
シリーズ第5戦となるのは、富士スピードウェイで開催される「FUJI 500mile RACE」。1992年以来26年ぶりに復活することになった500マイル(807km)レースは、これまで鈴鹿で開催されていた1000kmレースに代わるシリーズ最長のロングレースとなる。
タイからの船便でマシンがファクトリーに戻ってからレースまでのインターバルが、わずか1週間足らず。タイで起こった接触によるアクシデントで左側のサイドステップを損傷してしまったため、チームはエキゾーストを一足先にファクトリーに持ち帰って修理し、慌ただしい一週間の間に、新しいサイドステップと共に取り付けるよう準備した。また、富士ラウンドに向けて、給油口位置を逆側に移設し、長丁場のレースを走りきれるよう細かい部分をチェックした。
前回の富士ラウンドで味わった燻る思いを、シリーズ最大の山場である富士500マイルで晴らすことができるのか。連日40℃近い酷暑の続くファクトリーから、チームは富士スピードウェイに乗り込んだ。
August 4th Qualifying Day 晴れ/ドライ 気温:31℃→31℃ / 路面温度:44℃→42℃ 入場者:22,100人
レースの行われる週末も日本列島は猛暑に見舞われていたが、標高の高い富士スピードウェイでも朝から晴れた夏空に太陽が照りつけ、路面温度は40℃を超える厳しいコンディションとなっていた。
8時40分から行われた公式練習では、安岡選手、加納選手、それに第3ドライバーとして第2戦ぶりに参戦する坂本選手が、順にコースに出て時間いっぱいを使ってマシンとタイヤのフィーリングを確認した。EXE AMG GT3は終始順調であったが、チームはセッティングに手を焼いていた。エンジニアは高温のロングレースに備えてサスペンションやデフなど、こまごまとしたセットを7つ持ち込んでいたが、どれも思うような効果を発揮しない。サファリタイムに入る前の短いインターバルにメカニック総出でデフのセットを変更したが、これも不発となった。頭を悩ませたエンジニアは、午前中の状況を踏まえてなんとか一筋の光明を見出し、バランスを取りながら予選のセットアップの方向性を定めた。
14時30分から行われた予選では、安岡選手がQ2進出を賭けてマシンをコースに進めた。安岡選手は慎重にタイヤに熱を入れながらチャンスを伺って、6周目1’39.228をマークしたが、惜しくもクラス21位とQ2に進出することはできなかった。しかし、レースは800km余りの長丁場、ポジションアップのチャンスも必ずあるはず。特に、4回のピットインが義務付けられている今大会では、迅速で確実なピットワークを行うことがポジションアップのための要となる。ピットワークでロスタイムの出た前回の富士ラウンドでの雪辱を晴らすべく、チームは予選後、熱心にドライバーチェンジの練習とタイヤ交換の練習行って決勝に備えた。
August 5th Race Day 曇り時々晴れ/ドライ 気温32℃→31℃→28℃ / 路面温度:47℃→45℃→34℃ 入場者:38,800人
決勝日の朝は前日に比べて雲は多めながら、時折雲間からのぞく真夏の太陽がジリジリとサーキットを照りつけるドライコンディション。EXE AMG GT3は予選後の再車検でタイム抹消のマシンが出たため、20番グリッドからレースをスタートすることになった。
四半世紀ぶりの富士500マイルレースを見ようと、多くのファンがスタンドを埋め尽くす中、13時35分、愛知県警のパレードランからフォーメーションラップへと続き、いよいよ「2018年FUJI 500mile RACE」の幕が切って落とされた。スタートドライバーを任された加納選手が、807km先のチェッカー目指して、レースを開始した。
ところが、オープニングラップ開始から1分も経たないうちに無線から加納選手の声。「いきなりぶつけられた!」「エンジンかからへん!」モニターにヘアピンでスピンしたまま止まっているEXE AMG GT3が映し出され、ピットは一瞬凍りついた。しかし、流石のベテラン加納選手、すぐに冷静さを取り戻して30秒余りでコースに復帰した。マシンにダメージはなさそうだが、EXE AMG GT3は、オープニングラップから最下位の28位に転落してレースを再開することになった。「加納さん、一人旅なのでじっくり行きましょう」監督が無線で呼びかける。気持ちを仕切り直したか、加納選手は1分41秒台の激走を展開。じわじわと順位を回復して21周目には25番手に浮上してきた。気温32℃、路面温度50℃の過酷なコンディションの中、加納選手は粘りの走りを続け、44周目、見かけ上の順位16番手で安岡選手に交代するため、ピットに戻ってきた。
1回目のピットインで、チームはマシンに接触による目立った損傷がないことを確認、給油と前後4輪のタイヤ交換を行って、安岡選手が24番手でコース復帰した。安岡選手は好調なドライビングでポジションを徐々にあげ、70周目に見かけ上9番手で2回目のピットインを行った。チームは予定通り左側のタイヤだけを交換し、給油を終えて第3スティント担当の坂本選手が20番手でコースに復帰する。坂本選手も良好なコンディションをキープして1分40秒後半から41秒前半の安定したタイムで走行を続け、見かけ上8番手までポジションを上げて、106周目に3回目のピットイン。チームはタイヤを4輪交換して、第4スティント担当安岡選手が16番手でコースに復帰した。
チームはピットワークのタイムロスを嫌って、最後のピットインではタイヤ無交換作戦を予定していた。しかし、安岡選手このスティントで何度かブルーフラッグを振られてペースを乱されたせいか、ピットイン直前になってタイヤのバイブレーションを訴える。チームは急遽、最後のピットワークをタイヤ4輪交換に変更、安岡選手は最終スティントの坂本選手にステアリングを渡すべく、144周目、9番手でピットに戻ってきた。
メカニックは最後まで正確で迅速なピットワークで給油とタイヤ交換を敢行、坂本選手は首尾よく12番手でコースに復帰することができた。
タイヤを4輪交換した坂本選手の、最後の猛追が始まった。坂本選手は148周目には1’39.576の今大会べストラップをレコード、1分40秒台を連発しながらプッシュを続けた。坂本選手は前方を走行する96号車に迫る勢いで激走を続け、入賞が目前に迫っていた。残り1周というところで上位のマシンが1台脱落したことから、さらにポジションアップして最終ラップには11位となったが、惜しくも入賞には手が届かず、10位のマシンにあと10秒という僅差でチェッカーを受けた。
チームはスタートラップのアクシデントを乗り越え、ポジションアップを諦めなかった加納選手、ノーミスで安定したタイムを刻み続けた安岡選手、最後までプッシュを続けた坂本選手、そして4回のストップすべてにおいて正確で迅速なピットワークを行ったメカニックがチーム一丸となって、猛暑の中の500マイルの長丁場レースを完走することかできた。
- ドライバー 加納政樹
-
お疲れ様でした。第2戦の富士が自分の中でもチーム的にも不甲斐なかったので、意気込んで来たんですが、作戦上スタート担当になるよと言われて、スタートをきちっと決めて行こうと思ってました。練習走行から、タイムも悪くないし、車の動きも良かったし、全体的なラップタイムも上がってたので、予選は20番手やったけど、きちっと繋いで行けばいけると思ってたんですけど、オープニングラップにヘアピンで、30号車に、ほぼブレーキが効いてないような状態で追突されて、最下位まで落ちてしまった。でもそこから、ちょっと冷静にね、もう一回刻み直して、長いレースやから何があるかわからないって思いながら自分のスティントを走った。ラップタイムも、周りと比較して全然遜色ないラップタイムで、(オープニングラップの)悔しさはあるけど、自分の中での、気持ちの面での前回のリベンジみたいな、納得できる走りができた気がします。そこから、やっすー、坂本くんってバトン繋いで行きながら、まあ最終的に、あとポイントまで10秒というところでチェッカーやったのは、悔しいな!っていう気持ちもあるけど、でもそこまで、チーム一丸となって追い上げれたいいレースやったと思います。そういった意味では、前回のタイもぶつけられて、落ちて、でもそこからなんとか上がってきたことを考えると、すごく地力が付いてきたんじゃないでしょうか。この調子で、次はやっすーの得意な菅生サーキットだし、菅生、APと、AMGの特性も活かせるようなサーキットでもあるので、なんとかそこでポイントを狙えるようなレースができるように、一丸となって頑張りたいと思います。ありがとうございました。
- ドライバー 安岡秀徒
-
今回も土曜日はなかなかタイヤの良さを引き出すことができなくて、第2戦の富士の状況と似た感じで、ちょっと流れが悪いなあと思ってたんですけど、決勝はなんとかセッティングが決まって、ウォームアップからいい流れでいけそうだと思った矢先に、加納さんが1 周目でアクシデントに遭ってしまって、しかもエンジンが切れて始動に時間がかかって、結構差がついてしまいました。追い上げるしかないと思って、次の自分のスティントは一箇所もミスもなく、運もよかったし、タイヤもうまく使えた会心の走りができました。坂本さんも左側交換だけで、僕たちが作った上昇気流みたいなのをそのまま続けてくれて、次の僕のスティントは、できればタイヤを労って無交換で最後の坂本さんに繋ぐつもりでした。ところが21号車との絡みで青旗を振られて、タイヤを労りたいのに青旗から逃げなければならない、せめぎ合いの苦しいスティントの末にバイブレーションが出て心折れて、タイヤ交換してもらうことになりました。結果的にはタイヤを変えたのが良くて、坂本さんが前を追っかける、すごく盛り上がるレースになりましたね。ただ10秒の差でポイントに届かなかったのが悔しくて、ホントにその10秒削るために何かできなかったのかって思うところはあります。タイと今回と、すごく車が速くなってますし、他は重くなってますし、次は大好きな菅生なので、僕個人としては菅生、APというのがシーズンの中で狙うところなので、ワクワクしながら仙台に行けます。坂本さんとのレースがこれで終わってしまったのがちょっと寂しいというのがあります。
- ドライバー 坂本祐也
-
5月ぶりのSUPER GTで、またアルナージュさんとご一緒できて。ただ、自分が風邪をひいてしまって体調が万全ではなかったのですが、レースは非常に流れも良くて、スタートして加納さんが他の車に当てられてスピンしたっていうのはちょっと痛かったですが、それ以外はかなり順調に行けたんじゃないかなと思っています。予選が、思ったより上にいけなかったんですけど、決勝レースは悪くなかったんで、走ってる方も楽しめる内容でした。欲を言えば10位以内でポイント取りたかったですけど、ちょっとそこまで届かなかったのは残念でした。非常に楽しめるレースだったと思います。ありがとうございました。
Arnage Racing 2018 SUPER: GT Race report
岡山国際サーキット、夏の風物詩「サマーフェスティバル」でJAF F4西日本シリーズが開催された。出走台数5台(Hクラス1台)となり、もう少しエントリーを増やしたいところだが、レースは相反して熱いものとなった。
ベテラン・#77久保宣夫が、1分32秒122でポールポジションをゲットする。スカラシップで初のJAF F4マシンを操る #70岡本大地が0.285差で続き、唯一のHクラス #7山岸洋之、#33中島功、#8米谷浩の順となった。
14時半、日差しは一向に強いまま各車グリッドに整列する。フロントロウの #70岡本は、コースインまでに最終準備が整わず、ピットスタートからとなってしまった。
14時42分、決勝が始まり15周回による戦いの火蓋が切られた。好スタート発進の #77久保は周回毎に約1秒のマージンを築きながら早々に独走状態へ。一方、最後尾から追い上げを図る #70岡本は、中盤で2番手まで浮上しトップの #77久保を追いかける。
だが、その時点で両者の差は11秒6。終盤まで #77久保は #70岡本に10秒以上のリードを付け、そのままポールトゥウインで勝利した。2位に #70岡本、#7山岸が3位表彰台をゲットしている。
- 優勝 #77 久保宣夫 オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋
-
「2番手の岡本君がピットスタートだったので、その分気持ち的に楽になりました。でも、相手は若いし油断は出来ないと思い、マージンを築いておきました。本当の勝負は明日でしょうね。多分、ガチンコバトルになると思いますよ(笑)」
- 2位 #70 岡本大地 サマーフェスJSSスカラシップ
-
「特にマシンに問題はなかったんですが、ピットスタートになったので追い上げることに集中しました。久保さんのマシンは見えたのですが、さすがにちょっと厳しかったですね。明日はスタートを決めて勝負したいと思っています」
Text: Akiko SONODA
Photo: Koji IKEDA
Super FJ&F4 Summer Festival -RIJ- (2018/08/19) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4西日本シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 77 | S | 1 | 久保 宣夫 | オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋 MYST KK-ZS | DL | 15 | 23'25.917 |
| 2 | 70 | S | 2 | 岡本 大地 | サマーフェスJSSスカラシップ MOONCRAFT MC090 | DL | 15 | 0.499 |
| 3 | 7 | H | 1 | 山岸 洋之 | イーグルスポーツMTN006 WEST 006 | DL | 15 | 15.673 |
| 4 | 33 | S | 3 | 中島 功 | SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10W | DL | 15 | 20.758 |
| 5 | 8 | S | 4 | 米谷 浩 | (株)ヨネタニ TATUUS FC106 | DL | 15 | 46.450 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.70 岡本大地(サマーフェスJSSスカラシップ) 1'32.972 (9/15) 143.385km/h
Super FJ&F4 Summer Festival -RIJ- (2018/08/19) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 S-FJ岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 2 | 大島 和也 | レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 12 | 20'10.683 |
| 2 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-II☆ミスト☆ED MYST KK-S2 | YH | 12 | 2.304 |
| 3 | 22 | 入山 翔 | Giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | YH | 12 | 6.443 |
| 4 | 6 | 菊池 宥孝 | ラインアップKRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 12 | 6.690 |
| 5 | 34 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 12 | 8.987 |
| 6 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツ・KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 12 | 19.808 |
| 7 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ10V TOKYO R&D RD10V | YH | 12 | 20.431 |
| 8 | 12 | 中村 賢明 | TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | YH | 12 | 21.598 |
| 9 | 23 | 平田 敦士 | 鷹取醤油Giddy・up KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 12 | 29.146 |
| 10 | 83 | 秋山 健也 | スーパーウインズKKS・ED MYST KK-S | YH | 12 | 30.554 |
| 11 | 3 | 前田 大道 | コウゲレーシングW07Jンカイ WEST 07J | YH | 12 | 35.577 |
| 12 | 58 | 村松 日向子 | Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | YH | 12 | 38.002 |
| 13 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTK MYST KK-S2 | YH | 12 | 42.114 |
| 14 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト関口制動 勝男武士号 MYST KK-S2 | YH | 12 | 45.295 |
| 15 | 51 | FUMIHISA | ミストKKSⅡ MYST KK-S2 | YH | 12 | 45.383 |
| 16 | 72 | 宇高 希 | K&G RACING C72 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 12 | 47.448 |
| 17 | *21 | 太田 浩 | ミスト・関口・制動屋 MYST KK-S2 | YH | 12 | 57.325 |
| 18 | 20 | 岡本 大輝 | ギディ・アップ/ブリリアンスKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 12 | 1'12.659 |
| 19 | 71 | 林 寛樹 | ゼンカイレーシング・ウインズKKS1改 MYST KK-S1 | YH | 12 | 1'39.064 |
| 20 | 28 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SII MYST KK-S2 | YH | 11 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- |
| - | *16 | Kim Kang du | CJ Racing KKS-2 MYST KK-S2 | YH | 7 | 5Laps |
- Fastest Lap: CarNo.2 大島和也(レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ) 1'39.925 (6/12) 133.408km/h
- CarNo.21は、2018 OKAYAMAチャレンジカップシリーズ特別規則第9章第31条 3.⑥(ジャンプスタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.16は、2018 岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第8章第41条1.(ピットレーン速度違反)により、訓戒及び決勝結果に30秒を加算した。
Super FJ&F4 Summer Festival -RIJ- (2018/08/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4西日本シリーズ Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 77 | S | 1 | 久保 宣夫 | オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋 MYST KK-ZS | DL | 15 | 23'29.814 |
| 2 | 70 | S | 2 | 岡本 大地 | サマーフェスJSSスカラシップ MOONCRAFT MC090 | DL | 15 | 9.297 |
| 3 | 7 | H | 1 | 山岸 洋之 | イーグルスポーツMTN006 WEST 006 | DL | 15 | 20.343 |
| 4 | 33 | S | 3 | 中島 功 | SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10W | DL | 15 | 23.527 |
| 5 | 8 | S | 4 | 米谷 浩 | (株)ヨネタニ TATUUS FC106 | DL | 15 | 46.969 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.70 岡本大地(サマーフェスJSSスカラシップ) 1'33.020 (7/15) 143.311km/h
Super FJ&F4 Summer Festival -RIJ- (2018/08/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ岡山シリーズ Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 2 | 大島 和也 | レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 12 | 23'19.743 |
| 2 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-II☆ミスト☆ED MYST KK-S2 | YH | 12 | 3.954 |
| 3 | 6 | 菊池 宥孝 | ラインアップKRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 12 | 4.531 |
| 4 | 34 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 12 | 9.888 |
| 5 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ10V TOKYO R&D RD10V | YH | 12 | 10.376 |
| 6 | 20 | 岡本 大輝 | ギディ・アップ/ブリリアンスKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 12 | 11.415 |
| 7 | 58 | 村松 日向子 | Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | YH | 12 | 18.443 |
| 8 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツ・KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 12 | 19.059 |
| 9 | 21 | 太田 浩 | ミスト・関口・制動屋 MYST KK-S2 | YH | 12 | 25.048 |
| 10 | 83 | 秋山 健也 | スーパーウインズKKS・ED MYST KK-S | YH | 12 | 26.335 |
| 11 | 23 | 平田 敦士 | 鷹取醤油Giddy・up KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 12 | 26.509 |
| 12 | 51 | FUMIHISA | ミストKKSⅡ MYST KK-S2 | YH | 12 | 35.693 |
| 13 | 28 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SII MYST KK-S2 | YH | 12 | 43.189 |
| 14 | 72 | 宇高 希 | K&G RACING C72 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 12 | 43.361 |
| 15 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト関口制動 勝男武士号 MYST KK-S2 | YH | 12 | 1'03.318 |
| 16 | 71 | 林 寛樹 | ゼンカイレーシング・ウインズKKS1改 MYST KK-S1 | YH | 12 | 1'08.778 |
| 17 | 3 | 前田 大道 | コウゲレーシングW07Jンカイ WEST 07J | YH | 11 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- |
| - | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTK MYST KK-S2 | YH | 0 | 12Laps |
| - | 22 | 入山 翔 | Giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | YH | 0 | 12Laps |
| - | 12 | 中村 賢明 | TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | YH | 0 | 12Laps |
| - | 16 | Kim Kang du | CJ Racing KKS-2 MYST KK-S2 | YH | 0 | 12Laps |
- Fastest Lap: CarNo.2 大島和也(レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ) 1'40.340 (10/12) 132.856km/h
Super FJ&F4 Summer Festival -RIJ- (2018/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 F4西日本シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 77 | S | 1 | 久保 宣夫 | オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋 MYST KK-ZS | 1'32.145 | - | - | 144.672 |
| 2 | 70 | S | 2 | 岡本 大地 | サマーフェスJSSスカラシップ MOONCRAFT MC090 | 1'32.518 | 0.373 | 0.373 | 144.089 |
| 3 | 7 | H | 1 | 山岸 洋之 | イーグルスポーツMTN006 WEST 006 | 1'34.159 | 2.014 | 1.641 | 141.578 |
| 4 | 33 | S | 3 | 中島 功 | SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10W | 1'34.171 | 2.026 | 0.012 | 141.560 |
| 5 | 8 | S | 4 | 米谷 浩 | (株)ヨネタニ TATUUS FC106 | 1'35.457 | 3.312 | 1.286 | 139.652 |
| ---- 以上基準タイム(130% - F4:2'00.828 F4_H:2'02.407)予選通過 ---- |
Super FJ&F4 Summer Festival -RIJ- (2018/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 F4西日本シリーズ Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 77 | S | 1 | 久保 宣夫 | オートセレクトジャパン☆MYST☆制動屋 MYST KK-ZS | 1'32.122 | - | - | 144.708 |
| 2 | 70 | S | 2 | 岡本 大地 | サマーフェスJSSスカラシップ MOONCRAFT MC090 | 1'32.407 | 0.285 | 0.285 | 144.262 |
| 3 | 7 | H | 1 | 山岸 洋之 | イーグルスポーツMTN006 WEST 006 | 1'33.904 | 1.782 | 1.497 | 141.962 |
| 4 | 33 | S | 3 | 中島 功 | SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10W | 1'34.070 | 1.948 | 0.166 | 141.711 |
| 5 | 8 | S | 4 | 米谷 浩 | (株)ヨネタニ TATUUS FC106 | 1'35.333 | 3.211 | 1.263 | 139.834 |
| ---- 以上基準タイム(130% - F4:2'00.726 F4_H:2'02.075)予選通過 ---- |
Super FJ&F4 Summer Festival -RIJ- (2018/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 2 | 大島 和也 | レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 1'39.786 | - | - | 133.594 |
| 2 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-II☆ミスト☆ED MYST KK-S2 | 1'39.989 | 0.203 | 0.203 | 133.323 |
| 3 | 22 | 入山 翔 | Giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | 1'40.203 | 0.417 | 0.214 | 133.038 |
| 4 | 6 | 菊池 宥孝 | ラインアップKRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 1'40.294 | 0.508 | 0.091 | 132.917 |
| 5 | 12 | 中村 賢明 | TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | 1'40.419 | 0.633 | 0.125 | 132.752 |
| 6 | 34 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 1'40.503 | 0.717 | 0.084 | 132.641 |
| 7 | 16 | Kim Kang du | CJ Racing KKS-2 MYST KK-S2 | 1'40.521 | 0.735 | 0.018 | 132.617 |
| 8 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ10V TOKYO R&D RD10V | 1'40.541 | 0.755 | 0.020 | 132.591 |
| 9 | 20 | 岡本 大輝 | ギディ・アップ/ブリリアンスKK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'40.647 | 0.861 | 0.106 | 132.451 |
| 10 | 58 | 村松 日向子 | Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | 1'40.779 | 0.993 | 0.132 | 132.278 |
| 11 | 23 | 平田 敦士 | 鷹取醤油Giddy・up KK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'40.876 | 1.090 | 0.097 | 132.150 |
| 12 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツ・KK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'41.017 | 1.231 | 0.141 | 131.966 |
| 13 | 3 | 前田 大道 | コウゲレーシングW07Jンカイ WEST 07J | 1'41.688 | 1.902 | 0.671 | 131.095 |
| 14 | 83 | 秋山 健也 | スーパーウインズKKS・ED MYST KK-S | 1'41.749 | 1.963 | 0.061 | 131.017 |
| 15 | 21 | 太田 浩 | ミスト・関口・制動屋 MYST KK-S2 | 1'41.872 | 2.086 | 0.123 | 130.858 |
| 16 | 51 | FUMIHISA | ミストKKSⅡ MYST KK-S2 | 1'42.222 | 2.436 | 0.350 | 130.410 |
| 17 | 72 | 宇高 希 | K&G RACING C72 10V TOKYO R&D RD10V | 1'42.718 | 2.932 | 0.496 | 129.781 |
| 18 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTK MYST KK-S2 | 1'42.999 | 3.213 | 0.281 | 129.426 |
| 19 | 28 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SII MYST KK-S2 | 1'43.075 | 3.289 | 0.076 | 129.331 |
| 20 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト関口制動 勝男武士号 MYST KK-S2 | 1'43.933 | 4.147 | 0.858 | 128.263 |
| 21 | 71 | 林 寛樹 | ゼンカイレーシング・ウインズKKS1改 MYST KK-S1 | 1'45.273 | 5.487 | 1.340 | 126.631 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'09.991)予選通過 ---- |
Super FJ&F4 Summer Festival -RIJ- (2018/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ岡山シリーズ Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 2 | 大島 和也 | レクシィwith MDI/KRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 1'39.649 | - | - | 133.778 |
| 2 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-II☆ミスト☆ED MYST KK-S2 | 1'39.931 | 0.282 | 0.282 | 133.400 |
| 3 | 22 | 入山 翔 | Giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | 1'40.077 | 0.428 | 0.146 | 133.205 |
| 4 | 6 | 菊池 宥孝 | ラインアップKRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 1'40.122 | 0.473 | 0.045 | 133.146 |
| 5 | 12 | 中村 賢明 | TAKE FIRST TOKYO R&D RD10V | 1'40.255 | 0.606 | 0.133 | 132.969 |
| 6 | 16 | Kim Kang du | CJ Racing KKS-2 MYST KK-S2 | 1'40.486 | 0.837 | 0.231 | 132.663 |
| 7 | 34 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 1'40.498 | 0.849 | 0.012 | 132.647 |
