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2024年5月

SUPER FORMULA LIGHTS

第4戦、第5戦オートポリス公式予選 ルーキー小林利徠斗がデビュー戦でポールポジションを獲得!

ポールポジションは小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S 320 TGR-DC)

ポールポジションは小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦、第5戦の公式予選が5月18日、大分県日田市のオートポリスで行われ、第4戦はルーキーの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、第5戦は参戦2年目の小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)がポールポジションを獲得した。

 エンジンが従来のマルチメイクから、直列3気筒ターボのTOM'S TGE33に統一されて最初の公式予選は午前11時05分にコースオープン。第4戦、第5戦それぞれ10分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。なお、第6戦のスターティンググリッドは第4戦決勝結果に基づいて決定される。

 第4戦の予選は残り時間が7分30秒を切ったところで漸く各車がコースイン。アウトラップとウォームアップ1周を経て1回だけのタイムアタックに取り掛かった。タイヤの攻撃性が高いオートポリスのコース特性と、今季から導入されたクムホタイヤの特性から、他の選択肢はないようだ。

 まずは野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が1分37秒383を記録。これをルーキーの小林が上回り、1分37秒276でトップに立つ。前日の専有走行ではタイムが伸び悩んでいた小林だが、ドライビングについて改善点を見出し、この一発勝負で見事に結果に結びつけている。

 3番手にはこちらも荒川麟(TEAM DRAGON 324)が1分37秒396で続いた。荒川は今回限りのスポット参戦だという。自らチームに売り込んで実現した今回のSFL参戦。是非ともここで結果を残して今後の進路を切り開いていきたいところだ。

 昨年までイギリスF3選手権(GB3)に参戦していた荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)は6番手だった。

 続いて午前11時25分より行われた第5戦の予選も、残り7分で各車走行を開始、アウトラップ、ウォームアップ1周に続いて1周だけのアタックを行った。

 まずは野中が1分37秒630。これを小出が上回り、1分37秒060でトップに立つ。続いて小林も1分37秒191を叩き出して2番手に上がってきた。3番手は中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)で1分37秒425だった。

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権はこのあと午後3時30分より第4戦の決勝を21周で、第5戦決勝は明日の朝9時より14周で行われる。

予選2位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

予選3位は荒川麟(TEAM DRAGON 324)

予選2位は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S 320 TGR-DC)

予選3位は中村仁(モビリティ中京 TOM\'S 320 TGR-DC)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第5戦オートポリス公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦九州大会 -RIJ- (2024/05/18) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 オートポリス 4.674km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
150小出 峻HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'37.060--173.361
238小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1'37.191 0.131 0.131173.127
335中村 仁モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1'37.425 0.365 0.234172.711
437古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
1'37.502 0.442 0.077172.575
513荒川 麟TEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1'37.566 0.506 0.064172.462
636野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1'37.630 0.570 0.064172.349
72荒尾 創大HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
1'37.868 0.808 0.238171.930
81ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'37.887 0.827 0.019171.896
94M1今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'40.557 3.497 2.670167.332
1030M2DRAGONTEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1'40.792 3.732 0.235166.942
118M3清水 康弘GNSY 324
GNSY RACING
1'42.583 5.523 1.791164.027
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.947)予選通過 ----

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦鈴鹿決勝ドライバーコメント 渡会太一「SCが入らなくても勝てた」

優勝した渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

優勝 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

 「1レース目からセットを変えたのがうまくはまりました。ペースはすごくよかったので、セーフティーカーが入らなくても勝てる自身はありました。鈴鹿は初優勝でやっと勝ててうれしいです。全部は出ない予定なので、ポイントを追っているわけではありません」

2位 迫隆眞(制動屋)

 「また悪天候のレースで、雨の抜きにくいコンディションでポジションを上げることができました。表彰台に乗れたのはよかったですが、実力不足でトップに離されてしまいました。シリーズポイント的にはいいんですが、毎レース勝つことを狙っているので、悔しいです」

3位 小田優(Drago CORSE TAKE FIRST)

 「天候の変化もあったので、しょうがないといえばしょうがないです。一度、迫選手の前に出ましたが、ラインをつぶされたので抜き返されました。その後はペースが同じくらいになってしまいました」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦鈴鹿決勝 渡会太一が鈴鹿初優勝 レジェンド太田浩が引退

スタート直後のS字コーナー

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第5戦は12日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、セーフティーカーが3度入る荒れたレースを制した渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が優勝した。

 決勝は午後4時35分にフォーメーションラップが始まる。第4戦でマシンを壊した地崎壱星(レプリスポーツKKS-II)を除く29台がドライタイヤを履いてグリッドを離れたが、この頃からぽつりぽつりと場内に雨が落ち始めた。

 スタートでは2番グリッドの渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が蹴り出しよく、インからポールポジションの板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)の横をすり抜け1コーナーまでにトップに立つ。さらに2コーナーでは板倉のアウトから3番グリッドの松本拓海(EAGLE ERS)が並びかけ、S字で松本が2位に浮上した。4位には5番グリッドから迫隆眞(制動屋)が上がり、5位に小田優(Drago CORSE TAKE FIRST)が、6位に八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SⅡ)が続く。逆バンクでは迫が板倉を攻略し3位に浮上した

 その後方では、このレースで引退する太田浩(ミスト・セキグチ・制動屋)がクラッシュ。早くもセーフティーカーが導入された。1周目の順位は、トップ渡会、2位松本、3位迫、4位小田、5位板倉、6位八巻、7位鈴木七瀬(FORM with 雅企画)、8位杉田悠真(LAPS with REV RACING GARAGE)、9位酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)、10位三瓶旭(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)だ。

 雨は降り続くが、SCは2周目に退きレースは3周目から再開された。トップの渡会はリスタートを決め2位の松本を引き離していく。松本は2コーナーで迫に、ヘアピン入口で小田にパスされ4位に落ちた。5位板倉と10位の三瓶はピットインしてウェットタイヤに交換。

 ここで2コーナー立ち上がりのイン側でストップした車両の回収のため1周を周回することなく、再びSCが導入されることとなる。

 SCは6周終わりで退き、レースは7周目から残り4周で再開された。6周目の順位は、トップ渡会、2位迫、3位小田、4位松本、5位鈴木、6位酒井、7位八巻、8位杉田悠真(LAPS with REV RACING GARAGE)だ。

 トップ渡会はこのリスタートも決め、2位迫を引き離す。迫と小田は2位争い、松本と鈴木は4位争いで接近戦だ。その後ろに6位酒井、八巻をパスした杉田が7位、8位に八巻が続く。

 7周目、トップ渡会は2位迫を3秒1離して独走状態に持ち込む。8周目の1コーナーではアウトから小田が迫をパスして2位に浮上するが、S字入口では迫が抜き返し、順位は変わらず。

 8周目、トップ渡会と2位迫との差は4秒2となる。4位争いを繰り広げていた松本と鈴木だったが、松本が2コーナー立ち上がりでイン巻してクラッシュ。ここで3度目のSCが導入された。

 この時点でのSCでは、再スタートはできず、SC先導で10周を回り各車ゴールを迎えた。

 優勝は渡会で、鈴鹿では初。迫と小田は本日2度目の2位と3位に入った。4位には鈴木が、5位には酒井が入った。第4戦トラブルで26番グリッドだった加納康雅(イーグルスポーツ)が20台抜きを演じ、6位に入った。

 ジェントルマンクラスは総合17位の中嶋匠(Aviator A one)が優勝。2位に総合19位の山根一人(光精工TK-Sport MYST)が入った。

 この結果、連続2位の迫は選手権ポントを90と伸ばし、ぶっちぎりのトップ。連続3位で2位の小田は57ポイントとなりその差は33ポイント。残り2戦だが、早くもチャンピオンの可能性はこの2人に絞られることとなった。

 第6戦は、鈴鹿クラブマンレース第3戦として、6月16日にここ鈴鹿サーキットで決勝が行われる。

渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝2位は迫隆眞(制動屋)

決勝3位は小田優(Drago CORSE TAKE FIRST)

決勝4位は鈴木七瀬(FORM with 雅企画)

決勝5位は酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)

決勝6位は加納康雅(イーグルスポーツ)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

 なお、レース終了後にこのレースでの引退を表明している太田の引退セレモニーが、ミストのピットで行われ、JSS畑川治会長から長年の功績をたたえ、花束が贈呈された。

引退する太田浩の横断幕

太田浩、最後のスターティンググリッド

太田浩の引退セレモニー

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第2戦 -RIJ- (2024/05/14) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2024 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
181渡会 太一FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1033'39.126--
2*562迫 隆眞制動屋
MYST KK-S2
1033'40.161 1.035 1.035
3433小田 優Drago CORSE TAKE FIRST
MYST KK-S2
1033'40.758 1.632 0.597
4184鈴木 七瀬FORM with 雅企画
MYST KK-S2
1033'41.906 2.780 1.148
5225酒井 翔太ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
1033'42.476 3.350 0.570
6316加納 康雅イーグルスポーツ
MYST KK-S2
1033'43.335 4.209 0.859
7107杉田 悠真LAPS with REV RACING GARAGE
MYST KK-S2
1033'44.119 4.993 0.784
8888八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KK-SⅡ
MYST KK-S2
1033'48.000 8.874 3.881
979松井 啓人FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1033'49.95810.832 1.958
105110永原 蒼翔ピットワークながはら/MYST
MYST KK-S2
1033'50.49711.371 0.539
11111元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1033'51.89012.764 1.393
125512板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
1033'53.08213.956 1.192
135713東 慎之介サンセルモMYST ORM
MYST KK-S2
1033'54.83515.709 1.753
14314Aki JitranuwathATEAM Buzz Racing KKS2
MYST KK-S2
1033'55.41816.292 0.583
15215吉田 紘大ATEAM Buzz Racing KKS2
MYST KK-S2
1033'56.00516.879 0.587
161116梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
1033'57.33118.205 1.326
1717G1中嶋 匠Aviator A one
MYST KK-S2
1033'58.60519.479 1.274
184417宮園 拓真ABBEY RACING
WEST 17J
1033'59.58920.463 0.984
1947G2山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1034'00.73821.612 1.149
207218久保 直也だーはまAQUA-DL
WEST 07J
1034'02.75323.627 2.015
217019Rainy MedinaLuckyChanecesRacefor
MYST KK-S2
1034'03.95324.827 1.200
22420古里 拓TAKE FIRST KK-SII
MYST KK-S2
1034'08.94229.816 4.989
23*4521山岡 正輝PONOS M2 KK-2
MYST KK-S2
1034'31.59152.46522.649
247922三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
933'53.8631Lap 1Lap
251223及川 正人PONOS M2 KK-2
MYST KK-S2
934'05.6601Lap 11.797
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-2924松本 拓海EAGLE ERS
MYST KK-S2
827'10.2572Laps1Lap
-*7125宮本 颯斗leprix sport KKS-II
MYST KK-S2
27'26.1058Laps6Laps
-3226天谷 伶奈TODOROKI☆KKSII
MYST KK-S2
13'46.4059Laps1Lap
-21G-太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
0-10Laps1Lap
  • Fastest Lap: CarNo. 8 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ) 2'30.376 (8/10) 139.020 km/h
  • CarNo. 7は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.10(リスタート時の追い越し)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 45は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第60条1.2(ピットレーン速度)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 56は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.11(SC中のオーバーラン)により、訓戒とした。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第2戦SUGOレース5決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2024/05/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
13堀尾 風允Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
2229'46.747--
255セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
2229'48.462 1.715 1.715
35ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
2229'49.896 3.149 1.434
451アルフィー・ブリッグスG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
2230'07.54420.79717.648
528中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
2230'08.06421.317 0.520
653ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
2230'14.31627.569 6.252
762猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
2230'31.09444.34716.778
823M1YUGOS2R Racing
N-SPEED
2030'39.3322Laps2Laps
---- 以上規定周回数(75% - 16 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 5 ミハエル・サウター(G FORCE F111/3) 1'19.983 (6/22) 161.427 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第2戦SUGOレース5公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2024/05/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
155セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'18.396--164.695
23堀尾 風允Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'18.456 0.060 0.060164.569
35ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'18.725 0.329 0.269164.006
428中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1'19.233 0.837 0.508162.955
553ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'19.236 0.840 0.003162.949
651アルフィー・ブリッグスG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'19.699 1.303 0.463162.002
762猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'21.079 2.683 1.380159.245
---- 以上基準タイム(110% - 1'26.236)予選通過 ----
-23M-YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'28.79410.398 7.715145.408

Inter Proto Series

第5戦、第6戦富士 安定した走りの阪口と接戦を制した山下が優勝を分け合う(IPMS)

 2023インタープロトシリーズPOWERD BY KeePer第3大会が9月23日(土)・24日(日)に富士スピードウェイで開催され、1レース目はポールポジションからスタートした#3 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)が、2レース目は激戦を経て#44 山下健太(NAVUL)がそれぞれ優勝した。

 23日(土)に行われた公式予選では、阪口が1分46秒802を記録しポールポジションを獲得。2位につけた山下とは0.092秒差という接戦の公式予選となった。

 24日(日)の決勝レースは昼間でも25℃付近という初秋らしい天候のもとで行われた。1レース目となる第5戦の決勝はポールポジションスタートの阪口がスタートダッシュを決めたが、2位の山下も0.5秒圏内で阪口の背後を追いかける。更にスタートで若干出遅れてしまった3位の#37 福住仁嶺(キーパー号)のレースペースが速く、上位2人の背後にじわりじわりと追いついていくと、3台が0.5秒圏内で等間隔に並び、一瞬のミスも許されない緊迫した状態で周回を重ねていった。

 後方では、#55 宮田莉朋(人馬一体ドライビングアカデミー)、#7 野尻智紀(JPOINT)、#16 ロニー・クインタレッリ(ララパルーザ)の5位争いが激化。4周目の最終コーナーで野尻が宮田をかわすと、今度は立ち上がりで車速を乗せた宮田が野尻のスリップを使い並びかける。更にその背後で様子を見ていたクインタレッリも並びかけ、3ワイドのまま1コーナーへ侵入すると、野尻が抜け出し5位に浮上した。

 上位3台のギャップはレース終盤に入っても変わらず、トップの阪口は2人に仕掛ける隙を一切見せずにそのまま逃げ切り優勝を飾った。2位は山下、3位は福住となった。

 2レース目の第6戦は1レース目の結果をもとにスターティンググリッドが決定され、このレースでも、阪口、山下、福住のトップ争いが期待された。2レース目でもスタートダッシュを決めた阪口は、山下、福住を従えてレースをリードする。2周目にさしかかると、1レース目でも白熱していた野尻とクインタレッリの争いがヒートアップ。4位を走行していた#32 小高一斗(NETZ NOVEL MIE)に近づき3台の接近戦となる中、ダンロップコーナーのブレーキングでリアタイヤをロックアップしてしまった野尻がクインタレッリと接触。2台はコースサイドでストップしてしまった。

 これによりセーフティカー(SC)が導入され、各車のギャップは一旦リセットされることに。残り時間5分でレースが再開されるとすぐ、これまで緊迫状態だったトップ争いが動き出す。山下が最終コーナーでイン側から阪口の隙をついて逆転に成功。かわされた阪口は1コーナーで再逆転を試みたが、山下は阪口をしっかりとおさえてトップを死守し、ファイナルラップへと入っていった。最後まであきらめない阪口はこのファイナルラップでファステストラップを塗り替え追いかけるが、わずか0.5秒届かず、山下が今シーズン3勝目となるトップチェッカーを受けた。連勝を逃した阪口だったが、ポールポジションポイント、ファステストラップポイントを追加しこの週末で最多ポイントを獲得。山下を逆転しポイントリーダーに躍り出た。3位には2戦連続で福住が入った。

 今大会5台で争われたSUPRAクラスでは、#38 坪井翔(TR GR Supra GT4 EVO)が2レースを連勝。CCS-Rクラスは#46 山内英輝(NTP CCS-R)の1台のみのエントリーで、予選・決勝を戦った。

 シーズン最終戦となる第4大会は、11月25日(土)・26日(日)に、富士スピードウェイで開催される。

IPS第5戦 優勝:#3 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)
 「山下選手と福住選手が迫ってきていたんですが、ペース的には山下選手と2台で争っているのかなという感じでした。1レース目は最終コーナーで抜かれることが多いので、そこだけ気をつけたら大丈夫かなと思っていてしっかりおさえきれましたが、2レース目はSC開けの山下選手のペースが良かったです。最終コーナーは結構タイトに走ったつもりですが、更に内側から山下選手がきて驚きました。ペースも競り合いも負けてしまって悔しいレースになりました。シリーズ的にはいい位置につけていると思うので最後は連勝で終えられるようにしたいです」
IPS第6 戦 優勝:#44 山下健太(NAVUL)
 「本当はレース1も勝ちたかったのですが、あまり余裕がなく、ついていくのに精いっぱいというところでした。レース2はSCが開けた時点で勝負をかけないといけないと思って最終コーナーで仕掛けたのですが、ギリギリの間隔で入ったので抜けるかどうかというところでしたが、なんとか前に出られて良かったです。今日はスリップが効きにくく、最終コーナーで入ってしまえば1コーナーも守れるかなと思って入りました。トップに立ってからは思った通りの展開にできました」
株式会社インタープロトモータースポーツ

スーパー耐久

第5戦もてぎ決勝 ST-XクラスはDENSO LEXUS RC F GT3が初優勝

総合優勝のDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第5戦「もてぎスーパー耐久5Hours Race」は3日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行い、ST-Xクラスでは、ポールポジションからスタートしたDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)が初優勝を飾った。(観客:3,700人)

グループ1のスタートシーン

グループ2のスタートシーン

 レースは午前11時10分にローリングスタートが切られた。天候は晴れで気温33度と残暑が厳しい。

 6台が参加したST-Xクラスは、予選4位23号車TKRI松永建設AMG GT3(DAISUKE/元嶋佑弥/中山友貴)のスタートドライバー元嶋が自身のスティントでトップに立つと、引き継いだ中山もトップを堅持。しかし、第3ドライバーのDAISIKEが、ポールポジションスタートの31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)にパスされトップを譲る。

ST-Xクラス優勝はDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)

 DENSO LEXUS RC F GT3はそのまま逃げ切り優勝した。RC Fの優勝は初。スタートドライバー永井が粘り、マシンの成熟が進んだことが勝因となった。

 2位には23号車が、3位には予選6位から順位を上げてきた81号車DAISHIN GT-R GT3(大八木信行/坂口夏月/青木孝行/藤波清斗)が入った。

ST-Zクラス優勝はシェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎)

 10台が参加したST-Zクラスは、ポールシッター22号車Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS (北園将太/千代勝正/山野直也)のリードで始まる。しかし終盤の1時間余り前、ピットアウトしたばかりの22号車が炎上。予選7位から追い上げて来た885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO(HIRO HAYASHI/平中克幸/清水英志郎)が優勝した。

ST-TCRクラス優勝はRacer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)

 2台が参加したST-TCRクラスは、5号車AI' CIVIC(坂井 一裕/藤井 正明/辻本始温/佐藤蓮)がレース序盤の9周目に5コーナーでクラッシュしてリタイア。97号車Racer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)が、一時ピットロード入り口でストップするトラブルを抱えながらも優勝した。

ST-QクラストップはNissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)

 開発車両で争われ7台が参加したST-Qクラスは230号車Nissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)がボンネットが開くトラブルに見舞われながらもトップでゴールした。最後尾からスタートした32号車ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept(MORIZO/佐々木雅弘/石浦宏明/小倉康宏)が2位に入った。32号車はST-2クラスのYarisと遜色ないタイムで周回。デビュー戦で早くもDATがMTに比肩する性能を示した。

ST-1クラス優勝はシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)

 2台が参加したST-1クラスは、序盤からポールシッターの2号車シンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)と予選2位の47号車D'station Vantage GT8R(星野辰也/織戸学/浜健二/ジェイク・パーソンズ)がデッドヒート。最終的には2号車が抜け出し優勝した。

ST-2クラス優勝は KTMS GR YARIS(一條拳吾/荒川麟/奥住慈英/奥本隼士)

 5台が参加したST-2クラスは、ポールスタートの225号車 KTMS GR YARIS(一條拳吾/荒川麟/奥住慈英/奥本隼士)が序盤にハンディキャップのペナルティーを消化。その後徐々に追い上げ、終盤にトップに立つと逃げ切って優勝した。ここまでトラブルに泣かされていたが、ようやくスピードが結果につながった。

ST-3クラス優勝はraffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)

 5台が参加したST-3クラスは、序盤、16号車岡部自動車フェアレディZ34(鈴木宏和/田中徹/田中哲也/小松一臣)がレースをリード。終盤には25号車raffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)がトップに立ち、15号車岡部自動車フェアレディZ34(甲野将哉/長島正明/冨田自然/元嶋成弥)が追う展開となる。チェッカー直前には、25号車とこれをパスしようとした15号車が接触。25号車はスピンを喫し、15号車がトップでゴールした。しかし、15号車に30秒のタイムペナルティーが科され25号車が優勝した。

ST-4クラス優勝はエアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)

 8台が参加したST-4クラスは、序盤から86号車 TOM'S SPIRIT GR86(矢吹久/松井孝允/河野駿佑/坪井翔)と41号車エアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)の争いとなる。86号車がコースアウトすると、最終的には41号車が抜け出して優勝を飾った。

 第6戦は岡山国際サーキットに舞台を移し、10月22日に決勝が行われる。2グループに分けられそれぞれ3時間レースとなる。

トップでゴールするDENSO LEXUS RC F GT3(apr)

優勝した小高一斗(DENSO LEXUS RC F GT3)

ST-Xクラスの表彰式

ST-Zクラスの表彰式

ST-TCRクラスの表彰式

ST-Qクラスの表彰式

ST-1クラスの表彰式

ST-2クラスの表彰式

ST-3クラスの表彰式

ST-4クラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Mizue NOINE
Photo: Kazuhiro NOINE

