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2007年4月

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台決勝結果

タイヤハウスBEST スーパー耐久レース -RIJ- (2007/04/22) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2007 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST2111オーリンズ ランサー EVO MR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
木下 隆之
中谷明彦
YH753:20'43.466
2ST2212ゼルスランサーEvoワゴンRMR
MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W
西村 元気
菊地 靖
YH7515.304
3ST113エンドレスアドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
影山 正美
青木 孝行
藤井 誠暢
YH7521.980
4ST3115岡部自動車 eeiA ディクセルZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島 正明
古谷 直広
杉林 健一
YH7527.144
5ST1223CAR-CHANNEL アドバンZ33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野 一樹
山田 英二
YH7528.239
6ST32113カルラレーシング☆ings北海Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
大井 貴之
伊橋 勲
武井 義隆
YH7529.905
7ST2313エクセディシーケンシャル エンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
中村啓
HINOKI
YH7540.087
8ST24*26エンドレスアドバンOCSランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH7558.522
9ST13*1euroMEVIUS ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
山野 哲也
山路 慎一
Henry Ho
YH751'23.647
10ST252PROVA FUJITSUBO IMPREZA
SUBARU IMPREZA / GDB
吉田 寿博
松田 晃司
川口正敬
MI741Lap
11ST33*7アメニティホーム・エクセディRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
井入 宏之
佐々木 孝太
赤鮫 オヤジ
YH741Lap
12ST3474アラビアンオアシスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
小林敬一
安田 裕信
菅原 修一
YH741Lap
13ST3541SABOTAGE Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
塩渕誠二
加納 政樹
牧田 克哉
YH741Lap
14ST1450PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4
柳田真孝
Fariqe Hairuman
MI741Lap
15ST3639BENELOP ADVAN NSX
HONDA NSX / NA2
下山征人
佐々木 雅弘
塩野 健司
YH741Lap
16ST266DIXCEL新菱オートEVⅨ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関 豊
YH741Lap
17ST4176Honda Access CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH741Lap
18ST1517キーパー&KOSEI★ADVAN GT3R
PORSCHE 911GT3/JGN
松永 まさひろ
山口 明
田中篤
YH741Lap
19ST424AVANZZA BOMEX ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
中村 貴広
井上 恵一
太田重蔵
YH732Laps
20ST2730RSオガワワコーズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
堀田 誠
伊藤 勝一
小泉和寛
YH732Laps
21ST43*73PSY.A-ONE.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
山本 すばる
山崎 学
黒田 慎二
YH732Laps
22ST4418FUNKY-Sコスモソニックings FK-DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原智行
YH732Laps
23ST37*333YZ SPEC
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋秀司
宮川 やすお
Igor Sushko
YH723Laps
24ST3814開成商事・エッグルウRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
増田 芳信
入口 秀輝
吉冨 章
YH714Laps
25ST3927FINA ADVAN BMW M3
BMW M3 / E46
長島正興
村田 信博
小林 且雄
YH705Laps
26ST168黒豆リボイス GT3
PORSCHE 911GT3/JGN
清水 康弘
竹内 浩典
MI696Laps
27ST31016パウフェリス.7
MAZDA RX-7 / FD3S
木野村 光恵
金山 得郎
木村聡
YH696Laps
28ST31119バーディクラブ☆神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
輿水 敏明
加藤 正将
植田 正幸
YH678Laps
29ST312*100SANWA-TK-LIAN M3
BMW M3
小山 佳延
高崎 保浩
YH5718Laps
---- 以上完走 ----
-ST2-20RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
砂子 塾長
小川日出夫
YH4728Laps
-ST2-602明正建設明京産業・パームタウンガレージ・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A
岩月 辰文
和田豊充
高橋 和訓
YH1263Laps
  • Fastest Lap CarNo.11 中谷明彦 2'06.993 (41/75) 115.178km/h
  • セーフティーカー 13:05~13:40, 14:03~14:53, 15:19~15:36, 16:00~16:30
  • 16:30 赤旗によりレース終了
  • CarNo.73は、GTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則2007年版第13条(4)-1(グリッド上での作業)違反により、30秒のペナルティストップが科された。
  • CarNo.7は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.2b)(黄旗区間での減速)違反により、60秒のペナルティストップが科された。
  • CarNo.100は、GTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則2007年版第15条(3)(ピット領域における後退ギア使用)違反により、30秒のペナルティストップが科された。
  • CarNo.1は、スーパー耐久レース特別規則書第10条(ピットレーン通過速度)違反により、競技結果に対し50秒加算のペナルティが科された。
  • CarNo.333は、GTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則2007年版第15条(2)(ピット領域におけるエンジン停止)違反により競技結果に対し70秒加算のペナルティが科された。
  • CarNo.26は、公式通知No.21(審査委員会裁定)により、競技結果に対し60秒加算のペナルティが科された。

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台 エンドレスアドバンZが初ポール!

 4月21日、宮城県の仙台ハイランドレースウェイで、スーパー耐久開幕戦の予選が行われた。

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 気温19度、路面温度27度の晴天のドライコンディションで、13時20分から1グループ(ST1,2,Sクラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつで行われたAドライバー予選では、#3エンドレスアドバンZ(影山正美/青木孝行/藤井誠暢組)の影山が1分50秒251のレコードタイムをマークしこのセッションのトップタイムとした。

 14時5分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。1グループのセッションが終わるころ、激しい通り雨がコースを襲い、ウエット状態となってしまうが、日差しはすぐに戻り、2グループの各車も果敢にスリッタイヤでアタックに出る。

 今季から、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられることとなり、結果は#3エンドレスの青木が影山のタイムをさらに更新する1分49秒968をたたき出し、Zとしては初のポールポジションをきめた。

 2番手には#8黒豆リボイス GT3(清水康弘/竹内浩典組)、3番手には#23 CAR-CHANNELアドバンZ33(田中哲也/星野一樹/山田英二組)、4位に#50 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M(柳田真孝/Fariqe Hairuman組)、5位には#1 euro MEVIUS MACAU ADVAN(山野直也/山路慎一/Henry Ho組)が入った。

 総合6位にクラスST2クラスのトップ#2 PROVA FUJITSUUBO IMPREZZA(吉田寿博/松田晃司/川口正敬組)が入った。

#3 エンドレスアドバンZ

青木孝行「Zでこれまでも1クラスに参戦してきました。今までポルシェにかなわなかったんですが、日産、NISMOが頑張ってくれて1から速いクルマをつくってくれました。おかげで初のポールをとることができました。今回からABドライバーの合算タイムでグリッドが決まることになったんで、土曜日から緊迫感がある予選になりましたね。やっとポルシェに追いついたかなというところです。明日は雨みたいですね・・・ウチのクルマにはABSもついてないんですよ。トラクションコントロールのついたクルマやABSのついてるポルシェ相手は正直雨は厳しいと思いますけれど、がんばります」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台総合予選結果

タイヤハウスBEST スーパー耐久レース -RIJ- (2007/04/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2007 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGap
1ST113エンドレスアドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
影山 正美
青木 孝行
藤井 誠暢
YH3'40.219--
2ST128黒豆リボイス GT3
PORSCHE 911GT3/JGN
清水 康弘
竹内浩典
MI3'41.538 1.319 1.319
3ST1323CAR-CHANNEL アドバンZ33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野 一樹
山田 英二
YH3'42.044 1.825 0.506
4ST1450PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4
柳田 真孝
Fariqe Hairuman
MI3'42.597 2.378 0.553
5ST151euroMEVIUS ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
山野 哲也
山路 慎一
Henry Ho
YH3'45.119 4.900 2.522
6ST212PROVA FUJITSUBO IMPREZA
SUBARU IMPREZA / GDB
吉田 寿博
松田 晃司
川口 正敬
MI3'46.245 6.026 1.126
7ST2211オーリンズ ランサー EVO MR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
木下 隆之
中谷明彦
YH3'46.285 6.066 0.040
8ST2313エクセディシーケンシャル エンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
中村啓
HINOKI
YH3'48.626 8.407 2.341
9ST2420RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
砂子 塾長
小川 日出夫
YH3'48.742 8.523 0.116
10ST25*12ゼルスランサーEvoワゴンRMR
MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W
西村 元気
菊地 靖
YH3'48.829 8.610 0.087
11ST1617キーパー&KOSEI★ADVAN GT3R
PORSCHE 911GT3/JGN
松永 まさひろ
山口 明
田中篤
YH3'49.219 9.000 0.390
12ST317アメニティホーム・エクセディRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
井入 宏之
佐々木 孝太
赤鮫 オヤジ
YH3'49.369 9.150 0.150
13ST266DIXCEL新菱オートEVⅨ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関 豊
YH3'50.55010.331 1.181
14ST3274アラビアンオアシスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
小林敬一
安田 裕信
菅原 修一
YH3'51.37511.156 0.825
15ST33113カルラレーシング☆ings北海Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
大井 貴之
伊橋 勲
武井 義隆
YH3'51.42011.201 0.045
16ST3439BENELOP ADVAN NSX
HONDA NSX / NA2
下山征人
佐々木 雅弘
塩野 健司
YH3'52.47512.256 1.055
17ST3541SABOTAGE Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
塩渕誠二
加納 政樹
牧田 克哉
YH3'52.72412.505 0.249
18ST36333YZ SPEC
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋秀司
宮川 やすお
Igor Sushko
YH3'52.88612.667 0.162
19ST3727FINA ADVAN BMW M3
BMW M3 / E46
長島正興
村田 信博
小林 且雄
YH3'53.19012.971 0.304
20ST2726エンドレスアドバンOCSランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH3'53.23413.015 0.044
21ST38100SANWA-TK-LIAN M3
BMW M3
小山 佳延
高崎 保浩
YH3'53.46213.243 0.228
22ST3915岡部自動車 eeiA ディクセルZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島 正明
古谷 直広
杉林健一
YH3'53.75713.538 0.295
23ST31016パウフェリス.7
MAZDA RX-7 / FD3S
木野村 光恵
金山 得郎
木村聡
YH3'54.28414.065 0.527
24ST2830RSオガワワコーズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
堀田 誠
伊藤 勝一
小泉和寛
YH3'54.44514.226 0.161
25ST31119バーディクラブ☆神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
輿水 敏明
加藤 正将
植田 正幸
YH3'54.52214.303 0.077
26ST31214開成商事・エッグルウRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
増田 芳信
入口 秀輝
吉冨 章
YH3'59.44319.224 4.921
27ST4173PSY.A-ONE.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
山本すばる
山崎 学
黒田 慎二
YH4'02.78722.568 3.344
28ST29602明正建設明京産業・パームタウンガレージ・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A
岩月 辰文
和田豊充
高橋 和訓
YH4'04.11623.897 1.329
29ST4276Honda Access CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH4'05.09524.876 0.979
30ST434AVANZZA BOMEX ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
中村 貴広
井上 恵一
太田重蔵
YH4'07.51727.298 2.422
31ST4418FUNKY-Sコスモソニックings FK-DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原智行
YH4'10.59730.378 3.080
  • '*'印ドライバーはGTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則2007年版第7条(2)違反により、ベストラップ削除のペナルティが課された。

スーパー耐久

S耐:第1戦仙台 インプレッサ、まずは1勝を狙う! (SUBARU)

◇昨年の雪辱なるか? インプレッサ、まずは1勝を狙う!

 スーパー耐久シリーズ2007は、今年も仙台ハイランドレースウェイで開幕する。今年は最短のレースでも500kmの距離となり、燃費のよいインプレッサにとっては有利なシーズンとなるかもしれない。昨年は1回も優勝できなかっただけに、今年はまず1勝を挙げてシリーズのリードを狙う。

 今年のS耐は、十勝24時間と富士4時間を除いて400~480kmだったレース距離が一律に500kmになり耐久色が強まった。また予選方式がA、Bドライバーの合算となった。さらに予選でポールポジションを獲得すると3点が追加されることになった。

 インプレッサが区分されるSTクラス2には今回9台の車両がエントリー(全体では32台)。インプレッサはPROVA RACING DIVISIONからの#2「PROVA FUJITSUBO IMPREZA」(吉田寿博/松田晃司/川口正敬)1台のみのエントリーとなる。同チームは勝つために2台から1台に集中、昨年苦しんだタイヤをミシュランに変更した。新体制で挑んだ3月に鈴鹿で行われた合同テストでは好感触を得ているだけに、S耐インプレッサの活躍に期待がかかる。

 仙台ハイランドレースウェイは仙台市西部の山中に位置するサーキットで、標高が高く天候がめまぐるしく変わりやすい。4月下旬とはいえ雪が降ることもあるため、コンディションにいかに迅速に対応できるか、チームの経験則が出やすいサーキットでもある。さらにアップダウンに富むこともありブレーキの負担も大きい。従来は400km (100周)レースとして開催されてきたが、初めての500kmレースなので距離が100km伸びたことがレースにどう影響するか興味深い。

 なお、レースウィークのタイムスケジュールは以下のとおり。

21日(土)12:10~ 12:50ピットウォーク
13:20~13:50予選Aドライバー
(STクラス1と2は13:20~13:35)
14:05~14:35予選Bドライバー
(STクラス1と2は14:05~14:20)
15:25~15:45Cドライバー走行
22日(日)08:00~08:30フリー走行
11:15~12:00ピットウォーク
13:00~決勝レース(124周 or 4時間)
■吉田寿博

 「鈴鹿でミシュランテストを履いてテストを行いましたが、すごくいい感触でした。レインタイヤも性能が良さそうなので悪天候になればシンメトリカルAWD機構を生かして総合トップを目指したいです。また富士でもテストを行い、デフの確認ができました。車重は規定で1260kgと重くなったのでウェイトを積むことになりましたが、バラ ンスのいい場所に搭載できています。ミシュランタイヤでは初めてのレースですし、仙台での500kmという距離は誰も経験ないので、金曜日にタイヤにやさしいセッティングを見つけて、まずは1勝を目指します」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Nippon

