2018オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT 300kmレース」の決勝が9月16日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)がポール・トゥ・ウィンを達成。#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)が2位で続き、ホンダNSX-GTが1-2フィニッシュを遂げた。GT300クラスもポールポジションの#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が終始安定した速さをみせ、今季2度目の完走で初勝利をものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日12,900人/決勝日28,500人/大会総入場者数41,400人)
第6戦決勝は午後2時より81周で行われた。雨が降ったり止んだりを繰り返した予選日とうって変わり、決勝日は朝から爽やかな秋晴れに恵まれた。
ポールポジションからスタートした100号車はこれまで後半を担当していた山本がスタートドライバーを務め、序盤トップを快走するが、予選3位からスタートした#12ヤン・マーデンボロー(カルソニックIMPUL GT-R)が19周めのレインボーコーナーで#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)を捉えて2位に浮上すると、23周めの1コーナーで山本のインをつき、トップに浮上してきた。
しかし100号車は34周めにやや早めのピット作業を敢行、公判を担当したバトンが38周めにピット作業を行った#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)をレインボーコーナーで捉えてトップを奪い返した。
タイヤに熱が入るのを待って追撃に取り掛かった佐々木だったが、攻めすぎた結果45周めの最終コーナーで痛恨のオーバーラン、この際にラジエターグリルとブレーキダクトに芝生を吸い込んだため、以降の周回ではオーバーヒート症状とブレーキの不調に見舞われることになる。
するとその後方から#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が一気に近づき、57周めの1コーナーで佐々木のインに飛び込んで2位を奪い返した。
レースはその後、SPコーナーで#96新田守男(K-tunes RC F GT3)に追突された#31平手晃平(TOYOTA PRIUS apr GT)がクラッシュバリアに突っ込んだため、70周めからセーフティーカーが導入されるが、バトンは落ち着いてリスタートを決め、最後まで野尻を押さえきってスーパーGT初優勝を達成。チーム国光にとってもこれは2015年9月の第6戦SUGO以来の勝利となった。
また#1平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)がリタイヤ、#36中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)が12位に終わったため、シリーズポイントにおいても山本/バトン組がトップに浮上した。
2位には#8ARTA NSX-GTが続き、ホンダNSX-GTは今回から採用されたプラス10kgの性能調整(BOP)を物ともせずに1-2フィニッシュを遂げた。
GT300クラスは、クラスPPスタートの#61SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝組)の山内がスタートから2位以下を確実に引き離し、14秒の貯金を築いて井口にバトンタッチ。井口はさらにその差を開く盤石のレース運びを見せた。終盤、シリーズ2位につけていた#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/平手晃平組)が他車に接触されクラッシュ。セーフティカーが導入されるという場面はあったものの、山内は再スタート後も危なげない走りで逃げ切った。
2位はトップには届かなかったものの、こちらも安定した走りで序盤からその座を守り続けた#10GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹組)が入った。3位争いは、終盤のセーフティカー導入で大混戦となったが、8番グリッドから着実に順位を上げてきた#0グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也組)が100分の5秒差で制した。
GT300クラスのチャンピオン争いは、トップの#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー組)が10位、+1ポイントに終わったが、上位陣で大きくポイントを伸ばした者がなくその座を守っている。ただ、トップから10ポイント以内に8人(4チーム)、20ポイント以内には15人(8チーム)がひしめき、その行方は一層混沌としてきた。
次戦の舞台は九州のオートポリス。10月21日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Shigeru KITAMICHI
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/16) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 100 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 80 | 81 | 1:52'08.765 |
| 2 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 68 | 81 | 0.562 |
| 3 | 12 | 佐々木 大樹 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 36 | 81 | 1.350 |
| 4 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 16 | 81 | 1.693 |
| 5 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 60 | 81 | 3.304 |
| 6 | 24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 高星 明誠 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 26 | 81 | 5.188 |
| 7 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 70 | 81 | 5.579 |
| 8 | 3 | 本山 哲 千代 勝正 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 18 | 81 | 6.772 |
| 9 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 76 | 81 | 10.304 |
| 10 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 小林 可夢偉 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 70 | 81 | 11.674 |
| 11 | *6 | 大嶋 和也 フェリックス・ローゼンクヴィスト | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 68 | 81 | 44.424 |
| 12 | *36 | 中嶋 一貴 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 80 | 81 | 57.033 |
| 13 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 77 | 4Laps |
| 14 | 1 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 94 | 76 | 5Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 56Laps)完走 ---- |
| - | *19 | 国本 雄資 山下 健太 | WedsSport ADVAN LC500 NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 30 | 63 | 18Laps |
- Fastest Lap: CarNo.38 石浦 宏明(ZENT CERUMO LC500) 1'13.598
- CarNo.19はリタイア届を受理したため未完走とした。
- CarNo.36(関口雄飛)は、SpR.13 1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.6(大嶋和也)は、SpR.13 1.a.b(危険なドライブ行為)により、決勝結果に37秒を加算した。
■GT300クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/16) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 76 | 1:53'01.934 |
| 2 | 10 | 星野 一樹 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 10 | 76 | 6.302 |
| 3 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 68 | 76 | 18.117 |
| 4 | 34 | 道上 龍 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 10 | 76 | 18.174 |
| 5 | 88 | 平峰 一貴 マルコ・マペッリ | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 52 | 76 | 18.182 |
| 6 | 9 | 久保 凜太郎 石川 京侍 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | | 76 | 19.307 |
| 7 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 76 | 19.943 |
| 8 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 78 | 76 | 20.532 |
| 9 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 42 | 76 | 20.738 |
| 10 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 100 (102) | 76 | 22.703 |
| 11 | 18 | 中山 友貴 小林 崇志 | UPGARAGE 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 56 | 76 | 23.544 |
| 12 | 7 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 56 | 76 | 23.752 |
| 13 | *87 | 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | リーガルフロンティアランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 12 | 76 | 56.635 |
| 14 | *96 | 新田 守男 中山 雄一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 48 | 75 | 1Lap |
| 15 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 75 | 1Lap |
| 16 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 75 | 1Lap |
| 17 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | EXE AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 2 | 75 | 1Lap |
| 18 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 75 | 1Lap |
| 19 | *11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 74 | 75 | 1Lap |
| 20 | 26 | 山田 真之亮 川端 伸太朗 | TAISAN R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS GT3 | YH | 4 | 74 | 2Laps |
| 21 | 48 | 田中 勝輝 高森 博士 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 74 | 2Laps |
| 22 | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 | マッハ車検MC86 Y's distraction TOYOTA 86 MC | YH | | 72 | 4Laps |
| 23 | *21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | DL | 2 | 68 | 8Laps |
| 24 | 25 | 松井 孝允 坪井 翔 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 70 | 62 | 14Laps |
| 25 | 31 | 嵯峨 宏紀 平手 晃平 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 90 | 60 | 16Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 53Laps)完走 ---- |
| - | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 49 | 27Laps |
| - | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 36 | 40Laps |
- Fastest Lap: CarNo.61 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT) 1'20.478
- CarNo.21は、SpR.27 1.3)(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.96(新田守男)は、SpR.13 1.a.b(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.11(平中克幸)は、SpR.36 付則-3 15(SC中のピットイン)により、決勝結果に97秒を加算した。
- CarNo.87(元嶋佑弥)は、SpR.13 1.a(危険なドライブ行為)により、決勝結果に37秒を加算した。
スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第4戦は16日、鈴鹿クラブマンレース第5戦で公式予選を行い、断続的に雨が落ちる難しいコンディションの中、三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)が1分24秒297を叩き出し、ぶっちぎりでのポールポジションを獲得した。
公式予選は午前9時45分より15分間で行われた。早朝から鈴鹿上空には青空が広がったが、予選前から急速に空が暗くなりスプーン方面からぽつりぽつりと雨が落ち始める。まだ路面は濡れていないため、全車ドライタイヤでコースイン。
これを見て開始早々からアタックを敢行したのは三宅淳詩(KK-SⅡミスト制動屋)。計測2周目には1分25秒003でリーダーに躍り出ると、さらにタイムを25秒003、24秒547と縮める。
ここで一時雨脚が強まったが、三宅は小雨になると計測6周目に1分24秒297までタイムアップ。終盤には雨脚が強まりコースアウトするドライバーが続出し、三宅のポールポジションが確定した。
2位には0秒823の大差で澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)が、3位には徳升広平(宮本電気工事社☆レプリ☆KKS)が入った。
現在、ポイントリーダーで並ぶ岡本大地(BITCOIN悟17J)と吉田宜弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)はそれぞれ10位、11位と出遅れた。
決勝はこの後、午後2時20分より14周で争われる。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は9月16日、シリーズ第6戦の行われているスポーツランドSUGOで定例会見を開催。坂東正明代表がレース業界の働き方改革やドイツツーリングカー選手権(DTM)との交流戦、今後のGT500クラスの方向性などについて語った。
- 働き方改革について
- モータースポーツ業界全体として魅力のある仕事の世界にしていくためにも、チームに対し労働条件についてアンケートを実施した。それをもとに改善して行きたいと考えている。プロモーター、オーガナイザーについても、イベントの開催が増えており、負担になってきている。これはスーパーGTだけでなくスーパーフォーミュラやスーパー耐久、F3などの状況も含めて把握して、その中でやれるものから取り組んでいきたい。我々としてはレースウィークの金土日の中で、設営の時間やサーキットに入る時間、出る時間を考えて労働時間を管理していかないといけないと考えている。もちろんその中で、集客やオフィシャルの活動の妨げとならないような配慮も必要だ。またF1で実施されているように業界全体で夏休みや正月休みを設けるような試みも、オーガナイザー含めて取り組まないといけない。チームやオーガナイザー、マニファクチャラーと擦り合わせをしながら、やれることから取り組んでいきたい。
- DTMとのジョイントイベントについて
- クラス1の規定について誤解されている側面がある。2019年以降のスーパーGTのシリーズ戦については今後も「クラス1プラスアルファ」であって、現行のT(トヨタ)N(ニッサン)H(ホンダ)の状況を変えるつもりはない。ジョイントイベントも2019年は「クラス1プラスアルファ」で当然NSXも参加できる。2020年以降についてはクラス1でという方向で調整をしているが、我々GTAとしては国内のレースを潰してクラス1とは考えていない。将来的にクラス1に辿り着ければとは考えているが、今すぐとは考えていない。あくまでTNHとGTAが作り上げる、という理念は崩さない。できるだけクラス1規定に沿って共通パーツを使ってコストを下げていくが、できない部分はプラスワンとして考えざるを得ない。クラス1規定についてはDTMの状況も加味しながらゲルハルト・ベルガーと話し合っていく。
- NSXのBOPについて
- 今大会からNSXにウェイトを10kgプラスした。まず2014年から3メーカーと話し合って決めた29kgのミドシップハンデがあり、2016年にNSXがハイブリッドシステムを廃止したことを受けて見直しを行った。さらに昨年はショートコースの岡山と高速サーキットの富士で3メーカーの均衡化をはかるために15kgを減らした。その後はホンダさんの頑張り、チームの頑張りの中での現状があり、更に均衡化をはかるために今回10kgを載せることにした。技術競争をやる部分と、魅力あるレース。その両方を加味してレースを作っていかないといけないと考えている。ただし今シーズンに関しては残り2レースでさらなるBOPは実施しない。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Shigeru KITAMICHI
鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2018/09/16) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 56 | 三宅 淳詞 | KK-SⅡミスト制動屋 MYST KK-S2 | 1'24.297 | - | - | 148.404 |
| 2 | 61 | 澤 龍之介 | TPS・KK-SⅡ・制動屋 MYST KK-S2 | 1'25.120 | 0.823 | 0.823 | 146.969 |
| 3 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆レプリ☆KKS MYST KK-S2 | 1'25.316 | 1.019 | 0.196 | 146.631 |
| 4 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 1'25.365 | 1.068 | 0.049 | 146.547 |
| 5 | 12 | 中村 賢明 | TAKE FIRST 10V TOKYO R&D RD10V | 1'25.386 | 1.089 | 0.021 | 146.511 |
| 6 | 58 | 村松 日向子 | Rn-Sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | 1'25.392 | 1.095 | 0.006 | 146.501 |
| 7 | 17 | 山田 遼 | Bitcoin cash 17J WEST 17J | 1'25.424 | 1.127 | 0.032 | 146.446 |
| 8 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツ・KK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'25.560 | 1.263 | 0.136 | 146.213 |
| 9 | 21 | HIROSHI | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 1'25.763 | 1.466 | 0.203 | 145.867 |
| 10 | 18 | 岡本 大地 | BITCOIN悟17J WEST 17J | 1'25.780 | 1.483 | 0.017 | 145.838 |
| 11 | 57 | 吉田 宜弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED MYST KK-S2 | 1'25.837 | 1.540 | 0.057 | 145.741 |
| 12 | 43 | 小林 良 | アイシンAW工業TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | 1'26.025 | 1.728 | 0.188 | 145.423 |
| 13 | 26 | 吉元 陵 | 安藤商会NEOオートパンサー鹿児島 MYST KK-S2 | 1'26.028 | 1.731 | 0.003 | 145.418 |
| 14 | 8 | 河合 優輝 | レヴレーシングガレージ・FTK MYST KK-S2 | 1'26.230 | 1.933 | 0.202 | 145.077 |
| 15 | 55 | 坂倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ MYST KK-S2 | 1'26.353 | 2.056 | 0.123 | 144.870 |
| 16 | 25 | 濱野 隆一 | スキルスピード・HTW 10V TOKYO R&D RD10V | 1'26.602 | 2.305 | 0.249 | 144.454 |
| 17 | 20 | 岡本 大輝 | ギディ・アップ/ブリリアンスKK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'26.662 | 2.365 | 0.060 | 144.354 |
| 18 | 2 | 阿川 翔平 | TRT-Skill Speed KK-S2 MYST KK-S2 | 1'26.679 | 2.382 | 0.017 | 144.326 |
| 19 | 3 | 貫戸 幸星 | Rebodica萬願亭KRS 07J WEST 07J | 1'27.557 | 3.260 | 0.878 | 142.878 |
| 20 | 51 | FUMIHISA | ミストKKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 1'27.626 | 3.329 | 0.069 | 142.766 |
| 21 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホーム・FTK MYST KK-S2 | 1'27.784 | 3.487 | 0.158 | 142.509 |
| 22 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト・関口・制動屋・勝男武士号 MYST KK-S2 | 1'28.016 | 3.719 | 0.232 | 142.133 |
| 23 | 72 | 宇高 希 | K&G RACING C72 10V TOKYO R&D RD10V | 1'28.701 | 4.404 | 0.685 | 141.036 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'51.000)予選通過 ---- |
FIA-F4選手権第10戦の決勝が9月16日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションの#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がスタートから後続をぶっちぎり、今季6勝目を挙げた。
第10戦決勝は午前9時より15周で行われた。ウェットからドライへとコンディションが移り変わった第9戦とは異なり、この日のSUGOは朝から好天に恵まれ、終始ドライコンディションでの走行となった。
ホールショットを決めたのはポールの角田。スタートで角田の先行を許した予選2番手の#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)はこの周の馬の背で再び勝負をかけようと目論んだが、バックストレート手前のレインボーコーナーでリヤを滑らせてしまい、逆に角田に差を広げられてしまった。1周を終えた時点で角田のリードは2.014秒。その後も角田は他を圧倒するハイペースで周回を重ね、最後は7.614秒もの大差をつけてフィニッシュ。第6戦鈴鹿以来の今季6勝目をものにした。角田は次のオートポリス大会で連勝すれば、2015年に坪井翔が達成した年間最多勝記録(7勝)を上回ることになる。
2位は名取。予選3位の#63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)が3位につけた。
インディペンデントカップは#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が今季3勝目。燃料ポンプのトラブルにより第9戦決勝では出走を断念せざるを得なかった仲尾だが、今日も終盤にはシフトトラブルから失速、それでも最後まで#11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)の追撃を抑えきった。
次戦の舞台は九州のオートポリス。10月20-21日開催だ。
- 第9戦優勝 #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
-
昨日は不甲斐ないレースをしたし、富士から勝ててなかったので、メカニックの方々やチームの方々、応援してくださっている方々に今日の走りでお返しできたかなと思います。クルマはなにも変えていません。なにも問題ありませんでした。今までの流れを今日変えらたと思うので、オートポリスは二連勝を久しぶりにしたいです。
- 第9戦決勝2位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
-
スタートは悪くなかったんですが、みんな変わらずで。次勝負するとしたらバックストレートから馬の背しかないと思ったんですが、レインボーコーナーでミスしてしまって、それでチャンスを失ったのが今日の敗因ですね。菅生のレースは初めてで、わかんないことが沢山あったんですが、それを今日までに改善できなかったのは自分のミスで、反省点です。次のオートポリスも初めてですが、今週末の反省を生かしたいです。
- 第9戦決勝3位 #63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)
-
1周目しかチャンスなかったです。入りきれなくて。ペースは悪くなかったんですけど、前の二人が速すぎちゃって単独走行でした。思ったよりセットがあってなかったというか、路面コンディションの違いに自分が15周の間にアジャストできませんでした。GTの走行でラバーが載り、タイヤが食いつくとこと滑るとこがコーナーによってまちまちでした。それへの自分なりの調整ができてなかったなと。オートポリスはここよりも好きなコースなんで。タイヤがなくなるコースなんでしっかりタイヤメイクの仕方を把握して、タイムアタックのタイミングをうまく合わせられれば、今日よりも良い成績を残せると思います。
- 第9戦インディペンデントカップ優勝 #2仲尾恵史(TCS Racing Team)
-
昨日はスタート直前にエンジンがかからなくなったんです。それが悔やまれて今日はもうやめようかなと思ったくらいです。でも今日は気を取り直して勝ててよかったです。そのトラブル(燃料ポンプ)は解決しましたが、今日もトラブルが出て失速しました。もう3周あったら抜かれてましたね。残り3周くらいでシフトが上がらなくなってリズムが狂いました。2位の方がどんどん追い上げてきたので焦りました。次のオートポリスも頑張ります。残りのレースで頑張って連勝すればチャンスはあるので。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/16) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 5 | | | 角田 裕毅 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 21'12.757 |
| 2 | 6 | | | 名取 鉄平 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 7.614 |
| 3 | 63 | | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セF4 Le Beausset Motorsports | 15 | 10.084 |
| 4 | 16 | | | 澤田 真治 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 15 | 14.426 |
| 5 | 62 | | | 小倉 祥太 | DENSOルボ一セJSS F4 Le Beausset Motorsports | 15 | 16.016 |
| 6 | 1 | | | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 15 | 16.317 |
| 7 | 98 | | | 石坂 瑞基 | TOEI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 15 | 17.812 |
| 8 | 8 | | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 17.818 |
| 9 | 81 | | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG MOTOR SPORTS | 15 | 19.851 |
| 10 | 36 | | | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 15 | 22.089 |
| 11 | 38 | | | 平木 玲次 | 茨城トョペットINGING F4 インギングモ一タ一スポーツ | 15 | 24.300 |
| 12 | 25 | | | 細田 輝龍 | DRP F4 フィ一ルドモ一タ一スポーツ | 15 | 25.748 |
| 13 | 80 | | | 環 優光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 15 | 26.595 |
| 14 | 7 | | | 大滝 拓也 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 27.046 |
| 15 | 88 | | | 黒沼 聖那 | SUCCEED SPORTS F110 SACCEED SPORTS | 15 | 34.215 |
| 16 | 77 | | | 大井 偉史 | WARMTECH Skill Speed Skill Speed | 15 | 37.806 |
| 17 | 95 | | | 小山 美姫 | DRP F4 フィールドモータースポーツ | 15 | 38.020 |
| 18 | 2 | I | 1 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | 15 | 48.916 |
| 19 | 11 | I | 2 | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋F110 Rn-sports | 15 | 52.297 |
| 20 | 4 | I | 3 | 佐々木 祐一 | DayDream Sendai F110 佐々木 祐一 | 15 | 1'01.125 |
| 21 | 17 | | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 15 | 1'01.332 |
| 22 | 73 | | | 塙 駿佑 | カロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング C.S.I-REON KIDS RACING | 15 | 1'02.089 |
| 23 | 15 | | | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 15 | 1'06.087 |
| 24 | 86 | I | 4 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ザップスピ一ド | 14 | 1Lap |
| 25 | 23 | I | 5 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 14 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ---- |
| - | 82 | | | 庄司 雄磨 | OTG HubAuto F110 OTG MOTOR SPORTS | 8 | 7Laps |
| - | 55 | | | 金澤 力也 | SPASHAN Works Racing フイ一ルドモ一タ一スポーツ | 8 | 7Laps |
- Fastest Lap: CarNo.5 角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング) 1'23.913 (5/15) 158.918km/h
2018オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT 300kmレース」はコースレコードを更新した#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)が今季初のポールポジションを獲得。GT300クラスは#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が2014年の第5戦富士以来のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。午前中の雨は上がり、路面もFIA-F4第9戦決勝が行われている間にどんどんと乾き、完全なドライコンディションでの走行となった。
予選Q1
GT300クラスで赤旗中断があったため、GT500クラスの走行は当初予定より22分遅れ、午後2時52分より10分間で行われたが、終盤に入ったところで#39ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)がSPアウトコーナーを飛び出し、スポンジバリアに突っ込んだため、ここでも赤旗が提示されることに。結局Q1は午後3時13分に残り時間2分45秒で再開となり、39号車を除く全14台が慌ただしいタイムアタックを行なった。その結果#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が1'11.021を叩き出してトップ通過。赤旗中断前に1'11.043を出していた#12ヤン・マーデンボロー(カルソニックIMPUL GT-R)が2位につけ、#100ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)が3番手につけた。
GT300クラスは全28台をチームポイント順でA組、B組に分け、各組上位7台がQ2に進出するという初の試みを実施したが、B組の走行が始まるやいなやで#22和田久(アールキューズAMG GT3)がバックストレートでスピン、ガードレールに突っ込んで止まっため赤旗中断に。このクラッシュによりガードレールの修復が必要となったため、走行は2時38分にようやく残り9分で再開された。A組トップは#61井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)、B組は#21リチャード・ライアン(Hitotsuyama Audi R8 LMS)がトップだった。
予選Q2
GT500クラスは終盤になって2016年に大嶋和也が#6WAKO'S 4CR RC Fで記録した1'10.516のコースレコードを上回るドライバーが相次ぐ激しいアタック合戦が繰り広げられた。まずは#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が1'10.352を記録して最初にレコードを打ち破ると、直後に#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)が1'10.286で上回り、最後に#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が1'10.248を叩き出してトップに躍り出た。山本にとっては昨年5月の第3戦オートポリス以来通算2回目のポール獲得、バトンにとってはもちろん来日初のポールポジションだ。
GT300クラスはQ1に続いて#61SUBARU BRZ R&D SPORTが際立った速さをみせ、山内英輝が1'17.685とコースレコードのコンマ192秒差に迫るタイムで今季初のポールポジションを獲得。61号車はこの日のすべてのセッションでトップタイムを記録する快挙を成し遂げた。2位には#25松井孝允(HOPPY 86 MC)がつけ、#9久保凜太郎(GULF NAC PORSCHE 911)が3位で続いた。
第6戦決勝は明日午後2時より81周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
ルーキー佐藤蓮ギャンブル大成功も終盤痛恨のペナルティ!!
