
ポールを決めたクインタレッリ (Photo: Motorsprots@nifty)
全日本F3選手権第9回大会(第17戦/第18戦)が2日、山口県のMINEサーキットで開幕した。桜のつぼみが膨らみかけた3月、鈴鹿サーキットで開幕したこのシリーズ10大会中はや9大会目と終盤戦、舞台を初秋のMINEサーキットへと移した。
今シーズン、開幕戦から中嶋一貴が2連勝したものその後はロニー・クインタレッリが快進撃、シリーズをぶっちぎりで制し終盤戦は興醒めした展開になるのではと思われていたが、速さはあるもののミスの多かったファオ・パオロ・デ・オリベイラが後半安定感を増し、徐々に接近すると前大会の15,16戦仙台ハイランドで連勝し、一気にクインタレッリの背後10ポイント差まで迫ってきた。チャンピオン争いはクインタレッリとオリベイラの一騎打ち。1月余り前、はやりここMINEサーキットで開催された第13,14戦で不調だったクインタレッリ、勢いに乗るオリベイラ。果たしてクインタレッリの巻き返しはなるのか? オリベイラの勢いは止まらないのか? この大会の両者の成績いかんでは最終大会のもてぎを待たずにここMINEでチャンピオンが決まる可能性もある。
2日、第17戦・第18戦予選、第17戦決勝の開催されるMINEサーキットは朝から曇り、未明に降った雨も上がりトラックはドライコンディッション。午前10時25分より15分間にわたって第17戦予選が行われた。
ここでポールを奪ったのは、昨日の練習から好調で本来の速さを取り戻してきたロニー・クインタレッリ。タイムはコースレコードの1'22.476。2位には僅差で1'22.479のオリベイラ。チャンピオン争いをする両雄がフロントローに並んだ。3位はファビオ・カルボーンで外国人ドライバーがトップ3を占めた。
第17戦決勝は午後2時30分より20周にわたって争われる。
2004年10月2日 MINEサーキット(山口県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/10/02) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2004 All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | R1'22.476 | - | - | 145.39 |
| 2 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | R1'22.479 | 0.003 | 0.003 | 145.38 |
| 3 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 1'22.685 | 0.209 | 0.206 | 145.02 |
| 4 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 1'22.759 | 0.283 | 0.074 | 144.89 |
| 5 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'22.807 | 0.331 | 0.048 | 144.81 |
| 6 | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 1'22.916 | 0.440 | 0.109 | 144.62 |
| 7 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'23.018 | 0.542 | 0.102 | 144.44 |
| 8 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'23.097 | 0.621 | 0.079 | 144.30 |
| 9 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'23.157 | 0.681 | 0.060 | 144.20 |
| 10 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'23.159 | 0.683 | 0.002 | 144.19 |
| 11 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 1'23.351 | 0.875 | 0.192 | 143.86 |
| 12 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'23.649 | 1.173 | 0.298 | 143.35 |
| 13 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'23.791 | 1.315 | 0.142 | 143.11 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'24.789 | 2.313 | 0.998 | 141.42 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'30.801 | 8.325 | 6.012 | 132.06 |
- 'R'マークはコースレコードを更新した。(従来のコースレコード: 1'22.536 [1999年 D.マニング])

まさに狙い済ました一撃。木下会心の走りでPP獲得だ!(Photo:K.Takeshita)
スーパー耐久シリーズ第7戦SUGOスーパー耐久レースのスターティンググリッドを
決めるグリッド予選が、10月2日午後2時40分より1時間で行われ、#1MKアドバンエン
ドレスポルシェの木下みつひろが1分27秒893のコースレコードを叩き出してポール
ポジションを決めた。
以下、各クラスのトップは、クラス2が#11アドバンテージFromA MR、クラス3は#245
モバイルキャスト アドバン Z、クラス4は#96FORWARDスプーンED、グループN+は#37
Kosei SPRIT ALTEZZAだった。
当初予定より10分遅れで始まったスーパー耐久第7戦のグリッド予選は、計測開始
6分でコース上のオイルを処理するための赤旗が提示され、約20分間中断した。
15時6分にセッションは再開されたが、ホームストレートから1コーナー入口にかけ
てはオイル処理のための石灰がまだ大量に残っており、決して良いコンディションと
は言いがたい状況だ。それでも1、2、N+の専有が終わる3分前には#25ADVAN DGゼナド
リンGT3が1分27秒994とコースレコードを塗り替えるタイムでトップに躍り出る。一方
ディフェンディングチャンピオン、#1MKアドバンエンドレスポルシェは全く動く気配
を見せない。最後の混走時間帯に賭ける模様だ。
15時20分、3、4クラスの専有走行が始まった。
開始早々にいきなり#83BP ADVAN NSXが、1分31秒754とその時点で総合3位にはいる
タイムを叩き出す。オイルの影響は徐々になくなってきたようだ。これに対して今季
好調なZ勢は専有終了間際に相次いでコースイン。#245モバイルキャストがなんと
1分30秒589という驚異的なタイムでクラストップの座を奪い返すと、#23C-WEST ORCや
#27FINA ADVAN M3、#19TC-KOBE Zらも次々にタイムアップして#83NSXはあっという
間にクラス5番手に後退してしまった。
15時40分、混走開始。
ここで#58モンドスピードDL 2000が1分33秒447の、これまたコースレコードを更新
するが、すぐさま#96が1分32秒790と記録を塗り替える。
予選も残り8分という時になって漸く#1が動き出した。ドライバーは木下みつひろ。
アウトラップと計測1周目を慎重に走った後にアタックを開始。タイムは1分27秒893だ!
結局コレがこの日のベストタイムとなり、#1エンドレスポルシェのポールポジション
が確定した。
2004年10月2日 スポーツランドSUGO(宮城県) グリッド予選 天候:晴れ/コース:ドライ
P No Cls P Car/Model Driver time
------------------------------------------------------------------------------
1 1 1 1 MKアドバンエンドレスポルシェ /911JGN 木下/青木 R1'27.893
2 25 1 2 ADVAN DGゼナドリンGT3 /911JGN 谷口/織戸 R1'27.994
3 33 1 3 FALKEN☆PORCSHE /911JGN 竹内/田中 1'29.212
4 45 1 4 グースネック・アドバンポルシェ /911JGN 羽根/伊藤 1'29.639
5 11 2 1 アドバンテージFromA MR /CT9A 中谷/木下 R1'30.300
6 24 1 5 PCJ ADVAN PORSCHE /911JGN 堤/井上/影山 1'30.553
7 245 3 1 モバイルキャスト アドバン Z /Z33 星野/井出 1'30.589
8 23 3 2 C-WEST ORCアドバンZ /Z33 尾本/山田 1'30.968
9 27 3 3 FINA ADVAN M3 /E36 古谷/筒井 1'30.992
10 19 3 4 TC-KOBE・MAX・Z33 /Z33 輿水/牧田 1'31.410
11 86 2 2 hpi・racing IMPREZZA /GDB 小泉/菊池 1'31.698
12 83 3 5 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 1'31.754
13 26 2 3 エンドレスアドバンTMCランサー /CP9A 朝倉/細野/朝倉 1'32.406
14 7 3 6 MAKERS hart RX-7 /FD3S 山崎/加藤/白井 1'32.441
15 37 GN+ 1 Kosei SPRIT ALTEZZA /SXE10 影山/土屋 1'32.463
16 79 3 7 TAITEC ADVAN NSX /NA2 酒井/細川 1'32.508
17 2 2 4 FUJITSUBOインプレッサ /GDB 吉田/清水 1'32.529
18 88 3 8 ZOILアドバンコムセントZ /Z33 幸内/田ヶ原 1'32.571
19 15 3 9 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S 長島/長島/杉林 1'32.594
20 20 2 5 RSオガワADVANランサー /CT9A 小川/福山/砂子 1'32.725
21 36 GN+ 2 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA /SXE10 黒澤/樋口 1'32.782
22 96 4 1 FORWARDスプーンED /AP1 岡田/伊藤 R1'32.790
23 6 2 6 ファルケン☆ランサーエボVIII /CT9A 冨桝/関 1'33.082
24 58 4 2 モンドスピードDL 2000 /AP1 佐藤/富澤/斎藤R1'33.447
25 5 GN+ 3 5ZIGEN ACCORD /CL7 光貞/吉本 1'33.626
26 3 2 7 フィナエンドレスアドバンコルト /CT9A 村田/小暮/中村 1'33.697
27 100 4 3 カストロールアドバンS2000 /AP1 嶋村/八木 1'33.927
28 10 4 4 ADVANベルノ東海ムーヴDC /DC5 中川/渡辺/塩渕 1'34.023
29 21 4 5 クムホ・エクスタS2000 /AP1 WADA-Q/高橋 1'34.322
30 16 2 8 ディクセルADVANランサー /CT9A 川口/井田 1'34.465
31 *30 2 9 RSオガワADVANランサー /CT9A 関根/川島 1'34.535
32 69 4 6 J'S RACING ADVAN S2000 /AP1 梅本/長野 1'34.585
33 913 4 7 K-Stadium飛燕ADVAN /DC5 日部/谷川/瀧川 1'34.646
34 17 GN+ 4 キーパーwithRUNup /DC5 田中/石川 1'34.780
35 81 4 8 HOT ROD CRUE YH /DC5 佐々木/楳井/橋本1'34.899
36 82 4 9 デルファイADVAN DC5 /DC5 植田/阪口/古谷 1'35.023
37 54 GN+ 5 ADVANアンクルインテグラ /DC5 山内/浅見/上田 1'35.024
38 29 4 10 オベロンμ読売江東理工専DC5 /DC5 池田/谷口/谷口 1'35.454
39 18 4 11 コスモソニック21FKインテグラ /DC5 浅野/水書/坂井 1'35.463
40 77 4 12 フィールズC-WESTアドバンDC5 /DC5 磯田/保坂 1'35.593
41 4 4 13 BRIDEアドバンベルノ東海インテグラ/DC5 太田/見並/深沢 1'35.909
42 74 4 14 TUBEドリトスインテグラ /DC5 松本/佐藤 1'35.969
43 73 4 15 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 /DC5 山本/前嶋 1'36.269
44 12 2 10 Qs' インテークMプロエボVIII /CT9A 竹島/脇田/島田 1'36.467
45 *55 GN+ 6 ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 峰尾/片岡 1'33.432
--------------------以上予選通過車両------------------------------------------
14 3 10 エンドレスUEMATSU RX-7 /FD3S 植松/入口/山口 1'32.635
67 4 16 YAMATO YH INTEGRA /DC5 長井/内山/松原 1'36.318
"R"マークの車はコースレコードを更新しました。
※赤旗中断(14:46~15:06)
*No.30はスーパー耐久シリーズ2004年 シリーズ規則 第6条(5)および公式通知No9 1.2)違反
により、罰金3万円及び訓戒のペナルティが課された。
*No.55は、ドライバーズ予選で出走を認めたため、最後尾スタートとされた。

2ヒート制となったレースを制したクインタレッリ (Motorsports@nifty)
全日本F3選手権第17戦は2日、山口県のMINEサーキットで決勝を行った。レースは2位を走っていたファオ・パオロ・デ・オリベイラ(M-TEC)が13周目にクラッシュして赤旗中断となり2ヒート制で争われたが、両ヒートともポールポジションから無難なスタートを切りトップでチェッカーを受けたロニー・クインタレッリ(INGING MOTORSPORTS)が優勝した。
午後になってもMINEはどんよりとした曇り空、風は冷たい。午後2時30分フォーメーションラップを回ってF3第17戦の決勝レースがスタートした。
ポールポジションのロニー・クインタレッリは無難なスタートを決め1コーナーへ。予選2位のファオ・パオロ・デ・オリベイラが素晴らしいスタートを決めクインタレッリの背後に迫るが抜けず、3位にファビオ・カルボーンがつけた。予選6位の武藤英紀はスピンして早々にリタイア。横溝直輝もトラブルでピットイン。
トップ、クインタレッリと2位オリベイラは0.5秒差前後だったが、8周目あたりからその差が開き始め1秒弱まで広がった。しかしオリベイラもあきらめない。10周目から追撃を開始、12周を終わってトップとの差を0.4秒まで詰めた。その直後13周目の第1ヘアピン進入で、オリベイラはほぼノーブレーキの状態で直進、縁石でジャンプしグラベルでほとんど減速されないままタイヤバリアに激しくクラッシュした。オフィシャルが駆け寄るがマシンから出られない。レースはオリベイラ救出のため赤旗が掲示された。
オリベイラは、首と右足にダメージを負った模様だが意識はしっかりとしており命に別状はない模様。ようやく担架で医務室まで運ばれたが、その後病院へ搬送されることになった。
第2ヒートは、雲の切れ間から太陽が差し暑くなってきた午後3時38分より残り4周で再開された。ポールポジション、ロニー・クインタレッリ、2位ファビオ・カルボーン、3位山本左近、4位リチャード・アンティヌッチ、5位中嶋一貴、6位池田大祐……。スタートを制したのはやはりクインタレッリ、2位以下も上位陣はそのままの順位で1コーナーへ。4周では仕掛けるチャンスも少なくこのままの順位でゴールした。
2004年10月2日 MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
■決勝第1ヒート結果
全日本F3 -RIJ- (2004/10/02) #1heat Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 13 | 18'14.082 |
| 2 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 13 | 2.562 |
| 3 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 4.580 |
| 4 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 4.943 |
| 5 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 13.214 |
| 6 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 13 | 14.517 |
| 7 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 17.429 |
| 8 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 13 | 18.607 |
| 9 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 33.160 |
| 10 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 13 | 46.664 |
| 11 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 12 | 1 Lap |
| 12 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 9 | 4 Laps |
| - | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 0 | 13 Laps |
| - | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 0 | 13 Laps |
- Fastest Lap: #10 J.P.オリベイラ 1'23.094 11/12 144.30km/h
■決勝統合結果
全日本F3 -RIJ- (2004/10/02) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 17 | 5'39.828 |
| 2 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 17 | 1.979 |
| 3 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 3.075 |
| 4 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 4.179 |
| 5 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 5.676 |
| 6 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 17 | 8.220 |
| 7 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 17 | 13.425 |
| 8 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 25.089 |
| 9 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 33.520 |
| 10 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 16 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 15 Laps ) 完走 -------- |
| - | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 13 | 4 Laps |
| - | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 12 | 5 Laps |
| - | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 0 | 17 Laps |
| - | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 0 | 17 Laps |
- Fastest Lap: #10 J.P.オリベイラ 1'23.094 11/12 144.30km/h
- 赤旗提示時間 15:03 / 赤旗解除時間 15:08 / 第2パート開始時間 15:38
- ゼッケンNo.1は、2004年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条14.(反則スタート)により競技結果に対して30秒を加算した。
順
位 |
サーキット |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
筑 波 |
筑 波 |
T I |
T I |
も て ぎ |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
S U G O |
S U G O |
M I N E |
M I N E |
仙 台 |
仙 台 |
M I N E |
M I N E |
も て ぎ |
も て ぎ |
T O T A L |
有 効 ポ イ ン ト |
| 日 程 |
3 / 27 |
3 / 28 |
4 / 10 |
4 / 11 |
5 / 8 |
5 / 9 |
6 / 5 |
6 / 6 |
7 / 3 |
7 / 4 |
7 / 31 |
8 / 1 |
8 / 28 |
8 / 29 |
9 / 11 |
9 / 12 |
10 / 2 |
10 / 3 |
10 / 23 |
10 / 24 |
| ラウンド |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
| 1 | ロニー・クインタレッリ | 2 | 6 | 0 | 20 | 15 | 20 | 15 | 20 | 10 | 20 | 20 | 20 | 12 | 6 | 15 | 0 | | | | | 201 | 201 |
| 2 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | 6 | 0 | 15 | 8 | 20 | 15 | | | 20 | 8 | 12 | 15 | 20 | 12 | 20 | 20 | | | | | 191 | 191 |
| 3 | リチャード・アンティヌッチ | 4 | 15 | 20 | 15 | 6 | 10 | 12 | 12 | 8 | 0 | 1 | 4 | 10 | 15 | 12 | 15 | | | | | 159 | 159 |
| 4 | 横溝 直輝 | 10 | 8 | 6 | 10 | 0 | 2 | 10 | 15 | 15 | 0 | 15 | 12 | 15 | 20 | 1 | 10 | | | | | 149 | 149 |
| 5 | 中嶋 一貴 | 20 | 20 | 4 | 2 | 12 | 6 | 6 | | 6 | 0 | 10 | 0 | 2 | 0 | 8 | 8 | | | | | 104 | 104 |
| 6 | 番場 琢 | 15 | 12 | 12 | 12 | 2 | 1 | 4 | 10 | 0 | 6 | 4 | 0 | 6 | 4 | 10 | 6 | | | | | 104 | 104 |
| 7 | ファビオ・カルボーン | 8 | 10 | 2 | 3 | 3 | 0 | 20 | 6 | 4 | 0 | 8 | 10 | 8 | 3 | 3 | 2 | | | | | 90 | 90 |
| 8 | 山本 左近 | 12 | 1 | 8 | 6 | 0 | 8 | 3 | 8 | 0 | 10 | 3 | 0 | 4 | 10 | 0 | 3 | | | | | 76 | 76 |
| 9 | 武藤 英紀 | 3 | 4 | 3 | 1 | 0 | 0 | 8 | 4 | 12 | 15 | 2 | 6 | 3 | 8 | 2 | 4 | | | | | 75 | 75 |
| 10 | 池田 大祐 | 1 | 0 | 10 | 4 | 0 | 12 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 12 | | | | | 47 | 47 |
| 11 | 柳田 真孝 | 0 | 3 | 0 | 0 | 8 | 0 | | 2 | 2 | 12 | 6 | 8 | 1 | 0 | 4 | 0 | | | | | 46 | 46 |
| 12 | 小早川 済瑠 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 4 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 | 1 | | | | | 29 | 29 |
| 13 | 柴田 裕吉 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | | | 0 | 4 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | | | | | 12 | 12 |
| 14 | 磯崎 元彦 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | | | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | | | | | 6 | 6 |
- ポイントは決勝レースの結果に基づき各レース、1位:20点、2位:15点、3位:12点、4位:10点、5位:8点、6位:6点、7位:4点、8位:3点、9位:2点、10位:1点が授与されます。
9月19日、初の海外戦となったフォーミュラ・ニッポン第7戦のファイナルスプリ
ントは、スタート前のスコールでウェットコンディションの戦いとなった。
しかし、ファーストスプリントを制してポールポジションからスタートしたアンドレ・
ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)は、終始安定した走りを見せ、その座を譲ることなく今季
2勝目のチェッカーを受けた。
2位は今季初表彰台の服部、3位には脇阪が入った。
2004年9月19日 セパンサーキット(マレーシア) 決勝ファイナルスプリント 天候:雨/コース:ウェット
P.No. Driver---------------Team--------------------------Lap-GoalTime---
1 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING 27 1:00'07.061
2 41 服部 尚貴 DoCoMo TEAM DANDELION RACING 27 - 31.869
3 7 脇阪 寿一 Team LeMans 27 - 37.875
4 11 松田 次生 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 27 - 47.338
5 25 片岡 龍也 Team LeMans Spirit 27 - 49.101
6 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA RACING 27 - 1'00.044
7 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast TEAM IMPUL 27 - 1'14.672
8 3 道上 龍 Yellow Hat KONDO Racing Team 27 - 1'48.251
9 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION RACING 26 - 1 Lap
10 20 井出 有冶 mobilecast TEAM IMPUL 25 - 2 Laps
11 12 影山 正美 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 25 - 2 Laps
---------------------------以上完走-------------------------------------
8 土屋 武士 Team LeMans 20 - 7 Laps
1 本山 哲 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 7 - 20 Laps
2 金石 年弘 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 6 - 21 Laps
4 立川 祐路 Yellow Hat KONDO Racing Team 6 - 21 Laps
28 野田 英樹 CARROZZERIA Team MOHN 2 - 25 Laps
------------------------------------------------------------------------
FastestLap #40 リチャード・ライアン 2'09.302 27/27 154.299km/h
2004年9月19日 セパンサーキット(マレーシア) 1stスプリント 天候:曇り/コース:ドライ
P.No. Driver---------------Team--------------------------Lap-GoalTime-
1 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING 20 38'01.564
2 41 服部 尚貴 DoCoMo TEAM DANDELION RACING 20
3 7 脇阪 寿一 Team LeMans 20
4 20 井出 有冶 mobilecast TEAM IMPUL 20
5 8 土屋 武士 Team LeMans 20
6 11 松田 次生 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 20
7 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA RACING 20
8 1 本山 哲 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 20
9 2 金石 年弘 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 20
10 25 片岡 龍也 Team LeMans Spirit 20
11 4 立川 祐路 Yellow Hat KONDO Racing Team 20
12 12 影山 正美 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 20
13 3 道上 龍 Yellow Hat KONDO Racing Team 20
14 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast TEAM IMPUL 20
---------------------------以上完走-----------------------------------
28 野田 英樹 CARROZZERIA Team MOHN 17
40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION RACING 3
----------------------------------------------------------------------
FastestLap #19 ブノワ・トレルイエ 1'52.946 20/20 176.644km/h
9月18日、海外初開催となったフォーミュラ・ニッポン第7戦の公式予選が、マレ
ーシア・セパンサーキットで行われ、服部尚貴が3年半ぶりのポールポジションを獲
得した。
明日の決勝は、2スプリント制で、それぞれ午前11時から20周、午後2時から
27周で行われる。
2004年9月18日 セパンサーキット(マレーシア) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
P.No. Driver---------------Team--------------------------Sesson1---Sesson2-
1 41 服部 尚貴 DoCoMo TEAM DANDELION RACING 1'49.814 *1'49.021
2 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION RACING 1'49.922 *1'49.072
3 20 井出 有冶 mobilecast TEAM IMPUL 1'50.417 *1'49.219
4 7 脇阪 寿一 Team LeMans 1'49.899 *1'49.278
5 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING 1'50.087 *1'49.685
6 1 本山 哲 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 1'49.985 *1'49.701
7 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast TEAM IMPUL 1'50.549 *1'49.781
8 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA RACING 1'50.227 *1'50.002
9 8 土屋 武士 Team LeMans 1'50.698 *1'50.008
10 11 松田 次生 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 1'51.112 *1'50.151
11 2 金石 年弘 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 1'50.952 *1'50.217
12 28 野田 英樹 CARROZZERIA Team MOHN 1'51.771 *1'50.720
13 4 立川 祐路 Yellow Hat KONDO Racing Team 1'51.106 *1'50.740
14 12 影山 正美 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 1'51.882 *1'50.845
15 3 道上 龍 Yellow Hat KONDO Racing Team 1'51.604 *1'51.001
16 25 片岡 龍也 Team LeMans Spirit 1'51.303 *1'53.179
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スーパー耐久シリーズ2004 第6戦
「TIスーパー耐久レース」 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年9月11-12日
■開催場所:TIサーキット英田
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■ C-WEST ORCアドバンZが今季2勝目でZの連勝を6に伸ばす
モバイルキャスト アドバンZも2位でZが1-2
S耐第6戦は9月11~12日に岡山県のTIサーキット英田で開催され、尾本直史/山田
英二組の#23C-WEST ORCアドバンZが開幕戦以来のクラス優勝。星野一樹/井出有治
組の#245モバイルキャスト アドバンZはクラス2位でポイントランキングトップを
守った。
今回のレースには全体で46台の車両が参加。フェアレディZが区分されるクラス3に
は11台の参加があった。今回はTEAM COMCENTが第3戦以来のエントリー。
予選日の11日は前日の雨も上がり晴れ。朝のドライバー予選ではZのドライバーは
全員予選基準タイムをクリアして、グリッド予選に臨むことになった。グリッド予
選は曇天。#23Zは山田がセッション終盤に1分40秒866でクラス2位、#245Zは井出が
1分40秒995でクラス3位、#88Zは幸内が1分41秒555でクラス5位。また#19TC-KOBE
・MAX・Z33は牧田克哉が1分41秒916でクラス6位となった。
決勝日はおおむね晴れ。気温も30℃近くまで上がった。スタートドライバーは#23Z
が山田、#245Zが星野、#88Zが幸内、#19Zが輿水敏明。
13時109周(約400km)レースのフォーメーションラップがスタートした。
しかし#19Zのエンジンがかからず、何とかクルマを発進させるものの最後尾につけ
なければならなくなった。
#23Zの山田は2周目にクラストップの#27M3を捉えトップに浮上。さらに1分42~43
秒台の安定したラップタイムでトップを快走する。#245Zの星野はブレーキに違和
感を感じ思うようにペースが上がらないが、24周目には#27M3をかわして3位に浮上
し前の#83NSXを追った。
しかし#19Zはマシンの挙動が安定せず、輿水は危険と判断してリタイアしてしまう
ことになった。
レース中盤の50周目、#245Zはピットインして井出に交代。これでクラス3位に上がっ
た#88Zも、53周目にピットインして田ケ原に交代。また、クラストップを走行中だっ
た#23Zも54周目にピットインして尾本に交代した。NSX勢はピットインを遅らせ67
周目にクラス3の全車がピットインを済ませると再び#23Zがトップに。クラス2位#245Z、
#83NSXが3位。
いっぽう#88Zはデフのポンプにトラブルを抱え78周目に緊急ピットインしてレース
続行を断念した。
後半は#245Zの井出がクラストップの#23Zの尾本との距離をじわじわと詰めていき、
最後にはとうとう3.4秒差まで追い詰めたがここまで。
#23Zが開幕戦以来の2勝目をマークし、Zの連勝記録を6に伸ばした。
また第2戦仙台ハイランド以来2回目の1-2フィニッシュを遂げた。ランキングトッ
プの#245Zは残り2戦のうち1回を8位以上でゴールすればチャンピオンを確定するこ
とになった。
■RACE RESULTS-Class 3
Pos.(Overall) Machine Laps Driver
1(8) C-WEST ORC アドバン Z 105 尾本 直史/山田 英二
2(9) モバイルキャスト アドバン Z 105 星野 一樹/井出 有治
3(14) bp ADVAN NSX 104 古橋 譲/玉本 秀幸/小林 正吾
4(17) TAITEC ADVAN NSX 104 酒井 美晃/細川 慎弥
5(23) エンドレスUEMATSU RX-7 102 植松 忠雄/入口 秀輝
6(30) WW2ダンロップRX-7 98 新宅 文亮/伊藤 弘史/有木 雄太
7(31) MAKERS hart RX-7 94 白井 剛/山崎 学
R ings アドバン コムセントZ 77 幸内 秀憲/田ケ原 章蔵
R TC-KOBE・MAX・Z33 29 輿水 敏明/牧田 克哉
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久シリーズ2004 第6戦
「TIスーパー耐久レース」
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■開催月日:2004年9月11-12日
■開催場所:TIサーキット英田
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◇ FUJITSUBO IMPREZA、2位表彰台に
hpi・racing IMPREZAも4位でゴール
スーパー耐久シリーズ2004第6戦は9月11~12日に岡山県のTIサーキット英田で400km
レースとして開催され、クラス2に出場した吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO
IMPREZAが2位で今季4回目の表彰台を獲得。
また小泉和寛/菊地靖組の#86 hpi・racing IMPREZAはクラス4位でゴールしてシリー
ズポイントを加算した。
11日の予選日は晴れ。ドライバー予選は9時50分から30分間行われクラス2のドライ
バーは全員予選基準タイムをクリアした。午後のグリッド予選は気温も上がり30℃
を超える中行われ、#2インプレッサの清水は1分40秒007で2位、#86インプレッサの
菊地は1分40秒903で4位となった。
12日の決勝日は朝から晴れ。サーキットには3万4300人ものファンが詰めかけて109
周の決勝レースを待つ。そして13時にパレードラップがスタートした。
#2インプレッサは吉田、#86インプレッサは小泉がスタートを担当。吉田はクラス
トップの#11ランサーを追うが、やがてジリジリとその差を広げられていった。いっ
ぽう小泉は#6、#56、#26、#3と4台のランサーとクラス3位を争うバトルの渦中にい
たが、20周を過ぎるころには7位のポジションでラップしていくことになった。
中盤の51周目、6位走行中の#86インプレッサが早めではあるがルーティーンのピッ
トインを行い、菊地がコースへ。また#2インプレッサの吉田は57周目でルーティー
ンピット。ピットクルーのピット作業は完璧で、ここでインプレッサはポジション
を上げることに成功。ピット作業が落ち着いた66周目には#2インプレッサが2位、
#86インプレッサが3位にそれぞれポジションアップしていた。
後半、#2インプレッサの清水はクラストップの#11ランサーを追うが、なかなか差
は縮まらない。#86インプレッサの菊地も小泉のドライブ中から発生していたコー
ナリング時のガソリンの片寄りによるエンジンの息継ぎ現象が出て、思うようにペー
スを上げられない。その菊地に迫ってきたのが、ポイントランキング2位の#20ラン
サーだった。
終盤の89周目についに2台の差は1秒以内となり、テールtoノーズのバトルを繰り広
げ場内を沸かせた。96周目ついに菊地は#20ランサーに逆転を許して4位へ。
#2インプレッサの清水は最後まで逆転を狙って、終盤ペースを緩めた#11ランサー
を追うが、48秒差まで迫ったところでチェッカー。連勝はならなかったが今季2回
目の2位で78点となり、シリーズ2位の#20ランサーに5点差と迫った。#86インプレッ
サの菊地も4位でチェッカーを受け10点を追加。残り2戦で逆転チャンピオンを狙う
ことになる。
なおクラス優勝は#11ランサーで、これで4勝目となりポイントは92点となった。
第7戦は10月2~3日に宮城県のスポーツランドSUGOで500kmレースとして開催される。
■決勝結果:クラス2
Pos. No. Driver Car Name Time/Diff
1 #11 中谷明彦/木下隆之 アドバンテージFromA MR 3:04'18.433
2 #2 吉田寿博/清水和夫 FUJITSUBO IMPREZA 1Lap
3 #20 小川日出生/福山英朗/砂子塾長 RSオガワADVANランサー 1Lap
4 #86 小泉和寛/菊地 靖 hpi・racing IMPREZA 1Lap
5 #3 村田信博/小暮吉則/中村真一郎 FINA ENDLESS ADVAN 座間 2Laps
6 #56 松本達哉/伊藤保文 ラリーアートピット京都ランサー 2Laps
7 #26 朝倉貴志/細野智行/朝倉宏志 エンドレスアドバンTMCランサー 2Laps
8 #30 関根基司/大野尊久 RSオガワADVANランサー 2Laps
9 #16 川口正敬/渋谷勉/岡滋人 ディクセルADVANランサー 3Laps
◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
スーパー耐久シリーズ2004 第6戦
中谷明彦選手組三菱ランサー(クラス2)が4勝目!
ポール・トゥ・ウィンの圧勝でランキング首位のリードを拡大!
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
<結果><クラス2>
順 位 ドライバー 車 両
タイム(周回数) 予選順位
1 中谷明彦/木下隆之組 三菱ランサーエボリューション
3時間04分18秒433(106周) 予選順位 1
2 吉田寿博/清水和夫組 スバル・インプレッサ
3時間03分20秒187(105周) 予選順位 2
3 小川日出生(CMSC山形)/福山英朗(CMSC山形)/砂子塾長組
三菱ランサーエボリューション
3時間04分24秒202(105周) 予選順位 9
4 小泉和寛/菊地 靖組 スバル・インプレッサ
3時間04分31秒509(105周) 予選順位 4
5 村田信博(CMSC栃木)/小暮吉則/中村真一郎組
三菱ランサーエボリューション
3時間03分47秒744(104周) 予選順位 7
6 松本達哉/伊藤保文組 三菱ランサーエボリューション
3時間03分51秒670(104周) 予選順位 5
*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。
<開催概要>
1.開催日 9月11日(土)公式予選
12日(日)決勝レース
2.開催地 岡山県英田郡英田町「TIサーキット英田」
3.周回数 109周(1周3.703km)
4.参加台数 49台(決勝レース出走46台、完走 32台)
クラス1(3501cc~) 6台
クラス2(2001~3500cc)4WD 12台(三菱ランサー10台)
クラス3(2001~3500cc)2WD 11台
クラス4(~2000cc) 13台
グループNプラス・クラス 7台
5.観客数 7,850人(11日)/34,300人(12日)
スーパー耐久シリーズ 2004の第6戦「TIスーパー耐久レース」が、9月11
日(土)~12日(日)に岡山県の「TIサーキット英田」(一周3.703km)
で開催された。同大会には49台ものエントリーがあり、クラス2にも12台が参加。
三菱ランサーはこのうち10台を占め、全クラスを通じて最も台数の多い車種として、
人気ぶりを印象づけた。
11日に行われた公式予選は前日の降雨による影響も見られず、好天のもとドライ
コンディションで開催。グリッド予選では現在シリーズポイントランキング首位の中
谷明彦選手組三菱ランサーエボリューションVIII MRがただ一台1分39秒台
に入るコースレコードタイムを叩き出し、ポールポジションを獲得。先月開催された
鈴鹿1000kmレースでクラス優勝を果たして好調の波に乗る富枡朋広選手組(三
菱ランサー)が3番手につけた。
12日も天候は晴れのち曇り。気温は30℃まで上昇し、蒸し暑い一日となった。
午後1時4分にスタートを切った決勝レースで、中谷明彦選手組三菱ランサーは序盤
からクラス1車両に続く総合6番手でクラストップを快走。2番手の吉田寿博選手組
(スバル・インプレッサ)をぐんぐん引き離すと間もなく独走態勢となった。中盤の
ピット作業もミスなくこなした中谷選手組は後半に入って一時は2位との差を1分以
上に広げるなど、圧倒的な速さを披露。最後はややペースを緩めたが、それでも10
5周には2位に約50秒近い差をつけ次の106周目にチェッカーを受け、見事4勝
目を獲得してポイントランキング首位のリードを拡大した。
一方、富枡朋広選手組(三菱ランサー)が序盤にトラブルで戦列を去った後、松本
達哉選手組(三菱ランサー)が吉田選手組を猛追。43周目には遂に逆転して2番手
へと浮上した。その後、松本選手組は惜しくも中盤のピット作業などで遅れたが、後
半戦になると今度は9番手グリッドから浮上してきた小川日出生選手(CMSC山形)
組三菱ランサーが小泉和寛選手組(スバル・インプレッサ)に追いつき、激しい3位
争いを展開。テール・トゥ・ノーズの接近戦で観客の大声援を浴びた小川選手組は終
盤95周目に逆転に成功。3位入賞を果たし、ランキング2位のポジションを堅持し
た。また、村田信博選手(CMSC栃木)組(三菱ランサー)が5位、松本選手組も
6位に入賞を果たした。なお、総合優勝は谷口信輝選手組のポルシェ911 GT3
(クラス1)であった。
★第6戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効) <クラス2>
1位 中谷明彦組 三菱ランサー 92
2位 小川日出生組(CMSC山形)三菱ランサー 83
3位 吉田寿博組 スバル・インプレッサ 78
4位 小泉和寛組 スバル・インプレッサ 68
5位 関根基司組 三菱ランサー 34
6位 冨桝朋広組 三菱ランサー 33
7位 朝倉貴志組(CMSC栃木)三菱ランサー 30
8位 村田信博組(CMSC栃木)三菱ランサー 22
9位 川口正敬組 三菱ランサー 17
◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
ラリーアート Web Site

2戦連続の表彰台を獲得したR.アンティヌッチ (C)Toyota
全日本F3選手権
第15/16戦 仙台
全日本F3第16戦で R.アンティヌッチが2位入賞
微妙な天候での予選と決勝。ルーキー池田大祐が3位表彰台を獲得
全日本F3選手権第8大会(第15戦、第16戦)「ハイランドF3チャンピオンシッ
プレース」が9月11日(土)、12日(日)の両日、宮城県の仙台ハイランドレー
スウェイで行われた。同大会にはシリーズ参戦中の14台が参加。このうちトヨタ
・トムス3S‐GE型エンジン搭載車は10台を占めた。
2年ぶりのF3開催となる同サーキットは仙台市郊外の山間地にあり、地形を活
かした激しいアップダウンが特徴で、テクニカルな設定に加え、舗装は荒れて滑り
やすい。
9日、10日に行われた練習走行ではR.アンティヌッチ(トムス/トヨタ・トム
ス3S‐GE)がただ一人コースレコードとなる1分39秒869でトップタイム。
これにチームメイトの山本左近(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)、前戦14戦
で念願の初優勝を果たした横溝直輝(インギング/トヨタ・トムス3S‐GE)が
続き、トヨタ勢は好調を維持して予選へと臨んだ。
◆予選◆
11日(土)は朝から曇天で気温16度と肌寒い中、午前10時頃から霧雨が降
り出し、午前11時から15分づつ行われたF3公式予選開始時にはコースはタイ
ヤ選択の微妙なハーフウエット状態となった。このため、途中でスリックタイヤか
らレインタイヤに履きかえる選手が続出、ピットレーンはあわただしい雰囲気に包
まれた。
結果的に第15戦の予選は早めにレインタイヤを装着してタイヤを暖めた選手が
上位に並ぶこととなり、柴田裕吉(DTM/トヨタ・トムス3S‐GE)が初ポー
ルポジションを獲得。池田大祐(ナウモータースポーツ/トヨタ・トムス3S‐GE)
が3番手、横溝直輝が4番手グリッドを獲得した。
続く第16戦のセッションには全車そろってレインタイヤを装着。R.アンティ
ヌッチが序盤いきなり52秒台のトップタイムを記録してリード。その後終盤に向
けて次々とベストタイムが塗り替えられる激戦となり、6周目にトップタイムを出
した池田大祐(ナウモータースポーツ/トヨタ・トムス3S‐GE)が初ポールポ
ジションを獲得。コースアウト車両に阻まれた横溝直輝が2番手、中嶋一貴(トム
ス/トヨタ・トムス3S‐GE)が3番手で続いた。
◆第15戦決勝◆
予選後も天候は回復せず、第15戦の決勝レースは霧雨の中、午後3時18分に
スタートを切った。ポールポジションの柴田裕吉はスタートを失敗。横に並びかけ
た2位の池田大祐と絡んで1コーナーでコースアウト、リタイア。
この間隙にJ.P.デ・オリベイラ(M-TEC MF204C)が首位に立ち、7番手
グリッドから好スタートを切ったR.クインタレッリ(インギング/トヨタ・トム
ス3S‐GE)が2位で首位攻防戦を展開。同じくスタートの混乱の中、R.アン
ティヌッチが4位、中嶋一貴が5位、番場琢(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)
が6位までポジションを上げて序盤戦を開始した。
その後もR.クインタレッリはJ.P.デ・オリベイラを追うがじわじわと離さ
れて首位逆転はならず。一方、タイヤの摩耗で後半ペースの苦しくなった中嶋一貴
を番場琢が果敢に追い詰め、16周目に4位に躍進。
17周のレースはR.クインタレッリが2位、R.アンティヌッチが3位で表彰
台を獲得。番場琢は12番手スタートからの見事な追い上げで4位と気を吐き、中
嶋一貴も5位でフィニッシュを果たし、続く第16戦へと期待を繋いだ。
◆第16戦決勝◆
12日(日)も朝から霧雨が降る不順な天候。気温19度、路面は完全に乾かな
い不安定なコンディションの下でスタートを迎えた。初のポールポジションから池
田大祐は好スタートを決め、トップで1コーナーへ。
しかし、2位の横溝直輝は濡れた路面でホイールスピンを喫した上、1コーナー
進入時に姿勢を乱してポジションを落とし、予選5番手のR.アンティヌッチが僅
差の3位で周回を開始した。
トップを逃げる池田大祐は8周目の1コーナーでJ.P.デ・オリベイラの先行
を許し2位へとポジションダウン。さらに、13周目にはR.アンティヌッチが池
田大祐を捉えて2位に浮上し首位を逃げるJ.P.デ・オリベイラを追うが、すで
に間隙は開いており逆転かなわずフィニッシュ。R.アンティヌッチは2戦連続入
賞を果たした。また、池田大祐は3位でルーキーイヤーながら2度目の表彰台を獲
得した。
---------------------------------------------------------------------------
トヨタ・チームトムス R.アンティヌッチのコメント:
第15戦3位、第16戦2位と連続表彰台に上がることが出来たが、本来なら優
勝出来るだけのポテンシャルを持って臨んでいただけに、残念だ。だが、今回の結
果でシリーズポイント争いは僅少差の戦いになった。今シーズン、残された4戦も
これまで通りベストを尽くしてチャンピオン獲得へと全力で戦う。
インギング R.クインタレッリのコメント:
今回は不安定なコンディションの中、自分のミスで予選を失敗したのが全て。第
16戦はノーポイントに終わり、ポイントのリードも詰まってしまった。しかし、
タイトルへ向け残り4戦を全力で頑張る。
ナウモータースポーツ 池田大祐のコメント:
第16戦の予選では競い合いの中でF3では初めてのポールポジションが獲得出来、
自信につながった。第16戦の決勝序盤はペースが伸び悩み、ライバルの先行を許
したことは悔しいが、シーズンの中盤戦から調子が落ち込んでいたことを考えれば
良い結果だと思う。これを糧に今後のレースを戦いたい。
トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
霧雨に翻弄された予選だった。第15戦の決勝レースはタイヤの選択が明暗を分
けたが、難しいコンディションの中で中嶋君、番場君がポジションを上げるなど、
それぞれがちゃんとレースをこなしたのは評価に値する。山本君もコースアウトし
てしまったが、彼らにとっては良い勉強になったと思う。一方、第16戦の決勝は
スタートが全て。池田君のポールポジション獲得や、3位フィニッシュという結果
も良い自信に繋がるだろう。シリーズも終盤戦に向かうが、これまで以上に気を引
き締めて戦いに臨んでもらいたい。
---------------------------------------------------------------------------
第15戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
1 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC 32'57.031 17 2
2 4 R.クインタレッリ(イタリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 12.647 17 7
3 1 R.アンティヌッチ(アメリカ) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 14.602 17 10
4 36 番場 琢 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 45.709 17 13
5 8 中嶋一貴 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 48.291 17 8
6 32 小早川済瑠 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 50.714 17 6
7 14 柳田真孝 ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 51.312 17 11
8 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 51.696 17 14
9 2 武藤英紀 ホンダ(M-TEC MF204C) TODA RACING 52.362 17 5
10 3 横溝直輝 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 1'27.119 17 4
第16戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
1 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC 41'03.042 24 4
2 1 R.アンティヌッチ(アメリカ) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 11.648 24 5
3 33 池田大祐 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 21.585 24 1
4 3 横溝直輝 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 22.529 24 2
5 8 中嶋一貴 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 23.080 24 3
6 36 番場 琢 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 24.136 24 7
7 2 武藤英紀 ホンダ(M-TEC MF204C) TODA RACING 24.760 24 6
8 7 山本左近 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 25.243 24 8
9 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 35.215 24 12
10 32 小早川済瑠 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 48.233 24 10
ドライバーズポイント
(第16戦終了時での有効得点:暫定) 順位 ドライバー名 エンジン ポイント
1 R.クインタレッリ トヨタ・トムス 201
2 J.P.デ・オリベイラ M-TEC 191
3 R.アンティヌッチ トヨタ・トムス 159
4 横溝直輝 トヨタ・トムス 149
5 中嶋一貴 トヨタ・トムス 104
6 番場 琢 トヨタ・トムス 104
8 山本左近 トヨタ・トムス 76
※ポイントはシリーズ全戦の80%が有効
|
|
| ■スーパー耐久ポイントランキング |
| 全8戦中6戦終了
|
Class1 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
33 |
1 |
竹内 浩典 |
田中 哲也 |
|
|
FALKEN☆PORSCHE |
20 |
10 |
20 |
12 |
30 |
12 |
|
|
104 |
| 2 |
1 |
1 |
木下 みつひろ |
青木 孝行 |
|
|
ADVAN・KONDO ポルシェ |
15 |
20 |
12 |
15 |
23 |
15 |
|
|
100 |
| 3 |
25 |
1 |
谷口 信輝 |
織戸 学 |
山路 慎一 |
|
ADVAN DG ゼナドリンGT3 |
12 |
15 |
15 |
20 |
15 |
20 |
|
|
97 |
| 4 |
24 |
1 |
堤 明彦 |
井上 貴志 |
影山 正美 |
|
PCJ ADVAN PORSCHE |
10 |
8 |
10 |
DNC |
18 |
10 |
|
|
56 |
| 5 |
45 |
1 |
羽根 幸浩 |
佐藤 晋也 |
|
|
グースネック・アドバンポルシェ |
DNQ |
12 |
DNC |
10 |
- |
8 |
|
|
30 |
| 6 |
32 |
1 |
藤田 明 |
松田 秀士 |
原 幸雄 |
|
PCJ ファルケン ポルシェ |
DNC |
DNQ |
8 |
DNC |
- |
- |
|
|
8 |
Class2 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
11 |
2 |
中谷 明彦 |
木下 隆之 |
|
|
三菱アドバンテージランサーMR |
20 |
20 |
20 |
DNC |
12 |
20 |
|
|
92 |
| 2 |
20 |
2 |
小川 日出生 |
福山 英朗 |
砂子 塾長 |
|
RSオガワADVANランサー |
15 |
6 |
12 |
20 |
18 |
12 |
|
|
83 |
| 3 |
2 |
2 |
吉田 寿博 |
清水 和夫 |
|
|
FUJITSUBO IMPREZA |
12 |
15 |
DNC |
6 |
30 |
15 |
|
|
78 |
| 4 |
86 |
2 |
小泉 和寛 |
菊池 靖 |
|
|
hpi・racing IMPREZA |
8 |
12 |
15 |
DNC |
23 |
10 |
|
|
68 |
| 5 |
30 |
2 |
関根 基司 |
大野 尊久 |
|
|
RSオガワADVANランサー |
4 |
DNQ |
4 |
8 |
15 |
3 |
|
|
34 |
| 6 |
6 |
2 |
冨桝 朋広 |
関 豊 |
|
|
ファルケン☆ランサーエボVIII |
2 |
8 |
8 |
15 |
- |
DNC |
|
|
33 |
| 7 |
26 |
2 |
朝倉 貴志 |
細野 智行 |
朝倉 宏志 |
|
エンドレスアドバンTMCランサー |
10 |
10 |
6 |
- |
- |
4 |
|
|
30 |
| 8 |
3 |
2 |
村田 信博 |
小暮 吉則 |
中村 真一郎 |
|
フィナエンドレスアドバンコルト |
DNC |
4 |
10 |
DNC |
DNC |
8 |
|
|
22 |
| 9 |
16 |
2 |
川口 正敬 |
井田 雅彦 |
|
|
ディクセルADVANランサー |
3 |
DNQ |
- |
12 |
- |
2 |
|
|
17 |
| 10 |
12 |
2 |
竹島 徹 |
脇田 一輝 |
島田 和樹 |
|
Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ |
- |
- |
3 |
10 |
- |
DNC |
|
|
13 |
| 11 |
59 |
2 |
大澤 学 |
福田 淳 |
|
|
TOWA INTECインプレッサ |
6 |
- |
- |
- |
- |
|
|
|
6 |
| 11 |
56 |
2 |
松本 達哉 |
伊藤 保文 |
|
|
NUTECダンロップランサー |
DNS |
- |
DNC |
- |
- |
6 |
|
|
6 |
| |
57 |
2 |
本田 和義 |
中村 啓 |
中村 和昭 |
|
グラムライツG・キッスランサー |
- |
- |
- |
- |
- |
DNC |
|
|
0 |
Class3 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
245 |
3 |
星野 一樹 |
井出 有治 |
|
|
モバイルキャスト アドバン Z |
8 |
20 |
20 |
20 |
30 |
15 |
|
|
113 |
| 2 |
23 |
3 |
尾本 直史 |
山田 英二 |
|
|
C-WEST ORC アドバン Z |
20 |
15 |
6 |
6 |
9 |
20 |
|
|
76 |
| 3 |
83 |
3 |
古橋 譲 |
玉本 秀幸 |
小林 正吾 |
|
BP ADVAN NSX |
6 |
DNC |
3 |
15 |
18 |
12 |
|
|
54 |
| 4 |
27 |
3 |
古谷 直広 |
筒井 克彦 |
|
|
FINA ADVAN M3 |
15 |
10 |
12 |
DNC |
12 |
DNC |
|
|
49 |
| 5 |
79 |
3 |
酒井 美晃 |
細川 慎弥 |
|
|
TAITEC ADVAN NSX |
DNC |
3 |
15 |
12 |
6 |
10 |
|
|
46 |
| 6 |
14 |
3 |
植松 忠雄 |
入口 秀輝 |
|
|
エンドレス アドバン RX-7 |
10 |
6 |
4 |
8 |
- |
8 |
|
|
36 |
| 7 |
15 |
3 |
長島 正明 |
長島 正興 |
杉林 健一 |
|
レーシングスパルコ ディクセル RX-7 |
DNC |
12 |
- |
DNC |
23 |
DNC |
|
|
35 |
| 8 |
7 |
3 |
白井 剛 |
山崎 学 |
|
|
MAKERS hart RX-7 |
DNQ |
DNQ |
8 |
10 |
15 |
- |
|
|
33 |
| 9 |
19 |
3 |
輿水 敏明 |
牧田 克哉 |
|
|
TC-KOBE・MAX・Z33 |
12 |
4 |
2 |
DNC |
- |
DNC |
|
|
18 |
| 10 |
88 |
3 |
幸内 秀憲 |
田ケ原 章蔵 |
|
|
ZOILアドバンコムセントZ |
- |
8 |
10 |
- |
- |
DNC |
|
|
18 |
| |
61 |
3 |
小幡 弘 |
小原 健一 |
柳田 雄幸 |
|
グラムライツ DLRCBRX7 |
- |
DNQ |
DNC |
- |
- |
- |
|
|
0 |
| |
113 |
3 |
松尾 和敏 |
皆田 征賢 |
|
|
MAZERマジョーラRX-7 |
- |
- |
- |
DNC |
- |
- |
|
|
0 |
| |
78 |
3 |
新宅 文亮 |
伊藤 弘史 |
有木 雄太 |
|
WW2ダンロップRX-7 |
- |
- |
- |
- |
- |
DNC |
|
|
0 |
Class4 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
10 |
4 |
中川 隆正 |
渡辺 明 |
|
|
ADVANベルノ東海ムーヴDC |
3 |
20 |
12 |
20 |
23 |
15 |
|
|
93 |
| 2 |
96 |
4 |
岡田 秀樹 |
伊藤 大輔 |
|
|
FORWARD |
4 |
15 |
20 |
3 |
30 |
20 |
|
|
92 |
| 3 |
18 |
4 |
浅野 武夫 |
岡野 陽朋 |
森 正行 |
|
ホンダ インテグラ |
15 |
6 |
4 |
6 |
6 |
12 |
|
|
49 |
| 4 |
73 |
4 |
山本 すばる |
前嶋 秀司 |
|
|
ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 |
DNC |
8 |
15 |
8 |
15 |
DNC |
|
|
46 |
| 5 |
81 |
4 |
佐々木 孝太 |
塚田 誠 |
橋本 達也 |
|
HOT ROD CRUE YH |
20 |
12 |
DNC |
DNC |
12 |
- |
|
|
44 |
| 6 |
82 |
4 |
植田 正幸 |
阪口 良平 |
古谷 直樹 |
|
DELPHI ADVAN DC5 |
10 |
3 |
8 |
12 |
9 |
DNC |
|
|
42 |
| 7 |
21 |
4 |
WADA-Q |
高橋 毅 |
クラゴン |
|
クムホ エクスタS2000 |
12 |
2 |
DNC |
DNC |
18 |
- |
|
|
32 |
| 8 |
69 |
4 |
梅本 淳一 |
長野 賢也 |
|
|
J'S RACING ADVAN S2000 |
1 |
10 |
- |
10 |
0 |
DNC |
|
|
21 |
| 9 |
39 |
4 |
赤星 陽太郎 |
安田 裕信 |
|
|
UNITED ADVAN S2000 |
DNC |
DNC |
10 |
DNC |
- |
6 |
|
|
16 |
| 10 |
60 |
4 |
谷川 達也 |
三船 剛 |
清水 康弘 |
|
スクラロース S2000 |
- |
- |
- |
15 |
- |
DNC |
|
|
15 |
| 11 |
89 |
4 |
福田 よしのぶ |
赤鮫 オヤジ |
|
|
EXEDY SHOW-UP インテグラ |
- |
- |
DNC |
4 |
- |
10 |
|
|
14 |
| 12 |
67 |
4 |
長井 麻殊 |
内山 慎也 |
松原 浩二 |
嶋村 馨 |
YAMATO YH DC5 |
8 |
- |
- |
- |
5 |
- |
|
|
13 |
| 13 |
77 |
4 |
磯田 尚孝 |
保坂 尚輝 |
|
|
フィールズ C-WEST アドバン DC5 |
DNC |
1 |
3 |
DNC |
0 |
8 |
|
|
12 |
| 13 |
58 |
4 |
佐藤 衛 |
宮澤 勝 |
斎藤 多聞 |
成澤 隆二 |
モンドスピードDL S2000 |
2 |
4 |
0 |
- |
3 |
- |
|
|
9 |
| 15 |
100 |
4 |
嶋村 馨 |
八木 宏之 |
津久井 正純 |
|
カストロールアドバンS2000 |
6 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
|
6 |
| 15 |
913 |
4 |
日部 利晃 |
谷川 達也 |
|
|
K-Stadium ADVAN |
DNC |
DNQ |
6 |
- |
- |
- |
|
|
6 |
| 17 |
29 |
4 |
谷口 美穂 |
谷口 いづみ |
|
|
オベロン読売江東理工専μDC5 |
DNQ |
- |
1 |
- |
- |
4 |
|
|
5 |
| 18 |
87 |
4 |
金森 敏一 |
星野 薫 |
|
|
RISO・BP インテグラ |
DNQ |
DNQ |
2 |
- |
- |
- |
|
|
2 |
| 18 |
28 |
4 |
佐藤 清治 |
関谷 輝明 |
斉藤 正司 |
関川 秀樹 |
スワロー ADVAN ブリッグ |
- |
- |
- |
- |
2 |
- |
|
|
2 |
| |
95 |
4 |
ピストン西沢 |
クラゴン |
|
|
BP J-WAVE AP1ED |
0 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
|
0 |
| |
4 |
4 |
太田 重蔵 |
見並 秀文 |
深沢 雅文 |
|
BRIDEアドバン インテグラ |
DNC |
DNQ |
0 |
|
- |
- |
|
|
0 |
| |
98 |
4 |
田嶋 栄一 |
加藤 寛規 |
|
|
Mooncraft S2000 |
DNC |
- |
- |
- |
- |
- |
|
|
0 |
ClassN+ |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
37 |
N+ |
影山 正彦 |
平中 克幸 |
|
|
Kosei SPIRIT ALTEZZA |
20 |
15 |
12 |
12 |
30 |
20 |
|
|
109 |
| 2 |
36 |
N+ |
黒澤 琢弥 |
樋口 統也 |
|
|
MAZIORA SPIRIT ALTEZZA |
10 |
20 |
15 |
20 |
15 |
15 |
|
|
95 |
| 3 |
55 |
N+ |
峰尾 恭輔 |
片岡 龍也 |
|
|
ARTA FOS アルテッツア |
15 |
12 |
10 |
15 |
23 |
12 |
|
|
87 |
| 4 |
5 |
N+ |
光貞 秀俊 |
吉本 大樹 |
|
|
5ZIGEN ACCORD |
DNQ |
- |
20 |
DNC |
18 |
10 |
|
|
48 |
| 5 |
54 |
N+ |
山内 伸弥 |
浅見 武 |
|
|
ADVANアンクルインテグラ |
12 |
10 |
4 |
- |
12 |
DNC |
|
|
38 |
| 6 |
17 |
N+ |
田中 篤 |
石川 朗 |
|
|
キーパーwith☆RUNup |
DNC |
- |
6 |
10 |
9 |
DNC |
|
|
25 |
| 7 |
38 |
N+ |
藤田 孝博 |
山口 明 |
平田 くわがた |
|
ネッツ大分アクレアルアルテッツア |
- |
- |
8 |
DNC |
- |
DNC |
|
|
8 |
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格
2004年9月12日 仙台ハイランド(宮城県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P-No-Driver-------------------------Car------------Engine-Lap---GoalTime-
1 10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ Lola-Dome F106 MF204C 24 41'03.042
2 1 リチャード・アンティヌッチ Dallara F304 3S-GE 24 - 11.648
3 33 池田大祐 Lola-Dome F106 3S-GE 24 - 21.585
4 3 横溝直輝 Dallara F303 3S-GE 24 - 22.529
5 8 中嶋一貴 Dallara F304 3S-GE 24 - 23.080
6 36 番場琢 Dallara F304 3S-GE 24 - 24.136
7 2 武藤英紀 Lola-Dome F106 MF204C 24 - 24.760
8 7 山本左近 Dallara F304 3S-GE 24 - 25.243
9 12 ファビオ・カルボーン Dallara F303 SR20VE 24 - 35.215
10 32 小早川済瑠 Lola-Dome F106 3S-GE 24 - 48.233
11 19 柴田裕吉 Dallara F302 3S-GE 24 - 48.662
12 50 磯崎元彦 Dallara F304 3S-GE 24 - 1'24.943
13 4 ロニ・クインタレッリ Dallara F302 3S-GE 21 - 3Laps
-----------------------------以上完走-------------------------------------
7 14 柳田真孝 Dallara F302 SR20VE 20 - 4Laps
--------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #10 オリベイラ 1'41.763 9/24 143.734km/h

表彰台のトップ3チーム (Photo: K.Takeshita)
スーパー耐久シリーズ第6戦TIスーパー耐久レースは12日、岡山県のTIサーキットで46台が参加して109周による決勝を行い、クラス1の#25 ADVAN DGゼナドリンGT3(谷口信輝/織戸学組)が総合優勝した。クラス2優勝は#11 アドバンテージFromA・MR(中谷明彦/木下隆之組)、クラス3優勝は#23 C-WEST ORC アドバンZ(尾本直史/山田英二組)、クラス4優勝は#96 FORWARD スプーン ED(岡田秀樹/伊藤大輔組)グループN+優勝は#37 Kosei SPILIT ALTEZZA(影山正彦/平中克幸組)となった。
午後になるとTIサーキットの上空には雲が広がってきた。しかし、時折雲間から顔を出す日差しは強く、気温は32度、路面温度34度と昨日のグリッド予選とほぼ同じ条件の蒸し暑い決勝を迎えた。
午後1時、46台のスーパー耐久マシンが1周のローリングラップを回ってスタート。トップで1コーナーに入ったのはポールポジションの#1ポルシェ、背後に予選2位から#25ポルシェ、少し遅れて#33ポルシェが続いた。#1ポルシェと#25ポルシェのアドバン勢はドッグファイト。ついに5周目のヘアピンで#25ポルシェが#1ポルシェの前に出てトップに立った。
トップに立った#25ポルシェは、昨日からのABSトラブルが解消されていないものの周回遅れをかわしながら徐々に#1ポルシェとの間隔を開き始めた。#33ポルシェも#25ポルシェを追うまでに至らず、トップ3台の間隔はそれぞれお互いに広がるばかり。ピットインをして、給油、タイヤ交換、ドライバーチェンジを行ってもこの関係は変わらず、#25ポルシェが2位以下を1分以上離してトップでチェッカーを受け、総合優勝を飾った。#1ポルシェはゴール寸前ガス欠気味だったもののかろうじてフィニッシュラインを横切り2位に、3位は1ラップ遅れて#33ポルシェが入った。
クラス2は、スタートでクラストップに立った#11ランサーが一度もトップを譲ることなく#2インプレッサを48秒余り離して余裕で逃げ切った。
クラス3は、一時4位まで落ちた#245Zが徐々に順位を上げて終盤は#23Zを猛追、しかし届かずZ同士の争いは#23Zに軍配が上がった。
クラス4は、#96S2000が序盤から独走、ピットインのタイミングで#82インテグラに一時トップを譲り2位に落ちたがすぐにトップに返り咲くと、後半は同クラス他車のトラブルにも助けられ最終的にはクラス2位以下を2ラップリードして優勝した。
グループN+は、中盤まで#36アルテッツアがレースをリード。しかし#37アルテッツアが後半に逆転、そのまま逃げ切り優勝した。
2004年9月12日 TIサーキット英田(岡山県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパー耐久レース -RIJ- (2004/09/11) Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Super Taikyu Series Round 6 TIサーキット英田 3.703km
|
| Pos | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Lap | Time/Bihind |
| 1 | 25 | 1 | 1 | ADVAN DG ゼナドリン GT3 ポルシェ / 911JGN | 谷口 信輝 織戸 学
| 109 | 3:02'54.640 |
| 2 | 1 | 1 | 2 | ADVAN KONDO エンドレスポルシェ ポルシェ / 911JGN | 木下 みつひろ 青木 孝行
| 109 | 1'04.327 |
| 3 | 33 | 1 | 3 | FALKEN PORSCHE ポルシェ / 911JGN | 竹内 浩典 田中 哲也
| 108 | 1Lap |
| 4 | 24 | 1 | 4 | PCJ ADVAN PORSCHE ポルシェ / 911JGN | 堤 明彦 井上 貴志 影山 正美
| 107 | 2Laps |
| 5 | 45 | 1 | 5 | グースネック・アドバン・ポルシェ ポルシェ / 911JGN | 羽根 幸浩 伊藤 真一
| 106 | 3Laps |
| 6 | 11 | 2 | 1 | アドバンテージ From A MR 日産FAIRLADY Z / Z33 | 中谷 明彦 木下 隆之
| 106 | 3Laps |
| 7 | 2 | 2 | 2 | FUJITSUBO IMPREZA スバルインプレッサ / GH-GDB | 吉田 寿博 清水 和夫
| 105 | 4Laps |
| 8 | 23 | 3 | 1 | C-WEST ORC アドバンZ 日産FAIRLADY Z / Z33 | 尾本 直史 山田 英二
| 105 | 4Laps |
| 9 | 245 | 3 | 2 | モバイルキャスト アドバン Z 日産FAIRLADY Z / Z33 | 星野 一樹 井出 有冶
| 105 | 4Laps |
| 10 | 20 | 2 | 3 | RSオガワアドバンランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 小川 日出夫 福山 英朗 砂子 塾長
| 105 | 4Laps |
| 11 | 86 | 2 | 4 | hpi・racing INPREZA スバルインプレッサ / GH-GDB | 小泉 和寛 菊地 靖
| 105 | 4Laps |
| 12 | 3 | 2 | 5 | FINA ENDLESS ADVAN 座間 三菱ランサーエボVIII / CT9A | 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎
| 104 | 5Laps |
| 13 | 56 | 2 | 6 | ラリーアートピット京都ランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 松本 達哉 伊藤 保文
| 104 | 5Laps |
| 14 | *83 | 3 | 3 | bp ADVAN NSX ホンダNS-X / NA2 | 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾
| 104 | 5Laps |
| 15 | 26 | 2 | 7 | エンドレス アドバン TMCランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志
| 104 | 5Laps |
| 16 | 30 | 2 | 8 | RSオガワアドバンランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 関根 基司 大野 尊久
| 104 | 5Laps |
| 17 | 79 | 3 | 4 | TAITEC ADVAN NSX ホンダNS-X / NA2 | 酒井 美晃 細川 慎弥
| 104 | 5Laps |
| 18 | 37 | N+ | 1 | Kosei SPILIT ALTEZZA トヨタアルテッツァ / SXE10 | 影山 正彦 平中 克幸
| 103 | 6Laps |
| 19 | 36 | N+ | 2 | MAZIORA SPIRIT ALTEZZA トヨタアルテッツァ / SXE10 | 黒澤 琢弥 樋口 統也
| 103 | 6Laps |
| 20 | 16 | 2 | 9 | ディクセルADVANランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 川口 正敬 井田 雅彦
| 103 | 6Laps |
| 21 | 96 | 4 | 1 | FORWARD スプーン ED ホンダS2000 / AP1 | 岡田 秀樹 伊藤 大輔
| 102 | 7Laps |
| 22 | 55 | N+ | 3 | ARTA FOS アルテッツア トヨタアルテッツァ / SXE10 | 峰尾 恭輔 片岡 龍也
| 102 | 7Laps |
| 23 | 14 | 3 | 5 | エンドレス UEMATSU RX-7 マツダRX-7 / FD3S | 植松 忠雄 入口 秀輝
| 102 | 7Laps |
| 24 | 5 | N+ | 4 | 5ZIGEN ACCORD ホンダアコード / CL7 | 光貞 秀俊 吉本 大樹
| 101 | 8Laps |
| 25 | 10 | 4 | 2 | ADVANベルノ東海ムーブDC ホンダインテグラ / DC5 | 中川 隆正 渡辺 明
| 100 | 9Laps |
| 26 | 18 | 4 | 3 | コスモソニック 21 FKインテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 浅野 武夫 岡野 陽朋 森 正行
| 100 | 9Laps |
| 27 | 89 | 4 | 4 | EXEDY SHOW-UP インテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 福田 よしのぶ 赤鮫 オヤジ
| 99 | 10Laps |
| 28 | 77 | 4 | 5 | フィールズC-WESTアドバンDC5 ホンダインテグラ / DC5 | 磯田 尚孝 保坂 尚輝
| 99 | 10Laps |
| 29 | 39 | 4 | 6 | UNITED ADVAN S2000 ホンダS2000 / AP1 | 赤星 陽太郎 安田 裕信
| 99 | 10Laps |
| 30 | 78 | 3 | 6 | WW2ダンロップRX-7 マツダRX-7 / FD3S | 新宅 文亮 伊藤 弘史 有木 雄太
| 98 | 11Laps |
| 31 | 7 | 3 | 7 | MAKERS hart RX-7 マツダRX-7 / FD3S | 白井 剛 山崎 学
| 94 | 15Laps |
| 32 | 29 | 4 | 7 | オベロンμ読売江東理工専DC5 ホンダインテグラ / DC5 | 谷口 美穂 谷口 いずみ
| 87 | 22Laps |
| -------- 以上完走 -------- |
| - | 82 | 4 | - | デルファイADVAN DC5 ホンダインテグラ / DC5 | 植田 正幸 阪口 良平 古谷 直樹
| 92 | 17Laps |
| - | 54 | N+ | - | ADVANアンクルインテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 山内 伸弥 浅見 武
| 87 | 22Laps |
| - | 88 | 3 | - | ings アドバン コムセント Z 日産FAIRLADY Z / Z33 | 幸内 秀憲 田ヶ原 章蔵
| 77 | 32Laps |
| - | 12 | 2 | - | Qs'インテークMプロエボ 三菱ランサーエボ VIII / CT9A | 竹島 徹 脇田 一輝 島田 和樹
| 68 | 41Laps |
| - | 60 | 4 | - | NicoCut S2000 ホンダS2000 / AP1 | 谷川 達也 三船 剛 清水 康弘
| 68 | 41Laps |
| - | 38 | N+ | - | ネッツ大分アクレアルアルテッツア トヨタアルテッツァ / SXE10 | 藤田 孝博 山口 明 平田 くわがた
| 58 | 51Laps |
| - | 27 | 3 | - | FINA ADVAN M3 BMW M3 / E46 | 古谷 直広 筒井 克彦
| 53 | 56Laps |
| - | 17 | N+ | - | キーパーwithRUNup ホンダインテグラ / DC5 | 田中 篤 石川 朗
| 41 | 68Laps |
| - | 19 | 3 | - | TC-KOBE・MAXレーシングZ33 日産FAIRLADY Z / Z33 | 輿水 敏明 牧田 克哉
| 29 | 80Laps |
| - | 15 | 3 | - | レーシングスパルコディクセルRX-7 マツダRX-7 / FD3S | 長島 正明 長島 正興 杉林 健一
| 24 | 85Laps |
| - | 6 | 2 | - | ファルケン☆ランサーMR 三菱ランサーエボ VIII / CT9A | 冨桝 朋広 関 豊
| 23 | 86Laps |
| - | 69 | 4 | - | J'S RACING ADVAN S2000 ホンダS2000 / AP1 | 梅本 淳一 長野 賢也
| 20 | 89Laps |
| - | 73 | 4 | - | ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 ホンダインテグラ / DC5 | 山本 すばる 前嶋 秀司
| 5 | 104Laps |
| - | *57 | 2 | - | グライムライツG・キッスランサー 三菱ランサーエボVIII / CT9A | 本田 和義 中村 啓 中村 和昭
| 1 | 108Laps |
- Fastest Lap: #25 織戸学 1'38.230 3/53 135.71km/h
- ゼッケンNo.83は、スーパー耐久シリーズ2004シリーズ規則第12条(9)(燃料補給中の作業)違反により、決勝結果に30秒を加算する。
- ゼッケンNo.57(本田和義選手)は、2004TIサーキット英田4輪レース一般競技規則第4章第18条2.(1)(安全遵守事項)違反により、訓戒とした。

決勝に向けて視界良好、FALKENポルシェ (Photo: K.Takeshita)
12日、スーパー耐久シリーズ第6戦決勝の開催されるTIサーキットは朝から薄雲が広がっているもののほぼ晴れ、上空には秋茜が舞い秋らしい雰囲気だが日差しは強く、今日も暑い一日になりそうだ。
午前8時より決勝向けてセットアップを決めるためのフリー走行が46台のマシンにより行われた。ここでトップタイムをマークしたのは、昨日までアドバン勢に遅れをとっていたファルケンを履く#33ポルシェ。決勝に向けて順調に仕上げてきたようだ。昨日からの好調を維持し、100分の5秒差で2位につけたのはポールポジションからスタートする#1ポルシェ。さらに100分の5秒差の僅差で3位につけたのが、昨日ABSトラブルでセッティングが進まなかった#25ポルシェという結果になった。
決勝レースは午後1時にスタートし、109ラップで争われる。
2004年9月12日 TIサーキット英田(岡山県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
TIスーパー耐久レース -RIJ- (2004/09/12) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2004 Super Taikyu Series Round 6 TIサーキット英田 3.703km
|
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 33 | 1 | 1 | FALKEN PORSCHE ポルシェ / 911JGN | 竹内 浩典 田中 哲也
| 1'37.849 | - | - | 136.24 |
| 2 | 1 | 1 | 2 | ADVAN KONDO エンドレスポルシェ ポルシェ / 911JGN | 木下 みつひろ 青木 孝行
| 1'37.900 | 0.051 | 0.051 | 136.17 |
| 3 | 25 | 1 | 3 | ADVAN DG ゼナドリン GT3 ポルシェ / 911JGN | 谷口 信輝 織戸 学
| 1'37.955 | 0.106 | 0.055 | 136.09 |
| 4 | 45 | 1 | 4 | グースネック・アドバン・ポルシェ ポルシェ / 911JGN | 羽根 幸浩 伊藤 真一
| 1'39.538 | 1.689 | 1.583 | 133.93 |
| 5 | 24 | 1 | 5 | PCJ ADVAN PORSCHE ポルシェ / 911JGN | 堤 明彦 井上 貴志 影山 正美
| 1'40.509 | 2.660 | 0.971 | 132.63 |
| 6 | 23 | 3 | 1 | C-WEST ORC アドバンZ 日産FAIRLADY Z / Z33 | 尾本 直史 山田 英二
| 1'41.228 | 3.379 | 0.719 | 131.69 |
| 7 | 11 | 2 | 1 | アドバンテージ From A MR 日産FAIRLADY Z / Z33 | 中谷 明彦 木下 隆之
| 1'41.274 | 3.425 | 0.046 | 131.63 |
| 8 | 2 | 2 | 2 | FUJITSUBO IMPREZA スバルインプレッサ / GH-GDB | 吉田 寿博 清水 和夫
| 1'41.279 | 3.430 | 0.005 | 131.62 |
| 9 | 56 | 2 | 3 | ラリーアートピット京都ランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 松本 達哉 伊藤 保文
| 1'41.689 | 3.840 | 0.410 | 131.09 |
| 10 | 86 | 2 | 4 | hpi・racing INPREZA スバルインプレッサ / GH-GDB | 小泉 和寛 菊地 靖
| 1'42.044 | 4.195 | 0.355 | 130.64 |
| 11 | 245 | 3 | 2 | モバイルキャスト アドバン Z 日産FAIRLADY Z / Z33 | 星野 一樹 井出 有冶
| 1'42.201 | 4.352 | 0.157 | 130.44 |
| 12 | 6 | 2 | 5 | ファルケン☆ランサーMR 三菱ランサーエボ VIII / CT9A | 冨桝 朋広 関 豊
| 1'42.375 | 4.526 | 0.174 | 130.22 |
| 13 | 88 | 3 | 3 | ings アドバン コムセント Z 日産FAIRLADY Z / Z33 | 幸内 秀憲 田ヶ原 章蔵
| 1'42.422 | 4.573 | 0.047 | 130.16 |
| 14 | 20 | 2 | 6 | RSオガワアドバンランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 小川 日出夫 福山 英朗 砂子 塾長
| 1'42.639 | 4.790 | 0.217 | 129.88 |
| 15 | 26 | 2 | 7 | エンドレス アドバン TMCランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志
| 1'42.648 | 4.799 | 0.009 | 129.87 |
| 16 | 30 | 2 | 8 | RSオガワアドバンランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 関根 基司 大野 尊久
| 1'42.895 | 5.046 | 0.247 | 129.56 |
| 17 | 83 | 3 | 4 | bp ADVAN NSX ホンダNS-X / NA2 | 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾
| 1'42.954 | 5.105 | 0.059 | 129.48 |
| 18 | 27 | 3 | 5 | FINA ADVAN M3 BMW M3 / E46 | 古谷 直広 筒井 克彦
| 1'42.982 | 5.133 | 0.028 | 129.45 |
| 19 | 3 | 2 | 9 | FINA ENDLESS ADVAN 座間 三菱ランサーエボVIII / CT9A | 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎
| 1'43.085 | 5.236 | 0.103 | 129.32 |
| 20 | 79 | 3 | 6 | TAITEC ADVAN NSX ホンダNS-X / NA2 | 酒井 美晃 細川 慎弥
| 1'43.209 | 5.360 | 0.124 | 129.16 |
| 21 | 16 | 2 | 10 | ディクセルADVANランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 川口 正敬 井田 雅彦
| 1'43.496 | 5.647 | 0.287 | 128.80 |
| 22 | 57 | 2 | 11 | グライムライツG・キッスランサー 三菱ランサーエボVIII / CT9A | 本田 和義 中村 啓 中村 和昭
| 1'43.503 | 5.654 | 0.007 | 128.80 |
| 23 | 14 | 3 | 7 | エンドレス UEMATSU RX-7 マツダRX-7 / FD3S | 植松 忠雄 入口 秀輝
| 1'43.589 | 5.740 | 0.086 | 128.69 |
| 24 | 37 | N+ | 1 | Kosei SPILIT ALTEZZA トヨタアルテッツァ / SXE10 | 影山 正彦 平中 克幸
| 1'43.993 | 6.144 | 0.404 | 128.19 |
| 25 | 19 | 3 | 8 | TC-KOBE・MAXレーシングZ33 日産FAIRLADY Z / Z33 | 輿水 敏明 牧田 克哉
| 1'43.996 | 6.147 | 0.003 | 128.19 |
| 26 | 15 | 3 | 9 | レーシングスパルコディクセルRX-7 マツダRX-7 / FD3S | 長島 正明 長島 正興 杉林 健一
| 1'44.094 | 6.245 | 0.098 | 128.07 |
| 27 | 36 | N+ | 2 | MAZIORA SPIRIT ALTEZZA トヨタアルテッツァ / SXE10 | 黒澤 琢弥 樋口 統也
| 1'44.098 | 6.249 | 0.004 | 128.06 |
| 28 | 10 | 4 | 1 | ADVANベルノ東海ムーブDC ホンダインテグラ / DC5 | 中川 隆正 渡辺 明
| 1'44.412 | 6.563 | 0.314 | 127.67 |
| 29 | 7 | 3 | 10 | MAKERS hart RX-7 マツダRX-7 / FD3S | 白井 剛 山崎 学
| 1'44.441 | 6.592 | 0.029 | 127.64 |
| 30 | 96 | 4 | 2 | FORWARD スプーン ED ホンダS2000 / AP1 | 岡田 秀樹 伊藤 大輔
| 1'44.767 | 6.918 | 0.326 | 127.24 |
| 31 | 5 | N+ | 3 | 5ZIGEN ACCORD ホンダアコード / CL7 | 光貞 秀俊 吉本 大樹
| 1'45.338 | 7.489 | 0.571 | 126.55 |
| 32 | 39 | 4 | 3 | UNITED ADVAN S2000 ホンダS2000 / AP1 | 赤星 陽太郎 安田 裕信
| 1'45.465 | 7.616 | 0.127 | 126.40 |
| 33 | 60 | 4 | 4 | NicoCut S2000 ホンダS2000 / AP1 | 谷川 達也 三船 剛 清水 康弘
| 1'45.500 | 7.651 | 0.035 | 126.36 |
| 34 | 73 | 4 | 5 | ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 ホンダインテグラ / DC5 | 山本 すばる 前嶋 秀司
| 1'45.635 | 7.786 | 0.135 | 126.20 |
| 35 | 17 | N+ | 4 | キーパーwithRUNup ホンダインテグラ / DC5 | 田中 篤 石川 朗
| 1'45.714 | 7.865 | 0.079 | 126.10 |
| 36 | 55 | N+ | 5 | ARTA FOS アルテッツア トヨタアルテッツァ / SXE10 | 峰尾 恭輔 片岡 龍也
| 1'45.795 | 7.946 | 0.081 | 126.01 |
| 37 | 69 | 4 | 6 | J'S RACING ADVAN S2000 ホンダS2000 / AP1 | 梅本 淳一 長野 賢也
| 1'45.936 | 8.087 | 0.141 | 125.84 |
| 38 | 82 | 4 | 7 | デルファイADVAN DC5 ホンダインテグラ / DC5 | 植田 正幸 阪口 良平 古谷 直樹
| 1'46.297 | 8.448 | 0.361 | 125.41 |
| 39 | 78 | 3 | 11 | WW2ダンロップRX-7 マツダRX-7 / FD3S | 新宅 文亮 伊藤 弘史 有木 雄太
| 1'46.547 | 8.698 | 0.250 | 125.12 |
| 40 | 29 | 4 | 8 | オベロンμ読売江東理工専DC5 ホンダインテグラ / DC5 | 谷口 美穂 谷口 いずみ
| 1'46.960 | 9.111 | 0.413 | 124.63 |
| 41 | 38 | N+ | 6 | ネッツ大分アクレアルアルテッツア トヨタアルテッツァ / SXE10 | 藤田 孝博 山口 明 平田 くわがた
| 1'47.117 | 9.268 | 0.157 | 124.45 |
| 42 | 54 | N+ | 7 | ADVANアンクルインテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 山内 伸弥 浅見 武
| 1'47.261 | 9.412 | 0.144 | 124.28 |
| 43 | 89 | 4 | 9 | EXEDY SHOW-UP インテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 福田 よしのぶ 赤鮫 オヤジ
| 1'47.507 | 9.658 | 0.246 | 124.00 |
| 44 | 77 | 4 | 10 | フィールズC-WESTアドバンDC5 ホンダインテグラ / DC5 | 磯田 尚孝 保坂 尚輝
| 1'47.610 | 9.761 | 0.103 | 123.88 |
| 45 | 12 | 2 | 12 | Qs'インテークMプロエボ 三菱ランサーエボ VIII / CT9A | 竹島 徹 脇田 一輝 島田 和樹
| 1'48.393 | 10.544 | 0.783 | 122.99 |
| 46 | 18 | 4 | 11 | コスモソニック 21 FKインテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 浅野 武夫 岡野 陽朋 森 正行
| 1'48.519 | 10.670 | 0.126 | 122.84 |
2004年9月11日 仙台ハイランド(宮城県) 決勝 天候:雨/コース:ウェット
-P-No-Driver-------------------------Car------------Engine-Lap---GoalTime-
1 10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ Lola-Dome F106 MF204C 17 32'57.031
2 4 ロニ・クインタレッリ Dallara F302 3S-GE 17 - 12.647
3 1 リチャード・アンティヌッチ Dallara F304 3S-GE 17 - 14.602
4 36 番場琢 Dallara F304 3S-GE 17 - 51.626
5 8 中嶋一貴 Dallara F304 3S-GE 17 - 45.709
6 32 小早川済瑠 Lola-Dome F106 3S-GE 17 - 48.291
7 14 柳田真孝 Dallara F302 SR20VE 17 - 50.714
8 12 ファビオ・カルボーン Dallara F303 SR20VE 17 - 51.312
9 2 武藤英紀 Lola-Dome F106 MF204C 17 - 52.362
10 3 横溝直輝 Dallara F303 3S-GE 17 - 1'27.119
11 50 磯崎元彦 Dallara F304 3S-GE 17 - 1'56.719
-----------------------------以上完走-------------------------------------
7 山本左近 Dallara F304 3S-GE 1 - 16Laps
19 柴田裕吉 Dallara F302 3S-GE 0 - 17Laps
33 池田大祐 Lola-Dome F106 3S-GE 0 - 17Laps
--------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #10 オリベイラ 1'55.259 15/17 126.904km/h
2004年9月11日 仙台ハイランド(宮城県) 予選 天候:雨/コース:セミウェット
-P-No-Driver-------------------------Car------------Engine--Time----
1 33 池田大祐 Lola-Dome F106 3S-GE 1'50.420
2 3 横溝直輝 Dallara F303 3S-GE 1'50.535
3 8 中嶋一貴 Dallara F304 3S-GE 1'50.615
4 10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ Lola-Dome F106 MF204C 1'51.431
5 1 リチャード・アンティヌッチ Dallara F304 3S-GE 1'51.435
6 2 武藤英紀 Lola-Dome F106 MF204C 1'51.524
7 36 番場琢 Dallara F304 3S-GE 1'51.626
8 7 山本左近 Dallara F304 3S-GE 1'52.195
9 14 柳田真孝 Dallara F302 SR20VE 1'52.503
10 32 小早川済瑠 Lola-Dome F106 3S-GE 1'52.558
11 4 ロニ・クインタレッリ Dallara F302 3S-GE 1'53.310
12 12 ファビオ・カルボーン Dallara F303 SR20VE 1'53.787
13 19 柴田裕吉 Dallara F302 3S-GE 1'56.283
14 50 磯崎元彦 Dallara F304 3S-GE 1'57.607
--------------------------------------------------------------------
2004年9月11日 仙台ハイランド(宮城県) 予選 天候:雨/コース:セミウェット
-P-No-Driver-------------------------Car------------Engine--Time----
1 19 柴田裕吉 Dallara F302 3S-GE 1'56.350
2 10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ Lola-Dome F106 MF204C 1'56.535
3 33 池田大祐 Lola-Dome F106 3S-GE 1'56.705
4 3 横溝直輝 Dallara F303 3S-GE 1'57.156
5 2 武藤英紀 Lola-Dome F106 MF204C 1'57.332
6 32 小早川済瑠 Lola-Dome F106 3S-GE 1'57.659
7 4 ロニ・クインタレッリ Dallara F302 3S-GE 1'58.149
8 8 中嶋一貴 Dallara F304 3S-GE 1'59.294
9 50 磯崎元彦 Dallara F304 3S-GE 1'59.323
10 1 リチャード・アンティヌッチ Dallara F304 3S-GE 1'59.329
11 14 柳田真孝 Dallara F302 SR20VE 1'59.927
12 7 山本左近 Dallara F304 3S-GE 2'00.872
13 36 番場琢 Dallara F304 3S-GE 2'00.917
14 12 ファビオ・カルボーン Dallara F303 SR20VE 2'01.003
--------------------------------------------------------------------

PPを決めた#1ポルシェの木下と青木 (Photo: K.Takeshita)
スーパー耐久シリーズ第6戦グリッド予選は11日、岡山県のTIサーキットで行われ、クラス1の#1ADVAN KONDOエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)が、1'36.527でポールポジションを獲得した。
グリッド予選の始まる午後1時過ぎになると雲の切れ間も広がり、さらに日差しが強くなってきた。午後1時25分現在、気温31度、路面温度は35度である。
予選は、午後1時30分より20分間がクラス1・クラス2・グループN+の混走、続く20分間がクラス3・クラス4の混走、最後の20分間が全クラス混走で行われた。
路面温度が高い状況での予選となったため、気温が下がると思われる最後の混走20分間にかけるクラス1のチームも出るなか、最初の20分でタイムアタックをかけてきたのが、「路面温度よりクリアラップを取りたかった」という#1ポルシェの木下みつひろ。だがタイムは1'36.527と午前中自身の出したタイムにはまだ及ばない。
全クラス混走となった最後の20分。しかし路面温度は下がらずかえって36度と1度上がってしまった。#25ポルシェの織戸学が1'36.664のタイムを出すが僅かにトップに及ばず。さらにアタックをするがアンダーが出て痛恨のスピン、赤旗の原因を作ってしまった。#33ポルシェの田中哲也もタイムが伸びずアドバン勢には届かない。結局、残り6分で再開された予選も#1ポルシェのタイムを凌ぐチームは現れず、#1ポルシェのポールポジションが確定した。
クラス2トップは#11アドバンテージFromA・MR、クラス3トップは#27FINA ADVAN M3、クラス4トップは#39UNITED ADVAN S2000、グループN+トップは#36MAZIORA SPIRIT ALTEZZAが獲得した。
ポールポジション 木下みつひろ(ADVAN KONDOエンドレスポルシェ)のコメント
暑かったので一発タイムを狙うにはタイヤに厳しかった。それでも朝より100分の1秒遅いだけでアタックできた。100%の走りじゃなくて遠慮気味だったので取り返されちゃうかなという気持ちはあった。決勝に向けてぼくたちのドライバー、チーム、タイヤをみなきちっと使ってゴールしたい。そうすれば結果は出るだろう。クルマはいろんなトライをしてきたなかで方向性はいいし安定している。残りの20分でいかなかったのはへんに引っかかりたくなかったから。路面温度よりもクリアラップが取りたかった。理想としてはポールポジションからアドバン2台で逃げたい。ポイント的にも1-2でいければ。
2004年9月11日 TIサーキット英田(岡山県) グリッド予選 天候:晴れ/コース:ドライ
TIスーパー耐久レース -RIJ- (2004/09/11) Grid Qualify Weather:Fine Course:Dry
2004 Super Taikyu Series Round 6 TIサーキット英田 3.703km
|
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 1 | 1 | ADVAN KONDO エンドレスポルシェ ポルシェ / 911JGN | 木下 みつひろ 青木 孝行
| 1'36.527 | - | - | 138.10 |
| 2 | 25 | 1 | 2 | ADVAN DG ゼナドリン GT3 ポルシェ / 911JGN | 谷口 信輝 織戸 学
| 1'36.664 | 0.137 | 0.137 | 137.91 |
| 3 | 33 | 1 | 3 | FALKEN PORSCHE ポルシェ / 911JGN | 竹内 浩典 田中 哲也
| 1'37.145 | 0.618 | 0.481 | 137.23 |
| 4 | 24 | 1 | 4 | PCJ ADVAN PORSCHE ポルシェ / 911JGN | 堤 明彦 井上 貴志 影山 正美
| 1'38.761 | 2.234 | 1.616 | 134.98 |
| 5 | 45 | 1 | 5 | グースネック・アドバン・ポルシェ ポルシェ / 911JGN | 羽根 幸浩 伊藤 真一
| 1'38.911 | 2.384 | 0.150 | 134.78 |
| 6 | 11 | 2 | 1 | アドバンテージ From A MR 日産FAIRLADY Z / Z33 | 中谷 明彦 木下 隆之
| R1'39.238 | 2.711 | 0.327 | 134.33 |
| 7 | 2 | 2 | 2 | FUJITSUBO IMPREZA スバルインプレッサ / GH-GDB | 吉田 寿博 清水 和夫
| 1'40.007 | 3.480 | 0.769 | 133.30 |
| 8 | 6 | 2 | 3 | ファルケン☆ランサーMR 三菱ランサーエボ VIII / CT9A | 冨桝 朋広 関 豊
| 1'40.179 | 3.652 | 0.172 | 133.07 |
| 9 | 27 | 3 | 1 | FINA ADVAN M3 BMW M3 / E46 | 古谷 直広 筒井 克彦
| 1'40.677 | 4.150 | 0.498 | 132.41 |
| 10 | 23 | 3 | 2 | C-WEST ORC アドバンZ 日産FAIRLADY Z / Z33 | 尾本 直史 山田 英二
| 1'40.866 | 4.339 | 0.189 | 132.16 |
| 11 | *86 | 2 | 4 | hpi・racing INPREZA スバルインプレッサ / GH-GDB | 小泉 和寛 菊地 靖
| 1'40.963 | 4.436 | 0.097 | 132.04 |
| 12 | 245 | 3 | 3 | モバイルキャスト アドバン Z 日産FAIRLADY Z / Z33 | 星野 一樹 井出 有冶
| 1'40.995 | 4.468 | 0.032 | 131.99 |
| 13 | 56 | 2 | 5 | ラリーアートピット京都ランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 松本 達哉 伊藤 保文
| 1'41.135 | 4.608 | 0.140 | 131.81 |
| 14 | 83 | 3 | 4 | bp ADVAN NSX ホンダNS-X / NA2 | 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾
| 1'41.164 | 4.637 | 0.029 | 131.77 |
| 15 | 88 | 3 | 5 | ings アドバン コムセント Z 日産FAIRLADY Z / Z33 | 幸内 秀憲 田ヶ原 章蔵
| 1'41.555 | 5.028 | 0.391 | 131.27 |
| 16 | 26 | 2 | 6 | エンドレス アドバン TMCランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志
| 1'41.577 | 5.050 | 0.022 | 131.24 |
| 17 | 3 | 2 | 7 | FINA ENDLESS ADVAN 座間 三菱ランサーエボVIII / CT9A | 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎
| 1'41.618 | 5.091 | 0.041 | 131.19 |
| 18 | 30 | 2 | 8 | RSオガワアドバンランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 関根 基司 大野 尊久
| 1'41.625 | 5.098 | 0.007 | 131.18 |
| 19 | 20 | 2 | 9 | RSオガワアドバンランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 小川 日出夫 福山 英朗 砂子 塾長
| 1'41.692 | 5.165 | 0.067 | 131.09 |
| 20 | 19 | 3 | 6 | TC-KOBE・MAXレーシングZ33 日産FAIRLADY Z / Z33 | 輿水 敏明 牧田 克哉
| 1'41.916 | 5.389 | 0.224 | 130.80 |
| 21 | 79 | 3 | 7 | TAITEC ADVAN NSX ホンダNS-X / NA2 | 酒井 美晃 細川 慎弥
| 1'42.329 | 5.802 | 0.413 | 130.27 |
| 22 | 15 | 3 | 8 | レーシングスパルコディクセルRX-7 マツダRX-7 / FD3S | 長島 正明 長島 正興 杉林 健一
| 1'42.764 | 6.237 | 0.435 | 129.72 |
| 23 | 7 | 3 | 9 | MAKERS hart RX-7 マツダRX-7 / FD3S | 白井 剛 山崎 学
| 1'42.783 | 6.256 | 0.019 | 129.70 |
| 24 | 16 | 2 | 10 | ディクセルADVANランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 川口 正敬 井田 雅彦
| 1'42.844 | 6.317 | 0.061 | 129.62 |
| 25 | 57 | 2 | 11 | グライムライツG・キッスランサー 三菱ランサーエボVIII / CT9A | 本田 和義 中村 啓 中村 和昭
| 1'42.976 | 6.449 | 0.132 | 129.46 |
| 26 | 39 | 4 | 1 | UNITED ADVAN S2000 ホンダS2000 / AP1 | 赤星 陽太郎 安田 裕信
| 1'43.516 | 6.989 | 0.540 | 128.78 |
| 27 | 96 | 4 | 2 | FORWARD スプーン ED ホンダS2000 / AP1 | 岡田 秀樹 伊藤 大輔
| 1'43.536 | 7.009 | 0.020 | 128.76 |
| 28 | 36 | N+ | 1 | MAZIORA SPIRIT ALTEZZA トヨタアルテッツァ / SXE10 | 黒澤 琢弥 樋口 統也
| 1'43.543 | 7.016 | 0.007 | 128.75 |
| 29 | 37 | N+ | 2 | Kosei SPILIT ALTEZZA トヨタアルテッツァ / SXE10 | 影山 正彦 平中 克幸
| 1'43.650 | 7.123 | 0.107 | 128.61 |
| 30 | 60 | 4 | 3 | NicoCut S2000 ホンダS2000 / AP1 | 谷川 達也 三船 剛 清水 康弘
| 1'43.657 | 7.130 | 0.007 | 128.60 |
| 31 | 12 | 2 | 12 | Qs'インテークMプロエボ 三菱ランサーエボ VIII / CT9A | 竹島 徹 脇田 一輝 島田 和樹
| 1'43.908 | 7.381 | 0.251 | 128.29 |
| 32 | 69 | 4 | 4 | J'S RACING ADVAN S2000 ホンダS2000 / AP1 | 梅本 淳一 長野 賢也
| 1'43.910 | 7.383 | 0.002 | 128.29 |
| 33 | 5 | N+ | 3 | 5ZIGEN ACCORD ホンダアコード / CL7 | 光貞 秀俊 吉本 大樹
| 1'44.153 | 7.626 | 0.243 | 127.99 |
| 34 | 10 | 4 | 5 | ADVANベルノ東海ムーブDC ホンダインテグラ / DC5 | 中川 隆正 渡辺 明
| 1'44.226 | 7.699 | 0.073 | 127.90 |
| 35 | 78 | 3 | 10 | WW2ダンロップRX-7 マツダRX-7 / FD3S | 新宅 文亮 伊藤 弘史 有木 雄太
| 1'44.313 | 7.786 | 0.087 | 127.80 |
| 36 | 17 | N+ | 4 | キーパーwithRUNup ホンダインテグラ / DC5 | 田中 篤 石川 朗
| 1'44.624 | 8.097 | 0.311 | 127.42 |
| 37 | 38 | N+ | 5 | ネッツ大分アクレアルアルテッツア トヨタアルテッツァ / SXE10 | 藤田 孝博 山口 明 平田 くわがた
| 1'44.633 | 8.106 | 0.009 | 127.41 |
| 38 | 55 | N+ | 6 | ARTA FOS アルテッツア トヨタアルテッツァ / SXE10 | 峰尾 恭輔 片岡 龍也
| 1'44.645 | 8.118 | 0.012 | 127.39 |
| 39 | 82 | 4 | 6 | デルファイADVAN DC5 ホンダインテグラ / DC5 | 植田 正幸 阪口 良平 古谷 直樹
| 1'45.280 | 8.753 | 0.635 | 126.62 |
| 40 | 54 | N+ | 7 | ADVANアンクルインテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 山内 伸弥 浅見 武
| 1'45.290 | 8.763 | 0.010 | 126.61 |
| 41 | 73 | 4 | 7 | ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 ホンダインテグラ / DC5 | 山本 すばる 前嶋 秀司
| 1'45.372 | 8.845 | 0.082 | 126.51 |
| 42 | 77 | 4 | 8 | フィールズC-WESTアドバンDC5 ホンダインテグラ / DC5 | 磯田 尚孝 保坂 尚輝
| 1'45.968 | 9.441 | 0.596 | 125.80 |
| 43 | 89 | 4 | 9 | EXEDY SHOW-UP インテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 福田 よしのぶ 赤鮫 オヤジ
| 1'46.096 | 9.569 | 0.128 | 125.65 |
| 44 | 29 | 4 | 10 | オベロンμ読売江東理工専DC5 ホンダインテグラ / DC5 | 谷口 美穂 谷口 いずみ
| 1'46.655 | 10.128 | 0.559 | 124.99 |
| 45 | 18 | 4 | 11 | コスモソニック 21 FKインテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 浅野 武夫 岡野 陽朋 森 正行
| 1'46.768 | 10.241 | 0.113 | 124.86 |
- 本グリッド予選は、開始54分29秒で赤旗提示。残り時間6分で再開した。
- 'R'印はコースレコードを更新した。(従来のレコード: 1'39.322)
- ゼッケンNo.86は(菊池靖選手)は、スーパー耐久2004シリーズ規則第6条(5)(当該クラス外走行)により、セクション外走行タイムの抹消及び、訓戒とする。

コースレコードでトップタイムの#1ポルシェ (Photo: K.Takeshita)
スーパー耐久シリーズ第6戦、TIスーパー耐久レースが11日、岡山県のTIサーキットで開幕した。週間予報では雨模様だったが、TIサーキットは朝から曇り、ときおり太陽も顔を出す好天となった。日差しは強いが、秋の気配を感じさせるやや強い風が1コーナーに向かって吹き抜けている。気温は26度、路面温度は32度。
3月にツインリンクもてぎで開幕した当シリーズも8戦中すでに6戦目。シリーズもいよいよ佳境に入ってきた。チャンピオン争いもクラス3で#245Zが独走している以外はポイントは接戦。クラス1はポルシェ同士の争い。#33ポルシェが92ポイントでトップ、2位は85ポイントの#1ポルシェ、3位が77ポイントの#25ポルシェとここまでがチャンピオン圏内。クラス2は、ランサー対インプレッサの争いで1、2位とも#11、#20のランサー勢だが背後にインプレッサが迫ってきた。クラス3は#245Zの独走。クラス4は、#10インテグラと#96S2000のホンダ同士の争い。グループN+は、#37、#36、#55と3台のアルテッツアが争っている。
午前9時50分より30分間にわたって、Aドライバー、Bドライバーの基準タイムクリアを確認するドライバーズ予選が行われた。このセッションでクラス1トップに立ち好調さをアピールしたのはコースレコードをマークした昨年のチャンピン#1ポルシェでタイムは1'36.463。クラス2トップは#2インプレッサ、クラス3トップは#23Z、クラス4トップは#96S2000、グループN+トップは#36アルテッツアとなった。
スタート位置を決めるグリッド予選は午後1時30分よりクラスを分け1時間にわたって行われる。
2004年9月11日 TIサーキット英田(岡山県) ドライバーズ予選 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパー耐久レース -RIJ- (2004/09/11) Drivers' Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Super Taikyu Series Round 6 TIサーキット英田 3.703km
|
| P | No | Cls | P | Car/Type | Driver | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 1 | 1 | ADVAN KONDO エンドレスポルシェ ポルシェ / 911JGN | 木下 みつひろ 青木 孝行
| R1'36.463 | - | - | 138.20 |
| 2 | 33 | 1 | 2 | FALKEN PORSCHE ポルシェ / 911JGN | 竹内 浩典 田中 哲也
| 1'37.346 | 0.883 | 0.883 | 136.94 |
| 3 | 25 | 1 | 3 | ADVAN DG ゼナドリン GT3 ポルシェ / 911JGN | 谷口 信輝 織戸 学
| 1'37.727 | 1.264 | 0.381 | 136.41 |
| 4 | 24 | 1 | 4 | PCJ ADVAN PORSCHE ポルシェ / 911JGN | 堤 明彦 井上 貴志 影山 正美
| 1'39.043 | 2.580 | 1.316 | 134.60 |
| 5 | 45 | 1 | 5 | グースネック・アドバン・ポルシェ ポルシェ / 911JGN | 羽根 幸浩 伊藤 真一
| 1'39.110 | 2.647 | 0.067 | 134.51 |
| 6 | 2 | 2 | 1 | FUJITSUBO IMPREZA スバルインプレッサ / GH-GDB | 吉田 寿博 清水 和夫
| 1'39.523 | 3.060 | 0.413 | 133.95 |
| 7 | 11 | 2 | 2 | アドバンテージ From A MR 日産FAIRLADY Z / Z33 | 中谷 明彦 木下 隆之
| 1'39.526 | 3.063 | 0.003 | 133.94 |
| 8 | 23 | 3 | 1 | C-WEST ORC アドバンZ 日産FAIRLADY Z / Z33 | 尾本 直史 山田 英二
| 1'40.466 | 4.003 | 0.940 | 132.69 |
| 9 | 245 | 3 | 2 | モバイルキャスト アドバン Z 日産FAIRLADY Z / Z33 | 星野 一樹 井出 有冶
| 1'40.809 | 4.346 | 0.343 | 132.24 |
| 10 | 86 | 2 | 3 | hpi・racing INPREZA スバルインプレッサ / GH-GDB | 小泉 和寛 菊地 靖
| 1'40.828 | 4.365 | 0.019 | 132.21 |
| 11 | 27 | 3 | 3 | FINA ADVAN M3 BMW M3 / E46 | 古谷 直広 筒井 克彦
| 1'41.501 | 5.038 | 0.673 | 131.34 |
| 12 | 56 | 2 | 4 | ラリーアートピット京都ランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 松本 達哉 伊藤 保文
| 1'41.586 | 5.123 | 0.085 | 131.23 |
| 13 | 6 | 2 | 5 | ファルケン☆ランサーMR 三菱ランサーエボ VIII / CT9A | 冨桝 朋広 関 豊
| 1'41.596 | 5.133 | 0.010 | 131.21 |
| 14 | 26 | 2 | 6 | エンドレス アドバン TMCランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志
| 1'41.602 | 5.139 | 0.006 | 131.21 |
| 15 | 30 | 2 | 7 | RSオガワアドバンランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 関根 基司 大野 尊久
| 1'41.667 | 5.204 | 0.065 | 131.12 |
| 16 | 20 | 2 | 8 | RSオガワアドバンランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 小川 日出夫 福山 英朗 砂子 塾長
| 1'41.987 | 5.524 | 0.320 | 130.71 |
| 17 | 88 | 3 | 4 | ings アドバン コムセント Z 日産FAIRLADY Z / Z33 | 幸内 秀憲 田ヶ原 章蔵
| 1'41.987 | 5.524 | 0.000 | 130.71 |
| 18 | 3 | 2 | 9 | FINA ENDLESS ADVAN 座間 三菱ランサーエボVIII / CT9A | 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎
| 1'42.428 | 5.965 | 0.441 | 130.15 |
| 19 | 79 | 3 | 5 | TAITEC ADVAN NSX ホンダNS-X / NA2 | 酒井 美晃 細川 慎弥
| 1'42.438 | 5.975 | 0.010 | 130.14 |
| 20 | 83 | 3 | 6 | bp ADVAN NSX ホンダNS-X / NA2 | 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾
| 1'42.773 | 6.310 | 0.335 | 129.71 |
| 21 | 36 | N+ | 1 | MAZIORA SPIRIT ALTEZZA トヨタアルテッツァ / SXE10 | 黒澤 琢弥 樋口 統也
| 1'43.004 | 6.541 | 0.231 | 129.42 |
| 22 | 15 | 3 | 7 | レーシングスパルコディクセルRX-7 マツダRX-7 / FD3S | 長島 正明 長島 正興 杉林 健一
| 1'43.225 | 6.762 | 0.221 | 129.14 |
| 23 | 37 | N+ | 2 | Kosei SPILIT ALTEZZA トヨタアルテッツァ / SXE10 | 影山 正彦 平中 克幸
| 1'43.366 | 6.903 | 0.141 | 128.97 |
| 24 | 57 | 2 | 10 | グライムライツG・キッスランサー 三菱ランサーエボVIII / CT9A | 本田 和義 中村 啓 中村 和昭
| 1'43.446 | 6.983 | 0.080 | 128.87 |
| 25 | 96 | 4 | 1 | FORWARD スプーン ED ホンダS2000 / AP1 | 岡田 秀樹 伊藤 大輔
| 1'43.506 | 7.043 | 0.060 | 128.79 |
| 26 | 7 | 3 | 8 | MAKERS hart RX-7 マツダRX-7 / FD3S | 白井 剛 山崎 学
| 1'43.510 | 7.047 | 0.004 | 128.79 |
| 27 | 19 | 3 | 9 | TC-KOBE・MAXレーシングZ33 日産FAIRLADY Z / Z33 | 輿水 敏明 牧田 克哉
| 1'43.900 | 7.437 | 0.390 | 128.30 |
| 28 | 60 | 4 | 2 | NicoCut S2000 ホンダS2000 / AP1 | 谷川 達也 三船 剛 清水 康弘
| 1'43.926 | 7.463 | 0.026 | 128.27 |
| 29 | 10 | 4 | 3 | ADVANベルノ東海ムーブDC ホンダインテグラ / DC5 | 中川 隆正 渡辺 明
| 1'44.269 | 7.806 | 0.343 | 127.85 |
| 30 | 5 | N+ | 3 | 5ZIGEN ACCORD ホンダアコード / CL7 | 光貞 秀俊 吉本 大樹
| 1'44.329 | 7.866 | 0.060 | 127.78 |
| 31 | 12 | 2 | 11 | Qs'インテークMプロエボ 三菱ランサーエボ VIII / CT9A | 竹島 徹 脇田 一輝 島田 和樹
| 1'44.348 | 7.885 | 0.019 | 127.75 |
| 32 | 78 | 3 | 10 | WW2ダンロップRX-7 マツダRX-7 / FD3S | 新宅 文亮 伊藤 弘史 有木 雄太
| 1'44.416 | 7.953 | 0.068 | 127.67 |
| 33 | 16 | 2 | 12 | ディクセルADVANランサー 三菱ランサーエボ / CT9A | 川口 正敬 井田 雅彦
| 1'44.540 | 8.077 | 0.124 | 127.52 |
| 34 | 55 | N+ | 4 | ARTA FOS アルテッツア トヨタアルテッツァ / SXE10 | 峰尾 恭輔 片岡 龍也
| 1'44.656 | 8.193 | 0.116 | 127.38 |
| 35 | 39 | 4 | 4 | UNITED ADVAN S2000 ホンダS2000 / AP1 | 赤星 陽太郎 安田 裕信
| 1'44.756 | 8.293 | 0.100 | 127.26 |
| 36 | 38 | N+ | 5 | ネッツ大分アクレアルアルテッツア トヨタアルテッツァ / SXE10 | 藤田 孝博 山口 明 平田 くわがた
| 1'45.337 | 8.874 | 0.581 | 126.55 |
| 37 | 73 | 4 | 5 | ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 ホンダインテグラ / DC5 | 山本 すばる 前嶋 秀司
| 1'45.350 | 8.887 | 0.013 | 126.54 |
| 38 | 82 | 4 | 6 | デルファイADVAN DC5 ホンダインテグラ / DC5 | 植田 正幸 阪口 良平 古谷 直樹
| 1'45.677 | 9.214 | 0.327 | 126.15 |
| 39 | 17 | N+ | 6 | キーパーwithRUNup ホンダインテグラ / DC5 | 田中 篤 石川 朗
| 1'45.743 | 9.280 | 0.066 | 126.07 |
| 40 | 69 | 4 | 7 | J'S RACING ADVAN S2000 ホンダS2000 / AP1 | 梅本 淳一 長野 賢也
| 1'45.845 | 9.382 | 0.102 | 125.95 |
| 41 | 77 | 4 | 8 | フィールズC-WESTアドバンDC5 ホンダインテグラ / DC5 | 磯田 尚孝 保坂 尚輝
| 1'45.939 | 9.476 | 0.094 | 125.83 |
| 42 | 89 | 4 | 9 | EXEDY SHOW-UP インテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 福田 よしのぶ 赤鮫 オヤジ
| 1'45.958 | 9.495 | 0.019 | 125.81 |
| 43 | 18 | 4 | 10 | コスモソニック 21 FKインテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 浅野 武夫 岡野 陽朋 森 正行
| 1'46.511 | 10.048 | 0.553 | 125.16 |
| 44 | 29 | 4 | 11 | オベロンμ読売江東理工専DC5 ホンダインテグラ / DC5 | 谷口 美穂 谷口 いずみ
| 1'47.900 | 11.437 | 1.389 | 123.55 |
| 45 | 54 | N+ | 7 | ADVANアンクルインテグラ ホンダインテグラ / DC5 | 山内 伸弥 浅見 武
| 1'47.996 | 11.533 | 0.096 | 123.44 |
| - | *14 | 3 | 11 | エンドレス UEMATSU RX-7 マツダRX-7 / FD3S | 植松 忠雄 入口 秀輝
| 1'43.203 | - | - | 129.17 |
| -------- 以上予選通過 -------- |
- 'R'マークはコースレコードを更新した(従来のコースレコード: 1'36.713)
- ゼッケンNo.14は入口秀輝が予選に出走しなかったが、TIスーパー耐久レース特別規則書第21条3.(決勝出場嘆願書の提出)により、2004TIサーキット英田4輪レース一般競技規則第6章第28条を適用し最後尾グリッドからのスタートとする。
- 予選通過基準タイム:
- 総合(130%): 2'06.119
- クラス1(110%): 1'46.716
- クラス2(110%): 1'49.934
- クラス3(110%): 1'50.893
- クラス4(110%): 1'54.419
- グループN+(110%):1'53.615

2004全日本GT選手権 第5戦
「もてぎGTチャンピオンレース」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2004年9月4-5日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ クスコスバルADVANインプレッサ、惜しくも表彰台を逃す
JGTC第5戦は9月4~5日に栃木県ツインリンクもてぎにおいて開催され、小林且雄/
谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは予選15位からスタートし、11
位で完走した。後半は3位までポジションアップし表彰台が期待されたが、残念な
がらトラブルのためにコースアウトを喫し、大きくポジションを落とす結果に終わっ
た。
予選が行われる4日は午後の天気が崩れるとの予報もあり、早めにタイムをマーク
しておく必要があった。10時20分からの予選1回目は、曇りで気温は25℃前後。#77
インプレッサの谷川は、インプレッサのセッティングを確認しながらタイムアタッ
クを行うが、1分56秒416で13位にとどまった。午後に行われた予選2回目、#77イン
プレッサにトラブルが発生したこともあり、タイムアップならず午前と午後の総合
では15位というポジションになった。
5日は前夜からの雨が残り、どんよりとした雲がかかり雨もポツポツと降ったり止
んだりの不安定な天候となった。スタートドライバーの谷川はヘアピンでの混乱も
避けて1周目を13位で戻ってきた。さらに2周目に9位に順位を上げ、6周目に8位、8
周目に7位、10周目に6位、15周目には5位と驚異的なポジションアップを果たして
SUBARUファンを喜ばせた。谷川はひとつポジションを落とした6位で23周目に小林
にバトンタッチ。小林は36周目には7位、38周目には5位、そして全車のルーティー
ンピットが終了した46周目にはなんと3位までポジションアップを果たした。
しかし、小林はコクピットでインプレッサと格闘中だった。小林に交代して4~5周
目あたりからシーケンシャルシフトのレバーが調子悪く、引っ張って行うシフトアッ
プは正常に行われるものの、レバーを押して行うシフトダウンがしづらく、それで
も何とかラップタイムを落とすことなく周回していた。
レースの終盤、残り10周あたりとなった49周目のダウンヒルストレートを過ぎた90
度コーナーで、小林はシフトミスを喫してタイヤがロック。
そのままスピンしてコースアウトしてサンドトラップに捕まってしまった。
車両は何とかコース復帰したが11位でゴール、表彰台は逃したが、完走を果たした。
■決勝結果:GT300クラス
Pos. No. Driver Car Name Time/Diff
1 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 2:05'21.952
2 #16 山野哲也/八木宏之 M-TEC NSX +24.052
3 #10 田中哲也/余郷 敦 JIM Gainer アドバンF360 +1'01.787
4 #81 柳田真孝/尾本直史 シーウエストダイシンアドバンZ 1Lap
5 #5 玉中哲二/三船 剛 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 1Lap
6 #30 佐々木孝太/後藤 聡 RECKLESS MR-S 1Lap
7 #9 清水 剛/細川慎弥 ADVAN K-STADIUM MT 1Lap
8 #52 竹内浩典/西澤誠剛 プロジェクトμ太陽石油セリカ 1Lap
9 #112Guts城内/澤 圭太 ARKTECH ADVAN GT3 1Lap
10 #51 加藤正将/筒井克彦 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 2Laps
11 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 2Laps
◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。
|
|
| ■スーパー耐久ポイントランキング |
| 全8戦中5戦終了
|
Class1 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
33 |
1 |
竹内 浩典 |
田中 哲也 |
荒 聖治 |
|
FALKEN☆PORSCHE |
20 |
10 |
20 |
12 |
30 |
|
|
|
92 |
| 2 |
1 |
1 |
木下 みつひろ |
青木 孝行 |
ドミニク シュワガー |
|
ADVAN・KONDO ポルシェ |
15 |
20 |
12 |
15 |
23 |
|
|
|
85 |
| 3 |
25 |
1 |
谷口 信輝 |
織戸 学 |
山路 慎一 |
|
ADVAN DG ゼナドリンGT3 |
12 |
15 |
15 |
20 |
15 |
|
|
|
77 |
| 4 |
24 |
1 |
堤 明彦 |
井上 貴志 |
影山 正美 |
|
PCJ ADVAN PORSCHE |
10 |
8 |
10 |
DNC |
18 |
|
|
|
46 |
| 5 |
45 |
1 |
羽根 幸浩 |
佐藤 晋也 |
|
|
グースネック・アドバンポルシェ |
DNQ |
12 |
DNC |
10 |
- |
|
|
|
22 |
| 6 |
32 |
1 |
藤田 明 |
松田 秀士 |
原 幸雄 |
|
PCJ ファルケン ポルシェ |
DNC |
DNQ |
8 |
DNC |
- |
|
|
|
8 |
Class2 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
11 |
2 |
中谷 明彦 |
木下 隆之 |
桂 伸一 |
|
三菱アドバンテージランサーMR |
20 |
20 |
20 |
DNC |
12 |
|
|
|
72 |
| 2 |
20 |
2 |
小川 日出生 |
福山 英朗 |
砂子 塾長 |
|
RSオガワADVANランサー |
15 |
6 |
12 |
20 |
18 |
|
|
|
71 |
| 3 |
2 |
2 |
吉田 寿博 |
清水 和夫 |
松田 晃司 |
|
FUJITSUBO IMPREZA |
12 |
15 |
DNC |
6 |
30 |
|
|
|
63 |
| 4 |
86 |
2 |
小泉 和寛 |
菊池 靖 |
松本 晴彦 |
|
hpi・racing IMPREZA |
8 |
12 |
15 |
DNC |
23 |
|
|
|
58 |
| 5 |
6 |
2 |
冨桝 朋広 |
関 豊 |
|
|
ファルケン☆ランサーエボVIII |
2 |
8 |
8 |
15 |
- |
|
|
|
33 |
| 6 |
30 |
2 |
関根 基司 |
竹島 徹 |
本田 和義 |
飯盛 健二 |
RSオガワADVANランサー |
4 |
DNQ |
4 |
8 |
15 |
|
|
|
31 |
| 7 |
26 |
2 |
朝倉 貴志 |
細野 智行 |
朝倉 宏志 |
|
エンドレスアドバンTMCランサー |
10 |
10 |
6 |
- |
- |
|
|
|
26 |
| 8 |
16 |
2 |
川口 正敬 |
小松 一臣 |
岡 滋人 |
|
ディクセルADVANランサー |
3 |
DNQ |
- |
12 |
- |
|
|
|
15 |
| 9 |
3 |
2 |
村田 信博 |
小暮 吉則 |
中村 真一郎 |
井尻 薫 |
フィナエンドレスアドバンコルト |
DNC |
4 |
10 |
DNC |
DNC |
|
|
|
14 |
| 10 |
12 |
2 |
竹島 徹 |
島田 和樹 |
寺下 昌宏 |
|
Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ |
- |
- |
3 |
10 |
- |
|
|
|
13 |
| 11 |
59 |
2 |
大澤 学 |
福田 淳 |
|
|
TOWA INTECインプレッサ |
6 |
- |
- |
- |
- |
|
|
|
6 |
| |
56 |
2 |
松本 達哉 |
松浦 俊之 |
|
|
NUTECダンロップランサー |
DNS |
- |
DNC |
- |
- |
|
|
|
0 |
Class3 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
245 |
3 |
星野 一樹 |
井出 有治 |
柳田 真孝 |
本山 哲 |
モバイルキャスト アドバン Z |
8 |
20 |
20 |
20 |
30 |
|
|
|
98 |
| 2 |
23 |
3 |
尾本 直史 |
山田 英二 |
竹中 正信 |
|
C-WEST ORC アドバン Z |
20 |
15 |
6 |
6 |
9 |
|
|
|
56 |
| 3 |
27 |
3 |
古谷 直広 |
筒井 克彦 |
|
|
FINA ADVAN M3 |
15 |
10 |
12 |
DNC |
12 |
|
|
|
49 |
| 4 |
83 |
3 |
古橋 譲 |
玉本 秀幸 |
小林 正吾 |
余郷 敦 |
BP ADVAN NSX |
6 |
DNC |
3 |
15 |
18 |
|
|
|
42 |
| 5 |
79 |
3 |
酒井 美晃 |
相澤 一民 |
佐藤 英明 |
冨本 好成 |
TAITEC ADVAN NSX |
DNC |
3 |
15 |
12 |
6 |
|
|
|
36 |
| 6 |
15 |
3 |
長島 正明 |
長島 正興 |
植松 忠雄 |
田畑 勇 |
レーシングスパルコ ディクセル RX-7 |
DNC |
12 |
- |
DNC |
23 |
|
|
|
35 |
| 7 |
7 |
3 |
山崎 学 |
加藤 正将 |
白井 剛 |
|
MAKERS hart RX-7 |
DNQ |
DNQ |
8 |
10 |
15 |
|
|
|
33 |
| 8 |
14 |
3 |
杉林 健一 |
山口 英光 |
入口 秀輝 |
|
エンドレス アドバン RX-7 |
10 |
6 |
4 |
8 |
- |
|
|
|
28 |
| 9 |
19 |
3 |
輿水 敏明 |
牧田 克哉 |
|
|
TC-KOBE・MAX・Z33 |
12 |
4 |
2 |
DNC |
- |
|
|
|
18 |
| 10 |
88 |
3 |
小林 且雄 |
藤井 誠暢 |
|
|
ZOILアドバンコムセントZ |
- |
8 |
10 |
- |
- |
|
|
|
18 |
| |
61 |
3 |
小幡 弘 |
小原 健一 |
柳田 雄幸 |
|
グラムライツ DLRCBRX7 |
- |
DNQ |
DNC |
- |
- |
|
|
|
0 |
| |
113 |
3 |
松尾 和敏 |
皆田 征賢 |
|
|
MAZERマジョーラRX-7 |
- |
- |
- |
DNC |
- |
|
|
|
0 |
Class4 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
10 |
4 |
中川 隆正 |
渡辺 明 |
塩渕 誠二 |
大野 尊久 |
ADVANベルノ東海ムーヴDC |
3 |
20 |
12 |
20 |
23 |
|
|
|
78 |
| 2 |
96 |
4 |
岡田 秀樹 |
伊藤 大輔 |
服部 尚貴 |
|
FORWARD |
4 |
15 |
20 |
3 |
30 |
|
|
|
72 |
| 3 |
73 |
4 |
山本 すばる |
前嶋 秀司 |
磯崎 元彦 |
花岡 隆弘 |
ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 |
DNC |
8 |
15 |
8 |
15 |
|
|
|
46 |
| 4 |
81 |
4 |
佐々木 孝太 |
塚田 誠 |
橋本 達也 |
|
HOT ROD CRUE YH |
20 |
12 |
DNC |
DNC |
12 |
|
|
|
44 |
| 5 |
82 |
4 |
植田 正幸 |
阪口 良平 |
古谷 尚樹 |
|
DELPHI ADVAN DC5 |
10 |
3 |
8 |
12 |
9 |
|
|
|
42 |
| 6 |
18 |
4 |
浅野 武夫 |
笠原 智行 |
水書 健司 |
中島 敦 |
ホンダ インテグラ |
15 |
6 |
4 |
6 |
6 |
|
|
|
37 |
| 7 |
21 |
4 |
WADA-Q |
高橋 毅 |
クラゴン |
|
クムホ エクスタS2000 |
12 |
2 |
DNC |
DNC |
18 |
|
|
|
32 |
| 8 |
69 |
4 |
梅本 淳一 |
長野 賢也 |
前山 亘 |
|
J'S RACING ADVAN S2000 |
1 |
10 |
- |
10 |
0 |
|
|
|
21 |
| 9 |
60 |
4 |
谷川 達也 |
三船 剛 |
清水 康弘 |
|
スクラロース S2000 |
- |
- |
- |
15 |
- |
|
|
|
15 |
| 10 |
67 |
4 |
長井 麻殊 |
内山 慎也 |
松原 浩二 |
嶋村 馨 |
YAMATO YH DC5 |
8 |
- |
- |
- |
5 |
|
|
|
13 |
| 11 |
39 |
4 |
赤星 陽太郎 |
戸田 哲史 |
|
|
UNITED ADVAN S2000 |
DNC |
DNC |
10 |
DNC |
- |
|
|
|
10 |
| 12 |
58 |
4 |
佐藤 衛 |
宮澤 勝 |
斎藤 多聞 |
成澤 隆二 |
モンドスピードDL S2000 |
2 |
4 |
0 |
- |
3 |
|
|
|
9 |
| 13 |
100 |
4 |
嶋村 馨 |
八木 宏之 |
津久井 正純 |
|
カストロールアドバンS2000 |
6 |
- |
- |
- |
- |
|
|
|
6 |
| 13 |
913 |
4 |
日部 利晃 |
谷川 達也 |
|
|
K-Stadium ADVAN |
DNC |
DNQ |
6 |
- |
- |
|
|
|
6 |
| 15 |
89 |
4 |
福田 よしのぶ |
赤鮫 オヤジ |
|
|
EXEDY SHOW-UP インテグラ |
- |
- |
DNC |
4 |
- |
|
|
|
4 |
| 16 |
77 |
4 |
磯田 尚孝 |
ヒロミ |
保坂 尚輝 |
上村 純一 |
フィールズ C-WEST アドバン DC5 |
DNC |
1 |
3 |
DNC |
0 |
|
|
|
4 |
| 17 |
87 |
4 |
金森 敏一 |
星野 薫 |
|
|
RISO・BP インテグラ |
DNQ |
DNQ |
2 |
- |
- |
|
|
|
2 |
| 17 |
28 |
4 |
佐藤 清治 |
関谷 輝明 |
斉藤 正司 |
関川 秀樹 |
スワロー ADVAN ブリッグ |
- |
- |
- |
- |
2 |
|
|
|
2 |
| 19 |
29 |
4 |
谷口 美穂 |
谷口 いづみ |
|
|
オベロン読売江東理工専μDC5 |
DNQ |
- |
1 |
- |
- |
|
|
|
1 |
| |
95 |
4 |
ピストン西沢 |
クラゴン |
|
|
BP J-WAVE AP1ED |
0 |
- |
- |
- |
- |
|
|
|
0 |
| |
4 |
4 |
太田 重蔵 |
見並 秀文 |
深沢 雅文 |
|
BRIDEアドバン インテグラ |
DNC |
DNQ |
0 |
|
- |
|
|
|
0 |
| |
98 |
4 |
田嶋 栄一 |
加藤 寛規 |
|
|
Mooncraft S2000 |
DNC |
- |
- |
- |
- |
|
|
|
0 |
ClassN+ |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
37 |
N+ |
影山 正彦 |
番場 琢 |
中嶋 一貴 |
山本 左近 |
Kosei SPIRIT ALTEZZA |
20 |
15 |
12 |
12 |
30 |
|
|
|
89 |
| 2 |
36 |
N+ |
黒澤 琢弥 |
樋口 統也 |
小早川 済溜 |
池田 大祐 |
MAZIORA SPIRIT ALTEZZA |
10 |
20 |
15 |
20 |
15 |
|
|
|
80 |
| 3 |
55 |
N+ |
峰尾 恭輔 |
横溝 直輝 |
高木 真一 |
嵯峨 宏紀 |
ARTA FOS アルテッツア |
15 |
12 |
10 |
15 |
23 |
|
|
|
75 |
| 4 |
5 |
N+ |
光貞 秀俊 |
吉本 大樹 |
武田 雄一 |
細川 慎弥 |
5ZIGEN ACCORD |
DNQ |
- |
20 |
DNC |
18 |
|
|
|
38 |
| 5 |
54 |
N+ |
山内 伸弥 |
浅見 武 |
中島 哲也 |
上田 五郎 |
ADVANアンクルインテグラ |
12 |
10 |
4 |
- |
12 |
|
|
|
38 |
| 6 |
17 |
N+ |
田中 篤 |
石川 朗 |
谷 好道 |
畠中 修 |
キーパーwith☆RUNup |
DNC |
- |
6 |
10 |
9 |
|
|
|
25 |
| 7 |
38 |
N+ |
藤田 孝博 |
山口 明 |
平田 くわがた |
|
ネッツ大分アクレアルアルテッツア |
- |
- |
8 |
DNC |
- |
|
|
|
8 |
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

混戦で2位フィニッシュを果たしたスープラ6号車(C)Toyota
全日本GT選手権(JGTC)
第5戦 もてぎGTチャンピオンレース
JGTC第5戦 トヨタ・スープラ惜しくも首位逃がす
悪天候の乱戦で後半果敢な追い上げを見せ2位。トップ6に4台の健闘
全日本GT選手権第5戦「もてぎGTチャンピオンレース」が9月4日、5日の
両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。同大会にはGT500クラス17
台、GT300クラス25台が参加し、トヨタ勢はこのうちGT500クラスに7
台のスープラ、GT300クラスには3台のセリカと2台のMR‐Sが出場した。
今シーズンも残すところ3戦でタイトル争いも佳境に突入。トヨタ勢は本戦に先駆
けて8月3・4日に行われた合同テストでスープラ勢が上位1~4番手を独占。2
日(金)に行われた公式練習でもイエローハットYMSスープラ35号車がトップタ
イムを記録するなど、好調の波に乗って臨んだ。
◆予選◆
4日(土)の公式予選は午前10時と午後2時40分からそれぞれ1時間づつ実
施。朝方から暗い曇が空を覆っていたが1回目の開始直前から小雨が落ちはじめ、
ウエットレースが宣言された。しかし降雨は少量で、各車ドライタイヤでコースイ
ン。さらに雨は中盤までに上がり、路面はところによってハーフウェットからほぼ
ドライへと推移した。
午後には降雨の予報もあったため、一部のチームは午前の予選終盤には、2セッ
ト目のニュータイヤを投入。エクリプスアドバンスープラ25号車が暫定のポール
ポジションを獲得した。
午後の公式予選も曇り時々小雨の不安定な状況で迎え、中盤のGT300クラス
専有時間には路面はセミウエットとなった。このためタイム更新はならず、午前の
予選タイムによりプロジェクトμ太陽石油セリカ52号車が3番手グリッド、ウェッ
ズスポーツセリカ19号車が7番手グリッドを確定した。
一方、予選最後の20分間行われたGT500クラス専有時間になると雨は上が
り路面状況が改善。終盤にアタックを決めたスープラ35号車が見事初ポールポジ
ションを獲得した。また、同じくタイムアップを果たしたエッソウルトラフロースー
プラ6号車が3番手、auセルモスープラ38号車が5番手に浮上。スープラ25
号車は1回目の予選タイムで4番手となった。
◆決勝◆
5日(日)は朝から小雨模様。各車朝のフリー走行でウエット仕様のセッティン
グ確認を行って決勝に臨んだ。その後も雨は断続的に降ったが、午後2時のスター
トまでには上がり、路面はハーフウェット状態。このため各車インターミディエイ
トタイヤでスタートを迎えた。
曇天で路面はなかなか乾かず、レース序盤は滑りやすいコンディションで、スピ
ンやコースアウト車両が続出。この大荒れの展開の中、ポールポジションからスター
トしたスープラ35号車もスピンを喫して後退。
首位の座がめまぐるしく変わる中、10番手からスタートしたDYNACITYトムススー
プラ37号車がじわじわと順位を上げ、13周目には2位、27周目にはついに首
位に立った。2位はNSX。これを3番手スタートからポジションを堅持してきた
スープラ6号車が追うこととなった。
路面はレコードラインのみが乾きはじめて、各車ドライタイヤにチェンジ。しか
し、47周目の最終コーナーで、首位を行くスープラ37号車はブレーキのフェー
ドに見舞われ、さらに周回遅れ車両のパスに手間取り、NSXに先行を許してしま
う。
一方、ペースを上げてきたスープラ6号車は53周目にスープラ37号車をパス
し、2位に躍進。さらに首位を逃げるNSXに詰め寄るが、1秒差まで追い詰めた
ところで惜しくもチェッカー。
スープラ6号車は前戦十勝に続く2位表彰台を獲得し、リードは1点ながらポイ
ントランキング首位に立った。スープラ37号車は4位、スピンにより9位まで後
退しながらも迫真の追い上げを見せたWOODONEトムススープラ36号車が5位、さ
らにドライブスルーペナルティを課されて後退しながらも後半果敢に追い上げを見
せたデンソーサードスープラ39号車が6位に入賞と、スープラ勢は大荒れのレー
スで安定した強さを発揮した。
また、GT300クラスではセリカ52号車が序盤戦で首位を走行したが、無念
のスピンで後退。RECKLESS MR-S30号車の6位が最上位となった。
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エッソウルトラフロースープラ6号車 ドライバー飯田章のコメント:
序盤は路面状況の変化に対し、どこでドライタイヤに交換するか、そのためにはど
んなペースで走ればタイヤが持つかなど、常に考えながらの走行となり、本当に難
しかったが、結果として、混戦の中で2位入賞を得られたということで、今日は納
得の行く良いレースが出来た。
エッソウルトラフロースープラ6号車 ドライバー脇阪寿一のコメント:
終盤、リスクを考えずにプッシュすれば首位逆転も可能だったかもしれないが、我々
の目標はシリーズチャンピオンであり、その意味で今回2位に入れたことは意味が
大きいと思う。次はハンディウエイトが追加されて重くなるが、残り2戦、シリーズ
タイトル奪取に全力を尽くす。
DYNACITYトムススープラ37号車 ドライバー片岡龍也のコメント:
後半ポジションを落としたのは悔しいが、難しいコンディションの中でパフォーマ
ンスを見せられたのは良かったし、良い勉強になった。これからも更に上を目指す。
DYNACITYトムススープラ37号車 ドライバーJ.コートニーのコメント:
ウエットでもクルマの状態がとても良く、とりわけ序盤の難しい路面状況の中でも
楽しんで追い上げることが出来た。優勝は出来なかったが、結果には満足している。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
予選では35号車がポールポジションを獲得し、また、決勝ではハーフウェットの難し
い路面コンディションの中、惜しくも優勝は逃したが、2位、4、5、6位入賞と、
スープラ04年モデル持ち前の安定した強さを発揮出来た。また、悪天候の中入場
された観客の皆さんにも良いレースを見て頂けたと思う。今回の結果により6号車が
ランキング首位となっているが、まだまだ厳しい戦いが続く。残り2戦もチームと
共に全力を尽くす。
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第5戦 リザルト 順位 車両 No. ドライバー 所要時間/差 周回 予選結果
1 32 ホンダNSX 松田次生/A.ロッテラー 2:04'26.984 63 8
2 6 トヨタスープラGT 脇阪寿一/飯田 章 0'01.069 63 3
3 1 日産フェアレディZ 本山 哲/R.ライアン 0'02.514 63 2
4 37 トヨタスープラGT J.コートニー/片岡龍也 0'14.957 63 10
5 36 トヨタスープラGT 土屋武士/M.アピチェラ 0'41.410 63 7
6 39 トヨタスープラGT J.デュフォア/A.クート 0'59.879 63 12
7 3 日産フェアレディZ 金石年弘/E.コマス 1'16.058 63 16
8 22 日産フェアレディZ 影山正美/M.クルム 1'18.782 63 13
9 100 ホンダNSX 中野信治/加藤寛規 1'46.056 63 11
10 38 トヨタスープラGT 立川祐路/荒 聖治 1'46.713 63 5
チーム 車両 No. ドライバー 第5戦結果
ESSO TOYOTA TEAM LeMans トヨタスープラGT 6 脇阪寿一/飯田 章 2位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 37 J.コートニー/片岡龍也 4位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 36 土屋武士/M.アピチェラ 5位
TOYOTA TEAM SARD トヨタスープラGT 39 J.デュフォア/A.クート 6位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタスープラGT 38 立川祐路/荒 聖治 10位
TEAM ADVAN・ツチヤ トヨタスープラGT 25 織戸 学/D.シュワガー 12位
KRAFT トヨタスープラGT 35 服部尚貴/脇阪薫一 13位
TEAM RECKLESS トヨタMR-S 30 佐々木孝太/後藤 聡 19位/6位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタセリカ 52 竹内浩典/西澤誠剛 21位/8位
RACING PROJECT BANDOH トヨタセリカ 19 青木孝行/谷口信輝 27位/13位
SPIRIT Motorsport トヨタセリカ 17 長島正興/松永まさひろ 30位/16位
A'PEX with apr トヨタMR-S 31 田中 実/松田晃司 リタイア
ドライバーズポイント 順位 ドライバー ポイント
1位 脇阪寿一/飯田 章 48
2位 本山 哲/R.ライアン 47
3位 J.デュフォア/A.クート 43
7位 立川祐路/荒 聖治 34
7位 服部尚貴/脇阪薫一 34
7位 J.コートニー/片岡龍也 34
10位 土屋武士/M.アピチェラ 24
11位 織戸 学/D.シュワガー 17
チームポイント 順位 チーム ポイント
1位 NISMO 72
2位 ESSO TOYOTA Team LeMans 48
3位 TOYOTA TEAM SARD 43
4位 TOYOTA TEAM TOM'S 40
7位 TOYOTA TEAM CERUMO 34
7位 KRAFT 34
9位 TEAM ADVAN・ツチヤ 17
エンジンチューナーポイント 順位 エンジンチューナー ポイント
1位 トヨタテクノクラフト 85
2位 AUTECH 64
4位 M-TEC 37
3位 東名エンジン 34
◆トヨタのモータースポーツ情報はTOYOTA Motorsportsをご覧下さい。

(C)Honda
EPSON NSX(松田/A.ロッテラー組)優勝
Honda NSX-GTが昨年第6戦もてぎ以来の勝利を飾る
決勝日:9月5日(日)
サーキット:ツインリンクもてぎ
決勝周回数:63周(302.486km)
天候:予選/曇りのち雨 決勝/雨
気温:21.2℃(15:00現在)
コースコンディション:ハーフウエット
観客数:5万1000人
9月5日(日)、栃木県・ツインリンクもてぎにおいて2004年全日本GT選手権(JGTC)
第5戦「MOTEGI GT CHAMPION RACE」の決勝レース(63周)が行われ、予選8番手から
スタートした#32松田次生/A.ロッテラー組(EPSON NSX)が見事に優勝を飾った。こ
の勝利はHonda NSX-GTにとって昨年9月14日開催の第6戦もてぎ以来のJGTC優勝となっ
た。
4日(土)に行われた予選は1回目、2回目とも時折小雨が降るものの、路面状況の
好転したピンポイントなタイミングにおいて激しいタイムアタックが繰り広げられ
た。Honda NSX-GT勢は#32松田次生/A.ロッテラー組(EPSON NSX)が予選8番手、#18
道上 龍/S.フィリップ組(TAKATA童夢NSX)が9番手、#100中野信治/加藤寛規 組(RA‐
YBRIG NSX)が11番手、#8金石勝智/伊藤大輔 組(ARTA NSX)が14番手から決勝をスター
トすることとなった。
決勝日の午前中は前夜からの雨が降り続いていたが、各マシンがスターティング
グリッドに揃った13時30分頃には雨も止み、曇り空となった。その状況の中、Honda
NSX-GT勢は全車が溝の浅いレインタイヤを選択し、午後2時4分に総参加台数42台(GT500
クラス17台)のマシンがローリングスタートを切った。
レース序盤は、5周目に8番手スタートのA.ロッテラー選手(EPSON NSX)が積極的
な走りで4番手へ浮上、伊藤大輔選手(ARTA NSX)が10位、加藤選手が12位、S.フィ
リップ選手が20位を走行する。さらに3位まで浮上したA.ロッテラー選手は9周目の
5コーナーで#6エッソウルトラフロー スープラをパスし、2位に浮上。さらに11周
目の1コーナーでトップを走行する#1ザナヴィニスモ Zを激しく追撃する。そして、
12周目の90度コーナーでトップに浮上。ついにHonda NSX-GTが今シーズン初のトッ
プに躍り出る。A.ロッテラー選手は、その後もハイペースで走り続け後続を引き離
しに掛かる。
レース中盤に降り出した小雨はすぐに止んだため、路面はさらにドライになって
いく。27周目、EPSON NSXのリアタイヤがスローパンクチャーを起こしたため、A.
ロッテラー選手がトップを譲った翌周にピットインを敢行。各車と同じくスリック
タイヤに交換し、松田次生選手(EPSON NSX)へドライバー交代を行う。40周目時点
では、EPSON NSXが2位、RAYBRIG NSXが11位、ARTA NSXが12位を走行し、レース序
盤のコースアウトの影響でマシンの修復作業に長時間を費やしたTAKATA童夢NSXは
38位を走行する。2位を走行する松田選手は、冷静なバックマーカーの処理と1分51
秒台の安定した走行でトップを走る#37 DYNACITY トムス スープラを追撃。43周目
から2台はさらに激しいバトルを繰り広げる。そして、48周目のヘアピンカーブで
抜き去りトップに浮上、全力で引き離しに掛かった。
最後まで天候の変化に惑わされたもてぎラウンドは、トップを走る松田選手が、
2位に浮上して追い上げる#6エッソウルトラフロー スープラとの差をキープしなが
ら最後まで粘り強く走り続け、1秒069の差で抑えきりチェッカーを受けた。この優
勝はHonda NSX-GTにとって昨年第6戦もてぎ以来となった。他のHonda NSX-GT勢は
RAYBRIG NSXが9位、ARTA NSXが11位、TAKATA童夢NSXは33位となった。
●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「このもて
ぎをターゲットに色々と弾入れをしてきました。生憎のお天気にもかかわらず、
サーキットに来て頂いた大勢のHondaファンの皆様の前で優勝という結果を残せ
て、大変嬉しく思います。今シーズンも残り2戦となりましたが、より一層の競
争力アップに向けてさらに頑張りますのでご期待ください」
優勝 #32 EPSON NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「本当に感激しました。昨シーズンは優勝できず、今年も苦しい戦いとなっていま
したが、ロッテラー選手やチームスタッフやHondaが一丸となってこの勝利を獲
ることができました。チェッカーフラッグを受けた時に思わず涙が出てしまいま
したね。レースでは残り10周あたりからリアタイヤが厳しくなりましたが、ミス
を出さずにゴールまで走りきれば抜かれることはないと思っていました。エンジ
ンとシャシーの開発も進展していますし、ハンディウェイトなど課題はあります
が、残りのレースも積極的に戦ってランキング上位をねらっていきたいです」
●アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)選手「日本のレースで優勝するのは初め
てなので嬉しいです。とても素晴らしいレースでした。スタート直後にマシンの
状態が他車より良いことが分かって、プッシュし続けました。コーナーのイン側
は濡れていたのでパスするのに気をつかいましたけどね。ドライバー交代の直前
でスローパンクチャーになったため、トップの座を譲りましたが松田選手が本当
に素晴らしいレース運びをしてくれたので優勝を飾ることができました。今シー
ズンは色々と苦労をしましたが、残り2戦を大事に戦っていきたいですね」
◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第5戦
「MOTEGI GT CHAMPION RACE」 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年9月5日
■開催場所:ツインリンクもてぎ(栃木県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■ #1「ザナヴィ ニスモZ」が後半の猛追で3位ポディウムを獲得
9月5日、栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ(1周4.801km)」で全日本GT選手権(JGTC)
第5戦が開催され、首位と0.01秒差の予選2位からスタートした#1「ザナヴィ ニス
モZ」が、アクシデントが続出する悪条件の中、3位表彰台を獲得した。
63周の決勝レースに出走したのは42台。フォーメーションラップが開始された14:00
には、低い曇天で、気温は23℃であった。
#1Zは本山哲がスタートドライバーを務め、2位のポジションを維持しながらレース
序盤を周回。レーススタート15分後には、コースのいたるところでドライ路面が現
れたが、本山はタイヤをうまく使いながらペースをキープし、9周目にはトップの
#35スープラがコースアウトしたため、首位に躍り出ることとなった。
しかし、路面はさらに乾いていき、本山はタイヤの磨耗を抑えながらグリップを確
保するのに苦労した。そして、12周目に首位を後続に譲ると、あとはトップグルー
プに大きく離されないよう注意しながらタイヤを守る走りに終始。26周目に7位で
ピットインし、ライアンにバトンをタッチした。
その後のライアンの追い上げと上位陣の脱落などで36周目には5位、次の37周目に4
位に浮上。ついに終盤の56周目にこれを捕らえて3位となると、さらに2位の車両と
の差を詰めるべく激しくプッシュした。最後の数周には、首位からわずか3秒差と
先行する車両の背後に迫るものの、追い越すまでには至らず63周目のチェッカーフ
ラッグを受けた。
このライアンのファイトあふれる走りに、関東一円から集まった日産ファンは大い
に沸きたった。
100kgのハンディウェイトを積んだ#22「モチュールピットワークZ」は、影山正美
が13位からスタート。序盤は13位で周回を重ねることとなるが31周目にミハエル
・クルムに交代し、スリックタイヤでレースに復帰するとペースアップ。レース後
半に上位車が次々とコースアウトしたり、トラブルを抱える中、クルムは着実にマ
イレージを重ねた。37周目には10位、51周目に9位、54周目に8位となるとそのまま
ゴールを駆け抜けた。
予選6位の#12「カルソニックIMPUL Z」は、ブノワ・トレルイエから3位で交代した
井出有治が速いペースでトップグループに迫ったが、5位走行時にGT300車両と接触。
この時にフロントタイヤにダメージを受けてコースアウト。グラベルベッドから脱
出できず、そのままリタイヤとなった。
16位スタートの#3「G’ZOX・SSRハセミZ」は、前半の悪条件を走った金石年弘が9
位まで順位を上げたが、ドライコンディションとなった後半はペースがあがらず、
エリック・コマスは我慢の走行を続けた。終盤は、上位車の脱落を避け、7位でフ
ィニッシュした。
■決勝結果
Pos. Car Name No. Driver Laps
1 EPSON NSX #32 松田次生 / アンドレ・ロッテラー 2:04'26.986
2 エッソウルトラフロー スープラ #6 脇阪寿一 / 飯田章 -1.069
3 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山 哲 / リチャード・ライアン -2.514
4 DYNACITY トムス スープラ #37 ジェームス・コートニー / 片岡龍也 -14.957
5 WOODONE トムス スープラ #36 土屋武士 / マルコ・アピチュラ -41.410
6 デンソーサードスープラGT #39 ジェレミー・デュフォア/アンドレ・クート -59.879
7 G'ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘 / エリック・コマス -1'16.058
8 モチュールピットワークZ #22 影山正美 / ミハエル・クルム -1'18.782
9 RAYBRIG NSX #100 中野 信治 / 加藤 寛規 -1'46.056
R カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第5戦
「MOTEGI GT CHAMPION RACE」 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年9月4日
■開催場所:ツインリンクもてぎ(栃木県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■ #1「ザナヴィ ニスモZ」が0.01秒差でフロントローを獲得
JGTC第5戦は、シリーズ後半の行方を占う上で非常に重要なレースとなる。そのた
め、各チームとも相当の準備を重ねて公式予選に臨んでいる。2回目の予選が始ま
ると大粒の雨がパラパラとコースを覆った。
天候回復に賭け、フレッシュタイヤを温存したチームは、一様に不安そうな表情で
空を見上げていた。しかし、それも長くは続かず、予選の最終セクションであるGT500
専有時間までには、路面は湿りながらもレコードライン上はドライというコンディ
ションとなった。
朝10:00からの公式予選1回目、#12「カルソニックIMPUL Z」が2位、#1「ザナヴィ
ニスモZ」が3位という順位であったが、予選2回目GT500の「アタックショー」は、
前日のテストでも好調ぶりをアピールしていたスープラ勢がまずコースに躍り出し
て始まった。そしてこの2回目の予選は、こぞって1回目のベストラップタイムを短
縮していく。
日産勢では、#1「ザナヴィ ニスモZ」は本山哲が、#22「モチュールピットワークZ」
はミハエル・クルムがフレッシュタイヤを履いてピットで待機し、好機を待った。
そして、予選終了10分前にそろってコースインしていった。本山は、丁寧にタイヤ
の温度を上げながら1周し、アタックラップを開始した。このときのベストタイム
は、午前のタイムを0.3秒縮め、1分46秒814。再びリーダーボードのトップに返り
咲いた。しかし同時にコースに入っていた#35スープラが、本山のタイムを0.008秒
上回ってトップを奪ってしまう。ピットからの無線でそれを聞いた本山は再逆転を
期してプッシュするが叶わず。#35スープラが最終ラップにさらに0.002秒タイムアッ
プしたため、本山の2位が確定した。また、100kgのウェイトを積むためポールポジ
ション争いに加われなかった#22もタイムアップに成功。
1回目の14位から1つポジションをあげて13位で予選を終了した。
予選1回目にタイヤ2セットを使いきっていた#12「カルソニックIMPUL Z」
は決勝レースに向けたセットアップを続けた。タイムは1回目のベストタイムのま
まで、予選総合6位のポジションが確定した。
■公式予選結果
Pos. Car Name No. Driver Laps
1 イエローハットYMSスープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一 1'46.698
2 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山 哲 / リチャード・ライアン 1'46.708
3 エッソウルトラフロー スープラ #6 脇阪寿一 / 飯田章 1'46.814
4 ECLIPSE ADVAN スープラ #25 織戸 学 / ドミニク・シュワガー 1'46.927
5 auセルモスープラ #38 立川祐路 / 荒 聖治 1'47.049
6 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'47.078
7 WOODONE トムス スープラ #36 土屋武士 / マルコ・アピチュラ 1'47.096
8 EPSON NSX #32 松田次生 / アンドレ・ロッテラー 1'47.111
9 TAKATA童夢NSX #18 道上龍 / セバスチャン・フィリップ 1'47.276
10 DYNACITY トムススープラ #37 ジェームス・コートニー/片岡龍也 1'47.292
13 モチュールピットワークZ #22 影山正美 / ミハエル・クルム 1'47.691
16 G'ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘 / エリック・コマス 1'48.712
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

(Photo:Motorsports@nifty)
GT500クラス優勝 EPSON NSX
アンドレ・ロッテラー
「すごく良いレースが出来ました。クルマも調子良かったし、松田も速かった。コースはイン側がすごくスリッピーだったので、気をつけて走るようにしました。昨年はどんなに頑張っても2位が精一杯だったので、今日ホンダのクルマに乗り、ホンダのサーキットで勝てたことが非常に嬉しいです。今年NSXはターボエンジンになり、各車ともこれにてこずってきましたから、シーズン序盤はとてもチャンピオンシップを考えることなどできませんでした。今後はミスなく安定した結果を出し、ポイントを積み重ねていきたいですが、ウェイトの影響がどうでるか、やってみないと分からないですね」
松田 次生
「今回のクルマはドライだと良くなくて、ウェットになるとタイムが出ていましたから、決勝が雨になれば良いなと内心思っていたのに、自分の番が来ると晴れてしまったので、最初はどうしようかと思いました。でも走り出してみると良い感じでした。片岡を抜いたときは、ストレートのイン側が滑りやすいので、それ以外の場所でいこうと思い、ヘアピンで抜きました。ニュータイヤを使わずにユーズドタイヤで出て行ったので、残り10周はきつかったですが、なるべくミスをしないで300を抜くのに気をつけて走れば抜かれないと思って走りました。ホンダさんも含めてみんなが一丸となって取り組んだからこういう結果が出たのだと思います」
GT300クラス優勝 ARTA Garaiya
新田 守男
「うまく2連勝できました。期待はしてましたけど、こんなにうまくいくとは思っていませんでした。タイヤを含めて色んな要素がうまくかみ合ったのだと思います。今年は1勝で終わりかなと思っていましたが、スタッフが頑張ってくれましたね。スタートでスピンしたときは、チョイスしたタイヤがハードコンパウンドだったのと、ウォームアップとレースで路面状態が変わっていたためにミスをしてしまいました。その時点でトップがどのくらい逃げているのかが分からなかったんですが、土屋さんの作戦とタイヤの状態が良かったので、すぐに追いつくことが出来ましたね。コースはサファリラリーみたいなコンディションで(笑)泥しぶきやオイルで何も見えないときさえありました。スリックタイヤへの交換時期は、自分が走りながら路面状態をチームに伝え、それを下に判断しました。結果的にはコレがキーになりましたね。これでM-TECとは7点差に追いつきましたが、NSXはフルウェイトでもアレだけ速いですし、最終戦はホンダの地元ですから簡単にはいかないと思います」
高木 真一
「スピンするのを見たときは、これは面白くなるなと思いました。チームの選択が決め手になり、新田さんも頑張ってくれて、トップで僕にバトンを渡してくれました。滑る路面は好きなので、最初からプッシュしていきました。カルソニックと当たったときは、本当にもう駄目かと思いましたが、こちらには大きな影響はありませんでした。終盤は500に抜かれるときにだけ気をつけて走りました。今のレギュレーションで連勝するのは難しいことですが、尾川エンジンさんが頑張ってくれて、ハンデを負ってもトップレベルのパワーを出してくれました。今後はドライバーはミスをしないよう、開発のほうも色々チャレンジしていって、なんとかM-TECに追いつきたいです」

混戦を制し、遂にNSXが勝利を飾った(Photo:K.Takeshita)
9月5日、ツインリンクもてぎで行なわれた全日本GT選手権第5戦「もてぎGTチャンピオ
ンシップレース」は、ウェットからドライに変わる難しいコンディションのなか、#32
EPSON NSX(松田/ロッテラー組)が優勝。今シーズン苦しみ続けたNSXがホンダのお膝
元でようやく勝利を収めた。終盤追い上げた#6エッソウルトラフロースープラ、#1ザナ
ヴィニスモ Zが2、3位に入った。
朝から降り続いていた雨はスタート1時間前に上がったものの、路面はウェット。しか
し、スタート前のウォームアップ走行でライン上の水は掃けていく。スタート時のタイ
ヤ選択、そして、タイヤ交換のタイミングがレースのポイントになると予想された。グ
リッドについた各マシンは殆どがオールウェザータイヤを履いてスタートを迎える。
朝のフリー走行でクラッシュした#38auセルモスープラも、ぎりぎりで修復が間に合っ
てピットスタートにこぎつけた。
好スタートからトップを快走していたポールシッターの#35スープラは、9周目にコース
オフ。さらに10周目にも他車とのバトルで再度コースオフを喫してしまい、大きく順位
を落とす。代わってトップに立った#1Zだったが、この座は長く続かず、12周目には#32
NSXがリーダーとなる。
中盤の主役は、この#32NSXと#37スープラ。若いロッテラーとコートニーのバトルは両
者がピットインするまで続く。
25周すぎから各マシンがルーティンのピットに滑り込む。乾きだした路面に、各チーム
は迷うことなくスリックタイヤを選択。トップを争う2台も#32NSX、#37スープラの順で
ピットイン。この作業を素早くこなした#37が5秒のマージンを築く。
この後、雨粒が落ちだし各ピットに緊張が走る場面もあったが、雨足が強くなることは
なかった。
48周目、勢いに勝る#32NSX(松田)が再びトップを奪い返し、そのまま逃げの態勢に
入る。このトップを追ったのが#6スープラ(脇阪)と#1Z(ライアン)。この両者はト
ップを上回るラップタイムで追い上げ、#37スープラをかわすと、トップ#32NSXに迫る。
逃げる#32NSX、追う#6スープラと#1Z。終盤になって、3車の差は縮まるものの、追い上
げる2台のタイヤが辛くなったのか、やや勢いは鈍り、順位を入れ替えるまでには至ら
ない。結局、最後は1秒差まで迫ったものの逆転はならず。#32NSXが逃げ切りに成功し
た。
救済措置を受けてはいたとはいうものの、今シーズン苦しみ続けたNSXがようやく勝利
を掴み、ドライバー、チームはもちろん、ホンダ関係者は喜びの美酒に酔った。
GT300クラスは、中盤までトップを走っていた#2プリヴェチューリッヒ・クムホNSXが、
ピットイン後に痛恨のコースアウト。#43ARTA Garaiyaが独走でクラス優勝を飾った。
(観客:5万1000人)
2004年9月5日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:雨/曇り/コース:セミウェット
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers----------Time/Diff---WH(救済)-Ty-
1 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 2'04.26.984 (+2) BS
2 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 -1.069 40 BS
3 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン -2.614 40 BS
4 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 -14.967 40 BS
5 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ -41.410 20 BS
6 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート -59.879 50 BS
7 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス -1'16.068 60 BS
8 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム -1'18.782 100 BS
9 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 -1Lap (+2) BS
10 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 -1Lap 40 BS
11 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 -1Lap (+2) BS
12 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー -1Lap 20(+2) YH
13 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 -2Laps 20(+1) DL
14 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 -4Laps 35 BF
15 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 -4Laps 90 DL
16 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 -5Laps 20 YH
17 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 -5Laps 20(+1) YH
18 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 -5Laps YH
19 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 -5Laps 10 BF
20 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 -5Laps YH
21 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 -5Laps (+2) DL
22 112 300 ARKTECH ADVAN GT3 城内/澤 -6Laps YH
23 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 -6Laps YH
24 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/植松 -6Laps DL
25 77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川 -6Laps (+1) YH
26 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 -6Laps YH
27 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 -7Laps 25 YH
28 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 -7Laps (+2) KH
29 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 和田/井上 -8Laps YH
30 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 -8Laps (+2) YH
31 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 -11Laps 30 YH
32 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/ヒロミ -13Laps YH
33 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ -14Laps (+1) BS
34 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 -18Laps 60 DL
35 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 -22Laps 30 YH
------------------------------以上完走---------------------------------------------
72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/福山 -25Laps YH
12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 -28Laps 40 BS
7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 -31Laps 40 YH
26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 山岸/井尻 -39Laps YH
111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 -55Laps YH
88 500 JLOC ムルシエRG-1 山西/WADA-Q -63Laps DL
31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 -63Laps 10 BF
------------------------------------------------------------------------------------
トップ周回数:63周
ファステストラップ:No.35 イエローハットYMSスープラ 1'48.537 60/61Lap
規定周回数 GT500:44 GT300:41
PENALTY
*No.39 国際モータースポーツ競技規則附則L項第4章違反により、ドライビングスルーペナル
ティを課した。併せて2004全日本GT選手権統一規則第3章第30条1.を適用し、ペナルティ
ポイント1点を課す。
*No.88 2004全日本GT選手権統一規則第3章第28条14.(反則スタート)により、訓戒(始末書提出)
とする。
*No.9、No.19 2004全日本GT選手権統一規則第3章第13条2.(決勝レーススタート用タイヤの装着
保持義務)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
*No.25 2004全日本GT選手権第5戦特別規則書第11条(ピットロードの制限速度)違反により、罰金
(\50,000)を課した。
※ 大会審査委員会裁定前にペナルティを施行した事に対して、大会競技長を訓戒とした。
タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/BF:BFグッドリッチ
KH:クムホ
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/ +1:性能引き上げ措置(1ランク

予選から好調なザナヴィZ。ここで2勝目を挙げられるか。(Photo:K.Takeshita)
全日本GT選手権第5戦ツインリンクもてぎの決勝前30分間のフリー走行が、9月5日8時
15分より15分の赤旗中断を挟んで行われた。
トップタイムは#1ザナヴィニスモZを駆るリチャード・ライアン。1分58秒857だった。
昨日の予選終了後から激しく降り続いた雨は今朝になっても止まず、コース上は完全
にウェットとなり、いたるところに川ができる難しいコンディションだ。
そのためセッション開始早々から、#6エッソスープラ、#12カルソニックZ、#25アドバン
スープラ、#18TAKATA NSXとコースアウトが相次ぐ。
雨はセッションが進むにつれて小降りになるが、コースコンディションは中々向上しない。
そうした中、#32EPSON、#16M-TECの2台のNSXがトップタイムを出して好調を印象付ける。
特にM-TECはGT500をも凌駕するタイムで走行を重ねていく。
セッションも残り5分になろうかという8時39分、4コーナー先で#38auスープラが激しく
クラッシュ。これにより赤旗が出てセッションは中断となる。
8時55分、セッション再開。残り6分の短い走行時間ながら、中断の間にコースが徐々に
乾いたために各車タイムを更新していく。まずは#12カルソニックZが1分59秒台に入ると、
すぐさま#1ザナヴィZがそれを上回り、更には独り1分58秒台に突入、結局これがトップ
タイムとなり、9時01分にフリー走行は終了した。
2004年9月5日 ツインリンクもてぎ(栃木県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
Pos No. Cls Machine Driver Best Time WH Ty
---------------------------------------------------------------------------------
1 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン 1'58.857 40 BS
2 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'59.315 40 BS
3 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 1'59.637 20(+1) DL
4 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 2'00.002 50 BS
5 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 2'00.190 (+2) BS
6 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 2'00.263 40 BS
7 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 2'00.599 (+2) BS
8 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 2'00.833 40 BS
9 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 2'01.187 100 BS
10 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 2'01.234 (+1) BS
11 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 2'01.842 40 BS
12 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 2'01.942 20 BS
13 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 2'03.062 60 BS
14 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 2'04.706 20(+2) YH
15 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 2'04.920 (+2) BS
16 88 500 JLOC ムルシエRG-1 山西/WADA-Q 2'06.227 DL
17 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 2'07.556 35 BF
18 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 2'07.572 30 YH
19 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/植松 2'07.664 DL
20 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 2'07.897 90 DL
21 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 2'10.103 (+2) DL
22 112 300 ARKTECH ADVAN GT3 城内/澤 2'10.221 YH
23 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 2'11.006 30 YH
24 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 2'11.137 25 YH
25 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 2'11.292 10 BF
26 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 2'11.555 40 YH
27 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 2'11.596 (+2) YH
28 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 2'11.649 20(+1) YH
29 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 2'11.865 YH
30 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 2'11.965 20 YH
31 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 2'12.104 10 BF
32 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 2'12.223 YH
33 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/福山 2'12.471 YH
34 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 2'12.608 YH
35 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 2'12.614 60 DL
36 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 山岸/井尻 2'12.724 YH
37 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 2'14.322 (+2) KH
38 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 2'14.476 (+1) YH
39 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 2'14.695 YH
40 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/ヒロミ 2'16.159 YH
41 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 2'23.001 YH
20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 和田/井上 出走せず YH
------------------------------------------------------------------------------------
※6番ポスト付近におけるクラッシュ車両除去のため、8時39分48秒から15分12秒間、赤旗中断
とした。
タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/BF:BFグッドリッチ
KH:クムホ
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/ +1:性能引き上げ措置(1ランク)

(Photo:K.Takeshita)
2004年9月4日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選総合結果 天候:/コース:
Pos No. Cls Machine Driver Best Time WH Tyre
------------------------------------------------------------------------------------
1 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 R1'46.698 20(+1) DL
2 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン R1'46.708 40 BS
3 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'46.814 40 BS
4 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'46.927 20(+2) YH
5 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'47.049 40 BS
6 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'47.078 40 BS
7 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'47.096 20 BS
8 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'47.111 (+2) BS
9 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'47.276 (+1) BS
10 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 1'47.292 40 BS
11 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'47.297 (+2) BS
12 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 1'47.626 50 BS
13 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 1'47.691 100 BS
14 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'47.840 (+2) BS
15 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/植松 1'48.082 DL
16 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 1'48.712 60 BS
17 88 500 JLOC ムルシエRG-1 山西/WADA-Q 1'52.996 DL
18 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 R1'53.147 20(+1) YH
19 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 R1'53.720 30 YH
20 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 R1'53.943 90 DL
21 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 R1'54.434 (+2) DL
22 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 R1'54.512 35 BF
23 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 R1'54.978 20 YH
24 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 R1'55.070 25 YH
25 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 R1'55.365 30 YH
26 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 1'55.643 (+2) YH
27 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 1'55.672 40 YH
28 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'55.880 10 BF
29 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'55.916 YH
30 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 山岸/井尻 1'56.018 YH
31 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 1'56.321 60 DL
32 77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川 1'56.416 (+1) YH
33 112 300 ARKTECH ADVAN GT3 城内/澤 1'56.491 YH
34 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 1'56.537 YH
35 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 1'56.730 10 BF
36 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/福山 1'56.804 YH
37 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 1'57.108 (+2) KH
38 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 1'57.212 YH
39 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 和田/井上 1'57.417 YH
40 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 1'57.613 YH
--------------------------------以上予選通過----------------------------------------
41 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 ●飯島/大井 2'00.419 YH
42 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ ●石橋/●ヒロミ 2'02.055 YH
------------------------------------------------------------------------------------
"R"マークの車は、コースレコードを更新した。
従来のレコードタイムは(GT500)1'46.724、(GT300)1'55.388
予選通過基準タイム (GT500 107%) 1'54.212
(GT300 107%) 2'01.731
※9番ポスト付近における炎上車両処理のため、10時38分2秒から8分58秒間、赤旗中断とした。
(予選1回目)
※●印のドライバーは予選通過基準タイム未達成
※No.70およびNo.111(第1ドライバー)の出走嘆願書提出に基づき審議した結果、決勝レース
への出走については決勝日朝のフリー走行結果により大会審査委員会が判断する。
タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/BF:BFグッドリッチ
KH:クムホ
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/ +1:性能引き上げ措置(1ランク

両クラスのPPを奪ったドライバーたち(Photo:Motorsports@nifty)
GT500クラス
#35イエローハットYMSスープラ
■服部尚貴
予選はポールポジションを取って、車もダンロップタイヤも進歩していることを示した
かった。
午前はコースがちょっと濡れていてダメだったので、午後は乾くことを祈っていた。た
だ、2回目も前半は雨が落ちてきて濡れてしまったので、コース上で乾くのを待った。
ライバルは本山のところ(#1Z)だと思うが、決勝のセッティングはウチの方が決まっ
ていると思う。シゲ(脇阪)に20秒以上離してもらって楽にいきたい。
■脇阪薫一
予選2回目は傍観者として見ていたが、最後の方では悪くても3番手はいけるという感
じになって、これなら決勝はイケルと思っていた。ただ、これはドライが前提。ウェッ
トになると……。タイヤ開発の仕事は、服部さんにリードしてもらって順調に進んでい
る。充実している。
GT300クラス
#81シーウエストダイシンアドバンZ
■柳田真孝
2戦連続でポールポジションを取れて嬉しい。Zは十勝もここもコースに合っているの
で、ポール・トゥ・フィニッシュを狙っている。明日は接戦になると思うが、スタート
から逃げてレースをコントロールして勝ちたい。
■尾本直史
車は着実に進歩している。明日は今まで以上に安定して高いレベルで走りきりたい。と
にかく優勝したい。

逆転でPPを獲得したイエローハットYMSスープラ(Photo:K.Takeshita)
予選2回目が始まる前に空から雨が落ちてきた。路面を濡らすまでには至っていない
が、タワーでは「WET」のボードが提示されウェット宣言が出された。
予選1回目と同じく、あやふやな雨は強くなることもなく、コンディションは悪くはな
いようだ。約半数のチームは、雨が降ると読んで午前中にタイヤを2セット投入してし
まっており、アタックは行っていないようだ。
開始12分、混走の時間帯に、ダンロップタイヤを履く#35スープラが1分47秒717をマー
ク。このセッションのトップに躍り出る。その後、#1Zが1分47秒670で逆転でトップに
立つが、両車ともに午前中のタイムは更新していない。
午前中の予選でレコードラッシュとなったGT300は、1回目のタイムを更新するマシンは
少なく、#7雨宮アスパラドリンクRX7の1分55秒672がトップ。結局、GT300は#81シーウ
エストダイシンアドバンZが午前中のタイムでクラスポールを決めた。
このGT300の走行時間帯に大粒の雨が落ちはじめるが、コースコンディションはさほど
悪化せず、最後の20分、GT500の時間枠では午前中にタイヤを残していたマシンが次々
にタイムアップを果たす。
まず、#18NSXが1分47秒276で4位に食い込むと、今回好調のダンロップタイヤを履く#35
スープラが1分46秒700が総合トップへ。#1Zも一発逆転を狙うが1分46秒708、#6スープ
ラも渾身のアタックをするも1分46秒814と届かず。
この他車の動きを見た#35スープラは、1分46秒698と更にタイムを縮めて速さをアピー
ル。ドライバーの服部は自身のコースレコードを2年ぶりに更新してポールポジション
を確定した。
2004年9月4日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選2回目 天候:雨のち曇り/コース:セミウェット→ドライ
Pos No. Cls Machine Driver Best Time WH Tyre
------------------------------------------------------------------------------------
1 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 1'46.698 20(+1) DL
2 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン 1'46.708 40 BS
3 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'46.814 40 BS
4 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'47.049 40 BS
5 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'47.096 20 BS
6 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'47.111 (+2) BS
7 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'47.205 20(+2) YH
8 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'47.276 (+1) BS
9 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'47.297 (+2) BS
10 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 1'47.626 50 BS
11 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 1'47.691 100 BS
12 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'47.780 40 BS
13 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/植松 1'48.082 DL
14 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 1'49.688 40 BS
15 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'49.837 (+2) BS
16 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 1'50.082 60 BS
17 88 500 JLOC ムルシエRG-1 山西/WADA-Q 1'53.985 DL
18 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 1'55.672 40 YH
19 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'55.880 10 BF
20 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'56.165 35 BF
21 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 1'56.189 20(+1) YH
22 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 1'56.321 60 DL
23 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 1'56.434 30 YH
24 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 1'56.461 (+2) YH
25 77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川 1'56.556 (+1) YH
26 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 1'56.817 20 YH
27 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 1'57.072 (+2) DL
28 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 1'57.232 25 YH
29 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 1'57.351 30 YH
30 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 1'57.408 YH
31 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 和田/井上 1'57.417 YH
32 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 山岸/井尻 1'57.448 YH
33 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/福山 1'57.454 YH
34 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'57.479 YH
35 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 1'57.548 90 DL
36 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 1'57.613 YH
37 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 1'58.229 (+2) KH
38 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 1'58.671 10 BF
39 112 300 ARKTECH ADVAN GT3 城内/澤 1'59.156 YH
40 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 2'00.419 YH
41 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/ヒロミ 2'02.055 YH
42 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 走行せず YH
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暫定PPを奪ったECLIPSE ADVANスープラ(Photo:K.Takeshita)
9月4日、午前10時から、全日本GT選手権第5戦「もてぎGTチャンピオンシップレース」
の予選1回目が行なわれた。
朝からはっきりしない天候のツインリンクもてぎは、予選前から雨がパラついていた
が、路面を濡らすまでには至らない。しかし、天候が崩れる可能性が高いため、アタッ
クする各マシンは最初からアタックモードでコースイン。
GT500の走行時間帯20分を終えてのトップ6は、#1ザナヴィニスモ Z、#38auセルモスー
プラ、#32EPSON NSX、#35イエローハットYMSスープラ、#100RAYBRIG NSX、#25ECLIPSE
ADVAN スープラ。トップ#1Zのタイムは1分47秒188と、早くも昨年のポールポジション
タイムを上回った。
GT300の走行時間帯途中で、雨は上がり空が明るくなり、雨の心配はなくなった。
最後の20分、混走の時間帯になっても、GT500クラスのマシンは少しでも順位を上げよ
うと懸命にアタック。特に最後の5分になってからは動きが激しくなり、#25スープラ、
#12カルソニック IMPUL Zがポール争いを演じる。結局、唯一1分47秒を切った#25スー
プラが暫定ポールの座についた。GT300クラスは、#81シーウエストダイシンアドバンZ
が暫定クラスポールを奪った。
予選2回目は、午後2時40分から行なわれるが、予報では天候は下り坂だ。
2004年9月4日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選1回目 天候:雨のち曇り/コース:ドライ
No. Cls Machine Driver Best Time WH Tyre
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1 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'46.927 20(+2) YH
2 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'47.078 40 BS
3 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン 1'47.188 40 BS
4 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 1'47.292 40 BS
5 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'47.366 40 BS
6 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'47.372 (+2) BS
7 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 1'47.417 20(+1) DL
8 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'47.466 40 BS
9 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'47.598 (+2) BS
10 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'47.666 20 BS
11 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'47.840 (+2) BS
12 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'48.097 (+1) BS
13 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 1'48.418 50 BS
14 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 1'48.608 100 BS
15 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 1'48.712 60 BS
16 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/植松 1'48.823 DL
17 88 500 JLOC ムルシエRG-1 山西/WADA-Q 1'52.996 DL
18 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 R1'53.147 20(+1) YH
19 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 R1'53.720 30 YH
20 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 R1'54.434 (+2) DL
21 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 R1'54.512 35 BF
22 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 R1'53.943 90 DL
23 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 R1'54.978 20 YH
24 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 R1'55.070 25 YH
25 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 R1'55.365 30 YH
26 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 1'55.643 (+2) YH
27 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 1'55.903 40 YH
28 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'55.916 YH
29 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'55.953 10 BF
30 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 山岸/井尻 1'56.018 YH
31 77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川 1'56.416 (+1) YH
32 112 300 ARKTECH ADVAN GT3 城内/澤 1'56.491 YH
33 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 1'56.537 YH
34 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 1'56.587 60 DL
35 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 1'56.730 10 BF
36 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/福山 1'56.804 YH
37 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 1'57.108 (+2) KH
38 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 1'57.212 YH
39 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 和田/井上 1'57.709 YH
40 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 1'57.895 YH
41 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 2'00.533 YH
42 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/ヒロミ 2'02.886 YH
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"R"マークの車はコースレコードを更新した。従来のレコードタイムは1'55.388(GT300)
※9番ポスト付近における炎上車両処理のため、10時38分2秒から8分58秒間、赤旗中断とした。
フォーミュラニッポン第6戦MINEの決勝直後に行われた記者会見の模様です。この会見後、優勝のブノワ・トレルイエ選手にはペナルティが課され、暫定結果ですが2位の脇阪選手が優勝、3位の金石年弘選手が2位となっています。
優勝 ブノワ・トレルイエ
「スタートはうまくいったので、出来るだけ他のクルマとのギャップを広げておけばピットストップしたときにも余裕を持っていけるという戦略を取りました。他の車両の先頭にコースインしようと思ってたんですが、数台のクルマがノンストップ作戦に出たのでトップに立つことが出来ませんでした。そのためプッシュしました。金石選手の前には何の問題もなく出ることが出来ましたが、ライアン選手はコーナーの真ん中でハードブレーキングをするので、こちらもハードブレーキをしながら危険ではありましたが追い越しをせざるを得ませんでした。ところがライアン選手は道を空けてくれるどころかドアを閉めてしまって、ホイールと多分、私のホイールに当たったと思うんですが飛んでしまって最後はああいう形になりました。ライアン選手はコースアウトしてしまいましたね。もちろん私としては非常に残念な結果だと思っていますが、体に異常がないことを祈っていました。
全体としてはチームが今週末非常に素晴らしい作業をしてくれました。ピットストップも非の打ち所のないものでした。スポンサーの方にも感謝したいと思います。初のポールで初の優勝で万事うまくいったと考えています。
今年は非常にコンペティティブな年で、入れ替わり立ち替わり優勝者が出ているし、みんな速いもんですから誰が選手権のタイトルをとってもおかしくないですね。ライアン選手しかり、本山選手しかり、脇阪選手しかり。もちろんリーダーに近い位置にいるのでタイトルは狙いまが、まずは次のレースのことを考えます。
ライアン選手がウイニングラップで指を立ててたのは見ましたが、ああいうことがあったので仕方のない行為だと思いました。体が大丈夫だというのも確認できました。でもこれはレースですし、私のほうが2秒も速かったので抜こうとして当然だと思っています」
2位 脇阪寿一
「スタートもうまいこといきましたし、全体的にはよかったんですけど、途中タイヤのトラブルをかかえまして、その割にはリカバリーできたレースでした。前回菅生といい、ここといいレースには強いんですけど、予選順位が悪いですね。両レースとも最終アタックができてないんですけど、予選10分くらい前のマネージメントをきちっとして、もう少し前に並んで、もう少し楽なレースを出来るようになればトップを狙える位置にくるんではないかと思います。
タイヤのトラブルは1セット目です。タイヤを替えたことによりペースが上がって、フューエルカウンターとピットの燃費計算との戦いで毎週毎週ピットと無線のやり取りをしていました」
予選3位 金石年弘
「決勝前からソフトで行くと決めてたんで、スタートと1ラップ目をとにかく集中してプッシュして、そしたら前で接触とかあってうまいこと6番手で戻って来られました。前の人がピットインすることもわかってたので、タイヤも労わって走りました。中盤からはプッシュしていったんですけど、右後ろのブレーキがロックするようになり、それでタイヤを傷めて最後はつらかったです」
優勝監督 星野一義
「昨日のミーティングでノンストップのチームも半分くらいでるんじゃないかとかシミュレーションしました。でも、スタートしたら条件は変わりますから。いいスタートを切れましたが、接戦になるという予想がコンマ2秒~コンマ3秒離れていったので、こちらからは一切指示を出さずにブノワ選手のドライビングに任しました。
30周を走ってタイヤ交換をしました。ダンディライアンはリチャード選手がタイヤ交換して服部選手がノンストップなのかなと思ってたので、リチャード選手がピットインしないのは意外でした。でもラップタイムも1秒違うのでこれなら追いつくと思いました。もちろんここは抜きにくいとかそういう計算もあるんですけど、ブノワ選手の場合は抜きやすいとか抜きにくいとか関係なくかわしていってくれるので、タイヤチェンジを選びました。
井出選手の件でコントロールタワーに呼ばれてたときは興奮していました。レギュレーションなので競技長がそういう判断をしたのなら、それはもう止むを得ないことです。ピットアウト直後で井出選手のクルマが曲がらなくて、本山選手も絡まないでダートにタイヤを落として避けたのはプロフェッショナルですばらしいマナーだと思います。それでコントロールタワーの裁定は認めよう、次のチャンスもあるんだと、井出選手は良く頑張ったと思います。
ブノワ選手の件ですが、インに入ってはいけないレースもないし、競争だから競争の無いレースはぼくは大嫌いです。性格がいい悪いは関係なくドライバーは速いのが一番いいんだし速さで勝負しようという方向でドライバーは選んでいます。これはうちのチームのやりかたです。これからコントロールタワーに呼ばれていますが、何を言われようが結果がどうあろうが、うちはうちのレースをやったので、みんな下を向いて心配そうな顔をするなと、すべて胸を張って思いっきりレースをやったのでスタッフには素晴らしいと誉めたいです」

第14戦で初優勝を飾った横溝直輝 (C)Toyota
第13/14戦 MINE
全日本F3第14戦でトヨタエンジン勢1-2フィニッシュ
横溝直輝が念願の初優勝!第13戦でも健闘し2位表彰台を獲得
全日本F3選手権の第7ラウンド(第13戦、第14戦)が8月28日、29日の両日、
山口県のMINEサーキットで開催された。第7ラウンドにはシリーズ参戦中の14
台が参加。このうちトヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車は10台を占め、27
日(金)に行われた練習走行では、12戦中6勝を挙げてポイントランキング首位
を堅持しているR.クインタレッリ(インギング/トヨタ・トムス3S‐GE)が、
2番手タイムを記録するなど依然好調をキープして予選へと臨んだ。
◆予選◆
28日(土)の天候は晴れ時々曇りと、台風16号接近の影響も無く、好天のも
と気温30度の蒸し暑さの中で公式予選が午前11時から15分づつ行われた。
第13戦の予選は開始早々からめまぐるしく首位の入れ替わる激戦で、8周目に
1分23秒928のベストタイムを叩き出した横溝直輝(インギング/トヨタ・ト
ムス3S‐GE)が2番手に浮上。R.クインタレッリもタイムアップするが届か
ず3番手にとどまり、R.アンティヌッチ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)
がこれに続いた。
10分間のインターバルを挟んで行われた第14戦の予選も、序盤から横溝直輝、
R.クインタレッリ、R.アンティヌッチのトヨタエンジン勢と、J.P.デ・オ
リベイラ(M-TEC MF204C)による熾烈なトップ争いが展開された。3周目にトッ
プに立った横溝直輝は、その後も毎周タイムを縮めてライバルの逆転を許さず、見
事第12戦に続くポールポジションを獲得した。R.アンティヌッチは3番手、山
本左近(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が5番手に食い込んだ。
◆第13戦決勝◆
予選の後、午後には俄かに雲が広がり、ごく少量の降雨もあって気温、路面温度
共に下がったが、午後3時頃には再び好転。太陽が顔を出し、気温も31度まで上
昇する中で午後3時23分に20周のレースのスタートが切られた。
2番手スタートの横溝直輝はきれいなスタートを切るが、J.P.デ・オリベイ
ラをかわすには至らず2位で第1コーナーへ。序盤戦は、横溝直輝が首位奪取のチャ
ンスを窺いながら逃げるJ.P.デ・オリベイラをぴったり追走。3位以下との差
を広げるがJ.P.デ・オリベイラもミスを犯さずこう着状態。 残念ながら逆転
には至らず、第11戦に続く2位表彰台を獲得した。また、激しい3位争いを演じ
たR.クインタレッリとR.アンティヌッチも結局順位は変わらずチェッカー。
一方、予選7番手の番場琢(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)、8番手の山
本左近、そして、9番手からスタートとなった中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス
3S‐GE)の3人トムス若手勢は、番場琢と山本左近がスタートで1位づつポジ
ションをアップ。8位争いの中嶋も健闘を見せたが、追い越しの難しいツイスティ
なMINEサーキットのコースに苦戦。番場琢が6位、山本左近7位、中嶋一貴9
位でチェッカーフラッグを受けることとなった。
◆第14戦決勝◆
29日(日)も台風の影響による降雨はなく、天候は晴れ時々曇り。気温は35
度まで上昇して前日に増して蒸し暑い一日となった。
午後12時53分に第14戦(30周)のスタートが切られると、ポールポジショ
ンの横溝直輝は好スタートを切り、トップで第1コーナーへ。同じく絶妙なスター
トを見せたR.アンティヌッチが予選2番手のJ.P.デ・オリベイラを抑えて2
位で周回を開始した。
上位3台は接近戦のまま4位以下ををじわじわと引き離し、その後方では山本左
近と武藤英紀(M-TEC MF204C)が激しく4位争いを展開。緊迫したレース運び
に観客は釘付けとなった。
安定したハイペースで首位を守る横溝直輝はミスを犯さず、後半戦にはR.アン
ティヌッチとの差を拡大して、F3ステップアップ3年目で念願の初優勝を果たし
た。
終盤、激しいバトルを演じたR.アンティヌッチも2位でゴールし、トヨタエン
ジン勢がワン・ツー・フィニッシュ。ポジションを守りきった山本左近は4位入賞。
R.クインタレッリも6位入賞で貴重なポイントを獲得した。
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インギング 横溝直輝のコメント:
前戦SUGOでは自分のミスで勝機を逸しただけに、第14戦で優勝出来て嬉し
いと同時にほっとした。第13戦ではスタート直前のコンディション変化が影響し
て、後半ペースが鈍ったことが反省点。第14戦では満足の行くスタートを切るこ
とが出来、難しい路面コンディションだったが落ち着いて走れた。これから最終戦
まで、残りのレースで1レースでも多く勝利を重ね、チームメイトのR.クインタ
レッリに近づけるように頑張る。
トヨタ・チームトムス R.アンティヌッチのコメント:
良いスタートが切れて2位に上がったが、第1、2コーナーのダウンフォースで
横溝選手にかなわず逆転出来なかった。今日は2位だが久しぶりに自分のベストが
出せたことに満足している。次戦の仙台ハイランドは初めてのサーキットで分から
ないこともあるが、常にポジティブな姿勢でベストを尽くす。
トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
横溝君はいつ勝ってもおかしくない状態だったが、今回初優勝を決められたこと
が今後の自信につながるだろう。彼にとっては完璧なレースだった。また、山本君
は予選結果がもう少し良ければ勝つチャンスもあったと思う。一方、今回の番場君
と中嶋君は少々パフォーマンス不足を感じる部分があったのも事実。シーズンも6
戦を残すのみとなり、今後も厳しいレースが続くと思うが、全力を尽くして戦い続
けてほしい。
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第13戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
1 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC 28'16.383 20 1
2 3 横溝直輝 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 7.403 20 2
3 4 R.クインタレッリ(イタリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 9.210 20 3
4 1 R.アンティヌッチ(アメリカ) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 12.004 20 4
5 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 14.727 20 5
6 36 番場 琢 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 21.627 20 7
7 7 山本左近 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 21.708 20 8
8 2 武藤英紀 ホンダ(M-TEC MF204C) TODA RACING 22.640 20 6
9 8 中嶋一貴 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 24.932 20 9
10 14 柳田真孝 ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 25.432 20 11
第14戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
1 3 横溝直輝 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 43'04.314 30 1
2 1 R.アンティヌッチ(アメリカ) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 2.341 30 3
3 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC 2.531 30 2
4 7 山本左近 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 3.947 30 5
5 2 武藤英紀 ホンダ(M-TEC MF204C) TODA RACING 4.396 30 4
6 4 R.クインタレッリ(イタリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 5.686 30 7
7 36 番場 琢 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 14.611 30 9
8 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 33.807 30 6
9 33 池田大祐 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 42.827 30 13
10 50 磯崎元彦 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) ZAP SPEED 55.424 30 14
ドライバーズポイント
(第14戦終了時での有効得点:暫定)
順位 ドライバー名 エンジン ポイント
1 R.クインタレッリ トヨタ・トムス 186
2 J.P.デ・オリベイラ M-TEC 151
3 横溝直輝 トヨタ・トムス 138
4 R.アンティヌッチ トヨタ・トムス 132
5 中嶋一貴 トヨタ・トムス 88
6 番場 琢 トヨタ・トムス 88
8 山本左近 トヨタ・トムス 73
※ポイントはシリーズ全戦の80%が有効

ライアンを押し出したB.トレルイエ (Photo: Motorsports@nifty)
全日本フォーミュラニッポン第6戦は29日、山口県のMINEサーキットで決勝を行い、予選5位からスタートし2位でチェッカーを受けた脇阪寿一(TEAM LeMans)が、最終ラップで前を走るライアンを押し出しトップでチェッカーを受けたトレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)のペナルティにより繰り上がって優勝した。2位には金石年弘(TEAM ADiRECT 5ZIGEN)、3位には片岡達也(Team LeMans Sprit)が入った。
なお、この結果はレース後、mobilecast TEAM IMPULよりJAFに対して控訴が出されたため、暫定扱いとなっている。
F3第14戦決勝が終わり、フォーミュラニッポン決勝の始まる午後2時過ぎになっても天候は曇り、あいかわらずストレートでフォローの強い風が吹いている。F3開催時より少し暗くなってきたが雨の心配はなさそうだ。
午後2時30分、1周のフォーメーションラップを終えて全車グリッドオン。スタートを制したのはポールポジションのブノワ・トレルイエでトップで1コーナーに進入。なんと2位には予選5位の脇阪寿一が素晴らしいスタートを決め上がってきた。3位はリチャー・ドライアン、4位も予選7位からジャンプアップした井出有治。予選3位の本山哲はスタートに失敗して5位に落ちた。土屋武士はエンジンストール最後尾に。
後方では、ナカジマの2台、アンドレ・ロッテラーと小暮卓史のチームメイト同士が第3コーナーで接触、グラベルにつかまりその場でリタイヤとなった。道上龍はフロントウイングを壊してピットイン。さらに道上と土屋にはドライビングスルーペナルティが課された。道上はふんだりけったりの序盤となった。
9周目、本山がピットイン、タイヤ4本を交換し給油してピットアウト。本山はノーピット作戦ではないようだ。あるいはスタート失敗で作戦を変更したのか。
10周目、井出もピットインしてタイヤ4本交換と給油。ピットアウトした井出と後方から1コーナーに入った本山が並走。本山は1コーナーでダートに足を落とし、井出が先行した。
12周目、野田英樹が最終コーナーでコースアウト、リタイヤした。ここまでの順位は、1位トレルイエ、2位脇阪、3位ライアン、4位金石年弘、5位松田次生、6位片岡達也。
20周目前後から脇阪にライアン迫るが抜けず。25周目、井出に1コーナーでの本山とのバトルに対してドライビングするペナルティーがでた。
27周目、松田次生が左側のタイヤのみ交換してピットアウト。
30周を走ってついにトップのトレルイエがピットイン、給油、タイヤを交換して7位でレースに復帰した。
32周を走って脇阪もタイヤトラブルのためピットイン、タイヤ交換してピットアウト7位でレースに復帰。
41周を終わっての順位は、1位ライアン、2位金石、立川祐路と服部尚貴をパスしたトレルイエが3位。4位に服部、5位立川、6位脇阪。本山は9位。ライアンはまだピットに入っていない。
50周目、タイヤ無交換のライアンとやはり無交換の2位金石との差は8秒あまり、さらにその後ろタイヤを交換して上がってきたトレルイエとの差も8秒余り。1位、2位の差はこう着状態だが、3位のトレルイエは前を走る金石に迫りつつある。
56周目、7位の松田が前を走る服部をかわし6位に上がった。2位金石と3位トレルイエの差はさらに縮まり4秒を切った。
そして60周目に入る1コーナーでついにトレルイエが金石を捉え2位に上がった。トップ、ライアンとの差は7秒余り。残り10周、ライアン逃げ切るか?
64周を終わってついにトップ、ライアンと2位トレルイエとの差が2秒を切った。なんと1周で1秒以上縮めている計算だ。
残り5周、ついにトップ、ライアンの背後にトレルイエがついた。しかしコーナーで接近してもストレートで速いライアンを抜けない。4位の脇阪が前を走る金石をかわして3位に上がった。
最終ラップ、激しい戦いを演じていたライアンとトレルイエがついに第1ヘアピンで接触、ライアンのマシンは宙を舞い1回転。ライアンは負傷し担架で運ばれることに。トレルイエはそのまま走りトップでチェッカーを受けた。
その後、ライアンの所属するDoCoMo TEAM DANDELION RACINGから抗議が出され、審議の結果、トレルイエは1周減算のペナルティが課せられ、2位フィニッシュの脇阪寿一が優勝、2位金石、3位片岡という結果になった。
しかし、この裁定に対して、今度はトレルイエの所属するmobilecast IMPULからJAFに対して控訴が出されたため、本レースの結果は暫定扱いとされた。
2004年8月29日 MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2004/08/29) Race Result Final Sprint Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 6 MINEサーキット 3.330839km
|
| P | No | | Driver | Team | Lap | Time |
| 1 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 70 | 1:34'13.385 |
| 2 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 70 | 1.933 |
| 3 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans Spirit | 70 | 43.013 |
| 4 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 70 | 49.858 |
| 5 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 70 | 56.242 |
| 6 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 70 | 1:00.814 |
| 7 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 69 | 1 Lap |
| 8 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 69 | 1 Lap |
| 9 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 69 | 1 Lap |
| 10 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 69 | 1 Lap |
| 11 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 69 | 1 Lap |
| 12 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 66 | 4 Laps |
| -------- 以上規定周回(63 Laps)完走 -------- |
| - | 12 | | 影山 正美 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 48 | 22 Laps |
| - | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 11 | 59 Laps |
| - | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 0 | 70 Laps |
| - | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 0 | 70 Laps |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: No.7 脇阪寿一 1'18.974 35/70 151.83km
- ゼッケンNo.3,8は、2004年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則第28条 14.(反則スタート)によりドライブスルーペナルティを科した。
- ゼッケンNo.31は、2004年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則第28条 14.(反則スタート)により訓戒とした。
- ゼッケンNo.20は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章 2. f) 違反によりドライブスルーペナルティを科し、ペナルティポイント1点とした。
- ゼッケンNo.40からゼッケンNo.19に対して抗議が提出された。本抗議を成立とみなし、ゼッケンNo.19をは、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章 2. c) (危険行為)違反と判定し、競技結果から1周減算及びペナルティポイント2点を課す。
優勝 横溝直輝
「スタートを無難に決めることができました。難しいコンディションでしたが、安定したクルマをつくってくれたチームに感謝しています。以前最終コーナーでパスされたことがあるので(2003年の鈴鹿開幕戦のことだと思われる)、ゴールするまで優勝は確信できませんでした」
2位 リチャード・アンティヌッチ
「3台が接戦でした。F3はやはり予選が大切ですね。今回はいいスタートを切ることがで2位になれました。第1コーナーと第2コーナーで横溝選手に対してダウンフォースが足りませんでしたね」
3位 ファン・パオロ・デ・オリベイラ
「スタートでのパフォーマンスは満足していません。3位になって集中力も失ってしまいました。F3はスタートが大切なので今後は細かいミスをなくしたい。選手権ポイントではクインタレッリに近づいたけど、彼もいいドライバーなので簡単にいくとは思っていません。チャンスがあればチャンピオンを狙いたいが、ミスをなくしていい結果を出していきたいですね」

嬉しいF3初優勝を飾った横溝直輝 (Photo: Motorsports@nifty)
全日本F3選手権第14戦は29日、山口県のMINEサーキットで決勝を行い、ポールポジションの横溝直輝(INGING MOTORSPORT)がスタートからトップに立つと後続のアタックを振り切りそのまま優勝した。横溝直輝はうれしいF3初優勝。
お昼過ぎ、雲の切れ間から太陽も顔を出し蒸し暑くなってきたが、F3決勝の始まる12時50分前から雲が広がりその動きも速くなってきた。しかし雨の心配はない。ストレートで強い追い風が吹いている。
各車フォーメーションラップからスタート。1コーナーを制したのは、無難なスタートを切ったポールポジションの横溝直輝、予選2位のファン・パウロ・デ・オリベイラはまたしてもスタートを失敗。2位には予選3位のリチャード・アンティヌッチが上がってきた。オリベイラは後続の山本左近、武藤英紀にも並びかけられるがなんとか3位を死守。後方集団では柴田裕吉、柳田真孝が接触、小早川済瑠もその場でリタイヤした。1周を終わっての順位は1位横溝、2位アンティヌッチ、3位オリベイラ、4位左近、5位武藤、6位ロニー・クインタレッリ。
2周目、ファビオ・カルボーンと柳田真孝にドライビングスルーペナルティが出さた。トップ3台は接戦、少し離れて4位の山本に5位の武藤以下が激しく食い下がる。しかし、抜けない。中嶋一貴が番場琢を抜いて7位に上がるが、フロンウイングにダメージを受けその後オレンジボールが掲示されピットイン、順位を大きく落とした。
10周目あたりから上位3台の争い、4位争いとも間隔が広がり始めたが、15周を過ぎるあたりから再び接近してきた。特に2位アンティヌッチと3位オリベイラの争いは熾烈。再三チャンスを伺うがコーナーで接近してもストレートで離されるというパターンが延々と続く。
結局、レースはこの順位のまま最終ラップを迎えた。3位オリベイラがついに前を走るアンティヌッチに並びかけたがしかし、アンティヌッチも巧にオリベイラを退け逆転はならなかった。
優勝は、初優勝の横溝直輝、2位リチャード・アンティヌッチ、3位ファン・パウロ・デ・オリベイラ、4位山本左近、5位武藤英紀、6位ロニー・クインタレッリとなった。
2004年8月29日 MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/08/29) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 14 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time |
| 1 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 30 | 43'04.314 |
| 2 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 30 | 2.341 |
| 3 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 30 | 2.531 |
| 4 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 30 | 3.947 |
| 5 | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 30 | 4.396 |
| 6 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 30 | 5.686 |
| 7 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 30 | 14.611 |
| 8 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 30 | 33.807 |
| 9 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 30 | 42.827 |
| 10 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 30 | 55.424 |
| 11 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 29 | 1 Lap |
| 12 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 28 | 2 Laps |
| -------- 以上完走 -------- |
| - | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 26 | 4 Laps |
| - | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 0 | 30 Laps |
- ゼッケンNo.2は、国際モータースポーツ競技規則付則L項 第4章 4. d) 違反により5万円の罰金を科した。
- ゼッケンNo.12,14は、2004年全日本フォーミュラ3選手権統一規則 第27条 14.(反則スタート)によりドライブするーペナルティーを科した。
- ゼッケンNo.19は、国際モータースポーツ競技規則付則L項 第4章 2. 違反により1周減算し、ペナルティポイント1点とした。

タイヤ交換の練習をする服部尚貴 (Photo: Motorsports@nifty)
西日本に接近中の大型で非常に強い台風16号は高気圧に阻まれ予想より速度が遅く、フォーミュラニッポン決勝日29日も会場のMINEサーキットはどんよりと曇っているものの風もほとんどない穏やかな朝を迎えた。
午前9時30分よりフォーミュラニッポン決勝に向けてのセッティングを確認するフリー走行が30分にわたって行われた。トップタイムをマークしたのは予選8位の服部尚貴、2位に同7位の井出有治、3位に同6位の小暮卓史と予選不調だったドライバーが並んだ。ポールポジションのブノワ・トレルイエは9位、MINEマイスター本山哲は7位と出遅れている。
決勝レースでの注目は各チームのピット戦略だ。ここMINEでは昨年9月のレースでも半数のチームがノーピット作戦を敢行、上位に入賞した。また、昨年までMINE以外のサーキットでのノーピット作戦は考えられないといわれていたが今年は鈴鹿、菅生でもノーピット作戦に出るチームが出現。そのためここMINEではほとんどのチームがノーピット作戦をとるものと思われる。今までノーピット作戦を使わなかった本山哲でさえ「有利なほうを選択する」と明言した。さらに午後からは台風16号の強風域に入り風雨ともと強くなることが予想され、とりわけ雨が降ればトラックコンディッションの変化にも目を離せなくなる。決勝レースは午後2時30分にスタート、70周により争われる。
2004年8月29日 MINEサーキット(山口県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2004/08/29) Free Session Weather:Cloudy Course:Dry 2004 Fomula Nippon Round 6 MINEサーキット 3.330839km |
| P | No | | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'17.640 | - | - | 154.44 |
| 2 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 1'17.678 | 0.038 | 0.038 | 154.37 |
| 3 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'17.702 | 0.062 | 0.024 | 154.32 |
| 4 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'17.766 | 0.126 | 0.064 | 154.19 |
| 5 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'17.907 | 0.267 | 0.141 | 153.91 |
| 6 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'17.987 | 0.347 | 0.080 | 153.76 |
| 7 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'17.992 | 0.352 | 0.005 | 153.75 |
| 8 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'18.018 | 0.378 | 0.026 | 153.70 |
| 9 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 1'18.048 | 0.408 | 0.030 | 153.64 |
| 10 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'18.294 | 0.654 | 0.246 | 153.15 |
| 11 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans Spirit | 1'18.384 | 0.744 | 0.090 | 152.98 |
| 12 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'18.386 | 0.746 | 0.002 | 152.97 |
| 13 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'18.465 | 0.825 | 0.079 | 152.82 |
| 14 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'18.534 | 0.894 | 0.069 | 152.69 |
| 15 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'18.698 | 1.058 | 0.164 | 152.37 |
| 16 | 12 | | 影山 正美 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'19.754 | 2.114 | 1.056 | 150.35 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

決勝上位3名 (Photo: Motorosports@nifty)
優勝 ファン・パオロ・デ・オリベイラ
「この優勝は価値のある結果だったと思います。これからもコンスタントにこのような結果を続けたいと思います。ポイントではロニーに大きく離されているので追いつけるように頑張りたいです。今日はクルマが非常に良くてポールも取れチームのスタッフに感謝しています。予選は接戦でしたが、決勝に照準を合わせていましたし、ミスもなく順調にドライブでき大きなリードでレースを終えることができました」
2位 横溝直輝
「今日は自信をもってレースに臨むことができ序盤もオリベイラについて行くことができたんですが、中盤以降ぼくがペースをあげられないなか、彼が順調に走ったので離されてしまいました。今日は予選が2位でしたが、明日はポールからのスタートなのでオリベイラといいレースができるのではないかと思っています」
3位 ロニー・クインタレッリ
「予選も3位でしたし完璧な仕上がりとはいえない状態でした。マシンは決勝に向けて少し良くなったんですが、前車とのギャップを縮めることはできませんでした。明日も3位スタートで、オーバーテイクも難しいコースですがベストを尽くしたいと思います」

予選上位3名 (Motorsports@nifty)
ポールポジション ブノワ・トレルイエ
「最初のセットで16秒台が出てたので、本山の出したタイム上回れるだろうという自身はありました。フォーミュラニッポンで初めてのポールポジションが取れて嬉しいです。完璧なラップでというのはないので、常にギリギリでプッシュして走っています。コースアウトしたのもプッシュしつづけた結果です。明日は、このサーキットは追い抜きが難しいのでいいスタートを切りたいと思っています。ここ2戦はいいスタートが切れているので明日もそうなればと思います」
予選2位 リチャード・ライアン
「このサーキットは難しいのであまり予選の結果に期待はしていませんでした。4位までに入れればと思っていましたので2位というポジションには満足しています。明日のレースの作戦はここでは言えません。2~3のオプションがありその中から選択することになると思います」
予選3位 本山哲
「クルマのフィーリングが良くなくて1回目の予選までセッティングにかかってしまいました。2回目の予選にキチンと走れるクルマを作ってもらってスタッフには感謝しています。前回の菅生は優勝できましたが、ここの路面に合わせるのは難しかったです。それでも2回目は気温も下がり、ポールを取れる感触もあったのでこの結果はくやしいです。菅生で優勝したときのインタビューで「ノーピット作戦は考えられない」といいましたが、明日は作戦として無給油のほうが有利であるならそれを選択することもあると思います」

スタートを決めて今季3勝目のオリベイラ (Photo: Motorspots@nifty)
全日本F3選手権第13戦は28日、山口県のMINEサーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートしたファン・パオロ・デ・オリベイラ(M-TEC)が20周を走って今季3勝目を飾った。
決勝レースは、フォーミュラニッポン予選の終了後、心配された雨も止み薄日さえ差すドライコンディッションのなかフォーメーションラップを開始。
スタートが課題のポールポジション、ファン・パオロ・デ・オリベイラに注目が集まったが無難なスタートでトップで1コーナーに進入。以下予選順位どおり2位に横溝直輝、3位にロニー・クインタレッリ、4位リチャード・アンティヌッチ、5位ファビオ・カルボーンと続く。予選6位の武藤英紀はスタートを失敗、8位に落ち6位に番場琢が上がってきた。
1位オリベイラと2位横溝は接戦。クインタレッリはさらにその後方。しかし、中盤10周を過ぎるあたりから横溝も徐々にオリベイラに遅れ始める。その後方では6位の番場を先頭に山本左近、武藤、中嶋一貴、柳田真孝が0.5秒前後の接近戦。
淡々とレースは進み、6位争いもMINEでは決め手がなく攻めきれない。結局レースはこのまま終盤に。13周目に13位を走る小早川済瑠が前を走る柴田裕吉を抜いて12位に上がった以外、1周目の順位のままゴールを迎えた。
結局、優勝は2位以下を7秒以上ちぎったオリベイラで今季3勝目。2位にすっかり表彰台の常連になった横溝、3位にポイントリーダーのクインタレッリが入った。
2004年8月28日 MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/08/28) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 13 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time |
| 1 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 20 | 28'16.383 |
| 2 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 20 | 7.403 |
| 3 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 20 | 9.210 |
| 4 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 20 | 12.004 |
| 5 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 20 | 14.727 |
| 6 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 20 | 21.627 |
| 7 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 20 | 21.708 |
| 8 | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 20 | 22.640 |
| 9 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 20 | 24.932 |
| 10 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 20 | 25.432 |
| 11 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 20 | 33.282 |
| 12 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 20 | 35.282 |
| 13 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 20 | 39.710 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 20 | 47.602 |
| ------ 以上完走 -------- |
- Fastest Lap: No.10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'24.233 14/20 142.35km
- ゼッケンNo.12は、2004年MINEサーキット共通規定 第28条 8. 6)違反(2回)により5万円×2回の罰金を科した。

トレルイエうれしいFN初PP! (Photo; Motorsports@nifty)
全日本フォーミュラニッポン第6戦は28日、山口県のMINEサーキットで予選を行い、1回目予選でトップに立ったブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)が2回目予選でもさらにタイムを更新しフォーミュラニッポン初のポールポジションを獲得した。2位にはポイントリーダーのリチャード・ライアン(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)が、3位にはディフェンディングチャンピオンの本山哲(TEAM ADiRECT 5ZIGEN)が入った。
午後になるとMINEの上空には雲が広がり、風も強くなってきた。フォーミュラにポン2回目の予選が2時より行われた。
序盤は各車、ユーズドタイヤで様子見。リチャード・ライアンが1'16.892で2回目のみのトップに立つがまだ午前のタイムに及ばない。予選開始半ばから雲はさらに厚くなり、あたりも暗くなってきたがまだ雨はコースに落ちていない。
予選開始20分、ブノワ・トレルイエが1'16.116と自身の午前のトップタイムをも更新しトップに立った。その直後ついにコースに雨が落ちてきた。各コースポストからはオイルフラッグが掲示される。しかしこの雨もコースを濡らすまでに至らず、各車タイムアタックを続行。
予選開始25分、本山哲が1'16.540を出し、2回目予選の2位に上がってきた。しかし井出有治が1'16.532で本山かわし2位に。さらにライアンも1'16.158で3位に割り込むが次の周、本山が1'15.943でただ一人15秒を切りトップに浮上した。
予選開始30分、雨は上がったようだ。脇阪寿一が1'16.058を出し2位に。本山は1'15.847とさらにタイムアップ。小暮卓史も1'16.278で5位につける。ここまでの順位は、1位本山、2位脇阪、3位トレルイエ、4位ライアン、5位小暮、6位土屋。
予選残り5分、トレルイエ、本山、ライアンら上位が陣がニュータイヤを履き出撃。トレルイエが1'15.753を出しついにトップに上がってきた。さらにライアンも16秒を切り1'15.829で2位に。さらにタイムアップを狙うトレルイエは次の周コースアウト、マシンを降りた。しかし、誰も彼のタイムを上回るドライバーは現れずポール確定。3位に最後でのタイム更新ならなかった本山が入った。
2004年8月28日 MINEサーキット(山口県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2004/08/28) Qualfying Session Weather: Cloudy Course:Dry 2004 Fomula Nippon Round 6 MINEサーキット 3.330839km |
| P | No | Driver | Team | Time1 Time2 | Time | Delay | km/h |
| 1 | 19 | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 1'16.184 *1'15.753 | 1'15.753 | - | 158.29 |
| 2 | 40 | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'16.217 *1'15.829 | 1'15.829 | 0.076 | 158.13 |
| 3 | 1 | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'16.592 *1'15.847 | 1'15.847 | 0.094 | 158.09 |
| 4 | 8 | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'16.478 *1'15.953 | 1'15.953 | 0.200 | 157.87 |
| 5 | 7 | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'16.408 *1'16.058 | 1'16.058 | 0.305 | 157.66 |
| 6 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'16.544 *1'16.148 | 1'16.148 | 0.395 | 157.47 |
| 7 | 20 | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 1'16.723 *1'16.192 | 1'16.192 | 0.439 | 157.38 |
| 8 | 41 | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'16.682 *1'16.194 | 1'16.194 | 0.441 | 157.37 |
| 9 | 31 | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'16.678 *1'16.297 | 1'16.297 | 0.544 | 157.16 |
| 10 | 2 | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'16.725 *1'16.304 | 1'16.304 | 0.551 | 157.15 |
| 11 | 4 | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | *1'16.583 1'16.608 | 1'16.583 | 0.830 | 156.58 |
| 12 | 28 | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'17.721 *1'16.585 | 1'16.585 | 0.832 | 156.57 |
| 13 | 11 | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'17.152 *1'16.805 | 1'16.805 | 1.052 | 156.12 |
| 14 | 3 | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'17.230 *1'16.816 | 1'16.816 | 1.063 | 156.10 |
| 15 | 25 | 片岡 龍也 | Team LeMans Spirit | 1'17.143 *1'16.986 | 1'16.986 | 1.233 | 155.76 |
| 16 | 12 | 影山 正美 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'18.066 *1'17.525 | 1'17.525 | 1.772 | 154.67 |

速さは本物、横溝直輝再びPPへ (Motorsports@nifty)
2004年8月28日 MINEサーキット(山口県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/08/28) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2004 All Japan F3 Championship Round 14 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 1'23.164 | - | - | 144.19 |
| 2 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 1'23.241 | 0.077 | 0.077 | 144.05 |
| 3 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'23.387 | 0.223 | 0.146 | 143.80 |
| 4 | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 1'23.427 | 0.263 | 0.040 | 143.73 |
| 5 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'23.508 | 0.344 | 0.081 | 143.59 |
| 6 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 1'23.516 | 0.352 | 0.008 | 143.58 |
| 7 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'23.561 | 0.397 | 0.045 | 143.50 |
| 8 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'23.649 | 0.485 | 0.088 | 143.35 |
| 9 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'24.093 | 0.929 | 0.444 | 142.59 |
| 10 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 1'24.095 | 0.931 | 0.002 | 142.59 |
| 11 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'24.391 | 1.227 | 0.296 | 142.09 |
| 12 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'24.533 | 1.369 | 0.142 | 141.85 |
| 13 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'24.763 | 1.599 | 0.230 | 141.47 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'24.917 | 1.753 | 0.154 | 141.21 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'31.590 | 8.426 | 6.673 | 130.92 |

オリベイラ指定席PPに復帰! (Photo: Motorsports@nifty)
2004年8月28日 MINEサーキット(山口県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/08/28) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2004 All Japan F3 Championship Round 13 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 1'23.903 | - | - | 142.92 |
| 2 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 1'23.928 | 0.025 | 0.025 | 142.87 |
| 3 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'24.089 | 0.186 | 0.161 | 142.60 |
| 4 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'24.166 | 0.263 | 0.077 | 142.47 |
| 5 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 1'24.216 | 0.313 | 0.050 | 142.38 |
| 6 | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 1'24.270 | 0.367 | 0.054 | 142.29 |
| 7 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'24.410 | 0.507 | 0.140 | 142.06 |
| 8 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'24.439 | 0.536 | 0.029 | 142.01 |
| 9 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'24.514 | 0.611 | 0.075 | 141.88 |
| 10 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'25.234 | 1.331 | 0.720 | 140.68 |
| 11 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 1'25.259 | 1.356 | 0.025 | 140.64 |
| 12 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'25.476 | 1.573 | 0.217 | 140.29 |
| 13 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'25.738 | 1.835 | 0.262 | 139.86 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'26.153 | 2.250 | 0.415 | 139.18 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'32.370 | 8.467 | 6.217 | 129.81 |

前回MINEの覇者、B.トレルイエが暫定PP!(Photo: Motorsports@nifty)
今世紀最大の超大型台風16号が西日本上陸を伺っているなか、フォーミュラニッポン第6戦が28日、MINEサーキットで開幕した。朝の段階ではMINEサーキットはほぼ快晴、秋の気配がただよう穏やかな予選日を迎えた。
午前10時より1回目の予選が45分にわたって行われた。予選終了間際に1'16.684のトップタイムをマークして暫定のポールポジションについたのは、ブノワ・トレルイエ。2位にはポイントリーダーのリチャード・ライアン、3位には脇阪寿一が入った。MINEマイスターの本山哲は7位と出遅れた。
予選2回目は午後2時より行われる。
2004年8月28日 MINEサーキット(山口県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2004/08/28) Qualfying Session #1 Weather:Fine Course:Dry 2004 Fomula Nippon Round 6 MINEサーキット 3.330839km |
| P | No | | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 1'16.184 | - | - | 157.40 |
| 2 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'16.217 | 0.033 | 0.033 | 157.33 |
| 3 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'16.408 | 0.224 | 0.191 | 156.93 |
| 4 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'16.478 | 0.294 | 0.070 | 156.79 |
| 5 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'16.544 | 0.360 | 0.066 | 156.66 |
| 6 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'16.583 | 0.399 | 0.039 | 156.58 |
| 7 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'16.592 | 0.408 | 0.009 | 156.56 |
| 8 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'16.678 | 0.494 | 0.086 | 156.38 |
| 9 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'16.682 | 0.498 | 0.004 | 156.37 |
| 10 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 1'16.723 | 0.539 | 0.041 | 156.29 |
| 11 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'16.725 | 0.541 | 0.002 | 156.29 |
| 12 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans Spirit | 1'17.143 | 0.959 | 0.418 | 155.44 |
| 13 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'17.152 | 0.968 | 0.009 | 155.42 |
| 14 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'17.230 | 1.046 | 0.078 | 155.26 |
| 15 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'17.721 | 1.537 | 0.491 | 154.28 |
| 16 | 12 | | 影山 正美 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'18.066 | 1.882 | 0.345 | 153.60 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'21.517 | 5.333 | 3.451 | 147.10 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

第33回インターナショナルポッカ1000kmリポート
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■月日:2004年8月21-22日
■場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■BP ADVAN GT-Rがクラス2位でゴール
MOTUL ADVAN Zはトラブルもあり、チェッカーは受けるも順位はつかず
夏休み終盤恒例の耐久イベント、通称:鈴鹿1000kmこと第33回インターナショナル
ポッカ1000kmが、8月21~22日に三重県の鈴鹿サーキットで開催され、日産車はS耐
クラスにフェアレディZとスカイラインGT-Rの2台が参加した。
#230 MOTUL ADVAN Zは、現在S耐クラス3で3連勝中の#245モバイルキャスト アドバ
ンZと同じスペックの新車。ドライバーは黒澤治樹/柳田真孝/星野一樹と、往年の
名選手(黒澤元治、柳田春人、星野一義)
の二世ドライバーが組み、大きな話題を振りまいた。また#1 BP ADVAN GT-Rは、粕
谷俊二/見崎清志/OSAMUとベテラン3人が組んで、久々に鈴鹿のファンに雄姿を見せ
た。
例年よりかなり涼しいコンディションとなった予選1回目、#230 Zは、まず星野が
2分20秒715とクラス3位のタイムを出し、柳田、黒澤も基準タイムをクリアした。
#1GT-Rは粕谷が2分21秒128と4位につけOSAMUが基準タイムをクリアした。2回目は、
#230Zの星野が2分20秒007にタイムアップし、あとは決勝用のセッティングを確認
した。
#1GT-Rは見崎が基準タイムをクリア。この結果、#230Zがクラス3位(総合22位)、#1GT-R
はクラス4位(総合24位)となった。
決勝は3万1000人のファンが注目する中、13時5分スタート。#1GT-Rの粕谷はターボ
パワーを生かしクラス2位に浮上。#230Zの黒澤は#6ランサーの直後、4位のポジショ
ンでチャンスをうかがった。
14時30分を過ぎて#6ランサーがピットインすると#230Zがクラストップに躍り出た。
14時45分、インラップを迎えた#230Zの左リアタイヤが突然バーストしてスローダ
ウン。何とかコースを1周して黒澤はピットイン。
柳田に交代してコース復帰し、前を行く#6ランサーを追った。しかしアウトラップ
の最終コーナーを過ぎたあたりでエンジンがストップ。柳田はストレートを惰性で
走りながらキルスイッチを入れなおした結果、エンジンが息を吹き返して事なきを
得た。
15時40分、#1GT-Rが2回目のピットインで見崎に交代。クラス2位をキープする。そ
して15時55分、そこまでクラス3位を走行していた#230Zがヘアピンでクラッシュ。
タイヤバーストが原因で駆動系の電気ディバイスに影響が出て、ここから突然のエ
ンジンストップ、さらにはABSが誤作動を起こしたようだ。
柳田はコース復帰してピットイン。クラッシュの衝撃であごを少し切っていたが大
きなケガがなかったのは幸いだった。チームは応援に来てくれたファンのためにも
リタイアをせずに、車両を修復することにした。1時間45分をかけて修復なったZに
星野が乗り込む。1周して走行をチェックし、アライメントを直して再びコースイ
ン。しかし3周して再びABSに問題を抱えピットインした。その間#1GT-Rはステディ
に走行を続け、クラス2位をキープしていた。
終盤、#230Zは星野が引き続きステアリングを握ってコースイン。本来のレーシン
グラップタイムではないものの、チェッカーを目指した。19時13分、#1GT-Rが148
周でクラス2位のチェッカー。#230Zは87周でチェッカーを受けスタンドから大きな
拍手を受けるが、残念ながら周回数不足で順位の認定は得られなかった。
なおクラス優勝は#6ランサー、総合優勝はGT500の#18NSXだった。
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

(C)Honda
Honda NSX-GTが2年連続の1-2フィニッシュを飾る
決勝日:8月22日(日)
サーキット:三重県鈴鹿サーキット
決勝周回数:173周(1004.611km)
天候:曇り一時雨
気温:28.2℃(15:00現在)
コースコンディション:ドライ
観客:3万1000人(主催者発表)
8月22日(日)、三重県・鈴鹿サーキットにおいて第33回を迎える真夏のスポーツ
カーレースの祭典、「2004年 第33回インターナショナル ポッカ 1000km」の決勝
レース(173周)が行われ、ポールポジションからスタートした#18 TAKATA童夢NSX
(道上 龍/セバスチャン・フィリップ/伊藤大輔 組)が優勝。続く2位に#100 RAYBRIG
NSX(中野信治/加藤寛規 組)が入り、Honda NSX-GTが1-2フィニッシュを果たした。
この優勝はHonda NSX-GTにとって2年連続4回目。道上 龍選手にとっては2年連続3
回目となった。
21日(土)に行われた予選は、TAKATA童夢NSXの道上 龍選手が2回目のタイムアタッ
クで1分57秒722をマークし、見事ポールポジションを獲得した。RAYBRIG NSXは1分
58秒901のタイムを記録し、3番手グリッドを獲得した。
決勝日の天候は曇り、気温28.2℃と今夏では比較的条件の良いコンディションと
なった。5クラス総参加台数30台のマシンは午後1時5分にローリングスタートを切っ
た。レース序盤はポールポジションスタートの道上 龍選手(TAKATA童夢NSX)がトッ
プを走行、加藤寛規選手(RAYBRIG NSX)が3位を走行する。レース序盤はトップを走
る道上選手が背後につける2位の飯田章選手(iDC大塚家具サードスープラ)を抑える
展開が続き、バックマーカーを丁寧に抜きながらトップを堅持する。25周目のスプー
ンカーブで2位となるものの、その直後に敢行した素早いピット作業が功を奏し、
すぐさまトップの座を奪い返した。道上選手から引き継いでドライブする伊藤大輔
選手(TAKATA童夢NSX)は安定した走行を続け、2位のサードスープラが37周目にマシ
ントラブルのためスローダウンし、バックストレート脇でマシンを止めたため、以
降はHonda NSX-GTが1-2体制を築くこととなった。
54周終了時にTAKATA童夢NSXが伊藤選手からセバスチャン・フィリップ選手にド
ライバー交代を行い、60周終了時に中野信治選手から加藤選手へ交代したRAYBRIG
NSXとともに着実な走りを見せる。残り20周余りとなった18時30分頃に一時的な小
雨が降り、各チームがレインタイヤを用意するハプニングが起きたものの、アンカー
を務めるフィリップ選手と中野選手は冷静なドライビングを続けた。
Honda NSX-GTの2台は1000kmの長丁場をトラブルも無く安定したラップタイムで
刻み続け、各6回のピットイン作業もスムーズにこなした。その結果、トータル173
周を6時間8分47秒528で走りきった#18 TAKATA童夢NSX(道上 龍/セバスチャン・フ
ィリップ/伊藤大輔 組)が優勝。#100 RAYBRIG NSX(中野信治/加藤寛規 組)が2位で
チェッカーを受け、Honda NSX-GTは2年連続となる1-2フィニッシュを果たした。
●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
Honda NSX-GTの2台が、1000kmという長丁場のレースを走り抜き、2年連続の1-2フ
ィニッシュを達成することができました。これはドライバーとチームが一丸となっ
てプロフェッショナルな仕事をしてくれた結果だと思います。今回のレースでは後
半戦に使用する予定のニューバージョンを投入したのですが、何のトラブルも無く
完走しました。この勢いを弾みにして次のもてぎラウンドでは、何とか優勝をもぎ
取りたいと思いますので、今まで以上のご声援を宜しくお願い致します。長時間の
ご声援ありがとうございました。
優勝 #18 TAKATA 童夢 NSX
●道上 龍(Ryo Michigami)選手
2年連続優勝は本当に嬉しいですね。決勝ではコース上の混雑が激しくて精神的な
コントロールが難しかったですね。でも、セッティングが良かったので気にはして
いませんでした。今回は予選から手応えを感じていたし、ハンディウエイトを積ん
でいない状態でライバルと対等に戦えたので、JGTC残り3戦が楽しみですね。
●セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手
レース序盤から道上選手と伊藤選手が頑張って走ってくれて、チームのピット作業
もスムーズだったので走りきれば良いという感じでした。安定して走ることを心が
けていたので、逆に集中力を維持するのに苦労しました。JGTCでも優勝をねらって
走りますので応援を宜しくお願い致します。
●伊藤大輔(Daisuke Ito)選手
Honda NSX-GTが1-2フィニッシュを飾れたことは本当に嬉しいですね。僕は昨年2位
だったのでなおさら嬉しいです。それに、今回は助っ人として参加して結果を出す
ことができたのでホッとしています。マシンは着実に進歩していますし、次戦のJGTC
ではこの経験を生かして本来のチームであるARTAで好成績を残したいと思います。
2位 #100 RAYBRIG NSX
●中野信治(Shinji Nakano)選手
表彰台に乗れたことを嬉しく思います。最後に雨が降りましたが、とにかく自分を
コントロールして走りました。今シーズンは久々の国内レースに参戦しているので
すが、こうやって走ることができるのもファンやスポンサーやチームの皆さんのお
かげだと実感し、深く感謝しています。JGTC後半戦も全力を尽くして頑張ります。
●加藤寛規(Hiroki Katoh)選手
優勝することはできませんでしたが、トラブルも無く確実に走ることができたので
2位という結果に満足しています。マシンは大きく進歩したと感じていますし、チー
ム内のコミュニケーションも良くなっているので、JGTCでは是非とも優勝を目指し
て頑張りたいと思います。
順位 No. クラス 車名/ドライバー Lap タイム/差
1 18 GT500 TAKATA童夢NSX 道上龍/セバスチャン・フィリップ/伊藤大輔
173 6:08'47.528
2 100 GT500 RAYBRING NSX 中野信治/加藤寛規
173 +1'30.402
3 20 GT300 FK/マッシモADVANポルシェGT3-RSR 和田博/影山正美/光貞秀俊
161 +12Laps
4 72 GT300 インタークルーアドバンBOROポルシェ 平川晃/福山英朗/砂子塾長
161 +12Laps
5 2 GT300 プリヴェチューリッヒ・クムホ・NSX 高橋一穂/渡辺明/ザウィエル・ポンピドウ
161 +12Laps
6 9 GT300 Gulf K-stadium MT-R 谷川達也/山下潤一郎/周防彰悟
159 +14Laps
7 69 GT300 PCJダンロップポルシェGT3-RS 和田雅英/井上貴志/竹内浩典
157 +16Laps
8 5 GT300 フランクーミューラー (株)アクセル マッハFC 木本正広/玉中哲二/堀田誠
156 +17Laps
9 112 OPEN ARKTECH ADVAN GT3-CUP MOND SPEED 斉藤多聞/吉川とみ子/芳賀重光
151 +22Laps
10 14 OPEN Tomei Sport GT3R ADVAN 小山雅也/渡辺史彦/袖山誠一
150 +23Laps
◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。

喜びの上位3チーム (Photo: K.Takeshita)
優勝 TAKATA童夢NSX
道上 龍
「今日は前半サードがリタイヤしたのでマシンのポテンシャルがどの程度上がったのか見ることができませんでした。エンジンは1000kmという長い距離を走ったことがなかったので耐久性も見れて優勝もできたので良かったと思います」
セバスチャン・フィリップ
「龍さんがたくさんの仕事をしてくれたのであまり言うことはないです。自分としては安全にドライブしてミスなくクルマをフィニッシュさせることを心がけました」
伊藤大輔
「ぼくは2スティント目を走ったんですが、サードが追い上げてきている状況で、タイヤも厳しいしどう抑えていこうか考えてたときにサードがリタイヤしたので楽な展開になりました。でもサードも完走してなおかつ、ぼくたちも優勝できれば良かったなと思います。それでも助っ人としてきっちり仕事をこなせました」
2位 RAYGRIG NSX
中野信治
「たんたんと走りました。2人なので暑くなったらきついかなと思っていました。コースが新しくなってから久しぶりの鈴鹿で、勉強することもたくさんあり加藤君にもデーターを見せてもらって最終戦に向け大きなプラスになりました」
加藤寛規
「1stスティントを走ったんですが、リアタイヤ両方が半分ブローしてしまってペースが上がらず、この差がTAKATAさんを楽にさせてしまったと思います。後半追い上げたんですが届きませんでした。クルマのパフォーマンスも上がってきたのでこれを機会に後半戦を戦いたいと思います」
3位 FK/マッシモADVANポルシェ
和田 博
「全くのプライベーターでポルシェに乗り始めて3年目でこんなところに来れて正直びっくりしています。素晴らしいGT500のドライバーである影山さんと光貞さんと一緒に乗れて一生の思い出になりました。感謝でいっぱいです」
影山正美
「月曜日、もてぎの練習でエンジンが壊れて金曜日にベンチにかけ終わったばかりのエンジンを積みました。和田さんにレースを誘われたときは嬉しかったし、300クラスで是非勝とうと思いました」
光貞秀俊
「GT300クラスのポルシェは初めて乗りました。久しぶりに感動的なドラマチックなレースができました。最高のチームに乗せてもらって感謝しています」