| 8 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆ケーネット☆レプリ10V TOKYO R&D RD10V | 1'40.518 | 0.869 | 0.020 | 132.621 |
| 9 | 20 | 岡本 大輝 | ギディ・アップ/ブリリアンスKK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'40.615 | 0.966 | 0.097 | 132.493 |
| 10 | 58 | 村松 日向子 | Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | 1'40.762 | 1.113 | 0.147 | 132.300 |
| 11 | 23 | 平田 敦士 | 鷹取醤油Giddy・up KK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'40.769 | 1.120 | 0.007 | 132.291 |
| 12 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツ・KK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'40.959 | 1.310 | 0.190 | 132.042 |
| 13 | 21 | 太田 浩 | ミスト・関口・制動屋 MYST KK-S2 | 1'41.310 | 1.661 | 0.351 | 131.584 |
| 14 | 83 | 秋山 健也 | スーパーウインズKKS・ED MYST KK-S | 1'41.612 | 1.963 | 0.302 | 131.193 |
| 15 | 3 | 前田 大道 | コウゲレーシングW07Jンカイ WEST 07J | 1'41.671 | 2.022 | 0.059 | 131.117 |
| 16 | 51 | FUMIHISA | ミストKKSⅡ MYST KK-S2 | 1'41.796 | 2.147 | 0.125 | 130.956 |
| 17 | 72 | 宇高 希 | K&G RACING C72 10V TOKYO R&D RD10V | 1'42.375 | 2.726 | 0.579 | 130.215 |
| 18 | 28 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SII MYST KK-S2 | 1'42.849 | 3.200 | 0.474 | 129.615 |
| 19 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTK MYST KK-S2 | 1'42.882 | 3.233 | 0.033 | 129.574 |
| 20 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト関口制動 勝男武士号 MYST KK-S2 | 1'43.557 | 3.908 | 0.675 | 128.729 |
| 21 | 71 | 林 寛樹 | ゼンカイレーシング・ウインズKKS1改 MYST KK-S1 | 1'45.130 | 5.481 | 1.573 | 126.803 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'09.851)予選通過 ---- |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本F3選手権第12戦は19日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が優勝。もてぎ大会を3連勝で締めくくった。
第12戦はこの日の最終プログラムとして定刻より5分遅れの午後4時35分にフォーメーションが始まった。日も傾き気温24.7度、路面温度32.3度のコンディションで20周レースのスタートが切られた。
このレースも抜群のスタートを見せたのはポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。2位グリッドの宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)と3位グリッドの大湯都史樹(TODA FIGHTEX)を従え1コーナーへ向かう。阪口晴南(TODA FIGHTEX)は金丸悠(B-MAX RACING F3)に並びかけるが、その後片山義章(YTB F318)にもかわされ6位に落ちた。
このレースの坪井は盤石。前2戦は宮田に背後を脅かされていたが、自身のファステストラップを更新しながら徐々に宮田を置き去りにする。15周目にはこのレースのファステストラップ1分44秒964を叩き出し20周を走って宮田を4秒6離し、もてぎ大会3連勝を飾った。坪井はダブルポール、3連続ファステストラップでフルマークのポイント35を獲得し、もてぎ大会を完全制覇した。
3位でレースをスタートした大湯は序盤は金丸に責め立てられていたが徐々にギャップを広げ中盤からは単独走行。4位の金丸も5位以下よりはペースが良くこの2人はこのままの順位でゴールを迎えた。
5位争いは片山、根本悠生(Albirex-RT)、河野駿佑(HubAuto F318)の3人でバトルを展開していたが、10周目に河野が根本をパス。その後、この争いに最後尾から追い上げてきた笹原右京(THREEBOND)が加わり、15周目には笹原が根本をパス。5位片山、6位河野、7位笹原の順でゴールした。
Nクラスはただ一人参加のジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)が15位で完走。今季11勝目を飾った。
次戦第6大会は岡山国際サーキットに舞台を移し第13戦、第14戦、そして前回同地を襲った台風で中止になった第9戦の3戦が開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
8月19日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦ツインリンクもてぎ2&4レースの決勝が、栃木県・ツインリンクもてぎで行われ、ポールポジション(PP)スタートの#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)が、序盤トップを明け渡すものの完全にレースをコントロールして優勝。2位には2ピット作戦を完璧に遂行した#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が入った。この結果、シリーズチャンピオンは、キャシディ、山本、石浦の3人に実質絞られる形になった。(観客:8月18日(土)16,500人/19日(日)20,500人)
例年の猛暑は影をひそめ、過ごしやすい天候となった決勝日。スタート時刻を迎えると、上空には雲も出て気温、路面温度の上昇も抑えられた。このため、上位陣は殆どがソフトタイヤをチョイス。序盤からソフトで逃げる作戦を取ったが、シリーズをリードする予選5位#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)と予選7位#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)はミディアムタイヤを選択した。
また、後方グリッドから逆転を狙うドライバー達の多くはミディアムタイヤを選択するなど、各チーム、各ドライバーがそれぞれの思惑を持ってスタートを迎えた。
PPの#1石浦がスタートダッシュを決めて幕を開けた決勝だったが、「スタートから逃げる」という狙い通りにはいかず、予選3位の#6松下信治(DOCOMO DANDELION M6Y SF14)が、オープニングラップでチームメイトの予選2位#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)と#1石浦を次々にパス。一気にトップに躍り出た。予想外の展開ではあったが、#1石浦は冷静だった。「何度か前に出ようとしたが、タイヤを温存する作戦に徹した」と#6松下の1秒背後につけたまま2位をキープ。この2人が後続を引き離しながらレースは展開する。
10周目に#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)が、13周目に#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)が相次いでピットイン。シリーズをリードする2人は残る約40周をソフトタイヤで走り切るという同じ作戦でレースを進めることになる。
15周目、驚異的なハイペースで3位まで順位を上げてきた#20平川がピットに滑り込んでくると、タイヤをソフトからソフトに交換。この時点で#20平川は2ピット作戦であることが明らかになる。#20平川はこの後も軽いマシンとソフトタイヤの組み合わせでハイペースを維持し、今回のレースで#1石浦と主役を分け合う活躍を見せることになる。
27周目、タイヤを痛めてややペースが落ちてきたトップ#6松下がピットイン。7位でコースに復帰するが、戻ったタイミングが悪く、5位争いを繰り広げる#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)と#8大嶋和也(UOMO SUNOCO SF14)の後方に入ってしまう。#19関口はすでにタイヤが寿命を迎えペースを上げられずにいたが、#6松下はこの壁をなかなかクリアすることができずにペースを乱してしまう。#19関口は巧みなブロックでチームメイトの#20平川を逃がすことに成功。チームのために仕事を果たした。
レース終盤の39周目に2位#20平川が2度目のピットイン。40周目にはトップ#1石浦がピットイン。両者ともポジションをキープしたままコースに戻るが、ピットインするまで、トップに立ってからの#1石浦のペースは、40周近く走ったソフトタイヤによるものとは思えないほど速く、タイヤを持たせる#1石浦の技術が#20平川の追走を退けた形となった。
余裕すら感じるレース運びを見せる#1石浦は、最後の数周、後方の#20平川との差を見ながらペースを落としてチェッカーを受け今季初優勝を飾った。傍目には完璧な勝利に見えたが、「途中シフトチェンジがうまくいかず、これで終わりかと思った」と意外にもトラブルを抱えながらの勝利だったことを明かした。
#3キャシディと同じ作戦を取ったシリーズリーダーの#16山本は、終盤5位を走行していたもののペースが上がらず、51周目に#8大嶋に、最終ラップに#4山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)に相次いでかわされ7位フィニッシュ。最後に貴重な2ポイントを失ってしまった。
この結果、シリーズポイントは#3キャシディが27ポイントでトップに。#16山本と#1石浦が24ポイントで並び、実質この3人が残り2戦でチャンピオンを争うことになった。
次戦第6戦は、9月8~9日岡山国際サーキットで開催される。今回優勝した#1石浦を始め、岡山のコースを得意としているドライバーは多いだけに、混戦が予想される。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 12 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 33'25.080 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 4.674 |
| 3 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 20 | 19.490 |
| 4 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 20 | 24.458 |
| 5 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 20 | 33.173 |
| 6 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 20 | 34.746 |
| 7 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 20 | 35.646 |
| 8 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 20 | 37.485 |
| 9 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 20 | 42.790 |
| 10 | 21 | | 藤波 清斗 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 20 | 45.908 |
| 11 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 20 | 46.594 |
| 12 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 20 | 47.570 |
| 13 | *28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 20 | 1'24.070 |
| 14 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 1'39.683 |
| 15 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 20 | 1'40.041 |
| 16 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 19 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'44.964 (15/20)
- CarNo.28は、ドライビングスルーペナルティーを科した。
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 52 | 1:24'19.998 |
| 2 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 52 | 2.724 |
| 3 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 52 | 26.454 |
| 4 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 52 | 29.575 |
| 5 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 52 | 38.818 |
| 6 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 52 | 41.643 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 52 | 43.618 |
| 8 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 52 | 50.753 |
| 9 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 52 | 52.039 |
| 10 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 52 | 1'04.530 |
| 11 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 52 | 1'08.650 |
| 12 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 52 | 1'09.149 |
| 13 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 52 | 1'10.110 |
| 14 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 52 | 1'10.997 |
| 15 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 52 | 1'19.080 |
| 16 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 52 | 1'19.765 |
| 17 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 52 | 1'21.457 |
| 18 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 52 | 1'28.339 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 46laps)完走 ---- |
| - | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 50 | 2Laps |
- Fastest Lap: CarNo.15 福住仁嶺(TEAM MUGEN SF14) 1'34.758 (4/52)
8月19日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦ツインリンクもてぎ2&4レース決勝日。午前10時から30分間行われたフリー走行では、予選で最下位に沈んだ#18中山雄一(KCMG Elyse SF14)がトップタイムをマーク。予選上位陣は順調に走行を重ねた。
決勝日、サーキット上空は快晴。昨日同様秋を感じさせる過ごしやすい天候となった。決勝もドライコンディションで行われることは間違いなさそうだ。
フリー走行開始時は殆どのマシンがソフトタイヤを選択。夏としては涼しい天候に、決勝もソフトで行けるところまでいく作戦を取るチームが多くなりそうだ。
開始早々トップに立ったのは、予選で精彩を欠き最下位に沈んだ#18中山。予選はQ1のみでソフトタイヤでのアタックができなかったため、セッティングを確認しつつ、予選を上回る1分33秒618をマークした。
