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2005年6月

Japanese F3

F3第7,8戦富士 トヨタモータースポーツニュース


全日本F3選手権
第7/8戦 富士

全日本F3第4大会でトムスのJ.P.デ・オリベイラが2連勝
新装“富士”初のF3で、中嶋一貴が連続2位。
第8戦ではトヨタ・トムスチームが表彰台を独占

f3_05_r4
第7戦、第8戦ともにトムスのオリベイラ/中嶋が1-2フィニッシュ
 2005年全日本F3選手権の第4大会(第7戦、第8戦)が6月4日、5日の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。今年4月にリニューアルオープンした新装“富士”初のF3レースとなる同大会には14台が出場し、トヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車はこの内10台を占めた。
 新コースに対しては事前の合同テストが実施されており、金曜日の練習走行ではドライながら低温かつ雨上がりで路面コンディションに恵まれない中、事前テストから好調な中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が総合トップタイム、J.P.デ・オリベイラ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が2番手、池田大祐(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が3番手タイムとトムス勢が上位を独占した。

◆予選◆
 4日(土)は曇天ながら時おり日が射す天候。未明まで少量の降雨があったものの、午前11時15分開始の公式予選は完全なドライコンディションで行われた。
 第7戦の予選セッションでは序盤から激しいアタック合戦が展開。中嶋一貴が6周目にトップに立つが、直後に横溝直輝(ニッサンSR20VE)がこれを逆転、最後に首位逆転を狙ってJ.P.デ・オリベイラがアタックするが、僅かに届かず2番手。中嶋一貴が3番手グリッドを獲得し、池田大祐は、4番手、J.リード(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)は5番手で続いた。
 10分間のインターバルをおいて始まった第8戦の予選セッションでは周回によって路面状況が好転し、序盤から各車大きくタイムアップ。先行車のスリップストリームを上手く使った中嶋一貴が7周目にベストタイムをたたき出し、見事今季初のポールポジションを獲得。終了間際に最後のアタックを行ったJ.P.デ・オリベイラもミスを喫したが0.013秒差の2番手とトヨタエンジン搭載車がフロントロウを独占した。

◆第7戦決勝◆
 午後には降雨の予報もあり、いつ降り出してもおかしくない状況ながら曇天のまま、午後4時28分に第7戦(15周)のスタートが切られた。
 2番手グリッドのJ.P.デ・オリベイラは絶妙なスタートを切ると1コーナーまでの距離が長い“富士”のレイアウトを活かして首位の横溝直輝に並びかけ、1コーナーで逆転に成功。その後は、後続を寄せ付けず、首位独走を見せ、今季3勝目を挙げた。
 一方、3番手グリッドからスタートで4位に後退した中嶋一貴は、2周目には3位、4周目の1コーナーで2位へとポジションアップ。その後もファステストラップを記録するハイペースで追い上げるが、15周のスプリントでは首位奪取はならず2位でフィニッシュ。新装“富士”初のF3レースでトムス勢がワン・ツー・フィニッシュを果たす結果となった。
 また、J.リードが4位、安岡秀徒(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が6位に入賞。5周目に単独スピンを喫し、一時最後尾まで後退した池田大祐はその後挽回して8位でチェッカーを受けた。

◆第8戦決勝◆
 5日(日)は、前夜少量の降雨があったが、朝から薄曇りで、引き続き路面はドライコンディション。エッソ・フォーミュラトヨタシリーズ第3戦決勝に続いてF3の第8戦決勝が午後1時から21周で行われた。
 注目のスタートでは、ポールポジションの中嶋一貴は慎重になりすぎたか、第7戦に続いて好スタートを切った2番手グリッドのJ.P.デ・オリベイラに1コーナー進入までに先行を許してしまった。
 一方、4番手グリッドからやや出遅れた池田大祐は、後続に並ばれ、抑えようとしてコースオフ。しかし、すぐにコースに復帰すると、前を行くP.モンティン(ニッサンSR20VE)をパスし、4位に浮上。3位の横溝直輝にも徐々に詰め寄り、7周目の1コーナー手前で逆転し、3位へと躍進。トムス勢のワン・ツー・スリー体制となった。
 2位を行く中嶋一貴は中盤以降もプッシュを続け、13周目にはファステストラップを記録するが、首位逆転は叶わず、2戦連続の2位でチェッカー。
 J.P.デ・オリベイラは逃げ切って2連勝。ポイントランキングで2位との差を広げることとなった。3位には池田大祐が入り、トムスチームが表彰台を独占した。

トヨタ・チームトムス J.P.デ・オリベイラのコメント:

 トヨタのホームコースである“富士”での初レースに2戦連続で2位グリッドから連勝を飾ることが出来、最高の気持ちだ。とくに前戦SUGOでは残念な結果に終わってしまっただけに、自分にとっても大きな自信につながった。目標であるチャンピオン獲得に向けてこれからも勝ち続けたい。

トヨタ・チームトムス 中嶋一貴のコメント:

 第8戦でポールポジションを獲得することが出来たが、J.P.デ・オリベイラにスタートでかわされてしまい、追いつくことも叶わなかった。2戦連続で2位表彰台という結果は得られたが、第8戦は細かいミスもあり、とりわけ悔しさが残る。3位、2位と来ているので、次戦ではぜひとも真ん中に立てるよう全力を尽くす。

トヨタ・チームトムス 池田大祐のコメント:

 今回は決勝レース前にセッティングを変更して臨んだが、第7戦、第8戦ともに自分のミスで順位を落とす場面があった。第8戦では表彰台に上がることが出来たが、努力を重ねてさらなる上位を目指す。

TDPスーパーバイザー 関谷正徳のコメント:

 皆それぞれ次元の高いレースをしているだけに、小さなミスが大きく響いてしまう。チームとしての結果は良かったが、中嶋君、池田君ともにそうしたミスが目立ち、経験豊富なJ.P.デ・オリベイラに及ばなかった。リニューアルされた富士スピードウェイは路面のミューが低く、コーナーにカントが少ないなど、ヨーロッパのサーキットに似た難しさがある。今大会はレベルアップを目指す若手ドライバーには良い勉強の場になったと思う。

Japanese F3

全日本F3第8戦富士 リザルト

全日本F3選手権第8戦 富士スピードウェイ 決勝結果

Weather :曇り Track :ドライ

Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 36 J.P.de Oliveira DYNACITYトムスF305 DALLARA
F305
T 3S-GE 21 34'24.315 -
2 37 中嶋 一貴 TDP トムス F305 DALLARA
F305
T 3S-GE 21 6.125 6.125
3 38 池田 大祐 TDP トムス F305 DALLARA
F305
T 3S-GE 21 16.942 10.817
4 12 横溝 直輝 ThreeBond DALLARA
F305
N SR20VE 21 33.997 17.055
5 10 武藤 英紀 Honda・M-TECF107 DOME
F107
H MF204C 21 36.076 2.079
6 2 高崎 保浩 Honda・戸田FIGHTEX DOME
F107
H MF204C 21 36.640 0.564
7 1 Roberto Streit INGING F107 DOME
F107
T 3S-GE 21 37.379 0.739
8 14 Paolo Montin ThreeBond DALLARA
F305
N SR20VE 21 37.822 0.443
9 5 Jonny Reid INGING F107 DOME
F107
T 3S-GE 21 39.482 1.660
10 33 番場 琢 DeODEOダラーラF305 DALLARA
F305
T 3S-GE 21 40.380 0.898
11 3 安岡 秀徒 INGING F107 DOME
F107
T 3S-GE 21 57.017 16.637
12 19 折目 遼 佐川印刷withM&Oダラーラ DALLARA
F304
T 3S-GE 21 1'01.008 3.991
13 62 嵯峨 宏紀 DENSO・ルボーセF305 DALLARA
F305
T 3S-GE 21 1'15.880 14.872
14 50 磯崎 元彦 ZAP SPEED F305 DALLARA
F305
T 3S-GE 21 1'16.237 0.357
               ***** 以上完走 (18Laps ) *****

ファステストラップ:#36 1'37.972(167.668km/h) 13/21Lap

Japanese F3

全日本F3第8戦決勝 オリベイラ連勝!

050605_04

 全日本F3選手権第8戦の決勝が、6月5日富士スピードウェイで行われ、#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)が昨日の第7戦に続いて連勝した。
 2位もまた、昨日に続いて#37中嶋一貴(TDPトムスF305)が入り、3位には#38池田大祐(TDPトムスF305)と、トムス勢が表彰台を独占する結果となった。

 オリベイラは、第7戦に続いてここでも見事なスタートを決め、1コーナー進入までに中嶋を抜き去ると、タイヤの冷えている序盤の数周で後続とを一気に突き放すという、これまた昨日と同じ展開に持ち込み、完全にレースの主導権を握ってしまった。
 一方、ポールシッターの中嶋は、5周目以降のペースではオリベイラを上回ったが、周回数が半ばを過ぎてからは次第に遅れだし、最終的にトップに6.125秒差をつけられてフィニッシュ、昨日の雪辱を果たすことは遂に出来なかった。
 4位スタートだった池田は、オープニングラップのコカコーラコーナー(旧Aコーナー)で#14パオロ・モンティン(ThreeBond)とのバトルの末、コースオフして順位を落としたが、すぐに巻き返し、2周目に4位のモンティンを抜き去ると、7周目の1コーナーでは#12横溝直輝(ThreeBond)のインを突き、3位に浮上した。
 池田に抜かれ、4位に後退した横溝は、#10武藤英紀(との熾烈な5位争いを勝ち上がってきたチームメイトのモンティンにも抜かれる。しかしそのモンティンが、あろうことかファイナルラップの最終コーナーでエンジンブローしてしまう。モンティンはどうにかフィニッシュラインを越えたものの8位に後退。横溝が4位でフィニッシュすることとなった。
 優勝したオリベイラはこれで今季4勝目。チャンピオンシップ争いでも俄然優位に立つこととなった。

Japanese F3

F3第7戦&8戦富士 予選リポート

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 全日本F3選手権第7戦の公式予選は、#12横溝直輝(ThreeBond)が1分37秒625でポールポジションを獲得した。2位は#1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)で1分37秒871、3位は1分37秒881の#37中嶋一貴(TDPトムスF305)だった。
 続いて行われた第8戦の予選でもこの3人が速く、ポールは中嶋一貴で1分37秒487、2位はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラで1分37秒500、第7戦でポールを獲得した横溝直輝は1分37秒664と、自己ベストを更新できず3位に終わった。

 フォーミュラニッポンの予選1回目の終了から15分後に、F3第7戦の15分間の公式予選が開始された。
 最初は各車共慎重に走り始め、タイヤの温まる4周目辺りから本格的なアタックに入っていく。
 前回の菅生で2連勝を飾った横溝直輝はここでも好調で、昨日の合同練習で総合トップの中嶋一貴と互いにベストタイムを更新しあいながら走行を重ねる。セッション半ばを過ぎて、そこにJ.P.オリベイラが割って入ってきた。
 結局、このセッションを制したのは横溝直輝。2番手にはオリベイラがチェッカー間際に滑り込み、中嶋は3位で予選を終えた。

 10分のインターバルを経て第8戦の公式予選が開始された。
 今度は早い段階で中嶋、横溝、オリベイラ、#38池田大祐(TDPトムスF305)の4人が37秒台に突入。中でもオリベイラのペースがセッションを通じて速く、7戦で横溝の出した37秒625を早々と上回って見せたが、終盤に中嶋が好タイムを連発、最後は37秒487にまで縮めて、オリベイラの追撃を退けた。横溝は逆にタイムが伸び悩み、第7戦のポールタイムにも届かず37秒664で予選を終えた。

 F3第7戦の決勝は本日午後4時半より15周で、第8戦の決勝は明日5日午後1時より21周で行われる。

Japanese F3

F3第8戦富士予選 リザルト

全日本F3 -RIJ- (2005/06/04) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2005 All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
137中嶋 一貴TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1'37.487--168.50
236ファオ・パオロ・デ・オリベイラDYNACITYトムスF305DALLARA F3053S-GE1'37.5000.0130.013168.48
312横溝 直輝ThreeBondDALLARA F305SR20VE1'37.6640.1770.164168.20
438池田 大祐TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1'37.8610.3740.197167.86
514パオロ・モンティンThreeBondDALLARA F305SR20VE1'38.2010.7140.340167.28
610武藤 英紀Honda・M-TEC F107DOME F107MF204C1'38.6341.1470.433166.54
75ジョニー・リードINGING F107DOME F1073S-GE1'38.6691.1820.035166.48
81ロベルト・ストレイトINGING F107DOME F1073S-GE1'38.7231.2360.054166.39
92高崎 保浩Honda・戸田 FIGHTEXDOME F107MF204C1'38.8601.3730.137166.16
1033番場 琢DeODEOダラーラF305DALLARA F3053S-GE1'38.9251.4380.065166.05
113安岡 秀徒INGING F107DOME F1073S-GE1'39.5752.0880.650164.97
1219折目 遼佐川印刷 With M&O ダラーラDALLARA F3043S-GE1'39.8942.4070.319164.44
1350磯崎 元彦ZAP-SPEED F305DALLARA F3053S-GE1'40.0922.6050.198164.12
1462嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'40.4192.9320.327163.58
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'47.3059.8186.886153.09
  • CarNo.19は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4.d)違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、ベストラップタイム削除および訓戒のペナルティを課した。

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング(全8戦終了)

スーパー耐久ポイントランキング
全戦終了
Class1
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 33 1 竹内 浩典 田中 哲也     FALKEN☆PORSCHE 20 10 20 12 30 12 20 15 139
2 25 1 谷口 信輝 織戸 学     ADVAN DG ゼナドリンGT3 12 15 15 20 15 20 15 20 132
3 1 1 木下 みつひろ 青木 孝行     ADVAN・KONDO ポルシェ 15 20 12 15 23 15 10 12 122
4 24 1 堤 明彦 井上 貴志 影山 正美   PCJ ADVAN PORSCHE 10 8 10 DNC 18 10 8 DNC 64
5 45 1 羽根 幸浩 伊藤 真一     グースネック・アドバンポルシェ DNQ 12 DNC 10 - 8 12 10 52
6 32 1 松田 秀士 藤田 明 原 幸雄   PCJ ファルケン ポルシェ DNC DNQ 8 DNC - - - - 8
Class2
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 11 2 中谷 明彦 木下 隆之     三菱アドバンテージランサーMR 20 20 20 DNC 12 20 20 20 132
2 2 2 吉田 寿博 清水 和夫     FUJITSUBO IMPREZA 12 15 DNC 6 30 15 12 6 96
3 20 2 小川 日出生 福山 英朗 砂子 塾長   RSオガワADVANランサー 15 6 12 20 18 12 3 10 96
4 86 2 小泉 和寛 菊池 靖     hpi・racing IMPREZA 8 12 15 DNC 23 10 10 15 93
5 6 2 冨桝 朋広 関 豊     ファルケン☆ランサーエボVIII 2 8 8 15 - DNC 15 8 56
6 30 2 関根 基司 川島 修     RSオガワADVANランサー 4 DNQ 4 8 15 3 6 4 44
7 3 2 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎   フィナエンドレスアドバンコルト DNC 4 10 DNC DNC 8 DNC 12 34
8 26 2 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志   エンドレスアドバンTMCランサー 10 10 6 - - 4 DNC DNC 30
9 16 2 川口 正敬 井田 雅彦     ディクセルADVANランサー 3 DNQ - 12 - 2 8 3 28
10 12 2 竹島 徹 脇田 一輝 島田 和樹   Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ - - 3 10 - DNC 4 - 17
11 59 2 大澤 学 福田 淳     TOWA INTECインプレッサ 6 - - - - - - - 6
11 56 2 松本 達哉 伊藤 保文     NUTECダンロップランサー DNS - DNC - - 6 - - 6
  57 2 本田 和義 中村 啓 中村 和昭   グラムライツG・キッスランサー - - - - - DNC - - 0
Class3
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 245 3 星野 一樹 井出 有治     モバイルキャスト アドバン Z 8 20 20 20 30 15 15 4 132
2 23 3 尾本 直史 山田 英二     C-WEST ORC アドバン Z 20 15 6 6 9 20 20 20 116
3 27 3 古谷 直広 筒井 克彦     FINA ADVAN M3 15 10 12 DNC 12 DNC 12 15 76
4 79 3 酒井 美晃 細川 慎弥     TAITEC ADVAN NSX DNC 3 15 12 6 10 8 10 64
5 83 3 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾   BP ADVAN NSX 6 DNC 3 15 18 12 DNC DNC 54
6 15 3 長島 正明 長島 正興 杉林 健一   レーシングスパルコ ディクセル RX-7 DNC 12 - DNC 23 DNC 10 4 49
7 7 3 山崎 学 加藤 正将 白井 剛   MAKERS hart RX-7 DNQ DNQ 8 10 15 4 DNC 8 45
8 19 3 輿水 敏明 牧田 克哉     TC-KOBE・MAX・Z33 12 4 2 DNC - DNC 4 6 28
9 14 3 杉林 健一 入口 秀輝 山口 英光   エンドレス アドバン RX-7 10 6 4 8 - - - - 28
10 88 3 幸内 秀憲 田ケ原 章蔵     ings アドバン コムセントZ - - - - - DNC 6 12 18
11 88 3 小林 且雄 藤井 誠暢
    ZOILアドバンコムセントZ - 8 10 - - - - - 18
12 14 3 植松 忠雄 入口 秀輝 山口 英光   エンドレスUEMATSU RX-7 - - - - - 8 DNQ 2 10
13 78 3 新宅 文亮 伊藤 弘史 有木 雄太   WW2ダンロップRX-7 - - - - - 6 - - 6
  61 3 小幡  弘 小原 健一 柳田 雄幸   グラムライツ DLRCBRX7 - DNQ DNC - - - - - 0
  113 3 松尾  和敏 皆田  征賢     MAZERマジョーラRX-7 - - - DNC - - - - 0
Class4
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 96 4 岡田 秀樹 伊藤 大輔     FORWARD 4 15 20 3 30 20 20 20 132
2 10 4 中川 隆正 渡辺 明 塩渕 誠二   ADVANベルノ東海ムーヴDC 3 20 12 20 23 15 DNC DNC 93
3 73 4 山本 すばる 前嶋 秀司     ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 DNC 8 15 8 15 DNC 10 4 60
4 82 4 植田 正幸 阪口 良平 古谷 直樹   DELPHI ADVAN DC5 10 3 8 12 9 DNC 6 12 60
5 81 4 佐々木 孝太 塚田 誠 橋本 達也   HOT ROD CRUE YH 20 12 DNC DNC 12 - 8 6 58
6 18 4 浅野 武夫 水書 健司 坂井 孝郎   ホンダ インテグラ 15 6 4 6 6 12 1 DNC 50
7 21 4 WADA-Q 高橋 毅     クムホ エクスタS2000 12 2 DNC DNC 18 - DNC 3 35
8 39 4 赤星 陽太郎 安田 裕信     UNITED ADVAN S2000 DNC DNC 10 DNC - 6 - 15 31
9 69 4 梅本 淳一 長野 賢也     J'S RACING ADVAN S2000 1 10 - 10 0 DNC 0 DNC 21
10 77 4 磯田 尚孝 保坂 尚輝     フィールズ C-WEST アドバン DC5 DNC 1 3 DNC 0 8 0 8 20
11 913 4 日部 利晃 谷川 達也     K-Stadium ADVAN DNC DNQ 6 - - - 3 10 19
12 60 4 谷川  達也 三船  剛 清水  康弘   スクラロース S2000 - - - 15 - DNC - - 15
12 74 4 松本 玲二 佐藤 晋也     TUBE ドリトス インテグラ - - - - - - 15 DNQ 15
14 67 4 長井 麻殊 内山 慎也 松原 浩二 嶋村 馨 YAMATO YH DC5 8 - - - 5 - DNQ 2 15
15 89 4 福田 よしのぶ 赤鮫 オヤジ     EXEDY SHOW-UP インテグラ - - DNC 4 - 10 - - 14
16 58 4 佐藤 衛 宮澤 勝 斎藤 多聞   モンドスピードDL S2000 2 4 0 - 3 - 4 - 13
17 4 4 太田 重蔵 塩谷 烈州     BRIDEアドバンベルノ東海DC5 - - 0   - - 12 DNC 12
18 29 4 谷口 美穂 池田 克久 谷口 いづみ   オベロン読売江東理工専μDC5 DNQ - 1 - - 4 2 DNC 7
18 100 4 嶋村 馨 八木 宏之     カストロールアドバンS2000 6 - - - - - DNC - 6
20 87 4 金森 敏一 星野 薫     RISO・BP インテグラ DNQ DNQ 2 - - - - DNC 2
20 28 4 佐藤 清治 関谷 輝明 斉藤 正司 関川 秀樹 スワロー ADVAN ブリッグ - - - - 2 - - - 2
  4 4 見並 秀文       BRIDEアドバン インテグラ DNC DNQ - - - - - - 0
  95 4 ピストン西沢 クラゴン     BP J-WAVE AP1ED 0 - - - - - - - 0
  98 4 田嶋 栄一 加藤 寛規     Mooncraft S2000 DNC - - - - - - - 0
ClassN+
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 37 N+ 影山 正彦 土屋 武士     Kosei SPIRIT ALTEZZA 20 15 12 12 30 20 15 15 139
2 36 N+ 黒澤 琢弥 樋口 統也     MAZIORA SPIRIT ALTEZZA 10 20 15 20 15 15 12 20 127
3 55 N+ 峰尾 恭輔 片岡 龍也     ARTA FOS アルテッツア 15 12 10 15 23 12 DNC DNC 87
4 5 N+ 光貞 秀俊 吉本 大樹     5ZIGEN ACCORD DNQ - 20 DNC 18 10 20 - 68
5 54 N+ 山内 伸弥 浅見 武 上田 五郎   ADVANアンクルインテグラ 12 10 4 - 12 DNC 10 DNC 48
6 17 N+ 田中 篤 石川 朗     キーパーwith☆RUNup DNC - 6 10 9 DNC DNC DNQ 25
7 38 N+ 藤田 孝博 山口 明 平田 くわがた   ネッツ大分アクレアルアルテッツア - - 8 DNC - DNC - - 8
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
 どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 ツインリンクもてぎ/ラリーアートニュース

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                スーパー耐久シリーズ2004  第8戦(最終戦)
          中谷明彦選手組 三菱ランサー(クラス2)が8戦中6勝目!
 ポール・トゥ・ウィンで総合3位、2年連続チャンピオン獲得に有終の美を飾る!
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<クラス2><結果>
順  位  ドライバー  車  両
タイム(周回数)                  予選順位

1  中谷  明彦/木下  隆之組  三菱ランサーエボリューション
  3時間37分51秒556(102周)                    1
2  小泉  和寛/菊地  靖組    スバル・インプレッサ
  3時間37分42秒586(101周)                    3
3  村田  信博(CMSC栃木)/小暮  吉則/中村  真一郎組  三菱ランサーエボリューション
  3時間37分09秒128(100周)                    5
4  小川  日出生(CMSC山形)/福山  英朗(CMSC山形)/砂子  塾長組
  三菱ランサーエボリューション
  3時間37分09秒525  (99周)                    6
5  冨桝  朋広/関  豊組      三菱ランサーエボリューション
  3時間39分07秒355  (99周)                    8
6  吉田  寿博/清水  和夫組  スバル・インプレッサ
  3時間38分59秒747  (97周)                    2

*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF登録クラブ
で、東京の本部(会長:木全  巖)および全国24支部(各々独立JAF登録クラブ)から構
成され、現在約700名の会員が活躍しています。

<開催概要>
1.開催日    11月13日(土)公式予選14日(日)決勝レース
2.開催地    栃木県芳賀郡茂木町「ツインリンクもてぎ」ロードコース
3.周回数    105周(1周4.801379km)
4.参加台数  54台(決勝レース出走  45台、完走  33台)
            クラス1(3501cc~)  6台
            クラス2(2001~3500cc)4WD11台(三菱ランサー9台)
            クラス3(2001~3500cc)2WD12台
            クラス4(~2000cc)18台
            グループNプラス・クラス  7台
            ※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両

5.観客数    4,500人(13日)/8,000人(14日)

スーパー耐久シリーズ2004の第8戦(最終戦)「もてぎスーパー耐久」が、11月13日
(土)~14日(日)に栃木県の「ツインリンクもてぎ」ロードコース(1周4.801379km)
で開催された。開幕戦に続いて今年2レース目となるもてぎは当初スーパースピー
ドウェイ(オーバルコース)での開催を予定していたが、最終的に開幕戦と同じロー
ドコースを使っての500kmレースとなった。同大会には54台ものエントリーが
あり、クラス2にも11台が参加。三菱ランサーはこのうち9台を占めた。

  13日(土)の天候は晴れのち曇り。正午で気温15.7℃と最終戦らしく日陰では肌寒
い一日となったが、前日の降雨は全く影響なく、全てドライコンディションで行わ
れた。午前10時より行われたドライバーズ予選には49台が出走。クラス2は10台が
出走し、すでに前戦で今季のシリーズチャンピオンを確定していた中谷明彦/木下
隆之選手組の三菱ランサーエボリューションVIII MRがトップタイムを記録、好調
ぶりをアピールした。続いて午後2時から行われたグリッド予選に臨んだ中谷選手
組は、序盤のクラス1、2、グループNプラスクラス専有走行時間に吉田寿博選手組
(スバル・インプレッサ)に続く2番手タイムを記録する。しかし、終盤の全クラス
走行時間に再アタックを行うと中谷選手組は見事逆転に成功。実に今季8戦の全戦
連続ポールポジション獲得を果たして圧倒的な速さをアピールした。また、松本達
哉選手組がクラス4番手、村田信博選手(CMSC栃木)組が5番手グリッドを獲得した。

  14日(日)は未明から小雨模様となり、午前8時からのフリー走行もウェットコン
ディションに。間もなく雨は上がったが、曇天で引き続き低温のため、午後12時の
決勝スタートまでには乾かず、セミウェットながら大半の車両がスリックタイヤで
出走した。スムーズなスタートが切られると中谷選手組の三菱ランサーエボリュー
ションVIII MRは、追い越しなどで走行ラインをはずすと滑りやすい難しい路面コ
ンディションの中を快調に周回。決勝に出走した5台のクラス1車両に分け入る総合
3番手にポジションを上げ、44周で予定どおりピット作業を行った。この頃には5速
ギアのシンクロを痛め、ギヤが入りづらい症状が発生。また、その後マフラーのひ
び割れによる若干のパワーロスも生じていたがそれでもライバルを寄せつけず、86
周目、2度目のピット作業でも順位を落とすことなく、見事総合3位でチェッカーを
受けた。この結果により中谷選手組三菱ランサーは今季の全8戦中実に6勝を達成。
ポイントランキングでも2位の吉田寿博選手組に36点の大差をつけて2年連続のシリー
ズチャンピオン獲得を果たした。なお、決勝レース終了後、スーパー耐久協会によ
るシリーズ表彰式が行われ、クラス2を含む各クラスの正式なシリーズ順位が認定
された。

  一方、クラス5番手グリッドから順調な滑り出しを見せた村田信博選手(CMSC栃木)
組三菱ランサーは中盤までに4位に浮上。さらに終盤、ミッショントラブルでペー
スを落とした吉田選手組スバル・インプレッサをパスして嬉しい3位表彰台を獲得
した。
総合優勝は谷口信輝選手組のポルシェ911  GT3(クラス1)であった。

★第8戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効)  <クラス2>

1位 中谷 明彦組(三菱ランサー)132
2位 吉田 寿博組(スバル・インプレッサ)96
3位 小川 日出生(CMSC山形)組(三菱ランサー)96
4位 小泉 和寛組(スバル・インプレッサ)93
5位 冨桝 朋広組(三菱ランサー)56
6位 関根 基司組三菱ランサー)44
7位 村田 信博(CMSC栃木)組(三菱ランサー)34
8位 朝倉 貴志(CMSC栃木)組(三菱ランサー)30
9位 川口 正敬組(三菱ランサー)25

◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
ラリーアート Web Site

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 ツインリンクもてぎ/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


スーパー耐久シリーズ2004 第8戦(最終戦)
「MOTEGIスーパー耐久」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年11月13-14日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■ C-WEST ORCアドバンZが3連勝!!
  ingsアドバン コムセントZ も3位で初表彰台を獲得

スーパー耐久シリーズ2004最終戦が、11月13~14日ツインリンクもてぎで開催され、
尾本直史/山田英二組の#23C-WEST ORCアドバンZが最終周に逆転し3連勝。フェアレ
ディZはクラス3でシーズン全勝を遂げた。また幸内秀憲/田ケ原章蔵組の#88 ings
アドバンコムセントZは終盤3位に浮上し、3戦目で初の表彰台を獲得した。

予選が行われた13日は快晴ながら肌寒い一日となった。14時20分からの20分間がク
ラス3/4/N+の専有走行枠。#245Z星野が2分4秒951でクラストップに立ったが、直
後に#23Z山田が2分4秒360で逆転トップに。星野も2分4秒836にタイムアップするが、
トップに届かなかった。14時40分からの全車走行枠。ここで#27M 3が2分3秒407の
トップタイムを叩き出した。結果#27M 3がポール、#23Zが2位、#245Zが3位、#19Z
が5位、#88Zが10位という結果になった。

