カテゴリー

ニュース内検索

2026年4月

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第2戦SUGO公式予選 小林留魁が初のポールポジションを獲得

ポールポジションは小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIA ED)

 2026年スーパーFJ、FJ1500もてぎ・菅生選手権シリーズ第2戦公式予選が4月11日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIA ED)がポールポジションを獲得した。

 今年からJAF地方選手権として、新たにスタートしたFJ1500と従来からのS-FJのレースが混走で行われることとなり、それぞれに賞典とポイントが付与される。しかしながら今回のSUGO大会ではFJ1500のエントリーが地方選手権に必要な5台まで集まらず不成立となり、S-FJのみでレースが行われることになった。そのS-FJもエントリーは5台と寂しい大会になってしまった。

 桜が見ごろとなっているみちのくのスポーツランドSUGO、土日に第2戦/第3戦がそれそれ行われる。まずは第2戦予選が午前8時30分から20分間で開始。大川烈弥(B-Auto&TAKE FIRST)を先頭に5台全車がコースイン。気温15.3度、メインストレートがある第1セクターの路面温度19.2度、メインストレートで7メートルの追い風となるドライコンディション。ただ一部路面に前日に降った雨の名残のウエットパッチがあるという。

 まずは残り時間14分30秒、松下彰臣(Abel HOSHO&PARUMU ZAP 10V ED)が1分30秒871でトップに立つと、直後に小林が30秒216で逆転、さらに大川も30秒251と松下を上回り2番手、松下に続いて4番手木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)、5番手野口伸周(野口商會ZAP10VED)の順。

 残り11分30秒、松下が1分29秒台に入れて29秒925のトップタイムを出すも小林が29秒832で再逆転、さらに残り7分20秒、大川が29秒841で2番手浮上。小林との差0.009秒、松下0.09秒差の3番手。木幡も30秒467まで自己ベストを短縮するが4番手変わらず。野口は40秒321の5番手。

 残り6分40秒、小林が第2セクター、第3セクターと全体ベストを更新するとトップタイムを1分29秒313まで短縮し大川との差を0.528秒まで広げるが、大川がセクター2で小林を上回り29秒489まで自己ベストを短縮、さらに松下もセクター2の全体ベストを塗り替えて29秒925まで短縮するが、ともに小林のタイムには届かない。

 残り2分15秒、小林はさらにタイムを短縮し1分29秒017、一時0.176秒まで縮まった2番手大川との差を再び0.472秒まで拡大する一方、松下が大川と0.029秒差に迫る。ペースがよい松下は第2セクターで再び全体ベストを出すと残り1分7秒に29秒230をマーク、29秒485の大川を上回り2番手へ上がる。

 20分が経過しチェカードフラッグが振られる中、各車は最後のタイムアタック。まず大川が1分29秒164で2番手に再浮上、小林と0.147秒の差。その小林は第1セクターで22秒455の全体ベストを出すと、第2、第4セクターで自己ベストを更新して28秒911とただひとり1分28秒台に入れてポールポジションを確定させた。2番手大川で、二人はともに新潟自動車大学校(GIA)出身でアルビレックス新潟から参戦経験があり、小林が後輩。3番手松下に続いて木幡が1分29秒台に迫る30秒013で4番手、そして唯一のジェントルマンクラスの野口が自己ベストを36秒843まで縮めて5番手となった。

 S-FJのみで行われる第2戦の決勝は本日午後1時5分スタート予定。昨年から毎回のようにロケットスタートを見せてポジションを上げて見せている小林がポールポジションからどんな出足を見せるか、後輩の後塵を拝した大川が意地を見せるか、そして今回覚醒した感のある松下がこの二人に割って入るかが注目だ。

予選2位は大川烈弥(B-Auto&TAKE FIRST)

予選3位は松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED)

予選4位は木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)

予選5位、ジェントルンマンクラスポールポジションは野口伸周(野口商會ZAP 10V ED)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

FJ1500もてぎ・菅生 | S-FJもてぎ・菅生

第2戦SUGO公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2026/04/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FJ1500/スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
133S-FJ1小林 留魁アルビ新潟第一ホテルGIA ED
MYST KK-S2
1'28.911--145.217
243S-FJ2大川 烈弥B-Auto&TAKE FIRST
MYST KK-S2
1'29.164 0.253 0.253144.805
32S-FJ3松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'29.230 0.319 0.066144.698
481S-FJ4木幡 直生群馬トヨペットTeam RiNoA
MYST KK-S2
1'30.013 1.102 0.783143.439
57GS-FJ5野口 伸周野口商會ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'36.843 7.932 6.830133.323
---- 以上基準タイム(110% - 1'55.832)予選通過 ----

SUPER FORMULA

第2戦決勝 太田格之進、連勝! 開幕大会を完全制覇で終える

優勝した太田格之進と監督の村岡潔氏(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 4月5日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の決勝が、モビリティリゾートもてぎで行われ、第1戦を制した太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)が、スタートで出遅れるもピットインで逆転し、連勝のチェッカーを受けた。

 午後2時45分、フォーメーションラップが始まるが、ストールでエンジンを止めてしまった野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)は最後尾スタートに。

決勝のスタートシーン

 今季初のスタンディングスタートで幕を開けた第2戦。ポールの太田は1コーナーでオーバーランしてしまい、トップの座を大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)に明け渡す。

 大湯、太田、阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)、山下健太(KCMG Cayman SF23)、小出峻(ThreeBond SF23)の順でオープニングラップを終えるが、その後方では出遅れて7位に落ちていた野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)が、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)と接触。スピン状態になるとともに、フロントウィングを失う。

 野尻はピットに入りノーズを交換。これで上位進出の望みは絶たれてしまった。

 2周目、小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)がコースオフ。グラベルに捕まり、早くもレースを終えてしまった。このアクシデントでセーフティカーが入るが、7周目にリスタート。

 これで一旦開いたトップ大湯と太田の差が縮まり、その状態で規定のピットインが許される10周目を迎える。慌ただしく動き出すピットに、何とトップの大湯が最初に滑り込んだ。ややセオリーとは異なるピットインだが、上位では6位の小出もピットイン。

 これで前の空いた太田は、ペースを上げ、2位の阪口を徐々に引き離していく。その差は折り返しの19周終了時で4秒と安全圏へ入った。あとはピット作業を無難にこなせば、優勝は太田の手中に収まる確率が高くなった。

 20周を終えて、太田がピットイン。10周終えてピットに入った大湯の前、8位でコースに戻り、冷えたタイヤで大湯を抑えると、タイヤが温まってからは、ペースの良い太田が引き離しにかかる。

 太田の前を走る、阪口が26周目に、福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE SF23)が30周目にピット作業を終えると、太田の前にいるのは、最後までピットインを引っ張ったルーク・ブラウニング(REALIZE Corporation KONDO SF23)のみ。

 そのブラウニングは、最後の最後36周目にピットに入って、4位でコースに復帰。最後までピットインを遅らせた作戦が功を奏した。

 最後は、ギヤのトラブルで阪口が急接近したものの、辛くも逃げ切った太田が、昨日の第1戦に続く、連勝を飾った。

 ホンダエンジン搭載車が上位を占めた第1戦とは対照的に、優勝の太田以外の上位2位から7位はすべてトヨタエンジン搭載車という結果だった。

 次の大会は、3週間後。4月24〜25日のオートポリスで行われる。

PPの太田格之進をパスしてトップに立ったのは大湯都史樹

レースは序盤にセーフティーカーが導入された

優勝は太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23 )

決勝2位は阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 )

決勝3位は福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE SF23)

トップでゴールする太田格之進

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第2戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2026/04/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
16太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
371:00'49.123--
238阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:00'50.081 0.958 0.958
314福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'02.33313.21012.252
43ルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'09.46820.345 7.135
539大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'13.47324.350 4.005
619ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'13.89324.770 0.420
78山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'14.67625.553 0.783
81岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
371:01'14.89225.769 0.216
912小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
371:01'15.22826.105 0.336
1022松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
371:01'16.08826.965 0.860
1164佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
371:01'16.50927.386 0.421
127小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'17.03527.912 0.526
135牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
371:01'17.85928.736 0.824
1436坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'17.99528.872 0.136
1550野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
371:01'20.49631.373 2.501
1665イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
371:01'21.88332.760 1.387
1797ロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'22.53133.408 0.648
1816野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
371:01'31.19042.067 8.659
199野中 誠太KCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'40.85051.727 9.660
2053チャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'42.27053.147 1.420
214笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
371:01'48.75659.633 6.486
2210ジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
371:02'05.6201'16.49716.864
---- 以上規定周回数完走 ----
-37サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
2850'16.6209Laps9Laps
-28小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
11'50.89936Laps27Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 38 阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 ) 1'31.379 (28/37) 189.142 km/h

SUPER FORMULA

第2戦公式予選 第1戦優勝の太田格之進がポールを獲得

ポールポジションは太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23 )

 4月5日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦の公式予選が、モビリティリゾートもてぎで行われ、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)が、2位以下を引き離すタイムでポールポジションを獲得した。

 昨日とは打って変わり、朝から日が差して暖かい春の天候となった。夜半に降った雨もすっかり上がり、予選が始まる頃には路面もドライとなった。

■Q1グループA

 午前10時10分、グループAの公式予選Q1が始まった。ほとんどの車両がニュータイヤで出走するなか、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)はスクラブタイヤで臨んだ。

 そのフラガは、タイヤの温まりにくい状況を打開するために、最初からペースを上げて周回を重ねるが、最後のアタックでもタイムが伸びず、7位でQ2進出ならず。

 ホンダエンジンを搭載するドライバーからは、開始直後に「エンジンが吹けない」「リミッターが当たるような状況」という無線が入り、焦る様子が窺えた。これが影響したのか、Aグループは昨日と勢力図が変わり、トヨタ4台、ホンダ2台がQ2へ進んだ。

 トップタイムは、福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE SF23)の1分31秒341。以下、山下健太(KCMG Cayman SF23)、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)、大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、小出峻(ThreeBond SF23)までがQ2進出。

 上位常連のフラガ、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が涙を呑むという結果となった。

 順位:福住-山下-岩佐-坪井-大湯-小出/フラガ-利徠斗-牧野-スタネック-笹原-Juju

■Q1 グループB

 グループBでも、ナカジマレーシングは同様の作戦を取り、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)が、開始直後からハイペースで飛ばす。

 計測4周目に入ると、太田が他より早くアタックに入り、1分31秒277、31秒158と、2周連続でトップタイムを叩き出す。

 そして、最後の計測6周目。野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)、佐藤、阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)らが太田のタイムに迫るが、上回ることはできず、太田が余裕を見せてトップでQ2進出を決めた。

 昨日のデビュー戦で新人らしからぬ速さを見せた野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)、今季初のQ1突破を果たしたザック・オサリバン(WECARS IMPUL with SDG SF23)のワンカー体制組の2台もQ2へ進んだ。

 順位:太田-野尻-佐藤-阪口-野村-オサリバン/フェネストラズ-松下-可夢偉-野中-ブラウニング-ブルツ

■Q2

 Q2進出のチーム分布は、4強の一角が崩れ、無限は2台が残ったものの、トムス、ダンディライアン、ナカジマは1台が残ったのみで、代わってセルモが2台をQ2へ進めた。スリーボンドとB-Maxは第1戦に続いて大健闘。ルーキー、KCMG、インパルは今季初のQ2に進んだ。

 ナカジマの佐藤は一貫して同じ作戦を取り、最初からハイペースで周回を重ね、34、33、31秒台とタイムを上げていく。

 ポールを争う太田と岩佐は、対照的な作戦を取った。計測4、5周目に連続アタックを敢行した太田に対し、岩佐は4周目に1分30秒637を出した次の周はクールダウン。最後の6周目に本番アタックを行った。

 結果は、1分30秒369までタイムを上げた太田に軍配が上がり、岩佐は最後のアタックでタイムアップならず、大きく水を開けられる結果となった。岩佐を僅かに上回った大湯が2位に食い込み、4位には野尻、5位に阪口、6位には好調を維持している小出が続いた。

 第1戦の注目株となった野村は9位。それでも2戦続けてのシングルグリッドは大健闘だ。トムスのエース坪井は、最後のアタックでリアを滑らせて大きくタイムロス。12位に沈んだ。

 順位:太田-大湯-岩佐-野尻-阪口-小出-福住-山下-野村-オサリバン-佐藤-坪井

 決勝は、本日、午後2時45分から37周で争われる。

予選2位は大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)

予選3位は岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

第2戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2026/04/05) Weather: Fine Course: Dry
2026 SUPER FORMULA Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoGr.DriverCar
Team
Engine
Q1Q2
16B太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.1581'30.369
239A大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.8051'30.623
31A岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'31.7421'30.637
416B野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'31.2451'30.700
538B阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.3211'30.856
612A小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'31.8361'30.876
714A福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.3411'30.917
88A山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.5171'30.931
950B野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'31.4061'30.943
1019Bザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.4611'30.973
1164B佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.3091'31.118
1236A坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.7991'31.664
---- 以上Q2で決定 ----
1337Bサッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.468
1465Aイゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.883
1522B松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.539
1628A小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.886
177B小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.977
185A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'32.059
199B野中 誠太KCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.992
2097Aロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'32.132
213Bルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'32.260
224A笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'32.292
2353Bチャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'32.300
2410AジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'33.854

SUPER FORMULA

第2戦もてぎノックアウトQ2結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2026/04/05) Knock Out Q2 Weather:Sunny Course:Semi-Wet
2026 SUPER FORMULA Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
16B太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.369--191.256
239A大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.623 0.254 0.254190.720
31A岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'30.637 0.268 0.014190.690
416B野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'30.700 0.331 0.063190.558
538B阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.856 0.487 0.156190.231
612A小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'30.876 0.507 0.020190.189
714A福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.917 0.548 0.041190.103
88A山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.931 0.562 0.014190.074
950B野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'30.943 0.574 0.012190.049
1019Bザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.973 0.604 0.030189.986
1164B佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.118 0.749 0.145189.684
1236A坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.664 1.295 0.546188.554

SUPER FORMULA

第2戦もてぎノックアウトQ1結果

Aグループ

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2026/04/05) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Semi-Wet
2026 SUPER FORMULA Round 2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
114福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.341--189.221
28山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.517 0.176 0.176188.857
31岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'31.742 0.401 0.225188.394
436坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.799 0.458 0.057188.277
539大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.805 0.464 0.006188.264
612小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'31.836 0.495 0.031188.201
---- 以上Q2進出 ----
765イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.883 0.542 0.047188.104
828小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.886 0.545 0.003188.098
95牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'32.059 0.718 0.173187.745
1097ロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'32.132 0.791 0.073187.596
114笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'32.292 0.951 0.160187.271
1210ジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'33.854 2.513 1.562184.154
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----

Bグループ

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2026/04/05) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Semi-Wet
2026 SUPER FORMULA Round 2 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
16太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.158--189.600
216野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'31.245 0.087 0.087189.420
364佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.309 0.151 0.064189.287
438阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.321 0.163 0.012189.262
550野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'31.406 0.248 0.085189.086
619ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.461 0.303 0.055188.972
---- 以上Q2進出 ----
737サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.468 0.310 0.007188.958
822松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.539 0.381 0.071188.811
97小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.977 0.819 0.438187.912
109野中 誠太KCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.992 0.834 0.015187.882
113ルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'32.260 1.102 0.268187.336
1253チャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'32.300 1.142 0.040187.255
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----

SUPER FORMULA

第1戦、第2戦もてぎフリー走行 午前はイゴール・オオムラ・フラガ、午後は岩佐歩夢がトップタイムをマーク

 4月3日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の開幕大会、第1、2戦のフリー走行がモビリティリゾートもてぎで行われ、午前はイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、午後は岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)がトップタイムをマークした。

 盛り上がりを見せるSFだが、今年は新たに2チームが加わり、24台のエントリーを集めた。当初参戦予定だったWRCチャンピオンのカッレ・ロバンペラが、持病が悪化したとしてエントリーを取りやめたのは残念だったが、新たに参戦する海外ドライバー、ルーク・ブラウニング(REALIZE Corporation KONDO SF23)、ロマン・スタネック(ナビクルBuzz MK SF23)の参戦や、期待のルーキー・野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)、小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)のフル参戦など、話題には事欠かない。

フリー走行1回目

 春の暖かな陽気となった金曜日。午前10時15分から1時間30分にわたって行われたフリー走行1回目は、これまでの3強にNAKAJIMAレーシングも加わった8台がしのぎを削った。そして、そこに果敢に挑んだのが、ルーキーの野村だ。

 野村は、走行開始からトップタイムをマークするなど、積極的に周回を重ね、折り返し時点では、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)、フラガ、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)と錚々たるメンバーに続いて6位につけた。

 この時点で、トップの太田のタイムは1分30秒750と、早くも昨年4月に行われたもてぎ大会第3戦のポールタイム1分31秒172(山下)を上回った。これは、オフの間に路面が全面改修されたことが要因で、各車軒並み好タイムをマークした。

 最後のアタックを終えての順位は、フラガ、岩佐、太田、大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、野尻、小出峻(ThreeBond SF23)となり、タイム更新ならなかった野村は11位だったもののルーキーのトップを守った。

フリー走行2回目

 午前同様に気温23度となった午後の走行は、牧野とブラウニングが1分30秒883と、まったくの同タイムをマークしてトップに並んで始まった。

 走行時間前半は、ロングランテストを行うチームも多く、タイムを上げるクルマは少なかったが、そのなかで大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)が、1分30秒673でトップに立つ。

 40分過ぎに、野尻、岩佐の無限コンビが揃ってトップタイムを更新。しかし、その後、野尻はエンジンが吹けなくなりスロー走行。これで走行は中断。

 20分近い中断の後、再開されると、岩佐がこのセッションのトップタイムとなる1分29秒972をマーク。修復を終えた野尻も1分29秒983で続いて、午後は無限の2台がやや抜き出た速さを見せた。

