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2006年7月

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第2戦もてぎ決勝 1時間経過順位

P No Cls P Car/Type Driver Tyre Lap Diff
1 21 LMP1 1 DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
DL 33 -
2 18 LMP2 1 Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
YH 31 2 Lap
3 20 LMGT1 1 DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 龍也
服部 尚貴
田嶋 栄一
DL 31 2 Lap
4 3 LMP2 2 ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
BS 30 3 Laps
5 27 LMGT2 1 シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
YH 30 3 Laps
6 15 LMP2 3 真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
阪口 良平
植田 正幸
石川 資章
YH 29 4 Laps
7 9 LMGT1 2 ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
YH 29 4 Laps
8 66 LMP1 2 島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
YH 29 4 Laps
9 5 LMGT2 2 TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見澤 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
YH 29 4 Laps
10 4 LMP2 4 MYZダラーラGC-21
GC-21
坂本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
BS 28 5 Laps
11 7 LMGT2 3 DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
大村 亜津子
YH 24 9 Laps
12 16 LMP1 3 無限COURAGE LC70
COURAGE LC70
荒 聖治
黒澤 治樹
MI 0 33 Laps

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第2戦もてぎ 決勝スタート!

060702_03a 全日本スポーツカー耐久選手権第2戦は、当初予定より10分遅れてスタートした。

現在のトップはポールシッターの#21DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)。
2番手スタートの#16無限クラージュLC70(黒澤治樹/荒聖治組)は、フリー走行で出たミッショントラブルの修復が間に合わず、ガレージから未だ出てきていない。
メカニックは懸命に作業を続行している。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第2戦もてぎ フリー走行結果

天候:曇り コース:ウェット→ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre   Time Delay
1 21 LMP1 1 DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
DL 1' 48.151 -
2 18 LMP2 1 Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
YH 1' 56.849 -8.698
3 4 LMP2 2 MYZダラーラGC-21
GC-21
坂本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
BS 2'00.198 -12.047
4 16 LMP1 2 無限COURAGE LC70
COURAGE LC70
荒 聖治
黒澤 治樹
MI 2'00.473 -12.322
5 20 LMGT1 1 DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 龍也
服部 尚貴
田嶋 栄一
DL 2'01.973 -13.822
6 9 LMGT1 2 ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
YH 2'03.140 -14.989
7 15 LMP2 3 真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
阪口 良平
植田 正幸
石川 資章
YH 2'04.170 -16.019
8 66 LMP1 3 島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
YH 2'04.533 -16.382
9 27 LMGT2 1 シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
YH 2'06.797 -18.646
10 5 LMGT2 2 TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見澤 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
YH 2'07.268 -19.117
11 3 LMP2 4 ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
BS 2' 21.003 -32.852
12 7 LMGT2 3 DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
大村 亜津子
YH 5'09.117 3'20.966

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第2戦もてぎフリー走行 クラージュにトラブル発生!

060702_01a 全日本スポーツカー耐久選手権第2戦の決勝前フリー走行が7月2日、ツインリンクもてぎで行われ、昨日の予選でポールポジションを獲得した#21DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)がここでも最速タイムをマークした。

決勝日を迎えたツインリンクもてぎは蒸し暑い曇り。いつ雨が降ってきてもおかしくない雰囲気の中、フリー走行は開始された。路面は所々に濡れた箇所が残っている。

060702_02a LMP1の2台、#21ザイテックと#16無限クラージュが真っ先にコースに飛び出し、慎重に周回を重ねる。
しかし開始から10分が経過したところで、黒澤治樹のドライブするクラージュの後部から白煙が上がり、16号車はそのままピットへ。
ミッショントラブルのようだ。

#21ザイテックは野田-加藤の順で順調に周回を重ね、最終的に1分48秒151までタイムを縮めて走行を切り上げた。

LMGTクラスでは、GT1の#20DUNLOP Ferrari 550GT1(片岡龍也/服部尚貴/田嶋栄一組)が2分1秒973でトップだった。

第2戦決勝は午後12時30分より209周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第2戦もてぎ ポールシッターのコメント

060701_05a

LMP1クラス1位 DUNLOP Zytec 05S
野田英樹
前回はトラブルで勝てるレースを落としましたが、一ツ山レーシングのスタッフ全員で問題のあった箇所をキチンと直してここにきました。ハンドリングにも少し問題があったのですが、空力を見直すことで解決してくれました。
(クラージュについて)クルマの性格が違ってて、僕らのザイテックはコーナリングが得意ですが、クラージュは直線が速いので、コースによって合う合わないがあると思います。
でも、向こうはシャシーもエンジンも最新のものなので、正直脅威を感じてます。
ミシュランもヨーロッパでは実績のあるタイヤですし、ね。
でも僕らの履くダンロップさんも毎回最新スペックのタイヤを投入してくれているので、僕らはやれることを精一杯やるだけです。

加藤寛規
野田選手が言ったように、前回のトラブル箇所はきちっと直ってて、ハンドリングの問題も解消されていたので、自信を持って走れるような体制とクルマでここに来ることができました。明日の決勝も楽しみにしています。
クラージュはまだ完成度が今ひとつのようで、今は僕らのほうが速いですけど、無限さんのチーム体制や戦略がどれほどのものかは良く知っているので、決勝は油断できないと思ってます。
それよりも、熊倉さんが現場復帰したことが良かったなぁと思います。

LMGT1クラス1位 DUNLOP Ferrari 550GT1
片岡龍也
またポールをとることができましたが、前回よりも台数が減ってるので、僕らには完走が求められてるのかなと思います。今回も総合優勝を狙ってますけど、さすがに2台の配線を切るのは難しいかなぁ、と(笑)

田嶋栄一

昨日走ってなくて、今日も数周しただけですが、テストでは80周以上走ってるので大丈夫です。
前回も勝ってますので、今回もキッチリ結果を出したいです。

服部尚貴

今日のクルマの状態は完璧でした。
明日は片岡に700㎞走ってもらって、残りを二人で分担しようかと思ってます(笑)

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第2戦もてぎ グリッド予選結果

天候:曇り コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre 0 Time Delay
1 21 LMP1 1 DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
DL 1' 42.019 -
2 16 LMP1 2 無限COURAGE LC70
COURAGE LC70
荒 聖治
黒澤 治樹
MI 1' 43.704 -1.685
3 18 LMP2 1 Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
YH 1' 51.637 -9.618
4 20 LMGT1 1 DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 龍也
服部 尚貴
田嶋 栄一
DL 1' 52.622 -10.603
5 4 LMP2 2 MYZダラーラGC-21
GC-21
坂本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
BS 1' 53.698 -11.679
6 15 LMP2 3 真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
阪口 良平
植田 正幸
石川 資章
YH 1' 54.244 -12.225
7 27 LMGT2 1 シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
YH 1' 55.927 -13.908
8 3 LMP2 4 ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
BS 1' 56.712 -14.693
9 5 LMGT2 2 TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見澤 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
YH 1' 57.492 -15.473
10 9 LMGT1 2 ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
YH 1' 59.754 -17.735
- 66 LMP1 島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
YH 1' 56.157 -14.138
- 7 LMGT2 DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
大村 亜津子
YH 2' 18.730 -36.711

※大会審査委員会は、No.66及びNo.7のグリッド予選への出走を認めた。
但し、2006年全日本スポーツカー耐久選手権統一規則 第25条 7.により、最後尾スタートとなる。

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第2戦もてぎグリッド予選 ザイテックが連続ポール!!

全日本スポーツカー耐久選手権第2戦のグリッド予選は、前回に続いて#21DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)がポールポジションを獲得した。

060701_03a 明日の決勝のスタート順を決める20分間のグリッド予選が午後2時40分から開始された。
午後になって天候は回復し、コースは完全にドライコンディションとなった。

LMP2のGC-21やRS、LMGT2のポルシェ911GT3らが一斉にコースに飛び出していく中、LMP1の無限クラージュは開始7分、一ツ山ザイテックは10分過ぎに漸くコースイン。
しかしこのカテゴリーではタイヤウォーマーの使用が認められていることもあり、両者とも1回目のアタックから好タイムを出してくる。

まずはクラージュを駆る荒聖治が1分44秒501、続いて2周目に43秒704を出してくる。
しかしザイテックの野田英樹は最初からいきなり42秒576を叩き出し、更には42秒019までタイムを縮めて無限を圧倒、堂々の連続ポールを獲得することとなった。
もてぎのコースレイアウトでは車重の軽いザイテックに分があったようだ。

060701_04a LMGTクラスも同じ一ツ山レーシングの#20DUNLOP Ferrari 550 GT1(片岡龍也/服部尚貴/田嶋栄一組)が総合でも5番手となる1分52秒622で2戦連続でクラストップとなった。

決勝は明日12時30分より、1000km(209周)の長丁場だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第2戦もてぎ ドライバーズ予選結果

天候:曇り  コース:ウェット→ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre   Time
1 21 LMP1 1 DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
DL 1' 49.976
2 16 LMP1 2 無限COURAGE LC70
COURAGE LC70
荒 聖治
黒澤 治樹
MI 1' 50.722
3 18 LMP2 1 Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
YH 2' 01.457
4 3 LMP2 2 ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
BS 2' 02.169
5 20 LMGT1 1 DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 龍也
服部 尚貴
田嶋 栄一
DL 2' 05.364
6 4 LMP2 3 MYZダラーラGC-21
GC-21
坂本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
BS 2' 07.944
7 15 LMP2 4 真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
阪口 良平
植田 正幸
石川 資章
YH 2' 09.038
8 27 LMGT2 1 シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
YH 2' 10.922
9 5 LMGT2 2 TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見澤 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
YH 2' 11.752
10 9 LMGT1 2 ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
YH 2' 12.489
- - - - 以上 予選通過車両 -------- -   -------
- 66 LMP1 0 島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
YH 2' 09.325
- 7 LMGT2 0 DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
大村 亜津子
YH 2' 25.909
- 17 LMGT2 0 NOPRO・DUNLOP・ロードスター
マツダロードスター
野上 敏彦
関 豊
DL   出走せず

予選通過基準タイム(125%) 2'22.564

クラス別予選通過基準タイム
(Class LMP1   115%)  2'06.472
(Class LMP2   115%)  2'19.676
(Class LMGT1 115%)  2'24.169
(Class LMGT2 115%)  2'30.560

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第2戦もてぎ ドライバーズ予選 ザイテックが暫定ポール!

全日本スポーツカー耐久選手権第2戦のドライバーズ予選がツインリンクもてぎで行われ、#21DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)がここでも圧倒的な速さを見せて暫定ポールを獲得した。

060701_01a 第2戦の公式予選日を迎えたツインリンクもてぎは朝から雨が降ったり止んだりを繰り返しており、午前のドライバーズ予選はウェット路面で開始されることとなった。

このため、各車レインタイヤでの走行を強いられるが、こうした状況でありながらも、ザイテックは加藤寛規のドライブにより1分52秒583を叩き出す。
今回から参加した、チーム無限のクラージュは黒澤治樹のドライブで2番手につけていながらも、タイムは57秒000と慎重な走行だ。

060701_02a 今回から参戦したチーム無限は最新のLMP-1規定のマシン、クラージュLC70にMF-458エンジンを搭載している。
対する一ツ山レーシングのザイテック05Sは05ハイブリッド仕様ということで、空力や車重などでは若干ザイテックが有利だ。

セッション半ばを過ぎた頃から空は明るくなり、それにつれて路面も徐々に乾いてきた。
レインタイヤで走っているクルマは濡れているところを選んで走行するようになってきたが、ザイテックは51秒台、50秒台とじわじわタイムをあげていく。
クラージュ無限もカットスリックを投入してザイテックとの差をつめてくる。

最終的に一ツ山ザイテックは49秒976、クラージュ無限は50秒722までタイムを縮めて午前のドライバーズ予選を終了、午後のグリッド予選に臨むこととなった。

GTクラスでは、前回総合優勝の#20DUNLOP Ferrari 550 GT1(片岡龍也/服部尚貴/田嶋栄一組)が2分05秒364でGT1クラストップ、総合でも5番手につけた。

明日の決勝スタート順を決める、グリッド予選は午後2時40分から、20分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC:Rd.2もてぎエントリーリスト

No Cls Team Drivers     Machine Model Tyre Engine Tuner
16 LMP1 TEAM 無限 荒 聖治 黒澤 治樹   無限 COURAGE LC70 COURAGE LC70 MI 株式会社M-TEC
21 LMP1 HITOTSUYAMA RACING 野田 英樹 加藤 寛規   DUNLOP Zytek05S Zytek 05S DL Zytek Engineering Ltd.
66 LMP1 自動車工房MYST 島沢 隆彦 太田 浩 竹谷賢二 島沢自動車 BP・SK93 RS.OSCAR SK-93 YH セキグチカーズ
3 LMP2 MYZ 山本 将之 周防 彰悟 山下 潤一郎 ライフワークBOMEX GC21 GC-21 BS 株式会社トムス
4 LMP2 MYZ 坂本 祐也 行方 由久 藤井 誠暢 LAV-TEC MYZ GC21 GC-21 BS 株式会社トムス
15 LMP2 自動車工房MYST 阪口 良平 植田 正幸 石川 資章 真神パワーADVANミストRS倶楽部 RS.OSCAR.SK5-2 YH セキグチカーズ
18 LMP2 AIM SPORTS 山崎 信介 麻生 裕二 富澤 勝 Aim Sports GC-21 GC-21 YH 有限会社トリイレーシング
9 LMGT1 TEAM LEYJUN OSAMU 田中 勝喜 飯島 寛也 ARKTECH-LEYJUN and A&S-MT MOSLER MT900R YH MID WEST RACING
20 LMGT1 HITOTSUYAMA RACING 片岡 龍也 服部 尚貴 田嶋 栄一 DUNLOP Ferrari 550 GT1 Ferrari 550 maranello GT1 DL プロドライブ
88 LMGT1 JLOC 山西 康司 桧井 保孝 WADA-Q ムルシエラゴ RGT LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1 YH REITER ENGINEERING
5 LMGT2 TEAM TAKAMIZAWA 高見沢 一吉 堤 明彦 砂子塾長 TEAM高見沢BEND PORSCHE PORSCHE 996 GT3R YH MIDWEST RACING
7 LMGT2 PROTO WORKS 荻原 なお子 東條 泉美   DREAM ANGELS ADVAN RX7 RX-7 YH PROTO WORKS
17 LMGT2 TEAM NOPRO 野上 敏彦 関 豊   NOPRO・DUNLOP・ロードスター マツダロードスター DL TEAM NOPRO
27 LMGT2 TEAM KAWAMURA 青山 光司 高木 真一 新田 守男 シンワサービスRSR PORSCHE 911 GT3 RSR YH コックス株式会社

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿 SUBARU MOTORSPORTS EXPRESS

スーパー耐久シリーズ2006 第2戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2006年5月20日-21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇FUJITSUBO hpi IMPREZA が2位表彰台に 新井敏弘は決勝レースに出走ならず

 スーパー耐久シリーズ2006第2戦は、5月20~21日、三重県の鈴鹿サーキットで開催され、#2インプレッサがクラス2位で表彰台を獲得。前回3位表彰台の#22インプレッサはトラブルに見舞われながらもクラス8位で完走を果たした。TOSHI ARAIこと新井敏弘が加わった#123インプレッサは不幸なアクシデントに遭い新井が乗る前にリタ イアを喫しファンをがっかりさせた。

 20日の予選日、グリッド予選のクラス1/2/Sの専有走行枠で#22インプレッサの清水がクラス6位、#123インプレッサの峰尾がクラス8位のポジションを得た。そして全車走行枠では#2インプレッサの吉田が中盤にアタックをかけてクラス2位(総合8位)につけた。またクラス3/4の専有走行枠で、#22インプレッサが再アタックをかけ、タイムを1秒近く縮めてクラス5位(総合13位)にポジションを上げた。思うようにタイムが上がらない#123インプレッサはクラス10位(総合27位)にポジションを下げる結果となった。

 決勝日は朝から五月晴れとなった。13時35分、82周の決勝レースがスタート。#2インプレッサは小泉、#22インプレッサは清水、#123インプレッサは峰尾がスタートドライバーを務めた。スタート直後から#2インプレッサはペースが上がらず、10周目にはクラス8位までポジションダウン。逆にクラス4位にポジションを上げた#22インプレッサの清水は、クールスーツが壊れたこともあり、19周目にクラス5位へダウン。いっぽう#123インプレッサは23周目に 逆転してクラス8位にポジションを上げた。

 33周目、#123インプレッサの峰尾が#22インプレッサの池田をかわしてクラス5位へ。直後、34周目の最終コーナーで#22インプレッサの右フロントドライブシャフトのブーツが抜け池田はたまらずスローダウン。ガレージへ入れられドライブシャフトの交換を行った。

 #123インプレッサの峰尾は、38周目にクラス3位までポジションを上げた。ところが39周目の1コーナーで#123インプレッサの目の前でバックマーカーがハーフスピン。峰尾は不運にもこれを避けることができず、右フロントを大破。スローダウンしてピットインを余儀なくされた。さらにフロント部の冷却系が壊れているため、チームはリタイアを決断。新井が乗ることなく戦列から離脱することになった。

 #22インプレッサはメカニックの懸命な作業で10数分でコースへ復帰。ほぼ最後尾ではあったが、池田が最後まで走りきりクラス8位でゴールした。#123インプレッサのアクシデントでクラス4位に浮上した#2インプレッサは、40周目には3位と表彰台圏内に浮上。51周目には2回目のピットインをし、全車のルーティーンが済むとポジションはクラス2位となり、その位置を守ってチェッカーを受けた。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

スーパー耐久シリーズ2006 第2戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年5月20日-21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■「トータルスポーツings Z」、3連勝ならず2位
スポット参戦の「ハウスコンサルタントADVAN Z」が4位

 20日公式予選。予選に出走したのは41台(クラス1は9台、クラス3は12台)。明け方まで降った雨は上がり、各車両が走行を重ねるごとにコースは乾いていった。午後のグリッド予選は風は強いものの晴天で完全ドライコンディションとなり、#3 Zの影山がクラス1の5位につけた。クラス3では、#23 Zの山田がNA車最上位となる3位、#33 Zの大井が5位、#19 Zの小林が8位、#9 Zの塩渕が9位につけた。

 21日13時35分、300マイル(約480km)82周の決勝レースがスタート。スタートドライバーは#3 Zが影山、#23 Zが山田、#33 Zが大井、#19 Zが斉藤、#9 Zが塩渕。
 クラス3では、#23 Zの山田が好スタートを決めて2周目に2位、7周目の200Rでトップを奪った。しかし20周目からところどころでスロー走行を始めて21周目に緊急ピットイン。原因は燃料ポンプの電気系の接続。これにより大きくポジションを落とすことになった。

 #33 Z大井は6周目に3位にポジションを上げたが、12周目の2コーナーでバックマーカーに追突、スピンをさせてしまい左フロントのカウルを破損。28周目にクラストップの#15 RX-7がルーティーンのピットインをしたことからトップに躍り出た。35周で最初のルーティーンピットインを行い、クラス2位でコースへ復帰した。
 トップを走行する#83 NSXに追いついた大井は45周目に逆転してトップを奪回。そして50周目に2回目のピットインを行い、幸内に交代した。幸内は4位でコースイン。上位の車両が2回目のピットインを済ませるとクラス2位に浮上した。59周を終了してクラス3のトップは#15 RX-7、2位に#33 Zの幸内、さらに4秒遅れて3位が#83 NSX。
 しかし73周目のデグナーで幸内はオイルに乗ってハーフスピン。これでトップとの差は18秒となり、3位との差はわずかに1秒。その後何度も仕掛けた#83 NSXだったが、最後まで#33 Zが抑えて0.188秒差で逃げ切り2位でチェッカーを受けた。

 #9 Zは表彰台こそ逃しはしたが大健闘の4位ゴールとなった。#19 Zは42周で2回目のピットインを行い小林が5位までポジションを上げた。しかし、終盤にデグナーでオイルに乗って飛び出し、左リアタイヤがバースト。チェッカー直前にピットインしてタイヤを交換し7位でゴールした。また、修復なった#23Zは谷口が後半の45周を走行し10位でゴール。貴重な1ポイントを加算した。

 また、クラス1の#3 Zは影山が5位とポジションをひとつ上げ、最初のルーティーンピット直前には2位まで浮上。35周目に青木に交代した。しかし40周目の1コーナーでコースアウトを喫し、このときに右リアタイヤがスローパンクチャーとなったのか、42周で再びピットインしてタイヤを交換。このまま最後までドライブして6位でゴールとなった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿決勝 ARTAが開幕2連勝!

2006スーパー耐久シリーズ第2戦、スーパー耐久鈴鹿300マイルの決勝が快晴の鈴鹿サーキットで行われ、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が3位以下を全て周回遅れにする圧倒的な速さで開幕2連勝を飾った。
(観客動員数:14,500人)

0521_start_race_s

第2戦の決勝を迎えた鈴鹿サーキット上空は見事に晴れわたり、スタートの時点で気温は27℃、路面温度は37℃に達し、更に上がりそうな気配を見せている。
午後1時30分、82周の長い戦いが始まった。

ポールの#1ARTA GT3がトップを守って1コーナーへ。スタートドライバーの田中哲也は一気に後続を突き放しにかかる。
その後ろでは7番手スタートの#45Pixy Specsポルシェの羽根幸浩が5位に浮上。さらに3周目には#24Pixy ADVANポルシェをも抜き去って4位に上がってきた。
更にその後方では、オープニングラップのシケインでいきなり#30RSオガワランサーと#913BOMEXコルベットが接触、両者足回りを破損して戦線離脱を余儀なくされた。

トップが15周を消化した時点で路面温度は39℃に達した。
トップは#1ARTA田中のままだが、2番手には#28SEICO GT3の佐々木孝太が上がってきた。

24周目、総合トップのARTAはピットイン。ドライバー交代なしで給油を済ませてピットアウト、#3エンドレスZの後ろ、5番手でコースに復帰。

ここから上位陣が相次いでピットストップを行い、35周まで引っ張った#3エンドレスZが影山正美から青木孝行に交代したところで、再びARTAがトップに返り咲いた。

46周目、#45Pixy Specsポルシェを駆る伊藤真一が#8ニコカットGT3の清水康弘を逆バンクで捉え、3位に上がる。

50周を消化したところで路面温度は遂に40℃を超えた。

ARTAは52周終わりで2度目のピットイン。ここで新田守男に交代してチェッカーを目指す。
これで暫定トップは再び#28SEICOポルシェとなったが、新田は28号車のルーティンストップを待たずに54周目のバックストレッチで抜き去り、トップを奪い返した。

0521_porsche_race_s

0521_lancer_race_s

0521_rx7_race_s

0521_integra_race_s

結局ARTAは2位の28号車に2分近い大差をつけてチェッカーを受け、開幕戦の仙台に続いて2連勝を達成した。
3位には#8ニコカットGT3。#45PixyGT3は73周目のデグナーで羽根幸浩がオイルに乗って痛恨のコースアウトを喫し、惜しくも表彰台を逃した。

ST2クラスは#11オーリンズランサーが順調にトップを快走。ピットストップ以外では一度もトップの座を譲ることなく圧倒的な速さで後続を突き放し、こちらも今季2勝目を挙げた。

PCWRCチャンピオン、新井敏弘の参戦で注目の#123エンドレスアライGDBはスタートドライバーの峰尾恭輔が着実に順位を上げ、一時はクラス4位まで上り詰めるが、39周目の2コーナーで#32グループMポルシェと接触、右フロントを大破してレースを終え、結局新井にドライブの機会は回ってこなかった。

今回最も白熱したバトルが展開されたのがST3クラスだ。
レース序盤は予選トップの#15岡部自動車RX-7古谷直広と#23C-WESTアドバンZ山田英二の間で熾烈なドッグファイトが繰り広げられ、一時は山田がトップに立つが、C-WESTは21周目に燃料系のトラブルに見舞われて大きく後退してしまう。

これで15号車が再びトップに立つが、最初のルーティンストップでエンジンの再始動に手間取り、コース復帰してしばらくはペースも上がらなかったために、この間に速めにピットストップを済ませた#83BPアドバンNSXと、10秒ペナルティを課せられたにもかかわらずハイペースで飛ばしていく#33トータルスポーツingsZの先行を許してしまう。

83号車と33号車は延々10周以上もの接近戦を繰り広げ、44周目のスプーンで#83小林正吾をねじ伏せた#33大井貴之が一時はトップに立つ。

しかしこの時点で3位に落ちていた15号車のRX-7は2回目のルーティンストップでタイヤ交換を行わず、僅か34秒の停止時間でコースに復帰してトップを奪い返し、そのままチェッカーまで逃げ切って今季初優勝をもぎ取った。

2位には33号車のZ。大井からバトンタッチされた幸内秀憲が83号車NSXを駆る余郷敦とファイナルラップまで激しく争い、これをギリギリで退けてチェッカーを受けた。

ST4クラスは、スタートからトップを快走していた#999P.MU Racing MACAU YH インテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)を最後の最後に#73ロイヤルハウスベルノ静岡DC5(前嶋秀司/山本すばる/花岡隆弘組)が追い詰めたが、わずかに届かなかった。

STSクラスは、#99J'S RACING F&M S2000が13周目の2コーナーでクラッシュ。残った#69J'S RACING NSC S2000(梅本淳一/植田正幸組)もトラブルに見舞われるが、懸命に修復作業でかろうじてチェッカーを受けることができた。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿決勝結果

スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/21) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsPCar/TypeDriverTireLapTime/Bihind
11ST11ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI823:10'13.555
228ST12SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI821'51.360
38ST13ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH811Lap 
445ST14Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
羽根 幸浩
福田川 優
伊藤 真一
MI811Lap 
524ST15Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH802Laps
63ST16エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH802Laps
711ST21オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーエボルーション
中谷 明彦
木下 隆之
YH802Laps
82ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ
吉田 寿博
小泉 和寛
DL793Laps
913ST23シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーエボルーション
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH793Laps
1015ST31岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
RX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH793Laps
11*33ST32トータルスポーツ ingsz
日産フェアレディ Z33
幸内 秀憲
大井 貴之
YH793Laps
1283ST33BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
小林 正吾
余郷 敦
YH793Laps
139ST34ハウスコンサルタント ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
池之平 昌信
YH784Laps
1414ST35岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
RX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH784Laps
1526ST24エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーエボルーション
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH784Laps
1639ST36TRACY SPORTS NSX
ホンダNSX/NA2
梅川 真明
嶋村 馨
長野 賢也
YH775Laps
1719ST37バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH775Laps
1832ST17GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
武井 義隆
飯島 寛也
YH775Laps
19999ST41P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH775Laps
2073ST42ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH775Laps
21*56ST25ラリーアートPIT京都DLランサー
三菱ランサーエボルーション
松本 達哉
野田 勝義
DL766Laps
2287ST43RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH757Laps
2343ST38ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH748Laps
2418ST44コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH748Laps
2520ST26RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーエボルーション
小川 日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH748Laps
2677ST45BRIDGE-WAKO'S インテグラ
ホンダインテグラ /DC5
木村 聡
見並 秀文
内田 俊樹
YH739Laps
2769STS1J'S RACING NSC S2000
ホンダ S2000
梅本 淳一
植田 正幸
YH739Laps
2898ST46KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH7210Laps
2916ST39H!NT.7
RX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH7111Laps
305ST27ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーエボルーション
島田 和樹
高橋 毅
田口 弘
KH7111Laps
3122ST28PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GH-GDB
池田 昌弘
清水 和夫
DL7012Laps
3217ST18キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL6913Laps
3323ST310C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH6814Laps
---- 以上完走 ----
-7ST3-MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
RX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH7210Laps
-123ST2-エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH3943Laps
-27ST3-FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
白木 洋平
YH3052Laps
-6ST2- 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーエボルーション
冨桝 朋広
関 豊
DL2953Laps
-99STS-J'S RACING F&M S2000
ホンダ S2000
楠本 義晴
水野 琢
小川 範久
YH1171Laps
-54ST2-KONG's アンクルランサー
三菱ランサーエボルーション
山内 伸弥
浅見 武
岩倉 弘明
YH874Laps
-30ST2-RSオガワ★eeiA★ランサー
三菱ランサーエボルーション
赤鮫 オヤジ
堀田 誠
杉本 龍生
YH181Laps
-913ST1-BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH181Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 ARTA DENAG GT3 2'13.894 (2/82) 156.13km/h
  • 規定周回数: ST1:57Laps / ST2: 56Laps / ST3: 55Laps / ST4:53Laps / STS:51Laps
  • ペナルティNo.33 ペナルティストップ10秒: スーパー耐久シリーズ2006特別規則書第45条~1)②(危険なドライブ行為)
  • ペナルティNo.56 ペナルティストップ30秒: スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則書第14条(9)(ピット作業違反)

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿フリー走行結果

スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/21) Free-Practice Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoClsPCar/TypeDriverTireTimeDelayGapkm/h
11ST11ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI2'12.497--157.78
28ST12ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH2'13.8251.3281.328156.21
328ST13SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI2'15.4022.9051.577154.39
445ST14Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
羽根 幸浩
福田川 優
伊藤 真一
MI2'16.4593.9621.057153.20
511ST21オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーエボルーション
中谷 明彦
木下 隆之
YH2'17.5175.0201.058152.02
624ST15Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH2'17.7985.3010.281151.71
717ST16キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL2'18.0635.5660.265151.42
86ST22 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーエボルーション
冨桝 朋広
関 豊
DL2'18.3435.8460.280151.11
93ST17エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH2'18.7976.3000.454150.62
1033ST31トータルスポーツ ingsz
日産フェアレディ Z33
幸内 秀憲
大井 貴之
YH2'18.9956.4980.198150.40
1156ST23ラリーアートPIT京都DLランサー
三菱ランサーエボルーション
松本 達哉
野田 勝義
DL2'19.1316.6340.136150.26
12913ST18BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH2'19.3006.8030.169150.07
1313ST24シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーエボルーション
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH2'19.3656.8680.065150.00
1423ST32C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH2'19.5107.0130.145149.85
1532ST19GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
武井 義隆
飯島 寛也
YH2'19.6627.1650.152149.68
1620ST25RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーエボルーション
小川 日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH2'19.9257.4280.263149.40
1719ST33バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH2'20.9418.4441.016148.33
182ST26FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ
吉田 寿博
小泉 和寛
DL2'21.1708.6730.229148.09
1983ST34BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
小林 正吾
余郷 敦
YH2'21.1768.6790.006148.08
209ST35ハウスコンサルタント ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
池之平 昌信
YH2'21.2308.7330.054148.02
2115ST36岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
RX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH2'21.2548.7570.024148.00
22123ST27エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH2'21.5389.0410.284147.70
2326ST28エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーエボルーション
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH2'21.5929.0950.054147.64
2454ST29KONG's アンクルランサー
三菱ランサーエボルーション
山内 伸弥
浅見 武
岩倉 弘明
YH2'21.8909.3930.298147.33
2527ST37FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
白木 洋平
YH2'21.9609.4630.070147.26
2614ST38岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
RX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'22.0789.5810.118147.14
2730ST210RSオガワ★eeiA★ランサー
三菱ランサーエボルーション
赤鮫 オヤジ
堀田 誠
杉本 龍生
YH2'22.3159.8180.237146.89
2839ST39TRACY SPORTS NSX
ホンダNSX/NA2
梅川 真明
嶋村 馨
長野 賢也
YH2'23.04110.5440.726146.15
2922ST211PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GH-GDB
池田 昌弘
清水 和夫
DL2'23.24510.7480.204145.94
307ST310MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
RX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH2'24.04011.5430.795145.13
31999ST41P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH2'24.68312.1860.643144.49
3243ST311ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH2'24.75612.2590.073144.42
3373ST42ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH2'24.91512.4180.159144.26
345ST212ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーエボルーション
島田 和樹
高橋 毅
田口 弘
KH2'25.57913.0820.664143.60
3569STS1J'S RACING NSC S2000
ホンダ S2000
梅本 淳一
植田 正幸
YH2'27.30214.8051.723141.92
3618ST43コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH2'27.41614.9190.114141.81
3798ST44KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH2'27.47514.9780.059141.75
3887ST45RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH2'28.59816.1011.123140.68
3977ST46BRIDGE-WAKO'S インテグラ
ホンダインテグラ /DC5
木村 聡
見並 秀文
内田 俊樹
YH2'29.69617.1991.098139.65
4099STS2J'S RACING F&M S2000
ホンダ S2000
楠本 義晴
水野 琢
小川 範久
YH2'32.41419.9172.718137.16
4116ST312H!NT.7
RX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH2'32.99820.5010.584136.64

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿フリー走行 ここでもARTAがトップ

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2006スーパー耐久第2戦、スーパー耐久鈴鹿300マイルの決勝前フリー走行は、予選日とは打って変わって爽やかな晴天の下で行われ、ポールポジションの#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)がここでもトップタイムを記録した。

例年雨が展開を左右する鈴鹿ラウンド。今年も時折降ってくる雨の合間を縫って予選は行われたが、決勝は絶好のコンディションの下でレースが行われそうだ。

午前8時に30分間のフリー走行が開始された。
全車一斉にコースへ飛び出していくが、#32GruppeMポルシェが走行開始直後にボンネットが開いてしまうトラブルに見舞われてピットへ。修復はすぐに終わって走行を再開した。

開幕戦優勝車で2戦連続ポールの#1ARTA GT3がここでもセッション序盤から総合トップを快走している。
ST2もクラストップの#11オーリンズランサーが快調だ。2番手#6梁山泊、#56ラリーアート京都とランサーが1-2-3を決めている。
ST3は#33トータルスポーツZがトップ。2番手も#23C-WESTがつけ、ここではZが1-2体制を形成。予選で好調だったRX-7勢に対し、決勝での巻き返しが期待できそうだ。
ST4、STSも予選クラストップの#999P.MUレーシングインテグラ、#69J'SレーシングS2000がフリー走行でもトップタイムを出している。

決勝レースは午後1時30分より、82周で行われる。

TEXT :  Kazuhisa  SUEHIRO / Photo: FMOTOR

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿グリッド予選結果

スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/20) Grid Qualify Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoClsPCar/TypeDriverTireTimeDelayGapkm/h
11ST11ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI2'11.385--159.11
28ST12ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH2'12.5501.1651.165157.72
328ST13SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI2'12.6321.2470.082157.62
424ST14Pixcy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH2'13.8412.4561.209156.19
511ST21オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーエボルーション
中谷 明彦
木下 隆之
YHR2'14.1592.7740.318155.82
63ST15エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH2'14.6063.2210.447155.31
745ST16Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
羽根 幸浩
福田川 優
伊藤 真一
MI2'14.7083.3230.102155.19
82ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ
吉田 寿博
小泉 和寛
DL2'15.7564.3711.048153.99
956ST23ラリーアートPIT京都DLランサー
三菱ランサーエボルーション
松本 達哉
野田 勝義
DL2'16.0554.6700.299153.65
10913ST17BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH2'16.6155.2300.560153.02
116ST24 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーエボルーション
冨桝 朋広
関 豊
DL2'16.6915.3060.076152.94
1215ST31岡部自動車 アドバンRX-7
RX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH2'16.8405.4550.149152.77
1322ST25PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GH-GDB
池田 昌弘
清水 和夫
DL2'17.1605.7750.320152.41
1426ST26エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーエボルーション
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH2'17.2225.8370.062152.35
157ST32MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
RX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH2'17.2775.8920.055152.28
1613ST27シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーエボルーション
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH2'17.3365.9510.059152.22
1723ST33C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH2'17.4746.0890.138152.07
1839ST34TRACY SPORTS NSX
ホンダNSX/NA2
梅川 真明
嶋村 馨
長野 賢也
YH2'17.6846.2990.210151.83
1933ST35トータルスポーツ ingsz
日産フェアレディ Z33
幸内 秀憲
大井 貴之
YH2'17.7456.3600.061151.77
2014ST36岡部自動車ディクセルRX-7
RX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'17.8226.4370.077151.68
2127ST37FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
白木 洋平
YH2'17.9836.5980.161151.51
2220ST28RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーエボルーション
小川 日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH2'17.9946.6090.011151.49
2319ST38バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH2'18.2256.8400.231151.24
249ST39ハウスコンサルタント ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
池之平 昌信
YH2'18.9697.5840.744150.43
2532ST18GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
武井 義隆
飯島 寛也
YH2'19.1047.7190.135150.28
2630ST29RSオガワ★eeiA★ランサー
三菱ランサーエボルーション
赤鮫 オヤジ
堀田 誠
杉本 龍生
YH2'19.6248.2390.520149.72
27123ST210エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH2'19.7768.3910.152149.56
2883ST310BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
小林 正吾
余郷 敦
YH2'19.9058.5200.129149.42
29999ST41P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH2'23.44212.0573.537145.74
305ST211ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーエボルーション
島田 和樹
高橋 毅
田口 弘
KH2'23.58412.1990.142145.60
3169STS1J'S RACING NSC S2000
ホンダ S2000
梅本 淳一
植田 正幸
YHR2'23.72912.3440.145145.45
3218ST42コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH2'24.13412.7490.405145.04
3387ST43RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH2'24.30512.9200.171144.87
3473ST44ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH2'24.37712.9920.072144.80
3598ST45KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH2'25.57814.1931.201143.60
3616ST311H!NT.7
RX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH2'25.64014.2550.062143.54
3743ST312ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH2'25.83914.4540.199143.34
3877ST46BRIDGE-WAKO'S インテグラ
ホンダインテグラ /DC5
木村 聡
見並 秀文
内田 俊樹
YH2'26.66715.2820.828142.54
3999STS2J'S RACING F&M S2000
ホンダ S2000
楠本 義晴
水野 琢
小川 範久
YH2'30.22618.8413.559139.16
  • 'R'マークのクルマは従来のコースレコードを更新しました。
    • 従来のコースレコード: ST2 2'14.900 / STS 2'28.983

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿ドライバーズ予選結果

スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2006/05/20) Drivers' Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2006 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoClsPCar/TypeDriverTireTimeDelayGapkm/h
18ST11ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH2'13.106--157.06
228ST12SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI2'14.1381.0321.032155.85
31ST13ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI2'15.2442.1381.106154.57
424ST14Pixcy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH2'16.4703.3641.226153.19
545ST15Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
羽根 幸浩
福田川 優
伊藤 真一
MI2'17.0563.9500.586152.53
611ST21オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーエボルーション
中谷 明彦
木下 隆之
YH2'17.6854.5790.629151.83
72ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ
吉田 寿博
小泉 和寛
DL2'17.7494.6430.064151.76
83ST16エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH2'17.8824.7760.133151.62
920ST23RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーエボルーション
小川 日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH2'18.8695.7630.987150.54
1013ST24シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーエボルーション
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH2'18.8865.7800.017150.52
1133ST31トータルスポーツ ingsz
日産フェアレディ Z33
幸内 秀憲
大井 貴之
YH2'19.2786.1720.392150.10
126ST25 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーエボルーション
冨桝 朋広
関 豊
DL2'19.3046.1980.026150.07
1356ST26ラリーアートPIT京都DLランサー
三菱ランサーエボルーション
松本 達哉
野田 勝義
DL2'19.4326.3260.128149.93
14913ST17BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH2'19.5696.4630.137149.78
1522ST27PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GH-GDB
池田 昌弘
清水 和夫
DL2'19.6356.5290.066149.71
1623ST32C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH2'19.6926.5860.057149.65
1730ST28RSオガワ★eeiA★ランサー
三菱ランサーエボルーション
赤鮫 オヤジ
堀田 誠
杉本 龍生
YH2'20.2187.1120.526149.09
1815ST33岡部自動車 アドバンRX-7
RX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH2'20.2657.1590.047149.04
1919ST34バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH2'20.3477.2410.082148.95
2026ST29エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーエボルーション
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH2'20.3757.2690.028148.92
2127ST35FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
白木 洋平
YH2'20.4577.3510.082148.84
2283ST36BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
小林 正吾
余郷 敦
YH2'20.6917.5850.234148.59
2332ST18GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
武井 義隆
飯島 寛也
YH2'21.2998.1930.608147.95
2416ST37H!NT.7
RX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH2'21.3988.2920.099147.85
259ST38ハウスコンサルタント ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
塩渕 誠二
加納 政樹
池之平 昌信
YH2'21.5718.4650.173147.67
267ST39MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
RX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH2'21.6308.5240.059147.60
27123ST210エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH2'21.7368.6300.106147.49
2839ST310TRACY SPORTS NSX
ホンダNSX/NA2
梅川 真明
嶋村 馨
長野 賢也
YH2'21.7818.6750.045147.45
2914ST311岡部自動車ディクセルRX-7
RX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'22.0458.9390.264147.17
30999ST41P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH2'25.53812.4323.493143.64
315ST211ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーエボルーション
島田 和樹
高橋 毅
田口 弘
KH2'26.03212.9260.494143.15
3273ST42ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH2'26.57813.4720.546142.62
3377ST43BRIDGE-WAKO'S インテグラ
ホンダインテグラ /DC5
木村 聡
見並 秀文
内田 俊樹
YH2'27.63714.5311.059141.60
3487ST44RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH2'28.74115.6351.104140.55
3569STS1J'S RACING NSC S2000
ホンダ S2000
梅本 淳一
植田 正幸
YH2'28.98315.8770.242140.32
3698ST45KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH2'29.84016.7340.857139.52
3743ST312ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH2'30.14017.0340.300139.24
3818ST46コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH2'32.24519.1392.105137.31
3999STS2J'S RACING F&M S2000
ホンダ S2000
楠本 義晴
水野 琢
小川 範久
YH2'36.76423.6584.519133.35
---- 以上予選通過 ----
-*54ST2-KONG's アンクルランサー
三菱ランサーエボルーション
山内 伸弥
浅見 武
岩倉 弘明
YH2'24.559---
-*17ST1-キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL3'25.168---
  • クラス別予選通過基準タイム (130%) 2'54.410
    • Class ST1 (110%) 2'27.578
    • Class ST2 (110%) 2'31.911
    • Class ST3 (110%) 2'33.719
    • Class ST4 (110%) 2'41.242
    • Class STS (110%) 2'47610
  • *印は一方のドライバー(または両方のドライバー)が予選基準タイム不足

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿グリッド予選 ARTA GT3がポール獲得

2006スーパー耐久第2戦、スーパー耐久鈴鹿300マイルのグリッド予選は、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が2分11秒385でポールポジションを獲得した。

060520_dq1a

午後1時30分、第2戦の決勝グリッド順を決めるグリッド予選が開始された。
ドライバーズ予選の終了間際に降ってきた雨はピットウォークが始まる頃には止み、コース上は再びドライコンディションに回復している。

最初の20分間はST1、ST2、STSの3クラスの走行だ。
開始直後にドライバーズ予選トップの#8ニコカットGT3が2分12秒553をマーク。いきなり午前中のベストタイムを更新した。ドライバーは谷川達也だ。
谷川は更に次の周回で12秒550とタイムを縮める。
ST2は梁山泊エボの関豊がトップ。2分16秒691だ。

専有の残り時間が10分を切ったところで#1ARTA GT3がアタックを開始。田中哲也のドライブで1周目2分14秒067、2周目で2分11秒385を叩き出してトップに躍り出る。
続いて#28セイコーポルシェの佐々木孝太が2分12秒632でクラス3位につける。

060520_gq2a_1 ST2ではデグナーでST2の#2フジツボインプレッサを駆る吉田寿博がコースアウト、このセッションでのタイムアタックを断念する一方、#11オーリンズランサーを駆る中谷明彦が2分14秒159と、このクラスのコースレコードを更新してトップに立った。

060520_gq5a_1 STSは午前中トップの#69J'SレーシングS2000がトップ。タイムは2分23秒729だ。

この時間帯、ST1の#45Pixy SpecsポルシェとST2の56ラリアート京都ランサーは出走せず。最後の混走セッションに賭ける。

ST1、ST2、STSの専有に続いてはST3、ST4の専有セッション。
ST3で最初にトップに躍り出たのは#14岡部自動車RX-7。ドライバーは杉林健一だ。#7イシハラマリーンRX-7の加藤正将が僅差で続き、RX-7が1-2体制を築く。
060520_gq3a 更に残り時間7分を切ったところで#15岡部自動車洗剤革命RX-7の古谷直広が2分16秒840でトップに立ってRX-7の1-2-3とするが、そこへ#23C-WESTアドバンZの山田英二が2分17秒474で2位に割って入る。更に#33トータルスポーツings Zの大井貴之が3位で続く。

060520_gq4a ST4は#999P.MUインテグラ、#18コスモソニックインテグラ、73ロイヤルハウスDC5、#87RISO☆BP DC5らの間で激しいトップ争いが繰り広げられ、999の山野直也がトップに立った。

ここで専有走行は終了、混走による最後の20分間が始まった。
満を持してコースインした#45Pixy Specsポルシェの羽根幸浩は2分14秒708と、クラス6番手に留まった。
ST2では、この時間帯にかけた#56ラリーアート京都ランサーが松本高幸が2分16秒055と2番手タイムを叩き出し、ランサーの1-2とするが、すぐに#2フジツボインプレッサの吉田が2分15秒756でこれを上回ってインプレッサ勢の意地を見せた。
残り5分を切ったところで#39TRACY SPORTS NSXの嶋村馨、#7イシハラマリーンRX-7の加藤正将らがタイムアップ、加藤がクラス2位、嶋村が4位に上がってきた。

なお、日本人初のPWRCチャンピオン、新井敏弘がエントリーして注目される#123エンドレスアライGDBはクラス10位に留まった。

スーパー耐久第2戦の決勝は明日21日午後1時30分より、82周で戦われる。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿ドライバーズ予選 総合トップはニコカットGT3

2006スーパー耐久シリーズ第2戦のドライバーズ予選が5月20日、鈴鹿サーキットで行われ、ST1の#8ニコカットGT3(谷川達也/清水和夫組)が2分13秒106で総合トップタイムを記録した。
ST2は#11オーリンズランサー(中谷明彦/木下隆之組)で2分17秒885。総合でも6位となった。
ST3は#33トータルスポーツingsZ(幸内秀徳/大井貴之組)で2分19秒278。
ST4は#999P.MUレーシングインテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)で2分25秒538。
今回初めて成立したSTSのトップは#69J'SレーシングS2000(梅本淳一/植田正幸組)で2分28秒983だった。

060520_001a_1 060520_002a_1 060520_003a_1 060520_004a_1

060520_005a_1

公式予選日を迎えた鈴鹿サーキット。前夜から降り続いていた雨は朝には上がり、時折晴れ間も覗くようになった。
午前10時10分、30分間のドライバーズ予選が始まった。
ウェット宣言が出されているが、レコードライン上はほぼドライだが、立体交差下、ヘアピン進入、スプーン立ち上がりなど、所々路面の濡れたところが残っている。
それでもセッションが進むにつれてコースコンディションは回復し、それにつれてラップタイムも徐々に上がっていったが、残り時間10分となった頃、再び空が暗くなってきた。
バックストレッチには霧も出ている。
天候の悪化に備え、早めにタイムを出しておきたいところだが、#17キーパー&RUNUPGT3(田中/松永/三沢組)がまだ4分24秒台に留まっている。
また#54KONG'sアンクルランサー(山内/浅見/岩倉組)がエンジントラブルから長くピットに留まっている。

残り10秒となったところで遂に西コースから雨が降りはじめ、コース全体がウェットコンディションに逆戻りしたところでチェッカーとなった。
結局、17号車は3分25秒168がベストタイムとなり、基準タイム2分27秒578をクリアできなかった。
54号車も、山内は2分24秒559を出したものの、浅見が9分56秒870に留まり、この2台がグリッド予選に進めないこととなった。

スーパー耐久第2戦のグリッド予選はこの後午後1時30分から、1時間で行われる。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦鈴鹿事前情報 SUBARU MOTORSPORT EXPRESS

スーパー耐久シリーズ2006 第2戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」 事前情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2006年5月20日-21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇3台のインプレッサ、表彰台独占を狙う

 スーパー耐久シリーズ(S耐)2006の第2戦は、5月20~21日に鈴鹿サーキットにおいて300マイル(約480km)レースとして行われる。

 第2戦のSTクラス2には12台がエントリー(全クラス43台)。プローバレーシングディビジョンの#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛)、#22 PERMAGARD IMPREZA(池田昌弘/清水和夫)、そしてエンドレススポーツの#123エンドレス アライ アドバンGDB(峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ)と、3台のインプレッサがエントリーしている。

 鈴鹿サーキットは、前半部分が特にテクニカルで、後半は高速セクション。アップダウンにも富み立体交差まで設けられた8の字型レイアウトを持つ。また1周の距離も5.807kmと長い。
 決勝レースは、ここを82周(約476km)して行われる。低い回転域で太いトルクを発生するインプレッサはドライバーの(高い)ギヤ選択とアクセルワークのスキルによって燃費走行が可能になる。
 このため、予定されている2回のピット作業において給油量を均等にして常に比較的軽い車重で戦うことも、1回のピット作業をガソリンのスプラッシュ(少量給油)とフレッシュタイヤへの交換にとどめ、ピットワークで時間を短縮することも、さらにタイヤに負担をかけずに燃費走行を続けることによって1回のピット作業をストップ&ゴーで済ませピット作業の時間をカットすることなど、ライバルの動きを見ながら、さまざまな戦略を取ることが可能となる。

 また、今回は天候が不安定な週末となりそうだが、インプレッサは低重心な水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによって車両バランスが良く、ドライからウェットとコンディションが変わってもサスペンションのセッティングを変える必要がなく、安定した走行を続けることができる。

 なお、決勝日にはTOSHI ARAIこと新井敏弘(05年プロダクションカー世界ラリー選手権チャンピオン)のトークショー、デモラン(ピットウォーク時)も予定されている。

■吉田寿博選手(#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA)
 「勝ってインプレッサの1-2-3を狙いたいです。鈴鹿とインプレッサは相性もいいのでランサーとのタイム差も開幕戦ほど出ないと思いますし、お客さんにも楽しんでもらえるようないいレースができると思います。事前のタイヤテストでも好感触をつかんでいますので最低でもお立ち台、できればその一番高いところを目指します!」

■新井敏弘(#123エンドレス アライ アドバンGDB)
 「S耐は02年の十勝以来なので約4年ぶりです。鈴鹿のフルコースは初めてなのですが、木曜から走りこんでコースを覚えターマック路面走行のスキルアップを目指します。一生懸命走って上位入賞を目指したいですね」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

ロイック・デュバル(優勝)

0416_duval2  グレートなレースでしたね。
緊張していたためにスタートがうまくいかず、レース序盤はクインタレッリにずっと抑えられていましたが、ピットストップの判断がよく、クルーもいい仕事をしてくれたので、いいポジションでコースに戻ることができました。
最後の20周は非常に難しいコンディションで、ボクも残り10周のところでスプーンでスピンしてしまいましたが、なんとかビルドハイムを再び抜き返してトップに立てました。
今までスーパーGTや富士のレースではいい結果が出ていなかったので、今回優勝できたことはボクだけでなくチームにとってもいいことだと思います。

ビヨン・ビルドハイム(2位)

0416_wirdheim  僕のキャリアの中でも最高のレースになりました。
レース前半は、フルタンク時のパフォーマンスに問題がありましたが、周回を重ねるうちに良くなっていきました。ピットストップもうまくいきましたね。最後の20周は非常に難しいコンディションで、1コーナーで飛び出すんじゃないかと心配しながら走っていました。
予選結果がよくなかったことを考えれば、表彰台に上がれたことは本当に最高です。
チームにとってもハッピーな結果になりました。

ブノワ・トレルイエ(3位)

0416_treluyer  クルマは最高の状態でした。グリップも充分にありましたし。
スタートでは、赤ランプが点灯した瞬間に思わず動いてしまいました。自分でジャンプスタートだと判っていたので、ドライブスルーを命じられるまでは150%でプッシュしましたよ。
ペナルティを受けた後は、ロイックと同様、クインタレッリにずっと前を走られてしまい、なかなか抜けませんでした。
その後はピットストップでもフロントタイヤの交換がうまくいかなかったりで、レース終盤は自分が何位を走ってるのか全然把握できてませんでした。ファイナルラップになって無線で4位だと知らされたので、どうにかしてヤマモトを抜いてやろうと頑張ってシケインで抜きました。
順位を落としたり上がったりで、ファンも楽しめたんじゃないでしょうか。ボクもレースを楽しめましたからね。
でも、ここには優勝するつもりでやってきたので、正直3位に終わったことは残念に思います。

中嶋悟(優勝チーム監督)

0416_nakajima  まずはJRP会長として、今日のレースが無事に行われたこと、22台もの参加台数を集められたことに感謝します。
レースも白熱した展開になったことを喜ばしく思いますし、ましてやウチ(のチーム)が勝ったんですから尚更嬉しいですね。
こんな凄いレースをご覧にならなかったお客様は大変勿体無いことをしたと思いますよ。

TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿決勝 波乱のレースを制したのはデュバル!

鈴鹿サーキットで行われた2006全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝は、レース中盤から降り始めた雨のためにアクシデントが頻発する波乱の展開となった。
このレースを制したのは今季初来日の#31ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)。
巧みなレースコントロールと絶妙のピットタイミングで波乱の相次ぐ51周のレースを見事に制した。
2位には#40ビヨン・ビルドハイム(DoCoMo DANDELION)が入り、ポールシッターの#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)はペナルティやピット作業のトラブルに見舞われながらも3位を確保した。
(観客動員数:29,000人)

0416_duvals 併催レースの赤旗中断が相次いだため、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは、当初予定より大きく遅れ、15時20分スタートとなった。

スタートで2番グリッドの本山哲と15番グリッドの高木虎之介らがエンジンストールし、大きく順位を落とす中、1コーナーにトップで飛び込んだのはポールのトレルイエ。
2番手にはアンドレ・ロッテラーが続き、以下、ビルドハイム、松田次生、土屋武士、山本左近、金石年弘、ロニー・クインタレッリの順で1周を終了。
この時点で本山は21位、高木は22位に落ちている。

トップに立ったトレルイエは一気に後続を引き離しに掛かり、3周終了時点で2番手のロッテラーとの差を3.02秒、4周で4秒と、1周当たり1秒づつ突き放していくが、彼のスタートはフライングと判定され、5周目にドライブスルーペナルティのボードを提示されてしまう。
これにより、7周終わりでトレルイエはピットインすることとなり、平中の後ろ、13番手まで後退してしまった。

これでロッテラーがトップに立ったものの、右リヤタイヤがバーストしたために8周目のシケインでオーバーランしてしまう。
怒り心頭のロッテラーは緊急ピットイン。タイヤ交換と給油を行い、最後尾でコースに復帰した。

これでトップはビルドハイムとなった。
しかしすぐ後ろでは、松田が隙をうかがっている。その後ろにも土屋が迫っており、この3台がトップ集団を形成している。

10周目の1コーナーでトレルイエが平中のインをこじ開けて前に出た。これで順位を11位に戻した。更に12周目の1コーナーで立川のインを突いて9位に。

14周目のデグナーで平中がコースアウト、順位を15位まで落とした。

15周目にトレルイエは武藤を抜いて8位に。更に先行するデュバルに迫っていく。

16周終わりでデュバルがピットイン。タイヤ4本交換で18.1秒の作業時間。柳田の前でピットアウトしていく。
その柳田の後ろには既にピットストップを終えた本山が迫ってきた。

このあたりから気温と路面温度が下がりだした。

18周終わりで高木がピットイン。作業中にエンジンをストールしたため、26.5秒でピットアウトしていく。この影響で高木は最後尾に落ちた。

20周終わりでトレルイエがピットイン。しかし右フロントタイヤの締め込みに手間取り、37秒で漸くピットアウトすることとなった。これでほぼ、トレルイエの上位入賞の可能性はなくなったかに思われたが、トレルイエ自身はその後も諦めずに全開走行を続け、23周目には47秒台のファステストラップをたたき出してきた。

21周終わりで武藤がピットイン。タイヤ4本交換ながら、たった13秒で作業を終えてピットアウト、しかし出てすぐの1コーナーでコースアウトを喫してしまった。

23周目の1コーナーで小暮が立川を攻略して8位に上がる。
その前を行くのは、エンジン交換のためにグリッドを21番手に下げられながら、しぶとい走りで上位に上がってきた片岡だ。

25周終わりで3位の土屋と5位の金石が相次いでピットイン。しかし金石は作業時間が34秒もかかってピットアウト。

28周終わりで遂にトップのビルドハイムがピットイン。タイヤ4本交換で15秒9の作業時間。9位でコースに戻っていった。
これで松田がトップに立った。
松田は29周目に自己ベストを更新。

29周目の1コーナーでトレルイエが柳田のインを突いて14位に。

30周目に入ったところでピットレーンを雨粒がぬらし始めた。
ここで3位クインタレッリと4位片岡が相次いでピットへ。クインタレッリが先に作業を終え、片岡を抑えてピットアウト。
しかし片岡は34周目の1コーナーでクインタレッリを捉え、アウトから抜き去っていく。
クインタレッリは堪らずコースアウト。バリアに突っ込んでクルマを降りた。

この時点での順位は、1位松田、2位山本、3位小暮、4位デュバル、5位密山。
このうち、ピット作業を終えた中での最上位はデュバルだ。

松田は一向にピットに入るそぶりを見せず、31周、32周、33周と立て続けに自己ベストを更新していく。
35周終わりで松田は漸くピットイン。17秒4の作業時間でコースに戻っていくが、その鼻先をデュバルがかすめていく。

このあたりからラップタイムが一気に落ちてきた。とうとう雨の影響が出てきたようだ。
ポストからはオイル旗が出ている。
この時点でのトップは山本。20秒の間隔をおいて小暮が2番手だ。

しかし一旦落ちたラップタイムは37周目には持ち直した。
不安定な天候に翻弄され、各チームともレインタイヤへ交換すべきかどうかの判断がつかない。

39周目、金石のリヤから白煙が。エンジントラブルからオイルを吹き上げている。
これに乗り上げた星野が1コーナーでコースアウト。
この周の終わりでトップの山本がピットイン。19秒の作業時間でピットアウト。

これでピットストップを済ませていないのは小暮だけとなった。
しかし小暮はトップに立った直後のデグナーでコースアウト。
進入から完全に横を向いた状態だった。再び雨脚が強まり、かなり滑りやすくなってきたようだ。
これでビルドハイムに追いつかれた小暮は、41周目の1コーナーでトップの座を奪われる。続いてデュバル、松田、片岡らにも抜かれ、小暮は一気に5番手にまで落ちてしまった。

一方、2位に上がったデュバルはその勢いにのってビルドハイムとの差を詰めていき、この周のスプーンでインに車体をねじ込んでトップを奪い取る。
抜かれたビルドハイムの後ろには松田が迫ってきた。

消耗したタイヤでウェット路面を走っていた小暮は42周終わりで漸くピットイン。タイヤ交換はせずに作業時間19秒でコースに戻るが、大きく順位を落としてしまった。

43周目の130Rで松田がコースアウトするが、なんとか片岡を抑えてシケインを立ち上がっていく。

44周目のデグナーで本山がコースアウト。その脇をトレルイエがすり抜けていく。
この時点でトレルイエは5位に浮上した。

この時点でレインを装着しているのは密山と武藤だけだが、路面はかなり滑りやすくなっており、45周目の1コーナーで松田、片岡に続いて数台が相次いでコースアウトしてしまった。
これに乗じたトレルイエは遂に3位、表彰台圏内まで上がってきた。

路面コンディションの悪化に耐えかねた片岡、本山、松田、道上らは45周終わりでピットイン。レインタイヤに交換してコースに戻っていった。

スリックタイヤのままコースに留まり、3位を走行していたトレルイエは46周目のデグナーでコースアウト、続いて47周目の1コーナーでもコースアウト。これにより再び5位まで後退してしまった。背後にはレインを履いた武藤が迫ってきた。

残り周回は4周が時点でもトップのデュバル、2番手のビルドハイム、3番手の山本はまだスリックで粘っている。
しかしこの判断が功を奏し、48周目には山本が1分57秒台までタイムを戻してきた。更にはトレルイエが54秒台をたたき出す。

路面コンディションは再び回復の兆しをみせてきた。

この勢いを駆ってトレルイエは49周目の1コーナーでロッテラーのインに車体をねじ込み、4位を奪い返した。この周なんと51秒台だ。
続いてこの時点で6.5秒あった3位山本との差を50周目では1.5秒まで差を詰め、ファイナルラップのシケインでは遂に山本をねじ伏せて3位を取り返してみせた。

こうした激しいバトルが後方で繰り広げられる中、デュバルは後続を全く寄せ付けない走りで51周を走りきり、デビュー2戦目で日本での初勝利を飾った。

2位にはビルドハイム、3位にはトレルイエが入り、久々に外国人ドライバーが表彰台を独占する結果となった。
以下、4位山本、5位ロッテラー、6位にはルーキーの武藤が入り、デビュー2戦目にして初のポイントを挙げた。

次回第3戦は5月28日、ツインリンクもてぎで開催される。

TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

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FN第2戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/16) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry-Wet
2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime
131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E511:36'47.366 
240ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E512.172
3*19ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J5111.517
43山本 左近KONDOTOYOTA RV8J5112.220
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J5116.757
632武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E5123.686
77片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J511:01.202
81本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J511:14.475
920松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J511:14.638
1037土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J511:22.997
1141平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E511:33.812
1227密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E501Lap
1334横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J501Lap
142星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J501Lap
156折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E501Lap
168高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J501Lap
1756小暮 卓史ARTAHONDA HF386E501Lap
185道上 龍5ZIGENHONDA HF386E465Laps
-------- 以上規定周回(45 Laps)完走 --------
-4柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J429Laps
-11立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J4011Laps
-55金石 年弘ARTAHONDA HF386E3813Laps
-33ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J3318Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.19 ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)1'47.749 22/51 194.02km/h
  • ペナルティ: CarNo.19 ドライビングスルー: 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第27条14.(スタート違反)により。(裁定時刻 15:31)

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FN第2戦鈴鹿フリー走行 トップは平中

2006全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝前フリー走行が4月15日、快晴の鈴鹿サーキットで行われた。
トップタイムは#41平中克幸(DoCoMo DANDELION)。タイムは1分49秒477だった。
2番手には#31ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)、3番手は#55金石年弘(ARTA)だった。

0416_hiranakas 昨日降り続いた雨も朝には止み、決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは時折青空の覗く好天に恵まれた。
気温は13℃、路面温度は16℃

午前8時40分、決勝前のフリー走行が始まった。
晴れたとはいえ、未だ路面は大部分が濡れており、片岡龍也を除く全車がウェットタイヤで走行を開始する。

開始8分、道上龍がスリックに交換。
まだ時折水しぶきの上がるコンディション故、ラップタイムはブノワ・トレルイエの2分2秒093を筆頭に7番手の金石年弘までが2分2秒台だ。

残り18分、ロイック・デュバルが2分00秒888でトップに。
続いて平中克幸も2分1秒821とタイムを縮めて2番手に。
更に続いて高木虎之介が2分1秒606、ビヨン・ビルドハイムが1秒168と次々にタイムアップしてきて2番手が入れ替わる。

残り15分を切ったところでビルドハイムが最初に2分を切ってきた。1分59秒852。
既にスリックで走行している道上も2分0秒193にタイムアップ。

残り時間は14分を切った。そろそろスリックタイヤへの交換時期に入ったようだ。
ここで遂に本山もスリックを投入してきた。
ウェットタイヤで走っていたドライバーはこのあたりから次々にピットイン。

残り10分を切ったところでスリックタイヤのロニー・クインタレッリが1分56秒415でトップに立つ。トレルイエが1分58秒199でそれに続く。
高木虎之介が57秒183で2番手に。それを更に小暮卓史が57秒137で上回る。
トップのクインタレッリは更に1分52秒550までタイムを短縮してきた。
2番手の高木も54秒408まで短縮している。

残り5分を切ったところでデュバルが52秒886で2番手に立つが、その直後に高木虎之介が1分52秒513でトップに立った。

この頃にはもう、レコードライン上は完全にドライ。
残り時間は少ないが、まだまだタイムは短縮されていく。
残り2分を切ったところで片岡が1分52秒259。
しかしデュバル50秒186、高木51秒241、松田次生51.295、平中51秒745と次々にタイムを更新してきた。

ここでチェッカー。
このチェッカーラップで平中が1分49秒477を出して最後の最後にトップに立った。
以下デュバルが49秒565、金石49秒840、高木50秒476と各車最後までタイムを更新しながらフリー走行を終えた。

フォーミュラ・ニッポン第2戦決勝は今日午後2時30分より、51周で戦われる。

TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

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FN第2戦鈴鹿フリー走行

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/16) Free Session Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'49.477--190.96
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'49.5650.0880.088190.80
355金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'49.8400.3630.275190.32
48高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'50.4760.9990.636189.23
520松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'50.7051.2280.229188.84
637土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'50.8831.4060.178188.53
74柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'51.2921.8150.409187.84
832武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'51.3181.8410.026187.80
97片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'51.4481.9710.130187.58
1034横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'51.8352.3580.387186.93
1136アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'52.2262.7490.391186.28
1233ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'52.5503.0730.324185.74
1311立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'52.7433.2660.193185.42
145道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'53.1263.6490.383184.80
1556小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'53.2183.7410.092184.65
1627密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E1'53.8184.3410.600183.67
1740ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'54.6105.1330.792182.40
182星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'55.8246.3471.214180.49
1919ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'58.1998.7221.059176.86
201本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J2'00.54311.0662.344173.43
216折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E2'01.21811.7410.675172.46
223山本 左近KONDOTOYOTA RV8J2'03.28513.8082.067169.57
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN第2戦鈴鹿予選記者会見

ポールポジション ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)

0415_treluyer  「ポールポジションが獲れたのでぼくにとってはイージーなコンディションでしたね。また雨が降ってくるかも知れなかったので、スリックタイヤに換えるタイミングが難しかったです。チームマネージャーと相談しながら交換のタイミングを計っていました。場所によっては濡れているコーナーもあったので、注意をしてタイヤのウォームアップをしました。リスクを背負いながらのプッシュで、エキサイティングなラップだったと思います」

予選2位 本山 哲(arting IMPUL)

0415_motoyama  「コースコンディションが良くなっていくのはわかってたのですが、スリックタイヤに換えるタイミングが若干遅れてしまいました。クルマは濡れているときでもドライのときでも状態はよかったです。最後のアタックのときはすごく調子がよかったんですけど、前のクルマに追いついてしまったのは不運としかいいようがないですね。それがなければブノワのタイムは見えていたと思います」

予選3位 松田次生(mobilecast IMPUL)

0415_matsuda  「走り初めは、路面が乾いてたのでウエットセットでいったんですが、これではまずいとおもってドライセットに戻しました。ブノワがドライを履いているって無線で入ってきたんですが、タイヤ交換のタイミングがずれたのがこの順位になったのかなと思います」

チーム監督 星野一義(mbilecast / arting IMPUL)

0415_hoshino  「1-2-3というこれ以上はない結果なので気分がいいです。タイヤチェンジのタイミングだけでの順位なので、誰でも同じタイミングなら最前列にいけたと思います。ドライバーがデザイナーにいって交換のタイミングをとるんですけど、ウェットからドライのぎりぎりのタイミングでのチームの判断は、みんな本当にプロフェッショナルで、ぼくが現役の頃だったらあれだけ冷静な判断は出来ないんじゃないかと、チームのみんなに感謝しています」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

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FN第2戦鈴鹿公式予選2回目 白熱のアタック合戦を制したのはトレルイエ。インパルまたも1-2-3!

2006全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の公式予選2回目は、めまぐるしく変化する路面コンディションの下で行われ、何度もトップが入れ替わる激戦となった。
この激しいアタック合戦を制したのは、#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)。タイムは1分45秒697だった。
2番手には#1本山哲(Arting TEAM IMPUL)、3番手に#20松田次生(mobilecast TEAM IMPUL)が入り、開幕戦に続いてインパル勢がトップ3を独占した。

0415_treluer_2s

午後2時40分、公式予選2回目が開始された。
まだ小雨は降っているものの、路面は乾き始めており、この天候が悪化しないうちにタイムを出しておこう、とばかりに各ドライバーともセッション序盤から一斉にタイムアタックに取り掛かる。
ここでトップタイムを記録したのは本山。1分58秒778と、ウェットで行われた午前中のタイムを大きく更新した。
以下、金石年弘が1分58秒834、小暮卓史1分59秒032とつづき、最後尾の密山祥吾まで全車が午前中のベストタイムを上回った。

開始8分、130Rで密山がスピン。コースに掛かった状態で真横を向いてストップしてしまった。
これをみて各車ピットイン。

ここで早速トレルイエがスリックタイヤを投入。
残り時間は34分だ。
さらに車高を調整したARTAの2台が残り31分でコースイン。
この間、本山はニュータイヤ(レイン)を装着して2度目のアタックを敢行、1分57秒708を叩き出した。

残り28分で松田がトップタイム。1分57秒620だ。
その直後、区間ベストを更新しながらスリックタイヤでアタックしていたトレルイエが57秒515を叩き出して一躍トップに。会心の走りに拳を突き上げるトレルイエ。
これを見た各チームは一斉にスリックタイヤの装着に取り掛かった。
2番手タイムの松田もピットに飛び込んでスリックへ交換。併せてフロントウィングの調整に掛かる。

トレルイエはなおもタイムを書き換えながらアタックを続行。しかし西コースで立川祐路に引っかかってしまう。それでもタイムは1分55秒430を記録し、さらにアタックを継続する。
タイムは遂に52秒795まで短縮された。
続いてアンドレ・ロッテラーが55秒872を記録して2番手に。
更にそのタイムを平中克幸が塗り替え、53秒410で2番手に上がってきた。
チームメイトの03年国際F3000チャンピオン、ビヨン・ビルドハイムも4番手につけてきた。
平中は次のラップでセクター1の区間ベストを塗り替えるが、デグナーで痛恨のコースアウト。すぐにコース復帰して仕切りなおしだ。

ここでロッテラーが1分52秒609を出してトップに。残り時間は17分だ。
一旦はコースオフした平中だったが、次のラップで再び区間ベストを立て続けに更新、一気に51秒478でトップに躍り出た。
続いて片岡龍也が52秒125で2番手につける。
その直後、本山が一気に50秒台を叩き出し、トップに戻ってきた。1分50秒324だ。

それを残り15分を切ったところで松田が49秒963で上回るが、本山も48秒881とやり返す。
さらに片岡もタイムアップ。49秒328を出して2番手に。

そして残り12分を切ろうか、というところでトレルイエが48秒671を叩き出して再びトップに上がってきた。

残り10分の時点の順位は
トップがトレルイエ、2位本山、3位片岡、4位にルーキーの武藤英紀、5位松田、6位デュバルの順。午前中ノータイムに終わった山本左近も7番手タイムを出してきた。
先ほどまでトップ争いを繰り広げていた平中は一気に11番手にまで後退している。

残り時間は5分を切った。
各車最後のアタックが始まった。
まずは松田が1分47秒856を叩き出してトップに立つ。
続いて本山が48秒250で2番手に。
それを一気にロイック・デュバルが上回り、47秒646でトップに躍り出る。

さらに残り3分を切ったところでロニー・クインタレッリが47秒545を記録するが、本山も46秒405と46秒台に入れてきた。
しかしここでまた、トレルイエが45秒697までタイムを削ってトップを奪い返す。
残り時間は1分を切った。

ここで道上龍がヘアピンでスピン。
この区間で黄旗が提示されて事実上この慌しい予選はここで決着。

ポールポジションはトレルイエ、2番手に本山、3番手に松田と、終わってみれば今回もまたインパル勢の1-2-3というグリッド順になった。
トレルイエは開幕戦の富士に続いて2戦連続のポールポジションから、明日の51周の戦いに臨む。

フォーミュラニッポン第2戦の決勝は明日2時30分スタートだ。

TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

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FN第2戦鈴鹿予選総合結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/15) Qualfying Session Weather: Rainy Course: Wet
2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
119ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J2'01.460
*1'45.697
1'45.697-197.78
21本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J2'01.569
*1'46.405
1'46.4050.708196.47
320松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J2'01.470
*1'46.891
1'46.8911.194195.57
433ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J2'02.443
*1'47.000
1'47.0001.303195.38
53山本 左近KONDOTOYOTA RV8J-
*1'47.309
1'47.3091.612194.81
637土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J2'02.835
*1'47.447
1'47.4471.750194.56
736アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J2'02.710
*1'47.525
1'47.5251.828194.42
831ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'03.726
*1'47.646
1'47.6461.949194.20
955金石 年弘ARTAHONDA HF386E2'03.091
*1'47.681
1'47.6811.984194.14
1056小暮 卓史ARTAHONDA HF386E2'01.414
*1'47.690
1'47.6901.993194.12
11*7片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J2'03.226
*1'47.762
1'47.7622.065193.99
1240ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.912
*1'47.882
1'47.8822.185193.78
1341平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'01.418
*1'47.910
1'47.9102.213193.73
1432武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'02.467
*1'48.081
1'48.0812.384193.42
1511立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J2'03.654
*1'48.248
1'48.2482.551193.12
168高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J2'03.135
*1'48.268
1'48.2682.571193.09
174柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J2'02.664
*1'48.618
1'48.6182.921192.47
185道上 龍5ZIGENHONDA HF386E2'04.382
*1'49.107
1'49.1073.410191.60
196折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E2'06.833
*1'49.926
1'49.9264.229190.18
202星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J2'03.189
*1'50.220
1'50.2204.523189.67
2134横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J2'03.300
*1'50.944
1'50.9445.247188.43
22*27密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E2'04.485
*2'03.825
2'03.82518.128168.83
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.7 公式通知No.5に基づき、決勝レースのグリッド位置を公式予選から10グリッド降格とする。
  • CarNo.27 公式通知No.14に基づき、最後尾グリッドでの決勝レース出場を認めた。

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿予選2回目結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/15) Qualfying Session #2 Weather:Rainy Course:Semi-Wet
2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'45.697--197.78
21本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'46.4050.7080.708196.47
320松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'46.8911.1940.486195.57
433ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'47.0001.3030.109195.38
53山本 左近KONDOTOYOTA RV8J1'47.3091.6120.309194.81
637土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'47.4471.7500.138194.56
736アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'47.5251.8280.078194.42
831ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'47.6461.9490.121194.20
955金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'47.6811.9840.035194.14
1056小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'47.6901.9930.009194.12
117片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'47.7622.0650.072193.99
1240ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'47.8822.1850.120193.78
1341平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'47.9102.2130.028193.73
1432武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'48.0812.3840.171193.42
1511立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'48.2482.5510.167193.12
168高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'48.2682.5710.020193.09
174柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'48.6182.9210.350192.47
185道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'49.1073.4100.489191.60
196折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'49.9264.2290.819190.18
202星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'50.2204.5230.294189.67
2134横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'50.9445.2470.724188.43
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'53.0967.3992.152184.85
2227密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E2'03.82518.12810.729168.83
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 2006年全日本レースブルテンNo002-2006に基づき、T11(ヘアピンカーブ)で提示された黄旗により、下記のラップタイムを抹消した。
    • No. 2 1'49.042
    • No. 4 1'48.613
    • No.32 1'47.553

Formula Nippon

FN第2戦、F3第4戦鈴鹿 黄旗無視のドライバーにペナルティ

鈴鹿サーキットで行われている全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の公式予選1回目において、複数のドライバーがイエローフラッグ中にタイム更新があったとして、タイム抹消のペナルティが下されることとなった。

このセッションでは、開始早々に#3山本左近(KONDO RACING)がヘアピンでコースアウトし、タイムを記録できなかったが、この山本選手の車両が排除されるまでの間、11番ポストでイエローフラッグが提示されていた。
にもかかわらず、#7片岡龍也、#8土屋武士、#31ロイック・デュバル、#33ロニー・クインタレッリ、#55金石年弘の5名がこの間にタイムを更新していた。

同様にF3第4戦の公式予選においても、イエローフラッグ提示中にタイム更新があったため、#1エイドリアン・スーティル、#4ロベルト・ストレイト、#36大嶋和也の3名に、同様のペナルティが課せられた。

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿公式予選1回目結果(訂正版)

Pos. No. ドライバー チーム名 エンジン Time Delay Gap
1 56 小暮 卓史 ARTA HONDA HF386E   2'01.414 - -
2 41 平中 克幸 DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 2'01.418 0.004 0.004
3 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J   2'01.460 0.046 0.042
4 20 松田 次生 mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J   2'01.470 0.056 0.010
5 1 本山 哲 arting IMPUL TOYOTA RV8J   2'01.569 0.155 0.099
6 *33 ロニー・クインタレッリ BOSS・INGING TOYOTA RV8J   2'02.443 1.029 0.874
7 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E   2'02.467 1.053 0.024
8 4 柳田 真孝 KONDO TOYOTA RV8J   2'02.664 1.250 0.197
9 36 アンドレ・ロッテラー DHG TOM'S TOYOTA RV8J   2'02.710 1.296 0.046
10 37 土屋 武士 DHG TOM'S TOYOTA RV8J   2'02.835 1.421 0.125
11 40 ビヨン・ビルドハイム DoCoMo DANDELION HONDA HF386E   2'02.912 1.498 0.077
12 *55 金石 年弘 ARTA HONDA HF386E   2'03.091 1.677 0.179
13 *8 高木 虎之介 LeMans TOYOTA RV8J   2'03.135 1.721 0.044
14 2 星野 一樹 arting IMPUL TOYOTA RV8J 2'03.189 1.775 0.054
15 *7 片岡 龍也 LeMans TOYOTA RV8J 2'03.226 1.812 0.037
16 34 横溝 直輝 BOSS・INGING TOYOTA RV8J 2'03.300 1.886 0.074
17 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J 2'03.654 2.240 0.354
18 *31 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 2'03.726 2.312 0.072
19 5 道上 龍 5ZIGEN HONDA HF386E 2'04.382 2.968 0.656
20 27 密山 祥吾 DPR Direxiv HONDA HF386E 2'04.485 3.071 0.103
21 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN HONDA HF386E 2'06.833 5.419 2.348
- - 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) - - - - -
- 3 山本 左近 KONDO TOYOTA RV8J 計測できず - -

2006年全日本選手権レースブルテンNo002-2006に基づき、T11で提示された黄旗により、下記のラップタイムを削除した。

No. 7 2'02.911
No. 8 2'02.993
No.31 2'02.735 2'03.605
No.33  2'01.631
No.55 2'02.281

全車ともシャシー:ローラFN061、タイヤ:ブリヂストン

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿公式予選1回目 ホンダ勢快調!小暮が暫定PP!!

2006 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の公式予選1回目が4月15日、鈴鹿サーキットで行われ、#56小暮卓史(ARTA)が2分1秒414で暫定ポールを獲得した。
2番手には#41平中克幸(DoCoMo DANDELION)、3番手には#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)がつけ、ルーキーでは#32武藤英紀(PIAA NAKAJIMA)の8番手が最上位だった。

0415_kogures

公式予選日の鈴鹿は朝から小雨が降り続いていたが、スーパーバイクの予選の途中から小降りになり、フォーミュラニッポンの予選が始まるまでには雨は上がった。
しかし路面はまだウェット状態だ。
今日の気温は一日中10度前後で推移するとの予報が出ている。

フォーミュラニッポンの公式予選は当初予定より5分遅れの10時20分に開始された。
ロイック・デュバルを先頭に各車一斉にコースイン。
全車ウェットタイヤでの走行。メインポストからは「WET PRACTICE」のボードが提示されている。

開始5分で早くも山本左近がヘアピンでコースアウト。コース復帰できない状況だ。

松田次生が3周目に2分1秒622を出してトップに。ロニー・クインタレッリが2分1秒631で続く。松田は5周目に1秒498、6周目に1秒470までタイムを縮める。

開始から15分経過したところで小暮卓史が2分1秒414を出してトップに立つ。
平中克幸が2分1秒418の僅差で2番手につけるが、タイムを出した翌周にデグナーで大きくはらんで縁石に乗り上げ、ピットイン。

第1戦ではトヨタエンジンを積むインパル勢の速さが際立っていたが、鈴鹿ではホンダ勢も巻き返してきているようだ。

開始からしばらくは様子を見ていた昨年王者の本山哲だが、20分経過したところで漸く5番手タイムを出してきた。

立川祐路は7周走ったところでピットへ。クルマはガレージに引っ込められ、エンジンカウルを開けられた。ミッションから煙が出ており、修復に時間が掛かりそうだ。

35分経過したところで高木虎之介がデグナーでコースアウトしたが、そのままコースへ復帰してピットへ戻る。

残り10分の時点での順位は
小暮、平中、松田、クインタレッリ、本山、金石、トレルイエ、武藤の順。
トップ8はトヨタエンジンとホンダエンジンが4台づつと互角の状態になっている。

残り7分を切ったあたりから各車ニュータイヤに履き替えて最後のアタックに出て行く。
残り3分を切ったところで、本山、トレルイエが相次いで区間ベストを更新して走行、しかしセクター3、4が伸び悩んだ本山は2分1秒台には入ったものの順位は変わらず。
続いてトレルイエが1秒460を出して3番手に。
本山は2周連続でタイムアタックを敢行するが、1秒569に留まり、このセッションを5番手で終えた。

ここでチェッカー。
結局上位陣で最後に順位を上げたのはトレルイエのみとなり、4周目にベストタイムを記録した小暮の暫定ポールが決定した。
2番手に平中、3番手にトレルイエ、4番手松田、5番手本山、6番手クインタレッリの順で午前中の予選は終了した。

ルーキー勢では武藤英紀が8番手で最上位、9番手に柳田真孝がつけている。

公式予選2回目は今日午後2時40分から、午前中と同じく45分間で行われる。

(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO)

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿予選1回目結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/15) Qualfying Session #1 Weather:Rainy Course:Wet
2006 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E2'01.414--172.18
241平中 克幸DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'01.4180.0040.004172.18
319ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J2'01.4600.0460.042172.12
420松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J2'01.4700.0560.010172.10
51本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J2'01.5690.1550.099171.96
633ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J2'01.6310.2170.062171.87
755金石 年弘ARTAHONDA HF386E2'02.2810.8670.650170.96
832武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'02.4671.0530.186170.70
94柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J2'02.6641.2500.197170.43
1036アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J2'02.7101.2960.046170.36
1131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'02.7351.3210.025170.33
1237土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J2'02.8351.4210.100170.19
137片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J2'02.9111.4970.076170.08
1440ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.9121.4980.001170.08
158高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J2'02.9931.5790.081169.97
162星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J2'03.1891.7750.196169.70
1734横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J2'03.3001.8860.111169.55
1811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J2'03.6542.2400.354169.06
195道上 龍5ZIGENHONDA HF386E2'04.3822.9680.728168.07
2027密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E2'04.4853.0710.103167.93
216折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E2'06.8335.4192.348164.82
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 2'09.9138.4993.080160.92
223山本 左近KONDOTOYOTA RV8J2'54.68353.26944.770119.68
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

SUPER GT

SUPER GT第2戦岡山決勝 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

■「MOTUL AUTECH Z」が3位表彰台を獲得!
「イエローハットYMSトミカZ」4位
「カルソニック インパルZ」6位入賞

 4月9日(日)、岡山国際サーキットで「OKAYAMA 300km Race」決勝レースが行われ、7位からレースをスタートした「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/山本左近)が3位に入賞。「イエローハットYMSトミカZ」(#3横溝直輝/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が4位、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が6位 に入った。午後2時のレーススタート時の気温は18度、晴天のドライコンディションであった。観客は56,100名。

 スタートを知らせるグリーンライトが点灯した直後の第1コーナーで多重スピンが発生。予選8位の位置にいた「XANAVI NISMO Z」(#23本山哲/松田次生)は後方の車両に押し出されたマシンに追突され、グラベルベッドにコースアウトした。ドライバーの本山には怪我はないもののマシンの右リアフェンダーを破損。本山はレースを続行したが、オレンジディスクフラッグ(ピットイン指示)が提示されたため、ピットインした。応急処置を施してコースに戻ったが、38台の出場車中の最後尾となった。本山は挽回を図るためにペースを上げて周回した ものの、16周目のレッドマンコーナー手前で突然エンジンが停止。そのままリタイヤとなった。

 #22 Zのクルムは、この混乱に巻き込まれずに序盤のレースを7位で周回し、先行する#32 NSXを追った。背後につけて追越しのチャンスを待っていたところ、そのプレッシャーに音を上げた同車は単独スピンアウト。17周目には5位に浮上した。37周目にピットインし、山本左近にドライバー交代。その後力強い走りでレース中盤以降を周回、67周目に他車のペナルティストップによって3位となると、これを守りきり、3位でチェッカーフラッグを受けた。
 #3 Z、#12 Zもファイトあふれる走りを見せ、それぞれテールトゥノーズのデッドヒートを展開、グランドスタンドに詰めかけた観客を湧かせた。

 「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24 エリック・コマス/柳田真孝)は、スタート時の混乱の影響でコマスがコースアウト。コマスは後方から失地回復を図り、47周目に交代した柳田が11位でフィニッシュラインを越えた。その後上位車のペナルティ加算により10位に繰り上がり、ポイントを獲得した。

 なお、8日の予選では、GT300クラスで「吉兆宝山ディレッツァZ」(#46)が2戦連続のポールポジションを獲得。「エンドレスアドバンCCI Z」(#13、予選2位)とともにZがフロントロウを独占した。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: ©NISMO

SUPER GT

SUPER GT第2戦岡山トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT第2戦 混戦の岡山でレクサスSC430 が5位入賞
首位争い目前の立川祐路/高木虎之介組が
痛恨のペナルティで後退。渾身の追い上げ

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痛恨のペナルティから追い上げ5位入賞を果たした
レクサスSC430(No.1 ZENTセルモSC)

 2006年SUPER GTの第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月8日(土)、9日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。  今季トヨタが投入した新型車両、レクサスSC430は、開幕戦でデビューウィンを達成し、その余勢をかって第2戦岡山に参戦。前戦の鈴鹿とは大きく状況が異なるツイスティな岡山での戦いぶりに注目が集まった。  今大会にはフルグリッド38台の決勝レース出走枠に対してGT500クラス15台、GT300クラス26台の総勢41台がエントリーし、予選落ち車両の発生する盛況ぶりとなった。  トヨタ勢はGT500クラスに4台のレクサスSC430と2台のトヨタスープラ、GT300クラスには2台のトヨタMR‐Sと2台のトヨタセリカが出場した。

◆予選◆

 公式予選の行われた8日(土)は、空は晴れたものの風が強く、黄砂の影響で埃っぽいコンディションの下、午前10時から公式練習1回目セッションがスタート。
 トヨタ勢は、ZENTセルモSC1号車が7番手、triple aサードスープラGT66号車が9番手につけてスーパーラップへの進出を決める一方、開幕戦の優勝により60kgのハンディウエイトを搭載するOPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車はシフトミスによるタイムロスが響き、僅差の11番手で、スーパーラップ進出はならなかった。
 午後2時15分から各クラス15分間の2回目セッションのあと、午後2時50分から行われたスーパーラップでは、1号車が4番手と順調な仕上がりをアピールし、66号車も9番手グリッドを獲得した。
 また、GT300クラスではウエッズスポーツセリカ19号車がスーパーラップに進出し、9番手グリッドを獲得した。

◆決勝◆

 9日(日)も好天に恵まれ、人気のワンメイクレース、ネッツカップアルテッツァシリーズ・キング・オブ・アルテッツア第1戦などのサポートイベントに続いて、ほぼ定刻の午後2時2分に決勝レーススタートが切られた。
 しかし、ローリングスタートの際、11番手スタートの36号車と、13番手スタートの35号車は痛恨のフライング・ペナルティを課されて後退を余儀なくされた。
 一方、4番手スタートの1号車は4位をキープしたまま31周目にピットへ向かいドライバー交代を実施。着実に順位を上げて中盤のピット作業が一巡した46周目には2位への躍進を果たした。
 その後も安定したペースで首位を懸命に追った1号車だったが、66周目に黄旗追い越しによるペナルティストップ10秒を課され無念の後退。
 これで、一時7位まで順位を落とした1号車だったが、終盤戦へと渾身の逆転追撃を敢行。75周目には6位、76周目には5位まで挽回し、さらに4位をも猛追。ファイナルラップでは並びかけたものの、惜しくも追撃はかなわず5位でチェッカー。表彰台は逃したが、貴重なポイントを獲得。36号車も8位、25 号車も9位で入賞を果たした。  また、GT300クラスでは、MR-S101号車が9位、セリカ19号車が10位に入賞した。

ZENT セルモ SC 1号車 ドライバー高木虎之介のコメント:
 今回は表彰台に上がれるポテンシャルはあったが、ペナルティなどでそれは叶わなかった。しかし、これもレース。次の富士戦ではミスなく戦い、うっぷんを晴らしたい。

ZENT セルモ SC 1号車 ドライバー立川祐路のコメント:
 全く身に覚えのないところで黄旗追い越しのペナルティを取られてしまった。残念だが、失ったポイントは戻らない。この借りを次戦で返すべく、富士では必勝を期して頑張る。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
 今回は残念な結果となってしまったが、反省すべきところは反省して今後に繋げたい。また、レクサスSC430については、相応のポテンシャルを確認することは出来たと思うが、まだまだ、新型車としてやるべきことはたくさんある。次戦富士での戦いに向けて熟成を進めるべく全力を尽くす。

Text & Photo: ©トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SUPER GT第2戦岡山ホンダリポート

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Honda NSX-GT 1-2フィニッシュ
TAKATA童夢NSXがポール・トゥ・ウイン
ドライバーズ、チーム部門ともランキングトップに浮上

2006年4月9日(日)・決勝
会場:岡山国際サーキット 天候:予選/曇り 決勝/晴れ 気温:18℃(15:00現在) 決勝レース:82周(303.646km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客数:5万6100人(主催者発表)

 8日(土)の公式予選は曇り空のもと、ドライコンディションで行われた。午後になると朝から吹きつけていた風が強まり、中国大陸からの黄砂(こうさ)と周辺の山の杉花粉による影響で、サーキット周辺が白くかすむほどであった。スーパーラップ開始時点での気温は17℃、路面温度は25℃と好条件であったが、埃っぽく滑りやすい状態となった。

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 このスーパーラップには、初日から好調な走りをみせていたHonda NSX-GTの4台すべてが進出し、タイムアタックを行った。この結果、#18道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)が1分24秒043を記録し、ポールポジションを獲得した。道上選手は実に5年ぶり(ロックタイト 無限 NSXで獲得した2001年JGTC第1戦岡山)のポールポジション獲得となった。2番手には#100セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組 (RAYBRIG NSX)が1分24秒074で続き、開幕から2戦連続でHonda NSX-GTがフロントローを独占した。開幕戦で3位表彰台を獲得した#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)は40kgのハンディウェイトを積みながらも5番手、#32ロイック・デュバル/武藤英紀組(EPSON NSX)は6番手からのスタートとなった。

 9日(日)の決勝レースは天候に恵まれ、気温18℃、路面温度28℃、ドライコンディションで計38台(GT500クラス計15台)のマシンがスタートした。

 スタート直後の1コーナーで3台のマシンがアクシデントを起こしたが、Honda NSX-GT勢は巻き込まれずに走行。ホールショットはポールポジションスタートの#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が奪い、トップ5にNSX-GTが4台も入る上々のスタートを切った。オープニングラップは、トップに#18 TAKATA童夢NSX、2位に#100 RAYBRIG NSXのS.フィリップ選手、4位に#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手、5位に#32 EPSON NSXの武藤英紀選手と続いた。

 トップグループは4周目にレースのファステストラップとなる1分25秒632を記録した道上選手と2位のフィリップ選手がリードし、3位の#3 イエローハットYMS トミカZに2秒以上の差をつける。9周目、武藤選手が5位からポジションを一つ落とすが、4位のR.ファーマン選手は3位との差を徐々に詰めてプレッシャーを掛け続けていく。

 しかし、14周目に4位を走行する#8 ARTA NSXと#36 OPEN INTERFACE TOM’S SC430、#35 BANDAI DIREZZA SC430の3台に対し、スタート時のフライングによるドライブスルー・ペナルティが下され、R.ファーマン選手は10位に後退を余儀なくされる。さらに 17周目、#32 EPSON NSXの武藤選手がマイクナイト・コーナーでスピンし、タイヤバリアに側面をヒットしてリタイアを喫してしまう。

 その流れを断ち切るかのように、トップを快走する道上選手は2位のフィリップ選手との差を20周時点で7秒191に広げ、S.フィリップ選手は3 位を6秒986の差をつけてNSX-GTが1-2態勢で大きなリードを保った。一方、ペナルティを受けて順位を落としたR.ファーマン選手は激しい走りで 22周目に8位までばん回した。

 37周終了時に#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手がピットインしてドライバー交代を行った。続く38周終了時にトップを走行する#18 TAKATA童夢NSXの道上選手と、#100 RAYBRIG NSXのS.フィリップ選手がピットイン、リアタイヤのみの交換と燃料補給を#18 TAKATA童夢NSXが34.1秒、#100 RAYBRIG NSXが31.2秒と、すばやくピット作業を済ませて、小暮卓史選手、と細川慎弥選手がコースに復帰した。今回、NSX-GTはソフトタイヤを選択していたが、車体バランスが良く、タイヤに優しい走りをするNSX-GTの長所が生かされてピット作業でのマージンを築くことができた。

 ほぼ全車がドライバー交代を行った46周目時点で、#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手が2位の#1 ZENT セルモ SCに17秒425の大差をつけた。#100 RAYBRIG NSXの細川選手は3位に後退したものの、1秒弱の差で2位にプレッシャーを掛け続け、#8 ARTA NSXの伊藤大輔選手は7位まで浮上した。

 トップを走行する小暮選手は快調に走行を重ね、65周時点で2位に28秒以上の大差をつける。さらに、66周目に2位を走行していた#1 ZENT セルモ SCにピットイン・ペナルティが下されたため、68周目に細川選手が再び2位に返り咲いた。

 そして82周=303.646kmのレースは、スタートから安定したペースでトップを守り抜いた#18 TAKATA童夢NSXが2位に40秒の大差をつけてポール・トゥ・フィニッシュを飾った。続く2位に#100 RAYBRIG NSX が入り、NSX-GTが1-2フィニッシュを飾った。NSX-GTの勝利と1-2フィニッシュは昨年の第5戦もてぎラウンド(優勝:RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ/ジェレミー・デュフォア組/2位TAKATA童夢NSX 道上龍/小暮卓史組)以来となる。道上選手とTAKATA童夢NSXは、2003年JGTC第5戦富士ラウンド以来の勝利となり、小暮選手は初優勝となった。 #8 ARTA NSXは7位入賞を果たした。

 この結果、シリーズ・ポイントランキングのドライバーズ部門で道上 龍選手と小暮選手は38ポイントを獲得し、トップに浮上した。チーム部門でもTeam Honda Racing(#18)が28ポイントを獲得してトップに立っている。

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コメント

優勝 #18 TAKATA童夢NSX
■道上龍(Ryo Michigami)選手
 「2003 年シーズン以来の優勝をすることができて、今年は流れがきていると感じています。決勝用のセッティングも素晴らしく、スタートさえ上手くいけば、全開で離せるだけ離そうと思っていました。2位に10秒程の差をつけることができましたが、目標としては20秒程引き離して、ピットイン時にタイヤを4本とも交換したいと考えていました。でも、先にピットストップをしたRAYBRIG NSXがリアタイヤのみの交換でしたので、我々も2本しか交換しませんでした。その後は、小暮選手が2位に40秒近い差をつけてくれたので安心して観ていました。今回、岡山ラウンドで初めてHondaファンシートが設置されましたし、応援して下さっているファンの方のためにも優勝したいと思っていました。ありがとうございました」

■小暮卓史(Takashi Kogure)選手
「道上選手からトップでバトンタッチされたときに2位とのマージンが結構あったので楽でした。タイヤの2本交換は過去に経験していたので特にプレッシャーは感じませんでした。最終的に40秒近いマージンを稼ぐことができましたが、39秒の次は40秒にしなくてはというのがドライバーの性分なので、大きな差だとは思いませんでした。チームからは『ペースを落とせ、落とせ』と言われていましたが、僕はペースを落とすと安心してかえって失敗してしまうタイプなので、落としませんでした。クルマの仕上がりは本当に良いので、今後もシリーズチャンピオンをねらって、勝てるときに勝っていきたいと思います」

■白井裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「いつもNSX-GTにご声援いただき、ありがとうございます。おかげさまで、そのご期待に1-2フィニッシュで応えることができました。前回の鈴鹿では非常に悔しい負け方をしたので、ここ岡山に向け万全の準備で挑みました。テストにおいてはレースディスタンスでのシミュレーションを中心に行い、良い結果がでていましたので自信はありましたが、レースで18号車の道上、小暮両選手が完璧と言える仕事をしてくれましたし、100号車のフィリップ、細川両選手もよく頑張ってくれたので、この成績が残せたことは喜ばしい限りです。次戦の富士はストレートが長く、NSX-GTにとって厳しいサーキットですが、このいい流れをつなげていきたいと思っています。次戦もご声援をよろしくお願いします」

Text & Photo: ©HONDA

SUPER GT

S-GT第2戦岡山 優勝ドライバーのコメント

GT500クラス優勝 #18TAKATA童夢NSX
道上 龍
0409_michigamis 練習走行からずっとクルマの状態がよくて、良い流れできていたので、勝てそうな感触はありましたが、今日それを実現できて本当に嬉しいです。
2003年から遠ざかっていた優勝ができたし、今シーズンは良い流れができているな、と感じています。
決勝ではスタートから全開で離せるだけ離すつもりでしたが、10秒程度の差しか作れませんでした。本来なら20秒以上引き離す予定で、タイヤも4本交換したかったんですが、そこまでの差は作れなかったし、レイブリックがリヤ2本交換だったので、ウチもリヤ2本でいくことにしました。

小暮 卓史
0409_kogures バトンタッチされた時点で道上選手が充分なリードを作ってくれていたので、安心して走れました。リヤ2本交換に関しても、ボクは既に何度か経験しているし、クルマの状態も良かったので自信がありました。
今シーズンのことを考えても、勝てるときにはチャンスを逃がさずに勝っていくべきだと思っているので、優勝も今回で終わりにしないで、どんどん勝っていきたいです。

GT300クラス優勝 #27direxiv ADVAN 320R
谷口 信輝
0409_taniguchis 今週はずっと調子がよかったので、今回はチャンスだと思っていました。
岡山に来る前はそれほど自信がなかったんですが、サーキットに来て合同テストで走ってみたら、予想以上のタイムが出ていたので、「いけるんじゃないの?!」って思ったんです。
その割には予選結果は良くなかったんですが、決勝では序盤苦しいのは判っていたので我慢して走っていたら、思ったとおりスティントの終盤に上位に上がれて、トップで蜜山にバトンタッチできて、そのままトップでフィニッシュできました。ボクにとっては理想の展開でしたね。

蜜山 祥吾
0409_mitsuyamas ドライバー交代した後、スターターがなかなか回ってくれなくてタイムをロスしてしまい、コースに戻ったときにはボクスターがすぐ後ろにまで迫っていました。
でも、裏のストレートの後のヘアピンまで我慢できればあとはなんとかなる、と思い、必至でブロックして押さえ込みました。
その後は何のバトルもなかったので、練習みたいに淡々と走りました。
(ディレクシブの初優勝について)海外のGP2組が勝ったりしていたので、こっちも早く結果を出したかった。だから今回勝てて嬉しいです。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

S-GT第2戦岡山決勝 NSXが1-2フィニッシュ!

2006オートバックスSUPER GT第2戦 岡山GT300㎞は、ポールポジションからスタートした#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が後続を全く寄せ付けず、2位に40秒051の大差をつけてGT500クラスを制した。
2位には#100RAYBRIG NSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)が入り、NSXが1-2フィニッシュを達成した。
GT300クラスは、#27direxivADVAN320R(蜜山祥吾/谷口信輝組)が、激しいバトルを制して初優勝を遂げた。
(観客動員数:56,100人)

060409_wingt500 午後2時、決勝がスタートした。
ポールシッターの#18道上龍がホールショットを決め、一気に後続を突き放しに掛かる。
#100セバスチャン・フィリップ、#3横溝直輝が続き、ここまでは予選順位どおりだ。
しかしその後方では、#66アンドレ・クートと#23本山哲が1コーナーで絡んでコースオフ。2台ともすぐに戦列に復帰したが、ザナヴィZは右リヤフェンダーを大きく破損、これに対してオレンジボールが出され、4周目に本山はピットイン。
フェンダーの応急処置と、右リヤタイヤのチェックにかかるが、結局19周目のレッドマンコーナーの手前でストップ。昨年に引き続いて不運な結末を迎えることとなった。

順調に後続との差を広げていく1位道上、2位フィリップの後方では、3位横溝を4位ファーマンが激しく追い立てるが、横溝も懸命に押さえ込む。その更に後方では、#32武藤、#22クルムが激しい5位争いを展開、これに#36ロッテラー、#12トレルイエらが次第に接近してくる。
ところが14周目、#8、#35、#36にドライブスルーペナルティ。
ロッテラーはすぐにピットイン。11番手に後退してコースへ。
4位を走行していたファーマンは次の周回でピットイン。10番手まで後退した。
続いてダンブレックもピットイン。

その後も武藤、クルム、トレルイエの3台は接戦を繰り広げていたが、18周目の最終コーナー手前で武藤が痛恨のスピンアウト。タイヤバリアに突っ込んでストップしてしまった。
クルムと接触した可能性がありそうだ。
武藤はなんとか再始動し、そのままピットへ。右リヤを破損している模様で、そのままガレージへ戻されてしまった。

ペナルティで後退していた#8ARTA NSXだが、ファーマンはしぶとく走行を続け、すぐ前を走る#25織戸学を追い立て、22周目のヘアピン進入で織戸のインをついて8番手に上がる。

31周終わりで#1ZENTセルモSCがピットイン。高木虎之介から立川祐路に交代して33秒でピットアウト。これをきっかけに各車相次いでピットへ。

34周終わりで#3イエローハットZがピットイン。横溝からオリベイラに交代して38秒4でピットアウトするが、既にピット作業を済ませていた#1セルモSC立川にこの周で3位の座を明け渡すことになってしまった。

37周終わりで#22モチュールZがピットイン。クルムから山本左近に交代。冷えたタイヤに手間取る山本はアウトラップでコースをはみ出し、復帰の際に後方から来た車と危うく接触しそうになるが、その後は安定したペースで#3オリベイラを追い上げていく。
この周で#8ARTAもピットイン。伊藤大輔にバトンタッチして上位復帰を目論む。

トップのTAKATA童夢は39周終わりでピットイン。道上は2位レイブリックに12秒3の差をつけて小暮卓史にNSXを託す。作業時間は34.1秒だ。
2位のレイブリックも続いてピットへ。フィリップから細川慎弥にバトンタッチ。

その細川を激しく追い詰め、42周目の1コーナーで攻略したオリベイラがなんと2コーナーでスピン。これで#3イエローハットZは#22モチュールZにも抜かれてしまった。

この時点でのトップは、まだピットストップを済ませていない#12カルソニックZ。
2位TAKATA童夢NSXとは41秒のギャップがある。

トレルイエは46周終わりでTAKATA童夢に37秒差をつけて漸くピットイン。
星野一樹に交代、33秒7で作業を済ませ、3位でコースに戻っていく。
しかしタイヤの温まっていないカルソニックZは、アトウッドカーブであっさりとモチュールZに抜き去られてしまう。

これで再びトップは#18TAKATA童夢NSXに。
2番手には#1ZENTセルモSCがつけているが、その差は18秒にもなっている。
3番手は#100レイブリックNSX、4番手に#22モチュールZがつけている。

星野は後方から追い上げてきたオリベイラにも激しく追い立てられ、50周目のヘアピンでインを突かれて6位に落ちてしまう。
オリベイラはなおもハイペースで追い上げ、60周目には山本のテールに張り付いた。しかし山本もつけ入る隙を与えない。逆に周回遅れを利用して突き放しに掛かる。

66周目、#1ZENTセルモSCに黄旗追越によるペナルティのボードが出された。
67周終わりで立川がピットイン。10秒ストップの後に7位でコースに戻っていく。
これでレイブリックが2位に上がり、NSXの1-2体制が出来上がった。

75周目、ヘアピン進入で星野をインから抜き去った伊藤大輔だったが、星野に立ち上がりで抜き返され、逆にレッドマンで後ろから来た立川にパスされてしまった。
立川は更に76周目のヘアピンで星野を攻略し、5位に浮上。さらに前を行くオリベイラをも追い詰めていく。ファイナルラップであわや接触という激しいバトルを繰り広げるも、オリベイラも一歩も引かず、立川の猛追を押さえ込んで4位を死守した。

トップの小暮はその後も順調に飛ばしていき、最終的には2位細川に40秒051の大差をつけてチェッカーを受けた。

TAKATA童夢NSXの優勝は2003年第5戦、旧レイアウトで行われた最後の富士のレース以来だ。
昨年TAKATA童夢に加入した小暮にとっては初めてのGT優勝だ。

060409_wingt300_1 GT300クラスは、ポールの#47吉兆宝山Zがスタートを制するが、6周目に#110松田秀士が#47佐々木孝太をパス。トップを奪うと、一気に後続を突き放しに掛かる。佐々木の背後からは#27谷口信輝が迫ってくる。佐々木と谷口が2位争いを展開する間に松田はリードを広げていく。

19周目、クラス4位につけていた#13影山正美がペースの上がらない#27谷口をパス、3番手に上がると、2位を走る佐々木との差をも詰めていく。22周目には早くもテール・トゥ・ノーズ状態に持ち込み、数周を待たずにこれを抜き去っていった。
これで#46吉兆宝山Zは3位に後退、今回もポールポジションの優位を活かせなかった。

30周を終わっての順位は
#110、#13、#27、#46
トップの松田は影山に対して4.8秒のリード。
影山も谷口に対して4.5秒差をつけた。

39周終わりで松田秀士がピットへ。菅一乗に交代して9番手でコースに復帰。
この間に影山を抜き返していた谷口がトップに立った。

影山は47周終わりでピットイン。藤井誠暢に交代して5位でコース復帰。

トップに立っていた#27ディレクシブ320Rは50周終わりでピットイン。蜜山祥吾に交代して32秒8でコース復帰すると、背後に迫ってきた#110ボクスターの猛追をタイヤの冷えた状態ながらも力ずくで押さえ込み、トップを死守する。

3番手には#11フェラーリの青木孝行が上がってきた。
青木は68周目の1コーナーでオーバーランした菅抜き去り、2位に浮上するが、トップ蜜山を脅かすまでには至らず、#27ディレクシブがチーム結成以来始めての優勝を岡山の地で成し遂げることとなった。
蜜山にとっては2002年の第7戦美祢以来、谷口にとっては2004年の第2戦菅生以来の優勝である。

(TEXT: Kazuhisa SUEHIRO  PHOTO:Keiichiro TAKESHITA)

SUPER GT

SUPER GT第2戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2006/04/09) Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverTireWHLapTotal_Time
Behind
118GT5001TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS20822:01'16.217
2100GT5002RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS8240.051
322GT5003MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
山本 左近
BS108246.307
43GT5004イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS821'01.377
5*1GT5005ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS821'01.799
612GT5006カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS10821'06.718
7*8GT5007ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS40821'44.175
8*36GT5008OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS60811Lap
925GT5009ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋 武士
YH811Lap
10*24GT50010WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
エリック・コマス
柳田 真孝
YH+1811Lap
11*6GT50011Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS811Lap
1235GT50012BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+1811Lap
13*66GT50013triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中 克幸
BS793Laps
1427GT3001direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口 信輝
YH+1775Laps
1511GT3002JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木 孝行
DL766Laps
16110GT3003TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅 一乗
YH10766Laps
1713GT3004エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井 誠暢
YH766Laps
1846GT3005吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL10766Laps
1988GT3006アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ
檜井 保孝
YH40766Laps
2062GT3007WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
八木 宏之
YH766Laps
2126GT3008MOTOタイサンエンドレスGT3R
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
西澤 和之
YH766Laps
22101GT3009TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
新田 守男
高木 真一
MI757Laps
2319GT30010ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH15757Laps
24*2GT30011Privée Zurich・アップル・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH10757Laps
2552GT30012プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH+1757Laps
265GT30013プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+1748Laps
27666GT30014ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
高崎 保浩
YH+1748Laps
28777GT30015梁山泊 apr MR-S
TOYOTA RX-7
田中 実
大嶋 和也
MI+1739Laps
2910GT30016T&G FACE NETWORK DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
ヒロミ
尾本 直史
DL+1739Laps
3070GT30017外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RSR
石橋 義三
平川 晃
YH7210Laps
3147GT30018吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田 裕信
DL+17210Laps
32910GT30019洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996GT3RSR
植松 忠雄
菊地 靖
YH7210Laps
339GT30020LeyJun ADVAN モスラーMT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中 勝喜
YH6913Laps
3496GT30021EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL+16319Laps
3514GT30022ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK6319Laps
-------- 以上規定周回数完走 ( GT500: 57Laps / GT300: 53Laps ) --------
-87GT300-トライク ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司
WADA-Q
YH205230Laps
-32GT500-EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL1765Laps
-23GT500-XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田 次生
BS301567Laps
  • Fastest Lap: CarNo.18 道上龍 1'25.632 (4/38) 155.675km/h
  • ゼッケンNo.25は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第29条 14.①(接触行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。(14:14)
  • ゼッケンNo.8、36、35は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第28条 15.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(14:20)
  • ゼッケンNo.6は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第28条 15.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(15:04)
  • ゼッケンNo.1、66は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.1.2b違反(黄旗区間での追い越し)によりペナルティストップ10秒を課した。
  • ゼッケンNo.8は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b違反(黄旗区間での追い越し)により、競技結果に37秒を課した。(16:04)
  • ゼッケンNo.2は、35は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第3章第29条 14.①(接触行為)により、競技結果に27秒を加算した。
  • ゼッケンNo.24は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.1.2 d違反(青旗無視)により、訓戒及び罰金2万円を課した。(17:01)

SUPER GT

S-GT第2戦岡山 スタートでザナヴィZとサードスープラが接触!

スーパーGT第2戦は午後2時にフォーメーションラップがスタートした。
最初の1コーナーを制したのはポールの道上。
後方では#66サードスープラと#23ザナヴィZが絡んでコースアウト。
両者ともすぐに戦列に復帰したが、ザナヴィの右リヤフェンダーが大破。
走行に支障が出ている模様だ。
また、2コーナーでは#24WOODONE Zがストップ。

1周目を終わっての順位は
#18、#100、#3、#8、#32の順。

SUPER GT

S-GT第2戦岡山 フリー走行トップは両クラスともZ!

岡山国際サーキットで行われている、2006オートバックスSUPER GT第2戦、岡山GT300KMレースの決勝前ウォームアップ走行は、GT500、GT300ともZが1-2体制を築き上げた。
GT500のトップは#22MOTUL AUTECH Z(ミハエル・クルム/山本左近組)で、タイムは1分25秒524。
GT300は#46吉兆宝山DIREZZA Z(佐々木孝太/番場琢組)の1分32秒390がトップだった。

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決勝日を迎えた岡山国際サーキットは快晴。予想最高気温14℃、降水確率は0%。
決勝前のウォームアップ走行は午前9時30分より30分間で行われた。

昨日の予選ではポールの#18TAKATA童夢をはじめ、#100レイブリック、#8ARTAらのNSX勢の速さが目立ったGT500クラスだが、このセッションではZ勢が健闘、#22モチュールオーテック、#12カルソニックが1、2位を占めた。
ポールのTAKATA童夢も3番手につけ、記者会見で決勝への自信を語った道上、小暮の言葉を裏付けることとなった。
レクサスSCの最上位は#35バンダイDIREZZAの4番手。5番手#3イエローハットYMS、6番手#23ザナヴィニスモ、とここまでの上位6台が1分25秒台、更にはトップから1秒以内に11台がひしめき、決勝での接戦が大いに期待される。

一方GT300では、予選順位どおり#46吉兆宝山DIREZZA、#13エンドレスADVANの2台のZが上位を占め、仕上がりの良さをここでも見せ付けた。3、4番手には#27ディレクシブ、#62ウィルコムのヴィーマック勢がつけ、5番手には開幕戦でも速さを見せていた#2プリベチューリッヒ紫電が入った。

両クラスとも接戦必至のスーパーGT第2戦の決勝は、午後2時より82周で戦われる。

(TEXT: Kazihisa SUEHIRO)

SUPER GT

SUPER GT第2戦岡山フリー走行結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2006/04/09) Free Practice WeatherFine: Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverTireWHTimeDelaykm/h
122GT5001MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
山本 左近
BS101'25.524-155.872
212GT5002カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS101'25.694 0.170155.563
318GT5003TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS201'25.796 0.272155.378
435GT5004BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'25.928 0.404155.139
53GT5005イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'25.949 0.425155.101
623GT5006XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田 次生
BS301'25.960 0.436155.081
732GT5007EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL1'26.114 0.590154.804
866GT5008triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'26.194 0.670154.660
98GT5009ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS401'26.229 0.705154.598
10100GT50010RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS1'26.305 0.781154.462
1136GT50011OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS601'26.495 0.971154.122
1224GT50012WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
エリック・コマス
柳田 真孝
YH+11'26.638 1.114153.868
136GT50013Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS1'26.924 1.400153.362
141GT50014ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS1'26.931 1.407153.349
1525GT50015ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋 武士
YH1'26.952 1.428153.312
1646GT3001吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL101'32.390 6.866144.288
1713GT3002エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井 誠暢
YH1'32.748 7.224143.731
1827GT3003direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口 信輝
YH+11'32.956 7.432143.410
1962GT3004WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
八木 宏之
YH1'32.991 7.467143.356
202GT3005Privée Zurich・アップル・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH101'33.112 7.588143.170
2196GT3006EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL+11'33.122 7.598143.154
22110GT3007TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅 一乗
YH101'33.330 7.806142.835
2387GT3008トライク ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司
WADA-Q
YH201'33.495 7.971142.583
2426GT3009MOTOタイサンエンドレスGT3R
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
西澤 和之
YH1'33.656 8.132142.338
2511GT30010JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木 孝行
DL1'33.775 8.251142.157
26101GT30011TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
新田 守男
高木 真一
MI1'33.950 8.426141.892
2747GT30012吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田 裕信
DL+11'34.041 8.517141.755
2814GT30013ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK1'34.399 8.875141.218
2988GT30014アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ
檜井 保孝
YH401'34.565 9.041140.970
305GT30015プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+11'34.750 9.226140.694
31666GT30016ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
高崎 保浩
YH+11'34.919 9.395140.444
3219GT30017ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH151'34.939 9.415140.414
33777GT30018梁山泊 apr MR-S
TOYOTA RX-7
田中 実
大嶋 和也
MI+11'35.103 9.579140.172
349GT30019LeyJun ADVAN モスラーMT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中 勝喜
YH1'35.63810.114139.388
3552GT30020プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH+11'35.83210.308139.106
3670GT30021外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RSR
石橋 義三
平川 晃
YH1'35.87810.354139.039
3710GT30022T&G FACE NETWORK DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
ヒロミ
尾本 直史
DL+11'37.25311.729137.073
38910GT30023洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996GT3RSR
植松 忠雄
菊地 靖
YH1'47.97722.453123.460

SUPER GT

S-GT第2戦岡山 ポールポジション記者会見

GT500クラス(#18 TAKATA童夢NSX)
060408_rm_1 060408_tk_2

道上 龍
今週は練習走行からずっと流れがよかったので、今回はポールを獲る確信がありました。
でも予選1回目はクルマのフィーリングがよくなくて、アンダーが出ていましたし、他とのタイムも詰まっていたので、スーパーラップに向けてセットアップを変えました。それですごくよくなりましたね。
僕自身ポールは5年ぶりですが、そのときは無限のNSXだったので童夢に移ってからは初めてになります。
決勝は、二人で何十周もシュミレーションしてきたし、セットアップもできているので、逃げられるレースに持ち込めれば、と思っています。

小暮 卓史
道上選手が凄くいい走りをしてくれて、この場に来ることができました。道上選手にも、クルマを仕上げてくれたチームスタッフにも感謝しています。
明日の決勝ですが、ボクは木曜金曜とずっとロングランをやってきて、セットアップもできているので、ポールという良いスタート位置を活かして、優勝目指して頑張ります。
(ライバルは)GT500は全員がライバルですけど、強いてあげれば同じNSX勢です。レイブリックとか。

GT300クラス(#46 吉兆宝山DIREZZA Z)

060408_ks_2 060408_tb_2

佐々木 孝太
前回は天気がああいう状態だったこともあり、まぐれと見られてる面があったので、今回こそは正真正銘のポールを獲るんだ、と思っていました。
鈴鹿ではもともとクルマの状態が厳しかったというのもあったんですが、今回はクルマも仕上がってますし、番場選手も頭を坊主にして気合を入れてきてくれてるので、前回みたいなことはないと思います。いつでも全開で頑張っていきたいです。

番場 琢
開幕戦から2回連続でここにこられたことについては、孝太選手やチームのスタッフに感謝しています。鈴鹿では僕が失敗してレースを台無しにしてしまいました。今回はああいうミスを絶対しないと誓ってここにきました。頭のことはどうでもいいんですけど(笑)そう思ってきたので、今回はミスをしないよう、孝太選手から受け取ったクルマをゴールまで100%プッシュしながら無事に完走しようと思っています。

(TEXT&PHOTO : Kazuhisa SUEHIRO)

SUPER GT

SUPER GT第2戦岡山予選 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第2戦
「OKAYAMA GT 300km RACE」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年4月8日
■開催場所:岡山国際サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■「イエローハットYMSトミカZ」が3位セカンドロウ

 SUPER GT第2戦は、開幕戦の鈴鹿ラウンドから3週間のインターバ ルの後、岡山国際サーキットに舞台を移して開催された。

 公式予選1回目は、午前10時からスタート。20分のGT300専有走行時間ののちGT500の専有時間が始まった。「XANAVI NISMO Z」(#23本山哲/松田次生)と、「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24 エリック・コマス/柳田真孝)の2台が序盤からタイムアタックを敢行。約10分経過した後、残りのマシンが一斉にコースインし、入り乱れてのアタック合戦が始まった。この中でまず集団を抜け出したのは、「イエローハットYMSトミカZ」(#3 横溝直輝/ジョアオ・パオロ・ディ・オリベイラ)。横溝がアタックランを担当し、トップタイムの1分24秒014を記録した。そして「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/山本左近)はクルムがタイムアタックして1分24秒386の4位、「カルソニックインパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)はトレルイエが1分24秒408を出して5位のポジションを得た。序盤にアタックした本山の#23 Zは1分24秒807がベストタイムであったが、ポジションは10位でスーパーラップ進出権をぎりぎり確保した。

 公式予選2回目は午後2時20分、スケジュールより5分遅れてスタートした。15分間の専有走行をGT300、GT500の順に行うもので、スーパーラップに進出を決めたチームはタイムアタックの準備に集中し、そうではないチームは決勝レースに向けた準備を実施した。公式予選1回目トップ10台によるスーパーラップは、午後3時28分に本山哲が駆る「XANAVI NISMO Z」(#23)のコースインにより開始した。3周終了時の本山のタイムは1分25秒151。その後2台が本山のタイムを上回われなかったため、#23 Zは8番目のスターティンググリッドを獲得した。6番目にスタートしたブノワ・トレルイエの「カルソニック インパルZ」(#12)はアタックラップ全周を通じてタイムが伸びず、1回目のタイムより約1秒遅れの1分25秒435で10位となった。続く「MOTUL AUTECH Z」(#22)が3連続ポールポジションを目指してミハエル・クルムがコースインしたが、やはり全体的にタイムが伸びず1分24秒510で7位に後退した。スーパーラップ最後の「トリ」としてアタックランをスタートした「イエローハットYMSトミカZ」(#3)は横溝が激しい走りをみせ、1分24秒155の3番手タイム。決勝レースは2列目グリッドからスタートすることとなった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: ©NISMO

SUPER GT

S-GT第2戦岡山 予選総合結果

GT500クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time
☆ 1 18 TAKATA 童夢 NSX *道上 龍
小暮 卓史
BS 20 1' 24.043
☆ 2 100 RAYBRIG NSX *セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 0 1' 24.074
☆ 3 3 イエローハットYMSトミカZ *横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 0 1' 24.155
☆ 4 1 ZENT セルモ SC *立川 祐路
高木 虎之介
BS 0 1' 24.219
☆ 5 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
*ラルフ・ファーマン (GB)
BS 40 1' 24.316
☆ 6 32 EPSON NSX *ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 0 1' 24.356
☆ 7 22 MOTUL AUTECH Z *ミハエル・クルム (D)
山本 左近
BS 10 1' 24.510
☆ 8 23 XANAVI NISMO Z *本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 25.151
☆ 9 66 triple a サード スープラGT *アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS 0 1' 25.243
☆ 10 12 カルソニック インパル Z *ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 10 1' 25.435
11 36 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 60 1' 24.820
12 25 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 0 1' 24.909
13 35 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 0 1' 24.917
14 6 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS 0 1' 25.455
15 24 WOODONE ADVAN KONDO Z エリック・コマス (F)
柳田 真孝
YH 0 1' 26.430

GT300クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time
☆ 1 46 吉兆宝山 DIREZZA Z *佐々木 孝太
番場 琢
DL 10 1' 30.664
☆ 2 13 エンドレス アドバンCCI Z *影山 正美
藤井 誠暢
YH 0 1' 30.939
☆ 3 27 direxiv ADVAN 320R 密山 祥吾
*谷口 信輝
YH 0 1' 31.605
☆ 4 110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
*菅  一乗
YH 10 1' 31.608
☆ 5 11 JIM GAINER FERRARI DUNLOP *田中 哲也
青木 孝行
DL 0 1' 31.698
☆ 6 62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R *柴原 眞介
八木 宏之
YH 0 1' 31.762
☆ 7 26 MOTO タイサンエンドレスGT3R *山路 慎一
西澤 和之
YH 0 1' 32.296
☆ 8 2 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
*加藤 寛規
YH 10 1' 32.344
☆ 9 19 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
*脇阪 薫一
YH 15 1' 32.706
☆ 10 88 アクティオ ムルシエRG-1 *マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 40 1' 33.025
11 47 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
DL 0 1' 32.201
12 96 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 0 1' 32.217
13 777 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI 0 1' 32.325
14 101 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 0 1' 32.385
15 14 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 0 1' 32.792
16 5 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH 0 1' 32.920
17 52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 0 1' 33.129
18 87 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
WADA-Q
YH 20 1' 33.368
19 666 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
高崎 保浩
YH 0 1' 33.470
20 10 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL 0 1' 33.782
21 910 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
菊池 靖
YH 0 1' 34.036
22 9 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 0 1' 34.158
23 70 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
平川 晃
YH 0 1' 34.841
- - 以上38台を選抜 - - - - -
- 55 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH 0 1' 34.325

☆印は、スーパーラップ選抜車両
□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ

No.70は、2006SUPER GT Sporting Regulations 第3章 第25条8.(ワイルドカード参加車両)により決勝に選抜した。

No.55は、2006 AUTOBACS SUPER GT 2006 GTAブルテンNo.002-S(OKAYAMA GT 300KM RACEの決勝スタート上限台数(38台))により、決勝出場車両選抜漏れとした。

SUPER GT

S-GT第2戦岡山 スーパーラップ結果

GT500クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
1 18 TAKATA 童夢 NSX *道上 龍
小暮 卓史
BS 20 1' 24.043 - -
2 100 RAYBRIG NSX *セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 0 1' 24.074 0.031 0.031
3 3 イエローハットYMSトミカZ *横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 0 1' 24.155 0.112 0.081
4 1 ZENT セルモ SC *立川 祐路
高木 虎之介
BS 0 1' 24.219 0.176 0.064
5 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
*ラルフ・ファーマン (GB)
BS 40 1' 24.316 0.273 0.097
6 32 EPSON NSX *ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 0 1' 24.356 0.313 0.040
7 22 MOTUL AUTECH Z *ミハエル・クルム (D)
山本 左近
BS 10 1' 24.510 0.467 0.154
8 23 XANAVI NISMO Z *本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 25.151 1.108 0.641
9 66 triple a サード スープラGT *アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS 0 1' 25.243 1.200 0.092
10 12 カルソニック インパル Z *ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 10 1' 25.435 1.392 0.192

GT300クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
1 46 吉兆宝山 DIREZZA Z *佐々木 孝太
番場 琢
DL 10 1' 30.664 - -
2 13 エンドレス アドバンCCI Z *影山 正美
藤井 誠暢
YH 0 1' 30.939 0.275 0.275
3 27 direxiv ADVAN 320R 密山 祥吾
*谷口 信輝
YH 0 1' 31.605 0.941 0.666
4 110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
*菅  一乗
YH 10 1' 31.608 0.944 0.003
5 11 JIM GAINER FERRARI DUNLOP *田中 哲也
青木 孝行
DL 0 1' 31.698 1.034 0.090
6 62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R *柴原 眞介
八木 宏之
YH 0 1' 31.762 1.098 0.064
7 26 MOTO タイサンエンドレスGT3R *山路 慎一
西澤 和之
YH 0 1' 32.296 1.632 0.534
8 2 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
*加藤 寛規
YH 10 1' 32.344 1.680 0.048
9 19 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
*脇阪 薫一
YH 15 1' 32.706 2.042 0.362
10 88 アクティオ ムルシエRG-1 *マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 40 1' 33.025 2.361 0.319

*印がアタックドライバー

SUPER GT

S-GT第2戦岡山 公式予選2回目結果

予選2回目

Pos. No. Cls P Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
1 18 500 1 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 20 1' 25.461 - -
2 1 500 2 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
BS 0 1' 25.480 0.019 0.019
3 8 500 3 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 40 1' 25.701 0.240 0.221
4 100 500 4 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
細川 慎弥
BS 0 1' 25.797 0.336 0.096
5 12 500 5 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
星野 一樹
BS 10 1' 25.944 0.483 0.147
6 3 500 6 イエローハットYMSトミカZ 横溝 直樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(BR)
BS 0 1' 25.979 0.518 0.035
7 32 500 7 EPSON NSX ロイック・デュバル(F)
武藤 英紀
DL 0 1' 26.027 0.566 0.048
8 22 500 8 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム (D)
山本 左近
BS 10 1' 26.145 0.684 0.118
9 25 500 9 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
土屋武士
YH 0 1' 26.404 0.943 0.259
10 66 500 10 triple a サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
平中 克幸
BS 0 1' 26.431 0.970 0.027
11 35 500 11 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 0 1' 26.619 0.904 0.026
12 24 500 12 WOODONE ADVAN KONDO Z エリック・コマス (F)
柳田 真孝
YH 0 1' 26.702 0.948 0.044
13 36 500 13 OPEN INTERFACE
TOM'S SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー (D)
BS 60 1' 26.792 0.949 0.001
14 6 500 14 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
BS 0 1' 26.987 1.500 0.551
15 23 500 15 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
BS 30 1' 29.135 1.516 0.016
16 27 300 1 direxiv ADVAN 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
YH 0 1' 32.056 - -
17 13 300 2 エンドレス アドバンCCI Z 影山 正美
藤井 誠暢
YH 0 1' 32.060 0.004 0.004
18 46 300 3 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
DL 10 1' 32.402 0.346 0.342
19 87 300 4 トライクジャパン ムルシエRG-1 山西 康司
WADA-Q
YH 20 1' 33.250 1.194 0.848
20 110 300 5 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
YH 10 1' 33.662 1.606 0.412
21 2 300 6 Prive Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
YH 10 1' 33.768 1.712 0.106
22 26 300 7 MOTO タイサンエンドレスGT3R 山路 慎一
西澤 和之
YH 0 1' 33.868 1.812 0.100
23 14 300 8 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK 0 1' 33.916 1.860 0.048
24 88 300 9 アクティオ ムルシエRG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH 40 1' 34.235 2.179 0.319
25 55 300 10 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH 0 1' 34.239 2.183 0.004
26 101 300 11 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
MI 0 1' 34.603 2.547 0.364
27 5 300 12 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH 0 1' 34.751 2.695 0.148
28 96 300 13 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL 0 1' 34.763 2.707 0.012
29 70 300 14 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
平川 晃
YH 0 1' 35.064 3.008 0.301
30 47 300 15 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
DL 0 1' 35.099 3.043 0.035
31 777 300 16 梁山泊apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
MI 0 1' 35.199 3.143 0.100
32 52 300 17 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
KH 0 1' 35.442 3.386 0.243
33 9 300 18 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
YH 0 1' 35.452 3.396 0.010
34 11 300 19 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
DL 0 1' 35.682 3.626 0.230
35 910 300 20 洗剤革命TEAM UEMATU&石松RSR 植松 忠雄
菊池 靖
YH 0 1' 36.104 4.048 0.422
36 10 300 21 T&G FACE NET WORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
DL 0 1' 37.228 5.172 1.124
37 666 300 22 ライフワークBOMEXアップルNSX 周防 彰悟
高崎 保浩
YH 0 1' 37.637 5.581 0.409
38 62 300 23 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R 柴原 眞介
八木 宏之
YH 0 1' 54.534 22.478 16.897
19 300 24 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
YH 15 出走せず - -

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ/HK:ハンコック
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

SUPER GT

S-GT第2戦岡山 道上5年ぶりのポール!

2006オートバックスSUPER GT第2戦、岡山GT300KMレースのスーパーラップは、道上龍のドライブする#18TAKATA童夢NSXが5年ぶりにGT500クラスのポールポジションを獲得することとなった。
GT300クラスは、佐々木孝太のドライブする#46吉兆宝山DIREZZA Zが開幕戦の鈴鹿に続いて2戦連続ポールを達成した。

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公式予選2回目は午後2時20分、当初予定より5分遅れで始まった。
開始時の気温は17度、路面温度は25度とのこと。
今回は全車とも予選基準タイムをクリアしているので、ここでタイムを出す必要はない。
スーパーラップ進出チームはそれへ向けての最終チェック、そうでないチームは決勝を想定して走ることとなる。

GT300、GT500の順で各15分の計時セッションの後、午後2時55分、スターティンググリッドを決めるスーパーラップが開始された

まずはGT300から。
最初にコースインするのは#26の911GT3。ドライバーは山路慎一だ。
2周のウォームアップランの後にタイムアタック開始。
タイムは1分32秒296とまずまずのタイム。

これに続く前回優勝の#88ムルシエラゴ(マルコ・アピチェラ)、#2紫電(加藤寛規)、#19セリカ(脇阪薫一)らはタイムが伸び悩み、山路の後塵を拝することとなった

しかし5番目にコースインした#11フェラーリの田中哲也が1分31秒698と、一気に山路のタイムをコンマ6秒上回ってトップに立つ。

次にアタックした#62ヴィーマック(柴原眞介)は田中のタイムに一歩及ばなかったが、7番目にアタックした#46Zの佐々木孝太は開幕戦に続いて会心のアタックを見せ、1分30秒664でトップに立った。

続いてコースインした#110ボクスター(菅一乗)、#27ヴィーマック(谷口信輝)#13Z(影山正美)らは佐々木のタイムに届かず、影山2番手、谷口3番手、菅4番手に終わり、GT300クラスは佐々木孝太が2戦連続でポールを獲得することとなった。

続いてはGT500。

トップバッターの#23Z(本山哲)は1分25秒151、2番手の#66スープラ(アンドレ・クート)は1分25秒243と平凡なタイムに終わるも、4番目にアタックした#32NSX(ロイック・デュバル)は1分24秒356、続く#1SC(立川祐路)は1分24秒219と大幅にタイムアップ。二人は午前中に自身が出したタイムをも上回ってきた。

続く#8NSXは今回はラルフ・ファーマンがドライブ。1分24秒316とこちらもタイムアップを果たしたものの、立川には届かなかった。

6番目に出走した#12Zのブノワ・トレルイエはまさかの1分25秒435。一気に6番手に後退。
続く#22Z(ミハエル・クルム)も1分24秒510に終わった。

8番手出走は#18NSX(道上龍)は1分24秒043を叩き出して一気にトップへ。続く#100NSX(セバスチャン・フィリップ)は1分24秒074と僅差で2番手に。道上とフィリップの出したタイムは午前中の横溝のトップタイムをも上回る好タイムだ。

そして最後のアタッカー、#3Zの横溝直輝がコースイン。
前半セクションでは道上のタイムを上回るも、インフィールドに梃子摺り、1分24秒155で3番手にタイムに留まった。これで#18TAKATAのポールポジションが確定した。道上にとっては2001年の鈴鹿以来5年ぶりのポールだ。

これにより、GT300では吉兆宝山、エンドレスと2台のZがフロントローを独占、GT500はTAKATAとレイブリックの2台のNSXがフロントローを独占することとなった。
なお、今回は最大出走台数が38台と定められているため、#55DHG ADVAN FORD GTが予選落ちとなった。

スーパーGT第2戦の決勝は、4月9日午後2時より、82周で行われる。

SUPER GT

S-GT第2戦岡山予選1回目 両クラスともZが暫定ポール!!

2006オートバックスSUPER GT第2戦、岡山GT300kmの公式予選1回目が4月8日岡山国際サーキットで行われた。
暫定ポールはGT500は#3イエローハットYMSトミカZ(横溝直輝/J・P・オリベイラ組)、GT300は#13エンドレスアドバンZ(影山正美/藤井誠暢組)だった。

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公式予選日を迎えた岡山国際サーキットは朝から快晴。気温もやや暖かい。
スーパーラップ進出を賭けた予選1回目は午前10時にGT300の専有走行から開始された。

毎回様々な車種が入り乱れて接戦を繰り広げているGT300だが、今回も予選からめまぐるしくトップが入れ替わる接戦となった。
まずは開幕戦優勝の#88ムルシエラゴが1分32秒066でトップに立つが、それを#27ヴィーマックが31秒739で上回る。
続いて#110ボクスター、#11フェラーリ、#19セリカ、#2紫電#62ヴィーマックらも31秒台を出してきた。
しかし最終的にこのタイムアタック合戦を制したのは#13エンドレスZ。
残り3分を切ったところで1分31秒229を叩き出し、一気にトップに躍り出た。
#46吉兆宝山Zを駆る佐々木孝太も徐々にタイムを詰め、専有終了間際に4番手まで上がってきた。
GT300の専有が終わった時点でSL圏内に居るのは、#13、#27、#110、#46、#62、#11、#19、#2、#88、#26の10台だ。

続いてGT500の専有走行が始まった。
昨年好調だった#23ザナヴィZが1分24秒807を出してまずはトップタイム。
#35バンダイSC、#36トムスSC、#66サードスープラが2番手以下に連なる。

NSX勢は予選序盤は#32エプソンの5番手が最上位と慎重な滑り出しだったが、残り5分を切ったあたりから一気にタイムを上げてきた。
まずは#100レイブリックが2番手タイムを出すと、更に#18TAKATA、#8ARTAが#23のタイムを一気に上回って1-2位に飛び込んできた。
#32エプソンも更にタイムを挙げ、ザナヴィのタイムを上回った。

しかしZ勢も負けじと相次いでタイムを上げてくる。
#3イエローハットが残り1分を切ったところで24秒014を叩き出し、一気にトップに立つと、#22モチュール、#12カルソニックらも相次いで4番手、5番手に上がってきた。
この間に#23ザナヴィは10番手に後退したものの、実にコンマ8秒の間に10台がひしめく接戦となった。
専有走行が終わった時点でのトップ10は
#3、#100、#18、#22、#12、#8、#1、#32、#66、#23となった。
ZとNSX各4台が入り乱れる中にSCとスープラが1台づつ、という状況になっている。

残り20分間は2クラスの混走だが、ここでは上位の順位は動かず、結局GT500は#3ハセミZ、GT300は#13エンドレスZと両クラスともZが暫定ポールを獲得して午後のスーパーラップに臨むこととなった。

公式予選2回目は、今日午後2時15分から、スーパーラップは午後2時50分から行われる。

(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO  PHOTO:Keiichiro TAKESHITA)

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