スーパー耐久

第5戦もてぎ決勝結果

【総合】

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
131ST-X1永井 宏明
小高 一斗
嵯峨 宏紀
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
151475:01'52.737--
223ST-X2DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
601475:02'41.07848.34148.341
381ST-X3大八木 信行
坂口 夏月
青木 孝行
藤波 清斗
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1475:02'58.8291'06.09217.751
4*1ST-X4鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
401465:01'53.4831Lap 1Lap
5*202ST-X5ポール・イップ
ホーピン・タン
マーチー・リー
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
251465:03'34.1381Lap 1'40.655
62ST-11井田 太陽
加藤 寛規
高橋 一穂
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
401405:02'23.3697Laps6Laps
747ST-12星野 辰也
織戸 学
浜 健二
ジェイク・パーソンズ
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
1395:03'51.2248Laps1Lap
8230ST-Q1平手 晃平
佐々木 大樹
高星 明誠
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
1385:02'16.7509Laps1Lap
9885ST-Z1HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
401385:02'43.5879Laps26.837
10*52ST-Z2山崎 学
吉田 広樹
服部 尚貴
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
801385:02'44.2979Laps 0.710
1126ST-Z3大塚 隆一郎
富田 竜一郎
名取 鉄平
篠原 拓朗
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
151385:03'18.5459Laps34.248
1214ST-X6鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
平良 響
片岡 龍也
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
851385:03'32.6469Laps14.101
1334ST-Z4加納 政樹
大草 りき
安田 裕信
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
151375:02'18.10210Laps1Lap
1420ST-Z5田中 優暉
大木 一輝
石川 京侍
星野 一樹
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
1375:03'38.60410Laps1'20.502
15*21ST-Z6山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
宮田 莉朋
阿野 雄紀
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
51365:01'56.29111Laps1Lap
16555ST-Z7池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
1355:03'30.96612Laps1Lap
1725ST-31山口 智英
松田 次生
佐藤 公哉
藤原 大輝
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
1335:03'10.67014Laps2Laps
18*15ST-32甲野 将哉
長島 正明
冨田 自然
元嶋 成弥
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
451335:03'23.38414Laps12.714
1919ST-Z8鈴木 建自
末廣 武士
福田 幸平
谷川 達也
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
1335:03'52.21914Laps28.835
2016ST-33鈴木 宏和
田中 徹
田中 哲也
小松 一臣
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
251335:03'53.08414Laps 0.865
21*97ST-TCR1遠藤 光博
中野 信治
森山 冬星
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
201325:02'04.84515Laps1Lap
2239ST-34眞田 拓海
伊藤 鷹志
岡田 衛
藤田 真哉
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
601325:02'40.19915Laps35.354
2338ST-35尾崎 俊介
鶴賀 義幸
石森 聖生
石塚 崇宣
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
701325:02'43.47915Laps 3.280
24225ST-21一條 拳吾
荒川 麟
奥住 慈英
奥本 隼士
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1315:03'56.00516Laps1Lap
257ST-22藤井 芳樹
安斎 景介
下垣 和也
吉岡 一成
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
1305:02'14.98317Laps1Lap
2632ST-Q2MORIZO
佐々木 雅弘
石浦 宏明
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
1305:02'40.97817Laps25.995
2713ST-23花里 祐弥
石坂 瑞基
伊東 黎明
岡田 整
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
801305:03'33.19117Laps52.213
2828ST-Q3加藤 恵三
山下 健太
大嶋 和也
豊田 大輔
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
1295:02'21.11518Laps1Lap
2955ST-Q4寺川 和紘
関 豊
井尻 薫
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
1295:03'16.94818Laps55.833
30*61ST-Q5廣田 光一
山内 英輝
井口 卓人
伊藤 和広
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
1295:03'18.00218Laps 1.054
3141ST-41水野 大
冨林 勇佑
石井 宏尚
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
201275:02'21.77120Laps2Laps
3286ST-42矢吹 久
松井 孝允
河野 駿佑
坪井 翔
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
201275:03'03.49220Laps41.721
33884ST-43影山 正彦
国本 雄資
山田 真之亮
鶴田 哲平
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
1275:03'17.98820Laps14.496
3466ST-44貫戸 幸星
猪股 京介
大野 尊久
霜野 誠友
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
201265:04'04.88021Laps1Lap
35*60ST-45塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
山本 謙悟
ピストン・西沢
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
451255:01'57.08022Laps1Lap
3618ST-46浅野 武夫
伊藤 慎之典
普勝 崚
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
101245:02'42.30323Laps1Lap
37743ST-24石垣 博基
木立 純一
柿沼 秀樹
小林 天翔
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
551195:02'09.59228Laps5Laps
3812ST-Q6阪口 良平
堤 優威
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
1145:03'08.54833Laps5Laps
39*271ST-Q7武藤 英紀
伊沢 拓也
大津 弘樹
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
1125:02'11.57035Laps2Laps
406ST-25冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
501095:02'03.11538Laps3Laps
413ST-47坂 裕之
小河 諒
菅波 冬悟
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
15935:03'51.40354Laps16Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
-22ST-Z-北園 将太
千代 勝正
山野 直也
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1093:58'10.46238Laps-16Laps
-216ST-4-ISHIKEN
川原 悠生
妹尾 智充
奈良 敬志
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
803:11'45.03667Laps29Laps
-75ST-Z-芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
岡原 達也
清瀧 雄二
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
304:49'29.278117Laps50Laps
-5ST-TCR-坂井 一裕
藤井 正明
辻本 始温
佐藤 蓮
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
818'01.583139Laps22Laps

【クラス別】

■ST-Xクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-X class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
131永井 宏明
小高 一斗
嵯峨 宏紀
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
151475:01'52.737--
223DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
601475:02'41.07848.34148.341
381大八木 信行
坂口 夏月
青木 孝行
藤波 清斗
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1475:02'58.8291'06.09217.751
4*1鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
401465:01'53.4831Lap 1Lap
5*202ポール・イップ
ホーピン・タン
マーチー・リー
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
251465:03'34.1381Lap 1'40.655
614鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
平良 響
片岡 龍也
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
851385:03'32.6469Laps8Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----

■ST-Zクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Z class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
1885HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
401385:02'43.587--
2*52山崎 学
吉田 広樹
服部 尚貴
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
801385:02'44.297 0.710 0.710
326大塚 隆一郎
富田 竜一郎
名取 鉄平
篠原 拓朗
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
151385:03'18.54534.95834.248
434加納 政樹
大草 りき
安田 裕信
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
151375:02'18.1021Lap 1Lap
520田中 優暉
大木 一輝
石川 京侍
星野 一樹
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
1375:03'38.6041Lap 1'20.502
6*21山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
宮田 莉朋
阿野 雄紀
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
51365:01'56.2912Laps1Lap
7555池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
1355:03'30.9663Laps1Lap
819鈴木 建自
末廣 武士
福田 幸平
谷川 達也
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
1335:03'52.2195Laps2Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
-22北園 将太
千代 勝正
山野 直也
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
1093:58'10.46229Laps24Laps
-75芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
岡原 達也
清瀧 雄二
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
304:49'29.278108Laps79Laps

■ST-TCRクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-TCR class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
1*97遠藤 光博
中野 信治
森山 冬星
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
201325:02'04.845--
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
-5坂井 一裕
藤井 正明
辻本 始温
佐藤 蓮
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
818'01.583124Laps124Laps

■ST-Qクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Q class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
1230平手 晃平
佐々木 大樹
高星 明誠
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
1385:02'16.750--
232MORIZO
佐々木 雅弘
石浦 宏明
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
1305:02'40.9788Laps8Laps
328加藤 恵三
山下 健太
大嶋 和也
豊田 大輔
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
1295:02'21.1159Laps1Lap
455寺川 和紘
関 豊
井尻 薫
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
1295:03'16.9489Laps55.833
5*61廣田 光一
山内 英輝
井口 卓人
伊藤 和広
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
1295:03'18.0029Laps 1.054
612阪口 良平
堤 優威
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
1145:03'08.54824Laps15Laps
7*271武藤 英紀
伊沢 拓也
大津 弘樹
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
1125:02'11.57026Laps2Laps
---- 以上完走 ----

■ST-1クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-1 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
12井田 太陽
加藤 寛規
高橋 一穂
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
401405:02'23.369--
247星野 辰也
織戸 学
浜 健二
ジェイク・パーソンズ
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
1395:03'51.2241Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----

■ST-2クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
1225一條 拳吾
荒川 麟
奥住 慈英
奥本 隼士
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
1315:03'56.005--
27藤井 芳樹
安斎 景介
下垣 和也
吉岡 一成
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
1305:02'14.9831Lap 1Lap
313花里 祐弥
石坂 瑞基
伊東 黎明
岡田 整
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
801305:03'33.1911Lap 1'18.208
4743石垣 博基
木立 純一
柿沼 秀樹
小林 天翔
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
551195:02'09.59212Laps11Laps
56冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
501095:02'03.11522Laps10Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----

■ST-3クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-3 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
125山口 智英
松田 次生
佐藤 公哉
藤原 大輝
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
1335:03'10.670--
2*15甲野 将哉
長島 正明
冨田 自然
元嶋 成弥
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
451335:03'23.38412.71412.714
316鈴木 宏和
田中 徹
田中 哲也
小松 一臣
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
251335:03'53.08442.41429.700
439眞田 拓海
伊藤 鷹志
岡田 衛
藤田 真哉
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
601325:02'40.1991Lap 1Lap
538尾崎 俊介
鶴賀 義幸
石森 聖生
石塚 崇宣
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
701325:02'43.4791Lap 3.280
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----

■ST-4クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-4 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
WHLapTimeBehindGap
141水野 大
冨林 勇佑
石井 宏尚
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
201275:02'21.771--
286矢吹 久
松井 孝允
河野 駿佑
坪井 翔
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
201275:03'03.49241.72141.721
3884影山 正彦
国本 雄資
山田 真之亮
鶴田 哲平
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
1275:03'17.98856.21714.496
466貫戸 幸星
猪股 京介
大野 尊久
霜野 誠友
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
201265:04'04.8801Lap 1Lap
5*60塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
山本 謙悟
ピストン・西沢
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
451255:01'57.0802Laps1Lap
618浅野 武夫
伊藤 慎之典
普勝 崚
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
101245:02'42.3033Laps1Lap
73坂 裕之
小河 諒
菅波 冬悟
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
15935:03'51.40334Laps31Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
-216ISHIKEN
川原 悠生
妹尾 智充
奈良 敬志
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
803:11'45.03647Laps13Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 81 DAISHIN GT-R GT3 1'56.023 (120/147) 148.967 km/h
  • CarNo. 1は、スーパー耐久SpR第10条(4)附則3-1(ドライビングマナー)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 202は、スーパー耐久SpR第18条(8)3)(タイヤ交換作業)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 97は、スーパー耐久SpR第18条(8)13)(作業中のタイヤ転がし)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 61は、スーパー耐久SpR第16条(11)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 271は、スーパー耐久SpR第18条(8)13)(作業中のタイヤ転がし)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 15は、スーパー耐久SpR第10条(4)附則3-1(ドライビングマナー)違反により、競技結果に30秒を加算した。
  • CarNo. 60は、スーパー耐久SpR第10条(4)附則3-1(ドライビングマナー)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

スーパー耐久

第5戦もてぎ公式予選 ST-Xクラストップ3は超接近戦 DENSO LEXUS RC F GT3がポールポジションを獲得

ST-XクラスポールポジションはDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第5戦「もてぎスーパー耐久5Hours Race」は2日、モビリティーリゾートもてぎで公式予選を行い、総合でST-XクラスのDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午後0時45分より行われた。天候は曇りだが、ときおり太陽が顔を出すジリジリと暑い中でセッションは進行した。

 予選はA、Bドライバー別にアタックを行い決勝のグリッドはA、Bドライバーの合算タイムで決定する。A、B別のセッションはそれぞれグループ2(ST-Q[12、28、32、55、61号車]、ST-2、3、4)、グループ1(S T-Z、TCR、Q[230、271号車])、グループX(ST-X、1)の順で行われた。

 この大会で注目を集めたのは初登場、DAT(ダイレクト・オートマチック・トランスミッション)搭載のORC ROOKIE GR Yaris DAT concept(MORIZO/佐々木雅弘/石浦宏明/小倉康宏)。MT(マニュアル・トランスミッション)と同等の性能を持つと言われる意欲作のオートマ車両だ。

 ところが開始早々、Aドライバー、グループ2予選でMORIZO(豊田章男・トヨタ自動車代表取締役会長)のドライブするこのGR Yaris DAT conceptがV字コーナーでストップ。赤旗が提示された。

 これ以降の予選は5分遅れで行われたが大きなトラブルはなく淡々と進行した。

 ST-XクラスはAドライバー予選で鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS GTR GT3)が、Bドライバー予選で坂口夏月(DAISHIN GT-R GT3)がトップタイムを記録したが、速いタイムをそろえたDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/嵯峨宏紀)がポールポジションを獲得した。2位にはHELM MOTORSPORTS(鳥羽豊/平木湧也/平木玲次)が、3位には中升ROOKIE AMG GT3(鵜飼龍太/蒲生尚弥/平良響/片岡龍也)が入った。ポールから3位までは0秒113と超接近戦の予選となった。

ST-ZクラスポールポジションはPorsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS (北園将太/千代勝正/山野直也)

ST-TCRクラスポールポジションはRacer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)

ST-QクラスポールポジションはNissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)

ST-1クラスポールポジションはシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)

ST-2クラスポールポジションは新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄)

ST-3クラスポールポジションはraffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)

ST-4クラスポールポジションはエアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)

 ST-ZクラスはPorsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS (北園将太/千代勝正/山野直也)が、ST-TCRクラスはRacer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/森山冬星)が、ST-QクラスはNissan Z Racing Concept(平手晃平/佐々木大樹/高星明誠)が、ST-1クラスはシンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)が、ST-2クラスは新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄)が、ST-3クラスはraffinee 日産メカニックチャレンジ Z(山口智英/松田次生/佐藤公哉/藤原大輝)が、ST-4クラスはエアバスターWINMAX GR86 EXEDY(水野大/冨林勇佑/石井宏尚)がポールポジションを獲得している。

 決勝は明日3日、午前11時10分より全クラスが参加し、5時間レースとして開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Mizue NOINE
Photo: Kazuhiro NOINE

スーパー耐久

第5戦もてぎ公式予選結果

【総合】

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
131ST-X1永井 宏明
小高 一斗
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'55.689
1'53.435
3'49.124--
21ST-X2鳥羽 豊
平木 湧也
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'55.439
1'53.743
3'49.182 0.058 0.058
314ST-X3鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'55.635
1'53.602
3'49.237 0.113 0.055
423ST-X4DAISUKE
元嶋 佑弥
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'56.742
1'53.251
3'49.993 0.869 0.756
5202ST-X5ポール・イップ
ホーピン・タン
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'57.297
1'53.553
3'50.850 1.726 0.857
681ST-X6大八木 信行
坂口 夏月
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'58.327
1'52.909
3'51.236 2.112 0.386
72ST-11井田 太陽
加藤 寛規
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'59.990
1'58.573
3'58.563 9.439 7.327
847ST-12星野 辰也
織戸 学
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
2'00.997
1'59.016
4'00.01310.889 1.450
9230ST-Q1平手 晃平
佐々木 大樹
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.495
2'00.483
4'00.97811.854 0.965
1022ST-Z1北園 将太
千代 勝正
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'03.405
2'00.798
4'04.20315.079 3.225
1152ST-Z2山崎 学
吉田 広樹
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'02.717
2'01.785
4'04.50215.378 0.299
1234ST-Z3加納 政樹
大草 りき
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'02.991
2'01.669
4'04.66015.536 0.158
1320ST-Z4田中 優暉
大木 一輝
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'03.372
2'01.479
4'04.85115.727 0.191
1426ST-Z5大塚 隆一郎
富田 竜一郎
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'03.217
2'01.886
4'05.10315.979 0.252
1519ST-Z6鈴木 建自
末廣 武士
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'04.006
2'01.255
4'05.26116.137 0.158
1697ST-TCR1遠藤 光博
中野 信治
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'03.181
2'02.127
4'05.30816.184 0.047
17885ST-Z7HIRO HAYASHI
平中 克幸
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'04.189
2'01.398
4'05.58716.463 0.279
1875ST-Z8芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'03.905
2'02.520
4'06.42517.301 0.838
1921ST-Z9山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'05.148
2'02.167
4'07.31518.191 0.890
20555ST-Z10池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'05.618
2'02.880
4'08.49819.374 1.183
215ST-TCR2坂井 一裕
藤井 正明
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.085
2'06.893
4'12.97823.854 4.480
2225ST-31山口 智英
松田 次生
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'08.225
2'06.294
4'14.51925.395 1.541
236ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.214
2'06.624
4'14.83825.714 0.319
2438ST-32尾崎 俊介
鶴賀 義幸
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.238
2'07.063
4'15.30126.177 0.463
2516ST-33鈴木 宏和
田中 徹
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'06.765
2'08.684
4'15.44926.325 0.148
2639ST-34眞田 拓海
伊藤 鷹志
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.564
2'07.740
4'16.30427.180 0.855
27271ST-Q2武藤 英紀
伊沢 拓也
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.346
2'08.571
4'16.91727.793 0.613
2815ST-35甲野 将哉
長島 正明
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.361
2'09.287
4'17.64828.524 0.731
29225ST-22一條 拳吾
荒川 麟
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'09.638
2'08.486
4'18.12429.000 0.476
307ST-23藤井 芳樹
安斎 景介
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'09.465
2'08.755
4'18.22029.096 0.096
3128ST-Q3加藤 恵三
山下 健太
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'10.331
2'08.098
4'18.42929.305 0.209
3213ST-24花里 祐弥
石坂 瑞基
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'10.171
2'08.666
4'18.83729.713 0.408
3361ST-Q4廣田 光一
山内 英輝
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'11.712
2'09.497
4'21.20932.085 2.372
3455ST-Q5寺川 和紘
関 豊
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.302
2'11.385
4'22.68733.563 1.478
3541ST-41水野 大
冨林 勇佑
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'14.688
2'12.613
4'27.30138.177 4.614
3612ST-Q6阪口 良平
堤 優威
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'14.741
2'13.802
4'28.54339.419 1.242
373ST-42坂 裕之
小河 諒
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'15.033
2'13.943
4'28.97639.852 0.433
38884ST-43影山 正彦
国本 雄資
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'15.624
2'13.433
4'29.05739.933 0.081
3986ST-44矢吹 久
松井 孝允
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'16.992
2'12.459
4'29.45140.327 0.394
4060ST-45塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'15.345
2'14.642
4'29.98740.863 0.536
4166ST-46貫戸 幸星
猪股 京介
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'15.682
2'14.308
4'29.99040.866 0.003
4218ST-47浅野 武夫
伊藤 慎之典
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'16.436
2'14.617
4'31.05341.929 1.063
43216ST-48ISHIKEN
川原 悠生
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.747
2'15.646
4'31.39342.269 0.340
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
-743ST-2-石垣 博基
木立 純一
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'16.758
2'21.573
4'38.33149.207 6.938
-32ST-Q-MORIZO
佐々木 雅弘
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
no time
2'08.872
2'08.872--

【クラス別】

■ST-Xクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
131永井 宏明
小高 一斗
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'55.689
1'53.435
3'49.124--
21鳥羽 豊
平木 湧也
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'55.439
1'53.743
3'49.182 0.058 0.058
314鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'55.635
1'53.602
3'49.237 0.113 0.055
423DAISUKE
元嶋 佑弥
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'56.742
1'53.251
3'49.993 0.869 0.756
5202ポール・イップ
ホーピン・タン
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'57.297
1'53.553
3'50.850 1.726 0.857
681大八木 信行
坂口 夏月
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'58.327
1'52.909
3'51.236 2.112 0.386
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-Zクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
122北園 将太
千代 勝正
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'03.405
2'00.798
4'04.203--
252山崎 学
吉田 広樹
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'02.717
2'01.785
4'04.502 0.299 0.299
334加納 政樹
大草 りき
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'02.991
2'01.669
4'04.660 0.457 0.158
420田中 優暉
大木 一輝
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'03.372
2'01.479
4'04.851 0.648 0.191
526大塚 隆一郎
富田 竜一郎
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'03.217
2'01.886
4'05.103 0.900 0.252
619鈴木 建自
末廣 武士
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'04.006
2'01.255
4'05.261 1.058 0.158
7885HIRO HAYASHI
平中 克幸
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'04.189
2'01.398
4'05.587 1.384 0.326
875芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'03.905
2'02.520
4'06.425 2.222 0.838
921山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'05.148
2'02.167
4'07.315 3.112 0.890
10555池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'05.618
2'02.880
4'08.498 4.295 1.183
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-TCRクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
197遠藤 光博
中野 信治
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'03.181
2'02.127
4'05.308--
25坂井 一裕
藤井 正明
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.085
2'06.893
4'12.978 7.670 7.670
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-Qクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
1230平手 晃平
佐々木 大樹
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.495
2'00.483
4'00.978--
2271武藤 英紀
伊沢 拓也
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.346
2'08.571
4'16.91715.93915.939
328加藤 恵三
山下 健太
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'10.331
2'08.098
4'18.42917.451 1.512
461廣田 光一
山内 英輝
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'11.712
2'09.497
4'21.20920.231 2.780
555寺川 和紘
関 豊
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.302
2'11.385
4'22.68721.709 1.478
612阪口 良平
堤 優威
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'14.741
2'13.802
4'28.54327.565 5.856
-32MORIZO
佐々木 雅弘
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
no time
2'08.872
2'08.872--

■ST-1クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
12井田 太陽
加藤 寛規
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'59.990
1'58.573
3'58.563--
247星野 辰也
織戸 学
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
2'00.997
1'59.016
4'00.013 1.450 1.450
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-2クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
16冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.214
2'06.624
4'14.838--
2225一條 拳吾
荒川 麟
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'09.638
2'08.486
4'18.124 3.286 3.286
37藤井 芳樹
安斎 景介
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'09.465
2'08.755
4'18.220 3.382 0.096
413花里 祐弥
石坂 瑞基
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'10.171
2'08.666
4'18.837 3.999 0.617
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
5743石垣 博基
木立 純一
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'16.758
2'21.573
4'38.33123.49319.494

■ST-3クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
125山口 智英
松田 次生
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'08.225
2'06.294
4'14.519--
238尾崎 俊介
鶴賀 義幸
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.238
2'07.063
4'15.301 0.782 0.782
316鈴木 宏和
田中 徹
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'06.765
2'08.684
4'15.449 0.930 0.148
439眞田 拓海
伊藤 鷹志
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.564
2'07.740
4'16.304 1.785 0.855
515甲野 将哉
長島 正明
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.361
2'09.287
4'17.648 3.129 1.344
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

■ST-4クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2022/09/02) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Model
Team
Adriver
Bdriver
Total
Time
BehindGap
141水野 大
冨林 勇佑
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'14.688
2'12.613
4'27.301--
23坂 裕之
小河 諒
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'15.033
2'13.943
4'28.976 1.675 1.675
3884影山 正彦
国本 雄資
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'15.624
2'13.433
4'29.057 1.756 0.081
486矢吹 久
松井 孝允
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'16.992
2'12.459
4'29.451 2.150 0.394
560塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'15.345
2'14.642
4'29.987 2.686 0.536
666貫戸 幸星
猪股 京介
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'15.682
2'14.308
4'29.990 2.689 0.003
718浅野 武夫
伊藤 慎之典
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'16.436
2'14.617
4'31.053 3.752 1.063
8216ISHIKEN
川原 悠生
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.747
2'15.646
4'31.393 4.092 0.340
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

スーパー耐久

第5戦もてぎBドライバー公式予選結果

【総合】

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
181ST-X1坂口 夏月DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'52.909--153.075
223ST-X2元嶋 佑弥TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'53.251 0.342 0.342152.613
331ST-X3小高 一斗DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'53.435 0.526 0.184152.366
4202ST-X4ホーピン・タンKCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'53.553 0.644 0.118152.207
514ST-X5蒲生 尚弥中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'53.602 0.693 0.049152.142
61ST-X6平木 湧也HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'53.743 0.834 0.141151.953
72ST-11加藤 寛規シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'58.573 5.664 4.830145.763
847ST-12織戸 学D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
1'59.016 6.107 0.443145.221
9230ST-Q1佐々木 大樹Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.483 7.574 1.467143.453
1022ST-Z1千代 勝正Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'00.798 7.889 0.315143.079
1119ST-Z2末廣 武士BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'01.255 8.346 0.457142.539
12885ST-Z3平中 克幸シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'01.398 8.489 0.143142.371
1320ST-Z4大木 一輝ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'01.479 8.570 0.081142.276
1434ST-Z5大草 りきSUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'01.669 8.760 0.190142.054
1552ST-Z6吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'01.785 8.876 0.116141.919
1626ST-Z7富田 竜一郎raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'01.886 8.977 0.101141.801
1797ST-TCR1中野 信治Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'02.127 9.218 0.241141.522
1821ST-Z8ショーン・ウォーキンショーベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'02.167 9.258 0.040141.475
1975ST-Z9蘇武 喜和Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'02.520 9.611 0.353141.068
20555ST-Z10たしろ じゅんREVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'02.880 9.971 0.360140.654
2125ST-31松田 次生raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'06.29413.385 3.414136.852
226ST-21菊地 靖新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'06.62413.715 0.330136.495
235ST-TCR2藤井 正明AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.89313.984 0.269136.206
2438ST-32鶴賀 義幸 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'07.06314.154 0.170136.024
2539ST-33伊藤 鷹志エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'07.74014.831 0.677135.303
2628ST-Q2山下 健太ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'08.09815.189 0.358134.925
27225ST-22荒川 麟 KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'08.48615.577 0.388134.518
28271ST-Q3伊沢 拓也CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.57115.662 0.085134.428
2913ST-23石坂 瑞基ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'08.66615.757 0.095134.329
3016ST-34田中 徹岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.68415.775 0.018134.310
317ST-24安斎 景介新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.75515.846 0.071134.236
3232ST-Q4佐々木 雅弘ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
2'08.87215.963 0.117134.114
3315ST-35長島 正明岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'09.28716.378 0.415133.684
3461ST-Q5山内 英輝Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'09.49716.588 0.210133.467
3555ST-Q6関 豊MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.38518.476 1.888131.549
3686ST-41松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'12.45919.550 1.074130.483
3741ST-42冨林 勇佑エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'12.61319.704 0.154130.331
38884ST-43国本 雄資 シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'13.43320.524 0.820129.530
3912ST-Q7堤 優威MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'13.80220.893 0.369129.173
403ST-44小河 諒ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'13.94321.034 0.141129.037
4166ST-45猪股 京介odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'14.30821.399 0.365128.686
4218ST-46伊藤 慎之典WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'14.61721.708 0.309128.391
4360ST-47瀬戸 貴巨全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'14.64221.733 0.025128.367
44216ST-48川原 悠生HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.64622.737 1.004127.417
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-743ST-2-木立 純一Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'21.57328.664 5.927122.083

