全日本F3000選手権第10戦 鈴鹿
予選 取材メモから
予選トップ3 インタビュー
ポールポジション
20 アンドリュー・ギルバートスコット(1回目:1位 2回目:1位)
9戦の勝利者インタビューでは、勝ったのに笑顔がなかったA.G。
ところが今回は、ポールとはいえまだ予選が終わっただけというのに
ニコニコ笑顔が終始消えなかった。
「ご存じの通り、鈴鹿は予選がものを言うから
とにかく、ポールを取るために僕もチームも全力を挙げたんだ。
午前はコースが滑りやすくて、コンディションは良くなかった。
午後はだいぶ良くなったんで、ちょっとセッティングを変えて
古いタイヤで出たんだ。でも、あまりよくなかったんで、
元に戻した。それから、ニュータイヤでアタックに出た。
2周目にアタックをしようとしたんだけど、まだタイヤがグリップしてない
感じだったんで、もう1周待ってアタックしたんだ。
いいタイムアタックができたよ」
明日の決勝は? という質問になると
表情はとたんに硬くなる。
「ポールは取れただけど、レースはまたいろんなことがあるから、
今は何とも言えない」
2位
11 黒澤 琢弥(1回目:2位 2回目:2位)
予選を終えて、ピットに戻り計時モニターを見て
「えっ、2位かぁ」と渋い顔を見せた黒澤。
しかし、満足いく走りができたらしく
「まあ、しょうがないな」のさっぱりした表情。
「今日は久々にエキサイトした予選だった。こんなのF3以来じゃないかな。
自分では、十分満足ゆく走りができたと思った。マシンも良かったし、
タイヤもスコットと同じものだろうし。
それでも、彼を抜けなかったんだから、今回は彼が速かったということでしょう。
予選の状況はスコットが言ったとおり、僕もニュータイヤでのアタックの
最初はタイヤがまだ完全じゃなかったから、1回流してからアタックに入った。
で、あのタイムが出たんだ。続けて、クリアだったんでそのまま行ったんだけど、
同じぐらいのタイムで、結局スコットには及ばなかったんだから、
今日は彼が文句なく1番でしょう」
決勝はという質問に、
隣のスコットを指さし、「ユー、チャンピオン。ギブ・ミー・ウィン!」
とジョークを一発。しかし、マルコはちょっとムッとした表情。
「僕はもうチャンピオンは関係ないから、優勝以外は狙わない。
2人は、きっと無理はせずに牽制し合うから、その間隙を突いて勝ちたいね」
3位
8 マルコ・アピチェラ(1回目:3位 2回目:3位)
A.Gと対照的に無表情というか、
まさに不機嫌という字が顔に書いてある様なマルコ。
「3位は悪くはないと思う。
マシンはまずまずだったし、午後も悪くはなかった。
しかし、午前よりコース状況が良くなったのに
タイムはほんの少ししか縮まらなかったから、
やっぱり良くなかったのかな」
と、言葉少なで元気のないマルコ。
決勝に関する質問にも
「走り出してから、考えるよ」
とこれまたつれない答えだった。
このコメントは、トップ3記者会見の会話を中心に、
チームリリースと古屋が拾った話を加え、再編したものです。
11月26日
鈴鹿サーキットにて
古屋 知幸 = MGG01235 =
1994年全日本F3000選手権シリーズ第10戦
ミリオンカードカップレース ファイナルラウンド鈴鹿 予選2回目レポート
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午前中のセッションは、コースコンディションがあまりよくなく、かなりスリッ
ピーだったために各チームとも予想していたタイムで走る事ができなかった。各
チームともそれに対応してダウンフォースを増やすようなセッティングで午後の
セッションに望んでいる。
午後になって気温はやや上がり15度、路面温度は20度になった。風は午前中
と同じわずかな追い風だが、やはり走行に影響を与える事はないと思われる。
まず飛び出したのは16番影山 正美。タイムは1分46.898秒と、最初から飛ば
し始める。影山 正美は、次の周で1分46.209秒までタイムを上げた。
予選終了54分前、8番マルコ・アピチェラが早々とコースイン。午後の予選は
最初からヒートアップする。
予選終了51分前には27番トム・クリステンセンが1分44.931秒でトップに。
続いてアタックを開始したマルコ・アピチェラが1分45.218秒で2位に。クリステ
ンセンは、次の周でさらにタイムを1分44.671秒まで上げたが、アピチェラがこれ
を許さず、1分44.048秒でトップの座を奪取した。1番星野 一義も1分45.373秒
を出し、3番手に上がって来ている。
予選終了40分前の順位は、8番マルコ・アピチェラ、27番トム・クリステン
セン、18番トーマス・ダニエルソン、1番星野 一義、24番服部 尚貴、
16番影山 正美。
予選終了39分前、11番黒澤 琢弥が1分45.013秒で3位に。しかし星野
一義が1分44.861秒を出してこの座を奪った。
タイムの上がり方から見て、どうやら午前中よりもコースコンディションはよく
なっているらしい。更なるタイムアップが期待される。
予選終了35分前、9番マウロ・マルティニが1分44.972秒を出し4位に。
鈴鹿使いの25番ロス・チーバーもコースインしているが、どうも調子に乗れな
いらしくタイムが上がらない。
予選終了32分前、24番服部 尚貴が1分44.465秒を出し2位にジャンプアッ
プ。ここでA・G・スコットがコースイン。
予選終了前30分の順位は、8番マルコ・アピチェラ、24番服部 尚貴、27
番トム・クリステンセン、1番星野 一義、9番マウロ・マルティニ、11番黒澤
琢弥。
まずA・G・スコットは1分44.808秒を出して4位に、次のラップで1分44.177
秒を出して2位に上げる。そのままピットインし、タイヤ交換に入る。
予選終了21分前、11番黒澤 琢弥が1分44.058秒を出して2位に浮上。次の
周1分43.927秒を出して、一気に1位の座を手に入れる。
この時アピチェラはピットインし、後ろのカウルを開けて作業中。
スコットもタイムアタックを行っているが、いっこうにタイムが上がらない。
予選終了10分前の順位は、11番黒澤 琢弥、8番マルコ・アピチェラ、20
番A・G・スコット、24番服部 尚貴、18番トーマス・ダニエルソン、27番
トム・クリステンセン。
予選終了9分前、マルコ・アピチェラが一気にタイムアップし1分43.730秒で1
位に。
予選7分前、16番影山 正美が1分44.202秒で4位に飛び込む。また、9番
マウロ・マルティニが1分44.290秒で5位に。
予選終了6分前、マルコ・アピチェラがスロー走行の車に引っ掛かりながらも
1分43.297秒を出してさらにタイムを上げて来た。
予選終了5分前、18番トーマス・ダニエルソンが1分44.146秒を出し、3位
に。
予選終了4分前、A・G・スコットが1分42.615びょうと、ただ一人42秒台を
出して1位をゲット。
予選終了3分前、27番トム・クリステンセンが1分44.937秒を出し4位に。
ここで11番黒澤 琢弥が1分43.153秒で2位に。フロントローに食い込んで来
た。
予選終了2分前、24番服部 尚貴が1分43.462秒で4位に。
予選終了1分前、マウロ・マルティニが1分43.797秒で5位に、ロス・チーバー
は1分43.852秒で6位に。
ここでチェッカードフラグ、予選走行は終了した。
/*** FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治/PEE00630(RIJ) ***/
1994年全日本F3000選手権シリーズ第10戦
ミリオンカードカップレース ファイナルラウンド鈴鹿 予選1回目レポート
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天候は晴れ。気温は13.5度と、11月下旬としては温かいと言えるだろう。
メインストレートでは追い風が吹いているが、予選走行に影響が出るほどではな
い。
シグナルがグリーンになって、まずコースに一番に飛び出したのは7番高橋
国光だった。彼はゆっくりと1周しただけでピットの戻り、結局午前中の走行はこ
こで終了している。
タイム計測で最初の一番時計を叩き出したのは、26番影山 正美で1分52.381
秒だった。続いて36番高木 虎之介が1分50.661秒、15番桧井 保孝が1分
49.500秒と塗り換えてゆく。桧井は次の周で1分48.436秒を出した。
計測残り50分で順位は、15番桧井 保孝、2.2秒遅れで36番高木 虎之
介、続いて26番影山 正美、65番中野 信治の順。
桧井 保孝はさらにタイムアップを果たし、1分47.775秒まで詰めて来た。
予選時間が進む中、ここでタイムは膠着状態となった。上位チームは最後の10
分にタイムアタックをすべく、いまだに動きが見られない。
影山 正美が1分47.527秒を予選終了38分前に出してトップに立つと、それに
つられるように高木 虎之介が1分47.180秒を出してトップを奪いかえした。
予選残り30分前の順位は、36番高木 虎之介、26番影山 正美、15番桧
井 保孝、21番和田 久、55番飯田 章、65番中野 信治の順。若手が上位
を独占しているが、トップクラスはいまだに走行をしていない。
高木 虎之介はさらにタイムを縮め、予選終了18分の所で1分46。212秒まで来
た。
予選終了11分、和田 久がスプーン出口でアウトにコースアウト。サンドト
ラップからからくもコースに復帰。
予選終了10分前の順位は、36番高木 虎之介、9番マウロ・マルティニ、
24番服部 尚貴、26番影山 正美、21番和田 久、5番ジェフ・クロスノフ
の順。
予選終了7分前、24番服部 尚貴が1分45.553秒を出し、トップチームのタイ
ムレースがスタートした。1番星野 一義はここで2位に浮上。
ここで55番飯田 章がシケイン手前でクラッシュ。前のサスペンションを曲げ
たが、ドライバーは無事。
予選終了4分前、高木 虎之介が4位に浮上。さらにマウロ・マルティニがこの
ポジションを奪いかえす。
予選2分前、11番黒澤 琢弥が1分45.340秒でトップに躍り出た。
しかし予選1分前、20番A・G・スコットが1分45.205秒でトップを奪った。
ここでチェッカーフラグが掲示される。
A・G・スコットはさらにタイムをアップし、1分44.717秒でただ一人44秒台
に入ってみせた。
トップチームは午後の予選でさらなるタイムアップを見込んでいるようだ。
/*** FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治/PEE00630(RIJ) ***/
COSMO OIL RACING TEAM CERUMO
'94全日本F3000選手権第10戦 予選
フロントローから最終戦に挑む
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1994年11月26日 鈴鹿サーキット
天気(午前/午後):晴/晴
気温(午前/午後):14゚C/16゚C
全日本F3000選手権の最終戦となる第10戦の予選が三重県・鈴鹿サーキットで開催
された。シリーズランキング4位につけるCOSMO OIL RACING TEAM CERUMOのドライ
バー、黒澤琢弥は予選2回目にベストタイムの1分43秒153を記録し、予選総合2位
を獲得した。これにより黒澤は27日の決勝レースをフロントロー(最前列)の2番グ
リッドからスタートする。
■予選1回目(10:35~11:35)
コース上にはホコリが浮き、予想以上に滑りやすい状況だった。このため黒澤は、状
況を確かめ40分過ぎに始めてコースに出た。まず最初のアタックを行おうとしたが、
コースアウトしたマシンがコース上に砂をまいたので、いったんピットに戻った。こ
のピットインで、滑りやすい路面に対応するため前後ウイングを立てて、少しダウン
フォースを増やした。そして、終了7分前に再度コースイン。1分45秒340を出して、
リーディングボードのトップに立つ。そして、黒澤はチェッカー直後に1分45秒324
のタイムを記録し、このセッションの2番手となった。
■予選2回目(14:50~15:50)
15分過ぎに午前使用したタイヤでコースイン。マシンの状況をチェックし、黒澤はピッ
トに戻った。ここで若干セッティングを変更し、タイヤの左右を交換して再度コース
イン。そして、最初のアタックに入り、1分43秒921を記録。この時点のトップとな
る。ここでピットに戻り、再度セッティングを調整し、黒澤はラスト9分でニュータ
イヤを履いて最後のアタックへ出る。このアタックで1分43秒153のベストタイムを記
録し、2番手となった。この結果、黒澤は予選総合で2位となった。
◆黒澤琢弥選手のコメント
路面はどこもホコリっぽく、かなり滑りやすい状態でした。どのコーナーでもマシン
が滑ってしまい、無理なアタックをせずに予選2回目に全力を尽くすことにしました。
午後の予選ではマシンのバランスも良く、自分では最高の状態でアタックを行えまし
た。結果としてはポールを取れずに残念ですが、このタイムは自分のベストだと思う
ので満足です。最低限のフロントローという条件はクリアしたので、決勝レースは優
勝だけを狙って、スタートに集中します。
◆チーム監督のコメント
午前はとても路面が悪かったようです。マシン自体は非常にいい状態となっています。
最初のアタックの後、タイヤとのマッチングがもうひとつだったので、最後のアタッ
ク前に元に戻したのですがこれが良かったようです。抜きにくい鈴鹿で最前列スター
トを得たことは、まず一安心と言うところでしょう。有終の美を飾れるよう決勝に向
けて全力を尽くします。
●予選結果
No.11 黒澤 琢弥 コスモオイル ローラT94 無限 BS
予選1回目:1'45.324(2位) 予選2回目:1'43.153(2位)
予選総合2位 決勝スタート:1列目 2番グリッド
'94全日本F3000選手権シリーズ 最終戦 94-11-26
ミリオンカードカップレース ファイナルラウンド鈴鹿 WEATHER FINE
F3000 公式予選 2回目 結果表 COURSE DRY
POSNo DRIVER TYPE TIME DELAY LAP TEAM/CAR
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1 20 A.G.スコット ローラT93/50 MF308 1'42.615 205.72Km 10/13 STPーLOLA MCS
2 11 黒澤 琢弥 ローラT94/50 MF308 1'43.153 0.538 13/15 コスモオイルローラT94ムゲン
3 8 マルコ・アピチェラ DOME F104 MF308 1'43.297 0.682 12/14 トライダンロップ童夢F104
4 24 服部 尚貴 レイナード94D MF308 1'43.462 0.847 16/17 レイナード 94D
5 9 マウロ・マルティニ ローラT94/50 MF308 1'43.797 1.182 16/17 acom LOLA T94
6 25 ロス・チーバー レイナード94D MF308 1'43.852 1.237 9/10 ユニマット レイナード 94D
7 18 トーマス・ダニエルソン ロ-ラT94/50 Judd 1'43.916 1.301 16/16 5ZIGEN LOLA T94
8 27 トム・クリステンセン レイナード94D MF308 1'43.937 1.322 13/15 ALEXEL 94D
9 16 影山 正彦 レイナード94D MF308 1'44.290 1.675 19/23 PIAA REYNARD94D
10 1 星野 一義 ローラT92/50 MF308 1'44.319 1.704 16/18 NISSEKI LOLAT92
11 3 金石 勝智 ローラT93/50 DFV 1'44.590 1.975 15/18 CABIN T93 DFV
12 6 ミハエル・クルム DOME F104 MF308 1'44.801 2.186 18/19 トライダンロップ童夢F104
13 50 田中 実 ローラT93/50 DFV 1'44.912 2.297 13/17 kg/mm ローラDFV
14 26 影山 正美 レイナード93D MF308 1'45.132 2.517 13/16 レイナード 93D
15 36 高木 虎之介 レイナード93D MF308 1'45.243 2.628 11/14 PIAA REYNARD93D
16 21 和田 久 ローラT93/50 MF308 1'45.319 2.704 13/20 BlackRacing T93
17 5 ジェフ・クロスノフ ローラT94/50 MF308 1'45.427 2.812 14/23 SSR メイテック DLローラ
18 17 ミカ・サロ ローラT93/50 DFV 1'45.432 2.817 14/16 5ZIGEN LOLA T93
19 7 高橋 国光 ローラT94/50 MF308 1'45.629 3.014 13/22 ADVAN ローラ MF308
20 65 中野 信治 レイナード93D MF308 1'46.545 3.930 20/23 REYNARD 93D
21 15 檜井 保孝 レイナード94D MF308 1'47.233 4.618 5/ 8 PIAA REYNARD94D
22 12 田嶋 栄一 ローラT92/50 MF308 1'47.557 4.942 14/17 ローラT92ムゲン
55 飯田 章 ローラT94/50 MF308 JACCS LOLA T94
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提供:鈴鹿サーキットランド
'94全日本F3000選手権シリーズ 最終戦 94-11-26
ミリオンカードカップレース ファイナルラウンド鈴鹿
F3000 総合予選結果表
POSNo DRIVER TYPE BEST-TIME DELAY LAP 1st-SEC 2nd-SEC
-------------------------------------------------------------------------------
1 20 A.G.スコット ローラT93/50 MF308 1'42.615 205.72Km 19 1'44.717 1'42.615*
2 11 黒澤 琢弥 ローラT94/50 MF308 1'43.153 0.538 23 1'45.324 1'43.153*
3 8 マルコ・アピチェラ DOME F104 MF308 1'43.297 0.682 19 1'45.376 1'43.297*
4 24 服部 尚貴 レイナード94D MF308 1'43.462 0.847 25 1'45.553 1'43.462*
5 9 マウロ・マルティニ ローラT94/50 MF308 1'43.797 1.182 26 1'45.722 1'43.797*
6 25 ロス・チーバー レイナード94D MF308 1'43.852 1.237 12 2'16.965 1'43.852*
7 18 トーマス・ダニエルソン ロ-ラT94/50 Judd 1'43.916 1.301 21 1'46.081 1'43.916*
8 27 トム・クリステンセン レイナード94D MF308 1'43.937 1.322 17 2'35.700 1'43.937*
9 16 影山 正彦 レイナード94D MF308 1'44.290 1.675 28 1'46.603 1'44.290*
10 1 星野 一義 ローラT92/50 MF308 1'44.319 1.704 24 1'45.732 1'44.319*
11 3 金石 勝智 ローラT93/50 DFV 1'44.590 1.975 26 1'46.609 1'44.590*
12 6 ミハエル・クルム DOME F104 MF308 1'44.801 2.186 23 1'47.597 1'44.801*
13 50 田中 実 ローラT93/50 DFV 1'44.912 2.297 36 1'47.093 1'44.912*
14 26 影山 正美 レイナード93D MF308 1'45.132 2.517 35 1'46.502 1'45.132*
15 36 高木 虎之介 レイナード93D MF308 1'45.243 2.628 29 1'46.212 1'45.243*
16 21 和田 久 ローラT93/50 MF308 1'45.319 2.704 37 1'46.613 1'45.319*
17 5 ジェフ・クロスノフ ローラT94/50 MF308 1'45.427 2.812 33 1'46.960 1'45.427*
18 17 ミカ・サロ ローラT93/50 DFV 1'45.432 2.817 25 1'47.083 1'45.432*
19 7 高橋 国光 ローラT94/50 MF308 1'45.629 3.014 24 2'15.144 1'45.629*
20 65 中野 信治 レイナード93D MF308 1'46.545 3.930 44 1'47.840 1'46.545*
21 15 檜井 保孝 レイナード94D MF308 1'47.233 4.618 27 1'47.346 1'47.233*
22 12 田嶋 栄一 ローラT92/50 MF308 1'47.557 4.942 28 1'48.259 1'47.557*
23 55 飯田 章 ローラT94/50 MF308 1'47.828 5.213 15 1'47.828*
予選通過基準タイム(110%) 1'53.323
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提供:鈴鹿サーキットランド
'94全日本F3000選手権シリーズ 最終戦 94-11-26
ミリオンカードカップレース ファイナルラウンド鈴鹿 WEATHER FINE
F3000 公式予選 1回目 結果表 COURSE DRY
POSNo DRIVER TYPE TIME DELAY LAP TEAM/CAR
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1 20 A.G.スコット ローラT93/50 MF308 1'44.717 201.59Km 6/ 6 STPーLOLA MCS
2 11 黒澤 琢弥 ローラT94/50 MF308 1'45.324 0.607 8/ 8 コスモオイルローラT94ムゲン
3 8 マルコ・アピチェラ DOME F104 MF308 1'45.376 0.659 3/ 5 トライダンロップ童夢F104
4 24 服部 尚貴 レイナード94D MF308 1'45.553 0.836 6/ 8 レイナード 94D
5 9 マウロ・マルティニ ローラT94/50 MF308 1'45.722 1.005 8/ 9 acom LOLA T94
6 1 星野 一義 ローラT92/50 MF308 1'45.732 1.015 5/ 6 NISSEKI LOLAT92
7 18 トーマス・ダニエルソン ロ-ラT94/50 Judd 1'46.081 1.364 4/ 5 5ZIGEN LOLA T94
8 36 高木 虎之介 レイナード93D MF308 1'46.212 1.495 12/15 PIAA REYNARD93D
9 26 影山 正美 レイナード93D MF308 1'46.502 1.785 12/19 レイナード 93D
10 16 影山 正彦 レイナード94D MF308 1'46.603 1.886 4/ 5 PIAA REYNARD94D
11 3 金石 勝智 ローラT93/50 DFV 1'46.609 1.892 8/ 8 CABIN T93 DFV
12 21 和田 久 ローラT93/50 MF308 1'46.613 1.896 17/17 BlackRacing T93
13 5 ジェフ・クロスノフ ローラT94/50 MF308 1'46.960 2.243 5/10 SSR メイテック DLローラ
14 17 ミカ・サロ ローラT93/50 DFV 1'47.083 2.366 8/ 9 5ZIGEN LOLA T93
15 50 田中 実 ローラT93/50 DFV 1'47.093 2.376 14/19 kg/mm ローラDFV
16 15 檜井 保孝 レイナード94D MF308 1'47.346 2.629 14/19 PIAA REYNARD94D
17 6 ミハエル・クルム DOME F104 MF308 1'47.597 2.880 3/ 4 トライダンロップ童夢F104
18 55 飯田 章 ローラT94/50 MF308 1'47.828 3.111 11/15 JACCS LOLA T94
19 65 中野 信治 レイナード93D MF308 1'47.840 3.123 21/21 REYNARD 93D
20 12 田嶋 栄一 ローラT92/50 MF308 1'48.259 3.542 11/11 ローラT92ムゲン
21 7 高橋 国光 ローラT94/50 MF308 2'15.144 30.427 2/ 2 ADVAN ローラ MF308
22 25 ロス・チーバー レイナード94D MF308 2'16.965 32.248 2/ 2 ユニマット レイナード 94D
23 27 トム・クリステンセン レイナード94D MF308 2'35.700 50.983 2/ 2 ALEXEL 94D
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提供:鈴鹿サーキットランド
全日本F3000選手権第9戦 富士
決勝 取材メモから
優勝 20 アンドリュー・ギルバートスコット(予選:5位)
記者会見の会場に現れたアンドリューに、嬉しいという表情はなかった。
一見、楽に逃げ切った様に見えたレースだが、
決してそうではなかったことが、彼の表情からうかがえた。
予選2回目のタイムアタックでは、ニュータイヤを付けて走り出だした
途端に赤旗中断。満足にアタック出来ずに、不本意な5位だった。
決勝レース、そんな彼に幸運が訪れた。スタートでグリーンランプが
点いた直後に、18ダニエルソンがエンジンストール。彼の後ろのグリッド
だった25ロスは一瞬出遅れた。アンドリューは3番手で1コーナーを抜けた。
「僕のマシンはストレートスピードがあるから、ここ富士で多少有利だった。
だから、スタートでロスとトーマスの前に出れたはラッキーだった。
実は、みんな(他のBSユーザー)より少し堅めのタイヤを選んだ。
これはもっと前でスタートすることを予想したからで、こりゃ失敗かなと
思った。だから、マルコに追いつくことはできると思ってたけど、
かなりしんどいなって。それが、1コーナーで3番手だろ。ラッキーだったよ」
彼はそのトップスピードを活かして、マウロ、マルコをあっさりかわし、
トップに立つとじわじわと差を付けだした。
「あとは十分な差を早めに付けて、その差をキープすることを考えた。
確かにマルコのプレッシャーはきつかった。
けれど、彼のタイヤが早くから傷んだらしくて、ペースが上がらないようだった。
僕の方は、選んだ堅めのタイヤがこの気温に合っていて、全く問題がなかった。
そう言う意味では作戦通りに進んだ。彼との差はタイヤの差だったんだろう」
質問がチャンピオンのことに進むと、アンドリューの表情はさらに堅くなる。
「チャンピオンのことはまだ分からないよ。マルコはとっても速いしね。
鈴鹿ではロスも速い。マウロもホシノもいるし。とにかくベストを尽くすだけだ。
まだわからない」
87年に日本F3に登場して以来、ようやく手にしたビックチャンス。
しかも、荒っぽいとか、ムラがあるなど、そのスピードの割に高い評価を
得ていなかった彼が、ついに頂点の見える位置に来たのだ。
本当の真価を証明するレースを前に喜んでいられないのも分かる気がする。
2位 8マルコ・アピチェラ(予選:1位)
勝てるはずのレースだった。彼の顔にはそう書いてあった。
開口一番、
「アンドリューの言うとおり、タイヤの差だけだよ」
普段は、明るいおとなしい感じのマルコが、かなり強い語調で
そう言ったのには、正直驚かされた。
ご存じの通り、この不況下でレースを支えているのはF1でも、F3000
でもタイヤメーカーの力である。だから、公式の席ではあまりタイヤのことは
言及しないのが、不文律となっている。それをあのマルコがあえて言い切った
のだから、彼の心中に穏やかでないものがあったのだろう。
盲腸の手術も無事に済み、体調も万全。鈴鹿のテストで光貞がクラッシュさせた
彼のレースカーも全く問題なく仕上がっていた。
予選では赤旗後の混雑した状況で、2位だった。それなのに、ダニエルソン
のタイム取消により、タナボタでポールを拾った。流れは彼にあるはずだった。
「とにかくタイヤが安定していなかった。気温が高かったので、
後半は苦しいかと思っていたけど、すでに10周過ぎからおかしかったんだ。
バイブレーションが出て、あのタイムが精一杯だった。ちょっとでもラインを
外したり、操作が大きくなるともうメロメロだった」
マルコはもう、余計なことは話したくないと言った風情。
チャンピオン争いのことでも、言葉は少ない。
「ご存じの通り、鈴鹿は抜くところが少ない。だから予選が最大のポイントだろう。
ロスも速いけど、僕にとっての勝負はアンドリューだけだ」
と、はやくも一騎打ちへ気持ちは向かっているようだった。
3位 9 マウロ・マルティニ(予選:3位)
ここのところパッとしないマウロだが、終わってみればしっかりと
3位を獲得していた。
「とにかく、トップスピードが足りないんだ。予選の2回目では
だいぶ良くなったけどね。その分コーナーで頑張るから
ちょっとアンダーが気になるし」
と、マシンのポテンシャルにいたくご不満の様子。
レースでも
「今のマシンの状態を考えれば、この成績はベストだよ」
とひとこと。
レース序盤は11黒澤と激しく3位争いをしたが、彼が脱落すると
後方から上がってきた星野が、3~2秒の間隔はあるが、
激しいプレッシャーをかけてきた。
「ホシノのプレッシャーは結構すごかったよ。ただ、彼はタイムに
ムラがあったね。だがら、何とか逃げ切れると思った。
それより、周回遅れが気になったね。まったく、誰がジョーカーを引くか
そんな感じだったよ」
ちなみに星野は
「チームからとにかく結果を残すように言われてさ。無理はしないというか
優等生の走りをしたよ。ちょっと、フラストレーションも溜まったけど、
これが成績に繋がったんだと思う」ということでした。
外国人3人ともおとなしいタイプだったためか、
日本人もいなかったせいか、
上位2人の気持ちがすでに鈴鹿に飛んでいたせいか、
すごく静かに淡々と進んだ記者会見だった。
このコメントは、トップ3記者会見の会話を中心に、
チームリリースと古屋が拾った話を加え、再編したものです。
11月13日
富士スピードウェイにて取材
古屋 知幸 = MGG01235 =
◆童夢インサイド・レポート 第4回
「第9戦 INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL 誤算の決勝レースの巻」
タナボタ的とはいえポールポジションを獲得し、気分的にも盛り上がってきた童夢
&アピチェラにとって、不安材料があるとすれば、それはタイヤだった。
今回チームが選んだのは、前後4本とも第8戦で優勝した時と同じタイヤだった。
思いがけない気温の上昇(想定より5℃も高い)が気にはなるが、そこはタイヤに
負担をかけないセッティング(タイヤの内圧を下げたり、リアのダウンフォースを増
やしたり)に変更することでカバーできる。
ガソリンが重い序盤はとにかく丁寧に走ってタイヤを温存、しかも、できるだけマ
ージンを稼ぐ、という至難の技もマルコの運転技術ならば可能だ。
童夢の胸算用としては、スタートを決めたマルコがトップで1コーナーに入る。ダ
ニエルソンがぴたりとくっついてくるだろうが、彼も後ろにM・マルティニやチーバ
ーやスコットを従えているので、そうそう前のアピチェラだけに神経を集中するわけ
にもいくまい。そうこうするうちに、いづれレース巧者のロスかスコットあたりがダ
ニエルソンを抜いて順位を上げてくるだろうが、このところとみに速さを増してきた
ダニエルソンならば、10周くらいは2番手をキープするだろう。
その10周を利用して、マルコはタイヤを温存しつつマージンを稼ぎ、恐らくスコッ
トと競り合うことになるであろうレース後半戦に備える、というわけだ。
「スコットの追い上げがあっても、最終的には1周につきコンマ3から4秒差で逃げ
きれる」と松本恵二監督はレース前の作戦会議を締めくくった。
しかし、実際はそうは運ばなかった。
結論から言うと、
その1・・アテにしていたダニエルソンが、スタートでコケた
その2・・タイヤが予想外に早い段階でダレてしまった
というふたつの誤算が、5周目にスコットにトップを奪われ、そのまま逃げきられる
結果を招いたのである。
予選ではアンラッキーな面が多くて5番手に終わったスコットだったが、マシンそ
のものの調子はすごぶる良かった。
「マルコに追いつくのに少なくとも10周はかかるだろうが、いづれにせよ追いつく自
信はあるんだ。マルコを抜けるかどうかは、その時にならないとわからないけどね」
とレース前に語っていたところによると、ステラ側のレース展望も、童夢の考えと似
たりよったりだったらしい。
ところがマルコにとってアンラッキー、スコットにとってラッキーなことに、ダニ
エルソンがスタートでエンジン・ストールしたため、スコットはいきなり3番手に浮
上。前にいたマルティニにぴたりとついて最終コーナーを立ち上がり、直線に入った
ところでそのスリップから抜け出したスコットは、2番手でコントロール・ラインを
通過したのである。
思いっきりアテが外れたものの、マルコにすれば勝算がなくなったわけではなかっ
た。もともと、スコットとマッチ・レースになることは予想済みのことで、それが予
想より早い段階で起こっただけである。
5周目にあっさりスコットを先に行かせたのも、そこで無理してスコットを抑える
よりは、作戦通りに序盤はタイヤを温存し、ガソリンが軽くなる後半以降に逆襲をか
ければいい、と考えたからだ。
しかし、ここでダニエルソンよりハズれてしまう事件が起こった。
早くも10周を過ぎに、前後4本ともにブリスターが出来てマシンの振動が激しくな
り、スコットを追いかけるどころではなくなったのだ。
ピット前のプラットフォームでは、松本監督以下スタッフがラップ・モニターを囲
み、もっと速くなっていいはずのマルコのペースがなかなか上がらず、広がる一方の
スコットとの間隔にイライラしていた。
見れば、12番手から7番手に浮上していたクルムのタイムも、20周目あたりからほ
とんどタイムが上がらない。
マシンのメカニカル・トラブルは考えられず、誰言うとでもなく「タイヤ」の三文
字が頭に浮かんだ。
「タイヤというのは生き物みたいで、同じ材料を同じ量、同じ工程で作ったからとい
って、いつも同じモノが出来上がるとは限らない。作る時の気温とか、湿度とか、作
る人の気分とか、ま、それは冗談やけど、とにかくちょっとのことで全然変わってく
るらしい。だから、前のレースのと同じタイヤを作ったつもりでも、そうじゃなかっ
た、ってことやね。まあ、ここまで早くダメになるとは思ってなかったけど」と松本
監督は諦めの口調。
タイヤ・トラブルでトップから4位に後退せざるを得なかった4月のレースの時は
口をつぐんでいたマルコも、さすがに今回はキレたのだろう。記者会見の席上で、
「あえて敗因を挙げるとすれば、タイヤで負けたのだと思う」と不満を露にした。
ただ今回の場合、予想以上に気温の上昇に対するタイヤ選択の読みが、少し甘かっ
たのではないか、という気もする。
現にBSを履くスコットの「ちょっとハード過ぎるかなぁ、と思うタイヤを選んだ
けど、結果的にはそれで良かったけどね」という言葉を考えると、敵は異常ともいえ
る暑さに素早く対応していたようなのだから。
ともあれ、今回はステラ&スコット&BSにヤラレてしまった。
チーバーがリタイアに終わったことにより、チャンピオン争いは2週間後の鈴鹿・
最終ラウンドで、マルコとスコットの一騎討ちで決せられる。
◆童夢インサイド・レポート 第3回
「第9戦 INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL 他人の不幸は密の味だった予選、の巻」
11月なかばとは思えない、うららかな陽光ふりそそぐ富士スピードウェイのパドッ
ク、童夢チームのテント内に次のような紙が張り出されていた。
* * * * * * * * * * * * * * * * * *
マルコ シリーズ優勝のパターン
* * * * * * * * * * * * * * * * * *
マルコが1位の場合・・・ 文句無し
マルコが2位の場合・・・ スコットが3位以下、ロスが3位以下でマルコの
優勝決定。
マルコが3位の場合・・・ スコットが4位以下、ロスが2位以下。
マルコが4位以下の場合・・スコットはノーポイントでも優勝の可能性が残る。
ロスは3位以下で優勝の可能性が消える。
* * * * * * * * * * * * * * * * * *
つまり、マルコはこのレースでスコットより前でゴールすれば、チャンピオンが決
定するのである。敵はスコットただ一人、と言ってもいい。
今回はいつものメンバーに加えて、富士のみ参戦の清水正智に和田久や飯田章ら、
6人がスポット参戦し、今季最高の21台が集まった。
10時10分に始まった第1回公式予選でも、これらスポット組が真先にコースに向か
い、続いて星野一義や高橋国光ら。路面のホコリがそろそろ取れてくる開始20分過ぎ
に隣のピットからスコットがスタートしたのを見て、童夢のピットもようやく動き出
した。
童夢ではいつも、前回のレースやテストで確認したセッティング・データを、あら
かじめ京都の工場でマシンをセットしてからサーキットにやってくる。今回の場合だ
と、第8戦の後の富士テストでのデータが基本になるわけだ。
先月25日の鈴鹿テストでハデにクラッシュしたマルコのマシンだが、ボディ本体は
アンダー・フロアの交換だけで済んだらしい。足まわりやウイングなどももちろんニ
ュー・パーツなので、クラッシュ前のデータではセッティングに誤差が生じるんじゃ
ないかと思われるのだが、シャーシ・コンストラクターの童夢に限ってそんな心配は
無用。パーツのほとんどを自製し、それをコンピューター管理する、つまり完璧なク
オリティ・コントロールがなされているので、マシンは常に同じモノが出来上がって
くるというわけだ。
マルコもマシンの仕上がりには絶対的な信頼をおいているから、最初から全開でア
タックすることが出来るのである。
マルコは4周目に1分16秒631の4番手タイムを出したあと、さっさとマシンを
降りてしまった。
スコットはコンマ1秒速いタイムで3番手に、ロスが1分16秒273でトップに立
っているが、マルコはまだまだ余裕を残した走りでのタイムなので、全然気にはなら
ない。
第8戦で問題視された1から2コーナーの弱アンダー症状を解消すべく、富士テス
トでフロントのダウンフォースを増やす方向にセッティングを変えたのだが、それも
まず問題はないようだ。
午後の予選の前に、マルコのマシンはフロントの車高を1mm低く下げられた。新し
いアンダーフロアが地面に擦るのではないかと、テストの時より車高を上げていたの
だが、午前の走行で底が地面に擦ってないことが確認されたためだ。
僅か1mm、車高を低くしただけでもドライバーの感じるダウンフォースは大きく変
わり、コーナリング時のマシンの挙動も違ってくる。
童夢では(他のチームでもだろうが)マシンがピットに帰ってくる度にタイヤの内
圧と車高を必ずチェックして、その時々のマシンの状態に目を光らせている。
走ってタイヤが温まればその中の空気は膨張し、車高は当然上がる。走っている時
の車高が一定でないと、ダウンフォースの数値が変わりマシンの挙動は不安定になっ
てしまう・・・ということで、車高とタイヤの内圧チェックは絶対に欠かせないポイ
ントなのだ。
さて、マルコくらいのレベルになると、路面のコンディションを推し量りつつ、僅
かな周回で内圧を最高の状態にもっていくタイヤの使い方・走り方が出来るのだが、
これがルーキーのクルムになるとまだまだ。テストのように何周も走りこめば、そう
いうタイヤの状態にもっていけるのだが、マルコのように3・4周で、というわけに
はいかない。
第8戦の4位入賞や鈴鹿のテストで好タイムを出したこともあって、実は密かな自
信を持っていたクルムだったが、こと予選アタックに関しては全然マルコに歯がたた
ず、結局2回目の予選でも1分17秒台を切れずに12番手に留まった。
「今のラップは良い感じだったから、結構イケたかな?って思うやん。でもボードの
数字は17秒台のまんま。何べんやっても16秒台に入らへんかった」とクルム。
病み上がりのマルコにも、密かに意識しているT・クリステンセンにも負けてしま
い、クルムの顔はブルーを通り越してダークになってしまった。
一方、”どこが病み上がりやねん”というくらい元気なマルコは、午前に使ったタ
イヤのままで、まずは1分16秒599にタイムアップ。新しいタイヤにはきかえて待
つことしばし、コースが空いたタイミングを見計らい、さあいくぞ!というその時、
最終コーナーで高橋国光がクラッシュし、セッションは赤旗中断となった。
国サンが怪我がなくマシンを離れたのにはホッとしたが、テンションの上がってい
たドライバーにとっては、あまり有り難くない中断だ。
10分後にセッションは再開され、残り10分間の計測が行われることとなった。
だが、20台が一度に押し寄せたものだからコース上は大渋滞。マルコは、前後の間
隔を見ての一発アタックで1分15秒893をマークしたが、1分15秒819のT・ダ
ニエルソンのタイムには及ばず予選2番手となった。隣のスコットは赤旗前に新しい
タイヤでアタックに入り、タイヤの一番おいしいところを使いきっていたため、1分
16秒195の5番手タイムが精一杯だったようだ。
「まあ、スコットが5番手だったから、2番手でも悪くはないんだけどね」とマルコ
はボヤきつつホテルに引き上げていったのだが、その直後に発表された正式予選結果
では、なんとダニエルソンがトップタイムを出した周の黄旗無視により、そのタイム
は抹消。入れ代わってマルコがポールポジションになっているではないか。
思いがけないドンデン返しに童夢のピットは「ラッキー!チャチャチャ」と拍手の
嵐。マネージャーの佐々木氏がさっそくホテルに電話を入れると、いつものマルコと
は思えない、興奮に彩られた早口のイタリア語が受話器からがこぼれてきた。
(全10戦中9戦終了)
3 4 5 5 8 9 10 10 11 11
/ / / / / / / / / /
20 10 8 22 1 4 2 16 13 27
鈴 富 美 鈴 菅 富 鈴 富 富 鈴
鹿 士 祢 鹿 生 士 鹿 士 士 鹿
No- Driver--------- Rd.1--- 2--- 3--- 4--- 5--- 6--- 7--- 8--- 9---10---Total
8 M.アピチェラ 6 3 9 9 ( 1) ( 3) 6 9 6 48
20 A.G.スコット 0 9 6 0 6 9 4 2 9 45
25 R.チーバー 9 4 2 6 3 0 9 0 0 33
11 黒澤 琢弥 0 0 4 3 9 1 3 6 1 27
9 M.マルティニ 0 6 3 2 2 6 0 0 4 23
24 服部 尚貴 3 0 1 4 4 4 0 0 2 18
17 M.サロ 4 2 0 0 0 0 0 0 0 6
1 星野 一義 0 0 0 0 0 2 0 0 3 5
7 高橋 国光 0 0 0 0 0 0 0 4 0 4
6 M.クルム 0 0 0 0 0 0 0 3 0 3
3 金石 勝智 2 0 0 0 0 0 0 1 0 3
27 T.クリステンセン 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2
16 影山 正彦 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2
2 J.クロスノフ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
67 鈴木 利男 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
**************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* ( )内は有効ポイント外
* 全10戦のうち7戦(全レースの70%,小数点以下四捨五入)の有効ポイント制
* 当会議室 #1017,1050,1102,1130,1218,1287,1328,1339,1382より作成
全日本F3000選手権第9戦「インターナショナルF3000富士ファイナル」
は快晴の中21台が参加して45周で行われ、予選5番手から飛び出したA・G・ス
コットが5周目にトップに立ちそのまま快走、今季3勝目を挙げた。タイトル争い
は、ポイントリーダーのマルコ・アピチェラとスコットの2人に絞られ、今月末の最
終戦の鈴鹿で決戦と言う事になった。
確かに秋晴れではあるが、とても11月中旬とは思えないほどの陽気の中、全車ス
ターティンググリッドに整列した。照り付ける太陽は、路面温度を34度まで押し上
げている。この季節はずれのコンディションの中、各チームその調整に余念がない。
昨日の予選セッション終了間際に最終コーナーで大クラッシュを演じた高橋 国光
も、チームクルーの徹夜の作業で一部のボディカウルに損傷が気になる程度で、表情
は明るい。やはりここに来てヨコハマタイヤ勢の優位が目立ち始めているのであろう
か。
全車フォーメーションラップを終了し、いよいよグリーンシグナルが点灯。
ここでなんと予選2位のトーマス・ダニエルソンがエンジンストール。いきなり出
遅れてしまう。これ以外ではトラブルなく1コーナーを目指した。1コーナーでは波
乱もなく、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マルティニ、25番ロス・チー
バー、20番A・G・スコットの順でクリアしてゆく。
2周目に入ると、A・G・スコットがストレートでなんと2位までジャンプアッ
プ。黒澤 琢弥もロス・チーバーを抜いて4位に上がって来た。また、予選10位と
出遅れていた星野 一義も6位までアップして来ている。
順位は、8番マルコ・アピチェラ、20番A・G・スコット、9番マウロ・マル
ティニ、11番黒澤 琢弥、25番ロス・チーバー、1番星野 一義、6番ミハエル
・クルム、27番トム・クリステンセン、16番影山 正美、24番服部 尚貴の
順。
3周目、なんとか逃げたいマルコ・アピチェラだが、A・G・スコットはそれを許
さず、猛チャージを開始。ストレートエンドではアピチェラのテールエンドを伺う。
4周目、A・G・スコットはコーナー出口でテールを振り出すほどにプッシュをし
て、アピチェラを脅かしつづける。3位のマウロ・マルティニとスコットの間には早
くも大きな間隔ができつつある。そのマウロ・マルティニには黒澤 琢弥が接近して
来た。ここで星野 一義が1コーナーでロス・チーバーに襲いかかりこれをパス。
順位は8番マルコ・アピチェラ、20番A・G・スコット、9番マウロ・マルティ
ニ、11番黒澤 琢弥、1番星野 一義、25番ロス・チーバーとなった。
5周目、ストレートでスリップストリームからインを取ったA・G・スコットがつ
いにマルコ・アピチェラをパス。ついにトップの座を奪い取った。サントリーコー
ナーでは55番飯田 章と33番清水 正智が接触、両者ともそのままストップする
事に。また16番影山 正美がスピン、なんとか再スタートをしている。
6周目、A・G・スコットはマルコ・アピチェラに0.8秒も速いラップタイムを記
録して逃げにかかる。
7周目、ロス・チーバーは元気なくスピードも上がらない様子。これにチームメイ
トの服部 尚貴が1コーナーで襲いかかった。インに入った服部はなんなくチーバー
をかわすが、この周の終わりにはまたもチーバーに先行を許してしまう。
8周目、やはりマルコ・アピチェラはA・G・スコットに追い付けず、次第に離さ
れ始めた。4位のマウロ・マルティニとその後ろの星野 一義の間隔がここに来て明
らかに縮み始めた。
9周目、3位を争う11番黒澤 琢弥、9番マウロ・マルティニ、1番星野 一義
の間隔が非常に接近し、3車の間隔は0.7秒しかない。
10周目、1コーナーでまずマウロ・マルティニが動き、黒澤 琢弥のインを取っ
てこれをパスし、3位に。しかしマウロ・マルティニと黒澤 琢弥、星野 一義の差
はわずか0.6秒しかない。
ここでの順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ
・マルティニ、11番黒澤 琢弥、1番星野 一義、25番ロス・チーバー、24番
服部 尚貴の順。
11周目、トップの2台は17秒台後半、3位を争う3台は18秒前半でそれぞれ
の戦いを続けている。6位争いを続けているロス・チーバーと服部 尚貴は、バトル
を続けながらも星野 一義のテールに徐々に近づき始めているようだ。
12周目、トップ2台の間隔は約1秒。1コーナーで服部 尚貴がついにロス・
チーバーを捉え、6位に。
13周目、服部に置き去りにされたチーバーはここであせったかスピン。再スター
トをするが、大きく出遅れてしまう。これで7位にF30002戦目の6番ミハエル
・クルムが来た。
15周目、4位の黒澤 琢弥に星野 一義が迫り始めた。
順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マル
ティニ、11番黒澤 琢弥、1番星野 一義、24番服部 尚貴、6番ミハエル・ク
ルム、7番高橋 国光。
16周目、ストレートでスリップに入った星野 一義は黒澤 琢弥のインに飛び込
むが、黒沢はこれを許さずアウトからかぶせて何とかしのいでいる。
17周目、再度星野 一義は1コーナーで仕掛けるが、黒沢の抵抗に会いこれをか
わせない。
18周目、ついに星野 一義が1コーナーで強引にインから黒澤 琢弥をパス。
黒沢はアウト側に押し出されるようにふらつきながら立ち上がる事を余儀なくされて
しまった。トップ2台の差は1.9秒まで広がっている。
19周目、マルコ・アピチェラが突然プッシュを始め、A・G・スコットに0.9秒
差まで一気に詰めて来た。5位に上がった星野 一義は一気に17秒台にペースアッ
プ。3位のマウロ・マルティニに迫り始めた。また黒澤 琢弥に服部 尚貴が急接近
している
20周目、トップの2台の間隔は依然1秒ほど。服部 尚貴は1コーナーで黒澤
琢弥を抜き去り、5位にアップ。黒澤 琢弥はタイヤに問題を抱えているのか、次第
に後方へ落ちてゆく。
順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マル
ティニ、1番星野 一義、24番服部 尚貴、11番黒澤 琢弥、6番ミハエル・ク
ルム、7番高橋 国光。
21周目、トップ2台の間隔は1.2秒に広がった。A・G・スコットはマルコ・ア
ピチェラとの間隔を見ながらの走行か? 最終コーナーで服部 尚貴が周回遅れに
引っ掛かり、黒澤 琢弥に再度抜きかえされてしまう。
22周目、トップ2台の間隔は1.5秒。服部 尚貴がまたも1コーナーで黒澤 琢
弥をかわし、5位に再浮上。
23周目、トップの間隔は1.9秒に。服部 尚貴と黒澤 琢弥の間隔は今度こそ広
がり始めた。
25周目、トップ2台の間隔はついに2.6秒に。A・G・スコットは17秒後半だ
が、マルコ・アピチェラは18秒前半で、さらにこの間隔は広がりそうだ。
26周目、4位のマウロ・マルティニと星野 一義の間隔は2.4秒に縮まった。星
野はマルティニより0.4秒ほど速いラップタイムを叩き出しており、さらに接近が予
想される。
28周目、トップ2台の間隔はついに4秒を越えた。マルコ・アピチェラは2位を
キープに切り替えてしまったのだろうか。両者のラップタイムはA・G・スコットの
1分17.981に対し、マルコ・アピチェラは1分17.999とかなり接近したタイムを記録
しているのだが。
30周目、4位の星野 一義は1分17.578秒を出して、この周だけで0.5秒も3位
のマウロ・マルティニとの間隔を縮めた。
順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マル
ティニ、1番星野 一義、24番服部 尚貴、11番黒澤 琢弥、6番ミハエル・ク
ルム、7番高橋 国光。
31周目、マウロ・マルティニと星野 一義の間隔は1.6秒に。
32周目、4位争いは1.4秒差まで詰まって来た。1コーナーではかなり接近をし
ての走行となる。
34周目、あきらめたと思われたマルコ・アピチェラがここに来て復活。A・G・
スコットとの間隔をかなりの勢いで詰め始めた。星野 一義はここまでいいタイムで
詰めて来たが、ついにタイヤに限界が来たのかマウロ・マルティニとの間隔を詰めら
れなくなってしまった。
35周目、マルコ・アピチェラのタイムアップに合わせるかのように、A・G・ス
コットの前方には大量の周回遅れが現われ始めた。マルコ・アピチェラにとってはこ
こが正念場だ。ついにその間隔は2.8秒差まで縮まって来ている。
37周目、A・G・スコットが抜いた周回遅れにマルコ・アピチェラも突っかかる
ようになって来た。いったん詰まったかに思えたその差も、3.2秒に広がっている。
しかし、さらに周回遅れが前方には見えている。星野 一義はマウロ・マルティニと
ほぼ同じペースで走行をしている。どうやら追い上げもここまでという事らしい。
40周目、A・G・スコットとマルコ・アピチェラの差は3.9秒。マウロ・マル
ティニと星野 一義の差は1.5秒。この数周でマウロ・マルティニが星野 一義を
ラップタイムでわずかに上回り、その差はほぼ変わらない。
順位は、20番A・G・スコット、8番マルコ・アピチェラ、9番マウロ・マル
ティニ、1番星野 一義、24番服部 尚貴、11番黒澤 琢弥、6番ミハエル・ク
ルム、18番トーマス・ダニエルソン、3番金石 勝智、7番高橋 国光。
43周目、A・G・スコットとマルコ・アピチェラの差は、4,2秒差。どうやらこ
の差は最後まで詰まりそうもない。しかしマウロ・マルティニと星野 一義の差はこ
こに来てまた1.2秒差に縮まって来た。最後の力を振り絞る星野 一義にマウロ・マ
ルティニは堪え切れるのだろうか。
45周目のファイナルラップ、トップ2台の差は3.8秒。やはりこのままか?
星野 一義もやはり4位のまま。
そして結局このままチェッカーを迎える事になった。各車全力を出しきっての戦い
だった。やはり季節はずれの気温がタイヤに大きな負担になったのか、最後の追い上
げをしきれないうちにチェッカーを迎えてしまった感が大きい。
これでA・G・スコットが合計得点を45、マルコ・アピチェラが51としたが、
今年の選手権ポイントはベスト7戦のトータルである為、スコットの有効得点45に
対し、アピチェラは48とわずか3ポイント差である。これは、スコットが今年は2
度もポイントを取っていないレースがある為、今まで取った全ポイントが加算されて
いるのに対し、アピチェラは全戦で得点を重ねている為、優勝してもそれほどポイン
トが増えないからだ。
これでチャンピオンシップは最終戦鈴鹿で決する事になった訳だ。
FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治/PEE00630(RIJ)
COSMO OIL RACING TEAM CERUMO
'94全日本F3000選手権第9戦 予選
苦しみながらも6位に入賞
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1994年11月13日 富士スピードウェイ
観客:38,000人 天気:晴
コース:ドライ 気温:22゚C 路面:32゚C
1994年全日本F3000選手権もいよいよ大詰めの第9戦決勝レースが、富士スピード
ウェイで開催された。このレースが富士での最後のF3000レースとなる。COSMO OIL
RACING TEAM CERUMOのドライバー、黒澤琢弥は7番グリッドから好スタートを切り序
盤は3番手に付けたが序盤でタイヤを傷め、結局6位でゴールとなった。この入賞で
黒澤はポイントを27とし、日本人最上位のランキング4位をキープした。次戦、鈴鹿
での第10戦が今シーズンの最終戦となる。
■モーニング・プラクティス(10:20~10:50)
青空が広がり、気温は21度と11月中旬と思えない好天に恵まれた。黒澤はコースオー
プンと共に走行を開始。若干のオーバーステアの傾向が見られたため5周目にピット
インし、前後のウイングとサスペンションを調整した。その後、11周目に1分17秒757
を記録。この時点での5番手のポジションとなった。しかし、まだオーバー傾向があ
るので、終了4分前に再度ピットインしてリアサスペンションを調整し、残り2周で
確認の走行を行った。
■決勝レース(13:20~/45周)
スタートでセカンドグリッドのダニエルソン選手がストールし、一瞬、後方に混乱が
起こった。黒澤はこの混乱を上手くかわし、1コーナーでは4番手にジャンプアップ
した。そして、5周目の1コーナーで更に順位を上げて3番手となった。この後、激
しい3位争いをマルティニ、星野両選手と展開した。しかし、勝負を賭けてレース前
に交換した5速ギアが裏目に出て、ストレートスピードが伸びずに苦戦を強いられる。
さらに17周を過ぎた頃から左リアタイヤを傷めてしまい、ペースを上げられない。こ
のため黒澤は徐々に順位を下げてしまい、22周目に6番手となり、結局そのままの順
位でゴールとなった。
◆黒澤琢弥選手のコメント
スタートはまずまず、まあラッキーでした。勝負を賭けてレース前に5速ギアを替え
たのですが、タイムが伸びませんでした。また、17周目あたりから左リアタイヤがさ
さくれてしまって、後半はとても苦しいレースでした。ギアの選択をしたのは自分で
すし、結局は自分の力が足りずにこの順位となったと思います。次は最終戦ですし、
ランキングのトップ3に入るためにも絶対勝ちたいです。鈴鹿の予選に向け、気持ち
を切り替えていきます。
◆チーム監督のコメント
今回はギアで失敗してしまいました。マシン自体はかなり熟成されていますし、次戦
は今シーズンを締めくくる上でも、ランキングを更に上げるためにも優勝を狙ってが
んばります。
●記 録
No.11 黒澤 琢弥 コスモオイル ローラT94 無限 BS
決勝:6位/45周 タイム:59'01.100 ベストラップ:1'18.070/5周
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL *
* F3000 レース正式結果表 *
* 1994.11.13 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 周回 所要時間 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 20 ANDREW G-SCOTT (GB) STP-LOLA MCS 45 58'35.902 205.693
2 8 MARCO APICELLA (I) トライダンロップ童夢F104 45 58'39.966 205.456
3 9 MAURO MARTINI (I) acom LOLA T94 45 58'44.391 205.198
4 1 星野 一義 (J) NISSEKI LOLAT92 45 58'45.564 205.129
5 24 服部 尚貴 (J) レイナ-ド 94D 45 58'58.389 204.386
6 11 黒澤 琢弥 (J) コスモオイルロ-ラT94ムゲン 45 59'01.100 204.229
7 6 MICHAEL KRUMM (D) トライダンロップ童夢F104 45 59'07.068 203.886
8 3 金石 勝智 (J) CABIN T93 DFV 45 59'08.560 203.800
9 18 T.DANIELSSON (S) 5ZIGEN LOLA T94 45 59'09.951 203.720
10 7 高橋 国光 (J) ADVAN ロ-ラ MF308 45 59'11.103 203.654
11 16 影山 正彦 (J) PIAA REYNARD94D 45 59'17.635 203.280
12 27 TOM KRISTENSEN (DK) ALEXEL 94D 45 59'29.949 202.579
13 15 桧井 保孝 (J) PIAA REYNARD94D 45 59'32.305 202.445
14 17 RICHARD DEAN (GB) 5ZIGEN LOLA T93 44 59'17.671 198.755
15 12 田嶋 栄一 (J) ローラT92 ムゲン 44 59'55.190 196.681
16 5 JEFF KROSNOFF (USA) SSR メイテック DLロ-ラ 44 59'59.701 196.434
17 10 山田 英二 (J) acom LOLA T93 43 59'04.206 194.970
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
25 ROSS CHEEVER (USA) ユニマット レイナ-ド 94D 12
33 清水 正智 (J) カストロ-ル レイナ-ド 4
55 飯田 章 (J) JACCS LOLA T94 4
21 和田 久 (J) ローラT93-50 MCS 0
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 13:24'13 フィニッシュ 14:22'48.902
参加台数 : 21 台 出走台数 : 21 台 完走台数 : 17 台
ベストタイム No. 8 ( MARCO APICELLA ) 1'17.530 33/45 207.558 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL *
* F3000 フリー走行 *
* 1994.11.13 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 7 高橋 国光 (J) ADVAN ロ-ラ MF308 1'16.862 15 209.362
2 9 MAURO MARTINI (I) acom LOLA T94 1'16.969 20 209.071
3 8 MARCO APICELLA (I) トライダンロップ童夢F104 1'17.274 13 208.246
4 18 T.DANIELSSON (S) 5ZIGEN LOLA T94 1'17.283 19 208.222
5 24 服部 尚貴 (J) レイナ-ド 94D 1'17.401 16 207.904
6 16 影山 正彦 (J) PIAA REYNARD94D 1'17.466 20 207.730
7 11 黒澤 琢弥 (J) コスモオイルロ-ラT94ムゲン 1'17.757 18 206.952
8 25 ROSS CHEEVER (USA) ユニマット レイナ-ド 94D 1'17.942 12 206.461
9 6 MICHAEL KRUMM (D) トライダンロップ童夢F104 1'17.945 18 206.453
10 3 金石 勝智 (J) CABIN T93 DFV 1'18.007 17 206.289
11 20 ANDREW G-SCOTT (GB) STP-LOLA MCS 1'18.029 15 206.231
12 27 TOM KRISTENSEN (DK) ALEXEL 94D 1'18.159 14 205.888
13 1 星野 一義 (J) NISSEKI LOLAT92 1'18.176 16 205.843
14 21 和田 久 (J) ローラT93-50 MCS 1'18.396 15 205.266
15 15 桧井 保孝 (J) PIAA REYNARD94D 1'18.497 18 205.001
16 17 RICHARD DEAN (GB) 5ZIGEN LOLA T93 1'18.541 17 204.887
17 12 田嶋 栄一 (J) ローラT92 ムゲン 1'18.726 17 204.405
18 55 飯田 章 (J) JACCS LOLA T94 1'18.919 18 203.905
19 33 清水 正智 (J) カストロ-ル レイナ-ド 1'20.214 17 200.613
20 10 山田 英二 (J) acom LOLA T93 1'20.495 18 199.913
-------------------------------------------------------------------------------
5 JEFF KROSNOFF (USA) SSR メイテック DLロ-ラ 出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
--ダニエルソン幻のポール!
ポイントリーダーアピチェラ&童夢、最高の位置から初のチャンプ奪取へ--
秋晴れの富士スピードウェイ。時折吹く風が心地よい絶好の行楽…いや、レース日
和。レギュラーメンバーに、出戻りの#21和田Q、ニューフェイスの日本人3人#10
山田、#12田嶋、#55飯田、そしてF1GP出場のM.サロの代打として急遽出場が
決まった#17ディーンを加え21台が予選に登場。久々に賑やかなグリッド争奪戦とな
った。
午前中行われた1回目の予選。前半はルーキー、若手が凌ぎを削ったが、動きが本
格化したのは残り20分を切ってから。ここから上位を争う選手が続々コースイン。
まず口火を切ったのは今季の低迷を残り2戦で振り切り来シーズンに繋げたい#1星
野(1'16"8)。ところが、このタイムはチャンピオン奪取に可能性を残す#20スコッ
ト即座に逆転される(16"7)。同じくここで負けるとチャンプの可能性を失う#25チ
ーバーも僅かに#1星野を上回るタイムをマークし2位へ浮上。
残り10分となったところで、ポイントリーダー#8アピチェラがコースへ。16"6を
記録しあっさりトップを奪うが、同時にコースインしていた#18ダニエルソンがこれ
をまた逆転(16"3)。唯一のジャドエンジン、そして少数派ヨコハマタイヤの#18ダ
ニエルソンは今回絶好調。最後に#25チーバーが起死回生のアタックで16"2を叩き出
し1回目の予選は終了。
午後2時から始まった2回目の予選。あまりの好天に路面温度の上昇が危惧された
が、この季節の日差しはこの時刻になるとかなり西に傾く。これに風も手伝って路面
温度の上昇は抑えられ条件は整った。
ところが、開始早々ルーキー#10山田がヘアピンのグラベルに捕まり、#5クロス
ノフもダンロップコーナーでストップ。これにより赤旗が提示され予選は中断となっ
てしまう。そして再開。コース上は混み合っていたが#9マルティニ、#16影山らが
16秒台をマーク。最後のアタック合戦がはじまったかに見えた。が、ここで#7国光
が最終コーナーでクラッシュ。幸い国光選手に怪我はなかったが、マシンはフロント
タイヤがちぎれるなどのダメージを負った。このアクシデントで予選は10分を残して
再度中断。上位陣は実質の予選となる最後の10分へ賭けることになる。
午後3時に再開された10分の予選に全精力を注ぎ込むため、各マシンは次々とコー
スイン。が、ここで#17ディーンがサントリーコーナーのグラベルへ。これでこの区
間は追越し禁止の黄旗が提示。これがあろうことかチームメイトの偉業をフイにする
ことになる。
トップ交代劇が始まったのは残り5分となってから。#20スコットが16"2をマーク。
これを見るやここまでトップだった#25チーバーがコースに飛びだす。#24服部も
16"4で3位に浮上するがそれも束の間。#18ダニエルソンが始めて16秒を切る15"970
でトップ、#8アピチェラも16"0で食い下がるが、#18ダニエルソンは駄目押しの15"
819 で応酬。#9マルティニ、#25チーバーもタイムアップし、上位は外国人ドライ
バーが独占。最後の最後に#8アピチェラも逆転を狙ったが僅かに届かず(15"893)、
ダークホース的存在のダニエルソンが初ポールポジション。
これは吉田監督率いるアド・レーシング、今年から投入されたケン・マツウラチュ
ーンのジャドエンジンにとっても初の快挙。ヨコハマタイヤにとっても?年振り、か
つての「富士に強いヨコハマ」復活と、このままの結果であれば関係者は諸手を挙げ
て喜べる結果だった。
ところが、予選終了後ダニエルソンはサントリーコーナーでの黄旗無視(追越し禁
止違反)によりベストタイム抹消の裁定が下る。幸いダニエルソンのセカンドタイム
は#アピチェラのタイムに次ぐものだったため、2位のグリッドは得ることができた
が、堂々と並ぶはずだった「初」の文字はこれで無情にも消えた。
チャンピオンを争う3人は、アピチェラ(PP)、チーバー(4位)、スコット
(5位)というグリッドからのスタートとなるが、PPから5位までのタイム差は僅
か0.3秒。決勝はスタート直後の1コーナーが運命の別れ道となる(はず)。
FMOTOR4F SYSOP 北島滋穂(SDI00685)
COSMO OIL RACING TEAM CERUMO
'94全日本F3000選手権第9戦 予選
混乱の予選でアンラッキーな7位
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1994年11月12日 富士スピードウェイ
天気(午前/午後):晴/晴
気温(午前/午後):20゚C/20゚C
富士で今季最後のF3000となる全日本F3000選手権第9戦の予選が、富士スピード
ウェイで開催された。COSMO OIL RACING TEAM CERUMOのドライバー、黒澤琢弥は、予
選2回目に1分16秒373を記録し、予選総合7位となった。
■予選1回目(10:10~11:00)
風はひんやりしたものがあるものの、気温は20度と11月とは思えないほどだった。黒
澤は予選25分過ぎに最初のコースイン。フロントタイヤの状況が今一つだったので2
周でピットに戻り、タイヤの左右を入れ替え、サスペンションの微調整を行った。35
分過ぎに再度コースイン。ゆっくりと3周ほど走った後、黒澤は徐々にタイムを上げ、
6周目には1分16秒948、ポジションも4番手となる。黒澤はこの後も周回を続け、1
分16秒634までタイムを上げ、午前の予選を5番手で終えた。
■予選2回目(14:00~15:10 2回計20分の中断あり)
午前の状況を基にセッティングを変更したので、1回目に使用したタイヤのままで黒
澤はコースオープンと同時に積極的に周回を開始。5周目には1分16秒844とこの時
点でのトップタイムをマークした。ピットに戻ったところで、コース上にストップし
たマシンが出たため8分間の予選中断があった。予選が再開するとマシンのコンディ
ションを確かめ再度コースに出た。予選残り15分の時点でニュータイヤに履き替えて
タイムアタック。しかし、ダンロップコーナーでコースアウトしてしまう。幸いにマ
シンにダメージはなくすぐにピットに戻った。その直後に最終コーナーでクラッシュ
したマシンがあり、再度の赤旗中断となった。予選再開後の残り時間はわずか10分。
コース上は最後のアタックを行うマシンで混雑した。黒澤もアタックのタイミングに
スローカーに引っかかり、思うようにタイムを伸ばせず、1分16秒373と午前のタイ
ムをわずかに更新したに留まった。この結果により黒澤は予選総合7位となった。
◆黒澤琢弥選手のコメント
午前はタイヤがしっくりしなくて、1度ピットに戻りました。マシンはややダウンフォ
ースが足りないようでした。午後にはマシンは良くなったのですが、ダンロップコー
ナーでオイルに乗ったのか急にテールが滑りコースアウトしてしまいました。マシン
にはダメージがなく、予選再開後にアタックしたのですが、ことごとくスローカーに
引っかかり、1周として満足に走れませんでした。富士はこのグリットからでも勝て
る可能性があるので、決勝は気分を入れ替えて攻めて行きます。
◆チーム監督のコメント
マシンはいい出来ですので、前回の富士から大きな変更はしていません。今日はツキ
のない日だったということです。マシンには問題がないので、決勝ではいい結果を残
せると思います。
●予選結果
No.11 黒澤 琢弥 コスモオイル ローラT94 無限 BS
予選1回目:1'16.634(5位) 予選2回目:1'16.373(7位)
予選総合7位 決勝スタート:4列目の7番グリッド
---------------------------------------------------
|※ CarNo.18はH項違反(黄旗中の安全義務違反)により |
|ベストタイム抹消のペナルティを課した。 |
---------------------------------------------------
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL *
* F3000 公式予選正式結果表 *
* 1994.11.12 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 8 MARCO APICELLA (I) トライダンロップ童夢F104 1'15.893 14 212.035
2 18 T.DANIELSSON (S) 5ZIGEN LOLA T94 1'15.970 22 211.820
3 9 MAURO MARTINI (I) acom LOLA T94 1'16.106 30 211.442
4 25 ROSS CHEEVER (USA) ユニマット レイナ-ド 94D 1'16.132 20 211.370
5 20 ANDREW G-SCOTT (GB) STP-LOLA MCS 1'16.195 31 211.195
6 24 服部 尚貴 (J) レイナ-ド 94D 1'16.208 28 211.159
7 11 黒澤 琢弥 (J) コスモオイルロ-ラT94ムゲン 1'16.373 31 210.703
8 16 影山 正彦 (J) PIAA REYNARD94D 1'16.374 36 210.700
9 3 金石 勝智 (J) CABIN T93 DFV 1'16.655 31 209.928
10 1 星野 一義 (J) NISSEKI LOLAT92 1'16.713 36 209.769
11 27 TOM KRISTENSEN (DK) ALEXEL 94D 1'16.746 30 209.679
12 6 MICHAEL KRUMM (D) トライダンロップ童夢F104 1'17.090 37 208.743
13 21 和田 久 (J) ローラT93-50 MCS 1'17.256 32 208.295
14 7 高橋 国光 (J) ADVAN ロ-ラ MF308 1'17.276 22 208.241
15 5 JEFF KROSNOFF (USA) SSR メイテック DLロ-ラ 1'17.395 31 207.920
16 15 桧井 保孝 (J) PIAA REYNARD94D 1'17.724 45 207.040
17 17 RICHARD DEAN (GB) 5ZIGEN LOLA T93 1'18.267 42 205.604
18 12 田嶋 栄一 (J) ローラT92 ムゲン 1'18.562 29 204.832
19 55 飯田 章 (J) JACCS LOLA T94 1'18.722 29 204.416
20 10 山田 英二 (J) acom LOLA T93 1'19.817 24 201.611
21 33 清水 正智 (J) カストロ-ル レイナ-ド 1'20.263 44 200.491
-------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 110% ) 1'23.589
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL *
* F3000 公式予選正式結果表 *
* 1994.11.12 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 18 T.DANIELSSON (S) 5ZIGEN LOLA T94 1'15.819 23 212.242
2 8 MARCO APICELLA (I) トライダンロップ童夢F104 1'15.893 14 212.035
3 9 MAURO MARTINI (I) acom LOLA T94 1'16.106 30 211.442
4 25 ROSS CHEEVER (USA) ユニマット レイナ-ド 94D 1'16.132 20 211.370
5 20 ANDREW G-SCOTT (GB) STP-LOLA MCS 1'16.195 31 211.195
6 24 服部 尚貴 (J) レイナ-ド 94D 1'16.208 28 211.159
7 11 黒澤 琢弥 (J) コスモオイルロ-ラT94ムゲン 1'16.373 31 210.703
8 16 影山 正彦 (J) PIAA REYNARD94D 1'16.374 36 210.700
9 3 金石 勝智 (J) CABIN T93 DFV 1'16.655 31 209.928
10 1 星野 一義 (J) NISSEKI LOLAT92 1'16.713 36 209.769
11 27 TOM KRISTENSEN (DK) ALEXEL 94D 1'16.746 30 209.679
12 6 MICHAEL KRUMM (D) トライダンロップ童夢F104 1'17.090 37 208.743
13 21 和田 久 (J) ローラT93-50 MCS 1'17.256 32 208.295
14 7 高橋 国光 (J) ADVAN ロ-ラ MF308 1'17.276 22 208.241
15 5 JEFF KROSNOFF (USA) SSR メイテック DLロ-ラ 1'17.395 31 207.920
16 15 桧井 保孝 (J) PIAA REYNARD94D 1'17.724 45 207.040
17 17 RICHARD DEAN (GB) 5ZIGEN LOLA T93 1'18.267 42 205.604
18 12 田嶋 栄一 (J) ローラT92 ムゲン 1'18.562 29 204.832
19 55 飯田 章 (J) JACCS LOLA T94 1'18.722 29 204.416
20 10 山田 英二 (J) acom LOLA T93 1'19.817 24 201.611
21 33 清水 正智 (J) カストロ-ル レイナ-ド 1'20.263 44 200.491
-------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 110% ) 1'23.533
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL *
* F3000 予選結果表 2回目 *
* 1994.11.12 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 18 T.DANIELSSON (S) 5ZIGEN LOLA T94 1'15.819 15 212.242
2 8 MARCO APICELLA (I) トライダンロップ童夢F104 1'15.893 10 212.035
3 9 MAURO MARTINI (I) acom LOLA T94 1'16.106 15 211.442
4 25 ROSS CHEEVER (USA) ユニマット レイナ-ド 94D 1'16.132 9 211.370
5 20 ANDREW G-SCOTT (GB) STP-LOLA MCS 1'16.195 16 211.195
6 24 服部 尚貴 (J) レイナ-ド 94D 1'16.208 20 211.159
7 11 黒澤 琢弥 (J) コスモオイルロ-ラT94ムゲン 1'16.373 20 210.703
8 16 影山 正彦 (J) PIAA REYNARD94D 1'16.374 21 210.700
9 3 金石 勝智 (J) CABIN T93 DFV 1'16.655 17 209.928
10 1 星野 一義 (J) NISSEKI LOLAT92 1'16.737 25 209.703
11 27 TOM KRISTENSEN (DK) ALEXEL 94D 1'16.746 19 209.679
12 6 MICHAEL KRUMM (D) トライダンロップ童夢F104 1'17.090 22 208.743
13 21 和田 久 (J) ローラT93-50 MCS 1'17.256 23 208.295
14 7 高橋 国光 (J) ADVAN ロ-ラ MF308 1'17.276 13 208.241
15 5 JEFF KROSNOFF (USA) SSR メイテック DLロ-ラ 1'17.395 18 207.920
16 15 桧井 保孝 (J) PIAA REYNARD94D 1'17.724 25 207.040
17 17 RICHARD DEAN (GB) 5ZIGEN LOLA T93 1'18.267 19 205.604
18 12 田嶋 栄一 (J) ローラT92 ムゲン 1'18.562 16 204.832
19 55 飯田 章 (J) JACCS LOLA T94 1'19.141 10 203.333
20 10 山田 英二 (J) acom LOLA T93 1'19.817 13 201.611
21 33 清水 正智 (J) カストロ-ル レイナ-ド 1'20.263 23 200.491
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTERNATIONAL F3000 FUJI FINAL *
* F3000 予選結果表 1回目 *
* 1994.11.12 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 25 ROSS CHEEVER (USA) ユニマット レイナ-ド 94D 1'16.273 11 210.979
2 18 T.DANIELSSON (S) 5ZIGEN LOLA T94 1'16.338 8 210.799
3 20 ANDREW G-SCOTT (GB) STP-LOLA MCS 1'16.522 15 210.292
4 8 MARCO APICELLA (I) トライダンロップ童夢F104 1'16.631 4 209.993
5 11 黒澤 琢弥 (J) コスモオイルロ-ラT94ムゲン 1'16.634 11 209.985
6 1 星野 一義 (J) NISSEKI LOLAT92 1'16.713 11 209.769
7 16 影山 正彦 (J) PIAA REYNARD94D 1'16.811 15 209.501
8 9 MAURO MARTINI (I) acom LOLA T94 1'16.893 15 209.278
9 27 TOM KRISTENSEN (DK) ALEXEL 94D 1'17.325 11 208.109
10 7 高橋 国光 (J) ADVAN ロ-ラ MF308 1'17.349 9 208.044
11 6 MICHAEL KRUMM (D) トライダンロップ童夢F104 1'17.468 15 207.724
12 3 金石 勝智 (J) CABIN T93 DFV 1'17.504 14 207.628
13 24 服部 尚貴 (J) レイナ-ド 94D 1'17.590 8 207.398
14 5 JEFF KROSNOFF (USA) SSR メイテック DLロ-ラ 1'17.841 13 206.729
15 15 桧井 保孝 (J) PIAA REYNARD94D 1'18.207 20 205.762
16 55 飯田 章 (J) JACCS LOLA T94 1'18.722 19 204.416
17 12 田嶋 栄一 (J) ローラT92 ムゲン 1'18.979 13 203.750
18 17 RICHARD DEAN (GB) 5ZIGEN LOLA T93 1'19.549 23 202.290
19 10 山田 英二 (J) acom LOLA T93 1'20.595 11 199.665
20 33 清水 正智 (J) カストロ-ル レイナ-ド 1'20.862 21 199.006
21 21 和田 久 (J) ローラT93-50 MCS 1'21.021 9 198.615
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
菅生N1300kmレース -RIJ- (1994-11-03) Provisional Race-Results
For N1 Endurance Series Rd.8 スポーツランド菅生 :(3.704km)
P No. Driver------------------- Car-------------- Lap GoalTime--- -km/h--
1 2 竹内 浩典/影山 正美 Nissan BNR32 81 2:12'52.260 135.481
2 23 砂子 智彦/木下 隆之 Nissan BNR32 81 ?
3 27 都平 健二/河合 博之 Nissan BNR32 81 ?
4 3 中谷 明彦/小畑 栄 Mitsubishi Z16A 79 - 2Laps
5 17 片山 義美/木下 みつひろMazda FD3S 79 - 2Laps
6 22 池谷 勝則/須賀 宏明 Nissan BNR32 79 - 2Laps
7 57 山内 伸弥/瀬在 仁志 Honda EG6 78 - 3Laps
8 6 榎本広行/加藤隆史/真田睦明 Honda EG6 78 - 3Laps
9 15 Nattavule/黒木健次/P.Aphiphmya Honda BB4 78 - 3Laps
10 62 横島 久/渡辺 明 Honda EG6 78 - 3Laps
11 63 渋谷 勉/松永 雅博 Honda EG6 77 - 4Laps
12 30 小川日出生/細野 智行 Mitsubishi CE9A 77 - 4Laps
13 9 水野 文則/日下部保雄 Mazda FD3S 77 - 4Laps
14 96 茂木 和男/石川 朗 Nitsubishi 77 - 4Laps
15 61 田嶋 栄一/山田 洋二 Honda EG6 77 - 4Laps
16 94 市鵜 樹/R.Dane Honda EG6 77 - 4Laps
17 73 三好 正己/青木 宣篤 Honda EG6 76 - 5Laps
18 81 吉富 章/増岡 浩 Mitsubishi CA4A 75 - 6Laps
19 21 高原 智一/飯田 裕子 Honda BB4 75 - 6Laps
20 34 超 頭樹/佐藤 元彦 Honda BB4 75 - 6Laps
21 93 見並 秀文/山本 弘幸 Honda EG6 74 - 7Laps
22 82 間谷 幸徳/関谷 輝明 Honda EG6 73 - 8Laps
23 106 宮前 清人/奥山 高志 Suzuki AA34S 73 - 8Laps
24 109 田中 義孝/藤川 元造 Suzuki AA34S 73 - 8Laps
25 53 鈴木 恵一/赤尾 文夫 Honda EG6 73 - 8Laps
26 114 小幡 弘/佐々木博之 Suzuki AA34S 73 - 8Laps
27 102 高橋 靖彦/勝見 雅人 Suzuki AA34S 73 - 8Laps
28 36 芥川 泰正/佐藤 浩二 Honda BB4 72 - 9Laps
29 55 古橋 譲/大久保 健治 Honda EG6 71 - 10Laps
30 107 斎藤 敏浩/菅原 雅之 Suzuki AA34S 71 - 10Laps
31 138 三好 孝志/斯波 隆 Suzuki AA34S 71 - 10Laps
32 74 道上 龍/土屋 武士 Honda EG6 70 - 11Laps
33 103 金子 裕之/小森 博美 Suzuki AA34S 70 - 11Laps
34 95 岡田 秀樹/吉田 寿博 Honda EG6 69 - 12Laps
-------------------------------- DNC ------------------------------------
52 西垣内正義/田中 実 Honda EG6 71 - 10Laps
54 小林 敬一/木下 正治 Honda EG6 65 - 16Laps
104 坂巻 胤 /中田 雅久 Suzuki AA34S 59 - 22Laps
11 和田 久/本山 哲 Nissan BNR32 56 - 25Laps
87 羽根 幸浩/萩原 治 Mitsubishi CA4A 46 - 35Laps
35 松岡一美/渡辺大起/渡辺正行 Nissan BNR32 46 - 35Laps
111 千葉 達也/中村 真 Suzuki AA34S 19 - 62Laps
1 原 貴彦/桂 伸一 Nissan BNR32 18 - 63Laps
84 中谷 誠志/高木 雅宏 Honda EG6 16 - 65Laps
136 藤本 邦彦/久保 悟 Honda GA2 15 - 66Laps
4 大井 貴之/浅見 武 Mitsubishi Z16A 3 - 78Laps
**************************************************************************
* Fastest Lap : #2 影山正美 1'33.594 (142.481 km/h) On 25 Lap
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
大 大 菅 菅 十 十 鈴 鈴 美 美 T T 筑 筑 仙 仙 富 富
分 分
RP RP 生 生 勝 勝 鹿 鹿 祢 祢 I I 波 波 台 台 士 士
Driver--------- Rd. 1- 2- 3- 4- 5- 6- 7- 8- 9-10-11-12-13-14-15-16-17-18-Total
関谷 正徳 12 9 0 0 12 15 7 9 0 12 0 6 15 15 5 9 (5 9 135
T.クリステンセン 6 5 15 0 7 (4 15 15 12 0 15 15 0 6 12 6 0 5 134
S.ソーパー 0 4 9 15 5 (2 12 12 15 15 2 9 0 0 15 15 0 4 132
A.レイド 15 15 0 0 15 9 0 6 4 3 0 4 6 0 2 0 12 15 106
鈴木 亜久里 2 6 0 0 9 12 6 7 0 9 12 12 9 0 9 0 6 3 102
長谷見 昌弘 7 12 7 12 2 3 5 3 6 0 6 0 0 0 0 0 7 6 76
服部 尚貴 0 0 2 0 1 5 3 4 9 1 9 7 0 0 7 12 4 0 64
星野 一義 9 0 0 9 4 0 9 0 0 0 7 0 0 0 0 0 15 0 53
中子 修 0 0 0 5 0 0 0 7 7 4 0 0 1 0 6 5 0 0 35
A.G.スコット 4 7 6 0 0 0 0 1 2 5 3 0 5 0 0 0 0 0 33
J.ヴィンケルホック 0 0 0 0 3 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 12 31
鈴木 恵一 5 3 0 0 6 6 0 0 0 7 0 0 0 0 0 0 0 0 27
田中 哲也 0 0 0 0 0 0 1 2 5 0 0 0 12 0 0 4 0 0 24
L.V.バイエルン 1 2 4 4 0 0 0 0 0 0 1 5 0 0 4 3 0 0 24
飯田 章 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 12 3 0 0 1 23
土屋 圭市 0 0 3 7 0 0 0 0 0 0 0 0 3 7 0 0 0 0 20
長坂 尚樹 0 1 5 0 0 1 4 5 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0 20
黒澤 琢弥 3 0 0 0 0 0 2 0 3 0 0 0 0 5 0 1 2 2 18
見崎 清志 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 5 0 0 0 0 0 3 7 17
中谷 明彦 0 1 1 0 0 0 0 1 1 6 0 3 0 1 1 2 0 0 17
影山 正美 0 0 12 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 12
影山 正彦 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 9 0 0 0 0 10
M.クルム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4 0 0 0 0 8
G.ブーシ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 1 0 8
寺田 陽次朗 0 0 0 3 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 0 0 0 0 7
水野 文則 0 0 0 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6
松永 雅博 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 1 0 0 0 0 5
茂木 和男 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 3
原 貴彦 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
******************************************************************************
* 1位から10位までに15-12-9-7-6-5-4-3-2-1のポイント
* ( )内は有効ポイント外
* 全18戦のうち13戦まで(全レースの70%,小数点以下四捨五入)の有効ポ
イント制
* 当会議室
#00988,01063,01065,01113,01114,01168,01169,01186,01188,01203,01204,01234
#01235,01256,01257,01315,01316,01363,01365
より作成
PDD01523 伊東 昭雄
菅生N1300kmレース -RIJ- (1994-11-03) Warmup-Session
For N1 Endurance Series Rd.8 スポーツランド菅生 :(3.704km)
P No. Driver(s)---------------- Car-------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 27 都平 健二/河合 博之 Nissan BNR32 1'45.350 126.572
2 11 和田 久/本山 哲 Nissan BNR32 1'46.307 0.957 125.433
3 23 砂子 智彦/木下 隆之 Nissan BNR32 1'46.548 1.198 125.149
4 2 竹内 浩典/影山 正美 Nissan BNR32 1'46.684 1.334 124.990
5 1 原 貴彦/桂 伸一 Nissan BNR32 1'46.955 1.605 124.673
6 17 片山 義美/木下 みつひろMazda FD3S 1'47.181 1.831 124.410
7 15 Nattavule/黒木健次/P.Aphiphmya Honda BB4 1'47.336 1.986 124.230
8 22 池谷 勝則/須賀 宏明 Nissan BNR32 1'47.654 2.304 123.863
9 4 大井 貴之/浅見 武 Mitsubishi Z16A 1'48.292 2.942 123.134
10 3 中谷 明彦/小畑 栄 Mitsubishi Z16A 1'48.565 3.215 122.824
11 52 西垣内正義/田中 実 Honda EG6 1'48.680 3.330 122.694
12 36 芥川 泰正/佐藤 浩二 Honda BB4 1'49.091 3.741 122.232
13 30 小川日出生/細野 智行 Mitsubishi CE9A 1'50.328 4.978 120.861
14 62 横島 久/渡辺 明 Honda EG6 1'50.422 5.072 120.759
15 57 山内 伸弥/瀬在 仁志 Honda EG6 1'50.903 5.553 120.235
16 84 中谷 誠志/高木 雅宏 Honda EG6 1'51.254 5.904 119.855
17 55 古橋 譲/大久保 健治 Honda EG6 1'51.377 6.027 119.723
18 73 三好 正己/青木 宣篤 Honda EG6 1'51.593 6.243 119.491
19 96 茂木 和男/石川 朗 Nitsubishi 1'51.672 6.322 119.407
20 6 榎本広行/加藤隆史/真田睦明 Honda EG6 1'52.512 7.162 118.515
・
・
*****************************************************************************
* 天候は雨 コース:ウェット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *
菅生N1300kmレース -RIJ- (1994-11-02) Qualify-Session
For N1 Endurance Series Rd.8 スポーツランド菅生 :(3.704km)
P No. Driver(s)---------------- Car-------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 2 竹内 浩典/影山 正美 Nissan BNR32 R1'31.300 146.050
2 1 原 貴彦/桂 伸一 Nissan BNR32 R1'32.093 0.793 144.793
3 27 都平 健二/河合 博之 Nissan BNR32 R1'32.149 0.849 144.705
4 23 砂子 智彦/木下 隆之 Nissan BNR32 R1'32.951 1.651 143.456
5 3 中谷 明彦/小畑 栄 Mitsubishi Z16A R1'33.012 1.712 143.362
6 11 和田 久/本山 哲 Nissan BNR32 R1'33.115 1.815 143.204
7 22 池谷 勝則/須賀 宏明 Nissan BNR32 1'33.906 2.606 141.997
8 4 大井 貴之/浅見 武 Mitsubishi Z16A 1'33.909 2.609 141.993
9 17 片山 義美/木下 みつひろMazda FD3S 1'33.974 2.674 141.895
10 9 水野 文則/日下部保雄 Mazda FD3S 1'35.210 3.910 140.053
11 62 横島 久/渡辺 明 Honda EG6 1'37.096 5.796 137.332
12 61 田嶋 栄一/山田 洋二 Honda EG6 1'37.157 5.857 137.246
13 30 小川日出生/細野 智行 Mitsubishi CE9A 1'37.198 5.898 137.188
14 52 西垣内正義/田中 実 Honda EG6 1'37.218 5.918 137.160
15 6 榎本広行/加藤隆史/真田睦明 Honda EG6 1'37.421 6.121 136.874
16 35 松岡一美/渡辺大起/渡辺正行 Nissan BNR32 1'37.495 6.195 136.770
17 57 山内 伸弥/瀬在 仁志 Honda EG6 1'37.587 6.287 136.641
18 15 Nattavule/黒木健次/P.Aphiphmya Honda BB4 1'37.998 6.698 136.068
19 54 小林 敬一/木下 正治 Honda EG6 1'38.124 6.824 135.893
20 53 鈴木 恵一/赤尾 文夫 Honda EG6 1'38.270 6.970 135.691
21 87 羽根 幸浩/萩原 治 Mitsubishi CA4A 1'38.295 6.995 135.657
22 95 岡田 秀樹/吉田 寿博 Honda EG6 1'38.308 7.008 135.639
23 96 茂木 和男/石川 朗 Nitsub1shi CA4A 1'38.470 7.170 135.416
24 74 道上 龍/土屋 武士 Honda EG6 1'38.563 7.263 135.288
25 55 古橋 譲/大久保 健治 Honda EG6 1'38.602 7.302 135.235
26 36 芥川 泰正/佐藤 浩二 Honda BB4 1'38.641 7.341 135.181
27 73 三好 正己/青木 宣篤 Honda EG6 1'38.652 7.352 135.166
28 63 渋谷 勉/松永 雅博 Honda EG6 1'38.825 7.525 134.929
29 93 見並 秀文/山本 弘幸 Honda EG6 1'39.081 7.781 134.581
30 94 市鵜 樹/R.Dane Honda EG6 1'39.561 8.261 133.932
・
・
****************************************************************************
* Rマークはコースレコード これまでのレコードタイムは 1'33.410
* 通称名
BNR32 : GT-R
Z16A : GTO
FD3S : RX-7
EG6 : シビック
CE9A : ランサー
BB4 : プレリュード
CA4A : ミラージュ
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *
#1368の予選結果は3・4クラスのものでした。
総合の概略は、会議室20発言番号0796にあります。
お詫びして訂正いたします。
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *
菅生N1300kmレース -RIJ- (1994-11-02) Qualify-Session
For N1 Endurance Series Rd.5 スポーツランド菅生 :(3.704km)
P No. Driver(s)---------------- Car-------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 62 横島 久/渡辺 明 Honda EG6 1'37.096 137.332
2 61 田嶋 栄一/山田 洋二 Honda EG6 1'37.157 0.061 137.246
3 52 西垣内正義/田中 実 Honda EG6 1'37.218 0.122 137.160
4 57 山内 伸弥/瀬在 仁志 Honda EG6 1'37.587 0.491 136.641
5 54 小林 敬一/木下 正治 Honda EG6 1'38.124 1.028 135.893
6 53 鈴木 恵一/赤尾 文夫 Honda EG6 1'38.270 1.174 135.691
7 87 羽根 幸浩/萩原 治 Mitsubishi CA4A 1'38.295 1.199 135.657
8 95 岡田 秀樹/吉田 寿博 Honda EG6 1'38.303 1.207 135.646
9 96 茂木 和男/石川 朗 Nitsubishi 1'38.470 1.374 135.416
10 74 道上 龍/土屋 武士 Honda EG6 1'38.563 1.467 135.288
11 55 古橋 譲/大久保 健治 Honda EG6 1'38.602 1.506 135.235
12 73 三好 正己/青木 宣篤 Honda EG6 1'38.652 1.556 135.166
13 63 渋谷 勉/松永 雅博 Honda EG6 1'38.852 1.756 134.893
14 93 見並 秀文/山本 弘幸 Honda EG6 1'39.081 1.985 134.581
15 94 市鵜 樹/R.Dane Honda EG6 1'39.561 2.465 133.932
16 84 中谷 誠志/高木 雅宏 Honda EG6 1'39.642 2.546 133.823
17 81 吉富 章/増岡 浩 Mitsubishi CA4A 1'39.979 2.883 133.372
18 82 間谷 幸徳/本郷 健治 Honda EG6 1'40.167 3.071 133.122
19 136 藤本 邦彦/久保 悟 Honda GA2 1'43.093 5.997 129.343
20 111 千葉 達也/中村 真 Suzuki AA34S 1'43.108 6.012 129.325
21 106 宮前 清人/奥山 高志 Suzuki AA34S 1'43.490 6.394 128.847
22 104 坂巻 胤 /中田 雅久 Suzuki AA34S 1'43.858 6.762 128.391
23 114 小幡 弘/佐々木博之 Suzuki AA34S 1'44.669 7.573 127.396
24 109 田中 義孝/藤川 元造 Suzuki AA34S 1'44.679 7.583 127.384
25 107 斎藤 敏浩/菅原 雅之 Suzuki AA34S 1'45.186 8.090 126.770
26 102 高橋 靖彦/勝見 雅人 Suzuki AA34S 1'45.770 8.674 126.070
27 103 金子 裕之/小森 博美 Suzuki AA34S 1'47.760 10.664 123.742
-------------------------------- DNQ ---------------------------------------
28 83 佐藤 清治/佐藤 淳 Honda EG6 1'39.210
39 108 坂本 進/中谷 謙介 Suzuki AA34S 1'49.545
*****************************************************************************
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *
全日本ツーリングカー選手権第18戦 レポート
---------------------
JTCCの最終レース第18戦は、第17戦の勢いをそのままに、#87アンソニー・
リード(HKS OPEL VECTRA)が優勝した。2位は#1ヨアヒム
・ウィンケルホック(BMW 318i)が、3位は#36関谷 正徳(TOY
OTA CORONA)が入り、#36関谷は初代JTCCチャンピオンの栄冠
を表彰台で飾った。
一時は回復を見せた天候も、ウォームアップ走行までに、再び厚い雲が太陽
を隠すした。サポートレースと、わずかに吹く風によってコースは完全にドラ
イとなった。
第17戦でのクラッシュにより、グリッドに整列出来ない6台を残し、15時ちょ
うどにフォーメーションが開始された。#15田中 哲也(PIAA CIVI
C VTEC)がスローダウンし、ピットスタートとなる。
15時4分、グリーンシグナルが点灯して、最終戦の火ぶたは切って落とされ
た。
ポールの#12星野一義(カルソニック・プリメーラ)が1コーナーにトップ
で飛び込み、2位の#87リードが追い立てる。#38黒澤 琢也(TOYOTA
CORONA)はオープニングラップで順位を上げることに成功して3位。
以下、#3長谷見 昌弘(カストロール・プリメーラ)-#1ヨアヒム・ウイ
ンケルホック(BMW 318i)-#14服部尚貴(ジャックス・シビック)
-#8見崎 清志(FET SPORTS COROLLA)。
#87リードと#38黒澤は、早々に#12星野をパス。#38黒澤は#87リードを
攻めていたが、4周目のサントリーコーナーでスピン。戦列には復帰するもの
の、大きく順位を落としてしまう。#87リードは後続との差を徐々に広げ、#
3長谷見は#1ウィンケルホックに抜かれて、4位へ落ちる。
4周目、チャンピオン候補の3人の順位は、10位:#36関谷、13位:#39ク
リステンセン、16位#2ソパーとなっている。
6周目、#1ウィンケルホックは#12星野を抜いて2位。#36関谷は6位へ
と順位を上げて来ている。
7周目、#14服部が#36関谷を1コーナーで抜くが、1周たたずに抜き返さ
れ、逆に#37鈴木亜久里にも抜かれてしまう。そのすぐ後ろには、猛烈な追い
上げを見せる#39クリステンセン、#2ソパーが続く。
#1ウィンケルホックと激しいバトルを繰り広げていた#12星野が、9周目
のサントリーコーナーでスロー走行。長時間のピットインを行い、上位入賞の
望みが絶たれた。
#87リード、#1ウィンケルホックは、ますます差をつけて単独走行となる。
3位#3長谷見は、#8見崎に追い回されて苦しい展開となっている。
#39クリステンセン、#2ソパーの追い上げは止まらず、10周目、11周目に
は#14服部を相次いでパス。#37鈴木亜久里に迫る。
12周目に#2ソパーが#39クリステンセンを300Rで抜き、#37鈴木亜久
里を後ろから文字通り「プッシュ」。14周目の1コーナーでインを奪って6位
へ。
ダンロップコーナーで#39クリステンセンと#37鈴木亜久里が接触するが、
大事に至らずバトルは続行される。
#2ソパーの勢いは止まらず、15周目には#36関谷に追いつき、#8見崎と
3台並んだまま、ストレートエンドのブレーキング競争。1コーナーの進入で
4位を奪う。#36関谷も続いて5位。
17周目、#2ソパーは#3長谷見をヘアピンで抜いて3位。しかし、#3長
谷見もあきらめずに追いかけ続ける。
18周目のダンロップコーナーで、#2ソパーが姿勢を乱してカウンターを当
てる。#3長谷見はその機を逃さず、3位へ復帰。#36関谷も続き、3台が1
コーナー手前でブレーキング競争。#36関谷-#3長谷見-#2ソパーの順で
1コーナーをクリア。
#8見崎が3台が牽制しあう隙をついて、サントリーコーナーで#2ソパー
と#3長谷見を2台まとめてパス。この後、#2ソパーは#39クリステンセン
にも抜かれてしまう。
優勝は第5戦以来4勝目の#87リード、2位は#1ウィンケルホック、3位
#36関谷は劇的な逆転劇でチャンピオンを決めた。
シリーズポイント(全18戦終了)
TOTAL 有効ポイント
#39 トム・クリステンセン 138 134
#36 関谷 正徳 140 135
#2 スティーブ・ソパー 134 132
レポート:GEA00555★進藤 泰昭
全日本ツーリングカー選手権第17戦 レポート
---------------------
94年インターTECの第1レースであるJTCC第17戦は、ポールポジショ
ンからスタートした#19星野一義(カルソニック・プリメーラ)が追いすがる
後続を振り切り、自身とプリメーラの今シーズンの初勝利を飾った。2位には
予選31位からごぼう抜きを見せた#87アンソニー・リード(HKS OPEL
VECTRA)が、3位は93年のBTCCチャンピオンである#1ヨアヒム
・ウィンケルホック(BMW 318i)が入賞した。
僅差でチャンピオン争いを繰り広げている3人のドライバーは、#39トム・
クリステンセン(TOYOTA CORONA)と#2スティーブ・ソパー
(BMW 318i)は完走出来ずにノーポイント。#36関谷正徳(TOYO
TA CORONA)は6位に入賞して、決着は第18戦に持ち越された。
この日の富士は前夜まで降っていた雨こそ上がったものの、曇天模様でコー
スは湿っている状態。フリー走行と決勝前に行われたフォルクスワーゲン・カッ
プによって、レコードラインはドライ路面というコンディション。
ウォームアップ中に、#36関谷のマシンがギア・トラブルのためかヘアピン
でストップ。ピットへレッカー移動させられるが、修復はスタートまでに間に
合いそうにない。
また、#2ソパーはフォーメーション・ラップ中にスローダウンして、ピッ
トでボンネットとトランクルームが開けられる事態となり、チャンピオン争い
は#39クリステンセンが断然有利な状況と思われた。
しかし、レースは思わぬ展開を見せる。2周目のサントリー・コーナーで4
台のクラッシュが発生。これにより赤旗が提示されて、レースは「やり直し」
となる。再度のフォーメーションまでの時間を利用して、2台とも修理が行わ
れて本来のグリッドに整列することが出来た。
2回目のスタートが行われたが、またしても1周目のサントリー・コーナー
で接触があり、再び赤旗が提示される。
12時8分に3度目のスタートが切られた。
フロント・ロウの#12星野と#3長谷見昌弘(カストロール・プリメーラ)
が、そのままの順位で1コーナーに飛び込む。
スタートで3位を確保した#39クリステンセンは、2周目の1コーナーで#
3長谷見のインに飛び込み2位。4周目には#12星野も抜き去り、トップに立
つ。
4周目の順位は、#39クリステンセン-#12星野-#3長谷見-#37鈴木亜
久里-#8見崎-#38黒澤 琢也(TOYOTA CORONA)。
#2ソパー8位。#36関谷11位。#87リードは、すでに15位にまでポジシ
ョンを上げている。
4番手争いは、#37鈴木亜久里(TOYOTA CORONA)を#8見崎
清志(FET SPORTS COROLLA)が攻めたてる。
#38黒澤は5周目のヘアピン立ち上がりから300Rまでに#8見崎を抜き、
#37鈴木亜久里に迫るが、6周目にダンロップコーナーで接触。2台とも#8
見崎に抜かれるが、7周目の1コーナーで2台揃って抜き返す。この3台の後
ろに#2ソパーと#14服部尚貴(ジャックス・シビック)が迫り、8周目に#
8見崎を抜く。
9周目、#39クリステンセンと#12星野の差は1秒8。#12星野は徐々に接
近を始める。
#2ソパーは10周目の1コーナーで#38黒澤のインを奪い、5位にポジショ
ンアップ。以下、7位:#14服部-7位:#8見崎-8位:#36関谷。
12周目のヘアピンで#12星野が#39クリステンセンに追いつく。13周目の1
コーナーで一旦トップを奪うが、アウトに膨らんだところを突かれて、再び2
位に。
4位争いは、ますます激しさを増し、追い上げて来た#87リード、#1ウイ
ンケルホックも加わり、7台が一団となって1コーナーに飛び込む。
14周目の4位は#2ソパー。以下、#37鈴木亜久里-#1ウィンケルホック
-#36関谷-#87リード-#14服部。
1コーナーで、#87リードと#14服部が#36関谷を抜く。
15周目には#2ソパーが#3長谷見に追いつき、16周目には3位に。
17周目、トップの#39クリステンセンと2位#12星野の差は0.7秒。#2
ソパーが100R手前でコースアウトしてレースを終える。3位に返り咲いた
#3長谷見の後ろには、#87リードが迫る。
19周目、#39クリステンセンがダンロップコーナーでコースアウト。ピット
にはたどり着いたものの、入賞は絶望的となる。
20周目、#87リードが#3長谷見を1コーナーでかわして2位。
レースは、#12星野は2位に10秒以上の大差で優勝。2位#87リード、3位
はファイナルラップで#3長谷見をかわした#1ウィンケルホックが入った。
チャンピオンを争う3人は、#36関谷が6位5ポイントを挙げて総合2位に。
3ポイント以内にひしめく混戦となった。
3人とも13戦でポイントをゲットしており、第18戦では「引き算」がおこる。
シリーズポイント(第17戦終了時)
TOTAL 有効ポイント
#39 トム・クリステンセン 133 133
#36 関谷 正徳 131 131
#2 スティーブ・ソパー 130 130
レポート:GEA00555★進藤 泰昭
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC第2レース/JTCC18戦 レース正式結果表 *
* 1994.10.30 天候 : 曇り コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 周回 所要時間 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 21 34'41.052 161.932
2 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 21 34'45.912 161.555
3 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 21 34'53.634 160.959
4 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 21 34'55.266 160.833
5 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 21 34'56.140 160.766
6 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 21 34'56.798 160.716
7 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 21 34'56.813 160.715
8 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 21 34'57.736 160.644
9 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 21 35'14.867 159.343
10 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 21 35'15.023 159.331
11 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 21 35'15.521 159.294
12 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 21 35'17.846 159.119
13 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 21 35'18.453 159.073
14 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 21 35'19.452 158.998
15 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 21 35'22.547 158.766
16 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 21 35'24.553 158.616
17 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 21 35'25.915 158.515
18 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 21 35'25.965 158.511
19 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 21 35'32.468 158.028
20 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 21 35'35.103 157.833
21 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 21 35'42.005 157.324
22 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 21 35'49.107 156.804
23 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 21 35'58.682 156.109
24 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 21 36'23.669 154.322
25 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 20 34'49.629 153.566
26 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 20 35'13.581 151.826
27 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 20 35'38.955 150.025
28 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 20 36'01.561 148.456
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 12
27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 11
26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 9 36'09.228 66.330
6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 3
35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1
73 L.LEOPOLD-P.V.BAYER BMW 318i 出走せず
19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 出走せず
25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 出走せず
9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 出走せず
※18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 15:04'19 フィニッシュ 15:39'00.052
参加台数 : 38 台 出走台数 : 38 台 完走台数 : 28 台
ベストタイム No. 87 ( ANTHONY REID ) 1'37.554 3/21 164.955 km/h
※ CarNo.18は1994JTCC統一規則3-15違反により失格のペナルティを課した。
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC第2レース/JTCC18戦 レース結果表 *
* 1994.10.30 天候 : 曇り コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 周回 所要時間 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 21 34'41.052 161.932
2 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 21 34'45.912 161.555
3 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 21 34'53.634 160.959
4 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 21 34'55.266 160.833
5 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 21 34'56.140 160.766
6 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 21 34'56.798 160.716
7 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 21 34'56.813 160.715
8 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 21 34'57.736 160.644
9 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 21 35'14.867 159.343
10 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 21 35'15.023 159.331
11 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 21 35'15.521 159.294
12 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 21 35'17.846 159.119
13 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 21 35'18.453 159.073
14 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 21 35'19.452 158.998
15 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 21 35'22.547 158.766
16 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 21 35'24.553 158.616
17 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 21 35'25.915 158.515
18 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 21 35'25.965 158.511
19 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 21 35'32.468 158.028
20 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 21 35'35.103 157.833
21 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 21 35'42.005 157.324
22 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 21 35'49.107 156.804
23 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 21 35'58.682 156.109
24 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 21 36'23.669 154.322
25 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 20 34'49.629 153.566
26 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 20 35'13.581 151.826
27 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 20 35'38.955 150.025
28 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 20 36'01.561 148.456
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 14
12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 12
27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 11
26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 9 36'09.228 66.330
6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 3
35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1
73 L.LEOPOLD-P.V.BAYER BMW 318i 出走せず
19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 出走せず
25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 出走せず
9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 15:04'19 フィニッシュ 15:39'00.052
参加台数 : 38 台 出走台数 : 38 台 完走台数 : 28 台
ベストタイム No. 87 ( ANTHONY REID ) 1'37.554 3/21 164.955 km/h
変更,訂正のない場合正式結果とする。
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC第1レース/JTCC17戦 レース結果 *
* 1994.10.30 天候 : 曇り コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 周回 所要時間 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 21 34'40.427 161.981
2 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 21 34'52.882 161.017
3 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 21 34'55.191 160.839
4 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 21 34'55.397 160.823
5 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 21 34'56.828 160.714
6 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 21 34'58.072 160.618
7 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 21 34'58.381 160.595
8 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 21 34'59.504 160.509
9 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 21 35'08.768 159.804
10 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 21 35'09.550 159.744
11 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 21 35'09.598 159.741
12 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 21 35'10.337 159.685
13 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 21 35'11.306 159.612
14 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 21 35'26.266 158.489
15 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 21 35'28.560 158.318
16 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 21 35'32.401 158.033
17 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 21 35'43.180 157.238
18 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 21 35'43.826 157.190
19 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 21 35'46.915 156.964
20 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 21 36'20.814 154.524
21 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 20 34'43.145 154.044
22 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 20 35'18.867 151.447
23 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 20 36'22.535 147.029
24 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 19
25 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 19
26 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 18 34'41.844 138.681
27 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 18 35'54.136 134.027
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 16
17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 16
30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 10
35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 2
15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC スタートできず
26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i スタートできず
73 L.LEOPOLD-P.V.BAYER BMW 318i スタートできず
19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ スタートできず
21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i スタートできず
25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス スタートできず
9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス スタートできず
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 12:08'37 フィニッシュ 12:43'17.427
参加台数 : 38 台 出走台数 : 31 台 完走台数 : 27 台
-------------------------------------------------------------------------------
ベストタイム No. 39 ( TOM KRISTENSEN ) 1'37.525 2/19 165.004 km/h
結果の変更,訂正ない場合正式結果とする。
注)2度の赤旗により,7台がクラッシュの為スタートできず。
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTRE TEC *
* APTCC/JTCC フリー走行 *
* 1994.10.30 天候 : 曇り コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 1'44.887 8 153.422
2 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 1'45.985 10 151.833
3 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 1'46.347 8 151.316
4 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 1'46.492 8 151.110
5 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 1'46.535 6 151.049
6 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 1'46.579 7 150.987
7 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 1'46.607 9 150.947
8 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 1'47.430 7 149.791
9 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 1'47.435 9 149.784
10 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 1'47.630 7 149.512
11 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 1'48.143 8 148.803
12 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 1'48.251 8 148.655
13 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 1'48.364 7 148.500
14 35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1'48.370 9 148.491
15 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 1'48.416 9 148.428
16 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 1'48.712 8 148.024
17 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 1'49.241 7 147.307
18 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 1'49.511 6 146.944
19 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 1'49.986 8 146.310
20 73 L. (D) BMW 318i 1'49.987 6 146.308
21 25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 1'50.017 5 146.268
22 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 1'50.130 7 146.118
23 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 1'50.157 8 146.082
24 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 1'50.161 9 146.077
25 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 1'50.285 9 145.913
26 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 1'50.672 3 145.403
27 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 1'50.979 8 145.000
28 26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 1'51.076 9 144.874
29 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 1'51.413 8 144.436
30 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 1'51.430 6 144.414
31 19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 1'51.473 7 144.358
32 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 1'52.599 9 142.914
33 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 1'52.751 7 142.722
34 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 1'52.958 8 142.460
35 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 1'53.717 7 141.509
36 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 1'57.196 4 137.308
37 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 1'58.805 5 135.449
38 9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 2'00.314 5 133.750
-------------------------------------------------------------------------------
計時委員長 五味久男
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC/JTCC 予選結果表 2回目 *
* 1994.10.29 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 1'48.588 21 148.193
2 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 1'48.702 13 148.038
3 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 1'48.789 21 147.919
4 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 1'49.537 19 146.909
5 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 1'49.651 15 146.757
6 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 1'49.703 17 146.687
7 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 1'49.732 17 146.648
8 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 1'49.794 16 146.565
9 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 1'49.993 19 146.300
10 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 1'50.094 18 146.166
11 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 1'50.174 14 146.060
12 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 1'50.517 17 145.607
13 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 1'50.613 17 145.480
14 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 1'50.912 12 145.088
15 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 1'50.988 18 144.989
16 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 1'51.170 14 144.751
17 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 1'51.643 16 144.138
18 26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 1'52.351 19 143.230
19 35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1'52.834 15 142.617
20 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 1'52.878 9 142.561
21 73 L.PV.BAYERN (D) BMW 318i 1'53.160 13 142.206
22 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 1'53.570 4 141.692
23 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 1'53.842 16 141.354
24 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 1'54.473 17 140.575
25 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 1'54.693 15 140.305
26 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 1'54.970 17 139.967
27 19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 1'55.115 13 139.791
28 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 1'55.393 15 139.454
29 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 1'56.022 12 138.698
30 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 1'56.028 20 138.691
31 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 1'56.925 14 137.627
32 25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 1'57.038 18 137.494
33 9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 1'57.342 11 137.138
34 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 1'57.476 13 136.981
35 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 1'58.386 14 135.928
36 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 1'58.416 11 135.894
37 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 1'58.468 15 135.834
38 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 2'01.118 14 132.862
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC/JTCC 公式予選正式結果表 *
* 1994.10.29 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 1'48.588 38 148.193
2 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 1'48.702 32 148.038
3 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 1'48.789 36 147.919
4 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 1'49.537 36 146.909
5 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 1'49.651 20 146.757
6 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 1'49.703 25 146.687
7 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 1'49.732 26 146.648
8 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 1'49.794 33 146.565
9 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 1'49.993 28 146.300
10 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 1'50.094 34 146.166
11 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 1'50.174 25 146.060
12 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 1'50.517 33 145.607
13 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 1'50.613 26 145.480
14 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 1'50.912 16 145.088
15 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 1'50.988 22 144.989
16 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 1'51.170 23 144.751
17 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 1'51.643 18 144.138
18 26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 1'52.351 36 143.230
19 35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1'52.834 29 142.617
20 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 1'52.878 18 142.561
21 73 L. (D) BMW 318i 1'53.160 16 142.206
22 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 1'53.570 5 141.692
23 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 1'53.842 25 141.354
24 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 1'54.473 32 140.575
25 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 1'54.693 24 140.305
26 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 1'54.970 32 139.967
27 19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 1'55.115 14 139.791
28 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 1'55.393 17 139.454
29 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 1'56.022 16 138.698
30 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 1'56.028 33 138.691
31 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 1'56.925 30 137.627
32 25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 1'57.038 27 137.494
33 9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 1'57.342 21 137.138
34 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 1'57.476 21 136.981
35 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 1'58.386 27 135.928
36 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 1'58.416 15 135.894
37 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 1'58.468 24 135.834
38 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 2'01.118 16 132.862
-------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 130% ) 2'21.301
-------------------------------------------------------------------------------
計時委員長 五味 久男
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC/JTCC 予選結果表 1回目 *
* 1994.10.29 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 1'53.548 19 141.720
2 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 1'54.230 16 140.874
3 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 1'54.572 17 140.453
4 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 1'54.891 17 140.063
5 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 1'55.002 8 139.928
6 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 1'55.122 15 139.782
7 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 1'55.777 17 138.991
8 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 1'56.479 16 138.154
9 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 1'56.581 9 138.033
10 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 1'57.408 9 137.061
11 26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 1'57.485 17 136.971
12 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 1'57.962 16 136.417
13 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 1'58.056 9 136.308
14 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 1'58.229 5 136.109
15 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 1'58.500 15 135.797
16 35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1'58.548 14 135.742
17 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 1'58.850 9 135.398
18 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 1'59.412 13 134.760
19 8 見崎 清志 (J) FETSPORTSCOROLL 2'01.067 11 132.918
20 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 2'01.433 15 132.518
21 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 2'01.744 9 132.179
22 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 2'01.792 9 132.127
23 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 2'03.252 9 130.562
24 25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 2'04.151 9 129.616
25 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 2'04.177 4 129.589
26 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 2'04.547 13 129.204
27 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 2'05.428 4 128.297
28 9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 2'05.727 10 127.992
29 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 2'06.071 8 127.642
30 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 2'07.253 9 126.457
31 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 2'11.387 4 122.478
32 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 2'21.328 2 113.863
33 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 2'31.885 4 105.949
34 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 3'18.452 2 81.088
35 73 L.P.V.BAYERN (D) BMW 318i 4'35.026 3 58.511
36 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 5'57.347 2 45.032
19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 1
88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 1
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
◆童夢インサイド・レポート 第2回 「鈴鹿タイヤテスト 二日目の巻」
鈴鹿タイヤテスト二日目は、曇っているものの雨の心配はなく、時おり陽がさす天候。路面温度も20度前後と、絶好のタイヤテスト日和だ。
いい気分で初日を終えたクルムはもちろん、光貞もマシンとともに復活。ようやく本来の軌道に戻ったテスト二日目は、クルムが新しいサスペンション・セッティングの調整とタイムアタックの練習、光貞がロングランによるタイヤの磨耗テストを担当した。
背中一面テーピングが痛々しい光貞だが、今はなによりもマシンに乗って走ることが、いろんな意味での自信回復剤になるのだろう。さすがに昨日は落ち込みが激しく、「お前が昼メシを食べへんなんて、雪でも降るんとちゃうか!」と松本監督や佐々木正マネージャーにおちょくられても、何も言い返せない超ドツボ状態だったが、マシンを調整しながら36周を走り終えて、大分元気を取り戻してきたらしい。大好きだというスパゲティをしっかり食べて、午後からのロングランにひかえる。
クルムの方はタイヤ比較テストと同時進行で、サスペンションのテストを午前中に行った。これは、次の富士戦へ向けたテストだ。
今季開幕前に路面舗装をしなおした鈴鹿と違い、富士スピードウェイの路面はとにかくバンピー。跳ねを抑えるのに各チームそれぞれに工夫しているのだが、童夢ではリアの足回りの動きを向上させることで、バンプ対策の強化を図ったのだ。
具体的には、新しいロッカアームとダンパーのバネ三種類をあれこれ試しながら、5周ずつ走行し、ベストと思われるセッティングが決まったところで、クルムは今回のテストで初めてのロングランに挑戦した。
ガソリンも多めに積んだ決勝レース仕様で、平均して1分46秒台前半か45秒台後半を行き来するまずまずのタイム。クルム担当のメカニックも「やっぱりコイツ速いわ」と改めて感心している。
20周の全力疾走を終えて帰ってきたクルムは、「首が痛いぃ」と唸りつつも、表情は明るい。午後はいよいよタイム・アタックの練習だ。
今回のテストにダンロップが持ち込んだタイヤは、二つのファミリーに大別される約400本。それぞれのファミリー、つまり構造だが、がまたいくつかの種類に分けられ、その中から最終戦のコンディションに最も合うと思われるセットを探し出し、それをもとに実際に最終戦で使われるタイヤを開発するのである。
予選を想定した走行のために、昨日からの流れで選び出されたタイヤは3種類。そのなかでも、現時点で最良と思われるものを、こちらは決勝セッティングでの磨耗度をチェックするべく、光貞がロングランに入っている。
クルムは10?のガスを積み、5周ずつのタイム・アタックを繰り返す。
一度はいってリアのダンパーを調整し、新しいタイヤにはきかえて再びコースへ。
1分44秒前半のタイムを出したところで、今度はリア・ウイングを小さめのものに変えてダウン・フォースを減らしたら、いっきにコンマ5秒以上アップの1分43秒421をマークした。
他のチームでも予選を想定した走行に入っており、終了30分前になるとコース上は本番さながらのタイムアタック合戦の様相を呈している。
「こうなったら意地の張り合いやなあ」と、松本監督は刻々と変わるラップモニターに嬉しそうな声を上げているが、汗だくのクルムは眼をギラギラさせてモニターを睨みつけるだけだ。
1分43秒421を出したあと、それを上回るタイムを出せないクルムに、チームはややソフトめのタイヤで、またリア・タイヤにキャンバーをつけてみたら、さっきのタイムを上回るほどではないが、なかなか調子がいいという。
そこで今度はややハードめのタイヤでタイムアタックに出してみた。
つまり、2mのハードルを飛べない選手に、2m50のハードルを飛ぶ練習をさせる。
当然、2m50のハードルを飛ぶことはできないが、次に2mにハードルを戻した時、最初よりも同じ2mが低く感じられて、難なく飛べるようになる、という方法なわけだ。
ところがなんと、クルムは2m50をいきなり飛び越えてしまったのだ。
ハードめのタイヤでトライした1周目に1分42秒991、2周目に42秒602、そして3周目に42秒983という、3周連続42秒台をマークして、それがまぐれでないことを証明し、肩で息をしながらピットに戻ってきたクルムを、松本監督はじめスタッフが思わず拍手で出迎えたのだった。
このように、概ね順調のうちに鈴鹿タイヤテストは終了した。
11月の最終戦用にはクルムが最後にはいたタイヤが開発の軸になりそうである。
ただ、レース想定のロングラン・テストをしていた光貞のマシン(本当はアピチェラのマシンだが)が、いよいよこれからという時に1速ギアが壊れてしまい、最後までテストを続けられなかったのが気になるが、クルムの急成長といい、新しいセッティングを試したマシンの仕上がりの好調さといい、林代表のいう「最終戦1-2フィニッシュ」への手応えは充分に感じられた。
ひょっとすると最終戦を待つまでもなく、次の第9戦で童夢2台が表彰台に上り、またアピチェラ&童夢の94年タイトル決定の瞬間にファンの皆さんは立ち会うかもしれない。
第9戦富士ファイナルは、11月12日(土)に予選、翌13日(日)に決勝が行われる。
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というわけで、初めての童夢レポートをお届けしましたが、いかがだったでしょうか? 今回の原稿裏話はFMOTOR4Fの会議室2にアップしてます。もしよろしければ、そちらの方も覗いてみてください。皆様のご意見もFMOTOR4Fでお待ちいたしております。
◆童夢インサイド・レポート 第1回 「鈴鹿タイヤテスト 一日目の巻」
3月に始まった94年シーズンもあれよあれよという間に過ぎて、あと2戦を残すのみ。 ここまでを振り返ると、童夢チームとして最大の目標であるシリーズ・チャンピオンの獲得へ、まずは計画通りに進んでいると言っていいだろう。
しかし”終わりよければ全てよし”の諺じゃないが、終わりでコケてしまったら、ここまでチームが流してきた血も汗も涙も膨大な資金も全てパア、である。
3勝一番乗りを果たし、改めて兜の緒を締めて、よっしゃ!チャンピオン・ロード一直線やー!という時に、肝心のM・アピチェラが盲腸に倒れた(第7戦鈴鹿の予選日に発病した)のは、本人はもとよりチームにとっても”痛い”話だった。
幸いマルコは手術も無事に成功し、ただいまイタリアで自宅療養中。11月15日の第9戦富士戦にはパワー・アップして完全復活する予定である。
さて、本題のに移ろう。
25、26日に鈴鹿で行われたタイヤテストは、シーズンを締めくくる11月の鈴鹿ミリオン最終戦で勝つためのタイヤ開発が主な目的である。
ここへきてタイトル争いの直接ライバルとなったA・G・スコットはじめBS勢、第8戦の富士で3位に入った国さんらYH勢も、残り2戦で”結果”を生み出すべく、朝9時のスタートを待ちかねたように一斉にコースへなだれ込んだ。
童夢の二人のドライバーにとっても、この鈴鹿テストはそれぞれの意味で強いプレッシャーを感じての発進となった。
特に、前回の富士戦からチームの一員となったM・クルムは、アピチェラに代わりテストの主軸となって何種類ものタイヤを試す役目を果たしつつ、自分の走りの能力を最大限にアピールしなければならない。
クルムの能力の高さや底力は、デビュー・レースでの4位入賞&ファステストラップ記録ですでに証明済だが、いま問われているのは、限られた周回内にどれだけタイムアップできるか、つまり予選でどのポジションを得られるかなのだ。
ご承知の通り今の全日本F3000は、サーキットにもよりけりだが、予選結果が決勝結果の80%を決定すると言って過言ではない。
「何周も何周も走ってたら、誰かてある程度のタイムアップはできるんや。問題は、いかに早く、僅かな周回数でタイムを縮めていけるか。ドライバーはその技を身につけなアカン」と松本監督。もちろん、クルムとてそのへんのことは了解している。
しかし、何と言っても乗ったばかりのF3000、しかもF3000で初めての鈴鹿なのだ。二日間のテストでその”技”を習得できるか否か。
「最終戦は1-2フィニッシュや!」という林ミノル代表の”至上命令”も発せられているのだから、クルムには悩んでいるヒマなんてなかった。
一方、クルムにシートを譲ることとなったみっちゃんこと光貞秀俊にとっても、今年最大の正念場をむかえていた。
もともと今季はテスト・ドライバー契約の予定が、諸般の事情でレースに出場することになったのだから、考えようによっては本来の立場に戻っただけなのだが、人一倍負けず嫌いの光貞にとって今回の交代劇は、屈辱以外の何でもなかっただろう。
もちろんチームとしても別に光貞を見捨てたわけではなく、彼の可能性に期待していることはいまも全く変わりない。
ただ実際問題、今の光貞ではチームの目標、すなわちドライバー、チームの両タイトル獲得という目標達成に対し、いまひとつ力が物足りないので、しばらく第一線から退いてもらったというのが事実で、できれば最終戦には3台エントリーしたいと思っている。
今度の交代劇については他のチーム関係者やプレスの間でも「なにも今になって交代させなくても・・」という声が上がっていたようだが、じゃあ、本来の能力を発揮させてもらえないでいたマシン/童夢F104や、必死でマシンを作り面倒をみてきたチームのスタッフは可哀相じゃないのだろうか。
光貞が今度のことに悔しさを感じたのなら、クルムからシートを奪い返すくらいのつもりで奮起すればいいのだし、我々だって彼が奮起し、ドライバーとして飛躍してくれることを願っているのだということは、知っておいてほしい。
さて、頭を切り換えて鈴鹿にやって来た光貞には、タイヤの磨耗度を調べるロングラン・テストが待っていた。
セッティングにタイヤ等、全て9月の鈴鹿戦仕様のマシンでコースに向かい、ゆっくり一周流した後の2周目。光貞は130Rでいつも通りに飛び込んだつもりがリアが右に振れ、態勢を立て直そうと左にステアリングを切り返したところそのままスピンし、アウト側のタイヤ・バリアに突っ込んでしまった。
場所が場所でもあり、光貞がコクピットの中でくったりしているのを見て、後ろを走っていたドライバー達もビックリしたらしい。
星野一義が慌ててマシンを止めたのに続き、スコット、影山正彦、M・マルティニらが駆けつけ、光貞をコクピットから引っ張りだした。光貞は背中を強く打ち、一瞬意識を失っていたがすぐに回復。幸いにも大事には至らず、パドック全体がほっと胸をなで下ろした。
だが、マシンの方は左側のタイヤは二本とももげ、前後ウイングが吹っ飛ぶ大損害だ。 明日までに修復はできそうだが、光貞が乗っていたのはアピチェラのレース・カーなので、いずれにせよ工場に帰ったら慎重に慎重を重ねた点検・修理をする必要がある。
「このことはマルコには内緒にしとこなぁ」と童夢の面々は頷きあったが、マウロにJ・クロスノフetc...いづれはマルコの耳に届いてしまうだろう。
路面にタイヤのラバーがのっておらずまだまだ滑りやすかったせいか、光貞の30分後にはR・チーバーが、その30分後には田嶋栄一がクラッシュして赤旗続き。もっとF3000に慣れたいクルムにとっては、マシンやタイヤの状況を読み取る上でも、有り難くないコンディションだ。
「いろんなコーナーでマシンのリアがナーバスな動きになる」というクルムの訴えに、チームはリアウイングを大きめのものと交換。リアのダウンフォースを増やし、マシンを抑えることでオーバーステアを解消する方法を取る。
また、ピットに入る度に異なった種類のタイヤにはきかえ、ラップタイムも1分52秒台から1分46秒台へ目にみえて上昇しているのだが、それがタイヤの違いのせいなのか、ドライバーがマシンに慣れてきたことによるのか判断しづらい。これがアピチェラであれば迷うこともないのだが・・。
「午前中にはいた中で、もしいまレースに使うとしたらどれを選ぶ?」と松本監督はドライバーに選択を迫り、そこでクルムがチョイスしたタイヤと、その前後の硬さのタイヤで午後のセッションに臨むこととなった。
涼しいくらいだった天候も午後にきて気温が上昇し、路面温度は30度。一ヵ月以上先の想定コンディションより10度以上も高いことから、クルムに振る予定だったロングランテストは中止にし、タイヤの比較テストをさらに進めることとなった。
午後のセッションが始まり、何度か種類の異なるタイヤにはきかえてみたものの、クルムのタイムは1分46秒台の壁を破れない。
「頑張って頑張って走ってるんだけど・・。午前中にトーマスの出した1分44秒台なんて全然みえない」とクルムは萎れている。46秒台から先の速さの世界が、自分の中にイメージとして湧いてこないのだ。
例えば絵を描く時、予め描きたい対象をイメージとしての中に置くからこそ、それを実際にキャンバスに移せるのであって、頭の中に何もなければ絵は描けない。
それと同じで、46秒より先のイメージが頭の中にない限り、どれほど素晴らしい道具が揃っていても、新しい世界に到達はできない。
そこでチームは一計を案じ、それまでの試していたコンパウンドよりもソフトめのタイヤでクルムをコースへ送りだした。
するとどうだ。2周目には46秒台を切り、一度ピットに入ってサスペンションの調整した後はあっという間に45秒前半。もう一度ピットに入った後は、一気に44秒台に突入し、2周目にはその日の全体のトップ・タイム、1分43秒843をマークして帰ってきた。
こうなると再び始めの硬さのタイヤをはかせても、コンスタントに45秒台前半から44秒台後半のタイムをマークするようになるのだから面白い。
クルムも自信を持ち、チームも思った通りの反応が返ってくることに手応えを感じて、テスト一日目は終了した。
●全日本F3000選手権最終戦
ミリオンカードカップレース ファイナルラウンド鈴鹿
従来通りフルコースでの開催が決定
10月2日(日)に開催されたミリオンカードカップレースROUND3鈴鹿に
おいて、ファイナルラウンドでの「ショートトラック 2ヒートレースを検討する」
旨の発表があったが、関係各方面での準備不足のため、従来通り「フルコース」で
開催されることになった。
11月26日(土)~27日(日)に予定されているこのレースでは、F300
0のほかに、F4、FJ1600、CIVICインターカップが併催される。
資料提供:鈴鹿サーキット
全日本ツーリングカー選手権第17戦 -RIJ- (1994-10-30) Provisional Entry List
For All Japan Touring Car Championship Rd.17 富士スピードウェイ:(4.470km)
No. Driver-------------- Car-----------------------
1 J.ヴィンケルホック(D) BMW 318i
2 S.ソパー (GB) BMW 318i
3 長谷見 昌弘 (J) Nissan Premera
5 J.ベル (GB) BMW 318i
6 T.ハーベイ (GB) BMW 318i
7 長坂 尚樹 (J) Toyota Carolla
8 見崎 清志 (J) Toyota Carolla
11 原 貴彦 (J) Honda Civic Ferio
12 星野 一義 (J) Nissan Premera
14 服部 尚貴 (J) Honda Civic Ferio
15 田中 哲也 (J) Honda Civic Ferio
16 中子 修 (J) Honda Civic Ferio
17 金海 辰彦 (J) BMW 318i
18 木下みつひろ (J) BMW 318i
19 松永 雅博 (J) Toyota Sprinter Marino
21 一ツ山 康 (J) BMW 318i
22 一ツ山幹雄 (J) BMW 318i
23 飯田 薫 (J) Nissan Skyline GTS
25 鈴木 恵一 (J) Toyota Carolla Ceres
26 茂木 和男 (J) BMW 318i
27 土屋 圭市 (J) Honda Civic Ferio
30 中谷 明彦 (J) BMW 318i
31 飯田 章 (J) Nissan Sunny
32 影山 正彦 (J) Nissan Sunny
33 M.クルム (J) Toyota Corona
35 A.G.スコット (GB) BMW 318i
36 関谷 正徳 (J) Toyota Corona
37 鈴木 亜久里 (J) Toyota Corona
38 黒澤 琢弥 (J) Toyota Corona
39 T.クリステンセン(DK)Toyota Corona
55 G.ブーシ (I) Alfa Romeo 155 Ts
73 L.V.バイエルン (D) BMW 318i
77 清水 和夫 (J) Honda Civic Ferio
87 A.レイド (GB) Opel Vectra GT
88 A.ハーネ (D) Honda Civic Ferio
99 金石 勝智 (J) Mazda Lantis
** 真田 睦明 (J) BMW 318i
** 寺田陽次朗 (J) Mazda Lantis
****************************************************
提供:竹下恵一郎(JCG00146)
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/23
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 14 For FMOTOR4
93.15時06分
#3 ピットイン。タイヤ左2本交換。 燃料補給。32秒
#40 ピットイン。タイヤ4本交換。燃料補給。左リアタイヤの交換に手間取る。
54秒。
94.15時07分
#39 ピットイン。フロントタイヤ2本交換。燃料補給。25秒。
#24 ピットイン。フロントタイヤ2本交換。燃料補給
#10 ピットイン。左タイヤ2本交換。燃料補給。41秒
95.15時13分
*70 ピットイン。ドライバー交代。燃料補給。
96.15時15分
#10 ピットイン。
*70 ピットイン。4速ギヤがスタック。修理に3分ほどかかる。
97.15時16分
#34 ピットイン。タイヤ4本交換。燃料補給。ドライバー交代。1分20秒
98.15時20分
#35 ピットイン。ドライバー交代。燃料補給。43秒
99.15時25分
#9 3コーナーでストップ。エンジンブローの模様。
100.15時27分
*29 ピットイン。ドライバー交代。燃料補給。30秒
101.15時38分
#14 エンジンルームから白煙。リタイア。
102.15時40分
*70 再度ピットイン。ミッションをチェック。20秒
103.15時50分
#39 白煙を上げ、グランドスタンド前でマシンストップ。リタイア。
104.16時05分
#34 5位を走行中、スローダウン。
105.16時09分
#34 ピットイン。後ろを開ける。16時15分ピットアウト。
106.16時15分
*55 ピットアウト。
107.16時19分 レース終了
#40 GT-1クラス優勝
*72 GT-2クラス優勝
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/23
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 15 For FMOTOR4
108.#2 ZEXELスカイライン
ピットスタートからすさまじい追い上げを見せ、25周目には7位の#3 ユニシア
ジェックススカイラインをかわした鈴木利男だったが、その直後の最終コーナーでブレ
ーキがフェードしコースアウト、フロント回りを大きく壊した。ダメージは大きく、オ
イルクーラーからのオイル漏れもあり、利男の過激な追い上げもここまでだった。「コ
ースアウトだよ…」と鈴木利男の言い訳はそれだけだった。
109.#14 CCIあめんぼうシルビア
「リタイヤする前に962Cを追い上げたのは“マッチ”と遊んだだけです。いきなり
速くなったわけではありません。レース中に1分34秒台をキープしていましたからマシ
ンは仕上がっていると言えるでしょう。しかし、パーツの信頼性には悩まされました。
これだけ速くなってきたのに“遅かれし虎の助”とでも言いますか」(由良監督 談)
110.GTビデオ続々登場
GTの興奮を自宅に帰ってから楽しめるビデオが次々に登場している。ビデオであり
ながら雑誌コードを持ち書店で雑誌扱いで販売されている“ベストモータリング”の
12/9号でも今回のGTレースが扱われている。
111.決勝レース結果(92Laps)
ドライバー マシン タイム
1 太田哲也/O.ララウリ #40 タイサン スターカード F40 2:24'52.878
2 高橋国光/土屋圭市 #100 ADVAN PORSCHE 2:25'13.435
3 A.レイド/近藤真彦 #35 タイサン スターカード962C 2:25'42.402
4 影山正彦 #1 カルソニック・スカイライン 2:25'52.923
5 長谷見昌弘 #3 ユニシアジェックススカイライン -1Lap
6 袖山誠一/山路慎一 #24 コクピット 館林GTR -1Lap
9 牧口規雄/岡本幸夫 *72 IPF WAKO’S M3 -7Laps
112.GT選手権第5戦入場者数
10月23日、MINEサーキットに集まった観客数は37,600人と発表さ
れた。
113.GT選手権第5戦レースレポート
スタートでポールポジションの#39 SARDスープラをかわしてトップで1コー
ナーに飛び込んだのは、2番手スタートのO.ララウリの#40 タイサン スターカ
ードF40であった。それをスープラが追い上げるが、再三に渡って1コーナーでスー
プラはF40の横に並ぶが抜くことは出来ず、スタートで出遅れていた962Cに18
周目に逆に抜かれてしまう。エンジンのオイル漏れからピットスタートとなった鈴木利
男の#2 ZEXELスカイラインは、最高尾から激しい追い上げを見せ、10Lap過
ぎには7位を走る長谷見昌弘の#3 ユニシアジェックス・スカイラインと激しい一騎
討ちを展開、10Lap以上に渡って2台は接戦を繰り広げ、1~2コーナーでは鈴木利
男が長谷見昌弘にアウトから並んで毎周進入するという激戦を見せた。そしてついに第
2ヘアピン進入で長谷見昌弘を攻略した。しかしこのバトルはあまりにもマシンを酷使
し過ぎたようで、ブレーキが根を上げてしまった。その周を走り切ることなく、最終
コーナーでブレーキ・トラブルでクラッシュしてしまった。トップ争いはその後31周
目に#35 タイサン スターカード962CがララウリのF40を抜いてトップに立
つが、給油とタイヤ交換のためのピット作業でタイサンの2台は遅れてしまい、J.ク
ロスノフのスープラが初めてトップに立つ。このままフィニッシュを迎えるかに思われ
たが、デビューから僅か2戦目のスープラGTは74周目にミッション・トラブルで
ホームストレート上でストップしてしまい、トヨタの野望は潰れた。そして再びチー
ム タイサンの1ー2体制となるが、2番手を走る962Cに乗る近藤真彦はあまり
にも疲れきっていた。ラスト6周でベテラン高橋国光の#100 ADVAN PORS
CHEの攻撃の前に2位の座を明け渡してしまった。優勝は日本のフェラーリつかい
太田哲也へのドライバー交換の時間さえ節約して一人で走り切ったO.ララウリの
#40 タイサン スターカードF40のものとなった。
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/23
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 16 For FMOTOR4
114.#40 O.ララウリ(GT1:1位)
「2年ぶりの日本でのレースだったが、みんなに良くしてもらい、しかもこんな大きな
生成績を残せたことは、とてもうれしい。それと結果的に私が最後まで走ることになっ
て、出番のなくなってしまった太田さんには大変悪いと思う。あの車をここまで良くし
たのは彼の仕事だし、本当に彼には感謝している。彼が居なかったら私はもちろん勝て
なかった。
マシンも非常に素晴らしく、タイヤ自体も良かった。ただ、ピットストップが長くなっ
てしまったことが、失敗だったね。あと、F40に合ったタイヤが2セットしかなく
て、ピットイン後は、タイヤのバランスが良くなくて不安を抱えての走行だった。あ
と、驚いたのはスープラGTの速さだ。あれにはとても追いつけないと思った。だか
ら、あれが先に行ってしまったら、追いかけずにマイペースで走るよと、監督には言っ
てあったんだ」
115.太田哲也
「複雑な心境? そうだね。でもチームが勝てたんだからうれしいよ。」
116.#35 アンソニー・レイド(GT1:3位)
「ドライバー・チェンジで43秒もかかってしまった。それが敗因だ。タイサンのチーム
メンバーは良くやってくれてミスはなかったけど、ドライバーの交代で時間をロスして
しまったんだ。マッチも良く走った。良い仕事をしたよ。ブレーキがスポンジーだった
し、タイヤも交換していないのに、あれだけ走ったんだからね。3位に入って表賞台だ
から良かったと思う」
117.近藤真彦(GT1:3位)
「もー大変だったよ。ブレーキが効かなくて..... エンジン・ブレーキ使って、もう本
当に大変だった。タイヤもズルズルになって来てしまったし」
118.#34 松田秀士
「残念ですね。フーエル・ポンプのトラブルです。ドライバー交代する前にも異音が出
ていたんです。でそれを伝えたんだけど。でもともかく時間が足りなかった。木曜日は
エンジン交換して走れなかったし、雨にもたたられて、ドライでは俺が10ラップ、恵一
さんが3ラップしか出来なかった。ドライビング・ポジションも悪かったし。せっかく
スタートうまく行ったのにね。オスカーと同じように走りたかったですよ。それがくや
しいな。今回は時間がなかった。それに尽きますね」
119.#34 鈴木恵一
「くやしい。でもしょうがないよ。失火してしまって1コーナー、2コーナーでボソボ
ソって。ピット入ってからは直ったんだけど。精一杯やったんだ。しょうがないよ」
120.#39J.クロスノフ
「ユニバーサル・ジョイントだ。スタートはフライングしないようにゆっくり行ったん
だ。それから自分のペースをキープして走った。自分のドライブをしたよ。といっても
40番のフェラーリが速くてプッシュしていたので僕もかなりハードなドライビングをし
た。ポルシェ962 も来たしね。ドライビングはノーミスだった。良いドライビングが出
来たと思うよ。それは満足している。チームもパーフェクトだった。完璧な仕事をした
よ。メカニカル・トラブルは全然出ていなかったし、クルマはどこでも速かった。ほん
と、すべてがパーフェクトだったよ。それが突然..... ただ運が無かった」
121.#9 マウロ・マルティニ
「エンジン・ブロー。ハードにプッシュし過ぎちゃったよ(笑)」
122.#3 長谷見昌弘(GT1:5位)
「速さが足りなかった。それだけですね。スローコーナーでホイールスピンしてしまっ
てタイムが上がらなかった。あとは問題なかったんですけどね。ウーン。残念だね」
123.#1 影山正彦(GT1:4位 '94シリーズ・チャンピオン)
「作戦通りだよ。誰に追われても無理する気はなかったし、最後には確実なポジション
に入れると思った。ピットワークが非常に良くて、あれには助けられた。昨年はほとん
どライバルがいない中でもらったチャンピオンという感じだったけど、今年は本当に大
変だった。シーズン序盤はマシンの完成度でアドバンテージがあったけど、後半はみん
な速くなってきて苦しかった。ウエイトハンデも結構効いたしね。とにかく、チャンピ
オンを取れて良かった。そして、応援してくれたチームのみんなやスポンサー、ファン
に感謝したいですね」
124.#72 IPF WAKO’S M3(GT2:1位)
「松田秀士さんの紹介でこのマシンに乗れたのですが、なんせハコ初めてだったんで苦
労しました。それなのに優勝なんて…」とは、今回助っ人として登場した岡本幸夫。
「テストの時はこんな乗り方じゃ、タイヤがすぐダメになると、叱られぱなしでした。
だから今日は無理せず行ったんですが、後半に入ってもタイヤが良くて、ホントはもっ
と攻めなきゃいけなかったなって。だからゴールしたときは3位くらいだと思ってたん
です」
「SUGOはテストと思って、ほとんどGr.Aのままで走ったら結構行けたんで今回
も参戦したんです。それで優勝できるなんてツキがあっただけです。55番が突然ピッ
トに入らければ、2位でしたからね」とは牧口規雄。
127.#100 ADVAN PORCHE(GT1:2位)
「許せないなぁ。国さんにおいしいとこみんな持ってかれちゃったよぉ」とはゴールし
た国光を迎えた土屋の第一声だった。「圭ちゃんがみんなお膳立てしてくれたんだよ。
僕はまた走っただけ。僕なんかより、近藤君はすごいよ。よくやったよ。彼をほめて
やってくれ」と自分の息子ほどのドライバーを思いやる余裕のあった54歳だった。
128.*55 ハヤシスポーツ964(GT2:3位)
GT2のトップを走りながら、わずか残り4周ほど残したところで突然のピットイン
をしたハヤシスポーツ964。「悔しいなぁ。本当に。ちょっと計算を間違えて、ガソ
リンが無くなっちゃたんだ。勝てると思ったのになぁ。これもレースなんだよね」とド
ライバーの柏原は、まさに悔しさを満面に表したレース後だった。
129.'94 GTインサイドレポート終了
あわただしい今年のシーズンに付き合って頂いてありがとうございます。多くの方々
にいろいろと御協力、御支援頂きましてほんとうにありがとうございます。来年はさら
にパワーアップして皆さまの前に現れたいと思います。1年間本当にありがとうござい
ました。
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/23
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 12 For FMOTOR4
63.#100 土屋圭市
「昨日の午後の予選前に、ギアを2速を上げ、3速を下げ、4速を上げる変更を行った
んだけど、まだ、マッチしていない。でも0.3秒分は稼いでいるかな」
64.'95年にはアルピーヌも参戦?
現在、来年のGT選手権への参戦を目指して、ルノースポールとルノーアルピーヌの
全面的なバックアップの元でアルピーヌA610Biターボの準備をしているチームが
ある。現時点ではチーム名を公表出来る段階ではないが、年内には発表されることだろ
う。ルノーアルピーヌでは今年のルマンのためにA610のLM-GT2マシンを製作
したが、日本GT1クラスとルマンのGT2クラスはほとんど同じレギュレーションで
あるため、これまでもLM-GT2仕様のマシンの全日本GT選手権への参戦が待たれ
ていた。来年もルノーアルピーヌは2台のA610(?)のGTマシンを製作する予定
であり、GTレースへ興味を示している。
65.タイヤ交換コンテスト・リザルト
□コンベンショナルホイール・クラス
*55 TOMEI SPORT 1分04秒1
*29 KORG KEGANI ポルシェ 58秒8
優勝 *29 KORG KEGANIポルシェ
□センターロックホイール・クラス
#39 TOYOTA スープラGT 19秒1
#3 ユニシアジェックススカイライン 29秒8
#9 acomポルシェRSR 22秒5
#100 ADVAN PORSCHE 26秒1
#2 ZEXELスカイライン 25秒9
#34 タイサン スターカードF40 34秒7
#40 タイサン スターカードF40 28秒6
優勝 #39 TOYOTA スープラGT
66.SARDスープラがacomポルシェ3連勝の夢を破る
抜群の速さで、タイヤ交換コンテストのセンターロック部門で連勝を続けていた#9
acomポルシェRSRチームの3連勝の野望を打ち砕いたのは、初挑戦のSARD
スープラGTチームだった。タイムの19秒1は、acomの持つ21秒8を上回る新
記録だった。SARDメカニックの和田さんは、表彰台の一番高いところに立ち「ポー
ルも取った、タイヤ交換も勝った。あとはドライバーにここに立ってもらって、完全制
覇といきたいですね」と一言。一方破れたacomメカニックは「忘年会の費用がぁ」
と悔しがることしきりだった。コンベンショナル(5穴)部門は、*29 KORG
KEGANIポルシェチームが5戦完全制覇を達成した。
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/23
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 13 For FMOTOR4
80.決勝レース・スタートドライバー一覧
#39 J.クロスノフ #40 O.ララウリ
#10 飯田章 #35 A.レイド
#100土屋圭市 #34 松田秀士
#2 鈴木利男 #1 影山正彦
#3 長谷見昌弘 #24 山路慎一
#9 M.マルティニ #14 服部尚貴
*70 水野文則 #5 T.クリステンセン
*55 柏原浩一 *29 小幡栄
*72 牧口規雄 #88 和田孝夫
*22 水沼克夫
81.スタート直前情報
気温:26.5度、路面温度:30.2度
ウォームアップ中に#2 ZEXELスカイラインが突然ピットイン。エンジンの
ロッカーカバーからオイル漏れが発見される。メカニックが応急処置を行うが、コー
スインに間に合わずピットスタートに。また、グリッド上で#1 カルソニック・ス
カイラインがブレーキの踏み具合が良くないということで、ブレーキラインの空気抜
きを行う。こちらはスタートに差し支えなかった。
82.13時55分 決勝スタート
83.14時04分
#10 白煙をあげたため、ピットイン。給油口のあたりを確認。すぐにピットアウト。#14 デフトラブルトラブルで、ピットイン。デフの交換作業にはいる。
84.14時07分
#10 再度ピットイン。もう一度給油口のチェックを行いすぐに出る。
85.14時9分
#5 ターボトラブルでピットイン。ウエストゲートをチェック後に出る。
86.14時15分
#10 再々度ピットイン。給油口を交換作業に入る(ピットアウト14時25分)。
87.14時25分
#40 トップで20周目を走行。
#88 第1ヘアピンの手前でストップ。
88.14時33分
#5 ピットイン。ターボの点検、燃料補給を行う。
#2 最終コーナーでコースアウト。フロント部分を破損。リタイア。
89.14時50分
#14 デフ交換を終了しピットアウト。
90.14時55分
#35 トップで40周目を走行。GT-2クラストップは*70。
*72 ピットイン。ドライバー交代、タイヤ2本交換、燃料補給を行う。
91.15時00分
#14 ピットイン。エンジンルームから煙。
#25 ピットイン。タイヤ4本交換。燃料補給。約2分
92.15時05分
#5 ピットイン。
#9 ピットイン。タイヤ2本交換。燃料補給。
#1 ピットイン。タイヤ左2本交換。燃料補給。45秒
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/23
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 10 For FMOTOR4
55.#9 M・マルティニ
「今朝はタイヤの確認をした。今まで急に雨が降りだしたりでまともに出来なかったん
だ。で、かなりハードで温度が上がるまではつらい。はじめの5ラップはグリップがあ
まりないので苦しいだろうね。でも5ラップ以降はかなり良い。ハードに攻めるよ。5
位が目標だ。そう、いつもと同じにね」
56.#5 BLITZ SUPRA
「グループN仕様のサスペンションが問題だ。エンジンもギヤボックスもそれなりに良
いけど、サスペンションがね。スローコーナーで跳ねるんだ。全面的に変更しなければ
ならない」(T・クリステンセン 談)
チームによれば、エンジンもタイヤもハイパフォーマンスだが、それに足がついて行
かないというのが今のところの状況だという。ダンパー、バネレートといろいろ試みて
はいるものの、設計段階からの見直しが必要だと頭を抱えている。ストレートや高速
コーナーでは上位のクルマにそれほど遜色ないが、細かいコーナーがつらいという。
57.#39 J・クロスノフ
「コース上は速く走れる状況ではなかったけど、マシンの方はすごく良い。フルタンク
でのバランスも良いし、ブレーキも良い。それにこのレースでは今までのところメカニ
カル・トラブルは全く出ていない。ほんとにマシンは良いよ。ただ問題なのはコクピット内の温度が高いこと。300km のレースとなるとつらいだろうな。まあ、がんばるよ」
58.#40 タイサン スターカードF40
「計測ラップはたった2ラップだったけれど、それでも1分34秒台が出た。それもフル
タンクで。これはかなり良いタイムと言うことが出来る」(O.ララウリ 談)
「今朝は6ラップしました。今までほとんどまともに乗っていないので、オスカーのク
ルマで、“ああ、これなら走れるかな”っていうことがわかったので良かったですね。
その確認なしに本番を走るというのは走れる走れないではなくて不安がありますから。
カットタイヤで走ったんですけど良いタイムが出たし(1分34秒8チーム計測)」
(太田哲也 談)
59.#35 タイサンスターカード962C
「フルタンクで良いタイムが出たのでハッピーだよ。昨日のターボ・トラブルも解決し
ているし、フィーリングも良いし。フロントに追加したフィン? 少し効いているよう
だね。マッチも良いタイムを出しているし、ともかく全体的なパッケージが良いので行
けると思うよ」(A.レイド 談)
「第1コーナーでアンダーが少し出ていますけど、あそこは殺し気味に行った方がその
後の第2コーナーまでの走りにうまくつなげられるのでまあまあですね。それとあのク
ルマはガソリンが重いといろいろな面でつらいんですよ。でも軽くなれば良い感じなん
で、結構行けると思いますよ。表賞台に立ちたいですね」(近藤真彦 談)(ベスト1
分33秒53チーム計測)
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/23
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 11 For FMOTOR4
60.#9 acomポルシェRSR
サーキットではなかなかこわもてで通っているacomノバの森脇監督だが、今朝は
笑顔の表情だった。パワーで勝る#100 ADVAN PORCHEにわずかだが速
かったのだ。「うん、そりゃ速いほうがうれしいよ。うちはガソリンは満タン。お隣の
100番はわかんないけどね。やっぱりギアの選択は苦しいよ。ドライバーがもう少し
高くしてと言っても、ギア自体がないんだからしょうがないんだけど。ドライバーは苦
労してると思うよ。決勝レース? うーん、結局パワーが足りなくて、ストレートが遅
いから苦しいなぁ」
61.*70 外国屋スカイライン
予選のクラッシュのダメージは、完全に修復できた外国屋スカイラインは元気な姿
をコース上に見せていた。「もう、マシンは完全に大丈夫だよ。こうなったら決勝は
暑くなったほうが、いいな。みんなタイムが落ちてくるし、ブレーキもしんどくなるで
しょ。うちはブレーキに対策してきたからね。でも、GT2はタイムが拮抗してるな。
こうなるとセカンドドライバーの差が勝負に出そうだね。プレッシャーかかるな」と石
橋は明るく話した。
62.*29 KORG KEGANIポルシェ
「壊さない。飛び出さない。ミスしない。これがうちの秘密兵器ですよ」とはケガニこ
と、野沢監督。「ハデでも何でもないけど、このレースの王道をきちっと守るのがうち
のやり方です。最終戦だからってこれを変える気はないですよ。ドライバーもメカニッ
ク達もレースをよく知っていますから、出せる力を100%出せば、結果はついてきま
す。来年の話もぼちぼち出ていますし、そりゃチャンピオンは欲しいですよ。そうすれ
ば、スポンサーへも話ができますからね。できれば、大きい車に変えたいとは思うし」
と、チャンピオンを目前にしても監督の悩みは尽きないようだ。
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/23
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 8 For FMOTOR4
45.#35 A・レイド
「午前中にターボのベアリングが壊れるというトラブルが出たけどランチタイムの間に
直してくれたので今はパワフルになっている。ポール・タイムは1分29秒6だけど僕
は昨日1分29秒1を出しているんだ。それもセッティングが決まらない状態でね。今
はマシンはその時より良くなっているので明日は行けると思う。マッチは4か月もレー
シングカーに乗っていなかったけど日に日に速くなっている。明日はもっと速くなるだ
ろう。僕等は優勝を狙えると思うよ。明日の作戦としては最初からトップに立ってピッ
トに入るまでに出来るだけリードを広げておきたい、というところだ」
46.#9 M・マルティニ
「1、2速のレシオの関係でスタートは苦しいんだ。たぶん何台かに抜かれてしまうと
思うよ。それに今回はスカイライン勢が速いから厳しいレースになりそうだ。天候も荒
れてくれた方が僕にはチャンスが出てくるけど、晴れになりそうだし。僕にとっては苦
しい戦いになりそうだな。でもレースは分らないからね。ベストを尽くすだけだよ」
47.#34 鈴木恵一
「イタリアから持ってきたクルマに乗っているんだけど、セッティングはだいぶ決まっ
てきた。前後スプリングを柔らか目のものに変えて、キャンバーが5度なんで信じられ
ない角度がついていたんだけどそれを3度に変えた。ダンパーもいじった。心配なのは
ミッションなんだ。でも僕等はそれを注意して走れるけどね。秀ちゃんも僕も丁寧にギ
ヤ入れて走っているよ。明日は淡々と走るつもりなんだ。レースは終わってなんぼだか
らさ」
48.わずか2レース目でポールポジションを獲得
#39 SARDスープラを操るジェフ・クロスノフのMINE攻略作戦
「この美祢のコースで難しいところは低速コーナー。ホイールスピンをしないように注
意しないといけない。それとブレーキングが重要なポイントで、ハードに、もちろん出
来るだけ奥まで我慢してから踏まないといけない。第1コーナーは150 メートル手前か
ら、第2コーナーでは110 メートル手前からブレーキングする。姿勢変化が起きやす
いからバランスを考えながらブレーキングしなければならないんだ。それと高速コー
ナー。このコースではここをどう抜けるかがタイムに大きく影響する。コンセントレー
ションを高めて行かないといけない。シケイン手前で4速から3速へ落とすけど、ここ
でリミッターが当たる。回転数? シークレット! 僕らのスープラはここではコース
全体でライバルに対してアドバンテージがある。つまりこのコースではどこも速いん
だ。細かいコーナーも速いし、大きなコーナーも速い。ストレートも速くてトップス
ピードは240km/h をマークする」
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/23
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 9 For FMOTOR4
49.#14 由良拓也
「今回はコロコロ変わる天候のリズムに乗れなくてね、木曜には頼みの綱の6速ミッシ
ョンが壊れちゃって、スペアが無いから一生懸命直して走っているから、でも'94年仕
様シルビアとしては最高の状態に仕上がっているんだ。天気のせいでうまくいかなかっ
たけど、ちゃんとドライで新しいタイヤであれば1分32秒は確実だったから。このマ
シンは車重が軽いからリストリクターを小さくしてGT2クラスで出れば、来年は勝て
るよね。でも、来年の計画はまだこれからだから、噂のスーパーマシンももちろん探り
を入れていますよ」
「カッコイイマシンじゃなきゃイヤだよ!」(服部尚貴選手の叫び)
50.フリー走行タイム(暫定)
マシン ドライバー タイム
1 #2 ZEXELスカイライン 鈴木利男 1’30.651
2 #39 TOYOTA SUPRA GT J・クロスノフ 1’30.733
3 #35 タイサン スターカード962C A.レイド/近藤真彦 1’30.973
4 #40 タイサン スターカードF40 太田哲也/O.ララウリ1’31.433
5 #10 Johnson SKYLINE 飯田章 1’31.610
6 #9 acomポルシェRSR M・マルティニ 1’32.055
15 *55 ハヤシスポーツ964 林雅弘/柏原浩一 1’38.200
51.#34 タイサン スターカードF40
アドバン・カラーの2台目のF40は、ターボトラブルのためフリー走行を行うこと
が出来なかった。「セッティングが決まってきたしドライバーも調子が良いのに、マシ
ンの体調が悪くてね」(鈴木恵一 談) 「クルマの問題ではなくて自分自身が走り込
んでないのが問題、ようやくコツがつかめてきたところかな」(松田秀士 談)
52.#1 影山正彦
「朝は満タンセッティングを行いました。一度ピットインしてタイヤ2本の交換作業と
給油の練習もしました。上手くいってます。無理せず、マイペースで行きますよ」。
”チャンピオン取ってください!”というファンの声に「どこで見てるの? チャンピ
オンが決まったら、君たちに手を振るからさ」と、早くも心はウイニングランのシミュ
レーションに入っている影山正彦だった。
53.#88 寺井恒俊
「昨日のコースアウトの後遺症は完全に修復しました。ついでにリアのショックアブ
ソーバーを4本から1本仕様に変更して操縦性を改善しています。まあ1分40秒以下
でコンスタントに走れそうだから良しとしましょう。ところで、リストリクターの大き
さはパワーだけではなくて、パワーとトルクを掛け合わせて決めてくれるといいんだけ
どな。パワーは同じでもターボの方がNAよりもトルクが大きいからね」
テライ・エンジニアリングでは、来年の全日本GT選手権にディアブロで参戦する準
備を行っている。既にイタリアのランボルギーニ本社では日本のGT仕様ディアブロの
製作が始まっており、リストリクターを取り付けていない状態では600馬力を越える
出力を発生しているという。まだ完全にフィックスされたわけではないが、テライ・エ
ンジニアリングでは複数のこのディアブロを日本に導入することを計画している。
54.#24 山路慎一 “雨のヤマジ”無念
「雨だったら、少々無理してもギンギンで行っちゃうんだけどな。雨ならレースは俺の
ものだよ。俺はフォーミュラ・トヨタに乗る前から“雨のヤマジ”って言われていたん
だから」と自信を見せていた山路慎一の望みは、今日の晴天でもろくも崩れさってし
まった。
「4WDには今年始めて乗ったけれど、機械的な動きを4WDはするからドライバーの
感性だけで操ってもだめなんだ。メカを考えて走らないと限界まで攻めることが出来な
いから。それに1200kg以上もあるマシンは重さも考えて走らないとうまくいかない
しね。これまでもうちのマシンはストレートで速かったんだけど、今回は全体的に決
まってきている。リアが少し滑るかな、前後のトルク配分をいろいろ変えてセッティン
グしているんだけど、完全な直結の4WDも金曜日には試しているほどなんだ。来年は
まだ分からないけど、人気のあるGTかニューツーリングに出たいね」
美祢GTレース -RIJ- (1994-10-23) Provisional Racw Results
For All Japan GT Championship Rd.5 美祢サーキット:(3.239km)
P No. Driver------------- Car-------------------- Lap-- GoalTime- -km/h--
1 40 太田哲哉/O.ララウリ Ferrari F-40 92 2:24'52.876 123.406
2 100 高橋国光/土屋圭市 Porsche RSR 92 - 20.557 123.115
3 35 A.レイド/近藤真彦 Porsche 962C 92 - 49.524 122.707
4 1 影山 正彦 Nissan Skyline GT-R 92 - 1'00.045 122.560
5 3 長谷見昌弘 Nissan Skyline GT-R 91 - 1Lap
6 24 袖山誠一/山路慎一 Nissan Skyline GT-R 91 - 1Lap
7 25 影山 正美 Nissan Fairlady Z 89 - 3Laps
8 34 鈴木恵一/松田秀士 Ferrari F-40 86 - 6Laps
9 72 牧口規雄/岡本幸夫 BMW M3 85 - 7Laps
10 29 上原秀郎/小幡 栄 Porsche Carrera 85 - 7Laps
11 55 柏原浩一 Porsche Carrera 85 - 7Laps
12 10 飯田 章 Nissan Skyline GT-R 84 - 8Laps
13 70 石橋義三/水野文則 Nissan Skyline GT-R 75 - 17Laps
14 39 J.クロスノフ Toyota Supra 73 - 19Laps
15 5 T.クリステンセン Toyota Supra 65 - 27Laps
--------------------------- DNC ------------------------------------------
9 M.マルティニ Porsche RSR 56 - 36Laps
22 水沼克夫/秋元光男 Nissan Skyline GTS 34 - 58Laps
2 鈴木 利男 Nissan Skyline GT-R 24 - 68Laps
14 大井貴之/服部尚貴 Nissan Silvia 24 - 68Laps
88 和田孝夫/池沢さとし Lamborghini Countack 18 - 74Laps
**************************************************************************
* Fastest Lap : 太田哲哉 (Ferrari F-40) 1'30.743 (128.499 km/h)
提供:美祢サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *
美祢GTレース -RIJ- (1994-10-22) 予選総合結果
For All Japan GT Championship Rd.5 美祢サーキット:(3.239km)
*コース:1st/DRY&WET 2ed/WET
P No. Cl Driver(s)----------- Car-------------------- 1st-LapT ---2ed-LapT -
1 39 1 J.クロスノフ Toyota Supra 1'29.628* 1'42.935
2 40 1 太田哲哉/O.ララウリ Ferrari F-40 1'30.171* 1'45.755
3 10 1 飯田 章 Nissan Skyline GT-R 1'30.448* 1'52.615
4 35 1 A.レイド/近藤真彦 Porsche 962C 1'30.696* 1'56.318
5 100 1 高橋国光/土屋圭市 Porsche RSR TURBO 1'30.774* 1'50.442
6 34 1 鈴木恵一/松田秀士 Ferrari F-40 1'31.078* -
7 2 1 鈴木 利男 Nissan Skyline GT-R 1'31.219* 1'50.110
8 2 1 影山 正彦 Nissan Skyline GT-R 1'31.360* -
9 2 1 長谷見昌弘 Nissan Skyline GT-R 1'31.590* -
10 24 1 袖山誠一/山路慎一 Nissan Skyline GT-R 1'31.742* 1'43.700
11 9 1 M.マルティニ Porsche RSR 1'32.824* -
12 25 1 影山 正美 Nissan Fairlady Z 1'33.074* 1'48.268
13 14 1 大井貴之/服部尚貴 Nissan Silvia 1'34.049* 1'49.761
14 70 2 石橋義三/水野文則 Nissan Skyline RS 1'37.059* -
15 5 1 T.クリステンセン Toyota Supra 1'38.019* 1'56.558
16 55 2 柏原浩一 Porsche CARERA RS 1'38.434* -
17 29 2 上原秀郎/小幡 栄 Porsche Carrera 1'38.493* 1'56.618
18 72 2 牧口規雄/岡本幸夫 BMW M3 1'39.548* 1'54.066
19 88 1 池沢さとし@/和田孝夫 Lamborghini Countack 1'37.189* -
20 22 2 水沼克夫@/秋元光男 Nissan Skyline GTS 1'37.059* -
*****************************************************************************
@のドライバーは予選通過基準タイムを満たさず不通過
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート担当 古屋 知幸
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/22
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 7 For FMOTOR4
36.#39 ジェフ・クロスノフ
「ポールポジションを取れて満足している。マシンの調子は良くて、ライバルに比べる
とコース全体でアドバンテージがあるよ。バランスも良くなっているし、ギヤ・レシオ
も合っている。ストレートも速いしね。今回で2戦目だけど事前のテストでチームがす
ごく良い仕事をしてくれて、トラブルの出た箇所をうまく解決してくれた。良いテスト
が出来たと思うよ。ポールポジションを取れたことがそれを証明している。明日? も
ちろんレースだから分からないけど今度は完走出来ると思うよ。F40は速いけどタイ
ヤが苦しいんじゃないかと思うよ。僕はね」
37.#35 A・レイド
「午前中にターボのベアリングが壊れるというトラブルが出たけどランチタイムの間に
直してくれたので今はパワフルになっている。ポール・タイムは1分29秒6だけど僕
は昨日1分29秒1を出しているんだ。それもセッティングが決まらない状態でね。今
はマシンはその時より良くなっているので明日は行けると思う。マッチは4か月もレー
シングカーに乗っていなかったけど日に日に速くなっている。明日はもっと速くなるだ
ろう。僕等は優勝を狙えると思うよ。明日の作戦としては最初からトップに立ってピッ
トに入るまでに出来るだけリードを広げておきたい、というところだ」
38.#9 M・マルティニ
「1、2速のレシオの関係でスタートは苦しいんだ。たぶん何台かに抜かれてしまうと
思うよ。それに今回はスカイライン勢が速いから厳しいレースになりそうだ。天候も荒
れてくれた方が僕にはチャンスが出てくるけど、晴れになりそうだし。僕にとっては苦
しい戦いになりそうだな。でもレースは判らないからね。ベストを尽くすだけだよ」
39.#34 鈴木恵一
「イタリアから持ってきたクルマに乗っているんだけど、セッティングはだいぶ決まっ
てきた。前後スプリングを柔らか目のものに変えて、キャンバーが5度なんで信じられ
ない角度がついていたんだけどそれを3度に変えた。ダンパーもいじった。心配なのは
ミッションなんだ。でも僕等はそれを注意して走れるけどね。秀ちゃんも僕も丁寧にギ
ヤ入れて走っているよ。明日は淡々と走るつもりなんだ。レースは終わってなんぼだか
らさ」
40.#100 高橋国光
「今日はほとんど仕事していないなぁ 午前も午後も4、5周しか走ってないから車の
ことは圭ちゃんに聞いてよ」。先週のF3000で久々の表彰台に上がった54歳は、
今日も元気だった。「マシンはいいよ。午前はギアの問題があったけど、メカニックが
昼の食事もしないで交換してくれたから午後は大丈夫。そんなことより雨はしょうがな
いけど、サーキットが静かすぎるな。景気のいい音楽でも流してくれないと困るよ」と
GTA会長としての苦言を呈する余裕も。
41.ドリキンビデオで盛り上がる”チークニ”ピット
午後の雨の予選の中を走行した土屋圭市のADVAN PORCHEには、プロモー
ションに使う映像を撮るためビデオカメラが積まれていた。予選後のピットでは早速、
ドリキンビデオの上映会が始まった。「ストレートは前の車のウォータースクリーンで
全然前が見えないんだよ。ほら、そこから突然車が現れるんだ」と土屋は解説者に早変
わり。ギャラリーと化したメカニックやチーム関係者は、雨の中、右に左にドリフトす
る車からの風景に「ウワーァ」と歓声上げていた。
42.#1 カルソニックスカイライン
チャンピオンに最も近い位置にいるチームであるカルソニック。チーム内の緊張感も
適度に高まっているようだ。監督の宮坂氏は言う。「今日の予選もほとんどが雨だった
し、満足のできる走行をしていません。だからといって、守る走りとか、がむしゃらに
とかそう言うことはしたくありませんね。いつものようにきちっと走って、最後に結果
を出せれば良いわけですから。いつものとおりですよ。うちは4駆ですから、明日は雨
のほうが有利ですよ。でも、今シーズン闘って、マシンに結構疲労がきているし、不安
材料はないわけはありません。また、ハンデウエイトも辛いです。この点は、ドライ
バーの影山がよくやっていますよ。自分たちのペースを守って、最後にきちっと結果を
出せればそれで良いと思ってますよ」
43.#2 ZEXELスカイライン
予選2回目にピットに戻ってきたZEXELスカイラインのエンジンからは、いやな
感じの音がしていた。予選終了後、エンジニアの岸氏は「低回転でミスファイアを起こ
したようです。水を吸い込んだだけでしょうから、それほど深刻な問題ではありませ
ん。前回、SUGOで悔しい思いをしましたからね。対策はきちっとやってきていま
す。マシンのセッティングもだいぶ良い方に行っていますし、懸案のブレーキも大丈夫
ですよ」と決勝に向け、前向きなコメントをしてくれた。
44.決勝に向け、必死の修復を行った2台
午前の予選中にクラッシュした#88 レインX・アート・カウンタックと*70
外国屋スカイラインは、午後の予選をキャンセルしてマシンの修復を行った。外国屋ス
カイラインはFRPの補修材を使って、割れたフロントエアダムを直していた。深刻な
ダメージはない模様で明日の決勝は元気な走りを見せてくれるだろう。一方、カウンタ
ックは、右のサスペンションを壊してしまい、アームを溶接し直すなど以外と大がかり
な修理となった。それでも、午後5時頃には大まかな修理を終え、こちらも決勝は大丈
夫なようだ。
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/22
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 5 For FMOTOR4
23.#35 タイサン・スターカード962C
29mmのリストリクターの効き目は相当なようで、チームによれば最高出力も400馬
力を大きく下回っているはずだという。さらに第3戦で優勝したため今回30kgのウエ
イトハンデが課されており、パワー不足に追い打ちをかけている。
午前中の予選1回目はまず近藤真彦がコースイン。5ラップしてベストタイムは1分
33秒78(チーム計測)。タイヤがまだ温まっていない状態でのタイムだった。マシンを
降りたマッチはパワー不足を訴える。「最終コーナーではシルビアにもついて行けるか
どうか、という状態。このマシンのアドバンテージ? このコースで? と言っても
ね……高速コーナーは速いけど、ここにはそういうコーナーはあまりないし。スロー
コーナーは苦しいし。それに最終コーナーは登り坂になっているからなおさらだし。第
1コーナーは安定していますけどね」
この後ステアリングを引き継いだA・レイドがタイムアタックを開始。1分30秒696
をマークした。しかしマシンを降りたレイドはブレーキのフィーリングが軽いことを訴
える。また、右側のターボのブーストが上がらないというトラブルも出ていた。
24.#9 acomポルシェRSR
「ここでは菅生よりハンドリングが少し苦しい。低速コーナーでアンダーが出るんだ。
菅生では完走していればトップと同ラップでゴール出来たけど、ここでは無理だね。1
ラップで2秒も離されてしまうから。ウエットとドライとどっちが良いかって? 両方
あるのが良いね。皆がタイヤ交換に入るような荒れたレースになれば僕にもそれだけチ
ャンスも生まれるからさ」(M・マルティニ談)
25.#5 BLITZ SUPRA
昨日の午前中の走行がシェイクダウンだったブリッツ・スープラ。1回目の予選は2
ラップしたのみでピットへ。ダンパーの交換作業に入った。昨日出たエンジンの吹け上
がりの問題と、ギヤレシオが合っていない問題もほぼクリアされた。現在サスペンショ
ンを中心としたセットアップが急ピッチで進められている。チームによれば、「方向性
は見えた」という。
26.TV中継のゲスト解説は黒澤琢弥
今回のテレビ中継では黒澤琢弥がゲストとして解説を行う。そこで、黒澤は今日午前
の予選から、早速ピットを歩き回っての”取材”を開始していた。「本当は午後から来
てくれれば、いいと言われたけど、ちゃんと1回目から見ようと思って。GT選手権は
第3戦の富士で1回だけ走ったけれど、実は細かいレギュレーションとか分からなく
て。影山君にいましっかり聞いてきました。でも、サーキットってドライバーとして来
ないと、緊張感が無くてやだなぁ」
27.#34 松田秀士
午前は4周しか走ってないよ。フェラーリをサーキットで初めて乗ったけど、やっぱ
り面白い車だね。パワーがあるし、ストレートも速いよ。でも、F40はセッティング
幅が狭いね。少しでも外すとガクッとタイムが落ちるんだ。午前中はちょっとアンダー
が出てたけど特に問題なし。午後はもう少しタイムが上がるね。できればNo.40の隣
りに並びたいな。
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/22
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 6 For FMOTOR4
28.来年のGT選手権は全6戦で
好評のうちに幕を閉じようとしている全日本GT選手権は、来年、4月にSUZUK
A、5月にFUJI、6月にハイランド、8月にFUJI、9月にSUGO、10月に
最終戦のMINEの、全6戦が行われることになるだろう。
29.予選2回目タイム(暫定)
マシン ドライバー タイム
1 #39 TOYOTA SUPRA J・クロスノフ 1’42.935
2 #24 コクピット 館林GTR 袖山誠一 1’43.700
3 #40 タイサン スターカードF40 O.ララウリ 1’45.755
4 #25 FEDEX 300ZX-LM 影山正美 1’48.268
5 #14 CCIあめんぼうシルビア 大井貴之 1’49.761
6 #2 ZEXELスカイライン 鈴木利男 1’50.110
9 *72 IPF WAKO’S M3 牧口規雄 1’54.066
30.#40 O・ララウリ
「80%の出来かな。サスペンションについてはやっとどうにか満足出来る状態になっ
た。でもブレーキがまだ納得行かないんだ。ハードブレーキング時のリヤの姿勢変化を
ダンパーでうまく調整したいんだけどまだ出来ていない。まだまだ細かい点でやるべき
ことはたくさんあるんだ。ひとことで言って時間がない。それに尽きるよ」
31.太田哲也
「今回はオスカーがナンバーワンということで、好きなようにやらせようというチーム
の方針なので僕は端から見ていることが多いんですよ。コメント出来ることもあまりな
いなあ。午後の予選で2ラップしたら雨が降ってきてスピンしちゃった」
32.#35 近藤真彦
「タイムはどんどん上がっている。表賞台には登りたいね。明日は32秒台の前半で走
ることが出来れば優勝が狙えると思うし、後半なら3位争いだろうと思う。32秒台の
後半で走り続ける自信はありますよ。ライバル? 富士と違ってここではまわりが皆速
く見えますよ。でもレイドが調子良さそうだし、良いところに行けるんじゃないかな」
33.またも“猫の目天気”のいたずらにあったGT予選
午前中に行われた1回目の予選はドライコンディションでスタートした。開始早々
J.クロスノフの#39 TOYOTA SUPRAが1分29秒台のタイムを叩きだ
した。他のチームはこのタイムを目標にタイムアップを狙って果敢にアタックを行う
が、30分過ぎから雨が降り出し、クロスノフのタイムを上回るチームは現れなかっ
た。午後の2回目の予選でのタイムアップを各車は狙っていたが、開始直前にまたも激
しい雨が降り出したため、午前中のタイムで予選順位は決定されることとなった。
34.予選総合タイム(暫定)
マシン ドライバー タイム
1 #39 TOYOTA SUPRA J・クロスノフ 1’29.628
2 #40 タイサン スターカードF40 太田哲也/O.ララウリ1’30.171
3 #10 Johnson SKYLINE 飯田章 1’30.448
4 #35 タイサン スターカード962C A・レイド/近藤真彦 1’30.696
5 #100 ADVAN PORSCHE 高橋国光/土屋圭市 1’30.774
6 #34 タイサン スターカードF40 鈴木恵一/松田秀士 1’31.078
*70 外国屋スカイラインGTS-R 石橋義三/水野文則 1’37.059
35.土屋圭市にはやはり“ドリキン”の名がふさわしい!!
2回目の予選で激しい雨が降る中、土屋圭市は雨のセッティングを確認するために果
敢にコースに出ていった。マシンがややアンダーステアであるため有り余るポルシェ・
ターボのパワーでアンダーをねじ伏せて、コーナーというコーナーでは4輪ドリフトの
連続でクリアして行く。雨の中熱心に見守るファンからは歓声が上がった。土屋圭市は
ドリキンの健在ぶりを証明した。“ドリキン”によると、レースでは2位、3位狙いで
闘うという。「スープラだけは抜けない。コーナーの立ち上がりと、コーナーの連続す
るインフィールドではまったく歯が立たない。ただし、スープラ、スカイライン、フェ
ラーリもブレーキがきついから、ブレーキが垂れてくる後半、150km過ぎかな、勝負
をかける」という作戦であるという。
美祢GTレース -RIJ- (1994-10-22) 1st Qualify-Session
For All Japan GT Championship Rd.5 美祢サーキット:(3.239km)
P No. Driver(s)----------- Car------------------- Best-LapT --Behind -km/h-
1 39 J.クロスノフ Toyota Supra 1'42.935 113.279
2 24 袖山誠一/山路慎一 Nissan Skyline GT-R 1'43.700 0.765 112.444
3 40 太田哲哉/O.ララウリ Ferrari F-40 1'45.755 2.820 110.259
4 25 影山 正美 Nissan Fairlady Z 1'48.268 5.333 107.699
5 14 大井貴之/服部尚貴 Nissan Silvia 1'49.761 6.826 106.234
6 2 鈴木 利男 Nissan Skyline GT-R 1'50.110 7.175 105.898
7 100 高橋国光/土屋圭市 Porsche RSR 1'50.442 7.507 105.579
8 10 飯田 章 Nissan Skyline GT-R 1'52.615 9.680 103.542
9 72 岡本幸夫 BMW M3 1'54.066 11.131 102.225
10 35 A.レイド/近藤真彦 Porsche 962C 1'56.318 13.383 100.246
11 5 T.クリステンセン Toyota Supra 1'56.558 13.623 100.039
12 29 上原秀郎/小幡 栄 Porsche Carrera 1'56.618 13.683 99.988
*****************************************************************************
* 天候:雨 コース:ウェット
提供:美祢サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *
'94全日本GT選手権
Rd.5 MINE Date 10/22
10月22~23日
GT インサイド・レポート No. 4 For FMOTOR4F
12.エントリーリスト
No Cla マシン ドライバー
1 Ⅰ カルソニック・スカイライン 影山正彦
2 Ⅰ ZEXELスカイライン 鈴木利男
3 Ⅰ ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘
5 Ⅰ BLITZ SUPRA Tom Kristensen
9 Ⅰ acomポルシェRSR Mauro Martini
10 Ⅰ Johnson SKYLINE 飯田章
14 Ⅰ CCIあめんぼうシルビア 服部尚貴/大井貴之
22 Ⅱ 橋本車体ダンデライオンGTS 水沼克夫/秋本光男
24 Ⅰ コクピット 館林GTR 袖山誠一/山路慎一
25 Ⅰ FEDEX 300ZXーLM 影山正美
29 Ⅱ KORG KEGANIポルシェ 小幡 栄/上原秀郎
34 Ⅰ タイサン スターカードF40 鈴木恵一/松田秀士
35 Ⅰ タイサン スターカード962C Anthony Raid/近藤真彦
39 Ⅰ TOYOTAスープラGT Jeff Krosnoff
40 Ⅰ タイサン スターカードF40 太田哲也/Oscar Larrauri
55 Ⅱ ハヤシスポーツ964 林雅弘/柏原浩一
70 Ⅱ 欧州車販売の外国屋スカイライン 石橋義三/水野文則
72 Ⅱ IPF WAKO'S M3 牧口規雄/岡本幸夫
88 Ⅰ レインX・アート・カウンタック 池沢さとし/和田孝夫
100 Ⅰ ADVAN PORSCHE 高橋国光/土屋圭市
13.飯田章
#10 Johnson SKYLINEに乗る若手ドライバーの飯田章が、今年の全日本
F3000の残り2レースに“NOVA with AFP”から参加することに決定した。
マシンはブランニューのローラT94、エンジンはマルティニと同じ無限ホンダ・エン
ジン、タイヤはブリヂストン、スポンサーはジャックス・カードである。十勝24時間
レースに参加した時にノバの森脇監督が“アキラ”の走りを見てF3000を乗りこな
す力量が十二分にあると判断したことからプロジェクトがスタートした。この参戦はま
ったくスポットというわけではなく、来年以降のF3000活動も予定されている。来
週の火曜と水曜に行われる鈴鹿テストが彼のF3000初体験となる。F3の経験が全
く無い若手ドライバーのF3000参戦は大変希であり、活躍が期待される。
14.予選1回目タイム(暫定)
マシン ドライバー タイム
1 #39 TOYOTA SUPRA J・クロスノフ 1’29.628
2 #40 タイサン スターカードF40 太田哲也 1’30.171
3 #10 Johnson SKYLINE 飯田章 1’30.448
4 #35 タイサン スターカード962C A・レイド 1’30.696
5 #100 ADVAN PORSCHE 土屋圭市 1’30.774
6 #34 タイサン スターカードF40 鈴木恵一 1’31.078
14 *70 外国屋スカイラインGTSーR 福嶌稔大 1’37.059
15.O.ララウリとポルシェ962C
今回962Cに近藤真彦と共に乗り込むA.レイドは、O.ララウリのアドバイスを参
考にしてマシンをセッティングしている。ララウリは956/962Cで10年間も世
界選手権を闘ってきたベテランであり、962Cについては全てを知りつくしている。
ララウリは特にスプリングの硬さやサイズ等を詳しくアドバイスしているが、スペアパ
ーツに限りがあるため他のチームから急遽スプリングを借りてセットアップを行って、
サスペンションはほぼ満足出来る状態まで仕上がってきた。
16.*70 外国屋スカイライン
予選中頃に第1ヘアピンでコースアウトし、クラッシュしてしまった。ドライバーの
石橋義三は「いや、ちょっと滑ちゃって。フロントのエアダムが壊れてしまった。ま
あ、交換すれば何とかなりますから、午後はがんばりますよ」と語った。
17.*29 KORG KEGANIポルシェ
シリーズ序盤戦で大活躍をしてしまったKEGANIポルシェは、今回も60kgの重
りを当然乗せて走行している。マネージャーの西川さんによると「うちは開幕戦の優勝
は実力ですけど、次のハイランドは他が潰れちゃって、棚からぼたもちどころか東京タ
ワーから落ちたぼたもちを食べさせてもらって勝っていますから、他のマシンが決まっ
てきて今回も“後ろから見守り走り”でいくしかないですよ。6ポイントしか差が無い
からM3にがんばってもらわないと……。金曜のエンジン・トラブルは電気系です。来
年のルマンは残念ながらまだ見えてきていません。もう少し時間がかかると思います」
18.#1 影山 正彦
午前は雨が降ったり止んだりで、走りにくかった。コースアウトする車もあって、コ
ンディションは良くないですよ。でも、マシンの方はいい。というか、いつもと変わら
ないですよ。アタック走行は1回だけやったんですけど、遅い車に引っかかって上手く
行きませんでした。いや、ほんと、いやですよ。もし決勝で、周回遅れに引っかかった
り、ぶつけられたら目も当てられませんからね。
19.#10 飯田 章
昨日はエンジンにトラブルがあったけれど、今日はもう問題はない。でも昨日走れな
かったから午前の走行は、セッティングしながらでした。まあ、それでこのタイムなら
まずまずでしょう。午後はがんばって、もう少し前に行きたいですね。うちの車はN1
仕様エンジンだから、決勝はむずかしいから、予選ぐらいいいとこ見せないとね。
20.#100 土屋圭市
午前はやっぱり、ギアが合ってなくて、ちょっと苦しかったです。メカニックに今交
換してもらってます。だから、午後の予選はもっといきますよ。
22.明日は大入り袋の用意が必要!?
今回のGTレースは、“西日本サーキット”からコースが変わって“MINEサーキ
ット”となって以来最高のチケット前売り状況を示している。春に行われたF3000
の決勝の入場者数はすでに前売りのみで越えているという。