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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝スターティンググリッド/スタートドライバー

■GT500 Class

 1
22 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
*ミハエル・クルム / 柳田 真孝 / ドミニク・シュワガー
BS 20
2'07.753

 2
17 REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智 / *金石 年弘 / 塚越 広大
BS 5
2'08.421

 3
1 ARTA NSX
HONDA NSX
*ラルフ・ファーマン / 伊沢 拓也
BS
2'08.457

 4
12 カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生 / セバスチャン・フィリップ
BS +1
2'08.706

 5
36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー / カルロ・ヴァン・ダム
BS 30
2'08.755

 6
35 宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック / *片岡 龍也 / 脇阪 薫一
BS 30
2'08.917

 7
23 XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲 / *ブノワ・トレルイエ / ファビオ・カルボーン
BS 55
2'08.984

 8
6 ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章 / *ビヨン・ビルドハイム / ロベルト・ストレイト
BS
2'09.046

 9
18 TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS 110
2'09.112

10
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 平中 克幸
DL
2'10.241

11
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*井出 有冶 / 細川 慎弥 / 松浦 孝亮
BS 10
2'07.474

12
39 DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介 / *アンドレ・クート / 嵯峨 宏紀
DL +2
2'10.359

13
24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH 35
2'11.514

14
25 ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士 / *石浦 宏明
YH 20
2'11.961

15
3 YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
*ロニー・クインタレッリ / 横溝 直輝
BS +1
2'12.058



■GT300 Class

 1
77 クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也 / *佐々木 孝太
DL 40
2'22.432

 2
43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男 / *高木 真一 / 峰尾 恭輔
MI 85
2'23.271

 3
95 ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
*大嶋 和也 / 国本 京佑 / 坂本 雄也
MI 35
2'23.583

 4
2 プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂 / *加藤 寛規 / 吉本 大樹
YH 20
2'23.919

 5
46 MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
*星野 一樹 / 安田 裕信
MI 75
2'24.064

 6
19 ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
*織戸 学 / 阿部 翼 / 関口 雄飛
YH 10
2'24.418

 7
81 ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行 / *藤井 誠暢
YH 30
2'24.920

 8
66 triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
*山西 康司 / 余郷 敦
YH +2
2'25.158

 9
11 JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
*田中 哲也 / 植田 正幸
YH
2'25.575

10
33 HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
*木下 みつひろ / 影山 正美
HK +1
2'25.820

11
4 EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
*阪口 良平 / 松下 昌揮 / 植松 忠雄
YH
2'25.989

12
26 ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*谷口 信輝 / 山路 慎一 / 澤 圭太
YH
2'26.166

13
7 ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
*井入 宏之 / 折目 遼 / 松村 浩之
YH 45
2'26.397

14
52 GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
*黒澤 琢弥 / 井口 卓人 / 山内 英輝
KH +2
2'27.652

15
62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *黒澤 治樹 / 密山 祥吾
YH +1
2'28.209

16
87 アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*和田 久 / 栗原 宗之 / 行方 由久
YH +2
2'28.219

17
118 4CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士 / *Guts 城内 / 栗原 正之
YH +2
2'28.699

18
5 プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
*玉中 哲二 / 山野 直也 / 筒井 克彦
YH +2
2'29.606

19
111 ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史 / *黒澤 翼 / ポール・イップ
KH +2
2'30.195

20
170 外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三 / *山岸 大 / 高見沢 一吉
YH
2'31.440

21
88 triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*松田 秀士 / 古谷 直広
YH +2
2'27.107

22
666 楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎 / Takamori.com
KH +2
2'30.896

23
110 KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
*光貞 秀俊 / 池田 大祐
KH
2'42.317

24
27 石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
*井上 貴志 / ファン・ジヌ / 高崎 保浩
HK +2
2'27.557




-
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
*立川 祐路 / リチャード・ライアン
BS 55
2'09.144



  • ドライバー名の"*"印はスタートドライバー。
  • CarNo.100は、2008SGT-SpR第11条10.(エンジンの制限)により、スターティンググリッドを10番降格した。
  • CarNo.38は、2008GTAブルテンNo.026-Tにより、ピットスタートとした。
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行 #1ARTA NSXがトップタイム

スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmのフリー走行は当初予定より10分長い40分間で行われたが、 途中クラッシュによる赤旗などで進行がさらに遅れることとなった。
このセッションのトップタイムはGT500が#1ARTA NSX(ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組)、 GT300は#19ウェッズスポーツIS350(織戸学/阿部翼/関口雄飛組)だった。

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昨日行われる予定だった予選2回目が雨のためキャンセルとなったことを受け、 当初午前8時30分から9時までの30分間で行われる予定だった決勝前フリー走行は10分延長され、9時10分終了の40分間となった。
昨日激しく降っていた雨は既に止んでいるが、開始時点の路面はハーフウェットの状態。しかしすぐ路面は乾いていき、 それにつれてタイムも徐々に上がっていった。

予選2回目がキャンセルとなったことで、このセッションで予選通過基準タイムをクリアしようと目論んでいたチーム、 ドライバーはこのフリー走行セッションでタイムを出さなければならなくなったが、その重要な時間は開始20分すぐに起きたクラッシュにより、 9分間の中断を余儀なくされることとなった。

クラッシュしたのは#17リアルNSX。ドライバーは第3ドライバーの塚越広大だった。
塚越は130Rでスピンし、そのまま後ろ向きにタイヤバリアに突っ込んだが、ドライバーに目立ったダメージはないように見受けられる。
塚越は昨日の予選1回目で既に基準タイムをクリアしており、このままクルマに大きなダメージがなければ決勝出走には問題はなさそうだ。

中断時点でのトップは#100レイブリックNSXで2分02秒828だ。
車両排除の後、フリー走行は午後9時丁度に再開された。残り時間は18分53秒だ。

中断の間にも路面はどんどん乾いていったため、再開してすぐに#38ZENTセルモSCのリチャード・ ライアンが2分00秒607でトップに躍り出ると、次の周では1分57秒796までタイムを縮め、最初に2分を切ってきた。
しかしすぐに#1ARTAのファーマンが57秒608、57秒575と立て続けにタイムを縮めてトップに。
2番手には#12カルソニックGT-Rが57秒777で上がってきた。ドライバーは松田次生だ。

この時点でGT500の通過基準タイムは2分5秒台となったが、#100の松浦、#23のカルボーン、 #22のシュワガーらは走り出してすぐにこれをクリア、決勝出走への権利を得た。

GT300は#19ウェッズスポーツIS350がトップタイムを記録。 ポールシッターの#77クスコDUNLOPスバルインプレッサは10番手につけた。
途中#26ユンケルパワータイサンポルシェと#87アクティオガイヤルドRG-3の接触などもあったが、26号車は11番手、 87号車は19番手でこのセッションを終えている。

注目の決勝スタートは午後1時丁度。173周の長丁場だ

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行結果

37th INTERNATIONAL POKKA 1000km -RIJ- (2008/08/24) Free Practice Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
150011ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS1'57.575--177.803
2500212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS+11'57.777 0.202 0.202177.498
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS551'57.796 0.221 0.019177.470
450043YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS+11'58.318 0.743 0.522176.687
55005100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
松浦孝亮
BS101'58.551 0.976 0.233176.339
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
カルロ・ヴァン・ダム
BS301'58.726 1.151 0.175176.079
7500722MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田 真孝
ドミニク・シュワガー
BS201'59.046 1.471 0.320175.606
8500824WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH351'59.098 1.523 0.052175.529
9500918TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1101'59.449 1.874 0.351175.014
105001039DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
嵯峨 宏紀
DL+21'59.522 1.947 0.073174.907
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL2'00.951 3.376 1.429172.840
125001223XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
ファビオ・カルボーン
BS552'01.018 3.443 0.067172.745
13500136ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
ロベルト・ストレイト
BS2'02.006 4.431 0.988171.346
14300119ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部翼
関口 雄飛
YH102'09.16511.590 7.159161.850
15300211JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
植田 正幸
YH2'09.22511.650 0.060161.774
1630034EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口良平
松下 昌揮
植松 忠雄
YH2'09.35611.781 0.131161.610
1730042プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
YH202'09.40811.833 0.052161.546
185001435宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
脇阪薫一
BS302'09.52411.949 0.116161.400
19300546MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI752'10.23112.656 0.707160.524
20300695ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
国本 京佑
坂本 雄也
MI352'10.69413.119 0.463159.957
2130077ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
松村 浩之
YH452'10.79713.222 0.103159.829
22300881ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH302'10.81413.239 0.017159.809
23300988triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷 直広
YH+22'11.38213.807 0.568159.118
243001077クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL402'11.41613.841 0.034159.077
253001126ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
澤 圭太
YH2'11.44613.871 0.030159.040
263001262WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤 治樹
密山 祥吾
YH+12'11.61014.035 0.164158.842
273001343ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI852'11.62214.047 0.012158.828
285001525ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH202'12.46914.894 0.847157.812
293001466triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH+22'13.10915.534 0.640157.053
303001552GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口 卓人
山内 英輝
KH+22'13.39215.817 0.283156.720
313001627石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
高崎 保浩
HK+22'13.53115.956 0.139156.557
32300171184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
Guts 城内
栗原 正之
YH+22'14.31016.735 0.779155.649
3330018170外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸 大
高見沢 一吉
YH2'14.65617.081 0.346155.249
343001987アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原 宗之
行方 由久
YH+22'15.25617.681 0.600154.560
355001617REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
塚越広大
BS52'15.94518.370 0.689153.777
36300209ニッソーサービスC6
CHVROLET CORVETTE C6
谷川 達也
武井 寛史
松本 高幸
KH2'16.12218.547 0.177153.577
37300215プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
筒井克彦
YH+22'16.16218.587 0.040153.532
3830022110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH2'16.32318.748 0.161153.350
3930023666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
Takamori.com
KH+22'17.35219.777 1.029152.202
4030024111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤 翼
ポール・イップ
KH+22'21.63024.055 4.278147.604
-300-33HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+1Absence---
-300-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
YHAbsence---
  • 赤旗提示により8分53秒間中断した。(赤旗提示時刻 8:51'07 再開時刻 9:00:00)
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿予選 MOTUL AUTECH GT-Rが1番グリッドを獲得 (NISMO)

■「MOTUL AUTECH GT-R」が1番グリッドを獲得。

~今年の鈴鹿1000kmはGT-R勢にチャンスあり~

 夏休み終盤のビッグイベントであるSUPER GT第6戦 、「International POKKA 1000km」は、8月23日に公式予選が行われた。例年多くの観客を集めるこのレースだが、公式予選はあいにくのウェットコンディション。朝の公式予選1回目は、各チームとも最初からレインタイヤを装着してタイムアタックに臨んだ。雨量が刻々と変化する中、路面のコンディションも流動的。20分間のGT300専有走行のあと、GT500の走行時間帯も深溝レインタイヤが必要な状態だったが、終盤に一時的に雨が止むとみるみる路面の水ははけていった。このタイミングを見逃さなかったチームがピットインし、インターミディエイトタイヤに交換してコースイン。しかし、すぐにGT300との混走時間となったため、タイムアップを果たせたチームは多くはなかった。

 特別性能調整分の20kgウェイトを軽減されたNISSAN GT-R勢は、予選開始早々から好位置に付けていた。中でも最も重量の軽い#12カルソニックIMPUL GT-R(#12 松田次生/セバスチャン・フィリップ)が上位のタイムで周回し、XANAVI NISMO GT-R(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ/ファビオ・カルボーン)、MOTUL AUTECH GT-R(#22 ミハエル・クルム/柳田真孝/ドミニク・シュワガー)と続いた。GT500専有時間の終盤を迎えるとライバル車が上位に上がって来たが、インターミディエイトタイヤに換装してコースに入った#22 GT-Rのクルムが絶好のチャンスを捉えてベストラップタイムを更新。リーダーボードのトップに躍り出た。その後、GT300との混走時間の後半に良い路面コンディションを捉えた#100 NSXがトップタイムを塗り替えたものの、#22GT-Rは2番手で予選1回目を終えた。

 また#12 GT-Rは5番手、#23 GT-Rも8番手に入り久々にSLでタイムアタックする権利を得た。

 予選1回目の終了後一時的にやんでいた雨が再び降り出し、次第に激しさを増していった。その後回復を待ったが状況は変わらず、何度か走行時間の変更がアナウンスされたのち、2回目の公式予選およびスーパーラップのキャンセルが決定した。

 1回目の公式予選後、トップタイムを記録した#100 NSXが前日にエンジン交換していたことから、予選順位の降格が告げられた。また、#38 SC430は今回のレースからシャシーを交換したことから、ピットスタートとなった。このため、#22 GT-Rが繰り上がって1番グリッドからのスタートが確定。決勝レースは#12 GT-Rが4位、#23 GT-Rは7位、#24 GT-Rは13位、#3 GT-Rは15位からスタートすることとなった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 ポールシッターのコメント

080823PP

GT500クラス #100RAYBRIG NSX
井出 有治
これまで中々結果が残せてなかったので、ウェイトを考えても、どうしても鈴鹿1000kmで結果を残さないといけないと思っていました。 それは高橋国光さんも、チームスタッフのみんなも同じで、どうしても結果を残そうと、それを意識してフリー走行から走り出しました。
今日の予選は路面を読むのが難しいコンディションだったので、エンジニアとも相談して、 とにかくコースに居てコンディションの変化に対応していくことにしました。
途中で路面が乾いてきたので浅溝に履き替えて、まずは細川に基準タイムをクリアしてもらって、それからアタックに入りました。 グリップするところをうまく見つけられたので、途中でGT300には引っかかったんですがトップタイムを出せました。
レースセットでロングランしても良い状態なので、明日は確実に順位を上げていこうと思います。レースが長いんで、 最後まで走りきって3人で表彰台に上がりたいですね。
自信は..................あります(笑)

細川 慎弥
前回ここへ来たときも、今回も僕はアタックを担当していないので、正直複雑な心境ですが、 チームにとっては良い結果が出てよかったと思います。
レースセットも悪くないので明日は最後までしっかり走ります。このところ僕はミスをしているので、その点でもしっかり気をつけていきます。
去年も23号車が後方からスタートして表彰台に上がっているので、僕らも無理せず、ミスをしなければ結果は出ると思います。

松浦 孝亮
今日は何もしていないので、この中で一番微妙な立場じゃないかと(笑)
明日も天候によって走るかどうか変わってきますし、出走できるかどうか自体明日朝の走行次第ですが、 クルマはガソリン積んだ状態でも良いですし、レギュラーの二人からも良いアドバイスを貰っていて、すぐに操れるようにしてくれているので、 もし走れればうまく役割を果たしてバトンを繋げたいです。
普段しゃべっているのと、実際走るのとでは大きく違います。GT300の処理とか、難しいことも色々あるレースですが、 僕も本職はレーサーですから、明日はバシっといいとこみせたいです。

GT300クラス #77クスコDUNLOPスバルインプレッサ
山野 哲也
まずは嬉しいです。
AWDは悪天候に強いということで、コンディションが悪いほど強みを発揮しますから、なんとしてもこのチャンスをものにしないと、 と思っていました。
完全なクリアラップではありませんでしたが、良いラップが取れました。そうなるようにコーナーに入るタイミングとか、 前を抜いていくタイミングとかを考えて走りました。実は一回スプーンで飛び出してるんですけど、それがよかったようです。 アレでどこまでいけるかがわかりましたから。
明日は相当辛いレースになると思います。マレーシアから比べて140kg重くなっていますから、まずは完走を目指して走り、 そこで順位をどこまで上げられるか、ですね。

佐々木 孝太
ウェイトを積まれたことでクルマは随分変化しました。
もてぎテストで方向性は見えてきましたが、まだ対応し切れていない状態です。
それでも山野さんがトップタイムを出してくださって、僕もチェッカーまでは待機して、トップを奪われたらアタックに行くつもりでした。
明日は厳しい戦いになりますから、チーム全員が全開で取り組み、最後まで走りきるのが大事だと思います。 沢山応援の方がきてくださってますので、応援の皆さんの力も借りて、最後は綺麗な花火が観れれば良いなと思います。

※ #100は、エンジン交換を行っているため、明日の決勝レースではグリッド10番降格が決定している。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿 公式予選2回目は結局中止に。

悪天候とコースコンディション不良のためにディレイとなっていたスーパーGT第6戦の公式予選2回目だったが、結局コンディションが回復しないために中止の決定がなされた。

「雨の中お待たせして申し訳ありません。雨の中ご来場いただきまして、今まで待っていただき、ありがとうございました。我々は雨の中、目一杯、ただし安全に走ります」との坂東正明GTA委員長の挨拶の後、一旦は午後4時10分より実施される予定だった予選2回目だが、結局コンディション不良のためにまず10分の延期がアナウンスされた。
しかし4時20分を迎えてもコンディションは回復せず、結局この時点で中止の判断が出された。

これにより、まだ予選通過基準タイムをクリアしていないチーム、ドライバーたちは明日朝のフリー走行セッションで決勝出走に挑むこととなった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

 

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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿 悪天候のためスーパーラップは中止に

2008スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmのスーパーラップは悪天候のため中止となることが15時15分付けの公式通知で明らかとなった。

午前中の予選1回目の途中で止んだ雨は、お昼のピットウォークが始まったことから再び降り始め、時間がたつにつれて勢いを増してきた。
このため、予選2回目の前に予定されていたF4の決勝レースではコースアウトやクラッシュが相次ぎ、セーフティーカーが導入された挙句8週で赤旗終了となっていた。

その後も雨の勢いは衰えなかったため、審査委員会が上記の判断をしたものだ。

なお、公式予選2回目については、現時点では午後4時10分より30分までGT300、 午後4時30分より50分までGT500の順で行う予定になっているが、これも天候の回復次第であり、 大会審査委員会では午後4時の時点で最終的な判断をするとしている。

もし予選2回目を行えなくなった場合は、明日のフリー走行の時間を予選に充てることとなるが、 これは午前中の予選セッションで走行していない第3ドライバーに配慮した措置だ。

これによりスターティンググリッドに関しては予選1回目の結果がそのまま採用される。
ただし既報のとおり#100レイブリックNSXは予選11番手、#38ZENTセルモ SC430はピットスタートとなる。
これにより午前中2番手タイムを記録した#22モチュールオーテックGT-R(ミハエル・クルム/柳田真孝/ドミニク・シュワガー組)がポールポジションからスタートすることとなった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿 暫定ポールのレイブリックNSXはグリッド降格!ZENTセルモSCはピットスタートに

公式予選1回目で2分07秒474とダントツのタイムを叩きだし、暫定ポールを獲得した#100RAYBRIG NSX(井出有治/細川慎弥/松浦孝亮組)にグリッド10番降格との裁定が下されていることがわかった。
これは2008スーパーGTスポーティングレギュレーション第11条10(GT500使用エンジンの制限)に基づく処置で、 第6戦を前にエンジン交換を行ったことによる。
この結果、100号車は仮に午後のスーパーラップでポールタイムを記録しても11番手スタートとなり、5位以下なら最後尾スタートとなる。

同時に、予選11番手と惜しくもスーパーラップ進出を逃した#38ZENTセルモSC430(立川祐路/リチャード・ライアン組) もGTAブルテンNo.026-Tにより、予選結果に関わらずピットスタートとすることが決定している。
こちらはチームよりシャシー交換の申請が出されたことによるもの。

本来シャシーは2シーズン連続使用が義務付けられているが、 38号車は昨年の第7戦オートポリスでクラッシュした際にシャシーを大破しており、その後も修復を行って同じシャシーで参戦していた。

しかし今回、チームセルモより「クラッシュのダメージが完全に修復できてないと推定、 継続使用すると重大な問題が起こることが懸念されるため、安全上の理由からシャシーを交換したい」旨の申請があり、 シャシーコンストラクターであるトヨタテクノクラフト(TRD)からも 「再度クラッシュがあった場合にシャシーの安全性を保障することが困難で、現状が非常に危険な状態と判断している。 再度の修復を行ってもコンストラクターとして設計の初期強度への回復が保証出来かねる。」との見解と 「大クラッシュ歴のないシャシーに交換を行う必要がある」との付帯意見も提出されたため、安全性確保の観点からこれを認めたものだ。

38号車は第6戦への参加条件として
1.シャシー交換後に最初に参加する競技会の公式競技車両検査において、テクニカルデレゲートの確認を受けること。
2.シャシー交換後に最初に参加する競技会の決勝レースは、ピットスタートとする。
を受け入れ、今回のレースをピットスタートで戦うこととなった。

なお、#100、#38の両者とも、この予選で獲得したポイントはそのまま有効となる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選1回目 暫定ポールはレイブリックNSX。 GT300はクスコインプレッサがトップ

2008スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmの公式予選一回目はウェットコンディションの下で行われ、#100RAIBRIG NSX(井出有治/細川慎弥/松浦孝亮組)が暫定ポールを獲得。 GT300クラスは#77クスコDUNLOPスバルインプレッサ(山野哲也/佐々木孝太組)がAWDの強みを生かしてトップタイムを記録した。

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今年も伝統の1戦、鈴鹿1000km耐久レースの季節がやってきた。
スーパーGTシリーズの1戦に組み込まれてから3年目を迎える今年の公式予選は朝からあいにくの雨。
ウェット宣言が出される中、午前9時50分より各クラス専有20分、混走20分の計1時間のセッションが開始された。

各車とも当初は深溝タイヤを装着してのタイムアタックを強いられることとなったが、 GT500の専有走行が開始されて10分もすると雨は止み、路面コンディションも徐々に回復してきたため、 浅溝タイヤに履き替えるチームが相次ぎ、混走終了まで目が離せない緊迫した戦いとなった。

GT500クラスは当初#23ザナヴィニスモ、#12カルソニックらのGT-R勢が相次いでトップタイムを記録していたが、 コンディションが良くなるにつれてNSX勢がペースを上げ、専有開始13分で#1ARTAを駆るラルフ・ ファーマンが2分08秒703でトップに躍り出た。

しかし専有走行が終了してGT300との混走が始まっても浅溝タイヤでのアタックは続き、 #17リアルNSXの金石年弘が2分08秒421、#22モチュールGT-Rのミハエル・ クルムが2分07秒753と立て続けにトップタイムを塗り替えていく。

更に残り時間2分30秒で#100レイブリックNSXの井出有治が2分07秒616、 2分07秒474と立て続けにタイムを更新してこのセッションのトップを奪った。

GT300クラスはウェットコンディションに絶対の自信を誇る全輪駆動のインプレッサが終始好タイムを記録、 追いすがる#43ARTAガライヤを振り切って山野哲也が2分22秒432を混走セッションで叩き出して暫定ポールを獲得した。
また、フォーミュラニッポン第6戦で負傷した平手晃平に代わって大嶋和也がドライブする#95ライトニング・ マックイーンMR-Sが3番手に入り、前年チャンピオンの貫禄を見せた。

スーパーGT第6戦の公式予選2回目は午後2時40分から、スーパーラップは午後3時25分より行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA

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SGT:第6戦鈴鹿公式予選1回目結果

37th INTERNATIONAL POKKA 1000km -RIJ- (2008/08/23) Qualifying 1 Weather:Rainy Course:Wet
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
15001100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
松浦孝亮
BS102'07.474--163.996
2500222MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田 真孝
ドミニク・シュワガー
BS202'07.753 0.279 0.279163.638
3500317REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
塚越広大
BS52'08.421 0.947 0.668162.788
450041ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS2'08.457 0.983 0.036162.741
5500512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS+12'08.706 1.232 0.249162.427
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
カルロ・ヴァン・ダム
BS302'08.755 1.281 0.049162.364
7500735宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
脇阪薫一
BS302'08.917 1.443 0.162162.160
8500823XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
ファビオ・カルボーン
BS552'08.984 1.510 0.067162.076
950096ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
ロベルト・ストレイト
BS2'09.046 1.572 0.062161.999
105001018TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1102'09.112 1.638 0.066161.915
115001138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS552'09.144 1.670 0.032161.875
125001232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL2'10.241 2.767 1.097160.512
135001339DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
嵯峨 宏紀
DL+22'10.359 2.885 0.118160.366
145001424WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH352'11.514 4.040 1.155158.958
155001525ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH202'11.961 4.487 0.447158.420
16500163YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS+12'12.058 4.584 0.097158.303
17300177クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL402'22.43214.95810.374146.773
18300243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI852'23.27115.797 0.839145.914
19300395ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
国本 京佑
坂本 雄也
MI352'23.58316.109 0.312145.597
2030042プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
YH202'23.91916.445 0.336145.257
21300546MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI752'24.06416.590 0.145145.111
22300619ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部翼
関口 雄飛
YH102'24.41816.944 0.354144.755
23300781ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH302'24.92017.446 0.502144.253
24300866triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH+22'25.15817.684 0.238144.017
25300911JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
植田 正幸
YH2'25.57518.101 0.417143.604
263001033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+12'25.82018.346 0.245143.363
27300114EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下 昌揮
植松 忠雄
YH2'25.98918.515 0.169143.197
283001226ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
澤 圭太
YH2'26.16618.692 0.177143.024
29300137ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
松村浩之
YH452'26.39718.923 0.231142.798
303001452GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口 卓人
山内 英輝
KH+22'27.65220.178 1.255141.584
313001562WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤 治樹
密山 祥吾
YH+12'28.20920.735 0.557141.052
323001687アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原 宗之
行方 由久
YH+22'28.21920.745 0.010141.043
33300171184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
Guts 城内
栗原 正之
YH+22'28.69921.225 0.480140.587
34300185プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
筒井克彦
YH+22'29.60622.132 0.907139.735
3530019111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤 翼
ポール・イップ
KH+22'30.19522.721 0.589139.187
3630020170外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸 大
高見沢 一吉
YH2'31.44023.966 1.245138.043
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: GT500 2'16.833 / GT300 2'33.111)----
-300-88triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+22'27.10719.633-142.109
-300-666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
Takamori.com
KH+22'30.89623.422-138.540
-300-9ニッソーサービスC6
CHVROLET CORVETTE C6
谷川 達也
武井 寛史
松本 高幸
KH2'40.28132.807-130.428
-300-110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH2'42.31734.843-128.792
-300-*27石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
高崎 保浩
HK+22'27.55720.083-141.675
-300-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
YHAbsence---
  • CarNo.27は、国内競技車輌規則5.3.1.2)違反により、予選タイムを抹消した。
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

吉本 大樹、SUPER GT SERIES 第6戦 ポッカ1000Kmに参戦

吉本 大樹プレスリリース

吉本 大樹、SUPER GT SERIES 第6戦 ポッカ1000Kmに参戦

YOSHIMOTO.jpg   @アンリミテッド

この度、来る8月22日~24日にかけて鈴鹿サーキットにて開催されます「2008 SUPER GT 第6戦 第37回インターナショナルポッカ1000Km」に吉本 大樹がスポット参戦することが決定いたしましたので、取り急ぎご報告いたします。

 今回も昨年、一昨年に引き続き「Cars Tokai Dream28」からの参戦となり、吉本大樹は高橋一穂選手、加藤寛規選手の両ドライバーと共にレースに挑む事となります。

 昨年優勝を遂げた際と同じ体制での参戦となる今回も、Cars Tokai Dream28ならびに吉本大樹へのご声援の程、宜しくお願いいたします。

  <参戦概要>
_________________________________________

■ 参戦レース   : 2008 SUPER GT SERIES 第6戦 第37回インターナショナルポッカ1000Km
■ 開催日      : 2008年8月22日~8月24日
■ 開催サーキット : 鈴鹿サーキット(三重県)
■ クラス      : GT300
■ エントラント   : Cars Tokai Dream28
■車両名称     : プリヴェKENZOアセット・紫電(Car #2)
■ ドライバー    : 高橋一穂 選手・加藤寛規 選手・吉本大樹
 _________________________________________

●吉本 大樹 / Hiroki Yoshimoto
また頁夏の1000Kmがやってきました。今回もCars Tokai Dream28から3年連続で紫電を操らせて頂きます。高橋選手、そして加藤選手とペアを組ませて頂くくのも3年目。チームのチャンピオンシップを考えたうえでも非常に重要な一戦である1O00Kmで、昨年に次ぐ優勝、2連覇ヘ助っ人としての役劃をしっかりと全うしたいと思います。暑い鈴鹿で熱い声援をお願い致します。

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Formula Nippon

FN:フォーミュラニッポン2009年度カレンダー

 日本自動車連盟(JAF)が国際自動車連盟(FIA)に申請した2009年度の国際スポーツカレンダーが12日、明らかになった。(JAF2009年国際スポーツカレンダーを申請

 国内関係は、SUPER GTについては既報のとおりだが、フォーミュラニッポンは以下のスケジュールとなっている。

14/4~5富士
25/16~17鈴鹿
35/30~31もてぎ
46/27~28富士
57/11~12鈴鹿
68/8~9もてぎ
78/29~30オートポリス
89/26~27SUGO

 この暫定カレンダーによると、2009年のフォーミュラニッポンも今年同様全8戦。4月5日決勝の富士スピードウェイで開幕し、9月27日には早くも最終第8戦のSUGOを迎える。

 2007年に初開催され今年で2年目を迎えた岡山ラウンドがカレンダーから消え、2006年に一度だけ開催されたオートポリスが復活した。

 また、例年鈴鹿での3戦目として行われる最終戦は、今年に限り秋からの本格的な改修工事のために開催されないとされていたが、改修が終了した来シーズンも、今年同様鈴鹿は2戦での開催となる模様だ。

Text: Yoshinori OHNISHI

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第2レース記者会見

優勝 荒聖治(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r06_r2_pc_ara  「リバースグリッドだったので、ちょっと申し訳ない優勝だと思います。スタートもうまくいきましたし、最後まで集中して走ることができましたし、楽しかったです。金曜日からクルマの調子は良かったですが、予選をミスってタイムがでなくて、チームには申し訳ありませんでした。だから、第1レースでなんとか7位か8位に入りたいと思っていました。1日中忙しくてドライバーも大変なんですけど、リバースグリッドを生かして結果を残せたのは非常に嬉しいです。ありがとうございます。最後はギャップがあったので追いつかれないだろうと思っていましたが、オーバーステアがきつくてコントロールするのが難しかったですね」
決勝2位 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
fn_r06_r2_pc_matsuda  「前回の鈴鹿ではスタートが並だったんですけど、今回は1レース目も決められたし、2レース目でも自信がありました。スタートでは1台しかかわせなかったんですけど、混戦の中で5コーナーまでに何台も抜くことができました。去年終盤、クルマが決まらなくて予選11位から決勝5位とかの接戦をやっていたので、その経験が役にたったのかなと思います。でも、金石選手はなかなか抜けなかったです。ホンダエンジンはトヨタに比べて2速から4速のピックアップがいいので、追いつくことはできるんですが、スリップにつけなくて差し切れなかったです。そうしたら駆動系にトラブルが出てきたのが解ったんですが『どこを走るの?』というブロックをされたので、びっくりしました。こういう面白いレースをしているのでリバースグリッドも悪くはないと思います。ぼくがポールポジションを獲っても、優勝してもメディアの露出が少ない感じがします。昔、高木虎之介さんが勝ちまくってたときや連続ポールを取ってたときはすごく出てたのに、なんでぼくの場合出ないのかなと思って寂しいですね。これだけ勝ってもオートスポーツの表紙になったこともありませんし。こいうのはフォーミュラ・ニッポンに出ているみんなが思っていることなので、リバースグリッドという新しい試みを、もっとメディアの皆さんにアピールしていただけたらと思います」
決勝3位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
fn_r06_r2_pc_oliveira  「2レース目もスタートが良くて、1コーナーに入るまでに6位から4位まで上がることができました。1コーナーではインサイドにいました。ここはアウトサイドにクルマがいると難しいんですが、松田選手がアウトサイドにいたので彼は幸運でしたね。5コーナー手前では前でやりあっているクルマがいて、それを見てたら本山選手がシンカンセンのようなスピードで追い抜いていってやっぱり止まりきれずに真っ直ぐ行ってしまったのもラッキーでした。その後は、前に付いていくように走っていたんですが、金石選手は抜けないと思ってたのにトラブルが出てくれて、前に出ることができました。第2レースも自分にとってはいいレースでしたね」
優勝チーム監督 舘信秀(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r06_r2_pc_tachi  「今回はロッテラーにとっては重要なレースだったので、荒には申し訳ないんだけど、彼の方に気持ち的には入れ込んでいました。ロッテラーは昨日のスピンからペースを失ってしまって、がっかりしてたところを2レース目を荒が勝ってくれたので、いい気分で帰ることができます。シーズン後半、荒は練習からトップ10に入るスピードは出しているんですが、イマイチ歯車がうまく組み合わなくて結果を残してないので、リバースグリッドの2レース目とはいえ、勝ちは勝ちでいい仕事をしたので褒めてあげたいと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第1レース 記者会見

優勝 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r06_r1_pc_duval  「いいレースでした。スタートは普通でしたが、金石選手にいいスタートを切られてしまいました。自分のクルマのバランスが良かったので、なんとか金石選手を抜くことができました。松田選手も抜こうと思ってたところでセーフティーカーが入って、退いた後は、タイヤが汚れていた関係でしばらくタイムが上げられませんでした。でもクルマのバランスが良かったので、プッシュして松田選手をオーバーテイクすることができました。夏にかけての3週間でクルマのバランスも良くなってきています。松田選手を彼のトラブルでなく抜けたのは、チームのハードワークとプッシュの結果だと思います。ランキングに関してはトップには立つのは難しいので、2位を確実に狙って行きたいと思います」
決勝2位 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
fn_r06_r1_pc_matsuda  「朝のフリー走行のときナカジマレーシングの2台がありえないタイムで走っていたので、燃料搭載量は解らないんですが、ぼくも頑張って走ってるのに見えないタイムだったので、不安でした。それでもそんな状況の中でクルマをアジャストをしました。スタートを決めるのが第一の仕事だったのですが、うまくいきましたね。その後デュバル選手が速いペースで迫ってきたので1ピットなのかなと思いました。ぼくの方は、昨日の予選からそうなんですが、決勝で燃料を積んだときもフルブレーキしたときにリアがロックする問題が改善されずに、リアタイヤもずるずるでした。セーフティーカーが出てくれてタイヤのヒートを抑えられたのは、ぼくにとっては幸運でした。そこから残り周回も少ないので、抜かれないように頑張ったんですけど、抑えられるような状態じゃなくて、フェアな戦いでしたけど、デュバル選手に抜かれたのは悔しいです。今回は金曜日から負けていましたね」
決勝3位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
fn_r06_r1_pc_oliveira  「ピットストップがないレースはピット戦略がないので、スタートが重要だと思っていました。1コーナーに4位に入れたのでうまくいったかなと思います。デュバル選手について走っていたんですが、金石選手が遅くて彼がひっかかっていました。彼が金石選手を抜いたので、それに乗じてぼくも5コーナーで抜けるタイミング来たのでそこで抜いて3位に上がりました。3位に上がってからはペースをキープしていました。デュバル選手は速かったので松田選手を狙っていたんですが、同じようなペースなので、追い抜くのは難しいかなと思いました。特にハイスピードコーナーでスピードが乗らなかったので、3位という結果には十分満足しています。2レース制はドライバーにはきついですね。日曜日はスケジュールが一杯で時間がないし、午前中のフリー走行後はイベントに出なければいけないし、ランチを食べる時間もありません。いろんな環境に順応する能力も必要なので、自分が順応すればいいんですが、改善されるなら変更してほしいですね」
優勝チーム監督 中嶋悟(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r06_r1_pc_nakajima  「ご覧のように優勝できました。小暮君のほうはクラッチに問題があって残念でした、というところです」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

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Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ決勝記者会見

全日本選手権クラス

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優勝 国本京佑(TDP TOM'S)
 「優勝できて嬉しいです。昨日はスタートを失敗しましたが、平常心を保てば普通にスタートできるので、それを心がけていたんですけど、正直スタート前は緊張してどきどきしていました。昨日はぼくがカルロの後ろにいて差を詰めることができなかったんですが、逆の立場になって、後ろに着けるとどこが辛いかわかっていたので、その部分で引き離すことができました。タイトル争いのことは考えていなくて、1戦1戦ベストの状態で戦うことだけを考えています」
決勝2位 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
 「難しいレースでした。今日も2位からのスタートでしたが、ホイールスピンをしてしまって前に出ることができませんでした。もてぎは抜きにくいコースなので、スタートで全てが決まってしまいましたね。レース自体、エキサイティングではなかったですがポディウムに上がれたのは良かったと思います。金曜日は難しい状態でしたが、徐々に良くなってきて、昨日も勝てて、今日も2位でポイントを取れましたし。次の富士で4位以上に入ればチャンピオンになれるそうなので、決められれば決めたいです。富士にはあまりいい思い出がないんですが、チャンピオンが決まれば、大好きなコースになると思います」
決勝3位 井口卓人(TDP TOM'S)
 「昨日と同じ3位なんですが、昨日チームメートに離されてしまったという問題が克服できたので、満足できる3位だと思います。次の富士は開幕戦で連勝していますし、好きなサーキットなので、最後まで諦めないで全力でプッシュして行きたいと思います」
ナショナルクラス

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優勝 アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)
 「昨日に続き、いい流れでレースをできました。スタートを決めてリードできたので、ミスせずにレースをコントロールすれば抜かれないと思っていました。山内選手とクラスチャンピオンを争っていますが、毎戦プッシュしてポイントを積み重ねて行った結果がチャンピオンと思っていますので、今後もそうしていけばチャンピオンを獲れるのではないかと思っています」
決勝2位 山内英輝(SPILIT TOM'S)
 「今日もスタートで抜かれてしまいました。普通のスタートが切れたのに、それ以上にインペラトーリ選手のスタートが良かったです。その後は、毎周毎周プッシュし続けたんですが、終盤は少しずつ離されていってので、とても悔しく思っています。昨日と同じように走っていても何の意味もないと思ったので、昨日の夜考えてたことを試してみたんですが、それもうまくいきませんでした」
決勝3位 ザヒール・アリ(PTRS)
 「久しぶりの表彰台でした。予選が良くなかったのでスタートを重視してたんですけど、それがうまく決まって山内選手もパスできそうでしたが、ミスをして前に出ることができませんでした。それがちょっと残念でしたが、3位という結果には満足しています。次の富士は抜きやすいコースなので、もっといいレースができるのではなかと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第2レース 荒聖治が初優勝! 2位に松田次生

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦第2レースは、スタートでトップに立った荒聖治(TOM'S)がそのまま逃げ切り初優勝を飾った。2位には松田次男(IMPUL)、3位にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)が入った。

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 全日本F3決勝レース中、隠れていた太陽が再びフォーミュラ・ニッポンのフォーメーションラップ直前に顔を出した。15時45分、ポールシッターの土屋武士(DANDELION)を先頭に第2レースのフォーメーションラップが始まる。第1レースで激しくクラッシュした平手晃平は、胸椎を骨折した模様で参加していない。また、伊沢拓也(ARTA)はピットスタートでピット出口に待機。ロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)もガレージに入ったままだ。

 1周を回って17台のマシンがグリッドに着く。スタートではなんとポールシッターの土屋がエンジンストール。土屋をかわしつつ後続が1コーナーへ。ホールショットは予選2位の荒聖治(TOM'S)だ。2位には金石年弘(5ZIGEN)。3位にはこの混乱に乗じて7位スタートの松田次生(IMPUL)が上がってきた。4位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、5位は立川祐路(CERUMO/INGING)。

 2周目、小暮卓史(NAKAJIMA)が4コーナー立ち上がりでスロー走行。アンダーブリッジ下でマシンを止めた。

 荒が逃げる。3周終わって2位金石との差が3秒。金石以下は3位松田、4位オリベイラ、5位立川、6位本山哲(LeMans)、7位ロイック・デュバル(NAKAJIMA)とここまでが1列縦隊。4周目、デュバルが本山をかわし7位に上がった。

 6周目ブノワ・トレルイエ(IMPUL)が1コーナーでスピンアウトしてグラベルへ。これを避けようと井出もグラベルに飛び出し両者リタイアした。

 レース半分の10周を終わってトップ荒と2位金石との差は4秒2と広がった。金石が3位以下を押さえ込んでいる格好だ。松田も再三金石に仕掛けるがなかなか抜けない。

 15周目90度コーナーで2位の松田が3位金石に並びかける。しかし金石が強引に松田を押さえにかかると、その背後に4位のオリベイラ、5位の立川、6位のデュバルまでが迫る。そしてこの5台はもつれるように1コーナーから2コーナー、3コーナーから4コーナーへ。そして16周目の5コーナーでついに松田が金石の前にでた。

 17周目の1コーナーで金石がスローダウン。3位には代わってオリベイラが上がってきた。4位立川。その後方5位のデュバルも18周目にペースダウン、本山らに次々とパスされ下位に沈んでゆき、ついに堪らずピットイン。ガレージにマシンを入れリタイアとなった。

 20周目、トップ荒と2位松田の差は4秒2。少しずつ松田がトップとのタイム差を削っていくが残りは3周。21周目、この差は3秒1。22周目2秒1。

 そしてファイナルラップ。追う松田、逃げる荒。しかし、届かず。荒がフォーミュラニッポン初優勝を飾った。2位に松田、3位にオリベイラ、4位立川、5位本山。ここまでがポイント獲得で、以下松浦孝亮(DANDELION)、7位アンドレ・ロッテラー(TOM'S)、8位石浦宏明(LeMans)と続いた。

 次回の第7戦は8月31日、富士スピードウェイに舞台を移して争われる。果たして最終戦を残しての松田次生のチャンピオン獲得はなるか?

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第2レース結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-10) Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
137荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2337'33.979
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J231.271
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J239.017
448立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J2310.684
57本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J2317.163
640松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E2319.350
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2320.236
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2320.643
967ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J2321.014
106吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E2328.352
113横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2328.873
1256伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E2329.499
1347ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J2330.438
1441土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E2331.061
-------- 以上規定周回(20 Laps)完走 --------
-31ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E185Laps
-5金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E167Laps
-55井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E518Laps
-2ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J518Laps
-32小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E122Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.41 土屋武士(DANDELION) 1'36.424 (3/23) 179.26km/h
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Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ決勝 国本京佑がポールトゥウインで今季2勝目!

 全日本F3選手権第14戦は10日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした国本京佑(TOM'S)がそのまま逃げ切って優勝した。ナショナルクラスは、昨日と同様予選クラス2位のアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)がスタートでクラストップに立ちそのまま優勝した。

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 フォーミュラ・ニッポン決勝第1レースが始まる頃、顔を出していた太陽もすっかり隠れ、全日本F3選手権決勝のスタート時、ツインリンクもてぎの上空は再び雲に覆われた。

 14時20分、オンタイムでフォーメーションラップが始まる。1周を回って全車グリッドに整列。スタートが切られた。

 スタートを制したのはポールポジションの国本京佑(TOM'S)。2位に予選順位のままカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)、3位も同じく井口卓人(TOM'S)。今日の国本はトップをヴァン・ダムに譲らなかった。4位、5位はホンダ勢の中山友貴(Real)とスタートで一つ順位を上げた山本尚貴(Real)、6位に中山にかわされたケイ・コッツォリーノ(NOW)と続く。

 ナショナルクラスは、またしてもアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)が、クラス予選トップの山内英輝(TOM'S)をかわしてトップで1コーナーに。山内はクラス2位、クラス3位には予選クラス5位のザヒール・アリ(PTRS)が上がってきた。

 レースはトップ3台が1秒前後の間隔で、4位以下を引き離す展開となる。

 11周目カルロ・ヴァン・ダムが1'47.698でそれまで国本がマークしていたファステストラップを逆転。14周目、には国本が1'47.693とヴァン・ダムからファステストラップを奪い返した。しかし16周目、今度は井口卓人が1'47.603でファステストラップタイムを更新した。F3はファステストラップにも1ポイント与えられるため、コース上の順位以外にこのトップ3台によるファステストラップの攻防が興味深い。

 レース終盤に向けてトップの国本がペースアップ。13周目には2位ヴァン・ダムとの差が2秒以上に開いた。3位井口はさらにヴァン・ダムの後方1秒差。4位の山中までは8秒弱と大差になった。

 レースはこのまま終了。7周目に9位の安田裕信が8位の嵯峨宏紀をパスした以外、順位の変動がないという退屈なレースとなった。優勝は国本、2秒9遅れて2位にヴァン・ダム、3位に井口と昨日と同様トムスの1-2-3。ヴァン・ダムのチャンピンはこのレースでは決まらなかった。

 ナショナルクラスも、スタート順位のまま。クラストップにインペラトーリ、僅差の2位に山内、3位にアリが入った。

 次回第15戦、16戦は富士スピードウェイに舞台を移して8月30、31日に行われる。恐らくヴァン・ダムのドライバーズチャンピンが決まるであろう富士に注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/10) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2036'09.958
21Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE202.904
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE203.659
48C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2013.073
57C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2015.985
633Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE2019.055
72C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C2021.086
812C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V2021.987
962C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2025.000
1020Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE2049.443
1138N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE2049.976
1219Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE2052.213
1318N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE2056.691
1463N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE2057.201
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE191 Lap 
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE191 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap: CarNo.37 井口卓人(TDP TOM'S) 1'57.603 (16/20) 160.64km/h
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第1レース ロイック・デュバルが逆転優勝!

 フォーミュラ・ニッポン第6戦決勝第1レースが10日、ツインリンクもてぎで行われた。レースは、セーフティーカーが入る荒れた展開のなか、予選2位からスタートしたロイック・デュバル(NAKAJIMA)がペースカーが退いた後、トップを走る松田次生(IMPUL)をパス。今シーズン2勝目を飾った。

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 決勝レースの行われるもてぎは朝から曇り。しかし午後になって時々太陽も顔を覗かせるようになった。正午過ぎの気温は31度、路面温度は39度だが、フォーメーションラップ時にはさらに上昇するものと思われる。12時45分、第1レースのフォーメーションラップが始まった。全車1周を回ってグリッドに着く。

 スタートを制したのはポールシッターの松田次生(IMPUL)。予選2位の小暮卓史(NAKAJIMA)はスタートをミス。素晴らしいロケットスタートを決めたのは予選5位の金石年弘(5ZIGEN)でロイック・デュバル(NAKAJIMA)、石浦宏明(LeMans)の横をすり抜け2位に躍り出た。3位はデュバル、4位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、5位に立川祐路(CERUMO/INGING)、小暮は6位に落ちた。

 後方では予選8位のロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)と本山哲(LeMans)が接触。クインタレッリはコースアウトしてリタイア。本山はピットインしてノーズを交換した。また、横溝直輝(KONDO)が2ndアンダーブリッジでストップしてリタイア。ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)もピットインしてタイヤを4本交換した。

 3周目、トップ松田と2位金石の差は1秒強。金石以下は混戦だ。3位のデュバルが金石に仕掛けるがインを閉められてなかなか抜けない。その間、松田は後方との差を広げ始める。

 7周目の3コーナー、再三のアタックを仕掛けていたデュバルが金石のインを差し、ついに2位に躍り出た。金石は続くコーナーで、4位のオリベイラ、5位の立川にもかわされ5位に落ちた。

 2位に上がったデュバルのタイムがトップ松田より0.8秒ほど速い。3秒ほどあった差は急速に縮まり、10周を過ぎたあたりでテールトゥノーズとなった。

 ここで大きなアクシデントが発生! 15周目、5コーナー手前のストレートで、伊沢拓也(ARTA)をかわそうとした平手晃平(IMPUL)のマシン接触。平手のマシンは伊沢の後輪に乗り上げて宙を舞い、5コーナーのグラベルを飛び越えてウォールに激突した。この接触でパーツがトラック上に散乱したため、セーフティーカーがコースに導入された。平手と伊沢はリタイア。

 19周を回ってセーフティーカーがピットイン。レースが再開された。トップは松田、2位デュバル、3位オリベイラ、4位立川、5位小暮、6位金石、7位荒聖治(TOM'S)、8位土屋武士(DANDELION)の順で1コーナーへ。

 再スタート後、開いていたトップの松田と2位デュバルの差が縮まり始める。そして、25周目の90度コーナーでデュバルが松田のインを差し、ついにトップに立った。松田は2位に落ちる。

 レースはこのまま34周を走って終了。トップ、デュバルは松田をパスしてからはペースアップ、結局2位以下を6秒以上離して優勝した。2位に松田、3位にオリベイラ、4位は小暮の追撃をかわした立川、5位にその小暮、6位金石、7位荒。

 レース終盤を盛り上げたのは第2レースのポールポジションとなる8位争い。セーフティーカー導入時にピットインしてタイヤを交換した本山がニュータイヤで最後尾から前車を次々とパス。ついに29周目の1コーナーで前を走る松浦孝亮(DANDELION)をパスして9位に上がると次は8位の土屋に狙いを定める。本山は32周目で土屋のテールに張り付くと各コーナーで土屋に仕掛ける。しかし、ファイナルラップに入っても土屋に巧みにかわされ抜けず。土屋が8位。本山の2戦連続第2レースポールポジションの夢は費えた。

 この優勝でデュバルは選手権ポイントでアンドレ・ロッテラー(TOM'S)と並んで同ポイントの2位となった。

 第2レース決勝は15時45分より23周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第1レース結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-10) Race 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E3459'23.652
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J346.146
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J347.840
448立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J349.104
532小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E349.394
65金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E3423.843
737荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J3426.021
841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E3426.256
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J3426.513
1040松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E3431.724
1136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J3435.223
1255井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E3437.848
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J3438.411
146吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E3439.172
152ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J3459.711
-------- 以上規定周回(30 Laps)完走 --------
-56伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1420Laps
-20平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1420Laps
-*67ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1321Laps
-3横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J133Laps
-47ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J034Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.67 ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING) 1'36.793 (5/13) 178.58km/h
  • 第5コーナーにおけるクラッシュ及び清掃のため、15周終了時から3周回セーフティーカーを導入した。
  • CarNo.67は、2008年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則32条12.6)(ピット作業違反)により訓戒とした。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行2回目 横溝直輝がトップタイム、松田次生は7位

 8時15分、予定通り日曜日朝のフリー走行が始まった。もてぎは曇りで太陽は顔を見せていないが、今日も蒸し暑い1日になりそうだ。

 序盤、昨日の予選で惜しくも2位の小暮卓史(NAKAJIMA)が、1分35秒534でトップに立ち、上位陣は35秒台後半でのフリー走行が推移する。

fn_r06_f2_yokomizo  中盤、横溝直輝(KONDO)が、1分34秒441でトップに立つ。2位にはロイック・デュバル(NAKAJIMA)が上がり、小暮は3位とナカジマ勢が2-3。4位がロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)、5位伊沢拓也(ARTA)、6位アンドレ・ロッテラー(TOM'S)、ポールポジションの松田次生(IMPUL)は1分35秒824とトップから1秒383の遅れの7位。

 終盤、昨日朝のフリー走行と同じく、中盤からタイムアップするドライバーはほとんどいない。上位陣はそのままの順位でフリー走行が終了した。

 全般的にトラックが滑りやすそうで、スピン、コースアウトをするマシンも多く、終了5分前にはブノワ・トレルイエ(IMPUL)が3コーナーでコースアウト。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラも終了直前にスピンをしてしまった。

 午後からの、第1、第2レースで松田が連勝し、ロッテラーが無得点、平手晃平(IMPUL)が8点以下、デュバルが10点以下なら残り2戦を残して松田の年間ドライバーチャンピオンが決定する。注目の決勝は12時45分より第1レースが34周で、15時45分より23周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行2回目結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-10) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
13横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.441--183.02
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'34.5590.1180.118182.80
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'34.7560.3150.197182.42
467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'35.1760.7350.420181.61
556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'35.3850.9440.209181.21
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'35.6521.2110.267180.71
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'35.8241.3830.172180.38
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'35.9031.4620.079180.23
947ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'35.9541.5130.051180.14
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'35.9961.5550.042180.06
117本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'36.0201.5790.024180.01
124ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'36.0781.6370.058179.91
1355井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'36.1751.7340.097179.72
1448立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'36.1901.7490.015179.70
1520平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'36.2361.7950.046179.61
1640松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'36.2781.8370.042179.53
172ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'36.3871.9460.109179.33
1841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'36.4031.9620.016179.30
195金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'36.5242.0830.121179.07
206吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'37.5643.1231.040177.17
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

JF3:第13戦もてぎ決勝 記者会見

全日本選手権クラス

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優勝 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
 「楽しかったです。スタートに集中していました。2位でしたのでラインが滑りやすかったのですが、うまくジャンプアップできました。ここは抜きにくいのでスタートでうまくいったことが全てだと思います。レース中はクルマもいいフィーリングで、ペースも良くて、ギャップも築けました。最後まで勝利の確信はもてませんでしたので、最後までプッシュして走りました」
決勝2位 国本京佑(TDP TOM'S)
 「せっかくポールポジションを獲れたのに、スタートは失敗してないんですけど、カルロがぼくよりもいい反応で、今日は負けてしまいましたね。レースは毎週プッシュしていたんですけど、ぼくよりもカルロが速くて、最後は離されてしまいました。明日もポールポジションからのスタートなので、普通にスタートを切れれば今日のような結果にならないと思います。明日は必ず優勝します」
決勝3位 井口卓人(TDP TOM'S)
 「スタートは上位3台とも同じような状況で、差が付くこともなくスタートできました。レース中は、チームメート2台との差が広がってしまって、それが一番大きな問題でした。後ろにからも迫られていましたが、もてぎは抜きにくいサーキットなので、それは考えずに、自分なりにプッシュはしてなんですけど、前との差が広がってしまった感じです。練習中からドライビングの問題でチームメートとの差があって、それをレース中にいろいろ考えて試した結果、最後はタイムが安定しました。明日もクラス2位からのスタートですが、後ろに落ちてしまうともてぎでは前のクルマをパスできないので、スタートでいかに前に出るかが重要ですね」
ナショナルクラス

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優勝 アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)
 「いいレースでした。カルロと同じでスタートが重要だと思っていたので、うまくいって、良かった。前半はプッシュして後ろとのキャップを稼ごうと思っていましたが、それができないことがわかった時点で、勝つよりも安定したペースでポイントを狙いに行ってたんです」
決勝2位 山内英輝(SPILIT TOM'S)
 「スタートは普通に切れたんですが、インペラトーリ選手のほうがスタートがよくて、前に出られて、その結果がこの2位ということです。明日は前に出れればそのままゴールできて全然負けないと思います。スタートに集中していきたいと思います」
決勝3位 松下昌揮(AIM SPORTS)
 「今年は、スタートしか見せ場がないのです。今日も1台パスすることができて、ポジションが上がりました。予選からデフのトラブルが出ていてメカニックは予選で治してくれたんですけど、50秒台に落ちたラップからその症状が出てきたみたいです。クルマのバランスは悪くなかったので、前のクルマについていけなくて残念でした。抜かれるとは思ってなかったんですが、後ろで2台がやりやってくれたので、3位でもしかたがないかなと思います。これで5回連続でポディウムに乗っているので、明日も乗りたいですね」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ 予選記者会見

ポールポジション 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
fn_r06_q_pc_matsuda 「昨日の練習から小暮選手に見えないようなタイムを出されてたような状況から、エンジニアと相談しながらいろいろと妥協点を見出して、今朝は少し良くなりました。リアのブレーキがナーバスでブレーキがロックする状況でしたが、1分33秒台に入る自信はありました。でも、リアがロックするのを改善できれば、小暮選手に近いタイムが出せるんじゃないかと思っていました。データーを見ながら、エンジニアとぼくとでいろいろ考えていて、それが最後の予選でうまくはまったので、すごく嬉しいです。気温が下がってタイヤの暖め方が難しかったので、もう1周行こうかと迷いました。ターゲットが小暮選手なんで、彼の後にピットアウトしました。小暮選手には、負けるかも知れないと思いましたが、ぼくの感じだと2周目は1周目にタイヤを使いすぎるとだめだったので、守れるんじゃないかという感じはありました。明日はナカジマレーシングの2人が後ろにいて、ナカジマレーシングのほうがクルマは決まっている感じがあるので手ごわいですが、スタートを決めて負けないように頑張ります」
予選2位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r06_q_pc_kogure  「いままで松田選手にとどかなかったんですが、走り初めからバランスをとっていくうちに、クルマが自分の思うようなフィーリングになってきました。Q3では路面温度が下がったのでセッティングをアジャストしたんですけど、フロントタイヤの温め方が難しくてアンダーが強く出てしまいました。タイム差が0.1秒もなかったので、長い間レースをやってきたなかでも悔しい予選です。リアタイヤがV字やヘアピンで全然トラクションがかからなくて、それでもクルマの向きは変わるので、姿勢は作れるんですけど、最終コーナーの縁石にタイヤをひっかけすぎて、タイヤの内側が汚れ、これが次のコーナーで外側にくるのでアクセルを踏むのが遅れてしまいました。それでもベストの走りはできたと思います。チームもいい流れできていますし、明日はポジション的には悪くないので、今シーズン初の表彰台と優勝を目指して頑張ります」
予選3位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r06_q_pc_duval  「昨日1日でクルマを良くできなかったので、ポールポジションが取れないのは昨日の時点で決まっていたと感じています。ただ今日午前中、若干クルマが良くなったので、そういう意味では、予選3位に入れて自分としては満足しています。予選でロッテラー選手が後ろに下がったし、チャンピオンシップのランキング2位を狙っているので、チャンピオンシップのためにも明日はいいレースができればと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

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Japanese F3

JF3:第13戦もてぎ決勝 カルロ・ヴァン・ダムが今季6勝目で年間チャンピオンに王手!

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 全日本F3選手権第13戦は9日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、スタートでトップに立ったカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)がそのまま逃げ切り今季6勝目を飾った。ナショナルクラスもスタートで前に出たアレキサンドラ・インペラトーリが逃げ切り今季4勝目を飾った。

 フォーミュラニッポンQ3終了間際にぱらぱらと降った雨も上がり気温も下がり気味となった15時35分、全日本F3第13戦決勝のフォーメーションラップが始まる。各車1周を回ってグリッドにロックオン。

 スタートを制したのは予選2位のカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)。決して悪くないスタートを切ったポールポジションの国本京佑(TOM'S)のイン側からするすると前に出、1コーナーでホールショットを奪った。2位には国本、3位に井口卓人(TOM'S)、4位に中山友貴(Real)、5位に山本尚貴(Real)、6位にケイ・コッツォリーノ(NOW)と続く。

 レース中盤まではトップ、ヴァン・ダムと2位国本は1秒程度の差。しかしその後、国本との差を徐々に開き始め10周過ぎには2秒差まで広がった。ヴァン・ダムは、13周目にはこのレースのファステストラップも叩き出し、終わってみれば規定周回の14周を走って2位との差を3秒6まで広げて磐石の今季6勝目を飾った。2位には国本が3位は井口が入り、いつもの見慣れたトムス1-2-3という結果となった。4位以降もスタート順のままで4位に中山、5位に山本、6位にコッツォリーノと退屈なレースになってしまった。

 ナショナルクラスは、またしても予選クラストップタイムの山内英輝(TOM'S)が同クラス2位のアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)にかわされ、結局このままの順位でゴールを迎えることとなった。クラス優勝はインペラトーリ、2位に山内、3位には松下昌揮が入った。

 優勝のヴァン・ダムは2位以下との選手権ポイントをさらに広げ、明日にも年間チャンピオンの決まる可能性が高くなった。明日の第14戦は、14時20分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ公式予選総合結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008/08/09) Knock Out Total Weather:Fine-Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.7251'33.5891'33.338
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.6811'33.4041'33.394
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.8981'33.7831'33.718
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.4851'33.9691'33.835
55金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0061'34.0301'33.849
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2521'34.1581'33.973
748立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.5301'34.1571'34.005
847ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.1181'33.6701'34.672
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.4711'34.159
103横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2691'34.164
1141土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.3221'34.206
1237荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.4301'34.340
1356伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'34.5461'34.350
1467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.2961'34.462
1520平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'34.5051'34.510
162ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.652
1740松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.670
18*36アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.728
196吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.090
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'36.168
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.36は、2008年ツインリンクもてぎ4輪一般競技規則書第38条~2)違反により、訓戒とする。(Q1)
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Japanese F3

JF3:第13戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/09) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 13 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1425'03.741
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE143.685
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE148.697
48C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1416.530
57C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1417.422
633Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1418.984
762C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1421.884
82C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1422.388
920Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1438.697
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1439.171
1118N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1446.615
1263N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1447.698
1319Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1448.604
1474N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE141'22.451
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE131 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 --------
-12C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V014 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S) 1'46.472 (13/14) 162.34km/h
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウト予選 松田次生、薄氷の6連続ポールポジション!

fn_r06_q_matsuda  フォーミュラ・ニッポン第6戦は9日、ツインリンクもてぎで決勝でのグリッドを決めるノックアウト予選を行い、松田次生(IMPUL)が小暮卓史(NAKAJIMA)の追撃をかわし、開幕からの6連続ポールポジションを獲得した。

 明日の決勝グリッドを決めるノックアウト予選は定刻14時より始まる。ツインリンクもてぎ上空には強いが吹き始め、体感温度だけでなく、実際の気温も下がってきたようだ。

ノックアウトQ1

 まずは、全車フリー走行で使用したと思われるユーズドタイヤでコースイン。Q1中盤では、荒聖治(TOM'S)が1分34秒570でトップタイム。2位にアンドレ・ロッテラー(TOM'S)とトムス1-2。3位にロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)、4位に連続ポールのかかる松田次生(IMPUL)がつけている。

 Q1終了5分前、小暮卓史(NAKAJIMA)がニュータイヤに履き替え他車に先駆けてタイムアタックを開始。1分33秒681を叩き出しトップに立った。

 Q1終了間際、他のマシンもニュータイヤを投入してのタイムアタックが始まる。アンドレ・ロッテラーが各セクターでベストタイムを更新して最終ビクトリーコーナーに差し掛かるがなんと、ここでコースアウト。ピットには戻ってきたがタイムアウトで再アタックできず。

 この間、松田が1分33秒725を出したが、小暮には僅差で届かず2位。3位にはロイック・デュバル(NAKAJIMA)がつけた。

 結局、このQ1でドライバーズポイントで2位につけているロッテラーがノックアウト。他にはブノワ・トレルイエ(IMPUL)、松浦孝亮(DANDELION)、吉本大樹(5ZIGEN)、井出有治(ARTA)がこのセッションで消えた。

ノックアウトQ2

 10分間のインターバルの後、14時30分、10分間で争われるQ2が始まる。このセッションは全車ニュータイヤを履いてワンアタックでの争いとなる。

 トップタイムは、小暮で1分33秒404。ここでも松田は1分33秒589と僅差で2位に甘んじた。いよいよ松田の6連続ポールポジションに黄信号か?

 ルーキーでここまで全てQ3まで進出していた前戦第2レース優勝者、平手晃平(IMPUL)がアタックに失敗しこのQ2で消えた。

ノックアウトQ3

 Q2終了後、もてぎ上空に雲が広がってきた。近くでは大雨が降っているとの情報もあり、Q3での空模様が心配される。

 ここでも10分間、ワンアタックでの争いになると思われる。開始5分過ぎ、小暮のコースインを見て松田も追う様に小暮の後ろにつける。小暮、松田の順にタイムアタック開始。アタックラップを回って小暮がコントロールラインを通過。1分33秒636。その直後、松田もコントロールラインを通過。1分33秒338。松田、ついにこの最終セッションでトップに立った!

 しかしこれで終わらない。小暮が計測2周目もアタックを継続。なんとこのセッションベストとなるタイムでセクタ1、セクタ2、セクター3を通過。そしてセクター4。観衆注目のなか、コントロールラインを通過した。1分33秒394……。最終セクターでタイヤが終わったのか惜しくも逆転はならなかった。

 これで松田次生が辛くも6連続ポールポジションを達成。連続ポールポジションの記録を更新するとともに、高木虎之介の持つ年間ポールポジション記録に並んだ。

 3位にはデュバルが、4位には石浦宏明(LeMans)、5位には金石年弘(5ZIGEN)と続いた。

 10日、明日の決勝は12時45分より第1レースが34周で、15時45分より23周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウトQ3結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-09) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.338--185.19
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.3940.0560.056185.08
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.7180.3800.324184.44
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.8350.4970.117184.21
55金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'33.8490.5110.014184.18
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'33.9730.6350.124183.94
748立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.0050.6670.032183.87
847ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.6721.3340.667182.58
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウトQ2結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-09) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.404--185.06
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.5890.1850.185184.69
347ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'33.6700.2660.081184.53
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.7830.3790.113184.31
58石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.9690.5650.186183.94
65金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0300.6260.061183.82
748立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.1570.7530.127183.58
84ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.1580.7540.001183.57
---- 以上Q2進出 ----
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.1590.7550.001183.57
103横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.1640.7600.005183.56
1141土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.2060.8020.042183.48
1237荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.3400.9360.134183.22
1356伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'34.3500.9460.010183.20
1467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.4621.0580.112182.98
1520平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'34.5101.1060.048182.89
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウトQ1結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-09) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.681--184.51
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.7250.0440.044184.42
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.8980.2170.173184.08
45金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0060.3250.108183.87
547ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.1180.4370.112183.65
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2520.5710.134183.39
73横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2690.5880.017183.36
867ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.2960.6150.027183.31
941土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.3220.6410.026183.25
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.4300.7490.108183.05
117本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.4710.7900.041182.97
128石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.4850.8040.014182.94
1320平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'34.5050.8240.020182.90
1448立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.5300.8490.025182.85
1556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'34.5460.8650.016182.82
---- 以上Q2進出 ----
162ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.6520.9710.106182.62
1740松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.6700.9890.018182.58
1836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.7281.0470.058182.47
196吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.0901.4090.362181.77
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'36.1682.4871.078179.74
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

JF3:第13,14戦予選 国本京佑が初のポールポジションを決める!

 全日本F3第13,14戦予選が9日、ツインリンクもてぎで行われ、国本京佑(TOM'S)が両戦とも自身初のポールポジションを獲得した。

 全日本F3予選は、11時15分より30分間にわたって行われた。全日本クラスが30分間、ナショナルクラスが開始から20分間での争いとなる。

 開始早々、全車がコースイン。最初の10分過ぎたあたりでトップタイムをマークしたのはカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)でタイムは1分46秒927。2位には国本京佑(TOM'S)が1分47秒183と僅差で続き、3位には中山友貴(Real)と4位の井口卓人(TOM'S)のトムス勢の間に入った。

f3_r13_yamauchi  全日本クラスは各車5~6周走行して一旦ピットに戻り、ナショナルクラスの予選終了後、最後の10分間にかける。そのナショナルクラスは、山内英輝(SPILIT TOM'S)が1分48秒654でトップに立ち、2位には僅差でアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)。3位には安岡秀徒(ルボーセ)が入った。

f3_r14_q_kunimoto  予選終了前10分、ここから全日本クラスのみでのアタックが始まる。ここで魅せたのは国本。1分46秒112、1分46秒311と立て続けに素晴らしいタイムを叩き出し、第14戦(ベストタイム順)、第13戦(セカンドベストタイム順)とも全日本F3自身初のポールポジションを決めた。ポイントリーダーでこのもてぎラウンドの結果如何でチャンピオンが早くも決定するヴァン・ダムは両戦とも2位に甘んじた。3位にはやはり両戦とも井口卓人がつけ、またしてもトムスの1-2-3の予選結果となった。

 第13戦決勝は本日午後15時35分より14周で、第14戦決勝は明日14時20分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/09) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.112--162.89
21Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.2340.1220.122162.71
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.4600.3480.226162.36
48C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.8550.7430.395161.76
533Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1'46.8890.7770.034161.71
67C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.9520.8400.063161.61
762C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.2241.1120.272161.20
82C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1'47.4021.2900.178160.94
912C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1'47.5691.4570.167160.69
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'48.6542.5421.085159.08
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'48.6892.5770.035159.03
1263N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'49.0802.9680.391158.46
1318N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'49.1593.0470.079158.35
1419Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'49.2873.1750.128158.16
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE1'51.5945.4822.307154.89
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'52.5406.4280.946153.59
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'56.89510.7834.355147.87
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Japanese F3

JF3:第13戦もてぎ予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/09) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 13 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.311--162.59
21Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.3550.0440.044162.52
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.6670.3560.312162.05
48C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.8840.5730.217161.72
57C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'47.0410.7300.157161.48
633Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.3401.0290.299161.03
762C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.3941.0830.054160.95
812C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1'47.5841.2730.190160.66
92C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1'47.8031.4920.219160.34
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'48.7792.4680.976158.90
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'48.9342.6230.155158.67
1263N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'49.4393.1280.505157.94
1318N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'49.4513.1400.012157.92
1419Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'49.5383.2270.087157.80
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE1'51.5955.2842.057154.89
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'52.5496.2380.954153.58
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'57.08810.7774.539147.62
  • 2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第26条6.により、セカンドタイムに基づき順位を決定した。
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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行1回目 松田次生の連続ポール阻止なるか? 小暮卓史がトップタイム!

 フォーミュラ・ニッポン第6戦は9日、ツインリンクもてぎで土曜日朝のフリー走行1回目を行い、このコースを得意とする小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)がトップに立った。

fn_r06_f1_kogure  10時30分定刻、フォーミュラ・ニッポン1回目のフリー走行が始まった。立秋を過ぎたもののツインリンクもてぎは朝から残暑が厳しい。開始早々、本山哲(LeMans)、伊沢拓也(ARTA)、吉本大樹(5ZIGEN)、ロニー・クンタレッリ(CERUMO/INGING)あたりが走行を開始するが、数周を走ったのみでピットイン。他のドライバーはタイヤを温存するためか走行を控えている模様だ。トップタイムは本山の1分35秒116。

 30分のフリー走行中盤、ほぼ全てのドライバーがコースイン。小暮卓史(NAKAJIMA)が1分33秒932でトップに立った。以下、横溝直輝(KONDO)、荒聖治(TOM'S)、ロイック・デュバル(NAKAJIMA)、アンドレ・ロッテラー(TOM'S)と続き、6連続ポールポジションを狙う松田次生(IMPUL)は6位あたりにつけている。

 フリー走行終盤、各車走行を続けるが予選に向けてのシミュレーションを行う様子はない。いつものように終了間際のタイム更新はされず、上位陣のタイムは中盤から動かず。高温のため、各チームニュータイヤを温存する作戦に出たようで、いつになくしまらないフリー走行になってしまった。

 決勝のスタートグリッドを決めるノックアウト予選はこの後、14時より行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行1回目結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008/08/09) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.932--184.02
23横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.3750.4430.443183.15
337荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.4300.4980.055183.05
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'34.4690.5370.039182.97
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.4770.5450.008182.95
61松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.5280.5960.051182.86
78石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.7290.7970.201182.47
867ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.7590.8270.030182.41
95金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.8250.8930.066182.28
1041土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.8620.9300.037182.21
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'35.0061.0740.144181.94
124ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'35.0231.0910.017181.90
137本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'35.1161.1840.093181.73
1420平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'35.1341.2020.018181.69
1556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'35.3941.4620.260181.20
166吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.5201.5880.126180.96
1747ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'35.5261.5940.006180.95
1840松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'35.5941.6620.068180.82
1948立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'35.7411.8090.147180.54
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'35.9822.0500.241180.09
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO レクサスSC430が2-3-4位フィニッシュ (TOYOTA)

レクサスSC430が2-3-4位フィニッシュ
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2位フィニッシュを果たし、喜ぶスタッフに迎えられる
宝山 KRAFT SC430 35号車

 SUPER GT第5戦「SUGO GT 300km RACE」が7月26日(土)、 27日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。

 全9戦で戦われる2008年のSUPER GTも折り返し点を迎え、今季1勝を上げているレクサス SC430勢は、JGTC時代を含め過去6勝を挙げるなど、トヨタが得意としているSUGOでの更なる上位入賞、ポイント獲得へと挑んだ。

 仙台の郊外山間部に位置し、アップダウンの厳しいスポーツランドSUGOを舞台とする今大会は、GT500クラスに16台、GT300クラスに23台の計39台がエントリー。

 トヨタ勢はGT500クラスに6台のレクサスSC430、GT300クラスには2台のトヨタMR-Sと2台のレクサスIS350が出場した。

◆予選◆

 前日25日(金)に行われた公式練習は、ウェットコンディションとなり、26日(土)の予選も、朝まで残った雨のために、路面は濡れた状態で開始された。

 スーパーラップ進出を決める予選第1回目では、ECLIPSE ADVAN SC430 25号車が2番手、PETRONAS TOM'S SC430 36号車が6番手、宝山 KRAFT SC430 35号車が8番手、DENSO DUNLOP SARD SC430 39号車が9番手でスーパーラップ進出を決めた。5番手のタイムをマークしていたZENT CERUMO SC430 38号車は、予選第1回目終了後、車輌の一部に規定違反が指摘され、予選第1回目のタイムを削除。最後尾16番手から決勝に挑むこととなった。

 スーパーラップでは、25号車が4番手グリッドを確保。36号車、35号車が続き、39号車は9番手につけた。 GT300クラスでは、予選第1回目から好走を見せたウェッズスポーツIS350 19号車が、デビュー3戦目にしてポールポジションを獲得。DOUBLEHEAD avex apr MR-S 31号車が5番手、TDPの若手ドライバーコンビが駆るライトニング マックィーン apr MR-S 95号車は7番手スタートとなった。

◆決勝◆

 27日(日)は朝から雨模様となり、午前9時半から行われた公式練習はウェットとなったが、その後雨は止み、決勝レースはドライコンディションで行われた。

 路面はほぼ乾いたものの、コースは霧に包まれ、サポートレースなどの遅れの影響もあり、予定よりも10分少々遅れて午後2時13分に決勝レース(81周)のスタートが切られた。

 レクサス SC430勢は順当なスタート。その中で、8番手グリッドの35号車が好スタートで2つポジションを上げ、4位25号車、5位36号車、6位35号車と続いて序盤戦に突入。7周目には、25号車が前走車をパスし、3位に浮上した。  一方、後方では、最後尾16番手スタートの38号車が目覚ましい追い上げを見せ、次々と前走車をパス。 17周目には、7位までポジションを上げた。

 全車が中盤のピットインを終えた時点で、レクサスSC430勢は35号車が3位、これに25号車、38号車、 39号車と続いた。62周目に、2位走行中のNSXがクラッシュ、リタイアしたため、レクサスSC430勢は一つずつポジションをアップ。3位の25号車と4位の38号車が終盤表彰台をかけて激しいバトルを展開したが、このバトルは、76周目に38号車が25号車をパスし決着した。

 2位につけていた35号車は、ファイナルラップに直前を走行していたGT300車輌がスピンを喫するという、まさかのアクシデントに遭遇したが、これを上手くかわし、見事2位でフィニッシュ。同チームとしては、2006年最終戦富士以来の表彰台獲得となった。

 これに38号車が続き、最後尾16番手から13台抜きでの3位フィニッシュ。優勝した第3戦に続く今季2度目の表彰台獲得で、ドライバーズランキング2位に浮上した。

 また、最後に38号車にかわされたものの、健闘を見せた25号車が2戦連続となる4位でチェッカーを受けた。  39号車が6位で今季初ポイントを獲得。2度に渡るペナルティによりポジションを落としたものの、追い上げたENEOS SC430 6号車が7位。接触によりコースオフを喫するなど苦戦を強いられながらも粘り強く走り抜いた36号車が10位でフィニッシュ。レクサスSC430勢は、6台全車がポイント獲得を果たした。

 GT300クラスでは、ポールポジションからスタートした19号車が、一度は首位の座を譲ったものの、7周目に奪い返すと、43周目までトップを走行。しかし、45周目にピットインした際に、トラブルに見舞われエンジンがかからず、大きくタイムロス。無念の後退を余儀なくされてしまった。

 GT300クラスは順位のめまぐるしく入れ替わる混戦となったが、5番手スタートの31号車が着実な走りで順位を上げ、3位でフィニッシュ。今季初の表彰台を獲得した。7番手スタートの95号車は、6位でチェッカーを受け、ポイント獲得を果たした。

 19号車は15位でチェッカー。TDPドライバー井口卓人がドライブするGREEN TEC KUMHO IS350 52号車は17位で完走を果たした。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
SUPER GTシリーズも中盤戦にさしかかり、チャンピオンを目指した戦いを展開する時期となったが、トヨタ陣営の各チームは、それぞれ各自の目標に向かってしっかりと戦ってくれたと思う。とはいえ、ライバルを凌駕するには更なる努力と向上が必要だ。これからの厳しい真夏のレースを最高の結果で乗り切りたい。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO決勝 NISSAN GT-Rは全車重量に苦しみながら、1台が8位入賞 (NISMO)

■NISSAN GT-Rは全車重量に苦しみながら、1台が8位入賞

 SUPER GT第5戦「SUGO GT 300km RACE」決勝レースが7月27日に宮城県のスポーツランドSUGO(1周3.707km)で行われ、予選13位からスタートした「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、荒聖治)が8位に入賞。3ポイントを獲得した。

 開幕戦からこれまでの4レースで3勝しているNISSAN GT-Rは、特別性能調整が課せられて重量が重く、アップダウンの激しいSUGOのコースでは苦戦が予想されていた。GT-R勢では最も上位の予選8位からスタートした「MOTUL AUTECH GT-R」(#22 ミハエル・クルム/柳田真孝)は、オープニングラップに後続の車両に押されてコースアウト。最後尾まで後退すると、なかなか順位を回復することが難しく、スタートドライバーのクルムは44周目に柳田に交代。柳田も順位アップのチャンスが作れずに終盤を迎えたが、上位車両の脱落などによって13位までポジションを回復し完走を果たした。

 同様に重量の重い「XANAVI NISMO GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、エースの本山哲が10番グリッドからスタートしたものの、序盤のうちに14位に。42周目にトレルイエに交代したあとも、淡々と周回を重ねチームメイトの#22 GT-Rに続く14位でレースを終了した。前回のセパン戦で優勝している「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)も50kgのウェイトが加算されたため、苦しい週末を過ごした。しかし、レースをスタートしたオリベイラは序盤からじわじわと順位を上げて行き、42周目以降を担当した荒も10位からさらに上位進出のチャンスを待った。その結果63周目には他車に競り勝って8位となり、そのままレース終了までポジションを維持した。

 GT-R勢の中で比較的重量の軽い「カルソニックIMPUL GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)は、松田が体調不良で不出場となり、GT500経験の豊富なドミニク・シュワガー(ドイツ)が代役を務めることとなった。

 セバスチャン・フィリップが予選14位からレースをスタート。リズミカルにGT-Rを走らせたフィリップは順位を上げて行ったが、中盤に他車と接触。そのアクシデントから10秒ピットストップのペナルティを受けることとなり、後半を走ったシュワガーは11位でファイナルラップを迎えた。しかし、最終コーナーで突然マシンはストップ。ひとつ順位を落として12位完走となった。#3 「YellowHat YMS TOMICA GT-R」(ロニー・クインタレッリ/横溝直輝)は予選15位からスタートし、11位でゴールした。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が独走で今季初優勝を飾る (HONDA)

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小暮卓史(中央左)、道上龍(中央右)
TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が独走で今季初優勝を飾る
シリーズポイント争いでもドライバー/チーム部門の首位に浮上

2008年7月27日(日) 決勝 会場:スポーツランドSUGO(3.704km) 天候:予選/曇り 決勝/小雨のち曇り 気温:24℃(14:00現在) 路面温度:27℃(14:00現在) 決勝レース:81周(300.024km) 観客:3万4800人(主催者発表)

 7月27日(日)、宮城県にあるスポーツランドSUGOにおいて2008 オートバックス SUPER GT第5戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。

 Honda NSX-GT勢は、#1 ARTA NSXがウエイトハンデ+5kg、#17 REAL NSXと#32 EPSON NSXがハンデ0という好条件でSUGOラウンドを迎えた。昨シーズンのSUGOラウンドでは、NSX-GTが表彰台を独占するなど相性のいいサーキットであり、後半戦に向けて勢いをつけることができるのか注目された。

 7月26日(土)に開催された公式予選において、NSX-GTは予選1回目の上位10台で決勝グリッドを争うスーパーラップに4台が出場した。

 スーパーラップにおいて、50kgのウエイトハンデを積む#18 道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)が唯一16秒台となる1分16秒697を記録して、今季2度目のポールポジションを獲得した。続く2番手に#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)、3番手に#1 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が続き、NSX-GTが1-3グリッドを独占した。#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)は7番手、#32 ロイック・デュバル/平中克幸組(EPSON NSX)は12番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 27日(日)の決勝レースは、朝から小雨が降り、サーキット全体を薄い霧が覆うコンディションとなった。午前中に雨は止み、スタート前には路面が完全にドライとなるものの、霧は解消されずにスタート進行が心配されたが、午後2時15分に38台(GT500クラス16台)のマシンがローリングスタートを切った。

 ホールショットは#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手、続いて#17 REAL NSXの金石年弘選手、#1 ARTA NSXのR.ファーマン選手が続き、NSX-GTが1-3態勢を築く。後方では、7位に#100 RAYBRIG NSXの井出選手、10位に#32 EPSON NSXのL.デュバル選手が続く。序盤から、2位の金石年弘選手と3位のR.ファーマン選手が激しいバトルを展開。8周目に金石年弘選手がGT300クラスのマシンと接触した影響で、R.ファーマン選手が2位に浮上するも、トップを快走する小暮選手は11周目時点で3秒370までリードを広げた。

 しかし、10周目には、R.ファーマン選手は再び小暮選手との差を0秒559に縮める。16周目、#17 REAL NSXに接触行為によるドライビングスルー・ペナルティの裁定が下され、ポジションを11位まで後退。トップの#18 TAKATA童夢NSXと#1 ARTA NSXの2台は、3位の#25 ECLIPSE ADVAN SC430を6秒以上離して、激しいトップ争いを繰り広げた。

 このサーキットは、パッシングポイントが少ないために苦心しながらGT300クラスのバックマーカーをパスしつつ、ポジション争いを繰り広げなければならない。トップを走る小暮選手は、50kgのウエイトハンデを積んでおり、5kgを積むR.ファーマン選手と比べてタイヤの負担が大きいものの、激しいプレッシャーに耐えて走り続けた。31周目の1コーナーでR.ファーマン選手がイン側に並ぶものの、小暮選手は譲らずにコーナーへ飛び込み、R.ファーマン選手が少しコースアウトをする場面もみられた。

 35周終了時に2位のR.ファーマン選手がドライバー交代のためにGT500勢の先陣をきってピットイン。30秒06のピット作業で伊沢選手に交代した。次周には小暮選手がピットイン。こちらは27秒6のピット作業で道上選手がコースに復帰した。2位の伊沢選手はすぐに道上選手の背後に追いつくが、 37周目のSPコーナーで縁石に乗り上げた影響で少しコースアウトを喫して、再び約3秒差が開いた。8位を走行していた#32 EPSON NSXのL.デュバル選手は、37周目の馬の背コーナーで#12 カルソニック IMPUL GT-Rに追突されてコースアウトを喫し、マシンのダメージが大きかったために無念のリタイアとなった。

 ほぼ全車がピットインを終えた50周目時点で、トップに#18 TAKATA童夢NSXの道上選手、2位に#1 ARTA NSXの伊沢選手、7位に#100 RAYBRIG NSXの細川選手、11位に#17 REAL NSXの金石勝智選手が走行する。

 トップ争いは、再び伊沢選手が道上選手の背後に追いつき、#18 TAKATA童夢NSXと#1 ARTA NSXの2台が3位以下を大きく引き離してテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げる展開となった。伊沢選手は、たびたび道上選手に並びかけるものの、抜けない展開が続く。そして、62周目の最終コーナーで伊沢選手が道上選手のアウト側に並んだが、オーバーランを喫してタイヤバリアにマシンの左フロント部分が接触。左フロントを大破させたために無念のピットインリタイアとなった。

 これで、2番手以降に14秒以上の大差をつけて独走態勢となった道上選手は、安定した走りで81周を走りきり、見事にNSX-GTの今季初優勝を飾った。#18 TAKATA童夢NSXにとっては昨年の第7戦もてぎラウンド以来の勝利となり、今シーズンは第3戦富士(3位)、第4戦マレーシア(3位)に続き、この勝利で3戦連続表彰台を獲得した。NSX-GT勢は#100 RAYBRIG NSXが5位、#17 REAL NSXが9位で完走した。

 この結果、ドライバー部門のシリーズチャンピオン争いにおいて#18 TAKATA童夢NSXの道上龍選手/小暮卓史選手が、計53ポイントでランキングトップに浮上。チーム部門でも、童夢レーシングチームが計60ポイントでランキングトップとなった。

コメント
白井裕|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「今シーズンの初勝利は本当にうれしいですね。今回は、スタートからゴールまでNSX-GTが主導権を握る展開となりました。18号車のウエイトハンデが50kgもあるので、ドライ路面だと厳しい展開になると予想していましたが、路面温度が上がらなかった影響や、小暮選手と道上選手のがんばりが功を奏して、ライバルを大きく引き離すレース展開ができました。1号車の伊沢選手は残念な結果となりましたが、この経験をもとに成長してくれればと思います。また、次戦の鈴鹿1000kmは速さに加えて耐久性が求められるレースですが、Hondaのホームコースでもありますので、必ず優勝してNSX-GTの2 連勝を飾りたいと思います。SUGOに駆けつけてくれた皆様のご声援、ありがとうございました」
道上龍選手(優勝、#18 TAKATA童夢NSX)
 「優勝できてホッとしています。担当した後半のスティントでは、マレーシア・ラウンドに続いて、伊沢選手に後ろから迫られる展開となりました。1号車とのウエイトハンデの差が45kgもあって不利な状況でしたが、トップの座を守るべく走りきりました。タイヤもドライだと厳しいとの予想がありましたが、前半戦で小暮ががんばってトップを守ってくれたので、ドライでも最後までいけると確信していました。62周目の最終コーナーでは、GT300クラスのマシンをパスしようとアウト側からパスしにいったときに、伊沢選手のマシンがさらにアウト側に並んできて驚きました。SUGOの最終コーナーは、アウト側にタイヤかすが散乱するので、あのラインからパスするのは厳しいと思います。次の鈴鹿1000kmは、ウエイトハンデをさらに積まれてしまうので、確実にポイントを稼げるようにがんばりたいと思います」
小暮卓史選手(優勝、#18 TAKATA童夢NSX)
 「スタート直後のペースはよかったのですが、ウエイトハンデの影響があってバックマーカーをパスするような状況になると、1号車に追いつかれてしまいました。何度かホームストレートでスリップストリームに入られて、1コーナーのブレーキングで抑える展開が続きましたが、トップのまま道上選手にバトンを渡すことができてよかったと思います。このウエイトを積んでも速く走れたのは、チームスタッフのおかげだと思います。ファーマン選手は、クリーンなバトルをしてくれました。道上さんに交代してからは、1号車のバトルをドキドキしながら観ていました。でも、道上さんなら何とか守りきってくれると思っていました。この優勝でシリーズポイント争いに大きなリードを築けたと思いますが、残りのレースではチャンスを確実につかんでチャンピオンを目指したいと思います」

Text & Photo: HONDA

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO決勝 優勝ドライバーのコメント

GT500クラス TAKATA童夢NSX
小暮 卓史

本当に良かったなという感じで、ほっとしています。
スタートしてすぐに1号車が迫ってきて、バトル状態になりましたが、単独走行なら凌げますが周回遅れが入ると難しい状況になります。 それでも何とか凌ぎきれました。ウェイトを積んで重い状態でここまで走れたのはチームのお陰だと思いますので感謝しています。
同じNSX同士でぶつかってもしょうがないので、クリーンなバトルをしようと心がけていたんですが、ラルフもクリーンにやってくれました。
道上さんに代わってからも大変だったと思いますが、「何とか防ぎきってくれ」と思いながら見ていました。
去年のもてぎ以来の勝利ですが、やはり表彰台の一番上は気持ちがいいです。これでチャンピオンシップの可能性も大きく見えてきたので、 あとはどうウェイトを処理していくかをチームと考えながらやっていきたいです。

道上 龍
ほっとしています。
レース後半は伊沢にかなり煽られてました。彼の速さは認めてるし、何度か危ないシーンがありました。
最終コーナーで周回遅れに詰まって、タイヤかすを拾いたくなくてインべたでついてったらアウトにオレンジ色のものが見えたので「もうだめだ」 と思ったら、そのまま消えていってしまいました。菅生の最終コーナーはアウトからいけない、とわかってたんですが、 そのとおりになりましたね。
この週末はずっと雨乞いしてましたが、予選で小暮がタイムを出してきたことで、ドライもいける、って思いました。 でもこれでウェイトも一杯一杯なので、次の1000kmは正直終わってると思います(笑)

GT300クラス ARTA Garaiya
新田 守男

今週末は勝ちに来ていたんですが、事前に予想して準備してきたシチュエーションにことごとくハマらなくて、 昨日になって考えたことが的中した、って感じですね。正直ここで2回目を勝てるとは思ってなかったです。 これで1000kmは終わっちゃってると思いますが、シリーズに関してはずっと状況が良くなりました。
昨日チョイスしたタイヤではもたないと判っていたので、最初から3分の1走って真一に渡して、 履きたかったタイヤに換えた真一に最後までいってもらう作戦でした。序盤で一気に突き放そうと思っていたんですが、 ブロックもままならない状況で順位を落としてしまいました。それでも意外と差は開きませんでしたね。ピットストップを短くしたかったんで、 フル満タンでスタートしたんですけどね。

高木 真一
(勝てたのは)たまたまな気がしますね。日曜は雨、と思っていたので予選でソフトをチョイスしてしまいました。 ですから新田さんがなんとか5位以内で抑えてくれれば僕のスティントで逆転できると思っていました。
実は今日、一回もレースしてないんです(笑)争わずに前に出たかったので、序盤からプッシュしてって、 他がピットに入るたびに順位を上げてったので。
長いスティントで、最後のほうはダイシンに追いつかれてきつかったです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO決勝 TAKATA童夢NSXがARTA NSXとの一騎打ちを制す。GT300はARTAガライヤが今季2勝目

2008スーパーGT第5戦「SUGO GT 300kmレース」は7月27日、宮城県のスポーツランドSUGOで決勝レースを行い、 GT500クラスはポールシッターの#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が、 GT300クラスは予選2番手の#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)が優勝を飾った。
(天候:小雨のち曇り コース:ドライ 観客動員数:34,800人)

080727GT500Start

フリー走行が終わってから雨は止み、路面は次第に乾いてきたが、それにつれてコースには厚く霧が立ち込め、 一時は決勝レース開催が危ぶまれるほどだったが、GTのスタート進行が近づくにつれて徐々に霧は晴れ、 第5戦決勝は午後2時12分に無事スタートすることとなった。

トップに立ったのはポールポジションの#18TAKATA童夢の小暮。2番手に#17リアルの金石年弘、 3番手に#1ARTAのラルフ・ファーマンとNSX勢が続く。
その後方には#25エクリプスの土屋武士、#36ペトロナスのアンドレ・ロッテラーとレクサスSC勢がつけた。

序盤から#1ファーマンは#17金石を激しく攻め立てるが、金石も巧みなライン取りで牽制する。 2台の僅差のバトルが続く間に4位#25土屋も背後に迫り、2位争いは3台の団子状態になっていく。

しかし金石は8周目の最終コーナー立ち上がりで周回遅れの#5マッハ号の玉中と接触、これによりドライブスルーのペナルティが下り、 大きく後退することとなった。

これで難なく2位に浮上した#1ARTA NSXは、周回遅れに引っかかり始めたトップの#18小暮との差を一気に詰め、 16周終了時点で0.9秒後方まで迫ると、20周目にはテール・トゥ・ノーズ状態に持ち込んで隙をうかがう。
何度か1コーナーや馬の背で小暮のインを狙っていったファーマンだったが、小暮もあるときはハードブレーキングで、 またあるときは周回遅れを間に挟んで、巧みに追撃をかわしていく。
結局1-2位のポジションは動かないまま、ファーマンは35周終わりでピットイン。伊沢にステアリングを託す。 しかし1号車はピットアウトに手間取り、1周後にピットストップを行った18号車をかわすことができなかった。

080727GT500Final

それでも伊沢はアグレッシブな走りで先行する道上との差を着実に削っていき、TAKATA童夢とARTAは再びテール・トゥ・ ノーズ状態になっていく。
1コーナーで、ヘアピンで、馬の背で、道上の隙を伺う伊沢。
しかしこの一騎打ちの決着は62周目にやってきた。

周回遅れの集団に前を遮られながらも、 アウト側に積み重なったタイヤかすを拾うのを嫌ってインべたで最終コーナーを立ち上がっていく道上にアウトから被せにかかる伊沢。
しかし道上の読みどおり、伊沢は立ち上がりで姿勢を乱してコースアウト。そのまま前からバリアに突っ込みフロント部分を大破、 そのままピットに戻ってレースを終えた。

2台のNSXの後方を走っていたのは#35宝山SC。 スタートドライバーの片岡龍也がオーバーテイクを繰り返して順位を上げてきていたが、既にトップとは大差がついており、 TAKATA童夢は今季初、昨年9月のツインリンクもてぎ以来10ヶ月ぶりの勝利を見事ポール・トゥ・フィニッシュで飾ることとなった。

なお3番手には予選でのペナルティで最後尾スタートとなった#38ZENTセルモSC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)。 こちらも立川、ライアンの両名が積極果敢に前を走るクルマを攻め落とし、終わってみれば13台抜きの大立ち回りで表彰台の一角をものにした。

080727GT300Start

GT300クラスは、 スタートでトップに躍り出た#43ARTAガライヤをポールの#19ウェッズスポーツIS350が8周目の1コーナーで抜き返すと、 その後方からは#11ジムセンターF430、#2プリヴェKENZO紫電らが次々に迫ってきた。

決勝レースを雨と読んで予選でソフトタイヤをチョイスしたガライヤは1スティント目を短くして逃げを打つ作戦であったが、 トップを明け渡した辺りから予想通りタイヤの消耗に苦しめられ、スタートドライバー新田の奮闘もむなしく19周目にフェラーリ430、 20周目には紫電、ユンケルポルシェと立て続けに抜かれ、5位で31周終わりにピットイン。長い第2スティントを高木に託した。

トップを奪い返した#19ウェッズスポーツだったが、 22周目に#11田中哲也を捉えた#2加藤寛規が徐々に#19織戸学との差を縮め、30周を消化する頃にはテール・トゥ・ノーズ状態に。
それでも織戸は後ろから追い上げてくるGT500車両を巧みに利用して加藤を牽制するが、 45周目の馬の背コーナーの立ち上がりで失速したところを加藤にインをつかれてしまった。
19号車はその後もペースが上がらず、11号車にも抜かれて46周終わりでピットイン。
しかしシフトリンケージに問題を抱えている様子でピット作業が長引き、一気に下位に沈むこととなった。

080727GT300Final

これでトップに立った紫電はいつものように全周回数の3分の2目前となる53周終わりで高橋一穂に交代。
しかしこの隙にトップに立ったのは、なんと序盤に失速したはずの#43ガライヤだった。
43号車はピットタイミングを早めに取ることで無用なバトルをすることなくハイペースで周回を重ねており、 他のチームがピットストップを始めたレース中盤から一気に上位へ進出してきていたのだ。

戦わずしてトップを明け渡すこととなった#2紫電の高橋の背後には、#81ダイシンZ、#11フェラーリF430が迫ってくる。
#81ダイシンZの藤井誠暢は59周目の1コーナーで#2高橋を抜き去り、 #11フェラーリF430の植田正幸は64周目の1コーナーで高橋の激しい抵抗に会いながらも3位の座を奪い取る。
しかし#2高橋は67周目の2コーナーで順位挽回を図り、両者は接触してグリーンゾーンへ。
11号車はスタックして大きく遅れ、2号車は3位でチェッカーを受けたが、レース後35秒加算のペナルティが課せられることに。

結局このレースを制したのは早めのピットストップという作戦が見事に的中した#43ARTAガライヤだった。
2位には#81ダイシンZ、3位には#31DOUBLE HEAD MR-Sが入った。

次戦はいよいよ伝統の鈴鹿1000km。
8月24日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2008/07/27) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS50811:50'12.743
2500235宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS+18119.751
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS358130.585
4500425ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH108141.136
55005100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS10811'08.330
6500639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+2811'18.817
75007*6ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
BS+1811'35.059
8500824WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH50801Lap
95009*17REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS801Lap
105001036PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS50801Lap
11500113YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS801Lap
1250012*12カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
ドミニク・シュワガー
セバスチャン・フィリップ
BS792Laps
135001322MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田真孝
BS40792Laps
145001423XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS75792Laps
15300143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI30756Laps
16300281ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH756Laps
17300331DOUBLEHEAD avex apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾恭輔
坂本 雄也
MI5
(+2)
756Laps
1830047ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH35756Laps
19300546MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI75756Laps
20300695ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手晃平
国本 京佑
MI40756Laps
21300726ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
YH10756Laps
2230084EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口良平
松下 昌揮
YH10756Laps
23300933HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+1756Laps
2430010*2プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤寛規
YH40756Laps
253001162WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH+1747Laps
263001211JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
植田正幸
YH+1747Laps
273001366triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH+2738Laps
283001477クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL60738Laps
293001519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部 翼
YH5738Laps
3030016111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤翼
KH+2738Laps
313001752GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口卓人
KH+2729Laps
323001887アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原宗之
YH+26912Laps
33500151ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS56219Laps
343001988triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+26219Laps
---- 以上規定周回数(GT500:56Laps / GT300:52Laps)完走 ----
-300-5プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
YH+25031Laps
-500-32EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL3645Laps
-300-666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH+23447Laps
-300-70外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸大
YH+2972Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.6 ENEOS SC430(ビヨン・ビルドハイム) 1'18.337 (50/81) 170.230km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.81 ダイシンアドバンZ(藤井誠暢) 1'25.299 (54/75) 158.336km/h
  • CarNo.6は、2008 SUPER GT Sportingu Regulations第28条14.b(他の競技車輌のコースアウトを強いるもの)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.17は、2008 SUPER GT Sportingu Regulations第28条14.b(他の競技車輌のコースアウトを強いるもの)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.12は、2008 SUPER GT Sportingu Regulations第28条14.b(他の競技車輌のコースアウトを強いるもの)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.6は、2008 SUPER GT Sportingu Regulations第28条14.b(他の競技車輌のコースアウトを強いるもの)違反により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.2は、2008 SUPER GT Sportingu Regulations第28条14.b(他の競技車輌のコースアウトを強いるもの)違反により、競技結果に対し35秒加算のペナルティを課した。
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SUPER GT

SGT:2009年は岡山で開幕、最終戦はもてぎに。 GTAが2009年カレンダーを発表

スーパーGT第5戦「SUGO GT 300kmレース」の決勝前フリー走行終了後に行われたGTアソシエイション(以下GTA) の定例会見において、2009年SUPER GTカレンダーが公表された。

レース開催場所、回数は2008年同様の7会場、全9戦。
しかし鈴鹿サーキットの改修、F1やインディ、 WTCCといった国際イベント(更に2009年はアジアンルマンシリーズの1戦が秋に富士スピードウェイで開催されることも発表されている)のスケジュールも考慮し、 またフォーミュラ・ニッポンを運営する日本レースプロモーションとも協議した結果、開催順は大幅に変更さえれることとなった。

まず鈴鹿サーキット改修後の「こけらおとし」として鈴鹿戦を4月18~19日に第2戦として開催。
これに伴い第1戦は3月21~22日に岡山国際サーキットで開催される。
また、従来第7戦を開催してきたツインリンクもてぎと第9戦の富士スピードウェイの日程を入れ替え、 11月7~8日の最終戦はツインリンクもてぎで行われることとなった。

GTAはこのスケジュールでJAFに対して国際カレンダー申請を行っており、JAFからは今月末にもFIAに申請される予定だ。

2009年カレンダーの詳細は下記のとおり。

スーパーGT 2009年カレンダー(JAF申請中)
第1戦  3/21-22 岡山国際サーキット
第2戦  4/18-19 鈴鹿サーキット
第3戦  5/ 3- 4 富士スピードウェイ
第4戦  6/20-21 セパン・インターナショナル・サーキット
第5戦  7/25-26 スポーツランド菅生
第6戦  8/22-23 鈴鹿サーキット
第7戦  9/12-13 富士スピードウェイ
第8戦 10/17-18 オートポリス
第9戦 11/ 7- 8 ツインリンクもてぎ

GTA坂東正明社長のコメント
2009年のスケジュール作成に当たっては、 少しでもお客さんの負担を少なくし、来場していただけるようにと、JRPとも話し合い、 同じ地域でのGTとフォーミュラニッポンの開催日程が近づき過ぎないようにした。また、F1やインディ、 WTCCやルマンといった国際イベントの日程にも考慮した。

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGOフリー走行 GT500はARTA NSX、GT300はウェットに強いクスコインプレッサがトップタイム

スーパーGT第5戦「SUGO GT 300kmレース」の決勝前フリー走行はウェットコンディションの下で行われ、 GT500は#1ARTA NSX(ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組)、 GT300クラスは#77クスコDUNLOPスバルインプレッサ(山野哲也/佐々木孝太組)がそれぞれトップタイムを記録した。

080727FreeGT500

決勝日を迎えたスポーツランド菅生は朝から霧雨が降ったり止んだりを繰り返し、路面は再びウェット状態となった。 予報では最高気温も25度に留まる見込みで、昨日に続いて涼しいレースウィークとなりそうだ。
こうしたコンディションの下、フリー走行はウェット宣言とライト点灯の指示とともに午前9時より30分間で行われた。

最初にトップタイムを記録してきたのは#39デンソーサードSC。タイムは1分28秒194だ。
他のチームも当初概ね1分28秒~30秒台で周回を重ねていたが、セッション後半に入ってから次第にペースを上げてきた。

そんな中、昨年のチャンピオンマシンで昨年の菅生戦を制した#1ARTA NSXが残り時間5分を前に1分27秒471と一気に27秒台前半のタイムを記録してトップに躍り出た。
その直後に#18TAKATA童夢NSXが1分28秒152で2番手に。

フリー走行セッションはこのままNSXの1-2で終わるかと思われたが、 チェッカー直前に#35宝山SCが1分27秒804で2番手に浮上。
トップの1号車はタイムを更に1分27秒207まで縮めて走行を切り上げた。

080727FreeGT300

GT300クラスは唯一の全輪駆動車の強みを発揮した#77インプレッサが開始早々に1分34秒997とダントツのトップタイムをたたき出してきた。
他のチームも徐々にタイムを上げてきたが、2番手の#43ARTAガライヤでさえ1分35秒707を出すのがやっとの状態で、 このコンディションが決勝まで続けば#77インプレッサの連勝もあり得そうだ。

決勝レースはこのあと午後2時5分から81周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGOフリー走行結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2008/07/27) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
150011ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS51'27.207--152.916
2500235宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS+11'27.804 0.597 0.597151.876
3500318TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS501'28.152 0.945 0.348151.276
4500439DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+21'28.194 0.987 0.042151.204
55005100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS101'28.223 1.016 0.029151.155
6500612カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
ドミニク・シュワガー
セバスチャン・フィリップ
BS1'28.473 1.266 0.250150.728
7500738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS351'28.486 1.279 0.013150.705
850086ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
BS+11'28.907 1.700 0.421149.992
950093YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS1'28.926 1.719 0.019149.960
105001017REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'28.944 1.737 0.018149.929
115001136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS501'29.107 1.900 0.163149.655
125001232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1'29.317 2.110 0.210149.303
135001322MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田真孝
BS401'29.980 2.773 0.663148.203
145001423XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS751'30.025 2.818 0.045148.129
155001525ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH101'31.053 3.846 1.028146.457
165001624WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH501'31.480 4.273 0.427145.773
17300177クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL601'34.997 7.790 3.517140.376
18300243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI301'35.707 8.500 0.710139.335
19300319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部翼
YH51'35.908 8.701 0.201139.043
20300431DOUBLEHEAD avex apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾恭輔
坂本 雄也
MI5
+2
1'36.115 8.908 0.207138.743
21300595ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手晃平
国本 京佑
MI401'36.190 8.983 0.075138.635
22300646MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI751'36.275 9.068 0.085138.513
2330072プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤寛規
YH401'36.468 9.261 0.193138.236
24300833HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK+11'36.612 9.405 0.144138.030
25300926ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
YH101'37.169 9.962 0.557137.238
263001081ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井誠暢
YH1'37.30110.094 0.132137.052
273001166triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH+21'37.55510.348 0.254136.695
283001252GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口卓人
KH+21'38.34211.135 0.787135.601
293001311JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
植田正幸
YH+11'38.39411.187 0.052135.530
303001487アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原宗之
YH+21'38.50811.301 0.114135.373
313001588triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+21'38.56711.360 0.059135.292
32300164EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下昌揮
YH101'38.77011.563 0.203135.014
33300177ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH351'38.92211.715 0.152134.806
343001862WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH+11'39.50212.295 0.580134.021
3530019111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤翼
KH+21'40.83413.627 1.332132.250
363002070外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸大
YH+21'41.49614.289 0.662131.388
37300215プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
YH+21'41.60614.399 0.110131.245
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO公式予選 MOTUL AUTECH GT-Rが予選8位 (NISMO)

■「MOTUL AUTECH GT-R」が予選8位

~アップダウンの激しいSUGOに重量級GT-R勢は苦しむ~

 SUPER GT第5戦菅生ラウンドは7月26日に公式予選が始まった。スポーツランドSUGOのある宮城県仙台市郊外ははっきりしない空模様。前日までの雨は上がったものの、低い雲が上空を覆い湿度は高い。コース上のところどころには湿った場所があったが、レコードラインはGT500クラスの予選開始時には既にドライであった。

 GT500専有による公式予選は、GT300クラスの専有時間に続いて行われたが、赤旗中断があり17分遅れてスタートした。NISSAN GT-R勢は前戦セパンで2位に入った#22 MOTUL AUTECH GT-Rが1220kg、開幕連勝を果たした#23 XANAVI NISMO GT-Rは1255kgと重く、セパン優勝の#24 WOODONE ADVAN Clarion GT-Rも1230kgと重量級。この3台が走行開始とともにコースインした。#22 GT-Rのアタッカーをつとめたミハエル・クルムは、最初にドライの予選セットアップで1分17秒231までタイムを詰め、さらにもう1セットの予選タイヤも使って再びタイムアタック。1分16秒997の3番手タイムをマークして1回目の予選を終えた。

 ブノワ・トレルイエがステアリングを握った#23 GT-Rは、同様にハードプッシュしたが11番手。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがアタックした#24 GT-Rは14位。セバスチャン・フィリップが走った#12カルソニックIMPUL GT-R は13位。#3 YellowHat YMS TOMICA GT-Rは、横溝直輝が16位タイムで予選を通過した。その後5番手タイムを出した 車両がタイム抹消となったため、#23 GT-Rが10位に繰り上がりスーパーラップを走ることとなり、その他13位以下のGT-R勢もひとつずつ順位を上げた。

 #12 GT-Rのエースドライバーである松田次生が、ウィルス性の発熱によってレース不出場となり、代わってGT500マシンのドライブ経験が豊富なドミニク・シュワガー(ドイツ)が助っ人として出場することとなった。

 GT500のスーパーラップ(SL)は予定から遅れて16時5分からスタートした。曇り空ながら、湿度が高く蒸し暑い。 SLでは、1回目の予選10位に繰り上がった#23 GT-Rが最初にコースイン。アタッカーの本山哲は、コース幅いっぱいにアグレッシブな走りを見せたが最終的に10位タイムでポジションの変動なし。最後から3台目にコースインした#22 GT-Rは、ミハエル・クルムが激しくアタック。しかし、タイムアップは叶わず、予選8位が確定した。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO公式予選総合結果

■GT500 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2008/07/27) Total Qualify GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS501'16.9351'16.697173.870
217REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'17.0331'17.013173.157
31ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS51'17.2571'17.534171.993
425ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH101'16.9731'17.542171.975
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS501'17.2581'18.109170.727
635宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS+11'17.3651'18.315170.278
7100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS101'17.3371'18.561169.745
822MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田真孝
BS401'16.9971'18.719169.404
939DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
DL+21'17.4451'19.238168.295
1023XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS751'17.5211'20.162166.355
116ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
BS+11'17.693171.641
1232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1'17.941171.095
1324WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH501'18.821169.185
1412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
ドミニク・シュワガー
セバスチャン・フィリップ
BS1'19.833167.040
153YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS1'20.691165.264
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'22.356)----
-38ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS35Deleted--

■GT300 Class

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2008/07/27) Total Qualify GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
119ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部 翼
YH51'24.1081'23.938158.871
243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI301'24.6581'23.985158.782
311JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
植田正幸
YH+11'25.0951'24.252158.279
42プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤寛規
YH401'24.8041'24.709157.425
531DOUBLEHEAD avex apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本雄也
MI5
(+2)
1'24.8921'24.977156.929
64EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下昌揮
YH101'25.0591'25.378156.192
795ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
平手 晃平
国本京佑
MI401'24.8501'25.570155.841
846MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田裕信
MI751'25.0361'25.654155.688
926ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
YH101'24.8931'26.194154.713
1062WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH+11'25.0231'43.093129.352
117ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH351'25.124156.658
1233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+11'25.323156.292
1377クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL601'25.356156.232
1466triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH+21'25.701155.603
1552GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口卓人
KH+21'25.882155.275
1670外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸大
YH+21'25.982155.094
175プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
YH+21'26.157154.779
18111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤翼
KH+21'26.235154.639
1988triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+21'26.398154.348
20666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH+21'26.614153.963
2187アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原宗之
YH+21'27.081153.137
2281ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井誠暢
YHDeleted--
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'30.440)----
-110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH1'26.706153.799
  • 各クラス1~10位は、スーパーラップの順位により。
  • CarNo.38は、公式通知No.18の審査委員会裁定によりされた。
  • CarNo.38は、出走願いに対し、決勝レースへの出場が認められた。
  • CarNo.81は、2008 SUPER GT Sporting Regulations第28条14.b(他の競技車輌のコースアウトを強いるもの)違反により公式予選1回目のタイムを削除し、最後尾グリッドとするペナルティを課す。
  • CarNo.110は第2ドライバー(池田大祐)が未出走により予選不通過。
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SUPER GT

SGT:第5戦SUGO ポールシッターのコメント

080726PP

GT500クラス #18TAKATA童夢NSX
道上 龍

第1戦、第2戦とGT-Rが速く、連勝しましたが、その後のレギュレーションのこともあって今は3メーカーが同じレベルに居ると思います。 そんななかで僕らは第2戦で僕、第3戦で小暮がスピンをしてしまい、自分たちのミスで結果につながらないレースが続きました。 それでも第3戦富士、第4戦セパンと2戦連続で表彰台に上がれたことで流れは良くなってきたと思います。
今回はウェイトが50kgということもあり、ウェットコンディションのほうがアドバンテージがあると思っていたら、 今日はドライになってしまって。心配はありましたが走ってみればバランスもよく、午後はみんなタイムを落とす中、 ウチだけはタイムを伸ばすことができました。

小暮 卓史
50kgというウェイトハンデの関係でウェットのほうが有利だと思っていたんですが、今日走り出してみると予選1回目からタイムも出たし、 ポールも獲れたので、ドライでもそんなに悪くないのかなと思いました。
(今回同様ポールでスタートした)富士ではスタートから引き離そうと頑張ってクルマの限界を超えてしまい、 ホイールをロックさせてしまいました。だから今回は無理をせず、バトルになれば受けて立つし、どういう状況でも受け入れて、 その中でベストを尽くす走りをしようと思います。

GT300クラス #19ウェッズスポーツIS350
織戸 学
3戦目から投入して、前回のセパンからクルマが決まってきた感じです。 セパンの決勝では最後まで走りきってモディファイのデータを持ち帰ろうと思っていたんですが、残念な結果になってしまいました。
それでも、クルマを直すついでに細かい部分を色々いじっていって、昨日のテストでいい感触を得ましたし、 ヨコハマさんもここに向けてIS専用タイヤを作ってきてくださって、これを今日初めて履いたらすごくいい感じで、 とにかく全てがどんぴしゃに決まってきた、って感じでした。
まだまだ走りこんでモディファイしていかないといけないんですが、ポールを獲れたのでとりあえずハッピーです。

阿部 翼
今年初めてGTに参戦しましたが、 一年目から織戸さんのような良いドライバーと組ませてもらい、良いチームにも迎え入れてもらったので、正直プレッシャーを感じています。 今はとにかくきっちり走ることしか考えれない状況ですが、明日の決勝も確実に頑張ります。
菅生はショートコースだし、タイヤにも負担がかかるので、明日は最後までペースが落ちないよう、 タイヤマネジメントを考えながら最初から落ち着いて走ろうと思います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第5戦SUGOスーパーラップ GT500はNSXが1-2-3、GT300はウェッズスポーツIS350が記念すべき初ポールを獲得!

スーパーGT第5戦、SUGO GT 300kmレースのスーパーラップは、 GT500の予選1回目結果に関わる審議が長引いた影響で変則的なスケジュール進行を余儀なくされた。
そんな中、GT500クラスは#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が第3戦富士に続く今季2度目のポールポジションを獲得。 2番手に#17REAL、3番手には#1ARTAと、上位3台をNSX勢が占める結果となった。
GT300クラスは#19ウェッズスポーツIS350(織戸学/阿部翼組)が、レクサスIS350に記念すべき初ポールをもたらした。

080726SLGT500 080726SLGT300

#38ZENTセルモSCに対する審議は予選2回目終了後も結論が出ず、 スーパーラップはとりあえずGT300クラスのみをスケジュールどおり午後3時5分から実施することとなった。
最初に出走するのは#11ジムセンターアドバンF430。アタッカーは田中哲也だ。

田中は午前中の自己ベストを上回る、1分24秒252を記録する。
しかし田中に続いて出走した#4阪口良平、#46星野一樹らは逆に午前中のベストタイムに届かず、 #62黒澤治樹にいたってはアタックに入った直後に、ウォームアップ走行をしていた#26谷口信輝と交錯してスピンしてしまい、 ノータイムに終わる始末。
続く#26谷口、#31坂本雄也、#95平手晃平らもタイムが伸びない。#2加藤寛規は自己ベストこそ上回ったものの、 タイムは1分24秒709に留まり、他のドライバー同様に田中の後塵を拝する結果となった。

これにより11号車は順位を一気に7つ上げて3番グリッドから明日の決勝に臨むこととなった。

午前中2位の#43ARTA Garaiyaを駆る高木真一のタイムは1分23秒985。午前中のタイムを大幅に上回り、 一気に23秒台を叩き出して観衆を驚かせたが、その直後に出走した#19織戸学はこれを更に23秒938まで縮め、 第3戦富士から投入された注目のミッドシップ仕様IS350に初めてのポールポジションをもたらした。

GT500クラスの審議が決着したのは、300クラスのスーパーラップが始まって間もなくのことだった。
この結果、午前中5番手タイムを記録していた38号車はクラス最後尾から明日の決勝をスタートすることとなり、 11番手タイムだった#23ザナヴィニスモGT-Rが10位に繰り上がってスーパーラップに出走することとなった。

GT500クラスのスーパーラップは午後4時15分、その#23本山哲のアタックから開始された。
急遽SL参加が決まった本山だったが、出したタイムは1分20秒162。午前中の自己ベストから2秒半以上遅く、 この時点で明日の10番手スタートはほぼ確定したようなものだった。
続く#39アンドレ・クート、#35ピーター・ダンブレック、#100井出有治らもタイムが伸びず、結局、 このセッションで午前中のタイムを上回ったのは#17金石年弘、#18小暮卓史の2台のNSXのみだった。
なかでもポールを獲得した18号車は50kgのウェイトハンデをものともせず、 小暮のコース幅一杯を使ったアグレッシブなドライビングで1分16秒935をたたき出し、 第3戦富士に続いて今季2度目のポールポジションをもぎ取った。

チャンピオンオンマシンの#1ARTA NSXを駆るラルフ・ファーマンも、自己ベスト更新はならなかったものの、小暮、 金石に次ぐ3番手タイムを記録。これによりトップ3をNSXが占める結果となった。

4~6位には#25エクリプス、#36ペトロナス、#35宝山とSC430勢が続き、GT-Rの最上位は#22モチュールの8位と、 ここでも苦しい戦いが続いている。

第5戦決勝は明日午後2時5分より、81周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

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