FN:第1戦富士 B.トレルイエがポールトゥウィン (トヨタモータースポーツニュース)

2007年のフォーミュラ・ニッポン開幕戦 トヨタRV8Jエンジン搭載のB.トレルイエがポール・トゥ・ウィンで完勝
07fn_01.jpg
ポール・トゥ・ウィンでディフェンディングチャンピオンの
貫禄を見せたB.トレルイエ

 2007年シーズンのフォーミュラ・ニッポン開幕戦となる第1戦が3月31日(土)、4月1日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。トヨタは同シリーズに昨年よりエンジン供給を開始。昨年は初年度ながらトヨタRV8Jエンジン搭載車を駆るB.トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)がシリーズチャンピオンを獲得した。トヨタは2007年シーズンも7チーム14台にトヨタRV8Jエンジンを供給、シリーズを戦う。

 31日(土)の午前、午後の2回に分けて行われた予選では、ディフェンディングチャンピオンのB.トレルイエが貫禄のポールポジションを獲得。2番手にチームメイトの松田次生が入り、続く6番手までをトヨタRV8Jエンジン搭載車が独占し、翌日の決勝へと臨んだ。  昨年は悪天候によりレース中断となってしまった富士の開幕戦だが、今年は曇天ながらドライコンディションでスタート。途中、軽い降雨はあったがドライコンディションのままレースは進行した。

 レースはポールポジションからスタートを切ったB.トレルイエが、そのままポール・トゥ・ウィンで優勝。2位にはチームメイトの松田次生が入り、昨年のチャンピオンチームが1-2フィニッシュを果たした。松田次生を終始追いつめたJ.P.デ・オリベイラ(CARCHS KONDO RACING)は3位でチェッカーを受けたが、レース後の車検で車両規定違反が指摘され、惜しくも失格となった。

Text & Photo: TOYOTA

Japanese F3

JF3:第1,2戦富士 1AZ-FE型エンジンがデビュー戦で2連勝(トヨタモータースポーツニュース)

全日本F3第1大会富士 第1戦はO.ジャービス、第2戦を大嶋和也が制し新型“トヨタ・トムス1AZ-FE”型エンジンがデビュー戦で2連勝!
07f3_01.jpg
連続ポールポジションから、スタートをミスするも、
第2戦で見事今季初優勝を飾った大嶋和也

 2007年の全日本F3選手権開幕戦となる第1大会(第1戦、第2戦)が3月31日、(土)、4月1日(日)の両日、富士スピードウェイを舞台に開催された。今大会には12台がエントリー。そのうちトヨタ・トムス3S-GE型エンジン搭載車は5台。そして今季から投入される新開発のトヨタ・トムス 1AZ-FE型エンジンの搭載車も2台参戦することとなった。

 31日の午前中に行われた第1戦、第2戦の予選では、どちらもTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)のサポートを受ける大嶋和也(TOM'S)がコースレコードを更新する速さでポールポジションを獲得。2006年英国F3ランキング2位のO.ジャービス(TOM'S)が2番手、 TDPサポートドライバーの石浦宏明(TOM'S)が3番手、R.ストレイト(INGING)が4番手と、2戦共に上位陣は同じ顔ぶれで決勝へ臨むこととなった。

 31日午後の第1戦決勝は、直前の降雨などにより若干遅れてスタートが切られた。ポールポジションの大嶋和也は痛恨のスタートミス。これをかわしたO.ジャービスが首位に立つと、そのまま独走。新型1AZ-FEエンジンによるデビューウィンを飾った。

 一方、大嶋和也は6位までポジションを落とすが、その後追い上げを見せ、3位でフィニッシュ。2位には石浦宏明が入り、TOM'Sの3台が表彰台を独占した。

 1日に行われた第2戦決勝では、ポールポジションの大嶋和也は、再びスタートを失敗。しかし、2周目の1コーナーで首位を奪い返すと、その後は危なげなく独走し、見事今季初優勝を果たした。2位にはR.ストレイト、3位にO.ジャービスが入り、2戦連続でトヨタ勢が表彰台を独占。トヨタが投入した新型 1AZ-FEエンジンは開幕2連勝を飾ることとなった。

Text & Photo: TOYOTA

Formula Nippon

FN:第1戦富士決勝 ローニ-・クインタレリが5位入賞 (INGING)

INGING MOTOR SPORTS レースレポート
2007年全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦決勝
4月1日 富士スピードウェイ

 強い雨と雷が夜半まで続いたが、一夜明けた日曜日は6月の陽気の青空。朝一番のウォームアップの時点で既に気温16度を超えている。但し、ウェット宣言がでる程に路面は濡れており、走行が進んでも中々乾かない。その中で、タイヤ交換・給油の練習を含めてプログラムをこなし、セッティングを煮詰めていく。しかし、路面は最後まで乾かなかったため、レース・シミュレーションを完全に行うことは叶わなかった。

 この後、ドライバー全員の記念撮影など、開幕戦ならではのプログラムをこなした後、いよいよ、今シーズン初めてのスタート進行が始まった。前日の予選結果から、ロニーが8番グリッドから、ナオキが18番グリッドからのスタートだ。二人ともリラックスした様子で、ゲストの写真撮影などに応じながら、スタートの時間を待つ。

 定刻午後2時半、フォーミュラニッポン開幕戦の火ぶたが切って落とされた。数台のクルマがエンジンストールのため、スタートが出来なかったが、IMSの2台はその中には居ない。しかし、オープニングラップのAコーナーで、ロニーはブレーキングをミス、順位を20位にまで落としてしまった。一方、ナオキは、他車の脱落もあって、14位まで順位を上げた。9周目には、ロニーは14位まで順位を回復し、12位を走るナオキの後ろに迫った。

 23周目には、10位を走るナオキの後ろにロニーが付き、25周目にはロニーが先行して、9位ロニー、10位ナオキのランデブー走行となった。これはその後も続き、28周目には各々8位9位となり、この後の展開を期待できる状況となった。30周目、ロニーはこれまでの自己ベストを出し、ナオキに2秒以上の差をつけ始める。32周目にナオキ、ピットイン。ピットストップ練習の成果か、約12秒で給油、タイヤ交換を終わらせて再スタート。ここまで、ナオキはタイヤのバイブレーションに苦しみ、ペースを上げることができなかったが、タイヤを交換してこれは解消した。しかし、ポジションは14位に下がった。その一方で、他にもピットに入るクルマが多く、ロニーは7位に上がった。

 34周目、ナオキはこのレースの自己ベストとなる1分30秒227を出すが、順位は変わらず。その間に、ロニーは35周目6位、36周目5位、37周目4位と順調にポジションを上げていく。39周目にはナオキも13位、42周目には12位になった。ロニーは給油間近で軽くなったせいか、トップ差も徐々に縮めていく。42周目、ようやくピットストップをしたロニーは、11秒で再スタート。ピットクルーも大活躍だ。

 7位でコースに復帰したロニーは、49周目にこのレースの自己ベストである1分29秒131を記録し、その後も1分29秒台から外すことなく、最後までこのペースを維持して、59周目6位に順位を上げ、フィニッシュを迎えた。ナオキは、1分30秒台のペースで走り続け、56周目に順位を11位に上げて、フィニッシュとなった。

 新体制での初めてのレース。ドライバー、スタッフが一丸となって戦ったこと、ロニーの見事な追い上げなど、評価すべき点もあるが、まだまだ煮詰めなくてはいけないことも多い。この努力が実った時、IMSのドライバーたちは表彰台に立つだろう。今シーズン中に、是非それを実現したいものである。

OQ5T1816 OQ5T1766

  • 33号車 ロニー クインタレリ 6位 トップ差41秒033
  • 34号車 横溝 直輝 11位 トップ差1分20秒339

 皆様の応援、有難うございました。今後とも、IMSへの応援をどうぞ、宜しくお願いいたします。

 PS:その後,3位入賞者が失格となったため,IMSの二人のドライバーは順位を5位、10位と、一つずつ上げることとなった。

Text: INGING MOTORSPORTS / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦富士決勝 オリベイラの失格が確定

 暫定結果が正式結果となったため、オリベイラの失格が確定した。

Formula Nippon

FN:第1戦富士決勝結果【正式】

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2007/04/01) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineLapTime/
Behind
11ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J651:38'04.095
22松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J655.843
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E6534.685
440ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E6535.701
533ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J6541.033
620ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J6552.207
77片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J651'10.426
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E651'10.966
93柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J651'18.873
1034横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J651'20.399
1137荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J651'27.060
1256金石 年弘ARTAHONDA HF386E641Lap 
136吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E641Lap 
1455井出 有冶ARTAHONDA HF386E641Lap 
1541ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E641Lap 
1611立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J641Lap 
1712佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J632Laps
-------- 以上規定周回(58 Laps)完走 --------
-8高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J5015Laps
-19本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1550Laps
-36アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J164Laps
-5平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E164Laps
-4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J-失格
  • Fastest Lap: CarNo.1 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 1'28.795 (59/65) 184.997km/h
  • CarNo.4は、2007年JAF国内競技車両規則付則第1編第12章第2条2.13.1)d)(スキッドブロック)寸法不足により、失格とした。
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN:第1戦決勝 上位3人のコメント

ブノワ・トレルイエ(優勝)

070401_treluyer_winner.jpg 今日はできるだけペースをコントロールすることと、後続とのギャップをキープすることを考えて走りました。その上で、 できるだけタイヤをセーブするよう心がけていました。
昨日とは全くコンディションが違ってしまったので、ウォームアップぎりぎりまでセッティングをいじってました。
その結果、最初の10周はオーバーステアが出てしまいましたが、15周を過ぎるとおさまりました。
ツギオやJPを後ろに従えて走っていたので、楽には勝てないと思ってましたが、うまくギャップをコントロールすることができました。

松田次生(2位)

070401_matsuda_2nd.jpg 正直いってブノワに追いつきたかったんですが、5、6周走ったところでリヤが厳しくなってきて、その間にJPが追いついてきました。 結局ミスで飛び出してしまい、前に行かれてしまいましたが、ピットストップのときにインラップとアウトラップを頑張って、 なんとかJPを押さえ込むことができました。
ここにきてもブノワとの差が縮まっていないのが気になっていますが、エンジニアともよく話し合ってクルマを仕上げていきます。
ですから次に期待しててください。

*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(3位)

070401_oliveira_3rd.jpg スタートはよかったんですが、ライン取りを間違えてインにつけなくなってしまい、順位を下げてしまいました。
クルマはすごくよかったので、マツダを追いかけていって、ピットストップの前に抜くことができました。
でも、ピットストップのタイミングが遅かったためにまた前に出してしまったので、2スティント目も思い切りプッシュしましたが、 残り5周と言うところでクラッチに問題が出てしまい、ペースを落とさざるを得ませんでした。

星野一義(優勝チーム監督)

070401_hoshino.jpg 1-2フィニッシュということで喜んでいます。
松田については、スタッフを入れ替えたことでイライラさせてしまい、申し訳なかったです。クルマも、セクター1、 2はどうにか勝負できても完璧じゃありませんでした。
ブノワも完璧ではない中で後ろとの差をうまくコントロールしてくれました。ちょっとブノワらしくないくらいに。
松田もブレーキがきつかったようで、この結果に満足せず、 これからもドライバーの負担を少なくできるようにミーティングを重ねてクルマを仕上げていきます。

*オリベイラについては、記者会見終了後にスキッドブロックの寸法不足が発覚したため、失格となった。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第1戦富士決勝 3位のオリベイラ失格か?

 本日の決勝レースで3位に入ったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラだが、再度出された暫定結果の訂正版によると失格扱いとなっている。

 理由は、スキッドブロックの寸法不足によるものとされているが、現在のところ正式結果とはなっていない。

 これが正式結果となれば、3位にロイック・デュバルが繰り上がり、4位ビヨンビル・ドハイム、5位ロニー・クインタレッリ、6位ミハエル・クルム、7位片岡龍也、8位小暮卓史となり、ここまでポイントが与えられることとなる。

Text: Yoshionri OHNISHI

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FN:第1戦富士決勝 オリベイラの猛追実らず。トレルイエが磐石の走りで初戦を制す

富士スピードウェイで行われた2007全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦の決勝は、ポールシッターの#1ブノワ・トレルイエ(モバイルキャスト チームインパル)が後続をまったく寄せ付けない磐石の走りで65周を走り抜いて優勝、2連覇に向けて幸先のいいスタートを切った。
2位には#2松田次生、3位に#4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと終わってみれば予選トップ3と全く同じ顔ぶれがそのままフィニッシュすることとなった。

(観客動員数:19,300人)

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14時25分、フォーメーションラップが開始された。ここで最後尾の#12佐々木孝太がエンジンストールしたが、 すぐに再始動して隊列に加わる。
スタートでは上位3台がポジションキープで1コーナーをクリアしていくが、その後方では#36アンドレ・ロッテラー、#19本山哲らがジャンプアップに成功、それぞれ4位、5位でホームストレートに戻ってくる。

しかしロッテラーは最終コーナーを立ち上がったところでいきなり失速、1コーナーを回りきったところで自らランオフエリアにクルマを止め、あっけなく戦列を去った。
これで4位に繰り上がった本山だったが、こちらもペースが全くあがらず、とうとう15周を走ったところでピットに戻ってクルマを降りることとなってしまった。

トップグループでは、トレルイエが安定したペースで2位との差をコントロールする中、3位のオリベイラが序盤からハイペースで飛ばし、何度も松田に仕掛けていく。

その度に松田は巧みにこれを押さえ込んでいたが、41周目のダンロップで周回遅れをかわす際に姿勢を乱してしまい、オーバーラン。これによってオリベイラが2番手に浮上した。

20周目に#7片岡龍也が入ったのを皮切りに徐々に4位以下がピット作業を済ませる中、上位3台はトレルイエが41周、松田42周、オリベイラは45周まで引っ張ってピットに向かった。

