スーパーFJ鈴鹿シリーズ第4戦は20日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で決勝を行い、5番グリッドからスタートした岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が序盤でトップに立つとそのまま優勝、今季3勝目を飾った。
決勝は午後4時55分にフォーメーションラップが始まった。太陽も雲に隠れ、幾分涼しくなった中、24台がグリッドに付きスタートが切られた。
ポールポジションの森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)と2番グリッドの高木悠帆(MYST KK-SⅡ)は併走しながら1コーナーへ向かうが、アウトの森山が前に出て順位をキープ。高木は2位に付けた。3位には5番グリッドから抜群のスタートを切った岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が上がってきた。4位には佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が、5位には八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が、6位には上野大哲(SACCESS RACING ES)が続く。
3位の岡本はオープニングラップの130Rで縁石をまたぎながらアウトから高木をパスして2位に浮上。高木は続くシケインでインから佐藤にもかわされ4位に落ちた。
さらに岡本はトップの森山を追う。2周目のシケインで背後に迫ると、森山はブレーキをロック。立ち上がりが鈍ったところをストレートで並びかけ3周目の1コーナーでトップに立った。
ここから岡本は2位の佐藤を引き離しにかかる。4周目に1.7秒あった差は、7周目には3.0秒まで開いた。8周目には1コーナーから2コーナーにかけシフトに問題が発生。しかし佐藤との差は大きく、1.5秒まで迫られるもののトップを堅守。
その後も岡本は佐藤の追い上げを振り切り、12周をまわって前戦の雪辱を果たし、今季3勝目を飾った。2位には佐藤が続いた。
このレースのハイライトは8番グリッドからスタートした居附明利(SACCESS RACING)だろう。2周目にはチームメートの上野をかわして6位に上がると、5周目には八巻を攻略して5位、7周目には高木を1コーナーでパスして4位まで浮上。10周目にはこのレースのファステストラップをたたき出し、続く11周目の1コーナーでは森山をインから差してついに表彰台圏内の3位まで浮上した。居附は前戦ストールで最後尾から追い上げ8位。このレースでも3位に入り、2レースをまたいで、最後尾から3位まで上り詰めた。
4位にはポールスタートの森山が、5位には上野が、6位には冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)が入った。
第5戦は7月25日のクラブマンレース第4戦で決勝が行われる。このラウンドはSUGOでの86レースに出場する岡本が欠場。新たなウィナーが生まれるかに注目したい。
優勝 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
「前戦のエンジントラブルはスロットルボディーとそのキャリブレーションが合っていなかったのが原因で、それを交換したら直りました。スタートは狙っていました。ここ最近のレースでは一番決まりました。一人旅になってからはファステストを狙っていましたが、居附選手に取られてしまいました。1~2コーナーで3速に入らないようになって、一時タイムが落ちましたが、次の周からは4速固定で行くようにして、ロスをしないようにしました。運転手なのかミッションなのか、なんなんでしょう? 開幕からクルマが序盤に強いというのがわかっていたので、残りのレースも強みとしてやっていきたいですね。次戦は休みますが2年連続チャンピオンを目指してがんばります」
2位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)
「反省点は岡本選手にスタートで前に出られたことです。ぼくも無難なスタートを切ったんですが、彼の方が蹴り出しが良かったです。岡本選手が前半なんであんなにペースを上げられるのかわからなくて、そこをどうすればいいのだろうと……。後半は同じペースで走ってたので岡本選手がミスをするのを待ってたんですが、上手だし手強いですね。次戦は岡本選手が休むのを知ってたのでいるうちに倒したかったんですが、いないなら勝つ以外にないかなと思います」
3位 居附明利(SACCESS RACING)
「スタートでは一つ二つポジションを落としてもいいのでストールしないように集中していました。普通に走れば前に出て行けるのでその走りを信じました。東コースが得意なので1コーナーで抜ければ相手が離れていくので、どんどん前に行くことができて楽しかったです。この後も出たいと思っていますが、資金不足なのでスポンサーを募集中です」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
優勝 ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)
「スタートは良かったのですが、タイヤがなかなか温まりませんでした。名取選手のペースが良かったのでミスをしないように気を付けました。途中まではきつかったのですが、段々楽になりました。でも簡単なレースではありませんでした」
「SFとのダブルエントリーは少し頭は疲れますが、体力的には大丈夫です。次のもてぎはまた初めてのサーキットですが、シュミレーターで経験を積んで集中して臨みます。温泉やサウナで湿気のある日本の夏に慣れたいと思います(笑)」
2位 名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)
「スタートが決まったと思ったらイン側はダスティで平良選手に前に出られてしまいました。ペースは良かったのですが、序盤攻めすぎてフロントタイヤがオーバーヒートしてしまい、アレジ選手を抜くまでには至りませんでした。SFレースの後でマシンフィーリングがかなり変わっていたり、ペダルに貼っていた粘着テープが剥がれてシューズの裏にくっついたりというアクシデントもありました」
「早くチャンピオンを決めてSFに出たいとという気持ちが強いです。実は今回も出場する話があったのですが流れてしまいました。とにかく早くステップアップしたいと思っています」
3位 平良響(TOM'S)
「3戦連続表彰台はこれまでのベストの成績ですが、まだトップには全然ついていけないので、まだやることが多いと感じています。スタートで名取選手を抜くことができましたが、1、2周目にペースを上げることができずにすぐに抜かれ、そのあと付いていけませんでした。逆に河野選手、三宅選手に追いつかれてしましました」
「今回の悔しさを次のもてぎに繋げたいと思います。表彰台は経験したので、ぜひ優勝がほしいです。もてぎは2大会あるので、どちらかでは優勝したいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 8 岡本 大地 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 12 27'26.239 - -
2 56 佐藤 巧望 MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 12 27'27.076 0.837 0.837
3 39 居附 明利 SACCESS RACING MYST KK-S2 12 27'29.922 3.683 2.846
4 87 森山 冬星 DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 12 27'32.741 6.502 2.819
5 38 上野 大哲 SACCESS RACING ES MYST KK-S2 12 27'33.111 6.872 0.370
6 68 冨田 自然 MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 12 27'34.979 8.740 1.868
7 88 八巻 渉 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 12 27'36.323 10.084 1.344
8 61 高木 悠帆 MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 12 27'37.005 10.766 0.682
9 81 佐藤 樹 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 12 27'39.420 13.181 2.415
10 15 小松 響 Rn-sports・OKABE・KKSII MYST KK-S2 12 27'46.810 20.571 7.390
11 7 髙口 大将 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 12 27'48.470 22.231 1.660
12 51 岸本 尚将 Tamayura Athle ABBEY KKSII MYST KK-S2 12 27'50.053 23.814 1.583
13 33 伊藤 慎之典 テイクファースト&チャリ走! 10V TOKYO R&D RD10V 12 27'54.034 27.795 3.981
14 69 鶴岡 秀麿 MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2 MYST KK-S2 12 27'54.473 28.234 0.439
15 21 太田 浩 ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 12 27'55.122 28.883 0.649
16 55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII TOKYO R&D RD10V 12 27'55.374 29.135 0.252
17 79 三瓶 旭 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 12 27'58.042 31.803 2.668
18 *11 三島 優輝 Rn-Sports制動屋KKSII MYST KK-S2 12 28'15.696 49.457 17.654
19 86 木村 龍祐 制動屋CF亜衣KK-S2 MYST KK-S2 12 28'20.346 54.107 4.650
20 9 上吹越 哲也 FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 12 28'21.080 54.841 0.734
21 24 碓井 剛 C.O.B-KART MYST KK-S2 12 28'25.005 58.766 3.925
22 59 松田 大輝 K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 12 28'25.422 59.183 0.417
23 0 夕田 大助 LAPS MYST KK-S2 12 28'27.821 1'01.582 2.399
24 54 山田 健 nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V 12 29'01.256 1'35.017 33.435
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo.39 居附明利(SACCESS RACING) 2'16.421 (10/12) 153.240km/h
CarNo.11は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第55条1)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第12戦の決勝が、6月20日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートのジュリアーノ・アレジ(TOM'S)が好スタートから逃げ切って今季2勝目。ドライコンディションでも勝てることを証明した。2位には終始アレジを追った名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)が入った。
#36アレジの好スタートで幕を開けたレースは、レインとドライというコンディションの違いこそあれ、昨日の第10戦と同じような展開となった。
#36アレジに対し「コースイン側がややダスティだった」と出遅れてしまった#50名取は、2列目の#37平良響(TOM'S)に先行を許してしまった。しかしペースの勝る#50名取は2周目の1コーナーでアウト側から#37名取をパス。すぐさまトップを追う態勢に入る。
1分15秒前半のラップタイムで逃げる#36アレジに対し、#50名取は14秒台後半と明らかにペースが速く、#50名取がトップに立つのは時間の問題かと思われた。しかし「序盤のハイペースでフロントタイヤを痛めてしまった」と周回を重ねるたびにペースダウン。
5周目に0.3秒にまで迫っていた両者の差は、10周目0.7秒、15周目1.7秒と開いていき、最後は#36アレジが余裕を持って2勝目のチェッカーを受け、ドライコンディションでも速さを身に付けたことを証明した。
2人の後方では#37平良と#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)による3位争い、#35河野駿佑(RS FINE)と#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)による5位争いが繰り広げられたが、最後まで順位が入れ替わることなくフィニッシュを迎えた。#37平良はこの週末3度目の3位表彰台。
マスターズクラスは10周目に#11植田正幸(ルーニースポーツ)を抜いた#4今田信宏(B-MAX ENGINEERING)が午前中の第11戦に続き優勝。クラス7勝目を飾った。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
優勝 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「今シーズンは初戦から調子は良かったのですが不運が続いていました。まぁそれも自分のせいかと思って、旅行に出掛けたりリフレッシュをして今回のレースに臨みました。予選はあまり良くありませんでしたが、今日は運が全部自分に向いていたように思います。応援してくれた方々、チームに対する感謝の気持ちでいっぱいです」
「阪口選手とのバトルは、阪口選手がリアを滑らせて少し当たりましたが、上手く前に出られました。関口選手がピットインしたときはクリーンエアを取り込んでプッシュできましたし、すべてが上手く噛み合ったという感じです。レース中は特に大湯選手とのギャップ、ラップタイムを気にしていました。トップに立ってから長かったのでトラブルが出ないことを祈っていました」
「ここまで流れが悪く、有効ポイントを考えたらもう落とせない状況で臨みましたが、次戦のもてぎでも結果を出してチャンピオンを目指したいと思います」
2位 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
「福住選手はここまで長かったですが、今日は僕のペースを見てレース運びをしていたようで改めて上手いなと感じました。僕は前を追うというより、関口選手を抑えるのに必死でした。(20周目に)関口選手を捕らえたのはあのタイミングしかなかったと思っていきました。本当は(関口選手の)アウトラップで抜きたかったのですがそれはできませんでした」
「今回のSUGOは理由はありませんが、イケルという自信があったのですが、雨でうまくいきませんでした。でも、Q3まで進めて2位をもぎ取ることができましたので嬉しいです」
3位 関口雄飛(TEAM IMPUL)
「レース序盤、タイヤが冷えているときはイケると思っていたのですが、温まってからが良くありませんでした。ピットで逆転され、大湯選手にも抜かれてしましましたが、大湯選手に抜かれたときは正直油断をしていました。あれは自分のミスです」
「朝のウォームアップでマシンを改善し、ドライのレースでもイケるところまで仕上がっていたと思います。一番速いマシンだったかと言われると分かりませんが、少なくとも前に出れば抑えられるクルマには仕上げたという自信はありました」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝が、6月20日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われた。好天の下行われたレースは、5番グリッドスタートの福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が念願の初優勝を飾った。2位は大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、3位はポールスタートの#19関口雄飛(TEAM IMPUL)が入った。
予選日と打って変わって天候に恵まれた決勝日。上空にやや厚い雲は浮かんでいるもののレース終了まで降雨の心配はなさそうだ。気温は高くなりつつあるが湿度は低く風が心地良い。
午前中に行われたフリー走行では全車のラップタイムが1秒以内と実力は拮抗している。些細なミスが命取りとなるだけに、グリッドで準備をするドライバー、そしてチームスタッフは緊張の面持ちだ。
午後1時30分、1周のフォーメイションラップからスタートが切られた。
好ダッシュを見せたのはポールスタートの#19関口。#39阪口晴南(INGING MOTORSPORT)と#5福住を従えて1コーナーに飛び込む。対照的に出遅れてしまったのが2番グリッドの#6牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だ。
1周目を終えた順位は、#19関口、#39阪口、#5福住、そして7番グリッドからジャンプアップした#64大湯、#6牧野と続く。
2周目、#5福住が1コーナーアウト側から#39阪口に仕掛け一気に前に出る。この攻防は福住自身もレース後にポイントだったと振り返った。イン側の#39阪口はリアをややスライドさせて両者は接触してしまい、これで若干バランスが狂ったのか、ペースの上がらない#39阪口は6位まで順位を落としてしまう。
トップ#19関口は快調なペースで飛ばすが#5福住も必死に食らいつき、両者の差は一旦は2.5秒まで開くものの10周を過ぎると1秒まで縮まり、その後は付かず離れずの状態が続く。
規定の10周目を過ぎたところで、最初にタイヤ交換を行ったのは3位を走っていた#64大湯。やや交換に手間取ったもののコースに復帰しフレッシュタイヤでプッシュし続ける。同じ周に9位#51松下信治(B-MAX RACING TEAM)も上位進出を狙って作業を行う。
レースが縦に長い展開となり、コース上での順位変動は難しいと思われた17周目、トップ#19関口がピットイン。これを見た#5福住は前の空いた状態で最大限プッシュし、次の周にピットに滑り込んだ。これが今回のレースのハイライトだった。好判断で作業を終えコースに戻った#5福住は#19関口の前に出ることに成功。ここで実質のトップに躍り出た。
上位陣とは逆の作戦をとったのがポイントリーダーの#16野尻智紀(MUGEN)。10番手スタートの#16野尻はトップを上回るペースで追い上げ6位までポジションアップすると、その後もハイペースで走行を続け、他車が次々とピットに入るのを尻目に、終盤までピットインを引っ張り続けた。
この結果、#16野尻は28周目に暫定のトップに立つと、実質トップ#5福住との差を22秒まで広げる。驚異的だったのはタイヤ交換をした#5福住のラップタイムより、スタートからタイヤを換えていない#16野尻のペースの方が若干速かったことだ。
この神がかり的な走りに#16野尻に優勝のチャンスがあるのではないかと思わせたが、コース改修によりピットロードの延長されたコースで22秒のマージンでは到底足りるはずもなく、41周目に#16野尻がピットインからコース復帰した場所は、#5福住、#64大湯、#19関口、#51松下、#6牧野に次ぐ6位のポジションだった。
この時点で2位に6秒のマージンを築いていた#5福住だが、トップ快走中にタイヤバーストで優勝を逃した鈴鹿の悪夢が頭をよぎったチームは「無理せずにクルージングで行け」との指示を出し、同じ不安を抱えていた福住自身も若干ペースを落として慎重な走りを心がけた。
そして、残る10周を走りきった#5福住に歓喜のときが訪れる。念願だった初優勝のチェッカーを受けると、感謝をするようにチームスタッフのいるピットウォール側にマシンを寄せ、コックピットで何度も何度もガッツポーズを繰り返した。
終盤、観客を沸かせたのは最後にピットインした#16野尻。先行する#6牧野を最後まで攻め続け、馬の背コーナーで2回、1コーナーで1回は横に並びかけるまで迫った。#6牧野も意地で抑え込み、結局順位は変わらなかったが、最後まで観客を沸かせ、魅せるレースをした#16野尻は今回のもう一人の主役だった。
次戦は少し間を置いて8月末、舞台は真夏のツインリンクもてぎだ。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 12 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 36 ジュリアーノ・アレジ Deloitte. TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 19 23'57.208 - -
2 50 名取 鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 19 23'59.066 1.858 1.858
3 37 平良 響 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 19 24'10.636 13.428 11.570
4 10 三宅 淳詞 MAX RACING 320 Rn-sports SPIESS A41 19 24'10.855 13.647 0.219
5 35 河野 駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE TOYOTA TOM'S TAZ31 19 24'15.695 18.487 4.840
6 2 佐藤 蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING SPIESS A41 19 24'16.017 18.809 0.322
7 1 野中 誠太 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 19 24'17.326 20.118 1.309
8 3 ルッカ・アレン Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 19 24'24.029 26.821 6.703
9 30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 19 24'48.406 51.198 24.377
10 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 19 24'50.785 53.577 2.379
11 11 M 2 植田 正幸 MAX RACING RN 320 Rn-sports SPIESS A41 19 24'59.977 1'02.769 9.192
12 51 M 3 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 19 25'14.245 1'17.037 14.268
---- 以上規定周回数(90% - 17Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo.50 名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 1'14.745 (3/19) 172.739lm/h
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 5 福住 仁嶺 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 53 1:01'37.328 - -
2 64 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 53 1:01'41.074 3.746 3.746
3 19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 53 1:01'42.542 5.214 1.468
4 51 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E 53 1:01'43.722 6.394 1.180
5 6 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 53 1:01'47.044 9.716 3.322
6 16 野尻 智紀 TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 53 1:01'47.487 10.159 0.443
7 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 53 1:01'49.254 11.926 1.767
8 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 53 1:01'58.791 21.463 9.537
9 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 53 1:01'59.242 21.914 0.451
10 15 大津 弘樹 TEAM MUGEN SF19 Red Bull MUGEN Team Goh Honda M-TEC HR-417E 53 1:02'01.886 24.558 2.644
11 20 高星 明誠 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 53 1:02'05.882 28.554 3.996
12 1 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 53 1:02'06.383 29.055 0.501
13 18 国本 雄資 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 53 1:02'08.440 31.112 2.057
14 3 山下 健太 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 53 1:02'09.130 31.802 0.690
15 38 坪井 翔 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 53 1:02'27.240 49.912 18.110
16 12 塚越 広大 ThreeBond SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E 53 1:02'40.724 1'03.396 13.484
17 *7 小高 一斗 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 53 1:02'46.422 1'09.094 5.698
18 14 大嶋 和也 NTT Communications ROOKIE SF19 NTT Communications ROOKIE TOYOTA TRD01F 52 1:01'38.511 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 47Laps)完走 ----
- 4 中山 雄一 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 36 45'51.813 17Laps 16Laps
Fastest Lap: CarNo.16 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 1'07.072 (44/53)
CarNo.7は、2021全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第19条6.(青旗提示の無視)により、決勝結果に対して5秒加算のペナルティーを科す。
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は20日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で決勝を行い、予選3位からスタートした上野大哲(SACCESS RACING ES)が最終ラップで岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)をパスし、スーパーFJ初優勝を飾った。
決勝は午後12時25分より10周で行われた。スタート時は青空も広がり汗ばむほどの陽気となった。フォーメーションラップで予選14位の髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)がストップしたため23台がグリッドに付きスタートが切られた。
無難なスタートを決めてトップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)で、2位には予選2位の佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が続く。同3位の上野大哲(SACCESS RACING ES)はホイールスピンが多くスタートをミスしたが後方の同4位でチームメートの居附明利(SACCESS RACING)がストールしたため後ろが空き、3位の順位を守った。
4位には予選6位から八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が、5位には高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が、6位には森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)が続く。
2位でレースを始めた佐藤だったがセッティングが合わず序盤のペースが上がらない。2周目のシケインでは上野に並びかけられるもののなんとかこれを押さえる。しかし続くストレートから3周目の1コーナーでは上野にインからパスされ3位に落ちる。上野は2位に浮上。
トップに立った岡本は3周目には2位に上がった上野を1秒6離し、逃げ切り体制に入るかと思われたが、このあたりからエンジンが吹けない症状が出始めペースが上がらない。
2位の上野は、エンジンの症状が徐々に悪化し始めた岡本との差を徐々に詰め、6周目に1秒を切ると、7周目からはテールトゥノーズの争いとなる。
上野は西コースで何度も岡本に並びかけるが、岡本もなんとか上野を押さえきり、9周目まではトップを死守。しかし、最終ラップのスプーンで岡本は立ち上がりでマシンのスピードが乗らず失速。バックストレッチで岡本に並びかけた上野は130Rまででトップに浮上。このまま逃げ切りうれしいスーパーFJ初優勝を飾った。
2位には岡本が、3位には佐藤が、4位には八巻が、5位には高木が、6位には森山が入った。
第4戦のグリッドは第3戦の結果で決められ、トップ6がリバースグリッドとなる。これによりポールポジション位置からは森山がスタート。以下、高木、八巻、佐藤、岡本、上野の順となる。
第4戦は午後4時55分よりこのレースより2周多い12周で行われる。このレースで上位に入ったドライバーがどこまで巻き返えすかに注目だ。
優勝 上野大哲(SACCESS RACING ES)
「スタートではタイヤが空転してミスったんですが、チームメート(居附明利)がストールして、前の3台だけのバトルになりました。プッシュしてタイムアップを考えながら走っていました。佐藤選手を1コーナーで抜いて岡本選手と接戦になりました。岡本選手は、ヘアピン立ち上がりとか西コースが苦しそうだったので、S字で離れないように頑張っていました。何回か横に並んで抜けるタイミングはあったんですが、見せるだけで、最後の最後に合わせるように走っていました。スプーンの立ち上がりで岡本選手が失速したのでそこで抜くことができました。次は予選で2回スピンしたタイヤを履くのでタイム的に不安ですが、ペースはいいので前だけ見ていこうと思います」
2位 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
「スタートを無難に決めて1周目から逃げ切り体制に持ち込めそうな気配だったんですが、3周目あたりからエンジンが吹けない症状が出始めて、上野選手に追いつかれました。それでも耐えていたんですが、最終ラップのスプーンではクルマが全く進まない状態で、ブロックができる速度差でもなかったので、これは無理だと思いました。しょうがないですね。エンジンの症状は最初はヘアピンでしか出てなかったんですが、周を重ねるごとに全コーナーの脱出で吹けなくなりました。この手の症状は原因がわからないことが多いので次のレースは厳しいかも知れません」
3位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)
「ウォームアップからペースが上がりませんでした。タイヤがたれる予想をしたセットだったんですが、思いのほかたれなくて完全にグリップ不足でした。スタートから数周を過ぎたあたりからは岡本選手と同じペースでしたので、最初の数周が課題ですね。上野選手とシケインでやりあったりで離れてしまったので、あれがなければレースにはなっていたと思います。次は5時前なので気温も下がるしセットを考え直します。勝つ勢いで行きたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 38 上野 大哲 SACCESS RACING ES MYST KK-S2 10 22'51.470 - -
2 8 岡本 大地 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 10 22'51.839 0.369 0.369
3 56 佐藤 巧望 MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 10 22'54.262 2.792 2.423
4 88 八巻 渉 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 10 22'57.320 5.850 3.058
5 61 高木 悠帆 MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 10 22'59.740 8.270 2.420
6 87 森山 冬星 DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 10 23'00.673 9.203 0.933
7 68 冨田 自然 MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 10 23'07.417 15.947 6.744
8 39 居附 明利 SACCESS RACING MYST KK-S2 10 23'07.922 16.452 0.505
9 11 三島 優輝 Rn-Sports制動屋KKSII MYST KK-S2 10 23'09.694 18.224 1.772
10 15 小松 響 Rn-sports・OKABE・KKSII MYST KK-S2 10 23'11.383 19.913 1.689
11 21 太田 浩 ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 10 23'14.152 22.682 2.769
12 81 佐藤 樹 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 10 23'14.426 22.956 0.274
13 51 岸本 尚将 Tamayura Athle ABBEY KKSII MYST KK-S2 10 23'20.261 28.791 5.835
14 69 鶴岡 秀麿 MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2 MYST KK-S2 10 23'21.278 29.808 1.017
15 33 伊藤 慎之典 テイクファースト&チャリ走! 10V TOKYO R&D RD10V 10 23'21.440 29.970 0.162
16 55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII TOKYO R&D RD10V 10 23'23.443 31.973 2.003
17 79 三瓶 旭 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 10 23'25.472 34.002 2.029
18 86 木村 龍祐 制動屋CF亜衣KK-S2 MYST KK-S2 10 23'37.353 45.883 11.881
19 59 松田 大輝 K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 10 23'40.071 48.601 2.718
20 9 上吹越 哲也 FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 10 23'47.939 56.469 7.868
21 54 山田 健 nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V 10 24'14.287 1'22.817 26.348
22 24 碓井 剛 C.O.B-KART MYST KK-S2 10 24'23.800 1'32.330 9.513
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
- 0 夕田 大助 LAPS MYST KK-S2 1 3'02.619 9Laps 9Laps
- 7 髙口 大将 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 0 - 10Laps 1Lap
Fastest Lap: CarNo.38 上野大哲(SACCESS RACING ES) 2'16.180 (6/10) 153.512km/h
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第11戦の決勝が、6月20日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートの名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)が完璧なレース運びで今シーズン6勝目を飾った。2位は#2佐藤蓮(TODA RACING)、3位には昨日に続き#37平良響(TOM'S)が入った。
勝負のポイントであるスタートは、#50名取、#2佐藤が好スタートを決めたのに対し3番グリッドの#36ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)はやや出遅れる。イン側の#37平良を抑えようとマシンを寄せるが#37平良のダッシュが良く先行を許してしまう。
上位4台が1コーナーから2コーナーへ向かおうとしたとき、その後方で並走していた3台のうち、イン側の#1野中誠太(TOM'S)とセンターの#35河野駿佑(RS FINE)が接触。タイヤに乗り上げる形となった#35河野は横転。1回転して正常な姿勢で着地したが、足回りにダメージを負いリタイア。#1野中も同様にマシンにダメージがありその場でリタイアとなった。
(※#1野中には危険なドライブ行為があったとしてペナルティが課された)
並走した3台のなかで一番アウト側にいた#3ルッカ・アレン(ALBIREX RACING TEAM)は難を逃れてレースを続ける。
このアクシデントで即座にセーフティカー(SC)が導入され、以降5周が終了するまでは車両回収のためSCランが続いた。
SCラン解除後の再スタートでは、トップ#50名取がウェービングをして後方を牽制しながら最終コーナーを立ち上がり、#2佐藤を従えて1コーナーに飛び込む。
ここからトップを快走する#50名取は、周回を重ねるたびに#2佐藤との差を少しずつ開いていき、その差は12周終了時で1.5秒。しかし、13週目に#2佐藤がミスを犯したのかその差が一気に3秒に開くと、#50名取はストレートでバックミラーを見て#2佐藤との間隔を測りながらレースを進める作戦に切り替える。
トップ2台には離されてしまったが、#37平良、#36アレジ、そして再スタート後すぐに#3アレンを抜いた#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)による3位争いは白熱。9周目からそれぞれ1秒以内の差で隊列を組んで周回する。
ドライコンディションでポールからスタートを決めれば、今の#50名取を脅かすライバルはいない。残り周回も#2佐藤と3秒差を保ちながら、今シーズン6勝目のチェッカーを受けた。速さが結果に繋がっていない2位#2佐藤は第5戦鈴鹿以来の表彰台を射止めた。
3位争いは終盤#36アレジが#37平良に迫る場面はあったが、やはりSUGOのコースで前車を抜くのは容易ではなく、結局順位変動はないままフィニッシュを迎えた。
マスターズクラスは総合7位の#4今田信宏(B-MAX ENGINEERING)がクラスウィン。6勝目を飾り、こちらもドライコンディションでは敵なしといった感じだ。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 11 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 50 名取 鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 19 30'06.010 - -
2 2 佐藤 蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING SPIESS A41 19 30'08.893 2.883 2.883
3 37 平良 響 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 19 30'16.033 10.023 7.140
4 36 ジュリアーノ・アレジ Deloitte. TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 19 30'16.709 10.699 0.676
5 10 三宅 淳詞 MAX RACING 320 Rn-sports SPIESS A41 19 30'18.167 12.157 1.458
6 3 ルッカ・アレン Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 19 30'28.116 22.106 9.949
7 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 19 30'35.694 29.684 7.578
8 30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 19 30'41.348 35.338 5.654
9 51 M 2 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 19 30'48.612 42.602 7.264
10 11 M 3 植田 正幸 MAX RACING RN 320 Rn-sports SPIESS A41 19 30'51.338 45.328 2.726
---- 以上規定周回数(90% - 17Laps)完走 ----
- 35 河野 駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE TOYOTA TOM'S TAZ31 0 - 19Laps 19Laps
- *1 野中 誠太 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 0 - 19Laps -
Fastest Lap: CarNo.50 名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 1'13.925 (9/19) 174.655km/h
CarNo.1は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.1)(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーおよびペナルティーポイント1点を科す。
決勝日のスポーツランドSUGOは好天とは言い難いが天候は曇り。午後からは晴れの予報が出ている。決勝はドライコンディションのレースが観られそうだ。
午前9時から行われた30分間のフリー走行では、各チームは決勝を想定したドライセッティングとマシンチェックを行う。昨年秋に行われた決勝レースのファステストラップが1分06秒350(ニック・キャシディ)。このあたりが目安になるだろう。
路面はやや濡れた部分はあるものの走行に支障はない。全車ドライタイヤでコースイン。
10分経過。順位は、#1山本1分08秒367-#51松下08秒801-#5福住09秒598-#12塚越09秒670-#15大津10秒468-#6牧野11秒390と上位はすべてホンダエンジン搭載車が占めた。
20分経過。順位は、#1山本1分07秒142-#38坪井07秒152-#3山下07秒238-#5福住07秒367-#16野尻07秒451-#39阪口07秒594-#64大湯07秒778-#6牧野07秒867-#36アレジ07秒867-#37宮田07秒913と10番手までが07秒台に揃った。1位から10位までの差は0.771秒という混戦だ。
残り4分から決勝セッティングでの最後のアタックが始まり、#20高星07秒093、#64大湯06秒749が次々にトップタイムを更新。
走行終了。#64大湯(06秒749)、#20高星に、決勝で逆襲を狙うベテラン2人、#1山本-#16野尻が続く結果となったが、何とトップから最下位19位の#14大嶋までのタイム差は0.992秒と全車のタイムが1秒以内に収まるという超接近状態となった。
こうなると、やはり抜きにくいSUGOのコースではグリッドとスタートが重要になってくる。これに使用時間が200秒に拡大されたオーバーテイクシステムがどう影響してくるのかが気になるところだ。
改めて決勝の見所を整理すると、ポールスタートの#19関口と包囲網を敷く若手#6牧野、#39阪口、#37宮田らの戦い。速さはあるが予選のミスで下位に沈んだ#51松下、#38坪井、そしてポイントリーダー#16野尻、チャンピオンナンバーを背負う#1山本の戦いぶりなどだろう。
決勝は午後1時30分スタート。53周で争われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/20) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 64 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'06.749 - - 193.432
2 20 高星 明誠 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'07.093 0.344 0.344 192.440
3 1 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'07.142 0.393 0.049 192.300
4 16 野尻 智紀 TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'07.144 0.395 0.002 192.294
5 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'07.145 0.396 0.001 192.291
6 38 坪井 翔 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'07.152 0.403 0.007 192.271
7 5 福住 仁嶺 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'07.233 0.484 0.081 192.040
8 3 山下 健太 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 1'07.238 0.489 0.005 192.025
9 51 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E 1'07.243 0.494 0.005 192.011
10 12 塚越 広大 ThreeBond SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E 1'07.308 0.559 0.065 191.826
11 7 小高 一斗 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 1'07.374 0.625 0.066 191.638
12 19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'07.386 0.637 0.012 191.604
13 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'07.433 0.684 0.047 191.470
14 15 大津 弘樹 TEAM MUGEN SF19 Red Bull MUGEN Team Goh Honda M-TEC HR-417E 1'07.526 0.777 0.093 191.206
15 18 国本 雄資 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 1'07.540 0.791 0.014 191.167
16 6 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'07.570 0.821 0.030 191.082
17 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'07.609 0.860 0.039 190.972
18 4 中山 雄一 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 1'07.630 0.881 0.021 190.912
19 14 大嶋 和也 NTT Communications ROOKIE SF19 NTT Communications ROOKIE TOYOTA TRD01F 1'07.741 0.992 0.111 190.599
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は20日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で公式予選を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が開幕から3連連続でポールポジションを獲得した。
予選を中止に追い込んだ昨日の雨も上がり鈴鹿上空には早朝より青空が広がった。路面にウェットパッチが残るなか午前8時、24台が参加して20分間の公式予選が始まった。
序盤、予選をリードしたのは上野大哲(SACCESS RACING ES)。徐々にタイムを上げ4周目には2分16秒357をたたき出し、ここまでリーダーに君臨。しかし5周目には開幕から2連勝中の岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が15秒605で一気にトップに立つ。2位には佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が15秒985で上がり、上野は3位に落ちた。
ここから各ドライバータイムが伸び悩む。今シーズンのタイヤはたれが早く思ったよりタイム更新ができない。結局、岡本がこのタイムで今シーズン開幕から3戦連続でポールポジションを決めた。佐藤もタイムアップならずこのままのタイムで2位に入った。