【クラス別】

■ST-Xクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-X class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
181坂口 夏月DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'52.909--153.075
223元嶋 佑弥TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'53.251 0.342 0.342152.613
331小高 一斗DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'53.435 0.526 0.184152.366
4202ホーピン・タンKCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'53.553 0.644 0.118152.207
514蒲生 尚弥中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'53.602 0.693 0.049152.142
61平木 湧也HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'53.743 0.834 0.141151.953
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Zクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Z class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
122千代 勝正Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'00.798--143.079
219末廣 武士BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'01.255 0.457 0.457142.539
3885平中 克幸シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'01.398 0.600 0.143142.371
420大木 一輝ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'01.479 0.681 0.081142.276
534大草 りきSUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'01.669 0.871 0.190142.054
652吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'01.785 0.987 0.116141.919
726富田 竜一郎raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'01.886 1.088 0.101141.801
821ショーン・ウォーキンショーベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'02.167 1.369 0.281141.475
975蘇武 喜和Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'02.520 1.722 0.353141.068
10555たしろ じゅんREVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'02.880 2.082 0.360140.654
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-TCRクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-TCR class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
197中野 信治Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'02.127--141.522
25藤井 正明AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.893 4.766 4.766136.206
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Qクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Q class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
1230佐々木 大樹Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.483--143.453
228山下 健太ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'08.098 7.615 7.615134.925
3271伊沢 拓也CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.571 8.088 0.473134.428
432佐々木 雅弘ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
2'08.872 8.389 0.301134.114
561山内 英輝Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'09.497 9.014 0.625133.467
655関 豊MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.38510.902 1.888131.549
712堤 優威MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'13.80213.319 2.417129.173

■ST-1クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-1 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
12加藤 寛規シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'58.573--145.763
247織戸 学D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
1'59.016 0.443 0.443145.221
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-2クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
16菊地 靖新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'06.624--136.495
2225荒川 麟 KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'08.486 1.862 1.862134.518
313石坂 瑞基ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'08.666 2.042 0.180134.329
47安斎 景介新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.755 2.131 0.089134.236
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-743木立 純一Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'21.57314.94912.818122.083

■ST-3クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-3 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
125松田 次生raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'06.294--136.852
238鶴賀 義幸 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'07.063 0.769 0.769136.024
339伊藤 鷹志エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'07.740 1.446 0.677135.303
416田中 徹岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.684 2.390 0.944134.310
515長島 正明岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'09.287 2.993 0.603133.684
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-4クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-4 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
186松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'12.459--130.483
241冨林 勇佑エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'12.613 0.154 0.154130.331
3884国本 雄資 シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'13.433 0.974 0.820129.530
43小河 諒ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'13.943 1.484 0.510129.037
566猪股 京介odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'14.308 1.849 0.365128.686
618伊藤 慎之典WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'14.617 2.158 0.309128.391
760瀬戸 貴巨全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'14.642 2.183 0.025128.367
8216川原 悠生HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.646 3.187 1.004127.417
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

第5戦もてぎAドライバー公式予選結果

【総合】

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
11ST-X1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'55.439--149.721
214ST-X2鵜飼 龍太中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'55.635 0.196 0.196149.467
331ST-X3永井 宏明DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'55.689 0.250 0.054149.397
423ST-X4DAISUKETKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'56.742 1.303 1.053148.050
5202ST-X5ポール・イップKCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'57.297 1.858 0.555147.349
681ST-X6大八木 信行DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'58.327 2.888 1.030146.066
72ST-11井田 太陽シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'59.990 4.551 1.663144.042
8230ST-Q1平手 晃平Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.495 5.056 0.505143.438
947ST-12星野 辰也D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
2'00.997 5.558 0.502142.843
1052ST-Z1山崎 学埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'02.717 7.278 1.720140.841
1134ST-Z2加納 政樹SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'02.991 7.552 0.274140.527
1297ST-TCR1遠藤 光博Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'03.181 7.742 0.190140.311
1326ST-Z3大塚 隆一郎raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'03.217 7.778 0.036140.270
1420ST-Z4田中 優暉ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'03.372 7.933 0.155140.093
1522ST-Z5北園 将太Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'03.405 7.966 0.033140.056
1675ST-Z6芳賀 邦⾏Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'03.905 8.466 0.500139.491
1719ST-Z7鈴木 建自BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'04.006 8.567 0.101139.377
18885ST-Z8HIRO HAYASHIシェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'04.189 8.750 0.183139.172
1921ST-Z9山脇 大輔ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'05.148 9.709 0.959138.105
20555ST-Z10池本 繁弘REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'05.61810.179 0.470137.589
215ST-TCR2坂井 一裕AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.08510.646 0.467137.079
2216ST-31鈴木 宏和岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'06.76511.326 0.680136.344
236ST-21冨桝 朋広新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.21412.775 1.449134.803
2425ST-32山口 智英raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'08.22512.786 0.011134.791
2538ST-33尾崎 俊介 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.23812.799 0.013134.778
26271ST-Q2武藤 英紀CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.34612.907 0.108134.664
2715ST-34甲野 将哉岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.36112.922 0.015134.649
2839ST-35眞田 拓海エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.56413.125 0.203134.436
297ST-22藤井 芳樹新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'09.46514.026 0.901133.500
30225ST-23一條 拳吾 KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'09.63814.199 0.173133.322
3113ST-24花里 祐弥ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'10.17114.732 0.533132.777
3228ST-Q3加藤 恵三ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'10.33114.892 0.160132.614
3355ST-Q4寺川 和紘MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.30215.863 0.971131.632
3461ST-Q5廣田 光一Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'11.71216.273 0.410131.223
3541ST-41水野 大エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'14.68819.249 2.976128.323
3612ST-Q6阪口 良平MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'14.74119.302 0.053128.273
373ST-42坂 裕之ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'15.03319.594 0.292127.995
3860ST-43塩谷 烈州全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'15.34519.906 0.312127.700
39884ST-44影山 正彦 シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'15.62420.185 0.279127.438
4066ST-45貫戸 幸星odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'15.68220.243 0.058127.383
41216ST-46ISHIKENHMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.74720.308 0.065127.322
4218ST-47浅野 武夫WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'16.43620.997 0.689126.679
43743ST-25石垣 博基Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'16.75821.319 0.322126.381
4486ST-48矢吹 久 TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'16.99221.553 0.234126.165
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-32ST-Q-MORIZOORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
no time---

【クラス別】

■ST-Xクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-X class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
11鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'55.439--149.721
214鵜飼 龍太中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'55.635 0.196 0.196149.467
331永井 宏明DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'55.689 0.250 0.054149.397
423DAISUKETKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'56.742 1.303 1.053148.050
5202ポール・イップKCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'57.297 1.858 0.555147.349
681大八木 信行DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'58.327 2.888 1.030146.066
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Zクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Z class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
152山崎 学埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'02.717--140.841
234加納 政樹SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'02.991 0.274 0.274140.527
326大塚 隆一郎raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'03.217 0.500 0.226140.270
420田中 優暉ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'03.372 0.655 0.155140.093
522北園 将太Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'03.405 0.688 0.033140.056
675芳賀 邦⾏Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'03.905 1.188 0.500139.491
719鈴木 建自BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'04.006 1.289 0.101139.377
8885HIRO HAYASHIシェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'04.189 1.472 0.183139.172
921山脇 大輔ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'05.148 2.431 0.959138.105
10555池本 繁弘REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'05.618 2.901 0.470137.589
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-TCRクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-TCR class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
197遠藤 光博Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'03.181--140.311
25坂井 一裕AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'06.085 2.904 2.904137.079
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-Qクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Q class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
1230平手 晃平Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'00.495--143.438
2271武藤 英紀CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'08.346 7.851 7.851134.664
328加藤 恵三ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'10.331 9.836 1.985132.614
455寺川 和紘MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'11.30210.807 0.971131.632
561廣田 光一Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'11.71211.217 0.410131.223
612阪口 良平MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'14.74114.246 3.029128.273
-32MORIZOORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
no time---

■ST-1クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-1 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
12井田 太陽シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'59.990--144.042
247星野 辰也D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
2'00.997 1.007 1.007142.843
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-2クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
16冨桝 朋広新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'08.214--134.803
27藤井 芳樹新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'09.465 1.251 1.251133.500
3225一條 拳吾 KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'09.638 1.424 0.173133.322
413花里 祐弥ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'10.171 1.957 0.533132.777
5743石垣 博基Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'16.758 8.544 6.587126.381
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-3クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-3 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
116鈴木 宏和岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'06.765--136.344
225山口 智英raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'08.225 1.460 1.460134.791
338尾崎 俊介 ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.238 1.473 0.013134.778
415甲野 将哉岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.361 1.596 0.123134.649
539眞田 拓海エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'08.564 1.799 0.203134.436
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■ST-4クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-4 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
141水野 大エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'14.688--128.323
23坂 裕之ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'15.033 0.345 0.345127.995
360塩谷 烈州全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'15.345 0.657 0.312127.700
4884影山 正彦 シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'15.624 0.936 0.279127.438
566貫戸 幸星odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'15.682 0.994 0.058127.383
6216ISHIKENHMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'15.747 1.059 0.065127.322
718浅野 武夫WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'16.436 1.748 0.689126.679
886矢吹 久 TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'16.992 2.304 0.556126.165
---- 以上基準タイム予選通過 ----

スーパー耐久

第5戦もてぎウォームアップ結果

【総合】

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
11ST-X1鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'54.270--151.252
223ST-X2DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'54.729 0.459 0.459150.647
3202ST-X3ポール・イップ
ホーピン・タン
マーチー・リー
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'55.275 1.005 0.546149.934
414ST-X4鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
平良 響
片岡 龍也
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'55.725 1.455 0.450149.351
531ST-X5永井 宏明
小高 一斗
嵯峨 宏紀
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'56.724 2.454 0.999148.072
681ST-X6大八木 信行
坂口 夏月
青木 孝行
藤波 清斗
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'58.897 4.627 2.173145.366
72ST-11井田 太陽
加藤 寛規
高橋 一穂
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'59.960 5.690 1.063144.078
847ST-12星野 辰也
織戸 学
浜 健二
ジェイク・パーソンズ
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
2'01.331 7.061 1.371142.450
9230ST-Q1平手 晃平
佐々木 大樹
高星 明誠
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'02.892 8.622 1.561140.641
10885ST-Z1HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'02.926 8.656 0.034140.602
1152ST-Z2山崎 学
吉田 広樹
服部 尚貴
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'03.073 8.803 0.147140.434
1222ST-Z3北園 将太
千代 勝正
山野 直也
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'03.403 9.133 0.330140.058
13555ST-Z4池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'03.498 9.228 0.095139.950
1434ST-Z5加納 政樹
大草 りき
安田 裕信
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'03.529 9.259 0.031139.915
1521ST-Z6山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
宮田 莉朋
阿野 雄紀
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'04.134 9.864 0.605139.233
1626ST-Z7大塚 隆一郎
富田 竜一郎
名取 鉄平
篠原 拓朗
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'04.153 9.883 0.019139.212
1775ST-Z8芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
岡原 達也
清瀧 雄二
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'04.250 9.980 0.097139.103
1819ST-Z9鈴木 建自
末廣 武士
福田 幸平
谷川 達也
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'04.63310.363 0.383138.676
1920ST-Z10田中 優暉
大木 一輝
石川 京侍
星野 一樹
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'04.95010.680 0.317138.324
2097ST-TCR1遠藤 光博
中野 信治
森山 冬星
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'05.60811.338 0.658137.600
2115ST-31甲野 将哉
長島 正明
冨田 自然
元嶋 成弥
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.18113.911 2.573134.837
2216ST-32鈴木 宏和
田中 徹
田中 哲也
小松 一臣
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.34714.077 0.166134.663
235ST-TCR2坂井 一裕
藤井 正明
辻本 始温
佐藤 蓮
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'08.89014.620 0.543134.097
2439ST-33眞田 拓海
伊藤 鷹志
岡田 衛
藤田 真哉
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'09.17914.909 0.289133.796
2525ST-34山口 智英
松田 次生
佐藤 公哉
藤原 大輝
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'09.31015.040 0.131133.660
2632ST-Q2MORIZO
佐々木 雅弘
石浦 宏明
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
2'09.47215.202 0.162133.493
276ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'09.65415.384 0.182133.306
2828ST-Q3加藤 恵三
山下 健太
大嶋 和也
豊田 大輔
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'10.04715.777 0.393132.903
29271ST-Q4武藤 英紀
伊沢 拓也
大津 弘樹
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'10.54816.278 0.501132.393
3061ST-Q5廣田 光一
山内 英輝
井口 卓人
伊藤 和広
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'10.55716.287 0.009132.385
31225ST-22一條 拳吾
荒川 麟
奥住 慈英
奥本 隼士
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'10.61516.345 0.058132.325
3238ST-35尾崎 俊介
鶴賀 義幸
石森 聖生
石塚 崇宣
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'11.17316.903 0.558131.762
337ST-23藤井 芳樹
安斎 景介
下垣 和也
吉岡 一成
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'11.29117.021 0.118131.643
3413ST-24花里 祐弥
石坂 瑞基
伊東 黎明
岡田 整
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'12.33418.064 1.043130.606
3555ST-Q6寺川 和紘
関 豊
井尻 薫
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'13.13818.868 0.804129.817
36884ST-41影山 正彦
国本 雄資
山田 真之亮
鶴田 哲平
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'14.40020.130 1.262128.598
3786ST-42矢吹 久
松井 孝允
河野 駿佑
坪井 翔
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'14.44520.175 0.045128.555
3841ST-43水野 大
冨林 勇佑
石井 宏尚
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'15.28221.012 0.837127.760
3912ST-Q7阪口 良平
堤 優威
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'15.59421.324 0.312127.466
403ST-44坂 裕之
小河 諒
菅波 冬悟
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'16.88322.613 1.289126.265
4160ST-45塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
山本 謙悟
ピストン・西沢
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'17.01322.743 0.130126.146
42743ST-25石垣 博基
木立 純一
柿沼 秀樹
小林 天翔
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'17.83323.563 0.820125.395
43216ST-46ISHIKEN
川原 悠生
妹尾 智充
奈良 敬志
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'17.94523.675 0.112125.293
4418ST-47浅野 武夫
伊藤 慎之典
普勝 崚
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'18.13523.865 0.190125.121
4566ST-48貫戸 幸星
猪股 京介
大野 尊久
霜野 誠友
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'18.52224.252 0.387124.772

【クラス別】

■ST-Xクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-X class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
11鳥羽 豊
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GTR GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
HELM MOTORSPORTS
1'54.270--151.252
223DAISUKE
元嶋 佑弥
中山 友貴
TKRI松永建設AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TKRI
1'54.729 0.459 0.459150.647
3202ポール・イップ
ホーピン・タン
マーチー・リー
KCMG NSX GT3
Honda NSX GT3
KCMG
1'55.275 1.005 0.546149.934
414鵜飼 龍太
蒲生 尚弥
平良 響
片岡 龍也
中升ROOKIE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
中升ROOKIE Racing
1'55.725 1.455 0.450149.351
531永井 宏明
小高 一斗
嵯峨 宏紀
DENSO LEXUS RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'56.724 2.454 0.999148.072
681大八木 信行
坂口 夏月
青木 孝行
藤波 清斗
DAISHIN GT-R GT3
NISSAN NISMO GTR GT3
GTNET MotorSports
1'58.897 4.627 2.173145.366

■ST-Zクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Z class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
1885HIRO HAYASHI
平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO
TOYOTA GR Supra GT4
SHADE RACING
2'02.926--140.602
252山崎 学
吉田 広樹
服部 尚貴
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
埼玉トヨペットGreen Brave
2'03.073 0.147 0.147140.434
322北園 将太
千代 勝正
山野 直也
Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CS
Porsche 718 Cayman GT4 RS CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2'03.403 0.477 0.330140.058
4555池本 繁弘
たしろ じゅん
REVISION AMG GT4
Mercedes AMG GT4
AUTO FACTORY
2'03.498 0.572 0.095139.950
534加納 政樹
大草 りき
安田 裕信
SUN'S TECHNO Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
TECHNO FIRST
2'03.529 0.603 0.031139.915
621山脇 大輔
ショーン・ウォーキンショー
宮田 莉朋
阿野 雄紀
ベンチャー投資のファンディーノAudi R8 LMS
Audi R8 LMS GT4
Audi Team Hitotsuyama
2'04.134 1.208 0.605139.233
726大塚 隆一郎
富田 竜一郎
名取 鉄平
篠原 拓朗
raffinee日産メカニックチャレンジZ GT4
NISSAN Z GT4
TEAM ZEROONE
2'04.153 1.227 0.019139.212
875芳賀 邦⾏
蘇武 喜和
岡原 達也
清瀧 雄二
Team Noah GR Supra GT4
TOYOTA GR Supra GT4
Team Noah
2'04.250 1.324 0.097139.103
919鈴木 建自
末廣 武士
福田 幸平
谷川 達也
BRP★SUNRISE-Blvd718 GT4 RS
Porsche 718 Cayman GT4 RS
Birth Racing Project【BRP】
2'04.633 1.707 0.383138.676
1020田中 優暉
大木 一輝
石川 京侍
星野 一樹
ナニワ電装TEAM IMPUL Z
NISSAN Z GT4
TEAM IMPUL
2'04.950 2.024 0.317138.324

■ST-TCRクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-TCR class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
197遠藤 光博
中野 信治
森山 冬星
Racer HFDP CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FL5
M&K Racing
2'05.608--137.600
25坂井 一裕
藤井 正明
辻本 始温
佐藤 蓮
AI' CIVIC
Honda CIVIC TYPE R FK8
AI' RACING
2'08.890 3.282 3.282134.097

■ST-Qクラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-Q class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
1230平手 晃平
佐々木 大樹
高星 明誠
Nissan Z Racing Concept
NISSAN RZ34
NISMO
2'02.892--140.641
232MORIZO
佐々木 雅弘
石浦 宏明
小倉 康宏
ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept
TOYOTA
ORC ROOKIE Racing
2'09.472 6.580 6.580133.493
328加藤 恵三
山下 健太
大嶋 和也
豊田 大輔
ORC ROOKIE GR86 CNF concept
TOYOTA GR86 CNF concept
ORC ROOKIE Racing
2'10.047 7.155 0.575132.903
4271武藤 英紀
伊沢 拓也
大津 弘樹
CIVIC TYPE R CNF-R
Honda CIVIC TYPE R FL5
Team HRC
2'10.548 7.656 0.501132.393
561廣田 光一
山内 英輝
井口 卓人
伊藤 和広
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
SUBARU BRZ
Team SDA Engineering
2'10.557 7.665 0.009132.385
655寺川 和紘
関 豊
井尻 薫
MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept
MAZDA 3
MAZDA SPIRIT RACING
2'13.13810.246 2.581129.817
712阪口 良平
堤 優威
前⽥ 育男
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept
MAZDA ROADSTER
MAZDA SPIRIT RACING
2'15.59412.702 2.456127.466

■ST-1クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-1 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
12井田 太陽
加藤 寛規
高橋 一穂
吉本 大樹
シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1'59.960--144.078
247星野 辰也
織戸 学
浜 健二
ジェイク・パーソンズ
D'station Vantage GT8R
Aston Martin Vantage GT8R
D'station Racing
2'01.331 1.371 1.371142.450

■ST-2クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
16冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'09.654--133.306
2225一條 拳吾
荒川 麟
奥住 慈英
奥本 隼士
KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KOBETOYOPET MOTOR SPORTS
2'10.615 0.961 0.961132.325
37藤井 芳樹
安斎 景介
下垣 和也
吉岡 一成
新菱オートDIXCELエボ10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2'11.291 1.637 0.676131.643
413花里 祐弥
石坂 瑞基
伊東 黎明
岡田 整
ENDLESS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
ENDLESS SPORTS
2'12.334 2.680 1.043130.606
5743石垣 博基
木立 純一
柿沼 秀樹
小林 天翔
Honda R&D Challenge FL5
Honda CIVIC TYPE R FL5
Honda R&D Challenge
2'17.833 8.179 5.499125.395

■ST-3クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-3 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
115甲野 将哉
長島 正明
冨田 自然
元嶋 成弥
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.181--134.837
216鈴木 宏和
田中 徹
田中 哲也
小松 一臣
岡部自動車フェアレディZ34
NISSAN Fairlady Z
OKABEJIDOSHA motorsport
2'08.347 0.166 0.166134.663
339眞田 拓海
伊藤 鷹志
岡田 衛
藤田 真哉
エアバスターWINMAX RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'09.179 0.998 0.832133.796
425山口 智英
松田 次生
佐藤 公哉
藤原 大輝
raffinee 日産メカニックチャレンジ Z
NISSAN Fairlady Z
TEAM ZEROONE
2'09.310 1.129 0.131133.660
538尾崎 俊介
鶴賀 義幸
石森 聖生
石塚 崇宣
ヒグチロジスティクスサービスRC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACYSPORTS with DELTA
2'11.173 2.992 1.863131.762

■ST-4クラス

もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2023/09/02) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2023 ENEOSスーパー耐久シリーズSupported by BRIDGESTONE Round 5 ST-4 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
1884影山 正彦
国本 雄資
山田 真之亮
鶴田 哲平
シェイドレーシングGR86
TOYOTA GR86
SHADE RACING
2'14.400--128.598
286矢吹 久
松井 孝允
河野 駿佑
坪井 翔
TOM'S SPIRIT GR86
TOYOTA GR86
TOM'S SPIRIT
2'14.445 0.045 0.045128.555
341水野 大
冨林 勇佑
石井 宏尚
エアバスターWINMAX GR86 EXEDY
TOYOTA GR86
TRACYSPORTS with DELTA
2'15.282 0.882 0.837127.760
43坂 裕之
小河 諒
菅波 冬悟
ENDLESS GR86
TOYOTA GR86
ENDLESS SPORTS
2'16.883 2.483 1.601126.265
560塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
山本 謙悟
ピストン・西沢
全薬工業G/MOTION' GR86
TOYOTA GR86
チーム ジーモーション
2'17.013 2.613 0.130126.146
6216ISHIKEN
川原 悠生
妹尾 智充
奈良 敬志
HMRスポーツカー専門店86
TOYOTA 86
HMR Racing
2'17.945 3.545 0.932125.293
718浅野 武夫
伊藤 慎之典
普勝 崚
WedsSport GR86
TOYOTA GR86
浅野レーシングサービス
2'18.135 3.735 0.190125.121
866貫戸 幸星
猪股 京介
大野 尊久
霜野 誠友
odula TONE MOTUL ROADSTER RF
MAZDA ROADSTER RF
OVER DRIVE
2'18.522 4.122 0.387124.772

SUPER GT

第5戦鈴鹿 根本悠生、今シーズンの最終レースで6位入賞(Borderless)

Yuki Nemoto
AUTOBACS SUPER GT
Rd5 Suzuka Race Report

■Introduction

 8/26(土)〜8/27(日)に根本が今年スポット参戦するオートバックス・スーパーGT 2023の第5戦が、三重県に位置する鈴鹿サーキットにて開催された。

 第4戦富士では様々なミスやトラブルに見舞われながらも、5位入賞を達成。表彰台のチャンスを惜しくも逃すが、LC500hの成熟を感じさせる一戦となった。

 今大会はシーズン4回目の450kmロングレースとなり、レギュラードライバーの嵯峨宏紀/小高一斗に加え根本を含めた3名で戦った。

■Qualify:10th

 現地時間26日15時38分、決勝のスターティンググリッドを決する公式予選が行われた。スーパーGTでは参戦台数が多いことからグループA・グループBに分けられた上で予選1回目、Q1を実施。それぞれのグループの各上位8台が、決勝のスターティンググリッドを決めるQ2へ進出しポールポジションを争うレギュレーションとなっている。前大会までは根本がQ1を担当していたが、今大会では嵯峨選手がQ1を担当。そしてQ2で小高選手を投入し、可能な限り上位のスタートポジションを獲得することを目標に戦った。それに向け練習走行も嵯峨選手を中心とした走行プログラムを実施。これまで長距離レースでは小高・根本という戦略を採っており、嵯峨選手の走行マイレージ不足を懸念したうえでの対策を行うこととなった。

