カテゴリー

ニュース内検索

2015年3月

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎウォームアップ トップタイムはST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組

st-r1-wu-24

st-r1-wu-20

st-r1-wu-34

st-r1-wu-58

st-r1-wu-69

 3月28日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久シリーズの開幕戦のウォームアップ走行が行われた。

 雲があるものの晴天の下、午前9時15分から1時間のセッションが行われた。

 今季の開幕戦にはST-1クラスのマシンが姿を見せず、ST-X、ST-2、ST-3、ST-4、ST-5クラスでの走行となった。

 この走行で1分52秒478のトップタイムをマークしたのは、#24GT-Rの星野敏、藤井誠暢、高星明誠組。ST-2クラスは#20ランサー。ST-3クラスはディフェンディングチャンピオンの#34 Z34。ST-4クラスは#58のインテグラ。ST-5クラスもディフェンディングチャンピオンの#69FIT3となった。

 公式予選は午後1時より行われる予定だ。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎウォームアップ結果

■ST-Xクラス

もてぎスーパー耐久 -RIJ- (2015/03/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 1 ST-X class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
124星野 敏
藤井 誠暢
高星 明誠
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'52.478--153.674
216西田 裕正
片岡 龍也
阿部 翼
畑 亨志
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
YH1'52.512 0.034 0.034153.628
31池上 慎二
吉田 広樹
柳田 真孝
GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'52.969 0.491 0.457153.006
432飯田 太陽
小林 崇志
テツオ・オギノ
高木 真一
KSF Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
YH1'53.003 0.525 0.034152.960
58永井 宏明
佐々木 孝太
ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'53.328 0.850 0.325152.522
63谷口 行規
峰尾 恭輔
元嶋 佑弥
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
YH1'53.875 1.397 0.547151.789
710フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
密山 祥吾
Adenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'56.121 3.643 2.246148.853
85白井 剛
青木 孝行
藤波 清斗
MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'02.386 9.908 6.265141.233

■ST-2クラス

もてぎスーパー耐久 -RIJ- (2015/03/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 1 ST-2 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
120下垣 和也
小林 且雄
松本 武士
伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI
LANCER EVOLUTION Ⅸ
YH2'04.254--139.110
259大澤 学
松田 晃司
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU STI
YH2'05.191 0.937 0.937138.069
36冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI
LANCER EVOLUTION Ⅹ
YH2'05.972 1.718 0.781137.213
47藤井 芳樹
遠藤 浩二
佐藤 勝博
新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI
LANCER EVOLUTION Ⅸ
YH2'06.281 2.027 0.309136.877
531朝倉 貴志
長谷川 智秀
長谷川 奉徹
小林 真一
HASEPRO RACING
LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI
LANCER EVOLUTION Ⅹ
YH2'06.508 2.254 0.227136.631
6505田ヶ原 章蔵
竹田 直人
岡本 武之
藤原 能成
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI
LANCER EVOLUTION Ⅹ
YH2'07.003 2.749 0.495136.099

■ST-3クラス

もてぎスーパー耐久 -RIJ- (2015/03/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 1 ST-3 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
134前嶋 秀司
佐々木 雅弘
松原 怜史
佐藤 公哉
asset ingsテクノZ34
NISSAN Fairlady Z
YH2'04.342--139.011
238植田 正幸
阪口 良平
堀田 誠
ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
YH2'04.496 0.154 0.154138.840
315長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
YH2'05.821 1.479 1.325137.377
439柴田 優作
片山 義章
平手 晃平
SARD Racing IS350
TOYOTA LEXUS IS350
YH2'06.025 1.683 0.204137.155
514山崎 学
小松 一臣
増田 芳信
杉林 健一
岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
YH2'06.900 2.558 0.875136.209
6195安宅 徳光
小泉 和寛
輿水 敏明
島澤 隆彦
岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
YH2'07.177 2.835 0.277135.913

■ST-4クラス

もてぎスーパー耐久 -RIJ- (2015/03/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 1 ST-4 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
158小林 康一
ピストン・西沢
塩谷 烈州
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'09.488--133.487
286蒲生 尚弥
井口 卓人
松井 孝允
GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
YH2'09.805 0.317 0.317133.161
395松井 猛敏
中島 保典
エン・ピン・カン
孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
YH2'10.410 0.922 0.605132.543
452番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
YH2'10.718 1.230 0.308132.232
592玉江 浩明
杉原 直弥
山谷 直樹
ニールレーシング★SSR★RS-R★亜衣★
SEIKO★ネッツトヨタ神戸★SKR
HONDA S2000
YH2'10.807 1.319 0.089132.142
655伊藤 毅
田代 淳
SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
YH2'10.881 1.393 0.074132.066
713山内 英輝
村田 信博
島谷 篤史
小河 諒
ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
YH2'11.094 1.606 0.213131.852
840藤田 竜樹
吉本 晶哉
筒井 克彦
車買取りHERO'S×TRACY SPORTS
ings S2000
HONDA S2000
YH2'11.532 2.044 0.438131.413
941鶴田 和弥
吉田 靖之
長谷川 伸司
車買取りHERO'S×TRACY SPORTS
ings S2000
HONDA S2000
YH2'11.549 2.061 0.017131.396
1093植松 忠雄
太田 侑弥
鈴木 陽
神戸 良太
TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
YH2'12.299 2.811 0.750130.651
1148高森 博士
猪股 京介
井上 恵一
ヤス
DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'12.933 3.445 0.634130.028
1288村上 博幸
雨宮 恵司
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
YH2'13.119 3.631 0.186129.846
1327伊橋 勲
馬場 優輝
浜野 彰彦
新井 敏弘
FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
YH2'13.124 3.636 0.005129.841
1418浅野 武夫
西村 和則
笠原 智行
浅野 真吾
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
YH2'14.095 4.607 0.971128.901
1554加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
YH2'14.735 5.247 0.640128.289
1644カルロス 本田
下田 亮次
松沢 隆弘
恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
YH2'15.938 6.450 1.203127.153
1749井尻 薫
大賀 裕介
蘇武 喜和
山田 秀明
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
YH2'16.354 6.866 0.416126.765
1836川中子 和彦
河野 利尚
長島 大輝
推根 克彦
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
YH2'16.724 7.236 0.370126.422
-333野間 一
中島 佑弥
森 国形
藤田 弘幸
GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
YHabsence---

■ST-5クラス

もてぎスーパー耐久 -RIJ- (2015/03/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 1 ST-5 class ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
169大野 尊久
井入 宏之
梅本 淳一
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
YH2'18.141--125.126
219古宮 正信
奥村 浩一
新垣 元
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
YH2'20.292 2.151 2.151123.207
32山下 潤一郎
山田 英二
チン・サン・リン
加茂 新
ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
YH2'21.527 3.386 1.235122.132
4213東 貴史
横尾 優一
原田 学
WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
YH2'24.908 6.767 3.381119.282
517野上 敏彦
谷川 達也
野上 達也
山田 弘樹
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
YH2'31.75713.616 6.849113.899
-33船木 宏
黒須 聡一
沖ノ井 宣隆
井上 佳亮
東伸★RAYS★μ ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
YHno time---
  • S字コーナー入り口の停止車両回収のため10時13分17秒、赤旗終了とした。

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第1戦もてぎ決勝 武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカ デミーPFC)が混戦を制し優勝

sfjm-r1-r-62p

sfjm-r1-r-start

sfjm-r1-r-top-group

sfjm-r1-r-8-5th

sfjm-r1-r-l6-spin

sfjm-r1-r-l6-8

sfjm-r1-r-l7-spin

sfjm-r1-r-10vs8

sfjm-r1-r-finish

sfjm-r1-r-podium

 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第1戦は15日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第1戦の決勝を行い、武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が20分50秒833で4番グリッドから混戦を制し優勝を飾った。

 ツインリンクもてぎは朝から止まない冷たい風にさらされながら、午後12時35分よりフォーメーションラップを開始。

 シグナルブラックアウトからスタートするとポールポジションの川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)がスタートに失敗し、蹴り出しが遅れてしまい、2番グリッド徳升広平(ZAP SPEED 10VED)と4番グリッドから好ダッシュを決めた武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)にかわされてしまう。

 その後トップ争いが4台、5位争いが4台と二つの集団に分かれて激しいバトルの応酬が数ラップ続く。

 レースが大きく動いたのが6周目の5コーナー。トップ争いの集団にいた山浦聖人(ZAP ミマキエンジニア ED)が痛恨のスピン。レースに復帰出来たものの7番手まで大きくポジションを落としてしまう。

 しかしこれだけに終わらず、次の7周目の同じく5コーナーで2位までポジションを回復していた川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミー PFC)がスピンを喫し、終盤で痛いポジションダウンを喫した。

 これでトップ争いは武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)と徳升広平(ZAP SPEED 10VED)の二人に絞られたが、終盤スピンからポジションを回復した山浦聖人(ZAP ミマキエンジニア ED)と最後尾グリッドから上がって来た飯嶋郁陽(ZAP SPEED・ED)との間でZAP SPEED同士の3位表彰台をかけたバトルが勃発。ファイナルラップまでテールツーノーズ、サイドバイサイドの激しい攻防が続いた。

 10周で争われた決勝は武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が制し優勝を飾った。2位には徳升広平(ZAP SPEED 10V ED)が入り、3位には激しいバトルを制した山浦聖人(ZAP ミマキエンジニア ED)が入った。

 4位にはわずか0秒334届かなかった飯嶋郁陽(ZAP SPEED・ED)、5位には飛田陽宏(Deep-R・10V関口ED)が入った。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4東日本シリーズ

F4E:第1戦もてぎ決勝 牧野任祐がポールトゥウィンで開幕戦を制す

f4e-r01-r-11p

f4e-r01-r-start

f4e-r01-r-51

f4e-r1-r-11

f4e-r1-r-14

f4e-r01-r-10

f4e-r01-r-finish

f4e-r01-r-podium

 JAF地方選手権F4東日本シリーズは15日、ツインリンクもてぎ(1周・4.801379km)で第1戦の決勝を行い、牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー)が22分40秒432で今シーズン開幕戦の優勝を飾った。

 ツインリンクもてぎは朝から曇りで時折冷たい風が吹き、気温がほとんど上がらない状況のまま午前11時50分よりフォーメーションラップを開始。

 スタートを制したのは牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー)で2位には根本悠生(GUNZE・ZAP F108)、3位には加藤智(FEEL・RK01・TODA)といった予選結果通りのオーダーで上位3台が1コーナーに飛び込んだ。

 その後も上位3台はそれぞれ2〜3秒のギャップで付かず離れずのレースを展開をするが、終盤2位の根本悠生(GUNZE・ZAP F108)に2秒を切る所までギャップを詰められながらも終始落ち着いたレース運びで牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー)が優勝を飾った。

2位には根本悠生(GUNZE・ZAP F108)が入り、3位には加藤智(FEEL・RK01・TODA)と予選結果からスタート、フィニッシュまで全く同じオーダーでレースを終えた。4位には中山雅佳(HITACHI BM RK01)、5位には接戦を繰り広げながら予選6番手からポジションアップした加藤正将(ブライルバッテリーマーズ006)が入った。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第1戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2015/03/15) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 S-FJもてぎシリーズ Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
163武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1020'50.833
219徳升 広平ZAP SPEED 10VED
TOKYO R&D RD10V
YH102.694
310山浦 聖人ZAPミマキエンジニアED
TOKYO R&D RD10V
YH1013.056
48飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1013.390
566飛田 陽宏Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
YH1017.800
662川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1018.044
720大竹 孝幸ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1018.512
880井上 雅貴NRS
MYST KK-S2
YH1020.871
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.19 徳升広平(ZAP SPEED 10VED) 2'03.342 (8/10) 140.14km/h

F4東日本シリーズ

F4E:第1戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2015/03/15) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4東日本シリーズ Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー
MYST KK-ZS
DL1222'40.432
214C1根本 悠生GUNZE ZAP F108
ZAP F108
DL121.796
310C2加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL124.493
43C3中山 雅佳HITACHI BM RK01
B-MAX RK01
DL1229.119
551A2加藤 正将ブライハルバッテリマーズ006
WEST 006
DL1232.605
64C4佐々木 祐一仙台DayDream☆F108
ZAP F108
DL1235.310
717C5小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL1248.134
827C6シュウジB-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL121'15.931
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー) 1'52.283 (4/12) 153.94km/h

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第1戦もてぎ公式予選 川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラ アカデミーPFC)がポールポジション

 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第1戦は15日、ツインリンクもてぎ (1周4.801379km)で第1戦の公式予選を行い、川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が2分03秒176でポールポジションを獲得した。

sfjm-rd1-62 sfjm-rd1-19 sfjm-rd1-10

 ツインリンクもてぎは朝から薄曇りで肌寒く、先に行われたF4公式予選同様路 面温度が上昇しないまま午前8時30分より20分間にわたり公式予選が行われた。

 開始早々8号車飯嶋郁陽(ZAP SPEED・ED)がコースアウトを喫しタイム計測な しという波乱で幕を開けた。しかしセッションは止まらず各車入念にウォームアップを続けながらのアタックが進行していく。

 先のF4公式予選と同様気温が低く路面温度が上がらない中でほとんどのドライ バーが終盤ラスト2周または1周でのタイムで順位が決定した。

 ポールポジションは川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)で2分03秒176。2位は徳升広平(ZAP SPEED 10VED)で2分3秒319、3位は山浦聖人(ZAP ミマキエンジニア ED)で2分3秒633、4位武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)で2分3秒711とここまで0秒535の中に入る僅差となった。5位に飛田陽宏(Deep-R・10V関口ED)が2分4秒475と続いた。

 第1戦決勝は本日15日、午後12時35分より10周で行われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第1戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2015/03/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 S-FJもてぎシリーズ Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
162川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.176--140.3279/10
219徳升 広平ZAP SPEED 10VED
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.319 0.143 0.143140.1659/10
310山浦 聖人ZAPミマキエンジニアED
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.633 0.457 0.314139.80910/10
463武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.711 0.535 0.078139.72110/10
566飛田 陽宏Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.475 1.299 0.764138.86310/10
620大竹 孝幸ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.181 2.005 0.706138.0809/10
780井上 雅貴NRS
MYST KK-S2
YH2'05.547 2.371 0.366137.6778/10
---- 以上基準タイム(130%: 2'40.388)予選通過 ----
-8飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YHno time---0/1

F4東日本シリーズ

F4E:第1戦もてぎ公式予選 牧野任祐がコースレコードでポールポジション

 JAF地方選手権F4東日本シリーズは15日、ツインリンクもてぎ(1周 4.801379km)で第1戦の公式予選を行い、牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー)が1分51秒709とアルミモノコックのマシンでありながら従来のレコード1分51秒767を0.058秒更新しポールポジションを獲得した。

f4e-r1-q-11 f4e-r1-q-14 f4e-r1-q-10

 ツインリンクもてぎは朝から薄曇りで肌寒く、路面温度の上昇も期待出来ない 中、午前8時より20分間にわたり公式予選が行われた。

 序盤からリードしたのは牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー)で2位には根本 悠生(GUNZE・ZAP F108)、3位には加藤智(FEEL・RK01・TODA)といったオーダーで終盤までセッションが進行する。

 各ドライバーも気温が低く路面温度が上がらない中で終盤にようやくタイム アップを果たし全員終盤ラスト2周または1周でのタイムで順位が決定した。

 ポールポジションは牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー)で1分51秒709。従 来のコースレコードを0.058秒更新した。

 2位は根本悠生(GUNZE・ZAP F108)で1分51秒877とここまで僅差で0秒168差。 3位は加藤智(FEEL・RK01・TODA)、4位中山雅佳(HITACHI BM RK01)、5位佐々 木祐一(仙台 DayDream☆F108)と続いた。

 第1戦決勝は本日15日、午前11時50分より10周で行われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4東日本シリーズ

F4E:第1戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2015/03/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4東日本シリーズ Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー
MYST KK-ZS
DLR1'51.709--154.73210/11
214C1根本 悠生GUNZE ZAP F108
ZAP F108
DL1'51.877 0.168 0.168154.5009/11
310C2加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1'52.611 0.902 0.734153.49311/11
43C3中山 雅佳HITACHI BM RK01
B-MAX RK01
DL1'53.875 2.166 1.264151.78910/10
54C4佐々木 祐一仙台DayDream☆F108
ZAP F108
DL1'54.112 2.403 0.237151.47410/10
651A2加藤 正将ブライハルバッテリマーズ006
WEST 006
DL1'54.557 2.848 0.445150.8856/6
717C5小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL1'55.004 3.295 0.447150.29910/10
827C6シュウジB-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1'57.726 6.017 2.722146.82410/10
---- 以上基準タイム(130%: 2'25.685)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'51.767)を更新しました。

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝 上位3名のコメント

優勝 坂口夏月(テイクファースト10V)
sfjs-r1-r-sakaguchi
 「レースは勝つ自信があったので、今回は作戦なくスタートで他の車に抜かれなければ勝てると思っていました。スタートしてそれ以降はミラーを見ながらの走りで落ち着いてレースができたと思います」
決勝2位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
sfjs-r1-r-yamaki
 「スタートはミスして平選手に抜かれてしましたが、130Rのアウト側から抜くことができました。ただ抜くのに手間取ってしまい、トップの坂口選手には全く届くところまではいきませんでした。今回の結果で自信がついたので、今後も頑張って結果を出していきたいです」
決勝3位 平優弥(TeamNaoki☆LEPRIX 10V)
sfjs-r1-r-taira  「八巻選手がスタートでミスしたので前に出たのですが、すぐに抜かれてしました。セッティングを色々変更したのが合ってなく、いい部分を出せなかったのが残念です。今回は負けてしましたが、今度のレースでは自分が勝てるように頑張りたいです」
Text: Nobumitsu Ohtake
Photo: Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝 スポット参戦の坂口夏月がポールトゥウイン!