14日の決勝日、105周の決勝レースは12時4分にスタート。気温は12℃と寒い。スター
トを決めたのは#245Zの星野で、#23Zの山田をかわしてクラス2位へ。また#19Zの輿
水も3位に浮上した。しかし走行ラインはあっという間に乾き、#19Zはペースェ落
ち8周でピットインしてドライタイヤに交換、ポジションを落とすことになった。
レースは約1/3を終了した33周時点で、クラストップの#27M 3を#23Zが11秒差で追
う状態で、#245Zが3位。#88Zはクラス5位にポジションを上げていた。

レースの約2/3が終了した67周の時点で、クラストップ#27M 3と#23Zの差は17秒。
80周を過ぎたあたりで#23Zは#27M 3との差を10秒まで詰め、さらに85周目には7秒
差まで迫ったが、#27M 3もペースを上げなかなかそこから縮まらない。

レースも残り5周となる94周目にクラス3位の#79NSXがガス欠症状を起こしピットイ
ン。これで#88Zの田ケ原が3位、表彰台圏内に浮上した。#23Zの尾本は終盤#27M 3
に急接近。残り2周でほぼ追いつきファイナルラップでテールtoノーズとなりスキ
をうかがった。
このままの状態でゴールかと思われたがバックストレートでついに並んだ。勝負が
ついたのはバックストレートを下りきった90度コーナー。
尾本はブレーキのつらかった#27M 3のインに入り2台は接触し、M 3がスピン。劇的
なファイナルラップの逆転で、#23Zが3連勝で今季の4勝目を挙げると共に、クラス
3でフェアレディZが全勝を飾ることになった。

また#88Zは3位でチェッカーを受け、このコンビ3レース目でうれしい表彰台を獲得
した。#19Zは6位、#245Zは7位だった。

■RACE RESULTS-Class 3
Pos.(Overall)  No. Machine  Driver
1 (5) #23  C-WEST ORC アドバン Z  尾本直史/山田英二
2 (6) #27  FINA ADVAN M 3 古谷直広/筒井克彦
3 (9) #88  ings アドバン コムセントZ  幸内秀憲/田ヶ原章蔵
4 (10) #79  TAITEC ADVAN NSX  酒井美晃/細川慎弥
5 (14) #7  MAKERS hart RX-7  山崎 学/加藤正将/白井 剛
6 (16) #19  TC-KOBE・MAX・Z33  輿水敏明/牧田克哉
7 (26) #245 モバイルキャスト アドバン Z  星野一樹/井出有治
8 (28) #15  レーシングスパルコディクセルRX-7
  長島正明/長島正興/杉林健一
9 (29) #14  エンドレスUEMATSU RX-7
  植松忠雄/山口英光/入口秀輝
R - #83 bp ADVAN NSX  古橋 譲/玉本秀幸/小林正吾

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 もてぎスーパー耐久レース 決勝レポート


(Photo:K.Takeshita)

早朝から降っていた小雨もあがり、スーパー耐久最終戦を迎えたツインリンクもてぎは
曇天の下でスタートを切ることとなった。
スタート時の気温は12℃、路面温度は13℃で、路面はまだ濡れた状態だが、レースが進
行するにつれて乾いていくことは間違いない。そうしたコンディションの中、セミウェ
ットを選択したのが#33FALKEN☆PORCSHE、#6ファルケンランサーMRのファルケン勢、
ダンロップを履く#19TC-KOBE・MAX・Z33、ヨコハマの#87RISO・BPインテグラだ。

正午定刻にローリング開始。1周を経て順調にレースはスタートしたが、案の定セミウェ
ットを選択した#33、#6が勢いよく飛び出し、#33はトップに躍り出て#1、#25の
アドバン勢を引き離しに掛かる。#6もクラス2位まで上がってきた。
しかし既に雨は止んでおり、路面は5周とたたないうちにほぼドライに。それに従って
スリックタイヤを選択した車両のペースが上がってきた。
一旦はトップに躍り出たファルケンポルシェではあったが、3周目に突然電源が落ちる
トラブルに見舞われ、瞬く間に3位に転落してしまう。
その後もインターミディエイトでの走行は厳しく、6周目には4位に落ち、19周目に早々
とピットイン。スリックへ交換することとなった。しかしここではドライバー交代はせ
ず、スタートドライバーの田中哲也がそのままハンドルを握る。
この時点でファルケンポルシェは総合6位に後退した。

一方、トップを快調に飛ばしていた#1Mkエンドレスポルシェだったが、タイヤが温まっ
てくるのを待って我慢の走りをしていた#25ゼナドリンポルシェの谷口が20周すぎから
猛然とペースアップ。#1木下を追い上げて30周目の1コーナーでインに飛び込み、
トップに立つ。木下みつひろも懸命にアウトで粘るが、ペースの差は歴然で、抜かれた
後は差がみるみる広がっていく。#1は36周終わりでピットイン。青木に交代するが、
シフトレバーの破損により、43周終わりで再度ピットイン。必死の修復に掛かる。
同じく36周目にピットインした#45グースネック・アドバンポルシェ、39周目にピット
ストップをした#24PCJ ADVAN PORSCHEも相次いでトラブルに見舞われ、レースを半分
も消化しないうちにトップの#25ゼナドリンポルシェを脅かすものはいなくなってしま
った。
結局25号車は全車を周回遅れにする快走で105周を走りきり、混戦の2004シーズンを優勝
で締めくくった。
しかし33号車が2周遅れながらも2位に入ったため、シリーズタイトルは#33ファルケン
ポルシェのものとなった。

クラス2は序盤で#6ファルケンランサーが後退した後は#11アドバンテージFromA MRが
完全に主導権を握り、総合でも3位に入る快走で優勝。

クラス3はスタートから#27FINA ADVAN M3快調に飛ばし、そのままトップでフィニッ
シュするかに思われたが、レース終盤に#23C-WEST ORCアドバンZが追いつき、テール
・トゥ・ノーズでファイナルラップに突入。1コーナーで、5コーナーで、ヘアピンで、
23号車は果敢に攻め立て、遂に90度コーナーでブレーキを遅らせてインに飛び込んで
行き、両者接触して#27はスピン。#23C-WESTが最終戦を制した。
大きく後退した#27FINA M3であったが、クラス2位でレースを終えることが出来た。

クラス4は73周目までトップを快走していた#10ADVANベルノ東海インテグラがトラブル
でガレージに入ってしまい、終盤は#82デルファイADVAN DC5、#96FORWARDスプーン
ED、#39UNITED ADVAN S2000らが激しいドッグファイトを繰り広げる展開となった。
これを制したのは#96スプーンED。今季5勝目を飾ってシリーズタイトルをも手中に収
めた。

グループNプラスは、#55ARTA FOS アルテッツァ、#36MAZIORA SPIRIT ALTEZZA、#37
Kosei SPRIT ALTEZZAらが序盤から激しいトップ争いを展開。
エンジントラブルで#55ARTAが69周目に戦列を去ると、#36マジョーラアルテッツァが
トップでゴール。#37koseiアルテッツァは途中接触でフロントを破損するものの、
しぶとく走り続けて2位に入り、クラスチャンピオンをものにした。

ウイナーのコメント
#25ADVAN DGゼナドリンGT3

織戸学
「とりあえずは勝てたけれどチャンピオンが取りたかった。(シーズン)序盤に出遅れ
た影響があった。ドライの速さはアピールできたね。最後は勝ててボク自身、N+から
もてぎは勝ててなかった初優勝でした」

谷口信輝
「最初#1に逃げられてジワジワ追いかけて(30周目の)1コーナーで抜けた。アドバン
テージを広げて織戸君にパス出来てよかった。ジンクスのあったもてぎで勝てて良か
った。落としたレースもあって十勝はついてなかったよね。雨も多かったしね」

3シーズンぶりにシリーズチャンピオンを取り返した#33
#33FALKEN☆PORSCHE

田中哲也
「スタートして3~4周目でしたか、突然電源が落ちてしまってメーターも何も真っ暗
になった。メインスイッチをカチャカチャやったら直ったんでホッとしました。
スリックに交換するまでどれだけインターミディエイトで稼げるかが僕らの勝負だった
んで、痛いトラブルでした。ドライでは周回遅れに3回(レース)なってますから、
YH勢とお互いに天候に左右されたシーズンでした。後半戦にトラブルが出なかったのが
良かったですね。久々に1クラスに3台戦闘力のあるクルマが揃いましたから、大変
でしたけど楽しかったですね。チームみんなで戦ったレースがS耐と思います」

竹内浩典
「5年連続でタイトルとって、2年逃してもうとれないかと思ったタイトルがとれま
した。今年とれなかったら、ボク自身考えなくっちゃと思っていましたから・・・。今年
はポルシェの対決でしたし、タイヤ戦争もあって向こうは2台で開発できるけどウチは
1台でハンデがありましたね。ウエットのパフォーマンスはあったけれど、ドライは・・・。
今日も本来はスリックでスタートしなきゃいけない路面でしたけれど、もっともっと
開発しないといけないと痛感しました。90秒負けていたんでキッチリとって勝ちたいと
いうことで2位を確実にねらいました」

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久レース 決勝


タイヤ選択が裏目に出たファルケンだったが、シリーズタイトルは手中に収めた(Photo:K.Takeshita)

スーパー耐久シリーズ最終戦もてぎスーパー耐久レースは、序盤の激しいトップ争いを
制した#25ADVAN DgゼナドリンGT3が、ライバルたちが相次いでトラブルに見舞われたの
にも助けられ、そのまま逃げ切って総合優勝した。
2位には#33FALKEN☆PORCSHEが入り、この結果シリーズチャンピオンは#33竹内/田中組
のものとなった。

既に菅生でタイトルは決着しているクラス2は、ここでも#11アドバンテージFromA MRが
圧倒的な速さで後続を振り切って優勝。
クラス3は#23C-WEST ORCアドバンZが#27FINA ADVAN M3を猛然と追い上げ、ファイナル
ラップの90度コーナーで接触の末、トップでチェッカーを受けた。
クラス4は順調にトップを快走していた#10ADVANベルノ東海インテグラが73周目にトラ
ブルで戦列を去り、代わってトップに立った#82デルファイADVAN DC5を#96FORWARDス
プーンEDが抜き去って今季5勝目を挙げ、シリーズタイトルをものにした。
グループN+は上位3台による激しいトップ争いの末、#36MAZIORA SPIRIT ALTEZZAがクラ
ス優勝を決め、これに#37Kosei SPRIT ALTEZZAが続いて、#37がシリーズチャンピオン
となった。
2004年11月14日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:曇り/コース:セミウェット→ドライ
 P  No Cls P Car/Model                                 Driver        Lap/Gap
-----------------------------------------------------------------------------
 1  25  1  1 ADVAN DgゼナドリンGT3           /911JGN  谷口/織戸       108Lap
 2  33  1  2 FALKEN☆PORCSHE                 /911JGN   竹内/田中        -2Lap
 3  11  2  1 アドバンテージFromA MR          /CT9A     中谷/木下        -3Lap
 4  86  2  2 hpi・racing IMPREZZA            /GDB     小泉/菊池        -4Lap
 5  23  3  1 C-WEST ORCアドバンZ             /Z33      尾本/山田        -4Lap
 6  27  3  2 FINA ADVAN M3                   /E46(BL32)古谷/筒井        -4Lap
 7   3  2  3 フィナエンドレスアドバン座間    /CT9A     村田/小暮/中村   -5Lap
 8 *20  2  4 RsオガワADVANランサー           /CT9A     小川/福山/砂子   -6Lap
 9  88  3  3 IngsアドバンコムセントZ         /Z33      幸内/田ヶ原      -6Lap
10  79  3  4 TAITEC ADVAN NSX                /NA2     酒井/細川        -6Lap
11  36 GN+ 1 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          /SXE10    黒澤/樋口        -6Lap
12   6  2  5 ファルケンランサーMR            /CT9A     富桝/関          -6Lap
13  37 GN+ 2 Kosei SPRIT ALTEZZA             /SXE10    影山/番場        -7Lap
14   7  3  5 MAKERS hart RX-7                /FD3S     山崎/加藤/白井   -7Lap
15   5 GN+ 3 5ZIGEN ACCORD                   /CL7     光貞/吉本        -7Lap
16  19  3  6 TC-KOBE・MAX・Z33               /Z33     輿水/牧田        -8Lap
17   2  2  6 FUJITSUBOインプレッサ           /GDB      吉田/清水        -8Lap
18  96  4  1 FORWARDスプーンED               /AP1     岡田/伊藤        -8Lap
19  39  4  2 UNITED ADVAN S2000              /AP1      赤星/安田        -9Lap
20  82  4  3 デルファイADVAN DC5             /DC5     植田/阪口/古谷   -9Lap
21 913  4  4 K-Stadium飛燕ADVAN              /DC5     日部/谷川        -9Lap
22  77  4  5 フィールズC-WESTアドバンDC5     /DC5      磯田/保坂        -9Lap
23  81  4  6 HOT ROD CRUE YH                 /DC5     佐々木/堀田      -9Lap
24  73  4  7 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5/DC5      山本/前嶋       -10Lap
25  21  4  8 クムホ・エクスタS2000           /AP1     WADA-Q/高橋     -10Lap
26 245  3  7 モバイルキャスト アドバン Z     /Z33     星野/井出       -11Lap
27 *67  4  9 YAMATO ADVAN DC5                /DC5     長井/松原/内山  -11Lap
28 *15  3  8 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S    長島/長島/杉林  -12Lap
29  14  3  9 エンドレスUEMATSU RX-7          /FD3S     植松/山口/入口  -13Lap
30  30  2  7 RSオガワADVANランサー           /CT9A     関根/竹島/川嶋  -14Lap
31   1  1  3 Mkアドバンエンドレスポルシェ    /911JGN   木下/青木     -14Lap
32  16  2  8 ディクセルADVANランサー         /CT9A    川口/井田/赤鮫  -16Lap
33  45  1  4 グースネック・アドバンポルシェ  /911JGN  羽根/伊藤       -23Lap
----------------------------- 以上順位認定 ------------------------------------
    56  2    ラリーアートピット京都ランサー  /CT9A    松本/伊藤       -44Lap
--------------------- 以下フィニッシュライン不通過 ----------------------------
     4  4    BRIDEアドバンベルノ東海DC5      /DC5     太田/塩谷       -24Lap
    10  4    ADVANベルノ東海インテグラ       /DC5     渡辺/富澤       -32Lap
    55 GN+   ARTA FOS アルテッツァ           /SXE10    峰尾/横溝       -37Lap
    54 GN+   ADVANアンクルインテグラ         /DC5      山内/浅見/上田  -37Lap
    18  4    コスモソニック21FKインテグラ    /DC5      浅野/笠原/水書  -51Lap
    29  4    オベロンμ読売江東理工専DC5     /DC5      池田/谷口/谷口  -58Lap
    24  1    PCJ ADVAN PORSCHE               /911JGN   堤/影山/井上    -66Lap
    69  4    J'S RACING ADVAN S2000          /AP1     梅本/長野       -69Lap
    87  4    RISO・BPインテグラ              /DC5      金森/清永/星野  -80Lap
    83  3    bp ADVAN NSX                    /NA2      古橋/玉本/小林  -85Lap
    26  2    エンドレスアドバンTMCランサー   /CP9A    朝倉/細野/朝倉 -101Lap
------------------------------------------------------------------------------
参加台数:45台 出走台数:45台 完走台数:33台
規定周回数:C-1 73   C-2 71  C-3 70   C-4 67   GN+ 69

ベストラップ:No.25 1'59.903 44/105Laps 144.16km/h

PENALTY
*No.15 スーパー耐久シリーズ2004年シリーズ規則第11条(10)違反(反則スタート)により、
    ドライビングスルーペナルティを課した。
*No.20 スーパー耐久シリーズ2004年シリーズ規則第12条(2)違反(ジャッキアップ中の
    エンジン始動)により、ペナルティストップ3分を課した。
*No.67 スーパー耐久シリーズ2004年シリーズ規則第12条(2)違反(エンジン不停止での
    ピット作業開始)により、ペナルティストップ10秒を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久レース フリー走行


ここでもファルケンのウェットタイヤが威力を発揮した(Photo:K.Takeshita)

2004年スーパー耐久シリーズ第8戦、もてぎスーパー耐久レースの決勝前フリー走行が、
11月14日午前8時より30分間で行われた。

昨日の予選とはうって変わって、決勝日を迎えたツインリンクもてぎは早朝から小雨が
降ったり止んだりの微妙なコンディション。今のところコース上は完全にウェットだ。
ここでトップタイムを記録したのは、#33ファルケンポルシェ。2分7秒744と、相変わら
ずこういうコンディションになるとファルケンタイヤの性能がモノをいうようだ。
昨日のポールシッター#1Mkアドバンエンドレスポルシェは2分7秒997と僅差で続く。。
クラス2トップは#11アドバンテージFromA MR。2分10秒338のタイムは総合でも3位と、
4WDの利点を生かし、クラス1をも食う速さを見せた。
クラス3は#79TAITEC ADVAN NSX、クラス4は#10ADVANベルノ東海インテグラ、そして
グループNプラスは#37Kosei SPRIT ALTEZZAだった。
セッション途中から雨は小止みになり、コースは徐々に乾いてきている。果たして決勝
がどのようなコンディションでスタートするか、各チームとも頭の痛いところだ。

決勝レースは午後1時35分より、105周で行われる。
2004年11月14日 ツインリンクもてぎ(栃木県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
 P  No Cls P  Car/Model                                 Driver          Time
------------------------------------------------------------------------------
 1  33  1   1 FALKEN☆PORCSHE                 /911JGN   竹内/田中     2'07.744
 2   1  1   2 Mkアドバンエンドレスポルシェ    /911JGN   木下/青木       07.987
 3  25  1   3 ADVAN DgゼナドリンGT3           /911JGN  谷口/織戸       10.055
 4  11  2   1 アドバンテージFromA MR          /CT9A     中谷/木下       10.338
 5  24  1   4 PCJ ADVAN PORSCHE               /911JGN   堤/影山/井上    10.524
 6   2  2   2 FUJITSUBOインプレッサ           /GDB      吉田/清水       11.180
 7   6  2   3 ファルケンランサーMR            /CT9A     富桝/関         11.412
 8  86  2   4 hpi・racing IMPREZZA            /GDB     小泉/菊池       11.479
 9  45  1   5 グースネック・アドバンポルシェ  /911JGN  羽根/伊藤       11.533
10  56  2   5 ラリーアートピット京都ランサー  /CT9A    松本/伊藤       11.948
11  20  2   6 RsオガワADVANランサー           /CT9A     小川/福山/砂子  12.470
12   3  2   7 フィナエンドレスアドバン座間    /CT9A     村田/小暮/中村  12.782
13  26  2   8 エンドレスアドバンTMCランサー   /CP9A    朝倉/細野/朝倉  15.654
14  16  2   9 ディクセルADVANランサー         /CT9A    川口/井田/赤鮫  15.894
15  79  3   1 TAITEC ADVAN NSX                /NA2     酒井/細川       15.997
16  37 GN+  1 Kosei SPRIT ALTEZZA             /SXE10    影山/番場       17.096
17  55 GN+  2 ARTA FOS アルテッツァ           /SXE10    峰尾/横溝       17.286
18  10  4   1 ADVANベルノ東海インテグラ       /DC5     渡辺/富澤       17.329
19  83  3   2 bp ADVAN NSX                    /NA2      古橋/玉本/小林  17.449
20  96  4   2 FORWARDスプーンED               /AP1     岡田/伊藤       17.473
21  27  3   3 FINA ADVAN M3                   /E46(BL32)古谷/筒井       17.547
22  19  3   4 TC-KOBE・MAX・Z33               /Z33     輿水/牧田       17.583
23  36 GN+  3 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          /SXE10    黒澤/樋口       17.640
24 245  3   5 モバイルキャスト アドバン Z     /Z33     星野/井出       17.687
25  23  3   6 C-WEST ORCアドバンZ             /Z33      尾本/山田       18.107
26   5 GN+  4 5ZIGEN ACCORD                   /CL7     光貞/吉本       18.235
27  88  3   7 IngsアドバンコムセントZ         /Z33      幸内/田ヶ原     18.568
28 913  4   3 K-Stadium飛燕ADVAN              /DC5     日部/谷川       19.101
29  82  4   4 デルファイADVAN DC5             /DC5     植田/阪口/古谷  19.198
30   7  3   8 MAKERS hart RX-7                /FD3S     山崎/加藤/白井  19.226
31  15  3   9 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S    長島/長島/杉林  19.507
32  54 GN+  5 ADVANアンクルインテグラ         /DC5      山内/浅見/上田  19.880
33  81  4   5 HOT ROD CRUE YH                 /DC5     佐々木/堀田     20.689
34   4  4   6 BRIDEアドバンベルノ東海DC5      /DC5     太田/塩谷       20.711
35  77  4   7 フィールズC-WESTアドバンDC5     /DC5      磯田/保坂       21.141
36  30  2  10 RSオガワADVANランサー           /CT9A     関根/竹島/川嶋  21.151
37  69  4   8 J'S RACING ADVAN S2000          /AP1     梅本/長野       21.301
38  29  4   9 オベロンμ読売江東理工専DC5      /DC5      池田/ 谷口/谷口 21.622
39  73  4  10 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 /DC5      山本/前嶋       21.757
40  14  3  10 エンドレスUEMATSU RX-7          /FD3S     植松/山口/入口  22.126
41  39  4  11 UNITED ADVAN S2000              /AP1      赤星/安田       22.382
42  67  4  12 YAMATO ADVAN DC5                /DC5     長井/松原/内山  22.967
43  21  4  13 クムホ・エクスタS2000           /AP1     WADA-Q/高橋     23.323
44  18  4  14 コスモソニック21FKインテグラ    /DC5      浅野/笠原/水書  24.550
45  87  4  15 RISO・BPインテグラ              /DC5      金森/清永/星野  29.298

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 もてぎスーパー耐久レース グリッド予選レポート


(Photo:K.Takeshita)

2004スーパー耐久最終戦のスターティンググリッドを決めるグリッド予選が11月13日
爽やかな秋晴れのツインリンクもてぎで行われた。
ポールポジションは#1Mkアドバンエンドレスポルシェの木下みつひろ。1分58秒279と、
自身のコースレコードを塗り替える驚異的なタイムを、たった1回のアタックで狙い
すましたかのように叩き出して見せた。
総合2位には#25ADVAN DgゼナドリンGT3の谷口信輝が入り、ポイントリーダーの#33
ファルケンポルシェは3位に終わった。
クラス2では#11アドバンテージFromA MRが、木下隆之のドライブでトップにたち、
以下、クラス3は#27FINA ADVAN M3、クラス4は#10ADVANベルノ東海インテグラ、グル
ープNプラスは#55ARTA FOS アルテッツァがそれぞれトップだった。

グリッド予選は午後2時より、クラス1、2、Nプラスの専有から開始されたが、#45グー
スネック以外のポルシェ勢はこのセッションを見送り、最後の混走に勝負をかける作戦
に出た。
クラス2では#2FUJITUBOインプレッサと、#11ランサーによる熾烈なタイムアタック合戦
が繰り広げられ、それに#86hpi・racingとIMPREZZA #56ラリーアートピット京都ランサー
らが続く展開となった。
Nプラスでは#55、#37、#36のアルテッツァ勢が好調。そこに#55ZIGENアコードの光貞が
食い下がっていく。

予選開始から20分経過してクラス3、4の専有に。
クラス3では、既にチャンピオンを決めた#245モバイルキャストZと#23C-WEST Zのトップ
争いが繰り広げられたが、混走セッション開始直後に#27のM3を駆る古谷がいきなり
トップタイムを記録し、クラストップを奪い取った。
クラス4は#10ADVANベルノ東海インテグラがトップタイム。逆転タイトルの可能性は
かなり低いが、ランクトップの#96FORWARDスプーンEDが3位に終わったことで、僅かな
望みが出てきたかもしれない。

予選残り20分から、いよいよ注目の混走セッションが始まった。
最初に動いたのは#33ファルケンポルシェ。ドライバーは田中哲也だ。
田中は念入りにタイヤに熱を入れていき、4周目からタイムアタックを開始、5周目に
1'58.729を出してトップに立った。
続いて#24、#25のアドバン勢もアタックを開始するが、ファルケンのタイムには一歩
及ばない。
最後に動いたのは#1Mkエンドレス。木下みつひろがたった1周のアタックで、1'58.279
という驚異的なタイムをマーク。これは自身が持つコースレコードをも凌駕するタイム
だった。この時点で既に残り時間は1分を切っていた。
#25谷口も最後の最後まで諦めずにアタックを続行するが、2番手タイムを記録して
ファルケンを3位スタートに退けるのが精一杯だった。

ポールポジションを獲得した木下みつひろのコメント
「昨日は雨で、朝のフリー走行ではオーバーステアがひどくてとても9秒台は出ない
だろうと言うほど厳しい状態でした。マジで悩んでいて誰とも口をききたくなかった
くらいでしたよ・・・。なんとかフリー走行後に悩んでセットを変更したのが良かった。
(予選のアタックも)タイヤの暖まりも良くなかったですが、左右前後とバランス良
く暖められたのが良かった」

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久レース グリッド予選


たった1周、狙いすましてのコースレコード樹立!木下会心の走りだ(Photo:K.Takeshita)

2004年11月13日 ツインリンクもてぎ(栃木県) グリッド予選 天候:晴れ/コース:ドライ
公式予選(ドライバーズ予選)
 P  No Cls P  Car/Model                                 Driver         time
--------------------------------------------------------------------------------
 1   1  1  1  Mkアドバンエンドレスポルシェ    /911JGN   木下/青木     R1'58.279
 2  25  1  2  ADVAN DgゼナドリンGT3           /911JGN  谷口/織戸     R1'58.556
 3  33  1  3  FALKEN☆PORCSHE                 /911JGN   竹内/田中      1'58.729
 4  24  1  4  PCJ ADVAN PORSCHE               /911JGN   堤/影山/井上   1'58.908
 5  45  1  5  グースネック・アドバンポルシェ  /911JGN  羽根/伊藤      2'00.525
 6  11  2  1  アドバンテージFromA MR          /CT9A     中谷/木下      2'01.623
 7   2  2  2  FUJITSUBOインプレッサ           /GDB      吉田/清水      2'01.961
 8  86  2  3  hpi・racing IMPREZZA            /GDB     小泉/菊池      2'02.333
 9  27  3  1  FINA ADVAN M3                   /E46(BL32)古谷/筒井      2'03.407
10  56  2  4  ラリーアートピット京都ランサー  /CT9A    松本/伊藤      2'03.457
11   3  2  5  フィナエンドレスアドバン座間    /CT9A     村田/小暮/中村 2'03.589
12  20  2  6  RsオガワADVANランサー           /CT9A     小川/福山/砂子 2'03.652
13  26  2  7  エンドレスアドバンTMCランサー   /CP9A    朝倉/細野/朝倉 2'03.656
14   6  2  8  ファルケンランサーMR            /CT9A     富桝/関        2'04.036
15  23  3  2  C-WEST ORCアドバンZ             /Z33      尾本/山田      2'04.144
16 245  3  3  モバイルキャスト アドバン Z     /Z33     星野/井出      2'04.629
17   7  3  4  MAKERS hart RX-7                /FD3S     山崎/加藤/白井 2'04.826
18  19  3  5  TC-KOBE・MAX・Z33               /Z33     輿水/牧田      2'05.169
19  15  3  6  レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S    長島/長島/杉林 2'05.176
20  30  2  9  RSオガワADVANランサー           /CT9A     関根/竹島/川嶋 2'05.298
21  83  3  7  bp ADVAN NSX                    /NA2      古橋/玉本/小林 2'05.457
22  14  3  8  エンドレスUEMATSU RX-7          /FD3S     植松/山口/入口 2'05.598
23  79  3  9  TAITEC ADVAN NSX                /NA2     酒井/細川      2'05.771
24  55 GN+ 1  ARTA FOS アルテッツァ           /SXE10    峰尾/横溝      2'06.557
25  88  3 10  IngsアドバンコムセントZ         /Z33      幸内/田ヶ原    2'06.655
26  37 GN+ 2  Kosei SPRIT ALTEZZA             /SXE10    影山/番場      2'06.659
27  54 GN+ 3  ADVANアンクルインテグラ         /DC5      山内/浅見/上田 2'07.608
28  36 GN+ 4  MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          /SXE10    黒澤/樋口      2'07.811
29   5 GN+ 5  5ZIGEN ACCORD                   /CL7     光貞/吉本      2'07.922
30  10  4  1  ADVANベルノ東海インテグラ       /DC5     渡辺/富澤      2'08.240
31  39  4  2  UNITED ADVAN S2000              /AP1      赤星/安田      2'08.381
32  96  4  3  FORWARDスプーンED               /AP1     岡田/伊藤      2'08.805
33  21  4  4  クムホ・エクスタS2000           /AP1     WADA-Q/高橋    2'09.181
34  18  4  5  コスモソニック21FKインテグラ    /DC5      浅野/笠原/水書 2'09.388
35  69  4  6  J'S RACING ADVAN S2000          /AP1     梅本/長野      2'09.441
36  87  4  7  RISO・BPインテグラ              /DC5      金森/清永/星野 2'09.705
37   4  4  8  BRIDEアドバンベルノ東海DC5      /DC5     太田/塩谷      2'10.049
38  81  4  9  HOT ROD CRUE YH                 /DC5     佐々木/堀田    2'10.065
39 913  4 10  K-Stadium飛燕ADVAN              /DC5     日部/谷川      2'10.141
40  82  4 11  デルファイADVAN DC5             /DC5     植田/阪口/古谷 2'10.312
41  67  4 12  YAMATO ADVAN DC5                /DC5     長井/松原/内山 2'10.413
42  29  4 13  オベロンμ読売江東理工専DC5     /DC5      池田/谷口/谷口 2'10.533
43  73  4 14  ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5/DC5      山本/前嶋      2'10.620
44  77  4 15  フィールズC-WESTアドバンDC5     /DC5      磯田/保坂      2'10.649
45  16  2 10  ディクセルADVANランサー         /CT9A    川口/井田/赤鮫 2'06.851
--------------------以上予選通過車両-----------------------------------------------
    17 GN+ 6  キーパーwith☆RUNup             /DC5      田中/石川      2'08.543
    74  4 16  MSF☆クラゴン部屋インテグラ     /DC5      梅川/クラゴン  2'10.849

"R"マークの車は、コースレコードを更新しました。
従来のコースレコードは(C-1)1'58.712

スーパー耐久シリーズ2004シリーズ規則 第6条(8)-1 (C)(STL BULLETIN No.99)により、
No.16の決勝レースへの出場を認め、最後尾グリッドを与えた。

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久レース ドライバーズ予選


逆転タイトルへ向けて好発進の谷口/織戸組(Photo:K.Takeshita)

2004年スーパー耐久シリーズ第8戦、もてぎスーパー耐久レースの公式予選(ドライバーズ予選)
が晴天のツインリンクもてぎで行われ、クラス1の#25ADVAN DGゼナドリンGT3を駆る谷口信輝
が1分59秒239の総合トップタイムを記録した。

クラス2は#11アドバンテージFromA MRを駆る木下隆之、クラス3は#27FINA ADVAN M3の古谷
直広、クラス4は#10ADVANベルノ東海インテグラの渡辺明、グループN+は#37Kosei SPRIT
ALTEZZAをドライブする番場琢がそれぞれトップだった。

この予選結果により、通過基準タイムを満たせなかった#22ヨコヤマレーシングRX-7、トラブル
によりコース上に立ち往生してタイムアタックが出来なかった#95FOWARD スプーンAP1、出走
できなかった#61カクテルバーSHINE★RX7の3台が予選落ちとなった。
残り47台は午後2時からのグリッド予選に挑む。
2004年11月13日 ツインリンクもてぎ(栃木県) ドライバーズ予選 天候:晴れ/コース:ドライ
公式予選(ドライバーズ予選)
 P  No Cls P  Car/Model                                 Driver         time
--------------------------------------------------------------------------------
 1  25  1   1 ADVAN DgゼナドリンGT3           /911JGN  谷口/織戸      1'59.239
 2  33  1   2 FALKEN☆PORCSHE                 /911JGN   竹内/田中      1'59.849
 3   1  1   3 Mkアドバンエンドレスポルシェ    /911JGN   木下/青木      2'00.066
 4  24  1   4 PCJ ADVAN PORSCHE               /911JGN   堤/影山/井上   2'00.360
 5  45  1   5 グースネック・アドバンポルシェ  /911JGN  羽根/伊藤      2'01.488
 6  11  2   1 アドバンテージFromA MR          /CT9A     中谷/木下      2'03.445
 7  86  2   2 hpi・racing IMPREZZA            /GDB     小泉/菊池      2'03.677
 8   2  2   3 FUJITSUBOインプレッサ           /GDB      吉田/清水      2'03.931
 9  27  3   1 FINA ADVAN M3                   /E46(BL32)古谷/筒井      2'04.669
10  15  3   2 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S    長島/長島/杉林 2'05.340
11   3  2   4 フィナエンドレスアドバン座間    /CT9A     村田/小暮/中村 2'05.396
12  23  3   3 C-WEST ORCアドバンZ             /Z33      尾本/山田      2'05.402
13   6  2   5 ファルケンランサーMR            /CT9A     富桝/関        2'05.414
14 245  3   4 モバイルキャスト アドバン Z     /Z33     星野/井出      2'05.425
15  20  2   6 RsオガワADVANランサー           /CT9A     小川/福山/砂子 2'05.566
16  56  2   7 ラリーアートピット京都ランサー  /CT9A    松本/伊藤      2'05.581
17  83  3   5 bp ADVAN NSX                    /NA2      古橋/玉本/小林 2'06.356
18  26  2   8 エンドレスアドバンTMCランサー   /CP9A    朝倉/細野/朝倉 2'06.377
19 *19  3   6 TC-KOBE・MAX・Z33               /Z33     輿水/牧田      2'06.499
20   7  3   7 MAKERS hart RX-7                /FD3S     山崎/加藤/白井 2'06.824
21  79  3   8 TAITEC ADVAN NSX                /NA2     酒井/細川      2'06.930
22  16  2   9 ディクセルADVANランサー         /CT9A    川口/井田/赤鮫 2'07.159
23  14  3   9 エンドレスUEMATSU RX-7          /FD3S     植松/山口/入口 2'07.516
24  37 GN+  1 Kosei SPRIT ALTEZZA             /SXE10    影山/番場      2'07.537
25  55 GN+  2 ARTA FOS アルテッツァ           /SXE10    峰尾/横溝      2'07.565
26  88  3  10 IngsアドバンコムセントZ         /Z33      幸内/田ヶ原    2'07.674
27  36 GN+  3 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          /SXE10    黒澤/樋口      2'08.260
28  30  2  10 RSオガワADVANランサー           /CT9A     関根/竹島/川嶋 2'09.203
29  10  4   1 ADVANベルノ東海インテグラ       /DC5     渡辺/富澤      2'09.362
30  96  4   2 FORWARDスプーンED               /AP1     岡田/伊藤      2'09.530
31   5 GN+  4 5ZIGEN ACCORD                   /CL7     光貞/吉本      2'09.565
32  54 GN+  5 ADVANアンクルインテグラ         /DC5      山内/浅見/上田 2'09.591
33  17 GN+  6 キーパーwith☆RUNup             /DC5      田中/石川      2'09.953
34  69  4   3 J'S RACING ADVAN S2000          /AP1     梅本/長野      2'10.417
35  82  4   4 デルファイADVAN DC5             /DC5     植田/阪口/古谷 2'10.749
36  67  4   5 YAMATO ADVAN DC5                /DC5     長井/松原/内山 2'10.908
37  21  4   6 クムホ・エクスタS2000           /AP1     WADA-Q/高橋    2'11.035
38  39  4   7 UNITED ADVAN S2000              /AP1      赤星/安田      2'11.067
39  81  4   8 HOT ROD CRUE YH                 /DC5     佐々木/堀田    2'11.150
40  18  4   9 コスモソニック21FKインテグラ    /DC5      浅野/笠原/水書 2'11.194
41   4  4  10 BRIDEアドバンベルノ東海DC5      /DC5     太田/塩谷      2'11.202
42  29  4  11 オベロンμ読売江東理工専DC5     /DC5      池田/谷口/谷口 2'11.293
43 913  4  12 K-Stadium飛燕ADVAN              /DC5     日部/谷川      2'11.369
44  73  4  13 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5/DC5      山本/前嶋      2'11.868
45  77  4  14 フィールズC-WESTアドバンDC5     /DC5      磯田/保坂      2'12.268
46  87  4  15 RISO・BPインテグラ              /DC5      金森/清永/星野 2'12.780
47 *74  4  16 MSF☆クラゴン部屋インテグラ     /DC5      梅川/クラゴン  2'13.408
--------------------以上予選通過車両-----------------------------------------------
    22  3     ヨコヤマレーシングRX-7          /FD3S     茂古沼/石岡    2'43.224
    95  4     FOWARD スプーンAP1              /AP1      服部/武田      計測できず
    61  3     カクテルバーSHINE★RX7          /FD3S     小松/古田      出走せず

予選通過基準タイム(130%)2'35.633
クラス別予選通過基準タイム
(C-1)2'11.690 (C-2)2'16.052 (C-3)2'17.651 (C-4)2'22.746 (GN+)2'20.566

※11番ポストから13番ポスト付近におけるオイル処理のため、10時8分6秒から13分54秒間、
赤旗中断とした。

*PENALTY:No.19、74
 国際モータースポーツ競技規則附則H項違反(ダブルチェッカー)により、訓戒及び罰金
(10,000円)を課す。

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Fニッポン第8戦 決勝記者会見


(Photo:Motorsports@nifty)

井出有治(優勝)
「今日はフリー走行からクルマのバランスがすごく良かったです。スタートさえうまく
いけば良いレースが出来ると思い、クラッチミートに集中して良いスタートが出来ました。
レースが進むうちに後が離れていったので、離せるだけ離してやろうと思ってプッシュし
続けました。予選の会見でも言ったんですけど、決勝でもミッションが入りにくかったの
で、ギヤを傷めないよう気をつけて走りました。
正直まだ『勝った』という実感はありません。最初のコーナーにトップで入ったときは
『どうしよう?』と思ったぐらいで(笑)でもこれでチャンピオンの可能性も残りましたし
最後まで思い切り行きたいと思います」

リチャード・ライアン(2位)
「今日はいろんなことがありましたが、結果的には良いレースだったと思います。クルマ
はベストな状態じゃなかったんですが、チャンピオン争いのことも考えて、確実にポイント
を取れるように落ち着いて走りました。途中からロッテラーとの2位争いになりましたが、
彼は速かったのでミスをしないよう、特にブレーキングに気をつけて走りました。
最終戦の鈴鹿には自信があるので、楽しんでレースできると思います」

アンドレ・ロッテラー(3位)
「スタートが凄く悪くて、ジャンプスタートのペナルティまで受けてしまいました。自分
ではシグナルを良く見てから出たつもりなので、ジャンプスタートをしたという意識は
なかったんですが、もしかしたらクラッチを離すタイミングが良くなかったのかもしれま
せんね。ペナルティを受けてからは、最大限プッシュするだけでした。まさか上位に食い
込めるとは思ってなかったんですが、チームが『大丈夫だ』と言ってくれたので、それを
信じてプッシュしました」

星野一義(優勝チーム監督)
「スタート前のミーティングでレースのシミュレーションをみっちりやりました。ここは
抜きにくいコースなので、事前のシミュレーションが大事なんです。ファーストコーナー
をトップで入るのはもっと大事ですけど、ね。その時点では、25、6周でピットに入るの
がベストだと判断したんですが、それも他のドライバー次第なので、8周から10周で入る
チームのタイムは常に気にして指示を出していました。あの無線のやり取りをテレビで流
したらきっと面白いと思いますよ。今回はチームのシミュレーションが当たったのと、井出
が指示通りチャンと走ったのが勝因で、自分では何もしていないのが現状なんですが、賞金
だけは僕がもらいますよ(笑)」

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Fニッポン第8戦 ツインリンクもてぎ 決勝


チームスタッフの迎える中歓喜のチェッカーを受けた井出(Photo:K.Takeshita)

10月24日、フォーミュラ・ニッポン第8戦がツインリンクもてぎで行われ、井出有治
(モバイルキャスト・チ-ム・インパル)が、念願の初優勝を飾った。注目のチャン
ピオン争いは最終戦に持ち越された。

ポールシッター#7脇阪はスタートを失敗。対照的に好スタートを見せたのが予選3位の
#20井出。鮮やかなダッシュでトップに躍り出る。そして、チームメイトの#19トレル
イエが2位にあがり、チーム・インパルがワンツー態勢を築く。

#7脇阪はペースの上がらない#19トレルイエに頭を抑えられ、その間に#20井出がリー
ドを広げていく。5周を終えて#20井出のリードは3.2秒。この状態に堪えきれなくなっ
た#7脇阪は、7周目の1コーナーでやや強引に#20トレルイエのインをさして接触。
両者はグラベルでレースを終えることになった。憤懣やるかたない#20トレルイエは
マシンを降りるなり#7脇阪に詰め寄る。

7周を終えたころから、#3道上、#40ライアン、#41服部、#1本山、そして#11松田ら
が、序盤の混戦によるタイムロスを避けるため、早めのピットインを敢行。見た目で
は実際の順位がわからなくなるが、この早めのピットイン組がコースに戻った時点で
最も上位に位置するのは#40ライアン。後はトップ#20井出のピットイン待ちだ。

20周を終えた時点の順位は、#20井出、#31ロッテラー、#27山西、#40ライアン、#28
野田、#11松田、#25片岡、#1本山、#41服部、#3道上……。
21周終了時にトップ#20井出がピットイン。悠々とトップを守ったままコースに復帰。

26周を終えて上位陣はピットに入り、#20井出が正真正銘のトップに。7秒遅れて#40
ライアンが2位。さらに11秒後ろに#31ロッテラーとなり、#20井出が俄然有利な状況
になる。ここから#31ロッテラーがハイペースで追い上げ、あれよあれよという間に
#40ライアンとの差を詰め35周目に背後に迫る。しかし、今年のチャンピオンを争う
両者の戦いはそう簡単に決着がつくはずもなく、この状態のままレースは続く。

40周終了で、トップ#20井出と2位争いを繰り広げる両者の差は10秒。2人が競り合
っていることが#20井出に有利に働き、周回を重ねるたびに井出の初優勝が近づいて
くる。

54周目、ここまで無給油作戦で8位に踏ん張っていた#28野田がついにストップ。

そして、好スタートから終始レースをコントロールし続けた#20井手にとって、待ち
に待ったゴールの瞬間を迎える。チームスタッフの歓声のなか、ピットロード側にマ
シンを寄せ歓喜のチェッカーを受けた。

この結果、チャンピオン争いは、今回表彰台に上った3人、ロッテラー、ライアン、
井出に絞られた。
2004年10月24日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver---------------Team----------------------------Lap--GoalTime---
 1 20 井出有治             mobilecast TEAM IMPUL            55  1:32'35.978
 2 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION            55  -     7.242
 3 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING             55  -     7.534
 4 25 片岡龍也             Team LeMans Spirit               55  -    18.877
 5  1 本山 哲             TEAM ADiRECT 5ZIGEN              55  -    25.859
 6 11 松田次生             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO     55  -    37.547
 7  4 立川祐路             Yellow Hat KONDO Racing Team     55  -    58.654
 8 27 山西康司             CARROZZERIA Team MOHN            55  -  1'00.108
 9 32 小暮卓史             PIAA NAKAJIMA RACING             55  -  1'01.942
10  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO Racing Team     55  -  1'04.915
11 28 野田英樹             CARROZZERIA Team MOHN            53  -   2Laps
---------------------------以上完走----------------------------------------
   12 影山正美             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO     42  -   13Laps
   41 服部尚貴             DoCoMo TEAM DANDELION            32  -   23Laps
    2 金石年弘             TEAM ADiRECT 5ZIGEN              18  -   37Laps
    7 脇阪寿一             Team LeMans                       6  -   49Laps
   19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast TEAM IMPUL             6  -   49Laps
    8 土屋武士             Team LeMans                       0  -   55Laps
---------------------------------------------------------------------------
BestLap #31アンドレ・ロッテラー  1'38.928   30/55

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

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Fニッポン第8戦 ツインリンクもてぎ フリー走行


もてぎとは相性の良い脇阪。勝ってタイトル争いを有利に持ち込めるか(Photo:K.Takeshita)

全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦の決勝前フリー走行が午前8時55分より
快晴のツインリンクもてぎで行われ、昨日ポールポジションを獲得した#7脇阪寿一
(Team LeMans)がここでもトップタイムを記録した。

脇阪はセッション残り8分の時点で1分37秒840を記録したが、これは2位以下を実に
コンマ6秒以上引き離すダントツのタイムだ。
2番手には松田次生、3番手には本山哲が入り、決勝での巻き返しが期待される。
予選3番手の井出有治が4位、5位には昨日16位に終わった片岡龍也が入った。
片岡は昨日の予選一回目はエキゾーストパイプの破損、二回目はギヤトラブルで
満足にアタックできなかったが、決勝でどこまで挽回できるかが楽しみになって
きた。

決勝レースは午後2時30分より、55周で行われる。
2004年10月24日 ツインリンクもてぎ(栃木県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
P  No Driver               Team                          Time     Gap
-------------------------------------------------------------------------
 1  7 脇阪寿一             Team LeMans                  1'37.840   -
 2 11 松田次生             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   38.445  0.605
 3  1 本山 哲             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            38.471  0.631
 4 20 井出有治             mobilecast TEAM IMPUL          38.516  0.676
 5 25 片岡龍也             Team LeMans Spirit            38.526  0.686
 6 32 小暮卓史             PIAA NAKAJIMA RACING           38.634  0.794
 7 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION          38.747  0.907
 8 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING           38.762  0.922
 9 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast TEAM IMPUL          38.818  0.978
10  2 金石年弘             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            38.877  1.037
11  8 土屋武士             Team LeMans                    38.918  1.078
12  4 立川祐路             Yellow Hat KONDO Racing Team   38.960  1.120
13 28 野田英樹             CARROZZERIA Team MOHN          38.974  1.134
14  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO Racing Team   39.016  1.176
15 41 服部尚貴             DoCoMo TEAM DANDELION          39.411  1.571
16 27 山西康司             CARROZZERIA Team MOHN          40.032  2.192
17 12 影山正美             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   40.131  2.291
-------------------------------------------------------------------------

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

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フォーミュラニッポン第8戦 予選上位3人のコメント


(Photo:Motorsports@nifty)

PP 脇阪寿一
「昨日の走り始めからクルマは決まっていて、インフォメーションがわかりやすか
ったので、路面状況にあわせて調整がしやすかったです。今年のクルマはずっと、
タンクが重いときは荷重が乗りやすいのに、タンクが軽いと乗らないんですけど、
もてぎの走り方は良く分かっているので、他のサーキットより合わせ易いんですよ。
だから今回のタイムは、クルマなりの速さが出た結果だと思います。
このところスタートもうまくいっているので、明日もキッチリ決めて勝ちたいですね」

2位 リチャード・ライアン
「今シーズンで初めてクルマに梃子摺っています。予選の一回目でギヤトラブルが
出て、二回目までに対策はしたんですが、それでも調子が良くなくて、そのせいで
2回もコースオフしてしまいました。とにかく何をやってもうまくいかない状態で、
1コーナーでギヤの確認をしなければならない有様で、寿一のようにハードにプッシュ
することができませんでした。
それでもハンドリング自体は悪くありませんし、セッティングは決まっているので、
明日は良い結果を出したいです」

3位 井出有治
「昨日の走り出しは悪くなかったんですが、ニュータイヤを履いたときのバランスが
今ひとつでした。予選一回目はギヤが落ちないトラブルが出たため、ベストタイムが
出せませんでした。チームは予選ニ回目までに直してくれたんですけど、まだ完全
じゃなくて、さらにはメーターにもトラブルが出て、ギヤポジションや回転数が分か
らなくなってしまいました。正直こんな完璧じゃない状態で3番手になれたのはラッキ
ーだったと思います。残り2レースになり、タイトルは難しくなりましたが、チーム
やスポンサーの皆さんのためにも、最後まで諦めないで走ります」

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Fニッポン第8戦 ツインリンクもてぎ 予選総合結果


本山はトラブルで8位に沈んだが調子は悪くなさそうだ(Photo:K.Takeshita)

2004年10月23日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選総合結果 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver---------------Team---------------------------BestTime-Gap--
 1  7 脇阪寿一             Team LeMans                    1'36.009 -----
 2 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION          1'36.252 0.243
 3 20 井出有治             mobilecast TEAM IMPUL          1'36.338 0.329
 4 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING           1'36.415 0.406
 5 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast TEAM IMPUL          1'36.448 0.439
 6  8 土屋武士             Team LeMans                    1'36.540 0.531
 7  2 金石年弘             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            1'36.567 0.558
 8  1 本山 哲             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            1'36.594 0.585
 9 41 服部尚貴             DoCoMo TEAM DANDELION          1'36.652 0.643
10 32 小暮卓史             PIAA NAKAJIMA RACING           1'36.712 0.703
11 11 松田次生             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   1'36.919 0.910
12  4 立川祐路             Yellow Hat KONDO Racing Team   1'36.944 0.935
13  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO Racing Team   1'37.118 1.109
14 12 影山正美             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   1'37.813 1.804
15 28 野田英樹             CARROZZERIA Team MOHN          1'37.846 1.837
16 25 片岡龍也             Team LeMans Spirit             1'37.932 1.923
17 27 山西康司             CARROZZERIA Team MOHN          1'38.036 2.027
------------------------------------------------------------------------
参加台数:17台 出走台数:17台

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

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Fニッポン第8戦 ツインリンクもてぎ 予選2回目


逆転で今季初ポールポジションを奪った脇阪(Photo:K.Takeshita)

全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦ツインリンクもてぎの予選二回目は、
#7脇阪寿一(Team LeMans)が1分36秒009を記録してポールポジションを獲得した。
2位には#41リチャードライアン(DoCoMoダンディライアン)、3位にはチェッカー間際
にベストタイムを叩き出した#20井出有治(mobilecastインパル)が入った。
午前中暫定ポールだった#41服部尚貴(DoCoMoダンディライアン)はタイムアップは
したものの最後のアタックでコースオフし、9番手に留まった。

フォーミュラニッポン第8戦の予選二回目は午後2時55分より45分間で行われた。
セッション開始直後からほぼ全車がコースインして一斉にタイムアタックに入る。
最初の20分間はライアン、ロッテラー、トレルイエらの外人勢に勢いがあり、
次々にトップを入れ替えながらセッションは進行していく。
残り15分となったところで、早々とニュータイヤを投入した#1本山哲(TEAM ADiRECT
5ZIGEN)が1分36秒594と、午前中の服部のトップタイムを破ってトップに躍り出るが、
その直後に脇阪が1分36秒018の圧倒的なタイムで上回ってきた。

セッションも残り10分となり、これからさらにニュータイヤを投入して最後のアタ
ックに掛かろうかというところで、なんと本山がバックストレッチでスローダウン。
90度コーナーのイン側にクルマを停めてしまい、予選を終えてしまった。
クルマを降り、がっくりとうなだれる本山を尻目に、他のドライバーは次々にコース
に飛び出していく。最後のタイムアタック合戦が始まった。

まずはライアンが脇阪の区間タイムを更新しながらアタックしていくが、午前中から
苦しめられてきた儀やトラブルの影響か、90度コーナーでコースをはみ出してしまい
2位タイムに留まる。ライアンはそのままアタックを続行するが、チェッカー間際に
再び90度コーナーでコースオフ。今度はグラベルに捕まってクルマを降りた。
その間に脇阪はタイムをさらに更新。一時は35秒台も可能かと思われる勢いで36秒
009を叩き出し、今季初のポールポジションを決めた。
3番手には井出有治。チェッカー間際に見事タイムアップを果たした。

フォーミュラニッポン第8戦の決勝は10月24日午後2時30分より、55周で行われる。
2004年10月23日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver---------------Team---------------------------BestTime-Gap--
 1  7 脇阪寿一             Team LeMans                    1'36.009 -----
 2 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION          1'36.252 0.243
 3 20 井出有治             mobilecast TEAM IMPUL          1'36.338 0.329
 4 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING           1'36.415 0.406
 5 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast TEAM IMPUL          1'36.448 0.439
 6  8 土屋武士             Team LeMans                    1'36.540 0.531
 7  2 金石年弘             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            1'36.567 0.558
 8  1 本山 哲             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            1'36.594 0.585
 9 41 服部尚貴             DoCoMo TEAM DANDELION          1'36.652 0.643
10 32 小暮卓史             PIAA NAKAJIMA RACING           1'36.712 0.703
11 11 松田次生             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   1'36.919 0.910
12  4 立川祐路             Yellow Hat KONDO Racing Team   1'36.944 0.935
13  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO Racing Team   1'37.118 1.109
14 12 影山正美             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   1'37.813 1.804
15 28 野田英樹             CARROZZERIA Team MOHN          1'37.846 1.837
16 27 山西康司             CARROZZERIA Team MOHN          1'38.036 2.027
17 25 片岡龍也             Team LeMans Spirit             1'39.026 3.017
------------------------------------------------------------------------
参加台数:17台 出走台数:17台

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

Fニッポン第8戦 ツインリンクもてぎ 予選1回目


(Photo:K.Takeshita)

全日本選手権フォーミュラニッポン第8戦の公式予選一回目が10月23日午前10時35分より
爽やかな秋晴れのツインリンクもてぎで行われ、DoCoMoダンディライアンの#41服部尚貴が
1分36秒683を出して暫定ポールを獲得した。
2番手は前戦優勝の#31アンドレ・ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)、3番手は#7脇阪寿一
(Team LeMans)だった。

いよいよ終盤戦に入った2004年全日本選手権フォーミュラニッポン。第8戦の舞台は
今年2回目の開催となるツインリンクもてぎだ。
予選開始早々にアタックを開始したのは、先日第7戦の裁定が覆って優勝が認められた
#19ブノワ・トレルイエ。いきなり1分37秒台のタイムを出して好調ぶりをアピールする。
しかし他のドライバーはすぐにはコースインせず、様子見の構え。結局全車がコースに
入ったのは、セッション開始から15分を経過した頃になった。

残り20分の時点での順位は、1位脇阪、2位ライアン、3位ロッテラー、4位#8土屋武士の
順。

残り10分をきったところで各車ニュータイヤを装着。
ここからタイムアタックはさらに熾烈になっていく。
最初に動いたのは#1本山哲(TEAM ADiRECT 5ZIGEN)だった。本山はタイヤを労わって慎重
にペースを上げていく。その間に#2金石年弘、ライアン、ロッテラーらが次々にタイムを
更新して上位に名を連ねる。
さらには土屋武士が1分36秒945と最初に36秒台に突入してトップに立つ。
本山も残り3分近くなって漸くアタックに入るが、タイムは36秒971と土屋に及ばない。

ここで#41服部が猛然とアタック。残り1分を切ろうかという時点で36秒683を叩き出して
トップに躍り出た。
これにロッテラー、脇阪も続こうとするが、それぞれ36秒825、36秒895と今一歩及ばな
かった。
ここでチェッカーが出て予選終了。
暫定ポールは服部のものとなった。

公式予選2回目は午後2時55分より、1回目と同じく45分間で行われる。
2004年10月23日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
P  No Driver               Team                          Time    Gap
-------------------------------------------------------------------------------
 1 41 服部尚貴             DoCoMo TEAM DANDELION        1'36.683  -
 2 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING           36.825 0.142
 3  7 脇阪寿一             Team LeMans                    36.895 0.212
 4  8 土屋武士             Team LeMans                    36.945 0.262
 5  1 本山 哲             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            36.971 0.288
 6 11 松田次生             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   37.130 0.447
 7 20 井出有治             mobilecast TEAM IMPUL          37.157 0.474
 8 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION          37.200 0.517
 9  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO Racing Team   37.219 0.536
10  2 金石年弘             TEAM ADiRECT 5ZIGEN            37.308 0.625
11 32 小暮卓史             PIAA NAKAJIMA RACING           37.405 0.722
12  4 立川祐路             Yellow Hat KONDO Racing Team   37.430 0.747
13 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast TEAM IMPUL          37.518 0.835
14 25 片岡龍也             Team LeMans Spirit            37.932 1.249
15 28 野田英樹             CARROZZERIA Team MOHN          38.262 1.579
16 12 影山正美             COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   38.365 1.682
17 27 山西康司             CARROZZERIA Team MOHN          39.073 2.390
-------------------------------------------------------------------------------
参加台数:17台 出走台数:17台

シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

全日本F3第7/8戦 もてぎ/トヨタモータースポーツニュース


(C)Toyota

          全日本F3第8戦でトヨタエンジンが表彰台独占!
            インギングのR.クインタレッリが今季3勝目
                 横溝直輝が2位に入りチーム1-2

 全日本F3選手権の第4大会(第7戦、第8戦)が6月5日(土)、6日(日)
の両日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。同大会にはシリーズ参戦中の14
台が参加。このうちトヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車は10台を占め、4
日(金)に行われた練習走行では横溝直輝(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)
がトップタイム、中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)が3番手タイム
を記録するなど、トヨタ勢は好調を維持して、もてぎ戦に臨んだ。

◆予選◆
 5日(土)は入梅入り前の好天に恵まれ、午前中から気温26度と夏本番を思わせ
る暑さの中で午前9時30分から15分間づつ公式予選が行われた。
 第7戦の予選は、序盤から積極的にアタックした番場琢(トムス/トヨタ・トム
ス3S-GE)がJ.P.デ・オリベイラ(M-TEC MF204C)と激しい予選トッ
プタイム合戦を展開した末、最終アタックで2番手グリッドを獲得。3番手には第
6戦優勝のR.クインタレッリ(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)が続い
た。
 第8戦の予選では、さらに調子を上げたR.クインタレッリが3周目のタイムア
タックで2番手を確保。再び予選最終アタックで、逆転ポールポジションを狙った
番場琢は、若干のミスが響いて惜しくも3番手、横溝直輝が4番手につけた。

◆第7戦決勝◆
 5日(土)午後3時15分に第7戦の決勝がスタートする頃には、気温はさらに上
昇して31度を記録。路面温度も50度近くまで上がる中、注目のスタートでは、2番
手グリッドから番場琢が絶妙なスタートを切り、ポールポジションから首位を逃げ
るJ.P.デ・オリベイラを激しく追い上げた。しかし、3周目の最終コーナーで
痛恨のコースオフを喫して7位まで後退。
 一方、3番手スタートのR.クインタレッリはオープニングラップの3コーナー
先でF.カルボーン(ニッサンSR20VE)にパスされ4位にポジションを下げたもの
の、番場琢のコースオフで再び3位に浮上。これに8番手グリッドスタートながら
着実に順位を上げて来たR.アンティヌッチ(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)
が続いた。
 その後、R.クインタレッリは後半ややペースが鈍り、R.アンティヌッチはオー
バーテイクのチャンスを探るが、抜きどころの少ないもてぎのロードコースで逆転
はならず、そのままR.クインタレッリが3位でチェッカー。
 ゴール後、スタート時に番場琢に対して進路妨害があったとして、J.P.デ
・オリベイラに1分加算のペナルティが課されたため2位以下13位までの順位が繰
り上がり、R.クインタレッリが2位、R.アンティヌッチが3位、横溝直輝が4
位となった。なお、この暫定結果に対してトムスチームから控訴が提出されたため、
第7戦の正式結果は裁定されるまで保留となった。

◆第8戦決勝◆
 6日(日)は朝から打って変わり曇天。午後から降雨との予報だったが、午前11
時5分スタートの第8戦の決勝レースはドライコンディションで行われた。
 2番手グリッドのR.クインタレッリはきれいなスタートを決め、ポールポジショ
ンのJ.P.デ・オリベイラを抑えて1コーナーへ。一方、3番手グリッドの番場
琢はスタートを失敗し、横溝直輝とR.アンティヌッチが先行、これに番場琢と山
本左近が続いて序盤戦に突入した。
 首位を行くR.クインタレッリは、2位で追いすがるJ.P.デ・オリベイラを
0.5秒の僅差で従えたまま周回を重ねて首位を死守。緊迫した接近戦に観客は釘
付けになった。しかし、13周目にJ.P.デ・オリベイラはエンジントラブルで
ストップし、2位以下がポジションアップ。その後も安定したペースで走り切った
R.クインタレッリと横溝直輝のインギング勢が、チーム初のワン・ツー・フィニッ
シュを飾った。
 そして、3位にR.アンティヌッチ、4位は番場琢、5位には番場琢を追って11
周目に決勝中ベストタイムを記録した山本左近が続き、トヨタエンジン搭載車は上
位5位までを独占して圧勝。
 見事今季3勝目を挙げたR.クインタレッリは、選手権ポイントでもR.アンテ
ィヌッチを逆転して首位に立った。
--------------------------------------------------------------------------------
インギング R.クインタレッリのコメント:
 第7戦では後半パフォーマンスが落ちたが、第8戦では良いスタートを切ること
が出来、セッティングの変更も功を奏して最後まで快調だった。序盤はタイヤ内圧
が低めの状況でJ.P.デ・オリベイラを抑えるのが辛かったが、その後は気持ち
よく走れた。クルマはとても良い状態にあり、次戦以降も自信を持ってベストを尽
くす。

インギング 横溝直輝のコメント:
 ここにきてチームも自分もモチベーションが高まっており、エンジンのパフォー
マンスも向上したことで良い結果につながった。自分としては練習走行で好タイム
が出ても予選結果につながらないのが課題だが、今回の結果で精神的にも落ち着い
たと思う。得意な鈴鹿、SUGOでは優勝を果たせるよう頑張りたい。

トヨタ・チームトムス R.アンティヌッチのコメント:
 予選結果が悪かったにもかかわらず、連続3位に入ることが出来た。ここまでは
毎回初めてのサーキットだったが、次の鈴鹿は開幕戦で走っているので自信を持っ
て臨み、良いレースをしたい。

トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
 番場琢君は第8戦でのスタート失敗が残念だったが、内容の濃い週末になっただ
ろう。中嶋一貴君は良い練習で良いセットを見つけられたが、慣れや経験不足で予
選結果につながらなかった。横溝直輝君は、第8戦で2位表彰台に立ったが、それ
でも彼にとっては不本意な結果に違いない。山本左近君も含め、誰もがいつでも勝
てるレベルに達していると思う。しかし、決勝グリッドとスタートのウェイトが大
きなこのコースで予選一発のタイムを出せるかどうかというのはやはり重要なポイ
ントだ。そのあたりが今後の課題になるだろう。


---------------------------------------------------------------------------
第7戦 リザルト(暫定) 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing 25'45.713 14 5
 2  4 R.クインタレッリ(イタリア)  トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING                3.959 14 3
 3  1 R.アンティヌッチ(アメリカ)  トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 4.768 14 8
 4  3 横溝直輝         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING                5.239 14 7
 5  2 武藤英紀         ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING           6.132 14 4
 6  8 中嶋一貴         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 7.302 14 6
 7 36 番場 琢          トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 8.000 14 2
 8  7 山本左近         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 9.871 14 9
 9 33 池田大祐         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports      14.355 14 10
10 32 小早川済瑠       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports      20.760 14 11


第8戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1  4 R.クインタレッリ(イタリア)  トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING            36'31.621 20 2
 2  3 横溝直輝         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING                1.040 20 4
 3  1 R.アンティヌッチ(アメリカ)  トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 2.181 20 5
 4 36 番場 琢          トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 4.014 20 3
 5  7 山本左近         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 5.747 20 6
 6 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing     7.608 20 9
 7  2 武藤英紀         ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING           7.848 20 7
 8 33 池田大祐         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports      16.892 20 10
 9 14 柳田真孝         ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing    18.626 20 12
10 32 小早川済瑠       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports      30.765 20 11

ドライバーズポイント
(第8戦終了時での有効得点:暫定) 順位 ドライバー名 エンジン ポイント
1 R.クインタレッリ     トヨタ・トムス 98
2 R.アンティヌッチ     トヨタ・トムス 94
3 中嶋一貴               トヨタ・トムス 70
4 番場 琢               トヨタ・トムス 68
5 J.P.デ・オリベイラ M-TEC          64
6 横溝直輝               トヨタ・トムス 61
8 山本左近               トヨタ・トムス 46
9 池田大祐               トヨタ・トムス 32

※ポイントはシリーズ全戦の80%が有効

Japanese F3

F3 第8戦 ツインリンクもてぎ 上位3人のコメント


(Photo:K.Takeshita)

優勝 ロニ・クインタレッリ
「今日はすごくハッピーだ。いいスタートができて、その後も速く走ることが出来た。
チームが昨夜いい仕事をしてくれたことに感謝したい。オリベイラは速かったので、
彼がスローダウンするまでミスは絶対許されない状況でプレッシャーを感じた。ラスト
5周でブレーキがおかしくなったが、2位の横溝までは差があったので慎重に走った。
いいクルマを用意してくれたチームに感謝したい」

2位 横溝直輝
「初の1-2フィニッシュということで、チームにとってもいい結果が出ました。クイン
タレッリ同様クルマは良かったが、序盤に引き離されてしまったのであれが精一杯
でした。トリイレーシングはワークス体制を築けていないのにこれだけの結果を出せた
ので、彼らの努力は充分報われたと思います。鈴鹿ではトムス勢にばんばん抜かれて
悔しい思いをしましたが、それをバネにクルマもエンジンも良くしてくれ、あとは
ドライバーが頑張るだけ、という状態になっていました。次の鈴鹿もその後の菅生も
僕は得意なので、次は自分が勝つ番だと思って頑張ります」

3位 リチャード・アンティヌッチ
「スタート位置よりもポジションを上げられたので、今日はいいレースだったと思う。
番場を押さえ込むのに苦労して、その間にトップとの差が開いてしまった。オリベイラ
がスローダウンしてポジションは上がったが、もうそれ以上は何も出来ない状態だった。
もてぎにはシーズン終盤にまた戻ってくるので、そのときは今回以上にいい結果を
出したい」

Japanese F3

F3第8戦 決勝


見事なスタートでトップに躍り出たクインタレッリ(Photo:K.Takeshita)

全日本F3選手権第8戦は、昨日に引き続いて快晴のツインリンクもてぎで行われ、
2番グリッドの#4ロニ・クインタレッリがスタートを決めてトップに躍り出て、
そのまま後続を振り切り、今季3勝目を上げた。

午前11時5分、F3第8戦のフォーメーションラップがスタートした。
気温28度、路面温度33度、風は最終コーナーから1コーナーに向かって強く吹いている。
午後からの降水確率が70%ということもあり、空には雲が厚く垂れ込めている。
2番手グリッドのクインタレッリがスタートで勢い良く飛び出して#10ファオ・パオロ・
デ・オリベイラを抜き去りトップに立つと、そのままぐんぐんとペースを上げて後続
を引き離しに掛かる。前日の第7戦でスタート時のドライビングにペナルティを課された
オリベイラは慎重になりすぎたようだ。
3番手にはクインタレッリのチームメイトの#3横溝直輝が上がってきた。
その後方ではスタートで順位を落としてしまった#36番場琢が同じトムスの#1リチャード
・アンティヌッチにバックストレッチで並びかけるが、抜くには至らない。その間に後方
から#7山本左近が接近してきて、4位集団はトムス勢3人によるドッグファイトとなった。
序盤から後続を振り切ろうとペースを上げるクインタレッリだったが、タイヤの空気圧
が低かったせいでクルマがコントロールし難い状態のため、すぐにオリベイラが挽回し
て背後に迫ってきた。オリベイラは後方で盛んに揺さぶりをかけるが、13周目の130Rを
立ち上がったところで突然スローダウン。そのままピットに入ってクルマを降りた。

オリベイラが脱落した後は、クインタレッリのポジションを脅かすものはなく、クイン
タレッリは落ち着いてクルマをゴールまで運び、今季3勝目を上げた。
2位にはチームメイトの横溝直輝。インギングは初めての1-2フィニッシュを達成した。
2004年6月6日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.-Driver--------------------------Car---------Engine----Lap----Gap---
 1   4  ロニ・クインタレッリ            D   F302/3  T 3S-GE   20      -
 2   3  横溝直輝                        D   F303    T 3S-GE   20     1.040
 3   1  リチャード・アンティヌッチ      D   F304    T 3S-GE   20     1.141
 4  36  番場琢                          D   F304    T 3S-GE   20     1.833
 5   7  山本左近                        D   F304    T 3S-GE   20     1.733
 6  12  ファビオ・カルボーン            D   F303    N SR20VE  20     1.861
 7   2  武藤英紀                        L-D F106/03 H MF204C  20     0.240
 8  33  池田大祐                        L-D F106/03 T 3S-GE   20     9.044
 9  14  柳田真孝                        D   F302    N SR20VE  20     1.734
10  32  小早川済瑠                      L-D F106/03 T 3S-GE   20    12.139
11  19  柴田裕吉                        D   F302    T 3S-GE   20     1.031
12  50  磯崎元彦                        D   F304    T 3S-GE   20    34.527
-----------------以上完走------------------------------------------------------
     8  中嶋一貴                        D   F304    T 3S-GE   14     6Laps
    10  ファオ・パオロ・デ・オリベイラ  L-D F106/03 H MF204C  12     2Laps

Fastest Lap #7山本左近 1'48.698(11/20Lap)
規定周回数 18

Japanese F3

F3第8戦 ツインリンクもてぎ 予選


(Photo:K.Takeshita)

全日本F3選手権第8戦の予選が、第7戦の予選から10分のインターバルを経て行われ、
#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラが第7戦に続いての連続ポールを決めた。
2番手には#4ロニ・クインタレッリ、3番手には#36番場琢が入り、4番手は#3横溝直輝
だった。開幕2連勝の#8中嶋一貴はここでも振るわず、8番手に終わった。

第8戦の決勝レースは明日11時5分より、20周で戦われる。
2004年6月5日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第8戦予選結果
-P.-No.-Driver-------------------------Car----------Engine----Time-----Gap---
 1  10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ  L-D F106/03  H MF204C  1'47.617  -
 2   4 ロニ・クインタレッリ            D   F302/3   T 3S-GE     47.700 0.083
 3  36 番場琢                          D   F304     T 3S-GE     47.874 0.257
 4   3 横溝直輝                        D   F303     T 3S-GE     47.895 0.278
 5   1 リチャード・アンティヌッチ      D   F304     T 3S-GE     47.920 0.303
 6   7 山本左近                        D   F304     T 3S-GE     47.952 0.335
 7   2 武藤英紀                        D   F304     H MF204C    48.046 0.429
 8   8 中嶋一貴                        D   F304     T 3S-GE     48.300 0.683
 9  12 ファビオ・カルボーン            D   F303     N SR20VE    48.419 0.802
10  33 池田大祐                        L-D F106/03  T 3S-GE     48.697 1.080
11  32 小早川済瑠                      L-D F106/03  T 3S-GE     48.810 1.193
12  14 柳田真孝                        D   F302     N SR20VE    49.032 1.415
13  50 磯崎元彦                        D   F304     T 3S-GE     50.794 3.177
----------------------------------------------------------------------------
    19 柴田裕吉                        D   F302     T 3S-GE     出走せず

Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢
Tはトムストヨタ、HはM-TECホンダ、Nはスリーボンドニッサン

全日本GT選手権

JGTC 第8戦 鈴鹿GT300km 決勝/SUBARU WRC エクスプレス

2003全日本GT選手権 第8戦(最終戦)
「SUZUKA GT 300km 」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年11月15-16日
■開催場所:鈴鹿サーキット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ クスコスバルADVANインプレッサ
  5位走行中の中盤にリタイアを喫す

JGTC第8戦(最終戦)は11月15~16日に三重の鈴鹿サーキットで開催さ
れ、小林且雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、5位
走行中の25周目にミッショントラブルのためにリタイアとなった。

15日の公式予選は11時から1回目が行われ、#77インプレッサの谷川は従来
のコースレコードを上回る2分7秒335のタイムをマークするものの12位。15時
から行われる予選2回目でもタイムアップはならず、参加25台中12位という結
果に終わった。

前夜の雨も上がった16日朝はフリー走行こそウェットコンディションだったが、
すぐにコースも乾いた。52周の決勝レースは14時5分にスタート。スタートを
担当した谷川は、ロケットスタートを決めて1周目に3台をかわし9位にポジショ
ンアップ。さらに9周目に8位、18周目に7位、20周目に6位、そして22周
目には5位と着々と順位を上げ、スタンドに陣取るスバルファンを喜ばせた。
8月の鈴鹿1000kmレースでは2位表彰台を獲得するなど、鈴鹿とのマッチン
グも悪くないはずでここからさらに上位入賞が期待された。
しかし中盤、ルーティンピットインまであと2周と迫った25周目にミッショント
ラブルのためにコース脇にマシンはストップ。残念ながらそのままリタイアという
結果になってしまった。

■大溝敏夫監督
「(8月の)鈴鹿1000kmで試したつもりだったものが壊れてしまいました。
  これをバネに来年、またやり直しです。現在の車両をベースに空力面、足回りな
  ど大幅なモディファイになるでしょう。結果的にスバルファンの応援に応えるこ
  とができませんでしたが、1年間ありがとうございました。来年は必ず巻き返す
  という決意で臨みます」

■Race Results
Pos.  No.  Driver   Car Name   Time/Diff
 1  #19 青木孝行/田中 実  ウェッズスポーツCELICA                1:48'23.165
 2   #3 木下 みつひろ/柳田真孝 ハセミスポーツ・エンドレス・Z         +22.172
 3  #71 片岡龍也/澤 圭太  シグマDUNLOPセリカ                          1Lap
 4  #81 星野一樹/植松忠    ダイシンADVANシルビア                       1Lap
 5  #24 余郷 敦/浅井亮博  EndlessタイサンADVAN GT3R                   1Lap
 6   #7 大井貴之/松本晴彦  雨宮マツモトキヨシアスパラRX7               1Lap
 7   #5 玉中哲二/三船 剛  BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R               1Lap
 8   #2 高橋一穂/渡辺 明  リニューカー・インターリンク・ベルノ東海NSX 1Lap
 9  #26 山路慎一/西澤和之  PLUS e  タイサン アドバン GT3R              1Lap
10 #910 平川 晃/宮川やすお  910 BORO アドバンポルシェ                 1Lap
 R  #77 小林且雄/谷川達也  クスコスバルADVANインプレッサ              25Laps


◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC ドライバー、チームタイトル記者会見


両クラスチャンピオンとチーム監督 (Photo: Motorsports@nifty)

■GT500クラスチャンピオン ザナヴィニスモGT-R

本山哲
 「涙ぐんでいましたねという質問に答えて)ゴールしたときは涙ぐんでた以上でした。いままでもいろんなレースで優勝したりチャンピオンを取ったりしてきましたが、GTでチャンピオンになれたのは夢みたいで、こんな感じになったのは初めてかも知れません。フォーミュラニッポンで3回チャンピオンになったけど、スカイライン最後のレースということで意気込みも大きかったし、ここ数年戦闘力的にもつらい状況だったし、そんななか、みんなの努力の結果でクルマが速くなってきましたし、クルムと2人で絶対にほしいタイトルだったんです。今週はレースウイークに入ってよい流れだったし、レース序盤も思った以上に順調でクルムに代わってからも信頼はしてたし、それでも、安心はしてるんですけどゴールするまでは喜べない、最終ラップに入ってからは、すごく嬉しくなって……。結果的に1勝もできずにチャンピオンになったけど、今シーズンで一番嬉しかったのは今日のレースと今日の結果、辛かったのはGTの戦い方がいろんな考え方があってウェイトの問題があっりして難しかったことです。オートポリスが終わって6点差だったのでそこからタイトルを意識するようになったし、チームの総合力を出しければいい結果がでるという予感もありました。99年もチャンスがあったんですが、ルマンの予備予選に行かされて、いや、行かしていただいたので取れなかったんです。今シーズン、FNとGTの両タイトルを取れたのは夢みたいで、こんなにうまくいくとは思っていなくてすごく嬉しいです。来年は日本を卒業したい気持ちも強いし、より大きなステージで活躍するために今、がんばっています。目標はF1です。」

ミハエル・クルム
 「本山選手、F1に行ってほしいね。日本で何回も勝ってもう勝つことないじゃない。ダブルチャンピオンでF1に行ってほしいね。ぼくのスティントは長くて硬いタイヤを使っていました。クルマはバランスがよかったし、タイヤのタレも少なかったです。今日のスカイラインはすばらしかったので、集中してミスしないように最後まで走るようにしました。エッソ・スープラとのタイム差は、+20とか+19とかのピットサインからわかっていました。今日はコースのいろんなところで赤旗……(笑)、赤い旗が振られててすごい応援でファンのみなさんに感謝しています。今シーズンは、今日のレースが最高でした。一回は勝ちたかったんですが、チャンピオンが一番大事ですから。本山選手とのコンビネーションは、二人とも同じペースで走れたし、どちらがスタートドライバでもよかったし、最高でした。そして#22ともいつもお互いに協力しあったし、お互い邪魔しないようにしていました」

■GT300クラスチャンピオン ハセミスポーツ・エンドレス・Z

木下みつひろ
 「今年初めてZというクルマでレースを走ったんですが、クルマがどういうポテンシャルなのかドライバーとしては不安なシーズンスタートだったんですけど、思ったよりエンジンの開発のスピードが速かったし、タイヤ、ブレーキ、そういうったものも一戦毎によくなってきました。予選は、これ以上の走りがないくらい攻められたし、長谷見監督からのアドバイスもあってとれたポールポジションでした。決勝のペースも悪くなかったし柳田選手のペースもよかったし、いいレースだったと思います。でも、勝ってチャンピオンを決めたかったですね。今年はS耐も最後のスカイラインで走ってチャンピオンを取れたし、GTでもZで走ってチャンピオンを取れて、なんか来年どうなのかなと……。期待しているんですけど。そのくらい頑張りました(と、柿本監督に来年はGT500のドライバーとして採用してもらえるようにアピールする。しかし返事は「ボーナスをもらいなさい」だった)」

柳田真孝
 「今日のレースは、ピットアウトしたとき坂東さんのところ(ウェッズスポーツCELICA)が前を走っていたので、あー、やられたなあと思いました。でも、追いかけようとしたら、向こうのペースも速くてここで無理をして、また接触してシーズンを終わらせたくなかったし、レースはゴールしてなんぼなんで、自分のペースで走れば問題なかったので1位狙うのはあきらめて、チャンピオン優先でレースをしました。レースは、最終ラップの最終コーナーまでわからないので、チャンピオンを確信したのは、ゴールしてチームのみんなやNISMOの人が出てきてくれて、グランドスタンドのニッサンのファンの人たちが喜んでくれているのを見たときでした。帰ってくるときも、どのコーナーにもニッサンの旗を振ってくれている人たちがいたのでそれを見てすごく感動しました。今シーズンは最初は直線番長とかいわれて、苦しいときもあったんですが、クルマの方も進歩して、チームも一生懸命がんばってくれて尻上がりに良くなり、最後になって鈴鹿のようなテクニカルコースでも速く走れたことがチャンピオンにつながったんだと思います。全日本のタイトルを取ったのは初めてなのでまだ実感はないです。父(柳田春人氏:Z使いで有名なドライバーだった)にも今日電話でチャンピオンの報告をします」

■GT500クラスチームタイトル NISMO

柿本邦彦(監督)
 「2001年チームタイトルを取ったときは、ポディウムで千葉さん(チームタイサン監督)にシャンパンをかけられまして、今日かけかえしてやろうと思ったらいなかったんですよ。タイトルのカップをもらったとき、こんな大きなのをもらえるのかと思って……、これが今日一番よかったことです(笑)。今年はスカイラインが最後なので、何らかの証が欲しかっんです。正直、ドライバーズ選手権は厳しいかなと思ってたんでが、前戦のオートポリスでエッソ・スープラが順位調整をしなければ、11点差だったのに、エッソが6点差で待っててくれたので、我々にとってもチャレンジする気持ちが生まれました。このチーム力が選手権を取るのに貢献したと思います。そういう意味でもうちのスタッフの力は誇りに思っていいでしょう。今シーズンは、スープラがうまくレギュレーションをついてきて、圧倒的にエンジンが勝っていました。あっぱれですね。スカイラインはコーナリング性能で勝負するんですがタイヤの負担が大きいのに対して、スープラは立ち上がりの加速とストレートのスピードで勝負するというのが今シーズンの構図でした。スカイラインは、タイヤとのマッチングが悪いと減りが早くてドライバーに無理を強いた戦い方になってしまいました。そういう状況を凌いだという点でドライバーズ選手権には価値があると思います。それと、3回開催された富士で強かったですね。コーナーがあまり多くないし、それもハイスピードコーナーだったので、これがうちに合ってタイヤに負担がかからなかったです。来年は富士がないので我々の思想に基づくレーシングカー作りでは厳しいかなと思います。スープラやNSXを研究してああいうクルマ作りを今後していく必要があると思っています。来年はZを4台走らせます。4台目はハセミスポーツを予定しています。300クラスにもZを走らせますが、千葉さんがいらっしゃるので300の台数は内緒です。来年は、厳しいでしょうね。クルマが代わるし我々にとってはチャレンジャブルなシーズンになると思います」

■GT300クラスチームタイトル TEAM TAISAN ADVAN

千葉泰常(監督)
 「ドライバーズタイトルは取れなかったけど、昨年までうちでがんばってくれていた木下選手がZでタイトルを取れたので喜んでいます。#26が1コーナーで#5にプッシュされてバンパーが飛んでタイヤを痛めてしまって10位になってしまいました。モータースポーツをアドバンさんと国さんと始めて今年で20年、GTは10年ですから節目ということで本当は両タイトルを欲しかったんです。そのために去年から今年にかけて7回海外へ飛んで、ポルシェとバイバーを勝たせる手段を勉強してきました。おかげで去年のワークスが使っていたエンジンを手に入れることができました。これで、10年で7回GTのタイトルを取ることができましたが、本当に疲れました」

全日本GT選手権

JGTC 第8戦 鈴鹿GT300km 決勝/ホンダモータースポーツニュース


執念の2位を獲得したTAKATA童夢NSX (C)Honda

            TAKATA童夢NSX(道上 龍/S.フィリップ組)2位 

■決勝日時 :11月16日(日)
■決勝レース :52周(約302km)
■天候 :予選/曇り 決勝/晴れ
■気温 :20.6℃(15:00現在)
■コース :ドライ
■観客数 :3万4000人(主催者発表)


 11月16日(日)、鈴鹿サーキット国際コース(三重県)においてシーズン最終戦
となる2003年全日本GT選手権(JGTC)第8戦「SUZUKA GT 300km」の決勝レース
(52周=約302km)が開催された。

 15日(土)に行われたGT500クラス公式予選でNSX-GT勢は、道上 龍/セバスチャ
ン・フィリップ組(TAKATA童夢NSX)が1分55秒889を記録し予選4番手を獲得。松
田次生/アンドレ・ロッテラー組(Mobil 1 NSX)は予選8番手、加藤寛規/光貞秀
俊組(RAYBRIG NSX)は予選9番手、伊藤大輔/トム・コロネル組(G'ZOX-NSX)は
予選10番手、土屋圭市/金石年弘組(ARTA NSX)は予選11番手から決勝スタートを
迎えることとなった。

 決勝レースは晴れ、気温20.6℃と11月中旬としては暖かいコンディションのなか、
14時05分に本年最後のローリングスタートが切られた。NSX-GT勢のオープニングラッ
プはS.フィリップ選手(TAKATA童夢NSX)が4位。このレースを最後に現役引退を
表明している土屋圭市選手(ARTA NSX)が11番手スタートから8位に浮上。加藤寛
規選手(RAYBRIG NSX)が9位、A.ロッテラー選手(Mobil 1 NSX)が11位、伊藤大
輔選手(G'ZOX-NSX)が12位で通過した。

 5周目の最終コーナーで、激しい3番手争いを演じていたS.フィリップ選手がau
セルモスープラを抜き、3番手に浮上。さらに10周目、トップを走るADVANスープ
ラがコースアウトにより、2番手に浮上する。

 21周通過時点で、S.フィリップ選手が2位、土屋選手は6位、加藤選手が7位、
A.ロッテラー選手が11位、伊藤大輔選手は12位を走行する。トップグループを走る
ライバル達が18周終了あたりでドライバー交代を行うのに対し、NSX-GT勢は、ピッ
トインのタイミングを遅らせることができたため、タイヤを終盤戦まで温存するこ
とができる有利な展開となった。ライバルたちのピットインの間に 暫定トップに
立ったS.フィリップ選手は25周終了時に道上選手へドライバー交代を行った。

 30周目、ほぼ全車がドライバー交代を終えた時点でのNSX-GT勢の順位は道上選手
が2位、光貞選手は6位、金石選手は8位、T.コロネル選手は11位、松田選手は12
位を走行。NSX-GT勢はレース終盤での勝負に向けて徐々に追い上げを図る。

 最終戦を勝利で飾るべくチャージし続ける道上選手は2分00秒台の好タイムを連
発。一時は約18秒にまで離されていたトップとの差を、47周目には2秒台へ短縮す
る。そして、トップの背後につきプレッシャーを与え続けていく。その結果、48周
目のシケインの入り口でトップのカルソニックスカイラインがオーバーランし、道
上選手が最終コーナーで念願のトップに浮上した。ところが、直後49周目の2コー
ナー進入時で、道上選手と2位のカルソニックスカイラインが接触したか道上選手
がスピンアウトを喫してしまう。だが、道上選手は諦めることなく2位のままコー
スへ復帰。車体のダメージをかばいながら残りの周回を走りきり執念の2位を獲得
した。
 続くNSX-GT勢は光貞選手が5位、金石選手が6位、T.コロネル選手が11位、松田
次生選手が12位でチェッカーを受け、全車完走を果した。

 決勝暫定結果に関し、童夢レーシングチームは抗議書を提出したが、大会審査委
員会調査・検討のうえ却下とした。そのため、童夢レーシングチームは控訴を提出
する意思を表明。
 このため、大会事務局は決勝暫定結果をもって最終とし、正式結果を保留した。
 正式結果については、後日、JAFの裁定後に発表される。

 レース終了後、土屋圭市選手(ARTA NSX)の現役引退セレモニーが行われた。高
橋国光監督と鈴木亜久里監督からはなむけの花束を受け、多くのファンや関係者が
見守るなかパレードラップを行い、26年間の現役生活に別れを告げた。
-------------------------------------------------------------------------
●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「NSX-GTへのご支援、ご声援ありがとうございました。シーズン序盤はマシン開
   発が思うように進まず、苦しいスタートを強いられましたが、第5戦富士で優
   勝を遂げるなど、徐々にライバル達との差を縮めてまいりました。この最終戦
   でも、最後まで激しい優勝争いをするなど、NSX-GTのポテンシャルはライバル
   達と十分に渡り合える力をつけることができたと確信しております。ただ、来
   年の開幕までにより一層の努力をしなければ、シリーズチャンピオン争いはよ
   り厳しくなるものと思っております。これからも、NSX-GTの活躍をファンの皆
   様に観ていただくため、マシン開発に励んでまいりますので、よろしくお願い
   致します」

■暫定2位 #18 TAKATA童夢NSX
●道上 龍(Ryo Michigami)選手
「最終戦で優勝できなかったことは、本当に悔しいですね。自分自身としては、最
  後にトップを追い上げることができて満足しています。今日は、多くのファンか
  らTAKATA童夢とHondaの応援を受けて気持ちよく走ることができました。今シー
  ズン序盤は、NSX-GTが厳しいレースを強いられましたが、後半に巻き返すができ
  ましたし、我々も1勝を挙げることができました。来シーズンは最初から飛ばし
  ていけるようにマシンの開発を頑張っていきたいと思います」

●セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手
「最後の展開は少し残念でしたが、最終戦で表彰台に上がることができて満足して
  います。レース中は、TAKATAの関係者やファンの皆さんからの応援が身近に感じ
  てとても嬉しかったです。来年もまたお会いしましょう」

<土屋圭市選手の現役引退にあたり>●山本 幹(Miki Yamamoto)本田技研工業
株式会社 モータースポーツ部 部長
「私どもは1994年のル・マン24参戦から土屋選手と共に頂点を目指して参りました。
  そして1995年のル・マン24では見事クラス優勝の栄冠を獲得、JGTCでは、NSX-GT
  で2001年にランキング2位を獲得してくれました。モータースポーツファンから
  圧倒的な人気を得ていた土屋選手は国内外問わずモータースポーツ界の隆盛に大
  きな貢献をしてくれました。長い間、我々とともに頂点を目指し、絶え間ない努
  力を続けてくれた土屋選手に、心より『お疲れ様』と申し上げます。また、土屋
  選手を応援していただいた多くのファンの皆様や、陰ながら支えてくれた皆様に
  厚くお礼申し上げます。我々も引き続き、NSX-GTの全日本GT選手権参戦を支援
  していく所存でございますので、皆様のさらなる応援をいただきます様、お願い
  申し上げます」

全日本GT選手権

JGTC 第8戦 鈴鹿GT300km 決勝/トヨタモータースポーツニュース


スープラ勢最上位で今季を終えた脇阪/飯田組のトヨタ・スープラ(C)Toyota

JGTC最終戦

        トヨタがエンジンチューナー部門タイトル獲得
     惜しくもGT500ドライバーズ/チームタイトルは逃す。
       GT300ではセリカの田中/青木組が今季2勝目

 全日本GT選手権の今季最終戦となる第8戦「SUZUKA GT 300km」
が11月15日(土)、16日(日)の両日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開
催された。
 シリーズ最終戦を迎え、激戦のGT500クラスでは、ディフェンディングチャ
ンピオンのエッソウルトラフロースープラ1号車がポイントランキングトップ。
 一方、GT300クラスは、RECKLESS MR-S31号車が逆転タイト
ルに望みをつなぐ9点差のランキング2位、シグマDUNLOPセリカ71号車が
10点差の3番手と、両クラスのチャンピオン争いをかけてレースに臨むこととなっ
た。
 今大会にはGT500クラスに18台/GT300クラスに25台の総勢43台
が参加。このうちトヨタ勢は、GT500クラスへスープラ7台、GT300クラ
スへは、今回がデビュー戦となるKoseiSPIRITセリカ17号車を含む3
台のセリカと2台のMR-Sがエントリーした。

◆予選◆
 公式予選は15日(土)午前10時から1回目のセッションを実施。曇天のドラ
イコンディションのもと、午後から降雨の予報もあったため、いくつかのチームは
予選タイヤを2セットとも投入して臨戦体制。このセッションでのトップタイムは、
前日の練習走行から一番時計を記録して好調なアドバンスープラ25号車。これに
100kgものウエイトを積むauセルモスープラ38号車が続いた。また、90kg
のウエイトを積むスープラ1号車はセッティングに苦しみ、5番手につけた。

 午後3時より行われた2回目のセッションは、開始直前に小雨が降ったものの結
局曇天のまま推移。ドライながら路面コンディションは、思わしくなく、自己ベス
トの更新はならなかったが、午前、午後の予選セッションでトップタイムを記録し
たスープラ25号車が初のポールポジションを確定。2番手の38号車とともにスー
プラが決勝レースのフロントローを独占することになった。
 一方、スープラ1号車はセッション終盤にセッティングを変更してタイムアップ
を狙ったが、他車のコースアウトで路面状況が悪化して果たせず、6番手からのス
タートとなった。

 また、GT300クラスでは、ウエッズスポーツセリカ19号車が1回目のタイ
ムで2番手、F3マカオGP出場の片岡龍也に代わって黒澤治樹を起用したセリカ
71号車は5番手グリッドとなった。

◆決勝◆
 16日(日)は、前夜の降雨により朝方こそ路面は濡れていたが快晴のもとで決
勝レースを迎えた。ポールポジションから順調に序盤戦でトップを快走したスープ
ラ25号車は、10周目のS字コーナーでスピンしたGT300車両を避けてコー
スアウトを喫して後退。フロントロースタートのスープラ38号車も2位を維持す
るものの、重いウエイトに苦しめられ、序々にポジション後退を余儀なくされた。
 また、チャンピオンを争うスープラ1号車は、他チームの厳しいブロックに阻ま
れ6位を走行していたが、タイヤの摩耗が激しく、20周目に予定より早めのピッ
トイン。5位で後半戦を迎えたが、40周目のシケインで他車を避けようとしてショー
トカット、7位にポジションダウンしてチェッカーフラッグ。

 スープラ勢最上位は、7位に入ったスープラ1号車で、惜しくもドライバーズ/
チームのタイトル獲得はならなかったが、トヨタは、エンジンチューナー部門でタ
イトルを獲得した。

 一方、GT300クラスでは、セリカ19号車がスタートで3位に後退するもの
の9周目に2位に浮上。中盤戦のピットインで素早く作業を終えて首位へ躍進。第
5戦に続く2勝目を飾った。また、セリカ71号車は前半早めのピットインの後、
4位から必死の追い上げを見せて3位でフィニッシュしたが、逆転チャンピオンに
は僅かに届かなかった。
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エッソウルトラフロースープラ1号車 ドライバー脇阪寿一のコメント:
今週末は終始タイヤのグリップ不足に苦しみ、他車のブロックもあって思うように
順位を上げられなかった。来季こそベストを尽くし、タイトル獲得へ向けて頑張り
たい。

エッソウルトラフロースープラ1号車 ドライバー飯田章のコメント:
決勝はアンダーステアがキツく、ペースを保つことが出来なかった。チャンピオン
を獲得出来なかったことは残念だが、この一年チーム全員でよく頑張ったと思う。

ウェッズスポーツセリカ19号車 ドライバー田中実のコメント:
今日はクルマも良かったが、ピットインでの素晴らしい作業など、メカニックのお
かげで勝つことが出来た。ピットアウトして3号車の前でレースに復帰出来た時に、
これで勝てると思った。今年は2勝出来てセリカのポテンシャルを示せたので、来
季は必ずチャンピオンを取りたい。

ウェッズスポーツセリカ19号車 ドライバー青木孝行のコメント:
チャンピオン争いに関われなかったのは残念だが、セリカはダウンフォースが強め
で、タイヤの持ちもいいなど実戦に強いクルマなので、来季こそは結果につなげた
い。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
最終戦では100%の実力を発揮することが出来ず、悔しい結果となったが、この
気持ちをバネに来季は頑張りたい。今季はドライバーズとチームタイトルは惜しく
も逃したが、GT‐500クラスでは新たに投入したエンジンでエンジンチューナ
ー部門チャンピオンを獲ることが出来た。また、全8戦中7戦でポールポジション
を獲得するなど、速さは証明したと思う。これからも引き続き応援をよろしくお願
いします。

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第8戦 リザルト(暫定)
 順位 車両 No. ドライバー                        所要時間/差 周回 予選結果
 1  12 スカイラインGT-R   B.トレルイエ/井出有治 1:46'46.159    52  7
 2  18 ホンダNSX          道上 龍/S.フィリップ    0'13.833    52  4
 3  23 スカイラインGT-R   本山 哲/M.クルム        0'24.503    52  3
 4  22 スカイラインGT-R   影山正美/R.ライアン      0'24.620    52  5
 5 100 ホンダNSX          加藤寛規/光貞秀俊        0'35.086    52  9
 6   8 ホンダNSX          土屋圭市/金石年弘        0'46.862    52 11
 7   1 トヨタスープラGT 脇阪寿一/飯田 章        0'50.872    52  6
 8  36 トヨタスープラGT 土屋武士/E.コマス        0'51.368    52 13
 9  39 トヨタスープラGT D.シュワガー/織戸 学    1'04.003    52 12
10  35 トヨタスープラGT 服部尚貴/脇阪薫一        1'04.439    52 15

チーム 車両 No. ドライバー 第8戦結果
ESSO TOYOTA TEAM LeMans トヨタスープラGT 1 脇阪寿一/飯田 章 7位
TOYOTA TEAM TOM'S       トヨタスープラGT 36 土屋武士/E.コマス 8位
TOYOTA TEAM SARD        トヨタスープラGT 39 D.シュワガー/織戸 学 9位
KRAFT                   トヨタスープラGT 35 服部尚貴/脇阪薫一 10位
TOYOTA TEAM CERUMO      トヨタスープラGT 38 竹内浩典/立川祐路 13位
TOYOTA TEAM TOM'S       トヨタスープラGT 37 黒澤琢弥/M.アピチェラ 14位
TEAM ADVAN・ツチヤ      トヨタスープラGT 25 荒 聖治/J.デュフォア リタイア
RACING PROJECT BANDOH   トヨタセリカ 19 青木孝行/田中 実 17位/1位
シグマテックレーシングチーム トヨタセリカ 71 澤 圭太/黒澤治樹 19位/3位
TEAM RECKLESS           トヨタMR-S 31 佐々木孝太/後藤 聡 27位/11位
DENTAIRE PROJET RACING with apr トヨタMR-S 34 西澤誠剛/松田晃司 33位/17位
TOM'S SPIRIT            トヨタセリカ 17 松永まさひろ/長島正興 36位/20位

ドライバーズポイント 順位 ドライバー ポイント
1位 本山 哲/M.クルム 86
2位 脇阪寿一/飯田 章 83
5位 土屋武士/E.コマス 61
6位 D.シュワガー/織戸 学 57
8位 竹内浩典/立川祐路 46
12位 J.デュフォア/荒聖治 26
14位 服部尚貴/脇阪薫一 24

 チームポイント 順位 チーム ポイント
1位 NISMO 106
2位 ESSO TOYOTA Team LeMans 83
4位 TOYOTA TEAM TOM'S 66
6位 TOYOTA TEAM SARD 57
7位 TOYOTA TEAM CERUMO 46
10位 TEAM ADVAN・ツチヤ 26
11位 KRAFT 24

エンジンチューナーポイント 順位 エンジンチューナー ポイント
1位 トヨタテクノクラフト 115
2位 オーテックジャパン 97
3位 無限 95
4位 東名エンジン 61
5位 BMW Motorsport 2
6位 シエラスポーツ 2

全日本GT選手権

JGTC 第8戦 鈴鹿GT300km 決勝/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第8戦 
「SUZUKA GT 300km」  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年11月16日
■開催場所:鈴鹿サーキット(三重県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#12「カルソニックスカイライン」今季2勝目で最終戦を締めくくる。
   3位の#23「ザナヴィ ニスモGT-R」の本山/クルム組が逆転チャンピオン。
                     ニスモはチームチャンピオンも獲得!

JGTC最終戦、鈴鹿の決勝レースが11月16日午後2時にスタートした。
レースを制したのはブノワ・トレルイエ/井出有治の#12「カルソニックスカイライ
ン」。そして#23「ザナヴィ ニスモGT-R」の本山哲/ミハエル・クルム組は逆転ド
ライバーズチャンピオンを獲得した。
さらに4位入賞した影山正美/リチャード・ライアン組の#22「モチュールピットワー
クGT-R」の貢献もあり、ニスモがGT500のチームチャンピオンを獲得。GT300でも#3
「ハセミスポーツ・エンドレスZ」の木下みつひろ/柳田真孝組がチャンピオンを決
めており、この日鈴鹿サーキットは「日産」の二文字に埋め尽くされた。

ローリングラップののちスタートした決勝レース、#22 GT-Rの影山が最大のライバ
ルである#1スープラの前に入り、6位で第1コーナーに入っていった。3位からスター
トした#23 GT-Rの本山は2位の#38スープラの後ろにピタリとつけて、オーバーテイ
クのチャンスをうかがうポジションを取った。本山は4周目のシケインで#38スープ
ラを捕え、さらにトップの#25スープラが10周目にコースアウトした時、早くもレー
スリーダーとなった。その後は2位の#18 NSXとの差を広げるべく攻めの走りを展開。
22周目にピットインし、クルムに交代するまでトップを快走し、グランドスタンド
の日産応援団ブロックを沸きあがらせた。

#12 GT-Rのトレルイエは5周目に#38スープラを抜いて4位に。そして24周目にピッ
トインし井出にバトンタッチ、他のGT500勢が給油を終えた29周目にはトップに躍
り出た。しかし、長い周回を受け持ったため終盤にはタイヤグリップを失い、#18
NSXの道上龍に迫られてしまう。
49周目にはいったん#18 NSXに先行を許すがすぐに首位を取り戻し、そのままトッ
プでフィニッシュラインをクロスした。

#23 GT-Rは、3位でレース中盤を周回し、この時点でチャンピオンの条件である2位
を目指し、#18 NSXを追った。しかし、ライバル#1スープラが42周目のシケインで
オーバーランし、順位を落としてチャンピオン争いから脱落すると安定したラップ
タイムでゴールを目指し、3位でチェッカーフラッグを受けた。#1が7位でレースを
終えたため、チャンピオンシップポイントで単独首位となり、念願の逆転ドライバー
ズチャンピオンを手中に収めた。

序盤に#1スープラの上位進出を拒んだ#22GT-Rの影山は、かたくなにポジションを
守り続け21周目に5位でピッイン。レースに戻ったライアンはクルムの#23 GT-Rの
後ろに入り、4位で受持ち周回をクリア。
4位完走を果たした。

■決勝暫定結果  RACE RESULTS - PROVISIONAL
Pos.  Car Name   No.  Driver    Laps
 1 カルソニックスカイライン  #12  ブノワ・トレルイエ / 井出有治   1:46'45"159
 2 TAKATA童夢NSX  #18  道上 龍 / セバスチャン・フィリップ            -13"833
 3 ザナヴィ ニスモ GT-R  #23 本山 哲 / ミハエル・クルム              -24"503
 4 モチュールピットワーク GT-R #22 影山正美/リチャード・ライアン      -24"620
 5 RAYBRIG NSX  #100  加藤寛規 / 光貞秀俊                             -35"086
 6 ARTA NSX  #8  土屋圭市 / 金石勝智                                  -46"862
 7 エッソウルトラフロー スープラ  #1  脇阪寿一 / 飯田 章             -50"872
 8 WOODONE トムススープラ  #36  土屋武士 / エリック・コマス           -51"368
 9 デンソーサードスープラGT  #1  ドミニク・シュワガー / 織戸 学    -1'04"003
10 プロジェクトμエスペリアスープラ  #35  服部尚貴 / 脇阪薫一       -1'04"439


◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第8戦 鈴鹿GT300km 優勝記者会見


両クラスの優勝クルー (Photo: Motorsports@nifty)

■GT500クラス優勝 カルソニックスカイライン

ブノワ・トレルイエ
 「今日はスタート位置が良くなかったし#1が前にいたので苦しいレースになると思ったけど、いいスタートが切れて#18、#23、#22に迫ることができた。ソフトコンパウンドのタイヤを選択していたのでクルマを安定させて無理をしないで走ることを心がけた。#18よりはペースが良かったが、ピットインのタイミングで抜こうと思っていたので、井出にいい形で渡して前に出ることができた。今回は前回のオートポリスと作戦を変更して、早めのピットインをしたのがよかったようだ。GT-Rの最後のレース勝つことができて本当に嬉しい。クルマは非常によかったし、満タンの状態でも安定していたのが勝因だと思う。二人ともGT-Rは今年初めて乗ったクルマだったけど経験の少ない中でいいコンビネーションを組むことができた。チームオーダーは出ていなかった。出ていたらぼくらじゃなくて#23が勝ったので、ぼくらが勝ったということはチームオーダーは出ていなかったということだ。#22と#23に何らかのオーダーが出ていたのかも知れないが、それはぼくの知らないことだ」

井出有冶
 「ブノワからクルマを渡されたときはトップに出れるだろうとチームから聞いていたのでアウトラップから攻めていきました。その時点で#18との差が8秒くらいでもっとペースアップできたのだけど、後半タイヤがきつくなるので無理はしませんでした。残り10周くらいで300クラスのクルマにひっかかって#18に迫られたときは、ヘアピンやシケインでブレーキがきつくて止まるのが難しい状態でした。シケインで止まりきれずにまっすぐ行ってしまってその際、道上さんに前に行かれてしまったけど、2コーナーで道上さんがスピンしたので前に出ることができました。接触はなかったと思います。道上さんがぼくをパスしたときにストレート真ん中を走ってて、ぼくは通常のレコードラインでアウトから入っていたんですけど、道上さんはイン側からコーナーに侵入したので、外側のラインを通ったのでしょうが、そこでリアが出たのだと思います。あそこはラインを外すと全くグリップしない場所なのでそれで道上さんは回ってしまったんだと思います。ぼくにもチームオーダーとかの指示は出ていませんでした」

■GT300クラス優勝 ウェッズスポーツCELICA

青木孝行
 「最後に勝って終われてほっとしています。Zがソフトタイヤを選択しているというのがわかってたので序盤は無理しないでついていって様子を見て、抜けるようなら抜いて実さんに渡すという作戦でした。Zは給油時間が長いし、早く入ったほうが有利なのでZが入ったら一緒に入れという指示が無線で坂東監督からきました。ピットインしたときはZのすぐ後ろでしたが、メカニックがいい仕事をしてくれたので逆転することができました」

田中実
 「(横から青木選手が英語でとはやしたてる)I am very happy to be here……。(トレルイエに)日本語に通訳をしてよ。(笑)えー、最後を勝つということは、来年の第1戦までにクリスマスも正月も楽しく迎えられるというのが一番嬉しいことですね。青木選手から交代するときは、メカニックが絶対Zより先に出してくれると信じていたんですが、なんとひとつ前のピットがセルモで立川選手が斜めにはいってきてまっすぐ出れない状態になってしまったんです。後ろにいったん押されて出ればよかったんですが、坂東監督が前にでろと指示するので、ジャッキを下ろされたときに思いっきりホイールスピンをさせて出ようとしたところうまくクルマの向きがかわってセルモスープラに当たらずに前に出ることができました。この瞬間、勝ったと思いましたね。クルマは速いのであとはクルージングでした」

全日本GT選手権

JGTC第8戦 鈴鹿GT300km 決勝


500クラス優勝のスカイライン(左)と300クラス優勝のセリカ (右) (Photo: K.Takeshita)

11月16日、鈴鹿サーキットで行われた全日本GT選手権最終戦は、最後までもつれたタ
イトル争いで大いに盛り上がったが、ドラマの多かったレースを#12カルソニックスカ
イライン(トレルイエ/井出組)が制した。
注目のタイトル争いは、日産が総力戦を演じた末#23ザナヴィ ニスモGT-Rが3位に入
ってチャンピオンに輝いた。エース本山にとってGTでは初タイトル。ニスモチ-ムは
チームタイトルも手にし、このレースで暫くサーキットから姿を消すGT-Rの有終の美
を飾った。

スタートから、見事なレース運びを見せたのは日産勢。予選5位の#22モチュールピッ
トワークGT-Rの影山が、予選6位の#1エッソウルトラフロースープラをスタートでけ
ん制し、この間に#12カルソニックスカイラインが#1スープラの前に出る。そして、
2台のGT-Rが壁となって、#1スープラを完全に抑える。この間に#23GT-Rを逃がす作戦
だ。

これでトップの#25ADVAN スープラ、#23GT-R、#18TAKATA童夢NSXが逃げることとなる
が、10周目にS字でスピン、ストップしたGT300マシンを避けきれず#25スープラがコ
ースアウト。トヨタ勢には序盤から厳しい展開となった。

労せずしてトップに立った#23GT-Rだが、22周終了時に行なったピットインで思いの
ほかタイムロスをして後退。上位陣がピット作業を終えた30周時点の順位は、#12-
#18-#23-#22-#1-#100。
#23GT-Rとタイトルを争う#1スープラは5位で、日産がチームプレーを行なって#23を
2位フィニッシュさせると逆転されるという崖っぷち状態。さらに41周目には#100
RAYBRIG NSXにシケインでインを刺されてオーバーランを演じてしまい万事休す。

これで、順位操作をすることのなくなった#12GT-Rはペースアップ。しかし、残り僅
かとなった48周目、急追する#18NSXにシケインでインに入られオーバーラン。シケイ
ンをショートカットして#18の背後でコースに戻る。
ところが、次の1~2コーナーで#18と#12GT-Rが絡むようになり、#18はたまらずス
ピンしてリアから軽くバリアにヒット。2位でコースに復帰しものの、ウィングは曲
がり大きく遅れてしまった。

優勝は#12GT-R。2位#18NSX、3位#23GT-R、4位#22GT-R、5位#100NSXと続き、引退す
る土屋圭市の駆る#8ARTA NSXが今季最高の6位フィニッシュ。

GT300は、ピットインで#19ウェッズスポーツCELICAが、#3ハセミスポーツエンドレ
スZを逆転、そのまま逃げきって優勝。この結果2位の#3Zがチャンピオンに輝き、
ドライバーの木下は先週のスーパー耐久に続いて2冠。日産は今シーズンのGT両クラ
ス制覇を遂げた。

なお、49周目に起きた#18NSXと#12GT-Rの接触に対する処分を不服として、童夢レー
シングチームが抗議を行ったが、審査委員会はこれを却下。これに対し、童夢レー
シングチームはJAFに控訴する意思を表明したため、決勝結果は暫定扱いとなり、
JAFの裁定を待つことになった。

(観客数:34,000人)

2003年11月16日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2003/11/16) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Japan GT Championship Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
PosNoClsPosDriverCar
Model
LapTime/Bihind
1125001ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
カルソニックスカイライン
NISSAN SKYLINE GT-R
521:46'46.159
2185002道上 龍
セバスチャン・フィリップ
TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
521:46'59.992
3235003本山 哲
ミハエル・クルム
ザナウィ ニスモ GT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
521:47'10.662
4225004影山 正美
リチャード・ライアン
モチュールピットワークGT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
521:47'10.779
51005005加藤 寛規
光貞 秀俊
RAYBRIG NSX
HONDA NSX
521:47'21.245
685006土屋 圭一
金石 年弘
ARTA NSX
HONDA NSX
521:47'33.021
715007脇阪 寿一
飯田 章
エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
521:47'37.031
8365008土屋 武士
エリック・コマス
WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
521:47'37.527
9395009ドミニク・シュワガー
織戸 学
デンソーサードスープラGT
TOYOTA SUPRA
521:47'50.162
103550010服部 尚貴
脇阪 薫一
プロジェクトμエスペリアスープラ
TOYOTA SUPRA
521:47'50.598
111650011伊藤 大輔
トム・コロネル
G'ZOX NSX
HONDA NSX
521:47'58.636
126450012松田 次生
アンドレ・ロッテラー
Mobil 1 NSX
HONDA NSX
521:48'00.167
133850013竹内 浩典
立川 祐路
auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
521:48'05.904
143750014黒澤 琢弥
マルコ・アピチェラ
ZENT トムススープラ
TOYOTA SUPRA
511 Lap 
157650015清水 剛
田嶋 栄一
イエローコーンマクラーレンGTR
McLAREN F1 GTR
511 Lap 
166250016柴原 眞介
密山 祥吾
VemacR&Dダンロップ350R
VEMAC RD350R
502 Laps
17193001青木 孝行
田中 実
ウェッズスポーツCELICA
TOYOTA CELICA
493 Laps
1833002木下 みつひろ
柳田 真孝
ハセミスポーツ・エンドレス・Z
NISSAN FAIRLADY Z
493 Laps
19713003澤 圭太
黒澤 治樹
シグマDUNLOPセリカ
TOYOTA CELICA
484 Laps
20813004星野 一樹
植松 忠雄
ダイシンADVANシルビア
NISSAN SILVIA
484 Laps
21243005余郷 敦
浅井 亮博
EndlessタイサンアドバンGT3R
PORSCHE 911GT3R
484 Laps
2273006大井 貴之
松本 晴彦
雨宮マツモトキヨシアスパラRX7
MAZDA RX-7
484 Laps
2353007玉中 哲二
三船 剛
BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R
VEMAC RD320R
484 Laps
2423008高橋 一穂
渡辺 明
リニューカー・インターリンク・ベルノ東海NSX
HONDA NSX
484 Laps
25263009山路 慎一
西澤 和之
PLUS e タイサン アドバン GT3R
PORSCHE 911GT3R
484 Laps
2691030010平川 晃
宮川 やすお
910 BORO アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
484 Laps
273130011佐々木 孝太
後藤 聡
RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
484 Laps
281130012松田 秀士
田中 哲也
JIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 MODENA
475 Laps
29930013菅 一乗
筒井 克彦
正義の味方 覆面レーサーX MT
MOSLER MT900R
475 Laps
305130014尾本 直史
加藤 正将
C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
466 Laps
317030015石橋 義三
和田 博
外車の外国屋ダンロップポルシェ
PORSCHE 911GT3R
466 Laps
3291130016高見沢 一吉
砂子 塾長
高見沢バイタルポイントGT3R
PORSCHE 911GT3R
457 Laps
333430017西澤 誠剛
松田 晃司
DENTAIRE MR-S
TOYOTA MR-S
457 Laps
346930018山岸 大
位高 敬
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
457 Laps
3511130019飯島 寛也
芳賀 重光
ARKTECH ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3R
439 Laps
361730020松永 まさひろ
長島 正興
Kosei SPIRIT CELICA
TOYOTA CELICA
4111 Laps
374330021新田 守男
高木 真一
ARTA Garaiya
ASL Garaiya
3418 Laps
382550017荒 聖治
ジェレミー・デュフォア
ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
3418 Laps
396330022OSAMU
中川 隆正
レイジュン・ダンロップ 320R
VEMAC RD320R
2626 Laps
407730023小林 且雄
谷川 達也
クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
2428 Laps
411530024橋本 元次
山野 哲也
AMPREX BMW M3GT
BMW M3GT
2131 Laps
428850018山西 康司
和田 久
ノマド ディアブロ JGT-1
LAMBORGHINI DIABLO
2032 Laps
435530025山田 英二
木下 隆之
ECLIPSE タイサン ADVAN バイパー
CHRYSLER VIPER
943 Laps

全日本GT選手権

JGTC第8戦 鈴鹿GT300km フリー走行


早朝からスタンドには多くのファンが詰め掛けている(Photo:Motorsports@nifty)

決勝日朝、空にはやや雲はあるものの、最終戦にふさわしい天候になりそうだ。
GT-Rの見納め、土屋圭市の引退、タイトル争いと話題の多い最終戦だけに、朝から
多くのファンがサーキットに詰め掛けている。

午前8時20分から行なわれたフリー走行は、夜半に降った雨の影響でセミウェット
コンディションでの走行となった。
このセッションを終盤までリードをしたのは、ポールシッターの#25ADVANスープラ。
最後は路面が乾いて#22モチュールピットワークGT-Rにトップを譲ったが、途中まで
は他を大きく引き離して好調ぶりを示した。

コンディションがコンディションなだけに、この結果から決勝の予想は立てにくい
が、#25スープラ、そしてGT-R勢が中心にレースは進みそうだ。

決勝は、午後2時スタート。52周で争われる。

2003年11月16日 鈴鹿サーキット(三重県) フリー走行 天候:曇り/コース:ウェット
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2003/11/16) Free-Practice Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2003 Japan GT Championship Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsPDriverCar/ModelTyreWhTimeDelaykm/h
1225001影山 正美
リチャード・ライアン
モチュールピットワークGT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
BS302'03.484-169.29
2255002荒 聖治
ジェレミー・デュフォア
ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
YH10(+1)2'03.9110.427168.71
3125003ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
カルソニックスカイライン
NISSAN SKYLINE GT-R
BS202'04.3990.915168.05
4395004ドミニク・シュワガー
織戸 学
デンソーサードスープラGT
TOYOTA SUPRA
YH802'05.1901.706166.99
5235005本山 哲
ミハエル・クルム
ザナウィ ニスモ GT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
BS702'05.3081.824166.83
6385006竹内 浩典
立川 祐路
auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
BS1002'08.4394.955162.76
7375007黒澤 琢弥
マルコ・アピチェラ
ZENT トムススープラ
TOYOTA SUPRA
MI402'08.8625.378162.23
8365008土屋 武士
エリック・コマス
WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
MI702'09.1185.634161.91
9645009松田 次生
アンドレ・ロッテラー
Mobil 1 NSX
HONDA NSX
BS502'09.5936.109161.31
103550010服部 尚貴
脇阪 薫一
プロジェクトμエスペリアスープラ
TOYOTA SUPRA
DL102'09.8256.341161.03
1110050011加藤 寛規
光貞 秀俊
RAYBRIG NSX
HONDA NSX
BS10(+1)2'10.1286.644160.65
12850012土屋 圭一
金石 年弘
ARTA NSX
HONDA NSX
BS+22'11.2957.811159.22
131850013道上 龍
セバスチャン・フィリップ
TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
BS202'11.9418.457158.44
14693001山岸 大
位高 敬
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH+22'14.01310.529155.99
15113002松田 秀士
田中 哲也
JIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 MODENA
YH702'14.42110.937155.52
16193003青木 孝行
田中 実
ウェッズスポーツCELICA
TOYOTA CELICA
YH702'15.28311.799154.53
1733004木下 みつひろ
柳田 真孝
ハセミスポーツ・エンドレス・Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH602'15.41511.931154.38
18713005澤 圭太
黒澤 治樹
シグマDUNLOPセリカ
TOYOTA CELICA
DL802'15.44211.958154.35
1973006大井 貴之
松本 晴彦
雨宮マツモトキヨシアスパラRX7
MAZDA RX-7
YH+22'15.55612.072154.22
209113007高見沢 一吉
砂子 塾長
高見沢バイタルポイントGT3R
PORSCHE 911GT3R
YH2'15.56512.081154.21
219103008平川 晃
宮川 やすお
910 BORO アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH+22'15.64812.164154.11
22263009山路 慎一
西澤 和之
PLUS e タイサン アドバン GT3R
PORSCHE 911GT3R
YH552'15.73612.252154.01
235530010山田 英二
木下 隆之
ECLIPSE タイサン ADVAN バイパー
CHRYSLER VIPER
YH102'15.86712.383153.87
248850014山西 康司
和田 久
ノマド ディアブロ JGT-1
LAMBORGHINI DIABLO
DL2'15.87712.393153.85
251650015伊藤 大輔
トム・コロネル
G'ZOX NSX
HONDA NSX
BS502'16.14512.661153.55
261730011松永 まさひろ
長島 正興
Kosei SPIRIT CELICA
TOYOTA CELICA
YH+22'16.23412.750153.45
272430012余郷 敦
浅井 亮博
EndlessタイサンアドバンGT3R
PORSCHE 911GT3R
YH30(+1)2'16.43112.947153.23
286250016柴原 眞介
密山 祥吾
VemacR&Dダンロップ350R
VEMAC RD350R
DL2'17.54114.057151.99
298130013星野 一樹
植松 忠雄
ダイシンADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YH152'18.12514.641151.35
306330014OSAMU
中川 隆正
レイジュン・ダンロップ 320R
VEMAC RD320R
DL2'18.53715.053150.90
317650017清水 剛
田嶋 栄一
イエローコーンマクラーレンGTR
McLAREN F1 GTR
DL2'19.84316.359149.49
327730015小林 且雄
谷川 達也
クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
YH102'20.07416.590149.24
33530016玉中 哲二
三船 剛
BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R
VEMAC RD320R
YH102'20.44216.958148.85
345130017尾本 直史
加藤 正将
C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YH2'20.89817.414148.37
351530018橋本 元次
山野 哲也
AMPREX BMW M3GT
BMW M3GT
BFG2'21.60318.119147.63
364330019新田 守男
高木 真一
ARTA Garaiya
ASL Garaiya
BFG352'23.41919.935145.76
373130020佐々木 孝太
後藤 聡
RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
BFG302'23.60120.117145.58
3811130021飯島 寛也
芳賀 重光
ARKTECH ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3R
YH+22'24.07220.588145.10
397030022石橋 義三
和田 博
外車の外国屋ダンロップポルシェ
PORSCHE 911GT3R
DL+22'24.41020.926144.76
40930023菅 一乗
筒井 克彦
正義の味方 覆面レーサーX MT
MOSLER MT900R
YH102'24.48821.004144.68
413430024西澤 誠剛
松田 晃司
DENTAIRE MR-S
TOYOTA MR-S
BFG+12'24.60121.117144.57
42230025高橋 一穂
渡辺 明
リニューカー・インターリンク・ベルノ東海NSX
HONDA NSX
YH10(+2)2'25.19221.708143.98
43150018脇阪 寿一
飯田 章
エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
BS902'38.60535.121131.81
  • ペナルティ No.51 SUZUKA GT300km 特別規則書第14条(ピットレーン通過速度)違反により、罰金5万円を課した。(8:50)

全日本GT選手権

鈴鹿GT300km ポールポジション記者会見


(Photo: Motorsports@nifty)

■GT500クラス ポールポジション アドバンスープラ

ジェレミー・デュフォア
 この週末は練習から全てのセッションでトップタイムを出しているのでクルマの状態は非常に良い。今日の予選もミスさえなければもっといいタイムも出すことができた。今シーズンは浮き沈みの激しいシーズンでTIでは勝てそうなレースを落としたけど、シーズンを通しての速さはあったと思う。最終戦なのでシーズン当初の目的だった優勝を目指したい。明日のレースは、鈴鹿はタイヤには厳しいコースではあるが、ドライならば自信がある。ライバルは#23 GT-R、#1 スープラ、#16 NSXあたりだろう。

荒 聖治
 予選よりはレースに合わせてセットアップをしてきたのでコンディションさえよければいいレースができると思う。最後なのでこのレースではなんとか勝ちたいが、チャンピオン争いをしているチームもあるので邪魔しないようにフェアな戦いをしたい。

■GT300クラス ポールポジション ハセミスポーツ・エンドレス・Z

木下みつひろ
 チームが、クルマ、エンジン、タイヤ全てにおいて最高の状況を用意してくれて、ドライバーはそれに答えて力を出すだけだった。おかげで予選では思いっきり行けたし、結果も出すことができた。明日は、鈴鹿ではじめてのZということで他のマシンに対してのレース展開が読めない部分もあるが、結果はともかく力を出し切りたい。

柳田真孝
 Zはストレートスピードで富士とかでは有利だったが、ここにきてコーナリングスピードも上がって鈴鹿のようなテクニカルなコースでも速さを発揮できるようになった。明日は、クルマの不安もないし、自分の仕事をきっちりすれば自ずと結果は着いてくると思う。

全日本GT選手権

JGTC 第8戦 鈴鹿GT300km 予選/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第8戦 
「SUZUKA GT 300km」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年11月15日
■開催場所:鈴鹿サーキット(三重県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#23「ザナヴィ ニスモGT-R」が、予選3位で1ポイントを獲得!
  #22「モチュールピットワークGT-R」は5位、#12は7位

JGTCシリーズ最終戦鈴鹿ラウンドが始まった。チームタイトルは現在ニスモがポイ
ントランキングトップ。またドライバー部門はランキングトップの脇阪寿一/飯田
章組(#1スープラ)と、ランキング2位の本山哲/ミハエル・クルム組(#23 GT-R)の
一騎打ちに注目が集まっている。

午前11時からスタートした公式予選1回目。午後から天気が崩れると予報されてお
り、1回目のセッションでベストタイムにアタックしたい。
GT500占有時間、コース上でスピンアウトした車両がグラベルベッドにスタックし、
予選が赤旗中断となった。予選が再スタートすると、まずは#22モチュールピット
ワークGT-Rのアタッカー、リチャード・ライアンが1分55秒994のベストタイムを記
録。続いて#12カルソニックスカイラインのブノワ・トレルイエが1分56秒239を出
した。本山は、アタック2周目に1分55秒865のベストラップをマークし、#25スープ
ラ、#38スープラに続く3番手となった。

公式予選2回目は定刻の午後3時から開始された。GT300との混走時間はピットイン
のたびにサスペンションや空力デバイスを微細に調整しタイムアタックに備えた。
いよいよ公式予選最後のタイムアタックショー、GT500の占有時間となると、ニス
モの2台のGT-Rはそろってコースイン。ハンディウェイト30kgを積んだ#22は、ライ
アンが渾身のプッシュで1回目のタイムを約0.09秒詰めて予選順位を6位から5位に
引き上げた。70kgのウェイトを搭載した#23の本山もタイムアップを期してアタッ
クしたが、最もタイヤがグリップを発揮する周回に痛恨のスピン。グラベルに飛び
出してタイムアップならずであった。
チームインパルの#12は、やはり1回目と同様にブノワ・トレルイエがアタックを担
当。ベストタイムを約0.2秒短縮してポジションを7位にあげた。

1回目の予選よりもコースコンディションが悪くなっていたせいか、#22と#12以外
にタイムアップした車両は少なく、本山/クルム組の予選順位は3位に確定。決勝レー
スを前に、貴重なチャンピオンシップポイント1点を加算することとなった。

■公式予選結果
Pos.  Car Name   No.  Driver    Time
 1 ADVAN スープラ  #25  荒 聖治 / ジェレミー・デュフォア           1'55"340
 2 auセルモスープラ  #38  竹内浩典 / 立川祐路                       1'55"737
 3 ザナヴィ ニスモ GT-R  #23  本山 哲 / ミハエル・クルム           1'55"865
 4 TAKATA童夢NSX  #18  道上 龍 / セバスチャン・フィリップ          1'55"889
 5 モチュールピットワーク GT-R  #22 影山正美 / リチャード・ライアン 1'55"899
 6 エッソウルトラフロー スープラ  #1 脇阪寿一 / 飯田 章            1'55"989
 7 カルソニックスカイライン  #12  ブノワ・トレルイエ / 井出有治     1'56"037
 8 Mobil 1 NSX  #64  松田次生 / アンドレ・ロッテラー                1'56"170
 9 RAYBRIG NSX  #100  加藤寛規 / 光貞秀俊                           1'56"242
10 G'ZOX-NSX  #16  伊藤大輔 / トム・コロネル                        1'56"245

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC第8戦 鈴鹿GT300km 予選総合


2003年11月15日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選総合 天候:曇り/コース:ドライ
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2003/11/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Japan GT Championship Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsPDriverCar
Model
TyreWhTime1
Time2
TimeDelay
1255001荒 聖治
ジェレミー・デュフォア
ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
YH10(+1)*R1'55.340
R1'55.745
R1'55.340-
2385002竹内 浩典
立川 祐路
auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
BS100*R1'55.737
R1'56.243
R1'55.7370.397
3235003本山 哲
ミハエル・クルム
ザナウィ ニスモ GT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
BS70*R1'55.865
1'56.717
R1'55.8650.525
4185004道上 龍
セバスチャン・フィリップ
TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
BS20*R1'55.889
R1'56.276
R1'55.8890.549
5225005影山 正美
リチャード・ライアン
モチュールピットワークGT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
BS30R1'55.994
*R1'55.899
R1'55.8990.559
615006脇阪 寿一
飯田 章
エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
BS90*R1'55.989
R1'56.304
R1'55.9890.649
7125007ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
カルソニックスカイライン
NISSAN SKYLINE GT-R
BS20R1'56.239
*R1'56.037
R1'56.0370.697
8645008松田 次生
アンドレ・ロッテラー
Mobil 1 NSX
HONDA NSX
BS50*R1'56.170
1'58.625
R1'56.1700.830
91005009加藤 寛規
光貞 秀俊
RAYBRIG NSX
HONDA NSX
BS10(+1)*R1'56.242
1'56.841
R1'56.2420.902
101650010伊藤 大輔
トム・コロネル
G'ZOX NSX
HONDA NSX
BS50*R1'56.246
1'56.718
R1'56.2460.906
11850011土屋 圭一
金石 年弘
ARTA NSX
HONDA NSX
BS+2*R1'56.379
1'58.667
R1'56.3791.039
123950012ドミニク・シュワガー
織戸 学
デンソーサードスープラGT
TOYOTA SUPRA
YH80*R1'56.559
1'56.696
R1'56.5591.219
133650013土屋 武士
エリック・コマス
WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
MI70*1'56.678
1'59.633
1'56.6781.338
143750014黒澤 琢弥
マルコ・アピチェラ
ZENT トムススープラ
TOYOTA SUPRA
MI40*1'56.801
2'00.581
1'56.8011.461
153550015服部 尚貴
脇阪 薫一
プロジェクトμエスペリアスープラ
TOYOTA SUPRA
DL10*1'56.882
1'57.813
1'56.8821.542
166250016柴原 眞介
密山 祥吾
VemacR&Dダンロップ350R
VEMAC RD350R
DL*1'59.180
1'59.385
1'59.1803.840
177650017清水 剛
田嶋 栄一
イエローコーンマクラーレンGTR
McLAREN F1 GTR
DL*1'59.890
2'12.911
1'59.8904.550
188850018山西 康司
和田 久
ノマド ディアブロ JGT-1
LAMBORGHINI DIABLO
DL*2'03.448
2'04.016
2'03.4488.108
1933001木下 みつひろ
柳田 真孝
ハセミスポーツ・エンドレス・Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH60*R2'04.879
2'06.225
R2'04.8799.539
20193002青木 孝行
田中 実
ウェッズスポーツCELICA
TOYOTA CELICA
YH70*R2'05.214
2'05.615
R2'05.2149.874
21553003山田 英二
木下 隆之
ECLIPSE タイサン ADVAN バイパー
CHRYSLER VIPER
YH10*R2'05.647
2'06.667
R2'05.64710.307
22113004松田 秀士
田中 哲也
JIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 MODENA
YH70R2'05.938
*2'05.816
R2'05.81610.476
23713005澤 圭太
黒澤 治樹
シグマDUNLOPセリカ
TOYOTA CELICA
DL80*R2'05.835
2'08.511
R2'05.83510.495
24433006新田 守男
高木 真一
ARTA Garaiya
ASL Garaiya
BFG35R2'07.320
*2'06.665
R2'06.66511.325
2593007菅 一乗
筒井 克彦
正義の味方 覆面レーサーX MT
MOSLER MT900R
YH10*R2'06.728
2'08.724
R2'06.72811.388
26343008西澤 誠剛
松田 晃司
DENTAIRE MR-S
TOYOTA MR-S
BFG+1*R2'06.756
2'10.104
R2'06.75611.416
27173009松永 まさひろ
長島 正興
Kosei SPIRIT CELICA
TOYOTA CELICA
YH+2*R2'07.007
2'07.041
R2'07.00711.667
282630010山路 慎一
西澤 和之
PLUS e タイサン アドバン GT3R
PORSCHE 911GT3R
YH55*R2'07.269
2'08.056
R2'07.26911.929
293130011佐々木 孝太
後藤 聡
RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
BFG30*R2'07.292
2'08.415
R2'07.29211.952
307730012小林 且雄
谷川 達也
クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
YH10*R2'07.335
2'09.708
R2'07.33511.995
31530013玉中 哲二
三船 剛
BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R
VEMAC RD320R
YH10*R2'07.530
2'08.268
R2'07.53012.190
325130014尾本 直史
加藤 正将
C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YH*R2'07.615
3'34.364
R2'07.61512.275
338130015星野 一樹
植松 忠雄
ダイシンADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YH15*2'07.805
2'08.676
2'07.80512.465
34230016高橋 一穂
渡辺 明
リニューカー・インターリンク・ベルノ東海NSX
HONDA NSX
YH10(+2)*2'07.923
2'08.200
2'07.92312.583
35730017大井 貴之
松本 晴彦
雨宮マツモトキヨシアスパラRX7
MAZDA RX-7
YH+22'08.331
*2'07.967
2'07.96712.627
362430018余郷 敦
浅井 亮博
EndlessタイサンアドバンGT3R
PORSCHE 911GT3R
YH30(+1)2'08.593
*2'08.467
2'08.46713.127
376930019山岸 大
位高 敬
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH+2*2'08.548
2'09.661
2'08.54813.208
3891130020高見沢 一吉
砂子 塾長
高見沢バイタルポイントGT3R
PORSCHE 911GT3R
YH2'09.453
*2'09.181
2'09.18113.841
3991030021平川 晃
宮川 やすお
910 BORO アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH+22'10.102
*2'09.754
2'09.75414.414
401530022橋本 元次
山野 哲也
AMPREX BMW M3GT
BMW M3GT
BFG*2'09.771
2'10.707
2'09.77114.431
416330023OSAMU
中川 隆正
レイジュン・ダンロップ 320R
VEMAC RD320R
DL*2'10.366
2'12.132
2'10.36615.026
4211130024飯島 寛也
芳賀 重光
ARKTECH ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3R
YH+22'13.727
*2'11.843
2'11.84316.503
437030025石橋 義三
和田 博
外車の外国屋ダンロップポルシェ
PORSCHE 911GT3R
DL+22'13.310
*2'12.794
2'12.79417.454
  • 従来のコースレコード: GT500:1'56.609 / GT300:2'07.678

全日本GT選手権

JGTC第8戦 鈴鹿GT300km 予選2回目


1ポイントを加え決勝に臨むことんなったザナヴィニスモGT-R(Photo:K.Takeshita)

心配された天候は、予選2回目の始まる午後3時には回復。完全ドライコンディショ
ンでのアタックとなった。

20分の混走枠で足慣らしをしたマシンのうち、まずGT300クラスがアタックに入る。
#3ハセミスポーツエンドレスZがマークした2分4秒879ターゲットととして、#11JIM
 RodeoDrive アドバンF360、#19ウェッズスポーツCELICAが次々にアタックするが、
上回ることはできず。#3の初のクラスポールポジションが確定した。

続いてGT500クラスのマシンがコースンするが、こちらも1回目のタイムを更新する
マシンは殆ど現れず。上位では唯一、6位だった#22モチュールピットワークGT-Rが
#1エッソウルトラフロースープラの前に出て、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rの援護態勢
を整えた。#23GT-Rも3位に入って1ポイントを加えたため、これで#1との差は5ポイ
ントに縮まった。タイトル争いの流れはニスモチームに傾きつつあるようだ。
2003年11月15日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2003/11/15) Qualifying #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Japan GT Championship Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsPDriverCar/ModelTyreWhTimeDelaykm/h
1255001荒 聖治
ジェレミー・デュフォア
ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
YH10(+1)R1'55.745-180.61
2225002影山 正美
リチャード・ライアン
モチュールピットワークGT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
BS30R1'55.8990.154180.37
3125003ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
カルソニックスカイライン
NISSAN SKYLINE GT-R
BS20R1'56.0370.292180.16
4385004竹内 浩典
立川 祐路
auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
BS100R1'56.2430.498179.84
5185005道上 龍
セバスチャン・フィリップ
TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
BS20R1'56.2760.531179.79
615006脇阪 寿一
飯田 章
エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
BS90R1'56.3040.559179.75
7395007ドミニク・シュワガー
織戸 学
デンソーサードスープラGT
TOYOTA SUPRA
YH801'56.6960.951179.14
8235008本山 哲
ミハエル・クルム
ザナウィ ニスモ GT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
BS701'56.7170.972179.11
9165009伊藤 大輔
トム・コロネル
G'ZOX NSX
HONDA NSX
BS501'56.7180.973179.11
1010050010加藤 寛規
光貞 秀俊
RAYBRIG NSX
HONDA NSX
BS10(+1)1'56.8411.096178.92
113550011服部 尚貴
脇阪 薫一
プロジェクトμエスペリアスープラ
TOYOTA SUPRA
DL101'57.8132.068177.44
126450012松田 次生
アンドレ・ロッテラー
Mobil 1 NSX
HONDA NSX
BS501'58.6252.880176.23
13850013土屋 圭一
金石 年弘
ARTA NSX
HONDA NSX
BS+21'58.6672.922176.17
146250014柴原 眞介
密山 祥吾
VemacR&Dダンロップ350R
VEMAC RD350R
DL1'59.3853.640175.11
153650015土屋 武士
エリック・コマス
WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
MI701'59.6333.888174.74
163750016黒澤 琢弥
マルコ・アピチェラ
ZENT トムススープラ
TOYOTA SUPRA
MI402'00.5814.836173.37
178850017山西 康司
和田 久
ノマド ディアブロ JGT-1
LAMBORGHINI DIABLO
DL2'04.0168.271168.57
18193001青木 孝行
田中 実
ウェッズスポーツCELICA
TOYOTA CELICA
YH70R2'05.6159.870166.42
19113002松田 秀士
田中 哲也
JIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 MODENA
YH70R2'05.81610.071166.16
2033003木下 みつひろ
柳田 真孝
ハセミスポーツ・エンドレス・Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH60R2'06.22510.480165.62
21433004新田 守男
高木 真一
ARTA Garaiya
ASL Garaiya
BFG35R2'06.66510.920165.04
22553005山田 英二
木下 隆之
ECLIPSE タイサン ADVAN バイパー
CHRYSLER VIPER
YH10R2'06.66710.922165.04
23173006松永 まさひろ
長島 正興
Kosei SPIRIT CELICA
TOYOTA CELICA
YH+2R2'07.04111.296164.55
2473007大井 貴之
松本 晴彦
雨宮マツモトキヨシアスパラRX7
MAZDA RX-7
YH+22'07.96712.222163.36
25263008山路 慎一
西澤 和之
PLUS e タイサン アドバン GT3R
PORSCHE 911GT3R
YH552'08.05612.311163.25
2623009高橋 一穂
渡辺 明
リニューカー・インターリンク・ベルノ東海NSX
HONDA NSX
YH10(+2)2'08.20012.455163.07
27530010玉中 哲二
三船 剛
BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R
VEMAC RD320R
YH102'08.26812.523162.98
283130011佐々木 孝太
後藤 聡
RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
BFG302'08.41512.670162.79
292430012余郷 敦
浅井 亮博
EndlessタイサンアドバンGT3R
PORSCHE 911GT3R
YH30(+1)2'08.46712.722162.73
307130013澤 圭太
黒澤 治樹
シグマDUNLOPセリカ
TOYOTA CELICA
DL802'08.51112.766162.67
318130014星野 一樹
植松 忠雄
ダイシンADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YH152'08.67612.931162.46
32930015菅 一乗
筒井 克彦
正義の味方 覆面レーサーX MT
MOSLER MT900R
YH102'08.72412.979162.40
3391130016高見沢 一吉
砂子 塾長
高見沢バイタルポイントGT3R
PORSCHE 911GT3R
YH2'09.18113.436161.83
346930017山岸 大
位高 敬
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH+22'09.66113.916161.23
357730018小林 且雄
谷川 達也
クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
YH102'09.70813.963161.17
3691030019平川 晃
宮川 やすお
910 BORO アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH+22'09.75414.009161.11
373430020西澤 誠剛
松田 晃司
DENTAIRE MR-S
TOYOTA MR-S
BFG+12'10.10414.359160.68
381530021橋本 元次
山野 哲也
AMPREX BMW M3GT
BMW M3GT
BFG2'10.70714.962159.94
3911130022飯島 寛也
芳賀 重光
ARKTECH ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3R
YH+22'11.84316.098158.56
406330023OSAMU
中川 隆正
レイジュン・ダンロップ 320R
VEMAC RD320R
DL2'12.13216.387158.21
417030024石橋 義三
和田 博
外車の外国屋ダンロップポルシェ
PORSCHE 911GT3R
DL+22'12.79417.049157.43
427650018清水 剛
田嶋 栄一
イエローコーンマクラーレンGTR
McLAREN F1 GTR
DL2'12.91117.166157.29
435130025尾本 直史
加藤 正将
C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YH3'34.36498.61997.52
  • 従来のコースレコード: GT500:1'56.609 / GT300:2'07.678

全日本GT選手権

JGTC第8戦 鈴鹿GT300km 予選1回目


練習走行に続いて暫定ポールも奪ったADVANスープラ(Photo:K.Takeshita)

午前11時から始まった予選日1回目。天候は薄曇り、気温は16度と肌寒い。
午後から天候が崩れる可能性もあるため、各チームは早々にアタックをはじめるが、最初の
GT500走行枠では10分経過したところで#62VemacR&Dダンロップ350Rがコースアウトして赤
旗中断。8分の中断の後、仕切り直しのアタックに入る。

このセッションでトップを奪ったのは#25ADVAN スープラ。中断前の最初のアタックで1分55
秒340という予想を上回る好タイムを記録。昨日の練習走行に続いてのトップだ。
逆転チャンピオンを狙う#23ザナヴィ ニスモ GT-Rは3位、2連覇を目指すシリーズリーダー
#1エッソウルトラフロースープラも5位と好位置につけた。

GT300クラスは、#3ハセミスポーツエンドレスZが、#19ウェッズスポーツCELICAを抑えて、
暫定クラスポールについた。

多くのチームがタイヤを1セット残しており、天候はもつという判断をしているようだ。
しかし、予選1回目終了後、空は一層暗くなり暫くして雨がポツポツと落ちてきた。予選2回
目の開始時間は午後3時。このままウェットコンディションになってしまうのだろうか……。

(リザルトは発表が遅れていますので後ほど)

2003年11月15日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
SUZUKA GT 300km -RIJ- (2003/11/15) Qualifying #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Japan GT Championship Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsPDriverCar/ModelTyreWhTimeDelaykm/h
1255001荒 聖治
ジェレミー・デュフォア
ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
YH10(+1)R1'55.340-181.25
2385002竹内 浩典
立川 祐路
auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
BS100R1'55.7370.397180.63
3235003本山 哲
ミハエル・クルム
ザナウィ ニスモ GT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
BS70R1'55.8650.525180.43
4185004道上 龍
セバスチャン・フィリップ
TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
BS20R1'55.8890.549180.39
515005脇阪 寿一
飯田 章
エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
BS90R1'55.9890.649180.23
6225006影山 正美
リチャード・ライアン
モチュールピットワークGT-R
NISSAN SKYLINE GT-R
BS30R1'55.9940.654180.23
7645007松田 次生
アンドレ・ロッテラー
Mobil 1 NSX
HONDA NSX
BS50R1'56.1700.830179.95
8125008ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
カルソニックスカイライン
NISSAN SKYLINE GT-R
BS20R1'56.2390.899179.85
91005009加藤 寛規
光貞 秀俊
RAYBRIG NSX
HONDA NSX
BS10(+1)R1'56.2420.902179.84
101650010伊藤 大輔
トム・コロネル
G'ZOX NSX
HONDA NSX
BS50R1'56.2460.906179.84
11850011土屋 圭一
金石 年弘
ARTA NSX
HONDA NSX
BS+2R1'56.3791.039179.63
123950012ドミニク・シュワガー
織戸 学
デンソーサードスープラGT
TOYOTA SUPRA
YH80R1'56.5591.219179.35
133650013土屋 武士
エリック・コマス
WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
MI701'56.6781.338179.17
143750014黒澤 琢弥
マルコ・アピチェラ
ZENT トムススープラ
TOYOTA SUPRA
MI401'56.8011.461178.98
153550015服部 尚貴
脇阪 薫一
プロジェクトμエスペリアスープラ
TOYOTA SUPRA
DL101'56.8821.542178.86
166250016柴原 眞介
密山 祥吾
VemacR&Dダンロップ350R
VEMAC RD350R
DL1'59.1803.840175.41
177650017清水 剛
田嶋 栄一
イエローコーンマクラーレンGTR
McLAREN F1 GTR
DL1'59.8904.550174.37
188850018山西 康司
和田 久
ノマド ディアブロ JGT-1
LAMBORGHINI DIABLO
DL2'03.4488.108169.34
1933001木下 みつひろ
柳田 真孝
ハセミスポーツ・エンドレス・Z
NISSAN FAIRLADY Z
YH60R2'04.8799.539167.40
20193002青木 孝行
田中 実
ウェッズスポーツCELICA
TOYOTA CELICA
YH70R2'05.2149.874166.96
21553003山田 英二
木下 隆之
ECLIPSE タイサン ADVAN バイパー
CHRYSLER VIPER
YH10R2'05.64710.307166.38
22713004澤 圭太
黒澤 治樹
シグマDUNLOPセリカ
TOYOTA CELICA
DL80R2'05.83510.495166.13
23113005松田 秀士
田中 哲也
JIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 MODENA
YH70R2'05.93810.598166.00
2493006菅 一乗
筒井 克彦
正義の味方 覆面レーサーX MT
MOSLER MT900R
YH10R2'06.72811.388164.96
25343007西澤 誠剛
松田 晃司
DENTAIRE MR-S
TOYOTA MR-S
BFG+1R2'06.75611.416164.92
26173008松永 まさひろ
長島 正興
Kosei SPIRIT CELICA
TOYOTA CELICA
YH+2R2'07.00711.667164.60
27263009山路 慎一
西澤 和之
PLUS e タイサン アドバン GT3R
PORSCHE 911GT3R
YH55R2'07.26911.929164.26
283130010佐々木 孝太
後藤 聡
RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
BFG30R2'07.29211.952164.23
294330011新田 守男
高木 真一
ARTA Garaiya
ASL Garaiya
BFG35R2'07.32011.980164.19
307730012小林 且雄
谷川 達也
クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
YH10R2'07.33511.995164.17
31530013玉中 哲二
三船 剛
BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R
VEMAC RD320R
YH10R2'07.53012.190163.92
325130014尾本 直史
加藤 正将
C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YHR2'07.61512.275163.81
338130015星野 一樹
植松 忠雄
ダイシンADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YH152'07.80512.465163.57
34230016高橋 一穂
渡辺 明
リニューカー・インターリンク・ベルノ東海NSX
HONDA NSX
YH10(+2)2'07.92312.583163.42
35730017大井 貴之
松本 晴彦
雨宮マツモトキヨシアスパラRX7
MAZDA RX-7
YH+22'08.33112.991162.90
366930018山岸 大
位高 敬
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH+22'08.54813.208162.63
372430019余郷 敦
浅井 亮博
EndlessタイサンアドバンGT3R
PORSCHE 911GT3R
YH30(+1)2'08.59313.253162.57
3891130020高見沢 一吉
砂子 塾長
高見沢バイタルポイントGT3R
PORSCHE 911GT3R
YH2'09.45314.113161.49
391530021橋本 元次
山野 哲也
AMPREX BMW M3GT
BMW M3GT
BFG2'09.77114.431161.09
4091030022平川 晃
宮川 やすお
910 BORO アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH+22'10.10214.762160.68
416330023OSAMU
中川 隆正
レイジュン・ダンロップ 320R
VEMAC RD320R
DL2'10.36615.026160.36
427030024石橋 義三
和田 博
外車の外国屋ダンロップポルシェ
PORSCHE 911GT3R
DL+22'13.31017.970156.82
4311130025飯島 寛也
芳賀 重光
ARKTECH ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3R
YH+22'13.72718.387156.33
  • 従来のコースレコード: GT500:1'56.609 / GT300:2'07.678
  • No.88 SUZUKA GT300km 特別規則書第12条(自動計測装置の装着)違反により、訓戒及び罰金3万円を課した。(11:39)
  • No.8,No.25,No.36,No.38,No.100 2003年全日本GT選手権統一規則第25条1-2)違反により、訓戒及び罰金3万円を課した。(11:39)
  • No.76 国際モータースポーツ競技規則附則H項の違反(赤旗後の追越し)により、ベストラップタイム(1'59.063)を削除した。(13:45)
  • No.34,No.911,No.70 国際モータースポーツ競技規則附則H項の違反(黄旗区間中のベストラップ)により、訓戒を課した。(13:45)

全日本GT選手権

JGTC第8戦 鈴鹿GT300km 練習走行


練習走行は少ないハンデを生かしADVANスープラがトップ(Photo:K.Takeshita)

11月14日、JGTC第8戦の練習走行が鈴鹿サーキットで行われた。

今回の注目は、なんといっても#1エッソウルトラフロースープラと#23ザナヴィ ニス
モ GT-Rのチャンピオン争いだ。両者とも前戦オートポリスでは、この最終戦に焦点
を合わせて、ポイントとウェイトハンデを調整するレース運びをしてきた。この結果
#1は90kg、#23は70kgで臨むことになった。

初日の両者は、3位、7位と上々の滑り出しを見せた。
明日の予選もこの2台に注目だ。

2003年11月15日 鈴鹿サーキット(三重県) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers---------1stSess.-2ndSess.
 1  25 500 ADVAN スープラ               荒/デュフォア   1'58.180*1'56.132(10+1)
 2  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ 1'58.056*1'56.352(20)
 3  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R         本山/クルム     1'57.093*1'56.489(70)
 4  12 500 カルソニックスカイライン     トレルイエ/井出 1'58.562*1'56.826(20)
 5  22 500 モチュールピットワークGT-R   ライアン/影山   1'58.403*1'56.839(30)
 6  16 500 G'ZOX-NSX                    伊藤/コロネル   1'58.135*1'57.033(50)
 7   1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田       1'59.099*1'57.214(90)
 8  38 500 auセルモスープラ             竹内/立川       1'59.288*1'57.310(100)
 9  39 500 デンソーサードスープラGT     シュワガー/織戸 1'58.794*1'57.389(80)
10  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪       1'59.726*1'57.402(10)
11 100 500 RAYBRIG NSX                  加藤/光貞       1'58.980*1'57.443(10+1)
12   8 500 ARTA NSX                     土屋/金石       1'59.863*1'57.582(+2)
13  64 500 Mobil 1 NSX                  松田/ロッテラー 1'59.390*1'57.952(50)
14  37 500 ZENTトムススープラ           黒澤/アピチェラ 2'00.034*1'59.440(40)
15  36 500 WOODONEトムススープラ        土屋/コマス     2'00.320*1'59.947(70)
16  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR清水/田嶋       出走せず*2'01.193
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R       柴原/密山       出走せず*2'01.568
18  88 500 ノマド ディアブロJGT-1       山西/WADA       2'06.830*2'05.908
19  71 300 シグマテックDUNLOPセリカ     澤/黒澤         2'07.908*2'06.687(80)
20  19 300 ウェッズスポーツCELICA       青木/田中       2'07.573*2'07.289(70)
21  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/田中      *2'07.343 2'08.216(70)
22   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ    木下/柳田       2'08.515*2'07.503(60)
23  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下       2'08.869*2'07.577(10)
24   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R  玉中/三船      *2'07.724 2'09.419(10)
25   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7大井/松本       2'09.010*2'08.014(+2)
26  34 300 DENTAIRE MR-S                西澤/松田       2'08.689*2'08.100(+1)
27  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R  山路/西澤       2'08.889*2'08.211(55)
28  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木      *2'08.587 2'09.393(35)
29  17 300 Kosei SPIRIT MR-S            松永/長島       2'09.982*2'08.682(+2)
30  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R  余郷/浅井       2'10.541*2'08.822(30+1)
31  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ小林/谷川      *2'08.839*2'08.895(10)
32  31 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤     2'09.758*2'08.856(30)
33   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX  高橋/渡辺       2'09.674*2'08.888(10+2)
34 910 300 910 BOROアドバンポルシェ     平川/宮川       2'12.262*2'09.342(+2)
35  81 300 ダイシンADVANシルビア        星野/植松       2'10.259*2'09.385(15)
36  15 300 AMPREX BMW M3GT              橋本/山野       2'11.724*2'09.479
37  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア  尾本/加藤       2'13.525*2'10.089
38   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT   菅/筒井         2'12.092*2'10.137(10)
39  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高       2'10.343*2'10.243(+2)
40 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R   高見沢/砂子     2'16.060*2'10.982
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3         飯島/芳賀      *2'11.417 2'13.820(+2)
42  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ     石橋/伊橋       2'17.259*2'13.077(+2)
43  63 300 レイジュン・ダンロップ 320R   OSAMU/中川      出走せず*2'14.703
-----------------------------------------------------------------------------
( )の数字は、ウェイトハンデWHと性能引き上げ措置
 例:(30)…ウェイトハンデ30kg、(+1)…性能引き上げ措置1ランク

全日本GT選手権

JGTC最終戦 鈴鹿で歴代スカイラインGT-R 150台がパレード!


JGTC仕様GTRはGT最終戦でとりあえず見納め(Photo:K.Takeshita)

今年創立70周年を迎える日産自動車は、70周年記念イベント『feel the Spirit』を
下記のとおり展開する。

■Round1 11月16日 JGTC最終戦 鈴鹿サーキット
 ・歴代のスカイラインGT-R 150台でのパレード
 ・グランプリスクエア内、日産ブースで歴代GT-Rレーシングカー展示ほか
 (日産車オーナーにはプレゼントもあり)

■Round2 11月30日 TIサーキット ニスモフェステバル
 ・来場者に70周年記念メモリアルグッズをプレゼント

■Round3 12月20~21日 横浜赤レンガ倉庫
 ・日産の歴代レーシングカーが勢揃い

◆詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 もてぎ/SUBARU WRC エクスプレス

スーパー耐久シリーズ2003 第8戦
「もてぎスーパー耐久500」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年11月8-9日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 全戦でポイント獲得したFUJITSUBO IMPREZA
  わずか1.2秒差でV2ならず

スーパー耐久第8戦(最終戦)は、11月9日にツインリンクもてぎで決勝レース
が行われ、2年連続チャンピオンを目指した吉田寿博/清水和夫組の#2 FUJ‐
ITSUBO IMPREZAは2位でゴール。
年間総合得点ではトップだったが、今シーズン採用された有効ポイント制(全8戦
中上位7戦分の合計)により有効ポイントで逆転され、残念ながら2年連続のチャ
ンピオンはならなかった。
またチームメイトの村山智之/松田晃司組の#22 avex・インプレッサは3
位でゴールして、シリーズ3位を守った。

11月8日午後の予選2回目、残り4分となった時点で、2台のインプレッサはタ
イムアップを狙ってコースイン。1周だけのアタックで#2インプレッサの吉田は
コースレコードを塗り替える2分2秒179のタイムでクラスポールを獲得。これ
で、タイトル争いの直接のライバルである#11ランサーの前というポジションを
得た。
#22インプレッサはタイムアップならず4位のままとなった。

9日、12時に105周(約500km)決勝レースのローリングラップがスター
トした。雨はまだ降り続きウェットコンディションのままで、気温は12℃と肌寒
い。グリーンランプとともに飛び出したのは予選クラス2位の#11ランサーで、
これに#2インプレッサの吉田、#22インプレッサの松田が続き、総合3位争い
のグループとなった。速さで勝る#2インプレッサは31周目、#22インプレッ
サは32周目に#11ランサーをかわすとインプレッサの1-2態勢に。さらに34
周で総合トップのスカイラインGT-Rがピットインすると、2台のインプレッサ
は堂々総合トップと2位に躍進し、スバルファンを喜ばせた。

しかし、逆転チャンピオンを狙う#11ランサーは、63周目に#22インプレッ
サをかわしてようやく2位に浮上。また、2回目のルーティンピットでトップの#
2インプレッサは#11ランサーに40秒のリードを許してしまうことになった。
#2インプレッサの清水は毎周1~2秒ずつタイムを切り取り、終盤90周目には
20秒差、101周目には10秒差まで追い上げる。一方#11ランサーは終盤エ
ンジンにトラブルを抱えペースが上がらない。
わずか4秒差でファイナルラップに入った清水は、猛烈な追い上げで#11ランサー
に迫るも、わずか1.202秒届かず2位でフィニッシュ。78周目にピットイン
して村山がドライブした#22インプレッサは3位でチェッカーを受けた。

この結果、シリーズ全戦でポイントを獲得して7回表彰台を得た#2インプレッサ
は合計132点、#11ランサーは125点。しかし、今年のみ採用された有効7
戦のベストポイント制のため、#2インプレッサの有効得点は120点となり、2
年連続チャンピオンは幻となってしまった。#22インプレッサはシリーズ3位を
守り、インプレッサはシリーズ2位と3位という成績で03年シーズンを終了した。
なお、来年は再び全戦の合計ポイント制が採用されることになる。

■Race Results(クラス2)
Pos.  No.  Driver  Car Name  Laps  Time/Diff
1 #11 中谷明彦/木下隆之  ジアラーランサーEVO VIII         104  3:46'28.641
2 #2  吉田寿博/清水和夫  FUJITSUBO IMPREZA                104       +1.202
3 #22 村山智之/松田晃司  avex・IMPREZA                    103      1Lap
4 #6  冨桝朋広/関 豊  ファルケン☆ランサーEVO VIII       101      3Laps
5 #57 大橋正澄/松浦俊之/松井猛敏 グラムライツランサー    101      3Laps
6 #70 三上和美/藤澤哲也   リニューカーTCPROアドバン       101      3Laps
7 #26 朝倉貴志/細野智行 エンドレスアドバンTMCランサー     100      4Laps
8 #20 小川日出生/小林且雄/伊藤勝一 RSオガワADVANランサー 100      4Laps

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 もてぎ/ラリーアートニュース

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                  スーパー耐久シリーズ2003  第8戦(最終戦)
              中谷明彦組三菱ランサー(クラス2)が今季4勝目を挙げ
                        逆転チャンピオンを決定!
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

<結果>
〈クラス2〉*クラス2は完走10台

順位    ドライバー  車  両
タイム(周回数)    予選順位

1  中谷明彦/木下隆之  三菱ランサーエボリューション
3時間46分28秒641(104周)    2

2  吉田寿博/清水和夫  スバル・インプレッサ
3時間46分29秒843(104周)    1

3  村山智之/松田晃司  スバル・インプレッサ
3時間46分17秒650(103周)    4

4  富枡朋広/関豊  三菱ランサーエボリューション
3時間46分03秒057(101周)    7

5  大橋正澄/松浦俊之/松井猛彦    三菱ランサーエボリューション
3時間46分16秒764(101周)    8

6  三上和美/藤沢哲也  三菱ランサーエボリューション
3時間46分24秒800(101周)    9

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【開催概要】
■開催日      11月8日(土)予選・9日(日)決勝
■開催場所    栃木県芳賀郡茂木町「ツインリンクもてぎロードコース」
■周回数      105周(1周4.801379km)
■参加台数
51台(決勝レース出走  45台、完走  32台)
クラス1  (3501cc~)8台
クラス2  (2001~3500・)4WD  13台(三菱ランサー10台)
クラス3  (2001~3500・)2WD    9台
クラス4  (~2000・)                15台
グループNプラス・クラス                    6台
※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両

  観客数    3,000人(予選日)/8,000人(決勝当日)

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  スーパー耐久シリーズ  2003の第8戦(最終戦)「もてぎスーパー耐久500
」が、11月8日(土)~9日(日)に栃木県芳賀郡茂木町の「ツインリンクもてぎ
ロードコース」(1周4.801379km)で開催された。同大会には51台のエ
ントリーがあり、クラス2にも13台が参加。このうち三菱ランサーは10台を占め
た。8日の天候は晴れ。気温も22℃とシーズン終盤らしい気候のもとで予選が行わ
れた。今季のスーパー耐久では1回目の30分はA、およびBドライバーが出走し予
選通過基準タイム達成の可否を判断。続く2回目は決勝グリッド決定のためにAまた
はBドライバーが出走する。この結果、クラス2では、ランキング2番手から逆転チ
ャンピオンを目指すジアラレーシングwith  PUMAの中谷明彦選手組(三菱ラ
ンサーエボリューションVIII)が2位グリッドを獲得。村田信博選手(CMSC
栃木)/サトウカイチ(CMSC座間)組(三菱ランサーエボリューションVIII
)が3位、小川日出生選手(CMSC山形)組(三菱ランサーエボリューションVI
II)が5位で続いた。ポールポジションはランキング首位の吉田寿博選手組(スバ
ル・インプレッサ)が獲得した。なお、シリーズポイントは吉田選手組が中谷選手組
を12点リードしているが、有効7戦によるポイント制度のために、両者の勝った方
がチャンピオンを獲得するという、まさに一騎打ちの勝負となる。

  9日は天気予報どおり朝から小雨が断続的に降るあいにくの空模様。路面は完全ウ
ェットで気温12℃と肌寒い。12時に500kmレース(105周)のスタートが
切られると、中谷選手組三菱ランサーは好ダッシュを決め、1コーナーまでにポール
ポジションの吉田寿博選手組インプレッサを捕らえてトップで周回を開始した。序盤
から積極的に逃げる作戦の中谷選手組だがまもなく雨が上がって、乾きかけた路面に
タイヤが予想以上に摩耗。31周目には吉田選手組に首位を譲り、36周目に3番手
で1回目のピットへ。だが、中谷選手組はその後も果敢に攻め、67周目にはクラス
トップに復帰。2回目のピット作業ではタイヤ交換を前輪のみで済ませるとトップの
ままコースに復帰し、見事な逃げ切りで前戦SUGOに続く2連勝を果たした。この
結果により、有効ポイントにおいて中谷明彦選手組三菱ランサーは吉田選手組を逆転。
2年ぶりにクラス2チャンピオンの奪還に成功した。また、三菱ランサーは富枡朋広
選手組が4位、大橋正澄選手組が5位に入り、決勝に出走した9台中7台が完走。な
お、総合優勝は竹内浩典選手組のポルシェ911  GT3R(クラス1)であった。

*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全  巖)および全国23支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。

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★第8戦終了時のシリーズポイント(全8戦中7戦有効)  〈クラス2〉

1位    中谷明彦組  (三菱ランサー)        125
2位    吉田寿博組  (スバル・インプレッサ)120
3位    村山智之組  (スバル・インプレッサ)  69
4位    大橋正澄組  (三菱ランサー)          63
5位    小川日出生組(三菱ランサー)          55
6位    三上和美組  (三菱ランサー)          42
7位    村田信博組  (三菱ランサー)          41
8位    松本達哉組  (三菱ランサー)          39
9位    富枡朋広組  (三菱ランサー)          29

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◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
ラリーアート Web Site

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 もてぎ/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

スーパー耐久シリーズ2003 第8戦 
「もてぎスーパー耐久500」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年11月8-9日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■エンドレスアドバンGT-R
   2位ゴールで2年連続チャンピオンに輝く!!

スーパー耐久シリーズ第8戦(最終戦)は、11月8~9日に栃木のツインリンクもてぎ
で開催され、クラス1のポイントリーダーである木下みつひろ/青木孝行組の#1エ
ンドレスアドバンGT-Rが2位でゴールし、2年連続チャンピオンを獲得した。
輿水敏明/阪口良平組の#19JMCダンロップGT-R EDは終盤マシントラブルに見舞わ
れクラス4位。また、クラス3に参戦した尾本直史/星野一樹組の#23C-WESTアドバ
ンZ33は、ゴール目前にガス欠でノーチェッカーとなった。

8日に行われた予選、クラス1では#1GT-Rの木下がコースレコードとなる1分59秒227
をマークしてポールポジションを獲得した。
#19GT-Rは7位で予選を通過したが、#63LEYJUNダンロップGTRはクラス8位で予選
落ちとなった。また、クラス3#23フェアレディZの尾本はクラス7位にとどまった。

9日の決勝日は早朝から冷たい雨の降るウェットコンディションのもと12時にフォー
メイションラップがスタートした。
ここでホールショットを奪ったのは#33ポルシェで、2周目には3.7秒の差をつけら
れた。しかし、雨が小降りになると、#1GT-Rの木下がトップとの距離を詰め、6周
目にはテールtoノーズ状態になり、さらに11周目には逆転してトップを奪う。そし
て徐々に差を開き、中盤の30周目には25秒もの差をつけた。

68周目に#33ポルシェが2回目のピットイン。#1GT-Rも70周でルーティーンピット
を行い、ドライバーも木下に交替しコースへ。このアウトラップで、#33ポルシェ
が追いつきヘアピンで逆転したが、タイヤの温まった#1GT-Rは74周目の1コーナー
で再逆転。しかし、#1GT-Rの2回目のピット作業で給油中にエアジャッキが動いて
しまい、ドライブスルーのペナルティが課せられることになってしまった。

2位ゴールでチャンピオンとなる#1GT-Rは、最後のスティントは無理をせずポジショ
ンキープ。2位でチェッカーを受け2年連続のクラス1チャンピオンに輝いた。これ
でスカイラインGT-RはS耐(スタート当初はN1耐久シリーズ)のクラス1で13年連続
のチャンピオンを獲得した。

いっぽう#19GT-Rは、序盤クラス3位を走行するなどパフォーマンスを見せたが、
最後はパワーステアリングのベルトが切れるなどのトラブルもありクラス4位でフ
ィニッシュした。
クラス3の#23フェアレディZは、スタート直後の3コーナーでスピンしてポジショ
ンを落として走行。レースを淡々と走行していたが、クラス7位でチェッカー目前、
ガス欠のためコースでストップしてレースを終えた。

■木下みつひろ選手(#1エンドレスアドバンGT-R)
「思ったよりもポルシェが速く、150kgも重い僕たちは苦労しましたが、最終戦で
  スカイラインの速さをファンに見せることができて良かったし楽しい戦いをして
  チャンピオンも取れたので本当にうれしいです」

■青木孝行選手(#1エンドレスアドバンGT-R)
「ポルシェ勢には速さで負けていると思われていたようですが、今日はウェット路
  面でもドライ路面でもスカイラインの速さを見せつけることができました。勝っ
  て決めるに越したことはなかったんですが、V2も達成できたことでホッとしてい
  ます」

RACE RESULTS
Pos--No.--Class--Class Pos--Machine--Driver
 1-#33-C1-1  FALKEN☆PORCSHE   竹内 浩典/田中 哲也
 2-# 1-C1-2  エンドレス アドバン GT-R   木下 みつひろ/青木 孝行
 3-#25-C1-3  ADVAN PORSCHE   織戸 学/羽根 幸浩
 4-#11-C2-1  ジアラーランサーEVO VIII   中谷 明彦/木下 隆之
 5-# 2-C2-2  FUJITSUBO IMPREZA   吉田 寿博/清水 和夫
 6-#22-C2-3  avex・Impreza   村山 智之/松田 晃司
 7-# 6-C2-4  ファルケン☆ランサーEVO VIII   冨桝 朋広/関 豊
 8-#57-C2-5  グラムライツ ランサー   大橋 正澄/松浦 俊之/松井 猛敏
 9-#70-C2-6  リニューカーTCPROアドバン   三上 和美/藤澤 哲也
10-#83-C3-1  BP ADVAN NSX   古橋 譲/玉本 秀幸/小林 正吾
11-#19-C1-6  JMCダンロップGT-R・ED   輿水 敏明/坂口 良平

DNF-#23-C3-3  C-WEST アドバン Z33   尾本 直史/星野 一樹

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング(全戦終了)

■スーパー耐久ポイントランキング
全8戦終了
Class1
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P 有P
1 1 1 木下/青木 エンドレス アドバン GT-R 20 20 20 20 15 15 12) 15 137 125
2 33 1 竹内/田中 FALKEN☆PORCSHE 15 12 12 15 30 20 4) 20 128 124
3 25 1 織戸/羽根 ADVAN PORSCHE 8 15 10 12 18 6) 20 12 101 95
4 99 1 砂子/壷林 CRT-PIRELLIポルシェ 12 10 15 10 12 12 10 DNC 81 81
5 109 1 飯田/西澤/落合 ランドリー OGBアドバンGT3 10 DNC - 6 23 10 15 DNC 64 64
6 24 1 井上/堤/谷口 PCJ ADVAN PORSCHE 6 8 4) 8 9 8 8 8 59 55
7 19 1 輿水/坂口 JMCダンロップGT-R DNQ 6 8 4 - 4 6 10 38 38
8 63 1 OSAMU/倉嶋/玉中 チームLEIJUNアンドB-1 - - 6 - - - - - 6 6
Class2
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P 有P
1 11 2 中谷/木下 ジアラーランサーEVO VIII 20 DNC 10 20 23 12 20 20 125 125
2 2 2 吉田/清水 FUJITSUBO インプレッサ 15 20 20 12) 15 20 15 15 132 120
3 22 2 村山/松田 avex・Impreza 12 15 3 DNC - 15 12 12 69 69
4 57 2 大橋/松浦/松井 グラムライツ ランサー 8 10 12 15 - 4 6 8 63 63
5 20 2 小川/小林/伊藤 RSオガワADVANランサー - - - 8 30 6 8 3 55 55
6 70 2 三上/藤澤 リニューカーTCPROアドバン - 3 8 3 12 10 DNC 6 42 42
7 3 2 村田/サトウ エンドレスアドバン座間三菱エボ DNC 8 DNC 4 18 1 10 DNC 41 41
8 56 2 松本/日部 NUTEC ダンロップランサー 6 12 DNC 10 DNC 8 3 DNC 39 39
9 6 2 冨桝/関 ファルケン☆ランサーEVO VIII DNQ 2 4 6 - 3 4 10 29 29
10 20 2 植松/小林/伊藤 RSオガワADVANランサー - - 15 - - - - - 15 15
11 20 2 橋澤/小林/伊藤 RSオガワADVANランサー 10 4 - - - - - - 14 14
12 26 2 朝倉/細野 エンドレスアドバン科芸専ランサー 4 - DNC - - - DNC 4 8 8
13 12 2 田中/竹島/三芳 クイーンスクエア.ネットエボⅧ - 1 6 - - - - - 7 7
14 13 2 原田/脇田/山本 KSAUTO-LANCER - 6 DNC - - DNC 0 - 6 6
15 12 2 橋本/井上 クイーンスクエア.ネットエボⅧ - - - - - 2 - - 2 2
15 72 2 朝倉/添田/井上 エンドレスアドバンTMC - - - - - - - 2 2 2
17 59 2 福田/大澤 東和インテックGDB - - - - - - - 1 1 1
30 2 本田/飯盛 MACパワーボックスADVAN+ - - - - - DNC - - 0 0
Class3
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P 有P
1 27 3 古谷/長島 FINA BMW M3 20 15 20 20 30 20 - 6 131 131
2 83 3 古橋/玉木/小林 BP ADVAN NSX 8 20 12 DNC 18 12 15 20 105 105
3 15 3 長島/山田/入口 ORCアドバンRX-7 15 DNC 15 15 12 15 20 12 104 104
4 14 3 今村/山崎/小松 REDLINEダイトウRX-7 12 10 8 12 15 DNC DNC 10 67 67
5 23 3 尾本/星野 C-WEST アドバン Z33 10 6 DNC DNC 23 4 12 DNC 55 55
6 39 3 八木/植田 DELPHI ADVAN NSX DNQ 12 6 10 - 8 10 DNC 46 46
7 77 3 吉岡/池田 TRUST ADVAN RX7 - 8 10 6 - 10 8 - 42 42
8 12 3 大井/山本/高橋 FMR RX-7 - - - - - - - 15 15 15
9 78 3 新宅/伊藤/有木 WW2 ダンロップRX-7 - - - 8 - 6 - - 14 14
9 52 3 吉富/増田 ハートインハート・協新計測.RX7 - - - - - - 6 8 14 14
11 280 3 大城/前嶋/川越 PIRELLI花博I&Plus - 4 - - - - - - 4 4
7 3 三好/大井 Swift DUNLOP RX7 - - DNC - - - - - 0 0
Class4
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P 有P
1 8 4 筒井/谷川 ACID英進館YHS2000 20 20 12 DNC 30 20 - DNC 102 102
2 10 4 菊地/渡辺 RED LINEベルノ東海DLDC5 DNC 0 20 15 3 15 20 20 93 93
3 73 4 山本/前嶋 ロイヤルハウスA-ONE無限μ - 10 DNC 12 23 10 10 15 80 80
4 69 4 梅本/長野 J'SRacingYHS2000 15 15 15 DNS 6 6 15 DNC 72 72
5 21 4 三船/WADA-Q/袖山 クムホ・エクスタ・S2000 DNC 8 DNC 20 2 12 8 4 54 54
6 18 4 浅野/坂井 FK/マッシモADVANインテグラ 12 6 3 - 18 - 6 DNC 45 45
7 82 4 西村/高橋 KTパサージュベルノ宮城FK DNC 12 8 - 9 4 4 - 37 37
9 67 4 嶋村/松原/海老原 YAMATO INTEGRA - - 10 - 12 - DNC 10 32 32
8 34 4 川口/岡/浅野 タイヤガーデン-BP-DC5 6 0 4 10 - DNC DNC 6 26 26
10 95 4 クラゴン/ピストン西沢 SPOON S2000 - - - - - - 12 12 24 24
11 58 4 佐藤/富澤/斉藤 モンド スピードDL 2000 10 4 DNC - 5 - 3 DNC 22 22
12 98 4 田嶋/千田 Mooncraft S2000 8 2 DNC 8 - DNC - DNC 18 18
13 29 4 谷口/谷口 オベロンμ読売江東理工DC5 DNQ 0 6 - - - 2 8 16 16
14 28 4 佐藤/関谷/斉藤/関川 WAKO'S.ADVAN.ブリック - - - - 15 - - - 15 15
15 60 4 小幡/成澤/柳田 RCB・DL・インテグラ 10 3 - - - - 1 - 14 14
16 92 4 幸内/菅/菅原 アート・テイストS2000 - - - - - 8 - - 8 8
17 7 4 根本/黒木 ファブレス エンドレス YH - - - - - 3 - - 3 3
18 66 4 福田/なかたに EXEDY シグナルオート DC5 - 1 - DNC - 2 - - 3 3
19 81 4 山下/黒澤/新井 FORTUNE ADVAN RX8 - - - - - 1 0 - 1 1
95 4 小幡/市嶋/岡田/伊藤 SPOON S2000 - - - - 0 - - - 0 0
74 4 松本/佐藤/伊藤 TUBU・C-WEST・JBM・DC5 - - - - - - 0 - 0 0
35 4 中村/島澤 NRFミストSSRDL△RX8 - - - - - - 0 - 0 0
ClassN+
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P 有P
1 36 N+ 黒澤/佐々木 MAZIORA Kosei ALTEZZA 15 15 20 20 - 20 20 15 125 125
2 55 N+ 田ヶ原/片岡 ARTA FOS アルテッツア 12 8 DNC 12 23 8 15 20 98 98
3 37 N+ 影山/井入 SPIRIT KOSEI ALTEZZA 20 12 15 15 - 15 12 DNC 89 89
4 5 N+ 道上/服部 5ZIGEN INTEGRA - 20 DNC DNC 30 12 - DNC 62 62
5 54 N+ 山内/浅見 ADVANアンクルインテグラ - 10 12 - 10 10 10 52 52
6 17 N+ 田中/石川/山本 キーパー★ingsカワサキDL - 6 DNC DQ - 6 - 12 24 24
7 163 N+ ヒロミ/脇坂/小倉/脇坂 H-OGURA ALTEZZA - - - - 18 - - - 18 18
8 96 N+ 藤田/山口 ネッツ大分アドバンアルテッツア - DNC - 10 - DNC - - 10 10
********************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない
* 全8戦中ベスト7戦の有効ポイント制
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
 どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久500 決勝


シリーズ後半はポルシェ勢の猛追にさらされたが、エンドレスGT-Rは見事2連覇を成し遂げた(Photo:K.Takeshita)

スーパー耐久シリーズ最終戦、もてぎスーパー耐久500決勝は、小雨から曇りへと
コンディションが変化する中、クラス1ランキングトップの#1エンドレス アドバン
GT-Rと、同2位の#33FALKEN☆PORCSHEの熾烈なトップ争いが序盤から展開されたが、
エンドレスGT-Rが2回目のピットストップの際、燃料補給中にジャッキを作動させた
として、76周目にドライブスルーペナルティを受け、大きく後退したことにより、
勝利はファルケンポルシェのものとなった。
しかし、エンドレスGT-Rが2位に入ったため、シリーズタイトルはエンドレスGT-Rが
獲得した。

クラス2は#11ジアラランサーが優勝し、2位の#2FUJITSUBOインプレッサを振り切っ
て、タイトルをものにした。

そのほかクラス3は#83BP ADVAN NSX、クラス4は#10RED LINEベルノ東海DLDC5、
グループNプラスは#55ARTA FOS アルテッツァがそれぞれ優勝した。
(スタート時点 気温12度、路面温度14度)

エンドレス アドバンGT-R
木下みつひろ
「(#33を)追いかけるのはリスクが大きすぎて、2位キープで行こうという状況
でした。タイトルも2連覇できて、確か初めてですよね?
天候がすごく味方してくれて、インターミディエイトが使える路面で、僕らに
とってはプラスでした。昨日から言っていたようにチョイ濡れの状態が良かった
んですね」
2003年11月9日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:雨/コース:セミウェット
 P  No Cls  P Car/Model                       Driver          Lap/Gap
----------------------------------------------------------------------
 1  33 1   1 FALKEN☆PORCSHE          /911JGN 竹内/田中   3"44'37.371
 2 * 1 1   2 エンドレス アドバンGT-R  /BNR34  木下/青木        15.385
 3  25 1   3 ADVAN PORSCHE            /911JGN 織戸/羽根        22.600
 4  11 2   1 ジアラランサー           /CT9A   中谷/木下         1Lap
 5   2 2   2 FUJITSUBOインプレッサ   /GH-GDB 吉田/清水         1Lap
 6 *22 2   3 avex・Impreza            /GH-GDB 村山/松田         2Lap
 7   6 2   4 ファルケン☆ランサー     /CT9A   冨桝/関           4Lap
 8  57 2   5 グラムライツ ランサー   /CT9A   大橋/松浦/松井    4Lap
 9  70 2   6 リニューカーTCPROアドバン/CT9A  三上/藤澤         4Lap
10  83 3   1 BP ADVAN NSX             /NA2    古橋/玉本/小林    4Lap
11  19 1   4 JMCダンロップGT-R        /BNR34  輿水/阪口         5Lap
12  12 3   2 FMR RX-7                 /FD3S   大井/山本/高橋    5Lap
13  26 2   7 エンドレスアドバン科芸専 /CP9A  朝倉/細野         5Lap
14  15 3   3 ORCアドバンRX-7          /FD3S   長島/山田/入口    5Lap
15 *20 2   8 RSオガワADVANランサー    /CT9A   小川/小林/伊藤    5Lap
16  14 3   4 REDLINEダイトウRX-7      /FD3S   今村/山崎/小松    5Lap
17  55 GN+ 1 ARTA FOS アルテッツァ   /SXE10  田ヶ原/片岡       5Lap
18  10 4   1 RED LINEベルノ東海DLDC5  /DC5    菊池/渡辺         6Lap
19  52 3   5 TO'sgroup協新RX-7        /FD3S   吉冨/増田         6Lap
20  24 1   5 PCJ ADVAN PORSCHE        /911JGN 井上/堤/谷口      6Lap
21  36 GN+ 2 MAZIORA Kosei ALTEZZA    /SXE10  黒澤/佐々木       7Lap
22  27 3   6 FINA BMW M3              /E36    古谷/長島         8Lap
23  17 GN+ 3 キーパー☆ingsカワサキDL /DC5    田中/石川/山本    8Lap
24  72 2   9 エンドレスアドバンTMC    /CT9A  朝倉/添田/井上    9Lap
25  59 2  10 東和インテックGDB     /GDB    福田/大澤         9Lap
26  73 4   2 ロイヤルハウスA-ONE無限μ /DC5    山本/前嶋        10Lap
27  95 4   3 BP J-WAVE AP1ED          /AP1    クラゴン/ピストン11Lap
28  67 4   4 YAMATO INTEGRA      /DC5  嶋村/松原/海老原 11Lap
29  29 4   5 オベロン読売江東理工専DC5/DC5    谷口/谷口        12Lap
30  34 4   6 タイヤガーデンBP-DC5     /DC5    川口/岡/浅野     13Lap
31 *21 4   7 クムホ・エクスタ・S2000  /AP1    三船/WADA-Q/袖山 13Lap
32  54 GN+ 4 ADVANアンクルインテグラ  /DC5    山内/浅見        27Lap
---------------- 以上順位認定 -------------------------------------
以下フィニッシュライン不通過
   *23 3     C-WEST アドバン Z33      /UA-Z33 尾本/星野         8Lap
     3 2     エンドレスアドバン座間   /CT9A   村田/サトウ      14Lap
    56 2     NUTECダンロップランサー  /CT9A   松本/日部        24Lap
     5 GN+   5ZIGEN INTEGRA           /CL7    道上/服部        30Lap
   109 1     ランドリーOGBアドバンGT3 /911JGN 飯田/西澤/落合   42Lap
    69 4     J'S RACING S2000 YH      /AP1    梅本/長野        42Lap
    58 4     モンド スピードDL 2000   /AP1    佐藤/富澤/斎藤   49Lap
    18 4     FK/マッシモADVANインテグラ/DC5   浅野/坂井        51Lap
    98 4     Mooncraft S2000          /AP1    田嶋/千田        52Lap
    99 1     CRT-PIRELLIポルシェ      /911JGN 砂子/壷林        54Lap
    39 3     DELPHI ADVAN NSX         /NA2    八木/植田        58Lap
    37 GN+   SPIRIT Kosei ALTEZZA      /SXE10  影山/井入        67Lap
     8 4     ACID英進館YH S2000       /AP1    筒井/谷川        69Lap
----------------------------------------------------------------------
ファステストラップ No.33 FALKEN☆PORCSHE : 2'01.160(71/105Lap)

規定周回数
Class1:73  Class2:72  Class3:70  Class4:69  ClassGN+:70

PENALTY
*No.1 スーパー耐久シリーズ 2003シリーズ規則書 第11条(11)違反(燃料補給中の
ジャッキ作動)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

*No.20 大会特別規則書 第27条~5)違反(トランスポンダー載せ替え違反)により、
ペナルティストップ60秒を課した。

*No.21 スーパー耐久シリーズ 2003シリーズ規則書 第11条(2)違反(ジャッキダウン
途中のエンジン始動)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

*No.22 2003ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書 第7章 第36条~2)違反(ピット
エリア速度違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

*No.23 国際モータースポーツ競技規則L項違反により、ドライビングスルーペナルティ
を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久500 フリー走行


どんよりと曇った空。判断の難しいコンディションのレースになりそうだ。(Photo:K.Takeshita)

朝から細かい雨が降り注ぐ中、スーパー耐久第8戦のフリー走行が行われ、予選トップの
#1エンドレスアドバンGT-Rがここでもトップタイムを記録し、好調ぶりをアピールした。
2位にはクラス2の#2FUJITSUBOインプレッサが続き、総合優勝も狙えそうなパフォーマンス
を見せた。
エンドレスGT-Rとタイトルを争う#33FALKEN☆PORCSHEはトップの2秒落ちで3番手タイム
に終わったが、果たして逆転はあるのだろうか。

決勝レースは12:00スタート、105周の戦いだ。
(気温15度 路面温度15度)
2003年11月9日 ツインリンクもてぎ(栃木県) フリー走行 天候:雨/コース:セミウェット
 P  No Cls  P   Car/Model                      Driver            time
--------------------------------------------------------------------------
 1   1 1   1 エンドレス アドバンGT-R/BNR34   木下/青木           2'09.209
 2   2 2   1 FUJITSUBOインプレッサ /GH-GDB  吉田/清水           2'10.887
 3  33 1   2 FALKEN☆PORCSHE        /911JGN  竹内/田中           2'11.259
 4 109 1   3 ランドリーOGBアドバンGT3/911JGN 飯田/西澤/落合      2'11.520
 5  25 1   4 ADVAN PORSCHE          /911JGN  織戸/羽根           2'12.868
 6  99 1   5 CRT-PIRELLIポルシェ    /911JGN  砂子/壷林           2'12.961
 7  19 1   6 JMCダンロップGT-R      /BNR34   輿水/阪口           2'13.226
 8  11 2   2 ジアラランサー         /CT9A    中谷/木下           2'13.611
 9  20 2   3 RSオガワADVANランサー  /CT9A    小川/小林/伊藤      2'13.746
10   3 2   4 エンドレスアドバン座間 /CT9A    村田/サトウ         2'14.998
11  56 2   5 NUTECダンロップランサー /CT9A   松本/日部           2'15.429
12  24 1   7 PCJ ADVAN PORSCHE      /911JGN  井上/堤/谷口        2'15.527
13  22 2   6 avex・Impreza           /GH-GDB 村山/松田           2'15.809
14  70 2   7 リニューカーTCPROアドバン/CT9A 三上/藤澤           2'15.936
15   6 2   8 ファルケン☆ランサー   /CT9A    冨桝/関             2'16.279
16 *83 3   1 BP ADVAN NSX            /NA2    古橋/玉本/小林      2'16.462
17  52 3   2 TO'sgroup協新RX-7      /FD3S    吉冨/増田           2'16.622
18  12 3   3 FMR RX-7                /FD3S   大井/山本/高橋      2'17.383
19  55 GN+ 1 ARTA FOS アルテッツァ  /SXE10  田ヶ原/片岡         2'17.393
20  10 4   1 RED LINEベルノ東海DLDC5 /DC5    菊池/渡辺           2'17.406
21  54 GN+ 2 ADVANアンクルインテグラ /DC5    山内/浅見           2'17.914
22  39 3   4 DELPHI ADVAN NSX        /NA2    八木/植田           2'18.066
23  14 3   5 REDLINEダイトウRX-7     /FD3S   今村/山崎/小松      2'18.161
24  15 3   6 ORCアドバンRX-7        /FD3S    長島/山田/入口      2'18.426
25   5 GN+ 3 5ZIGEN INTEGRA          /CL7    道上/服部           2'18.572
26  36 GN+ 4 MAZIORA Kosei ALTEZZA   /SXE10  黒澤/佐々木         2'18.572
27  37 GN+ 5 SPIRIT Kosei ALTEZZA     /SXE10  影山/井入           2'18.644
28  57 2   9 グラムライツ ランサー /CT9A    大橋/松浦/松井      2'19.048
29  21 4   2 クムホ・エクスタ・S2000 /AP1    三船/WADA-Q/袖山    2'20.332
30  73 4   3 ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5    山本/前嶋           2'20.394
31  26 2  10 エンドレスアドバン科芸専/CP9A  朝倉/細野           2'20.594
32  17 GN+ 6 キーパー☆ingsカワサキDL/DC5    田中/石川/山本      2'20.811
33  69 4   4 J'S RACING S2000 YH     /AP1    梅本/長野           2'21.017
34   8 4   5 ACID英進館YH S2000      /AP1    筒井/谷川           2'22.026
35  23 3   7 C-WEST アドバン Z33     /UA-Z33 尾本/星野           2'22.405
36  98 4   6 Mooncraft S2000         /AP1    田嶋/千田           2'22.597
37  29 4   7 オベロン読売江東理工専DC5/DC5   谷口/谷口           2'23.444
38  67 4   8 YAMATO INTEGRA     /DC5  嶋村/松原/海老原    2'23.661
39  18 4   9 FK/マッシモADVANインテグラ/DC5  浅野/坂井           2'24.240
40  59 2  11 東和インテックGDB   /GDB     福田/大澤           2'24.364
41  58 4  10 モンド スピードDL 2000   /AP1   佐藤/富澤/斎藤      2'24.736
42  95 4  11 BP J-WAVE AP1ED         /AP1    クラゴン/ピストン   2'25.291
43 *34 4  12 タイヤガーデンBP-DC5     /DC5   川口/岡/浅野        2'25.827
44  72 2  12 エンドレスアドバンTMC   /CT9A  朝倉/添田/井上      2'37.951
45  27 3   8 FINA BMW M3             /E36    古谷/長島           5'17.372
--------------------------------------------------------------------------

PENALTY
*No.34 ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書第7章第36~2)違反
(ピットロード速度違反)により、罰金20,00円を課す。

*No.83 大会特別規則書第27条~5)違反(トランスポンダー未交換)により、
厳重訓戒および始末書提出を課す。

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久500 予選2回目


惜しくも2番手に終わったが、明日は自信があると言う田中哲也。果たしてタイトルの行方は?! (Photo:K.Takeshita)

AUTOSPORTトロフィー スーパー耐久シリーズ2003 第8戦 もてぎスーパー耐久500の
公式予選第2回目は、午前中に樹立されたコースレコードを更に更新するクルマが
続出する展開となり、クラス1ではセッション終盤に賭けた#1エンドレスアドバン
GT-Rが午前中に続いてトップタイムを記録し、ポールポジションを確定した。
クラス2もまた、#2FUJITUBO IMPREZAが午前中のレコードタイムを更に縮め、クラス
トップの座を確保した。
以下、クラス3は#15 ORCアドバンRX-7、クラス4は#10 RED LINEベルノ東海DLDC5、
GN+は#36MAZIORA Kosei ALTEZZAがそれぞれトップタイムを記録した。
(気温22度/路温22度)

#1エンドレス アドバンGT-R
木下みつひろ
「タイミングが良かったから、クリアラップでした。
今回の予選ではツキが回ってきたかな?
荒れそうな予感があったんで、今がチャンスと思って中盤くらいにアタックに出ま
した。昨日から比べて気温も下がったし、コースのコンディションも一番良かった。
予選はパーフェクトです!
#33ポルシェはかなり意識していたし、スカイラインとして妥協しないセットで予選
にのぞみました。明日は、状況によっては#33ポルシェが先に行ったとしても2位
キープで自滅しないように行きたいですね。
楽ではないですよ。ポルシェの中で#33が極端に速いんで向こうも絶対1位を狙って
きますから。ウチも3位じゃダメという条件に(チャンピオン争いに)なります。
(ポルシェ勢と同じ)2ストップでマージンないんでチーム力で多少なりとも給油
時間を短くできるように頑張りたいと思います」

青木孝行
「コンスタントラップはポルシェが速いですね…。
雨の量によって(タイヤの種類によって)ウチが速いか#33のポルシェが速いか異なり
ます。チョイ濡れか土砂降りはウチが得意ですね。ポルシェは普通の雨は速いです。
4WDだからと言って雨が速いと言うことはないです。
トラブルは今のところないです。スタートはみつひろさんだと思います」

#33FALKEN☆PORCSHE
田中哲也
「クリアだったし良い感じだったけれど、フロントが暖まりきってなかったですね。
タイヤの前後バランスがおいしいところを使いきれていたら…(ポールポジション
がとれていた)。
今日は正直言って悔しい。レースは他のポルシェと比べたら調子は良いしチャンス
はあると思う。明日は自信がありますよ」

2003年11月8日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
 P  No Cls P   Car/Model                        Driver        Time
-----------------------------------------------------------------------
 1   1  1  1   エンドレス アドバンGT-R/BNR34   木下/青木     R1'59.227
 2  33  1  2   FALKEN☆PORCSHE        /911JGN  竹内/田中     R1'59.274
 3 109  1  3   ランドリーOGBアドバンGT3/911JGN 飯田/西澤/落合R1'59.606
 4  25  1  4   ADVAN PORSCHE          /911JGN  織戸/羽根      1'59.970
 5  99  1  5   CRT-PIRELLIポルシェ    /911JGN  砂子/壷林      2'01.706
 6   2  2  1   FUJITSUBOインプレッサ  /GH-GDB  吉田/清水     R2'02.179
 7  11  2  2   ジアラランサー         /CT9A    中谷/木下     R2'02.231
 8  24  1  6   PCJ ADVAN PORSCHE      /911JGN  井上/堤/谷口  R2'02.413
 9  19  1  7   JMCダンロップGT-R      /BNR34   輿水/阪口      2'02.880
10   3  2  3   エンドレスアドバン座間 /CT9A    村田/サトウ    2'03.538
11  22  2  4   avex・Impreza          /GH-GDB  村山/松田      2'03.636
12  15  3  1   ORCアドバンRX-7        /FD3S    長島/山田/入口 2'04.137
13  20  2  5   RSオガワADVANランサー  /CT9A    小川/小林/伊藤 2'04.270
14  39  3  2   DELPHI ADVAN NSX       /NA2     八木/植田      2'04.447
15  12  3  3   FMR RX-7               /FD3S    大井/山本/高橋 2'04.971
16  56  2  6   NUTECダンロップランサー/CT9A    松本/日部      2'05.073
17   6  2  7   ファルケン☆ランサー   /CT9A    冨桝/関        2'05.368
18  57  2  8   グラムライツ ランサー  /CT9A    大橋/松浦/松井 2'05.374
19  14  3  4   REDLINEダイトウRX-7    /FD3S    今村/山崎/小松 2'05.400
20  70  2  9   リニューカーTCPROアドバン/CT9A  三上/藤澤      2'05.432
21  52  3  5   TO'sgroup協新RX-7      /FD3S    吉冨/増田      2'05.434
22  83  3  6   BP ADVAN NSX           /NA2     古橋/玉本/小林 2'05.956
23  23  3  7   C-WEST アドバン Z33    /UA-Z33  尾本/星野      2'06.031
24  26  2 10   エンドレスアドバン科芸専/CP9A   朝倉/細野      2'06.376
25  36 GN+ 1   MAZIORA Kosei ALTEZZA  /SXE10   黒澤/佐々木   R2'06.556
26  37 GN+ 2   SPIRIT Kosei ALTEZZA    /SXE10   影山/井入     R2'06.946
27  72  2 11   エンドレスアドバンTMC  /CT9A    朝倉/添田/井上 2'07.195
28  27  3  8   FINA BMW M3            /E36     古谷/長島      2'07.368
29   5 GN+ 3   5ZIGEN INTEGRA         /CL7     道上/服部      2'07.556
30  10  4  1   RED LINEベルノ東海DLDC5/DC5     菊池/渡辺     R2'07.593
31  55 GN+ 4   ARTA FOS アルテッツァ  /SXE10   田ヶ原/片岡    2'08.013
32  59  2 12   東和インテックGDB      /GDB     福田/大澤      2'08.187
33  54 GN+ 5   ADVANアンクルインテグラ /DC5    山内/浅見      2'08.378
34  17 GN+ 6   キーパー☆ingsカワサキDL/DC5    田中/石川/山本 2'08.821
35  69  4  2   J'S RACING S2000 YH     /AP1    梅本/長野      2'09.227
36  21  4  3   クムホ・エクスタ・S2000 /AP1  三船/WADA-Q/袖山 2'09.804
37  58  4  4   モンド スピードDL 2000  /AP1    佐藤/富澤/斎藤 2'10.229
38  95  4  5   BP J-WAVE AP1ED         /AP1 クラゴン/ピストン 2'11.001
39   8  4  6   ACID英進館YH S2000      /AP1    筒井/谷川      2'11.083
40  73  4  7   ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5    山本/前嶋      2'11.353
41  98  4  8   Mooncraft S2000         /AP1    田嶋/千田      2'11.362
42  34  4  9   タイヤガーデンBP-DC5     /DC5   川口/岡/浅野   2'11.563
43  18  4 10   FK/マッシモADVANインテグラ/DC5  浅野/坂井      2'11.685
44  67  4 11   YAMATO INTEGRA          /DC5  嶋村/松原/海老原 2'11.699
45  29  4 12   オベロン読売江東理工専DC5/DC5   谷口/谷口      2'11.999
-------------------  以上予選通過  -----------------------------------
46  63  1  8   チームLEIJUNアンドB-1  /BNR34   OSAMU/赤鮫     2'04.009
47 *13  2 13   KS AUTO-LANCER          /CP9A   原田/脇田      2'08.259
48  81  4 13   FORTUNEADVANRX8         /SE3P   山下/黒澤/新井 2'15.825
49  35  4 14   NRFミストSSRDL△RX8      /SE3P  仲田/島澤/中村 2'19.015
    77  3  9   TRUST ADVAN RX7        /FD3S    吉岡/池田      計測できず
-----------------------------------------------------------------------

Rマークの車は、コースレコードを更新した。
従来のレコードタイムは、(C-1) 1'59.647  (C-2) 2'03.478  (C-4) 2'07.962
                        (GN+) 2'06.978

PENALTY
*No.13  スーパー耐久シリーズ2003年規則第11条(8)違反(許可されていない燃料補給
装置の使用)により、厳重訓戒及びベストタイム削除とする。

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久500 予選1回目


コースレコードを出して暫定トップのエンドレスGT-R (Photo:K.Takeshita)


2003年11月8日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
 P  No Cls P      Car/Model                       Driver        Time
-----------------------------------------------------------------------
 1   1   1  1	エンドレス アドバンGT-R/BNR34   木下/青木     R1'59.647
 2  33   1  2	FALKEN☆PORCSHE        /911JGN  竹内/田中     R2'00.031
 3  25   1  3	ADVAN PORSCHE          /911JGN  織戸/羽根     R2'00.464
 4 109   1  4	ランドリーOGBアドバンGT3/911JGN 飯田/西澤/落合R2'00.493
 5  99   1  5	CRT-PIRELLIポルシェ    /911JGN  砂子/壷林      2'01.673
 6  24   1  6	PCJ ADVAN PORSCHE      /911JGN  井上/堤/谷口   2'02.258
 7   2   2  1	FUJITSUBOインプレッサ  /GH-GDB  吉田/清水     R2'03.478
 8  11   2  2	ジアラランサー         /CT9A    中谷/木下     R2'03.867
 9  19   1  7	JMCダンロップGT-R      /BNR34   輿水/阪口      2'04.047
10  22   2  3	avex・Impreza          /GH-GDB  村山/松田     R2'04.080
11   3   2  4	エンドレスアドバン座間 /CT9A    村田/サトウ    2'04.634
12  63   1  8	LEIJUNダンロップGT-R   /BNR34   OSAMU/赤鮫     2'05.332
13  57   2  5	グラムライツ ランサー  /CT9A    大橋/松浦/松井 2'05.805
14  23   3  1	C-WEST アドバン Z33    /UA-Z33  尾本/星野      2'05.833
15  20   2  6	RSオガワADVANランサー  /CT9A    小川/小林/伊藤 2'06.335
16  70   2  7	リニューカーTCPROアドバン/CT9A  三上/藤澤      2'06.446
17  83   3  2	BP ADVAN NSX           /NA2     古橋/玉本/小林 2'06.505
18  52   3  3	TO'sgroup協新RX-7      /FD3S    吉冨/増田      2'06.642
19  77   3  4	TRUST ADVAN RX7        /FD3S    吉岡/池田      2'06.928
20  39   3  5	DELPHI ADVAN NSX       /NA2     八木/植田      2'06.956
21  56   2  8	NUTECダンロップランサー/CT9A    松本/日部      2'07.163
22   6   2  9	ファルケン☆ランサー   /CT9A    冨桝/関        2'07.187
23  26   2 10	エンドレスアドバン科芸専/CP9A   朝倉/細野      2'07.299
24  14   3  6	REDLINEダイトウRX-7    /FD3S    今村/山崎/小松 2'07.334
25  12   3  7	FMR RX-7               /FD3S    大井/山本/高橋 2'07.376
26  36 GN+  1	MAZIORA Kosei ALTEZZA  /SXE10   黒澤/佐々木    2'07.533
27  37 GN+  2	SPIRIT Kosei ALTEZZA    /SXE10   影山/井入      2'07.669
28  15   3  8	ORCアドバンRX-7        /FD3S    長島/山田/入口 2'07.735
29  10   4  1	RED LINEベルノ東海DLDC5/DC5     菊池/渡辺      2'08.106
30  27   3  9	FINA BMW M3            /E36     古谷/長島      2'08.336
31  55 GN+  3	ARTA FOS アルテッツァ  /SXE10   田ヶ原/片岡    2'08.682
32   5 GN+  4	5ZIGEN INTEGRA         /CL7     道上/服部      2'08.908
33  69   4  2        J'S RACING S2000 YH    /AP1     梅本/長野      2'09.483
34  13   2 11	KS AUTO-LANCER         /CP9A    原田/脇田      2'09.826
35   8   4  3	ACID英進館YH S2000     /AP1     筒井/谷川      2'09.919
36  54 GN+  5	ADVANアンクルインテグラ/DC5     山内/浅見      2'10.489
37  59   2 12	東和インテックGDB      /GDB     福田/大澤      2'10.553
38  58   4  4	モンド スピードDL 2000 /AP1     佐藤/富澤/斎藤 2'10.965
39  21   4  5	クムホ・エクスタ・S2000/AP1    三船/WADA-Q/袖山2'10.987
40  95   4  6	BP J-WAVE AP1ED        /AP1     クラゴン/西沢  2'11.091
41  72   2 13	エンドレスアドバンTMC  /CT9A    朝倉/添田/井上 2'11.258
42  67   4  7	YAMATO INTEGRA         /DC5    嶋村/松原/海老原2'11.565
43  17 GN+  6	キーパー☆ingsカワサキDL/DC5    田中/石川/山本 2'11.582
44  98   4  8	Mooncraft S2000        /AP1     田嶋/千田      2'11.850
45  73   4  9	ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5    山本/前嶋      2'12.632
46 *29   4 10	オベロン読売江東理工専DC5/DC5   谷口/谷口      2'13.056
47  18   4 11	FK/マッシモADVANインテグラ/DC5  浅野/坂井      2'13.139
48  34   4 12	タイヤガーデンBP-DC5   /DC5     川口/岡/浅野   2'15.082
49  81   4 13	FORTUNEADVANRX8        /SE3P    山下/黒澤/新井 2'17.533
50  35   4 14	NRFミストSSRDL△RX8    /SE3P    仲田/島澤/中村 2'19.612
------------------------------------------------------------------------
参加台数:50      出走台数:50

Rマークのクルマはコースレコードを更新した。
従来のレコードタイムは、(Class1) 2'00.614, (Class2) 2'04.339

予選通過基準タイム(130%)  2'36.061
クラス別予選通過基準タイム
(Class1 110%) 2'12.052  (Class2  110%) 2'16.189  (Class3 110%) 2'18.959
(Class4 110%) 2'22.086  (ClassGN+110%) 2'20.757

Penalty
*No.29 2003ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書  第7章  第36条  2)違反
(ピットレーン速度違反)により罰金30,000円を課す。

なお、No.74 TUBE・C-WEST・JBM(松本/伊藤/佐藤)はエントリーを取り消した


スーパー耐久

S耐もてぎにてファン感謝デーを開催

スーパー耐久シリーズ2003 第8戦 もてぎスーパー耐久500
『ツインリンクもてぎ スーパー耐久ファン感謝デー』を開催

 ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)は16日、2003年11月8日(土)~9日(日)に開催される「スーパー耐久シリーズ2003 第8戦 もてぎスーパー耐久500」において、『ツインリンクもてぎ スーパー耐久ファン感謝デー』を開催すると発表した。開催概要は以下のとおり。

  • 本レースに出場しているチームの関連商品を販売するガレージセール「パドック市」を、ドライバーやチーム関係者でにぎわう第1パドック内で開催。
  • 上記「パドック市」やアリーナエリアまでの移動が便利なスーパースピードウェイ上に駐車エリア「サポーターズパーキング」(事前申込制:先着500台)を設け、レースを間近で観戦可能。
  • 11月8日(土)にホンダコレクションホールにてモータースポーツ講座「ツインリンクもてぎモータースポーツワークショップ2003 N1仕様車開発秘話~インテグラTypeR~」を開催。(講師:安井一秀氏[無限 商品事業部商品開発課課長])

 料金は、パドックパス(3,000円相当)、及び「サポーターズパーキング」利用可能で大人1,500円(税込)、4才~高校生無料と格安。(「スーパー耐久シリーズ2003 第8戦 もてぎスーパー耐久500」の観戦券、駐車券は別途必要です。既にパドックパスをお求めの方も本イベントにお申し込み頂きますと、レース当日差額分をご返金します)

 募集人数は先着500名。10月23日より下記WEB上にて受け付ける。(23日以降にならないと申し込み用ページへのリンクは設置されないのでご注意を)

http://www.twinring.jp/motorsports/race/race01/SP/

Formula Nippon

Fニッポンポイントランキング(第8戦終了時)


チャンピオン争いは本山(後方)とトレルイエ(手前)の2人に絞られた (Photo: A.Bessho)







サーキット
鹿







鹿










鹿
T
O
T
A
L
日  程 3/23 4/6 4/27 6/8 7/6 7/27 8/31 9/21 10/19 11/2
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10




1本山 哲101010001060  46
2ブノワ・トレルイエ0600631010  35
3脇阪 寿一020104401  21
4アンドレ・ロッテラー63010640  20
5井出 有冶30460004  17
6リチャード・ライアン000410200  16
7金石 年弘40200006  12
8土屋 武士00632010  12
9道上 龍04323000  12
10松田 次生20000122  7
11ジェームス・コートニー      30  3
11服部 尚貴00000003  3
13小暮 卓史01001000  2
14福田 良00100     1
14野田 英樹10000000  1
-黒澤 治樹00000000  0
-加藤 寛規       0  0
-ドミニク・シュワガー00000000  0
-五十嵐 勇大    000   0
-藤沢 哲也0000      0
-立川 祐路00000000  0


1IMPUL10161006131610  81
2COSMO OIL CERUMO50460126  24
2LeMans40832016  24
4PIAA NAKAJIMA64011640  22
5TEAM 22020104401  21
6DoCoMo DANDELION000410203  19
75ZIGEN04423030  16
8CARROZZERIA MOHN10000000  1
-Olympic KONDO00000000  0
-PLANEX EBBRO NOVA00000000  0
-TEAM NOVA    000   0
-カッチャオ TCPRO NOVA0000      0
-OIZUMI TEAM NOVA       0  0




1東名エンジン1010101010101010  80
2尾川自動車63461644  34
3シエラスポーツ10000000  1
  • ポイントは決勝レースの結果に基づき各部門とも、各レース、1位:10点、2位:6点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。
  • チームポイント部門は、2台参加のチームでは、2台の得た合計ポイントが加算の対象となります。
  • エンジンチューナーズポイント部門は、同一チューナーが扱うエンジンを搭載した車両が得たポイントのうち、もっとも高いポイントが加算の対象となります。

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