 しかしこの練習走行終盤のGT300車両占有走行時にトラブルが発生。予選シミュレーションを兼ねたニュータイヤでのアタックに向けコースインした嵯峨選手だったが、直後の2コーナーで姿勢を乱しコースアウト。イン側のバリアへ接触しダメージを負ってしまった。この修復のため、その後のサーキットサファリを欠席。メカニックの迅速な修復作業が功を奏し、FCYテストの終盤に車両チェックのため再スタートを切ることができた。

 予選は前述のとおり嵯峨選手が担当。クラッシュの影響がないか改めて確認をするとともに、入念にタイヤをウォームアップ。8月下旬ということで猛烈な暑さの中、計測2周目よりアタックを開始。ところがアタック1周目の1コーナーで飛び出してしまう痛恨のミス。翌周には2分00秒901を記録するが、ヘアピンカーブでの走路外走行による当該ラップタイム不採用のペナルティを受けてしまい、最終的には4周目に記録した2分01秒949が採択され、Q1で10番手タイムとなり、惜しくもQ1敗退となってしまった。

■Race:6th

 決勝前に20分間行われたウォームアップ走行において、前半10分を嵯峨選手が、そして後半10分を根本が担当。根本はここで週末初めてLC500hのステアリングを握ることとなった。ここでは今大会用に持ち込んでいたブリヂストンのソフトタイヤを投入し、決勝で万が一ソフトタイヤを履くことになった際のデータ取りを行った。

 ウォームアップ走行の各セクタータイムやラップタイムをもとに、金曽監督が決勝の戦略を決定。スタートドライバーはウォームアップ走行より前に申告しなければならなかったことから小高選手となったが、この時点で後半スティントを根本が担当することが決定された。

 通常のスーパーGTレースよりも比較的遅めとなる14時45分、450kmで争われるスーパーGT第5戦がスタートした。予選日に引き続き路面温度50度超えという猛暑に見舞われた鈴鹿サーキット。aprはこういった状況下でも高いパフォーマンスを発揮するブリヂストンタイヤを最大限活用すべく、タイヤ交換を1度しか行わないロングスティント作戦を敢行。しかしレギュレーションでは『給油を伴うピットストップを最低2回行わなければならない』とされているため、レギュレーションで定められているピットイン可能な最小周回数である5周目終了時に、通称”スプラッシュ”と呼ばれる、給油のみを行うピットストップを実施した。給油時間の違いにより一時的に順位を落とす場面もあったが、小高選手の素晴らしい走りで難なく取り戻すことに成功。周回を重ねるごとに順位を上げていく。

 1回目のピット義務をクリアしたレース中盤、同じくスプラッシュ作戦を採る2号車MUTAに続く2番手を走行。金曽監督は事前に決めていた戦略通り36周目に小高選手をピットに呼び戻し、根本へと交代した。

 これまで慣れない新品タイヤでのアウトラップに比較的苦戦していた根本だったが、今大会は高い路面温度にも助けられ、自信をもって攻めきれた模様。ピットストップ前は12秒あったタイム差が、チームクルーによる素早いピット作業も功を奏し、5秒差まで縮めることに成功。そしてウォームアップ時に更にタイムを詰め、約2秒差まで追い詰めた。

 そして50周目、最終シケインで平良選手の真後ろにつくと、ストレートでアウト側にクルマを振り、そのまま1コーナーでアウトサイドからオーバーテイク。同じブリヂストンタイヤを履くライバルを攻略することに成功した。

 しかしこの戦いの最中に実施されていた2度のFCYによって順位が入れ替わることに。特に2回目のFCYの最中に素早くピットインをすることができた、18号車UPGARAGEと87号車Bamboo Airways Lamborghiniは大きく順位を上げ、31号車よりも前で隊列に復帰することに成功。先行を許してしまう。

 また2号車をオーバーテイクした根本だったが、ピットアウトしてきた61号車は攻略することができず。またレース終盤、異なる戦略で追い上げていた4号車グッドスマイル 初音ミク AMGに対して順位を守り切れなかった根本は、最終的に6位でチェッカーフラッグを受け、今季3度目となるポイント獲得に大きく貢献した。

根本コメント

 「これまでのロングレース3戦で沢山乗せて頂いたということもあり、今大会は基本的には嵯峨選手に乗っていただくという事前ミーティングでの内容もあったのですが、それでも週末に向けてしっかり準備を整えた上でサーキット入りしました。結果的に決勝で後半のロングスティントを任せて頂けることになり、チームのポイント獲得に貢献することができました」

 「今回の個人的な目標として、ウォームアップ時のラップタイム向上、そして安定したラップタイムを刻むことを設定していました。ウォームアップに関しては他のブリヂストンタイヤユーザーと比較しても遜色ないか、より速いタイムを刻むことができたので良かったです。またラップタイムに関しても、富士戦以上にまとまった良いタイムを刻むことができました」

 「しかしレース後半、夕方に入り気温・路面温度が急激に低下していったタイミングで、タイヤのグリップレベルに合わせた走りができたかと言われると、まだまだそこに伸びしろがあるなと思いますし、途中61号車や4号車とのバトルでは、クルマの思わぬ挙動に惑わされ順位を上げることができませんでした。とはいえ全体的には第3戦と比較しても高いレベルで走ることができたと思いますし、暑い中鈴鹿サーキットまでお越しくださったファンの皆様にも楽しんでいただけるような戦いができたのではないかなと思います」

 「今季450kmレースはまだオートポリス戦があります。しかし並行して参戦しているGTワールドチャレンジとスケジュールが被っているため、今季のスーパーGT参戦は今大会で終了となります。ここまで4戦、沢山走らせて頂いて、難しい状況でも信頼して送り出して経験を積ませてくれたaprの皆様に感謝致します。とはいえ、最終戦茂木では現場で精一杯チームのサポートをしたいなと思っております。スーパーGTファンの皆さんにまた茂木でお会いできるのを楽しみにしております」

来場者数公式発表(決勝日14:30時点)
8月26日(土)12,500人(晴)
8月27日(日)20,500人(晴)
大会総入場者数 33,000人
合同会社BORDERLESS

SUPER GT

第5戦鈴鹿優勝記者会見 大津弘樹「自分達がミスしないことに全集中して臨めたからこその結果だと思う」

GT500クラス優勝 16号車ARTA MUGEN NSX-GT(ARTA)

大津弘樹(ARTA)

 「スーパーGTに2018年に300クラスから参戦して、これまで2位3位はあったんですけど、勝つことができませんでした。昨年まで3年間500クラスに参戦して、ダンロップタイヤで伊沢選手とナカジマレーシングで走っていて2位はありましたが、なかなか上位に絡むレースができませんでした。今年チームを移籍して、序盤こそいろんなトラブルやペナルティで噛み合わないことが多かったんですけど、みんなの意識として、今回は自分達がミスしないことに全集中して臨めたからこその結果だと思いますし、全員がノーミスで走り切れたことは嬉しく思いますね」

 「スタート直後は(タイヤの)ウォームアップが悪いかなとは予想していました。熱が入ったら2番手の23号車に対してギャップを広げていけたので、調子は良かったですし、そのままの調子を維持していこうと思っていたところ、FCYが入るかも?というタイミングでもうセクター4に入っていたので、そのまま指示を受けてピットに入りました。絶妙のタイミングで入れましたし、後ろにもずいぶん大きなマージンを築けたんですけど、燃料を入れた時に充分に入っていなかったので、燃費走行で2周分以上稼がないとゴールできない状況でした。マージンもありましたし、ずっと燃費走行をしていて、貯金を切り崩しながら、残り14秒くらいまで縮まったところで福住選手に交代しました。自分のスティントとしてはできることはできたと思うので、それが結果につながって良かったです」

福住仁嶺(ARTA)

 「今回は大津さんと、チームみんなでいいクルマに仕上げることができました。昨日の予選が良くて一番前からスタートできたというのも勝因だったと思いますし、その後の大津さんの素晴らしい走りとチームワークで、僕が乗った頃でも15秒くらいのギャップが後ろにあったので、僕も落ち着いて走ることができました」

 「僕自身もちゃんと勝てたのは2年ぶりくらいで、今回はセーフティーカーが出なかったのも僕らに風が吹いていたと思うし、まずは16号車の皆さんと大津選手に初優勝おめでとうと言いたいです」

GT300クラス優勝 18号車UPGARAGE NSX GT3(TEAM UPGARAGE)

小林崇志(TEAM UPGARAGE)

 「昨日の予選は調子良かったんですけど、トラブルのためにQ2を走ることができず、16番手になってしまいました。昨日は僕自身も落ち込んで、先週のSFで小林可夢偉選手が『お腹いっぱい』って無線を飛ばしていたんですけど、本当に同じ気持ちで『もういいよ!』と。なんでこんな大事なところで、と思っていたんですけど、今日はチームが頑張ってリカバリーしてくれました。作戦的にもFCYのいいタイミングで入れましたし、そのピット中の作業で87号車をパスすることができました。今日は完璧な仕事をチームがしてくれたので、ほんと嬉しいですし、感謝しています」

 「僕のスティントは16番手スタートで、昨日出走していないためにニュータイヤでの走行になり、ペースがいいのは分かっていましたので、できるだけペースを上げて、前を抜いて、というのを心がけていました。長いレースということもあり、早いタイミングでピットに入るチームも多かったので、前は割とクリアでペース良く走れていました。ただ20周目くらいでタイヤに異常を感じたので、本当はもっと長く走る予定でしたが小出選手に代わることになりました。結果的には良かったのかなと思います。小出選手も最後までタイヤを持たせてゴールまで持ってきてくれたので良かったなと。ほんとにホッとしてるって感じですね、今は」

小出峻(TEAM UPGARAGE)

 「一言で言うと『しんどかった』それだけです。昨日の予選ではマシントラブルで走れなくて、後方からのスタートだったんですが、根拠はないんですけどなんとなく開幕戦のようなレースができるんじゃないかな、と思っていました。」

 「レース運びとしては小林さんが順位を上げて帰ってきてくれて、僕にバトンを渡してくれました。そこからロングのスティントが予想されたので、タイヤを持たせつつ走っていたところ、途中でFCYが入りました。130Rを立ち上がったところで、56号車が止まっているのが見えたので、もう絶対ピットに入ろうと思っていました。ちょうどいいタイミングでFCYが出て、ピット作業でチームがすごくいい仕事をしてくれたので、順位もトップまで上げることができました。そこからは松浦さんとの戦いでもあったし、自分との戦いでもあったので、しっかりタイヤを持たせてチェッカーまで運ぶと言う仕事をしっかり完遂することができて、僕もホッとしています」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第5戦鈴鹿決勝 ホンダNSXが両クラス制覇! GT500は16号車ARTA MUGEN NSX-GTが今季初優勝

GT500クラス優勝はARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)

GT300クラス優勝はUPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)

 2023オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT450kmレース」の決勝が8月27日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは16号車ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)、GT300クラスは18号車UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)が優勝、両クラスをホンダNSXが制するという結果となった。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日12,500人/決勝日20,500人/大会総入場者数31,000人)

 第5戦決勝は午後2時45分、三重県警の白バイ8台、パトカー3台の先導で始まった。周回数は77(447.139km)。スタート時の気温は31℃、路面温度は50℃だ。

GT500クラスのスタートシーン

 スタートでトップに立ったのはポールの大津弘樹(ARTA MUGEN NSX-GT)。ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)が2位で続く。3位は松下信治(Astemo NSX-GT)だ。

 16大津のリードは1周目0秒355、2周目には1秒624、3周目には2秒239とわずかながら着実に広がっていき、5周を終えた時点で3秒062となる。その頃にはGT500の上位陣が次々にGT300車両を周回遅れにし始める。

 ここでポイントリーダーの千代勝正(Niterra MOTUL Z)がわずか6周で最初の給油作業を行う作戦に出た。3号車はサクセスウェイトとリストリクター制限の影響からか予選が振るわず10番手スタートとなっており、これで上位進出を図る狙いだ。野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)も8周目に最初のピットイン。狙いは3号車と同じだろう。

 そして上位陣が11周目に入ったところでGT300クラスの片山義章(DOBOT Audi R8 LMS)の左リヤホイールが脱落するアクシデントが発生。6号車DOBOT Audi R8 LMSはS字でコースを飛び出し、グラベルに捕まった。

 これによりこの日最初のフルコースイエロー(FCY)が宣言されるが、ここでトップの16号車はピットレーンが閉鎖される寸前にピットに飛び込み、最初の給油作業を行った。この時6位を走っていた平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN Z)も同様に給油を行ったが、こちらはピットクローズ後の作業と判定され、60秒のペナルティストップを課せられて勝負権を失うことに。

 隊列が12周目に入ったところでFCYは解除となる。この時点の順位は23号車MOTUL AUTECH Zがトップで17号車Astemo NSX-GTが2位、以下64号車Modulo NSX-GT、38号車ZENT CERUMO GR Supra、1号車MARELLI IMPUL Zと続き、16号車は12位、3号車は14位、8号車は15位だ。

 15周目には立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が1コーナーで伊沢拓也(Modulo NSX-GT)を捉えて3位に浮上した。そしてここで7位を走っていた関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が最初の給油作業を行った。

 17周目には大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)も最初のピット作業を行う。

 トップに立った23号車は15周終わって3秒512、16周終わって3秒685と着実にリードを広げていたが、こちらも18周目にピット作業を行ったため、ここで17号車がトップに浮上、2位は38号車、3位64号車、4位1号車、5位が19号車WedsSport ADVAN GR Supraとなり、すでに最初の給油を終えた16号車が6位、23号車は9位。以下3号車、14号車、39号車、100号車STANLEY NSX-GT、37号車Deloitte TOM'S GR Supraと続き、8号車が最後尾の15位だ。

 トップの17号車は19周終了時点で2位の38号車に8秒570差をつけていたが、その後徐々に38号車との差が詰まり始め、25周目には5秒305となる。

 この間に16号車は21周目のヘアピンで国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)のインに飛び込んで5位に浮上していた。

 26周終わりで3位を走っていた64号車がピットイン。伊沢から太田格之進に交代する。これで1号車が3位に浮上したが、27周目には17号車、38号車、1号車の上位3台が同時にピットイン、そのままの順位でコースに戻っていく。38号車と1号車はここでドライバー交代を行い、スタートドライバーを務めた立川祐路は観客に手を振って鈴鹿でのラストランを終えた。

 これにより16号車が再びトップに。まだ給油を終えていない宮田莉朋(au TOM'S GR Supra)を挟んで23号車が3位となる。この時点での両者の差は40秒757。FCYの直前でピット作業を行った16号車の目論見は見事に的中している。

 以下、3号車が4位、20周目に14号車を抜いてきた39号車が5位だ。また17号車はアウトラップで100号車、14号車の先行を許し、8位となっている。

 36号車は29周目にピットに入り、23号車が2位に。16号車との差は38秒405と縮まっている。ここはタイヤの消耗度合いの差か。

 32周目には1コーナーで39号車の関口が3号車の千代を大外がら抜き去って3位に上がってきた。

 その後も3号車はペースが上がらず、35周目の西ストレートで14号車の大嶋と山本尚貴(STANLEY NSX-GT)に立て続けに抜かれ、シケインでは17号車、36周目の1コーナーでは笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)がイン、太田格之進(Modulo NSX-GT)がアウトから3号車を抜き去っていった。太田はここで笹原をも抜いて7位に浮上している。

 さらに36周目には石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)も3号車を抜いて9位に浮上している。

 その後も3号車の千代は38周目の130Rで平峰一貴(MARELLI IMPUL Z)にも抜かれ、39周目に2度目のピット作業を行って高星明誠に交代した。

 これを皮切りに、各チームが相次いで2度目の給油作業を行うことになる。

 41周目に38号車がピットイン。42周目に23号車と17号車がピットイン。ここで23号車は松田次生、17号車は塚越広大に交代。43周目に39号車がピットインして中山雄一に交代。そして44周目にはトップの16号車がピットインし福住仁嶺に交代した。このほか14号車、8号車、24号車もここでドライバーを交代した。

 45周目に100号車が2度目のピットイン。山本から牧野任祐に交代した。牧野にとっては今週末初めてのドライブだ。46周目に64号車と19がピットイン。48周目には37号車がピットイン。ここでジュリアーノ・アレジに交代した。

 そしてトップが50周目に入ったところでこの日2度目のFCYが宣言される。GT300クラスのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が45周目を走行中に西ストレートで右リヤホイールが脱落、これによりコントロールを失った56号車は130Rを飛び出してクラッシュしたためだ。

 51周目にFCYは解除となり、この周で1号車がピット作業を行った。

 54周目に36がピットイン。これでGT500は全車が給油義務を消化した。順位は16号車がトップ、23号車が2位で39号車が3位。以下17号車、38号車、14号車の順だ。

 57周目のシケインでは山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)が大外から38号車を捉えて5位に浮上。塚越広大(Astemo NSX-GT)も39号車を追い上げていたが、塚越は58周目のデグナーで勢い余って片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)を押し出してしまい、黒白旗を受けてしまう。ここですかさず前に出た山下は、すぐさま39号車のテールに食らいつく。

 59周終わって16号車は12.983のリード。23号車との差はかなり詰まってきた。

 61周目のヘアピンでは大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)がジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)のインをこじ開けて一時10位に浮上するも、この時の接触で右フロントタイヤにダメージを負ってしまう。この影響で8号車はスプーンカーブでコースを逸脱。さらに130R出口でも飛び出してしまう。これにより3度目のFCYが宣言されたが、大湯はスロー走行でなんとかピットに戻ってきたため、直ちに解除となったが、8号車はFCY中にタイヤ交換を行ったということで60秒のペナルティストップを課せられてしまった。

 63周目には、ここまで苦しい走りを強いられてきた坪井翔(au TOM'S GR Supra)が37号車を抜いて11位に。さらに阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)に迫っていく。

 結局、16号車ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)は23号車の猛追を受けながらも10秒045の大差のまま77周を逃げ切り、ARTAとNSXにとっての今季初、福住にとっては自身通算5勝目をものにした。大津にとってはこれがGT500初優勝だ。

 23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は2番目にチェッカーを受けたが、レース後の車検でスキッドブロックの厚みが規定を下回っていることが判明し、失格となってしまった。

GT500クラス決勝2位はZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)

GT500クラス決勝3位はENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)

 これにより39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)は2位、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)が3位という結果となった。

 ポイントリーダーの3号車Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は12位でノーポイントに終わったものの依然としてドライバーズランキングトップの49ポイント。36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)は10位で1ポイントを獲得して45ポイントとその差は4ポイントに詰まった。今回優勝の福住仁嶺/大津弘樹組が37ポイントで3位に浮上した。

GT300クラスのスタートシーン

 GT300は山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)がスタートからトップを快走、2位に新田守男(K-tunes RC F GT3)、3位に片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)とここまでは予選順位のままだったが、その後方では5周を過ぎたあたりから最初の給油義務を消化するチームが相次ぐ。

 5周目には50号車、5号車、7号車、2号車、360号車、6周目には65号車、31号車、52号車。7周目には20号車がピットインして上位進出を目論む。

 10周目にはFCYが宣言されたが、GT300ではこれに乗じるチームは現れなかった。

 11周目には4号車が96号車を捉えて2位に。13周目のNippoコーナーでは坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)が96号車のインにねじ込んで3位に、その後方では元嶋佑弥(JLOCランボルギーニGT3)がスプーンで吉本大樹(Syntium LMcorsa GR Supra GT)を捉えて5位に浮上してきた。

 96号車は15周目に88号車の先行を許す。さらに名取鉄平(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)も16周目の逆バンク立ち上がりでインから96号車を抜き去っていった。

 トップの61号車は16周目に最初のピットイン。2位の4号車は18周目にピットイン。これにより87号車がトップに浮上し、88号車が2位。以下56号車、18号車、10号車と続き、この時点で96号車は6位まで後退してしまった。61号車はこの時点で14位につけていた。

 20周目のスプーンではタイヤ交換をした61号車がタイヤを交換しなかった20号車をインから抜いて13位に。

 21周目に4位の18小林がピットイン。トップの87号車と3位の56号車は24周目、2位の88号車は25周目に最初のピット作業を行った。

 26周目には61号車が荒聖治(Studie BMW M4)をNippoコーナーでパス。これで5位まで挽回してきた。さらに32周目のシケインで50号車を抜いて3位に浮上すると、41周目には88号車をも捉えてトップに復帰し、そのままピットに飛び込み、2度目のピット作業を行って井口卓人に交代した。

 そして上位陣が45周目に入ったところで、それまで3位を走っていた56号車のアクシデントが発生する。ここですかさずピットに飛び込んだのがこの時点で4位と5位を走っていた87号車と18号車。直後にレースコントロールからはFCYが宣言され、この2台は大きなアドバンテージを得ることとなった。

 FCYが解除されると、トップを走行していた88号車と4号車は47周目にピットイン。

 これで松浦孝亮(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)に先んじてコースに戻った小出峻(UPGARAGE NSX GT3)がトップに浮上する。

 松浦は激しく小出を追い上げるが、小出は最後まで松浦に付け入る隙を与えず、18号車UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)が開幕戦岡山以来の今季2勝目を挙げた。

GT300クラス決勝2位はBamboo AirwaysランボルギーニGT3(松浦孝亮/坂口夏月)

GT300クラス決勝3位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 2位は87号車Bamboo AirwaysランボルギーニGT3(松浦孝亮/坂口夏月)、3位には3度目のFCYが解除されたタイミングですかさず88号車を捉えた61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が入った。

 次戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。9月17日決勝だ。

GT500クラスの表彰式

GT300クラスの表彰式

レース終了後の花火

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第5戦鈴鹿決勝結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
116福住 仁嶺
大津 弘樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS32772:32'27.491--
239関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS16772:32'51.86324.37224.372
314大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS42772:32'53.69126.200 1.828
417塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS42772:32'54.31626.825 0.625
51平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS36772:32'57.24929.758 2.933
638立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS26772:33'07.72240.23110.473
7100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS54772:33'10.47042.979 2.748
864伊沢 拓也
太田 格之進
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL32772:33'21.15053.65910.680
919国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH44772:33'36.1081'08.61714.958
1036坪井 翔
宮田 莉朋
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS88772:33'36.4431'08.952 0.335
1137笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS16772:33'36.8621'09.371 0.419
123千代 勝正
高星 明誠
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI98772:33'59.1041'31.61322.242
13*24佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH10762:32'59.1041Lap 1Lap
14*8野尻 智紀
大湯 都史樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS22692:21'03.0348Laps7Laps
---- 以上規定周回数(70%- 53 Laps)完走 ----
-*23松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI50-失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 16 大津弘樹(ARTA MUGEN NSX-GT) 1'50.044 (2/44) 189.97 km/h
  • CarNo. 24(平手晃平)は、SpR.付則-4.4.(FCY中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科した。
  • CarNo. 8(大湯都史樹)は、SpR.付則-4.4.(FCY中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科した。
  • CarNo. 23は、GT500車両規則3.22.4A(スキッドブロック規定)違反により、失格とした。

