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2020年11月

TCR JAPAN SATURDAY

TCRJ-SAT:第4戦オートポリス公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2020/11/14) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2020 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 4 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
121篠原 拓朗Audi RS3 LMS
Audi Team Hitotsuyama
1'54.744--146.643
219Brnz1ヒロボンCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'55.848 1.104 1.104145.245
362Brnz2塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION’
1'56.490 1.746 0.642144.445
425松本 武士Volkswagen Golf GTI TCR
Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA
1'56.534 1.790 0.044144.390
534Brnz3下野 璃央Honda CIVIC TCR
Drago CORSE
1'56.836 2.092 0.302144.017
673Brnz4大蔵 峰樹Alfa Romeo Giulietta Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'58.624 3.880 1.788141.847
745Brnz5竹田 直人Honda CIVIC TCR
若甦ドリームドライブ with KCMG
1'59.056 4.312 0.432141.332
817Brnz6鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'59.145 4.401 0.089141.226
969Brnz7梅本 淳一Alfa Romeo Giulietta RF TCR
55MOTO with J'S RACING
1'59.271 4.527 0.126141.077
1055Brnz8MototinoAlfa Romeo Giulietta RF TCR
55MOTO with J'S RACING
1'59.999 5.255 0.728140.221
1171Brnz9大山 正芳Honda CIVIC TCR
ダイワN通商 アキランド レーシング
2'00.929 6.185 0.930139.143
---- 以上基準タイム予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第4戦鈴鹿決勝 #35平良が3連勝を達成!

2020FIA-F4選手権第4戦の決勝が10月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)がポール・トゥ・フィニッシュで第2戦富士からの3連勝を達成した。

決勝レースがスタートした 平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4) 決勝2位は荒川麟(ZAP SPEEDスカラシップ) 決勝3位は野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4) 優勝した平良響(TGR-DC Racing School) 表彰式 インディペンデントカップ優勝の佐藤セルゲイビッチ(フィールドモータースポーツ) インディペンデントカップの表彰式

第4戦決勝は12時50分より11周で行われた。当日の天候は晴れ。やや肌寒さを感じさせる気候の中、ドライ路面での戦いとなった。

スタートでトップに立ったのは#35平良、予選3位の#7太田格之進(VEGAPLUS DOME F110)が2位に浮上し、予選2位の#14荒川麟(ZAP SPEEDスカラシップ)は順位を一つ落とすことに。

しかし1周めのシケインで#2仲尾恵史(TCS Racing Team)、#86大阪八郎(Dr. Dry F110)、#1886大坂、#18堀田誠(アドヴィクスムータレーシング)が絡むアクシデントが発生したため2周めからセーフティーカーが導入されることになった。

車両回収ののち、SCは4周終わりでピットイン。レースは5周目にリスタートとなる。

すると6周目の1コーナーで#14荒川が#7太田を抜き2位に浮上する。その後も太田はこの周のシケインで#36野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)、さらに7周目の1コーナーでは#62平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110)にも捉えられて5位に後退してしまった。

その一方でトップの#35平良は8周終わって1.085リードを築くと、その後も後続に全く付け入る隙を与えずにフィニッシュ。第2戦富士からの連勝記録を3とした。

2位は#14荒川、3位は#36野中が獲得。トムススピリット勢が1-3という結果になった。

なお、インディペンデントカップは#3佐藤セルゲイビッチ(結婚の学校フィールドモータースポーツ)が今季初勝利を挙げている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第4,5戦鈴鹿公式予選 今季好調の#35平良が2連続ポールを獲得

2020FIA-F4選手権第4戦、第5戦の公式予選が10月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)が第4戦、第5戦ともポールポジションを獲得した。

10月3日にようやく開幕したFIA-F4の2020シーズン。第2大会が開催される鈴鹿サーキットには32台がエントリー。昨年までSRSコチラレーシングからエントリーしていた太田格之進と、SRS-F卒業生の小出峻らは今回からVEGAPLUSという新チームで参戦してきた。

公式予選は午前8時30分より30分間で行われた。この日の鈴鹿の天候は晴れ。コースはドライだ。今シーズンは全ての大会が3レース制となっているため、第1レースはベストタイム順、第2レースはセカンドベスト順、そして第3レースは第1レース中のベストラップタイム順でスタートすることになっている。

各ドライバー慎重にタイヤに熱を入れながら徐々にペースを上げていく中、最初に2分8秒台のタイムをマークしたのは第2戦、第3戦と連勝中の#35平良。2'08.072でトップに立つ。続いて今回から参戦の#7太田格之進(VEGAPLUS DOME F110)が2'08.446、2'08.238とタイムを縮めてくるが、#35平良は2'07.912を叩き出して太田を突き放す。

その直後、130Rでインディペンデントカップの#43吉田基良(ZAP SPEED F110)がクラッシュ。続いて#92浦田裕喜(AKILAND RACING)がS字コーナーでクルマをストップさせたため、予選は赤旗中断となってしまう。この時点での順位はトップが#35平良、2番手が#7太田。第1戦優勝の#62平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110)が3番手だ。

予選は午前8時52分に残り時間8分で再開されたが、ここでも#35平良のタイムを上回る選手は現れず、ベストタイム、セカンドタイムともに平良がトップで予選を終了した。なお2番手には残り時間2分で2'08.229を記録した#14荒川麟(ZAP SPEEDスカラシップ)が浮上、#7太田は予選3番手、#62平木は4番手で第4戦に臨むこととなった。

また第5戦は#7太田が2番手、#62平木が3番手となった。

インディペンデントカップは第4戦が#96齋藤真紀雄(CS Marketing AKILAND)、第5戦は#2仲尾恵史(TCS Racing Team)がポールポジションとなっている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第4戦鈴鹿決勝結果

FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2020/10/24) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2020 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
135平良 響TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1127'00.971--
214荒川 麟ZAP SPEEDスカラシップ
ZAP SPEED
1127'01.701 0.730 0.730
336野中 誠太TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1127'05.919 4.948 4.218
462平木 玲次HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1127'06.708 5.737 0.789
57太田 格之進VEGAPLUS DOME F110
VEGAPLUS
1127'08.786 7.815 2.078
680伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1127'09.118 8.147 0.332
777小川 颯太WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1127'11.05110.080 1.933
897澤 龍之介BJ RacingスカラシップJSS
Bionic Jack Racing
1127'11.30810.337 0.257
940元嶋 成弥SACCESS RACING ES
SACCESS RACING
1127'12.03711.066 0.729
1032菊池 宥孝ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1127'13.02912.058 0.992
1111岩澤 優吾Rn-sports SEIDO-YA
Rn-sports
1127'13.73212.761 0.703
125小出 峻VEGAPLUS DOME F110
VEGAPLUS
1127'14.98214.011 1.250
1339中村 賢明SACCESS RACING ES
SACCESS RACING
1127'15.34314.372 0.361
1438奥住 慈英TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1127'17.45216.481 2.109
1528古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
1127'18.92917.958 1.477
1616塚田 海斗Media Do ADVICS影山G-UP
Media Do Kageyama Racing
1127'22.52521.554 3.596
1731神 晴也ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1127'23.80122.830 1.276
1813藤原 大輝ACE LINES MD Factory
KRac Motor sports
1127'24.20023.229 0.399
1925堀尾 風允SAMURAIサポーターズF4
SKILL SPEED
1127'25.64324.672 1.443
2092浦田 裕喜AKILAND RACING
AKILAND RACING
1127'25.70724.736 0.064
213IC1佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
フィールドモータースポーツ
1127'31.90630.935 6.199
2296IC2齋藤 真紀雄CS Marketing AKILAND
AKILAND RACING
1127'37.40136.430 5.495
2398IC3IKARIBJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1127'46.72045.749 9.319
2433マックス・サロATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1127'47.98747.016 1.267
2571IC4大山 正芳ダイワN通商アキランドCS F110
AKILAND RACING
1127'55.25854.287 7.271
26*2IC5仲尾 恵史TCS Racing Team
イノウエエンジニアリング
1028'27.3581Lap 1Lap
2718IC6堀田 誠アドヴィクスムータレーシング
Rn-sports
927'51.1812Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-43IC-吉田 基良ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
821'52.9033Laps1Lap
-23IC-YUGOS2R Racing
N-SPEED
822'03.2553Laps10.352
-*37清水 英志郎TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
624'18.5055Laps2Laps
-55土屋 祐輔Liaison DM F110
LIAISON
39'34.2018Laps3Laps
-86IC9大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
19'24.20110Laps2Laps
  • 荒川 麟 ZAP SPEEDスカラシップ 2'28.297 (7/11) 162.944km/h
  • CarNo.2は、FIA-F4選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、競技結果に40秒を加算した。
  • CarNo.37は、FIA-F4選手権統一規則第26条9(ピットレーン通過速度違反)により、競技結果に40秒を加算した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第4戦鈴鹿公式予選結果

FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2020/10/24) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2020 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
135平良 響TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
2'07.912--163.434
214荒川 麟ZAP SPEEDスカラシップ
ZAP SPEED
2'08.229 0.317 0.317163.030
37太田 格之進VEGAPLUS DOME F110
VEGAPLUS
2'08.238 0.326 0.009163.019
462平木 玲次HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
2'08.631 0.719 0.393162.521
55小出 峻VEGAPLUS DOME F110
VEGAPLUS
2'08.721 0.809 0.090162.407
611岩澤 優吾Rn-sports SEIDO-YA
Rn-sports
2'08.747 0.835 0.026162.374
736野中 誠太TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
2'08.900 0.988 0.153162.182
880伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
2'08.912 1.000 0.012162.166
932菊池 宥孝ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
2'09.306 1.394 0.394161.672
1077小川 颯太WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
2'09.381 1.469 0.075161.579
1139中村 賢明SACCESS RACING ES
SACCESS RACING
2'09.442 1.530 0.061161.502
1228古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
2'09.495 1.583 0.053161.436
1397澤 龍之介BJ RacingスカラシップJSS
Bionic Jack Racing
2'09.600 1.688 0.105161.306
1440元嶋 成弥SACCESS RACING ES
SACCESS RACING
2'09.671 1.759 0.071161.218
1537清水 英志郎TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
2'09.683 1.771 0.012161.202
1638奥住 慈英TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
2'09.697 1.785 0.014161.185
1725堀尾 風允SAMURAIサポーターズF4
SKILL SPEED
2'09.717 1.805 0.020161.160
18*31神 晴也ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
2'09.748 1.836 0.031161.123
1955土屋 祐輔Liaison DM F110
LIAISON
2'09.834 1.922 0.086161.015
2013藤原 大輝ACE LINES MD Factory
KRac Motor sports
2'09.974 2.062 0.140160.843
2116塚田 海斗Media Do ADVICS影山G-UP
Media Do Kageyama Racing
2'10.180 2.268 0.206160.587
2296IC1齋藤 真紀雄CS Marketing AKILAND
AKILAND RACING
2'10.979 3.067 0.799159.607
232IC2仲尾 恵史TCS Racing Team
イノウエエンジニアリング
2'11.112 3.200 0.133159.445
2486IC3大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
2'11.204 3.292 0.092159.334
253IC4佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
フィールドモータースポーツ
2'11.309 3.397 0.105159.206
2618IC5堀田 誠アドヴィクスムータレーシング
Rn-sports
2'11.454 3.542 0.145159.031
2798IC6IKARIBJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'11.834 3.922 0.380158.572
2833マックス・サロATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
2'12.217 4.305 0.383158.113
2971IC7大山 正芳ダイワN通商アキランドCS F110
AKILAND RACING
2'12.797 4.885 0.580157.422
3023IC8YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'14.812 6.900 2.015155.069
3192浦田 裕喜AKILAND RACING
AKILAND RACING
2'15.722 7.810 0.910154.030
3243IC9吉田 基良ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
2'17.885 9.973 2.163151.613
---- 以上基準タイム(110$ - 2'20.938)予選通過 ----
  • CarNo.31は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第2条e)(危険なドライブ行為)により、2グリッド降格とする。

OK

OK:渡会太一が会心の2連勝

大会データ
2020年9月19~20日/千葉県・茂原ツインサーキット東コース
エントリー 29台 出走 第3戦28台・第4戦28台

 国内カートレースの最高峰たる全日本OKクラスは、開幕戦APG大会からほぼ2カ月のオフを空けて、千葉県・茂原ツインサーキット東コースで第3戦/第4戦が行われた。

 この大会には第1戦で3位入賞の平良響に代わって、2019シリーズ最終戦で初優勝を遂げた森山冬星(KR HIROTEX RACING)が出場、初めてヨコハマ・タイヤを履いてレースを走ることとなった。また、FS-125部門からステップアップの伊藤慎之典(HRT&チャリ走!GO!KART!)も今回がOKデビューだ。

 大会初日の土曜日は、曇り空ながらドライコンディション。今まで真夏の開催が恒例だった茂原大会は、新型コロナ禍によるリスケジュールで9月後半の開催となったことで、例年よりやや低い気温となっている。

 2つの予選ヒートのスターティンググリッドを決めるタイムトライアルでは、ルーキーの平安山良馬(TEAM EMATY)が驚速のトップタイムをマーク。またOK部門2年目の大木一輝(KR Racing)が4番手に食い込み、フレッシュな顔ぶれが上位に並んだ。2・3番手は高橋悠之(TONYKART RACING TEAM JAPAN)と渡会太一(Drago Corse)。10番手までをブリヂストン勢が占め、ドライでのBSの速さをまざまざと見せつけた。

 ダンロップ勢では野村勇斗(EXGEL with MASUDA RACING)の11番手が最上位。APG大会でヨコハマ旋風を巻き起こしたヨコハマ・ユーザーは、森山の15番手が最上位だった。

朝日ターボ選手(MASUDA RACING PROJECT) 木内秀柾選手(NEXUS Competition) 大木一輝選手(KR Racing) 第3戦ポールポジション獲得 渡会太一選手(Drago Corse) 第3戦スタート 序盤から1秒のマージンを築く渡会選手 第3戦2位を獲得した佐々木大樹選手(TONYKART RACING TEAM JAPAN) 最終的に3秒以上後方を引き離し独走で優勝した渡会選手 第3戦優勝者渡会太一選手 第3戦表彰式 第3戦表彰式 第3戦表彰式 第3戦表彰式 第3戦表彰式

【第3戦】渡会がポールから独走、自身2勝目を飾る

 ドライコンディションの大会初日。17周の予選ヒートでは波乱が続発した。まずローリング中、ポールの平安山がスピンを喫してノースタートに。代わってトップに立ちレースを牽引していった高橋も、12周目にチェーンが切れてリタイアしてしまう。

 これで渡会がトップとなり、そのまま決勝のポールを獲得した。2番手はルーキーの荒尾創大(Birel RAGNO Racing)。3番手でゴールした佐々木大河(TEAM WOLF)はフロントフェアリングのペナルティで順位を下げ、3~5番手には佐々木大樹(TONYKART RACING TEAM JAPAN)、大木、木内秀柾(NEXUS Competition)が。6番手に着けたのは朝日ターボ(MASUDA RACING PROJECT)。12台抜きを敢行してDLを履くマシンをグリッド3列目に並べてみせた。

 一夜明けて迎えた28周の決勝。前日までの雨の予報は外れ、レースはドライコンディションで行なわれることになった。 渡会は先頭をキープして発進すると、背後のバトルを利して2周目に後続を引き離し、そのリードを一気に1秒以上に開く。以降は渡会の独り舞台。最終的に後続を3秒以上引き離し、昨年第8戦以来の自身2勝目を飾った。

 2位は佐々木大樹。レース中盤には渡会とほぼ同等のタイムを刻んだが、そのテールを捕らえることはできなかった。

 3番手でゴールしたのは、渡会をコンマ2秒も上回るペースで最後尾のグリッドから急追してきた平安山だったが、車検場でフロントフェアリングのペナルティの宣告を受けて6位に後退することに。代わって3位表彰台に上がったのは朝日。DL勢のエースの意地をみせ、速さではかなわなかったBS勢から表彰台の一角を奪ってみせた。

第4戦3位獲得 平安山良馬選手(TAEM EMATY) ルーキーの荒尾創大選手(Birel RAGNO Racing) 高橋悠之選手(TONYKART RACING TEAM JAPAN) 森山冬星(KR HIROTEX RACING) スタートの準備をする渡会選手 第4戦スタート 第4戦ポールポジションを獲得した平安山選手 前半のペースが上がらなかったが後半ペースは自身があった渡会選手 最高峰復帰2大会目4位に入賞した佐々木大河選手(TEAM WOLF) ルーキー金子修選手(TEAM WOLF)第3戦5位 ・第4戦6位に入賞 21周目にトップに復帰 渡会選手 リヤタイヤの過熱に苦しめられながら2位を獲得した佐々木大樹選手 第3戦に続き第4戦も優勝 渡会選手 2連勝を決めた渡会選手 第4戦表彰式 第4戦表彰式 第4戦表彰式 第4戦表彰式

【第4戦】成長の見えるレース運びで渡会が連勝

 第3戦の予選で屈辱を味わった平安山は、名誉挽回を期して挑んだ第4戦予選を1位でゴール、ポールから決勝をスタートすることとなった。その前に立ちはだかったのは、やはり渡会だった。レース開始と同時にトップを奪った渡会は、前半のペースが思うように上がらず、やがて4番手まで後退。対して平安山は渡会を抜き返すと、佐々木大樹らを従えてラップを消化していった。

 だが、やがて平安山と佐々木のペースが落ち始めると、焦らずタイヤ温存に徹してきた渡会が着々と順位を取り戻し、21周目にトップへ復帰。OKクラス2年目の成長を実感させる落ち着いたレース運びで、堂々の2連勝を達成した。

 2位は佐々木大樹。リヤタイヤの過熱に苦しめられながらのレースだったが、ベテランの技で苦境を乗り越え最善のリザルトをつかみとった。平安山は圧巻の速さを勝利につなげることはかなわなかったが、3位でレースを終えて初表彰台ゲットだ。その平安山からあと一歩で3位を奪うところだったのが、最高峰復帰2大会めの佐々木大河。チームメイトのルーキー金子修も6位に入賞し、TEAM WOLFコンビはAPG大会の不振を完全に払拭してみせた。

 第4戦までを終えて、ポイントリーダーに立ったのは佐々木大樹。しかし、佐々木大樹はスポーツランドSUGOで行われる次の第5戦/第6戦を欠場することが決まっている。チャンピオン争いの行方は、まだ不透明なままといえよう。

第3戦&第4戦優勝・渡会太一のコメント
 開幕戦では苦しかったけれど、今回はずっとペースがよくて、その流れを結果につなげられてよかったです。2レースめの決勝は前半ぜんぜんペースが上がらなかったけれど、後半は自分のペースがいいはずだから、前半は抜かれても大丈夫だろうと思っていました。去年までは順位が下がったところで焦ってプッシュしてタイヤを痛めてしまうことがったけれど、今年はそういう状況でも落ち着いて対応できていると思います。
Text: Kazuo MIZUTANI
Photo:Y'sPHOTO(Yoshiaki YOKOTA)

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第4戦岡山決勝 #36宮田が磐石の走りで開幕4連勝を達成!!

2020年全日本スーパーフォーミュラライツ選手権第4戦の決勝が9月26日、岡山国際サーキットで行われ、#36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)がポール・トゥ・フィニッシュで、今季負けなしの4連勝を達成した。

決勝レースがスタートした レースは途中セーフティーカーが導入された 優勝は宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM\'S 320) 決勝2位は阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX) 決勝3位は片山義章(B-MAX RACING with ORC) マスタークラス優勝は植田正幸(Rnsports320) 優勝した宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM\'S) 表彰式 マスタークラスの表彰式

第4戦決勝は午後4時より18周で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。

スタートでトップに立ったのは#36宮田。ヘアピンでアウトから#50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が並びかけるが、宮田はこれを退けてトップで1周目を終えた。予選3位の#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)は1コーナーで#51片山義章(B-MAX RACING with ORC)と接触し、7位まで後退してしまった。代わって3位には#51片山が浮上した。

トップの#36宮田は#50阪口を引き離しにかかり、5周を終えた時点でそのリードを2.777秒とすると、7周目には3.445秒、8周目に3.900秒、9周目に4.236秒、10周目には4.636秒と着実にその差を広げていった。

ところがここまで#52影山正美(MASAMI PROJECT with B-MAXと8位争いをしていた#5入山翔(Albirex-RT)が12周目のダブルヘアピン二つめでスピン。コース上でストップしてしまったために14周目からセーフティーカーが導入され、トップを快走していた#36宮田のリードは一旦リセットされてしまった。

しかしSCが15周目にピットインし、レースが16周目から再開されてからも#36宮田は#50阪口を全く寄せつけない走りで18周を走り切り、今季4勝目を獲得した。2位は#50阪口、3位には#51片山が入った。

マスタークラスは#30DRAGON(TEAM DRAGON SFL )が#10植田正幸(Rnsports320)の追撃を退け、トップでチェッカーを受けたが、レース後にDRAGONに対して統一規則第15条1(危険なドライブ行為)に抵触したとの判定がなされ、30秒加算のペナルティが課せられてしまった。これにより植田が1位に繰り上がり、今季初優勝をものにしている。

全日本スーパーフォーミュラライツ選手権第5戦決勝は、27日午前9時より25周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsoprts Forum

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第4戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/26) Final Race Weather: Fine Course: Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
136宮田 莉朋COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320
COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1829'19.057
250阪口 晴南Buzz Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS
A41
181.759
351片山 義章B-MAX RACING with ORC
B-MAX RACING TEAM
SPIESS
A41
183.197
42名取 鉄平TODA FIGHTEX
TODA RACING
TODA
TR-F301
184.260
53神 晴也Albirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI
TB14F3 2020
185.549
635河野 駿佑RS FINE K&N 320
RS FINE
TOYOTA
TOM'S TAZ31
186.241
737小高 一斗COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320
COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S
TOYOTA
TOM'S TAZ31
186.879
852影山 正美MASAMI PROJECT with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS
A41
189.538
910M1植田 正幸Rnsports320
Rn-sports
SPIESS
A41
1813.275
1030M2DRAGONTEAM DRAGON SFL
B-MAX ENGINEERING
SPIESS
A41
1840.176
1113M3吉田 基良B-MAX ENGINEERING
B-MAX ENGINEERING
SPIESS
A41
171Lap
125入山 翔Albirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI
TB14F3 2020
117Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320) 1'22.439 (18/18) 161.705km/h
  • CarNo.30は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、競技結果に30秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を加算した。

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第4-5戦岡山公式予選 #36宮田が連続ポールを獲得

2020年全日本スーパーフォーミュラライツ(SFL)選手権第4戦、第5戦の公式予選が9月26日、岡山国際サーキットで行われ、#36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が2戦連続でポールポジションを獲得した。

第4戦、第5戦ともポールポジションの宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM\'S 320) 第4戦、第5戦とも予選2位の阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX) 第4戦予選3位、第5戦予選5位の小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM\'S 320) 第4戦予選4位、第5戦予選3位の片山義章(B-MAX RACING with ORC) レースに復帰した大ベテランの影山正美(MASAMI PROJECT with B-MAX)は第4戦9位、第5戦8位 マスタークラスは第4戦第5戦ともDRAGON(TEAM DRAGON SFL )がポールポジション

公式予選は午前9時30分より30分間で行われた。第4戦のスターテンググリッドはベストタイム順、第5戦はセカンドベスト順となる。この日の岡山の天候は曇り。コースはドライコンディションだ。

9月末の岡山は気温、路面温度ともに下がってきており、各ドライバーともコースインから2、3周をかけて入念にタイヤに熱を入れてから本格的なアタックに取り掛かる。

まずは#36宮田が計測4周めに1'21.983を記録してトップへ。しかしその直後に、やや遅れてコースインした#50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)がこれを上回り、計測3周めで1'21.957でトップに立った。3番手には#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が1'22.755で続く。

走行開始から10分が経過したところで各車一旦ピットへ。コース上ではマスタークラスの#10植田正幸(Rnsports320)のみが精力的に周回を重ね、1'23.854と、今回スポット参戦した#52影山正美(MASAMI PROJECT with B-MAX)の1'23.838に迫るタイムを記録する。

ピットインしていたドライバーたちは残り時間が10分を切ったあたりで徐々にコースに戻っていき、2回目のタイムアタックが始まった。暫定トップの#50阪口は残り8分を切ったところでピットを離れた。

まずは残り時間が4分を切ったところで#35河野駿佑(RS FINE K&N 320)が1'22.394で3位に浮上するが、残り3分40秒で#2名取鉄平(TODA FIGHTEX )1'22.333、その直後に#51片山義章(B-MAX RACING with ORC)も1'22.214と相次いで河野のタイムを上回る。

そして残り3分を切ったところで#36宮田が1'21.430を叩き出してトップへ浮上。宮田はその次の周でも1'21.349とさらにペースを上げてきた。

この間に#50阪口もタイムを更新するが、1'21.502と宮田には一歩及ばず、ベストタイム、セカンドベストタイムともに2位にとどまった。宮田のチームメイト、宮田のチームメイト、#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)も終盤に1'21.976と1分21秒台のタイムを記録して3位に続いた。

注目のベテラン、#52影山正美(MASAMI PROJECT with B-MAX)は1'23.271までタイムを縮めたが、9位に終わっている。

SFL第4戦決勝は今日の午後4時より18周、第5戦決勝は明日の朝9時より25周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第4戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/26) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
136宮田 莉朋COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320
COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'21.349--163.872
250阪口 晴南Buzz Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS
A41
1'21.502 0.153 0.153163.564
337小高 一斗COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320
COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'21.976 0.627 0.474162.618
451片山 義章B-MAX RACING with ORC
B-MAX RACING TEAM
SPIESS
A41
1'22.095 0.746 0.119162.383
52名取 鉄平TODA FIGHTEX
TODA RACING
TODA
TR-F301
1'22.155 0.806 0.060162.264
63神 晴也Albirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI
TB14F3 2020
1'22.382 1.033 0.227161.817
735河野 駿佑RS FINE K&N 320
RS FINE
TOYOTA
TOM'S TAZ31
1'22.394 1.045 0.012161.793
830M1DRAGONTEAM DRAGON SFL
B-MAX ENGINEERING
SPIESS
A41
1'23.114 1.765 0.720160.392
952影山 正美MASAMI PROJECT with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS
A41
1'23.271 1.922 0.157160.089
105入山 翔Albirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI
TB14F3 2020
1'23.586 2.237 0.315159.486
1110M2植田 正幸Rnsports320
Rn-sports
SPIESS
A41
1'23.854 2.505 0.268158.976
1213M3吉田 基良B-MAX ENGINEERING
B-MAX ENGINEERING
SPIESS
A41
1'25.926 4.577 2.072155.143
---- 以上基準タイム(110% - 1'29.770)予選通過 ----

SUPER GT

SGT:第4戦富士「FUJIMAKIGROUPもてぎGT300km」 チーム一丸、好機を活かして苦手なもてぎを完走、ポイント3をゲット! (Arnage)

 コロナ禍のために例年とは少しイレギュラーなスケジュールとなっている今シーズン、迎える第4戦は「FUJIMAKIGROUPもてぎGT300km」。残暑の残るもてぎは、晩秋の開催となる例年とは全く違う気候が予想される。また、ストップアンドゴーが特徴のツインリンクもてぎでのあまり経験のない300kmレースとあって、ブレーキへの負担が懸念されるため、ファクトリーではブレーキ関係の整備を中心に入念なメンテナンスを施し、レースに備えていた。

■公式練習

 週間天気は週末に傘マークが並ぶ気がかりな予報。公式練習もスタート時にはウエット宣言が出ていたため山下選手がレインタイヤでコースに出た。しかし、路面は次第にドライに変わり、ドライタイヤに履き替えて、加納、山下両選手が交代しながら、時間いっぱいを使ってマシンのフィーリングを確かめた。

 チームは持ち込んだタイヤのテストも行った。曇天のために路面温度は予想外に低かったが、チームがチョイスしたハードタイヤは問題なくパフォーマンスを発揮し、両選手とも苦手意識の強かったもてぎのコースで、何度も1分51秒台をマークする好調ぶりを見せた。翌日の決勝は、予報とは打って変わっての晴れが予想されており、路面温度が上がることが期待されるため、チームはタイヤの方向性も踏まえ、決勝に向けてのセッティングを行った。

■予選

 午後からも天候はあまり回復せず、小雨がちの悩ましい空模様の予選となった。今回Arnage RacingはA組で、山下選手がQ1に出走した。ウエット宣言も出る中、ドライタイヤでアタックに挑んだ山下選手は、慎重にチャンスを窺い、4Lap目に1’49.603の好タイムをマークした。しかしQ2進出はかなわず、翌日のグリッドは27番手から追い上げることとなった。

■決勝

 決勝日、朝のうちは眩しいほどの青空だったが、再び空模様は暗転していき、マシンがグリッドに並ぶ頃には今にも雨が降ってきそうな悩ましい空模様に変わっていた。

 それでも決勝に雨粒が落ちてくることはなく、第1スティントを担当する山下選手は27番グリッドからレースをスタート。レース序盤、多重クラッシュによるセーフティーカー導入で前方マシンとの差が縮まる幸運もあり、山下選手はスティントの終盤には1分52秒台をマークするなど、終始いいペースで走行しながら少しずつ順位を上げていった。

 Arnage Racingは後半スティントにタイヤへの負担が大きくなることを懸念して、ほぼレースの半分まで山下選手をコースに留まらせ、32Lap目に見かけ上7番手でピットに呼び戻した。チームはメカニックの息あった素早く正確なピットワークでタイヤを4輪とも交換、ドライバー交代を終えた加納選手が24番手でコースに復帰した。

 加納選手も1分53秒台中盤から後半の非常にいいペースで走行。レースが後半に差し掛かり全車がルーティンピットを終える34Lap目ごろには、26番手を走行しながら前方を窺っていた。

 そんな中、46Lap目に再びセーフティカーが導入され、またしても前方とのマージンがご破算となるチャンスが到来。この時点でまだ周回遅れになっていないARNAGE AMG GT3はさらにプッシュを続ける。レース再開後にライバルマシンにパスされる場面もあったが、加納選手はチョイスしたタイヤの良さを十分に活かし、最後まであまりペースを落とすことなく激走を続けた。厳しいもてぎのコースに、タイヤが悲鳴を上げて脱落していくマシンが続出する中、加納選手は一つのミスもなく最後まで冷静な走行を続け、スタートから5つポジションアップの22位でチェッカーを受けることができた。

 Arnage Racingはチームが選んだタイヤを二人のドライバーが終始冷静な走りで守り抜き、好機を無駄にすることなく、300クラスのトップと同一周回での完走でポイント3を獲得することができた。

■大切なお知らせ

 Arnage Racingのドライバー山下亮生選手より皆様へ、下記のとおりのご報告をさせていただきます。引き続き、山下選手の活躍を応援して頂けますと幸いです。

【ご報告】

 18歳からレンタルカートを始め、86/BRZ Race、S耐を経て近年はジェントルマンドライバーにとって夢のレース最高峰であるSUPER GTに挑戦してまいりました。プロドライバーにどこまで敵うか毎回が緊張でもあり挑戦でもありました。

 レース活動をするにあたり、企業経営者でもある自分にとっては、仕事との両立が大前提であります。が、一昨年からの米中貿易摩擦や新型コロナによる世界的な経済不況が一気に押し寄せており、一度立ち止まり仕事に専念すべきとの判断に至りました。

 今回のSUPER GT第4戦もてぎを最後に、仕事が落ち着くまでの間、ドライバーとしての活動を一時休止致します。

 レース結果がどうであれ、全力で戦いに挑んだことに後悔はありません。

 突然のご報告となってしまった事をお詫び致します。今迄多くのチーム関係者並びにファンの皆様のサポート、応援を受けながらレース活動が出来ましたこと、心から感謝申し上げます。そして今後ともArnageRacingへの応援を宜しくお願い致します。

 1日でも早くSUPER GTに復帰できるよう、頑張ります!

 10月3日〜4日に富士スピードウェイにて開催予定の次戦、富士ラウンドにおきましても、Arnage Racingにご声援を賜りますよう、宜しくお願い致します。

Arnage Racing Team Release

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:第4戦(代替)もてぎ決勝 小河が追撃を振り切って優勝、プロアマクラスは内山、アマクラスは神取が制す 総合チャンピオンは近藤の手に

9月20日、ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)シリーズ第4戦代替レースの決勝が、栃木県・ツインリンクもてぎで行われ、スタートでトップに出た#60小河諒(LM corsa)が後続の執拗な追撃を抑えきり優勝を飾った。プロアマクラスは#25内山清士(NIHON KIZAI PORSCHE)が競り合いを制して優勝。アマクラスは#15神取彦一郎(911 Service)が独走で優勝を飾った。

優勝した#60小河諒(LM corsa)

SUGOで行われるはずだった第4戦が悪天候で中止となったため、急きょ組まれた代替レースは、実質シリーズの最終レースとなる。時折降っていた雨も上がり、16時からの決勝はドライコンディションのなか行われた。

スタートでは2番グリッドの#60小河が好スタートを見せ、#31上村優太(Nine RACING)、#24近藤翼(NIHON KIZAI PORSCHE)を従えて1コーナーに飛び込む。この3車は一定の間隔を保ちながらトップグループを形成。コースレコードを上回る1分53秒台のハイペースで周回を重ねる。

PCCJの実質最終戦がスタート

5周を過ぎたあたりから、#24近藤が若干遅れはじめ、#60小河と背後に迫る#31上村の一騎討ちの様相を呈してくる。両者のハイレベルな戦いは最終12ラップまで続いたが、#60小河が抑えきってチェッカーを受けた。

見応えのある好バトルだったが、レース後2位フィニッシュの#31上村には複数回の走路外走行があったとされ、プラス30秒のペナルティが課されることに。やや残念な幕切れとなった。

プロアマクラス優勝の#25内山清士(NIHON KIZAI PORSCHE)

オープニングラップで#98IKARI(BJR PORSCHE)がスピン

プロアマクラスは、クラスPPスタートの#98IKARI(BJR PORSCHE)がオープニングラップの1コーナーでスピンを喫し脱落。以降は#25内山と#77浜崎大(GR-Racing VENTILER)が常にコンマ数秒差の接近戦を演じた。この状態はチェッカーまで続いたが、終始トップを守った#25内山が逃げ切りに成功した。

アマクラス優勝の#15神取彦一郎(911 Service)

アマクラスは、午前中の雨のレースでタイヤ選択を失敗した#15神取が、その鬱憤を晴らすかのような走りを見せ他を圧倒。スタートから#36Sky Chen(SKY MOTORSPORTS)との差を着実に開き、最後は21秒の大差をつけ快勝。

総合の表彰式 プロアマクラスの表彰式 アマクラスの表彰式

このレースで今シーズンのPCCJは全日程を終了。総合は#24近藤翼(NIHON KIZAI PORSCHE)、プロアマクラスは#25内山清士(NIHON KIZAI PORSCHE)、アマクラスは#36Sky Chen(SKY MOTORSPORTS)がチャンピオンに輝いた。

シリーズチャンピオン表彰式

総合チャンピオンの#24近藤翼(NIHON KIZAI PORSCHE) アマクラスチャンピオンの#36Sky Chen(SKY MOTORSPORTS)の

第4戦(振替)レース結果
■総合
1位#60小河諒(LM corsa)
2位#24近藤翼(NIHON KIZAI PORSCHE)
3位#20石坂瑞基(Porsche Japan Junior Programme)
4位#31上村優太(Nine RACING)(※ペナルティ+30秒)

■プロアマクラス
1位#25内山清士(NIHON KIZAI PORSCHE)
2位#77浜崎大(GR-Racing VENTILER)
3位#3TAKASHI HATA(A-NeKT & TeamKRM)
4位#98IKARI(BJR PORSCHE)

■アマクラス
1位#15神取彦一郎(911 Service)
2位#36Sky Chen(SKY MOTORSPORTS)
3位#51春山次男(BINGO RACING)

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2020/09/20) Final Race Weather: Cloudy Course: Dry
2020 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
18岡本 大地
FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
YH1419'45.273
261佐藤 巧望
YST.KK-SII.制動屋
MYST KK-S2
YH142.010
338上野 大哲
SACCESS RACING
MYST KK-S2
YH145.066
415小松 響
Rn-sports・OKABE・KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH146.315
599元嶋 成弥
MYSTサクセスレーシングFIRST MOLDING
MYST KK-S2
YH147.262
621太田 浩
ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
YH1411.756
734下野 璃央
Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1413.071
86藤原 大輝
ACELZNES137レヴ
MYST KK-S2
YH1414.595
955板倉 慎哉
AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ
MYST KK-S2
YH1422.175
1086宇高 希
CF亜衣制動屋NJKヤッコKKSⅡ
MYST KK-S2
YH1424.409
119上吹越 哲也
FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
YH1425.458
1259冨田 自然
MYST KKS-Ⅱ/Aruga support
MYST KK-S2
YH1426.031
1311三島 優輝
Rn Sports 制動屋KKSⅡ
MYST KK-S2
YH1426.676
1471髙口 大将
Drago CORSEスカラシップ
TOKYO R&D RD10V
YH1427.926
1588八巻 渉
中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH1428.838
160夕田 大助
LAPS A-ONE
MYST KK-S2
YH1435.461
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-20岡本 大輝
Koudai・M2・KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH311Laps
  • Fastest Lap: CarNo.8 岡本大地(FTK・レヴレーシング) 1'23.292 (12/14) 150.194km/h

SUPER GT

SGT:第4戦もてぎ優勝会見 「できればファンの皆さんに、実際にサーキットに来てレースを見てほしいです。皆さんの支えがあってこそのレースですから」(塚越広大)

GT500 Class #17 KEIHIN NSX-GT

塚越広大
まずはホンダとブリヂストン、チーム、そしてもちろんバゲットに感謝します。このクルマでもてぎを走るのは、実は今回が初めてでした。しかし第2戦富士のセットがとてもイメージとして良かったので、それをベースにして持ち込み、そこから微調整して仕上げました。昨日は僕自身がコースアウトしたりして、ずいぶんドタバタしたんですが、午後の公式予選では良い流れを取り戻して、決勝レースでは2番手からのスタートになりました。決勝では「キラキラ輝くようなドライビングをしたい」と思っていましたが、最初のスティントで走ったベルトランが38号車を抜く時に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたので、僕も何とかお返ししたいと思ってスタートしました。僕のスティントでもセーフティカーが導入され、築いたギャップがなくなってしまいました。でもペースとしては決して負けてないのが分かっていたので「リスタートしたら全力で走り切ろう」と思っていました。シリーズの前半で2勝できたことは、チームにとっても、もちろん僕自身にとっても嬉しいのは言うまでもありません。ただ細かい点を見ていくと、チームやスタッフ、それぞれに課題もあります。鈴鹿での課題を見直したことが、今回の優勝に繋がっています。バゲットとは「まず1勝しよう」「もう1勝したい」などと話したわけではなく、今回の2勝目も通過点でしかないと思っています。やはり目標はチャンピオンです。荒れた天候などに翻弄されるのではなく、それを味方にするような強さを、チームとしてもドライバーとしても手に入れたい。そしてチャンピオンを獲るためにベストを尽くしたいですね。ここまで無観客のレースが続きましたが、新しい形でファンの皆さんと繋がることができたと実感もしました。でもできればファンの皆さんに、実際にサーキットに来てレースを見てほしいです。皆さんの支えがあってこそのレースですから。
ベルトラン・バゲット
素晴らしいレースになりましたね。今回は46㎏のウェイトハンデを載せていたので苦しかったのですが、その分、前回よりも嬉しい優勝になりました。僕のミッションは38号車を抜くことでした。僕のスティントは短めだったのでタイヤを使い切ってもいいと思い、スタートからプレッシャーをかけ続けたのですが、相手もノーミスで簡単に抜くことはできませんでした。ただ、相手がわずかなミスをした隙を逃さず抜くことができ、ギャップをつくって広大さんに繋ぐことができました。そうしたら広大さんもそのギャップを保ったまま走って、優勝することができました。ホンダとブリヂストン、チーム、そして広大さんに感謝します。シーズンも折り返しとなる今の時点でポイントリーダーになれたことは、チャンピオンを狙う上で非常にポジティブだと思っています。ただ、ウェイトハンディも増えてしまい、第5戦富士と第6戦鈴鹿は非常にタフな戦いになると覚悟しています。だから優勝だとか、ポディウムを狙うのではなく、着実にポイントを稼ぐようなレースを心掛けたいと思います。次戦の富士では観客が入るということで、楽しみですね。5,000人というのは少ない気もするけれど、それでもファンの皆さんの前で走れるのは最高です。そしてこれが一歩目のステップになって、少しずつでもファンを多く迎えることができるようになり、そんなファンの皆さんの前で良い結果が出せれば、なお最高ですね。

GT300 Class #65 LEON PYRAMID AMG

蒲生尚弥
今シーズンはここまで勝てそうなレースが何度もあったのですが、あと少しで勝てない状況が続いていました。今回の優勝で、その悔しさを払拭することができ、ホッとしている、というのが正直なところです。最初のセーフティカーは、自分たちにとっていい方向に働き、作戦やピットでの作業もベストでトップに立つことができたのですが、2回目のセーフティカーは、さすがにドキドキしました。作戦としてはタイヤ無交換で走り切ったのですが、これは昨日の公式練習を終えたところでブリヂストンさんと相談して決めました。充分なロングランができた訳ではなかったけれど、なんとか行けそうだということで決断しました。次戦の富士では観客を迎えてのレースとなるので楽しみです。レースで走っていても、スタンドのファンが応援してくれるのは目に入ります。そんな光景が戻ってくるのは嬉しいですね。でも次戦の富士でも気を引き締めて、全員がミスなく最後まで走り切れるようがんばります。
菅波冬悟
これが僕のスーパーGT初優勝になりますが、まずは速いクルマを用意してくれたチームと、最後まで戦うことができたタイヤを用意してくれたブリヂストンさん、そしていつも応援してくれているファンの皆さんに感謝します。今回は走り始めから調子が良かったのですが、Q2ではコンディションが変わってきて、結局、決勝レースは13番手からのスタートになりました。それでもレースではまったくミスもなく、そして蒲生選手が、まるでお手本のような素晴らしいドライビングで追い上げてくれ、優勝することができました。今回の優勝でウェイトハンディも増えてしまいましたが、ここから気持ちを切り替えます。クルマの調子が良いのは分かっているので、最善を尽くし、チャンピオンを目指してがんばっていきます。ここまでは無観客のレースで寂しい思いをしてきました。でも次回の富士からはファンの目の前で走れるということで、大変楽しみにしています。

SUPER GT

SGT:第4戦もてぎ決勝 塚越広大が悲願の地元優勝を達成!!#17ケーヒンNSXが今季2度目の独走優勝

2020オートバックス スーパーGT第4戦「もてぎGT300kmレース」の決勝が9月13日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組(KEIHIN NSX-GT)が今季2勝目、GT300クラスは#65蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG)が今季初優勝を達成した。

(天候:曇り コース:ドライ)

GT500クラス優勝は塚越広大/ベルトラン・バゲット組(KEIHIN NSX-GT) GT500クラス決勝2位は立川祐路/石浦宏明組(ZENT GR Supra) GT500クラス決勝3位は武藤英紀/笹原右京組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT) GT300クラス優勝は蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG) GT300クラス決勝2位は井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT) GT300クラス決勝3位は小暮卓史/元嶋佑弥組(JLOCランボルギーニGT3)

第4戦決勝は午後1時より63周で行われた。スタート時の気温は27℃、路面温度34℃、湿度61%。上空を雲が覆い尽くしているが、路面は最後までドライコンディションのままだった。

スタートでトップに立ったのはポールシッターの#38立川祐路(ZENT GR Supra)。しかし予選2番手の#17ベルトラン・バゲット(KEIHIN NSX-GT)は38号車の背後にピタリとつけてチャンスを伺う。予選5番手の#64伊沢拓也(Modulo NSX-GT)もスタートで3位にジャンプアップ、#17 KEIHIN NSX-GTのすぐ後方に続いた。

トップの38号車はペースこそ悪くなかったものの、なかなか後続を引き離すことができない。4周めに入ると64号車が徐々に遅れ始めたが、17号車は0.2〜0.3秒の間隔を保って周回を重ね。トップにプレッシャーをかける。

そして8周め。

ヘアピンで#38立川が周回遅れに詰まったところを#17バゲットは見逃さずにアウトから並びかけてトップに立つと、一気に後続を引き離しにかかり、9周めには1秒515までリードを広げた。

その後方では#19国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)と#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が4位争いを展開していたが、10周めのV字コーナー入り口でNo.8 ARTA NSX-GTが周回遅れのNo.87T-DASH ランボルギーニ GT3と接触。イン側に弾き出された87号車はコースをショートカットする形で再びコース上に飛び出し、前方を走行していた#19 WedsSport ADVAN GR Supraに激突してしまった。2台は揃ってアウト側のグラベルで停止したため、これを排除するためにこの日最初のセーフティーカーが導入されることになった。

これで17号車のリードは一旦失われてしまったが、レースが15周めに再開されると再びバゲットが後続を引き離しにかかり、20周を消化した頃には4秒546のリードを築き上げる。38号車の立川も24周めには2秒618差にまで詰め寄るが、17号車が25周め、38号車が27周めにピット作業を終えると、両者の差は4秒416となった。

その後方では予選7番手の#16武藤英紀(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)が1周めに5位に浮上。8周めには19号車の先行を許すが10周めのアクシデントにより4位に繰り上がり、18周めのホームストレートでは#64 Modulo NSX-GTを捉えて3位まで上がってきていた。

トップを快走する#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)はその後も2位の#38石浦宏明(ZENT GR Supra)に全く付け入る隙を与えずに周回を重ねていく。

44周めに入ると#36関口雄飛(au TOM'S GR Supra)に、#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S GR Supra)が5コーナーで追突するアクシデントが発生、2台はそのまま走行を続けたが、このトムス勢2台の接触によりコース上に多くの部品が散乱したために46周めから2度めのセーフティーカーが導入され、再び17号車のリードがリセットされたが、#17塚越は51周めにレースが再開されるや再び2位以下を引き離しにかかり、最後は38号車に7秒796の大差をつけてフィニッシュ。第2戦富士に続いて今季2勝めをあげた。栃木県日光市出身の塚越にとってはこれが初めての地元優勝。これまではむしろ相性の悪かったもてぎでの勝利に感極まったのか、クルマを降りてきた塚越の目には光るものが見てとれた。

これにより#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組はドライバーズポイントをトータル43に伸ばし、ランキングトップに躍り出た。第3戦終了時点でドライバーズランキングトップだった#36関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ組が11位でノーポイント、同2位の#37平川亮/ニック・キャシディ組が6位に5ポイントの獲得に留まったため、関口/フェネストラズ組はランキング2位、平川/キャシディ組は3位に後退した。

2位は#38 立川祐路/石浦宏明組(ZENT GR Supra)、#16武藤英紀/笹原右京組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)が3位に入り、笹原が初の表彰台を獲得している。

またNISSAN GT-R NISMO GT500勢の最上位は#3平手晃平/千代勝正組(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)の7位。第3戦優勝の#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)は8位に終わっている。

GT300クラスはポールポジションの#360青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)がスタートからトップを快走していたが、32周目にドライバー交代を行った直後に#65蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)にかわされて2位に後退してしまう。後半を担当した#360柴田優作(RUNUP RIVAUX GT-R)はその後も懸命にトップに食い下がったが、56周目に入ったところでガス欠によりストップ、惜しくも勝利を逃してしまった。

65号車は予選13番手ながら、得意のタイヤ無交換作戦で大幅なジャンプアップを果たし、33周目にトップに立ってからは一度も順位を落とすことなく走り切り、今季初勝利をものにした。昨年の第6戦オートポリスからチームに加わった菅波冬悟にとっては記念すべきスーパーGT初優勝となった。

2位は井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)。決勝前のウォームアップ走行ではエンジンが始動しないトラブルに見舞われ、一時はスタートも危ぶまれたが、予選4番手から安定したペースで最後まで上位争いに加わって今季2度目の表彰台を獲得した。3位は#88小暮卓史/元嶋佑弥組(JLOCランボルギーニGT3)。昨年後半からランボルギーニ・ウラカンの開発に苦労してきたが、シーズン半ばにしてようやく光明を見出せたようだ。

この結果、優勝した#65蒲生/菅波組はドライバーズポイントをトータル50とし、このレースを6位で終えてポイントを51に伸ばした#11平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)に次ぐ2位にジャンプアップした。

次戦の舞台は今年3度目の富士スピードウェイ。これまで無観客でレースを開催してきたスーパーGTだったが、第5戦からは遂に観客を迎えての開催となる。10月4日決勝だ。

SUPER GT

SGT:第4戦もてぎPP会見 「前戦までは『活動自粛』だったので、明日の決勝では活動を再開しますよ」(立川祐路)

GT500クラス #38 ZENT GR Supra

立川祐路
今日は朝から天候が不安定で、午後の公式予選もドライなのかウエットなのか悩むところでした。僕らは開幕戦から苦戦が続いていましたが、クルマ自体は前回の鈴鹿からフィーリングが良くなっていました。今回、ライバルたちは予選の一発タイムで有利なタイヤを選んでいるようでしたが、自分たちはレースを考えてタイヤを選んでいて、ドライに関してはもう少し暖かくなった時を想定していたので温めるのが大変だろうと思っていました。ただ、実際にはウエットに変わって行って、これが自分たちにいい流れになりました。実は今回、ブリヂストンさんがダンプコンディション向けの良いタイヤを用意してくれて、これが良いパフォーマンスを見せてくれました。このタイヤが温まりも良くてペースも早く上げることができ、前を走る19号車に思いの外近づいてしまいました。でも、この周しかないと思い、彼にはちょっと申し訳なかったです。でも、自分では自信がなくて、無線で獲ったと知らされてびっくりしたほどでした。これで(通算のポールポジション最多記録は)24回ですが、“23”という数字はゲンが良くないので、24になってホッとしています(笑)。確かにいい流れになってきたので、これを逃さないようにしたいと思います。新型コロナウイルス感染予防というわけではないけれど前戦までは「活動自粛」だったので(苦笑)、明日の決勝では活動を再開しますよ。もちろん優勝を狙ってがんばります。
石浦宏明
今シーズンは開幕から流れが良くなかった。でも今回はここまで良い流れで来ることができました。予選のQ1は路面が濡れている中、スリックタイヤでスタートすることになり、精一杯アタックしました。ただ最後のアタックラップでイエローが出ていたことでアタックを中止せざるを得なくなって「通過するのはギリギリじゃないかな」と思っていました。そうしたらそのイエロー区間でペナルティからタイム抹消されたクルマがあり、繰り上がって8番手になり、Q2を担当する立川さんにバトンを渡すことができました。「ギリギリセーフ」と言ったところでしたね。イエロー区間に関してはヘアピンを立ち上がるところで、ピットから無線で知らされていたので、この周のアタックは無理だと判断して、現場も確認しました。目の前を走っていた坪井選手も慌ててブレーキを踏んでいましたね。チャンピオン争いを考えるなら、明日のレースでは絶対に勝ちたいという気持ちもありますが、いつもと同様ベストを尽くして走り、いい仕事をしたいと思います。

GT300クラス #360 RUNUP RIVAUX GT-R

青木孝行
随分久しぶりで(会見場の)風景も忘れてしまっていました。自分ではいつのことだったか忘れていましたが、11年ぶりと聞いて驚きました。本当に久しぶりのポールですが、とても嬉しいです。自分が担当したQ2は、雨が少し残った状況をスリックタイヤでアタックする状況となってしまいました。この状況ではタイヤをいかに効率よく温めるかが重要だってことは、充分に分かっていました。タイヤが温まるのに比例してタイムもよくなっていきましたが、やはり最後のラップでタイヤが十分に温まって発動領域に入り、満足できるアタックができました。今のクルマは、もともとスピードが速かった。でもトラブルとかもあって結果に結びつかなかっただけ。今日は歯車が噛み合って、ようやく結果に繋がりました。決勝レースはドライになるのかどうかわかりませんが、ドライになるとしたら、誰も走ったことがないからセットアップやタイヤのマネージメントなど分からないことは多いですね。そこで一番前からスタートできるアドバンテージを最大限に生かして、良い結果を出したいと思います。
柴田優作
今日は朝から不安定なコンディションの中、午後の予選に向けてチームが良いセットアップを見つけて素晴らしいクルマに仕上げてくれました。ランナップにとっては初となるポールポールポジションを獲ることができて嬉しいし、チームに感謝しています。昨年から新型車両を投入しているのですが、昨シーズン前半はクルマのセットアップを一生懸命やってきたので、それが速さに繋がっているのだと思います。これまで速さを見せることはできていても、予選でポールを獲ることなどなかった。それが今回、実際にポールポジションを獲ることができて、速くなったことを改めて証明できたと思います。明日の決勝レースでは最大限のポイントを獲得できるようがんばります。

SUPER GT

SGT:第4戦もてぎ公式予選 最後に笑ったのは#38ZENT GR Supra。GT300は青木が2009年以来のポールポジションを獲得!

2020オートバックス スーパーGT第4戦「もてぎGT300kmレース」の公式予選が9月12日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT GR Supra)が今季初のポールポジションを獲得。GT300クラスも#360青木孝行/柴田優作組(RUNUP RIVAUX GT-R)がポールポジションを獲得した。
(天候:曇り コース:ウェット)

公式予選は午前2時30分よりノックアウト方式で行われた。予選開始を前にウェット宣言が出されているが、走行開始時点の路面はほぼドライ。GT300クラスの予選Q1が始まった時点の気温は25℃、路面温度29℃、湿度は91%だった。

予選Q1
GT500クラスの予選Q1は、GT300クラスで赤旗中断があった影響で当初予定より8分遅い、午後3時11分より10分間で行われた。コース上には霧状の雨が降り続いていたが、ほとんどのチームがスリックタイヤを装着してピットアウト。唯一の例外が#24ヤン・マーデンボロー(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)だ。24号車は一旦ウェットタイヤで走り始めたが、1周目にマーデンボローがピットイン、スリックタイヤに履き替えてコースに戻ることになった。

アウトラップ、ウォームアップラップに続いての最初のタイムアタックでは#38石浦宏明(ZENT GR Supra)が1'42.127を記録してトップ。しかし2周目のアタックで#19宮田莉朋(WedsSport ADVAN GR Supra)が1'37.499を叩き出して一気にトップへ浮上。同じヨコハマタイヤを履く#16笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)も1'38.240を記録して2位に続くが、笹原は次の周の90度コーナーでコースオフ、グラベルに捕まってそのまま走行を終えることになった。

その間に#64大津弘樹(Modulo NSX-GT)が1'37.598を記録して2位に浮上。#17ベルトラン・バゲット(KEIHIN NSX-GT)も1'38.192で3位に上がってくるが、それでも笹原のタイムは5位に踏みとどまり、16号車はなんとかQ2進出を果たすことができた。

一方、笹原のコースアウトにより90度コーナーが黄旗区間となった影響で、終了間際に6位タイムを出した#3千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)、9位の#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)に対しベストタイム抹消の裁定が下される。そのおかげで予選Q1を10位で終えた石浦が8位に繰り上がり、#38 ZENT GR SupraはQ2に駒を進めることになった。石浦は90度コーナーでの黄旗に反応してスロットルを緩めており、こうした冷静な判断が好結果を招いた格好だ。

GT300クラスは今回もA組、B組の2グループに分かれて予選Q1を行い、A組では#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)が1'47.671でトップ。2位には#65菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)が続き、#31嵯峨宏紀(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)が3位。一方開幕戦優勝の#52吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)は12位、第2戦でポールポジションを獲得した#6阪口良平(ADVICS muta MC86)も10位に終わり、惜しくも敗退となっている。

B組は走行開始直後に#2柳田真孝(シンティアム・アップル・ロータス)がいきなりS字コーナーでスピンアウト、グラベルに捕まって出られなくなったために赤旗中断となってしまい、ここで2号車の予選は終わってしまう。走行再開後にトップに立ったのは#96阪口晴南(K-tunes RC F GT3)で1'51.011。2位は#244久保凜太郎(たかのこの湯RC F GT3)で1'51.486、3位には1'51.740で#9藤井誠暢(PACIFIC NAC D'station Vantage GT3)が続いた。しかし#4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)は8位に0.147秒及ばず9位で惜しくもQ1敗退となった。

予選Q2
GT500クラスの予選Q2は午後3時49分より10分間の走行(当初の開始予定時刻は午後3時51分)。予選Q1から降り続く霧雨は遂に路面をウェットコンディションに変えてしまったため、一旦はスリックタイヤでコースインしたドライバーたちは#39中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)を先頭に相次いでピットイン。慌ただしくウェットタイヤに交換してコースに飛び出して行った。

その一方で#38立川祐路(ZENT GR Supra)だけは他のチームより1周遅れてピットへ。これにより立川はタイムアタックのタイミングを逸してしまったかのように思われた。この時点までは。

アウトラップ、ウォームアップラップに続いて1周のみのタイムアタックで、まず#8福住仁嶺(ARTA NSX-GT)が1'45.489でトップに立つと、#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が1'44.079を記録して福住を上回る。

ところが最後に笑ったのはウェットタイヤへの交換で出遅れたはずの#38 ZENT GR Supraだった。立川は予選終了間際に1'43.878を叩き出して一気にトップに浮上。一時はQ1敗退かと思われた#38 ZENT GR Supraが見事今季初のポールポジションを獲得し、立川は自身の通算最多PP獲得記録を24に伸ばした。2位はNo.17 KEIHIN NSX-GT、3位にNo.8 ARTA NSX-GTとHonda NSX-GT勢が続いた。

これらとは対照的にNISSAN GT-R NISMO GT500勢は全車がQ1落ちというまさかの結果に終わった。GT-R最上位は#3平手晃平/千代勝正組(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)の9位だ。

GT300クラスは雨脚の強まる中で激しいタイムアタック合戦が展開されたが、終盤に入って#360青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)が1'48.546と他を圧する速さを見せつけてポールポジションを獲得。青木にとっては2009年以来の久々のポールだ。東名スポーツにとっては通算2度目、RUNUPを名乗るようになってからは初のポールとなる。

2位にはこれまで苦戦の続いていた#25佐藤公哉(HOPPY Porsche)が続き、#31中山友貴(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)が3位につけた。

SUPER GT

SGT:第4戦もてぎ公式練習 GT500トップは#19ウェッズスポーツスープラ

2020オートバックス スーパーGT第4戦「もてぎGT300kmレース」の公式練習が9月12日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、GT500クラスは#19国本雄資/宮田莉朋組(WedsSport ADVAN GR Supra)、GT300クラスは井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)がトップタイムだった。

シーズンの折り返し点となる第4戦。公式練習は午前10時より混走1時間25分、専有走行各クラス10分の計1時間45分で行われた。

走行開始時の気温27℃ 路面温度は30℃、湿度は86%。昨夜の雨の影響で路面には所々濡れた箇所が残っており、混走の序盤は霧状の小雨が降ったり止んだりを繰り返す、タイヤ選択の難しいコンディションとなったが、開始から30分が経過した頃には天候も落ち着き、曇天ながらもドライコンディションでの走行となった。

小雨の中での走行となった序盤には#12平峰一貴(カルソニックIMPUL GT-R)が開始15分すぎに1'48.757でトップに立ったが、開始25分で#36関口雄飛(au TOM'S GR Supra)が1'48.069でトップに浮上、続いて#37平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)も1'48.542で2位に続く。

開始30分すぎには#14坪井翔(WAKO'S 4CR GR Supra)が1'48.023でトップに浮上するが、その直後に#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)がヘアピンでコースオフ、グラベルに捕まってしまったため、公式練習は赤旗中断となった。

17号車はコースマーシャルの手を借りてコースに復帰、午前10時38分に走行は再開される。開始当初から降ったり止んだ理を繰り返していた霧雨はその頃には止み、路面は次第に乾いていく。

それに合わせるかのように#38立川祐路(ZENT GR Supra)が1'44.492と一気にタイムを縮めてトップに浮上、すかさず#14坪井も1'44.171を叩き出して再びトップへ。一時は上位5台をTOYOTA GR Supra GT500が占める展開になる。

しかし開始45分で#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)が1'44.668で3位に食い込むと、その次の周で1'42.755を記録してトップに浮上。その後も1'40.881までタイムを縮めてきた。2位には#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が1'41.375で続き、#12平峰が1'43.293で3位。#16笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)も1'43.316で4位に続いた。

その後も各チームのラップタイムは着実に縮まっていき、開始から55分が経過すると#19宮田莉朋(WedsSport ADVAN GR Supra)が1'39.029でトップに。#12平峰も1'40.005、1'39.268とタイムを縮めて2位につけてきた。

#19宮田は1時間10分すぎに1'38.183までタイムを短縮。1時間21分すぎには#64伊沢拓也(Modulo NSX-GT)が1'38.950で2位に上がってきた。

2クラスの混走は1位#19 WedsSport ADVAN GR Supra、2位#64 Modulo NSX-GT、3位に#23 MOTUL AUTECH GT-Rと3メーカーが互角の状態で上位を占めて午前11時25分に終了。GT500クラスの専有走行は午前11時35分から10分間で行われた。

専有走行が始まってすぐに#No.64伊沢拓也(Modulo NSX-GT)が1'37.972と一気にタイムを縮めてトップに浮上。#24ヤン・マーデンボロー(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)も1'38.494で3位に浮上するが、すぐに#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が1'38.291とこれを上回って3位に。

そして混走でトップだったNo.19 WedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資も1分37秒923とタイムを縮めて再びトップに。#64伊沢拓也/大津弘樹組(Modulo NSX-GT)が2位につけ、#16武藤英紀/笹原右京組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)の武藤が1'38.078で3位に浮上したところで専有走行は終了。

NISSAN GT-R NISMO GT500勢の最上位は#12佐々木大樹/平峰一貴組(カルソニックIMPUL GT-R)の5位。前回の鈴鹿で2基目のエンジンを投入した23号車に続いて、今回は#3佐々木大樹/平峰一貴組(カルソニックIMPUL GT-R)が新エンジンを搭載してきたが、公式練習の結果は8位。しかしトップとの差は0.675秒とまずまずのタイムを記録している。

GT300クラスは序盤#9藤井誠暢(PACIFIC NAC D'station Vantage GT3)が1'52.754でトップに立ち、2位に新田守男(K-tunes RC F GT3)、3位には#60吉本大樹(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が続いた。

赤旗中断の後は路面コンディションの回復に合わせてGT300クラスでも大幅なタイムアップが見られ、#9アストンマーチン、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)らが相次いで1分49台のタイムを記録。それに続いて#61山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1'48.509を叩き出してトップに浮上、#31中山友貴(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)が1'48.716で2位につけ、#96阪口晴南(K-tunes RC F GT3)が1'48.930で3位に続いた。

午前11時25分より行われた専有走行では上位陣にタイム更新は見られず、GT300クラスは1位#61BRZ、2位#31プリウス、3位#96RC Fの順で公式練習を終了した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FIA-FR:第4,5,6戦SUGO 根本悠生、実力を示し凱旋優勝! (Borderless)

2年ぶりのフォーミュラレース参戦

 2018年に全日本F3選手権へ参戦した以来のフォーミュラレース。今大会は古巣であるザップスピードをはじめとする多くの方々にご協力頂き、今季より日本で初開催となるFormula Regional Japanese Championship(以下FIA-FRJ)へスポット参戦させて頂くこととなりました。フォーミュラ・リージョナルは2018年にウィンターシリーズとして開催されるアジア選手権を皮切りに、翌年にはヨーロッパとアメリカが、そして今年日本シリーズが開催となったFIA主導の世界格式カテゴリーであり、2015年に始まったFIA-F4に続く国際カテゴリーとなっています。ヨーロッパでは既にF1を頂点とするステップアップカテゴリーのひとつとして人気を高めており、将来的にFIA-F3やFIA-F2へ参戦する為の下準備の為のレースという位置付けとなっています。

 実は私が今年のメインカテゴリーとして参戦するイタリアGTはこのFormula Regional European Championship(以下FIA-FRE)がサポートレースとして併催されているということもあり、既にヨーロッパである程度車両に関する知識やレース運び等について事前準備を進めていました。本年度からいわゆるジュニアカテゴリーにもHaloが装着され、ものコックも新しい安全基準に準じたものとなったことから、従来のフォーミュラとは見た目だけでなく運転姿勢やドライビングも異なるものとなりました。今後後輩やチームサポートを行っていく上で重要な経験になると思いますし、重量が重くなりつつハイパワー化していることで、よりGT3の為のトレーニングとして最適なカテゴリーと感じました。

これまでとは異なる”運転感覚”

 従来のフォーミュラと異なるのは、やはり重量とパワーでしょうか。以前参戦していた全日本F3選手権で使用されていたDallara F317はドライバー込み580kg、対してFIA-FRJは670kgと約90kg重たくなっています。しかしその分エンジンは約30馬力高い270馬力を誇る1750ccターボという強力なパッケージになっています。この二つの要素によりドライバビリティが従来のフォーミュラよりもGT3に近く感じるのだと思われます。実際に初めて走り出した際も、2年弱のブランクに加えて新しい様式のフォーミュラということで当然簡単ではなかったものの、違和感なくスムーズに走行を始めることができました。

 今回共に戦ったのは、2013年に私がスーパーFJでデビューを共にした古巣ZAPSPEEDさん。その後もFIA-F4(KCMGのメンテナンスを担当)を含め約3年間共に戦った、僕を育ててくれたチームです。今回のFIA-FRJ参戦は、このZAPSPEEDさんとタッグを組むという僕個人的にも非常に楽しみなパッケージでの参戦となりました。しかし開幕戦ではジェントルマンさんが参戦していたということもあり、若手が乗るのは今回が初。まだまだセットアップ面では進捗が少なく、データが無い状況からのスタートとなりました。エンジニアリング面でも、いかに素早くセットアップを進められるかが鍵となりました。

予選ヒート(15分×2回)

 今大会は3レース開催ですが、予選は2回のみ。予選1回目のベストラップがレース1のグリッドへ、予選2回目のベストラップがレース2、セカンドラップがレース3のスターティンググリッドとなります。今大会では全部で3つニュータイヤを使用することができますが、全車が予選2回共にニュータイヤを投入し、1セットをレースへ残すという戦略をとっていました。我々は練習走行で試しきれなかったセットアップが多く、当然最速ラップを狙ってはいたものの、この予選でも躊躇することなく新しいセットアップをテストしていきました。

 ドライビング面でも大きな修正を加えました。コーナーの進入でより車速をキープしながら、滑らかに走行できるよう意識をしていくことで、タイヤへの負担を減らしつつタイムアップを狙いました。結果ニュータイヤを使用したということもありますが、練習走行2回目から約1秒以上のタイムアップに成功しました。また予選中にも更なるタイムアップを狙い、こちらも成功。しかしそれでも2番手の古谷選手には僅かに及ばず、全ての予選で3番手を獲得致しました。

決勝ヒート(3レース開催)

 スポーツランドSUGOは国内屈指のタイトコースであり、非常にオーバーテイクポイントの少ないコースとして有名。実際に全日本F3選手権では圧倒的にペースの速いドライバーを抑え続けたという実績もあったため、今回も同じような展開になることを見越してセットアップ等、準備をしていきました。

 抜けないサーキットということは、それだけスタートで前に出ることに大きな価値があるということ。スタンディングスタートは久しぶり、そして初めての車両でいきなりのレースでしたが、過去の経験と知識が非常に役に立ち他者を圧倒する抜群のスタートを見せることができました。特にレース2では3位スタートから自身のレース歴の中でもトップレベルのロケットスタートを決め、1コーナーまでにトップに立つことができました。ですが前に出たからといって優勝が決まるわけではありません。予選では0.8秒という大差を付けられてしまったため、常に2番手の選手から激しいプレッシャーを感じ続け、それに耐え続けるという展開となりました。このようなメンタル面での戦いには強い自信を持っているということもあり、序盤は苦しいながらも、レース後半になってくると徐々に2番手の選手を引き離し始めることに成功。しかし実はここにも一つ、レース1からの学びがありました。レース1ではスタートで2番手に上がったものの、初めてのロングランとなった後半で著しいタイヤの性能劣化(デグラデーション)に悩まされ、最後の数周で抜き返されてしまったのです。これを受け、レース2では先頭に立った時からリアタイヤのマネージメントを心掛けました。またタイヤの内圧等クルマのセットアップ面でもこれをサポート。結果的にこれが大成功し、レース1から比較すると飛躍的に高いグリップを最後まで引き出すことができました。最終的に終盤は後方とのギャップを作ることができ、レース2で優勝を飾りました。

 レース3でも同様にスタートで2番手に上がると、今度は3番手の選手からの猛プッシュを抑えるような展開に。ここを一度もミスなく抑えると、残り2ラップのところで3番手の選手がコースオフ。結果、トップの選手から5秒落ちの2番手でゴール。急遽参戦が決まったスポット参戦ながら、3位-1位-2位と結果を残すことができました。

レースを終えて-ドライバーコメント

 今回は久し振りのフォーミュラレースへカムバックするチャンスを頂けて大変嬉しく思います。今回参戦したFIA-FRJはまさにイタリアGTで乗っているHuracan GT3 Evoと似たような感覚で乗れるカテゴリーということもあり、乗り分けも違和感無く最初からアタックすることができました。Halo付きであること、またターボ車ということもあってこれまでとはまた一味違ったドライブ感覚で非常に楽しめましたし、何より古巣であザップスピードへ優勝という形で恩返しができたことがとても嬉しかったです。セットアップ面では時間が無い中ではベストを尽くしたと感じる一方で、予選ではトップから0.8秒という大差を付けられてしまったということもあり、もっと時間をかけてテストを実施し、よりセットアップ面・ドライビング面共に突き詰めていきたいなと思いました。FIA-FRJは今年始まったばかりの新しい選手権ですが、車両も非常に安定感がありつつセットアップには忠実に反応してくれますし、とても走り甲斐のある楽しいクルマだなと感じました。今後またチャンスがあれば、その時は全勝できるように頑張りたいと思います。このような機会を下さいましたアップスピードをはじめとする関係者の方々、またスポンサーの皆様そして暑い中ご観覧下さったファンの皆様、ありがとうございました。

合同会社ボーダーレス

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FIA-FR:リージョナルレースを盛り上げる期待の若手③根本悠生

根本悠生(ZAP SPEED) スポーツランドSUGOで2大会目を迎えたフォーミュラ・リージョナル選手権。阪口晴南のライバルに成りうる期待の若手を紹介するシリーズの3人目は、今シーズン、イタリアGT選手権にフル参戦中の根本悠生(ねもとゆうき/23歳)(ZAPSPEED)だ。

他のドライバー同様に、小学生の頃からカートにはまり、大井松田のシリーズ戦、JAFジュニア東日本シリーズ、全日本カート選手権とステップアップを果たし、2013年の4輪転向後はスーパーFJ筑波シリーズ、FIA-F4、全日本F3に参戦し、2017年からはランボルギーニでGTレースにも参戦している。

海外のフォーミュラではなくツーリングカーレース、それもランボルギーニでの参戦にやや異色な印象を受けるが、本人は「他の日本人ドライバーがやらないことをやっている楽しさはあります。僕としてはランボで世界一を取ることを目指していますし、いずれ海外と日本を繋ぐような役割を果たしたい」と自分の可能性、さらには自分に続くドライバーの可能性を広げるためという目的意識をしっかり持っている。

もともと興味があったというリージョナルレースへのスポット参戦は、チームと童夢からの誘いで実現したというが、GTレースへ何か反映できるのではないかという思いも後押しした。あくまでも今季のメインはイタリアGT選手権だ。ただ、チャンスがあればスーパーフォーミュラ・ライツなど他のカテゴリーにも積極的に参戦したいという。

リージョナルマシンの印象を聞くと、パワーがあり、速いフォーミュラを操っているという楽しさを感じことができること。また、セットアップが素直に動きに反映されるので、フォーミュラカーを学ぶには適しているマシンであることを挙げてくれた。

とはいえ、今回はクルマを作り上げる時間が足りず、久しぶりのフォーミュラということもあって、トップとのコンマ5秒の差を埋めるのに苦労をしている。決勝では大胆なセッティングも試したいという。

若いにもかかわらず、根本の明確な目標と自分が果たせる役割を模索しながらレースにチャレンジする姿は非常に好感が持てる。話を聞いているとドライバーとしてだけでなく、チームをプロデュースする側でもその才能を発揮しそうだ。ひょっとすると将来日本のレース界を支える根本の姿を見ることになるかもしれない。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FIA-FR:第4戦SUGO決勝 優勝コメント 高橋「明日もこの展開で」今田「スタートが抜群でした」

優勝 #6高橋知己(Super License)
優勝した高橋知己(Super License) 優勝できてほっとしています。初優勝ですが、嬉しいというよりほっとしたというのが正直なところです。とにかく完全な形で勝って次に繋げる必要がありますから。まずは1勝できた、という感じです。
レース内容はほぼ思いどおりです。スタートさえ決まればあのような展開にできると思っていました。課題があるとすればペースが後半落ちてしまったことです。18秒台を最後までキープして、できればもう少し良いラップタイムを刻められばと思います。明日の2レースも同じような展開にするようがんばります。
マスターズクラス優勝 #4今田信宏(JMS RACING)
マスタークラス優勝の今田信宏(JMS RACING) スタートが抜群に良かったです。自分でも信じられないくらいの出来でした。本当はスタートが苦手なんですが、たまたま上手くいった感じですね。上手く行き過ぎて予選3位の古谷選手まで抜きました。すぐに抜き返されましたけど。
植田選手にずっと追いかけられていましたからきつかったですね。まったく離れないのでレインボーコーナーとか要所をきっちり抑えるようにはしていました。終盤タイヤはズルズルで、アンダーとオーバーがかなり極端に出ていました。これで3勝ですが課題は予選ですね。ここまで6戦はすべて植田選手にポールを奪われていますから。
まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FIA-FR:第4戦SUGO決勝 高橋知己、ポールtoウィン!マスターズは今田信宏が3勝目!

8月22日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第4戦の決勝が宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ポールスタートの#6高橋知己(Super License)が独走で初優勝を飾った。
マスターズクラスは、好スタートでトップに躍り出た#4今田信宏(JMS RACING)が逃げ切って3勝目。

決勝レースがスタートした トップに立った高橋知己を2位に浮上した根本悠生が追う 終盤、2位根本悠生を追い上げてきた古谷悠河(TOM\'S YOUTH) マスタークラスは終始トップ今田信宏と2位植田正幸の争い 優勝は高橋知己(Super License) 決勝2位は古谷悠河(TOM\'S YOUTH) 決勝3位は根本悠生(ZAPSPEED F111/3) マスタークラス優勝は トップでゴールする高橋知己(Super License) 優勝した高橋知己(Super License) 表彰式 マスタークラスの表彰式

決勝スタート時刻には上空に雲が立ち込め、グリッド上もそれほど暑さを感じさせない天候となった。

レース前、スタートの重要性を語っていた#6高橋は無難なスタートでトップで1コーナーに飛び込む。これに続いたのは予選3位の#8根本悠生(ZAPSPEED F111/3)。フロントローイン側の#28古谷悠河(TOM'S YOUTH)はスタートを失敗。後方から抜群のスタートを切ったマスターズクラスの#4今田信宏(JMS RACING)にもかわされてしまう。

ハイペースで序盤から引き離しにかかる#6高橋は、1分18秒台のタイムを刻みながら2位#8根本との差を5周目には2.6秒と開く。その#8根本は出遅れた#28古谷にジワジワと差を縮められることになる。

5周目には2.2秒あった#8根本と#28古谷の差は10周目には0.5秒、13周目には0.3秒となり、14周目に#28古谷がついに馬の背コーナーで#8根本を逆転。しかし、トップ#6高橋はこのときすでに10秒前方を走っており独走状態。後方の2人の争いを見ることもなく悠々と逃げ切って初優勝を飾った。

マスターズクラスは、好スタートの#4今田をクラスポールの#11植田正幸(Rn-sports F111/3)が1周目から攻め立て、その差は0.5秒以上離れることはなかった。終盤になってもその状態は変わらず、「タイヤがかなりきつかった」という#4今田の背後まで迫ったものの、16周目に#11植田が1コーナーで仕掛けるが抜くには至らず、その差が1秒に広がってしまう。

#11植田はそこから再度#4今田を攻め立てるものの、残り2周で前に出ることは叶わず、今回も優勝に手が届かず悔しいレースとなってしまった。優勝の#4今田は終盤ペースが落ちたものの、なんとか逃げ切って第1戦、第3戦に続く3勝目を飾った。

2人の攻防を後ろから見ていた#30DRAGON(B-MAXエンジニアリング)は、終盤2人を上回るペースで追い上げたものの、背後に迫るまでには至らず3位フィニッシュ。

第5戦、第6戦の決勝は明日23日の午前9時20分、午後1時40分から予定されている。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FIA-FR:第4戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレース第5戦 -RIJ- (2020/08/22) Final Race Weather: Cloudy Course: Dry
2020 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
16高橋 知己Super License
Super License
DL1823'49.431
228古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
DL1811.216
38根本 悠生ZAPSPEED F111/3
ZAP SPEED
DL1817.239
44M1今田 信宏JMS RACING
JMS RACING
DL1838.175
511M2植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
DL1838.529
630M3DRAGONB-MAXエンジニアリング
B-MAX ENGINEERING
DL1840.317
727M4SYUJIB-MAXエンジニアリング
B-MAX ENGINEERING
DL181'01.208
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.6 高橋知己(Super License) 1'18.554 (3/18) 164.363km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FIA-FR:第4-6戦SUGO予選ポールシッターコメント 高橋「結果を残して次に繋げたい」植田「とにかく勝ちたい」

総合PP #6高橋知己(Super License)
第4戦~6戦とも3戦連続でポールポジションを決めた高橋知己(Super License) 予選は自分に勝つことをテーマにして周りは気にせず走りました。結果は良かったのですが、悔しかったのは昨日の練習走行でエンジンが息つきするトラブルが出て満足に走れなかったことです。あれがなければもっとセットアップを詰めることができたと思います。16秒台前半も出たんじゃないかと。
ただ、3年ぶりの菅生で1時間しか練習できなかったことを考えると、良い予選だったと言えると思います。
坂口(晴南)選手が出ていたら、どこまでタイムを削ったのか気にはなるところです。ただ、それはチャンスでもあると思っています。今回もスポット参戦で先のことはまったく決まっていません。結果を残して次に繋げるしかないので、3連勝目指してスタートに集中したいと思います。
マスターズクラスPP #11植田正幸(Rn-sports F111/3)
第4戦~6戦ともマスタークラスでポールポジションを決めた植田正幸(Rn-sports) とりあえず3戦ともクラスポールが獲れて良かったです。前回も3戦ともクラスポールを獲りながら、決勝は伏兵ともいえる今田選手にやられてしまったので、まずはこの結果にほっとしています。
富士戦はセッティングが決まらず、一発のタイムは良いのですが、レース中盤からタイヤのタレが酷くてだめでした。今回はそこをアジャストして予選に臨みました。チームもクルマを理解できてきたのでそれも要因だと思います。
決勝はどのレースに新品タイヤを投入するかもポイントになると思いますが、そのあたりは決勝までによく考えて、とにかく勝ちたい。少し焦りが出ています(笑)。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
Shigeru KITAMICHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FIA-FR:第4-6戦SUGO公式予選 高橋知己(Super License)が3レースともポールを決める!

8月22日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第4~6戦の予選が宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、#6高橋知己(Super License)が3レースともポールポジションを決めた。
予選2位は#28古谷悠河(TOM'S YOUTH)、3位は初参戦の#8根本悠生(ZAPSPEED F111/3)、マスターズクラスは、開幕の富士戦で悔しい思いをした#11植田正幸(Rn-sports F111/3)がクラスポールポジション。両クラスとも3戦すべて同じグリッドとなった。

第4戦~6戦とも3戦連続でポールポジションを決めた高橋知己(Super License)

第4戦~6戦とも予選2位の古谷悠河(TOM\'S YOUTH)

第4戦~6戦とも予選3位の根本悠生(ZAPSPEED F111/3)

第4戦~6戦ともマスタークラスでポールポジションの植田正幸(Rn-sports F111/3)

同じ週末にスーパーGTが鈴鹿で開催されるため、エントリーは7台とやや寂しくなってしまった。開幕3戦で完勝した阪口晴南もスーパーGTを優先したため、その姿はない。

ただし、貪欲にチャンスを窺う若手にとってこの機会を逃す手はない。今回は新たに全日本F3経験もあり海外のGTで活躍している#8根本がエントリーしてきた。これを開幕大会で晴南に次ぐ2位を得た#6高橋、#28古谷が迎え撃つ形だ。

50歳以上のマスターズクラスは、第1戦、第3戦を制した#4今田信宏(JMS RACING)、第2戦優勝の#30DRAGON(B-MAXエンジニアリング)、#11植田、#27SYUJI(B-MAXエンジニアリング)とお馴染みの顔触れが揃った。

朝から曇っていたSUGO上空は、予選が始まる9時30分には日差しも出て夏らしい天候になった。前回同様グリッドは第4戦が予選1回目のタイム、第5戦が予選2回目のベストタイム、第6戦がセカンドタイムで決まる。

予選1回目

15分間の予選は6分を過ぎたあたりから本格的なアタックが始まり、まず#8根本が最初に1分18秒を切る1分17秒978をマーク。これを#6高橋が1分17秒520で逆転。#28古谷も1分17秒902で2人の間に割って入るという三つ巴の戦いを見せた。

この後、それぞれタイムを短縮するが、順位は変わらず、#6高橋1分17秒165、#28古谷1分17秒902、#8根本1分17秒904と、#6高橋が少し抜き出る形で予選1回目を終え、第4戦のポールポジションを決めた。

マスターズクラスは、開幕の富士戦で勝ちを逃した#11植田が予選開始から積極的に攻め、1分19秒833、19秒141、19秒012と確実にタイムを削り取って、前大会2勝の#4今田信宏(JMS RACING)を抑え切ってクラスポールを手に入れた。

予選2回目

予選1回目から10分のインターバルを経て始まった予選2回目。前半はマスターズクラスのドライバーがタイムアップをするなか、ヤングドライバーは様子見。7分を経過したあたりから本格的なアタックが始まった。

まず#8根本が1分17秒553と1回目を上回るトップタイムをマークするが、次の周には#28古谷が1分17秒450をマーク。さらにタイムを縮めるが、ここで#6高橋が1分16秒744と初の16秒台に乗せる。

セカンドタイムで第6戦のグリッドが決まるため、ドライバーは2周続けてアタックをするが、#6高橋は次の周にも1分16秒792をマーク。唯一人16秒台を連発し、第4戦に続いて第5、6戦のポールポジションも獲得した。

2位は#28古谷(1分17秒315/1分17秒339)、3位は僅かな差で#8根本(1分17秒553/1分17秒625)が続いた。

この結果、3レースともグリッドは#6高橋、#28古谷、#8根本の順となった。

マスターズクラスも「今回はセッティングを見直して臨んだ」という#11植田が本来の力を発揮し、こちらもクラス唯一となる1分18秒台を揃えてクラスポール。3レースともクラスポールからのスタートで念願の優勝を狙う。

#4今田は悔しいクラス2番手、以下、B-MAXコンビの#30DRAGON、#27SYUJIと続いた。

決勝は、第4戦が本日午後2時25分から、第5戦、第6戦は明日の午前9時20分、午後1時40分から予定されている。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FIA-FR:第4戦SUGO公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレース第5戦 -RIJ- (2020/08/22) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2020 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TireTimeBehindGapkm/h
16高橋 知己Super License
Super License
DL1'17.165--172.816
228古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
DL1'17.846 0.681 0.681171.304
38根本 悠生ZAPSPEED F111/3
ZAP SPEED
DL1'17.904 0.739 0.058171.176
411M1植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
DL1'19.012 1.847 1.108168.776
54M2今田 信宏JMS RACING
JMS RACING
DL1'19.106 1.941 0.094168.575
630M3DRAGONB-MAXエンジニアリング
B-MAX ENGINEERING
DL1'19.774 2.609 0.668167.164
727M4SYUJIB-MAXエンジニアリング
B-MAX ENGINEERING
DL1'20.666 3.501 0.892165.315
---- 以上基準タイム(110% - 1'25.402)予選通過 ----

JAF F4選手権

JAF-F4:第3,4戦筑波 KAMIKAZEの独壇場となるも選手権は不成立

 2020年JAF地方選手権 JAF-F4選手権第3戦/第4戦は8月2日(日)に筑波サーキットで開催予定であったが、翌週に岡山での大会がある為か当日出場が3台のみ、しかもうち2台が章典外のため選手権としては不成立となった。

 エントリーは9号車KAMIKAZE(スーパーウィンズ.F108)だけが開幕以来の連続出場で、加えて19号車中村俊行(スーパーウインズSK)と36号車富澤土龍(光運転代行 ハンマーR FW)のHパターンクラスの2台が出走した。

第3戦でポールポジションを獲得したKAMIKAZE 第3,4戦で優勝したKAMIKAZE 第3戦の表彰式 第4戦の表彰式

第3戦

■予選

 午前8時より開始の20分間の予選は朝から気温が上昇しコースはドライコンディション。計測1周目からKAMIKAZEが59秒台に入れリードを奪うとそのまま毎周回ごとにタイムを縮め、残り14分の時点で56秒980をマークするといったんピットイン。この時点で中村は58秒904で1.924秒差、藤澤は1分1秒が切れず4.569差。ここで中村もピットインし藤澤だけが周回を続け残り9分時点で1分00秒450の自己ベストタイムをマーク。

 残り5分のタイミングで再び全車がコースに戻り最後のタイムアタックに入りまず中村が58秒722、58秒356と自己ベストを更新するとチェッカー後の最終の計測でKAMIKAZEもポールポジションを決定つける56秒710をマークした。2番手中村は1秒646差、3番手富澤は3秒740差。

■決勝(18LAP)

 第3戦の決勝は午前10時23分にフォーメーションラップ開始。引き続き路面はドライコンディション。

 全車クリーンスタートし、1コーナーに向けて富澤が中村のインを伺う動きを見せたが結局順位は変わらず、KAMIKAZE-中村-富澤の順でクリアする。中村が富澤を牽制している間にKAMIKAZEが一気に2台を引き離し、なんと10秒差をつけて1周目を終える。中村も富澤を突き放し1秒3の差をつける。

 しかし3周目にKAMIKAZEがスローダウン、中村との差が一気に詰まると4周目は首位が逆転してコントロールラインを通過。KAMIKAZEにトラブルかと思われたが問題なかった様で、すぐに速さを取り戻し、5周目にそこまでの最速ラップを出して中村を再逆転すると最速ラップを更新しつつ0.917秒差、1.375秒差とじわじわ引き離しにかかる。 中村も自己ベストで追いかけるが折り返しの9周目には4秒531差まで離される。

 その後はKAMIKAZEが中村との差をコントロールしつつ13周目に57秒434のファステストラップを出した後は余裕のクルージングで18周を走り抜けた。2位中村は1.197秒差、3位富澤は41秒786差となった。

第4戦

■決勝(18LAP)

 第3戦の各自のベストラップによって決定する第4戦のスターティンググリッドはKAMIKAZE-中村-富澤、と第3戦と同じ順となり、本日の最終レースとして15時35分フォーメーションラップ開始、同じく18周で戦われる。

 スタートでは中村の伸びが良く1コーナーでKAMIKAZEにアウト側から被せるとトップに立つ。速さに自信のあるKAMIKAZEは無理をせず中村の背後に付けて1周目を終えると2周目の1コーナーであっさり逆転。4周目にこのレースのファステストラップの57秒825をマークし中村をどんどん引き離す。この時点で富澤は2台についていけず大差となっている。

 その後中村は58秒台までタイムを上げるがトップとの差は拡がり、10周目以降は第3戦と同様KAMIKAZEが6秒前後の差を維持する展開となる。

 ファイナルラップにKAMIKAZEは富澤に追いつきそうになった為か最終コーナ手前から大きくスローダウン、中村がすぐ後ろに付けるが、ここは既に勝負あったという事で無理はせず0.340秒差でフィニッシュ。

 選手権からは外れてしまったが、KAMIKAZEにとっては文字通り独り舞台と言える大会となった。

 2020年JAF地方選手権 JAF-F4選手権第5戦/第6戦は岡山国際サーキットで8月8日/9日に開催される。

Text & Photo: Junichi SEKINE

筑波・富士S-FJ選手権

S-FJ:第4戦筑波 伊藤駿が開幕戦に続き連勝

 2020年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ第4戦が8月2日(日)に筑波サーキットで開催された。

3月の開幕戦以降コロナ禍の為に5月の第2戦/第3戦が中止となり今回がシーズン2戦目となる。梅雨明けの筑波は朝から好天で気温も上昇、マシン/選手ともにコンディション管理が大変な大会となった。

 エントリーは前戦から1台減って11台、ただし前回上位だった選手はほとんど出場している。

■予選(20分)

ポールポジションを獲得した草野選手  午前9時に前回ポール・ツー・ウインの8号車伊藤駿(ZAP重力の森10VED)を先頭にコースイン。路面はドライ。

 まずは伊藤がトップタイムで、前回3位の7号車本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)、前回トップ争い中にトラブルで無念のリタイヤを喫した9号車草野裕也(Sウィンズ花島.10VED)が続く。

 残り14分のタイミングで草野が最初に1分を切り59秒861でトップに立つ。伊藤は0.457秒差、本田は伊藤に0.002秒の差で、続く周に本田は1分00秒312とタイムを刻んで伊藤を上回り2番手に上がる。

 残る11分でマスターズクラスの3号車秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)が自己ベストで草野に0.523秒差の4番手につけると22号車内藤大輝(RCIT Raise UP ED)との間でのポジション争いとなる。

 残り10分で伊藤が自己ベストで再度2位に浮上。本田も自己ベストで対抗するが再逆転はできず順位は膠着状態となり、結局草野が5周目に出したタイムでポールポジションが確定,、2番手伊藤、3番手本田となった。

秋山と内藤のセカンドロウ争いは残り1分を切るタイミングで秋山が1分00秒328の自己ベストを出し0.003秒差で内藤を退けた。

■予選後のコメント

ポールポジション 9号車草野裕也(Sウィンズ花島.10VED)59秒861
 「前回のレースが残念な結果だったので、今回は予選からポールを取る気でいた。決勝に向けてはポールポジションも(優勝するための)過程の一つに過ぎないと思っているので、引き続き気を抜かずに勝てるように頑張る。暑さも苦にならないし、タイムの落ち幅を少なくするように練習も積んできたので決勝も大丈夫だと思う」
2位 8号車伊藤駿(ZAP重力の森10VED)1分00秒037 トップとの差 0秒176
 「練習の時とはマシンの感触が変わってしまい1コーナーでグリップ感が無かった。その点を考えれば妥当な結果だと思う。決勝はスタートからプッシュして前の相手にプレッシャーをかけ続けて行く。ただし自分自身は冷静に戦っていく」
3位 7号車本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)1分00秒256 トップとの差 0秒395
 「狙ったタイムは出なかったが最低でも予選3位以内を目標としていたのでよしとする。今回は練習から好調だったのでその調子をレースでも出せれば安定して行けると思う」

■決勝(18LAP)

 13時50分開始の決勝レースはドライ路面。予選時に比べて気温も路面温度もかなり上昇しており厳しいコンデションとなっている。

 スタート直後から伊藤が草野に並びかけるが第1ヘアピンで草野が前に出てトップを維持、しかし2周目の1コーナーで伊藤がトップを奪取、草野-本田の順で僅差で続く。一方予選6位だった66号車野島遼葵(Deep-R・10V・ED)が2周目に秋山を攻略し4位浮上。

 伊藤は4周目に草野に詰め寄られると6周目にこの日のファステストラップを出して応戦、3位本田は二人のペースからじわじわ離されて2.4秒の差。

 1秒前後の差を維持して続いていた伊藤と草野の神経戦に決着がついたのは11周目の最終コーナー。ここで草野がバランスを崩し単独スピン、すぐに復帰するが7位までポジションを落とした。これで伊藤は楽になり2番手の本田は4.7秒差。本田の後方にはスタート直後から続いていた野島とのバトルを制した秋山が0.4秒差まで詰めている。秋山から突き放された野島は16周目にスローダウン、リタイヤとなった。

 独走となった伊藤は危なげない走りで本田に7秒の差をつけてフィニッシュ、連勝を飾った。本田は最終ラップまで続いた秋山との闘いを0.135秒差に振り切って2位、秋山は3位入賞とマスターズクラス1位となった。スピンを喫した草野は自己ベストで挽回を図り6位となった。

優勝の伊藤選手 2位の本田選手 総合3位、マスターズクラス優勝の秋山選手 竹沢選手

■決勝後のコメント

優勝 8号車伊藤駿(ZAP重力の森10VED)
 「予定した通りの展開で戦う事ができた。スタート直後から前のマシンの挙動が乱れていたのでここは猛プッシュするしかないと思って攻めた。途中で独走になっている事に気が付いてからリズムを乱してしまったが、全体としていいレースができた」
2位 7号車本田千啓 (オートルック☆モダン☆10V)
 「棚ぼたの2位ではあるが、前を追いかけていたからこそチャンスに抜かす事ができた。あのまま諦めていたら3位のままだったかもしれない。できれば1分00秒台で前を追いたかったがそこまでの速さがなかった」
3位 3号車秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)マスターズクラス優勝
 「一度はDeepさんのマシンに抜かれてしまったので、抜き返そうと頑張った。その後は何とか前を追いかけたかったが追い切れなかった」
6位 9号車草野裕也(Sウィンズ花島.10VED)59秒861
 「(スピンの原因について)午前中と比べてマシンバランスが変わってしまった感じがあり、特にリヤの動きが予選の時とは全く違っていた。自分の力不足でそれに対応し切れなかった」
10位 16号車竹沢茂(スーパーウィンズ☆KKS☆ED)マスターズクラス3位
 「昨年23年ぶりでFJ1600以来このクラスにスポット参戦した。もっと年配の方も参戦されているので刺激をうけてまたやる気になった。まだ練習不足で今日は周回遅れに終わったので今後頑張らないと」

表彰式 マスタークラスの表彰式

 これで8号車伊藤駿が開幕2連勝、昨年最終戦でのデビューから負けなしの快進撃を続けている。ポイントランキングでも伊藤40ポイント、連続表彰台の本田が27ポイントで追う。次の筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ戦は9月20日、誰が伊藤にストップをかけるか注目される。

Text & Photo: Junichi SEKINE

JAF F4選手権

JAF-F4:第4戦筑波決勝結果

チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2020/08/02) Final Race Weather: Fine Course: Dry
2020 JAF F4選手権 Round 4 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
19KAMIKAZEスーパーウィンズ.F108
ZAP F108
DL1817'57.610
-*19H-中村 俊行スーパーウィンズSK
OSCAR SK97
DL180.340
-*36H-富澤 土龍光運転代行ハンマーR FW
TOKYO R&D FW97
DL1855.799
---- 以上規定周回数完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.9 KAMIKAZE(スーパーウィンズ.F108) 57.825 (4/18) 127.315km/h
  • CarNo.19,36は、賞典外とした。

筑波・富士S-FJ選手権

S-FJ:第4戦筑波決勝結果

チャレンジクラブマンレース第4戦 -RIJ- (2020/08/06) Final Race Weather: Fine Course: Dry
2020 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 4 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
18伊藤 駿ZAP重力の森10VED
TOKYO R&D RD10V
YH1818'26.568
27本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH187.030
33M1秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
YH187.185
422内藤 大輝RCIT with Raise UP ED
MYST KK-S2
YH189.803
51関根 陽幹オートルック10V
TOKYO R&D RD10V
YH1812.889
69草野 裕也Sウィンズ花島.10VED
TOKYO R&D RD10V
YH1813.332
773下村 剛司SウインズKENS2 ED
MYST KK-S2
YH1832.670
888星 凉樹MADFACE NRS ED
MYST KK-S2
YH1847.160
971M2林 寛樹ゼンカイレーシング遊技闘速ED
MYST KK-S2
YH1851.823
1016M3竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
YH171Lap
1166野島 遼葵Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH153Laps

筑波・富士S-FJ選手権

S-FJ:第4戦筑波公式予選結果

チャレンジクラブマンレース第4戦 -RIJ- (2020/08/06) Qualifying Weather: Fine Course: Dry
2020 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 4 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
19草野 裕也Sウィンズ花島.10VED
TOKYO R&D RD10V
YH0'59.861--122.985
28伊藤 駿ZAP重力の森10VED
TOKYO R&D RD10V
YH1'00.037 0.176 0.176122.624
37本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'00.256 0.395 0.219122.179
43M1秋山 健也スーパーウィンズKKS・ED
MYST KK-S
YH1'00.328 0.467 0.072122.033
522内藤 大輝RCIT with Raise UP ED
MYST KK-S2
YH1'00.331 0.470 0.003122.027
666野島 遼葵Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1'00.565 0.704 0.234121.555
7*88星 凉樹MADFACE NRS ED
MYST KK-S2
YH1'00.586 0.725 0.021121.513
81関根 陽幹オートルック10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'00.613 0.752 0.027121.459
973下村 剛司SウインズKENS2 ED
MYST KK-S2
YH1'00.873 1.012 0.260120.940
1071M2林 寛樹ゼンカイレーシング遊技闘速ED
MYST KK-S2
YH1'02.089 2.228 1.216118.572
1116M3竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
YH1'02.735 2.874 0.646117.351
---- 以上基準タイム(130% - 1'18.066)予選通過 ----
  • CarNo.88は、筑波サーキット一般競技規則 第19条 1.違反(走路外走行)により、2グリッド降格とする。

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:第4戦SUGO決勝 濃霧のためレースはキャンセル

霧に覆われたSUGO

視界不良  PCCJの第4戦は午前10時50分からのコースインが予定されていたが、他のレースでSCカー先導のパレードラップを行ったが4周で赤旗終了。15周あるいは30分間で行われる予定となっていたが、コース上の濃霧が晴れず、コースインの時刻が10分の延長が2度行われた段階でレースのキャンセルが決定されることとなった。

 次戦は富士スピードウェイで来週末の8月1~2日のに開催される予定だ。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

Vitz関西

Vitz関西:第4戦岡山 大井選手が表彰台獲得も痛恨のペナルティー(AVANTECH)

  • Netz Cup Vitz Race 関西シリーズ 第4戦
  • エントリー名:AVANTECH artoNC Vitz
  • チーム代表:高崎保浩
  • チーム監督:長屋宏和
  • チーフメカニック:永原達也
  • ドライバー:#456大井偉史 #242三澤拓真

■2年目の大井選手が表彰台獲得もペナルティー

 大井選手にとって、2年間の若手育成プログラムの最終レース。

 前戦から調子を上げていた大井選手は決勝レースでトップグループを走行。ファステストラップを更新しながらの走行もアウトから並ばれたときに接触。3位でゴールをしましたが、レース後、30秒のペナルティーを受け結果は19位となりました。

 ペナルティーとなった接触の前に、2台と軽く接触しており、減速したことで後ろのマシンが追い付き、ペナルティーの要因になった接触を引き起こしました。

 車載を見てもインへの飛び込みが浅く、前車が避けなければ接触する状況でした。箱車で多少当たってもなんとかなるという甘さが今回のペナルティーの要因だと思います。

 これを繰り返したら必ず大きなクラッシュをひきおこすと思いますので、車間とオーバーテイクの感覚を修正して欲しいです。3位表彰台を逃したことは本当に悔しいです。

 でも、大井選手の成長を感じられたことは、本当に嬉しかったです。

 11/23富士スピードウェイで開催されるヴィッツ特別戦に参戦することが決まりました。

■1年目の三澤選手は追い上げの展開に

 練習までは大井選手よりも速さがありましたが、レースウィークに入ると差が開き、予選は19位でした。

 決勝レースは追い上げを見せ11位でゴール。これまで、追い上げたレースは無く、今回初めてバトルをして抜いてポジションを上げ、三澤選手なりの自信になったとおもいます。

 しかし、バトルの最中に前車のインに飛び込んだ勢いのまま、相手のラインをなくし相手はコースアウト。

 こちらも30秒加算のペナルティーを受け28位となりました。バトルは良いのですが、当たるのは良くありません。

 大井選手同様、ペナルティーを重く受け止め、反省し、二度と同じ誤ちを繰り返さないで欲しいです。

 若さの勢いは維持していただきたいですが、ルールを守ることも教えていかなければと強く思います。

 ご迷惑をおかけしてしまったドライバーには本当に申し訳なく思っています。今後このようなことの内容、きつく伝えます。

 大井選手には11/23のヴィッツ特別戦で良い走りに期待しています。今後とも応援宜しくお願い致します。

ヴィッツリザルト

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AVANTECH racing team

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第4戦もてぎ 岩澤が2位表彰台獲得! 伊東は惜しくも4位、岸本は無念のリタイア (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパーFJもてぎシリーズの第4戦が10月6日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催された。

 前回の第3戦では、予選1-2-3を独占し速さをアピール。決勝でも開幕以来ル・ボーセが連勝を飾っているが、今回は鈴鹿シリーズに参戦している遠征組もエントリーがあり、いつもとは違うライバルたちとも戦う。その中で、これまで3戦戦ってきた3人がどのように対峙するかが注された。

予選 10月6日(日)天候/雨 コース状況/ウエット

 前回から3ヶ月のインターバルを経て開催された今大会。金曜日からのトレーニングではドライ・ウエット両方のコンディションで走行を重ねていき、走り方の確認を行っていった。予選が行われる日曜日は予選前に雨が止んだものの、路面は濡れていたことからウエットタイヤで臨んだ。

 岸本は路面が良くなっていくと予想し、後半に狙いを定め周回を重ねていく。そして、7周目にセクター2~4まで自己ベストで繋げて2分17秒397を記録。さらにアタックを仕掛けていくが、8周目は前車がオーバーランし詰まっていまい、9周目には雨が強く降ってきたことでこれ以上の更新は叶わなかった。

 伊東は、様々な走行ラインを試しながら4周目には16秒台に入れて、毎周タイムアップを狙いながら周回していく。すると6周目に16秒413を記録し、更に8周目に上手く周りと間隔を作ってアタックをしていくが、若干のミスがあり先のタイムには及ばない。それを踏まえて9周目にラストアタックをかけたが雨が降り出したことにより幕切れとなった。

 岩澤は、序盤はブレーキングポイントを探りながら周回したものの、路面がどんどん乾いていきコンディションが毎周変わることから絶えずアタックし続ける方向でトライ。6周目に16秒389を記録、その後も攻めていくがタイムアップには至らず予選終了となった。

決勝 10月6日(土)天候/雨 コース状況/ウエット

 午後に行われた決勝も小雨が降る中で迎えた。スタートでは岩澤が上手く2番手に上がり、伊東はスタート後の位置取りに苦戦し3コーナーまでで6番手となる。岸本は3コーナー手前で1台を攻略し、更に続いて行こうとしたところで前車が失速。

 アウトからかわそうとした際に、縁石に足を取られてしまいスピン状態になったところで後続が接触しリタイアを喫してしまう。2周目には3コーナー手前で前車がスピンしたことで伊東が5番手に浮上し、3番手争いの集団についていく。岩澤はコンスタントに15秒台を刻んでいき3番手以降とも差を築き始めるが、トップはその上をいくハイペースで、単独で周回を重ねる展開となっていく。

 伊東は、前車と2秒あった差を徐々に詰め8周目には追いつき、相手のミラーに自分を写しアピールしていく。すると9周目の最終コーナーで前車がミス。そのままストレートでスリップに入り4番手に浮上すると、1.4秒先に3番手を捉えファイナルラップを迎える。岩澤は最後までミスなく3番手以降には6.5秒差をつけてチェッカー。伊東は最後までフルプッシュしていくが、差を1秒に縮めたところで10周のレースはタイムアップとなった。

 その結果、岩澤が2位、伊東が4位、岸本はリタイアで第4戦を終えた。今回の「負けた」という経験が彼らを強くし、1ヶ月後の最終戦で集大成となるレースを見られることが期待される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 今回は鈴鹿からの遠征組もあり、いつもと違った空気感があった。予選から雨となり何時もと違うコンディションの下でのレースになったが、ドライバー各々の気持ちが弱くタイムと結果に出たように思う。今回の結果を踏まえ、まだ足りない部分を見つめなおして次戦に臨んで欲しい。
Driver 岸本尚将(Naomasa Kishimoto)COMMENT
 予選では後半にタイムを出すつもりで臨みましたが、タイミングなど上手くかみ合わず、もう少し出せたなという印象です。 決勝も走り方のイメージはできていて、スタートも悪くなく序盤でポジションを上げていくつもりでいたのですが、自分の判断ミスでリタイアとなってしまいました。もう次は最終戦となってしまいますが、改善できるところは研究して自分の力を100パーセント出して走れるようにしたいと思います。
Driver 伊東黎明(Reimei Ito)COMMENT
 予選では、トップに大きく差をつけられてしまい驚いたというのが正直な気持ちです。色々とラインを試しながらいきましたが、良いところが見つけられず満足のいくアタックはできませんでした。決勝は、スタート後の位置取りの悪さと自分のメンタルの弱さが一番の反省点です。前に近づいてもミスが出てしまい、それがなければ最低限の表彰台はいけたと思います。最終戦は今足りないところを補って、予選・決勝ともに1位を取れるように頑張りたいと思います。
Driver 岩澤優吾(Yugo Iwasawa)COMMENT
 今回3ヶ月インターバルが空いて臨みましたが、トレーニングからいまいち乗り切れず予選・決勝ともに苦戦しました。ですが、インターバルのせいにもしたくないですし、その間にもっとできることがあったのではと反省しています。また、今回鈴鹿から来た相手に差をつけられて負けてしまい現実を見せつけられました。この差を改善して、最終戦ではポールトゥウィンでチャンピオンを獲り、12月の日本一決定戦で返したいと思います。
Le Beausset Motorsports

TCR JAPAN SUNDAY

TCRJ-SUN:第4戦岡山決勝 篠原拓朗が土日連覇で有終の美

 TCRジャパン・サンデーシリーズ第4戦は29日、岡山国際サーキットで決勝を行い、ポールポジションの篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)がスタートで出遅れるも序盤で挽回し、トップに立つとそのまま逃げ切り優勝を飾った。

レースがスタートした 優勝は篠原拓朗(Audi RS 3 LMS) 決勝2位、ジェントルマンクラス優勝は前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR) 密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR) ジェントルマンクラス2位のユーク・タニグチ(Honda CIVIC TCR) ジェントルマンクラス3位のYOSHIKI(Audi RS 3 LMS) 表彰式 ジェントルマンクラスの表彰式

 第4戦は午後1時35分、曇り空で蒸し暑い中フォーメーションラップが始まった。

 ポールポジションの篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)はスタートをミスして後続に飲み込まれてしまう。代わってトップで1コーナーに向かったのは予選2位の前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)。2位に同3位の密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)、3位に同4位の金丸悠(Honda CIVIC TCR)が続く。

 しかし、オープニングラップで篠原はリボルバーからパイパーにかけて金丸を攻略して3位に上がると、2周目には密山をヘアピンでパスして2位。3周目にはホッブスで前嶋に並びかけ、接触しながらマイクナイトコーナー手前でトップに立った。

 トップの篠原は2位に前嶋がいたため昨日ほどの独走劇を演じられなかったものの着実に前嶋とのリードを広げ、危なげないレース運びで15周を走り、昨日に続きサンデーシリーズでも優勝を飾った。

 2位の前嶋は篠原には引き離されたものの3位以下よりペースが良く、単独走行でゴールを迎えた。3位には密山が入った。

 4位の金丸は序盤にマシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)をとらえて5位に上がってきた松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)とのバトルを演じていたが、6周目のホッブスからマイクナイトコーナーで松本にパスされ5位に落ちた。

 結局、4位には松本が、5位には金丸が続き、6位にはホーソンが入った。

 ジェントルマンクラスは総合でも2位に入った前嶋が優勝。2位には総合7位のユーク・タニグチ(Honda CIVIC TCR)が、3位には同8位のYOSHIKI(Audi RS 3 LMS)が入った。

 優勝した篠原は、最終戦の欠場が決まっている。何度もポールポジションを獲得しながら不運に泣いていたが、ここ岡山で鬱憤(うっぷん)を晴らし、土日連覇で有終の美を飾った。

 最終第5戦は鈴鹿サーキットに舞台を移し、10月25、26日に土・日シリーズが開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

TCR JAPAN SUNDAY

TCRJ-SUN:第4戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTotal_Time
Behind
121篠原 拓朗Audi RS 3 LMS
Hitotsuyama Racing
1525'01'771
233G1前嶋 秀司ALFA ROMEO GIULIETTA TCR
GO&FUN Squadra Corse
154.860
352密山 祥吾Volkswagen Golf GTI TCR
埼玉トヨペットGreenBrave
1512.568
425松本 武士Volkswagen Golf GTI TCR
Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山
1513.170
55金丸 悠Honda CIVIC TCR
TEAM GOH MODELS
1517.401
618マシュー・ホーソンHonda CIVIC TCR
KCMG
1518.242
772G2ユーク・タニグチHonda CIVIC TCR
KCMG
1528.698
823G3YOSHIKIAudi RS 3 LMS
PURPLE RACING
1532.225
9190G4植田 正幸Audi RS 3 LMS
BRP☆RN Sport Audi Mie RS3 LMS
1538.558
1055G5MototinoALFA ROMEO GIULIETTA TCR
55 MOTO RACING
1538.733
1162G6塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業withG/MOTION'
1539.353
1224G7KENJIAudi RS 3 LMS
PURPLE RACING
1541.014
13*19G8ヒロボンVolkswagen Golf GTI TCR
BRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI
1542.868
1422G9ポール・イップHonda CIVIC TCR
KCMG
1545.098
15*10G10佐藤 潤Volkswagen Golf GTI TCR
Adenau
151'01.788
167G11牧野 淳Audi RS 3 LMS
NILZZ Racing
151'07.784
---- 以上完走----
  • Fastest Lap: CarNo.21 篠原拓朗(Audi RS 3 LMS) 1'38.247 (2/15) 135.687km/h
  • CarNo.19,10は、2019 TCRジャパンシリーズ競技規則第30条9.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

TCR JAPAN SUNDAY

TCRJ-SUN:第4戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/29) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
121篠原 拓朗Audi RS 3 LMS
Hitotsuyama Racing
1'36.477--138.176
233G1前嶋 秀司ALFA ROMEO GIULIETTA TCR
GO&FUN Squadra Corse
1'37.396 0.919 0.919136.872
352密山 祥吾Volkswagen Golf GTI TCR
埼玉トヨペットGreenBrave
1'38.102 1.625 0.706135.887
45金丸 悠Honda CIVIC TCR
TEAM GOH MODELS
1'38.122 1.645 0.020135.859
525松本 武士Volkswagen Golf GTI TCR
Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山
1'38.181 1.704 0.059135.778
618マシュー・ホーソンHonda CIVIC TCR
KCMG
1'38.220 1.743 0.039135.724
719G2ヒロボンVolkswagen Golf GTI TCR
BRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI
1'38.396 1.919 0.176135.481
872G3ユーク・タニグチHonda CIVIC TCR
KCMG
1'38.537 2.060 0.141135.287
923G4YOSHIKIAudi RS 3 LMS
PURPLE RACING
1'38.836 2.359 0.299134.878
10190G5植田 正幸Audi RS 3 LMS
BRP☆RN Sport Audi Mie RS3 LMS
1'38.964 2.487 0.128134.704
1162G6塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業withG/MOTION'
1'39.055 2.578 0.091134.580
1222G7ポール・イップHonda CIVIC TCR
KCMG
1'39.086 2.609 0.031134.538
1324G8KENJIAudi RS 3 LMS
PURPLE RACING
1'39.231 2.754 0.145134.341
1455G9MototinoALFA ROMEO GIULIETTA TCR
55 MOTO RACING
1'39.615 3.138 0.384133.823
1510G10佐藤 潤Volkswagen Golf GTI TCR
Adenau
1'40.024 3.547 0.409133.276
167G11牧野 淳Audi RS 3 LMS
NILZZ Racing
1'41.014 4.537 0.990131.970

TCR JAPAN SATURDAY

TCRJ-SAT:第4戦岡山決勝 篠原拓朗がポールトゥウィンで初優勝

 TCRジャパン・サタデーシリーズ第4戦は28日、岡山国際サーキットで決勝を行い、篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)がポールトゥウィンで今季初優勝を飾った。

決勝レースがスタートした 優勝は篠原拓朗(Audi RS 3 LMS) 決勝で2位に入った金丸悠(Honda CIVIC TCR)は再車検で失格となった 決勝2位は松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR) ジェントルマンクラス優勝はヒロボン(Volkswagen Golf GTI TCR) 決勝2位はユーク・タニグチ(Honda CIVIC TCR) ジェントルマンクラス決勝3位は塩谷烈州(Honda CIVIC TCR) 表彰式 ジェントルマンクラスの表彰式

 決勝は予報に反して天候が安定し、西日がまぶしい午後4時にフォーメーションラップが始まった。

 ポールポジションの篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)が好スタートを切り、トップで1コーナに向かう一方、予選2位の前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)はスタートをミス。その後方では同3位の密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)と同4位のマシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)が接触。ホーソンはスピンしてコースアウト。2位には予選5位の金丸悠(Honda CIVIC TCR)が上がり、前嶋は3位に落ちた。

 トップの篠原は1周目に2位以下を2秒4離し早くも独走態勢に入ると、2周目のバックストレッチでは前嶋が金丸をパスして3位に上がる。しかし、前嶋はジャンプスタートによるドライビングスルーペナルティーを受け後退。3位はヒロボン(Volkswagen Golf GTI TCR)に代わった。

 3位のヒロボンだったが、4位の密山が接触によりドライビングスルーペナルティーを科されたため、代わって4位に上がった松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)が急接近。10周目にはペースの違う密山に3位を明け渡すこととなった。

 トップの篠原は「練習でいいセットが見つかった」と2位以下より1秒~2秒速いペースで、10周目には2位の金丸を10秒近く離して一人旅。その後はタイヤをいたわりペースをセーブして逃げ切り15周を走って土日を通し初優勝を飾った。

 2位には大きく遅れて金丸が入ったが、レース後、再車検で最低地上高違反が発覚して失格。繰り上がって2位には松本が、3位にはヒロボンが入った。

 ジェントルマンクラスは総合でも3位のヒロボンが優勝。2位にはユーク・タニグチが、3位には塩谷烈州(Honda CIVIC TCR)が入った。

 サンデーシリーズ第4戦は、明日午後1時35分より23分+1周レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

TCR JAPAN SATURDAY

TCRJ-SAT:第4戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTotal_Time
Behind
121篠原 拓朗Audi RS 3 LMS
Hitotsuyama Racing
1524'55.614
225松本 武士Volkswagen Golf GTI TCR
Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山
1510.773
319G1ヒロボンVolkswagen Golf GTI TCR
BRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI
1516.384
472G2ユーク・タニグチHonda CIVIC TCR
KCMG
1520.664
562G3塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業withG/MOTION'
1528.887
618マシュー・ホーソンHonda CIVIC TCR
KCMG
1531.084
7*33G4前嶋 秀司ALFA ROMEO GIULIETTA TCR
GO&FUN Squadra Corse
1532.014
823G5YOSHIKIAudi RS 3 LMS
PURPLE RACING
1533.229
955G6MototinoALFA ROMEO GIULIETTA TCR
55 MOTO RACING
1535.703
10190G7植田 正幸Audi RS 3 LMS
BRP☆RN Sport Audi Mie RS3 LMS
1538.048
1124G8KENJIAudi RS 3 LMS
PURPLE RACING
1539.250
12*52密山 祥吾Volkswagen Golf GTI TCR
埼玉トヨペットGreenBrave
1539.615
1322G9ポール・イップHonda CIVIC TCR
KCMG
1547.649
147G10牧野 淳Audi RS 3 LMS
NILZZ Racing
1558.107
1510G11佐藤 潤Volkswagen Golf GTI TCR
Adenau
151'34.137
---- 以上完走 ----
-*5金丸 悠Honda CIVIC TCR
TEAM GOH MODELS
失格
  • Fastest Lap: CarNo.21 篠原拓朗(Audi RS 3 LMS) 1'37.793 (3/15) 136.317km/h
  • CarNo.33は、2019 TCRJシリーズ競技規則第30条9.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.52は、2019 TCRJシリーズ競技規則第9条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.5は、2019 TCRJシリーズ競技規則第10条8.(最低地上高)違反により、失格とした。

TCR JAPAN SATURDAY

TCTJ-SAT:第4戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
121篠原 拓朗Audi RS 3 LMS
Hitotsuyama Racing
1'36.530--138.100
233G1前嶋 秀司ALFA ROMEO GIULIETTA TCR
GO&FUN Squadra Corse
1'37.196 0.666 0.666137.154
352密山 祥吾Volkswagen Golf GTI TCR
埼玉トヨペットGreenBrave
1'37.577 1.047 0.381136.618
418マシュー・ホーソンHonda CIVIC TCR
KCMG
1'37.605 1.075 0.028136.579
55金丸 悠Honda CIVIC TCR
TEAM GOH MODELS
1'37.724 1.194 0.119136.413
672G2ユーク・タニグチHonda CIVIC TCR
KCMG
1'37.784 1.254 0.060136.329
725松本 武士Volkswagen Golf GTI TCR
Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山
1'37.972 1.442 0.188136.067
862G3塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業withG/MOTION'
1'38.372 1.842 0.400135.514
919G4ヒロボンVolkswagen Golf GTI TCR
BRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI
1'38.540 2.010 0.168135.283
1023G5YOSHIKIAudi RS 3 LMS
PURPLE RACING
1'38.888 2.358 0.348134.807
1124G6KENJIAudi RS 3 LMS
PURPLE RACING
1'38.946 2.416 0.058134.728
1255G7MototinoALFA ROMEO GIULIETTA TCR
55 MOTO RACING
1'39.123 2.593 0.177134.487
1310G8佐藤 潤Volkswagen Golf GTI TCR
Adenau
1'39.314 2.784 0.191134.229
14190G9植田 正幸Audi RS 3 LMS
BRP☆RN Sport Audi Mie RS3 LMS
1'39.624 3.094 0.310133.811
1522G10ポール・イップHonda CIVIC TCR
KCMG
1'40.352 3.822 0.728132.840
167G11牧野 淳Audi RS 3 LMS
NILZZ Racing
1'42.248 5.718 1.896130.377

Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間フォトギャラリー

アレックス・バンカム/アンディ・ソウセック/セバスチャン・モリス組(Bentley Team M-Sport) フィリップ・マ/リッカ・リウ/ジャッキー・ユーング組(ARROWS RACING) 道上龍/大津弘樹/中嶋大祐組(Modulo Drago CORSE) ヘアピンを立ち上がるGT3マシン マーチン・トムチュク/ニコラス・イェロリー/アウグスト・ファルフス組(BMW Team Schnitzer) アレッシオ・ピカリエロ/富田竜一郎/リチャード・ライアン組(Audi Team Hitotsuyama) 武井真司/小河諒/マーカス・ポマー組(Callaway Competition with BINGORACING) ニコ・バスティアン/ミカエル・グルニエ/ケニー・ハブル組(SunEnergy1 Racing) 小林崇志/松浦孝亮/牧野任祐組(TEAM UPGARAGE) ミカ・ハッキネン/久保田克昭/石浦宏明組(PLANEX SMACAM RACING) 武井真司/小河諒/マーカス・ポマー組(Callaway Competition with BINGORACING) エイドリアン・ディーツ/アントニオ・ダアルベルト/キャメロン・マコンビル組(WALL RACING / ADRIAN DEITZ) マキシミリアン・ブーク(Mercedes-AMG Team GruppeM Racing) ルイス・ウィリアムソン(Mercedes-AMG Team Strakka Racing) 立体交差下を抜けるGT3マシン デニス・リンデ(JLOC) 立体交差下を抜けるGT3マシン 立体交差下を抜けるGT3マシン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン マルコ・ボナノーミ/武藤英紀/ベルトラン・バゲット組(Honda Team Motul) レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン Honda Acura NSX GT3 2019(TEAM UPGARAGE) レースクイーン レースクイーン サインをするベントレーのドライバー レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン 小林崇志/松浦孝亮/牧野任祐組(TEAM UPGARAGE) レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン 路面温度を計測するチームスタッフ McLaren 720S GT3(PLANEX SMACAM RACING) 小林崇志(TEAM UPGARAGE) 小林崇志(TEAM UPGARAGE) マキシミリアン・ゲーツ/ルカ・シュトルツ/イェルマー・ブルマン組(Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing) マーチン・トムチュク(BMW Team Schnitzer) クリスチャン・クログネス/ニッキー・キャッツバーグ/ミッケル・ジェンセン組(Walkenhorst Motorsport) 脇阪寿一/脇阪薫一/中西慧組(LM corsa) エイドリアン・ディーツ/アントニオ・ダアルベルト/キャメロン・マコンビル組(WALL RACING / ADRIAN DEITZ) 谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉組(Mercedes-AMG Team Goodsmile) ミカ・ハッキネン/久保田克昭/石浦宏明組(PLANEX SMACAM RACING) 千代勝正/ジョシュ・バードン/松田次生組(KCMG) Bentley Continental GT3(Bentley Team M-Sport) KCMG、2台のNISSAN GT-R NISMO GT3 千代勝正/ジョシュ・バードン/松田次生組(KCMG) 久保田克昭(PLANEX SMACAM RACING) Audi R8 LMS GT3 2019(Audi Sport Team WRT) ピット出口に並ぶGT3マシン 松田次生(KCMG) ピットに並ぶGT3マシン Aston Martin V8 Vantage AMR GT3(Garage59) ドリス・バンスール(Audi Sport Team WRT) マルクス・ウィンケルホック(Audi Sport Team Absolute Racing) Audi R8 LMS GT3 2019(Audi Team Hitotsuyama) KCMGのピット作業 ロリポップマン Mercedes-AMG GT3(Mercedes-AMG Team Goodsmile) Lamborghini HURACAN GT3(WALL RACING / ADRIAN DEITZ) ヘイッキ・コバライネン(HubAuto Corsa) 武井真司/小河諒/マーカス・ポマー組(Callaway Competition with BINGORACING) ベントレーのチームクルー 松田次生(KCMG) カスタマーレーシングの人 小暮卓史(JLOC) レースクイーン レースクイーン レースクイーン Bentley Continental GT3(Bentley Team M-Sport) レースクイーン ハクション大魔王とアクビちゃん 牧野任祐(TEAM UPGARAGE) レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン レースクイーン チームスタッフ Mercedes-AMG GT3(SunEnergy1 Racing) どこかのドライバー? Mercedes-AMG GT3(Mercedes-AMG Team Goodsmile) BMW M6 GT3(Walkenhorst Motorsport) BMW M6 GT3(BMW Team Schnitzer) レースクイーン オフィシャルカーのPagani Zonda R まもなくスタート 10時間先のゴールを目指してスタートが切られた 10時間先のゴールを目指してスタートが切られた マーチン・トムチュク/ニコラス・イェロリー/アウグスト・ファルフス組(BMW Team Schnitzer)が序盤をリード 千代勝正/ジョシュ・バードン/松田次生組(KCMG) 谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉組(Mercedes-AMG Team Goodsmile) マルコ・ボナノーミ/武藤英紀/ベルトラン・バゲット組(Honda Team Motul) 1コーナーから2コーナーへ エイドリアン・ディーツ/アントニオ・ダアルベルト/キャメロン・マコンビル組(WALL RACING / ADRIAN DEITZ) ミカ・ハッキネン/久保田克昭/石浦宏明組(PLANEX SMACAM RACING) マキシミリアン・ブーク/マロ・エンゲル/ラファエル・マルチェッロ組(Mercedes-AMG Team GruppeM Racing) ニック・キャシディ/ニック・フォスター/ヘイッキ・コバライネン組(HubAuto Corsa) 小林崇志/松浦孝亮/牧野任祐組(TEAM UPGARAGE) 武井真司/小河諒/マーカス・ポマー組(Callaway Competition with BINGORACING) ニック・キャシディ/ニック・フォスター/ヘイッキ・コバライネン組(HubAuto Corsa) 1コーナスタンド前を行く ジェームス・カラド/ケイ・コッツォリーノ/ミゲル・モリーナ組(CAR GUY Racing) アレックス・ウエスト/クリス・グッドウィン/カム・レドガー組(Garage59) 浜野彰彦/星野一樹/山田英二組(GTNET MOTORSPORTS) 永井宏明/織戸学/上村優太組(apr with ARN racing) 脇阪寿一/脇阪薫一/中西慧組(LM corsa) デグナー立ち上がり、三つどもえの争い アレッシオ・ピカリエロ/富田竜一郎/リチャード・ライアン組(Audi Team Hitotsuyama) デグナーを行く マルコ・ボナノーミ/武藤英紀/ベルトラン・バゲット組(Honda Team Motul) 小河諒(Callaway Competition with BINGORACING) ジェームス・カラド(CAR GUY Racing) ミカ・ハッキネン(PLANEX SMACAM RACING) ニコ・バスティアン/ミカエル・グルニエ/ケニー・ハブル組(SunEnergy1 Racing) ジョー・シンドウ/柴田優作/高田匠組(MP Racing) アレックス・ウエスト/クリス・グッドウィン/カム・レドガー組(Garage59) アレッシオ・ピカリエロ/富田竜一郎/リチャード・ライアン組(Audi Team Hitotsuyama) 谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉組(Mercedes-AMG Team Goodsmile) マルコ・ボナノーミ/武藤英紀/ベルトラン・バゲット組(Honda Team Motul) クラッシュから戻るニック・キャシディ(HubAuto Corsa) ピットインするGT3マシン ピット作業を行うGT3マシン 谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉組(Mercedes-AMG Team Goodsmile) アレックス・バンカム/アンディ・ソウセック/セバスチャン・モリス組(Bentley Team M-Sport) ドリス・バンスール/ケルビン・ファン・デル・リンデ/フレディック・ヴェルビッシェ組(Audi Sport Team WRT) 武井真司/小河諒/マーカス・ポマー組(Callaway Competition with BINGORACING) ドリス・バンスール/ケルビン・ファン・デル・リンデ/フレディック・ヴェルビッシェ組(Audi Sport Team WRT) 小林崇志/松浦孝亮/牧野任祐組(TEAM UPGARAGE) 永井宏明/織戸学/上村優太組(apr with ARN racing) ニコ・バスティアン/ミカエル・グルニエ/ケニー・ハブル組(SunEnergy1 Racing) 千代勝正/ジョシュ・バードン/松田次生組(KCMG) Bentley Continental GT3(Bentley Team M-Sport) GT3マシン三つどもえの争い NISSAN GT-R NISMO GT3 vs Mercedes-AMG GT3 Bentley Continental GT3(Bentley Team M-Sport) マーチン・トムチュク/ニコラス・イェロリー/アウグスト・ファルフス組(BMW Team Schnitzer) マーチン・トムチュク/ニコラス・イェロリー/アウグスト・ファルフス組(BMW Team Schnitzer) ビンゴレーシングのマシンストッパー 武井真司/小河諒/マーカス・ポマー組(Callaway Competition with BINGORACING) 武井真司/小河諒/マーカス・ポマー組(Callaway Competition with BINGORACING) 千代勝正/ジョシュ・バードン/松田次生組(KCMG) ドリス・バンスール/ケルビン・ファン・デル・リンデ/フレディック・ヴェルビッシェ組(Audi Sport Team WRT) McLaren 720S GT3(PLANEX SMACAM RACING) マシンを見送るミカ・ハッキネン(PLANEX SMACAM RACING) 夜のとばりが降りた マシンの光跡が続く ニック・キャシディ/ニック・フォスター/ヘイッキ・コバライネン組(HubAuto Corsa) ジェームス・カラド/ケイ・コッツォリーノ/ミゲル・モリーナ組(CAR GUY Racing) 光のページェント 光のページェント 光のページェント 表彰式 表彰式 表彰式 表彰式 表彰式 過ぎゆく夏に花火が別れを告げる

Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

オートポリスS-FJ選手権

SFJ:第4戦オートポリス 下野璃央が真夏のオートポリス第4戦を制し見事リベンジを果たす。2位の益田が第4戦を終え、ドライバーズランキングトップ に浮上

 8月11日にオートポリスで開催されたゴールドカップ第4戦。参加台数は17台。

 その中で唯一の遠征組、そして紅一点の#34下野璃央。6月に開催された第2戦、第3戦。オートポリス初レースながら共に予選で2番手に食い込む速さを見せつけるも、表彰台にあと一歩手が届かず。

 その下野は予選で2分1秒656をマークし、23益田富雄と僅か0.076秒差で初のポールポジションを獲得。フロントロウに益田富雄、3番手に26吉元薫、4番手に44篠田義仁、5番手に36浜久保太一、6番手に56川地欽也というオーダーとなった。

 決勝、シグナルブラックアウトと同時に蹴り出しに成功し、ホールショットを奪った下野。前半にファステストラップ連発で勢いそのままに後続を寄せ付けず、嬉しいスーパーFJ初優勝をオートポリスの地で飾ることとなった。

 一方、2番手の益田はスタートで少しもたついてしまい、3番手の吉元に並ばれてしまうが辛くもポジションを守りきり1コーナーへ。その後、トップの下野を追いたいところであったが、うまくペースを上げることができず2位でチェッカーを受け、3位を獲得したのは5番手スタートの浜久保。スタートで川地に抜かれ6番手にドロップするも、周回を重ねる毎にポジションを上げ、3位でチェッカーを受け今季2度目の表彰台を獲得。

 この結果、第4戦終了時点で益田が49ポイントを獲得し、ドライバーズランキングトップに浮上した。

Text & Photo: Koji IKEDA

Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間決勝結果

SUZUKA 10 Hours -RIJ- (2019/08/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 Intercontinental GT Challenge Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverMaker Model
Team
LapTotal_Time
Behind
125Pro1ドリス・バンスール
ケルビン・ファン・デル・リンデ
フレディック・ヴェルビッシェ
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team WRT
27510:01'51.048
2999Pro2マキシミリアン・ブーク
マロ・エンゲル
ラファエル・マルチェッロ
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team GruppeM Racing
27540.367
3912Pro3デニス・オルセン
マット・キャンベル
ダーク・ヴェルナー
Porsche 911 GT3 R
Absolute Racing
27543.797
477Pro4マキシミリアン・ゲーツ
ルカ・シュトルツ
イェルマー・ブルマン
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing
27547.038
542Pro5マーチン・トムチュク
ニコラス・イェロリー
アウグスト・ファルフス
BMW M6 GT3
BMW Team Schnitzer
27548.666
635Pro6千代 勝正
ジョシュ・バードン
松田 次生
NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
27556.921
7125Pro7マルクス・ウィンケルホック
クリストファー・ハーゼ
クリストファー・ミース
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team Absolute Racing
27557.199
8107Pro8ジョーダン・ペッパー
スティーブン・ケイン
ジュール・グーノン
Bentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2751'11.098
944Pro9ゲイリー・パフェット
ルイス・ウィリアムソン
トリスタン・ヴォーティエ
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Strakka Racing
2751'27.891
1000Pro10谷口 信輝
片岡 龍也
小林 可夢偉
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Goodsmile
2741Lap
11777Pro11ジェームス・カラド
ケイ・コッツォリーノ
ミゲル・モリーナ
Ferrari 488 GT3
CAR GUY Racing
2741Lap
1275Silver1ニコ・バスティアン
ミカエル・グルニエ
ケニー・ハブル
Mercedes-AMG GT3
SunEnergy1 Racing
2741Lap
13911Pro12ロマン・デュマ
マシュー・ジャミネット
スヴェン・ミューラー
Porsche 911 GT3 R
EBM
2732Laps
1418Pro13小林 崇志
松浦 孝亮
牧野 任祐
Honda Acura NSX GT3 2019
TEAM UPGARAGE
2732Laps
1530Pro14マルコ・ボナノーミ
武藤 英紀
ベルトラン・バゲット
Honda Acura NSX GT3 2019
Honda Team Motul
2732Laps
1687Pro15小暮 卓史
元嶋 佑弥
関口 雄飛
Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2723Laps
1721Pro16アレッシオ・ピカリエロ
富田 竜一郎
リチャード・ライアン
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Team Hitotsuyama
2723Laps
18034Pro17道上 龍
大津 弘樹
中嶋 大祐
Honda Acura NSX GT3 2019
Modulo Drago CORSE
2723Laps
1937Silver2武井 真司
小河 諒
マーカス・ポマー
Callaway Corvette C7 GT3-R
Callaway Competition with BINGORACING
2714Laps
2043Pro-Am1クリスティーナ・ニールセン
エイドリアン・ヘンリー・ダシルバ
ドミニク・バウマン
Mercedes-AMG GT3
Team Strakka Racing
2696Laps
21188Pro-Am2アレックス・ウエスト
クリス・グッドウィン
カム・レドガー
Aston Martin V8 Vantage AMR GT3
Garage59
2696Laps
2211Pro18ミカ・ハッキネン
久保田 克昭
石浦 宏明
McLaren 720S GT3
PLANEX SMACAM RACING
2687Laps
23018Pro19アレキサンドレ・インペラトーリ
エドアルド・リベルティ
オリバー・ジャービス
NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2669Laps
2460Pro-Am3脇阪 寿一
脇阪 薫一
中西 慧
Porsche 911 GT3 R
LM corsa
26312Laps
25112Am1佐藤 敦
山下 亮生
久保 宣夫
Mercedes-AMG GT3
SATO-SS SPORTS
26312Laps
269Am2ジョー・シンドウ
柴田 優作
高田 匠
NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
MP Racing
26114Laps
272Pro-Am4高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
LOTUS EVORA MC
Cars Tokai Dream28
26015Laps
28108Pro20アレックス・バンカム
アンディ・ソウセック
セバスチャン・モリス
Bentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
25916Laps
295Pro-Am5浜野 彰彦
星野 一樹
山田 英二
NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
GTNET MOTORSPORTS
24530Laps
306Silver3エイドリアン・ディーツ
アントニオ・ダアルベルト
キャメロン・マコンビル
Lamborghini HURACAN GT3
WALL RACING / ADRIAN DEITZ
24431Laps
3151Silver4アンドリュー・マクファーソン
ベン・ポーター
ブラッド・シールズ
Porsche 911 GT3 R
AMAC Motorsport
22748Laps
3227Pro21ニック・キャシディ
ニック・フォスター
ヘイッキ・コバライネン
Ferrari 488 GT3
HubAuto Corsa
19778Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-8Silver-永井 宏明
織戸 学
上村 優太
Ferrari 488 GT3
apr with ARN racing
18689Laps
-98Am-フィリップ・マ
リッカ・リウ
ジャッキー・ユーング
Honda Acura NSX GT3 2019
ARROWS RACING
59216Laps
-88Pro-アンドレア・カルダレッリ
マルコ・マペッリ
デニス・リンデ
Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
49226Laps
-34Pro-クリスチャン・クログネス
ニッキー・キャッツバーグ
ミッケル・ジェンセン
BMW M6 GT3
Walkenhorst Motorsport
43232Laps
  • Fastest Lap: CarNo.108 Bentley Continental GT3(Bentley Team M-Sport) 2'02.221 (176/259)

Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間5時間経過順位

SUZUKA 10 Hours -RIJ- (2019/08/25) After 5 hours Weather:Fine Course:Dry
2019 Intercontinental GT Challenge Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverMaker Model
Team
LapTotal_Time
Behind
125Pro1ドリス・バンスール
ケルビン・ファン・デル・リンデ
フレディック・ヴェルビッシェ
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team WRT
1364:57'58.147
2912Pro2デニス・オルセン
マット・キャンベル
ダーク・ヴェルナー
Porsche 911 GT3 R
Absolute Racing
13634.491
342Pro3マーチン・トムチュク
ニコラス・イェロリー
アウグスト・ファルフス
BMW M6 GT3
BMW Team Schnitzer
13637.255
435Pro4千代 勝正
ジョシュ・バードン
松田 次生
NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
13643.193
5999Pro5マキシミリアン・ブーク
マロ・エンゲル
ラファエル・マルチェッロ
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team GruppeM Racing
13643.773
6125Pro6マルクス・ウィンケルホック
クリストファー・ハーゼ
クリストファー・ミース
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team Absolute Racing
13645.011
777Pro7マキシミリアン・ゲーツ
ルカ・シュトルツ
イェルマー・ブルマン
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing
13657.972
800Pro8谷口 信輝
片岡 龍也
小林 可夢偉
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Goodsmile
1361'12.985
944Pro9ゲイリー・パフェット
ルイス・ウィリアムソン
トリスタン・ヴォーティエ
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Strakka Racing
1361'13.914
10107Pro10ジョーダン・ペッパー
スティーブン・ケイン
ジュール・グーノン
Bentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
1361'14.356
1127Pro11ニック・キャシディ
ニック・フォスター
ヘイッキ・コバライネン
Ferrari 488 GT3
HubAuto Corsa
1361'39.086
12911Pro12ロマン・デュマ
マシュー・ジャミネット
スヴェン・ミューラー
Porsche 911 GT3 R
EBM
1361'41.291
1375Silver1ニコ・バスティアン
ミカエル・グルニエ
ケニー・ハブル
Mercedes-AMG GT3
SunEnergy1 Racing
1351Lap
14777Pro13ジェームス・カラド
ケイ・コッツォリーノ
ミゲル・モリーナ
Ferrari 488 GT3
CAR GUY Racing
1351Lap
1587Pro14小暮 卓史
元嶋 佑弥
関口 雄飛
Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
1351Lap
1618Pro15小林 崇志
松浦 孝亮
牧野 任祐
Honda Acura NSX GT3 2019
TEAM UPGARAGE
1351Lap
17034Pro16道上 龍
大津 弘樹
中嶋 大祐
Honda Acura NSX GT3 2019
Modulo Drago CORSE
1351Lap
1837Silver2武井 真司
小河 諒
マーカス・ポマー
Callaway Corvette C7 GT3-R
Callaway Competition with BINGORACING
1342Laps
1930Pro17マルコ・ボナノーミ
武藤 英紀
ベルトラン・バゲット
Honda Acura NSX GT3 2019
Honda Team Motul
1342Laps
2011Pro18ミカ・ハッキネン
久保田 克昭
石浦 宏明
McLaren 720S GT3
PLANEX SMACAM RACING
1342Laps
2121Pro19アレッシオ・ピカリエロ
富田 竜一郎
リチャード・ライアン
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Team Hitotsuyama
1342Laps
22188Pro-Am1アレックス・ウエスト
クリス・グッドウィン
カム・レドガー
Aston Martin V8 Vantage AMR GT3
Garage59
1342Laps
232Pro-Am2高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
LOTUS EVORA MC
Cars Tokai Dream28
1342Laps
2460Pro-Am3脇阪 寿一
脇阪 薫一
中西 慧
Porsche 911 GT3 R
LM corsa
1324Laps
2543Pro-Am4クリスティーナ・ニールセン
エイドリアン・ヘンリー・ダシルバ
ドミニク・バウマン
Mercedes-AMG GT3
Team Strakka Racing
1324Laps
26018Pro20アレキサンドレ・インペラトーリ
エドアルド・リベルティ
オリバー・ジャービス
NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
1315Laps
27112Am1佐藤 敦
山下 亮生
久保 宣夫
Mercedes-AMG GT3
SATO-SS SPORTS
1315Laps
288Silver3永井 宏明
織戸 学
上村 優太
Ferrari 488 GT3
apr with ARN racing
1315Laps
299Am2ジョー・シンドウ
柴田 優作
高田 匠
NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
MP Racing
1306Laps
306Silver4エイドリアン・ディーツ
アントニオ・ダアルベルト
キャメロン・マコンビル
Lamborghini HURACAN GT3
WALL RACING / ADRIAN DEITZ
1288Laps
315Pro-Am5浜野 彰彦
星野 一樹
山田 英二
NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
GTNET MOTORSPORTS
12610Laps
32108Pro21アレックス・バンカム
アンディ・ソウセック
セバスチャン・モリス
Bentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
12313Laps
3351Silver5アンドリュー・マクファーソン
ベン・ポーター
ブラッド・シールズ
Porsche 911 GT3 R
AMAC Motorsport
10036Laps
3498Am3フィリップ・マ
リッカ・リウ
ジャッキー・ユーング
Honda Acura NSX GT3 2019
ARROWS RACING
5977Laps
3588Pro22アンドレア・カルダレッリ
マルコ・マペッリ
デニス・リンデ
Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
4987Laps
3634Pro23クリスチャン・クログネス
ニッキー・キャッツバーグ
ミッケル・ジェンセン
BMW M6 GT3
Walkenhorst Motorsport
4393Laps
  • Fastest Lap: CarNo.25 Audi Sport Team WRT 2'03.194 (100/136) 169.69km/h

Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間公式予選 マーチン・トムチュク/ニコラス・イェロリー/アウグスト・ファルフス組(BMW Team Schnitzer)がポールポジション

 インターコンチネンタルチャレンジ第4戦「鈴鹿10時間レース」は24日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、アウグスト・ファルフス(BMW Team Schnitzer)がポールポジションを獲得した。

ポールポジションのマーチン・トムチュク/ニコラス・イェロリー/アウグスト・ファルフス組(BMW Team Schnitzer)

予選2位のドリス・バンスール/ケルビン・ファン・デル・リンデ/フレディック・ヴェルビッシェ組(Audi Sport Team WRT)

予選3位のクリスチャン・クログネス/ニッキー・キャッツバーグ/ミッケル・ジェンセン組(Walkenhorst Motorsport)

シルバークラストップタイムのニコ・バスティアン/ミカエル・グルニエ/ケニー・ハブル組(SunEnergy1 Racing)

ミカ・ハッキネン/久保田克昭/石浦宏明組(PLANEX SMACAM RACING)

プロアマクラストップタイムの脇阪寿一/脇阪薫一/中西慧組(LM corsa)

アマクラストップタイムの佐藤敦/山下亮生/久保宣夫組(SATO-SS SPORTS)

 予選グリッドを決める公式予選は午後1時から始まった。各チーム3人のドライバーがそれぞれ15分間のタイムアタックを行い、合算タイムで上位20チームがポールシュートアウトに進出。21位以下のチームのグリッドはここで決定する。ポールシュートアウトは選抜された1名のドライバーで午後5時35分から15分間で行われ、上位20チームのグリッドが決定する。

 タイムアタックでトップに立ったのは3人のドライバーが2分1秒~2秒台とタイムをそろえ、6分6秒522をマークしたドリス・バンスール/ケルビン・ファン・デル・リンデ/フレディック・ヴェルビッシェ組(Audi Sport Team WRT)。2位には、スーパーGTに参戦しているドライバーを迎えたニック・キャシディ/ニック・フォスター/ヘイッキ・コバライネン組(HubAuto Corsa)が、3位にはマキシミリアン・ゲーツ/ルカ・シュトルツ/イェルマー・ブルマン組(Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing)が入った。

 これに日本関係のチーム、ジェームス・カラド/ケイ・コッツォリーノ/ミゲル・モリーナ組(CAR GUY Racing)が4位、千代勝正/ジョシュ・バードン/松田次生組(KCMG)が5位、アンドレア・カルダレッリ/マルコ・マペッリ/デニス・リンデ組(JLOC)が6位で続いた。

 また、マルコ・ボナノーミ/武藤英紀/ベルトラン・バゲット組(Honda Team Motul)が14位、小暮卓史/元嶋佑弥/関口雄飛組(JLOC)が17位、谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉組(Mercedes-AMG Team Goodsmile)が18位でポールシュートアウト進出を果たした。

 小林崇志/松浦孝亮/牧野任祐組(TEAM UPGARAGE)は21位、永井宏明/織戸学/上村優太組(apr with ARN racing)は22位と惜しくもここで敗退した。

 注目のF1チャンピオン、ミカ・ハッキネンがドライブしたPLANEX SMACAM RACINGは、スーパーフォーミュラチャンピオンの石浦宏明を加えた体勢で臨んだが、BOPに苦しみ25位と振るわなかった。

 ここで敗退したものの27位の脇阪寿一/脇阪薫一/中西慧組(LM corsa)がプロアマクラスでトップに、31位の佐藤敦/山下亮生/久保宣夫組(SATO-SS SPORTS)がアマクラストップに入った。

 午後5時35分から始まったポールシュートアウトでは、気温が低くなったため2分1秒を切るタイムでポールが争われた。

 ここでトップに立ったのはアウグスト・ファルフス(BMW Team Schnitzer)。2分0秒455までタイムを縮めチームにポールポジションをプレゼントした。

 2位にはドリス・バンスール(Audi Sport Team WRT)が、3位にはニッキー・キャッツバーグ(Walkenhorst Motorsport)が付けた。

 また、12位のニコ・バスティアン/ミカエル・グルニエ/ケニー・ハブル組(SunEnergy1 Racing)はシルバークラスでトップに立った。

 日本勢では、小林可夢偉(Mercedes-AMG Team Goodsmile)が6位と健闘。松田次生(KCMG)は13位で予選を終えた。

 鈴鹿10時間レースは明日25日、午前10時にスタート。10時間を走り、午後8時にゴールを迎える。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間公式予選結果

SUZUKA 10 Hours -RIJ- (2019/08/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Intercontinental GT Challenge Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverMaker Model
Team
TimeTotal
Time
142Pro1マーチン・トムチュク
ニコラス・イェロリー
アウグスト・ファルフス
BMW M6 GT3
BMW Team Schnitzer
2'00.455
225Pro2ドリス・バンスール
ケルビン・ファン・デル・リンデ
フレディック・ヴェルビッシェ
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team WRT
2'00.531
334Pro3クリスチャン・クログネス
ニッキー・キャッツバーグ
ミッケル・ジェンセン
BMW M6 GT3
Walkenhorst Motorsport
2'00.729
4777Pro4ジェームス・カラド
ケイ・コッツォリーノ
ミゲル・モリーナ
Ferrari 488 GT3
CAR GUY Racing
2'00.868
5107Pro5ジョーダン・ペッパー
スティーブン・ケイン
ジュール・グーノン
Bentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'01.002
600Pro6谷口 信輝
片岡 龍也
小林 可夢偉
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Goodsmile
2'01.024
7125Pro7マルクス・ウィンケルホック
クリストファー・ハーゼ
クリストファー・ミース
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team Absolute Racing
2'01.045
877Pro8マキシミリアン・ゲーツ
ルカ・シュトルツ
イェルマー・ブルマン
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing
2'01.071
9999Pro9マキシミリアン・ブーク
マロ・エンゲル
ラファエル・マルチェッロ
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team GruppeM Racing
2'01.177
10108Pro10アレックス・バンカム
アンディ・ソウセック
セバスチャン・モリス
Bentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'01.292
11912Pro11デニス・オルセン
マット・キャンベル
ダーク・ヴェルナー
Porsche 911 GT3 R
Absolute Racing
2'01.306
1275Silver1ニコ・バスティアン
ミカエル・グルニエ
ケニー・ハブル
Mercedes-AMG GT3
SunEnergy1 Racing
2'01.348
1335Pro12千代 勝正
ジョシュ・バードン
松田 次生
NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'01.443
1444Pro13ゲイリー・パフェット
ルイス・ウィリアムソン
トリスタン・ヴォーティエ
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Strakka Racing
2'01.479
1530Pro14マルコ・ボナノーミ
武藤 英紀
ベルトラン・バゲット
Honda Acura NSX GT3 2019
Honda Team Motul
2'01.525
1688Pro15アンドレア・カルダレッリ
マルコ・マペッリ
デニス・リンデ
Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'01.537
17018Pro16アレキサンドレ・インペラトーリ
エドアルド・リベルティ
オリバー・ジャービス
NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'01.563
1821Pro17アレッシオ・ピカリエロ
富田 竜一郎
リチャード・ライアン
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Team Hitotsuyama
2'01.579
1987Pro18小暮 卓史
元嶋 佑弥
関口 雄飛
Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'01.613
2027Pro19ニック・キャシディ
ニック・フォスター
ヘイッキ・コバライネン
Ferrari 488 GT3
HubAuto Corsa
2'01.727
2118Pro20小林 崇志
松浦 孝亮
牧野 任祐
Honda Acura NSX GT3 2019
TEAM UPGARAGE
2'02.659
2'03.594
2'03.682
6'09.935
228Silver2永井 宏明
織戸 学
上村 優太
Ferrari 488 GT3
apr with ARN racing
2'04.018
2'03.142
2'02.818
6'09.978
23034Pro21道上 龍
大津 弘樹
中嶋 大祐
Honda Acura NSX GT3 2019
Modulo Drago CORSE
2'04.114
2'02.580
2'03.719
6'10.413
24911Pro22ロマン・デュマ
マシュー・ジャミネット
スヴェン・ミューラー
Porsche 911 GT3 R
EBM
2'04.587
2'02.888
2'03.385
6'10.860
2511Pro23ミカ・ハッキネン
久保田 克昭
石浦 宏明
McLaren 720S GT3
PLANEX SMACAM RACING
2'03.340
2'04.796
2'03.120
6'11.256
2637Silver3武井 真司
小河 諒
マーカス・ポマー
Callaway Corvette C7 GT3-R
Callaway Competition with BINGORACING
2'05.230
2'03.678
2'03.286
6'12.194
2760Pro-Am1脇阪 寿一
脇阪 薫一
中西 慧
Porsche 911 GT3 R
LM corsa
2'04.315
2'03.905
2'06.783
6'15.003
285Pro-Am2浜野 彰彦
星野 一樹
山田 英二
NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
GTNET MOTORSPORTS
2'06.165
2'03.860
2'06.535
6'16.560
2943Pro-Am3クリスティーナ・ニールセン
エイドリアン・ヘンリー・ダシルバ
ドミニク・バウマン
Mercedes-AMG GT3
Team Strakka Racing
2'04.739
2'08.714
2'03.385
6'16.838
302Pro-Am4高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
LOTUS EVORA MC
Cars Tokai Dream28
2'10.495
2'03.090
2'03.990
6'17.575
31112Am1佐藤 敦
山下 亮生
久保 宣夫
Mercedes-AMG GT3
SATO-SS SPORTS
2'07.015
2'05.258
2'06.155
6'18.428
32188Pro-Am5アレックス・ウエスト
クリス・グッドウィン
カム・レドガー
Aston Martin V8 Vantage AMR GT3
Garage59
2'08.223
2'07.584
2'04.583
6'20.390
339Am2ジョー・シンドウ
柴田 優作
高田 匠
NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
MP Racing
2'09.316
2'04.283
2'08.222
6'21.821
3451Silver4アンドリュー・マクファーソン
ベン・ポーター
ブラッド・シールズ
Porsche 911 GT3 R
AMAC Motorsport
2'10.760
2'06.254
2'05.539
6'22.553
3598Am3フィリップ・マ
リッカ・リウ
ジャッキー・ユーング
Honda Acura NSX GT3 2019
ARROWS RACING
2'09.170
2'10.707
2'10.031
6'29.908
366Silver5エイドリアン・ディーツ
アントニオ・ダアルベルト
キャメロン・マコンビル
Lamborghini HURACAN GT3
WALL RACING / ADRIAN DEITZ
2'19.627
2'05.488
2'05.800
6'30.915

Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間ポールシュートアウト結果

SUZUKA 10 Hours -RIJ- (2019/08/23) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Intercontinental GT Challenge Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
142Pro1アウグスト・ファルフスBMW M6 GT3
BMW Team Schnitzer
2'00.455--173.552
225Pro2ドリス・バンスールAudi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team WRT
2'00.531 0.076 0.076173.443
334Pro3ニッキー・キャッツバーグBMW M6 GT3
Walkenhorst Motorsport
2'00.729 0.274 0.198173.158
4777Pro4ミゲル・モリーナFerrari 488 GT3
CAR GUY Racing
2'00.868 0.413 0.139172.959
5107Pro5ジュール・グーノンBentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'01.002 0.547 0.134172.767
600Pro6小林 可夢偉Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Goodsmile
2'01.024 0.569 0.022172.736
7125Pro7クリストファー・ハーゼAudi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team Absolute Racing
2'01.045 0.590 0.021172.706
877Pro8マキシミリアン・ゲーツMercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing
2'01.071 0.616 0.026172.669
9999Pro9マロ・エンゲルMercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team GruppeM Racing
2'01.177 0.722 0.106172.518
10108Pro10アンディ・ソウセックBentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'01.292 0.837 0.115172.354
11912Pro11ダーク・ヴェルナーPorsche 911 GT3 R
Absolute Racing
2'01.306 0.851 0.014172.334
1275Silver1ニコ・バスティアンMercedes-AMG GT3
SunEnergy1 Racing
2'01.348 0.893 0.042172.275
1335Pro12松田 次生NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'01.443 0.988 0.095172.140
1444Pro13ゲイリー・パフェットMercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Strakka Racing
2'01.479 1.024 0.036172.089
1530Pro14ベルトラン・バゲットHonda Acura NSX GT3 2019
Honda Team Motul
2'01.525 1.070 0.046172.024
1688Pro15マルコ・マペッリLamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'01.537 1.082 0.012172.007
17018Pro16オリバー・ジャービスNISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'01.563 1.108 0.026171.970
1821Pro17リチャード・ライアンAudi R8 LMS GT3 2019
Audi Team Hitotsuyama
2'01.579 1.124 0.016171.947
1987Pro18小暮 卓史Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'01.613 1.158 0.034171.899
2027Pro19ヘイッキ・コバライネンFerrari 488 GT3
HubAuto Corsa
2'01.727 1.272 0.114171.738

Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間タイムアタック総合結果

SUZUKA 10 Hours -RIJ- (2019/08/24) Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 Intercontinental GT Challenge Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverModel
Team
driver1
driver2
driver3
Total
Time
Behind
125Pro1ドリス・バンスール
ケルビン・ファン・デル・リンデ
フレディック・ヴェルビッシェ
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team WRT
2'02.480
2'01.494
2'02.548
6'06.522-
227Pro2ニック・キャシディ
ニック・フォスター
ヘイッキ・コバライネン
Ferrari 488 GT3
HubAuto Corsa
2'02.502
2'01.820
2'03.011
6'07.333 0.811
377Pro3マキシミリアン・ゲーツ
ルカ・シュトルツ
イェルマー・ブルマン
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing
2'02.232
2'02.244
2'02.862
6'07.338 0.816
4777Pro4ジェームス・カラド
ケイ・コッツォリーノ
ミゲル・モリーナ
Ferrari 488 GT3
CAR GUY Racing
2'02.728
2'02.111
2'02.663
6'07.502 0.980
535Pro5千代 勝正
ジョシュ・バードン
松田 次生
NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'02.653
2'02.210
2'02.661
6'07.524 1.002
688Pro6アンドレア・カルダレッリ
マルコ・マペッリ
デニス・リンデ
Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'03.587
2'01.957
2'02.004
6'07.548 1.026
7107Pro7ジョーダン・ペッパー
スティーブン・ケイン
ジュール・グーノン
Bentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'02.404
2'02.756
2'02.437
6'07.597 1.075
8125Pro8マルクス・ウィンケルホック
クリストファー・ミース
クリストファー・ハース
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team Absolute Racing
2'02.530
2'01.995
2'03.141
6'07.666 1.144
9018Pro9アレキサンドレ・インペラトーリ
エドアルド・リベルティ
オリバー・ジャービス
NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'02.491
2'02.584
2'02.744
6'07.819 1.297
1034Pro10クリスチャン・クログネス
ニッキー・キャッツバーグ
ミッケル・ジェンセン
BMW M6 GT3
Walkenhorst Motorsport
2'03.259
2'01.907
2'02.680
6'07.846 1.324
11999Pro11マキシミリアン・ブーク
マロ・エンゲル
ラファエル・マルチェッロ
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team GruppeM Racing
2'03.315
2'02.064
2'02.546
6'07.925 1.403
1242Pro12マーチン・トムチュク
ニコラス・イェロリー
アウグスト・ファルフス
BMW M6 GT3
BMW Team Schnitzer
2'02.955
2'02.869
2'02.232
6'08.056 1.534
13912Pro13デニス・オルセン
マット・キャンベル
ダーク・ヴェルナー
Porsche 911 GT3 R
Absolute Racing
2'03.019
2'02.327
2'02.777
6'08.123 1.601
1430Pro14マルコ・ボナノーミ
武藤 英紀
ベルトラン・バゲット
Honda Acura NSX GT3 2019
Honda Team Motul
2'02.635
2'02.823
2'02.845
6'08.303 1.781
15108Pro15アレックス・バンカム
アンディ・ソウセック
セバスチャン・モリス
Bentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'02.862
2'02.072
2'03.379
6'08.313 1.791
1621Pro16アレッシオ・ピカリエロ
富田 竜一郎
リチャード・ライアン
Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Team Hitotsuyama
2'02.760
2'02.678
2'03.259
6'08.697 2.175
1787Pro17小暮 卓史
元嶋 佑弥
関口 雄飛
Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'02.621
2'02.997
2'03.319
6'08.937 2.415
1800Pro18谷口 信輝
片岡 龍也
小林 可夢偉
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Goodsmile
2'03.429
2'02.715
2'02.873
6'09.017 2.495
1944Pro19ゲイリー・パフェット
ルイス・ウィリアムソン
トリスタン・ヴォーティエ
Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Strakka Racing
2'03.663
2'02.612
2'03.116
6'09.391 2.869
2075Silver1ニコ・バスティアン
ミカエル・グルニエ
ケニー・ハブル
Mercedes-AMG GT3
SunEnergy1 Racing
2'02.104
2'02.498
2'04.978
6'09.580 3.058
--- 以上ポールシュートアウト進出 ----
2118Pro20小林 崇志
松浦 孝亮
牧野 任祐
Honda Acura NSX GT3 2019
TEAM UPGARAGE
2'02.659
2'03.594
2'03.682
6'09.935 3.413
228Silver2永井 宏明
織戸 学
上村 優太
Ferrari 488 GT3
apr with ARN racing
2'04.018
2'03.142
2'02.818
6'09.978 3.456
23034Pro21道上 龍
大津 弘樹
中嶋 大祐
Honda Acura NSX GT3 2019
Modulo Drago CORSE
2'04.114
2'02.580
2'03.719
6'10.413 3.891
24911Pro22ロマン・デュマ
マシュー・ジャミネット
スヴェン・ミューラー
Porsche 911 GT3 R
EBM
2'04.587
2'02.888
2'03.385
6'10.860 4.338
2511Pro23ミカ・ハッキネン
久保田 克昭
石浦 宏明
McLaren 720S GT3
PLANEX SMACAM RACING
2'03.340
2'04.796
2'03.120
6'11.256 4.734
2637Silver3武井 真司
小河 諒
マーカス・ポマー
Callaway Corvette C7 GT3-R
Callaway Competition with BINGORACING
2'05.230
2'03.678
2'03.286
6'12.194 5.672
2760Pro-Am1脇阪 寿一
脇阪 薫一
中西 慧
Porsche 911 GT3 R
LM corsa
2'04.315
2'03.905
2'06.783
6'15.003 8.481
285Pro-Am2浜野 彰彦
星野 一樹
山田 英二
NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
GTNET MOTORSPORTS
2'06.165
2'03.860
2'06.535
6'16.56010.038
2943Pro-Am3クリスティーナ・ニールセン
エイドリアン・ヘンリー・ダシルバ
ドミニク・バウマン
Mercedes-AMG GT3
Team Strakka Racing
2'04.739
2'08.714
2'03.385
6'16.83810.316
302Pro-Am4高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
LOTUS EVORA MC
Cars Tokai Dream28
2'10.495
2'03.090
2'03.990
6'17.57511.053
31112Am1佐藤 敦
山下 亮生
久保 宣夫
Mercedes-AMG GT3
SATO-SS SPORTS
2'07.015
2'05.258
2'06.155
6'18.42811.906
32188Pro-Am5アレックス・ウエスト
クリス・グッドウィン
カム・レドガー
Aston Martin V8 Vantage AMR GT3
Garage59
2'08.223
2'07.584
2'04.583
6'20.39013.868
339Am2ジョー・シンドウ
柴田 優作
高田 匠
NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
MP Racing
2'09.316
2'04.283
2'08.222
6'21.82115.299
3451Silver4アンドリュー・マクファーソン
ベン・ポーター
ブラッド・シールズ
Porsche 911 GT3 R
AMAC Motorsport
2'10.760
2'06.254
2'05.539
6'22.55316.031
3598Am3フィリップ・マ
リッカ・リウ
ジャッキー・ユーング
Honda Acura NSX GT3 2019
ARROWS RACING
2'09.170
2'10.707
2'10.031
6'29.90823.386
366Silver5エイドリアン・ディーツ
アントニオ・ダアルベルト
キャメロン・マコンビル
Lamborghini HURACAN GT3
WALL RACING / ADRIAN DEITZ
2'19.627
2'05.488
2'05.800
6'30.91524.393

Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間Q3ドライバー3タイムアタック結果

SUZUKA 10 Hours -RIJ- (2019/08/24) Q3 Driver3 Time Attack Weather:Fine Course:Dry
2019 Intercontinental GT Challenge Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
188Pro1デニス・リンデLamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'02.004--171.348
242Pro2アウグスト・ファルフスBMW M6 GT3
BMW Team Schnitzer
2'02.232 0.228 0.228171.029
3107Pro3ジュール・グーノンBentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'02.437 0.433 0.205170.743
4999Pro4ラファエル・マルチェッロMercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team GruppeM Racing
2'02.546 0.542 0.109170.591
525Pro5フレディック・ヴェルビッシェAudi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team WRT
2'02.548 0.544 0.002170.588
635Pro6松田 次生NISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'02.661 0.657 0.113170.431
7777Pro7ミゲル・モリーナFerrari 488 GT3
CAR GUY Racing
2'02.663 0.659 0.002170.428
834Pro8ミッケル・ジェンセンBMW M6 GT3
Walkenhorst Motorsport
2'02.680 0.676 0.017170.404
9018Pro9オリバー・ジャービスNISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'02.744 0.740 0.064170.315
10912Pro10ダーク・ヴェルナーPorsche 911 GT3 R
Absolute Racing
2'02.777 0.773 0.033170.270
118Silver1上村 優太Ferrari 488 GT3
apr with ARN racing
2'02.818 0.814 0.041170.213
1230Pro11ベルトラン・バゲットHonda Acura NSX GT3 2019
Honda Team Motul
2'02.845 0.841 0.027170.175
1377Pro12イェルマー・ブルマンMercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing
2'02.862 0.858 0.017170.152
1400Pro13小林 可夢偉Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Goodsmile
2'02.873 0.869 0.011170.137
1527Pro14ヘイッキ・コバライネンFerrari 488 GT3
HubAuto Corsa
2'03.011 1.007 0.138169.946
1644Pro15トリスタン・ヴォーティエMercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Strakka Racing
2'03.116 1.112 0.105169.801
1711Pro16石浦 宏明McLaren 720S GT3
PLANEX SMACAM RACING
2'03.120 1.116 0.004169.795
18125Pro17クリストファー・ハースAudi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team Absolute Racing
2'03.141 1.137 0.021169.766
1921Pro18リチャード・ライアンAudi R8 LMS GT3 2019
Audi Team Hitotsuyama
2'03.259 1.255 0.118169.604
2037Silver2マーカス・ポマーCallaway Corvette C7 GT3-R
Callaway Competition with BINGORACING
2'03.286 1.282 0.027169.567
2187Pro19関口 雄飛Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'03.319 1.315 0.033169.521
22108Pro20セバスチャン・モリスBentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'03.379 1.375 0.060169.439
23911Pro21スヴェン・ミューラーPorsche 911 GT3 R
EBM
2'03.385 1.381 0.006169.431
2443Pro-Am1ドミニク・バウマンMercedes-AMG GT3
Team Strakka Racing
2'03.385 1.381 0.000169.431
2518Pro22牧野 任祐Honda Acura NSX GT3 2019
TEAM UPGARAGE
2'03.682 1.678 0.297169.024
26034Pro23中嶋 大祐Honda Acura NSX GT3 2019
Modulo Drago CORSE
2'03.719 1.715 0.037168.973
272Pro-Am2濱口 弘LOTUS EVORA MC
Cars Tokai Dream28
2'03.990 1.986 0.271168.604
28188Pro-Am3カム・レドガーAston Martin V8 Vantage AMR GT3
Garage59
2'04.583 2.579 0.593167.801
2975Silver3ケニー・ハブルMercedes-AMG GT3
SunEnergy1 Racing
2'04.978 2.974 0.395167.271
3051Silver4ブラッド・シールズPorsche 911 GT3 R
AMAC Motorsport
2'05.539 3.535 0.561166.524
316Silver5キャメロン・マコンビルLamborghini HURACAN GT3
WALL RACING / ADRIAN DEITZ
2'05.800 3.796 0.261166.178
32112Am1久保 宣夫Mercedes-AMG GT3
SATO-SS SPORTS
2'06.155 4.151 0.355165.710
335Pro-Am4山田 英二NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
GTNET MOTORSPORTS
2'06.535 4.531 0.380165.213
3460Pro-Am5中西 慧Porsche 911 GT3 R
LM corsa
2'06.783 4.779 0.248164.890
359Am2高田 匠NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
MP Racing
2'08.222 6.218 1.439163.039
3698Am3ジャッキー・ユーングHonda Acura NSX GT3 2019
ARROWS RACING
2'10.031 8.027 1.809160.771

Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間Q2ドライバー2タイムアタック結果

SUZUKA 10 Hours -RIJ- (2019/08/24) Q2 Driver2 Time Attack Weather:Fine Course:Dry
2019 Intercontinental GT Challenge Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
125Pro1ケルビン・ファン・デル・リンデAudi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team WRT
2'01.494--172.068
227Pro2ニック・フォスターFerrari 488 GT3
HubAuto Corsa
2'01.820 0.326 0.326171.607
334Pro3ニッキー・キャッツバーグBMW M6 GT3
Walkenhorst Motorsport
2'01.907 0.413 0.087171.485
488Pro4マルコ・マペッリLamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'01.957 0.463 0.050171.415
5125Pro5クリストファー・ミースAudi R8 LMS GT3 2019
Audi Sport Team Absolute Racing
2'01.995 0.501 0.038171.361
6999Pro6マロ・エンゲルMercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team GruppeM Racing
2'02.064 0.570 0.069171.264
7108Pro7アンディ・ソウセックBentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'02.072 0.578 0.008171.253
8777Pro8ケイ・コッツォリーノFerrari 488 GT3
CAR GUY Racing
2'02.111 0.617 0.039171.198
935Pro9ジョシュ・バードンNISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'02.210 0.716 0.099171.060
1077Pro10ルカ・シュトルツMercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing
2'02.244 0.750 0.034171.012
11912Pro11マット・キャンベルPorsche 911 GT3 R
Absolute Racing
2'02.327 0.833 0.083170.896
1275Silver1ミカエル・グルニエMercedes-AMG GT3
SunEnergy1 Racing
2'02.498 1.004 0.171170.657
13034Pro12大津 弘樹Honda Acura NSX GT3 2019
Modulo Drago CORSE
2'02.580 1.086 0.082170.543
14018Pro13エドアルド・リベルティNISSAN GT-R NISMO GT3 2018
KCMG
2'02.584 1.090 0.004170.538
1544Pro14ルイス・ウィリアムソンMercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Strakka Racing
2'02.612 1.118 0.028170.499
1621Pro15富田 竜一郎Audi R8 LMS GT3 2019
Audi Team Hitotsuyama
2'02.678 1.184 0.066170.407
1700Pro16片岡 龍也Mercedes-AMG GT3
Mercedes-AMG Team Goodsmile
2'02.715 1.221 0.037170.356
18107Pro17スティーブン・ケインBentley Continental GT3
Bentley Team M-Sport
2'02.756 1.262 0.041170.299
1930Pro18武藤 英紀Honda Acura NSX GT3 2019
Honda Team Motul
2'02.823 1.329 0.067170.206
2042Pro19ニコラス・イェロリーBMW M6 GT3
BMW Team Schnitzer
2'02.869 1.375 0.046170.142
21911Pro20マシュー・ジャミネットPorsche 911 GT3 R
EBM
2'02.888 1.394 0.019170.116
2287Pro21元嶋 佑弥Lamborghini HURACAN GT3 2019
JLOC
2'02.997 1.503 0.109169.965
232Pro-Am1加藤 寛規LOTUS EVORA MC
Cars Tokai Dream28
2'03.090 1.596 0.093169.837
248Silver2織戸 学Ferrari 488 GT3
apr with ARN racing
2'03.142 1.648 0.052169.765
2518Pro22松浦 孝亮Honda Acura NSX GT3 2019
TEAM UPGARAGE
2'03.594 2.100 0.452169.144
2637Silver3小河 諒Callaway Corvette C7 GT3-R
Callaway Competition with BINGORACING
2'03.678 2.184 0.084169.029
275Pro-Am2星野 一樹NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
GTNET MOTORSPORTS
2'03.860 2.366 0.182168.781
2860Pro-Am3脇阪 薫一Porsche 911 GT3 R
LM corsa
2'03.905 2.411 0.045168.720
299Am1柴田 優作NISSAN GT-R NISMO GT3 2015
MP Racing
2'04.283 2.789 0.378168.206
3011Pro23久保田 克昭McLaren 720S GT3
PLANEX SMACAM RACING
2'04.796 3.302 0.513167.515
31112Am2山下 亮生Mercedes-AMG GT3
SATO-SS SPORTS
2'05.258 3.764 0.462166.897
326Silver4アントニオ・ダアルベルトLamborghini HURACAN GT3
WALL RACING / ADRIAN DEITZ
2'05.488 3.994 0.230166.591
3351Silver5ベン・ポーターPorsche 911 GT3 R
AMAC Motorsport
2'06.254 4.760 0.766165.580
34188Pro-Am4クリス・グッドウィンAston Martin V8 Vantage AMR GT3
Garage59
2'07.584 6.090 1.330163.854
3543Pro-Am5エイドリアン・ヘンリー・ダシルバMercedes-AMG GT3
Team Strakka Racing
2'08.714 7.220 1.130162.416
3698Am3リッカ・リウHonda Acura NSX GT3 2019
ARROWS RACING
2'10.707 9.213 1.993159.939

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