上野は1コーナーとダンロップで2度のコースアウトを喫するもののタイムを2分16秒175まであげたが、順位は変わらず3位で予選を終えた。
4位には前回初参戦でいきなり予選3位に入った居附明利(SACCESS RACING)が付け、5位には高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が、6位にはベテランの八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が入った。
ポールの岡本は「このタイムはスリップを使ったもの。佐藤とは実質的にタイム差はないと思う」と述べ、佐藤も「ベストタイムは完璧なアタックではなかった」といい、両者とも決勝はどちらかが逃げ切ることはないだろうと語った。
第3戦決勝は午後12時25分より10周で争われる。岡本の3連勝なるか、佐藤が初優勝を飾るのかに注目したい。「決勝は落ち着いてレースをしたい」という3位の上野、その背後のルーキー居附にも注目だ。
Text: Yosshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/06/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 8 岡本 大地 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 2'15.605 - - 154.162
2 56 佐藤 巧望 MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 2'15.985 0.380 0.380 153.732
3 38 上野 大哲 SACCESS RACING ES MYST KK-S2 2'16.175 0.570 0.190 153.517
4 39 居附 明利 SACCESS RACING MYST KK-S2 2'16.583 0.978 0.408 153.059
5 61 高木 悠帆 MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 2'16.653 1.048 0.070 152.980
6 *88 八巻 渉 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 2'16.805 1.200 0.152 152.810
7 87 森山 冬星 DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 2'16.868 1.263 0.063 152.740
8 *68 冨田 自然 MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 2'17.047 1.442 0.179 152.540
9 7 髙口 大将 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 2'17.066 1.461 0.019 152.519
10 15 小松 響 Rn-sports・OKABE・KKSII MYST KK-S2 2'17.318 1.713 0.252 152.239
11 11 三島 優輝 Rn-Sports制動屋KKSII MYST KK-S2 2'17.380 1.775 0.062 152.171
12 51 岸本 尚将 Tamayura Athle ABBEY KKSII MYST KK-S2 2'17.590 1.985 0.210 151.938
13 81 佐藤 樹 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 2'17.651 2.046 0.061 151.871
14 69 鶴岡 秀麿 MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2 MYST KK-S2 2'17.780 2.175 0.129 151.729
15 33 伊藤 慎之典 テイクファースト&チャリ走! 10V TOKYO R&D RD10V 2'17.851 2.246 0.071 151.651
16 21 太田 浩 ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 2'18.117 2.512 0.266 151.359
17 *55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII TOKYO R&D RD10V 2'18.392 2.787 0.275 151.058
18 79 三瓶 旭 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 2'18.692 3.087 0.300 150.731
19 86 木村 龍祐 制動屋CF亜衣KK-S2 MYST KK-S2 2'19.187 3.582 0.495 150.195
20 24 碓井 剛 C.O.B-KART MYST KK-S2 2'19.305 3.700 0.118 150.068
21 9 上吹越 哲也 FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 2'19.738 4.133 0.433 149.603
22 59 松田 大輝 K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 2'19.766 4.161 0.028 149.573
23 0 夕田 大助 LAPS MYST KK-S2 2'22.022 6.417 2.256 147.197
24 54 山田 健 nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V 2'22.077 6.472 0.055 147.140
---- 以上基準タイム(130% - 2'56.698)予選通過 ----
CarNo.88,55,68は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.2.c)(走路外走行)により、当該タイムを削除した。
CarNo.68は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第59条1)①(危険なドライブ行為)により、訓戒とした。
優勝 ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)
「良いスタートが切れ、その後は後方とのギャップをマネージメントして走りました。セーフティカーの前に雨量が多くなってそれがちょっと怖かったり、解除後は名取選手のペースが良かったりしましたが、僕にとってもトムスにとっても良かったと思います。僕はルーキーイヤーですので、常に勉強は欠かせませんが、この良いリズムを続けていければと思います」
「SUGOのコースはエスケープゾーンが殆どないのでミスをしないように少し余裕を持って走ることを心がけました。でも楽しいコースです。明日のポイントはスタートです。このコースはオーバーテイクがあまりできませんから、とにかくスタートが大切です」
2位 名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)
「予選はフィーリングが良くてポールポジションを狙っていましたが、赤旗の出るタイミングが悪くて2番手になってしまいました。決勝はアレジ選手の方がペースが良くて、濡れた路面でオーバーテイクのチャンスはありませんでした。ヨコハマのレインタイヤはライフが短いので、マネージメントしながら安定して走れたとは思いますが、まだ改善する余地があります」
「今回はこれまでと違って一発の速さがなくてレースペースは良いというパターンでした。明日はポールから逃げ切って早くチャンピオンを決めたいと思います」
3位 平良響(TOM'S)
「久々の雨のスタートでしたが、4番手から落ち着いてできたと思います。佐藤選手がエンジンストールしましたが、それにも動じることなく、また河野選手に並ばれかけましたが、それも落ち着いて対処する事ができたと思います」
「レースはトップ2台が逃げてしまいましたが、焦ることなく冷静に走りました。途中雨が強くなったので、とにかくコースに留まることを心がけました」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
PP 関口雄飛(TEAM IMPUL)
「久々のポールポジションですが、こんなに嬉しいのはレースやっていて初めてかもしれません。去年、今年と苦しんできましたが、チーム、スタッフが支えてくれました。結果が出せてほっとしています。応援してくれた人に感謝しています。ネガティブにならないようにしていましたが、自分でも気づかないうちにかなり追い込まれていたのかもしれません。辛かったです」
「Q2ではタイム出す直前で赤旗が出てしまったりしましたが、Q1,2,3と雨量が異なる中でエンジニアと相談してマシンを上手く合わせることができたと思います。まだシーズン中盤なのでチャンピオンを狙っていきます。まずは明日優勝して野尻選手に少しでも追いつきたいと思います」
2位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「完全にポールを獲れるクルマだったと思います。決めきれなかったのは自分のせいです。ダサい予選でした。オートポリスでは雨でかなり苦戦をしましたので、ウエットに関してチームでかなり話し合ってきました。できれば雨の予選はしたくありませんでしたが、いいクルマを用意してくれたチーム力のおかげだと思います。感謝しています」
「復帰して間もないので、まだ100パーセントというところまで戻っているとは言えませんが、特に自分は変わっていませんので普段どおりやるだけです。明日はドライのレースになりそうですが、まだ今年になってドライで走っていないので少し不安です(笑)」
3位 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)
「Q1,2,3とセッティングを大きく変えなくてもいけたので、マシンを仕上げてくれたチームに感謝しています。7分間しかない中でタイヤを温めるのに時間がかかったりはしましたが、最後に帳尻を合わせることができたので良かったです」
「SUGOのドライコンディションは経験がないので、楽しみでもあり不安でもあります。でも勝つチャンスはあると思いますので頑張ります。予選は負けてしまいましたが、幼馴染の牧野選手の復活は嬉しいですね」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が、6月19日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートのジュリアーノ・アレジ(TOM'S)が雨のレースで躍動。追いすがるポイントリーダーの名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)を抑え切って初優勝を飾った。この優勝で明日決勝の第12戦のポールポジションも獲得した。
フロントローの#36アレジ、#50名取が無難なスタートを決めたのに対して、グリッド2列目予選3位#2佐藤蓮(TODA RACING)はエンジンストール。最後尾にまでポジションを下げてしまった。#2佐藤はどうもスタートが鬼門だ。
トップ#36アレジ、2位#50名取の両者は、3位#37平良響(TOM'S)以下とは別格の速さを見せ、1周を終えてストレートに戻ってきたときは早くも一騎討ちの様相を見せていた。この展開は周回を重ねるたびに顕著になっていく。
一方トップを争う2人の差は1秒から2秒で推移していたが、8周を過ぎたあたりから#50名取のペースが上がらず1分32秒台をコンスタントに刻む#36アレジとの差が開き始める。
この頃から雨足が強くなり、10周目に#30DRAGON(B-MAX ENGINEERING)がコースアウト。コンディションの悪化を懸念した運営側はセーフティカー(SC)を導入。それにもかかわらず、12周目には#3ルッカ・アレン(ALBIREX RACING TEAM)がコースアウト。SCラン中のコースアウトにタイム加算のペナルティとなった。
SCランは15周終了まで続いたため、これで26周の周回をこなすことは難しくなり、規定の40分を過ぎた時点でチェッカーが出されるタイムレースとなることが確定した。
レースが再開されても#36アレジのペースが衰えることはなく、コンディションが回復したこともあって、ファステストラップをマークして2位#50名取を振り切りにかかる。#50名取も「抜くチャンスはなかった」とは言いながらも、最後には意地を見せ#36アレジとの差を詰めたところで40分が経過、24周終了時でチェッカーとなった。
アレジにとってはスーパーフォーミュラ・ライツ初優勝。しかもポール・トゥ・フィニッシュという完勝だった。すでにスーパーフォーミュラで勝利しているため、歓喜の初優勝という雰囲気ではなかったが、「雨のアレジ」を印象づけるには十分な内容だった。
3位はトップ2とは速さに差はあったが、「落ち着いてレースができた」という#37平良が入り、40歳以上のマスターズクラスは総合8位の#51畑亨志(B-MAX ENGINEERING)が安定した走りでクラス優勝を飾った。
なお、今回のレース結果が、明日の最終レースのグリッドとなるため、アレジは第12戦もポールポジションからのスタートとなる。ドライとなるレースでどんな勝ち方を見せるのか、ダブルエントリーのスーパーフォーミュラも含め、レース毎に速さに磨きがかかるアレジから目が離せなくなりそうだ。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 36 ジュリアーノ・アレジ Deloitte. TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 24 41'22.237 - -
2 50 名取 鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 24 41'23.398 1.161 1.161
3 37 平良 響 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 24 41'38.768 16.531 15.370
4 35 河野 駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE TOYOTA TOM'S TAZ31 24 41'44.528 22.291 5.760
5 10 三宅 淳詞 MAX RACING 320 Rn-sports SPIESS A41 24 41'55.608 33.371 11.080
6 1 野中 誠太 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 24 41'56.070 33.833 0.462
7 2 佐藤 蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING SPIESS A41 24 41'56.695 34.458 0.625
8 51 M 1 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 24 42'14.927 52.690 18.232
9 4 M 2 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 24 42'27.988 1'05.751 13.061
10 11 M 3 植田 正幸 MAX RACING RN 320 Rn-sports SPIESS A41 23 42'58.872 1Lap 1Lap
11 *3 ルッカ・アレン Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 21 42'42.086 3Laps 2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 21Laps)完走 ----
- 30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 11 19'41.768 13Laps 10Laps
Fastest Lap: CarNo.36 ジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)1'31.333 (18/24) 141.366km/h
CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2.10.11(SC中のコースアウト)により、競技結果に対し、5秒加算のペナルティーを科す。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の公式予選が、6月19日、雨の降る宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ベテラン関口雄飛(TEAM IMPUL)が得意のコースで復活を印象づけるポールポジションを獲得した。2位は復帰から2レース目の#6牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3位は#39阪口晴南(INGING MOTORSPORT)が入った。
帰国後のコロナウイルス感染防止の隔離でFIA世界耐久選手権(WEC)レギュラードライバーの中嶋一貴、小林可夢偉、タチアナ・カルデロン、そしてWECのテストに参加したランキング2位の平川亮も欠場とやや役者を欠いた感のあるSUGO大会だが、若手と速さを取り戻したベテランがその穴を埋めて余りある活躍を見せた。
朝から降り続く冷たい雨は予選開始時刻になっても止む気配はなく、逆に降りが強くなってくる。気温は19度、路面温度は20度と低く、雨量もあってタイヤを温めるのは難しそうだ。
安全確保のため、通常とは異なりA組、B組のグループ分けのままQ2まで戦うこととなり、グループ分けによって若干の有利不利はありそうだが、狭いSOGOのコースでは賢明な判断だろう。
グループA:#1山本-#3山下-#6牧野-#7小高-#14大嶋-#15大津-#20高星-#37宮田-#39阪口
グループB:#4中山-#5福住-#12塚越-#16野尻-#18国本-#19関口-#36アレジ-#38坪井-#51松下-#64大湯
Q1
グループA
#37宮田が先行し、これを#39阪口、#6牧野、#15大津が追うという形で進んでいき、残り2分で#6牧野が1分20秒を切る19秒982でトップに躍り出る。#6牧野は更にタイムを削り取り19秒306で他を寄せ付けない速さを見せた。
#39阪口も最終周に19秒835にタイムアップ2位を確定させた。チャンピオンナンバーを背負う#1山本は最後の最後で20秒931で圏外から5位に滑り込んだ。スポットで代役参戦の#20高星、#14大嶋がノックアウト。
グループB
A組の結果から1分20秒をターゲットタイムに各ドライバーはアタックを開始。
最初に20秒台に乗せたのは#51松下の20秒383。これを皮切りに#5福住、#38坪井を加えた3人による熾烈なトップタイム争いが繰り広げられた。
残り3分からのトップ交代はまさに目まぐるしいものだった。坪井20秒240→福住20秒048→松下20秒023→坪井19秒758→福住19秒642→松下19秒623→福住19秒504と毎周のようにトップが変わり、最後に福住がとどめを刺して終了した。
この結果、ドコモチームがA,B両グループでトップを奪い、#12塚越、#18国本、#4中山がノックアウト。
Q2
グループA
7分間という短い時間の中でラスト2周の争いとなったが、#37宮田と#39阪口の一騎討ちの様相を呈したセッションとなった。
最初に1分20秒を切ったのは宮田。19秒606でトップに立つと阪口も19秒832で追いすがる。これを突き放すように宮田が19秒143を叩き出す。これで決まったかと思わせたが、最後に阪口が19秒046で逆転。Q2を締め括った。
#6牧野19秒732、#15大津20秒488までがQ3進出。#3山下、#7小高、#1山本がノックアウト。
グループB
走行開始から雨がかなり強くなってきた。このため各ドライバーはコンディションが悪化する前にタイムを出そうと早めのアタックを試みる。
ここで異次元の走りを見せたのが#38坪井。21秒210、20秒100と確実にタイムを短縮していくが、快調な故の落とし穴か、2コーナーでコースオフ。同じ周に松下もコースオフしてしまい、あろうことか、予選の主役となると思われた2人が赤旗中断の原因をつくりタイムは抹消。ここで2人の予選は終了してしまった。
これによりトップは福住、以下、アレジ、関口、大湯、野尻と続き、残る3分間の予選でQ3進出を賭けて臨んだが、シリーズリーダーの野尻が100分の1秒差で涙をのむことになった。
Q3
奇しくもトヨタエンジン4台、ホンダエンジン4台が揃うこととなったQ3だが、開始頃から雨量が多くなり各ドライバーは水しぶきを跳ね上げながらアタックを開始。
#37宮田の21秒723、#36アレジ21秒966と続いたあと、トップに躍り出たのは#19関口(20秒248)だった。その後、宮田が19秒799で再逆転を果たすが、関口は即座に19秒231をマークして再々逆転。トップに返り咲く。
最後に牧野(19秒274)、阪口(19秒445)も逆転を試みるが、関口のタイムには僅かに届かず。関口が昨年からの不調を吹き飛ばす、自身5回目のポールポジションを決めた。
Q2までは若手の争いと思われたが、最後の最後でベテランここにありを見せた関口。マシンから降りインタビューを受けた関口は「今まで涙ぐむドライバーの気持ちはわからなかったが今回よくわかった」と感極まる場面もあった。
決勝は、明日午後1時30分から53周で行われる。天気予報は曇のち晴れ。雨の心配はなさそうだ。
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は19日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で午後2時40分より公式予選を行う予定だったが、降り続く雨のため、予選は明日に順延された。
梅雨入りしたものの空梅雨が続いてた三重県地方だが、昨夕より降り出した雨は日付が変る未明には本降りとなり、ようやく梅雨本番を迎えた。
このため、午後2時40分より行われる予定だった公式予選は、降り続く雨のため、再三の延期の後、明日への順延が発表された。スーパーFJを含めてこの後4カテゴリーの予選が行われる予定だったため、現在、明日のスケジュールについてブリーフィングが行われている。
追記
上記の結果、スーパーFJ第3戦の予選は明日20日、午後8時から20分間、第3戦決勝は午後12時25分から10周、第4戦決勝は午後4時55分から12周と変更された。第4戦は第3戦の決勝結果の上位6台をリバースグリッドとして行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q3 Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'19.231 - - 162.959
2 6 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'19.274 0.043 0.043 162.871
3 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'19.445 0.214 0.171 162.520
4 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'19.799 0.568 0.354 161.799
5 5 福住 仁嶺 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'19.828 0.597 0.029 161.740
6 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'20.371 1.140 0.543 160.647
7 64 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'20.485 1.254 0.114 160.420
8 15 大津 弘樹 TEAM MUGEN SF19 Red Bull MUGEN Team Goh Honda M-TEC HR-417E 1'21.232 2.001 0.747 158.945
■Aグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q2 A Group Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'19.046 - - 163.340
2 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'19.143 0.097 0.097 163.140
3 6 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'19.732 0.686 0.589 161.935
4 15 大津 弘樹 TEAM MUGEN SF19 Red Bull MUGEN Team Goh Honda M-TEC HR-417E 1'20.488 1.442 0.756 160.414
---- 以上Q3進出 ----
5 3 山下 健太 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 1'21.109 2.063 0.621 159.186
6 7 小高 一斗 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 1'21.128 2.082 0.019 159.149
7 1 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'21.236 2.190 0.108 158.937
■Bグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q2 B Group Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 5 福住 仁嶺 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'20.597 - - 160.197
2 19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'20.791 0.194 0.194 159.812
3 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'21.079 0.482 0.288 159.245
4 64 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'21.389 0.792 0.310 158.638
---- 以上Q3進出 ----
5 16 野尻 智紀 TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'21.408 0.811 0.019 158.601
- 51 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E no time - - -
- 38 坪井 翔 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F no time - - -
■Aグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q1 A Group Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 6 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'19.306 - - 162.805
2 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'19.835 0.529 0.529 161.726
3 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'20.176 0.870 0.341 161.038
4 15 大津 弘樹 TEAM MUGEN SF19 Red Bull MUGEN Team Goh Honda M-TEC HR-417E 1'20.533 1.227 0.357 160.324
5 1 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'20.931 1.625 0.398 159.536
6 7 小高 一斗 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 1'21.012 1.706 0.081 159.376
7 3 山下 健太 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 1'21.128 1.822 0.116 159.149
---- 以上Q2進出 ----
8 20 高星 明誠 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'21.365 2.059 0.237 158.685
9 14 大嶋 和也 NTT Communications ROOKIE SF19 NTT Communications ROOKIE TOYOTA TRD01F 1'21.682 2.376 0.317 158.069
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■Bグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q1 B Group Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 5 福住 仁嶺 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'19.504 - - 162.399
2 51 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E 1'19.623 0.119 0.119 162.157
3 38 坪井 翔 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'19.758 0.254 0.135 161.882
4 19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'19.782 0.278 0.024 161.833
5 16 野尻 智紀 TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'20.113 0.609 0.331 161.165
6 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'20.313 0.809 0.200 160.764
7 64 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'20.346 0.842 0.033 160.697
---- 以上Q2進出 ----
8 12 塚越 広大 ThreeBond SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E 1'21.472 1.968 1.126 158.477
9 18 国本 雄資 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 1'21.587 2.083 0.115 158.253
10 4 中山 雄一 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 1'22.205 2.701 0.618 157.063
---- 以上基準タイム予選通過 ----
ノックダウン方式で行われるスーパーフォーミュラの予選だが、第4戦スポーツランドSUGO大会の予選方式が若干変更されることになった。
通常A,Bグループに分けて予選Q1が行われ、それぞれ上位7台がQ2進出、Q2の上位8台がQ3進出となるが、今回はQ2もA,Bグループのまま行い、それぞれの上位4台がQ3に進出することになった。悪天候と狭いSUGOのコースで安全を確保をするためと思われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラライツ選手権第10、11戦の公式予選が、6月19日、スポーツランドSUGOで行われた。この週末練習走行から好調のジュリアーノ・アレジ(TOM'S)がトップタイムを叩き出し第10戦で初ポールを決め、セカンドタイムで決まる第11戦は名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)がポールポジションを獲得した。
この週末、木曜、金曜に行われた練習走行で好調を維持しているのが、フォーミュラ・ライツではまだ優勝はないものの、代走で参戦した雨のスーパーフォーミュラで初優勝を飾った#36アレジだ。3回の練習走行で1位、1位、2位と安定した速さを見せた。
#36アレジのライバルとなるのポイントリーダーの#50名取、そして今シーズン1勝を挙げている#2佐藤蓮(TODA RACING)。また雨のレースで2勝を飾りシリーズ2位につける#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)からも目が離せない。
予選開始前に雨も小降りになり、コース上でのスピン、コースアウトはほとんど見られないまま予選は進み、折返しの15分経過時点での順位は、#50名取1分30秒107、#2佐藤1分30秒483、#36アレジ1分30秒741、#37平良響(TOM'S)1分31秒152。
残り10分を切ってから各ドライバーは最後のアタックに入る。まず#2佐藤が1分30秒438をマーク。しかし順位は変わらず。#37平良も1分30秒491と大きくタイムアップするが4位のまま。
ここで順位を一気に上げてきたのが#36アレジ。まず1分30秒288で2位に浮上すると、その次の周には更に詰めて1分30秒045で名取を逆転しトップに浮上。見事なアタックを見せた。
残り5分、#2佐藤が30秒177を出すが順位は3位で変わらず。
残り4分、#30DRAGON(B-MAX ENGINEERING)が馬の背でコースアウト。グラベルにはまってしまいセッションは赤旗中断。
再開後、各ドライバーは残された4分でグリッドを上げようと渾身のアタックを行うが、走行が途切れて再び濡れてしまったラインではタイムアップをするのは難しく、上位では#2佐藤のみが1分30秒104と僅かにタイムアップしたのみ。佐藤はこれでセカンドタイムで#36アレジを上回るることになった。
見事なアタックを見せ自身初の、またトムスにとっても今季初のポールポジションを奪った#36アレジだが、第11戦のグリッドを決めるセカンドタイムでは#50名取、#2佐藤に先行されてしまい、完璧な予選とはいかなかった。
この結果、第10戦のグリッド2列目までは#36アレジ-#50名取-#2佐藤-#37平良、第11戦は#50名取-#2佐藤-#36アレジ-#37平良となった。
第10戦の決勝は本日午後4時15分から26周で、第11戦は明日午前10時20分から、第12戦は15時45分からそれぞれ19周で争われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 11 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 50 名取 鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'30.107 - - 143.290
2 2 佐藤 蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING SPIESS A41 1'30.177 0.070 0.070 143.178
3 36 ジュリアーノ・アレジ Deloitte. TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'30.250 0.143 0.073 143.063
4 37 平良 響 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'30.779 0.672 0.529 142.229
5 35 河野 駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE TOYOTA TOM'S TAZ31 1'31.466 1.359 0.687 141.161
6 1 野中 誠太 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'31.546 1.439 0.080 141.037
7 *3 ルッカ・アレン Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 1'33.565 3.458 2.019 137.994
8 10 三宅 淳詞 MAX RACING 320 Rn-sports SPIESS A41 1'34.007 3.900 0.442 137.345
9 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 1'34.334 4.227 0.327 136.869
10 51 M 2 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 1'34.667 4.560 0.333 136.388
---- 以上基準タイム(110% - 1'39.196)予選通過 ----
- 11 M - 植田 正幸 MAX RACING RN 320 Rn-sports SPIESS A41 1'40.923 10.816 6.256 127.933
- *30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 deleted - - -
CarNo.30は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条4.(赤旗原因)により、予選タイム抹消のペナルティーを科した。
CarNo.3は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条6.により、黄旗区間通過周回のベストタイム抹消のペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 36 ジュリアーノ・アレジ Deloitte. TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'30.045 - - 143.388
2 50 名取 鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'30.054 0.009 0.009 143.374
3 2 佐藤 蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING SPIESS A41 1'30.104 0.059 0.050 143.294
4 37 平良 響 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'30.491 0.446 0.387 142.682
5 35 河野 駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE TOYOTA TOM'S TAZ31 1'31.377 1.332 0.886 141.298
6 1 野中 誠太 Kuoカローラ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'31.523 1.478 0.146 141.073
7 *3 ルッカ・アレン Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM TOMEI TB14F3 2020 1'33.492 3.447 1.969 138.102
8 10 三宅 淳詞 MAX RACING 320 Rn-sports SPIESS A41 1'33.651 3.606 0.159 137.867
9 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 1'34.055 4.010 0.404 137.275
10 51 M 2 畑 亨志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 1'34.230 4.185 0.175 137.020
---- 以上基準タイム(110% - 1'39.074)予選通過 ----
- 11 M - 植田 正幸 MAX RACING RN 320 Rn-sports SPIESS A41 1'39.995 9.950 5.765 129.120
- *30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING SPIESS A41 deleted - - -
CarNo.30は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条4.(赤旗原因)により、予選タイム抹消のペナルティーを科した。
CarNo.3は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条6.により、黄旗区間通過周回のベストタイム抹消のペナルティーを科した。
2021全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦スポーツランドSUGO。予選日は朝から雨が降り続いている。明日は天候が回復しそうだが、今日は1日雨の予報のため予選もウエットコンディションになることは間違いなさそうだ。
スポーツランドSUGOはシーズンオフにコース改修が行われている。ピットロードが拡幅され、ストレートが若干スタンド寄りにオフセットされた。また、ピットロード出口が2コーナーから3コーナーに移されている。
午前9時10分から90分間の予定で始まったフリー走行1回目。開始前から若干雨が強くなってきた。雨のコース習熟、マシンセッティングにとって重要な走行になる。特に抜きにくく予選順位が重要になるSUGOのコースでは尚更だ
9時19分(開始9分)。#14大嶋和也(ROOKIE Racing)がレインボーコーナー立ち上がりでスピン。幸いコース上でストップしてマシンにダメージはなかったが赤旗中断。#14大嶋は自走してピットに戻った。
ここまでの順位は、#38坪井翔(INGING MOTORSPORT)1分19秒542、以下、#5福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)19秒834、#15大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)19秒931が僅差で続く。
8分の中断の後走行再開。雨は降り続き、特にバックストレートでは走行するマシンからはかなりのウォータースクリーンが上がる。
9時32分(開始22分)。#51松下信治(B-MAX RACING TEAM)がSPコーナーの進入でコースオフ。クラッシュパッドにフロントから刺さるが自走でピットに戻る。見たところ大きなダメージはない模様だ。
9時40分走行再開。雨の量が少なくなってきた。3コーナー~4コーナー~S字でトップタイムを更新し1分18秒683をマークしていた#38坪井、#4中山雄一(KONDO RACING)がコースオフするなど難しいコンディションが続いている。
9時55分(開始45分)。折返しを過ぎたトップ6は、#5福住仁嶺1分18秒525、#39阪口晴南1分18秒669、#38坪井翔1分18秒683、#37宮田莉朋1分18秒958、#6牧野任祐1分18秒969、#3山下健太1分19秒070。ライン上は水が掃けてきた。
10時2分(開始52分)。トップ#5福住が更にタイムを縮め1分18秒363をマーク。前回初優勝を飾った#36ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM'S)は初のコース、しかも雨のコンディションに苦戦し10番手1分19秒411。
10時17分(開始67分)。#4中山雄一(KONDO RACING)が1コーナーでコースオフ。自力でコース復帰できず赤旗中断。結局、牽引されてピットに戻る。#4中山は1分21秒126で18番手。なかなかタイムが出せずに苦労している。
10時28分(残り12分)走行再開。各ドライバーはニュータイヤを履いてコースインするが、多くのドライバーはアタックのためではなく予選用タイヤの皮むきのようだ。
そのなかで#19関口雄飛(TEAM IMPUL)、#36アレジの2台はタイムを僅かに短縮してきた。
最終的なトップ6は、#5福住仁嶺1分18秒363、#39阪口晴南1分18秒669、#38坪井翔1分18秒683、#6牧野任祐1分18秒722、#19関口雄飛1分18秒910、#37宮田莉朋1分18秒955。
終盤は雨は弱くなったもののコンディションは回復しないままフリー走行終了。このコンディションが続くとかなり難しい予選になりそうだ。
なお、予選の方式が若干修正され、Q1のA,Bグループ分けのままQ2(上位7台ずつ)まで行い、それぞれ上位4台がQ3に進出することが発表された。
予選はノックダウン方式で午後2時10分から行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Free Practice 1 Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 5 福住 仁嶺 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'18.363 - - 164.764
2 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'18.669 0.306 0.306 164.123
3 38 坪井 翔 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F 1'18.683 0.320 0.014 164.094
4 6 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'18.722 0.359 0.039 164.013
5 19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'18.910 0.547 0.188 163.622
6 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'18.955 0.592 0.045 163.529
7 3 山下 健太 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 1'19.070 0.707 0.115 163.291
8 16 野尻 智紀 TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'19.101 0.738 0.031 163.227
9 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F 1'19.119 0.756 0.018 163.190
10 64 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'19.156 0.793 0.037 163.113
11 18 国本 雄資 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 1'19.437 1.074 0.281 162.536
12 51 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E 1'19.651 1.288 0.214 162.100
13 12 塚越 広大 ThreeBond SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E 1'19.664 1.301 0.013 162.073
14 1 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'19.678 1.315 0.014 162.045
15 7 小高 一斗 KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD01F 1'19.841 1.478 0.163 161.714
16 15 大津 弘樹 TEAM MUGEN SF19 Red Bull MUGEN Team Goh Honda M-TEC HR-417E 1'20.229 1.866 0.388 160.932
17 14 大嶋 和也 NTT Communications ROOKIE SF19 NTT Communications ROOKIE TOYOTA TRD01F 1'21.017 2.654 0.788 159.367
18 4 中山 雄一 ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD01F 1'21.126 2.763 0.109 159.152
19 20 高星 明誠 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'21.273 2.910 0.147 158.865
上手いが速い!eモータースポーツ頂上決戦
インタープロトeシリーズ(IPeS)は、レースゲームやシミュレーターでの楽しみの一つであるマシンセッティングをあえて消し、純粋にドライビングテクニックを競い合います。
本物だろうがグランツーリスモであろうがiRacingであろうが、優れたハンドル・アクセル・ブレーキの操作で速さを証明します。
各カテゴリーのチャンピオンが集結し、言い訳の聞かないプライドをかけた戦いでもあります。
そんな意気込みのある勇敢な選手に敬意を表し、毎戦1位から3位と、全6戦のシリーズポイント1位から6位までに賞金を用意しています。
*エントリーリスト*
岩田晶(大学生シミュレーターレーサー)2019 IPeSシリーズ3位
岡田衛(グランツーリスモスポーツプレイヤー)2020 IPeSチャンピオン
木村偉織(FIA F4リアルレーサー)2020 IPeSシリーズ2位
KENT(バーチャルレーサー)VTuber・ミュゼナビゲーター
兒島弘訓(レースエンジニア) 2021 IPeSチャレンジクラス最上位
坪井翔(SF・GT500プロレーサー)2019インタープロトシリーズチャンピオン
冨林勇佑(GTS・リアルレーサー)2016 FIA GTC Manufacturer Cup Winner・2020スーパー耐久ST3チャンピオン
福住仁嶺(SF・GT500プロレーサー)2020インタープロトシリーズチャンピオン
宮園拓真(グランツーリスモスポーツプレイヤー)2020 FIA GTC Nations Cup & Manufacturer Series Champion
宮田莉朋(SF・GT500プロレーサー)2020 SFLチャンピオン・IPeSスペシャルマッチWinner
武藤壮汰(iRacingレーサー)iRacingレーティング日本人最上位・2020 Access Racing Simulator Cup チャンピオン
山下健太(SF・GT500プロレーサー)2019スーパーGT500チャンピオン
*予選*
開幕戦はオンラインにありがちな機材トラブル等で3名の選手が欠場となり9名でのアタックとなりました。
初顔合わせとなる面子でどのようなタイムを記録してくるか。また、スプリントレースではスタートポジションが重要となります。
15分間の予選では開始早々から、リアルインタープロトのコースレコードとなる43秒台が続出。
トップからコンマ8秒以内に全車入る大接戦を制したのは、元グランツーリスモ世界チャンピオンで去年よりリアルレースにもチャレンジし、いきなりスーパー耐久ST3クラスチャンピオンになった冨林選手。
2番手には0.02秒差でiRacing日本人トッププレイヤーの武藤選手。そして3番手には謎のVチューバーKENT選手が0.04差。
*決勝*
ポールポジションの冨林選手が、スタートから一度もその座を譲らずポールトゥウィン!
スタートから白熱バトルの模様は是非YouTube をご覧ください。冨林選手が勝利の秘密を明かしてしまっています!
VIDEO
*開催概要*
【レース数・期間】 全6戦(6月~11月)
【シミュレータソフト】 アセットコルサ日本語PC版
【マシンMOD】 IPS kuruma 202X
【コースMOD】 富士スピードウェイ2020
【予選】 15分間
【決勝レース】 ローリングスタート+9周
【賞金】 1位¥100,000-、2位¥50,000-、3位¥30,000-
【シリーズ賞金】
1位 ¥1,000,000-
2位 ¥500,000-
3位 ¥300,000-
4位 ¥200,000-
5位 ¥100,000-
6位 ¥50,000-
【主催】ドリームレーシングプロジェクト
【協賛】ミュゼプラチナム
【協力】インタープロトモータースポーツ
全6戦YouTubeプレミア配信予定です。
DREAM RACING PROJECT by XYZ
2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦決勝は5月23日(日)に筑波サーキットで開催され、66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)が連勝を飾った。
筑波としては3戦めにして今年初めて晴天の下でスーパーFJの決勝レースを迎えた。各チームは、パドックに並べられたマシンのコックピットに乗り込んだドライバーにパラソルを差しかけて日陰を作った下で最後の確認に余念がない。
12時20分に全車スリックタイヤでコースイン。ポールポジションの7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)を先頭にグリッドに整列するとフォーメーションラップが開始される。グリッドに戻った全車がクリーンスタートした。
スタートで本田の蹴り出しがやや弱く、2番手スタートの66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)が並走して第1コーナーに向けてアウトからかぶせにかかる。その後方ではペナルティで3番手スタートとなった52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)の初速が伸びず、4番手スタートの13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)が安田を出し抜くことに成功して3番手に浮上、本田の背後につけて第1コーナーに進入した。
この密集状態の中で接触があったか第1コーナーで本田がいきなりスピン。アウト側にいた野島はこれでトップに立ち、武者と安田が本田を回避する隙に6番手スタートの1号車・関根陽幹(オートルック☆10V)、7番手スタートの3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)がポジションアップに成功。秋山2位、3位関根、4位武者、5位安田の順で1周目を終えた。スピンした本田はすぐに再スタート、最下位から追走を開始する。
トップに立った野島は1周目から2位以下に差つけるとさらに加速、秋山をじわじわと引き離して3周目には2.816秒までギャップを築く。一方秋山の背後は0.36秒の差で関根、更に0.35秒の差で武者、と3台がテール・ツー・ノーズ状態で走っている。
5周目になると野島と秋山のギャップは3.67秒まで開き、関根は相変わらず0.36秒差で秋山の背後に張り付き、その0.42秒後ろの武者には安田が0.28秒差と迫って来た。武者と安田は6周目に攻防をくりひろげて安田が4位の座を奪い取る。武者はここからペースが上がらなくなり、7周目に73号車・下村剛司(SウィンズKENS2 ED)に、8周目にチームメイトの10号車・板野貴穀(ZAPムトウ・サービス10V)にそれぞれかわされて7位までポジションを落としてしまう。
1周目にスピンで最下位まで落ちた本田はファステストラップを出しながら9位まで順位を戻し、8位の91号車・澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)の後方につける。
折り返しの9周目を終えて野島と秋山のギャップは5.56秒まで拡大、関根は0.33秒差で追う秋山を攻めあぐねているように見え、その間に武者を仕留めた安田が差を詰めており、10周目には1分00秒247というこの日のファステストラップを叩き出して関根を0.27秒差と攻め立てる。2位グループの秋山~関根~安田の3台は4周にわたってテール・ツー・ノーズで走り、その間に野島は7秒以上前を行く独走状態となる。
2位争いをかき回したのは安田で15周目に3位関根の攻略に成功、この攻防の隙に0.62秒先行した秋山の追い上げを開始、16周目0.49秒差、17周目0.27秒差と終盤の2位争いを緊迫したものにして18周目、ファイナルラップに突入。各コーナーで秋山にゆさぶりをかけてチャンスを伺うとバックストレートで並びかけて最終コーナー出口でオーバーテイクに成功。秋山もメインストレートで追いすがったが0.18秒の差でフィニッシュラインを越えた。
野島は2位に8.89秒の大差をつけ優勝、大きく上げた手でVの字を作って連勝をアピールしながらチェッカードフラッグを受けた。終盤戦を盛り上げた安田はこれで3戦連続の2位。1周目から2位の座を守り続けてきた秋山だがファイナルラップの最終コーナーで陥落、3位となり、結果として第2戦と同じ顔ぶれが表彰台に上がった。1周目から最後までテール・ツー・ノーズ状態で秋山を追い続けた関根は0.13秒差で表彰台を逃した。
マスターズクラスは総合3位の秋山に続き、総合10位の46号車・本間隆史(MAT Racing 10VED)、総合11位の71号車・林寛樹(MURVゼンカイレーシングED)という順になった。
■決勝後のコメント
優勝 66号車・野島遼葵(Deep-R・10V・ED)
「(スタート直後の第1コーナーでは何があった?)(本田選手と)並んで入ったが、たぶんインに巻き込んでしまったのだと思う。それに後続も引っかかったが、あれで差がついて自分が描いていた通りの展開に持ち込めた。マシンの調子は予選よりもよかったが、まだ煮詰める余地がある。連勝できて嬉しい」
2位 52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)
「(最後の秋山選手との攻防は?)ちょっとギリギリだったが、秋山選手が(こちらを)見てラインを残してくれていたので、何とか入ることができた。(フィニッシュ後1コーナーでクラッシュした事について)元々ブレーキが怪しかったのだが、ブレーキが効かないところでシフトロックもしてしまいコーナーを(まっすぐ)行ってしまった。レース後でよかった。レース中だったら秋山選手とのバトルどころではなかった。(スタート直後に順位が下がったのは?)本田選手のスピンをインから避けるかアウトからか悩んでアウトに行った。どちらが正解かは分らないがそれで順位を落としたが、追い上げられたのでよかった。そうは言っても勝てなかったのは残念で、予選でのペナルティも反省して、次戦ことはポール・ツー・ウィンを飾りたい」
3位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)マスターズクラス1位
「(3位に落ちたのは)最終ラップの最終コーナー入口でやられた。バックストレートで完全に追いつかれてしまっていたので、もうブロックはしなかった。スタートはまず2台くらい抜いて、その後本田選手が回ったところでうまく前に出られた」
7位 13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)
「(ポジションダウンの原因は?)マシンではなくドライバーである自分自身の問題。レースウィークを通じてどうしたら自分が速くなるか明確にすることができなくて、そこが問題だった。ちゃんと速い走り方を見つけないといけない」
8位 7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)
「(スタート直後のスピンは?)スタート自体は普通で、外側に並ばれてイン側にラインを取った。そのままでは接触しそうで、さらにイン側に逃げようとしたら、縁石か何かに当たったのか、回ってしまった。もっと強気に出る事もできたが、それで当たったら元も子もないので回避した。(その後いいペースで走れていたが?)ラップタイム的にはトップとそん色なかったし、予選もフロントロウが狙えることが分かってきたので、次は普通にポールポジションを取って、リラックスした状態で決勝を迎えたい」
2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦は8月1日(日)に開催される。連勝でポイントを大きく伸ばした野島を誰が止めるか注目される。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦予選が5月23日(日)に筑波サーキットで開催され、ここまで連続ポールポジションを獲得している52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)がトップタイムをマークしたが、ペナルティでグリッド降格。代わって2番手だった7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)が自身初のポールポジションを獲得した。
風が強く5月とは思えない寒さだった練習日とは打って変わって薄曇りながら暖かな予選の朝を迎え、第1戦/第2戦からの継続エントリーが12台あったスーパーFJは1台が出走取消。11台で予選を戦った。
午前8時40分から20分間の予選が開始。コースは一部に湿った箇所があるがほぼドライコンデイション、前回優勝でポイントランキング首位の66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)を先頭に全車がスリックタイヤでコースイン。
まずは残り17分時点で野島が1分00秒652でトップに立ち、安田が0.123秒の差で2番手につける。安田は次の周回で59秒981と59秒台にタイムを入れてトップに立つと、59秒896→59秒779とタイムを削りその座をキープ。野島も59秒995と1分を切るが安田を上回れず、残り13分のタイミングで本田が59秒962をマークして2番手に浮上する。
勢いに乗る本田は次の周回で59秒718と安田を上回るタイムを出しトップを奪うが、安田はすかざず59秒573を出してこれを逆転、本田も59秒623を出すが0.05秒及ばない。そして第1戦でデビュー戦ながら予選でトップタイムを出した13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)59秒786で3番手に躍り出て野島は4番手へドロップ。
残り10分となった時点で安田は59秒490とさらにタイムを刻み本田に差をつけ、野島も59秒758と武者を逆転、3番手に戻す。4番手武者の後ろには1号車・関根陽幹(オートルック☆10V)、マスターズクラストップの3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)が続いている。
安田は59秒467までタイムを縮めてトップの座を確実なものにし、本田は残り2分のタイミングで59秒524と0.057秒差まで詰めたが及ばず2番手。野島、武者の順位も入れ替わらない中で、終盤順位を上げたのは73号車・下村剛司(SウィンズKENS2 ED)。59秒814で5番手となり、関根、秋山は6番手、7番手に下がった。マスターズクラスで秋山に続く2番手は、71号車・林寛樹(MURBゼンカイレーシングED)で全体10番手だった。
これで安田の3戦連続ポールポジションが決まったかに思われたが、走路外走行が2か所あり、2グリッドの降格が裁定され3番手へダウン。本田が繰り上がりでポールポジションを獲得、野島2番手でフロントロウが確定した。
■予選後のコメント(予選終了直後のもの)
ポールポジション 7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)59秒524 トップと0.057秒差
「(予選終了直後)トップ行けるかと思ったのだが、最後のアタックで回ってしまっていたクルマがいて、そこでタイムロスしてしまった。いい感じで走れていたのでそこが悔しい。それでもトップとコンマ1くらいの差で、毎ラップその差を保持できていたので、レースになればいい感じに戦えるのではないかと思う。スタートで抜かしたい。(52号車がコントロールタワーに呼出されているので順位が入れ替わるかも)もしポールポジションからのスタートであれば、普通にスタートを切って1コーナーに入っていければ抜かれる事はないと思うので、無理はしないが頑張りたい」
2位 66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)59秒758 トップと0.291秒差
「(予選終了直後)3番手は悔しい。マシンの感触は問題ないが1コーナーと第1ヘアピンでミスが多く、第1セクターが全くまとまらなかった。昨日の練習走行ではずっとユーズドタイヤで走っていて、新品タイヤでタイムを出しに行くタイミングが掴めずに終わってしまった感じ。決勝はスタートで前に出て押さえて行くしかいない」
3位 52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)59秒248
「(降格確定後)2グリッドの降格、3番手スタートになった。(こういうペナルティは)初めてだが攻めて走ったが故ではある。今後気を付けて次戦以降はないようにしたい。決勝は3番手でアウト側からのスタートにはいいイメージがあるので、気持ちを切り替えて頑張る」
4位 13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)59秒788 トップと0.321秒差
「(予選後ずいぶん話し込んでいたが?)このタイムはすごく不満。レースウィークに入ってからタイムが上がらなくて59秒にすら入っていなかった。今日はやっと59秒台が出せたがトップとはコンマ3秒も離れている。この後監督とデータロガーなどでどこか悪いか調べて、決勝までに修正していきたい。マシンというより自分自身の問題で、路面コンディションに合わせたドライビングができていないので、そこを改善しなければ」
決勝は12時30分スタート予定。予選後の各車のタイヤを観察して回っていたヨコハマタイヤの方の話では、トップタイムの安田のタイヤは非常にきれいに使われおり熱入れも早そうだが本田の方は熱入れに時間がかかった印象、また野島のタイヤは温度にバラつきがある様だとの事。
気温、路面温度ともに上昇が予想される決勝ではこの差がどこかに出るかも注目だ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第3戦「NAPAC富士SUPER TEC24時間レース」が22~23日に静岡県の富士スピードウェイで行われ、24時間を走りきった81号車・DAISHIN GT3 GT-Rが総合優勝を飾った。
24時間レースは22日の午後3時、51チームが参加してフォーメーションラップが始まった。昨日の予選が中止になった荒天から天候も回復。予選が行われなかったためポイントランキング順でスタートが切られた。
7チームが参加したST-Xクラスはサバイバルレースとなった。22日午後5時過ぎには777号車・D'station Vantage GT3がクラッシュ。序盤からトップを快走していたのは290号車・Floral UEMATSU FG 720S GT3だったが日付が変わった23日午前1時過ぎ電気系トラブルでストップ。31号車・LEXUS RCF GT3は夜明け前にマシンから出火。早朝には999号車・CARGUY NSX-GT3がタイヤが外れストップと各チームにトラブルが襲う。
この中で生き残ったのは81号車・DAISHIN GT3 GT-R。290号車のトラブルでトップに立つと残りの半日以上を大きなトラブルも無く快走。今年の24時間レースを制した。
10チームが参加したST-Zクラスは序盤から20号車・SS/YZ Studie BMWがリード。日付が変わる前に3号車・ENDLESS AMG GT4がトップに立つと、そのまま優勝。総合でも3位に入った。
水素エンジン車の参戦で注目を浴びたST-Qクラスだが、そのMORIZOことトヨタ自動車社長・豊田章男氏がドライブしたのが32号車・ORC ROOKIE Corolla H2 concept。水素での走行可能な1スティントが短く、35回ものピットストップを行い358周をまわり見事完走、レース初参戦の水素エンジン車に新たな歴史を刻んだ。なお、トップでゴールしたのは28号車・ORC ROOKIE Racing GR SUPRAだったが、このクラスは賞典外で順位認定はされない。
2チームが参加したST-TCRクラスは序盤から75号車・おとぎの国CIVIC TCRが独走していたが、折り返し前にトラブルで後退。97号車・Racer Hondaカーズ桶川CIVICが優勝した。
3チームが参加したST-1クラスは序盤からトップを快走していた2号車・シンティアムアップルKTMが逃げ切りそのまま優勝。総合でも2位に入った。
7チームが参加したST-2クラスは、225号車・KTMS GR YARIS、59号車・DAMD MOTUL ED WRX STIがトップに顔を出すが、最終的には23日正午前にトップに立った7号車・新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10が優勝した。
6チームが参加したST-3クラスは序盤トップに立っていた52号車・埼玉トヨペットGBクラウンRSが日付が変わる前にトラブルで後退、代わってトップに立った62号車・HELM MOTORSPORTS RC350がそのまま逃げ切り優勝した。
3チームが参加したST-4クラスは23日午前中まで884号車・林テレンプSHADE RACING 86がトップを快走していたが、逆転した18号車・Weds Sport 86が優勝した。
12チームの最大勢力となったST-5クラスは、66号車・odula TONE MOTULロードスターと456号車・odula Start5 Roadsterのチームメート同士の一騎打ちとなった。最終的には24時間を走って0秒210の僅差で逃げ切った456号車が優勝した。
第4戦は8月1日に大分県のオートポリスに舞台を移し5時間レースとして開催される。
Text: Yosinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 66 野島 遼葵 Deep-R・10V・ED TOKYO R&D RD10V 18 18'12.991 - -
2 52 安田 航 Fガレージ&SウインズSII MYST KK-S2 18 18'21.872 8.881 8.881
3 3 M 1 秋山 健也 スーパーウインズKKS・ED MYST KK-S 18 18'22.051 9.060 0.179
4 1 関根 陽幹 オートルック☆10V TOKYO R&D RD10V 18 18'22.179 9.188 0.128
5 73 下村 剛司 SウィンズKENS2 ED MYST KK-S2 18 18'24.606 11.615 2.427
6 10 板野 貴毅 ZAPムトウ・サービス10V TOKYO R&D RD10V 18 18'24.949 11.958 0.343
7 13 武者 利仁 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 18 18'28.999 16.008 4.050
8 7 本田 千啓 オートルック☆モダン☆10V TOKYO R&D RD10V 18 18'29.314 16.323 0.315
9 91 澤井 良太朗 ELEVレーシングドリームED TOKYO R&D RD10V 18 18'38.375 25.384 9.061
10 46 M 2 本間 隆史 MAT Racing 10V ED TOKYO R&D RD10V 18 18'46.688 33.697 8.313
11 71 M 3 林 寛樹 MURBゼンカイレーシングED MYST KK-S2 18 19'07.523 54.532 20.835
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo.52 安田 航(Fガレージ&SウインズSII) 1'00.247 (10/18) 122.197km/h
SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2021/05/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 *52 安田 航 Fガレージ&SウインズSII MYST KK-S2 0'59.467 - - 123.800
2 7 本田 千啓 オートルック☆モダン☆10V TOKYO R&D RD10V 0'59.524 0.057 0.057 123.681
3 66 野島 遼葵 Deep-R・10V・ED TOKYO R&D RD10V 0'59.758 0.291 0.234 123.197
4 13 武者 利仁 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 0'59.788 0.321 0.030 123.135
5 73 下村 剛司 SウィンズKENS2 ED MYST KK-S2 0'59.814 0.347 0.026 123.082
6 1 関根 陽幹 オートルック☆10V TOKYO R&D RD10V 0'59.868 0.401 0.054 122.971
7 3 M 1 秋山 健也 スーパーウインズKKS・ED MYST KK-S 1'00.035 0.568 0.167 122.628
8 10 板野 貴毅 ZAPムトウ・サービス10V TOKYO R&D RD10V 1'00.045 0.578 0.010 122.608
9 91 澤井 良太朗 ELEVレーシングドリームED TOKYO R&D RD10V 1'00.265 0.798 0.220 122.160
10 71 M 2 林 寛樹 MURBゼンカイレーシングED MYST KK-S2 1'00.862 1.395 0.597 120.962
11 46 M 3 本間 隆史 MAT Racing 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'00.968 1.501 0.106 120.752
---- 以上基準タイム(130% - 1'17.457)予選通過 ----
- 11 Rocky オートルックRocky TOKYO R&D RD10V absence - - -
CarNo.52は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.違反(走路外走行2回)により、2グリッド降格とする。
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 81 ST-X 1 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 763 24:01'19.018 - -
2 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 728 24:02'48.000 35Laps 35Laps
3 3 ST-Z 1 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 724 24:02'50.979 39Laps 4Laps
4 20 ST-Z 2 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 723 24:01'33.987 40Laps 1Lap
5 777 ST-X 2 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 721 24:01'54.500 42Laps 2Laps
6 500 ST-Z 3 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 720 24:01'40.427 43Laps 1Lap
7 885 ST-Z 4 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 717 24:02'14.844 46Laps 3Laps
8 108 ST-Z 5 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 709 24:02'44.694 54Laps 8Laps
9 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 705 24:01'57.583 58Laps 4Laps
10 290 ST-X 3 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 698 24:01'21.751 65Laps 7Laps
11 62 ST-3 1 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 695 24:02'06.528 68Laps 3Laps
12 8 ST-1 3 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 695 24:02'47.106 68Laps 40.578
13 999 ST-X 4 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 693 24:01'41.004 70Laps 2Laps
14 41 ST-3 2 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 687 24:02'40.919 76Laps 6Laps
15 15 ST-3 3 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 685 24:02'10.441 78Laps 2Laps
16 244 ST-3 4 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 680 24:02'10.408 83Laps 5Laps
17 7 ST-2 1 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 673 24:02'55.643 90Laps 7Laps
18 39 ST-3 5 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 670 24:02'40.973 93Laps 3Laps
19 33 ST-X 5 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 667 24:01'55.964 96Laps 3Laps
20 24 ST-2 2 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 663 24:01'56.133 100Laps 4Laps
21 18 ST-4 1 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 646 24:02'19.485 117Laps 17Laps
22 59 ST-2 3 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 645 24:01'31.084 118Laps 1Lap
23 97 ST-TCR 1 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 635 24:02'16.110 128Laps 10Laps
24 884 ST-4 2 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 631 24:01'24.807 132Laps 4Laps
25 456 ST-5 1 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 631 24:01'43.996 132Laps 19.189
26 66 ST-5 2 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 631 24:01'44.206 132Laps 0.210
27 88 ST-5 3 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 629 24:02'40.366 134Laps 2Laps
28 22 ST-Z 6 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 627 24:02'11.805 136Laps 2Laps
29 6 ST-2 4 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 626 24:02'55.739 137Laps 1Lap
30 17 ST-5 4 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 625 24:02'43.540 138Laps 1Lap
31 4 ST-5 5 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 625 24:03'16.047 138Laps 32.507
32 75 ST-TCR 2 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 622 24:02'17.384 141Laps 3Laps
33 37 ST-5 6 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 617 24:02'26.374 146Laps 5Laps
34 72 ST-5 7 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 613 24:01'35.325 150Laps 4Laps
35 103 ST-5 8 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 609 24:03'20.259 154Laps 4Laps
36 310 ST-4 3 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 608 24:03'17.979 155Laps 1Lap
37 30 ST-Z 7 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 601 24:02'55.230 162Laps 7Laps
38 56 ST-2 5 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 596 24:02'17.916 167Laps 5Laps
39 67 ST-5 9 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 577 24:02'13.302 186Laps 19Laps
40 505 ST-Z 8 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 566 24:02'05.126 197Laps 11Laps
41 52 ST-3 6 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 512 24:02'03.261 251Laps 54Laps
42 47 ST-Z 9 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 506 24:01'54.547 257Laps 6Laps
43 50 ST-5 10 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 496 24:02'29.580 267Laps 10Laps
44 222 ST-5 11 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 491 24:02'54.489 272Laps 5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 28 ST-Q - ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 650 24:01'53.171 113Laps -159Laps
- 225 ST-2 - KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 503 17:42'07.351 260Laps 147Laps
- 9 ST-X - MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 473 24:02'20.495 290Laps 30Laps
- 78 ST-5 - LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 427 18:52'33.126 336Laps 46Laps
- 32 ST-Q - ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 358 24:01'53.028 405Laps 69Laps
- 31 ST-X - LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 333 13:41'55.944 430Laps 25Laps
- 743 ST-2 - Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 289 24:01'53.304 474Laps 44Laps
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 81 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 763 24:01'19.018 - -
2 777 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 721 24:01'54.500 42Laps 42Laps
3 290 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 698 24:01'21.751 65Laps 23Laps
4 999 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 693 24:01'41.004 70Laps 5Laps
5 33 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 667 24:01'55.964 96Laps 26Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 9 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 473 24:02'20.495 290Laps 194Laps
- 31 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 333 13:41'55.944 430Laps 140Laps
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 3 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 724 24:02'50.979 - -
2 20 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 723 24:01'33.987 1Lap 1Lap
3 500 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 720 24:01'40.427 4Laps 3Laps
4 885 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 717 24:02'14.844 7Laps 3Laps
5 108 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 709 24:02'44.694 15Laps 8Laps
6 22 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 627 24:02'11.805 97Laps 82Laps
7 30 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 601 24:02'55.230 123Laps 26Laps
8 505 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 566 24:02'05.126 158Laps 35Laps
9 47 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 506 24:01'54.547 218Laps 60Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 97 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 635 24:02'16.110 - -
2 75 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 622 24:02'17.384 13Laps 13Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
- 28 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 650 24:01'53.171 - -
- 32 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 358 24:01'53.028 292Laps 292Laps
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 2 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 728 24:02'48.000 - -
2 38 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 705 24:01'57.583 23Laps 23Laps
3 8 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 695 24:02'47.106 33Laps 10Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 7 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 673 24:02'55.643 - -
2 24 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 663 24:01'56.133 10Laps 10Laps
3 59 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 645 24:01'31.084 28Laps 18Laps
4 6 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 626 24:02'55.739 47Laps 19Laps
5 56 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 596 24:02'17.916 77Laps 30Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 225 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 503 17:42'07.351 170Laps 93Laps
- 743 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 289 24:01'53.304 384Laps 214Laps
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 62 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 695 24:02'06.528 - -
2 41 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 687 24:02'40.919 8Laps 8Laps
3 15 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 685 24:02'10.441 10Laps 2Laps
4 244 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 680 24:02'10.408 15Laps 5Laps
5 39 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 670 24:02'40.973 25Laps 10Laps
6 52 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 512 24:02'03.261 183Laps 158Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 18 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 646 24:02'19.485 - -
2 884 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 631 24:01'24.807 15Laps 15Laps
3 310 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 608 24:03'17.979 38Laps 23Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 456 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 631 24:01'43.996 - -
2 66 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 631 24:01'44.206 0.210 0.210
3 88 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 629 24:02'40.366 2Laps 2Laps
4 17 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 625 24:02'43.540 6Laps 4Laps
5 4 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 625 24:03'16.047 6Laps 32.507
6 37 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 617 24:02'26.374 14Laps 8Laps
7 72 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 613 24:01'35.325 18Laps 4Laps
8 103 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 609 24:03'20.259 22Laps 4Laps
9 67 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 577 24:02'13.302 54Laps 32Laps
10 50 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 496 24:02'29.580 135Laps 81Laps
11 222 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 491 24:02'54.489 140Laps 5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 78 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 427 18:52'33.126 204Laps 64Laps
Fastest Lap: CarNo.81 DAISHIN GT3 GT-R(GTNET MOTOR SPORTS) 1'40.357 (454/763) 163.684km/h
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第2戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第2戦で決勝を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が12周を回って優勝した。
決勝は午後2時15分より12周。空は薄雲があるものの初夏を思わせる陽気の中、フォーメーションラップが始まった。予選6位の髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)はヘアピンでスピンし、隊列に復帰したものの最後尾に付かず、自身のグリッドに戻ったため後にペナルティーが科されることとなる。
スタートではポールポジションの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)と同2位の佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)はポジションを守り1コーナーを通過。予選3位の居附明利(イーグルスポーツKKS-2)は動き出しが鈍く6位まで後退する。3位には同4位の上野大哲(SACCESS RACING ES)、4位には同7位から森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)がジャンプアップ。5位には予選順位のまま冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)が、6位に居附が続く。
トップに立った岡本は2周目には2位以下を2秒離し早くも逃げ切り体制に入る。3周目には森山が130Rで上野をパスして3位に、居附も4位に上がってきた。
勢いに乗る4位居附は、ヘアピンで森山をインからパスし3位に上がるが、森山も引かず、続く200Rでこの2人は接触。森山はコースアウトしここでレースは終了。居附はスピンするもののレースに5位で復帰した。これで3位に富田上がり、上野が4位に続く。
6周目に岡本が2位佐藤を4秒1離したところで、スプーンでコース上に停止したマシンがあったためセーフティーカー(SC)が導入される。
この時点でトップは岡本、2位に佐藤、3位に富田、4位に上野、5位に居附、6位にはベテランの太田浩(ミスト・セキグチ・制動屋)が上がってきた。
SCは9周を回ってピットイン。レースは10周目から残り3周で再開される。
リスタートではトップ岡本に2位の佐藤が襲いかかりテールトゥノーズの争いに。11周目には佐藤が岡本のスリップから抜け出し、1コーナーでインからパスしトップに立つ。また、4位の上野が富田をインから捉え3位に浮上。
最終ラップ。2位に落ちた岡本もあきらめない。130Rで佐藤のテールに張り付くと、シケイン侵入でアウトからパスすると見せかけインにマシンを振り、フルブレーキング。佐藤に並びかけついにシケインでトップを奪い返した。
優勝は岡本で第1戦に続きポールトゥウィン。初優勝を逃した佐藤は惜しくも2位、3位には上野が入った。
4位には富田が、5位には居附が入ったが、接触で40秒の加算のペナルティーを科され18位に後退。5位には予選8位から小松響(Rn-sports・OKABE・KKSII)が、6位には予選15位から三島優輝(Rn-Sports制動屋KKSII)が入った。
第3,4戦はここ鈴鹿サーキットフルコースで6月19、20日に開催される。第4戦は第3戦のリバースグリッドとなる予定だ。
優勝 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
「いままで10周のレースでしたが12周だと燃料がもつかどうか心配だったので、そこをケアするのとタイヤも連続走行したことなく路温も上がって難しいコンディションでした。SC前はプッシュしてたのでタイヤを使ったのかと心配でした。SC後は逃げ切ろうという感じではなくてスリップに入られたら厳しいと思っていました。最後のシケインは経験の差かなと思います」
2位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)
「序盤は岡本選手のウォームアップが良かったのか離されてしまいました。タイヤもたれて厳しかったですがSCのおかげで差が縮まって、ウォームアップも良くて抜くことができました。最終ラップのシケインは周回を間違えていてもう1周あると思っていて、強引にブロックしませんでした。軽く押さえた程度だったので抜かれてしまいました」
3位 上野大哲(SACCESS RACING ES)
「今回12周に増えたので前半は押さえてタイヤを大事にしてたんですが、たれてくるのが早くてSCが入るまでは5位まで落ちてしまいました。SC後はクリーンなバトルができて接触もなく一度1コーナーで抜かれましたが、1セクターで押さえて逃げ切ることができました。予選より下がらなくてよかったです」
初レースを18位で終えた居附明利(イーグルスポーツKKS-2)
「スタート大失敗して6位まで落ちてしまいました。16秒台は岡本選手と佐藤選手とぼくだけでトップ集団に付いていけるペースでした。ヘアピンで3位に上がりアウトから寄せていったら森山選手が引かなかったので当たってしまい、スピンしてしまいました。再スタートはできましたが、フロントウイングが曲がり、アライメントも狂ってしまい、SC後は勝負になりませんでした。予選が3位だったので悔しいです。決勝で力を出せなかったので60点ですね。残りのレースも日本一決定戦まで全部出ます」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第2戦 -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 8 岡本 大地 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 12 30'34.143 - -
2 56 佐藤 巧望 MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 12 30'34.223 0.080 0.080
3 38 上野 大哲 SACCESS RACING ES MYST KK-S2 12 30'36.476 2.333 2.253
4 68 冨田 自然 MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 12 30'37.028 2.885 0.552
5 15 小松 響 Rn-sports・OKABE・KKSII MYST KK-S2 12 30'41.883 7.740 4.855
6 11 三島 優輝 Rn-Sports制動屋KKSII MYST KK-S2 12 30'42.265 8.122 0.382
7 21 太田 浩 ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 12 30'42.762 8.619 0.497
8 55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII TOKYO R&D RD10V 12 30'43.722 9.579 0.960
9 50 新原 光太郎 RD10V/Ride on Dream TOKYO R&D RD10V 12 30'44.587 10.444 0.865
10 33 伊藤 慎之典 テイクファースト&チャリ走! 10V TOKYO R&D RD10V 12 30'47.042 12.899 2.455
11 51 岸本 尚将 Tamayura Athle ABBEY KKSII MYST KK-S2 12 30'49.177 15.034 2.135
12 24 碓井 剛 C.O.B-KART MYST KK-S2 12 30'51.791 17.648 2.614
13 70 南部 和哉 Leprix Sport KK-SII MYST KK-S2 12 30'52.947 18.804 1.156
14 0 夕田 大助 LAPS MYST KK-S2 12 30'54.299 20.156 1.352
15 9 上吹越 哲也 FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 12 30'54.424 20.281 0.125
16 59 松田 大輝 K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 12 30'57.357 23.214 2.933
17 54 山田 健 nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V 12 31'11.580 37.437 14.223
18 *39 居附 明利 イーグルスポーツKKS-2 MYST KK-S2 12 31'19.154 45.011 7.574
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
- 86 木村 龍祐 せいどうやCF亜衣KK-S2 MYST KK-S2 5 11'44.782 7Laps 7Laps
- 87 森山 冬星 DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 4 9'12.918 8Laps 1Lap
- *61 高木 悠帆 MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 4 9'29.327 8Laps 16.409
- *5 髙口 大将 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 0 失格 - -
Fastest Lap: CarNo.8 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ) 2'16.378 (4/12) 153.289km/h
CarNo.39は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第56条1)①②(妨害行為)により、競技結果に40秒を加算した。
CarNo.61は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条5)(スタート手順)違反によりドライビングスルーペナルティーを科したがリタイアのため未消化。
CarNo.5は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第73条3)(罰則の不履行)により失格とし、同規則第73条6)(黒旗無視)のため次戦を5グリッド降格とする。
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) After 18 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 81 ST-X 1 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 572 18:01'55.522 - -
2 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 543 18:01'58.152 29Laps 29Laps
3 3 ST-Z 1 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 541 18:01'53.479 31Laps 2Laps
4 20 ST-Z 2 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 537 18:01'59.248 35Laps 4Laps
5 500 ST-Z 3 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 536 18:01'40.319 36Laps 1Lap
6 999 ST-X 2 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 534 18:01'13.700 38Laps 2Laps
7 885 ST-Z 4 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 534 18:01'24.381 38Laps 10.681
8 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 530 18:01'39.721 42Laps 4Laps
9 777 ST-X 3 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 529 18:01'29.668 43Laps 1Lap
10 108 ST-Z 5 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 528 18:01'23.212 44Laps 1Lap
11 47 ST-Z 6 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 527 17:54'15.707 45Laps 1Lap
12 62 ST-3 1 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 518 18:01'50.282 54Laps 9Laps
13 8 ST-1 3 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 517 18:01'31.276 55Laps 1Lap
14 41 ST-3 2 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 513 18:01'37.747 59Laps 4Laps
15 15 ST-3 3 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 510 18:01'49.853 62Laps 3Laps
16 244 ST-3 4 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 504 18:01'51.316 68Laps 6Laps
17 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 503 17:42'07.351 69Laps 1Lap
18 7 ST-2 2 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 503 18:01'56.795 69Laps 19'49.444
19 290 ST-X 4 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 502 18:01'54.717 70Laps 1Lap
20 33 ST-X 5 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 501 18:01'27.331 71Laps 1Lap
21 6 ST-2 3 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 497 18:01'43.779 75Laps 4Laps
22 39 ST-3 5 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 494 18:01'54.848 78Laps 3Laps
23 24 ST-2 4 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 494 18:01'59.320 78Laps 4.472
24 97 ST-TCR 1 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 492 18:01'29.975 80Laps 2Laps
25 884 ST-4 1 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 486 18:01'31.781 86Laps 6Laps
26 18 ST-4 2 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 486 18:02'03.981 86Laps 32.200
27 59 ST-2 5 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 474 18:01'36.774 98Laps 12Laps
28 66 ST-5 1 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 471 18:02'10.269 101Laps 3Laps
29 456 ST-5 2 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 470 18:01'59.654 102Laps 1Lap
30 88 ST-5 3 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 468 18:01'53.262 104Laps 2Laps
31 28 ST-Q 1 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 468 18:01'59.220 104Laps 5.958
32 17 ST-5 4 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 466 18:01'50.390 106Laps 2Laps
33 37 ST-5 5 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 465 18:01'42.460 107Laps 1Lap
34 4 ST-5 6 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 464 18:01'37.661 108Laps 1Lap
35 72 ST-5 7 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 454 18:01'42.999 118Laps 10Laps
36 67 ST-5 8 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 453 18:02'03.908 119Laps 1Lap
37 103 ST-5 9 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 448 18:01'37.190 124Laps 5Laps
38 22 ST-Z 7 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 446 18:01'36.643 126Laps 2Laps
39 56 ST-2 6 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 446 18:01'45.875 126Laps 9.232
40 30 ST-Z 8 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 445 16:03'31.998 127Laps 1Lap
41 75 ST-TCR 2 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 442 18:01'47.774 130Laps 3Laps
42 222 ST-5 10 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 437 18:00'00.436 135Laps 5Laps
43 310 ST-4 3 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 437 18:01'52.061 135Laps 1'51.625
44 52 ST-3 6 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 427 18:01'57.637 145Laps 10Laps
45 505 ST-Z 9 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 421 18:01'41.794 151Laps 6Laps
46 78 ST-5 11 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 406 18:02'03.747 166Laps 15Laps
47 50 ST-5 12 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 341 18:01'51.504 231Laps 65Laps
48 31 ST-X 6 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 333 13:41'55.945 239Laps 8Laps
49 9 ST-X 7 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 333 18:01'48.565 239Laps 4:19'52.620
50 32 ST-Q 2 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 238 18:00'03.022 334Laps 95Laps
51 743 ST-2 7 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 181 16:38'03.329 391Laps 57Laps
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) After 12 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 81 ST-X 1 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 387 12:00'11.019 - -
2 999 ST-X 2 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 383 12:00'14.388 4Laps 4Laps
3 33 ST-X 3 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 376 12:00'16.866 11Laps 7Laps
4 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 369 12:01'27.591 18Laps 7Laps
5 3 ST-Z 1 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 366 12:01'23.606 21Laps 3Laps
6 290 ST-X 4 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 365 11:26'53.081 22Laps 1Lap
7 20 ST-Z 2 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 365 12:00'33.274 22Laps 33'40.193
8 47 ST-Z 3 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 365 12:01'06.752 22Laps 33.478
9 500 ST-Z 4 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 363 12:00'44.574 24Laps 2Laps
10 885 ST-Z 5 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 361 12:00'49.804 26Laps 2Laps
11 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 360 12:00'28.035 27Laps 1Lap
12 108 ST-Z 6 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 359 12:01'30.877 28Laps 1Lap
13 8 ST-1 3 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 350 12:00'12.776 37Laps 9Laps
14 62 ST-3 1 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 347 12:00'21.404 40Laps 3Laps
15 30 ST-Z 7 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 346 12:00'37.046 41Laps 1Lap
16 41 ST-3 2 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 346 12:01'11.839 41Laps 34.793
17 15 ST-3 3 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 346 12:01'12.170 41Laps 0.331
18 777 ST-X 5 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 346 12:01'27.335 41Laps 15.165
19 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 340 12:01'21.525 47Laps 6Laps
20 7 ST-2 2 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 339 12:00'33.947 48Laps 1Lap
21 59 ST-2 3 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 339 12:01'21.062 48Laps 47.115
22 244 ST-3 4 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 335 12:00'23.046 52Laps 4Laps
23 6 ST-2 4 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 333 12:00'40.631 54Laps 2Laps
24 24 ST-2 5 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 333 12:01'23.565 54Laps 42.934
25 75 ST-TCR 1 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 330 11:20'48.581 57Laps 3Laps
26 884 ST-4 1 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 329 12:01'02.226 58Laps 1Lap
27 39 ST-3 5 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 327 12:00'39.488 60Laps 2Laps
28 18 ST-4 2 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 325 12:01'30.226 62Laps 2Laps
29 97 ST-TCR 2 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 322 12:01'08.252 65Laps 3Laps
30 66 ST-5 1 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 318 12:00'19.997 69Laps 4Laps
31 456 ST-5 2 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 317 11:59'34.261 70Laps 1Lap
32 88 ST-5 3 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 315 12:00'08.032 72Laps 2Laps
33 37 ST-5 4 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 313 12:00'38.067 74Laps 2Laps
34 4 ST-5 5 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 311 12:00'20.706 76Laps 2Laps
35 17 ST-5 6 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 311 12:00'34.709 76Laps 14.003
36 28 ST-Q 1 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 311 12:00'43.284 76Laps 8.575
37 103 ST-5 7 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 307 12:00'21.463 80Laps 4Laps
38 72 ST-5 8 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 300 12:00'19.707 87Laps 7Laps
39 67 ST-5 9 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 300 12:01'05.001 87Laps 45.294
40 505 ST-Z 8 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 295 12:00'41.414 92Laps 5Laps
41 56 ST-2 6 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 290 12:01'42.407 97Laps 5Laps
42 222 ST-5 10 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 287 12:01'53.436 100Laps 3Laps
43 310 ST-4 3 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 286 12:00'29.665 101Laps 1Lap
44 31 ST-X 6 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 277 12:00'26.070 110Laps 9Laps
45 22 ST-Z 9 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 273 12:01'05.614 114Laps 4Laps
46 50 ST-5 11 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 263 12:00'05.606 124Laps 10Laps
47 78 ST-5 12 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 261 12:01'17.634 126Laps 2Laps
48 52 ST-3 6 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 256 12:01'35.993 131Laps 5Laps
49 9 ST-X 7 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 247 7:30'26.409 140Laps 9Laps
50 32 ST-Q 2 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 128 8:19'07.038 259Laps 119Laps
51 743 ST-2 7 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 69 12:01'35.288 318Laps 59Laps
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) After 6 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Lap Time Behind Gap
1 290 ST-X 1 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 199 6:00'06.566 - -
2 999 ST-X 2 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 198 6:01'27.182 1Lap 1Lap
3 9 ST-X 3 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 198 6:01'45.802 1Lap 18.620
4 81 ST-X 4 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 197 6:01'46.628 2Laps 1Lap
5 33 ST-X 5 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 192 6:01'45.872 7Laps 5Laps
6 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 188 6:01'18.290 11Laps 4Laps
7 20 ST-Z 1 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 187 6:01'05.662 12Laps 1Lap
8 3 ST-Z 2 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 186 6:00'11.358 13Laps 1Lap
9 47 ST-Z 3 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 186 6:01'18.040 13Laps 1'06.682
10 500 ST-Z 4 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 186 6:01'42.859 13Laps 24.819
11 885 ST-Z 5 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 185 6:01'40.243 14Laps 1Lap
12 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 183 5:59'58.330 16Laps 2Laps
13 108 ST-Z 6 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 181 6:00'18.375 18Laps 2Laps
14 75 ST-TCR 1 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 180 6:00'51.092 19Laps 1Lap
15 52 ST-3 1 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 180 6:01'04.788 19Laps 13.696
16 8 ST-1 3 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 179 6:00'20.163 20Laps 1Lap
17 62 ST-3 2 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 179 6:00'58.448 20Laps 38.285
18 22 ST-Z 7 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 178 6:00'46.613 21Laps 1Lap
19 30 ST-Z 8 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 177 5:44'06.651 22Laps 1Lap
20 39 ST-3 3 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 177 6:01'05.183 22Laps 16'58.532
21 244 ST-3 4 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 176 6:00'36.910 23Laps 1Lap
22 41 ST-3 5 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 176 6:00'56.515 23Laps 19.605
23 15 ST-3 6 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 176 6:01'11.968 23Laps 15.453
24 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 175 5:56'56.337 24Laps 1Lap
25 59 ST-2 2 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 175 5:58'01.839 24Laps 1'05.502
26 6 ST-2 3 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 175 6:01'43.414 24Laps 3'41.575
27 7 ST-2 4 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 174 6:01'18.542 25Laps 1Lap
28 97 ST-TCR 2 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 170 6:00'06.130 29Laps 4Laps
29 24 ST-2 5 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 170 6:01'14.155 29Laps 1'08.025
30 884 ST-4 1 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 169 6:00'10.134 30Laps 1Lap
31 18 ST-4 2 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 166 6:00'24.577 33Laps 3Laps
32 456 ST-5 1 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 163 6:01'42.067 36Laps 3Laps
33 66 ST-5 2 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 161 6:01'00.181 38Laps 2Laps
34 37 ST-5 3 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 161 6:01'26.449 38Laps 26.268
35 88 ST-5 4 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 161 6:01'35.902 38Laps 9.453
36 31 ST-X 6 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 160 4:53'16.071 39Laps 1Lap
37 72 ST-5 5 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 159 5:59'58.743 40Laps 1Lap
38 4 ST-5 6 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 159 6:00'40.464 40Laps 41.721
39 17 ST-5 7 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 156 6:00'04.710 43Laps 3Laps
40 777 ST-X 7 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 155 6:00'57.112 44Laps 1Lap
41 78 ST-5 8 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 154 6:01'34.289 45Laps 1Lap
42 103 ST-5 9 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 152 5:59'58.272 47Laps 2Laps
43 67 ST-5 10 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 151 5:49'20.713 48Laps 1Lap
44 56 ST-2 6 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 150 6:01'16.184 49Laps 1Lap
45 28 ST-Q 1 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 147 5:59'59.097 52Laps 3Laps
46 505 ST-Z 9 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 147 6:00'03.959 52Laps 4.862
47 222 ST-5 11 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 147 6:01'03.842 52Laps 59.883
48 310 ST-4 3 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 121 6:00'10.031 78Laps 26Laps
49 50 ST-5 12 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 114 6:00'34.162 85Laps 7Laps
50 32 ST-Q 2 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 83 6:01'40.606 116Laps 31Laps
51 743 ST-2 7 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 12 24'15.459 187Laps 71Laps
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第2戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第2戦で公式予選を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時40分から20分間で行われた。エントリーは23人と多くのドライバーが参戦。開始直前には雨がぱらぱらと落ちてきたが、すぐにやみ、どんよりとした曇り空の下、予選が始まった。
「雨が心配だったと」いう岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)がダッシュ良くピットレーンに並びまっさきにコースイン。岡本は2周目に2分16秒360でトップに立つと、3周目15秒319、4周目14秒820、5周目14秒660と2位以下を大きく離してタイムを縮めトップに君臨。6周目にはクーリングラップを入れ、7周目には14秒634をたたき出してぶっちぎりのポールポジションを決めた。
2位はルーキー居附明利(いつき・あきと)(イーグルスポーツKKS-2)、佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)、上野大哲(SACCESS RACING ES)の争いとなる。
5周目には2位に居附、3位に佐藤、4位に上野が付けていたが、6周目には佐藤が2位に浮上して居附は3位に落ちる。7周目には上野が3位に上がり、居附4位。しかし最終の8周目には居附が3位を奪い返し、予選は終了した。
5位には冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)、6位には髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)が入った。
3位に入った居附は愛知県一宮市在住の18歳で大学1年生。昨年まではカートのFS125を戦い、今年2月からS-FJの練習を開始。いきなり鮮烈のデビューを飾った。
決勝レースは明日23日、午後2時15分より12周で行われる。おそらく岡本は盤石。2位の佐藤がどこまで迫れるか、初めて決勝に望む居附のスタートにも注目だ。
ポールポジション 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
「日本一決定戦のタイヤが残ってたので予選で使いました。あったまりが良く1~2周目からタイムが出てて落ちも少なかったです。一度クールラップを入れて、タイムが出てるかどうかわからなかったんですが、14秒6が出ました。やっぱりタイムは落ちませんでした。いいタイヤですね。今回から前の9号車に乗って色が変っています。クルマ自体は変らない感じです。あしたはこのまま優勝を目指します」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第2戦 -RIJ- (2021/05/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 8 岡本 大地 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 1'14.634 - - 280.103
2 56 佐藤 巧望 MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 1'15.211 0.577 0.577 277.954
3 39 居附 明利 イーグルスポーツKKS-2 MYST KK-S2 1'15.439 0.805 0.228 277.114
4 38 上野 大哲 SACCESS RACING ES MYST KK-S2 1'15.452 0.818 0.013 277.066
5 68 冨田 自然 MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 1'15.880 1.246 0.428 275.503
6 *5 髙口 大将 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 1'16.008 1.374 0.128 275.039
7 87 森山 冬星 DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 1'16.026 1.392 0.018 274.974
8 15 小松 響 Rn-sports・OKABE・KKSII MYST KK-S2 1'16.108 1.474 0.082 274.678
9 61 高木 悠帆 MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 1'16.112 1.478 0.004 274.664
10 50 新原 光太郎 RD10V/Ride on Dream TOKYO R&D RD10V 1'16.410 1.776 0.298 273.592
11 33 伊藤 慎之典 テイクファースト&チャリ走! 10V TOKYO R&D RD10V 1'16.590 1.956 0.180 272.949
12 21 太田 浩 ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 1'16.744 2.110 0.154 272.402
13 51 岸本 尚将 Tamayura Athle ABBEY KKSII MYST KK-S2 1'16.762 2.128 0.018 272.338
14 55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII TOKYO R&D RD10V 1'16.782 2.148 0.020 272.267
15 11 三島 優輝 Rn-Sports制動屋KKSII MYST KK-S2 1'16.864 2.230 0.082 271.976
16 24 碓井 剛 C.O.B-KART MYST KK-S2 1'18.126 3.492 1.262 267.583
17 86 木村 龍祐 せいどうやCF亜衣KK-S2 MYST KK-S2 1'18.461 3.827 0.335 266.441
18 0 夕田 大助 LAPS MYST KK-S2 1'18.523 3.889 0.062 266.230
19 *70 南部 和哉 Leprix Sport KK-SII MYST KK-S2 1'18.642 4.008 0.119 265.827
20 59 松田 大輝 K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 1'19.137 4.503 0.495 264.165
21 9 上吹越 哲也 FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 1'19.377 4.743 0.240 263.366
22 54 山田 健 nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V 1'21.689 7.055 2.312 255.912
---- 以上基準タイム(130% - 2'55.623)予選通過 ----
CarNo.5,70は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則58条4)(走路外走行)により、ベストタイムを削除した。
カローラスポーツのボディにGRヤリスの1600cc3気筒ターボエンジンを搭載した、MIRAIで実績のある水素供給システムを採用した32号車・ORC ROOKIE Corolla H2 conceptが富士24時間に登場した。
MIRAIは水素を使って発電してモーターを駆動しているが、こちらは水素エンジン車だ。水素は4本のタンクで最大7.34kgを搭載できるが、10周~15周しか走行できないという。ピットイン回数はかなりのものになりそうだが、24時間レースでのデビューに注目してみたいところだ。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
スーパー耐久シリーズ2021 Powerd by Hankook第3戦「NAPAC富士SUPER TEC 2時間レース」は、22日、静岡県の富士スピードウェイで決勝前のウォームアップ走行を行い、ST-Xクラスの999号車・CARGUY NSX-GT3が総合のトップタイムを記録した。
昨日の公式予選で、すべてのスケジュールがキャンセルされたほどの雨は上がったものの、路面はウエットで曇天のコンディション。午後の決勝レースを前に、午前9時30分から30分間のウォームアップ走行が行われた。
総合では、ST-Xクラスの999号車・CARGUY NSX-GT3が1分45秒815のトップタイムをマーク。以下、ST-Zクラスは30号車・JMS RACING AMG GT4 with B-MAXが、ST-Qクラスは28号車・ORC ROOKIE Racing GR SUPRAが、ST-TCRクラスは75号車・おとぎの国CIVIC TCRが、ST-1クラスは2号車・シンティアムアップルKTMが、ST-2クラスは59号車・DAMD MOTUL ED WRX STIが、ST-3クラスは62号車・HELM MOTORSPORTS RC350が、ST-4クラスは310号車・GR Garage水戸インターGR86が、ST-5クラスは222号車・Honda Cars Tokai J-net Fitがそれぞれクラストップタイムをマークした。
決勝レースはこの後午後3時に24時間レースのスタートを迎える予定だ。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 999 ST-X 1 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 1'45.815 - - 155.241
2 290 ST-X 2 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 1'46.370 0.555 0.555 154.431
3 81 ST-X 3 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'47.041 1.226 0.671 153.463
4 33 ST-X 4 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 1'50.580 4.765 3.539 148.551
5 30 ST-Z 1 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 1'51.463 5.648 0.883 147.374
6 22 ST-Z 2 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 1'51.612 5.797 0.149 147.178
7 28 ST-Q 1 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 1'52.380 6.565 0.768 146.172
8 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 1'54.248 8.433 1.868 143.782
9 885 ST-Z 3 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 1'54.344 8.529 0.096 143.661
10 3 ST-Z 4 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 1'55.497 9.682 1.153 142.227
11 9 ST-X 5 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 1'55.737 9.922 0.240 141.932
12 59 ST-2 1 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 1'55.905 10.090 0.168 141.726
13 500 ST-Z 5 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 1'56.092 10.277 0.187 141.498
14 31 ST-X 6 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 1'56.650 10.835 0.558 140.821
15 20 ST-Z 6 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 1'56.718 10.903 0.068 140.739
16 8 ST-1 2 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 1'57.408 11.593 0.690 139.912
17 38 ST-1 3 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 1'57.776 11.961 0.368 139.475
18 62 ST-3 1 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 1'57.777 11.962 0.001 139.474
19 75 ST-TCR 1 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 1'58.355 12.540 0.578 138.793
20 97 ST-TCR 2 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 1'58.785 12.970 0.430 138.290
21 225 ST-2 2 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 2'00.257 14.442 1.472 136.597
22 7 ST-2 3 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'01.486 15.671 1.229 135.216
23 41 ST-3 2 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 2'01.551 15.736 0.065 135.143
24 505 ST-Z 7 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 2'01.907 16.092 0.356 134.749
25 39 ST-3 3 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 2'02.237 16.422 0.330 134.385
26 310 ST-4 1 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 2'03.131 17.316 0.894 133.409
27 6 ST-2 4 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 2'03.174 17.359 0.043 133.363
28 108 ST-Z 8 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 2'03.430 17.615 0.256 133.086
29 884 ST-4 2 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 2'04.292 18.477 0.862 132.163
30 15 ST-3 4 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 2'04.349 18.534 0.057 132.102
31 52 ST-3 5 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 2'04.775 18.960 0.426 131.651
32 18 ST-4 3 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 2'06.512 20.697 1.737 129.844
33 56 ST-2 5 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 2'06.805 20.990 0.293 129.544
34 24 ST-2 6 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 2'07.751 21.936 0.946 128.585
35 32 ST-Q 2 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 2'08.529 22.714 0.778 127.806
36 743 ST-2 7 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 2'08.538 22.723 0.009 127.797
37 222 ST-5 1 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 2'09.216 23.401 0.678 127.127
38 88 ST-5 2 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 2'09.318 23.503 0.102 127.026
39 4 ST-5 3 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 2'10.581 24.766 1.263 125.799
40 72 ST-5 4 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 2'10.799 24.984 0.218 125.588
41 103 ST-5 5 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 2'11.888 26.073 1.089 124.551
42 78 ST-5 6 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'14.110 28.295 2.222 122.488
43 50 ST-5 7 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'14.194 28.379 0.084 122.411
44 17 ST-5 8 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 2'14.756 28.941 0.562 121.900
45 244 ST-3 6 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 2'16.473 30.658 1.717 120.367
46 67 ST-5 9 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 2'22.827 37.012 6.354 115.012
47 456 ST-5 10 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 2'24.058 38.243 1.231 114.029
48 66 ST-5 11 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 2'26.478 40.663 2.420 112.145
49 37 ST-5 12 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 2'35.904 50.089 9.426 105.365
- 777 ST-X 7 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 no time - - -
- 47 ST-Z 9 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 no time - - -
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 999 CARGUY NSX-GT3 Honda NSX-GT3 Carguy Racing 50 1'45.815 - - 155.241
2 290 Floral UEMATSU FG 720S GT3 McLaren 720S GT3 Floral Racing with ABSSA 30 1'46.370 0.555 0.555 154.431
3 81 DAISHIN GT3 GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'47.041 1.226 0.671 153.463
4 33 TSK Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama 1'50.580 4.765 3.539 148.551
5 9 MP Racing GT-R NISSAN R35 GT3 GT-R MP Racing 1'55.737 9.922 5.157 141.932
6 31 LEXUS RCF GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 1'56.650 10.835 0.913 140.821
- 777 D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage AMR GT3 D'station Racing 50 no time - - -
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 30 JMS RACING AMG GT4 with B-MAX Mercedes AMG GT4 ASIA B-MAX ENGINEERING 1'51.463 - - 147.374
2 22 WAIMARAMA EBI Cayman GT4 Porsche 718 Cayman GT4 CS Porsche Team EBI WAIMARAMA 25 1'51.612 0.149 0.149 147.178
3 885 林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 林テレンプSHADE RACING 1'54.344 2.881 2.732 143.661
4 3 ENDLESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 ENDLESS SPORTS 15 1'55.497 4.034 1.153 142.227
5 500 5 ZIGEN AMG GT4 Mercedes AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 15 1'56.092 4.629 0.595 141.498
6 20 SS/YZ Studie BMW BMW M4GT4 SS/YZ RACING with Studie 1'56.718 5.255 0.626 140.739
7 505 エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 2'01.907 10.444 5.189 134.749
8 108 アスラーダVer.SUPRA TOYOTA GR SUPRA GT4 新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC 2'03.430 11.967 1.523 133.086
- 47 D'station Vantage GT4 Aston Martin Vantage AMR GT4 D'station Racing 10 no time - - -
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 75 おとぎの国CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R TCR Team Noah 20 1'58.355 - - 138.793
2 97 Racer Hondaカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC TYPE R TCR Racer M&K Racing 20 1'58.785 0.430 0.430 138.290
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 28 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA ROOKIE Racing 1'52.380 - - 146.172
2 32 ORC ROOKIE Corolla H2 concept TOYOTA Corolla SPORT ROOKIE Racing 2'08.529 16.149 16.149 127.806
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 2 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 10 1'54.248 - - 143.782
2 8 BMW M2CS racing BMW M2CS racing BMW Team Studie 10 1'57.408 3.160 3.160 139.912
3 38 muta Racing GR SUPRA TOYOTA GR SUPRA TRACY SPORTS 10 1'57.776 3.528 0.368 139.475
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 59 DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI TOWA INTEC Racing 1'55.905 - - 141.726
2 225 KTMS GR YARIS TOYOTA GR YARIS KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS 50 2'00.257 4.352 4.352 136.597
3 7 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'01.486 5.581 1.229 135.216
4 6 新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 15 2'03.174 7.269 1.688 133.363
5 56 Claris Racing GR YARIS TOYOTA GR YARIS Claris Racing 2'06.805 10.900 3.631 129.544
6 24 GV Race Analytics GR YARIS TOYOTA GR YARIS GRANVALLEY RACING 50 2'07.751 11.846 0.946 128.585
7 743 Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC TYPE R FK8 Honda R&D Challenge 10 2'08.538 12.633 0.787 127.797
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 62 HELM MOTORSPORTS RC350 TOYOTA LEXUS RC350 HELM MOTORSPORTS 10 1'57.777 - - 139.474
2 41 エアバスター55 Garage RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 2'01.551 3.774 3.774 135.143
3 39 エアーバスターWinmax RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACY SPORTS with DELTA 30 2'02.237 4.460 0.686 134.385
4 15 岡部自動車レカロルーニースポーツ NISSAN Fairlady Z Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 2'04.349 6.572 2.112 132.102
5 52 埼玉トヨペットGBクラウンRS TOYOTA CROWN RS 埼玉トヨペットGreen Brave 35 2'04.775 6.998 0.426 131.651
6 244 QUEEN EYES 34Z NISSAN Fairlady Z Z34 Max Racing 25 2'16.473 18.696 11.698 120.367
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 310 GR Garage水戸インターGR86 TOYOTA 86 C.S.I Racing 2'03.131 - - 133.409
2 884 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 林テレンプSHADE RACING 10 2'04.292 1.161 1.161 132.163
3 18 Weds Sport 86 TOYOTA 86 浅野レーシングサービス 2'06.512 3.381 2.220 129.844
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Car Maker Model Team Wh Time Behind Gap km/h
1 222 Honda Cars Tokai J-net Fit Honda FIT RS Honda Cars Tokai 2'09.216 - - 127.127
2 88 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 5 2'09.318 0.102 0.102 127.026
3 4 THE BRIDE FIT Honda FIT RS チームBRIDE 2'10.581 1.365 1.263 125.799
4 72 Ti Racing☆NATS☆ロードスター MAZDA ROADSTER 日本自動車大学校 10 2'10.799 1.583 0.218 125.588
5 103 ヒロマツデミオマツダ2 MAZDA MAZDA2 HM RACERS 10 2'11.888 2.672 1.089 124.551
6 78 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'14.110 4.894 2.222 122.488
7 50 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'14.194 4.978 0.084 122.411
8 17 DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 2'14.756 5.540 0.562 121.900
9 67 YAMATO FIT Honda FIT RS TEAM YAMATO 2'22.827 13.611 8.071 115.012
10 456 odula Start5 Roadster MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 15 2'24.058 14.842 1.231 114.029
11 66 odula TONE MOTULロードスター MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 20 2'26.478 17.262 2.420 112.145
12 37 ワコーズNOPROデミオディーゼル MAZDA DEMIO XD TEAM NOPRO 2'35.904 26.688 9.426 105.365
2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ選手権第3戦決勝が5月16日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)が優勝。2戦連続のポール・ツー・ウィンを飾った。
朝の予選はドライコンデションで行われたが、昼前ごろからスポーツランドSUGOの上空には雲が垂れこめ、スーパーFJの決勝を前にポツポツと雨が落ち始める。ただ本降りにはならずコースも乾いている状態で14時20分のコースインを迎えた。チームによってはグリッドまでレインタイヤを持ち込み雨に備えたが、結局全車スリックタイヤを選択。僅か12周のスプリントレースでもあり、レース中に本降りになれば悩ましいことになる。
また、予選で2番手タイムの10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)、3番手タイムの13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)がピットレーン速度違反で2グリッドずつの降格、更に6番手タイムだった15号車・松山雄大(M's Garage FER KKSII)がピットレーン速度違反2回で予選通過者の最後尾、9番グリッドに降格された。このことによりスタートでは予選で速かった選手が後方から出ることになり、序盤に順位が大きく変動する可能性をはらんでいる。
予選で赤旗の原因になった2台のマシンについて、まずコースイン後すぐに止まってしまった22号車・内藤大輝(RCTI Raiseup ED)は、いきなり電気系統がシャットダウンしてしまったそうで、その場では再始動できず。しかし回収後にピットでは問題なく始動できたという事で原因は不明。その為怪しいと思われる箇所のパーツを交換したとの事。予選を1周も走っていないが最後尾からのスタートが許可された。
SPコーナーでクラッシュして2回目の赤旗の原因となった55号車・伊勢屋貴史(アルビ☆あやし眼科☆10V ED)は、コーナー出口で巻き込んでリヤからクラッシュし、リヤウイングを破損、またリヤサスペンションのアームが大きく曲がってしまったが、その他の箇所にはダメージがなさそうという事でインターバルの間にパーツ交換を行い、こちらも決勝出場が許可され野島の前、10番グリッドからスタートする。
午後2時28分フォーメーションラップ開始、雨は僅かに降っている程度で、各車グリッドに整列するとレースがスタート。2番グリッドから出た36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)の蹴り出しがよく、ポールポジションからスタートの81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)にインから並びかけて第1コーナーに進入するが、ここは佐藤が抑えきってトップを維持。更に5番手グリッドの13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)がスタートで前を行く10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)の前に出ると、馬の背コーナー入口で3位の72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)に仕掛けるが、ここは前田に封じられる。
1周目を終えてトップ佐藤と2位長谷部の差は0.412秒、3位前田は0.829秒、4位四倉でも1.043秒と1秒以内に4台が連なってコントロールラインを通過。2周目に入ると四倉と5位伊藤が揃って前田の背後につけて、コーナー進入でプレッシャーをかけるように左右からマシンを見せる。しかしながら焦りが出たのは四倉の方で、3周目のS字コーナーでオーバーラン。コースアウトこそ免れたが伊藤に4位を明け渡してしまう。トップ佐藤と長谷部のギャップは0.567秒→0.684秒と僅かではあるが開いている。
いったんは5位に落ちた四倉だがペースはいいようで、4周目の2コーナーで伊藤に並びかけると4コーナーまで並走して再び伊藤の前に出る。
雨は相変わらずポツポツ降っており、後半セクションは明らかに路面が湿っているのがモニターでも見て取れる状態になる。この状況で長谷部、前田は佐藤に詰め寄り、4周目のコントロールライン上では0.229秒、0.663秒と3台がテール・ツー・ノーズ状態で通過、難しいコンディションの中で接近戦の様相を呈し始める。
6周目の1コーナーで長谷場が佐藤のアウトから並びかけるがオーバーテイクには至らない。佐藤は最高速が197Km/h台で長谷部より3キロほど伸びず、ピッタリつかれて振り切れない状態だがコーナーでは速く、長谷部に決定的なチャンスを与えない。
その後方では四倉が前田のテールに貼り付いていたが、7周目の1コーナーでアウトから仕掛けて3位の座を奪い取ることに成功。勢いに乗る四倉は佐藤を攻めあぐねている長谷部に追いつき、8周目の馬の背コーナーでインを突くとSPコーナー入口で前に出て2位に上がる。
この攻防の間に佐藤は0.903秒までギャップを拡げることに成功、四倉、長谷部、前田の2位グループは0.3秒以内に連なって8周目を終了する。
9周目に入ると雨足が急に強まりコースはみるみるウエット路面になり始める。馬の背コーナーへの進入でトップ佐藤はブレーキングをミスしたかタイヤから白煙が上がる。そしてSPコーナー入口で長谷部が雨に足を取られたのかスピン~コースアウト。すぐにコースに復帰したが大きく順位を落としてしまう。これで前田が3位に進出。
10周目、トップ佐藤は安定したラップを刻むがその後方で順位変動があり、長らく4位をキープしていた伊藤が9番グリッドから這い上がってきた松山に馬の背でかわされ5位に陥落。さらに最終コーナーで四倉に接近した前田がメインストレートで四倉をオーバーテイク、2位に上がる。前田のペースは明らかに佐藤よりも速くギャップをみるみる削り取り、1秒差まで詰めて11周目を終了、ファイナルラップに突入する。
濡れた路面にスリックタイヤという厳しい条件で佐藤も懸命に逃げるが前田はセクター毎に差を縮め佐藤の背後で最終コーナーを駆け上がる。しかし追い上げもそこまでで、僅かに及ばずチェッカードフラッグ、0.544秒差で佐藤が逃げ切った。3位は四倉、トップからは3秒以上離され、後ろからは松山が追い上げて来ていたが0.8秒差で表彰台を守り切った。
2台が出場したジェントルマンクラスは、予選のクラッシュから復活した伊勢屋と5号車・安藤弘人が難しいコンディションの中無事に完走。安藤が全体の9位、伊勢屋が11位でクラス1位、2位となった。
■レース後のコメント
優勝 81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoAED)
「(厳しいレースだった?)きつかったです。前回もこんな感じの天気でドライから雨だったが、今回の方が雨が強かったので降ってきた時は焦った。後ろのマシンがずっとミラーに映っていたので、プレッシャーを感じていたが、とりあえずミスだけは無くそうというつもりで走って、そこはうまくできたと思う。(難しいレースで)いい経験になった」
チーム代表 里見乃亜
「(佐藤選手は)ドライでもウェットでも速いのだが、ちょい濡れというイレギュラーなコンディションで、2番手のマシンの方が柔らかく仕上がっていて(コースにマッチしていたようで)追いつかれてしまった。それでも結果的には勝てて、ポイントもかなり取れたのでよかった。次はドライか雨か、はっきりしたコンディションで正々堂々とぶっちぎりたいものだ。最終戦も菅生なので、岡本選手が出した1分28秒台のタイムは上回りたい。とにかく今日は勝てて良かった」
2位 72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)
「ドラマがあるいいレースだった。(四倉選手とのバトルは?)彼には慣れていないコンディションで、自分はベテランな分だけこういう状況はより得意なのかなと思った。彼や、トップの佐藤選手も部分的にペースを落としている箇所があったので、そのスキを狙っていった。ファイナルラップに佐藤選手にいい勢いで追いついて、すぐそばまで行けたので、あと1周あったら前に出られていたかもしれない。基本的な速さは、常に練習を積んでいる彼らの方があって敵わないと思うので、次回の目標は基本的なスピードで確実に1位が取れる速さを身につけることだ」
3位 13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)
「初めてのサーキットで途中から雨が来て、雨のラインが全然分かっていなかった。前を行く車のラインを見ながら、どこが走れるのか判断しながらの走行で、勉強しながらのレース運びになった。微妙な雨の中でのライン選びの判断力が試される状況になって、そうした部分の経験がまったく足りていないな、と感じた。それでもひとつ自信がついて、何とか表彰台にも上がることができたので、よかった」
10位 36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)
「序盤の1コーナーで何度かは(佐藤選手に)並びかけたが抜けなかった。6周目に最終コーナーから狙ってみたがタイミング合わなくて抜き切れず、逆に順位を落としてしまい、焦ってSPコーナーで回ってしまった。序盤の1コーナーで何とか(佐藤選手を)抜いてしまっていれば、自分の方が速かったので逃げられたかもしれないが、それが出来なかったのは自分のミスだ。次のもてぎでまた頑張る」
これで2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズは半分を消化、しばしインターバルをおいて、9月4日~5日にツインリンクもてぎで第4戦、第5戦が行われる。前半戦を優位に進めた佐藤が勢いを維持し続けるか、この期間を利用して他の選手が巻き返しを図るのか、興味は尽きない。
Text & Photo: Junichi SEKINE
2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ選手権第3戦予選が5月16日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)が3戦連続となるポールポジションを獲得した。
ワンディで開催される今回のレース、朝のスポーツランドSUGOは時折晴れ間が見えるが雲が広がっている。また風が強くグランドスタンドに立つ旗はめまぐるしく風向きが変わっている事を示していた。
今回のエントリーは11台。既にシリーズ第1戦、第2戦に出場したメンバーがほとんどだが、72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)は今シーズン初のレース参戦。前田は今シーズンは自分が率いるELEVレーシングドリームで若手育成を行っているが、今回はその若手の代理で参戦との事。SUGOでは過去に優勝経験もあるだけに、レースで台風の目になるかもしれない。
前日の練習走行で各チームがマークしていたのは、前戦SUGOでの第2戦で選手、チーム共に初優勝を飾った81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)。第1戦もてぎから連続ポールポジションを獲得しており、練習走行でも上位のタイムを安定して出しているそうで今回も目が離せない。
午前9時45分から15分間の予選が開始。コースコンデイションはドライ、午後から雨の予報もあるが、この時点では薄曇り、全車スリックタイヤを装着して、55号車・伊勢屋貴史(アルビ☆あやし眼科☆10V ED)を先頭に各車コースイン。注目の前田はやや間隔を空けてコースインする。
しかしここで、22号車・内藤大輝(RCTI Raiseup ED)が第2コーナー出口でストップ。再始動できないことから赤旗が提示され予選はストップされ、各車はいったんピットレーンに戻される。
内藤のマシンの回収が終わり、予選は残り時間12分42秒から再開されると10台がコースイン、ウオームアップを終えて残り8分の時点からタイムアタックが本格化。ますは10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)が1分30秒130でトップに立ち、佐藤が0秒178の差の1分30秒308で2番手、15号車・松山雄大(M's Garage FER KKSII)が1分30秒431、13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)が1分30秒468と4台が1分30秒台に入れてくる。が、ここで再び赤旗が提示される。
今度はSPコーナーで伊勢屋がスピン~クラッシュ。リヤウイングが曲がりリヤサスペンションも破損しており、再び回収作業が行われる。幸いな事にドライバーの伊勢屋にケガはなかった模様。
この回収に時間を要して予選の再開は10時12分から、残り時間は僅か6分という事で、実質的なラップライムの計測はよくて3周程度。残る9台が一斉にコースインし、僅かなアタックチャンスに賭ける。ここで四倉が馬の背コーナーでスピンするがすぐに再スタート。
まずは残り3分の段階で佐藤が1分29秒750と30秒を切ってトップに立つ、伊藤はまだ赤旗前の1分30秒130がベストで2番手へ。松山も30秒が切れずに1分30秒372で3番手。
残り1分20秒で四倉が1分29秒784で2番手へ、先ほどのスピンのダメージは無いようだ。そして36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)が1分30秒016で3番手。伊藤は4番手にドロップ。
残り0分となりチェッカードフラッグが提示される中、各車最後のタイムアタックに打って出る。四倉が第1セクターで、佐藤は第2セクターでそれそれ全体ベストタイムを出すと、フィニッシュラインではまず佐藤が1分29秒379のトップタイムをマーク、3戦連続でのポールポジションを決めた。続いて伊藤が1分29秒540で0.161秒及ばず2番手、四倉は1分29秒563で3番手となった。長谷部も30秒を切り1分29秒616、注目の前田は1分30秒149で5番手となり、濃密な予選が終わった。
■予選後のコメント(予選終了直後のもの)
ポールポジション 81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)1分29秒379
「(赤旗連発で大変な予選だった?)ちゃんとタイムアタックできたのは最後の1周だけだったが、そこで大きくミスしてしまった。1分28秒台には入れられたと思っているので、とりあえずポールポジションを取れたのは良かったが、ちょっと悔しい。今回は練習走行から調子がいいので、このまま決勝も落ち着いて走れれば勝てると思うので頑張りたい」
チーム代表 里見乃亜
「1分28秒台を狙っていて、最後の周もちょっとミスをしてしまったが、トップタイムは出せた。決勝では1分28秒台を出して後方を千切れれば、ぶっちぎりたいところだ。クルマもドライバーもかなり仕上がってきていて、連勝できるように頑張る」
2位 10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)1分29秒197 トップとの差0.161秒
「タイム的にはもっと行けると思っていたが失敗もあってのこのタイム。赤旗連発で集中力を保つのが大変だった。1回目の赤旗に関しては全く問題なかったが、2回目の赤旗明けには(自分を)ピークには持って行けなかった。決勝はフロントロウで前戦と同じ2台なので、前回はスタート大失敗しているので、今回はスタートを決めて、トップか最低でも2位で1~2コーナー抜けられたらいいなと思っている」
3位 13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)1分29秒563 トップとの差0.184秒
「(赤旗明けのコースインでスピン)ちょっと回ってしまった。裏のストレートでスリップがうまく使えたのだが、気合が入りブレーキを遅らせ過ぎた。その後は落ち着いて、(コーナーで)突っ込み過ぎている自覚はあったので、どこのコーナーもしっかりクルマを止めて行ったら今回のレースウィークではベストのタイムを出せたので、落ち着いて走ればトップを狙えると思うので頑張る。(前日の練習走行では悩んでいたようだが?)初日はそうでもなかったのだが、昨日は他のドライバーと走りを比べたりして悩んでしまった部分があった。今日はあまり悩み過ぎずに、初日のマシンをうまく動かせていた感触を思い出しながら落ち着いていきたい」
しかしながら、予選終了後に伊藤と四倉はピットレーン速度違反がありそれぞれ2グリッドの降格。替わって4番手タイムの長谷部、5番手タイムの前田が2番グリッド、3番グリッドに繰り上がりになって決勝のスタートを迎える事となった。
2番グリッド 36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)
「ミスばっかりの予選で、ベストタイムが出た周もひとつミスがあった。実力で2番グリッドへ行ける速さはあったと思ったが最後に抜かれてしまった。ラッキーな事に(繰り上がりで)2番グリッドを確保できたので、決勝は前を狙いつつ表彰台は確保できるように頑張りたい」
3番グリッド 72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)1分30秒149 トップとの差0.770秒
「棚ぼたの3番グリッドではあるが、この位置につけられてよかったとは思う。最後の周回のタイムアタックはかなりいい感じで走れて、第1セクターで全体ベストと100分の数秒しか違わなかったが、第2セクターでリヤを滑らせてしまって、0.5秒くらいロスした。なのでうまくいけば1分29秒5~6ぐらいは狙えたかも。決勝に向けてはセッティングを少し変えたので、それが吉と出るか凶と出るか。それがいい感じで乗れるようなら3番手から上も狙えるんじゃないかと思う」
決勝は14時30分スタート予定。天気予報では3時ごろから雨という予報で、上空は雲が広がり相変わらずの強風。山あいのスポーツランドSUGOだけにいつ降り出すか予断を許さず、各チームはレインタイヤの調整にも余念がない状況だ。
Text & Photo: Junichi SEKINE