FIA-F4選手権第9戦の決勝が9月15日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)が第1戦岡山以来の今季2勝目を挙げた。
第9戦決勝は12時55分より15周で行われた。午前中の雨はすでに上がっていたが、路面はまだウェット。このためほとんどのドライバーがレインタイヤを選択してスタートに臨んだ。
#8佐藤蓮(SRS/コチラレ一シング)と#82庄司雄磨(OTG HubAuto F110)を除いては。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)。しかしなかなかペースが上がらず、予選2位の名取と3位の#63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)が背後に迫る。
そして5周目。2コーナーで周回遅れの#23YUGO(S2R Racing)がスピンして止まっているのを回避しようとアウト側のダートに出た角田をかわして名取がトップに浮上。川合も6周目の4コーナーで角田のインに車体をねじ込んで2位に浮上。二人はそのまま角田を引き離して一騎討ちを始めたが、今日のレースはそれだけでは終わらなかった。
周回を重ねるにつれて乾いていく路面に合わせ、ぐんぐんとペースを上げてきたのがスリックタイヤの佐藤。トップの名取を3秒以上上回るハイペースで次々とライバルたちを抜き去り、11周目のホームストレートでは川合をも捉えて2位に浮上すると、12周目の馬の背手前でついに名取をも攻略してトップに浮上。最後は2位以下に19秒もの大差をつけてチェッカーを受けた。
ところが佐藤にはレース終盤に黄旗追い越しにより37秒加算のペナルティが課せられ、10位でレースを終えることに。その結果、繰り上げで名取がこのレースの勝者となった。
またインディペンデントカップは#4佐々木祐一(DayDream Sendai F110)予選トップからスタートしてそのままトップでチェッカー。二輪時代から菅生を知り尽くしたベテランが今季初勝利を挙げている。
第10戦決勝は明日午前9時より15周で行われる。
- 第9戦優勝 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
-
出だしだけ悪かったんですけど、そのあとの空転はコントロールできたんで、スタートはポジションキープできました。ペースも悪くなくてチャンスを探したんですけど、周回遅れがいて、自力ではありませんがトップに立てて、運もよかったなと。もっとちゃんと走れれば1分31〜32秒が見えてたんですけど、最終コーナーで黄旗が出てて、ほぼ毎周周回遅れに捕まり、思うようなペースで走れずに川合くんに詰められました。これで大きくポイントも稼げたので、チャンピオン獲得に向けて明日も頑張ります。佐藤選手はグリッドが後ろだったのでああいう選択をしたと思いますけど、僕も少し守りに入ってしまったなと思うので、明日はよくチームと話し合って臨みます。でも同じタイヤの中ではトップだったので、それは自信に繋がりました。
- 第9戦決勝2位 #63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)
-
まさか彼(名取)がトップだと思わなかったんで。最後は黄旗出てるわ、周回遅れいるわで、もうダメだと思ってたら彼が1番に誘導されて、僕も2番に誘導されて戸惑いました。2年前のもてぎ以来の表彰台で、しかも天候も一緒。晴れじゃ勝てないのかと。スタートはホイールスピンさせすぎました。タイヤはムッチャきつかったです。最後は曲がんないわ止まんないわで。明日はもう少し雨が降る予報と聞いてるので、タイヤマネジメントがしやすくなると思います。好きなコースなのでビビらずいけるはずです。
- 第9戦決勝3位 #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
-
ペース的にはめちゃくちゃ悪かったんで、2コーナーのコースオフがなくても抜かれていたかなと思います。あのコースオフでタイヤやクルマにダメージを受けたとは考えていませんが、とにかくずっとペースが上がらなくて辛かったです。明日勝てるかどうかわかりませんが、勝てるように頑張ります。
- 第9戦インディペンデントカップ優勝 #4佐々木祐一(DayDream Sendai F110)
-
途中からほとんどドライになってきていたのでタイヤがかなり厳しかったですが、後ろがずっと離れていたので、前の若い人たちを誰か一人でも食いたいなと思ったんですが、みなさん速いんで難しかったです。地元なので勝てて良かったです。練習走行でエンジンが調子悪かったんですが、予選ではインディペンデントの中でトップを取れて良かったし、決勝もそのままトップを走れました。菅生はずっと走ってたんで、感慨深いものがあります。最近は四輪の走行枠が取れなくて、年一回走れる感じです。昔は二輪をやってて、32歳の時にここの耐久で転んで大怪我をしたのがきっかけて四輪に転向しました。それからずっとFJやFT、JAF-F4をやってきました。仕事を持ってるんで若い人みたいに走れないんで。お金と時間をやりくりしながらやってます。地の利があるので明日がドライでもレインでも大丈夫です。レインなら土砂降りがありがたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Hiroyuki MINAMI
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 76 | 1'11.021 | - | - | 187.766 |
| 2 | 12 | ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 36 | 1'11.043 | 0.022 | 0.022 | 187.708 |
| 3 | 100 | ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 80 | 1'11.321 | 0.300 | 0.278 | 186.976 |
| 4 | 8 | 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 68 | 1'11.360 | 0.339 | 0.039 | 186.874 |
| 5 | 38 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 60 | 1'11.457 | 0.436 | 0.097 | 186.620 |
| 6 | 16 | 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 16 | 1'11.474 | 0.453 | 0.017 | 186.576 |
| 7 | 19 | 山下 健太 | WedsSport ADVAN LC500 NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 30 | 1'11.590 | 0.569 | 0.116 | 186.274 |
| 8 | 24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 26 | 1'11.862 | 0.841 | 0.272 | 185.568 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 9 | 1 | 平川 亮 | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 94 | 1'11.879 | 0.858 | 0.017 | 185.525 |
| 10 | 36 | 中嶋 一貴 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 80 | 1'11.954 | 0.933 | 0.075 | 185.331 |
| 11 | 6 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 68 | 1'12.207 | 1.186 | 0.253 | 184.682 |
| 12 | 23 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 70 | 1'12.263 | 1.242 | 0.056 | 184.539 |
| 13 | 3 | 千代 勝正 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 18 | 1'12.816 | 1.795 | 0.553 | 183.137 |
| 14 | 64 | ベルトラン・バゲット | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 1'14.549 | 3.528 | 1.733 | 178.880 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | *39 | ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 70 | deleted | - | - | - |
- CarNo.39(ヘイッキ・コバライネン)はSpR.29-5(赤旗の原因)により、予選タイムを抹消した。
■GT300クラス(Aグループ)
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 1'18.665 | - | - | 169.520 |
| 2 | 9 | 石川 京侍 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | | 1'18.749 | 0.084 | 0.084 | 169.340 |
| 3 | 65 | 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 78 | 1'18.865 | 0.200 | 0.116 | 169.090 |
| 4 | 34 | 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 10 | 1'19.367 | 0.702 | 0.502 | 168.021 |
| 5 | 0 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 68 | 1'19.433 | 0.768 | 0.066 | 167.881 |
| 6 | 60 | 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 42 | 1'19.452 | 0.787 | 0.019 | 167.841 |
| 7 | 5 | 坂口 夏月 | マッハ車検MC86 Y's distraction TOYOTA 86 MC | YH | | 1'19.526 | 0.861 | 0.074 | 167.685 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 8 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'19.560 | 0.895 | 0.034 | 167.613 |
| 9 | 88 | 平峰 一貴 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 52 | 1'19.588 | 0.923 | 0.028 | 167.554 |
| 10 | 7 | 藤井 誠暢 | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 56 | 1'19.729 | 1.064 | 0.141 | 167.258 |
| 11 | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 1'19.732 | 1.067 | 0.003 | 167.252 |
| 12 | 55 | ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 100 (102) | 1'20.068 | 1.403 | 0.336 | 166.550 |
| 13 | 48 | 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'20.948 | 2.283 | 0.880 | 164.739 |
| 14 | 35 | ナタポン・ホートンカム | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 1'21.094 | 2.429 | 0.146 | 164.443 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
■GT300クラス(Bグループ)
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 21 | リチャード・ライアン | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | DL | 2 | 1'18.784 | - | - | 169.264 |
| 2 | 31 | 嵯峨 宏紀 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 90 | 1'18.913 | 0.129 | 0.129 | 168.988 |
| 3 | 10 | 星野 一樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 10 | 1'18.924 | 0.140 | 0.011 | 168.964 |
| 4 | 87 | 元嶋 佑弥 | リーガルフロンティアランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 12 | 1'19.151 | 0.367 | 0.227 | 168.480 |
| 5 | 25 | 坪井 翔 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 70 | 1'19.238 | 0.454 | 0.087 | 168.295 |
| 6 | 360 | 青木 孝行 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'19.247 | 0.463 | 0.009 | 168.275 |
| 7 | 11 | 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 74 | 1'19.309 | 0.525 | 0.062 | 168.144 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 8 | 18 | 中山 友貴 | UPGARAGE 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 56 | 1'19.325 | 0.541 | 0.016 | 168.110 |
| 9 | 50 | 安岡 秀徒 | EXE AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 2 | 1'19.508 | 0.724 | 0.183 | 167.723 |
| 10 | 117 | 井出 有冶 | EIcars BENTLEY BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 1'20.016 | 1.232 | 0.508 | 166.658 |
| 11 | 26 | 山田 真之亮 | TAISAN R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS GT3 | YH | 4 | 1'20.046 | 1.262 | 0.030 | 166.596 |
| 12 | 96 | 新田 守男 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 48 | 1'20.070 | 1.286 | 0.024 | 166.546 |
| 13 | 30 | 織戸 学 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 1'20.231 | 1.447 | 0.161 | 166.212 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 22 | 和田 久 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | deleted | - | - | - |
- CarNo.22(和田久)はSpR.29-5(赤旗の原因)により、予選タイムを抹消した。
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 6 | | | 名取 鉄平 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 23'37.830 |
| 2 | 63 | | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セF4 Le Beausset Motorsports | 15 | 0.998 |
| 3 | 5 | | | 角田 裕毅 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 4.877 |
| 4 | 62 | | | 小倉 祥太 | DENSOルボ一セJSS F4 Le Beausset Motorsports | 15 | 7.687 |
| 5 | 1 | | | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 15 | 8.272 |
| 6 | 7 | | | 大滝 拓也 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 12.611 |
| 7 | 98 | | | 石坂 瑞基 | TOEI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 15 | 12.612 |
| 8 | 36 | | | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 15 | 13.990 |
| 9 | 81 | | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG MOTOR SPORTS | 15 | 14.511 |
| 10 | *8 | | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 15 | 17.480 |
| 11 | 25 | | | 細田 輝龍 | DRP F4 フィ一ルドモ一タ一スポーツ | 15 | 18.323 |
| 12 | 38 | | | 平木 玲次 | 茨城トョペットINGING F4 インギングモ一タ一スポーツ | 15 | 24.368 |
| 13 | 55 | | | 金澤 力也 | SPASHAN Works Racing フイ一ルドモ一タ一スポーツ | 15 | 30.671 |
| 14 | 17 | | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 15 | 33.636 |
| 15 | 95 | | | 小山 美姫 | DRP F4 フィールドモータースポーツ | 15 | 34.146 |
| 16 | 16 | | | 澤田 真治 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 15 | 34.355 |
| 17 | 77 | | | 大井 偉史 | WARMTECH Skill Speed Skill Speed | 15 | 38.008 |
| 18 | 73 | | | 塙 駿佑 | カロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング C.S.I-REON KIDS RACING | 15 | 48.057 |
| 19 | 4 | IC | 1 | 佐々木 祐一 | DayDream Sendai F110 佐々木 祐一 | 15 | 59.375 |
| 20 | *80 | | | 環 優光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 15 | 1'04.820 |
| 21 | 15 | | | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 14 | 1Lap |
| 22 | 82 | | | 庄司 雄磨 | OTG HubAuto F110 OTG MOTOR SPORTS | 14 | 1Lap |
| 23 | 86 | IC | 2 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ザップスピ一ド | 14 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
| - | 23 | IC | - | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 12 | 3Laps |
