クラスは、第2レースでクラスチャンピオンを決めている、古宮正信(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)がポールトゥウイン。2位には濱口亮(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)が入り、3位に小松高人(PTGランドリー602明京産業ヴィッツ)と続いた。

 第7戦は大分県のオートポリスに舞台を移し11月10日決勝レースが行われる。ST-1、ST-3、ST-4、ST-5クラスのチャンピンはこの大会までに決定。GT3とST-2クラスのチャンピオン争いに注目したい。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦決勝第3レース結果

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/22) Final Race 3 hours Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
128GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ファリーク・ハイルマン1940'37.435
21GT32PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
1913.712
381GT33GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
尾本 直史1925.380
48GT34もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平1925.978
532GT35KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽1956.891
616GT36muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ181Lap
759ST-21STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
松田 晃司181Lap
820ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄181Lap
96ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広181Lap
1080ST-31PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
脇阪 薫一181Lap
1138ST-32TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
川口 正敬181Lap
1214ST-33岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
増田 芳信172Laps
1315ST-34岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
杉林 健一172Laps
1439ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
橋本 達也172Laps
155ST-36岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
白井 剛172Laps
1630ST-24RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
佐藤 敦172Laps
1741ST-41TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
長野 賢也172Laps
1886ST-42GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
井口 卓人172Laps
1952ST-43埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之172Laps
2058ST-44ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
山田 隆行172Laps
2148ST-45DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥172Laps
2293ST-46SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
金子 昌広172Laps
23116ST-47W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之172Laps
2418ST-48コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫172Laps
2513ST-49ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士172Laps
2673ST-410mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
山崎 学163Laps
27333ST-411オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
藤田 弘幸163Laps
2849ST-412ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗163Laps
2919ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
古宮 正信163Laps
3099ST-52RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
濱口 亮163Laps
31602ST-53PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
小松 高人154Laps
3217ST-54DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野上 敏彦154Laps
339ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート145Laps
3426ST-55エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
川中子 和彦118Laps
---- 以上規定周回数(GT3:13Laps ST-1:9Laps ST-2,ST-3:12Laps ST-4,ST-5:11Laps)完走 ----
-24GT3-スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
佐々木 大樹154Laps
-7ST-2-新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか145Laps
-95ST-4-リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
中島 保典136Laps
-35ST-3-asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長谷川 伸司127Laps
-34ST-3-asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘118Laps
-36ST-5-エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至118Laps
-10ST-4-Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
窪田 俊浩316Laps
-4ST-5-アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉019Laps
  • Fastest Lap: CarNo.28 ファリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3) 2'06.191 (8/19) 165.66km/h

Inter Proto Series

IPS:第3戦富士大会二日目 #4平川が今季2勝目を上げ、初代IPS王者に!

アジアンルマン第2戦と併催されているインタープロトシリーズ第3戦。
大会二日目はジェントルマンクラスの決勝レース2とプロフェッショナルクラスの決勝が行われ、ジェントルマンクラスは#3永井宏明(INGING)がレース1につづいて独走で2連勝を飾った。プロフェッショナルクラスは#4平川亮(RSS)が優勝、見事初年度のシリーズチャンピオンを獲得した。

9月22日の富士スピードウェイも朝から好天に恵まれ、絶好のレース日和の中、午前8時10分よりジェントルマンクラスの決勝レース2がローリングスタートで始まった。周回数はレース1と同じく12周だ。

ジェントルマンクラスは#3永井宏明(INGING)が2連勝 ホールショットを奪ったのはポールポジションの#3永井。そのまま4周目まで1周あたり1秒の差を2位の#50DRAGONに付けていく。
その後方では5番手スタートの#37澤田透が#16渡邊久和をオープニングラップで抜いて4位に浮上してきた。

序盤トップの澤田に一気に突き放された#50DRAGONだったが、5周目からは澤田とほぼ同ペースにタイムを上げてきた。しかしそれでもトップとの差を詰めるには至らず、永井は2位以下に7.221秒の差をつけて2連勝。
2位#50DRAGON、3位AKIRAと、終わってみれば表彰台の顔ぶれは昨日と全く同じという結果になった。

プロフェッショナル決勝は#4平川亮(RSS)が今季2勝目

プロフェッショナル2位は#37中山雄一(東名)

プロフェッショナル3位は#50関口雄飛(B-MAX)

続いて午前11時50分よりプロフェッショナルクラスの決勝レースが22周で行われた。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#37中山雄一。しかし3周目に#4平川が100Rでアウトから並びかけ、続くヘアピンコーナーでインを奪ってトップに躍り出た。
平川の先行を許した中山は、立ち上がりで3番手を走行していた#50関口雄飛にもパスされるが、5周目の1コーナーで関口のスリップから抜け出し、アウトから並びかけて2位を奪い返した。

この間にトップの#4平川は後続に2秒以上の差をつけると、そのまま中山につけいる隙を与えず22周を逃げ切り、開幕戦に続いて今季2勝目を上げ、インタープロトシリーズの初代王者となった。
2位は#37中山。#50関口が3位だった。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿決勝第2レース 予選3位の片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が優勝

 スーパー耐久シリーズ第6戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで40分間の決勝第2レースを行い、予選3位からスタートしたGT3クラスの片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が19周、40分6秒796で総合優勝を飾った。

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 決勝第2レースは9時45分、フォーメーションラップがスタート。ST-2クラスポールポジションの大澤学(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)がトラブルでストップ、コース上にオイルが出たため、その処理でフォーメーションラップに2周を費やしスタートが切られた。