 走行の最後には、予選の組分けで10分ずつアタックの時間が設けられたが、大幅にタイムアップを果たすクルマは現れず。A組では、牧野、フェネストラズ、大湯、小出、B組では太田、坪井、佐藤らがタイムを上げたものの、1分30秒前半止まりだった。

 路面が全面改修されたことで、ニュータイヤが発熱しにくい状況が生まれているのか、思うようにアタックできずに苦労しているドライバーが多いようだ。明日は雨予報。新しい路面がウェットになったときに、どんな状況が生まれるのか。予選に注目だ。

 今大会は2レース制。明日4日は、午前9時30分から第1戦予選、午後2時45分から第1戦決勝(37周)が、5日は、午前10時10分から第1戦予選、午後2時45分から第1戦決勝(37周)で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

第1戦、第2戦もてぎフリー走行2回目結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2026/04/03) Free Practice 2 Weather:Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Round 1 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
11A岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'29.972--192.100
216B野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'29.983 0.011 0.011192.076
35A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.184 0.212 0.201191.648
437Aサッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.201 0.229 0.017191.612
539A大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.221 0.249 0.020191.570
619Aザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.231 0.259 0.010191.548
76B太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.297 0.325 0.066191.408
864B佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.311 0.339 0.014191.379
93Bルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.385 0.413 0.074191.222
1014B福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.389 0.417 0.004191.214
1136B坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.403 0.431 0.014191.184
1212A小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'30.452 0.480 0.049191.080
137A小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.461 0.489 0.009191.061
148A山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.611 0.639 0.150190.745
1553Aチャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.677 0.705 0.066190.606
1665Aイゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.709 0.737 0.032190.539
1750A野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'30.711 0.739 0.002190.535
1822B松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.773 0.801 0.062190.405
1938B阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.871 0.899 0.098190.199
209B野中 誠太KCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.881 0.909 0.010190.178
2197Bロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.061 1.089 0.180189.802
2228B小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.228 1.256 0.167189.455
234A笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.323 1.351 0.095189.258
2410BジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'32.011 2.039 0.688187.843
  • グループは第1戦における組み分けです。

SUPER FORMULA

第1戦、第2戦もてぎフリー走行1回目結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2026/04/03) Free Practice 1 Weather:Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Round 1 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
165Aイゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.375--191.243
21A岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'30.500 0.125 0.125190.979
35A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.577 0.202 0.077190.817
439A大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.635 0.260 0.058190.695
516B野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR-417E
1'30.648 0.273 0.013190.667
612A小出 峻ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'30.656 0.281 0.008190.650
764B佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.657 0.282 0.001190.648
836B坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.682 0.307 0.025190.596
96B太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.750 0.375 0.068190.453
108A山下 健太KCMG Cayman SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'30.906 0.531 0.156190.126
1150A野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'30.923 0.548 0.017190.091
124A笹原 右京REALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.014 0.639 0.091189.900
133Bルーク・ブラウニングREALIZE Corporation KONDO SF23
REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.050 0.675 0.036189.825
1414B福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE SF23
NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.078 0.703 0.028189.767
1522B松下 信治DELiGHTWORKS SF23
DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'31.089 0.714 0.011189.744
1619Aザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG SF23
TEAM IMPUL
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.193 0.818 0.104189.528
1737Aサッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.197 0.822 0.004189.519
1838B阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.220 0.845 0.023189.472
197A小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.389 1.014 0.169189.121
2097Bロマン・スタネックナビクルBuzz MK SF23
ナビクルBuzz MK Racing
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.561 1.186 0.172188.766
219B野中 誠太KCMG Elyse SF23
KCMG
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.587 1.212 0.026188.712
2228B小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.591 1.216 0.004188.704
2353Aチャーリー・ブルツTEAM GOH SF23
TEAM GOH
TOYOTA TGR-D TRD 01F
1'31.936 1.561 0.345187.996
2410BジュジュHAZANA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'32.036 1.661 0.100187.792
  • グループは第1戦における組み分けです。

SUPER FORMULA LIGHTS

第2戦富士決勝記者会見 優勝・エヴァン・ジルテール「スタートが決まった」

優勝 エヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝したエヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

 「まずはこのチャンスをいただいたB-MAX、HRCに感謝します。スタートはまだ完全ではないんですが、昨日より決まったと思います。前の2台がはらんでトップに立つことができました。そこからタイヤのマネジメントとかいろいろ考えながら走り、トップを維持できたので満足しています」

 「終盤、ニュータイヤの鈴木選手が迫ってきて、彼のペースがかなりいいのは分かっていました。ミラーをチェックしつつ前を向いて、ミスを犯さないように集中して走っていました」

2位 三井優介(DELiGHTWORKS RACING)

決勝記者会見:決勝2位の三井優介(DELiGHTWORKS RACING)

 「去年に比べても一番のスタートを決めることができました。1コーナーでイン側のクルマがブレーキロックして押し出されてしまい、その隙にジルテール選手の先行を許してしまいました。その後は、後ろの鈴木選手のペースがよく、抜かされてしまったのは反省点です」

 「昨日失敗気味だったスタートも今日はうまく決まったので前進しています。ポールからスタートする第3戦は昨日より強い気持ちで向かえることができると思います」

3位 梅垣清(TOM'S)

決勝記者会見:決勝3位の梅垣清(TOM\'S)

 「スタートがよくなくて三井選手に並ばれてしまい、ブレーキがロックして接触しました。数周後に鈴木選手が来て、彼のペースがよかったので、押さえることができませんでした。後半にかけてユーズドタイヤでのペースはよかったんですが、前の3台が速くて離されてしまいました」

 「第3戦でもう一度チャンスがあるので、自分のだめだったところを振り返って優勝できるように頑張りたいと思います」

決勝フォトセッション:トップ3のドライバーたち

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第2戦富士決勝 エヴァン・ジルテールが、国内参戦2戦目で優勝を飾る

エヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦の決勝が、3月29日、富士スピードウェイスで行われ、フロントロースタートのエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が、国内参戦2戦目で見事なレースを見せ初優勝を飾った。

 マスタークラスは、最後のどんでん返しで清水康弘(ART TASTE RACING 324)が優勝を手にした。

 午前9時45分、好天に恵まれた暖かいコンディションのなか、スタートが切られた。

 ポールスタートの梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)がやや出遅れ、好スタートを決めた4番グリッドの三井優介(DELiGHTWORKS)が1コーナーで並びかける。ここで梅垣がタイヤをロックさせ姿勢を崩し、三井と接触。この間に、後ろにつけていたジルテールが一気にトップに躍り出る。

 このレースのためにニュータイヤを残していた、3番グリッドの鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)は、スタートで順位を1つ落としたものの、ハイペースで追い上げ、3周目には3位まで順位を回復。前を行く三井との差を徐々に詰めていく。

 レース折り返しの8周を終えた時点での順位は、ジルテール、0.8秒遅れて三井、さらに0.6秒差で鈴木、約3秒離れて梅垣、卜部和久(DELiGHTWORKS)、新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)と続いた。

 ジルテール、三井より明らかにペースの良い鈴木は、10周目の1コーナーで三井を捕らえると、トップのジルテールを追うが、三井との競り合いでギャップは2秒に広がる。それでも、鈴木は諦めることなく、11周目1.8秒、12周目1.3秒、13周目1.0秒とその差を削っていく。

 ところが、鈴木は攻めすぎたために、走路外走行を繰り返し、警告を無視したとしてプラス5秒のペナルティを課されてしまった。

 「終盤、鈴木が迫ってきたが、前を向いてミスをしないよう心掛けた」というジルテールが、デビューから2戦目で優勝を飾り、そのポテンシャルの高さを示した。2位は三井、3位は梅垣、2位でチェッカーを受けたものの、降格の鈴木は4位に終わった。

 マスタークラスは、本命と目されたポールスタートのKEN ALEX(BUZZ RACING)が、スタート直後の1コーナーで他車と接触。サスペンションを傷めてピットに戻ってリタイアしてしまった。

 これでクラストップに立った今田信宏(JMS RACING TEAM)を、DRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)が1秒以内の差で追うという展開が続いた。二人の攻防は、終盤に入るとDRAGONが急接近。残り2周となったところで今田の背後に迫った。

 そして、残り1周半となったヘアピンで、勢い余ったDRAGONが今田に追突。今田はコントロールを失いスピン。DRAGONがトップでチェッカーを受けたが、接触に対するペナルティで10秒の加算。二人から遅れて淡々と走行していた清水康弘(ART TASTE RACING 324)が、漁夫の利を得て優勝を飾った。

 第3戦の決勝は、本日、午後2時35分から15周で行われる。

優勝はエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

決勝2位は三井優介(DELiGHTWORKS)

決勝3位は梅垣清(モビリティ中京TOM\'S TGR-DC SFL)

清水康弘(ART TASTE RACING 324)

DRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)

今田信宏(JMS RACING TEAM)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第2戦富士決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2026/03/29) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
11エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1523'36.222--
23三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1523'38.496 2.274 2.274
335梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1523'39.362 3.140 0.866
4*38鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1523'41.909 5.687 2.547
52卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1523'44.839 8.617 2.930
650新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1523'45.601 9.379 0.762
737アクシャイ・ボーラPONOS Racing TOM'S SFL
TOM'S
1523'48.06811.846 2.467
836オスカー・ブルツPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1523'49.31313.091 1.245
960熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1523'59.66823.44610.355
10*26佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1524'03.68027.458 4.012
118M1清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1524'26.58750.36522.907
12*30M2DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1524'32.90856.686 6.321
134M3今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1321'04.7402Laps2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
-6M-ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
12'52.57914Laps12Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 38 鈴木斗輝哉(モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL) 1'33.537 (6/15) 175.618 km/h
  • CarNo. 38はL項4.2.c/d(白黒旗提示後の走路外走行複数回)により、タイムペナルティー5行を科した。
  • CarNo. 26は、富士スピードウェイ一般競技規則9.40.1(レコノサンスラップのホワイトラインカット)により、罰金3万円を科す。
  • CarNo. 30は、SFL競技規則15.1.1/2(他車への衝突+コースアウトを強いる)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。

SUPER FORMULA LIGHTS

第1戦、第2戦富士公式予選ポールシッターコメント 三井優介「優勝するのはあたりまえ」

第1戦ポールポジション、第2戦予選4位 三井優介(DELiGHTWORKS RACING)

第1戦でポールポジションを獲得した三井優介(DELiGHTWORKS RACING)

 「木曜の初日から手応えはありました。練習の最高は2番手でしたが、方向性はなんとなくわかり、行けるんじゃないかと思っていました。第1戦予選は、チームもコンディション変化を読めていて、マシンも決まってポールを取れました。第2戦予選にかけてアジャストをしましたが、行き過ぎてしまってタイムを落としてしまいました」

 「ルーキーが多いなかで優勝するのはあたりまえだと思っていますし、第1戦はポールから逃げ切り、まずは1勝したいと思います。第2戦もスタートを決めればトップを狙えます」

第1戦予選2位、第2戦ポールポジション 梅垣清(TOM'S)

第2戦でポールポジションを獲得した梅垣清(TOM\'S)

 「ダブルポールを取りたかったです。1回目はベストを尽くしましたが、相手が思ったより速かったです。2回目に向けて変えていったことでポールを取れたので、そこはよかったですね。路温が上がってタイヤがたれるのが早かったですが、そこにうまくはまったんだと思います」

 「決勝ですが、ライツはスタートが難しいので不安です。ロングのペースも悪くないので、落ち着いて頑張り、確実にポイントを取りたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第1、2戦富士公式予選 三井優介と梅垣清がポールを分け合う

第1戦ポールポジション、第2戦予選4位は三井優介(DELiGHTWORKS)

第1戦予選2位、第2戦ポールポジションは梅垣清(モビリティ中京TOM\'S TGR-DC SFL)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の開幕大会となる第1戦、第2戦の公式予選が、3月28日、富士スピードウェイで行われ、第1戦は三井優介(DELiGHTWORKS)が、第2戦は梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が、ポールポジションを獲得した。

 マスタークラスは、KEN ALEX(BUZZ RACING)が、ダブルクラスポールを奪った。

 鈴鹿ではF1日本GPが開催されている週末、富士ではスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)選手権の2026シーズンが幕を開けた。

 今シーズンのSFライツは、話題のルーキーが目白押しだ。特に海外から、激戦のフォーミュラリージョナル・ヨーロピアン選手権(FRECA)の上位ランカー、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)とアクシャイ・ボーラ(PONOS Racing TOM'S SFL)が、B-Maxとトムスからエントリーしている。また、元F1ドライバーのアレクサンダー・ヴルツを父に持ち、昨年はユーロカップ3を戦ったオスカー・ブルツ(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)も戦いの場を日本に移した。

 国内勢では、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権(FRJ)チャンピオンの梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、同2位の鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)のトヨタ育成コンビ。鈴木はFIA-F4ジャパニーズ選手権のチャンピオンでもある。

 ホンダ育成からはFIA-F4シリーズ4位の新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)がエントリー。ここ3年続けてドライバータイトルを獲得しているHFDPとB-Maxのジョイントチームで走るだけにプレッシャーもかかる。B-Maxからはもう一人、新原とHFDPのシートを争った佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)もエントリーしている。

 2年目組としては、ディライトワークスから三井優介(DELiGHTWORKS)と、B-Maxから移籍の卜部和久(DELiGHTWORKS)。二人はルーキーを迎え撃つ立場となる。

第1戦公式予選

 午前10時5分から行われた予選は、春の暖かな快晴のもと行われた。

 今季を占う上で予選で、速さを見せたのは三井。3周のウォームアップの後、1分32秒493をマークしてトップに出ると、次の周も1分32秒383を出してダメ押し。初ポールポジションを決定的なものとした。

 2位は、同様に2周続けてアタックし、三井からコンマ1秒遅れの1分32秒500をマークした梅垣。3位は、アタック1周目に1分32秒611を叩き出したジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が入った。

 なお、練習走行で好調だった鈴木は、32秒台を二度マークしながらも、ランオフエリア(走路外)走行のペナルティでベスト、セカンドタイムが採用されずに予選不通過。最後尾スタートとなった。

 マスタークラスは、4台がすべて1分35秒台の争いとなったが、最後のアタックで清水康弘(ART TASTE RACING 324)を逆転したKEN ALEXがクラスポールを獲得した。

第2戦公式予選

 10分間のインターバルを挟んで行われた第2戦予選は、梅垣が一発目のアタックで1分32秒311と、第1戦のポールタイムを上回るタイムでポールを獲得。同じくアタック1周目に32秒611を出したジルテールがフロントローを射止めた。

 3位は、第1戦のミスをしっかりカバーしてきた鈴木。第1戦でポールを奪った三井はランオフエリア走行でベストタイムを抹消され4位。新原は、第1戦に続く5位。

 マスタークラスは、KEN ALEXが1分35秒130と、2位の今田信宏(JMS RACING TEAM)にコンマ3秒の差をつけて、第1戦に続くクラスポールを奪った。

 第1戦の決勝は、本日、午後2時20分から21周で、第2、3戦の決勝は、明日の午前9時45分、午後2時35分から、それぞれ15周で行われる。

第1戦予選3位、第2戦予選2位はエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

第1戦予選不通過、第2戦予選3位は鈴木斗輝哉(モビリティ中京TOM\'S TGR-DC SFL)

第1戦、第2戦ともマスタークラスポールポジションはケン・アレックス(BUZZ RACING)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第2戦富士公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2026/03/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
135梅垣 清モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'32.311--177.951
21エヴァン・ジルテールART Grand Prix with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'32.611 0.300 0.300177.374
338鈴木 斗輝哉モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'32.864 0.553 0.253176.891
43三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'32.899 0.588 0.035176.824
550新原 光太郎HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'32.998 0.687 0.099176.636
62卜部 和久DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'33.138 0.827 0.140176.371
736オスカー・ブルツPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.165 0.854 0.027176.319
837アクシャイ・ボーラPONOS Racing TOM'S SFL
TOM'S
1'33.213 0.902 0.048176.229
926佐藤 凛太郎B-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'33.515 1.204 0.302175.660
1060熊谷 憲太LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'34.068 1.757 0.553174.627
116M1ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'35.130 2.819 1.062172.677
124M2今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'35.450 3.139 0.320172.098
1330M3DRAGONB-MAX ENGINEERING 324
B-MAX ENGINEERING
1'36.011 3.700 0.561171.093
148M4清水 康弘ART TASTE RACING 324
ART TASTE RACING
1'36.160 3.849 0.149170.828
---- 以上基準タイム(110% - 1'41.854)予選通過 ----

F110 CUP東日本王者決定戦

もてぎレース2決勝ドライバーコメント 優勝・小熊孝誠「普通に走っていれば速いのはわかっていた」

優勝 小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)

優勝した小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS)

  「スタートは前に出られて、そこから最後までずっと後ろ山岡君がいたのですが、焦らず、自分の運転をし続けて勝てたのでよかったなと思います。(プレッシャーは感じた?)少し感じましたが、普通に走っていれば(自分が)速いのはわかっていたので、落ち着いていました。少しは後ろ気になったのですが、間隔は最後まであまり変わらなかったので、そこまでではなかったです。不安なく自分のレースができました」

2位 山岡宗磨(Drago CORSE)

決勝2位の山岡宗磨(Drago CORSE)

 「ちょっと、抜ききるところまでいけなくて。最後はちょっと近づいたのですが、小熊選手ペース速くて、いっぱいいっぱいでした。追いつく所と追いつかない所が微妙にあって、うまいこと抜けなかったです。スタートは昨日より改善できたのですが、あそこで(小熊を)抜ききれれば結果は違ってきたかなと思います。次の岡山大会に向けてまた練習して、次は優勝できるようにがんばりたいと思います」

3位 Lu you De(EIKO AKILAND F110)

決勝3位のユゥー・デ・ルー(AKILAND RACING)

 「タイムがあまり速くなかっただけですね(憮然)。頑張ったけれど、前のクルマより速くなかったです。(3位を守れたが?)後ろからのプレッシャーはなかったです。前しか見ていなかったです。岡山で挽回です」

