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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組(ARTA HSV-010)が今シーズン初のポールポジションを獲得 (HONDA)

 8月21日(土)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいて、2010 オートバックス SUPER GT第6戦「第39回インターナショナル ポッカGT サマースペシャル」が開幕し、公式予選が行われた。

 連日の猛暑が続く日本列島はこの日も太平洋高気圧に覆われ、鈴鹿サーキットでも昼過ぎには気温35℃、路面温度49℃を記録、厳しい暑さとなった。しかも、空には雲ひとつなく、強い日差しが照りつけていたため、予選は非常に厳しいコンディションとなることが予想された。

 一方、夏休み真っ盛りとあって鈴鹿サーキットには午前中から多くのファンが詰めかけ、グランドスタンドにはカラフルな応援バナーが並んだ。

 前戦、スポーツランドSUGOで今季2勝目を挙げたHSV-010 GTは、今年3月にここ鈴鹿で開催された開幕戦でも高い戦闘能力を発揮している。その後、マシン開発が進んでストレートスピードにも一層の磨きがかけられており、今回はSUGOに続く連覇に期待が寄せられた。

 また、チャンピオン争いを繰り広げる#18 ウイダー HSV-010の小暮卓史/ロイック・デュバル組は、ここで好成績を収めて終盤戦に向けて弾みをつけることが、タイトルを獲得するうえでも重要となる。現在のタイトル争いは、#18 小暮/L.デュバル組がドライバー部門で首位と1ポイント差(計50ポイント)の2位。前戦で初優勝を飾った#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN HSV-010)がトップと17ポイント差(34ポイント)の5位につけている。

gt100821001L.jpg  この日、午前10時5分から1時間45分にわたり公式練習を行ったあと、午後1時25分から予選1回目を実施。さらに午後3時20分からはノックダウン方式による予選2回目が予定されていた。このうち、予選1回目は全ドライバーが基準タイムをクリアすればよく、決勝のスターティンググリッドは予選2 回目の結果によって決まる。

 午後1時25分に始まった予選1回目では、#8 ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組(ARTA HSV-010)がトップタイムを記録。さらに、前戦で優勝した#17 金石/塚越組が2番手、#100 伊沢拓也/山本尚貴組(RAYBRIG HSV-010)は4番手と、上位5台中3台をHSV-010 GTが占めた。#18 小暮/L.デュバル組は7番手、#32 道上龍/中山友貴組(EPSON HSV-010)は10番手という結果で、Honda陣営の全車・全ドライバーが基準タイムをクリアした。

 GT500クラスの予選2回目では3時20分から3セッションに分けて実施された。ここで、#8 ARTA HSV-010は、第1セッションをR.ファーマン選手、第2セッションを井出選手、第3セッションを小林選手が担当。ポールポジションを決める第3セッションを走る小林選手は、SUPER GTの公式戦に出走するのは今回が初めてで、HSV-010 GTを走らせた経験は事前のテストで6周だけ。その中、小林選手は1分55秒237のベストタイムをマーク、ポールポジションを獲得した。

 また、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は1分55秒719で3番グリッド、#32 EPSON HSV-010の道上選手は1分56秒149で4番グリッド、#17 KEIHIN HSV-010の金石選手は1分56秒320で5番グリッドを獲得。ウエイトハンデ上限の100kgを積む#18 ウイダー HSV-010の小暮選手は1分57秒094で8番グリッドに終わったが、HSV-010 GTはそろって予選上位に食い込み、その高い戦闘力を示した。700kmで競われる明日のレースでは、持ち前の高い信頼性を発揮して好成績を収めることが期待されている。

松本雅彦|Honda GTプロジェクト プロジェクトリーダー代行(エンジン責任者)
 「まずは8号車のARTA HSV-010 GTが、ポールポジションを獲得したことをうれしく思います。第3ドライバーの小林選手は、事前テストでも非常にいい手応えを感じていたので、ある程度の活躍は期待していました。でも、正直に言ってポールポジションを獲得してくれるとは思っていませんでした。また、トップ5に4台のHSV-010 GTが入ることができました。鈴鹿サーキットはHSV-010 GTと相性のよいコースですし、厳しいコンディションにもかかわらず、各チームともマシンはよく仕上がっており、予定通りの結果を得ることができました。 18号車も、100kgのウエイトを搭載しているので、この結果は想定内です。決勝は長丁場ですので確実に順位を上げてほしいですね。明日は、HSV- 010 GTが表彰台を独占できるように戦いますので、皆様のご声援、よろしくお願いいたします」
鈴木亜久里監督(ポールポジション、#8 ARTA HSV-010)
 「今回のレースは長いので、レギュラードライバーの2人になにか起きたときに備えて、小林選手を第3ドライバーとして起用しました。彼にとっても、いい経験になることを期待していました。小林選手がHSV-010 GTに乗ったのは、富士スピードウェイのテストで6周くらいと、今朝の5~6周くらいしかありません。それでも、今日は緊張することなく、とても自然にドライブしていたと思います。マシンの調子はとてもいいし、だれもがミスをせずに自分たちの力を出しきれば、明日はいい結果が出るはずです。マシンのバランスもすごくいいので、優勝を狙っていきます」
ラルフ・ファーマン選手(ポールポジション、#8 ARTA HSV-010)
 「ルーキーの小林選手がすばらしい働きをしてくれた。また、予選では3人のドライバーが3つのセッションでいずれもトップタイムをマークするすばらしい結果となった。今年は難しいシーズンだったが、これをターニングポイントとしていい流れを捕まえたいと思う。決勝は長くて難しいレースになるだろうが、3人で力をあわせればきっといい仕事ができる。明日は絶対に勝ちたい」
井出有治選手(ポールポジション、#8 ARTA HSV-010)
 「マシンの調子がよかったのは確かだが、ほとんどHSV-010 GTに乗ったことのない小林選手があのタイムを出したのはすごい。彼のようなすばらしい選手を第3ドライバーとして迎えられたのだから、明日のレースではぜひ勝ちたいと思う。これまで何度かトラブルが起きたクールスーツも対策済みで、事前に行ったテストでその動作を確認しているので心配はない。決勝は思いっきり戦うつもりだ」
小林崇志選手(ポールポジション、#8 ARTA HSV-010)
 「ポールポジションを獲得したという実感は、正直言ってあまりありません。鈴木亜久里監督からは『とりあえず落ち着いていけ』と言われましたが、自分としてはまったく緊張せず、結果としてポールポジションを取れてよかったと思います。HSV-010 GTのドライビングについては、細かいことはまだよく分かりませんが、普通に乗っている限り違和感はありません。SUPER GTの決勝はまだ走ったことがないので、おそらく未知なことばかりでしょうが、明日はいい意味で開き直って戦いたいと思います」
Text & Photo: HONDA
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SUPER GT

SGT:F1ドライバー、小林可夢偉がスーパーGTのイベントに参加。F1と尼崎を熱く語る

スーパーGT第6戦、「Pokka GTサマースペシャル」の公式予選終了後に、現在ザウバー・チームからF1に参戦している小林可夢偉選手への囲み取材が行われた。
F1シリーズが夏期休暇に入っているこの時期、日本で精力的にプロモーション活動に取り組んだ小林選手はこの席で、今シーズンの経緯や来年の展望、今回のプロモーション活動の狙いなどを語った。
特にプロモーション活動については、日本のモータースポーツの現状やそこでのF1の位置づけ、自分の果たすべき役割など、多くの時間を割いて熱心に語ってくれた。

-今シーズンについて-

今シーズンはミスをしないように走って自分の価値を上げていくのが目標でしたが、カナダでがっつりミスをしてしまいました。でも今後はミスなく走っていればコンスタントにポイントが取れるかな、と思います。

-チームのムードメーカーになる秘訣は-

単純に笑顔ですね。そうでしょ?

-来シーズンの見通しは-
gt_r06_kamui これからの7戦の結果が大きいと思います。まぁ今のチームに残留する、というのが規定路線ですけど。そのためにも、チームの士気を高めつつコンスタントにポイントを獲っていければと思います。クルマの開発についてはもう半分くらいは来年にシフトしています。
ウチのクルマは他のチーム以上にコースによって良い悪いがハッキリしているので、相性の良いコースでは必ずポイントを獲って良い印象を与えたいですし、悪いところでもなんとか最後まで生き残ってフィニッシュしたいです。
そういう意味では次のスパと鈴鹿は相性の良いコースだと思いますが、シンガポールやモンツァは正直きついです。でもバレンシアのように最後まで何があるか判らないので、とにかく最後まで生き残りたいですね。

-鈴鹿に向けての抱負は-

まだ鈴鹿までに3戦あります。この3戦は鈴鹿に向けての準備と思って取り組みますが、そのうちシンガポールとモンツァはうちにとってきついコース。それでも最後まで諦めずに生き残っていきます。次のスパには全て一番いいものを持っていけるよう頑張ってます。一番良いエンジンをまわしてもらうとか、そういうことも働きかけています。

-ペドロ・デ・ラ・ロサとの関係は-

ばっちりですよ。クルマのこと、人間関係、その他いろんなことを話せる関係です。ザウバーはナンバー1、2の区別がなく、そのときに調子のいいほうが優先されます。F1はあくまでチームスポーツですし、僕らはトップチームとはフィールドが違いますから。他のチームでは最近色々あったみたいですけど、僕らにはありません。

-最近の日本でのプロモーション活動について-

こんなことがあと5年続いたら、30年分ぐらいの労働時間になるんじゃないか、くらいに働きましたよ(笑) でも、これは自分でやらないとと思って取り組んできたし、こういう活動こそれが日本で今後10年F1が生き延びていく唯一の道だと思っています。これしかないですよ。昔みたいに色んな企業が競ってF1にお金を出してくれるような時代はもう来ないと僕は思ってるんで。

3年、4年計画で、チケットが手に入らなくなるぐらいたくさんのお客さんに鈴鹿に来てもらえるようにしたいです。そのために、生でF1を見られるようコースを作っていきます。
ですから今回のプロモーションも、日頃F1と全くかかわりがないだろうな、という人たちを中心に据えてやってきました。
スーパーGTはF1に比べたらディープな世界やと思います。ここに来てくれてるお客さんは本当にレースのこと、クルマのことが好きな人たちでしょう。
それに対して、モータースポーツを見たことがない人に興味を持ってもらうのが僕の仕事だと思っています。見てさえ貰えば絶対面白いスポーツですから、モータースポーツって。
F1を一度でも生で見てもらえれば、必ず次も来てくれるはずです。
興味を持ってくれたら、ほかの事も調べたくなって、また新しい世界を知る。
そうやってGTにもお客さんが来てくれるようになると思います。
最初に興味を持ってもらうこと、このハードルが一番高いんで、そこをなんとかしてやろうというのが僕の仕事なんです。

-地元尼崎でのイベントについて-

尼崎らしい、予想通りの展開でしたね(笑)くす玉とか。期待した通りの盛り上がり方で、最初から最後まで「尼崎」って感じでした。
(「阪神タイガース優勝!」みたいな?)
そうです。そんな感じ。
今回は商店街が企画してくださいまして、美人の市長さんもすごく協力してくださいました。尼崎市でチケットを200枚購入していただき、それにバスでの往復をつけて28,000円というツアーをJTBと一緒に企画してくださったんです。これを地元の人に利用してもらうことになってます。
実家には帰っていません。帰ったら仕事になってしまうので。ウチの親父が一番ミーハーなんですよ。帰ったら大変なことになります(笑) だからたこ焼きとお好み焼きだけ食べて、実家はスルーして東京に帰ってきました。

 

小林選手はこの後、GT第6戦の前夜祭イベントに参加した。
月曜日にヨーロッパに戻り、その翌日にはスパ・フランコルシャンに入る予定だ。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Yoshinori OHNISHI
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SGT:第6戦鈴鹿公式予選 ポールシッターのコメント

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■GT500クラス:#8ARTA HSV-010
小林 崇志
gt_r06_q_pc_500  「正直未だポールを獲ったという実感がありません。急遽アタックすることが決まり、鈴木亜久里さんからは『とりあえず落ち着いていけ』と言われて、その通りに緊張なく落ち着いて走れました。初めてのGTでまだ細かいところがわかっていないので、却って違和感なく走れました。予選に関しては満足する走りができたと思いますが、フリー走行では課題も見つかったので、明日はそれを一つずつ解決していきます。決勝は未知の部分ばかりなので開き直って落ち着いて走るようにします」
ラルフ・ファーマン
 「彼(小林)は素晴らしい仕事をしましたね。ここまで中々走るチャンスがなかった中でポールポジションを獲ってくれたんですから。今週末はクルマの状態が本当に良かったので、3人ともいいタイムが出せました。この一年、辛いことばかりでしたが、ここをターニングポイントにしたいですね。そのためにも明日は勝ちたいです。決勝は最初のスティントはタイヤが厳しいと思いますが、その状態に合わせて第2スティント以降はタイヤを変えていきます。クルマの調子はいいので、3人でそれを生かして頑張ります。ライバルは23号車と、17号車をはじめとする他のホンダ勢ですね」
井出 有治
 「小林のアタックを見ていて『落ち着いてるな』と思いました。クルマは確かに良いんですが、それでもあのタイムは素晴らしいですね。今シーズンは未だ良い結果を出せていませんが、彼の力強いサポートを得て今回はいい結果を残したいです。クールスーツのトラブルに関しては、前回の富士テストから対策をしてきていて、今は全く問題ないです」
■GT300クラス:#26CINE CITTA' タイサンポルシェ
密山 祥吾
gt_r06_q_pc_300  「今回千葉社長と山路さんにチャンスをいただいて、26号車で走ることになりました。先日の富士でのタイヤテストで乗ったときから良いフィーリングを感じていたので、今回はいけるかも?と思ってはいましたが、まさか7秒台が出るとは思ってもいませんでした。決勝は長いレースになるので、長いスパンで考えて地道にゴールを目指したいです」
植田 正幸
 「富士のタイヤテストで密山くんが良いタイムを出していたので今回は期待していたんですが、まさか7秒台が出るとは思いませんでした。彼は予選前に『130Rは目をつぶっていく』と言っていたので、きっと目をつぶって飛び込んだんでしょうね。今回密山君が来てくれたお陰で少ない時間でいろんなことを試せました」
イゴール・スシュコ
 「(密山のアタックは)凄かったです。朝のフリー走行でセッティングに迷いがありましたが、チームの皆さんのお陰でいいクルマに仕上がり、ヨコハマさんがいいタイヤを持ってきてくださったので思い通りに動かせるクルマになっていることが富士のテストで分かりました。それがポールに繋がったのかなと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SGT:第6戦鈴鹿ノックダウン予選 ルーキー小林が大活躍!! #8ARTA HSVがポールポジションを獲得

2010AUTOBACKS SUPER GT第6戦「Pokka GTサマースベシャル」は8月21日、三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組)がポールポジションを獲得。今回第3ドライバーとして登録された小林はノックダウン予選のセッション3でアタックを担当し、見事#23MOTUL AUTECH GT-Rを駆るブノワ・トレルイエの追撃を振り切り、GTデビュー戦でポールポジションを自らの手でもぎとった。
GT300クラスは今回エントリー台数を1台に絞って参戦してきた#26CINE CITTA' タイサンポルシェ(イゴール・スシュコ/植田 正幸/密山祥吾組)がポール。第3ドライバーとして26号車に加わった密山が最後のアタックを見事に決め、2位以下を1秒以上ぶっちぎる圧倒的な速さをみせつけた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:25,000人)

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第6戦の公式予選ではノックダウン方式が採用され、午後3時10分にGT300クラスから予選S1が開始された。

予選セッション1

GT300クラスは23台中16台がS2に進出する。
開始早々に#26タイサンポルシェがトップに立つが、これを#43ARTAガライヤの高木真一が上回り2分08秒007でトップに立った。続いて#11JIMゲイナーフェラーリを駆る田中哲也も2分08秒175で2位に浮上。トップ3は#43、#11、#26の順に。
一方S2進出をかけた16位前後の争いは、#19ウェッズスポーツIS、#7雨宮RX-7、#31apr初号機カローラ、#66アストンマーチンといった有力チームの間で展開されることとなり、この中からは31号車が抜け出し、15位でS2進出を果たした。そして最後の最後にそれまで22位に留まっていた#5マッハ号が7位に滑り込み、#365サンダーアジアMT900がはじき出される格好になった。
結局ここで予選を終えたのは#365モスラー、#66アストンマーチン、#7RX-7、#19レクサスIS、#28ポルシェ、#22ヴィーマック、#666ボクスター。666号車はトラブルにより1周も走ることなく最後尾グリッドとなった。

GT500クラスは13台中10台がS2に進む。
公式練習、予選1回目とトップで通過してきた#8ARTAはここでも速さを見せつけ、ファーマンが1分55秒791とこの日初めて55秒台に入ってきた。2位にも同じHSVの#17ケーヒンを駆る金石年弘がつけ、#23モチュールGT-Rのトレルイエが3位。
S2進出をかけた10位争いは最後の最後に#39デンソーサードSCの平手晃平が8位に飛び込み、この結果#6エネオス、#1ペトロナスのレクサスSC勢と、トラブルにより走行できなかった#24HIS GT-Rが脱落することとなった。

予選セッション2

ここでGT300クラスは上位10台がS3に進出する。
S1で終了間際に好タイムを叩き出して7位に急浮上した#5マッハ号がここでいきなり2分07秒台をたたき出す好走を見せ、一気にトップに躍り出た。ドライバーは黒澤治樹だ。
2位の#2紫電は加藤寛規のアタックで2分08秒003。これに#25ZENTポルシェの土屋武士が続く展開に。
ここでもボーダーライン上で苦戦を強いられた#31初号機カローラは松浦孝亮が終了直前に9位浮上を果たし、またしてもギリギリで次のセッションに駒を進めた。一方ここで脱落したのは#86、#87、#88のガイヤルド3台と第2戦優勝の#46モーラZ、予選上位常連の#11JIMゲイナーフェラーリ、トランスアクスル化で第5戦SUGOから大幅なポテンシャルアップを遂げてきた#62レガシィだった。

GT500クラスはここで10台中7台がS3に進出する。
ここで#8ARTA HSVを駆るのは井出有治だ。井出は1分55秒439と、ファーマンのベストタイムをも上回る好タイムで8号車を再びトップに押し上げる。日も傾き、タイムも全体に上がってきていたとはいえ、他をコンマ5秒以上突き放す速さは圧倒的だった。2番手には#100レイブリックの山本尚貴、3番手には#17ケーヒンの塚越広大と、同じHSV勢の若手二人が続いた。
一方、同じHSV勢としてここまで圧倒的な速さを見せ続けていた#18ウイダーは100kgのウェイトハンデが響いてか9位に終わり、HSV勢で唯一S3進出を逃した。また#35MJ KRAFT、#38ZENTセルモらもここで予選を終え、レクサス勢でS3進出を果たしたのは#39デンソーのみと言う結果になった。

予選セッション3
ポールポジションを賭けた最後のタイムアタック合戦は5分のインタバールを挟んで午後4時10分より開始された。
GT300クラスはまず#74aprカローラアクシオの井口卓人が2分09秒464を記録すると、#43ARTAガライヤの高木真一が2分09秒148で上回る。そこへ#26タイサンポルシェの密山がいきなり2分07秒498を叩き出して一気にトップに躍り出た。この時点で残り時間は4分以上。
しかし各チーム懸命にアタックにもかかわらず、この密山のタイムを上回るドライバーは誰一人なく、GT300クラスのポールは26号車に決まった。
2番手には、高木のタイムを逆転した井口の駆る#74カローラ、3位に#43ガライヤが続く。その後方では、今回第3ドライバーとして加わった木下みつひろの駆る#9初音ミクポルシェが徐々にタイムを上げて4番手まで浮上してきた。

GT500クラスは#8ARTA HSVと#23モチュールGT-Rの間で激しいポール争いが展開された。
23号車を駆るのはトレルイエ。8号車は、なんと今回第3ドライバーに抜擢されたルーキーの小林がアタックを任されていた。小林は朝の公式練習終了後にいきなりS3担当を告げられたと言う。
初めてのGT参戦で重責を担った小林だったが、チームの期待に見事に応え、最初のアタックで1分55秒839をいきなり叩き出してきた。これをトレルイエが縁石に乗り上げる激しい走りで1分55秒411で上回ると、小林は次の周でレギュラー二人のベストタイムをも上回る1分55秒237を出してこれに応戦、デビュー戦にしていきなりのポールポジションをもぎとり、場内を大いに沸かせて見せた。
2番手#23モチュールGT-Rに続いては、伊沢拓也の駆る#100レイブリック、道上龍の駆る#32エプソン、金石年弘の#17ケーヒンとHSV勢が3-4-5位を占めた。
一方#12カルソニックGT-Rは松田次生がアウトラップを1周しただけで走行を切り上げ、7位で予選を終えている。

なお、#12カルソニックGT-R、#24HIS GT-Rの2台は予選終了前にエンジン交換を行ったことにより、10グリッドの降格というペナルティが課せられた。
これにより12号車は12番手、24号車は13番手から明日の決勝をスタートすることになった。

第6戦決勝は明日午後3時より121周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選総合結果

■GT500 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
18ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志*
BS101'55.7911'55.4391'55.237
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ*
MI461'56.4171'56.0451'55.411
3100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也*
山本 尚貴
BS481'56.6511'56.0061'55.719
432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍*
中山 友貴
DL61'56.9181'56.0881'56.149
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘*
塚越 広大
BS681'56.1941'56.0381'56.320
639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平*
DL181'56.9131'56.5581'58.293
735MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明*
大嶋 和也
BS621'56.7081'56.885
818ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史*
ロイック・デュバル
BS1001'56.7491'57.094
938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン*
BS641'56.7371'57.188
106ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔*
ビヨン・ビルドハイム
BS1001'57.042
111PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー*
BS821'57.299
12*12カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生*
ロニー・クインタレッリ
BS821'56.9891'56.745No Time
13*24HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ*
安田 裕信
YH62Absence
■GT300 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
126CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾*
YH22'08.3572'08.3642'07.498
274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人*
国本 雄資
MI722'10.0342'08.5222'08.500
343ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一*
峰尾 恭輔
MI802'08.0072'08.4262'08.581
49初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ*
HK162'08.8232'09.2072'09.202
52アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘*
高橋 一穂
YH702'09.8122'08.0032'09.349
627NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大*
小泉 洋史
YH122'09.4132'08.6482'09.387
725ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕*
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'09.6602'08.2512'09.568
85マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二*
黒澤 治樹
YH202'09.3152'07.5052'09.655
931エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀*
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'10.1292'09.1852'09.660
103TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹*
柳田 真孝
YH882'09.7732'08.7792'10.293
1162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太*
YH2'09.0912'09.293
1288リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥*
YH82'09.4852'09.313
1386JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛*
YH262'08.6482'09.318
1446アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝*
阿部 翼
YH862'09.9832'09.658
1587JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也*
古谷 直広
YH22'10.1432'09.721
1611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸*
DL462'08.1752'10.045
17365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太*
YH2'10.192
1866triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢*
YH222'10.341
197M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼*
YH882'10.543
2019ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学*
片岡 龍也
YH422'10.904
2128イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博*
YH2'11.220
2222RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平*
YH2'12.905
---- 以上予選通過 ----
-*666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YHAbsence
  • '*'印は順位決定タイムを記録したドライバーを示す。
  • CarNo.666は、決勝日フリー走行の結果により、決勝レース出走を最終判断する。(2010SGT SpR第25条11.)
  • CarNo.12,24は、SGT SpR第3章12条9.公式予選終了前にエンジンを交換したため予選結果に対し10グリッドの降格とした。
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿ノックダウン予選セッション3結果

■GT500 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 3 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'55.237--181.410
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'55.411 0.174 0.174181.137
3100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'55.719 0.482 0.308180.655
432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'56.149 0.912 0.430179.986
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'56.320 1.083 0.171179.721
639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'58.293 3.056 1.973176.724
-12カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS820'00.000No Time--
■GT300 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 3 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
126CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'07.498--163.965
274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'08.500 1.002 1.002162.686
343ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'08.581 1.083 0.081162.585
49初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'09.202 1.704 0.621161.802
52アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'09.349 1.851 0.147161.620
627NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'09.387 1.889 0.038161.571
725ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'09.568 2.070 0.181161.345
85マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'09.655 2.157 0.087161.237
931エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'09.660 2.162 0.005161.231
103TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'10.293 2.795 0.633160.448
Tags:

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿ノックダウン予選セッション2結果

■GT500 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'55.439--181.093
2100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'56.006 0.567 0.567180.208
317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'56.038 0.599 0.032180.158
423MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'56.045 0.606 0.007180.147
532EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'56.088 0.649 0.043180.081
639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'56.558 1.119 0.470179.354
712カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS821'56.745 1.306 0.187179.067
---- 以上セッション3進出 ----
835MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621'56.885 1.446 0.140178.853
918ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001'57.094 1.655 0.209178.533
1038ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641'57.188 1.749 0.094178.390
■GT300 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
15マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'07.505--163.956
22アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'08.003 0.498 0.498163.319
325ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'08.251 0.746 0.248163.002
426CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'08.364 0.859 0.113162.859
543ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'08.426 0.921 0.062162.781
674COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'08.522 1.017 0.096162.660
727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'08.648 1.143 0.126162.499
83TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'08.779 1.274 0.131162.334
931エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'09.185 1.680 0.406161.824
109初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'09.207 1.702 0.022161.796
---- 以上セッション3進出 ----
1162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'09.293 1.788 0.086161.689
1288リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH82'09.313 1.808 0.020161.665
1386JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH262'09.318 1.813 0.005161.657
1446アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH862'09.658 2.153 0.340161.235
1587JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH22'09.721 2.216 0.063161.155
1611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL462'10.045 2.540 0.324160.755
Tags:

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿ノックダウン予選セッション1結果

■GT500 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'55.791--180.543
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'56.194 0.403 0.403179.916
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'56.417 0.626 0.223179.572
4100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'56.651 0.860 0.234179.211
535MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621'56.708 0.917 0.057179.124
638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641'56.737 0.946 0.029179.079
718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001'56.749 0.958 0.012179.061
839DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'56.913 1.122 0.164178.810
932EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'56.918 1.127 0.005178.802
1012カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS821'56.989 1.198 0.071178.694
---- 以上セッション2進出 ----
116ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1001'57.042 1.251 0.053178.613
121PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS821'57.299 1.508 0.257178.221
-24HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH62Absence---
■GT300 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'08.007--163.313
211JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL462'08.175 0.168 0.168163.099
326CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'08.357 0.350 0.182162.868
486JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH262'08.648 0.641 0.291162.499
59初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'08.823 0.816 0.175162.278
662R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'09.091 1.084 0.268161.942
75マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'09.315 1.308 0.224161.661
827NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'09.413 1.406 0.098161.539
988リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH82'09.485 1.478 0.072161.449
1025ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'09.660 1.653 0.175161.231
113TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'09.773 1.766 0.113161.091
122アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'09.812 1.805 0.039161.042
1346アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH862'09.983 1.976 0.171160.830
1474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'10.034 2.027 0.051160.768
1531エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'10.129 2.122 0.095160.651
1687JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH22'10.143 2.136 0.014160.633
---- 以上セッション2進出 ----
17365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH2'10.192 2.185 0.049160.572
1866triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH222'10.341 2.334 0.149160.389
197M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH882'10.543 2.536 0.202160.140
2019ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH422'10.904 2.897 0.361159.699
2128イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH2'11.220 3.213 0.316159.314
2222RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH2'12.905 4.898 1.685157.294
-666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YHAbsence---
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選1回目 ここでも#8ARTA HSVがトップ。ルーキー小林も好タイムを記録

スーパーGT第6戦「Pkka GTサマースペシャル」の公式予選1回目は#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組)が公式練習に続いてトップタイムを記録。タイムは1分57秒611だった。
GT300クラスは序盤赤旗の原因となるクラッシュを喫した#86JLOC ランボルギーニ RG-3(山西 康司/関口 雄飛組)がセッション再開後に2分09秒031を記録してトップに立った。

gt_r06_q1_8 gt_r06_q1_86

公式予選1回目は午後1時25分より45分間で行われた。気温は33℃を越え、公式練習に続いて厳しい暑さの中での走行となった。
明日の決勝レースのスターティンググリッドはこの後のノックダウン予選によって決められるため、ここでは上位3台の平均タイムの107%という予選通過基準タイムのクリアが各ドライバーの目標となる。

ところが始まって7分足らずで#86ガイヤルドをドライブしていた関口がS字でスピン。クルマは反対を向き、クラッシュバリアに右前から突っ込んでストップ。これを排除するために開始10分で赤旗中断となった。

走行が再開されたのは午後1時45分。残り時間35分ですべてのドライバーが基準タイムクリアに取り組むこととなった。
この時点でのトップは#8ARTA。ファーマンが1分57秒611を出したが、再開意向もこのタイムを上回るものはなく、そのまま8号車がセッショントップとなった。

8号車はその後、井出有治、小林崇志の順でドライブ。今回初参戦の小林も1分59秒フラットの好タイムを記録して、文句なく3人とも予選通過を果たした。
2番手には前回優勝の#17ケーヒンHSV、3番手には#38ZENTセルモSCがつけ、終盤タイムアップを果たした#100レイブリックHSVが4位につけた。

GT300クラスは開始早々にイゴール・スシュコが2分09秒246を出した#26タイサンポルシェがトップに立ったが、赤旗再開後にその原因を作った#86ランボルギーニが2分09秒031を記録。濱口、高橋の二人に走行時間を割きながら、終了間際に加藤寛規が2分09秒317を記録した#2紫電が3位につけた。

スーパーGT第5戦はこのあと、午後3時10分よりノックダウン方式の予選2回目を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKASHITA
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選1回目結果

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150018ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'57.611-177.749
2500217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'57.680 0.069177.644
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641'57.758 0.147177.527
45004100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'58.189 0.578176.879
5500539DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'58.496 0.885176.421
6500624HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH621'58.562 0.951176.323
7500718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001'58.587 0.976176.286
8500835MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621'58.635 1.024176.214
9500923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'58.729 1.118176.075
105001032EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'59.317 1.706175.207
115001112カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS821'59.368 1.757175.132
12500126ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1001'59.737 2.126174.593
13500131PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS821'59.836 2.225174.448
14300186JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH262'09.03111.420162.017
15300226CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'09.24611.635161.747
1630032アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'09.31711.706161.659
17300411JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL462'09.37711.766161.584
1830055マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'09.75212.141161.117
1930067M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH882'09.87412.263160.965
20300743ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'10.02612.415160.777
21300819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH422'10.43412.823160.274
22300987JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH22'10.45912.848160.243
233001088リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH82'10.57612.965160.100
243001131エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'10.81013.199159.813
25300123TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'10.84313.232159.774
26300139初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'10.84613.235159.770
2730014365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH2'10.84713.236159.768
283001525ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'10.86413.253159.748
293001674COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'11.04613.435159.527
303001727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'11.11313.502159.444
313001862R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'11.19413.583159.346
323001946アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH862'11.35013.739159.156
333002066triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH222'11.41713.806159.075
343002122RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH2'14.20116.590155.775
353002228イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH2'14.52216.911155.404
3630023666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YH2'15.54317.932154.233
---- 以上予選通過(基準タイム[107%] GT500:2'05.920 GT300:2'18.241)----
  • CarNo.2は、2010SGT特別規則第29条(ピットレーンの速度制限)違反により、罰金5万円を課した。
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式練習 #8ARTA HSVがトップタイム

スーパーGT第6戦「Pkka GTサマースペシャル」の公式練習は#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組)がトップタイムを記録。1分56秒853だった。
GT300クラスは#2アップルK-ONE紫電(加藤寛規/濱口弘/高橋一穂組)が2分09秒207でトップだった。

gt_r06_p_8 gt_r06_p_2

連日の猛暑に見舞われている日本列島。公式予選日を迎えた鈴鹿サーキットも快晴で、公式練習が開始された午前10時5分の時点で既に気温は32℃を越え、路面温度は40℃にまで達した。

このコンディションの中、開始早々にトップに立ったのは#32エプソンHSV。道上龍のドライブで1分58秒652、1分58秒129と快調にペースを上げていった。
これを開始20分過ぎに#8ARTA HSVが上回り、1分57秒483でトップに。ドライバーはファーマンだった。その後一旦はいち早く1分56秒台に入ってきた#23モチュールGT-Rを駆るブノワ・トレルイエにトップの座を奪われたものの、#8ARTA HSVはセッション終盤に再びファーマンの手によって1分56秒853を記録してトップに。結局このタイムがこのセッションのベストとなった。
8号車はその後、今回第3ドライバーに抜擢された小林がステアリングを握り、1分58秒台とGT初戦としては上出来のペースで集会を重ねて走行を終えた。
2番手の#23モチュールGT-Rに続いては3番手には、伊沢と山本の若手コンビ、#100レイブリックHSVつける。前回劇的な逆転優勝を遂げた#17ケーヒンHSVは8番手。
またレクサスSC勢の最上位は#6エネオスSCで6番手だった。

GT300クラスはオーナーの高橋一穂が加わりドライバー3人体制となった#2紫電が前回優勝のSUGOに続いて好調ぶりをみせ、開始10数分でトップに立った。
2番手には第3戦優勝の#74カローラアクシオ、3番手には目下ドライバーズランキングトップの#7雨宮RX-7がつけ、#66アストンマーチンヴァンテッジが4番手だった。
なお今回から参戦することとなった#22RQ's Vemac 350Rはここでは慎重な走行に終始してクラス23位、最後尾に終わり、#28イワサキインダストリーLMP Porscheは21番手だった。

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スーパーGT第5戦はこのあと午後1時25分より予選1回目、午後3時10分よりノックダウン方式の予選2回目を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式練習結果

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150018ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'56.853-178.902
2500223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'56.894 0.041178.839
35003100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'57.662 0.809177.672
4500418ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001'57.744 0.891177.548
5500532EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'58.129 1.276176.969
650066ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1001'58.130 1.277176.968
750071PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS821'58.247 1.394176.793
8500817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'58.315 1.462176.691
9500939DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'58.316 1.463176.690
105001035MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621'58.501 1.648176.414
115001138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641'58.528 1.675176.374
125001212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS821'58.699 1.846176.119
135001324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH621'58.903 2.050175.817
1430012アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'09.20712.354161.796
15300274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'09.38912.536161.569
1630037M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH882'09.53712.684161.384
17300466triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH222'09.56912.716161.345
18300511JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL462'09.63712.784161.260
19300688リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH82'09.69312.840161.190
20300727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'10.03313.180160.770
21300826CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'10.12313.270160.658
22300943ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'10.36313.510160.361
233001031エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'10.64413.791160.017
243001162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'10.65213.799160.008
253001286JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH262'10.72813.875159.914
263001319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH422'10.87214.019159.738
273001446アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH862'10.87314.020159.738
28300153TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'10.90914.056159.694
29300169初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'11.11814.265159.438
30300175マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'11.14214.289159.409
313001825ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'11.15014.297159.399
3230019365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH2'12.34915.496157.955
333002087JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH22'12.43515.582157.853
343002128イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH2'13.92317.070156.099
3530022666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YH2'13.96717.114156.047
363002322RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH2'14.14517.292155.840
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K4-GP

長屋宏和、富士のK4-GP耐久500kmで4輪レースに復帰!

 お盆恒例となった軽自動車による耐久レース、K4-GPが12日、13日の両日、富士スピードウェイで行われた。今年は参加台数の増加に対応するため、13日の1000kmレースに加えて前日12日に500kmレースを設定。この500kmレースで長屋宏和が2002年の事故後、初の4輪レース復帰を果たした。

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 長屋は、レーシングドライバーとしてのキャリアを順調に積み上げていた2002年10月13日、鈴鹿サーキットでF1日本グランプリのサポートイベンとして開催されたFDレースにスポット参戦。レース中、スプーンコーナー手前で他車に乗り上げ、中を舞ってフェンスにクラッシュ。頸椎損傷の重傷を負い、その後チェアウォーカーとなった。

 退院後の2004年には、もてぎで行われたカートレースでサーキットに復帰。今回のK4-GP、500kmで念願の4輪レースに戻ってきた。チームは「ランプ・バンバン・W/ピロレーシング」。カーナンバーは266でAT車輌限定のGP-4クラスからの参戦。ドライバーは、長屋を含め障害者3名、健常者2名という布陣で、テーマは挑戦。チームクルー全員が「挑戦」とプリントされた青のTシャツに身を包みレースに挑んだ。

 500kmレースは、12日午前に1000kmレースと合同の練習走行を行った後の13時、雨のなかスタートが切られた。長屋は雨も上がった15時過ぎ、3スティント目を担当。チームクルーに抱えられてマシンに乗車した。両手はステアリングに固定され、左手でステアリングの操作、右手が押してブレーキ、引っ張ってアクセルというシステムだ。

 長屋は10周を順調に走行。「速いクルマに抜かれるのは仕方がないが、同じくらいのタイムのクルマに抜かれるのはくやしい」といまでも名刺の肩書きが「レーシングドライバー」となっているように、ドライバーとしての闘争心は少しも衰えていない。他のドライバーも無難にマシンを操り、チームは見事完走。全63台出走中、暫定総合48位でゴールした。

 今回のレースで、課題も見つかったという長屋は、すでに次回参戦への意欲も満々。サーキットに戻ってきた長屋宏和の今後の活躍に期待したい。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum & Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:2010 AUTOBACS SUPER GT 第7戦で新日本プロレスラーが大暴れ!

富士スピードウェイは、リニューアル5周年記念企画の一環として、9月11日(土)の「2010 AUTOBACS SUPER GT 第7戦」予選終了後に、新日本プロレスの公式戦"Circuit 2010 G1 CLIMAX SPECIAL"をイベント広場特設リングで開催する。

現IWGPチャンピンの真壁刀義選手をはじめ、棚橋弘至選手、永田裕志選手、中西学選手、タイガーマスク選手といったスター選手ほか、新日本プロレス所属のレスラー総勢約30名がサーキットを舞台に熱戦を繰り広げる。

また、8月15日(日)に両国国技館で新日本プロレスが主催する"G1 CLIMAX ⅩⅩ"の最終戦では、SUPER GT第7戦での新日本プロレス公式戦開催を記念して、脇阪寿一選手(LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S #1)がプレゼンターを務めた。

富士スピードウェイのリリース

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Formula Challenge Japan

FCJ:第8戦もてぎ決勝 松井孝允(NDDP)が2年ぶりのFCJ優勝、中山がシリーズチャンピオンを決める! (JRP)

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 フォーミュラチャレンジ・ジャパン第8戦の決勝レースが8月8日、ツインリンクもてぎで行われた。

 昨日に続いて天候は晴れ。朝8時35分からのスタートながら既に路面温度は37度に達し、昨日午後の第7戦決勝ほどではないにせよ、人にもタイヤにも厳しいコンディションの下で18周の戦いが始まった。

 スタートでは、フライングを気にして出遅れたポールシッターの#1中山雄一の脇をすり抜け、2番手スタートの#20松井孝允がトップに躍り出た。

 続いて2番手に中山、3番手に#2野尻智紀、4番手に平峰一貴の順で上位陣は1-2コーナー、3コーナーを通過していく。

 ところがその後方、7番手からスタートした#13朱戴維に#14大谷飛雄が3コーナーで接触、これに#4平川亮、#6加賀美綾佑が巻き込まれる多重クラッシュが発生した。

 この結果、朱、平川、加賀美がここで早くもリタイヤ、大谷にはドライビングスルーペナルティが課せられた。

 トップの松井と2位中山は終始0.3秒前後の間隔を保って周回を重ねていく。

 時折バックストレートで車体をイン側にずらし、松井にプレッシャーをかけるそぶりを見せる中山だったが、レース中のペースに自信のあった彼は、実はタイヤのタレる後半に勝負をかける作戦を立てていたのだった。

 トップ2台によるテール・トゥ・ノーズの神経戦は11周にわたって展開されたが、12周目の1コーナーで遂に中山が動いた。

 1コーナー進入で松井のインに入っていく中山。しかし松井も一歩も引かず、両者は併走状態のまま2コーナーを立ち上がり、3コーナーへ向かっていく。ここではイン側に位置する松井が前に出た。

 その後も中山は14周目の90度コーナーで松井のインに飛び込むが、松井は落ち着いてこれを退け、結局この順位のまま18周が終了。2年ぶりの FCJ挑戦となった松井は2008年8月10日の第12戦以来の勝利を同じツインリンクもてぎで挙げることとなった。

 2位は中山、3位は野尻が#19元嶋佑弥の追撃を最後まで押さえきり、昨日に続いて表彰台をものにした。

 また、ファステストラップは8番手スタートながら着実に順位を上げて終盤表彰台にあと一歩まで迫った元嶋が17周目に記録している。

 これにより、中山はポール1ポイントに加え2位7ポイントを獲得、今季通算87ポイントとなり、ランキング2位の平峰が左リヤタイヤのスローパンクチャーにより後退、ノーポイントに終わり、3位の松井が10ポイント獲得ながら通算35ポイントに留まったため、4戦を残して早くもシリーズチャンピオンを確定させた。

 次戦は鈴鹿サーキット。F1日本グランプリのサポートイベントとして大観衆の前での戦いとなる。10月9・10日決勝だ。

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優勝:松井孝允(東京中日スポーツ賞受賞)
 「2番手からのスタートでしたがトップに立つことができました。昨日の第7戦で悪かった部分を修正して決勝に臨めたのが良かったと思います。中山選手のプレッシャーは凄かったですが、自分がミスをしなければ抜かれることはないと思い、集中して走りました。中山選手とはクリーンなバトルを楽しめましたし、勝つことも出来たので嬉しいです。これまで長い目で見て応援してくださったニスモさんやスポンサーさん、ありがとうございました。次戦以降もこの調子を持続して勝ち続けられるよう努力していきます」
2位:中山雄一
  今日もスタートで出遅れてしまいました。赤ランプがついたときに「動いたかもしれない」と思いスロットルを緩めてしまったのが原因です。それで2 番手に落ちてしまいましたが、ペースは良かったので、そのままついていってタイヤのタレる後半戦で勝負しようと思っていました。でもブロックラインなど、松井選手のほうが上手だったので抜ききることが出来ませんでした。ポイントのことは、レース前は計算しましたが走ってる間は頭に浮かばず、バトルに集中できました」
3位:野尻智紀
 「スタートはまずまず良かったです。トップが入れ替わったので、後ろについていけば前をかわすチャンスがあるかも、と思いましたが、徐々に離されてしまい、後ろのドライバーが迫ってくる苦しい展開になりました。昨日のベストラップの順番から考えて、元嶋選手が来ることは分かっていたので、石井選手が押さえている間になるべく間隔を広げておこうと考えていました。追いつかれてからも、自分がミスしなければ抜かれることはないと思っていました」
シリーズチャンピオンとなった中山雄一のコメント
fjc_r08_r_image06.jpg  「今シーズンのレースはとても充実していて、ここまで自分のもてる力を最大限発揮できたと思います。去年の最終戦でクルマの走らせ方やレースの戦い方のこつを掴むことが出来、それを今年いかすことが出来ました。2年目も引き続き応援してくださったトヨタさんやチームの皆さんに感謝しています。残り4 戦も、自分には未だ足りない部分があるので、それを克服していき、更に自分を高められる後半戦にしていきたいです。来年はF3に上がって結果を残していきたいです。自分には未だ海外で通用する力はないと思うので、国内で力をつけてから、もしチャンスがあればいきたいですね」
Text & Photo: Japan Race Promotion
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Formula Challenge Japan

FCJ:第7戦もてぎ決勝 中山雄一(CITYKART)が今季6勝目! (JRP)

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 フォーミュラチャレンジ・ジャパン第7戦の決勝レースが8月7日、ツインリンクもてぎで行われた。

 天候は晴れ。気温は午前の予選よりも更に上がり、人にもタイヤにも厳しいコンディションの下で13時25分、12周の戦いが始まった。

 前回の富士からスタートに苦しんでいるポールの#1中山雄一は、今回も会心の出来とはいかなかったものの、クラッチミート後の加速をうまくまとめて後続を退け、トップで1コーナーを立ち上がっていく。

 2番手スタートの#13朱戴維、3番手の平峰一貴らが中山に並びかけようとするが、今一歩届かず、イン側のラインをとった#2野尻智紀が3番手に浮上した。

 野尻は朱の背後につけてプレッシャーをかけ、オーバーテイクの隙を伺う。すると朱は3周目の4コーナーでブレーキを遅らせすぎてコースオフ、あっさりと野尻に2位の座を明け渡し、4位に後退してしまった。野尻の背後には1秒以内の間隔を保って平峰がつけている。

 更にその後方では、前回優勝の#19元嶋佑弥が#20松井孝允と6位争いを展開、2周目の5コーナーで果敢にインを狙っていったが、両者は接触してしまい、松井は最後尾に後退、元嶋に対してはドライビングスルーペナルティが課せられることとなった。

 その後松井は17位まで順位を挽回したものの、元嶋は前記のペナルティに加え、接触の影響からか右フロントのサスペンションアームが曲がってきたこともあってペースが上がらず、20位でレースを終えた。

 そうした後方のバトルを尻目にトップの中山は1周目で2位に1.2秒差をつけると、その後もハイペースで周回を重ねて後続を突き放しに掛かる。レースの折り返し点となる6周終了時点で中山はこのレースのファステストラップとなる1分56秒893を記録、後続とのギャップを3秒以上とした。

 その後は想定以上のタイヤの消耗もあってペースアップこそできなかったものの2位との差は着実に開いていき、最後は2位の野尻を5秒861突き放してチェッカーを受け、今季6勝目を挙げた。

 次戦第8戦決勝は明日8時35分より18周で行われる。

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優勝:中山雄一
 「今回も優勝することができて嬉しいです。前回の富士ではクルマのバランスが悪くてドライブしにくい状態でしたが、今回は非常にドライブしやすくて、全力で走ることが出来ました。スタートは今回も良くなかったんですけど、今日のフォーメーションラップの時にスタート練習でいいイメージを作れたので、明日はそれをいかしてスタートを決め、また優勝したいです」
2位:野尻智紀(東京中日スポーツ賞受賞)
 「最初に、今日のクルマを用意してくださったメカニックさん、このチャンスを与えてくださったホンダさんに感謝します。表彰台に上がれたことは嬉しいのですが、僕の目標は2位じゃなくて優勝なので、明日こそは中山選手を追い詰めて勝ちたいです。スタートは今までミスしたことがなかったので自信がありました。絶対に引かないつもりでコーナーに入っていって2位に上がりました」
3位:平峰一貴
 「また表彰台に上がれて嬉しいです。もてぎに来る前に福岡でトレーニング合宿をやって自分を追い込み、鍛えてきました。今回も自分に好ましいクルマになっていて、予選からうまく走れました。今まで応援してくださっているホンダさんと、クルマを仕上げてくださったメカニックさんに心から感謝しています。合宿ではランニングやバランスボールで暑さ対策をやってきました」
Text & Photo: Japan Race Promotion
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Formula Challenge Japan

FCJ:第7,8戦もてぎ公式予選 両戦とも中山雄一(CITYKART)がポールポジション! (JRP)

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 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第7戦、第8戦の公式予選が8月7日、快晴のツインリンクもてぎで行われた。

 前回富士スピードウェイでの第5戦&第6戦終了後に抽選が行われ、エンジンの載せ替えを行い、またセッティングの面でもリヤの車高が少し上げられてややオーバーステア方向に設定された。このことが順位にどのような影響をもたらすかも今回の注目のポイントではあったのだが、いざ始まってみればポイントリーダーの#1中山雄一が金曜の練習走行から好タイムを記録、この日の予選でも好調ぶりを見せ付けた。

 第7戦の公式予選は8時45分開始。セッション中盤までは#2野尻智紀と#14大谷飛雄がトップを争っていたが、中山が次第にタイムを上げ、残り5 分で3位、次の周で2位、そして残り2分のところでトップに立った。タイムは1分55秒962。この日初めての55秒台だ。続いて#13朱戴維も終盤に来てじわじわと順位を上げ、チェッカー直後に1分55秒978を記録。今季初のフロントローを獲得した。3位には開幕ラウンドから好調な#7平峰一貴。野尻は結局4番手に終わったものの、タイムは1分56秒086とトップの中山からは僅か0.124秒の差。

 終わってみれば17位の#4平川亮までがトップから1秒以内にひしめくという、実に接近した戦いとなっていた。しかしその平川はこのセッション中に左リヤの足回りにトラブルが発生、終盤走れなかっただけでなく、第8戦の予選も走行を見合わせることとなった。

 10分間のインターバルののち、第8戦の公式予選が開始された。ここではいきなり中山がトップに立つ。最初のアタックで1分56秒341を記録すると、次のアタックでは1分56秒000までタイムを縮めてきた。結局このタイムがここでのベストとなり、第7戦に続いて中山がポールポジションを獲得した。2番手には当初野尻がつけていたが、セッション中盤辺りから#21近藤翼、#19元嶋佑弥、#20松井孝允らがタイムを上げてきた。残り5分で近藤が 2位、前回優勝の元嶋が3位につけると、残り2分で野尻がそれらを上回って2位を奪い返す。しかし残り30秒では松井が2位に浮上した。

 結局、終わってみればトップの中山に続いて2番手には松井、3番手には野尻がつけ、4番手には平峰が上がってきた。平峰と中山の差は僅か0.234 秒。7位の朱戴維までが0.3秒以内、16位の朱胡安までが1秒以内と、この予選も第7戦同様の接戦になった。なお、これで中山は開幕以来8戦連続のポール獲得となり、前回の富士で樹立したFCJ開始以来の最多連続ポール記録を更に伸ばした。

 第7戦決勝はこのあと13時25分から12周で、第8戦決勝は8日朝8時35分より18周で行われる。

Text & Photo: Japan Race Promotion
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Formula Nippon

JAF、2011年国際スポーツカレンダーを申請

2011年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧 2010年8月1日現在
開 催 日 競 技 会 の 名 称 オーガナイザー 格式 開催場所
1 4/2~3 2011 SUPER GT Series OKAYAMA GT300KM RACE (JAF-GT) ㈱岡山国際サーキット AC 国際 岡山国際
2 4/16~17 2011全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 鈴鹿サーキット (FN) GSS SMSC ㈱モビリティランド 国際 鈴 鹿
3 4/30~5/1 2011 SUPER GT Series (JAF-GT) 富士スピードウェイ㈱ FMC 国際 富 士
4 5/14~15 2011全日本選手権フォーミュラ・ニッポン ツインリンクもてぎ (FN) M.O.S.C. ㈱モビリティランド 国際 ツインリンク もてぎ
5 6/4~5 2011全日本選手権フォーミュラ・ニッポン オートポリス (FN) APC ㈱オートポリス 国際 オートポリス
6 7/16~17 2011全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 富士スピードウェイ (FN) 富士スピードウェイ㈱ FMC 国際 富 士
7 7/30~31 2011 SUPER GT Series SUGO GT 300km レース (JAF-GT) ㈱菅生 奥州VICIC S.S.C 国際 スポーツランドSUGO
8 8/5~6 FIA Alternative Energies Cup ソーラーカーレース鈴鹿2011 (ソーラーカー) ㈱モビリティランド JAF 国際 鈴 鹿
9 8/6~7 2011全日本選手権フォーミュラ・ニッポン ツインリンクもてぎ (FN) M.O.S.C. ㈱モビリティランド 国際 ツインリンク もてぎ
10 8/20~21 2011 SUPER GT Series 第40回インターナショナルSUZUKA GT サマースペシャル (JAF-GT) KSCC SMSC ㈱モビリティランド 国際 鈴 鹿
11 9/10~11 2011 SUPER GT Series (JAF-GT) 富士スピードウェイ㈱ FMC 国際 富 士
12 9/16~18 2011 Indy Japan 300 Miles (IRL) M.O.S.C. ㈱モビリティランド 国際 ツインリンク もてぎ スーパー スピードウェイ
  予備日9/19)        
13 9/24~25 2011全日本選手権フォーミュラ・ニッポン スポーツランドSUGO (FN) ㈱菅生 奥州VICIC S.S.C 国際 スポーツランド SUGO
14※ 9/30~10/2 2011FIAアジアパシフィックラリー選手権 RALLY HOKKAIDO (FIA Gr. A,N) AG.MSC北海道 国際 北海道 十勝地方
15 10/1~2 2011 SUPER GT Series (JAF-GT) APC ㈱オートポリス 国際 オートポリス
16 ※ ①10/7~9 2011FIAフォーミュラ1 世界選手権シリーズ日本グランプリ (F1) SMSC 国際 鈴 鹿
  ②9/30~10/2        
  ③10/14~16        
17 10/15~16 2011 SUPER GT Series もてぎGT250kmレース (JAF-GT) M.O.S.C. ㈱モビリティランド 国際 ツインリンク もてぎ
18 10/22~23 2011 アジアンルマンシリーズ ジャパン (LMP-1,2、LMGT-1,2) 富士スピードウェイ㈱ FMC 国際 富 士
19 ※ 10/29~30 2011FIA世界ツーリングカー選手権 (FIA-S2000) SMSC 国際 鈴 鹿
20 11/5~6 2011全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 鈴鹿サーキット (FN) NRC SMSC ㈱モビリティランド 国際 鈴 鹿
21 11/12~13 2011 SUPER GT & Formula NIPPON 特別戦 (JAF-GT、FN) 富士スピードウェイ㈱ FMC 国際 富 士
「競技会名称」欄に記載されている( )内の記号は、競技車両を指します。
※本日程はFIA世界モータースポーツ評議会にて最終決定となります。
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ ロイック・デュバル選手が今シーズン初優勝、Hondaが1-2フィニッシュを達成 (HONDA)

fn_r04_h_r01.jpg  8月8日(日)、栃木県・ツインリンクもてぎにおいて、2010年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の決勝レースが開催された。

 本大会は今年10周年を迎えたHondaのファン感謝イベント「Enjoy Honda MOTEGI 2010」が併催されたこともあり、8月7日(土)公式予選、8日(日)決勝の2日間ともに、夏休みの家族連れ観戦客の姿も数多く見られた。

 シーズンの折り返しとなる第4戦もてぎラウンドは、ドライバーによるシリーズポイント争いの行方を占う重要な一戦となる。現在、トップと7ポイント差3位(計18ポイント)につける#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は、念願のタイトル獲得に向けて上位のドライバーとのポイント差を縮めることが必要となる。また、5位(計9ポイント)の#10 塚越広大選手(HFDP RACING)や、6位(計9ポイント)の#1 ロイック・デュバル選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、7位(計8ポイント)に位置するルーキーの#31 山本尚貴選手(NAKAJIMA RACING)も優勝争いに加わる力を身につけてきており、目の離せない展開となることが予想されている。なお、今大会より#3 松田次生選手(KONDO RACING)が新たに本シリーズへ参戦し、参加台数は計15台となった。

 今年は、全国的に真夏日が続く厳しい気候となっているが、7日(土)に行われた公式予選も、朝から強い日差しが照りつけ、気温35℃、路面温度は 50℃を超える炎天下での戦いとなった。決勝のグリッド争いは、15台の出走マシンが第1セッションの上位12台、第2セッションの上位8台が最終セッションに進む計3回のノックアウト方式により行われた。

 予選第1セッションでは、ルーキーの山本選手が初めてのトップタイムとなる1分35秒650を記録した。5番手にディフェンディング・チャンピオンのL.デュバル選手が続き、午前中のフリー走行でトップタイムをマークしていた小暮選手は6番手となった。#2 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は9番手、塚越選手と#16 井出有治選手(MOTUL TEAM 無限)は11、12番手と続き、Hondaエンジン搭載マシン全車が第2セッションへ駒を進めた。

 第2セッションでは、小暮選手がトップタイムとなる1分35秒428を記録。L.デュバル選手が4番手、山本選手が6番手タイムを記録して最終セッションへ駒を進めた。塚越選手、井出選手、伊沢選手の3選手は、9、11、12番手となり、決勝グリッドが確定した。

 最終セッションでは、小暮選手がこの日の最速タイムとなる1分35秒347を記録し、今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手にL.デュバル選手が入り、フロントローをHondaエンジン搭載車が独占することとなった。この2人はSUPER GTでのチームメート同士でもある。フリー走行から好調な走りを見せていた山本選手は自己最高位となる4番グリッドを獲得し、明日の優勝争いに大きな期待を抱かせる結果となった。

 8日(日)の決勝レースは、予選に引き続いて晴天となり、決勝レースが開始される直前の午後2時15分時点で気温34℃、路面温度47℃と非常に厳しいコンディションとなった。全15台のマシンは、1周のフォーメーションラップののち、午後2時18分に決勝のスタートが切られた。

 スタートは、2番グリッドのデュバル選手がすばらしい飛び出しで、ポールポジションの小暮選手からホールショットを奪う。オープニングラップを終え、ほかのHonda勢の順位は、4番手スタートの山本選手が順位を2つ下げて6位、井出選手が8位、伊沢選手が10位、塚越選手が11位と続く。山本選手は序盤で、コース上のパーツを踏んだ影響でタイヤトラブルを抱え、ペースが上がらない状況が続く。シリーズランキング5位につける塚越選手は、果敢な走りで3周目に伊沢選手をパスして10位に浮上する。

 5周目、4位を走行するマシンが電気系のトラブルによりリタイアとなったため、山本選手、井出選手、塚越選手、伊沢選手は1つずつ順位を上げる。

 トップのL.デュバル選手は、小暮選手との差を約1秒差に広げ、安定したペースで走行を重ねていく。2位の小暮選手も急いでトップを奪い返す様子はなく、落ち着いた走りで2セット目のタイヤ交換後に逆転を狙う作戦を採る。

 18周目、トップを走るL.デュバル選手は、後続の小暮選手との差を徐々に広げ、2秒399となった。また、小暮選手の背後に続く2台のマシンを含めた4台が5位以下との差を大きく広げたため、トップ争いは4台に絞られる展開となった。

 この時点で、山本選手、塚越選手、井出選手の順位は、それぞれ5、8、9位となっており、16周終了時に先陣を切ってタイヤ交換と燃料補給のピットインを行った伊沢選手は暫定13位となっている。井出選手も19周終了時にピットインを敢行するが、この2台以外のマシンは26周以降までタイヤ交換と燃料補給を行わなかった。

 レース中盤になり、ほかのマシンが続々とピットインを始めたため、暫定6位まで浮上した塚越選手が28周終了時にピットイン。順調にタイヤ交換と燃料補給を済ませたものの、ピットアウト時にエンジンがストールしていまい、再スタートをするまでにタイムを大きくロスしてしまう。その結果、コースに復帰した時点で最後尾まで順位を下げてしまう。次周には、タイヤトラブルを抱えながらも粘り強い走りにより5番手を堅守していた山本選手がピットインを敢行。これにより上位3台を除いたすべてのマシンがピットインを行った。

 トップ争いの4台は、一定の距離を保ちながら走行を重ねたが、33周終了時に2位の小暮選手がピットインを敢行した。ここで約20秒のピット作業が生じた小暮選手のマシンは、コースに復帰した時に順位を2つ下げて4位となってしまう。次周に暫定2位のマシンがピットインを敢行したが、この日3台目となるエンジンストールを起こして大きく遅れたため、小暮選手は3位にポジションを戻し、山本選手が4位に浮上した。

 トップを走るL.デュバル選手は、35周目に出場マシン最後となるピットインを敢行し、トップのままコースに復帰。この時点でL.デュバル選手がトップ、小暮選手が3位、山本選手が4位、井出選手が9位、伊沢選手が10位、塚越選手が12位となっている。

 ピット作業での出遅れを取り戻すべく、追い上げを図る小暮選手は、39周から3周連続で自己ベストタイムを更新し続け、2番手選手との差をコンマ8 秒まで詰め寄っていく。

 44周目、12番手を走行する塚越選手は前方選手を抜き去り、11番手に順位を上げると、次周にもさらに順位を上げて10番手となる。 2位のマシンを攻め続けていた小暮選手は、レースが残り3周となる50周目の90度コーナーでついにとらえて、2位に復帰する。

 スタートでトップを奪ったL.デュバル選手は、最後までその座を明け渡さずに52周のチェッカーフラッグを受けた。L.デュバル選手にとって、今シーズン初優勝であり、昨年の最終戦SUGO以来のフォーミュラ・ニッポン通算9勝目となった。小暮選手は2位でチェッカーを受け、貴重な9ポイントを獲得。山本選手は、ルーキーとは思えぬ粘り強い走りで自己最高位となる4位入賞を果たした。井出選手、塚越選手、伊沢選手は、それぞれ9位、10位、11位に入り、Honda勢は全台完走を果たした。

 この結果、小暮選手はドライバーによるシリーズポイント争いで、首位と1ポイント差の計27ポイントに迫り、L.デュバル選手が19ポイントで5 位、山本選手が13ポイントで6位に浮上した。

コメント
坂井典次(Tenji Sakai)|「HR10E」開発責任者
 「前戦の富士ラウンドではエンジンのトラブルで、チームにもドライバーにも悔しい思いをさせてしまいました。この大会に向けて、さまざまな角度から見直しを行った結果、予選・決勝ともに1、2位のリザルトを残すことができ、リベンジを果たせてとてもうれしく思っています。また、我々のマシンの力を証明できたとも考えています。この勢いのまま、後半戦もいい結果を出せるよう、第5戦のSUGOには、さらにバージョンアップをさせたエンジンを投入する予定です。ドライバーのチャンピオン争いもし烈さを増していますが、ルーキーの山本選手も表彰台を狙えるだけの実力を発揮してきたこともあり、しっかりとサポートを行い、残りの一戦一戦を大事に戦っていきたいと思います」
ロイック・デュバル選手(優勝 #1 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「今日はいいスタートを切ることができました。前回の富士ラウンドのスタートで悔しい思いをしましたが、チームの対策を信頼していましたので、自分はベストを尽くすだけだと考えていました。 ツインリンクもてぎはパスをするのが難しいコースなので、スタートでトップになったことでレースを優位に運ぶことができました。今日の優勝は、チームが一丸となって取り組んできた結果だと感謝しています。今シーズンは、チーム移籍を行ったこともあり、4戦目という早い段階で勝てるとは思っていませんでした。しかし、第3戦富士でのポールポジション獲得と今回の優勝で、後半戦は自信を持って戦っていけると思います。これからは、優勝争いのことは考えずに、一戦一戦を大事に戦うだけです」
小暮卓史選手(2位 #32 NAKAJIMA RACING)
 「ポールポジションからのスタートで、慎重に挑みましたが、デュバル選手にホールショットを奪われてしまいました。振り返ってみるとそれがレース結果を決定づけたと思います。レース序盤は、デュバル選手についていくことができましたが、後半はタイヤのマッチングがうまくいかずに、ペースを上げることはできず、2位争いを強いられることになりました。2位争いでは、最後にタイヤが厳しくなると予測しながらチャンスを狙っていました。結果的に、残り3周での1回のチャンスをものにすることができてよかったです。優勝できなかったことは悔しいですが、2位を獲得したことにより、シリーズタイトル争いでトップの選手と1ポイント差まで詰め寄りました。次戦以降は、SUGO、オートポリスと自分が得意とするコースが続くので、自信を持って挑みたいと思います」
山本尚貴選手(4位 #31 NAKAJIMA RACING)
 「スタートで順位を下げてしまい、さらに序盤でコース上に落ちているパーツを拾ってしまいました。その影響で右前タイヤがスローパンクチャーを起こしてしまい、マシンが思うように曲がらない状態となりました。ピットインによるタイヤ交換後は、マシンバランスは改善されてペースも上がったので、スタートを含めたレース序盤の展開が悔やまれます。ただ、チームの戦略のおかげで最終的に順位を4位に戻すことができ、スタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。また、今日は本当に暑い中にもかかわらず、ファンの人たちが熱心に応援してくれていたことも、レースを運ぶ上でとても励みとなりました。今大会では、予選からマシンの速さが証明されましたし、心の中でポールポジションや優勝を狙いたいと思う、意識の変化が生まれたことが大きな収穫であり、自信につながると思っています」
Text & Photo: HONDA
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Japanese F3

JF3:第9,10戦もてぎ TDPドライバーの国本雄資が第5大会も完全制覇し、開幕10連勝の新記録達成! (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ(4.801km)
  • * 予選:8月7日(土)晴:ドライ
  • * 第9戦決勝:8月7日(土)晴:ドライ
  • * 第10戦決勝:8月8日(日)晴:ドライ
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第9戦、第10戦共に国本雄資(中央)がポール・トゥ・ウィン。
今季初F3の山内英輝(右)が2戦連続3位表彰台を獲得した

 全日本F3選手権の第5大会(第9戦、第10戦)が8月7日(土)と8日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両9台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。

 今シーズンの全日本F3は、TDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)が圧倒的な強さを見せており、これまでのシリーズ記録に並ぶ開幕から無傷の8連勝を飾っている。国本が新記録となる9連勝目を挙げるか、誰が国本を止めるかに注目の集まる大会となった。

 7日(土)午前11時35分から15分ずつ、10分間のインターバルを挟んで第9戦、第10戦の予選が行われた。決勝での勝利だけでなく、第2戦以外はポールポジションを獲得してきている国本は、ここでも強さを示し、両戦共に貫禄のトップタイム。8戦連続でのポールポジション獲得となった。今大会は、2008年のNクラス初代チャンピオンである山内英輝(ハナシマレーシング)が5号車をドライブすることとなり、今シーズン初のF3、そして初めてのCクラス車両ドライブながら好走を見せ、2戦共に3番手グリッドを獲得。ラファエル・スズキ(PETRONAS TEAM TOM'S)が4番手、嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)が5番手につけ、Cクラスは第9戦、第10戦共に全く同じグリッド順となった。

 Nクラスでは、前大会富士で初勝利を挙げたTDPドライバーの蒲生尚弥(TOM'S SPIRIT)が第9戦で、3戦連続となるポールポジション。第10戦は小林崇志(HFDP RACING)がトップタイムをマークし、蒲生は2番手となった。

 まだ暑さの残る午後4時20分、好天の下で第9戦決勝レース(14周)がスタート。ポールポジションの国本はスタートを決め、トップをキープ。いつも通りの独走かと思われたが、前半は2位の関口雄飛(ThreeBond Racing)が国本に食らいつき、プレッシャーをかける展開となった。 しかし、首位を行く国本は落ち着いてこれを防ぎ、中盤以降は関口を少しずつ引き離していった。最終的には、1.7秒差で国本がトップチェッカー。これまでのシリーズ記録(8連勝)を更新する、9連勝の新記録を達成した。

 3位にはトップ2台の争いに続いた山内。Cクラス初レースで表彰台を獲得した。嵯峨が4位、スタート直後にコースオフを喫したスズキは6位フィニッシュとなった。

 Nクラスでは、ポールポジションの蒲生がスタートから着実にトップを守り、2位以下との差をキープしたままトップでフィニッシュ。2戦連続のポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を飾った。

 8日(日)午前10時40分から第10戦決勝レース(20周)が開始。ポールポジションの国本はこのレースでも危なげなくスタートを決めると、2番手グリッドの関口がスタートをミスしたこともあり、今度は序盤から独走態勢に入った。  一方、3番手スタートの山内は、前を行く関口を猛プッシュ。しかし、追い抜きの難しいもてぎで、パスするまでには至らず。

 後続との差を広げていった国本は、7.7秒もの大差をつけてトップフィニッシュを果たし、今季負け無しの10勝目。自らの連勝記録を更に伸ばした。山内は2戦連続の3位。スズキが4位。スピンを喫した嵯峨は6位に終わった。

 Nクラスでは、2番手グリッドの蒲生が好スタートを切るが、首位の小林と並びながらのバトルでダートへはみ出し、3位へ後退。しかし、パスしていった車両がジャンプスタートの裁定でペナルティを受けたため、これで2位に上がった蒲生は、 12周目の1コーナーでポールポジションから首位を逃げる小林をパス。その後はハイペースで後続を引き離し、2位に17秒もの大差をつけて3連勝を飾った。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ 猛暑のもてぎで平手晃平が3位表彰台獲得 (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ(4.801km)
  • 予選:8月7日(土)晴:ドライ
  • 決勝:8月8日(日)晴:ドライ
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3位表彰台を獲得した平手晃平

 フォーミュラ・ニッポンの第4戦が8月7日(土)、8日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。  全7大会で戦われる2010年シーズンも折り返しとなり、混戦模様のランキング争いの中で、後半戦へ向け、ポイント争いも激しさを増している。

 今大会より、2008年までフォーミュラ・ニッポンに参戦していたKONDO Racingが、2007年、2008年のシリーズチャンピオンである松田次生を擁して同シリーズに復帰することとなった。参戦ドライバー&チームの増加によって、更に白熱した展開が期待される。

 今大会は真夏の暑さの下でのレースとなり、タイヤ交換が義務付けられた250kmの長丁場。ブレーキに厳しいツインリンクもてぎで、タイヤやブレーキのマネージメント、燃費を含めたピット戦略も非常に重要となるほか、ドライバーの体力的にも厳しいレースが予想された。

 7日(土)午前中、1時間に渡って行われたのフリー走行を経て、午後2時10分よりノックアウト方式の公式予選がスタート。

 Q1では、午前中のフリー走行では4番手と好調だったTDPドライバーの石浦宏明(Team LeMans)が、13番手でまさかのQ1 敗退となってしまった。ルーキーのTDPドライバー 井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)と、同じくルーキーのケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)もQ2に進めず、それぞれ14、15番手が確定した。

 予選Q2では、Q1で2番手と気を吐いた平中克幸(KCMG)がタイムを伸ばせず、10番手で敗退。今大会久々の復帰戦となった松田は、最後に8番手に飛び込み、見事Q3への進出を決めた。

 Q3では、目下ポイントリーダーのJ.P.デ・オリベイラ(Mobil1 TEAM IMPUL)が好タイムをマークし、更にタイムアップを狙ったが、痛恨のスピン。3番手となった。上位7台がコンマ4秒内に入るという僅差の予選となり、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が5番手、TDPドライバーの平手晃平(Mobil1 TEAM IMPUL)が6番手、TDPドライバー 大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)が7番手。終盤アタックに入った松田は、スローダウンしていた車両に引っかかりタイムアップならず。8番手グリッドとなった。

 8日(日)も、やや雲はあるものの好天に恵まれ、気温34度、路面温度46度の暑さの中で、午後2時19分にレッドシグナルがブラックアウト。52周の決勝レースがスタートした。

 5番手グリッドのロッテラーが好ダッシュを見せ、3位に浮上。オリベイラ、平手が続いてのスタートとなった。  スタート直後の1コーナーを立ち上がったところで、8番手からスタートを切っていた松田が、後続車両に接触され、スピン。コースアウトを喫し、1周目にして無念のリタイアとなってしまった。

 3位を走行していたロッテラーは、4周目に突然のスローダウン。スタート直前にエンジン不調に見舞われたものの、グリッド上で修復し、無事スタートを切ったロッテラー車だったが、再びトラブルに見舞われ、ピットへ。そのままレースを終えることとなり、ポイント争いでは痛いノーポイントとなってしまった。

 このロッテラーがスローダウンしたのが黄旗区間(追い越し禁止)だったため、直後につけていたオリベイラ、平手らは共にスローダウンを余儀なくされ、上位2台との差は大きく開いてしまった。

 この時点で2位とは7秒もの大差をつけられたオリベイラだったが、その後ハイペースの追い上げでこの差を着実に詰めていき、 23周目には2秒を切るまでに迫った。

 レースがちょうど半分を終えた26周目終了時点で、12、13位を走行していた井口とコッツォリーノがピットイン。給油とタイヤ交換を終え、1周遅れの、首位争いグループ付近でコースに復帰した。

 上位3台が、周回遅れとタイヤの摩耗によりペースが落ちる中で、平手は27周目、上位グループでは最初にピットイン。素早い作業でコースに戻ると、トップ3よりも2秒近く速いペースで前との差を詰めていった。

 33周目終了時、2位走行中の小暮卓史(NAKAJIMA RACING)がピットへ向かうと、その間に平手が先行し、3位に浮上。しかし、翌周ピットインしたオリベイラは、痛恨のエンジンストール。なかなかエンジンを再始動することができず、大きくタイムロス。7位まで順位を落としてしまった。

 35周目終了時にトップのロイック・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がピットイン。追い上げる平手とのポジション争いに注目が集まったが、デュバルは平手の僅かに前でピットアウト。1秒以内の僅差での首位争いとなり、逆転を狙った平手だったが、惜しくも叶わず。

 その後、2位での走行を続けた平手だったが、残り2周、ファイナルラップに入る直前の90度コーナーからの立ち上がりで3位につけていた小暮の先行を許し、3位に後退。そのまま3位でチェッカーを受けることとなった。平手は前戦に続き2戦連続の表彰台獲得。

 終盤オリベイラからの猛追を凌ぎきった大嶋が5位、オリベイラが6位、平中が7位、石浦が8位に入り、ポイントを獲得した。

 今大会の結果、オリベイラは僅か1ポイント差ながらランキングトップをキープ。平手が5ポイント差の3位に浮上。今回ノーポイントに終わったロッテラーだったが、トップのオリベイラとは8ポイント差の4位につけており、残る後半3戦でのタイトル争いはまだまだ全く予断を許さない状況となっている。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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FN:第4戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

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優勝 ロイック・デュバル(ダンディライアン)
fn_r04_r_pc_duval  「今回はいいスタートが出来ました。前回のトラブルについては心配していませんでした。チームが対策してくれていると信じていたし、僕は可能な限りベストを尽くすだけだと思っていましたから。ここは抜きにくいコースなので、スタートでトップに立てたことで有利になりました。これはチームとホンダが一丸となって取り組んだ結果です。移籍すればイチからチームを作っていかなければならないことは判っていましたが、鈴鹿の1コーナーでのアクシデントや、前回の富士のようなトラブルなど、結果が出ないのはアンラッキーな面もあっ他のだと思います。4レース目で勝てたことで、残りのシーズンもいいレースが出来そうです」
2位 小暮卓史(ナカジマ)
fn_r04_r_pc_kogure  「富士ではポールが取れずに悔しい思いをして、決勝でもウィングを曲げてしまってペースが上げられませんでした。今回はスタートで前に出られたのが大きかったですね。1セット目の前半は速いペースで走れましたが、後半はリヤのグリップがなくなって厳しかったです。ここで付いていけなかったのが敗因ですね。2セット目では内圧を調整したお陰でよくなりました。平手選手はかなり前にピットインしていたので、後ろで見ていてもタイヤが厳しそうでした。そのうちチャンスが1回だけ来て、それがたまたまうまくいきました」
3位 平手晃平(インパル)
fn_r04_r_pc_hirate  「スタートで前に出ることが出来ましたが、ラップタイムでトップから遅れてしまい、タイヤが厳しくなってきたのでエンジニアの村田さんと相談して早めにピットに入ったらそれがうまくいきました。トップの連中が1分40秒台までタイムが落ちるまで引っ張っていたので、前に出ることが出来ました。終盤は手足に軽い痺れが出てきつかったです。そのせいで集中が切れた瞬間にヘアピンのブレーキをミスしてしまい小暮さんに後ろに疲れてしまいました。もてぎでは過去にも大きな事故をやっているし、結果が出ていなかったので、表彰台に乗ることが出来て嬉しいです。2008年、2009年と後半戦にたれてくる傾向があるので、今年は残りの菅生や鈴鹿で結果を出してできれば最年少チャンピオンを獲りたいです※」
優勝チーム監督 村岡潔(ダンディライアン)
fn_r04_r_pc_muraoka  「ポールポジションを獲るまでがこんなに大変なことだと思いませんでした。ロイックが来てくれて、トップレベルのポテンシャルを出せるようになりました。富士でポールポジションが獲れたので、結果が出るのももうすぐだと思っていました。今日のは想定内で一番いい結果です。これもみなさんのおかげです。チームとしても富士辺りからよくなってきているので、これからもトップを目指していきます。今はチャンピオンどうこうよりも次のポール、次の優勝を狙うことで精一杯です」
  • フォーミュラニッポンの最年少チャンピオンは1996年のラルフ・シューマッハーで21歳。平手は現在24歳なので、残念ながら記録更新にはならない
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo: Yoshinori OHNISHI
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ決勝 デュバル移籍後初優勝!! PPの小暮は2位に終わる

全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の決勝レースが8月8日、ツインリンクもてぎで行われ、予選2番手の#1ロイック・デュバル(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)がスタートでトップに立ち、そのまま逃げ切って今季初勝利を挙げた。
終盤#20平手晃平(Mobil 1 TEAM IMPUL)とのドッグファイトを制した#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が2位。
惜しくも小暮に敗れたものの、見事なピット戦術で順位を上げた平手が3位に入った。
ポイントリーダーの#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)はピットストップでのエンジンストールが祟って6位に終わった。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日8,000人、決勝日16,000人)

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決勝レースは午後2時15分スタート。気温35.5℃、路面温度は58℃に達し、熱く厳しい状況での52周の戦いが始まった。
ホールショットを奪ったのはデュバル。小暮は僅かに動き出しが遅れ、2位で1コーナーをクリアしていく。その後方では#3松田次生に#16井出有治が右後方から接触、久々のフォーミュラニッポン参戦となった松田はここで早くも姿を消すこととなった。

小暮は序盤デュバルにぴったりと張り付き、隙を伺いながら周回を重ねていたが、タイヤの内圧設定の問題から次第にリヤタイヤのグリップを失っていき、7周を過ぎた辺りから徐々にデュバルに遅れ始める。3番手につけていた#36アンドレ・ロッテラーは電気系のトラブルから5周目にスローダウン、そのままピットに戻ってレースを終えた。
逆に上位2台との差を詰め始めたのがロッテラーのリタイヤで3位に繰り上がった#19J.P.オリベイラだった。オリベイラは序盤上位2台につけられた7秒近い差を、6周目から何度もファステストラップを更新する走りで毎週1秒近いハイペースで間隔を詰めていった。
10周終了時点で5秒、17周を終えるころには小暮との差は3秒を切り、上位3台はほぼ等間隔の状態になった。そしてレースが折り返し点を過ぎた27周終了時点では1.5秒差まで詰め寄った

この27周目でピットストップを行ったのが、予選6位から4位まで上がってきていた平手だった。ここでフレッシュタイヤを得た平手は1分38秒台のハイペースで周回を重ねる。このときトップ3はタイヤの消耗から1分39秒後半から40秒台までペースダウンしており、この3人と平手のギャップは急激に詰まっていった。この平手と村田エンジニアの作戦が後半の展開に大きな影響を及ぼすことになった。

トップ3の中で最初に動いたのは小暮。33周目のことだった。32号車は給油に20秒を費やしてピットアウト。この結果先にピットインを済ませた平手が小暮の前に出た。
続いてオリベイラが34周目にピットイン。ところがクラッチの不調からかオリベイラはエンジンをストールさせてしまい、再始動に手間取って大幅にタイムロス、大きく順位を落としてしまった。ファステストラップを立て続けに更新して激しく追い上げたオリベイラだったが、結局#37大嶋和也の後ろ、6位でレースを終えることになった。

そして35周目。漸くトップのデュバルがピットロードへ。こちらも少なめの搭載燃料だったのか20秒の給油を終えてコースに戻ると、そのすぐ後ろには平手が迫ってきた。
36周を終えた時点で両者の差は0秒871だった。
しかし厳しい暑さから平手は手足に痺れを感じる状態に陥っており、デュバルの背後に張り付いてすぐにラップタイムが落ち始めた。

その平手を小暮が次第に追い詰め始める。
小暮は平手の1秒後方から徐々に間隔をつめ、41周終了で0秒8、48周終了で0秒6とほぼテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。
懸命に小暮を抑えて走る平手だったが、一瞬集中力が途切れた50周目のヘアピンで僅かにブレーキミスをしたため、立ち上がり加速が鈍ったところを小暮は見逃さなかった。
バックストレートでアウトから並びかける小暮。90度コーナーで早めにインにつく平手。
しかし立ち上がりで失速したところにクロスラインをとった小暮に並びかけられてしまい、2位の座を明け渡してしまった。

こうしたバトルを尻目に順調に周回を重ねたデュバルは、結局一度もトップを明け渡すことなく52周を終了。今季初。そしてダンディライアンに移籍して初めての勝利を開幕4戦目で手にした。
チーム・ダンディライアンにとってもこの勝利は2008年8月の松浦孝亮以来だが、このレースはこの年特有の2レース制、リバースグリッドのトップから2周のセーフティーカーランのみでレース成立という特殊な状況で得たものだ。
予選順でスタートしたフルポイントのレースでの最後の勝利は2005年4月以来となる。乗っていたのはリチャード・ライアン。開催地はここツインリンクもてぎだった。

次戦はスポーツランドSUGO。9月26日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ決勝結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2010/08/08) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
11ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E521:27'17.626
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E521.033
320平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K528.478
431山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E5219.722
537大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5225.508
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K5226.159
718平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K5248.261
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K5252.527
9*16井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E511Lap 
1010塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E511Lap 
112伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E511Lap 
1229井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K511Lap 
137ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K511Lap 
---- 以上規定周回(46 Laps)完走 ----
-36アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K448Laps
-3松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K052Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル) 1'38.240 (36/52) 175.95km/h
  • CarNo.16は、2010年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第32条1.(ピット作業員の装備)違反により、罰金5万を課した。
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Japanese F3

JF3:第10戦もてぎ決勝 トップ3人のコメント

■Cクラス
優勝 国本雄資(トムス)
f3_r10_r_pc_kunimoto  「ポールからのスタートがうまく決まり、ファステストラップもとれ、勝てました。金曜日はクルマの状態が良くなかったんですが、昨日の予選で立て直せて、勉強になりました。昨日はタイヤが暖まってなくて関口選手に迫られたので、今日は充分に暖めてレースに臨みました。あとの6戦も勝ち続けたいですね。次の岡山も出るからには勝って、後はF3協会さんのほうでトロフィーを用意してくださればチャンピオンも決めたいです」
決勝2位 関口雄飛(スリーボンド)
f3_r10_r_pc_sekiguchi  「スタートで出遅れました。タイヤを暖めたり、入念な準備をしたんですが、うまくいきませんでした。国本選手も速かったですし。タイヤの内圧などは昨日から変えていないんですが、今日は温まりが悪かったです。後半は国本選手が離れてしまったし、タイヤもたれてきたので、後ろを押さえることに専念しました。とりあえず1勝したいです。次の岡山でタイトル決めたら国本選手には休んでもらって、GP2のテストの準備でもしてて欲しい。そうすれば僕が勝てるんで(笑)」
決勝3位 山内英輝(ハナシマ)
f3_r10_r_pc_yamauchi  「スタートがうまくいって、関口選手に並べたんですが、前にいけず、そうしているうちに嵯峨選手に追いつかれてしまいました。ずっと走っていなかったので、予選から決勝にかけてコンディションとクルマがどう変化していくのかがわからず、昨日は予選セッティングのままで決勝を走りました。今日はそのときの経験を下に決勝セッティングをしてスタートしました。今後のことは未だ決まっていないんですが、できれば次も出て国本選手の連勝を止めたいです」
■Nクラス
優勝 蒲生尚弥(トムス)
f3_r10_r_pc_gamoh  「スタートで小林選手に並びかけて、そのまま併走していったんですが、3コーナーで行き場がなくなって3位に落ちてしまいました。その後前のクルマにペナルティが出て2位に上がりました。1回Cクラスが絡んだときに前との差が詰まったので、次の1コーナーで思い切っていきました。トップに立ってからは後ろが離れていったので自分の走りに専念しました。岡山は未だ走ったことがありませんが、チームとも相談して連勝を狙っていきます」
決勝2位 ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r10_r_pc_thompson  「やっと表彰台に上がれました。今年はずっとペースが速かったので、表彰台は時間の問題だなと思っていたんですが。今日の結果はチームが一丸となって頑張った結果だと思います。金曜の時点ではクルマに問題がありましたが、二日間でかなりステップアップできました。次もこの調子で頑張っていきたいですね」
決勝3位 千代勝正(ル・ボーセ)
f3_r10_r_pc_chiyo  「スタートでエンジンストールしてしまって最後尾に落ちました。でも最後まで諦めずに走ろうと思って走っていたら、結構早い時期に前に追いつきました。2位のギャリーにも追いつきましたが、ここは抜きどころがないし、ギャリーの終盤の走りも凄かったです。自分が何位なのかも把握していなくて、戻ってきてからやっと3位だと知りました。メカニックの皆さんが夜遅くまで残ってクルマに手をかけてくださいました。今日の結果はチームのお陰です」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第10戦もてぎ決勝 Cクラスは国本が開幕10連勝を達成。Nクラスも蒲生が3連勝

全日本F3選手権第10戦の決勝が8月8日、ツインリンクもてぎで行われ、#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)がポール・トゥ・フィニッシュを達成。連勝記録を10に伸ばし、今シーズンのタイトルに早くも王手をかけた。
Nクラスもまた予選クラストップの#37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)が昨日に続いて優勝。前回の富士ラウンドから3連勝を達成した。

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第10戦決勝は午前10時40分スタート。
昨日に続きポールの国本が見事ホールショットを決めて1コーナーを立ち上がる。予選2番手の#12関口雄飛、3番手の#5山内英輝がそのまま2位3位でオープニングラップを終了。ここまでは昨日と全く同じ展開だ。
しかし昨日はタイヤのウォームアップにてこずってレース前半で関口に迫られた国本が、今回は序盤から後続を一気に突き放しに掛かった。2周を終えてその差は1秒2。6周を終えるころには3秒75、12周を終えるころには6秒にまで広げてきた。
その後ろでは#62嵯峨宏紀の追撃を退けた山内が関口の背後に迫る。5周を終えてその差は0.7秒だ。

ファステストラップは更新しながら快調に周回を重ねる国本は結局関口に7秒7の大差をつけて20周を走り切り、開幕以来の連勝記録を10に伸ばした。次の岡山ラウンドで勝利すれば早々と2010年タイトルも決定する。
一方、一時は山内の追撃を受けた関口も次第に山内との差を広げていき、最後は8秒7の大差をつけてフィニッシュ。昨日に続いて2位を獲得した。山内もまた3位表彰台を昨日に続いてものにしている。

一方Nクラスは予選トップの#8小林崇志がホールショットを決め、2位蒲生に1秒強の差をつけて周回を重ねるが、単独スピンにより後退してNクラスの集団に埋もれてしまった嵯峨がトップ2台を抜いていく隙を突いてギャップを埋めてきた蒲生が12周目の1コーナーで小林のインついてトップに立つ。
抜かれた小林はレース後半ペースが上がらず、熾烈な3位争いを展開していた#18ギャリー・トンプソン、#22佐々木大樹、#63千代勝正らに一気に追いつかれ、ファイナルラップで立て続けに抜かれてしまうことに。
この結果2位にトンプソン、3位には19周目の1コーナーで佐々木をアウトからしとめた千代が入った。
優勝は蒲生。先月富士で行われた第8戦、昨日の第9戦、今日の第10戦と3連勝を達成して、ランキングトップを走る小林とのギャップを一気に詰めてきた。

次戦は岡山国際サーキット。9月4-5日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎフリー走行2回目 トップタイムは伊沢

全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の決勝前フリー走行は#2伊沢拓也(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)がトップ。タイムは1分37秒063だった。
ポールポジションの#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)はこのセッションを2位で終え、引き続き好調ぶりを見せ付けている。

フリー走行は午前9時35分より、30分間で行われた。
決勝日のもてぎは朝から強い陽射しが降り注ぎ、気温や路面温度も上昇している。
伊沢はセッション前半でベストタイムを記録すると、早々に走行を切り上げてピット待機。決勝に向けてた仕方手ごたえを感じているようだ。
一方、予選でまさかのQ1落ちを喫した#8石浦宏明は精力的に周回を重ねて3番手タイムを叩き出した。後方からの巻き返しが大いに期待できそうだ。
チームメイトの#7ケイ・コッツォリーノも6番手と好位置につけた。

セッション後半にタイムを上げてきたのは#1ロイック・デュバル、#19J.P.オリベイラ、#36アンドレ・ロッテラーの外人勢。結局デュバル4位、オリベイラ5位、ロッテラーは8位で走行を終えた。
今回注目の#3松田次生は14番手に終わっている。

第4戦決勝は午後2時15分より52周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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Japanese F3

JF3:第10戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2010/08/08) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2036'24.131
212C関口 雄飛ThreeBondDALLARA F308SR20VE207.706
35C山内 英輝MJハナシマレーシングF308DALLARA F3081AZ-FE208.723
436Cラファエル・スズキPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2017.938
52Cアレキサンドラ・インベラトーリTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C2018.831
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2033.733
737N蒲生 尚弥TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE2037.455
820Nギャリー・トンプソンACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE2054.897
963N千代 勝正BPダイシン ルボーセF305DALLARA F3053S-GE2055.304
1022N佐々木 大樹NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE2056.891
118N小林 崇志HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE2059.177
1219N黒田 吉隆ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE201'00.151
13*23N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE201'01.603
147N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE201'16.829
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
-77N小泉 洋史Staff-one・CMSDALLARA F306 3S-GE164 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 国本雄資(トムス) 1'48.100 (6/20) 159.90km/h
  • CarNo.23は、2010年フォーミュラ3選手権統一規則第27条14.違反(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎフリー走行2回目結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2010/08/08) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'37.063--178.08
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'37.1490.0860.086177.92
38石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'37.1560.0930.007177.91
41ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'37.3760.3130.220177.51
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'37.4560.3930.080177.36
67ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'37.5670.5040.111177.16
718平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'37.8300.7670.263176.68
810塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'38.1741.1110.344176.06
936アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.2261.1630.052175.97
1020平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.2851.2220.059175.87
1137大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.4531.3900.168175.57
1231山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'38.5131.4500.060175.46
1316井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'38.5981.5350.085175.31
143松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'38.7931.7300.195174.96
1529井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'38.9951.9320.202174.60
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Challenge Japan

FCJ:第8戦もてぎ決勝結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/08/08) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
120松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ1835'19.989
21中山 雄一CITYKART FCJ180.410
32野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR182.699
419元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR183.009
517石井 一也TAKAGI PLANNING187.058
618中村 真志HFDP/SRS スカラシップ1815.292
73朱 胡安Dragon Knight1817.493
821近藤 翼NDDP Maruso FCJ1811.678
99松崎 俊祐K office FCJ1819.282
1011立石 燎汰MediaDo FCJ1826.713
1116仁木 圭之Dunlop Team Naoki START1827.080
1215白石 勇樹やぐら動物病院1828.509
13*14大谷 飛雄ビルドモア FC1061829.241
145小河 諒R.HOKA Racing1820.421
158山浦 啓ウィンズガレージ1832.453
1610勝田 貴元Luck1833.725
177平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR171 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ----
-*12高星 明誠NDDP FCJ99 Laps
-13朱 戴維NDDP FCJ018 Laps
-6加賀美 綾佑TMCFCJ018 Laps
-4平川 亮Clarion FCJ018 Laps
  • Fastest Lap:CarNo.19 元嶋佑弥 1'56.940 (17/18) 147.81km/h
  • CarNo.12は、2010ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第34条~7)(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.12は、2010年フォーミュラチャレンジ・ジャパン統一規則書第30条1.違反(信号表示無視)のため、第44条7.に 基づき失格とした。
  • CarNo.14は、2010年フォーミュラチャレンジ・ジャパン統一規則書第28条12.違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
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Japanese F3

JF3:第9戦もてぎ決勝 各クラス上位3名の記者会見

■Cクラス
優勝 国本雄資(トムス)
 「ポールスタートだったので、スタートを決めれば抜かれないと思っていました。序盤、タイヤが暖まるまでクルマのバランスが悪かったです。ファステストラップを取れなかったので考え直さないといけないですね。9連勝してチャンピオンが明日にも決まるそうですが、こんなに早いとは思っていませんでした。あしたも気を引き締めて勝ちます」
決勝2位 関口雄飛(スリーボンド)
 「2位スタートでしたが、ぶつかってもいいので1~2周のうちに順位を上げないと勝てないと思っていました。でも信号が消えるタイミングが早かったのとホイールスピンもして山内選手にも抜かれそうになりました。ここはコンマ5秒遅くても抜けないので、あしたも1周目がすべてですね」
決勝3位 山内英輝(ハナシマ)
 「スタートはちゃんと決まりました。後ろに着いていけばチャンスがあると思いましたが、追いついたのにミスをしてしまいました。もっと前に行ければよかったんですが、表彰台に立てたので満足しています」
■Nクラス
優勝 蒲生尚弥(トムス)
 「スタートもうまくいって、あとは自分のペースで走るだけでした。毎レース、一生懸命走るだけです。明日はスタートと1周目が大切なので集中します」
決勝2位 小林崇志(HFDP)
 「スタートは慎重になりすぎたのと、間にCクラスのマシンが入ったりで前との差が開いてしまいました。レース中もミスが多くて安定した走りができませんでした。あしたはスタートをしっかり決めて、ポールトゥウインをしたいですね」
決勝3位 佐々木大樹(ノバ)
 「いままで1~2位を取れそうなときでもミスで結果を残せませんでした。スタートでの3位のポジションをキープするだけでしたね。後半タイヤもたれて悔しさの残るレースになってしまいました。明日は、抜けないコースといっても駆け引きでチャンスがあると思うので頑張ります」
Text: Yoshinori OHNISHI
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ公式予選 上位3名の記者会見

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ポールポジション 小暮卓史(ナカジマ)
fn_r04_q_pc_kogure  「前回と違うセッティングのクルマを持ってきたんですが、中古タイヤはいいけど、ニュータイヤでのバランスが良くありませんでした。それで、Q2、Q3では、以前のセッティングに戻しました。リアはいいんですが、フロントのタイヤの暖まりが悪かったですね。明日は、1周目が大切です。隣はGTのチームメイトでお互いをよく知っているのでクリーンなレースができると思います。スタートが決まればその流れでいけるでしょう」
予選2位 ロイック・デュバル(ダンディライアン)
fn_r04_q_pc_duval  「予選は小暮に負けてばかりですが、2位には満足しています。シーズン序盤のクルマは良くありませんでしたが、今日はセッション毎に良くなっています。フリー走行では満足できる状態ではなかったので予選に向けてギアレシオなどのセッティングを変更しました。前戦の富士ではストールしてしまったので、明日はクルマがスタートしてくれるように祈っています」
予選3位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
fn_r04_q_pc_oliveira  「S字でミスしましたが、予選3位には満足しています。うちのクルマはガソリンを積んだ状態でバランスがいいので、決勝に向けては問題ありません。戦略はまだ決めていませんが、ウォームアップでいくつか試してベストなのを見つけようと思っています」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第9戦決勝 国本雄資、前人未到の開幕9連勝を達成!

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全日本F3選手権第9戦の決勝が8月7日、ツインリンクもてぎで行われ、#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)がポール・トゥ・フィニッシュを達成。連勝記録を9に伸ばし、全日本F3の歴代連勝記録で単独トップに躍り出た。
Nクラスもまた予選クラストップの#37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)が2位#8小林崇志(HFDP RACING F307)を2秒近く引き離し、今季2勝目を飾った。

第9戦決勝は午後4時20分スタート。
ポールの国本が見事ホールショットを決めて1コーナーを立ち上がっていく。予選2番手の#12関口雄飛は動き出しこそやや出遅れたものの、すぐに国本との差を縮めにかかり、2周終了時点で0.566秒差に詰め寄ってきた。

右に左にクルマをずらし、国本にプレッシャーをかけていく関口。
しかし国本も負けずにペースを上げ、6周目にその差を1秒043に広げ、その後も少しづつ引き離していった。
関口も10周目、13周目と僅かながらラップタイムで国本を上回り、その差を詰めようと試みるが、最後まで国本を捉えることは出来ず、14周のレースは終了。国本が開幕依頼の連勝記録を9に伸ばし、ブノワ・トレルイエの連勝記録を遂に上回った。
2位は関口。3位には今回ハナシマレーシングからエントリーしてきた#5山内英輝が入った。
山内は2008年にF3ナショナルクラス(現在のNクラスに相当)でチャンピオンを獲得しているが、Cクラスへの参戦はこれが初めて。Cクラスデビュー戦、しかもシーズン半ばでの途中参戦での表彰台獲得はこれ以上ない結果だろう。

Nクラスは予選トップの蒲生がスタートから飛び出し、2位小林の追撃を許さず徐々に間隔を広げていき、第8戦富士に続いての2連勝を達成した。3位には#22佐々木大樹が入った。

第10戦決勝は明日午前10時40分より、20周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ公式予選 小暮が今季2度目のポール獲得!

全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の公式予選が8月7日、ツインリンクもてぎで行われ、#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が今季2度目のポールポジションを獲得した。
予選2位は#1ロイック・デュバル(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)、3位には#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)が入った。

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公式予選は午後2時10分よりノックアウト方式で行われた。
気温34.2、路面温度59度、湿度49%という猛暑の中、新規参戦の#3松田次生(KONDO RACING)を含む15台がタイムを競った。

予選Q1
今回から15台となったため、Q2への出走台数で混乱がみられたが、結局15台中12台がQ2に進むこととなった。走行時間は20分間だ。
最初にトップに立ったのはオリベイラ。しかし1分36秒669はまだまだ小手調べのレベルか。開始8分で#20平中克幸がこれを上回ってトップに。10分が経過したあたりで各車一旦ピットに戻り、終盤のアタック合戦に備えた。
本格的なアタックが開始されたのは残り時間5分を切った辺りから。
ここで#31山本尚貴が1分35秒650でトップに。2位に平中、3位には#36アンドレ・ロッテラーがつけた。,br> 一方、Q2進出を賭けたボーダーライン上の戦いは、#16井出有治、#7石浦宏明、#8ケイ・コッツォリーノ、#29井口卓人の4人の間で展開され、結局井出がQ2進出を果たし、石浦がまさかのQ1落ちを喫することになった。

予選Q2
10分間のインターバルの後、午後2時40分より予選Q2が開始された。ここからは10分間の走行。ここでは上位8台がQ3に進出、4台がここで予選を終えることになる。
真っ先に動いたのは小暮。タイヤのウォームアップに2周を費やしてアタックに入り、1分35秒428をたたき出す。2番手はロッテラー、3番手はデュバルだ。
Q3進出を賭けた戦いは8位に平中、以下#10塚越広大、井出、#2伊沢拓也、松田と続く。
チェッカー直後に塚越が一旦は8位に浮上するが、最後の最後に松田が1分36秒000を出して88位に。復帰初戦で見事Q3進出を果たした。

予選Q3
ポールポジションを駆けた最後の走行、Q3は午後3時開始。
ここでも小暮が真っ先にコースイン。しかし1周しただけでそのままピットへ。
本格的なアタックが始まったのは残り時間が6分半を切った辺りから。まずはインパル勢がコースイン。オリベイラが1分35秒455でトップに立つと、山本が1分35秒487で続く。
オリベイラはそのまま2周連続のアタックに入ったが、V字コーナーで惜しくもコースアウト、そのまま走行を終えた。
ここでチェッカー。最後の最後にトップに立ったのは小暮だった。タイムは1分35秒347、デュバルも1分35秒385までタイムを縮めてきた。
最後にチェッカーを受けたのは松田。しかしタイムは1分36秒330に留まり、予選8位で明日の決勝に臨むこととなった。

第4戦決勝は明日午後2時15分より、52周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第9戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2010/08/07) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 9 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1425'20.670
212C関口 雄飛ThreeBondDALLARA F308SR20VE141.771
35C山内 英輝MJハナシマレーシングF308DALLARA F3081AZ-FE143.286
462C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE149.061
52Cアレキサンドラ・インベラトーリTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1410.949
636Cラファエル・スズキPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1411.715
737N蒲生 尚弥TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1424.937
88N小林 崇志HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1426.814
922N佐々木 大樹NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1432.812
1023N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1435.582
117N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1435.838
1263N千代 勝正BPダイシン ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1438.565
1320Nギャリー・トンプソンACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE1446.283
1419N黒田 吉隆ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1446.654
1577N小泉 洋史Staff-one・CMSDALLARA F306 3S-GE1459.681
---- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.12 関口雄飛(ThreeBond) 1'47.708 (4/14) 160.48km/h
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ公式予選総合結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2010/08/07) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.0511'35.4281'35.347
21ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.8521'35.6081'35.385
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.8321'35.5721'35.455
431山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.6501'35.7551'35.487
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.8351'35.5191'35.500
620平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.2551'35.7711'35.617
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.3001'35.7111'35.671
83松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.4581'36.0001'36.330
910塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'36.4871'36.239
1018平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'35.7421'36.321
1116井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'36.5821'36.451
122伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.4571'36.482
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'36.736
1429井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'36.803
157ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'36.894
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎノックアウト予選Q3結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2010/08/07) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.347--181.28
21ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.3850.0380.038181.21
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.4550.1080.070181.08
431山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.4870.1400.032181.02
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.5000.1530.013180.99
620平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.6170.2700.117180.77
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.6710.3240.054180.67
83松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.3300.9830.659179.43
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2010/08/07) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.428--181.13
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.5190.0910.091180.96
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.5720.1440.053180.86
41ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.6080.1800.036180.79
537大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.7110.2830.103180.60
631山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.7550.3270.044180.51
720平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.7710.3430.016180.48
83松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.0000.5720.229180.05
---- 以上Q3進出 ----
910塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'36.2390.8110.239179.60
1018平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'36.3210.8930.082179.45
1116井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'36.4511.0230.130179.21
122伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.4821.0540.031179.15
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎノックアウト予選Q1結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2010/08/07) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
131山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.650--180.71
218平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'35.7420.0920.092180.54
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.8320.1820.090180.37
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.8350.1850.003180.36
51ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.8520.2020.017180.33
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'36.0510.4010.199179.96
720平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.2550.6050.204179.57
837大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.3000.6500.045179.49
92伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.4570.8070.157179.20
103松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.4580.8080.001179.20
1110塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'36.4870.8370.029179.14
1216井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'36.5820.9320.095178.97
---- 以上Q2進出 ----
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'36.7361.0860.154178.68
1429井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'36.8031.1530.067178.56
157ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'36.8941.2440.091178.39
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'42.3456.6955.451168.89
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.167
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Japanese F3

JF3:第10戦公式予選 国本が連続ポール達成。山内も連続で3位

全日本F3選手権第10戦の公式予選は#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)と#12関口雄飛(ThreeBond)が序盤から熾烈なトップ争いを展開したが、終わってみれば国本がまたしてもポールを獲得することとなった。
Nクラスは#8小林崇志(HFDP RACING F307)がトップだった。

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第9戦の予選終了から10分のインターバルをおいて正午から第10戦の公式予選が開始された。
最初にトップに立ったのは#36ラファエル・スズキ。
それを開始10分過ぎに関口が1分47秒649で上回ってトップに立つ。
しかし関口の後ろから全区間のベストタイムを更新しながら追い上げてきたのが国本だ。
残り時間4分で1分47秒394でトップに立った。
関口もセクター1、セクター2とベストを更新して国本に迫るが、セクター3意向のタイムが今ひとつ伸びず、1分47秒606で2番手に甘んじる。
その後は国本が1分47秒284とタイムを縮めたのに対し、関口は1分47秒688とタイム更新ならず。ここでチェッカーが出て国本の連続ポールが決まった。
3番手にはまたしても#5山内英輝(MJハナシマレーシングF308)がセッション終盤にスズキを上回って上がってきた。

Nクラスは#8小林崇志(HFDP RACING F307)がクラストップ。#37蒲生尚弥を0.124秒差で退けた。 #23佐藤公哉が3番手につけている。

第10戦決勝は明日午前10時40分より、20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Challenge Japan

FCJ:第7戦もてぎ決勝結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/08/07) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
11中山 雄一CITYKART FCJ1223'35.127
22野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR125.861
37平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR127.692
413朱 戴維NDDP FCJ129.687
514大谷 飛雄ビルドモア FC1061212.317
621近藤 翼NDDP Maruso FCJ1212.952
715白石 勇樹やぐら動物病院1214.164
810勝田 貴元Luck1218.101
99松崎 俊祐K office FCJ1218.728
1018中村 真志HFDP/SRS スカラシップ1219.772
1112高星 明誠NDDP FCJ1220.065
124平川 亮Clarion FCJ1220.247
1311立石 燎汰MediaDo FCJ1223.582
143朱 胡安Dragon Knight1224.097
1516仁木 圭之Dunlop Team Naoki START1227.452
168山浦 啓ウィンズガレージ1227.709
1720松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ1228.320
185小河 諒R.HOKA Racing1230.020
196加賀美 綾佑TMCFCJ1232.008
20*19元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1247.818
---- 以上規定周回数 ( 10 Laps ) 完走 ----
-17石井 一也TAKAGI PLANNING66 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 中山雄一(CITYKART FCJ) 1'56.893 (6/12) 147.87km/h
  • CarNo.19は、2010年フォーミュラチェレンジ・ジャパン統一規則書第28条12.違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
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Japanese F3

JF3:第9戦もてぎ公式予選 ポールは国本、スポット参戦の山内が3位につける!

全日本F3選手権第9戦の公式予選が8月7日、ツインリンクもてぎで行われ、#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が1分46秒996でポールポジションを獲得した。
Nクラスは#37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)がトップだった。

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今年のF3もいよいよ後半戦に突入した。ここまで無傷の8連勝でランキングトップをひた走る国本の連勝記録がどこまで伸びるのか、誰が国本に待ったをかけるのか。2010シーズンの焦点はそこに絞られてきたと言っていい。
そして今回もう一つの注目点は2008年のナショナルクラスチャンピオン(現在のNクラスの前身)、山内英輝の参戦だ。山内は今回カーナンバー5、ハマシマレーシングからのエントリーだ。

第9戦の公式予選は午前11時35分より、15分間で開始された。
セッション中盤にトップに立ったのは#12関口雄飛。#36ラファエル・スズキがそれに続くが、残り時間が4分を切ったところで国本がトップに立ち、国本、関口、スズキの順に。
そこへ今回参戦の山内が4位につけてきた。山内は終盤更にタイムを上げ、チェッカー直前に3位に浮上する。
一方のトップ争いは、関口がチェッカー提示前に早々と走行を切り上げたため、国本のポールが確定している。

Nクラスは今回も蒲生と#8小林崇志のトップ争いが展開されたが、今回は蒲生に軍配が上がった。3番手には#22佐々木大樹がつけた。

第7戦決勝は午後4時20分より14周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎフリー走行1回目 ナカジマレーシングが1-2!

全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦のフリー走行1回目が8月7日、ツインリンクもてぎで行われ、#32小暮卓史が1分35秒557でトップ、#31山本尚貴が2位と、NAKAJIMA RACINGの1-2と言う結果になった。

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猛暑の続く日本列島。この日の関東地方も朝から気温は30℃を越え、ドライバーにも観客にも厳しいコンディションの中、午前9時45分より1時間のフリー走行が開始された。

前回の富士でシェイクダウンを兼ねてフリー走行のみを走った#3松田次生(KONDO RACING)がこの第4戦から正式に参戦を開始し、エントリー台数は15台となった。
その松田は20周を走ったルーキーの#29井口卓人、#31山本尚貴らに次ぐ19周と精力的に周回を重ね、1分35秒901を記録、いきなり全体の6番手につけて2年連続チャンピオンの実力をアピールした。

前回優勝の#20平手晃平は途中コースアウトなどもあったが1分35秒746を出し、4番手とこちらも申し分のない位置だが、チームメイトの#19J.P.デ・オリベイラはそれを上回る3番手につける。

しかし好調なインパル勢を更に上回るタイムで1-2を決めたのがナカジマレーシングだ。
まずは山本がトップに立つと、それを小暮が上回り、1分35秒557を15周目に記録する。山本は20周を走りこんで1分35秒587までタイムを縮めて2番手をキープした。

途中#18平中克幸がコース上にストップしたため、この排除のために赤旗が提示され、4分間の中断があったが、平中はマーシャルの手を借りてエンジンを再始動し、自力でピットに戻っている。

第4戦の公式予選はこのあと午後2時10分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第10戦もてぎ公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2010/08/07) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2010 All Japan F3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'47.198--161.24
212C関口 雄飛ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'47.6060.4080.408160.63
35C山内 英輝MJハナシマレーシングF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.6840.4860.078160.52
436Cラファエル・スズキPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'47.7670.5690.083160.39
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.9110.7130.144160.18
62Cアレキサンドラ・インベラトーリTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'48.2671.0690.356159.65
78N小林 崇志HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'49.0041.8060.737158.57
837N蒲生 尚弥TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'49.0761.8780.072158.47
923N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'49.2002.0020.124158.29
107N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'49.2322.0340.032158.24
1122N佐々木 大樹NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'49.5552.3570.323157.77
1220Nギャリー・トンプソンACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE1'49.5942.3960.039157.72
1363N千代 勝正BPダイシン ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'49.6282.4300.034157.67
1419N黒田 吉隆ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'50.2933.0950.665156.72
1577N小泉 洋史Staff-one・CMSDALLARA F306 3S-GE1'51.0653.8670.772155.63
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'58.24511.0477.180146.18
Tags:

Japanese F3

JF3:第9戦もてぎ公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2010/08/07) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2010 All Japan F3 Championship Round 9 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.996--161.55
212C関口 雄飛ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'47.1940.1980.198161.25
35C山内 英輝MJハナシマレーシングF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.3450.3490.151161.02
436Cラファエル・スズキPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'47.5510.5550.206160.71
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.7120.7160.161160.47
62Cアレキサンドラ・インベラトーリTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'47.9090.9130.197160.18
737N蒲生 尚弥TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'48.7281.7320.819158.97
88N小林 崇志HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'49.0772.0810.349158.47
922N佐々木 大樹NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'49.4702.4740.393157.90
1063N千代 勝正BPダイシン ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'49.5092.5130.039157.84
117N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'49.6252.6290.116157.67
1223N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'49.6582.6620.033157.63
1320Nギャリー・トンプソンACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE1'49.7262.7300.068157.53
1419N黒田 吉隆ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'50.4763.4800.750156.46
1577N小泉 洋史Staff-one・CMSDALLARA F306 3S-GE1'51.1554.1590.679155.50
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'57.89610.9006.741146.61
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎフリー走行1回目結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2010/08/07) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 4 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.557--180.89
231山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.5870.0300.030180.83
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.6360.0790.049180.74
420平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.7460.1890.110180.53
58石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.8820.3250.136180.27
63松田 次生KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.9010.3440.019180.24
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.1080.5510.207179.85
81ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.1340.5770.026179.80
92伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'36.2200.6630.086179.64
1036アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'36.2710.7140.051179.54
1118平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'36.3910.8340.120179.32
1216井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'36.4820.9250.091179.15
1310塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'36.6661.1090.184178.81
147ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'36.8451.2880.179178.48
1529井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'36.8611.3040.016178.45
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.167
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Formula Challenge Japan

FCJ:第8戦もてぎ公式予選結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/08/07) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2010 Formula Challenge Japan Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
11中山 雄一CITYKART FCJ1'56.000--149.01
220松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ1'56.1160.1160.116148.86
32野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR1'56.1900.1900.074148.76
47平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1'56.2340.2340.044148.71
517石井 一也TAKAGI PLANNING1'56.2380.2380.004148.70
612高星 明誠NDDP FCJ1'56.2550.2550.017148.68
713朱 戴維NDDP FCJ1'56.2730.2730.018148.66
819元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1'56.3210.3210.048148.60
914大谷 飛雄ビルドモア FC1061'56.3240.3240.003148.59
1021近藤 翼NDDP Maruso FCJ1'56.3410.3410.017148.57
1115白石 勇樹やぐら動物病院1'56.7370.7370.396148.07
1218中村 真志HFDP/SRS スカラシップ1'56.7630.7630.026148.03
1316仁木 圭之Dunlop Team Naoki START1'56.7820.7820.019148.01
1411立石 燎汰MediaDo FCJ1'56.8700.8700.088147.90
159松崎 俊祐K office FCJ1'56.8740.8740.004147.89
163朱 胡安Dragon Knight1'56.9510.9510.077147.80
178山浦 啓ウィンズガレージ1'57.0941.0940.143147.62
1810勝田 貴元Luck1'57.1541.1540.060147.54
195小河 諒R.HOKA Racing1'57.3031.3030.149147.35
206加賀美 綾佑TMCFCJ1'57.6371.6370.334146.93
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'07.71211.71210.075135.34
214平川 亮Clarion FCJno time---
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Formula Challenge Japan

FCJ:第7戦もてぎ公式予選結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/08/07) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2010 Formula Challenge Japan Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
11中山 雄一CITYKART FCJ1'55.962--149.06
213朱 戴維NDDP FCJ1'55.9780.0160.016149.04
37平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1'56.0720.1100.094148.92
42野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR1'56.0860.1240.014148.90
517石井 一也TAKAGI PLANNING1'56.1750.2130.089148.78
620松井 孝允NDDP RIRE racing FCJ1'56.2780.3160.103148.65
714大谷 飛雄ビルドモア FC1061'56.3220.3600.044148.60
819元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ/コチラR1'56.4490.4870.127148.43
912高星 明誠NDDP FCJ1'56.5300.5680.081148.33
109松崎 俊祐K office FCJ1'56.5770.6150.047148.27
1121近藤 翼NDDP Maruso FCJ1'56.6070.6450.030148.23
1218中村 真志HFDP/SRS スカラシップ1'56.7210.7590.114148.09
1316仁木 圭之Dunlop Team Naoki START1'56.7270.7650.006148.08
1415白石 勇樹やぐら動物病院1'56.8070.8450.080147.98
1510勝田 貴元Luck1'56.8270.8650.020147.95
1611立石 燎汰MediaDo FCJ1'56.9000.9380.073147.86
174平川 亮Clarion FCJ1'56.9290.9670.029147.82
183朱 胡安Dragon Knight1'56.9771.0150.048147.76
198山浦 啓ウィンズガレージ1'57.3361.3740.359147.31
205小河 諒R.HOKA Racing1'57.4841.5220.148147.13
216加賀美 綾佑TMCFCJ1'58.2922.3300.808146.12
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'07.60411.6429.312135.46
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SUPER GT

SGT:吉本 大樹プレスリリース triple a Vantage GT2、まさかの「誤審」でポジションダウン

C09E1709.jpg
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【2010年スーパーGTシリーズ第5戦(SUGO)】
24-25 July, 2010
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【Result】
【土曜日】
公式練習1回目 : 13 th / 1'26"250
公式予選1回目 : 20 th / 1'26"856
グリッド : 20 th

【日曜日】
フリー走行 :15 th / 1'26"696
決勝 : 11 th (Driver's Point : 0 pt / Team's Point : 3 pt)
シリーズランキング : 12 th (11 pt) / Team's Ranking : 11 th (19 pt)

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【公式練習、予選】
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3U2A0410.jpg
公式練習      天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始時33℃/44℃ 終了時34℃/49℃
公式予選1回目 天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始時32℃/43℃ 終了時33℃/49℃

triple a Vantage GT2、予選セッションはアタックを出来ずに20番手

早くもシーズンの折返しを迎えた2010年スーパーGTシリーズ。その後半戦初戦の舞台となるのは、毎年波乱のレースが展開されるスポーツランドSUGO。triple a Vantage GT2は、コースレイアウト的には相性が良くないとされた前戦セパンでトップと遜色のないレースペースを見せた事もあり、同じく相性はあまり良くないと思われたここSUGOにも自信と期待を持って挑む事となった。迎えた最初の公式練習セッション。

練習走行は9時ちょうどから10時45分まで。全時間帯がGT500、GT300両クラスの混走で行なわれた。連日の猛暑に見舞われていた日本列島においてここSUGOも例外ではなく、走行開始の時点で気温はすでに33℃。タイヤの選択とセッティングに加えて、この暑さにどう対処するかもこのセッションでの重要なポイントとなった。triple a Vantage GT2はまず吉本大樹がステアリングを握りコースイン、1度のピットインを挟み周回を重ねていく。吉本はこの走行でまず1'27"202をマークすると、ここで一旦松田選手にドライバーチェンジ。その松田選手はここから15周を走行、その後再度吉本と交代する。最終的に吉本は1'26"250までタイムを縮めたものの、「セットはいまいちまとまりきれていない」状態で、このセッションを13番手で終了する事となった。

今回の予選はスーパーラップ方式。予選1回目の各クラス上位8台が残り、1台ずつのタイムアタック(スーパーラップ)を行う。これでポールポジション以下、上位8番手までのグリッドが決定。9番手以降は予選1回目のタイムで決まる。そのSL進出を賭けて行われた公式予選1回目。この予選1回目は12時45分から、気温は32℃、路面温度は43℃という暑さの中で始まった。するとこの公式予選1回目は波乱の展開を見せる事となる。最初に25分間のGT500・GT300両クラス混走、つづいて10分間ずつのGT300、GT500各クラスの専有走行というスケジュールで行われた同セッションは、混走時間帯の終了間際にコースサイドにストップした車両があり赤旗中断。さらに、GT300専有時間帯終盤にもコースアウトした車両があり再び赤旗が提示される事となった。

するとこの混乱の煽りをまともに受けてしまったのがtriple a Vantage GT2。混走の時間帯こそ松田選手、吉本大樹共に基準タイムを順調にクリア。ところがその後占有走行セッションに入りセッション終盤のアタックに向け徐々にタイムを上げていった矢先、「じっくりフロントタイヤを温めて、いざアタックに入ろうと思ったら最終コーナーでギアが抜けてしまった・・・(吉本大樹)」と最初のアタックのタイミングを逸すると、その後コース上には先に挙げたコースアウト車両の影響で黄旗が出され翌周もアタックを出来ず。さらにセッションはこのまま赤旗が出され終了する事になってしまった為、結局triple a Vantage GT2はまともなアタックを1周足りとも出来ないまま、まさかの20番手で予選を終了する事となってしまった。

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【決勝】
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3U2A0220.jpg
天候:晴 | コース:ドライ | 気温33℃ | 路面温度44℃

triple a Vantage GT2、まさかの「誤審」でポジションダウン
11位でレースを終える

前日の予選は全くの不完全燃焼で終えたtriple a Vantage GT2。それでも前戦セパンは決勝でマシンバランスが最も良くなった事もあり、チームとドライバーは期待と自信を失うことなく決勝のスターティンググリッドにマシンを並べる事となった。そして迎えた注目の決勝スタート。

3万人近い観衆が見守る中、スタートドライバーとしてマシンに乗り込んだのは松田選手。ところがスタート直後、triple a Vantage GT2は何とも理不尽な不運に見舞われる事になる。「フライングをしたマシンに前を行かれた」と1コーナーまでに1つポジションを落とした松田選手。するとその後、何故かtriple a Vantage GT2に対し「フライングペナルティー」のアナウンスが。この全く不可解なペナルティーにはチームも一時混乱したものの、開幕戦での1件(ペナルティー不履行による黒旗失格)もあった為、チームはまず出されたペナルティーを消化する事を優先。これにより松田選手はドライブスルーペナルティーでピットロードを通過、大きく集団から引き離されてしまう事になってしまう。

これで完全に勝負権を失ってしまったtriple a Vantage GT2。それでも松田選手はその後33周目までを安定したペースできっちりと走りぬき吉本大樹にドライバーチェンジ。ステアリングを受けた吉本も、「上位を争っている他車に迷惑をかけないように」という走行ながら、ラップタイムは1分26秒台も刻むペースで周回を重ねていく。しかし、上位陣と変わらないペースで走れるものの置かれた状況からそれほどのペースアップは出来ず、「バランスとしてはこの週末で1番良かった」というマシンで我慢のレースを強いられ、最終的に11位でチェッカーフラッグを受ける事となった。

(レース終了後、チームがスタート直後に課せられたペナルティーについての確認を主催者に行ったところ、やはりこのペナルティーはスタート直後の混乱で判断を誤ったマーシャルの情報を確認無しにそのままペナルティーとしてアナウンスしてしまった「誤審」であった事が判明。とはいえ、すでにレースは終了してしまっている為、主催者からはチームへの謝罪のみ。当然の事ながら失ったレースを取り戻すことにはならず、triple a Vantage GT2にとっては何とも悔しいレースとなってしまった。)

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【吉本大樹コメント】
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3U2A0919.jpgSUGOのコースの特徴上、長くリアに荷重が乗るコーナーが多いので、リアがよく動くVantageにはセットアップ面で厳しいものがありました。とはいえ、予選では10番手辺りは狙えたのですが、結局残念な状況のまま予選を終える事になってしまい、決勝ではポジションを一つでも多く上げてポイントを確実なものにしたいと思っていました。セットアップも良い方向に進み、通常で考えれば非常に良いレースが出来たと思います。実際、ペナルティーが下る前は少し前を走っていたZENT Porsche RSR(#25)が4位。終盤このZENT Porsche RSRに道を譲り後ろを走っていましたが、いつでも前に出られる程に我々の方がペースは良かった。それを考えると4~5番手は狙えたレースだったと思います。

だからあってはならない今回の誤審については非常に残念に思いますが、それだけ混乱しやすい順位で予選を終えた僕が悪い。終わってしまった事は仕方ないので次にぶつけたいと思います。改めてレースペースが良い事も確認できましたし、次の鈴鹿700kmは期待して下さい!
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Solar Car Race

ソーラーカーレース2010鈴鹿決勝ヒート1 熾烈なトップ争いを制したのは#5芦屋大学A

ソーラーカーレース鈴鹿2010は7月31日、鈴鹿サーキットにて公式予選と決勝ヒート1を行い、#5芦屋大学ソーラーカープロジェクトAチームが4時間で55周を走破し、トップでフィニッシュした。
また、エンジョイⅡクラスはこの日が決勝となり、#6パンダサンが優勝している。

1007311st

1007312nd

1007313rd

FIA公認イベントとして1992年から始まったソーラーカーによる耐久レースも今回で19回を迎えた。
今年はドリーム、チャレンジ、オリンピア、エンジョイⅠ、Ⅱの各クラスに海外チームを含む合計82台が終結、午前の予選、午後のヒート1と熱い戦いを繰り広げた。
決勝レースはこの日に4時間、翌8月1日に4時間の2ヒートで構成され、合計の周回数で順位を競う。そのヒート1は午後1時にスタートした。

ポールポジションの#5芦屋大学Aチームはオープニングラップで一気に後続を突き放した後は順調に周回を重ね、ピットストップで一旦は#1OSU大阪産業大学にトップを譲ったものの、#1OSUがピットストップを行った後は再びトップに立ち、そのまま55周を走りきって明日のヒート2もポールからスタートすることとなった。
#1OSUチームは予選4番手からスタートで一気に飛び出し、2位に浮上すると一時#5芦屋大学Aの0.3秒後方まで迫ったものの、結局そのままの順位でフィニッシュ。ヒート2での逆転に賭けることとなった。
なお、3位にはオランダから参戦の#3Nuon Solar Teamがつけた。このチームには2008年の全日本F3チャンピオン、カルロ・ヴァン・ダムがドライバーとして参加している。

ドリーム、チャレンジ、オリンピアの3クラス混走での決勝ヒート2は1日午後1時から、それに先立ってエンジョイⅠクラスの決勝は午前7時20分から、それぞれ4時間で行われる。

Text:Kazuhisa Suehiro
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