 鈴鹿クラブマンレース第1戦、S-FJ鈴鹿シリーズは22日、鈴鹿サーキット西コースで決勝を行い、スタートでトップに立ったポールポジションの坂口夏月(テイクファースト)が、後続を徐々に引き離し21分7秒661で独走優勝を飾った。

sfjs-r1-r-start

sfjs-r1-r-40vs22

sfjs-r1-r-43

sfjs-r1-r-22

sfjs-r1-r-70

sfjs-r1-podium

 決勝は午後12時45分にフォーメーションラップが始まった。予選終了後から雨は落ちていないが気温が低く風が無いため路面はウェットコンディションのまま。13台が1周を回ってグリッドにつき14周のレースがスタートした。

 スタートを制したのはポールポジションの坂口夏月(テイクファースト)。トップで130Rに向かうが、予選2位の八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)はホイールスピンが多く4位まで落ち、2位には予選3位の平優弥(TeamNaoki☆LEPRIX 10V)が上がる。3位には予選5位の板倉慎哉(AMORE表参道☆JFA☆R&D10V)が続いた。

 トップに立った坂口は徐々に後続を引き離しにかかる。9周目には2位以下を7秒5離すと、その後はその差を保ったまま最終ラップまで走りきり、独走優勝を飾った。

 2位でレースを始めた平はペースが上がらない。1周目に板倉をパスしてきた八巻に徐々にその差を詰められ、5周目にはテールトゥノーズとなった。

 平は巧に八巻をブロックしてレースは進行するが、9周目に入った130Rで八巻がアウトから平に並びかけついに前に出ることに成功する。平もあきらめず、シケインでインから八巻の前に出るが、平の動きを冷静に見ていた八巻がクロスラインで抜き返し、このバトルに決着を付けた。

 八巻は12周目にこのレースのファステストラップ1分29秒529をたたき出し、2位でゴール。3位には平が入った。

 予選4位の平木玲次(RS Fine 10V)は後方集団に埋もれてオープニングラップを戻ってきたが、ここから怒涛の追い上げを見せる。2周目に9位、3周目に7位、5周目に6位、6周目に5位、12周目には前を走る板倉を抜き去って終わってみれば予選順位と同じ4位でゴールした。

 5位には板倉が、6位には住山晃一朗(TeamNaoki☆PACS☆レプリED)が入った。

 ウェット路面で格上の速さを見せつけ、独走優勝を飾った坂口はこのレースのみのスポット参戦。他カテゴリーへの参戦に向け強力な交渉材料を手にした。八巻もまた全戦参戦は未定とのことだが、希望する全戦参戦に向け、今回の2位はスポンサーへの説得材料となるはずだ。

 3位に入り全戦参戦が確定している平は、シリーズチャンピオンに向け好スタートを切った。

 初レースながら素晴らしい追い上げを見せた平木も楽しみな逸材。課題のスタートを克服すれば次戦以降優勝争いに絡んできそうだ。

 第2戦は3月29日、今回と同じ西コースで予選・決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2015/02/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
143坂口 夏月テイク ファースト 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1421'07.661
222八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH147.162
370平 優弥TeamNaoki☆LEPRIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1412.157
424平木 玲次RS Fine 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1418.547
555板倉 慎哉AMORE表参道☆JFA☆R&D10VF
TOKYO R&D RD10V
YH1422.773
671住山 晃一朗TeamNaoki☆PACS☆レプリED
TOKYO R&D RD10V
YH1426.979
74大石 裕基大石工務店スキル制動屋HIROKI10V
TOKYO R&D RD10V
YH1434.055
826吉元 陵安藤商会オートパンサーAPR鹿児島
MYST KK-S
YH1436.946
91吉田 雄作VW車を買うならVW三重北でばワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH1444.612
1021太田 浩ミスト・関口・制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH1454.971
115村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH141'20.079
1225濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH141'27.833
---- 以上規定周回数(12Laps)完走 ----
-19永井 秀貴NINNERACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH113Laps
  • Fastest Lap: CarNo.22 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル) 1'29.529 (12/14) 139.73km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選 坂口夏月がポールポジション

 鈴鹿クラブマンレース第1戦、S-FJ鈴鹿シリーズは22日、鈴鹿サーキット西コースで公式予選を行い、坂口夏月(テイクファースト)が1分30秒192でポールポジションを獲得した。

sfjs-r1-q-43 sfjs-r1-q-22 sfjs-r1-q-70

 開幕戦を迎えた鈴鹿は、未明に降った雨が上がったものの路面はフルウエット。午前9時20分より13名のドライバーが参加して15分間の公式予選が行われた。

 昨季、ホンダの育成ドライバーとしてF4のFCクラスに参戦、今回スポット参戦の坂口夏月(テイクファースト)が序盤から予選をリード。中盤からは「エンジンが良くなった」という八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)や2年目の平優弥(TeamNaoki☆LEPRIX 10V)が一時トップに立つも、最終的には坂口が1分30秒192をたたき出しポールポジションを獲得した。

 2位には「あと1周あればポールを取れた」という八巻が1分30秒282の僅差で続き、3位には平が入った。

 4位には昨季F4西日本シリーズチャンピオンの平木湧也の弟で4輪レース初参戦の平木玲次(RS Fine 10V)が、5位にも初出場の住山晃一朗(TeamNaoki☆PACS☆レプリED)が入った。6位にはS-FJに久々参戦の大石裕基(大石工務店スキル制動屋HIROKI 10V)が続いた。

 決勝レースは本日、午後12時45分より14周で争われる。

予選後の上位3人のコメント
ポールポジション 坂口夏月(テイクファースト10V)
 「中古のウエットタイヤだったので、表面のゴムが取れるまでなかなかタイムタイムが出ませんでした。決勝レースは晴れて欲しいですが、スタートを決めてポールトゥウインを目指して頑張りたいです」
予選2位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
 「1月にF4の車に乗った時に、自分なりにいい感覚を掴めたので、そのままS-FJの車でもいいタイムが出るようになりました。予選は路面が冷えていたのでタイヤの温めに時間がかかってしまいました。あと1周あれば坂口選手を逆転できたと思います。チームのメカニックがエンジンを仕上げていただので、レースは頑張って結果を出したいです」
平優弥(TeamNaoki☆LEPRIX 10V)
 「土曜日の練習走行から1位との差がコンマ2ほどだったので、予選はそれなりの順位にはいけるかなと思っていました。走った感触も良くて決勝は雨の予定みたいなので頑張っていい結果を出したいです」
Text: Yoshinori OHNISHI
Nobumitsu Ohtake
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2015/02/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
143坂口 夏月テイク ファースト 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'30.192--138.7049/10
222八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH1'30.282 0.090 0.090138.56610/10
370平 優弥TeamNaoki☆LEPRIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'30.496 0.304 0.214138.23810/10
424平木 玲次RS Fine 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'30.520 0.328 0.024138.2029/10
571住山 晃一朗TeamNaoki☆PACS☆レプリED
TOKYO R&D RD10V
YH1'31.356 1.164 0.836136.93710/10
64大石 裕基大石工務店スキル制動屋HIROKI10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'31.431 1.239 0.075136.82410/10
755板倉 慎哉AMORE表参道☆JFA☆R&D10VF
TOKYO R&D RD10V
YH1'32.555 2.363 1.124135.1636/7
826吉元 陵安藤商会オートパンサーAPR鹿児島
MYST KK-S
YH1'32.559 2.367 0.004135.15710/10
91吉田 雄作VW車を買うならVW三重北でばワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH1'32.957 2.765 0.398134.5789/10
1021太田 浩ミスト・関口・制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH1'33.441 3.249 0.484133.8819/10
1125濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'33.484 3.292 0.043133.8209/9
1219永井 秀貴NINNERACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH1'33.683 3.491 0.199133.5358/9
135村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH1'33.859 3.667 0.176133.2858/9
---- 以上基準タイム(1'58.000)予選通過 ----

F4西日本シリーズ

F4:西日本第1,2戦岡山フォトギャラリー

■第1戦
DPP_14-06-14_0001 DPP_14-06-14_0002 DPP_14-06-14_0003 DPP_14-06-14_0004
DPP_14-06-14_0005 DPP_14-06-14_0006 DPP_14-06-14_0007 DPP_14-06-14_0008
DPP_14-06-14_0009 DPP_14-06-14_0010 DPP_14-06-14_0011 DPP_14-06-14_0012
DPP_14-06-14_0013 DPP_14-06-14_0014 DPP_14-06-14_0015 DPP_14-06-14_0016
DPP_14-06-14_0017 DPP_14-06-14_0018 DPP_14-06-14_0019 DPP_14-06-14_0020
DPP_14-06-14_0021 DPP_14-06-14_0022 DPP_14-06-14_0023 DPP_14-06-14_0024
DPP_14-06-14_0025 DPP_14-06-14_0026

■第2戦
DPP_14-06-15_0027 DPP_14-06-15_0028 DPP_14-06-15_0029 DPP_14-06-15_0030
DPP_14-06-15_0031 DPP_14-06-15_0032 DPP_14-06-15_0033 DPP_14-06-15_0034
DPP_14-06-15_0035 DPP_14-06-15_0036 DPP_14-06-15_0037 DPP_14-06-15_0038
DPP_14-06-15_0039 DPP_14-06-15_0040 DPP_14-06-15_0041 DPP_14-06-15_0042
DPP_14-06-15_0043 DPP_14-06-15_0044 DPP_14-06-15_0045 DPP_14-06-15_0046
DPP_14-06-15_0047 DPP_14-06-15_0048 DPP_14-06-15_0049 DPP_14-06-15_0050
DPP_14-06-15_0051 DPP_14-06-15_0052 DPP_14-06-15_0053 DPP_14-06-15_0054
DPP_14-06-15_0055 DPP_14-06-15_0056 DPP_14-06-15_0057 DPP_14-06-15_0058
DPP_14-06-15_0059 DPP_14-06-15_0060 DPP_14-06-15_0061 DPP_14-06-15_0062
DPP_14-06-15_0063 DPP_14-06-15_0064 DPP_14-06-15_0065 DPP_14-06-15_0066
DPP_14-06-15_0067 DPP_14-06-15_0068 DPP_14-06-15_0069 DPP_14-06-15_0070
DPP_14-06-15_0071 DPP_14-06-15_0072 DPP_14-06-15_0073 DPP_14-06-15_0074
DPP_14-06-15_0075 DPP_14-06-15_0076 DPP_14-06-15_0077 DPP_14-06-15_0078
Photo: Hiroyuki MINAMI

F4西日本シリーズ

F4:西日本第1戦岡山決勝 総合で牧野任祐が、FCクラスで石川京侍がともにポールトゥウイン

 JAF地方選手権F4西日本シリーズ第1戦は14日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で決勝を行い、牧野任祐(マルサンミスト制動屋Rn・SPORTS)が15周・23分14秒359で優勝した。FCクラスは石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラ)が優勝した。

f4_r01_r-start

f4_r01_r-5

f4_r01_r-5b

f4_r01_r-60

f4_r01_r-podium

f4_r01_r-podium_g

 決勝レースは午後1時25分、フォーメーションラップが始まる。上空には薄雲が広がったものの蒸し暑い中でスタートが切られた。

 スタートを制したのはポールポジションの牧野任祐(マルサンミスト制動屋Rn・SPORTS)。2位に予選2位の松井孝允(サムライサポーターズF4)がピタリと付け、牧野にプレッシャーをかける。3位にも予選順位通り浅原悠貴(CMインダストリーRK01)が続く。

 牧野は松井の追撃を振り切り、徐々に1,2位の間隔が広がり始める。牧野は中盤7周目にこのレースのファステストラップとなる1分32秒009をたたき出すと、11周目にはその差は2.3秒に。終盤には2位以下との差をコントロールし、盤石のレース運びで牧野が今シーズン初戦を制した。2位には松井が、3位には浅原が入った。

 FCクラスはポールポジションの石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラ)が好スタート。クラス2位にはチャンピオンクラスの朝日ターボ(ヴァンガードS Road☆MC090)を挟んで根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)が続くが、1コーナーで痛恨のコースアウト。根本は再スタートを切るが最後尾に落ちてしまった。

 クラス2位には福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)、同3位には坪井翔(美人&LTVフィールドFTRS)が付けるが、間に入ったペースの上がらないカーボンクラスの朝日に押さえられているうちに、石川との差は開くばかり。

 14周目にようやく福住が朝日を捉えたものの結局、石川がゆうゆうと逃げ切り、今季初優勝を飾った。クラス2位には福住が、同3位には坪井が入った。

 第2戦は明日15日、午前9時10分から公式予選が、午後3時20分から決勝が15周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI

F4西日本シリーズ

F4:西日本第1戦岡山決勝結果

SUPER F3 RACE in OKAYAMA -RIJ- (2014/06/14) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 F4西日本シリーズ Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

Pos No Cls Cls
Pos
Driver Car
Maker Model
Lap Total_Time
Behind
1 5 A 1 牧野 任祐 マルサンミスト制動屋Rn・SPORTS
MYST KK-ZS
15 23'14.837
2 25 C 1 松井 孝允 サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
15 1.482
3 50 C 2 浅原 悠貴 CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
15 7.211
4 18 C 3 平木 湧也 SUCCEED SPORTS F108
ZAP F108
15 10.157
5 12 A 2 久保 宣夫 佐藤製作所☆オートセレクトMYST制動屋
MYST KK-ZS
15 29.292
6 60 FC 1 石川 京侍 HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
15 32.599
7 62 FC 2 福住 仁嶺 HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
15 39.060
8 70 C 4 朝日 ターボ ヴァンガード・S Road☆MC090
MOONCRAFT MC090
15 41.138
9 92 FC 3 坪井 翔 美人&LTVフィールドFTRS
TATUUS FC106
15 41.897
10 61 FC 4 坂口 夏月 HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
15 42.270
11 63 FC 5 大津 弘樹 SRS-F/コチラレーシング
TATUUS FC106
15 43.382
12 93 FC 6 小河 諒 TEAM TOM’S
TATUUS FC106
15 51.100
13 90 FC 7 根本 悠生 WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
15 52.039
14 16 C 5 黄 度允 ZAP SPEED・KOR・DY・108
ZAP F108
15 53.592
15 11 A 3 鶴田 和弥 Rn-sports制動屋KKZS☆ミスト
MYST KK-ZS
15 55.431
16 37 C 6 長 優子 B-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
15 1'25.583
17 27 C 7 シュウジ B-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
14 1Lap
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.5 牧野任祐(マルサンミスト制動屋Rn・SPORTS) 1'32.099 (7/15) 144.744km/h

F4西日本シリーズ

F4:西日本第1戦岡山公式予選 牧野任祐が総合で石川京侍がFCクラスのポールポジションを獲得

 JAF地方選手権F4西日本シリーズ第1戦は14日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で公式予選を行い、総合で牧野任祐(マルサンミスト制動屋Rn・SPORTS)が1分30秒978、FCクラスで石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラR)が1分33秒164でそれぞれポールポジションを獲得した。

f4w_r01_q-5 f4w_r01_q-90

 F4東日本シリーズはすでに4戦を消化しているが、西日本シリーズもようやく梅雨の晴れ間が広がったここ岡山国際サーキットで開幕を向かえた。

 午前9時半より15分間で行われた公式予選は、序盤5分過ぎからアルミクラスの牧野任祐(マルサンミスト制動屋Rn・SPORTS)が予選をリード。1分12秒191、31秒284、30秒978とタイムを徐々に詰め唯一30秒台をたたき出して総合のポールポジションを決めた。

 2位には東日本シリーズにも参加している松井孝允(サムライサポーターズF4)が、3位には浅原悠貴(CMインダストリー・RK01)が続いた。

 FCクラスも序盤から石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラR)が予選をリード。2位に根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)、3位に坪井翔(美人&LTVフィールドFTRS)が付けていたが、終盤に福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)が坪井を逆転して3位に滑り込んできた。

 第1戦決勝は本日14日、午後1時15分より15周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI

F4西日本シリーズ

F4:西日本第1戦岡山公式予選結果

SUPER F3 RACE in OKAYAMA -RIJ- (2014/06/14) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 F4西日本シリーズ Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/hLap
15A1牧野 任祐マルサンミスト制動屋Rn・SPORTS
MYST KK-ZS
1'30.978--146.5287/8
225C1松井 孝允サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
1'31.134 0.156 0.156146.2778/10
350C2浅原 悠貴CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
1'31.984 1.006 0.850144.9254/10
418C1平木 湧也SUCCEED SPORTS F108
ZAP F108
1'32.139 1.161 0.155144.6815/9
512A2久保 宣夫佐藤製作所☆オートセレクトMYST制動屋
MYST KK-ZS
1'33.054 2.076 0.915143.2594/9
660FC1石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'33.164 2.186 0.110143.0909/10
711A3鶴田 和弥Rn-sports制動屋KKZS☆ミスト
MYST KK-ZS
1'33.376 2.398 0.212142.7655/10
890FC2根本 悠生WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
1'33.455 2.477 0.079142.6446/10
962FC3福住 仁嶺HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'33.484 2.506 0.029142.60010/10
1070C2朝日 ターボヴァンガード・S Road☆MC090
MOONCRAFT MC090
1'33.579 2.601 0.095142.4558/9
1192FC4坪井 翔美人&LTVフィールドFTRS
TATUUS FC106
1'33.696 2.718 0.117142.2775/9
1263FC5大津 弘樹SRS-F/コチラレーシング
TATUUS FC106
1'33.823 2.845 0.127142.0856/10
1316C3黄 度允ZAP SPEED・KOR・DY・108
ZAP F108
1'34.077 3.099 0.254141.7016/10
1493FC6小河 諒TEAM TOM’S
TATUUS FC106
1'34.119 3.141 0.042141.6388/10
1561FC7坂口 夏月HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'34.199 3.221 0.080141.5177/9
1637C4長 優子B-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
1'35.749 4.771 1.550139.2278/9
1727C5シュウジB-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
1'38.705 7.727 2.956135.0576/7

Super Car Race Series

SCR:第1,2戦もてぎ 炙りや秀苑997GT3は2連続表彰台を獲得! (SHIFT)

 4月13日、2014スーパーカーレースシリーズ第1戦・第2戦が栃木県ツインリンクもてぎで開催されました。#77 炙りや秀苑・シフト997GT3山脇大輔・野間一組はカテゴリーⅡで第1戦3位、第2戦3位となり2連続表彰台を獲得しました。

scr_r01_shift-01.jpg

■レース概要■
  • 大会名   2014スーパーカーレースシリーズ Rd.1/2ツインリンクもてぎ
  • 日程    2014年4月13日(日)
  • クラス   カテゴリーⅡ
  • 場所    ツインリンクもてぎ(栃木県)
■レース結果概要■
  • チーム   エキスパートインターナショナルwith SHIFT
  • 車名    炙りや秀苑・シフト997GT3
  • マシン   Porsche 911 GT3 Cup (Type 997) MY2006
  • ドライバー A:山脇大輔(ヤマワキダイスケ)B:野間一(ノマハジメ)
  • 第1戦    カテゴリーⅡ 3位(5台中)
  • 第2戦    カテゴリーⅡ 3位(5台中)
■シフトレースカーレンタルシステムとは■

 株式会社シフトでは2014年から始まったスーパーカーレース(SCR)に挑戦するドライバーのためにレースカーレンタルシステムを実施しています。

 スーパーカーレースはトッププロからジェントルマンドライバーまで幅広く参戦し、ポルシェ・フェラーリなどのGT3マシンやカップカーが使用されます。タイヤはヨコハマワンメイクであることから、ドライバー育成にも絶好の舞台となっています。

 シフトレースカーレンタルシステムでは、ポルシェ911 GT3 Cup (Type 997) 2006YMを使用することで、コストを抑えながら走行距離を稼ぎ、ドライビングとセッティング能力の育成を行います。さらに、メンテナンスとエンジニアリングは、スーパーGTやS耐で輝かしい実績を残している株式会社シフトが担当。スーパー耐久やミドルフォーミュラ、ワンメイクレースからステップアップを目指すドライバーの為に、さらなるスピード・確実性・開発力が身に着けられる環境を提供いたします。

 開幕戦となるRd.1/2もてぎ、Rd.3/4富士は山脇・野間組で参戦となりますが、以降のドライバーについては引き続き募集いたします。

【シフトレースカーレンタルシステムのお問合せ先】
  • 株式会社シフト 住所:神奈川県厚木市岡田3133
  • E-MAIL:info@shift-racing.co.jp TEL:046-220-5752 FAX:046-220-5753

scr_r01_shift-02.jpg

■今回のレースに向けて■

 2014年から始まったスーパーカーレースシリーズは、ポルシェやフェラーリといったスーパーカーだけで行われる新たなスタイルのレースです。

 このレースにポルシェ911 GT3 Cup (Type997) MY2006を駆って挑むのは、山脇大輔選手と野間一選手。メインスポンサーとしてバックアップするのは「炙りや秀苑」を展開するエキスパートインターナショナル株式会社、メンテナンスは株式会社シフトが担当します。参戦するクラスはポルシェ、フェラーリなどのカップカーを対象とした、「カテゴリーⅡ」という最も台数の集まるクラスとなります。

 開幕戦の舞台は、栃木県ツインリンクもてぎロードコースです。全長4.8kmのこのコースはストップアンドゴーを繰り返すレイアウトのため、リヤエンジンのポルシェ911の得意とするレイアウトと言われます。

 4月11日(金)、12日(土)に行われたスポーツ走行では、レースウィークらしくほとんどのマシンが顔を揃える中、#77炙りや秀苑997もテスト走行を実施しました。エンジニアとメカニックはスーパーGTでも活躍するメンバーとあって、セットアップも順調に進みます。ドライバーの山脇選手と野間選手のポルシェへの適応もスムーズで、順調にタイムを伸ばしていきました。

scr_r01_shift-03.jpg scr_r01_shift-04.jpg scr_r01_shift-05.jpg scr_r01_shift-06.jpg

■4月13日 公式予選■
【Aドライバー 山脇大輔】

 4月13日(日)9:15から15分間のAドライバー予選がスタート。セッション開始と同時に#77炙りや秀苑・シフト997GT3山脇選手がコースインします。計測1周目に1回目のアタックを行い、2'00.665を記録します。さらに2周目にフルアタックを行いますが、他車のコースアウトの影響でイエローフラッグが出ており、タイム更新はなりませんでした。前日に行ったセットアップ変更が奏功し1周目から好タイムを記録できており、続くBドライバー予選にも期待が望める結果となりました。

  • P1 #14 石松PORSCHE R.S.R     池田大祐  1'56.571
  • P2 #70 AGE-AGE-458        NAROYU   1'57.895
  • P3 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 山脇大輔 2'00.665
  • P4 #9 BINGO SPORTS 997      武井真司  2'02.077
【Bドライバー 野間 一】

 9:35からBドライバー予選がスタート。#77炙りや秀苑・シフト997GT3野間選手は、路面状況の改善を待ってからコースインします。野間選手は計測1周目から積極的にアタックを行い1'58.958と好タイムを記録します。さらに2周目のアタックでタイム更新を狙いますが、他車に追いついてしまいタイムアップはなりませんでした。エンジンパワーに劣るマシンながら、想定を超える2番手タイムを記録し、決勝に向けてチーム全体の期待も加速する結果となりました。

  • P1 #70 AGE-AGE-458        佐々木孝太 1'55.949
  • P2 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 野間一   1'58.958
  • P3 #9 BINGO SPORTS 997      堀田誠   1'59.910
  • P4 #14 石松PORSCHE R.S.R     相馬智宏  2'01.413
【予選総合結果】

 A/Bドライバーのベストタイム合算で決まる予選総合結果は、予選3位となりました。予選1位のフェラーリ458チャレンジや2位のポルシェ911RSRに対して、ポルシェ911 GT3 Cup 2006YMは、パワーやタイヤサイズでビハインドがありますが、エンジニアのセットアップが大きな力となって、二人のドライバーを後押しした結果と言えるでしょう。

  • P1 #70 AGE-AGE-458        NAORYU / 佐々木孝太
  • P2 #14 石松PORSCHE R.S.R     池田大祐 / 相馬智宏
  • P3 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 山脇大輔 / 野間一
  • P4 #9 BINGO SPORTS 997      武井真司 / 堀田誠
■4月13日 トーク&フォトセッション■

 予選終了後には、パドック内に設けられたホスピタリティエリアで、レースクィーンのトーク&フォトセッションが行われ、いつものレースウィークとは一味違う華やかな雰囲気を盛り上げてくれました。炙りや秀苑レースクィーンの小林未来さんをはじめ、各チームのレースクィーンが集い、素敵な笑顔でゲストの皆さんやファンの皆さんをおもてなししてくれました。

scr_r01_shift-07.jpg scr_r01_shift-08.jpg

■4月13日 第1戦 決勝■

 スーパーカーレースでは2レースの決勝が行われ、第1戦決勝レースは12:55からのスタートです。#77炙りや秀苑・シフト997GT3は、Bドライバーの野間選手がスタートを担当します。

 1周のローリングを終えて、待望のスーパーカーレースの火ぶたが切られます。カテゴリーⅡでは#70 AGE-AGE-458 佐々木孝太選手がトップを守り、#14石松ポルシェ池田大祐選手、#77炙りや秀苑997野間選手が続きます。

 序盤はこの3台が後続を引き離しますが、パワステにトラブルを抱えた#14池田選手は、トップ#70佐々木選手から離されはじめます。#77野間選手は数秒差で#14池田選手を追いますが、マシンの地力の差は大きく、少しずつ差を広げられる展開です。

 10周を超えたころから、リヤタイヤのグリップ低下を感じた野間選手は、ドライビングを変えてタイヤの温存を図りながらルーチンのピットインを待ちます。

 #77炙りや秀苑997は14周目にピットへ戻り、野間選手から山脇選手へ交代します。規定の1分間のピット停止を終えてコースイン。続いて2番手の#14石松ポルシェも相馬選手に交代。#77炙りや秀苑997山脇選手は、20秒ほど前方の#14石松ポルシェを追いかけます。

 パワステトラブルに苦戦する#14相馬選手に対して、#77炙りや秀苑997山脇選手は一気に差を詰めていきます。しかし、#14相馬選手も手負いのマシンに適応してペースを上げて対抗します。逆転も出来そうなこの攻防戦に、ピットもとても盛り上がります。

 しかし、山脇選手は2番手#14石松ポルシェを9秒差まで追い上げたところで、無情にもチェッカーが振られ、#77炙りや秀苑997山脇・野間組は3位表彰台を獲得しました。

  • P1 #70 AGE-AGE-458         NAORYU / 佐々木孝太
  • P2 #14 石松PORSCHE R.S.R      池田大祐 / 相馬智宏
  • P3 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 山脇大輔 / 野間一
  • P4 #9 BINGO SPORTS 997       武井真司 / 堀田誠

scr_r01_shift-09.jpg scr_r01_shift-10.jpg

■4月13日 第2戦 決勝■

 第2戦決勝レース、#77炙りや秀苑・シフト997GT3は、再びBドライバーの野間選手がスタートを担当。グリッド上では、併催のもてぎチャンピオンカップのドライバーやチーム関係者が、山脇選手と野間選手の激励に訪れていました。

 1周のローリングから第2戦決勝レースがスタート。カテゴリーⅡでは、今回も#70 AGE-AGE-458 佐々木孝太選手がトップを守り、#14石松ポルシェ 池田大祐選手のオーダー。#77炙りや秀苑997野間選手はスタートで出遅れ、#69 AGE AGE 430に前に出られてしまいます。しかし、#77野間選手は、5コーナーのブレーキングからS字一つ目までの区間で逆転し、3番手に返り咲きます。

 #77炙りや秀苑997野間選手は、その勢いで2番手#14石松ポルシェ池田選手を追走します。しかし、トラブルの直った#14石松ポルシェは1'58秒台で周回し、トップ#70 AGE-AGE-458佐々木選手に迫る勢いです。#77野間選手は第1戦決勝での経験から、タイヤを大切にしながらチャンスを待ちますが、2番手#14石松ポルシェは少しずつ離されてしまいます。

 #77炙りや秀苑997は、13周目にルーチンのピットストップでピットイン、野間選手から山脇選手へ交代します。続いてトップ#70 AGE-AGE-458、#14石松ポルシェも交代を済ませます。

 ピットストップ時間のハンデの影響もあり、#14石松ポルシェ相馬選手がトップに躍り出ます。しかし、#70 NAORYU選手のペースは速く、ほどなくしてトップを取り返します。

 #77山脇選手は3番手で安定した走行に徹して、第1戦から変更したセットアップの状況を検証します。レースはそのままの流れで終了し、#77炙りや秀苑997山脇・野間組は3位で連続表彰台を獲得しました。

  • P1 #70 AGE-AGE-458         NAORYU / 佐々木孝太
  • P2 #14 石松PORSCHE R.S.R      池田大祐 / 相馬智宏
  • P3 #77 炙りや秀苑・シフト997 GT3 山脇大輔 / 野間一
  • P4 #9 BINGO SPORTS 997       武井真司 / 堀田誠

scr_r01_shift-11.jpg

Aドライバー 山脇大輔
 「まず初めに、『炙りや秀苑』を展開するエキスパートインターナショナル株式会社を中心として、チームをサポート頂いているスポンサー各社に感謝申し上げます。また、ハードワークしてくれたチームスタッフ全員およびチームメイトにも同様に御礼を申し上げます。開幕直前で出たマシントラブルを克服して、良好なマシンバランスに仕上がり結果を出すことが出来た事は、チームスタッフ全員のハードワークのお蔭だと思います。自分自身としても、レースウィーク通してセッティング方法やレース全体へのアプローチ方法は、シフトのメンテ体制でなければ、学ぶことが出来なかったと思います。また、今回開幕のスーパーカーレースシリーズでは、海外では当たり前にもかかわらず日本のレースに欠けていた『エントラントも観戦者も楽しめる雰囲気』があり、今後発展していく可能性を強く感じる事が出来ました。今後も、自分自身の課題を克服して、チャンピオンシップで良い結果を出せるように頑張っていきたいと思います」
Bドライバー 野間一
 「初開催のスーパーカーレースに、炙りや秀苑シフト997GT3のドライバーとして参戦できたことに、心から感謝しています。マシンの戦闘力ではハンデを抱えるものの、一流のエンジニアやメカニックのおかげで、マシンバランスも良好に仕上がりました。また、チームスタッフやレースクィーンもトップチームにふさわしい素晴らしさでした。ドライバーとしても、技術的な面はもとより、レースに取り組む姿勢や考え方も、学ぶことができました。そして、今回の走りを見て、多くの関係者の方が声をかけてくださったのですが、これもスーパーカーレースでなければなかったと思います。パドックの雰囲気も、プレミアムレースと表現したくなるような特別なもので、スポンサーやゲストの皆さんも、大きな満足を感じていたと思います。特に表彰式では、アンディミュラー様から賞品が提供されるなど、いままでのレースにない最高のものでした。今後も、スーパーカーレースで活躍できるよう頑張っていきます」
SHIFT Racecar Rental System Press Release

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎ BRP★J‘S RACINGフィット3、追い上げるも惜しくもクラス2位 (J'S RACING)

