SUPER FORMULA Round 3 -RIJ- (2013/07/14) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.207 | - | - | 190.55 |
| 2 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'26.536 | 0.329 | 0.329 | 189.83 |
| 3 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'26.604 | 0.397 | 0.068 | 189.68 |
| 4 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'26.619 | 0.412 | 0.015 | 189.64 |
| 5 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'26.785 | 0.578 | 0.166 | 189.28 |
| 6 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'26.808 | 0.601 | 0.023 | 189.23 |
| 7 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'26.845 | 0.638 | 0.037 | 189.15 |
| 8 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'26.856 | 0.649 | 0.011 | 189.13 |
| 9 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'26.876 | 0.669 | 0.020 | 189.08 |
| 10 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.903 | 0.696 | 0.027 | 189.02 |
| 11 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'26.914 | 0.707 | 0.011 | 189.00 |
| 12 | 18 | リチャード・ブラッドレー | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'26.980 | 0.773 | 0.066 | 188.86 |
| 13 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'26.999 | 0.792 | 0.019 | 188.82 |
| 14 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'27.028 | 0.821 | 0.029 | 188.75 |
| 15 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'27.035 | 0.828 | 0.007 | 188.74 |
| 16 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'27.041 | 0.834 | 0.006 | 188.72 |
| 17 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'27.315 | 1.108 | 0.274 | 188.13 |
| 18 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'27.355 | 1.148 | 0.040 | 188.05 |
| 19 | 15 | 小林 崇志 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'27.714 | 1.507 | 0.359 | 187.28 |
- シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
- 2013年7月13日(土)・予選 会場:富士スピードウェイ(4.563km) 天候:曇り 気温:28℃(14:00時点)
路面温度:37℃(14:00時点) コースコンディション:ドライ
7月13日(土)、静岡県・富士スピードウェイにおいて、2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズ第3戦の公式予選が開催されました。
今年の東海地方は平年より2週間ほど早く梅雨明けしたものの、標高約600mの富士スピードウェイでは、晴れたと思えば雲がかり、時折り小雨もパラつくような不安定な天候となりましたが、フリー走行と公式予選時には汗ばむような暑さとなり、ドライコンディションでの開催となりました。
スーパーフォーミュラ・シリーズに参戦する8名のHondaドライバーのなかでは、第1戦鈴鹿大会でポール・トゥ・ウインを飾った#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そして第2戦オートポリス大会で初の表彰台を得た#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)の2人が特に好調で、チャンピオンを賭けたポイント争いではともにトップと1点差という好位置につけています。
午前8時50分に始まったフリー走行では、残り10分少々となったところで全ドライバーが予選アタックを見据えたシミュレーション走行を開始。ここでいち早くコースインした#16 山本選手は1分25秒549をマークし、この時点での暫定トップに躍り出ました。さらにセッションの終了間際には#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)が、続いて#40 伊沢選手がそれぞれ暫定トップに立ち、ライバル勢も含めてトップタイムが塗り替わり続ける展開となりました。最終的には1分25秒361をマークした#32 小暮選手の6番手がHonda勢でトップタイムに立ち、#40 伊沢選手は7番手、#41 武藤英紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は11番手、#16 山本選手は12番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は13番手、#10 塚越広大選手(HP REAL RACING)は14番手、#15 小林崇志選手(TEAM 無限)は16番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は18番手となりました。
公式予選は今回も3段階のノックアウト方式で行われました。予選2回目のセッション(Q2)に進出できるのは最初のセッション(Q1)で上位14番手までに入ったドライバーで、予選3回目のセッション(Q3)にはQ2で上位8番手までに入ったドライバーが進出できます。そしてポールポジションから8番グリッドまではQ3、9番手から14番手までのグリッドはQ2、15番手以下のグリッドはQ1の結果に従って決定します。
午後1時50分に始まったQ1では、#16 山本選手が開始6分で1分26秒406を記録して暫定の5番手に立ちました。これに続いて全ドライバーが1回目のタイムアタックを実施。さらにセッションが残り6分となったところで2回目のタイムアタックが行われました。この結果、Hondaドライバーではトップと0.517秒差の1分25秒510を記録した#31 中嶋選手が8番手となったほか、#10 塚越選手は11番手、#16 山本選手は12番手、#40 伊沢選手は13番手、#32 小暮選手は14番手となってQ2進出を決めました。なお、#41 武藤選手は15番手、#11 中山選手は16番手、#15 小林選手は19番手となり、この段階で決勝レースでのスターティンググリッドが決まりました。
続くQ2では#31 中嶋選手は6番手、#16 山本選手は8番手となってQ3進出を決めます。一方、#40 伊沢選手は10番手、#10 塚越選手は11番手、#32 小暮選手は14番手でQ3進出はならず、それぞれ決勝のスターティンググリッドが確定しました。
公式予選の最終セッションとなるQ3では8台がし烈なトップ争いを繰り広げ、#16 山本選手が1分25秒007を記録して7番手、#31 中嶋選手は1分25秒039で8番手となりました。ただし、ポールポジションを獲得したドライバーのタイムは1分24秒708で、#16 山本選手とはわずか0.299秒差、#31 中嶋選手とも0.331秒の差しかありませんでした。およそ1.5kmと長いストレートを有する富士スピードウェイではレース中にポジションを上げていくことも不可能ではないので、決勝ではHondaドライバーの上位入賞に期待がかかります。
55周で競われる決勝レースは明日、7月14日(日)の午後2時15分にスタートが切られます。
- 坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
-
「今回は予選でトップを獲るつもりだったので、この結果は残念です。コースのどこかが速くて、どこかが速くないというよりも、全体のバランスを取りきれなかったという印象を持っています。その中で、山本選手はギアレシオを含めて、いままで試したことのないセッティングにトライし、いい感触を得ましたが、最終的に煮詰める段階までは持ち込めませんでした。明日は、とにかくしっかりポイントを獲得することを目標にしたいと思います。特に、ポイントランキングで上位につけている山本選手については取りこぼしのないよう、着実にレースを戦って欲しいと期待しています」
- 山本尚貴選手(7番手 #16 TEAM無限)
-
「7番手という結果は悔やまれますし、トップと約0.3秒差という少しの差でここまで順位が大きく変わったことも悔しく思っています。ただ、結果には満足していませんが、フリー走行からしっかりマシンを煮詰めてQ3にベストの状態に仕上げていく、というマシンセットアップの流れもよく、内容に関しては満足いくものがありました。自身もチームも大きなミスはなく、全体でレベルアップしている実感があります。決勝に関しては自信があります。予選の一発勝負よりも決勝レースのほうが我々は強いですし、その強みを生かせる順位にいるので、明日の決勝ではしっかりとスタートを決められればいい結果がついてくると思います」
- 中嶋大祐選手(8番手 #31 NAKAJIMA RACING)
-
「前戦のオートポリスまで、なかなかテストでの調子をレースで再現できず、何が悪いのか分からない状態でしたが、チームががんばってくれて原因をつきとめられたので、マシンの調子が戻ってきました。フリー走行時にはマシンをまとめきれない部分があって順位にはつながりませんでしたが、予選ではコンディションが変化していく中でもしっかりとアジャストできていたので、予選を勝ち抜く自信はありました。Q2までは出せる実力をしっかり出せていましたが、Q3ではタイムロスがあり、悔しい結果となりました。ただ、テストでよかった部分を実戦で投入し、それがしっかりと結果につながったので、明日の決勝も楽しみです」
Text & Photo: HONDA
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦の公式予選が7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、先月のルマン24時間レースで優勝したアウディR18をドライブした#8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が接戦を制し、ポールポジションを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)
公式予選は午後1時50分よりノックアウト方式で行われた。
予選Q1
いつもは開始から暫くコースインせずに互いに様子をうかがう事の多いQ1だが、今回は開始早々から各車積極的にアタックを繰り返す展開となった。
前半の10分が終了した時点でのトップは#39国本雄資。
しかし各車一旦ピットに戻った後、残り6分で再びコースインして行われたタイムアタック合戦を制したのは#8デュバルだった。タイムは1'24.993。2番手は#38平手晃平、ディフェンディングチャンピオンの#1中嶋一貴を挟んで4番手に#39国本とセルモインギング勢の好調ぶりが目立った。
またこのセッションもフリー走行に続いてトップから1秒以内に15人のドライバーが集中する接戦となり、#41武藤英紀が14位の#32小暮卓史にわずか0.002秒及ばずQ1敗退となったほか、#11中山友貴、#62嵯峨宏紀、#18リチャード・ブラッドレー、#15小林崇志がここで予選を終えた。
予選Q2
7分間の走行となる予選Q2では、各ドライバー大幅にタイムを更新し、上位6人が1分24秒台に突入。
ここでも2周目から全開アタックを敢行したデュバルが1'24.557を叩き出してトップに立った。
そこから1秒以内に全車が入る接戦の中、8位#16山本尚貴に僅か0.08秒及ばなかった#20松田次生がまさかの脱落。開幕戦でポールトゥウィンを達成した#40伊沢拓也、#10塚越広大、#32小暮卓史とホンダ勢の有力ドライバーやルーキーの#7平川亮のほか、#3安田裕信がここで予選を終える事になった。
予選Q3
Q2同様7分間の走行となるQ3でもデュバルとインギング勢の好調ぶりは変わらず。
デュバルは2周目からの全開アタックをここでも披露。Aコーナーで僅かにラインがワイドに膨らんだとはいえ、1'24.708を記録。これに対し#39国本は1'24.734、#19オリベイラ1'24.748と僅かに及ばず、デュバルのポールポジションが確定した。
なお、このセッションで最後尾の8番手に終わった#31中嶋大祐とデュバルの差も僅か0.331秒に過ぎず、決勝レースも激しい戦いになる事が予想される。
第3戦決勝は明日午後2時15分より55周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権第9戦は13日、富士スピードウェイで決勝レースを行い、予選2位からスタートした勝田貴元(トムス)が優勝した。Nクラスはナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が初優勝を果たした。
スタートで2位に付けた勝田貴元(トムス)はトップに立った中山雄一(同)をオープニングラップから激しく責め立てる。最終コーナーで先行してそのまま両者はストレートを併走。1コーナーでも中山を押さえ込み、ついに勝田がAコーナーで完全に前に出ると、トムス勢1-2体制を築き、後続を引き離しながらレースは進行してゆく。
12時55分のフォーメーションラップスタート時刻になると富士スピードウェイ上空の雲も厚くなり、いくぶん過ごしやすくなってきた。
スタートではポールシッターの中山がややスタートをミスったが1コーナーではホールショットを奪う。直後に予選2位の勝田が付け、予選3位の千代勝正(B-MAX)もインから上位2台を伺うが抜けず3位のまま。
2位の勝田は1周目の最終コーナーで中山の隙をつき前に出ると、2周目のAコーナーまでにトップに立つことに成功。
3位でレースを始めた千代はペースが上がらず、2周目の1コーナーで4位の野尻智紀(戸田)にかわされると3周目から4周目のストレートで後ろを走る清原章太(HFDP)、松下信治(同)にも相次いでかわされ6位まで順位を落とした。
レースはトップ2台のトムス勢が1秒前後の差で争いながら後続を引き離し、そのままゴール。勝田は開幕戦以来の今シーズン2勝目を飾った。2位には中山、3位には野尻が入り、4位清原、5位松下とHFDP勢が続いた。千代は6位。
Nクラスはポールシッターのナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)がスタートで予選クラス2位、高星明誠(NDDP)の先行を許すものの1コーナーでアウトから抜き去ると、徐々に2位以下を引き離しにかかる。高星はタイヤをセーブして後半勝負にかけ、終盤にはパユーングに迫ったものの及ばず、2位でレースを終え開幕からの連勝がついに途絶えた。パユーングはうれしい初優勝。
スタートの1コーナーで予選クラス3位の小河諒(ルボーセ)をかわし3位に上がった小泉洋史(ハナシマ)は終始小河を従えての走行となったが、なんとか最後まで押さえ込み「タフなレースでした」と語ったレースで3位表彰台をものにした。
第9戦決勝は明日14日、11時25分より21周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Round 3 -RIJ- (2013/07/13) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'24.993 | 1'24.557 | 1'24.708 |
| 2 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'25.171 | 1'24.706 | 1'24.734 |
| 3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.455 | 1'24.772 | 1'24.748 |
| 4 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'25.051 | 1'24.953 | 1'24.794 |
| 5 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.076 | 1'24.670 | 1'24.839 |
| 6 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.344 | 1'25.034 | 1'24.936 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'25.695 | 1'25.225 | 1'25.007 |
| 8 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'25.510 | 1'24.992 | 1'25.039 |
| 9 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.529 | 1'25.233 | |
| 10 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'25.861 | 1'25.234 | |
| 11 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'25.680 | 1'25.241 | |
| 12 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.580 | 1'25.246 | |
| 13 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'25.266 | 1'25.328 | |
| 14 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'25.868 | 1'25.555 | |
| 15 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'25.870 | | |
| 16 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'26.057 | | |
| 17 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'26.268 | | |
| 18 | 18 | リチャード・ブラッドレー | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'26.295 | | |
| 19 | 15 | 小林 崇志 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'26.362 | | |
| ---- 以上予選通過 基準タイム ( 107%: 1'30.943 )---- |
- シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
SUPER FORMULA Round 3 -RIJ- (2013/07/13) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'24.708 | - | - | 193.92 |
| 2 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'24.734 | 0.026 | 0.026 | 193.86 |
| 3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'24.748 | 0.040 | 0.014 | 193.83 |
| 4 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'24.794 | 0.086 | 0.046 | 193.73 |
| 5 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'24.839 | 0.131 | 0.045 | 193.62 |
| 6 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'24.936 | 0.228 | 0.097 | 193.40 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'25.007 | 0.299 | 0.071 | 193.24 |
| 8 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'25.039 | 0.331 | 0.032 | 193.17 |
- シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
SUPER FORMULA Round 3 -RIJ- (2013/07/13) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'24.557 | - | - | 194.27 |
| 2 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'24.670 | 0.113 | 0.113 | 194.01 |
| 3 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'24.706 | 0.149 | 0.036 | 193.93 |
| 4 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'24.772 | 0.215 | 0.066 | 193.78 |
| 5 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'24.953 | 0.396 | 0.181 | 193.36 |
| 6 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'24.992 | 0.435 | 0.039 | 193.27 |
| 7 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.034 | 0.477 | 0.042 | 193.18 |
| 8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'25.225 | 0.668 | 0.191 | 192.75 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.233 | 0.676 | 0.008 | 192.73 |
| 10 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'25.234 | 0.677 | 0.001 | 192.73 |
| 11 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'25.241 | 0.684 | 0.007 | 192.71 |
| 12 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.246 | 0.689 | 0.005 | 192.70 |
| 13 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'25.328 | 0.771 | 0.082 | 192.51 |
| 14 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'25.555 | 0.998 | 0.227 | 192.00 |
- シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
SUPER FORMULA Round 3 -RIJ- (2013/07/13) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'24.993 | - | - | 193.27 |
| 2 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'25.051 | 0.058 | 0.058 | 193.14 |
| 3 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.076 | 0.083 | 0.025 | 193.08 |
| 4 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'25.171 | 0.178 | 0.095 | 192.87 |
| 5 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'25.266 | 0.273 | 0.095 | 192.65 |
| 6 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'25.344 | 0.351 | 0.078 | 192.48 |
| 7 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.455 | 0.462 | 0.111 | 192.23 |
| 8 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'25.510 | 0.517 | 0.055 | 192.10 |
| 9 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.529 | 0.536 | 0.019 | 192.06 |
| 10 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.580 | 0.587 | 0.051 | 191.95 |
| 11 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'25.680 | 0.687 | 0.100 | 191.72 |
| 12 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'25.695 | 0.702 | 0.015 | 191.69 |
| 13 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'25.861 | 0.868 | 0.166 | 191.32 |
| 14 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'25.868 | 0.875 | 0.007 | 191.30 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 15 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'25.870 | 0.877 | 0.002 | 191.30 |
| 16 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'26.057 | 1.064 | 0.187 | 190.88 |
| 17 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'26.268 | 1.275 | 0.211 | 190.42 |
| 18 | 18 | リチャード・ブラッドレー | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'26.295 | 1.302 | 0.027 | 190.36 |
| 19 | 15 | 小林 崇志 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'26.362 | 1.369 | 0.067 | 190.21 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'30.943 | 5.950 | 4.581 | 180.63 |
- シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦の公式予選日である7月13日、日本レースプロモーション(JRP)主催による恒例のサタデーミーティングが行われた。
今回の話題は勿論先日シェイクダウテストが実施されたニューマシン、SF14について。
出席者は白井裕JRP社長とテストを担当した中嶋一貴(トムス)、伊沢拓也(ダンデライアン)の両選手のほか、トヨタからは永井洋治プロジェクトリーダー、ホンダからは坂井典次プロジェクトリーダー、佐伯昌浩LPLが出席。
今回のテストの感想と今後の予定について語った。
永井プロジェクトリーダー(トヨタ)
シェイクダウンテストにしては順調でした。ペンチテストでは判らない実車テストならではのこと、例えば振動であり、ターボがついた事によるスロットルレスポンスや熱の問題など、色んな事問題の洗い出しをやったんですが、大きな問題はありませんでした。
良いシェイクダウンでした。
中嶋一貴(トムス)
初日はシェイクダウンテストらしく、色々ありましたが、二日目は非常に順調でした。
エンジンは色々やるたんびに速くなるし、クルマの方はまだしっくり来ない部分があるんですけど、タイムは出せてましたし、出だしとしては良かったんじゃないかなと。この先に期待の持てるテストだったと思います。
フロントウィングが大きくて、低いところについているので、ダウンフォースの抜けが少ないのかなあ、という気がしています。
今までのクルマよりレースがしやすいかなあと思っています。
坂井プロジェクトリーダー(ホンダ)
エンジンやギヤボックス、パワステ、車体のロガー、ディスプレイなど、全部のコントロール系が新しくなっています。それぞれの協調制御や、我々に取っての新しいECUの確認をメインに進めていって、初日はその制御の部分にいろいろ不具合が出て充分に走れませんでした。二日目になって漸くタイムが出せるようになりましたが、ここで頑張っていると色々いわれるので(笑)ほどほどに、と。そんな状況でした。
ここで、これから担当していく新しいエンジニアを紹介します。
LPLの斉木です。
佐伯昌浩LPL(ホンダ)
やはり走ってみないと判らない事が出ていまして、今回は9割弱ぐらいのパワーで走っていました。早急に帰って対策をして、次のもてぎではフルパワーで走れるようにしたいです。
引き継ぐ。という形になっていますが、おそらくこれからも坂井と二人三脚でやっていく事になると思いますので、よろしくお願いします。
伊沢拓也(ダンデライアン)
エンジンについては坂井さんのいった通りですが、車体は走り始めからすごく調子が良くて、動きはクイックだし、ブレーキはよく止まるし、非常にフォーミュラらしい乗り物だなと思いました。
今週末改めてSF13に乗ってみたら特性の違いを改めて感じました。
今乗ってるクルマとは全く違う乗り物になっています。
基本的にフォーミュラカーは空気を使って走っていますし、レースは速いもの順で並んでスタートするので、追い抜きは簡単じゃ無いという前提がありますが、ダラーラの方が空力の感度はダルに作られてると思うし、ダウンフォースが抜けたところの作りもしっかりしているので、意外と踏ん張れるように感じています。
白井裕社長(JRP)
今回はシェイクダウンですから問題点の顕在化、というところがメインでしたが、そんな中でタイム的には良いところまでいっていました。
これからも国内3レースの前後にテストを実施していきますが、鈴鹿の最終戦前のテストで1分34~35秒台に入れれば嬉しいなと思います。
ドライバーのレースだから、極限状態でどこまでのタイムが出るか、という点が楽しみですね。そこに向けてドライバーの皆さんもトレーニングしていって欲しいし、車体が軽い分タイヤもソフトにできると思うので、より面白いレースになれば、と思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/13) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 24'17.605 |
| 2 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 1.570 |
| 3 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 15 | 7.873 |
| 4 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 15 | 9.858 |
| 5 | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 15 | 10.508 |
| 6 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 15 | 14.134 |
| 7 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 34.283 |
| 8 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 35.030 |
| 9 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 51.038 |
| 10 | 62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 51.789 |
| 11 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 15 | 1'05.901 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 1'06.264 |
| 13 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 1'09.029 |
| ---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.37 勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312) 1'36.589 (3/15) 170.069km/h
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦のフリー走行1回目は、トップから1秒以内に16台がひしめく接戦のなか、 #2アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が1'24.996のトップタイムを記録、#1中嶋一貴も2番手につけ、F3に続いてトムスが1-2という結果となった。
公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から薄曇り。
下界の猛暑よりは幾分過ごしやすい気候の中で60分間のフリー走行が開始された。
前半のトップは#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラで1'25.674。#8ロイック・デュバルが2番手につけ、#32小暮卓史が3番手と、ベテラン勢が上位を占める。