同様に、後方グリッドからの追い上げを強いられることになった#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)も6番手タイムとなる1分34秒946をマークした後、決勝を想定し早々にミディアムに履き替え36秒台で周回を重ねた。順位を上げるためには何らかの奇策が必要なだけに、決勝での動きに注目だ。
予選上位陣は、ポールシッターの#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)をはじめとして、順調に走行を続けたものの、気になるのは、ドコモダンディライアンチームの#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)と#6松下信治(DOCOMO DANDELION M6Y SF14)。フリー走行のタイム、順位はあくまでも参考にすぎないとはいえ、2人揃って最下位とブービーの18,19番手で走行を終えた。やや不気味な存在ではある。
抜きどころの少ないコースだけに、コース上で大きく順位を上げることは難しい。スタートでのジャンプアップ以外には、ピットインのタイミングと作業時間を短縮するしかない。決勝では後方グリッドのチームが序盤にどのような動きをするのかに注目したい。
決勝は、午後2時15分スタート、52周、250kmで争われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/19) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'33.618 | - | - | 184.633 |
| 2 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'34.423 | 0.805 | 0.805 | 183.059 |
| 3 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'34.705 | 1.087 | 0.282 | 182.514 |
| 4 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'34.753 | 1.135 | 0.048 | 182.421 |
| 5 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'34.918 | 1.300 | 0.165 | 182.104 |
| 6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'34.946 | 1.328 | 0.028 | 182.050 |
| 7 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'35.110 | 1.492 | 0.164 | 181.737 |
| 8 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'35.181 | 1.563 | 0.071 | 181.601 |
| 9 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'35.231 | 1.613 | 0.050 | 181.506 |
| 10 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'35.277 | 1.659 | 0.046 | 181.418 |
| 11 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'35.297 | 1.679 | 0.020 | 181.380 |
| 12 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'35.325 | 1.707 | 0.028 | 181.327 |
| 13 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'35.378 | 1.760 | 0.053 | 181.226 |
| 14 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'35.412 | 1.794 | 0.034 | 181.161 |
| 15 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'35.602 | 1.984 | 0.190 | 180.801 |
| 16 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'35.710 | 2.092 | 0.108 | 180.597 |
| 17 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'35.806 | 2.188 | 0.096 | 180.416 |
| 18 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'35.944 | 2.326 | 0.138 | 180.157 |
| 19 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'36.065 | 2.447 | 0.121 | 179.930 |
全日本F3選手権第11戦は19日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が昨日に続き今季8勝目を飾った。
第11戦は午前8時30分よりフォーメーションラップが始まった。早朝のレースのため涼しく絶好のコンディションでのスタートとなった。
ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は無難なスタートを決め予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)を従えトップで1コーナーへ向かう。昨日スタートでポジションを落とした金丸悠(B-MAX RACING F3)は3位を守り、4位に予選5位から僚友で予選4位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)をかわした予選5位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が上がる。阪口は5位に付けた。
トップ坪井と2位宮田は昨日と同様3位以下より1秒近く速いラップタイムで後続を引き離しつつバトルを演じる。抜きどころのないもてぎではファステストラップの1ポイントをかけた争いとなったが、4周目に宮田がファステストを奪い返したもののその後は毎ラップファステストを更新した坪井が8周目に叩き出した1分44秒373でこのレースのファステストをものにした。
レースはこのまま終了し、優勝は坪井で今季8勝目。2位には宮田が入った。
このレースを盛り上げたのは予選9位からスタートした笹原右京(THREEBOND)。スタート直後に3台をパスし1周目を6位で戻ってくると、3周目には5コーナーで阪口を、5周目には3コーナーで大湯をパスし4位に上がる。
笹原はここから4秒弱あった3位金丸との差を徐々に詰め始める。最終ラップでは金丸の背後に迫り、バックストレッチでインから並びかけると90度コーナーのブレーキングで金丸の前に出た。しかし金丸も冷静に笹原の動きを見て立ち上がりではクロスラインを取り抜き返した。金丸は初表彰台の3位でゴールした。
4位は笹原。5位には6周目に5コーナーで大湯をパスした阪口が、6位には大湯が入った。
Nクラスは、ジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)14位で完走。今季10勝目を上げ早くもシリーズチャンピオンを決めた。
第12戦は午後4時30分より20周で行われる。坪井の3連勝とファステストラップのもてぎフルマークなるかに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Official Testing SUZUKA ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 24'30.472 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 1.448 |
| 3 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 16.276 |
| 4 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 14 | 16.484 |
| 5 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 14 | 19.845 |
| 6 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 14 | 21.823 |
| 7 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 26.564 |
| 8 | 21 | | 藤波 清斗 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 30.795 |
| 9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 38.149 |
| 10 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 38.867 |
| 11 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 59.162 |
| 12 | *28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 1'00.038 |
| 13 | *14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 1'03.033 |
| 14 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 14 | 1'11.910 |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 1'20.281 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 10 | 4Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井翔 1'44.373 (8/14) 165.61km/h
- CarNo.28は、2018全日本F3選手権統一規則第31条7.(ジャンプスタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.14は、2018全日本F3選手権統一規則第15条1.1)により、競技結果に30秒およびペナルティーポイント1点を科す。
全日本F3選手権第10戦は18日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が2位以下を寄せ付けず今季7勝目を飾った。
決勝は午後4時10分より14周で行われた。正午前から気温も徐々に上昇したが湿度は低く、絶好のレース日和となった。
スタートはポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が抜群のダッシュで1コーナーへ向かう。2位には予選順位のまま宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が続き、3位には予選3位の金丸悠(B-MAX RACING F3)をかわした予選4位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が上がってきた。
序盤、坪井と宮田は1秒5前後の差で推移するが、抜きどころのないもてぎではファステストラップポイント1をかけた2人の争いに注目が集まった。宮田が6周目に坪井のファステストを上回ると坪井は10周目に1分44秒615をだし、このタイムでファステストラップポイント1を獲得した。
優勝は坪井、2位には宮田が入った。3位の大湯は序盤から金丸、阪口晴南(TODA FIGHTEX)を背後に従え3位争いを演じていたが、中盤からはこの集団に1周目に笹原右京(THREEBOND)、河野駿佑(HubAuto F318)を立て続けにパスしてきた片山義章(YTB F318)が加わる。しかし、この4人も決め手がなく、3位大湯、4位金丸、5位阪口、6位片山の順でゴールを迎えることとなった。
初参戦の藤波清斗(B-MAX Racing F3)は予選順位と同じ9位でゴールした。
Nクラスは一人参加のジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)が14位で完走。開幕からの連勝を9と伸ばし、明日勝てば今シーズンのNクラスチャンピオンが決定する。
第11戦は明日19日午前8時25分から14周で、第12戦は午後4時30分より20周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 24'34.860 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 3.314 |
| 3 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 14 | 16.600 |
| 4 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 17.238 |
| 5 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 14 | 19.006 |
| 6 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 20.600 |
| 7 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 24.442 |
| 8 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 14 | 30.495 |
| 9 | 21 | | 藤波 清斗 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 36.312 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 36.728 |
| 11 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 45.669 |
| 12 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 14 | 46.320 |
| 13 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 50.678 |
| 14 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 14 | 71.488 |
| 15 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 13 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| 16 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1 | 13Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井 翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'44.615 (10/14)
8月18日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の公式予選が、栃木県・ツインリンクもてぎ・ロードコースで行われた。お盆休みの週末ながら風が心地よい天候のなか行われた予選は、逆転チャンピオンを狙う#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)が鮮やかな逆転劇でポールポジションを奪取。シリーズで優位に立っている#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)は7位、#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)も5位と上位につけるものの、抜きどころの少ないコースでは#1石浦がかなり有利な状況だ。
Q1
気温32度、路面温度42度と、ともに朝のフリー走行より5~6度高くなり、これが各マシンにどのような影響を及ぼすのかが注目された。各ドライバーは装着が許されたミディアムタイヤで1度目のアタックを終え、タイヤを交換して2度目のアタックに入る。
ここで見事なアタックを見せたのが#6松下信治(DOCOMO DANDELION M6Y SF14)。朝のフリー走行では10番手と振るわなかったが、気温の上昇が上手くマッチしたのか、2位の#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)をコンマ4秒以上引き離す1分32秒298をマークして首位でQ1を通過した。
悪い意味での番狂わせとなってしまったのが、今回優勝してチャンピオンを狙うと言っていた#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)。2度目のアタックで伸び悩んで16位に沈み、Q1でノックアウトされてしまった。
#19関口以外のチャンピオン候補は、#16山本4位、#1石浦6位、#3キャシディはやや危なかったものの12位で順当にQ1をクリアした。
Q2
ソフトタイヤの使用が許されるQ2は、Q1とは違った展開を見せた。#64ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING SF14)が1分31秒959で口火を切ると、好調#6松下がコースレコードを塗り替える1分31秒799をマークしてトップに躍り出る。
こうなると黙っていられないのが、レコードを破られた#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)。即座に1分31秒677を叩き出し、ほんの数十秒でレコードホルダーに返り咲いた。#1石浦もこれに続き、以下#6松下、#4山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF14)、#3キャシディ、#64カーティケヤン、#16山本、#17塚越広大(REAL SF14)の8人がQ3に駒を進めた。
Q3
ここでも#64カーティケヤンが最初に31秒台に入れトップに立つが、これを#6松下が自身がQ2で記録したタイムを僅かに更新する1分31秒761でトップに立つ。そして、これを#5野尻が1分31秒642のレコードタイムで逆転する……とここまではQ2と同じ展開。
しかし、最後の最後、狙い澄ましたように#1石浦が#5野尻を上回る1分31秒591を叩き出してドコモダンディライアンチームのワンツーを阻止。絵に描いたような逆転劇で予選を締めくくった。
「目標は逆転チャンピオン。ポールポジションではしゃぐわけにはいきません。第一段階クリアという感じです」と静かに喜びを噛みしめる#1石浦だが、まずはポールポジションポイントの1点を獲得。ポールシッターの勝率が他に比べ格段に高いコースでその座を手に入れ、ディフェンディングチャンプの逆襲が始まったことを感じさせた。
決勝は、明日午後2時15分から52周、250kmで行われる
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Knock Out Qualify Weather: Course:
2018 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'33.052 | R1'31.747 | R1'31.591 |
| 2 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'33.045 | R1'31.677 | R1'31.642 |
| 3 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'32.298 | R1'31.799 | R1'31.761 |
| 4 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'32.813 | 1'31.959 | R1'31.789 |
| 5 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | 1'33.443 | 1'31.900 | R1'31.853 |
| 6 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | 1'33.412 | 1'31.891 | 1'32.142 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | 1'33.032 | 1'31.960 | 1'32.258 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | 1'33.439 | 1'31.986 | 1'32.413 |
| 9 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'32.751 | 1'32.033 | |
| 10 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'33.275 | 1'32.095 | |
| 11 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'33.134 | 1'32.125 | |
| 12 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | 1'33.130 | 1'32.282 | |
| 13 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'33.529 | 1'32.613 | |
| 14 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | 1'33.743 | 1'32.738 | |
| 15 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'33.773 | | |
| 16 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'33.814 | | |
| 17 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'34.014 | | |
| 18 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | 1'34.279 | | |
| 19 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | 1'34.642 | | |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'31.888)を更新しました。
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | R1'31.591 | - | - | 188.719 |
| 2 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | R1'31.642 | 0.051 | 0.051 | 188.614 |
| 3 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | R1'31.761 | 0.170 | 0.119 | 188.369 |
| 4 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | R1'31.789 | 0.198 | 0.028 | 188.312 |
| 5 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | R1'31.853 | 0.262 | 0.064 | 188.181 |
| 6 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'32.142 | 0.551 | 0.289 | 187.591 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'32.258 | 0.667 | 0.116 | 187.355 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'32.413 | 0.822 | 0.155 | 187.040 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'31.888)を更新しました。
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | R1'31.677 | - | - | 188.542 |
| 2 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | R1'31.747 | 0.070 | 0.070 | 188.398 |
| 3 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | R1'31.799 | 0.122 | 0.052 | 188.291 |
| 4 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'31.891 | 0.214 | 0.092 | 188.103 |
| 5 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'31.900 | 0.223 | 0.009 | 188.084 |
| 6 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'31.959 | 0.282 | 0.059 | 187.964 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'31.960 | 0.283 | 0.001 | 187.962 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'31.986 | 0.309 | 0.026 | 187.909 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'32.033 | 0.356 | 0.047 | 187.813 |
| 10 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'32.095 | 0.418 | 0.062 | 187.686 |
| 11 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'32.125 | 0.448 | 0.030 | 187.625 |
| 12 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'32.282 | 0.605 | 0.157 | 187.306 |
| 13 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'32.613 | 0.936 | 0.331 | 186.636 |
| 14 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'32.738 | 1.061 | 0.125 | 186.385 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'31.888)を更新しました。
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'32.298 | - | - | 187.273 |
| 2 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'32.751 | 0.453 | 0.453 | 186.359 |
| 3 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'32.813 | 0.515 | 0.062 | 186.234 |
| 4 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'33.032 | 0.734 | 0.219 | 185.796 |
| 5 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'33.045 | 0.747 | 0.013 | 185.770 |
| 6 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.052 | 0.754 | 0.007 | 185.756 |
| 7 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'33.130 | 0.832 | 0.078 | 185.600 |
| 8 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'33.134 | 0.836 | 0.004 | 185.592 |
| 9 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.275 | 0.977 | 0.141 | 185.312 |
| 10 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'33.412 | 1.114 | 0.137 | 185.040 |
| 11 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'33.439 | 1.141 | 0.027 | 184.987 |
| 12 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'33.443 | 1.145 | 0.004 | 184.979 |
| 13 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'33.529 | 1.231 | 0.086 | 184.809 |
| 14 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'33.743 | 1.445 | 0.214 | 184.387 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 15 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'33.773 | 1.475 | 0.030 | 184.328 |
| 16 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.814 | 1.516 | 0.041 | 184.247 |
| 17 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'34.014 | 1.716 | 0.200 | 183.855 |
| 18 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'34.279 | 1.981 | 0.265 | 183.338 |
| 19 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'34.642 | 2.344 | 0.363 | 182.635 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
JRPによるサタデーミーティング(定例会見)において、来シーズンのスーパーフォーミュラレースの併催レースとして、TCRマシンによるスプリントレースを開催することが発表された。
会見を行ったJRPの倉下氏によると、シリーズタイトルは「TCRジャパンシリーズ」(仮称)とし、運営は株式会社日本レースプロモーション(代表取締役社長・倉下明)、コックス株式会社(代表取締役社長・渦尻栄治)、株式会社童夢(代表取締役社長・高橋拓也)の3社により設立する「日本TCRマネジメント株式会社」により行う。
参加ドライバーは、アマチュアのジェントルマンドライバーとし、プロドライバーの参加は認めない予定。台数は13台から始め、将来的には25台程度を目標とする。車両は現状のTCRマシンであるホンダシビックやアウディを中心にしてスタートするが、車種を増やすべく自動車メーカーに対する働きかけを継続して行うとのこと。
現状、スーパーGTシリーズではF4レースを併催しており、観客は1つのイベントでツーリングカーとフォーミュラのレースを楽しむことができる。スーパーフォーミュラもTCRレースの併催で同様になるが、ジェントルマンドライバーによるレースを、参加者のみならず観客にとってどこまで魅力的なものにできるかが、シリーズの成否を左右しそうだ。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
予選日、日本レースプロモーション(JRP)による恒例のサタデーミーティング(定例会見)が行われ、来シーズンの暫定スケジュールが発表された。
来シーズンは今シーズン同様全7戦で行われるが、発表されたスケジュールに関しては、スーパーGTを運営するGTアソシエーションなどをの調整を経て、チームにも観客にも負担にならないよう配慮したとのこと。
2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権暫定スケジュール
第1戦 4月20~21日 鈴鹿サーキット
第2戦 5月18~19日 オートポリス
第3戦 6月22~23日 スポーツランドSUGO
第4戦 7月13~14日 富士スピードウェイ
第5戦 8月17~18日 ツインリンクもてぎ
第6戦 9月28~29日 岡山国際サーキット
第7戦 10月26~27日 鈴鹿サーキット
また、今シーズンの第6戦岡山では、予選Q3でオーバーテイクシステムを2回使用できるようにすること、最終戦鈴鹿は1レース制(昨年は2レース制)で行われることも併せて発表された。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
前戦の富士から約1か月のインターバルを経て、決戦の舞台は秋の気配漂うツインリンク(TR)もてぎに移された。今シーズンはこのもてぎ戦を含めて残り3戦。今回の結果がタイトルの行方を大きく左右することは間違いのないところだ。
この週末、急に涼しくなった関東地方だが、北関東に位置するTRもてぎは尚更秋の気配が漂っている。予選日は早朝から快晴。予報によるとこの週末雨の心配はなさそうだ。
昨日金曜日に行われた専有走行では、#8大嶋和也(UOMO SUNOCO SF14)が唯一人1分34秒を切る1分33秒772をマーク。予選日の朝、9時40分から1時間行われたフリー走行では、これが当面のターゲットタイムとなった。
全車ミディアムタイヤを履いて走行をスタートし、順調に周回を重ねていたが、開始15分、ディフェンディングチャンピオン#1石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO INGING SF14)が最終コーナーでスピン。エンジンを止めコース上にストップしてしまったため、走行は一時中断となる。