4位 佐藤佑月樹(KF MOTORSPORT F110)

決勝4位の佐藤佑月樹(KF MOTORSPORT)

 「8周目ぐらいまでけっこういいペースで走っていたのですが。走りの問題なのかは後でデータ見て比較しますが、急に(ペースが)落ちてしまって。セッティングもたぶんまわりのドライバーよりも逆にしてみたのですよ。例えば小熊選手とかはアンダー(ステア)気味で、僕だけたぶんオーバー(ステア)なんです。それで走っていたのですが、8周目くらいから急に(オーバーが)激しくなって、後ろのグリップ感が急になくなって、フロントに頼らざるをえなくなって、それでガクンと(タイムが)落ちちゃったと思います。ちょっと考えないといけないですね。スタートはよくて、まわりのみんな動かないので『あれ? 行ってしまっていいのかな?』思いました。でLu you Deを抜かそうとしたのですが、無理でした。そのまま終わってしまったので、次は工夫しないといけないですね」

5位 松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)

決勝5位の松井海翔(イーグルスポーツ)

 「トップ2が速すぎましたね。何もできなかったです。いろいろ、クルマの特性的に速い場所遅い場所があって、結論から言ったら前の佐藤選手を抜くべきところで抜ける速さを持っていなかったです。トップ2の選手もそうですが、4輪デビューレースだったので、経験的にも練習も少なかったので、岡山大会までにたくさん走り込んで、いろんなことを吸収して、いい成績残せるようにがんばりたいと思います」

6位 杉田悠真(LAPSアキランドF110)

決勝6位の杉田悠真(AKILAND RACING)

 「クラッチが張り付いてしまってスタート切れずで。でも奇跡的にその後再スタートきれました。追い上げることしかできないので、それでタイムがよかったのかなと思います。不運なこともありましたが、タイム的にはいいペースで走れたので、次戦に向けて切り替えて練習を積み重ねて、1位を取れるように頑張りたいと思います。残念ですけどこれもレースなので、岡山で絶対勝つつもりで」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

F110 CUP東日本王者決定戦

もてぎレース2決勝 小熊孝誠が山岡宗磨との接戦を制して連勝、チャンピオン獲得

トップでゴールする小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)

 「F110 CUP」の東⽇本王者決定戦がモビリティリゾートもてぎで開催。3月15日(日)Race2の決勝が行われ、ポールポジションから発進の小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)が追いすがる山岡宗磨(Drago CORSE)を振り切ってポール・ツー・ウイン。前日のRace1と連勝し、文句なしの東⽇本王者を獲得した。

 Race1とおなじくうららかな日和となったモビリティリゾートもてぎ。気温も13.5度とほぼ同じで12時50分のコースイン時には路面も適度に暖まった状態で、レース日和のドライコンディションだ。Race1ではKF MOTORSPORTの2台がスターティンググリッドにつけなかったが、今日もAire Harun(アイレ ハルン)(Eagle Sport)がギアが入らずピットアウトに手間取る。ピットクローズ直前にコースインして事なきを得たが、スタートに一抹の不安を残す。

 フォーメーションラップ開始は午後1時05分。17台全車がグリッドに整列し、10周または30分間のレーススタート。心配されたAire Harunも無事にスタートを切った。

決勝のスタートシーン

 フロントロウの小熊と山岡はスムーズに発進した一方で、3番グリッドの杉田悠真(LAPSアキランドF110)は大きく出遅れて後続車に飲み込まれて10位辺りまで順位を落としてしまう。そのスキに4番手スタートのLu you De(ユゥーデールー)が3位へポジションを上げる。Race1ではクラッチトラブルのために2周遅れでコースインした佐藤佑月樹(KF MOTORSPORT F110)も6番グリッドから前を行く松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)を仕留めて4位へ、松井を挟んで6位には石井大雅(Bellona&FG)とDanzel Waytan(ダンゼル ウェイタン)(KF MOTORSPORT F110)が並んで第1コーナーへ加速。

 蹴り出しのよかった山岡は第1コーナーに向けて小熊のイン側から差して並びかけ、サイド・バイ・サイドのままで第2コーナーへ。Lu you Deと佐藤佑月樹も並走でターンする。小熊は第2コーナーからの加速で山岡の前に出て第3コーナーへ。そして佐藤とのバトルを抜け出したLu you Deが今度は山岡のテールに食らいついてターン。小熊~山岡~Lu you Deはそれぞれ一車長の間隔で第5コーナーへと加速し、やや間を開けて4位佐藤、5位松井、とここでいったん上位のポジションが確定する。石井とDanzel Waytanのバトルに絡んできたのが、不安視されたスタートを決めて12番グリッドからポジションを上げてきたAire Harunで、第4コーナーまでに石井とDanzel Waytanを仕留めてなんと6位まで上がってくる。

 いったん8位に落ちた石井だが、第5コーナーからの加速でDanzel Waytanに並ぶとS字への進入で前に出て7位浮上。さらにダウンヒルストレートで石井がAire Harunのスリップストリームから抜け出るとアウトから90度コーナーへアプローチ。オーバーテイクを成功させて6位へ。

 オープニングラップを終えてトップ小熊と2位山岡のギャップは0.747秒、山岡とLu you Deはテール・ツー・ノーズ状態の0.160秒差でコントロールラインを通過。そこから0.535秒差で佐藤4位、0.448秒差で5位松井と続き、6位に石井はやや水を開けられ1.229秒差。トップ5台が1.95秒以内の集団を形成している。

 2周目に入ってもトップ5台のポジションは変わらずワンパックで走る。2位山岡に対してLu you Deが仕掛けるそぶりを見せるがポジションは変わらず。今はお互いジャブの応酬か。依然としてバトルを続けているのが6位石井と7位Aire Harunで、第1コーナーから第2コーナーへとサイド・バイ・サイドで旋回。石井が前を抑えるが、第5コーナーへのブレーキングでAire Harunが仕掛けてインからオーバーテイク。6位を奪い返す。ここから石井のペースが鈍り、なんとそのままピットインしてしまう。石井によるとバトルの最中に右リヤタイヤをカットされたようでスローパンクチャーを起こしたとのこと。いったんはマシンを降りた石井だが、ダメージがタイヤだけとわかったので、再びマシンに乗り込み1周遅れでレースに復帰した。

 3周目、トップを行く小熊に対して2位山岡がセクター1、2、3と全体ベストのタイムでギャップを削り取りにかかり、0.488秒差まで接近。3位Lu you Deは山岡にやや離され0.637秒の差がつく。スタート失敗で10位以下まで落ちた杉田だが8位まで挽回してきている。

 4周目~6周目と小熊と山岡の間合いは0.5秒あたりをキープ。3位Lu you De以下を引き離し一騎打ちの様相を呈してくる。上位が膠着状態の中で順位を上げているのが杉田で、4周目に7位に上がると6周目にはAire Harunの背後、0.218秒差まで迫っている。

 小熊vs山岡の見えないバトルは継続。6周目に山岡が1分55秒817のファステストラップを出してギャップを0.455秒とすると7周目は小熊が55秒736と更新して0.486秒差。そして杉田はAire Harunを第3コーナーでインから攻略、6位までポジションを戻してくる。一進一退の神経戦を行いながら山岡はまだ牙を残していたか、8周目に小熊との間合いを詰めてV字コーナーからヘアピンにかけてテール・ツー・ノーズ状態になるとダウンヒルストレートへ。しかし小熊もつけいるスキを見せず0.377秒差で9周目へ。今度は小熊が再加速、55秒504のファステストラップ出してギャップを0.455秒に戻してファイナルラップへ。

 山岡は最後の勝負所をダウンヒルストレートと決めたか、そこまで小熊にプレッシャーをかけ続けるとスリップストリームを利用して小熊のテールに張り付くと、右サイドから左へとマシンを振って90度コーナーのブレーキング勝負を挑むが、小倉が僅かに前でターン。山岡の頭を押さえる。そのままセカンドアンダーブリッジを抜けてビクトリーコーナーへ。最後まで山岡にチャンスを与えずに0.189秒差でフィニッシュラインを通過。Race1に続く優勝を飾った。山岡は最後まで勝機を見いだせず2位。この二人に大きく引き離されて2秒差の3位にLu you De、以下4位佐藤、5位松井、6位杉田というトップ6となった。

 これでF110 CUP東日本王者は2レースを制した小熊が獲得。Race2の表彰式の後で小熊に特製のチャンピオントロフィーが授与され、チーム関係者全員がポディウムに上がって祝福をうけた。

 F110 CUPはこの後西⽇本王者決定戦が5月16~17日に岡山国際サーキットで行われ、さらに12月5~6日にモビリティリゾートもてぎでWinter CUPが開催される。

優勝した小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)

決勝2位は山岡宗磨(Drago CORSE)

決勝3位はユゥー・デ・ルー(EIKO AKILAND F110)

決勝4位は佐藤佑月樹(KF MOTORSPORT F110)

決勝5位は松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)

決勝6位は杉田悠真(LAPSアキランドF110)

表彰式

東日本王者の表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

F110 CUP東日本王者決定戦

もてぎレース2決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/03/15) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
162小熊 孝誠HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1019'27.126--
234山岡 宗磨Drago CORSE
Drago CORSE
1019'27.315 0.189 0.189
312ユゥー・デ・ルーEIKO AKILAND F110
AKILAND RACING
1019'29.231 2.105 1.916
477佐藤 佑月樹KF MOTORSPORT F110
KF MOTORSPORT
1019'31.366 4.240 2.135
523松井 海翔EAGLE SPORT SMK F110
イーグルスポーツ
1019'32.064 4.938 0.698
610杉田 悠真LAPSアキランドF110
AKILAND RACING
1019'34.787 7.661 2.723
755アイレ・ハルンEagle Sport
イーグルスポーツ
1019'38.73411.608 3.947
871一宮 總太朗AKILAND F110
AKILAND RACING
1019'39.47812.352 0.744
967ダンゼル・ウェイタンKF MOTORSPORT F110
KF MOTORSPORT
1019'42.51015.384 3.032
1050伊藤 聖七イヌイEagle Sport
イーグルスポーツ
1019'42.85615.730 0.346
1135金本 きれいHYDRANGEA SEO motor sports
HYDRANGEA Kageyama Racing
1019'45.26918.143 2.413
1227金森 智哉TK Racing Project F110
カナモリ トモヤ
1019'46.04218.916 0.773
1318中井 悠斗KF MOTORSPORT F110
KF MOTORSPORT
1019'47.20920.083 1.167
1425沼田 拓海skillspeed
スキルスピード
1019'57.31230.18610.103
1548村上 太晟ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
1019'57.99230.866 0.680
168石井 大雅Bellona&FG
フジタ薬局レーシング
920'22.1421Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-33井上 隆太Drago CORSE
Drago CORSE
59'59.1165Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 10 杉田悠真(LAPSアキランドF110) 1'55.350 (10/10) 149.836 km/h

F110 CUP東日本王者決定戦

もてぎレース2公式予選ドライバーコメント ポールポジション 小熊孝誠「最後にまとめました」

ポールポジション 小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)1分55秒181 コースレコード

ポールポジションの小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS)

 「前半はドライビングでミスがあった感じなのですが、最後の1周にまとめるように行ったらタイムが出ました。クルマも昨日とちょっと変えたので、最初はちょっと合わせながら走って、最後にまとめました。今日はポール・ツー・ウインを狙ってがんばります」

2位 山岡宗磨(Drago CORSE)1分55秒239(+0.058秒)

予選2位の山岡宗磨(Drago CORSE)

 「最後、90度コーナーでまとめきることができなくて、タイヤをロックさせてしまいました。それでもタイム的にはもっと出せそうな感じなので、決勝は小熊選手との一騎打ちかな、と思います。昨日はスタート失敗してしまったので、今日はスタートをちゃんと決めて、1位で帰ってこられるようにがんばります」

3位 杉田悠真(LAPSアキランドF110)1分55秒418(+0.237秒)

予選3位の杉田悠真(AKILAND RACING)

 「昨日の予選よりは自分の走りをまとめることができて、同じチームのLu you Deに負けてしまったのですが、今回の予選では前に出ることができたので。(昨日の)決勝では自分の思い通りにいかない展開だったので、今回はスタートきっちり決めて、1位でゴールしたいと思います」

4位 Lu you De(EIKO AKILAND F110)1分55秒420(+0.239秒)

予選4位のユゥー・デ・ルー(AKILAND RACING)

 「アンラッキーな予選で、最後のアタックの最終コーナーでガス欠してしまいました。決勝は頑張るしかないですね。(ガソリン搭載量が足りなかった?)そこはちょっとわからないですね。燃料不足なのかトラブルなのか。そこは調べてもらって決勝に。それ以外はいい感じで、セッティングもクルマもいいので、後は自分が頑張るしかないです」

5位 松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)1分55秒650(+0.469秒)

予選5位の松井海翔(イーグルスポーツ)

 「今日もスクラブしていないタイヤで、他のみんなは皮むきしていたと思うのですが、それでタイヤの熱入れに苦戦してしまって、周りに比べてタイムを出すのが遅くなってしまいました。最終ラップにセクター1、2と全体ベストに近いペースで行けていたのに自分のミスでセクター3は大きくロスしてしまって、そこがもったいない予選でした。ミスさえ減れば勝負権はあると思うので、決勝は昨日スタートミスしているのでそこを改善して、ペースはいいと思うので。前のドライバーたちに食らいついて行って、チャンスがあれば表彰台、優勝を狙って走りたいと思います」

6位 佐藤佑月樹(KF MOTORSPORT F110)1分55秒734(+0.553秒)

予選6位の佐藤佑月樹(KF MOTORSPORT)

 「昨日はウオームアップの時に自分のせいでクルマ悪くしてしまって。今日もちょっと微妙ですね。でも(クルマの)ポテンシャルはいい方なので、決勝は自分次第なので、うまくスタート決めてそこから1位になれたらいいなと思います。(微妙というのは?)自分が思っているよりセッティングが難しくて、アンダーとかオーバーとか自分でも正直わからない部分がありますが、最低限表彰台には行きたいです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

F110 CUP東日本王者決定戦

もてぎレース2公式予選 レース1での好調を維持して小熊孝誠がポールポジションを獲得

ポールポジションは小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)

 旧FIA-F4車両で行われる「F110 CUP」の東⽇本王者決定戦がモビリティリゾートもてぎで開催。3月15日(日)にRace2の予選が行われて小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)が前日のRace1の予選で山岡宗磨(Drago CORSE)がマークした1分55秒250を上回る55秒181でレコードブレイク。ポールポジションを獲得した。

 前日のRace1に続いて開催のRace2。この2レースでの順位による獲得ポイントの合計で東日本王者が決定することになる。 出場はRace1と同じく17台。Race1の決勝ではトラブルによりピットスタートとなった中井悠斗(KF MOTORSPORT F110)及び2周遅れでコースインとなった佐藤佑月樹(KF MOTORSPORT F110)は共にマシンが修復され、元気に予選に挑んだ。

 Race2予選は午前8時45分コースオープン、15分間で行われる。前日と同じく朝方に気温が0度近くまで下がったモビリティリゾートもてぎ。現在は気温5.7度。午前10時30分開始だったRace1の11.8度よりかなり気温が低い状態での予選となり、路面も冷え切っている状態だ。チームによってはスポーツ走行の時間を利用してタイヤの皮むき(スクラブ)を行ったところもあるようだが、スクラブ済みだとスタート直後は有利だが終盤タイヤのタレが早くなる可能性もあり、どちらが有利化は一概に言えないとのことだ。

 Race1よりウオームアップに時間をかけたようで、残り時間10分辺りから各車本格的なタイムアタックを開始。まずはRace1で3位だった、Lu you De(ユゥーデールー)(EIKO AKILAND F110)が1分56秒490のトップタイム、2番手Race14位の杉田悠真(LAPSアキランドF110)の56秒971。以下3番手松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)、4番手石井大雅(Bellona&FG)以降はまだウオームアップ中か。

 残り時間8分、Race1優勝の小熊が1分56秒543の2番手タイム。Lu you Deがトップタイムを56秒030まで押し上げる。杉田に続いて4番手に昨日予選を走れなかった佐藤が57秒473で上がってきて予選も後半戦へ。井上隆太(Drago CORSE)が56秒596で4番手、5番手松井56秒669を山岡が56秒621で上回り、山岡5番手、松井6番手。

 残り時間6分、小熊が1分56秒014を出してトップに立つ。しかし1分後にコントロールラインを通過したLu you Deのタイムは55秒741でトップ奪還。さらに山岡が55秒970を出して2番手に上がり小熊3番手。伊藤聖七(イヌイ Eagle Sport)56秒464で6番手にアップ。

 小熊は残り4分に55秒933で山岡を追い落とすがLu you Deとは0.192秒の差がある。そして残り3分、杉田が55秒797の2番手タイム、松井が55秒886の3番手へ上がる。4番手にドロップした小熊だが、セクター1、3で全体ベストを刻むと、コントロールラインに戻ってきて55秒673のトップタイムを出して予選は残り時間2分30秒。タイムアタックはあと1度か2度可能だ。

 2番手に落とされたLu you Deが1分55秒600で再びトップに浮上する。さらに松井が55秒650で2番手。さらに山岡が55秒463のトップタイムを出して残り時間は30秒。そして小熊が55秒428を出してトップの座を奪還する。2番手山岡との差0.035秒。ここで15分が経過しチェカードフラッグが振られる。各車は最後のタイムアタックに突入する。

 まず佐藤が55秒734で6番手へ浮上、Lu you Deが1分55秒420でみたびトップ。しかし杉田が55秒418と0.002秒上回る。さらに山岡が55秒239で自身のコースレコードを上回るトップタイム。そして真打登場とばかりに小熊が55秒181でレコードブレイク。ポールポジションを決めた。2番手山岡がフロントロウに並び、小熊とは0.058秒の差。セカンドロウ3番手杉田55秒418、4番手Lu you De55秒420は0.002秒の差。3列目5番手松井、6番手佐藤というトップ6となった。

 Race2決勝は本日午後1時05分スタート予定だ。Race1優勝で東日本王者に最も近い小熊がポールポジションからどんなレースを見せるか。

予選2位は山岡宗磨(Drago CORSE)

予選3位は杉田悠真(LAPSアキランドF110)

予選4位はユゥー・デ・ルー(EIKO AKILAND F110)

予選5位は松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)

予選6位は佐藤佑月樹(KF MOTORSPORT F110)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

F110 CUP東日本王者決定戦

もてぎレース2公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/03/15) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
162小熊 孝誠HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
R1'55.181--150.056
234山岡 宗磨Drago CORSE
Drago CORSE
R1'55.239 0.058 0.058149.980
310杉田 悠真LAPSアキランドF110
AKILAND RACING
1'55.418 0.237 0.179149.748
412ユゥー・デ・ルーEIKO AKILAND F110
AKILAND RACING
1'55.420 0.239 0.002149.745
523松井 海翔EAGLE SPORT SMK F110
イーグルスポーツ
1'55.650 0.469 0.230149.447
677佐藤 佑月樹KF MOTORSPORT F110
KF MOTORSPORT
1'55.734 0.553 0.084149.339
78石井 大雅Bellona&FG
フジタ薬局レーシング
1'55.870 0.689 0.136149.164
867ダンゼル・ウェイタンKF MOTORSPORT F110
KF MOTORSPORT
1'55.900 0.719 0.030149.125
971一宮 總太朗AKILAND F110
AKILAND RACING
1'55.979 0.798 0.079149.024
1033井上 隆太Drago CORSE
Drago CORSE
1'56.008 0.827 0.029148.986
1150伊藤 聖七イヌイEagle Sport
イーグルスポーツ
1'56.076 0.895 0.068148.899
1255アイレ・ハルンEagle Sport
イーグルスポーツ
1'56.333 1.152 0.257148.570
1335金本 きれいHYDRANGEA SEO motor sports
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'56.698 1.517 0.365148.105
1427金森 智哉TK Racing Project F110
カナモリ トモヤ
1'56.865 1.684 0.167147.894
1518中井 悠斗KF MOTORSPORT F110
KF MOTORSPORT
1'56.952 1.771 0.087147.784
1648村上 太晟ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
1'57.199 2.018 0.247147.472
1725沼田 拓海skillspeed
スキルスピード
1'57.952 2.771 0.753146.531
---- 以上基準タイム(110% - 2'06.807)予選通過 ----
  • 'R'マークはコースレコード(1'55.250)を更新した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース2決勝結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/03/01) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
145洞地 遼⼤PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1223'06.640--
237三浦 柚貴PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1223'07.346 0.706 0.706
310小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
1223'11.743 5.103 4.397
438武藤 雅奈マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1223'15.318 8.678 3.575
554大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1223'15.622 8.982 0.304
648リン チェンファRAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORTS
1223'17.15510.515 1.533
744M1AKITAACR Formula R
ABBEY RACING
1223'26.03019.390 8.875
886下野 璃央Dr.Dry F111
Dr.Dry Racing Team
1223'30.50623.866 4.476
988リ シュエンユTLM by Z.SPEED F111/3
Team LeMans
1223'34.85228.212 4.346
1011M2植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1223'52.79546.15517.943
1146M3入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1224'01.46154.821 8.666
1218M4YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1224'14.6251'07.98513.164
1313M5鳥羽 豊AIWIN F111/3
AIWIN
1224'46.3061'39.66631.681
1423M6YUGOS2R Racing
N-SPEED
1123'33.5951Lap 1Lap
1536M7ポール・ウォンSKYMOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1123'47.7291Lap 14.134
---- 以上規定周回数完走 ----
-40M-⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
12'34.71611Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo.37 三浦柚貴(TOM'S TGR-DC) 1'54.904 (10/12) 181.936 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース2公式予選結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/02/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
145洞地 遼⼤PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'54.389--182.755
237三浦 柚貴PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1'54.453 0.064 0.064182.653
310小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'54.602 0.213 0.149182.416
448リン チェンファRAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORTS
1'54.962 0.573 0.360181.844
538武藤 雅奈マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1'55.003 0.614 0.041181.780
654大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'55.007 0.618 0.004181.773
744M1AKITAACR Formula R
ABBEY RACING
1'56.058 1.669 1.051180.127
886下野 璃央Dr.Dry F111
Dr.Dry Racing Team
1'56.184 1.795 0.126179.932
988リ シュエンユTLM by Z.SPEED F111/3
Team LeMans
1'56.487 2.098 0.303179.464
1046M2入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1'57.229 2.840 0.742178.328
1113M3鳥羽 豊AIWIN F111/3
AIWIN
1'57.434 3.045 0.205178.017
1211M4植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'57.495 3.106 0.061177.924
1340M5⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1'59.002 4.613 1.507175.671
1418M6YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1'59.502 5.113 0.500174.936
1523M7YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'04.39910.010 4.897168.050
1636M8ポール・ウォンSKYMOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
2'04.75010.361 0.351167.577
---- 以上基準タイム(110% - 2'05.827)予選通過 ----

VITA筑波

第2戦決勝ドライバーコメント 4位・山口真「プレッシャーに負けちゃって」

優勝 兒島弘訓(ZR Winmax VITA)

 「自分としては 気温も路面温度も低いことから、決勝でのコースレコードを前回出した1分2秒909から更新できるかなと思っていて。かなりハイペースで走っていたのですが、ぎりぎり更新できなかったですね。そこは悔しいです。レース自体はSCのリスタートも含めて、かなりうまくまとめられたと思います。次回も完勝できるようにがんばります」

2位 山本龍(お先にどうぞVITA)

 「赤旗でリスタートというのが、ここ数年なかったはずで。でも今日ちょうどブリーフィングで赤旗リスタートの話が出たので、普段そういう話が出ることがあまりないのが今年の手順の説明があって。それで今日いきなり赤旗が出たので、主催の方の虫の知らせでもあったのかと思ったりしました(苦笑)。レースの方は もうちょっと前について行ければよかったのにな、という感じです」

3位 西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

 「ダンロップコーナーでシフトミスしてしまって、2台行かれてしまって、取り返すのにちょっと時間がかかってしまいました。その間に山本さんが逃げちゃったので、やっぱり山本さんの後ろでフィニッシュになりました。調子自体は悪くなかったと思います。次はもっと前に行きたいと思います」

4位 山口真(VITA-01)

 「たまたま序盤に順位が上がって。後ろから速い人たちが来て、それでプレッシャーに負けちゃって。いつもより1秒くらいラップタイムが落ちて、それで詰められてしまいました。その後自分の知っている人が後ろに来たので、それから自分のペースで走れて3位を維持できたのですが、最後に抜かれちゃって(苦笑)。でも今日はやり切りました。いいバトルもできました」

5位 渡邊顕(ELIVレーシングVITA)

 「初めてのVITAレースなので、まだまだ届かない部分がいっぱいあるのはもちろんわかっていることではあるのですが。その中で予選それなりにうまく行って、いい順位狙えるところで自分の未熟さが出たレースだったなと、今とても悔しいです。それでもこの悔しさをバネにして、次にレース出る時までに、しっかり調整して、もっと戦える状態で臨みたいと思います」

6位 佐藤孝洋(tipo ETA vita-01)

 「自分にとっては何もなかったレースでしたね。淡々と走って、前がいなくなって。何度かチャンスはあったのですが、それもモノにできず、ちょっと残念でした。調子はよかったです、昨日ちょっとクラッシュしてしまったので、チームのみんなが一生懸命直してくれて、それで今日入賞までは行けたので、そこはよかったです」

Text: Junichi SEKINE

VITA筑波

第2戦筑波決勝 兒島弘訓が赤旗中断にも動ぜず独走でポール・ツー・ウイン、連勝を飾る

優勝した兒島弘訓(ZR Winmax VITA)

 VITA筑波シリーズ第2戦決勝は5月25日(日)に行われ、ポールポジションからスタートの兒島弘訓(ZR Winmax VITA)が、途中の赤旗でリードをリセットされながらも2位以下を寄せ付けない走りで優勝。開幕戦に続いて連勝した。

 第2戦決勝は午後1時14分にフォーメーションラップが開始。朝から変わらず曇り空が広がっているが、路面はほぼ乾いておりドライコンディションだ。気温18.8度、路面温度24.1度で、予選の時とほぼ変わらない。15台のVITA-01が15周または30分のレースをスタートした。

決勝のスタートシーン

 蹴り出しがよかったのが4番手から発進の西濱康行(ETA白波ワークスVITA)で、3番手スタートの渡邊顕(ELIVレーシングVITA)を加速で仕留めて3位、西濱を上回るロケットスタートだったのが5番手スタートの山口真(VITA-01)で、第1コーナーへの進入でアウトから渡邊をオーバーテイク。さらに西濱とサイド・バイ・サイドからS字で前に出て3位、西濱4位、渡邊5位に。後方では8番手スタートのTUCHIYA(Deep Racing VITA)9番手スタートの中島正之(ビーンズスポーツ3年目VITA)の順位が入れ替わる。

 フロントロウの兒島、山本龍(お先にどうぞVITA)は共にスムーズなスタートで兒島がホールショットを奪ってトップに立つと山本をじわじわ引き離し、0.598秒差でオープニングラップを終了。3位の山口は後続をけん制する間に前2台を逃がしてしまって1.277秒差、コントロールライン上で4位西濱と0.176秒差とテール・ツー・ノーズ状態のまま2周目に入り、第1コーナーで西濱が3位のポジションを奪い返す。さらに5位渡邊、6位大沢良明(ビーンズSPM VITA)7位佐藤孝洋(tipo ETA vita-01)までがそれぞれ0.2秒から0.4秒の間合いで続く。この中で大沢が第1セクターで渡邊の前に出て5位。3番手スタートだった渡邊は6位までドロップだ。

 トップ兒島は山本との差を着々と拡大し、2周目0.876秒差、3周目1.360秒差、4周目差1.961秒と突き放していく。3位西濱はそこから2.3秒遅れて単独走行。接戦なのが4位以下の戦いで、山口と大沢0.122秒差、6位渡邊と佐藤0.181秒差と目が離せない状況。

 兒島は5周目に1分3秒269とここまでの最速ラップを更新し山本と2.498秒差と早くも独走状態。しかし続く6周目、デビューレースを9位で走行していたTUCHIYAが第1コーナーでスピン、アウト側のグラベルで止まってしまう。これで赤旗が出てレースは中断。3秒以上まで広がっていた兒島のリードはリセットされることに。

 TUCHIYAのマシンが回収され、メインストレートに並んで待機していた14台は6周目からセーフティカー(SC)先導でリスタート。SCは6周目で退いて7周目のコントロールライン上から残り9周でレースは再開。この時点でトップ6台は 兒島~山本~西濱~山口~渡邊~佐藤の順だ。

 さっそく西濱が山本選手のアウト側から第1コーナーで勝負を挑むがここは山本がポジションを守る。後方では並木海和(namiki ETA vita-01)、中島、大沢が3ワイドで7位を争いながら第1コーナーへ。7位中島、8位並木、9位大沢というオーダーに。

 トップ兒島は8周目に2位山本に1.2秒差、3位西濱がダンロップコーナーで失速して山口3位。渡邊4位に上がる。西濱によるとシフトミスがあったとのことだ。兒島はさらにギアを上げて、9周目1分3秒169、10周目にはこの日のファステストラップとなる3秒002を叩き出して2位7山本との差を2.8秒とする。一方シフトミスで順位を落とした西濱はだただちに追い上げを開始。9周目0.247秒差と渡邊のテールに張り付いて10周目に入ると第1セクターで攻略。4位を取り戻し3位山口に0.18秒差と詰め寄る。7位グループのバトルは最終コーナーで#27大沢がスピン、アウト側のグラベルでストップ。これで7位#中島、8位並木。

 兒島のリードはどんどん広がり、11周目4.055秒、12周目5.115秒と完全に一人旅でレースは終盤戦。熱いのが3位山口と4位西濱による表彰台をかけた争いで、0.174秒差とテール・ツー・ノーズ状態で13周目へ。決着は第3セクターで、西濱がオーバーテイクに成功する。

 レースはそのまま兒島が15周を走り切りフィニッシュ。最終的に2位山本に8.2秒の大差をつけてのゴール、以下2位山本、3位西濱、4位山口、5位渡邊、6位佐藤というトップ6となった。

 筑波VITAシリーズ第3戦は7月27日(日)の予定。2レースを完勝した兒島に誰が挑むのかが注目だ。

決勝2位の山本龍(お先にどうぞVITA)

決勝3位の西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

決勝4位の山口真(VITA-01)

決勝5位の渡邊顕(ELIVレーシングVITA)

決勝6位の佐藤孝洋(tipo ETA vita-01)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

VITA筑波

第2戦筑波公式予選ドライバーコメント ポールポジション 兒島弘訓「筑波でウエットの経験がなかったのでちょっと不安だった」

ポールポジション 兒島弘訓(ZR Winmax VITA)1分3秒973

 「路面はまだけっこう濡れてはいましたが、第1コーナー、第1、第2ヘアピンあたりはもうドライでした。筑波でウエットの経験がなかったので、そこはちょっと不安だったのですが、わりとドライ同様に走れました。コントロールが必要な80Rは濡れていたのですが、それ以外の所は普通のドライと同じような感じで攻めていけたので、後続を引き離すことができたのかなと思います。連勝目指してがんばります」

2位 山本龍(お先にどうぞVITA)1分4秒681(+0.708秒)

 「路面がだんだん乾いてきていたので、そこはよかったのですが。最後の2ラップぐらいで、前に追いついてしまってパスできなかったので、それがもったいなかったです。あともうひと踏みはいけたと思います。決勝はちょっとわからないですが、ドライ(路面)だと思うので、がんばります」

3位 渡邊顕(ELIVレーシングVITA)1分4秒703(+0.730秒)

 「昨日がドライで、正直雨で走ったことがなかったので、どうなるかなと不安ではあったのですが。チームの方も雨に合わせて(セッティングを)作ってくれたこともあって、フィーリングも悪くなくて、そういう部分で思い切って踏んでいくことができたので。それがタイムに現れたのだと思っています」

4位 西濱康行(ETA白波ワークスVITA)1分4秒980(+1.007秒)

 「ちょっと不本意な結果ですね。タイムが出るラップでリヤを滑らせて第1ヘアピンでハーフスピンしちゃったので、それでこうなったと思います。決勝はもう少し上に行けるようにがんばります。路面がどんどん乾いて行く状態で、どんどんタイムアップしていく感じでした」

5位 山口真 (5VITA-01)1分5秒871(+1.898秒)

 「路面はだんだん良くなったのですが、最後、前のドライバーに突っかかってしまって。あと少し(タイムが)上げられたと思うので、そこのポジション取りのミスがありました。決勝はいい順位になれるようにがんばります」

6位 大沢良明(ビーンズSPM VITA)1分6秒216(+2.243秒)

 「路面は最後乾いてきたのですが、なかなか攻め切れなかったです。調子は悪くはないのですが、ウエットからドライの切り替えが、うまく移行できなかったです」

VITA筑波

第2戦筑波公式予選 前戦優勝の兒島弘訓が大差でポールポジションを獲得

ポールポジションは兒島弘訓(ZR Winmax VITA)

 VITA筑波シリーズ第2戦予選は5月25日(日)に開催され、3月の第1戦でポール・ツー・ウインを飾った兒島弘訓(ZR Winmax VITA)が2番手に0.708秒の差でポールポジションを獲得、連勝に向けて好位置につけた。

 15分間の予選は午前8時24分コースオープン。天候は曇りで気温16度、路面温度21.1度。前日の夜からの雨が朝まで残った影響で路面はセミウエットだが、マシンが走ることで徐々に変化することが予想される難しいコンディションだ。

 山本龍(お先にどうぞVITA)を先頭に全車がコースインして15分間の予選開始。路面コンディションを確かめるように1分9秒台から走行が開始され、まずは山本が残り時間12分30秒に1分8秒661でトップに立つと、直後に自動車誌「tipo」編集長の佐藤孝洋(tipo ETA vita-01)が8秒127で上回る。3番手山口真(VITA-01)、4番手西濱康行(ETA白波ワークスVITA)、5番手中島正之(ビーンズスポーツ3年目VITA)、6番手兒島と続く。

 残り10分30秒、VITA初レースの高力(こうりき)良明(フォシュルテン・SNRーVITA)が1分11秒042で5番手に浮上。初めてだというウエット路面に徐々に適応してきたようだ。そして西濱が7秒388のトップタイム、山本7秒665の2番手、さらにVITAでのスプリントレース初参戦の並木海和(namiki ETA vita-01)が5番手に上がる。

 そして前戦のポールシッター兒島が1分7秒007をマークしてトップに立ち、こちらもVITAデビューの渡邊顕(ELIVレーシングVITA)とITUKI TUCHIYA(Deep Racing VITA)がそれぞれ8秒496、8秒627で5番手、6番手に進出。

 このあたりからレコードラインは乾いてきて、タイムアタックが本格化。残り9分を切って西濱が1分6秒917、兒島が5秒774と立て続けにトップタイムが更新される。さらに残り7分30秒、渡邊が6秒455で3番手に。山本4番手、山口5番手、6番手には大沢良明(ビーンズSPM VITA)が浮上する。

 トップ兒島は毎ラップベストタイムを更新。1分5秒313から残り時間5分を切って、すべてのセクターの最速タイムを更新し4秒451をマークする。さらに残り1分20秒、山本が1分4秒834をマークして2番手、3番手西濱も4秒台に入れて4秒980。山本がさらに1分4秒681までタイムを削り取り兒島との差を0.230秒まで詰めたところでチェッカードフラッグが振られる。この時最後のタイムアタックに入っていた#77兒島選手はダメ押しの3秒973を叩き出して2番手山本との差を0.708秒までひろげて予選を終了。筑波のレースとしてはかなりの大差だ。セカンドロウの3番手にはこちらもチェッカー周に4秒703と山本に0.022秒差まで迫った渡邊と4番手西濱が並び、3列目5番手山口、6番手大沢選手というトップ6となった。

 筑波VITAシリース第2戦決勝は午後1時15分開始予定だ。2番手以下を圧倒する兒島が連勝なるか注目だ。

予選2位は山本龍(お先にどうぞVITA)

予選3位は渡邊顕(ELIVレーシングVITA)

予選4位は西濱康行(ETA白波ワークスVITA)

予選5位は山口真(VITA-01)

予選6位は大沢良明(ビーンズSPM VITA)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦岡山レース2決勝 混乱のレースを梅垣清が制す

優勝した梅垣清(TOM\'S FORMULA)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権Race2の決勝が、5月25日、岡山国際サーキットで行われ、梅垣清(TOM’S TGR-DC FR)が、スタートのやり直し、セーフティカーラン、ペナルティなどで混乱したレースを制して、今季1勝目を飾った。マスタークラスは3台全車がリタイアで成立しなかった。

 上空は雲が垂れ込めてはいるものの、天候は快方に向かっている。ただ、路面は夜半までの雨の影響で湿っていて微妙なコンディションだ。それでも、全車スリックタイヤをチョイスしてグリッドに並んだ。

 ところが、フォーメイションラップで、アキタ(ACR FRegional)がスピン。マシン回収のため、スタートはやり直しとなった。

 さらに、やり直しとなったスタートで、今度はポールシッターの鈴木斗輝哉(TOM’S TGR-DC FR)、その後方の3番グリッドの大宮賢人(PONOS RACING F111/3)は、グリッド位置を間違えてしまった。そのままフォーメイションラップは始まるが、2人にはその後、プラス5秒のペナルティが課されることになった。

 スタート前から混乱したレースは、鈴木がリードして始まるが、2位につけた梅垣がややオーバーラン。好スタートから2位に上がった卜部和久(B-MAX RACING F111)は、濡れた路面で滑った大宮に押し出される形になり、順位を落としてしまった。

 さらに後方では、マスタークラスの鳥羽豊 (AIWIN)と田中優暉(イーグルスポーツ)、入榮秀謙(アポロ電工フジタ薬局ベローナ)などが絡み、セーフティカーランが導入されるなど、混乱は続いた。

 リスタートした5周目に、ジャ・ジャンビン(B-MAX RACING F111)が、2コーナーでスピンを喫するが、すぐにコースに復帰するも最後尾にドロップ。

 順位が落ち着いた6周目のオーダーは、鈴木、大宮、梅垣、小田優(Rn-sports F111/3)、卜部、猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)、ジャンビンと、走行しているのは7台。マスタークラスはこの時点で3台すべてがリタイアとなってしまった。

 乾きつつある路面で、ファステストを更新しながらトップを快走し、ペナルティの5秒を上回るギャップを築くと見られた鈴木だが、終盤にフロントウィングのフラップが外れて急激にペースダウン。

 当初から2周減って16周となったレースは、鈴木の背後にまで大宮が迫り、その2秒後方に梅垣という順位でフィニッシュ。トップ2台の鈴木と大宮には、スタート位置を間違えたことで、プラス5秒のペナルティが課されていたため、梅垣が繰り上がって優勝。

 さらにレース後、大宮には接触によりプラス5秒が加えられたため、4位に降格。2位は鈴木、3位には小田が繰り上がって、混乱したレースは終了した。

 Race3の決勝は、本日、午後0時50分から18周で行われる。

決勝がスタートした

優勝は梅垣清(TOM’S TGR-DC FR)

決勝2位は鈴木斗輝哉(TOM’S TGR-DC FR)

決勝3位は小田優(Rn-sports F111/3)

決勝4位は大宮賢人(PONOS RACING F111/3)

決勝5位は卜部和久(B-MAX RACING F111)

決勝6位は猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦岡山レース2決勝上位3人のコメント 梅垣清「形は優勝だが課題の残るレース」

レース2優勝 梅垣清(TOM'S FORMULA)

優勝した梅垣清(TOM\'S FORMULA)

 「形としては優勝ですが、自分の中では課題の残るレースでした。まだまだ改善しないといけないところもたくさんありました」

 「SC明けから鈴木選手とのタイム差は意識してましたけど、レース序盤はのタイヤの熱がちゃんと伝わってなくて、そこのペース上げに苦しみました。中盤辺りから若干上げていけましたけど、最初が苦しんだなっていう印象でした」

 「次のレース5番というか10番からですけど、さっきのレースでしっかり課題とか見つかったので、レース3ではもちろん優勝を目指しながらも、表彰台は必ず取れるように。いいレースとしたいなと思います。レース自体はちゃんと走ったらそこまで問題ないと思うので」

レース2決勝2位 鈴木斗輝哉(TOM'S FORMULA)

決勝2位の鈴木斗輝哉(TOM\'S FORMULA)

 「路面が濡れていて、グリッドの線が見えにくかったので行きすぎてしまいました。バックしようと思いましたが、後ろの大宮選手もオーバーしていたので、できませんでした」

 「リードを広げようと思ってプッシュしていましたが、残り3周あたりでフロントウィングのフラップが外れてしまい、ペースを上げられませんでした」

 「ペースは悪くないので、レース3はちゃんと勝てるように準備していきます」

レース2決勝3位 小田優(Rn-sports)

決勝3位の小田優(Rn-sports)

 「最初路面がちょっと濡れてて、そこを慎重に行き過ぎちゃったのが、トップ集団から離されちゃった原因です。タイヤのウォームアップはそこまで苦戦はしなかったんですけど、SCは長かったですし、気持ちの問題で負けちゃったのかなと思います」

 「レース3はまた一番後ろからなので、少しでも順位を上げて、帰ってこれればいいなと思ってます。乗ってる距離も少ないですけど、それをどうにか補えるように、次の決勝まで準備したいと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦岡山レース2決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2025/05/25) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
137梅垣 清TOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1630'02.329--
2*38鈴木 斗輝哉TOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1630'05.220 2.891 2.891
311小田 優Rn-sports F111/3
Rn-sports
1630'09.303 6.974 4.083
4*45大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1630'10.618 8.289 1.315
550卜部 和久B-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1630'10.759 8.430 0.141
621猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
Hitotsuyama Racing
1630'40.31837.98929.559
751ジャ・ジャンビンB-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1630'49.93147.602 9.613
846入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局ベローナ
フジタ薬局レーシング
1630'55.94853.619 6.017
---- 以上規定周回数(75% - 12 Laps)完走----
-13M-鳥羽 豊AIWIN
AIWIN
0-16Laps16Laps
-*14M-田中 優暉イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
0-16Laps-
-44M-AKITAACR FRegional
ABBEY RACING
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 38 鈴木斗輝哉(TOM’S TGR-DC FR) 1'26.810 (13/16) 153.563 km/h
  • CarNo. 38, 45は、競技規則第31条(スタート手順)違反により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 14は、競技規則第16条1により、決勝結果に30秒を加算した。
  • CarNo. 45は、競技規則第16条1により、競技結果に5秒を加算した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦岡山予選上位3人のコメント 鈴木斗輝哉「ピットを出るところから戦いだった」

レース1、レース2、レース3ポールポジション 鈴木斗輝哉(TOM'S FORMULA)

第1戦レース1、2、3ともポールポジションの鈴木斗輝哉(TOM\'S FORMULA)

 「結構難しいコンディションで、コースにとどまるのが精一杯の状況でしたが、その中でもタイム的には綺麗にまとめられたので、クルマのセットも含めて良かったです。特にQ1はいいタイミングで後ろを離すことができました」

 「ポジション取りは結構大事で、真後ろについているとスモークで前が見えませんし、ハイドロプレーニングもすごいので危なかったです。なるべく自分がクリアなところを取れるように、ピットを出る前から戦いなので、その位置取りを上手くやって、あとは自分の走りができればいいかなっていう中で、いいタイムが出せました」

 「(F4も3戦連続表彰台を獲得し、絶好調だと思うが、FRJでも3連勝できそうか?)ドライのセットがちょっと微妙ですけど、スタートが本当に肝心です。スタートで前に出たら、他車はダウンフォースが抜けちゃって追い抜けないと思うので、スタートだけは上手く決めて、あとは自分の走りができればと思います」

レース1予選2位、レース3予選3位 卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

第1戦レース1予選2位、レース2予選4位、レース3予選3位の卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

 「ピット位置が前の方なので、僕は他のチームほど位置取りっていう面では悩んでないのかもしれませんが、他のクルマとちょっとペースが違いすぎました。グリップ自体も足りない中、いろんなラインを試し、ベストライン見つけて走れたので、僕のできることはできたかなっていう予選でしたね」

 「このチームでフォーミュラリージョナルに乗るのは、富士テストの時にシェイクダウンして、今日が2回目です。B-MAXとしても久々のリージョナルなので仕方ない面もあるのですが、データ量とかもちょっと劣ってるなっていうか、そこでも悩んでますね。他のチームとのデータ量の差が難しいなと。でも自分には昨年参戦していた経験もあるので、うまくそっちの方向に進めるようにしてます」

 「決勝は、まずはスタートが一番大事だと思います。その後はドライビングでもセットでも両方試して、相手とのレースペースとの差を詰めていけたらなって思ってます。岡山自体はJAF-F4でも勝ってるし、割と得意なのかなと思います。得意なサーキットをしっかり自分にやれることをやって、次のレースにつなげられるようにしたいです。 今年はSFLとFRJ、それからスーパーGT、インタープロトとPCCJに参戦します。そのほか海外も2レース出てて。スポット参戦も合わせたら7カテゴリーで戦う予定です」

レース1、レース2予選3位、レース3予選2位 大宮賢人(PONOS RACING)

第1戦レース1、2予選3位、レース3予選3位の大宮賢人(PONOS RACING)

 「クルマのセットはもうちょっと突き詰められたのかなってのもありますけど、初めての岡山でリージョナルでの雨だったので、そこはちょっと苦戦しましたね。みんな同じ状況だと思うので、そこでいかに合わせられるかだったのかなと思います。ドライビングもセットもどちらも」

 「岡山は開幕前に一回走行しましたが、レースで走るのはスーパーFJとJAF-F4で3年前ぐらいに出て以来。久々の岡山ですが練習は調子良かったです。だけどレースはちょっと、今の予選はもうちょっとだったかなって感じです。雨はまだちょっと積み切れてない感じですね」

 「でも今の予選で結構、得るものもあったと思うので、決勝はエンジニアと相談して、雨量がちょっと多分強くなるとは思うんですけど、もちろん優勝を目指して、集中して頑張りたいと思います」

レース2予選2位 梅垣清(TOM'S FORMULA)

第1戦レース1予選4位、レース2予選2位、レース3予選5位の梅垣清(TOM\'S FORMULA)

 「予選1回目は赤旗の影響もありますし、前の車両に詰まって、うまくクリーンラップが取れなくて、全然ベストを出せなかったというのはありますね。もうちょっとちゃんと走っていれば、全然上位に狙えたかなと思います」

 「2回目の予選は状態としてもそんなに悪くなくて、もうちょっと区間ベストをつなげれば狙えたんじゃないかなと思います。ちょっと惜しいところでした。1回目より若干雨量が減って、タイムも上がっていったと思うんですけど、ただタイヤも硬いですし、すごい滑るような状況ではありました。 」

 「決勝はトップからのスタートではないですけど、充分優勝を狙えると思いますし、そんなペースも悪くないと思うので、しっかり切り替えて集中して頑張りたいなと思います。リージョナルには初めて乗ったのが去年の10月1回目で、その後数回テストしました。F4とは勝手が違いますね。ドライだとタイヤも太くなるので、そこの違いも大きいし、車両自体の違いもあるので、若干最初その違いに適応させるのは難しかったです」

マスタークラス レース1、レース2、レース3ポールポジション 鳥羽豊(AIWIN)

第1戦レース1、2、3ともマスタタークラスポールポジションの鳥羽豊(AIWIN)

 「リージョナルも初めてだし、でそのリージョナルのウエットも今日が初めてだったので、探り探りで入ってはいったんですけども、イメージとしては意外に、あ、これグリップするなっていうのがあって。で、行っては赤旗、行っては赤旗で終わったのが、あの一発目の予選で、もうちょっとしっかりと走り込んでいきたかったかな」

 「2本目に関しては、1本目で『あ、結構グリップするんだな』っていう感触がありましたし、アウトラップで路面を見てみたら結構乾いてたんで『これはもう1本目からかなりいけそうだな』っていう感覚で、行っちゃったんですよ。自分でがそんなに攻めてそうじゃなかったんですけど、後から見てると結構行ってて、いやそれは止まれないよなっていう、なんとかね、ぶつからずに戻ってこれたんで、それは本当にありがたい、良かったなと思ってますし、メカさんたちもすごい綺麗にしてもらって、ちょっと後悔しきりですね。決勝も頑張ります」

 「リージョナルはすごく良い車だと思います。ハンドリングはかなりニュートラルだし、エンジンも突然ドンとは来ないので扱いやすいです。もちろんダウンフォースもあるし、コーナリングもすごくいいし、気に入ってます。すごい楽しいクルマだなっていうのは感じてます。やりがいがありますし、もっとタイムを上げていかなきゃいけないなって思いましたし、ドライだったらまだやれることはたくさんあるので、もう少し慣れてくれれば、もう少し上にはいけるかなと頑張りました」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦岡山レース2公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2025/05/24) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
138鈴木 斗輝哉TOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1'43.463--128.846
237梅垣 清TOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1'43.774 0.311 0.311128.460
345大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'45.297 1.834 1.523126.602
450卜部 和久B-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1'46.272 2.809 0.975125.440
521猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
Hitotsuyama Racing
1'47.961 4.498 1.689123.478
611小田 優Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'48.350 4.887 0.389123.035
713M1鳥羽 豊AIWIN
AIWIN
1'51.152 7.689 2.802119.933
---- 以上基準タイム(110% - 1'53.810)予選通過 ----
-44M-AKITAACR FRegional
ABBEY RACING
1'54.82711.364 3.675116.095
-14M-田中 優暉イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1'55.38211.919 0.555115.536
-46入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局ベローナ
フジタ薬局レーシング
d.n.s---
-51ジャ・ジャンビンB-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
d.n.s---

S-FJもてぎ・菅生

第2戦SUGO決勝ドライバーコメント 3位・石井大雅「まだ上位との差がある」

優勝 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

優勝した酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

 「チームメイトのブンスーム選手が単独スピンで自分がトップという形になってしまったのですが、運はよかったのかなという気はします。ただ前に出たら抜かれることはないという自信はあったし吉田選手も後ろにいたので、気を緩めることなく最後までプッシュできたと思います」

2位 吉田馨(TAKE First kks-2)

決勝2位の吉田馨(TAKE first kks-2)

 「もっとペースが上げられるかと思っていたのですが厳しい感じでした。酒井選手のペースが終始上回っていたので、こちらも限界まで攻めていたのですが、自分の精度が悪くてけっこうミスもあったので、次はもっと精度を上げたドライビングをしていけたらなと思います」

3位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

決勝3位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

 「ミスがあったりや接触もあったので、それがなければペースもよかったのですが。接触(2周目に松原選手と)がなければと思うと悔しいですね。あれで2位の吉田選手との間がひらいてしまいました。久しぶりの表彰台ですが、まだ上位との差がありますし、優勝と最終目標であるチャンピオンに向けてがんばります」

4位 五十嵐文太郎(Drago CORSE)

決勝4位の五十嵐文太郎(Drago CORSE)

 「ペースがずっとなかったので、防戦一方でした。抑えきることはできましたがペースがなくて、本当なら表彰台狙える位置に最初はいたのですが(後続を)抑えることしかできなかったです」

5位 KODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)

決勝5位のKODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)

 「自分が唯一(五十嵐に)勝っているのが最終コーナーしかなくて。他のコーナーだと互角かちょっと離される状況で、(オーバーテイクに)行けるコーナーが第1コーナーしかなくて、そこはしっかりブロックされていて、外から頑張ろうと思いましたが、それもうまくいかずで、5位で終わってしまいました。調子はよかったのですが、せっかく追い詰めたのに結局抜くことができなかったのが悔しいですね」

6位 中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

決勝6位の中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

 「もったいなかったですね。自分のイメージ通りに(コーナーに)入っていったら意外とリヤが喰わなくて、そのままスピンしたって感じです。スピンしちゃったときは気持ちが沈んでしまいましたが、あきらめずに頑張って走って、なんとか6位に入賞できたので、そこは自分の速さを生かすことができたと思っています。この経験を活かして次こそは優勝をめざします」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

S-FJもてぎ・菅生

第2戦SUGO決勝 ポールシッター中村ブンスームが痛恨のスピン、トップに立った酒井翔太がS-FJ 5連勝

優勝は酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

 2025年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ第2戦決勝が5月11日(日)にスポーツランドSUGOで開催され、フロントロウからスタートの酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)がオープニングラップで先行する中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)のスピンに乗じてトップに立つと、2位以下を引き離して12周を走り切って優勝した。

 SUGO Champion Cup第2戦として行われる本大会ではS-FJの他フォーミュラBeat第4戦、F110 CUP第3戦/第4戦と4つのフォーミュラカーレースが2日間にわたって行われる。S-FJはワンディレースということで、午前8時45分からの予選に続いて12時30分から決勝のスタート進行が開始。ちなみに酒井はこの4レース全てに出場というハードスケジュールで、土曜日のF-Beで優勝、本日午前10時10分からのF110が3位、続いてS-FJが3レース目となる。

 12時45分フォーメーションラップ開始。時折陽が陰る時間があり気温は予選の時と変わらず20度だが、路面温度は39度まで上昇。依然として風が強く吹いておりメインストレートでは追い風、バックストレートでは向かい風となっている。13台がグリッドに整列してレーススタート。

 ポールシッターの中村を先頭に加速する中で蹴り出しがよかったのは3番手スタートの松原将也(ZAPMARUTOKU10VED)で、中村の背後につけて2番手スタートの酒井と並走する。酒井の加速もよく、第1コーナーに向けて中村のインサイドにノーズをねじ込むが、ここは中村がトップを守ってターンイン、酒井、松原の順に。後方で出足がよかったのが5番手スタートの吉田馨(TAKE First kks-2)で第3コーナーまでに4番手スタートの三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)をかわして4位にポジションアップ。さらに6番手石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)も三ツ井を仕留めて5位に。

 スタート直後はトップの座を守った中村だが、第4コーナーへの進入で姿勢を乱してスピン、最下位まで順位を落として再スタートする。その後方でも三ツ井が石井に接触、両車が失速する間に8番手スタートの五十嵐文太郎(Drago CORSE)が4位に順位を上げる。これで酒井~松原~吉田~五十嵐~石井~小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)という並びでバックストレートを通過、馬の背コーナーへのブレーキングで石井が五十嵐をアウトからオーバーテイク。4位へ浮上する。さらに最終コーナーで松原のラインがワイドになったのを見逃さず、吉田がインサイドから立ち上がりの加速で前に出て2位を奪い取る。1周目を終えてトップ酒井は2位吉田に1.233秒の差、3位松原は吉田と並走して0.096秒差で2周目に入ると吉田のスキをうかがうが、第4をコーナーでラインがアウトにおおきくはらみ逆にポジションを落としてしまう。これで石井3位、五十嵐4位、さらに小野を仕留めたKODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)が5位に上がる。

 トップ酒井は毎ラップ最速タイムを更新して2周目1.433秒、3周目1.635秒、4周目2.166秒と着実にリードを拡げていくが、5周目だけは吉田が1分28秒255と最速タイムで酒井とのギャップを1.930秒に削り取るが、これで再び酒井がペースアップ、6周目に2.274秒差に戻す。後方では五十嵐とYOSHIDAの4番手争いが激しくなり、4周目に1秒以上あった差が5周目0.315秒差、6周目には0.064秒差と並走でコントロールラインを通過、第1コーナーではYOSHIDAが五十嵐に仕掛けるが、ここは五十嵐が守る。その後もYOSHIDAが五十嵐にプレッシャーをかけ続け、サイド・バイ・サイドでメインストレートを駆け上がってくるが、五十嵐のノーズが僅かに前の0.008秒差で7周目を終え、8周目の第1コーナーで再び攻防を繰り広げるがイン側の五十嵐が抑える。

 そしてオープニングラップのスピンで最下位に落ちた中村が次々とポジションを取り戻し、6周目に小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIAED)~小野~三ツ井の3台が連なる6位グループの背後につけると7周目に三ツ井、小野のTeam RiNoA勢を仕留めて7位、さらに前を行く小林に0.323秒差まで詰め寄ると8周目にオーバーテイク、6位まで上がってくる。

 酒井のペースはその後も衰えず、7周目、8周目と最速タイムを刻み9周目には本日のファステストラップ、1分27秒712のコースレコードを叩き出し2位との差を3秒まで拡大すると僅かにペースダウン。それでも吉田との差を僅かずつ拡げて残るラップを走り切り4.226秒の差でトップチェッカー、土日4レースのうち3レ-スを終えて2勝、各地のスーパーFJシリーズにまたがる5連勝を飾った、2位吉田、3位石井と続き五十嵐とYOSHIDAのドッグファイトはファイナルラップまで続いたが、五十嵐が0.170秒差でしのぎ切って4位、YOSHIDA5位、そしてオープニングラップのスピンから挽回した中村が6位となった。1台のみ出場のジェントルマンクラスは畠山退三(Hobbybace & zap-ED)が総合10位でフィニッシュした。

 次回のもてぎ・菅生シリーズは7月19〜20日にSUGOでWヘッダー開催となる。

決勝がスタートした

決勝2位は吉田馨(TAKE first kks-2)

決勝3位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

決勝4位は五十嵐文太郎(Drago CORSE)

決勝5位はKODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)

決勝6位は中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

決勝10位、ジェントルマンクラス優勝は畠山泰三(Hobbybase&zap-ED)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

S-FJもてぎ・菅生

第2戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2025/05/11) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
122酒井 翔太ファーストガレージ制動屋
MYST KK-S2
1217'48.934--
26吉田 馨TAKE first kks-2
MYST KK-S2
1217'53.160 4.226 4.226
353石井 大雅ファーストガレージ制動屋SII
MYST KK-S2
1217'55.141 6.207 1.981
443五十嵐 文太郎Drago CORSE
MYST KK-S2
1218'04.77315.839 9.632
53KODAI YOSHIDAT's TECHNO RF KKS II
MYST KK-S2
1218'04.94316.009 0.170
657中村 ブンスームファーストガレージKKSII
MYST KK-S2
1218'05.45716.523 0.514
782三ツ井 光輝群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1218'08.06319.129 2.606
814松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1218'09.71720.783 1.654
936小林 留魁アルビ新潟第一ホテルGIA ED
TOKYO R&D RD10V
1218'11.16022.226 1.443
1038G1畠山 泰三Hobbybase&zap-ED
MYST KK-S2
1218'23.62534.69112.465
1115松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1218'25.85236.918 2.227
1233磐上 隼斗アルビレックス・富士吟景with GIA
MYST KK-S2
1218'55.9031'06.96930.051
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-81小野 大地群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
812'16.8104Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 22 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋) 1'27.712 (9/12) 147.202 km/h
  • CarNo. 22は、従来のコースレコード(1'27.867)を更新した。

S-FJもてぎ・菅生

第2戦SUGO予選ドライバーコメント ポールポジション・中村ブンスーム「酒井選手は手ごわいので負けないように」

ポールポジション 中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)1分28秒043

ポールポジションを獲得した中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

 「昨日の練習走行からいろんなセットを試してみて、タイヤも新品入れて、セッティングはこれで決まり、という感じでした。今日の予選も、満足いくラップではなかったですが調子いい状態にクルマも自分も持ってこられたのでよかったです。これもチームの皆さんがクルマを作ってくれたおかげなので、皆さんの期待にそって優勝できるように、酒井選手は手ごわいので負けないようにがんばります」

2位 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)1分28秒181(+0.138秒)

予選2位の酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

 「チームメイトにやられてしまいましたが、チーム全体が速くなっているので、それはいいことかなと思います。週末通して中村選手は速かったのですが、決勝ではフロントロウに並べたので、序盤からのペースは僕の方があると思うので、そこはバトル負けしないように、勝ちに行こうと思います」

3位 松原将也(ZAPMARUTOKU10VED)1分28秒206(+0.163秒)

予選3位の松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

 「昨日、一昨日と比べて風が吹いていて路面にゴミがたまっていてすごくスリッピーでした。赤旗でピットに戻ってきたときにリヤを滑らないようにセッティングしたのですが、ベストラップが出た周も滑ってしまいました。電光掲示板でポジションが見えるので3番なのはわかっていましたが、トップとコンマ2秒差以内とは思っていなくて、もっと差があると思っていました。決勝は路面がどうなっていくか分からないですが、練習から調子はよくて優勝も狙えると思いますので、もてぎ(酒井選手に敗れて2位)の雪辱を果たしたいと思います」

4位 三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)1分28秒305(+0.262秒)

予選4位の三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「すごい調子いいですね。赤旗の後ちょっと自分のミスが目立ってしまって、そこでタイムを更新することができなかったのですが、そのミスがなければポールポジションも狙えていたぐらい調子はいいです。決勝に向けてはマシンのバランスもいいので、あと3台抜いて優勝目指してがんばります」

5位 吉田馨(TAKE First kks-2)1分28秒307(+0.264秒)

予選5位の吉田馨(TAKE first kks-2)

 「トップを超えるペースで走っている時に、メインスイッチが切れてエンジンが止まってしまったということがあって。自分が引き起こしたトラブルですが、それで一番いい周にベストラップ決められなかったので心残りはあります。ですがペース的にはけっこう速いので、そこは自信持っていこうかなと思います」

6位 石井大雅選手(ファーストガレージ制動屋SII)1分28秒435(+0.392秒)

予選6位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

 「赤旗の原因になってしまったのは皆さんに申し訳ないですが、最初の方だったので、そこから自分としては仕切り直しができたのはよかったです。(調子はよかった?)スピンする前にグリップが少し落ちていた感じがしたので、そこがなければどうか、という感じです。あとは第4セクターが自分は圧倒的に遅いので、そこさえ詰めれば決勝は表彰台だけでなく展開しだいで優勝も狙えると思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

S-FJもてぎ・菅生

第2戦SUGO公式予選 中村ブンスームがキャリア初のポールポジションを獲得

ポールポジションは中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

 2025年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第2戦公式予選が5月11日にスポーツランドSUGOで開催され、中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)がチームメイトの酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)に0.138秒の差をつけてスーパーFJでは初のポールポジションを獲得した。

 5月らしい爽やかな気候のスポーツランドSUGOは気温20度、路面温度30度のドライコンディション。ただ風がかなり強く、メインストレートで追い風になったり向かい風になったりとめまぐるしく向きが変わる上に路面がダスティだとの声も。13台がコースインして15分間の予選がスタート。

 各車ウォームアップを終えて残り時間11分、まずは酒井が1分29秒388でトップに立つ。2番手には1分29秒933でKODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)が続く。YOSHIDAは続いて1分29秒209をマークしてトップへ。さらに吉田馨(TAKE First kks-2)が1分29秒328で2番手に上がるが、酒井もすかさず1分29秒040とトップタイムを更新、YOSHIDA、吉田に続く4番手には石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)が1分29秒586で上がってくる。

 残り9分、三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)が1分28秒305を出してトップに出たタイミングで石井がSPアウトコーナー出口でスピン、グラベルにはまってしまう。ただちに赤旗が提示されて予選は中断。ここまでの順位は三ツ井~酒井~YOSHIDA~吉田と続き、スピンした石井は5番手だが、赤旗の原因となったためここまでのタイムは抹消される。実際の5番手は中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)、6番手小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)という順になる。

 石井が移動されて残り時間8分49秒から予選は再開。各車再度タイヤのウォームアップを行いタイムアタックへ。まずは残り6分、中村が1分28秒854で2番手に浮上し、さらに残り2分40秒に1分28秒043までタイムを削ってトップに躍り出る。中村は前日の練習走行では1分27秒台でコースレコードを上回るペースで走っていたそうで本日も好調を維持している。2番手酒井1分28秒181、三ツ井は3番手にドロップ。残り1分5秒、松原将也(ZAPMARUTOKU10VED)が1分28秒206で3番手にポジションアップ。

 チェッカードフラッグが振られる中、石井が最後に1分28秒435を出して6番手に滑り込み、トップ6は中村、酒井、松原、三ツ井、吉田、石井という順に。中村にとってはフォーミュラカーレースで初めてのポールポジション獲得だ。今回1台のみ出場のジェントルマンクラスでは畠山退三(Hobybace & zap-ED)が全体11番手となった。

 もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第2戦決勝は本日12時45分開始予定だ。初のポールポジションで好調の中村か、ここまでもてぎ、岡山筑波、オートポリスと出場したS-FJレースですべて優勝している酒井が勝利を重ねるか、チームメイト対決に注目だ。

予選2位は酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

予選3位は松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

予選4位は三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

予選5位は吉田馨(TAKE first kks-2)

予選6位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

S-FJもてぎ・菅生

第2戦SUGO公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2025/05/11) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
157中村 ブンスームファーストガレージKKSII
MYST KK-S2
1'28.043--146.649
222酒井 翔太ファーストガレージ制動屋
MYST KK-S2
1'28.181 0.138 0.138146.419
314松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'28.206 0.163 0.025146.378
482三ツ井 光輝群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1'28.305 0.262 0.099146.214
56吉田 馨TAKE first kks-2
MYST KK-S2
1'28.307 0.264 0.002146.210
653石井 大雅ファーストガレージ制動屋SII
MYST KK-S2
1'28.435 0.392 0.128145.999
73KODAI YOSHIDAT's TECHNO RF KKS II
MYST KK-S2
1'28.746 0.703 0.311145.487
8*36小林 留魁アルビ新潟第一ホテルGIA ED
TOKYO R&D RD10V
1'28.872 0.829 0.126145.281
943五十嵐 文太郎Drago CORSE
MYST KK-S2
1'29.153 1.110 0.281144.823
1081小野 大地群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1'29.232 1.189 0.079144.695
1138G1畠山 泰三Hobbybase&zap-ED
MYST KK-S2
1'29.887 1.844 0.655143.640
1233磐上 隼斗アルビレックス・富士吟景with GIA
MYST KK-S2
1'30.533 2.490 0.646142.615
1315松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'30.682 2.639 0.149142.381
---- 以上基準タイム(130% - 1'54.586)予選通過 ----
  • CarNo. 36は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.6.c(ピット出口のホワイトラインカット)により、予選結果から1グリッド降格とする。

S-FJ筑波・富士

第2戦筑波決勝ドライバーコメント 2位・切替悠喜「レベルの差を感じたレース」

優勝 津田光輝(ファーストガレージ 制動屋S2)

優勝した津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)

 「レース中はもう少しタイムを狙って行きたくて、いろいろ試行錯誤しながら、やれることはやったという感じです。(中盤はファステストラップを連発していたが?)その勢いで最後までもたせられるかなと思ったのですが、そこまで行かなかったです」

2位 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)

決勝2位の切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

 「やっぱり津田選手とのレベルの差を感じたレースでした。精度の高さが津田選手にはあって、そこがまだ。もうちょっと練習で精度を上げていかないと、(レース中)離されていく一方だったので。第3戦が今月末ですので、それまでにやるべきことは分かっているので、それを詰めていきたいと思っています」

3位 秋山健也(スーパーウインズKKS2)

決勝3位の秋山健也(スーパーウインズKKS2)

 「スタートを失敗してしまって、第1コーナーでちょっと並ばれてしまったのですが、そのまま4番手で走っていて、バックストレートで前のクルマがミスしたみたいで、それで前に行けたという感じです。そこからは淡々という感じで。前に追いつきたかったのですが、なかなか縮まらなくて(苦笑)」

4位 佐藤颯太(ELEVレーシング10VED)

決勝4位の佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

 「非常に悔しい結果でしたね。スタートはうまく行った感じで、第2ヘアピンまでは順位をキープできたのですが、バックストレートでシフトミスしてしまって、そのタイミングを逃さず行かれてしまった、という序盤でした。前を簡単には抜けないと思っていたので、とにかくプレッシャーをかけようと、ラインもアプローチからイン側を突いて、V字で回るようにして相手のミラーにうつるようにして、突っ込み重視で、プレッシャーかけることに専念していました。ただ(相手が)ベテランの方だったので、そう簡単にはミスをしないとは思っていたのですが、やれることをやるしかないと思って最後まであきらめずに攻めていたのですが、相手の方が一枚上手だったかな、と思います。それでもいいバトルができたのかなと思いますし、相手について攻めたおかげで第1セクターの全体ベストが出せたみたいで、闘争心がタイムに現れて、すごい有意義なことだったなと思います」

5位 畠山退三(Hobbybase&zapS2)

「(予選後の公約通り順位を上げて帰ってきたが?)なんとか、ですね。ミスがあちこちであって、それがなければもっと上に行けたかもしれません。そのあたりは次回精度を上げていかないと」

6位 相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)

決勝6位の相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

 「途中まで前の畠山さんについて行けていたのですが、後半は離されて、ペースも上がらずという感じでした。まだ走りの安定感がない感じです。前回課題だったスタートはうまく決められたので、そこはよかったです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第2戦筑波決勝 津田光輝がポール・ツー・ウインの完勝でS-FJ初優勝、

優勝は津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)

 2025年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦決勝が5月5日(月)に筑波サーキットで開催され、初のポールポジションからスタートの津田光輝(ファーストガレージ 制動屋S2)が1周目からギャップを築いて18周のレースを完全制圧、S-FJでの初優勝を遂げた、2位には初レースのチームメイトの切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)が続き、開幕戦に続いいてファーストガレージ勢が1-2フィニッシュを飾った。

 毎年5月5日の子供の日に開催される本大会は副競技長の弁によるとこの37年間で天気が悪かったことがめったにないそうで、今年も5月らしい青空が広がり、場内では鯉のぼりが気持ちよさげに泳いでいる。子供向けイベントもあることからスタンドにもパドックにも家族連れがあふれて、筑波富士シリーズ唯一の賑わいを見せる。ポルシェやフェラーリに目を奪われる子供もフォーミュラマシンに引き寄せられている。

 通常だとレーススタートの10分前ごろに始まるコースインだが、本大会では毎年レース前のセレモニーがあり、スタート30分前の午前11時55分にコースイン開始。マシンをグリッドに並べたところでドライバーはマシンを降りてヘルメットを手にコントロールライン上に整列する。選手を前にしてまずは歌手「RAN」による国歌独唱が行われ、その後、ドライバーの前にレースクイーンが持つ「JAF筑波スーパーFJ選手権」のバナーを置いての集合写真撮影が行われた。その後ドライバーがマシンに搭乗すると、アナウンサーによるドライバー紹介が始まり、普段のレースの雰囲気が戻ってくる。

 12時19分フォーメーションラップ開始。気温21度の割に強い日差しに暖められた路面温度は42度と予選の時に比べて20度近く高い。予選~決勝を1セットのスリックタイヤで戦うため、ピークをどこに合わせるか、各車慎重に内圧の設定を行っているのが目立っていた。

 13台がグリッドに戻るとレーススタート。ポールシッターの津田を先頭にフロント、セカンドロウの4台はスムーズに発進、後方では7番グリッドの内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)の蹴り出しがよく、6番グリッドの畠山退三(Hobbybase&zapS2)、5番グリッドの相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)を次々とかわし、4番手スタートの秋山健也(スーパーウインズKKS2)のインを狙って第1コーナーへと飛び込む。秋山と内藤はサイド・バイ・サイドで第2コーナーを抜けてS字へアプローチ。さらに相田と畠山も並走していて、それぞれ秋山、畠山が前に出てS字から第1ヘアピンへ。

 後方でのバトルをよそに、トップ津田は2位切替を引き離し20メートル以上のギャップでダンロップコーナーを通過。3位佐藤もそこからやや離され始める。オープニングラップを終えてトップ津田と2位切替は0.907秒の差、3位佐藤はそこから0.820秒差、以下0.446秒差で4位秋山、0.629秒差の5位内藤、0.212秒差で6位畠山と続く。2周目に入ると秋山が4位佐藤に接近、バックストレートで一瞬佐藤が失速したのを逃さず最終コーナー手前でインからオーバーテイク。佐藤によるとシフトミスがあったとのこと。これで秋山3位、佐藤4位となるが、佐藤は秋山に食い下がって0.299秒差。同じく畠山にポジションを奪われた相田も引き下がらず、第2ヘアピンで畠山のインを奪いに行くが、ここは畠山が守るがこちらも0.226秒差と一触即発状態だ。

 津田は2周目、3周目と切替との間合いを拡げ、4周目には早くも2.068秒差とする。3位秋山はそこから1.283秒差、4位佐藤0.715秒、5位内藤1.064秒、6位畠山1.991秒と序盤のバトルが終わったかギャップがバラけてくる。津田は6周目59秒082、7周目59秒043と毎周ファステストラップを更新。切替を毎ラップ0.5秒ずつ引き離していき3.051秒差とマージンを拡大する。上位陣の順位が落ち着く中で緊張続いているのが秋山対佐藤の3位争いで、6周目に0.738秒あった差が、7周目0.660秒差となり、秋山のテールに接近。しかし秋山には余力があったのか、8周目は0.821秒までギャップを拡げる。

 レースは9周目を終えて折り返し。トップ津田と2位切替は3.397秒の差、3位秋山はトップから4.875秒差、以下4位佐藤7.745秒差、5位内藤8.035秒差、6位畠山10.549秒差でマスターズクラスのトップ。マスターズクラス2位は総合9位の本間隆史(MATレーシングPJ10V)、同クラス3位の古里拓(Fleet REV KK-SII)が総合10位で続いている。

 津田は11周目に58秒941とラップタイムを58秒台に入れると、12周目58秒910、13周目58秒848とダメ押しをするかのようにファステストラップを連発。切替との差を4.601秒まで拡げて独走状態となる。この周の最終コーナーでは5位を走っていた内藤がスピン。コースに復帰するも12位までポジションを落としてしまう。これで5位畠山、6位相田となり、以下MAKOTO MIZUTANI(HC桶川MRPYTTED10V)、古里、本間、山本龍(おさきにどうぞ・・KKS2)、池田悠亮(TRスーパーウインズKKS)がそれぞれ順位を上げる。

 津田はその後もペースを緩めることなく15周目に58秒785と再びファステストラップを更新、ただ一人58秒台で走っている。2位切替とは5.293秒の差。そこから2.614秒離れた3位秋山に対しては佐藤が0.535秒差で依然として緊迫しているが、むしろ佐藤が攻めあぐねているようにも見える。

 18周のレースが終わりチェッカードフラッグが振られる下を津田が右手を揚げて通過。ポール・ツー・ウインでS-FJ初優勝を飾った。これまでレース終了後は上位でフィニッシュしても、いつも反省点を口にしてきた津田だが今回は文句なしの勝利だ。2位切替はデビューレースを表彰台で飾ることとなった。3位秋山に0.557秒差まで迫ったこちらもS-FJデビュー戦の佐藤に続いて5位マスタークラス優勝の畠山、6位相田というトップ6がフィニッシュした。畠山に続くマスターズクラス2位は総合8位の古里、クラアス3位は総合9位の本間という結果になった。

 S-FJ筑波/富士第3戦は5月25日(日)に筑波サーキットで開催予定。初優勝を飾った津田がこれで一皮むけるか、2位獲得を喜ぶどころか津田との差に悔しさをあらわにしていた切替がリベンジを果たすか。それともファーストガレージ同士のバトルに誰が待ったをかけるか、注目だ。

スタート前セレモニー

決勝のスタートシーン

決勝2位は切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

決勝3位は秋山健也(スーパーウインズKKS2)

決勝4位は佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

決勝5位、マスタークラス優勝は畠山泰三(Hobbybase & zap s2)

決勝6位は相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

決勝8位、マスタークラス2位は古里拓(Fleet REV KK-SII)

決勝9位、マスタークラス3位は本間隆史(MATレーシングPJ 10V)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第2戦筑波決勝結果

筑波サーキット・カーフェスティバル2025 -RIJ- (2025/05/05) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 2 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
152津田 充輝ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
1817'47.825--
251切替 悠喜ファーストガレージRSD S2
MYST KK-S2
1817'54.329 6.504 6.504
33秋山 健也スーパーウインズKKS2
MYST KK-S2
1817'57.176 9.351 2.847
491佐藤 颯太ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1817'57.733 9.908 0.557
538M1畠山 泰三Hobbybase & zap s2
MYST KK-S2
1818'04.99017.165 7.257
615相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'07.93220.107 2.942
78Makoto MizutaniHC桶川MRPYTT ED 10V
TOKYO R&D RD10V
1818'13.19225.367 5.260
84M2古里 拓Fleet REV KK-SII
MYST KK-S2
1818'18.60530.780 5.413
946M3本間 隆史MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
1818'18.75130.926 0.146
1039池田 悠亮TRスーパーウィンズKKS
MYST KK-S2
1818'18.75130.926 0.000
1187M4山本 龍おさきにどうぞ・・KKS2
MYST KK-S2
1818'19.08531.260 0.334
1222内藤 大輝RCIT RaiseUP ED S2
MYST KK-S2
1818'19.31531.490 0.230
1372小笠原 優斗ELEV racing S2制動屋
MYST KK-S2
1818'31.04643.22111.731
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 52 津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2) 58.785 (15/18) 125.346 km/h

S-FJ筑波・富士

第2戦筑波公式予選ドライバーコメント ポールポジション・津田光輝「走っていて楽しかった」

ポールポジション 津田光輝(ファーストガレージ 制動屋S2)58秒264

ポールポジションを獲得した津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)

 「久しぶりの58秒前半のタイムで、走っていて楽しかったです。決勝もこの調子で優勝できるように頑張ります。(今まで一番調子がよい?)そういう訳ではないかもしれないですが(苦笑)、3月のレースの結果からいろいろ試行錯誤して、少しずつクルマの調子や自分のドライビングも改善して良い方向に持っていって、この結果が出たと思います」

2位 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)58秒692(+0.428秒)

予選2位の切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

 「ベストラップの時にダンロップコーナーで停止車両がいて少し引っかかってしまいました。それ以外でも(トップとの差が)コンマ4秒あったので、他に場所取りとか、反省点があります。あとはクルマとドライバー両方をアジャストして、決勝は1周目、特にスタートが勝負だと思うので、そこを全力で勝ちに行きたいと思います」

3位 佐藤颯太(ELEVレーシング10VED)58秒704(+0.440秒)

予選3位の佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

 「今日初めてニュータイヤを履いたのですが、タイヤの縦グリップがすごい感触がよくて(コーナーからの)立ち上がりもどんどん踏んで行ける感じだったので、それがタイムアップにつながったのかなと思っています。タイムとしても自己ベストで、58秒台が今日初めて出ました。マシンの感触もよくて、状態のいいタイヤを履いたときの課題というのも練習で何度か経験させていただいたので、状態の良いタイヤを予測したセッティングで今日持ち込んできたので、それがいい結果につながったのかなと思います。決勝は、スタートも初めてなので、1周目にちょっと順位がダウンしてでも接触を避けて、クルマをセーフティに持って帰るのが大事だと思っています」

4位 秋山健也(スーパーウインズKKS2)58秒808(+0.544秒)

予選4位の秋山健也(スーパーウインズKKS2)

 「(今シーズンに入って調子がいい?)そうですね、周りの速いクルマがいなくなったので上にあがれるようになりました(笑)。調子もだんだん良くなってきた感じです。クルマ(KK-S2)にも慣れてきましたね。(カラーリングしないのか?)社長がやってくれないもので(苦笑)このままですね」

5位 相田有羽音(あると)(ZAP SPEED 10VED)58秒934(+0.670秒)

予選5位の相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

 「初めて58秒台に入れることができました。昨日の練習でも出ていなかったので、そこは自信につなげることができました」

6位 畠山退三(Hobbybase&zapS2)58秒938(+0.674秒)

「なんとか58秒台に入りました。調子はあまりいい感じではないのですが、それでもなんとか。1周だけでしたが(苦笑)。決勝に向けては少しでも順位を上げて、頑張ります」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第2戦筑波公式予選 津田光輝がキャリア初のポールポジションを獲得 またもファーストガレージがフロントロウ独占

ポールポジションは津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)

 2025年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦公式予選が5月5日(月)に筑波サーキットで開催され、津田光輝(ファーストガレージ 制動屋S2)がS-FJでは初のポールポジションを獲得、2番手に今回が初のS-FJレースの切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)が続いた。

 毎年5月5日の子供の日に開催される「筑波サーキット・カーフェスティバル」の中で行われるS-FJレース。入場料無料、パドック入場も自由というイベントで、会場内には子供向けのアトラクションや、同時開催のデモ走行に参加するポルシェやフェラーリ、さらには希少なトヨタ2000GTや初代コスモスポーツなども並べられ家族連れで賑わっている。

 S-FJの予選は20分間、午前8時46分コースオープン。直前に行われたサーキットトライアルの車両のオイル処理で予定より1分遅れた。前回のリザルトにもとづき、津田を先頭に13台がコースイン。気温17度、路面温度25度のドライコンディションだ。

 ウォームアップを終えて計測2周目から早くも津田が59秒114のトップタイム、2番手切替59秒738、3番手に秋山健也(スーパーウインズKKS2)が59秒998で続く。秋山はこれまでマスターズクラスでのエントリーだったが、今年に入って結果が出てきており、オーバーオールで勝負すべくマスターズクラスを抜けることにしたとのこと。

 残り時間16分、津田は58秒888までタイムを削り取ると、秋山が59秒592で2番手、3番手内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が59秒722、4番手マスターズクラスのトップ、畠山退三(Hobbybase&zapS2)の59秒723とそれぞれポジションアップ。切替は5番手にダウン。6番手相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)、今シーズンに入って速さが増した畠山は続く周回で59秒388までタイムを縮め2番手に進出する。

 残り14分、今回が初のS-FJレース参戦の佐藤颯太(ELEVレーシング10VED)が59秒387をマークして2番手に浮上、しかし直後に秋山が59秒227、内藤が59秒262、畠山が59秒357と2番手から4番手までを更新、さらに切替が59秒319で割り込んで4番手、佐藤は6番手までドロップする。続いて残り12分45秒、内藤が59秒197で2番手に進出するが佐藤が自己ベストを更新、59秒171で再び2番手へ戻るが内藤も負けじと自己ベストを59秒000まで削って2番手を奪還。しかし切替が59秒を切る58秒917をマークすると佐藤も58秒914で切替を0.003秒上回る。2番手以下が目まぐるしく入れ替わるのに対して津田のトップは安泰で、ベストタイムを58秒480と短縮すると、さらに58秒269まで削り取る。

 残り10分を切って予選も後半戦、ここまでの順位は津田~佐藤~切替~内藤~秋山の並びで6番手にマスターズクラストップの畠山、相田、MAKOTO MIZUTANI(HC桶川MRPYTTED10V)を挟んで総合9番手の古里拓(Fleet REV KK-SII)がマスターズクラス2位だ。古里は鈴鹿を主戦場としており今回初の筑波参戦だ。

 残り9分、今回がS-FJで初のレースとなる山本龍(おさきにどうぞ・・KKS2)が1分を切って59秒615で9番手、マスターズクラス2位に進出。前日の練習では特に第1ヘアピンで苦労していて1分が切れずにいたが、ようやくS-FJを手なずけ始めたか。

 この辺りで各車ベストタイムが頭打ちになり、順位変動も少なくなる。そろそろタイヤのおいしい部分が終わりつつあるか。そんな中で相田が残り7分に59秒043で6番手へ進出。そして残り6分、秋山が58秒914で3番手に上がるが、直後に切替が58秒858で逆転する。切替はさらに58秒767を出して佐藤も追い落とし2番手へ上がるがトップタイムを58秒264まで縮めた津田とは0.503秒の大差がついている。

 残り3分15秒、佐藤が58秒704で切替を再逆転。さらに相田が残り2分50秒に58秒934と59秒を切って5番手へ、これで内藤6番手へ。

 3番手に落ちた切替だが58秒692と佐藤を0.012秒上回り再度2番手へ。そして20分が経過しチェッカードフラッグが振られる中、最後にタイムアップを果たしたのは畠山で58秒938と59秒切りで6番手にポジションアップも果たした。

 予選のトップ6は、トップ津田58秒264、津田にとってはS-FJで初のポールポジションだ。2番手切替58秒692とファーストガレージ勢がフロントロウ独占だがその差は0.428秒と筑波としては大差。3番手佐藤58秒704、4番手秋山58秒808がセカンドロウ、相田58秒934、マスタークラストップの畠山58秒934とZAP SPEED勢が3列目に並んだ。畠山に続くマスターズクラス2位は総合9番手の本間隆史(MATレーシングPJ10V)マスターズクラス3位は総合10番手の山本という順になった。

 S-FJ筑波/富士第2戦決勝は12時25分スタート予定。予選で他を圧倒した津田がレースもそのまま支配するか。デビューレースで好タイムを出した切替、佐藤に逆転の目があるかが注目だ。

予選2位は切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

予選3位は佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

予選4位は秋山健也(スーパーウインズKKS2)

予選5位は相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

予選6位、マスタークラスポールポジションは畠山泰三(Hobbybase & zap s2)

予選9位、マスタークラス2位は本間隆史(MATレーシングPJ 10V)

予選10位、マスタークラス3位は山本龍(おさきにどうぞ・・KKS2)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

S-FJ筑波・富士

第2戦筑波公式予選結果

筑波サーキット・カーフェスティバル2025 -RIJ- (2025/05/05) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 2 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
152津田 充輝ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
58.264--126.356
251切替 悠喜ファーストガレージRSD S2
MYST KK-S2
58.692 0.428 0.428125.434
391佐藤 颯太ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.704 0.440 0.012125.409
43秋山 健也スーパーウインズKKS2
MYST KK-S2
58.808 0.544 0.104125.187
515相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.934 0.670 0.126124.919
638M1畠山 泰三Hobbybase & zap s2
MYST KK-S2
58.938 0.674 0.004124.911
722内藤 大輝RCIT RaiseUP ED S2
MYST KK-S2
59.000 0.736 0.062124.780
88Makoto MizutaniHC桶川MRPYTT ED 10V
TOKYO R&D RD10V
59.480 1.216 0.480123.773
946M2本間 隆史MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
59.613 1.349 0.133123.497
1087M3山本 龍おさきにどうぞ・・KKS2
MYST KK-S2
59.615 1.351 0.002123.492
114M4古里 拓Fleet REV KK-SII
MYST KK-S2
59.644 1.380 0.029123.432
1239池田 悠亮TRスーパーウィンズKKS
MYST KK-S2
59.756 1.492 0.112123.201
1372小笠原 優斗ELEV racing S2制動屋
MYST KK-S2
1'00.155 1.891 0.399122.384
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.119)予選通過 ----

S-FJ筑波・富士

第2戦筑波注目選手4人にインタビュー 佐藤颯太「今まで経験したものを出し切る」

 2025年JAF地方選手権、スーパーFJ筑波/富士シリーズ第2戦で初めてのスーパーFJ参戦を迎えた選手が4名エントリーした。翌日にレースを控えた練習走行の合間にショートインタビューを行った。

 まずは87号車「おさきにどうぞ・・KKS2」をドライブする山本龍。山本は関東のVITAレースでは名を知られた存在で、筑波でのVITAレースではポールポジションや優勝も経験しているつわもので、さらに昨年までVITAで行われていたKYOJO CUPにも参戦していた。

山本龍

山本龍(おさきにどうぞ・・KKS2)

 ――スーパーFJでは初のレース?

 「初めてです、筑波でドライブするのは2回目ですね」

 ――VITAとの違いはどう?

 「違うと言えば違うし、似ていると言えば似ているし、という感じで(笑)」

 ――今回参戦の経緯は?

 「フォーミュラカーのレースに出てみた方が(経験的に)いいかな、という事で出場することにしました」

 ――今シーズンは(新しいマシンになる)KYOJO CUPにエントリーしているが?

 「そうですね、それに向けてのトレーニングの意味合いが大きいです、でもちょっと今の段階では全然お話にならないレベルで(苦笑)」

 ――先週は鈴鹿のS耐(4クラスのロードスター)にも出場していたが?

 「そうなのですが、序盤でマシンが壊れてしまって、決勝では乗れなかったのですが、練習ではいくらか走れました。ハコは最近あまり出ていなかったので久しぶりでした」

 ――S-FJのドライビングの手ごたえは?

 「まだ全然ないですね、(メンテナンスを行うオートルックの社長の方を見ながら)すみません(笑)。明日のレースを無事にこなして経験積んで、カンがつかめるかはわかりませんが」

 続いて51号車「ファーストガレージRSD制動屋S2」の切替悠喜。切替というと、ハコやザウルスJRレースなので聞き覚えのある苗字であるが、その切替一家の血筋を受け継ぐ切替は18歳でカートレースの出身だ。

切替悠喜

切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

 ――今までのモータースポーツ歴は?

 「レーシングカートに乗っていて、クルマの免許が取れたのでフォーミュラにステップアップさせてもらいました。今回がデビューレースです」

 ――練習はどのくらい積んだ?

 「去年の12月後半くらいから始めて、ただ運転免許の合宿とかもあって、限られた時間ではありましたが、チームの皆さんだったり津田選手にいろいろ教えて貰ったりしながら、なんとかやってこられました」

 ――カートからフォーミュラへの乗り換えは苦労しなかった?

 「コントロールに関してはそこまで苦労はしかったですが、カートと違ってサスペンションがあったり、反応が少し遅れてくるというところに関して苦戦はしました」

 ――そこは修正できた?

 「徐々によくはなってきています」

 ――タイムはどのくらいが出ている?

 「59秒3とかで、津田選手が9秒2とかなので、こちらはまだ精度が高くないので、もっと上げていきたいと思っています」

 ――今シーズンの予定は?

 「筑波富士シリーズをメインに、後は日本一決定戦に向けて経験値を上げていきたいです。まずは優勝目指して頑張ります」

 残る2名は前田代表率いる「ELEV RacingDream」からのレースデビュー。72号車「ELEVレーシング制動屋」の小笠原優人と、91号車「ELEVレーシング10VED」の佐藤颯太だ。小笠原選手はカートとSIMレースの経験者の22歳、佐藤選手はJOY耐などでハコのレース経験がある。

小笠原優人

小笠原優斗(ELEV racing S2制動屋)

 ――明日のレースへの意気込みは?

 「まずはレースデビューなので、レースの雰囲気に慣れてベストが尽くせればと思います」

 ――今までのモータースポーツ歴は?

 「レーシングカートでもてぎのSLのレースに高校生の時に出ていました。そこからちょっとブランクがあったのですが、去年からFJに乗り始めました」

 ――カートからフォーミュラへの乗り換えは苦労しなかった?

 「シフト操作がまだうまくいかないですね」

 ――当面の目標は?

 「今回はまず完走して、ビリにならないように頑張ります」

佐藤颯太

佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

 ――今までのモータースポーツ歴は?

 「愛車がFD2シビックタイプRで、それで走行会やミニサーキットで走ったりしていました。一昨年くらいからもてぎのJOY耐の方にも出させていただいていました。ELEVレーシングさんと出会ったのは去年の春くらいで、初めてフォーミュラに乗らせていただいて、そこでフォーミュラの面白さを肌で感じて、ちょっとのめり込むような感じで(苦笑)。レースの方もELEVレーシングさんのレースを何度か見させていただいて、自分もこの場に立ちたい、という気持ちが芽生えまして、今回参戦させていただくことになりました」

 ――練習はどのくらい積んだ?

 「今年の1月から月1、2回くらいのペースで、7回くらいは筑波で練習しました」

 ――戦える目途が立っての参戦?

 「そうですね(苦笑)タイム的には上位争いをするにはもうひと声、壁みたいなものがあって、そこが今超えられずにもがいているような感じです。とはいえもう明日は本番なので、できることを全部、今まで経験してきたものを出し切って、頑張って戦いたいと思います」

 前日の練習走行では、他のカテゴリーとの混走ということもあり、3台とも1分が切れるか切れないかというところで苦労している様子も見てとれたが、それぞれレースに向けて意欲的に走っていた。結果が出ることを祈りたい。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

SUPER GT

第2戦富士優勝記者会見 石浦宏明「このまま勝てずに降りる日が来るのかも、と思ったこともあった」

GT500クラス 38号車KeePer CERUMO GR Supra(TGR TEAM KeePer CERUMO)

大湯都史樹(TGR TEAM KeePer CERUMO)

決勝記者会見: GT500クラスで優勝した大湯都史樹(TGR TEAM KeePer CERUMO)

 「もう本当に最高の気分ですね、セルモとしても、もう長らく取れてなかった優勝でしたし、僕が去年加入して、すごくパフォーマンスとしては良かったんですけど、あと一歩届かないっていうレースがまあ続いてて。やっぱり今年は優勝を是が非でも取りたかったです。まさかここで取れるとは正直思ってなかったんですけど、チームのメカニックを含めてスタッフが、ここにいるチームマネージャー含めて本当にすごく頑張って、最高の仕事をしてくれてるのは知ってるんで、どうにかね、どこかで優勝したいっていう思いは強かったです」

 「前回大会の岡山は残念だったんですけど、その悔しい思いを、石浦選手とともにこうやって次のレースで挽回できたっていうのは、本当に良かったなと思います」

石浦宏明(TGR TEAM KeePer CERUMO)

決勝記者会見: GT500クラスで優勝した石浦宏明(TGR TEAM KeePer CERUMO)

 「昨年からチームの体制が変わって、立川監督と大湯と戦ってきました。昨年はランキング4位にはなりましたけど、2位と3位しかなく、優勝ができてなかったので、昨年のシーズンオフというか、年末にも今シーズンはとにかく優勝しようというふうに。みんなでええ決めてというか、目標を持って今シーズンに挑んでいました。そんな気合の入ったシーズン開幕戦で、ああいうことが自分のせいで起きてしまって、本当にいろんな方にご迷惑をかけてしまいました」

 「ただ今回のレースウィークは、走り出しからこのクルマがどうやって組んでもらったかっていうのがわかるというか、それだけのパフォーマンスを持っているクルマにしてくれたことで、気持ちが伝わってきました。大湯の走りからも開幕戦の分もなんとか挽回しようっていう、気迫や気持ちも伝わってきたので、なんとか自分の最終スティントはゴールまでクルマを持って行って、しっかりつなげたいなと思っていました。実際、自分のスティントは、序盤から大湯がだいぶマージンを作ってくれてましたし。ピットから出たら、給油の関係もあって後ろとさらにギャップが大きくなってたので。300クラスの車を抜いていくときも、あんまりリスクを取らずに走ることができたので、そういう意味では本当にパーフェクトな展開にしてもらって、本当に自分としては感謝の気持ちでいっぱいです」

 「昨日もここで言ってたんですけど、このゴールデンウィークに勝ったのは5回目だと思うんですけど、あの5回目の中で、4回目からもうだいぶ時間が経ってて。もう正直、ええ、このまま勝てずに降りる日が来るのかななんて思ったこともありました」

GT300クラス 6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(VELOREX)

片山義章(VELOREX)

決勝記者会見: GT300クラスで優勝した片山義章(VELOREX)

 「僕たちはブーストのトラブルで予選で下位に沈んじゃいましたが、練習走行でもすごく良かったんで、ポテンシャルはあると思ってて、絶対に上に行けるって信じていました。」

 「決勝は27位からスタートしましたが、ロベルトがすごく活躍してくれて、20台くらい抜いてくれました。それで僕も本当に気合が入って、そのまま順位を守って、なんとかラブレットにバトンを渡せたっていう状況でした」

ロベルト・メルヒ・ムンタン(VELOREX)

決勝記者会見: GT300クラスで優勝したロベルト・メルヒ・ムンタン(VELOREX)

 「今年でスーパーGTに参戦して4年目になります。2022年の富士が初レースでした。その頃はチームも、クルマも、ヨシもまだまだ未熟でしたが、この4年間でトップ争いができるようになりました。僕らのチームと義章がすごく成長してくれたことを大変嬉しく思います。僕も彼らも今日まで競争力を上げようと4年間懸命に取り組んで来ました。彼らのことを誇りに思います」

 「今日のレースはまるで映画のようでした。27番手からスタートしたので、最初は『どうしたらいいんだ?』と頭を抱えましたが、結果的に僕のスティントの間に22台をオーバーテイクすることができ、義章に交代しました。彼は安定した走りでポジションを守り、いくつかオーバーテイクも決めてくれました。そして残り1時間5分で再び僕に交代しました。コースに出て行った時に、僕らがトップから大きく離されていることはわかっていましたが、ダンロップタイヤのチームは長いスティントでは苦労するだろうと想像していたので、チャンスがあればと思ってプッシュしていました。そのうちスバルから煙が出てくるが見えて、彼らが何か問題を抱えていることを知りました。ここで優勝できたことを本当に嬉しく思います。チームのみんなに感謝しています」

決勝フォトセッション:両クラスのウィナー

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第2戦富士決勝 最後列からの大逆転!! GT300はUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが悲願の初優勝

GT300クラスで優勝した片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン組(6号車・UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI)

 2025オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT3時間レース」の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT300クラスは6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)がチーム設立5年目にして念願の初勝利を挙げた。

 レース後の会見でロベルト・メリ・ムンタンは「映画のような展開」とレースを振り返った。予選ではエンジンのブースト圧が上がらないというトラブルに見舞われ、最後列の27位からのスタートを強いられた6号車の勝利を予想したものは誰一人いなかっただろう。

 その第2戦決勝は午後2時11分にパレードラップを開始。続いて1周のフォーメーションラップを行い、3時間の長いレースがスタートした。

 序盤からトップを快走していたのはポールポジションを獲得した777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)。スタートドライバーの藤井が山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)の追撃を受けつつもトップを守り切って32周目に最初の給油を行うと、その後も順調に周回を重ねていた。

 ところが55周目を終えようとしていた777号車は突如左リヤタイヤのバーストに見舞われ、予定外のピットインを強いられることになる。

 ここでチームはドライバー交代と2回目の給油を行うことにし、チャーリー・ファグがステアリングを握ってピットを離れた。

 しかしこの時点でレースはまだ半ばを超えたあたり。そこからどんなに燃費走行に徹しようとも最後まで持ち堪えることはできず、777号車は99周目に3度目の給油を行わざるを得なかった。

 代わってトップに立ったのは予選2位の61号車。後半を担当した井口が順調に周回を重ねていく。

 さらにその背後から猛然と追い上げてきたのが6号車だった。

 予選27位とグリッド最後列からスタートした6号車は、スタートドライバーのメリ・ムンタンが凄まじい勢いで追い上げを開始。0号車VENTENY Lamborghini GT3のタイヤバースト、666号車seven × seven PORSCHE GT3Rのスピン、52号車Green Brave GR Supra GTのリヤウィング破損などにも助けられて3周終了時点で15番手にジャンプアップすると、その後も62号車HELM MOTORSPORTS GT-R、11号車GAINER TANAX Z、26号車ANEST IWATA RC F GT3を次々に捉えて5周終了時点で12番手と一気に順位を上げてきた。

 その後も7周目に87号車METALIVE S Lamborghini GT3を抜いて11番手、8周目に65号車LEON PYRAMID AMGを抜いて10番手、10周目に60号車Syntium LMcorsa LC500 GTを抜いて9番手12周目に56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rを抜いて8番手、13周目には4号車グッドスマイル初音ミクAMGをも捉えて7番手とぐんぐん順位を上げた。

 その後、62号車のスピンアウトでFCYが宣言された際、45車PONOS FERRARI 296と65号車が早めのピットインでアンダーカットを狙ったことで労せずして6番手に上がると、23周目には2号車HYPER WATER INGING GR86 GTを捉えて5番手に。この辺りから上位陣のピットストぷが相次いだこともあり、メリ・ムンタンは32周目に3番手でピットイン。片山義章に交代する。

 片山は1分38秒前半〜39秒前半の安定したペースで周回を重ね、70周目に暫定トップでピットイン、再びメリ・ムンタンに交代する。

 3番手でコースに復帰したメリ・ムンタンは前の2台との差を詰めながら周回を重ね、777号車のピットインで2番手に浮上すると、その後も61号車との差を詰めていく。

 そして迎えたファイナルラップ。6号車に2秒562の差をつけて走行していた61号車だったが、ダンロップコーナー手前で突如白煙を噴き上げてまさかのストップ。そのままレースを終えてしまった。

 その結果、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)がトップでチェッカーを受け、2021年のチーム発足から5年目にして念願の初勝利をものにした。

 2位は777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)。

 それに続いて7号車CARGUY Ferrari 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗/澤圭太)が3番目にチェッカーを受けたが、レース後にピット作業違反として10秒のタイム加算を受けることに。

 これにより2号車HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響/卜部和久)が繰り上げで3位入賞果たす結果となった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第2戦富士決勝 大クラッシュから奇跡の復活!! GT500クラスはKeePer CERUMO GR Supraが6年ぶりの勝利

GT500クラスで優勝した石浦宏明/大湯都史樹組(38号車・KeePer CERUMO GR Supra)

 予選で石浦が、フィニッシュで大湯が泣いた!

 2025オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT3時間レース」の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはポールポジションからスタートした38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)が、全く他を寄せ付けない圧倒的な速さを見せ、2019年5月の第2戦富士以来、実に6年ぶりの勝利をものにした。

(天候:晴れ 路面:ドライ 観客動員数:予選日33,300人/決勝日49,200人/大会総入場者数82,500人)

 第2戦決勝は快晴の下、午後2時11分に静岡県警の先導によりパレードラン開始。3時間の熱い戦いの幕が切って落とされた。当初の予定では2時10分にパレード開始となっていたが、18号車UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/野村勇斗)のエアジャッキが下りなかったため、1分ディレイとなっている。18号車のトラブルはすぐに解消し、無事にスタートを切っている。スタート時の気温は24℃、路面温度38℃という絶好のコンディションだ。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの38号車。スタートを担当した大湯が1周目からハイペースで逃げにかかり、着実にリードを築き上げていく。

 2番手は国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)、大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)が3番手、野尻智紀(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)とここまでは予選順位のままだ。

 しかしその後方からは予選8位の関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、予選7位の坪井翔(au TOM'S GR Supra)らが激しい追い上げで着実に順位を上げていく。

 関口は1周目のダンロップコーナーで坪井の1号車と笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)を抜き去ると、その後も4周目に三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)を捉えて5番手に上がり、27周目に8号車が早めの給油を行ったことで4番手に浮上すると、32周目の最終コーナーで16号車インをついて3番手、35周目の1コーナーで19号車をインから抜き去って2番手に上がってきた。

 坪井も39号車の先行を許すも、2周目の1コーナーで僚友笹原の37号車を捉えて7番手をキープ、その後は三宅のドライブする3号車を執拗に攻め立てるが、三宅も一歩も引かない。両者はバトルを繰り広げながら周回を重ねていく。

 しかし開始から30分が過ぎたところ、トップが21周目に入ったところで62号車HELM MOTORSPORTS GT-Rが2コーナーの先でストップしてしまったため、競技団はフルコースイエロー(FCY)を宣言。23周目にこれが解除となると、すかさず坪井は24周目の1コーナーでアウトから3号車を捉えて6番手に浮上した。

 坪井はその後も34周目の最終コーナーで16号車のインに飛び込んで4番手、36周目の1コーナーでインから19号車を抜き去って3番手と、関口の跡を追うように順位を上げていった。

 一方、トップの38号車は大湯が順調に後続との差を広げながら周回を重ねており、開始から30分で20周を走って12秒661、1時間経過時点では38周を走って20秒527のリードを築き上げて40周目に最初の給油を行い、そのまま大湯がドライブを続行した。

 39号車も同じ周にピットイン、こちらは関口からサッシャ・フェネストラズに交代。その1周前に1号車はピットイン。こちらも坪井から山下健太に交代してピットを離れている。

 37号車が42周目、14号車が44周目にピットインしたことでGT500クラスは全車が最初の給油を終える。

 この時点の順位はトップが38号車、2番手が8号車。以下1号車、3号車と続き、39号車は5番手に後退してしまった。さらに序盤2番手を走行していた19号車は12号車の後ろ、10番手まで後退。その後は他車との接触により53周目にイレギュラーなピット作業を強いられ、最後尾まで後退してしまった。

 トップの38号車はその後もトップを快走、71周目までに後続との差を23秒231とすると、72周目に2回目の給油を行い、大湯から石浦に交代。石浦は終始安定したペースで周回を重ね、38号車はスタートからフィニッシュまで後続に全く付け入る隙を与えぬまま3時間で116周を走り切り、38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)が今季初優勝を達成した。

 この勝利はセルモにとって2019年5月の第2戦富士500kmレースで優勝して以来、実に6年ぶりのもの。38号車は開幕戦岡山の決勝序盤に多重クラッシュを引き起こし、甚大なダメージを負ったが、チームスタッフが懸命の修復作業に取り組み、富士大会に戦える状態でクルマを持ち込んで来た。大湯の言い方を借りれば本当に「ギリギリのギリギリ」だったという。その頑張りに報いんと二人のドライバーは予選で見事ポールポジションを獲得。決勝でもほぼ完璧と言っていい内容で勝利を掴み取った。

 2位に入ったのは1号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)。第2スティントを3番手で走り出した山下は3号車に再三に渡ってプレッシャーをかけられたが、最後までこれを押さえ切って80周目にピットイン。最後は再び坪井がドライブ。坪井は40kgのサクセスウェイトをものともせず、86周目の1コーナーで8号車のインをこじ開けて2戦連続で表彰台を獲得した。

 それに続く3位争いは後方スタートとなった2台が終盤まで熾烈なバトルを繰り広げた。

 まずは予選12位からスタートした12号車TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)のスタートを担当したバゲットが5周目のヘアピンで17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTを捉えて11番手に浮上、6周目の1コーナーでは64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTをアウトから抜き去って10番手に浮上すると、39周目に最初の給油を終えた時点で17号車をかわして9番手となる。

 2スティント目からドライブを担当した平峰一貴も48周目のダンロップコーナーで14号車のインをついて8番手。62周目までに16号車を捉え、66周目のダンロップコーナーで39号車をインから抜いて6番手と着実に順位を上げてきた。

 平峰はその後も76周目に2回目の給油を終えると、3号車に先行する形でコースイン、83周目の1コーナーでに37号車を攻略して実質4番手、87周目には8号車を1コーナーでインから抜き去って3番手に浮上した。

 一方、予選13位からスタートした100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)も14周目の2コーナーで山本が64号車のアウトに並びかけ、コカコーラコーナー手前で抜き去って12番手。8号車のピットインで11番手に浮上する。

 38周目に行った最初の給油をポジションキープで終えると、第2スティント以降を担当した牧野が53周目のコカコーラコーナーでは19号車をアウトから抜き去って10番手。その後は74周目に2回目の給油を行い、アウトラップのダンロップコーナーで3号車をパス。この時点で16号車にも先行して12号車のすぐ後ろにつける。さらに86周目には2回目の給油を終えてピットアウトしてきた39号車をヘアピンで抜き去り、86周目のダンロップコーナーで37号車のインをついて5番手、88周目には8号車を最終コーナーで捉えて4番手に浮上、12号車の追い上げにかかる。

 そして106周目。

 牧野は遂にダンロップコーナーで平峰の駆る12号車をインから抜き去り、そのまま逃げ切って3位でフィニッシュ。見事表彰台をもぎ取った。

 2025オートバックス スーパーGTはこのあと戦いの舞台をマレーシアのセパンサーキットに移して第3戦を行う。決勝は6月28日土曜日。シリーズ初のトワイライトレースだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

検索

r2 最新ニュース