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SGT:第7戦オートポリスフォトギャラリー(日曜日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SGT:第7戦オートポリスフォトギャラリー(土曜日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス EXE ASTON MARTIN、チーム結成から奇跡を重ねて、九州でとうとう本当の「奇跡」が起きた! 「チーム一丸」でまさかの表彰台、2位ゲット (ARNAGE)

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gt_r07_arnage-01.jpg  前戦富士ラウンドのあと車両がアジアン・ルマンに貸し出さていたため、メンテナンスに一週間のブランクができてしまい、チームはこの九州ラウンドに向けて急ピッチで車両を間に合わせることになりました。しかし、アジアン・ルマンの結果(*GTCクラスにてクラス優勝)からも車両の状態はたいへん良好であることが伺われ、またチームにとっても車両にとっても、オートポリスは苦手なサーキットではないだけに、気合十分で初の九州遠征に臨むことになりました。

 しかし、予選日となる10/5は、かねてより懸念されていた台風23号の影響で朝から大雨に見舞われ、9時からの公式練習も開始から48分で強い雨と霧のため赤旗中断となり、そのまま回復することなく終了してしまったためほとんどの車両が満足な走行をすることができませんでした。しかも、この悪天候は午後になっても回復せず、午後の予選もキャンセルされ、翌日午前中に実施されることとなりました。

October 6th Qualifying
  • 天候:曇り 路面状況はウエット/ドライ
  • 気温:開始時20℃→終了時21℃ / 路面温度:開始時21℃→終了時22℃

gt_r07_arnage-13.jpg  この日もサーキットは朝から雲に包まれ、霧のような雨がフロントガラスを濡らすコンディション。前日の予選キャンセルを受け決勝日の朝9時から25分間にわたって行われた予選はいずれかのドライバーが走行すればよいというルールだったので、安岡選手が予選アタックを担当することになりました。前日満足な走行ができなかったため車両のチェックもかねて、まず慎重かつ果敢に、車両の感触を確かめながらインターミディエットで走行した後、5Lapでドライタイヤに交換してアタックにかかり、予選後半にはGT-R勢と1‘48秒台の熾烈なポールポジション争いを演じました。しかし終了まで残り4分のところで47秒台を出したGT-R勢に一歩及ばず、その後10Lap目にベストラップを更新する1’48.036を出しましたが、惜しくも予選を3位で終えました。

なお300クラス予選の結果は下記のとおりとなりました。

  • P1 #3 S Road NDDP GT-R 星野 一樹 / 佐々木 大樹
  • P2 #48 DIJON Racing IS GT-R 高森博士 / 千代勝正
  • P3 #50  Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒
October 6th  Finals
  • 天候:くもり 路面状況はドライ
  • 気温:22度→22度(レース中盤)/ 路面温度:24度→25度(レース中盤)
  • 入場者:決勝日22,100人

gt_r07_arnage-08.jpg  午前中の予選後、サーキットサファリと15分間に延長されたウォームアップ走行時間に、前日から全く走行する機会のなかった加納選手が走行し、車両の感触を確認することができました。

 そして定刻14時にフォーメーションスタートで決勝がはじまります。スタートを切るのはセパン以来ずっとスターティングドライバーを担当している安岡選手。鈴鹿以来の3番グリッドからスタートした車両は、1周回後すぐに2番手の48号車をかわして2番手に浮上、この際記録したタイム1‘49.297がこの九州ラウンドのベストラップとなりました。その後安岡選手は1分49~50秒台のハイペースでトップを行く3号車に迫り、ついに7Lap目に3号車をパス。トップに立ちました。

 その後、安岡選手はぐいぐいと後続車両を引き離し独走状態に入ります。レースの3分の1を過ぎた26Lap目の頃から弱い雨が降り始め路面は滑りやすくなっていましたが、他の車両が続々ルーティンのピットインをする中、安岡選手は変わらず1分50~51秒台を中心にトップを独走し、後続とのマージンを広げ続けました。

gt_r07_arnage-12.jpg  ピットインは38Lap目。ドライバーを加納選手に交代し、フロント左側タイヤを1本のみ交換する作戦で41秒という非常に速いピット作業時間を終え、車両はトップのままコースに戻りました。すでに温まっているタイヤでリスクは少なく、加納選手は交代直後から1分52秒台の好タイムで安定した走行を見せました。その後惜しくも45Lapのところで4号車の名手谷口選手にパスされ、順位を一つ落としました。

 弱い雨が降ったりやんだりの悩ましいコンディションはその後も続きましたが、加納選手は順位を後退させることはなく、むしろ安岡選手から引き継いだタイヤを守りながら前半に築かれたマージンを活かして守りの走りに徹し、2位をキープし続けました。そして61Lap目、Arnage Racingとしては最高位の2位でチェッカーを受けることができました。

gt_r07_arnage-15.jpg  今回の九州ラウンドでは、天候に恵まれなかったために土曜日の公式練習から予選までまったく走行ができず、セットアップもままならない状況でしたが、これまでにない順調な車両の仕上がりと、加納、安岡両選手の無心の走りが、チームにとって望むべくもなかったポディウムに立つという結果を産み出すことができました。たくさんのご支援や応援と、レース後のたくさんのお祝いのお言葉に心より感謝いたしますとともに、最終戦となります次戦11月のMOTEGI GT 250km Raceにおきましても、変わらぬ応援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

  • P1 #4  GSR 初音ミク BMW  谷口 信輝 / 片岡 龍也
  • P2 #50  Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒
  • P3 #52  OKINAWA IMP SLS  竹内浩典 /土屋武士
チーム代表 伊藤宗治
gt_r07_arnage-20.jpg  今回のオートポリスは天候に振り回されてイレギュラーなスケジュールになってしまいましたが、珍しくこれといったトラブルに見舞われることもなく、チームとしては終始順調にレースを終えることができました。タイヤ一本交換作戦をとったわけなのですが、交換したタイヤもじつは午前中使ってたタイヤでNEWじゃなかったんですよ。結局1レース300kmはもつタイヤをヨコハマタイヤ様は出してくださっているわけで、素晴らしいというしかありません。スタートドライバーの安岡にしても、タイヤを苛めずに走るようにというこちらの要求を呑んでくれたから最後までタイムを落とさずにトップを走れたわけだし、そのあとの加納さんも順位にこだわらずに自分の走りをキープしてくれたからこそ、あの路面状況でもアクシデントもなく最後まで走れて、結果2位でチェッカー受けることができました。こういう守りの作戦でいこうと決めさせてくれたチーム、レース全体の構成を俯瞰したうえで自分の走りを見失わない冷静でクレバーなドライバー、そして素晴らしいタイヤを供給してくださるタイヤメーカー様、ほんとにありがとうございます。それからたくさんの声援を送ってくださったスポンサー様とファンの皆様にも感謝、感謝です。シーズン当初からすべてが「奇跡」でやってきたチームですが、またまた奇跡がおきてしまいました(笑)次戦のもてぎは今回のオートポリスでの結果は忘れて、心置きなくやり残しのないような最終戦になるようがんばりますので、応援よろしくお願いします。
ドライバー 加納政樹
gt_r07_arnage-18.jpg  フリー走行から赤旗中断になってそのまま予選がキャンセルになって全く乗れてなかったんですけど、安岡くんが予選で決めてくれて、午前中の短い時間(サファリとウォームアップ走行)に15分ずつでしたけど30分くらい練習する時間があって、その時の感触でなんとなくいけそうな感じはしてました。レースでは安岡くんがたくさんマージンを作って帰ってきてくれて、しかもタイヤ1本交換作戦でトップでコースに戻って、谷口さんが後ろから来た時に無線で監督から(谷口さんを)先に行かせて2番手をじっくり守ればいいからと言ってもらったので、そのあとはタイヤを大事にして余裕をもって走りました。サーキットの特性を知り尽くしたチームの作戦がこの結果を導いたと思います。チーム一丸でずっとシーズン当初からやってきましたけど、こんなに早く表彰台に乗れる日がくるというのは、もう感無量です。チームみんなで勝ち取った表彰台です。早いもので次戦のもてぎは最終戦ですが、さいごまでチーム一丸で戦い抜きます。
ドライバー 安岡秀徒
gt_r07_arnage-19.jpg  オートポリスは僕も加納さんも好きなサーキットだったし天候的にも期待できそうな雨模様ではあったんですが、予選が今日になって、僕が自信を持ってアタックするのは鈴鹿とここだけだっていうことを考え併せると、結果的には昨日のキャンセルは良かったと思います。3番手からレースをスタートして、監督からは早めに前に出て自分のペースで走るように言われていたのですが、7Lap目で一番前に出ることができたので、それからはマイペースで、無線でタイヤと後続の状況を確認しながら走ることができました。とにかく僕たちは優勝を目指してレースをしていたわけではなく、欲もなくレースをしていました。ポジションが落ちても仕方ないと思っていたし。無心の走りがこの結果につながりました!タイヤも素晴らしかったし、僕自身オートポリスのコースが好きで、加えて九州には応援してくださっている人も多いので、こんなうれしいことはないです。レースの最後は祈るような気持ちで加納さんの走りを見守るだけ、ドキドキして心臓が止まりそうでした(笑)次戦は最終戦になりますが、またいつものように完走を目指して加納さんと、チームのみんなと頑張ります。

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 第8戦もてぎラウンドは11月2日~3日にツインリンクもてぎ(栃木県)に於いて開催されます。最終戦となりますが、さいごまでより一層のご声援、宜しくお願いします。

Arnage Racing 2013 SUPER GT Race reports
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Super FJ Dream Cup Race

SFJ:F1日本GP鈴鹿S-FJチャレンジカップレース決勝 根本悠生がポールトゥウイン!!

 10月13日(日)、F1日本グランプリのサポートレースS-FJ決勝レースが鈴鹿サーキットで行われ、昨日の予選でポールポジションを獲得した根本悠生が、決勝レースで一度も順位を譲ることなく、8周のレースを17分49秒832でトップチェッカーを受けた。

sf_cc_r-sakaguchi sf_cc_r-hashimoto sf_cc_r-nemoto1 sf_cc_r-yamada sf_cc_r-nemoto2 sf_cc_r-nemoto3 sf_cc_r-start sf_cc_r-2 sf_cc_r-31vs43 sf_cc_r-32 sf_cc_r-66 sf_cc_r-winner

 レースは11時スタート。スタートは、PPスタートの根本が1コーナーをトップ抜けていき、予選2番手の坂口夏月もそのままの順位で続いた。逆に予選3位の橋本陸はスタートを失敗し、5番手までに順位を落とした。6番手スタートの石坂瑞基が4番手に順位を上げた。

 1周目から、130Rで2台の車が絡むクラッシュがあり、波乱が予想されるレースが始まった。

 2周目以降は、根本が2分13秒745のファステストラップを出し、その後も13秒434、13秒317と2位以下を引き離すタイムで走行し、4秒のマージンを築いた。

 6周目、4番手スタートから3位にポジションを上げた山田真之亮が、2位坂口の後ろにつけ、スプーンカーブのインから坂口をパス。順位が代わったが、次の周のヘアピンコーナーで山田のブレーキングミスがあり坂口が逆転した。

 山田はその後、4位走行の石坂と最終ラップまで激しいバトルを展開したが、最後まで石坂を抑えきり3位表彰台を獲得した。

優勝した根本悠生のコメント
sf_cc_r_iv-nemoto  「昨日より路面状況もよくすごくいい感じで、スタートも良く、1、2周は後ろを見ながら走っていました。その後はマージンが欲しかったので頑張って走り、終盤はミスしないように少しペースを落として走りました。大勢のお客さんの前で勝てて嬉しいです」
2位表彰台を獲得した坂口夏月のコメント
sf_cc_r_iv-sakaguchi  「序盤は根本選手についていけたけど、その後リズムに乗れずに山田選手に抜かれてから逆に冷静に判断できる様になり、自分のレースが出来ました。優勝を狙っていただけに2位は悔しいです」
3位表彰台を獲得した山田真之亮のコメント
sf_cc_r_iv-yamada  「予選の結果から今日はトップ争いが出来ると思っていましたが、ミスがあり上の順位でゴール出来ませんでした。終盤は石坂選手に追い上げられましたが、抑え込む自信はありました。3位表彰台は嬉しいですが、レース内容がよくなく悔しいです」
4位でゴールした石坂瑞基のコメント
sf_cc_r_iv-ishizaka  「スタートでイン側は詰っていてアウトから2台抜く事が出来ました。序盤はペースが上げられずいたのですが、前の車がバトルをしていたので差がなくなり、最後にチャンスありましたが、山田選手を抜く事ができず残念でした」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Super FJ Dream Cup Race

SFJ:F1日本GP鈴鹿S-FJチャレンジカップレース決勝結果

FIA F1 Round 15 JAPAN GP -RIJ- (2013/10/13) Final Wether:Fine Course:Dry
2013 SUPER FJ Challange Cup Race 鈴鹿サーキット 5.807 km
-P No Driver----- Car----------------------------- Type---- Lap Time/Delay
 1  2 根本 悠生   ZAP-SPEED WITH WILL-DO ED 10V    RD10V      8 17'49.832
 2 31 坂口 夏月   ART GP JAPAN                     RD10V      8     4.206
 3 43 山田 真之亮 BLOOM GROUP & MTN                RD10V      8     4.995
 4 32 石坂 瑞基   ART GP JAPAN                     RD10V      8     5.151
 5 66 橋本 陸     スキルスピード                   RD10V      8     9.926
 6  5 天野 翼     LTV Racing 10V ED                RD10V      8    19.123
 7 71 佐藤 駿介   TeamNaoki☆LEPRIX☆10V           RD10V      8    19.360
 8 33 太田 逹也   玉三郎アルピ岩本商会ミスト制動屋            8    21.006
 9 17 仁木 圭之   Car Care Japan RT with Romantec  KK-S       8    23.070
10  3 河野 駿佑   RS Fine 10V                      RD10V      8    23.178
11 14 牧野 任祐   im PROVEアキランドKKS-2          KK-SII     8    25.541
12 55 板倉 慎哉   ブランドJFA☆ベイスタ☆R&D10VF   RD10V      8    26.529
13  7 上村 優太   IDEL Racing F 07J                WEST-07J   8    26.786
14 70 嶋田 誠     TeamNaoki☆10V                   RD10V      8    28.245
15 60 飯田 有希   NAVY AUTO☆車卸値センター        KK-SII     8    32.713
16 39 大津 弘樹   イーグル戸田R KKSII              KK-SII     8    35.182
17 60 山部 貴則   スーパーウィンズ・ティーフラップ KK-S       8    35.831
18 28 片山 義章   TEAM KATAYAMA                    RD10V      8    41.496
19 37 早坂 裕希   アルビメークウィナーGIA          RD10V      8    42.200
20 11 池田 雄太郎 キヌハラクリニックチームミシマKT RD10V      8    43.129
21 72 寺西 玲央   Team RIGHTWAY☆LEPRIX SPORT 10V  RD10V      8    50.284
22 34 深村 匠     アルピGIAミストKK-S ED           KK-S       8    50.513
23 73 杉村 庄太   丸井住宅RD10V                    RD10V      8    54.581
24 21 畔柳 叶伍   ミストセキグチ制動屋KOTA RACING  KK-SII     8  1'03.281
25 83 橋本 雄次   NRSスーパーウィンズ・SSプラン    KK-SII     8  1'03.544
26 35 神村 悠太   Albirex Beyond M's GIA岩本商会   KK-S       8  1'04.954
27 22 奥田 忍     arcadia・イーグルスポーツ        KK-S       8  1'05.398
28*38 吉本 陵     フルサポート安藤商会オートパンサ KK-SII     8  1'10.489
29 58 加藤 泰賀   GIA新潟国際自動車大学校          KK-S       8  1'24.134
30  2 小原 侑己   ZAP SPEED 10V ED                 RD10V      8  1'26.994
------------------ 以上規定周回数(8 Laps)完走 -------------------------
 - 27 黄 度允     ZAP SPEED・TVC・KOREA D.Y.ED     RD10V      1     7Laps
 - 36 港 雅之     アルピRT玉三郎Dream小杉歯科ED    RD10V      0     8Laps
 - 41 今井 龍太   B-MAX・エンドレス10V             RD10V      0     8Laps
 ------------------------------------------------------------------------
 Fastest Lap: CarNo.2 根本悠生 2'13.317 (4/8) 156.81km/h
 CarNo.38は、2013鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1)(危険なドライブ行為)
 により、競技結果に30秒を加算した。
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PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第10戦 決勝