 スタートでトップに立ったのは総合ポールポジション、GT3クラスの青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)、2位に荒聖治(GT3:もり山 R8 LMS ultra からあげ)、3位に片岡龍也(GT3:PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続くが、片岡は3周目の1コーナーでインから荒をかわして2位に上がると、逃げはじめたトップ青木を追う。

 片岡は6周目あたりには青木に追いつけ、この2台が周回遅れをかわしながら激しいトップ争いを展開する。この争いは中盤過ぎまで続き、ついに12周目のヘアピンで片岡が青木をアウトからかわしてついにトップに躍り出た。

 片岡はその後も青木とのタイム差をコントロールし、最終的には2秒5差で40分を走りきり優勝を飾った。2位には青木が、3位には荒が入った。

 ST-1クラスは、佐藤茂(Faust Racing BMW Z4)が完走して優勝した。

 ST-2クラスは、前述のようにポールポジションの大澤がスタートできなかったため、白坂卓也(新菱オート☆DIXCELエボIX)がトップに立つが、その後ろからスピードに優る阪口良平(RSオガワADVANランサー)が徐々に接近。5周目には阪口が白坂をかわしてトップに立つと、その差を広げて優勝を飾った。2位に白坂、3位には成澤正人(RSオガワADVANランサーII)が入った。

 ST-3クラスは、ポールシッターの前嶋秀司(asset テクノ Z34)がリードしてレースが始まる。しかし、その後ろから迫ってきたのが田中哲也(岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)と吉本大樹(PETRONAS TWS GS350)のベテラン2人。前嶋は8周目の1コーナーで田中にパスされ2位に落ちると、終盤には吉本にもかわされ、その後も後退、4位でレースを終えた。優勝は田中、2位吉本、3位には藤田竜樹(TRACY SPORTS IS 350)が上がってきた。

 ST-4クラスは、ポールシッターの植松忠雄(TRACY SPORTS ings S2000)がトップに立つも僅差で小林康一(ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5)、太田侑弥(DIJON IS WAKO'S ED DC5)が続く。しかし、植松は2位以下を退け、ポールトゥウィン。2位に小林をかわした太田が、3位には小林が入った。

 ST-5クラスは、序盤でトップに立った井尻薫(エンドレスアドバントラストヴィッツ)が一時、奥村浩一(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)にかわされ2位に落ちるが、これを抜き返し優勝を飾った。2位に奥村、3位には野村浩史(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)が入った。

 決勝第3レースはこの後13時35分より40分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNIHSI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿決勝第2レース結果

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/22) Race 2 hours Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
128GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也1940'06.796
281GT32GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
青木 孝行192.501
38GT33もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
荒 聖治1914.533
41GT34PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
メルビン・モー1930.496
516GT35muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
堀田 誠181Lap
69ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
佐藤 茂181Lap
720ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
阪口 良平181Lap
86ST-22新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
白坂 卓也181Lap
915ST-31岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
田中 哲也181Lap
1080ST-32PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
吉本 大樹181Lap
1138ST-33TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹181Lap
1234ST-34asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
前嶋 秀司172Laps
135ST-35岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔172Laps
1414ST-36岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
伊橋 勲172Laps
1530ST-23RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人172Laps
1639ST-37TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵頭 信一172Laps
1735ST-38asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛172Laps
1841ST-41TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄172Laps
1948ST-42DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
太田 侑弥172Laps
2058ST-43ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一172Laps
2195ST-44リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏172Laps
2286ST-45GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦172Laps
2393ST-46SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦172Laps
2452ST-47埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
番場 琢172Laps
25333ST-48オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛172Laps
2613ST-49ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
村田 信博172Laps
2718ST-410コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
森 正行172Laps
28116ST-411W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
杉原 直弥163Laps
2973ST-412mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
森 国形163Laps
3049ST-413ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
大文字 賢浩163Laps
3136ST-51エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
井尻 薫163Laps
3219ST-52BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一163Laps
3399ST-53RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野村 浩史154Laps
34602ST-54PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博154Laps
3517ST-55DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野上 達也154Laps
3626ST-56エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
咲川 めり154Laps
---- 以上規定周回数(GT3:13Laps ST-1,ST-2,ST-3:12Laps ST-4,ST-5:11Laps)完走 ----
-10ST-4-Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
亀井 光宣154Laps
-32GT3-KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
タカシ127Laps
-24GT3-スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん118Laps
-7ST-2-新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
藤井 芳樹910Laps
-59ST-2-STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学019Laps
-4ST-5-アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
河野 利尚019Laps
  • Fastest Lap: CarNo.28 片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3) 2'03.977 (3/19) 168.62km/h
  • CarNo.116は、スーパー耐久シリーズ規則第13条スタート(10)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿フリー走行 GTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史)がトップタイム

 スーパー耐久シリーズ第6戦のフリー走行が22日、鈴鹿サーキットで行われGTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史)がトップタイムを記録した。

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 決勝第2、第3レースを向かえた鈴鹿サーキットは昨日に続き快晴。中秋の名月を終えたばかりの名残月が鈴鹿山系に懸かる。決勝レースへの最終調整を行う30分間のフリー走行が8時より行われた。

 総合のトップタイムを記録したのはGT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史組)。第2レースに出走する青木が早々に2分3秒720をたたき出し、トップに立つとそのまま終了までリーダーに君臨した。しかし、青木から交代した第3レースに出走する尾本がダンロップコーナーでスピンしたのは不安材料か。

 GT3クラスのスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(ガミさん/藤井誠暢/佐々木大樹組)が終了間際に総合2位に上がり、3位には同クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ドミニク・アン/谷口信輝/メルビン・モー組)がつけている。

