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Japanese F3

JF3:第7戦鈴鹿決勝会見 「最初の1~2周で抜けるように、オーバー目のセッティングで挑みました」(#21高星明誠)

優勝 #21高星明誠(B-MAX NDDP F3)
f3-rd7-r-pc-takaboshi 昨日から調子が良くなくて、トムスの2台に遅れている部分があったので、予選ではセッティングを変更したんですが、昨日以上に離されてしまいました。
でもレースはまた別の話で、スタートで抜ければポジションキープできると思ったので、1〜2周めに抜けるようにオーバー目のセットにして挑みました。
その甲斐あって2周めに坪井選手を抜いて3位に上がることができ、ラッキーもあって2位にも上がれて嬉しく思います。
今回2大会乗せていただくということで、フォーミュラに乗れるチャンスが嬉しかったので、それを生かしたかったんですけど、岡山はああいう結果に終わってしまいました。今回それを踏まえてここにきて、今日はスタートポジションより上に上がることができました。明日も同じようにいけると思うので、今日以上にポジションを上げていきたいと思います。
2位 #37坪井翔(ZENT TOM’S F314)
f3-rd7-r-pc-tsuboi 今までずっとスタートを失敗していたので、そこを克服したいと思っていました。予選結果が2番手だったので、スタートで前に出られれば勝てると思い、集中して臨みました。
スタートが決まって1コーナーでトップに並んだんですけど、アウトからかぶせられてしまって抜ききることができず、そこから追いついていこうと思いましたが追いつけず、逆に後ろから抜かれてしまって4位に落ちてしまい、その後もペースを上げられませんでした。
決勝に関してはラッキーがあって3位でしたけど、実質4位だったのかなと思います。
昨日の午後はB-MAX勢の方が速かったので、予選は(僕らの方が)速かったけど午後は絶対(B-MAX勢が)くるな、と思っていました。その予想通りきたんですけど、結構あっけなく行かれてしまったのが残念でした。
明日も気温、路温が高いと思うので、そこにアジャストして挑戦していきたいと思います。
(このレース後にトップでフィニッシュした#22ヤン・マーデンボローに40秒加算の裁定が下ったため、正式結果では#21高星明誠が優勝、#37坪井翔は2位、マーデンボローは10位となった)
Nクラス優勝 #9廣田築(アルビレックスF306 TLM)
f3-rd7-r-pc-hirota 今日はスタートもまずまずで、ポジションをキープできて、落ち着いて走れていたので、周りの混乱にも巻き込まれず、しっかりと自分の走りができました。
まずチームの皆さんに感謝したいと思います。クルマも第4大会を迎えてようやく自分の思うような状態に仕上がってきたので、これからも優勝争いができるよう頑張っていきたいです。
Nクラス2位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd7-r-pc-dragon スタートで行き場所がなくなっちゃってアウト側に逃げたんですけど、それがまずくてかなりポジションを落としてしまいました。それが全てだったなと思います。
前が凄く競っていて、間隔も凄く近かったので、やりあってるうちはペースも上がらないし、序盤くっついていけばチャンスはあるだろうと思っていました。2コーナーで片山選手が飛び出したので、ポジションを上げられましたが、そこから先はなかなかチャンスがなくて、10号車を抜くのに時間がかかってしまい、トップに迫れませんでした。
(クルマを変更してきたが)今回の決勝中にだいぶフィーリングを掴めたので、スピードでは負けてないと思いますし、明日は目一杯プッシュします。
Nクラス3位 #5アレックス・ヤン(Hanashima Racing F306)
f3-rd7-r-pc-yan 今日はスタートがうまくいかず、同じクラスの2台と接触してタイムを大きくロスしてしまいましたが、前の選手がやりあっていたので距離を縮めることができました。
鈴鹿はとても好きなサーキットなので、ここで表彰台に上がれて嬉しいです。
明日はスタートを失敗しないように頑張ります
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第7戦鈴鹿決勝 トップ争いがまさかの接触!!#21高星明誠が今季初勝利!!

全日本F3選手権第7戦の決勝レースが6月11日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
レースは中盤にトップ争いを展開していた#36山下健太(ZENT TOM'S F312)と#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)がシケインで激しく接触。
山下はそのままリタイヤし、マーデンボローにはレース後にペナルティが課せられる結果となった。
これにより2番手でチェッカーを受けた#21高星明誠(B-MAX NDDP F3)が1位に繰り上がり、今季初勝利を獲得した。
Nクラスは#9廣田築(アルビレックスF306 TLM)が初優勝を獲得した。

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第7戦決勝は午後1時20分より12周で行われた。
天候は晴れ。梅雨の合間の強い日差しの中での戦いとなった。

ホールショットを奪ったのはポールポジションの#36山下健太(トムス)。
1コーナーで並びかけてきたチームメイトの#37坪井翔を抑え、そのままトップで後続を突き放しにかかる。
一方坪井はマーデンボローの激しいアタックに遭い、2周めの1コーナーでインを奪われて3位に、続いて#21高星明誠(B-MAX NDDP)にも抜かれて4位に後退してしまう。

山下は最初の2周で1.9秒のマージンを築き上げたが、坪井を抜いて単独走行となったマーデンボローが徐々に差を詰めてきて、5周めにはテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込まれる。
その後は4周にわたって一進一退の攻防が続いたが、9周めのシケインでやや強引にインに飛び込んできたマーデンボローと山下が激しく接触、この際に山下は右リヤのサスアームを壊してホームストレート上にストップしてしまった。
マーデンボローはそのまま後続に約1秒のリードを保って12周を走りきり、トップでチェッカーを受けたが、レース後にこの接触に対し全日本F3選手権統一規則 第15条1.1(危険なドライブ行為)違反との裁定が下され、40秒のタイム加算が課せられた。

その結果、マーデンボローは10位に降着、2位でフィニッシュした高星が繰り上がりで今季初優勝をものにすることとなった。
2位には開幕以来唯一全レースで表彰台に上がっている#37坪井が入り、ポイントランキングでマーデンボローを抜いて2位に浮上。#23千代勝正が3位に入った。

Nクラスは予選トップの#78片山義章(プチルマン)がスタートで出遅れた挙句、3周めのデグナー1つめで飛び出して早々とレースを終える一方で、アルビレックスRTの2台と#30DRAGON(B-MAX)が接戦を展開。
その結果7周めに#10岡崎善衛をかわしてトップに立った#9廣田が自身初のF3優勝を達成。
岡崎はDRAGONとの激しいバトルの末に9周めの1コーナーで痛恨のスピンアウト。
この結果DRAGONが今季5度めの2位フィニッシュ、#5アレックス・ヤン(ハナシマ)が3位に入った。

次戦第8戦決勝は明日午後1時40分より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第7戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA ”S耐”サバイバル -RIJ- (2016/06/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1211高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411223'08.378
2372坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31122.162
3233千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F315
Volkswagen A41125.002
4124牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F314
TODA TR-F301127.025
525石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011210.639
686大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1213.767
777阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1215.195
838三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311221.350
9289山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ311233.315
10*2210ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411238.875
119N1廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1256.663
1230N2DRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1257.031
135N3アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE121'10.689
1410N4岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE102Laps
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
-36-山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ3193Laps
-78N-片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE210Laps
  • Fastest Lap: CarNo.22 ヤン・マーデンボロー(B-MAX DNNP F3) 1'54.526 (5/12) 182,54km/h
  • CarNo.22は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)(危険なドライブ行為)により、競技結果に40秒加算およびペナルティーポイント1点を追加した。
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スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿公式予選 ポールポジションは#24スリーボンド日産自動車学校GT-R!

スーパー耐久シリーズ2016第3戦「SUZUKA”S耐”サバイバル」の公式予選が6月11日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
ポールポジションを獲得したのは、Bドライバーの藤井誠暢が2’01.823のコースレコードを叩き出した#24スリーボンド日産自動車学校GT-R(内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組)。合算タイムは4’05.998だった。

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「”S耐”サバイバル」と銘打たれた今大会は特別ルールが導入された。
ST-X、ST-1については従来通りAドライバー、Bドライバーが通常通りの計時セッションを走り、その合計タイムでスターティンググリッドを決定するが、ST-2以下のクラスについては計時予選で各クラス上位3台のみに決勝進出の権利が与えられ、残りのチームは午後に行われるレース形式の「セカンドチャンス100」で再度ふるいにかけられることになる。

その最初の計時セッションは午前10時5分にST-4、ST-5からなるグループ2、それに続いてST-X、ST-1、ST-2、ST-3のグループ1の順で行われた。
この日の鈴鹿サーキットの天候は晴れ。朝から汗ばむ陽気の中、各ドライバーとも決勝進出をかけて懸命のタイムアタックを行った。

ST-Xクラスは#8ARN AMG GT3を駆る白石勇樹がAドライバーのトップ。#24スリーボンド日産自動車学校GT-Rの内田優大が2番手につけ、#3ENDLESS ADVAN GT-RのYUKE TANIGUCHIが3番手。
しかしBドライバー予選で24号車をドライブする藤井誠暢が2’01.823と従来のレコードを大幅に更新したため、タイム合算では24号車がポールポジションを獲得、2位にはAドライバー、Bドライバーともに4位にまとめた#5Mach MAKERS GTNET GT-Rが続き、Aドライバー3位、Bドライバー5位の3号車が3番手に。
8号車はBドライバーの佐々木孝太が2’08.840とクラス10番手にとどまったためにクラス10位に終わった。

ST-2クラスはAドライバーの大澤学がクラス1位、Bドライバーの後藤比東至が2位を獲得した#59DAMD MOTUL ED WRX STiがトップ。以下#20RSオガワADVANランサー、#6新菱オートDIXCELエボXの3台が決勝に駒を進めた。

以下、ST-3クラスは#38MUTA Racing TWS IS350、#14岡部自動車KYOSHIN195Z34、#62DENSO LeBeausset RC350の3台が、ST-4クラスは#86TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86、#95SPOONリジカラ S2000、#52埼玉トヨペットGreenBrave86の3台が、そしてST-5は#69BRP★J’s RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT、#19BRP★J’s RACINGホンダカーズ三重北FIT、#4THE BRIDE FITの3台がそれぞれ決勝に駒を進めることになり、残りのチームは午後のセカンドチャンス100で決勝進出を目指すことになった。

セカンドチャンス100はこのあと午後4時10分より100分間で、第3戦決勝は明日午後3時15分より4時間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿A,Bドライバー公式予選総合結果

SUZUKA ”S耐”サバイバル -RIJ- (2016/06/11) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
124ST-X1内田 優大
藤井 誠暢
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'04.175
2'01.823
4'05.998-
25ST-X2白井 剛
星野 一樹
Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'04.453
2'02.849
4'07.302 1.304
33ST-X3ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
ENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'04.389
2'03.278
4'07.667 1.669
4112ST-X4佐藤 敦
山下 亮生
SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'04.922
2'03.663
4'08.585 2.587
516ST-X5ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
2'07.375
2'02.056
4'09.431 3.433
625ST-X6テツオ・オギノ
野尻 智紀
ケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
2'06.481
2'03.480
4'09.961 3.963
789ST-X7モーリス・チェン
吉本 大樹
HubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
2'07.700
2'02.329
4'10.029 4.031
8*70ST-X8ジェフリー・リー
平中 克幸
J-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
2'07.423
2'03.597
4'11.020 5.022
9*10ST-X9フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
Adenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'06.766
2'04.952
4'11.718 5.720
108ST-X10白石 勇樹
佐々木 孝太
ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.442
2'08.840
4'12.282 6.284
11777ST-11星野 敏
荒 聖治
D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
2'09.927
2'07.419
4'17.34611.348
1238ST-31堀田 誠
阪口 良平
MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
2'18.732
2'16.767
4'35.49929.501
1314ST-32小松 一臣
杉林 健一
岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
2'17.518
2'18.227
4'35.74529.747
1459ST-21大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
2'18.335
2'18.017
4'36.35230.354
1562ST-33嵯峨 宏紀
中山 雄一
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'18.270
2'18.282
4'36.55230.554
1615ST-34長島 正明
田中 徹
岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
2'18.318
2'18.318
4'36.63630.638
1720ST-22下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'18.949
2'18.114
4'37.06331.065
186ST-23冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'20.250
2'17.276
4'37.52631.528
1934ST-35前嶋 秀司
佐々木 雅弘
assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'19.422
2'19.337
4'38.75932.761
2068ST-36番場 琢
服部 尚貴
埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
2'19.763
2'19.545
4'39.30833.310
21*30ST-24福山 英朗
三笠 雄一
RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'19.400
2'20.268
4'39.66833.670
2223ST-37輿水 敏明
甲野 将哉
岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
2'20.060
2'19.701
4'39.76133.763
23*7ST-25藤井 芳樹
佐藤 勝博
恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'19.408
2'20.391
4'39.79933.801
2435ST-38兵藤 信一
長野 賢也
assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'20.727
2'20.761
4'41.48835.490
25505ST-26田ヶ原 章蔵
岡本 武之
ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'20.388
2'23.207
4'43.59537.597
2686ST-41松井 孝允
井口 卓人
TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'21.616
2'22.272
4'43.88837.890
2795ST-42松井 猛敏
中島 保典
SPOONリジカラS2000
Honda S2000
2'21.508
2'22.553
4'44.06138.063
2852ST-43脇阪 寿一
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreen Brave 86
TOYOTA 86
2'22.045
2'22.589
4'44.63438.636
2955ST-44たしろ じゅん
小野田 貴俊
SunOasisネッツトヨタ東埼⽟86
TOYOTA 86
2'22.593
2'22.791
4'45.38439.386
3058ST-45小林 康一
塩谷 烈州
ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
2'23.012
2'22.561
4'45.57339.575
3113ST-46村田 信博
小河 諒
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
2'22.735
2'22.915
4'45.65039.652
3241ST-47植松 忠雄
井出 有冶
TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
2'23.128
2'22.955
4'46.08340.085
33117ST-48太田 重蔵
鶴田 和弥
W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
2'22.256
2'23.973
4'46.22940.231
3427ST-49伊橋 勲
ユウキ
D'STATION FINA BRZ
SUBARU BRZ
2'23.044
2'23.702
4'46.74640.748
3548ST-410猪股 京介
奥村 浩一
DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5
Honda INTEGRA TYPE-R
2'23.181
2'25.299
4'48.48042.482
36216ST-411玉江 浩明
山谷 直樹
ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
2'25.484
2'23.202
4'48.68642.688
3740ST-412藤田 竜樹
浜野 彰彦
ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
2'23.911
2'25.464
4'49.37543.377
3893ST-413小泉 和寛
遠藤 浩二
SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'23.790
2'25.793
4'49.58343.585
39116ST-414長谷川 伸司
吉田 靖之
W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'25.548
2'24.082
4'49.63043.632
40*18ST-415浅野 武夫
森 正行
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'24.645
2'25.236
4'49.88143.883
41333ST-416中島 佑弥
糸田川 和亮
GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
2'24.584
2'25.560
4'50.14444.146
42100ST-417松井 仁志
織戸 学
アミューズSPV 86
TOYOTA 86
2'23.892
2'27.089
4'50.98144.983
4377ST-418山田 英二
大嶋 和也
CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
2'27.260
2'23.789
4'51.04945.051
4454ST-419加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'26.905
2'25.299
4'52.20446.206
4560ST-420渋谷 崇
松本 和之
AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
2'26.146
2'26.153
4'52.29946.301
4612ST-421リク
松井 隆幸
シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
2'27.429
2'25.139
4'52.56846.570
47111ST-422大瀧 賢治
武井 寛史
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
2'27.720
2'28.838
4'56.55850.560
4836ST-423江原 弘美
長島 大輝
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'30.942
2'29.978
5'00.92054.922
4969ST-51大野 尊久
窪田 俊浩
BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'31.223
2'30.560
5'01.78355.785
5019ST-52古宮 正信
松田 智也
BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
2'31.926
2'32.681
5'04.60758.609
514ST-53芝谷 純三
見並 秀文
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'31.446
2'33.711
5'05.15759.159
522ST-54松田 秀士
山下 潤一郎
ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO
Honda FIT 3 RS
2'33.001
2'34.354
5'07.3551'01.357
5346ST-55井上 恵一
富田 竜一郎
DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT
Honda FIT 2 RS
2'35.236
2'33.280
5'08.5161'02.518
5488ST-56村上 博幸
筒井 克彦
村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'32.471
2'37.068
5'09.5391'03.541
55*66ST-57武地 孝幸
ヒロボン
odula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
2'35.122
2'34.478
5'09.6001'03.602
5617ST-58谷川 達也
井尻 薫
DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
2'34.394
2'35.255
5'09.6491'03.651
5711ST-59松尾 充晃
三木 孝浩
隈元建設BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'34.572
2'35.864
5'10.4361'04.438
58213ST-510東 貴史
原田 学
Wako's APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'34.965
2'36.358
5'11.3231'05.325
5971ST-511水野 大
三村 晃市
ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS
Honda FIT 2 RS
2'35.718
2'36.645
5'12.3631'06.365
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • ST-X,ST-1クラス全車およびST-2~ST-5クラスの上位3車両は決勝に進出。それ以外はセカンドチャンス100にて決勝出場車両が選抜される。
  • CarNo.18は、スーパー耐久シリーズ第3戦特別規則第31条(ピットレーン速度制限)違反により、罰金10,000円を科す。
  • CarNo.66は、スーパー耐久シリーズ第3戦特別規則第31条(ピットレーン速度制限)違反により、罰金10,000円を科す。
  • CarNo.7は、スーパー耐久シリーズ第3戦特別規則第31条(ピットレーン速度制限)違反により、罰金10,000円を科す。
  • CarNo.30は、スーパー耐久シリーズ第3戦特別規則第31条(ピットレーン速度制限)違反により、罰金10,000円を科す。
  • CarNo.70は、スーパー耐久シリーズ2016スポーツ規則第7条(2)(タイヤの使用規定)違反により、3グリッド降格とする。
  • CarNo.10は、スーパー耐久シリーズ第3戦特別規則第31条(ピットレーン速度制限)違反により、罰金10,000円を科す。
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スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿Bドライバー公式予選結果