MJ13_0294_fineプレスインフォメーション 2013年10月13日
 
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第10戦 決勝を、2013年10月12日(土) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたしました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:22℃ 路面温度:28℃(スタート時)

ポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズを締め括る2連戦の緒戦、第10戦決勝レースが10月12日(土)鈴鹿サーキット(三重県)で行なわれた。F1日本GPのサポートレースとして開催されるPCCJ鈴鹿ラウンド。前日の予選で2位のタイムをマークしたものの、その後にクラッシュを喫した#77安岡がリタイアを申請したことで、17台の出走台数となったこの特別なイベントの1戦目は完全なドライコンディションで迎えることになった。

ポールポジションは予選アタックを一発で決めた#14川端伸太朗。そのとなりにはチャンピオンクラスで逆転タイトルを狙う#78近藤翼、現在ランキングトップの#12小河諒は3番グリッドにつける。以下、#19永井宏明、#32飯田太陽、#25神取彦一郎、ジェントルマンクラスの#55茂田久男、#7星野敏、#33 Ogino Tetsuoというオーダーだ。

15時40分からのフォーメーションラップを終え、スタンディング方式によりレースがスタート。ここでフロントロウの#78近藤が「スタートに懸けていました」という好ダッシュを決める。ポールポジションの#14川端は一瞬出遅れたかに見えたがイン側を何とかセーブし、トップで1コーナーに入っていく。ピンチを乗り切った#14川端は2周目に2分8秒845を叩き出すほどのハイペースで、2番手#78近藤、#12小河、#19永井ら2番手を争う集団の接近を許さない。その後、130Rで飛び出す場面もあったが、序盤に築いたリードが生き、トップをキープ。「最初はちょっとヒヤリとしましたが、久々のポールスタートで集中していました。少しずつ離していける展開だったので、良かったです」という走りで、見事ポールトゥウィンによって今季初優勝を飾った。2位は#78近藤。「スタートでは自分のほうが伸びていましたが、インを守れられたのでここは仕方ないかなと。ただ、予選で酷使していたタイヤだったので、ペースを上げられませんでした」。ポイントリーダーの#12小河は上位2台を攻略できず、3位フィニッシュ。シリーズチャンピオンの行方は13日(日)の最終戦に持ち越しとなった。「金曜のフリー走行でクルマからウォーニングが表示され、セットアップを詰め切れなかったのが予選でコンマ3秒離された原因でした。その分、得意のスタートで決めようと。ただ、今日もスタート直後から違うウォーニングが出たので、無理をせず、3位とファステストラップを狙うことに切り替えました。そのウォーニングの件もメカニックが明日は解決してくれていると思うので、しっかりタイトルを獲りたいです」。

ジェントルマンクラスのトップ争いは、スポット参戦の#55 茂田を先頭に、#33 Ogino、#21高田匠、#2田島剛による展開。スタートでクラス2番手の#7星野がエンジンストール、最後尾に落ちると、#55 茂田のあとには#33 Oginoが続く。「星野さんの前に出られたので、抑えながらの堅いレース運びでいきました。昨日、新品タイヤを残しておいた作戦もうまくいきましたね」と語る#33 Oginoが、シリーズエントリードライバーの中で最後までトップをキープしてチェッカーを受けた。#21高田と#2田島の争いは8周目に#21高田が1コーナー進入でブレーキロックして決着。「突っ込みすぎでした。フリー走行で悪かったところを監督やチームスタッフに指摘されて、予選では修正できていたのですが……。ただ、コースに戻れましたし、その後は確実にいきました」と#21高田。これで#2田島が先行、2位でゴールしクラスチャンピオンにまた一歩近づく結果となった。#田島は「クルマの調子は良かったのですが、前に詰まってしまいましたね。ただ、スタートもリスキーな走りはしないで、安全にいこうと考えていました。明日は臨機応変にいきます」とタイトルをにらみながらの走りとなりそうだ。

第11戦の決勝レースは13日午後12時15分からスタート。10周(または30分)で争われる。スターティンググリッドは第10戦のベストタイム順で、ポールポジションは#14川端、2番手#78近藤、3番手#12小河に決まった。決勝レーススタート時の天気予報は今日と同様の快晴。両クラスのタイトル争いは完全なドライコンディションでの決着となりそうだ。

■第10戦 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap Grid
1 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 21'41.870 1
2 78 近藤 翼 C IMPROVE RACING +3.330 3
3 12 小河 諒 C Bright M.S. +5.250 4
4 19 永井 宏明 C NINNE RACING +6.577 5
5 25 神取 彦一郎 C 25RacingSAMURAI +26.842 7
6 32 飯田 太陽 C PCJ FrontireGT3 +29.980 6
7 55 茂田 久男 G FSF DIRECTION +33.927 8
8 33 Ogino Tetsuo G PCJ FrontireGT3 +34.978 10
9 2 田島 剛 G TAJIMA RACING +35.448 11
10 21 高田 匠 G PCJTAKUMIRacing +41.171 12
11 3 江本 玄 G AKIRARACING GT3 +46.196 15
12 27 眞野 壮一郎 G PCJ KOSEIKAIDRP +47.107 16
13 24 GO MAX G TAKANOKO GT3Cup +47.732 13
14 8 安達 暁三 G SAMURAI GYOUGT3 +56.601 17
15 38 Aki MIYAZAKI G TEAM KRM&FS997 +1'00.139 14
16 23 涼木 亜津雅 G SR DIRECTION 2Laps 18
17 7 星野 敏 G D'stationHAI997 3Laps 9

Best Lap : Champion Class #14 川端伸太朗 2'08.845 (2/10)

 ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第10戦 公式予選

MJ13_0282_fineプレスインフォメーション 2013年10月11日
 
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第10戦 公式予選を、2013年10月11日(金) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたしました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:29℃ 路面温度:34℃(予選スタート時)

4月の岡山国際サーキット(岡山県)で開幕した2013年のポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)も、鈴鹿サーキット(三重県)で10月11日(土)〜13日(日)に開催されるダブルヘッダーでシーズンの締め括りを迎える。今回の鈴鹿ラウンドも例年同様、F1日本GP(第15戦)のサポートレースとして組み込まれ、シリーズチャンピオン決定にふさわしい華やかな舞台でタイトル争いが展開される。11日(金)は30分間のフリー走行セッションと30分間の公式予選、12日は第10戦決勝レース(10周)、13日は最終戦(第11戦/10周)というスケジュールだ。

ここでシリーズタイトル争いの状況を簡単に整理しておくと、チャンピオンクラスのトップ3は#12小河諒、2位#78近藤翼、3位#19永井宏明。ジェントルマンクラスのトップは3は#2田島剛、2位#21高田匠、3位#7星野敏という状況。ただ、#78近藤や#19永井がタイトルを狙うためには、この2連戦での高得点獲得プラス#12小河の結果次第という条件付き。#2田島を追う#21高田以下も同じく条件は厳しいが、逆転タイトルに虎視眈々。そのほかのドライバーも最高の結果を狙う。

11日、週末2連戦に向けて初のセッションとなるフリー走行で順調な滑り出しを見せたのが、唯一の2分8秒台をマークした#78近藤。2番手はスポット参戦の2011年チャンピオンクラス王者#77安岡秀徒、3番手には#14川端伸太朗が続いた。ジェントルマンクラスでは#7星野が2分11秒557でトップに立ち、以下#2田島、#55茂田久男となった。

公式予選は16時45分から。ここでいきなりアタック1周目にベストタイムをマークしたのが#14川端だ。「フリー走行の時に周回を重ねるごとにピックアップも出てきていました。F1とはラインも違うし、グリップがどんどん落ちていくことは分かっていたので、一発で決めようと」という川端はフリー走行から約コンマ8秒縮める2分8秒515を叩き出す。#77安岡が2分8秒585の2番手タイム、#78近藤が2分8秒680の3番手タイムを記録して、上位3台はひとまずピットへ戻った。#19永井は他車との軽い接触もあったことで予選前半ではタイムを伸ばせず、#12小河も2分9秒台から脱することができないまま、予選は後半へ入っていく。

ポールポジション争いは残り10分あたりから始まった。#77安岡、#78近藤がコースイン。アタックラップに入る。しかし、1コーナーから2コーナーにかけてコースオフを喫した#78近藤は「フリー走行から変えたセッティングがうまく決まらず、入口での挙動が不安定なので押さえつけるような走りになってしまった」と振り返る。#78安岡は130Rでのコースオフにより予選アタック終了。結果、予選開始からタイミングモニターのトップを占め続けた#14川端が第10戦のポールポジションを獲得した。

ジェントルマンクラスはスポット参戦の#55茂田がトップタイム。「正直、フリー走行の時のほうが感触は良かったですが、週末は2レースありますし、第10戦は第11戦への感触をつかむ感じで臨みます」。2番手は同クラスのタイトル獲得の可能性を残している#7星野。「フリー走行で出ていたアンダーステアを解消できませんでした。さすがに逆転は難しいので、ひとつでも上の順位を狙います」。3番手の#33 Ogino Tetsuoは「去年はレースラップで2分11秒台も出ていたので、路面も冷えてきて11秒台前半はいけると思っていたのですが……」。「ただ、新品タイヤを2セット残せました」と得意のスタートからのダッシュを狙う。

第10戦決勝レースは12日午後15時40分からスタート。決勝レーススタート時の天気は11日と変わらず晴れの予報だが、F1公式予選後のスタートとなるため、11日に多くのドライバーが悩まされた路面コンディション変化への対応が再びカギを握ることになりそうだ。

■公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 2'08.515
2 77 安岡秀徒 C D'station777GT3 2'08.585
3 78 近藤 翼 C IMPROVE RACING 2'08.680
4 12 小河 諒 C Bright M.S. 2'08.832
5 19 永井 宏明 C NINNE RACING 2'09.353
6 32 飯田 太陽 C PCJ FrontireGT3 2'10.602
7 25 神取 彦一郎 C 25RacingSAMURAI 2'10.853
8 55 茂田 久男 G FSF DIRECTION 2'10.853
9 7 星野 敏 G D'stationHAI997 2'11.990
10 33 Ogino Tetsuo G PCJ FrontireGT3 2'12.098
11 2 田島 剛 G TAJIMA RACING 2'12.293
12 21 高田 匠 G PCJTAKUMIRacing 2'12.466
13 24 GO MAX G TAKANOKO GT3Cup 2'12.565
14 38 Aki MIYAZAKI G TEAM KRM&FS997 2'12.599
15 3 江本 玄 G AKIRARACING GT3 2'12.686
16 27 眞野 壮一郎 G PCJ KOSEIKAIDRP 2'12.946
17 8 安達 暁三 G SAMURAI GYOUGT3 2'14.840
DNQ 23 涼木 亜津雅 G SR DIRECTION

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

 

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Super FJ Dream Cup Race

SFJ:F1日本GP鈴鹿S-FJチャレンジカップレース公式予選 根本悠生がポールポジションを獲得!

 10月12日(土)鈴鹿サーキットで行われているF1のサポートレースとして、参加台数33台のS-FJの公式予選が午前9時30分から30分間で行われた。

 公式予選は、根本悠生が2分12秒892のタイムを出しPPを獲得した。予選2位は、現役の鈴鹿サーキットスクール生(SRS-F)の坂口夏月が入り、予選3位には橋本陸が入った。

 決勝レースは10月13日(日)11時より8ラップで行われる。

ポールポジションを獲得した根本悠生のコメント
根本悠生  「予選はニュータイヤで走り、決勝も同じタイヤを使うのでタイヤのライフを残しました。今日と明日ではコンディションが違うので、それに合わせることが出来れば決勝に自信があります」
予選2位坂口夏月のコメント
阪口夏月  「予選はイエローフラッグが多く出されていて、タイムを出す機会がなかなかない状態でしたが、フロントローを獲得できたので嬉しいです。レースはスタートで前の車について行きチャンスがあれば抜きたいです」
予選3位橋本陸のコメント
f3_r12_q-50  「3位入れたのは正直ビックリしています。決勝レースですが、鈴鹿は良く知っているので、少しでも上の順位でゴールしたいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Super FJ Dream Cup Race

SFJ:F1日本GP鈴鹿S-FJチャレンジカップレース公式予選結果

FIA F1 Round 15 JAPAN GP -RIJ- (2013/10/12) Qualifying Wether:Fine Course:Dry
2013 SUPER FJ Challange Cup Race 鈴鹿サーキット 5.807 km
-P No Driver----- Car----------------------------- Type---- ----Time -Delay
 1  2 根本 悠生   ZAP-SPEED WITH WILL-DO ED 10V    RD10V    2'12.892      -
 2 31 坂口 夏月   ART GP JAPAN                     RD10V    2'13.118  0.226
 3 66 橋本 陸     スキルスピード                   RD10V    2'13.202  0.310
 4 43 山田 真之亮 BLOOM GROUP & MTN                RD10V    2'13.205  0.313
 5  3 河野 駿佑   RS Fine 10V                      RD10V    2'13.320  0.428
 6 32 石坂 瑞基   ART GP JAPAN                     RD10V    2'13.347  0.455
 7 39 大津 弘樹   イーグル戸田R KKSII              KK-SII   2'13.664  0.722
 8 33 太田 逹也   玉三郎アルピ岩本商会ミスト制動屋          2'13.785  0.893
 9 71 佐藤 駿介   TeamNaoki☆LEPRIX☆10V           RD10V    2'14.026  1.134
10  2 小原 侑己   ZAP SPEED 10V ED                 RD10V    2'14.158  1.266
11 14 牧野 任祐   im PROVEアキランドKKS-2          KK-SII   2'14.365  1.473
12  5 天野 翼     LTV Racing 10V ED                RD10V    2'14.389  1.497
13 17 仁木 圭之   Car Care Japan RT with Romantec  KK-S     2'14.392  1.500
14 36 港 雅之     アルピRT玉三郎Dream小杉歯科ED    RD10v    2'14.488  1.596
15 55 板倉 慎哉   ブランドJFA☆ベイスタ☆R&D10VF   RD10V    2'14.868  1.976
16 41 今井 龍太   B-MAX・エンドレス10V             RD10V    2'14.077  1.985
17 70 嶋田 誠     TeamNaoki☆10V                   RD10V    2'15.060  2.168
18 38 吉本 陵     フルサポート安藤商会オートパンサ KK-SII   2'15.104  2.212
19  7 上村 優太   IDEL Racing F 07J                WEST-07J 2'15.170  2.278
20 11 池田 雄太郎 キヌハラクリニックチームミシマKT RD10V    2'15.257  2.365
21 72 寺西 玲央   Team RIGHTWAY☆LEPRIX SPORT 10V  RD10V    2'15.376  2.484
22 60 飯田 有希   NAVY AUTO☆車卸値センター        KK-SII   2'15.576  2.684
23 60 山部 貴則   スーパーウィンズ・ティーフラップ KK-S     2'16.275  3.383
24 37 早坂 裕希   アルビメークウィナーGIA          RD10V    2'17.014  4.122
25 28 片山 義章   TEAM KATAYAMA                    RD10V    2'17.046  4.154
26 34 深村 匠     アルピGIAミストKK-S ED           KK-S     2'17.100  4.208
27 27 黄 度允     ZAP SPEED・TVC・KOREA D.Y.ED     RD10V    2'17.376  4.484
28 21 畔柳 叶伍   ミストセキグチ制動屋KOTA RACING  KK-SII   2'17.487  4.595
29 22 奥田 忍     arcadia・イーグルスポーツ        KK-S     2'17.847  4.955
30 73 杉村 庄太   丸井住宅RD10V                    RD10V    2'17.849  4.957
31 35 神村 悠太   Albirex Beyond M's GIA岩本商会   KK-S     2'18.516  5.624
32 83 橋本 雄次   NRSスーパーウィンズ・SSプラン    KK-SII   2'18.568  5.676
33 58 加藤 泰賀   GIA新潟国際自動車大学校          KK-S     2'20.310  7.418
------------------以上基準タイム(2'53.000)予選通過 -----------------------
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス GAINER DIXCEL SLS、執念の走りで4位をゲット! 念願のチャンピオンを最終戦で獲る! (GAINER)

gt_r07_gainer_11-01.jpg

  • GAINER DIXCEL SLS
  • DRIVER: KATSUYUKI HIRANAKA / BJORN WIRDHEIM
  • 予選:6位 決勝:4位
  • 予選日入場者数:11,600人 決勝日入場者数:22,100人
2013年10月5日(土曜日)
  • 公式練習 9:00~10:50 気温:16度・路面温度:17度・天候:雨路面状況:ウエット
  • 公式予選 キャンセル

gt_r07_gainer_11-02.jpg  台風23号は暴風雨を置きみやげに日本から遠ざかっていたため、オートポリスは搬入日から雨は降っていなかったが、強風に見舞われていた。