■GT300クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
118小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH60712:33'56.380--
287松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH12712:33'57.388 1.008 1.008
361井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL33712:33'59.110 2.730 1.722
488小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH24712:34'00.160 3.780 1.050
54谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH9712:34'03.884 7.504 3.724
631嵯峨 宏紀
小高 一斗
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS27712:34'11.36514.985 7.481
72堤 優威
平良 響
加藤 寛規
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS90712:34'16.10819.728 4.743
896新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL6702:32'34.6121Lap 1Lap
927岩澤 優吾
伊東 黎明
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH24702:32'35.8751Lap 1.263
1050イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
小山 美姫
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH702:32'46.3661Lap 10.491
119阪口 良平
リアン・ジャトン
川端 伸太朗
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH702:33'06.6571Lap 20.291
1260吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL21702:33'09.9831Lap 3.326
13*10安田 裕信
大草 りき
PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL39702:33'16.3341Lap 6.351
14360青木 孝行
田中 篤
大滝 拓也
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH702:33'28.0351Lap 11.701
1511富田 竜一郎
石川 京侍
塩津 佑介
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL78702:33'33.3841Lap 5.349
167荒 聖治
ブルーノ・スペングラー
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI100702:33'36.8971Lap 3.513
1730永井 宏明
織戸 学
上村 優太
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH6702:33'47.7401Lap 10.843
1820平中 克幸
清水 英志郎
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL3692:32'33.1442Laps1Lap
1948井田 太陽
眞田 拓海
甲野 将哉
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH692:33'55.2002Laps1'22.056
20*22和田 久
城内 政樹
加納 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH682:32'47.7073Laps1Lap
215冨林 勇佑
松井 孝允
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH541:59'21.39417Laps14Laps
---- 以上規定周回数(70%- 49 Laps)完走 ----
-*56ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
名取 鉄平
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH100441:34'04.09927Laps10Laps
-52吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS90281:01'08.56943Laps16Laps
-65蒲生 尚弥
篠原 拓朗
黒澤 治樹
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721636'15.85355Laps12Laps
-*6片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
神 晴也
DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH45919'05.43462Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 96 高木真一(K-tunes RC F GT3) 2'01.338 (21/47) 172.29 km/h
  • CarNo. 22(城内政樹)は、SpR.32-16.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 6は、SpR.25-6.(走行中のタイヤ脱落)により、罰金10万円を科す。
  • CarNo. 10(安田裕信)は、SpR.26-11(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 56は、 SpR.25-6.(走行中のタイヤ脱落)により、罰金10万円を科す。

SUPER GT

第5戦鈴鹿GTA定例会見 来シーズンを目処に消火専用車両の導入をGTAが示唆

 スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は8月27日、シリーズ第5戦が行われている三重県の鈴鹿サーキットで定例会見を行った。今回も会見には坂東正明代表が出席。第4戦富士での炎上事故に関連した代表質問に答えた。

 まず消火作業に対する各サーキットとGTAでの今後の対応について聞かれた坂東代表は、まずはコースサイドに設置されているファイヤーステーションの位置について、各種ミーティングを通じてドライバーに周知してもらい、可能な限りファイヤーステーションの近くで停車することや、アクシデントの際にキルスイッチをOFFにすることなどを徹底していくこと。それと並行して来季を目標にGTA独自に消火専用の車両を製作して、各サーキットへ持ち込むなどの対策に取り組んでいくと回答した。

 同時に今回発火した車両について、カーボンファイバーのパーツの中を排気管が通っており、先端部分の脱落により出火したことを指摘。同様の構造になっている他チームの車両も存在することから、排気管の溶接の仕方など、事故防止に向けた知見を車両制作をするメンテナンスガレージやエントラントの間で共有していく考えを明らかにした。

 また、会見の冒頭では7月、8月の猛暑の中でのレースについて、開催時刻を遅らせるために時間レースとすることや、開催時期そのものを見直すなどの対策を示唆している。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第5戦鈴鹿ポールポジション記者会見 大津弘樹「前回からようやく歯車が噛み合い、それが結果につながった」

GT500クラス 16号車ARTA MUGEN NSX-GT(ARTA)

大津弘樹(ARTA)

 「今シーズンチームを移籍して初めてこうした結果を得られたことを嬉しく思います。僕たちはポテンシャルを感じながらも結果を出せていなかったんですが、前回からようやく歯車が噛み合い始めたのを実感していて、それが結果につながったんだと思います」

 「僕のQ1は正直あまりうまく行かなくて、ギリギリ突破という感じでした。Q2に向けてセッティングなどを変えなければ、ということでチームと仁嶺選手と話し合いながら決めたことが福住選手のアタックにつながりました。彼のドライビングはとても素晴らしかった。F4の頃から切磋琢磨しながらここまできましたが、本当にドライビングが上手だなと。ポールを取ってくれると信じてましたし、それが形になって嬉しいです」

福住仁嶺(ARTA)

 「2年前に8号車で走っていた頃以来、2年ぐらいポールポジションを取っていませんでした。何度か取れそうな瞬間があった時に限って自分の些細なミスで取れなかったり、どうしても走りでまとめきれない部分がありました。今年から大津選手が加わり、チームの体制も大きく変わりましたが、とにかくポテンシャルがある中でなかなか結果が残せませんでした。4戦中3回もペナルティを食らっちゃってる状況で、みんな悔しい気持ちでいっぱいだったし、僕もいいところを見せたい気持ちがありました。今大津さんにも褒められてすごく嬉しいです。明日のレースも頑張ります」

GT300クラス 61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(R&D SPORT)

井口卓人(R&D SPORT)

 「ポールポジションを取れてすごく嬉しいです。午前中の練習走行から、山内選手が走り出しから後ろに大きな差をつけるぐらいの異常なラップタイムを出したので、かなり余裕があるように見えたかもしれませんが、決勝のロングランの想定との差もあり、逆にQ1への緊張感が増してしまいました。そんな中でもうまくまとめることができ、山内選手に繋ぐことができたので、ホッとしていると同時に、Q2でも山内選手がすごいタイムを出していたので、本当にこんな人と組めてありがたいなと思っています(笑)」

山内英輝(R&D SPORT)

 「記録を更新できたことを心から嬉しく思います。チームのみんなや井口選手、ダンロップタイヤさんの協力がなければできないことだと思いますし、心から感謝の気持ちでいっぱいです。昔チャンピオンを取ってからレースをできない期間が2年あって、そこからこのパッケージを手に入れました。苦い経験を乗り越えた中での記録なので、みんなの力と声援があったからこそだと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第5戦鈴鹿公式予選 公式練習トップの16号車ARTA MUGEN NSX-GTが今季初ポール

GT500クラスポールポジションはARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)

GT300クラスポールポジションはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 2023オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT450kmレース」の公式予選が8月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは16号車ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションを獲得した。

(天候:晴れ コース:ドライ)

 先に行われたFIA-F4第7戦でセーフティーカーが頻発したこともあり、第5戦の公式予選は当初予定より10分遅れの午後3時20分よりノックアウト方式で行われた。

予選Q1 GT500はトップ2台が同タイムの大接戦!

 GT500クラスの予選Q1は午後3時53分にコースオープン。気温は32℃、路面温度は48℃だ。

 まずは平峰一貴(MARELLI IMPUL Z)、塚越広大(Astemo NSX-GT)、宮田莉朋(au TOM'S GR Supra)、ジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)、石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)、関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)の6台が走行を開始。残り7分を切ったあたりから残りのチームも徐々にコースに出ていき、ガレージには千代勝正(Niterra MOTUL Z)、野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)、松田次生(MOTUL AUTECH Z)の3台が残るのみとなる。その野尻と松田も残り6分を切ったところでコースへ。千代は残り5分でようやくピットを離れた。

 そして残り1分を切ったあたりから熾烈なタイムアタック合戦が展開され、ウォームアップ2周から1分47秒176を記録した塚越がまずはトップに。石浦も1分47秒176とほぼ同タイムで2番手につける。

 しかしこれを松田が上回り、1分46秒509でトップに立つ。しかしトップ争いはここで終わらず、野尻が1分46秒399で23号車を上回ると、平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN Z)も1分46秒399と8号車と全く同じタイムを叩き出して2番手に続いた。

 結局順位は8号車、24号車、23号車、64号車、16号車、17号車、38号車、100号車の8台がQ2に進出。1号車、3号車、14号車、39号車、19号車、37号車そして36号車がここで予選を終えた。

 GT300クラスのグループAは午後3時20分にコースオープン、まず坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)が計測2周目に1分59秒020をマーク。これを井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分58秒975で上回ってトップに立った。小出峻(UPGARAGE NSX GT3)は1分59秒248で3番手につけ、元嶋佑弥(JLOCランボルギーニGT3)は1分59秒575で4番手、これを古谷悠河(ANEST IWATA Racing RC F GT3)が上回り、1分59秒437で4番手につける。

 さらに終了寸前に阪口良平(PACIFICぶいすぽっNAC AMG)が1分59秒052で3番手に飛び込んできた。

 これで順位は61がトップ、87号車が2番手、9号車が3番手となり、以下18号車、50号車、88号車、7号車そして96号車がQ2に進出した。

 グループBは午後3時38分に走行開始。グループA同様1周のウォームアップに続いてタイムアタックを行い、まずは谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)が1分59秒313を叩き出す。続いて冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)が1分59秒928で2番手に。名取鉄平(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)は1分59秒379で5号車を上回る。

 その直後、片山義章(DOBOT Audi R8 LMS)が1分58秒982を叩き出してトップに躍り出た。伊東黎明(Yogibo NSX GT3)も1分59秒548の好タイムをマークして4番手に食い込んだ。

 その結果順位は6号車をトップに4号車、56号車、27号車、60号車、2号車、5号車、65号車とここまでがQ2へ進出した。

予選Q2 福住仁嶺が通算4度目のポール獲得

GT500クラス予選2位はMOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

GT500クラス予選3位はAstemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)

 GT500クラスの予選Q2は午後4時31分にコースオープン。牧野任祐のドクターストップでQ2に出走できない100号車STANLEY NSX-GTを除く7台がポールポジションをかけて戦った。

 まずは伊沢拓也(Modulo NSX-GT)が残り7分30秒を切ったところでコースイン。これを合図に残り6台も続々とピットを離れ、残り5分30秒で大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)がコースインしたことで全車が走行を開始した。

 まずはロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)が1分46秒422。大湯は1分46秒577、伊沢は1分47秒212といずれもクインタレッリには及ばなかったが、その直後にアタックしていた福住仁嶺(ARTA MUGEN NSX-GT)が1分46秒385を叩き出し、一気にトップへ躍り出た。

 この結果、16号車ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が第5戦のポールポジションを獲得、2番手の23号車MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)とは僅か0.037秒差だ。

 そして3番手タイムを記録した大湯が走路外走行でタイム抹消となったため、3番手には松下が1分46秒659を記録した17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)が入った。

 佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)もまた大湯同様に走路外走行を取られたため、セカンドタイムの順位で24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)が6番手、8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)は7番手となっている。

 またスープラ勢で唯一Q2進出を果たした立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)は渾身のアタックで1分47秒253。最後の鈴鹿サーキットのレースを5番手からスタートすることになった。

 16号車のポール獲得は今季初。福住のポール獲得は通算4回目だ。

GT300クラス予選2位はK-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)

GT300クラス予選3位はグッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)

 GT300クラスの予選Q2は午後4時13分にコースオープン。まずは松浦孝亮(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)がウォームアップ1周から1分58秒697をマークしてトップに。篠原拓朗(LEON PYRAMID AMG)が1分59秒673で2番手につける。

 しかし山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)がこれを1秒以上上回る驚きのタイムを叩き出し、1分57秒608でトップに躍り出る。片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)も1分58秒652と松浦を上回った。高木真一(K-tunes RC F GT3)は1分58秒133と山内に次ぐタイムをマークした。

 さらにイゴール・オオムラ・フラガ(ANEST IWATA Racing RC F GT3)も終了直前に1分58秒834をマークして4番手に食い込んできた。

 この結果GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションを獲得。96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)が2番手、が96号車、3番手が4号車グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)となった。

 そしてポイントリーダーの7号車Studie BMW M4(荒聖治/ブルーノ・スペングラー)は14番手から明日の決勝に臨むこととなった。

 第5戦決勝は27日の午後2時45分より77周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第5戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/26) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
116福住 仁嶺ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS321'46.385--196.505
223ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI501'46.422 0.037 0.037196.437
317松下 信治Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS421'46.659 0.274 0.237196.000
464伊沢 拓也Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL321'47.212 0.827 0.553194.989
538立川 祐路ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS261'47.253 0.868 0.041194.915
6*24佐々木 大樹リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH101'54.094 7.709 6.841183.228
7*8大湯 都史樹ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'59.35212.967 5.258175.156
8100牧野 任祐STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS54d.n.s---

■GT300クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/26) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
161山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL331'57.608--177.753
296高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL61'58.133 0.525 0.525176.963
34片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH91'58.652 1.044 0.519176.189
487松浦 孝亮Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH121'58.697 1.089 0.045176.122
550イゴール・オオムラ・フラガANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'58.834 1.226 0.137175.919
660河野 駿佑Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL211'58.934 1.326 0.100175.771
788小暮 卓史JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH241'59.132 1.524 0.198175.479
827岩澤 優吾Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH241'59.292 1.684 0.160175.244
956ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラリアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1001'59.421 1.813 0.129175.055
10*6ロベルト・メルヒ・ムンタンDOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH451'59.613 2.005 0.192174.774
1165篠原 拓朗LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'59.673 2.065 0.060174.686
125松井 孝允マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'59.784 2.176 0.111174.524
137ブルーノ・スペングラーStudie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI1001'59.861 2.253 0.077174.412
14*2平良 響muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS901'59.893 2.285 0.032174.365
159リアン・ジャトンPACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH2'01.508 3.900 1.615172.048
1618小林 崇志UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH60d.n.s---
  • CarNo. 8, 24, 2, 6は、SpR.29-7.(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。

SUPER GT

第5戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/26) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
18野尻 智紀ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'46.399--196.479
224平手 晃平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH101'46.399 0.000 0.000196.479
323松田 次生MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI501'46.509 0.110 0.110196.276
464太田 格之進Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL321'47.009 0.610 0.500195.359
516大津 弘樹ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS321'47.017 0.618 0.008195.345
617塚越 広大Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS421'47.176 0.777 0.159195.055
738石浦 宏明ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS261'47.176 0.777 0.000195.055
8100山本 尚貴STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS541'47.277 0.878 0.101194.871
---- 以上Q2進出 ----
91平峰 一貴MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS361'47.666 1.267 0.389194.167
103千代 勝正Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI981'47.780 1.381 0.114193.962
1114大嶋 和也ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS421'47.831 1.432 0.051193.870
1239関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS161'47.839 1.440 0.008193.856
1319国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH441'47.840 1.441 0.001193.854
1437ジュリアーノ・アレジDeloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS161'48.114 1.715 0.274193.363
1536宮田 莉朋au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS881'48.274 1.875 0.160193.077

■GT300クラス(Aグループ)

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/26) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL331'58.975--175.711
287坂口 夏月Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH121'59.020 0.045 0.045175.644
39阪口 良平PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'59.052 0.077 0.032175.597
418小出 峻UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH601'59.248 0.273 0.196175.309
550古谷 悠河ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'59.437 0.462 0.189175.031
688元嶋 佑弥JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH241'59.575 0.600 0.138174.829
77荒 聖治Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI1001'59.662 0.687 0.087174.702
896新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL62'00.094 1.119 0.432174.074
---- 以上Q2進出 ----
910安田 裕信PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL392'00.308 1.333 0.214173.764
1020清水 英志郎シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL32'00.308 1.333 0.000173.764
1152吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS902'00.412 1.437 0.104173.614
12360大滝 拓也RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH2'00.471 1.496 0.059173.529
1311石川 京侍GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL782'01.122 2.147 0.651172.596

■GT300クラス(Bグループ)

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/26) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
16片山 義章DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH451'58.982--175.701
24谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH91'59.029 0.047 0.047175.631
356名取 鉄平リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1001'59.379 0.397 0.350175.116
427伊東 黎明Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH241'59.548 0.566 0.169174.869
560吉本 大樹Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL211'59.602 0.620 0.054174.790
6*2堤 優威muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS901'59.756 0.774 0.154174.565
75冨林 勇佑マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'59.928 0.946 0.172174.315
865蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS722'00.118 1.136 0.190174.039
---- 以上Q2進出 ----
930織戸 学apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH62'00.230 1.248 0.112173.877
10*31嵯峨 宏紀apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS272'01.700 2.718 1.470171.776
1122和田 久アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH2'01.949 2.967 0.249171.426
1248井田 太陽植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH2'03.265 4.283 1.316169.596
  • CarNo. 2, 20, 31は、SpR.29-7(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。

SUPER GT

第5戦鈴鹿公式練習 GT500クラスは16号車ARTA MUGEN NSX-GTがトップタイム

公式練習:GT500クラストップタイムはARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)

公式練習:GT300クラストップタイムはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 2003オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT450kmレース」の公式練習が8月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは16号車ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムを記録した。

 2023シーズンもいよいよ後半戦へ突入。チャンピオン争いはいよいよ熾烈になってきた。ところが今大会からGT300クラスは25号車HOPPY Schatz GR Supra GT (菅波冬悟/野中誠太)と244号車HACHI-ICHI GR Supra GT(佐藤公哉/三宅淳詞)がエントリーリストから姿を消している。これは第4戦富士での炎上事故を受けてのもの。いずれの車両も修復不能なほどに深刻なダメージを受けており、25号車の活動再開の目処は立っておらず、244号車は先日スーパーGTからの撤退をチームは表明している。

 また100号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)も、先週おこなわれたスーパーフォーミュラ第7戦決勝で発生したアクシデント影響から牧野任祐が公式予選日の走行を禁じられるという事態に陥っている。これは事故当日の医師の診断結果とSGTの脳震盪プロトコルを踏まえてチームが決定したもので、今日の公式練習と公式予選には山本尚貴のみが参加することとなった。

 そうした中、公式練習は前に行われたFIA-F4の公式予選でA組、B組の両方で赤旗中断があった影響から、公式練習は当初予定より5分遅れの午前9時20分より混走85分、専有走行は各クラス10分間で行われた。この日の天候は晴れ。路面はドライだ。

 まずは松下信治(Astemo NSX-GT)が4周目に1分49秒431、5周目には1分49秒388までタイムを縮めてトップに立ち、一旦ピットへ。これと入れ替わるように中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が5周目に1分48秒392を記録して17号車を上回る。佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)も5周目に1分48秒411で2番手につける。コースに復帰した松下も10周目に1分48秒687を記録して3番手。

 開始から30分あまりが経過したところで福住仁嶺(ARTA MUGEN NSX-GT)が11周目に1分48秒271を記録してトップに浮上する。続いて野尻智紀(ARTA MUGEN NSX-GT)も8周目に1分48秒601を記録し、17号車を上回って4位に上がってきた。

 開始から45分が経過したところで24号車の佐々木が1分48秒332を13周目に記録して再び2番手に。その後は大きな順位変動はなく、各車ピットイン、アウトを繰り返しながら粛々と決勝に向けた調整とデータ収集を行なって混走は終了した。 

 午前10時55分より行われた専有走行では、トップ3に変動はなかったものの、17塚越が1分48秒488までタイムを縮めて4番手。23クインタレッリも1分48秒609で6番手に上がってきた。

 ポイントリーダーの3号車Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は8番手、山本一人の走行となった100号車は10番手だ。

 また、この専有走行が行われた際、1号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)がスプーンカーブで自らコースを外れてストップしており、このあとの予選への影響が懸念される。

 一方、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が9周目に1分58秒796を記録してトップ、50号車ANEST IWATA Racing RC F GT3(イゴール・オオムラ・フラガ/古谷悠河/小山美姫)が4周目に1分59秒680を記録して2番手につける。3番手は14周目に1分59秒797を記録した27号車Yogibo NSX GT3(岩澤優吾/伊東黎明)だ。混走はこの順位のままで終了した。

 午前10時45分から10分間で行われた専有走行でも目立ったタイム変動はないまま走行は終了。トップは61号車、2番手50号車、3番手27番手という結果となった。

 ポイントリーダーの7号車Studie BMW M4(荒聖治/ブルーノ・スペングラー)は100kgのサクセスウェイトに苦しんだか、ベストタイム2分01秒190の19番手と苦しい滑り出しとなっている。

 第5戦の公式予選はこのあと午後3時10分よりノックアウト方式で行われる。

公式練習:GT500クラス2位はリアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)

公式練習:GT500クラス3位はDENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)

公式練習:GT300クラス2位はANEST IWATA Racing RC F GT3(イゴール・オオムラ・フラガ/古谷悠河/小山美姫)

公式練習:GT300クラス3位はYogibo NSX GT3(岩澤優吾/伊東黎明)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第5戦鈴鹿公式練習結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/26) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
116福住 仁嶺
大津 弘樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS321'48.271--193.082
224佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH101'48.332 0.061 0.061192.973
339関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS161'48.392 0.121 0.060192.867
417塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS421'48.488 0.217 0.096192.696
58野尻 智紀
大湯 都史樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'48.601 0.330 0.113192.495
623松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI501'48.609 0.338 0.008192.481
719国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH441'48.772 0.501 0.163192.193
83千代 勝正
高星 明誠
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI981'48.818 0.547 0.046192.112
914大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS421'48.839 0.568 0.021192.075
10100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS541'48.843 0.572 0.004192.067
111平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS361'48.897 0.626 0.054191.972
1264伊沢 拓也
太田 格之進
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL321'48.913 0.642 0.016191.944
1338立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS261'48.972 0.701 0.059191.840
1436坪井 翔
宮田 莉朋
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS881'48.998 0.727 0.026191.794
1537笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS161'49.049 0.778 0.051191.705

■GT300クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/26) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL331'58.796--175.976
250イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
小山 美姫
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'59.680 0.884 0.884174.676
327岩澤 優吾
伊東 黎明
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH241'59.797 1.001 0.117174.505
496新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL61'59.902 1.106 0.105174.352
518小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH602'00.035 1.239 0.133174.159
631嵯峨 宏紀
小高 一斗
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS272'00.123 1.327 0.088174.032
765蒲生 尚弥
篠原 拓朗
黒澤 治樹
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS722'00.296 1.500 0.173173.781
82堤 優威
平良 響
加藤 寛規
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS902'00.338 1.542 0.042173.721
987松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH122'00.493 1.697 0.155173.497
106片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
神 晴也
DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH452'00.514 1.718 0.021173.467
1160吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL212'00.555 1.759 0.041173.408
124谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH92'00.567 1.771 0.012173.391
139阪口 良平
リアン・ジャトン
川端 伸太朗
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH2'00.653 1.857 0.086173.267
1410安田 裕信
大草 りき
PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL392'00.664 1.868 0.011173.251
1588小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH242'00.826 2.030 0.162173.019
1656ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
名取 鉄平
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1002'00.924 2.128 0.098172.879
1752吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS902'00.924 2.128 0.000172.879
1830永井 宏明
織戸 学
上村 優太
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH62'01.122 2.326 0.198172.596
197荒 聖治
ブルーノ・スペングラー
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI1002'01.190 2.394 0.068172.499
2020平中 克幸
清水 英志郎
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL32'01.432 2.636 0.242172.156
21360青木 孝行
田中 篤
大滝 拓也
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH2'01.472 2.676 0.040172.099
2211富田 竜一郎
石川 京侍
塩津 佑介
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL782'02.142 3.346 0.670171.155
235冨林 勇佑
松井 孝允
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH2'02.968 4.172 0.826170.005
2448井田 太陽
眞田 拓海
甲野 将哉
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH2'03.492 4.696 0.524169.284
2522和田 久
城内 政樹
加納 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH2'04.023 5.227 0.531168.559

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦岡山決勝ドライバーコメント 優勝・田中風輝「ゴールしてから優勝を知った」

優勝 田中風輝(M2 engineering KK-SII)

優勝した田中風輝(M2 engineering KK-SII)

 「3番手からスタートしてうまく2位に上がりましたが、トップと離れてしまったので、優勝は無理だと思いました。トップの人がペナルティーで1位になったので結果としては、よかったのかと思います。ゴールしてから優勝を知りました。次もトップになる勢いで頑張ります」

2位 元山泰成(ECOTEH WORKS)

決勝2位の元山泰成(ECOTEH WORKS)

 「予選ではオーバー気味にセットを振って、決勝は暖かくなるのでセットを変えました。それがはまらなくてコンマ5くらいはタイムが落ちました。悔しいです。田中君は勢いがあるので上がってくると思っていました。バトルしても仕方ないので譲って、自分のペースで走りました」