インパルの2台がピットインする間にハイペースで飛ばしてギャップを広げ、彼らが冷えたタイヤでペースを上げられない間に自分のピット作業を済ませてしまおう、というのがオリベイラと彼のチームスタッフの目論見であった。

しかし作業時間がインパルの2台が15秒3に対し、16秒9を要したうえ、路面温度が上がったことでインパル勢のアウトラップがハイペースだったため、この作戦は実らず、オリベイラは再び松田の後ろでコースに復帰することとなった。
しかも松田との差は4秒以上、トレルイエに対しては10秒以上ギャップを広げられている。

しかしここからオリベイラは猛追を再開。
前の2台が28秒9から29秒台前半で周回を重ねる中、48周目にこのレースのファステストとなる1分28秒475を叩き出し、 その他のラップも28秒5から29秒フラットを連発して、見る見る間に上位2台とのギャップを削り取っていく。
一時は松田のコンマ8秒後方まで迫り、トレルイエに対しても5.3秒差まで迫った。

ところが。
60周を終えたところでオリベイラが一気にペースダウン。
彼のアグレッシブな走りにとうとうクラッチが耐え切れなくなったのだ。
一旦縮まった差はどんどん開いていく。

結局昨年王者のトレルイエは、ピットストップによる順位ダウンを除いては1度もトップを脅かされることなく、2位に5.8秒、3位には14秒1もの大差をつけて65周を走りきり、連覇に向けて大きな一歩を踏み出した。

次戦は鈴鹿サーキット。4月15日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦富士決勝結果【暫定】

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2007/04/01) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineLapTime/
Behind
11ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J651:38'04.095
22松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J655.843
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J6514.155
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E6534.685
540ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E6535.701
633ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J6541.033
720ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J6552.207
87片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J651'10.426
932小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E651'10.966
103柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J651'18.873
1134横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J651'20.399
1237荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J651'27.060
1356金石 年弘ARTAHONDA HF386E641Lap 
146吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E641Lap 
1555井出 有冶ARTAHONDA HF386E641Lap 
1641ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E641Lap 
1711立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J641Lap 
1812佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J632Laps
-------- 以上規定周回(58 Laps)完走 --------
-8高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J5015Laps
-19本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1550Laps
-36アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J164Laps
-5平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E164Laps
  • Fastest Lap: CarNo.4 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ CARCHS KONDO 1'28.475 (48/65) 185.666km/h
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第1戦富士フリー走行 高木が久々のトップタイム!

全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦の決勝前フリー走行は、 #8高木虎之介(フォーラムエンジニアリングチームルマン)が1分28秒650を出し、久々にトップタイムを記録した。

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午前8時30分から30分間のフリー走行が開始された。
決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴だが、昨夜降った雨により開始時点では路面が乾いておらず、 このセッションではウェット宣言が出された。
このため、走り始めはウェットタイヤを履いていたドライバーたちも、 走行を重ねるにつれて乾いていく路面に合わせてスリックタイヤに履き替えていく。

ラップタイムもそれにつれて次第に上がっていき、まずは#2松田次生が1分28秒992と、最初に28秒台を出してトップに立った。
しかし他のドライバーたちも、セッション終盤にいくにしたがって次々にタイムを上げ、開始27分で#19本山哲が28秒970、 #4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが28秒940を相次いで記録、松田も28秒754までタイムを縮めて再びトップに立つ。

しかし28分過ぎから28秒台に入れて徐々に順位を上げていた高木がチェッカー寸前になって28秒650を出し、 これがこのセッションのトップタイムとなった。
勿論各ドライバーがどれだけの燃料を搭載していたかはこの時点では分からないものの、 05年にフォーミュラニッポン復帰以来苦戦の続いていた高木が今回久々にリーダーボードのトップに名を連ねたことにより、 決勝での活躍が大いに期待される。

フォーミュラニッポン第1戦決勝は、今日午後2時30分より、65周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦富士フリー走行結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2007/04/01) Free Session Weather:Fine Course:Semi-Wet
2007 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'28.650--185.30
22松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'28.7540.1040.104185.08
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'28.9100.2600.156184.76
419本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'28.9700.3200.060184.63
555井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'29.0670.4170.097184.43
633ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'29.0780.4280.011184.41
740ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'29.0870.4370.009184.39
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'29.1370.4870.050184.29
91ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'29.2140.5640.077184.13
1036アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'29.2460.5960.032184.06
1131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'29.4290.7790.183183.69
1241ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'29.4570.8070.028183.63
1332小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'29.5220.8720.065183.49
1420ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'29.6551.0050.133183.22
1537荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'29.6551.0050.000183.22
165平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'29.7351.0850.080183.06
177片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'29.7771.1270.042182.97
1834横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'29.8451.1950.068182.83
1956金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'30.1531.5030.308182.21
2012佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'30.6071.9570.454181.30
213柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'30.8582.2080.251180.80
226吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'39.07010.4204.214165.81
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第1戦富士決勝 上位3人のコメント

070331_f3_press.jpg

オリバー・ジャービス(優勝)
日本で最初のレースで優勝できてファンタスティックな気分です。
正直プレッシャーのある中、いいスタートが切れ、レースを楽しむことができました。
明日も同じように楽しんで、勝利をもうひとつ挙げたいですね。
オオシマが予選で速かったのでプレッシャーを感じていましたが、予選と決勝はまた別の話だと考えて、落ち着いて走るようにしました。
(終盤の雨について)ドライのほうが好みですけど、予選が後ろのほうならウェットのほうがチャンスがありますね。 でも今回はトップを走っていたので、ウェットは厄介でした。
特にシケインはちょっと危ない状態になっていたので、集中を切らさないように注意して走りました。
明日もスタートを決めて、前のほうで走りたいです。

石浦宏明(2位)
スタートで大嶋選手をよけるときに横に動いてしまって、それがなければもっといいスタートが切れたと思います。 2位で1コーナーに入っていったんですが、タイヤ1本分ラインをはずしてしまったためにオーバーランしてしまい、 ロベルト選手に前に行かれてしまいました。
雨が降ってきてからは、ロベルト選手のリヤがルーズになってきているのがわかって、 気をつけて走っていたら彼がシフトロックをさせてスピンしていきました。
フォーミュラトヨタではこういうコンディションでしょっちゅう飛び出していたので、そうならないように集中して走りました。
富士は抜けるようで意外と難しいんですけど、明日は1位を狙っていきます。

大嶋和也(3位)
スタートでは、クラッチを一気に繋ぎすぎてストール気味になってしまい、繋ぎ直している間に遅れてしまいました。
(アスマーとのバトルでは)こっちのほうが速かったので何度か抜きにいったんですが、うまくいかなかったので、 しばらく様子を見ていたらだんだん関口に追いついて、ああいう状態になりました。一旦入っていったらこっちも引くわけにはいきませんから。
せっかくポールが獲れたのに、もったいないレースになりました。
明日は同じミスを繰り返さないように気をつけます。ミスしなければ絶対勝てるはずですから。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第1戦富士 予選上位3人のコメント

070331_fn_press.jpg

ブノワ・トレルイエ(ポールポジション)
すごくいい一日でした。クルマは調子よかったですしね。
昨日は若干トラブルがあったんですが、今朝には改善されていて、午前のセッションの後半で本当にいいタイムを出すことができました。
午後の予選でもユーズドタイヤで26秒262が出ていたので、いけると思っていたんですが、途中で雨が降ってきて、 路面コンディションがかなり変わってしまい、セッションの終わりのほうは、グリップが落ちてきてアンダーも出てきました。
でも、とにかくポールポジションが獲れてよかったです。
久しぶりのポールですし、幸先いいスタートが切れたと思います。

松田次生(予選2位)
なんとか最後に2番手になれました。
昨日のフリー走行からクルマの調子は良かったんですけど、今朝は気温がすごく下がって、セクター1、セクター2はクルマの状況がいいのに、 セクター3だけがどうも自分のフィーリングと会わない部分があったので、 それをどうやって解決するかを午後の予選でエンジニア一緒に見つけて、それを達成するために走ったんですが、 ユーズドタイヤで26秒0がでて、「あ、これはタイムでそうだな」と思ったときに雨が降ってきて。自分の中でも気持ち的に「あ~あ」 って思ったんですけど、最後ドライコンディションに戻ったときも、ちょっと路面はスリッピーだったんですが、 エンジニアさんのおかげでセクター3も走りやすくなってました。
去年とはエンジニアが変わったので、僕もコミュニケーションをとることを心がけてたんですが、 今日の結果にはエンジニアにもメカニックの方にも感謝しています。

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(予選3位)
全体としてはすごく満足しています。
昨日は6番手でしたが、鈴鹿テストのときよりすごく良くなっています。
いろんな部分が改善されているので、自信を持ってドライブすることができるようになりました。
昨日からセットアップを進める中でベストバランスが見つかって、センシティブなクルマになり、 コンマ何秒単位でタイムを詰められるところまできています。
今日は特に1回目の予選が良かったですね。いいパフォーマンスをみせられたと思います。
午後はニュータイヤを履くタイミングが早すぎて、いいところでトラフィックに引っ掛かってしまいました。
雨が降ってきたのも最悪のタイミングで、1セット目のニュータイヤでアタックしている最中で、ちょうどセクター1、 セクター2で自己ベストが出ているときだったんです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第1戦富士決勝 トムスが1-2-3!勝ったのはオリバー・ジャービス

2007年全日本F3選手権第1戦の決勝は、#1オリバー・ ジャービス(DHGトムス)が日本での初めてのレースを勝利で飾ることとなった。
ポールシッターの#36大嶋和也はスタートの失敗もあり、3位に終わった。
2位には#37石浦宏明が入り、トムスが1-2-3フィニッシュを達成した。

第1戦決勝は当初予定より10分遅れの午後4時15分にフォーメーションラップが開始された。

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スタートでは、ポールシッターの大嶋がクラッチミートを失敗して出遅れる脇をすり抜けたジャービスがトップで1コーナーに飛び込むと、 一気に後続を突き放しにかかる。
予選3位の石浦が2番手で1コーナーに飛び込むが、僅かにラインをはずしたためにオーバーラン気味になり、ロベルト・ ストレイトの先行を許す。

結局大嶋は6位まで順位を落としてオープニングラップを終えた。
5番手の#12マルコ・アスマーはすぐ目の前だ。
1コーナーで何度もアウトからアスマーを抜きにかかる大嶋だったが、アスマーも懸命に押さえ込む。
6周目の1コーナーで大嶋は一旦アスマーの前に出るが、アスマーはすかさず同じ周の100Rで大嶋を抜き返す。

2台は激しいドッグファイトを展開しながら徐々に4番手を走行するルーキーの#33関口雄飛に追いつき、 2台の5位争いは3台による4位争いとなっていく。

そして7周目の1コーナー。
アスマーは関口を抜きにかかるが、関口も一歩も引かず、 並走状態のまま1コーナーを立ち上がった2台はそのままもつれるようにしてAコーナーに向かう。
すると、その僅かな隙間を大嶋がこじ開けるようにして割って入り、一気に4位を奪い取っていった。

2台を抜き去った大嶋は、9周目にはこのレースのファステストラップを刻んでみせるが、既に3位の石浦との差は5秒以上に開いており、 これ以上のジャンプアップは不可能かと思われた。
しかしレース終盤、またしても富士スピードウェイを小雨が見舞う。
これに足元をすくわれたのが、2番手を走っていたストレイトだ。
次第にルーズになっていくリヤを押さえ込みながら走行を続けるストレイトだったが、ついにシフトロックをさせてしまい、スピン。 一気に石浦と大嶋に抜かれ、4位に後退してしまった。

そうした後方の混乱をよそに、トップのジャービスは悠々と周回を重ね、 一度も順位を脅かされることなく日本での初レースを勝利で飾った。

第2戦決勝は明日12時55分より、21周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2007/03/31) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE1524'30.497
237石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GE153.973
336大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE155.095
43ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1510.463
533関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1512.862
612マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1513.802
710塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1516.404
814安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1521.263
962嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1526.262
1016石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE141 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 --------
-2中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204C69 Laps
-11伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C69 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 オリバー・ジャービス DHG TOM'S F307 1'36.599 (8/15) 170.051km/h
  • CarNo.2は、2007年全日本フォーミュラ3統一規則第3章第28条12.1)(衝突)により、競技長訓戒とする。
  • CarNo.2は、2007年全日本フォーミュラ3統一規則第3章第28条12.1)(衝突)により、罰金5万円とする。

Formula Nippon

FN:第1戦富士公式予選2回目 午後のトップは松田。しかしポールポジションは午前中トップのトレルイエ!

全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士の公式予選2回目は、 途中で小雨に見舞われる難しいコンディションで行われることとなった。
このセッションでのトップは#2松田次生(モバイルキャストインパル)。
松田は午前中の自己ベストを更新したものの、午前中25秒525を出している#1ブノワ・ トレルイエ(モバイルキャストインパル)にはわずかに及ばなかったため、トレルイエのポールポジションが確定した。

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予選1回目の赤旗中断や、サポートレースのFCJがスタートディレイになったこともあり、 予選2回目は当初予定より10分遅れの午後2時15分に開始された。
各ドライバー最後のタイムアタックに挑んだが、開始から16分が経過したところでついに心配されていた雨が降り出してしまい、 ここで全てのドライバーが一旦走行を切り上げることとなった。

雨はすぐに小降りになったため、各ドライバーともスリックタイヤのままで走行を再開。
当初はタイムアップの望める路面状態ではなかったが、残り時間10分を切ったところでロニー・ クインタレッリが午前中の自己ベストを更新したのを皮切りに、立川祐路、佐々木孝太、荒聖二など、 徐々にタイムを上げるドライバーが出始めた。
クインタレッリは午前中16番手から一気に8番手にジャンプアップを果たしている。

そしてついに、松田次生が1分25秒928、25秒762と、立て続けに自己ベストを更新してこのセッションのベストタイムを記録、 総合順位でも2位に上げた。
午前中7番手だった本山哲も26秒000を出して6番手まで順位を回復。

ここでチェッカーが出され、45分間のセッションが終了した。

第1戦の決勝は明日午後2時30分より、65周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsprots Form

Formula Nippon

FN:第1戦富士予選総合結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2007/03/31) Qualfying Session Weather:Cloudy Course:Dry-Semi Wet
2007 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
11ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J*1'25.525
1'25.816
1'25.525-192.07
22松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'25.962
*1'25.762
1'25.7620.237191.54
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J*1'25.816
1'26.126
1'25.8160.291191.42
420ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J*1'25.838
1'26.326
1'25.8380.313191.37
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J*1'25.957
1'26.312
1'25.9570.432191.10
619本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'26.026
*1'26.000
1'26.0000.475191.01
731ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E*1'26.025
1'26.371
1'26.0250.500190.95
833ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'26.390
*1'26.048
1'26.0480.523190.90
955井出 有冶ARTAHONDA HF386E*1'26.070
1'26.256
1'26.0700.545190.85
103柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J*1'26.089
1'26.235
1'26.0890.564190.81
1140ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'26.110
1'26.840
1'26.1100.585190.77
1232小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E*1'26.280
1'26.320
1'26.2800.755190.39
1356金石 年弘ARTAHONDA HF386E*1'26.317
1'26.736
1'26.3170.792190.31
1441ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'26.330
1'26.868
1'26.3300.805190.28
157片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J*1'26.339
1'26.372
1'26.3390.814190.26
168高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J*1'26.357
1'26.372
1'26.3570.832190.22
1711立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'26.677
*1'26.398
1'26.3980.873190.13
1834横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J*1'26.492
1'26.623
1'26.4920.967189.92
1937荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'26.975
*1'26.599
1'26.5991.074189.69
206吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E*1'26.861
1'27.161
1'26.8611.336189.12
215平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E*1'26.954
1'27.123
1'26.9541.429188.91
2212佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'27.607
*1'27.379
1'27.3791.854187.99
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'31.5115.987179.50
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第1戦富士予選2回目結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2007/03/31) Qualfying Session #2 Weather:Cloudy-Rainy Course:Semi-Wet
2007 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'25.762--191.54
21ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'25.8160.0540.054191.42
319本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'26.0000.2380.184191.01
433ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8JR1'26.0480.2860.048190.90
54ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8JR1'26.1260.3640.078190.73
63柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8JR1'26.2350.4730.109190.49
755井出 有冶ARTAHONDA HF386ER1'26.2560.4940.021190.44
836アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'26.3120.5500.056190.32
932小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'26.3200.5580.008190.30
1020ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'26.3260.5640.006190.29
1131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'26.3710.6090.045190.19
128高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'26.3720.6100.001190.19
137片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'26.3720.6100.000190.19
1411立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'26.3980.6360.026190.13
1537荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'26.5990.8370.201189.69
1634横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'26.6230.8610.024189.64
1756金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'26.7360.9740.113189.39
1840ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'26.8401.0780.104189.16
1941ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'26.8681.1060.028189.10
205平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'27.1231.3610.255188.55
216吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'27.1611.3990.038188.47
2212佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'27.3791.6170.218187.99
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'25.525

Japanese F3

JF3:第1戦富士公式予選 1AZ-FE初戦好調!大嶋がポールを獲得

富士スピードウェイで行われている、2007年全日本F3選手権第1戦の公式予選は、トヨタの新エンジン1AZ-FEを搭載する#36大嶋和也(トムス)が、1分35秒212という圧倒的なタイムでポールポジションを獲得した。

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2007シーズンのF3第1戦の公式予選はフォーミュラニッポンの予選1回目に続いて行われた。

F1にステップアップしていったエイドリアン・スーティルの後継としてトムスが招聘した#1オリバー・ ジャービスが開始直後から好タイムを連発するなか、同じトムスで2年目のシーズンを迎えた大嶋は開始7分過ぎにアタックに取り掛かり、 最初のアタックで一気にトップに立つ。直後に#3ロベルト・ストレイトが大嶋のタイムを上回るが、 大嶋は2周目のアタックで1分35秒627と、昨年のコースレコードをあっさりと更新したばかりか、 さらに35秒212までタイムを縮めて一気に2番手以下を突き放した。

同じ1AZ-FEエンジンを積むジャービスも懸命にタイムアップを狙うが、 大嶋に追いつくどころか逆に3S-GEエンジンを積むチームメイトの#37石浦宏明やインギングのストレイトに2位の座を脅かされる展開となり、 結果的に2位の座は守ったものの、タイムは35秒511と、大嶋にコンマ3秒近い差をつけられる結果となった。

3番手には石浦、4番手にはストレイトがつけ、スリーボンドエンジンのマルコ・アスマーが5番手。

シャシーを童夢からダラーラにスイッチしたホンダ勢は塚越広大が6番手、伊沢拓也が9番手にとどまり、苦しい開幕戦となった。

第1戦決勝は今日午後4時5分より、15周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦富士公式予選1回目 コースレコード続出!暫定ポールはトレルイエ

全日本選手権フォーミュラニッポンの2007シーズンが3月31日、富士スピードウェイで開幕した。 午前中に行われた公式予選1回目では、セッション開始早々からコースレコードを更新するドライバーが次々に現れ、 終了間際に1分25秒525をたたき出した#1ブノワ・トレルイエ(モバイルキャスト・インパル)が暫定ポールを獲得した。

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第1戦の公式予選日を迎えた富士スピードウェイは、曇天。夜半からは雨の予報が出ており、湿度も高めだ。気温は9.5度、 路面温度は11.2度という低温のもと、午前10時より45分間の公式予選1回目が開始された。

天候の悪化が予想されることもあり、いつもならセッション前半はピットで待機する上位陣も、今日は最初から積極的にアタックをかける。 まずは開始15分過ぎで#19本山哲が1分26秒061と、昨年のコースレコード(1分26秒265)をいきなり更新してみせると、 #2松田次生、トレルイエらも相次いでレコードを更新(松田26秒091、トレルイエ26秒118)し、 インパル勢が早々と1-2-3体制を築いた。

さらに、昨年の最終戦でFNデビューしたばかりの#4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが26秒200、#31ロイック・ デュバルが26秒256でそれぞれ4番手、5番手につけ、 開始から20分足らずで実に5名のドライバーが昨年のコースレコードを更新することとなった。

30分過ぎに#5平中克幸がネッツコーナーでストップしたために赤旗が出され、7分の中断の後に再開。 タイムアタック合戦はここからさらにヒートアップしていく。

再開直後に#36アンドレ・ロッテラーが26秒174で4番手に割って入ると、40分過ぎにはトレルイエが25秒847と、 いきなり25秒台をたたき出してトップに躍り出る。続いて本山もアタックに入るが、26秒026とタイムアップこそ果たしたものの、 トレルイエには及ばない。

続いてオリベイラが25秒816とトレルイエを上回るが、トレルイエもすぐに25秒525までタイムを縮めてトップを奪い返す。 その後方では、#20ミハエル・クルム、ロッテラー、松田らも終盤に相次いで25秒台に入れ、デュバルも26秒025を出したため、 前半トップだった本山は結局7番手で最初の予選を終えることとなった。

今回の予選では上位5人が25秒台、さらに上位10人がコースレコードを更新しており、 午後の予選では更なるタイムアップも期待できそうだ。

公式予選2回目は、午後2時5分より、同じく45分間で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦富士予選結果

全日本F3 -RIJ- (2007/03/31) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2007 All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FER1'35.212--172.53
21オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FER1'35.5110.2990.299171.99
337石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GER1'35.6090.3970.098171.81
43ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GER1'35.6970.4850.088171.65
512マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1'36.1030.8910.406170.93
610塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'36.2461.0340.143170.68
733関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1'36.2701.0580.024170.63
814安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1'36.6981.4860.428169.88
911伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'37.2152.0030.517168.97
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'37.3162.1040.101168.80
112中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204C1'37.4182.2060.102168.62
1216石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'40.6875.4753.269163.15
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'44.9889.7764.301156.46
  • 従来のコースレコード: 1'35.766

Formula Nippon

FN:第1戦富士予選1回目結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2007/03/31) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'25.525--192.07
24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8JR1'25.8160.2910.291191.42
320ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'25.8380.3130.022191.37
436アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8JR1'25.9570.4320.119191.10
52松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'25.9620.4370.005191.09
631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'26.0250.5000.063190.95
719本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'26.0260.5010.001190.95
855井出 有冶ARTAHONDA HF386ER1'26.0700.5450.044190.85
93柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8JR1'26.0890.5640.019190.81
1040ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386ER1'26.1100.5850.021190.77
1132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'26.2800.7550.170190.39
1256金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'26.3170.7920.037190.31
1341ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'26.3300.8050.013190.28
147片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'26.3390.8140.009190.26
158高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'26.3570.8320.018190.22
1633ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'26.3900.8650.033190.15
1734横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'26.4920.9670.102189.92
1811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'26.6771.1520.185189.52
196吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'26.8611.3360.184189.12
205平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'26.9541.4290.093188.91
2137荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'26.9751.4500.021188.87
2212佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'27.6072.0820.632187.51
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'31.5115.9873.905179.50
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'26.265

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 クスコDUNLOPスバルインプレッサ、新体制の初レースは21位完走 (SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、 新体制の初レースは21位完走

 3月17~18日、鈴鹿サーキットにおいて07年SUPER GTシリーズが開幕。ドライビングクルー、スタッフ、そしてタイヤブランドを変更したクスコレーシングは、新体制の初陣を迎え、予選17位からスタートし車両は42周目にストップしてしまったものの、規定の周回数をクリアしていたことから完走扱いとなり21位という結果を残した。

 17日の予選1回目は、山野がステアリングを握って真っ先にコースイン。現状の実力ではトップ10に残ってスーパーラップに進出することが難しく、20分間の専有セッションでは、ひとつでも決勝のスターティンググリッドを上げるべく、タイヤを2セットとも使用することになった。

 山野は最初のタイヤで2分6秒136をマークして暫定5位につけた。直後にピットインして2セット目のタイヤに交換して再びコースへ。セッション終了間際に2分5秒469へタイムアップを果たすが、他の車両もタイムを更新しており17位にとどまった。しかし前日より2秒近くもタイムを短縮。チームが確実に成長していることを証明する結果となった。

 3万人のファンが見守る中、18日の決勝レースは14時5分スタート。1周目は山野が序盤の混乱を回避しながら16位で通過。ピタリと#47フェアレディZの背後につけて周回を重ねていった。他車両のトラブルなどもあったが、無理に#47を抜くことをしないで山野は安定したラップタイムを刻みながらじわじわとポジションを上げ、18周目には14位に。そして23周でピットインして青木に交代し、18位でコースに復帰した。

 青木も終盤のタイヤのタレを防ぐために無理をしない安定したタイムで16位を走行していたが、40周目に緊急ピットイン。給油装置のトラブルで予定していた量のガソリンが給油されていなかったため給油を行った。しかし、その翌々周のヘアピン先、250Rでコース脇にマシントラブルでスローダウンしていく青木の姿がモニターに映し出された。

 車両はストップしたままだったが25台中21位で完走扱いに。新体制による開幕戦は、収穫もあるいっぽうでトラブルも発生した。これをひとつひとつつぶして行くことでさらなる進歩が見えてくる。次のレースではまたもう一歩前進したインプレッサの姿が見られるに違いない。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿決勝 新型フェアレディZはデビューレースで2位、5位入賞(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■新型フェアレディZはデビューレースで2位、5位入賞

 2007年SUPER GTの第1戦決勝レースが、3月18日(日)、鈴鹿サーキット(1周:5.807km)で行われ、予選7位の「XANAVI NISMO Z」(#23本山哲/リチャード・ライアン組)が2位表彰台でレースをフィニッシュ。さらに、「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生組)は予選9位からレースをスタートして5位に入賞した。このレースがデビュー戦となったV型8気筒自然吸気(NA)エンジン搭載の新型フェアレディZ GT500仕様車にとって、幸先の良い一日となった。

 52周300kmの決勝レースには41台のGTレースカーが出場し、午後2時に一斉スタートした。晴天にもかかわらず気温9度と冬並みの寒さの中、鈴鹿サーキットには約30,000人の観客が集まり、決勝レースの行方を見守った。

 #23 Zはニスモのエース本山がスタートドライバーを務め、オープニングラップでひとつ順位を上げると、後続のレクサスSC430との激しい攻防を展開しながらレース前半を周回。21周目にピットインし、ライアンに交代した。30周目に5位となったライアンは、上位車のスピンアウトによって31周目には4位へと浮上した。さらに終盤になると別のNSXが火災を起こしてストップし、また最終周にはそれまで首位を快走していたNSXが突然スローダウンしたため、#23 Zは総合2位でチェッカーフラッグを受けた。

 また、#22 Zはクルムがレースをスタート。スタート直後の第1コーナーで後続車から押し出されてコースを外れてしまったが、14位から挽回を開始。12位に順位を上げた後、24周目にピットインして松田にドライバーチェンジした。松田は31周目に8位となると上位車を捉えるべく強力にプッシュを行い、他車の脱落などによって6位に浮上。後続のライバル車の追い上げをかわし続け、最終周には5位となってチェッカーフラッグを受けた。

 2006年仕様の「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝組)は10位完走し、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹組)は同11位。オープニングラップの混乱に巻き込まれた「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は、第1コーナーのグラベルベッドから 抜け出してレースに戻ったが、7周目にスロー走行となりコース上に停止した。