 予選日は朝から雨が降り、風も強い。オンタイムで練習走行は開始されたが、開始10分で赤旗中断。再開はされたが、雨、霧共に酷くなりほとんどの車がピットで待機。結局9時50分頃練習走行が出来る状況ではなく走行は終了。 しかし、GAINERの2台は、走り出しから調子は悪くなく、10号車田中哲也が1分58秒162でトップタイム。 11号車は1分58秒640で2番手のタイムで走行を開始していた。

 午後から行われる予定の予選は、濃霧と雨の影響でキャンセル。明日日曜日に、1発勝負の予選が行われることになった。 練習走行でのタイムが良かったので、今日予選が出来なかったことは、Teamにとって少し残念ではあった。

平中 克幸コメント
 予選がキャンセルになったのは残念でしたが、特にウエットでの調子が良かったのでこのまま予選がやれてれば、結構ポールポジションの可能性もあったと思うので残念ですが、明日は明日で、ウエットなのかドライなのかは現時点ではわからないのですが、ドライになってもテストでは良いデーターも取れていますし、やれるだけのことはやってきたので、自信をもって予選に臨みたいです。
2013年10月6日(日曜日)
  • Qualifying 9:00~9:25 平中 克幸 気温:20度・路面温度:21度・天候:曇・路面状況:ウエット/ドライ
  • 決勝65周(61周):14:00~ 気温:22度・路面温度:24度・天候:曇・路面状況:ドライ

 昨日に予定されていた予選が、決勝日朝のフリー走行の時間帯に振り分けられた。25分間の予選で、ドライバーは1人だけのアタックでOK。平中がアタックを担当する。

 オンタイムで開始されたが、まだ路面は濡れており、ウエット宣言が出される。平中はドライタイヤでまず様子を見ながらアタックを開始。徐々にタイムを上げていき、4周目に1分49秒630で暫定2番手のタイム。次周にピットに入り、タイヤに交換し再びアタックを開始。

 3周目に1分48秒564でこの時点での暫定2番手。しかしこの後タイムアップすることが出来ず、25分間の1発勝負の予選は終了し、午後からの決勝は6番手のグリットが確定した。

gt_r07_gainer_11-03.jpg gt_r07_gainer_11-04.jpg

平中 克幸コメント
 6番手という結果は余り満足はしてないのですが、難しいコンディションということもあって、車も凄くアンダーステアがひどく、なんとか6番手で踏みとどまったという状況でした。ダメージは最小限に抑えられたのかなと思っています。16号車が後方にいるということで、ポイントを詰めるチャンスもかなりあるのす、レースラップはメルセデスは凄く良いので、その辺りをしっかりと刻んで良いレースをすれば優勝も出来ると思うので、しっかりと頑張りたいと思います。

gt_r07_gainer_11-05.jpg  天候は相変わらずドンヨリとし、霧雨の様な雨が時折路面を濡らす。決勝はウォームアップ走行を普段より7分多く時間を設けられ、マシンの最終チェックに充てられた。

 スタートを担当するのはBjorn WIRDHEIM。今回は朝の予選後に行われたサーキットサファリでしか走行することが出来なかった。グリッドがすぐ前のNo.61BR-Zは予選時にタイヤを痛めたようで、ピットスタートを選択。

 オンタイムで決勝レースは開始され、1周目で5番手、2周目には3番手までポジションを上げる激走を披露。しかし、5周目を過ぎた頃から急激なグリップダウンに見舞われ、徐々に2番手との差を広げられていき、8周目にNo.4BMWに1コーナーでパスされ、10周目にははペースの良かった他車3台にパスされ7番手まで後退。

 一人が走行しなければいけない最低周回数まで、踏ん張って走行を続けるがラップタイムが徐々に落ちていく。かなりのアンダーステアが出ているようで、ポジションキープもかなり大変な作業に。19周目にピットへ戻り平中と交代したときには、10番手までポジションを下げてしまう。

 ロングランを担当することになった平中だったが、ラップタイムは悪くなく、徐々にポジションを上げていく。30周目には実質6番手を走行。全てのルーティーンが終わった時には、5番手までポジションを戻し、前車を追いかける。

 17秒以上あったNo.33Porscheとの差も、ぐんぐん差を縮め最終ラップにとうとうパス。4番手に浮上にチェッカーを受けた。貴重な8ポイントを獲得した。

 No.4BMWが連勝しシリーズランキングも2位に浮上したが、No.16CR-Zが9番手とポイント加算も少なかったために、11号車との差は10ポイントに縮まり、最終戦では5台がチャンピオン争いに生き残ることとなった。

平中 克幸コメント
 残念な気持ちの方が強いですが、Teamが出来る限りの事は出来たのかなと思います。16号車が9位で終わっていることを考えるとポイント差を詰めることが出来ましたし、ダメージも最小限に抑えられたと思っています。表彰台に上れてたと考えると、どうしてこのような結果になってしまったのかをきちんと考えて、最終戦のもてぎはこんな結果にならないように、しっかりと臨みたいと思っています。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日は最終的には良かったと思う。スタート直後からマシンのフィーリングは良かったです。3周目で3位に上がり上位2台を射程圏内に納められると思った矢先の、4周目を過ぎたあたりからフィーリングが悪くなってしまいました。なんとか我慢して走って19周を終えたところでピットインしたが、ポジションをかなり落としてしまっていました。交代した平中克幸選手が見事な走りでロングスティントを担当してくれ、最終ラップにポジションを4位まで上げてくれました。10号車の田中哲也選手も、フェアな運転をしてくれました。10ポイント差はありますが、チャンピオンシップでもチャンスはまだありますので、平中選手と最終戦はチャンピオンを狙って戦いたい。

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Text & Photo: GAINER
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS、残り3周の悲劇、追突され無念のストップ (GAINER)

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  • GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS
  • DRIVER: TETSUYA TANAKA / MASAYUKI UEDA
  • 予選:9位 決勝:20位
  • 予選日入場者数:11,600人 決勝日入場者数:22,100人
2013年10月5日(土曜日)
  • 公式練習 9:00~10:50 気温:16度・路面温度:17度・天候:雨・路面状況:ウエット
  • 公式予選 キャンセル

gt_r07_gainer_10-02.jpg  台風23号は暴風雨を置きみやげに日本から遠ざかっていたため、オートポリスは搬入日から雨は降っていなかったが、強風に見舞われていた。

 予選日は朝から雨が降り、風も強い。オンタイムで練習走行は開始されたが、開始10分で赤旗中断。再開はされたが、雨、霧共に酷くなりほとんどの車がピットで待機。

 結局9時50分頃練習走行が出来る状況ではなく走行は終了。 しかし、GAINERの2台は、走り出しから調子は悪くなく、10号車田中哲也が1分58秒162でトップタイム。11号車平中克幸は1分58秒640で2番手のタイムで走行を開始していた。

 午後から行われる予定の予選は、濃霧と雨の影響でキャンセル。明日日曜日に、1発勝負の予選が行われることになった。練習走行でのタイムが良かったので、今日予選が出来なかったことは、Teamにとって少し残念ではあった。

田中哲也コメント
 周回数が少ない中でもトップタイムと2番手をGAINERが取れたことはうれしかったですね。そんなに攻めてたときのタイムではなかったのですが、車のフィーリングも悪くなく、ウエットでのバランスなど結構良かったのです。走って無い車もある中でのタイムですから、非公式のような1-2ですが、車のバランスが悪かったら無理なことですからね。ウエットで予選はやりたかったですね。
2013年10月6日(日曜日)
  • Qualifying 9:00~9:25 田中 哲也 気温:20度・路面温度:21度・天候:曇・路面状況:ウエット/ドライ
  • 決勝65周(61周):14:00~ 気温:22度・路面温度:24度・天候:曇・路面状況:ドライ

 昨日に予定されていた予選が、決勝日朝のフリー走行の時間帯に振り分けられた。25分間の予選で、ドライバーは1人だけのアタックでOK。田中がアタックを担当する。

 オンタイムで開始されたが、まだ路面は濡れており、ウエット宣言が出される。コースインしてからの1周目に急にシフトが動かなくなったと無線機から田中が訴える。急に3速に入ったまま、どうにもならなくなったようだ。急遽ピットに戻り、HWAのエンジニアがチェック。何とか10分のタイムロスで再び予選を開始。

 1周計測で再びピットへ。タイヤを替えてコースへ。徐々にタイムは上げていくが、思ったようにアップしない。1分49秒229のタイムで予選は9番手が確定した。

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田中哲也コメント
 予選はちょっと不本意な結果でした。トラブルがあり流れを掴めませんでした。トップなどは無理でしたが、もう少し流れの良い予選に出来たかとは思うのですが、中途半端なコンディションの中、初めてに近い状態での走行でしたし、アンダーステアは強く上手くタイムが出せませんでした。

 天候は相変わらずドンヨリとし、霧雨の様な雨が時折路面を濡らす。決勝はウォームアップ走行を普段より7分多く時間を設けられ、マシンの最終チェックに充てられた。

 スタートを担当するのは田中。オンタイムで決勝レースは開始され、1周目では2番手を走るNo.48GT-Rが、ふたをする形でそれ以降が団子状態に。

 田中は1周目には7番手までポジションをあげ、2周目には6番手、3周目には4番手と、11号車の後ろまでポジションを上げてきた。やはり11号車と同じようにグリップダウンに見舞われ、せっかく上げたポジションも徐々に後退。しかし、なんとか31周まで引っ張り植田と交代。

 植田のペースも悪くなく、1分51秒から52秒台でラップを刻む。全車のルーティーンピットが終わった時点で9番手を走行。ポジションをキープしながら前車を追いかける。

 しかし、不運にもタイヤカスを踏んでしまい、コースオフ。No.16CR-Z、No.55CR-Z、No.61BR-Zにかわされてしまう。

 しかし、その後は安定したラップを刻み一つでもポジションを上げようと走行を続けていた58周目の第2ヘヤピンを回っているところで、後続のNo.86ランボリギーニに追突され大きくスピン。全周に渡って破損。ストレートの右側のコースサイドにマシンを止めた。良いペースで走行していただけに非常に残念な結果となった。

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田中哲也コメント
 決勝は最悪な結果になってしまいましたね。内容的にも僕らの10号車に関しては良いところがなかったし、本当に悔しい1戦でした。次の最終戦は悔いの残らないように、良いところ見せられるように頑張ります。
植田正幸コメント
 天候が不安定で、フリー走行から良い流れでは無かったですね。決勝は哲也選手が入賞圏内で走ってくれていたので、ピットが終わった時点で9番手をはしていましたので、アンダーステアが厳しかったものと、タイヤカスを踏んでしまったことで飛び出してしまいました。最後は86号車に第2ヘアピンでインを突かれて追突され、クラッシュしてしまったことが悔しいです。次回はもっと上でフィニッシュ出来るように頑張ります。
福田洋介エンジニアコメント
 土曜日の雨で路面にラバーが乗り切らない状態での決勝レーススタートで、タイヤ磨耗が厳しくなるのは予想していましたが、他チームも同様で持ち込みタイヤの種類が明暗を分けた感じでした。あとは付着しやすいタイヤカスでの振動・グリップダウンを何処まで我慢出来るかが勝負所でした。最終的には追突されスピン・クラッシュで終えてしまいましたが、後半のペースも良く、ウマく流れが噛み合えば確実に上位を獲れる手応えを感じたので、最終戦の茂木では今期最高位を獲得出来ると思います。チームとしては、最後までワン・ツーフィニッシュ出来るよう全力で戦います!