  • スーパー耐久シリーズ2014 第1戦 もてぎスーパー耐久
  • 3/29・30 ツインリンクもてぎ
  • ST5クラス
  • ゼッケン:99
  • 車名:BRP★J‘S RACINGフィット3
  • ドライバー:奥村浩一/大野尊久
  • 予選:クラス2位
  • 決勝:クラス2位

st_r01_brp-01.jpg

st_r01_brp-02.jpg

st_r01_brp-03.jpg

st_r01_brp-04.jpg

st_r01_brp-05.jpg

 2014年のスーパー耐久シリーズは、これまでのGE8フィットRSからGK5 フィットRS(通称FIT3)を投入、J’S RACINGにとって新たな挑戦となります。ドライバーラインナップもBRPチーム代表の奥村浩一選手に加え、ベテランの大野尊久選手を迎えて連覇を目指します。 以下、大野選手のレポートです。

 セットアップの熟成の為、レースウィークの木曜日よりもてぎに入りましたが、あいにくの雨模様でウェットでのスタートとなりました。順調にマシンの慣熟とセットアップメニューの消化を進め、午後には雨が止んで路面が乾いたので、予選と決勝のシミュレーションを行うことができました。

 金曜日公式練習では基礎データ収集とセットアップの熟成、車両の慣熟に集中し、ノートラブル、クラストップタイムで公式練習を終えることができました。

 土曜日の予選では奥村選手のアタックでコースレコードを更新。続いて行われたBドライバー予選、他クラスの車両が目の前でハーフスピンするなど、満足できるタイムが出ませんでしたが、最後まで諦めず、再度アタックを掛けて2’18.963をマーク。コースレコードを記録することができました! 予選結果はA、Bドライバー合算となり、コンマ数秒差で惜しくも2位となりました。

 5時間耐久レースの決勝が行われる日曜日。土曜日の天気とは打って変わって朝から雨模様でした。朝一のフリー走行も雨で、私が決勝使用のレインタイヤの皮むきとセッティングの方向性を確認しました。

 いよいよ決勝スタートです。スタートドライバーは私が担当となり、およそ100分のロングスティント。ウェットは得意なのでスピードには自信を持っていましたが、強弱の激しい雨でスタートからリズムが掴めず、#95の荒選手に先行を許してしまいました。何とか2位は死守したのですが、コーナー侵入で他クラス車両と軽く接触、#95とは約30秒のビハインドを許してしまいました。

 路面は最悪の状態で、特にダウンヒルストレートエンドから最終コーナーのシケインにかけてはアクセル、ブレーキ両方少しでも踏力を入れるとスピンしてしまうような状態で、かなり慎重なドライビングが必要でした。

 約40周を消化して奥村代表にスイッチ。レースウィークを通してウェットコンディションを経験していない奥村選手でしたが、安定したLAPを重ね、ミス無くルーティーンをこなし、問題なくバトンを渡してもらえました。

 再び私のスティントです。タイヤをフレッシュに交換してコースイン。レインの状態にも大分慣れ、アウトラップからプッシュすることが出来ました。車のバランスも良くリズムも掴め、クラストップに踊り出ることができました。大きなミスも無く、30Lapほど走行した後、奥村選手にステアリングを託すことができました。

 奥村選手がピットアウトした時のビハインドはおよそ1分50秒。但し、#95は規定ピットがあと1回残っており、最後までどちらに軍配が上がるかわからない状態でした。安定して速いタイムで周回を続ける奥村選手。レース終盤、残り30分の所で#95がピットイン。奥村代表の10秒先でコースインしました。

 ここから奥村選手は素晴らしい追い上げを見せます。目の前の獲物を狩るような気迫で、ベストラップを更新しながらの素晴らしい追い上げでした。徐々に差を縮めて6秒差まで追い上げましたが、雨脚が急に強まりそのままチェッカーとなりました。

 優勝を逃し、とても残念ではありましたがチーム全員の力で次に繋がるとても良いレースができたと思います。スーパー耐久への参戦決定から身体作りを始めていましたが、久々の耐久レースで心配していた体力も問題なくクリアできました。まだもう1スティントも可能なくらいでしたので、夏のレースでも問題無さそうですが、今後もトレーニングを継続して行きたいと思います。

 最後にスポンサー様を始め、J’S RACING梅本会長、BRP奥村代表、チームの皆さん、関係者の方々にとても温かくして頂き、大変感謝しております。素晴らしい体制で、皆様のおかげで皆様と一緒に表彰台に上ることが出来ました。

 次の第2戦はスポーツランドSUGOで5/24、25に開催されます。引き続きご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

J'S RACING Press Release

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 加納政樹/安岡秀徒組のWAKO'S Exe Aston Martinは13位で完走 (安岡秀徒)

gt_r01_yasuoka-001.jpg gt_r01_yasuoka-002.jpg gt_r01_yasuoka-003.jpg

【土曜日】
  • フリー走行-110分‐ドライ 22位 1'29.248(+1.397)←1位との差
  • 予選Q.1-15分‐ドライ 18位 1'28.125(+1.375) ドライバー: 安岡
     ※上位13台がQ.2に進出、Q.1敗退
【日曜日】
  • フリー走行-20分‐ウェット→ドライ  14位 1'38.066(+4.431)
  • レース-77周‐ドライ 13位(+2Laps) ベストラップ 12位 1'30.470(+1.539)

 3週間前に行われたSGT公式テストセッションがシーズン開幕前の唯一の走行であるアルナージュレーシングなのですが、2日間でいくつものマシントラブルが起こってしまいました。

 今年3大会でチームに加わるナニン インドラ パユーング選手がレースで走るための資格を得るためのルーキーテストも行わなければなりませんでしたので、僕の走行は2日間で15周ほどでした。

 11月以来の走行ということで、ある程度の走行時間がもらえればと願っていたのですが、トラブルの修復に追われる形になってしまい、思い描いていたような流れを作ることはできませんでした。

 ということで、アストンくんがトラブルなく走ってくれるのか?ということと、自分がきちんとした走りをできるのか? という2つの不安を抱えて岡山入りしました。

 でも、いざサーキットで監督の伊藤さんと話をしてみると、テストでトラブルの出たパーツのほとんどを新品にして挑むというアルナージュらしくない(?)最大限の準備をチームにしていただいてました!

 土曜日の午前中のフリー走行では、アストンくんもそんなみんなの期待に応えて快調に走行を続けてくれて、なんと初めてノートラブル、ノーアクシデントでフリー走行を終えることが出来ました!! 連続周回ができたおかげでクルマのセッティングを進めたり、ドライビングの感覚もだいぶ戻すことが出来たのですが、トップとのタイム差は1秒以上もあり順位も下位でしたので、厳しい予選が予想されました。

 予選では僕がQ.1を担当し、上位13台が手にするQ.2への出走権の獲得を目指しました。気温、路面温度共に春とは思えないほど低かったので、セッション開始から入念にタイヤを温め5周目ごろから漸くプッシュし始めた感じでした。タイムもイメージ通り上がっていったのですが、一番の勝負どころでギアの選択を誤ってしまい、Q.2進出まで0.3秒届かず18位というスタートポジションとなりました。

 グリップの高いニュータイヤでのアタックが今年初めてだったことを考えると、上々の走りだったと思いますが、あとから走行データを確認すると…ちょっと悔しかったです。ただ、加納さんもフリー走行でしっかりと走行できていましたので、レースに向けてソコソコ自信を感じながら土曜日を終えることが出来ました。

 ところが、決勝レースの行われる日曜日にサーキットに到着すると…エンジニアででもある伊藤さんから割と深刻なマシントラブルの告白が、、、。

 しかも、朝のフリー走行を開始前に雨が降り始め、タイヤ選択に悩むようなコンディションとなりました。スリックタイヤで走行を開始したのですが、かなり危険な状況だったので、浅溝タイヤとも呼ばれるインターミディエイトに交換し、走行を再開しました。

 ただし、雨が止んでしまってタイヤを傷めてしまうようなコンディションになってきたので、加納さんにスイッチし、難しいコンディションではありましたが、スリックタイヤで走行を重ねてもらいました。

 レースほどプレッシャーがかからないフリー走行で濡れているいる路面をスリックタイヤで走る貴重な機会だったので、苦手意識を減らしてもらいたいという思いと、レースに向けてある程度クルマをコントロールするスイッチを入れてもらいたいという狙いがありました。そして、加納さんは難しい状況を見事に乗り越え最終ラップに14番手タイムを記録!素晴らしかったです。

 ファンのみなさんが楽しみにしているサーキットサファリはトラブル箇所の修繕のために走行できませんでしたが、お昼前には監督から、レースを走る!という決断を伝えられました。ただし、できるだけクルマに負担のかからないように頼む。…ということでした。負担の走らない走り、についてはお昼の8分間練習で確認し、いよいよグリッドへとクルマを進めます。

 スタートは僕が担当だったので、グリッドウォークの時間にピットへ戻ってしっかりとカラダの準備をさせていただき、加納さんとチームのレースクイーンの“でちゃうガールズ”の待つグリッドに戻りました。ヘルメットやグローブをしてクルマの中で君が代を聴くと集中力が高まってきます。そして、いよいよエンジン始動→ウォームアップラップ→ローリングラップとタイヤを最大限温めました。

 隊列が整わなかったということで、さらにスタート前に1ラップ追加され、4周目にいよいよレースがスタートしました。スタートの混乱を何とか抜けて1周目を終えた順位はスタートと同じ18位でした。

 前を走るのはストレートが速いGTRだったこともあり、序盤はペースを抑えてタイヤやクルマの消耗を抑えるよう心掛け、トラブル箇所に負担のかからない走りを模索しました。ポジションを上げ始めたのは13周目以降で、ペースが鈍ったクルマたちを1台ずつ抜いていきました。

 同じようにポジションを上げていったマクラーレンに追従するような形でレースを続け、コース上のポジションが5位まで上がった42周目にピットインし、加納さんにドライバーチェンジしました。

 マクラーレンについては途中1度オーバーテイクに向けて走りを組み立ててみたものの、抜けそうな雰囲気ではなかったので、その後はペースを合わせつつタイヤなどの消耗を抑える走りに戻しました。他車のピットが終わると僕たちの順位は8位までアップし、9位のCRZとのギャップも落ち着いていたのでポイント獲得の期待が膨らんでいました。

 しかし、同時にピットでの作業違反ペナルティーを取られてしまうかもしれないという話もあり、期待と不安の両方の気持ちが入り混じる状況で戦況を見つめていました。残念ながら52周目にドライブスルーペナルティーを科せられ、ポジションは14番手までドロップしてしまい、加納さんの執念の走りもポジションを一つ上げるだけにとどまり。13位で開幕戦を終えることとなりました。

 昨年はレースの中盤にコースアウトがあり、ギリギリ完走扱いとなる波乱のレースだったのですが、今年はポイントを争いながらの完走ということで、大きな前進を感じられる開幕戦でした。チームの目標の「全戦完走」に向けて、幸先いいスタートとなりました。

 加納さんもシミュレータートレーニングの成果が如実に表れていて、本当にイイ感じでしたし、僕も去年よりも進化した走りができそうです。今後ポイントを争うようなレースができそうだという期待がもてるレースでした。

 次はゴールデンウィークの富士大会です。長いストレートが決して得意ではないアストンくんですが、コーナーでタイムを稼いでいいレースをしたいと思っています。また、第3ドライバーとして初めてSGTを走るナニン選手にも注目してください!

 応援よろしくお願いします!

Hideto Yasuoka

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 WAKO'S Exe Aston Martin、山あり谷ありで13位完走 (Arnage)

gt_r01_arnage-1051037.jpg

山あり谷ありの開幕戦。チーム結成二年目のスタートは素晴らしいシーズンを予感させる、13位完走。
ステージアップを誓い合い、チーム一丸で戦うArnage スピリットは今年も健在!

gt_r01_arnage-1050817.jpg  待ちに待ったAUTOBACS SUPER GT 2014年シリーズの開幕。GT500クラスの車両が全車両統一モノコックの新型車両となり、またGT300クラスも多くのニューマシンが投入されるなどモータースポーツファンが注目するなか、チーム結成二年目となるArnage Racingは、WAKO'S Exe Aston Martinとして新しいカラーリングで2014年シリーズを戦うことになった。チームは一丸となって戦った昨シーズンからの流れをそのままに、加納政樹、安岡秀徒両ドライバーが続投することとなり、開幕戦となるOKAYAMA GT 300km RACEを迎えた。

April 5th Qualifying
  • 天候:晴れ~曇り 路面状況:ドライ
  • 気温:Q1開始時10℃→終了時9℃ / 路面温度:開始時24℃→終了時16℃
  • 入場者;9,000人

gt_r01_arnage-1050938.jpg  満開の桜に迎えられてサーキット入りしたものの、真冬並みの寒気に見舞われたレースウィークの週末は、車両搬入日から4月とは思えない時折みぞれ交じりの雨の降る悪天候のスタート。しかし予選日には回復して、時折まぶしい日差しものぞく天候となった。

 3月15日、16日に岡山国際サーキットで行われた公式テストでは、相次ぐトラブルに見舞われ、対処に追われるまま満足に車両を走らせることのできなかったチームだったが、レースまでの三週間のあいだにテストでの全てのトラブルに対応すべく多くの新品パーツを投入しメンテナンスを実施、不安点が少ない状態で開幕戦を迎えることができた。

 その甲斐あってか、9時から行われた公式練習では、車両はいまだかつてないほどに順調なところを見せ、両選手とも公式テストでチェックすることのできなかった車両の感覚を存分に確かめることができた。

  • ベストラップは6Lap目に安岡選手が出した1’29.248(22位)。

gt_r01_arnage-1061406.jpg  午後になって曇り空となったがドライコンディションのなか、予選は定刻14時にスタート。昨年中盤からQ1を担当する安岡選手が車両をコースに進めた。

 しかし、必勝態勢を敷いた精鋭ぞろいの2014年のGT300クラスは予想通りのコンペティティブな争いが繰り広げられ、上位16台が1分27秒台と昨年のタイムを大きく上回るハイレベルな戦いとなった。安岡選手は8Lap目に1’28.125のベストタイムを記録したが、Q2に進出するには及ばず、明日の決勝は18番手からのスタートとなった。

 なお300クラス予選の結果は下記のとおり。

  • P1 #31 OGT Panasonic PRIUS 新田 守男 / 嵯峨 宏紀 (1'26.774)
  • P2 #4  グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口 信輝 / 片岡 龍也 (1'26.869)
  • P3 #55  ARTA CR-Z GT 高木 真一 / 小林 崇志 (1'27.034)
  • P18 #50 WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納 政樹 / 安岡 秀徒 (1'28.125)
April 6th Race Day
  • 天候:曇り~雨~晴れ
  • 路面状況:ドライ~ウェット~ドライ 気温:9℃→10℃ / 路面温度:22℃→15℃ 入場者:18,000人

gt_r01_arnage-1061408.jpg  予選日はこれまでにない好調ぶりで終日難なく走行したはずの車両だったが、予選終了後のチェックでギアボックスに大きな問題が見つかり、バクダンを抱えることになったチームは、午前中のフリー走行終了後にミッションを降ろしてギアのチェックをすることにした。

 一方天候のほうも9時から行われたフリー走行前には強風と雨に交じって細かい雹がばらばらと落ちてくるような荒天。ウェット宣言の出されたコースを、車両はメカニックの見守る中比較的順調に走行して11Lapほど走ったところでピットに戻された。なおのフリー走行での記録は11Lap目に加納選手が出した1’38.006がベストラップで23台中14位。

gt_r01_arnage-1060927.jpg  スタート進行の始まる約三時間、ギアボックスが解体され、メカニックは短いインターバルの間に念入りにギアをチェック、なんとか走行可能なところまで修正して、12:50のスタート進行に間に合わせ、車両は無事グリッドへ。定刻の14時、フォーメーションラップの後2014年のSUPER GTの幕が切って落とされる。スタートを担当するのは昨年中盤からスターティングドライバーが定着してきた安岡選手。路面温度が上がらず上位車両の順位が変動する中、安岡選手は非常に好調な走り出しを見せ、4Lap目に1’30.470のベストラップを記録したあと序盤14Lapで14位まで順位を上げ、トラブルを抱えたギアを労わりながらも順調に走行して周回を刻んでいく。