 ST-1クラスはFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂組)が、ST-2クラスはSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)が、ST-3クラスは岡部自動車KYOSHIN計測Z33(小松一臣/伊橋勲/増田芳信組)が、ST-4クラスはリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/服部尚貴組)が、ST-5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有組)がトップタイムを記録した。

 決勝第2レースはこのあと9時45分から、第3レースは12時35分から、それぞれ40分レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿フリー走行結果

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/22) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
181GT31GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
青木 孝行
尾本 直史
2'03.720-168.972
224GT32スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん
藤井 誠暢
佐々木 大樹
2'03.748 0.028168.934
31GT33PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
谷口 信輝
メルビン・モー
2'04.590 0.870167.792
48GT34もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
荒 聖治
湯澤 翔平
2'04.664 0.944167.692
528GT35PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
ファリーク・ハイルマン
2'05.139 1.419167.056
632GT36KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
タカシ
テツオ・オギノ
2'09.277 5.557161.710
759ST-21STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
2'17.49413.774152.044
816GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
堀田 誠
2'17.51113.791152.026
920ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
2'17.95714.237151.534
109ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート
佐藤 茂
2'18.22914.509151.236
116ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
白坂 卓也
2'18.56014.840150.875
1214ST-31岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
伊橋 勲
増田 芳信
2'18.73615.016150.683
1315ST-32岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 哲也
杉林 健一
2'19.06215.342150.330
1480ST-33PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
脇阪 薫一
2'19.21815.498150.162
1534ST-34asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
2'19.41015.690149.955
1638ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
植田 正幸
川口 正敬
2'19.79616.076149.541
175ST-36岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
2'19.87516.155149.456
187ST-24新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
2'20.73117.011148.547
1939ST-37TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
東 徹次郎
橋本 達也
2'21.55817.838147.679
2030ST-25RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
青木 拓磨
佐藤 敦
2'22.01018.290147.209
2135ST-38asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
下垣 和也
長谷川 伸司
2'22.05718.337147.161
2295ST-41リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
服部 尚貴
2'23.06619.346146.123
2341ST-42TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
長野 賢也
2'23.17519.455146.012
2448ST-43DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
井上 恵一
太田 侑弥
2'23.47819.758145.703
2586ST-44GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
2'23.98120.261145.194
26333ST-45オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
2'24.40020.680144.773
2758ST-46ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
山田 隆行
2'24.40420.684144.769
2852ST-47埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
番場 琢
平沼 貴之
2'24.48920.769144.684
2993ST-48SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
金子 昌広
2'25.03721.317144.137
30116ST-49W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
杉原 直弥
山脇 大輔
2'25.35421.634143.823
3113ST-410ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
2'26.60622.886142.594
3218ST-411コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
森 正行
2'27.28423.564141.938
3373ST-412mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
森 国形
2'28.89325.173140.404
3410ST-413Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
亀井 光宣
窪田 俊浩
伊藤 英行
2'30.57726.857138.834
3549ST-414ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
大文字 賢浩
2'31.51127.791137.978
3619ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
駒木 孝有
2'35.68931.969134.275
3736ST-52エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
2'36.16832.448133.864
3899ST-53RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
平井 隆一
濱口 亮
野村 浩史
2'39.57235.852131.008
394ST-54アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
2'40.43636.716130.302
4026ST-55エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
川中子 和彦
2'40.64236.922130.135
41602ST-56PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
小松 高人
2'40.67936.959130.105
4217ST-57DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野上 敏彦
小原 健一
野上 達也
2'49.95146.231123.007

SUPER GT

SGT:アジアンルマン第2戦富士公式予選結果

Asian Le Mans Round 2 -RIJ- (2013/09/21) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124LMP21デビッド・チェン
ジェフリー・リー
コン・フー・チェン

Mogan JUDD
1'34.253-174.284
218LMP22ジェームズ・ウィンスロー
小泉 洋史
リチャード・ブラッドレー

Mogan NISSAN
1'34.311 0.058174.177
316GT3001武藤 英紀
中山 友貴
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
1'38.241 3.988167.209
455GT3002高木 真一
小林 崇志
野尻 智紀
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
1'38.363 4.110167.002
561GT3003山野 哲也
佐々木 孝太
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
1'38.528 4.275166.722
611GT3004平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'38.880 4.627166.129
75GT3005玉中 哲二
山野 直也
マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'38.936 4.683166.035
82GT3006高橋 一穂
加藤 寛規
エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
1'39.059 4.806165.828
962GT3007黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.310 5.057165.409
1052GT3008竹内 浩典
土屋 武士
吉田 基良
OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.471 5.218165.142
11007GTC1フランク・ユー
リチャード・ライアン

ASTON MARTIN VANTAGE GT3
1'39.520 5.267165.060
1277GTC2アンドレア・ベルトリーニ
ミチェレ・ルゴロ
スティーヴ・ワイアット

Ferrari 458 GT3
1'39.727 5.474164.718
130GT3009峰尾 恭輔
横溝 直輝
ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
1'39.778 5.525164.633
1430GT30010岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
小林 賢二
IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'40.112 5.859164.084
1591GTC3マルコ・ゼーフリート
谷川 達也
ジュン・サン・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'40.181 5.928163.971
1692GTC4菊地 靖
モーリス・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'41.237 6.984162.261
1770GTE1飯田 章
中野 信治
密山 祥吾

Ferrari 458 GTE
1'41.399 7.146162.002
1837GTC5アンソニー・リュウ
デヴィット・リッツォ
マッシミリアーノ・ワイザー

Lamborghini GALLARDO GT3
1'41.412 7.159161.981
199GT30011坂本 祐也
横幕 ゆぅ
水谷 晃
NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
1'41.593 7.340161.692
2026GTC6浅井 亮博
蒲生 尚弥

PORSCHE 996 GT300
1'43.799 9.546158.256

SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士公式予選 上位3チームのコメント

ポールポジション(LMP2クラス1位) #24OAK RACING(モーガン/ジャッド) 
デビッド・チェン
アジアンルマンへは初めての参戦でしたが、素晴らしい一日になりました。
富士スピードウェイでレースが出来ることも、日本のトップレベルのプロチームと一緒に走れることも楽しかったです。
ASsLMSはポテンシャルの高いレースシリーズだと思います。

コン・フー・チェン
LMP2をドライブするのは2008年以来でしたが、自分たちでも驚くくらいクルマの調子が良かったです。
まさかポールポジションが獲れるとは思いませんでした。

総合2位(LMP2クラス2位) #18KCMG(モーガン/日産)
リチャード・ブラッドレー
クルマはすごく良い調子だったんですが、タイヤのマッチングとウォームアップがうまくいきませんでした。
ピットアウトするタイミングが早すぎたのだと思います。残念な結果でした。

小泉洋史
予選ではリチャードにアタックを任せましたが、当然ポールポジションが獲れると思っていたので残念でした。
今日はフランキー(フー・チェン)が速かったということですね。

ジェームス・ウィンスロー
前回のレースでは決勝の最後にトラブルが出て残念な結果に終わりましたが、今日はここまで上手くいってると思います。富士スピードウェイは素晴らしいコースですね。

総合3位(GT300クラス1位) #16チーム無限(CR-Z)
武藤英紀
今回はウェイトハンデが無いのでその分楽に走れるかと思いましたが、BOPで車高を8mm上げているのでセッティングを合わせるのに時間がかかりました。今回はスーパーGTに比べて参加台数が少ないし、みんなマナーのいいドライバーばかりなので、非常に走りやすかったです。

中山友貴
クルマには殆ど問題ありませんでした。5月の500kmと似たイメージで走れました。
決勝では第2戦みたいなこともあるので、最後まで気を抜かないように走ります。

 まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

SGT:第6戦鈴鹿決勝第1レース 谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が逆転優勝

 スーパー耐久シリーズ第6戦は21日、鈴鹿サーキットで決勝第1レースを行い、予選2位からスタートしたGT3クラスの谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が16周、41分04秒438で総合優勝を飾った。

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 好天のもと14時10分、40分の第1レースのフォーメーションラップが始まった。フォーメーションに2周を費やしてスタートが切られる。

 スタートでトップに立ったのはGT3クラスポールシッターの藤井誠暢(スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R)、2位に予選2位の谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が続く。3位には1コーナーでインからジョノ・レスター(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)をかわした青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)が上がってきた。

 しかし、周回遅れが出始めた3周目。トップを走る藤井がシケインで周回遅れの駒木孝有(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)と接触。立ち上がり加速が鈍ったところで4周目の1コーナーで谷口にかわされ2位に落ちる。

 しかし、藤井もトップ谷口に食らいつき、青木、レスターと4台での接近戦となるが、5周目のダンロップコーナーでST-5クラスの小松高人(PTGランドリー602明京産業ヴィッツ)がクラッシュし、パーツが散乱。このパーツとオイルの処理のためセーフティーカーが導入される。

 処理には20分以上を要し、セーフティーカはピットロードに入いると残りは7分余り。

 ここから超スプリントレースで再開されるが、谷口は藤井を巧みに押さえ込み第1レースを制した。2位は藤井。3位は再開後、レスターに迫られるもののこれをしのぎぎった青木が、4位にはレスターが入った。

 ST-1クラスは1台参加の堀主知ロバート(Faust Racing BMW Z4)が優勝した。

 ST-2クラスは、序盤トップを走っていたポールシッターの吉田寿博(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)を、レース再開後のファイナルラップにかわした阪口良平(RSオガワADVANランサー)が優勝した。

 ST-3クラスはポールシッターの小松一臣(ST-3:岡部自動車KYOSHIN計測Z33)が5周目にストップ。代わってトップに立った佐藤晋也(PETRONAS TWS GS350)が優勝し、残りのレースを待たずしてクラスチャンピオンを決定した。

 ST-4クラスは井入宏之(TRACY SPORTS ings S2000)が終始トップを快走。ポールトゥウィンを飾った。

 ST-5クラスは、前述のようにポールシッターの駒木が接触で後退。トップを走る井尻薫(エンドレスアドバントラストヴィッツ)をSC導入前にかわしたリュウイチ(ST-5:RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)がそのまま逃げ切り優勝を飾った。

 第2レースは明日22日9時45分より、第3レースは同日12時35分より、いずれも40分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士公式予選 #24OAKレーシングがPP。GT300クラスは#16無限CR-Zがトップ!

出場ドライバー集合写真

アジアンルマンシリーズ第2戦の公式予選が9月21日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#24OAKレーシング(モーガン/ジャッド/デビッド・チェン/ジェフリー・リー/コン・フー・チェン組)が1'34.253を記録してポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#16無限CR-Z(武藤英紀/中山友貴組)が1'38.241とスーパーGT第6戦で自身が記録した予選タイムを大幅に上回ってトップ。総合でも3位につけた。

公式予選は午後1時55分より30分間で行われたが、コースコンディションの向上を待ってガレージで待機するチームが多く、本格的なアタックが始まったのは開始10分が過ぎたあたりだった。

LMP2では#18KCMGのモーガン/日産が先にアタックに入り、リチャード・ブラッドレーが1'34.311を記録する。
しかし24号車を駆るコン・フー・チェンは1'35.001から徐々にタイムを上げ、残り時間7分で1'34.386を叩き出してトップに立つと、その後も1'34.253までタイムを縮めた。
一方ブラッドレーもチェッカー提示ギリギリまでアタックを続けるが、タイムを上げることが出来ずに2位で明日の決勝に臨むこととなった。

一方、ここでの結果がスーパーGTのチャンピオン争いにも関係するGT300クラスは今回もJAF-GT勢が接戦を展開。
武藤英紀の駆る#16無限CR-Zが開始から20分が経過したところで2週間前に同じ富士で行われたスーパーGT第6戦で記録した1'39.237を大幅に上回る1'38.241を叩き出してトップに躍り出た。
この大会では従来のウェイトハンデが課せられていなかったことも影響したようだが、それでも車高8mmアップのBOPは生きており、5月の富士500kmほどのアドバンテージは無かったはずだ。
2番手には前回ポールポジションを獲得した#55ARTA CR-Zがつけ、#61スバルBRZが3番手。16号車と61号車のタイム差はコンマ3秒に満たない接戦だった。
FIA-GT3勢では#11ゲイナーSLSが最上位で1'38.880。
以下総合10位までをGT300車輛が占める結果となった。

この他、唯一GTEクラスでエントリーした#70チームタイサンのフェラーリ458は総合17位に終わり、GTCクラスのトップは007CRAFTレーシングのアストンマーチンヴァンテッジGT3で総合11位だった。

第2戦決勝は明日午後2時より3時間で行われる。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

Inter Proto Series

IPS:第3戦富士大会一日目 ジェントルマン決勝レース1は#3永井が独走優勝!プロクラスPPは#37中山

インタープロトシリーズ第2戦が9月21日、富士スピードウェイで開幕。
大会第一日目はジェントルマンクラス、プロフェッショナルクラスの公式予選と、ジェントルマンクラスの決勝レース1が行われた。

ジェントルマンクラス決勝レース1優勝は#3永井宏明(INGING)

ジェントルマンクラス決勝レース1の2位は#50DRAGON(B-MAX)

ジェントルマンクラス決勝レース1の3位は#4AKIRA(RSS)

ジェントルマンクラスの暫定表彰式

午前8時10分から行われた公式予選では、ジェントルマンクラスは今回から卜部治久に代わってINGINGの3号車に乗ることになった永井宏明が1'46.416のコースレコードでポールポジションを獲得。以下#50DRAGON(B-MAX)、#4AKIRA(RSS)の上位3名が従来のレコードタイムである1'48.182を大きく上回った。
プロクラスでは#37中山雄一が第2戦に続いてポール。1'44.784と前回の1'46.131を大きく上回った。
以下、#4平川亮(RSS)、#50関口雄飛(B-MAX)、#3横溝直輝(INGING)の4人がレコードを更新した。

午後1時10分より12周で行われたジェントルマンクラスの決勝レース1では、ポールポジションからスタートした#3永井宏明がそのまま着実に後続との差を広げ、終始独走状態のまま逃げ切ってデビューウィンを達成。
ゴール時のリードは18.289秒だった。
予選2位の#50DRAGONはスタートで#4AKIRAの先行を許したが、3周目の1コーナーでAKIRAをアウトからかわし、2位でフィニッシュした。

インタープロトシリーズ最終戦は明日午前8時10分よりジェントルマンクラス決勝レース2を12周で、プロフェッショナルクラス決勝は午前11時55分より22周で行われる。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿決勝第1レース結果

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/21) Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
11GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
谷口 信輝1641'04.438
224GT32スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
藤井 誠暢160.564
381GT33GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
青木 孝行169.830
428GT34PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ジョノ・レスター1610.326
58GT35もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平1621.552
632GT36KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
テツオ・オギノ1642.425
720ST-21RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
阪口 良平161'25.623
859ST-22STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
吉田 寿博161'26.006
99ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート161'26.642
106ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広161'30.424
1180ST-31PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也161'33.500
1238ST-32TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
植田 正幸161'34.917
1339ST-33TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
東 徹次郎161'41.405
1415ST-34岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明161'43.215
1530ST-24RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
青木 拓磨161'44.084
167ST-25新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
藤井 芳樹161'45.852
175ST-35岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
安宅 徳光161'52.595
18*16GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
堀田 誠161'24.830
1941ST-41TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
井入 宏之151Lap
2058ST-42ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
関 豊151Lap
2186ST-43GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
井口 卓人151Lap
2248ST-44DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥151Lap
2313ST-45ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
村田 信博151Lap
24333ST-46オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
野間 一151Lap
25116ST-47W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
山脇 大輔151Lap
2610ST-48Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
窪田 俊浩151Lap
2749ST-49ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
檜井 保孝151Lap
28*52ST-410埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之151Lap
2999ST-51RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ151Lap
3036ST-52エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
井尻 薫151Lap
314ST-53アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉151Lap
3219ST-54BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
駒木 孝有142Laps
3317ST-55DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
小原 健一142Laps
3426ST-56エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美142Laps
3518ST-411コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
中島 佑弥133Laps
---- 以上規定周回数(GT3,ST-1,ST-2,ST-3:11Laps ST-4,ST-5: 10Laps)完走 ----
-35ST-3-asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
下垣 和也142Laps
-93ST-4-SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
中村 嘉宏133Laps
-34ST-3-asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘511Laps
-14ST-3-岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣412Laps
-73ST-4-mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽412Laps
-602ST-5-PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
小松 高人412Laps
-95ST-4-リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
服部 尚貴214Laps
-71ST-5-ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
紫田 正一016Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)2'04.640 (14/16) 167.72km/h
  • CarNo.16は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(SC活動中の追越行為)により、競技9結果に30秒を加算した。
  • CarNo.52は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1②違反(危険なドライブ行為)により、競技結果に40秒を加算した。

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿公式予選 第1レースはスリーボンドGT-Rが、第2レースはGTNET GT-Rが、第3レースは28号車のPETRONAS SLSがPP!

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 スーパー耐久シリーズ第6戦が21日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。今年も昨年に続きFIA WTCCとの併催となった。今回は40分間の決勝レースが3回開催される。Aドライバー予選で第2レースのグリッドが、Bドライバー予選で第1レースのグリッドが、ABドライバーの総合タイムで第3レースのグリッドが決定されることとなる。

 鈴鹿サーキットは朝から快晴に恵まれた。9時50分より途中赤旗を挟んでAドライバー、Bドライバー予選とも30分間で行われた。

 第2レースのスタート順を決めるAドライバー予選では、GT3クラスの青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)がコースレコードを更新する2分2秒728で総合のポールポジション。2位には荒聖治(もり山 R8 LMS ultra からあげ)、3位には片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続いた。ST-1クラスはただ1台参加の堀主知ロバート(Faust Racing BMW Z4)が、ST-2クラスでは大澤学(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が、ST-3クラスでは佐々木雅弘(asset テクノ Z34)が、ST-4クラスでは植松忠雄(TRACY SPORTS ings S2000)が、ST-5クラスでは平井隆一(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)がポールポジションを獲得した。

 続いて行われた第1レースのスタート順を決めるBドライバー予選では、GT3クラスの藤井誠暢(スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R)がポールポジション。以下、谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)、ジョノ・レスター(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続く。ST-1クラスでは佐藤茂(Faust Racing BMW Z4)、ST-2クラスでは吉田寿博(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が、ST-3クラスでは伊橋勲(岡部自動車KYOSHIN計測Z33)が、ST-4クラスでは井入宏之(TRACY SPORTS ings S2000)が、ST-5クラスでは古宮正信(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)がポールポジションを獲得した。

 第3レースのスタート順はA,Bドライバーの合算タイムで決められ、総合のポールポジションはGT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(片岡龍也/ジョノ・レスター/ファリーク・ハイルマン組)がポールポジション。2位にはPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ドミニク・アン/谷口信輝/メルビン・モー組)3位にはスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(ガミさん/藤井誠暢/佐々木大樹組)が付けた。ST-1クラスはFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂組)が、ST-2クラスはSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)が、ST-3クラスはasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司組)がST-4クラスはTRACY SPORTS ings S2000(植松忠雄/井入宏之/長野賢也組)が、ST-5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有組)がポールポジションを獲得した。

 第1レース決勝は本日21日14時10分より、第2レースは明日22日9時45分より、第3レースは同日12時35分より、それぞれ40分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:アジアンルマン第2戦富士フリー走行2回目結果

Asian Le Mans Round 2 -RIJ- (2013/09/21) Free Practce 2 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT 300 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
118LMP21ジェームズ・ウィンスロー
小泉 洋史
リチャード・ブラッドレー

Mogan NISSAN
1'36.277-170.620
224LMP22デビッド・チェン
ジェフリー・リー
コン・フー・チェン

Mogan JUDD
1'36.515 0.238170.199
32GT3001高橋 一穂
加藤 寛規
エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
1'38.861 2.584166.161
461GT3002山野 哲也
佐々木 孝太
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
1'38.996 2.719165.934
555GT3003高木 真一
小林 崇志
野尻 智紀
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
1'39.010 2.733165.911
611GT3004平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.069 2.792165.812
716GT3005武藤 英紀
中山 友貴
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
1'39.117 2.840165.731
80GT3006峰尾 恭輔
横溝 直輝
ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
1'39.584 3.307164.954
962GT3007黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.607 3.330164.916
1052GT3008竹内 浩典
土屋 武士
吉田 基良
OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.727 3.450164.718
1130GT3009岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
小林 賢二
IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'39.939 3.662164.368
12007GTC1フランク・ユー
リチャード・ライアン

ASTON MARTIN VANTAGE GT3
1'40.066 3.789164.160
1377GTC2アンドレア・ベルトリーニ
ミチェレ・ルゴロ
スティーヴ・ワイアット

Ferrari 458 GT3
1'40.260 3.983163.842
145GT30010玉中 哲二
山野 直也
マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'40.490 4.213163.467
1591GTC3マルコ・ゼーフリート
谷川 達也
ジュン・サン・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'41.601 5.324161.680
1670GTE1飯田 章
中野 信治
密山 祥吾

Ferrari 458 GTE
1'41.769 5.492161.413
1792GTC4菊地 靖
モーリス・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'42.351 6.074160.495
189GT30011坂本 祐也
横幕 ゆぅ
水谷 晃
NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
1'42.374 6.097160.459
1937GTC5アンソニー・リュウ
デヴィット・リッツォ
マッシミリアーノ・ワイザー

Lamborghini GALLARDO GT3
1'42.729 6.452159.904
2026GTC6浅井 亮博
蒲生 尚弥

PORSCHE 996 GT300
1'44.774 8.497156.783

GT Asia | SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士フリー走行2回目 総合トップは#18KCMG。GT300は#2カーズ東海がトップ

アジアンルマンシリーズ第2戦「3 Hours of FUJI」の2回目のフリー走行が10月21日、富士スピードウェイで行われ、#18KCMG(モーガン/日産/ジェームス・ウィンスロー/小泉洋史/リチャード・ブラッドレー組)が1'36.277総合トップ、GT300クラスは#2カーズ東海ドリーム28(マクラーレンMP4-12C GT3/加藤寛規/高橋一穂組)が1'38.861でトップだった。

大会二日目を迎えた富士スピードウェイは快晴に恵まれ、絶好のコンディションの中、午前10時15分より60分間のフリー走行が開始された。

この日もLMP2クラスの2台は圧倒的な速さをみせ、18号車がセッション前半に1'36.277を叩き出してトップに立ち、#24OAKレーシングがそれに続く形に。

この2台に続いたのが今回スポット参戦することになった11台のGT300車輛だった。
まずは2週間前に行われたスーパーGT第2戦でもポールポジションを獲得している#55ARTA CR-Zが1'39.010で総合3番手につける。
しかしセッション終盤になって#61スバルBRZを駆る佐々木孝太が1'38.996を記録、更にその直後には加藤寛規の駆る#2エヴァ初号機MP4-12Cが1'38.861と自身がスーパーGT第6戦で記録した予選ベストタイムを上回り、クラストップに躍り出た。

この他、GTEクラスに唯一エントリーしている#70チームタイサン剣エンドレスのフェラーリ458は総合16番手、GTCは#007アルナージュレーシングのアストンマーチンヴァンテッジGT3が総合16番手でクラストップだった。

アジアンルマン第2戦の公式予選はこのあと午後1時55分より30分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿A,Bドライバー公式予選総合結果(第3レースグリッド順)

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/21) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
128GT31PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
2'03.253
2'03.147
4'06.400-
21GT32PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ドミニク・アン
谷口 信輝
2'03.467
2'03.123
4'06.590 0.190
324GT33スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
ガミさん
藤井 誠暢
2'04.771
2'03.075
4'07.846 1.446
481GT34GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
青木 孝行
尾本 直史
2'02.728
2'05.495
4'08.223 1.823
58GT35もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
荒 聖治
湯澤 翔平
2'03.249
2'05.234
4'08.483 2.083
632GT36KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
タカシ
2'05.998
2'06.345
4'12.343 5.943
716GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
ヒロ・ニシダ
堀田 誠
2'10.917
2'11.730
4'22.64716.247
89ST-11Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
堀 主知ロバート
佐藤 茂
2'14.851
2'16.404
4'31.25524.855
959ST-21STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
2'17.389
2'16.927
4'34.31627.916
1020ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
2'18.163
2'17.015
4'35.17828.778
1134ST-31asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
2'17.496
2'17.746
4'35.24228.842
1214ST-32岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
伊橋 勲
2'17.702
2'17.687
4'35.38928.989
136ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
白坂 卓也
2'17.762
2'17.756
4'35.51829.118
1480ST-33PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
2'18.601
2'18.138
4'36.73930.339
1515ST-34岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 哲也
2'18.208
2'18.573
4'36.78130.381
1638ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
植田 正幸
2'18.437
2'19.588
4'38.02531.625
1735ST-36asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
下垣 和也
2'18.831
2'19.856
4'38.68732.287
185ST-37岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
2'18.795
2'19.932
4'38.72732.327
1939ST-38TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
東 徹次郎
2'20.420
2'19.280
4'39.70033.300
207ST-24新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
藤井 芳樹
2'21.393
2'20.679
4'42.07235.672
2130ST-25RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
青木 拓磨
2'20.893
2'21.803
4'42.69636.296
2241ST-41TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
井入 宏之
2'22.559
2'22.123
4'44.68238.282
2386ST-42GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
2'24.288
2'22.565
4'46.85340.453
2493ST-43SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
2'24.429
2'23.123
4'47.55241.152
2552ST-44埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
大井 貴之
番場 琢
2'23.869
2'24.499
4'48.36841.968
2648ST-45DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
井上 恵一
2'24.065
2'24.308
4'48.37341.973
27116ST-46W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
杉原 直弥
2'24.480
2'24.247
4'48.72742.327
2858ST-47ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
関 豊
2'23.164
2'25.733
4'48.89742.497
29333ST-48オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
2'23.860
2'25.586
4'49.44643.046
3013ST-49ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
2'26.627
2'24.848
4'51.47545.075
3173ST-410mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
鈴木 陽
山崎 学
2'26.439
2'25.082
4'51.52145.121
3249ST-411ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
2'31.969
2'30.904
5'02.87356.473
3310ST-412Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
亀井 光宣
窪田 俊浩
2'34.322
2'29.845
5'04.16757.767
3419ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
2'35.860
2'34.921
5'10.7811'04.381
35602ST-52PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
小松 高人
2'35.652
2'36.360
5'12.0121'05.612
3699ST-53RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
リュウイチ
濱口 亮
2'34.956
2'37.569
5'12.5251'06.125
3836ST-54エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
2'37.676
2'36.987
5'14.6631'08.263
394ST-55アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
伊藤 俊哉
河野 利尚
2'37.313
2'37.487
5'14.8001'08.400
4026ST-56エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
2'40.046
2'39.693
5'19.7391'13.339
4117ST-57DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野上 敏彦
小原 健一
2'42.885
2'39.007
5'21.8921'15.492
---- 以上予選通過 ----
-18ST-4-コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
2'45.327
2'27.320
5'12.6471'06.247
-95ST-4-リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
no time
no time
--
-71ST-5-ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
紫田 正一
馬場 和三郎
no time
no time
-

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿Bドライバー公式予選結果(第1レースグリッド順)

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/21) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124GT31藤井 誠暢スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
2'03.075-169.857
21GT32谷口 信輝PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.123 0.048169.791
328GT33ジョノ・レスターPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.147 0.072169.758
48GT34湯澤 翔平もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
2'05.234 2.159166.929
581GT35尾本 直史GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
2'05.495 2.420166.582
632GT36タカシKRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
2'06.345 3.270165.461
716GT37堀田 誠muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
2'11.730 8.655158.697
89ST-11佐藤 茂Faust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
2'16.40413.329153.259
959ST-21吉田 寿博STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
2'16.92713.852152.674
1020ST-22阪口 良平RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'17.01513.940152.576
1114ST-31伊橋 勲岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'17.68714.612151.831
1234ST-32前嶋 秀司asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'17.74614.671151.766
136ST-23白坂 卓也新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'17.75614.681151.755
1480ST-33吉本 大樹PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
2'18.13815.063151.336
1515ST-34田中 哲也岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'18.57315.498150.861
1639ST-35東 徹次郎TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'19.28016.205150.095
1738ST-36植田 正幸TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'19.58816.513149.764
1835ST-37下垣 和也asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'19.85616.781149.477
195ST-38安宅 徳光岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'19.93216.857149.395
207ST-24藤井 芳樹新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'20.67917.604148.602
2130ST-25青木 拓磨RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'21.80318.728147.424
2241ST-41井入 宏之TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
2'22.12319.048147.092
2386ST-42井口 卓人GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
2'22.56519.490146.636
2493ST-43中村 嘉宏SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
2'23.12320.048146.065
25116ST-44杉原 直弥W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
2'24.24721.172144.926
2648ST-45井上 恵一DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
2'24.30821.233144.865
2752ST-46番場 琢埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
2'24.49921.424144.674
2813ST-47村田 信博ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
2'24.84821.773144.325
2973ST-48山崎 学mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
2'25.08222.007144.092
30333ST-49野間 一オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
2'25.58622.511143.593
3158ST-410関 豊ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
2'25.73322.658143.449
3218ST-411中島 佑弥コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
2'27.32024.245141.903
3310ST-412窪田 俊浩Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
2'29.84526.770139.512
3449ST-413檜井 保孝ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'30.90427.829138.533
3519ST-51古宮 正信BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
2'34.92131.846134.941
36602ST-52小松 高人PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
2'36.36033.285133.699
3736ST-53井尻 薫エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'36.98733.912133.165
384ST-54河野 利尚アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
2'37.48734.412132.742
3999ST-55濱口 亮RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'37.56934.494132.673
4017ST-56小原 健一DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'39.00735.932131.473
4126ST-57咲川 めりエンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'39.69336.618130.909
---- 以上予選通過 ----
-71ST-5-馬場 和三郎ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
no time--
-95ST-4-中島 保典リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
no time--

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿Aドライバー公式予選結果(第2レースグリッド順)

FIA WTCC -RIJ- (2013/09/21) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
181GT31青木 孝行GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
2'02.728-170.338
28GT32荒 聖治もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
2'03.249 0.521169.618
328GT33片岡 龍也PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.253 0.525169.612
41GT34ドミニク・アンPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.467 0.739169.318
524GT35ガミさんスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3 R3
2'04.771 2.043167.549
632GT36飯田 太陽KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
2'05.998 3.270165.917
716GT37ヒロ・ニシダmuta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
2'10.917 8.189159.683
89ST-11堀 主知ロバートFaust Racing BMW Z4
BMW Z4M Coupe
2'14.85112.123155.024
959ST-21大澤 学STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
2'17.38914.661152.161
1034ST-31佐々木 雅弘asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'17.49614.768152.042
1114ST-32小松 一臣岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'17.70214.974151.815
126ST-22冨桝 朋広新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'17.76215.034151.749
1320ST-23大橋 正澄RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'18.16315.435151.308
1415ST-33長島 正明岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'18.20815.480151.259
1538ST-34藤田 竜樹TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'18.43715.709151.009
1680ST-35佐藤 晋也PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
2'18.60115.873150.830
175ST-36今村 大輔岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'18.79516.067150.619
1835ST-37小泉 和寛asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'18.83116.103150.580
1939ST-38兵藤 信一TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'20.42017.692148.876
2030ST-24成澤 正人RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'20.89318.165148.376
217ST-25神子島 みか新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'21.39318.665147.852
2241ST-41植松 忠雄TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
2'22.55919.831146.642
2358ST-42小林 康一ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
2'23.16420.436146.023
24333ST-43北川 剛オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
2'23.86021.132145.316
2552ST-44大井 貴之埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
2'23.86921.141145.307
2648ST-45鶴田 和弥DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
2'24.06521.337145.109
2786ST-46影山 正彦GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
2'24.28821.560144.885
2893ST-47浜野 彰彦SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
2'24.42921.701144.744
29116ST-48吉田 靖之W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
2'24.48021.752144.693
3073ST-49鈴木 陽mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5
2'26.43923.711142.757
3113ST-410タカモリ 博士ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
2'26.62723.899142.574
3249ST-411福山 英朗ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'31.96929.241137.562
3310ST-412亀井 光宣Provare☆147GTAcup
Alfa Romeo 147GTAcup 937
2'34.32231.594135.465
3499ST-51リュウイチRS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'34.95632.228134.911
35602ST-52岩月 邦博PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
2'35.65232.924134.307
3619ST-53奥村 浩一BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
2'35.86033.132134.128
374ST-54伊藤 俊哉アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz
TOYOTA VitzRS G's NCP131
2'37.31334.585132.889
3836ST-55後藤 比東至エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'37.67634.948132.583
3926ST-56江原 弘美エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'40.04637.318130.620
4017ST-57野上 敏彦DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'42.88540.157128.343
---- 以上予選通過 ----
-18ST-4-浅野 武夫コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
2'45.32742.599126.448
-71ST-5-紫田 正一ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz
TOYOTA VitzRS NCP91
no time--
-95ST-4-松井 猛敏リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
no time--

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