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Text & Photo: GAINER
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PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第10戦-11戦 プレビュー

MJ13_0274_fineプレスインフォメーション 2013年10月08日
 
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第10戦 及び シリーズ最終戦となる第11戦を、2013年10月11日(金)〜13日(日) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたします。

 

F1日本グランプリのサポートレースとして10月11〜13日に鈴鹿サーキット(三重県)において開催される第10-11戦で、いよいよポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シーズンがクライマックスを迎える。泣いても笑っても、この週末に2013年のチャンピオンシップが決定するのだ。鈴鹿サーキットでのレース開催は今シーズンのPCCJとしては初。合同テストをはじめ、シーズン中に4戦が開催された富士スピードウェイ(静岡県)のように走り込んでいない上に、テクニカルなコースとして知られる鈴鹿サーキットの攻略は、決して容易ではない。加えて、この最終戦にはシリーズエントリーの15台以外に3台のスポット参戦マシンが登場し、合計18台ものマシンがグリッドに並ぶ。観客にとっては最終戦に相応しい迫力あるレース展開が楽しめる一方で、ドライバーにとっては新たなライバルの登場や混戦というレースの難しさが加わる。

 

ここまでの第9戦を終えて、チャンピオンクラスは#12 小河諒がシリーズをリード。難しいハーフウェット路面で争われた第9戦で今季4勝目を挙げた#12 小河は、ランキング2位の#78 近藤翼に対して16ptのアドバンテージを築いた。対して第8戦終了時にランキングトップに立っていた#78 近藤は、この第9戦でのリタイアが響く形となった。チャンピオン獲得の可能性を残しているのは他に17ptビハインドの#19 永井宏明、39ptビハインドの#25 神取彦一郎のふたりを加えた4人。ただし、#78 近藤以下の3名は自力でのチャンピオン奪取は叶わず、#12 小河のレース結果次第という厳しい状況下にある。また後半戦に調子を上げてきたPCCJ育成ドライバーの#14 川端伸太朗や第5戦、第9戦で表彰台に食い込んできた#32 飯田太陽らもチャンピオンの権利はなくともF1日本グランプリという晴れの舞台での勝利を目指してくる。勝つことを最優先したレース展開をするという意味においても、予選グリッドで上位を獲得することがチャンピオンクラスの王座争いにおいては重要になってくる。

 

ジェントルマンクラスでも大接戦の王座争いが展開されている。ポイントリーダーは第9戦で今季4勝目を挙げた#2 田島剛で83ptを獲得している。68ptで#21 高田匠、65ptの#7 星野敏、62ptで#33 Ogino Tetsuo、61ptで#3 江本玄、50ptで#27 眞野壮一郎と続き、チャンピオン獲得の権利はこの6人すべてが持っている。ジェントルマンクラスはポイントシステムをチャンピオンクラスと共有するため、総合順位で上位に食い込めば食い込むほど得点を加算できる。チャンピオンを目指すのであれば1台でも多く抜いてフィニッシュを目指したいところだ。しかし目先のポイント欲しさに前のライバルと執拗に争えばペースが乱れ、後続に迫られ順位を落とす可能性もあるなどバトルにリスクは付きものだ。チャンピオンクラス同様に予選が重要であるのは間違いなく、また混戦をうまく抜け出す“レースのうまさ”がジェントルマンクラスの最終決戦においてはカギを握りそうだ。

 

もうひとつのクライマックスは、来年からPCCJを含む世界のカレラカップシリーズ参戦車両のすべてが新型911 GT3 Cup(Type991)になるため、現在のType997車両でのPCCJがこの最終戦で見納めとなること。最終戦はチームが積み上げてきたセッティングデータをフル活用し、ドライバーにとってもType997のGT3 Cupで磨いてきたドライビングスキルの総決算とも言える。またF1日本グランプリという大舞台によって通常のシリーズの一戦よりもドライバー個々にかかるプレッシャーは強く、“予想外の出来事が起こる可能性”が高いと言える。緊迫した2013年シリーズ最後の週末、誰がチャンピオンを獲得するのか? 30分間でのベストラップでグリッドを決定する予選は11日16時45分から、第10戦決勝は12日(土)15時40分スタート、第11戦決勝は13日(日)12時15分スタートを予定している。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝 優勝ドライバーのコメント

GT500クラス優勝 #36PETRONAS TOM'S SC430
中嶋一貴
今日は本当にいいレースになりました。予選はかなりフラストレーションがたまりましたが決勝でうまく返すことが出来ました。
ジェームスがいいスティントをしてくれて、ピットストップで折角抜いたクルマに前に行かれたりはしましたが、その後じっくりと前に上がっていくことが出来ました。
2位に上がった時は前との差が大きかったのでどうかな?と思ったんですが、前が思った以上にペースが辛そうで、最後は周回遅れがスピンしているところで上手く前に出ることが出来ました。
シーズンの頭から最終戦のもてぎは自信があると言ってきたし、テストも良かったので、最終戦にチャンピオンの権利を残して臨みたいと思っていましたが、最高の結果になりました。
この勢いで最終戦も勝ってチャンピオンを決めたいです。

ジェームズ・ロシター
とてもいい結果でしたし、レースを楽しむことが出来ました。予選も決勝も予想外の展開でしたが、コースの至る所でアグレッシブなファイトを楽しめて、これぞスーパーGTって感じでした。
一貴もパーフェクトな仕事をしました。
チャンピオンシップを考えれば今回は勝たなければならない状況で、勝つことが出来ました。今回同様もてぎも勝ちたいです。クルマは完璧な状況です。

GT300クラス優勝 #4GSR初音ミクBMW
谷口信輝
スタートから2台ピットスタートだったりで前が開けていたし、片岡選手が3番手まであげてくれていたので、アウトラップでGT-R勢の前に出ようという作戦で、その後もアストンマーチンを追う予定でしたが、その通りに出来て、僕らとしては完璧なレースが出来ました。
富士で優勝して、チャンピオンの望みが繋がって、ここともてぎと3連勝したいと思っていましたが、ここで勝てたことでランキング2番まで上がりました。ここはなんとしてももてぎでチャンピオンがとりたいですね。
鈴鹿の車検落ちとか、アジアンルマンの欠場など、たらればをいえばキリがありませんが、先ほどの車検でエンジンが止まったと聞いてほっとしています。
なんとしても僕らがチャンピオンをとるんだ、という意思だけは持っています。

片岡龍也
非常に楽しいレースでした。
今回はスケジュールが変則的になって、タイヤも選べてなくて、予選は苦しかったんですが、レースが始まってみると、周りよりも安定したペースで走れるタイヤだったので、自分のスティントとしては楽しかったし、クルマも良かったです。
自分たちとしては最大限のポイントをとって相手を待つ状況なので、出来ることをやるだけです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝 終盤まさかの大逆転で#36ペトロナスSCが今季2勝目を挙げる!

2013スーパーGT第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」の決勝レースが10月6日、大分県のオートポリスで行われ、予選10番手からスタートした#36PETRONAS TOM'S SC430(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)が終盤見事な大逆転劇を演じ、今季2勝めを挙げた。
GT300クラスも#4GSR初音ミクBMW(谷口信輝/片岡龍也組)が前戦の富士に続いて今季2勝目を挙げた。
(天候:曇り時々雨 コース:ドライ>セミウェット 観客動員数:予選11,600人/決勝22,100人/
総動員数33,700人)

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悪天候により公式予選が日曜朝に順延された今回のレースだったが、決勝は当初予定通り午後2時より65周で行われた。
ホールショットを奪ったのはポールポジションの#38ZENT SC。2位以下が序盤から激しいドッグファイトを展開するのを尻目にスタートドライバーの平手晃平は着実にリードを広げ、2位以下に10秒以上のマージンを築き上げて規定周回数半ばすぎの33周目にピットイン、立川祐路に交代した。

その後方では4番手スタートの#1REITO GT-Rを駆る本山哲が3周目に#18ウイダーHSVの山本尚貴をかわして3位に浮上。続いてGT300車輛の周回遅れが出始めた8周過ぎから一気に2位#23モチュールGT-Rとの差を詰め、23号車を駆るロニー・クインタレッリが10周目にコースをはみ出した好きを見逃さずに前に出る。
しかしその周の最終コーナーで本山は後方から接近してきた#12カルソニックGT-Rにかわされてしまった。
12号車のスタートを担当していたのは松田次生だった。

レース前半はこのまま#38ZENT SC、#12カルソニックGT-R、#1REITO GT-Rの順で順次ピットストップに入ることに。38号車は前述の33周目。
12号車と1号車はそれに先立つ30周目に揃ってピットイン。更には#36ペトロナスSC、#18ウイダーHSVも同時にピットに飛び込んできた。
この結果#18ウイダーHSVが#1REITO GT-Rの前でピットアウトすることに成功したが、1号車の後半を担当した関口雄飛が35周目の第3コーナーでアウトから#18フレデリック・マコヴィッキィに並びかけ、4コーナーで前に出た。
更にその後方からは#36ペトロナスSC、#23モチュールGT-Rが接近し、38周目に立て続けに18号車を攻略して順位を上げた。
一方、レース前半を2位で折り返した#12カルソニックGT-Rは33周目にスピンアウトを喫し、ガードレールにつっこんで大きく順位を下げ、そのままピットに戻ってレースを終えている。

この時点でのトップ38号車と2位1号車のギャップは17秒。
このまま独走で前戦富士に続いて今季2連勝を飾るかと思われたが、レース終盤に入って#38立川は周回遅れと接触してしまい、この影響でハンドリングに異常を来してペースが上がらなくなってしまった。

一方、2位以下の集団は激しいバトルを繰り返しながらも徐々にトップとの差を縮め始める。
中でも後半目覚ましいペースで順位を上げてきたのが36号車だった。
後半を担当しな中嶋は44周目のに#23モチュールGT-Rをかわして3位に浮上すると、48周目の最終コーナーで周回遅れに詰まった#1関口をアウトからかわして2位に浮上。
その後もトップの#38立川との差を徐々に詰めていき、60周を過ぎる頃には完全にテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。

そして62周目。
中嶋は周回遅れに詰まった立川を遂に捉えてトップに浮上すると、そのまま一気に38号車を突き放して65周を走り切り、第2戦富士500km以来の今季2勝目を挙げた。

一方、GT300クラスはポールポジションの#3S Road GT-Rを#50アストンマーチンを駆る安岡秀徒が7周目に捉えてトップに浮上、その後も着実にリードを広げ、最初のスティントを38周目まで引っ張ってピットストップを行い、そのままトップでコースに復帰したが、予選8番手からスタートして#4初音ミクBMWが安定したペースで着実に順位を上げて50号車に追いつき、45周目の1コーナーで#4谷口が#50加納政樹のインをついてトップに立つと、そのまま62周を走り切って第6戦富士に続く今季2勝目をものにした。
惜しくも破れた安岡/加納組だったが、参戦初年度のアルナージュレーシングにとってはこれが初の表彰台獲得となった。
またレース資金不足からドライバー二人が交代でレース車輛を陸送するという事態に陥った#52OKINAWA SLSが竹内浩典、土屋武士の両ベテランの懸命の走りで3位に入っている。

次戦はいよいよ最終戦もてぎ。
11月3日決勝だ。
昨年はここオートポリスでGT500クラスのドライバーズタイトルが決着したが、今シーズンはトップの#38ZENT SCが58ポイント、2位の#36ペトロナスSCが54ポイントという僅差で最後の戦いに臨むことになる。
GT300クラスもトップの#16無限CR-Zが9位に終わったため、2位#4初音ミクBMWとの差は一気に詰まった格好だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス決勝結果

■GT500クラス

SUPER GT IN KYUSHU 300km -RIJ- (2013/10/06) Final Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS34651:55'03.612
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS43652.622
317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS41652.811
41REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI206511.227
518ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI466511.841
624D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH76512.326
739DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS376512.735
8*23MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI446524.134
937KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS406524.474
1032Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL36548.935
116 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS326552.084
12*100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS37651'18.304
13*19WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH8641Lap
148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS31614Laps
---- 以上規定周回数(45 Laps)完走 ----
-*12カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS463233Laps
  • Fastest Lap: CarNo.38 平手晃平(ZENT CERUMO SC430) 1'40.434 (3/65) 167.537km/h
  • CarNo.100は、2013SGT-SpR 第32条 1.違反により、罰金50,000円を課した。(裁定時刻 14:27)
  • CarNo.12 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラは、2013SGT-SpR 第30条 1.違反によりドライビングスルーペナルティを課したが、リタイアにつき罰則は留保とする。(裁定時刻 15:19)
  • CarNo.23は、2013SGT-SpR 第33条 3.違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。(裁定時刻 15:20)
  • CarNo.19は、2013SGT-SpR 第33条 違反により、訓戒とする。(裁定時刻 15:41)
■GT300クラス

SUPER GT IN KYUSHU 300km -RIJ- (2013/10/06) Final Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
14GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH42621:55'53.345
250Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH4611Lap
352OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH45611Lap
411GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL52611Lap
533HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH5611Lap
630IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH6611Lap
761SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI51611Lap
80ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH21611Lap
916MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS68602Laps
1087ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH21602Laps
112エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH3602Laps
1288マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH16602Laps
13*86クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH24602Laps
1422グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH602Laps
1531Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH35602Laps
1655ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS40602Laps
17*48DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH2602Laps
1862LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH37593Laps
199NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH584Laps
2010GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL11575Laps
21*21ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK3575Laps
225マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH2548Laps
23360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH4715Laps
---- 以上規定周回数(48 Lpas)完走 ----
-3S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH123626Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 山野哲也(SUBARU BRZ R&D SPORT) 1'48.799 (2/61) 154.656km/h
  • CarNo.48 高森 博士は、2013SGT-SpR 第30条 1.違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。(裁定時間 14:31)
  • No.21は、2013SGT-SpR 第33条 5.違反により、訓戒とした。(裁定時刻 14:57)
  • No.86 細川 慎弥は、2013SGT-SpR 第30条 1.違反により、競技結果に対し30秒加算した。(裁定時刻 16:08)
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式予選 #38ZENT SCの立川が今季2度目のポール!

2013スーパーGT第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」の公式予選が10月6日、大分県のオートポリスで行われた。
GT500クラスは上位12台が従来のコースレコードを更新する激戦となったが、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が1'38.174をポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#3S Road NDDP GT-R(星野一樹/佐々木大樹組)がポール。こちらも上位6台がレコードを更新する激戦だった。

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当初予定されていた公式予選が雨と濃霧のためにキャンセルとなったため、第7戦の公式予選は決勝日の朝、本来ならフリー走行が予定されていた時間に行われることになった。
これに伴い、実施方法も当初のノックアウト方式ではなく、各クラス25分間の走行が1回だけ行われた。

まずは午前9時よりGT300クラスの走行がスタートした。
雨は時折霧雨が降っていたものの、コース上はセミウェットの状況。
ウェット宣言は出されていたが、最初にウェットタイヤでコースインしたチームもすぐにスリックに履き替えてタイムアタックを行った。
序盤から好タイムを連発していたのは#48DIJONレーシングのGT-R。ドライバーは千代勝正だ。
千代は1'48.862から走り始めて徐々にタイムを上げ、開始から10分が経過したところで1'47.238とコースレコードを更新した。
しかしこれと前後して#3S Road GT-R、#50Exeアストンマーチン、#11ゲイナーSLS、#30IWASAKI GT-Rらも1分48秒台にペースを上げ、終了3分前に3号車を駆る星野一樹が1'47.222と千代を上回ってトップに立った。
結局、終わってみればトップの#3S Roadから6位の#11ゲイナーSLSまでが従来のレコードを更新する結果となったが、一方で今シーズン常に予選上位につけていたJAF-GT勢は#31aprプリウスを除く3台がリストリクター1ランクダウンのBOPが課せられた影響もあってか今回は苦戦を強いられ、#61スバルBRZの4位が最上位という結果に終わった。

9時25分にメインポストから「GT500」ボードが提示され、ここからはGT500クラスのアタックが始まった。
GT300クラスで好タイムが相次いだのと同様に、GT500クラスも開始早々に#23モチュールGT-Rを駆るロニー・クインタレッリが1'39.361といきなりコースレコードを上回ってきた。
続いて開始8分で#1REITOモーラGT-Rの本山哲が1'39.347、更にその3分後には#18ウイダーHSVをドライブするフレデリック・マコヴィッキィが1'39.171を叩き出す。
奇しくもこの3台は全てミシュランタイヤユーザーだった。

最初のアタックを終えた後、各チームは残り10分のところで一旦はピットへ。
2セット目のスリックタイヤを装着して最後のアタックに取りかかった。
すると今度はブリヂストン勢が好タイムを連発。
残り時間1分のところで#12カルソニックGT-RのJPオリベイラが1'38.385、続いて#37KeePer SCの伊藤大輔も1'38.573を叩き出す。
#18マコヴィッキィも1'38.220までペースを上げたが、その直後に#38ZENT SCを駆る立川が1738.174を叩き出して一気にトップに躍り出た。更には#23クインタレッリも1'38.209を記録。終わってみればトップの#38立川から11位の#24安田裕信までが1秒以内にひしめく接戦となり、更には12位の#6大嶋和也までがコースレコードを更新する結果となった。
なお、#1REITO GT-RについてはスーパーGTスポーティングレギュレーション第34条4項(燃料補給)違反という裁定が下されたが、ペナルティは監督への訓戒と本件作業までのタイム抹消というものに留まったため、本山がセッション終盤に記録したタイムは有効となり、午後の決勝を4番手からスタートすることとなった。