■飯嶋嘉隆 ニスモ監督

 「結果には満足しています。大成功でしょう。エキサイティングなレースをお見せすると皆さんに約束したので、公約が果たせてホッとしています。苦しいレースになると思うがチャレンジングにやろうとドライバー達に伝え、チームにも確実な作業を心がけてほしいと話していたので、その両方とも果たしてくれて感謝しています。ニューカーの方向性が 間違っていないことが証明されましたが、今後はさらに速さと信頼性を磨いて行きます」

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 EPSON NSX(L.デュバル/F.カルボーン組)が3位(HONDAリリース)

決勝日:2007年3月18日(日) 会場:鈴鹿サーキット 天候:予選/晴れ 決勝/晴れ 気温:11℃(14:00現在) 路面温度:23℃(14:00現在) 決勝レース:52周(301.964km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客数:3万人(主催者発表)

 3月18日(日)、三重県にある鈴鹿サーキットにおいて2007 オートバックス SUPER GT 第1戦鈴鹿 GT 300kmの決勝レースが開催された。

 3年目を迎えたSUPER GTシリーズは、ステップドボトム(車体底面に設置するブロック)を導入するなど、さらなる安全性向上と性能均一化を目指したレギュレーション変更が行われた。競技規定も、ドライバー・タイトルのポイントが第6戦以降の最低ポイントの2レースを除いた7戦を有効とし(チーム・タイトルは全9戦を対象とする)、予選ファステストラップのウエイトハンデとポイントが廃止されている。

 今シーズンのHonda NSX-GTは、新たにREAL NSXが加わった5チーム5台体制となった。マシンはステップボトムによるダウンフォースの低減を極力抑え、リストリクター径の拡大による最高速の向上を果たし、課題となっていた燃費も改善している。その結果、開幕戦の予選からマシンの高いポテンシャルを証明することとなった。

 3月17日(土)に開催された公式予選において、NSX-GTは予選1回目の上位10台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに全車5台が出場。#8 ARTA NSXの伊藤大輔選手がGT500クラスとして初めて1分50秒を切る1分49秒842を記録し、2年連続の開幕戦ポールポジション獲得を成し遂げた。

 この結果、ポールポジションに#8伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)、2番手に#32ロイック・デュバル/ファビオ・カルボーン組(EPSON NSX)、3番手に#18道上 龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)、4番手に#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)が続き、NSX-GTがトップ4を独占した。#100ドミニク・シュワガー/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)も6番手となり、万全の体制で決勝レースに挑むこととなった。

 18 日(日)の決勝日は、天候に恵まれて気温11℃、路面温度も23℃と絶好のコースコンディションとなったものの、強風が吹くコンディションとなった。41 台(GT500クラス計16台)のマシンは、14時00分にフォーメーションラップを開始し、一斉にホームストレートを駆け抜けて決勝52周= 301.964kmのローリング・スタートが切られた。 ホールショットはポールポジション・スタートの#8 ARTA NSXのファーマン選手が奪い、2位に#32 EPSON NSXのデュバル選手、3位に#18 TAKATA童夢NSXの道上選手、4位に#100 RAYBRIG NSXのシュワガー選手が続く。#17 REAL NSXの金石勝智選手はスタートで出遅れたために8位を走行する。

 トップ4を独占してレースの主導権を握ったNSX-GT勢は、ファーマン選手が快調なペースでトップを走行。4位のシュワガー選手も後続に7秒以上の大差をつけて快走する。ところが、10周目に2位を走っていたデュバル選手がS字コーナーでスピンを喫してしまう。すぐに復帰を果たすものの、#32 EPSON NSXは5位に後退した。デュバル選手は15周目のシケインで#38 ZENT CERUMO SC430を抜いて4位に浮上したため、NSX-GTは再びトップ4を独占することとなった。

 22周終了時に、2位を走行する#18 TAKATA童夢NSXの道上選手がドライバー交代のためにピットイン。リアタイヤのみを交換し、29秒という素早いピットタイミングで小暮選手がコースに復帰した。同じタイミングでピットインを行った9位の#17 REAL NSXも金石年弘選手へドライバー交代を行った。トップを走行する#8 ARTA NSXのファーマン選手と3位を走行する#100 RAYBRIG NSXのシュワガー選手は24周終了時にピットイン。リアタイヤのみの交換で伊藤選手と細川選手に、それぞれドライバー交代を行った。最後にピットインを行った#32 EPSON NSXは、ピット作業に48秒を費やしたためにコースに復帰した時点で7位に後退した。

 ドライバー交代後、1分55秒台の好タイムを記録していた3位の細川選手だったが、31周目の逆バンクコーナーでバランスを崩してコースアウト。マシンはクラッシュパッドに突っ込み、リタイアとなった。さらに2位の#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手は、好タイムを連発してトップに4秒18まで迫っていたが、45周目のダンロップコーナーでエンジントラブルが発生して出火したため、走行を断念した。

 レース終盤、#8 ARTA NSXはスタートから終始トップ独走し、ピット作業違反によるピットスルーペナルティの裁定を受けながらも粘る走りをみせる#32 EPSON NSXが4位、一時は10位まで後退しながら積極果敢な走りをみせた#17 REAL NSXが7位を走行する。そして52周目のラストラップを迎え、2位に34秒以上の差をつけてトップを独走していた#8 ARTA NSXの伊藤選手だったが、ホームストレートでエンジントラブルのために突然のスローダウン。何とかマシンを走らせたものの、スプーンカーブでマシンをストップし、走行を断念した。

 波乱の展開となった開幕戦は、#32 EPSON NSXが3位、#17 REAL NSXが6位でチェッカーを受けた。#8 ARTA NSXは12位、#18 TAKATA童夢NSX は13位で完走扱いとなった。優勝は#38 ZENT CERUMO SC430だった。

コメント
白井 裕(Honda NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー)

 「ここ鈴鹿での開幕戦はHondaのホームコースであり、またウエイトハンデなしでの戦いですので絶対に勝ちたいレースでした。開幕前に5台のニューマシンを投入し、事前のテストや予選結果もよかったので、トラブルによって皆様によい報告ができなくて申し訳なく思っています。今回NSX-GT速さは予選での上位独占によって証明することができましたが、より一層の信頼性向上が課題として残りました。次戦の岡山ラウンドでは皆様の期待に応えられるようにしたいと思いますので、今シーズンもNSX-GTへのご声援をお願いいたします」

ロイック・デュバル選手(#32 EPSON NSX(3位))

 「10周目くらいまでは順調でしたが、他の車とのアクシデントを避けるためコースアウトしたことや、ピットストップ時にジャッキアップをする前にエンジンが止まらないという現象が起きてドライブスルーペナルティを科されたということがなければ、もっといい順位だったと思うと残念ではあります。でも、予選はうまくいきましたし、3位といういい結果を残せました。表彰台をHondaで独占できると思っていたので残念ですね。オフシーズンのテストからマシンの開発も順調で、すばらしいクルマに仕上げることができました。ダンロップタイヤのスタッフも本当に努力してくれましたので、これからもいい成績を残し続けたいと思います。開幕戦で多くのポイントを獲得できたのでうれしいです」

ファビオ・カルボーン選手(#32 EPSON NSX(3位))

 「SUPER GTのデビュー戦で表彰台を獲得できて最高の気分です。ペナルティもありましたがベストを尽くして走りました。このクルマはポテンシャルが非常に高いですし、我々のチームワークも抜群でした。モチベーションは高まっていますし、今度は表彰台の頂点に立てるよう全力を尽くします。皆さん、期待していてください」

Text: HONDA

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 優勝ドライバーのコメント

070318_conf.jpg

GT500クラス優勝 #38ZENTセルモSC
立川祐路
まぁ予定通りかと(笑)というのは冗談で、まさか優勝できるとは思っていませんでした。なんどか表彰台には上がりたいとは思っていましたが。
残り半周で抜かれたことはありましたけど、ね。
デグナーでなぜか渋滞してて、「あれ?抜いちゃっていいの?」って感じでした。
今回は高木選手のドライブも、ピットワークもノーミスで、自分たちとしては完璧な仕事でした。
大輔は前世でよっぽど悪いことをしてるのかな?(笑) それでも、NSXが速いことは明らかになったので、これからも気を引き締めてクルマを速くしていかないとシーズンは厳しいと思います。
その意味では、序盤で勝てたのは良かったです。これからウェイトを降ろしていって、またチャンスが来たときに勝てるよう、がんばります。

高木虎之介
今日は寒かったですね。この前は出番がなかったけど、今回はスタートドライバーとして役割を果たせたかなと思います。NSXは速かったので、その1台を喰えたのは良かったです。
今回のレースでも速いだけじゃ勝てないことが明らかになりましたが、今回の僕らは完璧にいってましたね。


GT300クラス優勝 #13エンドレスアドバン洗剤革命Z
影山正美
今回はガライヤと101号車との勝負だと思っていたら、あんなことになって....
101号車との勝負を想定してセッティングを少し変えて、レース前に大嶋と「お互いに変なブロックとかはしないようにしような」って話し合って決勝に臨んでたんです。
こっちはシケインの立ち上がりが遅くて、その度に並ばれて、何度も押さえたんですが、正直しんどかったです。
今まで「なんでいつも抜かれるタイミングが悪いんだ」と思うことは何度もありましたが、今回は「こんなに楽なタイミングで500に出会うなんて」という状態で、それを活かして101との差を離すことができました。
500、300を通じて通算で立川の勝利数に並ぶことができましたし、初めてポールも取れましたから、ニッサン、スポンサーの皆さん、そして藤井にも感謝しています。

藤井誠暢
今回はガライヤと101との勝負と思っていたので、フォーメーションラップでガライヤがいなくなったことで気が楽になりました(笑) でも燃費のいい101号車がいっちゃうのかな、と思っていたんですが、影山さんは辛い状況の中でトップを守ってくれましたから、僕もとにかくアウトラップだと、そう思って前半を頑張りました。
101がピットストップを終えて出てきたときも、この周でどれだけ離せるかが勝負になると思ってプッシュしました。
その後はタイヤを労わってセーブして走りました。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿決勝 NSX勢を相次いで襲う不運!大どんでん返しの展開を制したのはZENT SC

2007オートバックスSUPER GT第1戦、鈴鹿GT300kmは、3月18日午後2時より52周で戦われた。
GT500クラス優勝は、#38ZENTセルモSC(立川祐路/高木虎之介組)。
終盤までトップを快走していたポールシッターの#8ARTA NSXが、ファイナルラップでまさかのメカニカルトラブルによりストップするという、波乱の展開をしぶとい走りで制した。
GT300クラスは#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢組)がポールからしぶとくトップを守りきった。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:30,000人)

070318_500_start 070318_300_start

スーパーGTの2007年開幕戦を迎えた鈴鹿の週末は、終始NSX勢が圧倒的な速さですべてのセッションを席巻していた。
予選1回目、スーパーラップ、決勝前フリー走行と上位4位までをNSXが独占し、その優位は決勝でも揺るぎないものと思われた。
前日のスーパーラップで伊藤大輔が前人未到の1分49秒台を叩き出し、見事昨年の開幕戦に続いてポールポジションからスタートすることになったARTAは、決勝においてもラルフ・ファーマンが磐石のスタートをみせ、直後の1コーナーで3台がコースアウトを喫するという後方の波乱を尻目に悠々とリードを築き上げながら周回を重ねていく。
予選2番手の#32EPSONのデュバル、3番手の#18TAKATA童夢道上もポジションをキープ。予選4番手の#17リアルNSXはスタートで8番手まで順位を落としたものの、その穴は6番手スタートの#100レイブリックが補って、早々とNSXの1-2-3-4体制ができあがった。

しかし好調に見えたNSX勢上位4台に相次いでアクシデントが襲い掛かる。

まず10周目のS字でEPSONがスピン。すぐにコースへは復帰したものの、この間にTAKATA、レイブリック、ZENT SCらに抜かれて5位に後退。
デュバルは15周目のシケインでZENTの高木を捉えて4位に復帰するものの、25周終わりでピット作業を終えた際にはZENTだけでなく#23ザナヴィZにまで先行されて6位に後退してしまう。
GT初戦ながら果敢な走りでEPSON NSXを駆る後半担当のファビオ・カルボーンは#23ザナヴィのライアンを激しく攻め立てるが、ピット作業違反のためにドライブスルーを課せられて万事休す。ザナヴィとの間には取り返しのつかない差ができてしまった。

続いて脱落したのは#100レイブリック。
後半を担当した細川慎弥は上位2台を2秒上回るハイペースで猛追したが、31周目の逆バンクで姿勢を乱し、タイヤバリアを直撃して惜しくもレースを終えることになった。

更に2位を走行していた#18TAKATA童夢も、45周目にエンジンがブロー、小暮卓史はダンロップでクルマを降りた。

そして不運はトップを独走する#8ARTAをも見逃さなかった。
相次ぐNSX勢の脱落で2番手に繰り上がった#38ZENT SCとの間に34秒もの大差をつけてファイナルラップに差し掛かった伊藤大輔に、まさかのメカニカルトラブルが襲い掛かる。
ミスファイヤを起こしながらスピードを失っていくARTA NSX。
2位ZENTとの差はみるみる縮まり、ついにデグナー手前で首位を明け渡すと、そのままスプーンで力尽きた。

070318_cermo 予想外の展開で勝利を手にした立川はこれで通算9勝と、GT500の最多勝記録を更新。
2位には#23ザナヴィZ、3位EPSONがNSX最上位となった。

なお、序盤出遅れた#17リアルはその後も#6フォーラムエンジニアリングSCに抜かれ、22周終わりでピットストップを終えた直後にコースアウトを喫するなど、苦しい戦いとなったが、後半を担当した金石年弘のアグレッシブな走りで6位まで挽回して新チームのデビュー戦を終えた。


GT300クラスは、フォーメーションラップで3番手スタートの#43ARTAガライヤがまさかのスピン、最後尾に後退するという波乱の幕開けとなったが、ポールからトップを守った#13エンドレスZ影山正美と、2番手につけた#101トイストーリーMR-S大嶋和也が序盤から好バトルを展開した。
シケイン立ち上がりの速さを生かして何度も並びかけようとする大嶋を巧みなライン取りで押さえ込む影山。一進一退の攻防は影山がピットインする26周目まで続けられた。