SUZUKA ”S耐”サバイバル -RIJ- (2016/06/11) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124ST-X1藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'01.823-171.603
216ST-X2片岡 龍也REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
2'02.056 0.233171.275
389ST-X3吉本 大樹HubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
2'02.329 0.506170.893
45ST-X4星野 一樹Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'02.849 1.026170.170
53ST-X5峰尾 恭輔ENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'03.278 1.455169.578
625ST-X6野尻 智紀ケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
2'03.480 1.657169.300
770ST-X7平中 克幸J-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
2'03.597 1.774169.140
8112ST-X8山下 亮生SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.663 1.840169.050
910ST-X9マイケル・グリーンAdenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'04.952 3.129167.306
10777ST-11荒 聖治D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
2'07.419 5.596164.067
118ST-X10佐々木 孝太ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'08.840 7.017162.257
1238ST-31阪口 良平MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
2'16.76714.944152.853
136ST-21菊地 靖新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'17.27615.453152.286
1459ST-22後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
2'18.01716.194151.468
1520ST-23松本 武士RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'18.11416.291151.362
1614ST-32杉林 健一岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
2'18.22716.404151.238
1762ST-33中山 雄一DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'18.28216.459151.178
1815ST-34田中 徹岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
2'18.31816.495151.139
1934ST-35佐々木 雅弘assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'19.33717.514150.033
2068ST-36服部 尚貴埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
2'19.54517.722149.810
2123ST-37甲野 将哉岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
2'19.70117.878149.642
2230ST-24三笠 雄一RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'20.26818.445149.038
237ST-25佐藤 勝博恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'20.39118.568148.907
2435ST-38長野 賢也assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'20.76118.938148.516
2586ST-41井口 卓人TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'22.27220.449146.938
2695ST-42中島 保典SPOONリジカラS2000
Honda S2000
2'22.55320.730146.649
2758ST-43塩谷 烈州ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
2'22.56120.738146.640
2852ST-44脇阪 薫一埼玉トヨペットGreen Brave 86
TOYOTA 86
2'22.58920.766146.612
2955ST-45小野田 貴俊SunOasisネッツトヨタ東埼⽟86
TOYOTA 86
2'22.79120.968146.404
3013ST-46小河 諒ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
2'22.91521.092146.277
3141ST-47井出 有冶TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
2'22.95521.132146.236
32216ST-48山谷 直樹ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
2'23.20221.379145.984
33505ST-26岡本 武之ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'23.20721.384145.979
3427ST-49ユウキD'STATION FINA BRZ
SUBARU BRZ
2'23.70221.879145.476
3577ST-410大嶋 和也CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
2'23.78921.966145.388
36117ST-411鶴田 和弥W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
2'23.97322.150145.202
37116ST-412吉田 靖之W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'24.08222.259145.092
3812ST-413松井 隆幸シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
2'25.13923.316144.036
3918ST-414森 正行Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'25.23623.413143.940
4048ST-415奥村 浩一DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5
Honda INTEGRA TYPE-R
2'25.29923.476143.877
4154ST-416近藤 翼TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'25.29923.476143.877
4240ST-417浜野 彰彦ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
2'25.46423.641143.714
43333ST-418糸田川 和亮GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
2'25.56023.737143.619
4493ST-419遠藤 浩二SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'25.79323.970143.390
4560ST-420松本 和之AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
2'26.15324.330143.036
46100ST-421織戸 学アミューズSPV 86
TOYOTA 86
2'27.08925.266142.126
47111ST-422武井 寛史EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
2'28.83827.015140.456
4836ST-423長島 大輝エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'29.97828.155139.388
4969ST-51窪田 俊浩BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'30.56028.737138.850
5019ST-52松田 智也BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
2'32.68130.858136.921
5146ST-53富田 竜一郎DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT
Honda FIT 2 RS
2'33.28031.457136.386
524ST-54見並 秀文THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'33.71131.888136.003
532ST-55山下 潤一郎ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO
Honda FIT 3 RS
2'34.35432.531135.437
5466ST-56ヒロボンodula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
2'34.47832.655135.328
5517ST-57井尻 薫DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
2'35.25533.432134.651
5611ST-58三木 孝浩隈元建設BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'35.86434.041134.125
57213ST-59原田 学Wako's APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'36.35834.535133.701
5871ST-510三村 晃市ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS
Honda FIT 2 RS
2'36.64534.822133.456
5988ST-511筒井 克彦村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'37.06835.245133.096
---- 以上基準タイム予選通過 ----
Tags:

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿Aドライバー公式予選結果

SUZUKA ”S耐”サバイバル -RIJ- (2016/06/11) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
18ST-X1白石 勇樹ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'03.442-169.352
224ST-X2内田 優大スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'04.175 0.733168.353
33ST-X3ユーク・タニグチENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'04.389 0.947168.063
45ST-X4白井 剛Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'04.453 1.011167.977
5112ST-X5佐藤 敦SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'04.922 1.480167.346
625ST-X6テツオ・オギノケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
2'06.481 3.039165.283
710ST-X7フィリップ・デベサAdenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'06.766 3.324164.912
816ST-X8ヒロマサ・ニシダREAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
2'07.375 3.933164.123
970ST-X9ジェフリー・リーJ-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
2'07.423 3.981164.061
1089ST-X10モーリス・チェンHubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
2'07.700 4.258163.706
11777ST-11星野 敏D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
2'09.927 6.485160.901
1214ST-31小松 一臣岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
2'17.51814.076152.018
1362ST-32嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'18.27014.828151.191
1415ST-33長島 正明岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
2'18.31814.876151.139
1559ST-21大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
2'18.33514.893151.120
1638ST-34堀田 誠MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
2'18.73215.290150.688
1720ST-22下垣 和也RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'18.94915.507150.452
1830ST-23福山 英朗RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'19.40015.958149.966
197ST-24藤井 芳樹恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'19.40815.966149.957
2034ST-35前嶋 秀司assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'19.42215.980149.942
2168ST-36番場 琢埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
2'19.76316.321149.576
2223ST-37輿水 敏明岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
2'20.06016.618149.259
236ST-25冨桝 朋広新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'20.25016.808149.057
24505ST-26田ヶ原 章蔵ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'20.38816.946148.910
2535ST-38兵藤 信一assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'20.72717.285148.551
2695ST-41松井 猛敏SPOONリジカラS2000
Honda S2000
2'21.50818.066147.732
2786ST-42松井 孝允TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'21.61618.174147.619
2852ST-43脇阪 寿一埼玉トヨペットGreen Brave 86
TOYOTA 86
2'22.04518.603147.173
29117ST-44太田 重蔵W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
2'22.25618.814146.955
3055ST-45たしろ じゅんSunOasisネッツトヨタ東埼⽟86
TOYOTA 86
2'22.59319.151146.607
3113ST-46村田 信博ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
2'22.73519.293146.462
3258ST-47小林 康一ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
2'23.01219.570146.178
3327ST-48伊橋 勲D'STATION FINA BRZ
SUBARU BRZ
2'23.04419.602146.145
3441ST-49植松 忠雄TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
2'23.12819.686146.059
3548ST-410猪股 京介DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5
Honda INTEGRA TYPE-R
2'23.18119.739146.005
3693ST-411小泉 和寛SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'23.79020.348145.387
37100ST-412松井 仁志アミューズSPV 86
TOYOTA 86
2'23.89220.450145.284
3840ST-413藤田 竜樹ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
2'23.91120.469145.265
39333ST-414中島 佑弥GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
2'24.58421.142144.589
4018ST-415浅野 武夫Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'24.64521.203144.528
41216ST-416玉江 浩明ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
2'25.48422.042143.694
42116ST-417長谷川 伸司W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
2'25.54822.106143.631
4360ST-418渋谷 崇AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
2'26.14622.704143.043
4454ST-419加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'26.90523.463142.304
4577ST-420山田 英二CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
2'27.26023.818141.961
4612ST-421リクシビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
2'27.42923.987141.798
47111ST-422大瀧 賢治EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
2'27.72024.278141.519
4836ST-423江原 弘美エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'30.94227.500138.498
4969ST-51大野 尊久BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'31.22327.781138.241
504ST-52芝谷 純三THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'31.44628.004138.037
5119ST-53古宮 正信BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
2'31.92628.484137.601
5288ST-54村上 博幸村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'32.47129.029137.109
532ST-55松田 秀士ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO
Honda FIT 3 RS
2'33.00129.559136.634
5417ST-56谷川 達也DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
2'34.39430.952135.402
5511ST-57松尾 充晃隈元建設BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'34.57231.130135.246
56213ST-58東 貴史Wako's APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'34.96531.523134.903
5766ST-59武地 孝幸odula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
2'35.12231.680134.766
5846ST-510井上 恵一DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT
Honda FIT 2 RS
2'35.23631.794134.667
5971ST-511水野 大ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS
Honda FIT 2 RS
2'35.71832.276134.250
---- 以上基準タイム予選通過 ----
Tags:

Japanese F3

JF3:第8戦鈴鹿公式予選 トムスが2戦連続でフロントロー独占。#36山下連続ポール

鈴鹿サーキットで行われている全日本F3選手権第8戦の公式予選は、#36山下健太(ZENT TOM’S F312)が第7戦に続いてポールポジションを獲得。#37坪井翔(ZENT TOM’S F314)も2番手につけ、2戦連続でトムスがフロントローを独占した。
Nクラスは#78片山義章(Petit LM Racing)が連続でポールを獲得した。

f3-rd8-q-yamaken-pp f3-rd8-q-37 f3-rd8-q-23 f3-rd8-q-78 f3-rd8-q-9 f3-rd8-q-30

第8戦の公式予選は午前8時50分より10分間で行われた。
第7戦では山下がたった1周だけのアタックを行ったが、このセッションではチームメイトの坪井もそれに倣い、トムス勢は揃って1周だけのアタックを行った。
その結果、山下が1’52.314、坪井は1’52.593といずれも第7戦のタイムを上回っていた。

一方B-MAX勢はここでも2周のアタックを敢行。
しかし#23千代勝正が4周めに記録した1’53.018が最高でトムス勢の後塵を拝する結果に。
#22ヤン・マーデンボローが4番手、#21高星明誠が5位にとどまる。
#12牧野任祐、#2石川京侍の戸田レーシング勢が6位、7位を占め、HFDPの#7阪口晴南、#8大津弘樹は8、9位に終わった。

Nクラスは片山がここでも速さを見せ、2位にコンマ6秒の差をつけてトップ。
2番手には#9廣田築(アルビレックスRT)がつけ、#30DRAGON(B−MAX)は3番手に終わった。

第8戦決勝は明日午後1時40分より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
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Japanese F3

JF3:第7戦鈴鹿公式予選 トムスが久々のフロントロー独占!ポールは#36山下

全日本F3選手権第7戦の公式予選が6月11日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
ポールポジションを獲得したのはポイントリーダーの#36山下健太(ZENT TOM’S F312)。
Nクラスは#78片山義章(Petit LM Racing)がトップだった。

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第7戦、第8戦はスーパー耐久第3戦との併催。
S耐が午前中予選、午後に100分間の敗者復活戦を予定位している関係もあってか、今回の公式予選は朝8時30分と普段より早めの走行となった。
予選当日の天候は晴れ。朝から蒸し暑い気候の中、午後の決勝に向けての戦いが始まった。

ポイントリーダーの山下はアウトラップと2周めをウォームアップに充てて3周めにアタックを開始、1’52.521を記録してそのままピットへ。
チームメイトの#37坪井翔は3周め、4周めと連続して2周のアタックを行ったが、1’52.715、1’53.169とタイムアップを果たせず、予選2番手にとどまる。

一方、富士、岡山とフロントローを独占して好調ぶりを見せていたB-MAX勢は#22ヤン・マーデンボローが3位、#21高星明誠が4位、#23千代勝正が5位という結果に。
これまで苦戦の続いていたHFDPの#7阪口晴南が6番手と、戸田レーシングの2台を上回ってきた。

Nクラスは今季5勝を挙げている片山が2位以下をコンマ4秒引き離してトップ。#30DRAGON(B-MAX)が2番手につけた。

第7戦決勝は今日の午後1時20分より12周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
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Japanese F3

JF3:第8戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA ”S耐”サバイバル -RIJ- (2016/06/11) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
136山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'52.314--186.132
237坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'52.593 0.279 0.279185.671
323千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F315
Volkswagen A411'53.018 0.704 0.425184.972
422ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411'53.031 0.717 0.013184.951
521高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'53.074 0.760 0.043184.881
612牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F314
TODA TR-F3011'53.239 0.925 0.165184.611
72石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'53.384 1.070 0.145184.375
87阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'53.774 1.460 0.390183.743
98大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'54.533 2.219 0.759182.526
103三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'54.930 2.616 0.397181.895
1128山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ311'56.170 3.856 1.240179.954
1278N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'57.740 5.426 1.570177.554
139N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.405 6.091 0.665176.557
1430NDRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.411 6.097 0.006176.548
1510N岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.775 6.461 0.364176.007
165Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.470 7.156 0.695174.983
---- 以上基準タイム(110% - 2'03.905)予選通過 ----
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Japanese F3

JF3:第7戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA ”S耐”サバイバル -RIJ- (2016/06/11) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
136山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'52.521--185.789
237坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'52.715 0.194 0.194185.470
322ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411'53.004 0.483 0.289184.995
421高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'53.037 0.516 0.033184.941
523千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F315
Volkswagen A411'53.425 0.904 0.388184.309
67阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'53.594 1.073 0.169184.034
712牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F314
TODA TR-F3011'53.606 1.085 0.012184.015
82石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'53.691 1.170 0.085183.877
98大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'54.009 1.488 0.318183.364
103三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'55.099 2.578 1.090181.628
1128山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ311'56.431 3.910 1.332179.550
1278N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'57.999 5.478 1.568177.164
1330NDRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.436 5.915 0.437176.511
149N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.639 6.118 0.203176.208
1510N岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.083 6.562 0.444175.552
165Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'00.533 8.012 1.450173.440
---- 以上基準タイム(110% - 2'04.021)予選通過 ----
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山フォトギャラリー

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sf-rd2-kob-337 sf-rd2-kob-338 sf-rd2-kob-339 sf-rd2-kob-340
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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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FS125西地域

FS125W:第2戦御殿場 井本大雅が開幕から2連勝!