 スタート時には晴れていた空は曇りはじめ、18Lapの頃には一瞬横なぐりの雨がたたきつけるほどだったがウェットタイヤに替えるには至らず、チームも安岡選手を呼び戻さずに走行を続けた。その後も安岡選手は1分31秒台を中心に好調な走行を続け、24Lap目には順位を11位まで浮上させることに成功、43Lapに車両は給油のためにピットインしたときには9位。ところがタイヤ交換なしで素早いピット作業を終えようとしたとき、無線のトラブルから給油中にエンジンがかかってしまうアクシデントが発生。大事には至らなかったが、主催者からドライブスルーのペナルティを受けることになってしまう。

gt_r01_arnage-1061427.jpg  チームは自身の不覚によって、安岡選手が築いた順位を一旦14位まで落としてしまった。しかし、冷静かつ安定した走行の加納選手は60Lap目に2号車をうまくかわし、順位を一つ上げることに成功、63Lap目に1’32.393のベストラップを出すなど好調なところをみせた。その後も加納選手は、安岡選手同様うまくギアと車両を労わりながら最後まで1分32秒から33秒前半中心の順調なドライビングを続け、82Lapの岡山開幕戦を完走して13位でチェッカーをうけることができた。

 その後、車両は力尽きたかコース上で止まってしまい、完走ポイントはゲットできたものの1位車両に2Lap及ばなかったため、1ポイント獲得するにとどまった。

 ドライバー二人の健闘にもかかわらずチーム自らのミスによって順位を落としてしまったことは痛恨の極みではあったが、昨シーズンからの、チーム一丸となってトラブルに立ち向かい無欲でレースをするArnage Racingらしい戦い方を今年も再現することができ、幸先のいい開幕戦となった。

  • P1 #4  グッドスマイル 初音ミク Z4  谷口 信輝 / 片岡 龍也
  • P2 #7  Studie BMW Z4  ヨルグ・ミューラー / 荒 聖治
  • P3 #11  GAINER DIXCEL SLS  平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム
  • P13 #50  WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納 政樹 / 安岡 秀徒

 応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝しますとともに、今シーズンも変わらぬ応援を賜りますようお願い申し上げますとともに、5月3日~4日に富士スピードウェイで開催される次戦富士ラウンドおきましても、応援のほど宜しくお願いいたします。

チーム代表 伊藤宗治
 待ちに待ってはじまった2014 SUPER GTシリーズ。今年は、敢えて昨年と同様の体制で臨むこととなり、「もっと楽しむ!」をモットーとしています。今回のレースは、レースを本業としないわがチームのクルーたちにとっては久しぶりのレースということで、事前テストで発生したトラブルや問題点の確認をしながら、非常にいいスタートが切ることができました。レース自体はエンジニアの無線ミスにより、ドライブスルーペナルティーを受けてしまったものの13位完走という非常にいい結果で終了させることが出来ました。そして何よりもよかったのは、ギアに、致命的なトラブルを抱えてしまったチームではあったのですが、メカニックの確認作業・暫定対策、スポンサー和光ケミカルさんのギアを守るためのオイル選択、ドライバーのギアを守る為の、走行テクニック及びギア選択…など、まさにチーム一丸となって、致命的なトラブルのあるギアを守り抜いたことだったと思います。応援して頂いたスポンサー・ファンに感謝します。また、素晴らしいタイヤを供給して頂いたヨコハマタイヤ様に感謝します。最後に、GTAのプロモーションでもあるサーキットサファリに出場できなかったことは残念で申し訳なく思っています。
ドライバー 加納政樹
 まずは開幕戦ってことで、去年からずっとやってきた、予選で若干沈んだとしても決勝でまた追い上げていけるという形が、チームにもドライバーにもある程度定着してきてると思いました。(安岡くんが)戻ったときには8番手くらいだったんで(笑)でもまあドライバーがミスするときもあればチームのミスもあるんでね、それもチームなんで、その中できちっとまとめていければ、自ずといいシーズンになるんじゃないかな。去年は初めての状況下の中いろんな経験をしましたが、それを踏まえて今日は落ち着いてレースができたし、タイヤ交換なしでも周りとのタイムの差もそこまでないし、第二戦以降楽しくなっていくんじゃないかと思う。チームが掲げている先ず完走というのはできましたので、それをきちっと全戦やっていく中で、どこかでチャンスがあればポイントを獲れればなって思ってます。
ドライバー 安岡秀徒
 あの公式テストの時の状況から考えるとすごくうまくいった週末でした。ものすごい不安を抱えて岡山にやってきたのですが、昨日しっかりと走行することができて、予選のアタックもそれなりにうまく走れましたので、レースは心配がないなあと一日にして自信をつけていたんです。そこに、今朝になってトラブルの話があって、これは頭を切り替えなきゃということで、レースがスタートしてからはほんとに無理をせず、車とタイヤを労わって走って周りが落ちてくるのを待つという去年の経験を活かした走りで、うまく順位も上げられました。もちろんペナルティでポイント圏外に落ちてしまったのは残念なんですけれども、それは初めての経験ですし、それはみんなが全力でやっている中で起きていることなので、次に取り返せばいいと思っています。何しろ加納さんも僕も去年の最後のようなパフォーマンスでシーズンをスタートしてまた一年戦えそうなので安心しています。次戦はナニンくんもいるので、楽しみにしています。
Arnage Racing

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フォトギャラリー

2014sf01_001 2014sf01_002 2014sf01_003 2014sf01_004
2014sf01_005 2014sf01_006 2014sf01_007 2014sf01_008
2014sf01_009 2014sf01_010 2014sf01_011 2014sf01_012
2014sf01_013 2014sf01_014 2014sf01_015 2014sf01_016
2014sf01_017 2014sf01_018 2014sf01_019 2014sf01_020
2014sf01_021 2014sf01_022 2014sf01_023 2014sf01_024
2014sf01_025 2014sf01_026 2014sf01_027 2014sf01_028
2014sf01_029 2014sf01_030 2014sf01_031 2014sf01_032
2014sf01_033 2014sf01_034 2014sf01_035 2014sf01_036
2014sf01_037 2014sf01_038 2014sf01_039 2014sf01_040
2014sf01_041 2014sf01_042 2014sf01_043 2014sf01_044
2014sf01_045 2014sf01_046 2014sf01_047 2014sf01_048
2014sf01_049 2014sf01_050 2014sf01_051 2014sf01_052
2014sf01_053 2014sf01_054 2014sf01_055 2014sf01_056
2014sf01_057 2014sf01_058 2014sf01_059 2014sf01_060
2014sf01_061 2014sf01_062 2014sf01_063 2014sf01_064
2014sf01_065 2014sf01_066 2014sf01_067 2014sf01_068
2014sf01_069 2014sf01_070 2014sf01_071 2014sf01_072
2014sf01_073 2014sf01_074 2014sf01_075 2014sf01_076
2014sf01_077 2014sf01_078 2014sf01_079 2014sf01_080
2014sf01_081 2014sf01_082 2014sf01_083 2014sf01_084
2014sf01_085 2014sf01_086 2014sf01_087 2014sf01_088
2014sf01_089 2014sf01_090 2014sf01_091 2014sf01_092
2014sf01_093 2014sf01_094 2014sf01_095 2014sf01_096
2014sf01_097 2014sf01_098 2014sf01_099 2014sf01_100
2014sf01_101 2014sf01_102 2014sf01_103 2014sf01_104
2014sf01_105 2014sf01_106 2014sf01_107 2014sf01_108
2014sf01_109 2014sf01_110 2014sf01_111 2014sf01_112
2014sf01_113 2014sf01_114 2014sf01_115 2014sf01_116
2014sf01_117 2014sf01_118 2014sf01_119 2014sf01_120
2014sf01_121 2014sf01_122 2014sf01_123 2014sf01_124
2014sf01_125 2014sf01_126 2014sf01_127 2014sf01_128
2014sf01_129 2014sf01_130 2014sf01_131 2014sf01_132
2014sf01_133 2014sf01_134 2014sf01_135 2014sf01_136
2014sf01_137 2014sf01_138 2014sf01_139 2014sf01_140
2014sf01_141 2014sf01_142 2014sf01_143 2014sf01_144
2014sf01_145 2014sf01_146 2014sf01_147 2014sf01_148
2014sf01_149 2014sf01_150 2014sf01_151 2014sf01_152
2014sf01_153 2014sf01_154 2014sf01_155 2014sf01_156
2014sf01_157 2014sf01_158 2014sf01_159 2014sf01_160
2014sf01_161 2014sf01_162 2014sf01_163 2014sf01_164
2014sf01_165 2014sf01_166 2014sf01_167 2014sf01_168
2014sf01_169 2014sf01_170 2014sf01_171 2014sf01_172
2014sf01_173 2014sf01_174 2014sf01_175 2014sf01_176
2014sf01_177 2014sf01_178 2014sf01_179 2014sf01_180
2014sf01_181 2014sf01_182 2014sf01_183
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Japanese F3

JF3:2014年全日本F3マシンラインアップ

2014_f3_lineup-1 2014_f3_lineup-2 2014_f3_lineup-7 2014_f3_lineup-8
2014_f3_lineup-13 2014_f3_lineup-22 2014_f3_lineup-23 2014_f3_lineup-36
2014_f3_lineup-38

■Nクラス
2014_f3_lineup-3 2014_f3_lineup-6 2014_f3_lineup-19 2014_f3_lineup-28
2014_f3_lineup-30 2014_f3_lineup-62
Photo: Motorsprots Forum

SUPER FORMULA

SF:2014年SFマシンラインアップ

2014_sf_lineup-1 2014_sf_lineup-2 2014_sf_lineup-3 2014_sf_lineup-7
2014_sf_lineup-8 2014_sf_lineup-10 2014_sf_lineup-11 2014_sf_lineup-18
2014_sf_lineup-19 2014_sf_lineup-20 2014_sf_lineup-31 2014_sf_lineup-32
2014_sf_lineup-36 2014_sf_lineup-37 2014_sf_lineup-38 2014_sf_lineup-39
2014_sf_lineup-40 2014_sf_lineup-41 2014_sf_lineup-62
Photo: Motorsports Forum

Super Car Race Series

SCR:第1,2戦もてぎ 開幕戦の総合優勝は両レースとも飯田太陽/水谷晃組

■公式予選

 4月13日(日)午前中の公式予選はA・Bドライバーの合算タイムで第1レースのグリッドを争う。

 FIA GT3車両のClass1は#32 ケーズフロンティアGT3のTAKASHI/高木真一組がポールポジション。ポルシェ911GT3Cupやフェラーリ458Challengeや430Challenge等のカップカーが参戦するClass2ポールは#70 AGE-AGE-458のNAORYU/佐々木 孝太組で4番グリッドから。GT4車両が参戦するClass3は#007 LCT VANTAGE GT4の森田 將/赤根 宏幸組のみの出走となった。


第1レース(第1戦)

 第1レースは綺麗なスタートから#32 ケーズフロンティアGT3 高木 真一がファーストスティントでどんどん後続を引き離し独走態勢を築く。

 Class2は#70 AGE-AGE-458の佐々木孝太が#14 石松 PORSCHE R.S.R.と序盤争うものの、こちらも着々とマージンを築く。

 しかし、ここまで磐石と思われた#32 ケーズフロンティアGT3から白煙が・・・。車体の一部が燃えたとの情報もありマシンを止めてしまう。

 ここで総合TOPに立ったのが#27 ケーズフロンティアDR 458。続いて2位に#52 KDC小林歯科・SHIFT SLS。Class2は#70 AGE-AGE-458のNAORYUが佐々木孝太から受け継ぎ時折格上のGT3車両を上回るタイムでクラストップで好走を続ける。

 そしてClass1はそのままトップ#27 ケーズフロンティアDR 458でフィニッシュ。Class2は#70 AGE-AGE-458が制した。Class3は#007 LCT VANTAGE GT4がフィニッシュ直前でトラブルによりマシンを止めるが規定周回に達しており完走となった。


■第2レース(第2戦)

 続いて第2レースは第1レースの順位によりグリッドが決定され#27 ケーズフロンティアDR 458 飯田 太陽/水谷 晃組がポールポジション。Class2ポールは#70 AGE-AGE-458のNAORYU/佐々木 孝太組で3番グリッドから。Class3は#007 LCT VANTAGE GT4の森田 將/赤根 宏幸組。第1レースでのマシントラブルを修復しての出走となった。第1レースでマシントラブルがあった#32 ケーズフロンティアGT3は出走を取りやめている。

 スタート直後の1コーナーで2番グリッドから好スタートを決めた#52 KDC小林歯科・SHIFT SLSが外から#27 ケーズフロンティアDR 458をパス。しかしそう長くは続かず#27 ケーズフロンティアDR 458が再びトップに返り咲く。

 Class2は#70 AGE-AGE-458の佐々木 孝太が#14 石松 PORSCHE R.S.R.と約2秒の差のままドライバー交代まで走り続けた。 トップの#70 AGE-AGE-458は第1レースの優勝によりレギュレーションで定められた20秒のピットストップ加算があり第1レース2位の#14 石松 PORSCHE R.S.R.は15秒加算と5秒少ない。

 1周早くピットインした#70 AGE-AGE-458の前に#14 石松 PORSCHE R.S.R.がドライバー交代のタイミングで初めてトップに立った。しかしそのアウトラップで#70 AGE-AGE-458のNAORYUが再びトップを奪取した。

 その後オーダーに大きな変動はなくClass1は#27 ケーズフロンティアDR 458がトップフィニッシュ。Class2は#70 AGE-AGE-458がクラス優勝。Class3は#007 LCT VANTAGE GT4がトラブルを克服しフィニッシュした。終わって見れば各クラス第1/第2レースを同じマシンが制しダブルWinとなった。

scr_r01-02_ich-01 scr_r01-02_ich-02 scr_r01-02_ich-03 scr_r01-02_ich-04
scr_r01-02_ich-05 scr_r01-02_ich-06 scr_r01-02_ich-07 scr_r01-02_ich-08
scr_r01-02_ich-09 scr_r01-02_ich-10 scr_r01-02_ich-11 scr_r01-02_ich-12
scr_r01-02_ich-13 scr_r01-02_ich-14 scr_r01-02_ich-15 scr_r01-02_ich-16
scr_r01-02_ich-17 scr_r01-02_ich-18 scr_r01-02_ich-19 scr_r01-02_ich-20
scr_r01-02_ich-21 scr_r01-02_ich-22 scr_r01-02_ich-23 scr_r01-02_ich-24
scr_r01-02_ich-25
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フォトギャラリー