| - | 88 | | | 黒沼 聖那 | SUCCEED SPORTS F110 SACCEED SPORTS | 6 | 9Laps |
| - | 11 | IC | - | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋F110 Rn-sports | 6 | 9Laps |
| - | 2 | IC | - | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | | D.N.S |
- Fastest Lap: CarNo.8 佐藤蓮(SRS/コチラレ一シング) 1'27.097 (14/15) 153.109km/h
- CarNo.20は、2018 FIA-F4選手権統一規則第30条7.(ジャンプスタート)によりドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.8は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.4.5 1 b(黄旗区間での追い越し)により、競技結果に対し37秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を加算した。
2018オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT 300kmレース」の公式練習が9月15日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)が1'11.928でトップタイム。GT300クラスは#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1'18.648でトップだった。
公式練習は午後9時にコースオープン。途中2度の赤旗中断があり、当初予定よりやや遅れて10時59分に終了した。走り始めの天候は曇り。しかし残り1時間を切ったあたりで雨が降り始め、GT300クラスの専有走行が始まる頃にはレインタイヤでの走行を強いられる状況となった。
このため、GT500クラス、GT300クラス共にベストタイムはドライコンディションで行われた混走の中で記録されており、このままウェットでの走行が見込まれる午後の公式予選の予想は全くつかない状態。GT500は当初#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)が1'11.960でトップに立っていたが、セッション中盤に100号車が1'11.928と僅かに上回ってトップに立った。
その後、GT300の専有走行まで20分を切ったところで#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が2コーナーでスピンアウト、そのままグラベルに捕まったために最初の赤旗が出され、混走セッションはそのまま終了となった。10時30分にGT300クラスの専有走行で公式練習は再開されたが、ウェットタイヤ での走行ではタイムアップなど望むべくもなく、100号車がそのままトップで午後の予選を迎えることとなった。3番手には#12佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー組(カルソニックIMPUL GT-R)が1'12.161で続いている。
GT300クラスは序盤に#61BRZが1'18.648を記録。これがそのままトップタイムとなった。2番手には#88平峰一貴/マルコ・マペッリ組(マネパ ランボルギーニ GT3)が続き、新田守男/中山雄一組(K-tunes RC F GT3)が3番手につけた。
第6戦の公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 100 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 80 | 1'11.928 | - | - | 185.398 |
| 2 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 60 | 1'11.960 | 0.032 | 0.032 | 185.316 |
| 3 | 12 | 佐々木 大樹 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 36 | 1'12.161 | 0.233 | 0.201 | 184.800 |
| 4 | 1 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 94 | 1'12.313 | 0.385 | 0.152 | 184.411 |
| 5 | 6 | 大嶋 和也 フェリックス・ローゼンクヴィスト | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 68 | 1'12.351 | 0.423 | 0.038 | 184.314 |
| 6 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 1'12.638 | 0.710 | 0.287 | 183.586 |
| 7 | 36 | 中嶋 一貴 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 80 | 1'12.755 | 0.827 | 0.117 | 183.291 |
| 8 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 16 | 1'12.826 | 0.898 | 0.071 | 183.112 |
| 9 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 小林 可夢偉 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 70 | 1'12.886 | 0.958 | 0.060 | 182.961 |
| 10 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 68 | 1'12.926 | 0.998 | 0.040 | 182.861 |
| 11 | 24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 高星 明誠 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 26 | 1'12.968 | 1.040 | 0.042 | 182.756 |
| 12 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 70 | 1'13.113 | 1.185 | 0.145 | 182.393 |
| 13 | 19 | 国本 雄資 山下 健太 | WedsSport ADVAN LC500 NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 30 | 1'13.185 | 1.257 | 0.072 | 182.214 |
| 14 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 76 | 1'13.384 | 1.456 | 0.199 | 181.720 |
| 15 | 3 | 本山 哲 千代 勝正 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 18 | 1'14.195 | 2.267 | 0.811 | 179.733 |
■GT300クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 1'18.648 | - | - | 169.557 |
| 2 | 88 | 平峰 一貴 マルコ・マペッリ | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 52 | 1'18.900 | 0.252 | 0.252 | 169.015 |
| 3 | 96 | 新田 守男 中山 雄一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 48 | 1'19.013 | 0.365 | 0.113 | 168.774 |
| 4 | 10 | 星野 一樹 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 10 | 1'19.223 | 0.575 | 0.210 | 168.326 |
| 5 | 9 | 久保 凜太郎 石川 京侍 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | | 1'19.284 | 0.636 | 0.061 | 168.197 |
| 6 | 21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | DL | 2 | 1'19.311 | 0.663 | 0.027 | 168.140 |
| 7 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'19.628 | 0.980 | 0.317 | 167.470 |
| 8 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 74 | 1'19.794 | 1.146 | 0.166 | 167.122 |
| 9 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 78 | 1'19.850 | 1.202 | 0.056 | 167.005 |
| 10 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 42 | 1'19.920 | 1.272 | 0.070 | 166.858 |
| 11 | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 | マッハ車検MC86 Y's distraction TOYOTA 86 MC | YH | | 1'20.039 | 1.391 | 0.119 | 166.610 |
| 12 | 87 | 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | リーガルフロンティアランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 12 | 1'20.041 | 1.393 | 0.002 | 166.606 |
| 13 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 68 | 1'20.044 | 1.396 | 0.003 | 166.600 |
| 14 | 26 | 山田 真之亮 川端 伸太朗 | TAISAN R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS GT3 | YH | 4 | 1'20.087 | 1.439 | 0.043 | 166.510 |
| 15 | 34 | 道上 龍 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 10 | 1'20.122 | 1.474 | 0.035 | 166.438 |
| 16 | 18 | 中山 友貴 小林 崇志 | UPGARAGE 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 56 | 1'20.155 | 1.507 | 0.033 | 166.369 |
| 17 | 25 | 松井 孝允 坪井 翔 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 70 | 1'20.184 | 1.536 | 0.029 | 166.309 |
| 18 | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'20.226 | 1.578 | 0.042 | 166.222 |
| 19 | 31 | 嵯峨 宏紀 平手 晃平 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 90 | 1'20.302 | 1.654 | 0.076 | 166.065 |
| 20 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 100
102 | 1'20.336 | 1.688 | 0.034 | 165.994 |
| 21 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 1'20.622 | 1.974 | 0.286 | 165.405 |
| 22 | 7 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 56 | 1'20.692 | 2.044 | 0.070 | 165.262 |
| 23 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 1'20.779 | 2.131 | 0.087 | 165.084 |
| 24 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | EXE AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 2 | 1'20.853 | 2.205 | 0.074 | 164.933 |
| 25 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 1'21.635 | 2.987 | 0.782 | 163.353 |
| 26 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 1'21.836 | 3.188 | 0.201 | 162.952 |
| 27 | 48 | 田中 勝輝 高森 博士 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'22.799 | 4.151 | 0.963 | 161.057 |
| 28 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 1'31.845 | 13.197 | 9.046 | 145.194 |
FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が9月15日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がいずれもポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。途中他車と接触した#7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)がコース脇にストップしたことによる赤旗中断などもあったが、セッションは時間延長などもなく定刻で走行を終了した。天候は曇り。ハイポイントコーナーの向こうに霧が出るなどしていたが、路面は終始ドライコンディションだった。
練習走行でも常にトップタイムを記録し、好調ぶりを見せていた#5角田がここでも飛び抜けた速さを発揮し、赤旗中断後に1’23.463、1’23.491を立て続けに記録してきた。この予選で1分23秒台を記録したのは角田ただ一人。2番手にはチームメイトの#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)がつけたが、タイムは1’24.040に留まり、コンマ6秒近い差を角田につけられてしまった。
こちらレーシングの2台に続いたのはル・ボーセの2台。#63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)が3番手、ルーキーの#62小倉祥太(DENSOルボ一セJSS F4)は4番手と今季ベストグリッドを獲得。当初は岡山と同じセッティングを持ち込んだが、練習走行のタイムが思わしくなかったために大幅なセッティング変更を実施したことが功を奏したようだ。
なおインディペンデントカップは#4佐々木祐一(DayDream Sendai F110)がトップ。#11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)が2番手につけている。
第9戦決勝はこのあと12時55分より15周で行われる。
- 第9戦、第10戦ポールポジション #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
-
富士のことはあまり思い出したくないというか…あまり頭の良くないレースをしていたので、そういう悔しさとかをずっと抱えて菅生に気持ちをむけてきたので、自信を持ってアタックしました。今回落ち着いてアタックしたのが良かったかなと思います。クルマは悪くないし、いいスペースを見つけられたので、その分いいアタックができました。練習からの反省点も生かせたので、その点でも良かったです。赤旗の時にセクター1でベストが出ていたので、このあとどうなるか気になりましたが、タイヤを労わるために早めに引き上げたのは良かったかなと思います。今回は勝ちたいという強い気持ちを持っているので、チームのためにも、メカニックさんのためにも、自分のためにもいいレースをしたいです
- 第9戦、第10戦予選2位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
- 順位的には2番で優勝を狙える位置ですけども、タイム差がコンマ6秒開いてしまってるので良くない予選でした。練習では1日目で大きくあったタイム差が昨日は詰められたので、最初に戻っちゃったというか、決勝ではまた詰めていかないとなと思います。自分のアタックの仕方だったり、タイヤの熱の入れ方が良くなかったと思うので、チームとよく話し合って改善していきたいです。菅生はテストで走っていますが、レースは初めてなので、正直レースウィークは不安がありました。昨日改善できたことが今日は元に戻っているので焦りもありますが、レースが始まればそんなことは言っていられないので、悔いのないレースができるようにしたいです。
- 第9戦、第10戦予選3位 #63川合孝汰(DENSOルボ一セF4)
- 自分の思ったタイミングでタイムを出せてなかったんですよ。赤旗の前の周に出てる予定だったんですけど。トップだけ飛び抜けたタイムだったので「どうしようかな」と思ったんですが、とりあえず前は速いメンバーが揃っていたので、その隊列のまま走っていようと思いました。ガソリンが少なくなってきたところでタイムが出ましたが、本当だったらもう1周行ったところでタイムが出るはずだったんですよ。最後の最後にミスしちゃったんで、その一つ前の周がベストになりました。気温が低いんで、タイヤ的にはずっと走ってても問題ありませんでした。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | | | 角田 裕毅 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | R1'23.491 | - | - | 159.722 |
| 2 | 6 | | | 名取 鉄平 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 1'24.118 | 0.627 | 0.627 | 158.531 |
| 3 | 63 | | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セF4 Le Beausset Motorsports | 1'24.167 | 0.676 | 0.049 | 158.439 |
| 4 | 16 | | | 澤田 真治 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'24.230 | 0.739 | 0.063 | 158.320 |
| 5 | 62 | | | 小倉 祥太 | DENSOルボ一セJSS F4 Le Beausset Motorsports | 1'24.276 | 0.785 | 0.046 | 158.234 |
| 6 | 1 | | | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 1'24.302 | 0.811 | 0.026 | 158.185 |
| 7 | *98 | | | 石坂 瑞基 | TOEI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 1'24.400 | 0.909 | 0.098 | 158.001 |
| 8 | 36 | | | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 1'24.537 | 1.046 | 0.137 | 157.745 |
| 9 | 95 | | | 小山 美姫 | DRP F4 フィールドモータースポーツ | 1'24.669 | 1.178 | 0.132 | 157.499 |
| 10 | 81 | | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG MOTOR SPORTS | 1'24.709 | 1.218 | 0.040 | 157.425 |
| 11 | 8 | | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 1'24.730 | 1.239 | 0.021 | 157.386 |
| 12 | 80 | | | 環 優光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 1'24.732 | 1.241 | 0.002 | 157.382 |
| 13 | 25 | | | 細田 輝龍 | DRP F4 フィ一ルドモ一タ一スポーツ | 1'24.735 | 1.244 | 0.003 | 157.377 |
| 14 | 38 | | | 平木 玲次 | 茨城トョペットINGING F4 インギングモ一タ一スポーツ | 1'24.767 | 1.276 | 0.032 | 157.317 |
| 15 | 55 | | | 金澤 力也 | SPASHAN Works Racing フイ一ルドモ一タ一スポーツ | 1'24.822 | 1.331 | 0.055 | 157.215 |
| 16 | 17 | | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'25.106 | 1.615 | 0.284 | 156.691 |
| 17 | *77 | | | 大井 偉史 | WARMTECH Skill Speed Skill Speed | 1'25.241 | 1.750 | 0.135 | 156.443 |
| 18 | 88 | | | 黒沼 聖那 | SUCCEED SPORTS F110 SACCEED SPORTS | 1'25.407 | 1.916 | 0.166 | 156.139 |
| 19 | *82 | | | 庄司 雄磨 | OTG HubAuto F110 OTG MOTOR SPORTS | 1'25.647 | 2.156 | 0.240 | 155.701 |
| 20 | 15 | | | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'25.800 | 2.309 | 0.153 | 155.423 |
| 21 | 11 | I | 1 | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋F110 Rn-sports | 1'25.906 | 2.415 | 0.106 | 155.232 |
| 22 | 4 | I | 2 | 佐々木 祐一 | DayDream Sendai F110 佐々木 祐一 | 1'25.945 | 2.454 | 0.039 | 155.161 |
| 23 | 2 | I | 3 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | 1'26.058 | 2.567 | 0.113 | 154.957 |
| 24 | *73 | | | 塙 駿佑 | カロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング C.S.I-REON KIDS RACING | 1'26.257 | 2.766 | 0.199 | 154.600 |
| 25 | 23 | I | 4 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'27.966 | 4.475 | 1.709 | 151.596 |
| 26 | 86 | I | 5 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ザップスピ一ド | 1'28.520 | 5.029 | 0.554 | 150.648 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'32.318)予選通過 ---- |
| 27 | *7 | | | 大滝 拓也 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | deleted | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'23.758)を更新しました。
- CarNo.7は、2018 FIA-F4選手権統一規則第23条1.違反(予選中のタイヤ交換)により、タイムを抹消した。
- CarNo.77,82は、黄旗区間でのベストタイムを記録したため、当該タイムを削除し、3rdタイムを採用した。
- CarNo.98,73は、黄旗区間で2ndタイムを記録したため、当該タイムを削除し、3rdタイムを採用した。
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | | | 角田 裕毅 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | R1'23.463 | - | - | 159.775 |
| 2 | 6 | | | 名取 鉄平 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 1'24.040 | 0.577 | 0.577 | 158.678 |
| 3 | 63 | | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セF4 Le Beausset Motorsports | 1'24.106 | 0.643 | 0.066 | 158.554 |
| 4 | 62 | | | 小倉 祥太 | DENSOルボ一セJSS F4 Le Beausset Motorsports | 1'24.129 | 0.666 | 0.023 | 158.510 |
| 5 | 16 | | | 澤田 真治 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'24.150 | 0.687 | 0.021 | 158.471 |
| 6 | 1 | | | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 1'24.234 | 0.771 | 0.084 | 158.313 |
| 7 | 98 | | | 石坂 瑞基 | TOEI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 1'24.266 | 0.803 | 0.032 | 158.253 |
| 8 | 95 | | | 小山 美姫 | DRP F4 フィールドモータースポーツ | 1'24.448 | 0.985 | 0.182 | 157.912 |
| 9 | 36 | | | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 1'24.479 | 1.016 | 0.031 | 157.854 |
| 10 | 8 | | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | 1'24.507 | 1.044 | 0.028 | 157.801 |
| 11 | 38 | | | 平木 玲次 | 茨城トョペットINGING F4 インギングモ一タ一スポーツ | 1'24.546 | 1.083 | 0.039 | 157.729 |
| 12 | 80 | | | 環 優光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 1'24.633 | 1.170 | 0.087 | 157.566 |
| 13 | 81 | | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG MOTOR SPORTS | 1'24.638 | 1.175 | 0.005 | 157.557 |
| 14 | 25 | | | 細田 輝龍 | DRP F4 フィ一ルドモ一タ一スポーツ | 1'24.728 | 1.265 | 0.090 | 157.390 |
| 15 | 55 | | | 金澤 力也 | SPASHAN Works Racing フイ一ルドモ一タ一スポーツ | 1'24.782 | 1.319 | 0.054 | 157.290 |
| 16 | 17 | | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'24.932 | 1.469 | 0.150 | 157.012 |
| 17 | *77 | | | 大井 偉史 | WARMTECH Skill Speed Skill Speed | 1'25.135 | 1.672 | 0.203 | 156.637 |
| 18 | 88 | | | 黒沼 聖那 | SUCCEED SPORTS F110 SACCEED SPORTS | 1'25.210 | 1.747 | 0.075 | 156.499 |
| 19 | *82 | | | 庄司 雄磨 | OTG HubAuto F110 OTG MOTOR SPORTS | 1'25.435 | 1.972 | 0.225 | 156.087 |
| 20 | 15 | | | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'25.750 | 2.287 | 0.315 | 155.514 |
| 21 | 4 | I | 1 | 佐々木 祐一 | DayDream Sendai F110 佐々木 祐一 | 1'25.782 | 2.319 | 0.032 | 155.456 |
| 22 | 11 | I | 2 | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋F110 Rn-sports | 1'25.839 | 2.376 | 0.057 | 155.353 |
| 23 | 2 | I | 3 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | 1'25.977 | 2.514 | 0.138 | 155.103 |
| 24 | 73 | | | 塙 駿佑 | カロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング C.S.I-REON KIDS RACING | 1'26.112 | 2.649 | 0.135 | 154.860 |
| 25 | 23 | I | 4 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'27.934 | 4.471 | 1.822 | 151.651 |
| 26 | 86 | I | 5 | 大阪 八郎 | COLLET F110 ザップスピ一ド | 1'28.398 | 4.935 | 0.464 | 150.855 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'32.257)予選通過 ---- |
| - | *7 | | | 大滝 拓也 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト | deleted | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'23.758)を更新しました。
- CarNo.7は、2018 FIA-F4選手権統一規則第23条1.違反(予選中のタイヤ交換)により、タイムを抹消した。
- CarNo.77,82は、黄旗区間でのベストタイムを削除した。
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

ル・ボーセモータースポーツは原点でもあるカテゴリー、スーパーFJもてぎシリーズに、17歳の神晴也と、2年目で19歳の上田裕也を擁して挑み、その第4戦が9月9日(日)に開催された。
前回から3か月のインターバルがある今大会は、これまでの3戦全てポールトゥウィンを飾っている神のシリーズチャンピオン決定が懸った大会でもある。ランキング2位の上田も神に迫る速さを見せ、鈴鹿シリーズに出場しているドライバーのエントリーもあり、二人がどのようなバトルを見せるかが期待された。
予選 9月9日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
このレースウィークは木曜日から走行を開始。連日どんよりと雲が広がり、雨がちらつくこともあったが、走る頃には路面も乾き全セッションドライタイヤでの走行となった。各々、課題としていることを意識しながら走行を重ね、予選を迎えた。
日曜日の9時から行われた予選は、変わらず雲が広がる天候で、気温24度、路面はドライ。20分間の計測開始と同時にコースインすると、他のライバルが2分6~8秒台のところ、3周目には神、上田ともに5秒台に入れ、アタックを開始していく。
神はその翌周には4秒745の圧倒的なタイムを記録し、早々にピットに戻ってくるが、まだ上がり幅があるため更なる短縮を目指し再コースイン。上田も前車に詰まったため、上手く間隔をあけながら燃料が軽くなってきた後半で再度アタック。7周目には5秒034にまで短縮を果たし、これがベストタイムとなった。
再コースインした神は、集中を高めながら、時間的にラストアタックとなる周でセクター1~3までを全体ベストで刻んでいく。そして、最終コーナーを立ち上がり、コントロールラインを通過すると、4秒646を記録。堂々の4戦連続ポールポジション獲得となり、上田もそれに続き2番手で決勝に臨むこととなった。

決勝 9月9日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
スタート進行直前に、大粒の雨が一瞬降ったものの、その後は回復しドライコンディションのままで決勝となった。スタートを決めた神は、ポジションキープのまま1コーナーに進入していくが、一方の上田は、ミスこそしていないものの、後続の勢いがよく、5番手で1周目を終える。
そこからの上田は挽回すべくペースを上げ、2周目にはまず1台を攻略し4番手となり、5周目の90度コーナーで3番手に。2番手も届く位置にいたことから、粘り強く前について行き、9周目のS字で射程圏内にとらえる。その後、ファイナルラップの1コーナーで前に出るものの、タイヤも辛くなってきたことから、続く2コーナーでリヤが出てしまい、3コーナーで抜き返される。諦めることなく、5コーナーで再度並びながら進入していくが、立ち上がりで膨らんでしまったことから、スピードが伸びず4番手でレースを終えた。
スタートから安定していた神は、毎周1秒ほどのギャップを築きながら周回を重ねる。4周目にはファステストラップを出すが、6周目にはさらに更新し、5秒375を記録。後続のラップタイムは6秒台がほとんどの中、すべての周を5秒台で走り切り、最終的には2番手と9秒の差を築き上げ、ポールトゥウィンで4連勝を果たした。
今回のレースで、神は最終戦を待たずして、シリーズチャンピオンを獲得。上田もシリーズ2位となり、ル・ボーセがシリーズの1-2を独占した。12月には日本一決定戦がもてぎで開催されるため、そこでの頂点を目指し、更なる成長が期待される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
今回は鈴鹿や岡山のランキング上位者が参戦することで二人には大きな刺激になると考えていた。結果的に神が皆を圧倒しシリーズを取ることが出来たが、チームメイトの上田がもっとプレッシャーを掛けて欲しかったと言うのが本音だろうか。それでも最終戦を待たずしてシリーズランキング1位と2位を取れたことはチーム全体のパフォーマンスが高く、ドライバーを支えるメカニックが良い仕事をしてくれたことに尽きる。
- Driver 神晴也(Seiya Jin)COMMENT
-
予選で、タイヤのピークが来る前にピットインしてしまったのが判断ミスでした。タイムが出た後も走り続けて、本当にこれ以上出ないか確認しないといけなかったです。レースは、スタートも決まって、後半にタイヤが厳しくなってもタイムを落とさずに走ることを意識して走りました。今回、チャンピオンを獲ることができましたが、日本一で勝つことが目標なので、そこに向けて頑張ります。
- Driver 上田裕也(Yuya Ueda)COMMENT
-
今回、土曜日の最後の練習走行で、コーナーの曲がり方を変えてみたのですが、もっと早くからトライしていたら予選も更にタイムアップできたと思います。今後の練習の時は、そこを更に練習していきたいです。レースでは、以前ほどスタートのミスはなくなりましたが、もっといけるようにならないといけないと思っているのと、バトルで、相手へのプレッシャーのかけ方がまだ弱いので、そういったところの経験を積んでいきたいと思います。
Le Beausset Motorsports
2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の決勝が9月9日、岡山国際サーキットで行われた。雨によりスタート時刻の変更やセーフティーカーの導入、赤旗中断と大荒れの戦いとなったが、ポールポジションの#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が接戦の末#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)を追撃を退け、待望の今季初勝利を飾った。
(天候:雨 コース:ウェット 観客動員数:予選日5,400人/決勝日8,000人/大会総入場者数13,400人)
第6戦決勝は当初午後2時5分より68周で行われる予定だったが、9日朝の段階でスタート時刻を10分繰り上げ、レース距離も54周または最大70分に短縮することが大会組織委員回より発表された。しかし天候の悪化によりスタート時刻は30分、60分と相次いで延期され、結局午後2時55分にセーフティーカーの先導によりスタートすることになった。
ところがスタートと同時に雨量が増したことにより、隊列が7周目に差し掛かったところでメインポストから赤旗が提示され、レースは一旦中止となる。この時点の気温は23℃、路面温度は24℃と肌寒ささえ感じさせる状況、当然タイヤやブレーキのウォームアップにも悪影響があったものと推察される。この時点での残り時間は51分23秒とされた。
その後天候はやや持ち直したため、午後4時10分にレースは再開され、12周終了時点でセーフティーカーはピットへ。13周目から追い越しが解禁となった。
1コーナーにトップで入ったのはポールの関口。しかし2位の小林はその周のヘアピンでインに飛び込んで来た。ここでは関口がなんとか押さえ込んだが、今度はダブルヘアピン二つめでラインをクロスさせてインに切り込もうとした小林のフロントノーズと関口の左リヤタイヤが接触。小林はノーズコーンにダメージを負いながらも続くマイクナイトコーナーで関口を抜いてトップに躍り出ると、一気にリードを広げにかかり、17周終了時点でその差は7.090にまで広がった。
しかし関口は19周目に入った辺りからペースを上げ、次第に小林との差を縮めていく。ところが22周目の最終コーナーで後続の#15福住仁嶺(TEAM MUGEN SF14)と#7トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)が接触、両者揃ってスピンすることに。福住はすぐにコースに復帰したが、ディルマンはその場でグラベルに捕まってストップしてしまったため、23周目から再びセーフティーカーが導入され、トップ2台の差は一気に縮まった。
セーフティーカーは26周終わりでピットイン。トップの小林は最終コーナーの加速でうまく関口を引き離し、トップのまま27周目に突入。しかし序盤で一気に勝負を決めようと攻めに攻めた結果、ダブルヘアピン一つ目でアウト側の白線に乗ってしまい惜しくもグラベルに飛び出してしまう。この隙に関口が再びトップに。小林は2位でコースに復帰して再び関口を追い上げにかかった。
ところが31周目のアトウッドカーブでまたしても福住がスピンを喫し、この日3度目のセーフティーカーが導入されることに。この時点ですでに残り時間は4分を切っていたため、レースはSC先導のまま34周をもって終了。関口が今季初、2017年の第6戦SUGO以来の通算5勝目をものにした。2位は小林、3位には#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が入った。
なお、レースは規定周回の75%に当たる51周に達しなかった為、シリーズポイントは規定の半分とされ、優勝した関口は合計16ポイント、3位の平川は同17ポイントに。ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)が5位に終わり、合計29ポイントにとどまったため、二人には辛くも最終戦での逆転チャンピオンの可能性が残った。
このほか7位入賞の#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)は通算25ポイントに、10位の#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)が24ポイントのままとなり、チャンピオン争いはこの5人に絞られた格好だ。
第7戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキット。10月28日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
前回の岡山大会で台風のため中止となり、本日の最終プログラムとして組み込まれた全日本F3選手権第9戦は再び中止となった。
午後4時、大会事務局は「全日本F3選手権第9戦決勝レースは、天候および日没を考慮し、2018年国内競技規則10-10.14)に基づき中止とする」というリリースを発表した。
代替戦の開催については未定。
Text: Yoshinori OHNISHI
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/09) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 34 | 2:08'20.682 |
| 2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 34 | 0.819 |
| 3 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 34 | 2.890 |
| 4 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 34 | 3.998 |
| 5 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 34 | 4.832 |
| 6 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 34 | 6.855 |
| 7 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 34 | 8.008 |
| 8 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 34 | 9.224 |
| 9 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 34 | 10.349 |
| 10 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 34 | 11.740 |
| 11 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 34 | 12.218 |
| 12 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 34 | 16.384 |
| 13 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 34 | 17.676 |
| 14 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 34 | 20.094 |
| 15 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 34 | 21.252 |
| 16 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 34 | 23.389 |
| 17 | *36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 34 | 43.693 |
| 18 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 30 | 4Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 30Laps)完走 ---- |
| - | *7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 21 | 13Laps |
- Fastest Lap: CarNo.18 小林可夢偉(KCMG Elyse SF14) 1'29.507 (14/34) 148.936km/h
- CarNo.7は、2018スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、訓戒とする。
- CarNo.36は、2018スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、決勝結果に30秒を加算する。
全日本F3選手権第14戦の決勝が9月9日、岡山国際サーキットで行われ、#36坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が今季11勝目を挙げた。
8日の第13戦に続いてこの日の岡山も朝から雨が降り続いたため、第14戦決勝は周回数を当初予定の25から18に減らし、セーフティーカーの先導でスタートすることになった。
セーフティーカーは3周を終えたところでピットに入り、4周目から追い抜きが可能となったが、ポールシッターの坪井は序盤から一気に後続を突き放しにかかり、5周目には1'39.222のファステストラップを記録してみせた。
その後も周回を重ねるごとに雨量が増していったため、トップが16周目に入ったところで再びセーフティーカーが導入され、レースはそのまま終了。坪井は昨日に続いて2連勝を飾り、シリーズポイントを145とした。2位は#12笹原右京(THREEBOND)。ランキング2位の#37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が3位に終わったため、坪井とのポイント差は59となり、午後に行われる第9戦決勝の結果次第では今日中に坪井のチャンピオンが決まる可能性が出てきた。
次戦第9戦決勝は今日の午後4時10分より13周で行われる予定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/09) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 14 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 36'16.362 |
| 2 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 0.772 |
| 3 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 1.307 |
| 4 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 1.996 |
| 5 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 2.519 |
| 6 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 3.268 |
| 7 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 3.793 |
| 8 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 4.507 |
| 9 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 4.873 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 12.203 |
| 11 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 18 | 16.313 |
| 12 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 18.784 |
| 13 | *28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 17 | 1Lap |
| 14 | 21 | | 畑 亨志 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 17 | 1Lap |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 17 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'39.222 (5/18) 134.353km/h
- CarNo.28は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.10(SC中の追い越し)違反により、競技結果より1周減算とする。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦のフリー走行が9月9日、岡山国際サーキットで行われ、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1’30.141でトップタイムだった。
決勝日を迎えた岡山は機能に続いて雨。コースの至る所に川が流れる難しい路面コンディション。このため午前9時に始まったフリー走行は#17塚越広大(REAL SF14)がモスエスでクラッシュしたことによりわずか数分で赤旗中断となってしまう。17号車は前後ウィングが脱落し、左側の足回りにもダメージを受けている状態。決勝への影響が懸念されるが、塚越は自力でクルマを降りており、怪我などはない模様だ。
走行は9時16分に再開となったが、雨はチェッカーフラッグの提示された9時30分まで降り続いた。
こうした中、ポールシッターの関口は車高をあげた状態で出走し、5周めに1’30.141のトップタイムを記録、その後はピット出口でのスタート練習やオーバーテイクボタンの確認など、決勝に向けて入念な準備を行った。
2番手には#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)が0.218秒差で続き、昨日のフリー走行でトップだった#7トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)が3番手。ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)は10番手にとどまり、チェッカーフラッグを待たずして早々とクルマを降りてしまった。
第6戦決勝はこのあと午後1時55分より54周で行われる予定。
しかし天候如何によってはさらなるスケジュール変更もあり得る状況だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/09) Free Practice 2 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'30.141 | - | - | 147.888 |
| 2 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'30.359 | 0.218 | 0.218 | 147.532 |
| 3 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'30.371 | 0.230 | 0.012 | 147.512 |
| 4 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'30.503 | 0.362 | 0.132 | 147.297 |
| 5 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'31.037 | 0.896 | 0.534 | 146.433 |
| 6 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'31.133 | 0.992 | 0.096 | 146.279 |
| 7 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'31.229 | 1.088 | 0.096 | 146.125 |
| 8 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'31.305 | 1.164 | 0.076 | 146.003 |
| 9 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'31.821 | 1.680 | 0.516 | 145.182 |
| 10 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'31.869 | 1.728 | 0.048 | 145.107 |
| 11 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'32.075 | 1.934 | 0.206 | 144.782 |
| 12 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'32.371 | 2.230 | 0.296 | 144.318 |
| 13 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'32.541 | 2.400 | 0.170 | 144.053 |
| 14 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'32.674 | 2.533 | 0.133 | 143.846 |
| 15 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'32.824 | 2.683 | 0.150 | 143.614 |
| 16 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'32.967 | 2.826 | 0.143 | 143.393 |
| 17 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'33.133 | 2.992 | 0.166 | 143.137 |
| 18 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'34.824 | 4.683 | 1.691 | 140.585 |
| 19 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'35.414 | 5.273 | 0.590 | 139.715 |
2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦は、9月9日朝8時付けで決勝日のタイムスケジュールを変更することが発表された。
これは今後予想される荒天に対応するための措置であり、スーパーフォーミュラの決勝はスタート時刻を当初予定より10分早めて午後1時55分とし、周回数も68周から54周に減算される。
同時に併催の全日本F3選手権についても、第14戦決勝は25周から18周に、第9戦決勝は午後4時10分にスタート時刻を早め、周回数も18周から13周に減算されることになった。
詳細は下記の通り
※()内は当初予定
SFフリー走行 9:00~9:30(変更なし)
F3第14戦決勝 10:15~18周または35分(10:15~25周)
SF第6戦決勝 13:55~54周または70分(14:05~68周)
F3第9戦決勝 16:10~13周(16:25~18周)
なお、今後の天候状況によってはさらなる変更や中止の可能性も現時点では否定できない状況だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の公式予選が9月8日、岡山国際サーキットで行われ、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1'24.446で1年4ヶ月ぶりにポールポジションを獲得。2位の#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)は1'24.466でその差は僅か100分の2秒という実に緊迫した戦いとなった。
第6戦の公式予選は午後3時15分よりノックアウト方式で行われた。朝から降り続いた雨は予選開始直前に小康状態となったものの、路面は終始ウェットのまま。全車が全てのセッションでウェットタイヤを用いての走行となった。
予選Q1
Q1は開始直後にダブルヘアピン2つ目で朝のフリー走行トップの#7トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)がコースアウト。続いて2コーナーで#15福住仁嶺(TEAM MUGEN SF14)がグラベルに捕まったために赤旗中断という波乱の幕開けとなった。
車両回収ののち15:37に再開されたが、ここで速さをみせたのが前戦もてぎで2位に入った#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)。ウェットのニュータイヤをここで投入して1'26.895を記録してトップに立つ。ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)が1'27.017で2位につけ、ウェット路面を得意とする#17塚越広大(REAL SF14)が3位、#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が4位で続いた。
一方、ここでノックアウトされたのは赤旗の原因を作った二人のほか#65伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING SF14)、#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)、#50千代勝正(B-Max Racing SF14)の3名。SF14の開発に初期段階から携わり、つい先日もSF19の開発テストを担当したばかりの伊沢と中嶋がここで予選を終えるという皮肉な結果となった。
予選Q2
Q1での赤旗中断の影響もありQ2は当初予定より遅れて午後4時4分開始。ここで速さをみせたのが未だポールポジション獲得のない#18小林。開始5分で1'25.548と唯一の25秒台のタイムを記録、トップで走行を終えた。Q1トップの平川も終盤に1'26.138までタイムを縮めて2位につけ、#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)がホンダ勢最上位の3位で続いた。
その一方で開幕戦と第3戦で優勝の#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)、第5戦優勝の#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)がここでまさかのノックアウトという結果に。石浦は終了間際にチームメイトの#2国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)に押し出される格好で予選を終えることになった。
予選Q3
Q3では今回初めてオーバーテイクボタンを2回まで使用できるという新たな試みがなされた。トヨタ勢では最終コーナー立ち上がりと2コーナーでの使用が推奨されていたとのことで、これを忠実に守ったのがチームインパルの2台。Q2トップの小林はウェット路面では1コーナーのブレーキングポイントが手前に来ることから2コーナーでの使用を見送り、結果的にダブルヘアピン二つ目で使うことになったが、それでも1’24.466を叩き出して一時トップに立つ。しかし終盤になって関口が1'24.446と小林を100分の2秒上回るタイムを叩き出し、昨年の第2戦岡山以来のポールポジションをもぎ取った。Q1トップの平川は持ち込んだウェットのニュータイヤをQ2までに使い切ったためQ3ではユーズドタイヤでの走行を強いられたが、1'25.026を記録して3位につけた。
第6戦決勝は明日午後2時5分より68周で行われる予定だが、天候次第ではスタート時刻や周回数が変更となる可能性も出てきている。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Knock Out Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'28.168 | 1'26.330 | 1'24.446 |
| 2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | 1'27.091 | 1'25.548 | 1'24.466 |
| 3 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'26.895 | 1'26.138 | 1'25.026 |
| 4 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'27.200 | 1'26.220 | 1'25.095 |
| 5 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | 1'27.017 | 1'26.230 | 1'25.153 |
| 6 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | 1'27.511 | 1'26.501 | 1'25.340 |
| 7 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | 1'27.057 | 1'26.545 | 1'25.429 |
| 8 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'27.757 | 1'26.562 | 1'25.589 |
| 9 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'27.258 | 1'26.718 | |
| 10 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | 1'28.530 | 1'26.803 | |
| 11 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'27.805 | 1'26.811 | |
| 12 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'27.529 | 1'27.481 | |
| 13 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'27.747 | 1'27.614 | |
| 14 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'28.198 | 4'42.033 | |
| 15 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'28.620 | | |
| 16 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'28.821 | | |
| 17 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | 1'29.939 | | |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'32.978)予選通過 ---- |
| - | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | 1'33.377 | | |
| - | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'57.432 | | |
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Knock Out Q3 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.446 | - | - | 157.862 |
| 2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'24.466 | 0.020 | 0.020 | 157.824 |
| 3 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'25.026 | 0.580 | 0.560 | 156.785 |
| 4 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'25.095 | 0.649 | 0.069 | 156.658 |
| 5 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'25.153 | 0.707 | 0.058 | 156.551 |
| 6 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'25.340 | 0.894 | 0.187 | 156.208 |
| 7 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'25.429 | 0.983 | 0.089 | 156.045 |
| 8 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'25.589 | 1.143 | 0.160 | 155.754 |
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Knock Out Q2 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'25.548 | - | - | 155.828 |
| 2 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'26.138 | 0.590 | 0.590 | 154.761 |
| 3 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'26.220 | 0.672 | 0.082 | 154.614 |
| 4 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'26.230 | 0.682 | 0.010 | 154.596 |
| 5 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'26.330 | 0.782 | 0.100 | 154.417 |
| 6 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'26.501 | 0.953 | 0.171 | 154.112 |
| 7 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'26.545 | 0.997 | 0.044 | 154.033 |
| 8 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'26.562 | 1.014 | 0.017 | 154.003 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'26.718 | 1.170 | 0.156 | 153.726 |
| 10 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'26.803 | 1.255 | 0.085 | 153.575 |
| 11 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'26.811 | 1.263 | 0.008 | 153.561 |
| 12 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'27.481 | 1.933 | 0.670 | 152.385 |
| 13 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'27.614 | 2.066 | 0.133 | 152.154 |
| 14 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 4'42.033 | 3'16.485 | 3'14.419 | 47.267 |
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Knock Out Q1 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'26.895 | - | - | 153.413 |
| 2 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'27.017 | 0.122 | 0.122 | 153.198 |
| 3 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'27.057 | 0.162 | 0.040 | 153.127 |
| 4 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'27.091 | 0.196 | 0.034 | 153.067 |
| 5 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'27.200 | 0.305 | 0.109 | 152.876 |
| 6 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'27.258 | 0.363 | 0.058 | 152.775 |
| 7 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'27.511 | 0.616 | 0.253 | 152.333 |
| 8 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'27.529 | 0.634 | 0.018 | 152.302 |
| 9 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'27.747 | 0.852 | 0.218 | 151.923 |
| 10 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'27.757 | 0.862 | 0.010 | 151.906 |
| 11 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'27.805 | 0.910 | 0.048 | 151.823 |
| 12 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'28.168 | 1.273 | 0.363 | 151.198 |
| 13 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'28.198 | 1.303 | 0.030 | 151.146 |
| 14 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'28.530 | 1.635 | 0.332 | 150.579 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 15 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'28.620 | 1.725 | 0.090 | 150.427 |
| 16 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'28.821 | 1.926 | 0.201 | 150.086 |
| 17 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'29.939 | 3.044 | 1.118 | 148.220 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'32.978)予選通過 ---- |
| - | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'33.377 | 6.482 | 3.438 | 142.763 |
| - | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'57.432 | 30.537 | 24.055 | 113.519 |
全日本F3選手権第13戦は8日、岡山国際サーキットで雨の中決勝を行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がそのまま逃げ切り18周・29分39秒096で優勝した。
午後2時前には小雨となっていた雨もF3マシンがグリッドに並べられる頃には本降りになり、2時10分にフォーメーションラップが始まった。
スタートでは、ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がトップで1コーナーへ向かう。予選2位の笹原右京(THREEBOND)は坪井に並びかけるが抜けず、1コーナーは坪井、笹原の順で通過。予選3位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)はストール気味にスタートし、予選4位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)の先行を許すが、1コーナー先で並びかけようとしてこの2台は接触。阪口はマシンにダメージを負いコースアウトするが、大湯は3位のまま2コーナへ向かった。4位には予選7位からジャンプアップした金丸悠(B-MAX RACING F3)が、5位には予選6位の根本悠生(Albirex-RT)が、6位には予選5位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が続く。
3周目には2位の笹原がレッドマンコーナーで止まりきれずにコースオフ。この隙に大湯が2位、金丸が3位に上がり、笹原は4位に落ちた。
トップ坪井が大湯を4秒近く離した10周目、その大湯が2コーナーでコースアウトしマシンを止めリタイア。これで2位には金丸が、同周1コーナーでミスした笹原をパスした根本が3位に上がる。
レースは18周を走り終了。優勝は坪井で今季10勝目。金丸は自己最高位の2位、根本も初表彰台の3位に入った。
4位には笹原が、5位には宮田が、6位には今シーズン初ポイントを獲得した三浦愛(EXEDY B-Max F317)が入った。
1ポイントが付与されるファステストラップは、奪い合い合戦となった。坪井、大湯、金丸、根本が代わる代わるファステストを更新するが、最終的には坪井が15周目に1分37秒444を叩き出しこの争いに決着を付けた。
ただ1台参加のNクラスはジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)自己最高位の10位に入りクラス優勝を飾った。
第14戦は明日9日午前10時15分より25周で、先日台風のため中止になった第9戦は午後4時25分より18周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 29'39.096 |
| 2 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 4.580 |
| 3 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 7.878 |
| 4 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 16.906 |
| 5 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 17.491 |
| 6 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 29.169 |
| 7 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 33.831 |
| 8 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 18 | 38.278 |
| 9 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 47.791 |
| 10 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 18 | 1'08.484 |
| 11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 1'27.985 |
| 12 | 21 | | 畑 亨志 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 18 | 1'32.590 |
| 13 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 17 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
| - | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 9 | 9Laps |
| - | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 6 | 12Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'37.444 (15/18) 136.805km/h
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は9月8日、シリーズ第6戦が開催されている岡山国際サーキットで恒例のサタデーミーティングを開催した。今回は中嶋一貴(#36 VANTELIN TEAM TOM’S)、伊沢拓也(#65 TCS NAKAJIMA RACING)の二選手が出席、先日行われたSF19の開発テストでの印象を語った。
- 中嶋一貴(#36 VANTELIN TEAM TOM’S)
-
「よくできたクルマだなあ」というのが第一印象です。トラブルなく走ることもできましたす。空力やタイヤサイズの違いなどもあり、今年のクルマとは少しキャラクターが違うなと思う部分もありますが、1日半走る中で少しずつセットアップを進めていくことができ、クルマのいい部分を見られたのかなと思います。
1日目に、ヘアピンのブレーキングでリヤホイールをロックさせてスピンアウトし、グラベルに捕まることがありました。僕が降りたあと、クルマを吊り上げる時にロープが切れて落っことしてしまいました。そのためにダンパーや足回りを変えたりアライメントを取り直すのに時間をロスしてしまいましたが、まあ自分のクルマじゃないんで別に(笑)砂の上とはいえ落ちてもちゃんと走るクルマなんで、頑丈になっているんじゃないかなあと思います(笑)その後は順調に試したいことを試すことができたので、そこで見えた方向性を今週の岡山に活かせないかなあと思ったんですが、それは残念ながらうまくいきませんでした。早く新しいクルマに変わらないかなあと思います。
クルマもタイヤも来年もっと良くなりそうな部分がみえました。いい意味での正常進化というか。ただその分今年うまくいってるチームは来年も好調だろうし、今年ハマってるチームは来年も大変だろうなという気もしてます。
- 伊沢拓也(#65 TCS NAKAJIMA RACING)
-
事前に乗った人たちの感想などを聞き、出来上がったクルマの寸法なども聞いていくく中で、多少フロント周りがピーキーなのかな、という先入観がありましたが、その前にもてぎで走ったSF14とほぼ同じセッティングでSF19を走らせてみると、違和感が全くなく、フロントの許容範囲が広がった感じで、ステアリング操作に対して自分の思った通りのグリップが出てくれるし、クルマ全体としてダウンフォースが増えた感覚があり、コーナリング自体は14より速く走れている感覚がありました。ただラップタイムは14にミディアムタイヤを履かせて予選を走ったのとほぼ同じタイムしか出ていなかったので、コーナーは速いけどストレートが遅いのかなという印象がありました。それでもスウィフトからダラーラに変わった時ほどの大きな差はありません。
個人的な好みでいうとSF19の方が走らせやすかったので、中嶋選手と同じく早くSF19でレースをしたいと思いました。でもSF19で試したことをSF14にフィードバックすれば速く走れるかなと思ったんですが、同じようなことは全く起きず、逆に混乱してしまってる状況です(笑)
また最後に、悪天候が予想される明日の第6戦決勝について、タイムスケジュールの変更またはレースフォーマットの変更なども含め、実施に向けて最大限の努力をするとの発言が倉下明JRP社長より出た。JRPとしては第2戦オートポリスに続いての中止は極力回避したいとの意向だが、勿論安全性を犠牲にしてでもレースを強行するという意味ではないとのことだ。
第6戦決勝は明日午後2時5分より68周で行われる予定だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦のフリー走行が9月8日、岡山国際サーキットで開幕。朝から強い雨が降り続く中で行われたフリー走行では#7トム・ディルマン(UOMO SUNOCO SF14)が1'26.153でトップタイム。2位には#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)が続いた。
公式予選日を迎えた岡山は朝からあいにくの雨。60分間のフリー走行が始まる午前9時45分を前に雨脚は次第に強まり、路面コンディションはヘビーウェットに。この影響からか開始数分で#6松下信治(DOCOMO DANDELION M6Y SF14)がモスエスでスピンアウトしたため、赤旗が提示されてセッションは中断。車両回収ののち午前10時に走行は再開となった。
ここで速さをみせたのがルーキーのトム・ディルマンだ。第2戦オートポリスでピエトロ・フィッティパルディの代役として起用され、フィッティパルディの負傷によりその後も参戦を続けているディルマンは難しいウェットコンディションを物ともせず、残り時間7分で1'26.509を記録してトップに立つと、その後も1'26.279、1'26.153と順調にタイムを縮めてみせた。
2位の野尻はトップから0.284秒落ちの1'26.437。前回優勝のの#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14)が1'26.468、#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が1'26.515と僅差で続き、ここまでが1分26秒台。ポイントリーダーの#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)は1'27.280で9位に留まった。
第6戦の公式予選はこのあと午後3時15分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forrum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Free Practice 1 Weather:Rainy Course:Wet
2018 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'26.153 | - | - | 154.734 |
| 2 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'26.437 | 0.284 | 0.284 | 154.226 |
| 3 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'26.468 | 0.315 | 0.031 | 154.170 |
| 4 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'26.515 | 0.362 | 0.047 | 154.087 |
| 5 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'27.007 | 0.854 | 0.492 | 153.215 |
| 6 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'27.108 | 0.955 | 0.101 | 153.038 |
| 7 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'27.125 | 0.972 | 0.017 | 153.008 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'27.208 | 1.055 | 0.083 | 152.862 |
| 9 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'27.280 | 1.127 | 0.072 | 152.736 |
| 10 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'27.368 | 1.215 | 0.088 | 152.582 |
| 11 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'27.604 | 1.451 | 0.236 | 152.171 |
| 12 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'27.741 | 1.588 | 0.137 | 151.934 |
| 13 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'27.746 | 1.593 | 0.005 | 151.925 |
| 14 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'27.788 | 1.635 | 0.042 | 151.852 |
| 15 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'27.908 | 1.755 | 0.120 | 151.645 |
| 16 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'28.105 | 1.952 | 0.197 | 151.306 |
| 17 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'28.130 | 1.977 | 0.025 | 151.263 |
| 18 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'28.285 | 2.132 | 0.155 | 150.997 |
| 19 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'30.097 | 3.944 | 1.812 | 147.961 |
全日本F3選手権第13,14戦は8日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、両戦とも坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
早朝、小康状態を保っていた雨も予選開始の午前9時前には再び落ち始め、やがて本降りとなりトラックはフルウェットとなった。公式予選は30分間で行われ、ベストタイムで第13戦のセカンドベストタイムで第14戦のグリッドが決定する。
開始早々、トップに立ったのは1分40秒391をマークしたこのシリーズを圧倒している坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。しかし、ウェット路面で水を得た笹原右京(THREEBOND)が4周目に38秒521でこれを逆転し、トップに躍り出る。
坪井も負けじと6周目には1分38秒483を叩き出し再びトップに立ったところで2コーナーでDRAGON(TEAM DRAGON F3)が飛び出し赤旗が提示される。
予選は残り8分で再開されると坪井が自身のタイムを1分37秒730まで縮め、2位以下を0秒5弱離し早々にピットイン。ポールポジションを決めた。
2位には笹原が続き、3位には阪口晴南(TODA FIGHTEX)が付けた。大湯都史樹(TODA FIGHTEX)は開始早々電気系のトラブルでピットインし、赤旗後に本格的なアタックに入ったが届かず4位で戸田勢が3-4に並んだ。
ドライ路面では坪井に拮抗していた宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)だがウェットではスピードが乗らず5位。6位には根本悠生(Albirex-RT)が入った。
セカンドベストタイムで決まる第14戦のグリッドは、ここでも坪井がトップに立ちダブルポールを決めた。2位も笹原、3位には宮田が続き、4位阪口、5位大湯、6位根本の順となっている。
第13戦は本日8日午後2時10分より18周で、第14戦は明日9日午前10時15分より25周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 14 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'37.779 | - | - | 136.336 |
| 2 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'38.470 | 0.691 | 0.691 | 135.379 |
| 3 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'38.496 | 0.717 | 0.026 | 135.344 |
| 4 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'38.646 | 0.867 | 0.150 | 135.138 |
| 5 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'38.815 | 1.036 | 0.169 | 134.907 |
| 6 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'39.204 | 1.425 | 0.389 | 134.378 |
| 7 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'39.374 | 1.595 | 0.170 | 134.148 |
| 8 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'39.665 | 1.886 | 0.291 | 133.756 |
| 9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'40.070 | 2.291 | 0.405 | 133.215 |
| 10 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'40.155 | 2.376 | 0.085 | 133.102 |
| 11 | *28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'41.721 | 3.942 | 1.566 | 131.053 |
| 12 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'42.341 | 4.562 | 0.620 | 130.259 |
| 13 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'42.814 | 5.035 | 0.473 | 129.659 |
| 14 | 21 | | 畑 亨志 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'43.258 | 5.479 | 0.444 | 129.102 |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'44.662 | 6.883 | 1.404 | 127.370 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'48.073)予選通過 ---- |
- CarNo.28は、2018全日本F3選手権統一規則第27条6.(黄旗区間走行)を適用し、当該ラップタイムを削除した。
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2018/09/08) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 13 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'37.730 | - | - | 136.404 |
| 2 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'38.206 | 0.476 | 0.476 | 135.743 |
| 3 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'38.263 | 0.533 | 0.057 | 135.664 |
| 4 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'38.291 | 0.561 | 0.028 | 135.626 |
| 5 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'38.364 | 0.634 | 0.073 | 135.525 |
| 6 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'39.062 | 1.332 | 0.698 | 134.570 |
| 7 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'39.133 | 1.403 | 0.071 | 134.474 |
| 8 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'39.181 | 1.451 | 0.048 | 134.409 |
| 9 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'39.297 | 1.567 | 0.116 | 134.252 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'39.649 | 1.919 | 0.352 | 133.778 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'40.587 | 2.857 | 0.938 | 132.530 |
| 12 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'42.305 | 4.575 | 1.718 | 130.304 |
| 13 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'42.606 | 4.876 | 0.301 | 129.922 |
| 14 | 21 | | 畑 亨志 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'43.182 | 5.452 | 0.576 | 129.197 |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'43.540 | 5.810 | 0.358 | 128.750 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'47.873)予選通過 ---- |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Yoshinori OHNISHI

軽自動車の祭典K4-GPは14日、富士スピードウェイでメーンイベントの1000㎞レースを行い、222周・10時間17秒317で、チームエフメイト静岡(エフメイトヤマハ)が優勝した。
今年もお盆恒例の真夏の祭典K4-GP 1000kmレースが、昨日の500kmに続き富士スピードウェイで行われた。クラス分けと給油量は以下のとおり。
| クラス | 分類 | 給油量 |
| GP-1 | AT車両 | 85ℓ |
| GP-2 | 量産ベースのハコ車(排気量NA換算850cc未満) | 65ℓ |
| GP-3 | 量産ベースのハコ車(排気量NA換算850cc以上) | 80ℓ |
| GP-4 | R車両(排気量NA換算850cc未満) | 70ℓ |
| GP-5 | R車両(排気量NA換算850cc以上) | 70ℓ |

総合&GP-5クラス優勝の260号車・チームエフメイト静岡(エフメイトヤマハ)

GP-4クラス優勝の223号車・静岡ダイハツボチボチデンナ~(パーマン655)

GP-3クラス優勝の199号車・チームFHIオーイズミリョー(通勤快速ヴィヴィオ)

GP-2クラス優勝の53号車・Marks(Marks53)

GP-1クラス優勝の747号車・OG3レーシング(マケラ~レン・ホンダ)
レースは午前8時、仮装したチームメートが駆け寄りステッカーをはがす変則ルマン方式でスタートが切られた。今年は安全を重視して給油量が大幅に削減されたため各チーム、スピードを抑えて周回をこなす。
序盤レースをリードしたのは昨日の500kmを制した260号車・チームエフメイト静岡(エフメイトヤマハ)。その後、490号車・チームやじお(シグマテックトゥディ)、199号車・チームFHIオーイズミリョー(通勤快速ヴィヴィオ)などがトップに顔を出すが、終盤には再び260号車がレースをリードする。
これを追い上げてきたのが、冬・夏合わせて3連勝中でスーパーGTドライバー2人を擁する777号車・TEAM-T弐号機(TEAM-T弐号機)。一気に260号車を抜き去りトップに立った。
このまま777号車が4連勝を飾るのかと思われたが、ピットアウト時のバーコード確認時のトラブルでペナルティーを科され後退。GP-5クラスの260号車が500km、1000kmと二つのレースを制し、夏のK4-GPを完全制覇した。777号車は総合2位でレースを終えた。
総合3位にはGP-3クラス優勝の199号車が、総合7位にはGP-4クラス優勝の223号車・静岡ダイハツボチボチデンナ~(パーマン655)が、総合9位にはGP-2クラス優勝の53号車・Marks(Marks53)が、総合92位にはGP-1クラス優勝の747号車・OG3レーシング(マケラ~レン・ホンダ)が入った。
260号車はダラーラ製のF3シャシーにバイクのエンジンを搭載。17年の冬の大会から参加し早くも頂点に立った。
260号車の周回数は222周で距離にして1013km。燃料減少で950km程度しか走れないのではないかという事前の予想に反し、給油回数制限が撤廃されたこともあり1000kmを越えた。
このレースは平均速度が下がったことにより大きな事故も無く、コカコーラコーナーで一度横転車両がありセーフティーカーが導入されたが、その車両も自力でピットに戻り、その後もレースを継続している。
今年は6月初めにスーパー耐久で富士24時間レースが復活した。K4-GPも24時間レースの開催を視野に入れており、今回大きな事故がなかったことでその開催が現実味を帯びてきた。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Yoshinori OHNISHI

この計画は、近隣に新東名高速道路の小山パーキングエリアが整備されるのに合わせて、現在「大御神(おおみか)レース村」と呼ばれるサーキット周辺の再開発を行うもの。新しいビレッジには、自動車メーカーや著名チームのガレージ、アマチュア用ガレージ、ホテル、レストランなどが整備される予定で、2021年春頃より順次開業としている。
現在、富士スピードウェイ周辺の道路は、2020年の東京オリンピックの自転車ロードレースのための拡幅工事が進められており、これに続く新東名、パーキング、モータースポーツビレッジの開発で、周辺は大きく様変わりすることになりそうだ。
Text: Shigeru KITAMICHI
第47回サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レースは26日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝を行い予選2位からスタートしたMercedes-AMG Team GruppeM Racing(トリスタン・ヴォーティエ/マロ・エンゲル/ラファエル・マルチェッロ組)が276周・10時間32秒584で優勝した。
決勝レースは残暑厳しい鈴鹿サーキットで午前10時、10時間先のゴールを目指して変則ルマンスタートによりローリングラップが始まった。
スタートでトップに立ったのは28号車・HubAuto Corsa(ニック・フォスター/デイビット・ペレル/吉田広樹組)。2位の888号車・Mercedes-AMG Team GruppeM Racing(トリスタン・ヴォーティエ/マロ・エンゲル/ラファエル・マルチェッロ組)を徐々に引き離し1時間過ぎまでトップに立っていたが、スタート手順違反でドライビングスルーペナルティーを科され後退。
レース中盤には888号車と2位に上がってきた43号車・Mercedes-AMG Team Strakka Racing(ルイス・ウィリアムソン/マキシミリアン・ゲーツ/アルバロ・パレンテ組)が6秒前後の差で3位以下を大きく引き離しながらレースは推移する。
しかし日が西に傾いた午後4時過ぎからは888号車が徐々に43号車を引き離し独走状態となった。
日が落ちた終盤にはペナルティーで後退していた6号車・Audi Sport Team Absolute Racing(クリストファー・ハース/マルクス・ウィンケルホック/ケルビン・ファン・デル・リンデ組)が徐々に43号車に近づくと、さらにタイヤトラブルから追い上げてきた66号車・AUDI SPORT TEAM WRT(クリストファー・ミース/ドリス・バンスール/フレディック・ヴェルビッシェ組)がファステストラップを叩き出し素晴らしいスピードで6号車に急接近。
午後8時、2位以下を大きく引き離した888号車がフィニッシュし初の鈴鹿10時間のウィナーとなった。三つどもえの2位争いはゴール直前まで白熱したが、パスするまでには至らず、2位・43号車、3位・6号車、4位・66号車の順でゴールした。
5位には終盤08号車・Bentley Team M-Sport(ヴィンセント・アプリル/アンディ・ソウセック/マックス・ソレット組)の猛追をかわした00号車・Mercedes-AMG Team GOOD SMILE(谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉組)が日本人トリオ最上位で入り、6位には08号車が続いた。
プロ-アマクラスは75号車・Sun Energy1 Racing(ケニー・ハブル/ミカエル・グルニエ/ルカ・ストルツ組)が、アマクラスは1台参加の112号車・SATO,YAMASHITA-SS/Rn-sports(佐藤敦/山下亮生/久保宣夫組)が優勝した。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum