’97プレイステーション フォーミュラ・ニッポン第9戦
富士スピードウェイにニューカマー登場!
10月18、19目の両日、富士スピードウェイで行われる「全日本選手権プ
レイステーションフォーミュラ・二ッボン第9戦」の見どころは、すでにチャン
ピオンを決めているP.デ・ラ・ロサ(SHI0N0Gl N0VA)が、星野
一義の持つ年間最多勝記録(1990年全日本F3000選手権、10戦中6勝)
を破るか、また逆転を残す2位以下のランキングの行方などだが、さらにこのレ
ースに新たに2人の注目すべきドライバーが登場することになった。
1人は、今シーズンF3で活躍中している立川祐路が、前戦健闘したクルムに
代わってLeMansから(マシンは96D)。もう1人は95年に国際F30
00シリーズを制し、F1参戦も果たしたヴィンツェンゾ・ソスピリが、鈴木利
男のチームからスーパーノヴァMIRAIとしてエントリーしている。
この2人の参戦は、チャンピオンが決定してやや興味の削がれたシリーズを面
白くしてくれること請け合いだ。
なお、LEYJUNの#62戸田哲史は前戦クラッシュのマシン修復が間に合
わず欠場。STPSTELLAR#34には再びA.G-スコットが乗る。
●ドライバーズプロフィール
◆Le Mans
#2立川祐路(YUJl TACHlKAWA)
1975.7.5神奈川県鎌倉市生まれ
身長170cm/体重55kg
血液型RH+O
1991 カートSL大井松田シリーズSCクラス(シリーズ4位)
1992 カートSL大井松田シリーズSSオープンクラス
(シリーズチャンピオン)
1993 カート地方選手種関東西A2クラス(シリーズチャンピオン)
カート地方選手権関東東西統一戦(優勝)
1994 フォーミュラルノー・エルフ・キャンパス(シリーズ4位)
1995 フォーミュラ・トヨタ西日本(シリーズチャンピオン)
全日本F3選手権(シリーズ17位)/マカオGP(17位)
1996 全日本F3選手権(2戦のみ)
1997 全日本F3選手権(優勝1回)
◆スーパーノヴァMIRAI
#32V.ソスピリ(VlNCENZO SOSPIRI)
1966.10.9イタリア生まれ
1988 英国フォーミュラ・フオード(優勝)
1989 英国F3選手権
1990 GMロータス・ヨーロッパ選手権(シリーズ2位)
英国ヴォクスホール・ロータス運手権(シリーズチャンピオン)
1991 国際F3000選手権
1992 イタリアF3選手権(優勝1回)
1993 国際F3000選手権
1994 国際F3000選手権
1995 国際F3000選手権(優勝3回、シリーズチャンピオン)
1996 F1テストドライバー(ペネトン)
1997 世界選手権フォーミュラ1(ローラ)
INDYRAClNG LEAGUE(2位1回)
●第9戦エントリー
チーム 車番 ドライバー 車両
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Le Mans 1 N.フォンタナ レイナード97D/無限MF308
2 立川祐路ロ レイナード96D/無限MF308
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ASAHI KIKO 3 川本 篤 レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 M.グーセン レイナード96D/無限MF308
6 田嶋栄一 レイナード96D/JUDD KV-II
------------------------------------------------------------------------------
ANABUKI 童夢無限 8 脇阪寿一 童夢F104R /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA 9 P.デ・ラ・ロサ ローラT97-51 /無限MF308
10 飯田 章 ローラT97-51 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
CERUMO 11 光貞秀俊 ローラT96-52 /無限MF308
12 柴原眞介 ローラT94-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
TMS 17 近藤真彦 レイナード97D/無限MF308
18 R.ファーマン レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
IMPUL 19 黒澤琢弥 ローラT96-52 /無限MF308
20 影山正彦 ローラT95-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
ビィブライズ アスカ 21 田中哲也 ローラT95-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
NAVI CONNECTION 27 影山正美 レイナード97D/無限MF308
28 山本勝巳 レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
スーパーノヴァMIRAI 32 V.ソスピリ レイナード97D/無限MF308
かもめサービスMIRAI 33 鈴木利男 レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
STP STELLAR 34 A.G-スコット ローラT96-51 /無限MF308
オートテックSTELLAR 35 M.アピチェラ レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
タカギB-1 36 玉中哲二 ローラT95-50 /無限MF308
37 山田政夫 ローラT94-50 /無限MF308
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FUNAI SUPER AGURI 55 金石勝智 レイナード96D/無限MF308
56 本山 哲 レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
LEYJUN 63 OSAMU レイナード95D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 64 高木虎之介 レイナード97D/無限MF308
65 山西康司 レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE 5 Oct. '97
Inside Report Special インサイドレポート 特集 FMOTOR4版
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'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
GTインサイドレポート・スペシャル
◎GT500クラス・エントラントにきく 2
No.12 カルソニックスカイライン 金子 豊監督
「速すぎれば締めたり、特認を認めてくれといえば認めてくれるという今のレギュ
レーションは、不安定というところがある。エントラントとしてはまあ、割り切っ
て出ている。個人的には、ウエイトハンデ制はおかしいと思う。勝ったからウエイ
トを載せるというのはスポーツではない。そういうことでやっていこうということ
に大反対ということではないが、もともとハコのレースでイコールコンディション
ということはありえない。ありえないことを、誰かを重くしたり、ターボの口径を
小さくしたりしてバランスをとっていくことは難し過ぎることだと思う。いつまで
そういうことをやっていくのか。みんな満足しなくなってくるのではないか。現状
でも台数が減ってきているようでもあるし、なんとかしなければいけない部分もあ
る。
GT500 の上のクラスを設ける、という考えには反対だ。このレースの原点はそい
うものではなかったはずだ。皆の合意でプライベートチームの救済のために重量等
を決めて運営しているのに、それをやったら出られるところと出られないところが
出てきてしまう。15台、20台集まるとは思えない。3億、4億かかるだろうし、走
らせることができるチームはいいが、できないところのチームの人やドライバーは
職がなくなってしまう。一般の人もそういうクルマを見たいと思うのはわかるが、
オールスターなどのときにそういうクルマを走らせるのはいいとしても、シリーズ
でそういうクルマを走らせるのは反対だ」
No.39 デンソーサードスープラGT 加藤眞代表
「現在のGTCのレギュレーションは大枠でOKだと思います。ただそれは、トヨタや
ニッサンが新しいル・マン用GTを出さずに、他のチームがマクラーレンやポルシェ
GT1などを出さなければ、という前提でね。もしそうでないなら、将来的にどういう
方向に向かうのかを、今のうちに考えておく必要があるでしょう。我々はル・マン
や鈴鹿1000kmにMC8Rで出場していますが、そのたびに痛感するのは、日本人ドライ
バーが今のGT500用の450馬力強の経験しかないために、600馬力を超えるクルマに慣
れていないということです。決して腕が悪いのではなく、慣れの問題なんです。そ
れを考えると、そろそろFIA GTなどの国際レースと、日本のGTCの距離を接近させ
る必要があると思います。だいたい今のレギュレーションでずっと続けていけば、
必ずマンネリ化してしまうはずなんです。ですから来年までは現状のままで、再来
年以降はGTCの次のステップとして、上のクラスのエンジン出力を600馬力程度に上
げるべきだと思います。プライベーターには厳しいのではという意見もあるでしょ
うが、たとえばスープラやスカイラインのエンジン出力を450馬力から600馬力にし
ても、若干の変更で済むはずです。エンジンをメーカーが出してくれれば、プライ
ベーター自身がチューンするわけではありませんから。むしろ車両重量を減らすほ
うが大幅な変更を伴うことになると思います。またプライベーターがポルシェGT1の
ようなクルマを持ち込む場合でも、車両重量さえ1100kg程度に増やし、多数派の国
産勢を若干重量的に有利にすれば、それほど問題なく面白いレースになるでしょう。
逆にそれでポルシェやマクラーレンが強いなら、ニッサンやトヨタも新型のGTを出
せばいいんです。せっかく世界にはああいったGTマシンがあるんですから、もっと
いろいろなクルマが戦う方向にしたほうがいいですよ。もちろん我々もMC8RをGTCに
出場させたいという気持ちは持っています。ただ現状では、我々の勝手な考えだけ
で出場させるわけにはいかないと思っているんです。とにかく、来年のレギュレー
ションとともに将来的な方向を今から考えておく必要があることだけはまちがいな
いでしょう」
No.88 JLOCディアブロGTR 和田孝夫氏
「GT500についてではないんですが、GT300に出ている人たちから『現在のウェイト
ハンデ制はおかしい』という意見を聞いたんですよ。今は、優勝するとGT500もGT300
も同じく30kgでしょ? もともとの重量が違うんだから、GT500が30kgだったらGT300
は25kgなり20kgなりにしないと、比率からいって合わないというんです。これはもっ
ともだと思います。どうも、すべてがGT500中心に考えられていて、GT300は数合わ
せということになってしまっている気がします。レギュレーションに関して言えば、
全部が全部同じタイムで走れっていうのは、もともとムリなんですよ。どこかが速
いから抑えようとかいうのはおかしいと思います。競争なんだから、速い遅いが出
てくるのはしょうがないんですよ。マクラーレンやポルシェGT1のようなクルマが出
やすいようなレギュレーションにするのは、いいと思います」
○ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル技術部課長 岡 寛氏
「GT500 はうまく行っていると思う。その生い立ちからいってグループCの二の舞
はしないという皆の意識が高いので、できるだけそちらの方向に行かないようにと
いうシステムになっているのでいいと思う。ただ完璧ではない。これは私の意見だ
が、いろいろなクルマが出るというのは大賛成だが、いろいろなクルマを皆ひとく
くりにしてしまうのはどうかと思う。やりすぎても問題だが。それとハンデウエイ
トはもっと重くしてもいいと思う。ツーリングカーが1tちょっとで30kg、GTは1200
kgなので、割合からいっても、もう少し重くてもいいと思う。勝ち続けるクルマは
今までは出ていないが、出てくる可能性がある。その1200kgという重量だが、ヨー
ロッパのGT1のように1t切るとか1t台にするのは、技術的には問題ないがおカネがか
かってしまう。メーカー系はたぶんできるが、プライベートにはむずかしい。従っ
て1200kgという重量は妥当なところだと思う。車輌規定についてもラフなようで細
かいところも網羅しているのでいいと思う。ただフロントバンパーのことにしても
解釈が違ってきているのでそういうところを検討したほうがいいと思う。また今は
フロントエンジンもミトシップも、丸いクルマも四角いクルマも皆同じだが、その
辺の区別も今後の視野には入れなければいけないかと思う。あまりがんじがらめに
するのもよくないが。
GT500の 上にGT1カーを入れるということは、クルマを造るほうとしては速いクル
マは魅力がある。観客の立場としても見たいと思う。ただ、GT-Aのメンバーとして
は、メインテナンス、ランニングコストを含めて皆がやって行けるかどうかが問題
だ。そういうカテゴリーができれば、主要メンバーは当然オーバーオールを狙うわ
けだからそちらに行くだろう。そうなるとGT500 はさびれてしまうのではないか。
GT700 かどうかは知らないが、その数台がトップを争って後はさびれてしまうので
はCカーの二の舞になってしまう。観客動員や参加台数を増やす努力をセットでや
れば、否定はしない。魅力はある。また、いっそGT1にしてしまうということには、
GT1カーは高いクルマであり、またランニングコストが高いので果してどうか。何
チームかはできるだろうが、何チームかは撤退してしまうかもしれない。走らせる
方には魅力はあるが、そういうことも考えなければならない。GT500 の上のクラス
を作るには、GT500 も成り立つようにしなければならない。ただ、それを検討する
ことには反対はしない」
○トヨタ自動車モータースポーツ部主担当員 柘植和廣氏
「GT500 は、細かい問題点はあるにしてもおおむねこれでいいと思う。GT700、つま
りFIAのGTを走らせるというアイディアは、GT500 と同じレースで混走させるのはよ
ろしくないと思う。ただ、せっかくFIAのGTがあるので、それを日本の人にも見ても
らいながら開発するという考えは、日産さんなどにはすごく意味があるだろう。ポ
ルシェのGT1やマクラーレンあたりを日本の人が買って走らせるとすれば、逆にGT500
と一緒じゃないほうがやりやすいのではないか。また、GT500 とGT700 を一緒にし
てGT300 を分けるというのではGT300 がイベントとして成り立つのだろうかという
心配がある。GT500 の今のカタチは、メーカーとして考えるならば、ある意味にお
いては量産車ベースだからやる意義はある。ただGT1は事実上プロトタイプだからそ
れとは一線を画す必要があると思う。そういう意味ではGT500 とGT300 は同じカテ
ゴリーのなかでやり、GT1なりル・マンGT1なりは別の観点でやる必要があると思う。
TTEで開発している来年のル・マンに出すGT1カーを日本で走らせるという考えはまっ
たく持っていない。ヨーロッパで造ってヨーロッパのル・マンで走らせるクルマな
ので、日本に持って来る必然性はまったくない。宣伝的には若干あるのかもしれな
いが。仮にGT700 とかいうカテゴリーが日本にできてもそこで走らせる気はまった
くない。別なレースとして、たとえば日産さんが3台出し、ポルシェGT1を買った人
がそれを出し、マクラーレンが出るということになれば10台ぐらいになる。それだ
けではつまらないかもしれないが、イベントとしては成立すると思う。しかし、そ
こにトヨタが出て行かなければいけないか、というと、今はその必要性はまったく
認識していない。今後FIAのGTがどういう方向に行くかによってスタディとして考え
ることはあるだろうが、今、それを視野に入れているということはまったくない。
ル・マンだけだ。
(GT500 でプライベート・チームが勝てなくなっているという意見については)結
果としてメーカー系のチームが勝つとしても、我々はハードに差をつけて提供しよ
うとは思っていないし、そうしていない。たとえばゴールデンウイークに富士でやっ
たレースでは5ZIGENがトップを走っている。差が出るのは、たとえばテストの時間
が少ないとかチーム力の差、ドライバーで差が出ているということだ。ニッサン、
ホンダもそういうふうにすればプライベートの人もやる気が出ると思う。我々とし
ても負けようと思ってやってはいないが、メーカーとしてもただ勝てばいいという
ことではないと思う。いい素材を提供することによってチームがそれをうまく活用
してやってくれればいいと思っている。ボディまでやりたいというところがあれば、
公認の問題があるからロールケージだけ提供して、後はやってください、というふ
うに。そういうふうにやれば、いろいろな意味で日本のレース産業なりチームなり
の役に立てる部分が多分にあると思う。去年まで走っていたJUNオートのようなカタ
チをとれるような部分は残しておいたほうがいいと思う」
*今回のレポートは以上です
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE 5 Oct. '97
Inside Report Special インサイドレポート 特集 FMOTOR4版
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'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
GTインサイドレポート・スペシャル
◎GT500クラス・エントラントにきく 1
現状のGTCをどう考えているか、今後はどういう方向に向かうべきと考えているか、
レギュレーションについてを中心に、各チームの代表に話を聞いた。(順不同)
なお、GT-A事務局の考えは、前回富士で聞いたGT300クラス・エントラントの意見
に対するものも含め、次戦の菅生でレポートする予定。
No.3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘代表
「現状では、レギュレーションがスープラに有利なように働いている。昨年もスト
レートは速かったが足回りが煮詰まっていなかったので目立たなかった。今年は
コーナーも速くなり、速さが目立つようになった。NSXも速い。コーナーのスピード
が圧倒的に速く、安定しているからアクセルを開けるポイントも早い。そうすると
直線でも(ターボ車に)ついていけちゃう。で、ブレーキングポイントが違うから、
突っ込みで前に出られる。来年、ホンダが力を注いできたら、もっと速くなるだろ
う。そうなったら、もうどうしようもないよ。こうした現状を考えると、一番いい
のはスープラの重量は1200kgに揃え、ミッドシップは50kg重くすることだと思う。
GT500より上のクラスを作ることはありえないでしょう。GT700なんて、誰が言っ
てるのか知らないけど、そんな存在もしない言葉は使わないでください。不愉快で
す。だって、それはGT500を潰すことでしょう? GT500がなくなっていいんですか?
そもそもGTCは、できるだけおカネをかけずにやろうというのが始まり。バブルが
はじけても一生懸命レースをやってきた人がいるから続いている。今は台数も増え
ていい状況になってきているのに、1億円もするクルマでやったら、それに反する。
Cカーの二の舞になっちゃうよ。毎回いろんなクルマが勝ったり負けたりするような
状況をいかに保つかが大事。ウェイトが勝敗を左右するようなレギュレーションに
すべきだと思う。できれば、毎回、メーカーのしがらみなどがない人が高いところ
から見ていて、『あのクルマは直線が速すぎるから次回からリストリクターを絞ろ
う』とか、『コーナーが速いから重くしよう』とか、そのくらいのレスポンスでや
るのがいい」
No.38 カストロール・セルモ・スープラ 佐藤正幸代表
「現状のレギュレーションに大きな問題はないと思う。ムリにイコールコンディショ
ンに揃えようとすると、抜きつ抜かれつがなくなって、1列縦隊のレースになってし
まう。それを考えれば現状は、まあやむをえないのではないか。ただ、できること
なら、ウェイトを全体に軽くしたほうがいいと思う。いくら日本独自のレースといっ
ても、ヨーロッパやアメリカからも参加しやすくしたほうがマシンもバラエティに
富んでくる。マクラーレンだって1200kgという重量がイヤでやめたようだし、あま
りネガティブな方向にいっちゃうとレースのグレードが下がってしまうよ。軽くす
るにはおカネがかかるっていったって、やってみたわけじゃないでしょ? まずは
軽くする努力をしてみるべきだよ。GT500より上のクラスを作るというのは、台数が
10台以上そろうのならともかく、1台か2台おまけみたいに走るんじゃしょうがない。
お客さんの側に立っていうと、朝早くから来てくれるお客さんに対して、レースと
レースの間隔が開きすぎている。イベントをやるとか、もっと退屈させないような
ことを考えるべきだと思う。これはGTに限らず日本のレース全部にいえることだけ
ど、サーキットもオーガナイザーも、見せかたということをもっと考えていかない
と。パドックももっときれいに見せられるようにして、見る側からあこがれられる
存在になっていかないといけないと思う」
No.34 STPタイサンアドバンバイパー 千葉泰常代表
「現状としては、昨年のレギュレーション改訂で車両重量を1200kgで合わせる方向
であったのに、排気量2リッター以下は1150kgという特例が認められていることは
おかしいと思います。少なくとも重量に関しては1200kgで統一すべきでしょう。ま
たリストリクター径に関しても、NA3.5リッター以下車の特例がありますが、これは
たとえば2バルブ車の特例などに比べ、有利すぎるような気がします。来季に向け、
このあたりの見直しは必要だと思います。それ以外では、とくに大きな不満はない
ですね。現状で十分コンペティティブですし。ただ来季、たとえばポルシェGT1のよ
うなクルマを日本で走らせるということには反対です。JGTCのレギュレーションに
合わせたとしても、やはりもともとのポテンシャルが違いますから。あれは違う世
界のクルマなんですよ。もしあのクルマが出るとなると、国産メーカーもR390GT1の
ようなクルマを出さざるをえなくなるでしょう。それはこのシリーズの破綻を招く
ことに繋がるでしょうから、なんらかの規制を行う必要があると思います」
No.30 綜合警備PORSCHE 坂田智和監督
「現状はやはりプライベーターには非常に厳しいですね。ポルシェGT2は、昨年まで
はまだ直線だけは速かったですけど、今はポルシェを使うメリットはなにもないに
等しいです。ですから我々としては、来季に向け、レギュレーションを原点に戻す
方向がありがたいですね。つまり全車パワーダウンして車両重量を軽くしてもらう
のが理想です。だったらGT300に出ればいいじゃないかという意見もあるでしょう
が、対スポンサーを考えると、それも難しいですし…。たとえばポルシェGT1を持っ
てくるようなことも手としてはあるでしょうが、価格的なものを考えれば現実的じゃ
ないですし、もし持ってきたとしてもウェイトをバンバン積んだのでは勝負になら
ないでしょう」
No.510 RH CERUMO SUPRA ポール・ベルモンド氏
(昨年ヨーロッパのBPRシリーズに参戦。日欧の2つのGTシリーズにフルエントリー
の経験を持つGTCでは唯一のドライバー)
「GTCはオーガナイズ、プロモーション、レギュレーション、ドライバーのレベル、
参加車輌のどれもとてもプロフェッショナルだと思う。レギュレーションはバトル
のあるすばらしいレースとすることを目的にエア・リストリクターと重量ハンデで
参加車輌の競争力のバランスをうまくとっている。それでニッサン、トヨタ、まだ
信頼性が不足しているがホンダも勝つ可能性がある。速いクルマがあってもすぐに
ハンデが課せられるのでいいと思う。GT500 の上のカテゴリーを作るというのはい
かがなものだろう。現在ヨーロッパで走っているレギュレーションのマシンを走ら
せるということだろうが、それができるチームはいいとしても、小さなチームには
難しいのではないだろうか。現在、ニッサンがル・マン用のGT1カーを持っている
し、トヨタも開発している。ホンダはどうなのか知らないが、そうしたところがク
ルマを供給できるならいい。ドライバーにとっては速いマシンのほうがおもしろい
のだから。ただ、チームの財政的な問題は果してどうなのか。ヨーロッパのGT規定
を採用するというのもクルマがあって初めてできることだ。FIA GT選手権はかつて
のグループCのようになって来ている。私がBPRシリーズに出ていた昨年と比較する
と現在のFIA GTのコストはかなり高騰している。GTCは国際選手権ではなく国内選
手権なのだから、レギュレーションは国ごとの事情を考えて採用すべきだ。トヨタ、
ニッサン、ホンダがGT1車輌をそれぞれ4チームなり5チームに供給できるというな
らそれはそれで興味深いものとなるだろうが、数台のGT1カーのみが優勝を争うよう
になるのはいいとは思えない。今は毎レース数台のニッサン、数台のトヨタ、ホン
ダにも勝つチャンスがあって、12台ほどのマシンが優勝を争っている。だから選手
権は興味深いものになっている。そのことを考えなければならない。観客も勝つチャ
ンスがあるのは1台だけというレースは見たくないだろう。ヨーロッパでも昨年は
多くの銘柄のマシン、多くのドライバーに勝つチャンスがあったが、FIA GT選手権
はシュナイダーのメルセデスとレートのマクラーレンBMWが全部のレースを勝ってい
る。これでは選手権としての関心は大きくない」
No.18 avex童夢 無限NSX 佐々木 正氏
「GT500 の上のカテゴリーを、という案に関しては、そういうマシンはGT-Aの当初
の主旨の求めていたのとは違うと思う。GT500 については、あくまでも前にエンジ
ンのついたクルマを想定した日本独特のレギュレーションになっているため、GT本
来のミッドシップのマシンを造るにはやりにくいレギュレーションになっている。
そのあたりをいろいろなクルマが出てこられるようになってこそ理想的なレースに
なるのではないか。今のレギュレーションのままだと造りにくいクルマが出てくる。
今は特認車輌などという方法でそれを補ってはいるが、ちゃんとルールのなかでい
ろいろなクルマが出てくるようにしてほしい。ウエイトハンデについては競争の原
理を損なうものだ。それにGTの場合は走行距離も長いのでブレーキなど危険性の問
題も出てきてしまう。賛成はできない。最低重量1200kgというのも反対だ。重いレー
シングカーを造るというのは、こんな馬鹿げたことはない。ウチでも120kg 以上の
ウエイトを積んでいる。それなりに努力したことが報われるようなカタチにしてほ
しい。変なところで足かせしても他のところで稼がなければならないので、過激な
競争をなくすことにはならない。自然体にした方がいいと思う。
レース自体については、GTはどうしても大所帯になるから仙台のようなところは
やめてほしい。チームは狭いなかで大変な思いをするし、スポンサーの心証も悪く
する。仙台で2回やる必然性はないはずだし、ガレージに入ってクルマのドアを両
方開けられないようなところでレースをやるのは危ない。興行的な面では事務局が
一所懸命やってくれているが、参加する側としては仙台はやめてもらいたい」
No.5 5ZIGEN SUPRA 木下正治代表
「GT700クラスのモンスターマシンは日本にそぐわない。FIA GTのベンツを見ても
マクラーレンを見てもエスカレートしてるでしょう。マキシマムでもGT500のクラス
に留めるべきです。基本的には現状でいいと思いますが、NSXやMR2なんかの2シー
ターはよくないと思います。4シーター以上の2ドアでレースをやるべきです。レギュ
レーションについては、初年度なんでどうのこうの言えるかわかりませんが、あま
りエスカレートしないようにしてほしいですね。今回もポルシェのリストリクター
問題がありましたけど、抑えてイコールコンディションにする方向で続けてほしい。
あとは、来年に関しては、300kmは充分走れるんで400kmぐらいの耐久性を増したレー
スにしたらどうでしょうか? ファンサービスについては、フォーミュラニッポン
に比べたらよっぽどやってると思います。あとは、誰もがオープンで入れるクラス
もいいし、台数を増やすのもわかるんですが、もうちょっと内容をアップしてほし
い。GT300とGT500クラスのスピード差があってもいいけど、あまり差があり過ぎる
のも問題があるでしょう。ドライバーの基準をもう少し厳しくしないと、色物で終
わらない正常なレースをしないといけないでしょう。最後に言いたいことは、役者
あってのレースやから、もう少し我々の意見を採り入れてくれるといいと思います。
あと一点は、エスカレートしないため、メーカー直系のチームがやってるプライベー
トテストは制限して、オフィシャルテストだけにしてほしい。ウチらはレースもテ
ストも同じおカネかかりますから」
No.36/No.37 カストロール・トムス・スープラ 舘 信秀社長
「GTは結構お客さんが入っているし、JTCCの幹事としてはうらやましいかぎりだ。
うまく行っているのかな、と思う。ただ、GT500 、GT300 ともに力の差があり、上
と下の差がもう少しつまるといいと思う。ある時期はスカイラインが速くて、ある
時期はスープラが上位独占してしまうというのではマンネリ化してしまう。上を抑
えるのか下を上げるのか、それをどういう風にすればいいのかはわからないが。ほ
んとうの意味のコンペティションから言えば違うのかもしれないけど、今はこうい
う方法しかないとボクは思っているし、今のGT-Aの考え方、今のルールの決め方は
支援するほうだ。ただ、現実的にスープラが強くて、今回はホンダが前のほうに割
り込んできたので、内容としては面白くなるかもしれないが、スカイラインにも速
くなってほしいし、欲をいえば外国車がもう少しエントンラントの顔ぶれのなかに
ほしい。
ボクはGT500 の上のクラスを設けてもいいと思う。いくつかのメーカーから何台
か出て来て、激突して1メーカーが抜けた、2メーカーが抜けたというふうになっ
た結果、何年かしてそのクラスが無くなってしまったとしても、今のクラスがその
まま成り立てば、GTはなんとか存続していけるのではないか。グループCが潰れた
のは、あれしかなく、その下がなかったから。今のレースが基盤になって、そこに
世界のGTクラスが入ってきて、ワーッとやってワーッとやめていってしまっても、
こっちが残っていればいいと思う。ボクは反対じゃない。混走でもいいと思う。別
なレースとしては成り立たないでしょう。ただそれより、第三者的には今のGT500の
ポルシェが、もう少し前を走れるようにしたい。外国車が逃げて国産車が追うとい
うのがおもしろい。欲をいえばきりがないが、今GTはうまく行っているのではない
か、と思う。いろいろ心配なところはあるが、全体的には成功しているし、やって
いる人の工夫でいろいろなアイディアを入れてやって行けばもっとおもしろくなる
と思う」
*GT500クラス・エントラントにきく2に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE 5 Aug. '97
GT Inside Report インサイドレポート3 FMOTOR4版
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'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
ドライバーポイント
[GT500]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6
3/30 5/4 6/29 8/10 10/5 10/26
Pos. No. Driver 合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ 67 12 20 15 20
2 39 影山正美 63 15 20 8 20
3 37 関谷正徳/鈴木利男 54 12 6 12 12 12
4 39 谷川達也 48 - 20 8 20
4 2 鈴木亜久里 48 20 10 15 1 2
6 2 E.コマス 38 20 - 15 1 2
7 3 長谷見昌弘/田中哲也 37 10 15 2 6 4
8 38 竹内浩典/金石勝智 27 4 2 10 3 8
9 12 本山 哲 24 6 10 6
10 12 星野一義 16 - 10 6
[GT300]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6
3/30 5/4 6/29 8/10 10/5 10/26
Pos. No. Driver 合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 19 織戸 学/福山英朗 82 20 15 15 12 20
2 26 鈴木恵一/新田守男 74 10 20 12 20 12
3 25 土屋武士 40 12 20 8 -
3 25 長嶋正興* 40 12 20 8
5 910 袖山誠一 38 15 3 10 10
6 71 星野 薫/城内政樹 31 8 8 - 6 15
7 27 太田哲也** 31 10 2 15 4
8 27 A.オロフソン 25 10 - 15
9 7 山路慎一/松本晴彦 20 - 12 8
10 51 石原将光/池谷勝則 20 8 8 - 4 -
*:Rd.5はNo.72で出場、 **:Rd.5はNo.28で出場
チームポイント
[GT500]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6
3/30 5/4 6/29 8/10 10/5 10/26
Pos. No. Team 合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1 36/37/38TOYOTA Castorl TEAM 79 12 12 20 15 20
2 39 TOYOTA TEAM SARD 63 15 20 8 20
3 2/556 NISMO 49 20 10 15 2 2
4 3 ハセミ・モータースポーツ 37 10 15 2 6 4
5 12 HOSHINO RACING 24 8 10 6
6 100 チーム国光with MOONCRAFT 15 - 15
7 8 POWER CRAFT 15 1 4 10
8 5 TEAM 5ZIGEN 12 6 6
9 510 RYOWA HOUSE Pacific TEAM CERUMO
11 - - 3 8
10 13 ENDLESS SPORT 8 3 4 1
[GT300]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6
3/30 5/4 6/29 8/10 10/5 10/26
Pos. No. Team 合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1 19 RS-Rレーシングチームwith BANDOH 82 20 15 15 12 20
2 26 TEAM TAISAN Jr 74 10 20 12 20 12
3 25 土屋エンジニアリング 40 12 20 8 -
4 910 910 RACING 38 15 3 10 10
5 71 シグマテックレーシングチーム 31 - 6 4 6 15
6 27/28 TEAM FERRARI CLUB OF JAPAN
31 10 2 15
7 7 RE雨宮レーシング 20 12 8
8 51 コブラレーシングチーム 20 8 8 - 4 -
9 81 TEAM DAISHIN 13 3 4 6
10 72 牧口エンジニアリング 12 4 2 3 3
*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです
*スペシャルレポートに続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE 5 Aug. '97
GT Inside Report インサイドレポート2 FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
☆フリー走行
No.100 RAYBRIG NSX
朝のフリー走行で1分26秒台のトップタイムをマークした。
飯田章「もちろん満タンでのタイムです。決勝でもこのくらいのペースでいけま
す。でも、前にブロックがうまい人がいるからなあ…。なんとかスタートで前に出
ないとね。今回はここまでまったくなんにも(トラブルが)なしなんですよ。逆に
それが怖いですね。レースはなにがあるかわかりませんから」
No.910 ナインテンポルシェ
玉本秀幸「フリー走行のトップタイムはあんまりうれしくないよね(笑)。それよ
りも予選2位はエンギいいんですよ。ポールだと舞い上がっちゃって勝てるレース
も取りこぼすことがあるでしょう。昨日の午後に試したセッティングはピーキー過
ぎたんで、予選1回目のセットに戻したらベストバランスです。スタートは袖山さ
んで、若干早めに入れるかな。去年はリタイヤしたけど、MINEは西日本の頃から走
ってますから(笑)。レースはタイサンと坂東さんのところとの戦いだから、2台
の邪魔しないように先に行きますよ」
No.21 ダンロップ-BP-BMW
朝のフリー走行でクラス2番手のタイムをマークするも、エンジントラブルを発生。
今回は乗らない順番の一ツ山康によれば、「ニューエンジンなんだけど、ベンチか
けなかったから、ガスケットがいっちゃって、これからエンジン載せ換えですよ。
まあ、間に合うでしょう。弟(幹雄)が乗ってるときにタイムが出て、水野君のと
きはタイヤグリップしなかった」とのこと。
No.6 ワイズダンロップ BP MR-2
藤田孝博「今までメカニックが一生懸命作ってくれたんで、クルマはそんなに悪く
はないです。このサーキットはμが低いし、いつもホコリっぽいんですよ。フリー
走行はボクの方が少し長く乗りました。満タンですから当然重くなるんですけれど、
金曜にもロングランで乗せてもらってますから、その時の感覚を覚えています。ス
タートは加藤さんです。いい順位で渡してもらってペースの落ちないように走りた
い。結構、加藤さんが多めに乗ると思うんですが、ボクは34秒台で回りたい。ここ
らで勝ちたいですね」
◎チャリティ募金を地元交通安全協会へ贈呈
全日本GT選手権では毎戦ピットウォークで、ドライバーたちとのポラロイド写真
撮影会によるチャリティ募金、通称"ポラロイド・チャリティ"を行っている。昨年
寄せられた募金の総額をGTCが開催された5つのサーキットで割った平均額は92万
2,269円。このMINEサーキット分の募金は地元の財団法人山口県交通安全協会に寄付
され、交通安全の推進に役立ててもらうことになった。この募金は、本日午後12時
20分より表彰台において、山口県交通安全協会の宮崎清志常任理事の手へと、プレ
ゼンターの高橋国光GT-A会長より贈呈される。
◎1998年シーズンのGTCスケジュール案
来年1998年の全日本GT選手権スケジュールに関しては、各サーキットからの開催
申請があり、現在調整されている。暫定のスケジュールでは全8戦が予定されてい
る。また、オールスター戦も11月に予定されているが、開催日時、サーキットは未
定となっている。GT-Aとしては、98年はシリーズ7戦で行うことを既に決定してい
るため、今後の調整が注目される。
◎GT-Aがエントラント(GT-A会員)にアンケートを実施
来季の暫定スケジュールでは仙台ハイランドレースウェイでのGTC開催が予定さ
れている。だが同サーキットに対しては、施設やサービス面で改善すべき点がある
ということから、施設の改善を前提に来季のGTC開催を受け入れるとしていた。こ
のためGT-Aは、第5戦開催中に会員にアンケート調査を行い、より具体的な改善内
容を確認し、同サーキットへ提案したいとしている。
また、来季は国内メーカーの主力車種の参加が増えることが予想され、これによ
り過当競争が生じるのではという懸念がGT-A会員間にあるという。この観点から、
先のアンケートに併せGT-A会員の同懸案に対しての意識確認(アンケート形式)も
行われている。GT-Aでは、これを基に過当競争の抑止策などを検討し、過去にあっ
たようなカテゴリーの衰退を未然に防止したいとしている。
☆決勝レース
◎タイヤ・レポート
*ヨコハマ
全車ソフト。構造は3種類。
事前テストの路面温度47度でも大丈夫だったのでソフトを選択した。スープラとバ
イパーが同じサイズのものを使っている。スカイラインはフロントに新しい構造を
採用した。GT300は事前テストで良かった構造のものを採用。ほぼ前チームが同じ
ソフト系。No.26タイサンスターカードRSRのみフロントがソフト、リアがミディア
ムを使用。GT500もGT300も交換が前提。
*ダンロップ
全車ソフト、2,3種類の構造。
思ったより路面温度が下がらなかったので、比較的ソフトなタイヤを選択した。
GT500(No.5)はソフト系。GT300も全車ソフト系で、マッチングがよかった。両クラ
スとも交換が前提。
*ブリヂストン
ソフトとミディアムの2種を用意。スカイラインとポルシェがミディアム。スープ
ラとNSXがソフトを選択。交換が前提。
○決勝スタート直前 13時50分現在
天気:晴れ
気温:25度 路面温度:33度
入場者数:10/5 40,100人(10/4:7,600人 晴れ)
○リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ)
No. 原因 周回数
-------------------------------------------------
No.81 ラジエター破損(No.910との接触) 12
No.88 ミッション 16
No.6 ターボ 19
No.72 コースアウト 26
No.510 オイル漏れ(No.556との接触) 37
No.556 (No.510との接触) 38
No.100 RAYBRIG NSX(総合2位)
飯田章「スタートは結構良かったんですが、なかなか前に出れなくて。トムがブレ
ーキをミスした隙に出て。あと、ウチの方がペースが良かったんで、恵二さん(No.
18松本監督)が琢弥君に譲るよう指示を出してくれて。この辺はチームワークのお
かげでした。ボクは2ヶ月くらいこのクルマに乗ってなかったんで、それまでテス
トをしてくれていた琢弥君たちのおかげの成績だと思います」
高橋国光「表彰台は久しぶりなんで、この味をかみしめてます。飯田選手がいい仕
事してくれまして、ハンドルを任されたときは正直言って、しっかり走れるかなっ
て心配もありました。で、前のクルマに少し追いついたんですけど、1つ簡単なミ
スをして、ホントみんなに申し訳ないと思います。マシンは全く問題なくて、私自
身も久々に力が入りました。本当にすばらしい車を作ってくれたみなさんに感謝し
てます」
No.37カストロール・トムス・スープラ(総合3位)
鈴木利男「今回はピットでちょっと時間がかかっちゃて、まあ3位でしょうがない
かなって感じですかね。ホントはもうひとつ上にいきたかったんですけど。クルマ
は途中からブレーキがちょっとキツくなっていたんですが、大きな問題はありませ
んでした」
関谷正徳「チャンピオンの可能性がまだあるんですか? そうですか、じゃあ次は
ペドロをF1に行かしちゃいましょう(笑)」
No.71 シグマテック911(GT300クラス2位)
星野薫「ウチのクルマはターボがついているから下からトルクがあって、スタート
でうまく前に出ることができた。今年はこれまで6位が最高だったから、久々に表
彰台に上がれてうれしい。ポルシェは壊れないし安定しているから、それが勝因で
しょう。最終戦は、これも期待できるでしょう。トルクあるから30kgのハンデも問
題ない」
No.26 タイサンスタカードRSR(GT300クラス3位)
鈴木恵一「4コーナーでリアからドンと亜久里にぶつけられて、グラベルにはまっ
たけど、なんとか出してもらった。2周ぐらいのロス。ぶつけられたの悔しいよね。
最終戦はやるしかないでしょう。しょうがない」
No.38 カストロール・セルモ・スープラ(総合5位)
竹内浩典「No.36に抜かれたときに3~4台いたバックマーカーにちょっと当たっ
ちゃって、エアジャッキが曲がっちゃったんでピットで時間がかかったのと、ス
ローパンクチャー。バックマーカーどうしでもバトルやってるからリスクが大きい。
テストは良い感じなんで、SUGOの最終戦はなんとかしたい」
No.39 デンソーサードスープラGT
影山正美「まあしょうがないでしょう。レースですから。ポイントが逆転しちゃい
ましたけど、ゼッタイあきらめませんから。ハンデは関係ないっすよ。ウチより重
いところだってあるんだし、それがこのレギュレーションのおもしろいところです
から。クルマは、あの順位なりにはよかったです。とくにトラブルはありませんで
した」
谷川達也「悔しいです。チームには申し訳ないことをしてしまいました。松田さん
は、ボクと同一周回だと思っていたようです。さっき握手はしてきました。次は頑
張ります」
No.18 avex童夢 無限NSX
黒澤琢弥「悔しいかって? だいぶね。もう人と口もききたくないくらい。原因は
わかりません。なんだかわからないけどオーバーステアになっちゃった」
No.6 ワイズダンロップ BP MR2
加藤寛規「オイルに乗って飛び出したけど、それはリタイヤとは関係ない。なんか
おかしいなといいながら走ってたら、ターボのブーストが上がらなくなった。いま、
原因を調べています」
藤田孝博「行けると思ったんですけれど、今年はうまくいかないですね。勝てそう
だったのに。乗れないと勉強にならないからつらいです。SUGOは全然違うコースで
すから、足回りをやらないと。でも、テストでは雨の中無茶苦茶速いんです」
No.7 RE雨宮 SuperG RX7
松本晴彦「2番手になって回ってきたとき一発死んじゃって、その後は2ローター
で走ってました。自分の乗ってるときは問題なかったんですが」
☆優勝者インタビュー
総合優勝 No36カストロール・トムス・スープラ
ペドロ・デ・ラ・ロサ「すごく嬉しいです。だって、ウエイトハンデがあったんで、
勝てると思ってなかった。それに、勝ったことでポイント・リーダーにもなれたか
らね。チャンピオンにはとてもなりたいです。2つのタイトルを取れるチャンスな
んて滅多にないんだから。とにかく勝ちたい。フォーミュラニッポンではノバが、
そしてGTではトムスがいい仕事をしてくれているという証明にもなるし。さらにGT
は1人で走るわけではないので、マイケル(クルム)とのチームワークの良さを、
そう彼は今年他のカテゴリーでいい成績を残していないけど、ここでタイトルを取
れば彼の実力も証明できるのだから。そして、彼とSUGOで勝利の味を分かち合いた
いです」
ミハエル・クルム「ボクも勝てたことに非常にびっくりしました。ピットインまで
にペドロがいい仕事をしてくれて、ボクがピット・サインを見たときに『P1』と
出ていたんで驚いたんだ。でも、後ろから国光さんが2秒差まで追いついてきて、
どうなるかと思って。それで、すごくプッシュしてなんとか離すことが出来たん
で、あとは楽になりました。次は90kgのウエイトハンデを背負うことになるけど、
僕らはちゃんと持って帰れるものを持って帰ろうと思ってます。それだけです」
GT300クラス優勝 No19 RS☆Rシルビア
福山英朗「これだけのウエイトハンデを積んで、勝てるとは思ってませんでした。
夏の間に、そしてこちらに来ても毎晩遅くまでメカニック達が努力してくれてまし
た。でも、ターボカーには気温の上昇が不利に働いて成果が上がらなかった。です
が、ここに来て気温が下がってきて、彼らの努力が報われたと思います。次の100kg
のハンデは、あんまり考えないようにしています。考えたからって降ろせるもんじゃ
ないし。そんこと考えないでとにかくチャンピオンを取りたいね。そうそう(隣を
見て)、ペドロにも、ミハエルにも、章(飯田)にも早くF1に行ってもらって、そ
れで(反対を見て)織戸にもチャンスをあげてください(笑)」
織戸 学「とにかく嬉しいです。勝てたのは、車を作ってくれたメカの人やスタッ
フ、スポンサーのみなさんのおかげだし、それに応えられて嬉しいです。とにかく
最終戦に向けて、チャンピオンに向けて一歩近づけたし、活気づいてきたし、チャ
ンピオン取れるようにがんばります。今年のはじめに冗談で『ウエイト100kg積も
う』なんて言って、それが実現したんで、その後のことはなんとかなるでしょう。
(隣から、飯田が『織戸が10kg減量する!』)うっさいなぁ(笑)。全日本のタイ
トル、それどこか出るのも今年初めてだったんですが。でも、タイトル取る自信は
あります。(またも飯田が『全日本ドリコンは取っただろう』。福山が『ロリコン
だろう(笑)』。飯田『そう、好きなんですよ。こいつ』)。まったくもう! そ
ういうこというと、いろいろとバラずぞ。***のこととか(笑)」
インサイドレポート3に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE 4 Aug. '97
GT Inside Report インサイドレポート1 FMOTOR4版
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'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
☆予選1回目
No.18 山本勝巳(avex童夢無限NSX)
「このままトップでいければいいですね。タイヤはもう1セット残っているんで、
午後もう1回アタックにいきます。ただ、気温が上がりそうですからタイムアップ
できるかどうかは…。今回はここまでまったくトラブルは出ていません」
No.5 田嶋栄一(5ZIGEN SUPRA)
「ギアがいきなりロックしてしまって、2コーナーでコースアウトしてしまった。
出ていってすぐで、タイヤも温まっていなかった。昨日から少しギアロックの症状
が出ていたので、とりあえず義務周回数だけはこなそうと思ったんだけど…。部品
は全部あるんで、午後までには直せると思います。ただ、今回はどうもタイヤがコ
ースに合ってないみたいで…。全然グリップがなくて、トラクションがかからない
んです。今回はノーチャンスですね」
No.38 竹内浩典(カストロール・セルモ・スープラ)
「菅生のテストはいいフィーリングだったんですが、昨日は原因不明のアンダース
テアに悩まされてました。今日は、ダンパーをスペアのモノに交換してアタックし
ました。午後は24秒2~3を出さないと厳しいでしょうね。NSXはコーナーの旋回速
度が速くて、立ち上がりでも早くアクセルを踏めるんです。ただ、ストレートでは
ちょっとこっちのほうが速いんで、決勝では前に出られればなんとか抑えられると
思います。NSXは耐久性も未知数ですしね。怖いのはトムスの2台でしょう」
No.6ワイズダンロップBP MR-2
加藤寛規「歯車が合ってくるとこんなもの? いつもと変わらないんですよ。ター
ボマシンは冷えているときにパワーがあるし、タイヤの美味しいところといかにド
ライバーがマッチさせるか、ようやくできたというところでしょう。決勝のスター
トはたぶんボクが行くと思うんですが、壊さないで完走しような(と藤田選手に向
かって言う)。タイサンとシルビアには後ろで頑張ってもらって、チャンプは狙え
ないけど邪魔してやろうかと(笑)」
藤田孝博「前回は、ホイールのトラブルでリタイヤしたんですが、対策はしまし
た。何事もなく終わらせようと思います。ボクは基準タイムクリアするぐらいで、
予選はアタックしません」
No.910 玉本秀幸(ナインテンポルシェ)
「昨日はタイヤは古い状態でしたから。今日はニュータイヤでアタックしました。
足回りとタイヤが、μの低いこのサーキットと相性がいいみたい。午後は天気次第
ですが、陽が出なければラバーグリップもあるしタイムも上がるでしょう。ヨコハ
マ勢は、有力チームが重量積んでるからああいう結果なんでしょう」
No.81木下隆之(ダイシンシルビア)
「アタック中にちょっと引っかかったから、あと0.2秒は行ける。昨日より今日の
ほうがコンディションがよかったから、その分アップできた。午後アタックできれ
ば31.5秒が目標。決勝は、細かいトラブル出てくるだろうけど、これまではチェッ
クが甘かった。しっかりやれば問題ない。失うものは何もないから攻めるしかない」
No.26 新田守男(タイサン スターカード RSR)
「(順位を)1コ上げたいんだけど、厳しいかな。シルビアの前にいれば良しとし
ましょう。タイヤ残ってるけど、(午後のタイムアップは)無理だわ、70kgのウエ
イトじゃ(笑)。トップにはビュンビュン行ってもらってOK! ウチらの邪魔は
してほしくないけどね」
No.28 チームFCJフェラーリ
今回「チームの方針」でNo.28のステアリングを握ることになった太田哲也。
「こちらのクルマがなかなかセッティングが決まらなかったので、僕が乗ることに
なりました。No.27のほうは1回お休みです。実はNo.27とNo.28は製作したガレージ
が違うため、クルマの造りかたに対する考えが違うんです。たとえばエンジンは、
No.28は高回転まで回せばパワーが出るタイプなんですがピックアップがよくない。
だからストレートエンドは速いんですがコーナーの立上がりが苦しいわけです。No.
27の方がトルク重視で、その部分では扱いやすかったですね。最終戦に向けてこの
あたりは改善する必要がありそうです。また足回りはNo.28のほうがいろいろ凝った
仕様になっているんですが、全体のバランスがまとまっていない感じでした。今回
自分で走って、ようやくフロントはまとまってきたので、あとはリアをもう少し煮
詰めたいところです。ただ大きな問題があって、それはミッションがF355チャレン
ジ用そのままなことです。ギア比もファイナルも変えていないので、ここではスト
レートで6速に入るには入るんですが途中までしか吹けないんですよ」と太田。そ
れでも予選1回目では、クラストップから2秒落ちのところまでタイムを上げてき
ている。
No.34 STPタイサン・アドバン・バイパー
GTC初登場のバイパー。チーム・タイサンにとっては待望のマシンだけに、2人
のドライバーの表情はともに明るい。ただ今回がほとんどシェイクダウンのため、
細かいトラブルにまだ悩まされているのも事実。木曜に雨のなか走行した土屋圭市
は、「驚いたよ、くるぶしのあたりまで水が入ってくるんだもん。靴を3足ダメに
しちゃったよ」と一言。その後金曜日にドライで走行した際は、「水温が108度、油
温が130度までいっちゃうし、ブレーキがドンドン奥に沈んでいっちゃうんだ」と、
熱対策の必要を訴えていた。この後オーバーヒートからエンジンを1基ブローさせ
てしまうのだが、チームではフロントグリルの開口部を大きくしたりしてなんとか
対策を施し、オーバーヒート症状はおさまったようだ。ただしキャリパー用のダク
トを新設するなどしたブレーキは、相変わらずペダルが奥に入ってしまう症状のま
まらしく、美祢では苦戦を強いられそうである。鈴鹿1000kmでもバイパーをドライ
ブした松田秀士によると、「FIA戦のクルマとは、エンジンのパワーバンドも違いま
すし、タイヤの太さも違うし、ABSの有無も違うので、やっぱりだいぶ印象が違いま
すね」とのこと。それでも「まだシェイクダウンしたばかりなので、やることはいっ
ぱいありますけど、トルクがあるので現段階でもストレートは速いですよ。さっき
スープラの後ろについていったらトントンでしたもん。今後はとくにブレーキを強
化して、サスペンションが煮詰められれば、十分トップ6に食い込める実力はある
と思います。期待していてください」と、そのポテンシャルには大きな期待を寄せ
ているようだ。
No.510 RH CERUMO SUPRA
先日、集中豪雨に見舞われた鈴鹿で、トランスポーターに積載していたマシンが水
没してしまうという奇禍に遭った。さいわい大きなトラブルとはならなかったよう
だが、ガショーに影響はなかったか尋ねると、「スイッチを押したら水が出てきて
指が濡れちゃったよ。それと、エンジンをかけたらゴボゴボゴボって水の音がした
んだ(笑)」と、強烈なジョークを一発。一方のベルモンドはどうやらこの一件を
知らなかったらしく、「エッ、それはホントウか? と真顔で心配していた。
☆予選2回目
No.100 飯田章(RAYBRIG NSX)
「クルマはどんどんよくなってきてます。足も決まってきたし、エンジンも少しよ
くなってます。直線でもスープラとほとんど変わらないんじゃないですか。ブレー
キに関しても、ウチはまったく問題ありません。ただ、ポールをとれなかったん
で、満足ではありませんね。決勝はピット作業の勝負でしょう」
No.37 鈴木利男(カストロール・トムス・スープラ)
「予選はちょっと思ったとおりいかなかったね。午後は全体にグリップが悪くてタ
イムアップできなかった。クルマの状態としては少しよくなってはいる。午後、ほ
かは朝の1秒落ちくらいでしょ? ウチはコンマ5秒落ちくらいだからね。でも満足
できる状態ではないよ。決勝は、このコースは抜くところがないし、ブレーキがき
ついよ」
No.8 トム・クリステンセン(POWER CRAFT SUPRA)
「午前中のセッションは昨日の夜に降った雨で路面がクリーンになっていたし、路
面温度が高くなかった。これが我々がチョイスしたブリヂストンのタイヤにピッタ
リ合っていた。それで好タイムが出た。だがホンダ勢がすごく速い。ブレーキング
がいいようで、スローコーナーが速い。我々のマシンのホンダNSXに対するアドバ
ンテージ? さあストレートスピードかな。それだけだ。今日はパワーステアリン
グに若干のトラブルがあったのと、アンチロールバーが折れてしまったので長坂さ
んがあまり多くラップできなかったが、それ以外は好調だ。FETチームは実力があ
るし。ともかく今年は選手権全戦に参加しているわけではないのに、明日フロント
ロウからスタートできることには満足している。明日は表彰台を目指す。ここはホ
ンダが速いから」
No.36 ペドロ・デ・ラ・ロサ(カストロール・トムス・スープラ)
「午前中はマシンの状態がすごく悪くて大アンダーが出ていたが、午後のセッショ
ンに向けて前後のスプリングとプリロードを変更した。これですごくよくなった。
ただ、午前中にタイヤを使ってしまっていたので、あれ以上のタイムは出なかっ
た。今はマシンは非常に安定しているし、いい状態になっている」
No.510 ベルトラン・ガショー(RH CERUMO SUPRA)
「クルマは今朝はすごくよかった。午後もOKだ。クルマのポテンシャルのリミット
まで行っていると思う。今朝はあと少し、1分25秒2くらいまでは行ったかもしれ
ないが、24秒台は無理だ。他は6速シーケンシャルなのに対して我々のクルマは5
速のHパターン。それに空力も新しいタイプではない。その2点がハンデになって
いる。明日は表彰台を目指す。今までF1以外はどのレースも勝ってきたのでここ
でもぜひ勝ちたい。勝つまでやりたい」
No.26 鈴木恵一(タイサン スターカード RSR)
「ウェイトハンデは去年より20kg軽いわけだから、まだいいよ。ただ、ここはブ
レーキがきついコースだから、去年と同じようにGT2の大きいローターにした。板
東のところ(No.19 RS☆Rシルビア)は80kg積んでいて、しかもデータはない。ボ
クらはここのデータがあるわけで、それは強みでしょう。だから、できればここで
引き離したいね。ボクと新田で練習走行のタイムで走って、ボクらのレースをすれ
ば、少なくとも板東のところには勝てると思う。速いMR2はいなくなったけど、ク
ラス優勝は難しいんじゃないかな。それと、最終戦を考えるとあんまり勝ちたくな
いしね。望みは、ウチが4位でシルビアが6~7位。そうすればハンデが10kg減
る。SUGOの最終コーナーは登りがキツイから、なるべく積みたくないんだよ」
No.19 RS☆Rシルビア
金曜日の練習走行中、板東社長が下向きの矢印を持ってタイサンのサインガードに
乱入。本人の弁によれば表敬訪問らしい。しかし、予選でのポジションは今一つ。
織戸学は「クルマの動きが遅くなってるし、ブレーキ使うし、ここはキツい。ポル
シェの前でゴールしないといけない。タイサンもウチもウエイト積んでるわりには
練習走行では速いでしょう。SUGOのテストでもウエイト積んでいい感じだった。な
んだかんだいっても、予選は重要でしょう。抜かせてはくれないですからね」と
言っていたのだが。
そして、この人の発言に期待したかった福山英朗選手。
「ターボエンジンに対しては、気温が下がってくれた方が良い。雨はイヤだけど。
エアロパーツとタイヤとエンジンが変わったところだけど、他のクルマももどこも
良いでしょう。夏の間にクルマをいろいろやったけど、結果に結びついていない。
気温が変わってきてようやく改善されたというか、効果が出てきた。気温が上がっ
て重量が増えて落ちるタイムをなんとか食い止めてきたと言うべきかな。気温が下
がるとこの辺が生きて来るんで、期待している。ありとあらゆること、軽量化、空
力、タイヤ屋サンとも、エンジン屋さんとも話しながらやってます。今回は、なん
としてもタイサンの前でチェッカーを受けたい。最終戦が楽になるからね。向こう
はタイトルも持ってるし、レース経験も豊富だから、若干有利でしょう。最終戦に
はポイントでリードしていきたいね。でも、タイサンも調子良いでしょう。一発の
タイムは来れないと思ってた。テストには我々は来てるのに、彼らは来ないでしょ
う。予選は落ち着いて、決勝は気合い居れて行きます。ドウ・マイ・ベストで行き
ますよ。ここまで来ておちゃらけ言ってられないから」
No.39影山正美(デンソーサードスープラGT)
「16ポイント差は全然十分なマージンだと思いません。残りの2レース、1点でも
多く、1台でも前でゴールしないといけないという考えしかなくて、16点差あるっ
て余裕はまったくないですね。予選8番手は、とくにウェイトハンデの影響という
わけではないと思います。前回のテストから新車にしたんですが、テストの時とち
ょっとクルマの動きが違ったので、あわててセッティングし直したものですから。
でもまだ今いちテストの状態に戻り切ってない感じです。午後もうちょっとタイム
をあげて6~7番手にはいきたかったですね。ちょっと厳しいですね。決勝の目標
としては…。やっぱり勝ちたいですね。勝てば決まりですし。でもそう簡単ではな
いでしょうから、ベストを尽くして1台でも前でゴールして、菅生につなげたいで
すね。絶対這ってでも走りますから!」
☆ポールポジション・インタビュー
予選総合1位
No.18 avex 童夢 無限NSX
黒澤琢弥「なんとかかろうじて(ポールを)取った感じなので、うれしいというよ
りホッとした感じですね。今回はテストが十分できて、そのテストの段階から調子
がよかったので、取れるかなあという気は、美祢に入る前からしてました。そして
昨日のフリー走行の段階からたいしたトラブルもなく、スタッフとかメカニック全
員がクルマをよくしてくれたんで、ミスなく乗っただけなんですが、ポールがとれ
てうれしいです。昨日、予選に向けてシミュレーションをしたんですが、ボクはク
リアラップがとれなくて26秒フラットくらいしかいってなかったんです。でも(飯
田)章君の方が25秒台はいってましたんで、まあそれはウチらも出るかなぁと。た
だ24秒台は見えなかったんですけど、章君が24秒7というのが監督の(松本)恵二
さんから無線が入って、お尻に火がついた感じですね。もうちょっと踏まなければ
と。めいっぱいプッシュして、クルマもよくそれにこたえてくれたので、なんとか
いけたということですね。先日美祢でトータル4日間、ロングランテストをした時
もトラブルなかったので、なんとか明日は初めてチェッカーを受けたいですね。た
だ残念ながらストレートがスープラより少し遅いので、スタートが難しいでしょう
ね。ここは最終コーナーからストレートにかけて距離があるので、1コーナー入る
前に抜かれたくないですね。うまくトップで1コーナー行ければ、インフィールド
はNSXが速いので、おもしろいレースになると思います」
No.6ワイズダンロップBP MR-2
加藤寛規「タイムのほうは狙って出したものなんですが、アタック中にまだ細かい
ミスもありましたので、もう少しつめられるとは思ってます。ただ結果的にポール
がとれて、よかったです。今回はターボMR-2が1台ですが、アドバンテージがある
と信じています。いつも予選は前のほうにいるのに、決勝はポイント圏内にいない
ので、明日は優勝を目指すというより完走を目指したいですね。結構調子いいので、
なんとかゴールしたいです」
インサイドレポート2に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
(GT第5戦 MINE 正式結果/訂正版)
全日本GT選手権第5戦 -RIJ- (1997-10-04) Provisional Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.5 MINEサーキット(J) : 3.238km
P No. Driver(s)--------------- Car--------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1 36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ Toyota Supra 78 1:57'36.132 128.893
2 100 高橋国光/飯田 章 Honda NSX 78 - 25.631 128.426
3 37 関谷正徳/鈴木利男 Toyota Supra 78 - 28.681 128.371
4 8 T.クリステンセン/長坂尚樹 Toyota Supra 78 - 44.099 128.092
5 38 竹内浩典/金石勝智 Toyota Supra 78 -1'13.864 127.557
6 12 星野一義/本山 哲 Nissan Skyline GTR 77 - 1Lap
7 * 3 長谷見昌弘/田中哲也 Nissan Skyline GTR 77 - 1Lap
8 18 黒澤琢弥/山本勝己 Honda NSX 77 - 1Lap
9 2 鈴木亜久里/E.コマス Nissan Skyline GTR 76 - 2Laps
10 13 木下みつひろ/菊池 靖 Nissan Skyline GTR 76 - 2Laps
11 30 山田洋二/茂木和男 Porsche 911 GT2 75 - 3Laps
12 5 田嶋栄一/M.グーセン Toyota Supra 75 - 3Laps
13 39 影山正美/谷川達也 Toyota Supra 75 - 3Laps
14 34 土屋圭市/松田秀士 クライスラー ダッチバイパー 74 - 4Laps
15 19 織戸 学/福山英朗 Nissan Silvia 73 - 5Laps
16 71 星野 薫/城内政樹 Porsche 911 72 - 6Laps
17 26 鈴木恵一/新田守男 Porsche 964 RSR 72 - 6Laps
18 60 佐藤久美/田中 実 Toyota Cavalier 71 - 7Laps
19 20 高橋健二/須賀宏明 Porsche 993 RSR 70 - 8Laps
20 70 石橋義三/小宮延雄 Porsche 993 RS 70 - 8Laps
21 28 太田哲哉/杉山正己 Ferrari F355 70 - 8Laps
22 16 関根基司/藤島敏也 BMW 325i 70 - 8Laps
23 91 松永雅博/三原じゅん子 Toyota MR2 69 - 9Laps
24 7 山路慎一/松本晴彦 Mazda RX-7 69 - 9Laps
25 21 一ツ山幹雄/水野文則 BMW M3 62 - 16Laps
26 910 袖山誠一/玉本秀幸 Porsche 993 RSR 57 - 21Laps
------------------------------- DNC -------------------------------------
556 影山正彦/近藤真彦 Nissan Skyline GTR 39 - 39Laps
510 B.ガショー/P.ベルモンドToyota Supra 38 - 40Laps
72 浅見 武/長島正與 BMW M3 26 - 52Laps
6 加藤寛規/藤田孝博 Toyota MR-2 19 - 59Laps
88 和田孝夫/和田 久 ランボルギーニ ディアブロ 16 - 62Laps
81 大八木信行/木下隆之 Nissan Silvia 12 - 66Laps
**************************************************************************
Fastest Lap: 1'26.529 No.100 高橋国光
*ゼッケンNo.3は、大会特別規則第23条違反によりペナルティストップ10秒を課した
提供:CPMINEサーキット
***JCG00146 竹下 恵一郎//Keiichiro Takeshita***
《訂正》
・ #34 土屋圭市/松田秀士組のマシンはポルシェではなく、バイパー
GTS-Rでした。お詫びして訂正いたします。
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE 5 Aug. '97
Race Report 決勝レース FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
逆転!逆転、また逆転!
カストロール・トムス・スープラが2勝目を挙げる!
2位にはRYBRIG NSXが初入賞
スタートは、ポールのNo.18avex童夢無限NSX、黒澤琢弥とセカンドグリッドのNo.8
POWERCRAFT SUPRAのT.クリステンセン、そしてNo.100 RAYBRIG NSXの飯田章が共に
好スタートし、第1コーナーに並んで進入。わずかに頭ひとつNo.18が先となり2コ
ーナーを出た時点でNo.18、No.8、No.100の予選の順となる。だが、No.100はNo.8の
テールにぴたりとつけ、3周目の第2ヘアピンでパッシング。これで、NSXが1-
2、しかも2台とも1分27秒近いハイペースで後続を引き離していく。だが、5周を
過ぎた時点でNo.18のペースがやや落ちたところでNo.100がストレートで抜き、トッ
プに立った。この後、No.18のペースダウンし、徐々に順位を落としていく。これ
で、No.100 NSXをNo.8とNo.38、No.36、No.37の3台のカストロール・スープラ勢が
追う展開となった。だが、No.100はコンスタントに28秒台で、29~30秒台の後続を
引き離していく。ランキングトップのNo.39デンソーサードスープラGT、影山正美は
12周終了時点で7番手、その後ろにランキング3位のNo.2 ZEXElスカイライン、鈴
木亜久里がつける。ところが、亜久里は周回遅れをパスする際に接触し、フロント
部分を破損、修復のためにピットに戻ることになり上位進出の可能性が薄れた。
中盤まではこの順位で流れ、ひとつのポイントとなるルーティン(予定)のピッ
トインが明暗を分けることになった。まず、早めに動いたのはNo.39デンソースー
プラだった。37周でピットインし、36秒ほどのタイムロスでコースに戻る。続いて、
ランキング2位でNo.39影山正美を追う、No.36カストロール・トムス・スープラの
クルム/ロサ組は41周目にピットイン。これも35秒ほどで問題なくコースに復帰。
そして、トップを行くNo.100 RAYBRIG NSXと2番手No.8 POWERCRAFT SUPRAが42周目
に同時にピットイン。No.100はピット作業に手間取り、50秒近くを要してしまう。
かろうじてNo.8の前でコースに戻るが、トップはNo.36カストロール・スープラに
奪われてしまった。
トップNo.36のM.クルムとNo.100 高橋国光との差は4秒弱。ここで、No.100国光
が時には28秒台を出す追い上げでじわりとNo.36との差を詰める。ここで、No36ク
ルムも負けじと28秒台にペースアップし、その差は3秒台で膠着。61周目にNo.100
がダートにタイヤを落としたて、その差が一気に10秒以上と開いて、これで勝負が
付いた。3番手にはNo.37カストロール・トムス・スープラが周回遅れに躓いた
No.8、No.36をかわして入った。
一方、No.39は、着実な入賞狙いに切り替え6位をキープしていたのだが、66周目
に1コーナーで他車と接触しコースアウト。再スタートは切れたものの13位とポイ
ントを加算することが出来なかった。
これで、シリーズポイントは逆転しNo.36クルム/ロサ組が67ポイントでトップ。
2位に63ポイントのNo.39影山正美。3位にNo.37関谷/利男組が54ポイント、4位
には50ポイントのNo.2亜久里となり、チャンピオンの行方は最終戦のSUGOまで持ち
越された。
波乱をくぐり抜けたRS☆Rシルビアが優勝!
GT300クラスは、ポールのNo.6ワイズダンロップBP MR2のターボの故障など、上
位陣が次々と接触やトラブルで消えていく。そして、ランキング1位のNo.26タイ
サンスターカードRSRの鈴木恵一がスピンし、再スタートを切るが大きく遅れる。
一方、その混乱をよそにNo.26と同ポイントでタイトルを争うNo.19 RS☆Rシルビア
が順位をあげ、最終的には優勝し、今季2勝目となった。No.26もその後追い上げ
て、3位までリカバリー。これで、ポイントはNo.19織戸/福山組が82ポイントで
トップに。No.26恵一/新田組が74ポイントと2番手となり、こちらも最終戦SUGO
での決戦となる。
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
全日本GT選手権第5戦 -RIJ- (1997-10-04) Provisional Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.5 MINEサーキット(J) : 3.238km
P No. Driver(s)--------------- Car--------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1 36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ Toyota Supra 78 1:57'36.132 128.893
2 100 高橋国光/飯田 章 Honda NSX 78 - 25.631 128.426
3 37 関谷正徳/鈴木利男 Toyota Supra 78 - 28.681 128.371
4 8 T.クリステンセン/長坂尚樹 Toyota Supra 78 - 44.099 128.092
5 38 竹内浩典/金石勝智 Toyota Supra 78 -1'13.864 127.557
6 3 長谷見昌弘/田中哲也 Nissan Skyline GTR 77 - 1Lap
7 18 黒澤琢弥/山本勝己 Honda NSX 77 - 1Lap
8 12 星野一義/本山 哲 Nissan Skyline GTR 76 - 2Laps
9 2 鈴木亜久里/E.コマス Nissan Skyline GTR 76 - 2Laps
10 13 木下みつひろ/菊池 靖 Nissan Skyline GTR 76 - 2Laps
11 30 山田洋二/茂木和男 Porsche 911 GT2 75 - 3Laps
12 5 田嶋栄一/M.グーセン Toyota Supra 75 - 3Laps
13 39 影山正美/谷川達也 Toyota Supra 75 - 3Laps
14 34 土屋圭市/松田秀士 Porsche GT2 74 - 4Laps
15 19 織戸 学/福山英朗 Nissan Silvia 73 - 5Laps
16 71 星野 薫/城内政樹 Porsche 911 72 - 6Laps
17 26 鈴木恵一/新田守男 Porsche 964 RSR 72 - 6Laps
18 60 佐藤久美/田中 実 Toyota Cavalier 71 - 7Laps
19 20 高橋健二/須賀宏明 Porsche 993 RSR 70 - 8Laps
20 70 石橋義三/小宮延雄 Porsche 993 RS 70 - 8Laps
21 28 太田哲哉/杉山正己 Ferrari F355 70 - 8Laps
22 16 関根基司/藤島敏也 BMW 325i 70 - 8Laps
23 91 松永雅博/三原じゅん子 Toyota MR2 69 - 9Laps
24 7 山路慎一/松本晴彦 Mazda RX-7 69 - 9Laps
25 21 一ツ山幹雄/水野文則 BMW M3 62 - 16Laps
26 910 袖山誠一/玉本秀幸 Porsche 993 RSR 57 - 21Laps
------------------------------- DNC -------------------------------------
556 影山正彦/近藤真彦 Nissan Skyline GTR 39 - 39Laps
510 B.ガショー/P.ベルモンドToyota Supra 38 - 40Laps
72 浅見 武/長島正與 BMW M3 26 - 52Laps
6 加藤寛規/藤田孝博 Toyota MR-2 19 - 59Laps
88 和田孝夫/和田 久 Nissan Skyline GTR 16 - 62Laps
81 大八木信行/木下隆之 Nissan Silvia 12 - 66Laps
**************************************************************************
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINEサーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE 4 Aug. '97
Qualify Report 予選日レポート FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
NSXの2台が好発進!avex童夢無限NSXが待望のポールを獲得
RAYBRIG NSXも3位に!
10月4日、山口県・MINEサーキットで全日本GT選手権第5戦「CP MINE GT RACE」
の公式予選が行われた。曇りがちの空模様だったが、心配された雨も降ることなく
ドライコンディションで行われ、No.18 avex童夢無限NSXの黒澤琢弥がコースレコー
ドを更新する好タイムを記録し、自身にとってもNSXにとってもGTC初となるポール
ポジションを獲得した。
予選1回目は、午前10時5分より1時間に渡って行われた。早朝には小雨が降っ
たが8時前には止み、曇っていたものの予選開始時には路面もドライ状況に戻って
いた。金曜日の練習走行より気温も下がり、コンディションとしてはまずまずといっ
たところだ。
開始してまずスカイライン勢がNo.3ユニシアジェックススカイラインとNo.556
KURE R33が早くも金曜のテストディのタイムを上回る1分25秒台を出す。だが、す
ぐさまNo.8 POWERCRAFT SUPRAのクリステンセンが、コースレコード('96年ラーク
マクラーレンF1GTR/R.シューマッハ:1'24.847)を更新する1分24秒633を記録し
た。その直後にNo.100 RAYBRIG NSXの飯田章も1分24秒715を記録し2番手に。
この2人のタイムを無線で知らされたNo.18 avex童夢無限NSXの黒澤琢弥が燃え
た。攻めたタイムは、さらに速い1分24秒605を叩き出す。結局、このタイムを更
新するマシンは現れずにNo.18 avex童夢無限NSXの暫定ポールが決定した。
一方、シリーズ・チャンピオンを争うランキング1位の影山正美/No.39デンソ
ーサードGTは8番手に、ランキング2位のクルム/デ・ラ・ロサ組/No.36カスト
ロール・トムス・スープラは5番手、ランキング3位の鈴木亜久里/No.2 ZEXELス
カイラインは9番手となっている。
午後に入っても、空模様は変わらず。気温もさほど上がらなかったため、よりタ
イムアップするかと思われたが、思いの外コースは荒れており各車タイムが上がら
ない。
そのような中でも、No.18 avex童夢無限NSXが午前と同様の速さを見せ、1分25秒
307でトップに。それに続くのもNo.100 RAYBRIG NSXというNSXのワン・ツーとなっ
た。そして、ここのところ速さが目立ってきたNo.38カストロール・セルモ・スープ
ラがNo.37カストロール・トムス・スープラを押さえて3番手に入った。
予選後半はコースに出るマシンが多く、クリアラップを取ることが難しくなった。
そして、上位陣では午前のタイムを上回るものはなく、No.18 avex童夢無限NSXの
GTC初ポールポジションが決定した。
ワイズダンロップBP MR2がレコードでポール獲得
GT300クラスでは、予選1回目開始直後にいきなりNo.6ワイズダンロップBP MR2
の加藤寛規がコースレコード('96年パーソンズシルビア/本山哲:1'31.782)を更
新する1分31秒571を叩き出す。これに1分31秒954でNo.81ダイシンシルビア、木
下隆之が続く。予選で好調の国産ターボ勢で上位を占めるかと思われたが、No.910
ナインテンポルシェの玉本秀幸が1分31秒656で2番手に割り込んだ。午後の予選
では、GT500同様に大きくタイムを更新するマシンはなく、No.6ワイズダンロップBP
MR2がGTC初ポールを獲得した。
全くの同ポイントでクラス・チャンピオンを争うNo.26タイサンスターカードRSR
は4番手、No.19RS☆Rシルビアは7番手とやや出遅れた。
ポールポジション
No.18 avex童夢無限NSX 黒澤琢弥 1分24秒605
「なんとか辛うじて取った感じなので、嬉しいというよりホッとした感じですね。
そして昨日のフリー走行からたいしたトラブルもなく、メカニック全員がクルマを
良くして、ボクはミスなく乗っただけです。24秒台は見えなかったんですけど、章
君(飯田)が24秒7だと監督の(松本)恵二さんから無線が入って、お尻に火がつい
た感じですね。めいっぱいプッシュして、クルマも良くそれにこたえてくれたんで
す。ストレートがスープラより少し遅いので、スタートが難しいでしょう。うまく
トップで1コーナー行ければ、インフィールドはNSXが速いので、きっとおもしろい
レースになると思いますよ」
GT300ポールポジション
No.6 ワイズダンロップBP MR-2 加藤寛規 1分31秒571
「タイムの方は狙って出したものなんですが、アタック中にまだ細かいミスもあり
ましたので、もう少しつめられるとは思ってます。ただ結果的にポールがとれて、
良かったです。今回はターボのMR2が1台ですが、アドバンテージがあると信じてい
ます。いつも予選は前の方にいるのに、決勝はポイント圏内にいないので、明日は
優勝を目指すというより完走を目指したいですね。結構調子いいので、なんとか
ゴールしたいです」
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
全日本GT選手権第5戦 -RIJ- (1997-10-04) Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.5 MINEサーキット(J) : 3.2389km
P No. Driver(s)--------------- Car--------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 18 黒澤琢弥/山本勝己 Honda NSX 1'24.605 137.817
2 8 T.クリステンセン/長坂尚樹 Toyota Supra 1'24.633 0.028 137.772
3 100 高橋国光/飯田 章 Honda NSX 1'24.715 0.110 137.638
4 38 竹内浩典/金石勝智 Toyota Supra 1'25.072 0.467 137.061
5 36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ Toyota Supra 1'25.245 0.640 136.783
6 37 関谷正徳/鈴木利男 Toyota Supra 1'25.431 0.826 136.485
7 510 B.ガショー/P.ベルモンドToyota Supra 1'25.542 0.937 136.308
8 39 影山正美/谷川達也 Toyota Supra 1'25.739 1.134 135.995
9 2 鈴木亜久里/E.コマス Nissan Skyline GTR 1'25.801 1.196 135.896
10 556 影山正彦/近藤真彦 Nissan Skyline GTR 1'25.840 1.235 135.835
11 3 長谷見昌弘/田中哲也 Nissan Skyline GTR 1'25.997 1.392 135.587
12 13 木下みつひろ/菊池 靖 Nissan Skyline GTR 1'26.321 1.716 135.078
13 34 土屋圭市/松田秀士 Porsche GT2 1'26.806 2.201 134.323
14 12 星野一義/本山 哲 Nissan Skyline GTR 1'27.129 2.524 133.825
15 30 山田洋二/茂木和男 Porsche 911 GT2 1'28.873 4.268 131.199
16 88 和田孝夫/和田 久 Nissan Skyline GTR 1'29.854 5.249 129.767
17 6 加藤寛規/藤田孝博 Toyota MR-2 1'31.571 6.966 127.333
18 910 袖山誠一/玉本秀幸 Porsche 993 RSR 1'31.656 7.051 127.215
19 81 大八木信行/木下隆之 Nissan Silvia 1'31.954 7.349 126.803
20 26 鈴木恵一/新田守男 Porsche 964 RSR 1'32.065 7.460 126.650
21 7 山路慎一/松本晴彦 Mazda RX-7 1'32.256 7.651 126.388
22 21 一ツ山幹雄/水野文則 BMW M3 1'32.330 7.725 126.287
23 19 織戸 学/福山英朗 Nissan Silvia 1'32.634 8.029 125.872
24 71 星野 薫/城内政樹 Porsche 911 1'33.099 8.494 125.243
25 60 佐藤久美/田中 実 Toyota Cavalier 1'33.168 8.563 125.151
26 91 松永雅博/三原じゅん子 Toyota MR2 1'33.398 8.793 124.843
27 72 浅見 武/長島正與 BMW M3 1'33.583 8.978 124.596
28 28 太田哲哉/杉山正己 Ferrari F355 1'33.602 8.997 124.570
29 70 石橋義三/小宮延雄 Porsche 993 RS 1'35.540 10.935 122.044
30 20 高橋健二/須賀宏明 Porsche 993 RSR 1'35.918 11.313 121.563
31 16 関根基司/藤島敏也 BMW 325i 1'37.217 12.612 119.938
32 5 田嶋栄一/M.グーセン Toyota Supra 1'57.072 32.467 99.597
****************************************************************************
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINEサーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
KOOL ACCORD 参戦
ドライバーに服部 尚貴
全日本ツーリングカー選手権(JTCC) 「INTER-TEC」
1997.10.3
アメリカ製メンソール タバコの代表的銘柄 KOOLは、来る11月2日(日)富士スピー
ドウェイにて開催される'97全日本ツーリングカー選手権大会(JTCC)第15,16戦
「INTER-TEC」において、服部 尚貴がスポット参戦するTEAM 無限 HONDAへのス
ポンサーシップを決定。カーナンバー1のKOOL ACCORDがJTCC「INTER-TEC」に登
場します。
服部尚貴は昨年JTCCのチャンピオンを獲得。今年はTeam KOOL Greenのドライバー
としてアメリカのインディライツで活躍しました。
チーム名 :TEAM 無限 HONDA
車 名 :KOOL ACCORD/(カーナンバー1)
ドライバー:服部 尚貴
□服部 尚貴のコメント
「'97年はアメリカでのレースに専念するため日本のレースを離れていた。JTCC
は昨年チャンピオンを獲得したこともあり、気になっていたカテゴリーであった
が、ホンダのマシンでKOOLのスポンサーを受け、最終戦へ参戦できることとなり
うれしく思っている。
JTCCは各メーカーが力を入れているので激戦となり、おもしろい展開となってい
るようだ。自分としては1年間のブランクはあるが、'96年まで開発に携わり、今
回参戦するマシンも昨年チャンピオンを獲得したマシンの進化したものなので不
安はない。また、'97年はレギュレーションに若干の変更もあったが、基本は変
わっていないので問題ない。他に出場する4台のアコードのバックアップもして
いきたいが、目標はもちろん優勝だ!これまでどのカテゴリーにおいても、ゼッ
ケン1番をつけて走ったことがなかったので、初の1番車も楽しみだ。1年間会え
なかったファンの皆さんにも是非このレースを見に来てほしい。」
服部 尚貴プロフィール
生年月日 :1966年6月13日(31才)
Race Career Highlights
1986年 FJ1600でレースデビュー
1990年 全日本ツーリングカー選手権/シリーズ クラス 7位
全日本F3選手権/シリーズ チャンピオン
1991年 全日本ツーリングカー選手権/シリーズ クラス 9位
スパフランコルシャン24時間レース/総合優勝
1992年 全日本ツーリングカー選手権/クラス 3位
1993年 全日本ツーリングカー選手権/シリーズ チャンピオン
1994年 全日本ツーリングカー選手権/シリーズ 7位
1996年 全日本ツーリングカー選手権シリーズ/シリーズ チャンピオン
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン/シリーズ 2位
全日本GT(グランドツーリングカー)選手権/シリーズ 2位
1997年 Team KOOL GreenよりPPG-ファイアストン・インディライツ選手権にフ
ル参戦 /シリーズ16位
資料提供:Team KOOL Green Japan 事務局
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE 3 Aug. '97
Practice Report 練習走行レポート FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
トップタイムはNo.37カストロール・トムス・スープラが獲得。NSXが好発進!
この日のMINEサーキットはやや雲が多いものの、時折強い日差しが差し込み、昼
過ぎには気温は26度まで上がって汗ばむほどだった。練習走行は、午前と午後各2
回、すべて1時間のセッションが行われた。
この日、好調だったのは2台のNSXだった。まず、午前1回目のセッションでトッ
プタイムを記録したのがNo.100 RAYBRIG NSXで1分26秒140。これに続くのもNo.18
avex童夢無限NSXだった。ランキング2位でチャンピオン獲得に意欲を燃やすNo.36
カストロール・トムス・スープラが3番手。4番手にはNo.556 KURE R33が入った。
午前2回目の走行では、No.36カストロール・トムス・スープラが1回目のNSXの
タイムを上回る1分26秒163でトップに。そして2番手もNo.37カストロール・トム
ス・スープラとトムスの1-2となる。3番手はNo.18のavex童夢無限NSXで、MINE
のコースがNSXに適していることを立証している。
午後1回目のセッションではNo.18 avex童夢無限NSXがさらにタイムアップを果た
し1分26秒052を記録してここまでのトップになる。そして、2番手はNo.5 5ZIGEN
SUPRAがつけるがタイムはやや離されて1分27秒229に止まる。3番手はNo.100
RAYBRIG NSX。スカイライン勢ではNo.3ユニシアジェックススカイラインの5番手が
最上位だった。
午後2回目のセッションでは日も陰って気温も下がったためか、タイムを更新す
るマシンが増える。そして、ついにタイムは25秒台へと入る。このセッションで1
分25秒590でトップに立ったNo.37トムス・スープラが、この日を通じてのトップタ
イムとなった。2番手がNo.100のNSX。そして、3番手にはNo.8 POWERCRAFT SUPRA
が飛び込んできた。スカイラインではNo.556 KURE R33が1分26秒768で、このセッ
ションの6番手となり、この日の総合8番手。これがスカイラインの最上位だった。
NSXはトリッキーなコーナーが多いMINEのインフィールドセクションでは、抜群
コーナースピードの速さを見せる。この速さはメインストレートでのパワー不足十
分補っていることはタイムを見れば明かだろう。また、今日は大きなトラブルもな
く明日の予選、そして決勝に向けて好感触を得たようだ。
一方、スープラ勢ではNo.36とNo.37のトムスが好調。特にNo.36はこのレースに優
勝すれば、チャンピオンの可能性も十分あるだけに気合いが入ってるようだ。逆に
ランキングトップのNo.39デンソーサードスープラGTは、どのセッションも10位前
後といまひとつの状況。実はシャシーを新型としたのだが、事前のテストでクラッ
シュし、再度修復ということで、本調子とはいえないようだ。
スカイライン勢だが、コーナーでのセッティングに悩み、思うようにセッティン
グが進まず、苦戦を続けているようだった。
このレースから登場したNo.34 STPタイサンアドバンバイパーは、事実上のシェイ
クダウンでそれほど無理はしなかった。だが、ドライバーの土屋圭市はトルクフル
で、立ち上がりではスープラにも負けていないと大いに気に入った様子。だが、最
初のセッションでオーバーヒートを起こし、残念ながらあとのセッションはキャン
セルとなった。
GT300クラスでは、午前2回目のセッションで第3戦仙台でポールを獲ったNo.21
ダンロップ-BP-BMWが1分32秒836とトップタイムを出すが、午後の最終セッション
で、No.81ダイシンシルビアが一気に1分32秒618とタイムアップして、今日のトッ
プとなる。2番手にはランキング・トップのNo.26タイサンスターカードRSRが入っ
た。同ポイントでランキングトップに並ぶNo.19 RS☆Rシルビアは午後1回目に出し
た1分33秒105で、今日総合で5番手だった。
練習走行上位タイム 天気:晴れ コース:ドライ 出走:33台
Po No マシン ドライバー タイム
---------------------------------------------------------------------------
[GT500]
1 37 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳/鈴木利男 1'25.590(4)
2 100 RAYBRIG NSX 高橋国光/飯田 章 1'25.695(4)
3 8 POWERCRAFT SUPRA T.クリステンセン/長坂尚樹 1'25.708(4)
4 18 avex童夢無限NSX 黒澤琢弥/山本勝巳 1'26.052(3)
5 36 カストロール・トムス・スープラ M.クルム/P.デ・ラ・ロサ 1'26.060(4)
6 38 カストロール・セルモ・スープラ 竹内浩典/金石勝智 1'26.658(2)
[GT300]
81 ダイシンシルビア 大八木信行/木下隆之 1'32.618(4)
26 タイサンスターカードRSR 鈴木恵一/新田守男 1'32.732(4)
910 ナインテンポルシェ 袖山誠一/玉本秀幸 1'32.758(4)
*タイムは非公式のもの。カッコ内はタイムを出したセッション
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
HONDA MOTOR SPORTS
PRESS INFORMATION
1997年10月3日
アコード、INTER-TECへ5台目をエントリー
~黒澤・中子・道上・岡田選手に加え、服部選手がスポット参戦~
ホンダは、来る11月2~3日、静岡県富士スピードウェイで開催される'97
全日本ツーリングカー選手権大会第15・16戦「INTER-TEC」へ、5台
目のアコードをエントリーしたことを発表した。
この参戦は、レギュラーの2チーム4台、
ゼッケン15 黒澤琢弥選手 PIAA SN ACCORD TEAM 無限 HONDA
ゼッケン16 中子 修選手 Castrol 無限 ACCORD TEAM 無限 HONDA
ゼッケン14 道上 龍選手 ジャックスMCアコード TEAM MOONCRAFT with 無限HONDA
ゼッケン33 岡田秀樹選手 Gathers 童無 ACCORD TEAM MOONCRAFT with 無限HONDA
に加え、「TEAM 無限 HONDA」から、1年間インディ・ライツで活躍した服
部尚貴選手をドライバーとしてスポット参戦することを決定し、本日エントリ
ーを行ったものである。
ドライバーの服部選手は、昨年のINTER-TEC以来1年ぶりの国内ビ
ッグレース参戦となる。
《参戦体制》
チーム :TEAM 無限 HONDA
車 名 :KOOL ACCORD
監 督 :庄司 守孝
ドライバー :服部 尚貴
カーナンバー :1
車 両
車 体 :アコード[CD]
エンジン :H22A(DOHC VTEC)ベース 水冷直列4気筒横置き
総排気量 :1,995cc
最高出力 :300PS以上
最大トルク :27.0kgm以上
トランスミッション:ヒューランド社製6速シーケンシャル
資料提供:本田技研工業株式会社 広報部
シリーズ名:全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
大会名:第8戦・ツインリンクもてぎ
距離:4.801379km×43周
予選:9月27日 晴・観衆:1万5000人(主催者発表)
決勝:9月28日 晴・観衆:3万3000人( 同 )
新生サーキット「ツインリンクもてぎ」戦、予選好調の高木虎之介/山西康司選手と
もに無念のリタイヤに終わる!!
いよいよシリーズも大詰めとなってきた1997年度全日本選手権フォーミュラ・
ニッポン。さらに、今回の第8戦は、新サーキット「ツインリンクもてぎ」の初の全
日本選手権レースであり、また、北関東地区というサーキット所在地であることから
も、大きな注目を浴びての開催となっている。
すでに年間ドライバーズ・チャンピオンシップを前戦のMINEにおいてペドロ・
デ・ラ・ロサ選手に決定されているという事実こそあるものの、PIAA NAKAJIMA
RACINGはひとつひとつのレースで常に勝利することを目標としており、速さへの追求
は今回のもてぎ戦においても何ら影響がないことは、初日に行われる公式予選におい
て、チームとして唯一#64高木虎之介車と#65山西康司車の2台を揃ってスペシャル・
ステージ(SS)へ送り込んだことで証明された。
特に山西選手はフリー・プラクティスにおいて、順位こそ低迷したものの予選の前
半でセッティングを大きく進めることに成功。ニュー・タイヤを装着したタイム・ア
タックにおいて、予選終了までの後約10分という時点で、それまでの20番手から、
一気に5番手に躍り出る大躍進を見せた。その後、山西選手は#27影山正美選手がタ
イムを更新したことから6番手に後退したが、そのタイムはSS進出に十分なものとな
った。山西選手にとっては第4戦の鈴鹿以降、ひさびさのSS進出ということになる。
一方の高木選手は8月18日~19日かけて行われた、ここもてぎでの公式合同テ
ストをポルシェ・スーパーカップ出場のために1日キャンセルしており、絶対走行量
が他車と比べて少ないにもかかわらず、優々と2番手のタイムをマークしてSS進出を
決定していた。これで、高木選手は開幕戦からの連続SS進出記録を8回へと伸ばすこ
とになった。
ただ、このSSにおいては、山西選手は好タイムをマークすることができず順位を上
げることができず、高木選手も予選の内容をふまえて施した若干のセッティング変更
が返って悪影響を与える結果となり、こちらもタイムを更新できず2番手のままで走
行を終えることになる。ポール・ポジションはロサ選手が、このところの好調さを持
続して、今期2度目の獲得となった。3番手には、#1のノルベルト・フォンタナ選手
が続いた。
決勝当日午前中は時折色の濃い雲が上空を覆うことがあったが、徐々に初秋のさわ
やかな晴天へと移行し、ツインリンクもてぎのこけら落としレースとしては絶好のコ
ンディションとなった。午前中に行われた30分間のフリー走行においては、前戦MI
NE同様にレース・セッティングが向上した高木選手がダントツのトップタイムを
マークし、レースへの自身を深める。一方の山西選手も、ポジションこそ12番手だ
が、ラップタイム的には上々の出来でレースを迎える。
このような状況でレースを迎えたPIAA NAKAJIMA RACINGは、スタートを告げるシグ
ナルがブルーに変わった瞬間に、やや表情を曇らせることになる。
フロント・ローからスタートの高木選手も、6番手スタートの山西選手も通常は車
両が通ることの少ないインサイド側という埃の多い路面でのスタート位置のため、肝
心のダッシュがままならず、懸命に路面状況の良いアウトサイド側に進路変更を行う
間にそれぞれ他車の先行を許して4番手と9番手という第1コーナー進入となったの
だ。
レースはオープニングラップから追い抜きポイントが少ないもてぎのコースを象徴
するように、テール・トゥ・ノーズの僅差で進行するが、自由にラインが取れるポー
ル・ポジション・スタートのロサ選手が一気にスパートを掛けてリードを取る。しか
し、スタートで2番手に進出した影山正美選手のペースが上がらず、背後にフォンタ
ナ選手と高木選手が攻め上がる。この中で、高木選手は4周目の第3コーナー進入で、
フォンタナ選手の背後につけたままブレーキング。しかし、ここでブレーキ・ロック
してしまい、スピン。そのままサンドトラップに飛び出して痛恨のリタイヤとなって
しまう。
一方の山西選手は、4周目の高木選手のリタイヤ、22周目の#19黒澤琢弥選手の
リタイヤによりポイント圏内一歩手前の7番手に浮上して、スタート以降ずっとテー
ル・トゥ・ノーズで、前走車の#18ラルフ・ファーマン選手、#2ミハエル・クルム選
手を追走する。
タイム的には、トップグループとほぼ同等のラップタイムで走行可能な山西選手で
はあったが、抜きどころのないツインリンクもてぎのコースにおいては、前走車の完
全なミスを待つのみの走行に徹するしかなく、その追走はレースがほぼ終了を迎える
41周目まで続いた。山西選手が待っていた前走車のミスは、この41周目に起こる。
立体交差からインフィールドに戻る左コーナーでミハエル・クルム選手がバランスを
崩してスピン。それをうまく避けた山西選手はポイント圏内の6位に、一瞬浮上する。
が、スピンしたクルム選手の車両は、惰性でコースに復帰し、回避運動に入っていた
山西選手のマシンに接触してしまう。これでバランスを崩した山西選手はスピンに陥
り、最終コーナーのサンドトラップに飛び出し、ゴールまで1周強を残して残念なリ
タイヤとなってしまう。
レースはポール・ポジションから逃げ切ったロサ選手が優勝、2位にはスタートで
2位に浮上した影山正美選手、3位にはこれもスタート直後に3位のポジションを死
守したフォンタナ選手が、そのまま入賞した。
■PIAA NAKAJIMA RACING総監督:中嶋悟のコメント
『高木選手は、一瞬のミスとも言えるブレーキングのスピンでレースを終えてしまっ
たようです。山西選手は、集中して良いドライブでチャンスを伺うレースを続けてい
ましたが、不運にもクルム選手のスピンに巻き込まれてしまいました。山西選手の
レース内容は称賛に値するものであったと思います。』
●レース名:1997年全日本F3選手権第8戦 もてぎ
●サーキット名:ツインリンクもてぎ/4.801379×19Laps
(※スタートやり直しの為、1周減算)
●開催日:9月27日~28日
●天候:27日(予選日)/晴れ 観客 1万5000人(主催者発表)
28日(決勝日)/晴れ 観客 3万3300人(主催者発表)
#64西翼
新生サーキット「ツインリンクもてぎ」で粘り強く走り、10位完走!
#65山口大陸
予選で自己最高ポジションを獲得するが、決勝では痛恨のリタイヤ。
1997年全日本F3選手権は、今回は、栃木県に新しく誕生した「ツインリンク
もてぎ」に舞台を移しての開催となり、シーズン大詰めの第8戦を迎えた。
レース・ウィークは、F3ドライバーの誰もが初めての走行となる木曜日、恒例の
練習走行で幕を開けた。練習走行は、木曜日、金曜日と設定されており、トータルの
練習走行時間は合計5時間に及んだ。また、走行コンディションは木曜日がドライ、
金曜日がウェットとなり、ドライバー達にとってはツインリングもてぎの全てのコン
ディションを習熟できる内容の濃いものになっている。
この練習走行において、#64西翼選手は、金曜日の雨の中、3番手のタイムを
マークするなど雨に強いところを見せる。
一方の、#65山口大陸選手は、これまでの選手権参戦では、後方のポジションに
甘んじていることが多かったが、全ドライバーがコースの走行ノウハウが全くのイ
コール・コンディションで走行を開始することになった今回のもてぎでは、中段位置
のポジションを獲得できており、両選手ともまずまずの仕上がりを見せて公式予選へ
と挑むことになっていた。
土曜日の予選日のコースコンディションは、前日までの雨も上がってドライ。
午前中に設定された40分間の公式練習を経て、それぞれドライ・セッティングの
調整を終えた各ドライバーは、いよいよ30分間の公式予選に臨むことになる。
西、山口両選手は、予選セッション開始と同時にコースイン。順調に周回を重ね、
最終的なセッティングの微調整のために予選開始約15分後、まずは山口選手がピッ
トイン。規定によって許されている前後各1本づつのスペアタイヤを左側に投入し、
更なるポジションアップに挑んだ。続いて西選手がピットイン、山口選手と同様に新
品タイヤを左側に投入しようとするが、西選手はピットインの数周前からクラッチト
ラブルが発生し始めており、なかなかタイムアップできないとレポート。しかし、予
選規定時間内にはクラッチの修復は不能のため、とりあえず左タイヤを新品に交換し
て、再度コースインする。
クラッチ不調のため、スタートすらままならないマシンをなだめながら予選アタッ
クを続行するも、トラブルを抱えたままの走行ではタイムアップはやはり難しく、結
局西選手は15番手の予選順位に甘んじてしまうことになる。
一方、順調にタイムアタックを続けた#65山口選手は、自己最高予選順位の13
番手で予選を終えた。なお、ポール・ポジションは、ここ、もてぎのレースでドライ
バーズタイトル獲得を狙う#7トム・コロネル選手が獲得した。
明けて決勝日。初秋のさわやかな晴天のもと、定刻通り、フォーメーションラップ
が開始された。しかし、自己グリッドに着く際にエンジンをストールさせてしまった
選手がいたため、スタート進行は赤旗掲示として、中断となる。トラブル車両を排除
し、再スタート進行となったが、2回目のスタート進行はスムーズに進んで、西、山
口両選手は、無事1コーナーに進入。無事に1周目を終えるが、山口選手は2周目、
後方から追い上げてきた車と競いながら第2コーナーに進入するが、ここでバランス
を崩して痛恨のスピン。そのままコースアウトしてグラベルに捕まり、レースを終え
てしまうことになる。
一方の西選手は、7周目に10番手まで順位を上げ、12周目にはベストラップを
マークして順調に走行を続ける。その後、レースは追い抜きポイントが少ないコース
レイアウトのために順位に変動が起きないという膠着状態で進行。前走車のミスを待
つという粘り強い走りを見せていた西選手だが、前方を走る#4ミカエル・サンタビ
ルタ選手にまでは届かず、10位でチェッカーを受けることになる。
レースはポール・ポジションからスタートした#7コロネル選手が一度も首位の座
を譲ることなくゴールして優勝、同時に97年度の全日本F3選手権チャンピオンを
確定させた。
■佐藤浩二(SRS-F主任講師)のコメント
「西選手は、予選でのトラブルが不運でした。山口選手は、徐々に成長を見せてはい
るもののまだまだです。残り2戦の奮起に期待します。」
●次戦は、10月18日~19日、静岡県、富士スピードウェイで開催されます。
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE 29 Sep. '97
Preview Report プレビューレポート FMOTOR4版
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'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
サード・スープラ、チャンピオンへの天王山
ZEXELスカイラインとカストロール・トムス・スープラの逆襲はあるか!?
チーム・タイサンよりダッチバイパーが参戦予定
'97全日本GT選手権も残すところあと2戦となった。こうなってくると俄然注目さ
れるのが、シリーズ・チャンピオンの行方だろう。第4戦富士でNo.39デンソーサー
ドスープラGTが2勝目を挙げ、影山正美が獲得ポイント63でランキング・トップに
進出。2位に甘んじたNo.36カストロール・トムス・スープラのクルム/デ・ラ・ロ
サ組が、16ポイント差でそれに続く2番手。第3戦までトップをキープしていたNo.2
ZEXELスカイラインの鈴木亜久里は、序盤の接触で大きく遅れたためなんと9位
で、1ポイントしか獲得できずに一気に3番手に後退。正美とのポイント差も17ポイ
ントと開いてしまった。この後に続くのは、No.37カストロール・トムス・スープラ
の関谷正徳/鈴木利男組(42ポイント)とNo.3ユニシアジェックススカイラインの
長谷見昌弘/田中哲也組(33ポイント)だが、ポイント差は大きく開いてしまった。
この数字からいえば、チャンピオン争いは上位3チームのドライバーに絞られたと
言っていいだろう。
第5戦MINEで、No.39デンソーサードスープラGTが優勝してしまえば、チャンピオ
ンが決まってしまう。だが70kgのウエイトハンデを背負い、さらには同チームのシ
ャシーはシーズン前のテストから使われている97年型の1号車なため、シャシーの
疲労もかなり溜まっている。これはテクニカル・セクションの続くMINEではかなり
のハンデとなる。したがって、同チームは勝つことより確実にポイントを稼いで、
最終戦をより楽に闘えるようにする事に主眼を置くことが予想される。
これに対して、No.2 ZEXELとNo.36カストロールはもう優勝しなければ、最終戦で
No.39と対等に闘えない。そして、この2チーム共に勝つ実力は十分なだけに、予選
から凄まじいアタックを見せてくれると思われる。特にNo.2 ZEXELを中心としたス
カイライン勢は、このところスープラ勢にしてやられているだけに、スカイライン
の泣き所であるトップ・スピードが大きく響かないMINEは巻き返しを見せるには最
良の条件を持つ。
早くも97年のフォーミュラ・ニッポンのチャンピオンを決め、来季はF1とも噂さ
れるNo.36のデ・ラ・ロサに対して、元F1ドライバーのNo.2、亜久里/コマス組の
プライドを賭けた対決も気になるところだ。
だが、この上位陣に引き替え、背負うものなく思いっきり走れるのがNSXの2台
だろう。NAエンジン、ミドシップ・シャシーを持つNSXは、テクニカルなMINEに最
も向いたマシンといえる。ここまでマイナートラブルに泣いているが、その実力は
スカイライン、スープラに負けないものを持っていることは、ここで説明するまで
もないだろう。したがって、No.18 avex童夢無限NSXとNo.100 RAYBRIG NSXが大穴
というより、実は本命なのかもしれない。
そして、今回またもやニュー・マシンの登場が予定されている。No.34のチーム
・タイサンがこれまでのポルシェ911GT2から、ダッヂ・バイパーにチェンジして登
場する。既にル・マン24時間や鈴鹿1000kmでも活躍し、そのパフォーマンスは十分
証明されているだけに、初登場ながら波乱を巻き起こす可能性もある。待望のニ
ュー・マシンを得て、土屋圭市、松田秀士の両ドライバーの活躍も目を離してはい
けない。
チャンピオンはどっちだ?!
RS☆Rシルビアvsタイサンポルシェ、宿命の対決
好調フェラーリは表彰台の頂点を狙う
一方、GT300クラスのシリーズチャンピオン争いは、ディフェンディング・チャ
ンプのNo.26タイサンスターカードRSRとNo.19 RS☆Rシルビアの2チームに絞られ
たと言っていいだろう。第4戦までで双方の獲得ポイントは、共に62と全く同じ
だ。したがって、残り2戦で相手より1つでも前でゴールした方が栄冠を得ること
になるだろう。したがって、レースの勝ち負けよりもお互いをマークしての駆け引
きが行われることなりそうだ。
さて、第5戦MINEでは果たしてどちらが有利だろうか。No.26タイサンは、昨年こ
こで勝利を挙げてチャンピオンを確定している。その時は、規定最大の100kgという
ウエイトハンデを背負っていた。それから考えれば、現在のハンデは70kg。しか
も、ライバルNo.19RS☆Rはそれより重い80kgだ。とは言え、No.26の新田守男は「10
kgの差なんて無いに等しい。向こうは毎戦ポテンシャルが上がっているし。それよ
りもミスしないこと。それが大事です」と慎重な構えだ。それというのも、昨年、
ライバルだったNo.910ナインテンポルシェは、他車のスピンに巻き込まれてリタイ
アを喫し、その結果が彼を有利にしたのも確かだからだ。
さて、この2台を追いかける大穴と目されていたNo.25つちやMR2は残念ながら、
チームの事情から今回は欠場となった。しかし、彼らが見せたパフォーマンスから
MR2がポルシェRSRやシルビアに劣っていないことを証明している。それだけに、毎
戦いい走りを見せながら結果を残せないNo.6ワイズBPダンロップMR2に期待をしたい
ところだ。また、同じKRAFTチームからエントリーしているNo.60No.6ワイズBPダン
ロップ キャバリエにも注目したい。
そして、忘れてはならないのがNo,27 TEAM FCJフェラーリだろう。毎戦トラブル
を抱えながらしぶとく走り抜き、ついに第4戦富士では2位表彰台を手に入れた。
徐々に熟成や対策も進み、次には最も高い位置を得ることも考えられる。また、今
季は3ローターにパワーアップし、好パフォーマンスを見せながら、トラブルに泣
いているNo.7 RE雨宮SuperG RX7も侮れない。この他、No.910ナインテン、No.71シ
グマテックのポルシェもウエイトハンデなしだけに、勝つ可能性は高いといえる。
どちらにせよ、抜きにくいテクニカル・コースのMINEだけに、いつにもましてGT300
はテール・トゥ・ノーズの激戦となることは間違えないだろう。
Report by GTインサイドレポート班
'97全日本GT選手権 予想エントリーリスト(9月20日現在)
第5戦 CP MINE GTレース大会 CP MINE サーキット(10/4,5)
[GT500]18台
No. マシン ドライバー エントラント ハンデ
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2 ZEXELスカイライン 鈴木亜久里/エリック・コマス NISMO 30kg
3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘/田中哲也 ハセミ・モータースポーツ
4 ダンロップポルシェ 金海辰彦/駒 光武 SUZUKI BANKIN
5 5ZIGEN SUPRA 田嶋栄一/光貞秀俊 TEAM 5ZIGEN
8 POWER CRAFT SUPRA トム・クリステンセン/長坂尚樹 POWER CRAFT
12 カルソニックスカイライン 星野一義/本山 哲 HOSHINO RACING
13 エンドレスアドバンGTR 木下みつひろ/藤村満男 エンドレススポーツ
18 avex童夢無限NSX 黒澤琢弥/山本勝巳 無限+童夢PROJECT
30 綜合警備 PORSCHE 山田洋二/茂木和男 TEAM TAKE ONE
34 STPタイサンアドバンバイパー 土屋圭市/松田秀士 TEAM TAISAN with ADVAN
36 カストロール・トムス・スープラ ミハエル・クルム/ペドロ・デ・ラ・ロサ TOYOTA Castrol TEAM 60kg
37 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳/鈴木利男 TOYOTA Castrol TEAM 20kg
38 カストロール・セルモ・スープラ 竹内浩典/金石勝智 TOYOTA Castrol TEAM
39 デンソーサードスープラGT 影山正美/谷川達也 TOYOTA TEAM SARD 70kg
88 JLOC ディアブロGTR 和田孝夫/和田 久 JALOC CORSA
100 RAYBRIG NSX 高橋国光/飯田 章 チーム国光 with MOONCRAFT
510 RH CERUMO SUPRA ベルトラン・ガショー/ポール・ベルモンド
RYOWA HOUSE Pacific TEAM CERUMO
556 KURE R33 影山正彦/近藤真彦 NISMO
[GT300] 17台
6 ワイズダンロップBP MR-2 加藤寛規/藤田孝博 KRAFT
7 RE雨宮SuperG RX7 山路慎一/松本晴彦 RE雨宮レーシング
16 YB BMW 318iクーペ 関根基司/藤島敏也 Team Power Magic
19 RS☆Rシルビア 織戸 学/福山英朗 RS-Rレーシングwith BANDOH 80kg
20 アイ・オート GAB ポルシェ 高橋健二/須賀宏明 アイ・オートレーシングチーム
21 ダンロップ-BP-BMW 一ツ山幹雄/水野文則 HITOTSUYAMA RACING
26 タイサンスターカードRSR 鈴木恵一/新田守男 TEAM TAISAN Jr. 70kg
27 TEAM FCJ フェラーリ 太田哲也/アンダース・オロフソン TEAM FERRARI CULB of JAPAN 20kg
28 TEAM FCJ フェラーリ 山崎正弘/杉山正巳 TEAM FERRARI CULB of JAPAN
51 コブラポルシェ 池谷勝則/石原将光 コブラレーシングチーム
60 ワイズダンロップBP キャバリエ 佐藤久実/田中 実 KRAFT
70 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋義三/小宮延雄 チーム外国屋
71 シグマテック911 星野 薫/城内政樹 シグマテックレーシングチーム
72 WAKO'S BMW M3 牧口規雄/浅見 武 牧口エンジニアリング
81 ダイシンシルビア 大八木信行/木下隆之 TEAM DAISHIN
91 バーディークラブ・MR-2 松永雅博/三原じゅん子 ファーストレーシングチーム
910 ナインテンポルシェ 袖山誠一/玉本秀幸 910 RACING
*上記のエントリーリストはGTインサイドレポート班の取材によるまとめです。
参加チーム、ドライバーは変更されることがあります。
☆タイムスケジュール
10月3日(金)練習走行日
練習走行1回目 9:25-10:25
練習走行2回目 11:10-12:10
練習走行3回目 13:15-14:15
練習走行4回目 15:00-16:00
10月4日(土)予選日
EP71/AE86予選 9:00~ 9:15
ザウルスJr.予選 9:30~ 9:45
☆GT予選1回目 10:05~11:05
FJ1600予選 11:25~11:40
Fトヨタ予選 11:55~12:10
シビック予選 12:50~13:05
EP71/AE86決勝 13:30~14:00(10Laps)
☆GT予選2回目 14:15~15:15
ザウルスJr.決勝 15:45~16:20(10Laps)
10月5日(日)決勝日
GTフリー走行 8:40~ 9:10
FJ1600決勝 9:40~10:15(12Laps)
Fトヨタ決勝 10:30~11:10(15Laps)
シビック決勝 11:25~11:55(10Laps)
ピットウォーク 12:10~13:00
GTコースイン 13:30~
GT決勝(78Laps) 14:00~16:10(予定)
☆観戦チケットのご案内
各種前売り券、好評発売中!!
前 売 券:●大人4,500円(2日間有効)
決勝当日券:●大人5,500円 ●中・小学生 無料
パドックパス:●7,000円(入場料別)
駐車料金:●4輪1,000円 ●2輪500円(当日のみ有効)
チケット発売所
チケットぴあ(03-5237-9999)/チケットセゾン(03-5990-9999)/
CNプレイガイド(03-5802-9999)/ファミリーマート/ローソン(中国地区)他
お問い合わせ
セントラルパークMINEサーキット(TEL:08375-8-0321 FAX:08375-8-0323)
☆TV放映
10月10日(金/祝) 11:30~12:45
テレビ東京系全国6局ネット
放映局:テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/
テレビせとうち/ティー・エックス・エヌ九州
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
☆☆☆ SKILL SPEED F3 REPORT ☆☆☆
****全日本F3選手権第8戦****
決勝レース
場所:ツインリンクもてぎ/栃木県
日時:9月28日 天候:晴れ(路面/ドライ)
伊藤大輔、決勝6位。
路面コンディションの変化に悩む。
快晴に恵まれたツインリンクもてぎ。全日本クラスのレースの初開催として
は絶好のコンディションとなった。伊藤大輔はじっくりとウオームアップ走行
をしてマシン(SEVモデューロ無限ホンダF397)をゆっくりと3番目のグリッ
ドにつけた。前にはチャンピオン争いを演じているコロネル選手と立川選手、
彼らとどういった戦いを演じるか注目された。
しかし、ここのところ影を潜めていたスタートミスをまたも犯してしまう。
コーナーまでに5番手に落ち、2コーナーではインを死守したが、前のマシン
にラインをふさがれ失速、さらに7番手に落ちてしまう最悪のオープニングラ
ップとなってしまった。マルティーノ選手にも次の周に抜かれて、8番手に脱
落してしまうことに。その後、数周に渡りマルティーノ選手とサイド・バイ・
サイドの戦いを演じた末、バックストレートに入るヘヤピンの立ち上がりで攻
略、5番手を走行していた平野選手のリタイヤもあり6番手まで這いあがって
きた。
終盤に入ると5番手を走る清水選手とのギャップを詰め始め、ラストラップ
にはコンマ4秒まで詰め寄るが抜くまでには至らず、そのままチェッカー。富
士戦以来のポイントゲットとなる6位でフィニッシュとなった。
伊藤は、序盤、主に気温上昇などからくる路面コンディションの変化に、マシ
ン・コントロールにおいて対処しきれなかったことを悔やむ。これはライバル
たちも同様のことがいえるため、エクスキューズにしかならない。これもルー
キーにありがちが経験の浅さといえばそれまでだが、チームとしてはもっと内
から湧き出るようなアグレッシブさを彼にリクエストしたい、そんなレースだ
った。大きな問題としてはスタート時ですべての権利を自らの手で失ってしま
っていることだ、チームとしては、この問題を早期に伊藤とともに解決し、次
の富士ラウンドでは『戦うレース』をお見せしたい。
伊藤大輔のコメント
「またスタートでミスしてしまった。レースでは序盤オーバーステアが出てい
て、そのマシンにあったドライビングはなにか探りながらの走行となった。マ
ルティーノ選手を一度抜いたが、コーナーでコースオフしてしまい彼に再び追
いつくのに時間がかかってしまった。オーバーステアは路面コンディションの
変化によるものだったわけだが、みんなも同じ条件での中なわけだから、もっ
とそれに気がつき早く対応できていなくてはならなかった。終盤はいつもの立
ち上がり重視の走りから、ブレーキングで差を詰めていったんですが・・・。
反省しています。自分のリズムを崩してしまい、プッシュしきれなくてチーム
には本当に申し訳ないと思う。次の富士でのレースでは、必ずいいレースをお
見せできるようにがんばります。」
以上
SKILL SPEED F3 TEAM
深尾栄一
’97プレイステーション フォーミュラ・ニッポン
第8戦ツインリンクもてぎ
P.デ・ラ・ロサ、ポール・トゥ・ウィンで今季5勝目
SHIONOGl N0VAのシリーズ・チーム優勝決定
9月28日(日)、好天の下、ツインリンクもてぎにおける初めての全日本選
手権レースとして、プレイステーションフォーミュラ・二ッポン第8戦の決勝が
行われ、15チーム計26台が出走、17台が完走した。
午後2時、決勝のフォーメーションラッブ開始。43周レースのスタートを制
したのは、第7戦で既に今季のシリーズチャンピオンを決定したデ・ラ・ロサ。
ポールポジションからのスタートを見事に決め、1周で2位に1秒699の差を
つけた。以後は周回を重ねるごとに後続を引き離して独走態勢を築き、一度もト
ップをゆずることなく今季5勝目。1990年全日本F3000選手権で、星野
一義が拳げた10戦中6勝の記録更新も視野に入ってきた。また、この優勝によ
り、SHlON0GlNOVAのシリーズ・チーム優勝も決まった。
レース中のファステストラップもほとんどデ・ラ・ロサが更新していたが、最
終的にこれを上回ってファステストラップ賞と2位表彰台の座を獲得したのが影
山正美(NAVl C0NNECTlON),グリッド4位から好スタートで1
コーナーまでに2位に浮上。レース前半は、やはり好スタートでグリッド5位か
ら3位にポジションを上げたN.フォンタナ(Le Mans)に迫られ、前を
走るデ・ラ・ロサには引き離される苦しい展開が続いたが、残り10周位から次々
とベストラップを更新。42周目に記録した唯一の34秒台のタイムがファステ
ストとなった。影山正美の2位表移台は、96年第4戦十勝以来2度目で今季は
初。獲得ポイントの合計ランキングは6位タイに。
3位のフォンタナは、第6戦の2位、第7戦の優勝に続く今季3度目の表彰台。
ポイントランキングも単独3位に浮上した。グリッド2位の高木虎之介はスター
トで4位まで順位を落とし、追い上げをはかるが、3周目に3コーナーでスピン
しコースアウト。4分足らずでレースを終えた。ポイントランキング2位の黒澤
琢弥は、高木のリタイヤ後、フォンタナの後を僅差で追っていたが、22周目に
マシントラブルでリタイア。
グリッド9位から1周目で6位まで順位を上げたルーキー脇阪寿一(ANAB
UKI童夢無限)が、高木と黒澤のリタイア後、4位のボジションを守り、今季
2度目のポイント獲得。5位入賞のR.ファーマン(TMS)は、同じくルーキ
ーながら第5戦の2位表彰台を含む4度目のポイント獲得で、年間ランキング6
位タイにつけている。6位には、4戦ぷりに新たなチームから参戦したM.クル
ム(Le Mans)が入賞した。
■優勝記者会見コメント
P.デ・ラ・ロサ「もてぎでの最初の記念すぺきレースで勝てたことがまず嬉し
い。それから、これは勝った後で知ったことだけれど、星野さんの偉大な記録に
挑戦できるようになったことも嬉しい。1周目にハ一ドにプッシュして2位との
間に距離をつくれたので、少しはリラックスしてレースをすることができました。
コースのレイアウトについては、チャレンジングというよりはテクニカルという
印象ですが、設備も景観もすばらしい”もてぎ”のようなサーキットができたこ
とは、日本のモータースポーツ環境にとってすぱらしい贈り物だと思う」
影山正美「もしスタートでペドロの前に出られたとしても、きっと抜かれていた
と思うし、このポジションには素直に喜びたい。満タンのセッティングがあまり
良くなくて、最初はつらかったけれど、車が軽くなってからはぺ一スを上げられ
るようになってきました。でもペドロの姿は見えないし、とりあえずファステス
トを狙って走っていました。今シ一ズン1回は優勝する、とオーナーや監督と約
束しているので、約束は守りたいと思います」
N.フォンタナ「いいスタートも切れたし、3位のポジションには満足していま
す。前の車につきすぎるとグウンフォースを失ってしまうので、毎ラップ、プッ
シュし続けることができないので、抜くのはなかなか難しいコースですね」
清原監督(SHIONOGl NOVA)「このコースについては、ギアを決め
るのが大変でしたね。今朝も1速から5速まで組み替えたんですよ。後は、プレ
ーキもきついのでその対策にも気を使いました」
(観客数:土/15,000人、日/33,000人)
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>
(第8戦まで)
1997 4 5 6 7 8 8 9 9 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula Nippon 27 18 1 6 3 31 14 28 19 9
Championship 鈴 美 富 鈴 菅 富 美 茂 富 鈴
Drivers-point 鹿 祢 士 鹿 生 士 祢 木 士 鹿
Po -No -Driver -------Rd.1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
1 9 P.デ・ラ・ロサ 10 10 6 4 10 10 6 10 66
2 19 黒澤 琢弥 6 6 10 0 0 0 0 0 22
3 1 N.フォンタナ 0 0 1 0 0 6 10 4 21
4 11 光貞 秀俊 4 0 3 3 0 4 4 0 18
5 64 高木 虎之介 0 DNS 4 10 0 0 2 0 16
6 20 影山 正彦 0 0 2 6 4 0 0 0 12
7 18 R.ファーマン 0 3 0 1 6 0 0 2 12
7 27 影山 正美 0 0 0 2 1 3 0 6 12
9 10 飯田 章 1 4 0 0 0 2 0 0 7
10 35 M.アピチェラ - - - 0 2 0 3 0 5
10 33 鈴木 利男 0 2 0 0 3 0 0 0 5
12 56 本山 哲 3 DNS 0 0 0 0 1 0 4
12 8 脇阪 寿一 0 1 0 0 0 0 0 3 4
14 65 山西 康司 2 0 0 0 0 0 0 0 2
15 2 E.トゥエロ 0 0 0 0 0 1 - - 1
16 35-2M.クルム 0 0 0 - - - - 1 1
28 山本 勝巳 0 0 0 0 0 0 0 0 0
55 金石 勝智 0 0 0 0 0 0 0 0 0
36 玉中 哲二 0 0 0 0 0 0 0 0 0
3 川本 篤 0 0 0 0 0 0 0 0 0
17 近藤 真彦 0 DNS 0 0 0 0 0 0 0
5 M.グーセンズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0
37 山田 政夫 0 0 0 0 DQ DNQ DNQ DNQ 0
63 D.マラガムワ 0 0 0 0 0 - - - 0
6 田嶋 栄一 - - - 0 0 0 0 0 0
21 田中 哲也 0 - - - 0 0 0 0 0
62 戸田 哲史 - - - 0 0 0 0 DNQ 0
6 R.ヴィルタネン 0 0 0 - - - - - 0
63 OSAMU中嶋修 - - - - - 0 0 0 0
12 S.カヴァナ 0 0 - - - - - - 0
34 A.G.スコット - - - 0 - 0 - - 0
14 A.ボルドリーニ - - - - - - 0 0 0
34 M.マルティニ - - 0 - - - - - 0
12 柴原 眞介 - - - - - - - 0 0
***********************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
(第8戦まで)
*T.コロネル'97JF3チャンピオン決定
1997 3 4 5 6 7 8 9 9 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula 3 30 20 18 1 6 3 7 28 19 9
Championship 鈴 筑 美 富 鈴 菅 仙 茂 富 鈴
Drivers-point 鹿 波 祢 士 鹿 生 台 木 士 鹿
Po-No-Driver------- Rd. --1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10-総合P-有効P
1 7 T.コロネル 9 9 6 9 9 - 9 9 60 60
2 2 立川 祐路 6 3 0 4 6 9 0 6 34 34
3 16 土屋 武士 2 6 9 6 1 4 0 4 32 32
4 1 脇坂 薫一 4 4 3 2 4 6 0 3 26 26
5 14 S.マルティノ 3 1 0 0 0 0 6 0 10 10
6 9 清水 剛 0 0 - 0 0 2 4 2 8 8
7 8 館 信吾 1 0 4 0 2 0 0 0 7 7
8 64 西 翼 0 - 1 0 3 1 - 0 5 5
9 38 徳田 照幸 0 0 0 0 0 3 1 0 4 4
9 77 伊藤 大輔 0 0 0 3 0 0 0 1 4 4
11 20 加藤 寛規 - - - - 0 0 3 - 3 3
12 33 来嶋 真也 0 0 2 0 0 0 - - 2 2
12 12 歌川 拓 0 2 - - -DQ - - 2 2
12 4 M.サンタビルタ - 0 - 0 0 0 2 0 2 2
15 25 長嶋 正興 0 0 0 1 0 DNS 0 0 1 1
18 平野 功 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
53 五味 康隆 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 横山 崇 0 0 0 0 0 0 0 DNS 0 0
5 内山 清史 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0
32 密山 祥吾 0 0 - 0 - 0 - 0 0 0
65 山口 大陸 - - - 0 0 0 0 0 0 0
3 中嶋 修 0 0 0 0 - - - - 0 0
15 増田 哲治 0 0 0 0 - - - - 0 0
19 阪口 良平 0 0 0 - 0 - - - 0 0
10 井出 有治 0 0 - 0 - - - - 0 0
17 河野 尚裕 0 - - 0 0 - - - 0 0
39 中嶋 廣高 - - 0 0 0 - - - 0 0
15 藤原 靖久 - - - - - 0 0 0 0 0
13 海老原 茂樹 - - - - - 0 0 0 0 0
22 山本 茂 - 0 - 0 - - - - 0 0
39 壺林 貴也 - - - - - - 0 0 0 0
33 L.ヴィルタネン - - - - - - 0 0 0 0
65 吉村 一誠 0 - - - - - - - 0 0
4 蔵本 信之 - - 0 - - - - - 0 0
13 高木 真一 - - - - 0 - - - 0 0
15 西宮 圭一 - - - - 0 - - - 0 0
***************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント制
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
フォーミュラ・ニッポン第8戦 -RIJ- (1997-09-28) Provisional Race-Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.8 ツィンリンクもてぎ(J):4.801km
P No. Driver--------------- Car---------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1 9 P.デ・ラ・ロサ (E) Lola T97/Mugen 43 1:09'34.297 178.041
2 27 影山 正美 (J) Reynard 97D/Mugen 43 - 3.291 177.900
3 1 N.フォンタナ (RA) Reynard 97D/Mugen 43 - 13.456 177.469
4 8 脇阪 寿一 (J) Dome F104R/Mugen 43 - 26.758 176.907
5 18 R.ファーマン (GB) Reynard 97D/Mugen 43 - 49.705 175.946
6 2 M.クルム (NL) Reynard 97D/Mugen 43 - 51.830 175.857
7 34 A.ボルドリーニ ( ) Lola T96/Mugen 43 - 56.568 175.660
8 33 鈴木 利男 (J) Reynard 97D/Mugen 43 - 57.503 175.618
9 11 光貞 秀俊 (J) Lola T96/Mugen 43 - 57.921 175.604
10 5 M.グーセンズ (B) Reynard 96D/Mugen 43 - 58.306 175.588
11 10 飯田 章 (J) Lola T97/Mugen 43 -1'20.476 174.673
12 12 柴原 眞介 (J) Lola T94/Mugen 42 - 1Lap
13 17 近藤 真彦 (J) Reynard 97D/Mugen 42 - 1Lap
14 28 山本 勝巳 (J) Reynard 96D/Mugen 42 - 1Lap
15 3 川本 篤 (J) Reynard 96D/Mugen 42 - 1Lap
16 63 OSAMU ( ) Reynard 95D/Mugen 42 - 1Lap
17 65 山西 康司 (J) Reynard 97D/Mugen 41 - 2Laps
------------------------------- DNC ------------------------------------
55 金石 勝智 (J) Reynard 96D/Mugen 24 - 19Laps
6 田嶋 栄一 (J) Reynard 96D/Judd 24 - 19Laps
19 黒澤 琢弥 (J) Lola T96/Mugen 22 - 21Laps
56 本山 哲 (J) Reynard 97D/Mugen 15 - 28Laps
20 影山 正彦 (J) Lola T95/Mugen 5 - 38Laps
64 高木 虎之介 (J) Reynard 97D/Mugen 2 - 41Laps
36 玉中 哲二 (J) Lola T95/Mugen 2 - 41Laps
21 田中 哲也 (J) Lola T95/Mugen 0 - 43Laps
35 M.アピチェッラ (I) Reynard 96D/Mugen 0 - 43Laps
************************************************************************
* Festest Laptime : 1'34.853 (182.22km/h) 影山 正美 On 42/43Lap
* #28 はピットロード速度違反により5万円の罰金を課す
提供:ツィンリンクもてぎ
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本F3選手権第8戦 -RIJ- (1997-09-28) Provisional Race-Results
For 1997 All Japan F3 Championship Rd.8 ツィンリンクもてぎ(J):4.801km
P No. Driver----------------- Car------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1 7 T.コロネル (NL) Dallara F397/Toyota 19 35'12.323 155.463
2 2 立川 祐路 (J) Dallara F397/Mugen 19 - 6.034 154.954
3 16 土屋 武士 (J) Dallara F397/HKS 19 - 10.121 154.722
4 1 脇阪 薫一 (J) Dallara F397/Mugen 19 - 13.916 154.446
5 9 清水 剛 (J) Dallara F397/HKS 19 - 21.799 153.875
6 77 伊藤 大輔 (J) Dallara F397/Mugen 19 - 22.244 153.843
7 33 L.ヴィルタネン 1Dallara F395/Toyota 19 - 32.452 153.110
8 8 舘 信吾 (J) Dallara F397/Toyota 19 - 34.325 152.977
9 4 M.サンタビルタ Dallara F395改/HKS 19 - 34.730 152.948
10 64 西 翼 (J) Dallara F397/Mugen 19 - 46.717 152.099
11 15 藤原 靖久 (J) Dallara F395/Opel 19 - 50.100 151.861
12 38 徳田 照幸 (J) Dallara F395改/Toyota 19 - 51.385 151.771
13 32 密山 祥吾 (J) Dallara F397/HKS 19 - 52.917 151.664
14 25 長島 正興 (J) Dallara F397/Toyota 19 - 53.355 151.633
15 5 内山 清史 (J) Dallara F397/HKS 19 -1'11.211 150.393
---------------------------- DNC --------------------------------------
13 海老原茂樹 (J) Dallara F396/Opel 15 - 4Laps
14 S.マルティノ(I) Dallara F397/Opel 7 - 12Laps
18 平野 功 (J) Dallara F397/HKS 4 - 15Laps
65 山口 大陸 (J) Dallara F396/Mugen 1 - 18Laps
53 五味 康隆 (J) Dallara F397/Toyota 1 - 18Laps
39 壺林 貴也 (J) Dallara F397/Toyota 0 - 19Laps
---------------------------- DNS ------------------------------------
6 横山 崇 (J) Dallara F396/Mugen 0 - 19Laps
***********************************************************************
* Festest Laptime : 1'50.532 (156.37km/h) T.コロネル On 3/19Lap
* スタート時刻遅延のため1周減算
提供:ツィンリンクもてぎ
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
《スペシャル速報》 9月28日
☆ 中嶋・亜久里フォーミュラ・ニッポン対決は中嶋が勝利
本日ツィンリンクもてぎで行われた、フォーミュラ・ニッポン・
カーによる「中嶋・亜久里夢の対決」は、現中嶋企画監督の中嶋
悟氏が勝利を収めた。
提供:ツィンリンクもてぎ
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
’97プレイステーション フォーミュラ・ニッポン
第8戦ツインリンクもてぎ
P.デ・ラ・ロサ(SHIONOGI NOVA)が今季3度目のPP
9月27日(土)ツインリンクもてぎにおいて、’97プレイステーション
フォーミュラ・ニツポン第8戦の公式予選と予選上位6台によるスペシャルス
テージ(SS)が行われ、予選通過基準タイムをクリアした26台が決勝に進
出した。
午後1時30分から行われた公式子選には、朝の公式練習でクラッシュした
#62戸田哲史が不出場となったため、16チーム27台が参加。残り12分
を切ったところで、各車ニュータイヤにはきかえてタイムアタックを開始。も
てぎ初の走行会でもトップタイムを記録したP.デ・ラ・ロサ(SHIONO
GI NOVA)が唯一の1分33秒台で予選タイム1位、2位の高木虎之介
(PIAA NAKAJIMA)、3位のN.フォンタナ(LeMans)、
4位の影山正美(NAVI CONNECTION)が34秒台。予選タイム
5位て黒澤琢弥(IMPUL)、6位で山西康司(PlAA NAKAJIM
A)がSS進出を決めた。
デ・ラ・ロサと高木の2人は今シーズン全戦SS進出を決めている。黒澤は
7回目、フォンタナと影山が4回目、山西は2回目のSS進出となった。
午後4持00分から行われたスペシャルステージでは、フォンタナが順位を
落とし、1位デ・ラ・ロサ、2位高木、3位影山正美、4位黒澤、5位フォン
タナ、6位山西の決勝スターティンググリッドが決定した。
決勝は、明日9月28日(日)午後2時にスタートする。
◆トップ6記者会見
P.デ・ラ・ロサ「SSでは、高木選手の33秒9というタイムを聞いて、絶
対に破りたいと思っていました。アタック2周目が34秒台だったので、最後
の周はクレイジ一なほどにプッシュして、ポールがとれたのでとても嬉しい。
チャンピオンが決まったからといって、レースは勝つために走るので、これか
らの残り3戦も力を抜くことはしませんよ」
高木虎之介「予選でも、ペドロとの差はコンマ7秒もありました。こんなに離
されるとは思わなかった。ペドロは速すぎますよね。コースの方は、一部に縁
石ができて走りやすくなりました。出口の方にもあるといいんだけれど」
影山正美「第7戦に続いてSSで順位を上げられたのてうれしいてす。でも前
回はそのポジションを活かせなかったので、今度は無駄にしないようなレース
をしたい。予選の後で、前回の定行会のときのデータを活かして車を変えたら
パランスがよくなりました。明日は表彰台に立ちたい」
黒澤琢弥「SSでようやくタイムも車のフィーリングもよくなってきました。
明日の朝のセッティングは忙しくなりそうですね。鈴鹿とか富士のようによく
知っているコースでも、気温や路面などてセッティングは徴妙に変わるので、
初めてのコースだからとくにどうということはありません。状祝にあわせたセ
ッティングができるかどうかです。とにかく接戦なので、運転手の力だけでは
勝てないので、朝のセッティングが重要になると思う」
N.フォンタナ「スタート直後の1コーナーで挽回するのは厳しそう。できれ
ば予選の順位をキープしておきたかったので、ちよっとがっかりしています。
原因は、ギアをひとつなくしたことなんだけれど、マシンの調子自体はいいの
で、明日はホジションを上げていく走りをしたい」
山西康司「明日の朝いろいろとセッティングを試してうまく行けぱいいレース
ができると思う。何を試すかは、これからミーティングなのでまだお話できま
せん」
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>
フォーミュラ・ニッポン第8戦 -RIJ- (1997-09-27) Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.8 ツィンリンクもてぎ(J):4.801km
P No. Driver------------- Car------------------ Best-LapT -Behind -km/h--
1 9 P.デ・ラ・ロサ (E) Lola T97/Mugen 1'33.873 184.117
2 64 高木 虎之介 (J) Reynard 97D/Mugen 1'33.943 0.070 183.980
3 27 影山 正美 (J) Reynard 97D/Mugen 1'34.502 0.629 182.891
4 19 黒澤 琢弥 (J) Lola T96/Mugen 1'34.614 0.741 182.675
5 1 N.フォンタナ (RA) Reynard 97D/Mugen 1'34.710 0.837 182.490
6 65 山西 康司 (J) Reynard 97D/Mugen 1'36.679 2.806 178.773
-------------------------- Special Stage ---------------------------------
7 2 E.トゥエロ (RA) Reynard 97D/Mugen 1'35.261 1.388 181.434
8 55 金石 勝智 (J) Reynard 96D/Mugen 1'35.387 1.514 181.195
9 8 脇阪 寿一 (J) Dome F104R/Mugen 1'35.435 1.562 181.103
10 18 R.ファーマン (GB) Reynard 97D/Mugen 1'35.443 1.570 181.088
11 20 影山 正彦 (J) Lola T95/Mugen 1'35.455 1.582 181.065
12 28 山本 勝巳 (J) Reynard 96D/Mugen 1'35.563 1.690 180.861
13 56 本山 哲 (J) Reynard 97D/Mugen 1'35.676 1.803 180.647
14 33 鈴木 利男 (J) Reynard 97D/Mugen 1'35.680 1.807 180.640
15 10 飯田 章 (J) Lola T97/Mugen 1'35.856 1.983 180.308
16 3 川本 篤 (J) Reynard 96D/Mugen 1'35.872 1.999 180.278
17 11 光貞 秀俊 (J) Lola T96/Mugen 1'35.887 2.014 180.250
18 5 M.グーセンズ (B) Reynard 96D/Mugen 1'35.963 2.090 180.107
19 34 A.ボルドリーニ ( ) Lola T96/Mugen 1'36.010 2.137 180.019
20 6 田嶋 栄一 (J) Reynard 96D/Judd 1'36.069 2.196 179.908
21 21 田中 哲也 (J) Lola T95/Mugen 1'36.630 2.757 178.864
22 17 近藤 真彦 (J) Reynard 97D/Mugen 1'37.049 3.176 178.091
23 35 M.アピチェッラ (I) Reynard 96D/Mugen 1'37.191 3.318 177.831
24 63 OSAMU ( ) Reynard 95D/Mugen 1'37.858 3.985 176.619
25 12 柴原 眞介 (J) Lola T94/Mugen 1'38.703 4.830 175.107
26 36 玉中 哲二 (J) Lola T95/Mugen 1'40.042 6.169 172.763
-------------------------- DNQ -------------------------------------------
37 山田 政夫 (J) Lola T94/Mugen 1'45.268 11.395 164.187
62 戸田 哲史 (J) Reynard 94改/Mugen --------
**************************************************************************
提供:ツィンリンクもてぎ
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本F3選手権第8戦茂木 -RIJ- (1997-09-27) Qualifying-Session
For 1997 All Japan F3 Championship Rd.8 ツィンリンクもてぎ(J):4.801km
P No. Driver---------- Car-------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 7 T.コロネル (NL) Dallara F397/Toyota 1'49.686 157.573
2 2 立川 祐路 (J) Dallara F397/Mugen 1'50.306 0.620 156.688
3 77 伊藤 大輔 (J) Dallara F397/Mugen 1'50.599 0.913 156.273
4 16 土屋 武士 (J) Dallara F397/HKS 1'50.652 0.966 156.198
5 18 平野 功 (J) Dallara F397/HKS 1'50.679 0.993 156.160
6 1 脇阪 薫一 (J) Dallara F397/Mugen 1'50.710 1.024 156.116
7 9 清水 剛 (J) Dallara F397/HKS 1'50.809 1.123 155.977
8 14 S.マルティノ(I) Dallara F397/Opel 1'51.092 1.406 155.579
9 4 M.サンタビルタ Dallara F395改/HKS 1'51.194 1.508 155.436
10 8 舘 信吾 (J) Dallara F397/Toyota 1'51.206 1.520 155.420
11 38 徳田 照幸 (J) Dallara F395改/Toyota 1'51.240 1.554 155.372
12 33 L.ヴィルタネン 1Dallara F395/Toyota 1'51.240 1.554 155.372
13 65 山口 大陸 (J) Dallara F396/Mugen 1'51.545 1.859 154.947
14 6 横山 崇 (J) Dallara F396/Mugen 1'51.724 2.038 154.699
15 64 西 翼 (J) Dallara F397/Mugen 1'52.040 2.354 154.263
16 53 五味 康隆 (J) Dallara F397/Toyota 1'52.188 2.502 154.059
17 15 藤原 靖久 (J) Dallara F395/Opel 1'52.283 2.597 153.929
18 32 密山 祥吾 (J) Dallara F397/HKS 1'52.377 2.691 153.800
19 39 壺林 貴也 (J) Dallara F397/Toyota 1'52.430 2.744 153.728
20 25 長島 正興 (J) Dallara F397/Toyota 1'53.226 3.540 152.647
21 5 内山 清史 (J) Dallara F397/HKS 1'53.304 3.618 152.542
22 13 海老原茂樹 (J) Dallara F396/Opel 1'53.430 3.744 152.372
*************************************************************************
提供:ツィンリンクもてぎ
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
今茂木サーキットから帰って来ました。県内在住の
モータースポーツファンです。
スタンドでアナウンスを聞いた結果です。ご参考に
フォーミラー日本 茂木 スペシャルステージ(TOP3)
1位 ペドロ・デラロサ
2位 高木 虎之助
3位 影山 正美
(結果は開催者の発表でご確認下さい。)
また、スペシャルステージ後に中島悟と鈴木亜久里
が明日の対決の練習していました。
明日に期待
☆☆☆ SKILL SPEED F3 REPORT ☆☆☆
****全日本F3選手権第8戦****
公式予選
場所:ツインリンクもてぎ/栃木県
日時:9月27日 天候:曇り(路面/ドライ)
伊藤大輔、予選3位。挑むレースへ、好発進。
いよいよシリーズも大詰め、第8戦を迎えた。今回は、この夏にグランドオ
ープンセレモニーを行ったばかりのツインリンクもてぎ(栃木県)。インディ
カー等用のオーバルコースもあるこの新しいサーキットは、世界を見回しても
珍しい。今後は関東のモータースポーツのメッカとして注目されていくことに
なるだろう。ここでF3レースが開催されるのは当然今回が初めてとなり、記
念すべきウイナー第1号となるべく、木曜日から熱気あふれるセッションが展
開された。
「フラットな路面に悩まされるかと思いましたが、走り出してみるとそんなに
気にならなかった。コースレイアウトも、数周で慣れることができた。いろい
ろなタイプのコーナーがあって、簡単ではないけれど、好きなタイプのコース
ですね。」と伊藤大輔は、その第一印象を語った。
SEVモデューロ無限ホンダ(ダラーラF397/無限MF204B)を駆り、積極的に周
回を重ねた伊藤は、木、金曜日のセッションで、ドライ、ウエットを経験した
が、常に3~5番手につけ、安定したペースでマシンの熟成をすすめていっ
た。そして迎えた土曜日の予選。心配されていた雨も朝方には止み、午前のフ
リー走行はドライ路面で臨むことができた。途中赤旗で中断するシーンもあっ
たが、ペースを乱されることなく快走。今年シリーズを引っ張るコロネル、立
川両選手に食らいつく3番手タイムをマークしてみせた。
「いまひとつS字を攻め切れていない。あそこをもう少しうまく走れればまだ
タイムを上げられる。」と伊藤。予選はタイムスケジュールがやや遅れてスタ
ート。その頃になると、雲が晴れ、強い太陽光線がコースに照りつけた。この
週末、これまでの中で一番暑い。セッションも10分以上たった頃、伊藤は、
立川選手、コロネル選手を追うような形でコースイン。すぐさまアタックには
いる。数周で5番手まで上がるものの、そこからのタイムが伸びない。路面コ
ンディションの変化か、グリップ不足を感じながら走っていた伊藤は、自らを
クールダウンさせる意味で、一度ピットに入った。
セッティングは変えず、各部をチェックしたのみで、すぐにコースに出てい
く伊藤。残り時間から逆算すると走れるのは3周。まさにラストアタックだっ
た。ピットアウト後、計測1周目、伊藤は一気にタイムを短縮。3番手にジャ
ンプアップ。さらなるアタックを試みるが、結局、それ以上のアップはできず
チェッカーとなった。当然、チームも伊藤も、ポールポジションをとることが
できていたなら、それはそれで一番気持ちがいい。しかし、前戦のレポートで
報告したが、今、ルーキーの伊藤にとってもっとも必要なことは、中味の濃
い『レース』をすることだ。明日、百戦錬磨のコロネル、立川両選手とどうい
った戦いを演じることができるかがポイントなのだ。
伊藤大輔のコメント
「予選が始まりコースに出ると、路面コンディションの変化なのか、どうもグ
リップを得ることができない。ニュータイヤにもかかわらずユーズドタイヤで
アタックしているような感覚でした。一度、ピットに戻り、頭を冷やして最後
のアタックに出ました。その頃、まわりもタイムを一気に上げ始めていて、自
分もコースに出ると路面がすごく走りやすくなっていた。だから、これガラス
とチャンスとばかり、全力で走りました。1列目をゲットできなかったのは悔
しいですが、明日の決勝では必ずいいレースをします。」
SKILL SPEED F3 TEAM
深尾栄一
シリーズ名:全日本ツーリングカー選手権
大会名:第13/14戦・十勝スーパーツーリングカー選手権レース
距離:3.400km×27周×2レース
予選:9月20日 晴 ・ 観衆: 4100人(主催者発表)
決勝:9月21日 曇一時雨・観衆:2万1300人( 同 )
第14戦では黒澤選手がポール・トゥ・ウイン!!
PIAA NAKAJIMA ACCORDが2戦連勝の快挙を達成!
アコード1~3位フィニッシュも久々に実現!!
シーズン中盤からの日産プリメーラ勢による激しい追い上げによりシリーズタイト
ルの行方が混迷化した全日本ツーリングカー選手権は、東海以西地方に被害をもたら
した台風19号、そしてそれに続いて新たに発生した台風20号の影響が懸念される北海
道帯広市郊外の十勝スピードウェイで第7大会が開催。第5/6大会ともが不本意な
結果となったTEAM無限HONDA・PIAA NAKAJIMA ACCORDは、第6大会終了時点でのドライ
バーズポイントランキング(黒澤選手)が3位へと後退してしまい、悲願のチーム優
勝実現のためには、何んとしてでも最終戦を控えた今大会で大量ポイント獲得したい
展開となっての十勝入りとなっていた。
こうして始まった第7大会は、折りからの低気圧配置によって、終日雨にたたられ
た金曜の公開練習を経て、翌土曜の午前11時から、まずは第13戦のスターティンググ
リッドを決める予選1回目で、いよいよ開始される。台風こそは北海道から離れ当日
は朝から雲ひとつない晴天となったが、強い風が吹き、気温/路面温度はそれぞれ17
℃/24℃と、寒さを感じるコンディションとなる。
今回は決勝日も好天が予想されるため、1レース目まで5本しかタイヤが使用でき
ないことを念頭に置き、タイヤの消耗を最低限に抑えるべく、なるべく周回数を少な
くするタイムアタックとなる。前大会までの4戦で3位以内入賞を逃しているPIAA
NAKAJIMA ACCORDは、速さの証とも言うべきウエイトハンディが10kgにまで減少。対
する最大のライバルと目されるNISMO(ニッサンモータースポーツインターナショナ
ル)の本山選手(日産プリメーラ)は第10/11戦での活躍によって60kgのハンディウ
エイトの搭載が義務付けられていることから、これをポールポジション獲得の好機と
したPIAA NAKAJIMA RACING・JTCCプロジェクトは、満を持して黒澤琢弥選手が操るPIAA
NAKAJIMA ACCORDをコースへ送り出す。そして黒澤選手は開始数分後にトップタイム
をマークして、早くもマシンコンディションが最良であることをライバルたちにア
ピールする。
しかし、前大会終了時点でついにドライバーズランキング2位へ進出した本山選手
は今回も好調で、予選終了6分前にトップタイムを記録することに成功。これを確認
したPIAA NAKAJIMA RACING・JTCCプロジェクトは再度PIAA NAKAJIMA ACCORDをコース
インさせ迎撃体制に入ったが、黒澤選手による懸命なアタックによるラップタイムは
本山選手のそれよりわずかに100分の2秒足らず、第13戦予選を2位で終えることとな
った。
一方、ドライバーズポイントリーダーであるとともに黒澤選手の僚友としてTEAM無
限HONDAのチームポイント獲得牽引役を担っている中子修選手が駆るカストロール無
限アコードはいつもの冴えた走りが発揮されず、予選14位にとどまる結果となった。
第14戦のための予選2回目は、強風が多少弱まった午後2時40分から開始。ここで
も本山選手は気を吐いた走りを見せ、予選1回目と何んら遜色のないタイムを早々に
マークしてラップタイムモニターの最上段にその名前を映す。が、これを2番手位置
にまで下げることに成功したのがPIAA NAKAJIMA ACCORD。アタック開始わずか2ラッ
プ目で本山選手を0.2秒以上上回るラップタイムを記録して、第14戦のポールポジシ
ョンをゲット、トップランカーの意地を見せる。
そして、決勝当日。当初は恵まれた天候が予想されていた決勝だったが、当日は朝
から曇天。そして次第に雲行きが怪しくなり、レーススタートを控えた昼前には一時
雨が降るという、今回もタイヤ選定などにチームが苦悩しなければならないことが心
配される展開となる。
第13戦の決勝は雨こそやんだものの、コースの一部には若干雨水が残るハーフドラ
イで行なわれた。どのようなレースになるかの想いがスタッフ全員の心中を駆けめぐ
るPIAA NAKAJIMA ACCORDのピットに歓声が上がったのは、スタート直後だった。シグ
ナルが変わるとともに予選2位の黒澤選手は抜群のタイミングで本山選手の前に飛び
出し、そのまま第1コーナーへ進入できたのである。その後は、2番手となった本山
選手の追撃をどう振り払うかが次の注目点となったが、その本山選手に予選4位から
3番手に上がった金石選手(トヨタ・エクシヴ)が本山選手に執拗に絡み付くことと
なる。これによって黒澤選手はわずかながらも余裕を持ってペースをキープできるチ
ャンスに恵まれ、7周目にして本山選手とのタイム差を3秒以上に広げて好走。ここ
で雨が降りはじめ、多くのマシンがワイパーを作動させての走行となる。が、レース
はわずか27周のスプリントであるため、トップコンテンダーはスリックタイヤのまま
レースを続行。
この時点からトップを走る黒澤選手に新しい局面が現れる。2番手の本山選手を駆
逐した金石選手がその勢いに乗って、10周目には黒澤選手をも射程距離内に入れたの
である。これを確認した黒澤選手は冷静に対処して、タイヤを消耗する過度なバトル
をせずに一旦は金石選手の首位の座を明け渡す。トップに立った金石選手だったが、
前半での極度な追い上げが影響してタイヤが消耗したのかペースが上がらず、黒澤選
手は自身の思惑通り14周目には金石選手を再度後方へ追いやり、首位の座を労するこ
となく奪還。さらに、一旦完全に雨がやんだコース上では、金石選手がさらに本山選
手にも攻略されてしまう。2番手に復帰した本山選手だったが、トップの黒澤選手と
の差はすでに約3秒。2番手とのタイム差を完全にコントロール下に置いた黒澤選手
は、以降もまったく安定した速いペースで周回を消化してチェッカーフラッグを受け
てゴールした。
やや空が明るくなって第14戦がスタート。ポールシッターである黒澤選手は40kgの
ウエイトハンディが課されながらも、ここでもパーフェクトに仕事をこなしまったく
危なげなく首位をキープしてオープニングラップを終了。2番手争いはまたしても金
石選手が制した形となり、再び黒澤選手の直後へと進出してくる。ウエイトハンディ
が70kg(義務上限)となったことが起因してか1周目で大きく順位後退した本山選手
に代わってこの金石選手とやり合う3番手となったのは、アコードドライバー最年少
の道上選手。3周目には金石選手をパスして2番手に立つ。これで久々のアコード・
ワンツーオーダーとなる。
道上選手は7周目に黒澤選手との差を0.3秒にまで縮めるが、巧みにペースをコント
ロールする術に長けた黒澤選手はマシンに負担をかけないよう配慮しながらその差を
広げ20周目には5秒以上のマージンすら確保するほど安定したペースで首位をキープ。
そんな道上選手へ攻略開始したのは、今回なかなか思ったように予選でタイムが出
せなかったカストロール無限ホンダの中子選手だった。18周目には道上選手の直後に
ピタリと自車を置き、まずはアコード1~3位オーダーの一角へと駒を進める。そし
て22周目には、完成したアコード1~3位オーダーの形を変えないよう道上選手との
間合いをはかった絶妙なパッシングで2番手へと進出。序盤から苦戦気味だった日産
プリメーラの本山選手もしぶとく追い上げて、終盤には4番手までにはい上がってく
るが、スタート以降誰にもその座を脅かされることなく首位を走り切った黒澤選手を
ペースリーダーとしたアコード1~3位オーダーを崩す余力はなく、黒澤/中子/道
上各選手が順にフィニッシュラインを通過して、黒澤選手のポール・トゥ・ウインと
ともにアコードドライバーが表彰台を独占するシーンを久しぶりに披露することとな
った。
さて、第5大会で中子選手がシリーズ初で達成した2レースともを優勝で飾るとい
う偉業を、引き続いて成し遂げた黒澤選手は、今回の計30ポイントという大量得点に
よってドライバーズランキングトップ(有効得点100pnt.)となり、本山選手(同
95pnt.)が2位、そして中子選手(同93pnt.)が3位と続くことになった。黒澤選手
と中子選手が属するTEAM無限HONDAとしても、2位のNISMOを突き放すチームポイント
獲得することに成功。しかし、いずれにしても今季シリーズタイトルは最終戦の結果
によって決定されることとなった。
■PIAA NAKAJIMA ACCORD 担当ディレクター:藤井一三のコメント
『今回は練習走行からマシンの煮詰め作業が極めて順調に推移でき、第13戦予選こそ
ポールポジションを逃しましたがレースを連勝で終えられ、応援してくれているファ
ンやご支援くださっている皆様に戦績でお応えできて非常にうれしく思います。第13
戦では序盤に予想外の降雨という展開こそありましたが、黒澤選手が巧妙に走ってく
れました。そして第14戦は、文字通りのポール・トゥ・ウインを達成することができ
ました。前々大会、そして前大会がアクシデントなどによってうまくポイントを取れ
なかっただけに、タイトル獲得のための資格を充分備えて最終戦に臨めることに安堵
しています。とは言いつつも、一切気を緩めることなく残り2レースを戦います』
※PIAA NAKAJIMA ACCORDタイトル決定戦となる最終戦は、11月1日~2日静岡県富
士スピードウェイでが開催されます。ご声援をお願い致します!
シリーズ名:全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
大会名:第7戦
距離:4.470km×45周
予選:9月13日 晴れ 観衆:1万5200人(主催者発表)
決勝:9月14日 曇り一時雨 観衆:4万1000人(主催者発表)
PIAA REYNARD 97D #64高木虎之介選手
今期最多4回目、気迫のポールポジション獲得!!悪天候による混乱のスタートで、
ペースが乱れ、レースは5位ゴール。
PIAA REYNARD 97D #65山西康司選手
終始シャーシバランスに苦しみながらのレースウィーク。混乱のスタートを切り抜け
るも、最終コーナーでコースアウト、リタイヤを喫す。
全日本選手権フォーミュラニッポンは、舞台を再び中国地方の山口県美祢市のセン
トラルパークMINEサーキットに移して今大会で7戦目を迎えた。台風19号の接
近に伴い、天候不順が心配される中、13日(土)、恒例の公式練習が開始された。こ
の日はなんとか天気も保ち、コースコンディションもドライのままでの走行となった。
公式練習の序盤、高木選手は、多少セッティングに苦しむ場面もあったものの、後半
には、セッティングの方向性が決まり、3番手のタイムをマーク。午後の予選に向け
確かな感触を掴んだ。そして13:20から公式予選開始。終始トップタイムを出し続け
ていた高木選手は、残り時間20分のところでピットイン。新品タイヤ投入のタイミン
グを伺う戦略をとる。そして残り10分のところで、満を持してコースイン。タイヤを
温めアタックを開始すると当然のようにトップタイムを更新、他を圧倒するタイムを
叩き出すことに成功する。そして高木選手の状況を伺っていた、スペシャル・ステー
ジ出場の常連であるペドロ・デ・ラ・ロサ選手、黒澤琢弥選手らが、高木選手に食い
下がった。一方の山西康司選手は、公式練習からシャーシバランスを見つけられない
ままの走行となってしまったこともあって予選13番手に終わることとなる。
午後3時25分から行われたスペシャル・ステージにおいて最後のアタッカーとな
る高木選手は、公式予選2番手につけていたロサ選手がその時点でのトップタイムを
マークしたことを確認すると、全神経を集中してコースイン。気迫の走りで、計測最
終ラップである4周目、ロサ選手のタイムを上回るとモニターに釘付けになっていた
観衆からの歓声とレース関係者のため息が交錯し、今期最多4度目のポールポジショ
ン獲得の偉業を達成することとなる。結局、予選結果は、高木虎之介選手を筆頭に、
ロサ選手/影山正美選手/黒澤選手/飯田章選手/脇坂寿一選手とつづいた。
明けて、決勝日。台風19号は、九州地方、中国地方付近に停滞を続け、いつ雨が
降り出してもおかしくない状況となる。この状況の中、PIAA NAKAJIMA RACINGは午前
中に行われる40分のフリー走行で、レースセッティングの最終チェックを行う。そ
して、このフリー走行においてもトップタイムをマークして高木選手は、午後の決勝
に向け、確かな手応えを掴んでいた。
大会協議委員会は、一方、台風19号接近に伴い天候不順を考慮して、決勝レース
の予定を20分早めることを決定、これにより午後1時40分決勝のフォーメーショ
ンラップがスタート。波乱はここから始まった。各車フォーメーションラップを終え
グリッドに着いたところで雨が降り出し赤旗中断。各チーム一斉に、グリッドに戻り、
タイヤ交換、セッティングの再設定をすることとなり、再スタート前の限られた時間
の中での作業を強いられる。PIAA NAKAJIMA RACINGは、今後、雨が強くなることを想
定し、深溝のレインタイヤを装着し再スタートする事となる。他方、2番手グリッド
からスタートのロサ選手は浅溝のレインタイヤを選択、4番手スタートの黒澤選手は、
スリックタイヤ(晴れ用のタイヤ)を選択というトップランカー3人のそれぞれの思惑
が交錯する再スタートとなってしまった。そして午後1時55分、セイフティーカー
の先導により再スタート。そして3人のタイヤ選択が決勝レースの明暗をはっきり分
けてしまう。再スタートを切った時点で、雨は止み始め路面も徐々に乾き始めており、
浅溝のレインタイヤを選択した選手が有利な状況に変化。そのため、深溝のレインタ
イヤを選んだ高木選手は、後退を余儀なくされてしまう。この状況を打破するため、
中嶋総監督は5周目で高木選手をピットインさせる判断を下し、チームスタッフの素
早い作業でスリックタイヤ(晴れ用のタイヤ)に装着し直し、戦線に復帰させる。しか
し、F1とは違いフォーミュラニッポンのようなスプリントレースでのピットインは
致命的であり、高木選手がコースに復活したときには、19番手までポジションを落
としてしまうことになってしまった。しかし、ここから怒濤の追い上げ、進撃が始ま
る。各チームもタイヤ交換をするため車をピットインさせたこともあったが、その後、
周回を重ねるごとにポジションを14番手、12番手、8番手と上げて行き、12周
目に早くもポジションを7番手までに再浮上して見せる。その後、スリックタイヤを
装着してスタートした黒澤選手、同じくスリックタイヤを装着して2番手を走行して
いたラルフ・ファーマン選手がそれぞれトラブルを抱えリタイヤしていく中、高木選
手は前走車の、これもスリックタイヤ(晴れ用のタイヤ)でスタート、4番手を走って
いたマルコ・アピチェラ選手を猛追、一時30秒以上離れていたタイム差を2秒差ま
でに縮めるが、追い抜くにはいたらず、5位でチェッカーを受ることになった。チー
ムメイトの山西選手は、6周目、最終コーナーで、コースアウト、終始マシンバラン
スに苦しんだこともあってリタイヤを喫してしまう。
なおレースは、スタートからスリックタイヤ(晴れ用のタイヤ)を装着、天候を味方
に付けた、ノルベルト・フォンタナ選手が2位以下を大きく引き離し、今期初優勝を
飾った。
■中嶋総監督のコメント
「結果的には天候を見方にすることはできませんでした。何が起こるか分からないの
がレースです。」
●次戦は9月27日~28日栃木県ツインリンクもてぎで開催されます。
Fニッポン第8戦エントリー変更/クルム久々の復活
第8戦もてぎはまもなく開幕だが、当初予定されていたLeMansの#2
エスティバン・トゥエロに代わって、ミハエル・クルムが参戦することになっ
た。
クルムは、今シーズン、オートテックSTELLARから参戦していたが、
第3戦を最後にチームを離れていた。
------------------------------------------------------------------------------
Le Mans 1 N.フォンタナ レイナード97D/無限MF308
2 M.クルム レイナード97D/無限MF308
-----------------------------------------------------------------------------
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>
1997年9月22日
1997 JAPAN TOURING CAR CHAMPIONSHIP SERIES ROUND 13/14
ホンダ・アコード、今季2度目の1-2-3シニッシュ!
黒澤選手、2連続優勝を飾る!
●開催日 : 1997年9月20~21日
●会 場 : 北海道 十勝インターナショナルスピードウェイ(クラブマンコース)
●コース全長:3.40587km ●周回数 : 27周(第13/14戦共)
●天 候 : 予選日/晴れ 決勝日/晴れ
●気 温 : 予選日17.8℃(11:30) 決勝日/18.8℃(11時/共にピット計測)
●観客数 : 4,100人(予選日) 21,300人(決勝日/共に主催者発表)
'97JTCCもいよいよ終盤戦を迎えた9月22日、1997年全日本ツーリングカー
選手権第13戦・第14戦「十勝スーパーツーリングカー選手権レース」決勝レー
スが、北海道十勝インターナショナルスピードウェイ開催された。
ホンダ・アコード勢は、策14戦において今シーズン2度目の1-2-3フィ
ニッシュ、また黒澤選手は第13/14戦を連続優勝で飾り、ドライバー・ランキ
ングのトップに躍進、チーム・ランキングもTEAM無限HONDAがトップを堅持し
ている。
○本大会に出場したアコード勢
選手名 車 名 エントラント
中子 修選手 Castrol 無限 ACCORD TEAM 無限 HONDA
黒澤琢弥選手 PlAA SN ACCORD TEAM 無限 HONDA
道上 龍選手 ジャックスMCアコード TEAM MOONCRAFT with 無限HONDA
岡田秀樹選手 Gathers童夢ACCORD TEAM MOONCRAFT with 無限HONDA
○本大会の戦績
第13戦 第14戦
予選 決勝 予選 決勝
中子 修選手 14位 R 10位 2位
黒澤琢弥選手 2位 優勝 PP 優勝
道上 龍選手 7位 5位 4位 3位
岡田秀樹選手 6位 11位 14位 9位
○9月20日(土)
公式予選:第1回/11:00~11:30 第2回/14:40~15:10 出走17台
台風の直撃を受けるかと心配された'97JTCC第13/14戦。金曜日のフリー走
行は終日ウェット・コンディションで行われたが、土曜日の公式予選は台風一
過の快晴、気温も17~18℃と、絶好のレース日和となり、11時、定刻通り公式
予選第1回がスタート。
4台のアコード勢の内、道上選手が50kg、黒澤選手が10kg、中子選手が50kg、
のハンディキャップウェイトを搭載して予選に臨んだ。
予選開始早々からコースインした各チームは、カットスリック(レインタイ
ヤ)を装着。前日のウェット・コンデイションからドライ・コンデイションに
変化したコースやセッティングの確認を行う。タイムは1分26~27秒台となか
なか本格的なタイムアタックが始まらない。
その中、開始早々に一旦コースインした後ピットで待機していた黒澤選手は、
残り時間5分でコースインし、1周のウオームアップの後タイムアタックを開
始。1周目に1分23秒001、2周目に1分22秒521をマーク。0.021秒の差でポー
ルポジションは逃したものの、子選第2位、フロントローのポジションを獲得
した。
岡田選手は、予選開始早々からコースインする各チームをよそにピットで待
機し、開始後15分過ぎにコースイン。一旦ピットに戻りスリックタイヤに交換
してタイムアタック、4番手につけていたがその後逆転され、終了3分前に再
度アタック。1分23秒776をマークして第6位、3列目のポジションを獲得し
た。
道上選手も積極的にコースを攻め予選開始20分過ぎ前後lこは、トップに位
置していたが徐々に後退し、結局1分23秒926で第7位、4列目のポジション
となった。
中子選手もカットスリックで走行後、スリックタイヤに履き替え途中ピット
インしてセッティングを変更しながらアタックしたが、前日のウェット・コン
ディションからドライ・コンディションへのセッティング変更が決まらず、予
選14位、7列目からのスタートとなった。
第13戦のポールポジションは、黒澤選手を0.021秒上回る1分02秒500を叩き
出した、本山哲選手が獲得した。
午後の公式予選第2回、各チームともやはりカットスリックでスタート、本
格的なタイムアタックは予選開始15分過ぎ頃から始まった。
他チームがアタックを始めてもピットで待機していた黒澤選手は、残り時間
8分ほどでコースイン。計測1周目lこ1分22秒884をマークし、リーダーボー
ドの2番手に飛び込み、次周1分22秒569を記録、それまでトップにいた本山
選手を上回り見事にポールポジションを獲得した。
道上選手は予選開始後10分過ぎ頃にコースイン、15分過ぎ頃には2番手のポ
ジションでピットイン、残り時間9分頃に再度コースインしタイムアタック。
1分23秒371をマークして第4位、2列目のポジションを獲得した。
中子選手は、開始早々からコースインし、直ぐにスリックタイヤに履き替え
タイムアタッタを開始。再三ピットに戻りセッティングを変更しながら13周の
走行を重ねたが、1分23秒978の10番手で予選を終了した。
岡田選手は、第1回終了後ギアレシオなどセッティングを変更、予選開始後
も途中ピットインしセッティングの変更をしながらアタックを行ったが、1分
24秒323の14位で予選を終了した。
第14戦のポール・ポジションは、PIAA SN ACCORDを駆る黒澤琢弥選手が獲
得、今シーズン3度目のポールポジションである。
○第13戦 27周 出走17台 完走13台
早朝より今にも雨の降り出しそうな空模様の下、朝8時00分よりフリー走行
が開始された。
セッティングが決まらず心配された中子選手は、予選のうっぷんを晴らすか
のようにコースを攻め、1分22秒688のトップタイムを記録。決勝レースでの
追い上げが期待された。
心配された雨は、サポートレースの間に降り出したが、まもなく止み、各チ
ームがコースインする頃には、ほとんどドライ・コンディションとなってい
た。
1周のフォーメーションラップの後、各車一斉にスタート。フロントローか
らスタートの黒澤選手は、見事なスタートを切り、トップで第1コーナーをク
リア。そのままトップをキープしていたが、7周目頃から雨が降り始め、10周
目、金石選手にパスされ2番手となった。しかし、その雨も直ぐに止みコース
がドライになるとペースアップ。13周目に抜き返しトップに返り咲いた。その
後黒澤選手は安定した走行を続け、2番手に5秒757の差をつけ今シーズン3
勝目を飾った。
7番手スタートの道上選手はスタートに失敗、序盤11番手まで下がったが徐
々に挽回し、17周目以降5番手をキープ。そのままチェッカーフラッグを受け
た。
6番手スタートの岡田選手は、きれいなスタートを決め4番手を走行してい
たが、6周目、7周目と順位を下げ6番手を走行していた9周目、降り始めた
雨を見てピットイン。レインタイヤに交換してコースに戻った。しかし、雨は
直ぐに止みコースはドライとなり、レインタイヤでの苦しい走行を強いられる
こととなった岡田選手は、1周遅れの11位でレースを終えた。
14番手と苦しいスタート位置ながら追い上げが期待されていた中子選手は、
期待通りに激しい追い上げを見せ、2周目には10番手、8周目には8番手にま
で浮上。その後道上選手に先行を許し、9番手から再び8番手に戻していた18
周目、第3コーナーで前車をパスしようとしてインに飛び込んだが僅かに接
触、スピンを喫してしまった。直ちに立て直した中子選手であったが、そのま
まピットイン、右フロントのアライメントに狂いが生じたため第13戦はリタイ
アし、第14戦に備えることとなった。
黒澤選手は今回の優勝で、ドライバー・ランキングの合計ポイントで1点差
ながらトップに進出した。
○第14戦 27周 出走15台 完走14台
続く第14戦のスタート進行は、リタイア車の回収などで予定よりやや遅れて
始まった。
第14戦のグリーンフラッグが振られレースはスタート。ポールポジション・
スタートの黒澤選手は、今回もきれいなスタートを決め、トップで第1コーナ
ーへ消えていった。トップをキープする黒澤選手は、序盤道上選手にプレッシ
ヤーをかけられろものの、中盤に入る頃には振り切り、そのままトップをキー
プ。全く危なげない走行で、今シーズン初の2戦連続優勝での4勝目を、ポー
ル・トゥ・フイニッシュで飾った。
10番手スタートの中子選手は、スタートで一気に7番手までジャンプアッ
プ。2周目6番手、3周目5番手と順位を上げ、さらに前車を追っていった。
9周目、第1コーナー進入で関谷選手をパス、13周目、金石選手をパスして3
番手にまで浮上。この時点で、トップ黒澤、2位道上、3位中子の各選手によ
るアコード1-2-3フォーメーションとなった。その後も中子選手はペース
を援めず22周目Iこは道上選手をもパス、ついに2番手にまで浮上。しかし、
黒澤選手には届かずそのままチェッカーフラッグを受け、「TEAM無限HONDA」
は1-2フィニッシュを飾った。
4番手からスタートした道上選手は、1周目に3番手、3周目に2番手に上
がると、5周目にはファステストラップ1分23秒272をマークしながら黒澤選
手にプレシャーかけていった。しかし、中盤に入る頃から思うようにペースア
ップが出来ず、18周目頃lこは後方かlら追い上げてきた中子選手のプレッシヤ
ーを受けることになる。22周目、ついに中子選手にパスされ3番手に下がった
がそのポジションをキープ、結局第3位でチェッカーフラッグを受け、アコー
ド1-2-3フィニッシュの一翼を担った。
14番手からスタートした岡田選手は、不本意lこ終わった予選のうっぷんを
晴らすかのようにペースアップ。7周目には8番手にまで浮上したが、8周目
に9番手。その後も先行するチェイサー2台に追いすがるが抜き去るほどには
ペースが上げられず、そのままチェッカーフラッグを受け、9位でレースを終
了した。
この2戦の結果、黒澤選手はシリーズランキング・ドライバー部門のトップ
に躍進。TEAM無限HONDAはチーム部門のトップをキープしている。
◎庄司守幸監督(TEAM無限HONDA)のコメント
「まずは今季2度目の1-2-3フィニッシュ、しかも我々が1-2で達成で
きて大変嬉しく思っています。シリーズ・ランキングは、ドライバー、チーム
共に我々がトップをキープしていますが、ポイント差は無いに等しく、大変巌
しい状況だと思っています。最終戦のインターテックでのチャンピオン獲得に
向けて、今後のテスト走行を含め、マシンをさらiこ煮詰めて行くつもりで
す。ドライバー達からは、ストレートの伸びが足りないと責められています
し、富士スピードウェイはストレートのスピードでレースが左右されますか
ら、そのあたりも対策したいと思っています。」
◎由良拓也監督(TEAM MOONCRAFT with 無限HONDA)のコメント
「第13戦は予選もそれほど良くはなかったし、14戦に向けて少しでもハンディ
キャップウェイトの減る4~5位につけれぱ良いと思っていましたから、5位
は思惑通りでした。第14戦は本当に今季初優勝のチャンスだと思っていました
が、タイヤが思ったほどもたず3位で終わっでしまい残念に思っています。金
曜目が雨で、車体のセットアップは問題なく仕上がっていたんですが、ドライ
タイヤのセットアップが出来なかったことが大きく響いしまいました。それで
もアコードの1-2-3に貢献できて良かったと思っています。シーズンに1
勝くらいはしたいし、優勝無しでフルハンディウェイトは避けたいので、イン
ターテックは勝ちにいきます。」
○第13・14戦/優勝 黒澤琢弥選手(PlAA SN ACCORD)のコメント
「第13戦はトップ走行中に雨が降り始め、スピードダウンを余儀なくされたの
で、無理を避けて後続に譲ったが、幸い雨は直ぐに止み、路面がドライ・コン
デイションに戻ったので、再びペースアップして優勝することが出来ました。
第14戦は、中盤以降タイヤの状態も良く、いい雰囲気で走れました。しかし、
終盤中子選手が背後に迫ってきたので、小さなミスでも抜かれると思い緊張し
ましたが、バックミラーを見ずに自分の走りに集中し、2戦連続の優勝が出来
ました。応援して下さったファンの皆さんやチームスタッフ、関係者に心から
お礼を言いたいと思います。
ありがとうございました。」
○第14戦/2位 中子修選手(Castrol無限ACCORD)のコメント
「第14戦では、自分より前のスターティンググリッドが三つ空いていたのが幸
運でした。自分でも驚くくらいの好スタートを切れたのも手伝って、その勢い
で頑張りましたが、前半てタイヤを使いすぎ、結局2位が精一杯でした。反省
としては、やはり予選でもう少し前のポジンョンを占めていたらと思っていま
す。ご声援ありがとうございました。」
○第13戦/5位 第14戦13位 道上龍選手(ジャックスMCアコード)のコメン
ト
「第14戦では、思い切って最初から攻めて行こうと考え、序盤からハイペース
で走れまし二が、やはり後半タイヤが少々タレ気味で3位で終わりました。次
回の最終戦では頑張りますので、ご声援よろしくお願いします。ありがとうご
ざいました。」
資料提供:本田技研工業株式会社 広報部
プレイステーション フォーミュラニッポン第8戦
ツインリンクもてぎで初開催!
中嶋悟vs鈴木亜久里『ドリームマッチ』も開催!
今週末(9月27、28日)に迫ったフォーミュラ・ニッポン第8戦の舞台
は、この8月にオープンしたばかりのツインリンクもてぎ。どのチーム、ドラ
イパーにとっても初めてという同一条件のもとで、記念すべき初ウィナーの栄
光を手にするのは誰か?
第7戦でシリーズチャンピオンはP.デ・ラ・ロサ(SHI0N0Gl N
0VA)に決定したが、2位以下のランキングは未だ混戦模様。残り3戦で大
逆転の可能性を残している。
また、SHl0N0Gl N0VAは、チームとしてのシリーズタイトルに
王手をかけており、今回2位lMPULに3点以上の差をつけると、シリーズ
チャンピオンが決定する。
この大会では、レース以外に新サーキットのオープンを祝し、フォーミュラ・
二ッポンマシンによる中嶋悟vs鈴木亜久里の『ドリームマッチ』も行われる。
なお、チーム「CERUM0」の空席となっていたカーNO.12に、第8
戦より新たに柴原眞介が参戦する。
#12柴原眞介(Shinsuke SHIBAHARA)
1967.2.13 東京都杉並区生まれ
身長168cm/体重60kg
血液型RH+B
1988 FJl600(デビュー戦4位、シリーズ5位)
1989 FJ1600(シリーズ2位)
フォーミュラKヨーロッパ選手権にも参戦
1990 英FVL(フォーミュラ・ヴォクソール・ロータス)参戦
1991 全日本F3選手権(SGレーシング)
1992 全日本F3選手権(フナキレーシング)
1993 全日本F3選手権(ノース・イーストRT)
1994 全日本F3選手権(エンドレス、シリーズ9位)
十勝F3000インターナショナルスピードカッブ
1995 F3000テストドライバー(NAVI CONNECTION)
1996 フォーミュラ・ニッポンテストドライバー
(NAVI CONNECTION)
第8戦エントリー
チーム 車番 ドライバー 車両
------------------------------------------------------------------------------
Le Mans 1 N.フォンタナ レイナード97D/無限MF308
2 E.トゥエロ レイナード97D/無限MF308
-----------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO 3 川本 篤 レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 M.グーセン レイナード96D/無限MF308
6 田嶋栄一 レイナード96D/JUDD KV-II
------------------------------------------------------------------------------
ANABUKI 童夢無限 8 脇阪寿一 童夢F104R /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA 9 P.デ・ラ・ロサ ローラT97-51 /無限MF308
10 飯田 章 ローラT97-51 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
CERUMO 11 光貞秀俊 ローラT96-52 /無限MF308
12 柴原眞介 ローラT94-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
TMS 17 近藤真彦 レイナード97D/無限MF308
18 R.ファーマン レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
IMPUL 19 黒澤琢弥 ローラT96-52 /無限MF308
20 影山正彦 ローラT95-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
ビィブライズ アスカ 21 田中哲也 ローラT95-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
NAVI CONNECTION 27 影山正美 レイナード97D/無限MF308
28 山本勝巳 レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
かもめサービスMIRAI 33 鈴木利男 レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
STP STELLAR 34 A.ボルドリーニ ローラT96-51 /無限MF308
オートテックSTELLAR 35 M.アピチェラ レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
タカギB-1 36 玉中哲二 ローラT95-50 /無限MF308
37 山田政夫 ローラT94-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
FUNAI SUPER AGURI 55 金石勝智 レイナード96D/無限MF308
56 本山 哲 レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
SRILANKA LEYJUN 62 戸田哲史 レイナード94D/無限MF308
63 OSAMU レイナード95D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 64 高木虎之介 レイナード97D/無限MF308
65 山西康司 レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>
'97全日本ツーリングカー選手権 第13戦・第14戦
十勝スーパーツーリングカーレース
JTCC 第14戦 決勝正式結果表
P No. Driver----------- Car--------------------- Lap---Total----Delay---
1 15 黒澤 琢弥 ホンダアコード 27 38'02.203 145.05km
2 16 中子 修 ホンダアコード 27 38'04.584 2.381
3 14 道上 龍 ホンダアコード 27 38'14.861 12.658
4 23 本山 哲 ニッサンプリメーラ 27 38'23.457 21.254
5 19 金石 勝智 トヨタコロナエクシヴ 27 38'27.289 25.086
6 36 関谷 正徳 トヨタチェイサー 27 38'28.632 26.429
7 39 H.M.シルバ トヨタチェイサー 27 38'41.184 38.981
8 38 竹内 浩典 トヨタチェイサー 27 38'42.239 40.036
9 33 岡田 秀樹 ホンダアコード 27 38'44.627 42.424
10 37 M.クルム トヨタチェイサー 27 38'45.613 43.410
11 25 影山 正美 トヨタコロナエクシヴ 27 38'51.605 44.050
12 11 原 貴彦 トヨタコロナエクシヴ 27 39'09.618 1'07.415
13 72 田中 哲也 トヨタコロナエクシヴ 26 38'35.857 1 Lap
14 21 一ツ山 幹雄 BMW318i
-----------------------DNC-----------------------------------------------
12 星野 一義 ニッサンプリメーラ 4 6'00.960 23 Laps
-----------------------DNS-----------------------------------------------
87 飯田 章 オペルベクトラ 出走せず
72 田中 実 トヨタカローラ 出走せず
*************************************************************************
FASTEST LAP: 14 道上 龍 1'23.272 5/27 147.24km/h
'97全日本ツーリングカー選手権 第13戦・第14戦
十勝スーパーツーリングカーレース
JTCC 第13戦 決勝正式結果表
P No. Driver----------- Car-----------------------Lap---Total----Delay---
1 15 黒澤 琢弥 ホンダアコード 27 39'00.415 141.44km
2 23 本山 哲 ニッサンプリメーラ 27 39'06.172 5.757
3 12 星野 一義 ニッサンプリメーラ 27 39'09.826 9.411
4 19 金石 勝智 トヨタコロナエクシヴ 27 39'19.590 19.175
5 14 道上 龍 ホンダアコード 27 39'22.813 22.398
6 25 影山 正美 トヨタコロナエクシヴ 27 39'32.758 32.343
7 11 原 貴彦 トヨタコロナエクシヴ 27 39'36.346 35.931
8 38 竹内 浩典 トヨタチェイサー 27 39'36.627 36.212
9 36 関谷 正徳 トヨタチェイサー 27 39'39.976 39.561
10 72 田中 実 トヨタカローラ 27 40'00.925 1'00.510
11 33 岡田 秀樹 ホンダアコード 26 40'27.893 1 Lap
12 87 飯田 章 オペルベクトラ 25 36'42.441 2 Laps
13 21 一ツ山 幹雄 BMW318i 24 39'27.148 3 Laps
---------------------DNC-------------------------------------------------
37 M.クルム トヨタチェイサー 20 29'32.422 7 Laps
16 中子 修 ホンダアコード 17 25'10.835 10 Laps
39 H.M.シルバ トヨタチェイサー 16 39'23.100 11 Laps
68 田中 哲也 トヨタコロナエクシヴ 6 8'54.646 21 Laps
*************************************************************************
FASTEST LAP: 37 ミハエル・クルム 1'23.612 2/20 146.64km/h
(第14戦まで)
4/ 6 5/11 5/25 6/ 8 7/13 9/ 7 9/21 11/ 2
富 富 T T 菅 菅 鈴 鈴 美 美 仙 仙 十 十 富 富 総 有
士 士 I I 生 生 鹿 鹿 祢 祢 台 台 勝 勝 士 士 合 効
Po--No.Driver------- Rd. 1- 2- 3- 4- 5- 6- 7- 8- 9-10-11-12-13-14-15-16- P- P
1 15 黒澤 琢弥 - - 15 7 6 5 15 12 0 5( 4) 5 15 15 104 100
2 23 本山 哲 - - 7 12 9 9 0 15 DQ 9 15 0 12 7 95 95
3 16 中子 修 - - 12 15 3 0 7 6 15 15 7 1 0 12 93 93
4 14 道上 龍 - - 9 9 0 0 6 7 12 12 0 12 6 9 82 82
5 12 星野 一義 - - 5 0 12 15 12 5 7 0 12 0 9 0 77 77
6 25 影山 正美 - - 6 5( 2) 3 9 9 6 4 6 4 5 0 59 57
7 38 竹内 浩典 - - 2 6 5( 2) 4 4 3( 2) 3 7 3 3 44 40
8 88 飯田 章 - - 1 0 7 6 5 0 0DNS 9 15 0DNS 43 43
9 37 M.クルム - - 4 2 15 0 1 0 5 7DNQ 0 0 1 35 35
10 19 金石 勝智 - - 0 1 0 4 0 1 9 0 0 6 7 6 34 34
11 39 H.M.シルバ - - 3 0 4 12 0 3 0 0 5 0 0 4 31 31
12 36 関谷 正徳 - - 0 4 0 0 0 2 0DNS 0 9 2 5 22 22
13 33 岡田 秀樹 - - 0 0 0 7 3 0 0 6 2 0 0 2 20 20
14 68 田中 哲也 - - 0 3 1 1 0 0 4 0 0 3 0 0 12 12
15 11 原 貴彦 - - 0 0 0 0 2 0 0 1 0 0 4 0 7 7
16 35 中谷 明彦 - - - - - - - - 0 3 0 0 - - 3 3
17 72 松永 雅博 - - 0 0 0 0 0 0 2 0 1 0 - - 3 3
17 21 一ツ山 幹雄 - - 0 0 - - - - 1 0 0 2 0 0 3 3
19 72 田中 実 - - - - - - - - - - - - 1DNS 1 1
21 一ツ山 康 - - - - 0 0 0 0 - - - - - - 0 0
*******************************************************************************
* 1位から10位まに15-12-9-7-6-5-4-3-2-1のポイント
* ( )内は有効ポイト外
* 全14戦のうち10戦まで(全レースの70%,小数点以下四捨五入)の有効ポ
イント制 (第1、2戦中止のため全14戦として計算)
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
P No. Driver----------- Car--------------------
1 15 黒澤 琢弥 ホンダアコード
2 16 中子 修 ホンダアコード
3 14 道上 龍 ホンダアコード
4 23 本山 哲 ニッサンプリメーラ
5 19 金石 勝智 トヨタコロナエクシヴ
6 36 関谷 正徳 トヨタチェイサー
7 39 H.M.シルバ トヨタチェイサー
8 38 竹内 浩典 トヨタチェイサー
9 33 岡田 秀樹 ホンダアコード
10 37 M.クルム トヨタチェイサー
11 25 影山 正美 トヨタコロナエクシヴ
12 11 原 貴彦 トヨタコロナエクシヴ
13 72 田中 哲也 トヨタコロナエクシヴ
14 21 一ツ山 幹雄 BMW318i
-----------------------DNC--------------------
12 星野 ニッサンプリメーラ
-----------------------DNS--------------------
87 飯田 章 オペルベクトラ
72 田中 実 トヨタカローラ
****************************************************************
P No. Driver----------- Car------------------
1 15 黒澤 琢弥 ホンダアコード
2 23 本山 哲 ニッサンプリメーラ
3 12 星野 一義 ニッサンプリメーラ
4 19 金石 勝智 トヨタコロナエクシヴ
5 14 道上 龍 ホンダアコード
6 25 影山 正美 トヨタコロナエクシヴ
7 11 原 貴彦 トヨタコロナエクシヴ
8 38 竹内 浩典 トヨタチェイサー
9 36 関谷 正徳 トヨタチェイサー
10 72 田中 実 トヨタカローラ
11 33 岡田 秀樹 ホンダアコード
12 87 飯田 章 オペルベクトラ
13 21 一ツ山 幹雄 BMW318i
---------------------DNC--------------------
37 M.クルム トヨタチェイサー
16 中子 修 ホンダアコード
39 H.M.シルバ トヨタチェイサー
68 田中 哲也 トヨタコロナエクシヴ
****************************************************************
P No. Driver----------- Car-------------------- Best-LapT -km/h--
1 15 黒澤琢弥 ホンダアコード 1'22.569 148.49
2 23 本山 哲 ニッサンプリメーラ 1'22.791
3 19 金石勝智 トヨタコロナエクシヴ 1'23.144
4 14 道上 龍 ホンダアコード 1'23.350
5 37 M.クルム トヨタチェイサー 1'23.371
6 87 飯田 章 オペルベクトラ 1'23.639
7 12 星野一義 ニッサンプリメーラ 1'23.821
8 36 関谷正徳 トヨタチェイサー 1'23.852
9 38 竹内浩典 トヨタチェイサー 1'23.969
10 16 中子 修 ホンダアコード 1'23.978
11 25 影山正美 トヨタコロナエクシヴ 1'24.017
12 68 田中哲也 トヨタコロナエクシヴ 1'24.235
13 39 H.M.シルバ トヨタチェイサー 1'24.309
14 33 岡田秀樹 ホンダアコード 1'24.323
15 11 原 貴彦 トヨタコロナエクシヴ 1'24.355
16 72 田中 実 トヨタカローラ 1'25.065
17 21 一ツ山幹雄 BMW318i 1'28.569
****************************************************************
P No. Driver----------- Car------------------ Best-LapT -km/h--
1 23 本山 哲 ニッサンプリメーラ 1'22.500 148.61
2 15 黒澤琢弥 ホンダアコード 1'22.521
3 37 M.クルム トヨタチェイサー 1'23.189
4 19 金石勝智 トヨタコロナエクシヴ 1'23.212
5 12 星野一義 ニッサンプリメーラ 1'23.408
6 33 岡田秀樹 ホンダアコード 1'23.776
7 14 道上 龍 ホンダアコード 1'23.926
8 87 飯田 章 オペルベクトラ 1'23.979
9 25 影山正美 トヨタコロナエクシヴ 1'24.234
10 36 関谷正徳 トヨタチェイサー 1'24.474
11 39 H.M.シルバ トヨタチェイサー 1'24.578
12 38 竹内浩典 トヨタチェイサー 1'24.693
13 11 原 貴彦 トヨタコロナエクシヴ 1'24.761
14 16 中子 修 ホンダアコード 1'24.776
15 68 田中哲也 トヨタコロナエクシヴ 1'24.821
16 72 田中 実 トヨタカローラ 1'24.858
17 21 一ツ山幹雄 BMW318i 1'26.825
****************************************************************
TEAM CERUMO RACE REPORT
1997年度全日本選手権フォーミュラニッポン 第7戦
セントラルパークMINEサーキット(山口県)
9月14日(日)天候:曇り コンディション:ドライ
観客動員:41,000人(主催者発表)
決勝レース:14:00~(62Laps)
ゼッケン11 光貞秀俊 LOLA T96-52 1:19'14.043 3位
スタート直前、それまで泣き出しそうだった空からぽつりぽつりと雨
が落ちてきた。その雨はフォーメーションラップが始まる頃にはかなり
路面を濡らしており、各チームのタイヤ選択がレースのキーとなる。心
配したとおりフォーメーションラップ中にスピンする車両があり、レー
スは赤旗にて中断。さらに決勝レースのスタートはペースカー先導によ
るローリングスタートの形式が採られた。
我々チームセルモはスリックタイヤを選択。序盤は我慢し、中盤以降
に勝負を賭ける作戦だ。路面が濡れている序盤は10番手スタートから18
番手まで後退するが、作戦通り8周目には5番手まで順位を回復。前を
行く#35アピチェラを追う。
35周目の1コーナーでアピチェラのインに飛び込み3位浮上。次の周
回には2位を走行していた#18ファーマンがリタイヤしたため2位に浮上。
その後3位の#9デ・ラ・ロサの強烈な追い上げにあうが、なんとかしの
ぎながら2位をキープ。ところがレースも終盤の56周目の最終コーナー
で痛恨のブレーキミス。フロントブレーキをロックさせてしまったため
にデ・ラ・ロサに抜かれてしまう。結局3位のままチェッカーフラッグ
を受けた。
レースの結果は、7番手グリッドからスタートした#1フォンタナがス
タートでスリックタイヤの賭けに出て4位以下を周回遅れにし、2位に
も50秒以上の大差をつけて優勝。2位には、途中タイヤ交換のピットイ
ンをしながら追い上げた#9デ・ラ・ロサが、3位には我々チームセルモ
の#11光貞秀俊が各々入った。
今日のレースの結果により#9デ・ラ・ロサが今シーズンの獲得ポイン
トを56とし、残り3戦を残しながらチャンピオンを獲得した。
また、我々チームセルモの光貞は今回の3位によって選手権順位を単
独3位とした。
チーム代表 佐藤正幸
『今日のレースは2位でフィニッシュしなければならないレース。光貞
は良い方向には来ているのだけれど今一歩今の現状から一皮剥けて欲し
い。そうなればもっと良いドライバーになれるのだから。』
光貞秀俊
『今日のレースは2位にならなければいけないレース。それを自分のミ
スで順位を落としてしまい、自分で自分に腹が立ちます。結果は3位で
すがチームのスタッフ、スポンサー、それから応援してくれているみん
なに謝らなければならない気持ちです。次回のもてぎは何がなんでも頑
張って今日の悔しさを挽回するので応援してください。』
資料提供:株式会社 セルモ
’97プレイステーション フォーミュラ・ニッポン
第7戦MINEサーキット
N.フォンタナ(LeMans)が今季初優勝
P.デ・ラ・ロサ(SHl0N0Gl N0VA)
2位でシリーズチャンピオン決定
9月14日(日)、セントラルパークMINEサーキットにおいて、プレイステ
ーションフォーミュラ・二ッポン第7戦の決勝が行われ、16チーム計25台が出
走、17台が完走した。
台風19号の接近に伴い、予定より20分繰り上げられて午後1時40分決勝の
フォーメーションラップがスタートしたが、各車グリッドに着いたところで雨が降
りだし赤旗中断。午後1時55分にセーフティカーの先導による再スタートとなっ
た。
ここでの各チームのタイヤ選択が決勝レースの明暗を分ける。スリック(ドライ
用)、ウェツト(浅溝)、ウェット(深溝)の3種類のタイヤを装者したマシンが
混在する中で、最初の5周までは、セミウェットが有利だったが、徐々に路面が乾
き、スリックタイヤ着用のマシンが圧倒的なアドバンテージを得るようになり、他
のマシンは次々とピットインしてタイヤ交換を行った。
こうした目まぐるしい展開のレースを制したのは、初めからスリック着用のN.
フォンタナ。9周目で首位に立ち、38周目に2位走行中のR.ファーマンがマシ
ントラプルでリタイアしてからは、後続に50秒以上の差を維持した一人旅で、今
季初優勝、通算2勝目を挙げた。P.デ・ラ・ロサは、セミウェットからタイヤ交
換した後に追い上げを開始。57周目に最終コーナーで2位走行中の光貞秀俊(C
ERUM0)のミスを見逃さずにインから抜き去り、2位表彰台を獲得。シリーズ
ポイント2位黒澤琢弥(IMPUL)は34周目にスロー走行、マシントラプルで
ピットリタイアとなった。
これでデ・ラ・ロサ56点、黒澤22点となり、3戦を残してチャンピオンが決
定した。3位の光貞はスリックタイヤでスタート。第6戦に統き、今季3度目の3
位表彰台で、ランキング3位に浮上した。
同じくスリックタイヤでスタートしたM.アビチェラ(オートテックSTELL
AR)は、4位で今季2度目のポイント獲得。ポールスタートの高木虎之介(Pl
AA NAKAJlMA)は、ウェット・深溝でのスタートだったため大きく順位
を落としたが最終的に5位でフィニッシュした。本山哲(FUNAl SUPER
AGURl)が6位で、開幕戦以来の今季2度目のポイントを得た。
優勝記者会見コメント
N.フォンタナ「スタート直後は、1コーナーでスピンしそうになる程でしたが、
タイヤ選択の判断のおかげで勝てました。15周目ぐらいてドライになったので、
ラッキーでしたが最後まで、ちよっと雨が落ちていたのて心配で、速くレースを終
わらせようと思っていました」
P.デ・ラ・ロサ「天候の変化でタイヤ選択には迷いましたが、こうした選択はコ
インを投げるようなもので、どちらが正しく、どちらが間違っていたというもので
はないと思う。レース中は、チャンピオンシップのことは全く考えずに、勝つため
に走っていました。今日は、ボクのレース歴の中で、最も重要な日のひとつとなり
ました。チームをはじめ、皆さんに心からお礼を申し上げます。シリーズの後3戦
も勝つことを目標に戦います」
光貞秀俊「後ろのペドロを押さえる自信はあったのて、3周に1回ぐらいベストラ
ップを狙ってアタックしていたんです。抜かれたのは完全に自分のミスなので、抜
けなかった前回(第6戦富士スビードウェイでのフォンタナとのバトルを指して)
の悔しさとは、また違った悔しさがあります」
(観客数:土/15,200人、日/41,000人)
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>
SUZUKA SUPER N1-500km 97-09-14
スーパーN1耐久シリーズ’97 第6戦 WEATHER: RAIN
N1 COURSE : WET
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
LAPS/St 32 1 23 19 13 44 36 3 25 34 33 56
-----------------------------------------------------------------------------
1 32 1 23 44 19 13 3 34 33 52 25 56
2 32 1 23 44 19 13 3 33 34 52 25 93
3 32 1 23 44 19 13 3 33 34 52 25 58
4 32 1 23 44 13 19 33 3 34 52 58 25
5 32 1 23 44 13 19 33 3 34 52 58 93
6 32 1 23 44 13 19 33 34 3 52 58 93
7 32 1 23 44 13 19 33 34 52 3 58 93
8 32 1 23 44 13 19 33 34 52 3 58 78
9 32 1 23 44 13 19 33 34 52 3 58 78
10 32 1 23 44 13 19 33 34 52 3 58 78
11 32 1 44 23 13 19 33 34 52 3 58 78
12 32 1 44 23 13 19 33 34 52 58 3 36
13 32 1 44 23 13 19 33 34 52 58 3 36
14 32 1 44 23 13 19 33 34 52 58 3 36
15 32 1 44 23 13 19 33 52 34 58 3 36
16 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 3 36
17 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 3 36
18 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 3 36
19 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 3 36
20 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 36 78
21 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 36 78
22 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 36 78
23 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 36 78
24 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 36 78
25 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 36 78
26 32 1 44 23 13 19 52 33 34 58 36 78
27 32 1 44 23 13 19 52 33 58 34 36 78
28 32 1 44 23 13 19 52 33 58 34 36 78
29 32 1 44 23 13p 19 52 33 58 34 36 78
30 32 1 44 23 19 13 52 33 58 34 36 78
31 32 1 44 23 19 13 52 58 34 33p 36 78
32 32 1 44 23 19 13 52 58 34 36 78 93
33 32 1 44 23 19 13 52 58 34 36p 78 93
34 32 1 44p 23 19 13 52 34 58 78 93 86
35 1 32p 23 44 19 13 52 34 58 78 93 86
36 1 23p 44 32 19 13 52 34 58 78 86 33
37 1 44 23 32 19 13 52 34 58 78 33 86p
38 1 44 23 32 19 13 52 34 58 78 33 36
39 1 44 23 32 19 13 52 34 58 78 33 36
40 1 44 23 32 19 13p 52 34 58 78 33 36
41 1 44 23 32 19p 52p 58 34p 78 33 36 3
42 1p 44 23 32 19 58 52 78p 33 34 3 36
43 1 23 44 32 19 58p 52 33 34 78. 3 36
44 1 23 44 32 19 52 58 33 34 3 36 86
45 1 23 44 32 19 52 58 33 34 3 36 86
46 1 23 44 32 19 52 58 33 34 3 36 86
47 1 23 44 32 19 52 58 33 34 3 36 86
48 1 23 44 32 19 52 58 33 34 3 36 86
49 1 23 44 32 19 52 58 33 34 3 36 86
50 1 23 32 44 19 52 58 33 34 3 36 86
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
91 52 50 93 60 58 53 51 54 27 68 86 78
-----------------------------------------------------------------------------
93 60 91 58 54 50 78 53 86 51 68 30 39
60 58 56 91 50 78 54 86 53 68 51 30 36
93 60 50 78 91 86 56 54 68 36 53 51 39
93 60 50 78 91 86 56 54 36 68 39 53 51
50 78 25 60 86 54 36 56 68 6 39 53 51
50 78 60 25 36 86 54 56 68 6 39 30 51
78 50 36 60 86 25 54 68 56 6 39 30 51
93 50 36 60 86 25 54 68 56 6 39 30 51
93 50 36 60 86 25 54 68 6 56 30 39 51
36 93 50 86 60 25 54 68 6 56 30 39 51
36 93 50 86 60 25 54 68 6 56 30 39 35
78 93 50 86 60 25 54 68 6 56 30 39 35
78 93 50 86 60 25 54 68 6 56 30 39 35
78 93 50 86 60 25 54 68 6 56 30 39 35
78 50 93 86 60 25 54 68 6 30 56 39 35
78 50 93 86 60 25 54 68 6 30 56 39 35
78 50 93 86 60 25 54 68 6 30 56 39 35
78 50 93 86 60 25 54 68 6 30 56 39 35
78 50 93 86 60 25 54 68 6 30 56 39 51
3 50 93 86 60 25 54 68 6 56 30 39 29
3 50 93 86 60 25 54 68 6 56 30 39 28
3 50 93 86 60 25 54 68 6 56 30 39 28
3 50 93 86 60 25 54 68 6 56 30 39 28
3 50 93 86 60 25 68 6 54 56 30 39 28
3 50 93 86 60 25 68 6 54 56 30 39 28
3 50 93 86 60 25 68 54 6p. 56 30 39 28
50 93 3p 86 60 25 68 54 30 39 56 28 29
50 93 86 60 25 68 54 39 30 56 28 3 29
50 93 86 60 68 25 54p 39 30 3 56 28 29
93 50p 86 68 60 25p 3 39 30 56 28 29 72
93 86 68 60 3 39 30 56 28 29 72 95 50
86 33 68 60 3 39 30 56 28 29 72 95 80
86 33 68 60 3 39 30 56 28 72 29 95 80
33 68 36 60 3 39 56 30 28 72 29 95 50
33 68 36 60 3 39 56 30 28 29 95 72p 50
68 36 3 60 39 56 30 28 93 95 29 50 80
36 68 3 60 56 39 30 28 93 95 29 50 80
68 3 60 56 39 86 30 28 93 29 50 95p 54
3 68 60 56 86 39 30 28 93 29 50 54 91
3 68p 60 56 86 39 30 93 28p 29 50 54 91
56 86 60 39 30 68 93 29 50 54 91 57 25
86 56 30 60 39p 93 68 29 54 50 91 57 25
86 56p 30p 60p 93 68 39 54 50 29p 91 57 25
56 93p 68 30 39 54 50 60 91 57 25 80 29
56 68 30 39 54 50 93 60 91 57 25 80 29
56 68 30 39 54 50 93 60 91 57 25 80 29
56 68 30 39 54 50 93 60 91 57 25 80 29
56 68 30 54 39 50 93 91 60 57 25 80 13
56 68 30 54 39 50 93 91 60 57 25 80 13
56 68 30 54 39 50 93 91 25 60 57 13 80
Page 1-1
26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37
LAPS/St 30 39 31 28 29 6 57 80 37 12 35 10
-----------------------------------------------------------------------------
1 27 36 28 31 29 6 57 35 72 80 95 12
2 39 27 28 31 6 29 35 72 12 57 95 80
3 30 27 6 31 28 29 35 72 12 57 95 80
4 30 6 27 31 35 12 28 29 72 57 95 80
5 30 27 31 35 12 29 72 28 57 95 80 37
6 31 35 12 27 29 72 28 57 80 95 37 91
7 31 35 12 27 29 72 28 57 80 95 37 91
8 31 35 12 29 72 27 28 57 95 80 37 91
9 31 35 12 29 72 27 28 57 95 80 91 37
10 35 31 12 29 72 27 28 57 95 80 91 37
11 51 31 12 72 29 28 57 95 80 91 37 10
12 12 51 31 72 29 28 57 95 80 91 37 10
13 51 12 72 31 29 28 57 95 80 91 37 10
14 51 12 72 29 28 31 57 80 95 91 37 10
15 51 12 72 29 28 31 57 91 80 95 37 10
16 51 12 29 72 28 31 57 91 80 95 37 10
17 51 12 29 28 72 31 57 91 95 80 37 10
18 51 29 12 28 72 31 57 91 95 80 37 10
19 29 28 72 12 35 31 91 95 80 57 37 10
20 28 72 12 31 35 91 95 51 80 57 37 10
21 29 72 12 31 35 91 95 80 57 51p 37 10
22 29 72 12 31 35 91 95 80 57 37 10 53
23 29 72 12 31 35 91 95 80 57p 37 10 53
24 29 72 12 31 35 91 95 80 10 37p 57 53p
25 29 72 12 31 95 91p 80 35p 10 57 51 37
26 29 72 12 31 95 80 10 57 91 51 37 53
27 72 12 31 95 80 10 57 91 51 37 53 35
28 72 12 31 95 80 10 57 91 51 37 53 35
29 72 12 31 95 80 10 91 57 51 37 53 35
30 95 12p 31p 80 54 10 91 57 51 37 53 35
31 80 54 10 91 57 12 31 51 25 37 53 35
32 50 54 91 57 10 12 31 51 25 37 53 35
33 50 54 91 57 10 12. 25 31 51 37 53 35
34 80 54 91 57 10 25 51 31 37 53 35
35 80 54 91 57 10 25 51 31 37 53 35
36 54 91 72 57 10 25 51 31 37 53 35
37 54 91 72 57 10 25 51 31 37 53 35
38 80p 91 72 57 10 25 51 31 37 53 35
39 57 10 80 72p. 25 51 31 37 53 35 95
40 57 10p 80 25 51 37 31 53 35 95
41 80 51 10 37 53 31 13 35 28 95p.
42 80 51 10 53 37 31 13 35 28
43 80 51 53 37 10 13 31 35 28
44 51 53 13 37 10 31 35 28
45 51 13 53 37 10 31 35 28
46 51 13 53 37 31 10 35 28
47 51 13 53 37 31 10 35 28
48 51 29 53 37 31 10 35 28
49 51 29 53 37 31 10 35 28
50 51 29 53 37 31 10 35 28
38 39
95 72
-------------------
10 37
37 10
37 10
37 10
91 10
10 53
10 53
10 53
53 10
10 53p
27p. 53
53
53
53
53
53
53
53
53
53
53
51
51
51
53
35
Page 1-2
LAPS 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
-----------------------------------------------------------------------------
51 1 23 32 44 19 52 58 33 3 34 36 86
52 1 23 32 44 19 52 58 33 3 34 36 86
53 1 23 32 44 19 52 58 33 3 34 36 86
54 1 23 32 44 19 52 58 33 3 34 36 86
55 1 23 32 44 19 52 58 33 3 34 36 86
56 1 23 32 44 19 52 58 33 3 34 36 86
57 1 23 32 44 19 52 58 33 3 34 36 86
58 1 23 32 44 19 52 58 33 3 36 34. 86
59 1 23 32 44 19 52 58 33 3 36 86 56
60 1 23 32 44 19 52 58 33 3 36 86 56
61 1 23 32 44 19 52 33 3 58 36 86 56
62 1 23. 32 44 19 52 33 3. 58 36 86 56
63 1 32 44 19 52 33 58 36 86. 56. 68. 54.
64 1 32 44 19 52. 33. 58. 36.
65 1 32 44 19
66 1 32 44 19
67 1. 44. 32. 19.
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
-----------------------------------------------------------------------------
56 68 30 54 39 50 93 91 25 57 60 13 80
56 68 30 54 39 50 93 91 25 57 13 60 80
56 68 54 30 50 39 93 91 25 57 13 60 80
56 68 54 30 50 39 93 91 25 13 57 60 80
56 68 54 30 50 39 93 91 13 25 57 60 80.
56 68 54 30 50 39 93 13 25 91 57 60 51
56 68 54 50 30 39 13 93 25 91 57 60 53
56 68 54 50 30 39 13 93 25 91 57 60 53
68 54 50 30 39 13 93 25 91 57 60 53 51
68 54 50 30 13 39 93 25 91 57 60 53 51
68 54 50 30 13 39 25 93 91 57. 60. 53. 51.
68 54 50 30. 13. 39. 25. 93. 91.
50.
Page 2-1
LAPS 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37
-----------------------------------------------------------------------------
51 51 53 29 37 31 10 35 28
52 51 53 29 37 31 10 35 28
53 51 53 29 37 31 10 35 28
54 51 53 29 37 31 10 35 28
55 51 53 29 37 31 10 35p 28
56 53 29 37 31 10 35 28
57 51 29 37 31 10 28 35
58 51 29 37 31p 10 28 35
59 29 37 10 31. 28. 35.
60 29 37 10.
61 29. 37.
62
Page 2-2
提供:鈴鹿サーキットランド
SUZUKA SUPER N1-500km 97-09-14
スーパーN1耐久シリーズ’97 第6戦 WEATHER RAIN
N1 正式結果表 COURSE WET
Pos No Driver Driver Driver TYPE LAP TOTAL TEAM/CAR
-------------------------------------------------------------------------------
1 1 C1粕谷 俊二 見崎 清志 ニッサン・スカイラインGT-R 67 2:53'10.036日産アルティア
2 32 C1横島 久 竹内 浩典 ニッサン・スカイラインGT-R 67 2:53'50.282日産プリンス
3 44 C1田中 実 新田 守男 ニッサン・スカイラインGT-R 67 2:54'50.102オートバックスア
4 19 C1川崎 哲哉 木下 隆之 ニッサン・スカイラインGT-R 67 2:55'46.391FKマッシモFAL
5 52 C4西垣内 正義 渡辺 明 ホンダ・シビック 64 2:54'46.8325ZIGEN CI
6 33 C2村松 康生 三好 正己 ミツビシ・ランサーエボⅣ 64 2:55'03.562カストロール・サイ
7 58 C4吉田 寿博 山野 哲也 ホンダ・シビック 64 2:55'07.511アルパイン・シヒ
8 36 C2村尾 真吾 舘 信吾 トヨタ・セリカ GT-FOUR 64 2:55'59.290カストロールMON
9 86 C4近藤 澄男 見並 秀文 トヨタ・カローラレビン 63 2:54'06.000フリーロード・タ
10 56 C4谷口 太英 辻 孝寿 ホンダ・シビック 63 2:55'18.640ジュランアクトス
11 68 C4福田 ヨシノブ 八木 宏之 ホンダ・シビック 63 2:55'24.517RBチャンプシク
12 54 C4山内 伸弥 浅見 武 ホンダ・シビック 63 2:55'38.431BPビスコベー
13 50 C4谷川 達也 窪田 俊浩 ホンダ・シビック 63 2:55'38.674山本R兵庫
14 30 C3小林 正吾 奥山 高志松本 晴彦 ホンダ・インテグラR 62 2:53'19.198DL BP FIN
15 13 C1木下 ミツヒロ 菊地 靖 ニッサン・スカイラインGT-R 62 2:53'20.244エンドレス アト
16 39 C3磯田 尚孝 井田 雅彦 ホンダ・インテグラR 62 2:53'49.310SPARCO IN
17 25 C2小東 明寛 西口 一馬高島 修 ミツビシ・ランサーエボⅣ 62 2:54'09.946SS-JIRO ラ
18 93 C4渋谷 勉 服部 吉男 ホンダ・シビック 62 2:54'19.801KAMY CIVI
19 91 C4井入 宏之 奥田 敦 ホンダ・シビック 62 2:54'28.296R,N☆ルーニー
20 60 C4赤尾 文夫 鈴木 恵一 ホンダ・シビック 61 2:53'23.090アドワークス・e
21 53 C4小林 敬一 原 貴彦 ホンダ・シビック 61 2:53'23.2865ZIGEN CI
22 51 C4土屋 武士 千田 富之 ミツビシ・ミラージュアスティ 61 2:54'10.017ミラ-ジュ As
23 29 C3中谷 誠志 高木 雅宏 ホンダ・インテグラR 61 2:54'18.777バービース.ス
24 37 C3雨宮 栄城 陳 俊杉 トヨタ・セリカ 61 2:54'20.907中国石油タ
25 10 C3竹内 純二 山梨 順一 ホンダ・プレリュード 60 2:53'54.825AZTEC・μ・
26 28 C3佐藤 清治 佐藤 淳 ホンダ・インテグラR 59 2:54'17.465インターミラノ.ス
27 35 C2岡田 憲久 大野 尊久青砥 浩史 トヨタMR2 59 2:54'25.865中国石油D
以上 順位認定:
28 23 C1砂子 智彦 福山 英朗 ニッサン・スカイラインGT-R 62 2:40'29.032プリンス東京
29 3 C2吉富 章 小暮 吉則 ミツビシ・ランサーエボⅣ 62 2:49'35.832T&S,EVOLU
30 57 C4伊藤 直澄 松永 雅博 ホンダ・シビック 61 2:52'52.130GIZAポッカB
31 31 C2鈴木 学 竹添 謙枝平中 繁延 ニッサン・シルビア 59 2:51'11.674スタードBPダ
32 34 C2桂 伸一 塚原 久 ミツビシ・ランサーエボⅣ 58 2:39'43.223カストロール・サイ
33 80 C4胡 定晃 富永 和夫坂井 淳哉 トヨタ・カローラレビン 55 2:36'48.116Kgmmバーデ
34 78 C4辻本 聡 佐藤 久実 ホンダ・シビック 43 1:59'49.364ウルトラマンギャ
35 95 C4織戸 学 市嶋 樹 ホンダ・シビックTYPE R 41 2:14'56.786スプーンシビッ
36 72 C4藤田 隆之 高木 真一 トヨタ・カローラレビン 39 1:52'41.623EPOCH-Jカロ
37 12 C2興水 敏明 三好 孝志 ミツビシ・ランサーエボⅢ 33 1:35'57.436WGT・JMCワコ
38 6 C2テシマ マサヒロ キヌガサ カツヒトヤギュウ ツグオミツビシ・ランサーエボⅢ 25 1:13'27.230ノーティーランサー
39 27 C2長島 正興 牧口 規雄 BMW M3 11 32'50.522WAKO'S BM
スタート時刻 14:25:19 フィニッシュ時刻 17:18:29
FASTEST LAP: 23 2'25.561 60/62 145.02Km/h
ペナルティ:No.36 特別規則書第39条~5)の違反及びコース上における作業
時間超過の行為により最後尾スタートとした。
ペナルティ:No.6 特別規則書第49条~4)の違反により競技結果より1周
減算及び厳重戒告とした。
ペナルティ:No.44 国際スポーツ法典付則H項(黄旗中の追い越し行為)違反に
より競技結果に1分加算及び厳重戒告とした。
提供:鈴鹿サーキットランド
SUZUKA SUPER N1-500km 97-09-14 :
スーパーN1耐久シリーズ’97 第6戦 WEATHER CLOUDY
N1 公式予選結果表 COURSE WET
Pos No Driver Driver Driver TYPE TIME TEAM/CAR
-------------------------------------------------------------------------------
1 32 C1横島 久 竹内 浩典 ニッサン・スカイラインGT-R 2'19.421 日産プリンス千葉
2 1 C1粕谷 俊二 見崎 清志 ニッサン・スカイラインGT-R 2'20.024 日産アルティアDUNL
3 23 C1砂子 智彦 福山 英朗 ニッサン・スカイラインGT-R 2'21.348 プリンス東京フジツ
4 19 C1木下 隆之 川崎 哲哉 ニッサン・スカイラインGT-R 2'21.573 FKマッシモFALKENG
5 13 C1木下 ミツヒロ 菊地 靖 ニッサン・スカイラインGT-R 2'21.743 エンドレス アドバン
6 44 C1田中 実 新田 守男 ニッサン・スカイラインGT-R 2'22.211 オートバックスアペック
7 36 C2村尾 真吾 舘 信吾 トヨタ・セリカ GT-FOUR 2'28.044 カストロールMONZAセリ
8 3 C2吉富 章 小暮 吉則 ミツビシ・ランサーエボⅣ 2'28.308 T&S,EVOLUTION
9 25 C2小東 明寛 西口 一馬 高島 修 ミツビシ・ランサーエボⅣ 2'28.475 SS-JIRO ランサーエ
10 34 C2桂 伸一 塚原 久 ミツビシ・ランサーエボⅣ 2'28.777 カストロール・サイコモスエ
11 33 C2村松 康生 三好 正己 ミツビシ・ランサーエボⅣ 2'28.845 カストロール・サイコモスエ
12 56 C4谷口 太英 辻 孝寿 ホンダ・シビック 2'31.349 ジュランアクトスポーツ
13 91 C4井入 宏之 奥田 敦 ホンダ・シビック 2'31.693 R,N☆ルーニーCIVI
14 52 C4西垣内 正義渡辺 明 ホンダ・シビック 2'32.089 5ZIGEN CIVIC
15 50 C4谷川 達也 窪田 俊浩 ホンダ・シビック 2'32.286 山本R兵庫ヨコハマ
16 93 C4渋谷 勉 服部 吉男 ホンダ・シビック 2'32.540 KAMY CIVIC
17 60 C4赤尾 文夫 鈴木 恵一 ホンダ・シビック 2'32.594 アドワークス・eZ・トロ
18 58 C4吉田 寿博 山野 哲也 ホンダ・シビック 2'32.615 アルパイン・シビック
19 53 C4小林 敬一 原 貴彦 ホンダ・シビック 2'32.846 5ZIGEN CIVIC
20 51 C4土屋 武士 千田 富之 ミツビシ・ミラージュアスティ 2'32.858 ミラ-ジュ Asti
21 54 C4山内 伸哉 浅見 武 ホンダ・シビック 2'33.074 BPビスコベータアンク
22 27 C2長島 正興 牧口 規雄 BMW M3 2'33.209 WAKO'S BMW M3
23 68 C4福田 ヨシノブ 八木 宏之 ホンダ・シビック 2'33.291 EXEDYシグナルオート
24 86 C4近藤 澄男 見並 秀文 トヨタ・カローラレビン 2'33.309 フリーロード・ダンロッ
25 78 C4辻本 聡 佐藤 久実 ホンダ・シビック 2'33.666 ウルトラマンギャザズ
26 30 C3小林 正吾 奥山 高志 松本 晴彦 ホンダ・インテグラR 2'33.954 DL BP FINEインテ
27 39 C3磯田 尚孝 井田 雅彦 ホンダ・インテグラR 2'34.310 SPARCO INTEGR
28 31 C2鈴木 学 竹添 謙枝 平中 繁延 ニッサン・シルビア 2'34.962 スタードBPダンロッフ
29 28 C3佐藤 清治 佐藤 淳 ホンダ・インテグラR 2'35.291 インターミラノ.スワローD
30 29 C3中谷 誠志 高木 雅宏 ホンダ・インテグラR 2'35.347 バービース.スワローD
31 6 C2テシマ マサヒロ キヌガサ カツヒトヤギュウ ツグオミツビシ・ランサーエボⅢ 2'36.024 ノーティーランサーEVO
32 57 C4伊藤 直澄 松永 雅博 ホンダ・シビック 2'36.505 GIZAポッカBPシビ
33 80 C4胡 定晃 富永 和夫 坂井 淳哉 トヨタ・カローラレビン 2'36.802 Kgmmバーディークラ
34 37 C3雨宮 栄城 陳 俊杉 トヨタ・セリカ 2'37.242 中国石油ダンロッ
35 12 C2興水 敏明 三好 孝志 ミツビシ・ランサーエボⅢ 2'37.865 WGT・JMCワコーズエ
36 35 C2岡田 憲久 大野 尊久 青砥 浩史 トヨタMR2 2'38.012 中国石油DLア~
37 10 C3竹内 純二 山梨 順一 ホンダ・プレリュード 2'40.450 AZTEC・μ・RCSB
38 95 C4織戸 学 市嶋 樹 ホンダ・シビックTYPE R 2'40.662 スプーンシビックタイフ
39 72 C4藤田 隆之 高木 真一 トヨタ・カローラレビン 2'42.748 EPOCH-Jカローラレヒ
40 43 C2新谷 栄章 富井 豊 佐藤 昇 ニッサン・シルビア 2'48.127 ART丸翔建設シル
予選通過基準タイム(総 合 130%) 3'02.343
(CLASS C1 110%) 2'34.290
(CLASS C2 110%) 2'43.102
(CLASS C3 110%) 2'49.970
(CLASS C4 110%) 2'46.881
提供:鈴鹿サーキットランド
(第7戦まで)
*P.デ・ラ・ロサ '97F・NIPPON チャンピオン決定!!
1997 4 5 6 7 8 8 9 9 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula Nippon 27 18 1 6 3 31 14 28 19 9
Championship 鈴 美 富 鈴 菅 富 美 茂 富 鈴
Drivers-point 鹿 祢 士 鹿 生 士 祢 木 士 鹿
Po-No-Driver--------- Rd.1---2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
1 9 P.デ・ラ・ロサ 10 10 6 4 10 10 6 56
2 19 黒澤 琢弥 6 6 10 0 0 0 0 22
3 11 光貞 秀俊 4 0 3 3 0 4 4 18
4 1 N.フォンタナ 0 0 1 0 0 6 10 17
5 64 高木 虎之介 0 DNS 4 10 0 0 2 16
6 20 影山 正彦 0 0 2 6 4 0 0 12
7 18 R.ファーマン 0 3 0 1 6 0 0 10
8 10 飯田 章 1 4 0 0 0 2 0 7
9 27 影山 正美 0 0 0 2 1 3 0 6
10 33 鈴木 利男 0 2 0 0 3 0 0 5
10 35 M.アピチェラ - - - 0 2 0 3 5
12 56 本山 哲 3 DNS 0 0 0 0 1 4
13 65 山西 康司 2 0 0 0 0 0 0 2
14 2 E.トゥエロ 0 0 0 0 0 1 - 1
14 8 脇阪 寿一 0 1 0 0 0 0 0 1
3 川本 篤 0 0 0 0 0 0 0 0
28 山本 勝巳 0 0 0 0 0 0 0 0
5 M.グーセン 0 0 0 0 0 0 0 0
36 玉中 哲二 0 0 0 0 0 0 0 0
55 金石 勝智 0 0 0 0 0 0 0 0
17 近藤 真彦 0 DNS 0 0 0 0 0 0
37 山田 政夫 0 0 0 0 DQ DNQ DNQ 0
63 D.マラガムワ 0 0 0 0 0 - - 0
21 田中 哲也 0 - - - 0 0 0 0
62 戸田 哲士 - - - 0 0 0 0 0
6 田嶋 栄一 - - - 0 0 0 0 0
6 R.ヴィルタネン 0 0 0 - - - - 0
35 M.クルム 0 0 0 - - - - 0
12 S.カヴァナ 0 0 - - - - - 0
34 A.G.スコット - - - 0 - 0 - 0
63 OSAMU(中嶋修)- - - - - 0 0 0
34 M.マルティニ - - 0 - - - - 0
14 A.ボルドリーニ - - - - - - 0 0
***********************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
フォーミュラ・ニッポン第7戦 -RIJ- (1997-09-14) Official Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.7 MINEサーキット:
P No. Driver------------ Car------------------Lap--Time--
1 1 N.フォンタナ (RA) Reynard 97D/Mugen 62 1:21'57.038
2 9 P.デ・ラ・ロサ (E) Lola T97/Mugen 62 1:22'51.775
3 11 光貞 秀俊 (J) Lola T96/Mugen 62 1:22'58.290
4 35 M.アピチェッラ (I) Reynard 96D/Mugen 61 - 1 lap
5 64 高木 虎之介 (J) Reynard 97D/Mugen 61 - 1 lap
6 56 本山 哲 (J) Reynard 97D/Mugen 61 - 1 lap
7 27 影山 正美 (J) Reynard 97D/Mugen 61 - 1 lap
8 55 金石 勝智 (J) Reynard 96D/Mugen 61 - 1 lap
9 33 鈴木 利男 (J) Reynard 97D/Mugen 60 - 2 laps
10 10 飯田 章 (J) Lola T97/Mugen 60 - 2 laps
11 8 脇阪 寿一 (J) Dome F104R/Mugen 60 - 2 laps
12 3 川本 篤 (J) Reynard 96D/Mugen 60 - 2 laps
13 14 A.ボリドリーニ (I) Lola T96/Mugen 59 - 3 laps
14 21 田中 哲也 (J) Lola T95/Mugen 59 - 3 laps
15 20 影山 正彦 (J) Lola T95/Mugen 59 - 3 laps
16 63 OSAMU (J) Reynard 96D/Mugen 58 - 3 laps
17 62 戸田 哲史 (J) Reynard 94改/Mugen 57 - 4 laps
------[DNC:]---------------------------------------------------
28 山本 勝巳 (J) Reynard 96D/Mugen 48 -14 laps
17 近藤 真彦 (J) Reynard 97D/Mugen 43 -19 laps
18 R.ファーマン (GB) Reynard 97D/Mugen 38 -23 laps
5 M.グーセン (B) Reynard 96D/Mugen 36 -26 laps
19 黒澤 琢弥 (J) Lola T96/Mugen 34 -28 laps
36 玉中 哲二 (J) Lola T95/Mugen 21 -41 laps
6 田嶋 栄一 (J) Reynard 96D/Judd 11 -51 laps
65 山西 康司 (J) Reynard 97D/Mugen 10 -52 laps
***************************************************************
◆ファステストラップ
#9 P.デ・ラ・ロサ 1'15.092 (145.410km/h) On Lap 27/62.
すがやみつる(SDI00104)/RIJ
’97プレイステーション フォーミュラ・ニッポン
第7戦CPMINEサーキット
高木虎之介(PIAA NAKAJIMA)が今季4度目のPP
9月13日(土)セントラルパークMlNEサーキットにおいて、’97プ
レイステーションフォーミュラ・二ッポン第7戦の公式予選と予選上位6台に
よるスペシャルステージ(SS)が行われ、予選通過基準タイムをクリアした
25台が決勝に進出した。
午後1時20分から行われた公式予選には、E.トゥエロ(LeMans)
がF1(ミナルディ)のテスト延長で不出場となったため、16チーム26台
が参加。残り5分を切ったところて、まず脇阪寿一(ANABUKI童夢無限)
が1分13秒台に入れると、高木虎之介(PIAA NAKAJIMA)、P.
デ・ラ・ロサ(SHIONOGI NOVA)、黒澤琢弥(IMPUL)、影
山正美(NAVI CONNECTION)が次々と更新。
結局予選タイム1位高木、2位デ・ラ・ロサがSS進出となった。この2人
は今シーズン全戦SS進出を決めている。予選タイム3位の黒澤は6回目のS
S進出。最後に影山を逆転して予選タイム4位となったルーキー脇阪は、初の
SS進出となった。予選タイム5位は、今シ一ズン3回自の影山正美。予選タ
イム6位の飯田章(SHlONOGI NOVA)も初のSS進出。
午後3時25分から行われたスペシャルステージては影山が3位にジャンプ
アップ。黒澤と脇阪が順位を落とし、1位高木、2位デ・ラ・ロサ、3位影山
正美、4位黒澤、5位飯田、6位脇阪の決勝スターティンググリッドが決定し
た。
決勝は、明日9月14日(日)午後2時にスタートする。
◆トップ6記者会見
高木虎之介「MINEは2戦連続でポールがとれたけれど、ここまで来られる
とは思っていませんでした。事前のデストでも全然ダメだったし、予選も前半
はあまりよくなかったので。でも予選は一発で決められますけれど、決勝はそ
うはいかないので苦しい戦いになると思います」
P.デ・ラ・ロサ「MINEのコースは特に、スタートが大切なので、2位で
もフロントローですから大変満足しています。前のMlNEでもグリッド2位
から優勝できたので、今度もいけると思います」
影山正美「予通5番手だったんで、ここまで上がれて満足です。一生懸命には
走ったけれど、他の人のタイムが出ないのが不思議でした。黒澤さんは、モニ
ターで見ていてちょっとフラフラしていろように見えました」
黒澤琢弥「欲をいえばもうちよっと前の方に行きたかったけれど、正美君がい
ったようにマシンはつらくて、最後にニュータイヤでやっと6人に残れたよう
な感じです。ただ、うちのマシンはこれまでも満タンのセッティングがいいん
で、明日の朝のフリー走行でどこまでフル満タンのいいセッティングが出せる
かが勝負ですね。ペドロにそう簡単にはいかないことを見せなければならない
し、明日はレースも面白い展開になると思いますよ」
飯田章「自分が思ったほどにはマシンが仕上がっていなかったのに残れてラッ
キーだと思います。そろそろスペシャルステージに残らなくては、と思ってい
たので、とりあえず残れてホッとしています」
脇阪寿一「はじめまして。ゼッケン8番の脇阪です。予選でははじめに一つタ
イヤがパンクしちゃって、最後にニュータイヤが3本しかなかったので心配で
したが、何とか残れました。もてぎのテストあたりからクルマがすいぷん良く
なってきています。第6戦の富士ではクラッチトラブルで結果が出せなかった
けれど調子そのものは良かったんです。(もてぎのテストから田中監督に変わ
ったことについて)、松本監督からは、速く走るための感覚を1年半にわたっ
て教えられ、これに田中監督のメカニカルなすばらしい知識が加えられてきて、
すごくいいドライバーに成長しているんではないでしょうか」
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
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