070318_advan_z2 影山からZを託された藤井誠暢は、アウトラップから積極的に攻め、32周でドライバー交代を終えて出てきた#101トイストーリーMR-Sをピット出口でかわしてトップを奪い返すと、そのまま2位以下を一気に突き放して開幕戦を勝利で飾った。

トイストーリーMR-Sの石浦宏明は、そのアウトラップで#2プリベKENZOアセット紫電を駆る高橋一穂にヘアピンでインに飛び込まれて3位に後退、ほろ苦いGTデビュー戦を終えた。

なお、エンドレスZを勝利に導いた影山正美はこれでGT500、300合わせて通算9勝と、くしくもGT500優勝の立川の勝利数と並ぶこととなった。


スーパーGT第2戦は岡山国際サーキット。4月8日決勝だ。

070318_500_podium 070318_300_podium

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKEASHITA

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS521:43'25.744
2500223XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS523.427
35003*32EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL5228.302
450046Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS5234.527
5500522MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS5235.031
6500617REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石年弘
BS5235.402
75007*1宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS5238.233
8500835BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部尚貴
ピーター・ダンブレック
DL5256.264
9500925ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋武士
織戸 学
YH521'06.699
10500103YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS521'07.112
1150011*12カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS521'28.535
12500128ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS511Lap
13300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH484Laps
1430022プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH484Laps
153003101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI484Laps
16300488アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH484Laps
17300562WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH484Laps
183006110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤琢弥
光貞 秀俊
YH484Laps
1930075クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中哲二
竹内 浩典
KH484Laps
20300831apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI484Laps
213009*7RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH484Laps
22300104EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH484Laps
233001126ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH484Laps
243001287マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH475Laps
2530013*46宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL475Laps
2630014*19ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH475Laps
273001583YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH475Laps
2830016666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH466Laps
293001747宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL466Laps
303001843ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI466Laps
3130019333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH466Laps
323002070外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH457Laps
335001318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS448Laps
343002177クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL4111Laps
353002211TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH4012Laps
---- 以上規定周回数完走(GT500: 36Laps / GT300: 33Laps)----
-300-55DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH3121Laps
-500-100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS3022Laps
-300-9LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL2329Laps
-300-118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2230Laps
-500-24WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH745Laps
-500-39デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS151Laps
  • Fastest Lap(GT500): No.8 ARTA NSX 1'53.118 (3/51) 184.81km/h
  • Fastest Lap(GT300): No.101 TOYSTORY apr MR-S 2'05.124
  • No.1 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.32 ドライビングスルーペナルティ: 2007 SGT-SpR第34条2(ピット作業)違反により。
  • No.12 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.7 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.19 ドライビングスルーペナルティ: 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での追越行為)違反により。
  • No.46 ドライビングスルーペナルティ: 2007 SGT-SpR第34条2(ピット作業)違反により。

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スターティググリッド

■GT500 Class

 1
8 ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔 / *ラルフ・ファーマン
BS
*1'49.842

 2
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / ファビオ・カルボーン
DL
*1'50.583

 3
18 TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS
*1'50.593

 4
17 REAL NSX
HONDA NSX
*金石 勝智 / 金石 年弘
BS
*1'50.806

 5
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *高木 虎之介
BS
*1'51.433

 6
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*ドミニク・シュワガー / 細川 慎弥
BS
*1'51.513

 7
23 XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
*本山 哲 / リチャード・ライアン
BS
*1'51.967

 8
6 Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也 / *ビヨン・ビルドハイム
BS
*1'52.094

 9
22 MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ミハエル・クルム / 松田 次生
BS
*1'52.155

10
39 デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート / *平中 克幸
BS
*1'52.430

11
1 宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS
1'52.940

12
35 BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴 / *ピーター・ダンブレック
DL
1'53.085

13
24 WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH
1'53.643

14
12 カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ブノワ・トレルイエ / 星野 一樹
BS
1'54.048

15
3 YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*セバスチャン・フィリップ / 柳田 真孝
BS
1'54.174

16
25 ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士 / *織戸 学
YH
1'55.542



■GT300 Class

 1
13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
*影山 正美 / 藤井 誠暢
YH
*2'02.254

 2
101 TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
*大嶋 和也 / 石浦 宏明
MI
*2'02.411

 3
43 ARTA Garaiya
Garaiya
*新田 守男 / 高木 真一
MI
*2'03.503

 4
46 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
*佐々木 孝太 / 横溝 直輝
DL
*2'03.808

 5
2 プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂 / *加藤 寛規
YH
*2'03.876

 6
62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *黒澤 治樹
YH
*2'04.232

 7
88 アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ / *山西 康司
YH
*2'04.257

 8
31 apr MR-S
TOYOTA MR-S
*峰尾 恭輔 / 坂本 祐也
MI
*2'04.638

 9
7 RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
*井入 宏之 / 折目 遼
YH
*2'04.842

10
87 マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
*檜井 保孝 / 余郷 敦
YH
*2'06.221

11
4 EBBRO 350R
VEMAC RD350R
*田中 哲也 / 山崎 信介
YH
2'04.714

12
26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*山路 慎一 / 谷口 信輝
YH
2'04.721

13
47 宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一 / *密山 祥吾
DL
2'04.960

14
110 GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
*黒澤 琢弥 / 光貞 秀俊
YH
2'05.180

15
5 クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
*玉中 哲二 / 竹内 浩典
KH
2'05.346

16
19 ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
*飯田 章 / 関口 雄飛
YH
2'05.358

17
77 クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
*山野 哲也 / 青木 孝行
DL
2'05.469

18
11 TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
*植田 正幸 / 松田 秀士
YH
2'05.635

19
83 YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
*植松 忠雄 / 阪口 良平
YH
2'05.767

20
55 DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
*池田 大祐 / 番場 琢
YH
2'06.956

21
666 楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
YH
2'07.239

22
333 Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄 / *井上 貴志
YH
2'07.833

23
9 LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
*OSAMU / Guts 城内
DL
2'09.469

24
118 FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
*宮本 隆士 / 田ヶ原 章蔵
YH
2'09.879

25
70 外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
*小泉 洋史 / 高見沢 一吉
YH
2'17.206



  • タイムの前の'*'印はスーパーラップにて記録されたタイムを示す。
  • ドライバーの前の'*'印はスタートドライバーを示す。
  • No.70 2007 S-GTSpR第25条11により、決勝レースへの出場を認めた。

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿フリー走行 またもNSX勢が他を圧倒

スーパーGT第1戦、鈴鹿GT300kmの決勝前フリー走行が3月18日午前9時25分より30分間で行われた。
GT500クラスでは1分54秒283のトップタイムを記録した#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)を筆頭に上位4台をNSXが占め、ここでも圧倒的な速さを見せつけることとなった。
GT300クラスは、昨日ポールポジションを獲得した#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢組)が2分04秒849でトップだった。

070318_takata_nsx 070318_advan_z

昨夜の厳しい寒さが残る中、午後の決勝に向けての最終確認作業が快晴の鈴鹿サーキットで開始された。
昨日圧倒的な速さで予選1回目とスーパーラップを席巻したNSXの勢いはとどまるところを知らず、決勝セッティングを施されたフリー走行においても、10位の#17リアルNSXを除く4台が相次いで1分54秒台をマークして上位に名前を連ねた。
5番手には#6フォーラムエンジニアリングSC430、6番手に#39デンソーサードSC430とレクサス勢がつけたが、6号車は1分55秒119と、トップにはコンマ8秒の大差をつけられている。
Z勢では、NAエンジン搭載の#22モチュールオーテックZが1分55秒711で7番手、#23ザナヴィニスモZは9番手に留まり、ターボエンジンでは#12カルソニックインパルZが13番手と、決勝でも苦しい戦いを強いられそうだ。

GT300クラスは、ポールシッターの13号車がここでもトップタイムを記録したほか、#43ARTAガライヤ、#101トイストーリーMR-S、#62ウィルコムヴィーマックらの予選上位車が僅差で並んでおり、決勝でも激しい戦いが繰り広げられそうだ。
なお、昨日の予選でタイム計測ならなかったJLOCガヤルドの2台は、66号車がかろうじて3分29秒923というタイムで走行したのみで、67号車はついにピットを出ることができなかった。

注目の第1戦決勝は午後2時より52周で戦われる。

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿フリー走行

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/18) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1500118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS1'54.283--182.925
250028ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'54.410 0.127 0.127182.722
35003100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'54.526 0.243 0.116182.537
4500432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'54.890 0.607 0.364181.958
550056Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'55.119 0.836 0.229181.596
6500639デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'55.668 1.385 0.549180.735
7500722MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS1'55.711 1.428 0.043180.667
8500838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS1'55.806 1.523 0.095180.519
9500923XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'55.890 1.607 0.084180.388
105001017REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'55.895 1.612 0.005180.381
115001125ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'56.291 2.008 0.396179.766
125001235BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'56.692 2.409 0.401179.149
135001312カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'56.853 2.570 0.161178.902
14500141宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'56.896 2.613 0.043178.836
155001524WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'56.937 2.654 0.041178.773
16500163YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'57.046 2.763 0.109178.607
17300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH2'04.84910.566 7.803167.444
18300243ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI2'05.63111.348 0.782166.402
193003101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI2'05.96711.684 0.336165.958
20300462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH2'06.14211.859 0.175165.728
21300588アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH2'06.41412.131 0.272165.371
22300646宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'06.47912.196 0.065165.286
23300787マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井保孝
余郷 敦
YH2'06.58012.297 0.101165.154
2430084EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'06.64312.360 0.063165.072
2530092プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'06.68012.397 0.037165.024
263001031apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本 祐也
MI2'06.77512.492 0.095164.900
273001126ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH2'06.82212.539 0.047164.839
28300127RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH2'07.17912.896 0.357164.376
29300135クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH2'07.28813.005 0.109164.235
3030014110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'07.38513.102 0.097164.110
313001577クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'07.65513.372 0.270163.763
323001619ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH2'07.98013.697 0.325163.347
333001711TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'08.45714.174 0.477162.741
343001855DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'08.51014.227 0.053162.675
353001983YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'08.60714.324 0.097162.551
363002047宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'09.14014.857 0.533161.881
3730021666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'10.05715.774 0.917160.740
38300229LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
中嶋 修
Guts 城内
DL2'10.43516.152 0.378160.273
3930023333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'10.76816.485 0.333159.865
4030024118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2'12.43818.155 1.670157.849
413002570外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'12.65418.371 0.216157.592
423002666トリプルA ガイヤルド RG3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原 宗之
YH3'29.9231'35.6401'17.26999.585
  • CarNo.67 は出走せず

SUPER GT

SGT:「SUZUKA GT 300km」公式予選(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■2007年型フェアレディZは予選7位、9位スタート

 2007年のSUPER GTは3月17日、鈴鹿サーキットで開幕戦を迎えた。晴天ながら気温11度と肌寒い中、10時15分より公式予選が開始。43台のGTマシンが一斉にエンジンを始動した。

 V型8気筒自然吸気(NA)エンジン搭載の新型フェアレディZ GT500仕様車を2台持ち込んだニスモは「XANAVI NISMO Z」(#23)が本山哲/リチャード・ライアン組、「MOTUL AUTECH Z」(#22)がミハエル・クルム/松田次生という布陣だ。2006年仕様のZを走らせる3台の日産系チームはそれぞれ「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3)が新規加入のセバスチャン・フィリップと柳田真孝、「カルソニック インパルZ」(#12)は2006年と同様にブノワ・トレルイエ/星野一樹のコンビ、「WOODONEADVAN Clarion Z」(#24)はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治という組み合わせだ。

 公式予選1回目、大トルクでマシンをひっぱるNAエンジンを搭載した新型Zは#23は本山が1分51秒898を出して5番手、#22はクルムが記録した1分52秒293がベストタイムで、7番手であった。ニスモの2台はともにニューカーのデビュー戦でスーパーラップ進出を果たした。また、ターボエンジンを搭載する2006年仕様のZは、#24のオリベイラ が出したタイムで13番手であった。

 午後3時50分過ぎ開始したスーパーラップ。ミハエル・クルムが駆る「MOTUL AUTECH Z」(#22)は、4番目のスタートであった。クルムは、予選1回目の自己タイムを0.1秒更新したが、先にスタートした他車のうち2台がさらにそれを上回るタイムを出したため、予選9位のポジションが確定した。一方、本山哲がスーパーラップのアタッカーを担当 した「XANAVI NISMO Z」(#23)は、1回目の予選タイムを更新することができずにポジションダウン。決勝レースは7番グリッドからスタートすることとなった。

 本山は、「クルマの状況は決して悪くなく、昨日も含めてセッションでは常にベストパフォーマンスを出し切れていたと思う。しかし、スーパーラップでは少しスピードが足らなかった。このクルマの長所であるストレートでの伸びが不足していたようだ。原因はデータを調べてもらっているところ。しかし、ドライブフィールは良いし、ロングランを走っても安定したラップタイムで走れている。スーパーラップはうまくいかなかったが、レースは別だ。(明日の決勝レースは)この位置からでも表彰台を狙って走る」と語った。

 スーパーラップに進出しなかったZ勢は「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)が予選13位、「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が14位、「YellowHatYMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)は15位が確定した。

 決勝レース(52周)は、3月18日(日)午後2時にスタートの予定。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 ポールシッターのコメント

070317_arta_crew.jpg 070317_z_crew.jpg

GT500クラスポールポジション #8ARTA NSX
伊藤大輔

金曜に走り始めて、トップタイムは出てたんですが、セクターによっては18号車も速かったので、そう簡単にポールは獲れないかなと思ったんですけども、今朝走り始めたらクルマのフィーリングがすごく良くて、昨日少し感じてたアンダーステアも消えていました。
1回目終わって50秒4ていうことで、自分では満足してたんですけど、風が強くて、去年の開幕戦を思い出させる状態だったため、正直タイムを更新できるとは思ってなかったんですけど、スーパーラップが始まってみるとみんなタイムを上げてきたので、自分の気持ちを切り替えて、自分を信じるような感じでアタックしたら結構グリップ感があって、1周気持ちよく走れました。
帰ってインジケーター見たら見たことの無いような数字が並んでて、チームから「1番だ」と知らされたので「ああ良かったな」と。
シーズンオフからいろいろやってきた中で、セパン、岡山と他とあまり差が無かったんですけど、ここにきてこれだけの結果が出たことで、短い時間でいい仕事をしてくれたということで、チームとホンダには感謝しています。

ラルフ・ファーマン
冬の間に童夢やホンダはファンタスティックな仕事をしたと思います。
テストではトヨタやニッサンとそれほど差があるように思えなかったんですが、今週末になってクルマがびっくりするぐらいに良くなっていました。
ここまで仕上げてくれたみんなに感謝しています。
明日に関しても自信はあります。
ロングランをやってても走るたびに速くなっていくような状態で、ブリヂストンはいいタイヤを作ってきてくれましたし、問題は何も無いと思います。

GT300クラスポールポジション #13エンドレスアドバン洗剤革命Z
影山正美

去年も午前中暫定ポールは3回ほどあったのに、スーパーラップでことごとく逆転されていましたが、 今回は念願かなってトップでスタートすることができました。
スーパーラップに向けてセッティングを少し変えて、乗り込んだときに残り4台くらいで、タイヤを暖めてるときに無線でほかの車のタイムを聞いたんですが、よく聞き取れなくて、ストレートに戻ってきたときにタワーの掲示をちらっと見たら2秒4って出ていて「あれ?」っと。ほかのドライバーはタイムアップしていなかったし、僕の前のクルマはくるだろうとは思っていたけど2秒4までは予想してませんでした。
ちっちゃいミスはいくつかありましたが、「この周しかない」ってことで目一杯いくしかないなと、でコントロールラインを過ぎて「何番?」って聞いたら「トップだ」ってことでした。

藤井誠暢
MR-Sが予想より速くて、ほかのみんなはタイムが伸びていなかったのに、MR-Sも伸びないんじゃないかと思ってたら2秒4までいったので、これは楽じゃないなと思いました。
金曜日にロングをさせてもらって、フィーリングがすごくよかったので、明日はいい結果が出せると思います。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選総合

■GT500 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
18ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'50.426R1'49.842190.321
232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'51.5231'50.583189.045
318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'51.0481'50.593189.028
417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'51.2011'50.806188.665
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS1'51.9691'51.433187.603
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'52.3711'51.513187.469
723XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'51.8981'51.967186.709
86Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'52.4601'52.094186.497
922MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS1'52.2931'52.155186.396
1039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'52.8771'52.430185.940
111宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'52.940185.100
1235BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'53.085184.863
1324WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'53.643183.955
1412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'54.048183.302
153YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'54.174183.099
16*25ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'55.542180.932

■GT300 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH2'02.536R2'02.254170.998
2101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋 和也
石浦宏明
MI2'02.923R2'02.411170.779
343ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI2'03.4072'03.503169.269
446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL2'03.7262'03.808168.852
52プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'03.0362'03.876168.759
662WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH2'03.1802'04.232168.275
788アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西康司
YH2'04.1732'04.257168.242
831apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本 祐也
MI2'04.3812'04.638167.727
97RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH2'04.0342'04.842167.453
1087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'04.5092'06.221165.624
114EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'04.714167.625
1226ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH2'04.721167.616
1347宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'04.960167.295
14110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'05.180167.001
155クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH2'05.346166.780
1619ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH2'05.358166.764
1777クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'05.469166.616
18*11TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'05.635166.396
1983YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'05.767166.222
2055DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'06.956164.665
21666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'07.239164.299
22333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'07.833163.535
239LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
中嶋 修
Guts 城内
DL2'09.469161.469
24118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2'09.879160.959
---- 以上予選通過 ----
-70外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'17.206152.364
  • ペナルティ No.25 ベスト及び2ndラップタイム削除(国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間の追い越し)違反(11:40裁定)
  • ペナルティ No.11,13 罰金2万円(トランスポンダー交換違反)
  • No.66,67は出走せず

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ NSX勢が上位独占!


070317_arta_nsx2 予選2回目に続いて行われたスーパーラップでは、5台のNSXが圧倒的な速さをみせつけ、1分49秒842という驚異的なタイムを叩き出した#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)がポールポジションを獲得することとなった。
GT300クラスは、午前中コースレコードを更新した#13エンドレスアドバン洗剤革命Zが、さらにタイムを更新してポールポジションを獲得した。

スーパーラップは午後3時よりGT300クラスから開始された
最初に出走したのは#87ムルシエラゴ。アタックを担当した桧井保孝のタイムは2分06秒221。
風の影響からか、午前中のタイムを上回れなかった。
#31MR-Sの峰尾恭輔、#88ムルシエラゴの山西康司も午前中の自己ベストを上回れず、#7RX-7の井入宏之に至っては2分04秒842に留まり、クラス9番手までポジションダウンすることとなった。
#46Zの佐々木孝太は東コースだけで山西を1秒近く上回ったが、シケイン立ち上がりでダートにはみ出し、最終的には2分03秒808とコンマ4秒上回るにとどまった。
続いて出走したのは2年ぶりにGTに戻ってきた#43ガライヤ。ドライバーは新田守男だ。
新田はセクター1,2,3で佐々木の後塵を拝するも、最終セクターで逆転、2分03秒503でトップに立った。
続く#62ヴィーマック、#2紫電はタイムが伸びず、ガライヤの後塵を拝することとなった。
#62ヴィーマックは#46Zにも抜かれて2ポジションダウンだ。

昨年新田がドライブした#101トイストーリーMR-Sを駆る大嶋和也は2分02秒411と、午前中の影山正美(#13Z)のレコードタイムを打ち破ったが、その影山正美は2分02秒254と更にタイムを縮め、堂々ポールポジションを獲得した。

続いて始まったGT500のスーパーラップは、300同様強い追い風の影響を受けつつも、ほぼ全車が午前中の自己ベストを更新したが、#23ザナヴィZの本山哲は1分51秒967と午前中のタイムを下回って2ポジションダウン。#22モチュールZのミハエル・クルムもベストは更新したものの9番手に後退と、Z勢には厳しい結果となった。

レクサスSC勢は着実にタイムを削り取ってきたものの、#39サードはポジション変わらず。#6ルマンはポジションを一つ上げるに留まり、唯一#38セルモSCの立川祐路が5番手タイムを叩き出し、好調なNSX勢に割って入るに留まった。

今回のスーパーラップでは5台のNSX勢が圧倒的な速さを見せ付け、上位6台中5台をNSXが占めることとなった。
まずは午前中8番手の#100レイブリックのドミニク・シュワガーが1分51秒213と、午前中のタイムを1秒以上更新すると、#32エプソン、#17リアル、#18TAKATA童夢らは相次いで1分50秒台を記録してみせる。
そして最後に出走した#8ARTA NSXを駆る伊藤大輔は、1分49秒842と唯一の49秒台を叩き出し、2位以下をコンマ7秒以上突き放す大差でポールポジションを決めてみせた。

スーパーGT第1戦決勝は明日午後2時より、52周で戦われる。

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ(GT500)

■GT500 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'49.842--190.321
232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'50.583 0.741 0.741189.045
318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS1'50.593 0.751 0.010189.028
417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石年弘
BS1'50.806 0.964 0.213188.665
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川祐路
高木 虎之介
BS1'51.433 1.591 0.627187.603
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'51.513 1.671 0.080187.469
723XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'51.967 2.125 0.454186.709
86Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'52.094 2.252 0.127186.497
922MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田 次生
BS1'52.155 2.313 0.061186.396
1039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'52.430 2.588 0.275185.940

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿スーパーラップ(GT300)

■GT300 Class

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH2'02.254--170.998
2101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI2'02.411 0.157 0.157170.779
343ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI2'03.503 1.249 1.092169.269
446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'03.808 1.554 0.305168.852
52プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'03.876 1.622 0.068168.759
662WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH2'04.232 1.978 0.356168.275
788アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH2'04.257 2.003 0.025168.242
831apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI2'04.638 2.384 0.381167.727
97RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH2'04.842 2.588 0.204167.453
1087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'06.221 3.967 1.379165.624

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選2回目 トップタイムはザナヴィZ

スーパーGT第1戦、鈴鹿GT300kmの公式予選2回目が、午後2時25分より各クラス15分づつで行われ、GT500クラスでは#23ザナヴィニスモZ、GT300クラスは#13エンドレスアドバン洗剤革命Zがトップタイムを記録した。

ここでのタイムは直接にはグリッド順に影響しない。
しかし午前中に予選通過基準タイムをクリアできていないチーム、ドライバーにとっては予選通過のかかった大切なセッションだ。
GT500クラスは全車が基準タイムをクリアしているため、スーパーラップあるいは決勝を想定したチェック作業に終始したが、GT300ではタイム計測のできなかったJLOCのガヤルド2台と、#118、#70のポルシェが基準タイムクリアに賭けることとなった。
しかし結局ガヤルドはここでも出走できず、2台のポルシェも基準タイムには届かず、決勝進出はならなかった。

ただしこの鈴鹿戦に関しては、決勝出走台数の上限が45台となっているため、出走嘆願により決勝に臨むことになるものと思われる

各クラス上位10台の決勝グリッドを決めるスーパーラップは、午後3時より行われる

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選2回目結果

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Qualifying 2 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1500123XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1'54.309--182.883
2500238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS1'54.311 0.002 0.002182.880
3500317REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'54.510 0.201 0.199182.562
4500422MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS1'55.103 0.794 0.593181.622
5500518TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1'55.257 0.948 0.154181.379
650061宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'55.335 1.026 0.078181.256
7500739デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'55.804 1.495 0.469180.522
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS1'56.161 1.852 0.357179.967
950098ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'56.370 2.061 0.209179.644
10500106Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'56.503 2.194 0.133179.439
11500113YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'56.676 2.367 0.173179.173
125001225ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'56.861 2.552 0.185178.889
135001335BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'56.934 2.625 0.073178.778
145001412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'57.344 3.035 0.410178.153
155001524WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'57.451 3.142 0.107177.991
165001632EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL1'57.738 3.429 0.287177.557
17300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH2'05.28210.973 7.544166.865
1830022プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'05.78111.472 0.499166.203
193003101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MI2'05.84111.532 0.060166.124
20300446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'05.95411.645 0.113165.975
21300543ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI2'06.35612.047 0.402165.447
22300626ユンケルパワー タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路慎一
谷口 信輝
YH2'07.22612.917 0.870164.315
23300731apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI2'07.26012.951 0.034164.272
2430085クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中哲二
竹内 浩典
KH2'07.46613.157 0.206164.006
25300955DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'07.49313.184 0.027163.971
263001019ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH2'07.58713.278 0.094163.851
27300114EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'07.83513.526 0.248163.533
2830012110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'08.18413.875 0.349163.087
293001377クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'08.35514.046 0.171162.871
303001483YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'09.24814.939 0.893161.746
313001547宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'09.83915.530 0.591161.009
323001611TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'09.90015.591 0.061160.933
3330017333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'10.11515.806 0.215160.667
34300189LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL2'10.64816.339 0.533160.012
3530019666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'11.55817.249 0.910158.905
36300207RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH2'12.18017.871 0.622158.157
373002170外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'12.78118.472 0.601157.441
3830022118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
田ヶ原章蔵
YH2'13.26818.959 0.487156.866
393002387マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'17.85623.547 4.588151.645
403002462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH2'19.57525.266 1.719149.778
413002588アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西康司
YH2'22.23427.925 2.659146.978

SUPER GT

SGT:第1戦予選1回目結果

SUZUKA GT 300km -RIJ- (2007/03/17) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
150018ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BSR1'50.426--189.314
2500218TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BSR1'51.048 0.622 0.622188.254
3500317REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BSR1'51.201 0.775 0.153187.995
4500432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DLR1'51.523 1.097 0.322187.452
5500523XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BSR1'51.898 1.472 0.375186.824
6500638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BSR1'51.969 1.543 0.071186.705
7500722MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BSR1'52.293 1.867 0.324186.167
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BSR1'52.371 1.945 0.078186.037
950096Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BSR1'52.460 2.034 0.089185.890
105001039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS1'52.877 2.451 0.417185.203
11500111宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'52.940 2.514 0.063185.100
125001235BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL1'53.085 2.659 0.145184.863
135001324WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH1'53.643 3.217 0.558183.955
145001412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS1'54.048 3.622 0.405183.302
15500153YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS1'54.174 3.748 0.126183.099
1650016*25ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH1'55.542 5.116 1.368180.932
17300113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YHR2'02.53612.110 6.994170.605
183002101TOY STORY apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
石浦 宏明
MIR2'02.92312.497 0.387170.067
1930032プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YHR2'03.03612.610 0.113169.911
20300462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YHR2'03.18012.754 0.144169.713
21300543ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MIR2'03.40712.981 0.227169.400
22300646宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝 直輝
DL2'03.72613.300 0.319168.964
2330077RE 雨宮 RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH2'04.03413.608 0.308168.544
24300888アクティオ ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELGO R-G1
マルコ・アピチェラ
山西 康司
YH2'04.17313.747 0.139168.355
253009*31apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本祐也
MI2'04.38113.955 0.208168.074
263001087マルホン ムルシエRG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-G1
檜井 保孝
余郷敦
YH2'04.50914.083 0.128167.901
27300114EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH2'04.71414.288 0.205167.625
283001226ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
山路 慎一
谷口信輝
YH2'04.72114.295 0.007167.616
293001347宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL2'04.96014.534 0.239167.295
3030014110GREEN-TEC BOXSTER GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
YH2'05.18014.754 0.220167.001
31300155クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH2'05.34614.920 0.166166.780
323001619ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口雄飛
YH2'05.35814.932 0.012166.764
333001777クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL2'05.46915.043 0.111166.616
3430018*11TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
松田秀士
YH2'05.63515.209 0.166166.396
353001983YOKOYAMA ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
阪口良平
YH2'05.76715.341 0.132166.222
363002055DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH2'06.95616.530 1.189164.665
3730021666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH2'07.23916.813 0.283164.299
3830022333Mario ADVAN 石松 PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
小林 且雄
井上貴志
YH2'07.83317.407 0.594163.535
39300239LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
Guts 城内
DL2'09.46919.043 1.636161.469
---- 以上予選通過(基準タイム[107%] GT500: 1'58.653 / GT300: 2'11.430)
-30024118FINA GLAD SpecialOlympics GT3R
PORSCHE 911GT3RS
宮元 隆志
田ヶ原章蔵
YH2'09.87919.453 0.410160.960
-3002570外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
小泉 洋史
高見沢一吉
YH2'17.20626.780 7.327152.364
  • 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のコースレコード(GT500: 1'52.663 / GT300: 2'03.708)
  • ペナルティ No.25 ベスト及び2ndラップタイム削除(国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間の追い越し)違反(11:40裁定)
  • ペナルティ No.11,13 罰金2万円(トランスポンダー交換違反)
  • No.66,67は出走せず

SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿予選1回目 レコード続出のなか、ARTA NSXが暫定PP!

