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Formula Nippon | Japanese F3

FN:第5戦もてぎフォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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Formula Nippon | Japanese F3

FN:第5戦もてぎフォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGO ZENT Audi R8 LMS、Racerbook Audi R8 LMSとも今シーズンワーストレースに (Hitotsuyama Racing)

 Hitotsuyama Racingは7月28~29日にスポーツランド菅生で開催されたSuper GT 第4戦に参戦いたしましたが、今シーズンワーストレースと言える苦しいレースとなりました。

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7月28日 公式練習 / 公式予選
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / シンディ・アレマン

 前戦マレーシアから約1ヶ月半のインターバルを挟んで行われた第4戦菅生。今シーズンは開幕前の公式テストからここまでウェットコンディションが多かったものの、菅生では一転して搬入日から強い日差しが照りつけ、マシン、ドライバーにとっては厳しいレースになることが予想された。午前中の公式練習ではまず都筑晶裕がドライブ。タイヤ選択とマシンセッティングを行うが、序盤から強いオーバーステアに苦しまされる。エンジニアの思い切った大きなセッティング変更に対してもマシンはほとんど反応を示さず、この時点でクラス17位、タイムは1分25秒446。ただでさえセッティング幅が少ないGT3マシンということもあり、これ以上劇的にマシンフィーリングを変えることは難しいと判断し、シンディ・アレマンにドライバー交代。シンディにとっては初めて走る日本のサーキットを、限られた時間の中でいかにして攻略するかが大きな課題となっている。彼女にとってはここ菅生も初めてのサーキットだが、今回は数日前にチームが用意したロードカーで20周ほどのテスト走行を行った。また#99 Racebook Audi R8 LMSの安岡秀徒がマネージングするレーシングシミュレーター「Race Fight Club」(http://www.racefightclub.com/)で菅生を猛特訓。その甲斐あってか中古タイヤで序盤から上々のタイムを刻む。ただし、シンディも都筑同様オーバーステアを訴え、セッション終了までタイムアップは果たせず。オーバーステアに対する解決策を見いだせないまま、クラス21位で公式練習を終えることになった。迎えた公式予選。今回は予選落ちが設定され、最下位から2台(クラス24位、25位)のマシンが決勝に進めないため、各チーム予選アタックには一層の気合が入り序盤から赤旗中断の場面も。公式練習前まではスーパーラップ進出を目標にしていた#21 ZENT Audi R8 LMSだが、前述のオーバーステアに悩まされ、予選でも下位に沈む。予選アタックを担当した都筑は計測1周目に1分24秒776を刻むとその後は2度の赤旗の影響もありタイムアップを果たせず。クラス20位で予選を終えることになった。

#99 Racerbook Audi R8 LMS マイケル・キム / 安岡秀徒

 #99 Racerbook Audi R8 LMSは第1戦岡山以来の登場となるマイケル・キムが安岡秀徒とコンビを組む。公式練習ではまずは安岡がタイミングを見計らってコースイン。タイヤの選択と若干のセッティング変更を行っていく。安岡も#21 ZENT Audi R8 LMSの都筑晶裕同様にオーバーステア傾向を訴える。足回りを中心にセッティング変更を繰り返すが、セッション中盤を迎えたころ、安岡はピットアウト時にエンジンが始動しないトラブルに見舞われてしまう。データ解析によりトラブルはセルモーターの故障と判明。チームはすぐさま交換作業に取り掛かる。マシンのリヤセクションを取り外す大掛かりな作業となったが、メカニックたちの懸命な作業により約40分で交換作業を終了。残り僅かではあったがマイケル・キムにバトンを渡すことができた。迎えた公式予選。予選アタックを担当する安岡はこの菅生が「日本で一番大好きなサーキット」ということもあり、トップ10進出を狙う。予選落ちを回避すべく各チームが開始早々にコースインする中、安岡は渋滞を避けるためにピットで待機。予選開始5分が経過した時点でコースインし、計測1周目で1分25秒063を記録。しかし計測2周目に#30 IWASAKI MODA クロコ apr R8がスピン。予選は赤旗中断に。安岡はコースインのタイミングを遅らせたこともあり、この時点で計測はたった1周のみ、クラス23位と後方へ沈んでいたため、予選再開後のタイムアップに懸ける。だが、予選再開後、今度はアウトラップで安岡自身をまさかのトラブルが襲う。サーキットモニターには失速していく#99 Racerbook Audi R8 LMSの姿が映し出される。安岡は惰性でマシンを走らせながらピットと無線で交信を続けるも、その甲斐なく最終コーナーでストップ。2度目の赤旗の原因となってしまった。スーパーGTでは予選中に赤旗の原因となったマシンのタイムは抹消されてしまうルールが存在し、#99 Racerbook Audi R8 LMSは実質的な予選落ちとなってしまった。この後、チームでは決勝進出への僅かな望みに期待し、再びマシンの修復作業を行う。予選中のトラブルはフライホイールのボルト破損と判明。決勝日朝までにマシンを完治させフリー走行の出走は認められたものの、決勝進出への望みは叶わず、ここでレースを終えることになった。

7月29日 決勝
#21 ZENT Audi R8 LMS 都筑晶裕 / シンディ・アレマン

この日も朝から真夏日となったスポーツランド菅生。スタート進行直前になってスコールを思わせるような大粒の雨がサーキットに降り出し、一時ピット内が騒然とする場面も見られたが、スタートまでにはほぼドライコンディションに戻り、1周のフォーメーションラップの後、81周レースがスタート。スタート直後の1コーナーではGT500トップ争いの3台のマシンが接触、コースアウト。この影響でレース序盤数周は1コーナーで追い越し禁止のイエローフラッグが振られる中でのレースとなった。19位スタートの都筑は、2周目にまずはトラブルでストップした#66 triple a vantage GT3をパスし18位に上がると、4周目にはスピンした#27 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリを交わし17位へ。前を行く#0 GSR 初音ミク BMW、#4 GSR ProjectMirai BMWと等間隔の差を保ちつつ、16周目には13位までポジションを挽回。トップ10を行くマシンと互角のタイムで追い上げを見せる都筑だが、20周を迎えたあたりからマシンモニタに警告が表示されていることをピットに告げる。ピット側はマシンに異常が発生しない限り走り続けることを指示し、都筑もそれに応える。だが、30周目、都筑は突如エンジンが止まったことを無線で報告。何度か再スタートを試みるものの、マシンが再びスタートすることはなく、#21 ZENT Audi R8 LMSにとっては悔しいシーズン初めてのリタイヤとなった。

チーム代表 一ツ山幹雄
 「ここまでツキに見放されたレースも久々です。ガッカリですね。菅生はR8にとっては得意なサーキットですから、期待していたのですが。#21 ZENT Audi R8 LMSは決勝日朝のフリー走行でマシンがいい方向に向かいました。そのフリー走行ではシンディもとても良いタイムを出していましたし、実際決勝が始まってからの都筑選手のペースは見ていても楽しかったです。あのまま行けば間違いなくポイント獲得できていたはずなので・・。トラブルの原因は、炎天下のグリッド上にマシンを長時間停めていたことにより、マシン内部が熱を持ってしまい、それが原因となってしまったようです。#99 Racerbook Audi R8 LMSに関しては、考え得る最悪のタイミングで全てが起こってしまいました。予選ではトップ10を目標にしていたので、まさか予選落ちの結果になるとは。しかし、これがレースです。ですが、今回の菅生では一つポジティブな点もありました。今回から適用されたBOPでR8勢はリストリクターが少し大きくなったのですが、その結果、ストレートスピードは多少改善されました。富士やセパンでは他のGT3マシンが上位クラスのマシンかと思うほどストレートスピードに差が出てしまっていましたが、そこまで離されなくなったようです。とはいってもポルシェやアストンと比較するとまだまだ状況は厳しいです。第5戦鈴鹿1000kmでは#21 ZENT Audi R8 LMSにリチャード(・ライアン)選手、そして#99 Racerbook Audi R8 LMS に都筑善雄選手が加わります。引き続き、チームの応援宜しくお願い致します。」

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Hitotsuyama Racing Press release
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGO GAINER DIXCEL R8 LMS、我慢のレースで6位に入賞し貴重なポイントをゲット! (GAINER)

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  • GAINER DIXCEL R8 LMS
  • DRIVER:Tetsuya TANAKA / Katsuyuki HIRANAKA
  • 予選:14位 決勝:6位
  • 予選日入場者数:9500人 決勝日入場者数:27500人
2012年7月28日(土曜日) 晴れ
公式練習:8:15~10:05
  • 気温:33度・路面温度:39度・路面状況:ドライ
  • Q1:12:40~12:55 平中克幸 気温:35度・路面温度:56度・路面状況:ドライ
  • スーパーラップ:14:30~ 田中哲也 出走できず

 昨年の大震災から早1年4ヶ月が過ぎ、牛歩ではあるが復興も徐々に進み、今年も被災地から250名の方をGTAが招待した。GAINERの支援活動でご縁が出来た北上町の方もたくさん招待され、スポンサーであるPENALTY様がその方たちのために、Tシャツを作ってくださりました。

 直前の鈴鹿でのテストでは雨が降り、なかなか思うようなテストが出来ない中での前半戦最後の第4戦菅生。気温、路面温度共に今期一番の暑さの中で開催された。

走り始めは平中克幸から。走り出しのセットは悪くはなく、2種類のタイヤを履き比べ、より良いセットを見つけていく。しかし思った以上にライバルたちのタイムは速く、決勝に向けたタイヤを選択するか、予選に賭けてタイヤを選択するか悩むところだった。

 続いて田中哲也が乗り込み、マシンバランスの確認し、1時間50分の走行はあっという間に終わってしまった。

 予選1回目は平中が担当する。予選よりも決勝に重点を置いたタイヤ選択を行いアタック。

 徐々にペースを上げ、計測2周目には1分23秒726で昨年のポールタイムを上回り2番手につける。しかしその後タイムを更新するが、あっという間に10番手まで後退。

 この時点で他車がスピンストップし赤旗が提示される。このまま走ってもタイムは上がらないと判断し、この時点でアタックを断念。平中はマシンから降りる。

 残り7分が提示され予選1回目が再開されると、次々とタイムが更新されていき、結局15番手まで後退し、セパンに続いてスーパーラップには残ることが出来なかった。

 その後、赤旗原因になった車両のタイムが抹消され、14番手グリッドが確定した。

田中哲也コメント
 決勝に向けたタイヤを選んでいるので、予選は下位に沈みましたが、決勝で挽回できるようなチョイスはしているので、どれだけポジションを上げられるか、もっと車を仕上げて頑張ります。
平中克幸コメント
 タイヤの戦略的なこともあって、自分の中ではミスなくだいたいこのくらいのタイムは出るであろうと想定したタイムでした。その中でどれくらいの位置にいるかということで、結果的に15位だったということです。周りがどんなタイヤを使ってアタックしているかはわかりませんが、僕たちより速いタイムで走っていたので、この順位になってしまいました。ただ僕がやらなければならないことはしたつもりですし、頭切り替えて明日のレースでは追い上げて1ポイントでも多く稼いで、良い形でレースを終えたいですね。
2012年7月29日(日曜日) 晴れ
フリー走行
  • 9:40~10:52
  • 気温:31 度・路面温度:38度・路面状況:ドライ
  • 決勝81周(76周):14:00~ 気温:31度・路面温度:42度・路面状況:ドライ

 昨日よりも若干雲がかかってはいるものの、暑さはほとんど変わらず、灼熱の中で最後のマシン調整が行われた。

 走り出しは田中。昨日使用したユーズドタイヤで走行を開始するが、リアが全く付いてこずオーバーステアのマシンになっているようだ。リアの足回りを調節し、再びコースへ。今度はコーナーでのアンダーステアがひどくなったようだ。この時点で赤旗が提示され、平中と交代。

 平中も同様に昨日よりバランスも悪く、アンダーステアもオーバーステアも出るとコメントする。再度リアの調整を行い、フリー走行は終了した。

 スタートの1時間と少し前に、スコールのような激しい雨がサーキットを濡らしていた。しかし雨はすぐに止み、厳しい太陽の日差しが容赦なく降り注ぎ、グリッドへの向かうときには若干濡れているところもあったが、ほぼドライ。スタート時点では完全にドライ路面の中でレースは始まった。スタートを担当するのは田中。

 500クラスがスタート直後の1 コーナーで、予選2番手、3番手が接触しコースアウト。300クラスの1コーナーは黄旗が振られ、田中はパスするタイミングを逃してしまう。しかし、No.66がクラッチトラブルで戦線離脱。

 No.43をパスし、1周には12番手に浮上。しかし1 コーナーでは3周に渡り黄旗区間となり、田中はそれ以上ポジションを上げられずにいた。

 しかし4周目にNo.27が単独スピン、11番手に。この時でもトップから12台が10秒以内を走行する団子状態に。

 そんな中でも田中は着実に前を捉えパスしていく。予定通り29周目にルーティーンのピットを終えるときには7 手までポジションを上げていた。

 しかし、燃費の悪いAUDI R8は給油に時間が掛かり、タイヤ交換をベストでこなしても44 秒も掛かってしまう。他車はタイヤ無交換や、2本交換、JAF-GT車両に至っては燃費が良く、給油時間も20秒から30秒近くAUDI R8とは差があるため、レース距離が長くなればなるほどほど、FIA-GT3車両は非常に不利な戦いになる。

 平中がコースに復帰したときには、16番手まで後退、実質ピットに入る前とでは4台に先行される形になっていた。

 平中もマシンバランスが悪いと訴えながらも、1分25秒台の安定ラップを刻む。すべての車両がピット作業を済ますと、ポジションは11番手まであがり、続いてNo.4 BMWをパスし10番手に。

 その後6番手を走行していたNo.61が単独スピンし9番手に浮上。ペースの上がらなくなったNo.43もパスし8番手に。残り5 周となったところでNo.911、No.31 プリウス、No.0 BMW とNo.11の4台が接近戦を演じる。タイヤの厳しくなったNo.31にNo.0が74 周目の1コーナーで急接近。接触したところを平中がインを刺しスルリと2台をパス。このままのポジションを守りきり、6番手で75周のレースを終えた。

田中哲也コメント
 決勝のタイヤは結構ライフも良くて、最低限のポイントは取れたと思います。次の鈴鹿を考えると、ピット作業の長さの課題があり、回数も3倍4倍になると作業時間の差もどんどん開いていって、今のような展開だったら順位がどんどん下がっていくばかりなので、今日のレースは何とか耐えられたけど、次のレースの課題が見えたレースでした。
平中克幸コメント
 正直菅生は厳しい戦いだったのですが、そんな中でも6位でフィニッシュ出来、0号車の前でチェッカーを受けられて、同ポイント2位になっているので、悪かった中で最善は尽くせたのではないかと思います。鈴鹿は距離も長くなるのですが、表彰台目指して頑張ります。

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Text & Photo: GAINER
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Japanese F3

JF3:第7,8戦もてぎ 平川亮が2戦共に完全制覇!4連勝で今季6勝目 (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ(4.801km)
  • 予選:8月4日(土)晴れ:ドライ
  • 第7戦決勝:8月4日(土)晴れ:ドライ
  • 第8戦決勝:8月5日(日)晴れ:ドライ
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平川亮(中央)が第7戦、第8戦も制し4連勝で今季6勝。
第7戦はリチャード・ブラッドレー(左)が2位、
山内英輝(右)が3位表彰台を獲得した

 全日本F3選手権の第5大会(第7戦、第8戦)が8月4日(土)と5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両8台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。

 中国ズーハイで予定されていた第3大会が中止となった今季の全日本F3だが、10月13日(土)14日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催される「2012 FIA 世界耐久選手権 第7戦 富士6時間耐久レース」のサポートレースとして、シーズン最終戦となる第8大会(第14戦、第15戦)が開催されることが発表された。

 4日(土)午前9時50分から各セッション10分間、間に10分のインターバルを挟んで行われた第7戦、第8戦の予選では、平川亮(RSS)が共にポールポジション獲得。2番手以降は、第7戦は山内英輝(B-MAX ENGINNERING)、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)と続き、中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)は5番手。第8戦は中山が3番手、山内が4番手につけた。

 Nクラスでは2戦共に佐々木大樹(NDDP RACING)がポールポジション。勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は第7戦3番手、第8戦4番手からのスタートとなった。

 予選に続き、午後3時43分に第7戦の決勝がスタート。ポールポジションの平川はホールショットから逃げる得意の展開。山内はスタートを失敗し、4位に後退。ブラッドレーが2位にポジションを上げた。その後は平川がハイペースで後続を引き離して行き、最終的には11秒もの大差を付け、3連勝で今季5勝目を挙げた。2位はブラッドレー、3位に山内、4位に中山が続いた。

 Nクラスではクラス4番手グリッドからスタートでトップに立ったギャリー・トンプソン(SGC BY KCMG)が、後続の猛追を凌ぎきり今季初勝利。2位にポールポジションの佐々木、3位に勝田が続いた。

 5日(日)、フォーミュラ・ニッポンの決勝が終わった直後の午後4時8分に第8戦決勝レース(20周)がスタート。

 またもポールポジションの平川が首位をキープ。4番手グリッドの山内が3番手グリッドの中山をかわし3位に浮上した。

 平川はそれまでのレースのように独走状態に持ち込むことはなかったものの、じりじりと2位以下との差を広げていき、4連勝で今季6勝目。今大会の2戦共にポール・トゥ・ウィンとファステストラップ獲得の完全勝利を飾った。

 Nクラスではクラスポールの佐々木が独走で今季3勝目。勝田は4位に終わった。

Text & Photo: TOYOTA
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ J.P.デ・オリベイラが独走で今季初勝利! (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ(4.801km)
  • 予選:8月4日(土)晴れ:ドライ
  • 決勝:8月5日(日)晴れ:ドライ
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J.P.デ・オリベイラ(中央)が今季初勝利。
アンドレ・ロッテラー(左)が2位に入った

 フォーミュラ・ニッポンの第5戦が8月4日(土)、5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。

 前戦富士から3週間。全7戦で行われるシーズンも後半戦に突入し、今大会を入れて残り3戦となった。まったく予想の出来ない混戦となっているタイトル争いも含め、トップドライバーによる真夏の熱戦に注目が集まった。

 レースを前に行われた記者会見で、来季からのシリーズ名が公募により決定され、「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ」(略称は「SF」)となることが発表された。

 4日(土)午後1時半より公式予選がノックアウト方式で行われた。上位13台が生き残るQ1では、終了直前に激しく順位が入れ替わる争いとなり、国本 雄資(Project μ/cerumo・INGING)が15番手、嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports) 17番手、折目 遼(SGC by KCMG)18番手でQ2進出を逃し、グリッドが確定した。

 Q2はセッション開始と同時に全車コースイン。ロッテラーがいきなり1コーナーでコースオフを喫したが、走行は続行。4番手タイムでQ3進出を決めた。一方で、前戦3位表彰台を獲得した大嶋 和也(Team LeMans)が10番手とタイムをのばせず、惜しくもQ2でノックアウト。上位8台が生き残るQ3へは、7台のトヨタエンジン搭載車が進出。ルーキーの安田 裕信(KONDO RACING)が初めてQ3進出を決めた。Q3へと進んだ上位8台はタイム差がわずか0.4秒以内という僅差の争いとなった。

 上位8台がグリッドを決めるQ3でも激しいアタック合戦が繰り広げられ、J.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がポールポジションを獲得。わずか1000分の4秒差で松田 次生(TEAM IMPUL)が2番手。中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)がポールポジションから0.012秒という僅差で3番手。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4番手で続き、1列目にTEAM IMPUL、2列目にPETRONAS TEAM TOM'Sがそれぞれ並んだ。ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)が6番手、平手 晃平(Project μ/cerumo・INGING)が7番手。安田が8番手につけた。

 5日(日)、真夏の日差しが照りつけ、気温34度、路面温度50度という暑さの中、午後2時3分、決勝レース(52周)がスタート。

 2番手グリッドの松田がスタート直後一瞬前に出たものの、抜きかえしたポールポジションのオリベイラが首位をキープ。一方で2列目3,4番手の中嶋一貴とロッテラーは塚越 広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の先行を許し、ロッテラー4位、中嶋一貴5位へと後退。その後は首位のオリベイラが後続を引き離し、松田も単独の2位走行。順位変動の少ない展開となった。

 18周目、10位を走行していた大嶋が先陣を切ってピットイン。しかし大嶋はピットアウトしようとした際にエンジンストールを喫し、大きくタイムロス。順位を落としてしまった。

 22周目にピットインしたロッテラーは、翌周ピットインした塚越の前に出ることに成功。全車がピット作業を終えた時点で、オリベイラと松田の1-2は変わらず、その後ろにロッテラー、中嶋は5位で塚越を追う形となった。

 41周目、12位を走行していた大嶋がブレーキトラブルによりコースアウト。コースへは復帰したが、そのままガレージに入り無念のリタイア。

 終盤は1秒ほどで推移していた3位塚越との差をじりじりと詰めていく中嶋一貴の追い上げに注目が集まったが、その差がコンマ6秒程まで詰まった48周目、2位を走行していた松田が突然ペースダウン。

 ギアトラブルに見舞われ、タイムを落としながらも走行を続けた松田だったが、7秒近くあった差はみるみる無くなり、49周目にロッテラーが松田をパス。17秒もの差があった塚越と中嶋にもファイナルラップにかわされ、松田はポジションを落とすこととなってしまった。

 一方オリベイラは快走。2位ロッテラーに18秒もの大差を付ける独走でポール・トゥ・ウィン。今季初勝利を挙げた。2位はロッテラー。中嶋一貴は最後まで3位逆転を狙ったが届かず4位。チェッカー直前で松田をかわしたデュバルが6位。松田は何とか7位でポイントを獲得。平手も8位に入り、3戦連続入賞を果たした。

 この結果、ランキングでは中嶋一貴がわずか1ポイント差ながら首位をキープ。ロッテラーが2位、オリベイラは中嶋一貴と6ポイント差の4位に浮上し、残り2戦でのタイトル争いに加わることとなった。

Text & Photo: TOYOTA
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ決勝 塚越広大選手が今シーズン3度目となる表彰台を獲得 (HONDA)

  • 2012年8月5日(日)・決勝  会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)  天候:晴れ 気温:34℃(13:30時点)  路面温度:50℃(13:30時点)  決勝レース:52周 観客:1万6000人(主催者発表)

 8月5日(日)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦の決勝レースが開催されました。

fn120805003L.jpg  ツインリンクもてぎのある栃木県地方はこの日も晴天に恵まれ、午前8時50分にフリー走行が開始されたときには、すでに気温は32℃を超えていました。

 このセッションでは、決勝レースに向け、ガソリンを満タンにしてハンドリングのバランスを確認する作業などが行われました。ここでHonda勢のトップに立ったのは、総合3番手のタイムを記録した#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。昨日の予選で9番グリッドを獲得した際、#40 伊沢選手は「決勝レースに向けたマシンの仕上がりがいい」と語っていましたが、その言葉通りの結果となりました。さらに、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は6番手、#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は7番手、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は8番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は11番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は12番手、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は14番手でフリー走行を終えました。

 レースに出走する7人のHondaドライバーは、#41 塚越選手が5番グリッド、#40 伊沢選手が9番グリッド、#32 小暮選手が11番グリッド、#31 中嶋選手が12番グリッド、#16 山本選手が13番グリッド、#10 金石選手が14番グリッド、#11 中山選手が16番グリッドから決勝に挑みます。

 午後2時、1周のフォーメーションラップに続いて決勝レースのスタートが切られました。ここで#41 塚越選手は抜群のダッシュを決め、5番グリッドから3番手にジャンプアップ。直後の3コーナーではライバルと軽い接触を喫してフロントウイングに軽いダメージを負いましたが、幸いにもそのままレースを続行できました。同様に、チームメートの#40 伊沢選手も9番グリッドから2つポジションを上げ、7番手となってオープニングラップを終えます。さらに、#32 小暮選手は9番手、#16 山本選手は10番手、#10 金石選手は13番手、#31 中嶋選手は14番手、#11 中山選手は16番手となって1周目を走り終えました。

 3周目までに#41 塚越選手は後続のドライバーとのギャップを4.7秒まで広げましたが、そのあとはマシンのバランスに苦しみ、反対に差を詰められてしまいます。それでも#41 塚越選手は高い集中力を保って周回を重ねていき、3番手のポジションを守り続けました。

 5周目、10番手を走行していた#16 山本選手のマシンに排気系のトラブルが発生します。この影響でパドルシフト・システムが不調に陥ったため、#16 山本選手はピットに戻って修復作業を行うことになりました。

 猛暑の中、Hondaの各ドライバーは一つでも順位を上げるべく懸命の追走を試みましたが、フォーミュラ・ニッポンのレースでは追い抜きが難しいとされるコースレイアウトのため、順位の変動がほとんどないままレースは中盤戦を迎えます。

 Honda勢でレース戦略に従ったピットストップを最初に行ったのは#40 伊沢選手の21周目。そして22周目には#10 金石選手、23周目には#41 塚越選手、24周目には#32 小暮選手、26周目には#11 中山選手、29周目には#31 中嶋選手がピットストップを行い、それぞれ給油とタイヤ交換を済ませました。

 なお、#32 小暮選手のピット作業中のミスで交換用のタイヤがピットロード上を転がっていったため、これが「ピット作業違反」にあたると判断され、ドライブスルーペナルティが科せられることになりました。#32 小暮選手は31周目にこのペナルティを受けました。

 これらがすべて終わった35周目の段階で、Honda勢のトップは#41 塚越選手の4番手。#41 塚越選手はピットストップ作業中にライバルの先行を許し、ポジションを1つ落としていましたが、チームメートの#40 伊沢選手は1つポジションを上げて6番手に浮上。#10 金石選手は11番手、#31 中嶋選手は13番手、#32 小暮選手は14番手、#11 中山選手は15番手となって走行を続けています。

 一方、トラブルの対策を施していったんコースに復帰した#16 山本選手は、36周目に再びピットストップ。そのあとも修復作業を続けましたが、残念ながらリタイアを余儀なくされました。

 レース終盤までトップグループの順位に変化はありませんでしたが、残り3周となったところで2番手を走行していたライバルにメカニカルトラブルが発生し、ペースが大幅に落ち込みます。このドライバーを、#41 塚越選手は51周目、そして#40 伊沢選手は52周目にオーバーテイク。それぞれ順位を1つずつ上げてチェッカーフラッグを受けました。

 この結果、#41 塚越選手は3位でフィニッシュ。終始ライバルに追走されながらの走行となりましたが、#41 塚越選手は相手に付け入るすきを与えず、今シーズン3度目の表彰台を手に入れました。また、粘り強く52周を走りきった#40 伊沢選手も5位でフィニッシュし、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGは、2人のドライバーがそろってポイントを獲得するダブル入賞を果たしました。

 #10 金石選手は11位、#31 中嶋選手は12位、#32 小暮選手は13位、#11 中山選手は14位でフィニッシュしました。第4戦富士大会と第5戦もてぎ大会の2戦にスポット参戦した#11 中山選手は、これで2戦連続の完走を果たしたことになります。優勝は#19 J.P.デ・オリベイラ選手(トヨタ)でした。

 この結果、ドライバーのシリーズポイント争いでは#41 塚越選手が通算29ポイントを獲得。順位は3番手で変わりませんが、ポイントリーダーとのギャップを6点から5点へと縮めました。さらに#40 伊沢選手は21点で、引き続き5番手、4点を獲得している#16 山本選手は10番手となりました。

 次戦は9月22、23日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されます。

 また、決勝レースに先立ち、フォーミュラ・ニッポンを運営する株式会社日本レースプロモーションが記者会見を開き、1996年から用いられてきた「全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズ」の名称を、2013年から「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ」に変更することを明らかにしました。これは「日本最高峰のフォーミュラカーレースとしてさらなる発展を期し、これからの時代に即した名称とする」ことを目的としたもので、今年の4月から5月までの約1カ月間でファンから応募があった3500通の中から、社内の選考を経て決定されました。今回の名称変更に伴い、アジアを代表するフォーミュラカーレースとなることを目標に、さらなる飛躍ならびに発展を目指すことになります。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「今日はチームとドライバーが本当によくがんばってくれたと思います。また、3位に入った#41 塚越選手は、フロントウイングにダメージを負いながらも、そこに自分のドライビングを合わせ込むことにより、ライバルと互角のペースで最後まで走りきってくれました。この暑い状況の中、あれだけ冷静に状況を判断し、対処した経験は、必ず今後に生きてくると思います。昨年の8月に開催された第4戦もてぎ大会のときと比較すると、今回投入したエンジンは2世代分の進化をしていることになりますが、その成果はデータにもはっきりと表れるほど大きなものでしたので、第6戦SUGO大会ではライバルと互角以上の戦いを演じることができると期待しています。また、すでに発表されているように、第6戦SUGO大会と第7戦鈴鹿大会には現在、インディカー・シリーズを戦っている佐藤琢磨選手がスポット参戦します。彼の技術的なフィードバックをHonda勢全体の底上げに活用できることを楽しみにしています。今後もフォーミュラ・ニッポンを戦うHondaドライバーに熱いご声援をお願いします」
塚越広大選手(3位 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「スタートはうまく決まって3番手に浮上しましたが、そのあとは、燃料を多く積んでいる状態でのハンドリングが思わしくなかったため、必死にドライビングをして順位を守る形となりました。その後、ピットストップのタイミングでライバルに抜かれたのは残念でしたが、最後は3位でフィニッシュすることができました。自分としては現状で、できる限りのドライビングができたと考えていますが、総合的な実力ではまだまだライバル勢に負けているので、素直に喜べない部分も残っています。第6戦SUGO大会でも優勝を目指してがんばりますので、ご声援をよろしくお願いします」
伊沢拓也選手(5位 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「スタートがうまくいったことに加え、ピットストップでもチームが完ぺきな仕事をしてくれました。マシンの仕上がりや作戦面にも全く不満はなかったので、悔やまれるのは昨日の予選ということになると思います。とはいえ、第4戦富士大会は2台そろってノーポイントだったので、#41 塚越選手が3位で僕が5位に入れたことは素直に喜んでいます。ただし、実力的にはまだトップに追いついていないので、今後もさらに努力していくつもりです」
Text & Photo: HONDA
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Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

総合優勝 #4平川亮(RSセリザワ)
f3_r08_r_pc_hirakawa 昨日と同様にポールからのスタートだったので、スタートに集中してそれがうまく決まり、1コーナーでトップに立てました。そこからはタイヤのマネジメントを考えて後ろとのギャップを保って勝てたので、いいレースでした。 昨日はクルマのセッティングも合っていて走りやすかったんですが、今日はフォーミュラニッポンのラバーが載っていて、それにドライビングを合わせきれませんでした。 岡山でも1戦1戦大事にしてベストを尽くせるように努力します。応援しに着てくださる皆さんのために優勝をプレゼントしたいです。
総合2位 #8野尻智紀(HFDP)
f3_r08_r_pc_nojiri 今日は2番手からのスタートということで、大きなチャンスだという気持ちが僕自身大きくて、スタートで抜ければ、もてぎは抜きにくいコースなのでどうにかなるかなと。ペースもたぶんあまり変わらないだろうし、チームもすごくいいクルマを用意してくださっていて自信を持ってドライビングできていたので、スタートから1周で決まるかな、と気合を入れていたんです。動き出し自体は平川選手より速かったと思うんですが、その後ストール寸前までいってしまいました。その後も必死で平川選手を追いかけたんですが、なかなか追いつくことができませんでした。 それでも今までと比べて明らかに平川選手との差は確実に詰まっていると思いますし、クルマも本当にいい手ごたえがあります。次の岡山に向けてポジティブな状況だと思います。 チーム、ホンダさんも含めてどうしたら速くなるかと考えていただいたおかげで今週末は走り出しから調子がよかったです。それでも勝てなかったのは本当に小さな差だと思う。次のレースが本当に楽しみです。
総合3位 #1山内英輝(B-MAX)
f3_r08_r_pc_yamauchi スタートは4位で、予選のポジションをそのままキープできました。フォーメーションラップでイン側と自分のグリッドでどのくらい路面のグリップが違うかを把握していたので、3コーナーで相手をイン側に追い込めばアウトからブレーキで抜けると信じていて、作戦通りうまくいって3位に上がり、あとは前についていければと思っていましたが、ついていけなかったのは残念でした。 ずっとプッシュしていたのですが、なんでついていけなかったのかはわかりませんでした。 昨日と比べてフィーリングはよく、予選のタイム差も平川君に近づいたので、あとはドライビングをうまく調整していければ。チームとも優勝を目指してすごくがんばっているところなので、岡山でも優勝を目指したがんばりたいと思います
Nクラス優勝 #23佐々木大樹(NDDP)
f3_r08_r_pc_sasaki 今までのレースもポールポジションから落としてしまったり、スタートで前に出れば勝てていたレースは何回もあり、チームには申し訳ないと思っていました。今回はスタートを決めてぶっちぎって勝ち、チームに喜んでもらおうと思ってレースに臨みました。 今週はずっと調子がよかったですし、最後まで自分の走りでぶっちぎって勝つことができました。 Cクラスについていくことでスリップが使えて有利な展開にになるので前半はプッシュしました。 クルマはすごく調子が良いので、自分の走りができれば岡山でも優勝できると思います。
Nクラス2位 #7平峰一貴(HFDP)
f3_r08_r_pc_hiramine 2日間通して悔しいレースが続いてしまいました。僕自身のドライビングにも課題は多く見られたし、シリーズポイントでも佐々木選手に逆転されてしまったので、岡山でしっかり再度逆転できるよう、自分を追い込んでがんばります。 佐々木選手との差は縮まっていません。クルマは良いので僕の課題がたくさん残っていると思います。悔しいという言葉しか出ません。
Nクラス3位 #20ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r08_r_pc_thompson 昨日に比べればうれしい結果ではありませんでしたね。 路面温度の違いなどもあってスタートは最悪でした。幸いスタートではポジションを落とさなかったのですが残念なことに5コーナーで当てられてしまい、5位に下がってしまいました。でもそこから3位に戻せましたのは良かった。 正直昨日に比べればがっかりしましたが、それでもポディウムに上がれたことを大切にして、残りのレースをがんばります。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝 #4平川が今季6勝目。Nクラスは#23佐々木が3勝目を挙げて再びポイントリーダーに

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平川の快進撃が止まらない!
全日本F3選手権第8戦の決勝レースが8月5日午後、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#4平川亮(広島トヨペットF312)がポール・トゥ・ウィンを達成。今季の通算勝利数を6に伸ばした。
Nクラスも予選トップの#23佐々木大樹(S Road NDDP F3)がそのまま逃げ切って優勝した。

第8戦決勝は午後4時05分より20周で行われた。
フォーミュラニッポンの決勝の後ということもあり、路面には多くのラバーが載り、ハンドリングにも影響の出る難しいコンディションでのレースとなった。
スタートでは、今季初のフロントロースタートとなった#8野尻智紀が動き出しでストール気味になり、車速が伸びなかったこともあり、ポールポジションの平川がトップで1コーナーに飛び込んだ。2番手は#8野尻、3番手は#36中山雄一、4番手は#1山内英輝とここまでは予選順位どおりだったが、3コーナーで#1山内が路面状況をうまく利用して#36中山を攻略、3位に浮上した。

昨日は序盤から一気に後続を突き放した#4平川だったが、今回はこの路面のラバーの影響をうけてなかなかペースを上げることができず、最初の7周の#8野尻との差は1秒前後で推移する。
しかし8周を過ぎたあたりから徐々に両者の差は広がり始め、11周目では2.1秒、15周目では2.9秒に。 結局#4平川は#8野尻との差を4.021秒まで広げて20周を走りきり、今季6勝目を上げた。 これによりシリーズポイントも85となり次の岡山で早くもタイトルが確定する可能性が出てきた。

Nクラスは予選トップの#23佐々木が序盤から#7平峰一貴を突き放し最終的には6.336秒差として今季3勝目を挙げ、ポイントランキングでも#7平峰を逆転してトップに立った。 3位には第7戦で優勝した#20ギャリー・トンプソンが入った。

次戦は岡山国際サーキット。8月25-26日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ決勝記者会見 トップ3のドライバーと優勝チーム監督のコメント

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優勝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
 「スムーズな1日でした。朝、フルタンクでのコンディションのチェックをしましたがバランスは良かったです。決勝までにいくつかマイナーチェンジをし、8分間のウォームアップもプッシュして雰囲気をつかみました。スタートはシグナルが変わった瞬間の反応が遅くて、完璧とはいえませんでしたが、1コーナーで松田選手の前に出れたのがよかったです。そのあとはいいペースでマージンを作れました。レース前から体力作りをしてるので体力的には厳しくなかったですが、右足で両方のペダルを踏んでいるので2スティント目が熱くて痛かったです。最後の20ラップはブレーキを軽く踏んで、我慢のレースでした」
決勝2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
 「暑かったです。朝はみなさんと同じようにフルタンクでテストしました。スタートはホイールスピンをさせて失敗でしたね。序盤は一貴選手をパスし4位をキープしました。前を走る塚越選手は、ダウンフォースが無くなるのでスリップストリームで追い越せず、ウィングがないみたいでした。ピットインしてニュータイヤに変えたら良いペースで走れました。2位になったのはうれしく思っています」
決勝3位 塚越広大(ダンディライアン)
 「昨日はベストじゃ無かったので、朝はガソリンを積んだ状態でセットを考えました。スタートが良くて3位に上がり、3位をキープするのをがんばって走りました。重いときのペースが悪くて追いかけられ、ピットのタイミングで逆転されましたが、自分ではベストを尽くしたと思っています。松田選手のトラブルで順位が上がったのは良かったですが、まだ負けている部分もあります。フロントウィングはスタート後の3コーナーで松田選手の左リアに当たって壊れましたが、レースに影響はありませんでした」
優勝チーム監督 星野一義(インパル)
 「ここに来る前にドライバーとミーティングをして勝てるクルマにしたいと、工場に足を運びながらセットアップしました。暑い中でドライバーは大変だと思いましたが、満タンでもロングでもすべて計画通りにすすみました。オリベイラ選手と松田選手のデータをいいとこ取りしました。こんなに人間関係がうまくいくチームを作れたのを誇りに思っています。松田選手は運に見放されましたね。機械的なものか人為的なものかは分かりませんが俺の責任だからと謝りました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/05) Race Results Weather:Fine Course:Dry
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
2036'45.288
28野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
204.021
31山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
205.619
436中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
2011.491
537リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
2015.575
62ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
2015.903
723N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
2021.361
87N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
2027.697
920Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
2045.139
1035N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
2050.424
116N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
2052.438
1277N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE201'17.664
1313N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
201'43.002
1419Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
191 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.4 平川 亮(広島トヨペットF312) 1'49.531 (5/20) 157.81km/h
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FN:第4戦もてぎ決勝 JPオリベイラが今季初優勝、2位走行中の松田次生は無念のトラブル

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は5日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行い、52周を走ってジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が優勝した。

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 午後になると少し風も出てきたが、場内は相変わらず蒸し暑い。路面温度も60度近くと厳しい条件のなかで52周先のチェッカーを目指してフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が出遅れ、予選2位の松田次生(同)がトップで1コーナーへ。しかし、オリベイラは1コーナーでインから松田をパスしてトップに立つ。その後方ではすばらしいスタートダッシュを決めた塚越広大(ダンディライアン)が中嶋一貴、アンドレ・ロッテラーのトムス勢2台をかわし3位に上がってきた。4位にはロッテラーが、5位は中嶋一貴がつける。

 後方集団では、スタート直後の3コーナーで折目遼(KCMG)と嵯峨宏紀(ルボーセ)が接触、早くもレースを終えることとなった。

 トップに立ったオリベイラは2位以下を引き離しにかかる。10周目には2位松田を3秒1、15周目には4秒4と差を広げると、2位の松田も3位塚越との差を広げ、インパル勢の2台は単独走行となる。3位の塚越は右フロントウィングをオープニングラップの混乱で破損し最高速が伸びず、4位を走るロッテラーが背後に迫る。

 上位陣のなかで最初に動いたのがロッテラー。22周終わりでピットインし17秒1のピット作業でコースに復帰すると、23周終わりでピットインした塚越の前に出る。これで順位を一つあげアンダーカットに成功。

 2位を走る松田は26周目に、トップのオリベイラは27周目にピットイン。ピット作業を終えコース復帰するとオリベイラと松田の差は5秒と変わらず。

 トップ2台はこのままの順位で終了すると思われた終盤、なんと2位を走る松田が49周目のダウンヒルストレートでトラブルのためスローダウン。後ろを走るロッテラーにかわされ3位に落ちると、51周目の5コーナーでは塚越と中嶋一貴にもかわされ5位。ファイナルラップには7位まで落ちフィニッシュを迎えることとなった。

 優勝はオリベイラで今シーズン初勝利。2位には18秒遅れてロッテラーが、3位には中嶋一貴の追撃を振り切った塚越が入った。

 4位は中嶋一貴、5位は21周目にピットインし、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)の前に出ることに成功した伊沢拓也(ダンディライアン)が、6位にはデュバル、7位に松田、8位には平手晃平(セルモ/インギング)が、9位にはファステストラップを記録した安田裕信(コンドー)が入った。

 ドライバーズランキングでは4位に入った中嶋一貴がポイントを34と伸ばし依然としてトップ。しかし2位に入ったロッテラーが33ポイントとしその差は1ポイントに迫ってきた。

 第6戦は森の都仙台・スポーツランドSUGOに舞台を移し9月23日に決勝レースが開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI
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Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/05) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K521:26'38.128
21アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5218.126
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E5227.791
42中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5228.440
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E5235.195
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K5235.983
720松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K5236.073
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K5237.485
93安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K5238.387
1039国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K521'02.843
1110金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E521'06.876
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E521'07.978
1332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E521'08.387
1411中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E521'25.002
---- 以上規定周回(46 Laps)完走 ----
-7大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K4012Laps
-16山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E3418Laps
-62嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K052Laps
-18折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K052Laps
  • Fastest Lap: CarNo.3 安田裕信(KONDO RACING) 1'38.158 (32/52) 176.08km/h
  • CarNo.32は、2012全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第32条11.(ピット作業違反)のため、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

JF3:第14戦、第15戦はWEC富士6時間のサポートレースとして開催に

日本フォーミュラスリー協会は8月4日付けのプレスリリースで、「2012アチーブメント全日本F3選手権シリーズ」 第14戦、第15戦の日程を発表した。

第14戦、15戦は10月12-13-14日に富士スピードウェイで開催される「WEC富士6時間耐久レース」のサポートイベントとして開催される。 これは当初予定されていた中国戦のキャンセルにより、「後日発表」とされていた代替戦に相当するものだ。

レーススケジュールは10月13日(土)に公式予選と第14戦決勝、同14日(日)に第15戦決勝が行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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FN:JRPが2013年からのシリーズ名称を発表。 新名称は「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ」に

日本レースプロモーション(JRP)は8月5日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦が開催されている栃木県のツインリンクもてぎで会見を行い、かねてより一般公募していた2013年からのシリーズ新名称を「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ(略称SF)」とすると発表した。

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応募総数は3500通、海外からも問い合わせがあったといい、925種類の名称が集まったという。 その中から、19名から寄せられた「スーパーフォーミュラ」という名称が協議の結果採用されたとのこと。 商品については規定により抽選で愛知県の男性1名に贈呈される。 なお、使用するロゴ、書体については11月鈴鹿の最終戦で発表され、商品(Honda CR-Z タイプα または、TOYOTA86 グレードG)の贈呈は富士スプリントカップで行われる。

会見には白井裕JRP社長と松田次生FRDA会長が出席。 「ヨーロッパのF1、北米のインディカーと並ぶアジアのスタンダードとして更なる発展をさせていきたい」と白井社長が抱負を述べると、松田会長も「シンプルで覚えやすい名称。フォーミュラニッポンはチャレンジングで最高峰のフォーミュラだったが、今後はもっと激しい戦いをやっていきたい」と感想を語った。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎフリー走行2回目 ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップタイム!

 全日本フォーミュラ・ニッポン選手権第5戦は5日、ツインリンクもてぎで午後からの決勝をレースを見据えたフリー走行が行われ、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップタイムを記録した。

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 ツインリンクもてぎは朝から蒸し暑い。昨日より高温のなか、最終決勝日を迎えた。

 フリー走行序盤、まず山本尚貴(無限)が1分38秒640でトップに立つが、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)、伊沢拓也(ダンディライアン)、金石年弘(リアル)とめまぐるしくトップが代わる。

 中盤にはルーキー安田裕信(コンドー)が37秒台に入る1分37秒930でトップに立つと終盤までこのポジションを維持。

 しかし最終的には終了3分前にデュバルが1分37秒で安田を逆転しトップでフリー走行を締めくくった。安田は2位。3位は伊沢が入った。

 ポールポジションのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)は4位。予選2位でチームメイトの松田次生(同)は13位とこのセッションでは振るわなかった。

 現在、ポイントリーダーの中嶋一貴(トムス)、同2位のアンドレ・ロッテラー(同)は、それぞれ15位、16位と下位に沈んだ。

 決勝はこの後、14時より52周で争われるが、灼熱の過酷なレース展開が予想され、果たしてトップでチェッカーを受けるドライバーは誰になるのであろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎフリー走行2回目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/05) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'37.735--176.86
23安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'37.9300.1950.195176.50
340伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'37.9780.2430.048176.42
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.0350.3000.057176.31
57大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.0480.3130.013176.29
610金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'38.0510.3160.003176.29
741塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.2290.4940.178175.97
832小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.2650.5300.036175.90
938平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'38.3420.6070.077175.76
1039国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'38.3470.6120.005175.75
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.4840.7490.137175.51
1211中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'38.6070.8720.123175.29
1320松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.6380.9030.031175.24
1416山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'38.6400.9050.002175.23
151アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.7411.0060.101175.05
162中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.7861.0510.045174.97
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'39.0181.2830.232174.56
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'39.6841.9490.666173.40
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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FN:第5戦もてぎ公式予選 塚越広大選手がトップと0.134秒差で5番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2012年8月4日(土)・予選  会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)  天候:晴れ  気温:31℃(13:30時点) 路面温度:42℃(13:30時点)  コースコンディション:ドライ  観客:1万人(主催者発表)

 8月4日(土)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦の公式予選が開催されました。

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 8月に入って最初の週末となったこの日は、日本列島の広範囲が高気圧におおわれ、晴天に恵まれました。ツインリンクもてぎのある栃木県地方も、ところどころに雲が浮かんでいるものの、朝から強い日差しが照りつけ、とても暑い一日となりました。

 高速サーキットとして知られる富士スピードウェイでの第4戦からわずか3週間のインターバルをおいて開催された本大会は、低中速コーナーが連続するツインリンクもてぎが舞台となるだけに、Honda勢の形勢逆転に期待がかけられています。

 この日、最初のセッションは午前8時35分から1時間にわたって行われたフリー走行。フォーミュラ・ニッポンに参戦する7人のHondaドライバーは、時折りピットインしてマシンの調整を行っては走行を再開するといった作業を繰り返しながら、セッティングを煮詰めていきました。

 フリー走行におけるHonda勢のトップは1分34秒923で5番手となった#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。続いて#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は6番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は7番手、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は11番手、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は12番手、#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は14番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は17番手となりました。

 今回の公式予選はノックアウト方式で行われました。これは、およそ1時間にわたる公式予選を3つのセッションに分割し、最初のセッション(Q1)で上位13番手までに入ったドライバーが2回目のセッション(Q2)に進出。さらに、Q2で上位8番手までに入ったドライバーが3回目のセッション(Q3)に進出し、この結果でポールポジションから8番手までのスターティンググリッドを決めます。なお、9番手から13番手までのグリッドはQ2、14番手から17番手までのグリッドはQ1の結果にしたがって決定します。

 20分間で行われるQ1が午後1時30分に始まると、18台のフォーミュラカーが一斉にコースイン。まずは最初のタイムアタックを行うといったんピットに戻り、タイミングを見計らってから2回目のタイムアタックに臨みました。この結果、#41 塚越選手は1分34秒953を記録して3番手となり、Q2進出を決めました。さらに、#32 小暮選手は5番手、#40 伊沢選手は9番手、#16 山本選手は10番手、#31 中嶋選手は12番手となり、同じくQ2進出を決めています。

 一方、#10 金石選手は14番手、#11 中山選手は16番手で、惜しくもQ1突破はなりませんでした。

 Q2は午後2時ちょうどの開始。ただし、このセッションは7分間で行われるため、タイムアタックのチャンスは1度だけしかありません。Q1を通過した13名のドライバーは、少しでもいいタイミングでアタックを行うべく、セッション開始直後はピットで待機していましたが、開始1分30秒を経過したところで13台が一気にコースイン、タイムアタックが始まりました。

 ここで#41 塚越選手は1分35秒109を記録して3番手に食い込み、Q3進出を達成します。一方、#40 伊沢選手は9番手、#32 小暮選手は11番手、#31 中嶋選手は12番手、#16 山本選手は13番手となり、この段階でスターティンググリッドが確定しました。

 午後2時7分になってQ3が始まっても、8名のドライバーは雲によって強い日差しがさえぎられ、路面温度がわずかに下がることを期待してピットで待機し、だれ一人としてコースインしません。その後、開始から1分30秒が経過してわずかに日が陰ったところで続々とコースイン、タイムアタックを始めます。ここで#41 塚越選手は1分34秒722をマーク。トップとはたった0.134秒しか差がありませんでしたが、このわずかなタイム差のなかにさらに3名のライバルが滑り込んできた結果、#41 塚越選手は5番グリッドから明日の決勝レースに挑むことが決まりました。

 52周で競われる決勝レースは明日、8月5日(日)の午後2時にスタートが切られます。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「今回はシーズン後半の始まりにあたるレースなので、エンジンを全面的に見直して熟成を図りましたが、ライバルたちとの間に横たわる最後のコンマ1秒を詰めきれませんでした。たしかに上位と下位のタイム差は非常に小さくなっていますが、多くのHondaドライバーがQ2までに敗退したので、言い訳はできないと思います。そうした中、予選5番手に食い込んでくれた#41 塚越選手は本当によくがんばってくれたと思います。彼を除く6名のドライバーに関しては、予選でどういう状況だったのかをよく精査するつもりです。明日も暑い一日となり、決勝では燃費やタイヤのマネージメントによって勝負が決まると思われるため、この点に注力しつつ、勝利を目指して全力を尽くします」
塚越広大選手(5番手 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「タイム差は非常に小さいものでしたが、そもそももてぎは差が出にくいコースなので、その中であれだけのタイム差が出たということは、やはりそれなりに実力差があったからだと受け止めています。とはいえ、今日はフリー走行からさまざまなトライを行い、マシンの状態はどんどんよくなっていたので、自分の力は出しきれたと思いますが、それが期待するような成績に結び付かなかったことは残念です。決勝レースでは、自分たちのペースが速ければ逆転できる可能性もあるので、全力を投じて戦います」
伊沢拓也選手(9番手 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「Q2では目の前を走っていたドライバーがコースアウトしたため、これに引っかかってタイムをロスしてしまいました。もっとも、仮にそれがなかったとしてもQ3に進出できたかどうかは微妙なところでしたが、残念な出来事だったことには変わりありません。とはいえ、僕たちは決勝レースに向けたマシンの仕上がりがいいので、明日はがんばって追い上げたいと考えています」
Text & Photo: HONDA
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Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

総合優勝 #4平川亮(RSセリザワ)
f3_r07_r_pc_hirakawa 今回もポールポジションが取れましたが、前回のもてぎではポールからスタートをミスして優勝できなかったので、今回こそはスタートを絶対決めてトップで1周目を戻ってこれるように集中していました。
1周目をトップで戻れてからも、後ろを気にせずにプッシュし続けて最後まで走りきることができました。
明日もスタートに集中して逃げ切れるようにレースを組み立てていきます。
総合2位 #37リチャード・ブラッドレー(トムス)
f3_r07_r_pc_bradley 2位で終えられて嬉しいです。スタートの反応はすばらしかったのですが、まだ技術的にアジャストしていかないといけないことが残っています。
トップの平川選手は信じられないくらい速かったです。僕らもクルマのこと、戦略のことなどもっと考えてよくしていかないといけませんね。
英国F3へのスポット参戦は、時差や慣れないコースなど難しいことだらけでしたが、ロングランができたことは収穫でした。ただ、今回のレースに関しては時差の影響などもあり、直接には役に立ちませんでしたね。
総合3位 #1山内英輝(ハナシマ)
f3_r07_r_pc_yamauchi スタートを失敗して3位に落ちてしまい、そこからプッシュしてついていこうとしましたが、離されてしまいました。
ただ、終盤ラファエル選手を最後まで抑え切れたのは良かったです。ファイナルラップの3コーナーで入られると思ってブロックラインをとりましたが、僕が立ち上がりでオーバーステアを出してしまったので彼は焦ったのかなと思います。
明日は4位からと苦しい位置ですが、いいスタートを切り、いい走りができるように集中していきます。
Nクラス優勝 #20ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r07_r_pc_thompson 本当にパーフェクトなスタートでした。自分のレースキャリアの中でもベストだと思います。
今回は何が何でも表彰台に上がろうと、チーム一丸となって臨んでいたので、トップに立てたのは良かったです。
最初の5周位まではいいペースで走れていたんですが、タイヤが消耗するにつれて追いつかれてしまい、終盤はハードなレースになりました。
ミラーを見ながら不安でしかたがなかったのですが、優勝できて良かったです。
今日の優勝は去年のとは比べ物にならない意義があります。毎ラップ必死で走りました。
Nクラス2位 #23佐々木大樹(NDDP)
f3_r07_r_pc_sasaki Nクラスのポールからのスタートで、動き出しは悪くなかったんですが、半クラッチの状態が長すぎてトンプソン選手と平峰選手に選考されてしまいました。
それでもペースは自分のほうが良かったので、抜いていこうと思い、平峰選手は一発で抜けましたが、もてぎは抜きにくいコースなので、トンプソン選手にはインを閉められてしまって2位に終わってしまいました。すごく残念です。
明日も一番有利なポジションからのスタートなので、それを生かして勝ちたいです。
Nクラス3位 #35勝田貴元(トムススピリット)
f3_r07_r_pc_katsuta 予選3位で、今回は間にCクラスも挟まっていなかったので、スタートうまく決めて前に出て押さえ込もうと思いましたが、クラッチミートでエンジンストールしかかり、ギャリー選手に抜かれてしまって。
その後もこの週末課題だったドライビングの面で佐々木選手にすべての区間で負けているという状況で、クルマというより僕のドライビングの問題があり、3位という結果にはなったんですけど、前についていくのが精一杯でした。
このままじゃいけないので、ドライビングを見直し、研究して明日に臨みたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ決勝 #4平川亮が独走で今季5勝目!! Nクラスは#20トンプソンが1年ぶりの勝利

平川またも圧勝!
全日本F3選手権第7戦の決勝レースが8月4日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#4平川亮(広島トヨペットF312)が2位以下を11秒以上突き放す圧巻の走りで今季5勝目を挙げた。
Nクラスは#20ギャリー・トンプソン(KCMG)が昨年8月のもてぎ以来1年ぶりの勝利をものにした。

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第7戦決勝は午後3時40分にスタート。
ポールシッターの#4平川がそのままトップで1コーナーに飛び込んでいく一方で、予選2番手の#1山内英輝は出遅れて#37リチャード・ブラッドレーの先行を許す。
トップのまま1周を走り終えた#4平川はその後も後続にまったく付け入る隙を与えず、1周1秒近く突き放す圧倒的なペースで周回を重ね、最後は2位に11秒655もの大差をつけて14周のレースを逃げ切り、今季5勝目を挙げた。
2位には#37ブラッドレー、3位には終盤追い上げてきた#2ラファエル・スズキを最後まで抑えきった#1山内が入った。

一方、Nクラスはファイナルラップまで上位3台によるドッグファイトが繰り広げられた。
スタートでは予選トップの#23佐々木大樹が半クラッチの状態を長く保ちすぎて出遅れる中、#20トンプソンが予選4番手から見事なスタートダッシュで一気にトップに躍り出ると、予選2番手の#7平峰一貴もそれに続き、#23佐々木は3番手に後退してしまう。
それでも上位陣の中では最もペースの速かった#23佐々木は6周目の3コーナーで#7平峰のインに飛び込み2位に浮上すると、そのまま一気に#20トンプソンとの間隔をつめ、コントロールラインではコンマ3秒差にまで接近してきた。

タイヤの消耗でペースの落ちた#20トンプソンだったが、再三にわたって並びかけてくる#23佐々木のアタックを半ば強引なブロックでことごとく退けて14周を逃げ切り、1年ぶりの通算2勝目を挙げた。
2位は#23佐々木。#7平峰はファイナルラップ手前の最終コーナーで一旦は#23佐々木の前に出ることに成功したが、続く1コーナーで#20トンプソンを攻略しようとしてアウトにはらみ、逆に#35勝田貴元の先行を許してしまった。

第8戦決勝は明日午後4時5分より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ公式予選 上位3人のコメント

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PP #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
fn_r05_q_pc_oliveira 久々に記者会見の席に座れてうれしいです。
このコースではいつもオーバーステア傾向になるので、今朝のフリープラクティスの前にそれを修正して走行に臨みましたが、うまく改善されたようです。
フリープラクティスではタイヤの扱い方が難しくて、クルマの感覚がつかみにくかったのですが、たぶんいい線にいってるんじゃないかという手ごたえを感じました。 Q1、Q2ではセッティングの変更をしましたが、Q3はQ2と同じセットで走りました。 予選結果を見た星野さんはいつもどおりスーパーエキサイトしてましたね。
(先週の菅生での失敗からどうやって頭を切り替えたのか、の質問に対して)明日トラック上で答えを見せますよ。
予選2位 #20松田次生(インパル)
fn_r05_q_pc_matsuda 復帰したばかりなので、いつも走りながらドライビングの修正やクルマのセットアップをしていって予選に臨んでいますが、今回はそれがうまくいきました。
ただ予選Q2は路面状態が良くなくてタイムをあげられなかったので、Q3ではタイヤの内圧と車高を変更して微調整したら、それがいい方向に行ってタイムアップにつながりました。
ですが0.004秒とはいえチームメイトに負けたのは悔しいです。フリープラクティスの結果がよければ、もっといいタイムが出せたかもしれません。
でも、何をいじればどう変わるか、というのは日に日に自分の体に染み付いているので、今後の予選でポールをとる自信が持てました。とにかくいい予選でした。
予選3位 #2中嶋一貴(トムス)
fn_r05_q_pc_nakajima 朝の走り始めはクルマのバランスが良くなくて、それに対応しながらの走行になりました。
JPが言ったみたいにタイヤの性能も落ちてくるんで、何が良くて何が悪いか判断し辛い状況でしたが、予選に向けてニュータイヤを履いた感じは悪くなかったですし、良くないところから良いところに順調に持っていけたと思います。
予選は安定して戦うことができましたし、Q1Q2のタイムを見て、Q3のタイムにも手ごたえはあったんですけど、帰って来たら3番だったんで悔しいです。 で
も頭を切り替えて、明日のレースはいい結果を残せるようにしたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:第5戦もてぎ公式予選 チームインパルがフロントローを独占。PPはJPオリベイラ!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝のグリッドを決める公式予選がノックアウト方式で行われ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がポールポジションを獲得した。予選2位にも僚友の松田次生(同)が僅差で肉薄し、明日の決勝レースはチームインパルの2台がフロントローからスタートすることとなった。

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■Q1

 午後になってもサーキット場内は蒸し暑い。ノックアウト方式で行われる公式予選は13時30分より。まずは、20分間のQ1から。

 Q1序盤をリードしたのは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)。これにロイック・デュバル(キグナス・スノコ)、塚越広大(ダンディライアン)と続く。

 そして、Q1終盤のアタックでアンドレ・ロッテラー(トムス)がトップに立つと、デュバルが1分34秒679で逆転し、このセッションをトップで通過した。2位には中嶋一貴(トムス)が入り、ホンダエンジン勢で一人気を吐く塚越広大(ダンディライアン)が3位に食い込んだ。

このセッションでノックアウトされたのは、金石年弘(リアル)、国本雄資(セルモ/インギング)、スポット参戦最後のレースとなる中山友貴(リアル)、嵯峨宏紀(ルボーセ)、折目遼(KCMG)の5台。

■Q2

 Q2セッションは7分間。最初にアタックラップに入ったロッテラーが1コーナーで曲がりきれずにコースアウト。この周を捨て次周に再びアタックをかけたロッテラーは、それでも4位でQ2を通過した。

 このセッショントップに立ったのは1分34秒908でオリベイラ。2位には中嶋一貴(トムス)で、3位にはここでも塚越がつける。

 そして8台通過の最終順位8位に滑り込んできたのが、ルーキーの安田裕信(コンドー)。初めてのQ3進出を果たした。

 ノックアウトされたのは、伊沢拓也(ダンディライアン)、大嶋和也(ルマン)、中嶋大祐(ナカジマ)、山本尚貴(無限)の5台。

■Q3

 Q3も7分間。8台での熾烈な争いを制したのは、オリベイラ。1分34秒588をたたき出し、ポールポジションを獲得した。そして2位には僅差、千分の4秒差で僚友の松田が肉薄し、フロントローをインパルが独占することとなった。

 3位には中嶋一貴が入り、4位にロッテラー。5位にはホンダエンジン勢で唯一Q3進出を果たした塚越がつけ、6位にでデュバル、7位平手晃平(セルモ/インギング)、ルーキーの安田は8位となった。

 明日は5日は、8時30分から30分間のフリー走行が行われ、決勝は14時から52周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI
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Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Race Results Weather:Fine Course:Dry
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1425'30.801
237リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1411.655
31山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1413.559
436中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1414.046
58野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1415.502
62ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
1422.707
720Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1436.499
823N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1436.650
935N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1438.273
107N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1438.581
1119Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1450.103
126N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1450.843
1377N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE141'00.821
---- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 ----
-13N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
59 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.4 平川亮(広島トヨペットF312) 1'48.515 (4/14) 159.29km/h
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ公式予選総合結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.0451'34.9081'34.588
220松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1781'35.1551'34.592
32中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9291'34.9741'34.600
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.4351'35.1471'34.712
541塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.9531'35.1091'34.722
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.6791'35.1681'34.824
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.3441'35.2141'35.211
83安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.1501'35.2351'35.266
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.4031'35.523
107大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.5871'35.537
1132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.0501'35.543
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.5591'35.714
1316山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.4171'35.890
1410金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'35.767
1539国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.985
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.600
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'37.745
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'37.781
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'41.306)----
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎノックアウト予選Q3結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.588--182.74
220松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.5920.0040.004182.73
32中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6000.0120.008182.72
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.7120.1240.112182.50
541塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.7220.1340.010182.48
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.8240.2360.102182.28
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.2110.6230.387181.54
83安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.2660.6780.055181.44
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎノックアウト予選Q2結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.908--182.12
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9740.0660.066182.00
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.1090.2010.135181.74
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.1470.2390.038181.67
520松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1550.2470.008181.65
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'35.1680.2600.013181.63
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.2140.3060.046181.54
83安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.2350.3270.021181.50
---- 以上Q3進出 ----
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.5230.6150.288180.95
107大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.5370.6290.014180.92
1132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.5430.6350.006180.91
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.7140.8060.171180.59
1316山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.8900.9820.176180.26
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎノックアウト予選Q1結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Q1 Weather:Find Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.679--182.56
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9290.2500.250182.08
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.9530.2740.024182.04
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.0450.3660.092181.86
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.0500.3710.005181.85
63安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.1500.4710.100181.66
720松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1780.4990.028181.61
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.3440.6650.166181.29
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.4030.7240.059181.18
1016山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.4170.7380.014181.15
111アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.4350.7560.018181.12
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.5590.8800.124180.88
137大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.5870.9080.028180.83
---- 以上Q2進出 ----
1410金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'35.7671.0880.180180.49
1539国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.9851.3060.218180.08
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.6002.9211.615177.10
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'37.7453.0660.145176.84
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'37.7813.1020.036176.77
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'41.3076.6283.526170.62
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ公式予選 #4平川亮が連続ポール!

平川速し!貫禄の連続ポール。

全日本F3選手権第8戦の公式予選も第7戦に続いて#4平川亮(広島トヨペットF312)がポールポジションを獲得。 Nクラスも佐々木大樹(S Road NDDP F3)が連続でトップだった。

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第7戦の公式予選から10分間のインターバルを置いて第8戦の公式予選は午前10時10分より、同じく10分間で行われた。
#4平川と#1山内英輝による熾烈なトップ争いとなった第7戦と違い、ここでは序盤から一貫して#4平川がトップに居座り続けた。
路面温度の上昇も影響してか、平川自身も最初のアタックでベストタイムを記録し、その後は伸び悩む格好となり、その記録自体も1'47.614と第7戦には及ばなかったが、他の誰一人としてこのタイムを上回ることはできず、#4平川は今季8戦して7度目のポールをものにした。
なお、予選2番手にはこれが初のフロントローとなる#8野尻智紀がつけ、#36中山雄一が3番手と、Nクラスからのステップアップ組が占める結果となった。

Nクラスは第7戦と同様に1位#23佐々木、2位##7平峰一貴の順に。3番手には#20ギャリー・トンプソンがつけた。

第8戦決勝は明日の午後4時05分より20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ公式予選 またしても#4平川がポール獲得!

平川亮、ここでもポール獲得!

全日本F3選手権第7戦の公式予選が8月4日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポイントリーダーの#4平川亮(広島トヨペットF312)が今季6度目のポールポジションを獲得した。

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この日の茂木町は快晴。朝から強い陽射しが降り注ぐ中、公式予選は午前9時50分より10分間で行われた。
最初にトップに立ったのは#1山内英輝。すぐにそれを#4平川が上回り、このセッションはこの二人のトップ争いがチェッカー寸前まで展開された。

結局#4平川が1'47.495までタイムを縮め、今季6度目のポールポジションを獲得。#1山内は2位に終わり、3番手には#37リチャード・ブラッドレーという結果になった。

Nクラスは#23佐々木大樹がトップ。前戦富士で2連勝の#7平峰一貴が2番手、3番手は#35勝田貴元という結果に終わった。

第7戦決勝は今日の午後3時40分より14周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第5戦フリー走行1回目 アンドレ・ロッテラーがトップタイム、中嶋一貴が続きトムス1-2!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、ツインリンクもてぎでフリー走行を行い、アンドレ・ロッテラー(トムス)がトップタイム。2位にも中嶋一貴(同)が入りトムス勢が1-2と好調ぶりを見せつけた。

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 朝方ぱらついた雨も上がり、日が昇るにつれツインリンクもてぎ上空には青空が広がってきた。8時35分から1時間にわたって1回目のフリー走行が行われた。

 まずは開始5分過ぎに中嶋一貴(トムス)が1分35秒841でトップタイムをマーク。このタイムを開始11分過ぎに1分35秒645で逆転し、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップに立つ。

 その後、フリー走行中盤の開始27分にアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分35秒337でトップに。

 ロッテラーは終盤にタイムをさらに1分34秒475まで縮め、トップのままでセッションが終了。2位には1分34秒639をマークした中嶋が迫ったが届かず、トムス勢が1-2でフリー走行を締めくくった。

 3位にはオリベイラ、4位にロイック・デュバル(キグナス・スノコ)とトップ4をトヨタエンジンが独占。5位にホンダエンジン勢トップの伊沢拓也(ダンディライアン)がつけ、6位には地元で復活を果たしたい小暮卓史(ナカジマ)が入った。

 この後13時30分より公式予選がノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.614--160.62
28野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1'47.7800.1660.166160.37
336中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.9050.2910.125160.19
41山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.9990.3850.094160.05
52ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
1'48.1750.5610.176159.79
637リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'48.2060.5920.031159.74
723N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'48.6681.0540.462159.06
87N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'49.5441.9300.876157.79
920Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'49.5451.9310.001157.79
1035N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'49.6492.0350.104157.64
1119Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'49.9812.3670.332157.16
126N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'50.0902.4760.109157.01
1377N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE1'52.2524.6382.162153.98
1413N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'52.5784.9640.326153.54
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'58.54210.9285.964145.81
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Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.495--160.80
21山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.5260.0310.031160.75
337リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.6640.1690.138160.55
42ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
1'47.6870.1920.023160.51
536中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'47.7490.2540.062160.42
68野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1'47.9130.4180.164160.17
723N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'48.6261.1310.713159.12
87N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'49.2741.7790.648158.18
935N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'49.2861.7910.012158.16
1020Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'49.3851.8900.099158.02
116N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'49.9172.4220.532157.25
1219Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'50.0042.5090.087157.13
1377N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE1'51.4833.9881.479155.05
1413N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'52.1924.6970.709154.07
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'58.31710.8226.125146.09
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Formula Nippon

FN:第5戦もてぎフリー走行1回目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Free Session #1 Weather:Finde Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.475--182.96
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6390.1640.164182.64
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.8230.3480.184182.29
48ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.8940.4190.071182.15
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.9230.4480.029182.09
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.1810.7060.258181.60
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.1890.7140.008181.59
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.2410.7660.052181.49
97大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.2660.7910.025181.44
10*20松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.2870.8120.021181.40
1110金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'35.3250.8500.038181.33
1216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.3540.8790.029181.27
1339国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.7241.2490.370180.57
1441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.8121.3370.088180.41
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.2081.7330.396179.66
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'36.4822.0070.274179.15
1711中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.5483.0731.066177.19
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'38.0693.5940.521176.25
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.20は、2012年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条8.(一般安全規定遵守違反)のため、訓戒および罰金3万円を課した。
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフォトギャラリー(公式予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGO 伊藤大輔/大嶋和也組LEXUS SC430が悲願の初勝利! SC430は1-2フィニッシュ (TOYOTA)

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ENEOS SUSTINA SC430 6号車が伊藤/大嶋コンビでの初勝利。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車が2位で続き
SC430は1-2フィニッシュを果たした

 SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が7月28日(土)、29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。

 年間全8戦で行われるSUPER GTの前半戦を終える第4戦は、宮城県の山間部に位置するSUGOで開催。アップダウンの激しいテクニカルコースは1周3.704kmと短く、特に出走台数の多いSUPER GTでは周回遅れの処理もレースを左右する重要な要素となる。

 今季、GT500クラスにはレクサスチームから6台のLEXUS SC430が出場。GT300クラスには、今季開幕戦から参戦しているトヨタ プリウスに加え、今大会よりLEXUS IS350が1台参戦することとなった。

◆予選◆

 28日(土)スーパーラップ方式での予選が行われた。スーパーラップへの進出をかけた予選1回目は、気温35度、路面温度56度と、セパンをも凌ぐと思われる酷暑の中で午後12時40分より行われ、LEXUS SC430は5台がスーパーラップへと進出。WedsSport ADVAN SC430 19号車は14番手でグリッドが確定した。

 コース路面の一部損傷により予定よりも遅れて行われたスーパーラップでは、公式練習と予選1回目共にトップタイムをマークし、絶好調のENEOS SUSTINA SC430 6号車が伊藤大輔のドライブで唯一1分14秒台に入れる快走を見せ、チームにとって8年ぶりのポールポジションを獲得。

 ルーキーのアンドレア・カルダレッリがドライブするKeePer Kraft SC430 35号車が好タイムをマークし2列目4番手。中嶋一貴がアタックしたPETRONAS TOM'S SC430 36号車が5番手。ランキング首位につけるZENT CERUMO SC430 38号車は、76kgという重いウェイトハンデながら立川祐路のアタックで7番手。DENSO KOBELCO SC430 39号車は石浦宏明が9番手のグリッドを確保した。

 GT300クラスでは、apr HASEPRO PRIUS GT 31号車が見事な走りでスーパーラップ進出を決め、3番手グリッド。昨年のSUGO大会を制しているTeam SGC IS350 14号車は今季初出走で18番手グリッドとなった。

◆決勝◆

 29日(日)予選日に比べれば若干暑さは和らいだものの、気温32度、路面温度42度と夏の暑さの中で午後2時3分、決勝レース(81周)のスタートが切られた。

 ポールポジションの6号車が若干スタートで出遅れ、2番手、3番手のGT-R勢が前に出かかったが、1コーナーでGT-Rは2台揃ってコースアウト。伊藤の6号車は軽く接触を喫したがダメージは軽微で首位をキープ。これにカルダレッリの35号車、ロイック・デュバルの36号車が続き、LEXUS SC430がトップ3を占めての序盤戦となった。

 36号車と35号車は周回遅れに詰まった隙を突かれ、22周目にライバルの先行を許すも、38周目に36号車が再逆転。39周目にピットインした36号車は、中嶋一貴へドライバーを交代。先にピットインを終えていた6号車の直前でコースに復帰したが、タイヤの暖まっていた6号車が前に出ると、再び6号車、36号車の1-2体制となった。

 その後、大嶋和也がドライブする6号車は首位を快走。一時は2位の36号車に10秒近い差をつけていたが、周回遅れをかわしながらの終盤戦、36号車の中嶋一貴が徐々にその差を詰め、ファイナルラップではほぼテール・トゥ・ノーズに。

 追う中嶋一貴と逃げる大嶋の、息詰まるような接近戦は最後まで続いたが、6号車の大嶋が逃げ切り、トップでチェッカー。LEXUS TEAM LeMans ENEOSにとっては2003年以来9年ぶりとなる嬉しい勝利をポール・トゥ・ウィンで飾った。

 2位には36号車が入り、LEXUS SC430は1-2フィニッシュ。SUPER GT2年目の中嶋一貴にとって初、チームメイトのデュバルにとってもレクサスチームに移籍して初の表彰台獲得となった。

 9番手スタートから見事な追い上げを見せた39号車が4位。38号車が5位に入り、ランキング首位の座を維持した。ルーキーコンビの35号車も健闘し6位。LEXUS SC430は5台がトップ6フィニッシュを果たした。

 GT300クラスでは、31号車が上位争いを繰り広げたが終盤タイヤの摩耗でポジションを落とし8位。今季初レースの14号車は13位でチェッカーを受けた。

ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 伊藤大輔:
チームルマンの故花輪知夫会長が生きているうちに、この優勝をささげたかったが、自分がレクサスチームに移籍して初優勝できたことはとても嬉しい。スタートで失敗してしまい、他車との接触もあったがクルマへのダメージがなく、そのまま走行できて良かった。レース終盤ははらはらさせられたが、大嶋選手を信じていた。自分の移籍時からチームをスポンサーしてくれているENEOSに優勝をプレゼントすることができて本当に良かった。次のレースでも好結果を残し、タイトル争いに絡みたい。
ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 大嶋和也:
今まで自分の失敗から優勝を逃したレースもあり、申し訳なく思う気持ちで辛いこともあったが、今日は優勝できて嬉しく思っている。レース中は、タイヤが持たないことを想定し、セーブして走行したが、それでも一時は後続に10秒近いギャップを築くことができ、順調だった。残り3,4周でかなりキツイ状況となり、ミラーに写る中嶋選手のクルマがどんどん大きくなってきた時にはヒヤリとさせられたが、逃げ切ることができた。次のレースも表彰台を目指す。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー 中嶋一貴:
僕にとってこれまでのSUPER GTで一番良いレースだったと思う。終盤、目の前の大嶋選手を抜けなかったのは正直とても悔しいが、今までずっと思うようなレースができなかったので、今日の結果には満足している。今回は2位だったが、ステップバイステップで、次戦こそ表彰台の中央に立てるよう、頑張りたい。
PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー ロイック・デュバル:
今回のレースは勝つつもりで菅生に入った。予選も順調に行き、良いポジションにつけられたが、決勝レースのタイヤ選択が難しかった。自分のスティントでは、終始トラフィックで苦しむこととなったが、結果的にトップで一貴に受け継ぐことができたのは良かったと思う。レクサスチームに移籍し、初めての表彰台を獲得できたことはとても嬉しい。次の鈴鹿は勝つつもりで臨む。
Text & Photo: TOYOTA
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SGT:第4戦SUGO決勝 ウイダーHSV-010が7位入賞、GT300デビューのMUGEN CR-Z GTは16位完走 (HONDA)

  • 2012年7月29日(日)・決勝  会場:スポーツランドSUGO(3.704km)  天候:晴れ  気温:32℃(13:50時点) 路面温度:42℃(13:50時点)  コースコンディション:ドライ  観客:2万7500人

 7月29日(日)、宮城県仙台市郊外のスポーツランドSUGOにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが行われました。

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 猛暑に見舞われた昨日の予選では、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)がHonda勢のトップとなる8番グリッドを獲得。開幕戦に続く今シーズン2度目の表彰台を目指して決勝レースに挑むことになりました。また、現在ランキング2位の#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は10番グリッドを手に入れ、ポイントリーダー奪還をかけてこの一戦に臨みます。そのほか、前戦マレーシアラウンドで優勝を飾った#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)は11番グリッド、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は12番グリッド、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は15番グリッドから、シーズンの折り返しとなる第4戦SUGO大会に出走します。

 曇天になるとの天気予報とは裏腹に、決勝レースが開かれるこの日もスポーツランドSUGO周辺には強い日差しが照りつけ、午前9時には気温が30℃を超えました。その後も上空には青空が広がっていましたが、スタートまで1時間ほどとなった午後1時ごろ、ほんの数分だけ激しいにわか雨が降りました。ただし、この雨が上がると再び真夏の太陽が現れ、一度はウエットとなった路面を急速に乾かしていき、スタートが切られる午後2時には完全にドライコンディションとなりました。

 今回、スタートドライバーを務めるのは、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、#18 ウイダー HSV-010はヴァン・ダム選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#8 ARTA HSV-010は小林選手となります。

 午後2時、GT500クラスにエントリーする15台のマシンはセーフティカーに先導されてフォーメーションラップを開始。そして1周を走り終えたところでグリーンランプが点灯し、81周で競われる決勝レースが幕を開けました。

 スタート直後の1コーナーでは、ライバルチームの2台がアクシデントによりリタイアを喫します。さらに、金石選手はライバルの1台を攻略し、#17 KEIHIN HSV-010は5番手となってオープニングラップを終えました。また、伊沢選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010は8番手、ヴァン・ダム選手が乗る#18 ウイダー HSV-010は9番手、道上選手が乗る#32 EPSON HSV-010は10番手、小林選手が乗る#8 ARTA HSV-010は13番手と、5台のHSV-010 GTはそろって順位を上げて1周目を走りきりました。

 5人のHondaドライバーはさらに順位を上げようと懸命のドライビングを続けましたが、コーナーが連続するSUGOでGT300クラスの車両を次々と追い越すことは容易ではなく、これらバックマーカーの処理によって前走車に近づくときもあれば、逆に遠ざかることもあるといった具合で、一進一退を繰り返していました。そうした中、#17 KEIHIN HSV-010は一瞬の隙をつかれて2台のライバルに追い越され、6周目には7番手となります。11周目には#32 EPSON HSV-010も10番手から12番手へと後退しました。#32 EPSON HSV-010は15周目に#8 ARTA HSV-010に追い越され、#8 ARTA HSV-010は12番手、#32 EPSON HSV-010は13番手とポジションを入れ替えました。

 その後、大きな波乱もなくレースは中盤戦に突入し、ピットストップが始まりました。5台のHSV-010 GTの中で最初にピットストップを行ったのは#8 ARTA HSV-010。昨日はセッティングを仕上げられずに苦しんでいた#8 ARTA HSV-010は、この日のフリー走行までにトラブルの原因を究明。その対策を施して挑んだ決勝レースでは好ペースで周回を重ね、レース後半に向けての追い上げに期待がかかっていました。ところが、小林選手からステアリングを引き継いだファーマン選手は最終コーナーでコースアウトをしてクラッシュを喫したため、残念ながらリタイアに終わってしまいました。

 この後、#32 EPSON HSV-010は35周目、#100 RAYBRIG HSV-010は36周目、#17 KEIHIN HSV-010は37周目、#18 ウイダー HSV-010は38周目にピットストップを実施。タイヤ交換、給油、ドライバー交代を行いました。レース後半を受け持つのは、#17 KEIHIN HSV-010は塚越選手、#100 RAYBRIG HSV-010は山本選手、#18 ウイダー HSV-010は小暮選手、#32 EPSON HSV-010は中山選手です。また、ピットストップを終えた段階で、#17 KEIHIN HSV-010は7番手、#100 RAYBRIG HSV-010は8番手、#18 ウイダー HSV-010は9番手、#32 EPSON HSV-010は2つポジションを上げて11番手となりました。

 その後、#17 KEIHIN HSV-010は給油装置の不具合により、所定の量の燃料が給油されていないことが判明。45周目にもう一度、給油を行ったことで10番手に後退しました。

 50周目、小暮選手の懸命の追走により、#18 ウイダー HSV-010は#100 RAYBRIG HSV-010の0.3秒後方まで接近。その後、2台は20周近くにわたりバトルを繰り返しましたが、70周目に#18 ウイダー HSV-010が#100 RAYBRIG HSV-010を攻略し、#18 ウイダー HSV-010は7番手、#100 RAYBRIG HSV-010は8番手となりました。また、いったんは10番手に後退した塚越選手も50周目にはライバルの1台をオーバーテイクし、#17 KEIHIN HSV-010は9番手に浮上します。その後も53周目には今大会のベストラップをたたき出すなど、HSV-010 GTは戦いを続けますが、このままのポジションを保って81周のレースを走りきり、#18 ウイダー HSV-010は7位、#100 RAYBRIG HSV-010は8位、#17 KEIHIN HSV-010は9位、そして#32 EPSON HSV-010は11位で完走を果たしました。

 この結果、シリーズポイント争いはドライバー部門において、今大会で3点を獲得して合計38点となった#100 伊沢/山本組(RAYBRIG HSV-010)が3番手となったほか、#18 小暮/ヴァン・ダム組(ウイダー HSV-010)は計30点で5番手、#17 金石/塚越組(KEIHIN HSV-010)は計22点で8番手、#8 ファーマン/小林組(ARTA HSV-010)は計5点で14番手となっています。

 なお、優勝は#6 ENEOS SUSTINA SC430でした。

 一方、今回がデビュー戦となったGT300クラスの#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐組)は、前半を受け持った武藤選手が10番手となってオープニングラップを終えた後、2周目にライバルの1台を攻略して9番手に浮上。その後はコンスタントに周回を重ねるなかで次第に順位を上げていき、クラス2番手となった44周目にピット作業を行いました。ところが、左フロントタイヤの脱着に手間取り、エンジンの再始動にも時間を要したため、17番手となってコースに復帰します。しかし、中嶋選手は最後まであきらめずに力走。レース終盤になっても気温31℃、路面温度46℃という過酷な環境のなかで戦い、初戦ながら最終的に16番手まで追い上げて、完走を果たしました。

 次戦は8月18日(土)、19日(日)に鈴鹿サーキットで開催されます。2010年にARTA HSV-010が、2011年にはウイダー HSV-010が優勝している相性のいい大会で、HSV-010は3連覇を目指して戦います。

松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「今回は、各車ともコーナー半ばでアンダーステアが発生する症状が発生したため、本来の実力を発揮することが難しい展開となってしまいました。#18 ウイダー HSV-010は、想定通りにもう少し前方のグリッドからスタートできていたならば、決勝でもより上位の成績が得られたと思います。#17 KEIHIN HSV-010は給油のトラブルで遅れたほか、#100 RAYBRIG HSV-010は重いハンディウエイトが足かせとなって、最終コーナーからの立ち上がりが伸び悩んでしまいました。いずれにせよ、今週末は歯車がかみ合わず、もどかしい思いをしました。次戦の第5戦鈴鹿大会までにマシンの状況を全面的に見直し、また新たな気持ちで戦いに挑みたいと思います。今後とも5台のHSV-010 GTに熱い声援をお願い申し上げます」
小暮卓史選手(7位 #18 ウイダー HSV-010)
 「マシンの状態は悪くありませんでしたが、GT300のマシンやライバルのマシンを抜くのに時間を要してしまうなど、なかなか自分たちの思うようなレースができませんでした。そこがスムーズにいけば、もう少し順位を上げられたので、残念です。次戦の鈴鹿ラウンドは昨年に優勝していますし、HSV-010が相性のいいコースですので、積極的に攻め続けて優勝を狙いたいと思います」
カルロ・ヴァン・ダム選手(7位 #18 ウイダー HSV-010)
 「とてもタフな週末になりました。予選ではタイムアタックでの失敗によりスーパーラップに進出できず、申し訳ないことをしてしまいました。決勝ではコンスタントに走っていくつか順位を上げましたが、パフォーマンスは十分とはいえず、苦しいレースでした。ただし、トラブルなく決勝を走りきれたことに加え、チームのスタッフが最大限の努力をしてくれた結果、4ポイントを手に入れられたことはよかったと思います。次戦が行われる鈴鹿サーキットはHSV-010 GTが得意なコースなので、よりよい成績を目指してがんばります」
Text & Photo: HONDA
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SGT:第4戦SUGO決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #6ENEOS SUSTINA SC430
伊藤大輔
gt_r04_r_pc_ito 本当に嬉しいです。このチームに来て4年間、スポンサーのエネオスさんにも優勝をプレゼントできていなかったので、今回の勝利は格別です。できれば花輪さん(故花輪和夫氏/株式会社ルマン代表取締役)が生きていらっしゃるうちに優勝したかった。そういう意味でも格別の勝利です。
スタートで失敗して2台に前に行かれてしまい、JPが僕の居るところに切り込んできましたが、殆どダメージ無く切り抜けることが出来ました。しかしタイヤの空気圧を高めに設定したことが裏目に出て、すぐにグリップダウンしてしまい、スティントの後半は耐えるだけの走りになり、最後はどうしようもなくなってピットに入りました。
昨日の時点ではここまで苦労するとは思っていなかったので、大嶋選手が走っているのを見ている間もヒヤヒヤしていました。彼だったら絶対に抜かれないと信じていましたが、胃が痛くなりましたね。
大嶋和也
gt_r04_r_pc_oshima 本当にほっとしました。今までは僕が乗っている間に抜かれて順位を落としてしまうレースが続いていて、悔しい思いをしていたので、教勝てて本当に嬉しいです。
大輔さんが走っている時に、タイヤがもたないのが分かったので、最初からセーブする走りをしました。それでも残り3、4周は辛かったです。終盤に後ろに追いつかれて「やばい」と思ってプッシュしましたが、タイヤが残っていなくてヒヤヒヤものでした。
GT300クラス #3S Road NDDP GT-R
千代勝正
gt_r04_r_pc_chiyo 本当に嬉しいです。ここまで3戦で結果を出せず、初めてのGTは戸惑うことが多く、この菅生も難しいレースになるかと思いましたが、チームの皆さんがいいクルマを仕上げて下さって、決勝ペ-スには自信があったので、タイヤをもたせながらトップについていくことが出来て、3位で関口先輩に渡すことが出来、そのあとは関口さんがトップで戻ってきてくれたので本当に嬉しいです。
予選6位というのは優勝が狙える位置ではなかったんですが、決勝のペースは良いのがわかったので、今回はタイヤ2本交換作戦を考え、タイヤをもたせながらもバトルに加わることが出来たので、自分の中ではベストの走りが出来たと思います。
関口雄飛
gt_r04_r_pc_sekiguchi 今まで結果が出ていなくて、最上位がセパンの4位。自分なりにはペースも内容も悪くなかったのに結果がついてきませんでしたが、今回チームが本当にいいクルマを作ってくれたので本当に感謝しています。
エンジニアが素晴らしい方で、2本交換、4本交換それぞれのシミュレーションをして下さった中で、今回は2本交換でいこうということになり、それに合わせた形で平均ラップが良くなるセッティングをしてくださったので、非常に安定した走りが出来、すごく走りやすかったです。
アウトラップの順位は分かんなかったんですけど、SLSが上位に居るだろうとは思っていたので、それだったら絶対抜かれたくないと思って走りました。耐久といえどもレースなので、やるなら抜居てやろうと思って走りました。
後ろを引き離していましたが、今回は非常に重い一勝なので、最後まで緊張しながら走りました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SGT:第4戦SUGO決勝 #6エネオスSCがポール・トゥ・ウィン。チームルマンが9年ぶりの勝利!

チームルマン、9年ぶりの勝利を同じSUGOで達成!
2012スーパーGT第4戦「SUGO GT 300KM RACE」の決勝レースが7月29日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がポール・トゥ・ウィンを飾った。
またGT300クラスは#3S Road NDDP GT-R(関口雄飛/千代勝正組)が参戦4戦目で初勝利を挙げた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:27,500人)

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ピットウォークが行われている間に一時激しい雨がスポーツランドSUGOを見舞ったものの、スタート進行までには再び晴れ間が顔をのぞかせ、コースのあちこちに川を作っていた路面も8分間のウォームアップ走行が進行する間に徐々に乾いていった。
そうした中、決勝レースは14時丁度にフォーメーションラップが開始された。

スタートでは、3番手グリッドから猛然と加速してきた#12カルソニックGT-RのJPオリベイラがポールポジションの#6エネオスSCの鼻先をかすめて1コーナーに飛び込んでいったが、アウトから進入してきた#23モチュールGT-Rと接触、両者揃ってリタイヤという波乱の幕開けとなった。

この結果、トップは再び#6エネオスのものに。スタートドライバーは伊藤大輔だ。
伊藤はレース序盤#35KeePer SCのアンドレア・カルダレッリに背後を脅かされ、周回遅れのGT300クラスを利用してその差を広げにかかるが、6号車のタイヤの消耗はチームが予想した以上に激しく、20周を過ぎた辺りから再び後続車の接近を許してしまう。

この間に2位は昨年の覇者#1SロードGT-Rのロニー・クインタレッリに変わっていた。
クインタレッリは前方で接近戦を繰り広げる#35カルダレッリと#36ペトロナスSCのロイック・デュバルを22周目に2台一気に抜き去ると、その後も次第にペースを挙げて33周目には6号車のテールに食らいついた。更には31周目の1コーナーでカルダレッリを抜き去ったデュバルもこれに加わり、トップ争いは一時3台の団子状態となった。
伊藤はたまらず37周目にピットイン、大嶋にステアリングを委ねた。

1スティントめの状況から、後半を担当した大嶋は走り始めからタイヤを労る走りを心がけつつも、39周終わりでピットストップを行った#1Sロード、#36ペトロナスの2台を抜き去ることに成功し、徐々にその差を広げていく。
一時はその差を8秒以上に広げた大嶋だったが、終盤に向けて#36ペトロナスSCを駆る中嶋一貴が徐々にその差を詰め始め、ファイナルラップで遂にテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。
しかし大嶋は最後まで中嶋に付け入る隙を与えず、0.626秒差で逃げ切って、チームルマンに2003年5月の第3戦SUGO以来の優勝をもたらした。
この勝利は大嶋にとっても2010年の第3戦富士以来の勝利。伊藤大輔にとっては2007年10月の第8戦オートポリスで優勝してARTA NSXにシリーズチャンピオンをもたらして以来の、実に4年9か月ぶりの勝利となった。
また3位には#1SロードGTーRが入った。

GT300クラスは、ポールポジションからスタートした#33ハンコックポルシェがスタートからトップを快走し、後続に8秒以上の大差をつけたが、早めのピットストップを行った#31aprプリウスや、タイヤ2本交換作戦という奇策を講じた#52グリーンテックSLSと#3SロードGT-Rらにレース後半逆転を許してしまった。
これにより40周を過ぎた時点での順位は#31プリウス、#52メルセデス、#3GT-Rの順に。

そうした中、3号車の後半を担当した関口は51周目のバックストレートで#52メルセデスの黒澤治樹をインからパスして2位に浮上すると、57周目にも同じくバックストレートで#31プリウスの嵯峨宏紀にインから並びかけてトップを奪い取り、そのまま一気に後続を突き放しにかかって2位以下に31秒以上の大差をつけてフィニッシュ。今季初投入されたFIA-GT3仕様のGT-Rに参戦4戦目で待望の初勝利をもたらした。
関口にとってもこの勝利は2007年7月の第5戦以来の勝利。場所は同じくスポーツランドSUGOで、ウェッズスポーツセリカを勝手の優勝だった。また今季GT初参戦となる千代にとっては勿論初勝利となった。
2位は#52メルセデス。3位には#88ランボルギーニがつけた。

次戦第5戦は8月19日決勝。舞台は鈴鹿サーキット、久々に復活の1000km耐久レースだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Katsuhiko KOBAYASHI
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SGT:第4戦SUGO決勝結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS24811:48'37.179
236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS28810.626
31S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI148113.051
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI608121.059
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS768123.456
635KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS28154.682
718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS528155.620
8100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS70811'00.053
917KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS40811'06.380
1024D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH801Lap
1132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL801Lap
1219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH4756Laps
---- 以上規定周回数(56Laps)完走 ----
-8ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS103348Laps
-*12カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS26081Laps
-23MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS44081Laps
  • Fastest Lap: CarNo.17 塚越広大(KEIHIN HSV-010)1'17.257
  • CarNo.12の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 第30条 1.a.違反(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを科したが、リタイヤしたため、その執行を留保された。
■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
13S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH16751:49'04.082
252GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH127531.087
388マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH7538.962
433HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK527539.788
5911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH667550.966
611GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL607557.998
70GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH627558.346
831apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH10741Lap
943ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS30741Lap
1061SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH10741Lap
114GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2741Lap
125マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH741Lap
1314Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH732Laps
1430IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6732Laps
1586Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH723Laps
1616無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS723Laps
17360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH687Laps
1827PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH2687Laps
1987JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH86015Laps
2048DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH5619Laps
---- 以上規定周回数(52Laps)完走 ----
-21ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH42946Laps
-2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501659Laps
-66triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH44273Laps
  • Fastest Lap: CarNo.87 山内英輝(JLOC ランボルギーニ GT3) 1'24.098
  • CarNo.2の車両に対し、CarNo.87の車両とのT4における接触行為について、黒白旗が提示された。
  • CarNo.0の車両に対し、CarNo.31の車両とのT1における接触行為について、黒白旗が提示された。
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフリー走行2回目 GT500は#6エネオスSC、GT300は#33ハンコックポルシェといずれもポールシッターがトップタイム

2012スーパーGT第4戦「SUGO GT 300KM RACE」の決勝前フリー走行は、ポールシッターの#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がトップタイムを記録、GT300も同じくポールの#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)がトップだった。

gt_r04_f_6 gt_r04_f_33

スポーツランドSUGOは決勝日も朝から快晴に恵まれ、気温、路面温度ともに上昇。ドライバーにもタイヤにも厳しい走行が予想される。また、昨日の予選で問題となった馬ノ背コーナーイン側の路面剥離箇所には、今朝までにアスファルト舗装が施され、本日の走行には支障はなさそうだ。
決勝前のフリー走行は朝9時05分より行われ、途中#48DIJON音々コルベットのコースアウトによる赤旗中断を挟んで9時58分に終了した。

各チーム決勝へ向けてロングランやピットストップの練習に取り組む中、昨年優勝の#1SロードGT-Rが1'16.576でトップに立つが、走行終了8分前に大嶋が1'16.489を記録して#6エネオスSCをトップに押し上げた。結局#1Sロードは2番手、3番手には#35KeePer KRAFT SCがつけた。
GT300はポールシッターの#33ハンコックが早々とトップタイムを刻み、決勝への自信をうかがわせた。2番手には昨日の予選1回目でコースレコードを更新した#2エヴァンゲリオンRT紫電がつける。
今回から参戦の#16無限CR-Zはクラス12番手で走行を終えた。

第4戦決勝はこのあと午後2時より81周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフリー走行結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/29) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

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SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選 KEIHIN HSV-010は8番グリッド、GT300のMUGEN CR-Z GTはSL進出を果たし、9番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2012年7月28日(土)・予選  会場:スポーツランドSUGO(3.704km)  天候:晴れ 気温:32℃(15:30時点) 路面温度:42℃(15:30時点)  コースコンディション:ドライ

 7月28日(土)、宮城県仙台市近郊のスポーツランドSUGOにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

 2日前に梅雨明けが宣言された東北地方は、今日も広い範囲で晴れ模様となり、スポーツランドSUGOのある宮城県村田町は午前8時30分の段階で気温33℃という猛暑に見舞われました。

 全8戦で競われるSUPER GTは、第4戦SUGO大会でシーズンの折り返しを迎えます。今大会では、Hondaが技術サポートを行うTEAM無限の#16 MUGEN CR-Z GTがGT300クラスへの参戦を開始しました。このマシンは2.8リッター V6ツインターボエンジンと、出力32kWの電気モーターを組み合わせたレーシングハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力300ps/5250rpm以上を発揮します。なお、ドライバーはこれまでインディカーなどに挑戦してきた武藤英紀選手とHondaエンジンでフォーミュラ・ニッポンに参戦中の中嶋大祐選手の2人が務めます。

 強烈な日差しが照りつける中、午前8時15分に公式練習が始まりました。ここでは、現在ドライバー部門のチャンピオン争いにおいて2番手で、70kgと重いハンディキャップを搭載する#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が5番手のタイムをマークし、仕上がりが順調であることを印象づけました。続いて#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)は10番手、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は11番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は13番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は15番手で公式練習を終えました。

 今回の公式予選はスーパーラップ方式で行われました。これは、GT500クラスの全車が出走するQ1で、トップ10に入ったマシンがスーパーラップに進出。1台ずつタイムアタックを行い、この結果に応じて上位10台のスターティンググリッドを決めるというものです。なお、11番手以下のグリッドはQ1の結果に従って決まります。

 午後1時5分にQ1が始まるころには、薄い雲で強い日差しはさえぎられるようになり、気温32℃と午前中に比べるとやや過ごしやすくなりました。15分間にわたって行われたこのセッションが終了する間際、#17 KEIHIN HSV-010を操る金石選手は1分15秒933を記録して5番手に飛び込み、スーパーラップ進出を決めました。また、チャンピオン争いを繰り広げる#100 RAYBRIG HSV-010の山本選手も1分16秒414のタイムで10番手に滑り込み、同じくスーパーラップ進出を果たしました。そのほか、#18 ウイダー HSV-010のヴァン・ダム選手は11番手、#32 EPSON HSV-010の道上選手は12番手、#8 ARTA HSV-010は15番手となり、それぞれこの段階でスターティンググリッドが確定しました。

 スーパーラップの開始は午後3時30分。出走順はQ1の順位を反転する形となるため、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手はトップバッターとして、また#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手は6番目にコースインしました。ここで伊沢選手は1分16秒567、塚越選手は1分16秒006を記録し、それぞれ10番グリッドと8番グリッドを獲得しました。

 一方、GT300クラスの予選に挑んだ#16 MUGEN CR-Z GTは、デビュー戦ながらQ1で7番手のタイムを記録してスーパーラップ進出を決めました。そしてスーパーラップでは1分24秒267を記録し、明日のデビュー戦に9番グリッドから挑むことが決まりました。

 天気予報によれば明日は曇りがちで最高気温も29℃程度となるため、今日よりも過ごしやすい一日になる模様です。

 300km、81周で繰り広げられる決勝レースは、明日の午後2時にスタートが切られます。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「予選結果を見ると、HSV-010 GTをこのサーキットに合わせきれなかったという思いが残ります。ただし、今回は約1秒のなかに8台が入る接戦となっているので、たとえ上位に食い込めなかったとしても、実際の実力差はほとんどなかったと捉えています。決勝では、いかに安定したペースで走りきれるかによって、順位は大きく変わってくるものと思われます。幸い、Honda陣営の各チームはレースマネージメントに長けているので、明日はレース中の追い上げが期待できます。8番グリッドからスタートする#17 KEIHIN HSV-010は最低でも表彰台、できれば優勝を狙って欲しいところですし、#100 RAYBRIG HSV-010はチャンピオン争いを繰り広げるライバルより、上位でフィニッシュして欲しいと考えています。引き続き、5台のHSV-010 GTに熱いご声援をお願いします」
金石年弘(8番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「今シーズンは3戦を終えてQ1突破が一度もなかったので、まずはQ1を突破できてホッとしました。ただ、マシンのバランスはよかったのですが、スーパーラップの順位をかんがみると、まだまだマシンを煮詰めていく必要があると感じました。菅生では2010年にKEIHIN HSV-010 GTで追い上げてSUPER GT初優勝をしているので、明日は必死に追い上げて、優勝したときと同じようなレースをファンの皆さまにお見せしたいと思います」
塚越広大(8番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「今シーズン初めてQ1突破ができたので、少しでも上の順位を狙ってスーパーラップに挑みました。マシンのコンディションも悪くなく、自分も攻めて走りましたが、上位陣と差ができてしまったのが悔しいです。8番手からのスタートですが、決勝レースで取り返しのできる差だと思いますので、明日は勝ちにいき、2010年の逆転優勝の再現を目指します」
伊沢拓也(10番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「全体的に戦うレベルに達していないと感じる予選になりました。自分としてもいくつかタイムに影響するミスをしてしまったので、悔しいです。菅生は非常に難しいサーキットなので、明日の決勝も混戦が予想されますが、しっかりとポイントを獲得することを目標にがんばります」
山本尚貴(10番手 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「苦しい予選となりました。マシンのバランスは悪くなく、もっと上位を狙える感じではありましたが、タイムが伸びませんでした。もう少し前にいきたかったです。10番手からのスタートは厳しいですが、ランキングトップに返り咲きたいので、ここで踏ん張ってライバルより前でゴールし、ポイントをしっかり獲得したいと思います」
Text: HONDA
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選 ポールシッターのコメント

gt_r04_q_pc_pp gt_r04_q_pc_pp500 gt_r04_q_pc_pp300

GT500クラス #6ENEOS SUSTINA SC430
伊藤大輔
gt_r04_q_pc_ito 前がいつだったのかさえ忘れるぐらい久々のポールで、すごく嬉しいです。
朝のフリー走行でクルマのバランスに少し問題がありましたが、上手く修正出来ました。
前のマレーシア戦からクルマとタイヤのマッチングがうまくいって、すごくレベルアップしました。
今日は路面温度の高い中で行われた予選1回目で大嶋選手ぶっちぎってくれて、プレッシャーのかかる中でのスーパーラップになりましたが、いい意味での緊張感をもって楽しみながら走れました。
(馬の背の路面剥離個所について)レコードラインを走っていれば、あそこは丁度跨ぐ格好になるので、問題ありませんでした。むしろ石灰を撒かれたことの方が影響は大きかったと思います。その意味でも、最後の出走になったことは良かったです。
明日は自信を持ってミス無く走れば勝てると思います。今日みたいに暑くなっても自信を持って走れるようなタイヤをチョイスしていますから。
大嶋和也
gt_r04_q_pc_oshima セパンでも調子が良くて、勝てるかと思っていましたが、トラブルで最後尾スタートになってしまい、悔しい結果に終わったので、次は絶対加藤と思ってここに来ました。予選ではその結果が出せて嬉しく思います。
予選1回目ではトップタイムが出せてほっとしました。朝の公式練習でロングランもやれていますし、ここまでいい流れできていますから、決勝が楽しみです。スタートからぶっちぎって最初の10周でレースを決めてしまうぐらいの気持ちで走ります。
GT300クラス #33HANKOOK PORSCHE
影山正美
gt_r04_q_pc_kageyama 非常に嬉しいです。セパンは実は綱渡りのレースで、タイヤマネジメントに苦しみましたが、今日も同じような流れできていて、予選のパフォーマンスは高い反面決勝が心配です。今日はチームみんなのがんばりでポールが取れました。決勝は更に身を引き締めて頑張ります。
今の予選方式は速いドライバーを二人そろえたところが順当に上位にくるので、いいと思います。
藤井誠暢
gt_r04_q_pc_fujii ウェイトを積んでいるわりには予選1回目のタイムが良かったので、今日は予想より上のグリッドにいけるだろうとは思っていましたが、まさかポールが取れるなんて。
決勝では周りがどうだろうが自分たちの戦いをするだけです。それで勝てれば嬉しいですけど、駄目でもシリーズを考えた明日になると思います。
チームとも影山選手ともいいパートナーシップが築けていますから、あとは自分に与えられた仕事をどうやり遂げるか、というレースをするだけです。今の僕らのチームは上手く回っていると思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGOスーパーラップ 伊藤大輔(#6エネオスSC)が5年ぶりのPP獲得!GT300は#33ハンコックがコースレコードを更新

2012オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300KM RACE」のスーパーラップが7月28日午後、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、公式練習から好調だった#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)が予選1回目で樹立されたコースレコードを更に上回るタイムでトップに立った。

gt_r04_q_6

gt_r04_q_23

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スーパーラップは当初14時30分開始予定であったが、馬ノ背のイン側でアスファルトが剥離する等、路面の損傷が激しいためにその対応に時間を取られ、20分遅れの14時50分に開始された。
結局最も損傷の激しい馬ノ背コーナーについては問題個所に白線で×印が書かれ、ここを回避して走行するよう指示が下された。

最初に走行したのはGT300クラス。
予選1回目で10位だった#66アストンマーチンの吉本大樹を先頭にタイムアタックが行われた。
ランキング上位のチームがウェイトハンデに苦しみ、いいタイムを出せない中、6番目に出走した#88マネパランボルギーニGT3を駆る青木孝行が1'22.333の好タイムを記録してトップに立つ。88号車はここまで不運が続き、ウェイトハンデは無し。しかも第4戦を前に実施されたBOP(性能調整)によりエアリストリクター径が38mm×2から41mm×2に緩和されたことも有利に働いた格好だ。
しかし予選1回目を2番手で終え、スーパーラップを9番目に走行した#33号車は52kgのウェイトを積みながらも、アタックを担当した影山が予選に強いハンコックタイヤの特性を遺憾なく発揮して1’22.138を叩き出してみせた。これは予選1回目で#2紫電の加藤寛規が記録したコースレコードである1'22.162を更に上回るものだった。
その#2紫電のアタックを担当した高橋一穂が1'25.089に終わったため、#33ハンコックポルシェのGT300クラスポールが確定。以下#88ランボルギーニ、#31aprプリウスの順となった。
また、今回初参戦ながら見事SL進出を果たした#16無限CR-Zは武藤英紀が昨年のモラルハザードにより公式練習に参加出来ず、ぶっつけ本番でアタックに臨んだことも影響してか1'24.267、9位に終わっている。

続いて行われたGT500クラスは、3番目に出走した#35KeePer KRAFT SCのアンドレア・カルダレッリが1'15.537を記録。これを8番目に出走の#23モチュールGT-Rを駆る本山哲が1’15.191と大幅に上回ってトップに立つが、最後に出走した#6エネオスSCを駆る伊藤大輔が1'14.978と唯一の14秒台を叩き出し、公式練習、予選1回目に続いて教行われた全てのセッションでトップに立った。
#6号車は前戦セパンでもマシントラブルにより最後尾スタートを余儀なくされたものの、決勝では圧倒的な速さをみせて3位表彰台を獲得しており、今最も好調なチームと言えるだろう。
なお、このポールポジションは伊藤大輔にとっては2007年第1戦鈴鹿以来、つまりレクサス陣営に移ってから初めてのポールとなる。
また、チームルマンは2010年の特別戦、富士スプリントカップを例外として2003年のSUGO以来シリーズ戦での勝ち星から遠ざかっており明日優勝すれば9年ぶりの快挙となる。
予選2番手には#23モチュール、3番手には#12カルソニックとGT-R勢が続き、ホンダHSVの最上位は#17ケーヒンの8位と苦しい結果となった。

第4戦決勝は明日14時より81周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選総合結果

■GT500 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
165001ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'16.489-174.343
215002S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'16.576 0.087174.145
3355003KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'16.909 0.420173.391
4365004PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'17.109 0.620172.941
5395005DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'17.124 0.635172.908
6125006カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'17.165 0.676172.816
7235007MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'17.255 0.766172.614
8195008WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'17.292 0.803172.532
9385009ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'17.502 1.013172.064
101750010KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'17.582 1.093171.887
111850011ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'17.727 1.238171.566
122450012D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'17.736 1.247171.546
1310050013RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'17.909 1.420171.165
14850014ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'18.610 2.121169.639
153250015EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'19.114 2.625168.558
16333001HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.073 5.584162.481
1723002エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'23.053 6.564160.564
18883003マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'23.398 6.909159.900
1933004S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'23.477 6.988159.748
PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'15.0791'14.978177.856
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'15.5371'15.191177.353
312カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'15.4901'15.422176.809
435KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'16.1921'15.537176.540
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'15.8991'15.595176.405
61S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'15.9671'15.610176.370
738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'15.9751'15.823175.874
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'15.9331'16.006175.451
9*39DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'16.3381'16.294174.789
10100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'16.4141'16.567174.165
1118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'16.461174.407
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'16.633174.015
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'16.678173.913
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'16.788173.664
158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'16.900173.411
---- 以上予選通過 ----
  • CarNo.39は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6 4.2) 違反(SLのタイムアタックラップ後のライト消灯違反)により訓戒のペナルティが科された。
■GT300 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.588R1'22.138162.353
288マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'22.8861'22.333161.968
331apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH101'22.6621'22.375161.886
4*911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH661'22.8421'22.535161.572
552GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH121'23.0141'22.753161.146
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'23.0931'22.865160.928
787JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'23.1601'22.913160.835
866triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH441'23.3951'23.034160.601
916無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'23.0881'24.267158.251
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'22.1621'25.089156.722
1143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS301'23.404159.888
1248DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'23.453159.794
1327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH21'23.635159.447
1411GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL601'23.635159.446
150GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH621'23.656159.407
164GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH21'23.665159.389
1761SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH101'24.276158.234
1814Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'24.562157.699
1921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH41'24.776157.301
205マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'24.790157.275
21360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'24.907157.058
-*30IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6deleted-
-86Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YHabsence-
---- 以上予選通過 ----
-*99Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
YHdeleted-
-22R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YHabsence-
  • 赤旗の原因となったCarNo.30及びCarNo.99の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6.3.5) によりタイムが抹消された。
  • CarNo.911の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6 4.2) 違反(SLのタイムアタックラップ外でのライト点灯)により訓戒のペナルティが科された。
Tags:

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOスーパーラップGT500クラス結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔*
大嶋 和也
BS241'14.978--177.856
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲*
ミハエル・クルム
BS441'15.191 0.213 0.213177.353
312カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ*
BS261'15.422 0.444 0.231176.809
435KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ*
BS21'15.537 0.559 0.115176.540
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴*
ロイック・デュバル
BS281'15.595 0.617 0.058176.405
61S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ*
MI141'15.610 0.632 0.015176.370
738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路*
平手 晃平
BS761'15.823 0.845 0.213175.874
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大*
BS401'16.006 1.028 0.183175.451
939DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明*
MI601'16.294 1.316 0.288174.789
10100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也*
山本 尚貴
BS701'16.567 1.589 0.273174.165
  • '*'印はアタックドライバー
Tags:

SUPER GT

SGT:第4戦SUGOスーパーラップGT300クラス結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美*
藤井 誠暢
HK52R1'22.138--162.353
288マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行*
YH1'22.333 0.195 0.195161.968
331apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男*
嵯峨 宏紀
YH101'22.375 0.237 0.042161.886
4911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝*
YH661'22.535 0.397 0.160161.572
552GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典*
黒澤 治樹
YH121'22.753 0.615 0.218161.146
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛*
千代 勝正
YH161'22.865 0.727 0.112160.928
787JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司*
山内 英輝
YH81'22.913 0.775 0.048160.835
866triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹*
星野 一樹
YH441'23.034 0.896 0.121160.601
916無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀*
中嶋 大祐
BS1'24.267 2.129 1.233158.251
102エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂*
加藤 寛規
YH501'25.089 2.951 0.822156.722
  • 'R'マークはコースレコード(1'22.162)を更新した。
  • '*'印はアタックドライバー
Tags:

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選1回目 暫定ポールは#6エネオスSC。初参戦の#16無限CR-Zも見事スーパーラップ進出を果たす

スポーツランドSUGOで行われている2012スーパーGT第4戦「SUGO GT 300KM RACE」の公式予選1回目は、#6ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がGT500クラスのトップ、#2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電(高橋一穂/加藤寛規組)がGT300のトップだった。

gt_r04_q1_6 gt_r04_q1_2

公式予選1回目は12時40分にGT300クラスの専有走行から開始された。
今回はスーパーラップ方式ということで、各クラス上位10台ずつが公式予選2回目に駒を進めることが出来る。11位以下はこのセッションでスターティンググリッドが決まってしまう上、ここで使用したタイヤをスタート時に装着することが求められる。
走行時間は15分だ。

今回25台のエントリーがあり、2台が予選落ちとなる激戦となったGT300だったが、公式練習でトラブルの出た22RQ'Sヴィーマックと86ランボルギーニの2台が修復が間に合わずに不出走となってしまった。これで22号車の予選落ちが確定したが、86号車についてはシード車両のため決勝出走が保証されているため、アタックに参加した車両のうちの1台が予選落ちすることになった。
更にセッション半ばで#30アウディの坂本雄也がSPコーナーで、残り5分のところでは#99アウディの安岡秀徒が最終コーナーでそれぞれストップしたために2回の赤旗中断が入る荒れた展開になった。
こうした中、#2紫電をドライブした加藤寛規はセッション前半に1'22.162を記録してコースレコードを更新、一気にトップに立った。加藤はその後の走行には参加しなかったが、誰一人このタイムを破るものは現れなかった。
また、今回初参戦の#16無限CR-Zも中嶋大祐のドライブにより終了間際に7番手に飛び込み、見事スーパーラップ進出を決めている。
結局GT300クラスは#2紫電、#33ハンコックポルシェ、#31aprプリウス、#911タイサンポルシェ、#88マネハランボルギーニ、 #52グリーンテックSLS、#16無限CR-Z、#3SロードGT-R、#87JLOCランボルギーニ、#66triple aヴァンテッジがスーパーラップ進出を果たした。
一方、2度目の赤旗の原因となった#99アウディは最下位に終わり、予選落ちとなった。

続いて行われたGT500の走行は、タイヤ温存を狙ってか、開始から5分過ぎまで1台もコースインせず、セッション終盤にタイヤ1セットのみを使っての一発勝負となった。
ここでいち早く好タイムを記録したのは#23モチュールGT-Rのミハエル・クルム。アタック2周目に1'15.549を記録したが、すぐに#6エネオスSCを駆る大嶋和也が1'15.079を叩き出してトップに立った。更に#12カルソニックGT-Rの松田次生が2番手に食い込み、その結果#6エネオスSC、#12カルソニックGT-R、#23モチュールGT-R、#36ペトロナスSC、#17ケーヒンHSV、#1SロードGT-R、#38ZENT SC、#35KeePer SC、#39デンソーSC、#100レイブリックHSVの10台がスーパーラップ進出を果たした。

公式予選2回目は14時30分よりスーパーラップ方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Tags:

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式予選1回目結果

■GT500 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Qualify 1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS241'15.079--177.617
212カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS261'15.490 0.411 0.411176.650
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS441'15.537 0.458 0.047176.540
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'15.899 0.820 0.362175.698
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS401'15.933 0.854 0.034175.620
61S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'15.967 0.888 0.034175.541
738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS761'15.975 0.896 0.008175.522
835KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS21'16.192 1.113 0.217175.023
939DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI601'16.338 1.259 0.146174.688
10100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS701'16.414 1.335 0.076174.514
1118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS521'16.461 1.382 0.047174.407
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'16.633 1.554 0.172174.015
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'16.678 1.599 0.045173.913
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH41'16.788 1.709 0.110173.664
158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'16.900 1.821 0.112173.411
---- 以上予選通過 ----
■GT300 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2012/07/28) Qualify 1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 4 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
12エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH50R1'22.162--162.305
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK521'22.588 0.426 0.426161.468
331apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH101'22.662 0.500 0.074161.323
4911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH661'22.842 0.680 0.180160.973
588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'22.886 0.724 0.044160.888
652GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH121'23.014 0.852 0.128160.639
716無限 CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'23.088 0.926 0.074160.496
83S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH161'23.093 0.931 0.005160.487
987JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'23.160 0.998 0.067160.357
1066triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH441'23.395 1.233 0.235159.906
1143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS301'23.404 1.242 0.009159.888
1248DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'23.453 1.291 0.049159.794
1327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH21'23.635 1.473 0.182159.447
1411GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL601'23.635 1.473 0.000159.447
150GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH621'23.656 1.494 0.021159.407
164GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH21'23.665 1.503 0.009159.389
1761SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH101'24.276 2.114 0.611158.234
1814Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'24.562 2.400 0.286157.699
1921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH41'24.776 2.614 0.214157.301
205マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'24.790 2.628 0.014157.275
21360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'24.907 2.745 0.117157.058
22*30IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6deleted---
2386Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YHabsence---
---- 以上予選通過 ----
-*99Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
マイケル・キム
安岡 秀徒
YHdeleted---
-22R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YHabsence---
  • 各クラス上位10台はスーパーラップに進出
  • 'R'マークはコースレコード(GT300: 1'22.274)を更新した。
  • 赤旗の原因となったNo.30及びNo.99の車両は、2012 SUPER GT Sporting Regulations 付則-6.3.5) によりタイムが抹消された。
  • Tags:
ogtzuq

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