一方、今シーズンも世界耐久選手権との掛け持ちで第2戦からの参戦となったロッテラーは残り時間が30分を切ったところで漸くコースイン、順調にタイムを削っていき、残り10分の時点でトップに立った。
終盤の予選シミュレーションでも#41武藤英紀、#40伊沢拓也、#32小暮卓史らのホンダエンジン勢が相次いでトップタイムを記録する中、ロッテラーは1'24.986のタイムを記録して再びトップにつけると、チームメイトの中嶋一貴も1'24.994を叩き出す。結局1分24秒台に入ったのはこの二人だけで、トムスが1-2という結果で予選に臨む事になったが、他のドライバーも25秒台ながら僅差で続き、1'25.963を記録した#15小林崇志までの実に16人がトップから1秒以内につけており、午後の予選も大いに接戦が期待できそうだ。
第3戦の公式予選は午後1時50分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsprots Forum
全日本F3選手権第9戦の公式予選は#2野尻智紀(戸田)が1'35.758のトップタイムを記録したが、これが黄旗提示中のものとして抹消扱いとなり、その結果#36中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得する事になり、野尻は予選3番手に終わった。
第8戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて、午前8時30分より第9戦の公式予選が開始された。
最初のアタックでトップに立ったのは1'35.874を記録した#36中山。
しかし2回目のアタックで#37勝田貴元が1'35.765、#2野尻も1'35.758と中山のタイムを上回ってきた。
その後は各ドライバーともタイム更新が進まず、このまま野尻が昨年8月の岡山以来、今季初のポールポジション獲得かと思われた。
しかし#7松下信治がエンジントラブルによりコース上でストップしたため、プリウスコーナーではセッション中盤から黄旗が提示されており、この影響で当該区間走行中のタイムが無効という裁定が下された。
この結果、セカンドベストタイムでトップだった中山が第8戦に続いてポールポジションを獲得することに。
2番手には勝田がつけ、野尻は残念ながら予選3番手から明日の決勝に臨む事となった。
一方Nクラスはここまで1'37.838を記録した#23高星明誠がトップ、#38ナニン・インドラ・パユーングがコンマ4秒差で2番手につけた。
第9戦決勝は明日午前11時25分より21周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Round 3 -RIJ- (2013/07/13) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'24.986 | - | - | 193.29 |
| 2 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'24.994 | 0.008 | 0.008 | 193.27 |
| 3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.061 | 0.075 | 0.067 | 193.12 |
| 4 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.091 | 0.105 | 0.030 | 193.05 |
| 5 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'25.134 | 0.148 | 0.043 | 192.95 |
| 6 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'25.361 | 0.375 | 0.227 | 192.44 |
| 7 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'25.398 | 0.412 | 0.037 | 192.36 |
| 8 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'25.409 | 0.423 | 0.011 | 192.33 |
| 9 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'25.476 | 0.490 | 0.067 | 192.18 |
| 10 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'25.535 | 0.549 | 0.059 | 192.05 |
| 11 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'25.545 | 0.559 | 0.010 | 192.03 |
| 12 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'25.549 | 0.563 | 0.004 | 192.02 |
| 13 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'25.624 | 0.638 | 0.075 | 191.85 |
| 14 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'25.745 | 0.759 | 0.121 | 191.58 |
| 15 | 18 | リチャード・ブラッドレー | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'25.924 | 0.938 | 0.179 | 191.18 |
| 16 | 15 | 小林 崇志 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'25.963 | 0.977 | 0.039 | 191.09 |
| 17 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'26.261 | 1.275 | 0.298 | 190.43 |
| 18 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'26.350 | 1.364 | 0.089 | 190.24 |
| 19 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'26.388 | 1.402 | 0.038 | 190.15 |
- シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
全日本F3選手権第8戦の公式予選が7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ここまで6連勝中の#36中山雄一(トムス)が1'35.472で今季7度目のポールポジションを獲得した。
今シーズンもいよいよ中盤戦。
第8戦の公式予選は午前8時10分より10分間で行われた。
ここまで全戦でポールポジションを獲得し、第2戦から6連勝と他を圧倒する結果を残している中山はここでもいち早く1分35秒台の好タイムを記録、快調にペースを上げて最終的には1'35.472でポールポジションを獲得した。
これに対し、戸田エンジンの#50千代勝正、無限エンジンの#7松下信治らも序盤は中山に食い下がったが、最終的には#37勝田が1'35.683とタイムを上げて2番手に浮上、終わってみればトムスのフロントロー独占という今シーズン幾度も繰り返された結果に終わった。
一方Nクラスはここまで連戦連勝の#23高星明誠と#38ナニン・インドラ・パユーングが最後まで熾烈なトップ争いを展開、パユーングがF3初のNクラストップタイムを記録して午後の決勝に臨む事となった。
第8戦決勝はこのあと12時55分より15周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/13) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.874 | - | - | 171.34 |
| 2 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.950 | 0.076 | 0.076 | 171.20 |
| 3 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'36.061 | 0.187 | 0.111 | 171.00 |
| 4 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'36.178 | 0.304 | 0.117 | 170.80 |
| 5 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'36.396 | 0.522 | 0.218 | 170.41 |
| 6 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'37.838 | 1.964 | 1.442 | 167.90 |
| 7 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.234 | 2.360 | 0.396 | 167.22 |
| 8 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.671 | 2.797 | 0.437 | 166.48 |
| 9 | 62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.135 | 3.261 | 0.464 | 165.70 |
| 10 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'39.190 | 3.316 | 0.055 | 165.61 |
| 11 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.360 | 3.486 | 0.170 | 165.33 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.401 | 3.527 | 0.041 | 165.26 |
| 13 | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'42.189 | 6.315 | 2.788 | 160.75 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'45.557 | 9.683 | 3.368 | 155.62 |
- CarNo.38,13,30,36,37,50,8,6,23,11,62,38は全日本F3統一規則第3章24条6.により、黄旗提示区間を走行した当該周回タイムを採用しない。
全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/13) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.472 | - | - | 172.06 |
| 2 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.684 | 0.212 | 0.212 | 171.68 |
| 3 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'35.775 | 0.303 | 0.091 | 171.51 |
| 4 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'35.926 | 0.454 | 0.151 | 171.24 |
| 5 | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'35.957 | 0.485 | 0.031 | 171.19 |
| 6 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'36.053 | 0.581 | 0.096 | 171.02 |
| 7 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'37.893 | 2.421 | 1.840 | 167.80 |
| 8 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'37.918 | 2.446 | 0.025 | 167.76 |
| 9 | 62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.504 | 3.032 | 0.586 | 166.76 |
| 10 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.761 | 3.289 | 0.257 | 166.33 |
| 11 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'38.987 | 3.515 | 0.226 | 165.95 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.454 | 3.982 | 0.467 | 165.17 |
| 13 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.941 | 4.469 | 0.487 | 164.36 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'45.208 | 9.736 | 5.267 | 156.14 |
昨年度のスーパーGT300クラスのチャンピオンで、今シーズンも同クラスからエンドレスポルシェをドライブし選手権を戦う横溝直輝が、ハリウッド映画の「ワイルドスピード」とコラボレーションキャンペーンを行う。
キャンペーンに応募し当選すると、スーパーGT第6戦富士ラウンドでプラチナルームへの招待や、ワイルドスピードカラ―にスペシャルペイントされたヘルメットとオリジナルグローブなどの豪華賞品が贈呈される。
詳しくは以下のURLから。
VIPプラチナルームチケットが当たる楽天キャンペーンページ
http://entertainment.rakuten.co.jp/movie/present/euro-mission_collabo/
TSUTAYAオンライン 観戦チケットが当たるキャンペーンページ
http://shop.tsutaya.co.jp/dvd/news/wildspeed/?ke=peaddvdcbr&waad=4K4IyZJ3

■F4西日本第3戦
■SUPER FJ 鈴鹿第4戦
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
今回のF4は、FCJが今年で終了してしまうこともあり、FCJに参戦しているドライバーが参戦した。
7月7日(日)晴れ、参加台数12台で10周のF4決勝レースが鈴鹿サーキットで行われた。
スタートでは予選5位の三浦愛がミスをし、ポジションを一つ下げた。石川京侍は1周目から予選2位の山下健太と激しいバトルを行うが、これからというとき、2周目のスプーンカーブでスピンしていた栗原正之に接触。両者リタイアとなってしまった。
このアクシデントでSCが入った。ここまでの順位は川端伸太郎、山下、加藤智、三浦、山口大陸。コース清掃に時間がかかり、残り4周からリスタートが切られたが、三浦のリスタートが遅れ3位から2秒の差がついてしまった。一方、1位の川端は冷静にリスタートを決め後方との差を広げてゆく。最終ラップにはファステストラップを記録し、2位に5秒の差をつけて完全優勝を飾った。
三浦は3位の加藤を追いかけたが、後方の山口に最終ラップの1コーナーで抜かれ、結局スタートと同じポジションの5位でチェッカーを受けた。2位には山下が入り、3位には加藤が逃げ切って表彰台を獲得した。
- 優勝した川端伸太郎のコメント
-
「優勝しましたが、少しミスがあったのが残念です。今度の岡山ですが、開幕戦は思うような結果を出ませんでした。でも、得意なコースなので勝ってシリーズポイントを広げたいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Motorsports Forum
7月7日(日)、S-FJの決勝レースが鈴鹿サーキットで行われた。
昨日の公式予選では前戦で優勝した橋本陸がポールポジションを獲得した。
決勝レースは19台が参加。11時5分からフォーメーションラップが行われ各車グリッドにつきスタート。予選2位の久保凛太郎が1コーナーで橋本陸をパスし1位に浮上した。
予選4位の石坂瑞基は、西ストレートで前車を抜いて表彰台圏内に浮上。更に上のポジションを狙う。
橋本陸はスタートで遅れたもののトップ久保の背後でチャンスをうかがう。レース中盤には3位の石坂が橋本のミスを誘い2コーナーで順位が逆転。その石坂はそのままの勢いでトップの久保を最後まで追ったが及ばず2位でゴールした。1位はスタートでポジションを上げた久保がそのままトップでチェッカーを受けて鈴鹿初優勝を飾った。
- 優勝した久保凛太郎のコメント
-
「レースの後半にミスが多くな危ない状態でしたが、なんとか逃げ切れ優勝できて良かったです。また、もてぎシリーズもがんばってチャンピオンを取りたいです」
- 2位の石坂瑞基のコメント
-
「前回も2位で優勝できなくて悔しいです。気持ちを切り替えて、次回は得意の西コースで優勝したいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Motorsports Forum
SUZUKA CLUBMAN Round 4 -RIJ- (2013/07/06) Final Wether:Fine Course:Dry
2013 F4 Local Championship Series West Round 3 鈴鹿サーキット 5.807 km
Po No C Driver----- Pref-- Car--------------------------- Type-- Lp -Time/Gap
1 18 C 川端 伸太朗 大阪 SUCCEED F108 F108 10 26'02.622
2 14 C 山下 健太 千葉 ZAP・J・S・S・PFC・F108 F108 10 5.779
3 10 C 加藤 智 東京 FEEL・RK01・TODA RK01 10 8.657
4 7 C 山口 大陸 東京 TAIROKU F108 F108 10 8.972
5 15 C 三浦 愛 奈良 EXEDY テイクファースト RD10W 10 9.652
6 99 A 早坂 公希 千葉 エクシズレーシング☆CMS006 W-006 10 18.883
7 70 C 伴 貴広 三重 DUNLOP☆TeamNaoki☆MC MC090 10 20.363
8 77 A 久保 宣夫 奈良 Team.Marusan☆AS・制動屋 KK-ZS 10 23.427
9 44 A 塚田 光彦 静岡 東海電装ウエストsprint東名関口 W-056 10 27.734
-------------------------- 以上規定周回数(9 Laps)完走 ---------------------
- 37 C 長 優子 神奈川 B-MAX・RK01・TODA RK01 5 5 Laps
- 82 C 栗原 正之 栃木 テクノクラフト はやぶさ F4 RD10W 2 8 Laps
- 12 A 石川 京侍 大阪 佐藤製作所☆Rn-sportsミストZS KK-ZS 2 8 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap: CarNo.18 川端伸太朗(SUCCEED F108) 2'05.205 (10/10) 166.97km/h
SUZUKA CLUBMAN Round 4 -RIJ- (2013/07/07) Final Wether:Fine Course:Dry
2013 SUZUKA Super FJ Series Round 4 鈴鹿サーキット 5.807 km
Po No Driver----- Pref-- Car----------------------------- Type-- Lp -Time/Gap
1 62 久保 凜太郎 千葉 ROBOTルボーセフォーミュラアカデミー RD10V 10 22'42.144
2 32 石坂 瑞基 埼玉 ART GP JAPAN RD10V 10 0.222
3 66 橋本 陸 神奈川 スキルスピード RD10V 10 1.479
4 70 嶋田 誠 千葉 TeamNaoki☆LEPRIX☆10V RD10V 10 6.566
5 55 板倉 慎哉 愛知 ブランドJFA☆ベイスタ☆R&D10VF RD10V 10 14.026
6 7 大宮 嘉信 大阪 SkillSpeed RD10VTODA RD10V 10 14.802
7 56 中村 空斗 大阪 アキランドTKミストKKSII KK-SII 10 15.786
8 3 河野 駿佑 東京 RS Fine 10V RD10V 10 16.596
9 71 佐藤 駿介 神奈川 TeamNaoki☆LEPRIX☆10V RD10V 10 18.930
10 1 吉田 雄作 三重 VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号 RD10V 10 27.570
11 25 濵野 隆一 大阪 まかしてねっと★スキルスピード10V RD10V 10 27.960
12 6 辻 恵路 愛知 NAVY AUTO KK-S2 10 28.063
13 17 道野 高志 愛知 丸和書店&中部水産10V☆スキルスピード RD10V 10 31.169
14 36 太田 達也 山形 玉三郎EDアルビRT岩本10V RD10V 10 32.304
15 51 福田 詩久 山口 FSプロジェクト ミストKKSII KK-SII 10 54.602
16 2 小原 侑己 宮城 ZAP SPEED 10V ED RD10V 10 1'00.285
------------------------ 以上規定周回数(9 Laps)完走 -----------------------
- 30 三輪 真弘 愛知 中日本自動車短期大学 MSE学科 B07JYH 3 7 Laps
- 79 花岡 隆弘 静岡 Team中日本自動車短期大学MSE学科 07J 2 8 Laps
- 57 吉田 宣弘 福岡 DAYTONA☆KKS-II☆ミスト☆ED KK-SII 2 8 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap: CarNo.32 石坂瑞基(ART GP JAPAN) 2'15.383 (8/10) 154.42km/h
CarNo.2は、2013鈴鹿クラブマンシリーズ規則第53条~1)(反則スタート)違反により
ドライビングスルーペナルティを課した。
CaNo.2は、2013鈴鹿クラブマンシリーズ規則第第60~1)(ピットレーン速度)違反に
よりドライビングスルーペナルティを課した。
7月6日(土)参加台数12台のF4公式予選が鈴鹿サーキットで行われた。
今回のF4は、FCJシリーズを戦っているドライバーが3人も参戦してきた。
午後に行われた公式予選では序盤にトップが頻繁に入れ替わる激しい争いとなった。その中で第2戦で優勝を飾った川端伸太郎がペースアップし2位のドライバーからコンマ7秒速いタイムを記録しPPを獲得した。
2位にはFCJでランキング5位の山下健太が入り、3位には栗原正之が入り、4位にはFCJ 3位の石川京侍が入り、5位には三浦愛が入った。
- 川端伸太郎のコメント
-
「PP獲得はしましたが、想定のタイムより遅かったので残念です。明日のレースは序盤で後方との差を広げて勝ちたいです」
- 石川京侍のコメント
-
「予選結果は非常に残念ですが、明日の決勝ではスタートを決めて前の車にプレッシャーをかけていきたいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Motorsports Forum
7月6日(土)S-FJの公式予選が鈴鹿サーキットで行われた。
20分間で行われた公式予選は今回参加台数が19台と多く、どのドライバーがポールポジションを獲得するのか注目の予選が始まった。前回ポールトゥウィンを飾った橋本陸が予選早々にトップタイムを記録し、そのままタイムが更新されず橋本がポールポジションを獲得した。
予選2位は、S-FJもてぎシリーズを戦う久保凛太郎が獲得し、3番手にはS-FJ鈴鹿シリーズランキング2位の嶋田誠が獲得した。4位は石坂瑞基だった。
Text: Nobumitus OHTAKE
Photo: Motorsports Forum
SUZUKA CLUBMAN Round 4 -RIJ- (2013/07/06) Qualifying Wether:Cloudy Course:Dry
2013 F4 Local Championship Series West Round 3 鈴鹿サーキット 5.807 km
Po No C Driver----- Pref-- Car------------------------------- Type-- ----Time
1 18 C 川端 伸太朗 大阪 SUCCEED F108 F108 2'05.340
2 14 C 山下 健太 千葉 ZAP・J・S・S・PFC・F108 F108 2'06.103
3 82 C 栗原 正之 栃木 テクノクラフト はやぶさ F4 RD10W 2'06.104
4 12 A 石川 京侍 大阪 佐藤製作所☆Rn-sportsミストZS KK-ZS 2'06.468
5 15 C 三浦 愛 奈良 EXEDY テイクファースト RD10W 2'06.731
6 10 C 加藤 智 東京 FEEL・RK01・TODA RK01 2'06.773
7 7 C 山口 大陸 東京 TAIROKU F108 F108 2'07.079
8 70 C 伴 貴広 三重 DUNLOP☆TeamNaoki☆MC MC090 2'07.767
9 99 A 早坂 公希 千葉 エクシズレーシング☆CMS006 W-006 2'07.963
10 77 A 久保 宣夫 奈良 Team.Marusan☆AS・制動屋 KK-ZS 2'08.112
11 44 A 塚田 光彦 静岡 東海電装ウエストsprint東名関口 W-056 2'09.570
12 37 C 長 優子 神奈川 B-MAX・RK01・TODA RK01 2'11.278
------ 以上予選通過 ------ 基準タイム(130%) 2'44.000
SUZUKA CLUBMAN Round 4 -RIJ- (2013/07/06) Qualifying Wether:Cloudy Course:Dry
2013 SUZUKA Super FJ Series Round 4 鈴鹿サーキット 5.807 km
Po No Driver----- Pref-- Car--------------------------------- Type-- ----Time
1 66 橋本 陸 神奈川 スキルスピード RD10V 2'15.401
2 62 久保 凜太郎 千葉 ROBOTルボーセフォーミュラアカデミー RD10V 2'15.511
3 70 嶋田 誠 千葉 TeamNaoki☆LEPRIX☆10V RD10V 2'15.707
4 32 石坂 瑞基 埼玉 ART GP JAPAN RD10V 2'15.745
5 2 小原 侑己 宮城 ZAP SPEED 10V ED RD10V 2'15.806
6 56 中村 空斗 大阪 アキランドTKミストKKSII KK-SII 2'15.809
7 7 大宮 嘉信 大阪 SkillSpeed RD10VTODA RD10V 2'16.228
8 55 板倉 慎哉 愛知 ブランドJFA☆ベイスタ☆R&D10VF RD10V 2'16.255
9 3 河野 駿佑 東京 RS Fine 10V RD10V 2'16.418
10 71 佐藤 駿介 神奈川 TeamNaoki☆LEPRIX☆10V RD10V 2'16.575
11 57 吉田 宣弘 福岡 DAYTONA☆KKS-II☆ミスト☆ED KK-SII 2'16.742
12 17 道野 高志 愛知 丸和書店&中部水産10V☆スキルスピード RD10V 2'16.867
13 36 太田 達也 山形 玉三郎EDアルビRT岩本10V RD10V 2'16.870
14 25 濵野 隆一 大阪 まかしてねっと★スキルスピード10V RD10V 2'16.950
15 1 吉田 雄作 三重 VW車を買うならVW三重北で! ワコーズ号 RD10V 2'17.439
16 6 辻 恵路 愛知 NAVY AUTO KK-S2 2'17.948
17 30 三輪 真弘 愛知 中日本自動車短期大学 MSE学科 B07JYH 2'18.262
18 51 福田 詩久 山口 FSプロジェクト ミストKKSII KK-SII 2'18.406
19 79 花岡 隆弘 静岡 Team中日本自動車短期大学MSE学科 07J 2'18.834
----- 以上予選通過 ----- 基準タイム(130%) 2'57.000
Hitotsuyama Racingは6月15~16日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されたSuper GT 第3戦SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」に参戦致しました。公式練習からトラブルが続発し、決勝レーススタートも危ぶまれましたが、14位完走を果たすことができました。
第2戦富士では苦手なサーキットながらもシングルポジションを好走するシーンも魅せた#21 ZENT Audi R8 LMS ultra。マシン特性としてはセパンの方が富士より相性が良いことも確かであり、ポイント獲得を最低限の目標として今大会へと臨んだ。その一方で、カスタマーサポートなしでのレースはチームにとって不安要素であったが、その不安が公式練習早々から的中してしまい、終始慌ただしい雰囲気でのレースウィークとなった。




6月15日 公式練習 / 公式予選
例年通り強い日差しが照りつける中開始された公式練習。第1~2戦はリチャードがセットアップを決定し、その後都筑が決勝レースを意識してロングランを担当していたが、このセパンは都筑の経験が少ないことも有り、都筑主体でセッションが進められていった。だが、その都筑は昨年旧型マシンで自分自身が記録したタイムすら上回ることが出来ず、エンジンのパワー不足を訴える。Audi R8 LMSは熱によるパワーダウンが顕著であり、この症状が早くも発生してしまった。このパワーダウンに全く太刀打ちできない都筑は10周ほど走行した時点でピットインし、一旦リチャードに交代。マシンを暫くクールダウン、そしてタイヤを交換したこともあり、リチャードは何とかタイムアップを果たし2分7秒866を記録。さらにタイムアップを果たすかに見えた翌周、クラッチの異変を感じたリチャードは緊急ピットイン。クラッチの破損が判明し、交換を余儀なくされたため、2時間後の公式予選開始までにマシン修復を間に合わせることを最優先に、その場で公式練習を断念することを決めた。午後4時30分から開始される公式予選。開始5分前、Q1担当リチャードがマシンに乗り込み準備するものの、マシンのリヤセクションは未だに組み上がらず。「予選終了5分前にコースインできれば、1周はアタックできるから」と決して諦めようとしないリチャードだが、メカニックの奮闘空しく、マシンがジャッキダウンされたのと同じタイミングでピット出口はクローズされてしまった。嘆願書の提出により決勝レースへの参加は認められ、24台中23番手グリッドが与えられたが、クラッチへの不安、熱によるパワーダウン、セットアップ不足と、多くのネガティブな要素を背負ったまま決勝日を迎えることになった。
- P1 #55 ARTA CR-Z GT 高木真一 / 小林崇志
- P2 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英紀 / 中山友貴
- P3 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
- DNQ #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン (Grid P23)


6月16日 決勝レース
前日同様マレーシアらしい強い日差しの中、約67,000人の観客を迎えた決勝日。午後2時50分、決勝前のウォームアップが開始され、#21 ZENT Audi R8 LMS ultraもスタート担当の都筑とともにコースイン。しかし、都筑は「シフトアップが上手く出来ない」ことを無線で告げ、早々にピットイン。またしてもマシンはセッション中にピット内に押し戻されてしまった。ピット出口閉鎖までになんとかトラブルを解決したい、そんな思いでマシンのリヤセクションをチェックするメカニック、そしてデータを解析するエンジニア。だがトラブルの原因は特に見当たらず、過去の経験から「熱により電気的なエラーが発症してしまっている。」と断定。監督の鬼木は「このままではスタートできても、早々にストップしてしまう可能性が高い。症状が悪化するようであればそこでレースを諦めなければいけない。」ことを都筑に告げて、グリッドに送り出した。午後4時にスタートした決勝レース。幸いなことに、シフトトラブルはフォーメーションラップでは陰を潜め、#21 ZENT Audi R8 LMS ultraと都筑もクラス24台中23位から無事にスタート。前方を行くNissan GTR 2台、Audi、Ferrariとのバトルを展開するが、ストレートが遅いAudiではオーバーテイクするところまでは至らず、序盤から我慢のレースを強いられることに。だが、GT500を交えたバトルが始まると、都筑は経験を生かししっかりとポジションアップ。20周目にはクラス17位までポジションを上げて、リチャードに交代。コースインしたリチャードの前方には同じタイミングでピットインした#48Nissan GTRの千代選手が現れ、数周に渡りテール・トゥ・ノーズのバトルを展開。自己ベストを更新しながら千代選手を追い詰めるリチャードだが、ストレートでは簡単にその差を引き離されてしまい、千代選手に軍配が上がった。その後、#2 McLarenの高橋選手を数周のバトルの末にオーバーテイクし、14位までポジションを上げたところでチェッカー。完走が難しいことを事前に知らされていただけに、決して満足の出来る順位ではないものの、相次ぐトラブルを乗り越えて完走したマシンを前に、チームスタッフからは笑みが零れた。
- P1 #55 ARTA CR-Z GT 高木真一 / 小林崇志
- P2 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英紀 / 中山友貴
- P3 #11 GAINER DIXCEL SLS 平中克幸 / ビヨン・ビルドハイム
- P14 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン
- チーム代表 一ツ山康
-
「とても大変なレースでした。昨年もここセパンでは熱による原因不明のトラブルが発生していたので、考
え得る対策はしてきたのですが、同様のトラブルに翻弄されたレースになってしまいました。それからカス
タマーサービスが不在だったことも痛手となりましたね。現場でアドバイスしていただきたいことは山ほど
あったのですが。結果はとても満足できるものではありませんが、完走できたことが何よりもの救いです。
次戦はAudiが得意とする菅生ですから、頑張ります。」
第4戦は7月27~28日に宮城県・スポーツランドSUGOにて開催されます。引き続き、皆様からの沢山のご支援・ご声援をお待ちしております。
Hitotsuyama Racing Press release
2013 AUTOBACS SUPER GT Round5
第42回インターナショナル ポッカサッポロGTサマースペシャル
GAINER SUPPORTER SEAT

今年もGAINER SUPPORTER SEATを発売を致します!
例年通りグランドスタンドV2シートに設置いたしました!
100名限定ですが・・・・もしかしたらもっと??!!
サポーターシート特典として、GAINERオリジナルグッズも差し上げます。
ぜひグランドスタンドの目の前で、GAINERのピット作業をご覧ください!
| チケット/大人 2013年7月2日~8月2日まで発売 |
| 観戦券+V2指定席セット(鈴鹿サーキットで使用できる金券\500付) | \9,000- |
| 観戦券(自由席) | \5,500- |
| V2指定席のみ | \3,500- |
| パドックパス(中学生以上) | \10,000- |
| チケット/小人その他 2013年7月2日~8月2日まで発売 |
| 観戦券+V2指定席セット(中高生) | \5,100- |
| 観戦券(自由席)(中高生) | \1,600- |
| 入場券(小学生)土日なら2枚必要になります | \800- |
| 入場券(未就学児童)土日なら2枚必要になります | \600- |
| ファミ得大人2名+子ども1名(3歳~高校生)観戦券+V2指定席セット | \20,000- |
| ファミ得大人2名+子ども2名(3歳~高校生)観戦券+V2指定席セット | \25,600- |
| パドックパスジュニア(3歳~小学生) | \1,500- |
こちらの記事へのお問い合わせ先: shop@gainer.asia 石田まで
- コース:岡山国際サーキット(3.703km)
- 予選:6月29日(土)晴:ドライ
- 第6戦決勝:6月29日(土)晴:ドライ
- 第7戦決勝:6月30日(日)曇:ドライ

第7戦、6連勝を飾った中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S:中央)と
2位に入った勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S:左)
全日本F3選手権の第3大会(第6戦、第7戦)が6月29日(土)と30日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。
1ヶ月半ぶり、再びF3をメインレースとして開催された今大会、前大会もてぎで3レースを完全制覇し、目下4連勝中の中山 雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)の快進撃が続くか、誰が中山を止められるかに注目が集まった。
今大会は、TOYOTA TOM'S TAZ-31エンジン搭載車両が2台出場、F3-Nクラスは参戦車両6台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。
29日(土)は好天に恵まれ、まだ若干涼しさを感じる朝9時45分から、第6戦、第7戦の予選セッションが10分間ずつ行われた。
第6戦の予選は、まず中山がマークしたトップタイムを、チームメイトの勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)が逆転。中山はこれを上回るべく最後までアタックを続けたが、アタックラップで痛恨のコースオフ。これにより唯一1分24秒台をマークした勝田が初のポールポジションを獲得。中山の今季開幕からの連続ポールポジション記録を5で止めることとなった。中山は2番手で続き、トムス勢が最前列を独占した。
10分間のインターバルを経て開始された第7戦の予選では、今度は中山がトップタイムをマークし、そのままポールポジションを獲得。勝田はアタックラップで他車に阻まれタイムアップならず。2番手となった。
Nクラスのナニン・インドラ・パユーング(TOM'S SPIRIT)は、第6戦クラス3番手。第7戦はセッティングを詰めていきクラス2番手グリッドを獲得した。
予選に続き、決勝が行われる頃には気温も上がり、夏の陽気の下、午後1時50分から第6戦決勝(18周)がスタートした。
2番手スタートの中山が、ポールポジションの勝田を逆転すべく好スタートを切ったが、叶わず、勝田が首位をキープ。中山も諦めず、バックストレートからヘアピンまで勝田を攻めたが、勝田もこれをしのぎ、1周目から激しい首位争いを繰り広げた。
1周目の後半から勝田のペースが上回り、中山を引き離す展開に。5周目には2台の差は2秒近くまで広がった。
勝田の独走許さじと、中山もペースを上げ、2台のマッチレースになるかと思われた7周目、勝田が突然白煙を上げ見舞われスローダウン。開幕以来の勝利を目指し首位を快走しながらも、無念のリタイアを余儀なくされてしまった。
これで首位に立った中山は、最後は2位に11秒もの大差を付けトップでチェッカー。5連勝を達成したが、トムスの連続1-2記録は5戦で途切れることとなった。レース中のファステストラップは勝田がマークし、ポールポジションとあわせ、リタイアながらも勝田は2ポイントを獲得した。
Nクラスでは、クラス3番手グリッドのナニンがスタートで遅れ、5位に後退。その後激しい3位争いを展開し、開幕から6戦連続の表彰台を獲得した。
30日(日)は朝から空は雲に覆われ、雨も心配されたが、ドライコンディションでレースは行われたた。
午後3時、前日よりもかなり涼しい気温の下で25周で争われる第7戦決勝レースがスタート。ポールポジションの中山が順当に首位をキープし、勝田がそれを追う展開。
勝田は序盤こそ中山と同程度のペースでついて行ったが、中盤以降は差が広がっていき、最後は8秒以上の大差を付ける圧勝で、中山が6連勝を飾った。勝田は5度目の2位。
Nクラスでは、クラス2番手グリッドのナニンが、今度は順当なスタートを切り、首位の車両を追った。ナニンは最後まで離されることなく、終盤は差を詰めていったが、逆転までには至らず、2位でフィニッシュ。開幕から7戦連続での表彰台記録を継続している。
トヨタモータースポーツニュース
全日本F3選手権第7戦は30日、岡山国際サーキットで25周の決勝レースを行い、総合で中山雄一(トムス)が、Nクラスでは高星明誠(NDDP)が優勝した。
レースはフォーメーションラップから波乱含み。昨日初参戦ながらNクラスで2位に入った小河諒(ルボーセ)がアトウッド立ち上がりでクルマを止めると、13周目には3位を走る松下信治(HFDP)が、14周目にはNクラス3位を走っていたドラゴンがトラブルのためマシンをコース脇に止めた。しかし昨日1台がトラブルに泣いたトムスチームは今日は盤石、2台とも完走を果たした。
岡山国際サーキットは朝から曇天。昨日と比べて幾分過ごしやすい中で15時、フォーメーションラップが始まった。
レースは12台が参加。いきなり小河がフォーメーションラップで止ったためグリッドに着いた11台でスタートが切られ、ポールシッターの中山雄一(トムス)がダッシュよく1コーナーでホールショットを奪う。2位には勝田貴元(同)が付け、3位松下、4野尻智紀(戸田)と続き、ここまでは予選順。5位には千代勝正(B-MAX)が上がり、清原章太(HFDP)は6位に落ちた。
トップに立った中山は序盤勝田を1秒半前後離してのレースを展開していたが、中盤からペースの上がらない勝田を徐々に引き離し、終わってみれば8秒差で今季6勝目を飾った。勝田は2位。
3位でレースを始めた松下は上位2台のトムス勢について行くことができず、また、4位の野尻も松下には及ばす後方から千代、清原に迫られることになる。松下が13周目にリタイアして野尻が3位に上がると、トムス勢との差は16秒と大きく開いてしまい、そのままゴールを迎えることになった。4位は千代、5位には清原が入った。
Nクラスは高星明誠(NDDP)が好スタート。2位にナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が付ける展開で始まる。ところがこのレースはパユーングを引き離すことができず、終始1秒前後の差での争いとなった。しかし、タイヤを温存し、パユーングとの差を巧みにコントロールした高星はそのままパユーングを従えてゴール。開幕から無傷の7連勝を飾ることとなった。2位にはパユーングが入り、3位には周回遅れながら湯澤翔平(ノバ)が初表彰台をものにした。
第8,9戦は舞台を富士スピードウェイに移し、7月13日~14日にスーパーフォーミュラのサポートレースとして開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER F3 RACE & GT ASIA in 岡山 -RIJ- (2013/06/30) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 7 岡山国際サーキット 3.703 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 36'15.601 |
| 2 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 8.784 |
| 3 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 25 | 29.272 |
| 4 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 25 | 32.603 |
| 5 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 34.400 |
| 6 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 1'05.183 |
| 7 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 1'05.916 |
| 8 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1 Lap |
| 9 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 24 | 1 Lap |
| ---- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 ---- |
| - | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 13 | 12 Laps |
| - | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 12 | 13 Laps |
| - | 62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 0 | 25 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'25.592 (3/25) 155.748km/h
全日本F3選手権第6戦は29日、岡山国際サーキットで18周の決勝レースを行い、総合で中山雄一(トムス)が、Nクラスで高星明誠(NDDP)が優勝した。
午後に入るとサーキット上空には雲が広がってきた。しかし相変わらず蒸し暑い中で13時50分、第6戦決勝レースのフォーメーションラップが始まった。
スタートはポールポジションの勝田貴元(トムス)がダッシュよく1コーナーに飛び込むと予選2位の中山雄一(同)、同3位の野尻智紀(戸田)も等間隔で続く。4位には予選4位の松下信治(HFDP)をかわした千代勝正(B-MAX)が上がってきた。
5位に落ちた松下はトラブルのためオープニングラップのヘアピンでストップ、早くもレースを終えることとなった。
レースは勝田がリードして序盤は推移。5周目には2位中山を1秒9と離して悠々とトップに立っていたがしかし、7周目に入ったところでマシンが白煙を吐きストップ。痛恨のリタイアを喫することになった。
2位に付けていた中山はこれで難なくトップに立つと、2位以下を圧倒するタイムで後続を引き離しにかかる。トップでコントロールラインを通過した7周目に4秒3あった差はみるみる広がり、18周でゴールしたときには2位以下を11秒5ぶっちぎって今季5勝目を飾った。
2位には一時千代に1秒強差まで迫られたが、終盤には突き放した野尻が入った。その千代は3位。4位には清原章太(HFDP)が入った。
Nクラスはスタートでポールポジションの高星明誠(NDDP)がトップに立つとそのまま後続を引き離してクラス優勝を飾った。2位にはルーキーの小河諒(ルボーセ)が、3位には小泉洋史(ハナシマ)をバトルのすえかわしたナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が入った。
第7戦決勝レースは明日30日、15時より25周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorosports Forum
SUPER F3 RACE & GT ASIA in 岡山 -RIJ- (2013/06/29) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 6 岡山国際サーキット 3.703 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | |
| 2 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 18 | 11.584 |
| 3 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 18 | 14.304 |
| 4 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 18 | 19.464 |
| 5 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 44.806 |
| 6 | 62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 49.520 |
| 7 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 55.744 |
| 8 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'13.112 |
| 9 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'15.454 |
| 10 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'24.243 |
| ---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ---- |
| - | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 11 | 7 Laps |
| - | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 6 | 12 Laps |
| - | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 0 | 18 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.37 勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312) 1'26.229 (2/6)
全日本F3選手権第7戦の公式予選が29日、第6戦に引き続き行われた。ここでは中山雄一(トムス)が総合でのポールポジションを獲得。Nクラスはまたもや高星明誠(NDDP)がポールポジションの座に着いた。
第6戦の公式予選から10分のインターバルを置いて、第7戦の公式予選が9時55より10分間で行われた。
岡山上空には雲が広がってきたが、路面温度は上がり気味。各車第6戦よりタイムが伸びない中での公式予選となった。
まずは中山雄一(トムス)が1分25秒442でトップに立つと、そのタイムを1分25秒415と縮め予選をリード。チームメートの勝田貴元(同)は1分25秒791から25秒672、25秒513とタイムを更新するも中山には届かず、中山が今季5度目のポールポジションを獲得、勝田の連続ポールはならなかった。
ここでは予選3位に松下信治(HFDP)が入り、野尻智紀(戸田)は4位に後退。5位に清原章太(HDFP)、千代勝正(B-MAX)は6位と振るわなかった。
Nクラスポールポジションは1分27秒223でまたもや高星明誠(NDDP)が獲得。高星は開幕からのポールポジション記録を6まで伸ばした。
Nクラス2位にはここではナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が入り、ルーキー小河諒(ルボーセ)がクラス3位に付けた。
第7戦決勝は明日30日、15時より25周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権第6,7戦が29日、岡山国際サーキットで開幕。9時45分から第6戦の公式予選が10分間で行われ勝田貴元(トムス)が総合で、高星明誠(NDDP)がNクラスでのポールポジションを獲得した。
岡山国際サーキットは朝から梅雨の晴れ間が広がりほぼ晴天。上空には下弦の名残り月が浮かぶ。
9時45分より10分間で行われた公式予選は13台が出走。うち6台はNクラスのマシンでこのレースより小河諒(ルボーセ)が新たに加わった。
開始5分過ぎから各車タイムアタックに入る。まずは中山雄一(トムス)が1分25秒163でトップに立つ。2位には野尻智紀(戸田)が1分25秒240つけ、3位は勝田貴元(トムス)で1分25秒307。
しかし、残り3分あまりで勝田がタイムアップ。1分24秒969とただ一人25秒を切るタイムをたたき出すと、このタイムを上回るドライバーは現れず、うれしいF3総合での初ポールポジションをものにした。
予選2位には1分25秒163までタイムアップしたものの勝田には届かず、チームメートの中山が入った。これで中山の開幕からのポールポジション記録は4でついに途切れることとなった。
予選3位には野尻、4位には松下信治(HFDP)、5位には千代勝正(B-MAX)、6位は清原章太(HFDP)となった。
Nクラスは高星明誠(NDDP)がここでもポールポジションを獲得。開幕からの連続記録を5と伸ばした。クラス2位にはF3デビューを果たした小河が付け、3位にはナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が入った。
第6戦決勝は本日29日、13時50分より18周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER F3 RACE & GT ASIA in 岡山 -RIJ- (2013/06/29) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 7 岡山国際サーキット 3.703 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'25.415 | - | - | 156.07 |
| 2 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'25.513 | 0.098 | 0.098 | 155.89 |
| 3 | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'25.791 | 0.376 | 0.278 | 155.39 |
| 4 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'25.863 | 0.448 | 0.072 | 155.26 |
| 5 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'26.165 | 0.750 | 0.302 | 154.71 |
| 6 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'26.220 | 0.805 | 0.055 | 154.61 |
| 7 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.223 | 1.808 | 1.003 | 152.84 |
| 8 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.728 | 2.313 | 0.505 | 151.96 |
| 9 | 62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.874 | 2.459 | 0.146 | 151.70 |
| 10 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'28.558 | 3.143 | 0.684 | 150.53 |
| 11 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'28.918 | 3.503 | 0.360 | 149.92 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'29.093 | 3.678 | 0.175 | 149.63 |
| 13 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'29.625 | 4.210 | 0.532 | 148.74 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'34.130 | 8.715 | 4.505 | 141.62 |
SUPER F3 RACE & GT ASIA in 岡山 -RIJ- (2013/06/29) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 6 岡山国際サーキット 3.703 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'24.969 | - | - | 156.89 |
| 2 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'25.163 | 0.194 | 0.194 | 156.53 |
| 3 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'25.240 | 0.271 | 0.077 | 156.39 |
| 4 | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'25.308 | 0.339 | 0.068 | 156.27 |
| 5 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'25.338 | 0.369 | 0.030 | 156.21 |
| 6 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'25.535 | 0.566 | 0.197 | 155.85 |
| 7 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.025 | 2.056 | 1.490 | 153.18 |
| 8 | 62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.699 | 2.730 | 0.674 | 152.01 |
| 9 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'27.942 | 2.973 | 0.243 | 151.59 |
| 10 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'28.604 | 3.635 | 0.662 | 150.45 |
| 11 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'28.683 | 3.714 | 0.079 | 150.32 |
| 12 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'28.811 | 3.842 | 0.128 | 150.10 |
| 13 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'29.111 | 4.142 | 0.300 | 149.60 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'33.636 | 8.667 | 4.525 | 142.37 |
2013年6月28日(金)
トヨタ自動車(株)
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、世界及び国内のモータースポーツで活躍出来るレーシングドライバーを育てるべく、若手ドライバー育成プログラムであるTDPを推進している。
そのプログラム内において、フォーミュラカーレースの登竜門として、2006年より株式会社日本レースプロモーションの運営によるフォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)への若手ドライバー参戦を支援してきたが、2013年をもってFCJが休止となることが決定した。
このため、FCJに代わる新たなジュニア・フォーミュラ参戦カテゴリーとして、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)及び日本F4協会をはじめ関係各位と協議を行ない、日本国内のフォーミュラ4(F4)への移行を検討する。
トヨタは、これからも車の楽しさを提供すると共に、夢に向かってチャレンジする若者を支援していく。
*ご参考【トヨタの若手ドライバー育成・支援プログラムの生い立ち】
・1991年から2007年まで、フォーミュラ・トヨタシリーズを通じて若手ドライバーの育成・支援を実施。
・1995年からはフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)を開校し、2000年からFTRS成績優秀者に対するスカラシップ制度をスタートした。
・その結果、F1ドライバーとなった中嶋一貴、小林可夢偉や現在国内のトップカテゴリーなどで活躍している平手晃平、石浦宏明、大嶋和也、国本雄資らの優秀なドライバーを輩出した。
2013.06.28
Hondaはモータースポーツ界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成を目的として、「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(以下、HFDP)」を展開しています。HFDPは各レースカテゴリーでのステップアップを体系化したHondaの若手ドライバー育成プログラムであり、成績優秀者へのスカラシップ授与と上位カテゴリーへの参戦サポートを行っています。
このプログラムに組み込んでいる育成カテゴリーレース「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(以下、FCJ)※1」が、2013年をもって休止となります。今後は、一般社団法人日本自動車連盟および日本F4協会をはじめとする関係各位と協議し、2014年より、FCJに代わる育成の場を日本国内の「フォーミュラ4(F4)※2」に移行することを検討していきます。
HFDPは、プロドライバーへの登竜門である「全日本F3選手権」やFCJへのサポートを通じて、多くのドライバーを輩出してきました。現在では、「SUPER GTシリーズ」や「全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ」において、中山友貴、山本尚貴、小林崇志、中嶋大祐など多くのドライバーが活躍しています。
※1 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)は2006年に、Toyota、Nissan、Hondaが協力して創設したジュニア・フォーミュラカーレースです
※2 フォーミュラ4(F4)はFJ1600とF3の間のカテゴリーとして1993年にスタート。現在は一般社団法人日本自動車連盟の地方選手権として、東日本・西日本の2シリーズが開催されています
プレスインフォメーション 2013年6月23日
茂木. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第6戦 決勝を、2013年6月23日(日) ツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催いたしました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:26℃ 路面温度:38℃(スタート時)
6月23日(日)、午前中に行われた予選に引き続き、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の第6戦決勝がツインリンクもてぎ(栃木県)で開催された。少し雲が出てきたものの、予選時同様に強い日差しがコースに注ぐ中、全13台のマシンがグリッドに着いた。30周、もしくは70分で終了する決勝中の予報も晴れで、路面温度もこの決勝中にピークを迎える。加えて、スタート時は通常のレースの約2倍の燃料を搭載してのスタートとなるため、今回のセミ耐久レースにおいてはタイヤマネジメントがいつも以上に重要になってくる。フロントロウには#12 小河諒、#78 近藤翼がつけ、その後方には#14 川端伸太朗、#10 川口正敬/植田正幸、#32 飯田太陽、そして予選のペナルティによって2グリッド降格処分となった#19 永井宏明が続く。タイヤ交換義務を消化するためのピットインが始まるのはスタートから35分経過後。ピットレーンオープンのボードが出され、ドライバーがそれを目視した段階でピットインが可能となる。
13時44分、シリーズ初のセミ耐久レースがローリングスタート形式で幕を明ける。好スタートした上位勢の中では1周目から#78 近藤がトップの#12 小河にプレッシャーをかけていくが、パッシングには至らない。#14 川端を含めたこの3台と#10 川口、#32 飯田、#19 永井が6台の集団となって周回を重ねていく。レースが動き始めたのは7周目。3番手の#14 川端がミスをしてトップ2台からやや遅れ、その後方の集団では#19 永井が#32 飯田を抜き、4番手の#10 川口に迫っていく。11周目、#32 飯田がブレーキングのミスでコースオフ。復帰はしたものの、大きく順位を落とすこととなった。14周目、#19 永井がついに#10 川口を抜き4番手に浮上する。その後ろでは、1周目から#3 江本玄、#33 Ogino Tesuo、#7 星野敏によるジェントルマンクラスのトップ争いが繰り広げられていた。
スタートから35分が経過し、各車のピットインが始まったのは18周目。先にピットレーンオープンのボードを確認していたジェントルマンクラスの#33 Ogino、#7 星野、#21 高田匠、そしてチャンピオンクラスの#25 神取彦一郎がピットに向かう。19周目終了時、同じくピットレーンオープンボードを確認した上位3台と4番手の#19 永井も同時にピットイン。チームメイトが先にピットに入ったことで#3 江本もこの周に入ることになったが、#33 Ogino、#7 星野の前でコース復帰することに成功してジェントルマンクラスのトップを死守した。#12 小河、#78 近藤、#14 川端の上位3台においてもピットイン前後での順位変動はなく、#12 小河が2.7秒のマージンをもってレース後半をリードしていく。
しばらく膠着状態が続いたが、レース終盤に再び順位ボードが動く。「レース序盤は前の2台から少し離されていたんですが、後半勝負と思ってブレーキを温存して走っていました」と言う#14 川端が1分58秒台を連発して、ピットアウト後に4秒以上あった#78 近藤との差を一気に縮めていく。残り4周となったところでは1秒を切り、テール・トゥ・ノーズ状態となる。タイヤ、ブレーキともに厳しい状態にあったと話すトップの#12 小河は「自分も余裕はなかったです。ただ、後ろの2台がバトルをしてくれることで何とか逃げ切れるかなと思っていました」とこの展開を冷静にバックミラーで見ていた。ファイナルラップの90度コーナーまで#78 近藤は2番手を守ってきたが、ここで痛恨のブレーキングミス。「川端選手のプレッシャーもありましたが、後半はタイヤもブレーキも厳しくて、集中していたけど結果的にミスを犯してしまいました」。#78 近藤は最後の最後に#14 川端に2位の座を奪われてしまった。
優勝を決めた#12 小河は「昨日から自分が優勝するためにチームがすべてのことをしてくれました。ピット作業も完璧でしたし、マシン各部のチェックをするほど余裕があったので、厳しい展開ながらも冷静にレースをコントロールできました」と振り返った。#19 永井、#10 川口をはさんで、ジェントルマンクラスの優勝を飾ったのは、最後まで後続からのプレッシャーをはね除け、ピットでもコース上でもノーミスだった#3 江本。「6年やってきて優勝は初めてです。後続との差がぜんぜんなくて苦しい戦いでしたが、最後まで守り切れて本当に良かったです」と涙のクラス初優勝を飾った。
これで残り4戦となり、チャンピオン争いもいよいよ終盤戦を迎える。#78 近藤、#12 小河の一騎打ちになりそうなチャンピオンクラスにおいて、そのふたりの争いに加わるドライバーは現れるのか? また混戦のジェントルマンクラスで一歩抜け出すのは誰か? 7月27-28日開催、真夏の第7-8戦のスポーツランドSUGO(宮城県)での2連戦で、両クラスともに今季のチャンピオン候補の顔がはっきりと見えてくるだろう。
■第6戦 決勝結果
Pos. Car# Driver1 Driver2 Class Car Name Gap
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 1:02'30.653
2 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE +2.547
3 78 近藤 翼 C インプロブレーシング +4.515
4 19 永井 宏明 C ナインレーシング +33.429
5 10 川口 正敬 植田 正幸 C ケイシンゲイナー +38.082
6 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 +1'24.757
7 25 神取 彦一郎 松井 孝允 C 25レーシングXチームサムライ +1'25.210
8 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 +1'25.920
9 7 星野 敏 G D'station HAI997 +1'26.628
10 2 田島 剛 G TAJIMA RACING +1'29.710
11 21 高田 匠 G TAKUMI RACING +1'42.153
12 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 1Lap
13 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 2Laps
ベストラップ: #14 川端 伸太朗 1'57.884 26/30
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
プレスインフォメーション 2013年6月23日
茂木. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第6戦 公式予選を、2013年6月23日(日) ツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催いたしました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:23℃ 路面温度:38℃(スタート時)
第4戦-5戦 富士スピードウェイ(静岡県)から3週間のインターバルを経て、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の後半戦がスタートした。6月23日(日)の第6戦はストップ&ゴーを繰り返すレイアウトで知られるツインリンクもてぎ(栃木県)が舞台となり、PCCJシリーズ史上として初の30周もしくは70分間によるセミ耐久形式で行われる。レース開始35分から50分の15分間に全車は2分間のピットストップによりタイヤ交換を行わなければならない。この時、作業にあたれるのは3人。4本のタイヤ交換を行うには通常1分もあれば充分だが、そこにはレース中ならではの緊張感がつきまとう。焦らず急ぎつつも、正確な作業とチームワークが求められる。土曜日の夕刻には、多くのチームがタイヤ交換作業のローテーション決めやシミュレーションを行っていたのも、いつものシリーズ戦とはまた違った光景だった。
土曜日は、時折陽がさしていたかと思えば急に雨が降るなど、路面も気温も安定しない梅雨空の下で2回の専有走行が行われた。ドライコンディションだった1回目は#12 小河諒が1分58秒410のトップタイムで、#14 川端伸太朗、#78 近藤翼、#32 飯田太陽、#19 永井宏明、#10 川口正敬が続いた。ウエットコンディションとなった2回目は、トップ#7 星野敏の後ろに#14 川端、#78 近藤、#12 小河が並び、総合順位では若手3人が上位を独占。今回も彼らを中心にしたトップ争いが激化しそうな予感が漂っていた。
迎えた日曜日の予選は快晴。今回は35分間のベストラップで順位が決まる。全車コースイン後、真っ先にトップタイムをたたき出したのが#12 小河。いきなり1分58秒582の好タイムを出し、さらにアタックを続けて序盤の段階で1分57秒125までタイムを縮めた。#78 近藤、#19 永井、#14 川端、#10 川口らが続き、開始10分あたりから#32 飯田もこの上位争いに加わってきた。開始25分、タイヤを交換してから各車のアタックが再び続く。25号車は神取彦一郎に代わって第2ドライバーとしてステアリングを握った松井孝允が1分58秒362を出して5番手に浮上。その後は路面温度の上昇もあり、順位変動は少なく、残り5分で#78 近藤、#19 永井がタイムを縮めていくが、#12 小河のタイムには届かなかった。上位においては残り3分で#14 川端が1分58秒161をマークして#19 永井を抜いて3番手に食い込んできた。
最終的に、セッション始めからトップを一度も譲らなかった#12 小河がポールポジションを獲得。「昨日、ドライで走れる状況が少ない中、決勝に向けて最善のことをやろうとニュータイヤを履いてフィーリングを確かめられたのが大きかったです」。2番手ながら、近藤は「タイヤを2セット使いましたが、車のバランスが良くなく、このタイムが精一杯。決勝に向けて改善していきたいと思います」と悔しがる。3番手に滑り込んだ#14 川端は「昨日からセットアップを積み上げてきて、最終的に決勝の最後にトップでチェッカーを受けられることを目指しています」と虎視眈々と優勝を狙う。上位はこの若手3人の後ろに#19 永井、#25 神取/松井が並ぶ結果となった。ジェントルマンクラスのトップは#3 江本玄で、「監督に教えられた通りに走らせて戻ってきたらトップだったので、自分でも驚いています。じつは2セット目のタイヤは決勝に向けて皮むきをするだけのつもりだったのですが、1回ぐらいアタックしてもいいだろうってことでアタックしたらバンッてタイムが上がったんです。本当にうれしい結果です」と大喜び。#33 Ogino、#2 田島剛がこれに続いた。
なお、予選セッション中に競技規則違反があり、4番手の#19 永井が2グリッド降格となり、#27 眞野壮一郎がピットスタートというペナルティを受けることになった。
セミ耐久形式の決勝スタートは23日(日)午後1時40分。スタートからの展開はもちろんだが、とくに規定ピットストップのためのピットレーンオープンとなる35分過ぎからに注目したい。各車のピットインのタイミング、インラップ、アウトラップ、そしてピットワーク。そこでレースを左右するドラマが生まれる可能性が高い。
■第6戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver1 Driver2 Class Car Name Time
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 1'57.125
2 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 1'57.631
3 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 1'58.134
4 10 川口 正敬 植田 正幸 C ケイシンゲイナー 1'58.956
5 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 1'59.126
6 19 永井 宏明 C ナインレーシング 158.161
7 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 1'59.639
8 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 1'59.799
9 2 田島 剛 G TAJIMA RACING 1'59.859
10 7 星野 敏 G D'station HAI997 1'59.962
11 25 神取 彦一郎 松井 孝允 C 25レーシングXチームサムライ 2'00.311
12 21 高田 匠 G TAKUMI RACING 2'00.818
13 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 2'02.168
※25はPCCJ耐久レース規則に基づき第1ドライバーのタイムを採用
※#19は黄旗区間のオーバーランにより2グリッド降格ペナルティ
※#27は規定外のコース走行によりピットスタートのペナルティ
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
インタープロトシリーズ第1戦、プロフェッショナルドライバー決勝は、ポールポジションからスタートした#4平川亮(RSS)が圧倒的なハイペースで後続に20秒近い大差を付けて優勝した。
2位には#37蒲生尚弥(東名スポーツ)がつけ、3位には#19平中克幸(YUSHIN TEAM A.Q.MF+)が入った。
プロフェッショナルドライバー決勝は午後4時5分より22周で行われた。
ホールショットを奪ったのはポールの平川だったが、予選4番手から見事なスタートダッシュを見せた平中が1コーナーでアウトから並びかけ、コカコーラコーナーでトップに立つ。
しかし平川は負けじと13コーナーで平中のインを突き、トップを奪い返してホームストレートに戻ってきた。
平中の背後には#3横溝直輝が迫り、4周目の1コーナーでアウトから並びかけて2位に浮上する。
更にその後方からは蒲生も追いついてきて5周目の1コーナーで同様にアウトから並びかけ、コカコーラコーナーで前に出た。続く100Rで抜き返そうとした平中だったが、ヘアピン進入では蒲生がポジションを守り切る。なおも僅差で追いかける平中。
両者の3位争いが続く間にトップの平川、2位の横溝は少しずつ差を広げて行ったが、7周目のダンロップコーナーで突然横溝がスピンアウト、何とかリカバーしてコースには戻ったものの、そのままピットに戻ってクルマを降りてしまった。
これで2位に浮上した蒲生はそれまでの平川のラップタイムとほぼ同等の1分47秒台までペースを上げるが、そこから平川は更にペースを上げ、16周目には1分46秒台のタイムを叩き出して一気に差を広げて行く。
これには蒲生もたまらず、両者の差は終盤じわじわと広がっていき、最後は19.933秒差で平川が逃げ切り、新カテゴリー最初の勝者となった。
2位は蒲生。3位の平中は終盤追い上げて蒲生の0.89秒差にまで迫ったが、最後まで抜くことは出来なかった。
インタープロトシリーズ第2戦は8月24-25の両日、富士スピードウェイで行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
インタープロトシリーズ第1戦、ジェントルマンドライバーによる決勝レース2は、#3卜部治久(INGING MOTORSPORT)が後続を23秒以上引き離す圧倒的な速さで優勝、2位には昨日の欠場でピットスタートとなった#4AKIRA(RSS)がつけ、決勝レース1優勝の#16渡邊久和(東名スポーツ)は3位だった。
決勝レース2は午前9時25分より15周で行われた。
スターティンググリッドは決勝レース1の順位とされ、#16渡邊がポールポジションからスタート。
渡邊はそのままホールショットを奪ってトップでオープニングラップを戻ってきた。
その後方では2番手スタートの#19伊藤良男と3番手スタートの#37澤田透が昨日に続いて接触、伊藤がスピンを喫して後方に沈む。
この間に2位に浮上したのは昨日のレースで#36三浦勝と接触してリタイヤとなった卜部。
卜部はトップの渡邊を上回るペースで追い上げ、3周目の1コーナーでインを突いてトップに立つと、そのまま一気に予選タイムをも上回るハイペースでリードを広げて行く。
一方の渡邊は後方から迫ってきた澤田にも抜かれて3位に後退してしまった。
その後方では、ピットスタートとなったAKIRAが卜部に匹敵するハイペースで周回を重ね、4周目に4位、9周目のヘアピンで渡邊を抜き去って3位、10周目の1コーナーでは澤田をも攻略して2位に浮上してきた。
しかしトップの卜部は全く付け入る隙を与えず、終始独走状態のまま15周を走り切り、初勝利を挙げた。
3位には澤田のスピンにより渡邊が入った。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
スーパーGT500クラスの監督としてチームトムスを率いる関谷正徳氏が提案する全く新しいレース、「インタープロトシリーズ」が6月22日、富士スピードウェイで開幕した。

このレースは1台の車両をアマチュア(ジェントルマンドライバー)とプロフェッショナルドライバーがシェアしてそれぞれ別のレースを戦うというもので、2013シーズンは今回を入れて3大会が予定されている。 使用されるのはカーボンモノコックとパイプフレームのハイブリッド構造でドライバーの安全確保に重点を置いて専用設計されたワンメイク車両。その名も「Kuruma」で国内のコンストラクターが製造し、3,950ccのV6エンジンを搭載する。 大会初日は公式予選とジェントルマンドライバーの決勝レース1が行われた。
公式予選は午前9時45分よりジェントルマンドライバーの走行が15分間、プロドライバーは10分間の走行でタイムアタックを行った。 ジェントルマンドライバーのトップは1'52.708を記録した#3卜部治久(INGING MOTORSPORT)。卜部氏はスーパーフォーミュラで活躍するインギング・モータースポーツのチームオーナーだ。 以下、2番手には#19伊藤良男(YUSHIN TEAM A-Q-MF+)、3番手には#36三浦勝(MYZ)がつけた。 なお、#4AKIRAこと平川晃(RSS)は二日目からの参加ということでこの日は走行せず、#50DRAGON(B-MAX ENGNEERING)は今回のエントリーを見送っている。
続いて行われたプロフェッショナルドライバーの予選では今季スーパーフォーミュラにステップアップした#4平川亮(RSS)が1'46.671と2位以下を1秒以上も突き放すダントツのタイムでポールポジションを獲得、2番手には#3横溝直輝(INGING MOTORSPORT)、3番手には#37蒲生尚弥(東名スポーツ)がつけた。
続いて午後1時25分からはジェントルマンドライバーの決勝レース1が10周で行われたが、こちらは序盤からコースアウトやクラッシュが相次ぐ荒れた展開となった。 まずスタート直後の1コーナーで#37澤田透が#19伊藤良男に追突されてスピンアウト、澤田はコースに復帰するが、これで一気に最後尾に後退してしまう。これにより伊藤にはドライビングスルーペナルティが課せられた。
ホールショットを奪ったのはポールポジションの#3卜部だったが、1周目のダンロップコーナーで#36三浦がオーバーテイク、トップに浮上する。 卜部は4周目の100Rで三浦のインに並びかけ、トップ奪還を計るが、三浦も一歩も引かず、両者並走状態のままヘアピンを過ぎ、300Rを抜けていく。 ところがダンロップコーナー手前でアウトに寄ってきた卜部を避けながらブレーキングに入った三浦が姿勢を乱してスピンアウト、イン側のガードレールに当たって跳ね返ってきたところで卜部のフロントに接触してしまう。 これにより走行不能となった2台がコース上でストップしたため、セーフティーカーが導入されることになった。
車両が撤去された後、SCは5周終わりでピットイン、レースは再開される。 ここで一挙にトップに浮上したのはSC中にドライブスルーペナルティを消化した伊藤。一挙に後続を引き離しに掛かり、2位に21秒の大差を付けてファイナルラップに入ったが、ここでリスタート時の伊藤の動きに対し反則スタートの裁定が下され、レースタイムに30秒加算のペナルティが課せられた。 これにより2位を走行していた#16渡辺久和(東名スポーツ)が繰り上げでレース1の勝者に。2位は#19伊藤、3位には2度のスピンを喫しながら粘り強く走行を続けた#37澤田が入った。
23日の大会二日目は午前9時25分よりジェントルマンドライバーの決勝レース2が15周で、午後4時10分からはプロフェッショナルドライバーの決勝レースが22周で行われる。
Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

シリーズの中で天王山のひとつといわれるセパンラウンド。車両と機材を5月半ば過ぎに送り出し、気持ちを入れ替えて、このあたりで初戦から二戦続いたよくない流れを断ち切り、何とか流れを変えたい第三戦は、エントラントとしては初めての海外戦ということで、手探りで臨んだレースとなりました。
June 15th Qualifying
- 天候:曇り 路面状況はドライ
- 気温 33℃ 路面温度 40℃
- 観客数:41,000 人(GTA 発表、夜間コンサート 入場者 11,000 人含む)
灼熱のマレーシアの名にふさわしく高温多湿のセパンサーキット。曇り空ながら、時折、焼けつくような日差しが照りつける予選日となりました。13時(現地時間)からの公式練習時にもすでに気温は最高気温に達しており、タイヤの様子を見ながら安岡選手からスタート。6Lap目で加納選手に交代しましたが、フロントアップライトのトラブルが発生。早々に公式練習の走行を中止しピットインすることとなりました。記録としては3Lap目に安岡選手が出した2’07.892がベストタイムとなって公開練習の順位は21位。
このアップライトのトラブルのため、チームは予選出走中止を余儀なくされ、急きょ修復にかかることになりました。トラブルはアップライトのほかスターターにも発生しており、明日の決勝に間に合うかどうかまったく予断を許さない状況となっていました。
なお300クラス予選の結果は下記のとおりとなりました。
- P1 #55 ARTA CR-Z 高木真一/小林崇志
- P2 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英樹/中山友貴
- P3 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
June 16th Race Day
- 天候:晴れ 路面状況はドライ
- 気温 33℃ 路面温度 39℃
- 観客数:67,000 人(GTA 発表、夜間コンサート 入場者 11,000 人含む)
決勝日の朝になると、アップライトとスターターの修復は間に合ったものの、今度はメイン電源が入らないという致命的なトラブルが発生。メイン電源はブラックボックスの中にあってチームでは手の出しようがない部分であるだけに、エンジンを始動させることもできず、11時(現地時間)のフリー走行に車両を送り出すこともできないまま時間だけが過ぎていく状態でした。しかし、 偶然にも他チームで同じユニットを使用しているという情報を得て、伝手を頼ってユニットをお借りすることができることになり、状況が好転。
ユニットの手直しなど紆余曲折を乗り越え、決勝3時間前にやっとエンジンがかかったため、急きょ大会競技委員長に嘆願書を出すという形で決勝に参加することを許されました。
決勝のスタートは定刻16時。スタート位置は、 もちろん最後尾となっていましたが、 電源ユニットにいささかの不安を残していたチームは、ウォームアップ走行後、 もう一度車両をピットに戻し、チェック後に1分ほど遅れてコースイン。
セパン決勝のスターティングドライバーは、 ここまで二戦の流れをかえるべく作戦を変更して、安岡選手からのスタート。安岡選手はスタート直後から2分09秒台と安定かつ好調な走行を続け、13Lap目にはファステストタイムの2’09.265を記録し、順位を22位に上げました。さらに 21Lap目には20位に浮上、走行は常に安定していました。
27Lapでピットインしてタイヤ交換とドライバー交代をし、加納選手のドライビングとなりました。 なんとしても車両を完走させたいチームは、 無用のアクシデントを避けるため500クラス車両をうまく通過させることに細心、加納選手は2~3度はタイムを落としました。
しかし終盤、高温多湿という過酷な条件下でペースを落とす車両が続出する中、加納選手は最後までトラブルやアクシデントに見舞われることもなく、2分11秒台中心に走行するなど好調を維持し、じっくりと安定した走行を続けました。
そして、最終的には3Lap後れの48周、20位でチェッカーを受けることができました。
応援してくださったスポンサーの方々には、ようやく完走のご報告ができましたことを心からお礼申し上げますとともに、7月にスポーツランド菅生で開催される次戦菅生ラウンドにおきましても、変わらぬ応援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
- P1 #55 ARTA CR-Z 高木真一/小林崇志
- P2 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英樹/中山友貴
- P3 #11 GAINER DIXCEL SLS 平中 克幸/ビヨン・ビルドハイム
- P20 #50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒
- チーム代表 伊藤宗治
-
セパンラウンドが終了し、一途にGT-Aおよび大会組織委員会、協力していただいた各チーム、サンダーアジアレーシング、その他関係部署、ドライバー、そしてメカニックに感謝しています。今回のレースを振り返ると、自分のレース史上で最も過酷な状況であったが故に、最もいいレースだったと思っています。エンジンを始動させるところまでもっていけただけでも奇跡としか言いようのない状況でした。そんな中で、車両が安定して走行でき、満足のいくタイムで走れたこと、そして完走までもって行けたことは、まことに奇跡であったと思います。Arnage Racing はチームの結成からずっと幾度かの「奇跡」に助けられてきましたが、今回ばかりは自分の生きてきた中でも最大の「奇跡」に救ってもらいました。感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。このセパンラウンドの、非常に意味のある完走を次戦からのレースにつなげていきたいと思います。どうぞ今後とも、応援をよろしくお願いします。
- ドライバー 加納政樹
-
チームのために何としてもゴールまでもたせることだけをひたすら考えながら走りました。決勝でコースに出てみると車両は非常にいい状態で、とてもドライブし易く、自分がどこまで走れるか試したくなるほどだったので、1Lapのみチャレンジさせてもらって、 終盤44Lapのところで2’10.119のタイムが出ました。レースは、安岡君がいい感じで走ってくれたので自分はすごく助かりました。せっかくもらったステアリングだから絶対最後までもたせてやろうという気持ちで走りました。あのすごいトラブルからドライバー二人が最後までステアリングを握って走りきることができる状態にまで車を持っていった関係各位とチームに感謝します。今回のレースの感じから、普通にスタートが切れる状態であればそこそこうまく走れるのではないかと次の菅生からの展開に期待しています。
- ドライバー 安岡秀徒
-
今回のセパンですが、スタートから、非常に乗っていて楽しかったです。車はトラブルを抱えながらも、決勝になってみると速い Lap ができて面白いようにドライブできました。タイヤもたれなくてセットアップもよかったと思います。決勝になるまでほとんど走れていなくてドライバー交代の練習もできていなかったので、ぶっつけ本番になってしまい、いろいろ焦る場面はあったものの、今回は完走が目標だったので、とりあえず加納さんにステアリングを渡せてよかったです。次の菅生ラウンドでも、トラブルが出ないとは思っていませんし、むしろどんなトラブルが出てそれを乗り越えて走れるか楽しみです。
第4戦菅生ラウンドは7月27日~28日にスポーツランド菅生(宮城県) にて開催されます。引き続きの応援、宜しくお願いします。

Arnage Racing 2013 SUPER: GT Race report

- GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS
- Driver: Tetsuya Tanaka / Masayuki Ueda
- 予選10位、決勝7位
- 予選日入場者数: 41,000人 決勝日入場者数: 67,000人
2013年6月15日(土曜日)
- 公式練習:13:00~14:50 気温:33度・路面温度:43度・天候:晴・路面状況:ドライ
- ノックアウトQ1:16:30~16:45 田中 哲也 気温:33度・路面温度:39度・天候:曇・路面状況:ドライ
- ノックアウトQ2:17:10~17:22 植田 正幸 気温:33度・路面温度:38度・天候:曇・路面状況:ドライ
年に1度の海外戦が今年もマレーシアセパンサーキットで開催された。ここのところ日本の気温が低かったため、まず暑さに体を慣らしながらの走行となった。
走り出しは田中哲也から。11号車と同じく、アンダーステアがあるようだ。毎年そうだが、セパンは走り出し路面状況があまり良くなく、グリップが低くさらさらした感覚で、予選時とはかなり変わってくる。
11号車とは別セットにして比較し、そこから11号車と情報交換してマシンをアジャストしていく方向でセットを進めた。フロントのスプリングも交換し、バランスは良い方向に向かったようだ。
途中植田正幸に変わり、タイヤ比較とセットアップ確認を行い練習走行は終了した。
Q1を担当するのは田中。時間を見計らい、1周のアタックに掛けてコースへ。走り出しからマシンのバランスは朝と違い、かなり良い感じに変化していた。2分4秒660のタイムで、暫定4番手でQ2に進出を果たした。
500クラスのQ1が終わり、続いて植田のQ2のアタックが始まる。田中と同じように少ない周回でのアタックに渾身のドライブをする。計測1周目に2分6秒台を計測。2周目に若干ミス、そこでクールダウン。最後の周で1分5秒606を叩き出し、予選10番手のグリッドを獲得した。
- 田中 哲也コメント
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朝の公式練習が路面の関係であまり良くなかったのですが、予選になって車のバランスが凄く良くなって、そこそこのタイムも出せて植田さんにQ2を託しました。植田さんもがんばってくれたので、決勝に向けては良い状態になってきたかなって思います。
- 植田 正幸コメント
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Q1で哲也さんが良い走りをしてくれてタイムを出してくれたので、その車載を見てなんとか帳尻を合わせようとしました。アタックの中で、僕は失敗がいくつかあったので、それを決勝では修正していきたいと思います。

2012年6月16日(日曜日)
- フリー走行:11:00~11::30 気温:32度・路面温度:39度・天候:晴・路面状況:ドライ
- 決勝54周(50周):14:00~ 気温:33度・路面温度:42度・天候:曇・路面状況:ドライ
昨日より気温はほとんど変化はないが、若干日差しが強く感じる中で、朝のフリー走行は開始された。
セットは昨日の予選とほぼ変えず、植田からスタート。昨日の予選からも路面状況が変わり、リアウイングの調整などを行い田中へ。田中は昨日の予選でのバランスが一番良かったと訴える。ただし、昨日タイムを出していたマシンは軒並みタイムダウンをしているようで、それとくらべると、十分決勝では上位を狙える。
決勝スタートは植田が担当する。オンタイムでフォーメーションラップが開始され、綺麗なスタートが切られた。
植田は久しぶりのスタート担当の為か、1周目にNo.2 マクラーレンにパスされ順位を落とす。続けてNo.62 Mercedesにもパスされ12番手に。やはりプロ集団の中でのジェントルマンドライバーは厳しいのか。
13番手まで一旦はポジションを落とすが、周回を重ねる毎に植田の猛追は力をましていく。一旦はパスされたNo.2を15周目に抜き返し12番手に。続いてNo.52 Mercedes、No.0 Porscheも続けて交わし、9番手までポジションを上げていく。そのまま安定したラップを刻み続ける。
ルーティーンのピットは25周目に行い、田中も植田に負けず激走を開始。前を走るNo.86 ランボルギーニとの差を徐々に詰めていき、37周目にパス。続いて同じMercedesのマシンを駆るNo.62を追いかけ始める。
追いかけ始めてから6周目には差は1秒を切り、最終ラップまでバトルが続く。最後の最後でNo.62のインを刺し、7番手に浮上しチェッカーを受けた。
そして、GAINERがMercedes-SLSの中での、1-2を飾ることができた。
- 田中 哲也コメント
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決勝のペースは良かったし、一歩一歩順位は上がっていっているので、良かったと思います。ただ今の順位で喜んでいても仕方がないので、少なくとも今回より次ぎ、次よりその次と順位は上げていきたいですね。
- 植田 正幸コメント
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久しぶりのスタートをさせて貰って、車的には凄く良いペースで走れてました。2、3回ドライビイングミスを犯してしまい、11号車のBJORNと離れてしまいました。そのミスが無ければ、BJORNについて行けてたと思うので、ミスをなくしていくようにしないとだめですね。今後努力しようと思っています。
- 福田洋介エンジニアコメント
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タイヤが路面とマッチして安定したラップを刻めたが、序盤のトラフィック時にポジションを落とし、そのリカバリーで時間を費やしたのが勿体無かった。ドライバー交代後の哲也さんのラップもハイペースで安定し、最周ラップには相手の隙を突き7位に上がり、昇り調子で終えた事でチームの士気が高い状態で次戦に挑めるので条件を揃えて、次戦は表彰台を狙います!!

Text & Photo: GAINER