再開後、30分を過ぎた頃からソフトタイヤに交換しアタックを開始するマシンが出始め、まずは#17塚越広大(REAL SF14)が昨日のトップタイムを上回る1分33秒170でトップに立った。
開始40分を過ぎ、#64ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING SF14)が1分33秒001、#65伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING SF14)が1分32秒641と、ナカジマレーシングの2台が相次いでトップタイムをマーク。好調さをアピールした。
残り10分を切ってから、チャンピオンを争う#16山本尚貴(TEAM MUGEN SF14)、#3ニック・キャシディ(ORIENTALBIO KONDO SF14)、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)がソフトタイヤに交換してアタックするも、#3キャシディが1分32秒974で6番手に食い込むのがやっと。シリーズをリードするドライバー達は軒並み下位に沈み、午後の予選に向け不安を残すことになった。
最後の最後で貫録を見せたのは、コースレコード(昨年マークした1分31秒888)ホルダーの#5野尻智紀(DOCOMO DANDELION M5S SF14)。ソフトタイヤでの一発アタックで#65伊沢を上回る1分32秒476を叩き出し、もてぎに強いところを見せ走行を締めくくった。
Text: Shigeru KITAMICHI
Phot: Motorsports Forum
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M5S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'32.476 | - | - | 186.913 |
| 2 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'32.641 | 0.165 | 0.165 | 186.580 |
| 3 | 4 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'32.710 | 0.234 | 0.069 | 186.441 |
| 4 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'32.816 | 0.340 | 0.106 | 186.228 |
| 5 | 2 | 国本 雄資 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'32.826 | 0.350 | 0.010 | 186.208 |
| 6 | 3 | ニック・キャシディ | ORIENTALBIO KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'32.974 | 0.498 | 0.148 | 185.912 |
| 7 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'33.001 | 0.525 | 0.027 | 185.858 |
| 8 | 7 | トム・ディルマン | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'33.050 | 0.574 | 0.049 | 185.760 |
| 9 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.128 | 0.652 | 0.078 | 185.604 |
| 10 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO DANDELION M6Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'33.156 | 0.680 | 0.028 | 185.549 |
| 11 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 1'33.170 | 0.694 | 0.014 | 185.521 |
| 12 | 1 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.175 | 0.699 | 0.005 | 185.511 |
| 13 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN SF14 TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'33.268 | 0.792 | 0.093 | 185.326 |
| 14 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'33.401 | 0.925 | 0.133 | 185.062 |
| 15 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'33.429 | 0.953 | 0.028 | 185.006 |
| 16 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.635 | 1.159 | 0.206 | 184.599 |
| 17 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF14 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'33.892 | 1.416 | 0.257 | 184.094 |
| 18 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'33.898 | 1.422 | 0.006 | 184.082 |
| 19 | 50 | 千代 勝正 | B-Max Racing SF14 B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'34.001 | 1.525 | 0.103 | 183.881 |
全日本F3選手権第5大会(第10,11,12戦)は18日、栃木県のツインリンクもてぎで公式予選を行い第10戦、第11戦とも坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
例年この時期のツインリンクもてぎはすり鉢状のサーキットのため、蒸し暑い中でセッションが行われるが、早朝から寒いくらいの気温で、初秋の装いの中、午前8時20分より30分間の公式予選が行われた。ベストタイムで第10戦のセカンドベストタイムで第11戦のグリッドが決定する。
1セット目のタイヤでは先ずは練習から好調の坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が1分44秒424でトップに立ち、これにチームメートの宮田莉朋(同)が続く。3位はここに来て真価を発揮しつつある金丸悠( B-MAX RACING F3)が付けた。
全車一度ピットインを行った後の2セット目のアタックでも坪井が好調。2周ゆっくりとウォームアップを行った後、3ラップ連続でアタックを行うと涼しい気温のため「43秒台には入るとは思ってたがここまで伸びるとは思わなかった」と1分43秒424とコースレコードを大幅に上回り文句なしのポールポジションを決めた。2位には宮田が43秒681で続き、3位には金丸が滑り込んできた。
4位には大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が、5位には好調の河野駿佑(HubAuto F318)が戸田勢に割って入り、6位には阪口晴南(TODA FIGHTEX)が続いた。
セカンドベストタイムで決まる第11戦の順位もトップ3は第10戦と同じ。4位には阪口、5位は大湯、6位は河野となっている。
先週の金曜日に急遽参戦が決まり、フォーミュラはFCJ以来5年ぶりという初参戦の藤波清斗(B-MAX Racing F3)は「思ったより良かったですが、ずっとハコ車に乗ってたのでダウンフォースが大きく乗りこなせていない」というものの第10戦9位、第11戦7位とまずまずのポジション。
Nクラスからただ一人参戦するジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)は第10,11戦ともポールポジションを獲得した。
第10戦は午後4時10分より14周で行われる。第12戦のグリッドはこのレースの順位で決まるため「ポールポジションが取れたのが大きかった。スタートを決めれば勝てるので3連勝はいける」という坪井のスタートに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 11 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'43.657 | - | - | 166.752 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'43.772 | 0.115 | 0.115 | 166.567 |
| 3 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'44.180 | 0.523 | 0.408 | 165.914 |
| 4 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'44.431 | 0.774 | 0.251 | 165.516 |
| 5 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'44.493 | 0.836 | 0.062 | 165.417 |
| 6 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.703 | 1.046 | 0.210 | 165.086 |
| 7 | 21 | | 藤波 清斗 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'44.767 | 1.110 | 0.064 | 164.985 |
| 8 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.784 | 1.127 | 0.017 | 164.958 |
| 9 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'45.291 | 1.634 | 0.507 | 164.164 |
| 10 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'45.537 | 1.880 | 0.246 | 163.781 |
| 11 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'45.698 | 2.041 | 0.161 | 163.532 |
| 12 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'45.989 | 2.332 | 0.291 | 163.083 |
| 13 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'46.407 | 2.750 | 0.418 | 162.442 |
| 14 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.799 | 3.142 | 0.392 | 161.846 |
| 15 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'47.848 | 4.191 | 1.049 | 160.272 |
| 16 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'48.771 | 5.114 | 0.923 | 158.912 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'54.224)予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'44.078)を更新しました。
もてぎ2&4レース -RIJ- (2018/08/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 10 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'43.484 | - | - | 167.030 |
| 2 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'43.681 | 0.197 | 0.197 | 166.713 |
| 3 | 1 | | 金丸 悠 | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'44.093 | 0.609 | 0.412 | 166.053 |
| 4 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'44.345 | 0.861 | 0.252 | 165.652 |
| 5 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.347 | 0.863 | 0.002 | 165.649 |
| 6 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'44.428 | 0.944 | 0.081 | 165.520 |
| 7 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'44.485 | 1.001 | 0.057 | 165.430 |
| 8 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.622 | 1.138 | 0.137 | 165.213 |
| 9 | 21 | | 藤波 清斗 | B-MAX Racing F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'44.732 | 1.248 | 0.110 | 165.040 |
| 10 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'44.802 | 1.318 | 0.070 | 164.930 |
| 11 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'45.243 | 1.759 | 0.441 | 164.239 |
| 12 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'45.661 | 2.177 | 0.418 | 163.589 |
| 13 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'46.375 | 2.891 | 0.714 | 162.491 |
| 14 | 5 | | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.692 | 3.208 | 0.317 | 162.008 |
| 15 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NODAレーシング Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'47.446 | 3.962 | 0.754 | 160.871 |
| 16 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'48.511 | 5.027 | 1.065 | 159.292 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'54.127)予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'44.078)を更新しました。
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

ル・ボ ーセモータースポーツがスーパーFJ、スーパー耐久と併せ挑む、FIA-F4選手権シリーズの第4大会が、8月4日(土)、5日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。5月に同じく富士スピードウェイで行われた第2大会で、川合は表彰台まであと一歩の4位を獲得し、小倉も連続入賞を果たしている。シーズン折り返しとなる今大会で、後半戦へ向け弾みをつけるためにも、上位入賞が期待された。
予選 8月4日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
8月ということもあり、真夏の天候の中で走行が開始された今回のレースウィークは、5月の第2大会と比べ、気温も路面温度も全く異なることから、セッション毎にセッティングを変更しながら、調整を加えていった。ドライバーも走行中のタイヤの変化を確認しながら、各々走り方を詰めていき、二人ともトップ10につけるなど、上位争いが期待される内容となった。
迎えた予選では、まず、川合が6周目で1分45秒864に入れると、小倉も7周目に45秒949を記録。その後、二人は45秒台から46秒台前半のタイムを記録しながら4~5周ほどアタックを続けたが、この予選で装着したタイヤを決勝でも使用するため、予選時間を5分ほど残した段階でピットイン。
その結果、川合は第7戦、第8戦ともに上位を狙える6番手を獲得。小倉もシングルグリッドを獲得していたが、走路外走行(四輪脱輪)のペナルティを受けることとなり、当該タイム抹消と、第7戦の3グリッド降格が言い渡され、第7戦を17番手から、第8戦を13番手からスタートすることとなった。

決勝第7戦 8月4日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
第7戦決勝は、予定より10分遅れの13時20分からコースイン。気温36度、路面温度44度という暑さの中、15周で争われる。スタートが切られると、川合が7番手、小倉は2ポジションアップの15番手でオープニングラップを終え、それぞれ絶えずバトルを繰り広げていく展開。
川合は、3周目の100Rで前車のインに飛び込み1台を、5周目にはスリップストリームから抜け出し、1コーナーでもう1台をかわして5番手に浮上する。そのまま後続を抑える展開が後半まで続くが、14周目にスリップストリームを使われて6番手に後退するも、最終ラップのダンロップコーナーでラインを乱した車両を巧みにかわし、5位でフィニッシュを果たした。
小倉は3周目に14番手に浮上し、やがて7番手を争う集団の真後ろにつけると、9周目に100Rでインから1台をかわし、続く前車のミスを見逃さずもう1台を攻略して12番手に。なおもバトルを繰り返す中、最終ラップに軽い接触があったものの、前を行く車両にピタリと続き、最後のストレートでスリップストリームから抜け出して11位でチェッカーを受けた。

決勝第8戦 8月5日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
前日に引き続き天気も良く、日差しが降り注ぐ中、午前8時からのスタートとなった第8戦は、それぞれポジションキープとなる6番手、13番手で1コーナーをクリアしていく。
川合は2周目に8番手となるが、3周目のストレートでスリップストリームに入りその勢いで続くコカコーラコーナーでまずは1台をパス、4周目には100Rでもう1台をかわして6番手に返り咲く。さらに6周目には5番手を争う集団の中で、1コーナーで並ばれるもクロスラインでポジションを守り、その後の100Rで前車のインに飛び込み、5番手に浮上する。そこからも、川合は目まぐるしく順位を入れ替える中、13周目と最終ラップの先行車両の脱落に乗じ、7位でフィニッシュした。
一方、小倉は3周目に15番となるが、5周目のヘアピン、そして7周目にも1台ずつ抜き返して13番手に順位を戻す。ルーキーの小倉にとって前を行くのは、いずれもキャリアに勝るドライバーばかりだが、少しも遅れをとることなく、チャンスを狙う。13周目に、前を行く2台がバトルで接触した隙に上手くかわし、11番手となると、最終ラップでも上位が脱落したことにより、10位でゴール。今シーズン4回目の入賞を果たした。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
このレースウィークの練習走行はふたりともトップ10に入る状態でしっかり予選を纏めれば6位以内に入れる競争力があった。小倉は本来のスピードが出せるようになってきたが、予選でのペナルティが全てを狂わせてしまい上位争いが出来るポジションを失ってしまった。川合も十分に上位で戦える状況が作れていたが流れを自分に持ってくるまでには至らなかった。残り3大会、しっかり力を出し切れるよう準備しなければならない。
- Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
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これまで以上に練習の調子が良かっただけに、予選の失敗が悔やまれます。逆に言うと、後ろに下がったことによって気持ちは楽になり、前だけ狙っていくことができました。ただ、実際レースになってみると、セクター3だけが遅くて、トラクションをかけたいところでかけられず、前との差ができてしまい、立ち上がりが遅いので、スリップストリームには入っているのですが、引っ張っていってもらっているだけの展開になってしまいました。自分で仕掛けに行く場面を全然作れなかったのが、タイムは良くても上がっていけなかった原因だと思います。次のSUGOは地元なのですが、もっといいところを見せられるように頑張ります。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
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練習までは苦戦していたのですが、予選までに走りの研究をして、悪い部分を見つけられて、そこを直せたのと位置取りも良かったことで、予選はまずまずだったのではないかと思います。決勝では2戦とも前半の5周ぐらいはすごくバランスも良くて、前に出られるのですけど、そこからのペースを上げられないという反省点が残ってしまいました。特にセクター
3が厳しくて、最終コーナーでのトラクションのかけ方とか、上りながらのコーナーの旋回とか、ブレーキやアクセルの乗せ方を更に突き詰める必要があると思います。そのあたりが決まってくれば、もう少しレースメイクにも余裕が出 てくると
思いますし、次戦以降も今回と似たようなコーナーが多いので、もう一度自分で研究していこうと思っています。
Le Beausset Motorsports
2018オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT500マイルレース」の決勝が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選3位からスタートした#36中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)がレース終盤にトップに立って今季初優勝。2位にも#1平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)が入り、チームトムスが初の1−2フィニッシュを達成した。GT300クラスは#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)がレース序盤にトップに立ち、後続に大量リードを広げて昨年の第5戦、今年の第2戦に続いて富士スピードウェイ3連勝を達成。高木は通算勝利数を20とし、歴代単独トップに躍り出た。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数;予選日22,100人/決勝日38,300人/大会総入場者数60,400人)
第5戦決勝は午前1時30分より177周(800km)で行われた。富士スピードウェイは予選、決勝を通じて好天に恵まれ、昨年以上の観客がコースサイドを埋め尽くした。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)。しかし5番手スタートから追い上げてきた#12佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー組(カルソニックIMPUL GT-R)が54周目のコカコーラコーナーで23号車を捉えてトップに浮上すると、一気に後続を突き放しにかかった。
しかし12号車は149周目にインタークーラーの配管が外れるというまさかのトラブルで突如スローダウン。代わってトップにたったのが#36au LC500だった。
36号車は3番手スタートからスタートドライバーの関口が22周目に#24高星明誠(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)を抜いてトップに浮上すると、周回遅れに行く手を阻まれた#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)との差を一気に詰め、トップを伺うが、最初と2回目のピットストップでタイヤ交換に手間取り、23号車を抜くどころか12号車の先行をも許してしまう。
それでも関口、中嶋両名は終始ハイペースで追い上げを図り、116周目に中嶋が松田を捉えて2位に浮上、149周目には12号車のトラブルに乗じてトップに浮上する。高速コースの富士で初の800km耐久ということもあり、終盤を担当した関口はブレーキを労わりながらの走行を強いられたとレース後に語ったが、それでも最後までトップで177周を走り切った。2位には7番手スタートからこちらもトップ集団を上回るペースで追い上げてきた#1平川/キャシディ組が入り、トムスが1-2フィニッシュを達成した。
また今大会は700km以上のレース距離ということで規定によりボーナスポイントが与えられるため、優勝した関口は25ptを獲得してトータル40pt(中嶋はWEC出場のため第2戦を欠席)、#1平川/キャシディ組はともに18ptを獲得してトータル47ptとし、一気にドライバーズランキングのトップに躍り出た。関口は今回5位に終わった#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)と同ポイントとなったが、上位入賞回数で現時点では単独2位。ドライバーズランキングでもトムスが1-2位を占めることになった。
逆転に次ぐ逆転で大荒れの展開となったGT500クラスとは打って変わり、GT300クラスは8周目にトップに立った#55ARTA M6が一気に後続を突き放し、このクラスで唯一164周を走り切った。2位には#0谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)が入り、#31嵯峨宏紀/平手晃平組(TOYOTA PRIUS apr GT)が3位。ポールポジションの#25松井孝允/坪井翔/近藤翼組(HOPPY 86 MC)は2度のコースアウトなどもあり5位でレースを終えている。
次戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。9月16日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
2018オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT500マイルレース」の決勝は、#36中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)が今季初優勝。#1平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)が2位とトムスが1-2フィニッシュを達成した。GT300クラスは序盤からトップを快走していた#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)がそのまま逃げ切り、第2戦富士以来の今季2勝目を挙げている。
54周目からトップを快走していた#12佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー組(カルソニックIMPUL GT-R)はレース後半に入っても快調にリードを広げ、一時は2位以下に30秒近いのリードを築き上げていた。2位はポールシッターの#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)だ。
しかし116周目。レクサスコーナーで松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)がアウトに膨らんだのを#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)は見逃さずに2位へ浮上。ニッサン勢の一角が崩れた。23号車はその後125周目に4度目のピット作業を行った。残り周回を考えるともう一度燃料補給が必要になる計算だ。この時点で23号車の上位入賞の望みは絶たれた。
さらにトップの#12カルソニックGT-Rも149周目に突如スローダウン。原因はインタークーラーの配管のトラブルとのことだ。すぐにトラブルは解決してコースに戻ったが、大きく順位を落とすことになった。これで36号車は労せずしてトップに浮上。2位には#1KeePer LC500が浮上した。
その後トムスの2台は終盤まで僅差でトップ争いを展開したが、最終スティントを担当した#36関口は最後まで#1キャシディの追撃を退け、昨年の第3戦オートポリス以来の勝利を36号車にもたらした。関口自身にとっては2016年10月の第7戦タイ以来の勝利だった。これにより#36中嶋/関口組はシリーズポイントを40ptとし、5位に終わった#100山本/バトン組と並んでドライバーズランキング2位に浮上。#1平川/キャシディ組はトータル47ptでランキングトップに。トムスはチャンピオンシップでも1位、2位を占めることになった。
3位は予選でトラブルに見舞われ後方スタートとなりながらも上位陣が相次いで脱落する中で着実に順位を上げてきた。#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)が獲得している。
なお、前日の公式練習でクラッシュし、予選出走を見合わせた#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)はメカニックの懸命の作業で見事車両を修復。最後尾からのスタートとなった上にエンジン交換による5秒ストップのペナルティをも受けながら8位入賞を果たし、貴重な4ポイントを獲得した。
GT300クラスは序盤からトップを快走していた#55ARTA M6が後続に全く付け入る隙をたたえずに大量リードを築いてそのままフィニッシュ。第2戦に続いて富士2連勝を達成した。2位は#0谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG),
3位は嵯峨宏紀/平手晃平組(TOYOTA PRIUS apr GT)だった。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
■GT500クラス
FUJI GT 500mile RACE -RIJ- (2018/08/05) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | 中嶋 一貴 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 30 | 177 | 4:40:08.601 |
| 2 | 1 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 58 | 177 | 1.564 |
| 3 | *17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 50 | 177 | 21.184 |
| 4 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 48 | 177 | 26.906 |
| 5 | *100 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 64 | 177 | 32.197 |
| 6 | 24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 高星 明誠 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 14 | 177 | 52.449 |
| 7 | 6 | 大嶋 和也 フェリックス・ローゼンクヴィスト | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 58 | 177 | 56.084 |
| 8 | *38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 52 | 177 | 1'22.587 |
| 9 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 62 | 177 | 1'23.911 |
| 10 | 19 | 国本 雄資 山下 健太 | WedsSport ADVAN LC500 NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 26 | 176 | 1Lap |
| 11 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 小林 可夢偉 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 70 | 176 | 1Lap |
| 12 | 12 | 佐々木 大樹 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 36 | 175 | 2Laps |
| 13 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 166 | 11Laps |
| 14 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 16 | 162 | 15Laps |
| 15 | 3 | 本山 哲 千代 勝正 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 18 | 139 | 38Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 123Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.23 ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R) 1'30.899
- CarNo.38は、SpR.22 4 1(エンジン交換)により、ペナルティーストップ5秒を科した。【公式通知No.20/SGT No.15】
- CarNo.17は、SpR.27 2-1(ウォームアップ中のピット作業員装備違反)により、罰金30,000円を科した。
- CarNo.100(ジェンソン・バトン)は、H項違反(黄旗2本振動無視)により、ペナルティーストップ10秒を科した。
■GT300クラス
FUJI GT 500mile RACE -RIJ- (2018/08/05) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | *55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 52 | 164 | 4:41'14.166 |
| 2 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 32 | 163 | 1Lap |
| 3 | 31 | 嵯峨 宏紀 平手 晃平 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | 163 | 1Lap |
| 4 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 58 | 163 | 1Lap |
| 5 | 25 | 松井 孝允 坪井 翔 近藤 翼 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 52 | 163 | 1Lap |
| 6 | 88 | 平峰 一貴 マルコ・マッペリ | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 40 | 162 | 2Laps |
| 7 | 7 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 46 | 162 | 2Laps |
| 8 | 10 | 星野 一樹 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2 | 162 | 2Laps |
| 9 | 18 | 中山 友貴 小林 崇志 | UPGARAGE 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 50 | 162 | 2Laps |
| 10 | 96 | 新田 守男 中山 雄一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 44 | 162 | 2Laps |
| 11 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 坂本 祐也 | EXE AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 2 | 161 | 3Laps |
| 12 | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 柳田 真孝 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 161 | 3Laps |
| 13 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 ジュール・グーノン | EIcars BENTLEY BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | | 161 | 3Laps |
| 14 | 21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 篠原 拓朗 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | DL | 2 | 161 | 3Laps |
| 15 | 9 | 久保 凜太郎 石川 京侍 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | | 161 | 3Laps |
| 16 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム 山西 康司 | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 160 | 4Laps |
| 17 | *777 | 横溝 直輝 木村 武史 | CARGUY ADA NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | | 160 | 4Laps |
| 18 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 リチャード・ブラッドレー | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 159 | 5Laps |
| 19 | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 Y's distraction TOYOTA 86 MC | YH | | 156 | 8Laps |
| 20 | *2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 153 | 11Laps |
| 21 | 22 | 和田 久 城内 政樹 植田 正幸 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | | 153 | 11Laps |
| 22 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 74 | 149 | 15Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 114Laps)完走 ---- |
| - | 26 | 山田 真之亮 川端 伸太朗 中野 信治 | TAISAN R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS GT3 | YH | 4 | 98 | 66Laps |
| - | 87 | 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 高橋 翼 | リーガルフロンティアランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 12 | 51 | 113Laps |
| - | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | | 36 | 128Laps |
| - | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 20 | 144Laps |
| - | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 42 | 17 | 147Laps |
| - | *30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 織戸 学 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 13 | 151Laps |
- Fastest Lap: CarNo.10 吉田広樹(GAINER TANAX triple a GT-R) 1'38.944
- CarNo.30(佐々木孝太)は、SpR.13 1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.777(横溝直輝)は、SpR.13 1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.55は、SpR.27 4.(ピット作業違反)により、罰金30,000円 を科した。
- CarNo.2は、SpR.27 1.3)(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
2018オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT500マイルレース」の決勝レースが8月5日、午後1時30分にスタート。規定周回の約半分となる89周を終えた段階でGT500クラスは#12佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー組(カルソニックIMPUL GT-R)、GT300クラスは#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)がトップに立っている。
GT500クラスのポールシッター、#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)はスタートからレース序盤にかけてトップを快走していたが、54周目のコカコーラコーナーで#12ヤン・マーデンボロー(カルソニックIMPUL GT-R)が#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)を捉えてトップに浮上。そのままリードを広げながら周回を重ねているが、左側のテールライトが切れた状態になっており、今後の動向が懸念される。
現在の2位は#23モチュールGT-R。一時は#36 中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500) の先行を許す場面もあったが、36号車は2度のピットストップでいずれもリヤタイヤの交換作業に手間取り、いずれも順位を落とさざるを得なかった。
GT300クラスは8周目の1コーナーで#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)がポールスタートの#25坪井翔(HOPPY 86 MC)を捉えてトップに浮上、そのまま着実にリードを広げながら周回を重ねている。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
決勝日朝、スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)坂東正明代表による定例会見が行われた。
- 7月末に発表された来季カレンダーについて
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結果的には今シーズンと同様になったが、検討の過程では3月開幕の可能性なども検討した。ただ、3月開催となると路面温度も低くなるので、安全性を考え岡山での十分なタイヤテストが必要になる。また、2月に行われるセパンでのテスト走行との兼ね合いなどで、例年どおりの開幕時期になった。その他にも、8月の富士は2020年の東京オリンピック、9月のオートポリスはラグビーのワールドカップの開催なども考慮した。
また、第7戦SUGO(9/22)の後にドイツで、最終戦もてぎ(11/10)の後に日本で、ドイツツーリングカー選手権(DTM)とのジョイントイベント(「交流戦」から呼称変更)を開催する予定である。
- DTMとのジョイントイベントについて
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スーパーGTとDTMがジョイントイベントをヨーロッパとアジアで行うための技術規則「CLASS 1(クラス・ワン)」が固まり、DTMの統括団体であるITRと合意した。パーツサプライヤーであるGTAとITRの知的財産権の保護についても規定している。また、この規定は2030年まで継続することとしており、これはレースが中長期の展望に基づいて開催されることを意味している。これによって、チームはこれまで単年度契約だったスポンサー契約を中長期で考えることができるようになると思っている。自動車・タイヤメーカーも同様に中長期での取り組みが可能になる。
2019年はクラス・ワン規定+αで、2020年からはクラス・ワン規定でジョイントイベントを行うことになる。ドイツ戦には15台のGT500マシンを送り込み、日本戦(富士か鈴鹿で開催)には最低12台のアウディ、BMWが来ることになる。将来的には、ヨーロッパ、アメリカ、アジアでそれぞれ2戦ずつ行うことを視野に入れて展開したい。現在、中国での開催の話も出ている。
- インバウンドの増加について
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現在も、タイ戦に関しては、タイの観光省、大使館などと官民一体で取り組んでいる。タイの人は、日本で観戦したいものとして、サッカー、バレーに次いでモータースポーツを挙げている。これはこれまでの我々の取り組みの成果だと感じている。今回、国土交通省の政務次官なども来場していただいている。2020年の東京オリンピックを視野に入れ、外国人の観客増を考えていきたい。
- eスポーツ(電気自動車レース)について
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将来的には、環境的な視点で当然考えていかなければならないものと認識はしており、今後の課題ととらえている。ただ、今すぐそちらの方向に進むというわけではない。音や匂いなど五感を生かしたレースが基本であると考えているので、その先にあるものだと思っている。
まとめ&Photo: Shigeru KITAMICHI
熱く激しい競り合いを制したのはまたしても小高!!
FIA-F4選手権第8戦の決勝が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした#1小高一斗(FTRSスカラシップF4)が抜きる抜かれつの接戦を制し、富士大会2連勝を達成した。
第8戦決勝は午前8時より15周で行われた。富士はこの日も朝から強い陽射しが降り注いだが、早朝から多くの観客がコースサイドに集まり、若いドライバー達の戦いを見守った。
序盤トップに立ったのはポールポジションの#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)。要所要所をきちんと押さえる走りで#1小高の追撃を退け、トップを快走する。#1小高は皇族の#81菅波冬悟(OTG DL F110)や#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)らにも攻め立てられ、なかなか#6名取を捉えることができない。そこへ#98石坂瑞基(TOEI BJ Racing F110)も追いついてきて、一時トップ争いは5台の集団に発展した。
1コーナーでの攻略は難しいと判断した#1小高は5周目のダンロップでブレーキを遅らせて#6名取のインに飛び込んだが、これが大誤算。ホイールをロックさせてしまい#5角田の先行を許してしまった。しかし10周目の1コーナーで#5角田がアウトから#6名取に並びかけると、#1小高はうまくラインをクロスさせて#5角田のインに潜り込み、続くコカコーラコーナーで競り勝って順位を挽回する。
そして12周め。プリウスコーナーで#6名取の隙をついた#1小高は続くホームストレートでアウトに並び、1コーナー手前でトップに浮上した。後続を押さえるためにタイヤを使い果たした#6名取にはすでに挽回する力が残っておらず、#1小高が逃げ切って第7戦に続いて2連勝を飾った。3位は#5角田。昨日に続いての表彰台だが、レース後の表情は悔しさに溢れていた。
インディペンデントカップは序盤#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が序盤からトップを快走したが、ファイナルラップで痛恨のスピンを喫し、#11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)が逆転、今季2勝目を挙げている。
次戦の舞台はスポーツランドSUGO。9月15-16日開催だ。
- 第8戦優勝 #1小高一斗(FTRSスカラシップF4)
-
スタートがうまくいかずポジションキープでした。そのあとの展開もセクター3は速かったのですが、スリップストリームを使ってストレートで前に出切ることができず、1コーナーで並ぶだけじゃ抜くことができないのはわかっていたので、ダンロップコーナーで抜こうとした時にフロントをロックしちゃって。そこで一旦3位に下がりましたが、なんとか持ち直すことができました、もう一度名取選手の後ろについて行って抜きました。このままピットに戻ったら怒られると思いましたし(笑)富士はホームコースなのでどこで仕掛ければいいかわかっていますから、一年多く戦ってるアドバンテージを活かしました。角田選手とはだいぶポイント差がありますが、菅生は得意ですし、オートポリスも得意です。もう負ける気は無いんで残りは全部勝つつもりで行きます。
- 第8戦2位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
- 昨日の失敗をちゃんと反省して今日のレースに活かしたのでレベルアップはできてると思うんですけど、最後は自分の詰めの甘さが出てトップを奪われてしまいました。順位をもアップしてきて、走りの安定感も出ているのにイマイチ結果が出てないなと思います。次は結果を求めていきたいです。昨日のレースから自分のペースは悪くないと感じていたので、このまま逃げ切れるかなと思いましたが、この富士スピードウェイはスリップストリームが効くので逃げることができなくて。小高選手のセッティングが決まってたのか、全然スピードが違っていたので、そこはテストで克服したいです。タイヤも使ってしまっていたので、取り返すことができませんでした。今後はさらに自分の走りを高めて、メンタル面もさらに高めて、足りないところは全て克服してシリーズチャンピオンを目指します。もう一つも負けるわけにはいきません。
- 第8戦3位 #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
- 見ての通りで、自分のやりたいようにレースをすることができず、普通に負けてしまった感じです。抜こうと思えば抜けたんですが、いろいろあって思い通りにはなりませんでした。タイヤは特に辛くはなかったのですが、負けてしまいました。
- 第8戦インディペンデントカップ優勝 #11植田正幸(Rn-sports制動屋F110)
- 昨日は僕のミスで仲尾さんのレースを台無しにしちゃったんですけども。今日はスタートがうまく決まりましたが、仲尾さんのペースが速くて、ちょっとついていけないなと思って2位キープで走っていましたが、最終ラップに仲尾さんがスピンしていて、申し訳ないなという感じで勝ってしまいました。なんとかポイントリーダーを守ることができて良かったです。先週F3に出たことで体力だけはつきました。あれは今まで乗ったことのないしんどさでしたね。ただクルマを振り回す癖がついてしまい、修正するのが大変でした。それで仲尾さんにはやられっぱなしになった格好です。速かったですよ仲尾さんは。早くチャンピオンを決めたいので、なんとか4連勝してもてぎの前に決めたいんですが、仲尾さんもすごく速くなってきているので大変だと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum