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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第4戦鈴鹿決勝 逆襲の岡本大地、今季3勝目を飾る

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第4戦は20日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で決勝を行い、5番グリッドからスタートした岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が序盤でトップに立つとそのまま優勝、今季3勝目を飾った。

12周の決勝がスタートした 怒濤の追い上げを見せる居附明利(SACCESS RACING) 優勝は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ) 決勝2位は佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋) 決勝3位は居附明利(SACCESS RACING) 決勝4位は森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST) 決勝5位は上野大哲(SACCESS RACING ES) 決勝6位は冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)

 決勝は午後4時55分にフォーメーションラップが始まった。太陽も雲に隠れ、幾分涼しくなった中、24台がグリッドに付きスタートが切られた。

 ポールポジションの森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)と2番グリッドの高木悠帆(MYST KK-SⅡ)は併走しながら1コーナーへ向かうが、アウトの森山が前に出て順位をキープ。高木は2位に付けた。3位には5番グリッドから抜群のスタートを切った岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が上がってきた。4位には佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が、5位には八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が、6位には上野大哲(SACCESS RACING ES)が続く。

 3位の岡本はオープニングラップの130Rで縁石をまたぎながらアウトから高木をパスして2位に浮上。高木は続くシケインでインから佐藤にもかわされ4位に落ちた。

 さらに岡本はトップの森山を追う。2周目のシケインで背後に迫ると、森山はブレーキをロック。立ち上がりが鈍ったところをストレートで並びかけ3周目の1コーナーでトップに立った。

 ここから岡本は2位の佐藤を引き離しにかかる。4周目に1.7秒あった差は、7周目には3.0秒まで開いた。8周目には1コーナーから2コーナーにかけシフトに問題が発生。しかし佐藤との差は大きく、1.5秒まで迫られるもののトップを堅守。

 その後も岡本は佐藤の追い上げを振り切り、12周をまわって前戦の雪辱を果たし、今季3勝目を飾った。2位には佐藤が続いた。

 このレースのハイライトは8番グリッドからスタートした居附明利(SACCESS RACING)だろう。2周目にはチームメートの上野をかわして6位に上がると、5周目には八巻を攻略して5位、7周目には高木を1コーナーでパスして4位まで浮上。10周目にはこのレースのファステストラップをたたき出し、続く11周目の1コーナーでは森山をインから差してついに表彰台圏内の3位まで浮上した。居附は前戦ストールで最後尾から追い上げ8位。このレースでも3位に入り、2レースをまたいで、最後尾から3位まで上り詰めた。

 4位にはポールスタートの森山が、5位には上野が、6位には冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)が入った。

 第5戦は7月25日のクラブマンレース第4戦で決勝が行われる。このラウンドはSUGOでの86レースに出場する岡本が欠場。新たなウィナーが生まれるかに注目したい。

優勝した岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

表彰式: 左から2位・佐藤巧望、優勝・岡本大地、3位・居附明利

優勝 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
優勝した岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)  「前戦のエンジントラブルはスロットルボディーとそのキャリブレーションが合っていなかったのが原因で、それを交換したら直りました。スタートは狙っていました。ここ最近のレースでは一番決まりました。一人旅になってからはファステストを狙っていましたが、居附選手に取られてしまいました。1~2コーナーで3速に入らないようになって、一時タイムが落ちましたが、次の周からは4速固定で行くようにして、ロスをしないようにしました。運転手なのかミッションなのか、なんなんでしょう? 開幕からクルマが序盤に強いというのがわかっていたので、残りのレースも強みとしてやっていきたいですね。次戦は休みますが2年連続チャンピオンを目指してがんばります」
2位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)
2位の佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)  「反省点は岡本選手にスタートで前に出られたことです。ぼくも無難なスタートを切ったんですが、彼の方が蹴り出しが良かったです。岡本選手が前半なんであんなにペースを上げられるのかわからなくて、そこをどうすればいいのだろうと……。後半は同じペースで走ってたので岡本選手がミスをするのを待ってたんですが、上手だし手強いですね。次戦は岡本選手が休むのを知ってたのでいるうちに倒したかったんですが、いないなら勝つ以外にないかなと思います」
3位 居附明利(SACCESS RACING)
3位の居附明利(SACCESS RACING)  「スタートでは一つ二つポジションを落としてもいいのでストールしないように集中していました。普通に走れば前に出て行けるのでその走りを信じました。東コースが得意なので1コーナーで抜ければ相手が離れていくので、どんどん前に行くことができて楽しかったです。この後も出たいと思っていますが、資金不足なのでスポンサーを募集中です」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第12戦SUGO決勝会見 ジュリアーノ・アレジ「もてぎに向けサウナで日本の夏に慣れたい」

優勝 ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)

「スタートは良かったのですが、タイヤがなかなか温まりませんでした。名取選手のペースが良かったのでミスをしないように気を付けました。途中まではきつかったのですが、段々楽になりました。でも簡単なレースではありませんでした」

「SFとのダブルエントリーは少し頭は疲れますが、体力的には大丈夫です。次のもてぎはまた初めてのサーキットですが、シュミレーターで経験を積んで集中して臨みます。温泉やサウナで湿気のある日本の夏に慣れたいと思います(笑)」

2位 名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)

「スタートが決まったと思ったらイン側はダスティで平良選手に前に出られてしまいました。ペースは良かったのですが、序盤攻めすぎてフロントタイヤがオーバーヒートしてしまい、アレジ選手を抜くまでには至りませんでした。SFレースの後でマシンフィーリングがかなり変わっていたり、ペダルに貼っていた粘着テープが剥がれてシューズの裏にくっついたりというアクシデントもありました」

「早くチャンピオンを決めてSFに出たいとという気持ちが強いです。実は今回も出場する話があったのですが流れてしまいました。とにかく早くステップアップしたいと思っています」

3位 平良響(TOM'S)

「3戦連続表彰台はこれまでのベストの成績ですが、まだトップには全然ついていけないので、まだやることが多いと感じています。スタートで名取選手を抜くことができましたが、1、2周目にペースを上げることができずにすぐに抜かれ、そのあと付いていけませんでした。逆に河野選手、三宅選手に追いつかれてしましました」

「今回の悔しさを次のもてぎに繋げたいと思います。表彰台は経験したので、ぜひ優勝がほしいです。もてぎは2大会あるので、どちらかでは優勝したいと思います」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
18岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1227'26.239--
256佐藤 巧望MYST.KK-SII.制動屋
MYST KK-S2
1227'27.076 0.837 0.837
339居附 明利SACCESS RACING
MYST KK-S2
1227'29.922 3.683 2.846
487森山 冬星DIXCEL☆ROYAL/MYST
MYST KK-S2
1227'32.741 6.502 2.819
538上野 大哲SACCESS RACING ES
MYST KK-S2
1227'33.111 6.872 0.370
668冨田 自然MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川
MYST KK-S2
1227'34.979 8.740 1.868
788八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
1227'36.32310.084 1.344
861高木 悠帆MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
1227'37.00510.766 0.682
981佐藤 樹群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1227'39.42013.181 2.415
1015小松 響Rn-sports・OKABE・KKSII
MYST KK-S2
1227'46.81020.571 7.390
117髙口 大将FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1227'48.47022.231 1.660
1251岸本 尚将Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
1227'50.05323.814 1.583
1333伊藤 慎之典テイクファースト&チャリ走! 10V
TOKYO R&D RD10V
1227'54.03427.795 3.981
1469鶴岡 秀麿MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2
MYST KK-S2
1227'54.47328.234 0.439
1521太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1227'55.12228.883 0.649
1655板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
TOKYO R&D RD10V
1227'55.37429.135 0.252
1779三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
1227'58.04231.803 2.668
18*11三島 優輝Rn-Sports制動屋KKSII
MYST KK-S2
1228'15.69649.45717.654
1986木村 龍祐制動屋CF亜衣KK-S2
MYST KK-S2
1228'20.34654.107 4.650
209上吹越 哲也FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
1228'21.08054.841 0.734
2124碓井 剛C.O.B-KART
MYST KK-S2
1228'25.00558.766 3.925
2259松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
1228'25.42259.183 0.417
230夕田 大助LAPS
MYST KK-S2
1228'27.8211'01.582 2.399
2454山田 健nutecレプリRD10V
TOKYO R&D RD10V
1229'01.2561'35.01733.435
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.39 居附明利(SACCESS RACING) 2'16.421 (10/12) 153.240km/h
  • CarNo.11は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第55条1)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第12戦SUGO決勝 ジュリアーノ・アレジ2勝目、ドライでも速さを見せる

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第12戦の決勝が、6月20日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートのジュリアーノ・アレジ(TOM'S)が好スタートから逃げ切って今季2勝目。ドライコンディションでも勝てることを証明した。2位には終始アレジを追った名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)が入った。

決勝がスタートした

優勝はジュリアーノ・アレジ(TOM\'S)

決勝2位は名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)

決勝3位は平良響(TOM\'S)

#36アレジの好スタートで幕を開けたレースは、レインとドライというコンディションの違いこそあれ、昨日の第10戦と同じような展開となった。

#36アレジに対し「コースイン側がややダスティだった」と出遅れてしまった#50名取は、2列目の#37平良響(TOM'S)に先行を許してしまった。しかしペースの勝る#50名取は2周目の1コーナーでアウト側から#37名取をパス。すぐさまトップを追う態勢に入る。

1分15秒前半のラップタイムで逃げる#36アレジに対し、#50名取は14秒台後半と明らかにペースが速く、#50名取がトップに立つのは時間の問題かと思われた。しかし「序盤のハイペースでフロントタイヤを痛めてしまった」と周回を重ねるたびにペースダウン。

5周目に0.3秒にまで迫っていた両者の差は、10周目0.7秒、15周目1.7秒と開いていき、最後は#36アレジが余裕を持って2勝目のチェッカーを受け、ドライコンディションでも速さを身に付けたことを証明した。

2人の後方では#37平良と#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)による3位争い、#35河野駿佑(RS FINE)と#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)による5位争いが繰り広げられたが、最後まで順位が入れ替わることなくフィニッシュを迎えた。#37平良はこの週末3度目の3位表彰台。

マスターズクラスは10周目に#11植田正幸(ルーニースポーツ)を抜いた#4今田信宏(B-MAX ENGINEERING)が午前中の第11戦に続き優勝。クラス7勝目を飾った。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGO決勝会見 福住仁嶺「次戦もてぎでも結果を出してチャンピオンを目指す」

優勝 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

「今シーズンは初戦から調子は良かったのですが不運が続いていました。まぁそれも自分のせいかと思って、旅行に出掛けたりリフレッシュをして今回のレースに臨みました。予選はあまり良くありませんでしたが、今日は運が全部自分に向いていたように思います。応援してくれた方々、チームに対する感謝の気持ちでいっぱいです」

「阪口選手とのバトルは、阪口選手がリアを滑らせて少し当たりましたが、上手く前に出られました。関口選手がピットインしたときはクリーンエアを取り込んでプッシュできましたし、すべてが上手く噛み合ったという感じです。レース中は特に大湯選手とのギャップ、ラップタイムを気にしていました。トップに立ってから長かったのでトラブルが出ないことを祈っていました」

「ここまで流れが悪く、有効ポイントを考えたらもう落とせない状況で臨みましたが、次戦のもてぎでも結果を出してチャンピオンを目指したいと思います」

2位 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

「福住選手はここまで長かったですが、今日は僕のペースを見てレース運びをしていたようで改めて上手いなと感じました。僕は前を追うというより、関口選手を抑えるのに必死でした。(20周目に)関口選手を捕らえたのはあのタイミングしかなかったと思っていきました。本当は(関口選手の)アウトラップで抜きたかったのですがそれはできませんでした」

「今回のSUGOは理由はありませんが、イケルという自信があったのですが、雨でうまくいきませんでした。でも、Q3まで進めて2位をもぎ取ることができましたので嬉しいです」

3位 関口雄飛(TEAM IMPUL)

「レース序盤、タイヤが冷えているときはイケると思っていたのですが、温まってからが良くありませんでした。ピットで逆転され、大湯選手にも抜かれてしましましたが、大湯選手に抜かれたときは正直油断をしていました。あれは自分のミスです」

「朝のウォームアップでマシンを改善し、ドライのレースでもイケるところまで仕上がっていたと思います。一番速いマシンだったかと言われると分かりませんが、少なくとも前に出れば抑えられるクルマには仕上げたという自信はありました」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGO決勝 福住仁嶺が待ちに待った初優勝を飾る

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝が、6月20日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われた。好天の下行われたレースは、5番グリッドスタートの福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が念願の初優勝を飾った。2位は大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、3位はポールスタートの#19関口雄飛(TEAM IMPUL)が入った。

決勝がスタートした

青空の下1コーナーを駆けるSFマシン

優勝は福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

決勝2位は大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

決勝3位は関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)

予選日と打って変わって天候に恵まれた決勝日。上空にやや厚い雲は浮かんでいるもののレース終了まで降雨の心配はなさそうだ。気温は高くなりつつあるが湿度は低く風が心地良い。

午前中に行われたフリー走行では全車のラップタイムが1秒以内と実力は拮抗している。些細なミスが命取りとなるだけに、グリッドで準備をするドライバー、そしてチームスタッフは緊張の面持ちだ。

午後1時30分、1周のフォーメイションラップからスタートが切られた。

好ダッシュを見せたのはポールスタートの#19関口。#39阪口晴南(INGING MOTORSPORT)と#5福住を従えて1コーナーに飛び込む。対照的に出遅れてしまったのが2番グリッドの#6牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だ。

1周目を終えた順位は、#19関口、#39阪口、#5福住、そして7番グリッドからジャンプアップした#64大湯、#6牧野と続く。

2周目、#5福住が1コーナーアウト側から#39阪口に仕掛け一気に前に出る。この攻防は福住自身もレース後にポイントだったと振り返った。イン側の#39阪口はリアをややスライドさせて両者は接触してしまい、これで若干バランスが狂ったのか、ペースの上がらない#39阪口は6位まで順位を落としてしまう。

トップ#19関口は快調なペースで飛ばすが#5福住も必死に食らいつき、両者の差は一旦は2.5秒まで開くものの10周を過ぎると1秒まで縮まり、その後は付かず離れずの状態が続く。

規定の10周目を過ぎたところで、最初にタイヤ交換を行ったのは3位を走っていた#64大湯。やや交換に手間取ったもののコースに復帰しフレッシュタイヤでプッシュし続ける。同じ周に9位#51松下信治(B-MAX RACING TEAM)も上位進出を狙って作業を行う。

レースが縦に長い展開となり、コース上での順位変動は難しいと思われた17周目、トップ#19関口がピットイン。これを見た#5福住は前の空いた状態で最大限プッシュし、次の周にピットに滑り込んだ。これが今回のレースのハイライトだった。好判断で作業を終えコースに戻った#5福住は#19関口の前に出ることに成功。ここで実質のトップに躍り出た。

上位陣とは逆の作戦をとったのがポイントリーダーの#16野尻智紀(MUGEN)。10番手スタートの#16野尻はトップを上回るペースで追い上げ6位までポジションアップすると、その後もハイペースで走行を続け、他車が次々とピットに入るのを尻目に、終盤までピットインを引っ張り続けた。

この結果、#16野尻は28周目に暫定のトップに立つと、実質トップ#5福住との差を22秒まで広げる。驚異的だったのはタイヤ交換をした#5福住のラップタイムより、スタートからタイヤを換えていない#16野尻のペースの方が若干速かったことだ。

この神がかり的な走りに#16野尻に優勝のチャンスがあるのではないかと思わせたが、コース改修によりピットロードの延長されたコースで22秒のマージンでは到底足りるはずもなく、41周目に#16野尻がピットインからコース復帰した場所は、#5福住、#64大湯、#19関口、#51松下、#6牧野に次ぐ6位のポジションだった。

この時点で2位に6秒のマージンを築いていた#5福住だが、トップ快走中にタイヤバーストで優勝を逃した鈴鹿の悪夢が頭をよぎったチームは「無理せずにクルージングで行け」との指示を出し、同じ不安を抱えていた福住自身も若干ペースを落として慎重な走りを心がけた。

そして、残る10周を走りきった#5福住に歓喜のときが訪れる。念願だった初優勝のチェッカーを受けると、感謝をするようにチームスタッフのいるピットウォール側にマシンを寄せ、コックピットで何度も何度もガッツポーズを繰り返した。

終盤、観客を沸かせたのは最後にピットインした#16野尻。先行する#6牧野を最後まで攻め続け、馬の背コーナーで2回、1コーナーで1回は横に並びかけるまで迫った。#6牧野も意地で抑え込み、結局順位は変わらなかったが、最後まで観客を沸かせ、魅せるレースをした#16野尻は今回のもう一人の主役だった。

次戦は少し間を置いて8月末、舞台は真夏のツインリンクもてぎだ。

優勝した福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第12戦SUGO決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 12 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
136ジュリアーノ・アレジDeloitte. TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1923'57.208--
250名取 鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1923'59.066 1.858 1.858
337平良 響Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1924'10.63613.42811.570
410三宅 淳詞MAX RACING 320
Rn-sports
SPIESS A41
1924'10.85513.647 0.219
535河野 駿佑RS FINE K&N 320
RS FINE
TOYOTA TOM'S TAZ31
1924'15.69518.487 4.840
62佐藤 蓮TODA FIGHTEX
TODA RACING
SPIESS A41
1924'16.01718.809 0.322
71野中 誠太Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1924'17.32620.118 1.309
83ルッカ・アレンAlbirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI TB14F3 2020
1924'24.02926.821 6.703
930DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1924'48.40651.19824.377
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1924'50.78553.577 2.379
1111M2植田 正幸MAX RACING RN 320
Rn-sports
SPIESS A41
1924'59.9771'02.769 9.192
1251M3畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1925'14.2451'17.03714.268
---- 以上規定周回数(90% - 17Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.50 名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 1'14.745 (3/19) 172.739lm/h
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGO決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
15福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
531:01'37.328--
264大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
531:01'41.074 3.746 3.746
319関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
531:01'42.542 5.214 1.468
451松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
531:01'43.722 6.394 1.180
56牧野 任祐DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
531:01'47.044 9.716 3.322
616野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
531:01'47.48710.159 0.443
737宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
531:01'49.25411.926 1.767
839阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
531:01'58.79121.463 9.537
936ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
531:01'59.24221.914 0.451
1015大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
531:02'01.88624.558 2.644
1120高星 明誠carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
531:02'05.88228.554 3.996
121山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
531:02'06.38329.055 0.501
1318国本 雄資KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
531:02'08.44031.112 2.057
143山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
531:02'09.13031.802 0.690
1538坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
531:02'27.24049.91218.110
1612塚越 広大ThreeBond SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
531:02'40.7241'03.39613.484
17*7小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
531:02'46.4221'09.094 5.698
1814大嶋 和也NTT Communications ROOKIE SF19
NTT Communications ROOKIE
TOYOTA TRD01F
521:01'38.5111Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 47Laps)完走 ----
-4中山 雄一ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
3645'51.81317Laps16Laps
  • Fastest Lap: CarNo.16 野尻智紀(TEAM MUGEN SF19) 1'07.072 (44/53)
  • CarNo.7は、2021全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第19条6.(青旗提示の無視)により、決勝結果に対して5秒加算のペナルティーを科す。
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第3戦鈴鹿決勝 上野大哲が初優勝 岡本大地の連勝を止める

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は20日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で決勝を行い、予選3位からスタートした上野大哲(SACCESS RACING ES)が最終ラップで岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)をパスし、スーパーFJ初優勝を飾った。

10周の決勝がスタートした 優勝は上野大哲(SACCESS RACING ES) 決勝2位は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ) 決勝3位は佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋) 決勝4位は八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ) 決勝5位は高木悠帆(MYST KK-SⅡ) 決勝6位は森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST) ウィニングラップで手を上げる上野大哲(SACCESS RACING ES) 優勝した上野大哲(SACCESS RACING ES) 表彰式: 左から2位・岡本大地、優勝・上野大哲、3位・佐藤巧望

 決勝は午後12時25分より10周で行われた。スタート時は青空も広がり汗ばむほどの陽気となった。フォーメーションラップで予選14位の髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)がストップしたため23台がグリッドに付きスタートが切られた。

 無難なスタートを決めてトップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)で、2位には予選2位の佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が続く。同3位の上野大哲(SACCESS RACING ES)はホイールスピンが多くスタートをミスしたが後方の同4位でチームメートの居附明利(SACCESS RACING)がストールしたため後ろが空き、3位の順位を守った。

 4位には予選6位から八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が、5位には高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が、6位には森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)が続く。

 2位でレースを始めた佐藤だったがセッティングが合わず序盤のペースが上がらない。2周目のシケインでは上野に並びかけられるもののなんとかこれを押さえる。しかし続くストレートから3周目の1コーナーでは上野にインからパスされ3位に落ちる。上野は2位に浮上。

 トップに立った岡本は3周目には2位に上がった上野を1秒6離し、逃げ切り体制に入るかと思われたが、このあたりからエンジンが吹けない症状が出始めペースが上がらない。

 2位の上野は、エンジンの症状が徐々に悪化し始めた岡本との差を徐々に詰め、6周目に1秒を切ると、7周目からはテールトゥノーズの争いとなる。

 上野は西コースで何度も岡本に並びかけるが、岡本もなんとか上野を押さえきり、9周目まではトップを死守。しかし、最終ラップのスプーンで岡本は立ち上がりでマシンのスピードが乗らず失速。バックストレッチで岡本に並びかけた上野は130Rまででトップに浮上。このまま逃げ切りうれしいスーパーFJ初優勝を飾った。

 2位には岡本が、3位には佐藤が、4位には八巻が、5位には高木が、6位には森山が入った。

 第4戦のグリッドは第3戦の結果で決められ、トップ6がリバースグリッドとなる。これによりポールポジション位置からは森山がスタート。以下、高木、八巻、佐藤、岡本、上野の順となる。

 第4戦は午後4時55分よりこのレースより2周多い12周で行われる。このレースで上位に入ったドライバーがどこまで巻き返えすかに注目だ。

優勝 上野大哲(SACCESS RACING ES)
 「スタートではタイヤが空転してミスったんですが、チームメート(居附明利)がストールして、前の3台だけのバトルになりました。プッシュしてタイムアップを考えながら走っていました。佐藤選手を1コーナーで抜いて岡本選手と接戦になりました。岡本選手は、ヘアピン立ち上がりとか西コースが苦しそうだったので、S字で離れないように頑張っていました。何回か横に並んで抜けるタイミングはあったんですが、見せるだけで、最後の最後に合わせるように走っていました。スプーンの立ち上がりで岡本選手が失速したのでそこで抜くことができました。次は予選で2回スピンしたタイヤを履くのでタイム的に不安ですが、ペースはいいので前だけ見ていこうと思います」
2位 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
 「スタートを無難に決めて1周目から逃げ切り体制に持ち込めそうな気配だったんですが、3周目あたりからエンジンが吹けない症状が出始めて、上野選手に追いつかれました。それでも耐えていたんですが、最終ラップのスプーンではクルマが全く進まない状態で、ブロックができる速度差でもなかったので、これは無理だと思いました。しょうがないですね。エンジンの症状は最初はヘアピンでしか出てなかったんですが、周を重ねるごとに全コーナーの脱出で吹けなくなりました。この手の症状は原因がわからないことが多いので次のレースは厳しいかも知れません」
3位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)
 「ウォームアップからペースが上がりませんでした。タイヤがたれる予想をしたセットだったんですが、思いのほかたれなくて完全にグリップ不足でした。スタートから数周を過ぎたあたりからは岡本選手と同じペースでしたので、最初の数周が課題ですね。上野選手とシケインでやりあったりで離れてしまったので、あれがなければレースにはなっていたと思います。次は5時前なので気温も下がるしセットを考え直します。勝つ勢いで行きたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第3戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
138上野 大哲SACCESS RACING ES
MYST KK-S2
1022'51.470--
28岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1022'51.839 0.369 0.369
356佐藤 巧望MYST.KK-SII.制動屋
MYST KK-S2
1022'54.262 2.792 2.423
488八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
1022'57.320 5.850 3.058
561高木 悠帆MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
1022'59.740 8.270 2.420
687森山 冬星DIXCEL☆ROYAL/MYST
MYST KK-S2
1023'00.673 9.203 0.933
768冨田 自然MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川
MYST KK-S2
1023'07.41715.947 6.744
839居附 明利SACCESS RACING
MYST KK-S2
1023'07.92216.452 0.505
911三島 優輝Rn-Sports制動屋KKSII
MYST KK-S2
1023'09.69418.224 1.772
1015小松 響Rn-sports・OKABE・KKSII
MYST KK-S2
1023'11.38319.913 1.689
1121太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1023'14.15222.682 2.769
1281佐藤 樹群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1023'14.42622.956 0.274
1351岸本 尚将Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
1023'20.26128.791 5.835
1469鶴岡 秀麿MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2
MYST KK-S2
1023'21.27829.808 1.017
1533伊藤 慎之典テイクファースト&チャリ走! 10V
TOKYO R&D RD10V
1023'21.44029.970 0.162
1655板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
TOKYO R&D RD10V
1023'23.44331.973 2.003
1779三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
1023'25.47234.002 2.029
1886木村 龍祐制動屋CF亜衣KK-S2
MYST KK-S2
1023'37.35345.88311.881
1959松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
1023'40.07148.601 2.718
209上吹越 哲也FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
1023'47.93956.469 7.868
2154山田 健nutecレプリRD10V
TOKYO R&D RD10V
1024'14.2871'22.81726.348
2224碓井 剛C.O.B-KART
MYST KK-S2
1024'23.8001'32.330 9.513
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-0夕田 大助LAPS
MYST KK-S2
13'02.6199Laps9Laps
-7髙口 大将FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
0-10Laps1Lap
  • Fastest Lap: CarNo.38 上野大哲(SACCESS RACING ES) 2'16.180 (6/10) 153.512km/h
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第11戦SUGO決勝 名取が鉄壁の走りで今季6勝目

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第11戦の決勝が、6月20日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートの名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)が完璧なレース運びで今シーズン6勝目を飾った。2位は#2佐藤蓮(TODA RACING)、3位には昨日に続き#37平良響(TOM'S)が入った。

決勝レースがスタートした

オープニングラップのアクシデントでそうそうにセーフティーカーが導入される

優勝は名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)

決勝2位は佐藤蓮(TODA RACING)

決勝3位は平良響(TOM\'S)

勝負のポイントであるスタートは、#50名取、#2佐藤が好スタートを決めたのに対し3番グリッドの#36ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)はやや出遅れる。イン側の#37平良を抑えようとマシンを寄せるが#37平良のダッシュが良く先行を許してしまう。

上位4台が1コーナーから2コーナーへ向かおうとしたとき、その後方で並走していた3台のうち、イン側の#1野中誠太(TOM'S)とセンターの#35河野駿佑(RS FINE)が接触。タイヤに乗り上げる形となった#35河野は横転。1回転して正常な姿勢で着地したが、足回りにダメージを負いリタイア。#1野中も同様にマシンにダメージがありその場でリタイアとなった。

(※#1野中には危険なドライブ行為があったとしてペナルティが課された)

並走した3台のなかで一番アウト側にいた#3ルッカ・アレン(ALBIREX RACING TEAM)は難を逃れてレースを続ける。

このアクシデントで即座にセーフティカー(SC)が導入され、以降5周が終了するまでは車両回収のためSCランが続いた。

SCラン解除後の再スタートでは、トップ#50名取がウェービングをして後方を牽制しながら最終コーナーを立ち上がり、#2佐藤を従えて1コーナーに飛び込む。

ここからトップを快走する#50名取は、周回を重ねるたびに#2佐藤との差を少しずつ開いていき、その差は12周終了時で1.5秒。しかし、13週目に#2佐藤がミスを犯したのかその差が一気に3秒に開くと、#50名取はストレートでバックミラーを見て#2佐藤との間隔を測りながらレースを進める作戦に切り替える。

トップ2台には離されてしまったが、#37平良、#36アレジ、そして再スタート後すぐに#3アレンを抜いた#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)による3位争いは白熱。9周目からそれぞれ1秒以内の差で隊列を組んで周回する。

ドライコンディションでポールからスタートを決めれば、今の#50名取を脅かすライバルはいない。残り周回も#2佐藤と3秒差を保ちながら、今シーズン6勝目のチェッカーを受けた。速さが結果に繋がっていない2位#2佐藤は第5戦鈴鹿以来の表彰台を射止めた。

3位争いは終盤#36アレジが#37平良に迫る場面はあったが、やはりSUGOのコースで前車を抜くのは容易ではなく、結局順位変動はないままフィニッシュを迎えた。

マスターズクラスは総合7位の#4今田信宏(B-MAX ENGINEERING)がクラスウィン。6勝目を飾り、こちらもドライコンディションでは敵なしといった感じだ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第11戦SUGO決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 11 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
150名取 鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1930'06.010--
22佐藤 蓮TODA FIGHTEX
TODA RACING
SPIESS A41
1930'08.893 2.883 2.883
337平良 響Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1930'16.03310.023 7.140
436ジュリアーノ・アレジDeloitte. TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1930'16.70910.699 0.676
510三宅 淳詞MAX RACING 320
Rn-sports
SPIESS A41
1930'18.16712.157 1.458
63ルッカ・アレンAlbirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI TB14F3 2020
1930'28.11622.106 9.949
74M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1930'35.69429.684 7.578
830DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1930'41.34835.338 5.654
951M2畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1930'48.61242.602 7.264
1011M3植田 正幸MAX RACING RN 320
Rn-sports
SPIESS A41
1930'51.33845.328 2.726
---- 以上規定周回数(90% - 17Laps)完走 ----
-35河野 駿佑RS FINE K&N 320
RS FINE
TOYOTA TOM'S TAZ31
0-19Laps19Laps
-*1野中 誠太Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
0-19Laps-
  • Fastest Lap: CarNo.50 名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 1'13.925 (9/19) 174.655km/h
  • CarNo.1は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.1)(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーおよびペナルティーポイント1点を科す。
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGOフリー走行2回目 トップから最下位まで1秒以内、各車順調な仕上がりを見せる

フリー走行2回目: トップタイムは大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

フリー走行2回目: 2位は高星明誠(carenex TEAM IMPUL)

フリー走行2回目: 3位は山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)

決勝日のスポーツランドSUGOは好天とは言い難いが天候は曇り。午後からは晴れの予報が出ている。決勝はドライコンディションのレースが観られそうだ。

午前9時から行われた30分間のフリー走行では、各チームは決勝を想定したドライセッティングとマシンチェックを行う。昨年秋に行われた決勝レースのファステストラップが1分06秒350(ニック・キャシディ)。このあたりが目安になるだろう。

路面はやや濡れた部分はあるものの走行に支障はない。全車ドライタイヤでコースイン。

10分経過。順位は、#1山本1分08秒367-#51松下08秒801-#5福住09秒598-#12塚越09秒670-#15大津10秒468-#6牧野11秒390と上位はすべてホンダエンジン搭載車が占めた。

20分経過。順位は、#1山本1分07秒142-#38坪井07秒152-#3山下07秒238-#5福住07秒367-#16野尻07秒451-#39阪口07秒594-#64大湯07秒778-#6牧野07秒867-#36アレジ07秒867-#37宮田07秒913と10番手までが07秒台に揃った。1位から10位までの差は0.771秒という混戦だ。

残り4分から決勝セッティングでの最後のアタックが始まり、#20高星07秒093、#64大湯06秒749が次々にトップタイムを更新。

走行終了。#64大湯(06秒749)、#20高星に、決勝で逆襲を狙うベテラン2人、#1山本-#16野尻が続く結果となったが、何とトップから最下位19位の#14大嶋までのタイム差は0.992秒と全車のタイムが1秒以内に収まるという超接近状態となった。

こうなると、やはり抜きにくいSUGOのコースではグリッドとスタートが重要になってくる。これに使用時間が200秒に拡大されたオーバーテイクシステムがどう影響してくるのかが気になるところだ。

改めて決勝の見所を整理すると、ポールスタートの#19関口と包囲網を敷く若手#6牧野、#39阪口、#37宮田らの戦い。速さはあるが予選のミスで下位に沈んだ#51松下、#38坪井、そしてポイントリーダー#16野尻、チャンピオンナンバーを背負う#1山本の戦いぶりなどだろう。

決勝は午後1時30分スタート。53周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGOフリー走行2回目結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/20) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
164大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.749--193.432
220高星 明誠carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'07.093 0.344 0.344192.440
31山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'07.142 0.393 0.049192.300
416野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'07.144 0.395 0.002192.294
537宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'07.145 0.396 0.001192.291
638坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'07.152 0.403 0.007192.271
75福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'07.233 0.484 0.081192.040
83山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'07.238 0.489 0.005192.025
951松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'07.243 0.494 0.005192.011
1012塚越 広大ThreeBond SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'07.308 0.559 0.065191.826
117小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'07.374 0.625 0.066191.638
1219関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'07.386 0.637 0.012191.604
1339阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'07.433 0.684 0.047191.470
1415大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'07.526 0.777 0.093191.206
1518国本 雄資KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'07.540 0.791 0.014191.167
166牧野 任祐DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'07.570 0.821 0.030191.082
1736ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'07.609 0.860 0.039190.972
184中山 雄一ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'07.630 0.881 0.021190.912
1914大嶋 和也NTT Communications ROOKIE SF19
NTT Communications ROOKIE
TOYOTA TRD01F
1'07.741 0.992 0.111190.599
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第3戦鈴鹿公式予選 岡本大地が開幕から3戦連続ポールポジション

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は20日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で公式予選を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が開幕から3連連続でポールポジションを獲得した。

ポールポジションは岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ) 予選2位は佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋) 予選3位は上野大哲(SACCESS RACING ES) 予選4位は居附明利(SACCESS RACING) 予選5位は高木悠帆(MYST KK-SⅡ) 予選6位は八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)

 予選を中止に追い込んだ昨日の雨も上がり鈴鹿上空には早朝より青空が広がった。路面にウェットパッチが残るなか午前8時、24台が参加して20分間の公式予選が始まった。

 序盤、予選をリードしたのは上野大哲(SACCESS RACING ES)。徐々にタイムを上げ4周目には2分16秒357をたたき出し、ここまでリーダーに君臨。しかし5周目には開幕から2連勝中の岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が15秒605で一気にトップに立つ。2位には佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が15秒985で上がり、上野は3位に落ちた。

 ここから各ドライバータイムが伸び悩む。今シーズンのタイヤはたれが早く思ったよりタイム更新ができない。結局、岡本がこのタイムで今シーズン開幕から3戦連続でポールポジションを決めた。佐藤もタイムアップならずこのままのタイムで2位に入った。

 上野は1コーナーとダンロップで2度のコースアウトを喫するもののタイムを2分16秒175まであげたが、順位は変わらず3位で予選を終えた。

 4位には前回初参戦でいきなり予選3位に入った居附明利(SACCESS RACING)が付け、5位には高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が、6位にはベテランの八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が入った。

 ポールの岡本は「このタイムはスリップを使ったもの。佐藤とは実質的にタイム差はないと思う」と述べ、佐藤も「ベストタイムは完璧なアタックではなかった」といい、両者とも決勝はどちらかが逃げ切ることはないだろうと語った。

 第3戦決勝は午後12時25分より10周で争われる。岡本の3連勝なるか、佐藤が初優勝を飾るのかに注目したい。「決勝は落ち着いてレースをしたい」という3位の上野、その背後のルーキー居附にも注目だ。

Text: Yosshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第3戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2021/06/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
18岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'15.605--154.162
256佐藤 巧望MYST.KK-SII.制動屋
MYST KK-S2
2'15.985 0.380 0.380153.732
338上野 大哲SACCESS RACING ES
MYST KK-S2
2'16.175 0.570 0.190153.517
439居附 明利SACCESS RACING
MYST KK-S2
2'16.583 0.978 0.408153.059
561高木 悠帆MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'16.653 1.048 0.070152.980
6*88八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
2'16.805 1.200 0.152152.810
787森山 冬星DIXCEL☆ROYAL/MYST
MYST KK-S2
2'16.868 1.263 0.063152.740
8*68冨田 自然MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川
MYST KK-S2
2'17.047 1.442 0.179152.540
97髙口 大将FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'17.066 1.461 0.019152.519
1015小松 響Rn-sports・OKABE・KKSII
MYST KK-S2
2'17.318 1.713 0.252152.239
1111三島 優輝Rn-Sports制動屋KKSII
MYST KK-S2
2'17.380 1.775 0.062152.171
1251岸本 尚将Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
2'17.590 1.985 0.210151.938
1381佐藤 樹群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
2'17.651 2.046 0.061151.871
1469鶴岡 秀麿MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2
MYST KK-S2
2'17.780 2.175 0.129151.729
1533伊藤 慎之典テイクファースト&チャリ走! 10V
TOKYO R&D RD10V
2'17.851 2.246 0.071151.651
1621太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
2'18.117 2.512 0.266151.359
17*55板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
TOKYO R&D RD10V
2'18.392 2.787 0.275151.058
1879三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
2'18.692 3.087 0.300150.731
1986木村 龍祐制動屋CF亜衣KK-S2
MYST KK-S2
2'19.187 3.582 0.495150.195
2024碓井 剛C.O.B-KART
MYST KK-S2
2'19.305 3.700 0.118150.068
219上吹越 哲也FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
2'19.738 4.133 0.433149.603
2259松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'19.766 4.161 0.028149.573
230夕田 大助LAPS
MYST KK-S2
2'22.022 6.417 2.256147.197
2454山田 健nutecレプリRD10V
TOKYO R&D RD10V
2'22.077 6.472 0.055147.140
---- 以上基準タイム(130% - 2'56.698)予選通過 ----
  • CarNo.88,55,68は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.2.c)(走路外走行)により、当該タイムを削除した。
  • CarNo.68は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第59条1)①(危険なドライブ行為)により、訓戒とした。
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第10戦SUGO決勝会見 アレジ「この良いリズムを続けていきたい」

優勝 ジュリアーノ・アレジ(TOM'S)

「良いスタートが切れ、その後は後方とのギャップをマネージメントして走りました。セーフティカーの前に雨量が多くなってそれがちょっと怖かったり、解除後は名取選手のペースが良かったりしましたが、僕にとってもトムスにとっても良かったと思います。僕はルーキーイヤーですので、常に勉強は欠かせませんが、この良いリズムを続けていければと思います」

「SUGOのコースはエスケープゾーンが殆どないのでミスをしないように少し余裕を持って走ることを心がけました。でも楽しいコースです。明日のポイントはスタートです。このコースはオーバーテイクがあまりできませんから、とにかくスタートが大切です」

2位 名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)

「予選はフィーリングが良くてポールポジションを狙っていましたが、赤旗の出るタイミングが悪くて2番手になってしまいました。決勝はアレジ選手の方がペースが良くて、濡れた路面でオーバーテイクのチャンスはありませんでした。ヨコハマのレインタイヤはライフが短いので、マネージメントしながら安定して走れたとは思いますが、まだ改善する余地があります」

「今回はこれまでと違って一発の速さがなくてレースペースは良いというパターンでした。明日はポールから逃げ切って早くチャンピオンを決めたいと思います」

3位 平良響(TOM'S)

「久々の雨のスタートでしたが、4番手から落ち着いてできたと思います。佐藤選手がエンジンストールしましたが、それにも動じることなく、また河野選手に並ばれかけましたが、それも落ち着いて対処する事ができたと思います」

「レースはトップ2台が逃げてしまいましたが、焦ることなく冷静に走りました。途中雨が強くなったので、とにかくコースに留まることを心がけました」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGO予選会見 関口雄飛「こんなに嬉しいのは初めて」

PP 関口雄飛(TEAM IMPUL)

「久々のポールポジションですが、こんなに嬉しいのはレースやっていて初めてかもしれません。去年、今年と苦しんできましたが、チーム、スタッフが支えてくれました。結果が出せてほっとしています。応援してくれた人に感謝しています。ネガティブにならないようにしていましたが、自分でも気づかないうちにかなり追い込まれていたのかもしれません。辛かったです」

「Q2ではタイム出す直前で赤旗が出てしまったりしましたが、Q1,2,3と雨量が異なる中でエンジニアと相談してマシンを上手く合わせることができたと思います。まだシーズン中盤なのでチャンピオンを狙っていきます。まずは明日優勝して野尻選手に少しでも追いつきたいと思います」

2位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「完全にポールを獲れるクルマだったと思います。決めきれなかったのは自分のせいです。ダサい予選でした。オートポリスでは雨でかなり苦戦をしましたので、ウエットに関してチームでかなり話し合ってきました。できれば雨の予選はしたくありませんでしたが、いいクルマを用意してくれたチーム力のおかげだと思います。感謝しています」

「復帰して間もないので、まだ100パーセントというところまで戻っているとは言えませんが、特に自分は変わっていませんので普段どおりやるだけです。明日はドライのレースになりそうですが、まだ今年になってドライで走っていないので少し不安です(笑)」

3位 阪口晴南(INGING MOTORSPORT)

「Q1,2,3とセッティングを大きく変えなくてもいけたので、マシンを仕上げてくれたチームに感謝しています。7分間しかない中でタイヤを温めるのに時間がかかったりはしましたが、最後に帳尻を合わせることができたので良かったです」

「SUGOのドライコンディションは経験がないので、楽しみでもあり不安でもあります。でも勝つチャンスはあると思いますので頑張ります。予選は負けてしまいましたが、幼馴染の牧野選手の復活は嬉しいですね」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第10戦SUGO決勝 ジュリアーノ・アレジ初優勝、第12戦のポールも獲得

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が、6月19日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションスタートのジュリアーノ・アレジ(TOM'S)が雨のレースで躍動。追いすがるポイントリーダーの名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)を抑え切って初優勝を飾った。この優勝で明日決勝の第12戦のポールポジションも獲得した。

雨の中、決勝がスタートした

優勝はジュリアーノ・アレジ(TOM\'S)

決勝2位は名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)

決勝3位は平良響(TOM\'S)

フロントローの#36アレジ、#50名取が無難なスタートを決めたのに対して、グリッド2列目予選3位#2佐藤蓮(TODA RACING)はエンジンストール。最後尾にまでポジションを下げてしまった。#2佐藤はどうもスタートが鬼門だ。

トップ#36アレジ、2位#50名取の両者は、3位#37平良響(TOM'S)以下とは別格の速さを見せ、1周を終えてストレートに戻ってきたときは早くも一騎討ちの様相を見せていた。この展開は周回を重ねるたびに顕著になっていく。

一方トップを争う2人の差は1秒から2秒で推移していたが、8周を過ぎたあたりから#50名取のペースが上がらず1分32秒台をコンスタントに刻む#36アレジとの差が開き始める。

この頃から雨足が強くなり、10周目に#30DRAGON(B-MAX ENGINEERING)がコースアウト。コンディションの悪化を懸念した運営側はセーフティカー(SC)を導入。それにもかかわらず、12周目には#3ルッカ・アレン(ALBIREX RACING TEAM)がコースアウト。SCラン中のコースアウトにタイム加算のペナルティとなった。

SCランは15周終了まで続いたため、これで26周の周回をこなすことは難しくなり、規定の40分を過ぎた時点でチェッカーが出されるタイムレースとなることが確定した。

レースが再開されても#36アレジのペースが衰えることはなく、コンディションが回復したこともあって、ファステストラップをマークして2位#50名取を振り切りにかかる。#50名取も「抜くチャンスはなかった」とは言いながらも、最後には意地を見せ#36アレジとの差を詰めたところで40分が経過、24周終了時でチェッカーとなった。

アレジにとってはスーパーフォーミュラ・ライツ初優勝。しかもポール・トゥ・フィニッシュという完勝だった。すでにスーパーフォーミュラで勝利しているため、歓喜の初優勝という雰囲気ではなかったが、「雨のアレジ」を印象づけるには十分な内容だった。

3位はトップ2とは速さに差はあったが、「落ち着いてレースができた」という#37平良が入り、40歳以上のマスターズクラスは総合8位の#51畑亨志(B-MAX ENGINEERING)が安定した走りでクラス優勝を飾った。

なお、今回のレース結果が、明日の最終レースのグリッドとなるため、アレジは第12戦もポールポジションからのスタートとなる。ドライとなるレースでどんな勝ち方を見せるのか、ダブルエントリーのスーパーフォーミュラも含め、レース毎に速さに磨きがかかるアレジから目が離せなくなりそうだ。

表彰式: 左から2位・名取鉄平、優勝・ジュリアーノ・アレジ、3位・平良響

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第10戦SUGO決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
136ジュリアーノ・アレジDeloitte. TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2441'22.237--
250名取 鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2441'23.398 1.161 1.161
337平良 響Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2441'38.76816.53115.370
435河野 駿佑RS FINE K&N 320
RS FINE
TOYOTA TOM'S TAZ31
2441'44.52822.291 5.760
510三宅 淳詞MAX RACING 320
Rn-sports
SPIESS A41
2441'55.60833.37111.080
61野中 誠太Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2441'56.07033.833 0.462
72佐藤 蓮TODA FIGHTEX
TODA RACING
SPIESS A41
2441'56.69534.458 0.625
851M1畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
2442'14.92752.69018.232
94M2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
2442'27.9881'05.75113.061
1011M3植田 正幸MAX RACING RN 320
Rn-sports
SPIESS A41
2342'58.8721Lap 1Lap
11*3ルッカ・アレンAlbirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI TB14F3 2020
2142'42.0863Laps2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 21Laps)完走 ----
-30DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1119'41.76813Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 ジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)1'31.333 (18/24) 141.366km/h
  • CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2.10.11(SC中のコースアウト)により、競技結果に対し、5秒加算のペナルティーを科す。
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGO公式予選 雨中の激闘を制したベテラン関口がポール奪取!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の公式予選が、6月19日、雨の降る宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ベテラン関口雄飛(TEAM IMPUL)が得意のコースで復活を印象づけるポールポジションを獲得した。2位は復帰から2レース目の#6牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3位は#39阪口晴南(INGING MOTORSPORT)が入った。

ポールポジションは関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)

予選2位は牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

予選3位は阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)

帰国後のコロナウイルス感染防止の隔離でFIA世界耐久選手権(WEC)レギュラードライバーの中嶋一貴、小林可夢偉、タチアナ・カルデロン、そしてWECのテストに参加したランキング2位の平川亮も欠場とやや役者を欠いた感のあるSUGO大会だが、若手と速さを取り戻したベテランがその穴を埋めて余りある活躍を見せた。

朝から降り続く冷たい雨は予選開始時刻になっても止む気配はなく、逆に降りが強くなってくる。気温は19度、路面温度は20度と低く、雨量もあってタイヤを温めるのは難しそうだ。

安全確保のため、通常とは異なりA組、B組のグループ分けのままQ2まで戦うこととなり、グループ分けによって若干の有利不利はありそうだが、狭いSOGOのコースでは賢明な判断だろう。

グループA:#1山本-#3山下-#6牧野-#7小高-#14大嶋-#15大津-#20高星-#37宮田-#39阪口

グループB:#4中山-#5福住-#12塚越-#16野尻-#18国本-#19関口-#36アレジ-#38坪井-#51松下-#64大湯

Q1

グループA #37宮田が先行し、これを#39阪口、#6牧野、#15大津が追うという形で進んでいき、残り2分で#6牧野が1分20秒を切る19秒982でトップに躍り出る。#6牧野は更にタイムを削り取り19秒306で他を寄せ付けない速さを見せた。

#39阪口も最終周に19秒835にタイムアップ2位を確定させた。チャンピオンナンバーを背負う#1山本は最後の最後で20秒931で圏外から5位に滑り込んだ。スポットで代役参戦の#20高星、#14大嶋がノックアウト。

グループB A組の結果から1分20秒をターゲットタイムに各ドライバーはアタックを開始。

最初に20秒台に乗せたのは#51松下の20秒383。これを皮切りに#5福住、#38坪井を加えた3人による熾烈なトップタイム争いが繰り広げられた。

残り3分からのトップ交代はまさに目まぐるしいものだった。坪井20秒240→福住20秒048→松下20秒023→坪井19秒758→福住19秒642→松下19秒623→福住19秒504と毎周のようにトップが変わり、最後に福住がとどめを刺して終了した。

この結果、ドコモチームがA,B両グループでトップを奪い、#12塚越、#18国本、#4中山がノックアウト。

Q2

グループA 7分間という短い時間の中でラスト2周の争いとなったが、#37宮田と#39阪口の一騎討ちの様相を呈したセッションとなった。

最初に1分20秒を切ったのは宮田。19秒606でトップに立つと阪口も19秒832で追いすがる。これを突き放すように宮田が19秒143を叩き出す。これで決まったかと思わせたが、最後に阪口が19秒046で逆転。Q2を締め括った。

#6牧野19秒732、#15大津20秒488までがQ3進出。#3山下、#7小高、#1山本がノックアウト。

グループB 走行開始から雨がかなり強くなってきた。このため各ドライバーはコンディションが悪化する前にタイムを出そうと早めのアタックを試みる。

ここで異次元の走りを見せたのが#38坪井。21秒210、20秒100と確実にタイムを短縮していくが、快調な故の落とし穴か、2コーナーでコースオフ。同じ周に松下もコースオフしてしまい、あろうことか、予選の主役となると思われた2人が赤旗中断の原因をつくりタイムは抹消。ここで2人の予選は終了してしまった。

これによりトップは福住、以下、アレジ、関口、大湯、野尻と続き、残る3分間の予選でQ3進出を賭けて臨んだが、シリーズリーダーの野尻が100分の1秒差で涙をのむことになった。

Q3

奇しくもトヨタエンジン4台、ホンダエンジン4台が揃うこととなったQ3だが、開始頃から雨量が多くなり各ドライバーは水しぶきを跳ね上げながらアタックを開始。

#37宮田の21秒723、#36アレジ21秒966と続いたあと、トップに躍り出たのは#19関口(20秒248)だった。その後、宮田が19秒799で再逆転を果たすが、関口は即座に19秒231をマークして再々逆転。トップに返り咲く。

最後に牧野(19秒274)、阪口(19秒445)も逆転を試みるが、関口のタイムには僅かに届かず。関口が昨年からの不調を吹き飛ばす、自身5回目のポールポジションを決めた。

Q2までは若手の争いと思われたが、最後の最後でベテランここにありを見せた関口。マシンから降りインタビューを受けた関口は「今まで涙ぐむドライバーの気持ちはわからなかったが今回よくわかった」と感極まる場面もあった。

決勝は、明日午後1時30分から53周で行われる。天気予報は曇のち晴れ。雨の心配はなさそうだ。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第3戦鈴鹿公式予選 降雨のため明日20日に延期

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は19日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第3戦で午後2時40分より公式予選を行う予定だったが、降り続く雨のため、予選は明日に順延された。

 梅雨入りしたものの空梅雨が続いてた三重県地方だが、昨夕より降り出した雨は日付が変る未明には本降りとなり、ようやく梅雨本番を迎えた。

 このため、午後2時40分より行われる予定だった公式予選は、降り続く雨のため、再三の延期の後、明日への順延が発表された。スーパーFJを含めてこの後4カテゴリーの予選が行われる予定だったため、現在、明日のスケジュールについてブリーフィングが行われている。

追記

 上記の結果、スーパーFJ第3戦の予選は明日20日、午後8時から20分間、第3戦決勝は午後12時25分から10周、第4戦決勝は午後4時55分から12周と変更された。第4戦は第3戦の決勝結果の上位6台をリバースグリッドとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGOノックアウトQ3結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q3 Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
119関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'19.231--162.959
26牧野 任祐DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'19.274 0.043 0.043162.871
339阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'19.445 0.214 0.171162.520
437宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'19.799 0.568 0.354161.799
55福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'19.828 0.597 0.029161.740
636ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'20.371 1.140 0.543160.647
764大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'20.485 1.254 0.114160.420
815大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'21.232 2.001 0.747158.945
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGOノックアウトQ2結果

■Aグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q2 A Group Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
139阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'19.046--163.340
237宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'19.143 0.097 0.097163.140
36牧野 任祐DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'19.732 0.686 0.589161.935
415大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'20.488 1.442 0.756160.414
---- 以上Q3進出 ----
53山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'21.109 2.063 0.621159.186
67小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'21.128 2.082 0.019159.149
71山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.236 2.190 0.108158.937

■Bグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q2 B Group Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
15福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'20.597--160.197
219関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'20.791 0.194 0.194159.812
336ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'21.079 0.482 0.288159.245
464大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.389 0.792 0.310158.638
---- 以上Q3進出 ----
516野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.408 0.811 0.019158.601
-51松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
no time---
-38坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
no time---
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGOノックアウトQ1結果

■Aグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q1 A Group Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
16牧野 任祐DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'19.306--162.805
239阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'19.835 0.529 0.529161.726
337宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'20.176 0.870 0.341161.038
415大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'20.533 1.227 0.357160.324
51山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'20.931 1.625 0.398159.536
67小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'21.012 1.706 0.081159.376
73山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'21.128 1.822 0.116159.149
---- 以上Q2進出 ----
820高星 明誠carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'21.365 2.059 0.237158.685
914大嶋 和也NTT Communications ROOKIE SF19
NTT Communications ROOKIE
TOYOTA TRD01F
1'21.682 2.376 0.317158.069
---- 以上基準タイム予選通過 ----

■Bグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Knock Out Q1 B Group Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
15福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'19.504--162.399
251松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'19.623 0.119 0.119162.157
338坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'19.758 0.254 0.135161.882
419関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'19.782 0.278 0.024161.833
516野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'20.113 0.609 0.331161.165
636ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'20.313 0.809 0.200160.764
764大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'20.346 0.842 0.033160.697
---- 以上Q2進出 ----
812塚越 広大ThreeBond SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'21.472 1.968 1.126158.477
918国本 雄資KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'21.587 2.083 0.115158.253
104中山 雄一ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'22.205 2.701 0.618157.063
---- 以上基準タイム予選通過 ----
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGO 予選方式が一部変更、Q2も2グループで実施

ノックダウン方式で行われるスーパーフォーミュラの予選だが、第4戦スポーツランドSUGO大会の予選方式が若干変更されることになった。

通常A,Bグループに分けて予選Q1が行われ、それぞれ上位7台がQ2進出、Q2の上位8台がQ3進出となるが、今回はQ2もA,Bグループのまま行い、それぞれの上位4台がQ3に進出することになった。悪天候と狭いSUGOのコースで安全を確保をするためと思われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第10,11戦SUGO公式予選 第10戦はアレジ、第11戦は名取がポールを決める

全日本スーパーフォーミュラライツ選手権第10、11戦の公式予選が、6月19日、スポーツランドSUGOで行われた。この週末練習走行から好調のジュリアーノ・アレジ(TOM'S)がトップタイムを叩き出し第10戦で初ポールを決め、セカンドタイムで決まる第11戦は名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)がポールポジションを獲得した。

第10戦ポールポジション、第11戦予選3位のジュリアーノ・アレジ(TOM\'S)

第10戦予選2位、第11戦ポールポジションの名取鉄平(B-MAX RACING TEAM)

第10戦予選3位、第11戦予選2位の佐藤蓮(TODA RACING)

この週末、木曜、金曜に行われた練習走行で好調を維持しているのが、フォーミュラ・ライツではまだ優勝はないものの、代走で参戦した雨のスーパーフォーミュラで初優勝を飾った#36アレジだ。3回の練習走行で1位、1位、2位と安定した速さを見せた。

#36アレジのライバルとなるのポイントリーダーの#50名取、そして今シーズン1勝を挙げている#2佐藤蓮(TODA RACING)。また雨のレースで2勝を飾りシリーズ2位につける#10三宅淳詞(ルーニースポーツ)からも目が離せない。

予選開始前に雨も小降りになり、コース上でのスピン、コースアウトはほとんど見られないまま予選は進み、折返しの15分経過時点での順位は、#50名取1分30秒107、#2佐藤1分30秒483、#36アレジ1分30秒741、#37平良響(TOM'S)1分31秒152。

残り10分を切ってから各ドライバーは最後のアタックに入る。まず#2佐藤が1分30秒438をマーク。しかし順位は変わらず。#37平良も1分30秒491と大きくタイムアップするが4位のまま。

ここで順位を一気に上げてきたのが#36アレジ。まず1分30秒288で2位に浮上すると、その次の周には更に詰めて1分30秒045で名取を逆転しトップに浮上。見事なアタックを見せた。

残り5分、#2佐藤が30秒177を出すが順位は3位で変わらず。

残り4分、#30DRAGON(B-MAX ENGINEERING)が馬の背でコースアウト。グラベルにはまってしまいセッションは赤旗中断。

再開後、各ドライバーは残された4分でグリッドを上げようと渾身のアタックを行うが、走行が途切れて再び濡れてしまったラインではタイムアップをするのは難しく、上位では#2佐藤のみが1分30秒104と僅かにタイムアップしたのみ。佐藤はこれでセカンドタイムで#36アレジを上回るることになった。

見事なアタックを見せ自身初の、またトムスにとっても今季初のポールポジションを奪った#36アレジだが、第11戦のグリッドを決めるセカンドタイムでは#50名取、#2佐藤に先行されてしまい、完璧な予選とはいかなかった。

この結果、第10戦のグリッド2列目までは#36アレジ-#50名取-#2佐藤-#37平良、第11戦は#50名取-#2佐藤-#36アレジ-#37平良となった。

第10戦の決勝は本日午後4時15分から26周で、第11戦は明日午前10時20分から、第12戦は15時45分からそれぞれ19周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第11戦SUGO公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 11 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
150名取 鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'30.107--143.290
22佐藤 蓮TODA FIGHTEX
TODA RACING
SPIESS A41
1'30.177 0.070 0.070143.178
336ジュリアーノ・アレジDeloitte. TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'30.250 0.143 0.073143.063
437平良 響Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'30.779 0.672 0.529142.229
535河野 駿佑RS FINE K&N 320
RS FINE
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'31.466 1.359 0.687141.161
61野中 誠太Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'31.546 1.439 0.080141.037
7*3ルッカ・アレンAlbirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI TB14F3 2020
1'33.565 3.458 2.019137.994
810三宅 淳詞MAX RACING 320
Rn-sports
SPIESS A41
1'34.007 3.900 0.442137.345
94M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1'34.334 4.227 0.327136.869
1051M2畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1'34.667 4.560 0.333136.388
---- 以上基準タイム(110% - 1'39.196)予選通過 ----
-11M-植田 正幸MAX RACING RN 320
Rn-sports
SPIESS A41
1'40.92310.816 6.256127.933
-*30DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
deleted---
  • CarNo.30は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条4.(赤旗原因)により、予選タイム抹消のペナルティーを科した。
  • CarNo.3は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条6.により、黄旗区間通過周回のベストタイム抹消のペナルティーを科した。
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SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:第10戦SUGO公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
136ジュリアーノ・アレジDeloitte. TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'30.045--143.388
250名取 鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'30.054 0.009 0.009143.374
32佐藤 蓮TODA FIGHTEX
TODA RACING
SPIESS A41
1'30.104 0.059 0.050143.294
437平良 響Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'30.491 0.446 0.387142.682
535河野 駿佑RS FINE K&N 320
RS FINE
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'31.377 1.332 0.886141.298
61野中 誠太Kuoカローラ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'31.523 1.478 0.146141.073
7*3ルッカ・アレンAlbirex-RT
ALBIREX RACING TEAM
TOMEI TB14F3 2020
1'33.492 3.447 1.969138.102
810三宅 淳詞MAX RACING 320
Rn-sports
SPIESS A41
1'33.651 3.606 0.159137.867
94M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1'34.055 4.010 0.404137.275
1051M2畑 亨志A-NeKT with B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
1'34.230 4.185 0.175137.020
---- 以上基準タイム(110% - 1'39.074)予選通過 ----
-11M-植田 正幸MAX RACING RN 320
Rn-sports
SPIESS A41
1'39.995 9.950 5.765129.120
-*30DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
deleted---
  • CarNo.30は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条4.(赤旗原因)により、予選タイム抹消のペナルティーを科した。
  • CarNo.3は、2021全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第27条6.により、黄旗区間通過周回のベストタイム抹消のペナルティーを科した。
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGOフリー走行1回目 福住仁嶺がトップタイム

フリー走行1回目: トップタイムは福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

フリー走行1回目: 2位は阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)

フリー走行1回目: 3位は坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)

2021全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦スポーツランドSUGO。予選日は朝から雨が降り続いている。明日は天候が回復しそうだが、今日は1日雨の予報のため予選もウエットコンディションになることは間違いなさそうだ。

スポーツランドSUGOはシーズンオフにコース改修が行われている。ピットロードが拡幅され、ストレートが若干スタンド寄りにオフセットされた。また、ピットロード出口が2コーナーから3コーナーに移されている。

午前9時10分から90分間の予定で始まったフリー走行1回目。開始前から若干雨が強くなってきた。雨のコース習熟、マシンセッティングにとって重要な走行になる。特に抜きにくく予選順位が重要になるSUGOのコースでは尚更だ

9時19分(開始9分)。#14大嶋和也(ROOKIE Racing)がレインボーコーナー立ち上がりでスピン。幸いコース上でストップしてマシンにダメージはなかったが赤旗中断。#14大嶋は自走してピットに戻った。

ここまでの順位は、#38坪井翔(INGING MOTORSPORT)1分19秒542、以下、#5福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)19秒834、#15大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)19秒931が僅差で続く。

8分の中断の後走行再開。雨は降り続き、特にバックストレートでは走行するマシンからはかなりのウォータースクリーンが上がる。

9時32分(開始22分)。#51松下信治(B-MAX RACING TEAM)がSPコーナーの進入でコースオフ。クラッシュパッドにフロントから刺さるが自走でピットに戻る。見たところ大きなダメージはない模様だ。

9時40分走行再開。雨の量が少なくなってきた。3コーナー~4コーナー~S字でトップタイムを更新し1分18秒683をマークしていた#38坪井、#4中山雄一(KONDO RACING)がコースオフするなど難しいコンディションが続いている。

9時55分(開始45分)。折返しを過ぎたトップ6は、#5福住仁嶺1分18秒525、#39阪口晴南1分18秒669、#38坪井翔1分18秒683、#37宮田莉朋1分18秒958、#6牧野任祐1分18秒969、#3山下健太1分19秒070。ライン上は水が掃けてきた。

10時2分(開始52分)。トップ#5福住が更にタイムを縮め1分18秒363をマーク。前回初優勝を飾った#36ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM'S)は初のコース、しかも雨のコンディションに苦戦し10番手1分19秒411。

10時17分(開始67分)。#4中山雄一(KONDO RACING)が1コーナーでコースオフ。自力でコース復帰できず赤旗中断。結局、牽引されてピットに戻る。#4中山は1分21秒126で18番手。なかなかタイムが出せずに苦労している。

10時28分(残り12分)走行再開。各ドライバーはニュータイヤを履いてコースインするが、多くのドライバーはアタックのためではなく予選用タイヤの皮むきのようだ。

そのなかで#19関口雄飛(TEAM IMPUL)、#36アレジの2台はタイムを僅かに短縮してきた。

最終的なトップ6は、#5福住仁嶺1分18秒363、#39阪口晴南1分18秒669、#38坪井翔1分18秒683、#6牧野任祐1分18秒722、#19関口雄飛1分18秒910、#37宮田莉朋1分18秒955。

終盤は雨は弱くなったもののコンディションは回復しないままフリー走行終了。このコンディションが続くとかなり難しい予選になりそうだ。

なお、予選の方式が若干修正され、Q1のA,Bグループ分けのままQ2(上位7台ずつ)まで行い、それぞれ上位4台がQ3に進出することが発表された。

予選はノックダウン方式で午後2時10分から行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA

SF:第4戦SUGOフリー走行1回目結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2021/06/19) Free Practice 1 Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
15福住 仁嶺DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'18.363--164.764
239阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'18.669 0.306 0.306164.123
338坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'18.683 0.320 0.014164.094
46牧野 任祐DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'18.722 0.359 0.039164.013
519関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'18.910 0.547 0.188163.622
637宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'18.955 0.592 0.045163.529
73山下 健太ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'19.070 0.707 0.115163.291
816野尻 智紀TEAM MUGEN SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'19.101 0.738 0.031163.227
936ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'19.119 0.756 0.018163.190
1064大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'19.156 0.793 0.037163.113
1118国本 雄資KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'19.437 1.074 0.281162.536
1251松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'19.651 1.288 0.214162.100
1312塚越 広大ThreeBond SF19
ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'19.664 1.301 0.013162.073
141山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'19.678 1.315 0.014162.045
157小高 一斗KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTA TRD01F
1'19.841 1.478 0.163161.714
1615大津 弘樹TEAM MUGEN SF19
Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'20.229 1.866 0.388160.932
1714大嶋 和也NTT Communications ROOKIE SF19
NTT Communications ROOKIE
TOYOTA TRD01F
1'21.017 2.654 0.788159.367
184中山 雄一ORIENTALBIO KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'21.126 2.763 0.109159.152
1920高星 明誠carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'21.273 2.910 0.147158.865
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Inter Proto e Series

IPeS:第1戦 S耐王者の冨林勇佑がポールトゥウィン

上手いが速い!eモータースポーツ頂上決戦

 インタープロトeシリーズ(IPeS)は、レースゲームやシミュレーターでの楽しみの一つであるマシンセッティングをあえて消し、純粋にドライビングテクニックを競い合います。

 本物だろうがグランツーリスモであろうがiRacingであろうが、優れたハンドル・アクセル・ブレーキの操作で速さを証明します。

 各カテゴリーのチャンピオンが集結し、言い訳の聞かないプライドをかけた戦いでもあります。

 そんな意気込みのある勇敢な選手に敬意を表し、毎戦1位から3位と、全6戦のシリーズポイント1位から6位までに賞金を用意しています。

*エントリーリスト*

  • 岩田晶(大学生シミュレーターレーサー)2019 IPeSシリーズ3位
  • 岡田衛(グランツーリスモスポーツプレイヤー)2020 IPeSチャンピオン
  • 木村偉織(FIA F4リアルレーサー)2020 IPeSシリーズ2位
  • KENT(バーチャルレーサー)VTuber・ミュゼナビゲーター
  • 兒島弘訓(レースエンジニア) 2021 IPeSチャレンジクラス最上位
  • 坪井翔(SF・GT500プロレーサー)2019インタープロトシリーズチャンピオン
  • 冨林勇佑(GTS・リアルレーサー)2016 FIA GTC Manufacturer Cup Winner・2020スーパー耐久ST3チャンピオン
  • 福住仁嶺(SF・GT500プロレーサー)2020インタープロトシリーズチャンピオン
  • 宮園拓真(グランツーリスモスポーツプレイヤー)2020 FIA GTC Nations Cup & Manufacturer Series Champion
  • 宮田莉朋(SF・GT500プロレーサー)2020 SFLチャンピオン・IPeSスペシャルマッチWinner
  • 武藤壮汰(iRacingレーサー)iRacingレーティング日本人最上位・2020 Access Racing Simulator Cup チャンピオン
  • 山下健太(SF・GT500プロレーサー)2019スーパーGT500チャンピオン

*予選*

 開幕戦はオンラインにありがちな機材トラブル等で3名の選手が欠場となり9名でのアタックとなりました。

 初顔合わせとなる面子でどのようなタイムを記録してくるか。また、スプリントレースではスタートポジションが重要となります。

 15分間の予選では開始早々から、リアルインタープロトのコースレコードとなる43秒台が続出。

 トップからコンマ8秒以内に全車入る大接戦を制したのは、元グランツーリスモ世界チャンピオンで去年よりリアルレースにもチャレンジし、いきなりスーパー耐久ST3クラスチャンピオンになった冨林選手。

 2番手には0.02秒差でiRacing日本人トッププレイヤーの武藤選手。そして3番手には謎のVチューバーKENT選手が0.04差。

*決勝*

 ポールポジションの冨林選手が、スタートから一度もその座を譲らずポールトゥウィン!

 スタートから白熱バトルの模様は是非YouTube をご覧ください。冨林選手が勝利の秘密を明かしてしまっています!

*開催概要*

  • 【レース数・期間】 全6戦(6月~11月)
  • 【シミュレータソフト】 アセットコルサ日本語PC版
  • 【マシンMOD】 IPS kuruma 202X
  • 【コースMOD】 富士スピードウェイ2020
  • 【予選】 15分間
  • 【決勝レース】 ローリングスタート+9周
  • 【賞金】 1位¥100,000-、2位¥50,000-、3位¥30,000-
  • 【シリーズ賞金】
    • 1位 ¥1,000,000-
    • 2位 ¥500,000-
    • 3位 ¥300,000-
    • 4位 ¥200,000-
    • 5位 ¥100,000-
    • 6位 ¥50,000-
  • 【主催】ドリームレーシングプロジェクト
  • 【協賛】ミュゼプラチナム
  • 【協力】インタープロトモータースポーツ

全6戦YouTubeプレミア配信予定です。

DREAM RACING PROJECT by XYZ
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筑波・富士S-FJ選手権

S-FJ:第3戦筑波決勝 スタート直後の混乱を利し、野島遼葵が独走で連勝を飾る

18周の決勝がスタートした

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦決勝は5月23日(日)に筑波サーキットで開催され、66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)が連勝を飾った。

 筑波としては3戦めにして今年初めて晴天の下でスーパーFJの決勝レースを迎えた。各チームは、パドックに並べられたマシンのコックピットに乗り込んだドライバーにパラソルを差しかけて日陰を作った下で最後の確認に余念がない。

 12時20分に全車スリックタイヤでコースイン。ポールポジションの7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)を先頭にグリッドに整列するとフォーメーションラップが開始される。グリッドに戻った全車がクリーンスタートした。

優勝は野島遼葵(Deep-R・10V・ED)

決勝2位は安田航(Fガレージ&SウインズSII)

決勝3位、マスタークラス優勝は秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)

決勝4位は関根陽幹(オートルック☆10V)

決勝5位は下村剛司(SウィンズKENS2 ED)

決勝6位は板野貴毅(ZAPムトウ・サービス10V)

決勝7位は武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)

決勝8位は本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)

ゴール後クラッシュした安田航(Fガレージ&SウインズSII)

 スタートで本田の蹴り出しがやや弱く、2番手スタートの66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)が並走して第1コーナーに向けてアウトからかぶせにかかる。その後方ではペナルティで3番手スタートとなった52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)の初速が伸びず、4番手スタートの13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)が安田を出し抜くことに成功して3番手に浮上、本田の背後につけて第1コーナーに進入した。

 この密集状態の中で接触があったか第1コーナーで本田がいきなりスピン。アウト側にいた野島はこれでトップに立ち、武者と安田が本田を回避する隙に6番手スタートの1号車・関根陽幹(オートルック☆10V)、7番手スタートの3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)がポジションアップに成功。秋山2位、3位関根、4位武者、5位安田の順で1周目を終えた。スピンした本田はすぐに再スタート、最下位から追走を開始する。

 トップに立った野島は1周目から2位以下に差つけるとさらに加速、秋山をじわじわと引き離して3周目には2.816秒までギャップを築く。一方秋山の背後は0.36秒の差で関根、更に0.35秒の差で武者、と3台がテール・ツー・ノーズ状態で走っている。

 5周目になると野島と秋山のギャップは3.67秒まで開き、関根は相変わらず0.36秒差で秋山の背後に張り付き、その0.42秒後ろの武者には安田が0.28秒差と迫って来た。武者と安田は6周目に攻防をくりひろげて安田が4位の座を奪い取る。武者はここからペースが上がらなくなり、7周目に73号車・下村剛司(SウィンズKENS2 ED)に、8周目にチームメイトの10号車・板野貴穀(ZAPムトウ・サービス10V)にそれぞれかわされて7位までポジションを落としてしまう。

 1周目にスピンで最下位まで落ちた本田はファステストラップを出しながら9位まで順位を戻し、8位の91号車・澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)の後方につける。

 折り返しの9周目を終えて野島と秋山のギャップは5.56秒まで拡大、関根は0.33秒差で追う秋山を攻めあぐねているように見え、その間に武者を仕留めた安田が差を詰めており、10周目には1分00秒247というこの日のファステストラップを叩き出して関根を0.27秒差と攻め立てる。2位グループの秋山~関根~安田の3台は4周にわたってテール・ツー・ノーズで走り、その間に野島は7秒以上前を行く独走状態となる。

 2位争いをかき回したのは安田で15周目に3位関根の攻略に成功、この攻防の隙に0.62秒先行した秋山の追い上げを開始、16周目0.49秒差、17周目0.27秒差と終盤の2位争いを緊迫したものにして18周目、ファイナルラップに突入。各コーナーで秋山にゆさぶりをかけてチャンスを伺うとバックストレートで並びかけて最終コーナー出口でオーバーテイクに成功。秋山もメインストレートで追いすがったが0.18秒の差でフィニッシュラインを越えた。

 野島は2位に8.89秒の大差をつけ優勝、大きく上げた手でVの字を作って連勝をアピールしながらチェッカードフラッグを受けた。終盤戦を盛り上げた安田はこれで3戦連続の2位。1周目から2位の座を守り続けてきた秋山だがファイナルラップの最終コーナーで陥落、3位となり、結果として第2戦と同じ顔ぶれが表彰台に上がった。1周目から最後までテール・ツー・ノーズ状態で秋山を追い続けた関根は0.13秒差で表彰台を逃した。

 マスターズクラスは総合3位の秋山に続き、総合10位の46号車・本間隆史(MAT Racing 10VED)、総合11位の71号車・林寛樹(MURVゼンカイレーシングED)という順になった。

■決勝後のコメント

優勝 66号車・野島遼葵(Deep-R・10V・ED)
優勝した野島遼葵(Deep-R・10V・ED)

 「(スタート直後の第1コーナーでは何があった?)(本田選手と)並んで入ったが、たぶんインに巻き込んでしまったのだと思う。それに後続も引っかかったが、あれで差がついて自分が描いていた通りの展開に持ち込めた。マシンの調子は予選よりもよかったが、まだ煮詰める余地がある。連勝できて嬉しい」

2位 52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)

決勝2位の安田航(Fガレージ&SウインズSII)

 「(最後の秋山選手との攻防は?)ちょっとギリギリだったが、秋山選手が(こちらを)見てラインを残してくれていたので、何とか入ることができた。(フィニッシュ後1コーナーでクラッシュした事について)元々ブレーキが怪しかったのだが、ブレーキが効かないところでシフトロックもしてしまいコーナーを(まっすぐ)行ってしまった。レース後でよかった。レース中だったら秋山選手とのバトルどころではなかった。(スタート直後に順位が下がったのは?)本田選手のスピンをインから避けるかアウトからか悩んでアウトに行った。どちらが正解かは分らないがそれで順位を落としたが、追い上げられたのでよかった。そうは言っても勝てなかったのは残念で、予選でのペナルティも反省して、次戦ことはポール・ツー・ウィンを飾りたい」

3位 3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)マスターズクラス1位

決勝3位、マスタークラスで優勝した秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)

 「(3位に落ちたのは)最終ラップの最終コーナー入口でやられた。バックストレートで完全に追いつかれてしまっていたので、もうブロックはしなかった。スタートはまず2台くらい抜いて、その後本田選手が回ったところでうまく前に出られた」

7位 13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)

決勝7位の武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)

 「(ポジションダウンの原因は?)マシンではなくドライバーである自分自身の問題。レースウィークを通じてどうしたら自分が速くなるか明確にすることができなくて、そこが問題だった。ちゃんと速い走り方を見つけないといけない」

8位 7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)

決勝8位の本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)

 「(スタート直後のスピンは?)スタート自体は普通で、外側に並ばれてイン側にラインを取った。そのままでは接触しそうで、さらにイン側に逃げようとしたら、縁石か何かに当たったのか、回ってしまった。もっと強気に出る事もできたが、それで当たったら元も子もないので回避した。(その後いいペースで走れていたが?)ラップタイム的にはトップとそん色なかったし、予選もフロントロウが狙えることが分かってきたので、次は普通にポールポジションを取って、リラックスした状態で決勝を迎えたい」

表彰式:左から2位・安田航、優勝・野島遼葵、3位・秋山健也

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦は8月1日(日)に開催される。連勝でポイントを大きく伸ばした野島を誰が止めるか注目される。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
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筑波・富士S-FJ選手権

S-FJ:第3戦筑波公式予選 安田航トップタイムもペナルティで降格、本田千啓が初のポールポジションを獲得

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦予選が5月23日(日)に筑波サーキットで開催され、ここまで連続ポールポジションを獲得している52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)がトップタイムをマークしたが、ペナルティでグリッド降格。代わって2番手だった7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)が自身初のポールポジションを獲得した。

ポールポジションは本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)

予選2位は野島遼葵(Deep-R・10V・ED)

予選3位は安田航(Fガレージ&SウインズSII)

予選4位は武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)

マスタークラスポールポジションは秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)

 風が強く5月とは思えない寒さだった練習日とは打って変わって薄曇りながら暖かな予選の朝を迎え、第1戦/第2戦からの継続エントリーが12台あったスーパーFJは1台が出走取消。11台で予選を戦った。

 午前8時40分から20分間の予選が開始。コースは一部に湿った箇所があるがほぼドライコンデイション、前回優勝でポイントランキング首位の66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)を先頭に全車がスリックタイヤでコースイン。  まずは残り17分時点で野島が1分00秒652でトップに立ち、安田が0.123秒の差で2番手につける。安田は次の周回で59秒981と59秒台にタイムを入れてトップに立つと、59秒896→59秒779とタイムを削りその座をキープ。野島も59秒995と1分を切るが安田を上回れず、残り13分のタイミングで本田が59秒962をマークして2番手に浮上する。

 勢いに乗る本田は次の周回で59秒718と安田を上回るタイムを出しトップを奪うが、安田はすかざず59秒573を出してこれを逆転、本田も59秒623を出すが0.05秒及ばない。そして第1戦でデビュー戦ながら予選でトップタイムを出した13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)59秒786で3番手に躍り出て野島は4番手へドロップ。

 残り10分となった時点で安田は59秒490とさらにタイムを刻み本田に差をつけ、野島も59秒758と武者を逆転、3番手に戻す。4番手武者の後ろには1号車・関根陽幹(オートルック☆10V)、マスターズクラストップの3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)が続いている。

 安田は59秒467までタイムを縮めてトップの座を確実なものにし、本田は残り2分のタイミングで59秒524と0.057秒差まで詰めたが及ばず2番手。野島、武者の順位も入れ替わらない中で、終盤順位を上げたのは73号車・下村剛司(SウィンズKENS2 ED)。59秒814で5番手となり、関根、秋山は6番手、7番手に下がった。マスターズクラスで秋山に続く2番手は、71号車・林寛樹(MURBゼンカイレーシングED)で全体10番手だった。

 これで安田の3戦連続ポールポジションが決まったかに思われたが、走路外走行が2か所あり、2グリッドの降格が裁定され3番手へダウン。本田が繰り上がりでポールポジションを獲得、野島2番手でフロントロウが確定した。

■予選後のコメント(予選終了直後のもの)

ポールポジション 7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)59秒524 トップと0.057秒差

ポールポジションを獲得した本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)

 「(予選終了直後)トップ行けるかと思ったのだが、最後のアタックで回ってしまっていたクルマがいて、そこでタイムロスしてしまった。いい感じで走れていたのでそこが悔しい。それでもトップとコンマ1くらいの差で、毎ラップその差を保持できていたので、レースになればいい感じに戦えるのではないかと思う。スタートで抜かしたい。(52号車がコントロールタワーに呼出されているので順位が入れ替わるかも)もしポールポジションからのスタートであれば、普通にスタートを切って1コーナーに入っていければ抜かれる事はないと思うので、無理はしないが頑張りたい」

2位 66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)59秒758 トップと0.291秒差

予選2位の野島遼葵(Deep-R・10V・ED)

 「(予選終了直後)3番手は悔しい。マシンの感触は問題ないが1コーナーと第1ヘアピンでミスが多く、第1セクターが全くまとまらなかった。昨日の練習走行ではずっとユーズドタイヤで走っていて、新品タイヤでタイムを出しに行くタイミングが掴めずに終わってしまった感じ。決勝はスタートで前に出て押さえて行くしかいない」

3位 52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)59秒248

PPと思われたが降格で予選3位の安田航(Fガレージ&SウインズSII)

 「(降格確定後)2グリッドの降格、3番手スタートになった。(こういうペナルティは)初めてだが攻めて走ったが故ではある。今後気を付けて次戦以降はないようにしたい。決勝は3番手でアウト側からのスタートにはいいイメージがあるので、気持ちを切り替えて頑張る」

4位 13号車・武者利仁(ZAP SPEED 10VED)59秒788 トップと0.321秒差

予選4位の武者利仁(ZAP SPEED 10V ED)

 「(予選後ずいぶん話し込んでいたが?)このタイムはすごく不満。レースウィークに入ってからタイムが上がらなくて59秒にすら入っていなかった。今日はやっと59秒台が出せたがトップとはコンマ3秒も離れている。この後監督とデータロガーなどでどこか悪いか調べて、決勝までに修正していきたい。マシンというより自分自身の問題で、路面コンディションに合わせたドライビングができていないので、そこを改善しなければ」

 決勝は12時30分スタート予定。予選後の各車のタイヤを観察して回っていたヨコハマタイヤの方の話では、トップタイムの安田のタイヤは非常にきれいに使われおり熱入れも早そうだが本田の方は熱入れに時間がかかった印象、また野島のタイヤは温度にバラつきがある様だとの事。 気温、路面温度ともに上昇が予想される決勝ではこの差がどこかに出るかも注目だ。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
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スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝 サバイバルレースを制したDAISHIN GT3 GT-Rが24時間を走って総合優勝

グループ1のスタートシーン グループ2のスタートシーン

 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第3戦「NAPAC富士SUPER TEC24時間レース」が22~23日に静岡県の富士スピードウェイで行われ、24時間を走りきった81号車・DAISHIN GT3 GT-Rが総合優勝を飾った。

 24時間レースは22日の午後3時、51チームが参加してフォーメーションラップが始まった。昨日の予選が中止になった荒天から天候も回復。予選が行われなかったためポイントランキング順でスタートが切られた。

総合&ST-Xクラスで優勝した81号車・DAISHIN GT3 GT-R

 7チームが参加したST-Xクラスはサバイバルレースとなった。22日午後5時過ぎには777号車・D'station Vantage GT3がクラッシュ。序盤からトップを快走していたのは290号車・Floral UEMATSU FG 720S GT3だったが日付が変わった23日午前1時過ぎ電気系トラブルでストップ。31号車・LEXUS RCF GT3は夜明け前にマシンから出火。早朝には999号車・CARGUY NSX-GT3がタイヤが外れストップと各チームにトラブルが襲う。

 この中で生き残ったのは81号車・DAISHIN GT3 GT-R。290号車のトラブルでトップに立つと残りの半日以上を大きなトラブルも無く快走。今年の24時間レースを制した。

ST-Zクラスで優勝した3号車・ENDLESS AMG GT4

 10チームが参加したST-Zクラスは序盤から20号車・SS/YZ Studie BMWがリード。日付が変わる前に3号車・ENDLESS AMG GT4がトップに立つと、そのまま優勝。総合でも3位に入った。

水素エンジン車の32号車・ORC ROOKIE Corolla H2 concept ST-Qクラストップでゴールした28号車・ORC ROOKIE Racing GR SUPRA

 水素エンジン車の参戦で注目を浴びたST-Qクラスだが、そのMORIZOことトヨタ自動車社長・豊田章男氏がドライブしたのが32号車・ORC ROOKIE Corolla H2 concept。水素での走行可能な1スティントが短く、35回ものピットストップを行い358周をまわり見事完走、レース初参戦の水素エンジン車に新たな歴史を刻んだ。なお、トップでゴールしたのは28号車・ORC ROOKIE Racing GR SUPRAだったが、このクラスは賞典外で順位認定はされない。

ST-TCRクラス優勝は97号車・Racer Hondaカーズ桶川CIVIC

 2チームが参加したST-TCRクラスは序盤から75号車・おとぎの国CIVIC TCRが独走していたが、折り返し前にトラブルで後退。97号車・Racer Hondaカーズ桶川CIVICが優勝した。

ST-1クラス優勝は2号車・シンティアムアップルKTM

 3チームが参加したST-1クラスは序盤からトップを快走していた2号車・シンティアムアップルKTMが逃げ切りそのまま優勝。総合でも2位に入った。

ST-2クラス優勝は7号車・新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10

 7チームが参加したST-2クラスは、225号車・KTMS GR YARIS、59号車・DAMD MOTUL ED WRX STIがトップに顔を出すが、最終的には23日正午前にトップに立った7号車・新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10が優勝した。

ST-3クラス優勝は62号車・HELM MOTORSPORTS RC350

 6チームが参加したST-3クラスは序盤トップに立っていた52号車・埼玉トヨペットGBクラウンRSが日付が変わる前にトラブルで後退、代わってトップに立った62号車・HELM MOTORSPORTS RC350がそのまま逃げ切り優勝した。

ST-4クラス優勝は18号車・Weds Sport 86

 3チームが参加したST-4クラスは23日午前中まで884号車・林テレンプSHADE RACING 86がトップを快走していたが、逆転した18号車・Weds Sport 86が優勝した。

ST-5クラス優勝は456号車・odula Start5 Roadster

 12チームの最大勢力となったST-5クラスは、66号車・odula TONE MOTULロードスターと456号車・odula Start5 Roadsterのチームメート同士の一騎打ちとなった。最終的には24時間を走って0秒210の僅差で逃げ切った456号車が優勝した。

ST-Xクラスの表彰式 ST-Zクラスの表彰式 ST-TCRクラスの表彰式 ST-1クラスの表彰式 ST-2クラスの表彰式 ST-3クラスの表彰式 ST-4クラスの表彰式 ST-5クラスの表彰式

 第4戦は8月1日に大分県のオートポリスに舞台を移し5時間レースとして開催される。

Text: Yosinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
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筑波・富士S-FJ選手権

S-FJ:第3戦筑波決勝結果

SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
166野島 遼葵Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
1818'12.991--
252安田 航Fガレージ&SウインズSII
MYST KK-S2
1818'21.872 8.881 8.881
33M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
1818'22.051 9.060 0.179
41関根 陽幹オートルック☆10V
TOKYO R&D RD10V
1818'22.179 9.188 0.128
573下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
1818'24.60611.615 2.427
610板野 貴毅ZAPムトウ・サービス10V
TOKYO R&D RD10V
1818'24.94911.958 0.343
713武者 利仁ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'28.99916.008 4.050
87本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
1818'29.31416.323 0.315
991澤井 良太朗ELEVレーシングドリームED
TOKYO R&D RD10V
1818'38.37525.384 9.061
1046M2本間 隆史MAT Racing 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'46.68833.697 8.313
1171M3林 寛樹MURBゼンカイレーシングED
MYST KK-S2
1819'07.52354.53220.835
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.52 安田 航(Fガレージ&SウインズSII) 1'00.247 (10/18) 122.197km/h

筑波・富士S-FJ選手権

S-FJ:第3戦筑波公式予選結果

SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2021/05/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
1*52安田 航Fガレージ&SウインズSII
MYST KK-S2
0'59.467--123.800
27本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.524 0.057 0.057123.681
366野島 遼葵Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.758 0.291 0.234123.197
413武者 利仁ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
0'59.788 0.321 0.030123.135
573下村 剛司SウィンズKENS2 ED
MYST KK-S2
0'59.814 0.347 0.026123.082
61関根 陽幹オートルック☆10V
TOKYO R&D RD10V
0'59.868 0.401 0.054122.971
73M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
1'00.035 0.568 0.167122.628
810板野 貴毅ZAPムトウ・サービス10V
TOKYO R&D RD10V
1'00.045 0.578 0.010122.608
991澤井 良太朗ELEVレーシングドリームED
TOKYO R&D RD10V
1'00.265 0.798 0.220122.160
1071M2林 寛樹MURBゼンカイレーシングED
MYST KK-S2
1'00.862 1.395 0.597120.962
1146M3本間 隆史MAT Racing 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'00.968 1.501 0.106120.752
---- 以上基準タイム(130% - 1'17.457)予選通過 ----
-11RockyオートルックRocky
TOKYO R&D RD10V
absence---
  • CarNo.52は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.違反(走路外走行2回)により、2グリッド降格とする。
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スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝結果

【総合】

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
181ST-X1DAISHIN GT3 GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
76324:01'19.018--
22ST-11シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1072824:02'48.00035Laps35Laps
33ST-Z1ENDLESS AMG GT4
Mercedes AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1572424:02'50.97939Laps4Laps
420ST-Z2SS/YZ Studie BMW
BMW M4GT4
SS/YZ RACING with Studie
72324:01'33.98740Laps1Lap
5777ST-X2D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage AMR GT3
D'station Racing
5072124:01'54.50042Laps2Laps
6500ST-Z35 ZIGEN AMG GT4
Mercedes AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1572024:01'40.42743Laps1Lap
7885ST-Z4林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4
TOYOTA GR SUPRA GT4
林テレンプSHADE RACING
71724:02'14.84446Laps3Laps
8108ST-Z5アスラーダVer.SUPRA
TOYOTA GR SUPRA GT4
新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC
70924:02'44.69454Laps8Laps
938ST-12muta Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
TRACY SPORTS
1070524:01'57.58358Laps4Laps
10290ST-X3Floral UEMATSU FG 720S GT3
McLaren 720S GT3
Floral Racing with ABSSA
3069824:01'21.75165Laps7Laps
1162ST-31HELM MOTORSPORTS RC350
TOYOTA LEXUS RC350
HELM MOTORSPORTS
1069524:02'06.52868Laps3Laps
128ST-13BMW M2CS racing
BMW M2CS racing
BMW Team Studie
1069524:02'47.10668Laps40.578
13999ST-X4CARGUY NSX-GT3
Honda NSX-GT3
Carguy Racing
5069324:01'41.00470Laps2Laps
1441ST-32エアバスター55 Garage RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
68724:02'40.91976Laps6Laps
1515ST-33岡部自動車レカロルーニースポーツ
NISSAN Fairlady Z Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
68524:02'10.44178Laps2Laps
16244ST-34QUEEN EYES 34Z
NISSAN Fairlady Z Z34
Max Racing
2568024:02'10.40883Laps5Laps
177ST-21新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2567324:02'55.64390Laps7Laps
1839ST-35エアーバスターWinmax RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
3067024:02'40.97393Laps3Laps
1933ST-X5TSK Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
66724:01'55.96496Laps3Laps
2024ST-22GV Race Analytics GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
GRANVALLEY RACING
5066324:01'56.133100Laps4Laps
2118ST-41Weds Sport 86
TOYOTA 86
浅野レーシングサービス
64624:02'19.485117Laps17Laps
2259ST-23DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
TOWA INTEC Racing
64524:01'31.084118Laps1Lap
2397ST-TCR1Racer Hondaカーズ桶川CIVIC
Honda CIVIC TYPE R TCR
Racer M&K Racing
2063524:02'16.110128Laps10Laps
24884ST-42林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
林テレンプSHADE RACING
1063124:01'24.807132Laps4Laps
25456ST-51odula Start5 Roadster
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
1563124:01'43.996132Laps19.189
2666ST-52odula TONE MOTULロードスター
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
2063124:01'44.206132Laps 0.210
2788ST-53村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
村上モータース
562924:02'40.366134Laps2Laps
2822ST-Z6WAIMARAMA EBI Cayman GT4
Porsche 718 Cayman GT4 CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2562724:02'11.805136Laps2Laps
296ST-24新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
1562624:02'55.739137Laps1Lap
3017ST-54DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
62524:02'43.540138Laps1Lap
314ST-55THE BRIDE FIT
Honda FIT RS
チームBRIDE
62524:03'16.047138Laps32.507
3275ST-TCR2おとぎの国CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R TCR
Team Noah
2062224:02'17.384141Laps3Laps
3337ST-56ワコーズNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
61724:02'26.374146Laps5Laps
3472ST-57Ti Racing☆NATS☆ロードスター
MAZDA ROADSTER
日本自動車大学校
1061324:01'35.325150Laps4Laps
35103ST-58ヒロマツデミオマツダ2
MAZDA MAZDA2
HM RACERS
1060924:03'20.259154Laps4Laps
36310ST-43GR Garage水戸インターGR86
TOYOTA 86
C.S.I Racing
60824:03'17.979155Laps1Lap
3730ST-Z7JMS RACING AMG GT4 with B-MAX
Mercedes AMG GT4 ASIA
B-MAX ENGINEERING
60124:02'55.230162Laps7Laps
3856ST-25Claris Racing GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
Claris Racing
59624:02'17.916167Laps5Laps
3967ST-59YAMATO FIT
Honda FIT RS
TEAM YAMATO
57724:02'13.302186Laps19Laps
40505ST-Z8エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
56624:02'05.126197Laps11Laps
4152ST-36埼玉トヨペットGBクラウンRS
TOYOTA CROWN RS
埼玉トヨペットGreen Brave
3551224:02'03.261251Laps54Laps
4247ST-Z9D'station Vantage GT4
Aston Martin Vantage AMR GT4
D'station Racing
1050624:01'54.547257Laps6Laps
4350ST-510LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
49624:02'29.580267Laps10Laps
44222ST-511Honda Cars Tokai J-net Fit
Honda FIT RS
Honda Cars Tokai
49124:02'54.489272Laps5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-28ST-Q-ORC ROOKIE Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
ROOKIE Racing
65024:01'53.171113Laps-159Laps
-225ST-2-KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS
5050317:42'07.351260Laps147Laps
-9ST-X-MP Racing GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
MP Racing
47324:02'20.495290Laps30Laps
-78ST-5-LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
42718:52'33.126336Laps46Laps
-32ST-Q-ORC ROOKIE Corolla H2 concept
TOYOTA Corolla SPORT
ROOKIE Racing
35824:01'53.028405Laps69Laps
-31ST-X-LEXUS RCF GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
33313:41'55.944430Laps25Laps
-743ST-2-Honda R&D Challenge FK8
Honda CIVIC TYPE R FK8
Honda R&D Challenge
1028924:01'53.304474Laps44Laps

【クラス別】

■ST-Xクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
181DAISHIN GT3 GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
76324:01'19.018--
2777D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage AMR GT3
D'station Racing
5072124:01'54.50042Laps42Laps
3290Floral UEMATSU FG 720S GT3
McLaren 720S GT3
Floral Racing with ABSSA
3069824:01'21.75165Laps23Laps
4999CARGUY NSX-GT3
Honda NSX-GT3
Carguy Racing
5069324:01'41.00470Laps5Laps
533TSK Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
66724:01'55.96496Laps26Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-9MP Racing GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
MP Racing
47324:02'20.495290Laps194Laps
-31LEXUS RCF GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
33313:41'55.944430Laps140Laps

■ST-Zクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
13ENDLESS AMG GT4
Mercedes AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1572424:02'50.979--
220SS/YZ Studie BMW
BMW M4GT4
SS/YZ RACING with Studie
72324:01'33.9871Lap 1Lap
35005 ZIGEN AMG GT4
Mercedes AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1572024:01'40.4274Laps3Laps
4885林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4
TOYOTA GR SUPRA GT4
林テレンプSHADE RACING
71724:02'14.8447Laps3Laps
5108アスラーダVer.SUPRA
TOYOTA GR SUPRA GT4
新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC
70924:02'44.69415Laps8Laps
622WAIMARAMA EBI Cayman GT4
Porsche 718 Cayman GT4 CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2562724:02'11.80597Laps82Laps
730JMS RACING AMG GT4 with B-MAX
Mercedes AMG GT4 ASIA
B-MAX ENGINEERING
60124:02'55.230123Laps26Laps
8505エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
56624:02'05.126158Laps35Laps
947D'station Vantage GT4
Aston Martin Vantage AMR GT4
D'station Racing
1050624:01'54.547218Laps60Laps
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-TCRクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
197Racer Hondaカーズ桶川CIVIC
Honda CIVIC TYPE R TCR
Racer M&K Racing
2063524:02'16.110--
275おとぎの国CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R TCR
Team Noah
2062224:02'17.38413Laps13Laps
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-Qクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
-28ORC ROOKIE Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
ROOKIE Racing
65024:01'53.171--
-32ORC ROOKIE Corolla H2 concept
TOYOTA Corolla SPORT
ROOKIE Racing
35824:01'53.028292Laps292Laps

■ST-1クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
12シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1072824:02'48.000--
238muta Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
TRACY SPORTS
1070524:01'57.58323Laps23Laps
38BMW M2CS racing
BMW M2CS racing
BMW Team Studie
1069524:02'47.10633Laps10Laps
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-2クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
17新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2567324:02'55.643--
224GV Race Analytics GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
GRANVALLEY RACING
5066324:01'56.13310Laps10Laps
359DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
TOWA INTEC Racing
64524:01'31.08428Laps18Laps
46新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
1562624:02'55.73947Laps19Laps
556Claris Racing GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
Claris Racing
59624:02'17.91677Laps30Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-225KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS
5050317:42'07.351170Laps93Laps
-743Honda R&D Challenge FK8
Honda CIVIC TYPE R FK8
Honda R&D Challenge
1028924:01'53.304384Laps214Laps

■ST-3クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
162HELM MOTORSPORTS RC350
TOYOTA LEXUS RC350
HELM MOTORSPORTS
1069524:02'06.528--
241エアバスター55 Garage RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
68724:02'40.9198Laps8Laps
315岡部自動車レカロルーニースポーツ
NISSAN Fairlady Z Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
68524:02'10.44110Laps2Laps
4244QUEEN EYES 34Z
NISSAN Fairlady Z Z34
Max Racing
2568024:02'10.40815Laps5Laps
539エアーバスターWinmax RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
3067024:02'40.97325Laps10Laps
652埼玉トヨペットGBクラウンRS
TOYOTA CROWN RS
埼玉トヨペットGreen Brave
3551224:02'03.261183Laps158Laps
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-4クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
118Weds Sport 86
TOYOTA 86
浅野レーシングサービス
64624:02'19.485--
2884林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
林テレンプSHADE RACING
1063124:01'24.80715Laps15Laps
3310GR Garage水戸インターGR86
TOYOTA 86
C.S.I Racing
60824:03'17.97938Laps23Laps
---- 以上規定周回数完走 ----

■ST-5クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Fine Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
1456odula Start5 Roadster
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
1563124:01'43.996--
266odula TONE MOTULロードスター
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
2063124:01'44.206 0.210 0.210
388村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
村上モータース
562924:02'40.3662Laps2Laps
417DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
62524:02'43.5406Laps4Laps
54THE BRIDE FIT
Honda FIT RS
チームBRIDE
62524:03'16.0476Laps32.507
637ワコーズNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
61724:02'26.37414Laps8Laps
772Ti Racing☆NATS☆ロードスター
MAZDA ROADSTER
日本自動車大学校
1061324:01'35.32518Laps4Laps
8103ヒロマツデミオマツダ2
MAZDA MAZDA2
HM RACERS
1060924:03'20.25922Laps4Laps
967YAMATO FIT
Honda FIT RS
TEAM YAMATO
57724:02'13.30254Laps32Laps
1050LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
49624:02'29.580135Laps81Laps
11222Honda Cars Tokai J-net Fit
Honda FIT RS
Honda Cars Tokai
49124:02'54.489140Laps5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-78LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
42718:52'33.126204Laps64Laps
  • Fastest Lap: CarNo.81 DAISHIN GT3 GT-R(GTNET MOTOR SPORTS) 1'40.357 (454/763) 163.684km/h
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第2戦鈴鹿決勝 最終ラップシケインの攻防を制した岡本大地が2連勝、2位に佐藤巧望が、3位に上野大哲が入る

12周の決勝がスタートした

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第2戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第2戦で決勝を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が12周を回って優勝した。

森山冬星と居附明利の争い

一時は岡本大地をパスしてトップに立った佐藤巧望

優勝は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

決勝2位は佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)

決勝3位は上野大哲(SACCESS RACING ES)

決勝4位は冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)

ペナルティーで18位の居附明利(イーグルスポーツKKS-2)

 決勝は午後2時15分より12周。空は薄雲があるものの初夏を思わせる陽気の中、フォーメーションラップが始まった。予選6位の髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)はヘアピンでスピンし、隊列に復帰したものの最後尾に付かず、自身のグリッドに戻ったため後にペナルティーが科されることとなる。

 スタートではポールポジションの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)と同2位の佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)はポジションを守り1コーナーを通過。予選3位の居附明利(イーグルスポーツKKS-2)は動き出しが鈍く6位まで後退する。3位には同4位の上野大哲(SACCESS RACING ES)、4位には同7位から森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)がジャンプアップ。5位には予選順位のまま冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)が、6位に居附が続く。

 トップに立った岡本は2周目には2位以下を2秒離し早くも逃げ切り体制に入る。3周目には森山が130Rで上野をパスして3位に、居附も4位に上がってきた。

 勢いに乗る4位居附は、ヘアピンで森山をインからパスし3位に上がるが、森山も引かず、続く200Rでこの2人は接触。森山はコースアウトしここでレースは終了。居附はスピンするもののレースに5位で復帰した。これで3位に富田上がり、上野が4位に続く。

 6周目に岡本が2位佐藤を4秒1離したところで、スプーンでコース上に停止したマシンがあったためセーフティーカー(SC)が導入される。

 この時点でトップは岡本、2位に佐藤、3位に富田、4位に上野、5位に居附、6位にはベテランの太田浩(ミスト・セキグチ・制動屋)が上がってきた。

 SCは9周を回ってピットイン。レースは10周目から残り3周で再開される。

 リスタートではトップ岡本に2位の佐藤が襲いかかりテールトゥノーズの争いに。11周目には佐藤が岡本のスリップから抜け出し、1コーナーでインからパスしトップに立つ。また、4位の上野が富田をインから捉え3位に浮上。

 最終ラップ。2位に落ちた岡本もあきらめない。130Rで佐藤のテールに張り付くと、シケイン侵入でアウトからパスすると見せかけインにマシンを振り、フルブレーキング。佐藤に並びかけついにシケインでトップを奪い返した。

 優勝は岡本で第1戦に続きポールトゥウィン。初優勝を逃した佐藤は惜しくも2位、3位には上野が入った。

 4位には富田が、5位には居附が入ったが、接触で40秒の加算のペナルティーを科され18位に後退。5位には予選8位から小松響(Rn-sports・OKABE・KKSII)が、6位には予選15位から三島優輝(Rn-Sports制動屋KKSII)が入った。

 第3,4戦はここ鈴鹿サーキットフルコースで6月19、20日に開催される。第4戦は第3戦のリバースグリッドとなる予定だ。

左から2位・佐藤巧望、優勝・岡本大地、3位・上野大哲

優勝 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
 「いままで10周のレースでしたが12周だと燃料がもつかどうか心配だったので、そこをケアするのとタイヤも連続走行したことなく路温も上がって難しいコンディションでした。SC前はプッシュしてたのでタイヤを使ったのかと心配でした。SC後は逃げ切ろうという感じではなくてスリップに入られたら厳しいと思っていました。最後のシケインは経験の差かなと思います」
2位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)
 「序盤は岡本選手のウォームアップが良かったのか離されてしまいました。タイヤもたれて厳しかったですがSCのおかげで差が縮まって、ウォームアップも良くて抜くことができました。最終ラップのシケインは周回を間違えていてもう1周あると思っていて、強引にブロックしませんでした。軽く押さえた程度だったので抜かれてしまいました」
3位 上野大哲(SACCESS RACING ES)
 「今回12周に増えたので前半は押さえてタイヤを大事にしてたんですが、たれてくるのが早くてSCが入るまでは5位まで落ちてしまいました。SC後はクリーンなバトルができて接触もなく一度1コーナーで抜かれましたが、1セクターで押さえて逃げ切ることができました。予選より下がらなくてよかったです」
初レースを18位で終えた居附明利(イーグルスポーツKKS-2)
初レースをペナルティーの18位で終えた居附明利  「スタート大失敗して6位まで落ちてしまいました。16秒台は岡本選手と佐藤選手とぼくだけでトップ集団に付いていけるペースでした。ヘアピンで3位に上がりアウトから寄せていったら森山選手が引かなかったので当たってしまい、スピンしてしまいました。再スタートはできましたが、フロントウイングが曲がり、アライメントも狂ってしまい、SC後は勝負になりませんでした。予選が3位だったので悔しいです。決勝で力を出せなかったので60点ですね。残りのレースも日本一決定戦まで全部出ます」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第2戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第2戦 -RIJ- (2021/05/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
18岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1230'34.143--
256佐藤 巧望MYST.KK-SII.制動屋
MYST KK-S2
1230'34.223 0.080 0.080
338上野 大哲SACCESS RACING ES
MYST KK-S2
1230'36.476 2.333 2.253
468冨田 自然MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川
MYST KK-S2
1230'37.028 2.885 0.552
515小松 響Rn-sports・OKABE・KKSII
MYST KK-S2
1230'41.883 7.740 4.855
611三島 優輝Rn-Sports制動屋KKSII
MYST KK-S2
1230'42.265 8.122 0.382
721太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1230'42.762 8.619 0.497
855板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
TOKYO R&D RD10V
1230'43.722 9.579 0.960
950新原 光太郎RD10V/Ride on Dream
TOKYO R&D RD10V
1230'44.58710.444 0.865
1033伊藤 慎之典テイクファースト&チャリ走! 10V
TOKYO R&D RD10V
1230'47.04212.899 2.455
1151岸本 尚将Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
1230'49.17715.034 2.135
1224碓井 剛C.O.B-KART
MYST KK-S2
1230'51.79117.648 2.614
1370南部 和哉Leprix Sport KK-SII
MYST KK-S2
1230'52.94718.804 1.156
140夕田 大助LAPS
MYST KK-S2
1230'54.29920.156 1.352
159上吹越 哲也FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
1230'54.42420.281 0.125
1659松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
1230'57.35723.214 2.933
1754山田 健nutecレプリRD10V
TOKYO R&D RD10V
1231'11.58037.43714.223
18*39居附 明利イーグルスポーツKKS-2
MYST KK-S2
1231'19.15445.011 7.574
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
-86木村 龍祐せいどうやCF亜衣KK-S2
MYST KK-S2
511'44.7827Laps7Laps
-87森山 冬星DIXCEL☆ROYAL/MYST
MYST KK-S2
49'12.9188Laps1Lap
-*61高木 悠帆MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
49'29.3278Laps16.409
-*5髙口 大将FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
0失格--
  • Fastest Lap: CarNo.8 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ) 2'16.378 (4/12) 153.289km/h
  • CarNo.39は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第56条1)①②(妨害行為)により、競技結果に40秒を加算した。
  • CarNo.61は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条5)(スタート手順)違反によりドライビングスルーペナルティーを科したがリタイアのため未消化。
  • CarNo.5は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第73条3)(罰則の不履行)により失格とし、同規則第73条6)(黒旗無視)のため次戦を5グリッド降格とする。
Tags:

スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝18時間経過

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) After 18 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
181ST-X1DAISHIN GT3 GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
57218:01'55.522--
22ST-11シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1054318:01'58.15229Laps29Laps
33ST-Z1ENDLESS AMG GT4
Mercedes AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1554118:01'53.47931Laps2Laps
420ST-Z2SS/YZ Studie BMW
BMW M4GT4
SS/YZ RACING with Studie
53718:01'59.24835Laps4Laps
5500ST-Z35 ZIGEN AMG GT4
Mercedes AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1553618:01'40.31936Laps1Lap
6999ST-X2CARGUY NSX-GT3
Honda NSX-GT3
Carguy Racing
5053418:01'13.70038Laps2Laps
7885ST-Z4林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4
TOYOTA GR SUPRA GT4
林テレンプSHADE RACING
53418:01'24.38138Laps10.681
838ST-12muta Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
TRACY SPORTS
1053018:01'39.72142Laps4Laps
9777ST-X3D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage AMR GT3
D'station Racing
5052918:01'29.66843Laps1Lap
10108ST-Z5アスラーダVer.SUPRA
TOYOTA GR SUPRA GT4
新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC
52818:01'23.21244Laps1Lap
1147ST-Z6D'station Vantage GT4
Aston Martin Vantage AMR GT4
D'station Racing
1052717:54'15.70745Laps1Lap
1262ST-31HELM MOTORSPORTS RC350
TOYOTA LEXUS RC350
HELM MOTORSPORTS
1051818:01'50.28254Laps9Laps
138ST-13BMW M2CS racing
BMW M2CS racing
BMW Team Studie
1051718:01'31.27655Laps1Lap
1441ST-32エアバスター55 Garage RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
51318:01'37.74759Laps4Laps
1515ST-33岡部自動車レカロルーニースポーツ
NISSAN Fairlady Z Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
51018:01'49.85362Laps3Laps
16244ST-34QUEEN EYES 34Z
NISSAN Fairlady Z Z34
Max Racing
2550418:01'51.31668Laps6Laps
17225ST-21KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS
5050317:42'07.35169Laps1Lap
187ST-22新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2550318:01'56.79569Laps19'49.444
19290ST-X4Floral UEMATSU FG 720S GT3
McLaren 720S GT3
Floral Racing with ABSSA
3050218:01'54.71770Laps1Lap
2033ST-X5TSK Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
50118:01'27.33171Laps1Lap
216ST-23新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
1549718:01'43.77975Laps4Laps
2239ST-35エアーバスターWinmax RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
3049418:01'54.84878Laps3Laps
2324ST-24GV Race Analytics GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
GRANVALLEY RACING
5049418:01'59.32078Laps 4.472
2497ST-TCR1Racer Hondaカーズ桶川CIVIC
Honda CIVIC TYPE R TCR
Racer M&K Racing
2049218:01'29.97580Laps2Laps
25884ST-41林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
林テレンプSHADE RACING
1048618:01'31.78186Laps6Laps
2618ST-42Weds Sport 86
TOYOTA 86
浅野レーシングサービス
48618:02'03.98186Laps32.200
2759ST-25DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
TOWA INTEC Racing
47418:01'36.77498Laps12Laps
2866ST-51odula TONE MOTULロードスター
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
2047118:02'10.269101Laps3Laps
29456ST-52odula Start5 Roadster
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
1547018:01'59.654102Laps1Lap
3088ST-53村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
村上モータース
546818:01'53.262104Laps2Laps
3128ST-Q1ORC ROOKIE Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
ROOKIE Racing
46818:01'59.220104Laps 5.958
3217ST-54DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
46618:01'50.390106Laps2Laps
3337ST-55ワコーズNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
46518:01'42.460107Laps1Lap
344ST-56THE BRIDE FIT
Honda FIT RS
チームBRIDE
46418:01'37.661108Laps1Lap
3572ST-57Ti Racing☆NATS☆ロードスター
MAZDA ROADSTER
日本自動車大学校
1045418:01'42.999118Laps10Laps
3667ST-58YAMATO FIT
Honda FIT RS
TEAM YAMATO
45318:02'03.908119Laps1Lap
37103ST-59ヒロマツデミオマツダ2
MAZDA MAZDA2
HM RACERS
1044818:01'37.190124Laps5Laps
3822ST-Z7WAIMARAMA EBI Cayman GT4
Porsche 718 Cayman GT4 CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2544618:01'36.643126Laps2Laps
3956ST-26Claris Racing GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
Claris Racing
44618:01'45.875126Laps 9.232
4030ST-Z8JMS RACING AMG GT4 with B-MAX
Mercedes AMG GT4 ASIA
B-MAX ENGINEERING
44516:03'31.998127Laps1Lap
4175ST-TCR2おとぎの国CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R TCR
Team Noah
2044218:01'47.774130Laps3Laps
42222ST-510Honda Cars Tokai J-net Fit
Honda FIT RS
Honda Cars Tokai
43718:00'00.436135Laps5Laps
43310ST-43GR Garage水戸インターGR86
TOYOTA 86
C.S.I Racing
43718:01'52.061135Laps1'51.625
4452ST-36埼玉トヨペットGBクラウンRS
TOYOTA CROWN RS
埼玉トヨペットGreen Brave
3542718:01'57.637145Laps10Laps
45505ST-Z9エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
42118:01'41.794151Laps6Laps
4678ST-511LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
40618:02'03.747166Laps15Laps
4750ST-512LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
34118:01'51.504231Laps65Laps
4831ST-X6LEXUS RCF GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
33313:41'55.945239Laps8Laps
499ST-X7MP Racing GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
MP Racing
33318:01'48.565239Laps4:19'52.620
5032ST-Q2ORC ROOKIE Corolla H2 concept
TOYOTA Corolla SPORT
ROOKIE Racing
23818:00'03.022334Laps95Laps
51743ST-27Honda R&D Challenge FK8
Honda CIVIC TYPE R FK8
Honda R&D Challenge
1018116:38'03.329391Laps57Laps
Tags:

スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝12時間経過

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/23) After 12 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
181ST-X1DAISHIN GT3 GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
38712:00'11.019--
2999ST-X2CARGUY NSX-GT3
Honda NSX-GT3
Carguy Racing
5038312:00'14.3884Laps4Laps
333ST-X3TSK Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
37612:00'16.86611Laps7Laps
42ST-11シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
1036912:01'27.59118Laps7Laps
53ST-Z1ENDLESS AMG GT4
Mercedes AMG GT4
ENDLESS SPORTS
1536612:01'23.60621Laps3Laps
6290ST-X4Floral UEMATSU FG 720S GT3
McLaren 720S GT3
Floral Racing with ABSSA
3036511:26'53.08122Laps1Lap
720ST-Z2SS/YZ Studie BMW
BMW M4GT4
SS/YZ RACING with Studie
36512:00'33.27422Laps33'40.193
847ST-Z3D'station Vantage GT4
Aston Martin Vantage AMR GT4
D'station Racing
1036512:01'06.75222Laps33.478
9500ST-Z45 ZIGEN AMG GT4
Mercedes AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
1536312:00'44.57424Laps2Laps
10885ST-Z5林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4
TOYOTA GR SUPRA GT4
林テレンプSHADE RACING
36112:00'49.80426Laps2Laps
1138ST-12muta Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
TRACY SPORTS
1036012:00'28.03527Laps1Lap
12108ST-Z6アスラーダVer.SUPRA
TOYOTA GR SUPRA GT4
新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC
35912:01'30.87728Laps1Lap
138ST-13BMW M2CS racing
BMW M2CS racing
BMW Team Studie
1035012:00'12.77637Laps9Laps
1462ST-31HELM MOTORSPORTS RC350
TOYOTA LEXUS RC350
HELM MOTORSPORTS
1034712:00'21.40440Laps3Laps
1530ST-Z7JMS RACING AMG GT4 with B-MAX
Mercedes AMG GT4 ASIA
B-MAX ENGINEERING
34612:00'37.04641Laps1Lap
1641ST-32エアバスター55 Garage RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
34612:01'11.83941Laps34.793
1715ST-33岡部自動車レカロルーニースポーツ
NISSAN Fairlady Z Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
34612:01'12.17041Laps 0.331
18777ST-X5D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage AMR GT3
D'station Racing
5034612:01'27.33541Laps15.165
19225ST-21KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS
5034012:01'21.52547Laps6Laps
207ST-22新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
2533912:00'33.94748Laps1Lap
2159ST-23DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
TOWA INTEC Racing
33912:01'21.06248Laps47.115
22244ST-34QUEEN EYES 34Z
NISSAN Fairlady Z Z34
Max Racing
2533512:00'23.04652Laps4Laps
236ST-24新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
1533312:00'40.63154Laps2Laps
2424ST-25GV Race Analytics GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
GRANVALLEY RACING
5033312:01'23.56554Laps42.934
2575ST-TCR1おとぎの国CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R TCR
Team Noah
2033011:20'48.58157Laps3Laps
26884ST-41林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
林テレンプSHADE RACING
1032912:01'02.22658Laps1Lap
2739ST-35エアーバスターWinmax RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
3032712:00'39.48860Laps2Laps
2818ST-42Weds Sport 86
TOYOTA 86
浅野レーシングサービス
32512:01'30.22662Laps2Laps
2997ST-TCR2Racer Hondaカーズ桶川CIVIC
Honda CIVIC TYPE R TCR
Racer M&K Racing
2032212:01'08.25265Laps3Laps
3066ST-51odula TONE MOTULロードスター
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
2031812:00'19.99769Laps4Laps
31456ST-52odula Start5 Roadster
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
1531711:59'34.26170Laps1Lap
3288ST-53村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
村上モータース
531512:00'08.03272Laps2Laps
3337ST-54ワコーズNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
31312:00'38.06774Laps2Laps
344ST-55THE BRIDE FIT
Honda FIT RS
チームBRIDE
31112:00'20.70676Laps2Laps
3517ST-56DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
31112:00'34.70976Laps14.003
3628ST-Q1ORC ROOKIE Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
ROOKIE Racing
31112:00'43.28476Laps 8.575
37103ST-57ヒロマツデミオマツダ2
MAZDA MAZDA2
HM RACERS
1030712:00'21.46380Laps4Laps
3872ST-58Ti Racing☆NATS☆ロードスター
MAZDA ROADSTER
日本自動車大学校
1030012:00'19.70787Laps7Laps
3967ST-59YAMATO FIT
Honda FIT RS
TEAM YAMATO
30012:01'05.00187Laps45.294
40505ST-Z8エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
29512:00'41.41492Laps5Laps
4156ST-26Claris Racing GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
Claris Racing
29012:01'42.40797Laps5Laps
42222ST-510Honda Cars Tokai J-net Fit
Honda FIT RS
Honda Cars Tokai
28712:01'53.436100Laps3Laps
43310ST-43GR Garage水戸インターGR86
TOYOTA 86
C.S.I Racing
28612:00'29.665101Laps1Lap
4431ST-X6LEXUS RCF GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
27712:00'26.070110Laps9Laps
4522ST-Z9WAIMARAMA EBI Cayman GT4
Porsche 718 Cayman GT4 CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
2527312:01'05.614114Laps4Laps
4650ST-511LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
26312:00'05.606124Laps10Laps
4778ST-512LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
26112:01'17.634126Laps2Laps
4852ST-36埼玉トヨペットGBクラウンRS
TOYOTA CROWN RS
埼玉トヨペットGreen Brave
3525612:01'35.993131Laps5Laps
499ST-X7MP Racing GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
MP Racing
2477:30'26.409140Laps9Laps
5032ST-Q2ORC ROOKIE Corolla H2 concept
TOYOTA Corolla SPORT
ROOKIE Racing
1288:19'07.038259Laps119Laps
51743ST-27Honda R&D Challenge FK8
Honda CIVIC TYPE R FK8
Honda R&D Challenge
106912:01'35.288318Laps59Laps
Tags:

スーパー耐久

S耐:第3戦富士決勝6時間経過

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) After 6 hours Weather:Cloudy Course:Dry
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
Team
WhLapTimeBehindGap
1290ST-X1Floral UEMATSU FG 720S GT3
McLaren 720S GT3
Floral Racing with ABSSA
301996:00'06.566--
2999ST-X2CARGUY NSX-GT3
Honda NSX-GT3
Carguy Racing
501986:01'27.1821Lap 1Lap
39ST-X3MP Racing GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
MP Racing
1986:01'45.8021Lap 18.620
481ST-X4DAISHIN GT3 GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1976:01'46.6282Laps1Lap
533ST-X5TSK Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
1926:01'45.8727Laps5Laps
62ST-11シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
101886:01'18.29011Laps4Laps
720ST-Z1SS/YZ Studie BMW
BMW M4GT4
SS/YZ RACING with Studie
1876:01'05.66212Laps1Lap
83ST-Z2ENDLESS AMG GT4
Mercedes AMG GT4
ENDLESS SPORTS
151866:00'11.35813Laps1Lap
947ST-Z3D'station Vantage GT4
Aston Martin Vantage AMR GT4
D'station Racing
101866:01'18.04013Laps1'06.682
10500ST-Z45 ZIGEN AMG GT4
Mercedes AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
151866:01'42.85913Laps24.819
11885ST-Z5林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4
TOYOTA GR SUPRA GT4
林テレンプSHADE RACING
1856:01'40.24314Laps1Lap
1238ST-12muta Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
TRACY SPORTS
101835:59'58.33016Laps2Laps
13108ST-Z6アスラーダVer.SUPRA
TOYOTA GR SUPRA GT4
新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC
1816:00'18.37518Laps2Laps
1475ST-TCR1おとぎの国CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R TCR
Team Noah
201806:00'51.09219Laps1Lap
1552ST-31埼玉トヨペットGBクラウンRS
TOYOTA CROWN RS
埼玉トヨペットGreen Brave
351806:01'04.78819Laps13.696
168ST-13BMW M2CS racing
BMW M2CS racing
BMW Team Studie
101796:00'20.16320Laps1Lap
1762ST-32HELM MOTORSPORTS RC350
TOYOTA LEXUS RC350
HELM MOTORSPORTS
101796:00'58.44820Laps38.285
1822ST-Z7WAIMARAMA EBI Cayman GT4
Porsche 718 Cayman GT4 CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
251786:00'46.61321Laps1Lap
1930ST-Z8JMS RACING AMG GT4 with B-MAX
Mercedes AMG GT4 ASIA
B-MAX ENGINEERING
1775:44'06.65122Laps1Lap
2039ST-33エアーバスターWinmax RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
301776:01'05.18322Laps16'58.532
21244ST-34QUEEN EYES 34Z
NISSAN Fairlady Z Z34
Max Racing
251766:00'36.91023Laps1Lap
2241ST-35エアバスター55 Garage RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
1766:00'56.51523Laps19.605
2315ST-36岡部自動車レカロルーニースポーツ
NISSAN Fairlady Z Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
1766:01'11.96823Laps15.453
24225ST-21KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS
501755:56'56.33724Laps1Lap
2559ST-22DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
TOWA INTEC Racing
1755:58'01.83924Laps1'05.502
266ST-23新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
151756:01'43.41424Laps3'41.575
277ST-24新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
251746:01'18.54225Laps1Lap
2897ST-TCR2Racer Hondaカーズ桶川CIVIC
Honda CIVIC TYPE R TCR
Racer M&K Racing
201706:00'06.13029Laps4Laps
2924ST-25GV Race Analytics GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
GRANVALLEY RACING
501706:01'14.15529Laps1'08.025
30884ST-41林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
林テレンプSHADE RACING
101696:00'10.13430Laps1Lap
3118ST-42Weds Sport 86
TOYOTA 86
浅野レーシングサービス
1666:00'24.57733Laps3Laps
32456ST-51odula Start5 Roadster
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
151636:01'42.06736Laps3Laps
3366ST-52odula TONE MOTULロードスター
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
201616:01'00.18138Laps2Laps
3437ST-53ワコーズNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
1616:01'26.44938Laps26.268
3588ST-54村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
村上モータース
51616:01'35.90238Laps 9.453
3631ST-X6LEXUS RCF GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1604:53'16.07139Laps1Lap
3772ST-55Ti Racing☆NATS☆ロードスター
MAZDA ROADSTER
日本自動車大学校
101595:59'58.74340Laps1Lap
384ST-56THE BRIDE FIT
Honda FIT RS
チームBRIDE
1596:00'40.46440Laps41.721
3917ST-57DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
1566:00'04.71043Laps3Laps
40777ST-X7D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage AMR GT3
D'station Racing
501556:00'57.11244Laps1Lap
4178ST-58LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
1546:01'34.28945Laps1Lap
42103ST-59ヒロマツデミオマツダ2
MAZDA MAZDA2
HM RACERS
101525:59'58.27247Laps2Laps
4367ST-510YAMATO FIT
Honda FIT RS
TEAM YAMATO
1515:49'20.71348Laps1Lap
4456ST-26Claris Racing GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
Claris Racing
1506:01'16.18449Laps1Lap
4528ST-Q1ORC ROOKIE Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
ROOKIE Racing
1475:59'59.09752Laps3Laps
46505ST-Z9エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
1476:00'03.95952Laps 4.862
47222ST-511Honda Cars Tokai J-net Fit
Honda FIT RS
Honda Cars Tokai
1476:01'03.84252Laps59.883
48310ST-43GR Garage水戸インターGR86
TOYOTA 86
C.S.I Racing
1216:00'10.03178Laps26Laps
4950ST-512LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
1146:00'34.16285Laps7Laps
5032ST-Q2ORC ROOKIE Corolla H2 concept
TOYOTA Corolla SPORT
ROOKIE Racing
836:01'40.606116Laps31Laps
51743ST-27Honda R&D Challenge FK8
Honda CIVIC TYPE R FK8
Honda R&D Challenge
101224'15.459187Laps71Laps
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第2戦鈴鹿公式予選 岡本大地がPP、2位に佐藤巧望、3位にルーキーの居附明利

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第2戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第2戦で公式予選を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午後2時40分から20分間で行われた。エントリーは23人と多くのドライバーが参戦。開始直前には雨がぱらぱらと落ちてきたが、すぐにやみ、どんよりとした曇り空の下、予選が始まった。

 「雨が心配だったと」いう岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)がダッシュ良くピットレーンに並びまっさきにコースイン。岡本は2周目に2分16秒360でトップに立つと、3周目15秒319、4周目14秒820、5周目14秒660と2位以下を大きく離してタイムを縮めトップに君臨。6周目にはクーリングラップを入れ、7周目には14秒634をたたき出してぶっちぎりのポールポジションを決めた。

 2位はルーキー居附明利(いつき・あきと)(イーグルスポーツKKS-2)、佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)、上野大哲(SACCESS RACING ES)の争いとなる。

 5周目には2位に居附、3位に佐藤、4位に上野が付けていたが、6周目には佐藤が2位に浮上して居附は3位に落ちる。7周目には上野が3位に上がり、居附4位。しかし最終の8周目には居附が3位を奪い返し、予選は終了した。

 5位には冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)、6位には髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)が入った。

 3位に入った居附は愛知県一宮市在住の18歳で大学1年生。昨年まではカートのFS125を戦い、今年2月からS-FJの練習を開始。いきなり鮮烈のデビューを飾った。

 決勝レースは明日23日、午後2時15分より12周で行われる。おそらく岡本は盤石。2位の佐藤がどこまで迫れるか、初めて決勝に望む居附のスタートにも注目だ。

ポールポジションは岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

予選2位は佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)

予選3位は居附明利(イーグルスポーツKKS-2)

予選4位は上野大哲(SACCESS RACING ES)

予選5位は冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)

予選6位は髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)

ポールポジション 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
 「日本一決定戦のタイヤが残ってたので予選で使いました。あったまりが良く1~2周目からタイムが出てて落ちも少なかったです。一度クールラップを入れて、タイムが出てるかどうかわからなかったんですが、14秒6が出ました。やっぱりタイムは落ちませんでした。いいタイヤですね。今回から前の9号車に乗って色が変っています。クルマ自体は変らない感じです。あしたはこのまま優勝を目指します」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

S-FJ:第2戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第2戦 -RIJ- (2021/05/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
18岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1'14.634--280.103
256佐藤 巧望MYST.KK-SII.制動屋
MYST KK-S2
1'15.211 0.577 0.577277.954
339居附 明利イーグルスポーツKKS-2
MYST KK-S2
1'15.439 0.805 0.228277.114
438上野 大哲SACCESS RACING ES
MYST KK-S2
1'15.452 0.818 0.013277.066
568冨田 自然MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川
MYST KK-S2
1'15.880 1.246 0.428275.503
6*5髙口 大将FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1'16.008 1.374 0.128275.039
787森山 冬星DIXCEL☆ROYAL/MYST
MYST KK-S2
1'16.026 1.392 0.018274.974
815小松 響Rn-sports・OKABE・KKSII
MYST KK-S2
1'16.108 1.474 0.082274.678
961高木 悠帆MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
1'16.112 1.478 0.004274.664
1050新原 光太郎RD10V/Ride on Dream
TOKYO R&D RD10V
1'16.410 1.776 0.298273.592
1133伊藤 慎之典テイクファースト&チャリ走! 10V
TOKYO R&D RD10V
1'16.590 1.956 0.180272.949
1221太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
1'16.744 2.110 0.154272.402
1351岸本 尚将Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
1'16.762 2.128 0.018272.338
1455板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
TOKYO R&D RD10V
1'16.782 2.148 0.020272.267
1511三島 優輝Rn-Sports制動屋KKSII
MYST KK-S2
1'16.864 2.230 0.082271.976
1624碓井 剛C.O.B-KART
MYST KK-S2
1'18.126 3.492 1.262267.583
1786木村 龍祐せいどうやCF亜衣KK-S2
MYST KK-S2
1'18.461 3.827 0.335266.441
180夕田 大助LAPS
MYST KK-S2
1'18.523 3.889 0.062266.230
19*70南部 和哉Leprix Sport KK-SII
MYST KK-S2
1'18.642 4.008 0.119265.827
2059松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
1'19.137 4.503 0.495264.165
219上吹越 哲也FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
1'19.377 4.743 0.240263.366
2254山田 健nutecレプリRD10V
TOKYO R&D RD10V
1'21.689 7.055 2.312255.912
---- 以上基準タイム(130% - 2'55.623)予選通過 ----
  • CarNo.5,70は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則58条4)(走路外走行)により、ベストタイムを削除した。
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スーパー耐久

S耐:第3戦富士 水素エンジン車のORC ROOKIE Corolla H2 conceptがデビュー

富士に登場した水素エンジン搭載のORC ROOKIE Corolla H2 concept

 カローラスポーツのボディにGRヤリスの1600cc3気筒ターボエンジンを搭載した、MIRAIで実績のある水素供給システムを採用した32号車・ORC ROOKIE Corolla H2 conceptが富士24時間に登場した。

 MIRAIは水素を使って発電してモーターを駆動しているが、こちらは水素エンジン車だ。水素は4本のタンクで最大7.34kgを搭載できるが、10周~15周しか走行できないという。ピットイン回数はかなりのものになりそうだが、24時間レースでのデビューに注目してみたいところだ。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第3戦富士ウォームアップ ST-XクラスのCARGUY NSX-GT3が総合のトップタイム

 スーパー耐久シリーズ2021 Powerd by Hankook第3戦「NAPAC富士SUPER TEC 2時間レース」は、22日、静岡県の富士スピードウェイで決勝前のウォームアップ走行を行い、ST-Xクラスの999号車・CARGUY NSX-GT3が総合のトップタイムを記録した。

 昨日の公式予選で、すべてのスケジュールがキャンセルされたほどの雨は上がったものの、路面はウエットで曇天のコンディション。午後の決勝レースを前に、午前9時30分から30分間のウォームアップ走行が行われた。

 総合では、ST-Xクラスの999号車・CARGUY NSX-GT3が1分45秒815のトップタイムをマーク。以下、ST-Zクラスは30号車・JMS RACING AMG GT4 with B-MAXが、ST-Qクラスは28号車・ORC ROOKIE Racing GR SUPRAが、ST-TCRクラスは75号車・おとぎの国CIVIC TCRが、ST-1クラスは2号車・シンティアムアップルKTMが、ST-2クラスは59号車・DAMD MOTUL ED WRX STIが、ST-3クラスは62号車・HELM MOTORSPORTS RC350が、ST-4クラスは310号車・GR Garage水戸インターGR86が、ST-5クラスは222号車・Honda Cars Tokai J-net Fitがそれぞれクラストップタイムをマークした。

ウォームアップ: ST-Xクラストップタイムは999号車・CARGUY NSX-GT3

ウォームアップ: ST-Zクラストップタイムは30号車・JMS RACING AMG GT4 with B-MAX

ウォームアップ: ST-Qクラストップタイムは28号車・ORC ROOKIE Racing GR SUPRA

ウォームアップ: ST-TCRクラストップタイムは75号車・おとぎの国CIVIC TCR

ウォームアップ: ST-1クラストップタイムは2号車・シンティアムアップルKTM

ウォームアップ: ST-2クラストップタイムは59号車・DAMD MOTUL ED WRX STI

ウォームアップ: ST-3クラストップタイムは62号車・HELM MOTORSPORTS RC350

ウォームアップ: ST-4クラストップタイムは310号車・GR Garage水戸インターGR86

ウォームアップ: ST-5クラストップタイムは222号車・Honda Cars Tokai J-net Fit

 決勝レースはこの後午後3時に24時間レースのスタートを迎える予定だ。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第3戦富士ウォームアップ結果

【総合】

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
Car
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
1999ST-X1CARGUY NSX-GT3
Honda NSX-GT3
Carguy Racing
501'45.815--155.241
2290ST-X2Floral UEMATSU FG 720S GT3
McLaren 720S GT3
Floral Racing with ABSSA
301'46.370 0.555 0.555154.431
381ST-X3DAISHIN GT3 GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'47.041 1.226 0.671153.463
433ST-X4TSK Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
1'50.580 4.765 3.539148.551
530ST-Z1JMS RACING AMG GT4 with B-MAX
Mercedes AMG GT4 ASIA
B-MAX ENGINEERING
1'51.463 5.648 0.883147.374
622ST-Z2WAIMARAMA EBI Cayman GT4
Porsche 718 Cayman GT4 CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
251'51.612 5.797 0.149147.178
728ST-Q1ORC ROOKIE Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
ROOKIE Racing
1'52.380 6.565 0.768146.172
82ST-11シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
101'54.248 8.433 1.868143.782
9885ST-Z3林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4
TOYOTA GR SUPRA GT4
林テレンプSHADE RACING
1'54.344 8.529 0.096143.661
103ST-Z4ENDLESS AMG GT4
Mercedes AMG GT4
ENDLESS SPORTS
151'55.497 9.682 1.153142.227
119ST-X5MP Racing GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
MP Racing
1'55.737 9.922 0.240141.932
1259ST-21DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
TOWA INTEC Racing
1'55.90510.090 0.168141.726
13500ST-Z55 ZIGEN AMG GT4
Mercedes AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
151'56.09210.277 0.187141.498
1431ST-X6LEXUS RCF GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'56.65010.835 0.558140.821
1520ST-Z6SS/YZ Studie BMW
BMW M4GT4
SS/YZ RACING with Studie
1'56.71810.903 0.068140.739
168ST-12BMW M2CS racing
BMW M2CS racing
BMW Team Studie
101'57.40811.593 0.690139.912
1738ST-13muta Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
TRACY SPORTS
101'57.77611.961 0.368139.475
1862ST-31HELM MOTORSPORTS RC350
TOYOTA LEXUS RC350
HELM MOTORSPORTS
101'57.77711.962 0.001139.474
1975ST-TCR1おとぎの国CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R TCR
Team Noah
201'58.35512.540 0.578138.793
2097ST-TCR2Racer Hondaカーズ桶川CIVIC
Honda CIVIC TYPE R TCR
Racer M&K Racing
201'58.78512.970 0.430138.290
21225ST-22KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS
502'00.25714.442 1.472136.597
227ST-23新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
252'01.48615.671 1.229135.216
2341ST-32エアバスター55 Garage RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
2'01.55115.736 0.065135.143
24505ST-Z7エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
2'01.90716.092 0.356134.749
2539ST-33エアーバスターWinmax RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
302'02.23716.422 0.330134.385
26310ST-41GR Garage水戸インターGR86
TOYOTA 86
C.S.I Racing
2'03.13117.316 0.894133.409
276ST-24新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
152'03.17417.359 0.043133.363
28108ST-Z8アスラーダVer.SUPRA
TOYOTA GR SUPRA GT4
新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC
2'03.43017.615 0.256133.086
29884ST-42林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
林テレンプSHADE RACING
102'04.29218.477 0.862132.163
3015ST-34岡部自動車レカロルーニースポーツ
NISSAN Fairlady Z Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
2'04.34918.534 0.057132.102
3152ST-35埼玉トヨペットGBクラウンRS
TOYOTA CROWN RS
埼玉トヨペットGreen Brave
352'04.77518.960 0.426131.651
3218ST-43Weds Sport 86
TOYOTA 86
浅野レーシングサービス
2'06.51220.697 1.737129.844
3356ST-25Claris Racing GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
Claris Racing
2'06.80520.990 0.293129.544
3424ST-26GV Race Analytics GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
GRANVALLEY RACING
502'07.75121.936 0.946128.585
3532ST-Q2ORC ROOKIE Corolla H2 concept
TOYOTA Corolla SPORT
ROOKIE Racing
2'08.52922.714 0.778127.806
36743ST-27Honda R&D Challenge FK8
Honda CIVIC TYPE R FK8
Honda R&D Challenge
102'08.53822.723 0.009127.797
37222ST-51Honda Cars Tokai J-net Fit
Honda FIT RS
Honda Cars Tokai
2'09.21623.401 0.678127.127
3888ST-52村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
村上モータース
52'09.31823.503 0.102127.026
394ST-53THE BRIDE FIT
Honda FIT RS
チームBRIDE
2'10.58124.766 1.263125.799
4072ST-54Ti Racing☆NATS☆ロードスター
MAZDA ROADSTER
日本自動車大学校
102'10.79924.984 0.218125.588
41103ST-55ヒロマツデミオマツダ2
MAZDA MAZDA2
HM RACERS
102'11.88826.073 1.089124.551
4278ST-56LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
2'14.11028.295 2.222122.488
4350ST-57LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
2'14.19428.379 0.084122.411
4417ST-58DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
2'14.75628.941 0.562121.900
45244ST-36QUEEN EYES 34Z
NISSAN Fairlady Z Z34
Max Racing
252'16.47330.658 1.717120.367
4667ST-59YAMATO FIT
Honda FIT RS
TEAM YAMATO
2'22.82737.012 6.354115.012
47456ST-510odula Start5 Roadster
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
152'24.05838.243 1.231114.029
4866ST-511odula TONE MOTULロードスター
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
202'26.47840.663 2.420112.145
4937ST-512ワコーズNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
2'35.90450.089 9.426105.365
-777ST-X7D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage AMR GT3
D'station Racing
50no time---
-47ST-Z9D'station Vantage GT4
Aston Martin Vantage AMR GT4
D'station Racing
10no time---

【クラス別】

■ST-Xクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
1999CARGUY NSX-GT3
Honda NSX-GT3
Carguy Racing
501'45.815--155.241
2290Floral UEMATSU FG 720S GT3
McLaren 720S GT3
Floral Racing with ABSSA
301'46.370 0.555 0.555154.431
381DAISHIN GT3 GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
GTNET MOTOR SPORTS
1'47.041 1.226 0.671153.463
433TSK Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
1'50.580 4.765 3.539148.551
59MP Racing GT-R
NISSAN R35 GT3 GT-R
MP Racing
1'55.737 9.922 5.157141.932
631LEXUS RCF GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
apr
1'56.65010.835 0.913140.821
-777D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage AMR GT3
D'station Racing
50no time---

■ST-Zクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
130JMS RACING AMG GT4 with B-MAX
Mercedes AMG GT4 ASIA
B-MAX ENGINEERING
1'51.463--147.374
222WAIMARAMA EBI Cayman GT4
Porsche 718 Cayman GT4 CS
Porsche Team EBI WAIMARAMA
251'51.612 0.149 0.149147.178
3885林テレンプSHADE RACING GR SUPRA GT4
TOYOTA GR SUPRA GT4
林テレンプSHADE RACING
1'54.344 2.881 2.732143.661
43ENDLESS AMG GT4
Mercedes AMG GT4
ENDLESS SPORTS
151'55.497 4.034 1.153142.227
55005 ZIGEN AMG GT4
Mercedes AMG GT4
TEAM 5ZIGEN
151'56.092 4.629 0.595141.498
620SS/YZ Studie BMW
BMW M4GT4
SS/YZ RACING with Studie
1'56.718 5.255 0.626140.739
7505エヴァRT初号機Audi R8 LMS GT4
Audi R8 LMS GT4
Audi Team AS Sport
2'01.90710.444 5.189134.749
8108アスラーダVer.SUPRA
TOYOTA GR SUPRA GT4
新世紀サイバーフォーミュラレーシングwith RFC
2'03.43011.967 1.523133.086
-47D'station Vantage GT4
Aston Martin Vantage AMR GT4
D'station Racing
10no time---

■ST-TCRクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
175おとぎの国CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R TCR
Team Noah
201'58.355--138.793
297Racer Hondaカーズ桶川CIVIC
Honda CIVIC TYPE R TCR
Racer M&K Racing
201'58.785 0.430 0.430138.290

■ST-Qクラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
128ORC ROOKIE Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
ROOKIE Racing
1'52.380--146.172
232ORC ROOKIE Corolla H2 concept
TOYOTA Corolla SPORT
ROOKIE Racing
2'08.52916.14916.149127.806

■ST-1クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
12シンティアムアップルKTM
KTM GT-X
KsフロンティアKTMカーズ
101'54.248--143.782
28BMW M2CS racing
BMW M2CS racing
BMW Team Studie
101'57.408 3.160 3.160139.912
338muta Racing GR SUPRA
TOYOTA GR SUPRA
TRACY SPORTS
101'57.776 3.528 0.368139.475

■ST-2クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
159DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
TOWA INTEC Racing
1'55.905--141.726
2225KTMS GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
KTMS KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS
502'00.257 4.352 4.352136.597
37新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
252'01.486 5.581 1.229135.216
46新菱オート☆NEO GLOBE☆DXL☆EVO10
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
シンリョウレーシングチーム
152'03.174 7.269 1.688133.363
556Claris Racing GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
Claris Racing
2'06.80510.900 3.631129.544
624GV Race Analytics GR YARIS
TOYOTA GR YARIS
GRANVALLEY RACING
502'07.75111.846 0.946128.585
7743Honda R&D Challenge FK8
Honda CIVIC TYPE R FK8
Honda R&D Challenge
102'08.53812.633 0.787127.797

■ST-3クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
162HELM MOTORSPORTS RC350
TOYOTA LEXUS RC350
HELM MOTORSPORTS
101'57.777--139.474
241エアバスター55 Garage RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
2'01.551 3.774 3.774135.143
339エアーバスターWinmax RC350 TWS
TOYOTA LEXUS RC350
TRACY SPORTS with DELTA
302'02.237 4.460 0.686134.385
415岡部自動車レカロルーニースポーツ
NISSAN Fairlady Z Z34
OKABE JIDOSHA motorsport
2'04.349 6.572 2.112132.102
552埼玉トヨペットGBクラウンRS
TOYOTA CROWN RS
埼玉トヨペットGreen Brave
352'04.775 6.998 0.426131.651
6244QUEEN EYES 34Z
NISSAN Fairlady Z Z34
Max Racing
252'16.47318.69611.698120.367

■ST-4クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
1310GR Garage水戸インターGR86
TOYOTA 86
C.S.I Racing
2'03.131--133.409
2884林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
林テレンプSHADE RACING
102'04.292 1.161 1.161132.163
318Weds Sport 86
TOYOTA 86
浅野レーシングサービス
2'06.512 3.381 2.220129.844

■ST-5クラス

NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2021/05/22) Warm Up Weather:Cloudy Course:Wet
2021 スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook Round 3 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Maker Model
Team
WhTimeBehindGapkm/h
1222Honda Cars Tokai J-net Fit
Honda FIT RS
Honda Cars Tokai
2'09.216--127.127
288村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
村上モータース
52'09.318 0.102 0.102127.026
34THE BRIDE FIT
Honda FIT RS
チームBRIDE
2'10.581 1.365 1.263125.799
472Ti Racing☆NATS☆ロードスター
MAZDA ROADSTER
日本自動車大学校
102'10.799 1.583 0.218125.588
5103ヒロマツデミオマツダ2
MAZDA MAZDA2
HM RACERS
102'11.888 2.672 1.089124.551
678LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
2'14.110 4.894 2.222122.488
750LOVEDRIVEロードスター
MAZDA ROADSTER
LOVEDRIVE RACING
2'14.194 4.978 0.084122.411
817DXLアラゴスタNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
2'14.756 5.540 0.562121.900
967YAMATO FIT
Honda FIT RS
TEAM YAMATO
2'22.82713.611 8.071115.012
10456odula Start5 Roadster
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
152'24.05814.842 1.231114.029
1166odula TONE MOTULロードスター
MAZDA ROADSTER
OVER DRIVE
202'26.47817.262 2.420112.145
1237ワコーズNOPROデミオディーゼル
MAZDA DEMIO XD
TEAM NOPRO
2'35.90426.688 9.426105.365

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もてぎ・菅生S-FJ選手権

S-FJ:第3戦SUGO決勝 終盤の降雨で混戦となるも佐藤樹がからくも逃げ切り連勝を飾る

優勝した佐藤樹(MYST KK-SⅡ)

 2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ選手権第3戦決勝が5月16日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)が優勝。2戦連続のポール・ツー・ウィンを飾った。

 朝の予選はドライコンデションで行われたが、昼前ごろからスポーツランドSUGOの上空には雲が垂れこめ、スーパーFJの決勝を前にポツポツと雨が落ち始める。ただ本降りにはならずコースも乾いている状態で14時20分のコースインを迎えた。チームによってはグリッドまでレインタイヤを持ち込み雨に備えたが、結局全車スリックタイヤを選択。僅か12周のスプリントレースでもあり、レース中に本降りになれば悩ましいことになる。

 また、予選で2番手タイムの10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)、3番手タイムの13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)がピットレーン速度違反で2グリッドずつの降格、更に6番手タイムだった15号車・松山雄大(M's Garage FER KKSII)がピットレーン速度違反2回で予選通過者の最後尾、9番グリッドに降格された。このことによりスタートでは予選で速かった選手が後方から出ることになり、序盤に順位が大きく変動する可能性をはらんでいる。

 予選で赤旗の原因になった2台のマシンについて、まずコースイン後すぐに止まってしまった22号車・内藤大輝(RCTI Raiseup ED)は、いきなり電気系統がシャットダウンしてしまったそうで、その場では再始動できず。しかし回収後にピットでは問題なく始動できたという事で原因は不明。その為怪しいと思われる箇所のパーツを交換したとの事。予選を1周も走っていないが最後尾からのスタートが許可された。

 SPコーナーでクラッシュして2回目の赤旗の原因となった55号車・伊勢屋貴史(アルビ☆あやし眼科☆10V ED)は、コーナー出口で巻き込んでリヤからクラッシュし、リヤウイングを破損、またリヤサスペンションのアームが大きく曲がってしまったが、その他の箇所にはダメージがなさそうという事でインターバルの間にパーツ交換を行い、こちらも決勝出場が許可され野島の前、10番グリッドからスタートする。

 午後2時28分フォーメーションラップ開始、雨は僅かに降っている程度で、各車グリッドに整列するとレースがスタート。2番グリッドから出た36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)の蹴り出しがよく、ポールポジションからスタートの81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)にインから並びかけて第1コーナーに進入するが、ここは佐藤が抑えきってトップを維持。更に5番手グリッドの13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)がスタートで前を行く10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)の前に出ると、馬の背コーナー入口で3位の72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)に仕掛けるが、ここは前田に封じられる。

 1周目を終えてトップ佐藤と2位長谷部の差は0.412秒、3位前田は0.829秒、4位四倉でも1.043秒と1秒以内に4台が連なってコントロールラインを通過。2周目に入ると四倉と5位伊藤が揃って前田の背後につけて、コーナー進入でプレッシャーをかけるように左右からマシンを見せる。しかしながら焦りが出たのは四倉の方で、3周目のS字コーナーでオーバーラン。コースアウトこそ免れたが伊藤に4位を明け渡してしまう。トップ佐藤と長谷部のギャップは0.567秒→0.684秒と僅かではあるが開いている。

 いったんは5位に落ちた四倉だがペースはいいようで、4周目の2コーナーで伊藤に並びかけると4コーナーまで並走して再び伊藤の前に出る。

 雨は相変わらずポツポツ降っており、後半セクションは明らかに路面が湿っているのがモニターでも見て取れる状態になる。この状況で長谷部、前田は佐藤に詰め寄り、4周目のコントロールライン上では0.229秒、0.663秒と3台がテール・ツー・ノーズ状態で通過、難しいコンディションの中で接近戦の様相を呈し始める。

 6周目の1コーナーで長谷場が佐藤のアウトから並びかけるがオーバーテイクには至らない。佐藤は最高速が197Km/h台で長谷部より3キロほど伸びず、ピッタリつかれて振り切れない状態だがコーナーでは速く、長谷部に決定的なチャンスを与えない。

 その後方では四倉が前田のテールに貼り付いていたが、7周目の1コーナーでアウトから仕掛けて3位の座を奪い取ることに成功。勢いに乗る四倉は佐藤を攻めあぐねている長谷部に追いつき、8周目の馬の背コーナーでインを突くとSPコーナー入口で前に出て2位に上がる。

 この攻防の間に佐藤は0.903秒までギャップを拡げることに成功、四倉、長谷部、前田の2位グループは0.3秒以内に連なって8周目を終了する。

 9周目に入ると雨足が急に強まりコースはみるみるウエット路面になり始める。馬の背コーナーへの進入でトップ佐藤はブレーキングをミスしたかタイヤから白煙が上がる。そしてSPコーナー入口で長谷部が雨に足を取られたのかスピン~コースアウト。すぐにコースに復帰したが大きく順位を落としてしまう。これで前田が3位に進出。

 10周目、トップ佐藤は安定したラップを刻むがその後方で順位変動があり、長らく4位をキープしていた伊藤が9番グリッドから這い上がってきた松山に馬の背でかわされ5位に陥落。さらに最終コーナーで四倉に接近した前田がメインストレートで四倉をオーバーテイク、2位に上がる。前田のペースは明らかに佐藤よりも速くギャップをみるみる削り取り、1秒差まで詰めて11周目を終了、ファイナルラップに突入する。

 濡れた路面にスリックタイヤという厳しい条件で佐藤も懸命に逃げるが前田はセクター毎に差を縮め佐藤の背後で最終コーナーを駆け上がる。しかし追い上げもそこまでで、僅かに及ばずチェッカードフラッグ、0.544秒差で佐藤が逃げ切った。3位は四倉、トップからは3秒以上離され、後ろからは松山が追い上げて来ていたが0.8秒差で表彰台を守り切った。

 2台が出場したジェントルマンクラスは、予選のクラッシュから復活した伊勢屋と5号車・安藤弘人が難しいコンディションの中無事に完走。安藤が全体の9位、伊勢屋が11位でクラス1位、2位となった。

■レース後のコメント

優勝 81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoAED)

優勝した佐藤樹(MYST KK-SⅡ)

 「(厳しいレースだった?)きつかったです。前回もこんな感じの天気でドライから雨だったが、今回の方が雨が強かったので降ってきた時は焦った。後ろのマシンがずっとミラーに映っていたので、プレッシャーを感じていたが、とりあえずミスだけは無くそうというつもりで走って、そこはうまくできたと思う。(難しいレースで)いい経験になった」

チーム代表 里見乃亜

 「(佐藤選手は)ドライでもウェットでも速いのだが、ちょい濡れというイレギュラーなコンディションで、2番手のマシンの方が柔らかく仕上がっていて(コースにマッチしていたようで)追いつかれてしまった。それでも結果的には勝てて、ポイントもかなり取れたのでよかった。次はドライか雨か、はっきりしたコンディションで正々堂々とぶっちぎりたいものだ。最終戦も菅生なので、岡本選手が出した1分28秒台のタイムは上回りたい。とにかく今日は勝てて良かった」

2位 72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)

決勝2位の前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)

 「ドラマがあるいいレースだった。(四倉選手とのバトルは?)彼には慣れていないコンディションで、自分はベテランな分だけこういう状況はより得意なのかなと思った。彼や、トップの佐藤選手も部分的にペースを落としている箇所があったので、そのスキを狙っていった。ファイナルラップに佐藤選手にいい勢いで追いついて、すぐそばまで行けたので、あと1周あったら前に出られていたかもしれない。基本的な速さは、常に練習を積んでいる彼らの方があって敵わないと思うので、次回の目標は基本的なスピードで確実に1位が取れる速さを身につけることだ」

3位 13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)

決勝3位の四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10V ED)

 「初めてのサーキットで途中から雨が来て、雨のラインが全然分かっていなかった。前を行く車のラインを見ながら、どこが走れるのか判断しながらの走行で、勉強しながらのレース運びになった。微妙な雨の中でのライン選びの判断力が試される状況になって、そうした部分の経験がまったく足りていないな、と感じた。それでもひとつ自信がついて、何とか表彰台にも上がることができたので、よかった」

10位 36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)
 「序盤の1コーナーで何度かは(佐藤選手に)並びかけたが抜けなかった。6周目に最終コーナーから狙ってみたがタイミング合わなくて抜き切れず、逆に順位を落としてしまい、焦ってSPコーナーで回ってしまった。序盤の1コーナーで何とか(佐藤選手を)抜いてしまっていれば、自分の方が速かったので逃げられたかもしれないが、それが出来なかったのは自分のミスだ。次のもてぎでまた頑張る」

 これで2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズは半分を消化、しばしインターバルをおいて、9月4日~5日にツインリンクもてぎで第4戦、第5戦が行われる。前半戦を優位に進めた佐藤が勢いを維持し続けるか、この期間を利用して他の選手が巻き返しを図るのか、興味は尽きない。

Text & Photo: Junichi SEKINE
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

S-FJ:第3戦SUGO予選 赤旗でワンチャンスとなった予選を驚速ルーキー佐藤樹が制して3戦連続のポールポジション

ポールポジションを獲得した佐藤樹(MYST KK-SⅡ)

 2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ選手権第3戦予選が5月16日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)が3戦連続となるポールポジションを獲得した。

 ワンディで開催される今回のレース、朝のスポーツランドSUGOは時折晴れ間が見えるが雲が広がっている。また風が強くグランドスタンドに立つ旗はめまぐるしく風向きが変わっている事を示していた。

 今回のエントリーは11台。既にシリーズ第1戦、第2戦に出場したメンバーがほとんどだが、72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)は今シーズン初のレース参戦。前田は今シーズンは自分が率いるELEVレーシングドリームで若手育成を行っているが、今回はその若手の代理で参戦との事。SUGOでは過去に優勝経験もあるだけに、レースで台風の目になるかもしれない。

 前日の練習走行で各チームがマークしていたのは、前戦SUGOでの第2戦で選手、チーム共に初優勝を飾った81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)。第1戦もてぎから連続ポールポジションを獲得しており、練習走行でも上位のタイムを安定して出しているそうで今回も目が離せない。

 午前9時45分から15分間の予選が開始。コースコンデイションはドライ、午後から雨の予報もあるが、この時点では薄曇り、全車スリックタイヤを装着して、55号車・伊勢屋貴史(アルビ☆あやし眼科☆10V ED)を先頭に各車コースイン。注目の前田はやや間隔を空けてコースインする。

 しかしここで、22号車・内藤大輝(RCTI Raiseup ED)が第2コーナー出口でストップ。再始動できないことから赤旗が提示され予選はストップされ、各車はいったんピットレーンに戻される。

 内藤のマシンの回収が終わり、予選は残り時間12分42秒から再開されると10台がコースイン、ウオームアップを終えて残り8分の時点からタイムアタックが本格化。ますは10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)が1分30秒130でトップに立ち、佐藤が0秒178の差の1分30秒308で2番手、15号車・松山雄大(M's Garage FER KKSII)が1分30秒431、13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)が1分30秒468と4台が1分30秒台に入れてくる。が、ここで再び赤旗が提示される。

 今度はSPコーナーで伊勢屋がスピン~クラッシュ。リヤウイングが曲がりリヤサスペンションも破損しており、再び回収作業が行われる。幸いな事にドライバーの伊勢屋にケガはなかった模様。

 この回収に時間を要して予選の再開は10時12分から、残り時間は僅か6分という事で、実質的なラップライムの計測はよくて3周程度。残る9台が一斉にコースインし、僅かなアタックチャンスに賭ける。ここで四倉が馬の背コーナーでスピンするがすぐに再スタート。

 まずは残り3分の段階で佐藤が1分29秒750と30秒を切ってトップに立つ、伊藤はまだ赤旗前の1分30秒130がベストで2番手へ。松山も30秒が切れずに1分30秒372で3番手。

 残り1分20秒で四倉が1分29秒784で2番手へ、先ほどのスピンのダメージは無いようだ。そして36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)が1分30秒016で3番手。伊藤は4番手にドロップ。

 残り0分となりチェッカードフラッグが提示される中、各車最後のタイムアタックに打って出る。四倉が第1セクターで、佐藤は第2セクターでそれそれ全体ベストタイムを出すと、フィニッシュラインではまず佐藤が1分29秒379のトップタイムをマーク、3戦連続でのポールポジションを決めた。続いて伊藤が1分29秒540で0.161秒及ばず2番手、四倉は1分29秒563で3番手となった。長谷部も30秒を切り1分29秒616、注目の前田は1分30秒149で5番手となり、濃密な予選が終わった。

■予選後のコメント(予選終了直後のもの)

ポールポジション 81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoA ED)1分29秒379

ポールポジションを獲得した佐藤樹(MYST KK-SⅡ)

 「(赤旗連発で大変な予選だった?)ちゃんとタイムアタックできたのは最後の1周だけだったが、そこで大きくミスしてしまった。1分28秒台には入れられたと思っているので、とりあえずポールポジションを取れたのは良かったが、ちょっと悔しい。今回は練習走行から調子がいいので、このまま決勝も落ち着いて走れれば勝てると思うので頑張りたい」

チーム代表 里見乃亜
 「1分28秒台を狙っていて、最後の周もちょっとミスをしてしまったが、トップタイムは出せた。決勝では1分28秒台を出して後方を千切れれば、ぶっちぎりたいところだ。クルマもドライバーもかなり仕上がってきていて、連勝できるように頑張る」
2位 10号車・伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)1分29秒197 トップとの差0.161秒

予選2位だったが4位に降格となった伊藤慎之典(ZAPチャリ走! 10V ED)

 「タイム的にはもっと行けると思っていたが失敗もあってのこのタイム。赤旗連発で集中力を保つのが大変だった。1回目の赤旗に関しては全く問題なかったが、2回目の赤旗明けには(自分を)ピークには持って行けなかった。決勝はフロントロウで前戦と同じ2台なので、前回はスタート大失敗しているので、今回はスタートを決めて、トップか最低でも2位で1~2コーナー抜けられたらいいなと思っている」

3位 13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)1分29秒563 トップとの差0.184秒

予選3位だったが5位に降格となった四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10V ED)

 「(赤旗明けのコースインでスピン)ちょっと回ってしまった。裏のストレートでスリップがうまく使えたのだが、気合が入りブレーキを遅らせ過ぎた。その後は落ち着いて、(コーナーで)突っ込み過ぎている自覚はあったので、どこのコーナーもしっかりクルマを止めて行ったら今回のレースウィークではベストのタイムを出せたので、落ち着いて走ればトップを狙えると思うので頑張る。(前日の練習走行では悩んでいたようだが?)初日はそうでもなかったのだが、昨日は他のドライバーと走りを比べたりして悩んでしまった部分があった。今日はあまり悩み過ぎずに、初日のマシンをうまく動かせていた感触を思い出しながら落ち着いていきたい」

 しかしながら、予選終了後に伊藤と四倉はピットレーン速度違反がありそれぞれ2グリッドの降格。替わって4番手タイムの長谷部、5番手タイムの前田が2番グリッド、3番グリッドに繰り上がりになって決勝のスタートを迎える事となった。

2番グリッド 36号車・長谷部一真(ALBIREXEDRD10V)

予選4位だったが2位に繰り上がった長谷部一真(ALBIREX ED RD10V)

 「ミスばっかりの予選で、ベストタイムが出た周もひとつミスがあった。実力で2番グリッドへ行ける速さはあったと思ったが最後に抜かれてしまった。ラッキーな事に(繰り上がりで)2番グリッドを確保できたので、決勝は前を狙いつつ表彰台は確保できるように頑張りたい」

3番グリッド 72号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)1分30秒149 トップとの差0.770秒

予選5位だったが3位に繰り上がった前田大道(ELEVレーシングドリーム制動屋)

 「棚ぼたの3番グリッドではあるが、この位置につけられてよかったとは思う。最後の周回のタイムアタックはかなりいい感じで走れて、第1セクターで全体ベストと100分の数秒しか違わなかったが、第2セクターでリヤを滑らせてしまって、0.5秒くらいロスした。なのでうまくいけば1分29秒5~6ぐらいは狙えたかも。決勝に向けてはセッティングを少し変えたので、それが吉と出るか凶と出るか。それがいい感じで乗れるようなら3番手から上も狙えるんじゃないかと思う」

 決勝は14時30分スタート予定。天気予報では3時ごろから雨という予報で、上空は雲が広がり相変わらずの強風。山あいのスポーツランドSUGOだけにいつ降り出すか予断を許さず、各チームはレインタイヤの調整にも余念がない状況だ。

Text & Photo: Junichi SEKINE
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