第7戦決勝は午後2時より65周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Tags:

SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式予選結果

■GT500 Class

SUPER GT IN KYUSHU 300km -RIJ- (2013/10/06) Qualifying GT500 Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS43R1'38.174--171.394
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI44R1'38.209 0.035 0.035171.333
318ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI46R1'38.220 0.046 0.011171.313
4*1REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI20R1'38.346 0.172 0.126171.094
512カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS46R1'38.385 0.211 0.039171.026
6100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS37R1'38.566 0.392 0.181170.712
737KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS401'38.573 0.399 0.007170.700
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS41R1'38.661 0.487 0.088170.548
98ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS311'38.725 0.551 0.064170.437
1036PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS34R1'38.856 0.682 0.131170.211
1124D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH7R1'39.012 0.838 0.156169.943
126 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS32R1'39.227 1.053 0.215169.575
1339DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS371'39.569 1.395 0.342168.992
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH81'39.893 1.719 0.324168.444
1532Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL31'40.606 2.432 0.713167.250
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'39.424)を更新しました。
  • CarNo.1は、2013SGT-SpR 第34条4.(燃料補給違反)により、監督に対して訓戒、及び本件作業までのタイム削除とする。
■GT300 Class

SUPER GT IN KYUSHU 300km -RIJ- (2013/10/06) Qualifying Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
1*3S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH12R1'47.222--156.930
2*48DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH2R1'47.236 0.014 0.014156.910
350Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH4R1'48.036 0.814 0.800155.748
461SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI51R1'48.408 1.186 0.372155.214
530IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH6R1'48.416 1.194 0.008155.202
611GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL52R1'48.564 1.342 0.148154.991
74GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH421'48.906 1.684 0.342154.504
821ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK31'49.073 1.851 0.167154.267
910GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL111'49.229 2.007 0.156154.047
1052OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH451'49.243 2.021 0.014154.027
1133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH51'49.363 2.141 0.120153.858
1287ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH211'49.423 2.201 0.060153.774
1322グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'49.473 2.251 0.050153.704
1462LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH371'49.547 2.325 0.074153.600
152エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH31'49.557 2.335 0.010153.586
16360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'49.727 2.505 0.170153.348
17*5マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH21'49.754 2.532 0.027153.310
1886クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH241'50.032 2.810 0.278152.923
1988マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH161'50.125 2.903 0.093152.794
2031Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH351'50.406 3.184 0.281152.405
2116MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS681'50.561 3.339 0.155152.191
229NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'51.310 4.088 0.749151.167
230ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH211'51.352 4.130 0.042151.110
2455ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS401'51.414 4.192 0.062151.026
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.847)を更新しました。
  • CarNo.3,48は、2013SGT-SpR 第33条2.(作業要員の装備違反)により、訓戒とした。
  • CarNo.5は、2013SGT-SpR 第33条2.及び第33条1.2)(作業要員の装備及び作業違反)により、罰金1万円を課す。
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリスの公式予選は決勝日の朝実施と決定

大分県のオートポリスで開催されている、スーパーGT第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」の大会審査委員会は10月5日14:00付の公式通知で、悪天候によりキャンセルとなった公式予選を決勝日の朝9時より行うことを決定したと発表した。

これに伴い、予選方式は当初予定されていたノックアウト方式ではなく、各クラス25分間の走行を1回だけ行うことになった。
まず、午前9時より9時25分までがGT300クラスの予選走行。続いて9時25分より9時50分までがGT500の走行となる。両クラスの走行時間帯の切り替えはクラスボードの表示により行う。

また通常であれば参加ドライバー全員が予選に出走しなければならないが、今回はいずれかのドライバーが出走すれば可とされた。

使用できるマーキングタイヤは、当初のタイムスケジュールに伴って識別のマーキングを受けたQAタイヤおよび、5日中に実施される識別マーキングを受けたQBタイヤのみとなり、決勝スタート時に使用するタイヤもこのどちらかでなければならない。
これを決定するための抽選は今後大会事務局により行われ、審査委員会の承認を持って公式通知にて公示される。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式予選は悪天候のためキャンセルに!

10月5日午後2時から予定されていたスーパーGT第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 300KM」の公式予選は、雨と切りによる視界不良のため、13時50分に審査委員会の判断でキャンセルとなった。

沖縄に上陸した台風23号の影響により、第7戦の舞台となった大分県のオートポリスは朝から強い雨と濃い霧がコースを覆い尽くした。
このため、朝9時からの公式練習は予定時間の半分も消化できずに終了となったが、公式予選の開始予定時刻が迫っても天候は一向に回復の兆しを見せなかった。

こうした中、各チームはQ1出走タイヤ(=決勝スタートで使用するタイヤ)のマーキングや出走ドライバーの申請など、いつも通りの準備を進めて予選開始時刻を待ったが、結局開始10分前の段階で残念な決定がなされることになった。

なお、今後のスケジュールについてはこのあと行われる監督ミーティングの結果を待って決定される模様だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式練習は悪天候により赤旗終了に

スーパーGT第7戦の公式練習が10月5日、大分県のオートポリスで行われたが、コースアウト車輛の改修のため開始早々に赤旗中断となり、一旦走行は再開されたものの、間もなく天候悪化による視界不良のため二度目の赤旗が出され、結局そのまま終了となった。

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懸念された台風23号の直撃は無くなったものの、公式予選日を迎えたオートポリスは朝からあいにくの雨模様。
このため午前9時から始まった公式練習は、開始早々に#18ウイダーHSV-010を駆る山本尚貴がクラッシュ。
これにより開始13分で早くも赤旗中断となった。
18号車の回収の後、9時22分より走行は開始されたが、次第に雨脚が強まり、霧による視界不良なども重なって9時48分に二度目の赤旗が提示され、結局そのまま終了の判断がなされた。

このため各車とも僅か3~5周の計測となったが、その中で#36PETRONAS TOM'S SC430(中嶋一貴/ジェームズ・ロシター組)がGT500クラスのトップ、GT300は#10GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS(田中哲也/植田正幸組)がトップだった。

午前11時45分現在もコース上は依然として霧がたちこめており、サポートイベントとして予定されていた86/BRZワンメイクレースの公式予選は中止されているが、スーパーGTの公式予選は現時点では実施の方向で準備が進められている。
ただし現在の状況を考えれば、予定通り予選を行うのはかなり難しいと思われる。

公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われる予定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第7戦オートポリス公式練習結果

SUPER GT IN KYUSHU 300km -RIJ- (2013/10/05) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1365001PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS341'53.312-148.496
2385002ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS431'54.056 0.744147.528
3245003D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH71'54.075 0.763147.503
465004 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS321'54.116 0.804147.450
5185005ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI461'54.445 1.133147.026
61005006RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS371'54.698 1.386146.702
785007ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS311'55.090 1.778146.202
8375008KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS401'55.155 1.843146.120
9395009DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS371'56.497 3.185144.436
103250010Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL31'56.647 3.335144.251
11103001GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL111'58.162 4.850142.401
12113002GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL521'58.640 5.328141.827
1333003S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH121'58.758 5.446141.686
14483004DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH21'58.784 5.472141.655
15213005ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK31'59.435 6.123140.883
16863006クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH241'59.562 6.250140.734
17503007Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH42'00.074 6.762140.134
18523008OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH452'00.326 7.014139.840
19883009マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH162'00.509 7.197139.628
203030010IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH62'00.562 7.250139.566
212230011グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH2'00.702 7.390139.404
226230012LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH372'01.081 7.769138.968
231950011WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH82'01.163 7.851138.874
24430013GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH422'01.985 8.673137.938
25030014ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH212'03.75910.447135.961
261630015MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS682'04.41711.105135.242
271750012KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS412'04.43511.123135.222
28930016NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH2'06.17812.866133.354
293130017Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH352'08.76615.454130.675
30230018エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH32'09.13115.819130.305
313330019HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH52'09.55216.240129.882
32150013REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI202'10.13416.822129.302
336130020SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI512'14.50621.194125.098
348730021ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH212'21.02827.716119.312
3536030022RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH2'27.58734.275114.010
36530023マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH23'00.5541'07.24293.193
371250014カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS464'21.5382'28.22664.336
385530024ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS408'30.9636'37.65132.931
392350015MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI449'05.3147'12.00230.856
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフォトギャラリー(決勝日)

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sf_sugo_msf_145 sf_sugo_msf_146 sf_sugo_msf_147 sf_sugo_msf_148
sf_sugo_msf_149 sf_sugo_msf_150 sf_sugo_msf_151 sf_sugo_msf_152
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SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフォトギャラリー(予選日)

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スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿 オートバックス.GLORY-R.FN2、スプリント3本勝負は苦しい完走となる (ARTA A-ONE)

 9月21日~22日、2013スーパー耐久シリーズ第6戦が三重県鈴鹿サーキットで開催されました。#333 オートバックス.GLORY-R.FN2北川/野間/藤田組はST4クラスにおいて第1レースは6位、第2レースは8位、 第3レースは11位という結果となりました。これにより現在のシリーズランキングは7番手となりました。

■レース概要
  • 大会名   スーパー耐久シリーズ第6戦 スーパー耐久 鈴鹿
  • 日時    2013年 9月 21日(土),22日(日)
  • 場所    鈴鹿サーキット(三重県)
  • 入場者数  9月21日(土)10,000人/9月22日(日)20,500人
■レース結果
  • 車名    333号車 オートバックス.GLORY-R.FN2
  • ドライバー A:北川剛 B:野間一 C:藤田弘幸
  • 予選    ST4 A-Dr.3位、B-Dr. 9位、A/B総合8位(14台中)
  • 決勝    ST4第1レース6位、第2レース8位、第3レース11位(14台中)
■9月21日 予選

st_r06-333-1.jpg  9月21日(土)10:10から15分間のAドライバー予選2グループがスタート。#333オートバックスFN2北川選手は#86 GAZOO 86の後方でアタックを開始。このアタックで上位につけ、さらに2回目のアタックに向かいますが、ST5クラスの1台が130Rで横転。赤旗中断となりピットへ戻ります。

 予選再開後#333オートバックスFN2北川選手は#116W.S.S2000の後方につけて再びアタックを行います。素晴らしいアタックを行った北川選手は2'23.860の好タイムを記録し、FN2シビックタイプRユーロにとっては予選最上位記録となる3位を獲得することとなりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄
  • P2 #58 ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 小林康一
  • P3 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛

 10:50からBドライバー予選2グループがスタートし野間選手がコースインします。1周目は前方に#73 mountain DC5がいたため距離を取ってアタックを開始。幸先よく第1セクターベストをマークした直後、逆バンクコーナーで前車に追いついてしまいやむなくスローダウンします。2回目のアタックは途中でスロー走行のマシンを避けながらも押さえのアタックで2’25.586を記録。3回目のアタックにすべてを掛けますが、アタックを終えた他車がデグナーコーナーをスロー走行中のところにイエローフラッグが提示され、無念のアタック中止。予選9位となりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000井入宏之
  • P2 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86井口卓人
  • P3 #93 SKR ENGINEERING S2000 中村嘉宏
  • P9 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 野間一

 A/Bドライバー予選のベストタイム合算により決定される総合結果は8位となりました。決勝グリッドは第1レースがBドラ予選結果、第2レースがAドラ予選結果、第3レースがA/B合算タイムの順位で決まるため、それぞれ9番手、3番手、8番手からのスタートとなりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/井入宏之
  • P2 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦/井口卓人
  • P3 #93 SKR ENGINEERING S2000 浜野彰彦/中村嘉宏
  • P8 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛/野間一
■9月21日 決勝第1レース

st_r06-333-2.jpg 決勝の各レースは通常の耐久とは異なり40分間のスプリントレースでドライバー交代義務もありません。第1レースは14:10から行われました。Bドライバー予選の結果で決まるグリッドは9番手、タイヤは予選ユーズドを使い野間選手がドライブします。

 スタートをうまく決めた#333オートバックスFN2野間選手は直後の1コーナーで#73 mountain DC5をオーバーテイク。ヘアピンでは#13 ENDLESS 86を抜き、さらに130Rでは#52埼玉トヨペット86をアウトからまくって一気に6番手へ浮上します。

 2周目のホームストレートでは#58 KRP DC5に抜かれますが、ヘアピンで#116 W.S.S2000を抜いて6番手へ浮上します。しかし予選で走ったタイヤは早くもグリップダウンしはじめます。4周目には一度抜いた#52埼玉トヨペット86に抜き返されます。このタイミングでセーフティカーが入ります。

 12周目にリスタートとなりますが、やはりタイヤの状況は厳しく、14周目には後方の#13 ENDLESS 86が差を詰めて来たところで、GT3クラスに周回遅れにされるタイミングが訪れます。ここで前日から発生していたシフトの不具合が出て痛恨のシフトミス!#13 ENDLESS 86に抜かれ8番手に後退します。続く15周目にはデグナーで#93 SKR S2000がコースアウトしたため7番手でチェッカーとなりました。レース後には1台がペナルティを受けたため#333オートバックスFN2野間選手は6位となりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 井入宏之
  • P2 #58 ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 関豊
  • P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 井口卓人
  • P6 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2野間一
■9月22日 ウォームアップ走行・ピットウォーク

st_r06-333-5.jpg  #333オートバックスFN2は前日のレースでクラッチまたはトランスミッションに不具合が見つかったため交換作業を行い、さらにアンダーステアとタイヤデグラデーションの対策のセット変更も行いました。

 9月22日(日)8:00から30分間のフリー走行がスタートします。#333オートバックス.GLORY-R.FN2はまず北川選手がコースイン。交換されたクラッチやギアとセッティングの確認を実施。アンダーステアは消え少しオーバー寄りとのコメントでした。また課題となっていたタイヤのデグラデーションも改善している様子で、第2,第3レースに向けて期待の持てる状況となりました。またタイムは2’24.400で5番手となりました。

  • P1 #95 リジカラS2000 松井猛敏/中島保典/服部尚貴
  • P2 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/井入宏之/長野賢也
  • P3 #48 DIJON IS WAKO’S ED DC5 鶴田和弥/井上恵一/太田侑弥
  • P4 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2北川剛/野間一/藤田弘幸

st_r06-333-4.jpg  第2レースの後11:00から行われたピットウォークでは世界選手権WTCCとの併催ということもあり、多くのファンがピットを訪れました。レースクイーンの小林未来さん(KWサスペンション)絵里花さん(mountainブレーキディスク)中島さおりさん(チームエーワン)の3名がピットウォークやキャンギャルオンステージで各社の商品のPRを行いレースに華をそえました。

■9月22日 決勝第2レース

st_r06-333-3.jpg  第2レースは9:45から行われ北川選手が乗り込みます。グリッドはAドライバー予選の結果から3番手、タイヤはフロントにニュータイヤを装着してスタートします。

 スタートは大きな動きがなく、トップ#41 TRACY S2000、2番手#58 KRP DC5に続き3番手で1コーナーへ。1周目は#58 KRP DC5の後方に張り付いて走りますが、直線加速では少しずつ離されます。後方から4番手の#48 DIJON DC5がペースコントロールをしながらじわじわと追い上げてきますが、#333オートバックスFN2北川選手のタイヤは次第にグリップを失い始めます。

 ついに4周目の1コーナーで#48 DIJON DC5がインに飛び込んできますが、勢い余ったのか#48 DIJON DC5は2コーナーでインをキープできません。#333オートバックスFN2北川選手はこのミスを逃さず抜き返します。しかし、#48 DIJON DC5もあきらめず、5周目の1コーナーで再び仕掛けられ#333オートバックスFN2北川選手は4番手にドロップします。

 #333オートバックスFN2北川選手はグリップの減ってゆくタイヤと格闘しながら意地をみせますが、7周目のデグナー2個目で#95リジカラS2000、#86 GAZOO 86に抜かれ6番手へ後退、14周目にはシケインで#93 SKR S2000に抜かれ7番手、17周目の1コーナーでは#52埼玉トヨペット86に抜かれて8位でフィニッシュすることとなりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄
  • P2 #48 DIJON IS WAKO’S ED DC5 太田侑弥
  • P3 #58 ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 小林康一
  • P8 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2北川剛
■9月22日 決勝第3レース

 第3レースは藤田選手がドライブします。グリッドはA/Bドライバーの合算タイムで決まり8番手スタートです。レース時間は40分ですが、藤田選手は金曜の公式練習でもレースシミュレーションを行っており確実に完走を狙います。

 #333オートバックスFN2藤田選手は慎重にスタートを決めますが、#73 mountain DC5、#13 ENDLESS 86に抜かれ10番手まで順位を落とします。続いて後方には#49 ADFSアバルト695が迫りますが、#333オートバックスFN2藤田選手は2'31.090という自己ベストを出しながら少しずつ引き離していきます。

 しかし予選のトラブルにより最後尾スタートとなった#95リジカラS2000がハイペースで迫ってきて抜かれ11番手にドロップします。さらに予選で後方に沈んでいた#18コスモソニック86にも抜かれてしまい12番手となります。その後、#333オートバックスFN2藤田選手は安定したラップを刻みながら、トラブルに見舞われた#10 Provare 147をとらえて11番手に浮上します。最後まで安定した走行を続けた#333オートバックスFN2藤田選手は11位でチェッカーを受けることとなりました。

  • P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 長野賢也
  • P2 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 井口卓人
  • P3 #52 埼玉トヨペットGB with Revo 大井貴之
  • P11 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2藤田弘幸
■まとめ
チーム代表代行 大河原一
 「今回のレースは地元でもあり期待も大きいものでした。しかし従来はロングランに長けたマシンだったのですが、今年の鈴鹿ではものの数周でグリップダウンをしてしまう状況に陥ってしまいました。タイヤ表面はきれいな摩耗でゴムも残っているのにグリップが落ちていってしまう症状で、原因は特定しきれませんでした。最終戦のオートポリスまでの1か月以上の期間を活かして対策を打って挑みたいと思います。 今回もご支援ご声援をいただき大変ありがとうございました。最終戦もご期待に応えられるようチーム一同全力を尽くします。これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします。」
ARTA with TEAM A-ONE プレスリリース
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スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿フォトギャラリー(フリー走行、第2,3レース)

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S耐:第6戦鈴鹿フォトギャラリー(予選・第1レース)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO ロイック・デュバルがポール・トゥ・ウィンで今季初勝利! アンドレ・ロッテラーが100分の4秒差で2位 (TOYOTA)

  • コース:スポーツランドSUGO (3.704km)
  • 予選:9月28日(土)晴:ドライ
  • 決勝:9月29日(日)晴:ドライ
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激しいバトルの末に今季初勝利を挙げたロイック・デュバル(中央)と
2位に入ったアンドレ・ロッテラー(左)

 スーパーフォーミュラの第6戦が9月28日(土)、29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。

 第5戦として予定されていた、韓国・インジェ大会が中止となったため、約2ヶ月ぶりの開催となるスーパーフォーミュラ。第6戦の舞台は東北・杜の都仙台近郊の山中に位置するテクニカルコース、スポーツランドSUGO。

 今季のスーパーフォーミュラは、WEC(世界耐久選手権)出場のために開幕戦を欠場しているアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4戦中3戦のみの出場ながら2勝、2位1回と圧倒的な強さでランキング首位につけている。これを追うランキング2位も、同じく開幕戦を欠場しながら3戦連続表彰台のロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。この外国人勢を、前半戦不調と不運に見舞われながらもようやく前戦もてぎで勝利を挙げたディフェンディングチャンピオンの中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)らが追っている。

 28日(土)好天に恵まれたSUGOで、3セッションに渡って台数が絞られていき決勝のスターティンググリッドを決定する、ノックアウト方式での予選が行われた。

 Q1は午後1時10分から20分間。序盤から各車周回を重ね、少しずつタイムを上げていったが、一旦ピットへ向かい、新しいタイヤを装着して残り5分でアタック開始。セッション終了へ向けて次々にタイムが塗り替えられていく中、SUGOでは過去出場した全レースで表彰台に上がるなど得意としており、今大会でも午前中のフリー走行でトップタイムをマークした好調デュバルがここでもトップに立ち、中嶋一貴が3番手で続いた。

 上位14台がQ2へ進出するこのQ1では、安田裕信(KONDO RACING)が15番手。第3戦富士で2位表彰台に上っている平手晃平(P.MU/cerumo・INGING)がセッティングを詰め切れず、16番手でまさかのQ1敗退。17番手嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset)、19番手リチャード・ブラッドレー(KCMG)でグリッドが確定した。

 7分間のQ2では前戦もてぎでポール・トゥ・ウィンを果たした中嶋一貴がトップタイムをマーク。デュバルが2番手、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が3番手と好位置につけた。一方で、平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がコンマ1秒及ばず10番手でQ3進出ならず。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)も11番手でQ2敗退となってしまった。

 最終Q3も7分間のセッション。各車残り5分でコースインし、最後のアタックを繰り広げたが、好走を続けるデュバルが2番手にコンマ2秒差をつけるトップタイムを叩き出し、第3戦富士に続く今季2度目のポールポジションを獲得。ロッテラーが3番手、中嶋一貴が4番手。現時点でのランキング上位4人が予選2列目までを占めた。

 着実にQ3まで進んだ松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)が6番手、国本が7番手につけ、決勝レースに臨むこととなった。

 29日(日)はさわやかな秋晴れとなり、気温22度、路面温度29度と過ごしやすい気候の下、午後3時に68周で争われる決勝レースがスタートした。

 スタートではポールポジションのデュバルがややホイールを空転させながらもポジションを守る一方で、好ダッシュを決めたロッテラーが2位に浮上。

 2周目の1コーナーで、16番手スタートから追い上げを図ろうとしていた平手がスピンしコースアウト。順位を落としながらもコースに復帰した平手だったが、4周目にクラッシュ。セーフティカーが導入された。

 このセーフティカーラン中に中団グループ以降の数台がピットイン。8周目に再スタートが切られたが、そのストレート上でオリベイラと平川が接触。ホイールを破損したオリベイラはまっすぐ1コーナーに突っ込む激しいクラッシュ。再びセーフティカー導入となった。

 このセーフティカーラン中には、デュバル、ロッテラー、中嶋一貴、松田ら上位勢がピットへ。同一チームのためロッテラーのピット作業を待つこととなった中嶋一貴はポジションを落としてしまった。

 このセーフティカーラン中、国本を含む数台がピットに入らずコース上に残り、国本は2位に浮上。デュバルが7位、ロッテラー8位で12周目に再スタート。デュバル、ロッテラー共に徐々に前走車をパスして順位を上げていった。

 27周目、国本同様にコース上に残ったことで順位を上げ、7位を走行していたブラッドレーがクラッシュ。この日3度目のセーフティカー導入となった。

 ここで国本らがピットイン。しかし、それまでに築いていたマージンを活かし、国本は7位でコースへ復帰。デュバルが3位、ロッテラーが4位で32周目に再スタートが切られると、デュバルは前を行く2台を激しく攻め立てたが抜くまでには至らず。

 37周目に首位を争う伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)が接触。伊沢はその場でレースを終え、小暮もこの接触でペナルティを受けることとなり後退。再びデュバルとロッテラーが1-2で首位を争うこととなった。

 56周目、11位走行中の平川が白煙を吹いてコース上にストップ。58周目には前走車をパスすべく激しい追い上げを見せていた中嶋一貴が接触でコースオフ。逆転チャンピオン目指し追い上げていた中嶋一貴だったが、ここでレースを終えることとなってしまった。

 その直後に別のクラッシュが発生し、4度目のセーフティカー導入。レースは残り4周での再スタートとなり、超スプリントでの、デュバルとロッテラーによる手に汗握る首位争いが再開された。

 追うロッテラーは、毎周1コーナー進入でデュバルに並びかけ、2台はサイド・バイ・サイド、テール・トゥ・ノーズの接触寸前バトルを展開。しかし、デュバルは巧みなテクニックで首位を堅守。

 最後まで諦めないロッテラーは、ファイナルラップの最終コーナー立ち上がりからデュバルに食らいつくと、ストレートでのスリップストリームからラインを変え、2台はほぼ並んだままチェッカー。僅か0.041秒差で逃げ切ったデュバルが今季初勝利を飾った。チーム ルマンにとっては、10年ぶりの勝利となった。

 ロッテラーは2位に入り、トヨタエンジンが1-2フィニッシュ。リタイア8台、セーフティカー導入4回という大荒れのレースで、健闘した国本が自身最上位タイとなる4位フィニッシュ。松田は5位。安田が6位に入り、参戦2年目にして初入賞、初のポイント獲得を果たした。

 ランキングではロッテラーが首位を堅守。ロッテラーとランキング2位のデュバルは共に次戦最終戦を欠場することとなるが、逆転タイトル獲得の可能性を残すランキング3位の山本尚貴(TEAM無限)との差は13ポイント。最終戦は2レース制のため、1レースの優勝8ポイント+ポールポジションでの1ポイントで、最大18ポイントが獲得出来るが、山本がどちらかのレースで3位以下、もしくは両レースのポールポジションを獲得せず2位以下でフィニッシュした場合、ロッテラーのチャンピオンが決定する。

KYGNUS SUNOCO Team LeMans 8号車 ドライバー ロイック・デュバル
 朝のフリー走行では、路面コンディションにセッティングが合わなかったが、セッションの終わりにまでに状況を改善することが出来た。しかし、我々のクルマは、タイムは速いがタイヤに厳しく、30周を過ぎた頃からリアが流れオーバーステア症状が強くなってしまった。この難しい状況で迎えたアンドレ(ロッテラー)との終盤のバトルは、これまで日本で経験したフォーミュラのレースの中で一番タフな戦いだった。昨年このチームで参戦する前、1年間フォーミュラでのレースを休んでいたこともあり、慣れることに少し時間を要したが、昨年の後半から調子も上がり、やっと勝つことができた。チャンスを与えてくれたチーム、メーカー、スポンサーに感謝している。
PETRONAS TEAM TOM'S 2号車 ドライバー アンドレ・ロッテラー:
 セーフティカーが入るタイミングで、チームとピットに入るか入らないか無線でやりとりしたが、チームも混乱していて決断を迷ったことで、一度山本(尚貴)選手に先行されポジションを落としてしまった。自分で再びポジションを上げることには成功したが、優勝できる完璧なポテンシャルを持ったクルマだっただけに、2位で終わったことはとても複雑な思いだ。ロイック(デュバル)との終盤のバトルは楽しかったが、前に行くことは叶わず本当に残念だ。シーズン中2戦も欠場しなくてはいけないのに、スーパーフォーミュラへの参戦を許してくれたチームとメーカーに感謝したい。
トヨタモータースポーツニュース
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Japanese F3

JF3:第12,13戦SUGO 中山雄一が両レース完全制覇で今季11勝目! (TOYOTA)

  • コース:スポーツランドSUGO(3.704km)
  • 予選:9月28日(土)晴:ドライ
  • 第12戦決勝:9月28日(土)晴:ドライ
  • 第13戦決勝:9月29日(日)晴:ドライ
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今季11勝目を挙げた中山雄一

 全日本F3選手権の第6大会(第12戦、第13戦)が9月28日(土)と29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。

 今季の同シリーズは、前大会もてぎで9勝目を挙げた中山 雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が4戦を残してシリーズタイトルを決めている。この中山の快進撃を止められるかに注目が集まった。

 今大会は、TOYOTA TOM'S TAZ31エンジン搭載車両が2台出場、F3-Nクラスは参戦車両5台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。

 28日(土)好天の下、午前10時15分より10分間の第12戦予選が行われた。短いセッション故に各車スタート前からピットロードに並び、アタックを開始した。まず中山がトップタイムをマークしたが逆転され、残り3分を切ったところでクラッシュ車両により赤旗中断。そのままセッション終了かと思われたが、残り3分で再開されると、再びコースインし、逆転のトップタイムを叩き出した中山がポールポジションを獲得。

 木曜、金曜の占有走行で2度にわたるクラッシュを喫した勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は、セクター1で中山を上回る走りを見せたがその後のタイムが伸びず、4番手となった。上位4台は全車がコースレコードを更新し、僅か0.1秒内に入る僅差のセッションであった。

 10分間のインターバルの後に行われた第13戦予選では、直前の第12戦予選で最後まで走っていたためにコースインが遅れた中山と勝田だったが、中山が3周目にして第12戦予選のタイムを上回るコースレコードタイムをマークしトップに浮上。このセッションでも終盤クラッシュにより赤旗中断となったが、再開後は誰もタイムを上げることが出来ず、中山は7戦連続でのポールポジション獲得となった。勝田は3番手につけた。

 F3-Nクラスでは、今大会初めてSUGOを走行するナニン・インドラ・パユーング(TOM'S SPIRIT)が、前日の占有走行で激しいクラッシュを喫しながらも第12戦、第13戦共にクラス2番手グリッドを確保した。

 予選の後、午後2時50分に第12戦の決勝(18周)がスタート。順位変動のないクリアなスタートが切られると、ポールポジションの中山は後続を引き離し、6周目にはその差は5秒まで広がった。

 しかし、8周目の最終コーナーで勝田がクラッシュ。セーフティカーが導入され、マージンは帳消しに。再スタート後は後続の追撃を受けることとなった中山だったが、逃げ切り、トップでチェッカー。今季10勝目を挙げた。

 F3-Nクラスではセーフティカーランからの再スタートで2位につけていたパユーングが逆転を狙い並びかけたが、惜しくもかわすまでには至らず。パユーングは2位でフィニッシュ。F3-Nクラスは高星 明誠(NDDP RACING)のタイトルが確定した。

 29日(日)は空に雲がかかってはいたもののドライコンディションで午後1時5分に第13戦決勝(25周)がスタート。前日、この週末3度目のクラッシュを喫した勝田は大事を取って今レースは欠場となった。

 ポールポジションの中山は危なげなくスタートを決め、14周目には8秒以上もの大差をつけて独走態勢となったが、後半に入るとタイヤの摩耗によりペースが落ち、後続との差を詰められることに。しかし、大きなマージンを活かし、3.5秒差で逃げ切り、今季11勝目を挙げた。中山はこれで5戦連続でのポール・トゥ・ウィン、ファステストラップ獲得の完全勝利となった。

 F3-Nクラスでは、ポールポジションの高星がスタータートラブルによりピットスタートとなったため、パユーングがトップスタートとなったが、スタートでかわされ、2位に後退。しかし、2周目の1コーナーで首位を奪還したパユーングは、後続との差を広げていき、最後は20秒もの大差をつけてトップチェッカー。今季3勝目を挙げた。

トヨタモータースポーツニュース
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SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO決勝トップ3会見

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優勝 #8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)
sf_r06_r_pc-duval  「朝のセッションでは満足できるレベルまでマシンを仕上げることができました。ただ、1周のラップタイムは速いのですが、タイヤには少し負担がかかっていたようで、決勝は30周過ぎからコントロールするのがかなり難しい状態でした。それもあって、レース終盤、トップの小暮選手を捕らえるのは難しいと思っていましたが、ラッキーな形でトップに立つことができました。終盤のアンドレとのバトルもタイヤが厳しくて本当にタフな戦いでした。これまでのトップフォーミュラのなかでも1番厳しいレースだったと言えると思います。今年最後のフォーミュラレースで勝てて本当に嬉しいです。チームの苦労もようやく報われました。」
決勝2位 #2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)
sf_r06_r_pc-lotterer  「マシンはとても良い仕上がりでしたし、スタートでは山本選手をパスして2位に上がれ順調な滑り出しでした。SCランのピットインではトップに出るチャンスもありましたが、チームとのコミュニケーションがうまくいかず、ピットインの判断が少し遅くなってしまいました。再スタート後は燃料をセーブする必要があったので、小暮選手に逃げられる形になってしまいました。最後のロイックとのバトルでは、ロイックはタイヤがきつそうだったので、ボクの方が有利なはずだったのに……。でも、フェアで楽しいバトルでした。最終戦は欠場ですが、山本選手が良いレースをしないように祈ってます(笑)。」
決勝3位 #16山本尚貴(チーム無限)
sf_r06_r_pc-yamamoto  「スタートはまずまずだったのですが、ロイックに先行されてしまいました。最後のSCラン後の再スタートはチャンスと思っていましたが、思っていたよりタイヤが温まっていなくて危うくコースアウトするところでした。でもマシンの調子もよく2人に大きく遅れずに走れたことは収穫です。負けたのは悔しいですが、今までのレースと比べると今回は2人に一番近づけたように思います。チャンピオンシップを考えると3位で終われたのは良かったです。」
優勝監督 土沼廣芳(キグナス・スノコ・チームルマン)
sf_r06_r_pc-donuma  「スポンサーをはじめ、ご支援、ご協力、応援いただいた皆様、そしてチームに10年振りの優勝をもたらしてくれたロイックに感謝したいと思います。」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
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SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO決勝 大波乱のレースを制しデュバル優勝

 9月29日、全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦の決勝が、秋晴れのスポーツランドSUGOで行われた。天候とは裏腹に、レースは4回のセーフティカーラン、トップの接触、そしてペナルティによるトップ陥落という大荒れの展開となった。
 この大混乱のレースを制したのは、ポールポジションスタートの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)。ポイントリーダーの#2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)と荒れたレースを締めくくる好バトル見せ、僅差でロッテラーを抑えて今季初優勝。チームに10年振りの勝利をもたらした。

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 波乱の予兆はスタートからあった。インディカーレース優勝を手土産にスポット参戦した8番グリッドの#15佐藤琢磨(チーム無限)が動けず。後続のマシンは右に左にかわし、かろうじてアクシデントを免れた。
 しかし、ほっとしたのも束の間、3周目に13位を走行していた#38平手晃平(P.MUセルモ・インギング)がSPコーナーでクラッシュ。マシンの回収作業の間SCラン(1回目)となる。ここで12番手スタートの#40伊沢拓也(ドコモ・チームダンディライアンレーシング)をはじめ後方スタートの3台が賭けに出てピットインを敢行した。

 8周目に入ったところで再スタート。しかし、この1コーナーで#19J.P.オリベイラ(レノボ・チームインパル)がクラッシュ。再度SCラン(2回目)となった。残り周回数を考えると燃料が持つギリギリのタイミングだったが、#8デュバル、#2ロッテラー、#16山本尚貴(チーム無限)をはじめ、上位陣のほとんどがここがチャンスと見てピットに滑り込んだ。

 逆に、燃料が持たないと判断して走行を続けたのは、#32小暮卓史(ナカジマレーシング)、#39国本雄資(P.MUセルモ・インギング)、#31中嶋大祐(ナカジマレーシング)の3台。12周目の再スタートからは、この3台がレースをリードすることになる。特に#32小暮の速さは別格で1周0.6から0.8秒ずつ2位以下を離していく。

 しかし、ピットインしなければならない3台はいずれ順位を落とす……そう見られていたが、運は#32小暮に味方した。27周目、今度は#18リチャード・ブラッドレー(KCMG)が最終コーナー手前でクラッシュ。早くも本日3回目のSCランとなった。このチャンスに上位3台はすかさずピットイン。
 大きなマージンを築いていた#32小暮は2位で隊列に復帰し、運も味方につけてここまでは順調に事が進んだ。ところが、再スタート後の37周目1コーナーで、ペースが上がらず再三のアタックを抑えられていたトップ#40伊沢のリアタイヤに#32小暮のフロントタイヤが接触。#40伊沢ははじかれるようにコースアウト。そのままリタイヤとなってしまった。この接触を巡っては審査委員会もジャッジに迷ったようだが、長い審査の末危険行為と判断され、50周目に#32小暮に10秒ストップのペナルティが提示された。

 勝利を確信していた#32小暮にとっては無念のペナルティだったが、ジャッジには従うしかなく、優勝の権利は2位争いを繰り広げていた#8デュバルと#2ロッテラーの手に移ることになった。

 ここから繰り広げられた2人のバトルは、観客、関係者を唸らせる見ごたえのあるものだった。58周目に#10塚越広大(HPリアルレーシング)がクラッシュして、4度目のSCランから超スプリントレースとなった残り4周では、ドライバー自身も「フェアで楽しいバトルだった」と言うように、1コーナーでタイヤを絡ませるように並走するなど、これぞレーシングバトルといえるものだった。

 ゴールラインでは、最後の逆転にかけた#2ロッテラーが横に並ぶが僅かに届かず、#8デュバルが嬉しい今季初優勝。この優勝は意外にも名門チーム・ルマンにとって、10年ぶりという勝利だった。3位には終始堅実な走りを見せた#16山本が入った。

 これで、チャンピオン争いは最終戦(鈴鹿)に持ち越されることになったが、シリーズ1・2位のロッテラーとデュバルは、同日に上海で開催されるWEC(世界耐久選手権)のため最終戦を欠場することが決まっており、シリーズ3位の山本は大逆転を期して最終戦に臨むことになった。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGO決勝結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/29) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
1 8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans TOYOTA RV8K 68 1:37'08.879
2 2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM'S TOYOTA RV8K 68 0.041
3 16 山本 尚貴 TEAM 無限 HONDA HR12E 68 2.520
4 39 国本 雄資 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA RV8K 68 4.640
5 20 松田 次生 Lenovo TEAM IMPUL TOYOTA RV8K 68 5.224
6 3 安田 裕信 KONDO RACING TOYOTA RV8K 68 9.103
7 31 中嶋 大祐 NAKAJIMA RACING HONDA HR12E 68 9.809
8 *32 小暮 卓史 NAKAJIMA RACING HONDA HR12E 68 9.954
9 62 嵯峨 宏紀 TOCHIGI Le Beausset Motorsports TOYOTA RV8K 68 10.924
10 41 武藤 英紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA HR12E 68 11.792
11 15 佐藤 琢磨 TEAM 無限 HONDA HR12E 66 2Laps
---- 以上規定周回(61 Laps)完走 ----
- 10 塚越 広大 HP REAL RACING HONDA HR12E 57 11Laps
- 1 中嶋 一貴 PETRONAS TEAM TOM'S TOYOTA RV8K 57 11Laps
- 7 平川 亮 KYGNUS SUNOCO Team LeMans TOYOTA RV8K 55 13Laps
- 11 中山 友貴 HP REAL RACING HONDA HR12E 52 16Laps
- 40 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA HR12E 36 32Laps
- 18 リチャード・ブラッドレー KCMG TOYOTA RV8K 25 43Laps
- 19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ Lenovo TEAM IMPUL TOYOTA RV8K 7 61Laps
- 38 平手 晃平 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA RV8K 2 66Laps
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING) 1'08.633 (39/68) 194.299km/h
  • CarNo.32は、2013年全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第28条12.2)違反(危険なドライブ行為)により、10秒間のペナルティストップを課した。
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Japanese F3

JF3:第13戦SUGO決勝トップ3会見

優勝 #36中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)
f3_r13_r_pc-nakayama  「ポールポジションからうまくスタートを決め後続を離すことができましたが、途中5秒ほどマージンを築いた頃から、フロントタイヤに振動が出て、この症状が徐々に酷くなってしまいました。あと数周あったら危なかったかもしれません。でも、連勝でき、この週末はうまく組み立てることができ、良い流れを作れました。次回もこの感じでいきたいと思います。」
決勝2位 #2野尻智紀(TODA FIGHTEX)
f3_r13_r_pc-nojiri  「昨日のレースはクラッシュしてしまい、チームに迷惑をかけてしまいました。スタートはクラッチミートに失敗してエンストしかけました。でも、スタート前にフロントウィングをアジャストしたのがうまくいって、タイヤマネジメントに気を配りながらいいペースで走ることができました。後半トップの中山選手を追い詰めることはできましたが、逆転できず悔しいです。でも、次戦に向けて可能性を感じることができました。」
決勝3位 #7松下信治(HFDP RACING F312)
f3_r13_r_pc-matsushita  「長く感じた25周でした。ペースは悪くなく、途中までは野尻選手を捕らえられるかと思っていましたが、タイヤが厳しくなって逆に差を開かれてしまいました。タイヤマネジメントが課題です。このレースウィークは木曜日の走り始めにクラッシュし、出遅れてしまいましたが、3位表彰台を得るまで挽回できたのは良かったです。今シーズンは3位が最高位なので残るレースではこれを更新したいと思います。」
Nクラス優勝 #38Nanin iNdra-Payoong(PIT SPIRIT F307)
f3_r13_r_pc-nanin  「またスタートで小泉選手に前に出られてしまいました。でも、高星選手がピットスタートだったのはラッキーでした。単独トップになってからは、タイヤマネジメントのこととSCランにはならないように願っていました。残りも1つは勝ちたいと思います。菅生はハイポイント、SPコーナーが難しく、セッティングもここがポイントだと感じました。」
Nクラス決勝2位 #23高星明誠(S Road NDDP F3)
f3_r13_r_pc-takaboshi  「フォーメイションでスターターが回らず、グリッドに並べなかったのは悔しかったです。気持ちを切り替えて1コーナーにパッシングの的を絞って集中して走りました。ナニン選手に追いつきたかったのですが、見える位置まで追い上げることはできませんでした。でも、ピットスタートということを考えれば、納得できる内容でした。」
Nクラス決勝3位 #6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
f3_r13_r_pc-koizumi  「スタートは高星選手がいなくて前が空いたのでバッチリ決まりました。ナニン選手が来るのはわかっていましたので、抜かれてからはなるべく離されないようにと思っていましたが、相手のペースが予想より速かったです。高星選手ももっと早いうちに追いついてくると思っていましたが、最後尾からの追い上げは大変だったんでしょう。思ったより来るのが遅かったですね。昨日はアンダーステア、今日はオーバーステアで、ストレートスピードが伸びずに苦労しました。これは来年菅生を走るときの改善点です。シーズン残りも全力で勝つことを目標にします。」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第13戦SUGO決勝 中山雄一が今季11勝目、ナニン・インドラ・パユーングはNクラス3勝目

 全日本F3選手権第13戦は29日、宮城県のスポーツランドSUGOで25周の決勝レースを行い、中山雄一(トムス)が昨日に続き連勝した。

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 フォーメーションラップは13時5分にスタート。曇り空でほぼ無風、温かく穏やかな気候での決勝を向かえた。昨日の第12戦のクラッシュで首を痛めた勝田貴元(トムス)はドクターストップがかかりこのレースを欠場。昨日チャンピンを決めたばかりの高星明誠(NDDP)はスターターのトラブルでエンジンがかからず、ピットスタート。10台がグリッドに着いた。

 スタートを制しトップで1コーナーに飛び込んだのは中山雄一(トムス)。2位に野尻智紀(戸田)、3位に松下信治(HFDP)、4位に千代勝正(B-MAX)、5位清原章太(HFDP)と予選順位通りにレースは始まった。

 中山は序盤からハイペースで2位以下を引き離し独走態勢を築く。レース中盤に2位以下を8秒ほど離したところでペースをコントロール。最終的には3秒5差で今季11勝目を飾った。

 2位でレースを始めた野尻は、中山との差は開くばかり。しかし、3位以下に追い詰められることもなく、そのままの順位でゴールした。

 3位松下は終始、4位の千代を背後に従えたの走行となったが、ここSUGOでは抜き所も少なく、ポジションを守って3位表彰台をものにした。

 Nクラスは、高星がピットスタート。ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)がスタートをミスしたため、小泉洋史(ハナシマ)のリードでレースは始まる。しかし、2周目の1コーナーでパユーングがインから小泉をかわすと、その差を広げ独走でのクラス優勝を飾った。

 ピットスタートの高星は、チャンピオンの意地を見せ、9周目にクラス4位のドラゴンを、11周目の1コーナーで同3位の湯澤を、14周目の同所では同2位の小泉をかわし、2位でのチェッカーを向かえた。3位には小泉が入った。

 第14戦、第15戦は10月19、29日、富士スピードウェイでWECのサポートレースとして開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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JF3:第13戦SUGO決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2013/09/29) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
1*36中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ312532'06.470
22野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F301253.596
3*7松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D256.593
450千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301257.202
58清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D2511.155
638Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE2539.242
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE2559.274
86N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE241 Lap 
930NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE241 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 ----
-11N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1510 Laps
-13吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301124 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'15.566 (3/25) 176.473km/h
  • CarNo.36は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の減速義務違反)により、訓戒のペナルティを課した。

  • CarNo.7は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の減速義務違反)により、訓戒のペナルティを課した。

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SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフリー走行2回目 PPデュバルがトップタイム

 決勝日朝、午前9時15分から30分間行われたフリー走行は、ポールポジションの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)がトップタイムをマーク。#31中嶋大祐(ナカジマレーシング)が続いた。予選2位の#16山本尚貴(チーム無限)は16位に沈み、フロントローに並ぶ2人が明暗を分けた。

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 朝のサーキット上空はやや雲が多いものの、秋の気配が漂う絶好のレース日和だ。6時間後の決勝に向け、各チームは決勝セッティングを施したマシンをコースに送り出す。

 序盤は各マシンともセッティングを確認しながらの走行となったが、ここで一人気を吐いたのが予選でブービー(18位)に沈んだ#11中山友貴(HPリアルレーシング)。予選タイムに匹敵する叩き出し意地を見せた。しかし、これは決勝を見据えての走行ではなく、かなりマシンを軽くしてのアタックのようだ。

 序盤から終盤まで常に安定したタイムをマークしたのが、#31中嶋大祐、#32小暮卓史のナカジマレーシングコンビ。最終的に3位と5位で走行を終え、決勝に向け仕上がりの良さを窺わせた。

 逆に最後までもがき苦しんでいたのが、チーム無限の2台。予選でQ3に進出した#15佐藤琢磨は、時にコースから飛び出すほど攻め込んだもののタイムには繋がらず13位。予選でフロントローを得た#16山本尚貴に至ってはゼッケンと同じ16位と全くいいところなくフリー走行を終え、決勝に不安を残した。

 現在シリーズ2位、ポールポジションの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)は残り2分でトップタイムを叩き出し余裕を感じさせた。ポイントリーダーでチャンピオン最右翼の#2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)も4位と好調。決勝ではチャンピオンを争う2人の戦いも注目だ。

 決勝は、午後3時スタート。68周で争われる。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
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SF:第6戦SUGOフリー走行2回目結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/29) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'08.049--195.97
231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'08.1760.1270.127195.60
311中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'08.2270.1780.051195.46
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.2400.1910.013195.42
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'08.4190.3700.179194.91
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.5340.4850.115194.58
71中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.6760.6270.142194.18
820松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.7740.7250.098193.90
962嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'08.7840.7350.010193.87
1039国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'08.8750.8260.091193.62
117平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'08.9400.8910.065193.43
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'08.9650.9160.025193.36
1315佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'08.9980.9490.033193.27
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'09.0150.9660.017193.22
1516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'09.0511.0020.036193.12
1610塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'09.0841.0350.033193.03
1738平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'09.1951.1460.111192.72
183安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'09.3431.2940.148192.31
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'09.9101.8610.567190.75
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

JF3:第12戦SUGO決勝トップ3会見

優勝 #36中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)
f3_r12_r_pc-nakayama  「予選は#2野尻選手に先にタイム出されたりしましたが、2戦ともポールポジションが獲れて良かったです。 決勝は1周目のペースが非常に良かったので、序盤から2位以下を離すことができました。ただ、チームメイトの#37勝田選手がクラッシュしSCランになった後は、少しペースが落ちてしまいました。でも、監督から無線で「しっかりタイミングを計るように」という指示どおり、再スタートはうまくいって逃げ切ることができました。明日もトップでゴールに帰ってこれるよう頑張ります」
決勝2位 #50千代勝正(B-MAX・F312)
f3_r12_r_pc-chiyo  「スタートで前に出られなかったので、前半は#2野尻選手に抑えられてペースを上げることができませんでした。SCランの後はペースも良くなり、#2野尻選手がクラッシュした後は、トップの#36中山選手との差も詰めることができました。でも、抜くまでには至らず、これで3戦連続2位です。なかなか優勝には届きませんね。明日も最後まで諦めずにいきます」
決勝3位 #7松下信治(HFDP RACING F312)
 (体調不良のため、記者会見を欠席)
Nクラス優勝 #23高星明誠(S Road NDDP F3)
f3_r12_r_pc-takaboshi  「菅生は初めてですが、予選からうまくいったと思います。決勝もスタートが決まっていいペースで走れていましたが、SCラン後にちょっと#38ナニン選手にプッシュされてしまいました。でも、タイヤが温まった後は離すことができました。  勝ってチャンピオンを決めたいと思っていたので、ほっとしています。残りも全部勝てるように頑張ります」
Nクラス決勝2位 #38Nanin iNdra-Payoong(PIT SPIRIT F307)
f3_r12_r_pc-nanin  「毎回ベテランの#6小泉選手とバトルになります。いい勉強になっています。チャンピオンは決まってしまいましたが、残るレースは勝ちを狙っていきたいと思います。昨日は練習走行でクラッシュしてしまいマシンも大きなダメージを負いましたが、チームが完璧に直してくれました。おかげで、初めての菅生でしたが思い切り走ることができました」
Nクラス決勝3位 #6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
f3_r12_r_pc-koizumi  「今回は木曜日から走ることができましたが、どうもリズムが良くなくて最初はタイムが全然出ませんでした。でも、予選までには修正できて何とかいつもの位置からスタートすることができました。  決勝では、#38ナニン選手がいつものとおりスタートをミスってくれたので(笑)、前に出ることができ楽しいフェアなバトルができました。菅生はチャレンジングなコースですが、今日もクラッシュがあったように、ライン外すと危ないですね。残り3戦では一度くらい#23高星選手をギャフンと言わせたいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第12戦SUGO決勝 中山雄一が今季10勝目、Nクラスは高星明誠が優勝してチャンピオンを決める

 全日本F3選手権第12戦は28日、スポーツランドSUGOで18周の決勝レースを行い、中山雄一(トムス)が26分25秒441で今季10勝目を飾った。

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 スリッピーな路面がドライバーを苦しめる。7周目のSPコーナーではドラゴン(B-MAX)がコースアウト。8周目の最終コーナーでは4位の勝田貴元(トムス)が激しくクラッシュし、セーフティーカー(SC)が導入される原因を作ると、再開後の13周目には今度は2位を走る野尻智紀(戸田)も同所でコースアウトした。

 レースは14時50分にフォーメーションラップを開始。トップで1コーナーに飛び込んだのは中山。中山は、後続を引き離し独走態勢を築く。SC後のリスタートで、野尻のリタイアにより2位に上がった千代勝正(B-MAX)に迫られるが、落ち着いたレース運びで一度もトップを譲ることなくポールトゥウィンを飾った。

 2位には千代が入り、勝田、野尻がリタイアしたため松下信治(HFDP)3位でレースを終えた。なお、松下は体調不良で医務室に運ばれ、表彰式と記者会見を欠席した。

 Nクラスは高星明誠(NDDP)がトップでレースをスタート。クラス2位には、ナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)をかわした小泉洋史(ハナシマ)が上がったが、7周目の1コーナーでアウトから小泉をかわしたパユーングが2位に復帰。SC後もこの順位に変動はなく、高星が優勝。高星はNクラスのチャンピオンも決めた。

 第13戦決勝は明日29日、13時5分より25周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第12戦SUGO決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 12 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311826'25.441
250千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301180.872
37松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D182.777
48清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D184.188
523N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1814.372
638Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1816.215
76N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1820.850
811N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1821.506
913吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011835.739
---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ----
-2野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F301126 Laps
-37勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31711 Laps
-30NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE612 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'14.840 (4/18) 178.184km/h
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SF: 第6戦SUGO公式予選記者会見 トップ3選手のコメント

ロイック・デュバル(ルマン)
sf_r06_q_pc-duval  「朝のフリー走行は、路面のコンディションが悪くて、みんな苦しんでいたと思います。セッションの最後でニュータイヤを履いたときは、クルマの状況が良くてトップタイムを出すことができました。午後の予選は走りはじめたらセットアップに自信が持てなくて、それでもタイムは出たんですが、Q1、Q2、Q3でクルマのセットアップをアジャストしました。基本的にクルマは安定していて、タイムを出すことができました。他のドライバーは少しミスをしたようで、ポールポジションを取ることができ、チームのためにもよかったです。アンドレが最後に3番手に戻ってこられたのもよかったです」
山本尚貴(無限)
sf_r06_q_pc-yamamoto  「今回もチームがいいクルマを用意してくれました。朝のフリー走行から綱渡りをしているような感覚でした。コースがすごくダスティーで、通れるラインが1本しかないような中での予選でしね。だからといって守ってしまうと、タイムが顕著に落ちてしまうので、責めないといけないんですが、ミスもできないので、これまでになく緊迫した予選だったなと感じています。Q3では細かいミスもあったんですが、失敗しても8番手なので、悔いの残らないように思いっきりアタックして、2番手まで上がることができたのは良かったと思いますが、ロイック選手に負けたのはすごく悔しいです。あした挽回できるようにがんばります」
アンドレ・ロッテラー(トムス)
sf_r06_q_pc-lotterer  「朝のフリー走行は、コースがほこりっぽくて苦労しましたが、最後にニュータイヤを履いたときにはタイムがでました。午後の予選は、セットアップで苦しんで、オーバーステアが出てたのでセットアップを変えていきました。Q3はだいぶましになって、うまくタイムを出すことができ3番手に戻って来られましたが、まだ最終コーナーとハイポイントコーナーではリアが安定していない感じした。3番手でチャンピオンシップを争うロイック選手と山本選手が近いところにいるので、あしたはいいレースができるんじゃないかと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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SF:第6戦SUGO公式予選 ロイック・デュバルが今季2度目のポールポジション

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がポールポジションを獲得した。

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 公式予選は13時10分にスタート。Q1が20分で上位14台が7分間のQ2に進出。最後のQ3はQ2のトップ8台で7分間で争われた。

 Q1でトップに立ったのは1分6秒271でロイック・デュバル(キグナス・スノコ)。デュバルはQ2でトップを中嶋一貴(トムス)に譲るものの、Q3では再び1分6秒141を出し、ポールポジションをものにした。

 山本尚貴(無限)Q1をデュバルに続き2位で通過。しかしQ2でアタック中にSPコーナーでコースアウト。万事休すと思われたが、再度のアタックでなんとか最下位の8位で通過。Q3では勢いを取り戻し、2位に食い込んでみせた。

 現在ポイントリーダのアンドレ・ロッテラー(トムス)は、Q1を6位、Q2を4位と徐々にポジションアップし、Q3を3位で締めくくった。

 中嶋一貴はQ2で1分6秒128とこの予選セッションを通しての最速タイムを記録しトップに立つが、Q3ではタイムが伸びず、4位で予選を終えた。

 Q3では、5位に小暮卓史(ナカジマ)、6位に松田次生(インパル)、7位に国本雄資(セルモ・インギング)、8位に佐藤琢磨(無限)が入っている。

 決勝レースは明日15時より68ラップで行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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SF:第6戦SUGO公式予選総合結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.2711'06.2181'06.141
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.3421'06.7011'06.343
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.7761'06.4561'06.368
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4771'06.1281'06.414
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4561'06.4671'06.460
620松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.8881'06.6291'06.724
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.6981'06.3381'06.831
815佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'07.0971'06.5901'07.067
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'07.0911'06.762
107平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.3101'06.800
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'07.2211'06.984
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.1141'07.136
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.2531'07.166
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.6131'07.869
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'07.620
1638平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'07.679
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'07.821
1811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'08.233
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'08.617
---- 以上基準タイム(1'11.001)予選通過 ----
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.141--201.62
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.3430.2020.202201.01
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.3680.2270.025200.93
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4140.2730.046200.79
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4600.3190.046200.65
620松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.7240.5830.264199.86
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.8310.6900.107199.54
815佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'07.0670.9260.236198.84
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843
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SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.128--201.66
28ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.2180.0900.090201.39
339国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.3380.2100.120201.02
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4560.3280.118200.66
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4670.3390.011200.63
615佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'06.5900.4620.123200.26
720松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.6290.5010.039200.14
816山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.7010.5730.072199.93
---- 以上Q3進出 ----
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.7620.6340.061199.74
107平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.8000.6720.038199.63
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.9840.8560.184199.08
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.1361.0080.152198.63
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.1661.0380.030198.54
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.8691.7410.703196.49
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843
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SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'06.271--201.22
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'06.3420.0710.071201.01
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'06.4560.1850.114200.66
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.4770.2060.021200.60
539国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'06.6980.4270.221199.94
62アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'06.7760.5050.078199.70
720松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'06.8880.6170.112199.37
831中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'07.0910.8200.203198.76
915佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'07.0970.8260.006198.75
1040伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.1140.8430.017198.70
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'07.2210.9500.107198.38
1210塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'07.2530.9820.032198.29
137平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.3101.0390.057198.12
1441武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'07.6131.3420.303197.23
---- 以上Q2進出 ----
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'07.6201.3490.007197.21
1638平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'07.6791.4080.059197.04
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'07.8211.5500.142196.63
1811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'08.2331.9620.412195.44
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'08.6172.3460.384194.34
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'10.9104.6392.293188.06
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843
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Japanese F3

JF3:第13戦SUGO公式予選 中山雄一が連続ポールポジション

 全日本F3選手権第13戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得した。

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 第12戦に引き続き第13戦の公式予選が10時45分より行われた。ここでも野尻智紀(戸田)が一時は予選をリードする1分13秒835でトップに立つが、中山雄一(トムス)が第12戦で自身がたたき出したコースレコードを更新する1分13秒654でこれを逆転しトップに。

 ここで再び湯澤翔平(ノバ)がSPコーナーでコースアウトしたため赤旗中断。しかし、11時から残り3分で再開された予選も、トップ集団のタイムは更新されず、中山の2戦連続ポールポジションが確定した。

 2位にはここでも野尻が入り、3位には勝田貴元(トムス)が上がった。4位松下信治(HFDP)、5位千代勝正(B-MAX)、6位清原章太(HFDP)と続いた。

 Nクラスも高星明誠(NDDP)が2戦連続ポールポジション。クラス2位にナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)、同3位に小泉洋史(ハナシマ)が入った。

 決勝レースは明日29日、13時5分より25周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第12戦SUGO公式予選 中山雄一がポールポジション

 全日本F3選手権第12戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得した。

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 公式予選は10時15分より始まる。

 まずは中山雄一(トムス)が1分14秒316でトップに立つと、そのタイムをコースレコードを更新する1分13秒800まで短縮。しかし、野尻智紀(戸田)が1分13秒716を出し、トップに立ったところで、吉田基吉(B-MAX)が3コーナーでコースアウト。赤旗が提示され予選が中断した。

 予選は10時32分より残り3分間で再開。ここで中山は1分13秒694とさらにタイムアップし、野尻を逆転。ポールポジションを決めた。

 2位には野尻が入り、3位は千代勝正(B-MAX)、4位に勝田貴元(トムス)、5位に松下信治(HFDP)、6位に清原章太(同)と続いた。

 Nクラスは高星明誠(NDDP)がクラス2位のナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)を1秒近く上回る1分16秒193でポールポジションを決めた。同3位に小泉洋史(ハナシマ)が入った。

 決勝レースは本日28日、14時50分より18周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

SF:第6戦SUGOフリー走行1回目 ロイック・デュバルがトップタイム、2位にアンドレ・ロッテラーとWEC勢が1-2

 全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第6戦は28日、宮城県のスポーツランドSUGOで開幕。公式予選前に行われた午前のフリー走行では、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がコースレコードに迫る1分5秒889を記録し、トップに立った。

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 スポーツランドSUGOは朝から快晴。さわやかな秋晴れの下、9時より1時間のフリー走行が行われた。

 このレースから、開幕戦にスポット参戦したインディーカーシリーズに参戦する佐藤琢磨(無限)が復帰。小林崇志に代わって15号車をドライブする。

 開始から中盤までトップは目まぐるしく代わる。塚越広大(リアル)、アンドレ・ロッテラー(トムス)、山本尚貴(無限)、小暮卓史(ナカジマ)、松田次生(インパル)とリーダーに顔を出すが、中盤過ぎからはただ一人1分7秒を切る1分6秒902を出したロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップに君臨。

 残り5分を切ったあたりから、予選シミュレーションが始まり、各車ウォームアップに2周を費やしタイムアタックに入る。

 ここでもやはりトップタイムは記録したのはデュバル。1分5秒889とコースレコード1分5秒843に迫るタイムでこのセッションをトップで締めくくり、好調さをアピールした。

 2位にはデュバルから0秒157差でロッテラー。3位に入った小暮がトップから0秒523差と、外国人2人の速さが際立つセッションとなった。

 4位には中嶋一貴(トムス)、5位に松田、6位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)と続いた。佐藤は9位でこのセッションを終えた。

 公式予選は13時10分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第13戦SUGO公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.654--181.05
22野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3011'13.8350.1810.181180.61
337勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311'13.9630.3090.128180.30
47松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'14.1200.4660.157179.92
550千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'14.3020.6480.182179.47
68清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'15.0001.3460.698177.80
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.1682.5141.168175.08
838Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.8063.1520.638173.62
96N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.9793.3250.173173.23
1030NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.4993.8450.520172.07
1111N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.9584.3040.459171.06
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'21.1997.5453.241164.23
-13吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301ansence---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'13.694)を更新した。

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Japanese F3

JF3:第12戦SUGO公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 12 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.694--180.96
22野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F301R1'13.7160.0220.022180.90
350千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301R1'13.7300.0360.014180.87
437勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'13.7910.0970.061180.72
57松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'14.4770.7830.686179.05
68清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'15.1201.4260.643177.52
723N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'16.1932.4991.073175.02
838Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.0653.3710.872173.04
96N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.4363.7420.371172.21
1011N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.7154.0210.279171.59
1130NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'17.8224.1280.107171.36
1213吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'18.0314.3370.209170.90
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'21.0847.3903.053164.46
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'14.157)を更新した。
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