国内レースの2007シーズン開幕となる、スーパーGT第1戦、鈴鹿300kmの公式予選1回目が3月17日午前、快晴の鈴鹿サーキットで行われた。
暫定ポールを獲得したのは、#8ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)で、タイムは昨年の自身のレコードを大きく上回る1分50秒426だった。
GT300クラストップは#13エンドレスアドバン洗剤革命Z(影山正美/藤井誠暢組)。タイムは2分02秒536と、こちらもGT300クラスのコースレコードを大きく上回ることとなった。

070317_arta_nsx 070317_advan_z

公式予選1回目は、当初予定より5分遅れの午前10時15分より60分間で行われた。
予選開始時の気温は11℃、路面温度は14℃と、肌寒いコンディションだ。

まずはGT300クラスの専有走行から開始された。
序盤から精力的に周回を重ねていた#101トイストーリーMR-Sが、大嶋和也のドライブにより開始10分で2分02秒923と、昨年のレコードを早くも更新してみせると、2番手には2年ぶりに復活した#43ARTAガライヤがつける。
しかし残り時間が7分を切った辺りから各車ペースアップしていき、#62ウィルコムヴィーマックが2分03秒180、続いて#2プリベKENZO紫電が2分03秒038と、ガライヤのタイムを上回る。
更には影山正美のドライブする#13エンドレスZが、専有残り5分で2分02秒536と、大嶋のタイムを上回ってトップに躍り出た。

続いてはGT500の専有走行。
#39デンソーサード、#6フォーラムエンジニアリングルマン、#35バンダイのSC430勢が序盤からタイムを出しに行く一方で、NSX勢、Z勢は残り時間10分を切ってから漸くコースへ出て行った。

まずは片岡龍也の駆る6号車が開始8分で1分52秒460を出し、昨年伊藤大輔の記録した1分52秒663を早々と上回ってトップへ。
続いて、インスタレーションラップでリヤに履いていたタイヤをフロントに装着するという、一風変わった熱の入れ方を試みたニスモ勢の1台、#22モチュールオーテックZがミハエル・クルムのドライブにより、1分52秒293と片岡を上回ると、その直後に#38ZENT SCの立川祐路が1分51秒969とタイムを更に縮める。
そして、昨年のレコードホルダー、伊藤大輔の駆る#8ARTA NSXが1分50秒426という、圧倒的なタイムを叩き出して一気にトップに躍り出た。
更に、今季から新たに参戦を開始した#17リアルNSXが1分51秒201、#18TAKATA童夢NSXが1分51秒048、#32EPSON NSXが1分51秒523と、NSX勢が上位4つまでを占め、#100レイブリックも8番手と、全車がスーパーラップ進出を果たすこととなった。
一方、Z勢はニスモの2台、レクサス勢は#6、#38、#39がスーパーラップ進出を果たした。

コーナリングスピードの低減を狙ってステップドボトムを導入した2007レギュレーションであったが、各チーム、メーカーの開発努力により、今回の予選では逆にコースレコードを2秒以上短縮するという、皮肉な結果となった。

公式予選2回目とスーパーラップは午後2時25分より行われる。

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦菅生決勝 Ferrari550がシリーズ初のウィナーに

0514_start_s

0514_rx7_s

0514_ferrari1_s

0514_porsche_s

0514_gc21_s

 2006年全日本スポーツカー選手権シリーズ開幕戦の決勝レースが宮城県スポーツランドSUGOで行われた。

 12時32分1000kmレースのローリングスタートが切られた。LMP1クラスの#21 DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)の野田が序盤から圧倒的な速さで後続の#20 Ferrari 550 GT1(片岡龍也/服部尚貴/田嶋栄一組)片岡を引き離しにかかる。50周を経過してその差はなんと3周となっていた。そのまま#21が逃げ切るだろうと思われていた65周目、突然ピットロードでストップする#21の姿が場内のモニターに映し出された。電気系のトラブルとみられピットで長時間に及ぶ修復が続けられ、いったんはエンジンが掛かったが、再びコースに復帰することはなかった。

 これでトップに立ったのは#20で100周の時点ではLMP2クラスの#18 Aim Sports GC-21(山崎信介/麻生裕二/富澤勝組)に1周の差を付けていた。150周の段階でもその差は変わらず、3位にはLMP2クラスの#15真神パワーADVANミストRS倶楽部(阪口良平/福田正幸組)が3周の差でつけていた。そして、トップから4周差ではGT2クラスのトップ#27シンワサービスRSR(青山光司/高木真一/新田守男組)がつけていた。200周ではトップの#20に対して1周遅れの#18、5周遅れで#15、6周遅れで#27というオーダーになっていた。

 この状況では270周には到達せず6時間でレースは終了するだろうと思われていた206周目の17:35頃、最終コーナーで#4 LAV-TEC MYZ GC21(坂本祐也/行方由久/藤井誠暢組)がクラッシュ。コースをふさぐ形でマシンは止まり、赤旗でレースは終了となった。

 この結果、#20がGT1クラスでのクラス優勝と総合での優勝に輝いた。総合2位には#18がLMP2クラスのウイナーとなり、総合3位に#27がGT2クラスでの優勝。LMP1クラスは総合5位の#66 島沢自動車BP・SK93(島沢隆彦/甲野将哉/竹谷賢二組)が優勝を遂げた。

0514_winner_s 0514_podium1_s 0514_podium2_s

#20 Ferrari 550 GT1

片岡龍也「第1回のクラス優勝はあわよくばと思っていました。それが総合と言うことで嬉しいのですが、(リタイヤとなった#21と)二枚看板ということで良かったかなと(笑)」

服部尚貴「(2週連続の優勝は)先週に引き続き何も起こらなかった。勝因はチームがきちんと仕事をして3人がノーミスでいけたのがここにいる結果だと思います」

田嶋栄一「現役引退のつもりでいたところ一ツ山レーシングが声をかけてくれて、最高の結果でした。これで恩返しができました」

0514_podium3_s 0514_podium4_s 0514_p_conf_s

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦菅生決勝結果

SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/14) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverLapGoal Time
Behind
120GT11DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 達也
服部 尚貴
田嶋 栄一
2064:58'55.822
218P21Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
2051Lap 
327GT21シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
2006Laps
415P22真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
坂口 良平
植田 正幸
1988Laps
566P11島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
19610Laps
65GT22TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見沢 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
19511Laps
79GT12ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
19115Laps
87GT23DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
川井 友貴
15155Laps
-4P2-MYZダラーラGC-21
GC-21
阪本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
14165Laps
-21P1-DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
65141
-3P2-ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
53153Laps
-88GT1-ムルシェラゴ RGT
MURCIELAGO RG-1
山西 康司
桧井 保孝
WADA-Q
40166Laps
  • 参加台数:12台 / 出走台数:12台 / 完走台数:8台
  • Fastest Lap: CarNo.21 DUNLOP Zytec 05S 野田 英樹 1'14.316 5/65 179.441km/h
  • 赤旗時刻(17:34)
  • 2006年全日本モータースポーツカー耐久選手権統一規則37条2.3)ケースCによりレース終了。完走周回数(70%)は、144Laps。
  • No.7の川井友貴選手の出走については、大会審査委員会の承認済み。

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦菅生フリー走行結果

0514_zytec_s

Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/14) Free Practice Weather:Fine Course:Wet
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km

PosNoClassCls
Pos
Team
Type
DriverTimeBehind
121P11DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
1'21.950-
218P21Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
1'33.91611.966
388GT11ムルシェラゴ RGT
MURCIELAGO RG-1
山西 康司
桧井 保孝
WADA-Q
1'33.99112.041
415P22真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
坂口 良平
植田 正幸
1'34.05012.100
55GT21TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見沢 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
1'35.61413.664
620GT12DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 達也
服部 尚貴
田嶋 栄一
1'36.44914.499
766P12島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
1'37.78515.835
89GT13ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
1'38.74716.797
94P23MYZダラーラGC-21
GC-21
阪本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
1'38.89616.946
1027GT22シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
1'46.52224.572
117GT23DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
川井 友貴
1'48.91926.969
123P24ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
1'50.09228.142
  • 参加台数:12台 / 出走台数:12台

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦菅生グリッド予選結果

SUGOスポーツカー1000km耐久レース -RIJ- (06/05/13) Grid Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2006 JAPAN LE MANS CHALLENGE Round 1 スポーツランド菅生 3.704256km

PosNoClassCls
Pos
Team
Type
DriverTimeBehindkm/h
121P11DUNLOP Zytec 05S
Zytec 05S
野田 英樹
加藤 寛規
1'24.141-158.488
24P21MYZダラーラGC-21
GC-21
阪本 祐也
行方 由久
藤井 誠暢
1'31.0446.903146.471
320GT11DUNLOP Ferrari 550 GT1
Ferrari 550 maranello GT1
片岡 達也
服部 尚貴
田嶋 栄一
1'32.1758.034144.674
43P22ライフワークBOMEX GC-21
GC-21
山本 将之
周防 彰悟
山下 潤一郎
1'32.5638.422144.068
588GT12ムルシェラゴ RGT
MURCIELAGO RG-1
山西 康司
桧井 保孝
WADA-Q
1'33.3099.168142.916
618P23Aim Sports GC-21
GC-21
山崎 信介
麻生 裕二
富沢 勝
1'34.70110.560140.815
727GT21シンワサービスRSR
Porsche 911 GT3RSR
青山 光司
高木 真一
新田 守男
1'34.78610.645140.689
89GT13ARKTECH-LEYJUN ans A&S-MT
MOSLER
OSAMU
田中 勝喜
飯島 寛也
1'35.95311.812138.978
915P24真神パワーADVANミストRS倶楽部
SK5.2
坂口 良平
植田 正幸
1'36.52012.379138.161
105GT22TEAM高見沢BEND PORSCHE
PORSCHE 996 GT3
高見沢 一吉
堤 明彦
砂子 塾長
1'37.42013.279136.885
1166P12島沢自動車BP・SK93
SK-93
島沢 隆彦
甲野 将哉
竹谷 賢二
1'40.04019.000132.434
127GT23DREAM ANGELES ADVAN RX7
RX-7
萩原なお子
川井 友貴
1'53.70229.561117.283
  • 参加台数:12台 / 出走台数:12台
  • 赤旗(15:19)により公式予選終了

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC第1戦予選 Zytecが雨の中ポールを獲得!

0513_zytec_s 0513_ferrari550_s

 2006年全日本スポーツカー選手権シリーズが宮城県スポーツランドSUGOで開幕した。参加12台とまだまだ参加台数も少なく、レースとしては誕生したばかりのカテゴリーだ。午前10時50分から1時間で行われたドライバーズ予選では、ウエットコンディションで小雨が降る中LMP1クラスの#21 DUNLOP Zytec 05S(野田英樹/加藤寛規組)の加藤が1分20秒723をマーク。
 続く午後3時から20分間で行われたグリッド予選はさらにコンディションが悪化し、そんな中#21が1分24秒141をマークしポールポジションを獲得した。
 LMP2クラスは#4LAV-TEC MYZ GC21(坂本祐也/行方由久/藤井誠暢組)が総合2番手で、GT1クラスは#20 Ferrari 550 GT1(片岡龍也/服部尚貴/田嶋栄一組)が総合3番手に入った。総合7番手に#27GT2クラスのシンワサービスRSR(青山光司/高木真一/新田守男組)が入った。

0513_zytec_ferrari_crew_s

加藤寛規「予選と言われてもライバルが居ないのでまだまだ練習走行のようなものですね。前回のテストから出た問題は改善されたのでその評価は次回以降への足がかりになると思っています。1000kmは僕らも初めてなのですが、なんとかゴールまでクルマを運びたい」

片岡龍也「タイムを出すためのパフォーマンスは先週のテストから調子はいいです。テストでトラブルが出たのが改善されて1000kmは走りきれると思います」

服部尚貴「(2週連続の優勝)そのつもりで来ました。そんな気分です(笑)結構暑いクルマでSCよりも暑い。テストで暑かったらしくて2人じゃ無理と田嶋から電話があって乗ることになりました。ライバルは居ないんですがゴールすれば結果はついてくると思います。700km担当する片岡に任せましたから(笑)」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

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