
オリベイラを退けて今季2勝目、ガッツポーズの武藤英紀 (Photo: FMOTOR)
全日本F3選手権第4戦の決勝が4月17日、快晴の鈴鹿サーキットで開催され、#10武藤英紀(M-TEC)が#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)の追撃を退けて今季2勝目を飾った。3位は#37中嶋一貴(トムス)だった。
昨日に引き続いて17日の鈴鹿は朝から爽やかな快晴。絶好のレース日和だ。
この週末は2度の予選、第3戦の決勝とも、トムス勢の3人の好調振りが目立つが、このレースではM-TECの武藤が抜群のスタートで2列目から飛び出し、一気にトップに躍り出る。一方、ポールシッターのオリベイラはフライングを警戒しすぎて出遅れたうえ、2コーナーでコースオフを喫して一気に5位に後退してしまった。しかしオリベイラは序盤からハイペースで追い上げ、オープニングラップのうちに4位までリカバー、更に3位を走行する#38池田大祐(トムス)を一気に追い詰めていく。追われる池田は6周目に痛恨のコースアウト。すぐにコースへ復帰するが、ここでオリベイラの先行を許してしまった。
トップを快走する武藤は58秒台中盤のタイムをコンスタントに刻みながら周回を重ねていくが、2位の中嶋は徐々に遅れ始め、3位に浮上したオリベイラを押さえ込むので精一杯の状況に陥ってしまう。これに乗じて武藤は10周目までに3秒以上のリードを築き上げた。
オリベイラは中嶋を11周目の1コーナーで攻略、武藤の追撃を開始した。
58秒中盤のタイムをコンスタントに刻む武藤に対し、オリベイラは57秒台を連発。1周あたり0.7秒づつのペースで差を削り取っていき、一時は3.4秒あった差を14周目には0.6秒差に縮めてしまった。
130Rで、シケインで、1コーナーで、積極的に仕掛けてくるオリベイラを、武藤も懸命の走りで押さえ込む。
そしてレースはファイナルラップを迎えた。
逆バンク手前での両者の差は実に0.245秒。テール・トゥ・ノーズ状態のまま2人は西コースへ。スプーン立ち上がりでオリベイラはあっさりと武藤のテールに張り付いてくるが、武藤も車体をゆすって必死の抵抗を試みる。そのまま130Rを立ち上がって最後のシケイン。武藤はインをガッチリキープしてハードブレーキング。後方でオリベイラのタイヤからも激しくスモークが上がる!しかしオリベイラは武藤の前に出ることは出来なかった。
武藤はそのままオリベイラの頭を押さえ込んで最終コーナーを駆け下り、トップのままで歓喜のチェッカーを受けた。これで武藤は前回のもてぎラウンドに続いて今季2勝目を挙げることとなった。
| Pos. | No. | Driver | Team | Car | Engine | Lap | Total/Delay | Gap |
| 1 | 10 | 武藤 英紀 | M-TEC | DOME F107 | H MF204C | 17 | 33'37.737 | - |
| 2 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | トムス | DALLARA F305 | T 3S-GE | 17 | 0.37 | 0.37 |
| 3 | 37 | 中嶋 一貴 | トムス | DALLARA F305 | T 3S-GE | 17 | 4.49 | 4.12 |
| 4 | 38 | 池田 大祐 | トムス | DALLARA F305 | T 3S-GE | 17 | 5.38 | 0.89 |
| 5 | *5 | ジョニー・レイド | INGINGモータースポーツ | DALLARA F303/4 | T 3S-GE | 17 | 11.98 | 6.59 |
| 6 | 14 | パオロ・モンティン | スリーボンドレーシング | DALLARA F305 | N SR20VE | 17 | 13.58 | 1.61 |
| 7 | 2 | 高崎 保浩 | 戸田レーシング | DOME F107 | H MF204C | 17 | 19.11 | 5.53 |
| 8 | 12 | 横溝 直輝 | スリーボンドレーシング | DALLARA F305 | N SR20VE | 17 | 19.47 | 0.36 |
| 9 | 33 | 番場 琢 | ナウモータースポーツ | DALLARA F305 | T 3S-GE | 17 | 21.31 | 1.84 |
| 10 | 62 | 嵯峨 宏紀 | ルボーセモータースポーツ | DALLARA F305 | T 3S-GE | 17 | 33.04 | 11.74 |
| 11 | 19 | 折目 遼 | DTM | DALLARA F304 | T 3S-GE | 17 | 35.62 | 2.58 |
| 12 | 50 | 磯崎 元彦 | ザップスピード | DALLARA F305 | T 3S-GE | 17 | 1Lap | 1Lap |
| | | | 以上 規定周回数完走 | | | | | |
| | 1 | ロベルト・ストレイト | INGINGモータースポーツ | DOME F107 | T 3S-GE | 10 | 7Laps | 6Laps |
| | 3 | 安岡 秀徒 | INGINGモータースポーツ | DOME F107 | T 3S-GE | | D.N.S | |
レース中のベストタイムは
No.36 J.P.デ・オリベイラ 1'57.830 12/17 177.42km/h
規定周回数:15
ペナルティ No.5 国際モータースポーツ競技規則附則L項第4章4,e)の違反(ピット出口のホワイトラインカット)により、罰金5万円を課した。
全日本F3選手権第3戦、第4戦の公式予選が4月16日、鈴鹿サーキットで行われ、第3戦では#38池田大祐(トムス)がチェッカー直後に1分56秒031を叩き出し、自身初のポールポジションを獲得した。
また、2位には#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、3位には#37中嶋一貴が入り、第3戦はトムスの1-2-3体制で午後のスタートを迎えることとなった。
10分のインターバルをおいて行われた第4戦の予選では、各車とも更にタイムアップを果たし、3人のドライバーが55秒台に入る激戦となった。
その中でオリベイラが55秒531と、2位以下をコンマ4秒以上引き離すダントツのタイムでポールポジションを獲得した。
2位はチームメイトの中嶋。3位に#10武藤英紀(M-TEC)が入ったことで今回はトムスの1-2-3の再現はならなかったものの、池田も4番手につけ、上位4台中3台がトムスと、この鈴鹿ラウンドでの好調ぶりをあらためて見せつける結果となった。
全日本F3選手権第3戦の決勝は本日午後4時25分より12周で、第4戦は明日17日午前9時55分より17周で戦われる予定だ。
| Pos. | No. | ドライバー | エントラント | シャシー | エンジン | Time | Delay | Gap |
| 1 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | トムス | DALLARA F305 | T 3S-GE | 1' 55.531 | 0.000 | - |
| 2 | 37 | 中嶋 一貴 | トムス | DALLARA F305 | T 3S-GE | 1' 55.947 | 0.416 | 0.416 |
| 3 | 10 | 武藤 英紀 | M-TEC | DOME F107 | H MF204C | 1' 55.958 | 0.427 | 0.011 |
| 4 | 38 | 池田 大祐 | トムス | DALLARA F305 | T 3S-GE | 1' 56.181 | 0.650 | 0.223 |
| 5 | 5 | ジョニー・レイド | INGINGモータースポーツ | DALLARA F303/4 | T 3S-GE | 1' 56.473 | 0.942 | 0.292 |
| 6 | 2 | 高崎 保浩 | 戸田レーシング | DOME F107 | H MF204C | 1' 56.606 | 1.075 | 0.133 |
| 7 | 12 | 横溝 直輝 | スリーボンドレーシング | DALLARA F305 | N SR20VE | 1' 56.767 | 1.236 | 0.161 |
| 8 | 14 | パオロ・モンティン | スリーボンドレーシング | DALLARA F305 | N SR20VE | 1' 56.819 | 1.288 | 0.052 |
| 9 | 1 | ロベルト・ストレイト | INGINGモータースポーツ | DOME F107 | T 3S-GE | 1' 56.824 | 1.293 | 0.005 |
| 10 | 33 | 番場 琢 | ナウモータースポーツ | DALLARA F305 | T 3S-GE | 1' 56.948 | 1.417 | 0.124 |
| 11 | 3 | 安岡 秀徒 | INGINGモータースポーツ | DOME F107 | T 3S-GE | 1' 57.193 | 1.662 | 0.245 |
| 12 | 19 | 折目 遼 | DTM | DALLARA F304 | T 3S-GE | 1' 58.192 | 2.661 | 0.999 |
| 13 | 62 | 嵯峨 宏紀 | ルボーセモータースポーツ | DALLARA F305 | T 3S-GE | 1' 59.517 | 3.986 | 1.325 |
| 14 | *50 | 磯崎 元彦 | ザップスピード | DALLARA F305 | T 3S-GE | 1' 59.529 | 3.998 | 0.012 |
以上 予選通過車両
開始時刻: 12:10'00
予選通過基準タイム(110%) 2'07.393
*ペナルティ No.50 国際モータースポーツ競技規則附則H項違反(チェッカー無視)により、罰金3万円を課した。

2004全日本GT選手権 第4戦
「北海道グランGT選手権レース 」
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■開催月日:2004年7月17-18日
■開催場所:十勝インターナショナルスピードウェイ
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◇ クスコスバルADVANインプレッサ
今季初入賞の6位でゴール!!
JGTC第4戦は7月17~18日に北海道の十勝スピードウェイにおいて開催され、小林且
雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは予選13位スタートし、一時
2位へポジションアップしたものの6位でゴールして今季全戦完走を果たすとともに、
今季初入賞で5ポイントを獲得した。
予選の行われた17日はおおむね好天で、気温も30℃前後まで上昇した。25台の車両
が参加して行われたGT300クラスの午前中の予選1回目、#77インプレッサの谷川は
トップから1秒096差の1分21秒197のタイムをマークしたものの14番手。1秒の間に
13台がひしめき合うという激しい予選だった。
午後の予選2回目は15時20分から20分間行われた。1回目からセッティングを変更し
てコースインした谷川は1分20秒943にタイムアップ。
しかし他車両もタイムアップしたため総合順位は13位に落ち着いた。
18日13時58分、89周の決勝レースのスタートが切られた。スタートを担当した谷川
はオープニングラップの混乱を上手に抜けて入賞圏内となる10位でコントロールラ
インを通過。2周目に#52セリカを抜き9位7周目に#19セリカを抜き8位、12周目には
#10フェラーリを抜き7位、なおも果敢に攻めて24周目には#80 フェアレディZを抜
き6位、さらに37周に#16 NSXを抜き5位へポジションを上げSUBARUファンを沸かせ
た。
中盤に差し掛かると早めにピットインをする車両が出始める。谷川はなおもポジショ
ンを上げ、38周目に4位、45周目に3位、そして46周目にはついに2位までポジショ
ンを上げた。49周で谷川はピットイン。
十勝は直角の右コーナーが多く左タイヤに負担がかかるため、チームは左タイヤ2
本だけを交換し、ドライバーは小林がステアリングを握って3位でコース復帰した。
すぐに#16NSXが小林をかわしたために4位にドロップしたが表彰台を狙える位置。
小林はマシンを労わる走りながらポジションキープに徹したが、終盤の73周目に突
然ブレーキトラブルを抱え6位にポジションダウン。しかし、そのままの順位を守
り6位でチェッカー。
前回入賞目前に他車両に接触してポイントを逃しただけに、うれしい今季初入賞を
決めるとともに、5ポイントを獲得した。
■決勝結果:GT300クラス
Pos. No. Driver Car Name Time/Diff
1 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 1:56'38.962
2 #16 山野哲也/八木宏之 M-TEC NSX +3.050
3 #81 柳田真孝/尾本直史 シーウエストダイシンアドバンZ +18.515
4 #10 田中哲也/余郷 敦 JIM Gainer アドバンF360 +20.907
5 #31 田中 実/松田晃司 A'PEX i-mobisess MR-S +26.213
6 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ +29.368
7 #19 青木孝行/谷口信輝 ウェッズスポーツセリカ +41.507
8 #11 松田秀士/菅 一乗 JIM RodeoDriveアドバンF360 +1'10.076
9 #80 木下みつひろ/星野一樹 エンドレスダイシンアドバンZ 1Lap
10 #7 山路慎一/井入宏之 雨宮アスパラドリンクRX7 1Lap
◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

初開催の十勝で2位に入ったスープラ6号車(C)Toyota
全日本GT選手権(JGTC)
第4戦 HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP
JGTC第4戦 初開催の十勝でトヨタ・スープラが2位
ハンディウェイトを克服し、依然トヨタ・スープラがポイントランキングをリード
全日本GT選手権第4戦、「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPI‐
ONSHIP」が7月17日(土)、18日(日)の両日、北海道の十勝インターナ
ショナルスピードウェイで開催された。
当地で初めて開催のJGTCシリーズ戦には、GT500クラスに18台、GT‐
300クラスに25台が参加。トヨタ勢はこのうちGT500クラスに7台のスー
プラ、GT300クラスに3台のセリカと2台のMR‐Sが出場となった。
93年に十勝平野のフラットな地形にオープンした、十勝インターナショナルス
ピードウェイは、コーナーの間をストレートで結んだレイアウトで高低差が少ない
のが特徴。とりわけ今回は一周3.405kmと短い「クラブマンコース」(ショー
トコース)を使用するため、決勝中のラップタイムは僅か1分10~20秒台。両
日とも好天に恵まれ、気温30度以上と予想以上の暑さの中、43台ものGTカー
がひしめく大混戦模様となった。
◆予選◆
17日(土)の公式予選は午前11時と午後3時からそれぞれ1時間づつ実施。
朝方曇りがちだった天候は1回目の開始時までには晴天となり気温も29度まで上
昇。
早々にアタック合戦となった序盤20分間のGT500クラス専有時間帯にエッ
ソウルトラフロースープラ6号車がトップから0.114秒差の2番手タイムを記
録。これにDYNACITYトムススープラ37号車、WOODONEトムススー
プラ36号車、auセルモスープラ38号車が続いた。
午後の2回目セッションは、天候は下り坂という予報もあり、気温の降下が期待
される中、大半のチームが2セットある予選タイヤの1セットを残して臨んだが、
実際には依然陽射しが強く、気温31~32度と厳しいコンディションで行われた。
それでも終盤には各車がタイムアップを期してコースイン。スープラ6号車も逆
転ポールポジションを目指し果敢なアタックに入った。しかし、スロー走行車両に
ラインを阻まれ、これを避けて無念のコースアウト。スープラ36号車はタイム短
縮を果たし、4番手グリッドを確定。これにスープラ6号車がコースアウト前周の
タイムで5番手となり、決勝へと臨むことになった。
◆決勝◆
18日(日)未明までの断続的な小雨で、早朝のコースは濡れていたが、午前9
時からのフリー走行までには陽射しが出て、あっという間に路面は乾き、完全なド
ライコンディションとなった。午後1時55分に決勝レースのフォーメーションラッ
プを迎えるころには気温も再び30度を超え、猛暑の中での戦いとなった。
6番手スタートのスープラ37号車は、4周目の第1コーナー進入時に4位に浮
上。さらに9周目には3位までポジションを上げて快走。ピットインタイミングを
遅らせたスープラ37号車は44周目に暫定首位に立つが、ピットへ向かおうとし
た翌周、他車に追突されてコースアウト。幸い自力でピットへ向かったもののタイ
ムロスで6位へ後退。
また、5番手スタートのスープラ6号車はタイヤにフラットスポットが出来、6
位までポジションを下げるが、予定より早めのピット作業を行うと、猛然と挽回。
ピット作業が一巡したところで4位に付け、残り14周で3位に躍進。ショートコー
スを舞台に、めまぐるしく次々とGT300車両を抜きながら果敢にアタックする
スープラ6号車の猛追ぶりに観客の目は釘付けとなった。さらに、大詰めとなった
最終ラップで先行する2位のフェアレディZを捉え、首位のフェアレディZにも迫
るが僅かに叶わず、0.686秒差で大歓声の中を2位でチェッカーを受けた。
また、スープラ36号車は4位、スープラ37号車は5位に入り、貴重なポイン
トを獲得した。一方、前戦優勝のデンソーサードスープラ39号車は今回70kgの
ハンディウエイトを搭載し、予選13番手からのスタートとなったが7位に入賞し、
ポイントランキング首位の座を堅守した。
GT300クラスでは混戦模様の中、A’PEX i-mobisess MR-
S31号車が5位、ウェッズスポーツセリカ19号車が7位入賞を果たした。
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エッソウルトラフロースープラ6号車 ドライバー飯田章のコメント:
不安定な路面状況もあって第1コーナー進入時にブレーキをロックさせてしまい、
振動が発生し、予定より早めのドライバー交代となったが、その状況からパートナー
の脇阪寿一がよく頑張ってくれた。優勝を逃したことは残念ではあるが、チャンピオ
ン争いへと貴重なポイントが得られた。
エッソウルトラフロースープラ6号車 ドライバー脇阪寿一のコメント:
予選は自分のミス。今回は優勝を狙って戦い、決勝レース終盤はもう少しで逆転優勝
も狙えたと考えると悔しい。しかし2位に入ったことで、次戦を40kgとまだ軽いハ
ンディウエイトで迎えられることは今後の展開に有利に働くと思う。タイトル奪還に
向けてこれからもベストを尽くす。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
初開催となった十勝サーキットのショートコースに40台以上が走行する混戦の状況
下、スープラ37号車は不運なアクシデントで残念だったが、スープラ6号車の後半
の追い上げなど、初めてJGTCの観戦した北海道のレースファンにもGTレースな
らではの迫力を楽しんでもらえたと思う。シーズン折り返しとなる今回は残念ながら
優勝を逃す結果となったが、GT300クラスも含めパフォーマンスでは決して負け
てはいない。シリーズ後半戦も、チャンピオン獲得を目指し、各チームと共に、これ
まで以上に気合を入れて臨む。
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第4戦 リザルト 順位 車両 No. ドライバー 所要時間/差 周回 予選結果
1 22 日産フェアレディZ 影山正美/M.クルム 1:56'32.111 89 3
2 6 トヨタスープラGT 脇阪寿一/飯田 章 0'00.686 89 5
3 3 日産フェアレディZ 金石年弘/E.コマス 0'01.693 89 1
4 36 トヨタスープラGT 土屋武士/M.アピチェラ 0'22.776 89 4
5 37 トヨタスープラGT J.コートニー/片岡龍也 0'41.446 89 6
6 32 ホンダNSX 松田次生/A.ロッテラー 1'13.154 89 9
7 39 トヨタスープラGT J.デュフォア/A.クート 1'16.493 89 13
8 18 ホンダNSX 道上 龍/S.フィリップ 1Lap 88 7
9 35 トヨタスープラGT 服部尚貴/脇阪薫一 1Lap 88 14
10 100 ホンダNSX 中野信治/加藤寛規 1Lap 88 11
チーム 車両 No. ドライバー 第4戦結果
ESSO TOYOTA TEAM LeMans トヨタスープラGT 6 脇阪寿一/飯田 章 2位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 36 土屋武士/M.アピチェラ 4位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 37 J.コートニー/片岡龍也 5位
TOYOTA TEAM SARD トヨタスープラGT 39 J.デュフォア/A.クート 7位
KRAFT トヨタスープラGT 35 服部尚貴/脇阪薫一 9位
TEAM ADVAN・ツチヤ トヨタスープラGT 25 織戸 学/D.シュワガー 13位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタスープラGT 38 立川祐路/荒 聖治 14位
A'PEX with apr トヨタMR-S 31 田中 実/松田晃司 19位/5位
RACING PROJECT BANDOH トヨタセリカ 19 青木孝行/谷口信輝 21位/7位
SPIRIT Motorsport トヨタセリカ 17 長島正興/松永まさひろ 28位/12位
TEAM RECKLESS トヨタMR-S 30 佐々木孝太/後藤 聡 31位/15位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタセリカ 52 竹内浩典/西澤誠剛 39位/23位
ドライバーズポイント
順位 ドライバー ポイント
1位 J.デュフォア/A.クート 38
2位 金石年弘/E.コマス 34
3位 立川祐路/荒 聖治 33
6位 脇阪寿一/飯田 章 32
7位 服部尚貴/脇阪薫一 31
8位 J.コートニー/片岡龍也 26
9位 土屋武士/M.アピチェラ 18
10位 織戸 学/D.シュワガー 17
チームポイント
順位 チーム ポイント
1位 NISMO 58
2位 TOYOTA TEAM SARD 38
4位 TOYOTA TEAM CERUMO 33
5位 ESSO TOYOTA Team LeMans 32
5位 TOYOTA TEAM TOM'S 32
7位 KRAFT 31
8位 TEAM ADVAN・ツチヤ 17
エンジンチューナーポイント
順位 エンジンチューナー ポイント
1位 トヨタテクノクラフト 70
2位 AUTECH 52
3位 東名エンジン 30
4位 M-TEC 17
※全て4戦終了時点。暫定
◆トヨタのモータースポーツ情報はTOYOTA Motorsportsをご覧下さい。

(C)Honda
EPSON NSX(松田/A.ロッテラー組)が6位
決勝日:7月18日(日)
サーキット:十勝インターナショナル・スピードウェイ
決勝周回数:89周((303.045km)
天候:予選/晴れ 決勝/晴れ
気温:33℃(15:00現在)
コースコンディション:ドライ
観客:3万1300人
7月18日(日)、十勝インターナショナル・スピードウェイ(北海道)において北海
道初のGT選手権大会となる、2004年全日本GT選手権(JGTC)第4戦「HOKKAIDO GRAN
GT CHAMPIONSHIP」の決勝レース(89周=303.045km)が行われた。
予選日の17日(土)は好天となり、午後3時に開始された予選2回目は気温32℃、路
面温度45℃にまで上昇した。予選タイムアタックはトップから1秒差以内に11台が
入る白熱した展開となった。この結果、Honda NSX-GT勢は#18道上 龍/S.フィリッ
プ 組(TAKATA童夢NSX)がトップから0.5秒差の1分14秒652を記録して予選7番手を獲
得。続いて#32松田次生/A.ロッテラー組(EPSON NSX)が1分14秒754を記録し9番手。
#100中野信治/加藤寛規 組(RAYBRIG NSX)が11番手、#8金石勝智/伊藤大輔 組(ARTA
NSX)が12番手から決勝スタートを迎えることとなった。
決勝日は早朝まで小雨が降っていたものの、午前中から快晴となり、スタート時
点では気温33℃、路面温度42℃まで上昇する厳しいコンディションとなった。しか
し、レースは最後までアクシデントも少なく、スムーズな展開が繰り広げられた。
レース序盤からA.ロッテラー選手(EPSON NSX)、S.フィリップ選手 (TAKATA童夢
NSX)、伊藤大輔選手(ARTA NSX)が7位から9位、中野信治選手(RAYBRIG NSX)が13位
付近を走行。34周目終了時、RAIBRIG NSXがドライバーとタイヤ交換のため先陣を
切ってピットイン。続いてTAKATA童夢NSX、EPSON NSXとARTA NSXの順でドライバー
交代を行った。
最後まで安定したペースを保ち続けたNSX-GT勢は89周の長丁場を走り抜き、最終
ラップに順位を上げたEPSON NSXが6位、TAKATA童夢NSXが8位、RAIBRIG NSXが10位
となった。ARTA NSXは53周目に金石勝智選手が他車と接触して右フロントカウルに
ダメージを負うもの粘り強く走行を続け12位でチェッカーを受けた。
優勝したのは、#22影山正美/M.クルム組(モチュールピットワークZ)だった。
●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「今回は過給器システムを中心に大幅な改良を加えて望み、予選ではトップグルー
プとの差が縮まったと感じましたが、決勝では悔しい結果となりました。しかし、
今回の改良でNSX-GTの戦闘力が向上したことは各チーム・ドライバーも感じてお
ります。これから、シーズンも後半戦となり、次戦のホームコースである第5戦
もてぎラウンドまで約1ヶ月半の間、テストを行い更に新しいバージョンのNSX-GT
を投入したいと考えております。’04NSX-GTがシーズン初勝利を飾れるよう、よ
り一層の競争力向上に努めますので、皆様の更なる応援を宜しくお願い致します」
6位 #32 EPSON NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「今回はNSX-GTの戦闘力が大幅にアップしたのですが、ライバルに追いつくには車
体のセッティングをもっと詰めていく必要がありますね。ペース自体は悪くなかっ
たのですが、ほんの少しの差が今回の結果になったようです。次戦はもてぎです
し、必ず優勝したいと思いますので応援をお願い致します」
●アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)選手
「今回は暑さの厳しいレースとなりましたが、荒れたレースにはなりませんでした
ね。NSX-GTは今回でかなり進化を感じたので後半戦は期待していてください。優
勝を目指します」
◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。
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全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第4戦
「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP」 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年7月18日
■開催場所:十勝スピードウェイ(北海道)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■#22「モチュールピットワークZ」が初優勝 !!
#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」は3位
7月18日13時58分、十勝スピードウェイに集まった31,300名の観客が見守る中、42
台のGTカーが決勝レースをスタートした。天候は快晴で気温は29℃であった。
予選1~3位を独占したZ勢は、#1「ザナヴィ ニスモZ」が本山哲、#22「モチュール
ピットワークZ」は影山正美、#12「カルソニックIMPUL Z」
はブノワ・トレルイエ、ポールポジションの#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」
はエリック・コマスがレースをスタートした。
#3コマスは、トップポジションを譲ることなく好スタートを切った。コマスは、隊
列を率いながら徐々にリードを広げ、10周以降には2位以下を5秒以上、そして他車
がピットインし始めた35周目には約10秒の差をつけて独走態勢を築いた。
3位からスタートした#22の影山は、気迫のこもった走りで2周目に3位から2位にポ
ジションアップ。序盤は#37スープラの激しい追撃にも動じることなく、隙のない
力強いドライビングを見せた。38周目にルーティンピットで滑り込みニスモメカニッ
クの迅速な作業でコースに送り出されたミハエル・クルムは、5周後にピットイン
した#3金石のアウトラップで前に出ると、危なげない走りで首位を快走。2位#3金
石との間合いを巧妙にキープしながら、後半までレースをリードし続けた。
最終周には猛然とダッシュをかけてきた#6スープラが#3を抜いてクルムの背後に迫っ
たが、振り切ってトップでチェッカーラッグを受けた。
#3が3位でフィニッシュしたため、表彰台の1位・3位をZが占める結果となった。ま
た、優勝した#22の影山は、今回の勝利がJGTC通算7勝目となり、最多勝利ドライバー
として記録されることとなった。
予選2位の#12は、フィニッシュ間際には燃料系のトラブルが発生してピットイン。
そのままピットでレース終了を迎えることとなった。
また、10番グリッドからレースをスタートした#1は、53周目の第1コーナーで#8NSX
と接触。右フロント部を壊したためピットインするが、リアサスペンションに受け
たダメージは予想以上に深刻で、レース続行を断念することとなった。
■ニスモ 出川監督
「実力で勝てて本当に嬉しいです。勝因はマシンセットアップ、タイヤチョイス、
ピックワーク、そしてドライバーという4要素が全て理想的に働いたことです。
ミスはひとつもなかったと言えます。ここでは#22に勝って欲しいと願っていた
ので、格別です。サポートしていただいた多くのファン、スポンサーの皆様に心
から感謝したいと思います。
ありがとうございました」
■決勝結果
Pos. Car Name No. Driver Laps
1 モチュールピットワークZ #22 影山正美/ミハエル・クルム 1:56'32"111
2 エッソウルトラフロー スープラ #6 脇阪寿一/飯田章 -0"686
3 G'ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘/エリック・コマス -1"693
4 WOODONE トムス スープラ #36 土屋武士/マルコ・アピチュラ -22"776
5 DYNACITY トムス スープラ #37 ジェームス・コートニー/片岡龍也 -41"446
6 EPSON NSX #32 松田次生/アンドレ・ロッテラー-1'13"154
7 デンソー サードスープラ GT #39 ジェレミー・デュフォア/アンドレ・クート -1'16"493
8 TAKATA童夢NSX #18 道上 龍/セバスチャン・フィリップ -1Lap
9 イエローハットYMSスープラ #35 服部尚貴/脇阪薫一 -1Lap
10 RAYBRIG NSX #100 中野信治/加藤寛規 -1Lap
11 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ/井出有治 -2Laps
R ザナヴィ ニスモ Z #1 本山 哲/リチャード・ライアン -37Laps
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
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国光会長にレーシングカーの説明を受ける中川大臣(Photo:Motorsports@nifty)
7月18日、全日本GT選手権の行なわれている十勝インターナショナルスピードウェ
イを中川昭一経済産業大臣が表敬訪問した。
中川大臣は、自由民主党のモータースポーツ振興議員連盟のメンバーであるとともに、
何といっても地元北海道第11区選出の議員。帯広市はもちろん、サーキットのある更別
村も選挙区になる。
大会前には表彰台上で「暑いコンディションでドライバーもチームの皆さんも大変です
が、最先端の技術をぜひ多くの人に見せてください。私も楽しませていただきます」と
挨拶。高橋国光GTA会長のエスコートでグリッドにも登場し、RAYBRIG NSXのコックピッ
トにも収まるなどレースを楽しんだ。
モータースポーツを肌で感じた中川大臣の今後のモータースポーツ振興活動に期待した
い。決して自身の選挙活動だけで終わらせることのないように……。

Photo:Motorsports@nifty
■GT500クラス
#22 モチュールピットワーク Z
ミハエル・クルム
(日本語で会見)
予選はセッティングを失敗した。決勝は早いピットインでいくことにしていた。正美も
ピットクルーも本当に良い仕事をした。引き継いだボクは3号車を追うだけだった。
3号車が丁度目の前にピットアウトしてきたのを2コーナーでかわして、これでトップに
立った。でも、ゴールまで勝てるかどうかわからなかった。
この優勝でウェイトが増えるので今後の選手権は厳しくなるだろうね。
影山正美
(この優勝でGT7勝となり、最多優勝ドライバー)
単独でのペースは良かったが、周回遅れをどう処理するか……これが難しかった。周回
遅れに関しては、3号車の方が運が良かったように思う。残り周回は多かったけど、マ
イケル(クルム)に任せてからはいけると思った。残り3戦も着実にポイント挙げてい
きたい。
■GT300クラス
#43 ARTA Garaiya
新田守男
ガライヤに変えてから苦労続きだったけど、スタッフが一生懸命やってくれたことが結
果に結びついた。ガライヤの優勝とチャンピオン奪取が我々の使命と思っているが、常
にそのプレッシャーはあった。3位で真一にバトン渡してからは、前の車のペースはわ
かっていたのでそれを伝え続けた。
優勝を果たしたので、次はチャンピオンを目指したい。
高木真一
タイヤがポイントだったので、ずっとタイヤをいたわりながら走った。
終盤の81号車との勝負では、ミスを誘うしかないなと思っていた。
何とかシルーズで16号車(M-TEC)を負かすために、次戦以降もミスなくやりたい。

激戦を制したモチュールZとARTAガライヤ(Photo:K.Takeshita)
7月18日、全日本GT選手権第4戦「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP」の決勝が、好天の
十勝インターナショナル・スピードウェイで行なわれ、予選3位スタートのモチュール
ピットワーク Z(影山/クルム組)が優勝を飾った。
レースはスタートから淡々と進んだ。北海道らしくない暑さに見舞われ、アクシデント
やトラブルが予想されたが、意外にもクリーンな展開となった。
好スタートから逃げ続けたポールポジションスタートの#3 G'ZOX・SSR・ハセミ Z(金
石/コマス組)は、ルーティンのピットインまでは完璧。2位#22モチュールピットワー
ク Zに6~7秒のマージンを築いた。
しかし、ニスモマジックと言われるピット作業により、#22がピットインを機に逆転。
#3も最後の最後まで執拗に食い下がったが、#22を駆るクルムの壁は厚く、#22Zが逃げ
切って今季初優勝を遂げた。
GT300クラスは、激戦の末、予選クラス7位スタートの#43ARTA Garaiya(新田/高木組)
が嬉しい初優勝を飾った。
攻めた脇阪スープラ、意地を見せZのワンツーを阻止
飯田からバトンを受けた#6エッソウルトラフロースープラの脇阪寿一は、60周過ぎから
ジワリジワリと攻め続けた。まず#36スープラを料理すると、日産勢のワンツーを阻止
すべく、3秒前方にいた2位の#22Zとの差を少しずつ削り取る。そして、ついに最終ラ
ップに入るストレートで並ぶと、1~2コーナーでついに#22Zをパス。最後はトップ#22
の背後にまで迫ってチェッカーを受けた。
ダイシンZ痛恨のコースアウト
GT300クラスポールの位置からスタートした#81シーウエストダイシンアドバンZ(柳田
/尾本組)は、残り15周までトップを守っていたが、背後から攻め続ける#43ガライヤの
術中にはまり、最終コーナーで飛び出してしまい3位に転落。ストレートでは明らかに
アドバンテージを持っていただけに惜しいコースアウトだった。
(観客:31,300人)
2004年7月18日 十勝スピードウェイ(北海道) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers--------Lap-GoalTime---(WH)
1 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 89 1:56'32.111(30)
2 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 89 - 0.686(10)
3 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 89 - 1.693(20)
4 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 89 - 22.776(10)
5 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 89 - 41.446(30)
6 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 89 - 1'13.154(+2)
7 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 89 - 1'16.493(70)
8 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 88 - 1 Lap (+1)
9 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 88 - 1 Lap (40)
10 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 88 - 1 Lap (+2)
11 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 87 - 2 Lap (30)
12 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 87 - 2 Laps(+2)
13 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 86 - 3 Laps(30+1)
14 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 86 - 3 Laps(60)
15 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 83 - 6 Laps(5)
16 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 83 - 6 Laps(70)
17 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 83 - 6 Laps(+1)
18 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 83 - 6 Laps(15)
19 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 83 - 6 Laps(+1)
20 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 83 - 6 Laps(+2)
21 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 83 - 6 Laps(40)
22 15 500 AMPREXムルシエラゴRGT (橋本)/サイモン 83 - 6 Laps
23 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/(植松) 83 - 6 Laps
24 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 83 - 6 Laps(20+1)
25 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 82 - 7 Laps(20)
26 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 82 - 7 Laps(55)
27 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸 82 - 7 Laps
28 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 82 - 7 Laps(5+1)
29 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/城内 81 - 8 Laps
30 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 81 - 8 Laps
31 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 81 - 8 Laps(15+1)
32 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 81 - 8 Laps
33 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 80 - 9 Laps(+2)
34 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 80 - 9 Laps(10)
35 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 79 - 10 Laps
36 112 300 ARKTECH ADVAN GT4 澤/堤 79 - 10 Laps
37*111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 79 - 10 Laps
38 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 78 - 11 Laps(40)
39 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 77 - 12 Laps(+2)
---------------------------------------------------------------------------
* 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン 52 - 37 Laps(60)
20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 井上/宮川 52 - 37 Laps
70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/伊橋 33 - 56 Laps
---------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)
* #111は、2004年全日本GT選手権統一規則第29条1.(ラインカット)により、ドライ
ブスルーペナルティを課した。
* #1 リチャード・ライアンは、国際モータースポーツ競技規則付則L項(プッシング)
違反により、罰金100,000円及びペナルティポイント2を課した。

十勝スピードウェイは朝から快晴(Photo:Motorsports@nifty)
7月18日決勝日。夜半に雨は降ったものの、十勝インターナショナル・スピードウェイ
には朝から強い日差しが照りつけている。今日も暑い一日になりそうだ。
午後9時から行なわれたフリー走行では、午後の決勝に向けて最後のチェックが行なわ
れた。ここでも好調だったのはスープラ勢。昨日の予選ではZに後塵を拝してしまった
スープラだが、ここではトップ3を占めた。Zもスープラも決勝の仕上がりには自信を
持っているだけに、決勝は面白くなりそうだ。
2004年7月18日 十勝スピードウェイ(北海道) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers----------Time----(WH)
1 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'15.455(10)
2 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'15.682(10)
3 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 1'15.743(30)
4 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン 1'15.954(60)
5 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 1'16.049(20)
6 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 1'16.113(30)
7 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'16.141(+1)
8 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'16.237(30)
9 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 1'16.285(70)
10 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'16.342(60)
11 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'16.573(+2)
12 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'16.630(30+1)
13 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'16.647(+2)
14 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'16.722(+2)
15 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 1'17.152(40)
16 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/植松 1'18.946
17 15 500 AMPREXムルシエラゴ R-GT 橋本/サイモン 1'19.795
18 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 1'21.101(+1)
19 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 1'21.182(20+1)
20 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'21.279(15+1)
21 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 1'21.321(70)
22 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 1'21.475(+2)
23 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'21.544(5)
24 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 1'21.659(5+1)
25 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'21.748(+2)
26 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 1'21.802(40)
27 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 1'21.833(20)
28 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 1'21.955(+1)
29 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 1'22.048(15)
30 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/城内 1'22.279
31 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 1'22.319(40)
32 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 1'22.575
33 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 1'22.618
34 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 1'22.763(55)
35 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'22.878(10)
36 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸 1'23.066
37 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 井上/宮川 1'23.153
38 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 1'23.374
39 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 1'23.610
40 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 1'23.993(+2)
41 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/伊橋 1'24.021
42 112 300 ARKTECH ADVAN GT4 澤/堤 1'24.497
88 500 JLOCディアブロJGT1 山西/WADA-Q --------
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第4戦
「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP」 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年7月17日
■開催場所:十勝スピードウェイ(北海道)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■Zが予選1・2・3位を独占
#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」がポールポジション
JGTC第4戦のレースウィークエンドが始まった。舞台はJGTC公式戦として初開催の
十勝スピードウェイ。予選1回目が行われた17日午前の天候は晴れで気温は28℃、
路面温度も45℃と高い。北海道での30℃近い気温は予想外に高いといえる。
公式予選1回目、#3 Zは前半アタックを敢行し、スタートから10分間の最速タイム
を記録。しかし、後半アタック組が続出したため、タイムは塗り替えられて9番手
で1回目を終えることとなった。
ニスモの2台は、#1「ザナヴィ ニスモZ」がハンディウェイト60kg、#22「モチュー
ルピットワークZ」が30kgを積んで予選に臨んだ。アタッカーは#1が本山哲、#22は
ミハエル・クルム。タイヤの使い方は両車ともオーソドックスな後半アタックで、
うまくクリアトラフィックをつかんだクルムがベストタイム1分14秒302を出してリー
ダーボードのトップを獲得した。一方、#22より若干固めのタイヤをチョイスした
#1の本山は1分14秒948の7番手となった。
公式予選2回目はGT500/GT300の合同走行から始まった。ニスモの2台は、#1が本山
哲、#22は影山正美が最初にドライブ。影山は、1分16秒台後半から17秒前半のハイ
ペースで安定したラップタイムを刻んだ。そして、予選最後のGT500専有走行は両
車とも前半の数分の間に再アタックのための確認走行を行った。
また、2回目の予選でフレッシュタイヤ2セットを使う作戦をとった#12は最初から
ハイペースのアタックランに臨み、アタック担当のブノワ・トレルイエはいきなり
1分14秒762の好タイムを記録した。いよいよ最後の決戦に向けて各チームともニュー
タイヤを用意し終えた頃、コース上に1台がストップ。この車両を排除するために、
18分間にわたって予選は中断となった。
予選再開後最初にアタックしたのは#1の本山哲で、1回目のタイムを約0.1秒縮めた。
そして#12のトレルイエが予選1回目のトップタイムを約0.1秒強短縮するタイムを
出した。続いて#22のミハエル・クルムがアタックしたが、タイムアップは0.03秒
にとどまり、首位奪還は叶わず。
ここで大勢は決したかに思われたが、#3のエリック・コマスが最終ラップに#12の
タイムをわずかに上回り、ポールポジションを確定した。
#1は、予選10位からレースをスタートすることとなった。
なお、GT300クラスでも#81「シーウェストダイシンアドバンZ」がポールポジショ
ンを獲得したため、GT300、GT500ともZが2戦連続ポールシッターとなった。
■公式予選結果
Pos. Car Name No. Driver Laps
1 G'ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘/エリック・コマス 1'14"136
2 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ/井出有治 1'14"190
3 モチュールピットワークZ #22 影山正美/ミハエル・クルム 1'14"280
4 WOODONE トムス スープラ #36 土屋武士/マルコ・アピチュラ 1'14"347
5 エッソウルトラフロー スープラ #6 脇阪寿一/飯田 章 1'14"398
6 DYNACITY トムス スープラ #37 ジェームス・コートニー/片岡龍也 1'14"562
7 TAKATA童夢NSX #18 道上 龍/セバスチャン・フィリップ 1'14"652
8 auセルモスープラ #38 立川祐路/荒 聖治 1'14"745
9 EPSON NSX #32 松田次生/アンドレ・ロッテラー 1'14"754
10 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山 哲/リチャード・ライアン 1'14"830
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

Photo:Motorsports@nifty
■GT500クラス
#3 G'ZOX・SSR・ハセミ Z
エリック・コマス
(日本語で会見)
久しぶりのポールポジションですネ。5月のテストでもトップタイムだったけれど、昨
日と今日の予選1回目はあまり良くなかった。セッティングも色々変えた。Zのセッティ
ングは難しいネ。明日はチャンピオンシップは考えずに、とにかく勝つことを考えて走
りマス。
金石年弘
コマスさんも言っているように、昨日と今日の午前はセッティングで悩みました。2回
目の予選はセッティングをガラっと変えてみたらはまった感じです。
今年から新しいチームになって、決勝はそこそこイケル感じでしたが、予選が課題でし
た。でも、今日の結果で手応えが掴めました。
■GT300クラス
#81 シーウエストダイシンアドバンZ
柳田真孝
すごく嬉しい。午後に良いタイヤを残しておいてアタックしました。路面温度が午前よ
り上がりましたが、タイムが出てほっとしています。
尾本直史
この場(会見場)に来るのは初めてです。大八木監督にPP取って勝ってこいって言われ
ていますから、ほんと良かったです。決勝のセッティングも悪くないですし、明日もこ
の流れで行きたいと思います。
ショートコースですが、500との混走は思ったほどではありませんでした。明日は接触
しないように気をつけたいと思います。

Photo:K.Takeshita
2004年7月17日 十勝スピードウェイ(北海道) 予選総合 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers----------Time----(WH)
1 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 1'14.136(20)
2 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'14.190(30)
3 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 1'14.280(30)
4 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'14.347(10)
5 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'14.398(10)
6 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 1'14.562(30)
7 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'14.652(+1)
8 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'14.745(60)
9 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'14.754(+2)
10 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン 1'14.830(60)
11 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'14.910(+2)
12 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'15.324(+2)
13 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 1'15.329(70)
14 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 1'15.395(40)
15 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'15.469(30+1)
16 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 1'19.588(+1)
17 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 1'19.890(40)
18 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 1'19.957(20)
19 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 1'20.069(+1)
20 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'20.172(15+1)
21 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 1'20.388(20+1)
22 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'20.393(5)
23 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 1'20.485(70)
24 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 1'20.520(15)
25 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 1'20.530(40)
26 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 1'20.792(+2)
27 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'20.886(10)
28 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'20.943(+2)
29 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 1'21.098(55)
30 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/城内 1'21.250
31 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 1'21.442(5+1)
32 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 1'21.536(+2)
33 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 1'21.617
34 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 1'21.805
35 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 井上/宮川 1'22.087
36 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸 1'22.098
37 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 1'22.131
38 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 1'22.216
39 112 300 ARKTECH ADVAN GT4 澤/堤 1'23.676
40 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/伊橋 1'24.025
*********************** 以上予選通過 *******************************
15 500 AMPREXムルシエラゴRGT (橋本)/サイモン 1'17.041
21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/(植松) 1'18.217
88 500 JLOCディアブロJGT1 山西/(WADA-Q) 1'19.174
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)
#15 橋本、#21 植松、#88 WADA-Qの3名は、18日朝のフリー走行にて、トップ3のベ
ストラップタイムの107%をクリアすることを条件に決勝出走が許可される。なお、
決勝時のスタートドライバーは認めない。

賭けのセッティングがズバリ的中したG'ZOX Z(Photo:Motorsports@nifty)
午後3時から始まった予選2回目は、風は涼しげになったものの、路面温度は上昇。相変
わらずの暑いコンディションとなった。
足慣らしの両クラス合同走行時間では、#6エッソウルトラフロースープラがトップタイ
ムをマークするが、1分15秒台と予選1回目のタイムには遠く及ばない。
次のGT300クラスの走行時間では、終盤になって#81シーウエストダイシンアドバンZ
が、午前の暫定クラスポールタイムを上回る1分19秒588をマーク。逆転された#63
LEYJUNダンロップ320Rも最後に渾身のアタックをするが僅かに届かず。#81の逆転ポー
ルが決定した。
最後のGT500クラスの時間帯でも300クラス同様熾烈なポール争いが繰り広げられた。
#88ディアブロがコース上にストップしたため、途中赤旗中断。残り13分で仕切り直し
となった予選は、最後の5分を切ったところで、1回目に下位に沈んだ2台のZの争いと
なった。
最初に午前の暫定ポールタイムを破ったのは#12カルソニック IMPUL Z。2回目にアタッ
クすることを決めていた#12Zは、タイヤ2セットをフルに使って果敢にアタック。思惑
どおり1分14秒190でトップに躍り出た。
しかし、この座も長くは続かず。1回目はセッティングに苦しんだ#3G'ZOX・SSR・ハセ
ミ Zが、名手コマスにより1分14秒136を叩き出し逆転。見事ポール奪取に成功した。
1回目2位だった#6エッソウルトラフロースープラは、最後のアタックをかけた周に他車
と接触しかけてコースアウト。ガードレールにヒットしてしまい、5位に甘んじる結果
になった。
2004年7月17日 十勝スピードウェイ(北海道) 予選2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers----------Time----(WH)
1 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 1'14.136(20)
2 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'14.190(30)
3 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 1'14.280(30)
4 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'14.347(10)
5 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'14.398(10)
6 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'14.652(+1)
7 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'14.745(60)
8 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'14.754(+2)
9 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 1'14.754(30)
10 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン 1'14.830(60)
11 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'14.910(+2)
12 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'15.324(+2)
13 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'15.481(30+1)
14 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 1'15.609(40)
15 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 1'16.077(70)
16 15 500 AMPREXムルシエラゴRGT 橋本/サイモン 1'17.041
17 88 500 JLOCディアブロJGT1 山西/WADA-Q 1'19.551
18 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 1'19.588(+1)
19 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/植松 1'19.883
20 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 1'19.890(40)
21 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 1'19.957(20)
22 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 1'20.069(+1)
23 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'20.172(15+1)
24 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 1'20.388(20+1)
25 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 1'20.485(70)
26 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 1'20.530(40)
27 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 1'20.584(15)
28 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'20.607(5)
29 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 1'20.843(+2)
30 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'20.943(+2)
31 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 1'21.120(55)
32 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/城内 1'21.250
33 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 1'21.550(5+1)
34 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 1'21.805
35 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 井上/宮川 1'22.087
36 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 1'22.131
37 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'22.354(10)
38 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸 1'22.413
39 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 1'22.480
40 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 1'22.687(+2)
41 112 300 ARKTECH ADVAN GT4 澤/堤 1'23.676
42 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/伊橋 1'24.025
9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 --------
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)

暫定ポールを奪ったモチュールZ(Photo:K.Takeshita)
7月17日、全日本GT選手権第4戦「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP」の舞台となる北海
道・十勝インターナショナル・スピードウェイは朝から好天。午後からは天候が下り坂と
の情報もあるが、雨の心配はない。
午前11時から始まった予選1回目。気温は28度、路面温度は45度とかなり暑い。タイム
的には涼しくなる午後3時からの予選2回目の方が良さそうだ。
GT500クラスは、最初の20分、同クラスの走行時間帯のタイムがそのまま順位となっ
た。トップタイムをマークしたのは、#22モチュールピットワーク Z。1分14秒302と
昨日の練習走行のタイムを上回ってきた。これに#6エッソウルトラフロースープラを
筆頭に、#37、#36、#38とスープラ勢が続く。6位には性能調整を受けている#32EPSON
NSXが食い込んだ。
GT300クラスは、40kgのハンデを背負いながらも#63LEYJUNダンロップ320Rがトップタ
イムをマーク。#16NSX、#7RX7、#19セリカなどのランキング上位陣は、ウェイトの影
響でタイムが伸びず苦しんでいる。
2004年7月17日 十勝スピードウェイ(北海道) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers----------Time----(WH)
1 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 1'14.302(30)
2 * 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'14.416(10)
3 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 1'14.562(30)
4 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'14.673(10)
5 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'14.922(60)
6 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'14.929(+2)
7 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン 1'14.948(60)
8 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'15.087(+1)
9 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 1'15.145(20)
10 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'15.246(+2)
11 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 1'15.329(70)
12 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'15.382(+2)
13 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 1'15.395(40)
14 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'15.469(30+1)
15 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'16.844(30)
16 15 500 AMPREXムルシエラゴ R-GT 橋本/サイモン 1'17.781
17 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/植松 1'18.217
18 88 500 JLOCディアブロJGT1 山西/WADA-Q 1'19.174
19 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 1'20.102(40)
20 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 1'20.209(+1)
21 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'20.285(15+1)
22 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 1'20.337(+1)
23 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'20.393(5)
24 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 1'20.509(20+1)
25 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 1'20.520(15)
26 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 1'20.539(40)
27 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 1'20.583(70)
28 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 1'20.792(+2)
29 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'20.886(10)
30 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 1'21.000(20)
31 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 1'21.098(55)
32 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'21.197(+2)
33 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 1'21.442(5+1)
34 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 1'21.536(+2)
35 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/城内 1'21.576
36 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 1'21.617
37 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸 1'22.098
38 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 1'22.216
39 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 井上/宮川 1'22.230
40 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 1'22.710
41 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 1'23.195
42 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/伊橋 1'24.373
43 112 300 ARKTECH ADVAN GT4 澤/堤 1'24.415
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)
* #6のドライバー飯田章は、ダブルチェッカーにより罰金30,000円のペナルティ
を課す。

好調な滑り出しを見せたエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)
マレーシアでの戦いを終えて、GTシリーズは夏の十勝に舞台を移した。
十勝スピードウェイではシリーズ初開催となるJGTC。コースはフルコースではなく、
ショートコース3.4kmが使われる。
初日の練習走行では、事前にテストを行っている#6エッソウルトラフロースープラが
トップを奪った。僅差で#36スープラ、#12,22Zが続き、その後ろには性能調整を受け
ているとはいえ、復調しつつあるNSXがつけた。
2004年7月16日 十勝スピードウェイ(北海道) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers---------Session1-Session2(WH)
1 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'15.237 1'14.467(10)
2 36 500 WOODONE トムススープラ 土屋/アピチェラ 1'16.272 1'14.617(10)
3 12 500 カルソニック IMPUL Z トレルイエ/井出 1'15.726 1'14.644(30)
4 22 500 モチュールピットワーク Z 影山/クルム 1'16.258 1'14.651(30)
5 32 500 EPSON NSX 松田/ロッテラー 1'17.163 1'14.879(+2)
6 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'16.431 1'15.037(+1)
7 37 500 DYNACITY トムス スープラ コートニー/片岡 1'16.348 1'15.047(30)
8 38 500 auセルモスープラ 立川/荒 1'15.890 1'15.139(60)
9 1 500 ザナヴィニスモ Z 本山/ライアン 1'16.169 1'15.171(60)
10 3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z 金石/コマス 1'16.310 1'15.635(20)
11 39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 1'15.962 1'15.670(70)
12 8 500 ARTA NSX 金石/伊藤 1'16.969 1'15.761(+2)
13 25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸/シュワガー 1'17.334 1'15.966(30+1)
14 35 500 イエローハットYMSスープラ 服部/脇阪 1'16.869 1'16.044(40)
15 100 500 RAYBRIG NSX 中野/加藤 1'17.148 1'16.623(+2)
16 15 500 AMPREXムルシエラゴ RGT 橋本/サイモン 1'18.031 1'16.733
17 21 500 フェラーリ550GTSマラネロ 光貞/植松 1'19.984 1'17.837
18 88 500 JLOCディアブロJGT1 山西/WADA-Q 1'19.854 1'18.598
19 81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本 1'23.107 1'20.397(+1)
20 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/菅 1'20.969 1'20.405(20+1)
21 31 300 A'PEX i-mobisess MR-S 田中/松田 1'21.144 1'20.609(+1)
22 16 300 M-TEC NSX 山野/八木 1'20.625 1'21.011(70)
23 30 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'20.806 1'21.064(15+1)
24 10 300 JIM Gainer アドバンF360 田中/余郷 1'21.686 1'20.898(15)
25 19 300 ウェッズスポーツセリカ 青木/谷口 1'21.623 1'20.994(40)
26 80 300 エンドレスダイシンアドバンZ 木下/星野 1'21.492 1'21.025(20)
27 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'21.405 1'21.293(5)
28 17 300 エスペリア Kosei セリカ 長島/松永 1'22.739 1'21.295(5+1)
29 63 300 LEYJUNダンロップ320R OSAMU/吉本 1'21.445 1'21.439(40)
30 52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 竹内/西澤 1'22.278 1'21.543(+2)
31 5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'23.725 1'21.692(10)
32 77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川 1'22.563 1'21.951(+2)
33 20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 井上/宮川 1'23.569 1'21.974
34 72 300 アドバンBOROポルシェ 平川/城内 1'21.992 1'22.537
35 7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路/井入 1'22.480 1'22.007(55)
36 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子 1'22.111 1'23.220
37 2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺 1'22.820 1'22.186(+2)
38 9 300 ADVAN K-STADIUM MT 清水/細川 1'23.292 1'22.489
39 26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸 1'23.550 1'22.515
40 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井 1'23.327 1'22.758
41 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4 飯島/大井 1'23.733 --------
42 112 300 ARKTECH ADVAN GT4 澤/堤 -------- 1'24.762
43 70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/伊橋 1'24.883 1'25.999
-------------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)

(Photo:Motorsports@nifty)
優勝 リチャード・ライアン(DoCoMoダンディライアン)
「ファーストスプリントではあまり速く走れず、ブノワのほうが速かったし、クルマも
運転しにくくてきつかったけど、彼が順位を落としてくれたお陰でトップでフィニッシュ
できたよ。そこでファイナルスプリントまでにセッティングを運転しやすい方向に変更
した。レース前半は後方で順位を争っていたので、こっちはハードにプッシュしないで
タイヤを労わって走っていたけど、そのうちブノワがものすごくハードにプッシュして
追い上げてきたので、後半はきつかったよ。今日はファンタスティックだけどハードな
レースだったね。
これで2ヒートレースに3回続けて勝ってるけど、今日のレースが一番いいね」
2位 ブノワ・トレルイエ(mobilecastIMPUL)
「コースアウトしたわりにはいい結果だね。チームスタッフが頑張ってくれたお陰で
クルマはよく仕上がってたしね。今朝のコースアウトは、どうしても第2ヒートをポール
でスタートしたかったからなんだ。イン側のグリッドはグリップが低いからね。サトシ
はオーバーステアに苦しんでるみたいだったので、早く抜こうと思ったんだけど、
ストレートでは抜けなかったのでヘアピンでいったんだ。レース後半はタイヤがきつ
かったので、なんとかライアンを追い詰めようと思ったけど、届かなかったよ」
3位 井出有治(mobilecastIMPUL)
「折角ファイナルスプリントを2番目からスタートできたのに、スタートで狙いすぎて
順位を落としてしまいました。今朝のフリー走行の時点ではクルマのバランスはよか
ったんですが、1ヒート目の前に更によくしようと手を加えたらバランスが悪くなって
しまったので、2ヒート目までに元に戻しましたが、同じようなバランスにはなりません
でした。
スタート直後からプッシュして上位にプレッシャーをかけたかったんですが、そうする
とタイヤに負担が掛かって1、2周休ませないといけない状態で、連続して攻めることが
出来なくて上位を追える状態じゃなかったので、悔しいけど順位をキープすることに
しました」
優勝チーム代表 村岡 潔(DoCoMoダンディライアン)
「ファーストスプリントは、前に出ればラクにレースできると思っていましたが、
きつかったですね。そこでファイナルスプリントまでにクルマを変えたらよくなり
ました。
今年はもっと勝ちたいと思いながらやっているので、今はとりあえずプッシュして
色んな経験をしようとしていますが、それが2ヒート制で強い理由かもしれません。
服部選手のほうもそろそろ落ち着いて結果を出してくれるだろうと思っていますし、
そうなってほしいですね。ウチのチームには速さは間違いなくあるので、リチャード
はとにかくプッシュさせ、服部は戦略をきちんと決めれば、今後もいい結果が出せる
と思います」

ポイントリーダーのR.ライアン (Photo: Motorsports@nifty)
部
門 |
順
位 |
サーキット |
鈴 鹿 |
S U G O |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
S U G O |
M I N E |
セ パ ン |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
T O T A L |
| 日 程 |
3/28 |
5/2 |
6/6 |
7/4 |
8/1 |
8/29 |
9/19 |
10/24 |
11/7 |
| ラウンド |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
ド ラ イ バ | |
1 | リチャード・ライアン | 0 | 10 | | 10 | | | | | | 20 |
| 2 | アンドレ・ロッテラー | 6 | 3 | 10 | 0 | | | | | | 19 |
| 3 | 井出 有冶 | 0 | 6 | 6 | 4 | | | | | | 16 |
| 4 | 小暮 卓史 | 10 | | | 0 | | | | | | 10 |
| 5 | ブノワ・トレルイエ | 0 | 1 | 3 | 6 | | | | | | 10 |
| 6 | 道上 龍 | 4 | 2 | 1 | 0 | | | | | | 7 |
| 7 | 本山 哲 | 2 | | 2 | 3 | | | | | | 7 |
| 8 | 脇阪 寿一 | 0 | 4 | | 2 | | | | | | 6 |
| 9 | 片岡 龍也 | 0 | | 4 | 0 | | | | | | 4 |
| 10 | 松田 次生 | 3 | | | 0 | | | | | | 3 |
| 11 | 立川 祐路 | 0 | | | 1 | | | | | | 1 |
| 11 | 金石 年弘 | 1 | | | 0 | | | | | | 1 |
| - | 山西 康司 | | | | 0 | | | | | | 0 |
| - | 野田 英樹 | 0 | | | 0 | | | | | | 0 |
| - | 土屋 武士 | 0 | | | 0 | | | | | | 0 |
| - | 服部 尚貴 | 0 | | | 0 | | | | | | 0 |
チ | ム |
1 | PIAA NAKAJIMA RACING | 16 | 3 | 10 | 0 | | | | | | 29 |
| 2 | mobilecast TEAM IMPUL | 0 | 7 | 9 | 10 | | | | | | 26 |
| 3 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 0 | 10 | | 10 | | | | | | 20 |
| 4 | Team LeMans | 0 | 4 | 4 | 2 | | | | | | 10 |
| 5 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 3 | | 2 | 3 | | | | | | 8 |
| 5 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 4 | 2 | 1 | 1 | | | | | | 8 |
| 7 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 3 | | | 0 | | | | | | 3 |
| - | CARROZZERIA Team MOHN | 0 | | | 0 | | | | | | 0 |
チ ュ | ナ | |
1 | 東名エンジン | 2 | 10 | 6 | 10 | | | | | | 28 |
| 2 | 尾川自動車 | 10 | 3 | 10 | 1 | | | | | | 24 |
- ポイントは決勝レースの結果に基づき各部門とも、各レース、1位:10点、2位:6点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。
- チームポイント部門は、2台参加のチームでは、2台の得た合計ポイントが加算の対象となります。
- エンジンチューナーズポイント部門は、同一チューナーが扱うエンジンを搭載した車両が得たポイントのうち、もっとも高いポイントが加算の対象となります。

またも2スプリントレースを制したR.ライアン (Photo: Motorsports@nifty)
全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦は4日、鈴鹿サーキットでファイナルスプリントレースを行い、スタートでトップに立ったリチャード・ライアン(DoCoMo TEAM DANDELION)が危なげないレース運びで25周を走りきりそのまま優勝した。2位にはブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)、3位には僚友の井出有治(同)が入った。
サポートレースも終わりファイナルスプリントの始まる午後3時前になっても鈴鹿は曇りのままだが、ストレートに対してアゲインスト気味の強い風が吹いてきた。
スタートを制したのはリチャード・ライアン。2位には井出有治をかわした本山哲、3位に6番グリッドからジャンプアップしたブノワ・トレルイエ、井出はスタートを失敗して4位に落ちた。5位に金石年弘、6位が服部尚貴。片岡龍也がグリッド上でエンジンストール。
2周目のシケインで道上龍が服部尚貴をかわし6位にあがる。今日の道上は速い。しかし好事魔多しか。さらに道上は3周目のシケイン進入で金石に襲い掛かるが、ブレーキングで金石に乗り上げ、宙を舞い回転しながら大クラッシュ。サーキット内に一瞬緊張が走ったが、道上はマシンを降り無事。この事故のためセーフティーカーがコースに導入される。金石はリアウイングを壊してピットイン。山西康司もピットへ。
道上のマシンの回収も終わり7周を終わって再スタート。トップはライアン、2位本山、3位トレルイエ、4位井出、5位服部、6位脇阪寿一。10周目13位を走っていた片岡がデグナーカーブでコースアウト、レースには復帰。13周目、5位を走っていた服部がS字でスピン、10位まで順位を落とす。2位を走る本山にトレルイエが迫るが抜けず。
15周目のヘアピンで本山のインにトレルイエが飛び込みついに本山をパス、2位に上がる。本山は3位に落ちた。16周目、さらに本山はスプーンで井出にかわされ4位に落ちた。本山はマシンに何らかのトラブルを抱えているのかも知れない。井出は3位。
20周を終わってトップはライアン、1秒5離れて2位にトレルイエ、3位井出、ペースの上がらない4位本山に5位の脇阪が迫ってきた。6位の立川は7位の小暮卓史に追い立てられている。
レースはこのまま終了、優勝はリチャード・ライアン。ライアンは今期2勝目で昨年から導入された2ヒート制のレースでは3連勝。2位にブノワ・トレルイエ、3位に井出有治、4位に脇阪の追撃を振り切った本山哲、5位が脇阪寿一、6位に立川祐路が入った。
2004年7月4日 鈴鹿サーキット(三重県) Finalスプリント 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2004/07/04) Race Result Final Sprint Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
|
| P | No | | Driver | Team | Lap | Time |
| 1 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 25 | |
| 2 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 25 | 0.461 |
| 3 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 25 | 5.344 |
| 4 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 25 | 6.843 |
| 5 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 25 | 7.174 |
| 6 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 25 | 16.691 |
| 7 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 25 | 17.070 |
| 8 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 25 | 18.540 |
| 9 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 25 | 20.299 |
| 10 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 25 | 24.228 |
| 11 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 25 | 24.332 |
| 12 | 27 | | 山西 康司 | CARROZZERIA Team MOHN | 25 | 30.703 |
| 13 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans | 25 | 51.653 |
| -------- 以上規定周回(22 Laps)完走 -------- |
| - | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 17 | 8 Laps |
| - | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 4 | 21 Laps |
| - | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 2 | 23 Laps |
- Fastest Lap: No.41 服部尚貴 1'50.094 (9/25)
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

トレルイエの追撃をかわして優勝したライアン (Photo: Motorsports@nifty)
フリー走行が終わりファーストスプリントの行われる正午前になっても鈴鹿の上空は厚い雲に覆われ蒸し暑い。天気は下り坂との予報が出ているがこのレースでの雨の心配はなさそうだ。
フォーメーションラップを終えてレーススタート。ポールポジションのリチャード・ライアンは順当にスタートを決めトップで1コーナーへ。ここで素晴らしいスタートを決めたのが予選4位の土屋武士。予選2位のブノワ・トレルイエと同3位の井出有治をパスし2位までジャンプアップ。3位トレルイエ、4位井出、5位に本山哲が上がり6位は道上龍。立川祐路が1コーナーでコースアウトして順位を下げる。
4周目の2コーナーで2位の土屋のインを差したトレルイエが土屋と接触、土屋はスピンアウトしてコースアウト、グラベルにクルマを止めこの場でリタイヤ。
7周目に入ってトップ3台の間隔が狭まってきた。トップのライアンと2位のトレルイエが0.6秒、3位井出までが1.4秒。8周目の1コーナーでトレルイエがライアンの背後に迫るが抜けない。
14周目の1コーナーで再びトレルイエがライアンに迫るが抜けず。東コースでライアンが速く西コースでトレルイエが速いという展開。井出は遅れ始める。野田英樹がピットイン。
15周目のシケインでトレルイエとライアンが接触するもこのまま2台が立ち上がりストレートから1コーナーにかけてサイドバイサイド。トレルイエがアウトから仕掛けるがダートにタイヤを落としコースアウト、コースに復帰するも金石年弘の後ろ6位に落ちた。これで井出が2位にあがり3位に本山。
レースはこのまま終了。再三のトレルイエのアタックをかわしたリチャード・ライアンが優勝、2位に井出有治、3位に本山哲、4位道上龍、5位金石年弘、6位にブノワ・トレルイエが入った。
ファイナルスプリントは、午後3時よりこのレースの順位によるグリッドから25周で争われる。
2004年7月4日 鈴鹿サーキット(三重県) 1st スプリント 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2004/07/04) Race Result 1st Sprint Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
|
| P | No | | Driver | Team | Lap | Time |
| 1 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 18 | 33'00.186 |
| 2 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 18 | 1.377 |
| 3 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 18 | 5.980 |
| 4 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 18 | 8.229 |
| 5 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 18 | 9.684 |
| 6 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 18 | 9.930 |
| 7 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 18 | 12.557 |
| 8 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 18 | 13.806 |
| 9 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 18 | 14.724 |
| 10 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 18 | 15.059 |
| 11 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 18 | 16.424 |
| 12 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans | 18 | 24.044 |
| 13 | 27 | | 山西 康司 | CARROZZERIA Team MOHN | 18 | 36.601 |
| 14 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 18 | 43.107 |
| 15 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 16 | 2 Laps |
| -------- 以上規定周回(16 Laps)完走 -------- |
| 16 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 3 | 15 Laps |
- Fastest Lap: #19 ブノワ・トレルイエ 1'48.655 (6/18)
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

コースアウトしたR.ライアン (Photo: Motorsports@nifty)
全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の決勝を占うフリー走行が7月4日午前8時より
行われ、ディフェンディングチャンピオンの#1本山哲(ADiRECT 5ZIGEN)が1'47.506の
トップタイムを記録した。
今にも雨が降ってきそうな曇天の下、フリー走行がスタートした。
今のところコースはドライだが。気温、湿度、不快指数とも非常に高いコンディションだ。
今回のポールシッター、#40リチャード・ライアン(DoCoMoダンディライアン)と#20井出有治
(mobilecastIMPUL)の2台はセッション序盤から速いタイムを記録して好調の模様。
さらにルーキーの#25片岡龍也(LeMans Spirit)が続く。片岡は130R手前の最高速が他の
ドライバーよりも高いようだ。
セッション半ばを過ぎた辺りで#7脇阪寿一(Team LeMans)と本山がペースを上げ、脇阪は
2番手、本山は5番手に上がってくる。さらにその後方からライアンのチームメイト、
#41服部尚貴(DoCoMoダンディライアン)がペースを上げ、ライアンに次ぐ2番手タイムを
出してきた。この時点で47秒台に入っていたのはライアンと服部のみ。
そしてセッション終盤、残り4分となったところで本山が1分47秒506でトップに。
その直後、フロントウィングを調整して出て行ったライアンがデグナーでクラッシュ。
ドライバーは無事だがリヤ周りを損傷しているようで、決勝への影響が心配される。
8時30分にチェッカー。
トップは本山、2位にライアン。3位にはチェッカー間際にタイム更新した井出が入った。
決勝第1ヒート(ファーストスプリント)は11時20分より、18周で行われる。
2004年7月4日 鈴鹿サーキット(三重県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
FN第4戦 -RIJ- (2004/07/04) Free Session Weather:Cloudy Course:Dry 2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km |
| P | No | | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'47.508 | - | - | 194.45 |
| 2 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'47.710 | 0.202 | 0.202 | 194.09 |
| 3 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 1'47.826 | 0.318 | 0.116 | 193.88 |
| 4 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'47.829 | 0.321 | 0.003 | 193.87 |
| 5 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'47.987 | 0.479 | 0.158 | 193.59 |
| 6 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 1'48.027 | 0.519 | 0.040 | 193.52 |
| 7 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'48.136 | 0.628 | 0.109 | 193.32 |
| 8 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'48.160 | 0.652 | 0.024 | 193.28 |
| 9 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans | 1'48.225 | 0.717 | 0.065 | 193.16 |
| 10 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'48.241 | 0.733 | 0.016 | 193.14 |
| 11 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'48.311 | 0.803 | 0.070 | 193.01 |
| 12 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'48.459 | 0.951 | 0.148 | 192.75 |
| 13 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'48.547 | 1.039 | 0.088 | 192.59 |
| 14 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'48.721 | 1.213 | 0.174 | 192.28 |
| 15 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'49.102 | 1.594 | 0.381 | 191.61 |
| 16 | 27 | | 山西 康司 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'49.633 | 2.125 | 0.531 | 190.68 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- コースレコード: 1'44.082

予選上位3名 (Motorsports@nifty)
ポールポジション リチャード・ライアン
「この週末好調だったのでみなさんはもっと楽にポールポジションを取れると思ってたでしょう。でもトラックコンディッションも変わって難しかったです。明日はタフなレースになると思いますが、タイヤもクルマも他に比べてアドバンテージがあると思うので決勝を楽しみにしています」
予選2位 ブノワ・トレルイエ
「朝のセッションでは問題があったのすが、午後は問題を解決して攻めることができました。でも、安全に走ることも心がけました。クルマはまだ詰めるところがありますが、シーズンが進むにつれ調子が上がってきたので自信を持って臨んでいます。リチャードにかなり迫りましたが、これが今日の精一杯でした。ポジションには満足しています」
予選3位 井出有治
「午前中1セット目でタイムが出てたんですけど気温が上がってきたのでセットを変更したら失敗してしまいました。午後もさらに気温が上がると思ってセッティングを変更したんですがタイムが出なくて、結局最初のセットに戻してタイムを出しました。明日の決勝は2レースありますが、ユーズドタイヤでも十分持つと思います」
2004年7月3日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
【参考: 予選2回目のみの結果】
FN第4戦 -RIJ- (2004/07/03) Qualfying Session #2 Weather:Fine Course:Dry 2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km |
| P | No | | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 1'46.710 | - | - | 195.91 |
| 2 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'46.771 | 0.061 | 0.061 | 195.79 |
| 3 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'46.983 | 0.273 | 0.212 | 195.41 |
| 4 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'46.986 | 0.276 | 0.003 | 195.40 |
| 5 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 1'47.072 | 0.362 | 0.086 | 195.24 |
| 6 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'47.149 | 0.439 | 0.077 | 195.10 |
| 7 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'47.194 | 0.484 | 0.045 | 195.02 |
| 8 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'47.474 | 0.764 | 0.280 | 194.51 |
| 9 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'47.663 | 0.953 | 0.189 | 194.17 |
| 10 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans | 1'47.898 | 1.188 | 0.235 | 193.75 |
| 11 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'48.057 | 1.347 | 0.159 | 193.46 |
| 12 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'48.106 | 1.396 | 0.049 | 193.38 |
| 13 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'48.457 | 1.747 | 0.351 | 192.75 |
| 14 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'48.713 | 2.003 | 0.256 | 192.30 |
| 15 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'48.780 | 2.070 | 0.067 | 192.18 |
| 16 | *27 | | 山西 康司 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'49.808 | 3.098 | 1.028 | 190.38 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'54.180 | 7.470 | 4.372 | 183.09 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- コースレコード: 1'44.082
- ペナルティ No.27 フォーミュラニッポン統一規則第29条11項(ピットレーン通過速度)の違反により、罰金50,000円を課す。(14:52)

好調ライアン、ポールポジションを決める (Photo: Motorsoprts@nifty)
午前中鈴鹿上空を覆っていた雲も薄くなり、午後からは太陽の日差しが強くなってきた。気温は32度、路面温度はなんと46度に達した。風はメインストレートでアゲインストの逆風。屋外を歩くとまるでサウナのようだ。
高温になる午後の予選でははアタックせずタイヤを温存するドライバーもいるのではないかと思われたが、予選開始早々から井出有治と山西康司以外のドライバーがコースイン、リチャード・ライアンが1'47.384を出し予選序盤をリードした。
予選残り12分、リチャード・ライアンがニュータイヤを履いてアタック開始、1'46.771。午前のタイムには僅かに届かない。その直後、ブノワ・トレルエが1'46.710、午前のタイムを上回りこのセッションでトップ、総合でも2位に上がる。道上龍も1'46.863、セッション3位、総合でも5位につける。
予選残り5分、各車ニュータイヤを履き続々コースイン。各車アタックラップに入るが、金石年広がデグーナーでスピン、これに後ろを走っていた道上が接触し両車コースアウト。このため予選終了直前のタイムアップを狙っていたドライバーもスローダウンを余儀なくされ、タイムアップは叶わなかった。
結局、予選総合のトップは午前に出したタイムでリチャード・ライアン(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)、総合2位は2回目の予選で躍進したブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)、3位にトレルイエの僚友井出有治(mobilecast TEAM IMPUL)が入った。
決勝は、明日午前11時20分よりこの予選グリッドからファーストスプリント(18周)が、午後3時よりファーストスプリントの順位によるグリッドでファイナルスプリント(25周)が行われる。
2004年7月3日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
FN第4戦 -RIJ- (2004/07/03) Qualfying Total Weather:Fine Course:Dry 2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km |
| P | No | | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'46.570 | - | - | 196.16 |
| 2 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 1'46.710 | 0.140 | 0.140 | 195.91 |
| 3 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 1'46.711 | 0.141 | 0.001 | 195.90 |
| 4 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'46.773 | 0.203 | 0.062 | 195.79 |
| 5 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'46.863 | 0.293 | 0.090 | 195.63 |
| 6 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'46.986 | 0.416 | 0.123 | 195.40 |
| 7 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'47.123 | 0.553 | 0.137 | 195.15 |
| 8 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'47.168 | 0.598 | 0.045 | 195.07 |
| 9 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'47.333 | 0.763 | 0.165 | 194.77 |
| 10 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'47.334 | 0.764 | 0.001 | 194.77 |
| 11 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'47.435 | 0.865 | 0.101 | 194.58 |
| 12 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'47.436 | 0.866 | 0.001 | 194.58 |
| 13 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'47.830 | 1.260 | 0.394 | 193.87 |
| 14 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans | 1'47.898 | 1.328 | 0.068 | 193.75 |
| 15 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'48.444 | 1.874 | 0.546 | 192.77 |
| 16 | 27 | | 山西 康司 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'48.795 | 2.225 | 0.351 | 192.15 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'54.030 | 7.460 | 5.235 | 183.33 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- コースレコード: 1'44.082

山西康司、今期初参戦もトラブルでクラッシュ (Photo: Motorsports@nifty)
この夏三重県地方で最高の暑さを記録した2日から明けて翌3日、鈴鹿サーキットでフォーミュラニッポン第4戦が開幕した。この日は朝から曇り、午前9時頃一時雨がぱらぱらと降ったものも路面はドライ、気温30度、路面温度33度というコンディッションで1回目の予選を迎えた。
まずは各車様子見1'48秒前後のタイムを刻むが、予選中盤、井出有治が1'46.711でトップに躍り出た。予選残り19分前、このレースから参戦を果たした山西康司がS字2個目でフロントからクラッシュ、マシンを降りた。
予選終盤には太陽も顔を出し気温、路面温度とも徐々に上がり始める。各チーム暑くなる午後の予選よりこの1回目の予選に賭けたのかニュータイヤを装着。予選残り5分前前後からアタックを開始。昨日の練習から好調だったリチャード・ライアンが1'46.570を叩き出しトップに躍り出た。2位は比較的路面温度の低い時間にタイムを出した井出が1'46.711、土屋武士が1'46.773で3位につけた。
2回目の予選は午後2時5分より45分間にわたって行われる。
2004年7月3日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
FN第4戦 -RIJ- (2004/07/03) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry 2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km |
| P | No | | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'46.570 | - | - | 196.16 |
| 2 | 20 | | 井出 有冶 | mobilecast TEAM IMPUL | 1'46.711 | 0.141 | 0.141 | 195.90 |
| 3 | 8 | | 土屋 武士 | Team LeMans | 1'46.773 | 0.203 | 0.062 | 195.79 |
| 4 | 1 | | 本山 哲 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'47.123 | 0.553 | 0.350 | 195.15 |
| 5 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | 1'47.165 | 0.595 | 0.042 | 195.07 |
| 6 | 7 | | 脇阪 寿一 | Team LeMans | 1'47.168 | 0.598 | 0.003 | 195.07 |
| 7 | 2 | | 金石 年弘 | TEAM ADiRECT 5ZIGEN | 1'47.333 | 0.763 | 0.165 | 194.77 |
| 8 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL RACING TEAM CERUMO | 1'47.334 | 0.764 | 0.001 | 194.77 |
| 9 | 31 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'47.435 | 0.865 | 0.101 | 194.58 |
| 10 | 32 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | 1'47.436 | 0.866 | 0.001 | 194.58 |
| 11 | 19 | | ブノワ・トレルイエ | mobilecast TEAM IMPUL | 1'47.516 | 0.946 | 0.080 | 194.44 |
| 12 | 3 | | 道上 龍 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'47.570 | 1.000 | 0.054 | 194.34 |
| 13 | 4 | | 立川 祐路 | Yellow Hat KONDO Racing Team | 1'47.830 | 1.260 | 0.260 | 193.87 |
| 14 | 25 | | 片岡 龍也 | Team LeMans | 1'48.252 | 1.682 | 0.422 | 193.12 |
| 15 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'48.444 | 1.874 | 0.192 | 192.77 |
| 16 | 27 | | 山西 康司 | CARROZZERIA Team MOHN | 1'48.795 | 2.225 | 0.351 | 192.15 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'54.030 | 7.460 | 5.235 | 183.33 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- コースレコード: 1'44.082
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スーパー耐久シリーズ2004 第4戦
小川日出生選手(CMSC山形)組三菱ランサー(クラス2)が優勝!
混戦の末、三菱ランサーエボリューションがクラス2の1~5位を独占
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
<結果><クラス2>
順 位
ドライバー
車 両
タイム(周回数) 予選順位
1 小川日出生(CMSC山形)/福山英朗(CMSC山形)/砂子塾長組
三菱ランサーエボリューション
4時間24分06秒276(149周) 予選順位 8
2 富枡朋広/関 豊組 三菱ランサーエボリューション
4時間24分17秒384(147周) 予選順位 3
3 川口正敬/渋谷 勉/岡 滋人組 三菱ランサーエボリューション
4時間22分45秒319(145周) 予選順位 5
4 竹島 徹/島田和樹/橋本道彦組 三菱ランサーエボリューション
4時間24分17秒660(139周) 予選順位 9
5 関根基司/大野尊久/本田和義組 三菱ランサーエボリューション
4時間23分46秒413(135周) 予選順位 7
6 吉田寿博/清水和夫組 スバル・インプレッサ
4時間22分48秒871(124周) 予選順位 2
*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。
<開催概要>
1.開催日 6月26日(土)公式予選 27日(日) 決勝
2.開催地 山口県美祢市「MINEサーキット」
3.周回数 155周(1周3.330km)
4.参加台数 44台(決勝レース出走43台、完走28台)
クラス1(3501cc~) 6台
クラス2(2001~3500cc)4WD 9台(三菱ランサー7台)
クラス3(2001~3500cc)2WD 11台
クラス4(~2000cc) 12台
グループNプラス・クラス 6台
※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両
5.観客数
15日=1,900人/16日=12,400人
スーパー耐久シリーズ2004の第4戦「MINE500kmレース」が、6月
26日(土)~27日(日)に山口県美祢市の「MINEサーキット」(1周3.3
3089km)で開催された。今大会には44台のエントリーがあり、クラス2には
9台が参加。このうち三菱ランサーエボリューションは7台を占めた。26日の天候
は雨。時折強く降ったため午前中の走行はすべてキャンセルされ、A・B両ドライバー
の予選通過可否を判定する公式ドライバーズ予選は午後12時に順延された。ウェッ
トコンディションで行われた同セッションには43台が出走。三菱ランサーエボリュー
ションVIII MRを駆る中谷明彦/木下隆之選手組はクラス2の2番手タイムを
記録した。続いて午後1時半からの決勝グリッド順を決定する公式グリッド予選が始
まるころには、雨はほとんど上がって路面状況が好転。最初のクラス1、2、グルー
プNプラスクラス専有走行時間帯終了間際に浅溝レインタイヤでアタックした中谷選
手組三菱ランサーは、クラス1車両に分け入る暫定総合3番手でクラストップタイム
を記録した。その後、終盤の全クラス走行時間帯にはさらなるタイムアップも期待さ
れたが再び雨が降り出して誰一人果たせず、中谷選手組が開幕以来4連続となるクラ
ス2ポールポジションを獲得した。また、富枡朋広/関豊選手組(三菱ランサー)が
クラス3番手、村田信博(CMSC栃木)/小暮吉則選手組(三菱ランサー)が4番
手など、三菱ランサーは上位5台中4台を占めた。
27日も朝から雨模様。昼までにいったん止んだものの、午後12時15分の決勝
スタートはセミウエット路面で迎えた。中谷選手組三菱ランサーは総合3番手でクラ
ス2首位を快走するが15周目に無念のエンジントラブルでストップ。一方、8番手
グリッドから浅溝レインタイヤでスタートし、序盤に再び雨が落ちてコンディション
が悪化する中、目覚しい追い上げを見せた小川日出生(CMSC山形)/福山英朗
(CMSC山形)/砂子塾長選手組(三菱ランサー)が76周目に2番手まで浮上し
た。その後雨は完全に上がり、コースはドライに。首位を走っていた吉田寿博/清水
和夫選手組(スバル・インプレッサ)はブレーキトラブルで後退。代わってコースア
ウト車両排除のセーフティカーが導入中にピット作業を済ませた小泉和寛/菊池靖選
手組(スバル・インプレッサ)が104周目に首位に立つが、小川選手組はこれを猛
追。132周目に小泉選手組が駆動系トラブルでストップしたのを機にトップに立つ
と、そのまま総合でも4位のチェッカーを受けた。この結果により小川選手組はラン
キング2位に浮上。また、富枡選手組が2位、川口正敬/渋谷勉/岡滋人選手組が3
位に入り三菱ランサーが表彰台を独占。さらに4位に竹島徹選手組、5位に関根基司
選手組が続き、不安定な路面状況の中、全出走43台/完走28台の荒れたレースで、
三菱ランサーはクラス2の1~5位を占める強さを発揮した。なお、総合優勝は谷口
信輝選手組のポルシェGT3クラブスポーツ(クラス1)であった。
★第4戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効) <クラス2>
1位 中谷明彦組 三菱ランサー 60
2位 小川日出生組(CMSC山形)三菱ランサー 53
3位 小泉和寛組 スバル・インプレッサ 35
4位 吉田寿博組 スバル・インプレッサ 33
4位 冨桝朋広組 三菱ランサー 33
6位 朝倉貴志組(CMSC栃木)三菱ランサー 26
7位 関根基司組 三菱ランサー 16
8位 川口正敬組 三菱ランサー 15
9位 村田信博組(CMSC栃木)三菱ランサー 14
◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
ラリーアート Web Site

スーパー耐久シリーズ2004 第4戦
「MINE 500km RACE 」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2004年6月26-27日
■開催場所:MINEサーキット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 梅雨空のMINE500kmは大波乱
インプレッサはトラブルで優勝を逃す
スーパー耐久シリーズ第4戦。今回から大径ブレーキシステムを導入して活躍が期
待されたインプレッサは、2台ともクラストップを走行する活躍を見せたが、残念
ながらトラブルに見舞われ、吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO IMPREZAはクラ
ス6位、また、小泉和寛/菊地靖組の#86 hpi・racing IMPREZAはリタイアとなった。
【公式予選】
インプレッサが区分されるクラス2(排気量2001cc~、4WD)には9台がエントリー。
今回より投入される大型ブレーキの性能でランサーとイーブンの立場になったイン
プレッサ。開幕から3連勝している#11ランサーにストップをかけたいところ。さら
にチームも改良したダンパーの装着、熱対策、ニュータイヤスペックの投入を行い、
ブレーキや燃費などクルマに厳しいMINEに万全と思われる準備を行った。
13時からのグリッド予選は、最初の20分間がクラス1/2/GN+の占有走行枠。#2イン
プレッサは清水、#86インプレッサは初めて小泉がアタッカーを務めた。まず小泉
が1分40秒528で3位につけるが、他車にタイムを上回られ6位になった。また清水は
1分38秒982で2位となった。
最後の混走枠は完全に雨。結果、#2インプレッサのクラス2位、#86のクラス6位が
確定した。
【決勝】
27日朝は前夜の雨が残った。12時20分、155周約500kmの決勝レースがスタート。路
面はウェット状態。ほとんどの車両がスリックタイヤを選ぶ中、2台のインプレッ
サは浅溝のレインタイヤでスタートした。
#2インプレッサの吉田は、1周目にクラストップ/総合3位にジャンプアップ、すぐ
に路面が乾きだすとクラスポールの#11ランサーに前を譲って2位キープの走行に。
しかしクラストップで目下開幕3連勝中の#11ランサーが15周目にピットインしてエ
ンジンブローのため早々にリタイア。
これで#2インプレッサはクラストップとなった。
レースも折り返し点を過ぎたころ、トップは#2インプレッサで、2位は#6ランサー、
#20ランサー、#86インプレッサの3台が至近距離で争っていたが、ピットインなど
のタイミングもあり97周目には#86インプレッサが2位に上がり、インプレッサの1-2
態勢となった。
その直後にセーフティカーが導入され、このタイミングで#86インプレッサが2回目
のピットイン。続いて#2インプレッサがピットイン。しかし予想以上にフロントブ
レーキパッドが磨耗しており、これを交換してコースへ戻ろうとしたがタイミング
が悪くクラス4位というポジションでコース復帰した。
清水はインプレッサの1-2フィニッシュを目指し追撃態勢に入ったが、清水の車両
から白煙が上がり始め、ピットインを命じるオレンジボール旗が出されピットイン。
リヤのデフトラブルだった。このままでは連続走行は不可能なため清水は車両から
降りたが、最後に1周だけ走りポイント獲得のためにチェッカーを受けることにし
た。
いっぽうクラストップの小泉は、終盤2位#20ランサーとの差を2~4秒に保ちながら
初優勝を目指し走行していた。しかし132周目の第3コーナーで駆動系のトラブルの
ためにコースアウト、車両はコース脇にストップしてしまった。
チェッカー目前、#2インプレッサは吉田がステアリングを握り、チェッカーフラッ
グを受けるためにコースイン。吉田は1周を無事走りクラス6位でゴールとなった。
■決勝最終結果:クラス2
Pos. No. Driver Car Name Laps Time/Diff
1 #20 小川日出生/福山英朗/砂子塾長 RSオガワADVANランサー 149 4:24'06.276
2 #6 冨桝朋広/関 豊 ファルケン☆ランサーMR 147 2Laps
3 #16 川口正敬/渋谷勉/岡滋人 ディクセルADVANランサー 145 4Laps
4 #12 竹島徹/島田和樹/橋本道彦 Qs'インテークMプロエボVIII 139 10Laps
5 #30 関根基司/大野尊久/本田和義 RSオガワADVANランサー 135 14Laps
6 #2 吉田寿博/清水和夫 FUJITSUBO IMPREZA 124 25Laps
◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久シリーズ2004 第4戦
「MINE 500kmレース」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■月日:2004年6月26-27日
■場所:MINEサーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■モバイルキャスト アドバンZ 3連勝を飾る!!
スーパー耐久シリーズ第4戦は6月26~27日、山口県のMINEサーキットで開催され、
クラス3で、星野一樹/井出有治組のモバイルキャスト アドバンZがクラス3連勝を
遂げた。
【公式予選】
クラス3(排気量2001~3500cc、2WD)には10台の車両が参加、日産勢では、開幕戦3
位の#19 TC-KOBE・MAX・Z33、開幕戦で優勝した#23 C-WEST ORCアドバンZ、2連
勝中の#245 モバイルキャストアドバンZと計3台のフェアレディZが参加した。
予選日の26日は、あいにくの梅雨空。決勝グリッドを決める「グリッド予選」は13
時30分から行われた。朝の雨は上がったもののコースはセミウェット状態。セッショ
ン終盤スリックタイヤでアタックした#245 Zの星野はクラス3位。#23 Zの尾本と#19
Zの輿水は、ドライコンディションでアタックするタイミングを逸し、#19 Zは8位、
#23 Zは9位にとどまった。
【決勝】
27日は朝のうち雨が残っていたが、決勝レースの前には上がった。
スタート直後の混乱で、2周目に#83NSXがトップに立ち、#14RX-7、#245Zの3台が一
団となって周回していく。45周目にクラストップを走行していた#14RX-7がコース
アウト。#83NSXがトップ、#245Zが2位となった。#83NSXとの差をキープしながら様
子をうかがっていた星野だが、60周を過ぎると徐々にギャップを切り取っていき、
25秒近くあった差はわずか10周で10秒まで縮まった。そして#83NSXは71周でピット
インし、#245Zがクラストップに躍り出ることになった。
浅溝タイヤでスタートした#19Zは、クラス3位までポジションを上げたが、車両に
マイナートラブルもあり#79NSXに抜かれ4位となった。
その後、#79NSXと表彰台をめぐって目の離せない攻防が続いたが、143周目、#19Z
はクラッシュを喫しストップ、ノーポイントに終わった。
23Zは尾本がクラス6位走行中の中盤、最終コーナーでクラス4の車両と接触してピッ
トイン。山田に交代後カウルの修復を命じるオレンジディスク旗を掲出され2回目
のピット作業を行ったが、何とか最後まで走りぬき、クラス6位でチェッカーを受
けた。
クラストップを走る#245Zの井出は、#83NSXとの距離を徐々に引き離していったが、
105~109周目に導入されたSCランで貯金を一気に吐き出すことになった。しかし、
SCが解除されると20数秒差のリードはすぐに開いて再び独走状態となり、余裕の走
行で3連勝。
ポイント的にも大きなリードを保って、シリーズ最大の山場となる十勝24時間(8
月7~8日)を迎えることになった。
■RACE RESULTS-Class 3
Pos(Overall)--Machine--Lap--Driver
1(5) #245 モバイルキャスト アドバン Z 148 星野一樹/井出有治
2(6) #83 bp ADVAN NSX 147 古橋 譲/玉本秀幸/小林正吾
3(12) #79 TAITEC ADVAN NSX 145 酒井美晃/細川慎弥
4(13) #7 MAKERS hart RX-7 144 山崎 学/加藤正将/白井 剛
5(14) #14 エンドレスアドバンRX-7 144 杉林健一/山口英光/入口秀輝
6(23) #23 C-WEST ORC アドバン Z 138 尾本直史/山田英二
R #19 TC-KOBE・MAX・Z33 142 輿水敏明/牧田克哉
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
|
|
| ■スーパー耐久ポイントランキング |
| 全8戦中4戦終了
|
Class1 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
33 |
1 |
竹内 浩典 |
田中 哲也 |
|
FALKEN☆PORSCHE |
20 |
10 |
20 |
12 |
|
|
|
|
62 |
| 2 |
1 |
1 |
木下 みつひろ |
青木 孝行 |
|
ADVAN・KONDO ポルシェ |
15 |
20 |
12 |
15 |
|
|
|
|
62 |
| 2 |
25 |
1 |
谷口 信輝 |
織戸 学 |
|
ADVAN DG ゼナドリンGT3 |
12 |
15 |
15 |
20 |
|
|
|
|
62 |
| 4 |
24 |
1 |
堤 明彦 |
井上 貴志 |
影山 正美 |
PCJ ADVAN PORSCHE |
10 |
8 |
10 |
DNC |
|
|
|
|
28 |
| 5 |
45 |
1 |
羽根 幸浩 |
伊藤 真一 |
|
グースネック・アドバンポルシェ |
DNQ |
12 |
DNC |
10 |
|
|
|
|
22 |
| 6 |
32 |
1 |
藤田 明 |
松田 秀士 |
原 幸雄 |
PCJ ファルケン ポルシェ |
DNC |
DNQ |
8 |
DNC |
|
|
|
|
8 |
Class2 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
11 |
2 |
中谷 明彦 |
木下 隆之 |
|
三菱アドバンテージランサーMR |
20 |
20 |
20 |
DNC |
|
|
|
|
60 |
| 2 |
20 |
2 |
小川 日出生 |
福山 英朗 |
砂子 塾長 |
RSオガワADVANランサー |
15 |
6 |
12 |
20 |
|
|
|
|
53 |
| 3 |
86 |
2 |
小泉 和寛 |
菊池 靖 |
|
hpi・racing IMPREZA |
8 |
12 |
15 |
DNC |
|
|
|
|
35 |
| 4 |
2 |
2 |
吉田 寿博 |
清水 和夫 |
|
FUJITSUBO IMPREZA |
12 |
15 |
DNC |
6 |
|
|
|
|
33 |
| 5 |
6 |
2 |
冨桝 朋広 |
関 豊 |
|
ファルケン☆ランサーエボVIII |
2 |
8 |
8 |
15 |
|
|
|
|
33 |
| 6 |
26 |
2 |
朝倉 貴志 |
細野 智行 |
朝倉 宏志 |
エンドレスアドバンTMCランサー |
10 |
10 |
6 |
- |
|
|
|
|
26 |
| 7 |
30 |
2 |
関根 基司 |
大野 尊久 |
本田 和義 |
RSオガワADVANランサー |
4 |
DNQ |
4 |
8 |
|
|
|
|
16 |
| 8 |
16 |
2 |
川口 正敬 |
渋谷 勉 |
岡 滋人 |
ディクセルADVANランサー |
3 |
DNQ |
- |
12 |
|
|
|
|
15 |
| 9 |
3 |
2 |
村田 信博 |
小暮 吉則 |
中村 真一郎 |
フィナエンドレスアドバンコルト |
DNC |
4 |
10 |
DNC |
|
|
|
|
14 |
| 10 |
12 |
2 |
竹島 徹 |
島田 和樹 |
橋本 道彦 |
Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ |
- |
- |
3 |
10 |
|
|
|
|
13 |
| 11 |
59 |
2 |
大澤 学 |
福田 淳 |
|
TOWA INTECインプレッサ |
6 |
- |
- |
- |
|
|
|
|
6 |
| |
56 |
2 |
松本 達哉 |
松浦 俊之 |
|
NUTECダンロップランサー |
DNS |
- |
DNC |
- |
|
|
|
|
0 |
Class3 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
245 |
3 |
星野 一樹 |
井出 有治 |
|
モバイルキャスト アドバン Z |
8 |
20 |
20 |
20 |
|
|
|
|
68 |
| 2 |
23 |
3 |
尾本 直史 |
山田 英二 |
|
C-WEST ORC アドバン Z |
20 |
15 |
6 |
6 |
|
|
|
|
47 |
| 3 |
27 |
3 |
古谷 直広 |
筒井 克彦 |
|
FINA ADVAN M3 |
15 |
10 |
12 |
DNC |
|
|
|
|
37 |
| 4 |
79 |
3 |
酒井 美晃 |
細川 慎弥 |
|
TAITEC ADVAN NSX |
DNC |
3 |
15 |
12 |
|
|
|
|
30 |
| 5 |
14 |
3 |
杉林 健一 |
山口 英光 |
入口 秀輝 |
エンドレス アドバン RX-7 |
10 |
6 |
4 |
8 |
|
|
|
|
28 |
| 6 |
83 |
3 |
古橋 譲 |
玉本 秀幸 |
小林 正吾 |
BP ADVAN NSX |
6 |
DNC |
3 |
15 |
|
|
|
|
24 |
| 7 |
19 |
3 |
輿水 敏明 |
牧田 克哉 |
|
TC-KOBE・MAX・Z33 |
12 |
4 |
2 |
DNC |
|
|
|
|
18 |
| 8 |
88 |
3 |
小林 且雄 |
藤井 誠暢 |
|
ZOILアドバンコムセントZ |
- |
8 |
10 |
- |
|
|
|
|
18 |
| 8 |
7 |
3 |
山崎 学 |
加藤 正将 |
白井 剛 |
MAKERS hart RX-7 |
DNQ |
DNQ |
8 |
10 |
|
|
|
|
18 |
| 10 |
15 |
3 |
長島 正明 |
長島 正興 |
植松 忠雄 |
レーシングスパルコ ディクセル RX-7 |
DNC |
12 |
- |
DNC |
|
|
|
|
12 |
| |
61 |
3 |
小幡 弘 |
小原 健一 |
柳田 雄幸 |
グラムライツ DLRCBRX7 |
- |
DNQ |
DNC |
- |
|
|
|
|
0 |
| |
113 |
3 |
松尾 和敏 |
皆田 征賢 |
|
MAZERマジョーラRX-7 |
- |
- |
- |
DNC |
|
|
|
|
0 |
Class4 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
10 |
4 |
中川 隆正 |
渡辺 明 |
|
ADVANベルノ東海ムーヴDC |
3 |
20 |
12 |
20 |
|
|
|
|
55 |
| 2 |
96 |
4 |
岡田 秀樹 |
伊藤 大輔 |
|
FORWARD |
4 |
15 |
20 |
3 |
|
|
|
|
42 |
| 3 |
82 |
4 |
植田 正幸 |
阪口 良平 |
古谷 尚樹 |
DELPHI ADVAN DC5 |
10 |
3 |
8 |
12 |
|
|
|
|
33 |
| 4 |
81 |
4 |
佐々木 孝太 |
堀田 誠 |
橋本 達也 |
HOT ROD CRUE YH |
20 |
12 |
DNC |
DNC |
|
|
|
|
32 |
| 5 |
73 |
4 |
山本 すばる |
花岡 隆弘 |
|
ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 |
DNC |
8 |
15 |
8 |
|
|
|
|
31 |
| 6 |
18 |
4 |
浅野 武夫 |
岡野 陽朋 |
|
ホンダ インテグラ |
15 |
6 |
4 |
6 |
|
|
|
|
31 |
| 7 |
69 |
4 |
梅本 淳一 |
長野 賢也 |
|
J'S RACING ADVAN S2000 |
1 |
10 |
- |
10 |
|
|
|
|
21 |
| 8 |
60 |
4 |
谷川 達也 |
三船 剛 |
清水 康弘 |
スクラロース S2000 |
- |
- |
- |
15 |
|
|
|
|
15 |
| 9 |
21 |
4 |
WADA-Q |
高橋 毅 |
|
クムホ エクスタS2000 |
12 |
2 |
DNC |
DNC |
|
|
|
|
14 |
| 10 |
39 |
4 |
赤星 陽太郎 |
安田 裕信 |
|
UNITED ADVAN S2000 |
DNC |
DNC |
10 |
DQ |
|
|
|
|
10 |
| 11 |
67 |
4 |
長井 麻殊 |
内山 慎也 |
松原 浩二 |
YAMATO YH DC5 |
8 |
- |
- |
- |
|
|
|
|
8 |
| 12 |
100 |
4 |
嶋村 馨 |
八木 宏之 |
津久井 正純 |
カストロールアドバンS2000 |
6 |
- |
- |
- |
|
|
|
|
6 |
| 12 |
913 |
4 |
日部 利晃 |
谷川 達也 |
|
K-Stadium ADVAN |
DNC |
DNQ |
6 |
- |
|
|
|
|
6 |
| 14 |
58 |
4 |
佐藤 衛 |
宮澤 勝 |
斎藤 多聞 |
モンドスピードDL S2000 |
2 |
4 |
0 |
- |
|
|
|
|
6 |
| 15 |
89 |
4 |
福田 よしのぶ |
赤鮫 オヤジ |
|
EXEDY SHOW-UP インテグラ |
- |
- |
DNC |
4 |
|
|
|
|
4 |
| 16 |
77 |
4 |
磯田 尚孝 |
保坂 尚輝 |
|
フィールズ C-WEST アドバン DC5 |
DNC |
1 |
3 |
DNC |
|
|
|
|
4 |
| 17 |
87 |
4 |
金森 敏一 |
星野 薫 |
|
RISO・BP インテグラ |
DNQ |
DNQ |
2 |
- |
|
|
|
|
2 |
| 18 |
29 |
4 |
谷口 美穂 |
谷口 いづみ |
|
オベロン読売江東理工専μDC5 |
DNQ |
- |
1 |
- |
|
|
|
|
1 |
| |
95 |
4 |
ピストン西沢 |
クラゴン |
|
BP J-WAVE AP1ED |
0 |
- |
- |
- |
|
|
|
|
0 |
| |
4 |
4 |
太田 重蔵 |
見並 秀文 |
深沢 雅文 |
BRIDEアドバン インテグラ |
DNC |
DNQ |
0 |
|
|
|
|
|
0 |
| |
98 |
4 |
田嶋 栄一 |
加藤 寛規 |
|
Mooncraft S2000 |
DNC |
- |
- |
- |
|
|
|
|
0 |
ClassN+ |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
|
|
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
総P |
| 1 |
36 |
N+ |
黒澤 琢弥 |
樋口 統也 |
|
MAZIORA SPIRIT ALTEZZA |
10 |
20 |
15 |
20 |
|
|
|
|
65 |
| 2 |
37 |
N+ |
影山 正彦 |
番場 琢 |
|
Kosei SPIRIT ALTEZZA |
20 |
15 |
12 |
12 |
|
|
|
|
59 |
| 3 |
55 |
N+ |
峰尾 恭輔 |
横溝 直輝 |
|
ARTA FOS アルテッツア |
15 |
12 |
10 |
15 |
|
|
|
|
52 |
| 4 |
54 |
N+ |
山内 伸弥 |
浅見 武 |
|
ADVANアンクルインテグラ |
12 |
10 |
4 |
- |
|
|
|
|
26 |
| 5 |
5 |
N+ |
光貞 秀俊 |
吉本 大樹 |
|
5ZIGEN ACCORD |
DNQ |
- |
20 |
DNC |
|
|
|
|
20 |
| 6 |
17 |
N+ |
田中 篤 |
石川 朗 |
|
キーパーwith☆RUNup |
DNC |
- |
6 |
10 |
|
|
|
|
16 |
| 7 |
38 |
N+ |
藤田 孝博 |
山口 明 |
平田 くわがた |
ネッツ大分アクレアルアルテッツア |
- |
- |
8 |
DNC |
|
|
|
|
8 |
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

今季勝利を挙げているポルシェ勢が表彰台を占めた(Photo:K.Takeshita)
6月27日、MINEサーキットでスーパー耐久第4戦の決勝レースが行われた。
土曜日に続いて雨模様となってしまった日曜日の朝だったが、朝のフリー走行は定刻
通りに行われ、ウエットコンディションでは#33FALKEN☆PORSCHE(竹内浩典/田中哲也
組)が1分44秒147のトップタイムをマークした。
気温25度、路面温度26度の曇り空の下、わずかに予定より遅れた12時20分にスター
トが切られた。3周目に#1 MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝
行組)の木下をかわした#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3(谷口信輝/織戸学組)の織戸が
トップに立つ。スタートから30分ほどで大粒の雨が降りコースを濡らすが、トップ2
台はスリックで走り続ける。3番手には#11アドバンテージFrom A MR(中谷明彦/木下
隆之組)の中谷がつけるが14周でオーバーヒートから戦線を離脱。4連勝は夢と消え
た。
#33はインターミディエイトを選択し雨にかけたが、天候はスリックを選択したヨ
コハマ勢に味方する形となってしまった。同じヨコハマ勢ながら#1は駆動系トラブル
から2周ほど遅れてしまう。同一周回となった#33が懸命の追いあげを行うが、届か
ず3位でのフィニッシュとなった。
今季初優勝を遂げたのは#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3、2位には#1 MKアドバンエ
ンドレスポルシェが入りヨコハマの1,2とした。
総合4位には、久々の優勝となった#20RSオガワADVANランサー(小川日出生/福山英
朗/砂子塾長組)が入り、5位にはクラス3の#245モバイルキャスト アドバンZ(星
野一樹/井出有治組)が3連勝。8位にはN+クラスの#36 MAZIORA SPIRIT
ALTEZZA(黒澤琢弥/樋口統也組)が今季2勝目。11位にはクラス4の#10 ADVANベルノ
東海ムーブDC5(中川隆正/渡辺明組)が入り今季2勝目をあげた。
#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3(谷口信輝/織戸学組)
谷口信輝「今回、良いタイヤとマシンで最後まで無理せずに楽に行けました。織戸君
も雨の中頑張ってくれて勝てて本当に嬉しいです。(これまで優勝経験のあるN+クラ
スのアルテッツアではなく)総合の優勝は嬉しいですね」
織戸学「予選、決勝とヨコハマにとって都合のいいコンディションで、1号車に勝て
たし今回は勝てる予感がしてた。クルマは型落ちだけど、1年目の新しいチームで勝
てて本当に嬉しかった」
観衆:12,400人
(Report:K.Takeshita)
2004年6月27日 MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car-----------------------------Drivers--------Lap-GoalTime---
1 25 1 ADVAN DGゼナドリンGT3 谷口/織戸 155 4:22'31.889
2 1 1 MKアドバンエンドレスポルシェ 木下/青木 153 - 2Laps
3 33 1 FALKEN☆PORCSHE 竹内/田中 153 - 2Laps
4 20 2 RSオガワADVANランサー 小川/福山/砂子 149 - 6Laps
5 245 3 モバイルキャスト アドバン Z 星野/井出 148 - 7Laps
6 83 3 BP ADVAN NSX 古橋/玉本/小林 147 - 8Laps
7 6 2 ファルケン☆ランサーエボVIII 冨桝/関 147 - 8Laps
8 36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA 黒澤/樋口 146 - 9Laps
9 55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ 峰尾/横溝 146 - 9Laps
10 16 2 ディクセルADVANランサー 川口/渋谷/岡 145 - 10Laps
11 10 4 ADVANベルノ東海ムーヴDC 中川/渡辺 145 - 10Laps
12 79 3 TAITEC ADVAN NSX 酒井/細川 145 - 10Laps
13 7 3 MAKERS hart RX-7 山崎/加藤 144 - 11Laps
14 14 3 エンドレスアドバンRX-7 杉林/山口/入口 144 - 11Laps
15 60 4 スクラロース S2000 谷川/三船/清水 144 - 11Laps
16 82 4 デルファイADVAN DC5 植田/阪口/古谷 143 - 12Laps
17 69 4 J'S RACING ADVAN S2000 梅本/長野 142 - 13Laps
18 73 4 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 山本/前嶋/花岡 141 - 14Laps
19 18 4 コスモソニック21 FKインテグラ 浅野/岡野 141 - 14Laps
20 89 4 EXEDY SHOW-upDC 福田/赤鮫 140 - 15Laps
21 37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA 影山/番場 139 - 16Laps
22 12 2 Q's インテークMプロエボVIII 竹島/島田/橋本 139 - 16Laps
23 23 3 C-WEST ORCアドバンZ 尾本/山田 138 - 17Laps
24 45 1 グースネック・アドバンポルシェ 羽根/伊藤 137 - 18Laps
25 30 2 RSオガワADVANランサー 関根/大野/本田 135 - 20Laps
26 96 4 FORWARDスプーンED 岡田/伊藤 131 - 24Laps
27 2 2 FUJITSUBOインプレッサ 吉田/清水 124 - 31Laps
28 17 GN+ キーパーwith☆RUNup 田中/石川 124 - 31Laps
-----------以上完走------------------------------------------------------
19 3 TC-KOBE・MAX・Z33 輿水/牧田 142 - 13Laps
86 2 hpi・racing IMPREZZA 小泉/菊池 131 - 24Laps
77 4 フィールズC-WESTアドバンDC5 磯田/保坂 126 - 29Laps
38 GN+ ネッツ大分アクレアアルテッツア 藤田/山口 109 - 46Laps
5 GN+ 5ZIGEN ACCORD 光貞/吉本 100 - 55Laps
81 4 HOT ROD CRUE YH 佐々木/堀田/橋本 94 - 61Laps
32 1 PCJファルケン ポルシェ 藤田/松田/原 77 - 78Laps
113 3 MAZERマジョーラRX-7 松尾/皆田 71 - 84Laps
27 3 FINA ADVAN M3 古谷/筒井 64 - 91Laps
15 3 レーシングスパルコディクセルRX-7長島/長島/植松 47 - 108Laps
21 4 クムホ・エクスタS2000 WADA-Q/高橋 37 - 118Laps
11 2 アドバンテージFromA MR 中谷/木下 14 - 141Laps
3 2 フィナエンドレスアドバンコルト 村田/小暮/中村 10 - 145Laps
24 1 PCJ ADVAN PORSCHE 堤/井上/影山 2 - 153Laps
39 4 UNITED ADVAN S2000 赤星/安田 失格
-------------------------------------------------------------------------
Best Lap #33 FALKEN☆PORCSHE(竹内) 1'34.605 109/95 126.748km/h

雨に強いところを見せたFALKENポルシェ(Photo:K.Takeshita)
2004年6月27日 MINEサーキット(山口県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
P No Cls Car Model Driver Time
---------------------------------------------------------------------------
1 33 1 FALKEN☆PORCSHE /911JGN 竹内/田中 1'44.147
2 2 2 FUJITSUBOインプレッサ /GDB 吉田/清水 1'45.220
3 1 1 MKアドバンエンドレスポルシェ /911JGN 木下/青木 1'46.209
4 6 2 ファルケン☆ランサーエボVIII /CT9A 冨桝/関 1'46.508
5 25 1 ADVAN DGゼナドリンGT3 /911JGN 谷口/織戸 1'46.839
6 11 2 アドバンテージFromA MR /CT9A 中谷/木下 1'46.923
7 86 2 hpi・racing IMPREZZA /GDB 小泉/菊池 1'47.444
8 32 1 PCJファルケン ポルシェ /911JGN 藤田/松田/原 1'48.074
9 45 1 グースネック・アドバンポルシェ /911JGN 羽根/伊藤 1'48.371
10 20 2 RSオガワADVANランサー /CT9A 小川/福山/砂子 1'48.839
11 36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA /SXE10 黒澤/樋口 1'50.208
12 96 4 FORWARDスプーンED /AP1 岡田/伊藤 1'50.514
13 37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA /SXE10 影山/番場 1'50.861
14 24 1 PCJ ADVAN PORSCHE /911JGN 堤/井上/影山 1'51.000
15 16 2 ディクセルADVANランサー /CT9A 川口/渋谷/岡 1'51.086
16 3 2 フィナエンドレスアドバンコルト /CT9A 村田/小暮/中村 1'51.125
17 27 3 FINA ADVAN M3 /E36 古谷/筒井 1'51.152
18 5 GN+ 5ZIGEN ACCORD /CL7 光貞/吉本 1'51.260
19 55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 峰尾/横溝 1'51.355
20 83 3 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 1'51.475
21 19 3 TC-KOBE・MAX・Z33 /Z33 輿水/牧田 1'51.487
22 38 GN+ ネッツ大分アクレアアルテッツア /SXE10 藤田/山口 1'51.620
23 245 3 モバイルキャスト アドバン Z /Z33 星野/井出 1'51.757
24 17 GN+ キーパーwith☆RUNup /DC5 田中/石川 1'52.467
25 14 3 エンドレスアドバンRX-7 /FD3S 杉林/山口/入口 1'52.660
26 30 2 RSオガワADVANランサー /CT9A 関根/大野/本田 1'53.217
27 10 4 ADVANベルノ東海ムーヴDC /DC5 中川/渡辺 1'53.297
28 21 4 クムホ・エクスタS2000 /AP1 WADA-Q/高橋 1'53.476
29 15 3 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S 長島/長島/植松 1'53.506
30 7 3 MAKERS hart RX-7 /FD3S 山崎/加藤 1'54.050
31 82 4 デルファイADVAN DC5 /DC5 植田/阪口/古谷 1'54.336
32 23 3 C-WEST ORCアドバンZ /Z33 尾本/山田 1'54.669
33 79 3 TAITEC ADVAN NSX /NA2 酒井/細川 1'54.719
34 60 4 スクラロース S2000 /AP1 谷川/三船/清水 1'54.839
35 113 3 MAZERマジョーラRX-7 /FD3S 松尾/皆田 1'55.460
36 39 4 UNITED ADVAN S2000 /AP1 赤星/安田 1'55.830
37 77 4 フィールズC-WESTアドバンDC5 /DC5 磯田/保坂 1'55.848
38 81 4 HOT ROD CRUE YH /DC5 佐々木/堀田/橋本 1'56.319
39 18 4 コスモソニック21 FKインテグラ /DC5 浅野/岡野 1'56.627
40 89 4 EXEDY SHOW-upDC /DC5 福田/赤鮫 1'56.793
41 73 4 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 /DC5 山本/前嶋/花岡 1'57.491
42 69 4 J'S RACING ADVAN S2000 /AP1 梅本/長野 1'58.305
43 12 2 Q's インテークMプロエボVIII /CT9A 竹島/島田/橋本 2'02.179
---------------------------------------------------------------------------

タイミング良くタイムを出したMKポルシェ(Photo:K.Takeshita)
6月26日、美祢サーキットでスーパー耐久第4の予選が行われた。
大雨のため、スケジュールが大幅に遅れ当初10時30分からの予定のドライバーズ予
選は、12時から開始。ようやく雨が上がるがコースはウエットだ。
ここでは#33FALKNPORCHE(竹内浩典/田中哲也組)の竹内が1分42秒557をマーク
しセッションのトップタイムとした。
13時30分からの20分ずつの3つのセクションで分けられたグリッド予選では、気
温24度、路面温度26度というやや蒸し暑いコンディションでのセッションとなる。
今にも泣き出しそうな曇り空の中、セッション半ばで再び雨が降りだして、終盤の
混走セッションは完全なウエットになってしまう。このため序盤にアタックをかけ
た#1 MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)の木下が出し
た1分35秒653がポールポジションとなった。2番手には#25 ADVAN DGゼエナドリ
ンGT3(谷口信輝/織戸学組)が36秒211で入り、総合3番手には雨の鈴鹿で一時はトッ
プを快走した#11アドバンテージFromA・MR(中谷明彦/木下隆之組)がクラス2なが
らクラス1に割って入る。#33は38秒345とクラス3番手にとどまった。
#1MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)
木下みつひろ「インターミディエイトで条件の良い時に出たタイムです。アタック
しようかと思っていたら雨が落ちてきて、あとは絵に描いたような展開でした(笑)
50Okmは組立がわからないんですよ。(去年はGTRだったので)ポルシェではドライ
の美祢をまだ走っていないんで・・・。流れは悪くないんで決勝は天候次第ですね。
普通の雨だと(ファルケンに)勝ち目がないんですよ。できればドライがいいです
ね」
#33FALKNPORCHE(竹内浩典/田中哲也組)
竹内浩典「もっと乾くと思って、路面(のコンディションの改善)待ちをしていた
ら、雨が降って来ちゃってハイランドの時と同じパターンですよ。ランサーに前に
行かれちゃって恥ずかしいたらないですよ(笑)」
田中哲也「チャンピオンを何が何でも取り返したいんで、明日はなんとしても勝ち
たいですね。もてぎと鈴鹿とTIはボクがアタックすることになっています」
(Report:K.Takeshita)
2004年6月26日 MINEサーキット(山口県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ウェット
公式予選(グリッド予選)
P No Cls Car/Model Model Driver Time
---------------------------------------------------------------------------
1 1 1 MKアドバンエンドレスポルシェ /911JGN 木下/青木 1'35.653
2 25 1 ADVAN DGゼナドリンGT3 /911JGN 谷口/織戸 1'36.211
3 11 2 アドバンテージFromA MR /CT9A 中谷/木下 1'38.297
4 33 1 FALKEN☆PORCSHE /911JGN 竹内/田中 1'38.345
5 14 3 エンドレスアドバンRX-7 /FD3S 杉林/山口/入口 1'38.944
6 2 2 FUJITSUBOインプレッサ /GDB 吉田/清水 1'38.982
7 83 3 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 1'39.572
8 45 1 グースネック・アドバンポルシェ /911JGN 羽根/伊藤 1'39.879
9 245 3 モバイルキャスト アドバン Z /Z33 星野/井出/柳田 1'39.959
10 24 1 PCJ ADVAN PORSCHE /911JGN 堤/井上 1'40.034
11 79 3 TAITEC ADVAN NSX /NA2 酒井/細川 1'40.088
12 6 2 ファルケン☆ランサーエボVIII /CT9A 冨桝/関 1'40.218
13 3 2 フィナエンドレスアドバンコルト /CT9A 村田/小暮/中村 1'42.917
14 16 2 ディクセルADVANランサー /CT9A 川口/渋谷/岡 1'40.442
15 86 2 hpi・racing IMPREZZA /GDB 小泉/菊池 1'40.528
16 7 3 MAKERS hart RX-7 /FD3S 山崎/加藤 1'40.668
17 30 2 RSオガワADVANランサー /CT9A 関根/大野/本田 1'40.777
18 15 3 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S 長島/長島/植松 1'40.796
19 20 2 RSオガワADVANランサー /CT9A 小川/福山/砂子 1'41.255
20 32 1 PCJファルケン ポルシェ /911JGN 藤田/松田/原 1'41.260
21 27 3 FINA ADVAN M3 /E36 古谷/筒井 1'41.429
22 10 4 ADVANベルノ東海ムーヴDC /DC5 中川/渡辺 1'41.972
23 81 4 HOT ROD CRUE YH /DC5 佐々木/井入/石井 1'42.314
24 96 4 FORWARDスプーンED /AP1 岡田/伊藤 1'42.392
25 37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA /SXE10 影山/番場 1'42.642
26 36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA /SXE10 黒澤/樋口 1'42.646
27 69 4 J'S RACING ADVAN S2000 /AP1 梅本/長野 1'43.010
28 73 4 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5/DC5 山本/前嶋 1'43.173
29 82 4 デルファイADVAN DC5 /DC5 植田/阪口/古谷 1'43.195
30 60 4 スクラロース S2000 /AP1 谷川/三船 1'43.357
31 39 4 UNITED ADVAN S2000 /AP1 赤星/安田 1'43.461
32 38 GN+ ネッツ大分アクレアアルテッツア /SXE10 藤田/山口 1'44.021
33 89 4 EXEDY SHOW-upDC /DC5 福田/赤鮫 1'44.055
34 55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 峰尾/横溝 1'44.214
35 5 GN+ 5ZIGEN ACCORD /CL7 光貞/吉本 1'44.393
36 17 GN+ キーパーwith☆RUNup /DC5 田中/石川 1'44.843
37 19 3 TC-KOBE・MAX・Z33 /Z33 輿水/牧田 1'45.349
38 21 4 クムホ・エクスタS2000 /AP1 WADA-Q/高橋 1'45.731
39 18 4 コスモソニック21 FKインテグラ /DC5 浅野/坂井 1'46.558
40 23 3 C-WEST ORCアドバンZ /Z33 尾本/山田 1'46.844
41 77 4 フィールズC-WESTアドバンDC5 /DC5 磯田/保坂 1'48.327
42 12 2 Q's インテークMプロエボVIII /CT9A 竹島/島田 1'49.501
113 3 MAZERマジョーラRX-7 /FD3S 松尾/皆田 未出走
---------------------------------------------------------------------------
2004年6月26日 CP MINEサーキット(山口県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ウェット
公式予選(ドライバーズ予選)
P No Cls Car/Model Model Driver Time
---------------------------------------------------------------------------
1 33 1 FALKEN☆PORCSHE /911JGN 竹内/田中 1'42.557
2 25 1 ADVAN DGゼナドリンGT3 /911JGN 谷口/織戸 1'43.113
3 1 1 MKアドバンエンドレスポルシェ /911JGN 木下/青木 1'43.408
4 2 2 FUJITSUBOインプレッサ /GDB 吉田/清水 1'44.703
5 32 1 PCJファルケン ポルシェ /911JGN 藤田/松田/原 1'45.564
6 11 2 アドバンテージFromA MR /CT9A 中谷/木下 1'46.227
7 86 2 hpi・racing IMPREZZA /GDB 小泉/菊池 1'46.735
8 45 1 グースネック・アドバンポルシェ /911JGN 羽根/伊藤 1'46.872
9 20 2 RSオガワADVANランサー /CT9A 小川/福山/砂子 1'47.322
10 24 1 PCJ ADVAN PORSCHE /911JGN 堤/井上 1'47.661
11 36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA /SXE10 黒澤/樋口 1'48.160
12 3 2 フィナエンドレスアドバンコルト /CT9A 村田/小暮/中村 1'48.247
13 6 2 ファルケン☆ランサーエボVIII /CT9A 冨桝/関 1'48.464
14 16 2 ディクセルADVANランサー /CT9A 川口/渋谷/岡 1'48.523
15 30 2 RSオガワADVANランサー /CT9A 関根/大野/本田 1'48.570
16 5 GN+ 5ZIGEN ACCORD /CL7 光貞/吉本 1'49.484
17 37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA /SXE10 影山/番場 1'49.914
18 83 3 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 1'49.985
19 96 4 FORWARDスプーンED /AP1 岡田/伊藤 1'50.144
20 55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 峰尾/横溝 1'50.278
21 27 3 FINA ADVAN M3 /E36 古谷/筒井 1'50.362
22 79 3 TAITEC ADVAN NSX /NA2 酒井/細川 1'50.495
23 38 GN+ ネッツ大分アクレアアルテッツア /SXE10 藤田/山口 1'50.678
24 19 3 TC-KOBE・MAX・Z33 /Z33 輿水/牧田 1'50.812
25 60 4 スクラロース S2000 /AP1 谷川/三船 1'51.155
26 245 3 モバイルキャスト アドバン Z /Z33 星野/井出/柳田 1'51.296
27 81 4 HOT ROD CRUE YH /DC5 佐々木/井入/石井 1'51.503
28 82 4 デルファイADVAN DC5 /DC5 植田/阪口/古谷 1'51.614
29 17 GN+ キーパーwith☆RUNup /DC5 田中/石川 1'51.883
30 15 3 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S 長島/長島/植松 1'52.391
31 21 4 クムホ・エクスタS2000 /AP1 WADA-Q/高橋 1'52.445
32 39 4 UNITED ADVAN S2000 /AP1 赤星/安田 1'52.913
33 7 3 MAKERS hart RX-7 /FD3S 白井/山崎 1'52.938
34 23 3 C-WEST ORCアドバンZ /Z33 尾本/山田 1'52.950
35 14 3 エンドレスアドバンRX-7 /FD3S 杉林/山口/入口 1'53.902
36 77 4 フィールズC-WESTアドバンDC5 /DC5 磯田/保坂 1'53.920
37 12 2 Q's インテークMプロエボVIII /CT9A 竹島/島田 1'54.053
38 73 4 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 /DC5 山本/前嶋 1'54.245
39 10 4 ADVANベルノ東海ムーヴDC /DC5 中川/渡辺 1'54.428
40 113 3 MAZERマジョーラRX-7 /FD3S 松尾/皆田 1'54.925
41 69 4 J'S RACING ADVAN S2000 /AP1 梅本/長野 1'55.041
42 89 4 EXEDY SHOW-upDC /DC5 福田/赤鮫 1'55.765
43 18 4 コスモソニック21 FKインテグラ /DC5 浅野/坂井 1'56.030
--------------------以上予選通過-------------------------------------------
予選通過基準タイム
(総合 130%) 2'13.934 (C-1 110%) 1'53.329 (C-2 110%) 1'55.758
(C-3 110%) 2'01.309 (C-4 110%) 2'01.667 (GN+ 110%) 2'00.080

第3戦で初優勝、第4戦でも2位に入り、ポイントランキングで首位に浮上したトムスチームのR.アンティヌッチ (C)Toyota
全日本F3選手権 第3/4戦 筑波
全日本F3第2大会 トヨタエンジン搭載車が2戦を制し4連勝
第3戦はR.アンティヌッチ、第4戦はR.クインタレッリが初優勝。
番場琢は4連続表彰台
全日本F3選手権の第2大会(第3戦・第4戦)が4月10日(土)、11日
(日)の両日、茨城県の筑波サーキットで開催された。同大会には第1大会と同じ
14台がエントリー。このうちトヨタエンジン搭載車は、10台を占めた。
1周2.045kmとコンパクトでコース幅も狭い筑波は、決勝中の追い越しが難
しいコースのひとつで、スターティンググリッド順が非常に重要な意味を持つ。こ
のため前日9日(金)の練習走行から各チームは予選用のセットアップを入念に調
整し、R.アンティヌッチ(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)が2番手タイム
を記録。前回大会では、F3デビュー戦ながら2戦連続ポール・トゥ・ウィンで飾っ
た中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)も4番手と順調な仕上がりを見
せた。
◆予選◆
10日(土)は好天に恵まれ、気温も20度を超える春らしい日和のもと、定刻
の12時から15分間づつ行われた公式予選では、クリアラップを見定めながら、
各車序盤から積極的にタイムアタックを展開。
第3戦の予選では、R.アンティヌッチが終了間際にトップタイムを記録するが、
直後に逆転され2番手となった。練習走行から好調なR.クインタレッリ(インギ
ング/トヨタ・トムス3S-GE)は3番手、F3ルーキーの池田大祐(ナウモー
タースポーツ/トヨタ・トムス3S-GE)が4番手で続き、番場琢(トムス/ト
ヨタ・トムス3S-GE)が5番手、中嶋一貴は7番手にとどまった。
続く第4戦の予選では、さらにタイムが短縮される中、5周目にクリアラップを
決めたR.クインタレッリがポールポジションを獲得。R.アンティヌッチは僅差
の3番手、横溝直輝(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)が4番手に付けて
決勝を迎えた。
◆第3戦決勝◆
10日(土)予選の後、若手育成カテゴリーとして人気のエッソ・フォーミュラ
トヨタ開幕戦に続いて午後3時28分から32周で行われた第3戦決勝レースでは、
ポールポジションのJ.P.デ・オリベイラ(M-TEC MF204C)が僅か
に出遅れるのを尻目にR.アンティヌッチが絶妙なスタートを切りトップで第1コー
ナーへ。これにR.クインタレッリが続き、5番手スタートの番場もJ.P.デ
・オリベイラに続く4位にポジションを上げて周回を開始した。
R.アンティヌッチがハイペースで逃げる一方、3周目の最終コーナー立ち上が
りでR.クインタレッリは痛恨のスピン。これでJ.P.デ・オリベイラが2位、
番場琢が3位へとそれぞれ順位を上げた。
その後もR.アンティヌッチは、J.P.デ・オリベイラを抑え切ってチェッカー。
3戦目で見事シリーズ初優勝を果たした。番場琢も日本人最上位となる3位入賞を
獲得した。
◆第4戦決勝◆
11日(日)は、曇りがちの天候のもと、午前中からネッツカップ・ヴィッツ関
東シリーズ第2戦やエッソ・フォーミュラトヨタ第2戦などの決勝レースが盛況に
行われ、午後3時2分にメインレースとしてF3第4戦が45周の決勝レースでス
タートが切られた。
スタートではポールポジションのR.クインタレッリがスムーズにリードする一
方、再び出遅れたJ.P.デ・オリベイラをパスしてR.アンティヌッチが2位、
5番手グリッドから絶妙なスタートを切った番場琢が3位で周回を開始した。
R.クインタレッリは序盤2位以下との差を開くものの、中盤までにR.アンテ
ィヌッチ等が追いつき接近戦に。しかし、抜きどころのきわめて少ない筑波のコー
スで逆転はならずチェッカーを受けた。
R.クインタレッリが全日本F3初優勝。トヨタ・トムス3S‐GEエンジンは
開幕4連勝を果たす結果となった。また、2位入賞のR.アンティヌッチはシリー
ズポイント首位に浮上。3位の番場琢は、開幕4連続表彰台を獲得し、シリーズポ
イントでも2位に付けた。
また、8番手スタートの中嶋一貴はスタートで出遅れ、序盤に11位まで後退し
たが、その後、追撃を見せ、9位でフィニッシュした。
--------------------------------------------------------------------------
トムスチーム R.アンティヌッチのコメント:
第4戦は、タイトで追い越しリスクの高いコースで逆転は出来なかったが、第3戦
の優勝と併せて速さを証明できて良かった。私が日本に来たのはタイトルを獲るた
めなので、今後も全力を尽くす。
インギング R.クインタレッリのコメント:
第4戦で初勝利をおさめることが出来て嬉しい。第3戦では自分のミスから結果を
出せず残念だったが、セッティングも上手く行き、力がついてきたように感じてい
る。次のTIが今から楽しみだ。
トムスチーム 番場 琢のコメント:
金曜日のフリー走行終盤にコースアウトを喫してしまったのだが、それが予選での
仕上がりに影響してしまい、5番手グリッドという不本意な予選結果になってしま
った。そのポジションから連続で3位入賞を得られたのは結果的には悪くないが、
自分としては、次戦こそ是非とも1位を獲得するべく、ベストを尽くす。
トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
R.アンティヌッチは良かった。我々の狙い通りチャンピオンを目指す強さのある
ドライバーだと思う。また、番場琢の成長ぶりは目覚しいものがある。これまでの
彼のイメージを新たにするような走りをしてくれた。一方、山本左近も良いところ
に来たが、もう一皮剥ければというところ。そして中嶋一貴は金曜日の仕上がりか
ら予選結果が芳しくなかったことが敗因となった。決勝では良い走りを見せてくれ
たが、やはりこのコースは予選結果とスタートの占める比率が大きいということだ。
各ドライバーの進捗は著しく今後も注目して欲しい。
--------------------------------------------------------------------------
第3戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
1 1 R.アンティヌッチ(アメリカ) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 28'07.014 32 2
2 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC 0.622 32 1
3 36 番場 琢 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 7.553 32 5
4 33 池田大祐 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 9.741 32 4
5 7 山本左近 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 13.114 32 8
6 3 横溝直輝 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 13.621 32 6
7 8 中嶋一貴 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 14.275 32 7
8 2 武藤英紀 ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING 17.233 32 9
9 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 17.886 32 -
10 19 柴田裕吉 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) DTM 32.372 32 11
第4戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
1 4 R.クインタレッリ(イタリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 39'33.055 45 1
2 1 R.アンティヌッチ(アメリカ) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 0.352 45 3
3 36 番場 琢 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 1.806 45 5
4 3 横溝直輝 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 5.381 45 4
5 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC 5.923 45 2
6 7 山本左近 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 6.852 45 7
7 33 池田大祐 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 8.435 45 6
8 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 9.006 45 -
9 8 中嶋一貴 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 10.100 45 8
10 2 武藤英紀 ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING 19.898 45 9
ドライバーズポイント
(第4戦終了時での有効得点:暫定)
順位 ドライバー名 エンジン ポイント
1 R.アンティヌッチ トヨタ・トムス 54
2 番場 琢 トヨタ・トムス 51
3 中嶋一貴 トヨタ・トムス 46
4 横溝直輝 トヨタ・トムス 34
6 R.クインタレッリ トヨタ・トムス 28
7 山本左近 トヨタ・トムス 27
9 池田大祐 トヨタ・トムス 15
マニュファクチャラーポイント
(第4戦終了時までの有効得点:暫定)
順位 メーカー(エンジン名) ポイント
1 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) 80
2 ホンダ(M-TEC MF204C) 33
3 ニッサン(ニッサンSR20VE) 23

写真左からオリベイラ、クインタレッリ、アンティヌッチ、番場(Photo:Motorsports@nifty)
リチャード・アンティヌッチ(第3戦優勝、第4戦2位)
このサーキットは狭くてパスしにくかったけど、レイアウト自体は自分に向いている
と思う。
鈴鹿で2位に入り、ここでは優勝できたので、ボクがどんなコースでも速いということ
が証明できたと思う。
今日のレースではどうしてもクインタレッリを抜くことが出来なかったのが残念だ。
ロニ・クインタレッリ(第4戦優勝)
日本でやっと勝つことが出来て嬉しい。
クルマも良く仕上がっていたし、上手く走ることが出来た。
今日勝てたことで自分に力が付いてきたことが実感できたし、チームもいい仕事を
してくれたので感謝している。
ファオ・パオロ・デ・オリベイラ(第3戦2位)
クルマは金曜から完璧に仕上がってて、出だしは良かったのに、スタートでもレース
でのパフォーマンスでもそれを生かすことが出来なかった。
今までスタートを失敗したことなんかなかったのに、今年は4戦続けてミスしている
ので、何がいけなかったのかをこれから良く考えて次のレースに備えたい。
チームはいいクルマを仕上げてくれているので、自分もそれに見合うだけの速さを
見せたい。
番場琢(第3戦3位、第4戦3位)
金曜のフリー走行の最後にクラッシュさせてしまい、ニュータイヤでのシミュレー
ションができなかったが、そういう状況を考えれば良い結果だと思う。
昨日はスタートでトラブってしまったので、3位には上がったけど悔しかった。
今日は途中までは予想通りの展開になったが、終盤フロントタイヤが辛くなり、
順位を上げることが出来なかった。
ここまで4戦全部で表彰台に上がっているが、2位と3位しかとっていないので、
次こそはチーム一丸となって必ず勝つつもりでいる。

アンティヌッチの猛追も叶わず(Photo:K.Takeshita)
全日本F3選手権第4戦は、昨日に引き続いて快晴の筑波サーキットで決勝が行われ、
PPの#4ロニ・クインタレッリが#1リチャード・アンティヌッチの猛追を凌ぎきり、
来日2年目にして念願の初優勝を達成した。
直前に行われたFJ1600でアクシデントが相次ぎ、赤旗再スタートやSCランなどが
行われた影響で、全日本F3第4戦決勝は予定より12分遅れてスタートした。
PPスタートのクインタレッリが危なげなくホールショットを決め、好スタートで
#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラの脇をすり抜けたアンティヌッチがそれに続く。
さらにその後方からは#3横溝直輝、#36番場琢が猛然とオリベイラに襲い掛かり、
1コーナーを立ち上がった時点でオリベイラは5位に落ちてしまった。
クインタレッリは序盤から快調に飛ばしていき、一時はアンティヌッチとの差を2秒
以上に開いたが、5周を過ぎた辺りからアンティヌッチがじわじわとペースアップ
してトップとの差を削り取り、レース半ばでその差は1秒を切り、更にコンマ3秒台
まで接近する。
アンティヌッチは何度も1コーナーでインを伺うが、筑波でのオーバーテイクは容易
ではなく、上位2台の間隔は0.3~0.7秒の間を行き来するものの、決定的なチャンス
は遂に訪れなかった。
3位には一時トップとの差を1.1秒まで縮めた#36番場琢が入った。番場はこれにより
開幕以来4戦連続で表彰台に上がることとなった。
ファステストラップは#12ファビオ・カルボーン。
カルボーンはマシントラブルのために予選を走ることが出来ず、最後尾からスタート
することとなったが、トップグループを凌ぐハイペースで次々と先行車を捉え、最終
的に8位まで上がってきた。
2004年4月11日 筑波サーキット(茨城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第4戦 決勝結果
-P.-No.-Driver--------------------------Car---------Engine----Lap----Gap---
1 4 ロニ・クインタレッリ D F302/3 T 3S-GE 45Lap -
2 1 リチャード・アンティヌッチ D F304 T 3S-GE 45Lap 0.352
3 36 番場琢 D F304 T 3S-GE 45Lap 1.806
4 3 横溝直輝 D F303 T 3S-GE 45Lap 5.381
5 10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ L-D F106/04 H MF204C 45Lap 5.923
6 7 山本左近 D F304 T 3S-GE 45Lap 6.852
7 33 池田大祐 L-D F106/04 T 3S-GE 45Lap 8.435
8 12 ファビオ・カルボーン D F303 N SR20VE 45Lap 9.006
9 8 中嶋一貴 D F304 T 3S-GE 45Lap 10.100
10 2 武藤英紀 D F304 H MF204C 45Lap 19.898
11 32 小早川済瑠 L-D F106/04 T 3S-GE 45Lap 26.770
12 14 柳田真孝 D F302 N SR20VE 45Lap 27.162
13 19 柴田裕吉 D F302 T 3S-GE 45Lap 35.278
14 50 磯崎元彦 D F304 T 3S-GE 44Lap 1Lap
-----------------以上完走------------------------------------------------------
Fastest Lap #12ファビオ・カルボーン 52.149(15/45Lap)

2003全日本GT選手権 第4戦
「MALAYSIAN JGTC in FUJI SPEEDWAY」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年7月12-13日
■開催場所:富士スピードウェイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ クスコスバルADVANインプレッサ 一時は4位走行も
無念のリタイア
JGTC第4戦は7月12~13日富士スピードウェイで開催され、小林且雄/谷
川達也組のクスコスバルADVANインプレッサは第2ヒートの20周目に駆動系
のトラブルで残念ながらリタイアとなった。
今回のレースは当初マレーシアのセパン・サーキットで開催される予定だったが、
SARSの影響で中止。代替イベントとして富士で開催されることになったもの。
第5戦富士までのインターバルも短いため、通常のレースとスタイルを変え2ヒー
ト制のレースとして企画された。
公式予選は12日に2回行われ、谷川がアタックを担当。予選1回目は1分33秒
568のタイムで13位。予選2回目は1分33秒518へタイムアップするもの
の予選の総合では12位となった。1分32秒台に7台、1分33秒台に11台の
車両がひしめきあうという激しい予選だった。
明けて13日の決勝日は朝から雨と霧。決勝レースのスタート前にも霧がコースを
覆って視界が確保できないためにスケジュールは順延。
天気の回復を待った結果、第1ヒートは20周、第2ヒートはピットインなしの30
周という2つのスプリントレーススタイルになった。
14時19分に第1ヒートがスタート。第1ヒートを担当するのは小林。
雨は上がったもののコースはセミウェット状態で、タイヤ選択が難しい状況だった。
小林はスタートも問題なく決めて、1周目に11位、2周目に10位とポジション
アップするが、予想以上に左リヤタイヤの磨耗が激しくペースも落ちて徐々にポジ
ションダウン。スリックタイヤを選択したチームが上位にポジションアップする中、
17位で第1ヒートを終えた。
30分間のインターバルを挟み、第2ヒートのスタート進行がスタートした。しか
し再び弱い雨が降り出し、ウェットコンディションに。16時4分に猛烈な水しぶ
きとともにスタートが切られると、第2ヒートを担当する谷川は1周目に17位か
ら一気に8位へポジションアップ。
2周目にGT500クラス車両のアクシデントが発生。その他にもオープニングラッ
プでストップした車両がコース脇に止まっていたこともあり、車両の排除のために
セーフティカーが導入された。
リスタート後の8周目に谷川は5位にポジションアップすると15周目にはなんと
4位まで順位を上げた。しかし駆動系のトラブルでペースをあげられずに1台にか
わされ、5位のポジションを守ったまま周回を続けていったが20周目にスローダ
ウン。ヘアピンでペースの落ちた谷川はそのままピットインして、ガレージの中に
マシンをしまい、悔しいリタイアとなった。
■Race Results(第1、第2ヒートのポイントを集計した最終順位)
Pos.No.Driver Car Name Total Race Points
1 #55 木下隆之/山田英二 ECLIPSE タイサンADVANバイパー 58
2 #11 松田秀士/田中哲也 JIM RodeoDrive アドバンF360 57
3 #3 柳田真孝/木下みつひろ ハセミスポーツ・エンドレス・Z 54
4 #81 植松忠雄/星野一樹 ダイシンADVANシルビア 49
5 #19 田中 実/青木孝行 ウェッズスポーツCELICA 46
6 #26 西澤和之/山路慎一 プラスe タイサン ADVAN GT3R 45
7 #51 加藤正将/尾本直史 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 44
8 #24 浅井亮博/余郷 敦 EndlessタイサンADVAN GT3R 42
9 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 39
10 #17 長島正興/松永まさひろ Kosei SPIRIT MR-S 39
24 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 14
◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

第1レース12位、第2レース5位で総合8位となったTAKATA童夢NSX (C)Honda
悪天候のなか道上 龍 選手(TAKATA童夢NSX)が第2レース5位(総合8位)
■決勝日時 :7月13日(日)
■天候 :雨
■気温 :19.3℃
■コース :セミウェット(第1レース)/ウェット(第2レース)
■観客数 :6万人
7月12日(土)、静岡県・富士スピードウェイにおいて2003年全日本GT選手権
シリーズ(JGTC)第4戦「Malaysian JGTC in FUJI SPEEDWAY」の予選が行われた。
本来であればJGTC第4戦はマレーシア・セパンインターナショナルサーキットで
開催される予定であったがSARS(新型肺炎)の影響によりマレーシアでの開催を中
止し、富士スピードウェイにおいて代替開催をすることとなった。それに伴い決勝
レースの形態も特別な形となり、第1・2レースの2レース制にて行い各レースに
対しドライバーも各1人ずつ走ることとなった。また、選手権ポイントの決定方法
も異なり、第1・2レースの成績を点数換算し、合算させた順位に通常のレースと
同様の選手権ポイントが与えられることとなった。
7月12日(土)、早朝に降った雨は止み、ドライ路面のもと、決勝第1レースの
スターティンググリッドを決定する予選が行われた。NSX-GT勢は、道上 龍/セバ
スチャン・フィリップ 組(TAKATA 童夢 NSX)が1分25秒167を記録し10番手。加藤
寛規/光貞秀俊組(RAYBRIG NSX)は1分25秒820を記録し12番手。先日のフォーミュ
ラ・ニッポンで起きたクラッシュの影響を考慮し、大事をとって欠場した金石年弘
選手の代役として金石勝智選手が出場した、土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)は
1分26秒439を記録し14番手。シーズン当初からの予定通りJGTC後半戦からA.ロッテ
ラー選手がドライブする松田次生/アンドレ・ロッテラー 組(Mobil 1 NSX)は、1
分26秒066を記録し13番手。伊藤大輔/トム・コロネル 組(G’ZOX無限 NSX)は、
午前の予選で伊藤選手が1分26秒352を記録していたものの、午後の予選で再びドラ
イブした伊藤選手がクルマを破損させてしまい、T.コロネル選手の予選タイムが計
測できなかったため予選落ちとなったが、大会審査委員の措置により決勝日当日の
フリー走行において規定タイムをクリアしたため、GT500クラス最後尾となる18番
手から第1レースをスタートすることとなった。
7月13日(日)、フリー走行後から発生した濃霧の影響でスケジュールは1時間
遅れ、第1レースの周回数も30周から20周に短縮されることとなった。NSX-GT勢の
第1レースのドライバーはS.フィリップ選手(TAKATA 童夢 NSX)、加藤寛規選手
(RAYBRIG NSX)、金石勝智選手(ARTA NSX)、A.ロッテラー選手(Mobil 1 NSX)、
伊藤大輔選手(G’ZOX無限 NSX)が挑み、14時20分にローリングスタートが切られ
た。
オープニングラップ、1台がコースアウトした以外は大きなアクシデントも無く
レースは始まった。4周目あたりから小雨が降り出す状況となり、NSX-GT勢は7周
目に加藤選手が8位、S.フィリップ選手は9位、最後尾からスタートした伊藤選手
は猛追をみせ10位までポジションアップを果たす。加藤選手は9周目に6位までポ
ジションを上げて粘り強い走りを続けるが、レース中盤から雨が止み、路面が乾き
始めた状況のなか、最終的に10位でチェッカーフラッグを受けた。伊藤選手は12位、
A.ロッテラー選手が13位、S.フィリップ選手は14位、金石選手は15位で第1レース
を終えた。
第2レースの周回数は50周から30周に短縮して行われることとなり、スターティ
ンググリッドは第1レースの結果をもとに決定された。NSX-GT勢は光貞秀俊選手
(RAYBRIG NSX)が10番手、T.コロネル選手(G’ZOX無限 NSX)が12番手、松田次
生選手(Mobil 1 NSX)が13番手、道上 龍選手(TAKATA 童夢 NSX)が14番手、土
屋圭市選手(ARTA NSX)が15番手からスタートすることとなった。
再び雨が降り、次第に勢いが激しくなるなか、16時05分にローリングスタートが
切られた。スタート直後、1コーナーは水しぶきによる視界不良のため、数台のク
ラッシュが発生した。さらに2周目のホームストレート後半で12位を走行していた
光貞選手がスピンを喫し、1コーナーまで滑りながら他車と接触し無念のリタイア
となる。このためセーフティカーが7周目まで入ることとなった。NSX-GT勢は12周
目に道上選手が7位、T.コロネル選手が10位、松田選手が12位、ポジションアップ
を果たした。道上選手はその後も激しくプッシュし続け、最終的には5位でチェッ
カーフラッグを受けた。3周目にタイヤ交換のためピットインし、最後尾まで順位
を落としていた土屋選手は猛追を見せ9位、T.コロネル選手が10位、松田選手が13
位で第2レースを終えた。
この結果、総合順位は道上 龍/セバスチャン・フィリップ 組(TAKATA 童夢 NSX)
が総合8位、土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)が総合11位、伊藤大輔/トム・コ
ロネル 組(G’ZOX無限 NSX)が総合12位、松田次生/アンドレ・ロッテラー 組
(Mobil 1 NSX)が総合13位となった。
●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「予選から厳しいレースとなりました。スプリントレースとなり、我々のクルマは
不利な状況でしたが、第1レースでもタイヤ選択が上手くいけば上位をねらえた
と思いますし、シャシーは良い方向に向かっていると思います。確実にライバル
たちとの差が縮まっているのは確かですが、まだまだ不満です。今後も開発を進
めていき、後半戦に備えたいと思いますのでご声援を宜しくお願いいたします」
■第2レース5位 #18 TAKATA童夢NSX
●道上 龍(Ryo Michigami)選手
「悪コンディションの中、激しいレースができました。最後はもう少しで4位だっ
たのですが、残念ながら届きませんでした。クルマの状態は完璧ではありません
でしたが、富士の予選でドライコンディションの中、ライバル達との差を確実に
縮めることができました。事前テストでクルマが良い方向へ向かっているようで
す。次回も同じ富士なので更にクルマを煮詰めて、後半戦は巻き返しを図りたい
です」
◆ホンダモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。

2ヒート総合でトヨタ・スープラ勢最上位の3位に入ったシュワガー/織戸組のトヨタ・スープラ(C)TOYOTA
全日本GT選手権(JGTC)
第4戦 Malaysian JGTC in FUJI SPEEDWAY
JGTC第4戦 変則2ヒートで行われた富士でスープラが3位
スープラ勢は予選で速さを見せるも、決勝は霧と雨の悪コンディション。
路面状況の判断が結果を分ける
全日本GT選手権の第4戦「Malaysian JGTC in FUJI SPEEDWAY」が7月12日
~13日にかけて静岡県の富士スピードウェイで開催された。
今大会は本来6月22日にマレーシア・セパンサーキットで予定されていたが、
新型肺炎SARSの影響を考慮して中止となり、代替イベントとして急遽富士スピー
ドウェイで行われることになったもの。
富士でのGTレースは5月の第2戦のほか、8月にも第5戦が予定されているこ
とから、今回はシリーズ初の試みとして2ヒート制が採用された。予選で第1ヒー
トのグリッド順を決定、決勝はピットストップなしのスプリント的な30周で第1
ヒートを行ったあと、25分間のインターバルをおいて第1ヒートの結果順に第2
ヒートを実施。今度はピットストップを義務つけた50周で行われる。
レースとしてはあくまで1レースで、総合順位はそれぞれのヒート結果に与えら
れる仮ポイントの合計によって決定される。2つのヒートの周回数が異なり、イン
ターバルにはセッティング変更も可能など、通常のイベントとは異なる要素が注目
を集め、決勝当日は霧と断続的に小雨の降る不安定な天候も影響して波乱含みの展
開となった。
今大会はGT500に18台/GT300に26台のエントリーがあり、このう
ちトヨタ勢はGT500クラスに7台のトヨタ・スープラ、GT300に4台のト
ヨタ・MR-Sと1台のトヨタ・セリカ、合計12台が参加した。
◆予選◆
12日の公式予選は曇天。路面はドライだったが降雨も予想されており、午前中
の1回目セッションの早いうちから積極的なアタックが行われた。
スープラ勢はストレートの長い富士に合わせた空力パーツを装着して予選に臨み、
この中でauセルモスープラ38号車が早めのタイムアタックで1分24秒324
を記録してトップに。その後赤旗中断をはさんでスープラ勢がタイムアップを果た
し、WOODONEトムススープラ36号車が2番手、プロジェクトμエスペリア
スープラ35号車が3番手、そしてZENT トムススープラ37号車が4番手に
つけた。
午後の予選2回目も結局雨は降らなかったが、他カテゴリー車の走行などにより
路面状況が思わしくなく、大半の車両が1回目のタイムを更新できず、第2戦富士
に続くスープラ38号車のポールポジションが決定した。また、ADVANスープ
ラ25号車は悪条件下で果敢にアタックを決めて総合5番手に食い込み、スープラ
勢は見事グリッド1~5位を占める圧倒的なパフォーマンスを披露した。
一方、GT300クラスではウェッズスポーツセリカ19号車が初のポールポジ
ションを獲得した。前戦SUGOでシェイクダウンしたばかりのセリカだが、その
後開発も進み序々に本来のパフォーマンスを発揮。決勝に期待を持たせた。
◆決勝◆
決勝日の13日は朝から小雨模様。朝のフリー走行は霧の影響で5分遅れとなり、
その後霧は一度晴れたが、第1ヒートのスタート前には再び発生。このためスター
ト時刻は1時間15分遅れ、当初の予定から周回数を短縮して行われることとなっ
た。第1ヒートは20周、第2ヒートは30周となり、第2ヒートのピット義務も
撤廃された。
霧が晴れ、第1ヒートのスタートが切られた午後2時20分には、雨は殆ど上が
り、路面もハーフウェット状態に。このため基本はウエットタイヤだが一部のチー
ムはスリックタイヤを選択していた。
ポールポジションスタートのスープラ38号車は雨を予想してダウンフォースが
強めのセッティングで臨むも、雨はスタート直後に一旦落ちたのみで、不利な展開
となった。強めのダウンフォースでストレートスピードの伸びない38号車は4周
目にスカイライン12号車の先行を許したあと序々に後退。2番手スタートのスー
プラ36号車も乾きかけた路面にレインタイヤがマッチせず、ピットに戻ってスリッ
クタイヤに履き替え、順位を落とすこととなった。
一方、スリックタイヤでのスタートに賭けたデンソーサードスープラ39号車は、
周回を重ねるごとに順位を浮上する快進撃を見せ、4位で迎えた最終ラップに2台
をパス。2位でチェッカーを受けた。
続いてインターバルの整備時間をはさんで午後4時4分にスタートが切られた第
2ヒートは強い雨の中、2番手スタートから好スタートを決めたスープラ39号車
がトップで周回を開始。序盤は後続を引き離しにかかるが、セーフティカー導入に
よりそのリードは帳消し。その後、路面コンディションにレインタイヤがマッチせ
ず序々にペースダウン。スカイラインの先行を許すこととなってしまった。一方、
スープラ38号車はじわじわと順位を上げ、残り5周で3位にポジションをアップ。
さらに上位を窺うがそのままチェッカーとなった。
この結果レース順位は39号車が3位に入り、第2戦に続く富士での連続表彰台
を獲得。38号車も4位、また前戦での優勝などにより110kgものウエイトを
積んで臨んでいたスープラ1号車も6位入賞を果たし、ポイントランキング首位に
踏みとどまることに成功した。
一方、GT300クラスで初PPを獲得したセリカ19号車は、第1ヒートはタ
イヤ選択をミス、第2ヒートはフロントウインドウが曇るトラブルに見舞われてク
ラス5位に終わった。
デンソーサードスープラ39号車 ドライバーD.シュワガーのコメント:
第1ヒートは必ず乾くと読んでスリックを履いてスタートしたが、序盤に一時雨が
落ちたときは駄目かと思った。3位表彰台は2回目だが、今後はさらに上位を目指
す。
デンソーサードスープラ39号車 ドライバー織戸学のコメント:
第2ヒートは水しぶきがすごく、スタートで前に出ようと狙っていた。ややコンデ
ィションが合わず、首位を明け渡さざるを得なかったが、初めてGTでトップを走
り、自信につながった。
auセルモスープラ38号車 ドライバー竹内浩典のコメント:
第1ヒートはフルレイン寄りの強めのダウンフォースが路面状況に合わず、本来の
パフォーマンスを発揮出来なかった。しかし、きちんと戦えたことで次戦への手ご
たえを感じている。
auセルモスープラ38号車 ドライバー立川祐路のコメント:
第2ヒートではややライバルに安定性で及ばず悔しい結果となったが、今季初めて
きちんとゴールすることが出来た。さらに勢いを増して次の富士に向けては必勝を
期す。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
霧と雨という非常に難しいコンディションの中、きちんと大会が開催されたことは
良かったと思う。ドライの予選では相応の速さを発揮出来たが、99年開幕戦(鈴
鹿)以来となったウエットレースでは雨でのパフォーマンスを更に高める必要性を
感じている。次戦の富士に向けては仕切り直して全力を尽くす。
第4戦 リザルト
順位 No. 車両 第1ヒート 第2ヒート 2ヒートの合計ポイント
ドライバー順位ポイント ドライバー順位ポイント
1 12 スカイラインGT-R 井出有治 1 30 B.トレルイエ 1 30 60
2 22 スカイラインGT-R 影山正美 4 27 R.ライアン 2 29 56
3 39 トヨタスープラGT D.シュワガー 2 29 織戸 学 6 25 54
4 38 トヨタスープラGT 竹内浩典 6 25 立川祐路 3 28 53
5 23 スカイラインGT-R 本山 哲 3 28 M.クルム 7 24 52
6 1 トヨタスープラGT 飯田 章 9 22 脇阪寿一 4 27 49
7 36 トヨタスープラGT E.コマス 7 24 土屋武士 8 23 47
8 18 ホンダNSX S.フィリップ12 19 道上 龍 5 26 45
9 62 ヴィーマックRD350R 柴原眞介 5 26 密山祥吾 14 17 43
10 35 トヨタスープラGT 服部尚貴 11 20 脇阪薫一 12 19 39
チーム 車両 No.ドライバー 第4戦結果
TOYOTA TEAM SARD トヨタスープラGT 39 D.シュワガー/織戸 学 3位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタスープラGT 38 竹内浩典/立川祐路 4位
ESSO TOYOTA TEAM LeMans トヨタスープラGT 1 脇阪寿一/飯田 章 6位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 36 土屋武士/E.コマス 7位
KRAFT トヨタスープラGT 35 服部尚貴/脇阪薫一 10位
TEAM ADVAN・ツチヤ トヨタスープラGT 25 荒 聖治/J.デュフォア 14位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 37 黒澤琢弥/M.アピチェラ 15位
RACING PROJECT BANDOH トヨタセリカ 19 青木孝行/田中 実 5位
TOM'S SPIRIT トヨタMR-S 17 松永まさひろ/長島正興 10位
DENTAIRE PROJET RACING with aprトヨタMR-S 34 西澤誠剛/松田晃司 11位
TEAM RECKLESS トヨタMR-S 31 佐々木孝太/後藤 聡 14位
シグマテックレーシングチーム トヨタMR-S71 Guts城内/澤 圭太 18位
ドライバーズポイント
順位 ドライバー ポイント
1位 脇阪寿一/飯田 章 49
1位 本山 哲/M.クルム 49
3位 R.ライアン/影山正美 47
5位 土屋武士/E.コマス 30
6位 D.シュワガー/織戸 学 26
8位 服部尚貴/脇阪薫一 18
11位 竹内浩典/立川祐路 15
チームポイント
順位 チーム ポイント
1位 NISMO 67
2位 ESSO TOYOTA Team LeMans 49
4位 TOYOTA TEAM TOM'S 32
5位 TOYOTA TEAM SARD 26
7位 KRAFT 18
9位 TOYOTA TEAM CERUMO 15
11位 TEAM ADVAN・ツチヤ 12
エンジンチューナーポイント
順位 エンジンチューナー ポイント
1位 トヨタテクノクラフト 64
2位 オーテックジャパン 62
3位 無限 35
4位 東名エンジン 25
5位 BMW Motorsport 2
6位 シエラスポーツ 2
※全て4戦終了次点。暫定
◆トヨタモータースポーツ情報はTOYOTA motorsportsをご覧下さい。

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第4戦
「MALAYSIAN JGTC IN FUJI SPEEDWAY」 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年7月13日
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■カルソニックスカイライン、総合優勝。
モチュールピットワークGT-Rは2位。
ザナヴィ ニスモGT-Rも5位で、スカイラインGT-Rが
再び富士を席捲!!
JGTC第4戦「MALAYSIAN JGTC IN FUJI SPEEDWAY」の決勝レースは、13日午前の
不安定な天候に翻弄された。
スタート前のウォームアップ走行が行なわれる予定の12時を過ぎても視界がクリ
アにはならず、ただ状況の好転を待つのみであった。
レース進行が中断されたまま約1時間が経過すると、幸い霧が少しずつ上空に消え
たため、レースは短縮して行われると発表された。
30周の第1レースは、20周で行われることとなった。2時20分にレース隊列
はコントロールラインを通過。JGTC異例のスプリントレースの火蓋が切って落
とされた。7位スタートの#12「カルソニックスカイライン」は、スタート直後
に上位車の後ろにピタリとつけた。1周目に5位に上がると、2周目には4位に、
さらに#35スープラをパスすると4周目のストレートで一気にスパート。一度に
2台を抜き差ってトップに躍り出た。その後は独走態勢を敷き、2位以降との差を
ぐんぐんと広げた。
終盤、#39スープラが後方から追い上げたが、リードを崩すには至らず、第1レー
スは#12が堂々優勝を飾った。
一方、8番グリッドスタートの#23「ザナヴィ ニスモGT-R」は第1コーナー
で2台をパス。6位で1周目を通過した。そして15周目には3位に上がり、19
周目には2位の#22とドッグファイトを繰り広げ、Aコーナー手前でついに抜き
差って2位となったが、#39スープラに抜かれて3位でチェッカーフラッグを受
けた。
#22「モチュールピットワークGT-R」は、6番グリッドからスタート。
序盤は一時順位を下げたが、4周目に4位に浮上。14周目にはポールポジション
の#38スープラをパスし2位となった。しかし、19周目に#23 GT-Rに
先行を許し、ファイナルラップにはドライタイヤをはいた#39に抜かれて4位と
なった。
30周に短縮された第2レースは、4時5分にスタートした。第2レースは完全な
ウェット。トップグループが一斉に第1コーナーになだれ込んでいった際、#12
GT-Rを#39スープラが抜きレースをリードした。
しかし2周目の1コーナーでアクシデントが発生。セーフティカーが導入されたが、
8周目にレースが再開されると、#12はすぐに反撃を開始。
9周目の第1コーナーで#39スープラを抜いてレースリーダーの座を奪還した。
その後4位スタートの#22 GT-Rが2位となると、徐々に#12との差を詰
め、特にレース中盤からは2台のGT-R同士の激しいトップ争いが会場を興奮さ
せた。しかし、#12GT-Rはレースリーダーのポジションを譲らずそのまま逃
げ切り、2レース完全制覇を果たした。
トップは取れなかったものの、#12とほぼ同じペースで周回を重ねた#22 GT
-Rは、3位以降を寄せ付けることもなく30秒以上の大差をつけて2位を確定し
た。3位で第2レースをスタートした#23 GT-Rは、7位でチェッカーフラッ
グを受けてレースを終了した。
JGTC第4戦は、2レース各々のポイントを集計して最終順位が確定。
2レースとも1位でゴールしたブノワ・トレルイエ/井出有治組の#12GT-R
が完全制覇の総合優勝を獲得した。2位には影山正美/リチャード・ライアン組の
#22 GT-Rが入り、本山哲/ミハエル・クルムの#23 GT-Rは5位となっ
た。またしてもJGTC富士スピードウェイ戦は、GT-R勢大活躍の舞台となっ
た。#23の本山/クルム組はシリーズポイントランキングでトップタイとなり、
#22影山/ライアン組は同3位、#12のトレルイエ/井出組も同4位となった。
■決勝結果(2レースのポイントを集計した最終順位)
Pos. Car Name No. Total Point
1 カルソニックスカイライン #12 60
2 モチュールピットワーク GT-R #22 56
3 デンソーサードスープラGT #39 54
4 auセルモスープラ #38 53
5 ザナヴィ ニスモ GT-R #23 52
6 エッソウルトラフロー スープラ #1 49
7 WOODONE トムススープラ #36 47
8 TAKATA童夢NSX #18 45
9 ARTA NSX #8 38
10 G'ZOX無限NSX #16 38
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

(Photo:K.Takeshita)
2003年7月13日 富士スピードウェイ(静岡県) 総合順位表 天候:曇り/雨/コース:セミウェット/ウェット
■GT500クラス
-P.-No.Cls-Car------------------------------Drivers-------1st(P)/2nd(P)/Total
1 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 30( 1)/30( 1)/60
2 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 27( 4)/29( 2)/56
3 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 29( 2)/25( 6)/54
4 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 25( 6)/28( 3)/53
5 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 28( 3)/24( 7)/52
6 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 22( 9)/27( 4)/49
7 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 24( 7)/23( 8)/47
8 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 19(12)/26( 5)/45
9 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 26( 5)/17(14)/43
10 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 20(11)/19(12)/39
11 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 16(15)/22( 9)/38
12 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 17(14)/21(10)/38
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ロッテラー 18(13)/18(13)/36
14 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 15(16)/20(11)/35
15 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 13(18)/16(15)/29
16 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 山西/WADA 23( 8)/ 0( -)/23
17 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 21(10)/ 0( -)/21
18 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 黒澤/田嶋 14(17)/ 0( -)/14
----------------------------------------------------------------------------
■GT300クラス
-P.-No.Cls-Car------------------------------Drivers-------1st(P)/2nd(P)/Total
1 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 29( 2)/29( 2)/58
2 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 27( 4)/30( 1)/57
3 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 30( 1)/24( 7)/54
4 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 28( 3)/21(10)/49
5 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 20(11)/26( 5)/46
6 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 17(14)/28( 3)/45
7 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 26( 5)/18(13)/44
8 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 23( 8)/19(12)/42
9 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 24( 7)/15(16)/39
10 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 16(15)/23( 8)/39
11 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 9(22)/27( 4)/36
12 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 15(16)/20(11)/35
13 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 18(13)/17(14)/35
14 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 8(23)/25( 6)/33
15 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 11(20)/22( 9)/33
16 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 12(19)/16(15)/28
17 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 13(18)/13(18)/26
18 71 300 シグマMR-S 城内/澤 25( 6)/ 0( -)/25
19 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 22( 9)/ 0( -)/22
20 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 10(21)/12(19)/22
21 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 21(10)/ 0( -)/21
22 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 6(25)/14(19)/20
23 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 19(12)/ 0( -)/19
24 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 14(17)/ 0( -)/14
25 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/水谷 7(24)/ 0( -)/ 7
----------------------------------------------------------------------------
注)各レースのポイントは、1位から順に、30-29-28-27-26-25……と配点され、合計
ポイントで順位が決定。
注)上の順位表のポイント欄(1st(P)/2nd(P)/Total)は、「第1レースポイント(順位)
/第2レースポイント(順位)/ポイント計」です。このポイントは総合順位を出すため
の仮ポイントで、選手権ポイントは総合順位に基づいて与えられます。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

難しいコンディションを見事に乗り切った優勝クルー(Photo:Motorsports@nifty)
■GT500クラス #12カルソニックスカイライン
井出有治
「朝のフリー走行でも雨が降ってて、そのときのタイムが良かったので、
ウェットでもいけると思っていた。
今日は順位を考えずに、とにかく前を行くクルマを抜こうと思って走った。
#39がスリックで行くとスタート前に聞いていたから、トップに立ってからは
とにかく逃げるだけ逃げておかないと何があるか分からないと思っていたので、
トップでゴールできて安心した。
ここまでスタッフにはすごく助けられてるし、ラッキーな部分もあったけど、
ここで気を緩めないできっちりやっていこうと思います」
ブノワ・トレルイエ
「僕自身はウェットコンディションは好きなんだ、あまりそんなドライバーは
いないと思うけど。
前戦で有治が凄くいいレースをしたので、自分はポジションをキープすれば良い
と思っていたので、プレッシャーも全く無く、いいレースをすることが出来た。
ライアンともいいバトルが出来たしね。
GTでチャンピオンを採るのは難しいので、一歩づつ着実に行きたいと思う。
チームの雰囲気は凄くいい。星野さんもシリアスだったり可笑しかったりでいい
コミュニケーションが取れてるから」
■GT300クラス #55ECLIPSE タイサン ADVAN バイパー
木下隆之
「全日本での優勝からしばらく遠ざかっていたのでほっとしたし嬉しい。
路面を見て、絶対スリックだと思った。最初の5,6ラップだけ耐えれば、あとは
スリックのコンディションだと思っていたので、迷わずスリックを履いて出た。
ただ、足回りはウェットセットでスリックを履いていたのでもうちょっと乾くの
が遅ければよかったが、Zと抜きつ抜かれつのレースが出来て楽しかった。
バイパーはポルシェに比べるとイロモノっぽかったけど、これでチャンピオンを
狙えるところまできたと思う」
山田英二
「本当に嬉しい。僕自身バイパーは4年目だが、前からアメリカの文化とかクルマ
が好きだったので、「バイパーで」勝てた、というのが本当に嬉しい。
フェラーリを抜いて、「バイパーがフェラーリを抜く」というシチュエーションに
「やったぁ!」と思ったが、リヤが滑りやすくなり、何度もドリフト状態になって
抜き返されてしまった。
チームチャンピオンの獲得を第一に考えているが、速さプラスキャラクターの面白さ
でファンを増やしていきたいとも思う。アメリカのプロレスみたいに一人ぐらいは
ヒール役がいてもいいでしょ」

第1、第2レースとも完勝したカルソニックコンビ。
約一時間のインターバルを置いて行われた第2レースは、一転して完全なウェット
コンディションとなったが、ここでも#12カルソニックスカイラインを駆るブノワ・
トレルイエが圧倒的な速さを見せて優勝。トータルでもフルポイントの60点で第4戦
のウィナーとなった。
2位には#22リチャード・ライアンが入り、第2ヒートをスカイラインの1-2フィニッ
シュで飾った。また、1レース2位の#39デンソーサードスープラが6位に終わったため、
トータルポイントでも#22モチュールピットワークGT-Rが上回り、JGTC第4戦富士は
第2戦富士500kmに続いてのスカイライン1-2フィニッシュとなった。
GT300では#11JIM RodeoDrive アドバンF360を駆る田中哲也が#55ECLIPSE タイサン
ADVAN バイパーの山田英二とのドッグファイトに競り勝ってトップでチェッカーを
受けた。しかし1レースとのトータルでは#55バイパーがトップとなった。
序盤セミウェットからドライに変化した第1レースとは異なり、インターバルから降り
始めた小雨のために第2レースはフルウェット状態でスタートすることとなった。
1コーナーを制したのは2位スタートの#39織戸学。以下#12トレルイエ、#23クルム、
#22ライアンと続く。
2周目の1コーナー手前で#100RAYBRIG NSXの光貞がスピン、ランオフエリアを横切って
コースに飛び出し、#88ノマド ディアブロ JGT-1の山西に激突してコース上に破片を
撒き散らしたためにセーフティカーが導入された。
8周目でリスタート。1コーナーで#22ライアンが#23クルムのインを突いて3位に浮上。
9周目には#39織戸、#12トレルイエ、#22ライアンの3台が団子状態で1コーナーに殺到。
これを制したのは#12トレルイエ。続いて#22ライアンも#38立川を抜き去ってGT-Rが
1-2体制を形成。さらにクルムが13周目の1コーナーで#39織戸を抜き去り、20周目には
ダンロップの進入で#38立川を攻め落として3位に。これで今度こそスカイライン1-2-3
フィニッシュかと思われたが、25周を終えた辺りから#23クルムのペースが落ちはじめ、
#38立川、#1脇阪、#18道上の先行を許してしまう。
途中周回遅れが絡んで1-2位が急接近する場面もあったが、結局#12トレルイエ、#22
ライアンの順番は変わらず、#12カルソニックスカイラインが第1レースに続いて連勝、
仮ポイントも60点満点でJGTC第4戦を完全制圧した。
フェアレディZ、バイパー、F360、セリカ、911GT3、インプレッサが入り乱れての混戦
が予想されたGT300クラスは、リスタート直後から#11F360の田中哲也と#55バイパーの
山田による激しいドッグファイトが繰り返され、一旦は#55山田がトップに立つも、
終盤ナーバスな挙動に悩まされる間に#11田中に逆転され、一時は#26PLUS e タイサン
アドバン GT3Rの山路に抜かれたものの、なんとかクラス2位でチェッカーを受けること
ができた。この結果、1、2レースのトータルポイントでは他を上回って第4戦優勝を決め
ることとなった。#11、#55に続いては#26が3位でフィニッシュ、予選PPながら第1レース
を11で終えた#19ウェッズスポーツCELICAの青木も積極果敢な走りで順位を挽回、一時
はクラス3位を射程に収めるが、最後に#34DENTAIRE MR-Sの松田に抜かれ、クラス5位
に終わった。
2003年7月13日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝第2レース 天候:雨/コース:ウェット
-P.-No.Cls-Car------------------------------Drivers-----Lap-GoalTime---(WH)
1 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ 30 1:00'33.078(20)
2 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン 30 - 1.341(40)
3 38 500 auセルモスープラ 立川 30 - 44.235(30)
4 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪(寿) 30 - 52.835(110)
5 18 500 TAKATA童夢NSX 道上 30 - 53.295
6 39 500 デンソーサードスープラGT 織戸 30 - 1'02.624(10)
7 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R クルム 30 - 1'05.221(90)
8 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋(武) 30 - 1'20.696(50)
9 8 500 ARTA NSX 土屋(圭) 30 - 1'21.596
10 16 500 G'ZOX無限NSX コロネル 30 - 1'32.522(10)
11 25 500 ADVAN スープラ 荒 29 - 1 Lap(10)
12 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 脇阪(薫) 29 - 1 Lap
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田 29 - 1 Lap
14 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 田中 28 - 2 Laps(30)
15 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 密山 28 - 2 Laps
16 37 500 ZENTトムススープラ アピチェラ 28 - 2 Laps
17 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田 28 - 2 Laps
18 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路 28 - 2 Laps(65)
19 34 300 DENTAIRE MR-S 松田 28 - 2 Laps
20 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木 28 - 2 Laps
21 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木 28 - 2 Laps(60)
22 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下 28 - 2 Laps(35)
23 43 300 ARTA Garaiya 高木 28 - 2 Laps(20)
24 15 300 AMPREX BMW M3GT クワン 28 - 2 Laps
25* 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野 28 - 2 Laps
26 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋 28 - 2 Laps
27* 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷 28 - 2 Laps(20)
28* 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本 27 - 3 Laps
29 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川 27 - 3 Laps
30 111 300 ARKTECHダンロップGT3 芳賀 27 - 3 Laps
31 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永 26 - 4 Laps
32 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢 26 - 4 Laps
33 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅 26 - 4 Laps(10)
34 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸 26 - 4 Laps
-----------以上完走---------------------------------------------------------
77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 谷川 20 - 10 Laps
10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU 15 - 15 Laps
2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 渡辺 15 - 15 Laps(10)
88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 山西 1 - 29 Laps
100 500 RAYBRIG NSX 光貞 1 - 29 Laps(10)
76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 黒澤 1 - 29 Laps
7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口 1 - 29 Laps(10)
----------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
Fastest Lap #35 プロジェクトμエスペリアスープラ(脇阪(薫)) 1'35.492
29/29 165.878km/h
* No.81は、反則スタートによりドライビングスルーペナルティ。
* No.24,51は、2003全日本GT選手権統一規則28条7.違反によりドライビングスルーペ
ナルティ。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

難しいコンディションを見事に井出が制した!
JGTC第4戦の第1レースは霧のためにスタートが遅れたため、当初の周回数より10周
短縮された20週で行われ、#12カルソニックスカイラインを駆る井出有治が4周目の
ホームストレートで一気にトップに躍り出ると、そのまま後続を突き放してこの
レースを制した。GT300はタイヤ選択が完全に命運を分けた格好で、スタート間際に
スリックタイヤを選択した#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zの柳田真孝が
#55ECLIPSE タイサン ADVAN バイパーの木下孝之との熾烈なトップバトルを制した。
当初13時05分からスタートの予定だった第1レースは、サポートレース終了直後に
垂れ込めてきた濃霧のために進行が大幅に遅れたため、14時15分より予定周回数を
10周縮めた20周で行われることとなった。
この時点で雨は上がっており、コースはウェットだったためトップグループはインタ
ーミディを選択したが、中にはレース中にコースが乾くことを予想してスリックを
選ぶチームもあった。
スタートでトップに立ったのは#38auセルモスープラ。しかし後方から#12カルソニック
や#23ザナヴィのスカイライン勢が着実に順位を上げ、トップをうかがう位置までやってくる。
1周目を終えた時点での順位はトップau、2位#36WOODONE トムススープラ、3位#35プロ
ジェクトμエスペリアスープラ、4位#25ADVAN スープラで、#12井出と#23本山が5位6位
で続き、さらに2周目で#25デュフォアをパスして4位5位に上がる。さらに井出は3周目
に#35服部を抜いて3位に上がると、その前で#36コマスに抜かれて2位に落ちていた
#38竹内のテールに食らいつき、4周目のホームストレートで一気に2台のスープラを
抜き去ってトップに立ち、そのままぐんぐんペースを上げて後続を突き放していった。
この辺りからコースが乾き始めていたためか、#36コマスはドライビングミスから大きく
後退すると、5周目終了でピットに飛び込み、スリックタイヤにチェンジ。この判断が
功を奏して#36WOODONEは7位まで挽回して第2レースを迎えることとなった。
レース中盤は2位以下が熾烈な順位争いを展開。レインセッティングが祟ってペース
ダウンを余儀なくされた#38竹内を#22影山、#23本山が相次いでパス。さらには#22と
#23がファイナルラップまで2位を争って接近戦を展開。このままスカイラインの1-2-3
体制でレースは終わるかに見えたが、スリックタイヤの選択が的中して終盤目覚しい
ペースアップを果たしていた#39シュワガーが最終ラップで2位に躍り出てフィニッシュ。
3位に本山、影山は4位。
GT300は序盤PPの#19ウェッズスポーツCELICAがトップを快走するも、コースコンディ
ションの変化に対応できず、次第に後退。11周目にスリックに交換するも、時既に
遅く11位でレースを終えた。
対照的にスリックを選択した#3ハセミスポーツZの柳田、#55タイサンバイパーの木下、
#81ダイシンシルビアの植松らが着実に上位に進出してきた。#3柳田と#55木下は何度
もトップを入れ替えながら走り続け、最後は#3柳田が競り勝ってトップでフィニッシュ
した。
2003年7月13日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝第1レース 天候:曇り/コース:セミウェット
-P.-No.Cls-Car------------------------------Drivers-----Lap-GoalTime-(WH)
1 12 500 カルソニックスカイライン 井出 20 31'22.121(20)
2 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー 20 - 6.958(10)
3 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山 20 - 7.406(90)
4 22 500 モチュールピットワークGT-R 影山 20 - 8.179(40)
5 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原 20 - 8.595
6 38 500 auセルモスープラ 竹内 20 - 16.404(30)
7 36 500 WOODONEトムススープラ コマス 20 - 17.015(50)
8 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 WADA 20 - 19.142
9 1 500 エッソウルトラフロースープラ 飯田 20 - 23.763(110)
10 100 500 RAYBRIG NSX 加藤 20 - 28.048(10)
11 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部 20 - 28.551
12 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ 20 - 39.988
13 64 500 Mobil 1 NSX ロッテラー 20 - 40.338
14 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤 20 - 40.439(10)
15 8 500 ARTA NSX 金石 20 - 56.302
16 25 500 ADVAN スープラ デュフォア 20 -1'15.622(10)
17 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 田嶋 20 -1'28.289
18 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤 19 - 1 Lap
19 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 柳田 19 - 1 Lap(35)
20 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 木下 19 - 1 Lap
21 81 300 ダイシンADVANシルビア 植松 18 - 2 Laps
22 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田 18 - 2 Laps(30)
23* 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 加藤 18 - 2 Laps
24 71 300 シグマMR-S 澤 18 - 2 Laps
25 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 長嶋 18 - 2 Laps
26 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 浅井 18 - 2 Laps(20)
27 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中 18 - 2 Laps(30)
28 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋 18 - 2 Laps(10)
29 19 300 ウェッズスポーツCELICA 田中 18 - 2 Laps
30* 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 大井 18 - 2 Laps(10)
31 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 宮川 18 - 2 Laps
32 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 西澤 17 - 3 Laps(65)
33 43 300 ARTA Garaiya 新田 17 - 3 Laps(20)
34 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 清水 17 - 3 Laps
35 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林 17 - 3 Laps
36 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 筒井 17 - 3 Laps(10)
37 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島 17 - 3 Laps
38 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本 17 - 3 Laps
39 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 位高 17 - 3 Laps
40 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤 17 - 3 Laps
41 31 300 RECKLESS MR-S 後藤 17 - 3 Laps(60)
42 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 水谷 15 - 5 Laps
43 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 砂子 15 - 5 Laps
--------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
Fastest Lap #36 WOODONEトムススープラ(E.コマス) 1'27.701 14/20 180.614km/h
* No.7はピットレーン通過速度違反によりドライビングスルーペナルティ。
* No.51はH項違反(黄旗区間のスピン)によりドライビングスルーペナルティ。
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

富士は朝から雨模様。GTR勢が1-2-4位と好調だ(Photo:Motorsports@nifty)
8月13日。JGTC第4戦の決勝を占うフリー走行が小雨の降る富士スピードウェイで
行われ、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rを駆る本山哲が1分35秒866でトップに、さらに
#12カルソニックスカイラインのトレルイエが2番手と、スカイラインが1-2体制を
形成し、ウェットコンディションでの好調ぶりをみせつけた。
GT300クラスでは、終始トップタイムを出していた#19ウェッズスポーツCELICAを
最後の最後に上回った#43ARTA Garaiyaが1分42秒882でトップであった。
決勝日の朝を迎えた富士スピードウェイは、フリー走行開始前から小雨が降り始め、
所々薄い霧も垂れ込める予選とは全く違ったコンディションとなった。
8時25分、当初の予定より5分遅れてフリー走行が始まった。
路面はウェットだが、GT500では開始早々から39秒台が出ており、それほどコンデ
ィションは悪くないようだ。
このセッションでは序盤から#22モチュールピットワークGT-R、#12カルソニック
スカイラインらが好調で、コンスタントに上位タイムを記録しながら走行している。
このスカイライン勢とトップタイムを入れ替えながら走行しているのが#36WOODONE
トムススープラ、#37ZENT トムススープラのトムス勢と#38auセルモスープラ。
ここでもスカイラインとスープラの緊迫した戦いが期待できそうだ。
しかし#1エッソウルトラフロー スープラだけは10番手前後を上下している。
やはり110kgのウェイトハンデは苦しいようだ。
NSX勢では#18TAKATA童夢NSXが一時3番手タイムを記録して気を吐くが、セッション
終盤に向けてスープラ勢やスカイライン勢のタイムアップについていけず、7番手
まで順位を落としてしまう。
残り5分を切った時点で、それまで中団以下で走っていた#23ザナヴィ ニスモ GT-R
が一気に35秒866を出してトップに躍り出た。2位には#12カルソニックが36秒071で
続き、スカイラインが1、2番手を占めてセッションを終えた。
GT300では、PPの#19ウェッズスポーツCELICAが終始トップタイムを記録して周回し、
そのポテンシャルの高さをみせつけていたが、セッション終了間際に#43ARTA Garaiya
が42秒882を叩き出してトップとなった。以下#69FK/Massimo外国屋ADVANポルシェ、
#31RECKLESS MR-S、#55ECLIPSE タイサン ADVAN バイパーと様々な車種が入り乱れる
展開であり、決勝でも混戦が予想される。
2003年7月13日 富士スピードウェイ(静岡県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers------------BestTime(WH)
1 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'35.866(90)
2 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'36.071(20)
3 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'36.467
4 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'36.957(40)
5 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'36.962(30)
6 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'37.127(50)
7 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'37.705
8 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'37.760
9 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'37.772(10)
10 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'37.962
11 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'38.125(10)
12 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'38.442(10)
13 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'38.483(110)
14 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 黒澤/田嶋 1'38.758
15 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'38.848(10)
16 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ロッテラー 1'38.855
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'40.232
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 山西/WADA 1'42.326
19 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'42.882(20)
20 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'43.707
21 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'44.944
22 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'45.021(60)
23 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'45.224
24 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'45.370(35)
25 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'45.937
26 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'46.120(10)
27 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'46.147(30)
28 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'46.163
29 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'46.281
30 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'46.295(10)
31 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/水谷 1'46.634
32 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'46.770
33 21 300 ダンロップBMW M3GT 一ツ山/松本 1'46.802
34 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'47.002
35 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'47.391
36 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'47.612
37 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'47.711(20)
38 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'47.723(30)
39 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'47.960
40 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'48.802
41 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'49.241(65)
42 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'51.455
43 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'55.735
44 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'58.660(10)
---------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第4戦
MALAYSIAN JGTC IN FUJI SPEEDWAY 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年7月12日
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■スカイラインGT-Rは、予選6・7・8位
第4戦のマレーシアラウンドがキャンセルとなったため、代替の第4戦Malaysian
JGTC in FUJI SPEEDWAYは7月の第2ウィークエンドに富士スピードウェ
イで開催されることとなった。
公式予選1回目は、12日(土)午前11時から開始された。参加台数は44台。
第2戦で優勝している#22「モチュールピットワークGT-R」
は、ハンディウェイト40kgを積んでこのレースに臨んでいる。
#23はアタックタイミングをずらすためにピットで約5分待機したのち、リチャー
ド・ライアンがコースイン。アタック走行に入る前に赤旗が提示され、予選は一時
中断となってしまう。再開後、残り6分間でライアンは再びアタック走行を行ない、
終了間際に1分24秒999のベストラップを計測。ポジションは5位であった。
また、ハンディウェイト20kgとGT-R勢では最も条件の良い#12「カルソ
ニックスカイライン」は、ブノワ・トレルイエがタイムアタック。1分25秒035
を出して6番手となった。
公式予選2回目は、午後3時50分から1時間行われた。
#23「ザナヴィ ニスモGT-R」は、本山が担当。終了8分前、本山は満を持
してコースインしていったが、タイムアップとポジションアップすることはできな
かった。
#22「モチュールピットワークGT-R」は、影山正美が決勝のセットアップチ
ェックを行ない、ハンドリングの微調整を行った。そして、リチャード・ライアン
にバトンタッチ。結果は#23同様タイムアップならず、であった。#12はブノ
ワ・トレルイエが再タイムアタック。しかし、こちらも午前のタイムを100分の
1秒縮めるにとどまった。
GT300を含む他車も、ほとんどがタイムアップ出来なかった。GT500では、
唯一#25スープラがタイムを更新して5位となったため、総合予選結果は#22
が6位、#12が7位、#23が8位となり、GT-R勢が並んで翌日の第1レー
スをスタートすることとなった。
13日の決勝第1レースは午後1時スタート。第1レースは、1名のドライバーに
よる30周のスプリントレースとなる。レースフィニッシュ後、30分のインター
バルを挟み第2レースが行われる。第2レースは給油を含む50周となる。
■公式予選結果
Pos. Car Name No. Driver Laps
1. auセルモスープラ #38 竹内浩典 / 立川祐路 1'24"324
2. WOODONE トムススープラ #36 土屋武士 / エリック・コマス 1'24"464
3. プロジェクトμエスペリアスープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一 1'24"514
4. ZENT トムススープラ #1 黒澤琢弥 / マルコ・アピチェラ 1'24"632
5. ADVAN スープラ #25 荒 聖治 / ジェレミー・デュフォア 1'24"971
6. ザナヴィ ニスモ GT-R #23 本山 哲 / ミハエル・クルム 1'24"999
7. カルソニックスカイライン #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'25"034
8. モチュールピットワーク GT-R #22 リチャード・ライアン / 影山正美 1'25"156
9. デンソーサードスープラGT #39 ドミニク・シュワガー / 織戸 学 1'25"158
10. TAKATA童夢NSX #18 道上 龍 / セバスチャン・フィリップ 1'25"167
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
変則2ヒート制で行われるJGTC第4戦のそれぞれのドライバーが以下のとおり発表さ
れた。それぞれのチームの思惑があっての決定だが、完全スプリントとなる第1レー
ス、給油ありのセミスプリントとなる第2レースという形態に加えて、天候が雨とな
る可能性が高いだけに、この出走順が結果に大きな影響を与えそうだ。
・第1レース 30周 130km 給油義務なし
・第2レース 50周 200km 給油義務あり
◆JGTC.net http://www.jgtc.net/
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
Grd-No.Cl.-Car------------------------------第1レース--第2レース
1 38 500 auセルモスープラ 竹内 立川
2 36 500 WOODONEトムススープラ コマス 土屋
3 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部 脇阪
4 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤 アピチェラ
5 25 500 ADVAN スープラ デュフォア 荒
6 22 500 モチュールピットワークGT-R 影山 ライアン
7 12 500 カルソニックスカイライン 井出 トレルイエ
8 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山 クルム
9 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー 織戸
10 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ 道上
11 1 500 エッソウルトラフロースープラ 飯田 脇阪
12 100 500 RAYBRIG NSX 加藤 光貞
13 64 500 Mobil 1 NSX ロッテラー 松田
14 8 500 ARTA NSX 金石 土屋
15 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 田嶋 黒澤
16 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原 密山
17 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 WADA 山西
18 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤 コロネル
------------------------------------------------------------------
19 19 300 ウェッズスポーツCELICA 田中 青木
20 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 柳田 木下
21 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 西澤 山路
22 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤 松田
23 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 浅井 余郷
24 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 木下 山田
25 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田 田中
26 43 300 ARTA Garaiya 新田 高木
27 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 位高 山岸
28 31 300 RECKLESS MR-S 後藤 佐々木
29 71 300 シグマMR-S 澤 城内
30 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林 谷川
31 81 300 ダイシンADVANシルビア 植松 星野
32 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 長嶋 松永
33 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 加藤 尾本
34 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋 渡辺
35 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 筒井 菅
36 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中 三船
37 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 大井 谷口
38 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 宮川 平川
39 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 砂子 高見沢
40 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 水谷 OSAMU
41 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本 クワン
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 清水 石橋
43 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島 芳賀
44 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山 松本
------------------------------------------------------------------
2003年7月12日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選総合結果 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers------------BestTime(WH)
1 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.324(30)
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'24.464(50)
3 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'24.514
4 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'24.632
5 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'24.971(10)
6 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'24.999(40)
7 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'25.034(20)
8 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'25.156(90)
9 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'25.158(10)
10 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'25.167
11 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'25.454(110)
12 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'25.820(10)
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ロッテラー 1'26.066
14 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'26.439
15 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 黒澤/田嶋 1'26.684
16 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'27.574
17 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 山西/WADA 1'28.286
18 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'32.099
19 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'32.283(35)
20 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'32.405(65)
21 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'32.467
22 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'32.614(20)
23 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'32.712
24 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'32.937(30)
25 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'33.176(20)
26 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'33.251
27 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 1'33.421(60)
28 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.454
29 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'33.518
30 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'33.556
31 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'33.562
32 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'33.645
33 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'33.678(10)
34 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'33.711(10)
35 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'33.735(30)
36 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'34.107(10)
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'34.455
38 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R 高見沢/砂子 1'34.497
39 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/水谷 1'35.367
40 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'35.473
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'35.510
42 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'37.302
43* 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'26.352(10)
44* 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'36.987
---------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
* No.16,21は、一方のドライバーが予選通過基準タイムに達しなかったが、決勝日
朝のウォーミングアップ走行で、当該クラスの上位3台の107%をクリアすることを
条件に各クラスの最後尾から出走が認められた。