 2016年全日本カート選手権FS125部門西地域の第2戦が5月29日、オートパラダイス御殿場(静岡県)で行われ、開幕戦に続き井本大雅(TAKAGI PLANNING)が優勝した。

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 全日本カート選手権FS125部門では、東西2つの地域に分かれて各々5戦を競った後に東西統一戦が行われ日本一を決定する。西地域第2戦の舞台となったオートパラダイス御殿場は富士山の麓に位置し、西地域の開催地としては最も東に位置するサーキットだ。今年の夏には移転を予定しおり、現行コースでの全日本選手権の開催は最後となる。

 ハイスピードレイアウトとテクニカルレイアウトの2つのレイアウトをもつオートパラダイス御殿場だが、全日本選手権は全長975mのテクニカルレイアウトで開催される。コースの特徴のひとつとしては高低差が挙げられるが、最大の特徴はなんといっても変わりやすい天候だろう。オートパラダイス御殿場では変わりゆくコンディションにどう対応できるかが勝負の大きなカギを握る。

 快晴のもとで午前中のセッションは行われ、決勝ヒートのポールポジションを獲得したのは開幕戦ウィナーの井本。開幕戦の好調そのままに、タイムトライアル・予選ヒートとトップで終えた。2番グリッドには丹澤慧斗(Tech Miyazawa Snap-on motorsports)、3番手に辻本始温(SUCCEED SPORTS Jr.)、4番手に酒井夢良(YAMAHA Racing Jr.)と続く。

 午前中は心地よい青空が広がっていたオートパラダイス御殿場上空だが、午後になると徐々に雲が増え初め、全日本FS125部門の決勝が始まる頃には重たい雲に覆われていた。どんよりとした空のもと迎えた決勝ヒート、ホールショットを決めた井本はオープニングラップから後続を突き放しにかかり、5周終了時には2位を走る塩津佑介(KENT with PEGTOP)との間に1秒の差を築くが、その後2台はほぼ同じペースで周回を重ねていく。レース終盤の20周を経過したところで、塩津・辻本・丹澤・酒井の4台での2位争いが繰り広げられ塩津は5位までドロップしてしまう。変わって2位に立ったのは辻本だが、ファイナルラップでチェーンが外れてしまい無念のリタイア。2位争いによって余裕のできた井本は、ポールスタートから一度もトップの座を譲ることなく2.3秒の差をつけてトップチェッカー。2位には丹澤、3位には酒井が入った。天候の急変という波乱はなく、終わってみれば井本が開幕戦に引き続いてのパーフェクトウィンという結果になった。

井本大雅選手のコメント
sf125w-rd2-8  公式練習で肋骨を痛めてしまい、決勝までもつか不安だったのですが勝つことができました。前半はいいタイムで走れましたが、後半少しタイムが落ちてしまいましたのでそこは改善していきたいです。次戦の瑞浪は苦手なコースではありますが、勝てるように頑張ります。
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA
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Japanese F3

JF3:第5,6戦岡山 第5戦で山下健太が今季3勝目、坪井翔が2位で1-2フィニッシュ。雨天の第6戦は坪井翔が3位に入り6戦連続表彰台 (TOYOTA)

 岡山国際サーキットで全日本F3選手権の第3大会(第5戦、第6戦)が開催。第5戦は山下健太(TEAM TOM'S)が今季3勝目、坪井 翔(TEAM TOM'S)が2位でTDPドライバーが1-2フィニッシュ。雨に見舞われた第6戦では坪井が3位に入り、6戦連続表彰台獲得を果たした。

第5戦で今季3勝目を挙げた山下健太(TEAM TOM'S #36)

第5戦で今季3勝目を挙げた山下健太(TEAM TOM'S #36)

 全日本F3選手権の第3大会(第5戦、第6戦)が5月28日(土)と29日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

 明日のトップドライバーを目指し若き才能がしのぎを削る全日本F3選手権。トヨタはTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)として今季シリーズにフル参戦している山下健太(TEAM TOM'S)と坪井 翔(TEAM TOM'S)を支援している。

 シリーズ参戦3年目、2年連続でのランキング2位で悲願のタイトルを目指す20歳の山下は、開幕の第1戦、第2戦と連続勝利。第3戦は5位に終わったものの、第4戦で2位表彰台を獲得し、ランキング首位で今大会に臨んだ。

 昨年FIA-F4の初年度チャンピオンに輝き、今季よりF3にステップアップを果たした坪井は先週21歳になったばかり。デビューイヤーの今年、開幕からの4戦でまだ勝利は無いものの、3位3回、2位2回と全レース表彰台を続けている。

 28日(土)午前10時15分より10分ずつの予選が行われた。好天で路面温度も高かった前日の練習走行とは打って変わって空を雲が覆い、時たま僅かに雨粒を感じるようなコンディション。気温、路面温度とも下がったことでタイムも上がり、第5戦の予選から上位6台がコースレコードを更新するセッションとなった。

 坪井と山下がトップを塗り替え合ったが、最後にライバルに僅かに上回られ、山下が2番手、坪井が3番手グリッド。

 10分間のインターバルの後に行われた第6戦予選では、ライバル勢が更にタイムを詰めてくる中、山下がタイムを伸ばせず4番手。坪井はタイムアップを果たし3番手と、トムスの2台が2列目に並ぶこととなった。

 第5戦の決勝(18周)は、直前に僅かに雨がぱらついたものの、ドライコンディションで午後3時45分にフォーメーションラップが開始された。

 スタートでは最前列2番手の山下が好ダッシュを見せ、首位を奪取。坪井もポールポジションの車両をかわしてこれに続き、TDPドライバーの1-2体制に。首位の山下は1周目に2位に1.7秒差を付けると、周回ごとにこの差を広げていった。

 一方、2位の坪井は後続から1秒以内の差で追撃を受けたがポジションを死守。

 山下は最終的に5秒以上の差をつけて独走しトップチェッカー。今季3勝目を挙げた。坪井も逃げ切り、2位フィニッシュで開幕から5戦連続の表彰台獲得。TDPドライバーが1-2フィニッシュを果たした。

 29日(日)は昼前から雨が降り始め、第6戦決勝レース(25周)のスタート前には路面はフルウェットに。今大会初のウェットコンディションとなり、各車ウェットタイヤを装着してコースイン。午後1時にフォーメーションラップが開始された。  水煙を上げてのスタートで、2列目からスタートした坪井と山下は、1コーナー進入から激しい順位争いを展開したが、3,4番手のまま1周目を終えた。

 坪井、山下共に急なウェットコンディションでセッティングの対応に苦しみペースが上がらず、山下は2周目に後続にかわされ6位に後退。

 坪井は後続の猛追を受けながらも懸命にポジションを守り、逃げ切って3位でフィニッシュ。6戦連続の表彰台を獲得した。

 山下は6位フィニッシュとなったが、ランキング首位の座は守った。

第5戦では山下健太(右)が優勝、坪井翔(左)が2位で続き、TDPドライバーが1-2フィニッシュ

第5戦では山下健太(右)が優勝、坪井翔(左)が2位で続き、TDPドライバーが1-2フィニッシュ

雨の第6戦で苦しみながらも3位表彰台を獲得した坪井翔(TEAM TOM'S #37)

雨の第6戦で苦しみながらも3位表彰台を獲得した坪井翔(TEAM TOM'S #37)

トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山 荒天によるセーフティカースタートも、天候回復せず短縮終了。ポールポジションの石浦宏明が今季初勝利 (TOYOTA)

 スーパーフォーミュラの第2戦が岡山国際サーキットで行われたが、強い雨によりセーフティカーランで8周を終えた後に赤旗中断。天候は回復せず、そのままの順位でレースは終了。ポールポジションからスタートした石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が今季初優勝を挙げた。

短縮終了となった第2戦で今季初勝利を挙げた石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING #1)

短縮終了となった第2戦で今季初勝利を挙げた石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING #1)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦が5月28日(土)、29日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで行われた。

 約一ヶ月前に行われた開幕戦鈴鹿では、予選中の赤旗中断により大波乱のグリッドとなった。決勝では2番手からスタートした国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が2位表彰台フィニッシュを果たした。

 しかし、トヨタ勢は勝利を逃すと共に、予選で下位に沈んだ多くの有力ドライバーにとっては不満の残るレースとなった。第2戦となる今大会岡山は、昨年トヨタ勢が後続を大きく引き離しての1-2フィニッシュを果たしたコースであり、巻き返しを目指しての参戦となった。

予選

 28日(土)、朝からの雲は午後になっても晴れず、やや涼しく感じる気候の下、午後2時10分よりノックアウト方式の予選が開始された。

 気象レーダーでは周辺に雨雲が見え、いつ雨が落ちてくるのか分からない状況もあり、Q1はセッションスタート前から全車ピットロードに整列し、アタック開始。

 5,6周して一旦タイムを出した後ピットへ戻り、タイヤを交換して再度アタック。前日行われた専有走行は強い日差しの下で実施されたが、今日は路面温度が上がらず、各車タイヤを温めるのに苦戦。セッション終盤にタイムが上がり始めると、めまぐるしく順位が入れ替わっていった。

 スーパーフォーミュラでは恒例となった僅差の争いとなる中、全セクターでベストを更新し、2番手以下をコンマ4秒引き離すタイムをマークした石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がQ1をトップで通過。チームメイトの国本が3番手。アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)と中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)は13,14番手とぎりぎりでのQ2進出。 一方で、ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)は15番手、午前中のフリー走行でクラッシュ、何とか修復して予選に出走した小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)は18番手、同じくフリー走行でスピンを喫した中山 雄一(KCMG)が19番手で3台がQ1敗退となってしまった。

 10分間のインターバルを経てQ2(7分間)開始。やはり各車タイヤの温めに時間がかかり、セッション終了直前に順位が入れ替わっていった。

 ここでも石浦がQ1に続きトップタイム。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が3番手、オリベイラのチームメイト、ルーキーである関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が0.024秒差の4番手で続いた。このセッションも非常に僅差の争いとなり、関口からコンマ1秒差のタイムをマークした国本が8番手でQ3進出。トヨタ勢は4台がQ3進出を決めた。

 中嶋一貴はこの国本に僅か0.012秒届かず、9番手でQ3進出ならず。ロッテラーが12番手、ロシターが13番手、カーティケヤン14番手でQ2敗退となった。

 Q3(7分間)もセッション終盤にタイムが出る展開となったが、Q1、Q2共にトップタイムの石浦がここでも2番手を0.222秒も引き離す圧倒的なタイムで2年連続、キャリア4度目となるポールポジションを獲得。オリベイラが2番手で続き、トヨタエンジンは最前列グリッドを独占して明日の決勝レースに臨むこととなった。

 2番手以降は7台がコンマ3秒に入る激戦となり、国本は7番手、関口は8番手と4列目に並んだ。

決勝

 29日(日)は昼前から降り始めた雨が強さを増し、午後3時の決勝スタート前にはコースはフルウェット状態に。セーフティカー先導のまま、レースがスタートした。

 しかし、雨脚は弱くならず、8周目を終えたところでレースは赤旗中断となり、全車グリッド上に再停止。

 その後、天候の回復は見込めないとの判断により、午後4時5分にレースの終了が決定された。

 この時点での順位でレースは成立となり、ポールポジションから周回した石浦が今季初勝利。2番手スタートのオリベイラは、セーフティカーラン中の6周目に駆動系のトラブルによりコース上にストップ、無念のリタイア。これでひとつずつ順位が繰り上がり、国本が6位フィニッシュとなった。規定に則り、レース距離が規定の75%に達していないため、選手権ポイントは通常の半分が与えられる。

P.MU/CERUMO・INGING 1号車 ドライバー 石浦宏明:
 朝のフリー走行の時点で決勝がレインになることを想定して色々と準備した。ウェットとなった決勝前のウォームアップ走行で状況を確認したが、思いの外グリップが得られなかった。また、その時点ではそれほど雨量が多くなかったにもかかわらず、水煙で前が全く見えず、厳しいレースになりそうだと思っていた。セーフティカー先導でレースが始まっても、コース上にかなり水の多い箇所があり、危なかった。僕は先頭だったので一番視界は良いはずだったが、前を行くセーフティカーの水しぶきでも見にくいくらいだった。気持ちとしてはレースをやりたかったが、ドライバー全員の安全のことを考えると正しい判断だったのではないかと思う。せっかく来てくれたファンの皆様にレースのバトルをお見せ出来ず残念だ。
P.MU/CERUMO・INGING チーム監督 立川祐路:
 レースをきちんとした形で終えられなかったのは残念だが、状況を考えると仕方ないだろう。石浦については、開幕戦で速さがありながらも予選の不運により思うように行かなかったこともあり、今回その速さを示し、きちんと結果に繋げられたのは良かった。
トヨタ自動車株式会社
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SF:第2戦岡山決勝会見 「チームの戦略が見事に決まり(笑)」(立川祐路監督)

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優勝 #1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd2-r-pc-ishiura 朝の時点で決勝は雨の時間の方が長いに違いないと思っていたので、エンジニアにレインセットで走りたいと伝えて、レイン寄りのクルマで走ったり、スタート練習を何回もして準備しました。(スタート前の)8分間の走行で状態を確認した時も思いの外グリップが得られず、速いクルマより3秒ぐらい遅かったし、前のクルマに近づくと水しぶきで何も見えなかったので、厳しいレースになると思いました。
セーフティーカー中も2コーナーやモスエスがかなりの水の量で結構危ない状況だったので、やりたい気持ちはありましたが、ドライバー全員の安全のことを考えると、正しい判断だったのではと思います。
2位 #10塚越広大(REAL SF14)
sf-rd2-r-pc-tsukakoshi 予選からいい流れが来ていたので、今朝のフリー走行は重い状態できちんと確認をしたんですが、そこで調子が良くなくて、8分間の走行も感触が良くなく、グリップもない状態で、決勝は苦労するんじゃないかなという感じでした。
セーフティーカー先導でしたが、その状態でもどっかにぶつかるんじゃないかな?と不安でした。
ちゃんとしたレースをお客さんに見せられなかったのは残念でしたが、安全を考えると正しかったと思います。僕自身4年ぶりの表彰台に乗れたってことで、昨日の予選が良かったのでこの位置にこれたのかな、と思いますので、今はほっとしたというより嬉しい気持ちの方が大きいです。
3位 #11伊沢拓也(REAL SF14)
sf-rd2-r-pc-izawa 2013年以来の表彰台で、この記者会見に来るのも久しぶりです。GP2から帰ってきてからも良い結果が出ず、あまり活躍もできず、正直忘れられた存在になりかけていたので、昨日の予選から良い流れができて、チームとしてもリアルとして2台揃って表彰台に上がれたのは初めてのことなので、みんなの努力が報われた、という意味ですごく嬉しいです。
塚越と表彰台に上がれたのも、チームは違いますけど2012年以来だし、若い頃から一緒に切磋琢磨してきた中なので、嬉しいです。
優勝チーム監督 立川祐路(セルモインギング)
sf-rd2-r-pc-tachikawa チームとしては、戦略も見事に決まり(笑)優勝できたのでホッとしました。
レースを最後まできちんとできなかったのは残念ですが、状況を考えると仕方ないというか。
開幕戦も1号車に関しては予選で不運なことがあったので、今回結果につながったのは良かったです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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SF:第2戦岡山決勝は雨のため赤旗終了に! 優勝は#1石浦

5月29日に岡山国際サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ第2戦の決勝レースは、スタ−ト前に降り始めた雨のためセーフティーカースタートとなったが、天候は一向に回復せず、9周目に入ったところで赤旗が提示され、そのまま終了となった。
優勝はポールシッターの#1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)。予選2位の#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトラブルによりストップしたため、2位には予選3位の#10塚越広大(REAL SF14)が繰り上がり、#11伊沢拓也(REAL SF14)が3位に入った。

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この日の岡山国際サーキットはお昼のピットウォークが行われている頃から次第に雨が降り始め、F3の決勝が終了した頃になると雨足はさらに強まってきた。
このため、午後3時からの決勝はセーフティーカースタートとなり、隊列を組んでの走行が始まった。

すると3周目に入ったところで突然#8小林可夢偉(チームルマン)がピットに飛び込んできてステアリングを交換して出て行った。


続いて#41ストフェル・バンドーン(ダンデライアン)がピットイン。こちらは燃料を継ぎ足して、再開後はそのまま最後まで走りきる作戦だ。
バンドーンに続いてこの給油作戦をとったのが#20関口雄飛(インパル)、#65ベルトラン・バゲット(ナカジマレーシング)、#34小暮卓史(ドラゴコルセ)、#7ナレイン・カーティケヤン(インパル)たち。
レースがそのまま進行していれば実に興味深い展開になったであろうことは想像に難くない。

小林はその後も2回ステアリング交換を行った。原因は電気系のトラブルであり、雨水の影響で漏電が生じていたとのことだ。
同様のトラブルは何人かのドライバーにも生じており、中でも深刻な影響を被ったのが2番手スタートのオリベイラだ。
彼は電気系のトラブルのためギヤチェンジができなくなり、6周目のダブルヘアピン手前でストップ。その場でレースを終えてしまった。

レースはセーフティカー先導のまま9周目に入ったところでついに赤旗が提示されてしまう。
その後エントラントの代表がコントロールタワーに集められ、協議した結果午後4時5分まで待機して再開の可否を判断することに。
しかし結局天候は回復しなかったため、レース終了の決定が競技団より出され、第2戦決勝は8周終了時点の順位で確定。規定周回数の75%を満たしていないためシリーズポイントは半分が与えられることとなった。

次戦の舞台は富士スピードウェイ。
7月17日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第6戦岡山決勝会見 「序盤からハードにプッシュしましたが、最後まで楽しんでドライブできました」(#22ヤン・マーデンボロー)

優勝 #22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)
f3-rd6-r-pc-mardenborough 3年ぶりのウェットレースでした。千代がいいスタートをしましたが、抜く自信があったので、落ち着いてオーバーテイクしました。そのあとはずっとハードにプッシュしましたが、最後まで楽しんでドライブできましたよ。
ドライでもウェットでも、レースに対する気持ちは特に変わりません。
ウェットでは過去の経験が大いに役立ちますが、ここでもGTの経験が役立ちました。
前回の鈴鹿とはクルマの仕上がりが違うし、僕も経験を積んだので、もっとうまくやる自信がありますよ。
2位 #12牧野任祐(TODA FIGHTEX)
f3-rd6-r-pc-makino 5番手からのスタートでしたが1-2コーナーの位置どりがうまく行って順位を上げることができました。雨になったので「これならいける」と思いました。
ドライコンディションに関してはまだまだ課題が多いので、一つづつ課題を解決していきたいと思います。
3位 #37坪井翔(ZENT TOM’S F314)
f3-rd6-r-pc-tsuboi 雨の用意もしていましたし、前回のテストでもウェットで走っていました。その時の感触が良かったので「雨でも戦える」って思っていたんですが、スタート大失敗してしまって、その後もペースが上がらなくて、後ろからも追い上げられてしまいました。
中盤からは徐々にペースが上がり、単独3位だったのでファステストラップを狙いに行ったんですが、ヤン選手の方が速かったです。終盤は牧野選手が見えてきたので、追いつこうと思ったんですが、序盤に離されていたので取り戻せませんでした。
クルマも、僕のドライビングも、序盤はうまくコンデイションに合わせられませんでした。
良い週末ではなかったけど、遅い中で表彰台に上がれたので、シリーズを考えたらよかったと思います。
Nクラス優勝 #78片山義章(Petit LM Racing)
f3-rd6-r-pc-katayama スタートはうまく行ったんですが、前がストールしていたので、危ないと思ってアクセルを抜いてしまいました。でも慣れ親しんだコースなので、いつも通り走ったらこういう結果になりました。
視界は悪かったんですが、テールランプが見えたので、普通にレースできました。
鈴鹿は岡山の次に走り込んでいるコースなので、まだ勝ち続けたいと思います。
Nクラス2位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd6-r-pc-dragon 昨日もアクシデントでチャンスを失ってしまって、どうも流れを引き寄せられません。今日は雨のレースなので、クラッシュしないことを前提に走りました。序盤は本当にクルマがあってなくて、片山くんに追い上げられてしまいましたが、全然勝負になりませんでした。
シーズンを通して結果的に2位が最高位ですけど、毎回1回はトップを走れているので、きっとチャンスはあると思います。これから来る暑くて難しいコンディションの中で、チャンスをものにしたいですね。
Nクラス3位 #10岡崎善衛(Glocal アルビ TLM)
f3-rd6-r-pc-okazaki 前で5号車がピットに入ったので3位に上がって、なんとか最後まで残ることができました。
周りでいろいろ起きている中、初めての岡山で雨のレースで、どう走っていいのかわからなかったので、とにかく前のクルマを見ながら走っていました。
後ろから追い上げてきたクルマと前のクルマに挟まれるような格好になったので、なかなか抜く抜かないの状態にはなれませんでした。
前回の鈴鹿は全然レースになりませんでしたが、だいぶ経験も積んだので、もっと良くなると思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第6戦岡山決勝 #22マーデンボローが待望のF3初優勝!!

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待ちに待った初勝利!!
5月29日に岡山国際サーキットで行われた全日本F3選手権第6戦の決勝レースは、ポールポジションからスタートした#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が2位以下を25秒8突き放し今季初優勝を達成した。
Nクラスは#78片山義章が今季5勝目を挙げた。

第6戦決勝は午後1時より25周で行われた。
スタート前に行われたピットウォークの途中から小雨が降り始めたため、全車ウェットタイヤを装着しての走行。このことがこれまでの4戦とは全く異なる展開を演出した。

ホールショットを奪ったのは2番手スタートの#23千代勝正(B-MAX NDDP)。ポールポジションのマーデンボローは出遅れて一時は3位に後退したものの、すぐさま追い上げに転じ、バックストレートで早くも千代のインに並びかけて、ヘアピンで激しいブレーキング競争に持ち込んだ。
ここで千代は痛恨のオーバーラン、これに後続の#21高星明誠(B-MAX NDDP)も巻き込まれる形でスピンしてしまい、揃って後方に沈んでしまった。
この間に4位を走行していた#12牧野任祐(戸田レーシング)はヘアピンで#36山下健太(トムス)をアウトからかわして2位に浮上。
3位#37坪井、4位#36山下、5位#2石川京侍(戸田レーシング)の順でオープニングラップを終えた。

しかし今日のトムス勢はペースが上がらない。ウェットコンディションへの対応が今ひとつうまくいってなかったようだ。
山下は2周めに石川の先行をも許し、坪井も牧野のペースについていけないでいる。
4位に浮上した石川は坪井の背後に迫り、隙を窺っていたが、9周目のヘアピンで痛恨のオーバーラン、逆に#7阪口晴南の先行を許してしまう。
石川はその後も順位の挽回を狙い、トップのマーデンボローにも劣らないハイペースで阪口を追い上げたが、19周目のアトウッドで2度目のコースオフを喫してしまい、万事休す。

こうした中、トップのマーデンボローは序盤から後続を突き放し、1周1秒以上の差を牧野につけて25周を走りきり、待望の初勝利をものにした。
2位にはこれがF3初表彰台となる牧野、坪井は今季6戦すべてで表彰台に上がった唯一のドライバーとなった。

Nクラスは予選トップの片山が今季5勝目。
スタートでは目の前でストールしたクルマを回避しようとスロットルを戻したために出遅れた片山だったが、隅々まで知り尽くした岡山でのレースとあって、その後は落ち着いて前車を追い上げ、瞬く間にトップを奪い返してそのまま逃げ切った。
2位は#30DRAGON(B-MAX)、#10岡崎善衛が3位を獲得して第1戦鈴鹿以来の表彰台をものにした。

次戦の舞台は今季2度目の鈴鹿サーキット。
スーパー耐久との併催で6月11-12日に行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山決勝結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2016/05/29) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2016 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
11石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A822'06.947
210塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E80.718
311伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E81.749
440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E82.525
516山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E83.841
62国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A85.408
764中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E86.442
836アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A88.369
93ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A89.677
1018中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A810.753
114ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A812.188
1241ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E814.133
1320関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A817.088
1465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E817.676
1534小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
Honda HR-414E819.565
167ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A820.596
1737中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A821.431
188小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A825.388
1919ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A53Laps
  • Fastest Lap: CarNo.8 小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14) 2'10.960 (7/8) 101.793km/h
  • 本決勝レースは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.1を適用、セーフティーカースタートとし、8周回導入した。
  • 本決勝レースは、荒天のため、開始後23分24秒で赤旗提示にて中断。天候回復が見込めないため、本決勝レースを終了とした。
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SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス戦は中止。代替戦は調整中

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 株式会社日本レースポロモーション(JRP)は29日、スーパフォーミュラ第2戦の開催されている岡山国際サーキットにて、9月10日、11日に行われる第5戦オートポリス戦のカレンダー取り下げを申請中と発表した。実質的に同イベントは中止される。

 すでに5月に開催される予定だったスーパーGT第3戦の中止は発表されていたが、依然として施設、コース等の被害に鑑み、9月での開催は厳しいと判断されたようだ。

 JRPは代替戦については未定とのことだが、いずれにしろシリーズを7戦で行うことは既定路線で他サーキットでの開催、既存戦での2レース制などを模索している模様だ。

 代替戦については詳細が決定次第発表される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Japanese F3

JF3:第6戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2016/05/29) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1221ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A412543'24.904
2122牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F314
TODA TR-F3012525.803
3373坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ312530.032
474阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D2532.988
525石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3012533.954
6366山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312559.887
787大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D251'00.773
8218高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41251'22.259
9239千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F315
Volkswagen A41251'43.630
1078N1片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1130N2DRAGONB-Max Racing F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1210N3岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE232Laps
13*5N4アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE232Laps
---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ----
-9N-廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1015Laps
-3-三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31817Laps
-2811山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ31-23Laps
  • Fastest Lap: CarNo.22 ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3) 1'42.917 (23/25) 129.530km/h
  • CarNo.5は、2016全日本F3選手権統一規則第31条7.(スタート手順違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山フリー走行2回目 ポールシッターの#1石浦がトップタイム

全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦のフリー走行2回目が5月29日、岡山国際サーキットで行われた。トップタイムを記録したのはポールシッターの#1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)で1’16.256だった。

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決勝日を迎えた岡山の朝の天候は曇り。
決勝のスタートする午後3時頃から雨との予報が出ているが、午前9からのフリー走行は終始ドライコンディションで行われた。

序盤トップに立ったのは#7ナレイン・カーティケヤン(チームルマン)。しかしカーティケヤンは、1’16.323のベストタイムを記録した次の周のアトウッドカーブでスピンアウトしてグラベルにリヤからヒット、赤旗中断の原因を作ってしまう。

走行再開は9時17分。
徐々に燃料タンクが軽くなっていく中で何人かのドライバーがタイムを上げていく。
まず残り時間10分で#20関口雄飛(インパル)が1’16.894を記録してカーティケヤンに次ぐ2番手に浮上、その3分後には石浦が1’16.256を出してトップに浮上した。
昨日はまさかのQ1落ちを喫した#8小林可夢偉(チームルマン)も1’16.659で3番手に。このほか#36アンドレ・ロッテラー(トムス)、#19J.P.デ・オリベイラらも1分16秒台のタイムを終盤記録して4位、5位につけた。
しかし決勝レースがウェットになれば、ここで得られたデータがどの程度役立つのかは未知数。
ここでの順位はあくまで参考でしかないのかもしれない。

また、走行開始直後には興味深い場面がみられた。
小林、#37中嶋一貴(トムス)、ロッテラーらがインスタレーションラップでニュータイヤを装着、すぐにユーズドタイヤに交換したのだ。
これは次戦富士で「ほぼ新品同様の」持ち込みタイヤとして使用するものと思われる。
すでに次の戦いも始まっているのだ。

決勝レースは午後3時より68周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorpsorts Forum
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山フリー走行2回目結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2016/05/29) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
11石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'16.256--174.816
27ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'16.323 0.067 0.067174.663
38小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'16.659 0.403 0.336173.897
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'16.673 0.417 0.014173.866
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'16.768 0.512 0.095173.650
620関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'16.894 0.638 0.126173.366
764中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'17.080 0.824 0.186172.948
816山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E1'17.136 0.880 0.056172.822
934小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
Honda HR-414E1'17.143 0.887 0.007172.806
1010塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'17.258 1.002 0.115172.549
113ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'17.262 1.006 0.004172.540
1265ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'17.440 1.184 0.178172.144
1341ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'17.532 1.276 0.092171.939
1437中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'17.567 1.311 0.035171.862
1511伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'17.587 1.331 0.020171.817
1618中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'17.588 1.332 0.001171.815
172国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'17.621 1.365 0.033171.742
184ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'17.917 1.661 0.296171.090
1940野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'18.166 1.910 0.249170.545
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Japanese F3

JF3:第5戦岡山決勝会見 「B-MAXはすごく速いので、勝てる時に勝っておかないと」(#36山下健太)

優勝 #36山下健太(ZENT TOM’S F312)
f3-rd5-r-pc-yamashita このコースはスタートで大体決まってしまうので、スタートは狙っていました。今まで結構スタートはうまくいかなかったんですが、今日はうまく決まって、1周めから差を広げていけたので良かったです。
今回も予選からB-MAXが速かったんで、勝てる時に確実に勝っておかないと後半厳しくなると思っていました。
今回予選がうまくいかなくて、明日は4番手スタートになってしまったんですけど、できるだけ順位を上げてフィニッシュしたいです。
2位 #37坪井翔(ZENT TOM’S F314)
f3-rd5-r-pc-tsuboi 昨日の練習からあまり調子が良くなくて、予選も3番手に終わってしまいました。決勝はスタートを意識して臨みました。良くも悪くもないスタートでしたが、今年の5戦の中では一番の出来だったと思います。
その後はペースが良くなくて、後ろからプッシュされ続ける展開になりましたが、このコースでは抜かれることはないと思っていたので、自分のペースを崩さないよう心がけて走りました。明日は決勝ペースを速くしていけるようにしっかり考えてレースに臨みます。
3位 #23千代勝正(B-MAX NDDP F3)
f3-rd5-r-pc-chiyo スタートは普通に決まったんですが、トムスの二人が速かったんでポジションはあげられませんでした。前を走るヤン選手にマシントラブルがあって上に上がりました。チームメイトの不運があっての3位なので喜べる状況じゃありませんが、初めての表彰台ということになったので、これで流れを変えたいと思います。
明日もフロントローからのスタートなので。ここでしっかり軌道修正したいなと思います。
ここまでドライビングだったり、セットアップだったり、うまくアジャスト仕切れていない部分があり、チームを引っ張っていく役割として23号車に乗っているのにチームに申し訳ないと思っています。F3は簡単じゃないなと思います。
Nクラス優勝 #78片山義章(Petit LM Racing)
f3-rd5-r-pc-katayama スタートを決めたいと意気込んだんですが、少し練習が足りませんでした。ホームコースだったので、追い上げることができると思って落ち着いて走りました。
今のクラスだとエンストしても優勝できますが、上のクラスはそうはいかないので、集中して明日のレースに取り組みたいと思います。明日は行けます。
Nクラス2位 #5アレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3)
f3-rd5-r-pc-yang 順調にスタートできましたし、ペースも悪くありませんでした。何より日本でたくさん練習できることが嬉しいですし、F3の事をもっともっと勉強していきたいです。
周りがみんな強いので、自分も頑張らないといけないというプレッシャーがあります。明日も自信を持ってレースに臨みたいと思います。
Nクラス3位 #9廣田築(アルビレックスF306LM)
f3-rd5-r-pc-hirota 今日はスタートでアクシデントがありましたが、そのあとしばらくトップを走ることができ、ペースも悪くなかったので、このまま逃げ切れると思ったんですが、片山選手がものすごい勢いで追い上げてきました。
スタートはDRAGON選手とサイドバイサイドで1コーナーに進入することになり、ブレーキングで挙動が乱れたために押し出す格好になってしまいました。
初めてのコースですが、自分の遅いところなど大体わかったので、明日は改善できればと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第5戦岡山決勝 #22マーデンボローまさかの後退で#36山下が今季3勝め

5月28日に岡山国際サーキットで行われた全日本F3選手権第5戦決勝は序盤から波乱が相次ぐ中、スタートでトップに立った#36山下健太(ZENT TOM’S F312)がそのまま逃げ切って今季3勝目を挙げた。2位にも#37坪井翔(ZENT TOM’S F314)が入り、トムスが今季2度目の1-2フィニッシュを遂げた。
Nクラスは#78片山義章(Petit LM Racing)が見事な追い上げを見せて今季4勝目を獲得した。

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第5戦決勝は午後3時45分から18周で行われた。

ホールショットを奪ったのは2番手スタートの山下。チームメイトの坪井が2位につける。
一方、ポールシッターの#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP)はスタートで出遅れて3位に後退した上、テールライトの脱落という不運に見舞われてオレンジディスクの提示を受けてしまい、一気に後方に沈んでしまった。
さらには予選5、6番手につけた戸田レーシング勢も、#12牧野任祐が燃料ポンプのトラブルでバックストレートにストップ、#2石川京侍も後方から上がってきた#3三浦愛(エクセディ)との接触で左フロントサスを痛めてしまい、大事をとってリタイヤを決断することになった。

この結果、トムス勢の後方には#23千代、そして今回から参戦してきた#21高星明誠のB-MAX勢が僅差で続く展開に。
高星はコンマ6秒、コンマ8秒の僅差で千代を追い上げると、千代も前を行く坪井との差を徐々に縮めていき、レース終盤は3台が団子状態になった。

トップの山下はこの間に後続との差を着実に広げ、最後は2位以下に5.698秒の大差をつけてチェッカーを受け、今季3勝目をものにしてポイントリーダーの座を守った。
3台による2位争いも、結局抜きどころの少ない岡山では今ひとつ決め手を欠き、2位坪井、3位千代の順でそのままフィニッシュ。千代は今季初の表彰台をものにした。

Nクラスは、予選トップの#30DRAGON(B-MAX)がスタート直後の1コーナーで後ろから並びかけてきた#9廣田築(アルビレックスRT)に押し出される格好で最後尾に後退すると、代わってトップに立った廣田を8周めのヘアピンで#78片山がアウトから抜き去り、そのまま逃げ切って今季4勝めを挙げた。
廣田に対してはDRAGONを押し出した件でレース後に40秒加算のペナルティが課せられたため、2位には#5アレックス・ヤン(ハナシマ)が繰り上がり、廣田は3番手と成っている。

第6戦決勝は明日午後1時より25周で行われる。

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Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山公式予選会見 「開幕戦で悔しい思いをしたので、今日のポールはすごく嬉しいです」(#1石浦宏明)

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ポールポジション #1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd2-q-pc-ishiura ヨコハマタイヤになってから、調子がいいのか悪いのか判断が難しい状態が続いています。昨日は完璧に調子良かったんですけど、そのままの状態で朝走ったら全然良くなくて。だからニュータイヤを使わずに最後までセッティング変更に充てました。
Q1は前回、不運なタイム抹消があったので、今回はそういうことがないよう、ニュータイヤを2セット使いました。1セット目のニュータイヤは全然良くなかったんですが、エンジニアが原因を特定してくれたので、2セット目はすごく良くなりました。そこで「いける」という手応えをつかみました。
Q2は差が縮まったのでまずいと思ったんですが、落ち着いてQ3を走ったらポールが取れました。
開幕戦で悔しい思いをしたので、今回ポールが取れてすごく嬉しいです。
予選2位 #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
sf-rd2-q-pc-oliveira Q2でクルマのセッティングを1か所変えたんですが、それが良かったみたいです。
朝はそんなに良くなくて、ニュータイヤはフリー走行で使わずに予選にかけたんですが、その判断も良かったと思います。
Q3は最初のアタックが良くなかったので、もう一度アタックしたんですけど、石浦選手には届きませんでした。
予選3位 #10塚越広大(REAL SF14)
sf-rd2-q-pc-tsukakoshi 昨日の走行で17番くらいで、全然ダメでした。伊沢選手の調子が良かったので悔しい思いをしながらエンジニアと色々話をしてクルマの方向性を変更したのが本当にいい方向に行きました。
朝の走行ではみんなタイヤの使い方がバラバラだったので、自分の位置がわからなかったんですけど、Q1、Q2は4位、5位ということでもう一つ足りない感じでした。そこで少しセッティングを変更したのと、途中雨が降ってきた影響もあったのかもしれませんが、結果的にうまくいったのかな?という感じです。
2012年にチャンピオン争いをしてから2013年にリアルに戻ってきて、そこから4年目ですけど、まあうまくいかないことが多くて。去年なんか1ポイントも取れないという、自分の中で最悪のシーズンでした。それでもチームが自分のことを信じてくれて、クルマだったり、チームの取り組み方などを見直してくれて、それに対して自分もどうやったら恩返しできるかと考えながらやってきました、今回の予選は自信につながります。
自分を信じてくれた(金石)勝智オーナーはじめチームの皆さんに感謝しています
まとめ: Kazuhisa SUEHIR
Photo: Yoshinori OHNISHI
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SF:第2戦岡山公式予選 2015王者#1石浦が2年連続PPを達成!!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の公式予選が5月28日、岡山国際サーキットで行われ、#1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)が昨年に続いてポールポジションを獲得した。
2位は#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)、3位は#10塚越広大(REAL SF14)だった。

公式予選は午後2時10分よりノックアウト方式で行われた。
開始前に若干雨がぱらついたものの、路面は終始ドライコンディションでの走行となった。

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予選Q1
20分間のQ1では最初に「バンカー」と呼ばれる押さえのタイムを出した後でニュータイヤでの全開アタックというのが通常の流れだ。
今回は最初のアタックでニュータイヤを投入するチーム、ユーズドタイヤで走り出すチームと判断が分かれ、ニュータイヤを使用したドライバーが順当に上位に来たが、20分間のセッションが大きなアクシデントもなく進行したため、結果的には2セット目のアタックの順位で決着することになった。
ここでトップに立ったのはチェッカー寸前に1’14.095を出した石浦。#11伊沢拓也(リアル)が2番手につけ、#2国本雄資(セルモインギング)が3番手とトヨタ勢、ホンダ勢が入り乱れる結果に。
石浦はあえてフリー走行でニュータイヤを投入せずに、時間いっぱいまでセッティング変更に充てたという。それでも1セット目の走行では状態が思わしくなかったが、2セット目で出て行く前に不調の原因を突き止め、それが好結果につながったのだという。
結局終わってみればこのセッションはトップから最後尾までの差がわずか1.5秒といういつもながらの接戦となり、その結果なんと#8小林可夢偉(チームルマン)、#34小暮卓史(ドラゴコルセ)、#41ストフェル・バンドーン(ダンデライアン)らの上位常連組が脱落することになった。

予選Q2
全長わずか3.703kmのコースということもあり、予選Q2もまたトップから14位までがわずか0.6秒という接戦となったが、ここでもまたチェッカー寸前に石浦が1’13.897を叩き出してトップに。
2位は伊沢、3位にはオリベイラがつける。オリベイラもまた、ニュータイヤをQ1まで温存した上、Q2の直前までセッティングをいじっていたという。
これまで使っていたブリヂストンタイヤと、今季から採用されたヨコハマタイヤの特性の違いや摩耗による変化、路面へのラバーの載り方など、まだまだ未知の要素が多く、各ドライバーとも様々な試行錯誤をギリギリまで繰り返しているようだ。
こうした影響からか、いつもはポール争いに加わっているはずのトムス勢がここで揃って脱落。
しかし9位に終わった#37中嶋一貴と石浦の差はわずか0.288秒だった。

予選Q3
Q1、Q2と快調にトップでまとめてきた石浦は予選Q3においても1’13.620と更にタイムを上げてきた。
これに対しQ2を3位で終えたオリベイラはやや遅れてコースインし、前のとギャップを広げる作戦に出た。
更に他のドライバーがアウトラップから3周をウォームアップに充てて4周目に全開走行を行うという方法をとったのに対し、3周めから全開走行に入ったが、運悪く遅いクルマに引っかかってしまい、1周クールダウンして再び5周めにアタックを行うことに。
その結果、充分にラバーの載った路面でアタックを行うことになって大幅なタイムアップには成功したものの、1’13.842とわずかに石浦には及ばなかった。
3番手には昨日から今日にかけて大幅にクルマの方向性を見直したという塚越がつける。
塚越が予選トップ3に入ったのは2012年以来のこと。ダンデライアンからリアルに戻ってきてからは初めての予選会見ということになる。

第2戦決勝は明日午後3時より68周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第5戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2016/05/28) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1361山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311825'04.942
2372坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31185.598
3233千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F315
Volkswagen A41186.194
4214高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41186.831
585大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1826.587
676阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1827.826
7287山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ311835.186
8*228ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411835.798
9*39三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311851.319
1078N1片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE181'10.651
115N3アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE181'25.718
12*9N2廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE182'02.436
1310N4岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE171Lap
1430N5DRAGONB-Max Racing F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE171Lap
---- 以上規定周回数(16Laps)完走 ----
-12-牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F314
TODA TR-F301118Laps
-2-石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301017Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(ZENT TOM'S F312)1'22.604 (3/18) 161.382km/h
  • CarNo.3は、2016全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条7.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.9は、2016全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.2)(他のドライバーのコースアウトを強いるもの)により、決勝結果に40秒を加算する。
  • CarNo.22は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.4.1.e(オレンジディスク手順違反)により、訓戒とする。
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SF:第2戦岡山ノックアウト予選総合結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2016/05/28) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
11石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'14.0951'13.8971'13.620
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'14.6991'14.0521'13.842
310塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'14.6661'14.1161'13.893
411伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
1'14.5271'13.9951'13.917
540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'14.8901'14.1511'13.940
616山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
1'14.7181'14.1681'14.027
72国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'14.6591'14.1731'14.121
820関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'14.8241'14.0761'14.154
937中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'15.0351'14.185
1064中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'14.6911'14.192
1165ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'14.7131'14.277
1236アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'15.0191'14.445
133ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
1'14.9631'14.558
147ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'14.9271'14.575
15*4ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
1'15.451
1641ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'15.507
178小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'15.519
1818中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
1'15.662
19*34小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
1'15.681
---- 以上基準タイム(107% - 1'19.282)予選通過 ----
  • CarNo.34は、2016全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第27条9.(黄旗区間走行)により、当該ラップタイムを採用しない。
  • CarNo.4は、2016全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第26条9.(ピットレーン速度違反)により、決勝3グリッド降格とし、罰金3万円を科す。
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SF:第2戦岡山ノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2016/05/28) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
11石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'13.620--181.076
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'13.842 0.222 0.222180.531
310塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'13.893 0.273 0.051180.407
411伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'13.917 0.297 0.024180.348
540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'13.940 0.320 0.023180.292
616山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E1'14.027 0.407 0.087180.080
72国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'14.121 0.501 0.094179.852
820関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.154 0.534 0.033179.772
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山ノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2016/05/28) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
11石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'13.897--180.397
211伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'13.995 0.098 0.098180.158
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.052 0.155 0.057180.019
420関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.076 0.179 0.024179.961
510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'14.116 0.219 0.040179.864
640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'14.151 0.254 0.035179.779
716山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E1'14.168 0.271 0.017179.738
82国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'14.173 0.276 0.005179.726
---- 以上Q3進出 ----
937中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'14.185 0.288 0.012179.697
1064中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'14.192 0.295 0.007179.680
1165ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'14.277 0.380 0.085179.474
1236アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'14.445 0.548 0.168179.069
133ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'14.558 0.661 0.113178.798
147ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'14.575 0.678 0.017178.757
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山ノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2016/05/28) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
11石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'14.095--179.915
211伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'14.527 0.432 0.432178.872
32国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'14.659 0.564 0.132178.556
410塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'14.666 0.571 0.007178.539
564中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'14.691 0.596 0.025178.479
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.699 0.604 0.008178.460
765ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'14.713 0.618 0.014178.427
816山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E1'14.718 0.623 0.005178.415
920関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.824 0.729 0.106178.162
1040野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'14.890 0.795 0.066178.005
117ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'14.927 0.832 0.037177.917
123ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'14.963 0.868 0.036177.832
1336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'15.019 0.924 0.056177.699
1437中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'15.035 0.940 0.016177.661
---- 以上Q2進出 ----
154ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'15.451 1.356 0.416176.682
1641ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'15.507 1.412 0.056176.551
178小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'15.519 1.424 0.012176.522
1818中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'15.662 1.567 0.143176.189
19*34小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
Honda HR-414E1'15.681 1.586 0.019176.145
---- 以上基準タイム(107% - 1'19.282)予選通過 ----
  • CarNo.34は、2016全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第27条9.(黄旗区間走行)により、当該ラップタイムを採用しない。
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山JRPサタデーミーティング 第4戦もてぎでタイヤの2スペック制が導入に!

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日本レースプロモーション(JRP)は5月28日、岡山国際サーキットで開催されたサタデーミーティングの席上で、第4戦もてぎにおいて、2スペックのタイヤを使い分ける新ルールを採用することを明らかにした。

詳細なレギュレーションは今後詰めていくとのことだが、決勝中に2種類の異なるスペックのタイヤを使用することが義務付けられることは決まっており、JRPこれにより「パレードラン」との批判を受けがちなもてぎのレースに戦略の幅を持たせ、よりエキサイティングなものにしたいという。

新スペックのタイヤはすでに開発が始まっており、今月中旬に富士スピードウェイで行われたエンジン開発テストに持ち込まれている。
今回のミーティングに出席したTRDの永井洋治氏は「軽くコースレコードが出せるタイヤ」と評価している。

このタイヤが後半戦の予選、決勝の展開にどのような効果をもたらすか、大いに期待したいところだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第6戦岡山公式予選 #22マーデンボローが連続ポールを達成

マーデンボローダントツの速さ!
全日本F3選手権第6戦の公式予選が5月28日、岡山国際サーキットで行われ、#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が1’20.990を叩き出し、2戦連続、今季3度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスは現在ランキングトップの#78片山義章(Petit LM Racing)がトップだった。

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マーデンボローの速さが止まらない。
第5戦でコースレコードを大幅に上回るタイムを叩き出したこのルーキーは、第6戦の予選が始まっても最初のアタックで1’21.165と早くも第5戦のポールタイムを上回ると、次の周回では1’20.990とただ一人1分20秒台を記録、他をまったく寄せ付けない走りで2戦連続でポールポジションを獲得。
チームメイトの#23千代勝正も1’21.335で続き、B-MAX NDDPがフロントローを独占と、富士大会に続いて好調ぶりを見せた。
3番手には#36山下健太、4番手には坪井翔とトムス勢が続き、#12牧野任祐(戸田レーシング)、#21高星明誠(B-MAX NDDP)、#2石川京侍(戸田レーシング)までの7人が1分21秒台のタイムを記録した。

Nクラスは#78片山が走り慣れたホームコースという強みを生かし、2位以下を1.3秒突き放す1’24.677を記録、2番手には#30DRAGON(B-MAX)がつけた。

第6戦決勝は今日午後3時45分より18周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第5戦岡山公式予選 上位6人がコースレコードを更新!!マーデンボローが今季3度目のPP獲得

全日本F3選手権第5戦の公式予選が5月28日、岡山国際サーキットで行われた。
上位6人がコ−スレコードを更新するという激しいタイムアタック合戦を制したのは#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)。タイムは1’21.171だった。
Nクラスは#30DRAGON(B-MAX)が第3戦富士に続いて2度目のトップを獲得した。

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佐々木大樹の2連勝で終わった第2大会富士。
2週間のインターバルをおいて開幕した第3大会岡山では、佐々木に代わって高星明誠が21号車をドライブすることになった。
今季からヨーロッパのブランパンGTシリーズに参戦を始めた高星にとっては久々のフォーミュラカーだったが、金曜日の専有走行では1回目1位、2回目2番手で総合1位と申し分のない滑り出し。28日朝10時15分から行われた予選でもこの好調ぶりを発揮するかと思われたが、蓋を開けてみればマーデンボローが他を圧倒する結果となった。

マーデンボローは5周目に1’21.173と先年ニック・キャシディが樹立したコースレコード(1’22.048)を大幅に上回るタイムを叩き出すと、6周目には1’21.171と更にタイムを更新して見せた。
マーデンボローに続いたのは#36山下健太、#37坪井翔のトムス勢。
山下はマーデンボローのコンマ2秒落ちである1’21.381を5周目に記録、坪井も1’21.736とコンマ5秒落ちながらキャシディのレコードを上回る好タイムを5周目に記録した。
一方高星は昨日のタイムこそ上回ったものの、ベストタイム1’22.226で7番手という結果に終わった。

Nクラスは#30DRAGONが#78片山義章(プチルマン)にコンマ19秒差をつけて今季2度目のトップタイム。
しかし4位の#10岡崎善衛(アルビレックスRT)までが1秒以内の近さにつけており、決勝では富士大会を彷彿とさせる激しいドッグファイトが期待できそうだ。

第5戦決勝は今日午後3時45分より18周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山フリー走行 ホンダ勢が上位を独占!!トップは#40野尻

全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の舞台は岡山国際サーキット。
5月28日朝に行われたフリー走行は#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40Y SF14)が1’13.622でトップだった。

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公式予選日を迎えた岡山は上空を分厚い雲が覆い尽くした。
この影響でフリー走行開始時刻である午前9時の気温も20℃を下回り、その結果前日の専有走行を上回る好タイムが相次いで記録されることとなった。

特に顕著だったのがホンダエンジン勢の好調ぶりだ。
開始13分で#11伊沢拓也(リアル)が1’15.007といきなり前日の#1石浦宏明(セルもインギング)のトップタイム1715.758を上回ると、24分過ぎには#65ベルトラン・バゲット(ナカジマレーシング)が1’14.585でトップに。その10分後にはチームメイトの#64中嶋大祐が1’14.251を記録し、赤旗中断を挟んで残り8分で#16山本尚貴(TEAM無限)が1’13.944。これを伊沢が1’13.780と上回り、最後は#40野尻が1’13,622を叩き出すという展開。
終わってみれば上位7台がホンダエンジン搭載車という圧倒的な結果だった。

対するトヨタ勢は最上位の#3ジェームス・ロシター(コンドーレーシング)がトップからコンマ7秒落ちの8位に留まったほか、セッション終盤に#8小林可夢偉(チームルマン)が2コーナーでスピンアウト、バリアに激しく突っ込んで赤旗の原因を作るなど、苦しい滑り出しとなった。

ただしこのセッションでは終盤までユーズドタイヤで通したチームも幾つかあったため、この結果がそのまま午後の予選に反映されるとは言い切れない状況。
昨年ポール・トゥ・ウィンを達成した石浦をはじめとするトヨタエンジン勢の巻き返しに期待したいところだ。

第2戦の公式予選は今日午後2時10分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第6戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2016/05/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
122ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A41R1'20.990--164.598
223千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F315
Volkswagen A411'21.335 0.345 0.345163.900
337坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'21.414 0.424 0.079163.741
436山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'21.452 0.462 0.038163.664
512牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F314
TODA TR-F3011'21.693 0.703 0.241163.182
621高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'21.752 0.762 0.059163.064
72石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'21.803 0.813 0.051162.962
87阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.114 1.124 0.311162.345
93三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.436 1.446 0.322161.711
108大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.491 1.501 0.055161.603
1128山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.177 2.187 0.686160.270
1278N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'24.677 3.687 1.500157.431
1330NDRAGONB-Max Racing F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'25.960 4.970 1.283155.081
149N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.098 5.108 0.138154.833
1510N岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.329 5.339 0.231154.419
165Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.487 5.497 0.158154.136
---- 以上基準タイム(1'29.371)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'21.171)を更新しました。
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Japanese F3

JF3:第5戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2016/05/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
122ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A41R1'21.171--164.231
236山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'21.381 0.210 0.210163.807
337坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'21.736 0.565 0.355163.096
423千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F315
Volkswagen A41R1'21.985 0.814 0.249162.600
512牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F314
TODA TR-F301R1'22.020 0.849 0.035162.531
62石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301R1'22.039 0.868 0.019162.493
721高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'22.226 1.055 0.187162.124
83三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.444 1.273 0.218161.695
98大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.517 1.346 0.073161.552
107阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.755 1.584 0.238161.088
1128山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.122 1.951 0.367160.376
1230NDRAGONB-Max Racing F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'25.505 4.334 2.383155.907
1378N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'25.691 4.520 0.186155.568
149N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.261 5.090 0.570154.540
1510N岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.573 5.402 0.312153.983
165Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.730 5.559 0.157153.705
---- 以上基準タイム(1'29.572)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'22.048)を更新しました。
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SUPER FORMULA

SF:第2戦岡山フリー走行1回目結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2016/05/28) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
140野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'13.622--181.071
211伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'13.762 0.140 0.140180.727
334小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
Honda HR-414E1'13.840 0.218 0.078180.536
410塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'13.894 0.272 0.054180.404
516山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E1'13.944 0.322 0.050180.282
641ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'14.061 0.439 0.117179.998
764中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'14.251 0.629 0.190179.537
83ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'14.353 0.731 0.102179.291
97ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'14.390 0.768 0.037179.202
1019ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.494 0.872 0.104178.951
1137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'14.529 0.907 0.035178.867
1265ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'14.585 0.963 0.056178.733
1336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'14.692 1.070 0.107178.477
142国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'14.730 1.108 0.038178.386
151石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'14.852 1.230 0.122178.095
1620関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'14.877 1.255 0.025178.036
178小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'14.896 1.274 0.019177.991
1818中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'15.673 2.051 0.777176.163
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FS125西地域

FS125W:三澤拓真(Energy Japan)に聞く「人を引き付けるようなレーシングドライバーになりたい」

 琵琶湖スポーツランドで開幕を迎えた2016全日本カート選手権西地区は富士山を望む静岡県オートパラダイス御殿場に舞台を移し5月29日に第2戦が開催される。

 カートレースのもっとも重要なマテリアルであるフレームには沢山のメーカーが存在する。そのメーカーの多くはヨーローッパが本場であるが、日本にも拠点を置き、将来のプロドライバーにフレームを供給およびサポートしている。その沢山あるフレームメーカーの中で、ワークスチームEnergy Japanとして全日本カート選手権に参戦するEnergy Kartはベースカラーのメタリックブルーが特徴である。

 今回は、ワークスチームEnergy Japanで開発ドライバーを担当する三澤拓真選手にレースに対する取り組み、日々の取り組みについて話を聞いた。

プロフィール

  • Team Energy Japan(エナジージャパン)
  • No.3 三澤 拓真(みさわ たくま)
  • 2000年3月6日生まれ 16歳

レース戦歴

2008年北神戸サーキット SLヤマハカデットクラスデビューレース
2009年北神戸サーキット SLヤマハカデットクラスシリーズチャンピオン
2010年北神戸サーキット SLヤマハTIA Jrクラスシリーズ4位
2011年第35回SL全国大会 TIA Jrクラス
同大会にて最優秀ジュニア賞受賞
6位入賞
北神戸サーキット SLヤマハTIA Jrクラスシリーズ2位
2012年JAF ジュニアカート選手権 FP Jr クラス参戦
2013年JAFジュニアカート選手権 FP Jrクラス総合ランキング6位
2014年JAFジュニアカート選手権 FP Jrクラスシリーズチャンピオン
鈴鹿選手権カートレースinSUZUKA YAMAHASSクラスシリーズチャンピオン
神戸スポーツサーキット 神戸シリーズシリーズチャンピオン
2015年全日本カート選手権 全日本FS-125クラス総合ランキング3位

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Q.カートをはじめたきっかけはなんですか?
A.小さい頃から車が好きで、遊園地に行っても車の乗り物にしか乗らないような子共でした。もっと自由に運転したいと思いそれを両親に伝え、両親が探してくれたのが、カートとの出会いです。
Q.あなたにとってレーシングカートとはどのような存在ですか?
A.夢を叶えるための登竜門であり、自分にとっての楽しみの1つでもあり、真剣に向き合うことのできるスポーツです。
Q.レーシングカートの魅力とはなんですか?
A.単純な構造でできているレーシングカートですが、色々なセッティングの仕方があり、そのセットの仕方でカートの動きや、路面に対してのグリップ感などの伝わり方が変わるところが、魅力だと思います。
Q.あなたの将来の夢はなんですか?
A.人を引き付けるような走りができるプロレーシングドライバーになることです。
Q.夢を実現するためにクリアしなければならない課題はなんですか? 課題解決のためにどのような取り組みをしていますか?
A.今年の一番の課題としては、全日本カート選手権FS-125クラスでシリーズチャンピオンを獲得することです。一人ではレース活動を続けていくことはできません。それはチームであり、メカニックであり、両親であり、多くの人々に支えていただきレースに参加することができます。いつも支え応援してくださっている方々に感謝の気持ちを忘れないようにしています。また、カート整備やセッティング変更なども自分ですることで新たな発見もでき、セッティングの幅を増やすことでいろんな状況に対応できるように努力しています。
Q.モータースポーツは他の競技と異なり、サーキットに行かないと練習ができない為、練習時間が限られてしまいます。サーキットでの練習走行以外に、日常生活において取り組んでいることや意識していることはありますか。
A.体力作りはもちろんのこと、次に走行するコースのイメージトレーニングや、そのコースの動画などを調べ、見たりなどしています。
Q.レースにおいて勝敗を分ける”差”はなんだと思いますか?また、ライバルに対してその差をつける努力や取り組みはありますか?
A.冷静さだと思います。今参戦しているカテゴリーにおいては、経験豊富なドライバーばかりなので、運転技術では大きな差はないと思います。その中でいかに冷静に状況判断をし、落ち着いて運転に集中できるかが大きな鍵になるのではと思っています。練習に行ったときでも、どのようなセッティングをし、そのセッティングがどのように感じたのかをメカニック・監督に伝え、データをノートに記入する。当たり前の事ですが、限られた練習時間を無駄にすることなく、データ収集しています。レース前にはもちろんのこと、今までの動画を観て研究し、自分の運転と重ねイメージトレーニングをする。日頃から必要な部分に十分な筋力をつけるなど、体調管理も含め自分でできる事はしっかりとするようにしています。
Q.あなたにとって理想のドライバーとは、どのようなドライバーですか? または誰ですか?
A.誰というドライバーはいませんが、どれだけ速くて有名なドライバーになったとしても、そこまでに至ったのは誰のおかげなのか、という感謝の気持ちを忘れず、いつもお世話になった方々に恩返しができるような走行ができる、そのようなドライバーになりたいです。
Q.スポンサー様の紹介や応援して下さる皆さまに向けて一言
A.はじめに、今年のレース活動にあたり、多くのサポートや応援していただいている方々に心から感謝しています、ありがとうございます。その応援とご期待に応えられるよう精一杯努力し頑張ります。

メインスポンサー様のご紹介

  • ナガオカート様
  • モーターレーシングストアStar 5 様
  • Nails Malheim 様
Text & Photo:Y'sPHOTO(Yoshiaki YOKOTA)

SUPER GT

SGT:第2戦富士 ODYSSEY SLS、荒れたレースをチーム一丸で走り抜き、大きくポジションアップして12位でフィニッシュ! (Arnage)

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 ゴールデンウィークに開催される富士ラウンドは500kmのロングレース。新しい体制になって初めての長丁場のレースを、Arnage Racingは安岡、凜太郎に、加納選手を加えた3選手によるドライバー陣で臨むことになった。開幕戦の下位からのポジションアップに士気が上がるArnage Racingは、3週間のインターバルの間に長距離のレースに備えて細かいチェックを行った。4/20に発表された第2戦富士での参加条件により、Mercedes Benz SLS GT3はエアリストリクター径が36mmから38mmへ、また給油リストリクター径が35mmから37mmへとそれぞれ性能調整されることが決まった。ストレートの長い富士スピードウェイで直線番長復活となるか。また、二度のピットインが必要となる500kmレースに給油速度のアドバンテージが出るか。曇りと雨マークが交じる雲行きの怪しい天気予報ではあったが、今シーズン初めて加納選手を迎え、チーム一丸の完走を目指すチームは、期待を胸に御殿場入りした。

May 3rd Qualifying Day 晴れ/ドライ 気温:20℃→18℃ / 路面温度:27℃→24℃ 入場者:35,700人

gt-rd2-arnage-01  飛び石連休となったゴールデンウィーク後半三連休の初日、今年も全国から大勢の観客が押し寄せた富士スピードウェイは、朝こそ雲は多めだったが次第に雲が晴れ、日差しの降り注ぐ初夏の陽気となった。この日、9時から行われた公式練習では、安岡選手がスタートと同時にコースに出て、凜太郎選手、加納選手と交替しながらマシンのフィーリングを確かめた。開幕戦からのマシンの順調な感触は、この富士スピードウェイでも変わらなかったが、岡山以来懸念されているリアタイヤの摩耗の方はまだまだ気がかりな状態だった。ODYSSEY SLSはピットイン、ピットアウト繰り返し、セットアップが試行錯誤された。途中、電圧が落ちるというトラブルが発生し、チームをヒヤリとさせる場面もあったが、一旦マシンをピットに入れて状態を確認したところ重大な問題はみあたらず、その後症状の再発がなかったため、公式練習の最後まで35Lapを目いっぱい走行することができた。

gt-rd2-arnage-09  午後になり雲は多くなったものの、ピットを吹き抜ける風が心地よいこの時期らしい陽気は変わらない。予定通り14時30分から予選が行われ、Q2進出をかけて安岡選手がマシンをコースに進めた。ここ富士スピードウェイにおいても、新型マシンが熾烈にタイム争いを繰り広げる様相は変わらない。Q1でも上位車両が1分35秒台に迫るタイムを叩き出す中で、安岡選手は最後まで粘り強くアタックを続けて6Lap目に1’38.156をマークしたが、25位と今回もQ2進出は叶わなかった。しかし、1分37秒台にあと少しで手の届くタイムは、現段階のマシンとしては望みうるベストのアタックの成果であり、翌日のレースを戦うに遜色はない。予選後、チームはピット作業時間の短縮を目指して熱心にタイヤ交換の練習を繰り返した。そして、500kmレースを最後まで走り切れるよう、夜遅くまで入念にチェックと最終調整をおこなった。

 予選の結果は以下の通り

  • P1 #55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一 / 小林崇志  (1'35.707)
  • P2 #25 VivaC 86 MC 土屋武士 / 松井孝允 (1'35.961)
  • P3 #31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨宏紀 / 中山雄一 (1'36.036)
  • P25 #50 ODYSSEY SLS  安岡秀徒 / 久保凜太郎 / 加納政樹 (1’38.156)

May 4th Race Day 快晴/ドライ 気温:24℃→23℃ / 路面温度:40℃→35℃ 入場者:50,100人

 決勝の日の前夜から朝方にかけては、発達した低気圧の影響で台風並みの暴風雨となった。チームは天気次第で朝のフリー走行への出走を見合わせることも検討していたが、7時ごろから急速に空模様は好転し、フリー走行の始まるころにはすっかり路面が乾いて完全なドライコンディションとなった。雲一つない青空にくっきりと富士山に浮かび上がる絶好の観戦日和に、朝早くから大勢の観客がつめかけ、今年も5万人を超える観衆がスタンドを埋めつくした。

 8時30分から始まったフリー走行では、加納選手と凜太郎選手が交互にコースへ出て慣熟走行を行った。短時間の走行時間ではあったが、両選手がさらにマシンへの理解を深め、決勝を見据えたピットストップの練習も行うことができた。

gt-rd2-arnage-14  定刻14時、静岡県警の白バイ部隊とパトカーが先導するパレードラップのあと、500kmの富士ラウンドの幕が切って落とされた。開幕戦に続き、スタートドライバーを任された凜太郎選手が25番グリッドから走行を開始。非常によいスタートを切った凜太郎選手は、スタート直後の混戦を巧みに制してあっという間に4つポジションを上げ、21位にジャンプアップ。1分41秒台後半から42秒台の良いペースで走行し、前方を行く上位車両のトラブルやアクシデントに乗じて少しずつポジションを上げていく。照りつける日差しの中、路面温度が予想外に上がり、序盤からタイヤをバーストさせるマシンや、マシン同士の接触によるアクシデントが多発、500kmレースの過酷さを見せつける展開となっていた。しかし凜太郎選手はルーキーらしからぬ堂々としたドライビング、スティントの最後まで落ち着いた好ペースをキープした。

gt-rd2-arnage-18  ODYSSEY SLSは36Lapあたりで、またしても電源が落ちるトラブルが発生したが、凜太郎選手の素早い機転で事なきを得て、39Lap目には加納選手と交代するためにピットに戻ってきた。この時、見かけ上の順位は6位。凜太郎選手からの無線情報で4輪タイヤ交換は不可欠と悟ったチームは、給油と前後のタイヤ交換を行ない、第2スティント担当の加納選手をコースに送り出した。加納選手がコースに戻った時の見かけ上の順位は18位、加納選手はこれまであまり経験のない4輪NEWタイヤでの走り出しにもかかわらず、好調な走行を開始。安定したラップタイムでスティント後半には14位までポジションを上げていた。ところがチームがドライバー交代を告げるピットサインを出そうとした65Lap目、500クラスのマシンがアドバンコーナー入り口でタイヤをバーストさせて大破、パーツが散乱したためにSC(セーフティーカー)が導入されるというハプニングが起きる。今シーズンから採用されたルールによりピットレーンがクローズドになり、全車が隊列を組んで5Lapほど周回、ここまでのマージンがクリアになった。

gt-rd2-arnage-22  70Lap目でSC解除と同時にようやくピットレーンがオープンとなり、チームはすぐさまマシンをピットインさせ、待ちかねていた安岡選手が加納選手からステアリングを委ねられた。これまでのArnage Racingのセオリーからいくと、このままタイヤ交換せず、最短のピット作業でマシンをコースに戻したいところだ。しかし手堅く完走を狙いたいArnage Racingは、左右のリアタイヤを交換、安岡選手が最終スティントの走行を開始した。16位でコースに戻った安岡選手は、すぐに凜太郎選手と加納選手が築いた好ポジションにマシンを戻し、さらに89Lap目にひとつポジションを上げて13位に浮上した。レースはいよいよ終盤に入り、気温がだんだん下がってくる中で、路面とタイヤの状態がぴたりと合ったか、安岡選手は1分41秒台前半のラップタイムを連発、82Lap目に今大会のベストラップをレコードする素晴らしい走りを見せる。さらなるポジションアップの機会をうかがう安岡選手の前方を走るのはMercedes Benz勢の新型マシン111号車。安岡選手はプッシュを重ねて次第に肉薄していき、ついに残り5Lapのところで111号車をオーバーテイク、12位に浮上した。後方からは2号車の名手、加藤寛規選手が猛追をかけてくる。しかし、安岡選手は最後まで1分41秒台前半の好ペースを落とすことなく逃げ切り、100Lap目12位でチェッカーを受けた。

 Arnage Racingは、惜しくもポイント獲得には一歩及ばなかった。しかし、並みいる新型車両の中で3人のドライバーがそれぞれの持ち味を生かした好走を積み重ねたおかげで、スタート時の25位から大きくジャンプアップ。12位でフィニッシュする素晴らしい成績で、500kmの長いレースを走りぬくことができた。(なお、この結果は6台出走している新旧Mercedes勢の中では1位。)

  • P1 #10 B-MAX NDDP GT-R  星野一樹 / ヤン・マーデンボロー
  • P2 #55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一 / 小林崇志
  • P3 #25 VivaC 86 MC 土屋武士 / 松井孝允
  • P12 #50 ODYSSEY SLS 安岡秀徒 / 久保凜太郎 / 加納政樹
チーム代表 伊藤宗治
gt-rd2-arnage-10  応援してくださったスポンサー様やファンの皆様のおかげで、500㎞の長いレースを完走することができました。ありがとうございました。この長丁場を完走できたことで、チーム全員がひとつ、大きな力をつけることができたと思いますし、今後のシーズンを戦っていく上での励みにもなりました。まだまだ2戦が終わったところでシーズンは始まったばかりですが、この調子で全戦完走を目指して頑張っていきたいと思います。今後ともArnage Racingの応援を宜しくお願いいたします。
ドライバー 安岡秀徒
gt-rd2-arnage-20  おつかれさまでした。終わってみると結構あっさりした印象なんですけど、振り返ってみるとまあまあ盛り上がっていたという気がしますね。何事もなくレースを終えられるとこんな感じなんですかね…。とにかく凜太郎くんが最初のスティントを頑張って行ってくれたおかげでこういうレースができたんで、それがすごく良かったと思います。で、加納さんも予定通りに行ってくれて、まあできればタイヤは無交換で行きたかったんですけど、ちょっと厳しそうな状況で、無交換で行けなかったのが残念と言えば残念でした。僕のスティントとしては、タイヤを大事に、熱を入れることがけっこう難しくて、集団のなかに戻ったこともあり、最初にペースを上げられなかった、むしろ上げなかったっていうのが、結果的には悔やまれます。でも2号車の加藤さんと前の111号車との対決は楽しかったです。エース対決だと思って、絶対に抜かれないように、そして抜くようにという思いで、そして、それが実行できたので、そういう意味では力がついてきたなっていう実感はあります。そういうことをあっさりできるようになってきたんだから、もっといい仕事をしたい!っていう感じですね。次のオートポリスは、皆さんご存知のように僕の大好きなサーキットなので、完全に中止になってしまったのは本当に残念なんですけど、次戦となるその次の菅生もまた好きなサーキットなので、そこでもいい走りっていうか、もっと、もうちょっと上のレベルで走れるように、また頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございます。
ドライバー 久保凜太郎
gt-rd2-arnage-06  岡山に続きスタートドライバーで、岡山からの雰囲気を考えても、チームの作戦的にも、今回も自分がスタートだろうなっていうのはずっとわかってたので、岡山ほど緊張することはありませんでした。ただちょっと自分がうまく走れてない部分が練習走行から直せてなかったことと、岡山よりもロングのスティントだったので、不安はありました。僕の担当の中では、前半うまくいかない感じだったんですけど、後半はうまいこと走れたんで、そこは次に向けての課題だと思います。チームとして12位で、ポイントは取れなかったですけど、追い上げるいいレースだったと思うし、何よりもメルセデスベンツ勢の中でトップだったっていうのは、すごいうれしいです。結構いい結果だったと思います。ありがとうございました。
ドライバー 加納政樹
gt-rd2-arnage-02  この富士は、去年はポイントを取れるか取れないかっていうところのレースだったんですけど、今年は周りも新型ラッシュできてるなか、開幕戦はチームとしてもいい形で終われたけど第2戦はどうなるのかなと思ってました。でも、アルナージュらしい、本当にいいレースができたんじゃないかと率直に思います。僕のスティントでいうと、今回はいつもとちょっと違って真ん中のスティントっていうことで、タイヤ交換をして出て行った。これまではどちらかっていうと守る方が多かったけども、タイヤを潰しても構わないという状態のなかで、やっぱりクルマが安定してるなって感じました。僕は開幕戦は乗ってないので、テストからの状況から言っても、クルマがたぶん格段と進んでいってるような、どうやったらどういう形になるのかっていうのが、去年は探り探りで来てたのが、だんだん見えてきてる。岡山もさることながら、今の厳しい状況下のなかでも、12位になれたっていうのはすごいことやと思います。この状態で行くと、僕が乗るべきところでは1000kmも期待できる。周りの新型車両が手探りなのに対して、うちは安定感も出てきてるんで、これからやっすーと凜太郎の二人で戦ってもらうレースも、何とかうまく完走してシーズンを進めていけたらと思ってます。ありがとうございました。

gt-rd2-arnage-11  熊本地震による震災の影響で去る5月4日に中止が決まったRd.3オートポリス大会ついて、最終戦 SUPER GT Round8 もてぎ GT250km レース(11月11-13日) を“熊本地震復興支援大会”(仮称)と位置付け、2 レース にて開催することが、5月20日にGT-Aより発表されました。

 被災された九州の皆様へお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

 次戦は7月23日、24日にスポーツランド菅生で開催予定の第4戦菅生ラウンドとなります。引き続き、応援のほど宜しくお願いいたします。

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Arnage Racing : 2016 SUPER GT Race report
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FS125東地域

FS125E:第2戦本庄 佐藤蓮が開幕から2連勝

 2016年全日本カート選手権FS125部門東地域の第2戦が5月22日、本庄サーキット(埼玉県)で行われ、開幕戦に続き佐藤蓮(FLAX motor sports)が優勝した。

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 開幕戦のもてぎ大会から約2ヶ月にも及ぶ長いインターバルを経て開催された全日本カート選手権FS125部門東地域の第2戦は、5月中旬とは思えない真夏のような暑さのもと行われた。

 決戦の舞台となる本庄サーキットは、直線をヘアピンコーナーで繋いだストップアンドゴーレイアウトで、4輪の走行がメインな為コース幅が広いのが特徴だ。その為カートにとっては走行ラインの自由度が高く、コース上のあちらこちらで順位変動がみられる。その一方で長い直線をヘアピンで結ぶレイアウトはスピードレンジが高く、ちょっとした接触が大きなアクシデントへと繋がり、荒れたレース展開となることも多い。混戦必至の本庄サーキットでは不必要なバトルを避け、賢いレース運びをすることが求められる。

 決勝ヒートのポールポジションを獲得したのは、タイムトライアル・予選ヒートと2つのセッションをトップで終えた開幕戦ウィナーの佐藤で、フロントローにはチームメイトの小川颯太(FLAX motor sports)が、2列目には宮下源都(VITEC racing)、上原拓和(Drago Corse)と続いた。連勝に向けて盤石の態勢を築いているかに見えた佐藤だったがスタートで順位を2つ落としてしまう。オープニングラップを制したのは、今年から全日本FS125部門にステップアップした4番手スタートの上原だったが、2周目には佐藤がトップの座を奪い返す。佐藤を先頭とした長い隊列では激しい2番手争いが繰り広げられ、幾度となく順位の入れ替わりが見られる。レース中盤、6番手スタートの武井遥斗(チームウルフ)が2番手争いから抜け出すものの、トップ佐藤は1秒先へと逃げていた。その後、上原も混戦から抜け出しトップ3台がそれぞれ単独走行へと突入する中、4番手争いは9台前後が入り乱れる混戦状態となり、最終コーナーでクラッシュが起きてしまう。早々にバトルを制して単独走行状態を手に入れていた3台には影響はなく、そのままの順位でチェッカー受ける。

 佐藤は開幕戦ではタイヤトラブルに、今大会ではエンジントラブルに見舞われながらも見事なポールトゥウィンを飾っている。昨シーズンはトラブルに泣いた佐藤だったが、今シーズンはトラブルを跳ね除けての2連勝と、速さに強さが加わった佐藤の快進撃は止まらない。次戦以降の東地域では“ストップザ佐藤”が合言葉になりそうだ。

 全日本カート選手権FS125部門は、西地域の第2戦が5月29日にオートパラダイス御殿場(静岡県)で、東地域の第3戦が7月10日に茂原ツインサーキット(千葉県)で行われる。

佐藤蓮のコメント
 公式練習ではエンジンの調子が悪く、ストレートが全く伸びませんでした。キャブを調整してなんとか改善したのですが、決勝中に同じ症状が出てしまいました。いろいろと弄ったのですが改善しなく、武井選手が2番手に上がってきてからは少し焦りましたが勝つことができました。このままの勢いで最終戦を待たずにチャンピオンを決めます。

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Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA
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スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO DENSO Le Beausset RC350は5位入賞、三度のセーフティカーランに阻まれた表彰台…… (Le Beausset)

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 ル・ボーセ モータースポーツにとって2シーズン目となる、スーパー耐久シリーズの第2戦がスポーツランドSUGO(宮城県)で5月14日(土)〜15日(日)に開催された。引き続き挑むのは2001〜3500㏄の二輪駆動車が対象のST-3クラスで、「DENSO Le Beausset RC350」としてレクサスRC350を走らせる。レギュラードライバーも代わらず、嵯峨宏紀と中山雄一、そして山下健太ながら、今回は山下が併せて出場する全日本F3選手権との日程のバッティングにより、嵯峨と中山のふたりでの参戦となった。

 また、今回は3時間レースとしての開催だが、通常はST-X~STー3クラスの1グループとST-4・5クラスの2グループの全車が同時にレースを行うが、60台におよぶ台数の増加とSUGOのコース幅が狭い関係で、決勝レースは1グループと2グループに分けて行われることになった。

予選 5月14日(土)天候/晴れコース状況/ドライ

 ツインリンクもてぎで行われた開幕戦では、2位入賞を果たした「DENSO Le Beausset RC350」だけに、次なる目標はもうひとつ上の順位、すなわち優勝であった。そこでより完璧なセットとするため、事前にもSUGOでテストを行い、チームは万全の構えを敷いていた。また、金曜日に2時間半設けられた専有走行では、中山が1分31秒634を記しトップに立つなど滑り出しは上々。

 Aドライバーとなる嵯峨、Bドライバーとなる中山の2人のドライバーの合算タイムで順位が決定する予選。Aドライバーセッション15分間の後、10分間のインターバルで引き続きBドライバーセッションが行われた。金曜日よりも温度が高いせいか、Aドライバーセッションは全体的にタイムが伸び悩む中、嵯峨もなかなか1分33秒を切ることができずにいたが、終盤に入るとコンディションの向上もあり、1分32秒076をマークし、2番手につけた。Bドライバーセッションでは、路面にラバーも乗って、よりアタックに適した条件になっていた。3周目には中山は1分31秒767をマークし、次の周には1分31秒730へとタイムアップを果たし、このセッションを3番手で終えた。そしてタイム合算でも、クラス3番手から決勝レースに挑むこととなった。

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決勝 5月15日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 今回は、スタート進行の開始と同時に行われた8分間のウォームアップが、決勝セットの最終確認の場となった。ここでは嵯峨が最初に乗り込み、イン〜アウトのみ行って中山に交代。ふたりのドライバーがマシンバランスの確認とドライバー交代の練習をして、決勝レースへと挑んだ。

 今回のスタート担当は中山。前回のレースを欠場したため、これが中山にとってスーパー耐久の今季初レースとなる。まずはポジションキープからレースを開始。だが、その背後に後続車がピタリと食らいついて離れない。しばらくは激しい攻防が続くも、SUGOのコースレイアウトはRC350より遥かに後続車の方が特性はマッチしており、5周目に逆転を許す。その後2番手を走行していた車両が早めのドライバー交代を行ったため、中山は3番手に浮上。

 しばらくは淡々と周回が重ねられていったが、40分ほど経過したところでクラッシュが発生し、グラベルゾーンに止まった車両を回収する為に、セーフティーカー(SC)がコースイン。これに合わせ、26周目には嵯峨へと交代。12分後にSCはコースを離れるが、この間ドライバー交代を行わなかったチームもあったため順位を一時落とすが、さらにバトル再開から、わずか7分後に車両が横転するほどの激しいクラッシュがあり、二度目のSCが入り、この間にすべての車両がドライバー交代を行い、ポジションを4番手に戻す。ほぼ30分後にバトル再開となる。目の前には2台がおり、必死に嵯峨は食らいついていく。そして、レースがほぼ折り返しを迎える頃……。

 SPコーナーアウトから最終コーナーで激しくオイルが撒かれ、処理するために三度目のSCが入る。セオリーからすれば、この間に最後のドライバーチェンジを行いたいところだが、規定周回数の関係もあり、すぐにというわけにはいかない状況ではあった。むしろ、できるだけ伸ばしたい状況ではあったが、いつSCが離れるか分からない。結論から言えば、このSCランも30分近くに及んだため、そう大きく戦況に影響を及ぼすことはなかった。

 53周目に再び中山が乗り込み、ポジションは5番手。バトル再開からしばらくすると、4番手の車両が目の前に現れるようになり、この一台こそは……と期待が込められたのだが。残り10分となった90周目に中山がピットに滑り込んでくる。フロントタイヤにスローパンクチャーが発生し、交換を余儀なくされたためだ。それまでに築いた後続車とのマージンと、メカニックのすばやいタイヤ交換で直ぐにコースに復帰させたことで、ポジションは保たれ、5位でのフィニッシュとなった。

 次回のレースは6月11日(土)〜12日(日)に、鈴鹿サーキット(三重県)で行われる。4時間レースとなり、普段のレース以上に過酷な戦いとなるのは必至。より気を引き締め、万全の構えで次なるレースに挑む。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 クルマの重量的ハンデもあり、上り坂が続く区間は厳しいと予測していたが、ふたりのドライバーの頑張りで予選3番手を取れた。決勝は予選以上の順位を獲るため多少リスクのある作戦を決行したがセーフティーカーの入るタイミングが有利に働かず、上位のクルマにプレッシャーを与えるだけの受身的レースになってしまった。
Driver 嵯峨宏紀(koki Sagaw)COMMENT
 レースウィークを通じ、コースの特性がRC350にはマッチしておらず、厳しい戦いになることが予想されましたが、相対的なペースや戦略だけでなく、運にも恵まれていませんでした。セーフティーカーのタイミング、タイヤのライフも厳しい戦いとなりました。あと一歩のところで4位は獲れそうでしたが、5位になってしまって残念です。更に厳しい条件での戦いが予想される鈴鹿に向けては、しっかり準備して臨みたいと思います。
Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
 スーパー耐久では久しぶりのスタートだったのですが、序盤からペースが上がらず、Zに追いやられる形となってしまいました。抑えていれば抜かれないかと思いましたが、タイヤが温まってきてからは、最終コーナーで普通に抜かれてしまって……。コーナリングスピードがZは速いので、ストレートもついていけず、これは僕らのクルマが決まっていなかったという以上に、特性がマッチしていなかったような気がします。ただ、単独で走っている分にはバランスはそれほど悪くなかったので、次の鈴鹿に向けてテストでさらに詰めていきたいと思います。
Le Beausset Motorsports
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SUPER GT

SGT:第2戦富士フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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Japanese F3

JF3:第3,4戦富士 山下健太が第4戦2位でランキング首位キープ、坪井翔はデビューから4戦連続の表彰台獲得 (TOYOTA)

 富士スピードウェイで全日本F3の第2大会(第3戦、第4戦)が行われ、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)ドライバーである山下健太(TEAM TOM'S)が第3戦5位も第4戦で2位に入りランキング首位をキープ。同じくTDPドライバーの坪井翔(TEAM TOM'S)は第3戦、第4戦共に3位でフィニッシュし、今季デビューしてからの連続表彰台記録を更新した。

第4戦で2位フィニッシュを果たし、ランキング首位を守った山下健太(TEAM TOM'S #36)

第4戦で2位フィニッシュを果たし、ランキング首位を守った山下健太(TEAM TOM'S #36)

 全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦)が5月14日(土)と15日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今大会はスーパーフォーミュラとの併催ではなく、F3単独での開催。

予選

 大会に先立ち、13日(金)に練習走行が実施され、かなりの暑さとなった午後のセッションで坪井と山下が1-2のタイムをマークした。

 14日(土)の予選は雲が増え、路面温度も低い中で、僅差のタイムアタック合戦が展開された。午前9時半からの第3戦予選(10分間)では、坪井が一旦トップに立つも、僅か100分の2秒上回られ、最前列2番手グリッドに。山下はトップから0.18秒差という好タイムをマークしたが、コンマ1秒以下の争いの中で6番手に留まった。

 10分間のインターバルを経て行われた第4戦予選では、山下が3番手、坪井が4番手につけ、TDPの2人は2列目に並んで決勝に臨むこととなった。

第3戦決勝

 予選の後、午後になってもやや雲が多く、前日よりは涼しく感じられる中で、午後2時10分から第3戦の決勝レース(15周)がスタート。

 2位につける坪井は2周目のダンロップコーナーで首位のイン側に飛びこみ逆転を狙ったが、やや膨らみクロスラインで抜き返されて首位浮上は果たせず。続く3周目のストレートエンドでは、ストレートでの速さで勝るライバルにかわされ、3位に後退。

 一方、5番手スタートの山下は1周目のトヨペット100Rコーナーで1台、2周目のTGRコーナー(1コーナー)で1台と前車をかわしていき、4位へポジションアップ。中盤戦に入ると、前を行く坪井に迫り、TDPドライバー同士での3位争いとなった。

 13周目のTGRコーナー進入でブレーキングを遅らせ仕掛けた山下だったが、止まりきれずブレーキをロック。右フロントタイヤにフラットスポットが出来てしまいペースダウン。

 山下の猛追を凌ぎきった坪井は3位でフィニッシュ。ペースの上がらない山下はファイナルラップに先行を許し5位でチェッカーを受けた。

第4戦決勝

 15日(日)は雲が少なく、強い日差しの下で路面温度は上がったものの、やや冷たい風が吹く涼しいコンディションの中、午前10時55分より第4戦決勝(21周)が行われた。

 2列目グリッドに並んだ山下、坪井はスタートではそれぞれ3位、4位のポジションをキープ。2周目、前を行く2台がバトルではらんだ隙を突き、山下は2位へ浮上。ストレートスピードで勝るライバルとの差を保ちながら周回を続けた。

 坪井は序盤ペースが上がらず、3周目のTGRコーナー入り口でライバルにかわされ5位に後退。中盤以降にはペースを取り戻したが、前との差は開いておりポジションアップは難しいかと思われた。

 しかし、15周目のTGRコーナー進入で、3位を争っていた2台が接触。これで坪井は3位に浮上した。

 山下が2位、坪井が3位でフィニッシュ。山下は4戦を終えてランキング首位の座を守った。坪井は開幕からの4戦連続表彰台獲得となった。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

第4戦では山下健太(左)が2位、坪井翔(右)が3位フィニッシュ

第4戦では山下健太(左)が2位、坪井翔(右)が3位フィニッシュ

今季よりF3に参戦している坪井翔(TEAM TOM'S #37)は第3戦、第4戦とも3位フィニッシュで開幕から4戦連続表彰台獲得

今季よりF3に参戦している坪井翔(TEAM TOM'S #37)は第3戦、第4戦とも3位フィニッシュで開幕から4戦連続表彰台獲得

トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
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スーパー耐久

S耐:第2戦菅生グループ1決勝 ST-Xクラス内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組がポールトゥウィン

 2016スーパー耐久シリーズ第2戦は宮城県のスポーツランド菅生でグループ1の決勝が3時間で行われ、ST-Xクラスは内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が第1戦もてぎに続いて優勝。ST-2は富枡朋広/菊池靖/大橋正澄組(#6 新菱オートDIXCELエボX)がクラス優勝、ST-3は堀田誠/坂口良平組(#38 MUTA Racing TWS IS350)がクラス優勝となった。ST-1クラスの星野敏/荒聖治組(#777 D’station Porsche991)は途中リタイヤとなった。

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 13時55分から8分間のウォームアップ走行が行われ一旦ピットイン。14:10に再びコースインし、昨日行われたグループ1公式予選で決定したスターティンググリッドへ向かった。このフォーマットは今回初であり、スーパーGTのレースフォーマットに近い形だ。また、昨日グループ2決勝で既にST-4とST-5クラスがレースを終えている為、今回の決勝は台数が減少し下位クラスのバックマーカーを捌く負担が軽減される事から従来より安全でありながら各ラップのタイム向上やラップ数の増加が期待される。

 朝の曇り予報に反し爽やかな青空の下、14:35にフォーメーションラップ開始。1周の後ローリングスタートで決勝レースの火蓋が切られた。

 レース開始からST-2クラスとST-3クラスのスピードが拮抗し入り乱れてのバトルが目立っていたが、スタート40分弱でセーフティーカー導入となり波乱含みの序盤。ここでまず動いたのが序盤ペースが上がらず3番グリッドから順位を落としていた#8 ARN SLS AMG GT3でピットインを早め佐々木孝太にドライバーチェンジ。その他チームも続々とピットインを選択する中、トップ走行中の#24 スリーボンド 日産自動車大学校GT-Rはステイアウト。この選択はその時点で失敗したかの様に見られたが・・・

 15分弱のセーフティーカー導入が明けピットインをすませた各マシンは猛ダッシュをかけたものの、その僅か5分後に再びセーフティーカー導入。ここでさきほどステイアウトを選択した#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rがピットインし仕切り直しに成功。そして今回の導入中にさきほどピットインを済ませていた#8 ARN SLS AMG GT3がまだステイアウトの#70 J-Fly Racing R8 LMS Ultraに続く2位につけ、戦略がピタリとはまった。

 しかし間もなくレース折り返しとなる16時5分になんと3度目のセーフティーカー導入。この導入時間がコースにオイルが出た事により30分弱と長めとなった事から再び各車ピットインのタイミングを計る事に。特にST-Xクラスはプラチナドライバーの走行が40%を越えない様に戦略を組まなくてはならない。

 レース折り返しとなる1時間30分経過時点でST-Xクラスは#8 ARN SLS AMG GT3がトップ。ST-2クラスは#6 新菱オートDIXCELエボX、ST-3クラスは#38 MUTA Racing TWS IS350がクラストップに立った。

 このセーフティーカー導入明け寸前にピットインしたのは#8 ARN SLS AMG GT3で1時間あまりの最終スティントを白石勇樹にステアリングを託す。代わってトップに立ったのが#10 Adenau SLS AMG GT3のMichael Green。2番手に#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R、3番手に#3 ENDLESS・ADVAN・GT-R、4番手に#8 ARN SLS AMG GT3の順でセーフティカー明けに上位4台のトップ争いが勃発。数周にわたり#10 Adenau SLS AMG GT3が堪え、トレイン状態のバトルが続く。このバトルに決着をつけたのが一時はピットインのタイミングを誤ったかに見えた#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rでトップ奪還。続いてすぐに#3 ENDLESS・ADVAN・GT-Rも#10 Adenau SLS AMG GT3をオーバーテイク。しかし意地を見せたのが#10 Adenau SLS AMG GT3のMichael Greenで、#8 ARN SLS AMG GT3の白石勇樹となんとファイナルラップまでテイルトゥノーズの3位争いを展開。手に汗握るバトルで観客を魅了した。

 総合優勝はST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が決めた。2位はYUKE TANIGUCHI/峰尾恭輔/山内英輝組(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)。3位はPhilippe Devesa/Michael Green/密山祥吾(#10 Adenau SLS AMG GT3)となった。

 ST-2クラスは富枡朋広/菊池靖/大橋正澄組(#6 新菱オートDIXCELエボX)がクラス優勝。2位は下垣和也/松本武士/近藤説秀組(RSオガワADVANランサー)が最後尾グリッドから殊勲の表彰台。3位は大澤学/後藤比東至組(#59 DAMD MOTUL ED WRX STI)となった。

 ST-3クラスは堀田 誠/坂口 良平組(#38 MUTA Racing TWS IS350)がもてぎから連勝。2位は長島正明/田中徹/田中哲也組(#15 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)。3位は小松一臣/安宅光徳/杉林健一組(#14 岡部自動車KYOSHIN195Z34)となった。

 次戦第3戦は6月11-12日に三重県鈴鹿サーキットで行なわれ、4時間レースとナイトフィニッシュが予定されており見応えのある決勝になりそうだ。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA
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スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ1決勝結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2016/05/15) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
124ST-X1内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1063:00'19.612
23ST-X2ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
山内 英輝
ENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1063.882
310ST-X3フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
密山 祥吾
Adenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
10655.576
48ST-X4白石 勇樹
佐々木 孝太
ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
10655.829
516ST-X5ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
阿部 翼
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1061'07.749
625ST-X6飯田 太陽
野尻 智紀
テツオ・オギノ
ケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
1061'20.947
75ST-X7白井 剛
星野 一樹
藤波 清斗
Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1042Laps
838ST-31堀田 誠
阪口 良平
MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
997Laps
915ST-32長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
997Laps
1014ST-33小松 一臣
安宅 徳光
杉林 健一
岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
997Laps
11*6ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
997Laps
12*20ST-22下垣 和也
松本 武士
近藤 説秀
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
997Laps
1334ST-34前嶋 秀司
佐々木 雅弘
assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
988Laps
1462ST-35嵯峨 宏紀
中山 雄一
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
988Laps
1568ST-36番場 琢
平沼 貴之
服部 尚貴
埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
988Laps
1623ST-37輿水 敏明
甲野 将哉
大原 学
岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
979Laps
17*59ST-23大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
9412Laps
18505ST-24田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
岡本 武之
ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
9214Laps
197ST-25藤井 芳樹
佐藤 勝博
恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
7333Laps
--- 以上規定周回数(70% - ST-X:74Laps / ST-1: 23Laps / ST-2:69Laps / ST-3:69Laps)完走 ---
-70ST-X-ジェフリー・リー
平中 克幸
アレッシオ・ピカリエロ
J-Fly Racing R8 LMS Ultra
Audi R8 LMS ultra
8818Laps
-30ST-2-福山 英朗
吉田 基良
伊藤 勝一
RSオガワEVO Ⅸ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
4660Laps
-777ST-1-星野 敏
荒 聖治
D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
3472Laps
-89ST-X-モーリス・チェン
吉本 大樹
坂本 祐也
HubAuto Ferrari 488GT3
Ferrari 488 GT3
2284Laps
  • Fastest Lap: CarNo.5 星野一樹(Mach MAKERS GTNET GT-R) 1'21.412 (102/104) 163.800km/h
  • CarNo.59(大澤学)、6(大橋正澄)、20(下垣和也)は、シリーズ規則[付則1]決勝レース中のセーフティーカー運用規定5.違反(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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Japanese F3

JF3:第4戦富士決勝 上位3人のコメント

優勝 #21佐々木大樹(B-MAX NDDP F3)
f3-rd4-r-pc-sasaki スタートも自分としてはそんなに遅くなかったんですが、ヤン選手の方が速くて抜かれてしまったんですが、自分のペースが良いのはわかってたので、焦らずについて行きました。
ヤン選手が2周めのAコーナーで飛び出したので入れ替わることができ、そこから前半は少しプッシュして、その後はタイヤをセーブしつつ後ろを見ながらギャップを作ってぶっちぎりで優勝することができました。昨日の有言実行ができてよかったです。
路面コンディションが変わって昨日はアンダーステアだったのが今日はオーバー傾向になっていたので、それが自分の走りにマッチしてセクター2が走りやすかったので、昨日よりも楽になりました。
鈴鹿では速さが足りなくて、富士では速さを発揮でき、このプログラムを2連勝という形で有終の美を飾れたのは良かったと思います。また機会があれば参戦したいです。
2位 #36山下健太(ZENT TOM’S F312)
f3-rd4-r-pc-yamashita 今週末は走り出しから周りより遅くて、3戦目の予選でタイムが出なかったりとかあったんですけど、今日のペースはそんなに悪くなくて、展開の中で2番に上がれて、そのあと佐々木選手を抜きたかったんですけど、佐々木選手は後ろから見ていても余裕がある感じで、ついていくだけで精一杯でした。
金曜からの流れでクルマは変えた部分は確実に良くなってきました。岡山は去年もポールとったりしているので、ちゃんと2連勝したいです。
3位 #37坪井翔(ZENT TOM’S F314)
f3-rd4-r-pc-tsuboi スタートは順位キープのままで。1周めは混乱があったのでチャンスだと思ったんですけど、思ったより自分のペースが良くなくて5番に落ちてしまいました。前の方で何回かバトルがあったのに、それでもついていけませんでした。
ちょっと厳しいな、という状態でしたが、前の2台の接触があり、そこは冷静によく見て順位を上げられて、単独になってからはプッシュし続けてペースを上げられました。
前半に比べて後半はいい形になってきたので、ちょっと勿体無かったなと思います。
今週は金曜日から調子良かったのに勝てなかったので、岡山ではその課題も含めてレースウィークにちゃんと合わせ混んで、勝てるように頑張りたいと思います。
Nクラス優勝 #78片山義章(Petit LM Racing)
f3-rd4-r-pc-katayama スタートが良くなくて順位を下げてしまいましたが、そこから冷静になって昨日のアクシデントみたいなことがないようにしっかりと冷静を保ち、後ろからDRAGONさんの弱点を見極めて、最後の3周くらいで抜こうと思っていました。うまく抜けたので良かったです。
一番抜きやすいと思ったのが1コーナーでした。でもインを絞められると難しいので、フェイントをかけて、うまくインに入ることができました。
岡山はホームコースで、テストもいい調子だったので、確実に勝てると思います。しっかり2連勝したいと思います。
Nクラス2位 #30DRAGON(B-MAX Racing F308)
f3-rd4-r-pc-dragon スタートは慎重に行ったんですが、10号車に前に出られてしまいました。早めに10号車を抜いて序盤で逃げたいと思ったんですが、昨日の特性でストレートが遅かったのでダウンフォースを相当削ってストレート重視にしたため、裏のほう、セクター2がフラフラで、抑えるのが精一杯という状態で走っていました。
体力に関しては言い訳にしたくないと思っていますが、15周抑えきったところで「このまま終わりならいいのに」と正直思いました。残り3周というところで後ろが少し離れていたので「レコードラインなりに走っていいかな」と開けたら入ってこられてしまったので、あれは僕のミスでした。
岡山ではテストのタイムを見ると片山選手に歯が立たないなと思っていますが、去年のデータを見るとクルマ的には岡山には合ってると思うのでクルマの特性を生かして、チャンスはきっとあると思うので、頑張りたいと思います。
Nクラス3位 #9廣田築(アルビレックスF306TLM)
f3-rd4-r-pc-hirota 昨日のバトル中にダメージを負ったところはきちんと直っていて、無事に戦えたので、チームに感謝しています。序盤は下位グループのバトルで自分のリズムを乱してしまい、ポジションを落としてしまいました。そのあとは冷静になってポジションを回復し、レースペースも悪くないのはわかっていたので、前を追いかけましたが、周回数が足りなくてDRAGON選手を抜ききれませんでした。
岡山のテストにはチームとして参加していないので、僕自身にとっても初めてのコースになります。今まで以上に苦労すると思いますが、基本的にテクニカルサーキットは好きなので、徐々にレイアウトを覚えて、ペースを上げていきたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第4戦富士決勝 #21佐々木独走の2連勝で有終の美を飾る。Nクラスは#78片山が今季3勝目

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#21佐々木大樹ぶっちぎりの2連勝!!
全日本F3選手権第4戦の決勝が5月15日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#21佐々木大樹(B-MAX NDDP F3)が後続に2.644秒差をつけ、昨日に続いて2連勝を飾った。
Nクラスは終盤のドッグファイトを制した#78片山義章(Petit LM Racing)が今季3勝目をあげた。(天候:晴れ コース:ドライ)

第4戦決勝は午前10時55分より21周で行われた。
接戦につぐ接戦となった第3戦決勝に続き、この日もCクラス、Nクラスともにコースのいたるところで激しいバトルが展開された。

ホールショットを奪ったのは2番手スタートの#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP)。
しかし2周めのコカコーラコーナーでマーデンボローがコースを飛び出してしまい、あっさり佐々木にトップを明け渡したばかりか、#36山下健太(トムス)にも先行を許してしまう。
さらには、5番手スタートから3周めの1コーナーで#37坪井翔(トムス)をパスしてきたチームメイトの#23千代勝正にも追いつかれてしまい、レース中盤は接近戦を演じることになってしまった。

そして15周め。1コーナーでアウトから並びかけた千代とマーデンボローのホイール同士が接触。
スピン状態に陥った千代はコースを飛び出し、四輪にフラットスポットを作ってしまった。
マーデンボローもその周のコカコーラコーナーで飛び出し、順位を一つ落としてしまった。

今季のF3参戦はこの富士大会までと決まってる佐々木は、ペースをコントロールする余裕すら見せてトップを快走、21周の長丁場を逃げ切り、今週末2連勝という申し分のない内容で有終の美を飾った。
2位には山下、3位には坪井とトムス勢が続き、依然として山下がポイントリーダーの座を守っている。

Nクラスもまた昨日に勝るとも劣らない激戦となった。
オープニングラップを制したのは予選3番手の#10岡崎善衛(アルビレックスRT)。
しかし2周めには#30DRAGON(B-MAX)が岡崎をかわしてトップに立つと、3周めには予選トップの片山も岡崎を抜いてDRAGONに追いつき、レース中盤からは一騎打ちの様相を呈してきた。
1コーナー、コカコーラ、ヘアピン、ダンロップと執拗にDRAGONの隙を伺う片山だったが、DRAGONも巧みに片山をブロック、ギリギリの攻防が延々と続いたが、18周めの1コーナーでレコードラインを走ろうとしたDRAGONの隙を片山は見逃さず、インに飛び込んでトップに立つと、そのまま一気に後続を突き放して今季3勝目をもぎ取った。

2位に後退したDRAGONはその後#9廣田築(アルビレックスRT)の猛追を受けたが、最後までポジションを守りきった。

次戦の舞台は岡山国際サーキット。5月28-29日開催だ。

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Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
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