3位 三浦柚貴(LAPSレヴレーシング)

決勝3位の三浦柚貴(LAPSレヴレーシング)

 「初レースだったのでいろんなことが不安でした。スタートもいけるかなと思いましたが、ホイールスピンしまくって普通に失敗しました。出遅れましたが、集団のなかに溶け込めて、細かいミスは多いですが大きなミスもななかったです。ペナルティーで3番手に上がれましたがそんなにうれしくないです。16歳です。カートのレースには出ていなくてシミュレーターをしていました。シミュレーターの大会ではラリークロスでワールドレコードを更新しました」

4位 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 「グリッドでブレーキを離して待とうと思ったらそのまま流れてしまいました。クルマも僕自身もコースには合っていました。夏の路面とラバーが乗った感じは大丈夫です。あしたは3番手スタートなので集中していきます」

5位 髙口大将(レヴレーシングKK-SII)

 「1台を抜く時間を短くしようと思って臨んでいました。スタートもポジションキープできたのでよかったです。5台くらいは抜いていますが、1周かかったということもなく、自信を持って乗れていたので、ずばずば行けていました。あしたは2番スタートですが、ユーズドタイヤなので、スタートを無難に決めて、序盤でスピードを作って後半耐えきれるかの勝負になると思います」

6位 板倉慎哉(AMORE TOKYO Fレーシング)

 「5位で走っていたら髙口君が来たので、抜かれても6位だなと思いました。あそこでやりあわずに普通に行かせました。後ろはそこから離れていきました。あしたはポールですが、ペースが違うので死守はできませんが、できるだけ前でゴールできるように頑張ります」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦岡山決勝 田中風輝が鈴鹿に続いて2連勝 2位には元山泰成が、3位には初参戦のシムレーサー三浦柚貴が入る

優勝は田中風輝(M2 engineering KK-SII)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズは19日、岡山国際サーキットで決勝を行い、12周を回って田中風輝(M2 engineering KK-SII)が優勝した。

 決勝は太陽が高く昇り雲が掃けた酷暑のなか、午前11時35分にフォーメーションラップが始まった。

決勝がスタートした

 ポールポジションの白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)は蹴り出しは鈍かったものの1コーナーまでに予選2位の元山泰成(ECOTEH WORKS)を抑えてトップを堅守。2位は元山、3位には予選順位どおりに田中風輝(M2 engineering KK-SII)が続く。4位には予選5位から三浦柚貴(LAPSレヴレーシング)が、6位には予選6位から小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が、6位には予選7位から板倉慎哉(AMORE TOKYO Fレーシング)が続く。

 トップ白崎が2周目に入ったとき、なんと白崎にジャンプスタートで10秒のタイムペナルティーが科された。スタート前のレッドシグナル中にマシンが動いたのが原因だ。ピットから掲示された10秒のボードを見た白崎は、自覚があったとのことで、このペナルティーを知ることなる。

 ここから白崎は2位以下を突き放しにかかる。4周目にはその差を3秒2まで広げた。5周目には、3位を走る田中がヘアピンで2位の元山を捉え2位に浮上。元山も田中とのスピード差があり無理をせずに3位に順位を落とす。

 5周目には前を走る小川を捉えた板倉が5位に浮上。しかし、8周目には予選12位から猛然と追い上げて来た髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)が、板倉の背後に迫る。第6戦が6位までのリバースグリッドとなるため、板倉は無理をせず、髙口を前に出し6位に順位を戻す。

 レースはこのまま12周を走って終了。トップでゴールをしたのは白崎だったが10秒ペナルティーだったため4位まで後退。今シーズンからジャンプスタートがドライビングスルーペナルティーからタイムペナルティー10秒になったことにすくわれた。

 優勝は2位に入った田中で鈴鹿に続き連勝。2位には3位でゴールした元山が入った。

 3位に入った三浦はシミュレーター出身の16歳。デビューレースで表彰台に登った。

 4位には白崎、5位には髙口、6位には板倉が入った。

 第6戦は明日20日、午前8時45分より12周で行われる。6位までのリバースグリッドのため板倉がポールからスタートすることとなる。序盤から順位の入れ替わる白熱したレースになりそうだ。

決勝2位は元山泰成(ECOTEH WORKS)

決勝3位は三浦柚貴(LAPSレヴレーシング)

決勝4位は白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

決勝5位は髙口大将(レヴレーシングKK-SII)

決勝6位は板倉慎哉(AMORE TOKYO Fレーシング)

優勝した田中風輝(M2 engineering KK-SII)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦岡山決勝結果

Fanatec GT World Challenge Asia -RIJ- (2023/08/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
12田中 風輝M2 engineering KK-SII
MYST KK-S2
1219'53.469--
21元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1219'57.021 3.552 3.552
36三浦 柚貴LAPSレヴレーシング
MYST KK-S2
1219'57.327 3.858 0.306
4*91白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
1219'57.995 4.526 0.668
57髙口 大将レヴレーシングKK-SII
MYST KK-S2
1220'01.356 7.887 3.361
655板倉 慎哉AMORE TOKYO Fレーシング
MYST KK-S2
1220'02.563 9.094 1.207
756堂園 鷲Kデンタルオフィス☆ミスト
MYST KK-S2
1220'03.56310.094 1.000
823宇高 希テイクファーストSAKURA
TOKYO R&D RD10V
1220'04.35410.885 0.791
912小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
1220'05.41011.941 1.056
100池野 雄人LAPS
MYST KK-S2
1220'05.82612.357 0.416
1117百瀬 翔Rn-sports制動屋&KMR
MYST KK-S2
1220'06.08112.612 0.255
1257吉田 宣弘EXTREEME☆MYST☆KK-SII
MYST KK-S2
1220'07.68714.218 1.606
1381妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1220'09.48816.019 1.801
1447山根 一人HKR TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1220'11.39217.923 1.904
1522中川 賢太ギディアップKKS2セキグチ
MYST KK-S2
1220'11.78418.315 0.392
1615梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-SII
MYST KK-S2
1220'17.91024.441 6.126
1721太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1220'18.51925.050 0.609
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laos)完走 ----
-11村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
0 -12Laps12Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 91 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース) 1'38.237 (11/12) 135.700 km/h
  • CarNo. 91は、2023 OKAYAMAチャレンジカップレース特別規則第9章第31条3.⑥(反則スタート)により、決勝結果に10秒を加算する。

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦岡山公式予選ドライバーコメント PP・白崎稜「タイム差が縮まっている」

ポールポジション 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

ポールポジションの白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 「タイム差が縮まってるんでなんとかしないといけないです。後ろでスリップにつかれていましたが、見ずに集中してタイムを出せればいいかなと思っていました。昨日、おとといと雨だったのでドライのテストがあんまりできていないんです。決勝は、情報が少ないなかで決勝を戦っていくのでなんとかしないと。駆け引きで離せたらいいですね」

2位 元山泰成(ECOTEH WORKS)

予選2位の元山泰成(ECOTEH WORKS)

 「イン側スタートなので、僕的にはいいかなと思います。クルマはリアが出てたので、それが抑えられていたら、もっとタイムはいけるかなという余裕はありました。前回はスタートをミスして、それが痛かったので今回は落ち着いて、スタートをし、あしたもレースがあるので、クルマを壊さないようにゴールしたいです」

3位 田中風輝(M2 engineering KK-SII)

予選3位の田中風輝(M2 engineering KK-SII)

 「木金の練習はドライで走ることができなくて、予選はぶっつけでドライだったので、正直タイムが出るかどうかわかりませんでした。3位以内なので優勝は狙えると思います。自分の出せる全力で戦います。スタートを決めて前に出られれば接戦になると思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦岡山公式予選 白崎稜がポールポジション、2位に元山泰成が、3位に田中風輝がつける

ポールポジションは白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第5戦は19日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前8時より行われた。岡山県には熱中症警戒アラートが発表されているが、早朝より雲が広がったためこの時期にしては比較的過ごしやすい。18台が参加してセッションがスタートした。

 予選は15分間で行われる予定だったが、開始早々5分を経過したあたりで、3周目を走行していた初参戦の堂園鷲(Kデンタルオフィス☆ミスト)がアトウッドのコース上で停止したため、マシン排除のため赤旗が提示された。

 予選は8時11分より7分間で再開された。6周目には白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)が1分38秒567でトップに立ち、2位には村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)が38秒590で、3位には元山泰成(ECOTEH WORKS)が38秒790で3位につける。

 7周目には元山が1分38秒418をたたき出し、一気にトップに浮上。白崎は38秒438までタイムアップしたものの2位に後退した。

 8周目には1分38秒298までタイムを縮めた白崎がトップを奪い返す。元山はタイムを更新できず、2位に後退した。3位にはここまで後方に沈んでいた田中風輝(M2 engineering KK-SII)がタイムアップして滑り込んで来た。

 予選はこのまま終了。ポールポジションは白崎、2位に元山、3位に田中が入った。4位には村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)が、初参戦の三浦柚貴(LAPSレヴレーシング)が健闘して5位に入り、6位には小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が続いた。

 決勝レースは午前11時35分より12周で行われる。

予選2位は元山泰成(ECOTEH WORKS)

予選3位は田中風輝(M2 engineering KK-SII)

予選4位は村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

予選5位は三浦柚貴(LAPSレヴレーシング)

予選6位は小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第5戦岡山公式予選結果

Fanatec GT World Challenge Asia -RIJ- (2023/08/19) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
191白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
1'38.298--135.616
21元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1'38.418 0.120 0.120135.451
32田中 風輝M2 engineering KK-SII
MYST KK-S2
1'38.429 0.131 0.011135.436
411村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
1'38.590 0.292 0.161135.215
56三浦 柚貴LAPSレヴレーシング
MYST KK-S2
1'38.727 0.429 0.137135.027
612小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
1'38.780 0.482 0.053134.954
755板倉 慎哉AMORE TOKYO Fレーシング
MYST KK-S2
1'38.940 0.642 0.160134.736
817百瀬 翔Rn-sports制動屋&KMR
MYST KK-S2
1'39.098 0.800 0.158134.521
923宇高 希テイクファーストSAKURA
TOKYO R&D RD10V
1'39.176 0.878 0.078134.416
100池野 雄人LAPS
MYST KK-S2
1'39.240 0.942 0.064134.329
1157吉田 宣弘EXTREEME☆MYST☆KK-SII
MYST KK-S2
1'39.288 0.990 0.048134.264
127髙口 大将レヴレーシングKK-SII
MYST KK-S2
1'39.362 1.064 0.074134.164
1381妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1'39.414 1.116 0.052134.094
1447山根 一人HKR TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1'39.689 1.391 0.275133.724
1522中川 賢太ギディアップKKS2セキグチ
MYST KK-S2
1'39.917 1.619 0.228133.419
1615梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-SII
MYST KK-S2
1'40.588 2.290 0.671132.529
1721太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1'40.607 2.309 0.019132.504
1856堂園 鷲Kデンタルオフィス☆ミスト
MYST KK-S2
1'40.840 2.542 0.233132.198
---- 以上基準タイム(130% - 2'07.897)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝上位3人のコメント 小林利徠斗「何回抜かれても焦ることなく、自分に自信を持って走れたことが大きかった」

第5戦優勝 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「すごく大変でした(笑)結構熱くはやりましたけど、ギリギリの1ラインを残すとか、スレスレのバトルをしながらでも一番クリーンに速く走るとか、そういうところを心がけて最後まで走ることができました。そういうところは良かったと思うし、何回抜かれても焦ることなく、自分に自信を持って走れたことが大きかったですね」

 「スリップストリームを使って抜かれたってことは、自分にも抜くチャンスがあるってことなので、何度も気持ちを切り替えて最善を尽くすことができました」

 「(中盤の中村選手とのバトルについて)毎周このラインとこの飛び込み方で行ったらどうだ、というのを変えながら走っていました。クルマの限界もあるので、一瞬でも無理すると飛んでっちゃいますから、自分の中の引き出しを一つ一つ冷静に試すことができました。かなりギリギリでしたが、僕があの中で一番速いだろうという自信はありますが、他人のペースがどうかというのはわからないので、なるべく早めに仕掛けたいとは思っていました」

 「明日はタイヤがさらに減っていくでしょうし、僕が勝ったことで相手も対策を練ってくるでしょうから、より厳しい戦いになるだろうと思います。でもあくまでも僕のやることは予選をわざわざ単独で走ったことも含めて、自分の走りに集中することかなと思っているので、それを信じて頑張りたいと思います」

第5戦決勝2位 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「最後まで仕掛けられそうになかったです。スリップを使ってなんとか離されずには行けましたが、小林選手は最終コーナー出口のトラクションやセクター3が速かったので、チャンスはありませんでした」

 「2位にはなりましたが、クルマは明日に向けていい方向になったので、次のレースもポールからスタートできますし、優勝目指して頑張ります」

 「スタート直後は確かにロックさせてしまいましたが、すぐに切り替えて走ることができました。(そこから先の小林選手とのトップ争いは)バトルでは負けたくないんで、ちょっと強引かと思いましたが、行きました。小林選手も中村選手もクリーンな選手なので、お互いを尊重しながら戦えました」

第5戦決勝3位 中村仁(TGR-DC Racing School)

「序盤から中盤まで勝てるかな?と思いつつ、ペースが足りなかったので『早く終われ』と思いながら走っていました。でもやっぱりちょっと厳しかったですね」

 「調子は悪くないんですけど、単独のペースになると(ライバルに)負けちゃってるところがあるんで、ストレートで追いつかれて、並びかけられて、っていう繰り返しになりました。バトルはすごく自信があったんですけど、その自信にペースが追いついてなくて厳しかったです。決勝ペースが良くないのは分かっていたので、スタートで前に出て、後ろでガチャガチャやらせている間に逃げ切ろう、という作戦でしたが、あまりうまく行きませんでした」

 「このレースは激しかったので、明日はもう少しクレバーなレースをしたいです。そうすれば後半にチャンスは生まれてくると思うので。前半のチャンスじゃなくて後半のチャンスを取りに行きたいです」

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝 息詰まる接戦を制し、小林利徠斗が今季2勝目を挙げる

優勝は小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)

 2023FIA-F4選手権シリーズ第5戦の決勝が8月5日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)が激しいバトルの末、今季2勝目をものにした。

(天候:晴れ コース:ドライ)

決勝がスタートした

 第5戦決勝は午後2時15分にフォーメーション開始。14周の熱い戦いが始まった。

 ポールポジションの野村勇斗(HFDP RACING TEAM)は最初の1コーナーでホイールをロックアップさせてしまい、アウトに膨らんだ隙に予選2番手の小林にインに飛び込まれてしまう。しかし野村は一歩も引かず、両者は並走のまま2オーナー、コカコーラコーナーに飛び込んでいく。結局野村は100Rで小林を押さえ込んでトップを死守。続くヘアピンでは予選4番手の中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が小林のインをついて2位に浮上してきた。その後方では森山冬星(HFDP RACING TEAM)が三井優介(HFDP RACING TEAM)を捉えて4位に。

 しかしその後方では平安山良馬(ATEAM Buzz Racing)と三島優輝(BJ Racing F110)の2台がヘアピンで接触、揃ってコースサイドにストップしたため、2周目から早くもセーフティーカーが導入される。

 車両回収ののち、セーフティーカーは3周終わりでピットイン。4周目からレースは再開となる。

 すかさずアウトから野村に並びかけようとする中村、懸命に押さえ込もうとする野村だったが、コカコーラコーナーで中村がトップに浮上する。すかさず小林も野村を攻略し、2位に。すぐさまスリップストリームを使ってトップの中村に攻めかかる小林だったが、中村もインをガッチリ固めて簡単にはポジションを明け渡さない。野村も2台の背後にピッタリついて隙を窺っている。

 レースが動いたのは7周目だった。それまで1コーナーでアウトから並びかけ、クロスラインを取って中村を抜こうとしていた小林が、ここでアウトアウトのラインをとって並走状態に持ち込んできた。そして遂にコカコーラコーナー手前で中村を捉え、トップに浮上した。

 続く100Rで野村も中村を捉えて2位に。すかさずヘアピンで小林のインをついてトップを奪い返した野村だったが、小林もダンロップコーナーで野村を抜き返して再びトップに。後ろからは森山もトップ3台に迫ってきた。

 一時は荒川麟(Dr. Dry F110)の先行をも許して6位まで後退した三井も荒川を抜き返して森山に迫り、9周目には一旦森山の前に出るが、森山もすかさず抜き返し、10周目は森山4位、三井5位で戻ってきた。後ろには荒川に加えて奥住慈英(HELM MOTORSPORTS F110)も接近して一瞬の隙も見せられない状況だ。

 この間にトップ3台は少しずつ4位以下を引き離し始めるが、それでも11周を消化してなお小林のリードは0秒682に留まる。野村と中村の差も0秒779と何があってもおかしくない状況だ。

 そして13周目。ダンロップコーナーの進入で森山が僅かに姿勢を乱したのを見逃さず、三井が4位を奪い返した。

 結局トップの小林利徠斗は僅差ながらも後続に付け入る隙を与えず、そのままトップで14周を走り切り、開幕戦富士以来の今季2勝目をものにした。2位は野村勇斗、3位は中村仁だった。

 第6戦決勝は明日の朝8時より、同じく14周で行われる。

決勝2位は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

決勝3位は中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝結果

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
136小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1427'40.100--
26野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1427'40.665 0.565 0.565
335中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1427'40.961 0.861 0.296
45三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1427'45.244 5.144 4.283
57森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1427'46.234 6.134 0.990
661奥住 慈英HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1427'47.055 6.955 0.821
788荒川 麟Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1427'47.956 7.856 0.901
845大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1427'48.615 8.515 0.659
962佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1427'48.867 8.767 0.252
1081卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1427'49.424 9.324 0.557
1138奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1427'49.643 9.543 0.219
1222藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1427'51.75311.653 2.110
1377小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1427'52.49512.395 0.742
1415渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1427'53.74313.643 1.248
1512洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1427'54.07713.977 0.334
1680野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1427'54.96014.860 0.883
1749居附 明利RSイディアイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1427'55.57215.472 0.612
1816西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1427'56.69716.597 1.125
1987下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1428'02.56022.460 5.863
2014田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
1428'03.04022.940 0.480
2146徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1428'03.25723.157 0.217
2234清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1428'03.61323.513 0.356
2341井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1428'04.46324.363 0.850
2428中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1428'04.47924.379 0.016
2544IC1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1428'05.05424.954 0.575
262IC2仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1428'08.55628.456 3.502
2796IC3齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1428'11.51831.418 2.962
2813IC4藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1428'16.35636.256 4.838
2910IC5植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1428'17.54637.446 1.190
3055IC6KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1428'19.60239.502 2.056
3197IC7坂 裕之のりものクラブBJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1428'23.49943.399 3.897
3278小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1428'26.55646.456 3.057
3321IC8小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1428'36.58256.48210.026
348半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
1428'38.11258.012 1.530
3518IC9塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1428'40.7141'00.614 2.602
3671IC10大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1428'40.9031'00.803 0.189
3723IC11YUGOS2R Racing
N-SPEED
1428'56.5331'16.43315.630
3811IC12中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1428'59.1161'19.016 2.583
3926IC13山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1224'39.9622Laps2Laps
4086IC14大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1225'17.6342Laps37.672
---- 以上規定周回数(90% - 12 Lpas)完走 ----
-63IC-鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1021'54.9264Laps2Laps
-*37佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
919'38.6845Laps1Lap
-48堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
721'57.8987Laps2Laps
-31平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
0-14Laps7Laps
-98三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
0-14Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 12 洞地遼⼤(HIROTEX AKILAND F110) 1'46.901 (10/14) 153.664 km/h
  • CarNo. 37は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為+コースアウト)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦、第6戦富士予選上位3人のコメント 野村勇斗「決勝がどうなるかわからないが、全力で戦い、優勝を狙っていく」

第5戦、第6戦ポールポジション 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「新品の時のタイヤの感触は練習から良かったので、ミスしないことを意識して走りました。残り10分を切ったあたりで赤旗になってしまい、それまでタイムを出していなかった僕は緊張しましたが、再開後はうまく1周をまとめられて良かったです」

 「これからアタックしようと思って最終コーナーを立ち上がったところで赤旗が出たので、タイヤの心配はありませんでした。ここのサーキットはスリップが効きやすいので、位置取りを意識しながら走りましたが、まだタイムを詰められたと思います」

「午後の決勝はコンディションも違うので、どうなるかわかりませんが、全力で戦い、優勝を狙って頑張ります」

第5戦、第6戦予選2位 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「開幕戦と同様に、単走でタイムを出せるように頑張りたいと思って、一番前から出て走りました。富士はみんなスリップストリームを使いたがりますが、それじゃ予選で前に行けるだけです。決勝まで見据えれば単走でしっかりタイムを出す必要があるし、それができることを見せることも重要だと思います」

 「自分でミスすることなくやり切れた結果の2位なので。1位はスリップを使っているはずですし、決勝に向けていい準備ができているので、決勝は自信を持って走りたいと思います」

 「(予選後半は)アタックはしていたんですが、走ってる感覚以上にタイヤの落ちが大きかったので、チェッカーが出る前にピットに戻りました」

第5戦、第6戦予選3位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「昨日からあまり調子良くなかったので、今の自分が出せる力を出して、最大限の順位に持っていこうと思っていました。コースインしたらクリアを取ることができ、後ろは渋滞していたので、その間に単独で逃げ切ろうという選択をして周回を重ねました。赤旗のタイミングでも運よく46秒4が出て、その後も単独でラップを重ねて46秒4、5で終わりました。野村はスリップを使ってタイムを出しているので、決勝のペースでは負けていないと思うし、ここではスリップが効くので」

 「チームで1-2取れて2番手というのは悪くないと思います。決勝は3番手スタートなので、2年目の意地を見せたいなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦、第6戦富士公式予選 野村勇斗が自身初のポールポジションを獲得

第5戦、第6戦ともポールポジションの野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

 2023FIA-F4選手権シリーズ第5戦、第6戦の公式予選が8月5日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、ベストタイム、セカンドタイム共にトップの野村勇斗(HFDP RACING TEAM)が自身初のポールポジションを2戦連続で獲得した。

 公式予選は午前7時50分よりA、B2組に分かれて各20分間で行われた。天候は晴れ、コースはドライだ。各社コースオープンと同時にコースに飛び出し、周回を重ねながら徐々にタイムを上げていく。

 A組の走行では、まず三井優介(HFDP RACING TEAM)が3周目に1分48秒004を記録してトップに。野澤勇翔(OTG DL F4 CHALLENG)が1分48秒183で2番手につける。

 三井は4周目に1分46秒814までタイムアップ。続いて佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)が1分47秒166で2番手、居附明利(RSイディアイーグルスポーツ)が1分47秒781で3番手だ。

 しかし開始から間も無く10分が経過しようというところ、タイヤが温まってこれからというタイミングで赤旗が出され、セッションは中断となる。コカコーラコーナーで大阪八郎(Dr. Dry F110)が他車との接触によりストップしてしまったためだ。

 A組の予選は車両回収ののち午前8時6分に残り時間9分として再開された。一斉にコースに飛び出していくドライバーたち。

トップの三井は前を走るクルマのスリップをうまく使ってアタックを試みるが、ここでのタイムは1分46秒570とセカンドベストの更新にとどまる。この間に荒川麟(Dr. Dry F110)が1分46秒891で2番手に上がってきた。3番手は佐野だ。

 そしてここで野村が1分46秒412を走行再開3周目に記録してトップに浮上、三井は2番手に後退する。この時点で残り時間は2分を切った。三井は走行再開後はなかなかタイムを更新することができない。3番手には佐藤樹(HELM MOTORSPORTS F110)が1分46秒657で浮上してきた。

 更に野村は次の周で1分46秒174までタイムを縮める。これによりセカンドベストでもトップに立った。

 ここでチェッカー。その結果A組のトップは野村、2番手は三井、3番手は佐藤となった。

 A組の予選では赤旗中断があったものの、当初予定されていた10分のインターバルを5分に繰り上げることにより、B組の走行は予定通り午前8時20分にコースオープンとなった。ホンダ勢同士のトップ争いとなったA組とは対照的に、B組はトヨタ勢が熾烈なタイムアタック合戦を展開する。

 まずは中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2周目に1分47秒799でトップに。小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)は1分48秒096で2番手につけるが、3周目に1分47秒195を記録し、ここでトップに浮上する。続いて森山冬星が(HFDP RACING TEAM)1分47秒305で2番手、奥住慈英(HELM MOTORSPORTS F110)が1分47秒376で3番手につけ、中村は一時4番手に後退する。

 更に小林は4周目に1分46秒572までタイムを縮める。中村も4周目に1分46秒694を記録して再び2番手に上がってきた。中村は5周目に1分46秒527までタイムを縮めてトップに浮上、一方の小林は1分46秒631にとどまるが、セカンドベストでは依然トップだ。

 そして6周目。小林は1分46秒356を叩き出して再びトップに。なおも次の周にセクター1で自己ベストを更新してアタックを続ける小林だったが、セクター2、3が伸びずタイムは1分46秒482とセカンドベストの更新にとどまる。

 この時点で残り時間はまだ7分近く残っていたが、上位陣はここでペースダウン。トップの小林は1分46秒台後半のタイムで周回を重ねてチェッカーを待たずにピットに戻ってきた。中村はそのまま走行を続けたが、結局タイムを更新することなくそのままチェッカーを受けた。

 その結果B組はトップが小林、中村が2番手、森山が3番手となった。

 そして総合では野村がベスト、セカンドタイムともに小林を上回ったため、第5戦、第6戦共にポールポジションは野村勇斗、2番手は小林利徠斗、そして三井優介が3番手という結果となった。

 第5戦決勝はこのあと午後2時15分より14周で行われる。

第5戦、第6戦とも予選2位の小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)

第5戦、第6戦とも予選3位の三井優介(HFDP RACING TEAM)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士B組公式予選結果

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Group B Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
136小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'46.356--154.451
235中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'46.527 0.171 0.171154.203
37森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.617 0.261 0.090154.073
461奥住 慈英HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'46.914 0.558 0.297153.645
581卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'47.102 0.746 0.188153.375
698三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'47.250 0.894 0.148153.164
734清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1'47.258 0.902 0.008153.152
822藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1'47.316 0.960 0.058153.069
977小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1'47.389 1.033 0.073152.965
1015渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'47.449 1.093 0.060152.880
1163IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'47.532 1.176 0.083152.762
1287下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'47.549 1.193 0.017152.738
1344IC2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'47.592 1.236 0.043152.677
1428中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1'47.653 1.297 0.061152.590
1548堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1'47.891 1.535 0.238152.254
1696IC3齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1'47.922 1.566 0.031152.210
1713IC4藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1'48.313 1.957 0.391151.660
1897IC5坂 裕之のりものクラブBJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'48.402 2.046 0.089151.536
1918IC6塚本 法生フィールドAKILAND F110
AKILAND RACING
1'49.520 3.164 1.118149.989
2011IC7中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1'49.909 3.553 0.389149.458
2123IC8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'50.909 4.553 1.000148.111
---- 以上基準タイム(110% - 1'57.150)予選通過 ----
-12洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
no time---
-30IC-DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
d.n.s---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士A組公式予選結果

FUJI GT 450km RACE -RIJ- (2023/08/05) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
16野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.174--154.716
25三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.445 0.271 0.271154.322
362佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'46.657 0.483 0.212154.015
488荒川 麟Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'46.659 0.485 0.002154.012
545大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1'46.772 0.598 0.113153.849
631平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'46.812 0.638 0.040153.792
737佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'46.989 0.815 0.177153.537
838奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'47.011 0.837 0.022153.506
980野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1'47.311 1.137 0.300153.077
1049居附 明利RSイディアイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1'47.475 1.301 0.164152.843
1146徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1'47.484 1.310 0.009152.830
1216西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'47.595 1.421 0.111152.673
1314田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
1'47.662 1.488 0.067152.578
142IC1仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1'47.777 1.603 0.115152.415
1541井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'47.825 1.651 0.048152.347
1610IC2植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1'48.023 1.849 0.198152.068
178半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
1'48.034 1.860 0.011152.052
1855IC3KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1'48.185 2.011 0.151151.840
1926IC4山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'48.748 2.574 0.563151.054
2078小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1'49.033 2.859 0.285150.659
2121IC5小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1'49.080 2.906 0.047150.594
2271IC6大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1'49.458 3.284 0.378150.074
2386IC7大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1'49.989 3.815 0.531149.349
---- 以上基準タイム(110% - 1'57.067)予選通過 ----
-99IC-安井 和明Rn-sports F110
Rn-sports
d.n.s---

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・小村明生「いろいろあったが冷静さを保って」

優勝 52号車・小村明生(Fガレージ ENABLING)

優勝した小村明生(FガレージENABLING)

 「SCはちょっと予想外でしたけれど、冷静に、リスタートも。スタートでちょっとホイールスピンさせちゃったので、その分横に並ばれたというかちょっと前に出られたのですけれど、ポジションキープしながらしっかり前に出て。それ以降は安心して、いつも通りの走行を続ければ勝てると自信を持って走行し続けました。今回予選からバタバタで、ベダルが外れちゃっていたりとか、ストレートで360度回るとかいろいろありましたけれど、そこはしっかり冷静さを保って、優勝を飾れたので、よかったですね」

2位 15号車・武者利仁(ZAP RACorse ED)

 「(スタートはよかった?)スタートはまずまずで、ノーズが先に出たのですが、1コーナーで止まりきれず抜かせませんでした。レースペースは上がらず、ラインを変えたり、ブレーキングポイントを変えたり色々と試しました。マシンは良かったのですが、タイヤのグリップがなかったです。予選で使いきってしまったとその時察しました。(中澤選手からのプレッシャーは感じた?)感じていました。先週もてぎで勝ったというのもあり、小村選手と中澤選手はマークしていました。ペースも中澤選手の方が速いとわかっていましたが、近づくポイントと離れるポイントを見比べて、これは抜かされないなと思い、後ろも気にしながら前に集中していました。(SCランの間は何を考えていた?)残り1周絶対に再スタートするだろうと思ったので、念入りにタイヤを温め、小村選手のスタートに合わせて1コーナー、もしくは最終コーナーで抜かす意識をしていました。(具合悪くなったのはレース後?)レース後ですね、表彰台の事はあまり覚えていません。ですが思い返したら、レース中から少し手足が痺れていたので、レース中にもう(熱中症に)なっていたのかもしれないです。皆様には多大なるご迷惑とご心配をさせてしまったので、以後このようなことがないように今後意識していきます」

3位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)

決勝3位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「前にいなかったのが最大の敗因です。クルマが、出走前に気付かなかったのですけれど、走り始めたら何か壊れていて。まずいな、とは思ったのですけれど、とりあえず最低限完走だけはしようと思って。予選で前にいなかったのがもったいなかったですね。決勝のペースもそんなに悪くなかったのですけれど、前とセットを変えていたのがちょっと筑波に合わなかったです。しょうがないです。ちょっと悔しいですけれど、また来週(SUGO)頑張ります」

4位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

決勝4位、マスタークラス優勝の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

 「前について行こうとしたのですけれど、ちょっと厳しかったです。(調子はどうでした?)予選よりタイヤがけっこう滑って、それでコントロールするので精一杯でした」

5位 86号車・村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)

決勝5位の村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED ED)

 「たまたま5位なので(笑)。(苦しいレースだった?)マシンのセットがうまく行ってないのと、立ち上がりからストレートまでが遅くて。ブレーキングとコーナーで多少追いつくけど、立ち上がりでジリジリ離される、みたいなところで。何がいけないのか、ドライビングもそうですし、エンジンとかにも目を向けてみたいというところがあります。(来週すぐにSUGOだが?)どうしようもできないので、とりあえずマシンのセットアップが何とかできたらな、って。後は僕のドライビングですね、そこの2点で、何とかなるか、頑張ります」

リタイア 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)

リタイアとなった小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

 「(体は大丈夫?)まったく問題ないです。(アクシデントの状況は?)最終コーナー入って、内藤さんがインに寄って私がアウトいっぱいに出ていたので。並んで、ちょっと内藤さんの方が半車身ぐらい前で、ホームストレート帰ってきて、私はまっすぐだったのですけれど、相手の左リヤと私の右フロントが当って、そのまま乗り上げちゃって、右の足回りが壊れて制御不能になって、壁に優しく突っ込んだ、って感じです。何にもやりようがなかったです。内藤さんの怪我が心配ですけれど。あそこで進路引けばよかったですかね? まっすぐ立ち上がって幅寄せしたわけでもないので、あれはレーシングインシデントですね。また切り替えて9月頑張ります」

リタイア 22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

リタイアした内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

 「(手首の怪我は大丈夫?)ちょっと剥離骨折したかもみたいな感じですけれど大丈夫で、他はピンピンしています。(アクシデントの状況は?)最終コーナーで並んで二人で入って行って、並んで外へ(はらんで)出ていったので、アウト側通れるスペースは残したつもりだったのですけど、十分残っていなかったのかな、っていう感じで、僕のリヤと相手のフロントが当って、僕の方が回っちゃった、という感じなので。(マシンのダメージは?)まだちゃんと見てないのですが、そこそこダメージあるかなって感じはするので、チームの人に申し訳ないなって気がします。(そこまではいい感じで走れていた?)スタートがそこそこ決まって、順位を一つ上げられたので、そこはよかったかなと思うのですけれど。その後は、この熱なのでタイヤが厳しくなってきて攻めるに攻められない感じではあったので、そこはちょっと修正しないといけないかな、って感じです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波決勝 酷暑のレースを小村明生がポール・ツー・ウインでランキング首位奪還

優勝した小村明生(FガレージENABLING)

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第5戦決勝が7月30日(日)に筑波サーキット18周で開催され、ポールポジションからスタートの小村明生(Fガレージ ENABLING)がスタート直後の攻防を制すると2位武者利仁(ZAP RACorse ED)以下をじわじわと引き離し、終盤のアクシデントによるセーフティカー(SC)ラン明け後のリスタートでも武者につけ入るスキを与えずに優勝。シーズン4勝目を飾った。

 午前9時の予選の段階でも33度あった気温は午後1時40分のコースイン時点では37.6度、路面温度に至っては63.3度という過酷なコンディションとなった。レーシングスーツをまとうドライバーを少しで冷やすために、チームは扇風機、冷やしたタオルや氷を首に当てるなど、パドックからコース外退去のぎりぎりまで対策を講じる姿が見られた。

決勝がスタートした

 9台のマシンがフォーメーションラップを終えてグリッドにつくと、レッドライトが消灯してレーススタート。

 蹴り出しがよかったのは2番手スタートの武者で、ポールシッターの小村の左サイドを並走、アウト側から第1コーナーに進入してオーバーテイクを狙うが小村はしっかりポジションをキープ、第2コーナー出口で前に出てトップの座を守る。3番手スタートの中澤凌(ZAP FOCS 10VED)がそれに続くと後方では5番手スタートの秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)が第1コーナーで小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)のインを奪うと4位に浮上。さらに勢いがよかったのが6番手スタートの内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)で、秋山のテールに喰らいつくと小田部を第2コーナーでかわし、S字では秋山と並走するが、秋山は第1ヘアピン手前のブレーキングで内藤を抑えて4位のポジションを守る。

 小村はここまで優勝した3戦全オープニングラップで2位に1秒前後の差をつけていたが、今日の武者は一味違い、小村に離されることなくチャンスを窺い、0.592差で1周目を終える。3位中澤は武者と0.364秒差とこちらも僅差だ。4位秋山、5位内藤と続き、5位小田部の背後にペナルティで最後尾スタートとなった村田将揮(湘工冷熱ZAPSPEED ED)がスタートでスルスルと順位を上げて接近、第2ヘアピンで小田部のインを差すと前に出てバックストレートを加速。しかし小田部もあきらめず最終コーナーへ村田のイン側から並んで進入、5位を奪い返して0.383秒差でコントロールラインを通過した。

 2周目、武者は小村より速いラップタイムを刻み、0.456秒差とギャップを0.136秒詰める。3位中澤も武者と0.412秒差と3台は等間隔で走る。4位秋山と5位内藤も0.415秒差の接近戦だ。

 3周目、4周目と小村はファステストラップを連発して武者との差を0.908秒まで拡大。毎ラップ僅かずつではあるが着実にリードを拡げていく小村に対し、武者は中澤を引き離すことができず、次第に防戦に追われるようになる。4位秋山はこの3台のペースにはついて行けず2.745秒後方で、5位内藤、6位小田部がそれぞれ0.449秒、0.361秒差とワンパックで走行。6位村田はやや離され小田部の1.789秒後方を走り、8位宮本りお(COMET RACING10V)、9位YOSHIKATSU TSUJIKO(COMET RACING10V)というスポット参戦組はそこから50秒近く離されている。

 5周目も小村は武者を上回るペースで走り、さらには6周目に59秒315とこの日のファステストラップを樹立して1.372秒までギャップを拡大する。3位中澤は依然として武者の0.482秒後方でプレッシャーをかけ続けているが、こちらも決定打がない状態だ。各車膠着状態の中で緊張を増してきたのが、内藤と小田部による5位争いで、6周目0.251秒差、7周目0.434秒差と一触即発の状況に。

 10周目に小村のリードは2.149秒まで拡がり、安全圏とみたか僅かにアクセルを緩める。それでも武者よりは速いペースで差を削り取らせることはない。

クラッシュした内藤大輝と小田部憲幸

 そして迎えた13周目にアクシデント発生。0.3秒~0.6秒の差で攻防を続けていた内藤と小田部だが13周目の最終コーナーで小田部が勝負を挑み両車並んでメインストレートに戻るとコントロールライン手前で接触、内藤はスピン状態でリヤからグランドスタンド側のスポンジバリアに突っ込み、小田部もコントロールを失いスポンジバリアに接触して停止する。ただちにSCがコースイン、内藤と小田部はマシンを降りて無事が確認された。モニターで見た印象では最終コーナーイン側に内藤、アウト側に小田部というポジションからサイド・バイ・サイドで立ち上がると僅かに内藤が前で、内藤の左リヤと小田部の右フロントが接触したように見えた。

 マシンの撤去とスポンジバリアの修復の間、14周目から17周目までSCランが行われ、小村~武者~中澤~秋山のトップ4は変わらす2台がリタイヤしたことで村田以下が繰り上がり、最終ラップ1周2.045キロメートルだけの超スプリントでレースが再開。小村のリードは帳消しになり、武者が0.328秒差、中澤も0.759秒の差でリスタート。武者がこのチャンスを活かすべく第1コーナーに向けて加速するが、小村はしっかりペースを守りターンイン、逆に武者を突き放す勢いを見せる。武者はS字でも右に左にゆさぶりをかけるが小村はつけいるスキを見せない。武者は最後まで活路を見出すことができずあっという間にファイナルラップが終了、小村は武者に0.307秒の差でトップの座を守り切りチェッカードフラッグの下を走り抜けた。2位武者、3位中澤が表題を獲得、4位唯一のマスターズクラスの秋山、5位村田、6位はラップダウンながらTSUJIKOが入賞した。

 ウイニングランを終えてメインスタンド前に設置されたポディウムにマシンを運ぶと小村は車体の上に立ち上がってガッツポーズ、疲れを見せない様子だった。対照的に2位武者は疲労困憊の様子で、表彰台では時折辛そうな表情を見せていたがその後熱中症で倒れ、メディカルセンターに搬送された。3位中澤以下の選手もかなり疲労の色が濃く、レースが過酷だったことをうかがわせた。

 これで小村はシリーズ4勝目、80点でポイントランキングで武者を逆転して再びトップに立った。しかし武者も77点で僅か3ポントの差。残り3レースでシリーズの行方はまだわからない。

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦は9月17日に筑波サーキットで行われる。

優勝は小村明生(FガレージENABLING)

決勝2位は武者利仁(ZAP RA Corse ED)

決勝3位は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

決勝4位、マスタークラス優勝は秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

決勝5位は村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED ED)

決勝6位は辻子依旦(COMET RACING 10V)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波決勝結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/30) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
152小村 明生FガレージENABLING
MYST KK-S2
1822'30.704--
215武者 利仁ZAP RA Corse ED
TOKYO R&D RD10V
1822'31.011 0.307 0.307
379中澤 凌ZAP FOCS 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1822'31.330 0.626 0.319
43M1秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
1822'35.103 4.399 3.773
586村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
1822'35.572 4.868 0.469
654辻子 依旦COMET RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
1722'45.3361Lap 1Lap
783宮本 りおCOMET RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
1622'44.8722Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
-22内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
1313'06.8995Laps3Laps
-78小田部 憲幸いえらいふZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1313'06.8995Laps 0.000
  • Fastest Lap: CarNo. 52 小村明生(FガレージENABLING) 59.315 (6/18) 124.117 km/h

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波公式予選ドライバーコメント ポールポジション小村明生「気持は落ちついたので、レースは変わらずに攻めていける」

ポールポジション 52号車・小村明生(Fガレージ ENABLING)58秒735

ポールポジションの小村明生(FガレージENABLING)

 「(6周目にベストラップだったが?)ちょっとミスが多かったかな、というのとクリアラップを探しているうちにどんどん(周回が増えて)、それがミスにつながちゃったので、つなげられなかったな、と思います。気持ち的には58秒5ぐらいを狙っていたのですけれど、まぁなんとか、ですかね(笑)。クルマ自体は前戦と変わらず調子よくて。ただ予選のスタートの時にアクセルベダルがなくて動揺しちゃって、それが1周目のスピンにつながっちゃって。気持ち的にちょっと動転していたというか焦りもあったのですけれど。ピットに入ってからその後ベスト(タイム)は出なかったですけれど、気持的には落ちついたので、レースは変わらずに攻めていけるかな、と思います」

予選2位 15号車・武者利仁(ZAP RACorse ED)58秒868 トップと0.133秒差

予選2位の武者利仁(ZAP RA Corse ED)

 「もうタイヤが限界でちょっと、って感じですね。58秒8が出た時にはフィーリングも悪くなっていたので、途中クーリング入れながらタイヤをいたわったって感じですね。(決勝は?)前回(筑波の)第3戦と比べて、(前は)差がコンマ3(秒)離れていたのですけれど今はコンマ1で縮まっているので、スタートを狙って、プレッシャー与え続ければ、追いつけ、もしくは抜けると思っているので、頑張ります」

予選3位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)59秒013 トップと0.278秒差

予選3位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「(終盤までタイムを削り続けたが?)序盤に(タイムを)出し切れなかった部分があって。昨日セットを変えたのがニュータイヤに合ってないかな、と言ってはいるのですけれど、あまりよくなかったですね。けっこうタイム差ありますよね?(0.278秒ですね)もうちょっと微調整して合わせて(決勝は)前に行けたらな、って思いますけれど。追っかけっこをしたくないので、ちょっと考えてみます」

予選4位 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)59秒104 トップと0.369秒差

予選4位の小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

 「とりあえず走り続けようと、あまりピットには入りたくないなと思って。リズム作るために走り続けて、燃料軽くなったら。もしかしたらいいとこ行けるかなと、そこらへんを意識して走っていました。(狙い通り?)そうですね、特にここを頑張ろうみたいなのはなくて、とりあえず燃料軽くしてから狙おうと、そんな気持ちで走っていました。決勝は表彰台取れるようにスタート決めて、夏なので何が起こるかわからないので、今日は番狂わせがありそうな雰囲気があるので、何かあるかもしれない、ないかもしれませんけど、とりあえず1周1周全力で、集中して行きます」

予選5位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)59秒147 トップと0.412秒差

予選5位、マスタークラスポールポジションの秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

 「中盤ぐらいで一度4位に入って、(その後)ちょっと抜かれちゃったので、なんとか巻き返そうとしていたのですけれど、最終的には足りなかったですね。クルマの調子はいいです、(コンディションに)合っていると思います。決勝は途中で抜くのは厳しそうなので、スタートなんとか決めて行くしかないかな、と思っています」

予選6位 22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)59秒169 トップと0.434秒差

予選6位の内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

 「タイヤが、熱もあるので後半からちょっときつくなってきて、1回(ピットに)入って、内圧をいろいろ試してみたのですけれど、よくはならなかったので、前半のタイムで終わっちゃった、という感じです。決勝に向けてはマシンというよりドライバーの方の問題だと思うので、映像見ながらドライビングの方を変えて行ければいいかなと思っています」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波公式予選 ランキング首位奪回に向けて小村明生がポールポジション獲得

ポールポジションは小村明生(FガレージENABLING)

 2023年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第5戦公式予選が7月30日(日)に筑波サーキットで開催され、小村明生(Fガレージ ENABLING)が2番手の武者利仁(ZAP RACorse ED)に0.133秒の差でポールポジションを獲得した。

 前戦富士での第4戦から一か月半ぶりに舞台を筑波に戻して開催される本大会、シリーズ戦を戦う選手に加えてスポット参戦の2名を加えて10台がエントリー。しかしランキング9位につける角間光起(ELIVレーシング10VED)が不出走、9台でレースが行われることとなった。

 午前9時00分、前戦優勝の武者を先頭に9台全車がスリックタイヤでコースイン、20分間の予選が開始される。連日猛暑が報じられる北関東地方だが、今日もご多分に漏れず気温はすでに33度、路面温度47度という厳しいコンディションだ。

 各車ウオームアップを終えてまずは残り16分、武者が59秒023でトップタイム、2番手に59秒107で中澤凌(ZAP FOCS 10VED)がつける。中澤は前週のもてぎ/SUGOシリーズ戦でキャリア初優勝を飾って現在好調の波に乗っている。3番手59秒159で小村。小村は前戦富士ラウンドをスキップしたが、そこまでの3戦すべて優勝を飾っている。コースイン直後にストレートでスピンを喫して驚かせたが、その後は問題なく走ってこのポジションにつけている。

 残り15分、武者が59秒を切って58秒956。中澤も59秒063と自己ベストを更新するが直後にコントロールラインを通過した小村が58秒993で2番手に浮上。中澤3番手にダウン。4番手には59秒222の小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)。

 残り13分、小村がトップタイム、58秒735で首位に立つ。武者も58秒936と自己ベストを更新するも0.201秒及ばない。中澤3番手変わらず4番手に59秒178で内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が浮上し、小田部は59秒219で5番手。6番手はマスターズクラス唯一の出場の秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)の59秒318。

 残り9分、内藤は59秒169と自己ベストを更新するも4番手変わらず、武者も58秒868までタイムを詰めるが小村に0.133秒差で2番手。この辺りで小村、内藤、小田部、村田将輝(湘工冷熱ZAPSPEED ED)が相次いでピットイン、タイヤの内圧を調整したりクールダウンさせたりしている。走行を続けるマシンもあまりに高い気温にタイヤが限界なのかタイムアップする者はほとんど現れない。

 そんな中で気を吐いていたのが中澤で、残り7分から3周連続で自己ベストを更新、59秒020→59秒015→59秒013と、じわじわタイムを削り取るが、武者を上回ることはできず3番手にとどまっている。残り2分、秋山が59秒147を出して4番手へポジションアップするも直後に小田部が59秒104を出してセカンドロウを奪い返す。

 20分が経過してチェッカードフラッグが降られる。ポジションを入れ替える選手は現れず、小村が6周目に出した58秒735でポールポジションを獲得、武者も11周目にマークした58秒868で2番手、チャンピオンシップで首位を競い合う両名がフロントロウに並んだ。以下3番手中澤、4番手小田部がセカンドロウ、5番手マスターズクラスの秋山、6番手内藤という上位6台となった。ここまでが0.434秒以内だ。

 決勝は午後1時35分コースイン予定。ここまでの直接対決で3戦ともに小村の後塵を拝している武者が今度こそ小村を仕留めるか、それとも誰かがストップ・ザ・小村を果たすか。灼熱の筑波サーキットで過酷なレースがスタートを迎える。

予選2位は武者利仁(ZAP RA Corse ED)

予選3位は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

予選4位は小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

予選5位、マスタークラスポールポジションは秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)

予選6位は内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

筑波・富士S-FJ選手権

第5戦筑波公式予選結果

筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2023/07/30) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
152小村 明生FガレージENABLING
MYST KK-S2
58.735--125.343
215武者 利仁ZAP RA Corse ED
TOKYO R&D RD10V
58.868 0.133 0.133125.059
379中澤 凌ZAP FOCS 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.013 0.278 0.145124.752
478小田部 憲幸いえらいふZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.104 0.369 0.091124.560
53M1秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
59.147 0.412 0.043124.470
622内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
59.169 0.434 0.022124.423
7*86村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
59.542 0.807 0.373123.644
854辻子 依旦COMET RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
1'01.655 2.920 2.113119.406
983宮本 りおCOMET RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
1'06.906 8.171 5.251110.035
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.533)予選通過 ----
-91角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
d.n.s---
  • CarNo. 86は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.(走路外走行4回)により、4グリッド降格とする。

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第5戦もてぎ決勝ドライバーコメント 優勝・中澤凌「後ろを引き離してからバトルしたかった」

優勝 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)

優勝した中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「(しびれるレースだった?)チームの中で話をしていて、予想通りだったかな、と。ちょっと展開はいろいろありましたけど、だいたい予想通りです。元々スタートが荒れなければ、後ろを引き離してからバトルしたいな、と思っていましたので、その通りになりました。チームの方にもいいクルマを作ってくださって、助かました。4輪では初勝利です、つぎのレースも控えているので追っていきます」

2位 53号車・椎橋祐介(FG&SW NMSP KKS2)

決勝2位の椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)

 「ペースはずっとよかったのですけれど、バックマーカーに近づかれちゃって抑えるしかなくてって感じですね。それでスリップ圏内に入られちゃったので、もうああする(ブロック)しかないかな、っていう感じです。あれがなければもうちょっといいペースを保てていたので、あそこで追いつかれちゃったらバトルするしかないので、って思っていました。(これで速さは証明できた?)それは前から証明できているけど(笑)、なかなか勝てないので、SUGOで勝てればって感じですね」

3位 82号車・内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

決勝3位の内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

「これでポイントはトップに近づきましたね。ちゃんとレースはしたかな、という感じです。ただちょっと(良い)セットを発見できなかったということで、SUGO、もてぎとあと2戦残っているので、しっかりと組み立てをして、次はポール・ツー・ウインで確実な勝ちをつかみ取ろうと思います。ちょっと悔しいですね。予選はなんとかしないと、なので、そこは前向きに考えて行こうと思います」

4位 97号車・池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)

決勝4位の池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)

 「ペースは僕の方がなかったのですけれど、だから抜かれちゃったのは仕方ないですけれど、ファイナルラップのV字コーナーであとちょっとだったので。気を抜いたりはしていなかったのですけれど、あそこで入ってくるとは思ってなかった自分もいるのかな、と思うので、ちょっと甘かったです。でもまだポイントは1位なのでそこはまだよかったです。次も頑張ります。ジャパンリーグ戦でもありますしポイントと賞金稼ぎます(笑)」

5位 36号車・磐上隼人(アルビ富士吟上景GIAED)

決勝5位の磐上隼斗(アルビ富士吟景GIA ED)

 「最後の最後に行けなかったですけれど、あそこまで行けたのも(相手が)池田さんだからってのもあるし、信用していたので、安心してバトルできたかな、涼風君と池田さんだったので。でもあそこで抜けなかったのが一番悔しいです。(クルマの調子はよかった?)予選でダメダメだったので、メカさんと見直ししていいクルマ作ってくれたので、それを元にセットしていけました。2週間後またSUGOなので気持ちを切り替えて、このまま登り調子で行ければ。この週末通じてクルマも自分も中途半端だったので、決勝の結果も妥当なのかな、とちょっと思ったりしますね」

6位 86号車・村田将輝(湘工冷熱ZAPSPEED ED)

決勝6位の村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED ED)

 「(苦しそうな展開だったが?)ここ2か月くらい、マシンを思い通りに動かせなくて。暑い路面からクルマをはがしてマシンを動かすっていうのがうまくまだできていなくて、夏のコンデションをまだ走ったことがなかったので、そこでちょっと苦労してて。今日も予選11番手スタートでまさか入賞できるとは思っていなかったので。結構最初の方、混乱で全体的にペースが遅かったので、ふるプッシュでスキあらば狙っていって、混雑もうまくかわせたので、その後もプッシュプッシュで、最終的には豊島君のペナルティで上がった感じですけど、そこのポジションにいたからこそ入賞できたということもあるので、次は自分の力で。中澤君に(初勝利の)先を越されちゃったので、次は僕が1位目指して、頑張ろうと思います。来週、再来週と筑波とSUGOなので、そこで改善できたらな、と思います」

10位 27号車・豊島里空斗(CSI Racing ED)

決勝10位の豊島里空斗(C.S.I Racing ED)

 (※6位フィニッシュ直後の談話)「序盤の接触で右のフロント当たった時にアライメントが狂ってまっすぐ走らなかったり、コーナー中にアンダーステアひどくなったりして、大変だったです。(それでもペースはあった?)いや、前に全然追いつけなったのであまりよくなったです。ペナルティも受けたのでノーポイントなので(実際は10位で1ポイント)そこも痛いです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第5戦もてぎ決勝 スタート直後から息つく間もない接近戦を制した中澤凌が初優勝を飾る

優勝した中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 2023年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ第5戦決勝は7月23日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催され、ポールポジションからスタートの椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)を2番手スタートの中澤凌(ZAP FOCS 10VED)が僅差で追う展開となり、10周のレースの9周目にオーバーテイクに成功した中澤がトップチェッカー。4輪レースキャリア初の優勝を飾った。

 連日の猛暑が伝えられた北関東のもてぎだが、今日の気温は29.7度とやや控えめ。ただし日差しは強く湿度も高いので蒸し暑い。午後2時55分のコースイン時点で路面温度47度とマシンにもドライバーにも厳しいコンデションだ。

 午後3時10分フォーメーションラップ開始。エントリーした15台すべてがグリッドに整列してレッドライトが消灯するとレーススタート。

決勝がスタートした

 ポールシッターの椎橋が好スタートでホールショットを奪い第1コーナーへ飛び込む。2位以下は中澤~池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)~池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)~内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)とスターティンググリッドの順に続くが、6番手スタートの豊島里空斗(CSI.Racing ED)はスタートの蹴り出しが弱く失速。逆にスタートがよかったのが8番グリッドの磐上隼人(アルビ富士吟上景GIAED)で、7番グリッドから発進の甲山晴翔(Vivalavida でさん子10VED)をかわすと第1コーナー手前で豊島もパスして6位にジャンプアップする。豊島7番手、甲山は第1コーナーをやや大回りして大きくポジションダウンしてしまう。

 磐上の勢いがよく、第4コーナーからの加速で内田に迫り、第5コーナーへの進入でインを窺う素振りを見せてからアウト側に振ってブレーキング。しかし内田は落ち着いてこれを抑えてターンインする。椎橋と中澤は接近したまま130R~S字を通過、池田はそこからややギャップを拡げられている。後方では8位を争っていた小川涼介(HIROTEX M2 KK-S2)と熱田行雲(ZAP ARY 10VED)がヘアピンで接触、熱田はスピン。これを避けた甲山がコースアウトして両車大きく順位を落としてしまう。この混乱に乗じて順位を上げたのが11番手スタートの村田将輝(湘工冷熱ZAPSPEED ED)で、8位にポジションアップする。

 オープニングラップを終えてトップ椎橋と2位中澤のギャップは0.390秒。そこから1.565秒遅れて3位池田~4位池内~5位内田~6位磐上までが0.263秒~0.353秒~0.165秒という間隔で連なった状態だ。

 この3番手争いは2周目の第1コーナーで池内が池田のインを、磐上も内田のインを差してどちらも並んで第2コーナーまで並走。池田がアウトから3位のポジションを守る一方、磐上はインから内田の前に出るが内田が逆にイン側となる第4コーナーで磐上を差し返し5位を奪回する。ヘアピンでは池田のインを池内、内田が揃って狙う素振りをみせるがここは池田がスキを見せない。この攻防で6位磐上、7位豊島までがワンパックとなり、それぞれテール・ツー・ノーズ状態でダウンヒルストレートを駆け降りる。

 2周目を終えてトップ椎橋と2位中澤は0.370秒の差。3位グループはこの2台を追いかけることができず2.467秒のギャップを築かれてしまう。

 3周目に入り3位グループの攻防はさらに激しくなり、第1コーナー進入で池内が3位池田のインを突くが池田が抑えて、池内は逆に5位の内田に張り付かれてしまう。Team RiNoA同士の争いは第3コーナー入口で内田がインがらオーバーテイクに成功し4位浮上。5位に落ちた池内に今度は磐上が襲い掛かり、第5コーナー~130R~S字とプレッシャーをかけ続ける。しかし磐上の背後には豊島がつけて虎視眈々とチャンスを狙っている。

 この3台の均衡が崩れたのはヘアピンの進入でまず豊島が磐上のインにノーズをねじ込んで前に出ようとするが、磐上がこれを抑えながらも前の池内に狙いをつけて、ダウンヒルストレートで左サイドから並びかけると半車身前に出て90度コーナーへのブレーキングで5位を奪い取ってターンイン。その前方では内田が池田をつけ狙っている。

 3周目を終えてトップ椎橋と2位中澤は依然0.467秒の差。3位池田は3.335秒離されて背後の内田が0.273秒とテール・ツー・ノーズ状態。5位グループは攻防でややペースが落ち内田と1.045秒のギャップが出来ている。

 そして4周目、まず豊島が第3コーナーアウト側から池内に被せるように進入。サイド・バイ・サイドで第4コーナーを立ち上がると、ポジションが逆になる第5コーナーでインからオーバーテイク、6位を奪い取る。しかし池内も諦めず豊島を追い立てて130Rでインから並びかけると再びサイド・バイ・サイドでS字コーナーへ飛び込む。しかしここで両車接触。池内がスピンからコースアウト、グラベルに止まってしまう。

 池田と内田の3位争いも激しく、S字進入で内田が並びかけてそのままV字コーナーを抜けてヘアピンのブレーキングで前に出て3位進出。池田はダウンヒルストレートで内田の右サイドから並走してポジションを奪い返そうと90度コーナーのイン側からノーズをねじ込む。内田はアウト側縁石ぎりぎりのラインからセカンドアンダーブリッジ~ビクトリーコーナーと並走。最終コーナーで再び内田が前に出るも、そこからの加速で池田がじわりと先行、コントロールライン上では0.003秒だけ池田が前だ。そのままもつれるように第1コーナーへ入り内田がインからオーバーテイク。第2コーナー出口では池田を牽制するように大きく回り込んでブロックする。この間に5位の磐上までがワンパックになり、池田は磐上を抑えつつ内田を攻めるという厳しいポジションに置かれる中、第5コーナーでスッと内田のインに入ると前に出る。しかし内田はトンネル内で差し返して130RからS字まで並走。池田が前でV字コーナーに入ると今度は磐上が内田のインを突くという目まぐるしい3位争いが展開する。ダウンヒルストレートでは内田が池田のスリップストリームから抜け出しインから90度コーナーに入ってみたび池田の前に出ると、内田~池田~磐上の順で5周目を終了しレースは後半戦へ。

 激しい3位争いをよそに7秒以上前を行くトップ椎橋、2位中澤は0.454秒と依然として僅差。5周目に椎橋がファステストラップで突き放そうとすると6周目には中澤がそれを更新して詰めるという神経戦が続いているが、椎橋の走りに破綻はなく、中澤に決定的なチャンスが訪れない状況で、6周目0.385秒差、7周目0.456秒差とじりじりとしたレースが続く。

 後方の3位グループも時折池田が内田に仕掛けるが、これを内田が抑えて内田~池田~磐上~豊島までが1.1秒以内というワンパックで走り続け、さらにその後方でも村田と小川がテール・ツー・ノーズ状態で7位を争っている。

 トップを追う中澤に「決定的なチャンス」が訪れたのは8周目。今回スーパーFJレース2戦目、初めてのもてぎを淡々と走行していた宮本りお(COMET RACING 10V)の背後にトップグループが現れる。第2コーナーからの立ち上がりで追いつくと椎橋は右サイド、中澤は左サイドから宮本を一気にオーバーテイク、これが戦いのゴングだったのか中澤が本格的にアタックを開始。椎橋をロックオンした状態で第5コーナーからトンネルを抜けると130R出口で並びかけ椎橋にプレッシャーを与える。ダウンヒルストレートから90度コーナーにかけても中澤が激しく詰め寄るが椎橋もドアを開かない。そのまま2台は0.082秒差で9周目に突入。第1コーナーで中澤がインから仕掛けるとオーバーテイクに成功。ついに椎橋をトップの座からひきずり下ろす。

 トップを奪われた椎橋が反撃に出て第3コーナーではアウト側から中澤に挑み、サイド・バイ・サイドで第4コーナーを回って立ち上がる。ここからの加速は椎橋がよくトップの座を奪い返す。中澤は8周目と同じように130RからS字と椎橋を攻め立ててダウンヒルストレートで並びかけると今回は中澤が前で90度コーナーにアプローチ。再びトップの座を奪回する。トップ中澤、2位椎橋の順に0.114秒差でファイナルラップに突入する。

 トップ2台はコーナー毎に攻防を見せる。中澤と椎橋、どちらにとっても初優勝がかかった戦いだけに引く訳にはいかない。後方で続く3位争いでは池田が再度内田を仕留めて順位を戻し、第5コーナーでは磐上も内田に襲いかかるがここは内田が4位を守ると、返す刀で池田をヘアピンのインから攻略。3位にポジションを戻す。

 中澤対椎橋の優勝争いは中澤が椎橋のプレッシャーを跳ねのけてセカンドアンダーブリッジを通過。最終コーナーを立ち上がるとトップチェッカーを受ける。椎橋は0.228秒及ばずの2位に終わった。

 3位グループのバトルも最後まで続き、3位内田~4位池田~5位磐上~6位豊島がそれぞれ0.3~0.4秒の間隔でフィニッシュラインを通過、内田はこれで3戦連続の表彰台でポイントを52まで伸ばしシリーズランキング2位に浮上。4位池田がランキングトップの座を守った。5位磐上で、6位でフィニッシュした豊島だが序盤の接触でリザルトに30秒のペナルティが加算され10位に降格。替わって村田が6位となった。

 2台が出場のジェントルマンクラスでは安藤弘人(ZAPSPEED10VED)からスタートから終始先行していたが、ファイナルラップで逆転、柴田泰知(ZAP SPEED RD10V ED)が全体8位でクラス優勝となり安藤は0.335秒差で全体9位となった。

 2023年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ第6戦は僅か2週間のインターバルで舞台をSUGOに移して8月6日(日)に開催予定だ。残りは2戦、5月のSUGOの大会では2レースをデビュー戦の豊島が席巻した、あの時の勢いを取り戻すか。シリーズタイトル的にはここで大きくポイントを稼ぐ選手が現れると勢力図は変わる。

優勝は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

決勝2位は椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)

決勝3位は内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

決勝4位は池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)

決勝5位は磐上隼斗(アルビ富士吟景GIA ED)

決勝6位は村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED ED)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第5戦もてぎ公式予選ドライバーコメント 2位・中澤凌「0.3秒差なら後ろは見ないで前を追う」

ポールポジション 53号車・椎橋祐介(FG&SW NMSP KKS2)2分4秒508

ポールポジションの椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)

 「(中盤以降タイムが伸びなかった?)今週初めてニュータイヤを入れたのですけれど、昨日からそんな感じで(タイムが)1回いいとこまで行って、そこから落ちないけれど上りもしないというのがわかっていたので、けっこう早めに(タイムを)出せる時に出しておこう、というのがうまく行った感じです。そこからペースをキープできるのは確認したので、考えている通りの動きをしているので、このまま行ければ、と思っています」

予選2位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)2分4秒609 トップと0.101秒差

予選2位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

「前日にいいタイヤ入れなかったこともあって、思っていたよりグリップ感に差があったので、でも決まらなかった割には(タイムが)出ているかな、と思います。昨日は調子悪くなくて、今日も調子が悪いってことはないのですけれど、自分がまとめきれなかっただけなので。もちろんあとコンマ1秒は出たと思うので悔しいですけれど、そんなにマイナスには考えていないです。決勝はチャンスあると思うので、楽しんできます。ちなみに3位との差はどれくらいですか?(約0.3秒ですね)それなら後ろは見ないで前を追いかけます(笑)」

予選3位 97号車・池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)2分4秒942 トップと0.333秒差

予選3位の池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)

 「(クルマはいい感じ?)昨日は速さがあったのですけれど、ニュータイヤを初めて履いたのですけれど、今日は路面が重たいので、みんな昨日はそれを試せたと思うのですけれど(自分は)今日初めて試したので、そのへんの合わせが足りなかったな、というのがあります。乗っていて全然ペースがないな、と思っていたので、とりあえず3番手でよかったです。でも全然まだ上を狙えそうです」

予選4位 81号車・池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)2分5秒025 トップと0.517秒差

予選4位の池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「タイムはちょっとずつ上がっていたのですけれど、フリー走行からテストしてきたものが、ちょっと裏目にでちゃったかなって感じです。あまり(タイムが)上がらなかったですね。路面温度がちょっと上がってきたのもあるのかな、と、そこはちょっときつかったです。決勝に向けては自分スタートが苦手なので(苦笑)、そこをちょっと意識して、前に出られたらな、と思います」

予選5位 82号車・内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)2分5秒269 トップと0.761秒差

予選5位の内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

 「上位3台は前日からセットが決まっている感じで、ここの(4位以下)の3台は路面に悩まされいる感じですね。(GTカーとかの)ラバーが乗った状態でそこに当てはまっているところが異常に速いですね。中澤選手とか昨日から調子良さそうで、セット(のコツ)を掴んでいる感じでしたね。(決勝に向けては?)監督と相談して、スタートでいつもどおりバチっと決めて。ちょっとペース的にはきついと思いますけれど、トップは狙えると思いますので、頑張りたいと思います」

予選6位 27号車・豊島里空斗(CSI Racing ED)2分5秒490 トップと0.982秒差

予選6位の豊島里空斗(C.S.I Racing ED)

 「(もてぎは初めて?)そうです、練習もあんまりできてないところもあるので、周りにくらべれば(経験が)少ないです。(自分の調子は?)大丈夫だと思います。決勝はとりああえず表彰台には乗りたいと思いますので、できるだけついて行って、(タイヤの)エアが上がっていなかったのと、昨日より(セットを)全然変えたので、それに若干慣れないこともあったので、決勝でそこを考えつつ、前を狙っていきたいな、と思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第5戦もてぎ公式予選 椎橋祐介が第2戦以来のポールポジションを獲得

ポールポジションは椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)

 2023年スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第5戦公式予選が7月23日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催され、20分間の予選の中盤にトップタイムをマークした椎橋祐介(FG&SW NMSP KKSII)が中澤凌(ZAP FOCS 10VED)に0.1秒の差でポールポジションを獲得した。

 5月のSUGOから2か月半ぶりに開催された第5戦。連日猛暑が続く中、午前10時40分のコースイン時刻の気温は27.1度、しかし湿度が高くかなり蒸し暑い。また日差しもかなり強く路面温度はかなり上昇しているようだ。鈴鹿から転戦してきた小川涼介(HIROTEX M2 KK-S2)を先頭に15台すべてがコースイン。

 ウオームアップを終えて残り15分あたりからタイムアタックが本格化する。まずは中澤が2分5秒735でトップ。2番手は池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)が6秒144で続く。池田は開幕2連戦を制して現在シリーズランキングトップにつけているが前回SUGO大会では苦戦。そして今回も金曜日の練習走行でエンジンにトラブルが発生。そのため別の車両を確保しての参戦となっている。3番手は甲山晴翔(Vivalavida でさん子10VED)の6秒223。4番手は内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)の6秒518。

 残り13分、中澤はベストタイムを2分4秒903まで短縮、甲山が5秒758で2番手へ浮上、池田も5秒979をマークするが3番手へ後退。その直後に椎橋が2分4秒580を出してトップへ。これで中澤2番手へダウン。さらに池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)が5秒614で3番手へ浮上するが直後に池田が5秒187で3番手へ、池内は4番手。

 残り10分、椎橋はベストタイムを2分4秒508まで短縮。中澤も自己ベストを4秒844から4秒609まで削り取るが0.101秒及ばない。3番手池田を含めてトップ3台はこのあたりでタイムアップが頭打ちになる。路面温度が急激に上がってタイヤが厳しくなってきたか?

 それに対して出入りが激しいのが4位以下の争いで、残り9分で甲山が5秒584で4番手につけるが、豊島里空斗(CSI.Racing ED)が残り7分30秒時点で5秒491で4番手に浮上。豊島は5月のSUGOでの第3戦第4戦で連続ポール・ツー・ウインという鮮烈なレースデビューを飾った逸材だが、ここもてぎでも速さを見せている。そしていったん順位を落としていた内田が5秒554で5番手に上がり甲山は6番手にドロップ。さらに残り5分で今度は内田のチームメイト池内が5秒537で5番手に。内田6番手、甲山7番手。

 池内はさらにタイムを詰めて残り3分で2分5秒025として4番手へポジションアップ。。内田も残り1分で自己ベストを更新して5番手。これで豊島が6番手へポジションダウン。

 20分が経過しチェッカードフラッグが振られる。最後のアタックでタイムを更新する選手はおらず、椎橋が4周目にマークした2分4秒508で第2戦以来のポールポジションを獲得。2番手中澤も5周目のベストタイムでフロントロウに並ぶ。以下池田と池内がセカンドロウに並び3列目には内田と豊島が続いた。

 2台が出場のジェントルマンクラスは全体12番手の安藤弘人(ZAPSPEED10VED)が2分6秒820でクラストップ、柴田泰知(ZAP SPEED RD10V ED)が0.726秒及ばす全体13位でクラス2番手につけた。

 先週の鈴鹿でスーパーFJレースデビューを飾った宮本りお(COMET RACING 10V)は初のもてぎで2分22秒184を出し、目標としていた予選通過ラインを上回り決勝に進出した。

 もてぎ/SUGOシリーズ第5戦決勝は午後2時55分コースイン予定。ここまで池田2連勝、豊島2連勝という流れにフロントロウの椎橋と中澤がストップをかけるか。シリーズ後半戦の行方が見えるか注目だ。

予選2位は中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

予選3位は池田拓馬(TAKE FIRST & AMEROID)

予選4位は池内比悠(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

予選5位は内田涼風(群馬トヨペットRiNoA ED)

予選6位は豊島里空斗(C.S.I Racing ED)

宮本りお(COMET RACING 10V)は予選15位

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第5戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2023/07/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
179中澤 凌ZAP FOCS 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'08.615--
253椎橋 祐介FG&SW NMSP KKSII
MYST KK-S2
1021'08.843 0.228 0.228
382内田 涼風群馬トヨペットRiNoA ED
MYST KK-S2
1021'17.691 9.076 8.848
497池田 拓馬TAKE FIRST & AMEROID
MYST KK-S2
1021'18.070 9.455 0.379
536磐上 隼斗アルビ富士吟景GIA ED
TOKYO R&D RD10V
1021'18.542 9.927 0.472
686村田 将輝湘工冷熱ZAP SPEED ED
MYST KK-S2
1021'26.18917.574 7.647
712小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
1021'27.52418.909 1.335
878G1柴田 泰知ZAP SPEED RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'46.03237.41718.508
915G2安藤 弘人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'46.36737.752 0.335
10*27豊島 里空斗C.S.I Racing ED
MYST KK-S2
1021'48.98340.368 2.616
1135青木 諒太かのせ温泉赤湯withアルビレックスED
MYST KK-S
1021'56.80448.189 7.821
12*24甲山 晴翔Vivalavidaでさん子10V ED
TOKYO R&D RD10V
1022'12.1451'03.53015.341
1383宮本 りおCOMET RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
922'12.0041Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-81池内 比悠群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
36'28.9637Laps6Laps
-14熱田 行雲ZAP ARY 10V ED
TOKYO R&D RD10V
12'30.6189Laps2Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 79 中澤凌(ZAP FOCS 10V ED) 2'5.667 (6/10) 137.535 km/h
  • CarNo. 27, 24は、2023もてぎチャンピオンカップレース特別規則第26条4.1(他車への衝突)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

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