2014sgt01_001 2014sgt01_002 2014sgt01_003 2014sgt01_004
2014sgt01_005 2014sgt01_006 2014sgt01_007 2014sgt01_008
2014sgt01_009 2014sgt01_010 2014sgt01_011 2014sgt01_012
2014sgt01_013 2014sgt01_014 2014sgt01_015 2014sgt01_016
2014sgt01_017 2014sgt01_018 2014sgt01_019 2014sgt01_020
2014sgt01_021 2014sgt01_022 2014sgt01_023 2014sgt01_024
2014sgt01_025 2014sgt01_026 2014sgt01_027 2014sgt01_028
2014sgt01_029 2014sgt01_030 2014sgt01_031 2014sgt01_032
2014sgt01_033 2014sgt01_034 2014sgt01_035 2014sgt01_036
2014sgt01_037 2014sgt01_038 2014sgt01_039 2014sgt01_040
2014sgt01_041 2014sgt01_042 2014sgt01_043 2014sgt01_044
2014sgt01_045 2014sgt01_046 2014sgt01_047 2014sgt01_048
2014sgt01_049 2014sgt01_050 2014sgt01_051 2014sgt01_052
2014sgt01_053 2014sgt01_054 2014sgt01_055 2014sgt01_056
2014sgt01_057 2014sgt01_058 2014sgt01_059 2014sgt01_060
2014sgt01_061 2014sgt01_062 2014sgt01_063 2014sgt01_064
2014sgt01_065 2014sgt01_066 2014sgt01_067 2014sgt01_068
2014sgt01_069 2014sgt01_070 2014sgt01_071 2014sgt01_072
2014sgt01_073 2014sgt01_074 2014sgt01_075 2014sgt01_076
2014sgt01_077 2014sgt01_078 2014sgt01_079 2014sgt01_080
2014sgt01_081 2014sgt01_082 2014sgt01_083 2014sgt01_084
2014sgt01_085 2014sgt01_086 2014sgt01_087 2014sgt01_088
2014sgt01_089 2014sgt01_090 2014sgt01_091 2014sgt01_092
2014sgt01_093 2014sgt01_094 2014sgt01_095 2014sgt01_096
2014sgt01_097 2014sgt01_098 2014sgt01_099 2014sgt01_100
2014sgt01_101 2014sgt01_102 2014sgt01_103 2014sgt01_104
2014sgt01_105 2014sgt01_106 2014sgt01_107 2014sgt01_108
2014sgt01_109 2014sgt01_110 2014sgt01_111 2014sgt01_112
2014sgt01_113 2014sgt01_114 2014sgt01_115 2014sgt01_116
2014sgt01_117 2014sgt01_118 2014sgt01_119 2014sgt01_120
2014sgt01_121 2014sgt01_122 2014sgt01_123 2014sgt01_124
2014sgt01_125 2014sgt01_126 2014sgt01_127 2014sgt01_128
2014sgt01_129 2014sgt01_130 2014sgt01_131 2014sgt01_132
2014sgt01_133 2014sgt01_134 2014sgt01_135 2014sgt01_136
2014sgt01_137 2014sgt01_138 2014sgt01_139 2014sgt01_140
2014sgt01_141 2014sgt01_142 2014sgt01_143 2014sgt01_144
2014sgt01_145 2014sgt01_146 2014sgt01_147 2014sgt01_148
2014sgt01_149 2014sgt01_150 2014sgt01_151 2014sgt01_152
2014sgt01_153 2014sgt01_154 2014sgt01_155 2014sgt01_156
2014sgt01_157 2014sgt01_158 2014sgt01_159 2014sgt01_160
2014sgt01_161 2014sgt01_162 2014sgt01_163 2014sgt01_164
2014sgt01_165 2014sgt01_166 2014sgt01_167 2014sgt01_168
2014sgt01_169 2014sgt01_170 2014sgt01_171 2014sgt01_172
2014sgt01_173 2014sgt01_174 2014sgt01_175 2014sgt01_176
2014sgt01_177 2014sgt01_178 2014sgt01_179 2014sgt01_180
2014sgt01_181 2014sgt01_182 2014sgt01_183 2014sgt01_184
2014sgt01_185 2014sgt01_186 2014sgt01_187 2014sgt01_188
2014sgt01_189 2014sgt01_190 2014sgt01_191 2014sgt01_192
2014sgt01_193 2014sgt01_194 2014sgt01_195 2014sgt01_196
2014sgt01_197 2014sgt01_198 2014sgt01_199 2014sgt01_200
2014sgt01_201 2014sgt01_202 2014sgt01_203 2014sgt01_204
2014sgt01_205 2014sgt01_206 2014sgt01_207 2014sgt01_208
2014sgt01_209 2014sgt01_210 2014sgt01_211 2014sgt01_212
2014sgt01_213 2014sgt01_214 2014sgt01_215 2014sgt01_216
2014sgt01_217 2014sgt01_218 2014sgt01_219 2014sgt01_220
2014sgt01_221 2014sgt01_222 2014sgt01_223 2014sgt01_224
2014sgt01_225 2014sgt01_226 2014sgt01_227 2014sgt01_228
2014sgt01_229 2014sgt01_230 2014sgt01_231 2014sgt01_232
2014sgt01_233 2014sgt01_234 2014sgt01_235 2014sgt01_236
2014sgt01_237 2014sgt01_238 2014sgt01_239 2014sgt01_240
2014sgt01_241 2014sgt01_242 2014sgt01_243 2014sgt01_244
2014sgt01_245 2014sgt01_246 2014sgt01_247 2014sgt01_248
2014sgt01_249 2014sgt01_250 2014sgt01_251 2014sgt01_252
2014sgt01_253 2014sgt01_254 2014sgt01_255 2014sgt01_256
2014sgt01_257 2014sgt01_258 2014sgt01_259 2014sgt01_260
2014sgt01_261 2014sgt01_262 2014sgt01_263
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Super Car Race Series

SCR:第1戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース -RIJ- (2014/04/13) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
127CⅠ1飯田 太陽
水谷 晃
ケーズフロンティアDR 458
Ferrari 458
2550'43.914
252CⅠ2小林 賢二
竹内 浩典
KDC小林歯科・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
2529.469
370CⅡ1ナオリュウ
佐々木 孝太
AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
251'05.072
414CⅡ2池田 大祐
相馬 智宏
石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 96RSR
241Lap
577CⅡ3山脇 大輔
野間 一
炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type99 7)MY2006
241Lap
69CⅡ4武井 真司
堀田 誠
BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
241Lap
769CⅡ5トシ
ケン
AGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
241Lap
8007CⅢ1森田 將
赤根 宏幸
LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
205Laps
---- 以上規定周回数(CⅠ:17Laps / CⅡ:17Laps / CⅢ:14Laps)完走 ----
-32CⅠ-タカシ
高木 真一
ケーズフロンティアGT3
PORSCHE 11 GT3R MY2012
1510Laps
  • Fastest Lap: CarNo.32 ケーズフロンティアGT3 1'53.658 (2/15) 152.08km/h
  • CarNo.007は、予選中のツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第37条(ピットロード速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティーを課した。

Super Car Race Series

SCR:第1戦もてぎ公式予選総合結果

■A,Bドライバー総合結果

もてぎチャンピオンカップレース -RIJ- (2014/05/13) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
Car
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
132CⅠ1ケーズフロンティアGT3
PORSCHE 11 GT3R MY2012
タカシ
高木 真一
1'53.585
1'51.860
3'45.445-
227CⅠ2ケーズフロンティアDR 458
Ferrari 458
飯田 太陽
水谷 晃
1'53.561
1'55.213
3'48.774 3.329
352CⅠ3KDC小林歯科・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
小林 賢二
竹内 浩典
1'58.534
1'54.510
3'53.044 7.599
470CⅡ1AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
ナオリュウ
佐々木 孝太
1'57.895
1'55.949
3'53.844 8.399
514CⅡ2石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 96RSR
池田 大祐
相馬 智宏
1'56.571
2'01.413
3'57.98412.539
677CⅡ3炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type99 7)MY2006
山脇 大輔
野間 一
2'00.665
1'58.958
3'59.62314.178
79CⅡ4BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
武井 真司
堀田 誠
2'02.077
1'59.910
4'01.98716.542
869CⅡ5AGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
トシ
ケン
2'04.784
2'05.026
4'09.81024.365
---- 以上予選通過 ----
-007CⅢ-LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
森田 將
赤根 宏幸
2'08.694
absence
--

■Aドライバー予選

もてぎチャンピオンカップレース -RIJ- (2014/04/13) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
127CⅠ1飯田 太陽ケーズフロンティアDR 458
Ferrari 458
1'53.561--152.209
232CⅠ2タカシケーズフロンティアGT3
PORSCHE 11 GT3R MY2012
1'53.585 0.024 0.024152.176
314CⅡ1池田 大祐石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 96RSR
1'56.571 3.010 2.986148.278
470CⅡ2ナオリュウAGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
1'57.895 4.334 1.324146.613
552CⅠ3小林 賢二KDC小林歯科・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
1'58.534 4.973 0.639145.823
677CⅡ3山脇 大輔炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type99 7)MY2006
2'00.665 7.104 2.131143.248
79CⅡ4武井 真司BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
2'02.077 8.516 1.412141.591
869CⅡ5トシAGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
2'04.78411.223 2.707138.519
9007CⅢ1森田 將LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
2'08.69415.133 3.910134.312
---- 以上予選通過 ----

■Bドライバー予選

もてぎチャンピオンカップレース -RIJ- (2014/04/13) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
132CⅠ1高木 真一ケーズフロンティアGT3
PORSCHE 11 GT3R MY2012
1'51.860--154.523
252CⅠ2竹内 浩典KDC小林歯科・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
1'54.510 2.650 2.650150.947
327CⅠ3水谷 晃ケーズフロンティアDR 458
Ferrari 458
1'55.213 3.353 0.703150.026
470CⅡ1佐々木 孝太AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
1'55.949 4.089 0.736149.074
577CⅡ2野間 一炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type99 7)MY2006
1'58.958 7.098 3.009145.303
69CⅡ3堀田 誠BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
1'59.910 8.050 0.952144.149
714CⅡ4相馬 智宏石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 96RSR
2'01.413 9.553 1.503142.365
869CⅡ5ケンAGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
2'05.02613.166 3.613138.251
---- 以上予選通過 ----
-007CⅢ-赤根 宏幸LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
absence---

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

sf_r01_r_ps-top3


優勝 #8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
sf_r01_r_pc-duval 最高の気分です。多くの選手といいファイトをしましたが、どれもフェアな接近戦でした。予選の状態が良くなかったので、少しセッティングを変更したら、朝のフリー走行から完璧な状態になりました。
セーフティーカーが入ったあとで2台をオーバーテイクして、その後トップに立ちましたが、今年のレギュレーションで作られたクルマはトラック上でのバトルがしやすくなっています。ダラーラやトヨタはいい仕事をしたと思いますし、今シーズンの残りのレースも楽しみです。
2位 #3ジェームス・ロシター(KONDO RACING)
sf_r01_r_pc-rossiter 今朝はずっとフルタンクで走っていました。僕たちは1カー体制なのでデータが少なくて、そこは難しいポイントです。色んなことをひとつひとつ確かめながら走っていました。
スタートに失敗したアンドレにつき合わされる形になったので、スタートはそんなに良くなくて、そのせいでJPに抜かれてしまいましたが、クルマの調子自体は良かったので、その後は本当にいいバトルを楽しめました。
ダラーラのシャシーもブリヂストンのタイヤも優れていて、オーバーテイクのしやすいクルマになっていて最高です。
3位 #38石浦宏明(CERUMO INGING)
sf_r01_r_pc-ishiura 2年ぶりのフォーミュラですが、最後に乗ったJAFグランプリは2位だったので、また表彰台に復帰できてほっとしていますし、「チームを強くするために乗ってくれ」と誘ってくれたチームには感謝しています。
最初はスピートに戸惑ったり、上手く乗れなくて悩みましたが、テストするごとに慣れてきて、今週始まってからはゆっくりに感じてきて、攻められる状態になっていたので、そこからはチームとも打ち合わせながら、クルマのセットもテストから今まで積み重ねてきたものをまとめあげるような形でやっと予選に間に合ったという感じで、ロングランもピット練習もやる余裕もありませんでしたから、レースが上手くまとまって本当に良かったなと思います。
スタートもうまくいったし、ピット作業は遅れましたが山本選手を抜いてからは40秒台で追い上げることが出来て速さも見せられたので、自分としてはいいレースが出来たのかなと思います。
優勝チーム監督 土沼広芳(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
sf_r01_r_pc-donuma ずっとテストから調子よくて、第1戦もいい結果が出るのかなと思っていたら、予選では不本意な結果でした。去年からチームも良くなってきていて、スポンサーさんもドライバーも去年から継続してきた形で、唯一違うのはクルマだけ、という状態でしたが、スタッフが非常にいい感じで仕上げてくれました。
本当に「継続は力なり」を証明できたかな、と思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝 波乱の開幕戦を制したのは#8デュバル!

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第1戦「鈴鹿2&4レース」の決勝が4月13日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
シャシー、エンジンを一新して行われる最初のレースを制したのは予選7番手からスタートした #8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。2位には#3ジェームス・ロシター(KONDO RACING)がつけ、2年ぶりのフォーミュラ復帰となった#38石浦宏明(CERUMO INGING)が3位。復帰初戦で表彰台を獲得した。
(天候:くもり コース:ドライ 観客動員数:予選23,000人/決勝28,000人)

sf_r01_r-start1

sf_r01_r-start2

sf_r01_r-start3

sf_r01_r-start4

sf_r01_r-3vs8

sf_r01_r-36vs3

sf_r01_r-8

sf_r01_r-3c

sf_r01_r-38

sf_r01_r-40

sf_r01_r-winner

sf_r01_r-duvalb

sf_r01_r-duval_directer

sf_r01_r-podium

末松則子鈴鹿市長のスタートコマンドのもと、第1戦決勝は午後3時より43周で行われた。
ポールシッターの#36アンドレ・ロッテラーの動き出した遅れた隙に#37中嶋一貴が先行して1コーナーへ。

#37中嶋は僅かずつだが着実に#36ロッテラーとの差を広げにかかったが、14周目の逆バンクで#20ナレイン・カーティケヤンがスピン。コースを塞ぐ形でストップしてしまったため、ここでセーフティーカーが導入された。
この機に乗じて多くのドライバーが相次いでピットに飛び込み、タイヤ交換と給油を済ませて隊列に復帰したが、トップの#37中嶋と3位を走行していた#19オリベイラはコース上に留まった。

セーフティーカーは17周終わりでピットイン。18周目からリスタートとなったが、3位を走行する#36ロッテラーのペースが上がらない。ピット作業の際に左右逆にフロントタイヤを装着してしまったことがその原因だった。
そのため、22周終わりのホームストレートでオーバーテイクシステムを使って#3ロシターを抜き去ってきた#8デュバルに一気に差を詰められ、25周目の1コーナーでアウトから抜かれてしまった。
その後、ピットストップを済ませていなかった#37中嶋と#19オリベイラが30周目に相次いでピットイン。
これでデュバルがトップに浮上した。
快調に差を広げにかかる#8デュバルの後方で苦しい走りを強いられていた#36ロッテラーに、更に追い討ちをかけるように#3ロシターが襲いかかる。
130Rで、シケインで、1コーナーで、懸命に押え込む#36ロッテラー。
しかし#3ロシターはレース残り2周となった41周目のヘアピンで遂に#36ロッテラーのインに飛び込み、2位に浮上した。

その頃後方では、前年チャンピオンの#1山本尚貴を先頭に長い車列が形成され、コースのあちこちで激しいドッグファイトを展開していた。
ペースの上がらない#1山本を抜きあぐねる#38石浦、#7平川亮、#11ヴィタントニオ・リウッツィたち。
周回を重ねるうちにここに#39国本雄資、#40野尻智紀らも追いついてきた。
更にその後方からはピットストップによって後方に沈んだ#37中嶋、#19オリベイラの2台も加わる。
30周目のシケインで#38石浦は漸く#1山本をパスして4位に。
続いて34周目のヘアピンで#7平川が#1山本のインに飛び込んで5位に浮上する。
#11リウッツィ、#39国本も激しく#1山本を攻めたてる。
それに堪え兼ねたか、#1山本は38周目のスプーンでオーバーラン、一気に12位まで後退してしまった。

山本を抜き去ってペースを上げた#38石浦はとうとう3位を走行する#36ロッテラーにも追いつき、42周目のダンロップコーナー立ち上がりでインを奪って3位に浮上する。
ロッテラーはその後ファイナルラップのヘアピンで#7平川にも抜かれて5位でレースを終えた。

結局レースは#8デュバル、#3ロシター、#38石浦の順で43周を消化。
デュバルは2位以下に16秒の大差を付けて開幕戦を勝利で飾った。

なお、苦戦の続くホンダ勢の最上位は#11リウッツィの8位。
F3からのステップアップ組では#40野尻智紀が9位に入ったが、#18中山雄一は1周目のシケインでスピンを喫して早々と戦列を去っている。

スーパーフォーミュラシリーズはこのあと富士スピードウェイに舞台を移し、5月17-18日にシリーズ第2戦を2レース制で開催する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2014/04/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamLapTotal_Time
Behind
18ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO431:15'49.802
23ジェームス・ロシターフジコーポレーション KONDO4316.221
338石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING4322.125
47平川 亮ACHIVEMENT Team KYGNUS SUNOCO4329.690
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM'S4333.617
637中嶋 一貴PETRONAS TOM'S4343.092
719ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL4344.843
811ヴィンタントニオ・リウッツィHP REAL RACING4352.138
940野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T4353.585
1041武藤 英紀DOCOMO DANDELION M40Y4354.164
111山本 尚貴TEAM 無限431'06.499
122中山 友貴TEAM 無限431'07.197
1339国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING412Laps
1410塚越 広大HP REAL RACING385Laps
---- 以上規定周回数(38Laps)完走 ----
-31中嶋 大祐NAKAJIMA RACING2815Laps
-32小暮 卓史NAKAJIMA RACING2419Laps
-20クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL1429Laps
-62嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset241Laps
-18中山 雄一KCMG Elyse043Laps
  • Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL) 1'39.995 (34/43) 209.06km/h

SUPER FORMULA

SF:フリー走行2回目 ルーキーの#18中山雄一がトップタイム!

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第1戦「鈴鹿2&4レース」2回目のフリー走行は、今季F3からステップアップしてきた#18中山雄一(KCMG)が1’39.820のトップタイムを記録。 午後からの決勝レースに向けて好調ぶりをアピールした。

sf_r01_f2-18 sf_r01_f2-36 sf_r01_f2-19

決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは次第に雲が上空を覆い尽くすようになり、肌寒さをましてきた。 それでも一応天気予報では雨の心配は無いとのこと。 フリー走行2回目はJSB1000のウォームアップ走行に続いて午前9時05分より30分間で行われた。

昨日の予選ではトヨタ、ホンダと搭載するエンジンによって明暗が分かれる結果となったが、決勝を想定したロングランでは#10塚越広大や#41武藤英紀らが健闘、時折上位に食い込む展開となった。 それでもセッションが進むにつれて、#19J.P.デ・オリベイラや#8ロイック・デュバル、#20ナレイン・カーティケヤンらがタイムを上げてきた。 ペースは1分40秒台前半から1分41秒台前半といったところ。

ルーキー勢では#18中山雄一がセッション中盤からコンスタントに5番手前後のタイムを記録していたが、その中山が終盤になってペースアップ、チェッカー提示直前になって1’38.820を叩き出し、一気にトップに躍り出た。 ポールシッターの#36アンドレ・ロッテラーも終盤にペースを上げて39秒台に入ったが、1’39.933と中山には一歩及ばなかった。 さらに終了間際になって#20カーティケヤンがデグナーでコースオフ、グラベルに捕まってしまい、そのままチェッカー。 結局フリー走行は#18中山、#36ロッテラー、#19オリベイラの順で終了。 ホンダ勢の最上位は8位に入った#41武藤英紀という結果になった。

スーパーフォーミュラ第1戦の決勝はこのあと午後3時より43周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行2回目結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2014/04/13) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
118中山 雄一KCMG ElyseTOYOTA RI4A1'39.820--209.429
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM'STOYOTA RI4A1'39.933 0.113 0.113209.192
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'40.053 0.233 0.120208.941
48ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RI4A1'40.260 0.440 0.207208.510
57平川 亮ACHIVEMENT Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RI4A1'40.483 0.663 0.223208.047
620クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'40.488 0.668 0.005208.037
737中嶋 一貴PETRONAS TOM'STOYOTA RI4A1'40.534 0.714 0.046207.942
841武藤 英紀DOCOMO DANDELION M40THONDA HR-414E1'40.592 0.772 0.058207.822
938石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4A1'40.833 1.013 0.241207.325
1010塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR-414E1'40.851 1.031 0.018207.288
1132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414E1'41.054 1.234 0.203206.872
1211ヴィンタントニオ・リウッツィHP REAL RACINGHONDA HR-414E1'41.090 1.270 0.036206.798
133ジェームス・ロシターフジコーポレーション KONDOTOYOTA RI4A1'41.226 1.406 0.136206.520
1440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40THONDA HR-414E1'41.270 1.450 0.044206.430
1562嵯峨 宏紀DENSO Le BeaussetTOYOTA RI4A1'41.477 1.657 0.207206.009
161山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR-414E1'41.624 1.804 0.147205.711
1739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4A1'41.629 1.809 0.005205.701
1831中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414E1'42.323 2.503 0.694204.306
192中山 友貴TEAM 無限HONDA HR-414E1'43.001 3.181 0.678202.961

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝 各クラス上位3人のコメント

総合優勝 #36山下健太(トムス)
f3_r01_r_pc-yamashita 予選はもう少しタイムが出るはずでしたが赤旗が出てしまい、2番手スタートになりました。
スタートがうまくいかないのは過去のレースから判っていたのですが(笑)、予想通り下手くそでした。悪くても3位だろうと思っていたのに4位まで落ちてしまって。ただそれでもタイヤが冷えているときのバランスが良かったし、前と接近しても速かったので、これは上に上がっていけるかも知れないと思い、まずオープニングラップのシケインで1台抜いて、前の二人にも段々追いついてきたので、なるべくタイヤを使わないよう意識して走っていました。ファイナルラップでギリギリ抜くことが出来て良かったです。
クルマのバランスは最後まで良かったですし、あとはスタートをもっと上手くなりたいです。
総合2位 #22高星明誠(B-MAX NDDP)
f3_r01_r_pc-takaboshi 予選は1位がとれたのでいい流れだと思ったんですが、スタートしてみて序盤は苦しいけどいけるかなと思いましたが、思った以上に後半タイヤがきつくて、セッティングを間違えたのもあると思います。中盤勝田選手と山下選手がバトルになったので、ここはプッシュして差を広げようと思ったんですが、山下選手が思った以上に速くて、ストレートスピードの差もあり過ぎて抜かれてしまったという感じです。
今日は勝てて当然のレースだったのを勝てなかったので、それを踏まえて明日は1コーナーをトップで通過してそのまま優勝をもぎ取りたいと思います。
総合3位 #1勝田貴元(トムス)
f3_r01_r_pc-katsuta 去年の中山選手と同じ、あるいはそれ以上の結果を求められる中で、プレッシャーは感じつつも、それなりの自身もあって臨んだシーズンでしたが、今週末は予想外の不調で、これといった決めても見つかりませんでした。それでもレースは気持ちを切り替えてスタートで前に出て押さえ切ろうと思いましたが、トップに出られず2番手で押さえられてしまいました。序盤は高星選手もS字で不安定だったので、このままタイヤがたれてくれば抜けるんじゃ無いか、と思っていたんですが、後ろから山下選手がどんどん追い上げてきて、ペースもコンマ5秒くらい速かったので、不味いと思い軽くプッシュしていきましたが、5周目辺りからバイブレーションが酷くなってきてバランスも悪くなりました。130Rで抜かれたときはストレートでの差が考えられないくらいあったので、そこはチームと一緒にデータを見て改善していかないとと思っています。
今回は求められた結果を出せなかったので、明日のレースも含めて、僕なりに考えないといけないなと思っています。
Nクラス優勝 #62久保凛太郎(ル・ボーセ)
f3_r01_r_pc-kubo 予選でポールを獲れたんですが、スタートが練習からうまくいかずに安全策をとってしまったこともあってか、1コーナーまでに愛ちゃんにいかれてしまいました。序盤抜くに抜けない状況が続いていて、F3は前のクルマに近づくとダウンフォースが抜ける、というのを経験したので、これは今後にいかせると思います。抜いた後はペースも良かったので、明日に向けてはいい流れが出来たのかなと思います。
Nクラス2位 #6小泉洋史(ハナシマ)
f3_r01_r_pc-koizumi 予選中に赤旗の原因となるクラッシュをしてしまい、皆さんに迷惑をかけてしまいました。申し訳ありませんでした。
予選結果はあのタイムが私のタイムですので。結果を見ると久保くん、湯澤くん、愛ちゃんといいタイムを出していて、1台でも抜ければなあと思っていたので、この結果には満足しています。スタートは自信があったんですが愛ちゃんの方が前に行ってしまったので、久保君とずっと後ろを走っていたんですが、何とか抜けて良かったです。
ニュータイヤのアドバンテージはあったと思いますが、バトルをしているうちにそれは関係なくなったかもしれません。
明日はどう考えても厳しいですが、こつこつ1台ずつ抜ければなあと思っています。
Nクラス3位 #3三浦愛(EXEDY)
f3_r01_r_pc-ai 昨日までの結果を考えると、今日の3位表彰台という結果にはすごく満足しています。
決勝レースはスタートが上手く決まって、運良くトップに立つことが出来たので、この場所にいられるのかなぁと思っていますが、まだまだ勝つために自分に足りないものが沢山見えてきたので、もっともっと自分自身努力もしないといけないなあと思いましたし、腕も磨いていかないといけないと痛感しました。
一番最初にF3に乗ったときから考えると、走るたびにタイムも良くなっていますし、クルマのポテンシャルも上がってきているので、今回はすごく良かったですし、流れも良かったので、自分としてはもっともっと上にいけると思っていますし、目指していきたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝 #36山下、#62久保がそれぞれF3デビュー戦を勝利で飾る

f3_r01_r-ai_vs_kubo

f3_r01_r-katsuta_vs_matsushita

f3_r01_r-yamashita_vs_takaboshi

f3_r01_r-36

f3_r01_r-22

f3_r01_r-1

f3_r01_r-62

f3_r01_r-6

f3_r01_r-3

f3_r01_r-winner

全日本F3選手権第1戦の決勝レースが4月12日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選2番手からスタートした#36山下健太(トムス)がデビューウィンを飾った。 Nクラスも今季からF3にステップアップした#62久保凛太郎(ル・ボーセ)が優勝した。

第1戦決勝は午後3時20分にスタート。 ホールショットを決めたのはポールポジションの#22高星明誠。 高星に続いて#1勝田貴元が2位、#2清原章太が3位で1コーナーへ。 一方予選2番手の#36山下は出遅れて4番手に後退するが、シケインで#2清原をパスして3位に。その後もハイペースでチームメイトの#1勝田を追い上げる。

2位を走行していた#1勝田は一時0.5秒差まで#22高星に詰め寄ったが、その後方から#36山下も迫ってきており、8周目の130Rでアウトから#36山下の先行を許してしまった。 2位に浮上した#36山下はそのままの勢いでトップの#22高星との差を詰めていき、11周目にはテール・トゥ・ノーズの状態に。 シケインの飛び込みでアタックしてきた#36山下を何とか防いだ#22高星。 しかし続く1コーナーで#36山下はアウトから#22高星を抜き去り、そのまま逃げ切ってF3デビュー戦を見事勝利で終えた。 2位は#22高星。3位は終盤#7松下信治の猛追を受けながらも最後まで防ぎ切った#1勝田がつけた。

Nクラスはトップの#62久保が出遅れる中、上手くスタートを決めた#3三浦愛が一時トップを快走するが、ペースに勝る#62久保が5周目のシケインでインをついてトップを奪い返し、そのまま12周を逃げ切ってこちらもデビューウィンを飾った。 #3三浦は6周目のシケインで#6小泉洋史の先行をも許したが、その後はコンスタントに走り切ってクラス3位でフィニッシュ。こちらもF3デビュー戦で表彰台獲得とまずまずの結果を得た。

全日本F3第2戦決勝は13日午前10時40分より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿公式予選 上位3人のコメント

sf_r01_q_ps-top3


ポールポジション #36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)

sf_r01_q_pc-lotterer シーズンをいい形でスタートできて嬉しく思います。
全てのセッションでトップを獲れて非常に満足していますが、実はポールポジションをとるまですごく緊張していました。今シーズンはコンペティションが激しくなってきましたからね。Q2ではベストの走りが出来ました。Q3はスプーンでミスをしてしまって、あそこでコンマ1秒はロスしたと思います。素晴らしいクルマを用意してもらいましたし、カズキもいい結果を残しているので、これはチームのお陰だと思います。

予選2位 #20クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤン(Lenovo TEAM IMPUL)
sf_r01_q_pc-karthikeyan 朝からクルマをいろいろ調整して予選に臨みました。Q2ではダウンシフトに少し問題がありました。クルマのトラブルなのか、僕の操作ミスなのかは現時点では判りません。Q1からQ2にかけてはクルマを大きく弄ってはいませんでしたが走るたびに良くなっていました。予選2番手につけることが出来て非常に嬉しいです。星野レーシングの一員として戦えることに感謝しています。
今シーズンどうするかを考えるにあたっては、インディカーも視野に入れていました。ダラーラに昔一緒に戦ったエンジニアがいたので相談したところ、12月にSF14のテストがあることを知り、星野さんのチームからオファーをいただきました。
インドではまだこのレースのことはあまり知られていませんが、第2戦からはライブ中継が始まりますし、僕も多くのファンに対して
予選3位 #37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)
sf_r01_q_pc-kazuki 昨日の専有走行から朝のフリー走行、そして予選とコンディションが毎回違い、ドライビングの面では難しかったんですが、クルマは走り出しから出来上がっていました。ずっとアンドレのタイムを追っかけている状況でしたが、自分だけではどうしようもない部分もあったので、彼とのタイム差や明日のスタート位置を考えれば悪くない予選だったと思います。レースは長丁場になりますし、スタートも今までとは違ったやり方になるので、そこらへんを明日に向けて上手く合わせ込んでいければな、と思います。
以前は鈴鹿との相性があまり良くありませんでしたが、クルマが変わったことで良くなった気がします。
  • カーティケヤン選手は予選結果では2位ですが、ペナルティによりスターティンググリッドの広角が決まっているため、明日の決勝は5番手からスタートします。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿公式予選 コースレコード続出!Q2で1分36秒台を出した#36ロッテラーがPP獲得!

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第1戦「鈴鹿2&4レース」の公式予選が4月12日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)がQ2で唯一の1分36秒台に入るなど、全セッションを通じて圧倒的な速さを見せつけ、見事ポールポジションを獲得してみせた。
予選2番手には久々の国内トップフォーミュラ参戦となる#20クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤン(Lenovo TEAM IMPUL)がつけたが、カーティケヤンはフリー走行でのペナルティにより3グリッド降格が既に決まっており、予選3番手の#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が繰り上げでフロントロースタートとなる。

sf_r01_all_drivers

sf_r01_q-36

sf_r01_q-20

sf_r01_q-37

sf_r01_q-3

sf_r01_q-lotterer

sf_r01_q-karthikeyan

sf_r01_q-nakajima

公式予選は午後1時50分よりノックアウト方式で行われた。
天候は快晴。やや気温の上がる中での走行となった。

予選Q1
ここでは20分間の走行で上位14台がQ2へ駒を進める。
現状では、合同テストから苦戦の続くホンダ勢が何台生き残るかもここでの注目点となった。
午前中の走行で赤旗の原因となるクラッシュを喫した#62嵯峨宏紀もクルマの修復を間に合わせ、どうにかコースへ。
しかしわずか3周の走行に留まり、1’39.615で最下位となった。
一方、フリー走行から好調な#36ロッテラーは4周目に1’37.931を記録すると、ニュータイヤを投入して臨んだ終盤のアタックで1’37.244までタイムを縮め、昨年の最終戦で#1山本尚貴の記録した1’37.774を大幅に上回ってトップに立った。
更には#8ロイック・デュバル、#37中嶋、#19J.P.デ・オリベイラ、#20カーティケヤンらも山本のレコードを上回り、上位に名を連ねる。
その#1山本は1’38.130で7位につけ、久々のトップフォーミュラ参戦となった#38石浦宏明が8番手。
以下、#7平川亮、#40野尻智紀、#18中山雄一、#39国本雄資、#10塚越広大、#41武藤英紀と続き、トヨタ勢は嵯峨を除く全車が、ホンダ勢は4台がQ2に進出した。

予選Q2
Q2は7分間の走行で上位8台がQ3に出走を許される。
時間が少ないこともあってコースオープンと同時に各車相次いでコースへ。
ここで#36ロッテラーは前走車との距離を大きくとってアタックに向かい、1’36.996とただ一人36秒台に入ってみせた。これは奇しくも1990年のF1日本グランプリでアイルトン・セナが記録したポールタイムと全く同一だ。
更にここでは#19オリベイラ、#37中嶋、#38石浦、#3ロシター、#8デュバル、#7カーティケヤンの7台がコースレコードを更新することになった。
そしてホンダ勢からはルーキーの#40野尻智紀が8位につけてただ一人Q3に生き残った。

予選Q3
ポールポジションを決める最後の7分間も#36ロッテラーの速さは変わらず、1’37.022を3周目に叩き出してトップに。これに#20カーティケヤンが1’37.148で続き、1737.159の#37中嶋が3番手。
しかし#20カーティケヤンはフリー走行でスーパーフォーミュラ統一規則第28条10項に抵触したことにより3グリッド降格が既に決まっていたため、明日の決勝は#36ロッテラー、#37中嶋とトムス勢が揃ってフロントローからスタートすることになった。
注目のルーキー、#40野尻はこのセッションをユーズドタイヤで走行し、8位に終わっている。

第1戦決勝は明日午後3時より43周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿 JRPサタデーミーティング。「SF14は一部のF1を凌駕していると思う(カーティケヤン)」

日本レースプロモーション(JRP)恒例のサタデーミーティングが4月12日、スーパーフォーミュラ第1戦の開催されている鈴鹿サーキットで行われた。
今回は白井裕JRP社長、2013年チャンピオンの山本尚貴、ルーキーの野尻智紀、中山雄一と、元F1ドライバーのクマール・ラム・ナレイン・カーティケヤン、ヴィタントニオ・リウッツィが出席。
新車SF14の印象や今シーズンにかける思いをそれぞれに語った。

白井裕社長
fn_r01_sm-shirai いよいよ2014年の開幕ということで非常に楽しみにしております。
一番楽しみにしていたのは5年ぶりにエンジン、車体を入れ替えたこと。今まで色んな方のご意見を伺って、いいところは残し、悪いところは改善しながらSF14を作り上げてきました。
去年から何度かテストをして、いい方向に来ていると感じています。
漸くここで19台がグリッドについてスタートするということになり、その瞬間が楽しみですし、今年はドライバーもF1から新たに2名が参加し、非常にエキサイティングなレースになると思います。
山本尚貴
fn_r01_sm-yamamoto 今年のクルマはクラッチを手で操作することになり、足で操作するよりも簡単になりました。
SF14は車体が軽くなったことでコントロールの幅が広がったので、攻めがいがあるし、せめて言った時にビックリするようなタイムが出ることは、このクルマのポテンシャルの高さを物語っていると思います。
ただ僕自身は現状はスウィフトの方が好みですね。
スウィフトの方が速く走れていますから。
ただ、現状は現状としてしっかり受け入れて。モチベーション的にはこれ以上悪くなることはないと思うので、ここからどれだけよくしていけるか、それがドライバーの力だと思うので、現状を打破できるようにしていきたいなと思っています。
野尻智紀
fn_r01_sm-nojiri SF14はすごくコントロールしやすいクルマで、今まで乗っていたF3と比べても違和感もないし、今のところすんなり馴染めています。乗っていてもカートみたいに走らせられるので、すごく好みな、いいクルマだと思います。
今まではクラッチ操作を足でやっていたのを手に切り替えることは、世界の主流になっていることなので、割り切って慣れないといけないなと。もうちょっと練習は必要だと思いますが明日のスタートは慎重にやりたいと思います。
中山雄一
fn_r01_sm-nakayama 同じダラーラということで、ターンインの感覚などはF3と変わらないんですが、ターボエンジンなので立ち上がりのコントロールがまだ難しくて、悩んでいる状態です。
ハンドクラッチはまだ慣れてない部分があって慣れないといけないんですが、それよりもエンジンパワーが大きいのでホイールスピンのコントロールが難しく、まだ自分のF3のベストより遅い状態です。明日はもっと速くなればいいなと思います。
クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤン
fn_r01_sm-karthikeyan SF14はすごく速くて楽しいクルマです。過去の経験からも、この選手権がコンペティティブになるだろうと思います。SF14はF1を除けば最も速いフォーミュラーカーだと思いますし、一部のF1を凌駕しているとも思います。
鈴鹿や富士など日本の素晴らしいチャレンジングなコースを走れることも楽しみです。
クラッチのバイトポイントを把握するのが難しいと感じましたが、僕自身はスタートには何も問題は無いと考えています。
ヴィタントニオ・リウッツィ
fn_r01_sm-liuzzi 去年比較対象になるクルマに乗っていないのですが、ダラーラはすごく速いクルマを作ったなと思います。
初めて乗ったときから強烈なグリップを感じました。タイヤも車体もグリップに高いものに仕立てられていて、エンジンもいいものになっていると思います。
F1と同じくらいのスピードがあり、いくつかのコーナーではF1よりも速いと感じました。
競争の激しいチャンピオンシップだと思いますし、面白いシーズンになると思います。
昨日はシステムにバグがあったためにエンジンが止まってしまい、スタート練習が出来ませんでした。
明日の決勝はハンドクラッチを以下に上手く操作するかが鍵になると思いますが、2、3戦経験することで皆上手くなるだろうと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2014/04/12) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
LapTotal_Time
Behind
1361山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
1222'53.174
2222高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
121.122
313勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
125.641
474松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
126.027
525清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
128.396
686高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
128.774
7237佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
129.212
8388ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
1217.247
962N1久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
1239.039
106N2小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
1241.588
113N3三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
1246.115
1228N4山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
1254.619
1330N5ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
121'11.692
14139吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
121'13.039
1519N6湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
121'57.683
  • Fastest Lap: CarNo.22 高星明誠(NDDP) 1'53.273 (2/12) 184.56km/h

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿公式予選総合結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2014/04/12) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamQ1Q2Q3
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM'S1'37.2441'36.9961'37.022
2*20クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL1'37.7051'37.7511'37.148
337中嶋 一貴PETRONAS TOM'S1'37.3961'37.5281'37.159
43ジェームス・ロシターフジコーポレーション KONDO1'37.7891'37.7001'37.284
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL1'37.4521'37.2891'37.399
638石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING1'38.1311'37.6631'37.404
78ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO1'37.3761'37.7191'37.543
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T1'38.4121'37.9441'39.380
91山本 尚貴TEAM 無限1'38.1301'38.086
1041武藤 英紀DOCOMO DANDELION M40T1'38.7541'38.108
117平川 亮ACHIVEMENT Team KYGNUS SUNOCO1'38.3441'38.127
1239国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING1'38.6271'38.223
1318中山 雄一KCMG Elyse1'38.6011'38.260
1410塚越 広大HP REAL RACING1'38.7291'38.509
1511ヴィンタントニオ・リウッツィHP REAL RACING1'38.908
1632小暮 卓史NAKAJIMA RACING1'39.063
172中山 友貴TEAM 無限1'39.109
1831中嶋 大祐NAKAJIMA RACING1'39.113
1962嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset1'39.615
  • CarNo.20は、フリー走行時の2014年全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第28条10.(他のドライバーに対して潜在的に危険と見なされる運転)違反により決勝グリッドを3グリッド降格とする。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q3結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2014/04/12) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM'STOYOTA RI4A1'37.022--215.469
220クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'37.148 0.126 0.126215.189
337中嶋 一貴PETRONAS TOM'STOYOTA RI4A1'37.159 0.137 0.011215.165
43ジェームス・ロシターフジコーポレーション KONDOTOYOTA RI4A1'37.284 0.262 0.125214.888
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'37.399 0.377 0.115214.635
638石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4A1'37.404 0.382 0.005214.624
78ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RI4A1'37.543 0.521 0.139214.318
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40THONDA HR-414E1'39.380 2.358 1.837210.356

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2014/04/12) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM'STOYOTA RI4AR1'36.996--215.526
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'37.289 0.293 0.293214.877
337中嶋 一貴PETRONAS TOM'STOYOTA RI4A1'37.528 0.532 0.239214.351
438石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4A1'37.663 0.667 0.135214.054
53ジェームス・ロシターフジコーポレーション KONDOTOYOTA RI4A1'37.700 0.704 0.037213.973
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RI4A1'37.719 0.723 0.019213.932
720クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'37.751 0.755 0.032213.862
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40THONDA HR-414E1'37.944 0.948 0.193213.440
---- 以上Q3進出 ----
91山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR-414E1'38.086 1.090 0.142213.131
1041武藤 英紀DOCOMO DANDELION M40THONDA HR-414E1'38.108 1.112 0.022213.084
117平川 亮ACHIVEMENT Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RI4A1'38.127 1.131 0.019213.042
1239国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4A1'38.223 1.227 0.096212.834
1318中山 雄一KCMG ElyseTOYOTA RI4A1'38.260 1.264 0.037212.754
1410塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR-414E1'38.509 1.513 0.249212.216
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'37.244)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2014/04/12) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM'STOYOTA RI4AR1'37.244--214.977
28ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RI4AR1'37.376 0.132 0.132214.685
337中嶋 一貴PETRONAS TOM'STOYOTA RI4AR1'37.396 0.152 0.020214.641
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4AR1'37.452 0.208 0.056214.518
520クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4AR1'37.705 0.461 0.253213.962
63ジェームス・ロシターフジコーポレーション KONDOTOYOTA RI4A1'37.789 0.545 0.084213.779
71山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR-414E1'38.130 0.886 0.341213.036
838石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4A1'38.131 0.887 0.001213.034
97平川 亮ACHIVEMENT Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RI4A1'38.344 1.100 0.213212.572
1040野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40THONDA HR-414E1'38.412 1.168 0.068212.425
1118中山 雄一KCMG ElyseTOYOTA RI4A1'38.601 1.357 0.189212.018
1239国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4A1'38.627 1.383 0.026211.962
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR-414E1'38.729 1.485 0.102211.743
1441武藤 英紀DOCOMO DANDELION M40THONDA HR-414E1'38.754 1.510 0.025211.690
---- 以上Q2進出 ----
1511ヴィンタントニオ・リウッツィHP REAL RACINGHONDA HR-414E1'38.908 1.664 0.154211.360
1632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414E1'39.063 1.819 0.155211.029
172中山 友貴TEAM 無限HONDA HR-414E1'39.109 1.865 0.046210.931
1831中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414E1'39.113 1.869 0.004210.923
1962嵯峨 宏紀DENSO Le BeaussetTOYOTA RI4A1'39.615 2.371 0.502209.860
---- 以上予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'37.774)を更新しました。

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選 Nクラスの前年王者#22高星がコースレコードを更新してPP獲得!

全日本F3選手権も2014年シーズンが開幕。
第1戦の公式予選は4月12日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#22高星明誠(B-MAX NDDP)が1’51.877のコースレコードを記録してポールポジションを獲得した。
Nクラスは今季初参戦の#62久保凛太郎(ル・ボーセ)がトップだった。

f3_r01_q-22

f3_r01_q-36

f3_r01_q-1

f3_r01_q-62

f3_r01_q-19

f3_r01_q-3

今季は昨年までNクラスに参戦していたNDDPがB-MAXと組んでCクラスにステップアップ、昨年Nクラス王者の#22高星に加え、今季からGT500にステップアップした#23佐々木大樹の2台体制となったほか、FCJから#36山下健太、#8高橋翼、#3三浦愛らがステップアップ。
また昨年は全日本カート選手権で活躍、シーズン終盤にFCJに参戦した#62久保凛太郎や1997シーズン以来17年ぶりの参戦となる#28山口大陸も加わり、Nクラス6台を含む全15台がエントリーと参戦台数が増加。例年以上に激しい戦いが大いに期待できそうだ。

その第1戦の公式予選は12日午前10時20分より10分間で行われた。
ここでいきなり好タイムを出してきたがルーキーの#36山下。1’52.066とコースレコード(1’52.032)に迫る好タイムを3周目に記録すると、次の周には#22高星がコースレコードを更新、1’51.877を記録してトップに立った。
その後も各ドライバー事故ベスヲを更新しながら走行を続けていたが、残り時間2分を切ったところで#6小泉洋史と#19湯澤翔平がデグナーでコースアウト、これにより赤旗が提示され、そのまま予選は終了となってしまった。
#19湯澤はその後自走でピットに戻ってきたが、#6小泉はそのままコースサイドに取り残されて次の第2戦公式予選にも出走できなかった。

なお、Nクラスはルーキーの#62久保が1’55.559でトップ。2番手に#19湯澤、唯一の女性ドライバー#3三浦が3位につけた。

第1戦の決勝は本日午後3時20分より12周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行 早くも1分36秒台を記録!トップは#36ロッテラー

全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦「鈴鹿2&4レース」のフリー走行が4月12日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が従来のコースレコードを大幅に上回る1’36.994を記録してトップに立った。
2番手にも#37中嶋一貴がつけ、トムスが1-2を占めた。

sf_r01_f1-36 sf_r01_f1-37 sf_r01_f1-8

シャシー、エンジンともに一新して注目の集まるスーパーフォーミュラの2014年シーズンがいよいよ開幕。
公式予選日最初の走行は午前9時05分より60分間で行われた。
天候は快晴。絶好のレース日和だ。

合同テストから昨年型のSF13を上回るタイムを連発していた今季のSF14は金曜日に行われた専有走行でもトップの#36ロッテラーが1’37.433と従来のコースレコード(1’37.774)を上回っており、このセッションでも開始早々にそのロッテラーが1’37.533を記録。新たなレコード樹立への期待が大いに高まってきた。

ところが開始22分で#62嵯峨宏紀がデグナーでスピンアウト、クルマはバリアに激しく突っ込み、この車両を改修するために赤旗が提示されてしまった。
走行は9時37分に再開され、各車再びコースへ。
しばらくはロングランが続けられていたが、残り時間7分を切った辺りでニュータイヤが投入され、予選シミュレーションが始まる。

すると#37中嶋一貴が1’37.014を記録、#36ロッテラーは更にペースを上げ、1’36.994と唯一の36秒台に突入してこのセッションをトップで終えた。
3番手にはチェッカー提示後に1’37.554を出した#8ロイック・デュバルがつけた。

一方、テストから苦戦の続いていたホンダ勢は、ここでも最上位が#10塚越広大の11位と完全にトヨタ勢に遅れを取った格好。タイムも1’38.538とふるわなかった。

また、ルーキードライバーの#10中山雄一は10位、#40野尻智紀は13位、久々の日本参戦となった#20クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤンは7位、元F1ドライバーのヴィタントニオ・リウッツィは14位だった。
しかしカーティケヤンはピットレーンの速度違反により35,000円の罰金が科せられた他、全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第28条10項(不必要な低速走行、不規則な走行、あるいは他のドライバーにとって潜在的に危険と見做される運転の禁止)違反により、決勝での3グリッド降格の裁定が下っている。

スーパーフォーミュラはこのあと午後1時50分より公式予選をノックアウト方式で行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2014/04/12) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
1221高星 明誠B-MAX NDDP F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'51.877--186.859
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314TOYOTA TOM'S TAZ311'52.066 0.189 0.189186.544
313勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312TOYOTA TOM'S TAZ311'52.078 0.201 0.012186.524
424清原 章太TODA FIGHTEXTODA TR-F3011'52.417 0.540 0.339185.961
5235佐々木 大樹B-MAX NDDP F312TOYOTA TOM'S TAZ311'52.473 0.596 0.056185.869
676松下 信治 HFDP RACING F312HONDA MF204D1'52.581 0.704 0.108185.690
7387ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312TOYOTA TOM'S TAZ311'52.633 0.756 0.052185.605
888高橋 翼HFDP RACING F312HONDA MF204D1'53.399 1.522 0.766184.351
962N1久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308TOYOTA TOM'S 3S-GE1'55.559 3.682 2.160180.905
1019N2湯澤 翔平KCMG F308TOYOTA TOM'S 3S-GE1'55.941 4.064 0.382180.309
113N3三浦 愛EXEDY RACING F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.396 4.519 0.455179.604
126N4小泉 洋史 Net Move Hanashima RacingTOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.582 4.705 0.186179.318
13139吉田 基良B-MAX RACING F312TOYOTA TOM'S TAZ311'56.651 4.774 0.069179.211
1430N5ドラゴンB-MAX with RSS306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'57.518 5.641 0.867177.889
1528N6山口 大陸TAIROKU EXCEEDTOYOTA TOM'S 3S-GE1'57.632 5.755 0.114177.717
---- 以上予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'52.032)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2014/04/12) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/hLap
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM'STOYOTA RI4A1'36.994--215.53115/16
237中嶋 一貴PETRONAS TOM'STOYOTA RI4A1'37.014 0.020 0.020215.48615/16
38ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RI4A1'37.554 0.560 0.540214.29415/15
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'37.629 0.635 0.075214.12917/17
53ジェームス・ロシターフジコーポレーション KONDOTOYOTA RI4A1'37.704 0.710 0.075213.96519/20
639国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4A1'37.798 0.804 0.094213.75915/16
7*20クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'37.854 0.860 0.056213.63720/21
87平川 亮ACHIVEMENT Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RI4A1'37.915 0.921 0.061213.50414/14
938石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RI4A1'38.020 1.026 0.105213.27513/14
1018中山 雄一KCMG ElyseTOYOTA RI4A1'38.420 1.426 0.400212.40814/14
1110塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR-414E1'38.538 1.544 0.118212.15419/20
1241武藤 英紀DOCOMO DANDELION M40THONDA HR-414E1'38.682 1.688 0.144211.84417/18
1340野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40THONDA HR-414E1'38.858 1.864 0.176211.46719/19
1411ヴィンタントニオ・リウッツィHP REAL RACINGHONDA HR-414E1'38.868 1.874 0.010211.44617/18
151山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR-414E1'39.105 2.111 0.237210.94016/17
1632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414E1'39.309 2.315 0.204210.50716/17
1731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR-414E1'39.628 2.634 0.319209.83318/18
1862嵯峨 宏紀DENSO Le BeaussetTOYOTA RI4A1'40.186 3.192 0.558208.6643/7
192中山 友貴TEAM 無限HONDA HR-414E1'40.792 3.798 0.606207.4097/16
  • CarNo.20は、2014年全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦特別規則書第28条(ピットレーンの速度違反)違反により、罰金35,000円を課した。
  • CarNo.20は、2014年全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第28条10.(他のドライバーに対して潜在的に危険と見なされる運転)違反により決勝グリッドを3グリッド降格とする。

検索

r1 最新ニュース